229 観用少年
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全
ヤニクに12人が投票した。
ミナカタに1人が投票した。
ナナオに1人が投票した。
ヤニクは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ハワード、ケイイチ、ガーディ、明之進、シメオン、ジョージ、オスカー、ミナカタ、直円、ナナオ、グロリア、リッキィ、サミュエルの13名。
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[今日もまた同じ。 人形を仕入れ、白に戻し、売り捌く。]
一度刻まれたものを消すのは、とても難しいのです。 何らかの形で影響が残る。 ――ですが、考えてもみて下さい。 本来であれば絶対に手にすることのできない人形、 「ほんの少し」の傷に目を瞑るだけで…… それが、貴方のものになるという意味を。
[店主は笑う。]**
(0) 2017/10/13(Fri) 01時頃
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[ううん、と角砂糖を傍らに応じる。好物を前に、主人の顔はほんのちらりと眺めただけで、耳にする声色だけでは相手の機嫌など察せやしない。一度にこやかな表情を見れば、判断は単純で。]
すっぱい?いい香り? [説明を聞いてますます首を傾げてしまう。>>2:225わかるのは、ミルクの味と砂糖の甘味だけ。赤くてつややかで、「あまずっぱい」とはなんだろう。 生身の人間に憧れたわけでもなく、食べたがったわけでもなく。単に純粋な、未知への探求心を擽られていたが。] ……ん、いいよ [手招くのを見ればいったん立ち上がり、言われた通りショートケーキの乗った皿を持っていく。形を崩さないように、倒れないようにと慎重な足取りで──けれどそれも、不意に衝撃を受ければバランスを崩して転んでしまう。]
(1) 2017/10/13(Fri) 01時頃
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ひゃうっ [カシャン、と甲高い音と鈍い音が同時に響いた。一つは少年の倒れ込んだ音。もう一つは、皿のひっくり返った音。見れば赤いイチゴはクリーム塗れで、床を汚したケーキは無残に崩れてしまっていた。] いったぁ…… わぁっ!?ご、ごめんシメオン これ、どうしよう……
[打ち付けた膝を擦りつつ立ち上がり、惨状を見れば狼狽えて。転ばされた現状も理由も理解出来ぬまま、ケーキを台無しにしてしまったことへの、咄嗟の謝罪を口にした。*]
(2) 2017/10/13(Fri) 01時頃
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/* 前日の私は5分間の間に寝落ちをかます出来損ないでしたが今度の私は完璧に幸福です……
(-0) 2017/10/13(Fri) 01時頃
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/* Simejiで「ケーキ」と打つ度夜の飯テロに襲われてもう。
(-1) 2017/10/13(Fri) 01時頃
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[膝の上で見上げる光景は珍しく、 尊大を崩した慌てる青年にふわりと笑う。
薄手の夜着から伝わる体温は緩やかで、 心地良く、身体の力を抜き、凭れて託して。
――この膝上は、自分だけの特等席。
そんな我儘から生まれた欲を隠さず、 寄せた頬に伝わる体温に熱が籠れば瞼を伏せ、 囁きを溢して返る言葉に、頬をとろりと緩ませながら]
(-2) 2017/10/13(Fri) 04時頃
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ケイ、イチ……
[背に回る腕に小さな音を溢し、腕の檻に囚われた。 それに抗うつもりもなく無抵抗に身を寄せて、 脚の間に触れる熱の塊に、ぱちぱち瞬きながら]
(-3) 2017/10/13(Fri) 04時頃
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これ、……ぁぅ……
[問いかけめいた囁きは、 しかし、それどころではなくなった。
薄衣のパジャマを引かれて首を傾ぐしかなく、 その傾いだ首筋に吸い付かれて身体が跳ねる。
刺激が、脳裏を焼くようだった。 微かに過った影の残滓がその刺激の根源を教えかけ、 淡雪のように熱に融けて、儚く消えていく]
(-4) 2017/10/13(Fri) 04時頃
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[苦痛は、最初のちくりとした痛みのみ。
散らされた紅は自分では見えず、 そこを擽る熱い吐息に漣のように震え、 それが怯えだと誤解される前に拘束の腕を指で突き]
ケイイチ……、僕も……したい
[首に落ちた唇がまた熱を燈して鼓動が跳ねた。 心地良く、そのまま託してしまいたい。
けれど『彼が喜ぶことを』、 そう擦り込まれた意識はその先へと進み――…]
(-5) 2017/10/13(Fri) 04時頃
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[檻が緩めば特等席を滑り落ちて、 ベッドも降りて膝をついて彼の脚の間に割り入った。
視線はタオル地を隆起させている塊へ、 あの男娼とかいう男がしていたようにそっと指が触れ]
ええ、と……
[彼はどうしていたっけと思考を巡らせる合間、 触れた指はタオルを除けて熱に直に触れながら。 輪郭を辿り、指を絡ませ、じっとそこを見る。
片手でやっと――だから両手で包むように。 そうしてから漸く思い至って、 薄桃の唇がその柔らかな感触を先端へと落とす**]
(-6) 2017/10/13(Fri) 04時頃
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[夢中になって花を咲かせていたが、 腕の中で彼が微かに震える気配にはっとする。 けれど、その事実を何かに結びつける前、 腕に触れる指にそして耳に飛び込んでくる 「僕も」の言葉に眦が溶けた。]
ん、して……。
[して良いという許可ではなくして欲しいという懇願が、 自然と唇から零れ落ちる。 拘束を緩め軽く胸を反らせるようにして、 ガーディがやりやすいようにしてやる。
――そう、僕も、と言うからには、 ケイイチの身体に紅を咲かせるものだと思っていたから。]
(-7) 2017/10/13(Fri) 05時頃
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え?
[けれど、柔らかい身体はしゅるりと膝から滑り落ちる。 ――まさか、 と、思う間も無く、己の熱にガーディの指が、触れた。]
っ………あっ、ガーディ!
[小さな指はバスタオルを簡単に退けてしまう。 直に触れられケイイチは悲鳴のような嬌声を上げた。 指先だったものが五指になり、 両の手の平で包み込まれれば、 ケイイチの唇から堪えるような熱い息が漏れる。 思わずきつく瞑った目を微かにひらくと、 ガーディの視線もまたまっすぐケイイチのソレに絡んでいて――余計に、身体が熱くなる。
鼓膜を揺らすは小さな呟き。 戸惑う、というよりは思い出すような仕草の後―― その唇が、先端に触れた。]
(-8) 2017/10/13(Fri) 05時頃
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っっ〜〜〜!! お、まえ、いつから、見てっ……!
[薄く開いた瞼の向こうはあまりに淫靡。 柔らかい唇の感触に素直に腰を揺らしながら、ケイイチは必死で叫んだ。 思い出すような仕草も、この触れ方も――さっきの男娼との行為をなぞっているのだと思えば、不自然はない。 不自然はないが…… どことなく落ち着かない気持ちになってしまうのは、致し方ないことで。
そんなことしなくてもいい、と言おうとしたのは、咄嗟の理性。 けれど見下ろす光景の凄まじさに、 一度焼き切れた理性は簡単に消えてなくなる。 そもここで静止するのが優しさか? だってガーディはケイイチのためを思ってこうしてくれているのだから、 とうしたら一番良くなれるか伝えるのが誠意では? ケイイチは考える。 至って真面目に、至ってシンプルに、至って誠実に。
……つまり、理性の焼き切れた思考なんて、 ろくなものじゃないということだ。]
(-9) 2017/10/13(Fri) 05時頃
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っ……先っぽ、なめ、て。 手は、もっと、強く握ってもへいき、だから……。
[手は頭に置いて優しく髪を撫でる。 快楽に溺れた瞳で見つめ、 喘ぐように言葉を紡ぐ。]
ガーディの手で、僕のこと、気持ちよくして……?
[既に先端から先走りを滲ませ、 気を抜けばすぐにでも達してしまいそうな有様なのに、 ケイイチは貪欲に彼から与えられる快楽を強請った。]
(-10) 2017/10/13(Fri) 05時頃
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[人形をどう扱うかは持ち主それぞれによるだろう。 それぞれの嗜好に染まりきれないことは歯がゆさすらあった。
そのままでいいと言われた時の気持ちは 人間で例えるなら――――救われたような心地がした。
南方以外の人間が こんなにも癖のある自分を受け容れてくれることはないだろう。
予感が、しているのだ。**]
(3) 2017/10/13(Fri) 11時頃
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知らなかったぜ。 てめえみたいに何も要求しねえ事、無かったから。
[”今は”やめろという声に満足した笑みを零す。
一度寝台の上から退く。買ったばかりの服をオスカーも脱ぎ 脱ぎながらも器用に畳んだ。
オスカーの肢体は見目が良いように程良く鍛えられているように作られていた。 作り物であるのに見た目は全く変わらない。
衣擦れの音がして明かりもない中でその黒い宝石のような瞳が欲望に煌めく。]
(-11) 2017/10/13(Fri) 11時頃
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コースケ。
[まるで恋人を呼ぶような甘い声。 刷り込まれたことであってもずっとこうしたかった。
否やもなく恋情も劣情も抱く性質だ。]
最高に気持ち良くしてやるよ。 昔のことなんか忘れられるぐらいに。
[間近で一度呟き、ちゅ、と態とリップ音を立てた軽いキスを交わす。
唇が徐々に下がる喉仏を唇で擽り、鎖骨を甘噛みする。痕は付かないが朝までは赤くなる程度に。 唇を身体の全身が触れながら胸の突起へ辿り着く。 周辺をちろりと赤い舌が嘗め取りながら片手は脇腹を官能的に擽る。
膝の間に再び割り入っていたがオスカーは一糸纏わぬ姿なのに南方は下着を残していた。]
(-12) 2017/10/13(Fri) 11時頃
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コースケ、直に触っていい?
[答がわかっていて態と尋ねる。下着の上からゆるゆると南方自身に触れる手つきはいやらしく蠢く。
舌は胸の粒をぺろりと何度も嘗め取っていると硬く尖ってきたようだ。 反対側もどうかして欲しいかもしれないが今は片方に集中して責め立てるように突起の先端に口づける。
空いてる手は脇腹を擽りながら太股のほうを撫ぜ始めた。*]
(-13) 2017/10/13(Fri) 11時頃
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/* なんでパンツ脱いでないのバレたんだろう
(-14) 2017/10/13(Fri) 11時頃
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[陶器のようなその肌に彼の黒が映えて、 まるで宝石を見ているような心地がした。
それなのに、その瞳は人間らしく欲望にぎらついていて。 そのアンバランスさに、息を呑む]
(-15) 2017/10/13(Fri) 13時半頃
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……そこまで言うなら、忘れさせてくれよ。 今までのあいつのこと、全部。
[子ども相手に何を言っているのだろうと、 自分を笑いたい気分だった。 けれど彼ならば、そうしてくれるような気がした。
彼の声は、驚くほど甘ったるい。 それはこちらが恥ずかしくなるくらいで、心ごと溶かされてしまいそうだ。
彼の唇が身体を這って、微かな快感を生む。 喉仏に軽く吸いつかれれば、甘い声を漏らす。 痕がつくと一瞬思ったけれど、それほど強くはない。 多分大丈夫だろうとか、そんな適当で曖昧な思考で]
(-16) 2017/10/13(Fri) 13時半頃
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……っ、ぁ、あんま、そこ、
[何処もかしこも弱いのであるが、その中でも胸は特に弱かった。 あの男がその場所に触れるのが好きだったからだろう。 だから弱々しく首を振って、拒絶の意を示す。
けれども、突起を嬲るように舐められるその感覚がもどかしいと感じてしまう。 それに、片方だけを責めるその舌が、焦れったくて堪らない。 だから思考は、もっと……なんて呆れた方に向かってしまうけれど。 それを口に出すことは出来なかった]
ぁ、くそ……っ、言わせんじゃ、ねーよ!
[そんなことは分かっているだろうと、そう言わんばかりの言葉を吐いて彼を見る。
何もかもが、身体を刺激してやまない。 彼の手も、舌も、その視線さえも。 唇を噛んで、彼を見つめて。 これからへの期待にまた、自身の熱を硬くした]*
(-17) 2017/10/13(Fri) 13時半頃
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ん〜…、途中から……?
[唇が熱に触れたまま、 問いかけに素直に答えて小さく小首を傾げた。 自然と滑る輪郭を唇が撫でて刺激に変える。
添えた掌が脈動を伝えて瞳を細めた。 それがどういう意味かはまだ分からない。 けれど剥がされないのだから合格なのだろう]
(-18) 2017/10/13(Fri) 14時半頃
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うん、もっと… 、ケイイチに……
[……喜んでもらえるために。 動機はそれだけで、だからこそ無邪気に。
言われるまま包むようにしていた掌を剥がし、 指を絡めて根から先端まで汲み上げた。 それと同時に躊躇いなく唇から舌を覗かせ、 先端を掬うように舐めてみる――
その滑りに慣れるまで、 まるで子犬がミルクを舐めるようにぺろぺろと。
慣れれば上目遣いで反応を確かめながら、 小さな唇を開いて、はむ、と食んだり舌を這わせたり。 児戯であろうと懸命に、ただ訴える視線を投げて]
(-19) 2017/10/13(Fri) 14時半頃
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ああ、忘れさせてやるよ。 全部、全部、あんな野郎のこと忘れさせてやる。
[一度だけ顔をあげてあどけない顔は艶麗に笑む。 柔く啄むような口付けを交わした。
唇からすべて塗り替えていくように。 余すところなく唇を這わす。手を取って甲を口付け肘まで伝う。唇だけ、滑り落ちるように。] そこ…なんだよ?
[顔もあげもせずに問い掛けて突起に熱い息が掛かっただろう。 弱い拒絶は”気持ちいい”ということだ。
オスカーの歯止めにはならずに硬くなった突起を甘く噛む。 空いている方はピンと人差し指で突起を弾き、抓むようにして捏ねまわす。
オスカーの以前の持ち主は然程、胸を弄られるのが好きだったわけではないが。 男が男にどう触れれば”悦く”なるからは心得ていた。]
(-20) 2017/10/13(Fri) 14時半頃
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愛玩物を自慢するように持ち主以外を抱いたこともある――…だけどその僅かな記憶に今は蓋をする。
今はただ、南方を味わっていたい。 時々甘噛みしては吸い付く。 手で捏ねまわす手つきも反応を見ながら強弱を付けていく。
南方が自分の手で興奮してると思うだけで、そそられた。]
コースケ…もう硬いじゃん。 下着、汚しちまうかも。自分で脱ぐ?
