143 【R15】善悪の彼岸
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モニカに5人が投票した。
藤之助に1人が投票した。
モニカは村人の手により処刑された。
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チアキ! 今日がお前の命日だ!
2014/12/24(Wed) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
チアキが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、サミュエル、シメオン、藤之助、リンダの4名。
―キーンコーンカーンコーン‥‥
[1日の始まりを告げるチャイムの音。
それを聞きながら目覚める者、はたまた、用意された食事に手をつけながら聞く者もいるだろう。
普段通りの一日、のはずだ。
しかし、貴方達はその中の違和感に気付いているだろう。
ましてや、“宝物”を受け取った貴方達は尚更。
知らないはずの、いないはずの、誰かの痕跡。
それら全てが消され、なかったことになっているらしい。
残された貴方達は、何を思う?
周囲への違和感?教師への、他人への不信?去って行った者たちの安否?
誰かに問うた所で、答えは返ってこない。けれど、貴方達は決めねばならない]
(#0) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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[ホリーの事を聞かせてと言うチアキ>>3:77に頷く。 口から流れるのは、モニカが見て聞いていたホリーのこと。
スラスラと流れる思い出に、また一筋涙が伝った。]
ありがとう、聞いてくれて。
[流した涙はそのまま。ホリーの事を聞いてくれたことに、微笑んでお礼を言った。]
(+0) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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[決断の時はやってきた。
全てを忘却し、歩き出すか。足を止め、過去に縋るか。
選択すること。
それは貴方達に与えられた、最後の自由なのだから]
(#1) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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[かつ、とヒールの靴音が食堂に響く。 食堂の前に立ち、テーブルに座る彼らを見渡せば、子供たちと目線が合うだろうか。 向けられた目線が不安、疑念に満ちていようと、気にすることはない]
おはようございます。 皆さん、今日も元気そうで安心しましたよ。
[周囲に誰かいれば微笑んで、手元に握った3枚の書類に目を落とす。 紙に記された彼らの姿は、この場所にあっただろうか。 なかったとしても、この放送は寮内に、いや、ドーム中に伝わっているのだ。 聞こえていないはずがない]
(0) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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―就寝時間直前・玄関― [私は忘れない。
ホリーのことも、藤乃のことも。 チアキ、サミュエル、シメオンのことを忘れない。
絶対に。
もう涙は流さない。彼女は外へと歩き出した。]
(+1) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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サミュエルさん、シメオンさん、藤乃さん。 おめでとう。 貴方達は大人になることができます。
[ぱちぱち、と軽い拍手の音が食堂に響く。 ここまでは、殆ど“昨日まで”と同じだ]
(1) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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/* 間に合わなかったってばよ!
(-0) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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ー回想・出発直前ー
[>>+0彼女の話を聞く。それは確かにいた人の話のように感じられる。作り物だとは………思えなくて。 聞いていれば何故だか起こる胸の痛み。それには蓋をしながらも。]
何でそんな、大事な人なのに…
[それが、「この身体」での、最後の言葉となった]
(+2) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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ここを出れば、貴方達は子供であったことを忘れてしまうでしょう。 けれど、心配はありません。 大人になった貴方達には、必要のないものですからね。
[そう告げて、彼らに笑いかけるだろう。安心させるように。
記憶の忘却。それが何故か問われたところで、決して答えることはない。 少し考えれば分かる、単純なこと。されど、考えねば分からないこと。 それを考えることこそ、最後の課題なのだから]
ドームの出口はもう開いています。 準備が出来たら、出発してくださいね。
[にこり、柔らかい笑みを彼らに投げかけ、 踵を返そうとして、何事か思い出したように振り返った]
(2) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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そうそう、扉が開いているのは、【今日】だけです。 それを逃したら、次はいつになるか分かりません。気を付けてくださいね。
[そんな、聞きようによっては少々脅しに近い言葉も投げかけて、食堂を後にする。 決して、真実を口にするような真似はしない。
そう、この場所に残る者を待ち受けるもの、それは――― 他の“模範生”と同じ運命を辿ることになる、だなんて。
さて、彼らはどのような決断を下すか。非常に興味深い**]
(3) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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……どういう、ことだい?
[ドームから出た筈なのに、僕はドームの中にいた。 というより、夕方までいた運動場に。
というか、今は朝だ。どうなっているのか意味が分からない。]
僕は、模範生になったのでは無かったのか…?
[一つ、そうつぶやきながらバスケットボールを拾おうとして。
手が、すり抜ける。]
……何から何まで、よく分からない。
[首を振って頬をつねって。いや痛い。 困惑と不満を全面に押しつつ、建物の中へ行こうとする。]
(+3) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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[弱々しい声。彼女にしては珍しい表情>>3:+11に、
ああ一緒なんだ、と思った。 戸惑いも、なにもかも。
独りでなければ…なんとか、なるだろうか。 こんな幽霊になってしまったけれど…。
ヨーランダに、そっと手を伸ばす。 幽霊同士の握手は、体温の無い冷たいものだけれど。
それでも、弱い者同士が寄り添いあうような、 そんなささやかな、まやかしのぬくもりがある気が、――した**]
(+4) 2014/12/24(Wed) 00時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 00時半頃
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/* 投票がデフォでリンダだった
(-1) 2014/12/24(Wed) 00時半頃
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…………あれ?
[コテンと首を傾げる。目の前に広がっているのは見慣れた風景。そう、まるでドームの中に寮の裏手だ。 確かに、ここから出たはずなのに。]
どういうこと?
[ポツンと呟き、フラフラと寮の玄関に向かう。玄関の扉を押そうと手を伸ばして――その手は扉をすり抜けた。]
っ!?
[慌てて手を引っ込める。なんで、どうして。どういうことよ。 再びそっと手を伸ばす。が、やはり扉に触れることはかなわなかった。]
なんなのよ……
[途方に暮れたような声で、そう呟いた。**]
(+5) 2014/12/24(Wed) 00時半頃
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―翌朝・食堂―
[食堂内。今日も遅刻せずに席に着くことができた。 髪を結っているのは、いつもの藤色の紐ではなく。 ごくありきたりな黒のゴム。
自室に、昨日モニカから受け取った押し花はあって。 それを大切にしまって、今日もここで朝食をとる。
昨日"ひとり"で旅立って行った彼女が、 どうか元気でいるよう、願いながら。]
(4) 2014/12/24(Wed) 00時半頃
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[やがて先生が来るだろう。 そうすれば自分は、"いつも通り"、話を大人しく――…
…――聞く、筈だったのだけど。 何故だろう。拍手の音は、安心できない。]
……!?
