198 冷たい校舎村4
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ライジに9人が投票した。
アカリに1人が投票した。
ライジは村人の手により処刑された。
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アカリ! 今日がお前の命日だ!
2016/09/19(Mon) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
アカリが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ハルカ、コリーン、パラチーノ、トレイル、テッド、ケイイチ、レティーシャ、ヒナコの8名。
────キーンコーンカーンコーン……
(#0) 2016/09/19(Mon) 00時頃
──午前8時50分──
そして再び、午前8時50分。
君達は三度目のチャイムを聞いた。
相変わらず、窓の外は大荒れで、
清々しい朝とは言い難いが、おはよう、朝だ。
この校舎で迎える二度目の朝。
冷たい校舎の時間は止まったまま。
携帯電話を確認してみるといい。
日付は変わっちゃいないはずだ。
改めて、ようこそ、冷たい校舎へ。
新しい今日も、どうぞよろしく。
(#1) 2016/09/19(Mon) 00時頃
──ところで、君達は、いつ気付くだろう。
更に消えた二人。増えた人形が二つ。
来島 純と、志水 朱莉が見当たらない。
(#2) 2016/09/19(Mon) 00時頃
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/* 今気づいたことがある
宍戸の状況が分からぬ ぼかせばいいかな
(-0) 2016/09/19(Mon) 00時頃
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─ チャイムと共に目覚める ─
[首回りにまとわりつく、 ネックウォーマーが酷く重たい。
目覚めの朝、 昨夜は結局、治を見つけることはなかった。 遅くまで起きていたせいか、起床は、 チャイムに叩き起こされた。 結局、どこで寝たのだっけ。 空いた場所に、純の姿がないことを確認して、 顔でも洗いにいったのかと、 おれも洗面台へと向かおうと廊下に出た。]
(0) 2016/09/19(Mon) 00時頃
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[視界にうつる、 ………あか。
それは、昨日みたマネキンにまとわりついていた赤と、 ひどく類似していて、 おれは、その続くあかを追いかけて、 そして、其処で。
偶然みつけてしまったマネキン。>>2:482 おれは、]
(1) 2016/09/19(Mon) 00時頃
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[ ひゅう、と息が詰まりそうになる。
窒息、しそうになる。 空気が足りなくて、酸素が足りなくて、 はくはくと、口を開け閉めしても、 脳はうまく働いてくれない。 脳まで酸素は届かない。 まるで、呼吸が止められているみたい。 くるしい、
………どうして。 ]
(2) 2016/09/19(Mon) 00時頃
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[ くるしいのは、どうしてだろう?
視界に映るゆびさきは、 小鳥を掴み取ろうとした細い指でもなく、 自らの欲望を吐き出すために添えられた指でもなく、 鍵盤を弾く小さな指でもなく、 白い綿毛を撫でる柔らかな指でもなく、 誰かの為に伸ばしたい骨ばった指でもなく、 幼馴染を突き飛ばした指でもなく、………
おれの首回りに纏わり付くのは、 ]
(3) 2016/09/19(Mon) 00時頃
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[ わるいおとこの、ゆび。 ]
(*0) 2016/09/19(Mon) 00時頃
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[ 鏡にうつるおれの、惨めな姿。
おれは、おれは、………─── 。]
(4) 2016/09/19(Mon) 00時頃
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[酸素が足りないせいだ、あたまがいたい。 あたまがいたいのは、酸素が足りないせいだ。 まるで、締め上げるような感覚。 ふわふわ宙に浮いた感覚は、 何かに高く括りあげられているような、 そんな感覚さえ覚える。
目の前のマネキンの、喉仏らしき、場所。 掻き切られた、そこ。 そして、その制服の姿は、まるで。]
じゅ、ん…………? *
(5) 2016/09/19(Mon) 00時頃
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─それから─
[教室での話がある程度まとまった時、教室で田井から寝どころの確保>>2:460を耳にした。
椅子クラッシャーズの田井が一人で運んだのだろうか、と我が目を疑ったが、どうやら志水と田井が二人した協力した賜物らしい。 礼を言いながら安堵した。 須賀と良く似た人形を共に目にし、一人駆けていった志水が無事であったことに、安心した]
そこまで気、回ってなかった。 さんきゅ。 なら俺らは多目的室でいいよな?
[ぐるりと周囲にいる奴らに声をかけて、すたすたとお先に3階にある多目的室へと移動する。
本当はギリギリまで探索をしようと思っていた。 だってまだ、須賀の姿は見つかっていなかったから。 だけども身体はいやに怠くて、重たくなる目蓋がこれ以上を許してはくれなかった]*
(6) 2016/09/19(Mon) 00時頃
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/* 宍戸ほんとうに丁寧ですごいなあと思うのです 朝まですっ飛ばすぞ!!! すみませんもうちょっとペース配分気をつけます
(-1) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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/* 昨日のあいだに落とそうとしたのに、間に合わんかった……… そして、じゅんの喉仏がかききられていたので、急ピッチに 修正というか、なんかアレしてアレしたので、 言葉があれで申し訳ない気持ちでいっぱい。
首吊り。わかるよね……? あとは、どこで、を描写したいんだけど、 ちょっとまって………(なみだめ
(-2) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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[それから朝が訪れて。 何となる歩いた場所で映り込む姿に目を見開く事になるなんて、その時の俺は]*
(7) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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/* 視界にうつるゆびさき。
ひなこのはなしの流れで落とそうとしてたから、なんかあれだけどまあ、表ログだけだとあれですが、ゆるしてください。
(-3) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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/* ま、って、幼馴染に吊り縄セットするのめちゃくちゃしんどい(した)
(-4) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2016/09/19(Mon) 00時半頃
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─ 一日目の夜:トイレ→教室 ─
[ 聞こえる鍵盤の音>>2:385に、正直一瞬ビビった。 ひとりでに鳴るピアノとか、そんなんを想像して。 けどまあ、冷静に考えれば誰かが弾いてる訳で。 ]
とりあえず教室戻ろう。
[ 視線を向けてきた零>>2:435には、そう返す。 いや決して、怖いからとかそういう理由じゃねーし。
教室の前まで来れば、丁度遥と鉢合わせする。>>2:421 ]
ただいま。
[ そうして遥と、零の会話が始まる。 “現実世界に帰れた”>>466、あくまでも希望的観測に過ぎない。 ああ、でもそうであれば、と思う。 治、無事ならいいな。 ]
(8) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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まあ、そうかもしんねーけど。
[ 時間が経つことによっている必要がなくなった>>2:467としても。 ]
でも俺達は今ここに居る。 ここに閉じ込められている以上、 少なくとも今は、必要とされてんじゃねーの。
[ あのマネキン、いや、治、だって。 多分チャイムが鳴る前までは、ホストに必要だったんだ。
それにいる必要がなくなったんじゃなくて、助けを求める事を諦めた結果なのなら。 そう、思ってしまうんだ。 ]
(9) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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─ それから ─
[ 寝処の報告を聞けば、確保に回ってくれた朱莉と清花に礼を言って。 朱莉には、大丈夫だった?と聞いただろう。
俺達が眠ることになった多目的室。 男子五人で寝るには広いそれは、適当な温度を保っている。 毛布も有れば居心地は中々で。 もしかしたら眠れない誰かと純の話し声と笑い声を聞きながら。 いつも以上にぐっすりと、眠ってしまった。
須賀治は結局、見つからなかった。 生きた須賀治は、見つからなかった。 ]*
(10) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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/* そういや、マネキンと現実への帰還についてとか、 ちょっとエスパーしすぎたよなという自覚はあるごめん
初回落ちだから多少はいいかなって……
(-5) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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─一日目の夜─
[サボり? なんて彼女に問いかけて肯定されたのは初めてのような気がして>>2:463 思わず茅原に視線を向けたことだけは覚えている。
亀井がひとりぼっちの教室で、声を発していたことを知らない。 常に誰かを追いかけているような彼女が何故ここに留まっていたのか、それは勿論気になったけども。 明日を生きる為に必要な話をすることが今は先決に思えた]
…………鏡。 鏡を普段から使ってるくらいで全部排除するなんて思えない。 どっちかっていうと、映りたくねーんじゃねぇか。
[机上の空論に過ぎないことは分かってはいるつもりだけども。 ああ、でも色々と腑に落ちない所は多くある。 だって、須賀が俺たちを避ける理由なんて、思い当たらなかったから。 ならば何故?]
(11) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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[教室に戻った時、そこにいたのは亀井と零と臨だった。ひとまず3人に、志水>>2:364たちからの伝言を伝えて。その後戻ってきた面々にも。 話が済んだところで、確保に回ってくれた二人が帰ってきた>>2:460ので、もちろん田井の要望は受け入れる。寝床を確保してくれた恩もあることだ。男子陣は校長室の隣、多目的室で寝た>>6ことだろう。 寝付きは悪くない慶太は、下世話な話>>2:468を聞くこともなく、ぐっすりと。]
(12) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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この世界から、いなくなった…?
[思い悩んでいた矢先、聞こえたのは亀井の声>>2:465>>2:466>>2:467 俄かに信じ難い理論ではある。 けども、茅原の言葉>>9に目を細めて]
…………ホストの精神世界に必要とされる条件が、俺たちにも何か、あるのかも。 それがなくなったら、帰れるのかも、しれない。
[俺は俺の見解を残す。 現実世界に帰れるのならばそれに越したことはない。 だが、その先で必ずしも無事が確定されている訳でもなければ、どういった基準で必要とされ、不必要とされるかの証明が、つかない]
(13) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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…………考えること、あり過ぎて困るな。 とりあえず、なるべく一人にならないようにして。 自分がホストじゃない、って確信を作ってく…のもありじゃねーさな。 またさ、お互い分かったことがあれば、情報を共有する。……というのは?
[今これ以上の情報があるならば教えてくれと二人に強請ってみたが、結果はさて]*
(14) 2016/09/19(Mon) 00時半頃
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[ 痛い、よりも、苦しい。
腹を殴られると、いつも思う。 息が止まって、呼吸が苦しくて。
床に倒れて、絨毯に受け止めらて。 視界、自分の染色された髪が、針金みたいに光る。
殴られたのと同じ場所を蹴られて、咳き込む。 それをアイツは見ている。 酷く、惨めな気持ちになる。
上から、嗤う声が、聞こえる。 ]
(15) 2016/09/19(Mon) 01時頃
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― 翌朝:校長室 ―
[ぼふんとソファーに埋まった私は、うっかりそのまま寝落ちてた。 そして、私は一度寝るとなかなか目を覚まさない。 志水が身支度のために部屋を出て行ったこと>>2:450も、来島が部屋のドアに手をかけたこと>>2:469も、全然気づかなかった]
ん゛あっ!?
[午前8時50分のチャイム>>#0で飛び起きる。腕時計で時間を確認。8時50分。寝すぎだよ!平日なら、遅刻確定じゃん! 目をこすりながら、もそもそと毛布から顔を出して、部屋の中を見回した。部屋の中には誰がいたかな。もしかしたら、誰もいなかったかも。 少なくとも、全員揃ってることはなかったんだ]
どこー……?
[まだ半分寝ぼけながら起き上がる。 顔洗わなきゃ。トイレも行きたい。 そんなことを考えながら大あくび]
(16) 2016/09/19(Mon) 01時頃
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[ ぱちり、目が覚める。
静か、だ。
一瞬何処にいるか理解できず、けれどすぐに思い出す。 寝ても戻りはしなかったかとか、精神世界にも睡眠欲はあったかとか。 そういうことを思いながら、体を起こす。
携帯を見れば、真夜中。 皆は、眠っている、らしい。 今日、いや、昨日か。 疲れないって方が難しいだろうし、熟睡すんのも仕方ない。 ]
(17) 2016/09/19(Mon) 01時頃
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[ 俺も寝なきゃ、体持たないよな。 もう一回横たわって、瞼を下す。
雨の音が、する。
……今、家はどうなっているのだろうか。 弟が、帰っていないといい。 見た夢を思い出しながら、ぼやりと思う。
そうしてまた寝たけれど、夜中に一度起きてしまったからか。 三度目のチャイムが鳴っても、俺は酷く眠たくてすぐに起きれなかった。 ]**
(18) 2016/09/19(Mon) 01時頃
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[女子だけだからいいよね、ってしわにならないようにスカートだけは脱いで寝た。 まだ半分寝てるような頭で、のろのろスカートをはいて、校長室のドアを開ける]
――――!?
[目に飛び込んできた赤い色>>2:482に、眠気なんか一瞬で吹き飛んでしまった。 何度見たって慣れるものじゃない。反射的に、いやいやって首を振ってしまうけど、なぜか赤から目が離せない。
ここ、夢の中だもん。 だから、須賀は大丈夫なんだよ。>>2:335
市宮に言ったことを思い出す。 その理屈が正しいなら、きっとこの赤の主も、大丈夫なはずなんだ。 だけど、それと、私が見るのが平気かっていうのは、やっぱり全然別問題で]
(19) 2016/09/19(Mon) 01時頃
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[掃除。掃除しなくちゃ。 いや、それより前に、この赤の主を見つけないと。 目の前の赤から離れない視線を、無理やり引き剥がす。
そうして私は、職員室の前あたりに立っている後姿に気づいた]
宍戸……?
[この赤の主は宍戸かもしれない。そう思った私の声は、自然とか細いものになった]
(20) 2016/09/19(Mon) 01時頃
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/* 最終日指名いただいてるのにいつまでミスリするようなロル書いてるんですか???問題 でもあと電話ボックスのロルとアザ誤魔化しロルも誤解させたままで書きたい…。 センセと母親の浮気→父親の黙認は少なくとも最終日前とかに済ませなきゃ……。 お悩みはホント弟との不仲だけで済むんだけど、家族事情の開示のタイミングが…できるだけ引っ張りたいと思いつつ、最終日はホストを助けることにいっぱいいっぱいになりそうだから、ムムム難しい。 コミットの可能性もあるし。
あと間近日付変わっとらんという描写入れるの忘れた…バカ…。
(-6) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[それじゃあまた明日>>2:486 その言葉通りの日常が送れる保証は、どこにあったんだろう。
両手から擦り抜けていく砂は止まることなく積もり、やがて風に吹かれて消えていく]
(21) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[鳥の羽ばたきが、何処かで聞こえたような気がして、身動ぎをした。
重たい瞼。こびりついた髪を払って、小さく唸りながら身を起こす。 周囲を見渡せば男所帯。 そこに一人の姿>>2:482が見えない事に気付かない。
とりあえず顔を洗わないと。 蛇口は何処にあったっけ。 頭の動きがひどく鈍い。 それにこめかみがじくじくと痛む。 扉に手をかけて作った隙間に身体をねじ込もうとして、空を切る音>>2:454が何故か頭の中で走り、振り返って]
(22) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[見た。
何かが落ちている]
(23) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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/* いっぱいいっぱいになるというか、ホストの想定を裏切りすぎると、助かるものも助からなくなるかもしれないので…。
朱莉も純も、居ないの寂しいです。おやすみ。
(-7) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[雨粒と共に落下する濡羽色の鳥。 いや、違う。 見開いた双眸に映るのは、笑みを浮かべた人の顔。 誰だろう。知らない。知らない筈。 そうは思いながらも向かい合い筆をとった指が引き攣っている。 あれが誰なのか。うまく嚥下できない体が覚えている]
『 し み ず。 』
[寂しそうな明かりを灯した瞳>>2:455と目が合った]
(24) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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―とある冬の日と、それから―
[末っ子気質、というべきか。存外甘えん坊なところがある慶太は、背が小さいと言うだけで可愛がってくれる零に懐いていた。 とは言ってもそれは表面的なもので、根っこのところでは対等な友人だと、思っていた。現に子猫がいなくなったとき、零は自分に頼ったじゃないか。>>2:349
ああ、それとも。零は信じてくれたのに、二人で探しまわっても結局無力だったから。>>2:350 だから頼ってくれなくなったのだろうか。一方的に、甘える関係ができてしまったのだろうか。]
ごめん。嘘ついて、ごめん……大丈夫じゃなくて、ごめん
[猫が帰って来ないとわかったとき、謝った慶太に、零はどんな顔をしたのだったか。]
(25) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[>>2:352気遣ってるのはお前だろ。俺のことは、呼んではくれないのか。 言ったってどうせ誤魔化されると、飲み込んだ言葉たち。 零が慶太に頼ろうとしない理由>>2:351>>2:352なんて、慶太は知らない。*]
(26) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[走る。走る。走る。 何処に向かって走っているのか、分からない。 脳裏に焼きついたのは茜色の空>>5:353を振り払うように頭を振る。 分からないまま、縺れた足を引きずるように駆ける。 何処かで何かが落ちる音>>2:456がした。 チャイムが鳴り響いような気もした、 それでも足音を立てて走り続けた]
(嘘だ) (違う) (知らない)
[ぐちゃぐちゃの視界は、なんなんだ。 分からない。分からないけども。 志水はいつも人より早く教室に訪れて、参考書を片手に机と向き合っていた。 だから、早く向かわねば。 そう思っていた矢先に、転がり落ちていた鳥籠>>2:454を見つけた]
(27) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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──────、ッ [違う。
あれは、違う。 そう思いながらも、誘われる。 立ち入り禁止を破って踏み入れた先。
雨音が降り注ぐ屋上で。 ふらりと誘われるように踏み出した足で、見つけた一羽]
………嘘だろ。 朝の歌の話、どうするんだよ。
[口角を上げた。 上げたままどんな顔をすればいいのか分からず後ずさる。
広がっていく赤。 彼女が愛していた鳥を思わせる色が何故だか自分を責めているように思えた]*
(28) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[他にもあの音を聞いた者はいるかもしれない。 もしかしたら同じように覗きに来るものもいるかもしれない。 暫く立ち尽くした後、ふらりと三階に戻る。 そこできっとようやっと、いなくなったもう一人の存在>>5を知った]**
(29) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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/* 宍戸君みたいに情緒のある文章書きたい…。
(-8) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[ 目が、覚める。 ああ、おはよう。ロクデモナイ日。 寝ぼけ怠けで擦った、瞳は室内を映す。 耳は、チャイムの余韻を拾う。
ここは、校長室。>>2:460 あかりとさや が用意してくれた毛布は、 まだ身体に乗ったまま。 昨夜、須賀捜索の成果もないままに、 用意してもらった寝床にそうそう入り込んで、 寝た、んだと思う。 無防備にぐっすりと、微動だにせず。]
(30) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[ 起きたかな。 一人の姿がないことに気付くのは、きっとすぐ。 ほらね、さや が探す。>>16]
おはよ、あかりはぁ……?
[ ほんのちょっと、といれにいったとか、 ほんのちょっと、校長室以外の空気が吸いたかったとか、 そんな理由で、いないんだと信じたい。 寝て、気持ちも楽になりましたか。 どうなんでしょうか。]
(31) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[ 昨朝は濡れて重たくなったスカート。 今朝はきっと、しわくちゃ。>>19 さや に続いて、開いた扉をくぐる。
赤、だった。赤しか見えなかった。 そろそろ眼鏡かコンタクト作ったら?と勧められる、 香坂さゆりにも、よく見える色だった。]
(32) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[ 貴方は誰でしょう。誰ですか。 姿で男子なのは、知れる。あかりじゃない。 その靴下は、うん、センスない。 ──そんな靴下履いてるなんて、知らなかったよ来島。 冷静になったのかな、なれたのかな。わかんない。]
なにが、だいじょうぶ、なの。
[ 顔の方まで、歩く。 血を踏んだ気もする。まあ、いいや。 そのまま、顔の傍で、ぺたり、座り込む。]
(33) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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[ うつ伏せになった、いなくなった来島純の代わり。 その表情をみようと、手を伸ばした。]**
(34) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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―二日目の朝―
[チャイムの少し前に、目を覚ます。気持ち悪いほど正確なモーニングコール>>0:55に慣れた身体は、いつもよりは遅いもののそれなりに規則的に動いているらしい。けれど起きあがる気分にもなれず、ごろごろと寝返りをうっていた。誰かが動く気配を感じて顔を動かせば、立ち上がり扉へ向かう幼馴染の姿。>>22 ああ、起きたのか。俺もそろそろ起きようか、そんなことを思っていたら、振り返って固まる零。彼が何を見たのか、わからなかった。とにかく何かを見て、走って教室を出て行く姿をぼんやりと見送る。その直後くらいだろうか、チャイムの音が聞こえた。>>#0]
(35) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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/* もしかして俺がホストなの?案か。 そもそも俺が何かしなければよかったのでは、案。 か。
(-9) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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/* といれにいっといれー とつい打ちそうになりまして、我慢するのが大変でした。>>31 あと実はずっといいたかった、靴下センスないが言えて満足しました。
(-10) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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/* 秘話で一人だけぽーいってやるのありかな。
(-11) 2016/09/19(Mon) 01時半頃
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/* いろいろ確定やらかしてる気がしてきて、土に埋まりたくなった。
(-12) 2016/09/19(Mon) 02時頃
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[チャイムの音で目が覚めたらしい、哲哉が起きあがる。>>0]
おはよ、哲哉。俺も……起きる、
[ゆるゆると、緩慢な動作で立ち上がる。その間にきっともう、哲哉は廊下に出ていただろう。後に続いてふらり、扉の外へ。]
……、
[赤、と、微かに漂う臭いに、一気に脳は覚醒する。昨夜の治を思い出さずにはいられなくて、おそるおそる赤を辿った。 職員室の前にいたのは、哲哉>>5と田井>>20と香坂>>33と、他にも誰かいただろうか。それから。 血溜まりに、うつ伏せのマネキンが一つ。>>2:482 鉄の臭いが、濃くなった。**]
(36) 2016/09/19(Mon) 02時頃
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[香坂に、志水のことを聞かれた>>31のは、まだドアを開ける前。その時私はまだ寝起きでぽやぽやした頭で、何かが起こってるなんて考えてもみなかった。 きっちりしてる志水のことだから、一足先に目を覚まして、きっと身支度をしてるんだろうって思ってたんだ。 昨日の夜だって、ソファーに埋まってる私と違って、志水はきちんとしてた>>2:393からね。
私の後ろから赤を見つけたらしい香坂>>32は、そのまますたすたと歩いていく。 そうしてようやく、私は宍戸の前に倒れている姿に気が付いた。 宍戸じゃない。じゃあ、誰? ふらふら、私の足は吸い寄せられるように香坂を追いかける。 ……ああ、あの靴下>>0:391は。知ってる。知ってるよ。 私が朝比奈に頼んだ、素敵なセンスのゆうちぇる靴下。 そんな靴下はいてるっていうのに、全然笑えなかった**]
(37) 2016/09/19(Mon) 02時頃
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─とある冬の日と、それから─
[猫でも兎でも犬でも亀でも鳥でも虎でも、人であったも。 自分に好意を抱いてくれる存在は好ましいものだった。
さいしょは、対等な友人関係>>25だった筈だ。 一緒に探してくれると行った慶太と隣で肩を並べていた筈だった。
だけど、何処から。そう、きっとここから。 『慶太がごめんと謝った』 きっかけなんてそんな小さなものだった]
…………大丈夫。
[笑みを浮かべる。 それは奇しくも幼馴染がよく口にしていた言葉。 隣にいたから知らない間に滲んだ台詞を彼に向けた]
(38) 2016/09/19(Mon) 02時頃
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仕方、なかったんだって。 お前は何も悪くない。 責任、持てなかった俺が悪い。
[ぎこちない笑みはきっと強がりだなんてバレバレだっただろう。 泣き腫らした瞳を慶太は見ていたのだから。
それでも頼らない事を選んだ。 その理由だって教えなかった。 だけど、彼に『わかるよ』と言われた時だけは、拒んだ。
悪いのは俺だけでいい。 巻き込まれて欲しくなかったから。 我慢できなくなった時にぶつけて傷付けてしまう事が恐ろしい。
八つ当たりをした先にいなくなってしまうかもしれない。 ある意味で俺はきっと慶太を信頼出来ていない。 その結果、飲み込まれた言葉達>>26の分だけ、出来上がったの歪な関係。一方的な、なにか]*
(39) 2016/09/19(Mon) 02時頃
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── 一日目 夜 ──
[ なくなった鏡。から連想するもの。 鏡にうつる自分。容姿へのコンプレックス。 それを背負う人、って考えて、予想。女子>男子。]
鏡にうつる自分を見たくない、なら、 男子よりは、女子かな、って、思っただけ。
……でも、この面子なら、そうでもないかな。
[ さゆりの長いまつげや、ひな子のやわらかそうな頬や、 清花の屈託のない笑顔を思い浮かべる。
── ああ。そうして弾いていって、私は残る側かしら。
変な空気になりませんよう。 ただの、単語に対する連想であって、 別に特別誰がどうとか、そういうわけじゃない。]
(40) 2016/09/19(Mon) 02時頃
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身だしなみに気を使っていないわけではない。 ただ、高校生。女の子。の、カワイイ。 その基準を重視せずには生きているかも。 そう、重視するものが違うだけ。
そして、それは、私自身の選択であり、 時折揺れる気もちはあれど、 亀井遥の致命的な弱点にはなりえない。
(41) 2016/09/19(Mon) 02時頃
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……どこにも、いないなら。 あの人形が、須賀だった、としか。
[ 我ながらぶっ飛んだこと言ってる自覚はあるよ。>>13
二人は口々に言う。必要とされている。その条件。 私は一体、何を満たしてここにいるのだろうか。]
うん。……何ができるんだろうね。
[ できることなら、なんだってしてあげたいと思うよ。 私にできることがあるなら。一体どうして欲しいのですか。
そう願う時、自分こそが世界の主かも、 という視点は抜け落ちきらずに、胃が重くなる、けど。]
(42) 2016/09/19(Mon) 02時頃
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……確信、できてないんだ、二人も。
[ 早とちりなら、いいんだけどね。>>14 自分でも、「もしかすると」が捨てられないくせ、 あなたたちがそう思うのを想像すると、やるせない。
死んでしまいたい。と、思ってしまったかもしれない、 それほどの理由を、抱えていたのだろうか。彼らも。
情報共有の、協定じみたなにか。 それには、「わかった」と小さく頷いた。*]
(43) 2016/09/19(Mon) 02時頃
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─回想、共有─
[ラーメンもハンバーグも、どちらも最高に好物故。 女子に奢らせることは躊躇いつつもお供するためのお付き合いならいざ喜んで参りましょう>>2:397]
放課後ティータイムは女子の特権なのはズルい。 今度、須賀も連れて来ようかな。
[甘酸っぱいリンゴとまろやかなバターが生み出す深い味わい>>2:398に舌鼓を打ちつつ。 瞳が語る香坂の喜びにこっちまで少し絆されたのはここだけの秘密だった]
へえ。なんか兄弟とかいないから普通に羨ましい。 そういう、もん…なんだ? まあ、でも慶太も割とブラコンだしな。そういうもんか。
[納得したように頷く俺。 思わぬところで香坂の願い>>2:399を叶えた事を知らぬまま、浮かべられた笑みの意味も気付かなまま>>2:400 食の誘いに心を踊らせた]
(44) 2016/09/19(Mon) 02時半頃
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おう。いつでも呼んで。 あとさ、また話聞かせて。
[未だ達成されていない約束だけども、割と楽しみに待っていた。 香坂といるのは何というか気楽だった。 二次性徴を終えた男女特有の気まずさを感じられなかったから。
4日に1回くらい送られてくる短い一言メールも特に気遣うことはなく。 俺はエクレア食べた。だとか。化学無理。だとか。どうでも良い話を添えつつ、割とうまくいってるものかと思っていたのだけども、どこか寂しげなAの姿を見かけるようになっていた]
(45) 2016/09/19(Mon) 02時半頃
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[それが何となく、あの日の香坂を彷彿させたわけで>>2:401]
ほんっとな。 でも…そうだな。歌えば? 香坂の声なら誰かに届くと思うけど。 それでも、置き去りにされたら。 それは結構、寂しいな。
[うまい具合に励ます言葉なんか見つからなかった。 だからその時は同じように目を伏せて。 似たような何かを、共有した]*
(46) 2016/09/19(Mon) 02時半頃
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/* 眠い時に文章かくと割と「???」ってなってる…。(頭を抱える)
(-13) 2016/09/19(Mon) 02時半頃
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/* 自分が「明日ね」っ約束した人が死んでるから自分がホストだと勘違いしても割とありなんだよなあ。
(-14) 2016/09/19(Mon) 02時半頃
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── 二日目:早朝 ──
[ 目が覚める。 染み付いた体内時計は、そう簡単に殺せない。
朝起きて、見送るべき母は、そこにはいなくて、 見回しても、整頓された自室なんかじゃなく、 ソファに寝こけているのは、酔って帰ってきた母じゃなく、 制服姿だったり、割と大胆に脱いでるクラスメートで。 壁に、盾とか賞状とか、飾られてる。
……ああ。 やっと、頭が動き出す。 校長室で寝るなんて、なかなかに大胆なことをしたもんだ。
一度寝て起きても、そこにいた。おはよう。 そして、おやすみなさい。 非のない娘らしく母を見送る必要も、 お弁当を作る必要もないなら、今起きる理由がなかった。]
(47) 2016/09/19(Mon) 03時頃
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亀井遥になってから、母と二人で暮らす家。 時折彼女は酔っ払って帰ってきて、 ちょうど、今の私達みたいに、 ソファで眠りこけてしまう。
眠りに落ちる前、彼女は大概ご機嫌で、 リビングでアイロンがけをする私に、 悪気なく、さまざまなアドバイスを贈るのが好き。
(48) 2016/09/19(Mon) 03時頃
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「ハルカ、あんた、もてないでしょ」
(うっさいなあ、だったら何)
「髪染めたら? パーマかけてもいいし」
(うちの学校、そこそこ校則厳しいって言ったよね)
「スカートの丈も。もうちょっと短いほうがかわいいわよ」
(余計なお世話だってば)
「まだ彼氏いないの? ママがアンタくらいの頃には──、」
(……どの口で言ってんのこのクソババア)
(49) 2016/09/19(Mon) 03時頃
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……全部、心の声だから。セーフセーフ。
(50) 2016/09/19(Mon) 03時頃
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私はただ、黙々と制服のシャツやハンカチの皺を伸ばして、 ひたすらに彼女の言葉を受け流しているだけ。
一通り片付けて、顔を上げる頃には、 彼女はすっかりソファで眠りこけていて、 私はなんとなく、アイロンをかけたばかりの白いハンカチを、 彼女の顔にそっと、かぶせてみたことがある。
翌朝起きても、彼女はピンピン生きていて、 「そんなに酷い顔して寝てた?」なんて、屈託なく聞いてくる。 私も、何事もなく答える。「口あいてたよ」 「あらやだ」って、ちょっと照れた顔をするけれど、 どうしてあなたは、そんなに平気そうなんだろう。
18年間、家族を騙して、みんな、みんな、騙して。 私は、ちっとも平気じゃない。 お父さんの、あの表情が忘れられない。気が狂いそうだ。
(51) 2016/09/19(Mon) 03時頃
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このままだと私、いつか爆発する気がする。してたんだ。 それが、自分に向くのか、母に向くのか、 それとも、他の誰かに? なんて、分からないけれど。
(52) 2016/09/19(Mon) 03時頃
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── 現在:校長室 ──
[ ……意識のはざまで、チャイムが鳴る。
清花やさゆりが、誰かを探している。 私は、まだ覚醒しない脳みそで、 あたりを見回していた、けれど、
開かれた扉、その向こう。廊下。 目のいい亀井遥には見えた。赤色。
……なんとなく、自分の掌に視線を落とした。 肌色。赤く、は、ないな。
その間にも、さゆりや清花は、駆けていく。**]
(53) 2016/09/19(Mon) 03時頃
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[ ………「宍戸?」>>20
耳に届いたか細い音が、 おれのふわりと浮いていた身体を、 地上に降ろしたような気がする。]
…さや、か……
[振り向いて、視界に映る彼女の表情は、 ひどく衰弱しているようにも、見えた。 そんな、おれたちの目の前で、 あかを踏みつけながら、マネキンの頭と 思われる場所近くにしゃがみ込むさゆりに、>>34 おれは、きつく唇を噛み締めていた。]
(54) 2016/09/19(Mon) 03時半頃
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けーた、……これ、さ。 ………昨日と、おなじだよな。 治がいなくなったのと、おなじ。 いたずら、……だよな?
[頼むから、そうであってくれ。 願うような、同意を求めるような問いであって、 問いではない、言葉を、 傍にいた慶太に投げかける。>>36]
(55) 2016/09/19(Mon) 03時半頃
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[さゆりの伸ばした手によって、 純と思しきマネキンの姿に飛び散る、 悲惨な光景を、あかが散りばめられた光景を、 目の当たりにすることになったのだろうか?
上着は、もうないから。せめて。 首元だけは、隠してやろうって、 自らの首回りを圧迫していたソレを外して、 そのマネキンに、被せたかもしれない。 あかの激しい痕跡の残るこのマネキンの姿は、 治のものと同様に、おれの脳裏に強く焼き付けられた。
傍に落ちていた、カッターの柄を拾い上げ、>>2:482 おれは、それをじっと見つめて。]
(56) 2016/09/19(Mon) 03時半頃
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[ 鮮やかなあかいいろに、 印象的なその光景に、 嫉妬する自分が、いた。 ]
(*1) 2016/09/19(Mon) 03時半頃
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[もしものはなし。そのもの自体が 跡形もなく、消え去ってしまったとしても、 これだけ鮮やかな記憶に残ってしまえば、 忘れられることは決してないだろう。 密やかにいなくなって、未来であんな奴いたっけって 忘れられるような存在になることはない、だろう。]
(57) 2016/09/19(Mon) 03時半頃
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─ 回想/音楽室 ─
[尤も、そのすきはピアノの音色に対してであって、 ひなこ個人に対するものでは、ない。 もちろん、違うんだと、思う。]
お、おう……? おれもなんか、急に恥ずかしくなってきた…
[ましてや、彼女がすきと言われたい人物は他にいる。 まあ、おれはそういうのには疎いから、 全く気づけやしなかったんだけど。 おれじゃなくて、彼奴に言われてたのなら、 一体、どんな反応をしていたんだろうなぁ。]
(58) 2016/09/19(Mon) 03時半頃
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─ →教室 ─
[急に戻る現実に、>>2:485 見つけられない治の姿に、 おれは、落胆することになる。
このあとは、一応ジェントルマンのおれが、 番犬の如く護衛でもさせてもらいながら、 教室へと帰ったことだと思う。 「ただいま。」と言葉にした其処には、 すでに、教室内にはほとんどの奴らが 帰ってきていたかもしれない。 でも、その中にはやっぱり治の姿は見当たらなくて。]
(59) 2016/09/19(Mon) 03時半頃
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[女子は校長室で寝泊まりすることになったらしい。 おれも、校長室で騒ぎたいと>>2:460 駄々を少し捏ねてみたりしていたけれど、 結局落ち着いたのは、多目的室。 女子たちが毛布を用意してくれてて、>>2:365>>2:449 案外、寝心地は悪くはなかった。
あしたの朝ごはんは、何になるだろう? また、朱莉の手料理が食べたいなあと、 胸中で、おもう。 彼女の隠された隈に、気づけやしない>>2:393 残念な男のおれだから、 彼女の荷を増やそうとしていたことだろう。]
(60) 2016/09/19(Mon) 03時半頃
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─ 多目的室 ─
[眠る前の、毛布の中では、>>2:468 純を筆頭に下世話な男子トークが繰り広げられる。 残念ながら、疲労困憊だったらしい慶太は、 気持ちよさそうにすやすや眠っていたので、 おれは、マジックで慶太の顔に>>12 落書きをさせていただこう。 寝相の問題で、顔を上に向けてくれなかったら、 成功はせずに、おれの心の中に留めるだけの悪戯。 きっと、鏡を見たら気づくだろうけど、 この世界には鏡なんてものは存在しないらしい。
描いたものは、まぶたに瞳。 そして、ぐるぐるほっぺだ。 この顔をみたら、みんなが和みますように。 とか、言い訳をつけて。]
(61) 2016/09/19(Mon) 03時半頃
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[おれは、気を紛らわすかのように、 ひたすらに、純と遅くまで会話をしていたと思う。 そう、普段はジェントルマンで、 そういう会話には積極的には参加しない、 おれが、だ。
また、バカなはなしはできるんだろうか?>>2:480 また、下世話なトークでわいわいできるんだろうか? また、純と一緒にバカやれるんだろうか?
