159 戦国 BATTLE ROYAL
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墓
少
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全
ヘクターは投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
トルニトスは墓荒らし ヘクターに投票した。
カリュクスは墓荒らし ヘクターに投票した。
キルロイは墓荒らし ヘクターに投票した。
エフは墓荒らし ヘクターに投票した。
ヘクターはトレーサー キルロイに投票した。(ランダム投票)
スージーは墓荒らし ヘクターに投票した。
クシャミは墓荒らし ヘクターに投票した。
ガストンは墓荒らし ヘクターに投票した。
ヘクターは村人の手により処刑された。
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カリュクス! 今日がお前の命日だ!
2015/05/22(Fri) 01時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
カリュクスが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、トルニトス、キルロイ、エフ、スージー、クシャミ、ガストンの6名。
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/* 死んだァーーー!
うむ。オレの体の不調がニクい。
(-0) 2015/05/22(Fri) 01時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 01時頃
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なっ………!
(0) 2015/05/22(Fri) 01時頃
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大日如来……だと……
[碧如の背後に、極楽を現す五色、そして闇に輝く 胎蔵曼荼羅が沙魅助の瞳にはっきりと見えた。>>4:96]
くっ、反則だろう、こんなもの……!
[沙魅助は直感的に、食らってはただではすまないと判断した。 身を守るよう、巨大な炎を呼び出したが……]
(1) 2015/05/22(Fri) 01時頃
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―――カッ !!!! [沙魅助の視界が真っ白に染まった―――]
(2) 2015/05/22(Fri) 01時頃
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/* 黒根さんがほんと謎のツボをついてくる。好きだな。 にゃごにゃごかわいい。
(-1) 2015/05/22(Fri) 01時頃
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/* 来なかったらやってやろうと思ってた碧如必殺技の再利用にゃ!
(-2) 2015/05/22(Fri) 01時頃
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/* 色んなもんくっつけてくれたお返しにゃ!!! wwwwwwwwwwwwwwwww
(-3) 2015/05/22(Fri) 01時頃
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[地面に降り立つと同時に振り下ろされた斧は、地面を割る。 それに巻き込まれた敵は一掃されちゃった。
割られた地面を踏みしめ、主は周囲を見渡していた。**]
(3) 2015/05/22(Fri) 01時頃
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/* 黒根さん、猫かぶってたんだねwwww カッとなると猫語じゃないwww
(-4) 2015/05/22(Fri) 01時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 01時半頃
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……熊襲か。まだ天は俺を見放していないと見える。
[>>4:81玉愛の視線が、一瞬。 新たに表れた熊襲の軍勢に奪われる。 銃口が外れたその隙を、小太郎が見逃すはずもない]
しからば、御免。
[十分に給料分の仕事は果たしたはずだ。 懐から煙玉を取り出すと。それを地面に投げつける。 すぐさま灰色の視界が辺りに広がった。 その隙に小太郎は、隅慈の軍勢の中を。 駿足で駆ける。駆ける。駆ける。 煙が晴れた頃には、玉愛の銃の射程距離から逃れているだろう]
……あれが。
[途中、熊襲の軍勢とすれ違う。 異人のごとき金髪混じりの巨漢と邂逅した]
(4) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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感謝する。危うくあの姫様にやられるところだった。 おっかねえ女だ。あんたもご武運を。
(-6) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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−三途の川の渡し船−
[たぷん。と、静かな波音が船の側面を打つ音にふと目を開ける。
船の船尾で、後生大事に刀を抱いて蹲る景虎がぼんやりと瞼を開き、一対の紅玉が露わになる。]
………?
[こてり。 自分の置かれた状況が分からず首をかしげる。 屋形船の中からなにやら聞き覚えのある声が聞こえるが…*]
(+0) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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/* なんか昔、友達が「孔雀王」っていう漫画に出てきた敵が出してきた「闇の大日如来」という必殺技にえらくウケてて、ボクにお話してくれたのを思い出してつい、にゃー。
(よく分からんがなんかすごいし闇と大日如来をひっつけるセンスすごいって楽しそうに喋ってたにゃ)
(-5) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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[すれ違いざまの囁きは、果たして森の耳に届いたか否か。 そのまま忍びは戦場を駆け抜ける。 幸い、足はまだ自由に動いた]
花柳藤家の兵が乱れている、か。 あの坊ちゃんらしくもない。いったいなにが。
[嫌な予感がした。 動揺し、戦列を乱し、撤退し始める花柳藤家の兵たち。 その足軽たちを掻き分けて、小太郎が見たものは]
……ある、じ?
[首の討ち取られた、景虎の無残な死体>>4:94であった]
(5) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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[仕事はこれで終いのはずだった。 雇い主は死んだ。自分も満身創痍だ。 もう西軍に肩入れする理由はない。 すぐにでも下忍たちに指示を出して、撤退の準備は始めねばなるまい]
[動け。そら、動け。何をやっている小太郎。 なにをボケーっと突っ立っているんだ]
[金はもう手に入らない。なら戦う義理もない。 それがカザマの流儀だろう? 俺は]
(6) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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[屈み込み、血と泥に染まった、花柳藤の長い白髪を掴む。 大将が討たれたことで、周囲の兵達の均衡にも変化が生じたのだろうか、幾人かの臣下がこちらへ駆け寄ってきた。]
…………花柳藤景虎の首だ。
丁重に扱え。
それから、腹の止血をしろ。 刃ぁ抜いて、晒きつく巻け。
痛み止めと水もだ、早く出せ。
[額にはじわりと脂汗が滲む。 どうか休息をと、臣下たちは進言してきたが、それに首を縦に振ることはなく、ちらりと、打合を続ける武人たちを見た。]
(7) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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……おまえが主を殺したのか。
[しかし出てきたのは、底冷えのするような声。 その瞳はまっすぐに富楽を睨んで]
なるほど。その首、返してもらおうか。
[馬鹿か、おまえは。やめるんだ今すぐに]
(8) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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主の仇、取らせてもらう。
[きっぱりと小太郎は言い放った。もう後には引けない。 その手には、忍刀が握られている**]
(9) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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/* >>8>>9 きゃあ////(ごろんごろん)
(-7) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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[やがて、光は消える。 戻ってきた光景は、しかしその様相を変えていた。 地面が削れており、大きく丸い穴が開き、草一本生えていない。 その凹んだ地面の中央に、沙魅助は猫のように体を丸くして、倒れていた。
身につけていた鎧は全て壊れ、頭巾も消し飛んでいる。 着物も破れて、生きているのか死んでいるのかも不明だったが。]
……うう。
[泥と血と、傷のついた腕が動いた。]
(10) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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[丸薬を噛み潰し、水で流し込み、臣下にきつく晒を巻かせていれば、撤退はじめた花柳藤の兵とは逆に、此方へと進む影があった。>>6]
────ほら見ろ。
お前等が休め休めと言ったところで、あちらさんが休ませちゃくれねぇんだよ。
[もう一度水を飲み、口腔の血を濯ぎ、吐き出す。]
(11) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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あいてって…… し、死んだかと思ったにゃ。 三途の川で伸睦殿と山芭おばあちゃんと鷹船殿が見えたよーにゃ……
[巨大炎による火の相殺。炎の熱によって水は水蒸気と化して消し飛び。風は炎を煽るに留まり、土は炎をその身で消す代償に消えた。
残った光と闇が、沙魅助に届き、大いに深手を与えたが……]
あれだけの技を放ったからにゃ、万全じゃない体が先に耐え切れなくなったかにゃ。それとも、念仏唱えたボクへの、仏様の慈悲だろうかにゃ?
[沙魅助が辺りを見回せば、碧如も倒れていた。 生死は確認しなかったが、運が良ければ生き残るだろうし、放っておいても死ぬだろうと判断し、沙魅助は猫の手部分が消えてしまい、爪だけになった猫手を支えに、立ち上がった。]
(12) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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/* >>12 何を言っているのかわからねえと思うが、 ボクにだってよくわからんにゃ
(-8) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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[船の上から暗い水面を覗き込めば、なにやら自分の首が刎ねられる様子が見えた>>4:94
――ごろり
――ころり
転がる首を父の首と重ねるように見つめていれば、血と土で汚れた白髪を掴まれ家臣らしい男に渡される。 考えれば、アレでも一応大将首なのだ。 それがどうなるかは明明白白。
自分の首の行く末に小さく笑い、もう興味はないと視線を外そうとしたところで…]
(+1) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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…………え?
[現れた忍びの姿>>5に、鳩が豆鉄砲を受けたようにぽかんと口を開ける。 あぁ、下忍のだれも、小太郎に自分の死を伝えなかったのか。 そう一人で納得し、せめて彼が去るまでは…と浮かせかけた腰を板の上に戻す。
>>8小太郎が富楽に何かを言っているが、何を言っているのかまでは分からない。 ただ、その顔は酷く怒っているようだった。]
(+2) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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……たろー…、こたろー…。
[富楽に向けて忍刀を構える小太郎の姿に、眉根を寄せて、猫の仔が鳴くようなか細い声で名前を呼んだ。]
ばかだ。 こたろーは、おおばかものだ…。
[船のヘリをぎゅっと掴んで顔を伏せる。 屋根の下からの賑わいが、酷く遠くの祭囃子のように聞こえた*]
(+3) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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[姿を見せたのは……>>8]
何だ、風間の忍か。 あぁそうだ、花柳藤景虎の首は、俺が貰った。
[一介の忍が、随分と底冷えのする声を、鋭い眼光を飛ばすものだ。 花柳藤はいい忍を飼ったものだと、賛辞のひとつも送ってやりたいところだ。]
ハンっ、俺から花柳藤の首を奪ってどうする? 何処ぞへの手土産にでもして、新しい雇い主でも求めるか?