[その不安が当たったのか。 …先生の言っていることに、耳を疑った。 大人になれる。モニカの様に。そこまではいい。
だけど、忘れてしまう?どういうこと? 大人になる為のことを教えてくれるはずの先生の笑顔は。 やっぱり不安を加速させるだけ。]
(5) 2014/12/24(Wed) 01時頃
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[不安を抱いたまま。 ぎょっとした表情で、視線を改めて向けるけれど。
それ以上は何も語らないと。もう、言ったと。 そう言わんばかりの顔で退室されれば、何も言えない。
だけど動揺は隠せない。 持っていたフォークが手から滑り落ちる。 皿を跳ねれば、嫌な音が響いただろう**]
(6) 2014/12/24(Wed) 01時頃
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―朝・食堂―
[食堂、自分の定位置に着く。 まったく、4人しかいなかったのに、こんなにも大きなテーブルを設置しなくたって良かったんじゃないかと思う。 ――今更?それとも、いつも思っていたんだっけ。
首を捻りながら、それでも食事に手を伸ばす。 先生がやってきても、そのまま。時間はあるに越したことはないのだ。 だって、"モハンセイ"にならないといけないんだから。 昨日はどうにもぼんやりしていた気がするから、いけない。
そう、思っていたのに。]
……え?
[静止。数秒後、湧き上がるのは、喜びだった。]
(7) 2014/12/24(Wed) 11時半頃
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……夜に出発するんじゃねーの?
[教師の背に向かって、ぽつりと呟いたが、きっとそれは届かなかった。 準備をして、ということならば、荷物をまとめれば良いのだろうか。
なにはともあれ、これは良いことである。]
な、サミー、フジノ、一緒に行こうぜ。 準備しにいかねーと。
[記憶がなくなる、と言ったか。 不思議な話ではあるけれど、おとなになるために必要ならば、仕方ないのかもしれない。 だって、会いに行かないといけない。おとなになって、外の世界へ、預かり物を届けに行かねばならない。 なんせ、自分の手には、いつだって記録が、少年の記憶そのものが寄り添っているのだから。]
(8) 2014/12/24(Wed) 11時半頃
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[これさえあれば、なにも怖くはない。 自分の頭から消えたって、思い出はずっとここにある。 これさえあれば、記憶なんて消えたって、みんなに会える。みんなを探せる。 そうだよな?そのはずだよな?昨日、破り捨てたのは、えたいのしれないなにかだもの。
期待に満ちた瞳で、二人を交互に見つめる。 おとなになるのは、すばらしいことだと、そう信じてやまない瞳で。**]
(9) 2014/12/24(Wed) 11時半頃
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/* 管理社会のこどもっぷりを発揮する最後のチャンスかなって……? けっこう管理社会へのこだわりを詰め込んだPCなんだよ!ほんとだよ!
絵を描くのに、創作はしない。想像もない。 ただ、見えたものを書くだけ。感情の種類は少ない。 深く思考しない。思考する訓練や機会を受けていないのでそもそもできない。 欲求を堪えることができない。言語が拙い。知能が低い。 小説系は存在しないのかな(思想に影響与える可能性がある)って思ってたのもあるけど、フィクションに触れない。読書をしない。 現状に甘んじる。提示される以上の上を目指さない。今も"おとなになる"以上のビジョンはない。 教えられた以上のものを持っていないから、色んな概念がない。 "死"を知ってるかのラインで悩んでるもの。"踊る"も多分分かってない。でも踊るのは好き。ゆらゆら。
参考文献がさほど多いわけでもないのでイメージが偏っている気はするけれど、そんな感じで。 社会の従順な犬になろう。
(-2) 2014/12/24(Wed) 11時半頃
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/* モニカが藤乃にやった事って、残酷にも程がある事なんじゃないかな。 居ない人を忘れさせないって、縛るっていう事だから。
あー、ごめん藤乃。受け取ってくれてありがとう。
(-3) 2014/12/24(Wed) 18時頃
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[落ちたフォークを慌てて拾い上げる。 同じく食堂に居るシメオン>>9を見やって、 彼の表情でようやく、気付く。
そうだ。僕らは大人になるためにここまできた。 だから、先生の報せは喜ぶべきことなんだ。 あの図書室の世界から、 ほんとうの世界へと触れることができる。
でも、確かな不安は離れない。]
(10) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
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……、 大人になったら…なったとしても、 僕らは僕らのままで、会えると、思う?
[思い出すのは昨日のこと。 いないはずの誰かを思っていた、モニカとシメオン。
そして"知らない子"と、モニカから受け取った押し花。 あれを受け取ったのは昨日だ。まだ、こどもの自分だ。
――受け取った。約束した。 それすらも、忘れてしまうということ?
