128 終世に降る雨/ツイノセニフルアメ
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[甘いのは充分理解している。 それでも支えを無くしたこの先、スージー・ノーシェ・シャトノワでは無く、『私』はどう生きていけば良いのか分からないくらいに目の前が真っ暗になった。
あの家に、あの場所に、もう居たくなかった。
気がつけば何も持たずに散歩をしてくるとだけ告げて家を飛び出し。 我がシャトノワと隣に位置するオルトレイン領との境を跨ぐ山へと来ていた。 …そういえば、この辺りは鉱山も多かったか。 雨粒が頬を、体を濡らす。それでも帰る気もなければ、歩みを止める気も無かった。]
(292) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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「――うろたえるな! 敵国より襲撃の事実を確認。 通信兵は上級大将に作戦実行の許可を得ろ。 解析班は引き続き状況把握に努めろ! 他の者は作戦実行に備えておけ!」
[大将は部下に指示を飛ばす。 見えぬ敵には銃弾も当たらない。 冷静に事に当たらねば、全滅もあり得る。そうするわけにはいかない。 大将は混乱する部下達に発破をかけた。
通信兵は震える手を抑え、深呼吸してからオズワルドに通信を送る。 ――敵のものと思われる襲撃有り、と。*]
(293) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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-会議場周辺-
[…は黒い蝶を振り払うようにして周囲を歩きまわる。"主"は終焉を見届けろと言っていたが、聞いてやる気はほとんどなかった。]
…なあお前、離れてくんねーかな? オレ超あやしいじゃん…
(@17) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[2人を足止めしていた兵士を斬った後、久しぶりにトレイルを見やり、それから男は妹にも久しぶりにまっすぐと視線を向けた。
面差しは、母に似てきただろうか。子供の頃、泣き虫だったとは思えない凛とした面差しに、小さく苦笑してしまう]
(お前は母さんに似てるんだから、笑えば)
[うんと綺麗で可愛い子だよ。 兄の欲目、けれども欲目を抜いてもそう思う。それは告げられる暇のない、兄としてのあたたかな内心の言葉]
(-302) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/* 怒られる覚悟をでどーんとして投げる。
うん、ごめんなさいorz
(-301) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[背を向け走り出すお嬢を、追いかけることはできない。 ここで追いかけてしまっては、一体何のための拒絶だか、分かった物じゃないのだから。 たとえ、お嬢が泣いていたとしても…]
…クソッ
[男は一人取り残された部屋で、ダンっと力任せに壁を殴りつけた。 当然壁はびくともしない、男の拳が痛んだだけである。 けれど、それよりも何よりも、胸のど真ん中を貫かれたような痛みが、男を苛む。 どう考えても、自分が悪い。 けれど、後悔は、しない。
お嬢をもう、甘やかしてはいけないのだ。 明日にはお嬢は、人の妻になる。]
(294) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[その涙を掬えるのなら、 その手を取ることができたなら、 その体を抱き寄せることができたなら、 どれだけ… どれだけ良かった事か。
しかし男には、お嬢の肌に触れることすら許されていないのだ…! 飲み込みかけた悪態が、やはり飲み込み切れずに再度零れ落ちた。 男は椅子に乱暴に腰かけ、随分と殺風景になった部屋をぐるりと見回す。]
(295) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[第一印象は、最悪だった。 8歳年下の小娘は、どう育てたらこうなるのかという程わがままで、傲慢で。 思い通りにならないことは何もない、と、本気で思い込んでいた。 自分が物心つくころには身を持って知っていた、世の中の理不尽も、弱肉強食の世界も、何も知らない箱入り娘。 あぁ、理不尽の元凶は、こういう奴なのか、と、冷めた思いでお嬢を見ていた。
お嬢にとっては、それすら新鮮だったのだろう。 自分に媚を売らない相手。 機嫌を取ろうとしない相手というのは、おそらく彼女にとっては初めての出会いだった。 だから、男に興味を持った。 そして、彼女なりの方法で、自分に従わせようとした。 今思えば、人間の、たかだか8歳の、世間知らずの小娘にしては、随分と頭が回ったのだろう。 しかし、相手が悪かった。 くり返せば繰り返す程に、男が辛辣になるのに、幼い少女は今度は腹を立て始める。]
(296) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[それでも彼女が男を首にできなかった理由。 それは、勿論男の父親の存在があったからではない。 男自身が、少女にとって、手放すのに惜しい素質をいくつか持っていたからだ。 腹は立つが、首にできない、そのジレンマ。 その“理不尽”が、結果として少女を幾分、まともにしたのかもしれなかった。
少なくとも、男の興味を引く程度には。]
(297) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[それから月日は流れ。 男にとっても、お嬢にとっても、お互いは無くてはならない存在になっている。 共に過ごす時間は当たり前で、まるで喧嘩のようなやりとりも日常で。 しかしその距離は、近いように見えて近づくことは無かった。
それは男の計算であったし、それ以上にお嬢が、わがままの中に悲しい優しさを持っていたからであろうと男は思っている。 あの娘は、どうしたって両親を裏切ることができない。 随分と我儘勝手をするように見えて、本当に大切な所では我儘を押し通すことができないのだ。 愚かではないから。
それに気づいた時、男はお嬢を、どうにも憎からず思うようになってしまっていたのだった。]
(298) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* もう追いかけるロール入って大丈夫ですか?
