187 お狐祭り村
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人
狼
墓
少
霊
全
ガーディに4人が投票した。
ナナオに1人が投票した。
リツに2人が投票した。
ガーディは村人の手により処刑された。
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ケイイチ! 今日がお前の命日だ!
2016/04/07(Thu) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
リツが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、マユミ、ナナオ、ケイイチ、小鈴、シーシャの5名。
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/* 独り言もいれらんねかったよ!!!!!!!!!!!!! 昨日のログの律がよすぎて!!!!!!!!!!!!!
めっちゃよかった
あと赤い
赤い;_;
(-0) 2016/04/07(Thu) 00時頃
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― 4日目:夜・《禁足地》 ―
[仄かに灯るランタンが洞窟内を照らす。 ゆらゆらと揺れる灯りを見つめながら、 真弓は膝を抱えて、律の身を案じていた]
……リッちゃん…
(*0) 2016/04/07(Thu) 00時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/04/07(Thu) 00時頃
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/* 俺も赤ログが見たい
(-1) 2016/04/07(Thu) 00時頃
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/* 寝るンゴ。 正気に戻りたいやろ。ナナオも。
(-2) 2016/04/07(Thu) 00時頃
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/* マユミのメモ。 それはそうだ、それがいいわ。 何で気付かんかったかな〜。って思うくらい良いっすね。フー
(-3) 2016/04/07(Thu) 00時頃
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─ 夜・あるいはその少し前 ─
[髪を撫でる手に、少し頬が緩んだ。>>4:+29 身体の力が抜けて、可能ならおねえちゃんに寄りかかる。]
………雛子 まだ じぶんのはなし は できそ にな、ぃ……。
苦しく て ──泣いちゃいそ で…… でも 、 泣きたくな い の…。
おね、ちゃんの 毎朝の、 にっか しりた…。
(+0) 2016/04/07(Thu) 00時半頃
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― 夜・あるいはその少し前:《禁足地》 ―
うん、良いよ。 泣きたくないときは、泣かなくて。 でも、泣きたくなったら思いっきり泣くんだよ。 それは、悪いことじゃないから。
[ヒナちゃんの小さく震える肩(>>+0)を抱き寄せて、私は話を始める]
朝起きてまず最初にするのは道場の清掃かな。 雑巾がけが終わったら――
[まだ何も起きてなかった頃の日常。 ずっと続くと思っていた、日常を思い出しながらヒナちゃんに語る。 その話が終わっても、求められたならなんでも話を、求められなくても話を続けた]
(+1) 2016/04/07(Thu) 00時半頃
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/* 愛してる!? 愛してるだってよ!
アーアーアー! 多くの命が生きる星、地球。 1人の人間と4人のジューマンが出会い、ひとつの群れが生まれた。
無敵! 今なら何でもできる気がする! 死んでるけど!
(-4) 2016/04/07(Thu) 00時半頃
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/* ヒィィィ……!ド戦犯は回避。ここでシーシャが噛まれていたら危うくセッションが終わってしまうところだった。本当に怖かった。
りっつんお疲れさま! 首無騎士リツはナナオかスズかケイイチに受け継がれ マユユーと共に在命なので実はパワープレイができてしまう(笑) どっちにしろ人狼も多分これ狼CO絡めてくるやろ。 あれ?っていうかこれ、噛まれた子がナナオと一緒に正気を取り戻してシーシャが少数派の村人に回ってしまうとかいう意味不明な事態になるのでは?
このシーシャってやついつ正気に戻ればいいんだ……これじゃ完全に村人や……
(-5) 2016/04/07(Thu) 00時半頃
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/* ナナオ→殺して正気を取り戻す ケイイチ→信仰霊能で正気を取り戻す スズ→噛まれて正気を取り戻す マユユー→正気 シーシャを倒してハッピーエンド! #ぼくのかんがえたさいきょうのクソエンディング
(-6) 2016/04/07(Thu) 01時頃
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[彼女の許しの言葉が、空いた心を埋めつくすよう>>+1]
……遥香おねえちゃんの、道場…… ひろいから……そうじ、たいへんだ…。
[耳に届く日常は暖かく、彼女の声は安心感をくれる。 おかげで冷たくなった感情が戻ってきた。その代わり。 おねえちゃんに抱いてもらっていた肩が、少しずつ震えを増す。]
雛子も 早起きはがんばった。な…
いっしょに登校していた たまこおねえちゃんが 朝 はやい、 から ……
(+2) 2016/04/07(Thu) 01時頃
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……── っ
[目から雫があふれてくる。]
篤胤せんせも 雛子が投票した たまこおねえちゃんも ……っっ もう 会えないん、だね…っ?
[泣かないと決めていたはずなのに。 涙を拭っても拭っても、止まらなかった。 けれど、嗚咽を溢しながら呼吸が楽になった気がした*]
(+3) 2016/04/07(Thu) 01時頃
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/* 色々あるから急ぎ気味でとりあえず通してざっと見たんですけど めっっっっっっっっっっちゃめちゃいいぞ
律がいきなり入りからいいし……いやあちこちいいんだけど! やっぱ真弓へ片思いで調度良かったんじゃねえかなあ!?!?
(-7) 2016/04/07(Thu) 01時頃
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/* はああああああああああああ。超よかった…… よかったけど赤か……いやよかったけど…… がんばりますう・・・
(-8) 2016/04/07(Thu) 01時半頃
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/* 赤ログがよすぎて我が身に余りすぎている がんばる…がんばるはがんばる!
(-9) 2016/04/07(Thu) 01時半頃
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ヒナコは、ゆっくりと息を吸い込む**
2016/04/07(Thu) 01時半頃
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/* もっかい読むか
(-10) 2016/04/07(Thu) 05時頃
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―4日目・開票時間前―
[教員室からちょろまかした鍵をポケットに仕舞いながら、菜奈緒は屋上でため息をついた。 落下防止の金網のところまで歩いていって、寄りかかって校庭を見下ろす。 二階建ての建物だからそれほど高いわけではないけれど、それでもやっぱり地面は遠い。]
こういうとき、煙草とか吸うんだっけ……。 [ポケットを探ってみても都合よく煙草なんてでてこなかった。 こういうときのために一個くらいちょろまかしとけばよかったな、なんてそんなことを考える。 だってなんかちょっとかっこいいじゃん。屋上で一人煙草に火をつける、とかさ。]
(0) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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ほんと、なんでこんなことになっちゃったんだろうなー…… [3年前、両親を失って自暴自棄になりかけた菜奈緒を救ってくれたのは先生とクラスの仲間たちだった。 悲しさと寂しさで押し潰されそうになってなにもできずに塞ぎこんでいた自分に、彼らはそっと手を差し伸べてくれた。 いつも通りに接してくれたのは誰だったっけ。 心配して何度も話しかけてくれたのは誰だったっけ……。 彼らがいなければ、自分はきっととっくに潰れてしまっていただろう。 だから菜奈緒は、 先生も、ケイイチも、ハルカも、マユミも、小鈴も、あゆむも、リツも、たまこも、シーシャも、ひなこも、勿論さとるも。 誰一人誘拐犯だなんて思わないし、思いたくもなかった。 みんな大切な、かけがえのない仲間なのだ。 だから、その仲間たちがいがみ合う様子なんてみるくらいなら一人でいるほうがマシだと菜奈緒は思う。]
なーんて、ほんとはどうしていいかわからず逃げてきただけなのに、言い訳だけはいっちょまえだよね、おまえ。
その点まゆみ、あんたは強いよ……
(1) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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……もどろ。ここにいてもどうにもなんないや。
(2) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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―4日目・開票時間の教室―
[教室に戻るとさっきまで漂っていた険悪な空気は既に無くなっていた。 少なくとも、なくなっているように見えた。表面上は。 ……でも、それでもいい。 ぎすぎすした空気のまま処刑の時間を迎えるよりは、幾分かいい。]
[決められた時間が過ぎるのを待って、投票箱を開ける。]
(3) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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[聡に4票、菜奈緒に1票、リツに2票……生贄役は聡に決まった。 ケイイチが事前に投票先を宣言したのが大きかったのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。 けど、例えどういう理由で選ばれたとしても、生贄が神聖で名誉ある役割であることに違いは無い。]
いいな、あたしも処刑されたかったなぁ。 ……ねぇ、処刑役、あたし立候補していい?
(4) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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―4日目・聡の家―
[処刑は聡の希望で、彼の家の中で行われることになった。 聡に案内されながら、奥へ、奥へ。 辿り着いた場所には窓はなく、部屋の中央には布団が敷いてあって、そこから強烈な腐敗の匂いが漂ってくる。]
さとちん、これって……
[言いかけて、はたと気付く。 きっと、彼はお祭りが待ちきれなかったのだ。 待ちきれなくて、だから、これは……]
なんだ。やっぱりケイイチの勘違いじゃん。 さとちんはお祭りのこと、馬鹿にしてたりなんかしないよ。 それどころか、誰よりもお祭りを楽しんでるじゃん。
[なんだか嬉しくなった。お祭りを軽視している人なんてやっぱりいないじゃないか。 言い終えてから聡に目をやると、彼は肯定とも否定ともとれる曖昧な笑みを浮かべた気がした。]
(5) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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[悩んだ末に処刑の道具は婆ちゃんやタクヤと同じロープにした。 なんとなくそうすることが正しいような気がしたし、そうすることで聡とも家族になれるような気がしたから。 ロープを聡の首にかけて、ゆっくりと、確実に絞められるように巻きつけていく。]
痛くない? 大丈夫?
[声をかけながらゆっくりとロープを絞る手に力をいれる。 痛くないわけはないけれど、それでもなるべく痛くないように処刑してあげたかった。]
それじゃ絞めるからね。
…………
……ッ …………!
[強く、強く、力を籠める。首が絞まり始めたら、そのあとはとにかく早く終わるように。 次第に聡の目が見開かれ、彼の口がぱくぱくと動いた。きっとなにかを言おうとしているのだろう。 まるで昨日のジュンのよう。ジュンはなんて言ってたんだっけ]
(6) 2016/04/07(Thu) 06時頃
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…………
…………
[あれ、あのとき、ジュンはなんて……]
(7) 2016/04/07(Thu) 06時頃
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[菜奈緒の手からロープがするりと滑り落ちる。 どれだけの間絞めつづけていただろうか、聡はぐったりとして動かなくなった。]
[そして菜奈緒もまた、目を見開いたままぴくりとも動かない。]
(8) 2016/04/07(Thu) 06時頃
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(……なに、これ。)
(あれ……えっと、あれ?)
(-11) 2016/04/07(Thu) 06時頃
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(処刑……って、あれ? なんで、殺し……殺す?)
(-12) 2016/04/07(Thu) 06時頃
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(ころ……殺したの? あたしが殺した。殺したんだよね? だって処刑だし。 処刑? 処刑って、なに。 なによ。 なんなの処刑って……。
あ、あぁ、あ、あああああ…… あたし、殺した……殺してる……さとちん……ジュン……タク……婆ちゃん……ああ、あぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああぁぁああああああああぁぁぁっぁあぁぁああぁぁあぁあああぁぁぁぁぁぁ
(-13) 2016/04/07(Thu) 06時頃
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[唐突にびくりと身体を跳ねさせたかと思うと、聡のいる場所から逃げるように後ずさる。 そしてそのまま足が縺れてこけそうになるのも構わずに慌ててその場から走り去った。**]
(9) 2016/04/07(Thu) 06時半頃
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[姉ちゃん やめて
姉ちゃん やめて
姉ちゃん やめて
姉ちゃん やめて
姉ちゃん やめて
頭の中で弟の声が何度も繰り返す。 何度も、何度も、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も……]
いや、いやぁ、なにこれ、なんなの、なに いや あぁ あぁぁぁ
[殺した。あたしが殺した。処刑したんだ。 やめてって言ってたのに。あの子は正しいことを言ってたのに。 それだけじゃない。 あたしは聡くんまで手にかけた。 わけのわからない処刑とかいう言葉で、よろこんで殺した!!]
(-14) 2016/04/07(Thu) 06時半頃
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― 4日目:処刑前・教室 ―
[>>131 処刑前、慶一は聡に謝られていた。 申し訳なさげな聡の謝罪に対し、慶一は遥香達に関してを諦められたかのようで不快だったことを伝えた。 けれど、律の『処刑まで楽しい話をしよう』という提案があったので、あまり話は深く掘り下げなかった。 腰から折れるように聡に頭を下げられる。 彼があげた顔は、能面のように無表情。 そこにはなんの表情ものってはいなかった。]
………、……っ
[違和感と不信感と不気味さ胸に同時にやってきた。 それでも律の言ったことは、どうしてもきいておきたかった。
それに。今聡とどんな風でも処刑が行われて済めばすっきりできる。処刑なら、仲直りの手段としても、きっと最適だろう。 そう信じていた。処刑さえ済めば、わだかまりが消えて、聡は仲間意識を取り戻してくれると思っていた。
聡と声を交わしているうち、そんな違和感も消えていってくれるのかもしれない。 そう信じて、律の提案に乗り続けた。]
(10) 2016/04/07(Thu) 06時半頃
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[>>4:134 律に何から話をしよう。先程まで不貞腐れていたせいで余計に言葉に迷っていると、先に彼が口をひらいた。 ためらったような間が不思議で首をかしげる。]
……朝……あっ。 はあ!?
[両手に花だと言われて、奥歯を噛んで恥ずかしそうに律を睨んだ。体温が少し上がったような、頬まで血がのぼってくるような感覚をおぼえる。]
それはいいって、よくね〜〜、……てか。 いやまぁ、そう……っちゃそうなんだけど。
[こっそり小声で「こういうのりっちゃんでも気になってたん?」と尋ねた。なにせ、自分でも誰にも譲りたくなかった位、美味しい目をみている自覚はあったのだ。>>0:24]
(11) 2016/04/07(Thu) 06時半頃
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[それから太鼓に関してを、面白かったと言われると顔を明るくした。歩や遥香や雛子のことを思うと、そんな明るさも後ろめたいが、今は努めて楽しそうであろうと思った。]
まじ!?っしゃー、誘ってよかった。
めんどくさいとか言ってたからさぁ。 あんま乗り気じゃないのかと思うじゃん。
俺ももっと前から興味持つんだったって思ったし。 ……面白いよな、意外と。
[取っ掛かりさえあれば、大丈夫だった。 なにせ、ずっと一緒に育ってきたクラスメイトなのだ。 貴重な男友達で、慶一自身もそれなりに律に懐いている自覚があったし。 その後は、律のリズム感の無さに関してや、村での馴染みの顔である稽古場の人々を話題にしたりして、一頻り笑いあった。]
(12) 2016/04/07(Thu) 06時半頃
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― 4日目:聡の家 ―
[放課後、処刑は聡の希望どおりに彼の家で行われることになった。処刑をするのは、立候補をした菜奈緒と決まった。 慶一は処刑監視係の仕事を全うするため、菜奈緒達に当然ついていく。
聡の家に案内され、室内を進む。>>4:139 >>5 しだいに腐敗臭は濃くなって、根源のある布団の敷かれた部屋へたどりついた。
――祭の開始って、いつだった? 日にちを振り返りこの腐った死体へ対して、違和感を感じる。 処刑監視係として大人から聞かされた内容的に、大丈夫だったかを振り返らなくては。]
(13) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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[不意に、小鈴があっけらかんと言った『そんなの人殺しだよ』という言葉が蘇った。>>4:79 自分の勘違いだと菜奈緒に言われて慶一は戸惑った様子で、眉根を寄せていたが、>>5 菜奈緒は自分なりに良い確信を得たのだろう。嬉しそうに処刑を開始した。
皆に相応しいとされて、投票で決まったのだ。 腐乱死体への違和感など一度横に置いて、幸福であるはずの処刑を見守らなければならない。
菜奈緒が菜奈緒の祖母やタクと同じ処刑方法にしたことは、高宮家にあがらせて貰った慶一にはすぐに分かった。 きっとこれが、菜奈緒なりの幸せの形なのだろう。 家族のように育ったクラスの一員として、相応しい最期なのかもしれない。]
(14) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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[そう思っていた。]
(15) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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[慶一の表情が、処刑が進むにつれ険しくなる。 聡の死に際の様子が――― てんで、昨日までの処刑者と異なっていたからだ。
聡のしぐさ、表情、一挙一動。 慶一は目に焼き付けるように見終え、
怒りと戸惑いを混ぜこぜにした表情で首を横にふった。]
(16) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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………―――ッ、 ――なぎやんが警察に聞いた話って、 嘘じゃなかったん、かもな。
……こいつやっぱ、
[こんなこと言いたくないが、処刑監視係として伝えなければならない事だ。]
俺たちのクラスの、裏切り者だったんだ。 ……、……ななお?