尤も、眠る前のおれは。 こうして、あいつがいなくなるなんて、 夢にも思っていなかったのだ。]
(62) 2016/09/19(Mon) 03時半頃
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[寝る子は育つぞ、けーたくん。>>36 眠気まなこのそいつの瞼は、 笑える結果になっていただろうか?]
はよ、けーた。よく、眠れたか?
[大きく欠伸をして、ひらりと手を振ろう。 気づけば、既に零の姿も見えなくて、>>22 やっぱり、向かうのは洗面だ。
そう、昨夜の音色のお陰もあって、 幾分も落ち着いていた矢先のこと、だったのだ。]*
(63) 2016/09/19(Mon) 03時半頃
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─ おはようお猫様。 ─
[笑顔の瞳と、おれの視線が合致する。>>2:326 これは、威嚇だ。お猫さまから喧嘩を売られたのだ。 いやいや、さゆりさん。これは誤解なんです。 その柔らかな太ももに触りたいとか、 おれも頭を乗せて眠りたいとか、 思っていたとしても、実行する度胸はありません。
なんて。 ……おれが、ご主人様に忠実な犬だったから、 こうして触れただけでよかったものの、 その威嚇だけでは、本能のままに動く 獣の力には、勝てっこありませんよ。 と、忠告することもおれには叶わないのだ。]
(64) 2016/09/19(Mon) 04時頃
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[おれは、合致した瞳を細めて。]
おおおお、おれがあかちゃんばぶー さみしがりやの、あかちゃんばぶー なななな、なので、ゆるして、ください?
[頭を下げてちらりと、見上げる。 ほら、寂しがりの赤ん坊のわんこだから、 名探偵になれなくてもいいから、 許して!って、しゅんと垂れた尻尾を 積極的に、アピールしてみてた。]*
(65) 2016/09/19(Mon) 04時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2016/09/19(Mon) 04時頃
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/* わんこ、あか、むいてない。 めちゃ、過去村参考にしようとしてるのに、うまく動けないわんこ。わんわん。 めるやさんうまかったなーほんとーとおもいながら、もだもだ。すやぁ
(-15) 2016/09/19(Mon) 04時半頃
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/* はる素敵だなあ、ごろごろ、と思うわけです。
とりあえずおちろる、そろそろ書き始めたほうがいいかなあ。 落ちる寸前になって、なにもできてない、っていうパターンがこわいもんね。
表動かしていいんだろうか、ぴやってされるかと思って、あそこで止めたのもある。ねむかったし。
(-16) 2016/09/19(Mon) 08時半頃
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/* マネキンの重さってどれくらいだ?! たぶん来島くんの体重そのままだと、あおむけにするのすんごい難しい。軽くしちゃっていいんだろうか。
(-17) 2016/09/19(Mon) 09時頃
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[ しっかり、自分の足で、>>37>>53 二足歩行で、歩けていたならいいな、と思う。
来島純の人形に、 伸ばした手は拒まれることも、 一歩分の距離を開けられることもなく。 肩に手をのせて、仰向けの状態に。 特別か弱くも、力強くもない17歳の子が、 ひっくり返せてしまう程の質量。]
(66) 2016/09/19(Mon) 09時半頃
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[ 体温がない、人形から、手はすぐ離される。 血で染まる、喉から胸のあたり。 動かした衝撃で、血があふれたようにも見えた。 血が散りばめられた光景。>>56 痛そうだな、って思う。 見たかった表情は、平坦だった。]
くるしまは、しんだの? おいだされたの?なんで?
[ あ。声が震える。視界が霞む。 なんなの、別に泣きたいわけじゃない。 泣きたいわけじゃないはず。意思に反す。]
(67) 2016/09/19(Mon) 09時半頃
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[ 座り込んだ床を通して、振動が伝わる。 だれ?>>56 ネックウォーマーが握られた手の先から、 腕、肩、顔と目を遣って、宍戸の存在に気が付く。 ああ、後ろには市宮もいる。
光景を見ているだけで、なにも手出しはしなかった。]
(68) 2016/09/19(Mon) 09時半頃
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[ マネキンはマネキンで、所詮代わりだ。 あまり動かない表情、どころか、全く動かない。 人形に表情筋など、ない。
だらりと、力が入っていない腕。 その先は、きつく握りしめられる。 ああ、爪、切っておけばよかった。刺さって痛い。 痛い、と思ったら、涙が一粒零れる。 服の袖で、目の淵にたまるそれをぬぐったら、 もっとあふれてきて、わけがわからなくなった。]
(69) 2016/09/19(Mon) 09時半頃
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[ 特に、なにごともなければ、 香坂さゆりは、立ち上がって、 シャワー浴びてくる、と宣言した、と思う。
血の跡をこれ以上拡げないためにも、 上履きは脱ぐ、それくらいの思考は残されているので、 そこはご安心ください。]*
(70) 2016/09/19(Mon) 09時半頃
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/* このタイミングで体調を崩すとは何事か。
(-18) 2016/09/19(Mon) 10時頃
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─現在:職員室前─
[呆然としたまま、鳥籠>>2:451を拾い上げた。 そのまま何処で行けばいいんだろうか。 空っぽの鳥籠は何も閉じ込めちゃいないのに、縛られたように動けなくなった。
暫くその場でボンヤリとしていたと思う。 我に返ったのはきっと職員室前が騒がしかったから。 声に誘われるように近づけば人だかりができていた。
既に香坂が立ち去った後か、前か。 それを確認する前に目を引くのは、赤>>2:482と、鉄の錆びたような臭い。 それがケチャップでない事は分かりきっていて、唇が震えた]
………………嘘だろ。
[手から滑り落ちた鳥籠が、ガシャン、と音を立てる。 拾い上げることもなく、呆然と床に伏した体を見下ろし、脱げかけた上靴から覗くド派手なピンク色>>0:391 昨晩の眠る前の下世話なBGM>>2:468を思い出して眉を顰めた]
(71) 2016/09/19(Mon) 10時半頃
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[宍戸が>>61すやすやと眠る慶太>>12に落書きしていた事は知らなかったけども。 眠る前に特におかしな様子を見受けられなかった来島。 体育館に寄ると言っていた来島と出会った時、不思議にも得た違和感>>2:373 笑っているようで、笑えていない不完全な顔。 そんな事、なかったみたいにいつも通りに見える来島の姿に、対して何も声をかけなかった。
当たり前に明日が来ると思ってたから。
でもそれは来ない。 沈痛な空気がカッターのように逃げようとする思考を縫い止め突き刺していく。 涙が溢れることはなかった。 だけど、思い出す事はあった。
ああ、そういえば、『みんなで帰ろう』って言ったのに、来島は答えて、くれなかったな、 って。
思い出した]
(72) 2016/09/19(Mon) 10時半頃
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来島も、志水も、どうして…、なんで……? 二人とも明日って、約束 したのに。
[ただの人形だ。 そう言って笑い飛ばす事はもう出来なかった。
昨晩の会話が呼び起こされる。 『あの人形が、須賀だった』>>42 ぶっ飛んだ発想だと思って本気にしなかったのに、今の俺はそれ以外に考えられない。
きっと、職員室前に倒れてるマネキンや、校舎付近グラウンドにあったマネキンを目にしただけならまだ、まだ。 “見つけないといけない”と思えたのに。
“見つからない”と思った。 涙を含んだあの瞳>>2:455は、紛れもなく志水朱莉だったから。 だから、“もう会えない”と確信を持っていた]
(73) 2016/09/19(Mon) 10時半頃
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[こんな思考、落ちていく志水をその目にしなかった人には、理解出来なかったかもしれないのに。 勝手に自己完結すれば、唇を動かす]
校舎近くにあるグラウンド、隅の方にいたから、だから……志水、迎えに行かねーと。
[独り言のように呟けば、そのまま背を向けて階段の方へと歩き出す。 向かうのは、一階昇降口。
どうやって、迎えに行くんだ。 あれはマネキンじゃない。だけど、飛び降りていたのは志水だった。 扉が開かない事はこの身を通して理解しているだろう。
分かってる。分かってるけど、泣きながら笑っていた志水の顔が忘れられない。 なんで泣いてたの。なんで笑ってたの。 どうしてそこにひとりでいたの。
来島もどうしてそこで倒れてるんだ。 返しに来いって言っだだろ。昨日言ってた助かったの意味だって聞いてないのに、どうして。なんで]
(74) 2016/09/19(Mon) 10時半頃
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( ……、俺が『明日』って言ったから? )
[問いかけられない言葉の数だけ突き動かされる衝動。 ぶっ飛んだ思考。 それでも、グラウンド隅で見つけたしろいからだから広がる赤が。 ヒーローを思わせるようなマントの色によく似たそれが。
ダイイングメッセージのように思えて]
( …………、俺なの? )
[まさか。 そうは思っているのに笑う膝は否定をせず。 結局、来島のマネキンから目を背けるように、その場を後にした]**
(75) 2016/09/19(Mon) 10時半頃
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/* あれはマネキンじゃないか、だよなあ。 この、なぜ文字が抜けるのだ。(推敲不足)
(-19) 2016/09/19(Mon) 10時半頃
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/* すっかり力尽きてた
香坂ごめんね……半端に慰めてごめんね……
(-20) 2016/09/19(Mon) 10時半頃
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/* 深夜の男子トークに付き合ってくれる人だれもいないな、しょうがない と思ってたら哲哉がつきあってくれた……(ひれふし
>>61 なにをしているんだこのほすとはwww
(-21) 2016/09/19(Mon) 10時半頃
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— 自宅・自室 —
[がたん、と机から崩れ落ちて、目が覚めた。
——変な夢を見ていた、気がする。 妙にリアルな、閉じ込められた校舎での夢。
ええと、そうだ。 今日はバイトが珍しく入ってないから、そろそろ受験勉強でも、と思って机に向かったんだっけな。 近いうちに死ぬ予定がある人間でも、将来の準備をするという滑稽さ。 いや、そうでもしないと、日常にしがみついていないと、どうにかなりそうだったから。 結局いつの間にか、居眠りしちまってたらしいけど。
取り落としていたシャーペンを拾い、カチカチと音を立てる。 夢の出来事が、頭から離れない。
ずぶ濡れの感覚、血にまみれたマネキン、そして、香坂に触れた時の温度。]
(+0) 2016/09/19(Mon) 11時頃
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[……やっぱり妙にリアルだった。間違いなく。 それを思い出したら、腹の下あたりに込み上げるものを感じた。 どうせ夢の中なんだったら、抗わずにやっちまえばよかったんじゃないか。とか。 ゲスのような後悔に、溜め息をつく。 具体的なイメージも思い描けないクセに。
行き場のないムラムラは、勉強に集中させてくれやしない。 ノックされきったシャーペンの芯が、ノートに落ちる。
と、その時。 スマホにメールの着信を報せるランプが点灯していたことに気付いた。
バイト先からの呼び出しか。 今日はシフトねえって言ってたはずなのにな。まあ、これもいつものこと。
そう思い込んで、画面を開く。]
(+1) 2016/09/19(Mon) 11時頃
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── 現在:校長室 ──
[ さゆりと清花の出て行った扉の前に立つ。 開けっ放しのそこから広がる廊下には、 明らかに異質な赤色が残されていて、 必然的に、連想するのは、昨日の。]
…………また、誰か、死んだ のかな。
[ こぼれ落ちた単語は、赤色の量のせいかな。 頭の割れた人形。広がる血溜まり。 生きてるとは思えない。人間なら。]
(76) 2016/09/19(Mon) 11時頃
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……………………。
なんだって?
[送信者は治だった。 メールの文面から、取り乱していることが伝わる。
なんでも、クラスメートが自殺をしかけて、 一命は取り留めたものの、病院で手術中なのだと。
その、“クラスメート”の名前に、俺は目を見開く。]
哲哉?
[ああ、——そうだったのか。“お前”。]
(+2) 2016/09/19(Mon) 11時頃
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見に行った方がいい、よね。
[ 問いかけるような呟き。 扉の向こうから、目が離せずにいる。 けれど、足は動かせないままに。
ああ、見たくないんだなあ。と、自覚する。 鼻につく、独特のにおい。]
……ひな子。どうする?
[ いるはずの名前を呼んで、 一人じゃない、と自覚して、 少し遅れて、血の跡を辿る覚悟を決める。**]
(77) 2016/09/19(Mon) 11時頃
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[上着を羽織って、スマホと財布を持って、部屋を飛び出る。 玄関に向かう際に見えたリビングには、母と、母の交際相手が談笑していた。
2人もこちらに気付いたらしい。 どうせバイトだろうと思ったのか、「気をつけてね」とだけ声をかけられて。 軽く頷いて、そのまま家を出た。
表情からは、取り乱していることを読み取られなかったかな。 それでいい。
もう夜も遅い。だけど、何もできることはなくとも、立ち会いに行かねばならないと思った。 あいつが帰ってくるのか、それとも。 どういう選択をするのかを。
治は病院で待っているという。なるべく駆け足で、病院までの距離を徒歩で向かった。**]
(+3) 2016/09/19(Mon) 11時頃
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/* そういや哲哉の自殺の状況がわからないから、 ぼかしていく感じで書くしかないな
(-22) 2016/09/19(Mon) 11時頃
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/* ヤりたいだけの来島と、さみしい香坂と。 需要と供給はお互いに満たすんじゃないかなとは思ったけど、 それって退廃的な感じしかしねーなって……。
なにをかんがえているんだ
(-23) 2016/09/19(Mon) 11時半頃
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[香坂の手で、マネキンは仰向けにされる。>>66 私は、そうだよね、うつ伏せだと苦しいよね、なんて見当違いのことを考えてた。 ……けど、仰向けにされたマネキンの惨状に、思わずびくっと体が震えてしまう]
……酷い。 誰、が。こんな……。
[須賀の時は。 頭が割れてるっていう酷い状態だったけど、それでも、誰かに何かをされたんじゃとは不思議なほど思わなかった。 だけど。来島のマネキンには何箇所も刺し傷があって、折れたカッターの刃が落ちてて。>>2:482 その傷からは、マネキンに対する殺意みたいなもの>>2:475が感じられる気がして。 ねえ、来島は何かと戦ったの?それで、負けちゃった? 私がそんなことを口にする前に、追い出されたの?って香坂が言う。>>67 その声が震えてて、私ははっとして、香坂のそばにしゃがみこんだ。 そうっと、背中を撫でる。香坂が立ち上がる>>70まで、そうしてることしかできなかった]
(78) 2016/09/19(Mon) 12時頃
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[香坂は、シャワーに行くって言う。>>70 私も、今日はシャワーに行こうって思ってた。だけど、一緒に行くって言わなかったのは、その前にやることがあると思ったから。
朝比奈が来たのはどのタイミングだったかな。>>71 ガチャンって何かを落とす音に顔を上げたら、朝比奈が呆然としてた。 その口から、零れ落ちた言葉>>73に、私は目を見開く。 今、志水も、って言った?]
志水が、どうかした?
[来島も、志水も、って。 並べて話されるってことは、まさか。 そんな私の思考は、声にはならなかったのに、まるで返事をするかのような朝比奈の言葉。>>74 志水はグラウンドにいるって朝比奈は言う。校舎の外には、出られないはずなのに]
(79) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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じゅんが、死ぬわきゃ、 ねー、だろ………
[しんだの?>>67 なんて言葉に、おれは反射的にそう返す。 あいつに流れる血のことを、おれは知らない。 いつだって、おれは他人の 不幸 を知ることは、 なかったんだ。 自ら距離を、詰めなかった。 ただ、表面的に馬鹿な話をするだけで。 昨夜だって、あんな楽しそうに話をしてたのに、 しぬわけが、ないんだ。 それにこれは、マネキンなんだぞ。
ほんとうに、そうなのか………?]
(80) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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[此方を見上げるその瞳には、>>67 みるみるうちに池溜まりができてゆく。 いつか、陽を受けてきらきらと反射していた。 いま、も。 濡れた睫毛は、蛍光灯の明かりを反射する。 彼女をあやすように、背中を撫でる清花。>>74 彼女の呟きには、頷くことしかできない。]
さゆ、……ひとりは、あぶない。
[シャワーを浴びに行くと宣言する背中に、 声をかけるのだ。>>70 ひとりになってしまったら、 純みたいになってしまうかもしれない。 自由な彼女を捉えようと腕を伸ばすけれど、 女子のシャワーについていくのは、 流石に気は引けてしまうが。]
(81) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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[ ………── ガシャン。
何処かで聞いたときよりも、 金属的な高い音。>>71 音に弾かれて、顔を向ければ、 下に転がるのは、鳥籠と思しき、もの。 それは、なんだ。]
れ、れい………? しみ、ずも……って、え、
[彼の口から告げられる言葉に、 おれはまた、ひゅうと息が、詰まった。 零の傍に近づいて、おれは、 少し高い彼を見上げるのだ。]
(82) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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志水も、って、なんだよ……!
[零の肩を掴んで、揺さぶる。 どういうことだよ、おれは。
(飯、どーすんだよ、 トマトケチャップのオムライス 美味かったんだけど…!)]
(83) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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待って!私も行く!
[本当は、来島のマネキンを運んだり、床の掃除をしたりしようって思ってた。 昨日、須賀の時には手伝えなかったから。 だけど、志水を迎えに行くっていう朝比奈の背中を反射的に追いかけてた。 朝比奈と二人だけになるのは避けてたことなんて、すっぽり頭から抜け落ちてた。覚えてたとしても、そんな些細なことなんて、今は蹴っ飛ばしただろうけど。
明日って、約束 したのに。そう、朝比奈は言った。 日付が昨日から変わってないこと>>#1に、私はまだ、気づいていない]
(84) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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なんで、朱莉も、いなくなんだよ……!
[目頭が熱くて、零の顔がよく見えない。 足元に、ぽたりとひとつ雫が落ちて。 きつく噛み締めていた唇からは、 じんわりと赤い味がした。]
おれも、いく。
[迎えに行くと言う零の腕を掴む。>>74 まだ、まだだ。 実際にそのマネキンを見てみないと分からないし、 三人纏めて、何処かからひょっこりと 顔を出して現れるかもしれないから。 だから、まだ、確かめるまでは、]
(85) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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[まだ、泣いちゃ、だめなのに。 目元を袖で勢いよく拭って、 おれは、昇降口を、目指した。]*
(86) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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/* かぶったwさやかと、
(-24) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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[宍戸も行くって言う。>>85 市宮>>36はどうしたかな。その顔が芸術的になってるかもしれない>>61ことには、まだ私は気づいてない。
階段で足がもつれそうになって、私は足が震えてることにようやく気づく。 大丈夫。大丈夫だから。歩け。歩け! 何が大丈夫なのかよくわからないけど、そんなことを自分に言い聞かせながら、昇降口へ行くんだ**]
(87) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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/* 市宮の顔はなんとしてもつっこみたかったけど、タイミングがなかった…! 朝比奈を追いかけずに来島を運んだり掃除したり〜を優先してたらワンチャンあったとは思うんだけど。 けど、志水を確認しないって選択肢はこの子にはないよな〜。
(-25) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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― 二日目夜 ―
[あの後、宍戸くんと二人で教室まで戻った。 その間他愛のない会話でもしただろうか。 現実に戻ったわたしの気持ちはちょっと沈んでいたけども。
教室に戻って寝る場所が決まった事はさっちんから聞いただろう。 女子は校長室で寝るらしい。 そういえば校長室なんて入った事なかったな。
こんな状況なのにわたしはちょっと浮かれた気持ちになった。 この時は次の日に起こる惨状をまだ知らなかったから仕方ない。
須賀くんの事は心配だったけど。 でもわたしは人形も見てないからどこか他人事だったのだ。 二日目の、この段階までは*]
(88) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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― 現在:校長室 ―
……また。
[どうして”また”っていうの。 今まで誰も死んでないよね。 メールの子は死ぬって言ってたけど、でも死んだのを見たわけじゃない。
血の海は見たけど、そこにあったのは人形なんでしょ。 限りなく死の匂いは漂ってはいるけど。 でもまだ、誰も死んでないよ。]
死んでないよ、誰も、まだ。
[ぽつり、と呟いて。 それから小さくわたしは頷いた。]
わたしも行く。
[ハルちゃんを追いかけるようにわたしも校長室を出ていった。]
(89) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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― 3階:職員室前 ―
[現場はすぐそこだった。 皆の騒ぐ声が聞こえる。
そして飛び込んでくる鮮烈な赤。
は、とわたしは息を飲んで自分の手を見た。 昨日わたしの手を染めたあの赤と同じだ。
さゆりちゃんはシャワーに浴びに行くという。 何人かは昇降口に行くんだって。 そこには同じような状態のアカリちゃんがいるって。
わたしは俄かには信じられなくて。 呆然とそこに立っている。]
(90) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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[あれは人形だ。 だって関節がおかしい、球体関節っていうんだっけ。 とにかく人間のそれじゃない。
あれはお人形、来島くんじゃない。
そう思いたいのに来島くんの面影が確かにそこにあったから。 だからわたしにはリアルな死として脳内に焼き付いてしまった。
ふらふらと近づいて。 血が制服につくのも気にせずにしゃがみ込んでお人形に触れた。 冷たくて硬い。]
(91) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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[文化祭の準備をしている時。 衣装班はもう必死で徹夜寸前まで追い詰められていた。 そんな時、来島くんは差し入れを持ってきてくれた。 それは栄養ドリンクで。]
え…ありがとう。 わたしこういうの飲むの初めてだなぁ。
[ちょっと予想外の差し入れだったからぱちり、と瞬きをしながらそう言ったのを覚えてる。 その時、差し入れを受け取る時。 ちょっとだけ手が触れ合った。 男の子らしいごつごつとした手。 わたしの手とは違って大きくて暖かくて少し硬い手。]
(92) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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[冷たいくて硬いこれは本当に来島くんなの? あの時は全然違う。 違うのに、ああ、これは来島くんなんだって。 どこかで感じているわたしもいる。]
……毛布、取ってくる。 このまま置いておけないよ、せめて何かかぶせて。
[隠さなきゃ、来島くんがかわいそう。 違う、違うよね。 これをずっと見ているわたしが辛いだけだよね。
わたしはこの非現実から目を背けたくて来島くんの人形を隠したいだけなんだ**]
(93) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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[声が重なる>>79>>83 鳥籠を転がしたまま、呆然と立ち尽くしていた俺は肩を揺さぶられようとも、言葉を発する事なんて出来なかった。 ただ、誰かが泣いていたから>>85
その顔に強張る顔は、宍戸の背丈じゃ隠してくれない。 人前であるというのに白猫を見失った時のような顔を見せた。 眉を寄せて今にも泣き出しそうな情けない顔]
…………俺のせいかもしれない。 志水と目……合った。 落ちながら、泣きながら、俺を見て笑ってた。
[ぽつりと落とした声。 マネキンが落ちる話ではなく、志水朱莉が自ら自殺を図ったような気配を残す。 それはその場にいる者達の心にどのような色を残しただろう。 怯えるように引き攣る瞼とは裏腹に。 口角は依然として、上がっていた]
(94) 2016/09/19(Mon) 13時半頃
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[捕まれ、じくじくと痛む左腕。 昨日掴まれた左手首とはまた違った熱が伝わって、鼓動が怯えたように跳ねた]
[逃げようと思った。 放っておいて欲しかった。 一人になりたかった]
こっち、………来んなよ。
[だって自分のせいで何かあったらどうするんだ。 ついてくる>>84>>85 その声に思わず返したけどもきっと大した効果なんてなかった事だろうとは思う。 無意識に探したのは誰の顔だっただろう。 寝坊助の存在も知らず、顔の落書きを見つけたとしても、意思は変わることなく。
結局、ついてくるなら無理には引き留めずに行くと宣言した者達と一緒に昇降口へ]*
(95) 2016/09/19(Mon) 13時半頃
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/* 来島くんもアカリちゃんも落ちロルがかっこよくてもう。 そして次はわたしなんだけど、どうしようなんも考えてない。
(-26) 2016/09/19(Mon) 13時半頃
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いたず、ら?
[かけられた声>>55が、理解できなくて繰り返す。いたずら? 昨日のあれ、は、いたずらだなんて、慶太は思わなかった。]
いたずらじゃ、ないだろ。だって……誰が、こんな。
[自分の顔にされたいたずら>>61には気がつかないけれど、そんなものとは比べ物にならない、悪意のあるそれ。を、誰かがやったとは、思いたくなかった。 香坂が、マネキンに近付いてひっくり返す。>>67先ほどまで隠れていた表の傷だとか、そういうのが明らかになって、さすがに顔を顰めた。マネキン、だけれど。傷はリアルだ。しんだ、とか、おいだされたとか。何の話かよくわからないけれど、それが純に見えることは、どうしようもなく認めざるをえなかった。]
(96) 2016/09/19(Mon) 13時半頃
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─昇降口─
[廊下は走ってはいけません。 そんな校則を破るように階段を駆け下りる。 途中で転けそうになった。 それでも走る事を止めなかった。 腕はまだ掴まれたままだっただろうか。 冷や汗が滲む体は雨を浴びたせいか冷えていた。
やがてたどり着いた先。 見えてきた昇降口。 ここを抜けた先がグラウンドに続く。 遠目に見えるのは規則正しく着せられた女生徒が雨に降られている姿。
それが、たとえマネキンであったとしても。 俺の目には志水にしか見えない。
開かない扉に手をかける]
(97) 2016/09/19(Mon) 13時半頃
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開けろ。
[捻って。押して、力任せに殴りつける。 上靴の底をぶつける]
………開けろ。開けろって。
[雨晒しにされる体。 腹の底から吐き出した息は震えていた]
開けろ!開けろよ!開けろって!
[頑なに沈黙を守る扉。 近くに椅子なんかない。 あるのは自分の拳だけだ。 振り上げて何度も叩きつける。 血が出たって構わない。砕けたって構わない。 扉が開くならそれでいい。 早く、早く、助けないと]
(98) 2016/09/19(Mon) 13時半頃
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[開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ。開けろ]
(99) 2016/09/19(Mon) 13時半頃
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開けろ……て、ば。
[今なら助かるかもしれない。 (3階より上から落ちる姿を見ているのに) バカみたいに、志水を思わせる人形に本気になってるのはきっと。
雨の中、車で引きずられていた飼い猫が死んでいるのを見つけた時を思い出したから。 もう少し早く見つけていたら、助けられたかもしれないのに。 吐き出さなかった後悔の皺寄せが今訪れて。 垂れ下がる腕、真っ赤に腫れた拳。 遅れて訪れた鈍い痛みが体を侵食していった]**
(100) 2016/09/19(Mon) 13時半頃
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[ガシャン。響いた音に、顔をそちらに向ける。そこには幼馴染と、床に落ちた鳥籠。>>71]
……れい、
[声を、かけようとして。彼が零した言葉>>73に、目を見開く。 志水も、って?言ったのか。もしかして、さっき零が見ていたのは、志水の。考えかけて首を振る。だってそんなの、そんなものを、見たら。"大丈夫"なわけが、ない。 けれど、グラウンド>>74という言葉は、嫌な予感を裏付けるようだった。遠ざかる背中が酷く不安定に見えて、一も二もなく後を追う。 田井と哲哉より少し遅れて、二人に向けられる泣きだしそうな顔を見る。>>94ああ、駄目だ。駄目だ。お前のせいだなんて、そんなことがあるものか。お前が気に病む必要なんて、どこにもないのに。駆けだす零の後を必死で追いかけた。]
(101) 2016/09/19(Mon) 13時半頃
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―昇降口― [昇降口に辿りついた時、グラウンドの向こうに、倒れる何かが見えた。きちんと制服を着たそれ、は、志水なのだと零は言った。 扉に手をかける零>>97を見る。 >>98何度も、殴ったり蹴ったり、扉よりも零の体が傷ついていくのを見るのは耐えられなかった。]
零!やめろ!
[必死に取りすがる。やめてくれ。その想いが届いた、わけではないだろうが、やがて零の手は止まった。>>100]
(102) 2016/09/19(Mon) 14時頃
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[来んなっていう朝比奈の声>>95はガン無視する。 だって、私、朝比奈に用事があるわけじゃないもん。私は、志水に会いに行くんだもん。朝比奈の指示なんか聞かないよ。 その代わり、私はさっきの朝比奈の言葉>>94を咀嚼して、声を絞りだす]
朝比奈が突き落とした、とかじゃないんでしょ。 だったら、朝比奈のせいじゃないよ。 そーゆーのをね、自意識過剰って言うんだよ。 ばーか。
[志水は、どこかから落ちた。っていうのは、朝比奈の言葉から知れて。 朝比奈が落としたわけじゃないのに、朝比奈が原因だっていうんなら、朝比奈のせいで、まるで志水が自殺したみたいじゃん。 そんなこと志水がするわけないじゃん。だから私は、ばーかって朝比奈の言葉を蹴っ飛ばす。ばーかばーか。
昨日の夜、志水と手をつないだことを思い出す。 一緒に、毛布を集めて、運んだことを思い出す。 『私が死んだら、きゅっきゅの世話をする人がいなくなるでしょ>>2:319』 そうだよ、志水が、自殺なんかするわけないんだ]
(103) 2016/09/19(Mon) 14時頃
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[真っ赤に腫れた拳に、そっと触れる。見るからに痛々しいそれに、涙が出そうになった。]
大丈夫、じゃ、なくていいから。無理は、するなよ……一人で、抱え込まないでくれよ……
[耐えきれなかった雫が、零の手の上に一粒落ちた。
頼れる幼馴染の前でも、泣いたのはこれが二度目だ。*]
(104) 2016/09/19(Mon) 14時頃
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― 昇降口 ―
[走る朝比奈の背中を、震える足で必死で追いかけて。 昇降口のガラスの向こう、倒れて、雨に打たれている何かが見えた。 あれが、志水?嘘だ。嘘。 反射的に自分にそう言い聞かせようとして、それよりも圧倒的に「あれは志水だ」としか思えない自分もいる。 だって、いつもきちんとみつあみにされた綺麗な黒髪。 あれが、志水でなくて、誰だっていうんだろう]
……酷い。
[ガンガンと朝比奈がぴくりともしないドアを叩き続けてる。>>98 無駄だよ。だって、私、椅子があんな残骸になるまで叩いたけど、ヒビ一つ入らなかったんだよ。 そう思ったけど、必死に止めてる市宮>>102とは正反対に、私は止める気にはなれなかった。だって、ここをなんとしても突き破りたい気持ちは朝比奈と同じだったから]
(105) 2016/09/19(Mon) 14時頃
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/* 二度目……だよな……?どっかのロルでうっかり泣いてないよな……?(
(-27) 2016/09/19(Mon) 14時頃
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[周りを見回す。 靴箱……はいくら私でも無理だ。大きすぎる。 消火器……は、中身が噴き出しちゃうかも。 傘立て……も、ちょっと私の手には余る。 結局私が目をつけたのは、昇降口の隅に置いてあったスチールの台車だった。
てってって、と歩いて私はそれを取りにいって、がらがらと押してドアの前に戻ってくる。 朝比奈と同じドアにはやらないよ。ぶつけちゃったら危ないもん。 ひょいって持ち上げて、隣のガラスドアに向かって、思いっきりぶつけてみた。 私は女の子だからね。拳にはちょっと自信がないんだよね。だから道具を使うよね。 があん!ってすごい音がしたけど、やっぱりガラスのドアはびくともしないな。 でも、もしかしたら、もう一発やれば、今度こそ割れるかもしれないよね?]
(106) 2016/09/19(Mon) 14時頃
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/* 未来から来たヒーロー(俺)がみんな(幻)をこわして、その後に自分自身の顔を刺す(ひび割れたマネキン) やっぱり主役にはなれなかったよ、と最後までやり通せなかった、よと。 亀井さんのロール真似した感じのをかく。
(-28) 2016/09/19(Mon) 14時半頃
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[保健室の椅子より、スチールの台車は頑丈だった。ガンガンぶつけても、椅子の時みたいにあっという間に壊れたりはしない。 だけど、ガラスのドアもしぶとかった。びくともしない]
なんでよ……これじゃ、あんまりじゃん……!
[がんっ!がんっ! ガラスドアを叩く音を響かせながら、私は呟く]
(107) 2016/09/19(Mon) 14時半頃
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出せなんて、言ってないよ。学校にいろって言うなら、いるよ。 だけど、志水をあそこにあのまんまにしとけっていうのは、あんまりじゃん……!
[あれは、マネキンだ。志水の死体があそこに転がってるわけじゃない。 だけど、朝比奈は、志水が落ちるのを見たって言った。 だとしたら、やっぱりこの世界では、死んだらマネキンの体になるんだ。 だったら、マネキンだろうとなんだろうと、あれはまぎれもなく志水なんだと思う。 あそこにいるってわかってるのに、あのまんま放置するなんて、私にはできない。できないよ。 だから、私はガラスドアに向かって台車を叩きつける。 大丈夫だよ。私は朝比奈みたいに拳で殴りつけたりしてないし。 衝撃は伝わるけど、手なんか全然痛くない。それよりも、心臓の方がきりきりしてよっぽど痛いや。 それだって、私より志水の方がずっとずっと痛かったに決まってるじゃん**]
(108) 2016/09/19(Mon) 14時半頃
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―とある冬の日と、それから―
[大丈夫って言ったのに、大丈夫じゃなかった。ごめん、と謝ったら、返されたのは「大丈夫」>>38]
お前だって、悪くなんか……ないだろ。 仕方なかったなら、お前だって、悪くないだろ?
[>>39強がっているのがバレバレな、そんな笑顔で。人を慰めようだなんて、そんなの。その笑みを剥がしたかった、けれど、頼ってくれない意志を感じてしまった。結局、笑顔を信じたふりをしたのは、優しさだったのか、弱さだったのか。
その時から、多分決定的に、歪んでしまった。*]
(109) 2016/09/19(Mon) 14時半頃
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―回想・幼馴染にも言えなかった話―
[お互いの家の事情を結構知っている幼馴染にも、言えなかったことがある。 兄が一人暮らしを始めて数年、慶太が中三になった頃のこと。その頃慶太は月一程度、兄の家を訪ねていた。 母が兄の様子を心配していたのと、兄も慶太に会いたいと言ってくれていたから。 そんなある日。かねてより気になっていたことを、意を決して言ってみた。]
兄ちゃん。もう俺のためって口実やめて、母さんと仲直りすれば?
[働き始めてから慶太の生活費と称して続く仕送りは、本当は母へのものなのだろう。仲違いして家を出たものだから、素直になれないだけなのだろう。そんな風に思っていた。]
(110) 2016/09/19(Mon) 14時半頃
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[けれど、それを口にした途端、兄の顔色が変わった。 「そんな風に思ってたのか……?」 ショックを受けたような、怒りをこらえるような、震えの混じった声で。ゆらり、立ち上がって慶太の方へ近付いてくる。 常と違う様子の兄を恐ろしく感じて、少し後ずさる。けれど無情にも、背中はソファーに当たった。 「違うよ」兄は言う。「慶太が大事だからに、決まってるだろ?」 そっと肩に手を置かれ、ぐい、と床に押し倒された。]
……にい、ちゃん?