(-21) 2017/10/13(Fri) 14時半頃
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[一度胸から顔をあげぎらりと欲に濡れた黒瞳が見つめる。 下着の隙間から滑らるように家事仕事でも全く傷んでいない白磁の手が触れる。 触れた熱は既に勃ちあがり先走りの液でぬめっていた。
心得たように組み敷く男の熱を更に煽る手つきで扱く。胸の突起の両側を唇と手で責めながら、片膝に割り入っている自身の欲望も直に擦りつける。
全身で余すところなく愛撫するように溶かして、蕩けきってしまえばいい。 理性を崩して身も世もなく縋ってくれたらと想像するだけでぞくぞくした。
素直になりきれない様もそれはそれで、堪能しながらも嬌声じみた歯止めでは責める手は決して止めない]
……ああ、このままイッちまえよ。
[どうせ洗うの俺だし、と余計な一言を告げて扱く手を速めた*]
(-22) 2017/10/13(Fri) 14時半頃
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[それを幾度か繰り返し、 当然のように息が詰まって苦しさに溺れ、 手指だけが汲み上げる中、息継ぎに唇を剥がした刹那。
びく、と跳ねた熱が唇から弾むように飛び出し、 白濁が口腔を汚し、顔を汚し、髪にまで飛沫を散らす。 ぁ、と零す声と同時に唇の端からとろりと滴が溢れ、 慌てて鎖し、自然と喉奥へと流し、喉を鳴らしながら。
同じ白のミルクと違う、初めての味は不思議でしかなく、 見上げて、どうしたらいいものかを問いかけようとし]
(-23) 2017/10/13(Fri) 14時半頃
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ん、く……
[喉奥に流し込んだ白濁が喉に張り付いて、 上手く言葉が出ずに、涙を滲ませただ息を吐く。
知識が洗われたぶんだけ無垢が混じる仕草は、 そうしながらも絡んだ指先の奉仕は止まらずに。
手指も、顔も、髪も、白く汚れたのも気に留めず、 次はどうすれば彼が喜ぶかと視線だけで訴える**]
(-24) 2017/10/13(Fri) 14時半頃
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/* やっべえコースケ可愛いし、取りあえず昔の男殺したいけど人形条約に基づきやめとく(謎
(-25) 2017/10/13(Fri) 14時半頃
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ぐっ、ぁ、ソコで喋んな、っ、いで……!
[ガーディの言葉に空気が震えて熱が擽られる。 その小さな刺激さえ今は過ぎたるもので、 尋ねたのは自分でありるというのに、 つい口をついて出るのは理不尽ともとれる言葉。
そう、ガーディは素直だ。 自分を喜ばせたい、そういう気持ちが言動から伝わって、 ケイイチの胸に真っ直ぐ刺さる。 だからだろうか。 技術で言ってしまえば先ほどの男娼より遥か拙く―― ――いつか、の時に感じたような慣れもない。 それなのに、ケイイチの脳に届く快楽は何倍も強い。]
(-26) 2017/10/13(Fri) 18時頃
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[小さな手が扱き上げる度に腰が跳ね、 舌先が先端を掠める度に甘い声が漏れ、 先端を食まれれば思考は一層白くなった。 そうして足許に視線を向ければ、 懸命にこちらを探る視線が見えて、]
あ……ガーディ、上手、だよ……。 っ、きもち、いい……。
[欲と熱で蕩けた顔を隠すことなく晒しては、 ガーディの頭を優しく撫でた。]
(-27) 2017/10/13(Fri) 18時頃
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あーあ……
[無残に崩れたケーキを眺め、残念そうな声を上げる。>>2謝罪の言葉には薄ら笑いで、良いも悪いも言葉にしないが。伏した皿を返すと、白色に苺が埋もれている。その苺を摘み上げ、指先に力を加えぐちゃりと潰す]
……他の食べ物を知らないの? お前の前の家族は、父さん達と発想が似ていそうなのに。
[だから角砂糖とミルク以外の味を知っていてもおかしくないと思ったのだが。ベッドの端から立ち上がり、転んだ彼に近付く]
……「甘酸っぱい」?
[片手で両頬を捉えて、彼に味見をさせる。小さな口を果汁濡れの指先で抉じ開け、ざらりとした舌腹に擦りつけて。味の感想を問う]*
(4) 2017/10/13(Fri) 18時頃
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[そうして、限界は訪れる。 びくびくと腰が身体が痙攣するように揺れ、 息が荒くなり、思考が白一色になり―― 絶え間なく熱い息の嬌声を吐きながら、ケイイチは必死で叫んだ。]
ガー、ディ、も、離しっ
[その言葉が聞こえてか偶然か。 ガーディが唇を剥がしたところで、ついに]
っ、あ、ああぁっ……!
[達した。 身を反らし喉を晒しながら白濁をまき散らしたのだ。
獣のような荒い息を繰り返し、整えて、 ようやく――ガーディに視線をやって、気付く。]
(-28) 2017/10/13(Fri) 18時頃
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うわごめん顔っ……ていうか、の、飲まなくていい!
[慌て言うがもう遅かった。 小さく唸るようにして、 ガーディは口の中のものを喉奥に流し込んでいる。 ――その光景に、再び熱がこもるような気が、して。]
っは、もう…… っ!?
[小さく吐いた息は、すぐに驚愕で詰まった。 何故か。 達したばかりのものに、再びガーディが指先で奉仕を始めたからだ。 熱を放ち芯を失ったソレは、 けれどだからこそより敏感になっている。]
(-29) 2017/10/13(Fri) 18時頃
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[忘れさせてやる、その言葉に安堵した。 安堵してはいけないのだろうけれどしてしまった。 彼に上書きさせて、それは結局自分を好むようになっている 人形にやらせているのだ。
罪悪感が募る、募る。 けれどその言葉を取り消すことも出来なくて。 罪悪感があるのに、後悔はなかった]
(-30) 2017/10/13(Fri) 18時頃
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や、やだ、待って、ストップ、 イったばっか、だか、らっ、んっ、ガーディ!
[訴える言葉は必死、 視線があったのなら泣きそうな顔でガーディを見つめ、 とにかく止めてと声をあげる。
素直に止まったのなら―― 肩で息を整えた後、今度は僕がガーディを気持ちよくする、 と、ガーディに寝台に上がるように指示をして。
止まらなかったら?―― 過ぎたる快楽に泣き叫ぶばかりだろう。]*
(-31) 2017/10/13(Fri) 18時頃
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は、ぁ、あ……ッ、
お、まえ、脱がせる気ねーだろ……ッ
[突起を触られて、彼の口の中で転がされて。 それだけでも身体に嫌というほど快感が走る。 彼の問い掛けにすらびくりと反応してしまう 身体が恨めしい。 昔はこんなじゃなかったのに、と考えかけてやめた。 今自分を抱こうとしているのは、オスカーなのだから。
下着が汚れるかもしれない、というより もうすでに汚れているのだろう。 自分でも先走りが零れているのが分かる。 そこに彼の手が動き回っているというだけでも、 胸を羞恥が抉った]
(-32) 2017/10/13(Fri) 18時頃
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や、まて、って……ッ、ぁぁあ!!
[せめて脱がせてほしいという気持ちは 残念ながら彼には届かなかったようだ。 洗うのはとか、そういう問題じゃない。 吐き出す先が下着の中という事実が嫌なのに。
抑える間もなく嬌声を上げて、そのまま果てた]*
(-33) 2017/10/13(Fri) 18時頃
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……でも
[指先が絡む熱は、唾液と零れた滴でぬるりと滑り、 びくりと震えるたびに快楽が奔るのだろうと感覚は訴える。 彼の必死さも、指から伝わる熱も、その硬さも。
なにより先端からまた溢れ出す滴が纏わりついて、 塗布のたびに粘つく水音が増したことも。
けれど、主人の言葉が絶対に響く人形は素直に。 絡めた指先をそっと解いて解放すると、 命じられるままに寝台へ――特等席へと戻り]
(-34) 2017/10/13(Fri) 19時頃
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ケイイチ、僕……
[記憶の光景はもう少し先まで続いていて、 あの男娼がどうしていたかを思い描いての掠れた言葉。 囁きを耳朶に擦り込んだのは体格上仕方ないことで、 彼の口端に唇を寄せて、跨るまま寝台に膝を立てた。
指先は、彼の熱へ再び触れている。 絡みはせず添えるだけで、その役割は当然のように]
(-35) 2017/10/13(Fri) 19時頃
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ええと……
[たどたどしく導く先は、 受け入れるには未だ硬いままの小さな入口で。 濡れて、滑る先を合わせてはみたものの、 男娼と彼の光景はここまででそこで留まった。
眉を寄せて、つぷ、と先だけ埋めた身体が震える。 慣らしもしない身体は拒絶に近い窮屈さだろう。 実際、ほんの僅かに埋めただけでそれ以上は動けない。
じわりと滲む視界が揺れて、鎖した。 はふ、と息を吐き彼に凭れかかって、その後を託す。 代わりに両腕はするりと彼へ巻き付いて縋り]
(-36) 2017/10/13(Fri) 19時頃
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ケイ、イチが……気持ちよく、なって
[願望を綴った唇で、首筋に紅い花を咲かせた**]
(-37) 2017/10/13(Fri) 19時頃
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/* こんな どすけべ案件 ある????????????????????????
(-38) 2017/10/13(Fri) 19時頃
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……ん、すぐにイッたな。 やっぱり溜まってんじゃん。
[達して弛緩した身体に腰を掴んで、下着をずりおろす。 果てた身体は過敏になってるのか 手を這わせると僅か震えたような気がした。
―――…南方が罪悪感を募らせているとか。 そんな理性など蕩けさせて溶かしてしまえばいい。]
(-39) 2017/10/13(Fri) 19時半頃
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……コースケ 脚開いて?
[ねだるような声音は甘く低く。 応えた通りにすれば――応えなくても片手で開いて
南方の吐き出した欲で濡れた手を後ろの窄りを指で探る。 身体に力が入っていない間にと反応を見ながら指を一本入れて捏ねまわす。
同時に太股に唇を寄せる。緩く反応がある屹立の近く。 キツく吸い寄せて赤い痣を付ける
見えない箇所につけてうっそり笑む姿は見えずとも熱い吐息が掛かっただろう。]
(-40) 2017/10/13(Fri) 19時半頃
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……後ろだけでもイケそうじゃん? コースケ、どうする? もう1回イキたい?
[ご無沙汰とやらのようだが南方の身体は従順だった。 それをしたのがあの男だと思うと胸が悪くなるが。
今は考え無いように頭の外へと放り去る。
いつの間にか指を一本、一本と反応を見ながら 過敏な反応をするとこだけを重点的に責め立てた。
それとも、と囁く声音は官能的でさえあった。 挿れて欲しい? と訊ねる。*]
(-41) 2017/10/13(Fri) 19時半頃
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/* 実は皆して秘話ってるんじゃないかと考えそうになる表の静けさ← 私も人の事は言えないけど!秘話ってるところはエピ後を楽しみにしてます!
(-42) 2017/10/13(Fri) 20時頃
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[落胆の声に目を伏せる。>>4散らばったクリームからイチゴだけが拾われる様子を眺めながら。それが彼の指で薄赤い汁を散らせば、やっぱり怒っただろうかと肩をすくめて。] 見たことは、あるけど。 発想、ってどういうこと……、
[不思議がって窺うようにそろりと見上げ、言いかけたところで言葉が途切れる。近づいた彼に頬を捉えられれば自ずと視線は交わるけれど、見詰める瞳は不安を滲ませ。] んむ……
(5) 2017/10/13(Fri) 20時頃
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[指先が触れ、反射的に閉ざした唇から声が漏れる。抗うほどの間もなくこじ開けられ、薄く開いた隙間に割り込むのがわかった。目を瞠りつつ不可抗力で這わせた舌先を、薄い味が伝う。 甘いけど、知っている角砂糖とは違う。かすかに鼻腔を抜ける香りがして、それと混ざり合うように少年の知らない味がふわりと残った。] ぅ……? [わからない、というように。 けれど確かな戸惑いを浮かべ、首を傾いだ。*]
(6) 2017/10/13(Fri) 20時頃
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/* 苺ってどんな味だっけってめっちゃ思い出そうとした
(-43) 2017/10/13(Fri) 20時頃
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[息子とだったら、どうしていたんだろう。 仲睦まじい親子の姿に、男は目を細める。
考えるまでもない。苦笑。 強請られることもなかっただろう。 彼は、父の手を求めなどはしなかったから。
だから、指さす白い手に、 言葉の端での願い>>2:231に、 男は、少年の顔と指先を交互に見比べて。]
あぁ、そうだね。 ……ほら。
[しゃがみ込み、少年を呼ぶ。 着物という出で立ちと、 少々成長した彼の背丈を肩に乗せるのは、 ―年齢も手伝って― 男には少々困難だったから、 多分、彼の身体を持ち上げる形となっただろう。]
(7) 2017/10/13(Fri) 20時半頃
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[とはいえ、少年の視界はぐんと高くなったはずだ。 人の頭の向こうに、目的の動物が見えるであろうくらいには。]
どうだい?
[見えるかな?と問うて、男は、少年の反応を待つ。 ……腰に鈍く走った違和感には、気付かないふり。*]
(8) 2017/10/13(Fri) 20時半頃
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和算家 直円は、メモを貼った。
2017/10/13(Fri) 20時半頃
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[でも、という言葉に咄嗟に身構えるも、 やはりガーディは素直だった。 既に俄か芯を持ち始めた熱は解放されて、吐き出すのは安堵の息。 膝上に戻ってくる身体を迎え入れると、 濡れた顔や髪を指先で拭ってやった。 溜め込んでいた欲の深さ、大きさがわかる量に、 自分のことながら思わず苦笑が漏れる。]
ん?どうした?
[さあ、次は自分が―― と、思った矢先。 ガーディが唇を開いて言葉が耳元を擽る。 それに微かに反応しながら、小首を傾げ次の言葉を待った。
そうして――唇の端が触れて、 再び、熱を掴まれて]
(-44) 2017/10/13(Fri) 21時頃
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……っ、ちょっ、と、ガーディ!