問いかけ。教えて欲しいと言わんばかりの瞳で、 シメオンと、サミュエルを見た。]
(11) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
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[フジノの疑問>>11に、ほんのすこし、躊躇った。 けれど、彼らには、自分のような手立てがないから。きっと、そうだ。不安の出処はそういうことなのだ。 だから、ニイ、と歯を見せて笑う。]
安心してよ。俺が、みんな迎えに行くから。 ヨリとも約束したんだ。すぐに追いかけるって。 記憶がなくなったって、三人のことは、見つけ出すさ。 どんなに広くたってさ。きっと、そのために描いてきたんだ。
そしたら、また、フジノとサミーとヨリと俺でさ、今みたいに、暮らそう。 出会い直すところからでも、俺たちならきっとうまくやれるぜ。
[ヨリは、一人先に旅立って、寂しい思いをしているかもしれない。 たとえ彼らとの日々を忘れても、この、記録を頼りにすれば、たどり着けるはずなのだ。 そうだ、スケッチブックに記しておこう。彼らを探しに行くこと。 この平たい世界に登場する、三人の友人たちを、必ず見つけ出すように、と。 記憶がなくなった自分にもわかるように、メモしておこう。
それは、そう悪くない提案に思えた。 そうすれば、4人でまた笑い合える日が、来るはずなのだ。**]
(12) 2014/12/24(Wed) 21時頃
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[彼は、笑っていた>>12。]
それは、いいけど。
[本当かな。心はぐらつく。 確かに彼は、絵を描く人だ。だから確かにかたちで残る。 説得力は、ある様に思えた。 出てきたヨリ、は。"ヨーランダ"という子、だろう。
いないはずのひと。でも、確かにいたはずのひと。 モニカの様に、彼にもいたんだ。
だから――そういう、大事な人を探すと。 確かにそれは、良い提案に見えた。 それに自分だって、どうにかして探したい。
でも…"忘れてはいけない人"は別にいる。 それがあったから、緩く首を振って、告げる。]
(13) 2014/12/24(Wed) 22時頃
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モニカは…"ホリー"も。 見つけ出してくれるかい。
[笑顔の彼と反対に、怖々と発する名前。 しかもひとりは知らない子。 "知らないホリー"を見つけろなんて、妙な話だけど。
忘れないでと願われたその子が、 その空間にいちゃいけない理由も、無かった様に思えた。]
(14) 2014/12/24(Wed) 22時頃
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ー翌朝ー
[結局疲れ果て、昨日は泥のように眠った。そのせいか僅かに寝過ごしてしまい、チアキと約束をしたばかりだというのに先が思いやられるな、とひとりごちて苦笑を浮かべる。]
ちゃんと、約束守んないとね。
[よっ、と言いながらベッドから立ち上がり食堂へと向かう。身体は重いが心は充足感に満ち満ちていた。]
(15) 2014/12/24(Wed) 22時頃
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[食堂に行けばそこにはシメオンと藤乃の姿があったか。昨日まではここにチアキもいて、4人で生活をしていたか。それも、なんだか過去の出来事という印象が強い。]
おはよ、シミー、藤乃。
[サミュエルは時折シメオンをシミーと呼ぶことがある。それはシメオンがサミーと自身を呼ぶことに起因している。]
こんなにここ、広く感じたっけ?元々”4人しかいなかった”のにな。
[そう言いながら、席について。いつものようにアナウンスを聞いて>>1、いつもとは違う間の抜けた声を絞り出した。]
は……外に?昨日の今日だな?俺たちの再会は思ったより速そうだぞ、チアキ。
[手首のミサンガに触れながら嬉しそうに呟いて。続く言葉>>2 >>3にその表情を今度は驚愕の表情へと、変貌させた。]
(16) 2014/12/24(Wed) 22時頃
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記憶を全て、忘れる.....?
[リンダの言葉に目を見開き、そちらへ視線をやる。 待ってよ。記憶をなくすって、なに。俺たちはそんな状態で外の世界へ行って、生きてられるの。]
俺は、外に.......
[シメオンの誘いに顔を俯かせる。藤乃と、シメオンと、外に出て。それから、チアキと。シメオンの言うヨリ、のことはわからないけど、みんなで過ごせばいい。でも、]
みんなのことを忘れちまうんだろう、そんなんで、一緒に暮らせるのか?俺たちは、互いの事も覚えてられないんじゃないのか。
[その想いが、決意を鈍らせていた*]
(17) 2014/12/24(Wed) 22時頃
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[サミュエルの言葉>>17を肯定しながらも、笑顔で答える。]
うん、きっと忘れちまうけどさ、やり直せば良いんだよ。 きっと、俺たちなら、うまくやれる。 でも、
[フジノの言葉には、眉を顰めた。 昨日も同じやり取りをしたような――あの場にいたのは、本当に今日と同じ三人だったか? 違和感をむりやり無視するようなやり方で、"今"に目を向ける。]
……昨日も言ってなかった? モニカと、ホリーって誰。
(18) 2014/12/24(Wed) 23時半頃
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[>>+4握られた手。冷たいだとか、温かいだとか、そんなことは思わなかったけれど、安堵を覚えたのは確かで。 その手を弱々しく握り返す。 確かな感覚に、泣き出したくなるのを堪える。 隠すように、唇を引き結んで俯いただろう。
弱音を吐いた所でどうにもならないのは、昔からのことだ。 けれど、今だけは、どうか。 涙を流すこともなく、ただ、俯く。 潤む視界から目を背けるように、きゅっと瞼を閉じた]
(+6) 2014/12/24(Wed) 23時半頃
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[シメオンの言葉で、苦笑する。 そうか、昨日のあの子はこんな気持ちだったのか。 どうしてだろうね。どうして、覚えていないのだろう。 今更分かった気がして、もやもやとして。]
…君は、知らないかも知れないけど、 モニカは昨日…大人になる為に、ひとりで出た子だよ。
[でも、自分も今の彼の様な立場だった。 あの時は、とぼけている訳でもなんでもなかった。 今だってそうだ。 ホリーも、ヨーランダも知らない。変わらない。]
(19) 2014/12/24(Wed) 23時半頃
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[彼にとってのモニカもそうなんだろう。 だから忘れているなんてひどい、と。 そう糾弾なんて、出来ない。]
……ホリーって子は、僕も知らない。 でも、ここにいたんだって。
["ホリー"に関しては。 躊躇いがちで、そして他人事の様な言い回し。 思い出に、記憶にいないひとを紡いでいくのは、難しい。]
(20) 2014/12/24(Wed) 23時半頃
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[俯くサミュエルもちらと見て、]
分からなくても、僕は責めない。 本当は覚えていてほしいけど。
[昨日もあったね。こういうこと。 しらないこについて話すって…ホラーみたいだ。 内心で呟いて、席を立つ。]
(21) 2014/12/24(Wed) 23時半頃
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君が僕らに対して。 やり直せるって言ってくれるのは、すごく嬉しい。 僕も出来るなら、暮らしたいって思うしね。
[でも。そう零して。]
多分、後になる。探すとしても。 僕は…まず、やらなきゃいけないこと、あるから。
[彼が覚えていないのなら、 まず自分がどうにかして探さないといけない。 どうにかして、なんとかして。 モニカたちを覚える為の何かを残さないといけない。
離別の宣言にも聞こえた言葉。 小さくごめんねと言ってから、食堂を出た。*]
(22) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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……僕はそうしたら、死んだということでいいのだろうか。
[何にも覚えていないうちに。流石に、壁抜けが普段の自分の体では出来るとは思えないし。
不思議と心は静まりかえっている。いや……不自然な程。]
あれ、じゃあモニカは…?