[怒ったみたいな、悲しむみたいな。そんな顔が近付いて来て、首筋にぬるりと温かいものが触れた。思わず硬直した身体を無遠慮にまさぐる、大人の男の手。 「俺はこんなに、慶太のことを思ってるのに」 気持ち悪い、と、思った。抵抗したかったけれど、未発達な身体で大の大人に叶うはずはなく。 恐ろしさと悔しさで目に涙が滲んだ。その雫が頬を伝った時、兄の手が止まる。我に返ったようだった。 「っ……ごめん、慶太!」 突如解放された身体を、ゆるりと起こす。そんなつもりじゃなかった、とか、でも俺の気持ちをわかってほしかった、とか。勝手なことを言う兄の言葉には耳を傾けず、ふらっと立ち上がった。]
(111) 2016/09/19(Mon) 14時半頃
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俺、帰る
[のろのろと歩いて、兄のマンションを出て。徐々にスピードは上がり走りだす。夕暮れの中、向かった先は幼馴染の家だった。 突然訪ねても、零のお母さんはきっと優しく家に上げてくれただろう。 零に縋りついて、思い切り泣いた。 何があったかは、訊かれてもさすがに答えられなかったけれど。乱れた髪と服は、走ったせいだと誤魔化されてくれただろうか。 頼れる幼馴染の前でも、泣いたのはその一度きりだった*]
(112) 2016/09/19(Mon) 15時頃
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[>>106があん!鳴り響いた音に肩が跳ねた。見れば隣のガラスドアに、田井が台車をぶつけている。女子にしては力持ちというのは知っていたけれど、そもそも台車って持ちあがるものだっけ。そんなことを一瞬考えたけれど、それよりも鳴り続ける音と、田井の必死さが辛かった。 拳を真っ赤にしている零も。重いだろう台車を振り被る田井も。この反応がふつう、なのかもしれない。もちろん、慶太だって志水が可哀想だ、と思った。あの倒れているものが志水なのなら。 それでも慶太は、クラスメイトの真面目な女子よりも、目の前の不安定な幼馴染が心配で、それしか目に入っていなかった。 気が狂いそうな大きな音の中で、ふ、と逆に冷静になる。握ったままだった零の手を、そっと離した。**]
(113) 2016/09/19(Mon) 15時頃
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/* すっっごい零に振りまくっててごめん……タイミングここだ!と思っちゃって……
(-29) 2016/09/19(Mon) 15時頃
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[頭のどこかで思ってたんだ。 亀井の言う通り>>40 鏡に執着があって、映りたくないって思うのは確かに女子の可能性が高いんじゃないかって。
鏡に映るのは好きではなかった。 でも悪い記憶ばかりじゃなかったから、だから俺はホストじゃないと思った。 女子の可能性が高いなら尚更に。
消去法で削る女子像。 目の下のクマを指摘してから薄っすらと塗られた肌色のファンデーションをつけた志水と、清潔感ある纏まりで括られた亀井>>41 いや、正直どちらも、『自分の顔を見たくない』と思い悩むようにも思えなかったけど。
とりあえず俺は違うよなって。 その時は思ってた]
(114) 2016/09/19(Mon) 15時頃
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[だけど、俺は何も分かっていなかった。 昨晩の情報共有の為に開いた“協定”を通じても把握出来なかったこと。
俺たちが、ホストによって必要だと招かれた側と仮定する。 俺たちがホストにとって、何らかの理由で必要だから閉じ込められているけれど、 必要でなくなったら消されてしまう。 消される事で現実世界に戻れる、のかもしれないけども、完全な確証はまだなく。 また、ホストにとって俺たちが必要か不必要かの判断されるための条件は分からない。
………俺があの時の話し合いで的まとまった思考は以上の通り。 この先を行くにはどうしたらいいか。 ホスト側でないと思い込んでいた俺は明日が訪れたならそちらを探ろうと思っていたのだけど]
(115) 2016/09/19(Mon) 15時頃
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[『明日へ繋がる約束』が、不必要となる条件 だとしたら。
なんて。
そんなことあり得ない、なんて、今は。 自意識過剰>>103と田井に言われたとしても、思えなかった]
(116) 2016/09/19(Mon) 15時頃
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[後から追いかけてきた幼馴染>>101も加わった昇降口組は結局何人まで膨れ上がっただろう。 手を止めたのはたまたまにも幼馴染が制止の声と同時>>102]
……………慶太。
[腫れた拳に触れた温かさ>>104 手のひらの温もりとは別に伝わる雫に息が詰まり、込み上げてくる悔しさに視界が歪む。 涙が落ちようとしたのに結局耐えた手は、柔く触れる幼馴染の甲を少しばかり締め付けた]
慶太。
[指が強張る。 一緒に白猫を見つけた時と同じだ。 あの時だって、隣にいた幼馴染の手を強く握ってそれから]
(117) 2016/09/19(Mon) 15時頃
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大丈夫だって。泣くなよ。
[安心させなきゃと口を開いた言葉。それと同じことを告げた。 俺は志水を突き飛ばしてなんかいない。 来島に刃を向けたりなんかしていない。
だけど、俺がホストでない確信はどこある。 俺が悪くない可能性がどこにある。
仕方なかったで失われていいものなんて何もない>>109]
……………ごめんな。また、泣かせた。
[謝るべきところはそこではなかったかもしれない。 あの時と一緒だ>>112 髪も服も乱れていなかったけれど、泣き顔は同じもの。
空いた方の片手で慰めるように幼馴染の頭に腕を伸ばす。 振り払われなかったらそのまま一度撫でて、ガラス張りの扉から距離を開けた]
(118) 2016/09/19(Mon) 15時頃
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[その間に椅子クラッシャーズの田井大佐の作戦>>106を知ることなく。 凄まじく響く大きな音>>107に呆気にとられて初めてその場にいた者達の顔を見た]
…………ばか。 志水、やめろって。
[彼女の主張>>108はもっともだ。 分かる。俺だってそうしてやりたい。 だけど、直接腕を伸ばして止めることはできなかった。
俺がホストなら開けろと望めば開くのだろうか。 だが、あれほど開けろと念じたって扉は開かなかった。 ならば俺はホストでないのか。 それとも、無意識の奥底で潜む『俺』は、野晒しにされる女生徒を嘲笑っているのだろうか。
もしも、後者なのだとしたら。 あんまりじゃ、ないか]
(119) 2016/09/19(Mon) 15時頃
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田井。一回、帰ろう。
[少し離れた場所で呼びかける。 昨日、確か。 椅子を壊してしまうくらいに扉を叩きつけてたのも、確か田井だっけ。 そう思うと竦んでいた足は、もう木偶の坊にはなれなかった]
痛いだろ。壊れるから。帰ろう。
[どれだけ叩きつけたって壊れない扉。 スケールの台車越しの攻撃は、直接拳を殴るより、負担はなかっただろうけど]
…………志水のためにも、一回帰って、頭、冷そ。
[志水の名前を出した。 冷静。そんな言葉俺が今一番なれないものだと思っているけども、彼女の背に告げて。 ふと離れた手>>113。 捕まえようとした指は空振り、交わう視線は一度きり。 伏せた視線と擦り抜けた体は田井の肩に伸ばされて]
(120) 2016/09/19(Mon) 15時頃
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戻ろう。
[その場にいる者たちに向かって告げた]**
(121) 2016/09/19(Mon) 15時頃
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/* みんなあかりちゃん見に行くのか、せめて毛布かけられるまで動けないだろうな。 さゆり氏は来島くんに矢印向いてたけど、桃色かというとPLにもよくわかんない。>>1:393>>1:402 どんなんですか、さゆりさん。
朝比奈くんの暗躍?により、男子Aくんとのことも考えなければ。 元気がなくなったのは、何故だろうか。動かしても大丈夫かな、Aくん。不便なので名前も付けたい。
(-30) 2016/09/19(Mon) 15時半頃
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/* はいでも、しろでも、誤字するからなんなの! ▼誤字脱字
(-31) 2016/09/19(Mon) 15時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2016/09/19(Mon) 15時半頃
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/* 幼馴染に対してはたぶん依存に近いものなのかなーとはぼやぼや。 田井ちゃん来てくれたからここで色々と回収したいぞ!
(-32) 2016/09/19(Mon) 15時半頃
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[ぶつけても、ぶつけても、ガラスは割れない。 だけど、もう1回ぶつけたら割れるかもしれないじゃん?あと1回。あと1回。 そう思ったら、止まらなかった。 朝比奈に止められても>>119、それは変わらない。だって、この台車、椅子より頑丈なんだよ。 あと1回、もう1回で、もしかしたら割れるかもしれないんじゃん]
だいじょーぶ、だし。 大道具係、なめんな、よっ!
[痛いだろって>>120。朝比奈の声に、首を振る。 カナヅチ、のこぎり、ドライバー。 いろんな工具を駆使してがんがんばりばり、働いてた私を知ってるっしょ? こんなの、平気だよ。全然全然平気だよ。
だけど。 「志水のため」その言葉に、私はぴたりと静止する]
(122) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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/* すげーしりあすなんだけど、慶太の顔にいたずらされてると思うと絵面…(真顔)
(-33) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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[台車を振り上げたまま、私はガラスドアから視線を外して、朝比奈の方を見た。 一回帰って、頭が冷えたら、何かいい方法は見つかるのかな? 例えば、優等生の茅原とか御堂なら、いい方法がわかるのかな?]
……うん。
[頷いて、私は台車をおろす。がたん、って着地の音は、台車のため息みたいだった。やれやれ、俺はこんな使い方をする道具じゃねえよ。そうだったね、ごめんね]
そーだね。 ……来島も。あのままにはしておけない、し。
[グラウンドで雨に打たれてるのと、廊下に転がってるのと。 どっちが酷いかっていったら、やっぱり外だと思うけど、だけど廊下に放置っていうのもあんまりだ。 戻ろうっていう朝比奈>>121に、こっくり私は頷いた]
(123) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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── 現在:3階廊下 ──
[ 誰も死んでいない、というひな子に、 小さく、「ごめん」とだけ返した。
二人して遅れてたどり着いた先で、 入れ違うように、何人かが立ち去った。 騒然とした空気の中で、朱莉の名前が聞こえたけど、 大変申し訳ないことに、私はそのとき、 目の前のものに釘付けで、立ち尽くしていただけだった。
痛い。と思う。 自分のことじゃ、ないのにね。]
(124) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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……廊下に置いとくの、かわいそうだよ。 体育館は遠い、けど。せめて部屋の中に運ぼう。 ……ひな子、手伝ってくれる?
[ 毛布を取ってくる、と言った彼女。 少女然とした彼女に頼むべきことか、 なんて、考えもしたけれど。
真っ先に、いなくなった彼のために動こうとしたひな子に、 そんな声を投げかけて、目前の職員室を指差そうか。**]
(125) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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[そうして、昇降口に集まった面々の顔を見回して、ようやく私は市宮の顔が芸術的なことになっている>>61のに気が付く]
なんて顔、してんの。
[私は、泣いてなんかなかった。だけど、市宮の顔はおっかしいのに笑うこともできなくて。 泣き笑いみたいな奇妙な表情になっちゃったと思う。
階段をのぼりながら考えるのは、志水と来島のこと。そしてメールの送り主のこと。 志水は自殺なんかしてない。だったら、志水を落としたのは誰? 刺されてた来島。自殺するとして、あんな無残な死に方は選ばないと思う。来島は、何と戦ってたの? はっきりわかるのは、志水も来島も、メールの送り主ではなかったということ。
志水と来島は、そして須賀も、どうなったのかな。 文化祭で止まったこの世界から外に出て、明日に行けたのかな。 現実で目が覚めて、ああやっぱり夢だったって思ってたりするのかな。 そうだったら、いいのに**]
(126) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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/* ほんとだ。芸術的な顔で慶太泣いてた。
(-34) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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/* ログ伸びるなあと思ったら、今日祝日かあ…祝日だもんなあ!?自分にはそんなん無かったね!?!?!電車空いてたね!!!!!
(-35) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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[ 来島を象った人形に歩み寄り、 血溜まりを踏んで、しゃがみこむ。
冷たい。かたいな、と思う。 昨日は遠巻きに見ているだったそれ。 こんなに酷い傷を負っていても、 "死んでいない"のかな。 痛い思いをすれば、帰れるのでしょうか。 無事に?
それに、前回もチャイムが鳴ったときで、 だけど、あのときは須賀だけだった。
今回はふたり。 そこまで考えて、ふと気づく。
朱莉のところに、と向かった朝比奈、市宮、清花。 さゆりはシャワーを浴びる、と言って、 宍戸はその傍らに。私とひな子。]
(127) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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…………茅原は?
[ 思わずこぼれ落ちただけの呟き。 男子はまだそのあたりにいただろうか。 不意に広がる嫌な想像に、ぐるりとあたりを見回して。
物言わぬ人形を前に、 揺れた視線は男子の寝床のあった方へ。**]
(128) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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/* 寝坊ゴメンね!!!! 今書いとる!!ので!!アッメモ更新すればいいのか!ナルホド!!!
(-36) 2016/09/19(Mon) 16時半頃
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[清花と声が被った。>>84 おれは、一瞬、重なった声の主を視界に捉えて、 小さく、頷いていた。
零が、自分のせいと言う理由は、 おれには到底分からないことだったが、 おれたちの中の誰かが加害者で、>>2:478 此処にいるみんなを巻き込んでいるとしたら、
それは、なぜ? ]
(129) 2016/09/19(Mon) 16時半頃
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[悪戯じゃないことくらい、>>96 流石におれでもわかっている。 ただ、認めたくない、認めたくないんだ。
楽しい筈の文化祭、 大好きなクラスメイトたちがいる文化祭。 鏡がなくて、洸哉のいない文化祭。 でも、]
(130) 2016/09/19(Mon) 16時半頃
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[ 此処が、おれの創り出した世界
だってこと。 ]
(*2) 2016/09/19(Mon) 16時半頃
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[あの日、洸哉は、 文化祭で何をしたって言ってたっけ?
そうそう、おれたちと同じ演劇だ。 役は確か………… ?]
(131) 2016/09/19(Mon) 16時半頃
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[ ………がつん、
響く音は、清花が扉に台車をぶつける音。>>106 縺れる足の彼女に差し伸べられる、 ジェントルマンな掌はなかった。 そんな余裕は、さすがになかった。
それだけじゃあない、扉を叩く音。>>98 零のその掌は、指は、赤くなっている。 慶太の止める声と、添えられる指は、>>104 零の動きを止めることはできたらしい。 幼馴染の絆は深いのか、それとも、 より強い糸で結ばれているのか、 幼馴染のいないおれには、 到底わかりっこないものだ。]
(132) 2016/09/19(Mon) 16時半頃
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[ ……戻る、どこへ?
扉の向こう側に横たわる、マネキン。 視力はいい方、だから、ほんのりわかる、その。 朱莉の、すがた。]
おれは、いかない。
[あれを、あのままにして? ほんとに? 戻ろうという、零の声は、無視だ。>>121 おれは、その場に、残ることを選択したと思う。]**
(133) 2016/09/19(Mon) 16時半頃
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[ 市宮の顔には、いたずら書き。>>61>>96 この状況には、ひどく、アンバランスに思えただろうけど、 生憎視界はいつも以上に不良。 誰だ、というところまではわかっても、 詳細まではわからない。]
そう、だよね。
[ 悪戯書き事件の犯人がいう。>>80 名探偵のなりそこない香坂さゆりは、 事件の発生にすら気が付けなかったけど。 死ぬわけない、そんな言葉に縋りたかった。
背中を撫でてくれるさや の手は温かかった。>>78 ありがとう。ちょっとは、落ち着けた、と思う。]
(134) 2016/09/19(Mon) 17時半頃
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[ 立ち上がって、シャワー浴びてくる、 と宣言してすぐか。 一人は危ない、の忠告に、首を振って、>>81 振動が、音が、した。>>71 歩き出そうとした、足は止まる。 あかりも、たぶん、そういうこと。 その場に、立ち尽くすしか、できなかった。 走っていく、何人かの背中を、見送るしか、できなかった。]
(135) 2016/09/19(Mon) 17時半頃
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[ 毛布をとってくる、というひな。>>93 部屋に運ぼう、というはる。>>125
ああ、そうだね。 このままじゃ、来島が可哀そう。 痛そうな部分が、ネックウォーマーで隠れた、 といっても。>>56]
わたしも、はこぶ。
[ ここに人形を放置していたら、嫌でも目に付く。 嫌なものは隠してしまいましょう。 感情を突き付けてくる、人形は、隠してしまいましょう。]
(136) 2016/09/19(Mon) 17時半頃
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[ 立ち上がった足を再び折って、しゃがむ。 運ぼうと、その人形に触れた時、不吉な呟き。>>128
見た覚えがなかった。 宍戸の後ろに、市宮の後ろに、人影はあったっけ。 しらない、わからない、と首を振った。]*
(137) 2016/09/19(Mon) 17時半頃
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─ 8時50分の少し後:多目的室 ─
[ ねむい、なあ。 何か>>#0が鳴ったのは分かっている。 けど、もうちょっと寝ててもいいだろ。 家じゃねえし、さ。 もっと眠っていたい。
鈍い頭の中、浮かんでは消えていく文句。 チャイムの音以外アラームは鳴らないのだから、毛布を引き寄せてもうひと眠り。 ──チャイムの、音?
一気に頭が覚醒して、勢いよく起き上がる。 何眠ろうとしてんだよ、俺。 一回目のチャイムで閉じ込められて、二回目のチャイムで治が居なくなって、三回目のチャイムは? 何が起こる?
見渡した多目的室は、誰も居ない。 ]
(138) 2016/09/19(Mon) 17時半頃
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[ 思わず青褪めるけれど、あれ、外が騒がしい。 ……これ、普通に置いてかれたやつか。 多分、外居んの、皆だろ。 皆だよな? いや、そう思っていないと、やってらんねーし。
乱れた髪を掻き上げて、溜息。 頭が痛い、風呂入りてえ。 本当は誰かの精神世界だったとしても、もう少し寝ていたい。 でもきっと扉の向こうじゃ何か起こってる。 なら、早く行かなきゃ、いけない。
皆が開閉したせいで、僅かに香る血の臭いをとらえながら。 俺は重い腰を上げた。 ]
(139) 2016/09/19(Mon) 17時半頃
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─ →職員室前 ─
[ 遥が視線を向けた方>>128から、俺は駆けてきた、と思う。 どうしようもなく鼻につく臭いと、静かに落とされる声を辿れば、その場所に着くのは簡単で、探すまでもなかったと言っていい。 ]
っ、純、
[ それは、純、のマネキンだった。 ああ、またか、と、何で、どうして、という感情が入り混じる。 明確な悪意と、害意と、殺意を向けられたマネキンは、死んでいた。 無機物に死と言う概念を与えるのは変かもしれないけれど、死んでいる以上に相応しい表現が見当たらないんだ。 ]
遥、ひな子、さゆり、これ、……。
[ マネキンのそばに居た遥とひな子の名をそれぞれ呼ぶけれど、その後に言葉が出てこない。 これ、何?なんて聞くまでも無い。純だろ? ]
(140) 2016/09/19(Mon) 17時半頃
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[ 唇を噛みしめて、それから息を吐く。 落ち着け、落ち着け。 これが純だったとして、昨日の“現実世界に帰った”って希望的観測、あれを信じよう。 アイツは平気、多分向こうに戻ってる。 から、しっかりしろ。
マネキンのそばに居る、遥に近寄っていく。 血だまりを踏む、折れたカッターの刃も踏む。 そうして其処に膝を着いて、囁くように声を溢す。 ]
……来るの、遅くでゴメンな。
[ 純に向けてか、三人に向けてか。 自分でも分からないけれど。
溜息を一つ落として、昨日哲哉が治にやったように、その体へ上着を掛ける。 血が、制服へ、滲み込んでいく。 ]
(141) 2016/09/19(Mon) 17時半頃
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俺がコイツの事運ぶよ。 だから三人はは此処片付けてくんねーかな。 ……ちょっと、キツイかもだけど。
[ あまりにも死の痕跡を強く残した廊下の清掃を、女子に任せてしまうのもどうだろうかと思ったけれど。 死体染みたこのマネキンを運ぶよりは、直視するよりは、マシだろうと思う。
遠慮されたとしても、丁度風呂入りたかったから良いって、と首を振るだろう。 マネキンの脇に手を差し込んで、立ち上がりながら自分にに引き寄せる。 べたり、全身に、彼の流した血がつく。 うん、これは女子にやらせちゃダメだな。 純、まーそういう訳で、女子と触れあう機会を奪ったけど我慢してくれ。 残念だろうな、なんて昨日の夜、哲哉と純の会話を思い出しながら。
もしそれでも尚、運びたいと主張する人が居れば、俺はそれを断らなかっただろうけれど。 ]*
(142) 2016/09/19(Mon) 17時半頃
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/* すべりこみせーふ、という顔 お掃除隊、ふたたびだー。みょん。
回想のお返しで悩む。朝比奈くん3d落ちだものね。 なるべく簡潔に、で。
(-37) 2016/09/19(Mon) 17時半頃
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―夜:自宅―
[文字通り、血の気が引いた。 夢見が悪かったのもある。目の前の課題が真っ白だったのもある。 けれど、何より、目の前の時計が示した時刻と、真っ黒な窓の外。
つまり、アルバイトの時間に、寝過ごした、と。 慌てて立ち上がったところで、がたがた、籠がきしむ音がして、我に返った。
いや、違う。 今日は珍しいことに、 バイト先からお休みをいただいて―半ば取らされたとも言うが― そして、課題をすべく机に座ったところで、眠ってしまったらしい。]
(+4) 2016/09/19(Mon) 18時頃
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[何にせよ、情けない話だ。 はぁ、と、息を吐いたところで、 スマートフォンのランプが瞬いていることに気が付く。
送信者は、クラスメイトの須賀。 珍しい相手からのメールに目を通して、再度、私は、顔を真っ青にしたことだろう。]
(+5) 2016/09/19(Mon) 18時頃
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[身支度を整えて、家を飛び出す。 夜道を早足で歩きながら、そこで、漸く私は思考するに至ったのだ。
先ほどまで見ていた、奇妙な夢。 落ちる感覚、見えた光景、何もかもが、現実のような世界。 夢の筈のそれが、夢ではないらしいこと。 ここまでは、まぁ、まだ、納得できる。
けれども、あのメールの主が、誰であったか。 種明かしをされた今でも、信じられなくて、 もう一度、私は、夜道の街灯の下、スマートフォンの画面を開いたことだろう。**]
(+6) 2016/09/19(Mon) 18時頃
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/* どうやったら、朝比奈くんの地雷を踏めるのだろうか。中身が鈍すぎて、やばい……雨の話したけど、結局さゆりの話になってしまって。 えぐられるだけじゃほら、さみしくて、役立たずすぎるさゆり…… 悩みがばんっ!みたいなのは、ここ二つ……?>>1:322>>1:323 昔と今との落差ってなんだろう、なんだー。 お母さん関連が地雷なのかなあ。お弁当、宍戸にあげてたし。
(-38) 2016/09/19(Mon) 18時頃
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/* 書けない。ちーん。
(-39) 2016/09/19(Mon) 18時頃
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─ 回想、似た何か ─
朝比奈、一人っ子だったんだ? 兄弟いると、時々煩わしいときもあるけど、 親子喧嘩の時とか、加勢してくれるからいいよ。
[ 兄の事を話す香坂さゆりは、きっと自然に見えた。 市宮も、ブラコンと聞けば、うんうんと頷く。>>44
人様の家庭事情。 香坂家で起こる、非倫理に接しそうな事柄。 市宮家で起きた、非倫理に接しそうな事柄。>>111 家の中に入らねば、わからぬことは、多い。 苗字が変わる、明らかな変化が起きた、 それか、相談されるか。 そうでもないと、たぶん気が付かれぬことは多い。]
(143) 2016/09/19(Mon) 19時頃
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[ ふ、っと笑う。>>45]
今度は、朝比奈の話、たくさん聞かせてよ。
[ イケメンで背が高い、>>0:319 3-1の顔。脚本はとびきり輝けるものを書いた、らしい。 簡単に言うと、朝比奈零は人気、ある。 疑問があるなら、 主役の配役時の女生徒の反応をご覧あれ。
気まずさを感じないのは、 書記はあまり外見に興味がないせいかもね。 誰かを見て、カッコイイというのは、あまりなかった。 自分の外見は、気にしますけども。]
(144) 2016/09/19(Mon) 19時頃
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[ 二人して、目をそらした空。>>46>>2:161]
次にそんなことがあれば、歌ってみる。 歌わなくても、朝比奈の声なら、 どこまでも届きそうだよね。
[ 伏せた目は、水たまりのない、地面を見て。 それじゃ、またね、って口は動いた。 声は届き、置き去りにされずに、すんだでしょうか。 雨が降る中、帰るのは、お互い嫌でしょう?*]
(145) 2016/09/19(Mon) 19時頃
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……かわいそう。 そうだね、運ばなきゃ。
[倒れているあれは人形なのに。 わたしはもうそれをすっかり来島くんだと認識して。 だからそこに放置出来ないと思っているし、かわいそうだと思うし。 それに怖いと思っている。]
茅原くん。
[ハルちゃんが茅原くんの名前を出してすぐだっただろうか。 茅原くんが来て、すぐに状況を理解したみたいだ。
茅原くんが人形を運ぶという。 手伝った方がいいんじゃ、と思ったけど。 非力なわたしは手伝うよりもここの片づけをした方がいい。]
(146) 2016/09/19(Mon) 19時頃
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わかった、片付ける。 茅原くんも無理しないでね。
[茅原くんと、手伝う誰かがいればその人を見送って。 わたしは校長室へと入っていった。 毛布を一枚抱えて戻って、血溜まりに毛布をばさっと置いて。 それから思いっきり床を拭っていく。 昨日の雑巾と違って毛布は分厚いから昨日見たいにすぐには手は赤くならない。
わたしは一生懸命床を拭いて死の痕跡を消していく。 まるで来島くんの存在を消していくみたい。
なんだかそれは悲しいなって思った。]
(147) 2016/09/19(Mon) 19時頃
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……あの人形、来島くんみたいだった。 わたし達もああなっちゃうのかな。
[人形になって死んでいくんだろうか。 その時、わたしの為に誰か悲しんでくれるのかな。 そうだといい。 そうじゃなかったらあまりに悲しい。
悲しい、そうかわたしは悲しい。 悲しくて怖くて。 だからわたしの目は潤んで、でも泣きたくなかったから。 ぐい、と目元を拭ったら赤い汚れが顔を汚した*]
(148) 2016/09/19(Mon) 19時頃
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/* >>144 兄がカッコいいから、って書いてたけど、消した
職員室前はどう動こう。 茅原くんと話したいけど、さゆりさんの心理的にしゃわると言ったのも人任せにするつもりだったからだね?! 大人しく片付けよう。
(-40) 2016/09/19(Mon) 20時頃
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/* くるしまくんの足、ずってるきがする てつだえるね、うん。
(-41) 2016/09/19(Mon) 20時頃
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[いかない、っていう宍戸>>133を私は無理に誘わなかった。 宍戸の選択もわかるような気がしたからだ。 だから、私は小さく頷く]
そっか。……うん、志水のそばに、いてあげてよ。 もし、何か方法が見つかったら、中に入れてあげて。
[私も、またあとで来るから。 そんな風に宍戸に言った。 ガラスを一枚隔てたそこを、そばって言っていいのかはよくわかんないけど。
最後にもう一度、ガラス戸の向こう側、雨にかすむ志水の姿をしたマネキンにごめんねって言って、私は3階に向かったんだ]
(149) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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― 3階 ―
[戻ってきたら、マネキンの姿はなくなっていて、篠崎が毛布で床を拭いていた>>147。篠崎の他にも掃除してくれてる人がいたかもしれない。 反射的に、毛布使っちゃったら、今夜も泊まる場合困らない!?って思ったんだけど、ああそうか、って納得する。 そうだ、毛布は2枚いらなくなったんだ]
ありがと。また、やってもらっちゃった。
[私はそう言って、篠崎の顔に向かって手を伸ばす。 顔に付いた赤い汚れ>>148を拭おうとした。 かなったなら、赤い汚れは篠崎の顔から、私の指に]
(150) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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─回想─
[別に誰かに望まれたわけじゃない。
良い子で在ることも。 悪い子で在ることも。 お人形で在ることも。
拳を振り上げられた事もない。 コンプレックスを刺激された事もない。 下がった成績に対して怒られた事も。 成績表を覗かれた事も。
血の繋がった者に対して一定の情を感じた事も。 また、返済を請求された事もなかった。
この世に生を受け、そして今まで極めて『普通の家庭』で生まれ育った。 突然の来訪者>>112を招き入れる程度に恵まれた家庭で過ごしていた]
(151) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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[可愛がっていた家族のひとつをなくした時だって。 父も母も起こらなかった。 父はただ『そうか』とだけこぼし 母は静かに『可哀想ね』と頭を撫でてくれた。
とっても『優しい家族』
父も母も可愛がっていた筈なのに、あっさりとした別れ。 その家族に初めて感じた怒り。
『次、新しいの買ってあげるわ』
なんて。母の言葉が信じられずに家を飛び出した]
(152) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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[薄暗い路地裏。 『夜遅くにひとりで遠くへ行ってはいけない』 そんな言いつけを破って踏み込んでいく。
幼馴染と懸命に探したけれど見つからなかった白猫。 きちんと埋葬したというのに誘われるよう踏み込む一歩。 その時はきっと、家族の気配が遠のく場所に逃げたかった]
(153) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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[煙草の臭いと酒の気配。毒々しいネオンの色。 女の婀娜っぽい笑い声。黒いスーツを着た男が中年の男を呼び止めていた。 知らない世界。初めて見る光景に息を飲んだ。
目を凝らして、知っている世界を探してしまうのはきっと、心細かったからだと思う。 ここには母が作った美味しい料理の匂いも、趣味でやっていたサッカーボールも転がっていなければ、仲の良い友達の顔もない。 唐突に胸を覆う恐怖に視線を左右に逸らして、逸らして、逸らして]
とうさん。
[見知った後ろ姿に動いた右足。 伸ばした腕は届かない。 父の広い背広姿に巻きついたのは白い女の腕。
振り返った父の見開いた瞳には唖然とした子供の姿が映っていた]
(154) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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[どうやって家に帰ってきたのか覚えていない。 靴を脱ぎ捨ててまっすぐに母の部屋に向かう。 時計の針が指し示す時間は午前零時。 『おかえりなさい』 怒る事なく悲しむ事なく迎え入れる母の笑みはいつも通り柔らかかった]
なあ、かあさん。
[一歩、踏み込む。 『なあに。』 対して彩られてもいないのに柔かそうな唇が弧を描く。 伝えていいのだろうか。 それとも黙っていた方がいいのか。
悩んだ結果、口にした]
(155) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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………母さんは、父さんのこと、好き?
[流れるように母は双眸を細めて答えた。 『好きよ』と。 ならば、隠しておこう。 これじゃあ、母があんまりに可哀想だった。だから。
父の代わりに努力しよう。 母が寂しくないように。 彼女にとって愛らしい白猫の存在は大きくなかったようだけども。
せめて、自分は簡単に見放されないように。 愛される子供で在ろう。 誰かを守れるような人で在ろう]
(156) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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/* 書き終えられなかった……… またあとで><
(-42) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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[それで足りないなら次は悪い子になってみよう。 注意を引くようなやんちゃな発言をして気を惹きつけてみようか。 それで駄目なら真面目な子になってみよう。 授業中に課題を終わらせられるような優秀な子に。
それでも、駄目なら。
次は、どうしようか。 どうしたら、いいのだろうか]
(157) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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[幼馴染にも打ち明けられなかった話。 それでも一時期、ころころと態度を変える姿は目撃されていただろう。
ただ、今鏡に映る顔は。 母のような笑みを浮かべていた]*
(158) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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……志水の、マネキン、が。
[悩んだけど、いつまでも隠しておけることじゃない。それに、いくら言いにくくても、隠しておいていいようなことじゃない]
グラウンドに、倒れてた。 朝比奈が、落ちるところ、見たって。
[死んでいるような様子のマネキン。私はあれが、この世界での「死」じゃないかって言った。 その推測を伝えた相手は、志水>>2:241と市宮>>2:331で、でも、その志水は、もうこの世界からいなくなってしまった。 だけど、落ちるところを朝比奈が目撃して、その場所にマネキンがあったんなら。もう確定だって思っていいと思う]
この世界で死ぬと、マネキンになるんだ。 多分……そういうこと、なんだと思う。
(159) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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[ 声がした。>>141 不吉な呟き、不吉な予感は、予感で留まる。 茅原は、まだ、追い出されていない。
茅原が運び、女子三人で片付け、と委員長が指示。 問題ないです、と頷いて、意思表示。 昨日もこの三人に市宮を加えた4人で片づけを、 血の痕跡を、消しましたから。 指示の内容が開始されて、気が付く。>>142 その運び方は、マネキンの足を引き摺りませんか。]
(160) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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[ 代わり。 代わりといっても、来島を象っている、わけで。 足が引き摺られるのは、やだなあって、思って。 そんなに長い距離じゃなくても。]
やっぱり、はこぶ。
[ 宣言を一つ。 返答は特に聞かぬまま、足の方へ歩み寄り、 靴が脱げないように足首あたりを持ち上げた。
やっぱり、血を踏んでしまうから、 あか、の部分が途切れたところで、 上履きは脱ぎ捨てられる。 ひな に見送られて、来島純を職員室まで連行。>>148*]
(161) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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/* だぶるふりん?!?! ダブル不倫なのに、幸せな家庭像を壊そうとしなかったのかあ。つらそう……。 朝比奈くんの精神が心配になる中身。 親子喧嘩はしない、のかな。朝比奈家。
ひなちゃんのお人形問題は、どうなるんだろう。
(-43) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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─昇降口─
[無茶をしている。 今の田井の様子はそんな風に見えてしまった>>122 田井が文化祭で男顔負けの働きをしていた事は知っている。
鳥飼もその様子には少し困ったように笑っていたけども、楽しそうに伝えてくれたから、良い思い出として残っていたけども。
人のことを言えた義理ではないが、やり過ぎだ]
………そうだって。 女子がそんな荒い事するなよ。男子に任せておけばいい。
[男女差別にも思える言葉ではあるかもしれないが、人には向き不向きがある。 平然と言ってのけた後はそのまま3階に戻ろう。 慶太の異変を今更に田井伝て>>126知りながら帰ろうとした矢先。 NOの声>>133]
(162) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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……………そこで残ってお前に何が出来んだよ。
[冗談めかして笑おうとした。 けども、答えた顔は全く笑えていなかった。
あれだけ二人がかり扉に手を加えてもこのザマだというのに。 ああ、俺が本当は言いたい言葉をいとも簡単に述べてしまう宍戸に対して心に嫉妬の色が灯った。
俺だって、行かないと言いたい。 あのままの志水を放っておける、訳がない。 だけど、行かないといかない。 そうじゃなきゃ泣いている慶太や、目を離すと無茶をやらかす田井がどうなると言うのだろう。
でも、これが俺の役目だとするなら。 降りるわけにはきっといかない]
………とりあえず俺ら3階に行くから。 宍戸、無理すんなよ。
(163) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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[だから、すぐに笑みを浮かべよう。 聞き分け良い人を取り繕った。 後は田井に続くばかり>>149]
慶太、おいで。
[最後に先程引き止めてくれた幼馴染にも声をかけてみる。 未だ手当されない右手は腫れ上がっていたけども、そんなの俺からしたらどうでもよくて。 先程すり抜けた方の左手を伸ばしてみたが、結局上に向かったのは誰だっただろうか]*
(164) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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[ なりたいものがあった。
だからその為に勉強した。 より良い成績をとった。 委員長やまとめ役も引き受けた。
早く家に帰って、毎日予習と復習を。 疲れて机に向かったまま眠っても。
なりたいものがあった。
ただ、それだけ。 ]
(165) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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─ 回想:誰にも言わない ─
[ 結局、俺に与えられた役は何だったのだろうか。 零のお目付け役ついでによく見るようになった練習。 見知ったクラスメイト達は、演技によって見知らぬ誰かに。 でもその様も段々と馴染み深いものになっていく。
消去法で選んだ演劇だけれど、やってみれば中々面白い。 家での勉強のの休憩中に、脳内で舞台を上演させる程度には気に入っていた。
その日、衣装が出来たよと連絡があって、クラス中がワッと盛り上がった。 ステージの上で映えるように鮮やかな色をした衣装たちを、皆が目をキラキラとさせながら、或いは笑いながら取り囲んでた。
着てみてよ、と誰かが行ったのを皮切りに、男子たちがその場でシャツを脱ぐ。 それを見た女子たちがきゃあきゃあと叫びながら背を向けたり、文句を言ったりする。 けれどそんな男子のおふざけも、許されてしまう雰囲気になる程俺達ははしゃいでいた。 ]
(166) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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[ 勿論俺も浮かれていた訳で、だからつい、気が緩んでしまったんだ。
騒ぐ皆を見て笑いながら、俺もシャツに手をかけて。 気付く。 あー、昨日殴られたんだった。 生々しく腹を飾る痣の色、忘れていたと心中でぼやく。
とはいえ、着替え始めた男子の輪の中に居た俺は、一人だけ着替えない方が不自然だった。 何で着替えないんだ、と聞かれる方が面倒だし。 この場に先生は居ないのだから、と。 どうでもないような態度で、俺は着替えを行った。
不自然にはならない程度、出来るだけ周りに見えないように気を配ったけれど、それは無理な話だったかもしれない。 もしクラスメイトに“その痣はどうしたの”と聞かれれば、“喧嘩だよ、兄弟喧嘩”と、けろりと答えただろう。
尤も、時折体に痣を作っていることを、体育の着替えで男子は元から知っていたかもしれないし、その時同じことを聞かれたのなら、同じように返しただろうが。 ]*
(167) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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[ 茅原臨は、そうやって簡単に。 あまりにも簡単に、嘘を吐いた。 ]*
(-44) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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─ 回想、携帯電話 ─
[ 香坂さゆりは携帯電話が苦手。 あんまりに近づきすぎると、飲み込まれてしまうから。
携帯電話を手に入れたのは、中学2年生のころ。 そろそろいるだろう?と父に言われて買い与えられた。 傍にいなくても、誰かと繋がれるツールは非常に魅力的。 寝る間も惜しんで、誰かとメールをしていた。 何通ぐらいやり取りしてたかな。 数えてないからわからないけど、 絶え間なく誰かからの返信が返ってくるような状況、 といえば、わかるでしょうか。]
(168) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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[「いい加減にしなさい。」 父が静かに怒る。 この時は親子喧嘩、という風にはならなかった。 「こんな子に育てたつもりはなかった。」 畳みかける声。兄たちの非難がましい視線。
さゆりは長女で、一番に可愛がられていた。 父は、長男次男のことも可愛がっていたけど、 “女の子が欲しかった”父はやはり長女を可愛がった。]
(169) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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[ 嫌われたくなかった。叱られたくなかった。
その日、香坂さゆりは、携帯電話で寂しさを、 埋めることは諦めた。 連絡先は、親戚のみ残して全部消した。 そこから、連絡先が更新されたことは、ない。]
(170) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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[ 携帯電話を見るのは、基本的に夜に少しだけ。 万が一の、連絡のために持ち歩いてはいるけど、 常時サイレントモードだから、 すぐに気が付くことは、まあ、少ない。
ああ、そういえば、そんなことで、 他校の彼氏に振られたことも、ありましたね。 連絡が少ない、俺のことは本当に好きなのか、 寂しい、って。 たぶんさゆりの目は、揺れに揺れて。 勘違いした彼氏には振られてしまいました。]
(171) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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[ そんなわけで、>>45 連絡先を無事に交換した男子Aくんから、 メールが来ても返信は夜。稀に朝にも。 Aくんが即レスしても、返ってこないことも、まあ。
紹介した当人のメールの返信にも、 したりしなかったり。 同じクラスだから、朝に会う事があれば、 口頭でメールの返答はしたこともあったね。*]
(172) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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― 3階:職員室前 ―
[一生懸命廊下を掃除してたらさっちんが戻って来た。]
……わたし、これくらいしかできる事ないから。 それに、掃除も二回目なら慣れてるし、ね?