[声には焦りが滲んで、 情事のしっとりとした空気は霧散する。 それでも今まさに行われんとしている行為は間違いなく情事そのもので、 そのアンバランスさに刹那、眩暈を覚えた。]
っぐ、ぁ……。
[埋め込まれた先端の窮屈さに、 眉を寄せて小さく呻く。 これ、は、流石に駄目だと思った。 正直に言えば、ケイイチに今日この場で挿入してしまう気はなかった。 挿入したいという欲が無いわけではない。 というかある。大いにある。 だが、体格差だとか苦痛を与えないかとか、 乗り越えなくてはいけないステップはいくつもあったわけで―― じっくりたっぷり、時間をかけて慣らしてゆく そうするのが互いにとって一番いいと、思っていた。]
(-45) 2017/10/13(Fri) 21時頃
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ガーディ、
[だからこれは良くない。 ガーディにとって傷になってしまう。 身体を持ち上げ埋め込まれようとしている楔を外そうとして、 けれどそれより、細い腕が巻き付いてくるほうがはやかった。]
……っ、
[ケイイチはわずかに顔を歪める。 それはガーディの健気さに胸打たれたからで、 あるいは埋め込まれた中の熱に今更震えたからで、 もしくは首筋に唇が吸い付くその刺激に反応したからだった。 いずれにせよ、ケイイチは深く息を吐く。 深く息を吐いて――]
……ほんと、無茶するなぁ。
[咎めるような言葉は、随分と甘い声だった。]
(-46) 2017/10/13(Fri) 21時頃
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[ケイイチはベッドサイドに手を伸ばす。 行為のために用意された軟膏をたっぷり手にとって、 結合部にやわやわと塗り込んでゆく。]
あのな、こうやって僕が気持ちよくなろうとしたら…… その、受け入れる側のお前も良くなってないと だめなんだからな?
[それに、ここで無茶して傷を負って 「次」の機会が永遠に閉ざされてしまったら―― なんて、欲丸出しの本音は隠して。
ガーディのパジャマのボタンに手をかけると、一つずつゆっくりと外してゆく。 そうして視線はガーディに向けたまま、柔らかく微笑んだ。]
勝手に無茶したから、おしおき。 今日はこのまま解してく。 時間もかかるしお前はキツいかもしれないけど―― 受け入れな。
(-47) 2017/10/13(Fri) 21時頃
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[ガーディの唇に唇を合わせる。 ちゅうちゅうと吸い付けば微かに苦い精の味。 自分のものだと思うととても微妙な心地だが、 構わず吸い続けているとガーディの口内の甘味と合わさり、 何とも言えぬ隠微な味わいになった。
片手でガーディの腰を押さえ、 その自重で早急に押し入ってしまうことのないよう気を付けながら、 もう片方の手が触れるはその中心。 軟膏で濡れた手でそっと触れる。 愛撫よりもまだもどかしいような手つきで、 優しく柔らかく、ガーディの快楽を引き出すように。]
っ、ゆっくり、息吐いて、 力抜いて、気持ちよくなって。
[埋め込まれたままの先端を、あまり意識しないように努めながら。 優しく優しく、ガーディを開花させようとした。]*
(-48) 2017/10/13(Fri) 21時頃
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いや、これは溜まってたとかじゃなくて……っ、おい、
[こんなの溜まってたとか溜まってないとか、 そんな問題ではなく。 単純に気持ちよかったのだけど、 それは口で言うのもなんだか悔しいので言うのはやめた。 ……というよりは、言う前に下着をずり下ろされて それどころではなくなった。 自身の熱が空気に触れるだけで、ぞくりとした。 期待するように、胸が高鳴った。
……こんな気持ち、いつ以来だろう。 気を抜けば、理性が吹き飛んでしまいそうだ]
(-49) 2017/10/13(Fri) 21時半頃
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……流石に、それは、
[強請る声に声を詰まらせる。 彼に抱かれたいと思うくせに、それをすることには抵抗がある。 けれど、達したばかりで力の抜けた身体での抵抗などたかが知れている。 あっさりと開かれた脚に思わず顔を覆った。
――そして、指が後孔に滑ると、身体を跳ねさせた。 もう何年も使っていないそこ。 それなのに、触れられた瞬間に歓喜に震えた。 そこを犯してほしいと、明確に思った。
いかれているのだろう。 とっくにそんなことは分かっていた。 もう普通に戻れないことなど、分かっていた。
太腿に付けられた赤い痕。 それは今の体勢では見えないもので。 痕残してないよな?と少し不安げに問いかけた]
(-50) 2017/10/13(Fri) 21時半頃
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い、いや、無理。 もう1回イったら、きつい、から……っ
[後ろでイくなんて御免だ。 ……というのが本音である。
まぁしかしそれはあくまで希望であって。 後ろで快楽を拾うことにもすっかり慣れている身体は、 言うことを聞かない。
彼の決して太いとはいえない指が中へと無遠慮に入ってくる。 その指は簡単に自分の一番善い場所を探り当てた。
こちらが一層反応すれば、 彼は容赦なくその場所を責め立ててくる。 口からはあられもない声がぼろぼろと零れ落ちて、 気持ちよさから涙が零れてくる]
(-51) 2017/10/13(Fri) 21時半頃
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[馬鹿みたいに彼の指を締め付けて、 不意に耳元で囁かれた言葉にはっと息を飲んだ。 ……中に、彼のものを。
想像しただけで、ぎゅっと強く彼の指を締め付けた。 言葉などなくとも、意思表示などそれで十分だっただろう。
無意識に彼を、物欲しげな目で見つめる。 入れて、そう囁いた声は彼の耳に届いたかどうか]*
(-52) 2017/10/13(Fri) 21時半頃
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[ 無理強いをするつもりは無く。 ── 元よりそういう質の人形では無いし、 何より直円さんの歳は、 他の"父"より重ねられているように見えたから。
だから、肯定を返されてしまえば、 ぱちり、驚きの色を乗せて僕の瞳は瞬く。
嗚呼でも、招かれるがままに、 僕はかるぅい足音で、その懐に潜り込んだ。 ]
(9) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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[ ── ぐん、と。 高くなる視界に、広がった世界を見る。 ]
(10) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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[ ぱちり、また瞳が瞬く。 ひとびとの頭と、下方で響くようになった声と。 視線の先で転がる、ちぃさな生き物と。 家の中で死んでいた ひとりめ の時とは、 まるで反対な景色を捉えて、 ]
(11) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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─── すごい。 こんな世界が、あったんだ。
[ まぁるく開いた僕の瞳に、 景色の全てを閉じ込めたくて。
思わず、と こぼれ落ちた声は、言葉は、 意図せず、物語の主人公と同じものだった。 ]
(12) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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僕の知らないものが、見えた、…
[ …腰の事情を察せられるわけも無く。 ぽつり、ぽつり、 早口で零す声が、雨のように 降る* ]
(13) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2017/10/13(Fri) 22時半頃
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[脚を開いた時に顔覆う姿に、純情だというかまだ気まずさでもあるのだろう。 だったらそれを除いてやろう、と新たな欲が膨れあがる。
見知らぬ”感情”が宿ってきているのを まだオスカー自身気づいていなかった。]
残してるけど、てめえも見えねえとこだよ。
[そう口にして太股に赤い痕を二つ、三つと増やしていく。 感触でどこに付けられたかわかるだろう。
見えるとしても行為をする相手ぐらい。 他の誰にも南方は抱かれさせたくないという気持ちの顕れ。]
大丈夫だって…3回ぐらいイけば久し振りでもキツくねえぜ?
[睦言のように囁く声は艶麗で。 如何するか。だけど、南方の心も満たしたい気持ちが勝った。]
(-53) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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[用意が足りないし、と密やかに思ったのは内密にしつつ 指はすんなりと受け入れ、隠そうとしても反応を暴き立てる。
久方振りの快楽が強すぎたのか。 涙をこぼす南方の頬を手で拭う。
本当は唇を寄せたいが、体格差でそれが為せない。
―――…それを少しだけ残念に思いながら 囁いた声音は届かずともじっと見つめていたので僅かな口の動きでわかった。
ぺろり、まるでご馳走を前にするかのように舌なめずりして指を引き抜く。 急のことでゴムもローションもない事さえも今は惜しかった。]
(-54) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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……ん
[余裕があればわかっただろう。 膝の辺りで当に反応して勃ちあがっていた欲の存在を。
人間にすれば14と言えば未発達な肢体。 指を引き抜いた箇所に熱いものを宛がう。
先端が濡れているがまるで誘引されるように南方の奥を犯す。 片脚を片手で抱え、一気に貫いた。未成熟な身体ゆえに奥の奥まで犯すように。
片脚を抱えたまま顔を近づける。]
……っ、さすがに、狭いけど やっべえ、気持ちいい。
[南方の奥の全てを堪能するように一旦そこで動きを止めた。 空いている片手は頭をくしゃりと撫でて
背を屈めれば濡れた頬を嘗め取り、唇に軽く触れる。*]
(-55) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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[追憶が影を掠めたわけでもなく、 だからこそ、自己欲求のままの行動は直截的で。
けれど、沈めようとする腰は言うことを聞かない。 震える脚が、身体が、涙が鏤められた眦が、 籠った感情を全て吐き出そうとしているのに。
深く息を吐き出す気配と共に降る言葉に、 緩々と、切実に、首を横へと振った。
無茶をしたつもりはないのに、 この様相では通じないだろう――実際に]
(-56) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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ぁ、や……め、……
[彼が身体を捩るだけで意識が崩れ、 思わず零れた声音は、どことなく悲鳴に近い。
ぬるりとした質感が指で足される刺激には、 良いものかどうかすら理解が及ばずただ震えを返し、 ただ、それでも痛みが薄れれば]
(-57) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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だっ…、て……
[外される釦が多くなるたびに晒される素肌は、、 つるりとした白磁の色合いから薄桃めいた色彩に。 その人形ではなく人間のような熱の伝播は、 少なくとも幼い肢体に昂揚が燈っているのを隠さず]
(-58) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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ん、……ぅ …ふ、ぁ
[唇が塞がれ、舌が踊るその合間。 緩く擡げた欲に絡む指先がもどかしく煽る熱に、 燻られ、甘い吐息めいた声を漏らして訴える。
導かれるまま、唇が開いて細く息を吐く。 吸い込もうとして息詰まり、 力の抜けた身体が揺れて腰の支えに縋る。
快楽に泣きそうな感情がどこからのものかは知らない。 けれど苦しさに喘いで、蕩けて揺れて、 彼が玩ぶ掌の中、その中心から甘露が滲む]
(-59) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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ケイイチ、……ぼ く……
[やめてほしいと、瞳は訴えた。 開いた唇が呼気に喘いで綴る音もまた――]
もっと、……気持ち、い……
[――否、綴る音は素直に快楽を紡ぐ**]
(-60) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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/* KAWAIIIIIIII・・・・・・・・・・・・ほんと・・・・・・ああ・・・・・・・もう・・・・・・・・えっち・・・・・・かわいい・・・・・・・・かわいい・・・・・・・・・・
(-61) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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[言葉は震え、どこか悲鳴じみていた。 苦痛に震え泣きそうな顔に、 途切れ途切れの言葉に、 ケイイチもまた、泣きそうに顔を顰める。
それでも、晒された肌の桃色に、 中心から滲む汁に、 今ガーディが感じているのが苦痛だけでないと解れば 自然と笑みが零れる。]
っ、ガー、ディ……。
[その強請る姿に、身体の芯の熱がまた温度を上げる。 心にもまた炎が灯って、ケイイチは少しだけ、泣きそうだった。]
うんっ…… 気持ちよく、なって…… 僕が、気持ちよくする、から。
(-62) 2017/10/13(Fri) 23時頃
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[ガーディの唇から頬、鎖骨をたどって、 その胸へと唇を降らせてゆく。 先端の飾りに優しく吸い付いて唾液で濡らし、 歯の先で軽く味わって刺激する。 かと思えば舌でその輪郭をなぞり形を際立たせるように。
中心に触れた手はあくまで柔らかく、優しく、 決して過ぎる快楽がガーディを苛むことがないように ――けれど、快楽を刷り込ませるように 繊細な手つきで、それを扱く。]
僕が、今までしてきた、のは、 生き物としての欲を満たすためのもので……
[不意に胸元から唇を離し、呟くのはそんな言葉。]
(-63) 2017/10/13(Fri) 23時頃
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……愛を、確かめ合うための行為は、 今日がはじめて、なんだ。
だから……一緒に、気持ちよく、なりたい。
[胸にまた、紅い花を咲かせる。 そうしてその顔を見つめ――柔らかく、微笑んだ。]
ほら、さっきより、入ってる。 頑張ってくれて、ありがと、ガーディ。 あと、ちょっと……。
[腰を支える手が、結合部に触れる。 既に熱は半分程が埋め込まれただろうか。 指先でそこをなぞって示すと、 ケイイチはガーディの唇に唇を重ねた。]*
(-64) 2017/10/13(Fri) 23時頃
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[ 檻の向こうの、動物も。 砂糖にミルクは、無くとも。 あい、を 与えられているのだろうと思ったのは、 …きっと気のせいじゃあ ない** ]
(14) 2017/10/13(Fri) 23時頃
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[ヒトと同じものを食べる程、ヒトに近付くのなら。苺をそのまま与えるなんて以ての外だった。よく分からないと言いたげな表情に、指先を引き抜く。>>6 湿った感触に、うえ、と顔を顰めつつ]
……何? 馬鹿舌なの? それとも少な過ぎて分からなかったのか……、
まだ余ってるよ。
[食べる?と指し示したのは、潰れた果実。不味そうな見た目に変貌したそれを見て、頷くとは思っていないけれど]
人形には、砂糖とミルクで十分だ。 それなのに二人分の菓子を寄越すってことは、 お前のことを、僕と同じ人間にしたいんだよ。
このおやつはそういうこと。
