173 冷たい校舎村 番外【突発R18 半身内】
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人
狼
墓
少
霊
全
クリスマスに6人が投票した。
メルヤに1人が投票した。
クリスマスは村人の手により処刑された。
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タルト! 今日がお前の命日だ!
2015/11/07(Sat) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
タルトが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ヒュー、ミサキ、ラルフ、イスルギ、メルヤの5名。
────キーンコーンカーンコーン……
(#0) 2015/11/07(Sat) 00時頃
[午後8時50分、4度目のチャイムが鳴った。
華やかに彩られた校内とは裏腹に、
窓の外は、白く、霞むようで、深い闇に包まれている。
そんな、冷たい校舎の夜。
また、君たちの友人が、二人減ったね。
チャイムが鳴るたびに起きる入れ替わり。
果たして彼らが選んだのか、或いは、選ばれたのか。
それは、誰も知らぬこと。]
(#1) 2015/11/07(Sat) 00時頃
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/* 少ない……!少ない!
(-0) 2015/11/07(Sat) 00時頃
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── 病院内 ──
[はるなは、相変わらず落ち着かない様子で。 空き缶を持って帰ってきた雛子に、奇妙な視線を。
「りくは外で待つって」って、 それだけは伝えて、並んで、ロビーの壁にもたれました。 ビミョーな顔したはるな。雛子とりくのこと、知ってるんだろな。
改めて、思います。 今度は。こっちでは。 刺されないよーに生きたらどーですか。 そーゆー道も、あるんじゃないですか。]
(+0) 2015/11/07(Sat) 00時頃
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[手術室のランプは、まだ消えません。
あたたかい紅茶は、おいしかったです。 けれど、やっぱり。また、口の中がべたべたと。 あー、ちょっと、気持ち悪い。 あー、それを実感すると、また、おなかが重くて。 足元から、這い上がるように、寒くて。**]
(+1) 2015/11/07(Sat) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/07(Sat) 00時頃
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─ 岩動 越のはなし ─
[俺より少しだけ早く生まれたにーさんは、小学生のころ、凄く泣き虫でした。 痛いことがとっても嫌いで、転んで擦りむいたり、何処かにぶつかったり、辛いものを食べても、ぴーって、泣いていました。
その度に、俺は言ったんです。 「おとこのこは泣かないんだよ」って、 「おとこがすたる」んだよ!って、 言葉の意味も知らずに、がんばれって無責任に、言っていました。
俺たちは双子でしたけれど、にーさんの痛みまでは共感できません。俺はそーゆーとこ、強い子でした。肉体的に痛いものは、耐えられたんです。 だからきっと、にーさんは「男の矜持」ってものを、強く抱いたんだと思います。きっと、俺のせいです。]
(0) 2015/11/07(Sat) 00時頃
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[にーさんは、喧嘩に強くなりました。クラスのいじめっ子を、返り討ちにするくらい。 それに、にーさんは頭がよくて、けーかくを立てるのが上手でした。 子供ならではの残酷性で、にーさんのけーかくは凄いものになっていました。
きっと、これも俺のせいです。 俺が眼鏡をかけるようになって、良く弄られるようになったからです。 俺を守ってって、にーさんに頼んだからです。
だから、俺のせいなんです。みんな。
にーさんが中学生の間、ずっと喧嘩に明け暮れていたのも、 今、高校でにーさんが似合わない優等生をしているのも、 俺が悪いんです。 全部、俺が弱いからです。
守ってって頼んで、腕っぷしが強くなってしまったにーさん。 俺が、全部から逃げて飛び降りた時から、俺を嫌いになってしまったにーさん。
たぷんきっと、俺が──…]
(1) 2015/11/07(Sat) 00時頃
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[──だから、お願いです。]
[ 起きて、にーさん 。]
(2) 2015/11/07(Sat) 00時頃
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/*
みんな帰って良いんだよ って なる。
(-1) 2015/11/07(Sat) 00時頃
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[御崎の作ってくれたご飯(>>2:208)をありがたくいただいて、その後はぼんやり、校内を歩き回ったり。 そうこうしている内に辺りは暗くなって、もう一泊するのかあって、思う。 いや、もしもここに残るなら、一泊どころではないのだろう。 幾夜も幾夜もひとりきりで。 それは少し、寂しいかもしれない。 生に執着のない…は、死ぬのは怖くないけれど。 寂しいのは嫌だなあ、とそう思う。 きっと、…は、一人ぼっちではいられない。 だからこそ、あの時彼に縋ってしまったのだろう。]
(3) 2015/11/07(Sat) 00時頃
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/* ひなひまひめって じぶんよばれたのかどうか たまに混乱します
(-2) 2015/11/07(Sat) 00時頃
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[どうにもすっきりしない気持ちのままで、漸く保健室を出て、最初に向かうのは食堂の厨房。 覗き込んだそこに、凄惨な光景は既になかった。>>3:145 平坂を模したマネキンはそこにあったけれど、予想していた程の惨状ではなかったことに拍子抜けする。 誰かに尋ねれば、掃除をしたのだと聞くことが出来だろうか。 ただ、マネキン自体は、あちこちに目立つ刺傷の跡が残っている。]
なんつーか、また。 ……痛そうな帰り方したね。
[いくら人形と言えど、死の空気を纏ったそれは、見ていて決して気持ちのいいものではない。 暫く眺めた後に、目を逸らす。 御崎が作った食事>>3:208がまだ残っていたならば、少しばかり拝借しようか。 そうでなければ、家庭科室にでもあがって食事を摘まもう。>>3:12]
(4) 2015/11/07(Sat) 00時半頃
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[恐らく文化祭を楽しんでいる真っ最中であろう一六と、顔を合わせるのもなんだか躊躇われる。
だから、その後に籠ったのは、3階の進路指導室。 流石に、そこにまで文化祭の色はないだろうから。 誰かに見られたら、何してんの、ぐらいは言われてしまったかもしれない。
壁に沿うようにして、本棚。そこに、赤本がずらりと並んでいる。 眺めながら、ああ、と思いつく。 ──この世界にひとり残るなら、勉強はいくらでも、したい放題だな。
そんなくだらない感想は、直ぐに頭から追いやった。 いくら勉強を重ねたとて、それを活かす未来が来ない。
だからずっと、窓の外を見ていた。 白い向こう側。夜と昼の境目でも探すように。]
(5) 2015/11/07(Sat) 00時半頃
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[ ──そして、チャイムが鳴る。>>#0*] .
(6) 2015/11/07(Sat) 00時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/07(Sat) 00時半頃
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─ ちょっと前 ─
──面白い?
[くつくつ、喉奥での笑い声。 岩動 呉は眼鏡の向こう、目を丸くして、藤舎の顔をみた。 ゆーとーせーな、岩動 呉。 本当は眼鏡だって要らない、岩動 呉。 自分を騙し、人を騙して、 高校生活、謳歌してきました。 別に、其れでよかった、筈なのに。 友達もいるし、先生受けもいいです。なんの問題も起こしてきませんでした。たぶん、バレンタインの日にチョコレートを配ったくらいです。 其れで、良かったのになあ。 切欠で、少し剥がれた鍍金、これって、直したほーがいいやつ、でしょーか。
ゆら、と黒瞳が揺れ、]
面白い、かなあ。
[もう一度、呟き。濡れタオルとか、さがそうかな、って、"綺麗"になった指をふら、と揺らしながら。]
(7) 2015/11/07(Sat) 00時半頃
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――回想:三年前・始まりの日―― 「子供がこんな時間に何してんの?」 [家を飛び出して途方にくれていた…が声を掛けられたのは、多分本当に偶然だった。 もともと優しいところのある彼の、親切だったのだろう。 名前を名乗った時、彼が少し息を飲んだ気がしたのは、後から思えばきっと気のせいではなかった。 あきら、と名乗られた時、少し前――姉がおかしくなる前――まで時々電話に向かって呼びかけていた名前だと、…は気づかなかった。 そういう細かい、けれど大事なことに気がついたのは、全てが終わった後だった。 後悔先に立たず。 そんな諺を思い出しても、何の慰めにもなりはしない。 …は、鈍いから。 気がついた時には大抵、何もかも手遅れなのだろう。]
(8) 2015/11/07(Sat) 00時半頃
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[世界 の 様相。 岩動 呉は血を流したマネキンを知りませんから、 教室の位置も、変わっていないし、 ただ人が居ないだけの、文化祭の景色は、 真っ直ぐに、見えるんです。 そう、藤舎明夜の模範解答のように、純粋に、皆と、最期の思い出に、 文化祭を楽しみたいのかと。思うんです。
真っ当に、わきまえているように、見えるんです。
そうは、藤舎には語らなかったけれど。
岩動 呉の姿以外に、何かを映すブラウン。 彼女にも、なにか。 触れられたくないことが、あるのかも。 岩動 呉が、生徒会室に入っていった檜山に感じたように、 拒否感のような、ものが。]
(9) 2015/11/07(Sat) 00時半頃
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/* えっと、今回やりたかったのは
@教室の位置を1階以外にしてみる(お試し) Aホスト探しに積極的になる B思い切りホストを誤認する C残留する
の4つでした。4つです。@はラ神が応えてくれた。 ABは一六が本当に上手くて……もうこう思い込むしかないってタイミングでいろいろ持ってくるのが……!おかげでこの馬鹿はすごく決め打ってたよ! その分、めちゃくちゃ構い過ぎた感じはあります。ありがとうごめんね……! Cはどうなるかしら。どっちでも美味しいなぁ。
(-3) 2015/11/07(Sat) 00時半頃
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そーゆーもんかな。
[あんまり、掘り下げませんでした。 何か、地雷踏むのも、やじゃないですか。それに、 犯人探し、したいわけでもないので。
屋上に、大切な記憶、置いてきてたりしませんか?って、そんなの。 聞けない、なあ。]
(10) 2015/11/07(Sat) 00時半頃
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――そして現在―― [色んなことに鈍いけれど、だからこそ、なのだろうか。 ここに来てからは、嫌な予感だけ鋭くなった気がする。 ほら、また、悪寒とともに。
――チャイムの音が、聞こえた。(#0)]
(11) 2015/11/07(Sat) 00時半頃
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[外に降り続く、雪。 いや、もう、雪かどうかもわからないけれど、 外界を拒否、しているみたいだ。 岩動 呉を、皆を、隔離すると言うよりは。
星のない夜。 明るい夜の女の子は、好きじゃないと、重く重く。 天文部、だったっけ、藤舎。 こんなんじゃあ、星どころか月も見えないし、なあ。]
晴れると、良いな。
[何処かの副委員長の顔が、浮かぶ。 ひまわり、太陽の花。 そうして晴れた夜には、星空が広がるんだ。 窓のそとを、ぼーっと。]
(12) 2015/11/07(Sat) 00時半頃
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[濡れタオルですが。 欲しいなあ、って見回していたら二人分、何時のまにやらカウンターに現れていました。 何処かの誰かさん、気を使わせてすみません。ありがとうございます。 立ち上がって、濡れタオルを回収。一つは藤舎の前に置いて。 手を拭こう。流石に何処にも触れない様相だから。
と、>>#0 先程の時計は、8時頃を示していました。 じゃあ、このチャイムは、8時50分なのかも。]
(13) 2015/11/07(Sat) 01時頃
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[──チャイムが鳴った朝、遠野雛子は冷たいマネキンと入れ替わっていた。 帰った、と、そう言うらしい、その様子。 チャイムは、もしかして。
人がマネキンに入れ替わるときの、効果音、とか。 誰かが現実に戻る、そんな印。 そーゆーの、でしょうか。]
──皆、探すか。
[ちょっと、不安になって、藤舎に聞いてみよう。 行動指針は、なくてもいいです。 只、嫌な予感みたいなものに動かない身体の、背 を 押してって、そう。思うだけ。**]
(14) 2015/11/07(Sat) 01時頃
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/* あ、どうしよう。石動藤舎ペアが咲野にいくかなぁ。御崎も咲野と片恋見た見られた縁故あるしなぁ。 通りそうな気はするから、先に見かけてから一六行こうかな、と思ってたけど……あ、ここから見ればいいか!
(-4) 2015/11/07(Sat) 01時頃
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[チャイムの音を聞きながら、次の人の番か、と思う。 たった3度目目にして、とっても順応性の高い反応です。 どこかの誰かにとって代わって、優等生、気取れるかもね。
さて、今回のチャイムと共に、帰った誰かを探しに行こうか。 始めは1人で、次は2人。今度は、3人? それとも、もう誰もいなくなっていたりして。いっそ、そっちの方が都合が良い。
そんなことを思いながら、窓から離れようとした時だった。 窓の向こうの薄暗く白い中に、何かがチカリと光るのが、見えた気がした。>>3:239]
……?
[ずっと、変化らしい変化のなかった雪景色。 何かが増えたのだろうか。 まあ、教室も1つ増えたことだし、今更何が増えても驚かない。 確かめようと、窓を開ける。 冷たい空気と共に、目に入ってくるのは、遠い、遠い地面。 ──そして、それから?]
(15) 2015/11/07(Sat) 01時頃
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……──、あれ、
[赤。紺色。砕けた何かの破片。 誰かのマネキンだろうか、と思う。外で発見するのは初めてだな、と薄ら。 それにしたって、きらきらと光るあの小さなきらめきは何だろう。 星かな。なんて、一瞬思った。地上に星は、落ちてない。
進路指導室からは、一部が校舎の陰になって、良く見えない。 舌打ちと共に、そこを出る。 廊下を通って、より近い方の教室へと足を急がせる。
嫌な予感が、した。]
(16) 2015/11/07(Sat) 01時頃
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/* あの子の名前は、篠宮 真姫、でした。 真のお姫様って書いて、まき。(ラ○ライブ……ってツッコミはいらない) もう出さない方向性でいこう ややこしい
(-5) 2015/11/07(Sat) 01時頃
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/* 誤字多いなー……
(-6) 2015/11/07(Sat) 01時頃
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[ 明夜の星は、死にました。 ]
.
(17) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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― ―
[ 文化祭、星を案内した、あの日。 明夜、と、柔い笑みで、柔い声で。 一定の距離を保って、其処に居た諸星先輩。
もうすぐ、夜になりそうな夕焼けでした。 文化祭の喧騒が、とおく、とおくに行った時間。 雪の嫌いな諸星先輩。――嫌い、じゃないか。 あの人は好き嫌い、はっきりしてなくて。 多分、妙に言葉も柔くて、苦手、ばっかり使ってた。
別れ際、見送る時に。 もう直ぐ冷えるから、気を付けなよ。って。 寒いのは平気です、って言えば、 そうじゃないよって言われて。首を傾げて。
これってきっと、噛み合ってなかったと思う。 ]
(18) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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[ そして、ばかなわたしは、気付いていません。 こういう雰囲気の意味、なにも。なーんにも。 踏み出す勇気以前の問題、って、やつ。 ]
(19) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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[ 苦笑のままで、去り際。先輩が、言います。 寒いのは、空気が澄んで、良いけど。 雪はあんまり好きじゃないんだ、って。
暗い夜を明るくしてくれるのは、星だけど。 ただ、星が一番輝ける場所も、夜だそうです。 だから、雪が苦手だと言った先輩。 ――どっちも、どこかに行ったみたいだから、って。
ちょっと、ばかなことばと一蹴したくなります。 比喩的表現、ふわっとした、表現。 割と苦手、というか、気取っていませんか、それは。 思ったけど、そう、思ったけれど。 何時もみたいにばっさり言わなかった理由、は。 果たして、なんでしょうか。
それすら、知らないままに。 何時もと変わらず、さようならの礼をして、それで。 ]
(20) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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[ それが先輩と会った、最期の日。 ]
(21) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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/* やっぱり諸星先輩しんでますよね!てへ かぶった
(-7) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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[ 人って言うのは、あっけなく死にます。 諸星先輩だって、例に漏れず、あっけなく死にました。
よく、あるじゃないですか。 頭を鈍器のようなもので殴られて、って。
諸星先輩。名前に星を抱く人。 誰にでも手を差し伸べる、人の良さそうな貴方。 実際それって、事実だった様です。
道に迷った、とか。そんな理由で狙われて、近づいて。 案内しているその時に、 まさにその相手に襲われたそうですね。 無職の何とかさん。財布の中、狙われて。 ばかみたいな、殺人動機。 流石にこいつの気持ちは、知りたくない。
殺人現場、星も見えない、真っ暗な、夜道。 発見されたのは、もう、何時間も、あと。 ]
(22) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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[ 教えてくれたのは、誰だったでしょーか。 岬だったかなあ。血相変えて、真っ先に。 急いで来たって言うのに、躊躇ってばかりで。 どうしたのって、空気の読めないままに言えば、 死んだ、って。殺されたって。
断片だらけの、 報告にならない報告だった覚えがあります。 ]
(23) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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[ この時の、藤舎明夜の心境は。 きっと自分でも、解けないだろうと思うけれど。
ひとつ、言えるのは。 あんた大丈夫って言われる程、顔が真っ白だった。
――"らしい"、って、こと。 ]
(24) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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[ それが、明夜から星が無くなった日。 ドラマもなにもない、ちっぽけな話。
関係性も分からないまま、先輩は死にました。 でも、だからって日常が変わる訳じゃないんです。 明日には学校があるし、課題だって出されたし。 今日も何処かで誰かが、定義の違う恋をしている。 あるいは、真面目に受験勉強でもしているか。 それとも、それぞれの過去に思いを馳せているか。
先輩は大学生だったから、 学校の中、ニュースになってめぐることもなく。 ただ、ただ、どこかにきえて、
わたしだけとりのこされたかのような、 ]
(25) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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[ きっと、そのときはじめて、ごっそりと。 日々に鈍感な藤舎明夜の中の、何かが死にました。 ]
(26) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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─ 3階 どこかの教室 ─
[そのマネキンの様子が視認出来る程度に、そこから近い教室。 そこの窓を開けて、さっきと同じように外を覗き込む。 地上は遥か遠くにあるように見えるのに、それが誰だか分かってしまう。
きらきらと光っているそれの正体は、髪飾りについた小さな石だ。 お姫様が、頭につけていたリボン。]
……一六。
[自分でも奇妙になるほど、穏やかな声が出た。 顔以外はものの見事にひび割れたマネキンは、周囲の雪を赤く染めあげている。 ああ、何から言えばいいかな。 お前に、言わなきゃいけないことが、たくさんあるような気がするんだけど。 とりあえず、自分の所業を棚に上げて、一言、文句が言いたい。]
(27) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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──これじゃ、絆創膏で足らないだろ。
[セーターの裾、あの時垣間見えた傷跡さえ覆い隠すように粉々になった、それ。 砕け散った欠片は、絆創膏が何枚あっても足りそうにない。
それどころか、地上は恐ろしいほどに遠い。 榛名を模したマネキンを運んだ時のように、触れることさえ不可能だった。 窓から一層身を乗り出すようにして、マネキンに向かって手をかざしてみる。 ──うん、遠いな。 さっきから何度も認識しているそれを、再び思い知った。
ところで、そうやって窓から身を乗り出して、地上へ目を向ける様子、は。 本人は、至って正気で冷静なつもりでいたのだけれど。 まあ、傍から見たら、今にも跳び下りそうな構図にでも見えたかもしれないね**]
(28) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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[ ――どうしてこんなこと思い出すのか、 どこかのだれかの世界が、真っ白だからでしょうか。
先輩。今日は雪でした。 貴方がいれば、やだなあって苦笑するのでしょう。 きっと?違う、確証のような、なにか。 そうそう、ここ、誰の世界でしょうか、 窓の外、真っ白です。 私も、雪は、きらいです* ]
(29) 2015/11/07(Sat) 01時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/07(Sat) 01時半頃
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[今度は目を今までみたいに叫び声が聞こえたわけでもなく。 どこへ行こうかと考えて、とりあえず、誰かと合流することにした。 やっぱり、一人は少し、寂しいので。 今晩も泊まるのは3-3の教室だろうか。 そこに行けば、誰かいるだろうか。 ひとまず階段を上り、教室へ向かおうとしたところで。 すっかり見慣れた後ろ姿が、早足に移動するのが見えた。(>>16) 声をかける間もなく遠ざかっていくものだから、ゆっくりと後へ続いてみる。 なんだか、彼の後ろ姿ばかりを見ている気がするのは、きっと気のせいなのだろう。]
(30) 2015/11/07(Sat) 02時頃
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[ひよいちー、ってまた、ゆるりと。 呼びかけるつもりだったのだ。 檜山が入っていった教室を、扉から覗き込んで、見えたものが。 まさに飛び降りようとでもしているみたいな(>>28)、そんな格好でさえなければ。]
陽一!