[声色から、そうでないことなど当然分かる。 だからこそ、挑発でもするかのように、口元を歪ませる。]
(13) 2015/05/22(Fri) 01時半頃
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────忍が主の仇討ちだと?
笑わせてくれんじゃねぇか。 お前、そんなにあの餓鬼が気に入ったか。
[>>9仇ときっぱり言い放つ姿を、じっと見据える。 視る程に、いい目をした忍だ。 忍ごときとなど、けして侮ることの出来ない気魄だ。]
いいだろう。 ならば俺が、あの餓鬼のところへ送っ────
(14) 2015/05/22(Fri) 02時頃
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「忍ごときが!」 「殿には指一本触れさせん!」
……ッ、馬鹿野郎!!
[鞘に収めぬままでいた現界喰を構えようとした矢先。 先走った兵が4人、風間の忍に襲いかかった**]
(15) 2015/05/22(Fri) 02時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 02時頃
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うー、痛いにゃ痛いにゃ。
[沙魅助は痛みに呻きつつ、馬の上で束の間、痛み止め薬と水を飲み、新しい猫耳頭巾を被って休憩をとる。頭巾の代えはたくさん持ってきていたのだ。
「どうかもう、お下がりください!」 そう言われても、沙魅助は首を縦には振らなかった。 「きっと、もうすぐ戦は終わるにゃ。見届けたいにゃ」 そう、我が儘を通して。臣下たちは渋々ながらも、無理はしないようにと沙魅助に釘を刺し、何とか戦場へ行くことを許された。
そうして、沙魅助が見たものは。 風間の小太郎、土下富楽、花柳藤の遺体。
ちょうど、小太郎が土下の兵を倒した頃、であったか。>>15]
(16) 2015/05/22(Fri) 02時半頃
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…………?
[沙魅助は馬から下りて、どこか不思議そうに、戰場に立った。]
小太郎。こーたろー。 西軍は、ほとんどやられちゃってるにゃ?
君は、降伏しないのかにゃ。
[金で動く忍びなら、命を賭けてまでここに立つ理由はないだろうと。小太郎の殺気を感じながらも、戦と戦の合間、場違いなくらい呑気な声で、沙魅助は尋ねたのであった。**]
(17) 2015/05/22(Fri) 02時半頃
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/* >>12 ちなみに、三途の川面子の露蝶ちゃんの名前がないのは面識がないからだったんにゃけど、知らない忍者っぽいのがいたとか言っておけばよかったにゃね。 名前ないとちょっとさみしいにゃんね。
(-9) 2015/05/22(Fri) 02時半頃
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まてっ、風間っ!
[御免と言って退こうとした小太郎>>4を捕まえようと] [一歩進んで煙に巻かれた]
[げふげふと咽せて] [煙が晴れたときにはもうその姿は向こうに]
ちっ。
[追え、と指示しようと腕を上げて] [激痛に苦悶を浮かべ…結局逃してしまった]
酒だ!酒を持って来い!
[焼酎を持ってこさせて、たっぷりと傷に吹きかけた] [救護兵が左腕を布で固めるようにきつく巻いていけば] [真新しい布は、みるみる朱に染まっていった]
(18) 2015/05/22(Fri) 03時頃
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[其処に敵する西の旗があるのならば] [休んでいる間など少しもない] [自ら先頭に立ち森の軍勢へと向かい]
森番殿のおかげで敵を逃がしてしまった。 代わりに相手をしてくれるのであろうな!
[会いたくなかった] [会いたくもあった]
[途上で思ったものが再来するのを覚えながら] [大将である番瓦衛門へ銃口を向ける]
(19) 2015/05/22(Fri) 03時頃
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[なんら傷を負っていないように見える番瓦衛門に対して] [自らは左腕を血に染めて、まともに動くは残る右のみ]
[だが、退くつもりなど微塵もない] [これが最期と腹を決めて]
いざ、参るっ!
[番瓦衛門が応じるようなら] [先陣を切り駆けだして、引き金を*引いた*]
(20) 2015/05/22(Fri) 03時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 03時頃
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[隅慈軍めがけて乗り込めば、不意に玉愛の姿が煙に巻かれる。 何事かと身を乗り出した傍らを一陣の疾風が過ぎた。>>4 短い言葉を残して去るは西軍の忍びらしく。]
ふ、 躾のいい草よ。 さらばだ。
[大将と違い、名も残さずに逝くのだろう忍びの命を思う。]
(21) 2015/05/22(Fri) 09時頃
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[駆け抜けた忍びに続いて飛んで来たのは、鉛弾だった。 頭から被った第二の顔のような熊の右耳が吹っ飛ぶ。>>20]
隅慈の鬼姫、 相変わらずで重畳。
(22) 2015/05/22(Fri) 09時半頃
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天下分け目の戦にも、鬼百合を手折る漢は現われなんだようだのう。
ぬしは運がいいのか悪いのか。
(23) 2015/05/22(Fri) 09時半頃
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[最前線に立ち続けたのだろう、玉愛はその身に壮絶な戦いをくぐり抜けた証をまとっていた。 それでも瞳の強さはいささかも衰えていない。 その覚悟をめでたしと思う。]
ふむ、 わしのせいか。 責任をとるのはやぶさかではないが。
[迫る隅慈から逃げようとはせず、ブオンと旋風を起こす槌を一振り。]
言っておくが、 わしは強いぞ?
(24) 2015/05/22(Fri) 09時半頃
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投票デフォが玉愛であった。おいしいのう。
(-10) 2015/05/22(Fri) 09時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 09時半頃
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― 回想 ―
[昔のことだ。よくある任務だった。 とある男の暗殺を自分は命じられた。 卒なく仕事をこなして、さて里に戻るかと踵を返したとき。 障子の影から覗く。幼い影に気付いたのだった]
「その男、死んじゃったんだね」 「わたしね。そいつに買われたの」
[自分の仕事を見られたのだ。殺さねばなるまい。 忍刀を手に握ったが、結局“あの子”を殺すことができなかった。 幼い日、親に捨てられ里に売られた自分の姿と重なった。 “あの子”が、この男に今までどういう扱いを受けてきたか。容易に想像がついた]
(25) 2015/05/22(Fri) 16時半頃
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「あいつは酔狂だ」
[里の者は、自分を指差し笑った。 人を殺しに行ったはずが、幼い童子を拾ってきた。 あいつはそういう趣味があったのか。 どのように噂されようと、自分は構わなかった。 “あの子”を妹のように可愛がった]
(26) 2015/05/22(Fri) 16時半頃
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[やがて“あの子”は病に倒れた。 薬師を定期的に呼ぶのには、 しがない雇われ忍びの自分にとって、莫大な費用が掛かった。 それからますます、金に執着するようになった]
[前以上に必死に任務に臨んだ。ただひたすら、金を稼ぐために。 いつのまにか、めきめきと腕を上げて。 “小太郎”の名跡を継ぐまでに、里で評価されるようになった]
[“あの子”は、自分にとって。 最後に残された人間らしさの欠片に思えた。 意思を持たず主の命に従うだけの駒である自分が、 唯一自分の意志で助けたいと願えた存在]
[自分も周りも気付いていた。 いつしか自分が主に“あの子”の影を重ねていることに。 情を捨てきれない忍びなど、ただ命を縮めるだけだというのに*]
(27) 2015/05/22(Fri) 16時半頃
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― 関ノ原南 ―
[>>14まったく。笑いたいのはこちらの方だ。 富楽の挑発に思わず鼻を鳴らした]
ああ、そうだな。 俺は大層、あの主のことを気に入っていたらしい。
[自嘲しながら、言葉を紡ぐ]
餓鬼のくせして、残酷で。 無邪気なくせして、人使いの荒い。 まったく、とんでもねえ主だったさ。
[主の生前にはとても口に出せなかったことが。ぺらぺらと]
自分でも、なんでそんな奴の仇を取ろうとしてるか。 まったく気がしれねえや。
(28) 2015/05/22(Fri) 16時半頃
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でもな。
[忍刀を握る右手に力が籠り]
このまま主の首取られっぱなしっていうのは。 どうにも俺の気が収まらないんだよ。
[言い終えたその時、土下の兵が動いた>>15]
(29) 2015/05/22(Fri) 16時半頃
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―――失せろ!