[そう声をかけるも、菜々緒はぴたりと動きをとめたままでいる。 此方の声が届いていないのだろうか。]
ななお。
[この感じ。 そういえば夜中に似たようなものを見た。>>4:47 丁度自分の父親が、母親を処刑し終えた後によく似ていた。]
(17) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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[>>9 菜奈緒はびくりと身体を跳ねさせて、聡から距離をとるようにずりずりと後ずさった。 慶一が更に何か声をかける前に、菜々緒は聡の家から走り去ってしまった。 口をあけたまま、見送る他なかった。
賀出聡の遺体は、彼の母親の側にある。**]
(18) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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―高宮煙草店―
[わけもわからず走り続けて、気付くと自分の家の前にいた。 夢だ、これはきっと悪い夢…… そう自分に言い聞かせながら家に近づいていくと、煙草屋部分の窓越しに婆ちゃんの姿がみえた。]
ばあちゃ……
[よかった、やっぱり夢だったんだ。菜奈緒は安心のあまり涙をこぼした。 よろよろとした足取りで祖母のいる場所へと近づいていく。]
(-15) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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[腐敗が始まっているのだろう。祖母の周りには何匹もの蝿たちが飛び回っていた。]
…………ぅぶっ、ぉぇぇ
[地面に突っ伏して胃袋の中身を全て吐き出す。 喉が焼けるように熱くなって頭がくらくらした。 吐いても吐いても胃液がせりあがってきて、最後には胃の中になにもないのに吐き気だけが残った。]
[もうどうしていいのか、菜奈緒にはわからない。 それでもなんとか震える足に力を入れて立ち上がり、玄関に向かって歩いていく]
(-16) 2016/04/07(Thu) 07時半頃
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[祖母の遺体が視界に入らないようにしながら家の中に入る。 恐ろしく静かな室内。時計の針の進む音だけがカチコチと空しく響いている。 床板を踏む音がぎぃぎぃと鳴った。いつも聞いている音のはずなのに、恐ろしく不快な音に聞こえて耳を塞ぐ。]
(-17) 2016/04/07(Thu) 07時半頃
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[暫く進むと、仏壇の前で寄り添うようにして動かない2人の弟の姿がみえた。]
タク、ジュン……あぁ……なんで…… あ、あ゙、あ、ぁ………
[2人の身体を両手で抱きしめ、菜奈緒は悲しみの声を上げる。 冷たくなってしまった二人の身体。彼らはもう二度と、目をあけることはない]
(-18) 2016/04/07(Thu) 07時半頃
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あ、あ、ぁ……あ……
かみさま……ねぇかみさま…… あたしなにかしましたか……ねぇ……ねぇ!!
たすけて……たすけてよ……だれか、だれか助けてよ……
ぅ……ぅ……うぁ…… ぁ……
(-19) 2016/04/07(Thu) 07時半頃
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/* あ、そうか。処刑時点だとケイイチはまだ狼ではない。
(-20) 2016/04/07(Thu) 09時半頃
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[大丈夫。慶一をつれて、律は、必ず戻ってくる。 律からもらった裁縫(>>4:129)を手に取り、 そっと胸に抱き締めた]
(*1) 2016/04/07(Thu) 10時半頃
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[村に充満する香りは少しずつ死臭にその場所を明け渡し始めている。 それはここ狗願寺でも変わらない。寺の中に動く気配は一人だけである。
篤胤の妻は今だ処刑を受けず、いつもと変わらず日課として寺の掃除をこなしていた。
彼女は息子達の誰かが寺を継いでくれるものと期待していたのだが、五十路になって一人残されてしまった今、整理を始めるべきかと家のものを一つ一つ片付けている。
篤胤のよく自慢していた大きな魚拓。愛用の数珠。詰将棋毎日ドリルは数ページで飽きた様子が見える。 そして、私室の大きな本棚に大事にしまわれた、三十年分のアルバム。]
(+4) 2016/04/07(Thu) 10時半頃
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[整理の合間に手が伸びてしまうのは人の習性だろうか。 各年度の卒業アルバムと、写真を現像したらおまけについてくるような小さなアルバム。 最初に意図もなく開いたページにあるのは集合写真だった。
この時にはもう1クラスだったようだけど、今の倍程度の人数は映っている。 篤胤は登山用みたいな服装をして生徒たちの中心にいて、両脇に一番小さな男の子二人を抱えて笑っている。男の子達は照れているのかぶすっとしていたり、困り笑いをしていたり。
写真の横には荒く筆圧の強い大きな癖字で、年度と日付、それと「新入生初レクリエーション 椎社と樫原!」とメモされている。]
(+5) 2016/04/07(Thu) 11時頃
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/* んんんん そろそろ真弓のためにも赤ログかいてあげないとかなと思うんですが 落ちをどうしたのか、りつ仕事だと思うしなあ
(-21) 2016/04/07(Thu) 11時半頃
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/* なぎやんも心配だよね〜 わかる〜俺が表村に欲しい情報は
自分はそれがバレて村人に追われてボコられて死にます。
ここなんだよね〜 ただ翌日犯人新しくいるとかは別に欲しくないんだよね〜 (律があんまりよかったから、可能なら今日で勝ちたい)
(-22) 2016/04/07(Thu) 11時半頃
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/* ていうか先生の霊ログめちゃめちゃいいな……詰将棋の毎日ドリル……
(-23) 2016/04/07(Thu) 13時半頃
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[アルバムの中のメモ書きは、いくつもいくつもある。 他のものを手にとってみても同じ。篤胤はマメな人間ではなかったはずだ。 それを、こんなに]
こんなに……家族の思い出より、多いじゃないの
[篤胤の妻・百合子はつい一人こぼした。 夫の人柄を思いながら、この三十年ずっとそうだったように、少し困ったような笑顔を伴えて。]
(+6) 2016/04/07(Thu) 13時半頃
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― 4日目:夜 ―
[日課である祭囃子の稽古。 『これからもずっと欠席』になるのはヒロ兄だけではなくなった。 またその穴をうめるために誰かを誘うのも良い。 律との稽古が楽しかったからだ。
ただ、そんなこと続けようが、祭が続く限りいずれはまた誰かしらの欠席が出て、空席ができる。 祭の終わりまでに、祭り行列のお囃子が遠のいていくかのように、少しづつ音が減っていくというのも、一種風情であると言えないこともない。
練習の後は、皆誰かしらと一緒に家へ帰ることにしている。 特に慶一は、まだ子供だから。 身長のせいか、歳のせいか、性格のせいか、律より露骨な子供扱いを受けていることは少しばかり不服だった。
律と二人きりになったのは、どのタイミングだったか。]
(*2) 2016/04/07(Thu) 13時半頃
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/* 先生の嫁さんめちゃめちゃいいな
(-24) 2016/04/07(Thu) 13時半頃
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/* 禁足地の描写拾ってこなきゃな 後何するんだっけ 場面とかも忙しいならこっちから提案しちゃったほうがいい流れなんかな。律どういう死に方するつもりなんだろう。多分死ぬところやりたいよな?
(-25) 2016/04/07(Thu) 13時半頃
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/* うああああ、おくさーーーん!タネやん、ほんとにいい先生だったんだなぁ こんなん泣いてまうやろ... */
(-26) 2016/04/07(Thu) 14時半頃
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/* リっちゃんは、もう最高すぎて、言葉もないや。感無量。真弓は、もう本気で抱いてほしいと願ってるし、子供産みたいし、あのあと最後までやってても不思議ではないよ。小鈴は吊るそうね。*/
(-27) 2016/04/07(Thu) 15時頃
|
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―5日目の朝・菜奈緒の家―
[目が醒めて、全てが夢だったならどれほどよかっただろう。 ……でも、なにも変わらなかった。 冷たいままの弟たちの頬をなでながら、菜奈緒は呆然とした様子で宙を見つめる。]
……学校、いかなきゃ。
[のそのそと起き上がって支度をした。 今更学校へいってなにをするの? なんて考えながらも身体は勝手に動き続ける。 鏡に写った顔をみてなんて酷い顔をしているのだろうと他人事のように思った。 短く揃えてなお反抗的な髪の毛に無理やり櫛を通して、それから冷蔵庫をあける。 なにもない。]
[そのまま暫く、なにもないなって考えている。 ……あ、冷蔵庫しめなきゃ。]
(19) 2016/04/07(Thu) 15時頃
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…………。 タク、ジュン、いってくるね。
[家をでる前に仏壇の前に座っていってきますをして、それから婆ちゃんに声をかけて……]
(20) 2016/04/07(Thu) 15時頃
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ナナオは、学校につくと呆然とした表情のまま自分の席に座っているだろう。**
2016/04/07(Thu) 15時頃
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/*ナナオはいいキャラしてるんだよな〜〜。表発言がもっとあればなあ。
(-28) 2016/04/07(Thu) 15時頃
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|
>>+7
[祭囃子の太鼓のリズムが、まだ頭に残っている。こんな時でも、祭にはやっぱり人を高揚させる何かがあって、ケイイチと話すその帰り道は、まるでいつもの祭の夜みたいに優しかった。 だから、そう聞いたのも自然の流れにすぎなかった。その言葉は、その時に口にするしかない言葉だったのだと思う]
なあ、ハルカに会いたくないか?
(+7) 2016/04/07(Thu) 15時頃
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[一瞬、意味がわからなかった。 呆然と目の前の律を見ていた。 先程までの祭りの夜のような優しい高揚感が掻き消えた。]
りっちゃん、……それってどういう、意味。
(*3) 2016/04/07(Thu) 15時頃
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[慶一は昔からずっと真弓が好きだった。]
(*4) 2016/04/07(Thu) 15時頃
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[小鈴にだけはこぼしたことがあった。
『バカ扱いを覚悟で言うんだけど――』 『まぁいいんだけどね……』 『死ぬ前にいっぺんふられてみるのもいいかな。』]
[『まゆみにさ。』]
(*5) 2016/04/07(Thu) 15時頃
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[遥香が居なくなったことそのものも。 遥香が居なくなって、真弓が泣くのも。 慶一にとって、裏切り者に怒る理由に容易に成り得た。
――皆、この村で小さい時からの顔見知り。>>3:71 ――例えばそういう相手なら遥香達も安心するわけだ。
一昨日あたりに渚がしていた犯人の話を聞いておぼえた冷え冷えとした感情。 それを実際に向けるべきクラスメイトが居るだなんて、思いたくはなかった。 けれど――放課後見た聡はどうだった?]
(*6) 2016/04/07(Thu) 15時頃
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[こいつが遥香を。
――こいつが。
慶一は、驚いた表情のまま、ぽつ、と律に言った。]
会いたい。
(*7) 2016/04/07(Thu) 15時頃
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>>+7
そうか。
[あまりに簡単にうなずくから、拍子抜けしたくらいだった。いい夜だな、と思った。もっとちゃんとこうやってみんなと話してれば、もしかして処刑なんかしなくても良かったのかもしれない。なんて、そんなことを考えてしまった]
いいよ。連れてってやるよ
[その足で俺は、あの禁足地に向かった。マユミはまた泣いちまうかもな。あいつ意外と泣き虫だしな。そんなマユミの顔を想像して、俺は一人笑みをこぼした]
(+8) 2016/04/07(Thu) 15時半頃
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[お祭りを邪魔した律を係の仕事までこなすほど『従順な村人』である慶一にとって、お祭りを邪魔した者は純粋な悪だった。 まして、彼にとって『狐子』と『裏切り者』の区別はついておらず、その上放課後見た聡は――『狐』』であると気づいてしまった。 村の差別主義にすっかり染まっている慶一の胃の腑では、憎悪がとぐろをまきはじめている。]
……りっちゃん。 はるか、生きてるんだよな?
[いいよ、なんて友達に向ける笑みすら、今は空虚にうつった。]
(*8) 2016/04/07(Thu) 15時半頃
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/* ぎゃー ハイパー急いでかいてたけどこりゃ律もういっちゃったなwww
(-29) 2016/04/07(Thu) 15時半頃
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[律の後をついて歩く慶一の目は、 律の首を、背を、足を、腕を、凝視している。
ぐらぐらと頭が煮えるのに、目ばかりが冷たく、どこをどうすれば律が死ぬかを考えてばかりいた。
―― こいつが祭りを邪魔していたんだ。]
(*9) 2016/04/07(Thu) 15時半頃
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/* 魔性の女 真弓 */
(-30) 2016/04/07(Thu) 16時頃
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/* 僕の自キャラ軽視グセがかなり悪い目に出そうなところなので 強く居直る必要がある
リツすまん ちょっと勝手させてもらわねば リツからバトンタッチした慶一が不幸になるしかない流れで狼になるわけにいかねえんだよな
(-31) 2016/04/07(Thu) 17時頃
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/* 慶一が不幸になった場合、リツの格を貶めることになり得るんですよ!!!!!ということで、なんとかしないと。
(-32) 2016/04/07(Thu) 17時頃
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[片付けを中断して、ついもう一冊と見てしまうアルバム。 百合子が無作為にとって覗いてみれば今度はもう少し先のこと、たまこが初めて自分で考えて作った和菓子を学校に持ってきた時。 お菓子を学校に持ってくるとは何事だ、などとケチなことは言わない夫だったろう。 皆が笑顔で美味しそうに食べている写真。それを見たたまこの嬉しそうな顔よ。]
たまちゃん……少し前にもお団子持ってきてくれたのよねえ
[元気かしら、と呟くもこの広い和室には百合子が一人。 学校の生徒たちもよく家には来てくれて騒がしい時もあったものだが、祭りのために人が少なくなるとはいえ、寂しいことだ。]
(+9) 2016/04/07(Thu) 19時頃
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>>+9
生きてるよ。
[振り返って、ケイイチにいってやった。それから、ケイイチに背を向けて、また禁足地に向けて歩き出す。油断してるつもりはなかった。ちゃんと警戒もしていた。ただ、嘘をつくことと、疑うことには、疲れてたのだと思う。ケイイチがあまりにも簡単に着いてくるから、こんなになってもちゃんと友達だと思えたから、正直、舞い上がっていた。 今日の処刑の前、ほんの少しの間だけ感じた、今となっては懐かしいあのクラスの雰囲気に、充てられてもいた]
(+10) 2016/04/07(Thu) 21時半頃
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/* 突然死してえな〜〜〜。と思ったけどまあアレやな
(-33) 2016/04/07(Thu) 21時半頃
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>>+10
[山や吊橋方へ向かう道のり。慶一はまだ『禁足地』に同級生が居ることを知らない。 一対一であれば、体格差でどうにもならないおそれがあるなと慶一は静かに値踏みし終えた。 鞄の中には処刑専用の簡易道具箱の中身があるとも理解している。 鞄のどこへそれが入っていたかを振り返り、それが使えずとも首を締めて殺すことを計算にいれる。 一瞬の出来事だった。 無防備に背中を見せた律の後頭部をめがけ、慶一が殴りかかった。 組み敷こうと、ずうっと後ろから狙っていた腕や足を押さえて]
――俺たちにずっと黙ってたのかよ、 りっちゃんが裏切り者だったなんて、
俺は思いたくなかった、
なあぁ! 何も思わなかったのかよ!!
