160 東京村
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人
狼
墓
少
霊
全
ジャニスは投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
ジャニスは紅客連盟 イスルギに投票した。(ランダム投票)
ヒナコに3人が投票した。
ケイトに1人が投票した。
ジャニスに4人が投票した。
ワタヌキに1人が投票した。
リツに1人が投票した。
イスルギに1人が投票した。
ジャニスは村人の手により処刑された。
ケイトはボリスを占った。
3日目の夜、ボリスに魔鏡を差し出した。ボリスは人間のようだ。
ケイトはジャニスを占った。
ジャニスは村人陣営のようだ。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ケイトが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ヒナコ、ソフィア、ワタヌキ、リツ、トヨタ、ボリス、イスルギ、マユミ、エリの9名。
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 05時頃
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/* 票われたなあwwww なるとおもった
(-0) 2015/06/07(Sun) 05時頃
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/* ジャニス賞金かとおもったけど 守れた!て出ないところをみると、 ロール的に襲うのやめたのかなぁ
(-1) 2015/06/07(Sun) 05時頃
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/* ざらっとしか読んでないけど な るほど!?
まじか 狼ミルフィの可能性あったか そうかそうだよな うっかりしてた 察しが悪かったわ ごめん ごめんなあああああああああ!!!!!!!!!
(-2) 2015/06/07(Sun) 05時頃
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/* あっ わかったかも 呪人か。
(-3) 2015/06/07(Sun) 05時頃
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/* ボリスかマユミあたりだと思ってて。 鏡拾ったロール楽しみだなあ。
妖精うーん。
(-4) 2015/06/07(Sun) 05時半頃
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/* 襲撃パスで呪人かな…? 誰だったんだろう
(-5) 2015/06/07(Sun) 05時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 05時半頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 09時頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 10時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 10時頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 10時頃
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/*神よ4dに感謝します
(-6) 2015/06/07(Sun) 11時頃
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/* 呪人死亡なので 描写せずに済んだとほっとしている
(*0) 2015/06/07(Sun) 11時半頃
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/* ほっとするあるある。
(-7) 2015/06/07(Sun) 12時頃
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/* あ ついったの印象がつよくてメモがケイトになってしまった はりかえるほどのことではないけれどww
(-8) 2015/06/07(Sun) 12時半頃
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/* そういえば、赤メモやさしいね それ妖精じゃないよとおしえてくれている
なにしようかまよってひとりごとが捗るぞ〜! 僕もはやく墓がよみた〜い
(-9) 2015/06/07(Sun) 12時半頃
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―自宅―
時間だ。私は鏡の新聞紙をはがした。
鏡はもう、あまり怖くなくなっていた。 もともと思い込みみたいなもの、今じゃちょっと楽しみなくらい。 不意に鏡を見せられたらすこしぎくりとはするけれど。
今日は誰だろう? 街で鏡を覗きこんでいた男の人? 挨拶した『香港小吃』の店員さんかな? それともさっき『たまらん屋』にいた人たち?
鏡の前に立ち、覗きこむ。
――――4:44. 鏡に写ったのは、『たまらん屋』
店主がお店を片付けていた。まだ昼なのに店じまいかな…?
(+0) 2015/06/07(Sun) 13時頃
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――――!
カウンターで、コンパクトミラーの鏡がこちらを覗いていた。 「大平あいり」と彫り込まれた、アイリスのコンパクトミラーだ。
コンパクトミラーに視線が釘付けになる。
コンパクトミラーの鏡に洗面台を覗きこむ私が、 洗面台の鏡の中にコンパクトミラーの鏡に、 映った私が覗き込む鏡にコンパクトミラーの鏡が、私の鏡を、中に鏡が、鏡と私を、鏡の中に、鏡と鏡、鏡の私の鏡の鏡の鏡私の鏡鏡、鏡私鏡鏡鏡、鏡……
(+1) 2015/06/07(Sun) 13時頃
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鏡の鏡の鏡のずっと先に、目の細い香港小吃の店員が映る。
「 「 「あなた」は、 見届けましょう 」 」
穏やかな声が響いた。
ぐるりと、視界が回る。 空と地面が逆さまになって、地面が降ってきた。
(+2) 2015/06/07(Sun) 13時頃
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「カミヤミカ」
近づいてくる地面を眺めていると、ラボの先生に名前を呼ばれた気がする。 ラボのことを怒りに来たのだろうか。
私をフルネームで呼び捨てるあの先生は嫌いだった。
「生物学と医学、何が一番違うかわかるか?」
コリッ。頚椎が外れた音が指に伝わる。 …これはラボでの記憶だ。会話に覚えがあった。 続けてコリッ、コリッ、っと作業的に優しく殺し続けながら先生とそんな会話をした。
「う〜ん…人間を研究しちゃいけないところ? ですか?」 人間の首外しちゃだめだし。確かそんな事を考えながら答えた。
「それも間違ってはいない。だが僕が考える一番の違いは、僕たちは命を救うために研究していないことだ。 医学研究なら10人殺しても結果的に10000人救えば地獄に落ちずにすむかもしれないが、 僕たちは絶対にろくな死に方をしない」
(+3) 2015/06/07(Sun) 13時頃
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大きな地面がゆっくり近づいてきて、 聞き慣れた軽い音を、私の内側から聴いた気がした。
(+4) 2015/06/07(Sun) 13時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 13時頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 13時半頃
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/* 雑居ビル間の地下鉄への階段 とな
そう私はどこだかわかってないおじさん
(-10) 2015/06/07(Sun) 14時頃
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― 時間不定・渋谷 ―
[私は倒れこけていた。 がやがやと人の声に、かつかつがたがたと忙しい足音の群れが響く場所。 どうやらそこは渋谷東急メトロ、半蔵門線の構内で。 最近綺麗になったその構内の端の端、壁にひっつくように私は倒れていた。
新宿にいたはずの私がなぜそんなところにいるのかは分からなくて。 人は私が目に入らないわけではなく、近くを通り抜けたりもするが自分から関わろうとは思わない。 私は誰の通行を邪魔する場所にいるのでもなく、怪我を負っているようにも見えないから。 私はまだ、眠りこけている。]
(0) 2015/06/07(Sun) 14時半頃
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[ さよならさんかく ▽ またきてさんかく △
ふたつそろえて、ダビデの星になる ✡
二つの正三角形を逆に重ねたこの形は、ユダヤ教、あるいはユダヤ民族を象徴するしるしとされている。]
(1) 2015/06/07(Sun) 15時頃
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[夕方、店の扉を閉める誰か。 借りたアパートの鍵を閉めて、外に出る誰か。 通りを急ぎながらスマホの画面を眺め下を向いている誰か。 階段を居りていく誰か。 閉まっているどこかの店。 それらの、平凡な風景。その風景の中にある手首に 小さな星が、揺れている。]
(2) 2015/06/07(Sun) 15時頃
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― twitterより抜粋 ―
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(3) 2015/06/07(Sun) 15時頃
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― 時間不定・渋谷 ―
[渋谷の半蔵門線構内。>>0 壁にもたれかかって眠っている女子高生に、誰かが立ち止まって声をかける。>>0]
『――』
『間に合わなくなるよ、起きないと』
『いいの?』
[低く、女子高生に話しかる声がある。 よれたスーツ。くたびれた印象の会社員が、声をかけた。 低い位置からなら、シャツの手首から、ふたつのさんかくで作った星が揺れていることも見てとれる。**]
(4) 2015/06/07(Sun) 15時頃
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/* あっ シャツの手首とかかいてる もー。 でもさくさく次いこう
(-11) 2015/06/07(Sun) 15時頃
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/* ヒナコの予約だけしたので渋谷しらべちゅう
(-12) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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/* 大麻賛成デモはどこでやってたのかとおもったら青山公園から出発だったのかな
(-13) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 15時半頃
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[―――焦っていただろうか。 昨日からおかしなものを見るせいか、わからない。
あの時振り返って見た「あいつ」の姿は、 昨日、鏡に映らなかった、本来映るべきもの。
「自分の姿」に見えた。]
(+5) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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[…あの記事を読んで、 思っていたことがある。]
[正体は、行き過ぎた心理士だの その幽霊でもなんであろうと。
こいつは、きっと
人が堕ちていく様を、 安全圏から眺めて楽しんでいる傍観者。
まるで、自分のような屑だろう。]
(+6) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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/*ジャニスさんケイトさんおつ…………! どうやら村終了は免れたようであんしん
ケイトさんのなまえ逆さ言葉だったのか……!きづかなかった 回想いい………
(-14) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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/* もしかしてなぎささんに話しかけちゃだめだったかな
(-15) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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、
[…階段の底、青年は動けずにいた。]
[体中が痛くて仕方が無い。 指の一本も、視線の一つでさえも動かせない。
煩いくらいに跳ねていた心臓も、 嘘のように静かになった。]
(+7) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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[「あの化け物」が何なのか。確かめなくては。
そんな暴走した好奇心を 痛みが止めたのだろうか。
薄れる思考能力に、 ようやく恐怖がまともに働き始めた]
(+8) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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( … 逃げな きゃ
「さかした ひなこ」 は、
あの鞄 、 どこ に )
[目に血が入ったせいか、動かせない視界はすこぶる悪い。 一緒に落ちたはずだ。あれはきっと、よくないものだ。 早く、早く逃げなければ。
だが足も腕も、何一つ動こうともしない。]
(+9) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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( 「あい つ」 は 、 )
[階段の上に居たはずだ。早く逃げないと。
「あいつ」の狙いは、妹じゃなかった。 狙われていたのは、きっと僕だった。 あのネットに書かれた噂の通りに、 「自分につながる連絡先」を消すために。]
(+10) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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[階段の上に、誰かいる。 だけど視線は動かせない。
何かを怖がっているようなこえがする。
視界はどんどんくらくなる。
誰かがをひかりを あててくれたはずなのに。]
(+11) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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[にげなきゃ。
でも、からだがうごかない。
いたい。
なにもみえない。
みみももう、きこえない。]
(+12) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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[―――何時手放したか分からぬ程、 抱えていた思考はとけるように消えた **]
(+13) 2015/06/07(Sun) 15時半頃
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/* ジャニスさんーーーーーーーーーーーーーーっ スキ……
(-16) 2015/06/07(Sun) 16時頃
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/*しかしいまさらだけどすごい票のばらつきかただ いいねえ
(-17) 2015/06/07(Sun) 16時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 16時半頃
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――Cafe Sunny Sunday――
あ、わたしねえ、ショコラオランジュと、アイスミルクティー。
[店に入るなり注文を決め、向かいに座った男の様子を伺う。 注文を終えて店員が離れれば、わたしは絵里、と名乗って。]
で、オオサカのお兄さんは? なんて言うの?
[名前くらいが聞ければよかったが、どれだけのことを言ってくれたろう。 注文が届けば、またスマホで写真を撮り、自撮りをInstagramにあげる。 『2日連続ケーキなう(๑´ڡ`๑)太る(。ŏ﹏ŏ)』とコメントを添えて、スマホをしまい込むと、改めて向き直る。]
(5) 2015/06/07(Sun) 16時半頃
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で? えっと、面白い話だっけ? そうだなあ、面白いか知んないけどさ、『アイリス』って知ってる? なんか最近消えたらしくって、そんでなんか写真が出回ってるってやつ。
[面白い話を集めてる、っていうくらいだから、そうした流行には敏感だろうか。知っていそうだとあたりをつけて話しはじめる。 知らなければ、わたしの知っている限りの概要を話すだろう。]
そんでさ、わたしの友達が、『リーク』ってやつを探してんのね。 地図にもない、あるはずもない道で、あるはずもない世界に繋がってる? みたいなやつ。 この新宿じゃない別の新宿が、どこかにある、ってことかな? そんで、アイリスがいなくなったのは、リークの向こう側のことで、今わたしたちがいるこの新宿のアルタ前ではバラバラ殺人なんか起きてないけど、アイリスはイタズラ合成写真なんかじゃなくて、本当に死んでるって話。
[話し始めたのは、昨日のアルタ前のこと。]
(6) 2015/06/07(Sun) 16時半頃
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で、今日はこれから、とりあえず目に見えるものの犯人を、探しに行くの。 アイリスがいなくなった後から、なんかこの辺に、変な相撲取りのシールみたいなのがいっぱい貼られるようになっててさ。顔が二つあるキモいやつ。 もし、こっち側が、今いるわたしたちのこの新宿が、裏側だったら。 アイリスの死んだのが隠されてるみたいに、そのシールも何かを隠してんのかもね、って。
それでさ、そのシールの何かを追っかけてる人がいるんだ。 昨日は、新宿のコインロッカーからそのシールがいっぱい出てきて、それから新宿のバーに行ったら、なんかこう、あの、こういう、色を揃えるやつ。
[あれの正式名称を知らないことに気づいた。 ジェスチャーで、キューブを回すしぐさをする。それでモノが伝わるだろうか。]
(7) 2015/06/07(Sun) 16時半頃
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それを揃えたら、トイレに行けっていう指示になってて、今日はそのトイレの中で見つけたヒント? から、解き明かしていこうっていうことになってるの。 全部パズルが繋がってて、最後まで行ったら、貼った誰かに辿り着くんじゃないかって。
[真弓が、昼のうちにそのもう一つ先の謎を解き明かしていたことはまだ知らない。 そこで、ふと思い出したように改めて向かいの男を見る。]
ていうか、お兄さん今日の夜暇? 暇ならさ、それこそ、この犯人探しのほうが、リアルに今から、面白いかもよ。
[真弓にまだ許可は取っていないが、連絡は確認している。 一人増えることを連絡さえしておけば問題ないかと、犯人探しの協力要請をする**]
(8) 2015/06/07(Sun) 16時半頃
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― 『きさらぎ駅』ホーム ―
……降りちゃって良かったんですか?
[ゆっくり近付いてきたフランク>>+3:37>>+3:38に声をかけられ、手元のスマホに落としていた視線を起こす。 彼の背後、電車は出発してしまった。]
ええ。貴方の巻き添えですよ……
[はぁ、と暗く溜息を吐いた。]
(+14) 2015/06/07(Sun) 16時半頃
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[間を空けた隣にフランクが座るのにも、気にする様子は無い。]
……、……
[痣が無い事への指摘については、特に言葉を返さなかったが、]
本当のこと……実のところ、「覚えてない」のですが。
[あいりを、の問いには淡々と言葉を紡ぐ。 その言葉に、フランクが納得するかはわからないが。]
でも、私はあの子が消えれば良いと思っていた。 新宿の交差点であの子が死んでいるのも知っていた。 あの子を手にかけた感触もこの手に有る。
……心配していない、と貴方が言ったのも当たりですよ。 あの子が死んだ事は知っていましたし。 そもそも私はあの子の事が嫌いでしたから。
(+15) 2015/06/07(Sun) 16時半頃
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――…だから。 私が殺したと言う事で良いんじゃないですかね。
[自白とすら言えない、投げ遣りな言葉。 Barで見せたような狂気は見られないが、憑き物が落ちたと言うよりは、目的を失って自棄になっていた。]
殴りたければ、どうぞ。ご自由に。 また取り乱す事が無いとは言えませんが。
(+16) 2015/06/07(Sun) 16時半頃
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降りちゃダメだったよ。
[女――なぎさを見ず、答えた。表情は髪で見えず、代わりに彫刻のように美しい鼻と唇のラインが覗いている。]
……お前が先に襲ってきたんだろーが。
[どうしてか、口調は落ち着いている。落胆したような、諦めたような。観念したような。 それとも、これが彼の『素』なのか。]
[辺りは真っ暗だが、ホームの外灯がスポットライトのように二人を照らしている。 季節は夏に近いのに、虫の一匹も灯りには寄ってこない。 『世界にふたりきりみたいだね』なんて、恋愛映画みたいなセリフが浮かんで、口の端が少し上がった。]
(+17) 2015/06/07(Sun) 17時頃
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[答えるなぎさの言葉を遮ることなく、向いた片耳だけで終わるまで聞く。>>+15 >>+16 彼女の言葉が終わってからも、またすこし間をあけて。]
……タバコ吸っていい?