[小太郎は激昂する。 忍刀をひと薙ぎ。正面から襲い掛かってきた兵の胴が、真っ二つに断ち切られる]
まずは1人目。
[その遠心力のまま。振り返りもせず背後からの2つの気配に向かって、刃を振り回す。 短い悲鳴と共に、2人の首から血が噴き出した]
2人目と3人目。
[仲間の死に動揺して、棒立ちになった兵の心臓をひと突き]
4人目。
[ここまで、わずか数秒のこと。4人の死体が積み上がった]
(30) 2015/05/22(Fri) 16時半頃
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邪魔をするな。こうなりたくなかったらな。 俺が用あるのは、そこにいるご当主様だけだ。
[足元の4体の死体を蹴散らし、吐き捨てるように言う。 小太郎の気迫に、兵たちが気圧されたのが分かった。 その時だ。戦場には場違いな呑気な声>>17が、自分の名を呼んだのは]
(31) 2015/05/22(Fri) 16時半頃
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……沙魅助様。 できれば、俺はあなたと戦いたくはないのですが。
[小太郎は微妙な表情をする。 戦いたくない。確かに小太郎はそう言った。 もはや西軍も東軍も関係ない。 そう言い切ったも同然の台詞だった]
俺も降伏したいのは山々なんですが。 今の主への義理立てがまだ残っておりまして。
[すでに金も払えぬ死体となった主に、なんの義理があろうか]
(32) 2015/05/22(Fri) 16時半頃
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俺の部下たちも、みんな呆れた顔をして見ていますよ。 どうしてウチの頭領は降伏しないんだ。 早く撤退の指示を出さないんだ。……とね。
[そう言って、土下家と黒根家の足軽たちをぐるりと見渡した。 暗に「おまえらの軍に、風間の放った密偵が忍び込んでいるぞ」と白状したようなものである。 兵たちの間に、少なからず動揺が広がっただろう]
これは俺の意地です。 最後まで、あの御方の駒でいたいと願う俺の矜持です。
[きっぱりと言い切った。 意思のないはずの駒が、堂々と自分の私利私欲を語る。 自分でなにかを願うことなどあってたまるか>>2:15。 かつて露蝶に向かって放った台詞が。 そのまま自分に跳ね返ってくる]
(33) 2015/05/22(Fri) 16時半頃
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俺は、あいつを倒さねばなりません。
[頼むから邪魔をしてくれるな。 その声には、沙魅助に対する哀願の響きすらあった]
もしも、邪魔立てすると言うのなら。 例え元主様であろうと。
[小太郎の目付きが変わる]
―――容赦はしねえぞ。
[その瞳には、禍々しいまでの殺気が宿っていた**]
(34) 2015/05/22(Fri) 16時半頃
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/* 連投しすぎだろ俺は。
(-11) 2015/05/22(Fri) 17時頃
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/* 碧如以外とは全員会えたんだな俺。 すごい!頑張った!やった!
まだ碧如も墓下でワンチャンある。
(-12) 2015/05/22(Fri) 17時頃
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/* この忍びは中の人を悶え殺す気か
んー。 でもあの子が生きているなら、小太郎は帰るべきだと思うのよな。 所詮雪はあの子と似ているだけで。 里へ戻れば生きたあの子が待っているなら。
それをしないのは、すでにあの子が死んでいるのか。 小太郎がとち狂ったか。
生きているなら三途の川に叩き落としてでも現世に追い返してやる
(-13) 2015/05/22(Fri) 17時半頃
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君は、本当に馬鹿だにゃあ。
(35) 2015/05/22(Fri) 18時頃
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[沙魅助が返す声色は、やはり呑気そのもので。>>33]
刃の下に心を置くと書いて忍びにゃ。 意地を張る今の君は、刃に心乗っけてるにゃ。 ボクとしてはそういうの好きだけど、忍者としては失格にゃ。 そんな風間はもう雇ってあーげにゃい。
[沙魅助は少しばかり拗ねたように言うのである。]
まー、過去の君の働きにはかなり助けられたから、感謝はしてるにゃ。
ありがとう。……だ、にゃー。
[忍び込んだ密偵については、後で探る必要があるが、今は放置する気であった。]
(36) 2015/05/22(Fri) 18時頃
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……下郎、私を誰と心得る?
[沙魅助は強い殺気を小太郎に向けたわけではない。 しかし、沙魅助の呑気な態度は消えた。 最後に告げた礼が決別の証だというかのように。]
黒根家当主、黒根沙魅助に、 負傷している同胞を捨てて下がる道はない。
あまり見くびらないでもらおうか。
[髪から覗く翡翠色の瞳が、鋭く真っ直ぐに小太郎を射抜いた。 単なる爪と化した、剣呑な得物を構えて。]
(37) 2015/05/22(Fri) 18時頃
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……とはいえ、ボク結構ボロボロにゃ。 せいぜい補助にしかならんかにゃ?と思うけど。 でも土下殿も結構ボロボロにゃからね。
助太刀するにゃー。
[土下の横に並び、こそっと彼に呟く沙魅助の声は、普段通りのものである。自分が足手まといになると判断すれば、思いっきり傍観する気だ**]
(38) 2015/05/22(Fri) 18時頃
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/* >>37 ぐわくそかっけえこれ なんだよ……惚れるわ……
(-14) 2015/05/22(Fri) 18時頃
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/* 誰だこのカッコいい黒猫は 生きて絡みに行けなかったのが結構悔やまれてる
でっかいにゃんこもふりたーい。
(-15) 2015/05/22(Fri) 18時頃
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[自らの事を強いと云う声が届く>>24] [そんなこと、とうの昔にわかっている] [戦を覚え始めたころから今までに] [隣国とは何度刃を違えたことだろう]
[だから] [敢えて言っているのだと思った] [今までのようには行かぬと]
そう言えば退くとでも? まさか、そんなことは思っておらぬだろう?
アタシにだって隅慈の鬼の血が流れてる。 それを忘れてくれるなよ。
[番瓦衛門が振る槌から巻き起こる風に煽られふら付く身体] [それを、強く足を踏みこんで堪え] [握っていた銃を投げ、腿に括る別の大柄な銃を手に取った]
(39) 2015/05/22(Fri) 18時半頃
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[戦の場数は番瓦衛門の方が遥かに上だ] [覚悟を決めたはずの心に冷ややかなものが過るのを覚えても] [間合いを詰めようと動く足は止まらない]
[この戦場で] [気の強い振る舞いを相変わらず>>22と知る者は] [何度も小競り合いを繰り返した隣国の将たる彼のみだ] [人として、将として立派な男だというのはよくわかっている]
[だから、やはり] [こんな場で対峙はしたくはなかった]
(40) 2015/05/22(Fri) 18時半頃
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/* ああああああwww 黒根ーーーーーーかっこいいーーーーーあああwww
(-16) 2015/05/22(Fri) 18時半頃
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[西の総大将が討たれた今] [東軍にあって隅慈ありと存在を示すためには] [今まで超えることのできなかった大きな壁―] [いや、岩か]
[立ち塞ぐ彼を砕き越えなければ―] [一国を背負った将として、ここで為さねばならぬのはただ一つ]
加減など致さぬぞ、番瓦衛門。 鬼百合とやら、手折れるものなら手折ってみせェ!
[ざ、と地を蹴り高く飛び銃を構える] [飛び上がったままの不安定な姿勢で狙いを定めて]
(41) 2015/05/22(Fri) 18時半頃
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閃撃・裂空破!
[空気を巻き込んで飛ぶように、側面に溝を打った弾を撃ち出す] [巻き込む風で生まれる渦の激しさに中心の弾は途中で砕け] [一筋の強烈な風渦のみが向かっていく*]
(42) 2015/05/22(Fri) 18時半頃
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/* ああああああ森vs隅慈あついーーーーー
(-17) 2015/05/22(Fri) 18時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 19時頃
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[風間の、忠誠とは程遠い物言い>>28に、つい呆れた笑いが小さく漏れた。 しかし、己の知る花柳藤も、まさにその通り。 忍であれば、そんな主が倒れたのなら、すぐさま見限るのが当然だろうと思うのだが、この男は、それでも、まだ牙を剥いてくる。]
……忍にしとくにゃぁ惜しい男だな。
[>>29花柳藤に仕え、たしか黒根のもとにもいたと聞いた。 気配からも、相当な使い手だろうことは察せるというもの。]
(43) 2015/05/22(Fri) 21時頃
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[力量も読めずに突っ込んでいった4人の兵は、ものの数秒で斬り捨てたれた。>>30]
…………ッたぁく。
お前等に倒せるような相手なら、話しなんざする前に、俺がとっくに首刎ねてたっつぅの。 無駄死にしやがって馬鹿共が。
[>>31チッ。 だが、これで此方にもまた、目前の男を討つ理由が増えた。
残る兵たちに、さっさと下がれと小さく凄めば、諤々と、遠巻きに下がっていった。]
(44) 2015/05/22(Fri) 21時頃
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[雇い主の前では乏しかった露蝶の表情が、綻び ころころと声を転がし笑う様に深く頷いた。 現で踏み込む事無かった契約の間柄が故の一線を 今際の時を迎えようやく超えられたようだ。
笑い続ける露蝶を眺めながら 苦く懐かしい茶の香を楽しむ。
こうした平穏を現世で作れれば良かったのに……と ふと湧いた細やかな未練は、抑えこむ。深く深くへ。]
(+4) 2015/05/22(Fri) 21時頃
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――……気付かなかったとは。
オマエが娘だと…くノ一を酷使したと姉上に知れたら 俺は極楽で二度目の死を迎える事になるだろうよ。
はっは、っ 食えねえ娘だ。
[今更、露蝶が嘘をつく理由は無かろう。 何より先の笑みに和らいだ顔付きの華を思えば 疑るどころか、今まで気付かなかった眼の節穴ぶりに 心底驚くというもの。]
(+5) 2015/05/22(Fri) 21時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 21時頃
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[ふらつく身体をものともせず負けぬ気概を晒して己が血を誇る玉愛に、太い笑みを返した。]
なるほど、 よきもののふ魂よ。 相手にとって不足なし。
この森を越えてみせい!
