275 歳末幻想2020
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―― 幻想横丁 風呂屋旅館『幻日屋』 ――
[──日没。逢魔が時を過ぎる頃。 『幻日屋』の周辺には印となる灯篭と、 標となる灯火が連なり、星をも眩ます煌めきとなるか。]
いらっしゃいやせー
[有象無象、八百万の神を出迎える。 全長三尺にも満たぬミタシュもまた、列に加わり 最後のひとりが門を潜り終えるまで 絡繰り人形めく仕草でお辞儀を繰り返したかと。]*
(17) 2019/12/26(Thu) 21時頃
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傍観 ワヤンは、メモを貼った。
2019/12/26(Thu) 21時半頃
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――幻想横丁 風呂屋旅館『幻日屋』――
[『幻日屋』の印と標が連なって、星をも眩ましているその先に。]
やんっ。
[かぼちゃ頭と蛍火尻尾も煌々と照っている。]
(18) 2019/12/26(Thu) 22時頃
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[くろいするするの毛並みは灯りに照らされて少し明るく。 首にかかったがま口と背負った帳面揺らしながら、新入りの『いらっしいやせー』>>17に合わせて声を上げている。]
やんっ。
[犬でも猫でもない耳がぴこぴこうごいている*]
(19) 2019/12/26(Thu) 22時頃
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ランタン ジルは、メモを貼った。
2019/12/26(Thu) 22時半頃
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[煌々と照らされる幻日屋の高所。 僅か空に向かってせり出した桟には露天風呂があった。
木目揃えて敷かれた板張りは濡れているのに温かく、 噎せるほど濃いヒノキの匂いが立つ。 風呂は板張りから一段下がって作られていた。
中央に卓を兼ねたヒノキの切株が沈んでおり、 そこからは滾々と真新しい湯が溢れ、 溢れた湯は板目より流れる贅沢な湯殿であった。]
(20) 2019/12/26(Thu) 23時頃
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[ぷかり。]
(21) 2019/12/26(Thu) 23時頃
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[ぺったん ぺったん ぺったん]
[両手で抱えられる大きさくらいの、 ひとのパーツをこねくり回してくっつけたようなものが、足代わりの掌でぺったんぺったんと飛び跳ねて来る。
時折ついた耳がぱたぱたと動き辺りの様子を探った。]
(22) 2019/12/26(Thu) 23時半頃
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― 幻想横丁 風呂屋旅館『幻日屋』 ―
チェペクチャピチュタピピャ
[受付で発された甲高い音はこの神様の言語だが、 それが何を言っているかはニュアンスだけで直接脳内に届くので安心だ。今は「ぬくまりにきた」というような事を言っている。]
(23) 2019/12/26(Thu) 23時半頃
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ペチャペチャメチャピチュ
[尤も、神様と言えど悪神に近く、 その成り立ちは恨み辛みに由来される神様だ。
足を引っかけられた、耳を引っ張られた、 腕をつねられた、鼻をつままれた、
そんな小さな小さな恨みや悪感情が産んだ、 ちょっとした仕返しをするための呪い神。
そうしてこの小さな呪い神は、 一年間、たまりにたまった恨み辛みを風呂場でさっぱり洗い流すために、毎年年末にここへ来る常連でもあった。
「ぬくまりにきた」。 それは身体もだが、心もである。]
(24) 2019/12/26(Thu) 23時半頃
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[中へと通されたなら、またぺったんぺったんと、湯屋の中を、歩いて行く。]*
(25) 2019/12/26(Thu) 23時半頃
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[ヒノキ湯に浮かぶ橙色の軟体。 湯船が波打つに身を任せ、腹を見せている。
常は引き連れている雲の群れも今はおらず。 在るのは湯を含んでぐんにゃりと弛んだ雨神だけ。
パシャシャシャシャ。
流されないように小さい脚で湯を掻くとくるくる回る。 目が回ったついでに空に青い流れ星が見えた。>>13]
吉兆か。
[石を挽くような声は低く。 風物詩の蛇をよく見ようとパシャシャシャシャ。]**
(26) 2019/12/26(Thu) 23時半頃
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雲水 ハロは、メモを貼った。
2019/12/26(Thu) 23時半頃
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[ 静聴眼をふるわせたのは、湯煙の奥でゆらめく鬼火のほうからの呼び声。 所在を訴えかけて揺れる灯篭の列に濃淡の橙色で返事をすると、『幻日屋』の横丁におおきく尺をとる。