[聞いたくせに、答えを待たずにポケットから煙草を取り出す。ライムグリーンのパッケージに、煙草を吸うインディアン。 残りは4本、といったところか。]
この駅に降りても、紙を燃やせば出れるって聞いたけど…… たぶん、無理だろうなあ。
[独り言のようにそう言って、軽く咥えた煙草に火を付ける。ちりちり、と先端が輝いて後退していく。 しばらくして、紫煙がゆったりと吐き出された。勿論、何も起こらない。]
(+18) 2015/06/07(Sun) 17時頃
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…………殴んないよ。 おれ、女の子殴ったことないし。
[ようやく、会話の形になる。昨日は掴んじゃったけど、と小さく付け足した。]
アイリスは、俺にとって特別じゃなかったから、 あんたを殴る資格も、責める資格も俺には無い。 その証拠に、あんたからDMが来るまで失踪してたなんて気づきもしなかった。
[煙草をもう一口吸う。先端の瞬きはわずかだ。]
ってーか…… あんたが本当にアイリスの姉なんなら、 本当は俺があんたに殴られてるはずなんだ。 うちの妹に何したの!ってね………
だから……あんたが本当に殺したっていう………ん………、殺した原因だとしてもさ。 それはあんたらの話だから。俺は知らねー。 アイリス、たまにめっちゃウザいの判るし。
(+19) 2015/06/07(Sun) 17時半頃
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ダメです。
[と、言ってみた時にはもう、フランクは煙草を吸っていた。 とはいえ、言ってみただけで別にダメでも何でもない。]
(+20) 2015/06/07(Sun) 17時半頃
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素敵ですね。 是非そのままの貴方で居て下さい。 私の夫なんかは、結婚後いきなり暴力を振るうようになりましたから。
[女の子を殴ったことが無いと言う言葉にはそう返した。]
……貴方とあいりがそこまで深い仲ではないのは、まあ、承知していましたよ。 何したの、っていうかオフパコですよね? あの子17歳でしたけど、都条例怖くなかったんですか。
……まあ。 何したの、って訊いたらキレられた訳ですけどね?
[プレイとか体位とか。]
(+21) 2015/06/07(Sun) 17時半頃
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メルヤは、「……ビール飲みたいな」と呟いた。
2015/06/07(Sun) 17時半頃
ケイトは、たまらん麺食べたいけど逃げられそう、と思った。
2015/06/07(Sun) 18時頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 18時頃
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ごめん。
[喫煙を止められた言葉にはそれだけ返した。]
(+22) 2015/06/07(Sun) 18時頃
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|
そっか。やっぱアイリス、死んだんだ……
[まだ、頭のどこかで死んでないと思っていた。作り物の写真かもしれないし、とは思ったけど、 実際に犯人と独白する女に”襲われて”しまったのだから、疑うほうがおかしい。 今の自分たちは、どうなんだろうか。 生きているように思えるが、電車が来るホームに落ちたのは覚えているから、たぶんアイリスの仲間入りなんだろう。]
[素敵ですね、という言葉には反応しなかったが、彼女の夫の話になると、ようやく顔を向けた。 まじまじと、顔を見る。やっぱり痣はない。白い肌が美しいと思った。よくこんな顔を殴る気になるものだ。]
あの痣って旦那にやられたんだ。つか若いのに結婚してんだね。 痣、なんで消えてんだろね?やっぱ死んじゃったのかな俺ら。
違ーよ。妹のこと心配してないからキレたんだよ。あとTPO。 ジョーレー怖いよ。だからあんたのせいで職場にバレるとこだったんだっつーの。
……体位の話とか聞く?
[少し、おどけながら言った。]
(+23) 2015/06/07(Sun) 18時頃
|
フランクは、「ビール、いいねー。」と続けた。
2015/06/07(Sun) 18時頃
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/*だめだ…… 日常会話みたいなの好きすぎて ずっと話してしまう なぎささんごめん……めっちゃたのしいです……
(-18) 2015/06/07(Sun) 18時半頃
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まあ、バラバラになってますからね。 もう両親が捜索願を出した頃だとは思いますが…… 表向きには「失踪事件」止まりでしょう。きっと。
[アイリスの死そのものにははっきりと肯定する。]
ふふ、こう見えて人妻ですよ。 得意な家事は、夫のストレス発散です。
痣は……私の願望か、「こっち」に来たからか。 わかりませんけど、今更消えても、って感じですね。
(+24) 2015/06/07(Sun) 18時半頃
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心配は…さっきも言った通り、全くしていませんでしたけど。 TPOは、ええ、まあ。謝っても良いです。 なんで私も千恵子さんとか居る中であんな事できたのか、不思議なんですよね…… あんなテンションになるような「性格」じゃ、ないんですけど。本当は。
[実家そばの整形外科に行ってからだろうか… した事の記憶は残っているのだが、どうも自分ではない者の思考で動いていたような感じがする。]
……お酒無しで猥談はちょっと。
[ビール飲みたいなー。と、もう一度。]
(+25) 2015/06/07(Sun) 18時半頃
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/* 渋谷駅街区基盤整備とかうんにゃら・・・僕はいったい何をほろうとしているんだ いったい・・・
(-19) 2015/06/07(Sun) 18時半頃
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/* 2013年、東京急行電鉄による渋谷駅南側の再開発にあたって、渋谷駅地下から並木橋交差点間に浄化水を放流して広場や遊歩道を設けるオアシスの設置を発表。2017年完成予定。
ふんふん
(-21) 2015/06/07(Sun) 19時頃
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/* あたりかまわず掘りまくってたらきりがないぞ どっかでいい加減なことをいわにゃ
(-22) 2015/06/07(Sun) 19時頃
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|
……あれフェイクじゃないんだ。まぁ、いいけど。 両親は捜索願、2件出さなきゃいけないわけか……
[自分のことが過ぎった。母さんは捜索願を出したとき、心配してくれていたんだろうか。 その心配が、ずっと持続すればいいのだが。]
全然見えないよ人妻。エロさが足りないよね。 自虐ネタわらえねー。つれえ。 ってか、それ、たぶん発散できてないし。だから何回も殴られてんじゃん。 ホントのやつ教えて。得意な家事。
ふーん……ドライだね結構。俺は痣無い方が全然いいよ。 痛々しくないから。普通の人と話してる感じがする。
[煙草が終わりを告げようとしている。地面にこすりつけて灯りを消し、その辺に投げ捨てた。 いつもならしないことだけど、こんな状況でもポイ捨て条例や山火事のことなんか気にしていたくない。 次を吸おうと煙草を取り出そうとしたが、さっきの『ダメです』を思い出して、やめた。]
(+26) 2015/06/07(Sun) 19時頃
|
|
やめてくれ。あんたに謝られたら、今度は俺があんたの首根っこつかんだの謝らなきゃいけなくなる。
あぁ…… 確かに、あんときのテンション、おかしかったよ。引いたもん。 完全にアブナイ奴だったし……あんたの見かけとか、格好からしても異常な感じがした。 「マジでこいつがやったのかも」って思ったし。 『性格』…………今みたいな大人しめのが、いつもの性格?
[軽く冗談で聞いてみた『体位とかの話』だったが、昨日との反応の差に驚く。]
マジで別人みたいなんだけど。 なんかツキモノ?が落ちたみたいになってるし…… 何かヤバい薬でもキマってたわけ………
(+27) 2015/06/07(Sun) 19時半頃
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|
[虚空にビールを求めるなぎさを、呆れたような目線で見る。]
……あんたとアイリスって趣味全然ちがうんだな。 あいつ、ビール全く飲めなかったよ。なお、俺はビール、ダイスキ。
……絶対無いと思うけど。 駅出て、飲み屋でも探しに行く?
[冗談とも本気とも取れる言い方で聞いた。**]
(+28) 2015/06/07(Sun) 19時半頃
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|
/*めっちゃたのしいですなぎささん………(本日2回目)
(-23) 2015/06/07(Sun) 19時半頃
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私の分の捜索願は出るのかな…… 夫のところに戻ったと思われて終わりかも……
[人妻の自虐ネタは受けなかったようだ。]
エロさ足りないですか…… 本当に得意なのは掃除ですかね。 毎度毎度、家の中をとっ散らかされましたから。
[自虐を重ねる事になってしまった。]
(+29) 2015/06/07(Sun) 20時半頃
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|
そうですね。 首根っこの方より、山手線で巻き添えにした方を謝って下さい。
あの時は……必死で、しかも本気だったのは間違いないです。 「マジでやった」のはまあ多分、そうなので、ある意味TPO合ってたのでは? ……いつもの性格は、もっと、弱腰…でしたね。 今もう割とどうでも良くなっちゃってますけど。
(+30) 2015/06/07(Sun) 20時半頃
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あの子のビール飲めない、はわかりやすいですよね。 でも、両親も私もビール好きなので、「ビール飲めない女の子」を気取ってただけかもしれませんけど。
……どちらにせよ、貴方とはあの子とよりは美味しいお酒が飲める気がします。 あの子そもそも未成年でしたけど。
[話していると、ますますお酒が恋しい。]
行きましょうか。 いくら待とうが、次の電車なんて来ないでしょうし。
[ベンチから立ち上がり、ん〜、と伸びをした。**]
(+31) 2015/06/07(Sun) 20時半頃
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/*メルヤさんぼくがしあわせにしますよ………
(-24) 2015/06/07(Sun) 21時半頃
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―夜・池袋―
[次の場所を解き明かすためのメモについてはまだ解き明かせていなかった。何しろ、戻ったのは休憩時間ぎりぎりだったのだ。平日といっても、携帯ショップには結構人が来る。普段は絶対に人には見せないにこやかな営業スマイルで窓口での相談に応じ続けていて、気が付けば終業時間になっていた。 窓口でも、携帯電話を取り扱う性質上、twitterや読書アプリ、スマホゲーム、Lineなどの話題には触れることが多い。当面の話題は、やはり新宿でのアイリスにまつわるあれこれの事だった。きさらぎ駅や力士シールの件もあったが。]
今からだとぎりぎりってところかな……
[あのハゲ……いや店長から声がかからないうちにさっさと帰ろう。そそくさと事務服を脱いで私服に着替えなおし、さっさと職場を後にした]
(9) 2015/06/07(Sun) 21時半頃
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[エリには「予定通り新宿に向かってます。特に待ち合わせ場所の希望がないなら駅前で。他にどこかあればそっちに向かいます。」とだけ連絡しておいた。彼女も学生だから、夜遊びが過ぎるとは言え、一人暮らしの社会人ほど時間に余裕があるというわけでもあるまい。]
さて、ギャラリーもいる事だし。どうせなら謎を解いてから答えの先に行きたいところだけど…
[改めて目白のラーメン店で見つけたメモを開く。]
(10) 2015/06/07(Sun) 21時半頃
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/* あ 豊田もきてたか と思ったら2分前わろた
(-25) 2015/06/07(Sun) 22時頃
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―夜の渋谷―
[渋谷の街は相変らず雑然としている。どうもこの街の雰囲気は自分には合わない。 トヨタは昔からこの街が苦手だった。若者の街、流行の最先端、そういうものとは一切無縁の人生を送ってきたからだ。]
[道行く人々の合間を縫うように歩道を歩き、途中、周囲を見回す。この街に慣れていないせいかいまいち道がわからない。 現在地……取引先の事務所から駅までの道筋を確認しようと携帯の画面をタップする。と、その瞬間不意の着信。
きた。
視界に飛び込む非通知の文字に一瞬動きを止め……覚悟を決める。 受話音量を最大まで上げて、通話の表示をスライドさせた。]
(11) 2015/06/07(Sun) 22時頃
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[真弓から返信>>10がある、そのしばらく前に。 もう2件、用件伺いのメッセージが送信されていた。]
『今日の犯人探し、もう一人増えてもいい? まだわかんないけど』 『大人の男の人だよ。パパとかじゃないけど、知り合いみたいな?』
[まさか、目の前の大阪出身訛りの抜けない彼と、昨日出会った標準語の真弓が知り合いとは思わず、打診を投げる。]
(12) 2015/06/07(Sun) 22時半頃
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『わたし…………さん……いま……となりの駅の………』
[電話口の相手が生まれてくるはずだった子供の名前を名乗る。 神経を逆撫でされるような感覚。一瞬頭の中が真っ白になりそうになるが、ぐっとこらえる。
[《――話したいんやろ。 やから、アンタに電話してくるんやろ。》
脳裏を過ぎる昨日出会った男の言葉。 その言葉を心の中で反芻させながら、自分の気持ちを落ち着かせる。]
(13) 2015/06/07(Sun) 22時半頃
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――お前は誰だ?
『…………』
[返事は返ってこない。]
(14) 2015/06/07(Sun) 22時半頃
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――俺になんの用がある?
[やはり返事は返ってこない。]
――登喜子なのか?
[妻の名を問うてみても、返事は返ってこない。]
(15) 2015/06/07(Sun) 22時半頃
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―新宿駅・LUMINE中 cafe Sunny Sunday―
諭吉を貢ぐなら…… ………………………手くらい繋いで貰わんとな。
[上下の下着くらい披露いただきたい、 といった汚れた大人の欲が浮かんで葬るまでに たっぷり数秒の時間を要したりなんかして。
まさか手繋ぎで歩くなんてことはなく、 無事にショッピングビル内のカフェに腰を据えた。]
――僕は、石動太郎ていいます。 フリーライター……ゆうか、フリーターゆうか。 怪談話とか、ネットの噂追いかけてんねん。趣味で。
[絵里と名乗った少女には軽い自己紹介。 オーダーを聞きに来た店員にはアイスコーヒーをと。
そこから会話をしばらく。]
(16) 2015/06/07(Sun) 22時半頃
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――俺に会いに来るのか?
[電話口で何かがもごもごと喋った。]
……俺に会いたいんだな?
