272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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[ 高校二年生の文化祭。
生徒会が企画した強制カップルイベント。 全校生徒に配られたハートを模した帽子。>>169 女子は赤。男子は青。 染色体に伴い赤色が割り当てられた私は、 言われるがまま、帽子を頭に乗せたまま 生徒会室の窓から、外を眺めていた。
屋台やステージを楽しむ生徒達。 帽子の色が本来のものと異なれば、 あっカップル成立したのかな?とか。
カリカリとペン先を動かしながら考えて。]
(184) 2019/11/03(Sun) 11時半頃
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[ 今日という日。 やりたい事がないわけでは、なかった。
高校でも生徒会長になっていた嶺二くんに またもや引っ張り込まれた生徒会の仕事も 本当ならとっくに交代の時間。
私は生徒会にしか所属していなかったけど。 他の部活動と兼部している男の子とか>>171 誰かの恋人になりたい女の子とか。
いわゆる帽子奪取ガチ勢の役員から 仕事を変わって欲しいとお願いされてしまい。]
(185) 2019/11/03(Sun) 11時半頃
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"綿見さんは優しいね"
[ ………断れなかった私は、 そんな言葉と引き換えに
こうして誰もいない生徒会室で 祭りの喧騒に耳を傾けながら。 一人、仕事に勤しんでいた。]
(186) 2019/11/03(Sun) 11時半頃
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………あ
[ 視界の端に誰かが映る。 それは、私が探そうと思っていた人に似ていて。 今思うと、少し焦っていたのかな。 確信もないまま、窓を開けると、 きょろりきょろり。 身を乗り出して、その姿を求めた。 突然吹いた突風が、 私の頭の上のハートを飛ばしてしまったのは、 その時だった。]
(187) 2019/11/03(Sun) 11時半頃
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……備品………
[そう、あの帽子は この企画のために生徒会が用意した備品だ。 失くしてしまったは問題だ。
それでも頼まれた仕事はまだ残っていて……。]
(188) 2019/11/03(Sun) 11時半頃
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[ あの時勇気を出してこの部屋を出ていれば、 何かが変わったのでしょうか?]
(189) 2019/11/03(Sun) 11時半頃
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[ 結局、私は生徒会室で仕事を続け。
空が茜色に染まりかけた頃。 そろそろ後夜祭。 キャンプファイヤーの手配をしなければ。
椅子から立ち上がった私の耳に、 呼び出しのアナウンスが届いた。]
"2-Bの綿見真名さん。 至急、ステージまでお越しください。"
(190) 2019/11/03(Sun) 11時半頃
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[ 私を生徒会室に引っ張り込んだのも嶺二くんなら。 連れ出したのも嶺二くんだった。
首を傾げながら特設ステージに向かう。 今日の演目は全て終了したはずなのに 何故かギャラリーが残っていて。
ステージの上で私を待っていた嶺二くんは その手に赤い帽子を持っていた。
壇上まで導かれ。 ぽん。彼の青い帽子は、 私の頭上に置かれる。
なら彼が新たにかぶり直した赤い帽子は きっと私が落としたものなんだろう。]
(191) 2019/11/03(Sun) 12時頃
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[ 嶺二くん。
私、部活入ってないから。 部費が十倍になっても困るよ。]
(192) 2019/11/03(Sun) 12時頃
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[ 多くの生徒達が、ステージ上の私達を見守る中。 求められるのは、きっとこんな台詞ではなくて。]
(193) 2019/11/03(Sun) 12時頃
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[ 嶺二くんの告白に、私は頷き。 私達は恋人同士になった。]
(194) 2019/11/03(Sun) 12時頃
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"―――嶺二くん?
知ってるよ。 中学生のころ、同じ生徒会だったから。 弟さんがいたんだね。
私は真名。……綿見真名。"
(195) 2019/11/03(Sun) 12時頃
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"柊季って綺麗な名前だね"
[生徒達からの祝福と喝采を浴びながら。 私は君と初めて会った日のことを 思い出していた。]**
(196) 2019/11/03(Sun) 12時頃
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/* 初期POW 6+2+1 初期SAN 初期POW×5
(-38) 2019/11/03(Sun) 13時半頃
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/* 初期SAN45〜!!!