[思い至らない様子に、皿に乗っていたふた切れの意味を教える。>>5 冷めた瞳で好物だった物を見下ろす]*
(15) 2017/10/13(Fri) 23時半頃
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[口の中から異物感がなくなる。それでも味はまだほんのりと残っていて、少しだけ濡れた唇を舐めると同じ風味がまた広がった。目を丸くしつつ、初めて知ったミルクと砂糖以外の味を噛みしめるように神妙な顔つきをして。]
ん、ぅ……ちょっと、甘い味がしたよ でもぼく、お砂糖のほうがいいなぁ
[なんとなく見た目を嫌がったのは確かだけれど、「あまずっぱい」というそれよりも甘ったるい角砂糖の方が美味しいと思ったから。] シメオンは……ぼくとおやつ食べるの、いや? ……わ、わかんないけど、 シメオンとずっと家族でいられる、なら ぼく……に、「人間」になっても……いいよ? [味見をしてみたところで食べたいという気持ちにはならないし、特別にそれを美味しく感じた訳でもないが。 彼の方から視線を外して、汚れたままの一点をみつめ。 ずっと同じで、いっしょにいられるのなら……悪くないかも、なんて、ひどく安直な思考がよぎった。*]
(16) 2017/10/14(Sat) 00時頃
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マジかよ、……まぁ、良いけど。
[残していると聞けば、軽く呻いたけれど、 もういいかと諦めに近い気持ちで思う。 どうせ誰にも見られるようなところではない]
ふざけんなっつの……! どんだけ、させる気だよ、
[3回ぐらい、と簡単に言うが。 正直一度後ろでイってしまうとそれが後を引くから 訳が分からなくなるから嫌だった。 ずっと達しているような感覚に陥ったこともあった。 そんな経験を思い出すと、彼の言葉には 素直に頷くことができなかった。
けれど、囁く声はそんな心を簡単に傾けてしまいそうで。 本当に嫌な声だと、思った]
(-65) 2017/10/14(Sat) 00時半頃
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[余裕など、とうの昔に奪われていた。 だから彼のものが反応していたことなど知らず。
引き抜かれる指に、彼を見る。 どうしてって、無意識に思って視線を向ける。 けれどその理由もすぐに理解した。 勃ち上がった、彼の熱。それは年相応のもの。
ごくりと、馬鹿みたいに喉を鳴らした。 まだ幼いそれ。未成熟の少年。
そんな彼に犯される自分は――――]
(-66) 2017/10/14(Sat) 00時半頃
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ぁ、あ……ッ、は、
[そこで思考は途切れる。 彼の熱に奥まで貫かれて、頭が真っ白になった。
足を抱えたまま彼が屈むから、その体勢が少しきついものになる。 それなのに、自分の熱は萎えることもなく。 寧ろ、今以上に反応しているような気さえした。
気持ちいい、その声が聞こえたならくしゃりと顔を歪ませる。 そっか、ってつぶやくようなその声は、 きっと色んなものが詰まってる。
良かったとか、良くないとか。 嬉しいとか、嬉しくないとか。
自分でもよく分からない感情が胸を包んだ]
(-67) 2017/10/14(Sat) 00時半頃
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[軽く触れた唇にそっと自分からも唇を寄せて。 彼の頬を優しく撫でた]*
(-68) 2017/10/14(Sat) 00時半頃
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[小さな故郷の村を飛び出した主人公が、 初めて広大な世界を目の当たりにしたとき。 感嘆の息と共に吐き出されたその言葉が、 >>12頭上から降ってきたものだから、]
そうか。
[今までの、淡々としたそれとは違い、 早口の声に、男は笑みを零した。
腰の痛みなど。 人混みの向こうの景色を焼き付けんとする 瞳のためなら、これくらいは耐えて見せよう。
何を思ったのか、わざわざ問いただすことはせず。 ただ、黙ってその身体を持ち上げ続けるだけ。 尤も、腰の痛みは中々にしぶとかったものだから、 彼の視界が元に戻るのも、時間の問題ではあっただろうが。**]
(17) 2017/10/14(Sat) 02時半頃
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コースケ、まだ36才だろ…いけるって。
[理性も矜持もかなぐり捨てた姿はみたいが。 今日はまだ取って置くかと諦めた。強要はしたくない。
が、諦める気にもならなかった。
指を抜いた時の無意識の視線がまた情欲を掻き立てた。 だが瞳の奥に揺らぐかすかな戸惑いを見て一気に侵して満たしてやりたくなった。
宣言通り忘れさせてやる。 罪悪感なんかも、取り除いてやりたい。]
(-69) 2017/10/14(Sat) 10時半頃
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……コースケ、ココ、触らなくても平気、そうじゃん。
[ここ、と告げながらまたそそり立った欲を指先だけで触れる。 ジリジリと湧き上がるのは征服欲のような心地良さ。
南方と逢って数ヶ月。こうしたくて堪らなかったのだと知った。 唇を南方から寄せられば意外そうに一瞬きょとんと目を丸くして
頬を撫でる手つきの柔さに欲望の火が灯る。]
余計なこと考えられなくさせてやるから。 ……俺もすっげー…気持ちいい、コースケ…。
[子ども相手にとでも思っているのだろう明白だった。 身体を離して片脚は掴んだまま半身をあげる。更に奥へと貫くと先程解した部分より深い部分に到達する。指で慣らしていた時の粘液が絡みついて、熱い。
先程、探った過敏に反応する部分ばかりを抉るように突き立てて夢中で腰を揺すって穿つ。
繰り返し奥を、弱い部分を交互に抽挿し穿ち抉ると性感が高まってきた。*]
(-70) 2017/10/14(Sat) 10時半頃
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/* 人形ってイけるの????というアレ。
(-71) 2017/10/14(Sat) 11時頃
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……ぅ、あ、無茶言うな……っ、あ、
[後ろだけで達すると後から大変だということは、 過去の経験からよく知っている。 だから嫌だとあくまでも首を振る。 ……それが、建前だけだったとしても。
唇を寄せれば、きょとりとした子どもらしい表情に 一瞬意識を現実に引き戻されそうになる。 けれど彼の瞳に宿る欲は消えないまま。 そんなことでまた、艶事へと引っ張られる]
(-72) 2017/10/14(Sat) 11時頃
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……っは、大した、自信だな、!
[彼の言葉に虚勢を返す。 分かっている、そんなものは長く続かないことくらい。 それでも今はそうしていないと無理だった。 彼の身体が離れて、体勢がまた変わる。 腰が浮いて、先程よりも深く彼のものが中へと押し入って。 また頭が白くなりそうになる。
質量が増している訳では無いのに、 それに中を擦られるだけですぐ達してしまいそうなのは、 彼が豪語するほどには技があるからだろう。
奥と弱い部分を交互に突かれれば、息さえままならない。 ぞくぞくと快感が背中を登って、体が震える。
早く達してしまえば、後など目も当てられないのを分かっているから、 達してしまいそうになるのをぐっと堪えて、声と共に熱い息を吐いた]*
(-73) 2017/10/14(Sat) 11時頃
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大丈夫だって、最高に気持ちよくさせてやっから。
[首を振るが僅かな迷いを見て取って声にしながら責め立てる。 もう少し体格差が無ければ胸の突起も弄ってやりたいが侵している中を責めることに集中した。
ゴクリ、と喉を鳴らす。
堪えている様がこちらを更に昂ぶるとは知らないのだろうか。]
まだそんな口利けるなら余裕あんじゃねえか。
ほら、1回後ろでイケよッ
[ガツガツと貪るように突き立てる。繰り返し繰り返し奥と過敏な部分を交互に。 自身の欲でも徐々に南方の内壁は塗れてきて卑猥な水音がした。
ヌチュリ、グチュリ。
それが一層、南方の羞恥を煽れば僥倖だとうっそりと笑む。]
(-74) 2017/10/14(Sat) 12時頃
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ほら、コースケ。…我慢しなくていいから。
[蠱惑的に悪魔が誘惑するように囁く。
ぎりぎりまで引き抜き、押し込む。一際強い刺激を与えて 腰を掴んで更に深く穿ちながらも一層激しく追い立てた。
人形であるが人間のような自分は吐息は熱く支配欲に目は濡れていた。
思うさま、責めて責めて官能の渦に突き落としてやりたい衝動が内から内から込み上げてくる*]
(-75) 2017/10/14(Sat) 12時頃
|
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[ 優しく降ろされるのも直ぐのこと。 焼き付けた視界は、 僕の死んでいた脳に色濃く残って。
ほ、と 息を吐く。 常は冷たいそれも、何処か温度があるようで。 ── 生きているみたいだ、と 思う。 "つくられて"から、初めて。 ]
(18) 2017/10/14(Sat) 13時半頃
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|
……ええと、 座ろう。 [ だから、多分。 直円さんまで暫く気が回らなくて。 はっ、と気付いた後、 慌てたように振り返った。 そう 座らないと。 僕は、── 成長して"しまった"故に、 身体が大きいから。 ]
(19) 2017/10/14(Sat) 13時半頃
|
|
[ 今度は僕が直円さんの手を引くかたちで、 近場のベンチへ 静かに並んで座る。
……世界を見た、興奮だろう。 未だ落ち着かない身体を感じながら、 ]
── 大丈夫?
[ 隣を見上げる* ]
(20) 2017/10/14(Sat) 13時半頃
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[ぎし、と軋む身体が悲鳴を上げていた。 圧迫と肉を割かれる感覚に唇は空気を求め、 大きく開いて、けふ、と咳込んで]
ぅ、ぁ
[ケイイチの唇が触れている感覚は、 無意識にびくりと跳ねた肢体が教えてくれた。 痺れるような刺激であるのはどうしてか、 その意味すら理解は稚く及ばない]
(-76) 2017/10/14(Sat) 14時半頃
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……ぅ、ん
[舌がなぞる濡れた肌が緩やかに沈む。 膝ががくがくと震えて自重を支えきれず、 沈む速度はゆるりとしているとはいえ苦痛に過ぎた。
けれど、それでも。 胸に落ちた唇が囁く言葉が、その吐息が、 素肌よりも奥深い場所を擽るようで涙は零れず。 あい、に反応して視線を合わせれば、 柔らかな微笑に、とろりとした甘露を混ぜた表情で返し]
(-77) 2017/10/14(Sat) 14時半頃
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すき、……好き、だよ……ケイイチ……
[囁き返した言葉のどれだけが、 彼に伝わる音になったかも分からずに。
指先が触れる感触に、ひくりと震えた。 きゅっと縋るような締め付けは唇を奪われて、 内側がやわやわと扱く蠕動へと変わる。
当然のように、徐々に貫く深度も深くなり]
(-78) 2017/10/14(Sat) 14時半頃
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………… は、 …ァ、 けい、いち……
[膝の上に座りきり、陶然とした吐息を吐き出して、 赤い舌を覗かせ唇を湿らせ、琥珀色の双眸で彼を映して。
両腕は力が入らず役にたたないままだらりと垂れ、 だから支えは彼の腕だけだという危うい姿勢であっても。
愛しさを滲ませた瞳と、柔らかく笑む唇が彼の名を呼んだ。 続く言葉も勿論、夢の中のようにふわふわとしている]
(-79) 2017/10/14(Sat) 14時半頃
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くる、し……ぃ、けど …… 一緒も 、うれしい、……
[くたりとした身体を寄せて、か細く息を吐く。 好きにして、と言葉を継ごうとしたけれど音にはならず、 代わりに穿つ慾を窮屈に包んで、その先を促しながら。
理性を飛ばす彼を見たくて、自ら唇を重ねた**]
(-80) 2017/10/14(Sat) 14時半頃
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うん、好き……。僕も、すき。 ガーディが、好き……。
[好き、の言葉は優しく心の奥底に届き染みわたってゆく。 苦しくない筈もないのに、 痛くない筈もないのに、 ガーディが言葉にしたのは甘い睦言。 だからケイイチも、 少しでも苦痛が和らぎますようにと 唇に頬に耳に、祈るようにキスを贈る。
埋め込まれる剛直はその硬さ熱さを増しながら、 徐々にその内側へと入り込んでゆく。]
(-81) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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[寄せられた身体に力はなく、柔らかいばかり。 息も絶え絶えの言葉は、それでも歓びを口にした。]
っ、ガー、ディ、
[きゅ、と内側が締め付けられて、 ケイイチは熱い息を漏らす。 あまり煽るなと――言うつもりだった言葉は、 重ねた唇の合間に消えた。
求められている―― 苦痛にあえぎながらそれでいて尚、求められている! ケイイチの内側を歓喜が満たし、]
ごめ、ん。――すき。
[ケイイチはついに、ガーディを寝台に押し倒した。]
(-82) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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ガー、ディ、ガーディっ……!
[白いシーツに白い手首を縫い留めて、 本能のままに腰を打ち付ける。 未だ窮屈なナカは、抽挿するのにも容易にはいかない。 まして受け入れる側の苦痛は、どれだけだろう。 それでもケイイチは動くことをやめられない。 荒い息を零し、肌にしっとりと汗をかき、 瞳から透明な雫を零しながら―― 浅ましい獣のように、ガーディの上で腰を振るのだ。
とても、民草を導く王ではありえない様子で。 理性を欠いた分だけ凡愚にも劣る有様で。]
(-83) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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ガーディ、覚えて、これが、僕のっ……
[僕のかたち 僕のすがた もたらされる苦痛 そして今はまだかすかな快楽 全部全部、僕が与える。
――これが、僕の愛だ。]
(-84) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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[がむしゃらな抽挿のスピードが速くなる。 呼吸が殊更荒くなって、 ケイイチは倒れるように上半身をガーディに重ねる。 そうして、唇を合わせる刹那]
覚えて、それで、きみが許して。
[返答を聞くより速く、唇を奪った。 舌を割り入って絡めさせ呼吸も何もかも奪いながら、 その最奥に解き放った。
――愛、を。]
(-85) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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[多分ずっと、誰かに許されたかった。
何を? 何もかもを。]
(21) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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そう?光栄だね。
[>>2:192 彼女はどこか愉し気だ。 不安の色より好奇心が強く滲むその瞳へと、 ぱちりと片目を瞑って微笑み返す。
様々に無頓着な様子の彼女が、自分に対して 強く興味を持っていてくれる事は中々に気分が良い。
エレベーターの留まる瞬間、軽い浮遊感の後 開いた扉の先にはずらりとならぶ黒服たち。 折り目正しく揃った一礼へと、流石に圧倒されて ぽかんとした表情しか浮かばない。]
(22) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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…ワオ。大歓迎だなー。 ……グロリア、出勤する度にこれやってるの?