[次第、声が大きくなり、人の気配がまばらに感じられはじめた。]
(*10) 2016/04/07(Thu) 22時頃
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>>*10
[突然頭に鈍い痛みが走った。つんのめるようにして前に倒れかけて、咄嗟に踏ん張ったけれど、ケイイチの動きに迷いはなかった。すぐに組み敷かれて、俺は、ゆがむケイイチの顔を見上げた。涙がにじむのは後頭部の痛みからだったか、俺を詰るケイイチの声が聞こえたからか。 視界の端に、白い花が揺れていた。 こんな時なのに、一瞬、それに見惚れてしまって、気づいた時にはもうどうにもならなくなっていた]
ずっと、苦しかった
[呻きが漏れた。言葉になったかわからない、さっきからずっと、セミが鳴いている。季節外れのセミだなと、朦朧とした意識の中で考えた]
(+11) 2016/04/07(Thu) 22時頃
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/* やめて わたしのために あらそわないで */
(-34) 2016/04/07(Thu) 22時頃
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/*赤子の手をひねるより簡単に死ぬ
(-35) 2016/04/07(Thu) 22時半頃
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/* 言われてやっと気づいたんだけど、村人からすると裏切者なんだけど赤ってそもそも裏切るとかそうじゃないとかって認識がまるでないんだなあ。
(-36) 2016/04/07(Thu) 22時半頃
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/* リッちゃああああああああああああああん ケイちゃあああああああああああああん */
(-37) 2016/04/07(Thu) 22時半頃
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[――ここで律が村人達によって処刑されようものなら、遥香達の居場所がわからなくなるかもしれない。 慶一は、唇を噛んだ。]
――、お前だけが、苦しいとか思うな。
[こう言った時、頭がなぜだかくらくらした。]
はるか達はどこなんだよ。 迎えに行ってやらないと――
[うめき声に対してそう言う。 村人の気配が、より近づいている。]
(*11) 2016/04/07(Thu) 23時頃
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>>*11
[ケイイチの口が動いている。 迎えに……、そう言っているように見えた。 そうだ、迎えに行かないと、禁足地でマユミが待っている。うまく力が入らなかったが、ケイイチを押しのけて立ち上がろうとした。]
迎えに……いかないと
(+12) 2016/04/07(Thu) 23時半頃
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― 5日目・椎社邸 ―
リツが……?
[祭りも終わりへと向かいつつある今や、家族が生き残っている家の方が少数だろうか。 その報せを聞いたのは、警察からではなく、母親からだった。聞けば、昨晩、樫原律が、誰かを村から連れ出そうとしたという。 連れの姿を見失ってしまったため、『誰か』の身元は不明。二人で行動していただとか、三人で行動していただとか、無理やり連れ出していただとか、自分の意思で付いて行ったのを見ただとか、噂のフィルタを通した不確かな情報が氾濫し、実態はよく分からない。 ただ一つ確かなのは、律が、その光景を目撃した村人たちに捕まり、祭りの妨害者として制裁を加えられたこと。 既に、制裁は『完了』しているらしい。その言葉の意味するところを察して、顔はますます険しくなる。
確かに、妥当な罪には違いない。それほどまでに、この村では祭りが重要なのだ。 しかし――]
……ちょっと早いけど、行ってくるわ。 アタシも直接、見て、聞いてくる。
[当初の目的通り、祭りを脅かす犯人を裁くことができたのに、不快な気分は晴れぬまま。 母親へと挨拶を残して、屋敷を飛び出した。]
(21) 2016/04/07(Thu) 23時半頃
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/* Oh */
(-38) 2016/04/07(Thu) 23時半頃
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― 川辺 ―
[雑草を掻き分け、穴を掘る男衆を見て、すぐにそれと分かった。 近寄ると、穴の側には、樫原律の遺体が転がされているのが見える。 埋めるつもりなのだ、と分かった。祭りの「処刑』と間違われないために。あくまで、裏切り者の不名誉な死として、区別するために。 それは、墓ですらない。 即席の――ゴミ捨て場に等しい扱い。]
……ドモ。
[後ろから声をかけると、血と土に汚れたスコップを手に、彼らが振り向いた。可哀想に、だとか、元気を出して、だとか、逃がしてしまってごめん、だとか、掛けられた優しい言葉が、心を素通りしていく。 身体が熱くなってゆくのを、必死で堪えた。不快な気分だった。
これは処刑のような、儀式による正当な死ではない。
殺されたのだ。
何年も日々を共にした仲間が。
――こんなにも、あっさりと。]
(22) 2016/04/07(Thu) 23時半頃
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[律。貴方は何を考えていたんだろう。 貴方は何を見て、何を知って、こんな事をしようと思ったんだろう。 貴方が、真弓を支えてくれていたんだろうか。真弓は、貴方と一緒に戦えたのかな。 そうだとしたら、私は、あなたにお礼を言う機会すら、永久に逃してしまったのか。
貴方ともっと、将来について、語り合いたかった。 もっと長い時間を歩みたかった。 せめて、別れるのなら――きちんと、別れの言葉を告げたかった。]
(-39) 2016/04/07(Thu) 23時半頃
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…………、ご協力ありがとうございます。 ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。 ……それでは私は、学校があるので、これで。
[苛立ち混じりに、他人行儀な挨拶を叩きつけて、返事も待たずに立ち去る。律の顔をよく見たかったが、これ以上、この場に留まる事ができなかった。 昨日までは、律だって、同じような優しい言葉をかけられていたはずだ。たった一つの行いで、あっという間に掌を返される。そんな村の在り方に、どうしようもない憤りを覚えたのだ。
……気付けば、既にチャイムも鳴り終える頃。SHRが始まる。今頃、皆も騒いでいる頃だろうか。混乱してはいないだろうか。 村のネットワークも、もやや全く機能していない。噂話を耳にすれば知ることもできるだろうが、今のクラスメイト達に、その情報網が残っているかどうか。
律のことを、伝えなければならない。 けれども、この苛立ちは、誰にも話してはいけない気がした。 日々を共にした皆なら、きっと分かってくれるだろう。 しかし、きっと分かってくれるからこそ。 この気持ちが伝搬すれば、処刑までなくなってしまうのではないか。 そんな馬鹿げた光景が、頭に浮かんでしまったから。]
(23) 2016/04/07(Thu) 23時半頃
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/* 2人の事だから、整合性をとりに調整してしまうかな。できればここは真弓がやりたかったシーンだったけど。まぁ、お任せしましょう。 */
(-40) 2016/04/07(Thu) 23時半頃
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― 教室 ―
……ハァーイ。みんないる?
[チャイムが鳴り終えて、10分程経っただろうか。 普段以上に気だるそうに、長身の男が教室へと入ってくる。 クラスの注目を集めれば、やがて己が見聞きした光景を、皆へと語り始めるだろう。**]
(24) 2016/04/07(Thu) 23時半頃
|
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/*人狼RPやっぱり難しいYO!! だれがどのシーンの描写をしていいか線引きがね。あるんだけど、わかりづらいよね。
シーシャの半狼CO、これ気付いてもらえるかな。 もういざとなったら真弓無双するのも辞さない心持だよ。*/
(-41) 2016/04/08(Fri) 00時頃
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[律が慶一を押しのけ、立ち上がろうとする。 酸欠のせいか朦朧としはじめた律が、のろのろふらふら身を起こす。
律にこのまま着いていけば、遥香の居るところまでたどり着けるということだろうか。 それならそれでいい――そう思っていたところ、村人がついに姿を現せる。]
(*12) 2016/04/08(Fri) 00時頃
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[今まで起きた過去を少しずつ振り返っていた。
たまこおねえちゃんを思って泣いた涙は。 やがて、篤胤せんせを思い出して、止まらなくなる。]
(+13) 2016/04/08(Fri) 00時頃
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[篤胤せんせは、根気強く生徒と向き合う先生だ。
入学当日から、周りに対して警戒心の強い生徒がいた。 それが小学校一年生の頃の雛子だ。
そんな子供に、愛情たっぷりに接してくれたおとなは、篤胤せんせがはじめてだった。
まだ学校に来て日が浅いころ、一人で花見をしていたら、>>+9寺においでと声をかけ、頭を撫でてくれた。 あの大きな手が愛おしい。]
……ッ せんせ……。
(+14) 2016/04/08(Fri) 00時頃
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[もうせんせと一緒に、お寺にある桜の木を見ることは、出来ない。 もうせんせと一緒に、写真に映ることが出来ない。
声を出して泣いて居ると、また歩ちゃんが、水を持ってきてくれる。 気が付けば、空は紺色に染まりかけていた。*]
(+15) 2016/04/08(Fri) 00時頃
|
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/* 真弓が事件:怨霊で死亡するシーンも考えてあったんだけど、そこはエピローグでIFを載せられたら載せたいねぇ */
(-42) 2016/04/08(Fri) 00時頃
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>>*12
「こいつが、裏切者だ!」
[誰かがそう叫んだ。二人分の影が落ちた月灯りに、一つ二つと影が増えていった。立ち上がりかけた足を払われたら、夜空が見えた。そこに、足が降ってきた。口の中に血の味が広がった。もうとっくに見慣れてしまっていたのに、鉄の味がのどに流れ込んでいくのが、ひどく不思議だった。足は絶えまなく降ってきた]
この、狐子が!
「大人の一人が、そう叫んだのが聞こえた」
(+16) 2016/04/08(Fri) 00時頃
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|
[ぽっかり浮かんだ月いがみていた。
慶一は律が『裏切り者』として、村人達に襲われる様に対して、止めることは出来なかった。 恨んでいたし。憎んでいたし。 そもそも、人を攫っていた裏切り者に対して制裁を加えないことが『村人』として不自然だった。 遥香達を返して欲しかった。 お祭りは正しく行われなければならない。
小さな村の下らない同調圧力。お香の力。
――本当に“気づけなかった”のだろうか。
]
(*13) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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|
[気が付いたら、周りには人がいなくなっていて、俺は土の上に仰向けに倒れたまま、空を見上げていた。首を曲げようとしたけれど、気が遠くなるような痛みが走って、断念した。そのまま気を失ってしまうわけにもいかなかった。立ち上がろうとしたけれど、足がどこにあるのか、腕がどこにあるのかわからなかった。土を掻くザリという音がしたから腕はついているのだと思う。 立たないと。 そう思って土を掴むと痛みとともに腕が動いた。]
(+17) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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[ちょっとまて]
[ちょっとまて、ちょっとまてちょっとまて、ちょっとまてちょっとまてちょっとまて……―――]
[なんだ、これは なに]
(*14) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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|
[慶一は己の手を見下ろした。 この人が、裏切り者であるとは、明確だった。
『処刑監視係』としては。]
(*15) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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[生々しい手の感触。律の目。慶一の背から汗が噴き出る。 やっちゃいけない事をしたという実感。 今からやり直したいという後悔。
まちがった、戻したい、違う、こうじゃない、
間違いだった。]
(*16) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
|
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――まっ、て、りっちゃん ちがう……俺っ、こんな、
いやだ、まってくれ!!!!
[震える声。青ざめて死ぬなと律に縋った。 遅かった。『もっと早く気付けばよかった。』]
(*17) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
|
|
[今日までの自分の行いが、ありありと思い浮かぶ。
友達を殺す相談をして、 友達を殺すのを楽しみにして、 友達を殺すのを大喜びで見ていた。
いくつひどい言葉をかけたろう。 どうして友達が死ぬなんてことで大喜びが出来たのだろう。 酒匂先生が殺される光景も、たまこが殺される光景も、聡が殺される光景も。 殺した人間の姿も。
全部、ありありと思い出すことが出来た。 目を逸らすものかと、殺される友達を見ていた。]
(*18) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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|
[処刑監視係の役割を聞いた時に、
『自分のために、絶対にやったほうがいい』
そう感じ、立候補した。>>1:92 重く責任を感じていた。>>1:98
あの逸るような気持ちの正体が分からなかった。]
(*19) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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|
[見逃してはならない。]
「どうにか目に焼き付ける。」
[―――だって、]
(*20) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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|
[そんな無責任な話があっていいわけがないだろ。]
(*21) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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[ずっとこの村で共に生まれ育った友達を 同じ学び舎で共に過ごした友達を
自分たちの手で、
―――殺すことになるんだぞ。]
(*22) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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>>/*22
……おせーよ。
[這いずって木にもたれかかるだけでも、体のあちこちが崩れ落ちて、ポロリと取れてしまいそうな痛みが走った。顔をあげるのにも、力が必要だった。頭がこんなに思いだなんて知らなかった。だから、せめて目だけでも、前を向くと、青ざめたケイイチの顔が見えた。]
気づけよ……友達なんだから
(+18) 2016/04/08(Fri) 00時半頃
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|
[ぼろぼろにしてしまった律。 今しがた、『自分たち』がそうした。
『どうして気づけなかったんだ?』
今更、謝れど間に合うまい。]
ごめ……俺、そんな気、 なく、て、ごめ、
[震える声が、自分が可愛いと言い訳をする。 今更遅いのに。どうして気づけなかったんだ。 恐ろしくて涙が止められなくなった。ここまで泣かずにいようとしていた。けれどもう無理だ。]
なんで、おれ――
(*23) 2016/04/08(Fri) 01時頃
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|
気づけなかったんだろう。
[教室で聞いた『なんのために、そんなことをするんだ?』という律の声が、まざまざ思い起こされた。>>3:69]
(*24) 2016/04/08(Fri) 01時頃
|
|
[また一つ、また一つとアルバムをめくっていく。 鹿島の道場でまるごと出稽古に行ってみた時の写真。 終わった後に遥香が汗だくの顔でピースサインを出している。その奥には疲れきってへばった夫の姿がある。 真弓もついていってはずだ。ページをめくれば荷物の片付けをしている真弓が静かに微笑んでカメラに向かって手を振っていた。]
……
[百合子の目が潤んでくる。 何もかなしいことなどないはずなのに。皆、今も元気で、祭りの準備を今日もしているはずで。 だからただこれは懐かしんでいる涙だろう。歳をとって涙腺が緩んでるんだなんて、夫にはよく言われたものだから。]
(+19) 2016/04/08(Fri) 01時頃
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>>*24
……いいよ。 気づいたじゃん、ケイイチ。
……ちょっと休んでから……行くから。 ケイイチ、先に……行ってろよ。
[マユミにもらった地図が、ポケットに入ったままになっていた。それを取り出す時間も、もう残されていないような気がした。全然感覚なんか残っていやしないのに、視線の先の地図を持つ手は震えていた。手を突き出すと、不意に地図の隙間から、お菓子の包み紙が落ちた。 捨てなくちゃと思いながら、ずっと忘れていた。 いつかヒナコが言っていた。俺の善行の行方]
……あ、わりぃ それ……捨てといて。
(+20) 2016/04/08(Fri) 01時頃
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|
/* 最高 */
(-43) 2016/04/08(Fri) 01時頃
|
|
[ためらいがちに禁足地に向かうケイイチの背が、徐々に滲んでいく。落とした視線の隅っこに、白い花が咲いていた。 名前は憶えてなかったが、その花言葉は憶えていた。 教室に、その花を活けていた女の子の顔が浮かんだ。 ああ、そうだ。 俺は、あの子になら殺されてもしょうがないと思っていたんだ。 机にメモを残すときからわかってた。 俺の行きつく先**]
(+21) 2016/04/08(Fri) 01時頃
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/* >>+20>>+21 かっこよく回収してくださり、ありがとうございます。 (深々)
(-44) 2016/04/08(Fri) 01時頃
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(>>1:42) 『今日は、白いエゾキクとセンブリにしてみたよ。 ちょっと地味だけど、ほら… ちっちゃくて、とっても可愛い』
(*25) 2016/04/08(Fri) 01時頃
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ヒナコは、横になって、泣き疲れたようにランドセルを抱きしめる。**
2016/04/08(Fri) 01時頃
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いいわけあるか! ちがう、それじゃダメだった、だって、俺――。
[なんてことをしてしまったんだ。 ずっと皆を思ってくれていたのに。 涙をためた目で、律に首を横に振る。 去っていた村人達だって、戻ってくる。 だってここには『裏切り者』が居るのだ。]
だめだよ、俺、つれてくから、先になんて言うな。 一緒にいこう、りっちゃん。
[それでも律は、きいてくれなかった。 律のポケットから、書き込みの多い地図がこぼれでる。 一緒にお菓子の包み紙が地面に落ちる。 もう、なんでも良かった。 律がくれるものなら、取っておかねばならなかった。 捨てておいてと言われたお菓子の包み紙を拾い上げた。
包み紙がかさ、と音をたてる。それをポケットにしまいこんだ。]
(*26) 2016/04/08(Fri) 01時頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/04/08(Fri) 01時頃
|
― 4日目:夜・《禁足地》 ―
[リツ兄もケイちゃんも遅いな……。 色々と嫌な考えが頭をよぎり、不安で満たされる。 けれど、それを口にすることはなかった。 隣でリツ兄を待っているマユの方がもっともっと不安だろうから]
[そっと、マユの膝に手を乗せた]
(+22) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
|
|
[地図に従って禁足地に足を運ぶ。
周囲には甘い匂いが漂っていた。 それが徐々に薄れ、
禁足地である洞窟に到着した時、慶一は膝をついた。]
(*27) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
|
|
― 4日目:夜・《禁足地》 ―
……。
[膝に置かれた遥香の手に、自分の手を重ねる。 こくりと小さく頷いて、微笑んでみせた]
(*28) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
|
|
/*
……もしかして、私のせいですか
(-45) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
|
|
[椎社が教室に入ってくる。 もう誰も彼の遅刻を咎める人はいない。]
[菜奈緒は彼の語る言葉を無表情のまま聞いた。 リツが殺されたらしい。 リツが殺された。 リツが。 昨日まで皆と一緒に怒ったり笑っていたりしたリツが。
お祭りを妨害しようとして捕まって死んだ。]
じゃあ、リツが誘拐犯だったんだね。 そっか。
……犯人だったんなら、殺されても仕方ないや。
(25) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
|
|
……ねぇ、マユ。 今、足音聞こえなかった?