『…………
オトウサン、オトウサン、オトウサン、オトウサン、あいにいくよ、あいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいにいくよあいに
(17) 2015/06/07(Sun) 22時半頃
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アイリス……て、“消えた少女”や。 バラバラになった花とも言える、あの娘。
――『リーク』ゆうんは、知らんな。漏洩?暴露? パラレル世界が、こちら側に漏れ出して干渉…… いやいや、そしたらアイリスを知っとった僕らは、 『リーク』から見たら、なんなんやろな。 アイリスは……なんなんやろな。
――相撲取りのシール……アレか、ぶさいくな。
[力士シールのなんとも形容しがたい表情の、 うまいとは言い難い顔真似が挟まる。]
こっちが裏側……そしたら僕らはどっかから、 裏側に落っこちてしもたんやろか。 それとも、裏側に生まれ育って、 表の「アイリス」を垣間見てただけなんやろか。 それ、ルービックキューブな。
(18) 2015/06/07(Sun) 22時半頃
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[絵里が話し、石動が相槌と質問と見解を挟む。 そうした流れで、会話は続いてゆく。]
パズルを撒いとる犯人探しか、 おもしろそうやけど……夜か――
[堀川の店に飯を食いに行きたくもあるし、 仕事の予定も何かあった気もする。 予定表と相談すべくiPhoneを取り出した。
そこに、着信。テーブルの上で端末は震える。 ブゥゥゥ……ブゥゥゥ……ブゥゥゥ……ン ブゥゥゥ……ブゥゥゥ……ブゥゥゥ……ン
表示はやはり、1054846――まずい。]
(19) 2015/06/07(Sun) 22時半頃
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――……ええよ。 僕も続き気になるし、犯人探したろか。
[ひとり、電話を恐れるのは避けたい。 その一心で頷いた。]
[着信に震える端末を微かに震える指で叩き、 通話を拒否して黙らせた。
恐怖心と好奇心がせめぎ合う思い抱えた石動は、 絵里の前だということも忘れて 強く端末を握りしめて、深い息を吐いた。*]
(20) 2015/06/07(Sun) 22時半頃
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[通話が切れる。動けない。動けるはずがない。]
[常軌を逸しているとそう思った。 これが悪戯であるとするなら、そいつは俺に相当の恨みを抱いている。 もうこれ以上は放置できない。トヨタは電話帳から久しく連絡をしていなかった相手、離婚した妻の電話番号を探しだした。]
…………。
[繋がらない。非通知で再度掛け直す。しかし、繋がらない。]
(21) 2015/06/07(Sun) 22時半頃
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[背中を薄ら寒いものが走った。間違いなく何かに巻き込まれている。 ふと背後に気配を感じた気がして振り返る。なにもいない。誰も自分を見てすらいない。 気のせいだ。だが恐怖があった。出来るだけ早くこの街を離れるべきだ。移動しなければ。早く、ここから。]
[根拠のない焦燥感、恐怖。頭の中の冷静な自分が“こんなのはただの悪戯だ”と告げるが、もはやその言葉で安心できる自分はどこにもいない。]
(22) 2015/06/07(Sun) 22時半頃
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トヨタは、駅を目指して足早に歩いている。
2015/06/07(Sun) 22時半頃
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――Sunny Sunday――
手くらいだったら、こっち安すぎだよ。しないけどさ。
[諭吉が頂けるのなら脱ぐか見せるかといったくらいはする。 ――などという倫理観までは表に出さないで、ルミネに向かった。]
フリーライター? お兄さん、東京に来てるの仕事かと思ったけど、フリーターなの?
[ネットの話をまとめている>>16なら、東京に来る必要も感じない。 どうしてわざわざ、と思うけれど、詮索するようなことじゃないかと、それきり突っ込むのはやめて話をはじめた。]
(23) 2015/06/07(Sun) 23時頃
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わたしも、リークが何かはよくわかんないんだ。 でも、裏世界みたいなもの、っていう感じなんだと思う。 どっちが裏なのか、表なのか、アイリスが何なのかは、まだこれから、かな。
[ぶさいくな顔真似に、思わず笑う。しかもあまり似てはなかった。 手の中回すしぐさをしたそれ。ルービックキューブ、と名前を覚えておくことにする。]
……電話? いいの、出なくて。
[予定を見ようとしたのだろうか、手にとったスマホが震える。 バイブが長いから、電話かと推測した。]
(24) 2015/06/07(Sun) 23時頃
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[犯人探しに乗る声を得られたなら、頷く。]
じゃあ、連絡しとくね。たぶんオッケーだと思う……けど。 7時に新宿ってことになってるから、よければそれまで、なんか面白い話聞かせてよ。 あ、それからついでに、せっかくだからLINE交換して? 行動するのに、連絡できたほうが楽だし。
[一時間前は見も知らぬ男と、連絡先を交換するのは無防備すぎるかもしれない。 けれどまあ、なんとなく。今日のではない夜の関係になっても、金払いが良さそうなのでいいか、と思ったりもした。 そして、メッセージを送ることになった>>12。]
(25) 2015/06/07(Sun) 23時頃
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南無弥。南阿弥陀仏。南無阿陀。南無阿。南無弥仏。無阿弥陀。無阿。南無仏。無弥 無阿弥仏。南無。 南無。南無阿。無阿仏。南阿弥陀仏。
南 南無弥 南阿 南無
[「たまらん屋」のメモにはこう書かれていた。新宿に着くまでの間、メモをためつすがめつ眺める。]
(26) 2015/06/07(Sun) 23時頃
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『駅前了解です。さっき言ってた男の人と待ってるね』 『東口でいいの? それともどこか別?』
[予定通り、のメッセージ>>10に、了解を返す。 次に向かう場所がどこかによっては、昨日会った東でないほうがいいこともあるかもしれないと。]
(27) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
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―新宿駅東口―
[予定の時間には間に合ったようで、駅を降りて待ち合わせ場所にたどり着いた。途中のロッカーはできるだけ見ないようにしながらだ。力士シールの束がこぼれ落ちているのではないかという気がしたから。 着いて、LINEを確かめる。エリからのメッセージがあった。]
誰だろう、大人って……まあいいか。 「知り合い?1人ぐらいなら構わないわよ。」
[それとだけメッセージを送っておいた。]
………私にもパパがいたらなあ。
[最近しみじみ思う。]
(28) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
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「ひとまず東口で。と言っても、すぐに移動はすることになると思うけれど。」
[エリからのメッセージ>>27には簡単にそう答えておいた]
(29) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
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[石動に、ロリータ・コンプレックスの趣味はない。 大切なことなので、会話の脈略とは外れてはいるが 挟み込んでおきたい。
絵里は化粧や服装、世間慣れした雰囲気から、 高校生だろうと思い込んでいた。
それでも高校生は若すぎるわけで。 夜の関係を結ぼうとする下心は皆無なまま ずいぶん年下の情報提供者として 絵里とLINEのアカウント交換のふるふるをした。]
(30) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
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電話……――ちょっとやらかしてな。 出たらアカンねん。連れてかれてしまうわ。
[電話番号について。 絵里に、着信履歴の画面を開いて見せた。 浮かんでいるのは、1 0 5 4 8 4 6 3 0 1 4 3…… 電話番号の形式をしていない数字の並び。]
おもろい話な。 ――大阪で、何年か前に話題になってんけど、
[19時までの時間を埋める話題のひとつとして、 先に見せた電話番号にまつわる話を掻い摘んで。 (内容:>>2:60>>2:208>>2:209)]
(31) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
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/* 南無南無(>>26)にリアクションした過ぎてうずうずしますね!
(-26) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
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[かけられた声(>>4)に、私は鈍く目を覚ます。 覚醒はしていない、瞼を僅かの隙間開けただけで。 頭がぼっとして、何を言われたのかも判然としない。 今私がどこにいるのかもはっきりしないし、私が何なのかもよくわからない。 でも私は返事をした。]
……行きますーー連れてって
(32) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
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[女子高生を見下ろす、よれたスーツの男は、レンズの汚れた眼鏡の向こう側、どろんとどこか濁った目で女子高生を見下ろしながら続けた。疲れからだろうか。 紫色の暗い色の唇でぼそぼそと言った。]
『………』
[それから、ふと人波のほうへ顔をむける。 聞き取りにくい声。もごもごと何か言っている。 ――『早く』と、急かしていた。]
『追いかけられてる』
[誰にかは答えない。本当か嘘かも分からない。]
『追いかけられてる』
[幽霊のような足取りで後ろを向いたかと思うと、男は小さく手招きした。]
(33) 2015/06/07(Sun) 23時半頃
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[声が急かすので、ぐったりとした体を無理矢理に起こす。怪我もしているわけじゃなさそうで、体が痛いとかはなかったし。 ただ、意識はまだはっきりしない。 私が何でここにいるのかとか、私はどこに行こうとしてるのかとか、私が誰なのかとか。 うまく思い出せない。 硬く張った下腹の感覚と、微妙な吐き気だけがいやにはっきりとしている。
手招きされるままに、私は動き出した……。(>>33)]
(34) 2015/06/08(Mon) 00時頃
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いちぜろごーよんはちよんろくさんぜろいちよんさん。
[液晶に浮かんだ数字をそのまま読み上げる>>31。080でも090でも070でもないそれは、ぱっと見で電話番号には見えないし、そもそも桁が多すぎる。]
石動さん、なかなかやばいやつ関わってんだね。
[わりと、触れてはいけないものの雰囲気がした。 それ以上触れずに大阪の話を聞こうと思ったが、内容は完全にその電話番号の話。 面白いには面白かったが、薄暗いものが心に漂う。]
(35) 2015/06/08(Mon) 00時頃
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―渋谷駅・改札―
[嫌な予感がして念のため実家にも連絡をとってみる。実家の固定電話に連絡を入れるとすぐに母親が電話に出た。 母親の声を聞いて小さな安心感が胸に宿った。だが、最近なにか変わったことがないかと言いかけた途端、母親は驚いたように口を開く。]
『――あんた聞いてないのかい、登喜子さん、数日前から行方不明らしいって。 さっきあちらのご両親があんたの連絡先と家を教えてくれって……あんた何もやってないでしょうね?』
[電話口で母親が早口で捲くし立てる。耳では聞こえていても半分も頭の中に入ってこない。 なんでもないから、と無理やり話を終わらせて通話をきった。]
@ys_lougi 例の電話、話しかけてみた。会いにくるらしい。元妻が失踪している。どうしたらいい?
[歩きながら携帯電話でTwitterに書き込む。少しでも相談できる相手が欲しかった。 電光掲示板で次の電車を確認。振り返る。なにもいない。気のせいだ。早足でホームへと向かう。 途中、ふと視界の隅を見知った顔が過ぎった気がして立ち止まる。]
(36) 2015/06/08(Mon) 00時頃
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/* 多分にぎわってるところいきたかったんじゃwwwとおもうけど なんか資料をみすぎてそこに落としこむパワーがでなかったのであきらめました
(-27) 2015/06/08(Mon) 00時頃
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[ただ、女心はうつろうもので、それも待ちあわせの時間が近づくに連れて薄れてしまった。]
新宿、東口だってさ。 ルミネから近くてよかった。
[何だかんだとカフェタイムは会話に埋められて、空も随分暗くなってきた。 行くんでしょ、と再確認のように聞いて、ふたり揃って東口に向かおうか。]
(37) 2015/06/08(Mon) 00時頃
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『鳥居の下のさんかく』
[小雨が降り始めている。 よれスーツの男は、駅の中を通って、外に出た。 人で賑わう交差点を通らず駅の真西側に出る。 百軒店商店街の東側の鳥居のようなアーチ。 その真下の青いさんかく。 つまり横断歩道標識の下に、女が居た。 女が傘をさして携帯を触っている。 女は傘の下からぼうっとした眼で二人をみた。]
(38) 2015/06/08(Mon) 00時頃
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/* ひなこあいてにどろどろっとやっても無駄だな ラリっていったほうがいいな
(-28) 2015/06/08(Mon) 00時頃
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『開けてくれているよ』
[赤く塗った唇を三日月のようにわらわせて、顔にかかるほつれた髪を耳にかける。手首にはもちろん――…… 女の『さんかく』はゆめうつつのような声音で言う。 最初の『さんかく』は、女子高生の背を押して、次の『さんかく』についていくよう示した。]
(39) 2015/06/08(Mon) 00時頃
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――常世、ヤシロ、未来、読み……らしいで。 ほんまは常世闇夜……1054834やってんけどな いろいろ試しとるうちに……この有り様や。
[トコヤミ電話の語呂合わせ。 もっとも繋がりやすい番号からの派生。
絵里にあらましを話してみようと思ったのは、 気を紛らわせたかったからかもしれない。 時間が経つにつれて薄らいでいく絵里の興味が、 「そんなくだらないことを」と言ってくれているようで 実際、なかなか気は紛れた。]
……東口な。終わったらラーメンでも食おか。
[ここでの支払いは全額、石動の財布から出しておく。 大人の、男の、矜持をまもるために。
そしてふたりの足は、新宿駅東口へと向かった。*]
(40) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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ああ。来た来た……って。あれ?
[待ち合わせ場所の新宿駅東口でエリと連れの大人を待っている。けれど、現れたのが昨日話したばかりの石動であるのを見て、意外そうな顔を浮かべた]
エリちゃん、連れの大人って……石動さんの事?
[やはり何者かの意思か、偶然にしては出来過ぎている。 けれど、何かが核心に迫りつつあるという予感はあった。]
(41) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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とりあえず、次の場所は分かったわ。 「roooooot!」の時の謎の答えが目白の「たまらん屋」、 そこの謎についてのメモがこれ。
[先ほどのメモ>>26をエリに見せる。]
多分だけど…… ルミネエスト おくじょう うえこみ あ る い う って書かれてるみたい。
[次の場所はそこね、と告げた*]
(42) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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―twitterアカウント@ys_lougi―
[東口へと向かう道中、歩きスマホからの遣り取り。]
イスルギ @ys_lougi @--- 元妻さんが会いに来るって話……じゃなさそうか。相手がメリーさんなら、振り向くな。
イスルギ @ys_lougi >> @---(豊田のアカウント) DM:今、新宿に居る。僕も似たような事になってんねん。これからパラレル世界の力士探しに行くねんけど、終わったら飯でも食いに行かへんか?
(43) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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――新宿東口――
あれ? 待たせちゃった?
[支払いを持ってもらえたこととか、ついでに言えばケーキの後にラーメンは太るだとかなんとか言いつつ提案は嬉しかったこととかで機嫌も良くなって、歩みも遅くなったか。 先に真弓がついていたのに驚いて瞬く。]
うん? うん、そうだけど……え? 何? 知り合い?
