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適齢期について調べてみた。
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江戸川柳に「厄よけへ行く振袖は売れ残り」という句がある。
江戸の娘達は、川崎大師へ19才になると厄除けに行くのがならいであった。
ベストセラーになった西鶴の「好色一代女」に娘盛りを15〜18才とあるから、振袖を着て厄除けに行く娘は売れ残りということになる。 〜中略〜
20歳を超えると「年増」(としま)と呼ばれ、25歳を過ぎれば「中年増」、30歳を超えればその名も恐ろしい「大年増」と呼ばれた。女性の中には 嫁き遅れたと思われるのが嫌で、未婚でも眉を剃ったり、お歯黒をしたりしたという。 〜中略〜
一方男性の場合は、結婚は比較的遅かった、町人なら職人と自立できるようになる20代半ば過ぎ、大店の奉公人ともなれば40近くならないと結婚できなかった。もっとも江戸は、遊廓があり、岡場所が数あったから、独身者の男は性の面では不自由しなかった。
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というわけで、団十郎は32歳に引き上げました。
朝顔ちゃんが18歳のままであって欲しい…。娘盛り……。
(-12) 2011/03/23(Wed) 01時半頃