おでむかえのミタシュをまたぎこえ、門楼をくぐった先で纏まり終えるとくるりと瞳でふりむいた。そばには、覚えのある姿よりも背筋の伸びた、先輩の風格を纏いつつある蛍火も。
そして横丁から、湯煙のさらに奥から先客らしい気配も。]
あなめでたや。煙霧の楽園 いと懐かしや。湯治の宴席
おや賑やかな。鬼火の呼声
…おや。おや。まえの冬至にはみかけなかったよ。はじめましてだよ。
(27) 2019/12/26(Thu) 23時半頃
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道祖神 オグンは、メモを貼った。
2019/12/26(Thu) 23時半頃
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[ 峠道とはあべこべに、案内を乞う立場にまわると、桧の香りにさそわれる。黄天眼からざーっとかけ湯を浴びると、尺足眼からひとつずつすこしずつ、ゆっくりとお湯に浮かんで、疲れと結合をほぐしていく。]
ちゃぽ、ちゃぽ、ちゃぽちゃぽちゃぽ…
嗚呼、快なり…
(28) 2019/12/26(Thu) 23時半頃
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[例年通り、千客万来。 初めて此処を訪れる者は玄人の案内人が懇切丁寧に 用向きを聞き、それに見合った湯なり宴会場へと誘う。]
これ、これ。目玉の旦那、忘れ物ですぅ
[何せこの背丈だ。 跨れるのも踏まれるのも慣れてしまった。>>27 尤も、踏まれ潰れるのは勘弁と毎度躱しているとも。 耳裏の冬毛にくっついた小さな瞳をそうっと放り。]
今年も一番風呂は雲の旦那が頂きやしたよぅ
[一体どこに鼻があるのか定かでないが、>>28 桧につられる様に尾を軽ぅく揺らした。 勝手知ったる常連客は、好きにさせるが吉。]
(29) 2019/12/27(Fri) 00時頃
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オグンは、ぐるんと廿四の瞳を天に向けて、天下大吉の瑞兆を祝う。>>13
2019/12/27(Fri) 00時頃
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[ピーチクパーチク。>>23 ミタシュにはまだすべてを正しく聞き取れない言葉も 先輩のジルなら理解できるかもしれない。 或いは玄人従業員が翻訳してくれたか。]
あい、奥に進んで左っかわ。 ちいと塩けのある湯がぬくもりやすよぉ 今年はしゅわっと泡の浮かぶ湯も ご用意してやすぅ
[何れにしても。 常連客のだいたいが、真っ先に行きつく先は湯殿で ともすればミタシュより中の構造には詳しいやも。 なので、案内するとしてもせいぜいが前後左右くらい。
細かい効能はきっと、湯治師が説明してくれる。]
(30) 2019/12/27(Fri) 00時頃
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―幻想横丁 屋台通り―
[ 吾輩は遅れ眼である。名前は先に行ってしまった。些細な油断からぽろりと落ちて、ぬくい冬気に張り付いていたそうな。油断が故にとんと覚えがない。
そうっと放られれば、さて、おはぎを求めに横丁へ向かうのもよいと思い直した。赤の暖簾、黄色の暖簾、青の暖簾。戌嗅眼もついていればさぞかぐわしかったろう。
尺をとるには三眼ではふらふらするので四眼はほしいけれど、吾輩は唯一無二なのだった、石畳にかたかた揺られながら転がって参る。]
ころ、ころ、ころ。
(31) 2019/12/27(Fri) 00時頃
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道祖神 オグンは、メモを貼った。
2019/12/27(Fri) 00時頃
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やれ、やれ 今年はどれくらい汚れるすかねぇ…
[順に案内しながら懸念するのは、 日中に磨き上げた床や風呂桶、浴槽のこと。 ぼやくような台詞であるが、口調は軽い。
溜めこんだ穢れを落とし終えた客が 朗らかに、やれ飲めや歌えと騒ぐ様を見るのは楽しい。
藍色に沈みつつある空を、蒼い鱗が煌めく刹那。 ぼた、ぼたと、頭上に落ちるだろうか。黒い影。 将又、鼻をつくだろうか。汗や火薬、穢れの匂い。
もしかしたら宴会より先に、耳にするかもしれない。 陽気な旋律を。]**
(32) 2019/12/27(Fri) 00時半頃
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[ 切り株から溢れる湯にすこしずつ吸い寄せられ、切り株添いの湯の流れに触れるものからくるんと回転して離れていく。 飽きもせずくるん。くるん。とするにつれ、ゆったりと弛んだ瞳になってゆく。**]
(33) 2019/12/27(Fri) 00時半頃
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[普段身を沈めるのは冷ややかな海水。 神の身なれば低温も事とはせず。 しかしたまには温かな水にも浸かりたい。 立ち上る湯気は幻日屋の露天風呂。>>20 見えればまた唄も零れ出る。]
──♪ ──……?