[ゆるっとつけたあだ名は、緊迫した空気にはそぐわなかったので。 咄嗟に出たのは、名前の方。 単純に、呼び慣れたあだ名が名前から多く文字を貰っていたからという、それだけのことなのだけれど。 普段と違う呼び名は、檜山の背中に届いたか、どうか。 確認なんてせずに、そのまま檜山の身体を引っ張ろうと、して。]
(31) 2015/11/07(Sat) 02時頃
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― 少し、前 ―
…面白いよ? なんか、…なんていうの、ありのまま…?
[ なんて、真っ直ぐ。 言葉は迷ったけれど、茶化しも無く。 ああ、いや、流石に。 普段から鏡殴れとか、それはちょっと、アレだけど。
御覧の通り、藤舎明夜は。言葉とか、態度とか。 そんな取り繕いが、ずっと苦手でしたから。 鍍金の剥がれた様子に、そんな調子で返して。 ]
(32) 2015/11/07(Sat) 02時頃
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[ それから、窓の外。呟きには、呟きで。 今度のそれは、重くは、なかった。 ]
晴れると、いいね。
[ そういえば、副委員長、向日葵も。 いかにも、な、名前の子だった。 向日葵。晴れた空、太陽に向かって伸びる花。
――ちょっと、羨ましいな。 なんて思った事があったのは。否定しません。 だって、向日葵の花、可愛いし。 おんなのこ、って、感じ。
そうして、ぼんやり。いつかの日を思い出しながら。 濡れタオル>>13で、綺麗にして。 ]
(33) 2015/11/07(Sat) 02時半頃
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[ ―――チャイムが、鳴ってしまった、から。 ]
(34) 2015/11/07(Sat) 02時半頃
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[ ――あ、やべ、って。 おもい、ました。そりゃあ。こんな時に。 昨日見た、意味の分からない夢で殴られた方が、 良かったかも、しれない。 ]
―――い、っ、
[ 濡れタオルを持っていた手を離して、 湿布の上、痣のある場所に反射的に持って行って、 ぐらん、視界が揺れる。
痛いな、いた、い。
でも、まただ、って思うのは、 じゅんおーってやつでしょーか。 そんなじゅんおーは流石に断りたい、けど。
おかしいな、誰か 殴りましたか。 それとも おち ました か。 ]
(35) 2015/11/07(Sat) 02時半頃
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ひめ、こ……?
[檜山が見ていたものが、見えた。 見覚えのあるピンクのリボンと、綺麗で愛らしい顔。 身体らしき部分は割れてしまっているけれど、それは間違いなく、一六の姿をしたマネキンだった。 こんなにくっきりと見えるのに、何故だか地面は、とても遠い。 そういえばそんな話を、岩動がしていたのだったっけ。(>>1:314) 昨日のことのはずなのに、それは遠い記憶に思えた。 たった一日で、随分人が減った気がする。 ここは偽りの世界なのだから、それは正解なのでしょうか。**]
(36) 2015/11/07(Sat) 02時半頃
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/* 敬語ト書きに憧れを抱きつつ文語調概ね守ってきたのにあっさり間違えたあああああ いや文語調ってほど文語調でもないけど!でもなんか!いきなり敬語ってなんなんだよおおお違和感……!!
(-8) 2015/11/07(Sat) 02時半頃
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[ 多分、真っ白な、顔して。深呼吸、息、整えて。 はー、と。最後、息を吐く姿は。 きっと、いつか、スプラッタになった時に、 私が階段でやった様だったでしょう。 ]
――行こ。
[ それでも、声を出して。 動け無さそうな岩動>>14の前に、一歩。 夜は、明夜は星には、なれないけれど。 背を、押す、というよりは。あっち、って。示して。 派手で静かな、廊下。 やっぱり岩動の前を歩んで。 ――すぐ、近く。探した誰かは、見つかった。 三年三組、何時も通りの教室前。窓の、外。 白の世界、赤が、散っていて>>3:256、 岩動にも、直ぐ分かったんじゃ、ないだろうか。 ]
(37) 2015/11/07(Sat) 02時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/07(Sat) 02時半頃
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[ 目を凝らして、いや、凝らす程じゃあ、なかったな。 落ちたかのように粉々になったそれを見ただけじゃ、 誰かなんて、分からなくて。でも。 そばに、粉々なそれの横に、あるもの。
――向日葵だ、って、咄嗟に声が漏れる。
それは、彼女本人だったのか、 あるいは、別の、花の名前だったのか。 呟いて、ああ、"誰"か、を。遅れて理解した時に、 多分、暫く、無言でいた。 ]
(38) 2015/11/07(Sat) 02時半頃
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|
[ 向日葵が、白の世界の中、静かに枯れて。 ひとりぼっちに、みえたから** ]
(39) 2015/11/07(Sat) 02時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/07(Sat) 03時頃
|
――回想――
[別に、珍しくもなんとも無く。 陳腐でありふれたような話。
政略結婚だった男女の間に、愛なんてものはありませんでした。 それだけの話。
割りを食うのは子供。 それだけのお話。]
(40) 2015/11/07(Sat) 10時頃
|
|
[思いやり、という配慮すら無い男女二人に、子供二人というかすがいは何の意味もなく。
お互いがお互いの欲望の赴くままに、世間一般では悪をされる行為を行ったところで止める人は誰も無く。
残された子供二人は、時折机の上に置かれた紙を握りしめて、外に食べ物を求めたのでした。]
(41) 2015/11/07(Sat) 10時頃
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|
[お話の中で有りそうな、そういうたぐいの話でしょう。]
(42) 2015/11/07(Sat) 10時頃
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[二人がやっと離れたきっかけになったのは、週刊誌のおかげでした。確か、中二辺りの時。 世間体を取り繕う必要も無く、跡継ぎ候補の成人した兄はそこまで捻くれることもない、となれば、代用品の俺はもう居る意味なんてありませんでした。
双方親権を放棄したために、施設にでもいくのかなと思っていた矢先、手を上げたのは兄でした。
ついでに兄は大きな爆弾を残して行きました。 曰く、続柄が父の会社のライバル企業に就職した、と。 ついでに、彼の不祥事の証拠をいくつも握っているのだと。
物静かに見せかけていた兄の復讐劇は、見事に成功したのでした。]
(43) 2015/11/07(Sat) 10時頃
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[しばらくは兄と静かに暮らしました。 そこまでご飯に困らない生活になりました。
少しして、兄の帰りが遅くなりました。 段々と兄の帰りが遅くなりました。
薄暗い部屋で兄の帰りを待つ日々は、酷く空腹でした。]
(44) 2015/11/07(Sat) 10時頃
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[俺が高校一年になったのを待っていたかのように、桜舞う春に兄は言いました。 曰く、結婚したい人がいるのだと。
結婚に全くプラスのイメージを抱いていなかった俺は驚きましたが、幸せそうな兄の顔に何も言えませんでした。
横に並んで笑う二人が、とても眩しく見えました。]
(45) 2015/11/07(Sat) 10時頃
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[眩しすぎました。*]
(46) 2015/11/07(Sat) 10時頃
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[身を乗り出して、手を伸ばす。 その姿勢でマネキンに視線を注いでいたから、人の気配に気づくのは遅れた。>>31 陽一、と、その名を普段は口にしない声が、やっぱり普段と違う緊迫した声音で呼ぶものだから、一瞬誰だか分からなかった。 驚きに身体が揺らしながらも、部屋の中に身体を引き戻す。]
……名前、珍し。
[横に立って一六のマネキンを凝視する古屋の姿を認めれば、呟いて苦笑した。>>36 古屋がいるということは、やっぱり全員が帰ったわけではないのだ。 そして同時に、それが示すひとつの事実。
ここは、一六こひめの世界ではない。
それを実感した途端、胸にじわりと広がった様々な感情に、きっと名前はつけるべきじゃない。 つけてしまったら、多分、揺らぐ。]
(47) 2015/11/07(Sat) 10時頃
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――現在:図書室――
[チャイムの音>>#0に、ゆるりとまぶたを上げる。 うつらうつらしていたのかもしれない。妙に頭がぼんやりとしている。 立ち上がって、少しよろめいて。 そして、ポツリ。]
夜、か。
[相変わらず真っ白な外は、それでも少し暗いように見えた。 また誰か、帰ったのだろうか。 咲野が帰れていればいいな。出来れば、平坂に会えればいい。
あの夕暮れを思い出す。 自分にはよくわからないけれど、あそこまで人を思える熱量は、きっと大切にした方がいい。*]
(48) 2015/11/07(Sat) 10時頃
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[だから、その代わりに古屋の名を呼んだ。 ちょうどいい。お前にさ、聞きたいことがひとつあったんだ。 視線が交わったなら、あのさ、と口を開く。]
"俺みたいになる"ってのは、何?
[榛名のマネキンの側で、落とされた言葉>>2:282。 その意味について、尋ねる。
こういうことは、普通、踏み込むべき話じゃないのかもしれない。 一六にしたってそうだ。踏み込もうとした結果は、自分が想像するよりもずっと重たかった。 分かっていて、問いかける。 だってもう、この空間自体が普通の場所じゃない。 そこで、踏み込むことを躊躇い続けて、何になるって言うんだろう?*]
(49) 2015/11/07(Sat) 10時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/07(Sat) 10時頃
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/* いや、わたしは全然疲れてないけどね! すごいな16人村の反動……この人数だと全然疲れない。
(-9) 2015/11/07(Sat) 10時頃
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ん。
[再三の言葉>>3:+46と空になった缶を預かって、戻っていく栗色を見送る。
幼馴染が戻ってくればいいな、と。そう思う。 代わりに誰かがいなくなるであろうことを知っていても、そう願わずにいられない。 だって、意識することはなかったとしても、子供の頃からずっといてくれた人だから。 こんな碌でもない男を軽蔑することなく、寄り添ってくれていた人なのだから。 いなくならないでほしい、と。素直に、そう思う。
迷子の子供みたいな、縋るような気持ち。 これも、“愛”足り得るのだろうか。分からないけれど。]
(+2) 2015/11/07(Sat) 11時頃
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[そうして、手元に残ったスチール缶ふたつを、ゴミ箱に放り投げた。 ナイスシュート。からん、と小気味良い音が、2回、鳴り響く。
白い息を吐いて、スマートフォンをポケットから取り出して。 幼馴染の番号をタップ。そうして、もう一度、スピーカーを耳に当てただろうか。
出るかどうかもわからない。何を話すかも考えてない。 けれど、ただ、待っているだけは、落ち着かなかった。それだけ。**]
(+3) 2015/11/07(Sat) 11時頃
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[今まで見たマネキンよりも、少し距離の近かった人物のものだから。 呆然と、まじまじと、見てしまった。 演劇部で慣れているから、と手伝いを申し出ただけだけれど、二人でもくもくを衣装を作る時間は、不思議と嫌なものではなかったのだ。 そんなことを、思い出していたものだから。 檜山の問いかけ(>>49)に気付くのが、少し遅れた。]
え、っと。何て言ったらいいんだろう……あ。 ひよいち、ちょっと俺の頬、抓ってみてよ
[昨日彼に要求されたこと(>>1:129)を真似するみたいに、少し茶化すように言ってみる。 元に戻った呼び名は、いつものように、ふんわりと。]
(50) 2015/11/07(Sat) 12時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/07(Sat) 12時頃
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[質問に対して、要求を返された。>>50 たぶん、怪訝な表情をしてしまっただろう。 答えを逸らされたかな。そう思いながらも、遠くに落ちているマネキンをじっと見つめた古屋の表情はどこかぼんやりとしているようにも思えた。 衣装制作の時も、長く一緒にいた2人だ。 無残なまでにひび割れた一六のマネキンに対して、これが夢だと確かめたくなるような思いも、あるのかもしれない。]
……じゃあ、遠慮なく。
[自分もまた、いつかの古屋を真似るように返事をする。>>1:135 手加減は無しだ。 言葉通りに、思いっきり頬を抓らせてもらう。 たぶん、それなりに痛い思いはするだろうと思いながら*]
(51) 2015/11/07(Sat) 12時半頃
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[ああ、やっぱり、と苦笑する。 わかりきっていたことだ。 きっと言葉通り(>>51)に、思い切り抓られているのだろうけれど。 痛みは、やって来ないのだ。]
痛いと現実っていうけど、それなら、痛くないのは夢なのかな。 俺はずっと、ひとりで、夢の中にいるのかなあ
[檜山の手の温かさだけは、感じられるものだから。 あの日にさえ泣かなかったというのに、何故だかひどく、泣きそうだ*]
(52) 2015/11/07(Sat) 13時頃
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[それなりの力を加えた筈だった。 あの時思わず叫んだ自分>>1:143とは裏腹に、古屋は痛みに表情を変えることはなかった。 逆に、こちらが戸惑う。 痛くないの、と尋ねかけた時、どこか泣き出しそうな声が落ちた。>>52 事情は、知れない。 ただ、痛くないとは言うけれど、その表情は、]
……じゅうぶん、痛そうな顔してるけど。
[頬を抓ったことによる痛みに、ではないだろう。 むしろ、痛みを感じないことに対して。或は、その奥底にある事情に対して、なのだろうけど。 その意味は、古屋には伝わっただろうか。 分からぬままに、言葉を続ける。]
(53) 2015/11/07(Sat) 14時半頃
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ひとり、か。 じゃあ、起きないと駄目なんじゃない。
お前が痛くないなら、「今のは痛いよ」って教えてくれる誰かが要るだろ。 ……とりあえず、俺は今、相当の力で抓ったよ。
[悪いね、と呟く。 いつかの仕返しのつもりでもあったから、謝罪の声にそこまで本気の色は籠っていなかったけど。
痛みは、警告だ。そう思う。 これ以上は危ない。これ以上は、命の危険がある。 ここに来てからのこいつの危なっかしさは、なるほど、そういうわけね。 そんなことを思いながら手を伸ばして、抓ったばかりの頬に触れる。 あーあ、赤くなってる。 なんて軽い声を零しながらぽんと撫でたけど、きっとそれは、抓ったその張本人が言う言葉ではなかっただろう*]
(54) 2015/11/07(Sat) 14時半頃
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/* 御崎きてくれてもいいんだよーーーと思うんだけど、うん、これ来づらいよね……申し訳ない……
(-10) 2015/11/07(Sat) 14時半頃
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─ 回想:あの子の手を、離した日 ─
[薄暗い、曇りの日だった。 休日も終わりが見えてきた時間に、いつもの公園に呼び出されて家を抜け出した。 暮れゆく空は雲に覆われて、一番星なんてどこにもない。
どうしたの、と問うことも躊躇われるような真っ白い顔をして、あの子は公園に突っ立っていた。 その時、あの子に何があって自分を呼びだしたのかを、檜山陽一は知らない。 最後まで、尋ね損ねてしまった。 唇を引き結んで、今にも泣き出しそうな顔をして。
あの子は、たった一言。]
「一緒に、死んで、って言ったら。 ──死んで、くれる?」 .