[この気持ちの悪い匂いも、ぬるぬるとした血液特有の感触も。 もう二回目だから平気。 平気。
本当は平気じゃない。 気持ち悪い怖い。 でもそんな事言えない。
さっちんの手がわたしの顔に触れた。 一瞬身を引こうとしたけど、でも思いとどまった。 わたしが逆の立場で、もし拒否されたら傷つくかなって思ったから。]
(173) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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アカリちゃんの、マネキンが?
[グラウンドに倒れていた、らしい。 きっと来島くんのように血塗れなんだろう。 ああ、でも外は雨が降っているから血はすっかり流されているのかもしれないけど。]
……死ぬと、人形になっちゃうの。 そう。
[この世界での死っていったいなんだろう。 こんなに血に塗れて。 苦しいんだろうか、痛いんだろうか。 わたしも死んだらこうなっちゃうのかな。
わたしは死ぬのは怖い。 でも。 死ぬよりもここに残される方が怖いんじゃないのって。 なんでかそう思ったんだ*]
(174) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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[篠崎>>174にこっくり頷くと、私は自分の手に目を落とした。赤く汚れた指。来島の血。 ケチャップかもしれない、なんてなめてみようとは思わない]
……変だよね。 この世界は多分、自殺したい誰かの夢なのにさ。 ここで死んでしまった人は、この夢の主じゃないんだよ。
[皮肉だなって思う。 死にたい本人はこの世界に残されて、他の人たちがどんどん死んでいくなんて。 またチャイムは鳴るのかな。そうしたらまた誰かが死ぬのかな。 次が私でないってどうして言えるだろう]
……死ぬって、どんな感じ、なんだろうね。
(175) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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/* 連絡先、というか、連絡帳だね。>>170 トークアプリが主流なら、ぶっちゃけ登録しなくていいんだけども。 ラインが主流になって、メールかトークかで、すんごい難しい……。 >>0:401ではトークつかってた。うん。
(-45) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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─3階─
[再び訪れた頃には“来島の姿”はもうなかった。 代わりに掃除している篠崎>>147の姿を見つけたが、他にも片付けているものがいたならば同様にひとつ尋ねた]
…………茅原と香坂は?
[当然のように省いた志水と来島の安否。 その場にいた誰にでも伝わるように尋ねたが、二人が職員室に運んでいることを知る事は出来ただろうか。
田井の“また”という言葉に昨日二階の廊下を拭いてくれた存在>>173を知りつつ、現状を説明する田井>>159の言葉を黙って聞く。 もし詳細を知りたいというならば目があった先の話をより詳しく説明しただろうが、よっぽどの事がない限り口を挟む事はなかった]
(176) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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………篠崎は、何か分かったこととか、見つけたことあった?
[女子同士の話>>174>>175を割り込む事は少々気まずいが、尋ねてみて]
……茅原と亀井と昨日、話してた話になるけど。 この世界でいなくなることで、帰れるんじゃないかって。 実際、須賀の姿は見えないし。
死んだら人形になって残されるって考えるよりはよっぽど、マシな話だし。
でも帰るための条件の一つに死ぬ、とか正直………何のためなんだろうな。
[自分が知り得る情報>>2:465>>2:466>>40>>9を彼女たちにも鏡の一件も加えて伝えるだけ伝えた]*
(177) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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[彼女達の会話に邪魔になるのならばそれ以上は踏み込まず。 保健室に行って手当でもしてくるつもりではある。 左手は結局誰かの手を掴むことはできたのだろうか。 ふい、っと、逸らした先に映る窓は雨粒を弾いて小さな音を立てていた]*
(178) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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— 夜道 —
[夏が終わって、肌寒さが感じられるようになってきた頃。 夜空の空模様は見えないが、少なくともあの校舎のように土砂降りだということはない。
急ぎ足で歩んで行く道、病院はどっちだっけ。 記憶を頼りに、たまに少し迷いながら。
街角を曲がった瞬間、>>+6スマホを覗いている人の姿と出くわした。 危うくぶつかりそうになる。 歩みにブレーキをかけたけれど、果たしてそれは間に合ったか。**]
(+7) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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志水のマネキン、雨ざらしはあんまりだから、中に運びたいんだけど。 外に出られないから、マネキンのところまで行けなくて。
[どうしたらいいんだろう。 学校から出られないっていうなら、ひとまずそれでもいいから、志水を回収させてくれないかな。 それくらいの融通、きかせてくれないのかな。
これがもし私の夢だったらどうしよう。違うって思うけど、夢を見てる自覚なんて普通ないんだから100%ないとは言い切れない。 もしそうだったら、私志水に顔向けできないよ。 ……ううん。志水だけじゃない。須賀にも、来島にも。この夢の中にいるほかのみんなにも。 申し訳なくてどう謝ればいいのかわからないや。
いなくなると、帰れるんじゃないかって朝比奈は言う。>>177 だったらいいな。何事もなく、現実世界に戻れていたらいい]
向こうの世界に帰るために、体がなくなって、なくなった体の代わりにマネキンが配置される、ってことなのかな。
[乱暴な帰還方法だなあと思う。だけど、もしそうなら。 死んでしまった人たちに希望があるなら、私はその希望を信じたい。 それが、気休めかもしれなくても]
(179) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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朝比奈、手、大丈夫?
[そうして、ようやく私は、朝比奈がさっき無茶をしていたことを思い出した。 無茶の度合いで言ったら、私の方が派手かもしれない。だけど、私は台車を使ったし。 めちゃくちゃに拳で殴ってた朝比奈の方がダメージはでかいと思う]
自分の手の手当てって大変だよ。 やろうか?
[どっちみち、来島の体を何とかしたら、志水のところに戻るつもりでいた。 保健室は1階だから、ついでだし]
(180) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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[床はもうほとんど血は残っていない。 大方片付いて、それからこの毛布をどうしようって悩んで。 悩んでたら声が聞こえてきた>>176]
茅原くんとさゆりちゃんはお人形を運んでる。 そこの職員室。
[すぐそこにある職員室を指さした。 それから続いた言葉には首を横に振った。 わたしは何も知らない。 朝比奈くんの言う事も、さっちんの言う事も。 どちらも非現実的で。 でも今とても非現実な状況だから、どっちもあり得るんじゃないかって。 そう思うくらい。]
(181) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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……じゃあ、朝比奈くんは帰るために死にたい? わたしは嫌だな。 死ぬって怖い。
[それにこの世界を作った子は現実で死にたいんだ。 なのに死んだらこの世界を追い出されるんでしょ。 それってどうしてかな。 その子は本当は死にたくないのかな。 死なずにこの世界にしがみついていたいのかな。]
外、そっかアカリちゃんグラウンドにいるんだっけ。 窓は開かないし、扉も無理だし。
[わたしは実物を見てないけど。 でもアカリちゃんが雨にぬれっぱなしは嫌だなとは思う。 だからと言って打開策は何も思い浮かばなかったけど。]
(182) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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死んでまでわたしは戻りたいか分かんない。
[ふらり、とわたしは立ち上がって。 それから手を洗ってくる、と血に濡れた毛布を抱きかかえて歩き出した。
元の世界に戻る為には死ぬ必要がある。 それを知って、わたしはどうするの。 死んでまで戻る価値があの世界にはあるの? 分からない。 分からないけど、でもこの世界にしがみつく理由もないんだ*]
(183) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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/* そういえば今回は、落ちるまでに悩み解決のフラグぜんっぜん立ててなかった。
まあ、他の人に話せる悩みの内容じゃないから、 自己解決ワンチャンあるかどうかで、別に解決しなくてもいいやーって無責任にやってたからなあ。 私にしては珍しく、どうしようもないキャラである。やりたかったから満足。
(-46) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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─ 現在:職員室前→ ─
[ やっぱり、はこぶ。と。>>161 言ったのは一回は頷いてくれた>>160さゆりだった。
俺が血を付けた様子を見てからの申し出だったのなら、多分そうなる可能性があるのは承知での上なのだろう、と思う。 それに、足を持つ程度なら酷くは濡れないだろうし。 ]
ん、頼んだ。
[ 返答も聞かずに彼の足首を持ち上げるさゆりに、頷きながら告げる。
無理しないでね、なんて言うひな子>>147には、さゆりも手伝ってくれるし大丈夫、って返して。 ]
そっちこそ、無理すんなよ。
[ 遥は残ったのか、運ぶのを手伝うことを選んだのか、それ以外か。 俺は、それだけ言って、その場を離れた。 ]
(184) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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─ →職員室 ─
[ 職員室前の廊下から、職員室に移動する、だけ。 だから正直言って短い距離だった。
さゆりは血溜まりから抜けた時に上履きを脱いだらしいけれど、ごめん、俺はそこまで気が回らなかった。 俺がつけていく赤い足跡を、後ろに続く人は避けて歩くことになっただろう。
職員室の戸を、行儀悪く足で開ける。 まあ、それ位許してよ、先生。 中に入れば煙草と珈琲の臭いが入り混じったして、俺は少しだけ眉を顰めた。 ]
……このへん、で良いか。
[ なるだけ広い通路に、マネキンを置く。 人を扱うようにとても丁寧に、その頭を床に下してしまうのはどうか許してほしい。 ]
(185) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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/* ホストが帰還するか残留するかに関わらず、 このままだといつかどこかでやっぱり自殺しそうな来島。
それを回避するためのプランは、 1、父への復讐心を抱き続ける 2、愛する人ができる 3、去勢手術しちゃう
……の、どれかかなあって。まじめに。
(-47) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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手、汚れなかったか?
[ 足首を掴んでいたさゆりに聞く。 彼女は、どんな顔をしていたのだろうか。
血溜まりにうつ伏せに倒れていたマネキンを、仰向けにすれば背も血に濡れる。 コイツの背中側を密着させてた俺は、当然純の血に塗れていた訳だけれど。
マネキンに、純に、視線を落とす。 喉と、胸に、傷があって。あんなに血が出てて。 痛そうだったな。きっと痛かったろうな。
どうして純がこんな目に遭わなきゃいけなかったのだろうか。 そんなにホストは、純の事を恨んでいたのだろうか。 誰だって良いのなら。 俺が。 代われるものなら、代わってやったのに。 ]*
(186) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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/* 冷たい校舎村シリーズの参加4回目で、 2d落ち→最終日残留→最終日残留→2d落ち ときている。
なんなんだろう、極端な運命なのか
(-48) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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[手を洗ってくるという篠崎>>183に、もう一度ありがとう、って私は言った。 二回目なら慣れてるって篠崎は言ってたけど>>173それが嘘だということくらい私にだってわかる。 慣れるわけがない。実際、私は見るのも慣れないもん。
死んでまで戻りたいかわからないって篠崎は言った。 戻らなかったら、どうなるんだろう。 ずっと、ずうっと、ずーーっと、ここで文化祭の日を繰り返すのかな。 永遠にこの世界はなくならないのかな。そんなこと、あるのかな。
私は、帰りたい? 私の大事なものが壊れてしまった後の世界に、帰りたい? 帰らないのは逃げでしかない。 そんなことはわかってるけど、だけど、よくわかんないや]
(187) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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/* 来島のマネキン処理でめっちゃ迷惑かけてるな! ごめんな!
派手に死ぬために廊下を汚しまくったわけだけど、 部屋の中じゃないと片付けないとだよな……そうよな……
(-49) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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/* 話したかったけど落ちもあるから仕方ないよなぁ。 篠崎さんの楽しみ〜。
(-50) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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─回想:幼馴染であろうと言えなかったこと─
[お互いの家の事情を結構知っている幼馴染にも、言えなかったことはある>>154 それはきっと歳を重ねるごとに増えていった。
たとえば、母の引き出しに可愛らしいアクセサリーが増えていったこと。 男性物の香水が見つかったこと。 着飾るような衣服が増えたこと。
とか]
(188) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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[父も母もいつだって、怒らないこと。泣かないこと。 何をしたいと望んでも、ある程度の事を叶えてもらえること。 要らないと望めば、聞き届けられること。そんなことも。
だって、何も不幸を感じる必要や理由がないくらいに都合の良過ぎる家族の話なんかきっと、興味もないだろうと。
そう思っていたから]
(189) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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[でも、いつも不思議だった。
『愛してる』と父が囁いて。 『私も愛してる』と答える母の指には大粒の金剛石が光る銀の指輪が光っていることが。 父は母に宝石を贈ることはなかった。
いつ。どこで。誰に。渡されたのかも分からない指輪。
それが目の前に在ろうと二人は愛を囁き続けるのだ。
嘘つきなんじゃあ、ないのかな。 どう思う? なんて、尋ねられていたら。 何かが変わっていたのだろうか。
だが、目の前にある二人の姿は不幸には映らなかった。 悩んでいるのは俺一人。 だったらおかしいのはきっと俺だけなんだろう。 そう思ったから、だんまりを決め込んでいた]
(190) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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母さん。俺、卵焼きは甘いのが好きなんだけど。
[数年前。 中学三年の頃、空っぽになった弁当箱を差し出しながら、母に声をかける。 『あら。そうだった?』 相変わらずお綺麗な笑みを浮かべる母にこちらも首を傾げて微笑みかける。 気にしないでって。
どうせ明日になっても弁当に詰められるのは甘くない卵焼きだ。 何を言ったって、何をしたって、母は、父は、俺に興味なんかない。
目撃したとある夜の日。 暫く父が怯えたように縮こまっていたけども、その名残はすっかり消え失せて。 いつも通り昔通りの三人家族がその家に在る。
それが、上っ面だけのものだとしても。 都合の良い子供である内は壊れることなんかない事を理解していだから黙っていた。 父も母も愛し合っているらしいので]
(191) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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[ああ、その中に俺の居場所はあるんだろうか。 俺が俺でいられるスペースは用意されているんだろうか。 食器を洗う後ろ姿を眺めながらぼんやりと考える。 伸ばした腕は母にきっと届くだろうけど、そのまますり抜けてしまうような感覚すら覚えていた。
そんな時だったか。 インターホンの音>>112が響いたのは]
(192) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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…………慶太?
[扉を開けた先に見つけた姿はひどいものだった。 どれだけ激しく走ってもそんなに乱れることはないだろう。 喧嘩でもしたのかと思ったが、慶太はそういう性格ではない。 ならば巻き込まれたと見た方が良いだろう。
母が俺のする事に拒絶をする程関心がないことは知っていた。 寧ろ、他所の子にも優しい母としては、招き入れる選択しか選ばないだろう。
とりあえず自室に引き入れて、カーペットなり、ベッドなり、椅子なり好きなところに座らせようとして───目を見開いた]
…………え?
[子供のようにしゃくりを上げる幼馴染の姿。 猫を見つけられなかった時だとか、初めて出来た彼女と別れた時でさえ涙する事がなかった慶太がこんな風に泣く姿を予想できなかった]
(193) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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[戸惑った瞳はぐらぐらと揺れていた。 こういう時、どういう風に答えたら正解なんだろうか。 どういう風な言葉を慶太は望んでいるんだろうか。
尋ねたって誤魔化されてしまった。 なら、なんと答えればいい。
すっかり癖になってしまった思考の中、考えるより先に伸びたのは右手。
泣いてしまった時に、母はよく俺にこうしていたから。 皮肉なものだ。浮かべた笑みはきっと彼の目には見えなかった]
慶太。大丈夫だって。 何も怖がることなんか、ない。
[何があったのかは分からない。
ただ、俺は。 俺の知っていた家族が存外薄っぺらいものだと気付いた時]
(194) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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[足場がガラガラと崩れていくような音を聞いた気がしたものだから。 その時に感じた言葉をそのまま告げただけ]
『俺がいる』じゃん。平気だって。
[何をしたって笑ってばかりの母から欲しかった言葉。 それを押し付けていたがだけ、だった。
それは何度でも。 幼馴染が涙することなくても甘えてくる度に、繰り返した]*
(195) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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/* 冷静に考えて、座り込んだ体勢によっては、ひどいところが血まみれなのでは。
(-51) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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―夜道―
[間一髪、ぶつかることはなかったものの、 突如現れた影>>+7に驚いて、私はスマートフォンを取り落としてしまった。]
来島。
[見慣れたクラスメイトの顔に、ほ、と息を吐いたのち、 落としたスマートフォンを拾い上げる。 傷はついてはいたけれど、壊れてはいなさそうだ。一安心。]
来島も、病院に?
[アルバイトの通勤にしても、帰宅にしても半端な時間だ。 なら、彼もきっと。 そう見当をつけて、問いかける。 暗い夜道だ。どうせなら、共に行けるなら、心強いと。そう思ったのだが、さて。**]
(+8) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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/* 茅原臨さんは自分が大好きな英雄です。 茶色の髪に水色の目をしています。 湿度を操る不思議な力があります。この力を奪おうとしている人がいます。 あなたはなんとなく英雄を続けようとしています。 #英雄or悪役 https://shindanmaker.com...
う、ウワァ…… トレンドに入ってたのでやってみたら結構合ってて、ウン…ってなった
(-52) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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─現在:3階─
[扉一枚隔てた先>>181に二人はいるのだという。 とある男子Aを通じて繋がった香坂と、距離の縮まったような気がしている茅原の顔を思い浮かべつつ、二人は今どんな思いで向き合っているのだろうか。 想像しているだけで眩暈がしそうだった]
…………屋上から落ちれば、いけるんだろうけど。
[昇降口から出られないのならば、外に出る方法として上げるのは、実際に志水のとった行動。 馬鹿げた話だろうが、ふざける色はそこにはない。それ以外に現状思い付くものはなかった]
それも、ほんと、……意味、わかんねーよな。
[ああ、本当に非現実的な話だ。 B旧ホラーにもSF映画にも今は流行らないような設定>>179 それを否定しなかったのは、否定できるだけの根拠もなかったからだった。
でも現実的な話だってしないといけない。 篠崎の言葉>>182に促されるまま重たい口を開いた]
(196) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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………死にたくない。 俺は、死にたくなんか、ない。 死んで何か証を残すくらいなら、生きて何かを残したい。 でもここで、誰かにとって都合のいい世界で生き続ける人形には、なりたくない。
俺たちは、駒じゃ、ないだろ。 ままごとじゃなくて、ちゃんと、……生きてるはずじゃん。
[言葉尻に小さく掠れていくのは、自分の言葉にすら自信を持てなくなっていたから。
俺は、俺。俺のはず。
そう思いながら俺じゃない俺がいるんじゃないかってそんな気さえしてしまう。 ため息をついて。どうしようもない現状に否定できないまま、眉間の皺を刻む。 ああ、でも。それでも歩き出す篠崎の背に一つ残そうと口を開いた]
(197) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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それならずっとこの殻の中で閉じこもって生きてくのか。
[返答があろうとなかろうとどちらでも構わない。 半分くらいは、自分にも問いかけていた。 じくりと、痛む右手。 いつの間にか握り締めていたその手の力を抜きつつ、ようやっと田井>>180に向き直る]
…………ん。頼んだ。
[申し出自体は有難い。 ただ、なんというか。 田井は俺といても大丈夫なんだろうか。 そうは思いつつも色々あって削がれた気は誰かを拒絶出来るほど強靭に出来ておらず、その場にいる者が他にいるなら、とりあえず保健室に向かう方針を伝えただろう]*
(198) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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― 回想:応援じゃないメール ―
[一年の頃、一度だけ、篠崎にメールで聞いてみたことがある。 『恋をするって、どんな感じ?』 もしかしたら篠崎は、からかわれてる?って思ったかもしれないね。だけど実は私は真剣だった。 二次元に恋したことはあったけど、それってアイドルにきゃーきゃー言ってるようなもんだよね。つまり私は、現実の誰かに恋をしたことがなかった。だから恋愛感情っていうものがよくわからなかったんだ。
それなのに、中学に入った頃からかな。あいつとの仲を聞かれることがどんどん増えていった。 好きなの?って聞かれたら、好きだよって答えた。だって大事な弟だもん。 付き合ってるの?って聞かれたら、付き合ってないよって答えた。だってあいつは弟だもん。
私の言う好きと、他の人に聞かれる好きがどうやら違うらしい、って気がついたのは、いつ頃だったかな。 その頃には、誰と誰が付き合ってるなんて話が、あちこち飛び交っていたと思う。
ねえ、恋をするって、そんなにいいものなのかな]
(199) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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─ →職員室 ─
[ 主張がころころ変わっても、受け入れてもらえる。 たぶんそれは、幸せなことなのだろうと思う。 頼んだ、には、了解とまた頷いた。>>184 はる には、じー、っと視線を送った、んだと思う。
持ち上げた来島は、やっぱり軽くて、悲しい。 仰向けにしたときにも、思っていたけども、 そこに来島純はいない、という事実を実感しろ、 と突き付けられている、気がして。]
(200) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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[ 短い距離に、持てる重さ。大した重労働ではない。 いろんな工具を駆使して、働く方がきっと大変。 ああ、でも、>>185 掃除のことを考えない茅原にはちょっと腹が立った。 それから、そんなことを考えている自分にも。]
いいと思う。
[ 平常の声で答えて、来島を広めの通路に、 ゆっくりおろす。急降下はしなかった。 質問には、手をぱーにして突き出す。 ゆうちぇる靴下に、多少吸収されてしまったけれど、 肩を掴んだ時についた血は、たぶんついていると思う。]
(201) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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[ どんな顔だったんだろうか。 鏡がないから、自分で見ることはできないけれど、 たぶん泣きそうな顔だった。]
茅原は、聞いてないとおもう、けど、 あかりも、来島と同じ姿になっちゃった、みたい。
[ 朝比奈が言ってた、って、付け加える。>>71 報連相の報告が、できたのは、 それを遂行していた副委員長を見ていたおかげ。*]
(202) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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― 現在:3階廊下 ―
[頼んだって言われて>>198こっくり頷く。実のところ、朝比奈と二人にうんぬん、というのはすっかり忘れてた。 だけど、覚えてても多分私は同じことを言ったと思う。 そんなこと言ってるような場合じゃないし、そもそも、こんな状況であいつのことを聞いてきたりはしないだろうっていうのもあるし]
うむ、頼まれた。 よし、それじゃ行こ!
[怪我の手当ては早い方がいいと思う。本当なら、ここに戻る前に真っ先に行くべきだったよね。気が付くのが遅くなって悪かったなって思う。 くるり、回れ右して目指すのは1階の保健室]
(203) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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/* さゆりがマネキンを見て、人形と捉えるか、来島と捉えるかがぐらぐらしてる(中身のせい)
(-53) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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[歩くわたしの背中に言葉が刺さる>>198
殻に閉じこもったまま生きていくの。 わたしはこの世界を怖いと思っているのに。 この世界から出るのも怖いんだ。
でもわたしはそれを口に出せなくて。 だから黙ったままその場を立ち去った。]
(204) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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― 女子トイレ ―
[毛布を捨てられるほど大きなゴミ箱はここにはない。 隅っこにでも置いていたらいいのかもしれないけど。 誰かが見たら嫌な気持ちになるかもしれない。 だって赤く染まった毛布なんて見るのも嫌でしょ。
わたしは掃除道具入れを開けてその中に毛布を突っ込んだ。 それから手を洗った。 昨日と同じ。 何度も、何度も手が真っ赤になって擦り切れそうになるまで洗った。
それでもわたしの赤い血で汚れているような気がした*]
(205) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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── 現在:三階廊下 ──
[ 茅原は。呟きの直後に、 ちょうど、彼はやって来たんだったか。>>140>>146
囁くような声>>141に、ほっとする。してしまう。]
……よかった。茅原まで──、
[ 不吉な予感を、言葉にしかけて、やめる。 何が、よかった、のか。とか。 本当によいことなのか、とか。
だけど、こんなに痛そうなんだもの。 これが本当に来島なら、苦しかったに違いない。]
(206) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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[ 唇を噛む仕草。ため息。>>141 そういうものを拾うたび、力になりたいと思いますが、 押しのけてまで役割を奪う、のも躊躇するし、 足がずっていてかわいそう、とまで、 落ち着きと気遣いの足りない頭は回らなかった。
だから、レスキューは委員長と書記にまかせて、>>161 副委員長は、ひな子と掃除をすることにする。>>146]
(207) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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……そんなに、酷いことじゃないのかも。 この世界で、あの人形みたいになること。
[ 彼女にならって毛布を手にして、 三度目の床掃除に励みながら、
ああなっちゃうのかな。>>148 そんな疑問に返したのは、 なんともちぐはぐな言葉だった。
その意味は、じきに帰って来た、 朝比奈たちの言葉で分かるはず。]
……少なくとも、そう思いたい。 ここが、この中の誰かの世界なら。
[ 死ねば帰れる。死が救う?]
(208) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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[ 誰とも分からぬ血の付着した手で目の周りを拭う。>>148
それは正直、頭のかたい亀井遥からすれば、 とてつもなく恐ろしいこと のようにも思えて、 ひな子の行動に、止める、注意する、よりも先に、 うっかり自分の動きを止めて、凝視してしまう。
帰って来た清花>>150の目には、 サボっているようにも見えたかもしれない。
私もそろそろサボり魔を名乗ってもいい気がする。 というのは、居心地の悪さからの逃避だ。
慌てて、赤い足あと>>185も拭き取って、 汚いものは見えない場所>>205へ。]
(209) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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― 回想:恋ってなんだろう ―
[一年生の頃、一度だけさっちんに聞かれた事がある。 恋をするってどんな感じ、って。
それを見た時、わたしはとても困ったんだ。 どう説明したらいいのか分からなかったから。
どきどきする。 ふわふわする。 声が聞けた、姿を見かけた、名前を呼ばれた。 嬉しくて胸がほわっとするんだ。
そう返信しようとして、でも止めた。 だって恋ってそれだけじゃないから。]
(210) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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『しあわせだけど、辛くて、泣きたくなって。 そしてとっても我儘になってすごい自分勝手になる。
恋をすると変わる。 わたしがわたしじゃなくなったみたいって、時々思うよ。』
(211) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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[メールはそう返した。
わたしは恋をして変わった。 それはいい事でもあるし、悪い事でもあった。 母の望む人形でいる事が苦しくなった。 それが一番困った事。 家にいるのが居心地が悪くなった。 隠し事をしているから、きっとそのせいもあるんだろう。
好きな男の子がいるって知られる事が怖かった。 だって母の望むかわいい女の子はこんな生々しい感情を認めはしない*]
(212) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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── 女子トイレ ──
[ 一心不乱に手を洗うひな子。>>205
亀井遥だって、かなり丁寧に手を洗ったはずだけれど、 それとは違う。何度も、何度も、繰り返すように。
私の目には、もうあの赤は落ちているように見える。 それとは別の意味で、その手はもう赤いけど。]
……手、荒れるよ。もうやめときなよ。
[ 結局、我慢できなくて声をかける。 鞄にハンドクリームがあったかな。 後で使うか聞いてみよう。とか考えながら。
ひな子は手を止めてくれるかな。 極端に血を恐れるような仕草が、 死ぬのは怖い、と言った>>182口ぶりを彷彿とさせて、 余計かもしれないもう一言。]
(213) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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……死ぬのが、そんなに、嫌?
[ それは、この世界の主ではない条件にもなり得るよね。
ひな子が手を洗い終わるのを待っていようと、 後ろの壁のところに立っていたから、 鏡のない今、彼女の表情はわからない。 向こうからも、振り返らなきゃ、きっと分からない。]
ここは自分の世界じゃない、 ── って、確信できてる?
……それとも、元の世界に戻るために、 死ぬ、って代償は、割に合わない だけ?
[ 振り返っても、そこにあるのは、 大真面目な、少し苦い表情をした、 さして珍しくもない亀井遥らしい顔ですが。*]
(214) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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─回想:似て非なるもの─
へえ。 親子喧嘩したことねーし、わかんねーけどさ、加勢してくれるって本当仲良いんだな。 羨ましい。俺もそういうの欲しかったかも。
[人の深部まで覗いて触れぬ限りは知らぬ事情>>168>>169>>170>>171は山程ある。 それでも思わぬ所に隠されているものだ。 きっかけめいた綻びが。 それに気付くかどうかは互いの運も関係しているのかもしれない。
少なくともこの時の俺には、香坂の姿に別段おかしな様子を覚えなかった>>143 それは互いにとって幸運なのか不運なのか。 それを知るのはきっとそう遠くない未来]
俺の話? したって、何も面白いもんなんてねーけど。 香坂と話すために寂しさ紛れるスクープみたいなのは用意しとこうかな。
(215) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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[友人Aの頼みごとを終えた気楽さから、今は彼女との対話を楽しんでいた。 それがクラスメイトの女子や男子にどう思われようと別に興味はなかった。
自分の見た目には気を使わない訳ではない。 少なくとも誰かに拒絶されるような格好をしたくはないとは思っているから。
その結果がどう行き着いたのかは知らぬ話ではあるが、時折男子に女受けの良い食べ物だとか何とかも尋ねられり>>2:378もあったが。
誰が俺に好意を抱こうとどうだってよかった。 背丈が高いから。地味ではないから。運動ができるから。 きっと、そういう表面を好きになってもらっているんだろう。 なら、それはきっと嘘っぱちだろうから気にしない。
その点、分け隔てなく接してくれる香坂は自分が気にする部分が少なく済んで。 自然体で接せられる少ない人物にも思えた]
(216) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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[隣り合わせで見上げる空。 視覚を共有する]
さーな。 案外、聞く耳がなかったりするかも。
[一瞬だけ逸らした瞳。 すぐに笑みを浮かべた]
でも、聞きたい耳、俺は持ってるから。 香坂が歌ってるの見つけたら、やかましく騒いでやるよ。 姦しい男役で。
[下に逸らした視線。 からっきしのアスファルト。 それじゃ、またあした、答える声。 歌う事なく呟いた声は、さびしい空の下でも届いただろうか。 雨が降る中、帰るのはいやだから。 ほら、帰ってまた明日と挨拶を]*
(217) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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─回想:男子Aの苦悩─
[俺は別段即レスが来なかったとしても気にしない。 溜めるのが面倒だったり、また手持ち無沙汰で来たメールには基本的にすぐに返す方ではあるけども。 相手にまでそれを求める事なかった。
ただ、まあ。なんというか。 困った様子の男子A。 『香坂がツレない。』と短く綴られた文章が届いた時は少々困った]
香坂って、携帯苦手?
[そんなもので。 直接>>172香坂に打診することも。 ただまあどちらも責めるつもりもないもので]
まあ、俺も好きではないからあれだけど。 寂しさは、埋まった?