[その瞬間までは、まだ偶然で済まされた。 いつ二人が知り合ったか、知らなかったから。 真弓と石動をそれぞれ交互に見て、戸惑いを隠せないまま様子を伺う。]
(44) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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[(>>39)行く先の導き手を幻のような女に受け渡されるまで、私を手招きしている男が見知らぬ人間だと気づかなかった。 だけどそこに問題は無いんだ。道を示してくれるんだから。 それに、みんな同じように星をつけていた。ミサンガの六芒星。 私はそれを頼りに、女についていく。]
(45) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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落ち着け。冷静になれ。
失踪。姿をくらまして行方が分からなくなること。 みつからないこと。消えてしまうこと。
頭の中にいくつかの『事件』が思い浮かぶ。
(-29) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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―新宿駅東口―
高円寺さん。ん?……知り合いなん?
[待ち合わせ場所に居たのは、真弓だった。 眼鏡の奥で目を瞬かせて少しばかり驚いた。 偶然が偶然を呼び、重なってゆく不思議さが故に。
絵里には、高円寺真弓が学生時代からの旧知で、 昨日偶然会ったばかりなのだと説明した。
そして彼女たちの応酬を傍から眺め ふむふむ口を噤んで頷いていた。]
屋上、植え込み……あ る い う?
[ともかく、屋上へ行ってみようかと。 きた道へ向き直りながら。]
(46) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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エーコ。 アイリス。
ネット上での出来事。
アルタ前のばらばら死体。 新宿駅の人身事故。 顔に傷のある女。 日本人離れした顔つきの男。
新宿。身近で起こったかもしれないこと。
離婚した元妻。
間違いなく、自分の身辺で起こったこと。
(-30) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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なにかが起こっている。 なにが起こっている? 関連性など殆どない、ただ人が消えたという話があるだけ。 いや、違う。 あまりに時期が重なりすぎている。
そしてもうひとつの共通点。
(-31) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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[やる気のない客引き。わざとらしい色合いの風俗店。 看板ばかりが明々としている。
スーツの男の、傘をさした女の、女子高生の手首に。 星。星。星。
無関係に歩いてると思われた通行人たちに、 星。星。星。
どこまでが『そう』でどこまでが『ちがう』のか、 本人たちにしかわからないのか、 本人たちもわかっていないのか。
入院患者が院内を散歩させられているのに似た足取り。 女子高生と女さんかくは、不思議と誰に止められることもなく、狭い路地へ狭い路地へと入っていく。
汚れでまっくろになった飲食店の入ったビルの裏の壁。 そこで女さんかくはとまった。 スチール扉を、幻みたいな女さんかくは開けてやり、女子高生の背を押した。>>45]
(47) 2015/06/08(Mon) 00時半頃
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都市伝説。
エーコ、アイリス……しっとブログ。 一部の人々から“不幸をおこすブログ”として噂されていたはず。
『新宿で人身事故だって〜 ミルフィ、調子いいね〜( ゚Д゚ノノ☆ 次は、誰かな? かな?』
(-32) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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日本人離れした顔つきの男。 きさらぎ駅。行くと帰ってこれないという都市伝説。 本人と思しきtwitterアカウントが似たようなツイート。
顔に傷のある女……アイリスの関係者? 日本人離れした顔つきの男と口論。
離婚した元妻。想像だが、俺と同じ?
(-33) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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関連性は本当にないと言い切れるのか。
本当に消えたのはこれだけか?
(-34) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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で、ええと、偶然? よかったね?
[自己紹介はいらなさそうだ。その点はよかったと思っておこう。 そして、次のメモを見せられれば、漢字の羅列。]
え、っと……
[これをどうやったら、ルミネエストと読めるのか。 頭の中にハテナマークを所狭しと並べて、紙を覗き込む。 あ る い う、は言ってみないとわからないのかもしれないと、来た道を戻る石動の後ろを追う。]
(48) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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Facebookの後輩のページを開く。 後輩は相変らず消えた同期生……あの中華料理屋で偶然出会った少女を探している。 連絡すると言ったはずだ。気にしすぎか?
(-35) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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……俺も、消えるのか?
(-36) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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[(>>47)押された背に私は疑問を感じることなく扉をくぐる。 混濁した記憶、喪失した記憶。今の私にはただ、「人の言うことにはおとなしく従う」というインプットされた行動指標のようなものに合わせている。 これがアイリスにつながる何かなんじゃないかっていうのは、かろうじて憶えてる。
憶えてる……? 私は、それ以外の何を憶えているんだろう。
とにかく、私は扉をくぐる。]
(49) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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[中は飲食店の厨房につながっていた。 くつくつと何かが煮える音。 厨房の明かりは蛍光灯。 魚のにおいが漂っている。 床は湿っている。家電製品が唸っている。 顰め面をした料理中の男が、壁に設えられた扉を指さす。]
(50) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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[扉を開き、下に降りると、がらんとした空間に出た。 安っぽいいくつかのドア達が並ぶ。 奥にエレベーターがひとつある。 エレベーター上の橙の明かりが、動いている。]
[エレベーターが、ぽん、と返事をした。 扉が左右に開いて、いかにもおいでと言っているかのよう。 人が居る。ボタンの前で指を構えている。]
(51) 2015/06/08(Mon) 01時頃
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[エレベーターの中の星をつけた腕はボタンを押した。 エレベーターは上階ではなく、下へ下へと向かう。]
[着いた先、物置か倉庫のような暗い空間にでる。 無表情は電気をつけ、倉庫の奥のほうへ進む。]
[倉庫の奥にあった品や棚を動かす。 丁寧に床の一部を剥がす。 その下から、四角形のワクと取手。]
(52) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[取手をひっぱり、四角形のワクを外す。 中から梯子が出てきた。]
[梯子を降りると冷たい空間に出る。暗い。 木の囲い。先は長い。闇の向こうには僅かな明かり。]
[歩き続け、明かりの元に出る。 車が通れる暗いの広さ。大量の管が通っている。 遠くで「おうい」と呼ぶ声がこだまになって聞こえる。]
[音の響きをたどって進む。 誰かいる。また、扉の前で待っている。 扉を開く、道を進む…]
(53) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[扉を開く。道を進む。階段を降りる。]
[階段を降りる。さんかくと。星をたよりに。進む。]
[扉を開く。進む。背を押されるまま。]
[道を進む。進み続ける。]
[扉。道。階段。]
[道。階段。扉。扉。道。]
[通路。通路。]
[通路。]
[音。]
(54) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[――音楽が聞こえてきた。]
(55) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[ むすんで ]
[ ひらいて ]
[ てをうって ]
[ むすんで** ]
(56) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[得体の知れない焦燥感があった。だが、それでもトヨタは立ち止まる。 駅の構内を出口へ向かって歩いていく1組の男と少女。その少女の側にトヨタは見覚えがあった。]
……ひなこちゃん?
[勿論普段なら気にも留めなかっただろう。だが、少女のただならぬ様子と『何かが起こっているのではないか』という根拠のない恐怖感が、普段は絶対にしない行いをトヨタにさせた。 ゆっくりと、彼らの後を尾行する。自分でもその理由はわからない。こんなことをしている場合ではない気がした。だが、それならどうする? 商店街を抜け、街の隙間のような路地をくぐり、2人の背中を追いかけて歩く。 やがて街の裏側とでもいうべき薄汚れたビルの壁が並ぶ場所へ辿り着いて……そこで2人を見失った。]
[目の前には無機質な鉄の扉。 気のせいか、周囲から沢山の視線を感じる気がする。]
(57) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[『さんかく』達はみていた。 『さんかく』を追った男を見ていた。 さかしたひなこと接触した最初のさんかくであるよれたスーツの男は、渋谷のどこかで丸めた体を前後に揺すりながら『追いかけられている』と繰り返している。
『追いかける』は 『追いかけなきゃいけない』理由になり得る。>>3:259
ダビデの星々の目は相手を見張ることに決めた。 ダビデの星々は互い囁きあい、連絡をとりあっている。>>57]
(58) 2015/06/08(Mon) 02時頃
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[完全に見失ってしまった。 けれど、知らない建物の扉を勝手に開けることまではトヨタにはできなかった。 違う。 見られているのだ。 ……扉に手をかければ、取り返しのつかないことになる気がする。
《相手がメリーさんなら、振り向くな。》 twitterで石動が警告する。振り向くな。振り向くと、どうなる? 元妻は振り向いたのだろうか。そうしてどうなったのだろう。 “元のお話”にその続きは存在しない。無数にある“派生形”は、そのどれもが悪戯に恐怖を煽る形で結ばれている。] ] [振り向く。なにも起こらない。見ているのはメリーさんではない。そこにはまだ、なにもいない。]
トヨタさん DM @toyoyota5 >> @ys_lougi こちらは渋谷。商店街の裏側を探索中。パラレル世界の力士探しって……一体なにを。食事は歓迎。
(59) 2015/06/08(Mon) 02時頃
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― 渋谷区 ―
[『女さんかく』と『さかしたひなこ』を追った眼鏡をかけたサラリーマン風の男は料理屋裏のスチール扉の周囲を気にしているようだった。そののち携帯電話を触り始める。 文字を打ち込む間の時間も、三角形の目は、ずっと見張り続けている。
その、少し後だ。 眼鏡のサラリーマンの背中に、声がかかった。 酒とたばこで潰れたような、男のガラガラ声だった。]
(60) 2015/06/08(Mon) 02時頃
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……。 やーあ、こんなところで何してるんだい?
[――彼の名前はなんと言ったろう。 ワタヌキは、スーツを着た背中に、声をかけた。]
奇遇だねえ、こんな所であうなんて。
[掠れた笑い声を立てていたのは、朝新宿で会った男だ。 昨日の昼にホームレスと見紛うような姿だった男だ。 サンダルで地べたを踏みながら近寄ってくる。 互いの距離は数メートル。 男はぴたりと足を止めた。]
(61) 2015/06/08(Mon) 02時半頃
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[坂下ひなこは自分の知る限りこんな場所をうろつくような子ではない。 あの尋常ではない様子からみて、なにかに巻き込まれていることは間違いないとそう思う。 その考えは、ここにきて確信へと変わる。]
……笠井さんこそ、こんなところで何をしてるんですか。
[自分で言っておきながら違和感が拭えない。 この男が『笠井先輩』であるという事実はあまり信じたくなかった。]
[偶然、にしては出来すぎているな。]
(62) 2015/06/08(Mon) 02時半頃
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― 昨晩・目白『たまらん屋』 ―
[眼鏡の女の子が座っていた席の前。 器を下げようとした堀川が見つけたのは、 『大平あいり』と彫り込まれたコンパクトミラーだった。
あいり。あいり……、あいりす。 否応無しに脳内に浮かび上がってくるその名前。]
(もうほんと嫌)
[堀川はほとんど涙目になりながら、 しばらく器を下げることもその鏡を手に取ることもできず、 青ざめた顔でその場に立ち尽くしていた。]
(63) 2015/06/08(Mon) 02時半頃
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ボリスは、昨晩眠れず、目の下にクマができてしまった。**
2015/06/08(Mon) 02時半頃
石工 ボリスは、メモを貼った。
2015/06/08(Mon) 02時半頃
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/*
堀川さんまじ癒し系でかわいくてやばいんだけど こんなかわいげある男、そりゃ支えたくなるよな〜〜〜!!ww エピローグでは失踪の理由も明らかになるといいな いまからとてもたのしみ
ただし中身ぼりさんだったらキレる
(-37) 2015/06/08(Mon) 02時半頃
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んん? 人違いだよ。 きみだって自分で言っておきながら 何だかしっくり来てないみたいじゃない? 君のいう笠井先輩のことを、 おれは誰だかしらないけれど。 少なくとも、こんなじゃなかった。顔に書いてあるよ。 なら、おれは君の言う笠井先輩じゃあないんだ。 安心して自信を持つといい。
[そうだろう?と首を軽くかしげてみせる。]
気ままなホームレスだもん。 追い出されて寝所を転々とすることだってあるさ。 今夜の寝床探しかもね。 で、君はこの辺りに用事があるのかい?
(64) 2015/06/08(Mon) 03時頃
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[何をしている、と彼は言った。そんなことは彼はとっくにわかっているような気がした。 何が起こっているのかを理解していないのはこちらだけなのだ。そんな感覚。 男は更にのらりくらりとはぐらかすように言葉を重ねる。こんな軽薄な言葉、信用しろというのは無理がある]
ひなこちゃんをどこへ連れていったんです? ……彼女になにか良からぬ事をしてるんじゃないでしょうね、先輩。
[問いながら、仮にそうだとしてもそれを正直に説明してくれることはないだろうなと考える。 だとしたら自分には何ができるだろう。 この『自称ホームレス』がどんな人物なのか、自分にはまったくわからない。 彼女に危害を加えているかどうかすらわからない。けれど、もしも危害を加えようとしていたなら?]