[一緒にあの場所を出ようとした彼女は何処へいるのだろう。 彼女を探しながらキョロキョロと。他の「幽霊」も見渡せるように。]
(+7) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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―寮裏手(前日)―
[俯いたヨーランダ>>+6の傍を離れがたくて、しばらく一緒にいた。 彼女と別れた後は、みんなの姿を追ってドームの中を彷徨う。
模範生に選ばれたモニカと、チアキ。 2人もまた――自分やヨーランダと同じように、大人ではなく…幽霊になってしまうのだろうか。 そう思うと、2人をなんとかして止めたかった。 手を伸ばしても、指先に触れることひとつ、出来なかったけれど…。
先に模範生に選ばれたキャサリンの姿は見つからない。 いるのかもしれないし、いないのかもしれない]
(+8) 2014/12/25(Thu) 00時頃
|
|
[……、そう。キャサリンだ。 昨日は彼女のことをすっかり忘れていたことを、少女は思い出した]
――…わ、… (わすれちゃう んだ)
…ど…… (どーむから でると)
(+9) 2014/12/25(Thu) 00時頃
|
|
[でも、
クレヨンを渡した友だけは、自分のことを忘れずにいてくれた>>52。 泣きながら、“覚えていて”と――…託してくれた]
……、も… (もにか…)
ふ…、… (ふじの…)
[視界が滲んでしまって、モニカと藤乃の遣り取りがうまく見えない。 声だけが……想いのこもった強い響きだけが、耳元を通って心の奥底まで降り積もっていた]
(+10) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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……――あ り、
……が… と……
(+11) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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[少女は音を掻き集めて、ドームに来て初めての“声”を作った。 2人に届くことはないけれど――…、それでも。
託してくれた モニカへ。 託されてくれた 藤乃へ。
全身から溢れそうな此の感謝を、何か形に…表したくて*]
(+12) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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|
―就寝時間直前・屋根の上(昨日)―
[幽霊なのだ――と一度認識してしまうと、生身では無茶な移動も自由に行えた。 だから少女は今、寮の屋根の上に居る。 人工の夜空に近い場所に座って、足を揺らしながら、時が過ぎるのを待っている。
玄関の辺りに、モニカとチアキの背姿が見えた。 なにやら2人で話しているようだ>>+0。 離れているので、内容までは聞き取れない。
近づくことも出来るのだけれども、…なんだか、近づけなかった。 怖かったのかもしれない。 教師が呼びに来る、あの場所が]
(+13) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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|
[模範生に選ばれた2人が、このまま、外へ行けたらいいと思う。 幽霊になったら……ヨーランダと出会えたように、明日このドームの中で会えるかもしれないけれど。
…会えるけど。
それは、望みじゃあ ない。 望むのは、2人の幸せだから]
(+14) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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|
[少女は、両手の指先を祈りの形に組む。 誰に祈ったらいいのか、少し迷った。 “大人”は頼る相手ではないと、知ってしまった。 けれど他に、祈る対象を知らない。神という便利なものを、少女は知らなかった。
困って、迷って―――…]
(みんなが みんなを)
(しあわせに できますように)
ドームの大事な仲間たちを信じて、少女は祈った*]
(+15) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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/* めりー くりすます!
そうか。サンタさんにお祈りすれば いいんだ(
(-4) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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|
―翌朝・食堂―
[幽霊に眠りは不要だと思うけれど、それでも気が付けば意識が途切れて次は朝だった。 習慣というものかもしれない。
ふよりと宙を歩いて食堂に行く。 そうして教師リンダの宣言>>1から始まった3人の遣り取りを、静かに見守った。
……忘却は、なんて悲しいことだろう。 大事なことも、大事なものも。 すべて、無かったことにされてしまう。
それが人生においては当たり前なんだよという顔で、“大人”はドームの子供たちを見下ろしているんだろうか。 …、わからない けれど。
ぎゅ。っと拳を膝の上で握る。 そうだとすれば、……大人はひどく、残酷だ]
(+16) 2014/12/25(Thu) 00時半頃
|
|
[放送が起こった時>>0>>1>>2>>3。 僕はフラフラと図書室の方へ向かって、戻ってきていた所だった。
告げられた言葉。その意味を理解するのには時間がかかったのだけど。]
……どういう事だよっ‼︎
[気がつけば大声を出していた。自分で驚いてしまう程。 其の儘勢いで壁を殴ろうとしてすり抜けて。バランスを崩したかのようになったけれど。]
ここを出たら全て忘れるだって?そんな事普通に過ごしていればあり得ないじゃないか。
[いや、本当なのかもしれない。でも一つだけ言えるだろうことは。]
僕らの選択を、楽しんでいるだけだろう…?
[他は一切分からないけど。ここだけは自信があった。]
(+17) 2014/12/25(Thu) 00時半頃
|
|
[彼の記憶にない“ホリー”の名前も添えてくれた藤乃>>14に、感謝を込めてそっと頭を下げる。 約束を、守ってくれているんだ――…。
繋がっている。 モニカの想いが。 わたしの 欠片が。
蜘蛛の糸のように途切れそうな細い糸。 それでも…確かに絆は其処にある]
(+18) 2014/12/25(Thu) 00時半頃
|
|
……、
[モニカやチアキも、結局――同じように此処に来たんだろうか。 人影を求めたいような、求めたくないような。 そんな曖昧な心地で、食堂を出て寮内を彷徨っていたら……大声>>+17が聞こえて、ぴくりと肩を震わせた。 慌てて、その声の主の方へと向かう。
いた。チアキだ。
足が止まる。来てしまったんだ、…会えたんだ。 切なさと嬉しさが交錯して、きっと変な顔になってしまったと思う]
(+19) 2014/12/25(Thu) 00時半頃
|
|
[フジノの背中を、黙って見送った。
おとなになるためにまとめる荷物なんてなくて、 ただ、今も携えているスケッチブックと、鉛筆と、あの子のハサミと色紙さえあれば、それで良かった。 最後に、この場所を、平面に閉じ込めてゆこうか。
そんなことを考えて、スケッチブックを開いた。 ガランとした光景を、真っ白な頁に落とし込もうとして――ああ、そうだ。残りの頁が少ないんだ。
今更新しいものをもらう気にもならなくて、食堂の椅子の上で膝を抱えた。 どうして、昨日はそんなにたくさんの頁を使ったんだろう。 とても大切なことのはずなのに、思い出せない。**]
(23) 2014/12/25(Thu) 01時頃
|
|
……ち、 あ、―――― (ちあ き)
[喉に詰まった音を、やっとのことで唇から落とす。 先程の彼の叫び声と比べたら、それは小さなちいさな響きだ。
けれど、しんと静まり返った図書室に近いこの場所なら、拾うことも容易だろう]
(+20) 2014/12/25(Thu) 01時頃
|
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/25(Thu) 01時頃
|
[食堂へ向かおう。そう思ってそちらの方を向いて移動しようとした時。>>20 聞きなれたような雰囲気で、聞きなれない声。
そちらの方をすっ、と見れば。]
ホリー……?
[自然に、その声は出た。昨日モニカから話をきいたから、というわけではなさそうで。 彼女の、声が出た事よりも先に、彼女がそこにいたことに驚く感情と………少しだけの嬉しさと。そして困惑。
あれ、だけどどうして。昨日は彼女さえも忘れていたのだろう?