(55) 2015/11/07(Sat) 15時頃
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[数秒、迷った。
あの子は、不幸だった。 もうその頃には、あの子の身体に刻まれる暴力の跡は自分の目から見ても増えていたし、不安定は増す一方だった。 辛いんだな、と想像する。きっと、自分には想像も及ばない程に。 そうして、彼女が手を伸ばせる相手は、今、自分しかいないのだろう。
──何も考えず、「分かった」と口を開きかける。 その時だった。
途端、後方から、強い力で腕を引かれる。 ぎょっとして振り返れば、そこに、妹の姿があった。 小学校6年生の、最近、随分とませてきた妹。 この週末は、親友の家にお泊りするのだと弾んだ声で語っていた妹。 親友の家から、自宅へと戻る途中だったのだろう。背負ったリュックが重たそうだった。]
(56) 2015/11/07(Sat) 15時頃
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「お兄、帰ろう」
[兄妹喧嘩をする時にだって見たこともない、厳しい目で。 怒っているような、真っ赤な顔をして。 あの子と自分を、力いっぱい睨みつける。 たぶん、やり取りを聞かれていたのだろうと理解したのは、妹が自分の手を強引に引いて歩き出した頃だった。 自分より小さな身体のどこにそんな力があるのかと思う程に強い力で引かれて、抵抗を忘れる。 思わず引かれるままに身を任せながら、あの子の方を振り返った。
きょとんとしたような、それでいて何か言いたげなような。 何とも言えない表情がそこにあって、目と目が合う。 ああ、と、何かに気付いたように、あの子は小さく首を傾げる。 つい先ほどまでの泣き出しそうな顔は嘘だったのかと思える程、柔く微笑んだ。]
「ヨウくん。 ……また、あした。学校で」
(57) 2015/11/07(Sat) 15時頃
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[猶予は、もらえたらしい。
そう思って少しほっとしながら、妹に手を引かれて家へと帰り着く。 明日、学校で会えるまで。 ひとつの夜を越える間の時間。ほんの少しの、猶予。
そんな半端な思い込みの結果は、翌日に出た。
あの日の夜に、あの子は死んだ。 ]
(58) 2015/11/07(Sat) 15時頃
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[とあるおうちの無理心中。 酒に酔った父親が、妻とひとりの娘を殺して、自分も死んだ。 そんなニュースは、広く見回せばありふれてはいるものの、流石にご町内を束の間揺るがしたと思う。 やがて、妹の耳にも届いたのだろう。 妹が、そのニュースとあの夜の少女を結びつけるまでに、そうはかからなかった。
ある日、蒼白な顔をした妹が自分の前に立っていた。 その瞳だけが、あの夜と同じ、燃えるような色を灯していた。]
「あたし、謝らないから」
[震える唇に反して、言葉は真っ直ぐに。 何を、と尋ねることすら躊躇われるほどに強い声だった。]
「誰が、……誰が、死んだって、知んない。 お兄に、何もないなら、それでいい」
[睨むように自分の方を見上げながら、言う。 その強さに気圧されて、ただ黙って彼女を見つめていた。 あたしは、と、妹は口を開く。]
(59) 2015/11/07(Sat) 15時頃
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「……あたしの家族に。 死んでって言う人を、許したくない」
[──どんな事情が、あったって。 その最後の一言だけが、微かに、微かに揺れて。 後はもう、泣き出しそうな顔で、妹は押し黙る。 思わず、その肩を抱き寄せた。 いつか公園であの子にしたのと同じように。 「心配かけて、ごめん」それだけを呟く。
妹の真っ直ぐさは、どうしようもなく愛おしくて、同時にとても痛い。 お前は間違ってないよ、と、声に出さぬまま思う。
間違っていたのは、最初からずっと、たった一人。 自分だけだ。]
(60) 2015/11/07(Sat) 15時頃
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[あの子は、きっと、いつだって本気だった。 本気で苦しんでいたし、本気で助けを求めていた。 妹だって、本気だった。 自分の家族に死を求める見知らぬ少女から、本気で兄を取り返そうとした。
檜山陽一だけが、何もかも中途半端だった。 自分になら支えられると思って関係を始めて、肝心なところであの子の手を離す。 それだけの話。それ以上もそれ以下も、何にもない。
だからずっと、考えている。>>1:36 あの時、どうするべきだったのか。 今、この状況の只中においてさえ、考え続けている。]
(61) 2015/11/07(Sat) 15時頃
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[止まったままで、進まない時間。
大嫌いだと言った夜のまま。 「またあした」と、告げた"あした"を迎えないまま。
──明けない夜の中で、 あの子はずっと、ひとり。*]
(62) 2015/11/07(Sat) 15時頃
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/* あっ 入村時の冒頭の1文ですけど見事に関係なくなりました 忘れてください……。 悩みが被る!と思って方向転換したら全然違うところに着地してしまって……今後あれやめます 人の見るのは好きなんだけど、自分には向いてないなぁ
(-11) 2015/11/07(Sat) 15時半頃
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[掛けられた言葉(>>53)に、首を傾げる。 痛そうに見えたのだろうか。 演技をしたつもりは、ないのだけど。 言葉の意味には気付かずに、そんなことを思う。]
だめだよ、
[続く言葉(>>54)に、ぽつり。]
だって、死ぬのはきっと痛いでしょう。 みんなが痛い思いをするのは嫌だから、きっと、俺が残るのが一番いいんだよ
[少し考えていたことを、口にする。 それはきっと、寂しいことだけれど。(>>3) でも多分、今更なのだ。 あの日から、ずっと、ひとりぼっちだったじゃないか。*]
(63) 2015/11/07(Sat) 15時半頃
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痛くないのと、寂しくないのは違うだろ。
[動機こそ違えど、似たようなことを考えていたらしい。>>63 それに気づいて、顔を顰める。 自分が残ることが最善だと語る声に、少々の苛立ちを覚えた。 聞きたいのは、最善策じゃない。古屋自身が、どうしたいかだ。]
皆じゃなくて、自分のこと、まず考えたら。 お前、この空間に、ひとりで残りたいの?
[あの時の言葉を、そっくりそのままお返ししてやりたい、と思った。>>2:221 だから、声は、少しきついものになってしまったかもしれない。]
──ここに残ったら、ずっとひとりだよ。
[死ぬ、っていうのは、たぶん、そういうこと。 耐えられんの、と尋ねた声には、どんな反応が返ってきただろうか*]
(64) 2015/11/07(Sat) 16時頃
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どうしたいとか、あんまりないよ、俺は。 生きてても死んでても、あんまり変わらない、っていうか……
[耐えられるのか(>>64)って、耐えられるわけがない。 けれど、帰っても、どうせひとりだ。 それなら、傷つく人が少ない方がいいに決まっている。 それとも。]
それとも、ひよいちが。教えて、くれるの?
[ひとりにしないでくれるとでも、言うのだろうか。**]
(65) 2015/11/07(Sat) 16時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/07(Sat) 16時半頃
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/* Σ 愛の告白だった!w このひとそれめっちゃおかしな方向に投げ返すけどいいんですか(ふるえごえ 俺が残るよ!っていう……
(-12) 2015/11/07(Sat) 17時頃
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/* ここでどう返すかで5dの動きが変わってくる ので ちょ、ちょっと悩ませてください……
(-13) 2015/11/07(Sat) 17時半頃
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[晴れると、良い。 ひよこも、ひまわりの花も、小さなお姫様も、 そうしてきっと、明るい夜の子、も。
雪に埋もれた真白の、隔絶された世界よりは、 太陽も、月も、星も美しくかがやく世界が、一番似合う。 岩動 呉は、雪に拘りは、無いけれど。 景色が寒いよりは、暖かい方が、いいかな。]
(66) 2015/11/07(Sat) 18時頃
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[──8時50分を知らせるチャイム。 濡れタオルを置いた岩動 呉は竦む足を進めよう、と、藤舎明夜を見る。 藤舎 は、 白い顔をしていた>>35 レンズの向こう、黒瞳が見開く。 頭痛、だろうか。藤舎って、偏頭痛とか、持ってたっけ。
否、そう言えば。 先ほどの屋上へ繋がる踊り場でも、こうやって、頭 を、抑えて。
岩動 呉は、毎月痛みに悩まされる女子みたいに、鎮痛薬を持ち歩いてなんか、無いので。 具体的な対処法は、必勝法は、持ち合わせていないけれど。 今度こそ、"スマート"に、手を差し出せたでしょうか。 包帯のない左手で、取り繕わない素の矜持で。]
(67) 2015/11/07(Sat) 18時頃
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[さて、手は取られたか、どうか。 前を進んでいく藤舎の小さな背中を眺めながら、付き従う。 派手で、静かな廊下だった。二人分の、上履きとスリッパの足音がぺたぺた、ずるずるって、
そうして岩動 呉は3-3の教室、その前の窓で、 嗚呼、そう、高い身長のために、覗き込めてしまった。 とおいとおい、真白の地面。その先にぱっと赤の華が咲いている。 砕けた何か、は あれ。 人型だったんでしょうか。
すっと、また。 腹が冷えた。
高所への恐怖のためなのか、それとも──]
(68) 2015/11/07(Sat) 18時半頃
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/* ひめちゃんひまちゃんどっちかでも帰ってきたことがわかったら落としたいロルあるんだけども それまでなんかできるかなー
(-14) 2015/11/07(Sat) 18時半頃
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[岩動 呉は、目撃者でした。 だって、双子ですから、何か嫌な予感だって、ぴんと来るものです。 その日は、とても嫌な予感がしました。 だから、人の姿も疎らに成った頃、二つ隣の教室に、 「一緒に帰ろう」って、久しぶりに。
岩動 越を、迎えにいったのでした。 ただ、それだって、岩動 呉も、越も帰宅部でしたから、別に遅くまで残っている必要はなかったんです。 呉の、勝手な"矜持"でした。 弟と連れだって帰るのを、見られたく無いって。
だから少し、遅かったんです。]
(69) 2015/11/07(Sat) 18時半頃
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[───岩動 越は目の前で、飛び降りてしまいました。]
(70) 2015/11/07(Sat) 18時半頃
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[ほんのすこし、遅かったんです。
伸ばした手は届かず、慌てて駆け寄った二階の窓枠。 身を乗り出して覗き込んで、
血の気が引く思いでした。 もう、あんなの、見たくないと思います。
煉瓦に脚を打ち付けて、堅い地面に頭を打って、 まるで死んでしまったかのように、ぴくりとも動かない、 "俺" の 姿は ]
(71) 2015/11/07(Sat) 18時半頃
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変わらないこと、ないだろ。
[声は、相変わらずふわふわと頼りない。>>65 本当に、執着がないらしい。もしかしてあのメールの差出人は、古屋だろうか。 どうか、悲しまないで。そして、出来るならば恨みもしないで。>>1:1 古屋なら、言いそうな気もした。]
……お前、分かってる? 生きるのと死ぬのとじゃ、随分違う。
[声には、はっきりと苛立ちが混ざっていたような気もする。 たぶん、こんな返答の仕方は正しくない。 口を開く。その勢いで、何を言おうとしたんだろう。
ぐ、と言葉に詰まるのは、今日で二度目だった。 一度目は、保健室での一六に。>>3:229 そして今は、目の前の古屋が尋ねる声に、返す言葉を見失う。]
(72) 2015/11/07(Sat) 18時半頃
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[今真白に横たわる"誰か"ほど、粉々でも、酷い出血も、無かったけれど、 まるでこの世界から、其処だけ拒絶されてしまったかのように、 ひとりぼっちで、 寂しそう、でした。
雪に、赤は、良く映えます。けれど、 紛れもなく、"異物" でした。]
(73) 2015/11/07(Sat) 18時半頃
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[どいつもこいつも、と思う。 一体、何を、誰を優先したらいいっていうんだろう。 この苛立ちのような感情が、何から来るのか気づかされてしまう。 自殺しようとしたクラスメイト。 その正体も分からないまま、闇雲に探し続けること。 それが、もどかしい。 全員で帰ることの出来る都合の良い方法はないんだろうか、と初めて思った。]
……俺が、
[渦巻く気持ちのままに、言葉を連ねる。]
俺が、ここに残る。 古屋は、帰るべきだ。
[古屋に尋ねられたことの回答になんか、なっちゃいない。 説得にすら、ならない。ただの宣言に近い。 それにしたって、こいつにだけは言うつもりはなかった。 だったら俺が残る、とかいう話に縺れ込みそうだから。 それなのに、口が滑った。舌打ちしたくなるのを堪える。]
(74) 2015/11/07(Sat) 18時半頃
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[きっと、彼の期待には沿えない答えを、吐き出した後。
一六のマネキンが見える窓辺から、離れる。 窓は閉めるかどうか迷って、閉じるだけ閉じて鍵はかけずにおいた。 鍵をかけてしまうと、寒々しい風景の中にひとりぽつりと落ちる彼女を断絶したような気がしてしまう。]
……他の奴らも、探しに行こう。
[他にも、誰かが帰っているかもしれない。 そう誘いをかけて、彼の腕を引く。 さっきの今で一緒に行くのも気まずいような気がしたけれど、ここに放置していくのもどうにも危なっかしい。 振り払われたなら、それ以上、無理強いはしない。 どちらにせよ、歩き出す前に一度、古屋を振り返る。]
──俺は、お前に、死んでほしくないよ。
[感情の波が去った声は、教室の中に静かに響く。 何が最良かは分からずとも、出来るならその言葉だけは信じてほしかった*]
(75) 2015/11/07(Sat) 18時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/07(Sat) 18時半頃
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[数歩後ずさって、窓から離れる。 あの、粉々なマネキンは、一体、何だっけ。 誰、 だっけ。 マネキンの傍にぽつんと一輪、枯れていた彼の花、は、
──ひまわりだ、って。 岩動 呉がつぶやいたのは、藤舎の其と同時だったかもしれない。 人も、花も、きっと。 ひまわり、だっただろう。
暫く、立ち竦んでしまった。 彼女は、いつもそう、大輪のひまわりの花のように、 微笑んだり、していた、彼女は。 自分で飛び降りたり、したのでしょうか。 そんなにも、"帰りたかった"の、かなあ。]
(76) 2015/11/07(Sat) 19時頃
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/* ていうか空き缶増殖してるね?!
(-15) 2015/11/07(Sat) 19時頃
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[岩動 呉だって、どちらかと言えば帰りたい、人種です。 弟が、待ってますから。 待たれてますから。帰らなくちゃあ、いけません。
けれど岩動 呉は、 飛び降りという手段は、とらないでしょう。 痛いことは、嫌いです。 飛び降りは、痛いって、岩動 呉は、知っていますから。*]
(77) 2015/11/07(Sat) 19時頃
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──教室に戻ってようか、藤舎。 誰か、戻ってるかもしれないし、 きっと、"戻ってくる"から。
[闇雲に探されるより、探し回るより、 分かりやすい定点にいた方が、良いだろう。 岩動 呉は窓の前、普段の3-3の教室に踏み入れよう。 空の寝袋が転がる教室は、 災害時の避難所みたいだ。 カップ麺とか、欲しくなる。
甘いもので埋めた腹は、未だ冷えたまま、 鈍く痛む鳩尾を抑えて、ふーっ、と、息をついた。]
(78) 2015/11/07(Sat) 19時頃
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/* 、と。が間違ってるところが多々ある(ころんごろん)
(-16) 2015/11/07(Sat) 19時頃
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── 冷たい校舎にて ──
[鏡の向こうの自分と。>>3:61
そう言って、話し方だけはいつもどーりのるぎくんは、 ぼんやりと、どこかを見ていました。 どこでもないどこか。]
なにそれ。
[雛子だって、そんなもの。 どこか。宙ぶらりんな意識のまま、 白い顔のまま、るぎくんの真っ赤な拳、 見ていたんです。ぼーっと。]
(+4) 2015/11/07(Sat) 20時頃
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[るぎくんのおとーとくん。 るぎくんとおんなじ顔したおとーとくん。 その存在を知っている雛子。 鏡の向こうのるぎくん。 国語なら、想像力使う問題がすきな雛子。
連想するのは、ふつーのことに思えます。 でもさ。 あ、めーちゃんが、駆けつけました。]
(+5) 2015/11/07(Sat) 20時頃
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[るぎくん、おとーとくんはここにはいないよ。 てゆーか、鏡の向こうには誰もいないよ。
言えませんでした。 そーぞーりょくは途中で死にました。 めーちゃんが薬箱の中身みたいなの広げてました。
喧嘩よりもさ、仲良くしよーよ。
言えないまま、ぼんやり、していた、 そんな、雛子の見た冷たい校舎の最後の夜です。*]
(+6) 2015/11/07(Sat) 20時頃
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── 現在:病院ロビー ──
[今となっては、思うんだけどね。
いたね、確かに。あの鏡の向こうには。 わたし、だったけど、わたしじゃないやつ。
誰も、追いかけてきちゃいなかったなんて、 やっぱり知ることもないまま、思うわけです。
はるなに、あの世界の話をしました。 あの世界の、しくみの話。 雛子は学んだのです。 いつかバレる話なら、自分からしたほーがマシです。
それにきっと、はるなにも権利と義務があります。 冷たい校舎から、弾き出されたわたしたち。 その意味を知る権利と、結末を待つ義務が。]
(+7) 2015/11/07(Sat) 20時頃
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|
[そんな話をしたあとに、会話なんてありません。 ふたりとも、無言で。お互い、青白い顔で。 清潔な床や壁を、ぼうっと見つめるだけ。
他に、どーすることができましょーか。
それでも、無為にそこに立ち尽くしている、 その状況から我に返って、 思い出したように、寒空の下、 りくは一体どーしているのか、顔を上げて、 度数のちょっと足りない眼鏡。目を細めました。
電話、ですか?]
