272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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[このままでは冬に間に合わない事は解ってた。 約束は守りたかったんだけどな。 そう思っても、仕方ないし、守れなくても許してくれるとも思っている。
だけど、守りたかった。 もう大丈夫だって見せたかった。 心配ばかりかけたくなかった。
俺が事故って後悔する要素があるなら、それはハラフの事だけだった。]
(-45) 2019/11/03(Sun) 15時半頃
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[自分のせいなんて思わなくてもいいのにな。 判断したのは俺なんだしな。 心配してくれるのも会いに来てくれるのも全部全部嬉しいけど、ハラフの負担にしかなれないのは嫌だな。
でも、負担になってるとしても、 ハラフに会えなかった日の気持ちの落ち込みようは自分でも想定以上だったので、無理して会いに来なくていいよ、とか、自分の方優先してくれよ、とかは言えなかった。 ハラフなら俺をほっとかないと思うけど、 それでも本当に俺のことをほっといて、俺のいない生活に向かうハラフを見るのが嫌だった。
今でも嫌だ。 嫌なんだ。
―――― 嫌だ。]
(-46) 2019/11/03(Sun) 15時半頃
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[そこで自覚したものがある。 でも現状で言える事なんてほとんどない。
ハラフが来なくなったり、 ハラフに嫌われたりしたら、
多分、もう、自分は立つことはできないだろうなと思う。 そんな事、口に出しては言わないし、 実際そうなっても頑張り続けようとは思っている。]
(-47) 2019/11/03(Sun) 15時半頃
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[急いで頑張るのは約束の為だ。 もとの生活、とはいかなくても、 限りなく普通の生活に戻るためだ。
そこにいるのは幼馴染みだ。 だからこそ頑張れるし、前向きになれる。
目標や夢があるから、そこにあるから、 どんなに痛くても苦しくても、それは苦難の道ではない。
大丈夫。 また一緒に追いかけっこしたい。 追いかけられて首根っこ掴まれて小言を言われて、 幸せだったな。取り戻したい。取り戻す。頑張ろう。]
(-49) 2019/11/03(Sun) 15時半頃
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[夜、病室で一人でいる時、 思い出すのはハラフの事だ。
走り回った記憶、一緒に食べた食事、 全てが頑張る糧になる。
横たわって、寝返りをうつのも難しい時でも、 痛み止めが切れて激痛に喘ぐ時も、 精神的な痛みのフラッシュバッグがある時にも、
幼馴染みの事を考えると落ち着ける。 体温が上がり放熱の為に荒くなる呼吸が暗い寝室に響く中、情けないクウンという鳴き声や、時折名前を呼ぶ声が零れた。誰にも届かないそれらは、闇に溶けて消えていくだけだ。 手のひらに乗った粉雪のように。]
(-50) 2019/11/03(Sun) 15時半頃
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[ハラフの顔を見るだけで、 頑張れるし頑張りがいがあるなって思えるんだ。 痛みも苦しみもふっとんで、 尻尾は勝手にめちゃくちゃ揺れる。
拠り所なんだ。 出来る限り時間を作って来てくれるハラフが愛しい。 嬉しい。だいすきだ。 いえないけど、いわないけど、だいすき。
俺の心配はしてほしいけど、 俺のために苦しむ顔はあんまりみたくない。
だから、頑張る。 立てるようになって、歩けるようになって、 走れるようになって、空四に乗れるようになったら、 もう気に病まなくて大丈夫って説得力が増すはずだ。
そのためにも、俺絶対がんばるからな!]*
(-51) 2019/11/03(Sun) 15時半頃
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/* ふわっとしているけど、断面とかなんとかあるから 一応格納した方がいいかあ?みたいな あれそれ
詳しくは書かないです!G表記ないですからね!
(-48) 2019/11/03(Sun) 15時半頃
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/* イェンキンスさんも来ていた!
今日中にお願いをするためには 俺が…現実に……戻る………戻んないとだめぇ?
(-52) 2019/11/03(Sun) 20時頃
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[俺は今日、今年の運を使い切ったのか?