首を傾げながらも……そんな事を思いながらも。 彼女の元へと近づいてみようか。]
(+21) 2014/12/25(Thu) 01時頃
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/*ごめんよホリー、打ちながら寝落ちていたんだ。
(-5) 2014/12/25(Thu) 01時半頃
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|
[幽霊姿は、“大人”による記憶の制限の干渉を受けない。 チアキが自分のことを思い出しているだろうことに、疑いはなかった。
彼の困惑については、昨日自分が通った道でもあるので、痛ましい心地で、次第に距離の縮まるチアキの表情を見守った]
……、っ、
[なんて言っていいか分からなくて──… 結局ひとつ覚えのように、相手の透けた手のひらに、己の其れを重ねる。
同じドームの中なのに、つい先日、彼とサミュエルへ感謝の握手をした時とは全く状況が異なってしまった。 改めて沸き上がる…その事実にうちひしがれ、少女は黙って肩を落とした]
(+22) 2014/12/25(Thu) 10時頃
|
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.....はは、そうだな。一度仲良くなれたんだもんな、またやり直せるって、そうやって、割り切れたらいいのにな。
[乾いた笑い声を上げて、シメオンと藤乃の方を見る。藤乃の言葉>>19には反論の意を唱えようとしたが、そんな気も起きなかった。]
俺には自信がないよ。「大人になった俺」は「今の俺」と同じになれるのかな。冷たい人間になってるかもしれない。お前たちを、突き放すかもしれない。
[それもあるけれど、それよりも、何よりも、一番恐ろしいのは、]
(24) 2014/12/25(Thu) 12時頃
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お前のことも忘れちゃうのかな、チアキ.....
[最後に泣きそうな笑顔を浮かべた友人の姿を思い出して。彼を忘れてしまうことが、1番。何よりも怖かった。]
(25) 2014/12/25(Thu) 12時頃
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.....ごめん、シミー。ちょっと考えさせて。
[ここを出た藤乃を見送った後、自分も食堂を後にした*]
(26) 2014/12/25(Thu) 12時頃
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/* やばい!!!なんかサミュエルがホモくせぇ!!チアキにはホリーがいるのに!!!!!グハッ!!!ごめんorz
(-6) 2014/12/25(Thu) 12時頃
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/* 3
1.出て行く 2.出て行かない 3.出て行かないと見せかけて出て行く 4.出て行くと見せかけて出て行かない 5.外の世界とか知らん(※あまり良くないエンド)
(-7) 2014/12/25(Thu) 12時頃
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/* ふむ、じゃあその路線で行こうかの
(-8) 2014/12/25(Thu) 12時頃
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/* とりあえずサミュエルが重いのでウェーイとか言わせとこうウェーイ(╯⊙ ⊱ ⊙╰ )
(-9) 2014/12/25(Thu) 12時頃
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/* すまんね、バイトが思ったより忙しくて時間トレンディ
(-10) 2014/12/25(Thu) 12時頃
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/* >>時間トレンディ<<
(-11) 2014/12/25(Thu) 12時頃
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[>>+8数刻の後、顔を上げる。 ふぅ、と小さく息を吐いて、弱々しいながらも微笑んだだろう]
…ありがと。少し、落ち着いたわ。
[口角を上げて、寄り添ってくれていた彼女に礼を。 そうして、彼女と別れて、ふらりと寮の中をさ迷い始めただろう。 何にも触れられないこの手では、何をしていいのかすら分からないのだけれど]
(+23) 2014/12/25(Thu) 17時半頃
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[ふわり、ふわりと空を歩いて。 壁やら扉に遮られる事無く、空気の一部の様にさ迷う様に、思う。 あぁ、本当に、私は幽霊になってしまったのだ、と。
視界が潤む。けれど、みっともなく泣き出すような真似が出来ないのは、こんな姿になっても残っているプライドのせいだろうか。
そうして、すっかり日も落ちて。 ゆらり、ゆらり、流されて辿りついたのは、とある部屋の前]
(+24) 2014/12/25(Thu) 17時半頃
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[ただ一人、自分を覚えていてくれた、スケッチブックを持った少年の部屋。その扉を見上げる。 今の自分なら部屋に入るのも容易いのだろう。 そんなことを少しだけ考えてしまった自分を恥じつつ、トビラの前に座り込んだ。
就寝の時間はとうに過ぎている。 彼は、もう眠ってしまっただろうか。 まだ、彼の世界から私は消えていないだろうか。
ぐるぐると回る思考を落ち着かせるように、抱えた膝に頭を埋めた。 それでも、頭を巡るのは彼との思い出。最後のやり取り]
(+25) 2014/12/25(Thu) 17時半頃
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[自分の創る世界を綺麗だと言ってくれた時は、胸の辺りがじわりと温かくなったような気がした。 照れくささで言葉を返す事も出来ず、黙って背を向けた事。 それが、こうなった今、後悔の波となって頭の中をぐるぐると渦巻いていた。
こんな姿じゃ、彼を待つ事はおろか、言いそびれた「ありがとう」を伝えることも出来やしない。 情けないやら、悲しいやら、悔しいやらで、涙が堰をきったように溢れ出す。 どうせ誰も見てやしないのだから、今だけは。
そうして、子供のように泣きわめくうちに、気付けば外は明るくなっていただろう**]
(+26) 2014/12/25(Thu) 17時半頃
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[ゆっくりと彼女の下へと近づいていく。 何と言えばいいのか分からなくて。
どういう表情をすればいいかも分からなくて。 でもすぐそこまで近づいた時に、ホリーは僕の掌に、手を重ねてくれた。>>+22 でも、そうしてから肩を落とすその姿を見て。
何か言わないと、そう思って焦るのだけど。]
ホリー……僕は、此処にいるよ。
[そんな事を言って、彼女の頭をそっと撫でることしかできない。 一昨日のことの筈なのに。もう随分と昔に感じた。]
1人では、ないから…ね?