[息を潜め、小声でマユに声をかける。 視線は洞窟の入口へと張り付けて]
(+23) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
|
|
― 4日目:夜・《禁足地》 ―
[どうして、こんなに甘ったるいお香の匂いが平気だったのか、今となってはわからない。 暗い洞窟の岩肌に手をついて進む足取りは重かった。 何を見ているのかも分からなかった。 頭が真っ白になっていて、思考能力なんて全部奪われたも同然だった。 ただ、目に焼き付けるように見てきた光景ばかりが蘇り、]
う゜、
[低く唸っては吐く。 岩肌の側に小さな黄色い水たまりを作った。 一度では済まずに、二度、三度と、胃の中身をなくすように吐いた。足から力が抜けていく。 地図に従ってやってきたここすら安全とも危険ともわからない。]
(*29) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
|
|
[菜奈緒はかりかりと、投票用紙に名前を書いては消してを繰り返している。]
[今日は誰に投票しようか。 ケイイチがいいかな、小鈴がいいかな。それともやっぱり、椎社にしようか]
(26) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
|
|
[遥香の声につられて、洞窟の入り口へ視線を向ける。 そこに現れた人影を目にし、やおら立ち上がる。 溜息が漏れた。頬に一筋の涙が伝う。 遥香の手をつよく握った]
……おかえり、ケイちゃん。
[膝をつく慶一に、柔らか微笑む]
(*30) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
|
|
[律にふるった暴力が、どれほど恐ろしかったろう。 目の前が暗くなる。 先ず以て。自分が生きていてはならないという観念があった。
胃液のにおいのする口元を拭い、生理的に出たものとも不安とも恐怖ともつかぬ涙を拭った。 そうすると今度は、目を開いているのか、閉じているのかもわからない。
自分はいったいどこにいるのか。 ――だって。 ――この何日間か、一体自分はどこに居たというのだろう。
それは、慣れ親しんだ長閑な村とも違う。 少し周り近所と近すぎる鬱陶しい田舎とも違う。
どこに居たんだ。あれはどこだったんだ。 見慣れた教室のふりをした場所。 見慣れた家のふりをした場所。 見慣れた村のふりをした場所。 見慣れているはずのみんな。 ――声がして、ぎくりと身体が強張り、動けなかった。]
(*31) 2016/04/08(Fri) 01時半頃
|
|
ケイちゃん……!
[マユの手を握り返して、ケイちゃんの元に駆け出す。 飛びつきそうな勢いになったけれど、嗚咽が聞こえて足が止まる]
ケイちゃん……。
(+24) 2016/04/08(Fri) 02時頃
|
|
[洞窟のなかみえた人影は、遥香と真弓。 手を繋いだ二人だった。
膝をついたまま、ぽかんとあいた口が、何も言うことも出来なかった。
あんなに会いたかったはずの遥香。 いつも教室でみた真弓。]
ただ、いま、 ………
[条件反射でそう言った。]
(*32) 2016/04/08(Fri) 02時頃
|
|
[慶一と、彼の元へ駆ける遥香の姿に、ほっと安堵する]
……。
……。
……。
……。
(*33) 2016/04/08(Fri) 02時頃
|
|
[聞きたかった名を呼ぶ声。 遥香の慣れ親しんだ声が聞こえて顔をあげた。 涙でにじんでいるせいか、視界がぼやけて顔なんて見えなかった。 目が像をむすぶのを諦め、姿が近づいてくるのは、色との塊としか認識できなかった。]
はるか
[声をかける。 本当に彼女なのだろうか。続けて名前を呼んだ。どんな情けない声だったろう。]
(*34) 2016/04/08(Fri) 02時頃
|
|
[慶一の後に続いて、当然現れるはずの人物を待つ。 高い背を持て余し、窮屈そうに歩いてくるはずだ。 ヘトヘトに疲れつつ、澄ました顔で、減らず口を叩いてくるはずだ]
……。
(*35) 2016/04/08(Fri) 02時頃
|
|
[外の空気を吸っているだけ―
沢で顔をあらっているだけ―
なにかに気をとられて入ってこないだけ―]
(*36) 2016/04/08(Fri) 02時頃
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[憔悴しきったケイちゃんの体を支えるように、抱き着く]
そう、私だよ。 ケイちゃん。
[笑顔でもう一度名前を呼ぶ。 できるだけ、いつものに近づけた笑顔で]
(+25) 2016/04/08(Fri) 02時頃
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あ、でも犯人ってもうひとりいるんだっけ。
[それは困る。 お祭りの邪魔をされるのはとてもよくないことだ。 だってお祭りの邪魔なんてされたらいままで処刑されたひとたちが、 婆ちゃんが、弟たちが、さとちんがお狐さまの元にいけないじゃないか……]
あとひとりの犯人も、見つけて殺さなきゃ。 だってそれが、“この村のルール”だものね。
(27) 2016/04/08(Fri) 02時頃
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[フーッ と一度だけ深呼吸。そう、なんでもない。 ちょっと来るのが遅れてるだけ]
……遅いね、リッちゃん。 ツチノコ探しかな?
[不安を覆い隠すための、悪戯な笑み]
(*37) 2016/04/08(Fri) 02時頃
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[集団登校の一員としてでなく、ひとりで教室に入る]
……おース、ななチャン。おはよ〜。 昨日はお疲れさま!愛を感じる優しい処刑だったにゃ。ナナちゃんに処刑された人はきっと、とってもシアワセだね?
[いつものようなテンションで喋りかける。しかしナナオの異変に気付いていないわけではないようだ。]
[>>24 シーシャの話を最後まで聞くと、スズは僅かながら苛立った様子を見せた。] ……ふうん。りっチャンだったんだ。思ったとーり……ってわけでもないケド。 ちぇ、やっぱし昨日処刑してあげたかったな。かわいそうにね、リツ。
……結局、なんでアイツは、誘拐なんかしたんだろ? そんで、いなくなった皆は、大丈夫なのかな?何をしてんのかな。 その辺の事は、聞いてない?
(28) 2016/04/08(Fri) 02時頃
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[遥香の姿が更に大きくなり、人の感触があった。
わけもわからず、声がもれていた。 本当は「はるか」と呼んだつもりだった。
次には慶一は遥香にすがりついて、彼女の着ている服の布地を握りしめた。 もう一度はるか、と声を出しているつもりで、声になっているのかもわからなかった。
こうしてひとの体温が沁みることも、最早相応しいとは思えず、頭を振った。]
はるか、だめだ、おれ……
[言いたいことが、言葉にならない。]
(*38) 2016/04/08(Fri) 02時頃
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/* ええ…ナナちゃん… 非正気勢なの……?
というか、狂いたがってる演出かなあ。
(-46) 2016/04/08(Fri) 02時頃
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[一度涙が枯れたように、ぴたりととまった。 現実感がばらばらにしか到着しない。乾いてきた目が遥香の姿を呆然と見上げた後、もうひとりの姿を視界に収める。
背筋を伸ばし、誰かを待っていた。 誰かが来るのを待っていた。 当然、ここへ現れるものとして。
その目の意味に『どうして気づけなかったんだ?』
「……ちょっと休んでから……行くから。」 「ケイイチ、先に……行ってろよ。」
手が震えだした。 忘れるわけがないだろう。 さっきの今だ。 奥歯がかちかち音をたてる。]
(*39) 2016/04/08(Fri) 02時頃
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[ケイちゃんの震えを感じながら、マユの声を聞いた。 こんな風になっているケイちゃんをリツ兄は一人にするだろうか。 そんな疑問が浮かぶ]
[その疑問の先にある答えは、考えたくない]
(+26) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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……そっか。もう一人いるって話だったっけ。それも不確かな話だった気もするけど。
ワケ、話してくれるかなあ。……無理かな。
(29) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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[律が教えてくれた場所には、たしかに会いたい人がいた。 ぽっかりと胸にあいた穴と押しつぶされそうな罪悪感。 『おせーよ』と律が言った。 その通りだった。
確かな確信。
――俺は。真弓が待っていた、あのひとを、殺した。]
(*40) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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ケイちゃん……ゆっくりでいいから。 ゆっくりでいいから、なにがあったか教えて。
[ケイちゃんの背中をあやすようにして語り掛ける。 話させるのも、聞かせるのも酷な話かもしれない。 それでも、聞かなきゃいけなかった]
(+27) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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わけなんて知らないよ。 でも、関係ないでしょ。
だってお祭りを邪魔してるんだよ?
やめさせなきゃ。 許されないもの。 絶対に許されないもの。そんなこと。
(30) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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[慶一の手には、律に渡された地図がある。 ――忘れないように、目に焼き付けるのではなかったか。
慶一の服のポケットには、律の菓子の包み紙がある。 ――どうしても、見たかったのではなかったか。
呆けている余裕ももはや無い。 ――死体なんて、もう見慣れたろうと身体が告げる。
昏い目をしたまま、乾いた唇が言葉をこぼした。]
りっちゃんは、先にいけって……
[何があったか教えてくれと言われて、慶一は事の顛末を語ろうとした。]
俺をここに連れてこようとして、 『みんな』がきて、 それで、りっちゃんは――、
[気づいていればよかった。]
(*41) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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裏切り者って言われて……
[肌が粟立つ。]
(*42) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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これ俺から指摘していいの?
(-47) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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でもなー俺は俺の保身を考えると俺も動きたいしなあ。 折衷案としてシーシャに振るか。
(-48) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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…………。
ねぇ小鈴。 なんで小鈴はリツのこと疑ってたの?
ねぇ。 ほんとはリツの仲間だから、だから、いざというときのためにリツと喧嘩しておいたんじゃない? リツが犯人だってばれたとき、絶対に疑われないように。
ねぇ小鈴、ほんとはさ。 あんたがもうひとりの犯人なんじゃない?
(31) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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[激情。ふらつく足をたたせて、もう一度さっきの場所に戻るべきだと、本能が断じた。 無理やり手足に力を込めて起き上がろうとしても、はるかに抱きしめられるようにしていたため、それも叶わない。
息がうまくできない。
何を喚き散らしたろう。 この数日間の鬱憤だろうか。 はたまた、律の名前だろうか。
そういえばずっと眠りそこねていた。 慶一は、電池が切れたように気を失った。]
(*43) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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……? うんまあ、そうだね。それは同意見にゃ。大事な大事な、お祭りだからね。 でも――うーん……。なんつーかにゃあ。
[それからナナオに対しては言葉を濁して、シーシャに近づいて小声で話しかける]
……ねェ、しいチャン。ななチャン変じゃない? “犯人探しはしない”だとか、青いコト言ってたくせにサ。 違和感バッリバリにゃ。そう思わん?
(32) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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[慶一の呟きが、耳に入った。 消え入りそうな、小さく、弱々しい声。 なのになぜだろう。 頭の中で、こんなにも煩く鳴り響く]
リッちゃんは……どこ?
[ゆっくりと慶一のもとへ歩みだす]
(*44) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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/* スズは狂ってるし冷淡だから傷つかないけど、こんな方向にいかれるとフツー再起不能だにゃ。ナナちゃんはひでえ女にゃ。
(-49) 2016/04/08(Fri) 02時半頃
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[強く、押さえつけるように抱きしめたままケイちゃんの感情の吐露を聞いた。 でも、それは突然途切れて]
お休み、ケイちゃん……。
[体を解放し、横たわるように眠らせる]
(+28) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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[気を失う前、真弓の目が見えた。>>*44
『刺すような』あの目。 不安そうな、苦しそうな、狂ったものを見るかのような。]
―――、
[甘みのない空気が、頭を冷やしていく。 場所を伝えれば、真弓は飛び出していってしまうのだろう。 後をおいかけるように。 今は恐らく、彼の身体のもとに村人が集まっている。
だから。 枯れた喉は、これ以上嫌われたって関係がなくなって、意地でもその場所を言うことをやめた。]
(*45) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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>>31 いまさら本気で言ってんの?そういう話したいなら、昨日キョーシツでてかなきゃよかったのに。 推理っていうより、勘でカマをかけたってのが近いトコにゃ。 先生の処刑の時から、お祭りを歓迎してないような違和感があったこと。それと、誘拐の選び方からの連想だね。
スズは犯人じゃないよ。だってスキだもん。処刑もお祭りも。
[心の底からね。]
(33) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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/* あーつーかカマで思い至ったけど、一人ひとりにカマかけて誘拐犯=マトモな奴と接触をはかろうとしてんのか。
(-50) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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/* と思ったのでマジで「犯人ではないのだ」と伝えました。 スズにゃん、狂気だにゃあ。
(-51) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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[慶一の叫び(>>*43)が、真弓の身体を突き抜けた。 現実感が喪失する。これは夢。そう、悪い夢をみているだけ]
……うそ。
[階段の踊り場。触れた律の暖かさは、まだ真弓の中に残っている]
……うそだよね、リッちゃん。
[答えない慶一(*45)に構わず、ふらりと足を踏み出した。よろよろと、力なく洞窟の外へ向かい、駆けた。どこだろうと、必ず律を見つけようと思った。
『外にでちゃダメだ』歩が、しがみつくように真弓を引き留める。外から雷鳴がとどろく。嵐が来ようとしていた。]
(*46) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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[ゆっくりと、こちらに近づいてくるマユを見上げる。 言葉が、出てこない。 目を閉じて小さく息を吐く]
[私は小さく首を横に振った]
(+29) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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/* まあシーシャ頼むゾ。お前も狂気だけど。愛の力でなんか伝わったりとかオレのシマじゃよくあることだから。
(-52) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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マユ!