まだ朝の冷えた空気を残した時刻。 元気な挨拶と共に現れた菜摘を前に 俺は言葉を失った。>>174
こちとら思春期真っ盛りだ。 好きな人の、いつもとかなり違う服装を見て どきどきしないとかある?ないだろ!
お互いの家の行き来は昔から頻繁だし 一緒に出かけたことも数知れず。 でも私服でのスカートを拝む機会は滅多にない。
ななめがけのポシェットで 少し強調されている胸から視線を逸らし、]
(207) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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おはよ、菜摘。 ……いいじゃん、その格好。
[挨拶にもう一言付け加えた精一杯。]
(208) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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[初めて見た花柄のワンピースを着た菜摘は いつもよりずっと大人びて見える。
俺はといえば気に入りのパーカー ……にしようとしたら姉ちゃんにどつかれ、 上から下まで指定された一式だ。
紺の襟シャツの上に オフホワイトの薄いセーターと、 下はジーンズじゃなくて黒のスラックス。
その方が大人びて見えるよと 少し背伸びをしてみても、 服装ひとつでまた軽々と放されていく。
追い抜けない2年の距離は難関極まりない。]
(209) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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[俺がなかなか動かなくて 家の敷地の境まで先に行ってしまった菜摘が くるりと振り向いて手を出してくる。>>175
ありがとう神様。 明日、俺、不幸でもいいや。 どしゃぶりの雨でも溝にはまるでもどんとこい。
見慣れないかわいい服に、 昨日より長い間つながれる手と。
ちょっとくらい期待して、 今日1日浮かれたっていいかな。]
菜摘、俺のこと何歳児だと思ってんの?
[憎まれ口を照れ隠しに叩くと、 いつか違う関係でもって 握る未来を願いながら手を取った。]
(210) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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― 回想:7年前・ショッピングモール ―
[モールは予想以上に人でごった返していた。 これは姉ちゃんと鉢合わせることはなさそうだ。
きょろきょろしている菜摘とはぐれないよう ちょっとだけ手を引き寄せたりして。
どの店に入るのか まずはそこから悩み始めたけど、 途中、菜摘が少し長めに立ち止まった店の名前は しっかり記憶しておいた。>>176]
買わねぇの?
[後で戻ってくるかもと確認すると 予算の都合で断念するらしい。
こういうのの相場はよく分からないけど、 SALEの値段は2人分の財布ならなんとかなりそう。]
(211) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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[菜摘が見ていたネックレスは あんまりごてごてしてないシルエットで 菜摘が好みそうだった。
似合いそうだとも思うし、 つけてるところを見たいとも思う。
トイレ休憩の時に姉ちゃんにメールして お昼の時に確認したら、 『買いました☆』のメッセージと ラッピングされた袋の写真が届いていた。
まだここから色々な店を回るのに 気が早いっていうか。 姉ちゃんも同じことを考えたんだろうな。]
(212) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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[だいぶ多めに渡された小遣いのおかげで 昼ごはんは俺が2人分払えたし、 (その代わりおやつは菜摘が譲らなかった) ジャケットも無事に買えた。
菜摘のコートは試着した菜摘にあれこれ聞かれても ただの首振り人形みたいになってて ご意見役としては物足りなかったかもしれない。
だって、どれもかわいく見えたんだもんさ。 惚れた欲目だから仕方ないじゃん。
出かける前は緊張もしてたけど、 周りに話のネタが溢れていたことと 人の多さにかえって緊張が解れたのか、 話し足りないなって思うくらいだった。>>177]
(213) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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[向けられた笑顔の数に 菜摘も今日、楽しめたのかなって。
帰り道の呟きを拾った時は 俺自身に及第点をやりたい気分だった。>>178
また来ようぜ。 俺も近くの高校受けるつもりだから 合格したら祝ってよ。
[姉ちゃんと3人ででも。 本音としては、またこうやって2人きりで。
これから本格的に受験だから 次にゆっくり出かけられるのは春先かもしれない。
その後は、今度は菜摘と姉ちゃんが受験で。 でも機会はいくらでもあると思ってた。
当たり前に、今は未来に続いていると思っていた。]
(214) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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― 回想:7年前・自宅 ―
ただいまー。
ちゃんと家まで送ったって。 ――まだ。で、できるわけないだろ!!