[感嘆の声を零した後に、ぞろぞろと付いてくる男たちを ちらり見やって訪ねる声も潜めたものとなる。 別に悪いことをした訳ではないのだけれども、 何となく落ち着かない心地になったからだ。
隣を歩くグロリアは特に気にした風もなくて、 こんな出迎えは慣れているのだろうか。
>>2:190>>2:191 "大人の社交場"に今日の服装。 ある程度どういった場所かは予測していたけれども、 出だしから既に予測以上だ。]
(23) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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[元々、自分たちの様な物が訪れる事はないような場所だ。 既視感や懐かしさを微塵も感じる事すらない 煌びやかな空間は物珍しくて、 思わずあちこち見渡していれば 華麗な衣装に身を包んだ一人の女性と目が合った。
その格好へ、入店3分既に2度目の度肝を抜かれながらも にこりと微笑まれたのなら小さく手を振り返しておく。 他にも綺麗なお姉さんがいっぱいいて、 初めて会った時に彼女が言っていたのは 成程こういうことだったのかと今更ながらに理解した。]
(24) 2017/10/14(Sat) 16時半頃
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[>>2:193 そうして奥へと付けば代わる代わるやってくる 黒服の相手でグロリアはそこそこ忙しそうだった。
全く話せない、という訳ではないのだけれども 自宅に居る時とはやはり違って 自分の事ばかりを優先して貰える訳ではない。]
んー、大丈夫。 ……外も綺麗だし。
[我儘を言っても仕方ないのはわかっている。 彼女も気にしてくれているようだし。 …と、理屈ではわかっていても やはり彼女をとられた様で面白くなくて。
"そこの人たち"に近付くことはなく、 ぼんやりと外の景色を眺める事にする。 綺麗な夜景も、結局長く続けば飽きてしまったけれども。]
(25) 2017/10/14(Sat) 16時半頃
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[次はあの部屋から何冊か本を持ってこよう。 そんな決意を抱える位に時間の経った頃、 >>194 何やら彼女は御呼ばれの様だ。]
んー。 いってらっしゃーい。頑張ってね。
[気の抜けるような返事を一つ、 お願いにほんのりと込められた意味まで悟る事はなく。 ひらひらと手を振って彼女が 仕事へ向かうのを見送ったのなら―――。]
……よっこいしょっと。
[柔らかなソファを飛び降り、抜け出した部屋から 目指すのは、彼女が向かった廊下の先とは反対側。 あまりにすぐ見つかって、 部屋へと戻されてしまってもつまらない。]
(26) 2017/10/14(Sat) 16時半頃
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お部屋で待つって約束はしてないものね。
[ぺろりと小さく舌を出して悪戯っぽく微笑んだ。 屁理屈を共にしたのなら、魔女のお城の探索の始まりだ。 この時はまだ、彼女の戻ってくる前には戻る心算は きちんとあったような、気がするのだけれど。**]
(27) 2017/10/14(Sat) 16時半頃
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ぁ、アっ、……ケイ、……ひ、ぁ……
[荒い息遣いの狭間に漏れる声音は、 酷く掠れて言葉未満のただの喘鳴に等しく。
寝台に背が触れるまでの動きに、 喉を逸らせて、苛む苦痛に溺れた。 ぎちぎちと締める力は無意識で、 内側を掻き混ぜられるかのような感覚に]
(-86) 2017/10/14(Sat) 19時半頃
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っ、……ケ、イチ……
[体躯の違いに軋む身体は、 『苦痛』ではなく、『熱』かった。 軟膏のおかげで滑りはよく、 ぐちりと響く粘った音がよりその熱を煽り上げ、
ただ、名前を呼ぶことしかできなくて]
(-87) 2017/10/14(Sat) 19時半頃
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ふ、ぁ……、ん…
[唇が塞いだ言葉は喉奥に張り付いてそのまま。 舌すら奪われ、絡められ、意識も薄れて、 ただ視界だけは彼から剥がさず、熱を受け入れる。
熱い、が、痺れに変わった。 奥底まで満たす何かは直ぐに溢れて、 零れそうなほど――なのを、最後に知覚して]
(-88) 2017/10/14(Sat) 19時半頃
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……ぅ、ん
[辛うじて零した肯定が誰へかは言うまでもなく**]
(28) 2017/10/14(Sat) 19時半頃
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[綺麗な孔雀青の瞳が伏せられ、ひしゃげた残骸を映す。>>16 彼の質問を聞き流し、小さな肩を抱き寄せる]
ジョージは僕と家族でいたいと思ってくれるんだ。 ふふ……、本当に?
[肩を抱いた手は流れ、彼の後頭部に添わせ。そのまま力を込める。やっぱりお前は可愛いね。そんな風に嘯いて、ベクトルが向かう先は汚れた床板]
僕の為に食べられる?
[多少の抵抗は無視で、鼻先までクリーム濡れになればいいと圧を掛ける]
(29) 2017/10/14(Sat) 20時半頃
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[彼が兄の手から逃れようと、従順に床に舌を這わせようと。言いたい事は決まっていた]
お前と一緒なんて嫌だよ、何もかも。
[食事を共にする事以上に、──彼が「人間」になる事が。 彼が人間になってしまえば、両親の最愛はこの弟になるに違いなかった。……そう、思い込んでいる。自分自身の呪縛に雁字搦めになり、卑屈でいる心は無垢なものに対して無条件に苛立ち、残虐性を帯びる。どうして?と聞かれても、上手く答えられない事だった]
人間でも人形でも、他人が家族になれるもんか。 きっと血の繋がった人同士でも、難しいのに……
[安直さを否定し、ふっと息を吐いた。無表情が緩み、ほんの少し子供らしく微笑んだが。家族の形は想像には及ばない。他所の子供だ、その事実が壁を作り、頑なな感情を形成する]*
(30) 2017/10/14(Sat) 20時半頃
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/* ひょ……中身がよろこんじゃうやつ…(
(-89) 2017/10/14(Sat) 20時半頃
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[達して尚熱い身体が、すぐにガーディから離れることを拒ませた。 唇を剥がしはしたものの、 小さな体の上で脱力したまま荒い息を整えて――]
……ガーディ?
[ふと、違和感を覚えて視線をずらせば そこに居たのはくったりとしているガーディの姿。 気絶している、と、気付くまでにそう時間はかからず]
っ、ご、ごめん……。
[届かないと解って、口をついて出たのは謝罪だった。
ようやく身体を起こし、改めてその姿を見る。 身体中に散った赤い花、 乾きはじめた白濁、 全体的に上気した肌、 そして、小さな体に埋め込まれた不釣り合いの楔―― まあ、絶景、だった。]
(-90) 2017/10/14(Sat) 21時頃
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[ケイイチはガーディの中から自身を引き抜くと、 先ほどまで自身の下肢を覆っていたバスタオルをガーディにかぶせた。 それから、その小さな身体を持ち上げて――]
…………。
[持ち上げて、とろり、と後ろ孔から垂れるものに気付く。 やりすぎた。 どう考えてもやりすぎた。 ガーディの身体に痛みは残っていないかだとか、 明日従者達に冷たい目で見られるのは確実だとか、 そんなことが渦を巻いて―― けれど、そこに少しの後悔もないことに気付けば]
……ごめんな、でも僕、お前がいいんだもん。
(-91) 2017/10/14(Sat) 21時頃
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[言い訳じみた言葉の後に、 額にかかる前髪をそっとかきわけ、そこに唇を落とす。]
……この気持ちが、あいしてる、っていうんだよな、多分。 ……あいしてるよ、ガーディ。
[小さな呟きは、多分、誰にも聞こえていない。 でも、それだってかまわなかった。 だって、一番欲しい赦しは、もう彼がくれたから。]
(-92) 2017/10/14(Sat) 21時頃
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[愛しいからだを抱きしめて、 そのまま浴室に向かう。 途中で彼が起きようと、起きまいと―― 全ての世話を手ずから行い、丁寧に処理をした後、 寝室に戻って二人して一つのベッドで眠るのだ。]
(-93) 2017/10/14(Sat) 21時頃
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―翌日―
[通常の起床時間にはまだはやい時間。 ケイイチはリビングで従者たちに囲まれていた。 彼等は皆一様に冷たい視線をケイイチに向けてくる。 乱れた部屋から、首元から覗く赤い花から、 何、が起きたかは一目瞭然であった。 それらをまっすぐ見つめ返し、 胸まで張っていっそ堂々と宣言した。]
僕が王だ! 僕が法だ!
[でも! ――続く言葉は、やや力を失って、]
……転職希望の者が居たら、言いなさい。 紹介状くらいは書くから。
[――そうして、従者たちの深い溜息に包まれて、 ケイイチの一日ははじまった。]*
(31) 2017/10/14(Sat) 21時頃
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― 妹ちゃん購入記 ―
[兄がとてもだらしないといらないことを自負している南方妹。 名を、沙羅という。 兄からはいつも妹ちゃんと呼ばれ、 名前で呼ばれたことはほとんどない。
人形を購入したきっかけは兄がどうしようもなくだらしがないので、 見かねて家政婦を雇おうと思ったことである。 兄が何に対してもだらしがないから、どうにかできないか。 そんな相談を同僚にすると、返ってきたのがこのセリフだ。
それなら、人形を買えばいいじゃない。
どうやらその人形は、自分の悩む問題を一気に解決してくれるらしい。 そんな夢のような人形だと聞いて、購入せずにはいられなかった。
元々はそういう用途ではないようだったけれど、 選べば大丈夫だと太鼓判を押され、その店へと向かったのであった]
(32) 2017/10/14(Sat) 21時頃
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[―――入ったときの店の様子は少し怖かったけれど。 家事ができるような子はいますかと恐る恐る聞けば、 勧められた子が一人。
陶器のように白い肌。黒曜石のような髪の毛。 とても綺麗だと思った。
きっとこの子なら気にいる!だって私好きだもん! ……なんて基準で選ばれた、などとは流石のオスカーも 分かるはずもなかっただろう。
そんなこんなで、彼は現在、南方の家にいるのである]**
(33) 2017/10/14(Sat) 21時頃
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ふざけ、……っ、ぁあ!
[余裕があるのではない、などとはもちろん言えるわけもなく。 ただ首を振って嫌だという意思表示をするのみだった。 イけと言われて素直に頷けはしない。 何度だって言うが、イけば後が辛いのだ。
それなのに、こいつは。 容赦とか加減とか、そんな言葉を全くと言っていいほど知らない。]
や、だって、いって……っ、は、ぁ、!?
[耳に届く卑猥な音さえも、羞恥から興奮へと変わる。 聞こえるその音を遮断するように、耳を塞いでしまいたい。 けれどそんなことをしたら彼がどんな反応をするのかということを 考えたら、迂闊に出来なかった。]
(-94) 2017/10/14(Sat) 22時頃
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[彼の誘惑するような囁きが、自分を急かしてくる。 もういいんじゃないか、そう諦めるよう囁いてくる。
快感で頭がふわふわしてきて、だんだんと 考えることも難しくなってきて。 そんなときに一気に刺激が来たら堪ったものじゃない。
激しく達することを強制されるように追い立てられて。 やだと何度も口にしながら首を振るけれど、 彼の動きがそれで止まるはずもなく。
悲鳴のような声を上げて、前も触らず達した]*
(-95) 2017/10/14(Sat) 22時頃
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……ほんとだよ。 そしたらずっといっしょにいられるでしょ? [抱き寄せられて、ぽつりとささやく。首肯しつつ頭部に手を添えられれば、撫でられたかと思い込んではにかむけれど。 綻びを見せたのも束の間──不意に重圧を感じたかと思えば、傾いた視線のすぐ先に、クリーム塗れの床板があった。 咄嗟のことに顔を上げようとする。けれど押さえつける手からは逃れられず、そのまま床との距離を縮められる。] や、っ…… [思わず首を振るが。食べられるかと聞かれれば、兄のためと言われれば、拒むことは出来ず。 床に落ちたものを食べてはいけないと、分かっているのに。 ちろりと舌先を覗かせ、押さえつけられた近距離のまま温んだクリームをそうっと舐めとる。]
(34) 2017/10/14(Sat) 22時半頃
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……ぅ…… [初めて口にした甘ったるさを感じる余裕はない。へたりと伏せた犬のような格好が、みじめで、みっともないことくらい知っていた。恥ずかしさが込み上げて、頬が熱くなるのがわかった。 ふわりと弾力のあるスポンジ生地を噛み締めて、埋まったイチゴを押し込んで、咀嚼する。解放されるまで一心に床へ舌を這わせたのは、そうすれば彼に受け入れられるものと思えばこそ。 ──けれど不意に掛けられた言葉に、少年の動きはぴたりと止む。>>30] ……へ? [顔を上げた口元はクリーム塗れ。 耳を疑いはしても、理解するには容易く。真意を聞くには頭が回らず、凍りついた声だけが漏れた。] どうして……、 シメオンは、ぼくのお兄ちゃんでしょう? [……ずっと、そう思っていたのに。 彼は大切な「家族」で、兄で。だから、少年だってちゃんと愛されているのだ、と、思っているのに。 否定を受ければ足場の崩れた不安感に襲われて。向き直り口元は汚したまま、縋るように問いかける。*]
(35) 2017/10/14(Sat) 22時半頃
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[彼の足が地についたと同時に、 男は腰に手を当てて、半ば蹲るような形になっただろう。 >>20手を引かれ、ベンチへ向かう。 二人並んで腰かける。人混みは未だに騒がしかった。]
……あぁ、大丈夫だよ。 少し休んでから、他の場所にも言ってみようか。
[見上げる眼差しに、頷いて。 男は腰を摩る。
真ん丸な双眸の中、未だ残る興奮の余韻に ふ、と男は頬を緩めた。]
君が、喜んでくれたなら良かった。
[出会った時のような、澱んだそれとは違う色。 それを宿した彼の表情に安堵を覚えた男は、 さて、次は何処に行こうか、と。 パンフレットに視線を落とす。*]
(36) 2017/10/14(Sat) 22時半頃
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[容赦―――? どこかに忘れてきた言葉。
加減―――? 必要そうに見えなかったので却下。
貪り立てるように容赦無く突き入れる。 南方を反応を見ながら強弱をつけて。
ただただ抉り穿つだけでなく 時にはゆっくりと抽挿して内壁を擦りつけるようにして。
耳を塞いでもオスカーの責めが変わらない。 五感を遮断するのはより過敏になるのでむしろ小悪魔のような笑みを浮かべただろう。]
(-96) 2017/10/14(Sat) 23時頃
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ッ…! ほら、イケた。
[やだ、という抗議は全て流した。 南方の腹を汚すように白濁の液が飛び散る。
一際強い締め付けと悲鳴のような嬌声。 動きを止めて満悦したように口元をゆがめる。]
大丈夫、お前が俺に飽きない限りは責任、取ってやるから…
[落とした声はオスカーが思うよりも低く掠れて 僅かに昏く]
けど、俺まだだから…もう少し付き合って…?