[しゃがんでいたため、一瞬行動が遅れた。 外へと駆け出す、マユを追いかける。 アユくんがマユを止めようとしていた。 私は、前に出て両手を広げる。 ぽつり、ぽつりと降り出した雨を髪に感じながら]
(+30) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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[小鈴が小声で話す言葉は、しかし菜奈緒にも届いている。]
……あたしがおかしい?
あたし、おかしいのかな。 なんだろう、頭のなかがぼやっとする。
…………
そうだ。 おかしいのはあたしなんだ。
おかしいのはあたしだ。 お祭りは神聖なもので、処刑はとても楽しいことなんだ。 生贄になってお狐さまに捧げられるのは、とても名誉のあることなんだ。 だってほら、みんながそういっている。 それがこの村のルールだから。お祭りのルールだから。
あぁ、なんて甘い香りなんだろう。 この香りを嗅いでいると、不思議と心がすーっとする。
(-53) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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いいかおりだなぁ。
ええと、なんだっけ? なにがおかしいって話だっけ?
(-54) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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……いやっ……離して…いやっ…
[豪雨が真弓の身体を打った。雷鳴に紛れ、真弓の声は周りには届かない。顔を濡らす水は、涙なのか、豪雨なのか、もう見分けがつかなかった]
(*47) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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[深く眠ったのは、何日ぶりだろう。]
[馬鹿みたいな夢だとおもったが。 その日、 酒匂先生が笑顔で迎える教室に、皆が居る夢を見た。]
(*48) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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いやぁぁああああっ!!リッちゃぁぁああああんっ!!
(*49) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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そっか。それならいいんだ。
[じっと小鈴の目を見つめたまま彼女の答えを聞いていたが、彼女の『処刑もお祭りもスキ』という言葉を聞いたなら、すっと興味を失ったように視線を逸らす。]
犯人っていえば、まゆみも怪しいなぁ。
だってあたしみてたもの。
まゆみ、たまちゃんを処刑するとき、一瞬躊躇してたよね。 それに、針を刺すとき、手が震えてた。
あのときは大役を任せられて興奮してるのかなって思ってたけど、今思えば怪しいよ。
だって犯人はお祭りを邪魔しようとしてるんだから、 もしそうなら処刑を喜んでしないのは、考えてみればとうぜんのことだよね。
(34) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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行かせない!行かせないから! マユを泣かせないって約束も守れなかった、あの人の所になんて!
[雨音にも雷音にもかき消されないように、叫ぶ。 きっとリツ兄もマユが行くことは望んでないはずだ。 強引にがむしゃらにマユの体を、洞窟の中へと押し戻した]
(+31) 2016/04/08(Fri) 03時頃
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[どこからともなく、甘いお香の匂いが漂ってくる。]
あたし気付いたんだ。
もしも、もしもこの中にお祭りや処刑を快く思っていない人がいるとしたら。 それってとっても不幸なことだから、だから、ちゃんと私達が導いて、お祭りがとっても素晴らしいことなんだって教えてあげなくちゃいけないって。
そういえばケイイチも同じようなことを言ってたっけ。 今更気付くなんて、あたしって馬鹿だなぁ。
……でも、気付くことができて、本当によかった。
(35) 2016/04/08(Fri) 03時半頃
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うん、きめた。 あたし、まゆみが大好きだから、今晩の投票はまゆみにするね。 まゆみが犯人ならお祭りの楽しさを知ってほしいし、犯人じゃないなら、大好きなまゆみが処刑されるのってとっても素晴らしいことだと思うんだ。
そうだ。 よかったら、小鈴ちゃんも一緒にどう? 一人で投票するより、二人で投票したほうが、もっと確実にまゆみを処刑してあげられるよね?
(36) 2016/04/08(Fri) 03時半頃
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/* ですよね。
(-55) 2016/04/08(Fri) 03時半頃
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/* つっつくね〜〜〜。ケーイチも含めて
(-56) 2016/04/08(Fri) 03時半頃
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[歩は机に肘をついて手に顎をのせていて 遥香は背筋を伸ばして先生の話しをきいていて 雛子はきょろきょろと皆を見ていて 律はゴミ箱のほうへ気をとられていて たまこは丸い顔をわらわせていて 聡はお利口そうにすわっていて 真弓は先生に友達のように話しかけていて 菜奈緒は兄弟の登校があるから遅刻 小鈴は暇そうに足を揺らしていて 渚が本に視線をおとしている
なんていつもと代わり映えのしないつまらない夢だろう。 しかしそれが恋しくて、慶一は翌朝目覚めて悲しくなった。]
(*50) 2016/04/08(Fri) 03時半頃
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[がんがんと痛む頭。 地べたの感触を頬や手に感じて身を起こした。 この数日間の記憶を振り返る。
――気づいていればよかった。
幽鬼のように、ふらりと立ち上がった。]
(*51) 2016/04/08(Fri) 03時半頃
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[慶一は目覚めて一番、遥香に声をかけた。]
おはよ……
[三叉路で声を交わす習慣をなぞる。 空虚だ。 それでも確かな『今まで』を感じられるこれがあるだけ良かった。]
(*52) 2016/04/08(Fri) 03時半頃
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/* んー。活動時間の問題もあるし、ナナオとしては出来る限り置きレスというか反応を待てる発言をしときたい。それを引き出すことが出来ればいいんだけど。
ナナオの行動目的は狼を探すこと。庇護をもとめるってわけでもねえけど、望みがあるとしたらそこしかないから。
ンンーーーーこれ以上は他の人の反応ないと進まないかな〜〜〜眠いし。便秘でおなかいたいし。
(-57) 2016/04/08(Fri) 03時半頃
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[約束があった。>>3:104 だから、昨日叫び過ぎて痛む喉で声を絞り出した。]
…………俺さ…… 好きな人がいたんだよ。
[ふられるつもりなんだけどと続けた。]
…………だから、また学校いかないと。
[もう、後悔を見過ごすことは出来なかった。 気づいていれば、よかった。]
(*53) 2016/04/08(Fri) 03時半頃
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ナナオは、投票用紙にまゆみの名前を書きながら*優しげな笑みを浮かべた*
2016/04/08(Fri) 03時半頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/04/08(Fri) 04時頃
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[奥歯を噛んで顎をひく。 睨みつけるように洞窟の外をみた。
ポケットにふと触れてカサ、と音がした。
こんな所にゴミ箱はないし、残された約束もきけない。]
(*54) 2016/04/08(Fri) 04時頃
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ムムッ。スズもね、まゆゆは、優しくて、スゴくイイ子だって思ってるよ。 でも、その提案については〜〜〜。ノーコメントと、させていただきます!
[冗談ぽく笑ってバツ印を作る。それから、皆の様子をうかがうように輪から*一歩引いた*]
(37) 2016/04/08(Fri) 04時頃
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― 五日目:早朝 ―
[人目を気にしながら帰宅して、まず最初に感じたのは、強い恐怖だった。 昨日までの家とは違う。 暗い家のなかが、恐ろしくて仕方がなかった。 足ががくがくと震えていた。 踏み入れられなくて、玄関の戸に背中をあずけたまま、勇気が出るのを待った。血のにおいがする。
玄関タイルの無機質な床にすら不気味さを感じた。 靴を脱ぎ、第一歩を踏み入れるまで、永遠のような時間を感じた。]
(*55) 2016/04/08(Fri) 04時頃
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[居間に着いた途端、人影があって、慶一は口から心臓が飛び出るかというほど怯えた。 父親だった。昨日の朝と変わらず、ソファに座っていた。]
と、う さん。
[声をかけた。返事はなかった。 俯いた顔がこちらを見ることもなかった。 心臓の音があまりにも煩い。 父さん、と何度も呼ぶ声が声が震えている。 父の肩を、恐る恐る指で触れ、恐ろしくて引っ込めた。 父は、これでもまだ動かない。]
(*56) 2016/04/08(Fri) 04時頃
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[声をかけるのに、一向に返事がない。 肩にふれた。かたいと感じた。 それから彼の手許へ視線が向いて、すべて悟った。
自殺だ。
気づけばしゃがみこんでいた。 そうしてはじめて、父親の顔が見えた。 見たこともない顔をしていた。 口元から垂れたよだれも。濁った目も。 慶一のわななく唇は、それを見て尚何を紡ぐことも出来なかった。]
(*57) 2016/04/08(Fri) 04時頃
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[どれほどそうしていただろう。次に台所へむかう。 現実でなければいい。足取りは重い。 浅い呼吸が、何度も何度も詰まる。]
母さん。いる……?
[声をかけても返事はなかった。 当然だ。理由はいやというほどわかる。 ようやく勇気が出て台所へいっても、夢と信じたかった光景しか無かった。 首が妙な方向へ向いた母親の死体が椅子に座っていた。]
(*58) 2016/04/08(Fri) 04時頃
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[両親の処刑の光景が蘇る。]
――あ、
[見ていた。食い入るように。 絶対に、忘れないで済むように。]
ぁああああああああああああああッッ!!!!
[苛立って叫んだ。 そんな事をしても死んだ人間は戻ってこない。 昨夜の律だって。父親だって。先生やたまこや聡だって。 喉が痛むほど叫んですぐに胃がヒクついて、胃液で床を濡らした。]
(*59) 2016/04/08(Fri) 04時頃
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[父が座っていた位置に座り込み、母の死体を見上げていた。 ふらりと立ち上がり、冷蔵庫をあけると、昨日と変わらず母の手料理がびっしり冷蔵庫につまっていた。
――あんたたち、料理なんて出来ないから。 ――お父さんと慶一じゃ、男二人で困るだろうから。
あの時目が潤んだのは、こんなに簡単な理由だったのに。>>4:44
もう二度と、彼女から親切を受けることはないのだ。 優しい母だったと思う。
タッパーの一つを取り出して、蓋を開けてみたが、勿体無くて手が出ない。 食欲もなかった。 意を決して手で少量掴み、一口無理やり食べてみても、飲み込む前に涙ばかりが溢れてくる。
もうぜんぶ、戻ってなんてこない。]
(*60) 2016/04/08(Fri) 04時頃
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[泣きすぎて、頭が痛かった。 それでもどうにかのろのろと立ち上がる。
蛇口をひねって、顔を洗う。 暫く水の音をきいていた。
まだ終わっていない。 今日も祭りは、続くのだ。]
父さん、それ、楽?
[家を出る前、もう動かない父親に声をかけた。**]
(*61) 2016/04/08(Fri) 04時頃
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― 五日目:朝 ―
[いつもの三叉路に差し掛かった。 鹿島邸のほうへ視線を向ける。 『おはよう』と声をかけていた遥香はやはりこない。
*今日、村で行方不明になった者は居なかった。*]
(38) 2016/04/08(Fri) 04時頃
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[押し戻された洞窟内。身体を押さえつける遥香に、 ずぶ濡れのまま縋り付く]
……ちがう…るか、ちがうの。
やくそくしたの……いっしょだって…
いけるところまで、つきあうって……
……なのに、ひとりに……りっちゃんを…ひとりに…
(*62) 2016/04/08(Fri) 05時頃
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[泣きじゃくる中、意識がふと、誘われるように右手に向かった。 握りこんでいたままの、不格好なウサギの刺繍。 綺麗な形の刺繍より、この不器用な方が愛おしかった。
気付くんじゃなかった そういいながら、あの男の子は、目の前の苦労を背負い込む。 だれもが見逃す、小さな花を、あの男の子は見つけてくれる。 だれもが捨てる、つまらないゴミを、あの男の子は拾ってくれる。 そうして、わたしのことも、護ってくれた―]
[胸の奥に、小さな、小さな、灯がともった]
……ちがうよ。るか。 これは、ただの雨。
……約束、リッちゃんは、 破ってなんかないよ?
[わたしたちの最初の約束。白い花の、花言葉]
(*63) 2016/04/08(Fri) 05時頃
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[やるべきことは変わらない。 けれど、やっぱり彼の後を追えないのは寂しくて―]
……気付くんじゃ…なかった。
[ずぶ濡れの顔で、眼からは涙が止まらなくて。 それでも、ちいさな笑みが口から洩れる。 わたしの中に、彼を見つけたから**]
(*64) 2016/04/08(Fri) 05時頃
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― 朝・教室 ―
[教室にはいるなり、独特の柔らかな声で挨拶を交わす。その目元は泣きはらしたかのように真っ赤に染まり、疲れ切った顔は青ざめていた]
みんな、おはよう。今日も、たのしくやろうね?
[小首を傾げて、うっすらと微笑む。その瞳だけは、力強く輝いていた**]
(39) 2016/04/08(Fri) 05時頃
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[深呼吸が必要だった。 指先が震えている。
結局禁足地を出て学校までやってきてしまった。 もう村のどこも『恐ろしい』と感じられる最大をふりきっていて、恐らく昨夜の晩と自宅とこの教室で最大限嫌なものを見た。
――自分のために絶対にやったほうがいい。 そう思って選んだ処刑監視係も、正気を取り戻した今もなお、立候補した時から自分の中で持つ意味は変わらなかった。
捨てといて、といわれた菓子ゴミも、なるほど家では捨てそこねた。 そんな心の余裕は無かったし。もっと早く気づくんだった。]
(*65) 2016/04/08(Fri) 08時半頃
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[教室には、聡と律を除いたいつもの面々がいるはずだ。 今日この教室で何があるともわからない。 手が震えていた。
律と真弓は昨日まで、この教室をどんな顔で過ごしていたろう。]
(*66) 2016/04/08(Fri) 08時半頃
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[ボロボロになった律が言っていた。
『気づけよ、友達なんだから』 『気づいたじゃん、ケイイチ。』
弱々しい声が蘇る。 この教室から一人、誰かを助けるために、彼らは禁足地に隠れていることも出来たのに登校していたことになる。]
(*67) 2016/04/08(Fri) 08時半頃
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[教室の戸の向こう側。
昨夜、錯乱していた慶一にはろくに話が出来なかった真弓の姿があった。 青ざめた顔をしているのに、『なにか』が一本彼女のなかの芯となって、いまも気丈に背筋を伸ばして微笑んでいた。
真弓が教室に飾っていたあの白い花も。 葉っぱや花びらをピンと伸ばし、茎をまっすぐ天に向けてのばしていた。慶一は教卓の花瓶を見てから俯くようにして足元を見る。
恐怖で不規則になりかける息を、ちゃんとしろと自分で鼓舞して、顔をあげる。 手の震えが、止まっていた。]
(*68) 2016/04/08(Fri) 09時頃
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― 教室 ―
[教室の戸の枠を踏み越えて、そこへ入った。 香は今日もしっかりと焚かれているようだった。 お祭りに熱心で、感心なことである。
教室にある処刑された人々の姿も変わらずそこにあり、一日、二日と経つうちにニオイがきつくなってきている。 村のどこても処刑者がいるところでは似たようなものだけれど。 ぽつらぽつらと会話する残り少ない生徒たちに挨拶をした。]
おはよ。
[長身の渚が後から教室にやってきて、いつもののらくらした感じの挨拶をして、皆に律の死が告げられた。]
(40) 2016/04/08(Fri) 09時頃
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[自分の加担したものだった。
どうして気づけなかったんだろう。 彼が死んでいい理由なんてどこにも無かったことに。
昨夜律を村人で取り囲んだ場所へも家へ帰る前に立ち寄ったが、姿はもうなかった。 教室に来る前に顛末が知りたくて噂話を耳にはしても、まずは教室での真弓の無事を確かめたかった。
机の下握りしめた拳に爪が食い込んでいる。]
(*69) 2016/04/08(Fri) 09時頃
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[反応はさまざま。]
……じゃあ。 なぎやんが言ってたうちのクラスに居る犯人って、 これで見つかったんだな。
[渚と律には、よく遊んでもらっていた。 視線が見るでもなく机の上にぼうっとおちる。 律と一緒に居た日々を思い出していた。]
(41) 2016/04/08(Fri) 09時頃
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/*ナナオどうなってるんだ……? うーん……マユミに票をまとめると見せかけて自分が別に票を入れることによって票を散らす……? 意味わかんねーな。本当にマユミ吊りたいのか……なんで……?