(65) 2015/06/08(Mon) 03時頃
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俺、見ましたからね。 彼女の身になにかあったら、真っ先にあなたを疑いますよ。
[言いながら自分で自分に失望を感じる。 これが精一杯なのか? けれど、それ以上は何も言葉がでてこない。]
(66) 2015/06/08(Mon) 03時頃
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トヨタは、相手を睨みつけその場を立ち去る。**
2015/06/08(Mon) 03時頃
|
/* ワタヌキ狩人っぽいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!これで狩人じゃなかったらすんませんすんません。(PL)
(-38) 2015/06/08(Mon) 03時頃
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―新宿警察署前・夜―
[警察が解放してくれるまで、夜までかかった。何度同じ話をしただろうか。
中華料理店「香港小吃」に行こうとしたら、女の子の悲鳴が聞こえた。その声に呼ばれるまま向かったら、階段から二人が落ちた。
しかし、『リーク』を警察が解決できるとは思わない。 結局警察も、今朝の新宿駅の騒動にちなんだ悪戯だということで、智恵美を散々説教した後、退散を命じた]
でも、それも手なのかもしれない。 その道があるとすればその道を辿ることが出来るように、その死がなかったことにすれば、その死はなかったかのように出来るのかもしれない。
[そうであるならば、二人が無事生きていれば、と心から願う。もう、誰かが死ぬのはまっぴらだ]
(67) 2015/06/08(Mon) 06時頃
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[もしそれなら、私が『リーク』なんてものを信じなければ、アイツだって本当は生きていたのかもしれない]
(68) 2015/06/08(Mon) 06時頃
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[智恵美は、エリにLINEでメッセージを送る。スタンプや顔文字などの装飾のないメッセージに、余裕のない印象を与えるだろう]
『リーク』みちゃった。人が階段から落ちたから、警察を呼んだんだけど、何も出なくて怒られた。新宿西口の方面の警察署の前にいるんだけれど、近いとこいる? いるなら落ち合いたいな。
ちょっと、一人でいるの、怖い。
[そういって、とりあえず新宿駅の方まで、歩く**]
(69) 2015/06/08(Mon) 06時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/08(Mon) 06時頃
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ひなこちゃん。
[復唱する。つまりは知り合いだから追いかけていたのか。矢鱈に心配している風だ。『さんかく』からみても『酔ってた』ようなので、そのせいかもしれない。>>65]
あらら。睨まれてもしらないよ。 人探ししてたの?ふーん、てつだう? 彼女?同僚?キャバ嬢?援交? 何かってなーに。
[良からぬことをしているのじゃないか、真っ先に疑うぞ。 そう睨まれると、これもまた「昔はこんなじゃなかった」わけだが、黄色っぽい歯を見せて喉の奥で笑う。]
ずいぶんじゃあないか。
(70) 2015/06/08(Mon) 08時頃
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[睨んでいるのは向こう側であるのに、引っかき傷でもつけられたような顔に見える。かわいそうに。 彼は立ち去っていく。背中に「あ」と声がかかった。]
……そうそう。そうだ。 『豊田』くん。 だ。
元気でね。
[豊田の後ろ姿を見送っている。ある意味、助かった。 『消えてしまった、さかしたひなこちゃん』探しのために『ミサ』を開く事にしたはいいが、『さんかく』達には、新参者の『さかしたひなこ』は見分けがつきにくい。 渋谷のさんかくの目撃情報が『アタリ』だったのだ。]
(71) 2015/06/08(Mon) 08時半頃
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>>3:279
[しばらく待ってみても、返事はなかった。糾弾のような、不安を吐き出しただけのような呟きだけがネットの海に落ちて、なんの波紋も起こさずに、すっと沈んでいった]
俺は、もしかしたら俺の呟きで痣女が電車に飛び込んだんじゃないかと怯えていた。俺の呟きが直接、彼女を追い詰めたわけではないだろう、だけど、ネットに拡散した無数の好奇心と糾弾が、痣女を追い詰めたのじゃないかと思ってしまった。
こんなつもりじゃなかった。
ただ、自分は今進行しているなにかに選ばれたのだと、浮かれてしまっていたにすぎなかった。 大体、『痣女』なんてどこの誰とも知れない『33番』となにがちがう? そんなののせいで、今朝、人が二人消えた。
インターネットの海に呟く]
『誰か、今、東京で何が起きてるのか、知っている人はいますか? それとも、なにも起きていないんですか?』
(72) 2015/06/08(Mon) 09時頃
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[突然、ケータイが鳴った。 見慣れた番号だった。会社からだ。どうせ、呼び出しの電話だろうと手に取り、「はい」と答えると、上司は天気の話でもするかのように軽快な声で、 「お前、明日から来なくていいから」 と告げ、こちらの返事も待たずに電話を切った。
不意に、42番と書かれた俺のデスクが頭に浮かんだ。私物もなにもおいてない、仕事のためだけのデスク。33という数字ももうどこにもない。
「ああ」
知らず呻いて、洗面台に立つ。 突然、ソイツが口を開いた。
「お前は誰だ?」
……今から考えるよ。 鏡の中のソイツは、もう俺の真似をしなくなっていた]
(73) 2015/06/08(Mon) 09時頃
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[下に、下に、下に、下に。 どこまで潜るのかわからなくなった。その後。
うたが、きこえた。(>>56)
やさしい、と思った。 大丈夫だ、さみしくないと寄り添うだけの、あの穏やかな声とは違う。 もっとも今の私はもうそれをおぼえていないけれど。
受け入れてくれる気がする。呑み込むように迎え入れてくれる。 そこにいていい、と言われるような、うた。]
……むーすーんーでー……ひーらーいーてー
[自然、合わせて口ずさんでいた。]
(74) 2015/06/08(Mon) 10時頃
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/* しまった ワタヌキの描写がないともうこれ動けないぞ?ww
(-39) 2015/06/08(Mon) 11時半頃
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[ヴヴ、と短く2回スマホが震える。LINEのメッセージ受信だ>>69。 スマホを取り出し、確認する。書かれていたのは――]
え?
[『リーク』を見た。人が階段から落ちた。何処かに消えた。 昨日の智恵美の様子なら、見つけた『リーク』に、我先飛び込んでいきそうに思えて、合流したいとの言葉に意外さを覚える。実際目にしたら怖くなる、そういうものだろうか。 けれど、友達が階段から自主的にダイブしなくてよかったとも言える。 歩きつつ、返信を送る。]
(75) 2015/06/08(Mon) 12時半頃
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『いまルミネエストの屋上に向かってる。まだ外』 『こっちに来れる?』
[スタンプはこちらも送らなかった。緊張感みたいなものが智恵美のメッセージからひしひしと伝わってきて、送れる気持ちにならなかった**]
(76) 2015/06/08(Mon) 12時半頃
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[むすんでひらいての歌が、ゆるい上り坂のトンネルの向こう側から聞こえてくる。>>74 トンネルの突き当りには、扉がついていた。 扉につきあたると、誰かが内側から鍵をあけてくれる。
扉が開く。
どこから電気をひいているのかもわからない。 黄ばんだ蛍光灯が、時折ぱかぱかと光量を変えながら中を照らしていた。 夕日や白熱灯のあかみがかった色合いとは質の違う、陰気な黄みがかった白い光。影が濃く落ちている。 足元は古びたタイルや不格好に古びて割れたコンクリート。 いつの時代のものかわからないような赤錆びた鉄や木材も使われている。天井や壁では、パイプやコードが絡み合っている。
ここは、地下商店街。 どこか祭りの縁日にも似ていた。]
(77) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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― 地下商店街 ―
[てんでばらばらの趣味の服がハンガーにかかっている。 古着屋だろうか。棚に置かれたバッグが身を寄せ合って、土埃だらけになっている。 それらの奥のカウンターで、誰かが煙をふかしている。顔は蛍光灯の無遠慮な光のせいで、影になってみえなかった。
……てをうって むすんで
日もないのにパラソル代わりの日傘の下、椅子に腰掛けた老婆が毛玉だらけの服を着て膝に置いたぬいぐるみを撫でている。 煮崩れしたかのような平和のなかにいる笑み。ふくふくと頬を緩ませていた。]
(78) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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/*ああああ 屋台がきえてるほうはっちゃったwww
(-40) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[ ……またひらいて、てをうって
古い靴屋に黒や茶色の革靴と、変色したスポンジのビーチサンダル。傍に誰かが、倒れている。けれど目を開いて何か話している。むずかしそうな宇宙の話をしている。
奥ではホームレスのような髭面が濡れてかぴかぴになった古新聞を読んでいた。
「茶」と書かれたのれんの前にござがひいてある。 石のように座った人が、茶碗を前に、時折思い出したように、みじろぎする。]
(79) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[外国語が書かれた品物を扱っている場所も多い。 たばこ屋はなかでは繁盛しているのか、あちこち煙を吸う人がいる。甘い煙のにおいが漂っている。
詩を売る露店。占い。マッサージ。 壁には時折、水がちょろちょろ伝い、その周りが石のように盛り上がって変色していた。 パイプからぴとんぴとんとしずくが落ちている。]
(80) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[ ……その手をうえに……
地下商店街を奥に進むと、妙な器械だけが置いてあるぼろ机があった。100円をいれるところがついている。 商店街に入った時に流れていた『むすんでひらいて』がふつりと止まる。 100円を入れればまた鳴り出すのかもしれない。]
(81) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[突き当りで通りは右へ曲がっていた。 張り紙を何度も貼っては剥がされした形跡のある通路。誰かのラクガキ。残った黄土色のセロテープ。
奥は上り階段になっていた。 向こう側には、ここよりも、もっと沢山の人が居そうだ。**]
(82) 2015/06/08(Mon) 14時頃
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― 渋谷→? ―
[張寧生からは、『さかしたひなこ』に関して『危険』と連絡を貰っている。何がどう危険なのかの説明はなかった。そしてその事情を少しでもきく前に、張寧生と連絡がとれないままになっている。 何かあったと思うのだが、未だ連絡はつかない。厄日にもっと早く気付き、早々に『こちら側』から切り離してやるべきだったのかもしれない。
そして『あいりちゃん』でも『ひなこちゃん』でも、名前は構わなかった彼女。 どうやら割符だけ手元に渡ったようだが、その気があるのなら、彼女も『さんかく』になってしまえばいい、そうなるつもりがあればその手をとって誘ってやるべきだと、今もなお、考えている。**]
(83) 2015/06/08(Mon) 14時頃
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[トンネルの先にある扉を越えれば、そこはがちゃがちゃとした街だった。 国と言ってもいい。 子どもになった大人が作ったおもちゃ箱の国。そんな感じ。
雑多なものばかりの通りを歩きながら、それを異様だとは思っていた。 だけど、それで良かった。それが良かった。 私はその異様さに落ち着き……安心してる。
ぷつりと途切れたうたを、私は自分で口ずさみ続けた。 そのてをうえに むすんで ひらいて てをうって むすんで……]
(84) 2015/06/08(Mon) 15時頃
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[向こう側にはもっと人がいそう。人の多いところは苦手で。 なのに、行きたくなった。 吐き気もなくて、「おいで」って言われてる気すらするから。 見てみたい。私は階段を、上りだす。]
(85) 2015/06/08(Mon) 15時頃
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何もしなくていい 何も考えなくたっていい それでいいんだって 言ってくれる
(*1) 2015/06/08(Mon) 15時頃
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こんな場所でなきゃ 私は生きられなかったんだ
(*2) 2015/06/08(Mon) 15時頃
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[煙の甘い匂いはずっと漂っている気がする。
なんだか、こういうのが幸せかなって気分で。
突っかかって思い出せない私の記憶を まっさらにしてしまうような。]
(86) 2015/06/08(Mon) 15時半頃
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死にたかったわけじゃない ただ 逃げ場のないほどこわくなっただけ どうしようもないことが 私がじっと息を潜めていても どうしようもないことが
(*3) 2015/06/08(Mon) 15時半頃
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でも そんなことも 穏やかな声のことも 学校のことも 両親のことも アイリスのことも
忘れていいよ って言ってくれる気がする
(*4) 2015/06/08(Mon) 15時半頃
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『 』
でも 何か聞こえる 忘れちゃダメだよって 忘れないでっていう 声
私の おなかから
(*5) 2015/06/08(Mon) 16時半頃
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[エリからの返信。ただそれだけの事なのに、妙にホッとする。元々は『遊び仲間』で、その『遊び』は元々逸した、正しくないもの、だった]>>76
[しかし友達は友達で、もはやその所以は関係がなかった]
ありがと、直接屋上行くね。
[そう返信して、スマホは相変わらず手に持ったまま。しかしそれは地図との比較ではなく、そうすることで繋がりを保てる気がしたからだ]
(87) 2015/06/08(Mon) 18時頃
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[確信する。今回の目の前の『リーク』。なぎささんとフランクさんの『リーク』。これにより、私たちは既に『リーク』にいる]
ああ……。
[東京全体なのか、この事件にまつわる人たちだけなのか、それはわからない]
『リーク』は、場所のことだけじゃない。 『リーク』は、『状態』だ。
[なぎささんもフランクさんも、きっとそれは新宿駅だから起きたことじゃない。あの二人が『リーク』だったから、消えてしまったんだ]
私たちは『リーク』だ。 多分きっと、ただじゃ抜け出せない。
きっと、本当になんでもないことで、私はあの二人のように、消えてしまうだろう。 多分エリちゃんも。高円寺さんも。
[『リーク』の原因は、様々だという。だから、こうすれば『リーク』から脱せるかの定説はない]
けれど、それはきっとひとりでは無理だろう。ひとりで抜け出せる『リーク』なら、微塵も怖くはない。
(88) 2015/06/08(Mon) 18時半頃
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― 地下ホール>>86 ―
[階段をのぼる。中には、ひかりの床があった。 『光と喜びで祝った故事』により、あらゆる祝い事にはろうそくが灯される。
一面の橙の明かり。皿に乗せられた平べったいろうそく。人の数だけそれが床の上にあった。皆思い思いの姿勢で座り込んでいる。ミサを待つ人々の、気怠い落ち着き。 煙は橙の炎に照らされながら、うねりを描く。 さながら風なき白い海。下が夕日で上が深海。
ここは凪いだ王国。
この王国では、怒りを振りかざすものは救いを求める者として扱われない。 皆一様に闘争から開放された古代ユダヤ人の末裔たちだ。 表舞台に疲れた落伍者。 そう地上で判を押された者達も、地下ではただ皆が等しく『失われた支族』で居て構わない。]
(89) 2015/06/08(Mon) 20時頃
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[地上の全ての民が聖なるものに近づくことができる。 今日はミサ。聖なるものを感じるための日。 地下にいながら遠い星空を見る日。 太陽や月の裏側を指先で撫で、光と喜びを浴びる。 誰もが知らぬ星に名をつけられる。例えに用いられるほど無数にある星は奪い合う必要のないものの象徴だ。奪い合う必要なき民。
商店街で手に入れた茶を持つものもいる。 本日の『ハーブティ』にはTHCの足りない人気のないリーフや、地下育ちの作物が用いられている。 少し香ばしいお茶はストーニーで気持ちよさのある哲学者向きの優しい味わいで、茶屋の前でござに座っていた男はなにかまたひとつ、この世の真実に辿り着こうとしている。
持ち帰りを許されない『今日だけ』の品を売る壁際の市。 武器になるものは売られない。 ここで売られるのは『ストーン』を得るためのものばかり。 『パワーある』『天然』の『ストーン』のモト、ストーンのカタマリが売られている。]
(90) 2015/06/08(Mon) 20時頃
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[ドン。 どこかから、空気を痺れさせる音がやってきた。]
(91) 2015/06/08(Mon) 20時頃
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[ビリつく重い音は、等間隔にやってきた。 されど波は荒れることはない。
水で満たされた体の芯がビリビリ震う。 人波と煙の波が一様に痺れを浴びる。
皆が決まり事のように、ろうそくの炎を吹いて消す。 ホールの床一面にあった光が、つぎつぎに、突風がやってきたかのように、消えていく。 辺り一面の闇になり、音楽が鳴り始めると、壁や天井についた電球の橙だけが、息を吹き返し、海の上下が逆転する。]
(92) 2015/06/08(Mon) 20時頃
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[ホールに、音が満ちる。 『ミサ』が始まったのだ。]
(93) 2015/06/08(Mon) 20時頃
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[地下へと居りてきたワタヌキは、音楽でホールを満たした。煙の海に、音をちりばめる。 これこそが我らの祈りの言葉。 聞いたままの。言葉の垣根が要らない世界。 体で感じることのできる、平等な音。
ワタヌキは、ホールに設えられた監視台に登り、足をくんで煙のプールを見下ろした。 それからそこで、自分用に茶色い紙で花穂を包み、火をつける。咥えて肺に煙を吸い込んだ。 ぴりつく刺激。猫撫で声のようにくねくねした甘みがいっぱいに広がり、口や鼻や目頭からあふれてくる。 それでも風味は牛乳のぬるま湯並のまろやかさ。]
(94) 2015/06/08(Mon) 20時頃
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[音につられて、地上から逃れた民と、地下に住む民が入り交じる。されどここでは一様にみなユダヤ人。 『地底人』となった者達が住処から出てきた。 壁際の市場で、震える指先で、『ストーン』を手にいれる。 彼らは残りの短い命を、ここでさかさの風船になって終えるつもりなのだろう。 地上でむすんだ脳をひらくことなく、諦めて風船を割ってしまう前に、煙の海に流れついたさかさの風船たち。
煙の海で雲隠れだ。平和を思う存分味わってから、その後の生き死にを決めるのも、またいいだろう。
白内障のパンダと同じ。今は100円で音楽の鳴る装置に成り果てた、あの機械と同じ。皆、どこかしらおかしくなって、いずれは風船が割れる。パンダとわかられなくなる。]
(95) 2015/06/08(Mon) 20時頃
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[逆さの海が逆転した時に取り残された深海生物の卵がかえっていく。シャッターを押したまま街灯を撮ったように、オレンジと濃紺の「ゆらぎ」となってのびていく。
さんかく達の様子は、スローモーションで見えている。 幾人かは音にあわせて体をゆする。 首をうねらせ、目をキョドらせる。 踊り始めるものも出てきた。]
(96) 2015/06/08(Mon) 20時頃
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[壁のいさり火が白い海を照らしている。 音がうねりだしている。 皆、目を充血させている。
白い海でそれぞれの楽しみ方を決めようとしている。
聖なるものを、みようとしている。**]
(97) 2015/06/08(Mon) 20時半頃
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―新宿駅―
[改札をくぐり抜けたところで携帯電話に着信があった。 当然のように非通知の表示。一瞬考えて通話へアイコンをスライド。 《生まれなかった赤子》が居場所を告げる。告げられた居場所は確実に自分へと近づいてきている。]
……もう通話にでないほうがいいのかもしれない。
[唐突に背後に寒気を感じて振り返る。なにもいない。いてたまるか。]
(98) 2015/06/08(Mon) 20時半頃
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(>>+29-31)
そしたらダンナが捜索願出すでしょ。 掃除、してほしくってさ。 まぁ……どっちにしろ多分帰れないけど。
弱腰がいつもの、ねぇ。よくわかんねーけど…… 本当はその弱腰もホントの性格じゃなくて、 今の開き直ったサバサバしたのがホントなんじゃない?