(+27) 2014/12/25(Thu) 21時半頃
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[藤乃と、「陽光を浴びれば健康になるかもしれない」って話を昔したことがあった気がする。彼女も本で読んだのだっけ。だとしたら……外に出ることは希望だっただろうに。
此処に来てしまうことは、それが潰えるということで。]
……っ。
[器としての身体を持たない今、感情の揺れ幅は大きいのかもしれない。泣き出しそうな顔を浮かべながら、嫌がられなければもう少し撫でていようか。]
(+28) 2014/12/25(Thu) 21時半頃
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/*墓下が周りきる気がしません
(-12) 2014/12/25(Thu) 22時半頃
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[頭を撫でてくれるチアキの手のひら>>+27は優しい。 …、いや寧ろ……やさしすぎて。昨日あれだけ独りで咽び泣いたのに、また目端に涙の粒が浮かんでしまう。困ったな。
ひとりではないからと言う言葉を追いかけるように、重なる指先を、少女は、ぎゅ。っと強く握り締める。 チアキを見上げ、仄かな嬉しさと辛さを込めて頷いた]
…よ ……ら… ……も。
[ヨーランダも一緒だと伝える。大人になり損ねた子供たちは、ドームという鳥籠から出られない──]
(+29) 2014/12/25(Thu) 22時半頃
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[>>+29 彼女に握られる感覚は、感じるのだなぁと思いながら。 彼女の少し高めの……でもこれがホリーなんだ、なんかしっくりくるような感じがする声を聞く。]
そっか……じゃあ、モニカもいるのかな。 僕ら、二人で此処を出ようとしたから。
[零れそうになった涙を掬ってあげたくなったのだけど。それは彼女も嫌がるだろうな…と思ってやめた。物語の中のようでもあるし。]
声が出て来ているのは……ちょっとでも、日光に当たったからなのかな…?
[彼女の変化には、そう問いかけてみて。]
(+30) 2014/12/25(Thu) 23時頃
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[泣き出しそうな相手の顔が、すぐ近くにある。 自分ばかり安心させてもらっているのが次第に申し訳なくなって、]
─────、…──
[今度はチアキに安心してほしくて、少女は努力して……だいじょうぶだよの笑みを口元に掃いた。
無理やり口角を上げた、かろうじてのものだったし。 目端の涙は頬に転がって、泣き笑いのようになってしまったけれど。
チアキに元気になってほしかったから、なるべくなるべくいつも通りを頑張って…微笑った]
(+31) 2014/12/25(Thu) 23時頃
|
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み……て… 、た。
[二人が此処を出る様子。 遠く屋上からだった、けれど]
……?、
[“外”の記憶はまったくなくて。 可能性があるとすれば、太陽よりも、幽霊になったこの状況が原因のように思う]
ゆ…う れ、 …ぃ
の ……──せ い
[ほんの少しの高さだけ、少女はチアキの目の前で浮遊してみせた。 こんなことも出来る、と言う代わりに]
(+32) 2014/12/25(Thu) 23時頃
|
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―自室―
[自室。席に座れば、深呼吸。 備え付けの紙とペンを取り出して書くことは、 自分の覚えているこどもの時のこと。モニカのこと。 存在を知らなくても、あの子が留めておきたかった友人。
友人を、今を忘れたくないのなら、 大人にならずに。ずっと此処に居ればいいと。 そう思いもするのだけど――何故だろう。
あの図書室でない。 人工的な光の射さない、ほんもののの世界へと。 自分は行かなければならないと、その思いが隅にあった。
それは、ずっと目指してきた故のものか。 "誰か"とそう、約束したからだったのか。
…思い出そうとしても、良く分からないままだ。]
(27) 2014/12/25(Thu) 23時頃
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[忘れることは、正直怖い。 わからないこと、わからない変化は、 本で教えられていないことは、怖い。
こうしてあの子についての思い出を残しても、 シメオンと、サミュエルとの記憶を残しても。 …大人になった自分は、それを受け入れられるのだろうか。 それを信じて、彼らを探しに行けるのだろうか。
―――首をふる。わからない。]
(28) 2014/12/25(Thu) 23時頃
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……やれば、できる?
[書き途中、行儀悪く机の上にうつぶせ状態。 ぽつりと呟いてみたけれど、 なんだか意味が違う、気もする。
机にそっと置かれている押し花を見て、 自分の、この選択が怒られるかもしれないとか、 悲しまれるかもしれないとか、色々と過る。
でも、先生。 貴女は記憶が要らないと言うけれど、自分はそう思わない。 大人になるまでの僕には、確かに友人たちが関わっている。 それが今までの僕をつくったのだから。 …だから、僕は、進むために覚えていたい。
記憶から消えたとしても、知らないとしても。 これを見れば、 僅かでも信じたくなる様な、そんな記憶を。]
(29) 2014/12/25(Thu) 23時頃
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[手紙として残した、頭の中の全て。色々なこと。 ホリーだけじゃない、ヨーランダ。 知らない子の名前も書いた。
名前も昨日初めて聞いたのに、 手は慣れた動きで紙の上を走るものだから、 妙な気分ではあった。
日記でも残しておけば良かったと、 そう後悔したのは内緒だ。
でも、知ってる。本の虫の自分の知識のひとつ。 ――こういうのを、タイムカプセル、って言うらしい。 子どもの頃の思い出を埋めて、 大人になって、懐かしむために掘り出すもの。]
(30) 2014/12/25(Thu) 23時頃
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[>>+31泣き笑いのような彼女の顔を見れば。無理させたかったつもりじゃ無かったのに、と思う。 一瞬、あの時のように抱きしめてしまおうかと思った。欲望がスッと生まれてくるのも、器から解き放たれたからなのかもしれない。
そう思っている間に、彼女はふわりと舞って>>+32。]
そっか。僕も、外の光景は……結局覚えていないや。
[ちょっと、残念だったかなぁ……なんて、言ってみたりして。]
でも、ヨーランダとか、仲間の1人でも忘れてしまう位なら。 こうなっても、記憶がある方がいいんじゃないかなって。そう思ったりもする。
うん。壁を抜けるのは……僕もやってみたから、幽霊なんだろうなって思うけど。 言葉にうまくできないけれど。ゆっくりだったりする中でも何だか、「ホリーの声」って感じがしたから。
