人狼議事


270 「  」に至る病

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【人】 山師 グスタフ

[医者と患者、兼友人。
 そんな関係性で括れば、ゆっくりだとが彼も軟化する。
 彼が軟化するまでは己も意図的に友人らしく振舞っていたが、一般人なら忌避するであろう吸血鬼の生態についてまで突っ込むようになってきた頃には大分境目が曖昧になっていた。>>197

 お前が考えてるほど良いもんじゃないよ。
 マトモな吸血鬼なら眷属なんか持つべきじゃない。

 医者の端くれとして言うが、碌なことにならない。

[のらりくらりと交わせば良いのに、彼の興味が強いほど此方の口調も強まった。彼は全く自覚がないのだろうが、己は唆される気持ちで好奇心に耐えていたのだ。]

(238) 2019/10/06(Sun) 13時頃

【人】 山師 グスタフ

[20年も生きていないような子供に、己の孤独と空腹を理解しろなんて言う気はなかったが、それでも彼の言葉は毒のようだった。

 己の吸血衝動は理性と言う名の杭で打ち付け、飼い殺している。
 空っぽの腹の中に理性と多忙を詰め込んで働き、時折小動物の生餌に牙を立てて、吐き気を抑えながら人としての尊厳を守っているのだ。
 だが、そんな己の惨めな生き方を、彼は肯定しない。

 下がるべきは年長者である己だと理解していたのに、何度も熱くなった。
 それでも最終的に折れて誤魔化したのは、己が成熟していたからではない。]

(239) 2019/10/06(Sun) 13時頃

【人】 山師 グスタフ



 『自分が咬まれても、同じことを言えるのか?』


 その言葉を、口論の終わりに何度も飲み込んだ所為だ。
 糾弾にも文句にも聞こえるそれを喉に押し返すと、頭がスッと冷えた。

 未来もなく、年端もいかない子供に問う言葉ではない。
 ―――― 求めていい救済ではない。]

(240) 2019/10/06(Sun) 13時半頃

【人】 山師 グスタフ

[死が迫るほどに患者の精神は不安定になるものだ。
 経験則から知っていたのに、時と信頼を重ねるごとに上手く躱せない頻度が増えた。

 不安を上手く口にできない患者は沢山いる、命のコントロールが出来ないのに情緒を支配下に置けと言うのは無理な話だ。そんな相手にも安定して接するのが医者の務めであるが、彼相手にはどんどん下手になった。

 今も、無意識に眉が跳ねた。>>207


 今ほどは。


 ―――……いや、言い返した。
 違うな、如何してそう思う?

[冷えた声を絞り、理性で取り繕う。
 頭を振れば腰を持ち上げて彼の傍まで脚を運んだ。

 彼の体調を看るように掌を額に翳し、]

(241) 2019/10/06(Sun) 13時半頃

【人】 山師 グスタフ



 ……苦しみながら生きるより、楽に死にたいだろ。
 誰だって。


[小さく零す溜息のような一片。
 今必要なのは己の本音ではない。
 患者の安寧を誘う言葉だ。

 己の勝手な言葉は、窓を揺らす北風に紛れ、
 彼の耳まで届かなければ良いと思った。*]

(242) 2019/10/06(Sun) 13時半頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 13時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[しめじが食材の一種なのは知ってる>>230
 ただ、その名が出てくる理由がわからないだけ。
 キノコが生えるような場所ではないと、頭の隅で考えて。

 しめじが起きれば自分は死ぬ>>231
 ならば一刻も早く、ここから逃げなければ
 そう思うのに瞼は鉛でできたように重たくて]


  うん。生きていたい
  ──……ジャーディン


[ようやく口にできたのは名前の上半分だけ>>232

 それでも相手の名を呼べたことに安堵して
 誘導されるがままに頷くと、意識はそのまま闇へ]

(243) 2019/10/06(Sun) 13時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

── そして ──

[次に気がついた時は知らない場所>>233
 頬を叩かれ、どうにか瞼を開ければ
 縄はすでに解かれていたようで]


  ……ここ、は?