[波紋の音。>>26 そして、視線のいくつか。]
(34) 2019/12/27(Fri) 00時半頃
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先客か。 私も湯が穢れる前に浸かりたいのう。
[このまま近づいても良い。 だが、それは湯屋に対する無礼。 客は客らしく、上ではなく表から。
瞬く星、昇る月、暮れる陽、幻日屋の灯、>>17 横丁の明かりに紙灯籠、蛍火。>>18 鱗に光を映しながら、尾で筋を引く。
降下するにつれ、体は暖簾をくぐるに相応しい大きさへ。 十尺程度ならそれほど邪魔になるまい。]
(35) 2019/12/27(Fri) 00時半頃
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[ごく低空の飛行のまま、 しかし泳ぐでなく、地を這うように尾を揺らし進む。]
うむ、うむ! 今年もよろしく頼むぞ。 まずは湯だな。 温まれば脱ぎやすくなるのでな。
[海色に染まったこの殻を、毎年ここで脱いでいく。 宿を穢すだの、蛇は気になどしなかった。 むしろ、脱いでなお美しい蒼だろうと、 ふふりと誇らしげに店員に見せつけるが常。]
(36) 2019/12/27(Fri) 00時半頃
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[宙を這い、音もなく湯殿を目指す。 すれ違う宿の者にも上機嫌に「うむ」「うむ」と目を細める。
賑やかだ。賑やかなのは好きだ。 島の夜は静か故に、賑やかな夜を蛇は好む。]
さて、先客は誰ぞ? 穢れで湯を満たしてはおらんだろうな?
[山の木の薫りが漂う風呂に問う。 ゆっくりと来たためにその先客は増減したかも知れないが。 浸かる時は頭から。 するりと体を滑らせて、ゆらゆらと優雅に泳ぐ。**]
(37) 2019/12/27(Fri) 01時頃
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― 砧屋・夜 ―
やぁやぁ、みんな今日はお疲れさん。 ほれ、今年最後のお賃金。はよ受け取ってはよ帰り。 ほいでもって佳い年迎えんさい。
[茶色の袋に、人間のお金。 ちょいと奮発して詰めて、奉公人たちに渡してゆく。 技術に金を惜しむ商人は愚か者だ。 労働力に金を惜しむ商人はもっと愚か者だ。]
(38) 2019/12/27(Fri) 02時頃
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[そして、奉公人たちが皆、帰ったところで……]
(39) 2019/12/27(Fri) 02時頃
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御免株 大八郎がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(御免株 大八郎は村を出ました)
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ふぅえ〜〜〜ぃ。
さぁて! 儂もゆるりと、骨休めに向かうとするかのう。
[いざ行かん、風呂屋旅館『幻日屋』へ!!**]
(40) 2019/12/27(Fri) 02時頃
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[蒼き流星が幻日屋の影に隠れ>>35 光尾がちょんとキレると湯船をざっぷり揺らすものがあった。
目玉だ。>>33 我が身にはひとつもない玉がたわわ。 それが湯に浸って蕩けている。 呵呵と笑う代わりにしなる尾で湯をたたく。
また檜の香りが新しくたった。]
呆けた目玉よ、久しゅうな。 息災であったか。
(41) 2019/12/27(Fri) 13時頃
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