(+8) 2015/11/07(Sat) 20時頃
|
|
[一瞬、怪訝に思って、でもすぐに、想像。 ひまちゃんかな?って。嫉妬じゃないよ。
すぐに、目をそらして、確認したスマホ。 あの世界を共にした友人から、 追加の連絡は、ないようで。
まだ、誰も帰らないのでしょーか。 不意にまた、お腹の奥底から何かがこみ上げて、 壁にもたれたまま、ずるずる。しゃがみこんでみたり。 はるながぎょっとした顔で、 『ベンチ座れば』とか言うけど、 こっちのほーが楽なんです。 スカートじゃないから、気にしなくていーし。]
(+9) 2015/11/07(Sat) 20時頃
|
|
[ぽつ、ぽつ。そのままスマホさわって。 返事のないメール。落ち着きません。
一瞬、またメールおくろーかとか、 外の元カレにならって電話でもかけてみよーかとか、 考えなかったわけじゃないですけど、やっぱやめて。
夜に電話するのも、"わたしたち"のジョーシキでは、 そーゆーこと、でした。暗黙のリョーカイってやつ? なんだろな。夜中急に電話する仲でもなかったし。
また、じっと待つお仕事に戻ります。 考えてみましょーか。 わたしたちの呼ばれた意味について。*]
(+10) 2015/11/07(Sat) 20時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/07(Sat) 20時半頃
|
─現在:寧子さんち─
[叩きつけられるような衝撃に 目を覚ます
目に入ったまだ見慣れない天井
どこにいるのかしばらくわからなかった]
いたぁ……
[よろよろと起き上れば全身が鈍く痛む 床の隅で丸まっていたはずなのに どこかから落ちたような気がするのはどうしてかなぁ]
(+11) 2015/11/07(Sat) 20時半頃
|
|
[傍らに置いていたスマホを手に取って メールを開いて 新着の2通 先にきてた方 見覚えのある内容]
めー、ちゃん……?
[もう一通のほうを開いて 目を通して返信を作成する]
(+12) 2015/11/07(Sat) 20時半頃
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―――――――――― To:ひなちゃん Title:ただいまぁ(* ´ ▽ ` *)ノ
本文:メールみたよぉ
めーちゃんのことしんぱいだよぉ( ´・ω・`)
許可もらったらすぐ そっちむかうねぇ≡≡≡┏( >_<)┛ ――――――――――
(+13) 2015/11/07(Sat) 20時半頃
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[それからメールをもう一通 これから向かう病院で働く寧子さんへ
"ママのいる病院に近づくなって言われてたけど 緊急事態なの ごめんなさい こひめを見かけても見逃してください"
そう書いて送って
夜勤の寧子さんは読む暇なんてないかもだけど 鉢合わせして追い出されたくなかったから]
(+14) 2015/11/07(Sat) 20時半頃
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[着替えようとすると 着ていたセーターの袖 じわりと赤がにじみ出しているのがわかって 貼り換えなきゃと袖をめくれば はがれているはずのテープは 誰かにつけてもらったように きれいなまま]
いいんちょも 帰って、来る、よねぇ
[そっとなぞって呟いた]
(+15) 2015/11/07(Sat) 21時頃
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[急ごうって服選び 袖の長いピンクのニットワンピースに 黒いタイツ 髪留めは白いファーのポンポンのついたシュシュ
寝起きの顔で行きたくなくて さっとメイクをして ダークブラウンのPコートを着て いつものようにくるりと全身鏡の前でバランスを見て]
うん、今日もこひめはかわいい いってきまぁす
[誰もいない家にそう言って 外へ出る 自転車を引っ張り出して病院へと*]
(+16) 2015/11/07(Sat) 21時頃
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/* ひめちゃんかわいいなーーーーーー そして対比がおいしい
(-17) 2015/11/07(Sat) 21時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/07(Sat) 21時頃
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[ ――さむいなあ、って。 誰に対して思ったんだろう。
太陽の下じゃない、雪の中。 きっと高いところから、落ちて。粉々になって。 ひとりぼっち、寂しく枯れていた向日葵だろうか。 それとも、暫く逡巡して、全然おひめさまじゃない仕草。 指先で緩く取った、包帯の無い手。 "向日葵"を見て後ずさった>>76、 優等生じゃない岩動の、体温だろうか。
それとも、 わたし だったのだろうか。 此処に来てから、頭の鈍い痛みは消えないまま。 むしろチャイムが鳴る度に、増してる気がする。
あの、おちた光景に 覚えがある気がして、 ]
(79) 2015/11/07(Sat) 21時頃
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[ ―――なにかのこしてしにたいって、 ]
(80) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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── 現在:病院ロビー ──
[スマホが、短く震えました。>>+13
メールの受信を知らせるそれに、 慌てて、スマホを取りこぼしそうにさえなりながら、 食い入るように画面を見つめる雛子。 空気を察したのか、息を呑んで、 真剣な面持ちでその雛子を見つめるはるな。
文面に目を通して、ふわ、と顔を上げます。 泣いて、はいませんでしたが、どーしてか。 帰ってこれない誰かがいることも、 分かってるはずですが、なぜか。]
(+17) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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[ ――どこか、に行きかけた、意識か記憶が、 岩動の声で引き戻されて>>78、反射的に頷いた。 遅れて内容を理解して、もう一度、頷いて。
普段の、三年三組。私達皆の、場所。 確かに動き回るよりは、そこの方が分かり易い。
ああ、そうだ。黒板に、書かないと。 我らが委員長、まだ此処にいるんでしょーか。 また、偶然会いましたね、って、ありますか。 報告するのに、きっと大事だろう、とか、思う訳です。 誰かが"戻ってくる"なら、なおのこと。 ]
(81) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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──ひめちゃん、ただいま、って。
[声は、震えました。 よかった、と、漏らしてしまうのです。 同じよーに、はるなも。目を見開いて。
数分後には、また、帰ってこれない誰かについて、 思いを馳せては、口の重くなるわたしたちだけれど、 きっと、特別帰って来てほしい誰かの存在とか、 そういうもの、関係なくて、ただ、ただ、 クラスメートが、帰って来てくれること。
それが、単純に、うれしいと、バカな雛子は思いました。 きっと、はるなも同じです。]
(+18) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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―――――――――― To:ひめちゃん Title:Re:ただいまぁ(* ´ ▽ ` *)ノ
本文: あそこみたいに、雪じゃないけど、 寒いし、ケガしないよーに、気をつけてね
――――――――――
(+19) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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― 3-3教室 ―
[ "戻って"は、いなかったようで。 なら、"戻ってくる"のを、待つかな、と。 黒板に視線を遣って、そっちに向かって、ぺた。
何時かの文化祭の、係決め。 藤舎、と書いたあの日が、もう遠くのことに思えた。 こうして壇上に立って、黒板に何かを書くって。 あの時か、授業で当てられた時位だったと思う。
白いチョークを取り出して、 鳩尾を抑えていた岩動に、座りなよ、って声をかけて。 手を離し――ああ、
――ギョーギよく、ありがとうは言えました。 ]
(82) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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[ かつ、かつ。 "この教室の近く、屋外に向日葵のマネキン"と、 おんなを感じさせない、ただ細い字が連なって。 寂しくなった教室に、チョークの滑る音が響く。
あのこは、いつも笑っていた向日葵の花は。 突き落とされた、のかな。それとも、 ]
――飛び降りた、のかな、 痛かったのかな……寂しかったのかなあ、
[ 次、雛子のことも、って。 "生徒会室"まで書いたところで、止まり。 振り向いて、岩動に向かって、静かに呟いた。 ]
(83) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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[相変わらず、絵文字や顔文字はないけれど、 ふわっと、一瞬浮き上がった気持ちのまま、 メールの返事を送って。
送って。そして、思いました。
あの世界に、まだ残っている人たちについて。 ひめちゃんにメールを送りながら、思い出しました。
るぎくん、あのね。 おとーとくんとは、仲良くするべきだと思います。 こちらの世界にしかいない、 たったひとりのおとーとくんとは。]
(+20) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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[冷たい校舎で、雛子が死んだ朝。 この世界に、雛子が帰る、あの間際に。 なんて、思ったんだったかしらん。
雛子はもうだめです。 やっぱり、手遅れだったのです。
るぎくん、あのね。 おねーちゃんに嫌われてしまいました。 雛子は死にました。
あの日、おねーちゃんに救われた、 命が、こころが、何かが、 今日、とうとう死にました。]
(+21) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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[ひとりでも生きていけるなんて、嘘です。 ひとは等しく、誰かの視線によって生かされてるのだと、 雛子は、そう信じています。 だから、今日、雛子は死にました。
おねーちゃんは、あのとき、雛子を、 ひとりのおんなを見る眼で見ていました。 自分が張り合っていかなきゃいけない、 ひとりのおんなを、見ていました。
おねーちゃんのかわいいひよこは、 あのとき、とうとう死んだのです。
るぎくん。おとーとが、だいすきなるぎくん。 あなたは、そーはならないでください。
と、バカな雛子は、思うわけです。]
(+22) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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[ぼう、っと。 『送信完了』って、告げるスマホを、 意味もなく、見つめていたわけです。
なんとなく、動いた指が、 なんとなく、電話番号をひとつ選んで。 なんとなく、発信ボタンにぶつかって。
るぎくーん。帰ってきませんか。
特に、言うこと、考えてなかったけど。]
(+23) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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[突然、スマホの画面、無遠慮に覗き込んだはるなが、 『あ、』って、声を挙げます。 『ここ、通話禁止だぜ』って。
接続中、みたいな音からの、ワンコール。 たったそれだけで、流れるよーに、 自分からかけた電話を切りました。
多分、その相手は気にもしてないはるなが、 『電話するなら外行けよ』と、 やっぱり、青い顔して、まっとうなことを言いました。
「いいやー」って言って、また。 白い顔して、ぼんやり。 病院のロビーで、待っています。*]
(+24) 2015/11/07(Sat) 21時半頃
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[掴んだ腕は、振り払われたか否か。>>75 廊下を行く足取りは、ひとりならば些か荒く。 古屋がついてきていたならば、それよりも少し歩調を緩めて、行く。
ひとまずは、3-3の教室を確認しにいこうか。 この校舎の中で、人に会おうと思うなら、そこに限るだろう。 誰かと同じことを考えて>>78、教室の前まで歩く。 と、窓の外。再び、何かが見えたような気がして、足が止まった。>>3:256]
…………、
[目を細める。 白の中に、鮮やかな赤を見るのは、二度目だった。 一六のマネキンに似て砕けたそれは、今度は顔も分からぬほどに粉々になってしまっている。 ただ、それが誰だかは、すぐに理解した。]
(84) 2015/11/07(Sat) 22時頃
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[星と同じく、花を鑑賞する趣味も自分にはない。 それでも、流石に分かる。 雪の中、寒さに耐えかねたように枯れ立つ、あの花の名ぐらいは。]
……お疲れ、咲野。
[いつものように、副委員長、とは呼ばなかった。 その向日葵が、鮮やかに咲き誇るのではなく、枯れきっていたからかもしれない。 この校舎に来てから、彼女と会話を交わす機会はあまりなかった。 今更それを、惜しく思う。
いつか、誰かを遠ざけるような半端な行動へ礼を告げて、「頼りにしてるよ」と微笑んだ表情>>0:89を思い出す。 今となっては、もう、掴むべき手がどれなのかもよく分からない。 それでも、咲野は「頼りにしてるよ」と、言ってくれるんだろうか。 ──それも随分、都合のいい考えだな、と、目を伏せた*]
(85) 2015/11/07(Sat) 22時頃
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―回想:名前の話―
にあってるんじゃない?
[素直に、そう思った。>>3:35 名前の通り、花が咲くような笑顔を浮かべる彼女に、その名前は相応しい、って。
それを聞いた彼女は、どんな顔してたっけ。 少なくとも、嫌な反応はされなかった気がするけど、どうだったかな。
けれど、続けて、こう言ったことは覚えてる。 「ひまわりの笑顔に、元気づけられてる人もいるよ」 とか、なんとか。 流石に自分がそうだとは、照れくさいやら何やらで言わなかったけれど。
向日葵の名前は、これ以上なく彼女に相応しいと思います。]
(+25) 2015/11/07(Sat) 22時頃
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[自分の名前の由来が、余りにもマヌケだったから、余計にそう思ったのかもしれないね。 『陸』という名前には、母親の未練と、俺の半分への当てつけが詰まってる。
カッコ悪いし、マヌケだし、笑われたくもないから、誰かにそれを語ったことなんてない。
だって、ほら。 名前の由来を聞いて、母親に「アイツが最後にリクルートスーツを着てたから」なんて返された子供の気持ち、想像出来る?**]
(+26) 2015/11/07(Sat) 22時頃
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/* なんか趣味あんのかなこの人。 ちょっと遠ざけてるにしろ、人の世話やくのは本来好きそうだよね……
(-18) 2015/11/07(Sat) 22時頃
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─ 3-3 教室 ─
ただいま。
[と、告げるのが正しいのかどうかよく分からない。 だけど、この校舎内でいわば拠点ともいえる場所なので、そんな挨拶。 教室には、2人いた。>>78>>82 真っ先に目に留まったのは、黒板に書かれた文字だ。>>83]
……食堂の厨房に、平坂のマネキン。 あと、一六のマネキンが、外にある。 非常階段の方。進路指導室より向こうの教室からなら、見えると思う。
[淡々と、黒板にはない情報を告げながら。 古屋がいたなら、たぶん、そこでやっと手を離したかもしれない。 自分もチョークを手に取った。 口にしたのと同じ内容を、黒板に書きつけていく。 文字を、眺めて、]
(86) 2015/11/07(Sat) 22時半頃
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……御崎は?
[彼もまた、帰ったのだろうか。 それとも、どこか別のところにいるだけだろうか。 どちらにせよ、3度のチャイムが鳴って、数人が消えた。]
だいぶ、減ったな。
[4人、或は、5人。半分以下になった。 そんなことを思って、ぽつりと言葉を零した*]
(87) 2015/11/07(Sat) 22時半頃
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[自転車をこいでいると メールの着信音が聞こえて>>+19
止まって画面を確認
思わず空を見上げて]
これじゃ星、見えないねぇ
[星が好きなめーちゃん こんな空では帰ってきたくない?]
晴れると、いいなぁ
[呟いて、再び自転車をこぎ出す]
(+27) 2015/11/07(Sat) 22時半頃
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[ほどなくして着いた病院 駐輪場に自転車を置いて 入口へ向かうと陸がいた]
りっくぅん
[ぱたたとかけより タックル 避けられなければそのまま抱きつき]
りっくんめったざしですごかったねぇ いっぱいゆるしてもらってよかったねぇ
[きゃらきゃらと楽しそうにそう言った]
(+28) 2015/11/07(Sat) 22時半頃
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/* さっきかわいいって言ったのはほんとですけど
>>ひめちゃんこわい<<
(-19) 2015/11/07(Sat) 22時半頃
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――三階:廊下――
[教室へと向かう道の途中、目に入ったのは枯れた色のひまわりの花。 その周りには、赤とマネキンの破片。
ひまわり、確か。]
帰れたのか、咲野。
[よかったね、と呟いて教室へと。]
(88) 2015/11/07(Sat) 22時半頃
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――教室――
あ。
[教室に足を踏み入れると、なんだか人が揃っていた。 五人に減ったのか、それとも未だいるのか。 その疑問は、黒板が解決した。]
半分、か。
[教室が広くなったように思えた。*]
(89) 2015/11/07(Sat) 22時半頃
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─ 3-3教室 ─
[だから、一撃食らったの、大分前なんだってば。 じんわり痛む鳩尾。 彼のあと、そういえば、確認してないな。 もしかしたら、痣になってるかもしれない。 激しい兄弟喧嘩だなあ、全く。
冷えた腹と、痛む鳩尾。 邪魔 だなあ、って。 にどめのため息。
藤舎に勧められるまま、岩動 呉は適当な席に座った。 此処、誰の席だっけ。 黒板に刻まれる内容は、かわいげ、無いし。 藤舎の字も、何処かの誰かとは違って、読みやすい細い文字だった。 ──嗚呼、此処、遠野の定位置 だ。]
(90) 2015/11/07(Sat) 22時半頃
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[考えていたことがある。
文化祭の時のままの教室は、本来の場所になかった。 同じ階の廊下に、まるで、付け加えられたようにあった。
望んだから、望まれたから、付け足されたかのように。
さて、文化祭の時のままの教室を望んでいたのは誰でしょう。 それを知っているのは、誰でしょう。
きっと最初から、候補は二人だけだった。*]
(91) 2015/11/07(Sat) 22時半頃
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/* 雛子に関しては、設定練ったときから、こいつはそんな簡単にハッピーエンドになんかさせねえって思うところがあって、 だからこそこれまでの冷たい校舎シリーズだと使いづらい(5村目までホスト残留なかったんですよね)し、他にもやりたい案あるし〜〜でここまできたんですよね るぎくんるぎくん連呼してるし大好きだけど、なんていうか、ほんとだいすきだし、だから連呼してるけど、プレッシャーかけてないかだけは不安です
(-20) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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/* 御崎さん素晴らしい。ひよいちグレスケは未だに藤舎が候補から一番遠いです。現在の最有力候補は古屋です。 このへっぽこどうにかして。
(-21) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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──飛び降りるってさ、 怖い、よな。 高いとこまず、怖いし、 此れから"俺"がどうなるかって、分かるじゃん。 そーぞーできるだろ。
[あのマネキンみたいに、粉々になってくれるなら、寧ろ、 良い方なんじゃ、ないかなあ。 振り向いた藤舎の、その後ろ。 生徒会室、細い文字の其に、眼鏡越しの黒瞳は焦点を合わせて、 やっぱり無責任に、けれど何処か──憧れ?みたいな。 不思議な感情を滲ませて、岩動 呉は、言う。 弟は物凄く、痛かったらしくて、 目撃してしまった兄も、何処か が 痛くて。
逸そ、地面がもっと遠かったなら、弟は。 ハンデを負ってまで糞忌々しい現実を、生きることはなかった、から。 たぶんきっと、弟が彼のとき死んでいたなら、 兄だって、生きていなかったとは思うけれど。]
(92) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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─病院ロビー─
お外寒いからこひめ中で待つぅ
[陸にそういって ロビーへと]
あったかぁい
[ほぅっといきをついてきょろきょろ]
はるくん、ひなちゃぁん
[見つけた二人に駆け寄って しゃがみこんでいる雛子の前 同じようにしゃがんで]
(+29) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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/*ログ見てるときにうっかり日付けのとこ触ると発信になるのなんかわらってしまう
(-22) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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ひなちゃんのマネキン 冷たかったっていいんちょに聞いたよぉ まだ寒い?