[そして、文字通りに戦いの火蓋は切られる。]
(45) 2015/05/22(Fri) 21時半頃
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[地を蹴り宙に舞った玉愛の肢体。 上空で発射された弾は自らを散らして風と化した。 音よりも早いその牙。]
味な真似を…!
だが、飛び道具を使えるのは自分だけだと思うなよ!
[片手で大きく後ろに引いた大槌を、勢いつけてブン投げる。 大槌はあたかもブーメランのごとく、向かってくる風渦を迂回して玉愛へと飛んだ。]
(46) 2015/05/22(Fri) 21時半頃
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[その投擲の動作を利用して腕をかざし、体幹を庇う。
見えない弾は鋼鉄の手甲を貫き、前腕の骨を砕き、反対側に突き抜けた。 そして、喉に食い込む傷を残してようやく解ける。
三つの傷からブシュウと血が吹き上がった。]
く、 至らせおった。
[鐙を踏ん張ってかろうじて落馬を堪える。]
(47) 2015/05/22(Fri) 21時半頃
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[その時、戦場に哀悼にも似た響めきが広がる。 花柳藤が倒れ、西軍が担ぐ大名はもはや居ないと。]
はっは! これは負け戦だのう。 旭日の勢いは止められなんだわ。
[莞爾として笑う。]
鬼姫よ、この勝負、預かってくれぬか。
(48) 2015/05/22(Fri) 21時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 21時半頃
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[丸薬のお陰で痛みは鎮まっているが、所詮はまやかし物。 右目の視界は狭いままだし、失った血のためか薄く眩暈もする。 だが目前の忍もまた、満身創痍でありながら、立ち向かってこようとしているのだ。 ならば、どうして刃を退けるか。]
フン。 だったら送ってやるよ、お前も、あの餓鬼のところへ。
[風間の忍に鋭い眼光を向け、構えをとろうとする。 だがその時、殺気を殺ぐような呑気な声が聞こえた。>>17]
────あぁー?
[おかげで此方まで気が抜けて、間抜けな声が漏れてしまった。]
(49) 2015/05/22(Fri) 21時半頃
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幼子の時分より今際のこの方まで男であれと、そのようにしてまいりましたから、気付かれようものなら名折れです。
[忍は任務とあらばどのような姿もとる。 そうした一時の身繕いでも綻び許してはならぬのが忍。長年培った男振る舞いなら、尚更のこと。]
その事でしたら、ご心配なく。 この身は男と育てられたもの、くの一を使った話にはなりませんでしょう。 けれど、貴方様を女だてらに討ち取る姉上様にはお逢いしたかった。
[己の身は極楽浄土には行くまい。 はな初めから騙る意図なく常に男であった己より、よほど食えない野心家に見えるこの男が、それほどまでに恐れる女。興味はある。]
(+6) 2015/05/22(Fri) 21時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 21時半頃
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まあ、そうですね。傍から見れば大馬鹿者でしょう。
[>>35思わず苦笑する。 呑気なやり取りは、主従だった頃を思い出し]
忍者失格ですか。手厳しいなあ。 俺はまたあなたに雇ってほしかったんですが。
[>>36本音だった。沙魅助は良い雇い主だった。 今の主よりはよほど。 ありがとう、の言葉に。キョトンと目を丸くして。 なんとまあ沙魅助らしい。 その気性に、当時から小太郎も好感を抱いていたのだが]
(50) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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[負傷している同胞を捨てて下がる道はない>>37。 まあそうだよな、と。大名には大名の論理がある]
そうか。残念だ。
[短く言うと、忍刀を苦無に持ち替えた。 まったく、左手が使えないのは不便な事この上ない]
兵を引かせたのは、賢明な判断だな。 やりやすい。
[富楽の行動>>44に笑みを浮かべると]
(51) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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―――いくぞ。
[目にも留まらぬすばやさで。苦無を投擲。 3本の苦無はまっすぐに。富楽と沙魅助の元へ*]
(52) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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姉上は……気丈な女でな。山芭の姫様には劣るが。 俺の姉である事より、 李と運命を諸共すると女で在る途を選んでな――
[次は李伸睦にも茶を振る舞ってみようかと、 一応は習いある程度の腕前で茶を立てる。 伸睦に比べれば、繊細さに欠ける粗い茶ではあるが。
椀は、伸睦の前に置いた。]
枷は、もう外れたんだろう? 極楽へ着いたら簪でも買うてやろう。
[極楽に商店など在るのか知らんが。 見立ては伸睦に任せるが良かろうと、ひとり頷く。]
(+7) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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[黒根沙魅助、この男だけは、友軍ながらどうにも読めない。 何年か前>>0:187の、あの、黒根家が諸国から狙われていた時もそうだ。 いけしゃぁしゃぁと、此方を利用してくれた。 あの時は、土下も戦の準備をしたのだが、結局のところ何も起こらず仕舞。 存命中だった本物の富楽は「何事もなく良かった」と笑っていたが、自分はどうも、黒根を信頼しきれていないところがあった。
だから、小太郎と呼ばれた風間の忍と離すのを、ひどく訝しげに見ていたのだが>>36]
……ふぅん。
[決別ともとれる一言に、小さく唸る。]
(53) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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−素心若雪−
[雪若は母親というものを知らない。 母だったその人は、子を産んだその時に息絶えたからだ。
雪若は父親の温もりを知らない。 物心ついてから…。いや、生まれてから一度たりとも、父は子に触れたことが無かったからだ。
父義景は嫡子でありたった一人の子である雪若を居ない者のように扱った。 家臣たちも皆、主である花柳藤義景の不興を買うことを恐れて、雪若を路傍の石のように見えぬふりをした。 雪若の世話をするのは、母の乳母であった老女と年若い家臣のみ。]
(+8) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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[ある日。 一人庭で遊んでいた雪若は視線を感じて顔を上げた。 遠くの渡り廊下から、自分を見ている男が一人。 乳母に尋ねれば、躊躇いの後にこういった。 「あのお方は花柳藤義景様。雪若さまのお父上にございますよ。」
歳四つ。 雪若は生まれて初めて自分に父がいることを知った。 父とはどのような人なのか。なぜ声をかけてくださらないのか。 乳母に父の話しをねだり、父の人となりを想像しては、会ってみたい口にする。 乳母が母と似ていると言えば、愛らしく華やかな女童の着物を好んで着るようになった。
それでも時が経てば、子はおのずと理解するもの。]
(+9) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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[自分が父に、憎まれているということを。]
ちちうえ…
[乳母が亡くなり、城の片隅にただひとり。 まだまだ人恋しい年頃だった雪若は、父の気を引こうと頑張った。 それでも父は、雪若を見ようとはしなかった。 声をかけることすらしなかった。
そんな父が、初めて雪若に声をかけた。 「そうか…」と。 そっけない一言であったが、初めて父と目が合った。
雪が降り積もる冬。雪若八つの年である。 それは、雪若が生まれて初めて人の返り血を浴びた日でもあった。]
(+10) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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[死んだのがどこの草かは知らされなかった。ただ、義景の命を狙っていたことだけは確かだった。
そして雪若の剣の才は瞬く間に重臣たちに知れ渡り、無い者のように扱われていた雪若への扱いが変わった。 天剣の才有と讃える者。それまでの不遇を憐れむ者。剣鬼と恐れる者。義景の意を伺う者。
その周囲の変化は人の醜さを雪若に見せつけると共に、ひとつの光明をもたらす。
「父上は、雪の事がお嫌いだから」 けれど… 「剣の腕を磨けば、父上は雪を見てくれるかもしれない」と。
そして瞬く間に腕を磨き、戦場へ出るために元服を迎えた。 その日。まだ幼い雪若は愛らしさを残したまま、父より一字を賜り景虎となった。
戦場で敵と切り結べば、命を絶つその瞬間までは、相手はただ自分だけを見てくれる。
戦で武勲をたて、大将首を持ちかえれば父への目通りが叶う。乳母のように頭を撫でて褒めてはくれなくとも、忌み嫌うような目を向けられようとも。 桶の中で塩漬けにした“手土産”を差し出すその瞬間は、確かに自分は父の目の前に存在できるのだと。]
(+11) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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[しかし幼い心を打ち砕くかのように、希望は幻想と消え果る。 義景が本当に望んでいたのは敵将の首ではなく、愛する女を殺した夜叉子の首…つまり自分の首だと知ったからだ。
そして景虎は出会う。 金さえ詰めば、相手がだれでも、どんな仕事でも請け負う忍びの頭領に。風間小太郎の名を継ぐ青年に。
ならばこれが天命かと。 紅玉の瞳に影を落として、手の平から零れる小判で金の雨を降らせた。]
「じゃあ、次は雪に仕えてよ。」>>0:28
[始めは義景の顔色を窺って居ない者として扱っていたくせに、剣の才有りと見ればころりと掌を返した家臣たち。その誰一人として、景虎は信じてはいなかった。 一度簡単に態度を変えた者は、またすぐに態度を変えて自分を裏切ると。
だから、決して自分を裏切らない者が欲しかった。 忠も儀もいらない。ただ自分を見て欲しい。 むしろそれが金で買えるなら安いもの。]
(+12) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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[逃げた毬のように転がる父の首を大事に抱きかかえて、家臣一同の見守る前で高座に座った。 既に風間の忍びを使って根回しは済んでいる。これはただの通過儀礼だった。]
今日から雪が花柳藤家の主になるけど…。 異論のある人、いないよねぇ?