[付け加えるのは同調する言葉と、一番気にかけていたこと]
(218) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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[もしも、望まない交際だったら無理にすることないし。 寂しさを埋めるのはきっと、友達同士でも出来るはずだろうから。 普通の、人ならば。 Aの為にも、香坂のためにも、聞いてみたことが、あったな]*
(219) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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― 女子トイレ ―
[一生懸命手を洗っていたらハルちゃんに止められた。 まだ、爪の間とか指紋の隙間とかに血が残ってるような気がしたけど。 でもそんな気のせいだって分かってる。 わたしの手は綺麗だ、大丈夫。]
わたしは怖いよ、死ぬのが怖い、あんなに血をいっぱい流して。 苦しいよね、痛いよね、それが怖い。 でもね、それよりも、
(220) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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わたしは人形になりたくないの。
[振り返って私は言った。 声は震えていた。 それは怖いからじゃない、漏れる感情を抑えていたから。
ハルちゃんは少し苦い顔をしていた。 それはいつものハルちゃんに見えた。]
ハルちゃんはこの世界を作ったのがわたしだと思ってる? 違うよ、だってわたしは文化祭たのしかったもん。
でもね、死にたいって思った事ある。 お人形になるのも、なんだかわたしみたいだなって思う。 だから、わたしがこの世界の主じゃないって言いきれない。
[ハルちゃんと向かい合うわたしの顔は真面目だ。 何時もの柔らかい笑みはそこにはない*]
(221) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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─保健室─
[篠崎が立ち止まることはなかった>>204 当然、か。 視線を下に落として考える。 以前、何気ない調子で彼女に向かって投げた言葉で泣かせた事があるのだ。
それからというものこちらだって意識的に同じ場所にいるのを避けていたし、こうやって言葉を交えるのも現状がなければ、訪れなかったかもしれないもので。
今だからこそ寧ろ話しかける事が出来たのだ。 たとえ返答がなかったとしても。
ただ、また泣いていないといいなとは思いつつ、ありがたい申し出>>203には頷いて保健室に向かった]
(222) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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……………お前は、怪我してねーの。
[大人しく椅子に腰かければ右手を差し出しひとつ尋ねた。 彼女の顔を見る度にチラつくのは鳥飼姿だけども今は、その事を尋ねられるだけ空気の読めない人であるつもりはなかった。
腫れた右手を眺める度に、先ほど涙していた幼馴染の姿を思い出す。 傷付いたのはこちらだけども、傷付けてしまったように思うのは、存外触れてきた手が心持たなかったせいか。 ぼんやりと定まらない思考のまま、長く深い息を吐いた]*
(223) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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/* 朝比奈くんは回想ありがとう。 それから、全然えぐれなくてごめんね…………。役立たずすぎて、埋まりたいです。
男子Aで寂しさは埋まるかなあ………? お返事は考えさせてもらおう。あと自分の回想もまわさないとなあ。
(-54) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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[>>+8ぶつかるのは回避できたものの、何かが落ちた音が聞こえた。 謝ろうとして、ぶつかりそうになった影の、顔を見れば。 俺と同じくあの校舎にいたはずのクラスメート。]
志水。 ……歩きスマホ?
[まず口をついて出たのは、そんな一言で、 いやいやそれはどうでもいいと頭を振る。]
哲哉が、自殺未遂だって。 聞いた、よな。
[聞いたというか、治からメールをもらったというか。 一応、それを確かめる。]
(+9) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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[目的が同じなら、このまま一緒に病院に向かうべきだろう、と、思ってはいる。 が、その思考に反して、俺は志水を置いて先へ進もうとした。]
病院、こっちだっけ。 暗い夜道には、気をつけろよ。
[言葉と行動が噛み合っていない滑稽さ。 以前にも、襲われないように気をつけろと言ったことはある。 彼女を心配するなら、離れずに同行するべきなのだろうが、俺自身が俺を信用できていない。
だって、なあ。 哲哉が危篤な状況だというのに、俺は。 あの校舎の中で香坂と触れ合った時の感覚がこびり付いて、離れてくれない。 最低だよ。
ポケットに手を突っ込んで、志水を置いて歩き出そうとした。 しかし、病院への道もうろ覚えだった俺は、呼び止められない限りは明後日の方向へ向かおうとしているのだけど。*]
(+10) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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/* うっかり慶太さんに吹いてすみません(PCがタメ口だとPLもタメ口になりがちマン)
(-55) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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― 保健室 ―
[手は洗ってなかった。篠崎の顔を拭った時、赤く汚れた私の右手。 実際のところ、そんなに汚いとも思ってなかった。だってこれは、来島の血だ。 だけど、手当てをするんだったら、やっぱり洗った方がいいよねえ。 というわけで、私はまず保健室の水道で手を洗う。
保健室は、篠崎と二人で来た時のままだった。ホワイトボードに書かれた持ち出した物品リスト(と、私が椅子を壊した報告)。そこに名前を連ねた志水も、来島も、もうこの世界にはいない。なんだか、信じられないような気がした]
(224) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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私はなんともないよ。 もしかしたら、明日筋肉痛になるかもしれないけど。
[朝比奈>>223に返事しながら、思う。 どうなんだろう。文化祭で止まったこの世界で、次の日に筋肉痛がきたりするのかなあ? それなら、朝比奈は?明日になったら、なにもなかったみたいに治ってたりするんだろうか。 そもそも、私も、朝比奈にも、明日が来るかなんてわからないけど]
打撲だよね?とりあえず冷やそう。 骨折してなかったらいいんだけど。
[冷蔵庫から氷を取り出して、ビニール袋にざらざら入れる。 とりあえずこれで冷やしててって押し付けて。 戸棚をごそごそ。冷却シートないかな]
(225) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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/* みんななんで、きれいにそんなにほいほいひろえるの……… 低気圧よ、去れ!(威嚇)
(-56) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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/* 冷やす!心臓より高く!以外の打撲の対処法がわかりません! どうしよう。
(-57) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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[赤く濡れた右手>>224さえ気づかないくらいには頭の動きは鈍い訳で。 触ってしまったんだなとぼんやりと思いつつ、俺とは違って存外落ち着いて見える姿を眺めていた]
明日………。
[そういえば明日と言われて、今は何時なんだろうと考える。 チャイムが鳴る時間は昼夜問わず8時50分。
という事は少なからず8時50分を過ぎているのだろうけど。 後で携帯でも見て日付を確認しよう。 止まった時間>>#1にまだ気づくことなくぼんやりと考えた]
…………別に、これくらい、平気、だけど。
[戸棚を弄る田井の姿に一言こぼす。 覚えていたから]
(226) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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[さまよったように揺れる瞳>>1:2も。 閉めてと叫んだ声>>1:16も。 彼女が一人固めた覚悟>>1:233は知らない。 代わりにこの目にしたのは怯えたように瞑られた瞼>>2:37を]
田井、お前こそ、今も本当にへーきなの?
[ぽつりと尋ねてみる。 多くの可能性を考えていた姿や、宍戸に篠崎に気遣っていた様子は知っているけど、彼女が誰かに気遣われていたかどうかを目にする事は少なく思えたから]*
(227) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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" 篠崎ひな子はかわいい。 それは、なんだかもう、 亀井遥は真面目、というのと、 同じくらいか、それ以上に、 テンプレート的に。"
(228) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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── 回想:篠崎ひな子について ──
[ 世の中には、ギャップ、という概念があるそうですが、 篠崎ひな子のかわいさは、意外性のない完成品。
小さくて華奢。細くて柔らかそうな髪。 ピアノが弾けて、お裁縫ができる。 ホラー映画は苦手。はにかむような笑顔。
いかにもって感じ。お人形さんみたい。って、 誰かが言うの、聞いたこと、あるよ。 徹底的にかわいい女の子。素敵だね。
亀井遥が、そんな彼女に抱くのは、 羨望でも、嫉妬でもない。納得。
ああ、それが、あなたの選んだ”自分”なのか。]
(229) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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……いっそ、そこに共感さえ覚えた。と言っても良い。
(230) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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── 現在:女子トイレ ──
……須賀も、来島も、朱莉も。
人形自体に、なったわけじゃないよ。 ……きっと、帰ったあの子達の、代わり、ってだけ。
[ そんな希望的観測は、 きっと、上滑りでしかなかったでしょう。
震える声に滲むのは、 ただの怯えなんかじゃなかったし、 振り返ったひな子は、 見たことのない顔をしている。>>221
亀井遥は少し驚いて、 それでもやっぱり、真面目な顔して、言葉を返す。]
(231) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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……ひな子だ、って、思ってるわけじゃないよ。 探してるだけ。この世界を作った人か、 絶対違う、って、言ってくれる人。
誰も、自分は違う、って、言ってくれない。 それって、結構怖いよね。 仲良く楽しく、やってたつもりだったのに。
[ 少なくとも、亀井遥にとってはそうでした。 いいクラスだと思っていた。そうしたいとも思っていた。
それが、歪な校舎で、死を仄めかすメールを見て、 クラスメートの、死 じみた光景が、繰り返されて、 でも、誰も、自分は違うって、言ってくれない。
何も知らない。みんなのこと。 ひな子のこともそう。お人形みたいなひな子。 お人形になりたくない、ひな子。]
(232) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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ひな子って、かわいいよね。
[ 一歩歩み寄る。 身長差があるから、見下ろすみたいになる。]
お人形さんみたい、って、みんな言ってた。 私、ずっと、それがひな子が選んだ、 ”ありたい姿”なんだと思ってた。
……違うの。
[ まっすぐ、見つめるのは、 威圧とか、そういうことじゃなくて、 あなたのことを知りたいと思っている、って。 見つめるだけで伝わればいいんだけどね。
そうもいかないだろうから、 かわいげのない女なりに、 丁寧に言葉は紡いだつもりなんだけど。]
(233) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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……だけど、そうなら。 ひな子が、この世界の主だったら、 みんな、人形になんか、ならないんじゃない。
……みんなのこと、好き、だよね。 そんなに、嫌なものに、しないんじゃないかな。
[ 少なくとも、そこのところは。
みんなに似合う衣装、考えてくれて、 無茶なオーダーにも、嫌言も言わずに応えてくれた、 それは、あなたの選択だと信じたいんだけど。
いいでしょうか。そうしても。*]
(234) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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/* 朝比奈の全方向縁故広げっぷりがもう、すげえ末恐ろしい って何度も言ってる(ほめてる
朝比奈と強い繋がりない人いなくない?
(-58) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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[柔く握った零の手が、こわばるのを感じた。>>117 ぎゅ、と強く握られる。そして告げられたいつか聞いたことのある言葉。>>118 泣いてない。泣きたいのはお前だろ?あの時は多分、そう答えた。 けれど今、慶太は泣いていて。でもやっぱり、泣きたいのは。]
お前が泣かないから、泣いてんだよ……ばか 悪いと思ってるなら責任とれ!責任とって、お前が泣けよ……っ
[慰めの手を甘んじて受けながら。悲しいかな、甘えん坊は、甘やかすのが壊滅的に下手だった。 手を離すとき、一瞬目が合って伏せられた。>>120その意味を推しはかれないまま、上に戻ろうという話は進む。]
(235) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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─ 回想、きゃん ─
[ 微笑みの起源は、威嚇。 規律に縛られた人間社会で生きていくためには、 威嚇、という意味よりも、 親しみや楽しさを込めた微笑みの方が必要で、 見かける頻度はそちらの方が圧倒的に高い。 にっこり笑った意図が伝わってなにより。
胸の内の忠告は知ることなく。 知ったなら、 獣には近づかない、御主人に忠実な犬だけ撫でる って、笑ってみせる。 世の中に、素知らぬふりして、 規律で縛ることができない獣が紛れ込んでいる事実は、 知らないから。]
(236) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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[ 細められた瞳からは、逸らすことない。>>65]
赤ちゃんがこんなところに一人でいたら、 お母さんも心配するでしょう? 許してあげるから、早く帰りなさい。
[ 優しい声色で言い切ってから、微笑む。 手を退けてくれたなら、それでよいです。 しゅん、としょげた感じが、 大変可愛かったので、宍戸の頭に手を伸ばす。 おー、よしよし。飼い主さんは何処だい、 何か用事があったんじゃないのかい、って。 怒ってませんよー、ってアピールも込めて。]
(237) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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[消毒液、冷却シート、包帯はいるかな? 戸棚の中の目に付いたものを取り出した。 差し出された右手を手にとって、検分する。血が出てた>>98なら消毒して、骨が折れてるかもしれなかったら、添え木をしたらいいのかな。 怪我が酷いようなら包帯を巻いて、その上から氷で冷やした方がいいね。 包帯を巻くほどじゃないなら、冷却シートをぺたり。 患部は心臓より高くって聞いたことがあるよ。ほらほら、腕を上げよう。いまさら遅いかもしれないけど]
平気なわけないでしょ!
[零された言葉>>226に、めっ!とすごんでみせた。こんだけ腫れてるのになにが平気か。 けど、続く言葉>>227にちょっとたじろいだ]
私、は……どうだろう。
[腕は平気だ。こんなの、なんともない。 だけど、朝比奈が聞いてるのはきっとそんなことじゃないだろう]
(238) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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/* 朝比奈くんの発言数を見て、ぶったまげる。 70回……、24hrで……。 健康もしてねって、ちょっぴりおもう。お体大事に。
(-59) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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─ 職員室 ─
[ 向けられた掌には、赤。>>201 付いちゃったか、と思う。 拭おうとしようにも、拭えるものも持っていないし、第一俺が触れた方が多分更にその手は赤くなるだろう。 ]
ん。ちゃんと洗っておけよ。
[ さゆりは、泣きそうな顔をしていて>>202。 ただ俺はその顔を見た瞬間、純の死が悲しいのだろうと、それだけだろうと思っていたのだけれど。 ]
朱莉、も?
[ 今日、マネキンになった人間は、純だけでは無い、らしい。 確かに、姿が見えなかったけれど、でもここ以外からも響く音が有ったから、そっちに居るかと思っていた、けれど。 ああ、そうか。 向こうでは、朱莉を、同じように。 ]
(239) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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[ 付け足される言葉に、少なくとも零はまだ生きているのか、と安堵する。 ああ、でもこれは、安堵して良かったのだろうか。 先の、遥の声>>206を思い出す。 きっと、彼女もこういう気持ちで言葉を詰まらせた。
二回目のチャイムは一人。 三回目のチャイムは二人。 なら四回目のチャイムは? おそらく今日の20時50分に再び鳴るだろうチャイムが鳴った時、何人がマネキンになるのだろう。 一人ずつ増えるなら三人?交互で一人?二を加計ていくなら四人?
その時俺は生きているのだろうか、生きているならホストなんじゃないか。 途方もない気持ちになってしまうけれど。
泣きだしそうな顔を見て、そういう思考も止めてしまう。 ]
(240) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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さゆり。 泣きたいんなら、泣けるうちに 好きなだけ泣いていいからな。
[ 既に彼女が一度、涙をこぼしてしまっていること>>69を俺は知らない。 けれどまあ、知っていても同じことを言ったかもしれない。
悲しいなら、苦しいなら。 何度だって泣いてしまっても、いいと思う。
三回目のチャイムで、二回目同じくマネキンが見つかった今、法則性が現れだしたと考えても良い。 一度目は特別だったとして、チャイムが鳴るたびにマネキンとなっていくのであれば、きっと四回目のチャイムが鳴るまでは平和、な筈だ。
だから、今のうち、泣きたいならどうぞ、と。 貸せる胸は生憎、血で濡れてしまってはいますが。 ]*
(241) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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ずっと、考えてたんだ。 メールのこと。
[ぽつり、ぽつりと私は言う。 メールの文面を思い出す。
『ただ、誰かに気付いて欲しかった 誰かに見ていて欲しかったんだと思います』
死ななければ帰れない世界。 その世界の主は、自殺するつもりで]
この世界を出るためには死ななきゃいけないっていうのは。 ……わかってほしい、のかな、って。
[死ぬのは怖くて、痛くて、悲しいことだと思う。 だけど、自分でそれを選ぶくらい、苦しいんだって。 そういうことを伝えたい、のかな。 だけどさ、それなら。 もっと早く言ってほしかったよ。教えてもらいたかったよ]
(242) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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[田井は台車を振り被るのをやめて>>123、戻るのに同意したようだった。指摘>>126が指すのは泣いた目のことだろうかと受け取って、そんな酷い顔してたかな、と思った。悪戯には気付かないまま。 哲哉は戻らないと言う。>>133ここに残って、何をするというのだろう。けれど決意は固いようだし、無理に連れて行くこともない。 哲哉に声をかける零>>163の表情は硬くて、何を考えているのかわからなかった、けれど。おいで>>164という言葉に、素直に従って。伸ばされた左手を、右手で握った。]
(243) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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[私は何も知らない。何もできない。そんな現実だけを、突きつけられて、思い知らされる。 無力感に打ちのめされることしかできない 今からでも、私にできることは、なにかあるのかな。 夢の主の本当の願いはなんだろう?]
こんなになるまで、自殺を考えるまで、苦しんでたのに。 私、そんなことちっとも知らなかった。 そういうのを突きつけられてるっていうのが……きつい、かな。
(244) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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[それから、私のことはいいんだよ!って話題を変えた]
それより!ちょっと、意外だったな。
[朝比奈の腕をつかんで、心臓より高い位置に固定したまま、そんなことを。そういえばこれ、何分くらいやればいいんだろう]
朝比奈があんな風に必死になるとこ、あんまり見たことがないような気がする。
[って言ってから、ちょっと誤解を招く表現だったことに気が付いた。 いつもが薄情って言ってるわけじゃないよ!?ってフォローしておく]
(245) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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[立ち止まってはいた。 けれど、ぶつかりそうになった以上、似たようなものかもしれない。
>>+9否定できずに、ぐ、と言葉を詰まらせたものの、 続いた彼の言葉に、気を取り直して、頷いたと思う。]
須賀から、メールが。
[容態に関しては、詳しくは書かれていなかったけれど、 一刻を争うらしいことは、慌てて書かれたらしい文章から、容易に察することができた。
だから、彼も、同じように、 宍戸の容態を見に行くのか、と、思ったのだけれど――]
(+11) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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そっち、病院じゃないけれど。
[明後日の方向に向かおうとする彼の背>>+10に、声をかける。 はて、彼は方向音痴だったか、病院の場所を知らないのか。 はたまた、私の声が届いていないのだろうか。]
宍戸の様子、見に行くんじゃないの。
[もう一度、声をかけて、 やはり、反応がないなら、その腕を掴んで引き留めるくらいはしただろうか。*]
(+12) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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―3階・職員室前―
[友達と手を繋ぐ、なんて、特に男である慶太は、それこそ小学校低学年の頃には卒業していた。けれど今、繋いだ手を離す気にはなれなくて。きゅ、と握ったまま、3階へと歩いた。 純のマネキンがあったはずの所を、掃除する篠崎と亀井。軽くお礼を告げて、田井や零が二人を話すのを聞く。香坂はさっき会ったし、臨は寝ているのを見たから、二人の無事は知っていた。二人が純を運んでくれたと聞けば、心の中でお礼を。 田井が零の手当てをする>>180らしいので、握った手をまた離す。なんとなく、零を一人にはしたくなかったけれど。田井がいるなら大丈夫だろう。二人を見送ることにした。]
(246) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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[篠崎は手を洗いに行って>>183、亀井も一緒に行ったので。 慶太は一人、その場に残される。 ふらり、純のマネキンがあったあたりへ。そこは女子二人ががんばって掃除をしてくれたおかげで、すっかり綺麗になっていたけれど。マネキンの様子を思い出しながら、そっと床に触れた。 演出家と脚本家、という立場だったから、文化祭前はよく一緒に頭を悩ませた。慶太にはない発想力で、何度も脚本を面白い方向へ導いてくれた。貸してくれた漫画だってとてもありがたく、とそこまで考えて。]
……漫画、まだ返してないのに
[あの漫画、一体どうすればいいんだよ、と。確か借り物とかなんとか言ってなかったか。元の持ち主を慶太は知らないのに、純がいなくなったら一体どうやって返せばいい。そんな詮無いことを考えた。 けれどここでの死は現実への帰還、というのが正解なのかもしれないし。それならばちゃんと返せるだろう。 もしも、慶太が無事に帰れれば、の話だけれど。*]
(247) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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── 回想:何も知らない>>166 ──
[ 衣装。 ああ、端役といったって、 ステージに立つんだから、あるのか。
なんて、妙にはしゃいでしまったのを覚えている。 内心で、だけど。
嬉しいなー、なんて、口元は緩んだ。 同じシーンに立つさゆりと朱莉に、 この喜びはぶつけておきましょう。
ご機嫌な副委員長が歩み寄って、 三人分並べて見てまたご満悦。 なんてワンシーンもあったかな。]
(248) 2016/09/20(Tue) 01時頃
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[ 真面目な副委員長は、 突然はじまったお着替え>>166に、 きゃあきゃあ叫びも、文句を言いもしない。
え。という顔をして、数秒のフリーズ。 色々と隠すため、真顔を被り、 背を向けて視線を外す努力をしただけ。
それでも見つけてしまったのは、 その人を追うのが好きだったからでしょう。
なんとも不穏な色を見た。ちらりと。]
(249) 2016/09/20(Tue) 01時頃
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── 茅原、あの痣、どうしたの。
[ けれど、そんなことを言い出したのは、 その後、委員仕事かなにかで、 他の人のいなかったとき、だった。
階段から落ちた、で納得できる位置じゃなかったし。 と、一度、タンスにぶつけた、でやり過ごした女は思う。
兄弟喧嘩、と言われてしまえば、>>167 なるほど、納得するしかないけれど。
常識的な「湿布とか貼っといたほうがいいよ」と一緒に、 参考までに、少しお伺いしたい。]
……腹、立たない? やり返せた?
[ ふざけてるのかって? いいえ、大真面目に。*]
(250) 2016/09/20(Tue) 01時頃
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/* あのね、窓殴ってたら別に腫れはしないっぽい。 うん。あのね。あとマネキンは……かるいね…。
(-60) 2016/09/20(Tue) 01時頃
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[ 委員長は、委員長らしくある、ようだ。>>239]
茅原もね。
[ 手は引っ込める。 傷口に近いところに触れたのだから、 血の量の差は一目瞭然、だろう。]
(251) 2016/09/20(Tue) 01時頃
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[「朱莉も?」 視線はす、っと横に逸れる。 ああ、だめ。鼻の奥がつうんとする。顔が歪む。]
詳しいことは、わからないけど。 たぶんそのうち、朝比奈たちが戻ってくる、から、
[ 駆けて行ったあの4人は、 あかりを見つけたんでしょうか。 あかりも、須賀と来島と同じように、 血を流しているんでしょうか。痛くはないでしょうか。]
(252) 2016/09/20(Tue) 01時頃
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[ 死、とはすなわち、もう会えない事である。 昨夜来島に伝えられたことは、すっかり丸々信じた。 もう、ここには、三人ともいない。探しても無駄。 そう自覚すると、悲しくなる。]
ありがと。
[ 泣いてもいい、という言葉に楽になる。>>241 背中を撫でられることも、 泣いていいと肯定されることも、 こんなに気持ちが楽になるとは、知らなかった。]
(253) 2016/09/20(Tue) 01時頃
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[ 涙腺は、勝手に開いて、鼻水もあふれる。 委員長様の胸元をこれ以上汚すわけにはいかないので、 ずびずび、鼻を啜って、 石動先生のティッシュをお借りしたと思う。 すこしばかりして、落ち着いてから、]
ちはらは、いなくならないよね。 もう、だれも、いなくならないよね。
[ 昨晩、同じことを問うた来島がいる空間で、 それを聞くのも、なんだか、変な感じはしたけれど。 わたしは、だれにも、もういなくなってほしくない。*]
(254) 2016/09/20(Tue) 01時頃
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/* さやとお話ししたいなー。そのうちできるといいな。 ねむる……休みが恋しい、10連休くらいにならないかな。
(-61) 2016/09/20(Tue) 01時頃
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― 回想:恋とはどんなものかしら ―
[私の質問に、篠崎はきちんと返事をくれた。>>211 きちんとした返事。それなのに、私は余計わからなくなった。
自分が自分じゃなくなる。それってものすごく怖いことじゃない? それなのに、幸せで、それなのにつらいの?
「辛い」も「泣きたくなる」も「我儘になる」も「自分勝手になる」も、とてもいいことだとは思えない。 自分が自分じゃなくなるなんて、恐ろしい。 それなのに、幸せなんだって。 どうしてなんだろ。わからない。
きゃあきゃあ、誰が好きだとか、誰が誰と付き合ってるだとか話してる女の子たちは、みんなそんな恐ろしいことをしてるの? 不思議だな。意味がわからない。
それが恋なら、私は恋なんてしなくていいや。篠崎が幸せなら、応援するけどね。 あの時私は、そんな風に思ったんだ]
(255) 2016/09/20(Tue) 01時半頃
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[何度も殴り付けた拳は皮が剥がれ、血が流れていた。 腫れたように感じていたのはこの痛み故だったのか。
いや、実際に腫れてるのか血が出てるのか分からなくなっている。 結局、田井>>238には消毒と包帯を巻いてもらうことにして、とりあえず患部より上に腕を上げていた。
田井にすごまれてもそんなに怖くなかった。 けども笑うのも違う気がして黙って。 彼女の言葉>>242に耳を傾け、目を伏せた]
自分が死にたいと思う程の事があったから、それを分かって欲しくて、俺たちにも同じ事をしろって……?
[共感を得るために俺たちを選び、呼んだのだろうか。 分からない。…分からない。 自分自身の悩みと照らし合わせてみる。 だけども、他の誰かを巻き込みたいと思っていただろうか。 自信がなくなっていた]
(256) 2016/09/20(Tue) 01時半頃
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[まだ、昨日の俺は死んだらそこで終わりだと考えていたから、そんなもの望まれたってお断りだった。 誰かを巻き込むなんてごめんだった。
だけど先程、昇降口で向けられた声>>235を耳にした時。 少しだけ分からなくなった。 だから、やっぱり黙って視線を落とすしかできなかった。
でも彼女が打ち明けてくれた言葉>>244は否定することが出来る。 励ますに相応しい台詞は思いつかなかったけれど、顔を上げて告げた]
何もできてなくなんか、ない。 でも…さ。 壊れない物、なんてないかもしれないから。 突きつけられた時、どうするか。 それを今から考えていけば、いいんじゃねーの。
そういう覚悟、難しいけど。
(257) 2016/09/20(Tue) 01時半頃
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[話題を変えるならば、それ以上突っかかる事はせず。 意外>>245という言葉に腕を支えてもらいながら答えた]
…………俺、案外いつだって、必死だと思うけど?
[茶化したような笑みはその言葉とは裏腹に余裕すら見せるものだったかもしれない。 幼馴染に泣けと言われたって結局泣かず、結局他人を甘やかす>>243 それは彼の気遣い>>246からまた離されてしまったのだけども、余裕そうに映ることもあるだろうか。
続く言葉は途切れ途切れのものだったけど]
でも……なんか、さ。 俺も実は自分の事、よくわかってなくて。 よくさ、誰かを、泣かせるから。 知らない間に傷付けて、壊しちゃうから、………もしかしたら、俺が、原因なのかなって…自過剰だけど。
(258) 2016/09/20(Tue) 01時半頃
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[視線は下に落ちる。 所在無さげに怪我をしていない方の手を膝に乗せれば、俯いて]
俺が、また、殺したのかなって、思ったから。
[掻き消えそうな声でつぶやいた]*
(259) 2016/09/20(Tue) 01時半頃
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[ 昨夜、零が言い出した協定じみた何か>>14に、俺は静かに頷いた。
一人にならないことや、情報共有は勿論の事。 自分がホストじゃない確信を作っていくのは俺も考えていたことだし。 それを自分以外に話すということも、良いかもな、と思った。
ただ、自分がホストであるという確信を持ってしまったとき、どうすればいいんだろうか。
その答えは出されては、いなかった。 ]*
(260) 2016/09/20(Tue) 01時半頃
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─ 回想:何も言わない>>248 ─
[ 委員の仕事っていうものは、意外と地味だし何かと面倒だ。 担任に押し付けられた、パンフレットをホチキスで閉じる作業。 衣装を見てはご機嫌になっていた遥と、共に行っていたときだった。 ぱちん、ぱちん、と響く音に混じって投げかけられた声。>>250 ]
ん?ああ。
[ 一瞬、聞き返しそうになって思い出す。 今日は迂闊だったな、そういえば。
手元から目を離さずに兄弟喧嘩と告げれば、常識的なアドバイスと共に返ってくる疑問符。 伺うようなその言葉に、俺は思わず笑ってしまった。 ]
腹は立たねーよ。
[ 明るい声が口から出ていく。 ]
(261) 2016/09/20(Tue) 01時半頃
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/* あ"ぁ"あ"ぁ"あ〜動きががががががががが。 ひなこちゃん見てるとヘルマンヘッセ思い出す。卵の殻〜ってやつ。 田井ちゃんにはあれだ。帰ったら鳥飼のこととかなんとかしよなって言いたいなぁ。 それから日にち把握して、ひとりにしてしまった慶太くん大丈夫かな?ってしたい。 けど慶太くん独占し過ぎてるし色々考えると周囲の縁故周りの回収たか、あとなんか全体的に茅原くんと亀井さんに土下座しつつこう、いろいろがんばりたいけどほんとソロルにがて。
(-62) 2016/09/20(Tue) 01時半頃
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[ ぱちん、手元で音が鳴って、また一つパンフレットが作られる。 積み上げられた完成品のタワーに乗せてから、遥を見て、緩く笑む。 ] ……ちゃんと、やり返してるからさ。
[ そうしてまた作業を再開する。 切られて、ページ順になっている紙をホチキスで止める。 ]
兄弟喧嘩なんて、そんなもん。
[ 自分の言葉は酷く軽くて、中身が詰まっていないなと思いながら。 それでも彼女は信じてくれただろうか。
少なくとも。 ホチキスを握る俺の手が、決して関節の太くない、人を殴り慣れていないそれであることを、分かっていなければいい。 ]*
(262) 2016/09/20(Tue) 01時半頃
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/* 灰でも誤字とかほんと。 明日もう落ちロル全部用意してから動こう。台風直撃するから怖いけど、、(しかも出かける) ううん。宍戸くんと全然話せてないマンだけど、こう拾いにくいやつでごめんマン。なんか、狼と縁故深めるべきでしたよね、、
(-63) 2016/09/20(Tue) 01時半頃
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/* そして香坂さん可愛すぎてprからずっと癒されてる。かわいい。 亀井さんは相変わらず拾うのがお上手で丁寧に返される方だし…。 篠崎さんは可愛らしい文章なのにスッと入ってくるのが素敵だよね。 全員分こうすげーって思ったことを残したい想いがある。(今回灰あんり喋っていない…)
(-64) 2016/09/20(Tue) 01時半頃
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[朝比奈の返事>>256に、小さく頷く。 それから、まるでメールの主をフォローするみたいに付けたした]
メールではさ、「気付いて欲しかった」「見ていて欲しかった」って書いてたから、多分そこまでするつもりなんかなかったのかもしれない。 だけどさ、夢なんて、本人にもコントロールできないもんでしょ? 本当の本当は、心のどこかで「わかってほしい」って思ってて、それが夢に反映されちゃった、とか。 そういうことなのかも、って。
[もしもそれが、メールの主の望みなら。 この世界で、その望みは叶ってるって言えるのかな。 須賀も、志水も、来島も死んでしまったけど、だけど、それは何か違う気がする。 3人は、死んでしまう痛みを味わったと思う。 だけどそれは決して、メールの送り主の痛みに共感したわけじゃない。 3人の経験した傷みは、3人それぞれのものだ。 それは、次に死ぬのが私だったとしても、きっと同じだ]
(263) 2016/09/20(Tue) 02時頃
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[私には、メールの送り主が誰なのかわからない。 だから、私は何もしてあげられてない。 そう思うのに、顔を上げた朝比奈は、その言葉を否定する。>>257 気休めだったとしても、その気持ちは嬉しいから、素直に受け取っておこうと思った]
ありがと。 そっか。……そうかもしれない。
[壊れないものなんてないかもしれない。 それは、数日前に、私が痛いほど思い知ったこと。 突きつけられた時、どうするか。 それがまだわからなくて逃げてるんだ。 難しいね。本当に、そう思うよ]
(264) 2016/09/20(Tue) 02時頃
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[いつだって必死って朝比奈は言う。>>258 必死とはかけ離れた、余裕の笑みで。 だから、冗談でおしまいになるかなって思った。けど、朝比奈の話は、そこで終わらなかった]
……ちょっと、意外。 朝比奈は、もっと、踏み込まないタイプに見えた。 自分が踏み込まれたくないから、人にも踏み込まないようにしてるように、見えてたかも。
[話しかけやすくて、友達も多くて、如才ない。 だけど、親しみやすさは朝比奈の防御壁なんじゃないかなって。勝手に、そう思っていた。 親しみやすいのは、踏み込ませていいラインを明確に定めているから。なんとなく、そんな気がした。 実はそれは、茅原にも感じるものだったりするんだけど]
そんなこと……ないと思うけど、な。 朝比奈はうまくやってるよ。 むしろ、うまくやりすぎてて、無理してないかって親しい友達に心配されるタイプだよ。 絶対トラブルがないなんて、無理だよ。 思いもよらないところが地雷だったりする人だっているんだしさ。
(265) 2016/09/20(Tue) 02時頃
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[そういう私の地雷って、なんだろうね。 実は朝比奈には言われたくないことは、あるけどね。 大丈夫。踏まれても、私はそんな大規模爆発は起こさないよ。……多分。
そんなことを考えていたから、うっかり聞き逃しそうになった。 消え入りそうな声>>259に、目を見開く]
……『また』?
(266) 2016/09/20(Tue) 02時頃
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[降る雨は、外のマネキンをひたすらに打ち続ける。 拡がりきった あか に、 おれの掌は、届かない。 なにをしても、ビクともしなかった扉。 硝子に指を添えて、『 開け 』と念じたら、>>99 おれたちを解放してくれるのだろうか?
おれは、その扉に指先を伸ばして触れる。]
(267) 2016/09/20(Tue) 02時頃
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[ 開け、 ]
(*3) 2016/09/20(Tue) 02時頃
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[と、念じることはやめた。 なんでって、もしもここで本当に開いてしまったら、 おれが、この世界の主だってばれてしまう。 かもしれない、から。
おれが、この世界の主でない保証はない。 でも、こんなおれでも、 この学校で毎日楽しく過ごせてた。 文化祭だって、………楽しくなかったわけじゃない。 恋人も、親友も、幼馴染も、 そう呼べるひともいないけれど、 そこそこ元気に、やっていた。
そう、あの教室は、 忠犬哲哉のホームのように、]
(268) 2016/09/20(Tue) 02時頃
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[ …おれが、死ぬわけ、ないだろ?
開かない扉、壊れない扉。 それはまるで、誰かのこころを表してるよう じゃあないか、違う? 違わないさ。]
(269) 2016/09/20(Tue) 02時頃
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[傍にいてあげて、>>149 との声には、おれは小さく頷いていた。
なにができるのか?>>163 何もできないから、いるんだよ。
もしも、彼の胸中を知ることがあったのならば、 おれこそ、お前に嫉妬していると伝えただろう。 おれは、何もできないただの犬だ。 飼われているだけの、愛玩動物に過ぎない。 いや、愛玩動物のほうが、癒しを与えているわけだから、 おれなんかよりもよっぽど価値ある存在か?]