[血の気の引いた頬へ 雪の世界と同じように手を伸ばして]
毛布とかぁ 借りてくるぅ?
[首を、こてり]
(+30) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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──"俺"は飛び降りたこと、無いけど。 きっと痛いし、きっと寂しいし、 きっと──さむいよ。
[ぽつ、ぽつ。 言葉を選ぶように、緩慢に。 けして、実体験だと、あくまで客観だと、語るように]
(93) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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[暫く、弟と同じように、 身体の 何処か が 痛かった。 双子だから、共感してしまったのでしょうか。 弟は、 名前を書かれなかった兄の、心の傷みは、知らなかったみたい、ですけど。]
(94) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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[ただいまって、声がして>>86 何か、久しぶりにあったような気がする、委員長の姿を認める。 いや、少なくとも朝、 遠野のマネキンを見付けるときまで、一緒だったんだけれど。
それから、大分経ちました し、 色々 ありました。 偶然ですね。おかえりなさい。
黒板に並べられるマネキンの居場所。 もう、半分。]
(95) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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[なんだか話は平行線を辿る気がして。(>>72)]
死んだことはないから、わからないよ
[少し、拗ねたみたいな声だったかもしれない。 続く言葉(>>74)はどうしようもなく、予想通りのもので。]
そう言う気が、してた。勝手すぎるよ、ひよいち。 ねえ……納得できる理由を聞かせて
[今度こそはぐらかさせはしない(2:263)、と。 ぼやけた瞳に、力を込めて。*]
(96) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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[ 視線は、合わなかったけれど。 それでも言葉は、拾えるもので。 ]
私は、高いところ好きだけどなあ…。 飛び降りたらどうなるかは、分かるけど。
[ 落下速度、とか。ありましたね。 物理の授業、寝た事ないです。とても、懐かしい。 閉じられた屋上、あそこから飛び降りたら、とかは。 理解は、出来ているつもりです。理解、は。 さて、俺、の話か、誰か、の話か。 ぽつ、ぽつ。言葉を選ぶその様子に、 ]
(97) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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御崎、そういえば──
[見てない、と、接ごうとしたところで>>89]
…おかえり、御崎。 何処行ってたん?
[委員長も、古屋も、 勿論俺も、藤舎も、御崎の居場所を知らなかったわけで。 かるぅい口調で、聞いてみます。]
(98) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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|
――そっか、それならさあ。
[ 保健室の、採点の無い解答を言った時みたいな。 そんな声が、するり、出て。 ]
飛び降りちゃっても、さ。 はやく、見つけてあげられれば、良いね。 きっと――寒いのも、寂しいのも、 痛いのも…いやだろうし。
[ どうしてでしょうね。 "どこかの誰か"の代弁、みたいに、眉を下げて。 悲しそうに、笑った* ]
(99) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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[ そうして、岩動に向けていたブラウンを。 今度は"戻ってきた"檜山と、 それから、彼と一緒に、誰か来ていたのなら。 彼ら>>86にゆるく、向けて。 ]
おかえり。
[ こう、返すのが正しいのかは、分からないけれど。 それでも、この非現実の校舎で、 唯一いつも通りを保っている場所だったから。 その場所に合わせて答えて、二人を出迎える。
"雛子のマネキン"まで、書いて。 隣に立って同じく書き始めた檜山を、見上げた。 書かれた内容、告げられた内容。マネキンになる皆。 どちらも、把握して、息を吐く。 ]
(100) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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/* Σ 泣かせた気がする……!(うろたえた
(-23) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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|
[腕を引かれて、(>>75)黙って後に続く。 きっと気まずいだろうに、それでも一人置いていかない彼の、優しさが悲しかった。 静かに響く声は、不思議と耳にすんなり入って。 やっぱり勝手だなと、思う。 そんなこと。]
俺だって、ひよいちに死んでほしくなんかない……
[駄々を捏ねる子供みたいに、呟いた声は、檜山の心には響いただろうか。*]
(101) 2015/11/07(Sat) 23時頃
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|
……平坂と、こひめも。 …帰ったんだ。
[ ぽつん、と。 安心するべきなんだろうか。だって、ほら。 世界の主云々の、前にさ。 ―――この世界、閉じなくて、いいんだって。 たとえ、現実がどうであろうと。 死ななくていいと思ったのは、自分勝手でしょうか。 ]
(102) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
|
|
…見てない、
[ それから、かがりのこと。 そういえば、全然見てない。 かといって、マネキンの事も、聞いてなくて。
どうしたんだろう、って。首を横に振って、それから。 同じく、ぽつりと零された言葉に、 ]
そうだね… 檜山さ。…見つかった?
[ 見つけたら、教えて、って。 お互いそんなことを言って、 見つけられないまま、こうして人は半分以下です。
でも、どうしてこうも、恐る恐るの問いかけなのか。 世界の主を見つけて、残れよって言う考えもどこへやら。 ゆら、ゆら。チョークを持つ手が、揺れ。 見上げるブラウンも、ちょっと、揺れた。 ]
(103) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
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―現在:病院前―
[幼なじみは電話に出ただろうか。出なかったとすれば、溜息を吐いた後、電源ボタンを押して。
その、少し後。 自分の名前を呼ぶ声に振り向けば、駆け寄って来たのは我がクラスのお姫様。>>+28 そのままの勢いで抱きついてきた彼女の頭を見下ろす。
幼女に押し倒される程、なよっちい訳じゃない。 いや、彼女は同い年なんだけれどね。一応。]
おかえり、でいいのかな。
[曖昧な言い方なのは、彼女にとってもあちらが現実であったのか、確信が持てなかったから。 けれど、どうやらその心配はなさそうだ。 続く言葉に、顔を顰めて、もうひとつの推測が正しかった事を悟る。]
(+31) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
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|
[ まあ。ゆら、ゆら。揺れながらも。 ]
………あ、おかえり。
[ 丁度良く、話題に出ていた人物が来たならば。 ずっと大きい背を見て、 かがりに同じく、おかえりを告げる。 そういえば、文化祭見たがってたよなあ、とか。 あの増えた教室、行ったんだろうか、とか。 ぼんやり、考えて。
岩動と話すなら、きっとそれきりで。 もう一度檜山に視線を遣った* ]
(104) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
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|
[あたたかい、と声がしました。>>+29 ここは、あたたかいのでしょーか。 ふわ、と顔をあげます。
随分と、懐かしく感じる。 いつもと同じ、ひめちゃんの声でした。]
……おかえり、ひめちゃん。
[口角を上げる。 いつもどーり、とまでいかなくとも、笑顔、だったはず。]
(+32) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
|
|
俺の死体、っていうか、マネキン、あったんだな。
[割と痛かったんだけどな。そんなぼやきは飲み込む。 けらけらと笑う彼女が、何やら楽しそうな気がするのは気のせいじゃないんだろうけれど、掘り下げるつもりはない。
いくら同じ飯を食ってたとしても、いや、むしろ、そうだからかもしれないけれど。 お互い、“普通”じゃないってのは、何となく察していたことだから。 少なくとも、俺は。
普通じゃない俺には、アンタを普通の世界に戻すことは出来ない。 そんなの、言い訳でしかないかな。何にせよ、俺にはどうしようもないことです。きっと。
台風みたいに、病院の中へ駆けて行く小さなお姫様。>>+29 彼女の背を見送って、沈黙するスマートフォンを見つめた。**]
(+33) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
|
|
[みすぼらしい格好の自分と違って、 ひめちゃんはこんなときでも、 ちゃんとメイクをして、服も選んできたようで。
恥ずかしい、とかよりも先に。 ほんと、ひめちゃんってさあ、って、 なんか、少し愉快な気持ちになります。 あなたのそういうところ、 わたしは、とてもよいと思うのです。]
……そっかあ、冷たかった、かあ。
[ぼんやり、微笑んだまま。 だってね、意識が遠のくほど寒かったんですから。 今も寒い?とひめちゃんは聞きます。
随分と遠く感じるあの朝、したのと同じように、 冷たい雛子の頬に、手を伸ばしながら。]
(+34) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
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|
[檜山に腕を引かれたまま歩く。 この方向は教室に向かっているんだろうか。 突然立ち止まった彼(>>84)の背中に、ぶつかりそうになって慌てて止まる。 目線の先に、見えたのは。 粉々に砕けたマネキンのようなものと、そして、美しく咲く大きな花。(>>3:256) 形を保っていないのがどういう意味なのかは、わからないけれど。 雪の上に飛び散る赤は、美しくも見えた。]
……さくのん、
[ぽつり、名前を呟いて。 帰りたがっていた彼女(>>3:147)が、無事に帰れていたら良いなと思う。 無事に帰って、平坂の側にいられていたら良い。 そう思って、少しだけ前向きな願いを込めた。*]
(105) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
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|
[それを避けることもなく、 雛子はかすかに首を横に振って。]
んーん、へーき。
[しょーじき、さむいです。冷たいです。 でも、毛布とか、意味ないの、分かってるんです。 どれだけ着込んでも、あたたかい飲み物を飲んでも。 たぶんこれから、その中で生きていくべきなのだと。]
(+35) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
|
|
ひめちゃんは、大丈夫? 痛くなかった?ケガしてない?
[はるなが、横から、前髪をかきあげて見せます。 おでこの青あざ。 『目が覚めたら、できてたんだよー』って、 情けない声で、ひめちゃんと雛子に語る。
何かを遺したかったと言ったあの子の世界は、 たしかに、わたしたちに何かを遺したのかもしれません。 ぼんやり、そんなことを思いながら。**]
(+36) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
|
|
─ 少し前:古屋と、窓際で ─
拗ねんなよ、ったく。
[とは、同学年の男子にかける声としては、なんだか子ども扱いのようだったけど。 古屋の声が、まさしく拗ねたようなそれだったので、仕方がない。>>96 力の籠った瞳には、若干たじろいだ。 これは、理由を聞かないと意地でも動かない人間の目だ。妹に、少し似ている。]
……昔、ひとりで死なせた奴がいる。 同じ思いは、したくない。
[どこか諦め気味に、簡素な答えを口にした。]
だいたい、そんな事情がなくたって、友人に死んで欲しくないって理由だけで、十分過ぎる。 ……堂々巡りだな、これ。
[誰だって、そんなのは同じだろう。 思い至って、苦笑する。古屋も同じことを考えていただろう。 ごめん、と、小さく謝罪だけが零れた。]
(106) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
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[腕を引きながら教室を出る寸前に、背後から声が届いた。>>101 ありがとう、と思う。
ありがとう、そう言ってくれることに感謝してる。 だけど、俺が帰る代わりに、此処にいる誰かが1人死ぬ。 ひとりで、死んでしまう。
それを、古屋に向かって返すことも出来た。 きっと、相手を黙らせるのに十分すぎる反論だろうと分かっているから、口にはしなかった。 振り向かず、言葉も返さずに、ただ、手を引く力だけが強まる。 痛みを感じないという彼に、その強さはどう感じられただろうか。 きっとそれから、咲野のマネキンを見つけるまで、どちらも一言も喋らなかった*]
(107) 2015/11/07(Sat) 23時半頃
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[藤舎>>104には手を上げて答え、自分の席へと近づいてしゃがみこんだ。 机に引っ掛けたままの鞄から飴を一つ取り出して食べる。 と、声>>98がかかった。]
厨房と、図書室。 平坂と咲野……のマネキンは見たよ。
[普通に名前を呼んで、少し遅れてマネキンと付け足した。]
岩動は?
[質問をしかえしてはみたけれど、きちんとした答えがほしいわけでもなく。 ひょい、と首を傾げてみた。*]
(108) 2015/11/08(Sun) 00時頃
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[藤舎と委員長の会話は、何処かで聞き流しながら、 岩動 呉は椅子を回して、御崎の方に向いた。 真っ直ぐ、自分の席に辿り着いた御崎は、 鞄から飴玉を取り出して、ぱくり。 遠野の席にどっかり座って、その手元を眺める。]
図書室、何。本借りにでもいったのか?
[元素の本、だっけ。 御崎かがりが開いていた、あの本。 あれに学校指定の印とか、あったっけ、って、 返したの、ではなくて、借りたの?って、聞いてみた。 らしいっちゃあ、らしいです。どちらでも。]
──俺? 保健室、と、新しい3組。行った? 文化祭のフレンチトーストってマジで美味かったんだなって思った。
[感想未満。語彙が足りません。]
(109) 2015/11/08(Sun) 00時頃
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[藤舎から、おかえり、と返された声に、ひとつ頷きを返して。>>100 石動も藤舎も、御崎のことは見ていないようだった。 あとで探しに行くか、とひっそり考えていれば、ふわりとぼかした問い。>>103 少し、考える。]
ひとり、外した。 ……安心すればいいのか、悲しめばいいのか、分からないな。
[こんな言い方じゃ、誰のことだか分からないだろう。 一六じゃなかったのはいい。だけど、残った誰かがあのメールの差出人であることは変わらない。 そんな複雑な心情を、少しだけ零して。]
(110) 2015/11/08(Sun) 00時頃
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[ふと、思い出す。 石動に対して、意外な程の強さで、言葉を放った藤舎のこと。>>1:365 思い返せば、一六を問い詰めたり古屋に酷い顔をさせたりと、随分横暴なことをしている。 自覚は、あった。
──何、馬鹿なことやってるの。
洗いざらい打ち明ければ、この級友は、そう叱ってくれるんだろうか。
そんな馬鹿げたことを考えていれば、御崎が教室に戻ってくる。>>89 藤舎と同じように「おかえり」と返して、教室を見回した。 5人、揃った。今の人数は、どうやらこれで全員、らしい*]
(111) 2015/11/08(Sun) 00時頃
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いや、返しに行った。 一日過ぎたけど、ほら。日付進んでないから。
[バレないね。と微笑んだ。 そして、フレンチトーストの話題になれば。]
あれ、半分は俺が焼いた、はず。 焼きたては食べられなくて。 自分で言うのはあれだけど、美味しかったよ。
[少しだけ饒舌になって、そう話した。]
(112) 2015/11/08(Sun) 00時頃
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[ちらり。 藤舎に視線を投げる。
俺は、自覚はないけれど。 そもそも、自殺を実行できるだけの莫大なエネルギーを持っているのか疑問だけど。
藤舎は、どうなんだろう。
手芸店に行った彼女と、自殺という事象が線で繋がらない。
もしかしたら、さっきの推理は的外れだった。 そういうオチもあり得るかもしれないのだけれど。*]
(113) 2015/11/08(Sun) 00時頃
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/* 最終日これたぶん俺がいちばん押されるなー 発言速度的に(遅筆
(-24) 2015/11/08(Sun) 00時頃
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[ 筋肉痛のような、ぎしぎしとした痛みに目を覚ましました。そこはいつもの私のベットで、階下からは母の家事をする音が聞こえてきます。嫌な夢でした。いつもなら起きてすぐに母に挨拶をしにいくのですが、今日ばかりは顔を合わせてもうまく笑える気が、しませんでした。 たかが夢ではございますが、親に殺された子供は、どんな顔をするのが正しいのでしょうか。]
(+37) 2015/11/08(Sun) 00時頃
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[ ふと、枕元に置いていた携帯が鳴っている事に気付きます。>>+3 見慣れた名前に、すぐに電話を取ろうとしました。けれど、一瞬だけ躊躇います。だって夢の中で私は、少し彼と良い雰囲気だったものですから、恥ずかしさがあるのです。 それでも、きっとあの一連のことも私の願望が夢に出ただけで何ということはないのですから。しかし、出ようか悩んでいるうちに電話は切れてしまいます。自分が出なかったのに私は、少しだけ陸に対して口を尖らせたりして。そのままもう一度、彼の番号をダイヤルします。]
(+38) 2015/11/08(Sun) 00時頃
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……もしもし?りっくん? おはよう、どうしたの?