まだ予定があればタイミング合わせるので、仰って下さいね。
(-304) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* あれ、箱からレイアウト崩れが。 コアの人多いからかな。
そしてみーたん大丈夫です?
(-303) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 00時頃
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[…は鏡の間を辞して眷属へと指示を出す。 メイド長にはホゥルを整えるように。 料理長には飲食物を用意するように。 楽団は必要だろうか。 少し悩んで、蓄音機を手配する。
鏡の住人を僅かに遠い音声のクラシックと軽食と飲料が迎えることだろう。 あの中でここに来るのは幾人だろうか。 そして……ここで何を行うのか。
リリンラは知らない。知る必要も、感じなかった。]
(@18) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[中庭に面する回廊を歩きながら腰に帯びた剣の柄に手を掛ける。 足音を響かせて、これから玉座に向かうと知らせるように。 共に、と応えたヨーランダ>289>と、彼女につけた精鋭少数の前をゆく。
真っ直ぐ前を向いて突き進むは彼女の言葉>>290あればこそ。 その先に見える人影に、やはり、と思いながら右手で剣を抜く。 近付くにつれはっきりとするその姿。 髪をおろしたままのヴェスパタイン>>283が先に居た。 向けられた声にはたと瞬き、春にそよぐ風のような笑みを浮かべる。]
――…ここで、会いたくは無かったよ、ヴェス。
[愛称をそのままに呼び掛けた。 けれど、それ以上の言葉を拒むかのように笛の音が響いた。]
(299) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* この微妙にすれ違ってる感じが伝わると嬉しいんだが、これ微妙すぎて伝わらないアレでは
(-305) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[笛の音を合図に足音が近付くが退く事は出来ない。 取り囲むように集まる兵数人>>284。 思うほど多くない事に安堵するが、手にある小型の弓に目を瞠る。 四方に配置された弓矢からヨーランダを護る事は出来ぬと分かりながら 身体は自然と彼女を庇うように動いた。]
――――――っ。
[弦の音に衝撃を覚悟した時、ヴェスパタインの声>>285があがる。 虚をつかれたのはトレイルも同じ。 らしからぬ、声音に瞬き、動けぬままあれば 回廊には鮮やかな赤い花が散る。 紅の雨を降らせ倒れるは弓兵。 剣を血に染めたヴェスパタインに、トレイルは息をのんだ。]
(300) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[少年は気づかない。そこで数多の思惑がぶつかり、散っていこうとしていることを]
[何となく建物から離れがたく、…はとある窓に近づいた。仰々しい議場では、可愛らしい女性と男が数人、和やかに談笑しているように見えた。それだけなら、素通りしても良かった]
……あいつら、確か鏡に…
(@19) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[耳打ちする妹に、身体を傾けて拝聴する兄。>>279>>280 ―――そんな風に題してしまえば、頷けるものもある。 されど、並んだ顔から異口同音唱えられれば、つい口髭が揺れた。]
勿論、構いませんよ。 主人を労う一時の糧となるならば、 国境を越えての手習いとなりましょう。
―――それに、貴女は筋が良さそうですからな。
[それは唯の直感であったが、勘は老いても鈍ることが無い。 良い方へと伸びた未来が的中すれば良い、そう思っていた。 茶も、協定も、楽天を恐れず告げるなら、全て。]
(301) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[眺める鏡の中。 見つめる先に降り注ぐ雨。その中には、ひらりと舞う黒い羽虫が混ざっている。
見る者には蛾にも、蝶にも見える羽虫が──]
(302) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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そうですな。少し年が離れていますが、 雰囲気も何処か、通じるものが御座います。 部下にも良く目を掛けているのでしょう。
―――…もしも、兄妹でないとするなら…、
[少し悪戯めいて撓めた瞳に二人を映し、 老獪な男は唇で三日月を描く。 口を開きかけた瞬間、咄嗟に視線が窓に惹かれた。]
――――…? ふむ、何やら肌がざわつきますな。
[それは遠き地で起こった混乱か、強くなる雨か、 ――――人ではない者の気配を察した為か。>>@17
近づいてくるのは、終世に降る雨。]