[動けるかと訊かれれば
 のろのろと指先を動かし動けることを示す。
 膝や手に傷はあったがそれは自分で作ったもの
 他にあるのは擦り傷ぐらい、そう大きな傷はない。

 とはいえ、打たれた薬の効果は切れてはおらず
 またとろとろと眠りの淵へ落ちかけて]

(244) 2019/10/06(Sun) 13時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  ──うん、


[うっすらと再度、瞳を開いたのは
 ちょうど、衣服に手がかけられたころ。

 下に敷かれたマットレスと、脱がされかけた衣服
 その光景は、自分にとっては見知ったものだから]


  ────……?


[怖いと思うわけもなく
 相手へと、抱きつくように腕を伸ばした*]

(245) 2019/10/06(Sun) 13時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
グスタフのSAN値既にヤバそうなんだが、
フェルゼくんいてハイッ!!!ってなった。

(-44) 2019/10/06(Sun) 13時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[>>244簀巻きは瞼を開くがすぐに閉じようとする。
 死に体の人間がそうであるように
 脳が活動を拒絶しているのだろうか。
 矢張り危ない薬をヤっているとしか思えない。

 指先は動かせてはいるし大した怪我はない。
 海に没シュートされるとか言っていたし、
 もしかすると睡眠薬の過剰投与でもされているのだろうか]

  意識をはっきりと持て
  此処は我が本拠地だ

[簀巻きを開きにして裸にすると下半身にはしめじはついていなかった。
 簀巻きは少女であるようだ。

 >>245腕を伸ばしてきたのでその手にペンを握らせる]

(246) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  しめじを知らなくても名前くらいは書けるだろう
  死にたくないならこの書類の此処に署名しろ

[次いで見せたのは"血の誓約書"である。
 ジャーディン・ヴィラドメア(以下、甲)の
 眷属となる上での眷属契約書である。

 その内容を確認させる時間も与えずに、
 世知辛い世界の設定に従って契約書に署名させようとした*]

(247) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

 
[────箱庭の中。
僕は、「アオ」と呼ぶ声に振り返った。

そこには、僕に微笑みかける彼女がいて。
僕は「母さん」と駆け寄って抱きつき。
抱きしめ返される温かい腕の中で、いつもの甘い甘い蜜をもらう。

いつから、僕の”しょくじ”がその赤い蜜だったのかなんて、覚えていない。
ただ彼女が僕と違うものを口にするのを見て真似してみたりもしたけど、やっぱり甘い蜜のが美味しかったし。蜜をねだれば、彼女が嬉しそうに笑ってくれた。

それが僕にとっての、”ふつう”であり。
僕と彼女にとっての、”しあわせ”だった。
それだけのこと。]
 

(248) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

 
[優しい声が、僕を呼ぶ。
渇く喉に、その温もりを欲しがって。

僕は彼女へ、両手を伸ばそうと────……]
 

(249) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[ぱちん、とシャボン玉が弾けるように世界が変わる。
少しぼやける視界に、ぱちぱちと瞬きを。

そこには、見慣れた天井があった。]

 …………
 夢、 か。

[懐かしい夢だった。
箱庭だけが世界であり、それがしあわせなんだって疑いもしなかった頃の夢。
ゆっくりと息を吸って、吐いて。

ふと耳元を掠める息遣いに、くすぐったいそうに肩を揺らして。
寝返りを打ちつつ横を向いた、瞬間。]

(250) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

 〜〜〜〜っ!!?

[思わず飛び起きた。]

 なんでこいつが……、ぅ…頭痛い………

[ガンガンと殴られたように痛い額を手で押さえて呻く。
てっきり大型犬が横に潜り込んできたのかと思っていたのが、髭面の男だったとか。
頼まれても想像したくないが、今はこれが現実である。

そういえばなんか、ざりざりしたものが頬に当たっていたような気もするし。
枕もいつもより固い割に、温かかったような気がする。>>194

 眼鏡、眼鏡……ああ、あった。

[見つけた眼鏡をかければ、クリアになる視界と共に。
記憶も幾分かクリアになってきて。
間抜けな顔で眠る男を見下ろしながら、まさかの酔い潰れるという失態に、もう一度呻くことになった。]

(251) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[この一月で、わかったことがある。
押し売りと言いながら図々しく部屋まで上がりこんできたり。色々持ちこんでは、栄養にならない料理をわざわざ勧めてきたりするくせに。
僕の事情には、何故かあまり踏み込んでこない。>>189
だからしつこいお節介をうざったいと思っても、嫌悪を覚える程でもなくて。望みを断りはしても、来るのを拒絶しきれないでいたけれど。