[ねだるような声音で有無を言わさずに抽挿を再開する。 二度も果てた身体は倦怠感で脱力していたが内は貪欲に絡んでくるようだった。
南方が抗議をあげようが後ろを責める行為は止めない。 後から怒られるかなと過ぎったが今だけは康介”が”自分のものになればいい。]
(-97) 2017/10/14(Sat) 23時頃
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[人形にはあってはならない独占欲。 予感めいたものが過ぎる。自分はきっと他の持ち主をもう持てない。
弱い部分と奥を忘れぬようにと劣情に任せるまま腰を振り続けながらも 早々に達してしまわないようにと自らを制する。荒い吐息がどちらのものかわからない程濃密な空気が溜まらなかった。]
なぁ…ゴム、着けてねえから、中に出す、ぜ
[薄ら汗ばみ出した。 許諾ではなく宣言をして、南方の内部の全てを塗り替えるように吐き出した。
南方の熱が少しでも緩く勃ちあがっていればこのままでは辛いだろうと酔い痴れるような声音で囁いて手で扱き、本日三度目の絶頂へと導いた。
南方の内から屹立を引きだした時にはわざと内から卑猥な水音を立てる。]
(-98) 2017/10/14(Sat) 23時頃
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もう1回したいけど、だめ?
[即座に却下された。]
(-99) 2017/10/14(Sat) 23時頃
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[――――さておき流石に南方はぐったりとしていたか。
元々は世話焼きかつ熟れているため タオルを引いて南方の否定も抗議も無視して身体の内に吐き出した欲を描きだした時にはどんな反応をしたか。
嫌がっても腹下した困るだろうと、しれっと告げて反応の良さに疼くものを我慢しただけ褒めて欲しいぐらいだった。 新しい下着と寝間着を着せて頭を撫でる。自分はしっかりと濡らしたタオルで身ぎれいにした後でパジャマに袖を通して置きながら、南方の身体は吐き出したものが飛び散ったところを拭うに留めた。
いそいそと同じベッドに入り込み先程まで南方を抱き寄せる。]
……気持ち良かっただろ?
[恋人めいた囁きをどう受け取ったかは知らない。 額に口付け宥めるように頭を撫でる。
もう1回やりてえとか非常に正直な呟きを零すとどんな反応をしたか*]
(-100) 2017/10/14(Sat) 23時頃
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[ ── 大丈夫、なら、良いのだけど。 ぱち。 瞳は半ば蹲っていた直円さんの柔い笑みを映し、 緩慢に瞬く。
……起ること、感じること、思うこと。 それを僕は他人事のように捉えていて、 僕にとってそれは主であって、 でも、…多分、きっと、 何かを"実感"したのは初めてだ。 パンフレットを覗き込みながら、また、ぱち。 もうひとつ 瞬きを落として。 ]
(37) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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……、うん。
[ 喜んでいる、という 感情を覚え。 次の場所を指差そうとして、
─── くぅ、と 腹の音。 ]
(38) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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…… ごめん、お腹が空いた。 もらっても、いい?
[ 生憎、動物園に売っているものを、 僕は食べることが出来ない。 …食べられない訳じゃあ無いけれど、 どうしたって好みはあって、 要は…食べたくない、から。
頼みながら、また ぽつ。 ]
(39) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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…そういえば、僕、枯れてない。 多分、髪も…変わってない気がする。
[ 指先で前髪を弄る。 ひとつ、ふたつ、必要なものは与えられている。 ── みっつめ。 僕の知らない"何か"のかたち。 これだ、と言われて貰ったことは、無いけれど。 枯れていないなあって ふと 思う* ]
(40) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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[掴んだ頭が揺れるが、拒絶とするには弱い。主人のため、兄のためという言葉に効力があると知っていて、あえて使う狡猾さ。圧を加え、体制を低くさせると共にしゃがんだ]
……そうそう、その調子。
ただの砂糖のまま食べるよりは、 こうやってクリームに入れた方が美味しいと思う。 弟なら僕の好物も知っていないとね?
[躊躇いがちに伸ばされた舌が、白色を舐め、掬う。残飯を口にする様を側で観察しながら、美味しい?と問いかけるが。抑えた手は緩めるどころか、一層押さえ付け、言葉を紡ぎ難いよう仕向ける。 味を知れとは言うものの、過剰に食物を与えるのは避けたい。崩れた山が半分も減らない内に、栗色の髪を鷲掴み、引き上げる]
……よく出来ました。いい子だね、ジョージ。
(41) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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どうしてって、そんなの……
[答えられない問い掛けには、眉を潜める。>>35 兎に角気に入らない──、その明確な理由を、或いは心の内に巣食うものを、自分自身で理解出来ずにいる。僅かに狼狽し、瞳を揺らしたが。己以上に不安げで、危うい彼の様子に直ぐに立ち直る]
お前のお兄ちゃん、らしいね。僕は。
[縋る先を与えず、曖昧に言葉を躱す。兄という体でいるけれど、家族だとは毛頭思っていない]
(42) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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[ほんのり苺色に染まった頬は、果汁の所為ではないだろう。クリームに塗れた、汚れた顔と向かい合う。堪らず口端が歪み、くつ、と喉奥で笑う]
床とキスをして食事をするなんて、人間よりも犬みたいだな。
[そう言って、不意に距離を詰める。彼の口許を汚す白色を食み、ぺろりと舌舐めずり。親愛のキスをするような軽さで微かに触れたが、少年にとっては眠る前に贈るキスよりも、特別ではないものだった。生温く蕩けたクリームは、甘ったるさが舌に纏わり付きただただ不味い]
こんな不味いモノ、よく食べられたね。
[感心するというよりは、軽蔑した、そんな理不尽な視線を送った]
(43) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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片付けはもういいや。 それより──、そんな汚い格好でいられると家が汚れる。
[後片付けは他に任せることにして、彼を風呂場に連れて行こうと考える。トレーに置いてあったナプキンで、彼の顔を拭い、遊びの残骸を拭き取ると、浴場に向かって手を引くだろう]*
(44) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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/* 抑えろ……抑えるんだどえむすいっち…… 時すでにおすし……
(-101) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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貴女はいいわ。 あの子を見てて。
[芙蓉にはそう告げて、 ギリアンと共に商談に向かう。 その仕事の中身は、大っぴらには出来ない。
たまたまそういう生まれだった。 たまたまそういうことが出来た。 選択することをやめたのはいつからだろう。 少し頭の痛む気がして、こめかみを抑える。 仕事の交渉は決裂目前だ]
なら、仕方ありませんわね、 この件は父に預けることにしましょう。
[優雅な微笑みが脅迫であることは、自明の理だ。 提示されたジョーカーに商談相手がどうでたかは、さて]
(45) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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[気苦労の多い仕事をようやく終えた。 ナナの相手を頼んだ友人が何をしていたかというと。 なにやらバーカウンターに身を乗り出していた]
『貴女、綺麗な指をしてるわね。……触れてもいい?』
[芙蓉はそれは楽しそうに、 店のバーテンダーの女の子を口説いていた。 差し出された手などやんわり握ってご満悦なようだけれど、 友人の頼みはすっかり忘却の彼方のようだ]
……知ってた。
[呆れるままに放っておいて、部屋へと向かう。 仕事は少しばかり長引いてしまったから、退屈しているだろうか。 人を待たずに、急いて重い扉を開ける]
(46) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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ナナ、 ……ナナ?
[部屋の中は、ソファの上はもぬけの空だ。 窓の外に宝石箱をぶちまけたような夜景が静かに広がるばかり。 毛布が無造作に床に落ちていた]
ナナ、どこにいるの? 隠れているの?
[呼びかける声に返事はなくて、酷く胸の鼓動が乱れた。
いつかこんなことがあった気がする。 大事にしていたのに勝手に処分されてしまった。 わたしはそれが悲しくて――悲しくて]
(47) 2017/10/15(Sun) 00時頃
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……っ、ナナ、
[部屋を出る。 探して見つけてあげないと。
迷子を捜すようにして、 店内の物陰を覗きながら、何度も名前を呼ぶ。
時間が遅くなったから、眠ってしまっているかもしれない。 出入口にはカメラがある。 連れ出されることはないと思うけれど。 心配で、不安で、涙ぐみそうになるほどに駄目だった**]
(48) 2017/10/15(Sun) 00時頃
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/* そわそわしてる、ずっとそわそわしてる ながれんさん大丈夫だろうか ただ忙しいだけなら少しだけ安心出来るんだけど 別要因があったらどうしようって… 今日、仕事終わるまでに動きなかったら連絡入れてみようそうしよう…!(震え
(-102) 2017/10/15(Sun) 00時半頃
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[聞かれたところで味の感想など答えられたはずもなく。>>41息苦しいほど甘さばかりが纏わりついて、無理に床から引き離されれば、けほ、と少しだけむせたように咳き込んだ。 目を伏せて視線は床に落としたまま、日頃は喜ぶに違いな1褒め言葉にも反応はせず、きゅっと唇を噛みしめる。] ……うん。 [肯きつつ、内心では「そうだよ」と返事があるのを期待していた。>>42曖昧な言葉に不安は拭いきれず、けれど否定をくらうよりはいくらかましで。──ほら、だいじょうぶ。彼はぼくの兄だ、とか、無意識に心のうちで言い聞かせもしてみたか。]
(49) 2017/10/15(Sun) 00時半頃
|
|
[そろりと視線をあげて、彼を見る。しゃがんだ背丈とさして変わらない高さで目が合った。様相を笑われたとすぐには気付けず、ただただ間の抜けた顔で。] ひゃぅ…… [汚れた口元を掠める感触に肩を震わせた。クリームを舐め取ったそれを理解したのはすぐ。向けられた視線に気づけば、きまり悪さを露わに目をそらした。 稚拙さの中にも少なからず自尊心は備わっている。 蔑まれたと気付いたこの時ばかりは、不満げな顔を浮かべて。]
(50) 2017/10/15(Sun) 00時半頃
|
|
あ……ご、ごめん。
[それでも、謝罪はすぐ口にした。現状に至った原因など、とうに記憶の端ではあったけど。“兄らしい”彼の振る舞いに、どこかで安堵を覚えつつ、大人しく世話される。そのまま手を引かれれば、従順に後をついて歩いただろう。*]
(51) 2017/10/15(Sun) 00時半頃
|
|
― 翌日 ― [ふわふわとした意識が上向いて、 瞼を上げて、呆然と周囲を見渡す。
隣にいるべきはずの存在は留守だった。 時計を見れば朝の7時ちょっと前、 起きる時間を間違ったりはしていない。
不安に襲われ、寝台に掌を沈ませた。 軋む音すらないやわらかな寝台から身を起こし、 滑り落ちようとしてぺたりと床へ座り込む]
(52) 2017/10/15(Sun) 08時頃
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|
あ、れ……
[眩暈がしたわけでもなく、 空腹なだけで身体は至って健康のはずだ。 だから、脚に力が入らない理由が分からない。
小首を傾げ、寝台を頼りに何とか立ち上がる。 傍に落ちたパジャマを羽織ってふらりと扉へ、 そこを開いて、顔を出せば]
(53) 2017/10/15(Sun) 08時頃
|
|
ケイイチ、どこ?
[昨夜の脱走の反省か、見張りは一応いたらしい。 扉の外に立つ従者の一人に訴える眼差しと、 有無を言わさぬ泣く寸前の表情が功を奏した。
つまりは、慌ててリビングへと走って行く。
そこについてゆこうとして、また転がった。 力のは要らない身体は言うことを聞かず、 だから仕方なく――そこでケイイチを待つことに。
素肌にパジャマの上だけを羽織るとんでもない姿で**]
(54) 2017/10/15(Sun) 08時頃
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|
[ばたばたと慌てた足音がして、見れば見張りを任せたうちの一人が掛けてきていた。]
どうした?転職希望か?
[あまりに際どい転職ギャグに、賢い従者は首を横に振るのみで応えた。 そして、ガーディの状況を告げると、]
……それじゃあ皆戻って、僕はガーディのところへ行く。
[言うが早いか、ケイイチは早足で寝室へと向かった。]
(55) 2017/10/15(Sun) 13時頃
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ガーディ!
[従者に言われたそのままの姿で、ガーディはそこに居た>>54 ケイイチは倒れた身体を抱き起すと、そのまま横抱きにし寝室へと戻る。 情事の名残が色濃く残る肌に、投げ出された素足に、 なるべく目をやらないよう心がけながら。]
あー、おはよう。 ……身体、痛む?上手く歩けなかった?
[移動しながら、尋ねるのはそんなこと。
ベッドにガーディを下ろしたのなら、 パジャマのボタンをはめ下着とズボンを履かせる。 額に唇を落として髪を撫でると、目を細め]
今日はゆっくり過ごそう。
[瞳にも声にも触れる手にも、 どこもかしこも甘さが宿るままに、ケイイチは告げた。]**
(56) 2017/10/15(Sun) 13時頃
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[不満気な態度は反抗と同義とし、表情の失せた顔を向けた。>>50 何?と問い質すが、有無を言わさぬとばかりに視線は鋭い。 とはいえ、彼が思い描く兄とかけ離れ過ぎないよう注意を払う。>>49 無慈悲で高圧的な言動を取りながら、すぐに柔和な笑みを浮かべる。謝罪には言葉なく、さらりと髪を撫で、浴室へ向かって手引きをする]
あちこちクリームだらけだね。
[脱衣所の中へ引き入れると、浴室の扉の前に彼を立たせた。新緑のシャツの釦をぷつぷつと外しながら、くすりと笑う。押さえ付けた拍子についたのか、襟元にも白色がべったりと付着している。衣服の裾や足元にも、飛沫が散っている。 既に着替えは用意されており、着せ替えだけで済まそうとも思ったが──、ふわりと清廉な香りが鼻先を掠める]
……お風呂の香りがする。
[浴室の扉を開くと、内部に充満していた 湿度の高い湯気が脱衣所に流れ込んだ]
(-103) 2017/10/15(Sun) 13時半頃
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──ねぇ、ついでにお風呂に入ろうよ。 僕らの為に用意してくれたのに、 このまま冷ますなんて、勿体無いよ。
[並々と湯の張られた浴槽に、楽しい遊戯を思い付く。意地悪を悟られないよう歪みがちな口許を正し、彼に向き直る。一人で入らせるには心配だと両親が言うので、彼とは毎日風呂には一緒に入っていて、今更目新しさも感じないけれど。中途半端に乱した人形の衣服を脱がすと、自分の服にも手を掛ける]
脱いだらすぐ行くよ。
[そう言って湯気の立ち込める浴室に向かって、裸の背を押す]*
(-104) 2017/10/15(Sun) 13時半頃
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[もらってもいい、と。 突然の頼み事>>39に、男はきょとんとして、 けれど、あぁ、と合点がいったように、 カバンの中から、水筒を取り出した。]
気が付かなくて、すまなかったね。 ……はい、どうぞ。
[魔法瓶の中には、温められたミルクが入っている。 あの日、彼が家に来てから、ずっと。 鍋で彼の唯一の食事を温めることは続いていたと思う。]
(57) 2017/10/15(Sun) 14時頃
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[ミルクを口にする彼の出で立ちは、 仕立てられた着物を除いて、出会った時と殆ど変わらない。 髪は絹のように艶やかで、肌は白くきめ細かい。
彼らが生きるために、必要なもの。 砂糖菓子と、ミルクと、それから――。
きちんと、与えられているのだろうか。 ぽつ、と呟かれた、ただ、思い出したような言葉に、 目の前の少年と、息子の姿を重ねて、 男は顔を曇らせた。]
(58) 2017/10/15(Sun) 14時頃
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[血のつながった息子に対しては、 欠片も与えられなかったもの。
今更、何をやったところで――。
首を振って、嫌な感情を追い出す。 少年――秋には、何の罪もない。 変に気を病ませることもないだろう。
必要なものが与えられているのであれば、 それでいいじゃないか。男は自分に言い聞かせる。]
(59) 2017/10/15(Sun) 14時頃
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食べ終わったら、馬を見に行こうか。 ここでは、乗れないようだけれど、 ……今度、乗れるような場所に行ってみよう。
[パンフレットを広げる。 少年の興味のある場所があったなら、 それら全てを歩き回ろうか。 そう考える男は、先程までの腰の痛みも忘れていて。
苦しむことになるのは、その次の日のこと。**]
(60) 2017/10/15(Sun) 14時頃
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……ぅ、やだって、言ったのに、
[ぐすりと鼻が鳴る。 吐き出すことの出来なかった熱が身体をぐるぐると渦巻く。 こうなるから嫌なのだ。 どうにかしてほしくて堪らなくなる。
そんなときに彼の悪魔のような囁きが耳に入って、顔がぐしゃりと歪んだ。 この少年は、自分を本当に上から塗り替えようとしてくると思った]
ま、……っ、イった、ばっか、!
