272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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私が幸せになるのは、私の分だけだよ。 うん、そうだね。 嶺二くんはいい人だから。
[きっと、私は幸せになれると思うよ。 少しずつ間隔を狭めていくドアの隙間を ぼんやりと見送りながら。]
空から女の子? それは大変だね。
助けてあげてね、男の子。
(107) 2019/11/02(Sat) 11時頃
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[扉は閉じられる。>>85 正義のヒーローは困っている誰かの元へ。
"お義姉さん"に応える言葉を。 私は未だに見つけられないまま。
それでも現実は、そんな私を待ってはくれない。]
(108) 2019/11/02(Sat) 11時頃
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[ 中学校の時。 ふさぎこんでいた私を生徒会に引っ張って。 私が余計なことを考えずに済むように 仕事漬けにしてくれたのは嶺二くん。
進学に戸惑っていた私に。 願書まで取り寄せて、 同じところに来いよと誘ってくれたのは嶺二くん。
高校二年生の文化祭。 こんな私に告白してくれたのは嶺二くん。
大学を卒業したら、そのまま結婚しようって。 プロポーズしてくれたのは嶺二くん。]
(109) 2019/11/02(Sat) 11時頃
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[ 私はその全てに頷いて。 明日がきたら、私は嶺二くんのお嫁さんになり。
君の、お義姉さんになる。]
(110) 2019/11/02(Sat) 11時頃
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[ それはもう決まっていることで。 今更覆らないこと。
正義の味方はもう行ってしまったかな。 困っている人は、 一分一秒だって待ってくれないしね。 とっくに車に乗って走り去っていったかも。]
……本当はね。 あの高校二年生の文化祭。
(111) 2019/11/02(Sat) 11時頃
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私も、告白するつもりだったんだよ。
[だから扉越しに、 さようならの代わりに告げた言葉は。 私の独り言でしか、なかったかもしれない。]**
(112) 2019/11/02(Sat) 11時頃
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―― 回想・文化祭の劇の後 ―― [劇の後で声をかけてくれたのは監督さんだった。>>57 かつて俺の母さんと女優をしてたらしい監督さん。 芸名をパピヨンと言う、謎めいた女の人だった。 今では自分の劇団も持っているという演劇界では有名な人らしい。
「アナタ、役者になる気はない? 私ならアナタを最高の役者にしてあげられるわ」
そう言われ、引き込まれる舞台の世界。 その楽しさを既に知っている俺には、 監督の言葉は全てが魅力的に思えたんだ]
(113) 2019/11/02(Sat) 17時半頃
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[ それはきっと、蝶の羽ばたき。>>#0 どこかで聞いた 声。>>11 どこかで聞いた 音。>>42
もしも あの日 俺と蝶々監督が出会わなければ。 終わる これは「世界」が始まる前の、前奏曲 ]
(114) 2019/11/02(Sat) 17時半頃
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[文化祭二日目は監督と一緒に都会の劇団の話をして。
「そういえば、アナタ。 芸名は何にするか決めていて?」
そう言われて、俺は首を傾げて悩みつつ。 母さんの芸名が「月子」だったと思い出したものだから]
うぅーん……なら、 「鷹本星一郎(たかもと せいいちろう)」にします。 月は星の子。母さんの子って意味で、 鷹はー……なんとなくかっこよさそうだから!
[そう言って、俺の芸名を決めて。 年相応の笑みで監督と笑い合った懐かしいあの日。*]
(115) 2019/11/02(Sat) 17時半頃
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―― 回想・高校卒業時、上京する駅のホーム ―― [監督とはそれから、学校の合間に何度か会って。 休みの日とかは都会の劇団に連れてってくれたりして、 忙しい日々を送ってた。
幼馴染のまどかも背中を押してくれてさ。 俺はその応援に応えるように勉強に芝居に頑張った。 そして、高校を卒業後。
都会に上京して役者を目指すべく俺は駅のホームに立っていた。 見送ってくれる家族達、学校の友達。 それから、幼馴染のまどか]
それじゃあな、行ってくる。 帰ってくる頃には立派な役者になってるからな!
[俺は晴れやかに見送りに来てくれた人々に手を振った。 ひらり、どこからか風に吹かれ、桜の花弁一枚]
(116) 2019/11/02(Sat) 17時半頃
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[花の行方を追えば蝶の羽ばたきのよう。 ひらりひらりと華麗に舞っては、 陽光の中にまばゆく溶けて空へと昇る。
それを目で追って眩し気に目を細めながら、 ちまっこいまどかに目線を下ろして笑って]
また帰ってきたら食堂の飯食わせてくれよ? 監督と都会で色んな美味い飯食ってきたけどさ、 俺はやっぱりまどかん家の飯が一番好きだな!