(+32) 2015/06/08(Mon) 21時頃
|
|
[自虐ネタを受け流しつつ。『巻き添え』の話に戻ると眉を潜ませた。]
あのさぁ、その話やめね? さっきも言ったけどさぁ、そもそもお前が俺を突き落とそうとするからだろ。 殺されたも同然なのに、恨まずにこんな神対応な俺を褒めて欲しいぐらいだ。 お前が俺を襲ったりしなきゃこんなことに――……
[そこまで言って、少し考える。]
……やっぱり謝る。
悪かった。
ただ「死ぬ」んじゃなく……「ここ」に引きずり込まれたのは、俺のせいだ。 それは、……謝る。ごめん。
[ぺこり、と小さく頭を下げた。]
(+33) 2015/06/08(Mon) 21時頃
|
|
[それから、なぎさが伸びをする様子を見上げる。]
ねえ、なぎささん。
[自分も億劫そうに立ち上がる。一足先を行くように、改札へゆったりと歩いて行く。]
俺ね、むかし、ここに来たことがある。一人でね。 そのせいでまたここに来たんだと思う。 そんときは、どうやったのかわかんねーけど、3年後にようやく出れた…… でも、俺、遅かれ早かれ、ここに連れ戻されるんだったんだと思うわ。 たとえなぎささんに突き落とされなくてもね。 それが怖くて、電車にもバスにもタクシーにも乗れなかった。 どっかにまた、一人きりで連れて行かれると思ったから。
だから、変な話だけど―……
なぎささんが今いることが、 会話してくれる存在が、だいぶ嬉しいんだよ。
[それが、だらだらと会話を続け、自分を殺そうとした者を責めない理由だった。]
(+34) 2015/06/08(Mon) 21時頃
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……なんだっけ。あー。ビールの話。 気取ってただけってマジかよ。 まぁ、んな若い頃からビールうめぇなんて言うなんて女子力低いもんな。
そうしたら、あいつ、姉ちゃんとキャラ被りたくなかったのかな? 家族の誰とも。 変なの。俺、ガチの天涯孤独だから、全然わかんねー、そういうの。
うん。それは俺も同感。 んじゃ、行きますかね……
[きさらぎ駅改札を、*通った。*]
(+35) 2015/06/08(Mon) 21時頃
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―新宿東口・ルミネへ―
知り合いっていうか……石動さんは高校のOBよ。まあ、昨日中華のお店で会うまではOB会で会ったっきりだったんだけど。
[そろそろ偶然と言う言葉も陳腐になってきた。運命という言葉が一蹴回って適切に思える。石動に向けて軽い溜息をついてみせた]
もう大抵の偶然では驚かないと思いますよ、私。 神様ってやつを今なら信じてしまいそうです。なんて。
[二人がルミネから来たばかりという事も知らず、歩き始める。エリが連絡を取っていた相手はおそらく智恵美だろう。]
直接ルミネまで来るって?……そう。それなら、いいんだけど。
(99) 2015/06/08(Mon) 21時半頃
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―新宿駅・LUMINE エレベーター―
[高円寺真弓がみつけた道を行くのだから、 彼女に先頭をまかせて駅構内を抜け、再びルミネ。 屋上を目指すならと乗り込んだエレベーターは、 三人を乗せて、静かに昇っていく。]
――……パズル全部解いたら、 どこ行けるんやろ。どこに繋がってんねやろな。
『リーク』なんか、メリーさんの庭なんか。 常闇社かもしらんし……鏡の国かもしれん。 双顔の相撲取りが四股踏んどる土俵かもやな。
なんにせよや。 ……天国やなさそうやな。
[ごうごうと唸る箱の中。 ひとりごちる。]
(100) 2015/06/08(Mon) 21時半頃
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[ため息に彩られた運命とは、憂鬱なものだ。 重なる偶然のせいで運命めいたものを感じた矢先、 ふたりの関係を説いた真弓は溜息を落としていた。 (>>99)
道中の彼女の様子を思い出しながら、 エレベーターの壁に凭れた石動もまた 浅い溜息をこぼした。]
昨日は、運命の安売りデーやったな。 中華屋で見た兄ちゃんと、あの後会うて。 アイリス……を知ってる兄ちゃんにも会うたわ。
[ふと思い出して。 豊田からのDMに返信をつけながら薄く笑う。 『イスルギ @ys_lougi >> @toyoyota5 DM:よくわからんけど、裏面世界の入口があるらしいで。知らんけど。そっちに逃げたらアイツは追って来れへんやろか?新宿で飯食お。来れる?』]
(101) 2015/06/08(Mon) 21時半頃
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―ルミネエスト>>26―
[人間の消費欲の権化とでもいうべき商業施設はこの時間でも昼間以上に明るい灯りをビルの至る所から照らし出している。女性用の服、下着、紳士服、宝飾品、あるいは飲食店、そういうものを横目に流しながら、エレベーターで屋上へと昇っていく。 念仏めいたメモ>>26を二人に見せた]
南無阿弥陀仏の6文字が連続してます。句点は区切りで、それぞれ一文字を指すとは思うんですが、じゃあ6つの記号だけで表せる文字が何か。しばらく考えたんですが、多分これが正解だろうと。
[スマホを取り出し、お気に入りに入れたページを開く。五十音に対応した点字の一覧表が映し出されていた。]
一番下の4文字だけよくわかりませんけど、もしかしたら上で何か鍵があるかもしれないですし。とにかく行ってみましょう。
[もう少しすれば本格的なビアガーデンが始まるであろう屋上には、幸運にも(答えのありかになるくらいだから意図的なのだろうが)人の姿はないようだった。]
力士シールのある植込みの傍に何かあるとは思うんですが…
(102) 2015/06/08(Mon) 21時半頃
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「リーク」……メリーさん。鏡の国…学校の怪談でありましたね。 常闇社……それは知らないです。石動さん、それと関わりが?
まあ、でも私としてはOBの先輩が援助交際に手を染めてなくてほっとしているところなんですけど。
[エレベーターに乗ってはるか遠くまで広がる東京の夜景を見ながら立ち尽くす。]
………パズルを解いたら天国に行けるんですか。 それは豪華な景品ですね。でも私は力士シールを張るような天使のいる天国はちょっと嫌です。ちょっとっていうか大分嫌ですね。
(103) 2015/06/08(Mon) 21時半頃
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常闇社は僕のオリジナルやで。 嘘。僕が遊びでノックしまくったオカルトや。 人間の仕業ちゃうかなと思ってんけどな。
[石動が学生時代から好んで読む物語は、 いつも陰謀と裏社会と、日常が両立するミステリ。 たとえば普通のフリー記者が 偶然見つけた暗号を解いたが故に、 機密組織の電波に触れてしまうような。
まさか、オカルトとホテトルを足して割ったような、 不可解な現象に繋がるとは思いもよらなかった。]
女子高生となんか手もよう繋がんわ。 ……天国やないなら、せめて普通がええよな。 力士顔の天使の居る土俵も見てみたいけど。
[そんな調子で、会話を続けているうちに、 エレベーターは最上階にたどり着くだろうか。]
(104) 2015/06/08(Mon) 22時頃
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[智恵美は普段からの街歩きのおかげで、そうしようと思えばかなり早く歩くことができた。エリらがエレベータで屋上にあがり、そこから往復するエレベータで智恵美は屋上に着く。エリらを見つけるや否や、近づいて声をかける]
どうもこんばんは!
[と挨拶をし、知らない人がいたので自己紹介をする。名前や、大学生、エリとは遊び仲間で、マユミとは先日のアルタ前で出会ったことを話した]
(105) 2015/06/08(Mon) 22時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/08(Mon) 22時頃
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[東口をでて周囲を見回す。夜だというのに沢山の人、人、人。 背広を着たサラリーマン。親に連れられて歩く子供。垢抜けた服装の少女たち。 自転車の荷台にたくさんの荷物とダンボールを結びつけて往来を行くホームレスの姿が目に入る。]
[あのあとすぐにひなこの携帯に連絡を入れてみたが、電話はコール音すらなく留守電に切り替わった。 携帯電話の電源が入っていないのか、あるいは電波の届かない場所にいるのか。 そもそも本当に彼女の番号だったのかすら定かではない。なにせ、随分前……自分が結婚する以前に交換した番号だ。 あれからひなこが番号を変えてしまっていたら、意味はない。]
[携帯電話が震え、着信を告げる。 画面中央に光る非通知の文字。
ひなこからではない。トヨタは逃げるように改札前を後にする。]
(106) 2015/06/08(Mon) 22時頃
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ノック? よくわかりませんが。まあ……石動さんも私と似たような状況なんですよね。それは分かります。 人間の仕業……人間の仕業か。 私は、この状況……人間の仕業でないと言われた方が安心できるかもしれません。人に拠るでしょうけどね。
ああ……着きましたね。先客がいるみたい。
[エレベーターの開いた先、智恵美>>105に声をかけた]
全員知り合いですね。なんだかんだで。 ええと、植込みを探してください。力士シールと、他に何かあるはずです。多分、メモだとしても屋外だから濡れないように何かにしまわれているとは思うんですが…
(107) 2015/06/08(Mon) 22時頃
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『誰か、今、東京で何が起きてるのか、知っている人はいますか? それとも、なにも起きていないんですか?』
[twitterにそんな文章が流れた。>>72 例の痣女を告発したアカウントと会話していたアカウントだ。そういえばフォローしたんだった。 歩きながら考える。何が起きているのか、あるいは起きていないのか。]
[この街でなにかが起こっていると仮定する。 そうだ、もしもなにも起こっていないのならそれでいい。 馬鹿なサラリーマンが勘違いを起しただけ。 都市伝説を騙る悪戯電話に必要以上にびびって無用な勘ぐりをしただけ。 そういうのは勿論あるだろう。 問題は、そうではなかった場合だ。]
(108) 2015/06/08(Mon) 22時半頃
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―新宿駅・LUMINE 屋上―
首突っ込んで引っ掻き回すゆうことや。 ノック、ノック。
[真弓にかける言葉にあわせて、宙を叩いた。
直後、合流したのはまたしても若い女性。運が良い。 智恵美と女子大生を見て眼鏡の位置をなおしてから 成り行きで同行することになった身の上と 石動太郎という名前を簡潔に伝えた。]
――高円寺さん、案外……順応性高いよなぁ これをもって全員顔見知りになったんやけど。 頼もしいわ。
[早々に探索の目星をつける真弓を眺め、 石動は言われるまま植え込みを探りはじめる。 ほかの客の目から見れば、完全に不審だ。]
(109) 2015/06/08(Mon) 22時半頃
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/* マユミイスルギがみれてぼくは幸せだ あと豊田くんめっちゃいい男だ
リークはできれば地下にいくまでの道で使ってみたかったけど いちおう日和っておいた。
あと呪人はボリスなんだなー! 設定ロールみたいけれど 呪いのもとは嫁さんなんだろか。死んでそうなんだけど。
(-41) 2015/06/08(Mon) 22時半頃
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[……その場合、俺は消える。
かつて妻だった女のように。
キーワードを探す。思い出す。
元妻が消えた。これが元妻の単なる家出や自発的な失踪でない場合。 つまり『何かの影響による失踪』は『存在する』とした場合。 ……失踪。消失。消えたまま見つからないもの。
エーコ。アイリス。アルタ前のバラバラ死体。 新宿駅。人身事故。顔に傷のある女。日本人離れした顔立ちの男。 離婚した元妻。そしてあるいはこの先の自分。
メリーさん。しっとブログ。きさらぎ駅。
――やはりキーワードは怪談、あるいは都市伝説。 都市伝説に関われば失踪する? 恐らくはメリーさんに限らず?]
(110) 2015/06/08(Mon) 22時半頃
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―LUMINE屋上―
……はあ。ノックですか。
[また一つ職場で使えない知識を得てしまった。と思いながら石動に相槌を打つ。]
順応性っていうんでしょうか。今の状況から身を守るためというか……開き直ったところもあるかもしれないです。他のオカルトはともかく、力士シールはひとりでに張られたわけじゃない……多分、はずですから。その分気は楽なのかも。 でも、人が来ると挙動不審になっちゃいますから、早く見つけないと……
(111) 2015/06/08(Mon) 22時半頃
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[“この状況”が“そういう状況”であるとして、では手段は?]
[都市伝説といえば当然ホラー現象や、人の理解の及ばぬなにかを想像する。 だが本当にそうか?
『都市伝説』を隠れ蓑に何かが、例えば殺人鬼が蠢いている可能性は?]
『アイリス失踪の犯人は、顔に痣がある女』
『気をつけて。それと、きっと複数犯』
先ほどの何が起きているのかを問うていたアカウントの会話を遡る。 誰かが何かを起していることが前提の会話がそこにあった。]
(112) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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>>72
トヨタさん @toyoyota5 >> @----(リツのアカウント) キーワードは都市伝説、失踪?都市伝説に関わった人を失踪させるなにかがいる?だとしたらどうしたらいい?
(113) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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へえー石動さん! やっぱり男の人がいると心強いですね!