[白い着物を緋に染めながら、ふわりと花のように綻んだ。*]
(+13) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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/* 素心若雪 【純粋な心は雪のようだ】
(-18) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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[小太郎の口ぶり>>33から察するに、おそらく、自軍の足軽の中に、密偵らしきものが紛れていると考えていいだろう。 しかし、今それを探る手立てはない。 寧ろ無闇に探るより、頭を潰すべきかと、黒根をちらと一瞥し]
ハンっ。 槌熊に腕と肋折られた挙句、花柳藤の糞餓鬼に腹刺されてんだ。 ぼろぼろなんて、可愛らしいもんじゃねぇよ。
…………足引っ張ってくれんなよ。
俺には、約束があるんだ。
(54) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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よく似たご姉弟のようで。
[気丈な女。容易くは折れぬ男。そのまま鷹船悠仁を女にしたような様を思い浮かべて、微かに容姿に疑問もあったが。 李伸睦の名前が出れば、おやと片眉上げて茶席の主人を見やった。]
枷……などと、そのようなもの、では。 しかし、ええ……
そうかもしれませんね。
[躊躇い、迷う。肆番の影であることは、枷などではない。 それが自然なこと、そうあるべき姿だった。 ただ、もう一つの大きな枷は――残した黒千代の名に縛られていた玖の露蝶という存在自身は、風間小太郎の手によってすっかり壊されてしまったような心地である。]
(+14) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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簪など、似合わぬもの、お止めください。
[自分が簪刺す姿は、仕事でもなければこそばゆいだけだ。 目尻を恥じらいに僅か染めて、否定の意を示す。]
(+15) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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/* >>48 はっ!! そうか…元々西軍は大名が2名しかいなかったのか… 忍びと坊主と代理だもんな
東軍も似たようなものだけれど。
(-19) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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よく生きてるにゃー。
[呆れが四、感心が六くらいの割合で沙魅助は返した。>>54]
約束は大事にゃんね……! にゃっ、飛んでくるのはおまかせにゃ、じゃれつけ赤猫っ!
[苦無と入れ違いに、爪の先から炎の球を二つ、ぽんぽんと出して小太郎に飛ばした。狙いは、無事な方の右腕…………
に見せかけて、小太郎の体の前で炎の球が方向を変えて、そのまま両の足を狙う。彼の機動力を削ぐ為である。*]
(55) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[放った一撃は、ある意味賭けだった]
[片腕がままならぬ状態で力いっぱい飛び上がっておいて] [まともに着地ができる筈もなく] [外れたら自分が窮地に陥ることになる、と]
[風渦を撃ち放った後の身体はバランスを崩し] [地に引き寄せられるままに落ちる]
(56) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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――!!
[風渦を回避して飛び来る大槌>>46には成す術もなく] [咄嗟に顔だけを庇って―]
ぐっ いゃぁぁっ
[派手に吹っ飛ばされて地に叩きつけられ] [その直後に回転しながら落ちてきた大槌の柄に] [回転の勢いのままに胸を殴打された]
[けふ、と咳込めば唾に赤が混じる]
(57) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[と、戦場の空気がざわりと蠢く] [それは、土下が向かった方向で] [花柳藤か土下か、どちらかが敗れたのを肌で察した]
……ないがっ。
[よもや、と声を上げたが―] [軍勢の動きを見れば、たぶん花柳藤だ] [小さく、小さく息を吐いた]
(58) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[ぐ、と歯を噛みしめて立ち上がり] [擦り傷だらけの顔で馬上の番瓦衛門をキッと睨みあげ] [そこでようやく、放った攻撃が彼に当たった>>47事を知る]
そんなの、まだわからないじゃないか。
[負け戦と口にした>>48のに、眉根を寄せ] [続く言葉に、さらに表情を険しくして]
訳でも、あるのか。
[なぜそんな事を言うのだ] [番瓦衛門をじっと見上げた*]
(59) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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/* 雪若に気づきたいなと思っているけどどうしたらいいかわからない 露蝶にそんな余裕がない
(-20) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[駆け寄ってくるのは、主の部下。 今の戦況を伝えてくるけど、主も上から見てたから分かってるってば。 僕はそう言うように、やっぱりガシャ、と体を鳴らした。]
(60) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[ひとつは。 本物の、土下富楽の今際の際に。 土下家の後を託されて。 ならば今以上に、土下の領地を栄えさせてみせようと。
そして、もうひとつは。 約束と呼ぶには、あまりにも身勝手なもの……だが]
あぁ、大事だな。
[>>55己でも、よくこうして立っていられるものだと不思議に思う。 だが、まだ倒れるわけにいかないのだ。]
(61) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 22時半頃
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…ほう?
[戦の風が動いた気配に、とっさに玉愛が気にかけたのは勝ち負けではないように感じられた。 戦の中で芽生えたものがあったりするのか。]
鬼姫らしいわ。
[すぐに振り向けられた玉愛の真摯な眼差しが、ここで手を止めるわけを問う。 そこに籠められた感情がこそばゆい。]
(62) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[本当によく似た顔立ちをした姉弟の器量については 李伸睦が知っているだろうから、掘り下げないでおこう。 掘っても誰も幸せにならない結果が在るとだけ。
伸睦に目配せひとつくれ、 ふと、辺りに藤の香が在るように思えて そのまま眼差しを辺りへぐるりと巡らせた。 気のせいかもしれないが。]
――赤が鮮やかなものを選ぶかね。
[そぞろ巡った視線は再び露蝶の顔に戻り、 目元の赤を肯定と捉え、 ついでのそこに浮く色の艶やかさを示唆した。]
(+16) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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さて、見届けに行かねば。 日ノ本の明日を。
[藤の香が気になった事もあって、 後ろ手に槍を掴むと 茶の席を辞して、再び甲板へ出てゆこうかと。
三途の川の水底、現世の戦をしかと見届けるべく。*]
(+17) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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知れたことよ、 これより国元へ戻り、次の戦の支度をする。
[周囲をはばかることなく宣言する。]
(63) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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ならば任せた、黒猫!
[小太郎の出方は、元主である黒根の方が熟知しているだろうと。 攻撃は、そちらへ合わせる旨を伝え]
現界喰よ……もう一働きしてもらうぞ。
[放たれた苦無>>52を防ぐべく、黒刀を振るう。]
(64) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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とはいえ、ただ帰るのも芸がない。
鬼姫、しばし遠乗りに付きあってもらおうか!
[海賊が波間に浮かぶ宝物を掬い上げるごとく、玉愛を捕えんと太い腕を伸ばした。 強引に掻っ攫って連れて行くつもりだ。
髭のうちに囁きをひそませる。]
(65) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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退き口の手本、 特等席で見せてやろうほどに。*
(-21) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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/* やーん、もじゃもじゃー
(-22) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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人の話を聞かない方ですね……
[ぽつりと零し、出ていく背を見送る。 妙に暑い気がして、こんな成りでも暑い寒いがあるかと、外の風求め船窓へ手をかけた。 どことなく届く花の香が冥府送りらしい、などと失礼千万思いつつ。]
(+18) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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山芭と義姉の名が口に上るを耳に挟めば視線もついそちらへと向き。]
決めたことは頑として譲らないところはそっくりよね。 下手したら戦にも参じていたかもしれないわ…。
[片翼を失った鳥は、高みを飛ぶより止り木こそを選ぶのだと言い切って。自ら鷹を討ち落とさんと弓を持つのを甥がいるのだからと引き止めたのだ。 万一私が戻らなければ鷹船に…と弱音を吐こうものなら弓の胴で活を入れられた。]
守るものを持つ女性とは、かくも強いものかしら。
[山芭への問いかけに、返るものはあったろうか。]
(+19) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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綺麗な髪だから、簪がよく映えそうよね。 聞かれれば助言はするから悠仁殿が選びなさいな。 [性別を長く違って捉えていたといっても、過ごした日の長さから、相応しい品を選ぶのは悠仁の方が適役であろう。
手前に置かれた椀を、悠仁へ軽く頭を下げた後持ち上げる。 土を焼き固めた手触りを数度回し、口をつければ少し粗い泡が喉を通った。 そのざらつきは、現世に置き去りにしてきたものへの未練のようで。喉のつかえと諸共に飲み込む。]
(+20) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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ちっ。右手が狙いか。
[沙魅助の放った火の球>>55に、軽く舌打ち。 両腕が使えなくなれば、さすがの小太郎も戦えない。 とっさに体を捻って攻撃を避けようとして]
……な。
[火の球は大きく急カーブする。 狙われていたのは右腕ではない。両足だった]
相変わらず頭の回る。
[無理な体勢で攻撃を避けようとして。 火の球が右の足を抉った。チリチリとした熱い感覚。 当然着地が上手くいくはずもなく]
(66) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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[相変わらずひとところに落ち着かないお人だ。 空席になった亭主の席に一礼して席を締めくくり、開かれた船窓から流れ込む風に当たるよう、座る角度をやや変える。
戦の流れは今はどこにあるのだろう。 この屋形船に乗る魂は東の者が多いが、その目で確かめるための腰はあがらなかった。*]
(+21) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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……ぐはっ。
[つんめのって、頭から地面に落ちる。 口から吐血した。すぐさま忍刀を支えに立ち上がって]
こなくそっ!