(-58) 2016/04/08(Fri) 09時頃
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[渚の教えてくれたものを聞く限り、処刑監視係である慶一にとっては、もうやるべき犯人探しはなくなってしまった。 クラスから、裏切り者が二名出たことになるのだから。 『聡』と『律』だ。 噂も錯綜しており、信じるに値しなそうに聞こえた。]
今日は誰が行方不明になったって話もないし、 あとは、皆を見つけるだけ。
[もう危ないことは終わってしまったのなら今日からはいっそ遥香達を探しに出てもいいなと思った。 菜奈緒はあんなに昨日まで嫌がっていた犯人探しをしていた。 昨日聡の処刑が終わったあとの光景を思う。]
(42) 2016/04/08(Fri) 09時半頃
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[今日も楽しくやろうねと真弓は言った。>>39 律が犯人だったとしても、どんな理由がそこにあっても。 昨日彼がした提案は、今日も慶一にとっての最適解に変わりない。
誰が選ばれても良いように、 出来る限り思い出を作れば良かったんだ。>>4:129
今日もやるべきことは、これに尽きると考えている。]
(43) 2016/04/08(Fri) 09時半頃
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なー、なぎやん。 処刑いつくるかわからんわけだし、またなんか本貸してよ。
俺でも飽きなそうなやつ。
[慶一は席をたつと、しょっちゅうつるむ渚の側へ行く。 大分人数は減ってしまったがお祭前からずっとあった『いつもの教室』をなぞっている感覚があった。
いつもの、であっても。 それでも全く同一の一瞬は来ることは無い。]
(44) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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[だから思い出が出来ていくのだと思う。 慶一は何度目かになる『本貸して』のおねだりをした。]
おすすめのやつでもいーよ。 図書室から借りてくるし。 ちゃんとオチまで読むからさ〜〜。
(45) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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[泣きそうになる。
少し前まで、こんなじゃなかった。 もっと『ふつう』にこんな話がしたかった。]
(*70) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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[アルバムを取り出していくと棚の奥に、また別の冊子群が隠されるように置いてあった。 なんだろうこれはと恐る恐る引っ張り出して。生きていたら逆に見てやろうと思うのだろうな、とふとよぎった。 隠された秘密の中身は、厚く黒い表紙の日記や、学校の連絡帳やらであった。 開いた瞬間ばさばさと何やら色々なものが落ちてくる。 押し花、折り紙、リボン、他愛のないメモ、生徒からの手紙……息子達からの手紙も混じっていた。
あらあらあら、と拾いなおしてから改めてぱらぱらと冊子を開いてみる。日記の方。
『高宮の家の葬儀をしてきた。何も二人で逝くこともなかったろうに。若すぎる。馬鹿者め。 何より、弟たちの前で泣くまいと堪える菜奈緒が不憫でならない。 助けてやりたいと思う。』
3年程前の日だ。高宮の夫婦は、篤胤が一度状況する前この村でよく面倒を見た子どもたちだった二人。 百合子もよく覚えがあって、村に戻ってきてからも多く親交があった。
葬儀のあとはしばらく、やたらに菜奈緒達姉弟を家に無理矢理連れてきてご飯を一緒に食べさせていたな、と思い出す。 よく、あんなに真っ直ぐ育ってくれたもの……。]
(+32) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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[忘れるまい。 ――もっと早く、気づきたかった。
誰とした会話も、些細なことも、ちょっとした笑顔も、言い回しも表情も、時間の経過も覚えておけるよう。 こんな風になるなら、もっと大事に過ごせばよかったのだ。]
(*71) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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……もっと早く気づきたかった。
(*72) 2016/04/08(Fri) 10時頃
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[そこから少しページを戻ってみる。
『慶一が毎年恒例のぶどうを持ってきてくれた。 生意気盛りでどうしてくれようかと思っていたが、やはり根は人にやさしい良い子だ。 このまま育ってほしいもの。』
そうそう、と百合子は思わず日記の文字に相槌を打ってしまう。 あそこのぶどうは美味しいのよね、と思い返して。]
あなたが小園君に大分振り回されていた時もありましたねぇ……
[すぐにどこかにいなくなってしまって探し回ったり、遊びに篤胤を巻き込むものだから夫の服が毎日のように汚れほつれていたり。 それももちろん、この夫婦にとっては大事で愛しい思い出だ。]
(+33) 2016/04/08(Fri) 10時半頃
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[取り返しがつかなくなってしまった事があまりに多すぎる。
教卓にある酒匂先生の姿を、振り返るように見た。 オッサンのくせに子供より元気が良いくらいで、最近はそれがダサく見えて気恥ずかしくて、つっかかったり、スカした態度をとってしまった。
そんなことしないで、昔みたいにまた、遊んで貰えば良かった。 授業がせっかくなかったんだから、全部、そういう事に使うべきだったんだ。 授業を一枠潰して外へ皆で遊びに行った時みたいに。
山や川で出来る遊びを、いっぱい教えてもらった。 将棋も『ややこしい、わからん』と投げ出さず、真剣に教えてもらうべきだった。]
……へへ 遊びのことばっかり。
[授業ももう少し、真面目にきいておくべきだったかな。]
(*73) 2016/04/08(Fri) 10時半頃
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[そういえば、よく写真をとる先生だった。 彼は会った最初から『出来る限り思い出を作る』『忘れるまい』を目の前で実践してくれていたのかもしれない。]
……もっと早く気づけばよかった。
[もっと真面目に先生と向き合えていたら、彼が亡くなる前に気づけていたろうか、どこかで。 先生が知っていたのなら、そういう事こそ教わるべきだった。 ――いや、教えてくれようとしていたのに、取りこぼしたのかもしれない。 もっと早くこの事に気づいていれば、もっとたくさんの想いを、言葉を、受け取れたろうに。]
(*74) 2016/04/08(Fri) 10時半頃
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[たまこの遺体へ視線をむける。 今朝は学校にくるまで、死体を椅子に座らせたままにしておく教室の光景が恐ろしくて憂鬱だった。 しかし、いざ来てこうしてみると、ある種、まだしも教室に居てくれたままの方が良かったのだろう。 最早正気とも狂気ともつかない考えだが、自分の正気を疑えるぶん、昨日までよりまだマシだ。
『伸び代いっぱいだね』と、自分が真弓に声をかけて貰ったことを思う。たまこみたいな奴こそ、そういう事を言って貰うべきだったのに。 伸び代もなにも、なくしてしまった。]
(*75) 2016/04/08(Fri) 11時頃
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[聡は――狐子だったのだろう。 香がさめてみれば、投票という手段で殺してしまった罪悪感もあれど、それ以上に憎しみが強い。 これほど大掛かりな事を彼一人で出来るわけもないから、不憫な子だったのだろうとも複雑ながら思うようにもなった。
菜奈緒にやらせてしまった。 ひどいことをさせた。 こんなに憎いならせめて――そう思いかけて、昨夜の律の姿を思い出すと、重くのしかかった罪悪感から吐き気が込み上げてくる。 自分には、楽になる権利がない。 そう思い、つばを飲み込んで、我慢をした。
現状の異常さは、狐子のせいなのだろうと思うほかない。 目が覚めてみれば、現実ではない世界にいるようだった。 『御狐様』なんて名前がいかにもな事をはじめとして、父親とした毎日の『お唱和』、処刑監視係で集まった時に聞かされた事や皆の呆けたような表情。 実際そんなものにハマった事はないものの、いかにもアブない宗教のそれに思える。 これはこれで、もっと早くに気づきたかった。 こんな事になってしまった以上、元より許しておいていい奴等ではなかったと思うことしかできない。]
(*76) 2016/04/08(Fri) 11時半頃
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[律は…… 昨夜の光景が蘇る。目がちかちかしだした。 汗をかいた手が、また震えだしそうで強く握った。 思い出すのも恐ろしく止めたいのに映像がとまらない。 ――俺には、楽になる資格がない。
皆に今ある自分の欲のまま俺が殺したと喚き立てれば『ヒドいやつだ』『仲間思いになれるように処刑してやろう』なんて処刑をはじめるのだろうか。 昨日まで持っていた馬鹿馬鹿しい考え方が奇妙に染み付いて、誰かを処刑したい理由なんて嘘でよければ幾らでも思いつけそうだった。
教室にある真弓の姿を見た。 くたびれた表情を、動かすことなく。
――真弓とは、きちんと話をしなければならない。**]
(*77) 2016/04/08(Fri) 12時頃
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“あたしが殺した”
うんん、あたし殺してないよ。処刑してあげたの。
“あたしが、ジュンと聡を殺した”
違うってば、処刑してあげたんだよ。 とっても素敵なことなんだよ?
(-59) 2016/04/08(Fri) 12時半頃
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処刑は正しいんだ。 正しいことをしたんだ。 間違ったことなんてしてないよ。 正しいことをしたんだよ。 だってみんなしてるもの。 これが正しいことなんだから。
…………。
[甘い香りが脳の裏側まで響いてくる。そうだ、これで正しいんだ。 これで正しい。これで……]
(-60) 2016/04/08(Fri) 12時半頃
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[取り返しのつかないことが、十分すぎるほどあった。 クラスに残ったのはたった五人。 ――残ったやつらの、これからだけでも……**]
(*78) 2016/04/08(Fri) 12時半頃
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/* ななおwwwwwwwwwwwwww
おぼぼメモwwwwwwwwwwwwww おもろい
(-61) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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/* 剥がしとるしwwwwwwwwwwwwwwwwっ
(-62) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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>>28 ……アタシが知りたいわ。 何も知らないのよ。知りたくてたまらない。 そのためならアタシ、自分が連れてかれたっていいとすら思ってる。他の子の処刑の機会を奪うくらいなら、いっそね。
誰が怪しいかって話は……アタシからのコメントは止めとこうかしら。ナナオもスズも、好きな子に投票するのがいいのよ。
(46) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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……無理に犯人探しなんてしなくても、処刑されたがってる子に機会を回してあげてもいいとは思うケドね。アタシなんて、もうずっと処刑圏外よ。そろそろ出番が回ってきてもいい頃じゃないの。
[ふぅ、と溜息。]
ガーディが裏切り者だから、この件はこれで終わり……か。>>42 ……その考え方もいいでしょう。揉めるより、よっぽどいい。
[含みのある言い回し。これで終わりではないことを確信しているようでもある。]
(47) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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>>44 あら、久しぶりに言われたわね、それ。嬉しいわ。 けど、そうねぇ……。いま手元にはないから……ウチの書斎に戻るくらいなら、図書室の方が近いわね。 どうする?いま行く?いくつか流行りモノも扱ってたと思うから、見繕ったげるわよ。
(48) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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…………っ
う………うぅ……
ああぁぁぁ、ぁぁぁ、ああぁあぁぁぁぁぁ……
そんなわけないことなんてわかってた。 そうやって逃げようとしたって、もうどうにもならないんだってことも。
だけどあたし、ごめんね。 あたしみんなみたいに強くなれないから。
だからだれか。 あたしをたすけて。
(-63) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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[これでこの件が終わりではないことを確信しているような渚の口ぶり。>>47 何がいいたいのかは分からなかった。 しかし『自分が攫われたっていい』とか『処刑圏外だ』と渚がぼやく様子をみていると、慶一にはやはり揉めているよりもっとやるべき事があるように感じられた。 『嬉しいわ』と渚に言われ慶一は小さく笑って頷いた。 律の死の事もあって、それはぎこちなかったけれど。]
こんな時だから。 まじで?
やった。図書室いこう。
(49) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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[また別の冊子。
『前川の言ってることがわからん。 悪い子じゃないと思うんだが……。 こんなに頭を抱えたのは教師生活初めてかもしれん。思わず百合子にこぼしてしまった。』
憶えてますよ、と百合子は日記に返事をした。 あれが今の若い子なんだろうか、と気疲れしたように肩を落としながら晩酌する姿を。 思わず笑ってしまったことも。あなたなら何とかなりますよと励ましたことも。]
(+34) 2016/04/08(Fri) 13時頃
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ケイイチは、シーシャと図書室へむかった。**
2016/04/08(Fri) 13時半頃
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これでいいんだ。 あたしは悪くない。 あたしは悪くない。 あたしは悪くない。 あたしは悪くない。 あたしは悪くない。
………… ただしいのは、みんな。 あたし、あたしの感覚がおかしいから。
だからただしいみんなに合わせて処刑しなきゃ。
あぁ、いい香りだなぁ。
処刑しなきゃ。
だれかたすけて。
(-64) 2016/04/08(Fri) 13時半頃
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[律の最期を説明する椎社の話(>>24)を聞きながら、ただ静かに、優しい笑顔を浮かべている。ぽろり、と、目から大粒の涙が零れた]
......残念。 そのときは、一緒にいてあげるって、 ...決めてたのに。
ひどいよね? 黙って、わたしの前から、消えちゃうなんて。
[クスッと小さな笑みが零れた]
(50) 2016/04/08(Fri) 14時半頃
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ー 昼・教室 ー
[桃色の和服に、雛子の兎のようなお面をかける。腰には、律の刺繍を縫い付けた小さな巾着]
ほら、今日は、兎さんだよ? ぴょんぴょん。 どっちが早いか、勝負しよ?
[菜奈緒と小鈴に声をかける。 人数はすっかり減って、一緒におどってくれる人もいないけど、お祭りの準備はつづけなきゃ]
(51) 2016/04/08(Fri) 15時頃
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......ねぇ、ナーナ。 思い出すね、去年のお祭り。 わたし、着物の裾を踏んづけちゃって。 転んだら、ジュンちゃんとタッくんに、 慰められちゃった。
今年も二人、お祭りのお遊戯会にでられそう?
(52) 2016/04/08(Fri) 15時半頃
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ー 昼・体育館 ー
ねぇ、ケイちゃん? わたし、やっぱり、女の子だったみたい。 すっかり忘れてたのに...気がついちゃった。
[誰もいない体育館に慶一を呼び出した真弓が、おどけて笑って見せる。腰には、律からもらった刺繍を丁寧に縫い付けた巾着が下がっている]
......こうやって、二人でこっそりあって、決めてたの。誰を助けるか。誰を見捨てるか。......ひどいよね、わたしたち。決められるはず、ないのにね。**
(-65) 2016/04/08(Fri) 15時半頃
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[『曽井はおてんばというか、やんちゃで困ったものだ。昔の慶一を思い出す。 しかし元気が一番!いっそ賀出にも見習ってほしい。
賀出のことを考えると少しため息が出る。 家庭に何かややこしいものを抱えているようなんだが、踏み込ませてくれない。 あれはただ大人びているで済ませていいものでもなさそうなんだ。 教師なんて無力なもんだ……。』]
(+35) 2016/04/08(Fri) 16時頃
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…………。
ううん、ふたりとも、もう処刑されたから。
ジュンはね。あたしが処刑したの。 素敵でしょ?
あたしが……
あたし……
(53) 2016/04/08(Fri) 17時半頃
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あたしが、殺した。
(-66) 2016/04/08(Fri) 17時半頃
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/* ナイスでーす。流れるようにいくう〜〜〜
(-67) 2016/04/08(Fri) 17時半頃
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……ねぇまゆみ。 まゆみはさ、たまちゃんを殺したとき。
まゆみは、何を考えていたの?