この男なら大丈夫だろう、なんて。

いつの間にか、思ってた以上にこの男に気を許していることに気づかされて。
はぁ、とため息を吐き出した。]

 …………そこまでして、
 長く生きたいもんなのか。

[何かの折、眷属になりたい理由だけ聞いた覚えがある。
長く生きたい理由までは、知らないけど。]

(252) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[でもだったら、尚更。]


 …………。
 眷属になったからって、
 長生きできるとは限らないのにな。


[そうであることを、僕は知っているから。]

(253) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ


 喉、渇いた……

[夢を思い返せば、疼くような渇きにそっと喉をさすり。
黒い瞳が探すのは、大型犬の姿。
散歩の時間には早いから、まだリビングで寝ているのだろうか。人間の食事から栄養をとれない僕が、ここ数十年なにから血を分けてもらって生きているかなんて言うまでもない。

例えそれが、吐き気がするような臭いのする不味いものだとしても。それしかなければ、我慢するしかないし。
実際、これまで我慢できている。

隣に眠る男の肌に向きかける視線を、引き剥がし。
起きないうちに”食事”を済ませてしまうべく、ベッドから降りようと。*]

(254) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

【人】 山師 グスタフ

 ― 医者の忠言 ―

[患者の心身を安寧に導くのが己の使命であるが、医者として出来ることが限られる相手と言うは少なくない。特に生を諦め、死を抱き寄せるようになると、身体の痛みはともあれ、心は一気に摩耗する。
 きっかけのひとつでもあれば、それこそ瞬きの間に命の灯火が尽きる。

 ――― とある職人気質の老人もそうだった。
 年齢に似合わず矍鑠とした硝子職人だと聞いていたが、己の診療所に訪れた時には明らかに生を拒んでいた。>>182

 彼ら一門が持つ宗教観には疎いものの、患者の魂は既に今生を見つめておらず、来世に向かっているように思えた。彼らにとって死とは土塊に還ることではないらしい。]

 私の力不足です。
 至らず申し訳ない。

[最後まで治療に携わったが、結局老人を送りだしたのは医療ではなかった。弟子と聞いていた青年だけが老人の寄る辺だったのかもしれない。>>183

(255) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

【人】 山師 グスタフ

[ただ―――、

 人を見送ることの多い終末医療に携わっていると、自然と理解出来るものがある。人が生を諦めているのか、死を望んでいるのか。その反対も。
 そして彼の瞳に宿る何かの決意もうっすらと。>>184

 ……止めておいた方が良いですよ。

[彼の思惑を察した訳ではないが、別れの握手際に、ついそんな言葉が零れていた。直感半分、御節介半分。深入りしないが釘は刺す。

 もっとも、彼は医者の話を聞くタイプには見えなかったけれど。*]

(256) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

常世倶楽部 アオは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 14時半頃


山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 14時半頃


【独】 読書家 ケイト

/*あ
名前も読みも同じだけどcoのidと違うぞ
どうしよ

(-45) 2019/10/06(Sun) 14時半頃

【独】 酸味探し ドリベル

/*
デデデン

35 ツヅラ  07 ヴェルヌイユ =42
45 メルヤ  05 ジャーディン =50
35 ソウスケ 36 アオ     =71
07 ミルフィ 71 セイルズ   =78
11 フェルゼ 81 グスタフ   =92
46 ケイト  70 チトフ    =116

で、いっこずつずらす。

(-46) 2019/10/06(Sun) 15時頃

【独】 酸味探し ドリベル

/*
こうか!

出掛ける人  出掛ける先
ツヅラ  → チトフ 
メルヤ  → ヴェルヌイユ
ソウスケ → ジャーディン
ミルフィ → アオ
フェルゼ → セイルズ
ケイト  → グスタフ

(-47) 2019/10/06(Sun) 15時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[医者は、男の瞳に宿る想いを見透かしたかのようだった。>>256

 『血の気の多さなら自信あるんスけどね』

 決意は変わらないと伝えるのには、その一言で充分だったろう。
 医者には最後まで自分を噛んでくれと乞うことはなかった。

 医者は「医者として」手を尽くしてくれていた。
 遠い故郷に置いて来れなかった最敬礼でもって感謝の気持ちを表した男が次に医者の前に姿を現したのは――――……


 ]