[ 起きてすぐに、メールも何も見ずに電話に出たものですから、私はただの日常の夢と思っておりました。少しだけまだ寝ぼけた声で、幼馴染の声に答えました。**]
(+39) 2015/11/08(Sun) 00時頃
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――3-3教室―― ただいま。
[檜山(>>86)に続いて、告げる。 なんだか久しぶりにみんなに会えた気がすることも、いつも通りの教室に戻ってきたことも、少しほっとしてしまう。 黒板に書かれた文字(>>100)に目を見開いた。]
ひなちゃんも、帰ったんだ
[どんな様子だったのかは、わからないけれど。 苦しそうだった彼女が、帰って少しでも楽になっていれば良いと思った。]
(114) 2015/11/08(Sun) 00時頃
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[ 檜山の、少し考えた後の、言葉には。 そっか、と。小さく小さく、返す。 誰、とは、聞けずにいた。 たとえその人が外せたとしても、残った、誰かが。 あのメールを送って、自殺しようとした、って。 その事実は、変わらないのだし。 ]
――私も、ひとり、外せたなあ。
[ フレンチトーストの味を思い出して、 同じ様に、ぼかしながら。 チョークを、ギョーギ悪く指先で揺らして。 ]
(115) 2015/11/08(Sun) 00時半頃
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[ 檜山は、怒るだろうか。叱るだろうか。 世界の主を探そうとして、探せていない自分を。 探して、あなたが残れ、って。 空気も読めずに言おうとしている自分が、 そんな藤舎明夜が揺らぎそうだって、打ち明けたら。
―――あの時、保健室で。 世界の主の気持ち、を、考えてしまったことは。 果たして、正しかったのだろうか。って。 同時に、思って、しまって。 ]
(116) 2015/11/08(Sun) 00時半頃
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[ …緩く、頭を横に振った。 鈍い重さに、眉を顰めはしたけれど。 つられて教室を見回して、再び、檜山と。 それから、古屋>>114へブラウンを向けて、言う。 ]
…みんな、みんな。帰れたらいいのにね。 檜山もさ、古屋も。岩動も、かがりも。
[ 叶わないことだって、知っているのに。 いつか、教室で雛子が言ったみたいな>>2:389。 そんなことを、苦笑して、弱弱しく。 ]
(117) 2015/11/08(Sun) 00時半頃
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[ひなちゃんの体冷たいなぁって 頬に触れた手で少しなでて]
こひめはぁ 体中痛いよぉ
[3階から落ちたんだよぉって 笑って]
わぁ、はるくん いたそぉ
[見せられたあざに 雛子の頬から手を放し 今度は榛名の額を撫でる]
(+40) 2015/11/08(Sun) 00時半頃
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――回想・少し前―― [シンプルな答え(>>106)に、返す言葉もなく。 だってそれは多分、本人にしかわからない類のものだ。 それを引き合いに出すのは――ずるい。
痛くはないけれど、さっきよりも強く、檜山の手の温かさを感じた気がして。 握り返せないことを、少しだけ、焦ったく感じた。 もしも自分が残ったら、檜山が悲しんでしまうなら。 誰もが無事に帰る方法は、ないのだろうか。*]
(118) 2015/11/08(Sun) 00時半頃
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[伸ばした腕を戻しながら 服の下にある傷に視線をやり]
あのねぇ めーちゃんの世界
いいんちょがぁ 閉じるって言ってたのぉ
めーちゃん、帰ってくるかなぁ
[誰が帰ってこなくても きっとさみしいよねぇって 伸ばした手を戻して膝を抱えた**]
(+41) 2015/11/08(Sun) 00時半頃
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/* ないんですよねーーハードモードだからねーー(←※ハードモード校舎村を希望した張本人)
(-25) 2015/11/08(Sun) 00時半頃
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――現在・教室―― [いつもまっすぐな、けれど今は少し弱々しいブラウンを向けられて。 告げられた言葉(>>117)は、ついさっき自分が考えていたようなこと(>>118)で。]
もちろん、めいやんも、だよ
[叶わないだろうって、わかっているのに。 そのことから逃げるみたいに、いつものようにへらりと笑ってみせた。*]
(119) 2015/11/08(Sun) 00時半頃
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[胸に残り続ける後悔は、のこのことあの人についていったことでも、そうとは知らずに家を教えてしまったことでもなくて。 あの人を止められるだけの存在に、なれなかったことなのだ。 …が救いたかったのは、きっと、 ――姉よりも、"あのひと"だった。**]
(120) 2015/11/08(Sun) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/08(Sun) 00時半頃
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[候補から、外せた1人は誰か、とは。>>115 自分もまた、聞かなかった。 聞き出して候補を絞り出したところで、ますます揺らぐだけのような気もしてきている。 見つけたら、教えてよ。 取り付けた約束は、たぶん、酷く脆いものだった。
──みんな、帰れたらいいのにね。>>117 思うことは、誰だって同じだ。
手に付いたチョークの粉を軽く払いながら、藤舎の声を聞く。 彼女が挙げる名前には、ひとり抜けている。 そのことを指摘しかけたら、先に古屋がそれを告げた。>>119 古屋の方は、振り向かなかった。]
(121) 2015/11/08(Sun) 01時頃
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/* これ、檜山が死んだら古屋の心に相当なトラウマ残すやつでは……?
(-26) 2015/11/08(Sun) 01時頃
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…、ありがと。
[ あの人の様に、明夜、じゃないけど。 めいやん、って。渾名。 かわった、とは思っても。嬉しかったの、本当。 へらりとした笑み>>119に、ぎこちない笑みを返す。
ちょっと、もし帰れたとしたら。 接客指導、営業スマイルの方法、教えて欲しいです。 騙す程じゃなくたって、覚えるに越した事、ないし。 ]
(122) 2015/11/08(Sun) 01時頃
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でも、私は…、 帰れるのかなあ…
[ 帰らなきゃいけない理由、って。 実を言うと、あまり無い気がして、いる。
きょうだい、いないし。 お父さんとお母さん、は。悲しむかもしれないけど。 それでも、夫婦。お互いが一番だって、思うんです。 恋愛経験、ないから。愛を語らう恋人も、いない。 私が傍にいなきゃ駄目なのって、そんな人も、いない。
死んだところで、はて。 とーしゃめーやは、地味な子ですから。 ふ、っと。死んだところで。
先輩、の、様 に。 夜の向こうにきえていく気も、して。 ]
(123) 2015/11/08(Sun) 01時頃
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…………
[ 何処かの境目を、彷徨っている様に。 一瞬、遠くの方を、見て。
途中、檜山でも、古屋でも。 ――多分、声、ふたりにしか届いてない。 視線が合えば、いつかの文化祭の様に、 チョークを持っていない方の手で、今の無しねって。 人差し指を、口元に持って行った。内緒のポーズ。
この世界で、多分。少なくとも。 空気の、読めない割に。 "誰か"のことを、考えるようになりました。 良いことなんでしょうか、悪いことなんでしょうか。 ]
(124) 2015/11/08(Sun) 01時半頃
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[ そしてこれって、考えた結果でしょうか。 古屋の方を見ない檜山>>121に、ふと。 ]
……委員長さー。なんというか。 思い詰めてないですか。
[ 深追いは、しないけど。 寝なよ、くらいは、言っても良いよなあ、って。 ほら、"楽しかった文化祭"の時も。 チラシ抱えて、休憩しに来たわけだし** ]
(125) 2015/11/08(Sun) 01時半頃
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/* 中身が思いつめてる……(頭を抱えながら
(-27) 2015/11/08(Sun) 01時半頃
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/* ハードモードを希望したからには残留します!心配しないで!ぐらいの気持ちでいたんですよ中身 だから正直縁故もあんまり振らなかったんですよ 発言かけねえ
(-28) 2015/11/08(Sun) 01時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/08(Sun) 01時半頃
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/*
自分勝手に死んで自分勝手に呼んだから ほんと明夜のこるべきだなってPLは思うんだけど
いいんちょうのけついがしみる
(-29) 2015/11/08(Sun) 02時頃
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/*
いもうとちゃんの為にかえるべきよ…
(-30) 2015/11/08(Sun) 02時頃
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/*
帰りたいというか、 帰るべき理由があんまりないのは ちょっと 村(説得?)目線きっついだろうな…そこは申し訳ない
星みたいからかえる!は、それは果たしてどうなんだ
(-31) 2015/11/08(Sun) 02時頃
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/*
かがりには代用品なんかじゃないんだよーーーーっていいたい めっちゃいいたい
(-32) 2015/11/08(Sun) 02時頃
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/*
あと岩動と雛子の関係性について言語化がままならないのだけど すごく絶妙な距離感ですげーーーってなってます
(-33) 2015/11/08(Sun) 02時頃
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/*
ああいう関係はなんと呼ぶべきなんです…? 出ている通りいいともだちでいいのか…?
(-34) 2015/11/08(Sun) 02時頃
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/*
あと、たとえホストだからって理由でも、 向日葵から投票貰ったのはとっても嬉しかったです。
関わりたかったなあ…力足らずだ
(-35) 2015/11/08(Sun) 02時頃
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……高かったもんね、
[思い出したのは、2階の窓から見た光景。 落ちたら、死んじゃう。 ひめちゃんは、あそこから、落ちたのでしょーか。
痛そう、と小さく呟きながら、 頬を撫ぜる手が離れてくのを、見てた。
委員長が、とひめちゃんは言います。 檜山が、あの世界を閉じるのでしょーか。 義務感、でしょーか?雛子は何も知らないけど。 寂しいとか、そんなこと言わないでよとか、 言葉だけは、いくらでも浮かぶけど、 結局、誰かを選ばなきゃなんないのです。
だから、膝を抱えたひめちゃんの横で、 おんなじよーに、膝に腕を回して、顎を埋めて。]
(+42) 2015/11/08(Sun) 07時頃
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誰が、帰ってきても、うれしーし、 誰が帰ってこなくても、さみしーよ、きっと。
[待つしかないねって、言いました。**]
(+43) 2015/11/08(Sun) 07時頃
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/* 今日18時には帰れるから落ちロル余裕……!と思っていたら急用入って帰れるかが怪しい状態なので、ほんと、落ちててよかった…………
(-36) 2015/11/08(Sun) 07時半頃
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/* 寝落ちました!すいません!思いつめたまま発言に悩んでいたら……………
(-37) 2015/11/08(Sun) 09時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/08(Sun) 10時頃
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――回想――
[兄が結婚した後のこと。
兄と義姉は、一緒に暮らせばいいと言ったけれど、それに甘える気にはなれなかった。 どうぞ、恩人が幸せになりますように。本でよくある、笑いの絶えない家庭になってくれますように。
けれど、一人では部屋を借りることも出来ず、兄名義で借りた部屋に住むことにした。 家賃は半額。 全額出そうとしたら、勉強しろと言われてしまった。 あの時の家とは違う、一人の静かな部屋が好きだった。
そして、ある日。 それは唐突に終わりを告げる。]
(126) 2015/11/08(Sun) 10時頃
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[ポストに入っていた手紙。 あの男からの命令。 曰く、良い所の娘を見つけたから結婚しろ、とのこと。
怒りすら湧かなかった。 ただただ、呆れるしか出来なかった。]
(127) 2015/11/08(Sun) 10時頃
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[余っていた一昨年の年賀はがきに一言。 『嫌』とだけ書く。 もう関わらないでくれませんかね。 あなた方に関心すら向きません。 好きに生きて、そして勝手に終わってください。
こんなことであちらが諦めるとは思えない。 そう思ってしまったのは、単なる勘か。 それとも、血の縁か。 前者であってくれますように。*]
(128) 2015/11/08(Sun) 10時頃
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[藤舎と古屋、御崎と石動。彼らのやり取りをどこか遠く聞きながら、考える。 この教室に集う、自分を除いた4人。 この中の誰かが、自殺を試みた。
自分のことは、その勘定に含まない。 散々人を疑っておきながら、自分ではないのかとは一度も思わなかった。 あのメールの差出人は、自分ではありえない。
あの子の手を離してしまった日から、ずっと考えている。 あの時、自分に欠けていたものは何だったのか。 一体、どうすれば正解だったのか。 あれからひとりも特別を作らずに、妹にも心配をかけながら、考え続けているその答えは未だに出ていない。 思考は、途中。結論は、未定。 それでも、ひとつ、分かったことはある。]
(129) 2015/11/08(Sun) 10時半頃
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[自分が残ると決意したその理由は、あの子への償いだとか、そんな綺麗なものじゃない。 後からいくら悔いても、ここであの子を追うように命を絶ったとしても、あの日、ひとりで死なせた事実は動かしようがない。 捨て鉢になっている訳でも、自己犠牲の精神なんて崇高なものでもない。
突然に呼び込まれた、誰かの精神世界。 共に呼ばれた、10人のクラスメイト。 その中で、檜山陽一は、思う。
俺は、お前らが、大好きだよ。
文化祭は、とても楽しかった。 準備の期間も、出来上がった愛らしい衣装も装飾も、美味しいメニューも。 こっそりお仕事をサボったその時に、偶然にも知った夜を照らす光の話も。]
(130) 2015/11/08(Sun) 10時半頃
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[だから、突然放り込まれたこの空間で、あのメールを受け取った時から。 答えを持たない脳みそは、反射的に二度目の喪失に怯えた。 いっそ、滑稽な程に。
あの子の手を離した時と、同じ思いはしたくない。 それならば、自分がここに残る以外に選択肢はない。 友人の1人が生きて帰ることが出来るという明らかな利点がそこにはあるし、それで全てが解決する。 本当に、心底、どこまでも自分のために動いてきた。 誰かのためでは、ちっともない。
自分のための償いでは、何一つ解決しやしないし、何一つ生まれやしないと知っている。 それだけは、分かっている。
だからこそ、自ら命を絶つような選択肢は、自分の中にはない。 代わりに誰かが助かるというのならともかく、何も生み出さない償いの死は、選ばない。 自殺しようとしたのは、檜山陽一では、決してない。]
(131) 2015/11/08(Sun) 10時半頃
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[だけど、ここで動く理由さえも揺らいでいる。 揺らがされた、のかもしれない。 一六こひめは、自分に、一緒に帰って来いと言う。>>3:218 古屋革も、死んでほしくない、と言う。>>101
藤舎が落とした小さな小さな呟きに。>>123 古屋にそう言ったように「帰れる」と返すことが、もう出来なかった。 その代わりに、こちらも囁かな音で返すのは、たった一言。]
……そういう時は、"帰りたい"って言っておけよ。
[ここは、藤舎明夜の世界ではないと思っている。 それでも、この時。 少なくとも、彼女とは最後の選択の時に、一緒に残されるような予感がした。 選択するのが、ここの主なのか、自分なのか、或は他の誰かなのかは分からないけれど。]
(132) 2015/11/08(Sun) 10時半頃
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[ブラウンの瞳が、「帰りたい」と泣きじゃくるような姿は想像がつかなかった。 藤舎明夜という人間は、そういう、取り乱すような印象とはほど遠い。 だけど、本当に身勝手だけれども、もしそうしてくれたなら。 きっと、──お前が残れ、なんてことは言わずに済む。
視線が交われば、いつかの逆を返すように、唇に当てられる人差し指。>>124 分かった、というように、微かに頷きを返した。*]
(133) 2015/11/08(Sun) 11時頃
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[──と、そんなことを考えていたものだから。 不意に藤舎から声をかけられて、正直ぎくりとしたのは否めない。>>125]
いや。そんなことはない、けど。
[返した声は、揺れて、少々頼りなかったかもしれない。 大丈夫だよ、と、誤魔化すように苦笑する。 黒板の前から離れつつも、ぽつり、と。]
……ただ、少し、考えてはいたな。
[自分は、最初から一貫して自分の欲のためだけに動いている。 だけど、ここを作った者の、望みは一体なんだろう。 もしも、ここの主が犠牲を望んでいるわけではないというのなら。 そんな思考に、漸く行き着く。]
(134) 2015/11/08(Sun) 11時半頃
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[つい先ほど、保健室で、藤舎と石動の間に、似たような会話が交わされていたとは知らず。 それが誰であるにせよ、世界の主は、この教室にいる。 そう思えば、するりと声は出た。 その声は、藤舎だけでなく、静かな教室には、それなりに響いたか**]
残り、5人だ。 ……ここを作った奴が、俺たちに望んでる役割って、何なんだろうな。
(135) 2015/11/08(Sun) 11時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/08(Sun) 11時半頃
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[ぽつりと、耳に届いた声(>>123)に。 大丈夫だよって、返すことができなかった。 続く檜山の言葉(>>132)に、どうなんだろうって考える。 自分は、帰りたいのだろうか。 生きたい、なんて、思うのだろうか。 やっぱり、自分のしたいことはわからないよって、さっきの檜山の質問(>>64)にもう一度心の中で答えた。 藤舎が唇に当てた人差し指(>>124)を見て、檜山が頷くのを横目に自分も頷きを一つ。 だけど、と思う。 だけど、それを内緒にすることに、意味はあるのだろうか。 タイムリミットはあと、どれくらいなんだろう。*]
(136) 2015/11/08(Sun) 12時頃
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[思いつめていない(>>134)なんて、嘘だって思う。 ひよいちは、自分勝手で嘘つきだ。 だけどもう、きっと自分には止められないのだと、わかってしまったから。]
(137) 2015/11/08(Sun) 12時半頃
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[響いた声(>>135)に首を傾げる。 そういえば、ここを作ったひとがいるのだったっけ。 残る人のことばかりで、それをすっかり忘れていた。 遺書みたいなメールのことも。 死ぬことを望んだ、だれか。 それは、ここに残ろうとしている誰か、なのだろうか。 そんなことを考えて、首を振る。 犯人探しは、性に合わない。 望んでいる、役割。 文化祭の時の様子になっている校内と、一緒に文化祭を盛り上げたメンバー。 命を絶とうとした、だれか。]
最後に……楽しかった文化祭を、もう一度味わいたかったのかな。 俺たちと、一緒に
[親しい人を作らなかった自分が、その中に入っているのは少し不思議だけれど。 誰かが、最後を共に過ごしたいと思ってくれたのなら、嬉しいなと思う。
もし、そうなのだとしたら。 代わりに残ろうとするのは、野暮だったりしないだろうか。**]
(138) 2015/11/08(Sun) 12時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/08(Sun) 12時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/08(Sun) 13時頃
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[ ぽつん、返されはしたけれど>>134。 委員長、それ、本当にそんなことない、ですか。 苦笑と、離れる背を見て、思う。
帰りたい、とか。聞いてないや、そういえば。 同じく。私も。誰かに頷きは、したけれど。 最初、帰った方がいい、とは、言ったけれど。
自分から、はっきり。それこそ、わあわあ泣いて。 「帰りたい」って、思ってない。 …だから、きっと。閉じなければならない世界で。 ――"選ぶ"時には、お互い残るんだろうな、って。 そう、思ってしまった。
そして、真面目な顔で。同じ様に、ぽつんと。 ]
(139) 2015/11/08(Sun) 13時半頃
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|
ここは――… 檜山の世界でも、ないかもね、
[ 岩動の世界でも、ないし。 檜山がずっとついていたらしい古屋は、どうなのだろう。 …かがりは?文化祭を望んでいた、貴方は?