[もはや捨て鉢であった。 忍刀を右手に持ち、いつも通りに駆けようとして]
ぐ。
[右足に走った火傷の痛みを。必死に見て見ぬフリをして。 一歩。二歩。三歩。―――跳躍。 沙魅助に向かって、大きく忍刀を振りかぶった*]
(67) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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/* コピペ前半抜けた……。
義姉何者。
(-23) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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[国を発ったその時から] [己が命は無きものと、そう思っていた] [だから、預けるという単語が頭に入らずに] [どうして?と困惑と共に問いかけたのだが]
なっ…そんなこと! させるわけなっ
[>>63戦の支度をすると聞けば] [どこと構える気なの問いただすつもりで] [身体中が痛むのを堪えて近づき] [至近で重たい銃を向けようとした]
(68) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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[―その、腕を掴まれ>>65]
え?
[強い力で引かれた] [咄嗟に離せてもがけば銃が手から零れ落ちる]
な、にをするっ こん、熊っ! はなせっ
[抱えられてもなお抵抗をし] [薄い戦装束を染める赤はどちらのそれか分からなくなる] [近づく顔を引っ掻いてやろうと手を伸ばしたが]
(69) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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な、んですって……!!
[まさか人質にするつもり?] [驚いて間近で見上げた]
(-24) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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[囁かれた言葉に思い切り目を丸くして] [抵抗で、馬上で足をばたばたとさせた*]
(70) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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/* 弱いなあぁぁ。 弱すぎる。 口だけだよこの人…弱い…
(-25) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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ッたたた…………やっぱりダメだったかァ。
[碧如は頭を抱えながら立ち上がる]
(+22) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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/* 早くし死にた過ぎて、生き急いでいる。 狼でもない限り、大体初日落ちが多い俺が。 この日程まで生きてることなのが奇跡なのだ。 墓下行きたい。早く行きたい。びちびち鱗魚人。
(-26) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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/* これ、黒根は苦無落としたのかな落としてないのかな。
(-27) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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/* 玉愛さんモテすぎである。
(-28) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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まァ、簡単にはいかねェ話だが。そうなっちまったモンは仕方無ェな。それが仏さンの示した道ッて事だ。
[碧如は目前に広がる河の前であぐらをかく。]
(+23) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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― 屋形船 ―
ほほほ、若いもんらはみんなそんでええんや。 未練も残しもあらへんのは、ババアの特権どすえ。
[若い彼らのやりとりを眺め、各に浮かんでいる心残しを眺めて、八重は静かに椀を傾けるのみだった]
女はなぁ。決してつよぉはないんや、男よりは弱いいきもんや。 やけど、女はつよなくても、無力やあらへん。 そないな訳どす。
茶ぁん礼にでも、涅槃ば後学に覚えとき、李ぃのん。
[視線向ける姿に答えながら、八重はよっこらせ、と老女ゆえの重たい腰をあげる。 鷹船に続き、少し外に用事がある様な按配で、茶の席を辞していく]
(+24) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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[船に流れ込む風に乗せられて、どこかで花か何かの香りがする。 甲板を出て、波面の揺らぎに一瞥して、八重は辺りの甲板をゆっくりと歩く。
既に待ち人はこの屋形船が揺られた先で待たせている老女に、彼岸の手前へ続く場所にのこしてきた思いはない。
唯老女は、この船が波揺られる先を待ちながら、そしてこの船を訪れるのはだれぞと待つのだ。
藤の香る様なそれを頼りに、いくぶんか船に歩みを刻めば、やがて柳の梢に隠れている様に、白い童の姿は見えんものかと瞳を向けるのだ]
(+25) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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[>>55黒根が火の玉を小太郎に向ける。 >>66小太郎がそれに反応するのを見れば、すぐさま構えを取り、地を払い]
……土影竜・三首!
[飛びくる苦無を落とそうと、土竜を放つ。 無論、そのまま小太郎を狙う意図も含めて。 もし土竜が苦無を喰らえなくとも、一首でも小太郎に届けば御の字か。]
(71) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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可愛らしい顔をしよる。
(-29) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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[一言吐露して、負傷した右手で玉愛を馬上に引きずり上げる。]
射つな射つな、 大事な姫に傷がつくぞ。
[人質にするにはいささか物騒な姫であろうが頓着する番瓦衛門ではなかった。 無事な左手で大槌を拾って振り回し、隅慈の鉄砲隊を牽制しつつ、馬腹を蹴る。]
(72) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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[船のへりに額を乗せて俯いていれば、人の気配を近くに感じて咄嗟に持っていた太刀を引き抜く。
――シャッ
と鞘走りの音を立てて振りぬかれた太刀は、常であれば相手の胴を上と下とで切り分けていた瞬足の一太刀。
しかし肉を断つ馴染んだ感触はなく、代わりにそこに立つ人を見上げて緋色の目をぱたぱたと瞬かせた。]
………鷹船?
[こてり。なぜここに居るのかと疑問の色をありありと浮かべて、景虎が首をかしげる*]
(+26) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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── 熊襲軍、 総員退けい !!
[号令一下、略奪接収した馬に跨がった森家の兵らは馬首を返し、敵中央を突破を目指す。
なお、玉愛が直接、触れてみたならばわかるはずだ。 番瓦衛門が身につけている胴丸鎧は頑丈な板金ではない。木に漆を重ねた細工である。 撤退のためにいくらかでも馬の負担を軽くする──だけではなく、負傷した身に金属鎧では体力を消費しすぎるとの判断であった。
大将のみならず、兵らも兵糧や旗指物までうっちゃらかしての徹底的な逃げ足を見せていた。]
(73) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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[ただし、波に違い鷹羽の紋を認めれば、森の兵は戦闘を避ける。 鷹船軍には手を出すなと番瓦衛門の指示が下されていた。]
鷹の子らよ、 一緒に熊襲へ来るがいい。 さもなくば国へ戻って待て。
おまえたちがことはひとまずわしが預かる。 朋に後を託されたのよ。
[そうして火種を抱え込むことになろうと構わぬと。 駆け抜け様に誘うのだった。*]
(74) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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[当たったのは片足だけなのを沙魅助は見とめた。 それでも、顔を歪ませながらも跳躍する小太郎を見た。>>67
沙魅助はその場から動かなかった。 なるべく体力を保つ為である。
忍刀を振りかぶる胴体に、両足を踏ん張って猫爪を押し出すように突き出した。その身に爪を引っかからせ、あわよくば傷をつけ、数秒でも動きを止めるのが狙いである。
ちらりと、翡翠の瞳が土下を見やる。>>71 動きが止まれば、竜の牙も届きやすくなるか?と。*]
(75) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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[さらに鷹船のその後ろ。 見覚えのある老女の姿に気づけば、今にも緋色の目が零れ落ちそうなほど大きく見開いて。]
八重…?
[なんで?と、八重と鷹船の顔を交互に見比べる。 八重が死んだこと。自分が死んだこと。 それは理解しているのだが、鷹船もまた、既に死人であることを景虎は知らなかった*]
(+27) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 23時半頃
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/* わぁーい ばーちゃん!ばーちゃん!
(-30) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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[船窓より覗く、視線の先。 達観したように河前にしてどかりと座る男>>+23を見た。 名だたる武将の姿なら多少はわかりそうなものだったが、彼は特別見覚えなく思えた。 あの合戦場にいたものか、それとも不幸に命を落としただけか。 幾度か思考を巡らせはしたが、答えは出ず。]
……もし、そちらの方。
[気づけば思わず、声をかけていた。]
(+28) 2015/05/22(Fri) 23時半頃
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―屋形船 船縁―
[波間を揺蕩うような現世の像を見下ろしながら、 みしりと船板を鳴かせて進む。
戦場では、土下の竜が蠢き、大猫の爪が燃え。 まだ戦が続いている事を明白に知らせてくれる。 そこに安堵を感じ、同時に悲しくも思う。
――俺は未だ、そこに居たかった。
…………これが、何よりの欲。本心であった。]
――……姫夜叉か……?
[変わらず漂う藤の香に誘われるように、 戦の最中覚えた好敵手の香に引き寄せられるように、 足は山芭と同じく、花柳藤の傍へと向いた。
ぱたぱた、鏡写しのように瞬く目で、花柳藤を見た。]
(+29) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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/* 雪から一体どれだけ藤の花の香りが漂っているのか…
(-31) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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[条件反射で抜いた太刀を鞘に納めて、鷹船の問い>>+29にこくりと頷く。]
鷹船の目には、雪以外の誰かに見えるの?