[強請るような声に、答える暇もなく再び彼の動きが再開されて、びくびくと身体を震わせる。
もう疲れているのに、彼に合わせて身体は動く。 中で彼のものをぎゅうぎゅうと、強請るように締め付ける。 イったばかりの身体は快感を拾って、軽く達しているような感覚が持続していた。
彼の手で反応した熱を扱かれて、 もう訳もわからないまま何度目になるか分からず達した]
(-105) 2017/10/15(Sun) 14時頃
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[もう一回は、当然却下した]
(-106) 2017/10/15(Sun) 14時頃
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[――それからが、少し大変だった。 後始末をしようとする彼に、疲れて動かない身体で必死で最後の力を振り絞って抵抗した。 誰がそんなこと!と掠れた声で叫んだけれど、残念ながら彼に好き勝手された。
もう無理、と心が折れそうだった。南無]
…………そりゃ、な。
[横に入り込んだ彼をじとりと見ながら、気持ち良かったと小さい声で伝える。 けれどすぐに、もう一回は二度とねぇけどな!と慌てて付け足した。
ぎゅっと彼を抱き締めて、今日だけはと自分に言い聞かせて。 甘えるように擦り寄った]*
(-107) 2017/10/15(Sun) 14時頃
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[壁に手を着き立ち上がる、 までは良かったがそこから動けずに。
声音が響けば顔を上げ、笑顔の花を咲かせた。 当然のようにまた床へと座り込み、 手を挿し伸ばされ抱き起こされて小さく頷く]
痛く、ないけど……力が、でなくて……
[少し休めば大丈夫、と自信なくも言い切って、 それでもエスコートに応じて寝台の上へ]
(61) 2017/10/15(Sun) 15時頃
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[着替えさせられるのは初ではないけれど、 衣装が脚を通るのが擽ったく視線を伏せて、 薄い布地に身体が包まれ漸く息を吐く。
額に触れる唇に幸福を溶かして、 ふわりと笑いこくこくと肯くだけの仕草。 言葉は綴ることもせずに、 手を伸ばして彼の掌に載せ頬へ導く]
ケイイチ、教えて。 僕が連れていかれたのは、どこ?
[怖い、と思った感情が消えてはいない。 だからそれを訊ねようと、視線は彼へ向けたまま。 静かに尋ねて、その返事を待った**]
(62) 2017/10/15(Sun) 15時頃
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[疲弊してろくに力の入らない南方を好き勝手するのは楽だった。 後始末は大事だろ、と宥めるのはどちらが子どもかわからない程だ。
釈然としない有り様にむしろきょとんと目を丸くして見つめた。]
そうだろ? 気持ち良かっただろ。
[気持ち良かったと小声で伝えられれば喜色を浮かべる。 だが、すぐに二度とないという言葉が飛んできて、じっと見つめた。]
コースケ。からだ持て余してんじゃん。 ……心配しねえでも、毎回気持ちよくしてやるって。 休み四日もあるし。
[さりげなく脳内で明日いつ襲おうかな、と思っている辺りが悪魔だ。 甘えるように擦り寄られると心地良い。
満たされるような、気分になってつやつやしてくる。
もう1回キスしていい、と無邪気な顔でねだった*]
(-108) 2017/10/15(Sun) 15時頃
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……持て余してる、ってほどじゃねぇよ。 心配して、とかじゃなくてだな。
普通に要らねぇから言ってんの。
[とか言いつつ、”次”を期待していない訳では無い。 ……のが、自分でもよく分かるから嫌だ。 口では否定しても、抵抗できるかの自信はない。
もう一度強請られた口付けには、応えるように目を閉じて―――]
あ、そういやさ。
枯れるって何?
[思い出したように問い掛けた]
(-109) 2017/10/15(Sun) 17時頃
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……ほんとだ [言われて初めて汚した襟元に気づく。けれど小さく笑う声が耳に入れば単純に機嫌を直したものと思い込んで、つられて照れ笑いを浮かべた。 不意に風呂場の扉が開かれ、少年の鼻にも香りが纏う。湯気の立つ水面が見えて、胸をときめかせた。誘いは快諾して、自分で脱ごうかとも考えはしたが世話されるなら素直に甘んじる。] はーい! [つい先ほど浮かべた不満は消え失せて、機嫌を取り戻していた。慣れた日課ながら楽しみの時間でもあったから。
促されるまま、ひと足先に浴室へ駆け込む。まだ湿っけを帯びただけの床に足をつけて、ほんのりと花色に染まった湯の香りを吸い込んで。ちょこんと湯船のそばへ腰を下ろし水面をつつきながら、兄が来るのを待つ。*]
(-110) 2017/10/15(Sun) 17時頃
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/* おっふろー [そわそわ]
(-111) 2017/10/15(Sun) 17時頃
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ふぅん。わかった。
[全く納得してないが返答はする。が、せっかくの僅かでも甘い空気。 浸っていたいと思うのは我が儘ではないだろう。
応えるように芽を閉じればよく出来ましたと言わんばかりに軽く触れ合う。 嫌がったらねじ込んででも深い蕩かすようなのをやってやろうと目論んでいた。
久方振りだからかわからないが実際辛そうなので。 抱き寄せて今日は夢心地で共に眠るので我慢しようとして――――。]
(-112) 2017/10/15(Sun) 17時半頃
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あ゛っ
[何かトンデモ発言が飛び出た。 枯れたら困るとか前に言ってたような気がするのに
甘やかすような顔から一変。眉を顰めて何言ってんだコイツという顔を浮かべる。]
枯れるっつーの知らなかったのかよ? 知らなかったんだな?
知らないでよく今まで俺は枯れなかったな!
[このオッサンふざけやがってと口汚く罵った。 甘い空気など無かった*]
(-113) 2017/10/15(Sun) 17時半頃
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[枯れるとは何か。 彼に問いかければ、とんでもなく眉を顰められた。 何言ってんだみたいな顔された。
嫌だってほら、知らないし。 説明書なんて相変わらず読んでもいないし。
口汚く罵られても仕方ないっちゃないが。 それでもあれじゃない? 教えてくれりゃいいじゃん???]
いやー、だってほら、知る機会とかなかったし…… で、枯れるって何?いや、ほんとに知っといた方がいいんだろ?
[甘い空気が消え去ったのは悪いと思う。 けれども、聞いとかねばと思ったのだ。 だから、お伺いを立てるように彼をおずおずと見た]*
(-114) 2017/10/15(Sun) 18時頃
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説明書読め。
[この台詞と共に普段は南方専用に誂えられた説明書(物理)が飛ぶのだが。 生憎と今はベッドの上で流石に取りに行く気にもならなかった。
相変わらずろくに読んでないことがわかる デリカシーの無い発言に深々と溜息を吐く。]
枯れるっつーのは、簡単にいやぁ死ぬってことだよ。
持ち主から与えられる愛情が不足したら”枯れる” 人形だからそーゆー表現。
皮肉なもんだよな? 永遠にこのままの美貌を保ってられるっつーのに 持ち主の愛がなけれりゃ簡単に眠ったまま動けなくなっちまうんだ。
[段階的なものはあるが1から説明する気にはならなかった。 尋ねられて口元を歪ませるのは、その時の苦さを思いだしかけたからだ。]
(63) 2017/10/15(Sun) 20時頃
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[捨てられたのが――――。
――――辛いからでも苦しいからでもない。滑稽だと自嘲気味に笑う。]
(64) 2017/10/15(Sun) 20時頃
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だから、コースケ。 ……俺が満たされるやり方を知っちまったんだから。
コースケから一度でも許されたら 次も無いと満たされない。
許してくれないと俺は枯れるぞ?
[数ヶ月共に穏やかに暮らしたのは紛れもなく嘘ではない。
どこかで満たされない。教え込まれたものを忘れようとしたせいか。 南方が与える愛情が、また別の物だったからかはわからない。
だけど、もう味わってしまったら後には引けない。 次が無かったら枯れるだろう、と無駄に脅しを掛けて抱きついた。*]
(65) 2017/10/15(Sun) 20時頃
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[ 見上げた瞳は、曇っていた。
…ひとりめが どうだったか、 僕は都合良く思い出せないから、 どうしたらいいんだろうな なんて、 解決策も見いだせないまま ぼんやり。
直円さんの本のよう、表現するならば。 曇り空、とも言うべきだろう。 その雲の向こうに、 黒で縁取られた写真を幻視する。 ]
(66) 2017/10/15(Sun) 21時頃
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[ 其処には、 僕であって僕じゃあない あの子がいる。 ]
(67) 2017/10/15(Sun) 21時頃
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[ ── 瞳を閉じた。 僕は別に、あの子を追い出そうとか、 そういう気持ちは無い。 …それは事実。嘘じゃあ無い。
必要なものが与えられている。 …与えられていなくても、たとえ枯れようとも、 僕は其処に文句は無いだろう、けれど。 それでも、 かたちの分からない"それ"を得ているのは、 良いことなのだ、…きっと。 ]
(68) 2017/10/15(Sun) 21時頃
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[ 広げたパンフレットを、指先がなぞる。 ── 此処に行きたい。 彼処に行ってみたい。
興味の先へ向かうことは、 きっと止められも、咎められもしなかった。 …僕、なりに 身体は気に留めて、 ゆっくり直円さんの手を引いて、 先ずは、馬を見に行ったはずだ。 ]
(69) 2017/10/15(Sun) 21時頃
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[ 馬を見て、それから、それから…。 まわるうちに時はすっかり進んでしまって、 そうしてきっと、夕方。帰り際。 喧噪に溶けて消えた僕の声が、 直円さんの耳に届くだろう。 …答えを聞けたのは、 直円さんの腰が痛むだろう、 翌日になったと、思う。 ]
(70) 2017/10/15(Sun) 21時頃
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── …、直円さん。 もし、もし …僕たちに、
…"あい" が、あったとしたら
それは、どう …呼べば良いのかな*
(71) 2017/10/15(Sun) 21時頃
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[>>46 芙蓉が中々戻ってこなかった事も、 部屋の外へと興味を抱く原因ではあったのだ。 何せグロリアの元へ来てから、 一人になるのは初めての事で。
それまでグロリアたちが居れば 退屈なんてした事がなかったのだから。 初めての場で、落ち着かない心地を 持て余していたのは事実。
それを内側に引きこもるのではなく、 外側へと解消しに行くあたりが 彼女に"やんちゃ"と称される所以なのだろうけれど。]
(72) 2017/10/15(Sun) 22時頃
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お客さんの相手をしにいったって事は… あっちが客室ってことだよね。
[グロリアの去っていた方角、同じ通路の その反対方向へと向かいながら小さく呟く。 それが偶然なのか常の有様なのかまでは判らないが、 通路に人の気配は感じられない。]
………。
[店内に留まる事なく流れるピアノの音と、 壁伝いに聞こえる人の声が近くて遠い。
知らない場所にぽつんと一人。 一足部屋を出たのならば、その実感は 確かな不安として胸に押し寄せてきて。 抱いていた筈の冒険心も、あっという間に沈んでしまう。]
(73) 2017/10/15(Sun) 22時頃
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…うん。そんな変な所に グロリアが連れて来る訳ないし。
[それでも気付いてしまった以上、 引き返す事にも躊躇いがあった。 グロリアも芙蓉もいつ戻ってくるかわからなくて、 不安を解消する事なんかできやしないのだから。
客室の方へ向かう選択肢はやはりないまま、 夜のお店に子供がのこのこ出ていく事は やはり問題があるだろう。 事を荒立てたい訳でも迷惑を掛けたい訳でもない。
但し部屋から出ることを除くけれど。]
(74) 2017/10/15(Sun) 22時頃
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……こっちかな?
[となれば、反対側はきっとバックルームなのだろう。 グロリアの連れという事は入店の際に 知られているだろうし、悪い様にはされないはず。 そんな単純すぎる目星を付けたのならば、 静かな通路をてこてこと歩く。 そうしていくつか、角を曲がった先のこと。 漸く扉のある通路に出た。
思わず速足になって近付いたけれども 外から様子を窺えば、 生憎人の気配も電気の付いた様子もない。]
えぇー…。…誰もいないのー?