[遠くの夢を追い続けても、 いつも目線を下げれば幼馴染のまどかがいる。 それが俺にはとても安心できる事だった]
(117) 2019/11/02(Sat) 17時半頃
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[だから別れ際。 ぐりぐりぐりっとまどかの頭を思いっきり撫でて]
あと、最後くらい「こーちゃん」って呼べよ。 なんでいっつも俺だけ名字呼びなんだよ!
[子供の頃にはよく呼んでくれた呼び方をねだる。 なんで名字呼びなのか? 中学の頃からか? よく分からん、分からんから流していたが。
”最後”くらいって。 俺はまどかにそう言って――、 結果はどうあれ、それから電車に乗って都会に旅立っていった。*]
(118) 2019/11/02(Sat) 17時半頃
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―― 文化祭の劇から8年後 ―― [それからの俺は監督の下で様々な芝居をした。 舞台での劇。 映画での撮影。 ドラマへの出演。 とにかくずっと芝居に明け暮れる日々を送った。
ある時は義姉に想いを寄せる切ない男を。>>63
ある時は両脚を失ってなお快活さを失わない。 そんな初雪のようにキラキラした青年を、>>33
またある時は威勢の良い道場の少年。>>74 初々しく不器用で少し照れ屋な可愛い子。
くるくるくる。 目まぐるしく変わる口調と人格]
(119) 2019/11/02(Sat) 18時半頃
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[きっと故郷の食堂の小さなテレビにも映るだろう。>>65 俺の活躍が。 それと、俺の熱愛報道とかも。>>66
――スタッフが運転する車に揺られての移動中。 端末のネットニュースで確認して苦笑い]
こりゃ、帰ったら色々絞られそうだな。 親父とか、同級生とか、まどかとか。
[故郷に帰る道中の景色を見てため息。 窓の外の景色はあの頃から変わらない。 見事に田んぼと山ばっかりの風景だった]
(120) 2019/11/02(Sat) 18時半頃
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[熱愛報道のあった相手は以前のドラマの共演者。
【異世界転生した獣医がもふもふ相手に無双する話】 ――で、主人公の医者役の俺の助手だった子。
すごい美人で可愛かった。 あと、獣耳ナース姿がよく似合ってて――、 ああ、もちろん獣耳ナース姿だけで選んだわけじゃなく。 ちゃんと内面も見て付き合ってるとももちろん!
――って、俺は誰に言い訳をしてるんだ?
自分につっこみを入れつつ。 故郷に戻る理由を改めて整理していく]
(121) 2019/11/02(Sat) 18時半頃
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[これは映画の撮影の為。 今回の「舞台」は冴えない片田舎。
そこに元殺し屋のオネエが出戻ってくる所から話が始まる。 オネエは裏稼業を上手く隠しつつ、 冴えない片田舎の食堂を切り盛りしようと奮闘していく。
温かな地元の住民達。 個性豊かな裏稼業の知り合い達。 ちょっと変わったドタバタハートフルコメディ。
主役のオネエはもちろんこのアタシ! キャシー(本名:元蔵)ちゃんよぉー♪]
(122) 2019/11/02(Sat) 18時半頃
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[ぽんっと手を打ち合わせ、目を閉じて。
――……、 目を開く頃には”俺”はいない。 明るく気さくな”キャシー”がいるだけだ]
(123) 2019/11/02(Sat) 18時半頃
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[ざあっと車を停めて少数のスタッフを引き連れ現地の確認。 歓迎してくれる住人達への挨拶と、 撮影時の協力の依頼諸々、
がんばってと、応援している、と。 昔から変わらず応援してくれる人々の声援を受けて。 気付けばお菓子や野菜や果物をいっぱいもらった。 ――持ちきれない分はスタッフに持っていてもらおう]
やだぁ、こんなに食べきれないわぁー。 でもありがと! お仕事頑張るわね!
[手を振るファンににっこりウィンク! そうして歩いた後、ふらっと目指した先は――]
(124) 2019/11/02(Sat) 18時半頃
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―― もりさき食堂 ――
ハァーイ! まどかちゃんおひさー♪ アタシ帰ってきちゃった☆
[威勢よく食堂の扉を開けて。 きらっきらの笑顔をまどかちゃんにプレゼント!