[そう言って再び微笑んでみせたか。 悔しい事に、ホリーの事も抜け落ちてしまっていたけれど。 それは出来れば言いたくないと感じたからこんな表現になった。]
(+33) 2014/12/25(Thu) 23時頃
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[これは少し違うけれど、似たものだろう。 上手くいくだろうか…いくと、良い。
子供の自分が確かに覚えていた。 忘れないと約束した、あの子との思い出を。 どうか――未来に託せる様に。
未来への自分と。 先に大人になっているであろうあの子に、そう願った*]
(31) 2014/12/25(Thu) 23時頃
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[――――そして、いくらかの時間が経った頃。 ドーム入口で、開いた扉を眺める人影があるだろう。
サイズの大きくない鞄を提げ。 片手に押し花の挟まっている紙を持ったその姿は、 静かに友人たちの決断を待っていた*]
(32) 2014/12/25(Thu) 23時頃
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|
―寮裏手―
[気がついたらここに来てしまっていた。 体は扉をすり抜けるし、よくわからないけど浮くし。 誰かに会いたかったけれど反応が怖くて会えなかった。
これからどうしよう。どうなるんだろう。]
こんなにいい天気なのにね。
[さっぱりと晴れている空に向かって唇を尖らせた。]
(+34) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
|
|
[そして、日が登った後には、よろよろと食堂へ向かう。長年培った習慣というのは、そう簡単に変えられるものではないらしい。
食事を摂る者達を眺めながら、教師の告げた言葉を反芻する。 ――全てを忘れること。 その中には、今までの思い出も、自分の存在も、彼の世界も含まれているのだろう。 自分やホリー、キャサリンやチアキ、モニカ、ジャック。居なくなった者を忘れてしまったらしい友人達の姿を目の当たりにした後では、それが確かなことだと断言出来た。
……彼等も、自分やホリーのように、幽霊になってしまう。 その可能性は、頭の隅へ追いやった。考えたくもなかったから]
(+35) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
|
|
[彼が――スケッチブックを持った彼が言い切る事>>12。 描いた記憶を頼りに、友人たちを探しに行く。 出来ることなら、どんなに素敵なことだろう。
けれど、そんな楽観的な希望を抱くことは少女には難しかった。 彼の記憶から失せた存在が、スケッチブックからも消えてしまう可能性を悟ってしまったから。 スケッチブックを記憶の一部の様に思っている彼にとっては当然のことだろう。 言うなれば、他人の落書きを見つけたようなものなのだから、消すのが当たり前だ。
大人になった彼の世界から、いつ自分が消えてしまうのか。自分の痕跡が完全に失われるかを考えるだけで、心臓を氷の手で掴まれているような心地になるのだ。
忘却される恐怖。それを辛うじて抑えつけているのが、彼の持つスケッチブックだった。 あの白い世界の中でなら、自分や、存在を消された友人達が未だ生きている。 だから、少女は願う]
(+36) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
|
|
[誰もいなくなった食堂で、スケッチブックを捲る。 すぐに現れたのは、覚えのない光景で。 いいや、その風景に覚えがないわけじゃあないのだ。 バスケットコートも、見慣れた廊下も。 けれど、君は誰だ?バスケットコートでボールを打つ彼も、はにかむように笑う彼女も、いくら記憶を探っても、どこにもいない。 それなのに、どうしてここにいるのだろう。
破いて捨ててしまいたい衝動にかられる。 確かに、絵を描いた記憶はあるのに、自分が描いたのはこんなものじゃなかった。確かにそう思う。 ならばどうして?自分がここに閉じ込めておきたかったものは? 答えは出ない。
散々迷って、自分の部屋に帰った。 積み重ねてきたスケッチブックを、順に捲って、遡って。 そこにあるのは、自分の知らない光景ばかりだった。*]
(33) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
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|
……外へ行っても。 貴方の世界を、喪わないで。
[自分を忘れないで、なんて、きっと無理な話だろう。 けれど、彼がスケッチブックに描いた世界は、確かに此処に在ったのだ。 それを彼が捨ててしまえば、完全に、自分の存在は消えてしまうだろうから。
外へと旅立つ彼に――全てを忘れる事を厭わない彼に、自分が望める事は、きっとそれくらいしかない。 未知の世界への希望を抱いて、歩きだそうとする背中を眺めながら、祈った]
(+37) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
|
|
[今度は、ほとんど迷わなかった。
チビた鉛筆を取り出して、スケッチブックの最後の頁に短い文章を書きつける。 積み重なった記憶を抱えられるだけ抱えてゆこう。 その中には、昨日破り捨てた彼女の姿もたくさん、朗らかに笑っていた。少しばつが悪い。 不思議な気分だった。
あの子のハサミと色紙は、ポケットを膨らませている。 両腕いっぱいの記憶は、視界に食い込むほどだったけれど、これで良い。
他のものは何もいらない。]
(34) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
|
|
ードーム入り口ー
[そこには既に友人の姿>>32があった。 はにかむような笑みを浮かべる。思い出に塞がっていて、手は振れなかった。]
早かったね、フジノ。
[気になることもあったけれど、迷いはなく、晴れやかな気分だった。]
(35) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
|
|
[酷いことをした。 それをわかっていて、お願いした。いや、押し付けた。 多分、いくら謝ってもそれが許されることはないし、何より私自身が許せない。]
ごめんね。
[それでも後悔だけはしてなかった。]
ごめんなさい。
[酷いこととわかっていても、どうしても忘れてほしくなかったの。]
(+38) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
|
|
ー自室ー
[いつの日か、読んだ本を思い出した。空に広がる満天の星。人工でもなく、本物の、美しい星。それを見たいと、言葉にしたあの時、自分は確かに外に出る事への希望を胸に抱いていた。
今はどうだろう?
約束がある。 (忘れてしまうんだ、守れる気がしない。)
会いたい人がいる。 (その人はきっと、俺の中では「知らない人」に成り下がるんだ。)
本物の空を、見たい。 (その思いは、変わることなくあるのだろうか。)]
.......っ!