[無い返事を想定した上での 呟きに、やはり中から返事が返る事はなく。]
(75) 2017/10/15(Sun) 22時頃
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[ようやくたどり着いた先も空振りな事に 落胆は隠せなくて、ため息が零れた。
さて、このまま更に先へと進むべきか。 それともグロリアはもう戻ってきているのかもしれない。 一度戻ってみるのも良いのかもしれない。 小首を傾げて暫しそんな逡巡をしていると。
廊下の奥からコツ、コツ、と 均一にヒールを刻む音が聞こえて来て。]
(76) 2017/10/15(Sun) 22時頃
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『―― あら、さっきの坊や。』
[角から現れたのは入店の際に目の合った女性の姿だ。 やはりにこりと微笑むと、こちらへ近づいてくる。]
『どうしたの?迷子にでもなった?』
[華やかな衣装とは少しちぐはぐな子供好きそうな笑みと、 視線を合わせてくれるその姿に、 先ほどとは少し違うほっとした響きのため息が零れて。]
んーん。 グロリアも芙蓉も帰ってこないから…。
[―――寂しくて。 正直にそういってしまうのは、多分少しだけ癪だったのだ。 だから語尾は濁したようなものになって、 暫くもごもごしていると、小さく吹き出す声が 聞こえたものだから更にばつが悪い。]
(77) 2017/10/15(Sun) 22時半頃
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……笑わないでよー。 俺たち寂しいとしんじゃう生き物なんだから。
[正しくは愛情が不足するとなのだが、 まぁ語弊という程でもないだろう。 そんな主張をした所、更に彼女が噴き出した物だから ぷくりと頬を膨らませる。けれど、]
『なら、帰ってくるまで一緒に居る? これから少し休憩なのよ。』
[なんてお誘いをされれば悪い気はしない。 お姉さんと遊んでちょうだい、なんて追い打ちも 来たものならば頷かずにはいられなかった。]
(78) 2017/10/15(Sun) 22時半頃
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[ここは彼女の店だから、お店の人なら大丈夫。 なんて無条件の信頼ももちろんあったのだけれども。
ひと時の不安から解放され、 既に目の前の事に気を取られた人形は。 そのまま彼女の元ですっかり寝落ちてしまったのだったか。
>>47>>48 同様に、彼女を不安にさせて しまっていたなど気付きやせずに。**]
(79) 2017/10/15(Sun) 22時半頃
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[馬を見て、それから。 色々な動物たちの姿を、興味の向くままに ふたり、見に行って。
時が過ぎるのはあっという間だった。 秋は、日が暮れるのも早い。 橙に染まる空を眺めながら、 男はパンフレットを閉じる。
――次は、また今度。
機会はいくらでもあるだろう。 小さな手は、人形だとは思えない位、 柔らかく、温かい。 波に攫われ、変わり果てた姿とは違い、 彼は生きているのだから。]
(80) 2017/10/15(Sun) 22時半頃
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[橙に染まる景色。 その中で聞こえた問い>>70に、 男は目を見開き、
困ったように、笑ったと思う。*]
(81) 2017/10/15(Sun) 22時半頃
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[歳は取りたくないものだ。 次の日、男は布団に横になりながら、 苦い笑みを浮かべた。
少年はどうしていただろう。 湿布を貼ってもらった腰を摩って、 男は彼の頭を見上げた。
夕暮れの問いの答えを、紡ぐ。]
……君は、息子じゃない。
[言ってから、違うな、と頭を振る。 多分この言い方だと、誤解を招く。]
(82) 2017/10/15(Sun) 22時半頃
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君は、秋君は、死んだ息子とは違う。 全く別の……人間だ。
[人間じゃなく人形だとか、 そんなことは今はどうでもいい。 男は言葉を続ける。]
けれどね。 私は、君に世界を知ってほしい。 色んなものを見たり、聞いたりして成長して欲しい。
……息子とは関係なく ただ、幸せになって欲しい、と。 そう思うんだ。
[子どもの腹を食べもので満たし、 頭を知恵で満たし、 心を愛と勇気で満たす。
それこそが父親の仕事である。そう語ったのは誰だったろう。]
(83) 2017/10/15(Sun) 22時半頃
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[この感情に名前を付けるとしたら? 父性愛?親子愛? ……多分、どうしたって安っぽくなってしまう。
そもそも、それを名付けるのは自分じゃない。 家族の為と嘯いて、家族に背中を向け続けた。 その男に、愛を語る資格はない。]
(84) 2017/10/15(Sun) 22時半頃
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名前は、君が見つけて欲しい。 ……色々なものを見て、聞いて。 どんな名前なら、当てはまるのか。 君が、名付けてくれないかな。
[だから、男は願った。 自分が彼へ向ける優しさが、甘さが、願いが。 彼に取っては、どんな名前に値するのだろうか。 それを、値踏みしてほしい、と。**]
(85) 2017/10/15(Sun) 22時半頃
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/* そういえば これ多分1発言もしないと突然死になる…んだよね? 情報見た限り突然死の設定変える項目すらない感じするから多分そうなんだよね? どうしよう大丈夫かや
ながれんさんはあの後連絡来て体調よろしくないと把握は出来たけど 時間が危ないでも無理してほしくないというのがあってだな 私はソロル書けばいいやんって話だけど、仕事疲れか眠くて頭回らなくてだな(そこは頑張れ
(-115) 2017/10/15(Sun) 23時頃
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/* おっさん可愛すぎて悶えてると逆に灰に書けなくなる現象に名前をくれ
今日0時エピじゃん、ちょっと起きて挨拶したい…けど眠い…ぐ
(-116) 2017/10/15(Sun) 23時頃
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/* お疲れ様です、更新間際にすいません 長らく表での発言無し状態が続いており申し訳ないです
相方さんが体調崩してしまってダウンしているとの連絡を昨日頂いて、今日こそはお返事をと言っては頂いているのですが 連絡が遅くなる程度には体調良くないようですし、無理せずにとこちらから伝えたのもあるので もしかしたら発言落とさないまま更新を迎えてしまうかもしれない…と独断ながら 議事国の設定に詳しくないですが、突然死あるよね…?と思い至ってのご報告させていただいてる現状です
私の方も今から簡単なものでもいいからソロルを書いて回避するつもりはありますが、間に合わなかったらごめんなさい…
(-117) 2017/10/15(Sun) 23時半頃
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|
[ 橙の下で、 困った笑みが、見えた。 ]
(86) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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|
[元気良い返事を残し、消えた小さな影を追い掛け浴室へ。熱い霧を潜り水面と戯れる彼の側へ腰を下ろす]
お待たせ。
[手桶で湯を掬い、彼の頬に添わすように流す。手から溢れた湯がぽたぽたと滴り落ちる。拭っただけの顔には、まだクリームの油分が残っている。それを撫でて洗うような仕草をするが、そのうち手を下ろす]
洗ってあげる、こっちにおいで。
[床に置いてある小さな椅子に座るよう促し、お互い向かい合う。普段使いのタオルが無かったため、泡立てた細やかな泡を手で撫でつけるしかない]
ほら、バンザイ。
[首筋、鎖骨、肩から撫で下ろして指先。隠れた脇の下は両手を上げるように言って。まるで手入れをするみたいだ、と手を滑らせながら考えた]*
(-118) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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── 翌日 ──
[ 指先に冷たく湿った感触。 湿布、と言うらしいそれを、 僕は言われるがままに直円さんの腰に貼り、 布団の横で、ちぃさく正座。
ぽつり、 昨日、夕暮れの下で問いかけた答えが、 見下ろした先から紡がれてくるから、 …一瞬、瞳をまぁるく。 ]
(87) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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|
『え?こっちには来てないわよ』
[なんて軽く言う芙蓉を少しばかり睨んだ、 睨んだところで彼女はやっぱり軽く笑って小首を傾げる]
『大丈夫よ、ここは貴女のお城だもの。 貴女のものに手を出そうなんて命知らず……、 ちょっ、どうしたの?』
[よほど浮かない顔をしていたのだろう。実際彼女の言う通り、ここから出ていくのにもセキュリティがあるし、たとえば高価な人形だからといって、ナナを誘拐するのにも騙されるほど子供ではないし、荷物としては大きすぎて不審だろう。頭では理解できているのに、不安で不安で。この不安がどこから来るのかわからない]
『ほら、奥行ってみましょ、奥』
[背中を押されて中へと戻る。彼女の連絡先は貰ったし、の一言さえなければ、感謝してもよかった]
(88) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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|
[ ……息子じゃ無いよ。と。 額面通りに受け止めて、言いかけたのは事実だ。 僕は、直円さんの。 直円、という ひと、の 息子じゃあ無い。 血すら通っているか怪しいくらいで、 …愛玩されるべき、 ── …観用されるべき、少年だ。 ]
(89) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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|
[花が綻ぶような笑顔に、つられて頬が緩む。 痛くない、という申告には>>61 胸中で安堵の息を吐いて、口から漏らすはそっか、という優しい声。
ベッドの上で、やはりガーディは大人しい。 ケイイチにされるがままに衣類を身につける。 それから、手が、伸びてきて>>62 ケイイチの手は導かれるまま、柔らかな頬に触れる。 その間は柔らかく細められていた瞳は、 しかしその問いかけに触れ俄か見開かれる。]
覚えて…………?
[忘れているのなら、蓋したままのほうが良いと思っていた。 けれど――問いかける瞳は真剣で、まっすぐだ。 だからケイイチは暫し沈黙で見つめ合うと]
……わかった。説明するから、ちょっと待ってて。
[そう言って一度寝室を出た。]
(90) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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|
[そうして扉を開けた先、>>78 緋色の髪が見えた、安堵の声はけれど]
ナナッ、……?
[切ないピアノの旋律に、メロウな歌声を乗せる。ナナが寄り添う彼女は店の歌姫だ。その華やかな色のマーメイドラインのドレスの、――弱冠胸元に埋もれているような気がするのは、気のせいだろうか。彼女は笑って唇の前に人差し指をたてる。]
……もう、
[近づいてみれば、それはすやすやと眠っているようだ。安堵したことは確かなのに、どうしてかちくりと胸が痛む]
(91) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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|
[ ちぃさく口を開いて、…だけどそれも止まる。 ぱちり、不思議そうに瞬きをしたのは、 直円さんが僕を、
── 僕を、にんげんと、言うから
否定しようとして、 ── 嗚呼でも、だけど、 それもまた紡がれる声に躊躇ってしまう。 ]
(92) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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|
[再び寝室に戻った時、ケイイチの手には一冊の本があった。 そうしてベッドに上り込むと、本を開きガーディに見せる。 本には、世界地図と記載があった。]
これ、が、今僕らがいる国。
[指はある地図の一部を指す。 そして――、と、そのまま指をスライドさせ、ある箇所を示すと]
これが、あの時ガーディが連れて行かれた国。 ……僕の国だ。
[ケイイチは暫くその紙の上に印刷された国を見つめて、 それからゆっくりとガーディを見つめた。]
……僕の周りは、少しややこしい。 もしかしたら今後も何か、危険がある、かもしれない。 勿論そうならないよう努力はする。 するけど……可能性の話をすれば、一般家庭よりもそれは大きい。 …………でも、選んだのはお前だから
(93) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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|
ごめんなさいね。 その、迷惑をかけて……。 もう少しだけそのまま、起こさないようにしてあげて。 ……人を呼んでもらうから。
[あんまり動かしたら、 起こしてしまうかもしれない、 それは可哀想だから、なんて。
大人としての建前は上手に口に出来ていた。 本当はすぐにでも、彼女の側から離してしまいたかったのに]
(94) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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[ 紡がれる声の、声色の。 その名前はなんと言うのだろう。
ひとりめの情愛とは真逆で、 かといって親子愛、などという言葉でも、 きっと表しきれるものでは無いのだろう。 ]
(95) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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[選択肢なんて殆ど与えなかったに等しいのに、 それでも、選んだのはお前だと言った。 選んだのはガーディ、選ばれたのはケイイチ――例え卑怯と言われても、譲る気は無い。]
離さないからな。
[まっすぐ見つめる瞳の底には怯えがある。 けれどケイイチは、それさえ隠さずガーディに晒した。]*
(96) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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[ギリアンを呼んで、ナナを自宅に連れ帰った。 起こさないように気を使ったけれど、 髪をそっと撫でるくらいは許してほしい]
もうナナったら……
[同じ台詞を先ほども口にしていたら、 芙蓉には『あら嫉妬?』とにやにやとした顔で揶揄われた。 それはつまり確かに面白い気分ではなかったけれど]
心配したのよ、ばか。
[寝台で眠る王子様にそんな言葉を口にする。 きっと翌朝のナナの目覚めは少し身動きがとりにくいだろう。
人形を抱きしめて眠る、それだけのことだ。 それだけのことだけれど、 不思議と懐かしい夢を見た、気がする**]
(97) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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── ぼ く、は、 ひとのように成長、できないけど、 …成長、を言うなら、 知識に、なってしまうけれど。
[ 否定、とも違う。 ── それでもいい?って、そんな風。
ぽつり、ぽつり、 直円さんへこぼれ落ちる僕の声は、 あちらこちら、迷っているような。 ]
(98) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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僕は、幸せだよ。 ……きっと、そう。 あまり、…僕は、僕って存在は、 "実感"できるいきものじゃあないけれど、 それでも…そう、思う。
これ以上、の、幸せが。 どういうものか、…僕はまだ分からない。 ── でも、
(99) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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[ 其処で、ふつ、と切れる。 ── 話す、ということに慣れない舌が痺れ、 喉も何処か、乾いている感覚。
……飢えではなくて、これも、成長だろうか。 余計なものを与えられない限り、 これ以上"成長"しない掌をぼんやり眺め、 ]
(100) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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…直円さんの言うように、 僕は、名前を見つけたいから。 だから 僕に、世界を教えて。
[ ゆるり、 此処で顔を、瞳を 眼鏡の奥と合わせた。 ]
(101) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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── 何時か、 あなたに教えてあげられる時が来るまで。
(102) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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[ 約束、と 伸ばした小指も、 直円さんのこどもとは、きっと似ても似つかない* ]
(103) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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[お母さんがいて、お父さんがいて 妹はまだお母さんのお腹の中だったけど 皆で、家にいた。
あまり詳しく思い出せないけれど 皆が一緒にいて、撫でたり遊んだりしてくれた。 一番心が温かかった頃の 欲しかったものが確かに存在した時の記憶。 それだけで満たされていた。
物心ついてから家を出るまでにその一度きり もう二度とないと思っていたその感覚。]
(104) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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はーー直円さんすき…せつない
(-119) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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[なのに、それに近い感覚が今少しある。]
(105) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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