[植え込み探し。こうした探し物は得意だ。『リーク』探しに近いものがある。探しながら、適度適度に話す]
そういえば、まず朝の事件、ですけど。 まずフランクさんとなぎささんには……まだ連絡が取れてません。既読が付かないままなんです。
[合流してから、以前どおりの平然とした態度だった智恵美だが、このときばかりはうつむき気味だった]
(114) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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>>101
『トヨタさん @toyoyota5 >> @ys_lougi DM:合流したいがさっきから誰かに追いかけられている気がする。数分おきに着信がくる。』
(115) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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[上った先には広い空間と、それを埋めるような人の数、そしてちらちらと燃える灯火が無数にあった。 それはとても非日常で、異常で、おそろしくもある光景のはずだった。 けど、今の私にはとても荘厳に、安らかに、心を暖める聖火に見えた。(>>89) 私は、立ち尽くす。
そして、音。(>>91) 空気の痺れ。私の体に波紋を起こした。 消えていく灯火達。私の心に静寂を起こした。 そして闇……一気に反転する音と光の衝撃が光線となって、私の全てを貫いていく。]
(116) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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[『ミサ』。これがミサだ。
すっと目の前の祭典を飲み込む。 祈りのための儀式であり、自分のための儀式であり、仲間のための儀式であり。
煙が鼻の奥から小さな刺激と甘さとともに肺に染みこんでくる。 耳や目や指先や毛穴からも入り込んでくる。 ちかちかとした光。ゆるりとした視界。沈み込む体。 下腹の中が踊りだして背骨から眼の裏側まで波を起こす。 むすんで ひらいて。 おおきなくりの。 ちぃちぃぱっぱ。 まま。 髪の毛の先が空気に溶け出していく。 私は、『みんな』と一体になる。
『救い』
そして私は、作り変えられる。]
(117) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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『ママ』
(*6) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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聞こえる。
だいじょうぶ、わすれてないよ
(*7) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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/* 守護を豊田にしてあそんじゃおうかな〜〜?
(-42) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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[植え込みの根本を覗き込みながらiPhoneを見るのも 真面目な探索活動の一貫である。
DMへの返信は無いかと豊田との遣り取りを見返し、 ついでに彼のホーム画面へ飛んでみた。 そこには新しい遣り取りの痕跡。
イスルギ @ys_lougi @toyoyota5 @----(リツのアカウント) 怪異はすべて、どこかで繋がっているかもしれないね。それも、アイリスの呪い?なんてw
……横からリプライをつけてみた。]
失踪者……そいつらも、 都市伝説やオカルトに触れとったんか? 消えざまが、もう都市伝説になっとるけど。
[探索途中の会話は、とつとつと。]
(118) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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[私の記憶は最初から混濁していて
私はそもそもどこから電車に乗っていたんだっけ。 私はそもそも誰なんだっけ。
私がおぼえてるのは、忘れちゃいけないことだけ。]
(*8) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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[……俺は誰だ。 どんなやつだ? 何を考えて、何をしたかった? 名前は? どれだけの時間、茫然としていたろう。なにもわからない。 視界に入った明滅するものを、ほとんど自動的に手にとって、モニター見つめた。 呟きだ。そうだ、呟きはわかる。 そこに、俺に声をかけてくれる誰かがいた。 >>113 『どうしたらいい?』 そこにはそんな問いかけが記されていた。 どうしたらいい? どうしたらいい? 俺は誰だ、俺はどんなやつだ? 返事はこれしかなかった。 俺はなんなのか、真実はどこにあるのか]
『見つけ出して、暴くしかない。きっと、手の届くところにある』
[そうであってほしい]
(119) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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フランクさんと、なぎささん……二人と連絡が取れないの。そう…
[智恵美の話を聞いて洩れる言葉は予想通りという落胆にも諦めにも似た気持ち。]
やっぱりあの二人が新宿駅の…… いえ、もう言っても仕方のないことかもしれない。「きさらぎ駅」も、そうなのかな。
[都市伝説。これもそうだ。]
都市伝説……そうね。 ってことは……都市伝説に触れているほかの人達も危ないと? 他の人っていうと…
[石動に>>118疑問を投げながら植込みの探索を続ける。 ……と]
あった……?
[植込みの中に、鍵のかかった箱があった。その上には]
(120) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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[煙のゆらゆらと波にまぎれてひとつ高いところに、ワ**キさんが見えた。(>>94) ふわふわの花穂を腕や足に散りばめてる。 私の泡が浮かび上がっている手に、花穂の手を差し伸べてくれたのはあの人で。 アイリスが私とあのひとをつなげてくれて。 話しかけよう。この気持ちを。 私はこんなにも。]
『ワタヌキさん 私はこんなにも ゆるされて やすらかで みんなとおなじものになってる』
[言葉通り発声できたかもわからない。そのまま通じたかもわからない。 それでも私は伝えたかった。]
(121) 2015/06/08(Mon) 23時頃
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ゆるされていい ゆるされていいよね
ママね
ごめんね
(*9) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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一緒に いるからね
(*10) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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力士シール……
[4ケタのダイヤル式の南京錠のかかった箱の上に、力士シールが貼られていた。]
もういくつめだろ。そろそろこれを開けて最後、といってほしいところだけど…
(122) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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[DM受信の振動に、肩が揺れた。
また、“彼女”からの着信かと 心臓が凍る思いで覗きこんだ液晶には新着通知。
『イスルギ @ys_lougi >> @toyoyota5 DM:振り向かずに来い。音速で逃げろ。』]
…………ん、あ ぁ ?
[文字を打ち返した。着信はない。大丈夫だ。 逃げていれば、無視していれば大丈夫だ。 そう思っているのに――]
(123) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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『逃ゲテ モ、ダメヨ ? 戸ハ、開 イテ イル
消エタ 少女 ハ、 スグソコ ヨ ――』
[――植え込みを囲むブロックの裏に 白いマーカーで書かれた文字列を見つけてしまった。
これは、探しているパズルとは違う、 “彼女”たちの“聲”。]
(124) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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あと、さっき、二人の人間が消えるのを見たよ。 『リーク報告スレ』っていう、私がよく見てるスレッドがあるんだけれど、そこ書きこみがあった、『香港小吃』っていうお店に向かったら、悲鳴が聞こえてね……。
[『リーク』も、間違いなく都市伝説と言えるだろう]
金髪の、女子高生っぽかったかな。一瞬しか見えなかったけど。もう一人も金髪で、背の高い男の人だった。細長い感じの。
[マユミが箱を見つけて、智恵美はそれに寄ってくる]
あっ、見つかりました?
(125) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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――……ほ、かの人…ってゆうたら 高円寺さんも、気ぃつけや
[乾いた笑いで引きつる頬を伝った冷や汗が、 一粒の雫になって土を濡らした。
そして言った傍からまた何かを見つけ、 何かに近付く真弓を見つめた。 奇妙なシールと宝箱めいた小箱を見つめた。]
また……パズルか?
[あったらしいでと絵里や智恵美に片手挙げて示し。 眼鏡をずらし、眼球を揉んだ。]
(126) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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― 地下ホール ―
[いさり火のもとでひとり煙を楽しむさんかく。 音楽のかたちを宙に追いかけているさんかく。 石のようにうごかなくなったさんかく。 景色とシンクロをこころみるさんかく。 足をほうりだして壁に背中を預けリラックスするさんかく。 おしゃべりが楽しそうなものもいれば、何か紙にひとりで書き連ねているものもいる。 歌うさんかく。踊るさんかく。見るさんかく。しかし同じさんかくでも、「踊らにゃ損損」という者はいない。 皆、一人で楽しむも、皆で楽しむも、皆の勝手だ。すきなようにしている。 バラバラだけど、一体だ。皆のためで、自分のため。 泣くさんかくもいれば、笑うさんかくもいる。 商店街で買ったチョコレートを分けあい楽しんでいる集い、のんびり寝そべり始めるものたち……]
(127) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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ソフィアは、マユミの方へ駆け寄った**
2015/06/08(Mon) 23時半頃
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『トヨタさん @toyoyota5 >> @ys_lougi DM:エーコ、アイリス⇒しっとブログ/新宿駅の人身事故⇒きさらぎ駅/元妻⇒メリーさん/ 都市伝説を隠れ蓑にした殺人鬼? 対面したらどうなる?』
(128) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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そうですね。私も……なまじ人間がやってそうな分私の方も別の意味で君が悪いですし。
[石動に応えつつも、視線は箱から外さない。4ケタの数字をあてはめる鍵を見やる]
けど、これは……ううん、そうか。 さっきのメモ……「あ る い う」って言いましたけど、 元は「南 南無弥 南阿 南無」なんです。これね。
(129) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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『トヨタさん @toyoyota5 >> @ys_lougi DM:武器になりそうなものをみつけた。終わらせられるかもしれない。』
(130) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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点字だと ●‐ ●● ●‐ ●● ‐‐ ‐● ●‐ ‐‐ ‐‐ ‐‐ ‐‐ ‐‐ なんです。
けど、点字は6つの点しかないから、実際は五十音を表すので手いっぱい。だから、数字やアルファベットはどうやって表すかっていうと……字がダブる場合があるんです。
五十音だと「あるいう」ですが……
[スマホを取り出し、点字一覧を眺める。]
あった。アルファベットだと「ADBC」。 それに、数字だと……
(131) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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[聖なるものに触れるには、まだ酔いが足りないぜ。 まだまだミサは始まったばかりだ。人生をかけて聖なるものを探し続けていくんだ。もっと煙を。もっと、もっとだ。 地球のまんなか、マントルのぬくさに触れ、細胞と細胞が互いを跳び箱をしだす。指の先のあたたかさを強烈に感じたかと思えばバターみたいに溶けて、再形成される。 なにもかも。ポンプの動きのように。 血管が聖なるものを求めている。]
(132) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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トヨタさん @toyoyota5
着信とまらない。近くにいるはず、何が違う?
(133) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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「1423」。
[そのとおりに南京錠のダイヤルを合わせる。パチンと小さな音がして、鍵が外れた。恐る恐る、箱を開けてみる。]
力士シールは……ないみたい。代わりにメモが一枚だけ入ってます。
[恐る恐るメモを開く。]
パズルではないみたいですけれど……これって。
(134) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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トヨタは、それ以降返信を返してこない。**
2015/06/08(Mon) 23時半頃
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もう ママを守ろうとなんてしなくていいからね
ママのほんとうを知るひとを みはらなくたっていいからね
わたしはあなたがほんとうかどうかなんてわからなくても
もう あなたのママでいるからね
(*11) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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[銘々の楽しみ方をしはじめたさんかくたちの中に、『さかしたひなこ』をみつける。>>121 夢見心地で、海に浮かぶ『ウキ』みたいに、白い海をプカプカ、左右に泳いでいる。
白いウキは、全身12色クレヨンか「おかあさんといっしょ」みたいな色合いになって、優しい声で話しかけてきた。 そうかい。あんたママになるんだな。 スローになった音声は、耳と頭が動く速度を揃えるのをやめて、円形に広がるエコーを作り出す。 本当に聞こえた?聞こえなかった? 確信だ。ひらいた五感なら、受け止めることができる。 泡の動きがある。泡の口がある。はじける音がある。空気の流れがある。人の体温が発する光がある。温度がある。 ワタヌキは気だるげに頬杖をついて、監視台からがらがら声をかけた。]
地球の真ん中なら、それが許されるのさ。
やあ。
無事にミサに辿りつけたんだねえ…… おめでとう。おじさん嬉しいなぁ。
(135) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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……心霊現象ゆうには、情緒が足りんしな。 ――……都市伝説を隠れ蓑にした、殺人鬼?
[謎解きにいそしむ真弓の傍で、 思わず、豊田から送られた文言を読みあげた。 さらには続いた二通目に怪訝そうに眉を寄せ。
『イスルギ @ys_lougi >> @toyoyota5 DM:僕⇒トコヤミ電話と博識痴女 も加えといて。武器?メリーさんと決闘でもするつもりか。』
この後、豊田からの連絡は無くなるのか。 武器とは何なのか。殺人鬼とは。 残った疑問と不安は、重苦しく頭に残る。]
(136) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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[メモには「またきてさんかく」とだけ書かれている。]
どういう事でしょうね。これって……
[石動にエリ、智恵美を不思議そうに見渡した]
(137) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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/* wwwwwwwwwwwwwwww さんかくにたどりついた 力士シール…!おまえは…いったい!
(-43) 2015/06/08(Mon) 23時半頃
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/* マユミまじ最高すぎて大好きだなwwwwwww
(-44) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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――『またきて さんかく』……?
[解き明かされた謎が、また謎を呼んだのか。 耳障りの良いやわらかなその言葉は、 つい昨日に聞いたばかり。]
……なんや、そんなん―― あのオッサンが言うてへんかったか?
[真弓の顔を覗き込み、 中華料理店「香港小吃」で “551”をやった男を思い出した。**]
(138) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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/* 見えてるのか聞こえてるのかわからないしとおもって会話がどんどんサイケになっていくwwww
(-45) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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――ルミネエスト――
点字……だよね、これ。
[点字というものは知っている。六つの点で出来ていることも知っている。 南無阿弥陀仏が六文字なのもわかる。「。」は区切りの記号だというのも、わかる。 けれどそれが、『この文字の羅列が点字を表している』という発想につながった理由は、まるでわからない。 エレベータで見せられた画面を目にしながら、わたしはぽかんとしていた。]
天国はさ、わたしは行きたくないな。 天国なんて、一人で行ってもいいものじゃないよ。
[ここにいる三人で、もしくは合流する智恵美もいれて四人で行くとしても、違う。 わたしがほんとうに傍にいたい人は別にいるから、違う。]
(139) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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常闇社って、さっきの話のやつ? 手、繋ごっか?
[石動にはそんなふうに持ちかけてみるものの、狭い空間の中結局握ったかどうか。 ふざけ半分、いやほぼ全部だったから、結果自体はどっちでもいい。 エレベータのドアが開けば、先に智恵美がそこにいた。]
チエみー。早いね、もう来てたんだ。
[これで四人。だんだんと大所帯になってきて、その全員で駅ビルの屋上を探るというのは、だいぶ怪しい行為に感じられた。]
(140) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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[ワ***さんが喋ってる。(>>135)その音は花色の光になって私に届く。 よろこびがあって。口元の綿毛が微笑んでいる。
慶びがある。ここにはそれがある。 哀しみも苦しみも笑いも悦びも、涙も痛みも廃棄物も飛んで消える泡も、ここでは一緒くた。
地上ではない、東京ではない、現実ではない、どこでもない空間がここで。 ここはまさに『あちら側』で。 ここからならどこにでもいける。ここはあそこ。あそこはここ。 本当に、私のいるべき場所はここなんだって。
光は波に。音は標に。足元は波打つ絨毯になり、空気はピンク色の甘い綿になる。]
(141) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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[あまり変な目では見られたくない、という意識からか、あまり植え込みの奥のほうまでは探しきれない。 結局、最初に"何か"を見つけたのは真弓だった。]
なにそれ、箱? なんか問題、ついてる?