(270) 2016/09/20(Tue) 02時頃
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無理なんか、しねーよ。ばぁか。
[ぺっと、舌を出して座り込む。>>163 残念ながら、おれには代わりはいる。 けれど、お前には、代わりはいない。 幼馴染の掌を掴むことも、>>164 無茶しそうな女子の変化に気づくことも、 ぜんぶ、おれではできないことで。 零だからこそ、できることなんだ。]
(271) 2016/09/20(Tue) 02時頃
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[無能で平凡なおれは、 誰かに求められることは決してない。
心配して欲しいわけではない。 ただ、おれは、 ………。 ]
(272) 2016/09/20(Tue) 02時頃
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[ 認めてほしかった、だけ。 ]
(*4) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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[此処にいるか、誰かを探すか。 その二択の選択肢しか与えられていない。 誰かのこころを溶かすのも、 誰かの涙を拭うのも、 誰かの支えになることも、
おれには、できないんだから。 ]*
(273) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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─ 回想:夜の街 ─
[纏わり付く煙草の臭いと、酒の気配。 街を照らす毒々しい光たち、電子看板の明かりも、 流れてゆく文字もまた、子供のおれには、 到底手を伸ばしていい筈のものではない。
そして、婀娜な女たち、 スーツを纏うサラリーマンの姿の行き交う 知らない、新しい世界に佇むのは、 宍戸哲哉の、姿だった。]
『 こうくん。 』
[そう、呼ばれた声は、 おれの知らないおとなのこえ。 おれは、洸哉じゃないよ。]
(274) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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[人攫いではないが、其のおとなは、 わるいおとなだったらしい。 こういうおとながいるから、 おれたち子供は親に心配されるのだ。>>169]
おれは、洸哉じゃない。
[何処かの小さな子供が、迷い込んだわけじゃあない。 おれは立派に制服に身を包んだ、 おとなになりかけている、こどもだ。 自らを主張だって、したいだろう。
そのおとなは、口許に綺麗な三日月を描いた。]
(275) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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[ でも、 『 ハジメテ 』だった。
おれが、 誰か に、求められたのは。 おれが、 誰か に、認められたのは。
おれにはじめて、を与えたわるいおとな。 その指は、いまでも鮮明に思い出せる。]*
(276) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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とうに壊れた家族の話をしよう。
御堂の家が解散することになったのは、 不貞とか、愛が尽きたとかではなく、 決定的に、その間違いのせいだった。
御堂遥と、父と呼んだ人の間に、血の繋がりはない。 何よりも強いらしい、血の繋がりが、ない。
(277) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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特別若くはないけど、若々しく、 揃って多忙で、仕事も交友関係も充実して、 人を惹きつける、華のある両親。
浮気騒動は、過去にもあったけれど、 罰金やプレゼントや、そういうもので精算されていた。 淡白、とか、愛がない、という人も言うだろう。
熱烈な愛情を、両親に見たことなどない。 けれど、夫婦の絆とか、静かな愛とか、 娘なりに、そういうものを信じてはいた。
し、実際、あったんじゃないかな。 今でも思ったりする。
(278) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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浮気なら許せた。 でも、どこかのクズの子を育てていた、のは。 許せない。その感覚、とても分かるよ。
(279) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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まだ同じ家にいたある日。 すれ違いざま、「お父さん」と、私は思わず呼びかける。 やつれていくのを、見ていられない。
母は恐ろしく強かで、 というよりも、悪気のない人で、人の悪意も、知らない人で、 無邪気に、要領よく、今日も元気にお仕事。
心配だったし、申し訳なかった。 自分があなたの子じゃないかもしれない、なんて、 考えたこともなかったのだ。
お父さん、私は、申し訳ない。 目に見えないものは返せなくても、 私なんかにかけてくれたお金はいつか返したい。 知らなかった とはいえ、私のことだ。
お父さん。
(280) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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「うるさい あの男のことを パパとでも呼ぶのか」
唸るような声と一緒に、手が伸びてくる。 髪を引っ張られて、痛い、と思うより、 そのまま柱にぶつけられた額が、熱い。 あ、 痛い。角だったから、ちょっと切れた。
「ごめんなさい」と私は言う。
お父さんは、怒りも悲しみも入り混じって、 なんだか壊れてしまいそうな顔をしていた。
そんな顔、しないで。 本当に申し訳ないと思ってる。胸が苦しい。
だけど、お父さん。 私、あの男とやらが、どこの誰かも知らないのだ。
(281) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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お父さん と、ママ。 そんなアンバランスな呼び方になったのは、 パパとママ、を卒業しようとした私を、 お父さんは、黙って受け入れてくれたのに、 ママはしつこくからかってきたからだ、って。
確か、よくご存知だったと思うんだけど。 今は、ショックだろうし。忘れても、仕方ないか。
(282) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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……ごめんなさい。本当に申し訳なく思ってる。
そう思うのと裏腹に、 どうしようもなく、叫び出しそうに、 怒りを纏う私も、いる。腹が立つ。
私は、何か、間違ったこと、したかな。 私が悪いんだろうか。なあ。
……なのに、何も言い返せないし、やり返せない。
痛いじゃないかと叫んで、 スリッパでも投げつけてやればよかったかな。 そうしそうになる自分も、確かにいるのに。
……でも、ほら、私、いい子だし。
(283) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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── 回想:きっと、君も知らない>>261 ──
[ 顔に、湿布なんか貼ると、かぶれそうだし、 化膿止めを塗って、ガーゼを貼って。
前髪の下、不格好だった、夏の一時。 そんな時期は過ぎ去っていたけれど、 あの日はらんだぐずぐずとした気もちは死なない。
その日は、ぱちん、ぱちんと。単調な作業の最中で。
真面目に聞いているのに、 笑いを含んだ声が返ってきて>>261、 思わず、顔を上げて、視線を向ける。
ぱちん。 あ。ななめった。これはやり直し。]
(284) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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……痣ができるような喧嘩は、 怒っても、いいんじゃないかな。
[ 寛大だね、と、感心したようにつぶやいてしまう。
ななめになった針を丁寧に取り外せば、 作業に一歩遅れが出る。急いで追いかける。]
……ふうん。
[ 御堂遥に兄弟はいない。亀井遥にも。 きれいなおうちで育ったから、喧嘩なんてしないし、 人を殴り慣れた手の形、なんて、知らないから。 なぜなぜインタビューは、ラスト一問。]
(285) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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……どういう気もちでやり返すの。 なにくそ……じゃない、か。
[ もう使う機会なんてこなさそうだけど。 やり返す時の秘訣をご享受くださいませ、かしこ。*]
(286) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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─ 現在:職員室 ─
どういたしまして。
[ 涙をこぼし始めたさゆり>>254を見て、俺は少し安心する。 こんな状況では、神経が尖ってしまうのも仕方がないことで。 けれど常に張り詰めていれば、精神がもたない。
息抜きは、出来る時にしておくのが良いと思う。 それを理解して欲しかった。 だって。 ]
……厳しい事言うけど、 居なくならないなんて保証は出来ない。 俺も、皆も。
[ ずびずびと鼻を啜るさゆりに少し笑いながら、疲れているだろうけど、気持ちを楽にする方法を覚えてくれと願う。 俺は次チャイムが鳴ればマネキンになるのかもしれないし、それはきっと他の誰でも同じだった。 ]
(287) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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[ 俺は居なくならないよ!なんてあまりにも楽観視した台詞を吐けるほどお気楽な人間では無かったし、嘘を吐いてまで励ますことも考えたけれど、実際俺が居なくなってしまえば、その台詞は更に彼女を追いつめるのではないかと思った。 大丈夫、何て信用ならない言葉を純が言っていたこと>>2:431は勿論知らなかったけれど。 ]
寧ろ、チャイムが鳴るたびに 人が消えてく可能性の方が高い。
[ 怒って、しまうだろうか。 また泣いてしまうだろうか。 俺はただ静かにさゆりを見つめていた。 ]
次、何人居なくなるかも 誰が居なくなるかも、分からないけど。
[ 変えられない事実を、受け止めるしかない。 受け止めた上で、生きていくしかないんだ。 ]*
(288) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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[ 朱莉、朱莉は。 死んでしまった、のだろうか。
治のそれも、純のそれも。 俺は見て、触れて、運んだのだから。 アイツらが、ただ、その、死んで、しまったという実感はどうしようもなく湧いたものだけれど。
俺はまだ朱莉のそれを、マネキンを、死体を見ていなくて。 ただ、信じられない気持ちでいる。
あの三つ編みを持ったマネキンが、何処かで倒れているのだろうか。 一度目のチャイムが鳴った時、大丈夫だと短く答えた彼女。 俺のふざけた様な話を、ただ黙って聞いてくれた彼女。 その彼女がこの校舎から消えてしまって。 ]
(289) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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[ 朱莉が俺を魔王と重ねていたこと>>1:378も。 倒したいと思ってくれていたこと>>379も。 口に出してくれなきゃ、俺はきっと分からないのだから。
また、会えるのだろうか。 彼女のマネキンを見る事を“会う”とは言わないだろうけれど。 見に行った方が良いかな、行かない方が良いかな。
そうしてふと、考える。 もし俺がホストで、現実で死んでしまったのなら。 治にも、純にも、朱莉にも。 もう二度と会えないのだろう。
死、とはすなわち、もう会えない事である。>>253 ああ、確かにその通りだった。 ]*
(290) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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/* 遥は村建てさんだと思うんですよね…。 文章がすげー読ませるもの。 大佐がたきっちさんなのは確実。
(-65) 2016/09/20(Tue) 02時半頃
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[田井は強い>>263 色素の薄い髪を眺めながらそんな事を思った。 “そういうこと”を“そういうこと”として飲み込むことの難しさを彼女は理解しているのだろうか。
いや、きっとしているだろう。 異常事態に怯えていなかったわけではないのだ。 だが、それさえも堪えて今の現状と向き合っている]
…………難しいよな。 頼って欲しい、とか。気づいて欲しい、とか。見て欲しいとか。褒めて欲しいとか、認めて欲しいとか。 そういう感情って持っていてもおかしくないってみんな言ってくれたけど、 それを素直に口にするのは本当に、難しい。
(291) 2016/09/20(Tue) 03時頃
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[事実俺だって胸の内に秘しているものがある。 だけど、そのさらにその奥側に隠された気持ちがあるのかもしれない。 他人に触れられても自分自身に触れることは本当に困難だ]
“わかってほしい”か。 今ならそれ。よく、分かるかも、しれない。
[ぽつりとこぼしながらまた下を向いた]
(292) 2016/09/20(Tue) 03時頃
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[華奢な腕でノコギリやらを扱っていた田井のことは覚えている。 でも、こうして向き合って話すとやっぱり同じ年の女の子だった>>264]
……そうだって。 だからさ、田井も悩みとかあるなら、誰かを頼れよ。 何も知らない、何もできない内になくなってたら、それはきっと、きつい。 へーきじゃない時は、うずくまって泣いたって甘えたって誰も怒らない。 ……と、思うから。
[だから同じクラスメイトとして言葉を押し付けた]
………茅原、程じゃねーよ。
[意外>>265 田井から見える朝比奈零はそのように映っていた事が俺にとっては意外だった。 はぐらかすように肩を竦めて、誰かを頼るとう発想のなかったおバカな委員長の顔を思い出せば、少しだけ口元に笑みが戻る]
(293) 2016/09/20(Tue) 03時頃
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[香坂と職員室にいたらしいけど、元気なんだろうか。 その香坂もまた寂しい思いをしてないんだろうか。 ぼやぼやと移ろう思考を捕まえたのは田井の声]
無理しなくちゃ、欲しいもの、なりたいものが手に入らないと思ってた。 したって、初めから手に入らないものを欲しがってただけ、だったんだけど。
無理なんかしてない。 いつもどーりじゃん。
[彼女の言葉を抉る鍵>>266 それはきっと、幼馴染から預かったお願いを叶える言葉。 手の内を未だ明かすことなかった。 滑らせた言葉を自覚したから親しみやすいような笑みを浮かべた]
(294) 2016/09/20(Tue) 03時頃
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大切な家族。 俺がよそ見してる間に家出して、その先で事故に遭った、まあ、ただの猫なんだけど。
………それと被ったからって言ったら、失礼だよな?
[ごめん、と言いながら支えられていた腕を引き抜こう。 今が何時何分なのかは分からないけれど、薬品のにおいが立ち込める部屋で長居するのも引き留められた。
まだ、自分がホストでない可能性なんて分からない。 協定でもその時の対策は話し合わなかった]
(295) 2016/09/20(Tue) 03時頃
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なあ、田井。
[なるべく一人にはならないよう、とは言ったけども。 可能性を否定できない俺が彼女と密室でいることは、避けるべき事態ではなかろうか。 また、置き去りにしてきた慶太の事も気がかりだったからそろそろ戻ろうと思ったのだけど。
田井と鳥飼。俺と慶太。 性別も違えば家が隣同士って事もないけども、尋ねた。 それが彼女にとって聞かれたくない話の可能性もあったけども]
お前にとっての幼馴染って、何?
[漠然とした質問を一つ投げかけた。 彼女の両腕や両足は自由だ。 逃げようと思えばいつだって逃げ切れるだろう。 それを別段拒みやしないけども。 自分のためにも、彼女のためにも、幼馴染のためにも、鳥飼のためにも尋ねた]**
(296) 2016/09/20(Tue) 03時頃
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/* じぶんから手を伸ばそうとしないからだよ、どあほー!
(-66) 2016/09/20(Tue) 03時頃
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─ 回想:ちょめちょめ ─
なぁ、男同士でヤるのって、 どーなんだろうな?
[純筆頭の軍団の下世話話の隙間に、 おれは、やっぱり近くにいた慶太に、 その身体に触れるわるいおとなの掌の ことも知らぬ無邪気なおれは、>>111 こんな問いを投げ掛けたのだった。
だれも、おれがやるとは言ってない。 ただ、気になっただけ。そう、そうなのだ。 男女のどーたらこーたらを、 右から左へ聞き流しつつ、ふと、ふとね。 決して、おれ自身は関係ないぞ。 とでも言わんばかりの、よそよそしさを呈しながら、 向けた言葉の答えは、何と返ってきたのだろう?]*
(297) 2016/09/20(Tue) 03時頃
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/* はい、ちょめちょめしんでー。ぱちん。
(-67) 2016/09/20(Tue) 03時頃
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─ 回想:俺は知らない>>284 ─
[ ふわりとしたウェーブを描く前髪の、その下にガーゼが有ったこと。>>284 どうしたの、と聞いたことはあっただろうか。 タンスにぶつけた、と言われれば>>250、遥も意外とドジッ子だな何て笑ったのだろう。
寛大、と言われてもよく分からなかった。>>285 喧嘩というものは、そもそも怒っているから起きるものであって、腹が立たないという返答は可笑しかったかもしれない。 いや、けれど、双方から感情をぶつけ合っているなら、結果として腹は立たないんじゃないか。
ぱちり。 遥の作業が少し遅れたから、俺もちょっとサボる。 足並みそろえる為です。 ]
(298) 2016/09/20(Tue) 03時半頃
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[ インタビューのラスト一問。 聞かれるそれに、俺は少し困る。 ] どういう気持ち?
[ やり返さないので秘訣は知らねえ、敬具。 なんて勿論返せるわけがない。
なにくそ、とか溢す遥>>286に、何言ってんだよって笑いながら。 ]
さーね。 ふざけるなとか、黙ってろとか。 そんなんじゃないですかね。
[ あんまり考えたこと無かったけれど、と呟いて。 うすら、口元で笑みを形作る俺をどう思っていたのかさえ、俺は知らない。 ]*
(299) 2016/09/20(Tue) 03時半頃
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[朝比奈の言葉>>291に、やっぱり私はうん、って頷く]
どうしてだろうね。 頼ってほしい、って思うのに。 頼らせて、って言うのは気が引けちゃうんだよね。
[私は、頼られたら、嬉しいと思う。 それなのに、誰かを頼りにするのは引け目を感じる。申し訳ないような気持ちになる]
……でも、頼りにしてくれる、っていうのは、信頼の証だからさ。 頼りにしてくれる人には、ちゃんと頼るべきなんだよね。
[それは、相手を信頼してないっていうメッセージとして受け取られかねない。かもしれない。 そんな風に思う]
朝比奈は、わかってほしいの? 私は、わかりたいって思うよ。 朝比奈がわかってほしい人は、私じゃないかもしれないけどさ。
[でも、私だってわかりたいんだもん。朝比奈が「わかってほしい」って思う人だって、きっとそう思ってるよ]
(300) 2016/09/20(Tue) 03時半頃
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[頼れよって言われて>>293、瞬いた。 私が悩んでることなんて、誰も知らないって思ってた。 私が傷ついてることなんて、誰も気づいてないって思ってた。 あいつが可哀想だって私をビンタしにくる女子はいても>>2:204、私の痛みなんて誰も気に止めないって。 勝手に、そんな風に思ってた]
私、悩みがあるように見える?
[なんて、誤魔化しかけて、やめた。 ちょっと情けない顔で笑ったと思う]
ありがと。 そーする。
(301) 2016/09/20(Tue) 03時半頃
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茅原と、朝比奈は、ちょっと似てると思うよ。
[茅原ほどじゃない、って言葉>>293にそう返す。それは、もしかしたら朝比奈にとっては意外な言葉だったかもしれないけど]
演じてるキャラのタイプが違うだけで、根本は近い気がするな。
[間口は広く、親しみやすくて、すぐ仲良くなれたような気になるけど、ある時気づくんだ。 思ったほど、どういう人間なのか知らないってことに。教えてもらえてないってことに。 それに気づかない人や、気づいてもやり過ごせる人とはうまく付き合ってけるんじゃないかな? 気づかれてしまった時。もっと深い付き合いを相手が望んだ時。 そんな時、ぶつかって、うまくいかなくなったり、突破できた数少ない人だけが深い付き合いができるようになったりするような。そんな気がする。 なあんて、全部勝手な私の想像だけど]
(302) 2016/09/20(Tue) 03時半頃
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[朝比奈のほしいものってなんだろう。>>294 ほしくて、なりたくて、だけど、最初から手に入らないものだった、なんて。 淡々と話されてる分余計に、その言葉は悲しい。 まるで……恋みたいだ。 幸せなのに、恐ろしいもの。そんなことを、ぼんやり思う]
「いつもどーり」が無理してないんだったら、いいんだけどね。
[だけど、この非日常で、全く無理するななんて不可能だとも思う。 まあ、私はちょっと意外な朝比奈の姿が見られて新鮮だったよ、とは言わないでおこう。 本当は、朝比奈は見せたくなかったような気がするし]
(303) 2016/09/20(Tue) 03時半頃
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/* 俺の誕生日は9月27日
(-68) 2016/09/20(Tue) 03時半頃
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/* おお、あとちょっとだね。
ちなみに狼になってたら、九月は弟の誕生日で、お兄ちゃんの死をプレゼントフォー・ユーでしたイカンね
(-69) 2016/09/20(Tue) 03時半頃
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「ただの」猫、じゃないでしょ。 ……状況がわかってないのにこんなことを言うのはあれかもしれないけどさ。 それは、朝比奈のせいじゃないよ。
[「また」の答え>>295にはそう言った。 猫のことも、今回のことも、朝比奈のせいじゃない。 そう主張して、失礼って言葉に首を横に振る。 確かに、猫と一緒にするなって嫌がる人はいるのかもしれない。けど、私にはそうは思えなかった。 私は圧倒的うさぎ派だけどね! でも、人間じゃなくたって、大事な家族だ。そこは猫もうさぎも変わらないはずだ。
引き抜かれた腕に、どういたしまして、お大事にって返す。 使わなかった道具を、戸棚に戻そうとして]
ん?
[名前を呼ばれて、振り返った]
(304) 2016/09/20(Tue) 03時半頃
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[投げられた質問。>>296 ああそうか、このタイミングで、って思う。 それは、漠然とした質問だった。けど、言わんとしてることはわかる。だって私は、あいつと朝比奈がなにやら相談してるところを目撃したのだし。 だから私はひとつ息を吐いて、返事をした]
大事な……家族、かな。
[知ってるでしょ。だって私は朝比奈に「やめてよ。近親相姦じゃん」って返事した>>1:119んだから。
大丈夫だよ。大規模爆発なんかしないよ。私は優しいから、不発にしといてあげる。 あいつとの関係を聞かれた時>>1:130、もしかしたらって、全然別の可能性を考えたことも、 あいつと相談しているのを見た時に、その可能性がなくなって、「あーあ」って思ったことも、 朝比奈には聞かれたくなかったから、二人きりになるのを避けていたことも、 全部全部、秘密にしておいてあげる。
私には、恋なんて恐ろしいものは、いらないからね**]
(305) 2016/09/20(Tue) 03時半頃
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/* ふへへ。迷ったけど、結局やっちゃったよね…w いや、二人きりになる機会がなくて、あいつのことを聞かれなかったら、お蔵入りにしようと思ってたんですけどね。シチュエーションが整っちゃったので、せっかくだしw まあ、多分まだ片思いって言っていいのかも微妙なレベル。ちょっと気になる程度、じゃないかな…多分。多分。
(-70) 2016/09/20(Tue) 04時頃
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/* みんなみんな悩みを克服する方向に進んでいるなー えらいねえ……(なまあたたたかいめ
(-71) 2016/09/20(Tue) 04時頃
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─ 回想:逃げ道は箱の中に ─
[ 9月27日。 つまりは俺の誕生日。 外泊の許される、唯一の日。 俺は誰の家にも泊まったことが無かった。
夜。 誕生日を祝ってくれる友人に、ありがとうと笑って。 親うるさいし帰るわと、その場を後にする。 俺が居なくなってからも、きっとアイツらは駄弁ってるんだろうな。 それで良い、その方が良い、気がした。
切符を買って、電車に乗って。 貰ったプレゼントと着替えを詰め込んだ紙袋を手に、適当な駅で降りる。 選ぶのは、静かで、けれどある程度栄えてはいる場所。 ネットカフェとか、漫画喫茶とか、無いとちょっと困るから。 それだけは事前に調べておく。 ]
(306) 2016/09/20(Tue) 04時半頃
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[ そうして街を練り歩く。 ある年は肌寒くて、ある年はまだべたつくような日。 必ずフードは被る。顔は見られたくはない。
探すのは、電話ボックス。 出来る限り人通りのない場所にあると良い。
見つければ、その扉を開いて、四角の中に入り込む。 息を吸う。吐く。静かだ、と思う。 呼吸を整えて、ポケットから、あるカードを取り出す。 毎年配られる、配られた、それ。
唾を、飲み込む。
ああ、本当に大丈夫だろうか。俺実は親に殴られているんです、そうなんだじゃあ何とかするね、はい解決、みたいな、そういう問題じゃないんだ。そもそも男子高校生が殴られたところで、一体どうなんだ。抵抗は出来なかったのか、何て言われるだけじゃないか?いや、でも、違うんだ。抵抗何て、出来ないんだ。分かってる。分かってるから。けれど、うちではそんな相談受け付けていません、って言われたらどうしようか。いや、きっと多少電話を掛ける先が間違っていたとしても、きっと何かしらの助けにはなってくれる。なってくれる筈だ。 ]
(307) 2016/09/20(Tue) 04時半頃
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[ カードを持つ手が震えて、書いてある数字がぶれる。 けれどもう、何度も見たそれは、見なくても打てる。
緑色の受話器を持ち上げる、酷く重く感じる。 発信音、百円玉を入れる。カチャリ。 あとは番号を押す、だけ。
ゼロ-サン-ゴ-サン……。
一つの数字を打つたびに、吐き出しそうになる気持ち悪さが襲う。 皮膚のすぐ下が騒めきだして、そわそわとして落ち着かない。 言いようのない寒気が。喉に詰まるような重みが。 確かな実感として、体にのしかかっていく。 呼吸が浅く、早くなって、一刻も早く受話器を手放したくて、どうしようもなく手放したくて、重くて、嫌で仕方が無くなる。
逃げたい。逃げたい。
熱いものに触れた時みたいに、勢いよく受話器をフックに投げつける。 チャリン。硬貨が戻ってくる音がした。 ]
(308) 2016/09/20(Tue) 04時半頃
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[ 力の抜けた身体で、そのまましゃがみ込む。 足元に置いていた紙袋が僅かにつぶれたのを目にした。
俺、今年もダメだったよ。
ごめん。ごめんなさい。
そのまますこし電話ボックスの蛍光灯を眺めてから、気が済んだら箱から出ていく。 公園とか、街とか、適当に車の通る場所を、息を潜めながら歩く。 知り合いに会わないよう、フードを深く被ったまま。 夜の街は危ないだろうか?俯いた俺には誰も声を掛けなかった。
日が明ければ、調べておいた場所でシャワーを浴びて、もし時間が余っていたら眠って。 店を出れば、少し早い電車に乗って、ファストフードを齧って。 欠伸を噛み殺しながら学校に行くのは、誕生日の次の日のこと。 そうして、段々と日常に戻っていくのだけれど。
これは、どうしようもなく儀式めいた、俺の足掻き。 ]**
(309) 2016/09/20(Tue) 04時半頃
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/* Q何を相談しようとしてるの? A弟が母に暴力を振るわれていることについてです Q父親はスルーなの? A教育だからセーフ(アウト)
(-72) 2016/09/20(Tue) 04時半頃
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/* 狙ったわけじゃないけど>>307か等幅だと綺麗に収まってたしゅごい 読み返したら誤字見つけそうなので寝ますぞ
(-73) 2016/09/20(Tue) 04時半頃
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[別に歩きスマホだろうが止まりスマホだろうが、 特に夜は端末の光が剥き出しなのは危ないよな、くらいで気にはせず。 ああ、それよりも大事なことがあるわけだ。
>>+12歩き始めて、呼び止められる。 俺一人の記憶を頼りに向かおうとすれば、時間がかかってしまいそうだ。]
……道、教えてもらってもいいか。 すまん。
[腕を掴まれる前に、情けなく申し出る。 今は一刻を争う。避けているべきではない。]
(+13) 2016/09/20(Tue) 05時半頃
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[母が襲われた時も、こんな夜闇の中だったのだろう。 男一人と女一人。周囲には多少の照明はあるものの、暗がりの広さが勝つ。 こんな状況で、俺の便宜上の父は魔の手を出した。 獣にとっては格好のシチュエーション。
……だからどうしたというんだ。 そんな追体験に何の意味もない。状況を考えろ。 せめて、目の前のバイト戦士仲間には、汚い思考を悟らせないよう振る舞う。]
あの校舎での出来事。 現実だったんだよな。間違いなく。 志水も、……死んだのか? あそこで。
[意識を逸らすために、歩きながら確認のように問いかける。 ここに共にいるということは、志水も俺と同じように死んで脱出したのだろうか。 それがどのような体験だったのかまでは、深入りするつもりはないとはいえ。**]
(+14) 2016/09/20(Tue) 05時半頃
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/* しっかし今回、自分の悩みを打ち明けないのはいいにしても、 他の人の悩みにすら介入できてねえ。 まあ、初回落ち+他の人の悩みが具体的に見えずにいたから、だとは思うけど。 見えてたとしても縁故薄いしなあ。
朝比奈さんすげえよな……。 ほぼ全員とフラグ立ってるように見えるよ、朝比奈 俺めっちゃモブの気持ちだよ
(-74) 2016/09/20(Tue) 06時頃
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/* 田井には来島視点で声がけしたいこともあったんだけど、終ぞ校舎では絡むチャンスがなかった。 墓下でそこまで触れられるかどうかわかんないっすな。
(-75) 2016/09/20(Tue) 06時頃
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/* 協調性なさすぎて、ホストの話をぼんやりとしか知らないし、精神世界だとも微塵にも思ってないなこいつ。知ってる程にすればよかった、図書館で借りで情報収集しょ……。 せめて帰る前には知っておきたいし、またメール眺めておきたい。
(-76) 2016/09/20(Tue) 07時頃
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/* 文字打ちながら寝落ちていた………
(-77) 2016/09/20(Tue) 11時半頃
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/* のぞむのお誕生日会は出ててもいいものなの…?ていうか、いまって、何月何日だ。(?)
(-78) 2016/09/20(Tue) 12時頃
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/* 泣くつもりなかったのに、なんか泣いてたし、泣きやもうと思っても自分でナイフ突き刺して泣きやめない……前向いてください。
(-79) 2016/09/20(Tue) 12時半頃
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―幼馴染の変化について―
[いなくなった白猫を二人で探し回って、動かなくなったそれ、を見つけてすぐだっただろうか。零の態度がころころ変わった時期があった。>>158 最初は寂しさから不安定になっているのかな、と思って、だいふくの代わりにはなれないけれど寂しさを和らげようと、遊びに連れ回した気がする。 けれど態度の変化は続いて、原因はだいふくではないのかもしれないと気がついた。どうした、大丈夫、そう尋ねても、返ってくるのは強がりばかり。そのうち返答を求めることは諦めて、ただそばにいるようになった。いつか、話す気になった時に。一番に聞いて慰められるように。 結局、未だその時は来ないまま。支えられてばかりなのだけれど]
(310) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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[ 周りを気遣って、息が詰まりそうな人がいれば、 息抜きしなよ、って。>>287 委員長様は、本当に“常に”委員長だね、って、 頭の何処かで考えてた。
駄目書記は駄目書記らしく、いつもみたいに、 じー、と視線を送りたかったのだけど、 視界が曇ってこりゃあ、駄目です。ちーん、と鼻を擤む。 涙ってやつは、中々コントロールが効きませんね。 鼻涙管を通って、鼻水まで止まらない始末。] ……いや、
[ なんでそんなこというのかなあ。 なんでだろう、たぶんね、答えは正しいんだろうけど、 受け入れたくないです。 表にでない気遣いは、ごめんなさい、 気がつけませんでした。]
(311) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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[ 続く言葉に、耳を防ぎたかったけど、>>288 ちょっと笑われたので、それもできなくて、 思考が行き着いた先を口に出す。]
……チャイムが何回か鳴って、 最後は誰が取り残されるの。 みんな一緒に人形になる、の?
[ 次のチャイムでは、誰がいなくなるんだろう。 須賀、来島にあかり、何か共通点はあったっけ。 ああ、てのひらがいたい。*]
(312) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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[初めて幼馴染の前で大泣きをした時。理由を尋ねられても、答えることができなかった。さすがに、男として情けない、とか。仲が良い兄弟だと思われていたし、慶太もその日まで思っていたとか。それもあるけれどそれ以上に、ただ何をされたかわからなかったのだ。知識としては知っていても、自分が、まして兄の、その対象になるなんて夢にも思わなかったし。恋とか愛とか、そんなもの。理解のできないものだったから。 零の家に駆け込んだのは無意識で、何をしてほしいわけでもなかった。それまで何かがあった時、相談をするのは兄か幼馴染にだったから。無意識の刷り込み、のようなもの。ただ、一つ理由を挙げるとするならば。零の手は好きだった。それだけ。 その時も優しく撫でられて>>194、かけられる慰めの言葉。 怖がることなんかない。本当に? 「俺がいる」>>195続いた言葉に、目を見開いた。零が。そばにいてくれるなら、怖いことなんてないのかもしれない。 彼自身も悩んでいたらしかったことは、その時ばかりは頭から抜け落ちて。その手に、言葉に。全身で甘えてしまった。**]
(313) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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[子供が、夫婦の“愛の結晶”というならば俺は一体何なんだろうか。 苦痛と罪の証すらなれなくて、代わりとしてあることすらも必要ないのなら、何故ここにいるのだろう。
血は水よりも濃いという。 だとしてもその瞳に俺は映らない。 何故、生かされているのだろう。
誰と名乗り、誰と生き、誰を頼っているのだろう。
俺が俺として生きていい世界はどこにある。 馬鹿げたことを考える。
俺は一体誰なんだろう。何なんだろう。わからない]
(314) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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[ずっと、子供のままじゃ、いられない。 無理して一人で立つ必要はない。 それは弱さじゃないし、一人で生きられる人なんていない。
そうだな。全くもってその通り]
(315) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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[必要とされたいとか頼りたいとか。 確かに寒いけど、人間として当たり前の欲求。
そうだよ。だから、それが満たされなかった場合はどうしたらいい]
(316) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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[お前たちが俺を産み落としたんだから、責任持てよ。 なんて、言えるわけがなかった。
ギリギリで保っていた均衡。 幸せ家族計画の為に見て見ぬ振りを貫いてきたわけだけども。 今年の春まではうまくやってきたのに、その時は唐突に訪れた。
一人で帰りたくないと思うような雨の日だったと思う。 その日は出かけると伝えていたけども、予定より早く自宅についた。
玄関先。いつもなら朝まで見つからない革靴が並べられている。 どうやら父がいるらしい。 珍しい事があるものだと廊下を歩いて話し声。
声をかけようとしてそれは叶わなかった]
(317) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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『あの子さえ生まれてこなかったら』
(318) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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[やっぱりそうなんだ、と思う言葉が待っていたから。 母が俺に興味がない事くらいは分かっていた。 何をしたって彼女の目に映らなかったんだから。 だから寧ろそんな風に思われていた事にすら僅かな喜びを感じてしまった。
『仕方ないだろ。出来ちゃったんだから』
そういってため息を吐く父にも。 そんな人間じみた顔、見た事がなかったものだから。 笑いを抑えることができなかった]
(319) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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[金と名声が欲しかった母と。 美人な妻が欲しかった父と。 その時、弾みでうっかり出来てしまった子供。
『でも、ちゃんと愛してあげないと。 だって、あんまりにも可哀想じゃない?』
同情されていたのはどうやら俺の方だったらしい。 それでも構わない。 罪悪感から生じた哀情だとしても。 気にかけてくれているのなら、それでいい。それがいい]
ただいま。
[声をかけて驚いたような目を向ける二人。 やっと、見てもらえたような気がした。 でも同時に自分が欲しかった愛情は、二度と手に入らない事を知った]
(320) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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[贅沢な話だろうか。 一人で抱え込まないでくれ、と涙しながら言ってくれる人がいるのに。 ただ、そばにいてくれる人もいるのに。
足りないと思ってしまう。 俺が欲しいものじゃないって。 嬉しくない訳ではなかったのに、 この体に巡る赤い血に囚われている。 殻の中で閉じこもっている。
一人でいると、たまに考えてしまう。 偉大なる技術の進歩に感謝して。 そのまま間違いを消し去ってしまっていたならば、そもそもそんな事考えなくてよかったんじゃないかなって]
(321) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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[そうしたら騙す苦痛も騙される苦痛も、その為の徒労を味わう必要だってない。 本当に幸せになれるのに。 世間体と同情で茶番を続けさせてしまう事だってなかっただろうに。
せめて、これ以上巻き込む人を切り捨ててしまおう。 分かるわけがない。だから、分からなくていい。理解しなくていい。 そしてそのまま、離れて、忘れてくれたらいい。
窓から降り注ぐ雨を眺めて。 このまま透明になって消えてしまえば、リセットされるのだろうか。 ひとつ、ひとつ、考えていく。 俺がいない世界について。 誰も泣かずに苦しめられず、嘘をつくことなく、脅かされることなく、声が届いて、誰かと愛し合える世界について。 子供じみた夢を見る。
それってきっと、しあわせだ]*
(322) 2016/09/20(Tue) 13時頃
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─現在:保健室─
………何でだろうな。もしかしたら、諦めてるのかも。 頼りたいけど頼ったところでさ、分かってくれないって。
それとも、頼るって巻き込むことじゃん。 自分の悩みに付き合わせるっことじゃんか。 それが、嫌なのかもな。
[茅原も頼ることは難しいと言った。田井もまた難しいと言った>>300 そして、彼女は告げた。胸をじくじく刺すような言葉を]
………頼りにしたら壊しちゃうようなやつには頼れねーよ。 わかって、欲しかったけど。 それが無理なものだってわかったら、どうしようもない。
それに頼るより頼られたいから。
[それが今後の信頼を欠いてしまったとしても。 結局言い訳じみた主張と、田井を頼らない理由みたいなものを返した]
(323) 2016/09/20(Tue) 14時頃
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悩みがない人間なんて、いないんじゃねーかな。 さっき、手は痛くないって言ってたけどさ。 直接殴られたりしなくても苦しいことだってあるみたいに。 目に見えることだけが全てじゃねーし。
[少し頼りない顔>>301 大佐だなんてあだ名で呼ばれている少女とはまた違った一面。
素直に受け取る頭を撫でようとしてやめる。 染み付いた癖はなかなか、難儀なものだった]
(324) 2016/09/20(Tue) 14時頃
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[茅原と俺は似ているらしい>>302 首を傾げながら昨日体育館で茅原と話していた時のことを思い出した]
あいつ、ビックリするくらいバカだけどな。
[よく話してみた結果似ている、とは思わない。 だけども分かるところもあった。 から、第三者から見るとそう見えるものかもしれない]
…………あいつ、人に頼るなんて発想もないくらいバカ、だからさ。 力になってやって。 田井がお手本、見せてやって。 頼ることは難しいから。
[でもきっと決定的に違うところは、隠された秘密に対して、踏み込むか。踏み込まないか。そんなところ。
俺は人を知りたいと思う。 その人の思いや考え方が分からなかったら、かけてる言葉が見つからないから。 まあ、よく見誤って泣かせてしまうくらいには、不器用なんだけども]
(325) 2016/09/20(Tue) 14時頃
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[無理をせずして得たいつもどーり>>303なんかない。 だけど、いつもどーり振る舞うために追撃を避けてくれた田井には感謝するよう笑みを浮かべて。
こんな時でも誰かのせいを避けてくれる田井はきっと性根が優しいのだろう>>304 そうだな、と返事をする事はなかった。 お大事にと告げてもらった片手を眺めて、呼び止めた時は彼女の瞳を見返した。
悩みのない人はいない。 だから彼女に悩みがあるのだとすれば、幼馴染の事、なんじゃないかって。 答えは予想した通り>>305のもので、静かに口元を和らげた]
怖いよな。 自分の知ってるものが自分の知らないものに変わってしまうのって。
まるでさ、今までの思い出が全部なくなってしまうみたいで、どうすればいいのか、分からなくなる。
(326) 2016/09/20(Tue) 14時頃
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[知ってる。 鳥飼について尋ねた時。 どんな風に返答をしたかっていうこと。 だからこそ伝えておきたかった]
大事な家族のままで、いたい? なら、ちゃんと話さねーと。 なかった事にはならない。 今までを大事にしたいなら、これからも大事にしないと、本当に全部、失くすから。
[な? と言えば結局やっぱりまた田井の頭に腕を伸ばす。 撫でさせてくれるなら男子諸君にするように無遠慮にボサボサ頭を形成しようとしただろう]*
(327) 2016/09/20(Tue) 14時頃
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─ 昇降口 ─
[望まれた生、望まれなかった生。 家族という存在は、往々にして異なる形を彩る。
おれの家族は、平凡だ。 両親は、互いに恋をして、 おれたちを望んで産んだ。 ふたりの仲は良いし、おれたちを嫌うことはない。 おれと洸哉の出来は違えど、 この遺伝子は同じふたりからできたものだ。
結局は、おれ自身の独りよがりで、 心の弱さのせい、なんだろうなあ。]
(328) 2016/09/20(Tue) 14時頃
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[ ……ぐう。
お腹の虫が鳴る。 本当に空気の読めない奴だ。 昇降口に残って、 どれだけの時間が経ったのだろうか? 外を降りしきる雨は依然変わらず。 冷たい隙間風が、おれの頬を撫ぜる。 トマトケチャップ塗れのマネキンの赤は、 まだ鮮やかな色を保っていただろうか? それとも、もう既に赤黒くなっていただろうか?]