それより姉ちゃんは? ……俺達と被らないように時間ずらしたのかな。 一応、教えといた方がいっか。
―――― Pulululu
あれ、家の電話とか珍しい。
はいはい。セールスなら断っとけばいいんだろ。
――はい、音無です。
(215) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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こころ は、姉ですが。
(216) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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[なぁ、神様。
こんな形での不幸なら、 ]
(217) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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(俺は望まなかったよ)
(-53) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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---------------------------------------------------- 『今朝のニュースをお伝えします。 11月×日の午後××時頃 ――市郊外にあるショッピングモールの近くで 大量の血痕が発見されました。
発見時、現場に人の姿はなく 周囲に散乱していた遺留品と血液型から ――市在住の音無こころさん17歳のものであると……』 ----------------------------------------------------
(218) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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― 11月某日・葬儀場 ―
[読経の声が小さな室内に響く。
十数人分の椅子は半分近くが空いていた。 7年前なら一番広いホールですら 人が溢れたんだろう。
でもそんなの俺達は望んでなかった。 俺達が希ったのはニュースを見た何百人の参列より たったひとりの家族の帰宅だった。]
(219) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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[あの日取った電話は警察で。 見つかった大量の血液は姉のもので。 流れた血の量から生存は絶望的と言われた。
それでも、もしかしたら。 いつかひょっこり戻ってくるんじゃないかって。
ドラマみたいって思うじゃない? うっかり記憶喪失になるってあるんだね。 名無しのごんべさんやっててさぁ。
なんて悪びれずに笑いながら 姉ちゃんが玄関を開けて帰ってくるのを 父さんと母さんは静かになった家で待ち続けた。]
(220) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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[行方不明者は7年を区切りとするらしい。
それまでは、と決めて。 決めていた7年が経って。 姉ちゃんは骨片ひとつ帰ってこなかったから。
今日、俺達は空っぽの棺を送り出す。]
(221) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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[仕立てたばかりの喪服に 知らず爪を立てて皺を寄せていた。
会場は姉ちゃんの好きな花で溢れていて もし見たら、きっと、よろこんでくれただろうに、]
…………
[主役はどこにもいない。 棺の中にすら、姉は、いない。
遺影の中で笑う姉ちゃんを 俺は、年齢も身長もとっくに抜いてしまった。 2歳差は永遠に縮まらないものと思っていたのに。
手の位置をずらしてポケットに当てると、 さり、と中に入っている細いものが擦れる音がした。]
(222) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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[姉の持ち物は何もなくなっていなかった。 財布も、携帯も、血に塗れたラッピング袋だって。
携帯の最後のやりとりは俺とだった。 あの時まで、姉ちゃんは確実に生きていた。
あの後すぐに合流していたら。 先に帰るように言っていたら。
何百回もした後悔と、 姉ちゃんがいなくなってからの 菜摘を見ていることに耐えられなくて。
何かの事件に巻き込まれたのか それすらも分からないまま、 警察の捜査は半年と経たずに打ち切られ。
それでも諦めなかった菜摘の側に 俺はいられなかった。]
(223) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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[志望校を県外の高校に変え、 あの頃の何もかもを置いて、家を出た。
将来の夢も、恋心も、全部。 そうして7年振りに戻った土地は、 細い雨が降っていた。*]
(224) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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/* 入村時にマナさんの結婚式前日が見えていて 菜摘が擬態してたので乗っかったけど 参列するのはこちらでした。
なっが!!!!! 姉ちゃん大好きか?大好きだよ!!
(-54) 2019/11/03(Sun) 21時半頃
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/* ちょいちょい姉ちゃんに直すの忘れてるや。
俺も姉ちゃんも菜摘も探索者ではなく、 探索者は別にいて、ただのしがない一市民なので。 事件はきっと俺達が知れないどこかで解決はされている。
(-55) 2019/11/03(Sun) 22時頃
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