あるいは――私? あの、屋上。拒絶されたみたいな、私の場所。 行けないのなら、私じゃないやって思うんだけど。
それ以前に、自殺する、理由、とか。 思い詰めることもない、 他人事でいつも生きていた藤舎明夜にとって、 あるのかなあ。って。 ]
(140) 2015/11/08(Sun) 13時半頃
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[ 何かが、誰かが。わたしのなかから。 抜け落ちてからだって、生きています。 いきて、います。ずっと。いまも。 思い出を、記憶を置き去りにしたまま。
―――そういう、ひとです。私は。 ]
(141) 2015/11/08(Sun) 13時半頃
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――現在:教室――
[誰か一人が、残るんだっけ。
それは誰になるのだろう。 挙手制でいいのなら、真っ先に手を挙げる自信がある。
自殺できるほど勇敢ではなかったけれど、逃げたいという感情は、きっとずっと持っていた。 何のしがらみもない場所へ、俺を知る人が居ない場所へ、ずっと行きたいと思っていた。
あの男、あの女、恩人である兄からすら、逃れたかった。]
(142) 2015/11/08(Sun) 13時半頃
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岩動は、ここに残りたいって、思う?
[ライバルを知るための、少し卑怯な問い方。 だって、ね。
一つの席を取り合う人が少ないほど、俺が座れる確率が上がるでしょう。*]
(143) 2015/11/08(Sun) 13時半頃
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[ 少し、考えていたから。 檜山>>135への反応は、遅れた。 返す声は、揺れてはいなかったけれど。 保健室でも、話していた。 この世界の主の、求めること。手繰る様に。 ]
役割とか、さ――…… そんな大それたこと、求めてるのかな。
[ 黒板に書かれた、 帰ったクラスメイトの名を、ぼんやり眺めて。 ゆらゆら、境目、彷徨うみたいな感覚。 ]
(144) 2015/11/08(Sun) 13時半頃
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[ 榛名も、雛子も、平坂も。 向日葵も、こひめも。みんな。
ここに残っている、皆だって。
ただ、最期、一緒に居られれば、良かったの。 覚えてくれれば、それで。 ]
(*0) 2015/11/08(Sun) 13時半頃
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[ それから、ふ、と。続く様に。 古屋>>138に視線を遣って、頷く。 ]
楽しい文化祭の思い出、作ったわけだし、さ。 …一緒に味わうだけで、良かったんじゃないかなって。 それだけで、さ。他…なにもないよ。きっと。 [ ぽつ、ぽつ。呟き、ではあったけれど。 おかしいな、本当に。なんでこうも、出てくるのか。 首を傾げながらも、言い切って。 ―――残ろうとしている、とか。 そんな檜山の考えも、至る背景も知らないけれど。 どう、届いただろうか。 ]
(145) 2015/11/08(Sun) 14時頃
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/* おれ御崎説得できる気がしない……
(-38) 2015/11/08(Sun) 14時半頃
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/* ただいま。人の発言確認してたら、石動くん遠野咲野しかみてないんだね!?ってすごいびっくりした。咲野のはまあともかくとしても、血塗れスプラッタ回避っぷりがすごい。
(-39) 2015/11/08(Sun) 17時半頃
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………、
[黒板を離れようとして、背に、届く声。>>140 たぶん、いや、恐らくその予想で合っている。 ここは、自分の世界ではない。頷きを返そうとして、何故だか躊躇った。
償いでは、何一つ生まれない。 過去は、過去だ。 どれだけ甘い思い出も苦い思い出も、やり直しを願っても、全て等しく戻りはしない。 そんな考えだから、──楽しかった文化祭を、もう一度。 そういう発想は、自分にはないもののように思う。]
(146) 2015/11/08(Sun) 18時頃
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[だけど、声。古屋>>138と、藤舎>>145。 2人とも似たようなことを、言う。 もう一人、誰かが同じことを言っていたような気がする、と思って、一六だと気付いた。 案外、あのお姫様は、一番正解に近いところにいたのかもしれない。>>2:161]
……ひと眠りした後にさ。 みんなで、文化祭でも見て回るか?
[またチャイムが鳴った時、誰が帰って、誰が取り残されるのだか、分かりやしなかったけど。 2人の声を受けて、そんな提案も零してみる。]
(147) 2015/11/08(Sun) 18時頃
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ああ、そういや。 俺、あの文化祭の日、うちのクラスと、……いや、それぐらいしか見てないな。 お前らは? 他のクラスの展示とか、見られた?
[少し言い淀んだのは、天文部の展示、を口にしかけて引っ込めたからだ。 そういえば、あれはサボりだったのでした、って、うん。 藤舎と視線があったなら、少し悪戯っぽく笑ったことだろう**]
(148) 2015/11/08(Sun) 18時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/08(Sun) 18時頃
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[暗い画面を見つめて、嘆息。 胸の辺り、もやもやと渦巻く気持ちの悪さを吐き出すように、息を吐く。 祈るように携帯を握りしめた。
今まで、気にしたことも無かったのにね。 いざ、失うかもしれない、って。それを突きつけられた途端に、漸く、彼女の存在の大きさに気付いて。 ホント、都合のいい、ろくでもない男です。俺は。 胸の辺りが、ちくちく、痛いです。
そうして、突如震えた携帯に、一気に現実に引き戻されて。 画面に表示された名前に、酷く泣きたい気分になった。]
(+44) 2015/11/08(Sun) 19時半頃
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ひまわり? えぇと、おかえり、おはよう。
[スピーカーの向こう、半ば寝ぼけたような声>>+39は、紛れもなく、幼なじみその人だったから。 心配させんな、馬鹿。とか、小さく悪態をついて。
そうして、どうやら夢現の彼女に、ある程度のことは伝えるだろうか。 文化祭の校舎は、夢じゃないってこと。 届いた“遺書”も、携帯に届いてること。 差出人が、藤舎だってこと。 彼女が、病院で措置を受けてること。 自分や榛名達も、そこにいるということ。エトセトラ、エトセトラ。
そんな事を、淡々と伝えてから、携帯を持ち直す。]
(+45) 2015/11/08(Sun) 19時半頃
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もし、病院に来るなら会いたいけど、夜だし。 ……大丈夫?
[幼なじみの母親のような、普通の母親が、夜の外出を許してくれるかどうか。 もし心配するようなら、家まで迎えに行くけど、とか。そんなことを伝えて。]
今度こそ、返事させて欲しい。
[電話を切ろうとする間際に、そう、一言付け足して。 そうして、通話を終えることとなっただろうか。
何だかやけに顔が熱いのは、さっきのコーヒーのせいだろうか。相変わらず、胸の辺りも痛いし。 息を吐く。白いそれが、暗闇に溶けていくのを見守るように、空を見上げた。**]
(+46) 2015/11/08(Sun) 19時半頃
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/* 残留……帰還……残留……
(-40) 2015/11/08(Sun) 19時半頃
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[ 提案>>147に、ブラウンを少し、丸くした。 ひと眠り――確かに、もう夜もだいぶ遅かった。 眠った後の、この冷たい校舎でも、 きっとチャイムが鳴って、誰かが帰るのだろう。 果たして誰が帰るのか、 そして、誰が残るのか、分からないけれど。
ただ、人が減ってしまったと、しても。 この世界の主が、文化祭を楽しむことを望むのなら、 そうしてあげるのが、きっと、良いと。頷いて。 ]
(149) 2015/11/08(Sun) 20時頃
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行ったとなると、 …うちのクラスと、部活の展示位だなあ… 部室で、たこやきとわたあめ持ち帰って食べてたけど。 展示は、他、分からない。 …ああ、どこかのクラス。 クレープ美味しいっていう話は、聞いた。
[ 指折り、数える。 ある意味天文部の部室も、根城の様なものだったし。 クラスは、装飾の出来栄えに喜んだ覚えはあれど、 接客を手伝っていたわけでも、ないし。 誰かと――先輩、と、回ることも、無かったし。 それでたこやきとわたあめを買って、 暇なときは引っ込んでいた覚えがある。
食べ物、となると。かがりの方が詳しそうだけど。 視線を遣ってみれば、まだ何か会話中>>143だった。 仕方ないかな、と、檜山に再び、ブラウンを向け。 ]
(150) 2015/11/08(Sun) 20時頃
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[ 言い淀んだ様子を、見たものだから。 見ちゃった、ものだから。 ]
………そう、だね。 檜山、仕事頑張ってた、もん、ねー。 流石委員長ー、すごい。真面目。
[ すみません、ちょっと。いや。かなり棒読みです。 ブラウンを細めて、おんなじように。 悪戯っぽく、笑みを浮かべて。 ―――でも、直ぐに、柔いものへと変えた。 ]
(151) 2015/11/08(Sun) 20時頃
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……少しでも、知ってくれたのなら、嬉しいよ。 本当なら、今、見られたんだろうになあ…
[ チョークで、ギョーギ悪く、窓の外。 本当なら、夜空が見えているのだろう、 真っ白な景色に向ける。 あの日、知っているお客様が来てくれたこと。 それは本当に、嬉しいことだったから。 こういう、趣味の本音を。 小さく零してしまう、ものだったんです。 ]
(152) 2015/11/08(Sun) 20時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/08(Sun) 20時頃
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[返しに行ったらしい。>>112 ふうん、って、鼻をならして、其所で新事実に気が付いた。 左腕の時計、細かい日付表示に漸く気が付いて、 あ、進んでねえんだ。今更。見なかった振りをしていたっぽい。]
──アナログ時計の日付が変わらないってどーゆーことよ。
[常識を求めるのも違うけれど。 時計の文字盤を見詰めて、不思議そーに。
フレンチトーストについての話題は、どんぴしゃだったらしい。 珍しく少しだけ饒舌に語る御崎に、ふ、と、笑い。 俺もパンの耳しか食ってなかったわって、挟んだ。]
(153) 2015/11/08(Sun) 21時頃
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[そうして、御崎との会話の途中。 残る とか 残らない とか、 そういう話が聞こえてきて。
岩動 呉は小狡く、聞き流した。 戻らなければいけない、理由があるんです。 自分が出られれば、どうでもいいとか ではなくて、 ──寧ろ欲を言うならば、全員出られればそれで良いんですけれど、 何となくそれって、 都合の良い願いなんだろうなって、思うから。 残れない人が、割って入ったって何の解決にもならないでしょう?
言い訳 です。
一度目を閉じて、緩慢に瞬き。 最後の選択に、岩動 呉が残ったなら。 きっと、もう剥がれてきているゆーとーせーの殻なんでかなぐり捨てて、 窓に身を、投げるでしょう。
勿論 二階から。]
(154) 2015/11/08(Sun) 21時半頃
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[そうして、深呼吸。 聞こえない振りは万全。 本の少し、足は震えるけれど、きっと気のせいだ。
御崎に聞かれた内容>>143は、其のとき岩動 呉が揺らいだ何か、を 付くものではあったけれど、黒瞳を細めて、]
──俺 は、帰るよ。 かわいい弟が待ってる。
[その 表情は、 笑顔だったでしょうか。]
(155) 2015/11/08(Sun) 21時半頃
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今?
[少し笑って言う。 とはいえ俺も、一六に言われなければ気づかなかったかも。 それでも出た言葉は戻らないので、この立場を続ける。]
多分、明日も今日なんだろうね。
[酷く哲学的な言い回しになってしまったけれど、きっとこれが、この世界の事実なのでしょう。
パンの耳だけ発言には、勿体無い、と拗ねたような声が出た。]
(156) 2015/11/08(Sun) 21時半頃
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[そして、卑怯な質問の答>>155は、]
そう。 それがいいよ。
[柔い笑みを浮かべて、それを肯定する。 これで、一人。ライバルが減りました。
ごめんね、卑怯で。 その決意を、俺は歓迎します。*]
(157) 2015/11/08(Sun) 21時半頃
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ああ、綿あめもあったっけ。 ……美味かった?
[指折り数え上げる姿を見ながら、至極真面目な顔つきで、一言。>>150 ただの砂糖の塊です。と、返されれば、それまでなのだけど。 ちょっと食べたい、と思ったあたり、まあ、甘いものは割と好きだった。]
ああいうのって、何で、祭りで見ると特別って感じするんだろうね。
[しみじみと、呟く。 食べ物以外も思い出そうとしたけれど、生憎、すぐには出てこなかった。 チラシを配りながら歩いていた時も、展示をひとつひとつ覗いていたわけではないから、美味そうな匂いばかりが記憶に残っているのかもしれない。 その他、可愛いものの展示なら、女子の方が詳しいのかもしれなかったけれど、今現在のこの場には、女子はひとりしかいなかった。 ──ひとり?]
(158) 2015/11/08(Sun) 22時頃
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……あ。 藤舎。お前、何処で寝る?