[バン、と壁に勢いよくボールを叩きつける。自分はどうすればいい。否、自分はどうしたいんだ。
その答えが、見つからない。]
(36) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
|
|
[でも、こんな事になるのなら。 藤乃もこんな風になってしまうのなら。]
いいよ。
[せめてホリーの事は覚えていて欲しいけど。私の事は忘れて、大人になって欲しい。 きっと、何時までもここに縛られるのは辛いから。
少しの間だけでも覚えていてくれたのだから。]
ありがとう、藤乃。 私はもう、満足だよ。
[なんて傲慢なんだろう。なんて酷い奴なんだろう。 こんな私が模範生になれるはずなんてなかった。
絶望に似た何かが押し寄せたけれど、なぜか涙は出なかった。]
(+39) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
|
|
ーーー何やってんだよ。
[そんな自分を見かねたかのように、誰かの声が聞こえた気がした。振り返りたい。でも、振り返りたくない。]
僕の大口に乗ってもっと大きい口を叩いた君が、こんなところで生涯を終えるつもりなの。
[優しくも、少し怒気を含んだような声。ああ、時々怒らせたらこんな感じの声だったっけ。薄く笑う。]
君に渡した”あれ”があるだろう。それを、忘れずに持っていてね。そしたら、例え覚えてなくてもまた会える。だって、そのミサンガはーーーー
[後に続く言葉に、何故か涙腺が緩んだ。]
(37) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
|
|
”再会の、約束の印だろう。”
(38) 2014/12/25(Thu) 23時半頃
|
|
[声をかけられれば>>35、顔を上げて手を振った。]
や、 …いや、五分前行動、って言うだろ。
[それよりもっと早かった気がするけど。 そう思いつつ、彼の笑顔に、似た笑顔で返す。 両腕で抱えているスケッチブックは、 きっと、此処での思い出が詰まっているのだろう。 未来に持って行く為のものとして。]
……大丈夫。 また、会えるよ。"皆"に。
[根拠は、儚いものだけど。 でも、確かな自信を持ったまま、優しく告げた。]
(39) 2014/12/26(Fri) 00時頃
|
|
....迷うことなんて無かったんだよな。
[立ち上がり、バスケットボールを手に取る。長年共に過ごしてきた相棒。これからもずっと、俺が「大人になっても」ずっと、お前とは一生の付き合いだな。最後に布でボールを磨く。綺麗になったボールを小脇に抱えて、自室を勢いよく飛び出した。]
俺は行くよ。「外の世界」に。あいつとまた出会って、今度はバスケで新しく出会う奴らに連携プレーを見せつけてやらないとな。そんで、星を一緒に見てさ、また語り合いたいよな。今までのこと。これからのこと。
[いつもなら怒られるはずの先生もいない。外の世界に出られる資格を得た今、もう何をしたっていいやと思った。それで取り消しになればそれはそれだが、彼は止まろうとはしなかった。]
(40) 2014/12/26(Fri) 00時頃
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|
[涙を拭い、笑顔で辿り着いた扉の前には、すでに2人の友人の姿があっただろう。]
(41) 2014/12/26(Fri) 00時頃
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/*ゴメンナサイ時間なかったから急ピッチで仕上げた!
(-13) 2014/12/26(Fri) 00時頃
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|
[自分の声を誉められた>>+33気がして、少女ははにかんだ。 けれど、こうなっても、と。現状を肯定するかのようなチアキの様子に、少し困ったように眉を下げる。
幽霊の――“子供”の姿のままなら、確かに記憶は此処にある。 チアキのことも覚えているし、ヨーランダやモニカのこともジャックのことも。 忘れていたキャサリンのことだって、思い出した。
“声”だって――… 少しずつ、出るようになっている。 外に出なくても、太陽を浴びなくても……“喋りたい”という願いは、確かに叶おうとしている]
(+40) 2014/12/26(Fri) 00時頃
|
|
[でも、ちがう。 まちがってない部分もあるけれど、 ……自分 は、]
そ と……も……
き ……お く も
[本当は――どちらも、欲しかった。
だから、どちらも得て欲しいと思う。彼らには。 ……叶うならば]
(+41) 2014/12/26(Fri) 00時頃
|
|
[シメオンにそう言い終われば、 走ってやってくる、サミュエル>>41の姿が見えた。 彼は笑顔で――ああ、皆、笑っている。
安心だったのか、なんなのか。 そんな思いを抱きながら、彼にも手を振って。]
大人になったらさ。 シメオンは、また絵を見せてね。 サミュエルもさ、またあの綺麗なシュート、見せて。
[そう、こどもっぽい願いを彼らに言う。 …彼らの返事は、どうだったか。]
(42) 2014/12/26(Fri) 00時頃
|
|
[チアキの手を取って、玄関へと誘う。 みんなが、いつ出発するか分からないから。 待とう、 その意を込めて。
見届けないといけないと 思った。 見届けたいと 想った。
幽霊となったのは、 彼らのことを覚えているのは、
…、このためなんじゃないかって 感じるから]
(+42) 2014/12/26(Fri) 00時頃
|
|
[無理を言いたい訳じゃない。 記憶は、いつか薄れるもの。
自分だって、子供の頃のことを、全て覚えている訳じゃあない。
それでも、忘れられない出来事はある。 忘れられない…忘れたくない友人たちはいる。
そういう“子供”の欠片が、ほんのすこしでも。 “大人”になる彼らに、残っていてくれれば嬉しいと おもう]
(+43) 2014/12/26(Fri) 00時頃
|
|
[入口に向き合う。 こどもの頃の思い出のひとつは、鞄に入れて。 そして離すまいと、もうひとつを手に持って。
…大丈夫。 最後に自分は、"友人たち"と笑えている筈だ。
そうして、笑顔のまま。 ―――ドームの外へと、踏み出すだろう*]
(43) 2014/12/26(Fri) 00時頃
|
|
[ドームの入り口に集う3つの影に、笑みを浮かべる。 彼らは歩き出すことを選んだのだ。
多分、私は――私達は、もう、大人には成れないだろう。 歩けなかった道を、創り出せなかった未来を、彼等が紡いで行ってくれるなら、本望だ]
……ばいばい。
[小さく呟いて、背に手を振る。 頬を伝う涙を、前髪で隠しながら*]
(-14) 2014/12/26(Fri) 00時頃
|
|
[2人の表情は穏やかで、ああ、これで良かったんだなと思う。3人とも、ここを出て大人になるんだ。]
いーよ。いくらでも見せてあげる。その代わり、今度は俺にもオススメの本、紹介してね。
[藤乃の問い>>42にニヤリと笑って返す。そしてシメオンの方を向いて]
今度はさ、もちょっとマシな顔の俺を描いてよ。約束な。
[それだけ言って、また扉の方を向いた。]
(44) 2014/12/26(Fri) 00時頃
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…――や れ ば…
……で きる
[強く願えば、互いに願えば――…きっと]
(+44) 2014/12/26(Fri) 00時頃
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|
勿論……どちらも。僕らは欲したよね。記憶の方は…無意識だったけれど。
他の皆は…どうなるのかな。
僕を忘れることで、幸せを感じられるのなら。
幸せになってほしいとは、思うけれど。此処に戻ってくる必要なんで無いんだから。
[此処にいるのは生温いのかもしれないな、なんて。そんな事を思って。]
分からないから、もう少し考えたい。 今の僕らと、彼らの行く先を。
……サミュエルの所、行く?
[提案したのは僕の親友の所だけど。1人でも見に行くつもりだった。]
(-15) 2014/12/26(Fri) 00時頃
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モチロン。
[最後にまたにっと歯を見せて笑ったけれど、積み上げたスケッチブックの影、彼らに見えたかどうかは分からない。]
じゃ、そろそろ行こうよ。 さっさとあの子"たち"を見つけなきゃ。
[人工の光に慣れきった自分には、外の世界はさほど眩しい、というわけではなかったけれど。 それでも眩い未来に目を細めて、一歩、踏み出した。]
(45) 2014/12/26(Fri) 00時頃
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[そして、外への一歩を踏み出した*]
(46) 2014/12/26(Fri) 00時頃
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