[見上げた緋色の瞳を猫のように細めて、ちょっとした悪戯な笑みを浮かべる。 まさか、男が藤の香に引き寄せられて現れたとは露程にも思っていない。]
鷹船こそ本物なのかなぁ?
[目の前の鷹船は、一見すると死人には見えない。 けれど自分だって生前と変わらない姿をしているのだ。 ここに居るということは、自分と別れた後に死んだのかもしれない。 ならいつ?誰に? 湧き上がる疑問は好奇心か、それとも戦狂いによるものか。*]
(+30) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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…戦のせいで目までおかしくなったのか?
(-32) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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[番瓦衛門の顔から視線を逸らし] [落ちても構わないと全力でもがく] [怪我を負い、体力を消耗した身体では] [岩のようにどっしりした身体から逃れられず]
構わん! 撃て!!!! 撃てぇーーー!!!!!!!!!
[牽制され躊躇う自分の鉄砲隊へ怒号を放った]
[退却する敵将の人質になるなど] [これが真の姫であればともかく] [自ら軍を牽く将にあっては屈辱] [女々しく悲鳴を上げる代わりに、殺せと喚きもした]
(76) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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[だが、鷹羽の紋を掲げた兵達に向けた言葉>>74に] [喚いていた声が止まる]
[鷹船は東軍に属していたはず] [直前で祭文側を裏切ったらしいとは聞いていたが―] [それを、西軍である森家が預かるとはどういうことだと]
[短い思考は、最悪の事態を考えて] [裏で通じていたのかと一瞬思った] [鷹船が遺した言を知らなければ] [そう受け取っても致し方ないのだが]
[託されたと聞こえて察しは、した] [察しはしたし―それに] [番瓦衛門の鎧が常と違うことに気づいてもいた]
(77) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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[それほど覚悟の上の敗走なのだろうとも] [託された兵を無事に連れ帰るためにも] [今この熊は必死になっている]
[それは、わかる] [死に物狂いで逃げ進むのを] [自分だって追い討とうとは考えはしないだろう]
…負けた将の人質となり敗走させたなど、 武人としてのアタシはもう死んだも同然だ 貸しはでかいぞ。 その身体にとくと刻んでおけ!
[抱えられながら] [渾身の力を込めて] [番瓦衛門を殴った]
(78) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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……かはっ。
[>>75猫爪が胴を抉った。それでも忍刀を斬り下ろして。 必死に伸ばした刀先は―――沙魅助に届かない。 刃が空しく、猫頭巾を切り裂いた。 腹から血飛沫を上げながら、地面に転がり落ちて]
う、が。
[そこにタイミング良く、富楽の放った土の斬撃>>71が小太郎に襲い掛かる。成す術もなく、甘んじてそれを受け入れるほかない。 鋭い痛み。見ると千切れそうな程に痛めつけられ骨の覗いた、自分の左足が見えた。 両足をやられてはもう歩けない。それでも]
(79) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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があああああああ!!!
[懐から震える右手で苦無を取り出して。 富楽に向かって、1本投げつけた。 渾身の一投だった。 最後に一矢報いたいと願った。 苦無を投げ終えると、力尽きて。 仰向けに地面に横になった]
(80) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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/* あれっ、なんか変な言い方になった!? これじゃまるで、嫁にしろって言っているようなもの?!
いや、ちがうの。 ちがうの。
そういう形じゃなくて筋通せって言いたかった…! あぁぁぁorz
(-33) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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は、ははは……。
[苦無の行く先を見届けぬまま。 小太郎は乾いた笑い声を上げる。 始めからこうなるとは思っていた。 大名2人を相手にして、まさか生き残れるとは微塵も思ってはいなかった。 それでも、勝負を挑んだ]
元主。早く止めを刺せ。 不具となっては今後、駒としては永久に使い物にならん。
[駒として使えない忍びなど、生きる価値もない。 目を背けたくなるほどに、酷い有様であった。 左脚は太腿にやっとのことで繋がっていたし。右足は焼き爛れている。左手は感覚すらない。 幸か不幸か。その痛みにも失神せずにすんでいるのは、忍びとしての修練のお陰であった]
(81) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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俺を殺しても。 また別の者が小太郎の名を継ぐ。
[息も絶え絶えに。吐き出す]
ゆえに、小太郎は死なん。 風間の忍びは、不滅だ。
[コポォ、と口から血が零れ落ちた。 それでも最期の最期まで。 自分は小太郎でいなければならない*]
(82) 2015/05/23(Sat) 00時頃
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/* そもそも、この人に色恋的な意識があるかというととても怪しいなと思っている…。 チップのイメージとか、肩書きでそれっぽくなりそうだけど 案外嫁に行きたいと思ってないっぽいないような…。
(-34) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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[玉愛は構わず撃てと下知する。 それは、そう遠くない過去にここで起きた老女の叫びに倣うごとく谺した。]
よくよく肝のすわった女子よ。
[彼女を利用することにチクリと痛みを感じる。 それを見透かしたように玉愛の拳が頬骨に叩き込まれた。 じわりと灼けるように痛い。殴った玉愛の方とて痛かろうが。
鷹船のいない今、背を預けられる相手には事欠くものの、大事な宝を銃火にさらすまいと覆い被さるように身を伏せ、囁く。]
(83) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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/* シビアに立場を踏まえて動くなら、 人質になるなんて受け入れられないから 死に物狂いで逃れようとするし、追い討とうともするでしょうね。
……かつて、敵中突破に向かって怪我を負い、 それが元で命を落とした将がいたように。
でも、その行為に託されたものがあるってPL視点で知ってるから やっぱり出来ないよねぇ…。できない。 男の友情、大事にしたい。
(-35) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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いかんな、 作戦を取りやめて、本当に熊襲に連れ帰りたくなる。
(-36) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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[いろんなものを捩じ伏せて東軍に追われながら西へ向かうと、道の傍らに古い八幡宮が見えてきた。]
さて、 そこが特等席よ。
[古色蒼然とそびえたつ大鳥居の笠木目がけ、番瓦衛門は玉愛の身体を放り出す。 手を離す間に、短く囁いた。]
(84) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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こうでもしないと、惜しくなってしまうわ。
年甲斐もないことに、な。
(-37) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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[花柳藤の手に刃有ろうと、得物は握らない。 この船路の意味を解してしまっているからだ。 それが悲しく、ただ強く拳を握った。
地上で対峙した際と変わらぬ花柳藤の姿に息漏らし 一歩、近付いた。]
鬼か夜叉か、と。
――……俺を模した姿を成して、何の得になる。 坊主の後光に目を潰し、 森の大熊に食われた敗軍の将の姿など。
[はははっ、と笑ってもう一歩。 これについては納得いく全力の負けだと いっそ気持ち良く堂々と。]
(+31) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/23(Sat) 00時半頃
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[見晴らしよく射線も通るその場所から見届けよとばかりに玉愛を残し、番瓦衛門自身はそのすぐ先に流れる谷川に跨がる石橋で馬首を返す。 兵らも橋を渡った先で向き直り、堅陣を敷いた。
あえてこの場所を選んだのは、隘路で多勢を防ぐため、そして土下の土影竜対策である。 もっとも、岩をも砕く竜なのかもしれないが、それならそれで愉快。 黒根の手の内は知れぬ。彼に相手を願えるならそれも愉快。]
さあ、来さらせ。
退却ごっこは終わりよ。
[不敵に笑う。]
(85) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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熊襲のお家芸・釣り野伏せ、
とくと味わうがよい。
[敗走と見せかけて敵を罠にかけ>>0:184、両サイドから押し包む作戦だ。 概して成功率は低いといわれ、他家では廃れたが、寡兵で戦わざるを得なかった熊襲は演習を続けてきた。 過去に熊襲と戦ってきた隅慈には手の内を知られていよう。分が悪いゆえ外れてもらった。
そして、侍大将自ら釣り野伏せの中軍になるは森家の矜持に他ならない。]
死地が好きなのよ。
[大槌を構え、起死回生の大勝負に備える。*]
(86) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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こたろお。
(87) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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……でも君自身は、ここで終わりにゃ。
[やっぱりそれは、残念そうな声であったけれども。 腰に結んでいた、服の内側に入れて持っていたお守り。 それを取り出し、小太郎へ投げてよこした。>>81]
餞別にゃ。中は六文銭にゃ。 三途の川の渡し賃に使うにゃ。 もし使わなかったらお小遣いにするにゃ。
[己が死する覚悟として、持っていた物であった。 ついで武器を振り上げた。]
(88) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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/* みんな島津が大好きな村だなあ。 俺が関ヶ原で好きなのは小西行長だけど、ネタを仕込む余裕などないのであった。
(-38) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
|
|
バイニャン。
[小太郎の首を、猫の爪が引っ掻き傷つける。
喉を通る血脈を狙うのは、確実に命を奪う為であり、長く苦しませぬようという配慮でもある。
沙身助の攻撃の手に、ためらいはなかった。*]
(89) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
|
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ふふっ 敗軍の将っていうなら、この船に居るのは全員そうじゃないかなぁ? ねぇ。 川を渡り終えたら、本物の鬼と合戦でもしてみようか?