[微妙に重要な問題に気づいて、そっと確認を投げつつも。 棒読みには、わざとらしく気づいてないような顔をしてみせる。>>151]
そうだよ、俺は真面目なの。 だから、文化祭の時も、全然展示とか見ずに働いていたわけ。
[なんて、合わせて。 冗談、というように、肩を竦めたそのタイミングで、柔い笑みを見る。 チョークが示すその先を追うように、視線をずらした。>>152 窓の外には、闇に包まれた白い景色。]
(159) 2015/11/08(Sun) 22時頃
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──ああ。 今なら、藤舎先生の解説付きで見れたんだろうにね。
[考えてみたら、それは確かに、惜しいような気がした。 受験が近い。言い換えれば、卒業も近い。 現実世界で、そんな機会ももう巡って来やしないだろう。そんなことを思ってから、はたりと気づく。 どのみち、この世界に残るのなら、もう。]
……この世界の主も、随分、勿体ないことするな。
[思考を振り払うように、言って。 窓の向こうの風景へと、目を細めた*]
(160) 2015/11/08(Sun) 22時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/08(Sun) 22時頃
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/* 残留……帰還………あー んんんん
(-41) 2015/11/08(Sun) 22時頃
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/* ざん、りゅう ……あと2時間で5d来ますねやばい
(-42) 2015/11/08(Sun) 22時頃
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/* 御崎こわいんだけど(ふるえる
(-43) 2015/11/08(Sun) 22時頃
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/* 残留 帰還 あー えー 帰還 残留
(-44) 2015/11/08(Sun) 22時半頃
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美味しかった。 サービスもしてくれてさ、こんな大きいの。
[ 丁度いいや、って。黒板にわたあめの絵も描いてみた。 チョークの滑る音。落書きなんてしたことあったかな。 まあ、美術の成績、ふつうですので。 ふつうにわたあめと思える絵は、描けた。 ]
いつもより、思い出に残るから…? 誰かと食べる、っていうのも、あるだろうし。
[ と、しみじみした呟きに、 真面目に考えてみたり、して。 そうして投げられた確認に、――あっ、!って。 出た声は、少し、間抜けだった。 そういえば、女子ひとりだった、けど。 ]
(161) 2015/11/08(Sun) 22時半頃
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保健室借りるよ。 誰かベッド使いたいなら、適当に何処かで寝るけど。
[ 平気?と、伺いつつ。 外を一緒に、見遣る>>160。真っ白な、風景。 あの時とは、まるで、違う。 ――…それに、しても。 先生、とか。私、ゆーとーせーじゃ、ないのに。 それでもむず痒くなって、言葉はたどたどしい。 ]
(162) 2015/11/08(Sun) 22時半頃
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…私は、まだまだだよ。 お父さん――ああ、天文の方、専門にしてるんだけどさ、 そっちの方が、もっと詳しくて、説明も上手。 …でも、ありがとう。
[ へら、笑って。 本当に、どうしてこんな景色なんだろうって、 内心ぼやきながら、現実世界の空に思いを馳せ。 ――残ったら、もう見られないのか、って。ぼんやり。
……ああ、でも、そうじゃなくても、なあ。 ]
(163) 2015/11/08(Sun) 22時半頃
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[ 私の星は、もう、ないもの。 ]
(*1) 2015/11/08(Sun) 22時半頃
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[ 一瞬、遠くに行った思考を引き戻そうと。 ゆるり、首を横に振り。 ――また、痣の方、鈍い痛み。 ん、と呟き、息を吐いて、チョークを置き。 白い粉がついた指先を、見れば。 丁度いいや、って具合に、顔を上げて。 ]
――手、洗ってくる。 もしかしたらそのまま寝る、かも。 みんなも、ちゃんと、寝なよ。
[ そう言って、教室を出たか* ]
(164) 2015/11/08(Sun) 22時半頃
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/*
くびじゃないよあたまだよ
(-45) 2015/11/08(Sun) 22時半頃
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/* あっほけんしつ
(-46) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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へえ。ここでもサービスしてくれんのかね。 この世界を作った人次第、か。
[相槌を打ちながら、黒板に描かれる綿あめを眺める。>>161 おお、綿あめだ。と、美術23点の、副教科がてんで駄目な委員長は、思う。]
その、横。 フレンチトーストも描いてみてよ。
[行儀悪く、机に腰かけながら、綿あめよりは若干難しそうなものをリクエスト。 続けざまに、クレープ、たこ焼き、と。 いくつかあげ連ねてみたのは、完全に面白がる姿勢だった。]
(165) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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[保健室で寝ると言われて、頷く。 藤舎がいいのならば、こちらとしてはそれで構わなかった。>>162]
いいんじゃない? ひとりが嫌なら、どうするかと思って聞いただけだし。
[たぶん、男子はみんな、教室で異存はないと思う。 "帰る"誰かの法則性もよく分からないから、皆で固まって寝ないといけない理由ももう殆どないだろう。]
(166) 2015/11/08(Sun) 23時頃
|
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[藤舎先生、と、尊敬と少しの揶揄いを含んだ呼称。 それに返ってきた答えには、納得を覚えた。>>163 彼女の星好きは、父親譲りらしい。 藤舎も、同じ道を進むの。ふと、そう尋ねかけてやめた。 未来を尋ねるような質問が、どうにも、胸に重い。
教室を出る背中に、「分かった、おやすみ」とだけ投げる。 言いながら、思う。あの予感>>132は、的中するのだろうか。 眠って、目が覚めて。 ──その後、残される者は、一体、誰だろう*]
(167) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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/* なんかこう、いま、とてもどきどきしています
(-47) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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[雛子のほうに少し体を寄せて]
そだねぇ
[頷いてへらりと笑みを浮かべて]
こひめねぇ もぅ帰るところないからぁ 残ってもいいかなって思ったんだよぉ
でもぉ いいんちょに帰れって言われたしぃ あれはめーちゃんだったのかなぁ 落ちるとき帰っていいよぉって 言われた気がしたんだよねぇ
(+47) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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|
あの世界でぇ ひとりで文化祭全部回ったけどぉ とっても楽しかったからぁ 今度はみんなで回りたいなぁって 思ったのぉ
こひめがぁ 文化祭楽しんだからぁ 帰っていいって言ったのかなぁ
めーちゃんはぁ みんなと一緒に文化祭 楽しみたかっただけなのかなぁ
でもみんなでってぇ もぅ無理なんだよねぇ もっと早くぅ 気づいてればよかったねぇ
(+48) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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|
[話をしていると だんだん表情が暗くなってしまうので こひめはそこまでしゃべって 口を閉じ]
みんな早く帰ってこないかなぁ
[小さくつぶやいて 力のない張り付いた笑みを浮かべる*]
(+49) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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/* どうしよう………!
(-48) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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― 3階女子トイレ ―
[ 檜山の声>>167を、背にして。廊下に出れば。 駆けこむ、と、言った方が、多分、正しい。 女子が自分しかいないのは、 目指す場所としては、とても、好都合だった。 逃げる様に、女子トイレに入っていく。 手についたチョークの粉は、どうでもよくて。 こころなしか、息は、荒かった。 痛みも、だけど、それ以上に、恐怖 も あって。
そっと近づいた鏡の前、湿布を恐る恐る、捲る。 一瞬閉じられたブラウンで、目の前の 自分 を見れば、
―――痣 が、ひろがって、いた。 ]
(168) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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/*
ごはんとごはんのおともがくっついてしまうと こひめ卒業まで飢えずに生きられるかなぁ…っておもうわけですよ
(-49) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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/* かきかえ。ぐ、ちょっと、むりやり、か、な、
(-50) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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[ ひゅ、と、息が漏れる。 おかしい、な。こんなに大きかったっけ。
赤黒い、と、いうか、青い、というか。 色も、これは、おかしくて。隠せるの、かな、これ。 なにこれ、って、鏡に映る自分の表情、 いっそ、笑ってすら、いた。
流石に、これがなにか、他人事に、するには。 あまりにも、異質、だった。 ]
(169) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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|
[そのあとも岩動と何か話しただろうか。 それが一段落すれば、昨日もお世話になった寝袋を広げる。
さて、明日の今日の朝。 会う人はだれでしょう。 出来れば、明日もここに留まれますように。
くるりと丸まって、目を閉じた。*]
(170) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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[藤舎の言葉(>>145)に、頷きを返す。 きっとただ、楽しみたかっただけなのだ。 だからこそ、異様な光景ではあるけれど、どこか楽しげな雰囲気に満ちているのだと思う。]
いいね、それ。この世界を作った人も、きっと喜ぶし……俺も、自分のクラスと演劇部の公演くらいしか見に行ってないから。
[檜山の質問(>>148)に答えつつ、提案(>>147)に賛同する。 この世界に来てから、ふらふらと歩いたりもしたけれど。 やっぱり、みんなと回るのでは違うだろう。 そう思って、少しわくわくしながら、教室を出る藤舎(>>164)を見送った。*]
(171) 2015/11/08(Sun) 23時頃
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[ こんな状況で、結びつける、のは。 そりゃあ、自殺した、クラスメイトで。 本当に、知らない誰か?――わたし は? 飛び降りたかのような、あの光景に、何を感じた? 屋上に、なにか、特別ななにか、は?
チャイムが鳴って、そうでなくても、 あの、殴られたみたいな音が聴こえるたびに、痛んで。
――何を、忘れているの? ]
(172) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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|
[ 夢で見た、あの わたし に、そっくりな。 細長い、夜を見る影を、思いだせば。
―――鏡の中の わたし が、 にぃと、歪んだ笑みを、浮かべた気がした。 ]
(173) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/08(Sun) 23時半頃
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[ ほら、もうすぐ おわりがくるの ]
(*2) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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|
[ …私は、なにか を
思い出さなきゃ、いけない?* ]
(174) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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そーゆーお前は、どーなの。 残りたい って、思う?
[御崎かがりとは、それなりの付き合いをしてきたつもり です。 恋愛ごとに疎い とか 国語がにがて とか、 一人暮らししてる とか。そのために、バイトを頑張ってるとか。
岩動 呉がオトモダチしてきた人たちのなかでは、わりと、 突っ込んで知ってる方だと、思っています。 御崎かがりのこーゆー笑顔>>157あんまり見ない ことも、 知っているので。
これも、きっと、意地悪で、卑怯な聞き方だったかもしれません。 聞かれたそのままを、返して。]
(175) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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|
[その返事を 聞いてか どうか。 岩動 呉は昨日、使わなかった寝袋を、引きずり出してみました。
やっぱり、冷えるし。 今日みたいに、机に突っ伏して、腕枕にしていると、ほら。 腰、曲がりそうじゃん。 登山部の寝袋は、やっぱり、ビバーク用だけあって防寒性ばっちり ですね。
ぽんぽん、広げながら。 保健室に泊まるという藤舎の背中に、おやすみって。 委員長に習って、夜のご挨拶。 ちゃんと聞いてたんですよ、二人の話。**]
(176) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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/* そういえばあらた着替えてないな、って思うわけですよ。 まあはるゆーのマネキン移動させた組よりは汚れ少ないとは思うんだけど、思うんだけど! まあそういうの……あんまり気にしない子だから……
(-51) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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|
そろそろ、寝る?
[石動と、御崎の話も一段落ついた頃だっただろうか。 寝袋をひとつ、引き寄せながら、そう提案する。
くるり、寝袋に丸まる御崎>>171と。 石動や古屋も、そこで寝るのならば、そのそれぞれに「おやすみ」と声をかけた。 そうして、自分も寝袋に潜り込んで、]
(177) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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[──眠りは、遠かった。
暗い中、天井を見つめる。 電気を消してしまえば、窓の外は雪に埋もれる分、いっそ明るい。 一度揺らいでしまった思考は、思ったよりも自分の中に巣食っていて、眠りを遠ざける。
目が覚めたら、──目が覚めても、自分がここに残っていたならば。 ひとまずは、文化祭を楽しめばいいのだろうか。 そして、その後は?
思考は続くけれど、身体はどうしたって疲れを訴えている。 肉体的なものというより、精神的な疲労なのだろう。 ついに眠気に抗えなくなってきた頃。 静まり返った夜の中に「おやすみ」ともう一度、小さく零して目を閉じた*]
(178) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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|
――うん。
[正解。よくわかったね、と言うような笑みで肯定を返す。]
ここに残りたいと、
[本の香りが充満する図書室。 食材が豊富にある厨房、調理室。 そして、なにより。文化祭の時そのままの3-3
これだけあれば、これさえあれば十分。 もう何も望まない。]
そう、思ってるよ。
[そう、言った。*]
(179) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
|
|
おやすみ。
[ぽつ、と。 ここを去る人にむけて。 また明日会う人にむけて。
誰と、会うのだろう。*]
(180) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
|
|
[ ――多分、その、あとも。 逃げる様に、って、勢いで。保健室に、ひとり。 ギョーギは、悪いです。 制服のまま、スリッパ脱ぎ捨てて、 恐怖、からだろうか。心臓の音、うるさくて。
家とは違う、真っ白で、つめたい、ベッド。 細長い身体を丸めて、どこかを彷徨う、みたいな。 そんな感覚を抱えて、
目を、閉じる* ]
(181) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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/* ざんりゅ う
(-52) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
|
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/* 落ちロル被らないように配慮するよねこの村の人。 わたし……いつも全然配慮してない……()
(-53) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
|
|
[ さむい、なあ。 ]
[何でか、身体が動かなくて、]
[何だか、ふわふわしてて、]
[頭が、いたい、ような…──]
(182) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
|
|
─ 朝 ─
──いっ…っ、
[岩動 呉は、いつの間に外に飛び出していたんだろう、 右腕を教卓に強く叩き付けた。 がつん、って、音はしたかもしれないけれど、 けたたましい朝のチャイムよりはマシな音量だろう。 ただでも、打ち付けた本人にとっては、そんな目覚めは御免被りたかった。 一度怪我したとこ、何回開いてるんだよ、俺。 包帯に赤が、また。
代えに行かなきゃ、なあって。 ずるずる、寝袋から這い出した。 包帯が貼り付いて気持ち悪い。]
(183) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
|
|
[ずるずる、上履きを突っ掛けて廊下に出る。 冷たい空気、賑やかな景色。 一人で歩くのも、なんだか不思議だった。 3-3のポスターが張ってある。あれは、誰が書いたものだったっけ。 一人だからなのか、なんなのか、 漸く落ち着いた目線で、 周囲を見ることができるようになったみたいです。
ぺりぺりって、包帯を剥がしながら歩く。 あ、案外ひど い、痛そ。いや、痛い。 ぱたって、床に赤の痕跡。ふたつ。]
(184) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
|
|
[階段を降りようとして、 あ、って、足を止めた。 一度、洗っておいた方がいいなって、それに。 保健室には、藤舎が いるはず だから。 まだこの時間なら、起きてないかなって、そんな。 気遣いとも 違う、何か。
思いついて、2階 美術室に足を伸ばす。]
(185) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
|
|
[美術室の、油絵具。 岩動 呉はその香りが、割りと好きだった。 ただ何より、美術室には、絵の具に汚れたシンクがあるから。
鏡が、あった。一瞬静止。 ヌードとか描かないだろうに、学校の美術部で。 似顔絵とかはあるのかな。
美術室に踏み入れて、視界の端に大きな姿見をうつしながら、蛇口を捻る。]
(186) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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[───また、金が。
視界を過る。 岩動 呉の何処か が 急速に冷めて、 やっぱ、冬の朝はさむい、なあって。 流れる水は冷たくて、浸した右の指が悴む、けれど。 大きな姿見。 金が揺れる、其処。 がたん、って、鏡の端を掴むと、其所で手を握っているように、 金髪の 誰か と目が合う。]
(187) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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[ 怒りのような、悲しみのような、 哀れむような、その顔は。 ]
(188) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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[岩動 呉は鏡が、好きです。 それなのにどうして、こう、何枚も。 割ってしまいたくなるんでしょうか。
無傷の左手を振りかぶって、その平面の顔面に、叩きつけ──]
(189) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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──っが、あ、
[苦鳴が漏れたのは、何故か、 此方に居るはずの、俺 でした。 あのとき、鳩尾に叩き込まれた拳をまた、繰り返すみたいに、 見えない鏡の向こうの 俺の 手が ]
(190) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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[咄嗟に握り混んでしまったのか、右手のせいで鏡が傾ぐ。 腹を庇うように、丸まって床に落ちる、 岩動 呉に、倒れかかるように。
包帯の巻かれた右手、倒れる鏡を受け止めようと、一応は伸ばしたけれど、
鏡の向こうの、誰か は 崩れ落ちる岩動 呉を見下ろして、 何だか、泣きそうな顔をしていた。]
(191) 2015/11/08(Sun) 23時半頃
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──起きろよ、
ああ、うん。そろそろ。 戻ろっか。 待ってるもんな。
(192) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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[ ガ シャン、 ]
(193) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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─ 8時50分 ─
[きっと、重たい鏡が倒れて、割れる音は大きく響いたことでしょう。 その音を掻き消すように、または、引き立てるように、 8時50分を告げるチャイムが鳴ります。
君達はきっと、チャイムの音に何かを悟って教室から欠けた二人の姿を探すでしょう。 1つはきっと、廊下にぽつん、ぽつんと雨が降ったみたいに落ちる、赤の痕跡を辿れば見付かる筈です。
美術室からは油絵具に混じる鉄錆の匂い。 部屋の中央には、大きな鏡が、倒れています。 包帯で拳を包んだマネキンの右腕だけが、鏡の下から伸ばされているでしょう。 広がる赤は、其処から。
何て、スプラッタ映画みたいでしょ。 岩動 呉には、似合っているのかもしれません。]
(194) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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[ああ、そうそう。これだけ。]
[散らばる破片には、くれぐれも、お気を付けて。]
[きっと、この世界の主は、怪我なんて、望んでいないでしょうから。]
(195) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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/* ほうたいまいてない!!!あー(手直しし忘れ)
あれです、精神的なものです…というかぜんぶはがしてなかったとかそーゆー…
(-54) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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/* この付け焼き刃よ…
(-55) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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/* 45分目安で落としたんだけど古屋くん平気かしらごめんね
(-56) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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/* 石動せんせーのロルやっぱすきです…… 古屋10分で間に合うか…?がんばれ!
(-57) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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/* (手元の時計によれば最後45分に落とせてるんだけど) 表示ずれてるね…?
(-58) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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――朝―― [「アラタ」 あのひとの声が、聞こえた。 むくりと、起き上がって周りを見ても姿は見えない。 「来いよ、アラタ」 その声に、誘われるようにふらりと教室の外へ出た。 賑々しい装飾の廊下を通り、昇降口へ。 扉は開かないというのに、どうしてこんなところへ、と思う。 手を掛けてみても、やっぱり扉は開かない。 と、後ろからまた、声が聞こえた。]
(196) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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/* 盛大に岩動の馬鹿あって叩いてやってください(土下座)
(-59) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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[「ごめんな、アラタ」 あの時と、同じことば。]
謝るくらいなら……俺も、連れて行ってよ
[あの時には言えなかった言葉を、今度こそ口にする。 ごめん、ひよいち。 嘘つきは俺の方だった。 生きていても死んでいても変わらないなんて、嘘だ。 心に残っていたのは、彼が踏み止まるきっかけになれなかったことと、そして。 彼が連れて行く相手に、選んでもらえなかったこと。 …はずっと、死を望んでいたのかもしれない。]
(197) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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/* そう、あと死に場所被らないように美術室産み出したんだけどここ被ってたりしてな() 2階フラグ何て踏まない!
(-60) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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/* あっよかった
(-61) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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[後ろから、ナイフを刺されたみたいな感覚。 ああ、ようやく――共に行けるのだと、思った。
そして、チャイムの音が鳴る。]
(198) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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[昇降口の開かない扉の前、まるで外に出ようとしたかのような格好で寄りかかるマネキンの姿。 その胸の辺りには、背後から刃物で刺されたような傷がある。 前を向かせてみたならば、そのマネキンの唇が、幸福そうに緩められているのがわかっただろう。**]
(199) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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/* エンドマーク忘れました(屑)
(-62) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/09(Mon) 00時頃
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/* 歯噛み すみません(真顔
(-63) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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