(329) 2016/09/20(Tue) 14時頃
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おーい、あかりサーン。 腹が減って、力が出ないぞ〜
[だとか、届きもしない声を、 この空間に響き渡らせる。 座り込んだままのおれは、 扉にごつんと、頭をぶつけた。]*
(330) 2016/09/20(Tue) 14時頃
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─ 痣のこと ─
[腹ちらしたときに見えた痣。 おれは、その場所を指でつんつく突く。 どしたの?と問いかけた答えは、兄弟喧嘩。>>167]
いたそーだな。それ。 おれんちもさー、たまに兄弟喧嘩するけど、 こんな痣つくるまでは、ねーや。
[いつも通りの面を被った彼の表情。 裏に隠された真実をおれは決して知ることはない。 だって、おれからみた委員長さまは完璧で、 おれの羨望対象だったから、 ]*
(331) 2016/09/20(Tue) 14時頃
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[頼ることは、信頼の証だって私は言った。 「頼ったところでさ、分かってくれない」「頼りにしたら壊しちゃう」>>323そう思ってしまうのは、やっぱりつまりは信頼していないってことなんじゃないのかな。 そんな風に思ったけど、それは朝比奈を追い詰める言葉になってしまいそうな気がしたから、口に出すのはやめた。 だけど、一つだけ。そのままにしておくのはよくないと思ったことには返事をしておこうと思った]
大事な友達ならさ、巻き込まれたいって、思うよ。 悩みにだって付き合いたいってさ。 頼るより頼られたいって気持ちは、わかるけどね。
[私はね、友達ってものは持ちつ持たれつだと思うんだよ。 一方的な関係なんて、きっと望まれてはいないよ]
(332) 2016/09/20(Tue) 14時半頃
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── 回想:言わない/聞かない ──
[ つられるように、落ちる作業スピード>>298には、焦り。 足を引っ張りたいわけではないのです、本当に。]
腹が立たないなら、 どういう気もちでやり返すのかな。 ってこと。
[ 亀井遥は腹が立って、腹が立ったはずなのに、 やり返せやしなかったんだから。 一体どんな気もちをもってして、やり返せるって?
教えて先生。何が足りなかったのか。 どうするのが正解だったか、は、 なんとかして、自分で考えますので。]
(333) 2016/09/20(Tue) 14時半頃
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[悩みがない人間なんていない>>324。その言葉に頷いて、私はもう一つ、考えていたことを明かすことにする]
そうだね。 それに、もしかしたら。 悩みがあるから、今私たちはここにいるのかもって。
[死んでまで戻りたいかわからないって篠崎も言ってた。>>183 もちろん私だって、死ぬのは怖い。だけど、篠崎の言葉は、それだけの意味だとはちょっと思えなかった。 帰らなきゃって、なんとしてでも帰らなきゃって、本当にみんな思ってる? 多かれ少なかれ、文化祭が終わった後の現実の時間軸に帰ることに、気が進まないような部分があったりしない?]
(334) 2016/09/20(Tue) 14時半頃
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[ そんな最後の一問に、返されたお答え。>>299 疑問がなかったわけじゃないし、 言葉を返すには数秒を要したでしょう。瞬きを数度。]
そんな感じですか。 ……怒ってんじゃん。
[ 突っ込み、というには呟きじみたコメントだったが、
うっすらと笑みさえ浮かべて、 ちぐはぐなことを言う茅原>>299に、 優秀な人間たる両親と、平和に生きてきた私は思う。
本当かしら。やり返すのって意外とむずかしい。 そう簡単に、人を殴ったりできないし。できないよね?
気を遣わせてしまった可能性を考える。 だとすれば、それはとても心苦しい。]
(335) 2016/09/20(Tue) 14時半頃
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[茅原は馬鹿だって言う朝比奈>>325に、へえ、とちょっと私は目を瞬く。 私の目に映る茅原は、手の抜き方を知ってる、そつのない優等生って感じ。 馬鹿だと揶揄できるほど、私は茅原のことを多分知らない。だけど、朝比奈は知ってるらしい。 だけど、続く台詞に私は苦笑した]
それが馬鹿なら朝比奈も負けてないよ。 自分のこと、棚にあげんな!
……私は、結構みんなに頼ってると思ってる、よ?
[来島に傘に入れてもらったこと。 朝比奈に靴下を買ってもらったこと。 篠崎に保健室に誘ってもらったこと。 香坂に雨宿りの約束を取り付けたこと。 御堂とうさぎ愛を共有してること。 志水と手をつないだこと。 市宮にいろいろ察してもらったこと。 茅原のリーダーシップをアテにしてること。 宍戸にちょっかいを許容してもらってること。 私はみんなを頼りにしてて、みんながいたから、こんな異常事態でもなんとかやれてるって、思ってるんだけどな]
(336) 2016/09/20(Tue) 14時半頃
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[あいつの話に身構えたけど、思ったよりも私の心は穏やかだった。 朝比奈の言葉>>326に、素直に頷けた。
壊された、と思った時、今までのことは全部嘘だったの、って思った。 今までの思い出を否定されたような気がしたんだ。 同じものを見てたと思ったのに、あいつの見てた景色は全然違ったのかなって。 裏切られた気がして、たまらなく悲しかったんだ]
……うん。わかってる。今の私は逃げてるだけだって。 ここから帰ったら、ちゃんとする。
[本当に全部なくすって朝比奈の言葉には、なんだか実感がこめられてるようで。 朝比奈はなくしたことがあるの?なんて、そんなことは聞けなかった。 無遠慮に頭を撫でられる感触は、どうにもあいつを思い出してしまっていけない。 不覚にもちょっと泣きそうになって、誤魔化すようにへらりと笑った]
(337) 2016/09/20(Tue) 14時半頃
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[ とにかく、本当でも、嘘でも。 どちらの可能性も考えて、 それ以上追求しなかったのは、
いつかの夏の日。 私は、間抜けなことに、タンスに頭をぶつけた。 ということに、しておきたくて、ああ答えた。
ということを思い出したからです。>>298*]
(338) 2016/09/20(Tue) 14時半頃
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言いたくない。言えない。 それも、私の、そして、彼の選択であって、 尊重するべき意志。 なのかな。
ならば人は、待っているだけ、でいいのでしょうか。 違うんだろう、きっと。ならば、どうすれば。
(339) 2016/09/20(Tue) 14時半頃
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/* 一気に投下したつもりだったのに、見事なサンドイッチ…! 御堂ごめんよおおおお。
(-80) 2016/09/20(Tue) 14時半頃
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/* 今回すごく他の人の地の文とかを拾ってくれる人が多くて、 いい意味で地の文で殴り合いって感じがとても楽しいです
(-81) 2016/09/20(Tue) 14時半頃
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― 昇降口 ―
[保健室で朝比奈と別れた後、私が足を向けたのは昇降口。 後で行くって言ったしね。志水のマネキンを校舎に避難させる方法は、まだ思い付けないけど。 宍戸は昇降口にいた>>330。志水のそばにいてやってって私の言葉を守ってくれていたらしい]
頭突きじゃ、開かないと思うよー。
[ガラスのドアにごちんとしてる宍戸の姿にそうつっこんで、私は隣に立つ。 ドアにぴたりと両手をつけて、雨の向こうに見えるマネキンを見つめた]
(340) 2016/09/20(Tue) 14時半頃
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[かあさんの飯、食べたいなあ。
腹を撫でながら、おれは思う。 昨日の朝は、飯食えなかったし。 繋がらない携帯を開いて、 いまの時刻を確認しようとする。
……ぇ。]
(341) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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[ 日付が、変わってない?
おかしい。……いや、 もうこんな出来事が起きている以上、 これくらい普通なのか、それとも。]
やっぱり、夢なんだろ……?
(342) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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─ 母親のゆくえ ─
[おれの愛嬌はどうやら伝わったらしい? いや、そもそほもさゆりの優しさに救われたのか?
よしよし、と頭を撫でるあたたかい掌。>>237 細めていた眸を伏せて、掌に頭を押し付けるよう きっと尻尾があったらふりふり。]
………へへ、さんきゅ。 んだな、かあさんがおれのこと探してるかも。 教室に、いるかな。あいつ。
[おれの学校での飼い主は、あいつだ。 おれに餌付けする、零ママ。]
(343) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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─ 現在:昇降口 ─
[彼奴なら、飯持ってるかなーって。 昨日の朝に平らげた弁当を思い出しながら、 おれは、昇降口を立ち去ろうと 決意したとき、だった。>>340]
…んが、清花じゃん…… おれ石頭だし、開くかもしんねーじゃん?
[ちらと、見上げた彼女は、 両手を扉につけて、外のマネキンを見つめて。 約束を守った、ことになるのかもしれない。 ただ、おれが此処にいたかっただけだが。]
(344) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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どうしたら開くと思う? この世界の主なら開けられる、と思うか?
[マネキンが本当に彼らだとしたら、 世界の主ではなかった、ということなのだろうか? それとも、マネキンの彼らが世界の主ならば、 おれたちは、永遠に閉じ込められたままだろうか?]*
(345) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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/* 宍戸がほんとうにひたすらかわいいしおもしろくてすき 零ママ……
(-83) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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[篠崎ひな子はかわいい。 かわいくて、まるでお人形さんのようだね。
わたしはその言葉が大嫌いだ。
人形である事を望んだのは母。 わたしは母のかわいいお人形。 大人しくて従順で女の子らしくてかわいいお人形。]
(346) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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[でもわたしだって泥んこに塗れて遊びたかったよ。 子供頃、ヒーローごっこが流行ってた。 でも母はそういった遊びを嫌がってやらせてはくれなかった。
着せ替え人形やお絵かきやままごとばっかり。 わたしは泣いて嫌がった事もあったけど。 でもそういう時に泣くと母はとても悲しそうな顔をしたから。 だから気づけばわたしは泣く事もなくなった。
大きくなった今なら分かる。 わたしは母の理想の具現化なんだ。]
(347) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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/* 朝比奈のひとはほんとよく読み込んでるよなあ……
私はまたとっちらかってきた気配があるのでさっさと全部出し切りましょう
(-84) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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― 女子トイレ ―
代わりにお人形になるの? そう、でもわたしは嫌だよ、どっちでも。
[もう既にお人形なのに、この身体まで人形になるなんて。 なんて皮肉だろう。
それにわたしはこの世界から戻りたいのかも分からないんだ。 血は生々しくて匂いも感触もまるで本物だし。 人形だって、人形なのに本当に死んでいるみたいで。 怖くて怖くて堪らないのに。
でもわたしは帰りたいのか分からない。]
(348) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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……絶対違うって言える人、いるのかな。 ハルちゃんは言える?
この世界は自分が作ったんじゃないって、言える?
[もし、深層心理がこの世界を作ったのだとしたら。 自分では思ってもいなかったモノが表面化して、この世界を作ったのかもしれない。 そうだとしたら絶対に自分じゃないって言いきれる人は少ないんじゃないかな。 それだけ自分に自信がある人って、きっとそんなにいない。]
(349) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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[ハルちゃんが一歩、こっちに近づいた。 わたしはなんだか気圧されてじり、と後ずさりをしたけど。 でも視線に威圧感はなかったから。 だからそれ以上下がらずに真っすぐにハルちゃんを見つめた。]
わたしの”かわいい”はつくりものだから。 でもそれ以外のわたしにはなれないの。
[母が望んだ理想の女の子像。 もうそれ以外のわたしなんて想像も出来ない。]
(350) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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ハルちゃんはかわいい子は、嫌い? 苦手?
わたし、同性から嫌われる事あるから。 ぶりっこだって、言われる。
[好きな男この子がわたしの事好きだって。 そんな理由でぶたれた事もある。 別に好きでかわいいわけじゃないのにね。]
でも、わたしは嫌いな人なんていない。 文化祭はたのしかったし、みんなの事すきだよ。
[それは本当にそう思ってる。]
(351) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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そうだね、好きなものでいっぱいにしたいよね。 だったらこの世界を作った子はどうしてこんな世界にしたのかな。
文化祭たのしくなかったんだよね。 なんで文化祭なんだろ。
お人形は死体よりいいけど。 でもなんで血はこんなにリアルなんだろ。
[ハルちゃんにだって答えは出ないだろう問いかけ。 多分、この世界の主だというその子にだって答えは出ないんじゃないかなってそう思う。
夢って好きな事だけみていられるわけじゃないんだよね。 嫌な夢や怖い夢だって見る事はあるんだ。 きっとこの世界は悪夢に近いものなんだろうな。]
この世界を作った子はここにいてたのしいのかな?
[たのしくなかったら、なんでこの世界を作ったんだろうね*]
(352) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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[開くかもしれない>>344。その言葉に、ぷっと小さく噴き出した]
あんなに台車ぶつけた私にそれ言う? 石頭と台車で勝負しちゃう? やるってんなら、相手になるよ。
[台車は私が降ろした時のまま、その場に置いてあった。やるってんなら第二ラウンドも辞さないよ!なんてね。 そんな笑いはすぐに引っ込んで、私は外のマネキンを見つめる]
なんでマネキンなんだって思ったけどさ。 マネキンで、まだよかった、かなって。 あそこに本当に志水の体があって、それなのにこっちに運んであげられない、とか。 それはいくらなんでもあんまりだよね。
[いや、マネキンをあのまま放置っていうのも結構きついものはあるんだけど。 志水はどうして落ちてしまったんだろう。来島は、なにと戦ったんだろう。 真っ先に浮かぶのは、私たち以外の敵?みたいなものが潜んでるのかもしれない、なんて想像だけど、それにしたってこの校舎は私たち以外の人の気配ってものがない。 J-POPにかき消されてるって可能性もないわけではないけども]
(353) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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[世界の主なら開けられるか>>345。宍戸のその疑問に、うーんって私は考える]
夢って大体思い通りにならないもんだよね。 それに、大体夢だって自覚も、ないよね。 だから、どうだろう。
……夢の主が「これは自分の夢だ」って自覚したら。 そしたら、ある程度のコントロールができたりするように、なるのかな。
[それは、あくまでも仮定の話だけど。 大体、自分の夢だって、どうやって自覚するんだろう]
(354) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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[その場に置いたままの台車を一瞥。 さっきの轟音を思い出して、 ふ、と眸を細めた。 戦う意思はないよって。]
あ〜?そだな、清花、おれよりつよそーだし。 勝負しても、負けそ。
[外に放置されたマネキンを、 こちら側へと引き寄せることはできない。 と、認めざるを、得ない。 マネキンで、よかった のかもしれない。>>353 彼処に、本物の朱莉がいたとして、 あのままで、此方へ連れて来れないのなら、 おれは此処から、立ち去ることは永遠にできない。 そんな気がしていた。]
(355) 2016/09/20(Tue) 15時半頃
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[じゃあ、マネキンとすり替わった 本当のからだは、いずこへ?
何かおれたちの知らない何かと闘って落ちた。 という可能性もあるかもしれない。 純も、知らぬ何かに抵抗した結果、かもしれない。 じゃあ、この世界で死んでしまった彼らは、]
夢から、覚めた。 ……のかな、治も、純も、朱莉も。
[此処がもし、夢の世界なんだったら、 そういうことになるのだろう。 この奇妙な夢の世界から、 本当の世界に帰れたとするのであれば、 悦ばしいこと なんだと、思う。]
(356) 2016/09/20(Tue) 15時半頃
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[遠くに聞こえるJ-POPの音楽が、 次第に耳障りに思えてくる。 ゆめ自覚することも、コントロールすることも、 並大抵のことではできない、らしい。]
でも、現にいま、おれたちは、 こうして意思を持ってる。 これも、誰かに演じさせられてるだけで、 ほんとうの自分じゃないかも、 そーゆーこと?
[あくまで仮定のこの話。 ひとは、悪夢もみるものだから、 これがホストの夢のならば、 楽しくなかった文化祭の悪夢でも 見て、苦しんでいないかと、 おれは、外から校内へと、視線を変えた。]*
(357) 2016/09/20(Tue) 15時半頃
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/* はーーー、 文化祭の日の表現をですね、そろそろしなくちゃなんないんですけどね。 わかる、わかってる。
(-85) 2016/09/20(Tue) 15時半頃
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/* すごく調子悪いなと思ったら、台風のへい
(-86) 2016/09/20(Tue) 15時半頃
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/* へいへーい。 さゆりのとこも、ほもってはいってるしほんとなんなの
(-87) 2016/09/20(Tue) 15時半頃
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[不戦勝だった>>355。やったね!……やったね? きっと台車も第二ラウンドをやらずにすんで、ほっとしてるんじゃないかな。 大道具で鍛えたからね、ってドヤ顔してみせた。
夢から覚めた>>356って宍戸は言う。 そう思うっていうか、正確には、そう思いたいって感じ]
この世界から脱出する方法が、死ぬことなのかもしれないな、って。 この世界の主は、自殺を考えてるみたいだから。 心のどこかで、自分の感じた痛みをわかってほしいって、思ったのかもしれないなって。 私はそんな風に思ってるよ。 だから……志水も、来島も、須賀も、きっと大丈夫だよ。
[何の根拠もないんだけど。 だけど、そんな風に思うのは、「自分の痛みをわかってほしい」って思ったとしても、最後の最後で、自分の友達が本当に酷い目に合うことは望んでいないんじゃないかって。 そう思うからなんだけど]
(358) 2016/09/20(Tue) 16時頃
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[演じさせられてる?って宍戸は言う。 演技?演技なのかな。 少なくとも私はなにかをやらされてるとは思ってない。 閉じ込められてるとは思ってるけど。 でもさ]
演じてるって、なんだろうね。 現実でも、多かれ少なかれ、演じてる部分ってあるかもしれないよ? 「こう見られたい自分」って、あるじゃん。 「見せたくない自分」って、あるじゃん。
[もしかしたら「やらされてる自分」っていうのだって、あるかもしれない。 私?私は、そうだなあ。 悩みなんてないように見られたいっていうのは、あるかもね]
そういう意味では、演じてるってこともあるのかもしれないけどさ。 だけど、現実だって、ここだって、私は私だよ。 私は、そう思うけどな。
(359) 2016/09/20(Tue) 16時頃
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[これは、推測だけど、と前置きして]
それに、夢の主がある程度コントロールできるようになったとしてもさ。 多分、校舎のなにかとか、そういう物には影響を与えることはあっても、私たちの行動に干渉しようとは、しないんじゃないかなって。
[私は、私だ。だから、そんなことできるとも思えないけど。 たとえできたとしたって、やらないと私は思う]
だって、夢の主は「気づいてほしい」んでしょ。 この世界は、気づいてもらう最後のチャンスみたいなもんじゃん。 演じさせられてる私たちが何かに気づいたとして、それって夢の主の望みが叶ったことになると思う? むしろ、もっとむなしいよ。
[だから、私は。 ちゃんと気づいてあげたいって、思ってるんだけどね]
(360) 2016/09/20(Tue) 16時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2016/09/20(Tue) 16時頃
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── 現在:女子トイレ ──
……私は、
[ 淡々と言葉を返すひな子に、 気圧されているのは多分、私の方。 問いかけに、頷くことはできなくて、 重苦しい息、吐くみたいに、言葉を投げる。]
……言えない、な。 文化祭は楽しかった、し、 鏡に思い入れも、ないつもりなんだけど。
(361) 2016/09/20(Tue) 16時頃
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[ だけど、 絶対に違う、って言える人がいないってことは、 みんな、死んじゃおうかなって思った自分を、 否定できなかった、ってことで、
そうなのかな。悲しくない?
……と、聞けなかったのは、 やましいことでも、あったからかな。私自身に。]
(362) 2016/09/20(Tue) 16時頃
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つくりものの、何が悪いの。 私は、何か、なりたい自分のために、 努力して、何かを作り上げられる人、好き。 ”かわいい”ひな子、私は、好きだよ。
その価値もわからないやつなんて、 うるせえブス って、 思っておけばいいって、私は思うけど。
[ 口が少し滑りましたが、聞き逃して欲しい。 亀井遥は僻みっぽいやつは嫌いだ。
今の自分は、自分のこれまでの選択の上に立っている。 違うかな。自分で選んだ、と実感できる者の傲慢だろうか。]
(363) 2016/09/20(Tue) 16時頃
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[ 亀井遥は、だけども、 それ以外のなりたい何かがあるなら、 ぜひとも諦めないでほしい、と思ってしまう。 あなたのことが好きだし。]
でもさ、今の自分でしかいられない、なんてことは、 ……きっと、ないと思うよ。ひな子、タフだし。
[ かわいいだけの女の子は、 黙々と徹夜仕事なんてしないだろう。
”真面目ぶってる”みたいで、うざったいかもしれないが、 そう言った亀井遥は、表情も心も、 まるっとすべて大真面目だったのだ。]
(364) 2016/09/20(Tue) 16時頃
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[ 好きなものでいっぱいにしたい、とひな子は言う。 確かに、この世界はどこか歪で、 誰かの夢のかたまり、とは、思えないね。]
……やり直したい、とか。文化祭。
楽しかったけど、みんなのことは好きだけど、 どうしても、ただのいい思い出にはできない。 そういう何かが、あったとか。
[ ただの憶測、と予防線を張って、 鏡のあったはずの場所に視線をやる。]
(365) 2016/09/20(Tue) 16時頃
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死を仄めかすのは、 自分の痛みを、知ってほしかった、とか。
[ 誰かに気づいてほしかった。>>1:6 と、誰かは言った。
この世界の主は不器用かもしれない。 なんて、私に言われたくはないかもしれないけれど。
そこに、悪意があると思うよりは、いい。]
……楽しくは、なさそうだね、みんな。 ほんとは、楽しんでほしいのかもね。文化祭だし。
[ 私達がちょっとびっくりしちゃっただけ、とか。
思うには、あまりに死の匂いが濃い気もするけれど、 そこは、ほら。誰かが、皆を恨んでる、って思うよりは。*]
(366) 2016/09/20(Tue) 16時頃
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…………そ。 いちおーさ。覚えとく。
[田井の言葉>>332に浮かんだのはクラスメイト達の顔。 サボりの約束に乗ってくれた茅原に、 代わりに泣いてくれた慶太に、 夢から現に励ましてくれた亀井に。 いや、目の前の田井も含めて、みんな。
浮かんでは結局また消した。
悩みがあるからここにいる>>334 ならばここでの死は何を意味するというのだろう。 分からないまま、否定せず。
学級委員長の話となると曖昧にはぐらかすのに笑みを浮かべた。 だって痣の理由はまだ聞けてなかったし>>167 明日、サボろうとはいったけど話は一先ずそこで止まっている。 明日がこの状況じゃ仕方ないがさて]
(367) 2016/09/20(Tue) 16時半頃
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………そーかな。 でも別に、いいんじゃねーかな。 誰も気付かないからそんなもんだし。
[また一つ笑いながら答えて。 ああでもちゃんと頼れているならよかったと目を細めた]
じゃあ、みんなのこと頼むな。
[頼っているならその分、お返ししてやってなんて他人事みたいに口にして]
逃げることは悪くねーよ。 ……ん。 ちゃんとできたらまた、俺にも教えて。待ってる。
[柔らかい頭>>337を撫でくりまわしておく。 泣き笑いみたいな顔は少しだけ胸を炙ったけども、知らないふりをして。 共に保健室を出たらそこでひとまず田井たは別れた]**
(368) 2016/09/20(Tue) 16時半頃
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/* 3-1教室でもいい気はしたけどどうだろう。。。 田井ちゃんありがとう…!やりたかったことの一つが達成できた…! あとは〆書き終わったら散策しよっかなあ。
(-88) 2016/09/20(Tue) 16時半頃
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/* 朝比奈くんに負感情か、男子Aくんに負感情か、 どちらにせよ、負感情しかわいてこない……どうしたら……
(-89) 2016/09/20(Tue) 18時半頃
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/* ポエムすぎて自分でも何が言いたいのかわかりません。
(-90) 2016/09/20(Tue) 19時頃
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[宍戸の返事はどうだったかな。 そんな話をしてたら、私のおなかがぐーって鳴った]
……そういえば、私何も食べてないや。
[おなかを押さえて誤魔化し笑い。起きてすぐにあんなことがあったから、そういえばなにも食べてなかった。 だから、おなかがすくのは仕方ないよね!うん、仕方ない!]
私、購買でなにか食べ物確保してくるよ。 宍戸の分も何か持ってこようか?
[購買なら、ここからすぐだし。 いや、ここにいたって、なにかできることがあるわけでもないんだけど。 とりあえず、宍戸にリクエストがあれば承りつつ、購買に行くことにしたんだ]
(369) 2016/09/20(Tue) 19時頃
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─ 回想、ある女子高生の揺れた気持ち ─
[ 朝、教室にて。>>218 たまたま丁度いいところに居たから、メールの返答をした。]
朝比奈、おはよう。 化学は、理系に必須よね。がんばれ。
[ まあ、そんな身にもならない励まし。 もう席に戻りましょうか、さようなら、と思ったところで、]
(370) 2016/09/20(Tue) 19時頃
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[ 爆弾が投げ込まれる。]
あんまり好きじゃないけど。 ──寂しさって、それ、
[ Aくんに聞いたんですか。 朝比奈に、そんな話をした覚えはなかった。 戯れに寂しい時は付き合って、と言い合った記憶は、あるけど。 話し易い人だなあとは思ったし、実際結構好感は持っていたのは確かだけど。 あれ、言ったっけ、ああもう、わかんない。
驚きと、怒り?悲しみ?なのか、これは。 微笑みは浮かぶことはない。]
(371) 2016/09/20(Tue) 19時頃
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[ 気に入った。 とは、たぶんおそらくそういうことで。 男と女が一緒にいて、片方が片方を気に入っているなら、そういうこと。>>2:205 恋とか愛とか、そういうこと。 幸せで、辛くて、泣きたくなるとか、 ちょっとだけ、後回し。 恋とか愛とか、芽生えた後の話でしょうか。
自分の未来に危機を感じて、恋ができたら、 と思っていた自分のことしか考えてない香坂さゆりは、 寂しいらしいAくんに言った。 Aくんと寂しさを一緒に埋め合えたらいいと思って。]
寂しい。
[ 自分の内面をちょっとだけ、見せた。 ちょうど昨日、図書室にて。]
(372) 2016/09/20(Tue) 19時頃
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[ 何でしょう。 悲しいのか怒ってるのか、自分でもよくわかりません。 それとも全く見せる予定のなかったはずの内面が、 見られて恥ずかしいのでしょうか。 朝比奈には、笑って答えておきましょう。]
どうだろう?
[ 平常の声で。 その声と共に、終止符が打たれる。 その日の放課後に言おうと用意していた、 「抱きしめて」の言葉は、永遠に封印。]
(373) 2016/09/20(Tue) 19時頃
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[ 恋って、難しい。
望まない交際になっていたのでしょうか、 Aくんと付き合うことになったのなら。 未来は残念なことに一つしかないので、 想像することしかできない。
ベクトルの向きが違うなら、 好きと好きに微妙な差があったのなら、 お互い不幸な結果になる、のかなあ。 教えてください、恋愛の神様。*]
(374) 2016/09/20(Tue) 19時頃
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― 女子トイレ ―
[別にわたしはハルちゃんを問い詰めたりとか、そんなつもりはない。 ただ思ったままに言葉を垂れ流してるだけ。]
きっと、みんな同じなんだよ。 だからこの世界を作ったのは自分じゃないんだって言えないんじゃないかな。
[きっと誰にだって悩みはある。 だから絶対違うって言いきれないんだろう。 わたしはそう思うんだけど。 でも皆に聞いて回ったわけじゃないからただの想像だ。]
(375) 2016/09/20(Tue) 19時頃
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[ハルちゃんは”かわいい”わたしの事が好きだって。 優しいんだ、なんて言おうとして上手く言えなかった。 なんでかな、泣きそうだったから。
でも泣きたくなんてなかったから。 だからわたしはぐ、と堪えて。 いつものようにへにゃりと笑ってみせた。]
ありがとう。 ハルちゃんがそう言ってくれるなら、それだけで十分だよ。
わたしは変われるのかな。 変わりたいのかも、本当は分からないんだけど。
[物心ついた頃からわたしはかわいい女の子だったから。]
(376) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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[わたしが変わったら母はわたしを捨てるんだろうか。]
(377) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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……なにか、伝えたい事があるのかな。 もう一度文化祭をやり直したい、とか。
[でも伝えたい何かは言われなきゃ伝わらないんだよ。 この世界を作った子は我儘だ。 言いたい事があるなら言えばいいんだ。 でも、きっと。]
言いたいことも分かんないのかな。
[だからこの世界はこんなに冷たくて歪なんだろうか*]
(378) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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/* なにいってんだ、こいつかん半端なくて土になりたい
せめて、笑みは浮かぶことはない→笑って答えたは間違えに気がつきたかったです。
(-91) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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─ 現在:職員室 ─
[ 正しい言葉は、時々自由を奪うから。 受け入れたくないと思ってしまう>>311ことは、仕方ないことだろう。
欲しい言葉をあげられなくてゴメンな。 でも正しさを叩きつけることを、俺は選んだ。 ]
たぶん、最後に取り残されるのは この世界の主、だろうな。
[ “ホスト”、と呼ばれる、それ。 メールの送り主であり、恐らく生死の境を彷徨っている人。 きっと、今までマネキンになった人物ではない。 ] ソイツ以外が、居なくなって 皆マネキンになっても ここはソイツ自身の精神世界なんだから マネキンにはなりようが無いんじゃねーの。
(379) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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……マネキンになる、イコール死、なら ソイツがマネキンになった時点で ホストの精神に死が訪れた、とも捉えられるし。
[ さゆりが溢す問いかけ>>312に、口から出るのは悪い予想ばかり。 流石に言い過ぎだろうな、と苦笑いする。 ]
みんな一緒に人形になれたら 誰も泣かなくて済むのにな?
[ 皆一緒に、が許されるんだったら、きっと二回目のチャイムが鳴った時だった。 多分、ホストは一度に全員追い出しはしない。
次、殺されるのは誰だろうか。 次、残されるのは誰だろうか。 法則性のあるものなのか?それすら分からない。 ]
(380) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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いろいろ言っといてなんだけどさ、 無理しては考えすぎるなよ。
[ ──どうせ、ホストの思い通りになるんだろうから。 何て言葉は飲み込んだけれど。
零がしてくれたようにさゆりの頭を撫でようとして、止める。 髪に血を付けてしまうだろうから。 励ますように、笑いかける、だけ。 ]
俺、シャワー行ってくる。 ちゃんと手、洗えよ。
[ 最後に一度、純の元へ膝をついて、掛けていた上着を少しよける。 血で纏まった長い前髪を分けてやってから。 おやすみ、純。って、昨日寝る前に言わなかった言葉を落としてから、また上着を掛けてやる。
そうして職員室を出て行った。 ]*
(381) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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― 購買 ―
[たまごサンドに、あったかいカフェオレ。宍戸に頼まれたものがあったらそれも。 備え付けのビニール袋に選んだものをがさがさ詰め込みながら、私はちょっとぼうっとしてた。
ちゃんとできたら、教えてって、朝比奈に言われた。>>368 待ってる、とも。
今が逃げてるだけだっていうのはわかる。だけど、逃げるのをやめて、あいつになんて言えばいいのか、まだ私にはわからない。 私の望みはシンプルだ。前のままでいること。文化祭前の、大事な家族でいること。 だけど、それができるかどうかって考えたら、それはきっと無理だと思う。 何もなかったようには、もう戻れないよ。 割れてしまったガラスは、絶対に元には戻らないんだ。 だから、まだ、私の足はすくむ。 きっと私は、まだ帰れない]
(382) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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/* どうにかホストの言葉を手に入れた、てってれー。
(-92) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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[街灯が時折、ちかちかと瞬く夜道を、私と彼は歩いていく。 彼が道を知らない>>+13ようであれば、 私が一歩前を歩いて、彼を先導するような形になっただろうか。 どちらにせよ、向かう先は変わらない。
バイト帰りに歩く夜道は、正直、心細くもなるけれど、 今のように、隣に人がいるなら、なんら心配はないだろう。 焦りを抱きながらも、どこか安堵を抱えて、私は歩を進める。
彼の内に巣食う獣の存在など、私が知る由もない。 それに、情報が共有できる、数少ないバイト仲間を、 警戒する理由もありはしない。]
(+15) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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だと思う。 屋上から、落ちて。
[>>+14頷く。確かに、私は死んだ。 遠のく空、落ちていく感覚は、今思い出しても、足がすくみそうになる。 それだけじゃない。 校舎での体験も、他者とのやり取りも、 あの感覚は、紛れもなく本物、現実だった。
けれども、今、私は生きている。 そして、「志水 も、」と言った彼も、おそらく。 だから、夢であることには変わりはない。
何が現実で、何が夢か。 区切りをつけようとすれば、混乱してしまいそうだ。]
(+16) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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── 現在:女子トイレ ──
……そういう、ものかな。
[ 思春期、ってやつなのか、 それとも私達は似たもの同士なのかな。
とにかく”みんな同じ”という言葉を、 亀井遥は噛み締めている。
自分が死ぬはずありません、って、 言い切れるくらい楽しく生きてければいいのに。 それがかなわないなら、せめて、 亀井遥にも、何かできることがありますか。
優しい言葉をかけるのも下手、って自覚はあるし。]
(383) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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[ ひな子の、まっすぐに見つめてくる目が、 ふ、と、ゆるんだとき>>376、 まずいこと、言ったかなって、 少し焦ったのは、言わないでおこう。]
……きっと、そのうちわかるよ。 変わりたいなって、思ったときに考えればいいし、 わからないなら、試してみてもいいし。
変わっても、変わらなくても、ひな子はひな子だよ。
[ 私の知っているあなたが下す決断を、努力を、 私は、敬いたいし、好きになれると思う。
つられるように、微笑んだ。ほっとする。]
(384) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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[ 言いたいこともわかんないのかな。>>378
その言葉には、なんだか、 刺さるものが、あるような気がして、]
……自分のことも見えない、のも、 たぶん、多かれ少なかれ、みんな、そうだよ。
[ なんて、他人事のように、言ってみたりする。]
……私、ちょっと、他のとこ行ってみるね。 朱莉のことも、職員室の方も、気になるし。
[ ひな子は? 尋ねて、再び探索に出ましょうか。*]
(385) 2016/09/20(Tue) 19時半頃
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宍戸が、あのメールの送り主で、私たちを夢に呼びよせた。 けれど、私たちは、夢で死んだことで、現実に帰ってきた。 帰された、って言った方がいいのかな。
[ため息。我ながら、曖昧すぎる推測である。 ただの独り言じみたそれに、反応があってもなくても構わない。 ただ、ぽつ、と、疑問を零す。]
宍戸は、何を望んで、私たちを呼んだんだろうね。
[何も、変わったことはしていない。 強いて言うなら、彼に料理を振る舞いはしたけれど、 そんなの、特別なことでもない。
私や彼が、彼の望みを叶えられそうにないから、帰された? 浮かんだ仮定は、何だか余りにも悔しすぎる。]
(+17) 2016/09/20(Tue) 20時頃
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[どちらにせよ、現実に帰ってきた――帰ってきてしまった 私たちに出来ることは、 ただ、彼や、クラスメイト達の帰りを待つことだけだ。]
早く、行こう。
[再び、彼を急かして、私は歩きだす。 出来ることは多くない。けれども、早く、行かなきゃ。 気持ちに背中を押されるようにして、私は歩調を少し早めた。**]
(+18) 2016/09/20(Tue) 20時頃
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/* 今回BGMがaikoチャットモンチーperfume阿部真央YUIとかで、 すごい……高校生女子……!!!!! ってつもりなんだけど、 はたからみてると多分まったく女子できてない
(-93) 2016/09/20(Tue) 20時頃
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[わたしも色々考えてるけど。 でもハルちゃんはもっと色々考えてるのかな。 わたしの事慰めてくれる。 優しい。 でも、その優しさは自分にも向けた方がいいんじゃないかな。 だって、疲れるでしょ?]