[夜叉もまた鬼。 川を渡り終えれば、恐らくその先は地獄だろう。 にやり、と笑って鷹船に船尾の席を譲ると、とことこと八重の方へ近づきその手を引いて戻ってきた。 鷹船と八重の間に収まる形で、愛刀を抱きしめて水面に目を向ける。
場面は丁度、猫の爪が小太郎の胴を抉る瞬間だった>>79
無残に引き裂かれ、血を流し倒れる小太郎の姿に微かに目を伏せる*]
(+32) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
|
|
/* な な ん だ っ っ て ぇ ぇ
これは
どういう、ことだ
不甲斐 ない 上に!
見てろなどと……!
[……中身が芝を喉に詰まらせたようです……]
(-39) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
|
|
[竜を小太郎に喰らいつかせることは叶ったが、斬檄を打った衝撃は、肋を軋ませ、口からは真新しい血が溢れた。]
……っは、黒根
後は任せ……、ッ!
[身が崩れそうになるのを、なんとか踏み止まる。 だが、放たれた苦無をかわすほどの余力はない。]
く ゥ、ッ!
[>>80鎧の剥げた、鳩尾の傷を更に深く抉るように、苦無が刺さる。 傷みこそ薬で消されているが、肉を剔られた不快感までは消えてくれない。]
(90) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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/* こらクマ! 無茶言うな間に合わないて!!
(-40) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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/* 今さらですが夜叉をwikiで調べてみた。
夜叉(やしゃ、梵:यक्ष yakṣa、パーリ語:ञक्ख yakkhaの音写、訳:暴悪・捷疾鬼・威徳)は、古代インド神話に登場する鬼神。薬叉(やくしゃ)とも称する。のちに仏教に取り入れられ護法善神の一尊となった。
鬼神と言われると鬼灯様が出て来るんですが。
(-41) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
|
|
[それでも。 黒根が小太郎に向き合い、その首に爪を立てるのを見届けようと、踏み止まる。
余計な口は挟まずに、ただふたりの声だけに耳を傾けて。]
(91) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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|
――――。
[痛い。 [殴った拳がじくじくする] [不服そうに眉を寄せ] [囁きを受けて、さらに険しい表情を浮かべた]
[番瓦衛門は何をしようとしているのか] [――本当に、ただ逃げようとしているだけか?] [違和感は、少しずつ膨らむ]
(92) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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かははは、うちはまず本物じゃよ、景虎や
[そう呵呵と笑いながら、夜叉の様な童の頭にしわがれた手を乗せる。 景虎に手を引かれて船尾まで歩み行けば、子供を見守る目で彼の様子を眺めるだろう]
天下のおおいくさは、もうすぐしまいじゃあ。
鬼が、合戦に応じてくれおるかはうちもわかりまへんえ。 やけど、それもそれで面白そうやのぅ。
[もし本当に、涅槃に鬼がいるならば、きっと自分の良き人も、呵呵大笑しながら鉄砲の大筒を今ぞ鬼へと向けていることだろう。 流れる水面の行方を、老女はただそうして眺めていた**]
(+33) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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|
[駆け抜けながら見える景色] [不規則だった木々の並びが、次第に規則的になり] [どこかの参道だとわかった頃]
[特等席だと言われて、問い返す間もなく放り出される] [間際の囁きには、ただただ驚いた表情を返すのみ]
どういうつもりだ!!! 番瓦衛門!!!
[高い鳥居の一番上にしがみつき] [馬上の背に向かって叫ぶ]
(93) 2015/05/23(Sat) 00時半頃
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|
[策に嵌められたことを悔やみ] [もう一度殴ってやろうにも…] [飛び降りたらただでは済まないだろう] [そして、その上丸腰であの巨躯を討つなど―]
くそ…っ! あの野郎っ!
[ぎり、と唇を噛み] [まだ鈍く痛む拳を、握り締めた*]
(94) 2015/05/23(Sat) 01時頃
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/* 正直悪かったと思ってる。 キャラ選択した時からしくじってたんだ。 や、銃を武器にした時から、あかんかったんだー!
素直に太刀にしておけばよかったー!orz
(-42) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
|
そうだな。俺は終わりだ。
[>>88沙魅助に笑みを浮かべようとしたが。 口の端を持ち上げるのがやっとで。 視界の端に富楽の姿>>91が見えれば。 ああ、やっぱり仕留めそこなった。 すまんな主、と心の中で景虎に詫びた]
ありがたい。金に目がなくてね。
[投げつけられた六文銭>>88。 沙魅助らしい配慮に、思わず軽口が出た。 本当にあなたは。昔から変わらない]
(95) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
|
[バイニャン>>89、と。頭上から声が響いた。 いつかの別れ際>>0:152を思い出して。思わず口元を弛めた。 あの時と違うのは。もう二度と会うことはないということ]
感謝するよ、元主。
[あなたの言う通り。本当に俺は大馬鹿者だ。 蒼穹を見上げて。最期に思ったのは]
空、綺麗だな……。
[ふと頭に浮かんだのは、景虎の顔で>>4:80。 その刹那。沙魅助の猫爪が、小太郎の首を抉った**]
(96) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/23(Sat) 01時頃
|
黄泉の手前でも学ぶものはあるのね。
[八重の言葉は頭で理解できたとは言い難いが。 何となし、胸に落ちるものはあった。]
(+34) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
|
[東軍の先鋒が橋まで到達する。 番瓦衛門は大槌を振るい、敵兵を薙ぎ倒した。 後ろからは援護の矢も飛ぶが、勝利を目前にした東軍の士気は高い。叩いても叩いても攻め寄せる。
これまでの戦で受けた傷が開いて血の圧が下がり、視界が眩んだ。
まだだ、将が来るまで持ちこたえねば策はならぬ。 追うを諦めさせぬために玉愛を攫いもした。
しばしの道行き、この腕に抱いた温かさを賜物と思わぬわけではなかったが、それがためではない。それ以上を望んではいけない。*]
(97) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
|
[窓から聞こえる声の数が増えている。 この船に人が満ちる頃には彼岸に辿りつくのだろうか。
二度と見られなくなる前に、あと一度此岸を目にしておこうと膝を伸ばし出た甲板。3つ並ぶ中央の白に目を見張る。
獣を名に飼い、夜叉として戦場を舞っていた子も三途の渡し船に乗ったのか。 愛刀を抱いて川面を見つめる姿に声はかけず、反対側の船縁から視線を落とした。
水面を覗く頃には戦は幕引きに近づいていただろう。]
(+35) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
|
/* 元主に介錯してもらうという美味しい展開に。 思わずニマニマしているのは俺です。
沙魅助は本当に優しいなあ。ミケをもっともふりたかった〜〜〜。
(-43) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
|
風間はずっと続くんだろうけどにゃ。 ボクにとっての風間小太郎は、一人だけにゃ。
……一人だけ、だったのににゃあ。
[沙魅助は、自らの手で命奪った者の死を、しばし悼んだ。 綺麗な空、冥土まで続いているだろうか? あの世でも見れるといいにゃ。
小太郎の遺した言葉に、沙魅助はそんな風に思った。>>96]
(98) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
|
[>>+33呵々と笑った八重の手が頭に触れて、驚いた猫のようにぴくりと動きを止める。
人に頭を撫でられたのはいつ振りだろうか。
驚きが過ぎ去れば、嬉しそうにふわりと目を細めて笑い。 八重の手を引いて船尾へ戻る。
関ノ原の戦は、西軍の惨敗で終わる。 その結果は奇跡でも起こらない限り覆らないだろう。
八重の言葉にこくりと頷いた。 もしかしたら、話しに聞く件の魔王が先陣を切って合戦の真っ最中かもしれない。
所詮は戦の中でしか生きられない鬼の子だ。 ふと船板の軋む音に顔を上げれば、こちらに背を向けて船の反対側から水面を覗く伸睦の背。>>+35
声はかけず。 再び水面を見つめながら、太刀の鞘をぎゅっと抱きしめた。*]
(+36) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
|
まずは満足。
[強敵を前にすれば、力が漲る。 それは燃え尽きる前の明るさなのかもしれないけれど。]
ひとりでは、 逝くまいぞ。
今しばらく、付き合ってもらおうか。
[息の続く限り暴れ猛って、もしも立ち続けることができなくなったら、相手もろとも下の急流へ身を投げん。 玉愛の見ている前で不様をさらすわけにはいかぬ。 そう心に期して地を蹴った。**]
(99) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
|
[声が聞こえる。 夜叉を呼ぶ声、彼もここにいるのか。 強かで敗戦の影など見えなかった少年。戦はわからないものだ。
河を覗けば現世祭見ゆるようだが、覗きはしない。 人少なくなる楼船の中、窓に凭れて僧らしきに声かけた後、むしろ空の側を見ていた。]
(+37) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
|
/* 何故同じように空を見上げるんですかねぇ!! まったくもう
(-44) 2015/05/23(Sat) 01時頃
|
|
/* うおーーーーーー!!!沙魅助えええええ!!! なんだよそれ悶えるだろう、くうっ!!!
(-45) 2015/05/23(Sat) 01時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2015/05/23(Sat) 01時頃
1
2
3
4
5
6
7
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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