(257) 2019/10/06(Sun) 15時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[あの時には医者の言葉は単に「吸い尽くされて死ぬ」程度の悲劇を示していると思っていた。
 その後勉強して、それ以外にもう一つ眷属の寿命を縮める致命的な「副作用」の存在を知った訳だけれど。]

 …… "マスター"に依存して壊れる眷属の話なら知ってる。

[腕から離れようとするのを反射的に捕まえる。>>254
 とはいえ寝起きだから、振り解こうと思えば簡単な力加減。

 くあ、とひとつあくびをして「おはよう」と、微笑んだ。]

(258) 2019/10/06(Sun) 15時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ


 "マスター"しかいない、と思うから「そう」なるんだろ、きっと。
 長く生きて、周りは死んで。
 自分を保つのに"マスター"の存在だけが拠り所になるんじゃねぇのか。

[寝台の上には既に「傍ら」を奪うように大型犬が乗りかかっていた。
 普段は男にも愛想の良い犬が、主人の喉の渇きを訴える呟きを聞いたからか、引きはがそうとぐいぐい圧をかけてくる。]

 アオくん、俺は、さ。

 美味いモン食うのも、それをつくんのも好きで。
 ガラスに向き合ってる時は幸せで。
 新刊が楽しみな吸血鬼作家もいて、映画だってまだまだ観足りない。

 大事なモンが既にいっぱいあって、長生きしたい欲だけは人一倍あるし、そう簡単には死なねぇよ?

[話す内にモモの敵意が大きくなるのを感じる。
 あまり食い下がるのもマズいかなと思いつつ、隣で一晩過ごしたからか、或いは昨晩の酒が抜けきっていないのか、いつもよりも踏み込んでしまった。
 そうしないからこそ、今まで許されていたというのは内心で察していたというのに。>>252]

(259) 2019/10/06(Sun) 15時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ


 まー、あと、

 アオくんが「美味い」って心から思ってる時のカオが見たいっつーのも、ある、




           ……なんて。

[踏み込んだところから引く為に、揶揄するように言う心算の言葉は存外告白めいて響いたけれど、髭面が照れても可愛くはないことはわかっているので、妙な空気になる前に今度こそ大型犬にポジションを譲った。

 もふもふに視界を遮られれば、きっと男の表情は見えなくなる、筈。*]

(260) 2019/10/06(Sun) 15時頃

朝茶会 ソウスケは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 15時半頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[初めて医院を訪れた時の、世間知らずな坊ちゃんが
両親の愛情と過保護により育った結果ならば、
時に可憐な野草を平気で踏み荒らすよな遠慮のなさは
ここで過ごした時間が培ったもの。

何人目か忘れた主治医で、初めての友人。
胎児を相手にするような煩わしさもあるだろうに
彼は、過不足ない気遣いと、これまで誰もくれなかった
本当は欲しくてたまらなかったものを呉れた。

それが医者としての演技だとしても構わなかった。
フェルゼにとって大事な友人であることに変わりない。]

(261) 2019/10/06(Sun) 15時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
 ふーん…眷属を持たない吸血鬼の方が
 よっぽどマトモじゃないと思うけどなあ

 だって普通の血ってマズいんでしょ? 
 うなぎのゼリーよりミンスパイが美味しいって
 知ってるのにどうして食べないの

[ルールブック片手にボードゲームに勤しみながら
食事と同列に語るのもまた、歳相応の至らなさか。
吸血衝動を堪えることの辛さや苦悩は、>>239
心臓病の発作のように、他者には伝わり難いもの。]

(262) 2019/10/06(Sun) 15時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[眷属が持つ受難についても同じ。
そして、散々薦めておきながら自身が眷属になる
という発想が微塵もないのは>>240
彼と自分の間に引かれた境界線によるもの。]

 無理強いするもんじゃないだろうけど……
 グスタフっていい奴だからさ 勿体無いなって
 吸血鬼同士で結婚とかしな 

 あ!待て、それはダメ。ダメったら、 あー…
 また負けた……

 大人げないぞ、グスタフ

[──どうあがいても、あと数年で消える命。
いまの、穏やかな関係はいつか絶対の終わりが訪れる。

彼を孤独から救うには、僕(人間)ではダメなのだ、と。]

(263) 2019/10/06(Sun) 15時半頃

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