[そう問いかけながらも、菜奈緒は決してまゆみと目をあわせようとはしなかった。 まゆみはあるいは菜奈緒の手が小さく震えていることに気付くかもしれない]
(54) 2016/04/08(Fri) 17時半頃
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ナナオは、それっきり言葉を返すことはないだろう。**
2016/04/08(Fri) 17時半頃
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/* ああああななお…… 夜まで無理のやつだ
(-68) 2016/04/08(Fri) 17時半頃
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/* エーンななお
(-69) 2016/04/08(Fri) 18時頃
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/* 仮眠とってないでしゃべりにいけばよかったな〜秘話したかった
(-70) 2016/04/08(Fri) 18時頃
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/* 俺はともかくシーシャも発狂してっからな
(-71) 2016/04/08(Fri) 18時頃
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― 昼:体育館 ―
[誰もいない体育館。古臭い板張りの床。高い天井。白っぽく汚れた窓。床にはしる白いライン。ぽつんとあるバスケットゴール。広々としたそこにぽつんと二人の生徒の姿があった。 真弓と慶一がふたりきりで話している。 真弓の腰には昨日律が聡から習って作っていた刺繍を縫い付けた小さな巾着があった。]
……
[真弓がおどけて『気がついちゃった』と笑う。慶一はひとつ頷いて、笑おうとしたが、上手く行かずに苦笑いになった。]
……うん。知ってたけどな。女の子なのは。
[想像する。校内のどこかで二人きりで話し合った末に、真弓にとって大親友の遥香や、小さな雛子を助けると決めていた。昨日までただの悪でしかなかった行為は、目が覚めてみれば悲しいほど友達思いな決死の覚悟と変わった。]
まゆみ。 ……昨日までありがとう。……、……ごめん。
(-72) 2016/04/08(Fri) 18時半頃
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[何もしてやれなかった。それどころか――歯噛みする。]
……あゆむも、ひなこも、はるかも。 まゆみも。死なずにいてくれてよかった。
だから見捨てたなんて言うな。
[誰を助けるか、誰を見捨てるか。]
全員、助けよう。
[もう、十分すぎるくらい失くしたはずだ。 これを言い出せるのも、真弓と律のおかげだ。 だからこそ、無下にはできずにそう言った。 せっかく助けて貰えたのだから。]
(-73) 2016/04/08(Fri) 18時半頃
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――……
[ずっと勇気が出なかった。 今はもう、勇気の問題ではなくなった。 慶一は自分のために言葉を押し付けた。]
まゆみ。
俺、まゆみが好きだった。 ずっと。
(-74) 2016/04/08(Fri) 18時半頃
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[『深川のところの赤ん坊が入学してきた。 体の弱そうだったあの子がちゃんと挨拶をしてきて、無事に育ってくれていることがうれしい。』
『雛子が樫原にランドセルを貰ったのだと喜んで報告してきた。 本当に嬉しそうで、この子が村に来てくれて良かったと思う。 誰かのあとをずっとついて歩くのが心配なくらいだ。』]
(+36) 2016/04/08(Fri) 19時半頃
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|
/*
>>+36
篤胤せんせ…
泣いてしまった…
(-75) 2016/04/08(Fri) 20時頃
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|
[雨だと言いはるマユ(>>*63)に小さく頷いた]
ごめん、そうだね。 リツ兄は約束を守ってくれたよね。
[『友達を助ける』。 その言葉を守り、リツ兄は村へ戻りそして……。 二人が重ねた時間のことを私は何も知らない。 だから、止めるべきではなかったのかもしれない。 でも、]
でも、私との約束も忘れちゃ嫌だよ?
(+37) 2016/04/08(Fri) 20時頃
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|
[苦笑いをひとつして、謝る慶一。いつもの彼が、やっと戻ってきた]
……ケイちゃん、そんなこと言わないで。 みんな、大切な仲間だもの。当然だよ。
[処刑監視委員。香の束縛を受け、恩師と友人らの処刑を見届けた彼は、いま、なにを想うのだろう?『全員、助けよう』まっすぐな瞳で、迷いなく告げる慶一。一度は諦めかけた、真弓のよく知る、遥香の愛する“ケイちゃん”が、やっと戻ってきてくれた] ……うん。みんな、助けよう。 犠牲になるのは、リッちゃんで最期―。
[それが、彼の望みだから]
あのね。シーシャがね。 もう……わたしのこと、知ってるの。バレちゃった。
でも、内緒にしてくれてる。投票も、わたしには入れないって。 シーシャを助けたら、力を貸してくれるかも…… 今日の処刑だって、きっとなしにできる。 みんな、誘拐しちゃおう。
(-76) 2016/04/08(Fri) 20時半頃
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[ゆらり、と立ち上がったケイちゃん(>>*52)を見上げる]
おはよう!ケイちゃん。
[いつもどおりの挨拶で。 いつもどおりの声で。 いつもどおりの笑顔で。 うん、上手くできたと思う]
(+38) 2016/04/08(Fri) 20時半頃
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[ゆっくり立ち上がりケイちゃんの元へと近づく]
いってらっしゃい。 頑張ってね!
[その背中を強く押して、送り出した]
(+39) 2016/04/08(Fri) 20時半頃
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…… えっ?
[予期せぬ言葉に、目を丸くした。 そんなこと、さしもの真弓も想像していなかった]
…… ……えっと
[遥香は、慶一が好き。 慶一は、遥香が好き。 ずっとそう思っていたから]
(-77) 2016/04/08(Fri) 20時半頃
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……それは…男と女の「好き」?
(-78) 2016/04/08(Fri) 20時半頃
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[目を丸くする真弓に、また苦笑いになる。 いつも『気持ちを伝えろ』だとか応援や後押しばかり。 人の気もしらないでと思っていた。 ついに言ってやった。ざまあない。頷いて肯定する。]
ん。
(-79) 2016/04/08(Fri) 21時頃
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[二人がいなくなった洞窟。 座り込んで小さく小さく、言葉を零す。 ヒナちゃんとアユくんを起こさないようにひっそりと]
わかってた。 わかってたんだよ。 そう、わかってた。 わかってはずなのに、なんで――
[なんで、胸が締め付けられるんだろう。 この苦しみは、この痛みは何なんだろう。 体は答えを分かってる。 遅れて心が理解した。 そうか、私はケイちゃんの事が――]
(+40) 2016/04/08(Fri) 21時頃
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|
[胸の中がざわめいて、いろんな感情がぐちゃぐちゃになってしまった。罪悪感、劣等感、愉悦感、多幸感、申し訳なさや恥ずかしさ。そういうものでこんがらがった。]
……"宿題"、ちゃんとできたね。エライよ、ケイちゃん。 気持ち、ちゃんと伝わったよ。 ごめんね?ずっと、気づかなくて……ごめん。 わたし、ずっと、ひどいことしてた。
ずっと、遥香のことばかり考えてて……
[ずっと遥香の横にいたから。 遥香の視線の先にいる、慶一を見ていたから。 慶一を見ている、遥香の横顔を見ていたから]
(-80) 2016/04/08(Fri) 21時頃
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[笑い声が漏れてしまった。 ヒナちゃんやアユくんに聞かれていたら、こんな時に……なんて思われるだろう。 初恋の味も知らずに、失恋の痛みを知った。 我が事ながら滑稽だと、思った]
[そして、まだ私の心の中に人並みに痛む部分が残っていたことに少しだけ驚いた]
(+41) 2016/04/08(Fri) 21時頃
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えらいだろ。頑張ったんだ。
[真弓に頷く。 ごめんと繰り返されるたび、胸がちくちく痛む。]
はるかの事ばっかり考えてたのも、知ってたよ。
[遥香のことばかり考えてと言われて、頷く。 あのとき小鈴には案外とバカにされなかったが、「ほらな」と内心思った。]
(-81) 2016/04/08(Fri) 21時頃
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/* やっだ コピペ直す前 ていうかここのログすごくない? 遥香のタイミング神じゃない?
(-82) 2016/04/08(Fri) 21時頃
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[慶一は、幼いころから傍にいてくれた、大切は家族。裏山に遊びに行くとき引いてくれた手の温もりをまだ覚えている。彼の願う事、手伝えることは、なんだって叶えてあげたい。でも、これだけは、はっきりしないとダメだから]
ケイちゃんの気持ち、とっても嬉しい。 これは、本当だよ?
でも、わたしには、リッちゃんがいるの。
[そう言って、寂しそうに微笑んだ]
(-83) 2016/04/08(Fri) 21時半頃
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[言う前から返事なんてわかっていた。]
……そっか。
[伝えられただけで、今は満足だ。]
(-84) 2016/04/08(Fri) 21時半頃
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[少しだけ、少しだけ眠ろうと思う。 起きたら、また、日常を作って見せなければいけない。 遠に失われてしまった日常を。 帰ってくる、二人に。 二人が連れてくる友達に。 元気で明るくてちょっとおせっかいな鹿島遥香を]
[笑顔で、『おかえり』って。 それだけが、私が、ここにいる意味なんだから]
(+42) 2016/04/08(Fri) 21時半頃
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[寂しそうな笑顔。 しゃがみこんで目を逸らしたい重苦しい罪悪感。 逃げない覚悟をしたくて、震える息を吐き出した。]
……こすずにフラれたって言う気なんだ。 がんばれっつってもらったんだよね。
そしたらこすずが慰めに処刑してくれるってさ。 なかなか友達甲斐あるだろ?
[軽口を叩くつもりでそう続けた。]
……冗談かどうかわかんねーけどね。 一票どうなるかな?
[そんなこと言ったかにゃんとか言って忘れている小鈴も簡単に想像できた。]
(-85) 2016/04/08(Fri) 21時半頃
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[『一票』その言葉に、はたと現実に引き戻される。 この非日常が、なんだか、とても癪に障った]
ケイちゃん。わたし、だれにいれたらいい?
(-86) 2016/04/08(Fri) 21時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/04/08(Fri) 21時半頃
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/* オンにしたけど。
(-87) 2016/04/08(Fri) 21時半頃
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/* 俺にはあたふたすることしかできねえ
(-88) 2016/04/08(Fri) 21時半頃
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……えっ。
[菜奈緒の告白(>>53)に言葉を失う。手から、お面が滑り落ちた。カランッと、渇いた音がなった]
……。
[拾い上げたお面を被る。顔を覆う。表情は見えない]
……そっか。
[背後から、菜奈緒にそっと腕をまわす。彼女の身体を抱きしめる]
……そうだったんだ。
[菜奈緒は振り返らない。こちらを見ない。言葉も発しない。それで構わなかった]
……。
[振れた菜奈緒の手が、微かに震えているのがわかった。真弓は、お面の裏で、静かに、静かに、涙を流した]
(55) 2016/04/08(Fri) 21時半頃
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ていうか、なぎやん知ってたのか。
[犯人探しは終わったと言った時の彼の反応も納得だ。]
なぎやん連れていかれたいって朝いってたもんな。 わかった。手伝ってもらおう。
……昨日まで俺だって祝う気しか無かったし、 あの感じなら、投票はまじでちゃんとしないと。 二票じゃこえーから、もう一票ほしい。
……ふたりでなぎやんの投票用紙でものぞく? 俺は真弓が無事だって分かってるからそれでいいしな。
(-89) 2016/04/08(Fri) 21時半頃
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ごめんね、シーシャにわたしの嘘、通じなくって…
うん、ちょっと気は引けるけど、みんなを助けるためだもの。 シーシャもきっと、許してくれる。
いざとなったら、泣いて謝るから。 ふふ……ずるい女なんだよ、わたし?
(-90) 2016/04/08(Fri) 21時半頃
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マユミは、菜奈緒の耳元に、なにかをそっと囁いた。
2016/04/08(Fri) 22時頃
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1人でも多く、みんなを助けて
地獄に堕ちよう
そう、思ったよ。
(-91) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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なぎやんだからなぁ……俺のもぜってーバレるわ。 でも、話わかってくれて、ホントによかったな。 ……体でかいからお香の効き悪かったりして。
[首をかしげた。]
うん。なぎやんには怒られたらあとで謝ろ。
泣き落としかよ〜、俺も泣き真似しよーかな。 ……俺もずるい女に騙されてたしなーっ……
(-92) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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[小さいころに二人でした悪戯の相談みたいだ。 息吐くように笑った。悲しいやら、苦しいやら、疲れたやら、……懐かしいやら。]
(-93) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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─ 昨夜 ─
[周りの声が聞こえて居るけれど、 なかなか目を覚ますことが出来なかった夜。
けれど。 >>*32「ただいま。」の声を聞いた瞬間、ぴくりと反応をすれば──顔をあげて振り向いた。 慶一おにいちゃんの声だ。]
慶一おにいちゃん……。
[(おにいちゃんが"目を覚ました!")(律おにいちゃんが連れてきてくれたんだ。")]
(+43) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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[犠牲になるのは律で最後。 ちゃんとしろ。自分を奮いたたせ、真弓をまっすぐ見た。 終わってから言うのは、逃げみたいで、律にも失礼で、考えた末に出来なかった。]
……まゆみ。 聞きたくないかもしれないけど…… りっちゃんを殺したのは俺だ。
[律を後ろから殴りつけて、人を呼んでしまった。 祭りに非協力的な裏切り者を村人を許すはずがなかった。 無論、香の束縛はあった。 それでも香のせいだと言うのは無責任にすぎる。 処刑監視係をやっていた理由と変わらない。 善意でもなんでもなく、狐子と断じて怒りと差別で殺した。]
まゆみは俺を許さなくていい。
(-94) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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……………。
[けれど周りの様子がおかしい。 嵐が迫る洞窟の中、響く声。
真弓おねえちゃんの叫び。]
うそ……。
(+44) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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……もし。 殺してやりたいくらいの気分になったら、 自分のために票使えよ。
(-95) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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[息を飲んだ。目が見開かれる。 血の気が引いて、頭が真っ白になった]
……。
[耳元で、たしかに、律の声が聞こえた]
(-96) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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うそ……律おにいちゃん……
うそだよ……。
[だって、こんなのことってあんまりだ。 (『裏切り者』>>*42だなんて。) (そんな烙印を押されて、殺されるなんて!)
律おにいちゃんの善行の行方に、心臓を貫かれた。 火のような憎しみが、この村全体に向かう。 彼から貰ったランドセルをぎゅっと抱きしめる。 震えて、ぜんぜん力が入らない。]
(律おにいちゃん……!!!!)
[翌日目が覚めたら、これが夢であるように願った数は、星の数に近い。]
(+45) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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[すっと、頭が冷静になった。 胸元に手をあて、祈るように目を閉じた]
リッちゃんは、最期…… ケイちゃんに、なんて言った?
それが、きっと……答えだよ―。
[律が、自分を殺めた慶一にかける言葉。 どう考えても、ひとつしか思い浮かばない]
(-97) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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……… 俺に「いいよ、気づいたじゃん」って言ってくれた。
[律の言葉を思い出す。]
「休んでから行く」とも。
……あとこれ。
(-98) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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[ポケットから菓子ゴミを取り出した。 くしゃくしゃのそれを真弓の目の高さまで持ち上げる。]
これ、捨てといてって。
(-99) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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/*
赤にどこかで切り替えるべきだったんだよなこれwww
(-100) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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/* 案外丁寧に会話してくれるもんで赤に戻れていないwww ごめんね、赤ログ静かすぎてるよね
(-101) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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(―― やっぱり)
[じわりと胸の奥が温まる。どこまでも人が良くて、優しい人]
……なら、"いいよ"。ケイちゃんは、気にしなくて。 リッちゃんは、わたしを置いてく気なんて、なかった。 それがわかれば、わたしは十分。
伝えてくれて……ありがとう、ケイちゃん。
[にこりと微笑む。ぽろりと涙がこぼれた。こんなに泣いたら本当に目が溶けてしまいそうだ]
(-102) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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/* ンー。なんかしてんのかな。してんならいいんだけど。
(-103) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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─ 翌朝 ─
[朝が来た。
目が覚めた時に、真弓おねえちゃん達の姿はすでになく。 真弓おねえちゃん達は学校に向かったのだと悟った。
恋人を失って、それでも学校に向かう真弓おねえちゃんが不憫で仕方ない。>>4:*15 もしかしたら、雛子も学校に向かうべきだったのではないかと、今更ながら募る後悔。 雛子は本当に何をやっているんだろう。 (>>+36誰かの後ろをついていき、守られてばかりだ。)]
(+46) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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[差し出されたくしゃくしゃの菓子ゴミを見て、くすっと笑う]
ふふっ……まだ捨てられなかったんだ。 ケイちゃん、ごめんね。代わりに、捨ててもらっていい? わたしだと、やっぱりまた、捨てられなくなっちゃう。
(-104) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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/* まあでも考えてみりゃ、時間あわねーならエピでやるやろ。
(-105) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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[真弓にいいよと言われて膝が震えた。 苦しくて、死んでやろうとも思った。唇を噛む。]
俺が気にしたいんだ。 一生忘れない。
[首をふり、俯いた。なくもんかと堪えた。]
……置いていく気は、絶対になかったと思う。
[傍目にも。強く頷く。]
お礼も要らない。 ……昨日話せなくて、ごめん。
[微笑む真弓の目から、涙がこぼれる。]
……目、とけたら半分やるから。
(-106) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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[菓子ゴミをもう一度ポケットに戻した。]
……これずっと持ってたの?
[真弓がそう言うという事は、恐らく本当にゴミなのだろう。]
……へんなの。
[泣きそうになりながら、笑った。 教室でのことが、全て済んだら捨てようと決めた。]
(-107) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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[体を起こし、ランドセルから離れる。 歩ちゃんが昨日そうしてくれたように、洞窟を離れ。水を水筒に入れてくるためだ。
それから、洞窟の外で、太陽に向かって手を合わせた。 篤胤せんせ、たまこおねえちゃん、律おにいちゃん、それから昨日の処刑の犠牲者を思って。 罪の意識を感じながら、涙を浮かべて、頭を下げた。
どれくらいそうしていただろう。 やがて洞窟に戻ると 眠って居る様に映る遥香おねえちゃんの傍に、ちょこんと座る。 避けられなければ、暫く髪をなでなでしていようか。>>+42]
おはよ…。
[雛子にできる事はなにか、考えながら。*]
(+47) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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[日記帳を膝に置いて涙を拭けば、百合子の目には篤胤の書机に置いたままの本が積んである。一番上には夫の趣味ではなさそうな小説があって、それが生徒からの借り物だと思いだした。椎社君の本だったかしら、と口に出すと、夫が言っていたことをふと思い出す。]
『椎社はすごいぞお。あんなだがいくつも本を読んでの、これも面白いって言うから借りてきたんだ。 やりたい事があるんだと言うし、たいしたしっかり者だ。 自慢の生徒だな!』
[我が子を自慢する親のように笑う篤胤が百合子の記憶には鮮明に浮かぶ。]
(+48) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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[体育館での真弓との相談がひとしりき終わった後。]
あっ。
[教室に戻らねばと考えながら、声をあげた。]
……なぎやんも、真弓の紙カンニングする気だったら、 どうなるかわかんねーかも。
[じゃんけんなどで決められたらたまったものではない。]
書く名前決めてるっぽかった?
(*79) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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[首を横に振る]
票については、なにも聞いてないから……
(*80) 2016/04/08(Fri) 23時頃
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[震える慶一の肩に手を置いた。 本当なら抱きしめてあげたいけれど、それは代えって悪い気がした]
いいよ。なら、一生忘れず、生きていこう? ケイちゃんは、リっちゃんを。 わたしは、たまちゃんを殺した。 なら生きないと。 生きて、他の人を幸せにしてあげないと、ダメ。
ケイちゃんとわたしの、大切な人たち。 ここにいるみんな。そして……遥香。
(-108) 2016/04/08(Fri) 23時頃
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― 図書室 ―
しまった……マユミも連れてくるんだったかしら。 あの子を犯人探しの空気に置いていくのは酷だわ。
[椎社は、本棚を眺めながら、ゆっくりと前を歩いてゆく。 とある本がふと目に留まる。つい最近、見たばかりの背表紙。]
……ここにもあったんだ。
[真弓の言葉 >>1:73 を思い出す。似ていると言われて嬉しい気持ちにはなったが、自分ではどこが似ているのか、よく分からなかった。
その少女は、誰よりも真っ直ぐで正義感の強い少女だった。孤独な世界で戦い続けて、誰にも認められなかったのに、持ち前の優しさと強さで、気付けば次々と人に認められてゆく。まるで物語の主人公のような、悲劇の敵役。
――どっちかっていうと、アンタの方が、よっぽど似てるわよ。]
(56) 2016/04/08(Fri) 23時頃
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[その本棚から目を逸らして、隣の本棚を眺める。]
あら……。ケイイチこの前、この作家さん好きって言ってたじゃない。 これとかお勧めよ。テンポが軽快で飽きないし……ミステリーだけど分かりやすくて、最後はパズルが解けた感覚がして『やられた』って思わされるのよね。
……そろそろ、戻りましょっか。 投票が締め切られる前に。
(57) 2016/04/08(Fri) 23時頃
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『それに比べると樫原はなあ……』
[篤胤は確かそう続けた。]
『あいつは気にしすぎなんだ。廊下を掃除してると思ったら一つの汚れが気になったとかで延々十分も二十分も同じタイルだけ掃除してたりするんだぞ? ……ワシの小さかった頃に似てるよなあ。』
『いい男なんだがな。朝の挨拶だって欠かしたことが無い。真面目で、色んなことを考えてるいい奴なんだ。 だからこそ、ちょっとしたことで躓いて大失敗しやしないか心配でなあ……』
[小さなため息があった。本当に心配で、同時にどう成長していくのか楽しみであったんだろう。]
『ま、あれも男だ。守るものの一つでも自覚できれば、どーんと何かやってくれるはずだな』
[それが待ち遠しくて、楽しみで仕方ない顔をして、篤胤は笑っていた。]
(+49) 2016/04/08(Fri) 23時頃
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― 図書室 ―
[図書室の机の上にあぐらをかいて、適当な一冊を本棚から抜き出して眺めていたが]
……ん。 そうだね、楽しくやりたいっつってたから。
[酷だときいて、頷いた。]
(58) 2016/04/08(Fri) 23時頃
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[小さな手寝息を立てて眠っていた。 ヒナコが髪に触れると(>>+47)、安心したように寝顔が和らいだ]
あ……。 おはようヒナちゃん。 お腹すいてない?
[寝ぼけ眼をこすりながら、笑顔を向けた。 どうも、笑顔が癖になっているようだ。 それも良いかと思う]
(+50) 2016/04/08(Fri) 23時頃
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[小さな手寝息を立てて眠っていた。 ヒナコが髪に触れると(>>+47)、安心したように寝顔が和らいだ]
あ……。 おはようヒナちゃん。 お腹すいてない?
[寝ぼけ眼をこすりながら、笑顔を向けた。 どうも、笑顔が癖になっているようだ。 それも良いかと思う]
(+51) 2016/04/08(Fri) 23時頃
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[机からぴょんと下りて、本を戻す。 渚の側へ寄って、横から彼の持つ本をのぞいた。]
これこの間貸してくれた人のやつ? 作家の名前おぼえてねー。
[すすめられた本を渡して貰って、表紙を眺める。 内容を聞くに楽しみだ。 それに、せっかく渚に勧めてもらった。 この一冊は、大事に読もうと決める。]
(59) 2016/04/08(Fri) 23時頃
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……なぎやん。
[彼の背中に、ぽつりと言った。]
まゆみのこと、きいた?
(-109) 2016/04/08(Fri) 23時頃
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/*みんな真弓をもちあげすぎでは?*/
(-110) 2016/04/08(Fri) 23時頃
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[そうね、と記憶の中の夫にまた返事をする。 それから本を手にとって、返さなくちゃいけないわねえ、と呟き立ち上がる。背後ではまだ記憶の中の夫が何か言っている気がした。]
『心配度でいえば白銀もそうだがなあ。 あいつは周りを大事にしすぎて、うっかりすれば自分を後回しにしそうでな。そういえばこの前なんか鹿島の娘と口づけとったぞ? 信じられるか? いやあ、もうそういう奴だからほんとに……。』
[鮮明に思い出される篤胤の姿を、声をしっかりと掴んで、抱きしめるように大事に。]
『でも遥香がいるうちは大丈夫だろうな。 男らと違ってあそこは結束が固いからなあ……良かれ悪しかれだが…………』
(+52) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
|
|
[耳に声を残しながら、百合子は椎社の本を抱えて部屋を後にする。
誰もいなくなった部屋には、日記もアルバムも連絡帳も残っている。 ハルカが初めて稽古を挑んできた時のこととか。 マユミが鹿島家に世話になり始め、やたらに遊びに行ったこととか。 男らのいたずら遊びを叱ったこととか。 みんなを連れて釣りに出かけたこととか。 いくらでも、いくらでも思い出が残っている。
そして篤胤の書机に、愛しそうに置いてある写真立てには、 全員の集合写真。
みんな、みんな笑顔で、そこには残っている。]
(+53) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
|
|
[たまこを殺した後の真弓の表情が蘇る。 あの時もずっと、彼女は狂っていたわけではなかった。 震える肩に置かれた真弓の手が暖かかった。 泣きたくなるのを堪えたかったが、涙が一滴体育館の床に落ちる。]
………うん。
[大切な人たち。家族ももう居なくなった。 もう残っているのは大事な友だち達だけ。 だからこそ、せめてその人達だけでも自分たちが助けなければ。]
(-112) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
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/*せんせええええええええええ!!!*/
(-111) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
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/* せんせえええええええええええええ いい味…うーん大好き。
(-113) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
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[目が覚めたおねえちゃんに微笑む。>>+51]
おはよう。 水はここにあるけど、お腹すいちゃったね…。
(+54) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
|
|
― 午後・教室 ―
[帰りのHR前。刻一刻と本日の『処刑』の時間が迫っていた]
(60) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
|
|
昨日は、泣いている雛子を、なぐさめてくれてありがとう。
お礼をいえてなかったから。
[水筒を見せながら。 彼女が体を起こすまで、頭を撫で続けたまま。]
(+55) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
|
|
………
[20センチ以上も背の高い渚の顔を見上げた。 『犯人なんていない』としたかった慶一は、覚悟ののち、]
俺の投票用紙。なぎやんに任せたい。 [渚を見つめる慶一の目には、渚への信頼があった。]
……テキトーじゃなくて。 ちゃんとしたくて言ってる。
こんなのなぎやんにしか頼めないし。
(-114) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
|
|
[教卓の花瓶に花を活ける。ふだんよりも、ちょっと贅沢に。ちょっと賑やかに。今日は、この学校にとって、大切な日になるだろうから]
……。
[ふと、窓に目を向ける。外に広がる、この村の風景。金色の田んぼ。紅葉に色づく山々。身を寄せ合うように連なる民家。のどかな商店街]
―この村の事、みんなのこと、好きだった?―
真弓は聞いた。
―『さあ、どうですかね』―
少年の優しい笑み。その意味を、真弓はずっと考えている。
(61) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
|
|
……。
[少し悩む。その質問の内容と、詳細をぼかしたケイイチの意図。 ケイイチが何を知って、何を考えているのかを汲み取ろうとする。 迷った末の、返答は]
……『リツからは』何も聞いてないわ。
アタシに託して、どうするってのよ。 ……アタシが、犯人に敵対するか、味方するかも…… アンタ、分かってないんじゃないの?
(-115) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
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|
マユが買ってきてくれたパンとおにぎり食べようか。 アユくんと一緒に。
[身体を起こして、岩の上に置いてある袋に手を伸ばす]
ん……? 良いんだよ、お礼なんて。 友達なんだから。
[ヒナちゃんの髪を撫で返して、小さく笑った]
(+56) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
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/* アッアッ……時間が足りない…… 今晩終わる……終わってまう……!
(-116) 2016/04/08(Fri) 23時半頃
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|
わ。ご飯あったんだ…… 雛子、きのう なにも食べてなかったからうれしい。
[ほんのすこし目が輝いた。 歩ちゃんとおんなじおにぎりを手に取って。 遥香おねえちゃんをみつめる。]
そっか………ともだち……… ともだち、だから、次は雛子が遥香おねえちゃんのことばを、なんでも受け止めるよ…。 もちろん、歩ちゃんのも。
[髪を撫でる手に、ぺこりと頭を下げて。]
(+57) 2016/04/09(Sat) 00時頃
|
|
………なぎやん。 俺、りっちゃんが死んだ時――村の皆と一緒にいたんだ。 俺も加わった。 なぎやんには、言っときたくて。
[慶一はポケットに入れてあった投票用紙を渚に差し出した。]
なぎやん、知りたいんだろ。
(-117) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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なんでも、きくよ……… だから、無理はしないでね
雛子は、遥香おねえちゃんに なみだを受け止めてもらって ようやく、呼吸が楽になったの……。
[視界も晴れた。声も聞き取れる。 子供の前でむりして笑うおねえちゃんの頬に触れて。]
(-118) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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……もちろん、伝えたい相手がいるなら そのひとに打ち明けたほうが、いいと思うけど……。
[慶一おにいちゃんに向ける、遥香おねえちゃんの眼差しを想起し、目を伏せて。 今度は見えない手で、背中を押すように。]
(-119) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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ヒナコは、遥香おねえちゃんを、ジッと見る。*
2016/04/09(Sat) 00時頃
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……………知りたい。
[手を出す。しかしまだ、投票用紙は受け取らない。]
アタシ、今日は『処刑されたがってそうな子』に投票するつもりよ。 何が正しいのか、何も分からないけど……マユミが泣く顔は、これ以上見てらんない。 処刑を止めるとか、そういうのは、まだ考えてないケド……全部知ってから、判断したい。
[掌を、上に向けた。]
……それでもいいなら、その紙、受け取るわ。
(-120) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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………、うん。
なんも書かなかったらじゃんけんで決まるかもしんない。 みんながばらばらでも、そうなる。 でも、もう、それじゃダメだ。
[頭をふる。]
だから、頼んだ。
[渚の手のひらの上に、投票用紙を置いた。]
(-121) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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ヒナちゃん、ありがとう。 それじゃあ、今日はアユくんに話してもらっちゃおうか。
[突然、話を向けられて眼を丸くするアユくん。 私は、声を上げて笑った]
(+58) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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― 教室 ―
[渚と教室に戻った慶一は、教室に居た小鈴に耳打ちした。]
やっぱりフられた。
(-122) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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[肩をすくめてみせた。 直々に処刑してやるニャ、との事だが彼女がどうする気だかはしらない。
応援してくれたから、報告しておきたかったのだ。]
(-123) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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[この村の住人は、親密で距離感が近い。それこそ親族であるかのように。だからこそ、身内の恥さらし≠ノは辛辣だ。 《阿婆擦れの娘》 幼少の頃、ミフネ婆から投げかけられた最初の言葉。意味も分からず、ただ自分は周りと違うのだと震えて泣いた。異端だから。理解されないから。幼い頃から、ずっと人の影を歩いて生きてきた
少年の家は、奇妙だった。 黒い廊下。むき出しの裸電球。窓一つない部屋に置かれた三面鏡。 そして、腐敗した遺体。《狐子》誰かがそう呼んだ]
……さとちん。
[仮に彼が《狐子》だったとしても、真弓は彼のことを嫌いにはなれなかった]
(62) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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……わかった。
[投票用紙を手に取り、畳んでポケットの中へと仕舞う。]
後は任せて。
[そして、教室の扉を開けた。]
(-124) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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