わたしね、自分の事は自分が一番見えないんじゃないって思うんだ。
[きっと皆そうだと思う。
ハルちゃんは自分の事見えてるのかな。 大丈夫かな。 なんだかわたしは心配になってきた。]
(386) 2016/09/20(Tue) 20時頃
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[だってね、ハルちゃんは真面目すぎる。 こんな時まで副委員長である必要はないし、真面目である必要もないんだよ。 でも、それを求めてしまっているのはわたし達のせいね。]
ハルちゃん、ありがとう。 ハルちゃんは優しいよね。
わたし、ハルちゃんのことすき。 ハルちゃんはかわいいわたしの事、好きだって言ってくれたけど。 わたしは真面目じゃないハルちゃんも好きだよ。
だから疲れたり、泣きたくなったり、なんかよく分かんなくなったら。 サボっちゃっていいと思うんだ。
[皆に任せてしまってもいいと思うんだよ。 でも動いてないと不安とか、そういうのもあるのかな。]
(387) 2016/09/20(Tue) 20時頃
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わたしもそろそろ行くよ。
[どこに行くかはまだ決めてないけど。 アカリちゃんの事も気になる。 でもその前にやりたい事があった。
だからわたしはここでハルちゃんと分かれて別行動をする事にしたんだ*]
(388) 2016/09/20(Tue) 20時頃
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/* んーーーーーーーーひなこちゃん愛しい
(-95) 2016/09/20(Tue) 20時頃
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/* 落ちロールは音楽室と決めてるんだけど今行くとまだ早いかな、時間的に。
(-96) 2016/09/20(Tue) 20時頃
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[ぽん、って頭に触れてみる。さっき朝比奈に撫でられた私の頭。 なんとも言えない気持ちがこみあげてきて、思わず私は唇を噛みしめた。けど]
…………むむっ?
[もしかしてもしかしなくても、私の髪、くっちゃくちゃになっていやしませんか。>>327 えーと、鏡、鏡はどこだ。って、そうだ、鏡はこの世界にないんだっけ。なんて面倒な]
もー!言ってよ!
[朝比奈も!宍戸も!お年頃の女の子の髪がくちゃくちゃに乱れてるのに放置ってどうなのさ! ぷりぷりと憤慨しながら、私は髪を撫でつけて。 それから、代金を計算して……算数は余り得意じゃないから筆算した……そのメモも一緒にレジに置くと、昇降口に戻ろうってきびすを返した]
(389) 2016/09/20(Tue) 20時頃
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/* (頭を抱えている)
(-97) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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/* 自分のト書きがわけわらなくて頭が。
(-98) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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/* じゅわっ……ってなってしまってだめ……天声先に書こう
(-99) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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─ 回想:兄弟喧嘩のこと ─
見た目だけで、そんな痛くねーよ。
[ つんつんと指で突かれる痣>>331は、くすぐったさと痛みを主張する。 でもまあ、本当にそこまで痛くは無いんだ。 ]
へー、俺ん家が戦闘民族なのかもな。
[ 兄弟喧嘩、兄弟喧嘩か。 俺は脳内で思い描く。 あれだろ、見たい番組が違ってチャンネルの奪い合いになるとか、勝手に人のプリン食べて怒るとか、そういうの。 実際宍戸家で行われている兄弟喧嘩を、俺は知らないのだけれど。 ]
(390) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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良いな、憧れる。 俺も、兄弟喧嘩、してみたい。
(-100) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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あれ、つーか哲哉って兄弟居るんだっけ。
[ お前の兄弟の事、俺は聞いたことがあっただろうか。 思い至って、聞いてみる。
聞いたことが有ったのなら、ごめん忘れてたって言っただろうし。 聞いたことが無ければ、上に居んの?下に居んの?って追加で質問しただろう。 ]*
(391) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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/* 台風で帰れなくなると困るからって早めに上がらせてもらえた……!これなら零と篠崎ちゃんが落ちる前に絡んだりもできるかしら、と思いつつ、鳩から覗きつつ、無事に帰れますように……なるはやで
(-101) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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[ 正しさは、残酷に映る。 逃げてばかりでは、駄目なんだろう。 目をそらさないで、しっかりと前を見て、 現実を受け入れることが重要なんだろう。 それはわかってはいても、難しいものは難しい。 したかったことと、できたことは、また違う。そうでしょ。>>309
茅原の言葉が耳にはいる。>>379>>380 ああ、聞かなきゃよかったかもしれない。 精神世界、ホスト、そんな言葉が詰まった噂が、 流行った時期もありましたね。]
(392) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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[ 噂を思い出した瞬間、 悲しい気持ちが萎えて、嬉しい気持ちが芽生え、 また悲しい気持ちが顔を出した。 一番に口からでたのは、その感想。]
須賀も、来島も、あかりも、現実では、生きてて、 ホストは、しにかけ、ってことね。
[ よかった。死んでない。また会えるね。 ああ、でもよくない、誰か一人はしにかけで。 あれ、誰かって、誰だ。>>288]
(393) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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[ 精神世界からの脱出方法は噂には付与されていなかった、はず。>>0:278 今聞いた言葉の推測は、道筋が通っているように思えた。]
ホストって、可哀想。 きっと、死のうとして痛かったし、 ここでは自分を置いて人がマネキンになっていくし、
[ 現実でも、夢でも、苦しいだろうと推測。 朝のチャイムが鳴った後、見たみんなの顔はどうだっけ。 「想像してましたよ、こんな展開。」 そんな顔の人はいなかった。一人を除いて。 窓の外をみておけばよかった、 そうしたら反射して見えたかもしれないのに。]
(394) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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[「みんな一緒」なら、そうだね。本当にそうだと思う。]
みんなで、一緒には無理かもしれないけど、 みんなで、また会いたいな。
[ 現実の世界で。 またもや気遣いの言葉には、こくん、と頷く。>>381 少し動いた手は、やっぱり赤い。 そして止まった手の思考は、何故か読めました。]
うん、ありがとう。 ちゃんと着替えたほうがいいよ。 [ シャワー浴びたい気持ちはいっぱいだったけど、 ついていくのは嫌だった。]
(395) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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いつも、委員長でいてくれて、本当にありがと。 [ 来島に、おやすみって声をかけて、 去っていく背中に、ぽいと、小さな声で投げつけた。*]
(396) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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/* 傲慢なさゆり。 自分はホストじゃないし、人形にもならないと思っているから、可哀想とかいけしゃあしゃあと言える。
(-102) 2016/09/20(Tue) 20時半頃
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つくりものの、何が悪い。
なりたい自分でいるために努力すること。 なりたいもののために、力を尽くすこと。 自分の努力を、きちんと肯定できること。
そういう人間でいたいし、そういう人が好き。
(397) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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[ 茅原が去って、ぺたん、とまた座り込む。]
来島は、大丈夫、ですかー。 また今度、会えますかー。
[ 問いかけても、勿論返答はない。 かー、かー節で、一方的に問いかけて、 ずりずり、と、手の力で近寄る。立つのはしんどい。 掛けられた上着をまた、ちょっとずらして、 頬のあたりを撫でる。 ああ、わらっていませんね。動きませんね。 なんせ人形ですから、 ここにいませんから、当たり前、ですね。]
(398) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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真面目。品行方正な優等生。 誰にも、文句は言わせない、正しい子。 御堂の家に、相応しい人間であるために。
亀井遥は、ずっと、そういう自分を、 そうあるよう、努力している自分を、 ちゃんと、受け止めてきたはずだ。
なのに。
(399) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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[ 笑わせようと思うのですが、 マネキンはどうにもかたくて口角はあがりません。 追い出された須賀や来島、あかりは、 もうホストが誰だかわかったのでしょうか。]
それでは。
[ やっぱり一方的に声をかけて、上着も掛け直す。 ネックウォーマー、案外似合ってるので、 現実の須賀に借りるのもいいかも、ですね。
のろのろ立ち上がる。 職員室を出るときに、靴下はぽいと捨てておいた。 石動先生のそばのゴミ箱に、見事シュート、です。]**
(400) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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── 現在:女子トイレ→ ──
[ ひな子の言葉を受けて、>>387 私は、一体どんな顔をしていたのだろう。
わからないんだ。うれしいのか、かなしいのか。 ただ、ひどく顔が熱くて、息が震えて、 さとられないように、ぎゅっと眉を寄せた。]
…………ありがとう。
[ それ以上喋ってると、我慢できそうになかった。 サボってもいいよ、って、言ってくれたけど、 やっぱり、まだちょっと、恥ずかしいんだ。
震えそうになる声を呑み込むのに必死で、黙り込む。
ありがとう。私も、だいすき。*]
(401) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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― 昇降口 ―
[宍戸はまだいたのかな。いたなら、ただいまーって言って、リクエストされたものがあればはいよって渡したよ。 それから、置きっぱなしの台車に座る。また台車の本来の使用方法じゃないね。ごめんよ。 がさがさとビニール袋をあさって、たまごサンドを取り出した。 ガラスの向こうを眺めながら、封を開ける。
そういえば、賞味期限ってどうなの!?って、一口かじってから気が付いた。 まあでも、変な味はしない。 結局かじった一口分をもぐもぐしながら、サンドイッチの包みに書かれた賞味期限を確認する。 えーと、今日って何日だったっけ。 スマホを取り出して、日付を確認。あ、大丈夫大丈夫……って]
あれ?
[私は日付を覚えるのが苦手だったりする。今日は何日だったっけって時々なる。 だけど、さすがに私でも、曜日は間違えないはず、なんだけど。 スマホが表示してる曜日は、昨日から変わってなかった]
(402) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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|
─教室─
[田井と別れてから向かったのは教室。 空はいつかを思わせるような茜色で。 そこに机を挟んで向き合い共に過ごした志水のことを思い出していた]
…………聞いてやればよかったかな。
[目元に差した黒い影。 クマを指摘してから彼女は誤魔化すことを覚えてしまった。 その時にもっと詳しく聞いてやれば良かったんだろうか、なんて。 教えてくれるかどうかも分からない癖に一つ考える]
───……。
[沸々と浮かぶ思考。 押しては寄せてく消えていく波の音。 勝手に腰掛けたのは志水の席。 包帯を巻いた方の腕を枕にして目を伏せた]*
(403) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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─“ ”は遅れてやってくる─
[ざわつく舞台裏>>2:387 何でもかんでも台本通りに終わるとは思っていなかったけども、予測しないアクシデント。 焦る気持ちは伝染し>>2:388笑みはどこか強張っていた。
その日の為に多くの者が努力を重ねてきた。 舞台に立つ者も、裏方で支援する者も、全体を見通す者も、それぞれ異なった想いを抱えているのだろうけど。 確かに同じ舞台に立つ一員としてそこに在った。 一つの目標に向かって身を削いできた。
だからこそ、所詮素人芝居だ。 ちょっと失敗しても笑い話]
( それ、って、すっごく勿体無い。 )
[には、出来なかった]
(404) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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[クライマックスのシーン。 上手くやらないと。 ぐるぐると頭の中で回る思考。 焦り過ぎて、ちいさな失敗が目立ち始める。
このままじゃ、せっかく輝けるようにと作ってくれた脚本を、無駄にしてしまう。
結局、普段から、ちぐはぐ俺には重過ぎた舞台だったんだ。 やっぱり俺は向いてなかった。
来島が提案した案>>0:409 逃げるように舞台を後にしようとしたところで、何かが飛び込んできた>>2:444]
(405) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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[篠崎の考案したポンチョ>>1:343から覗く犬の尻尾>>0:568
呆気に取られたのを呼び起こすのはヒロインの声。 僅かに開いた隙間>>2:387を利用して腕を引いた。 脚本には描かれなかったシーンだけども、一度引き寄せた体を離せば、“時の流れ”がヒーローを飲み込んでいく。
舞台は暫くの間、静寂に包まれていたけども、やがて待ち受けていたのは盛大な拍手]
……哲哉!
[落ち着いた後に思わず、名前を呼んで飛びついてしまおうと足を踏み切った。 ヒーロ役だとか。ヒロイン役だとか、魔王役とか。姦しい女役だとか、ちょい役だとか。 それぞれに役割があったとしても、舞台の上では誰かが欠けては成り立たない。
あの瞬間は、きっと。 誰もが主役だった>>0:640]*
(406) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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/* めちゃ挟まってた、ごめん はるかちゃん 不思議だよね、なんでみんな投稿するときは一緒なんだろう 村を通して、びびびと電波信号でもでてるのか。
(-103) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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[ああ。 今更に、今更なことを思い出した。 きっと、文化祭のあったあの日を思わせるこの場所が心に良くないのだ。 そんなこともうとっくに分かりきっていたけれど。
今でも思う。 自分が誰かなんて気にする必要もないくらいのめりこめたあの瞬間だけ切り取って。 閉じ込めてしまえたら、なんて幸福なことなんだろうって。
魔法が解けた後、待ち受ける家の冷たさに、驚くくらい胸が震えてしまうから。 瞼を閉じるたびに楽しかった昔と今の落差に笑ってしまう。
不可解なことが続く場所であるけれど、ここは確かに思い出の詰まった場所。 少し息苦しくすら思ってしまうくらい魅力的な場所に、今は少し思えてしまって。 過る父母の顔。見たくないとばかりに目を覆った]*
(407) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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/* せっかく用意した弁当……って思い続けてるけど、 9月の雨の日とかどう考えてもアウトでしょ気もち的に……
んーんーーーどこいこ。落ちる前に朝比奈ーーって思ったけど、茅原も今ロンリーだから向かうかなーーとか思って、様子を見てしまっている
(-104) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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/* あと遥、今まで今日落ちのひな子といたので、欲張りすぎかな感……! しかし様子見てる時間がない!
(-105) 2016/09/20(Tue) 21時頃
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─回想、ある男子高生の揺れた気持ち─
[身にもならない話>>370に落とす肩。 雑多に筆記用具が散りばめられた机に参考書はない。 つまりはきっと改善されない成績。
香坂の口元に笑みが消える>>371 そこでやらかしたと失言に口を噤む。 “Aから昨日相談を受けていたから”と一層素直に打ち明けていたのなら、良かったのかもしれない]
……………、そ。
[平坦な声>>373 笑みを浮かべられているのに何処か遠くにあるように感じる空気。
少しのすれ違いと行き違い。 持つ感情の差なのか、どうなのか。 分からない]
(408) 2016/09/20(Tue) 21時半頃
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余計なことして、ごめんな。
[ただその時、きっと自分が踏み込み過ぎたせいで失敗したのだと思ったから。 不器用な笑みで謝ったことだけは覚えてる]*
(409) 2016/09/20(Tue) 21時半頃
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やっぱりそっかあ。
[明日にいけない。ここは今日を繰り返す場所。 なんとなくそんな気はしてたけど、やっぱりそうなんだなあ。 スマホの日付すら歪めてしまえるんだなあって。そんなことを思った。 だって、このスマホは私の持ち物だ。この学校の備品じゃない。そんなものにも、しっかりこの世界は作用してる。いつから?メールを受信した、あの時から? わかんないなあ]
私は私。演技なんか、させられてない。
[何度も何度も、ガラスドアに台車を叩きつけた腕を見る。 心は私のもの。じゃあ、私の体は? 私の体に、この世界はどれくらい影響を与えられるんだろう。 そこまで考えて、思わず乾いた笑いが漏れた。
そうだよ。死んだ私の体を、マネキンにするくらい、影響を与えられるんだったよ]
(410) 2016/09/20(Tue) 21時半頃
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私の体も、死んだらマネキンになるのかな。
[思わず、ぽつりと呟いてた。 多分、そうなんだろう。自分の体がマネキンになるなんてぴんとこないけど、どうやらこの世界のルールではそうみたいだし。私だけ例外なんてことはないだろうし。 もうチャイムが鳴らないとも思えない。またきっと、8時50分になったらチャイムが鳴って、誰かが死んでしまう。 正直、きついけど。でも、もうそんなことは起こらないよ!なんて、そんな風には思えない。 そして、そのうち私の番が来るんだろう]
やだなあ。
[死ぬのは、怖いな。 痛いのは、嫌いだな。 まだ、帰りたくないな。 そういう気持ちも、もちろんあった。でもそれよりも強く思うのは]
置いてくの、やだなあ……。
[誰かが、私のマネキンを発見する。 それは、私が須賀や、来島や、志水を発見した時のような気持ちを、誰かにさせるということで。 そして、この世界の主をここに置いていくということだ]
(411) 2016/09/20(Tue) 21時半頃
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[私はみんなを頼りにしてて、みんながいたから、こんな異常事態でもなんとかやれてるって、思ってる。>>336 だからこそ、この世界に誰かを置いていくのは、やだな。 この世界の最後の一人になってしまったら、その人はどうなってしまうんだろう**]
(412) 2016/09/20(Tue) 21時半頃
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[>>+15志水に先導されながら、一歩先にいる彼女に追いつき切らない程度の速度で歩む。 夜の景色はうまく識別できない。似たような暗がりがあちらこちらに。 はっきりと見えるのは彼女の背中だけ。
——後ろから抱きついて、口を塞いで、そのまま……
ああ、うるさいな。黙ってろ汚い獣め。 周囲の目も無い、ふたりきりの環境に。目覚めようとする煩悩を鎮める。 >>0:525例え容姿に自信を持っていない女子であろうと、苦楽を分かち合ったクラスメートであろうと、獣は見境が無い。
友人が危篤だというのにな? いつだって脳内はこんなにもグチャグチャで醜く汚染されている。 それを知られたら幻滅されるだろうか。されるな。考えるまでもないだろバカ。
これを飼いならしながらこの先も生きていかなきゃならない、なんてさ。なあ。]
(+19) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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屋上から。 ……そりゃ、またすげえな。
[>>+16志水がどんな死を経験したかは分からないから、 聞けば凄まじいと思ってしまった。 そして、それを聞いたなら、俺の死に様も教えるべきかと思い。]
首と胸を切られた。……いや、自分で切った、かな。
[首元を抑えて、あの生々しい痛みを思い出す。ぞっとする。 自分で切った、ような気はする。結果的には。]
哲哉が、俺たちを呼び寄せたか。 ……俺らは、何か力になってやれたのかな。
[あいつだってきっと苦しんだ。死の境界線を踏み越えるくらいに。 その苦しみを理解してほしかったのだろうか。あの、思い詰めたような最初のメールの文面を思い出しながら。]
(+20) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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── それから:二階 教室へ ──
[ ひな子と別れて、廊下を歩く。
職員室に、戻るんじゃなくて、 教室への道のりを歩いたのは、
あなたが、サボっていい、って、言ってくれたかな。
ハンドクリーム、渡そうって思ったのが、 なんとなく、頭から、離れなかった。 教室に、置きっぱなしだったから。
道中、窓の外、雨に霞む視界に見えたのは、 もう、赤色なんて背負っていない、 小さなあの子の背中 だった。]
(413) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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[ 教室に踏み込んだとき、の、違和感は、 そこにいる人の居場所 だったんだろうか。>>403
私の席の、斜め前。 志水朱莉は小柄で、黒板を遮ることもない。
そんな位置で、朝比奈はまた、伏せている。
なんだか、声をかけるのも、躊躇ってしまって、 そっと自分の席に近づいた亀井遥は、 鞄の中から、ハンドクリームと、 それから、結局食べ損ねてたお弁当を回収。
もう食べられないにしたって、 さっさと処分してしまいたい。]
(414) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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[ 寝てるなら、起こさない方がいいかなって、思った。
お休み中の朝比奈に会うのは、 こっちに来てからだって、二度目で。 そっとしておいてほしいのかもしれない。 そう思って、でも。]
……朝比奈。 休むなら、保健室とか、使っていいよ。 ……風邪、ひくよ。
[ やっぱり、黙って立ち去るのも、って、 そっと、声をかけた。お説教でもない言葉。
寝てるんでも、そうじゃなくても、 彼が起き上がらないなら、立ち去ろうと思って。*]
(415) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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[志水が何もしてやれなかったのなら、俺もそうだ。 何一つ、分からなかった。 こんなクズ野郎でも手を差し伸べることは、できたのだろうか。 差し伸べても、良かったのだろうか。 今になってはもう分からない。]
あいつが悩んでるなんて思いもしなかった。 だって、なあ。 あの、皆にもみくちゃにされてる癒し系わんこが、ね。
誰しも、抱えてるものが、あるってことだよな。
[小さく小さく呟く。 俺だって、人に言えないことがあるから、それは分かるさ。
少なくとも。 あいつと同じように、生を諦めようとしている俺に、言えることはもう何も無い。きっと。]
(+21) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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[話していたら少しは気が紛れた。 ポケットに突っ込んでいた手を外に出して、歩行に合わせて揺らす。 病院へはもうすぐか。うろ覚えだけど。
歩調を早める志水の後を追って歩いていれば、 やがて、夜闇に浮かび上がる命の城が、見えてきただろうか。
夜間も空いている救急の入り口を目指せば、 そこに、ネックウォーマーに包まる治の姿があっただろう。*]
(+22) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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/* 来島の口調が行方不明である
(-106) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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─ 回想:言えない/聞けない ─
[ 焦っていること>>333には、密かに笑っただろうと思う。 足を引っ張るとか、そんなんじゃなくて、お前を理由に息抜きしてるだけだって、ごめんごめん。
俺は先生には向いてないかもしれない。 っていうのは、言葉を返した後に数秒の沈黙>>335が有ったから。 まー、知らないことを教えようとしてんだから、ダメ教師にも程があるか。 ]
怒ってるんですかね。
[ へえ、そうか。怒っていたのか、あの人。
ふざけるな、も。黙ってろ、も。 何方も殴られながら放たれた言葉だった。 今も耳の奥に絡みついて離れない言葉は、俺が口答えというある種の攻撃手段をとった際に返されたものだったので。 やり返す気持ちって、そういうものかな、と推測して言ったのだけれど。
どうやらあの時、父は、怒っていたらしい。 ]*
(416) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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言いたくない?言えない。 目の前に選択肢は、ありますか。 尊重するべき意思は、ありますか。
きっと、ある。筈なのだろう。 だってどうやっても、俺達は人間だから。 待つのも、動くのも、自分で選んだこと、なのだ。
(417) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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─ 回想:die Zucht ─
[ 普通の家じゃ、躾として殴られないらしい。 と、知ったのは何時だろうか。
明確な時期なんてなかった気がする。 俺は家の荒っぽい常識と、外の大多数の口にする常識を、両の耳で聞きながら育った、のだろう。
うん、まあ、そう。 簡単に、人を殴ったりできる。人も居るってことだ。>>335
うちはうち、よそはよそ。は外の常識だったけど。 そういうものだろ、俺の家じゃ当たり前だったんだ。 常に殴られる、って訳じゃなかったし。 よくは覚えてないけれど、主に意見とか口答えをしたとき、父は俺を兎に角殴った。 こう、何回も何回も拳を振り上げる姿は、中々眼に焼きつくものだ。 まあ多分、力加減はしていただろうし、本気で殴ったらここまで元気に成長してねーよ。
確かに一般的じゃないかもしれないけど、ちょっと手をあげるくらい躾じゃ許容範囲なんじゃないだろうか、なあ。 ]
(418) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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[ 夜、何かと文句を言った俺を、家から放り出して。 お前の代わりは居るんだぞ、って必ず言ってたのは、ちょっとやりすぎだと思うけど。
うん、あれは嫌だった、どの季節も、なんだか寒くなる気がした。 家の灯りを外で眺めて、でも鍵開けてくんねーから。 敷地外に出る気にも、なれなかったくらいの話。
あ、あと、これ忘れらんないんだけど。 小四の時頭からコーヒーかけられて、それも嫌だった。 別に冷めたもので、火傷とかしなかったから平気だったんだけど、臭いとれなくて。 あれ以来コーヒーの臭いが苦手、別にトラウマでもないから震えも気持ち悪くもなんないけど、苦手。
けどさ、別に常に鬼って訳じゃねーから。 普段は、ほら、口角あげて、ちゃんとおはようって言ってくれる。 生意気言わなきゃそんなもん、普通だよ、普通。 俺がちょっと悪ガキだったから、教育されてた、だけ。
中学生のとき、一回ボコボコにされて以来、もう今は殴られてはいないんだし、さ。 ]*
(419) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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― 音楽室 ―
[わたしはどこに行こうか悩んで音楽室に来た。 ハルちゃんにサボったっていいんじゃないって言ったけど。 サボったのはわたしだ。
窓を開けた。 グラウンドを見ようとしてわたしは息を飲んだ。 地面が驚くほどに遠い。]
……………、
[こんな高さからアカリちゃんは落ちたのだろうか。 わたしはこんな高さから飛び降りる勇気はない*]
(420) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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[昇降口に残るといった宍戸はどう過ごしているだろう。 校舎に閉じ込められる前、そういえば様子がおかしかったことを思い出す。 普段ならあんなスレたこと>>0:640は言わなかったような気がするなって。
須賀を模したマネキンを見てからというもの、宍戸に対する態度は我ながらあまり感じの良いものでなかった。 無理なんかしてないなんて言ってたけど、平気なんだろうか>>271
半分に分けた赤>>2:48 おどける姿>>2:62 表面上のものだけに囚われた結果、知らぬところで吐き出されたもの>>2:133に気付けなかった。
俺からしたら宍戸は、十分羨ましい存在だ。 彼が抱える嫉妬>>270を知っていたら、伝えることもあったかもしれない言葉は形になる前にいつも消えてしまう]
(421) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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…………さいてーな俺が何言ってもさいてーだからな。
[差し出された箸>>0:615を思い出しながら積み重なる後悔。
ぎこちない家族ごっこを続けて今まで通りを望んでいるつもりであっても、胃は受けつかず。 全部吐いてしまうくらいならと誰かに押し付け、平らげてくれる存在に甘えていた>>0:365
そんな最悪な部分のある俺が誰かを頼るのはやっぱり難しい]
(422) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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[すべての責任を取って泣くべきなんだろうか>>235 差し出し握られた幼馴染の手>>243を思い出しながら静かに考える。 何が正解なのよく分からなくなっている。 昨日は亀井にサボりか?なんて笑みを浮かべていた顔は突っ伏して。
そもそも、何故こうなったのか。 定まらない思考を整理する為に振り返るのは過去の記憶>>310 あの時の幼馴染に何があったのかは分からなかった>>313 尋ねたって答えてくれなかったものだから、尋ねるのをやめて、代わりに与えたのは救いの手。
子猫すら責任をとって面倒を見れない癖に、与えたのはどのような情か]
(423) 2016/09/20(Tue) 22時頃
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[今更自覚したのはいつだって甘えてくれる幼馴染や、クラス委員長、副委員長、幼馴染を持つ同級生、三つ編みの優等生、小柄な同級生、雨嫌いの友達、愛嬌のいい息子、気さくな同級生、気の優しい同級生に向けた言葉は、 自分が欲しかったもの。
誰かのためと謳いながら、最初から自分のことしか考えていなかった。 それなら多分、誰かに何かを望んでしまうくらいみんなを見ていたお前>>1:6は俺じゃないかもしれない]
(424) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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[机に伏しながら項垂れつつ。 そろそろサボるのをやめないとまた、怒られてしまうかもしれない。
そんなことを考えている時に聞こえた物音>>414 誰か来たんだろうか。 伏せていた顔を上げて確かめようとして固まった>>415]
……亀井。
[聞こえてきた声。 過るのは体感数時間前の記憶>>1:289 今日もやっぱりお説教されることはなかった]
どっか行くの。
[手に持っているそれは何だろう。 寝起き特有の視界はおぼろげで亀井が持っている何かをハンドクリームと理解出来ない。 ただぼんやりと続けるだけ]
(425) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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亀井は、帰りたい?
[漠然とした言葉で問いかける。 答えが返ってこなくても気にしない。 持ち物を持ってどこかへ向かうというならば目的地があるのだろうと考えていたから]*
(426) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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/* 自分の設定回収しきれてないのが敗因。 そして落ちロールまだ書けてません。(真顔)
(-107) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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── 現在:教室 ──
[ かくして、声は返ってきた。>>425 私は、立ち去ろうとしていた足を止める。]
……別に、どこ、ってわけじゃない。 ちょっと、ものを取りに来ただけ。
[ 亀井遥は、寝起きなんかじゃないから、 漂うような問いかけに、静かに答える。]
……わからない。 でも、帰るなら、最後がいい、かな。
[ 教室の中の短い距離。それを詰める。 自分の定位置の斜め前、その机の前まで。
ようやく、その手の包帯に気づいて、 「怪我してる手を枕にしないほうが」と、 説教じみたようなことも、口にする。]
(427) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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/* 志水さんみたいに次落ちる人に対して何か残せるような落ちロルしたいんだけどうぅん。 うええええ、皆さんからもらった素敵なあれこれがうまく返せないし今に繋げられない(うずくまる)
(-108) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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/* うあー、零にエンカウントする余裕があれば、手を見て、怪我すんなよ、頼りにしてるんだからって言いたかっ…お風呂入ってきます
(-109) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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……朝比奈は。 まだ、帰りたくない?
[ 正直なところ、私は、 あなたを疑っている、のかな。
文化祭ではヒーローで、 きれいな見た目をしている人ですが、 ぽつり、ぽつりと言葉をこぼす姿は、 なんだか、寂しそうで、消えてしまいそうだし。]
(428) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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/* 零がすごくイケメンなのに、PLさんがメモでとても丁寧なの、ギャップ萌えなんだ……無事落ち着いたので表、考えつつ、ちょっとお風呂
(-110) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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── なにか、わかった?
[ 結んだ協定。>>14 それを思い出して、短く問いかける。*]
(429) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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/* ひたすら遅筆を詫たい
(-111) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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[わたしはピアノの椅子に腰かける。 それから鎮魂歌じゃないけど、手向けの曲を奏でた。
こういうの自己満足だって知ってる。 でも他に何をしたらいいのかも分からない。
アカリちゃんのお人形を見に行けばいいんだろうか。 見てどうしたらいいんだろう。 悲しめばいいのかな。
この世界の主を探せばいいのかな。 見つけてどうするの。 元の世界に戻してって頼む?]
(430) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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……まだ、まだだよ。 もうちょっと待って、わたしはまだ。
[帰りたくない。 この世界も居心地がいいわけじゃないけど。
でも宍戸くんはわたしのピアノが好きだって言ってくれた。 ハルちゃんはかわいい私が好きだって言ってくれた。
今まで嫌いだったわたしを好きだって言ってくれる人がいる。 だからわたしはこの世界にまだしがみついていたいの。]
(431) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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|
[でも、背後に感じるの、ひたひたと近づく” ”の気配*]
(432) 2016/09/20(Tue) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2016/09/20(Tue) 23時頃
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/* うわああああああああ。 今、いきなりPCの電源が落ちて… 4dに備えて用意しておいた渾身の落ちロルが全部消えた泣きたい。
(-112) 2016/09/20(Tue) 23時頃
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|
[言葉以上の意味を訝しむことはやめて、成る程と相槌を打つ>>427]
どうして、最後がいいんだよ。 亀井なら早く帰りたいって言うと思ってた。
[だけど浮かぶ疑問は消化しようと問いかけた。 忠告はごもっともで。 包帯の巻かれた腕を力なく垂らしながら言葉に笑みを浮かべる>>428]
どう、なんだろうな。 最初はさ……、誰かに巻き込まれてるのが嫌で帰りたいと思ってたけど。 よく考えたら帰りたい理由もそんなになくて、かといって、残りたい理由も、そんなになくて。
正直、何処にいても変わらないって思ってたから。
[疑われていることに気付けない。 ただ、疑われても仕方はないんじゃなかろうか。 こんな状況じゃ誰もが疑わしく思えてきても不思議じゃない]
(433) 2016/09/20(Tue) 23時頃
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………昇降口は台車ぶつけても開かないことと、田井と篠崎と話してたのは、死ぬとマネキンになる事は確定なんじゃねーかってことと。 死体の代わりにマネキンが残るんじゃねーかなってこと。
あと…死ぬことが条件なのは、そんなことを思った自分の気持ちを理解してほしい…からじゃないか、っていう予想。
[あとは篠崎や田井に詳しく聞いてくれと投げてみて、ああ、馬鹿げた発想が浮かぶ。本当にバカらしい発想]
それでここからの考え、なんだけど。 実際に死んでみて、ここの世界が終わらなかったら死んだそいつは、ホストじゃないって、分かるよな?
…………だったら、試してみるのも悪くねーかもな。
[協定>>14に差し出すにはあまりにも使えない情報だろうけども。 伝えるだけ伝えておく。 また、愚策に対して亀井がどんな風に答えるかは分からないけども、腰を上げて笑みを浮かべておこう]
(434) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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[目を、覚ます。覚ましても、どうやら夢の中らしいけれど。純のマネキンが倒れていた場所で、眠ってしまっていたようだ。 時間を見ようとスマホを開いて、日付が変わっていないことにようやく気がついた。 つまり、どういうことだろう。現実では1日は経っていない、のだろうか。それならいいな、と思った。 だって、今や二人暮らしになってしまった母さんが心配するだろうし。兄貴、が、知ったら、多分心配どころじゃないから。 時刻は夜に差し掛かる頃、だろうか。このまま座っているわけにもいかないと、立ち上がる。"8時50分"も、近いようだし。誰か、に逢いたかった。]
(435) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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うまくいったら、甘い卵焼きでも分けて。
[嘘だか本当だか分からないような口調で]
誰かを傷付けるかもしれない可能性なんて、ゼロの方が良いに越したことない。
[片手を振ればその場を後にしよう]*
(436) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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/* やだー!かっこいい。>>436
(-113) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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― 8:50 音楽室 ―
[音楽室で一日過ごしていたわけじゃない。 あの後、結局昇降口に向かってアカリちゃんのお人形も確認した。 雨のおかげか赤は全然見えなくて。 本当に無機質な人形がそこに転がっているように見えた。 でもあれは確かにアカリちