人狼議事


270 「  」に至る病

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【人】 独尊隊 ツヅラ

─ そして現在 ─

[あれから、半世紀はまだ経っていない。
リンディン郊外の、吸血鬼の屋敷。
雇用主であるヴェルヌイユの容姿は、まったく変化していなかった。

こちらはと言えば、数年分の歳月を重ねただけでやはり、時を止めた姿]


 その呼び方をやめろと千回は言った

[表情に乗せた険は、どうせ見えていまいと、露骨も露骨。
舌打ちをしなかっただけ上等、
部屋の角に設えられたティー・コーナーでポットに新しい茶葉を入れる]

(331) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


 お茶請けは?
 クッキーはさっきので最後だからな


[柔らかく上等な生地ではあるけど、ラフな服装。
フリルのついたエプロン?するわけないだろ]

 ダージリンね。ダージリン

(332) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
グスティがいた。(そわ)
お言葉に甘えて野暮用済ませておこうね。

セイルズさんたちは家族、
ジャーディンさんちは契約、
アオさんちは押しかけ女房
ヴェルヌイユさんとこはナンパ
チトフさんは……洗脳?

眷属になる経緯だけでも色々あって楽しい。
こっからどう破たんしていくのかもわくわくしちゃいますね。

僕たちはどうかなー。
薄氷を割らずに踊り切れるのか。
一緒に溺れるのか。

(-71) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



[自ら、この屋敷の門を潜り踏み込んだ。
あの出逢いから数年
つけていた日記のノートが一杯になったから、捨てた日に。
刹那の繰り返しに生まれた、それが一つのピリオド。
だから、
まるでノートとカメラだけ持って旅にでも出るかのように

   醒めない夢へと]



 ──。

[湯の温度を確かめ、ポットに注ぐ。
芳香が特徴の茶葉が踊った。

ツヅラ・リンディスはこの屋敷の使用人──”なんでも”こなせるがおよそは、メイドとして。
四半世紀ほど勤めていた]

(333) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



 はいよ

[安楽椅子の傍らの、紫檀のカフェテーブルから
カップを取り去って、新しいカップを置く。
僅かの違えもなく、前のカップと同じ位置にソーサーとカップの把手が配置されるように。

優しく豊かな芳香が立ち上る。

それはダージリンではなかった。
香りも味もよく似ているけれど
正確にはシッキムという紅茶、
主人の指示通りの葉を選ばなかったのはわざと、だ*]

(334) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 21時半頃


【人】 炉の番 チトフ

― とある日のリンディン大学 ―
[それは百年前だったかな? それとも数日前?
 よく覚えてないけど、
 僕はよくリンディン大学に足を運んでいた。

 目当ては吸血鬼教授の講義!>>12
 たくさんの学生達に交じってちょこんと椅子に着席。
 そうして僕はお行儀よく講義を聞くんだ]


 ねえ、せんせー?
 僕分からない所があるんだ、教えて?


[講義の終わりに壇上の先生に駆け寄って、
 愛らしく小首を傾げて捲る参考書の71ページ]

(335) 2019/10/06(Sun) 22時頃

【人】 炉の番 チトフ

[僕は経済学や政治、軍事、様々な学問を修めてきた。
 でも、歴史は分からない事ばかり!
 (会社の運営に必要ないからって、
  父さんが教えてくれなかったんだもの)
 だから僕、知りたいなって好奇心で講義を受けるの。

 学生以外の一般人も入れる講義を見つけては、
 僕はセイルズ先生の講義をいい子に聞きに行ったよ。

 疑問が解消されれば熱心にメモをとって、
 ぺこりと行儀よく頭を下げるんだ]


 ありがとうございます、ウォルフォード先生。
 そうだ! お礼に僕の会社の新商品をあげます。
 どうぞ、「トナカイのほっぺ」です。


[すっと差し出すふわふわのクリームケーキ。
 美味しいですよって、愛らしく笑うんだ。*]

(336) 2019/10/06(Sun) 22時頃

炉の番 チトフは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 22時頃


【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[間違っても上機嫌とは言えない“使用人”の声色に>>331
 
 主人たる女の、顕わにされた顔の下半分だけがにんまりと満足げな笑みを浮かべる
 かりに上半分だけ顕わだったとしても概ね人に与える印象は同じだろう]
 
 
 だけどこの呼び方が好きなんだもの、
 って千一回は言ったわ
 
 
[ぎい、と安楽椅子を揺らす
 
 だって、こんなふうに嫌がるんだもの
 可愛いでしょう?]

(337) 2019/10/06(Sun) 22時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[顔は窓の外へと向いたまま]
 
 
 最後なの? じゃあ買ってきて。
 
 
 ……嘘よ。今日は、もういいわ
 
 ココアとマカダミアのクッキーは
 明日のお楽しみにしましょ。
 
 
[暗に、明日までに用意しろということ
 かといって明日になると別のものを所望したりする
 
 そんな調子で、もう四半世紀ほど]

(338) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[こんなにしあわせな時間があることを、
 あたしは知らなかった。

 “遊園地”という聞き慣れぬ場所は、
 あたしにとって天国のようなところだった。

 回転木馬や観覧車を指差せば、
 セイルズと共にそれに乗り込む。
 年相応の子供のように、はしゃいだ。

 見るものすべてが新鮮で、
 見る人すべてがしあわせな表情をしていた。

 ――灰色だったあたしの世界に、色がつく]
 

(339) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  ねえ、パパ。
  あれすごくおいしそうだよ!
  クレープ、っていうの?


[甘いデザートをセイルズにねだって、>>288
 いっしょに食べたりした。

 椅子に座って上機嫌に足を揺らして、
 遊園地という夢の世界に浸る]
 

(340) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



(――ううん、夢じゃない。
 ――あたしはいま、本当にしあわせなんだ)

  

(341) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[夢ならどうか醒めないでほしい。
 だって、あたしはきっともう
 ひとりきりの世界に耐えられないだろうから]*
  

(342) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

―― 朝 ――


  おはよう、ママ。
 
  
[クラリッサの部屋にそうっと入る。
 写真立てに飾られたママの写真に
 毎朝そう挨拶をするのがあたしの日課。

 あたしに似た髪と瞳。
 とっても綺麗な女の人。
 会ったことのないママに思いを馳せて。
 それから、セイルズを起こさないように
 足音をしのばせて台所へと向かう。

 今日は大学がお休みの日。
 起こさずにゆっくり寝かせてあげたいし、
 サプライズでお祝いしたかったから]
 

(343) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 山師 グスタフ


 此処は生きるための場所じゃない。
 死ぬための場所だ。

[言い聞かせるように告げたいだけなのに、声から温度が下がっていく。本当にその言葉で諭すべきは、彼ではなく己自身だったはずだ。
 彼が生に執着を見せ始めた時も、今も。

 細い首に肉は殆ど乗っておらず。
 ただ、眩しいばかりに白かった。
 いつまで生きられるか知れないとは理解の上だったが、これでは今生きているのも不思議なくらい。儚く薄いその肉体は魂の入れものとしては規格外だったのだろう。]

(344) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[だって。今日は、パパのお誕生日なんだもの!]

(345) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 山師 グスタフ


 お前に死の恐怖を教える場所でも、
 生の可能性を示唆する場所でもなかった。

 痛みだけ消してやれれば、良かったのにな。


[彼の心身が軋むことないように、眠るような旅立ちの手伝いが出来れば。己がしてこなかったIFを数えて、溜息が彼の首筋を下る。]

(346) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 山師 グスタフ


 ――― ガキのお前に?
 自分を支えることも出来ないのに?

[揶揄うように酷薄に笑っても、咽喉が揺れて声が歪んだ。
 彼の双眸には苦悶の色を乗せた己の顔が映る。

 カウントダウンの音色は彼の心臓から生まれ、己の魂にまで響いていく。牽制めいた言葉で頭を冷やそうとしても、脈拍が勝手に上がりゆく。]

(347) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[ホットケーキを焼いてくれる
 セイルズの背中を思い返す。

 あたしはパパの“子供”なんだから、
 きっと彼みたいに上手に作れるわ。
 
 小麦粉と卵と牛乳を目分量でボウルに入れて、
 たっぷりのお砂糖と共に泡立て器で混ぜた。

 型に生地を流し込んだら、オーブンの中へ。
 今度は冷蔵庫にあったジャムづくり用の苺を拝借して
 可愛いハート型に切ってゆく。

 生クリームをボウルでいくら混ぜても
 パパの作ったホイップクリームのように
 角が立たないけれど、
 見た目じゃなくて味で勝負だからきっと問題がないわ]
 

(348) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[そうして、出来上がったのは
 ぶさいくなお誕生日ケーキ。

 あれれ。
 想像していたのと違うぞ。
 おかしいなあって小首をかしげた。

 階段を下りてくる
 セイルズの足音が響いてきたなら、
 あたしは満面の笑顔でパパを出迎える]
 

(349) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  Daddy, Happy Birthday!

 

(350) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  ロウソクは何本立てればいいかしら。


[そういえばパパの年は知らないなあって
 あたしはべちゃべちゃのお誕生日ケーキを片手に
 セイルズにそう聞いたんだ。

 そのときのあたしは世間知らずで、
 何も知らない子供だった]*
  

(351) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 22時半頃


【独】 公証人 セイルズ

/*
娘かわいい

(-72) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 22時半頃


【人】 山師 グスタフ


 フェルゼ!

[焦燥は彼が揺らいだことで一気に堰を越えた。

 装うべき平静を忘れて、腕が彼を捕まえる。
 ぞっとするほど軽い肢体には、死が巣食っていた。
 死の影に動揺を覚えるなど、どれほどぶりだろうか。

 胸に抱いた彼は、もう声も途切れがち。
 だが、口にするのは己のことだ。>>324
 今際の貴重な時間を浪費して、自身に分ける。]

(352) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[己が抱いているのは、
 彼と言う名の未練そのものだった。

 ――― 現世に痛苦を置き、死の先へ解放される。
 それが彼が人らしく死ぬための道理だ。

 自身が持つ未練を繋ぐ術は、道理に反する。
 分かっているのに、何度も彼の首に掛かる白銀を指で払った。]

(-73) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 山師 グスタフ


 お前の人生だぞ。
 どうして自分のことだけを考えない。

[彼は腕の中に仕舞っておけるほど細かった。
 成長期を経て縦に伸びても、印象が出会った頃から変わらないまま。]


 ――― 俺はもう、ずっと我慢してたから良いんだよ。
 これからも……、


[大きく吐き出した息が湿っていた。
 告げ損ねてきた沢山の言葉が咽喉の奥で溜まって塩水と化している。]

(353) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【独】 炉の番 チトフ

/*
うおおおおおー!!!!いけーグスタフ!!!
フェルゼを眷属にしていちゃいちゃするんだぁーーー!!!(きゃっきゃ

(-74) 2019/10/06(Sun) 23時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[彼が生を諦めてくれれば見送れた。
 死を受け入れてくれれば己も諦められた。

 言い訳を並べても、それは辿り着かなかった可能性。
 己が辿り着いた彼の最期は別の場所。]

 フェルゼ、

(-75) 2019/10/06(Sun) 23時頃

【人】 山師 グスタフ


 良いんだよ、別に。
 俺は。
 
[幾度も指を滑らせていた首筋に、高い鼻梁が触れる。
 俯けば前髪が視界を塞ぎ、生暖かい息が彼の肌に染みた。

 唇で素肌に触れるのを躊躇って、少しだけ唇を開いた。
 赤い舌の向こうに、鋭い犬歯が覗いている。

 あと何分、あと何秒。
 自らを偽り、彼と眼を合わせずに耐えれば、
 彼は人のまま逝けるだろうか。]

(354) 2019/10/06(Sun) 23時頃

【人】 山師 グスタフ


[己は友のままで、いられるだろうか。*]
 

(355) 2019/10/06(Sun) 23時頃

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