今日のアタシはスゴイのよ! ツヤツヤの青いスーツに目元に青のアイシャドウ。 クールな大人のオ・ン・ナって感じ? うふふって楽し気に笑って見せて。 化粧っ化ゼロな幼馴染に彩をフォーユー]
(125) 2019/11/02(Sat) 18時半頃
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[それからスタッフを適当に椅子に座らせて。 まどかちゃんをにこにこ見つめて]
ねーえー元気してた? ここは相変わらずって感じねぇー。 パっとしないし、カフェでも開いたら?
ほら、流行ってるみたいよ。 タピオカドリンク! ……なぁーんちゃって、うふふ♪
[慣れた手つきでスタッフと自分用のお冷を注ぎながら。 アタシはそんな他愛ない話を、 懐かしい幼馴染としてみるの。**]
(126) 2019/11/02(Sat) 18時半頃
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/* パピヨン監督はね、絶対に高本の初舞台を見た時に 「恐ろしい子……!!」 とか言いながらほーほほほほって笑ってる。(心の中で)
(-28) 2019/11/02(Sat) 19時頃
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/* たかもといいなーーーーーーー もふもふ無双みたいのだが?
(-29) 2019/11/02(Sat) 19時頃
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/* あと、キャシーは「元蔵さん!」って本名で呼ぶと。 「誰が元蔵だオラアアアアアアアア!!」 って、ドスのきいた雄々しい声で反論してくれる設定。
(-30) 2019/11/02(Sat) 19時頃
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[文化祭二日目は、 高本は「謎の女の人」に連れられてった 割と、話題持ちきりだったんだよ? 高本が熟女を誑か…… ううん、けほん。
その後も何度かじゅくzy 監督さんが 学校に来るたびに、みんなで噂してた あの人だれなんだろうね、って
あたしは高本に聞けてたかな あの人が監督さんだってこと。 知ってても知らなくても、あたしは、 さあ、知らないよって、同級生に返して。]
(127) 2019/11/02(Sat) 19時半頃
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[高校三年の秋から冬は、 あっという間に過ぎていったよ。 こんなど田舎から通える大学なんて 本当に数少ないから 受験組はみんな上京に向けて準備を始めた
あたしは家業を継ぐ、という名の無職 そのうちやりたいことも見つかるかなって そんな感じで、過ごしてた
あたしも、友達も、高本も。 それぞれの道を歩き始めた高校三年生。]
(128) 2019/11/02(Sat) 19時半頃
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[高本は、都会の劇団に行くみたい。 休みの日はめったに会えなくなった。
というか「居なかった」が正しいかな。
あたしと高本の家は隣同士で、 昼から晩まで忙しい両親だったから 家の手伝いしなくても良い時間はだいたい あたしの部屋でごろごろしてるか 高本の家に入り浸ってるかどっちかの毎日
高本の家はきょうだいが多かったから 高本のお姉さんと少女漫画を貸し借りしたり 高本の弟や妹とシャボン玉作って遊んだり そんな光景の片隅に、 高本がいて、あたしがいて。
そんな当たり前の毎日から、 ある日を境に、高本だけが居なくなった]
(129) 2019/11/02(Sat) 19時半頃
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[上京する駅のホーム。 これが、高本と過ごす、最後の日。 立派な役者になってるからな!と 晴れやかに手を振る高本に、>>116 あたしも、ちいさく手を振った。
ひらり ひらり 舞いおちる桜の花弁 ]
(130) 2019/11/02(Sat) 19時半頃
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[どうしてかな ふと寂しくなった
花の行方を追えば蝶の羽ばたきのよう。 ひらりひらりと華麗に舞っては、 陽光の中にまばゆく溶けて空へと昇る>>117
このまま 高本が、消えちゃうみたいで。
もう、 高本に、会えなくなるみたいで。
──── あたしの、 ]
(131) 2019/11/02(Sat) 19時半頃
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[ あたしの、大好きな、高本。 ]
(132) 2019/11/02(Sat) 19時半頃
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[幼い頃はずっと「こーちゃん」って呼んでた あたしとこーちゃんが隣同士の家なのは、 世間の狭すぎるど田舎の話だ、 みーんな知ってることだった
みかん農家のこーちゃんと もりさき食堂のまどか
中学になって、それを茶化す男子がいた まどかって、高本のこと好きなんだろー? こーちゃん、っていまも呼んでるんでしょー? どこの学校でもきっとよくある話。
だけど、その頃からかな あたしが、高本って呼ぶようになったのは。]
(133) 2019/11/02(Sat) 19時半頃
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