イキロ
(-39) 2019/11/03(Sun) 14時頃
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[高本の変化にはいつもいつも驚かされる 舞台役者が衣装を自由に着こなすように いつも、高本は性格まで着こなした それが自然であるかのように振る舞って そこに私の知っている「高本」は居ない]
(197) 2019/11/03(Sun) 14時頃
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[どんなにあんたが変わっても あたしは高本を見つけられるつもりでいたよ
どんなにあんたが変わっても いつも高本を探せる自信があったんだよ
ちゃんとたしかに憶えてる 桜の舞う空の下で さよならをした「高本」の顔
だけど「私」が憶えているのはただそれだけで いつしか本当の高本が どれだか、わからなくなってしまった
それが、とても、悔しくて]
(198) 2019/11/03(Sun) 14時頃
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[ それが、とても、悲しくて ]
(-40) 2019/11/03(Sun) 14時頃
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[そんな感傷に浸るような気分は 高本のタピオカ発言で吹っ飛んだ。]
タピオカ…… へえ、タピオカ。
[飲んでみたい、という気持ちが湧くのと 目の前の高本は、私らが伊右衛門買うのと おんなじくらいの気軽さで きっとタピオカを買うんだろうなって
遠い世界のひとになってしまった高本。 そんな高本が、映画の撮影? 遠い世界の人たちを、連れてきた。
ぼんやりとしながら返す言葉は、 何も意味を持たない「タピオカ」だけ。]
(199) 2019/11/03(Sun) 14時頃
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[おにぎりは全部で10個。 ぽん、と手を合わせた高本の頼みは 断るつもりなんて、ない。 >>166 もちろん、父母だって大歓迎だろう。]
いいよ、握ったげる 待ってて。
[高本がウインク………。 一瞬笑顔が引きつったのは内緒だ。 スタッフさんたちに頭を下げて、 もう少しお待ちくださいませ、って。
スタッフさんの中には女性もいて 動きやすそうだけど小奇麗な格好で きちんとお化粧もして……
都会の人、っていう、感じがした。]
(200) 2019/11/03(Sun) 14時頃
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[おにぎりはいろんな味を握ったかな
前に来たときは梅が好きだって言ってたけど その前は塩むすびとか言ってたし、 今の高本が何が好きなのかはわからない。
だから、 ツナ、鮭、梅、明太子、昆布。 5種類のおむすびを、ふたつずつ。
それから冷蔵庫に保管してあった、小鉢。 いくつか持ってって、とお母さんが押し付けた
だから机の上に、並べよう。 おかずにどうぞ、っていいながら。 ひじきの煮物、しいたけの佃煮、ぬか漬け それから、高本のお母さんが教えてくれた、 ──── 「みかんのしぐれ煮」。]
(201) 2019/11/03(Sun) 14時頃
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[高本は、憶えてるかな。 あんた、この味が好きだったでしょう。
私は憶えてるよ 高本が美味しいって褒めてくれた味 あたしも作れるように練習したんだもん。
だから今日のこのしぐれ煮も 実は私が作った小鉢。
ねえ、「今の高本」は、 これが好きだったこと、ちゃんと憶えてる?]
(-41) 2019/11/03(Sun) 14時半頃
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……で、デート?
[おにぎりを机に並べながら 私は高本の2つ目のお願いに目を丸くする
デートの響きを聞けば 思い出すのは高本の「熱愛報道」 マンションから出てくるところを写真撮られたとか 手つなぎでお忍び旅行にでかけたんだとか ドラマの共演者…… だっけ
私は、よく知らない。 高本の出てくるテレビはあんまり見ないんだ
本当の高本はそこにいないから ]
(202) 2019/11/03(Sun) 14時半頃
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[見ないようにしてるけど、 それでも頻繁に目についてしまうくらいには
あんたがテレビで有名になりすぎたのか 私があんたのことを気にしすぎてるのか
………………………両方かな ]
(203) 2019/11/03(Sun) 14時半頃
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えええ…… デートとかいいよ…… 高本と歩くと目立つし この町にデートするような場所ないし
[私は高本の彼女じゃないし、って その言葉は飲み込んで、 でもガチめに本気でそう思ってることだけは わりとぜんぶ、吐き出した。
この町のどこをどうデートすればいいんだ しかもこのぴっかぴかの青い人と。頭痛い。]
(204) 2019/11/03(Sun) 14時半頃
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[だけど私のことを後押ししたのは 厨房の中のお母さんとお父さんで、
「折角だから行ってきなさいよ」とか 「いいじゃないか母校見てきたら」とか
もう。勝手なことばっかり言うし! だから、私は、高本に言うんだ。 ]
(205) 2019/11/03(Sun) 14時半頃
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いいよ、その代わり条件がある。 ぴっかぴかの服と、化粧やめて、 普通の…… う、うーん、 成人男性らしい、格好で、 一緒に歩いてくれるかな……?
[普通の、はやめといた。 だってきっと、今の高本にとって この青ずくめがあんたのスタンダードなんでしょ。
だからせめて、成人男性らしい格好で、って ね?ね? どうか、それだけは。 ]**
(206) 2019/11/03(Sun) 14時半頃
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/*どうでもいいけど帽子イベントは りとさんなら解るかもしれないしわからないかもしれない
(-42) 2019/11/03(Sun) 15時頃
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─ 回想・独白 ─
[足を切断して断面が落ち着くまで、 義足の適合や身体のストレッチなどの機能訓練が主だった。
寿命が40年しかないので治す、回復するよりも怪我をしない等の安全面に力を入れているこのご時世、義足の出来は良くないしリハビリのノウハウも確立されきっていない。 それでも今ある知識や技術で現役復帰に向けて日々頑張るしかないのだ。また走るために。また空二、は無理でも空四くらいには乗れるように。
途方もないな。と思う事は勿論あったけど、だからと言ってあきらめるわけにはいかないし、気持ちで負けてたらそれこそできる事だってできない。 前例がないなら前例になればいい。 まあ、調べてみたら前例がないわけじゃなかったし、多分なんとかなるだろう。尤も、その前例も片足だけだったりするから、参考にならないようなものだけど。あるだけいいのだ。0じゃない。]
(-43) 2019/11/03(Sun) 15時半頃
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[両足を失うというのは、片足に比べて出来る事も、治療へのとっかかりも、何もかもが少なかった。
片足だけでも残っていたら、それこそそちらを軸にしての片足移動だってできたろうし、力の入れやすさも全然違ったろうし、 残せていたら、と思う事もある。けど、 残せなかったのだからここももう、仕方はない。
出来る事をしよう。 左右の長さが違う足を見下ろしながら、残った筋肉で足先を動かそうとする。少し動くものの支えがないからすぐに戻る。だから手で引っ張ったり支えたりして、筋肉が衰えないように毎日の訓練も必要だった。
病院スタッフに手伝ってもらいながらやる訓練はよかった。話しながら出来るし気も紛れる。痛みなどもすぐに伝えられる。 無理をしすぎては逆効果というのもあり、 一人きりで延々と無言で行う訓練はしていない。
…しようと思った事が無いとは言わないが。]
(-44) 2019/11/03(Sun) 15時半頃
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