(303) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* 大丈夫です!本当にギリギリになってしまって申し訳ないです…
(-306) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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―国境館 オズワルド―
[オズワルドは通信を受け取ると、直ちに作戦実行の指示を出した。 先ずは国境館の付近に遠距離からの砲撃を行えと。
――魔力を使えないだけで人間を弾く国など、友誼を結ぶに値しない。 やはり滅ぼすべきなのだ。
オズワルドは周囲を見回して獰猛な笑みを浮かべ、たぎる殺意を隠しもせずに言い放った。]
「――残念ながら、交渉の余地はないらしい。 我々はこれより戦闘に入る。 護衛の者は外務大臣殿達をシェルターにお連れしろ。」
[要人を危険から守る為のシェルターが自国側の地下に敷設されている。 護衛に連れられ、外務大臣達はシェルターを目指し始める。]
(304) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[――およそ十分後、 オズワルドの指令を受けて、装甲戦車が照準を定め、国境館付近に砲撃を行う。
射出された弾は轟音と共に地面を深く抉り、国境館を揺らした。]
(305) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* サミュくんの故郷、この大陸でしたか! おかえりなさーい。(何か違う)
(-307) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[………そういえば、一度だけ。この山で迷子になった事もあった。 確かセシルを家庭教師として雇った一年後の話。
勉強ずくめの毎日が嫌になって飛び出して。 お父様達を困らせてやろうと長い時間帰らなかった事があった。 その日は今日みたいに雨が降っていなければ足元も抜かるんでなかったし、泥が洋服に跳ねる事も無かった。 頂上の景色がみてみたくて、今の私のように、足を踏み外せば危ないような山道を登っていた。
あの時。迎えに来てくれたのは、誰だっただろうか? 怒ってくれたのは、誰だっただろのうか。]
(306) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[了承をいただきました。 剣の先生が、紅茶の先生にもなった瞬間です。]
ありがとうございます。 物を覚えることに関しては自信があります。
[筋が良さそうだなんて言われました。ちょっと嬉しいです。 私にも、記憶力くらいには自負はあります。 だからえっへんと胸を張っていいました。 美味しい紅茶で、もっとマスターが喜んでくれると思うと、ワクワクしてきました。]
(307) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[もう一人の従者を見送って少し経った頃、ふとリリンラは顔をあげた。 黒き眷族は歌を届けることは無かったが、直感として彼の歓喜をリリンラに伝えたようだ。]
サミュエルは喜んでいたように見えましたな。 ……喜びが強いほど、悲しみも深まるというのに。 希望は打ち砕かれる度に絶望へと変わるものですが… 願わくば、折れることのなきよう。
[…の呟きを聞く者はいなかった]
(-309) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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?!
[轟音に…の身体が飛び上がる。明らかに不吉が、死がやってくる音がした。]
くそっ、こんなところにいられるか! 俺は一人で---
(@20) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[ヴェスパタインの眸>>286が此方へと向けられる。]
――…ヴェス。
[己を止める為に居ただろう彼の行動とその眼差しに 一瞬泣きそうな表情が浮かぶのは 幼い頃の、いつも護ってくれた優しい彼の姿が重なるから。 妻を娶り彼は彼の道を歩んでいたはずなのに 築いてきたものを崩すような行いをした彼が 窮地に立たされる事を察せるから。 反逆に加担したとみなされるだろうことに胸を痛める。 行け、と彼が声を向ければ、思わず首を横に振りそうになる。]
置いてなど、行けない。 盾なら、絶えず私の傍に在れ!
(308) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* >リリンラ 諦めたクマーさせてごめん。 拾い方盛大に間違えたね、うんorz
(-308) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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