[鍵は、新しい問題探しに感じられたが。 「あるいう」がはじめて、効果を発揮した。]
(142) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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またきてさんかく――で、検索とか、してみようか。
[石動の言うことには、聞いたことがある言葉。 パズルなんかのたぐいではないなら、調べてみるのもいいかもしれないとスマホのロックを外す。 検索窓に「またきてさんかく」、検索。]
(143) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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[ここには誰もいない。 笑いながら友達のふりをする女の子たちも。 私をおもちゃのように扱う男の人たちも。 やさしくて正しかったお母さんも、静かに笑って応援してくれるお父さんもいない。 私が手に入れたかったアイリスも、私を見下していたアイリスもいない。 私も、私の中にあった命もいない。 私はどこにもいなくて。 みんなここにいる。]
(144) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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[光と音と煙の羊水は 私をまっさらにした。リセット。 階段から落ちて駅まで飛んで寝転がっていた以上の初期値。 記憶の混濁は混ざりすぎてクリーンになっていく。 私にとって大事なものはしっかりと残り、私は存在を確定させていく。]
(145) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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「またきてさんかく」。
[石動と顔を見合わせる。]
あのおっさん……って。
[共通で会った事があって心当たりのある人物。一人しかいないが……]
ええと、そうね。検索してみてくれる?
[エリにそう言って、屋上の床にかがみこんでメモを見つめる。間違っていない。ここまでは何も間違っていない……はずだ。胸に少々引っかかるものはあった—―—たとえばBARで拾って今はビジネスバッグに入っているドライバーの事とか—――が、他に手がかりはない。]
(146) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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/* サイケ展開wwwwwwwwwwwwwwwwwwww やばいめっちゃわろうてる
(-46) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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なんにも思い付かない。 そしてなんかおれのは都市伝説ではなくただの鬱なんじゃないかという疑惑がぬぐいされない……。 怪異とは一体……。みんな一体何に巻き込まれているんだ……
(-47) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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[アイリス。私のだいじなひと。 痛々しくてかわいそうな女の子。 ただ私の中でだけアイリスは私で、私はアイリスだった。
アイリスが学校の女達をバカにする話は、私がどこにも溶け込めない話で、 アイリスの堕ろした子どもの話は 私の堕ろした子どもの話で、 アイリスの寝た男の話は 私に覆いかぶさった男の話で。
そのうちに、わからなくなってしまった。
でも、そんな何もかもがここでピンク色の煙になる。 さんかくの声が 童謡の響きになる。 膝の皿が浮いていってしまったので、私は地面と同じ温度になる。]
(147) 2015/06/09(Tue) 00時頃
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ゆるしをえよう あなたがわからなくなってしまったこと
胎児を掻き混ぜてひっかきだしたのは誰だったのか 新生児をコインロッカーに捨てて逃げたのは誰だったのか 人の形をして流れ落ちてきたものを鞄にしまってさ迷ったのは誰だったのか それならばこの膨れたお腹はいったい何の子どもなのか 固く張った下腹の中には何もいないのか
わからなくなってしまったの
(*12) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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[いくつもいくつもある、「さよなら三角またきて四角」のフレーズ。 埋もれすぎて本筋のものを見つけるのは困難だった。 しばらくページをスクロールする。たくさんの「さよなら」の中に、一つだけ。]
アクセサリ販売✡またきてさんかく―――― これ、かな。 お店の、名前?
[引っかかったのはTwitterだ。@Triangle_stoneというIDやツイートの内容からしても、個人というよりは、ショップのアカウント。 見つかったページを、真弓に見せる。]
(148) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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ぐるぐる ぐるぐると わたしはずっとこわがっていた
だからあなたは わたしをまもってくれていたんだって
ありがとう ゆるして ゆるされよう
(*13) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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/* ワタヌキ笛吹感がしてたのしい
(-48) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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[自分がしたはずのツイートを、ひとつひとつ遡っていく。 俺はどんなやつで、何がしたかったのか、 自分の中になにもないから、俺は自分がしたはずの呟きを遡っていくことでしか、自分が何者なのかという答えにたどり着く事が出来なかったのだ。 暴くしかない。自分で呟いた言葉だ。
>>118 「怪異はすべて、どこかで繋がっているかもしれないね。それも、アイリスの呪い?なんて」
@ys_lougi @toyoyota5 「そんなはずがあるか! アイリスは絶対にそんな子じゃない!」
気が付いたらそう打ち返していた。 冗談めかして呟かれたその言葉に、何故か強い憤りを感じた。 なぜ、そう思ったのか、思い付かなかった。ありもしない俺自身のどこから、その言葉が出てきたのかわからなかった。
(149) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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どれどれ?
[エリが探し当てたページ>>148を視認する。]
アクセサリ販売。場所は……この近く?
[やはりか、という思いが浮かび上がる。]
だとしたら、やっぱりそこが一番の本命なんでしょうね。アカウントがあるなら、こっちも見てみるわ。
[自分のスマホでも@Triangle_stoneのアカウントを確認した。]
(150) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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[膝がどこかにいってしまったから寝転んでいる。 指先から吹き出てくる泡が私の腕を包む。 睫毛の上に小さなキラキラとした石ころが湧いて、なにごとか唄っている。 胸の先の突起から幼稚園の匂いがするミルクが湧き出て、目の前に川になっていく。 赤ちゃんの産声が聞こえる。 腕から増えてきた泡が私の体を包み込んでいって。 弾けると一緒に体の部分部分が見えなくなっていく。 さんかくたちの群れに埋もれて、見えなくなっていく。 眠るように私の意識は泡になって。ふわふわの泡になって。 私はまたどこかに、現れる。]
……さよならさんかく
またきて さんかく
[私は 微笑んでいる。]
(151) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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……むーすーんーでー
……ひーらーいーてー……
[リセット。]
(152) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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[俺がしたはずの呟きはそんなに多くなかった。 空虚な言葉だけが、ぽつりぽつりと浮かんでくるだけだ。
そうして遡った先、ほんの数日前の呟きが目に留まった。
『大丈夫? どうしたの? もし困っていることがあるなら、なんでも言ってほしい。変な下心とかじゃなくて、俺は、誰かの力になれる人でいたいと思う』
アイリスに当てたメッセージだった。 さっき、名前も知らない誰かに感じた強い憤りを思いだした。 心のそこから沸き上がってくる気持ち。
……騎士……
そうだ。 確かそんなことを考えていた。 やっとわかったかもしれない。 俺は多分、アイリスの騎士だった]
(153) 2015/06/09(Tue) 00時半頃
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リツは、アイリスを守るために訳もわからず街に飛び出していった。**
2015/06/09(Tue) 00時半頃
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/* アイリスの騎士だったかwwwwwwwwwwwwwww 最高すぎるな
(-49) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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近いってほどじゃないかな……高円寺だし。電車乗ったほうがいいかも。 もしくは、人数これだし、タクシーとか。
見つかった?
[自分のスマホでも見てみる、とアカウントを探し始めた真弓に様子伺いで問いかける。 店の場所なんかも、出てくるだろうか。]
パズルじゃなくなったってことはさ、もしかして、ゴール近いのかな。 もうこれでおしまい、とか。
[だってそうだ。ゲームとかでも、パズルを解いていて、途中で何もなくなるなんてことは、まずない。]
(154) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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あんたもやんなよ。 試して欲しいのがあるんだ。
[ワタヌキは今日の市場で売られている『インカローズ』を茶色の紙で包んで、火をつけた。>>141]
スペインの夢だ。 バラ色のスポンジに沈んでいくような、メローなハイ。 くすぐったくなる位キモチがいい陽気さだ。 クリアな空気がみにいける。
(155) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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とうめいな空気が世に満ちているのが視えるんだ。 みんなの体に。自分の体に入っていくのが視える。 透明な酸素が、透明なのにそこにたしかに在る。 それがクッキリ視えてくる。透明だって事がわかる。 視界が濁るわけじゃないんだぜ。 息をするってなんだったのかが、体感できる。
[紙の先が、ちりちり聖火にあぶられ、焦げながら赤く燃える。紙の先から煙が細く立ち上る。 さながら地獄に垂れた蜘蛛の糸。 ただしこの糸は、神のみもとなんて具体的なものじゃない。もっと冒険的に自ら聖なるものにたどり着く、行きたいところへ行ける糸だ。 聖なるものに触れあい、プールの中のガラス瓶になり、体の境界を曖昧に、透明になって景色や音や温度、あらゆるものと一体になるための手がかりだ。]
(156) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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「またきてさんかく」……
[今日目白のラーメン屋で会ったあの小汚いなりをしたオッサンが?アイリスの疾走やあの画像、全てに関わっているというのだろうか。確かに、あの人物は自分よりも遥かにこの件について深く知っていそうだったが]
ともかく、行ってみるしかなさそうね。店の場所、やっぱり高円寺なのかな……
[行くべき場所は決まった。と思いつつも、何かが胸中に引っかかるとも思っていた。どうしてこれはパズルでなくただのメッセージなのだろうか。ドライバーは何だったのだろうか。 そして……このパズルを仕掛けた力士シールの犯人は、アイリスの疾走に関わりのある何者かと同じなのか?**]
(157) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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[さかしたひなこの膝が、フロアに満たされた煙の海水、母なる海のくらげとなって泳ぎ去る。 さんかく達は、寝転ぶ彼女を気にしない。 地下深いアースの温度と共にあるものだとして認識する。]
聖なるものがみえるかい。
(158) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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(>>+32)
……その発想は無かったですね。
[今の性格が本当の自分。 どうなのだろう。実感は無い。 昔からずっと、妹の影に怯えてきたから。 しかし、改めて考えると今の自分が自然体な気もして、腑に落ちる気もした。]
死んでようやく素に戻れるというのも、中々に間抜けですけど。
(+36) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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えっ、 と、 ……冗談だったのに。 調子狂うなあ。もう。
[謝られた>>+33のは予想外で、少し動揺してしまった。 「お前」でなく「なぎささん」などと名前で呼ばれれば>>+34、尚更だ。]
そう言えば、2回目って書いてましたね。
[彼の「きさらぎ駅実況」は、リアルタイムで追っていた。 まさにその、きさらぎ駅ホームのベンチで。]
……えっと。 前に戻れたなら、また戻れる目もあるんじゃないですかね、貴方の場合。
[今いることが嬉しい、と言われても、そんな扱いには慣れていなくて。 つい、そっけなく返してしまう。]
(+37) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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[フランクの後について、きさらぎ駅の改札を抜ける。>>+35]
私はあいりに馬鹿にされてたと思いますから、まあ、キャラ被りは厭だったでしょうね。 ああ…それでかな。 私、昔からしょっちゅうあの子の視線を感じてたんですよ。 追い立てられてるみたいで、私はいつもあの子から逃げてました。 今思えば、私と被らないように観察されてたんですかね、あれ。
[姉として情けない限りだが、いつだって妹の事が怖かった。]
そういえば、実家から嫁ぎ先に持って出た荷物の中に、あの子の手鏡が混ざり込んでたんですよ。 気付いたのは最近になってからだったんですけど。 あれも、あの子が追って来てるみたいで怖かったなあ。
[その鏡は、いつの間にか無くなっていた。 無意識の内に捨ててしまったのかもしれない。]
(+38) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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いいにおいだろ…… おれ、花なんて殆ど名前をしらないけど、 このにおいはキレイな花のもんだとわかるんだよ。
[ワタヌキは、インカローズの煙を手元にくゆらせながら、地べたに寝転がる聖母を眺めた。 母乳の川が地面を僅かづつ削り、呼吸が振動となり、山々を作り出す。きっと地球はずっとそのようにしてあった。 聖母の形をした泡は、子供向けのクレヨンみたいな色から、優しい色になっていく。 それは4月の桜がみた夢の色だ。 朝焼け。夜を乗り越えてやってきた真実めいたピンク。 陽のイエローとまざりあう愛あるピンクだ。 菜の花の黄色だ。ミルクのこっくりとした白だ。 女の子の泡は、地面の一面の花びらになり、フロアにしみこんでいく。さんかくたちが踊るフロアの一部となる。]
(159) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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[>>154エリに問われて、はっとしたように彼女の方に顔を向ける]
えっ、あー……そうね。 私の方も同じ。高円寺のお店しかめぼしいものなかったみたい。 やっぱり行ってみるしかないわね。 今から行く?タクシーで間に合うかな……
[人数分のタクシー代。石動さんと二人で払えなくはないか…と財布の中身と相談して、ためらいつつもうなづいた。**]
これで終わり、であってほしいとは思うんだけど。
(160) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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歓迎するよ。 ようこそ。
今日からあんたも地底人だ。
(161) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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[目を閉じる。 頭のなかで、白内障のパンダが歌っている。
むすんで、ひらいて。**]
(162) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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[フランクと他愛無い会話を続ける。]
[彼にとって会話相手の存在は有り難いとのことだったが、なぎさもまた、緊張せず誰かと雑談に興じるなど久しぶりだった。**]
(+39) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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[高円寺のアクセサリー店「またきてさんかく」 進んでいるのか停滞しているのかもわからない謎解き。 ただ、次のヒントはそこにあるような気がした。
好奇心に突き動かされ、 面白半分に不可思議の上を渡っていた一般人は さらに、一歩進もうと。 真弓のタクシー移動の提案に頷く。]
…………行ってみよか。
[財布の中身を所望されるなら出してやろう。 諭吉一枚、かわりに絵里と握手を交わす。 女子高生との手つなぎ、一万円ということで。**]
(163) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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/* >>160 人数分の?
(-50) 2015/06/09(Tue) 02時頃
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行く、か、それともやめとく? タクシーで間に合うかは……わかんない。 でもタクシーが一番、早いと思う。 それでダメなら、歩いても電車でも、むずかしーと思うよ。
[片道5〜6キロと言ったところ、のはず。4人で乗るならひとり500円くらいあれば何とかなりそうだ。 足踏する選択肢も残したけれど、石動も行くという意志を示したところでさんかく行きタクシーは決行になる。]
(164) 2015/06/09(Tue) 02時半頃
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[特別強く財布の中身に期待したわけではないけれど、そっと石動を見上げて目配せしてみる。 軽いウインク、手を求められれば臆することなく繋ごう。]
……え、マジでいいの。
[でもほんとにそれで諭吉が出たら、ちょっと驚く**]
(165) 2015/06/09(Tue) 02時半頃
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/* 2
(-51) 2015/06/09(Tue) 02時半頃
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/* まきょーんどこいったの
(-52) 2015/06/09(Tue) 02時半頃
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/* たまらん屋にいた誰か行きだと思うのでたぶん大丈夫だと 思いたい
(-53) 2015/06/09(Tue) 02時半頃
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/* 明日マジどうなっているかわからないよねwww
(-54) 2015/06/09(Tue) 02時半頃
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/* 僕はマユミイスルギファンになってしまったのでこんな感じですが どーなるだろーなーー
ひなこ票も入るだろうしなあ 明らかに吊りくさい流れだしなあ 票どのくらい割れるだろう
(-55) 2015/06/09(Tue) 03時頃
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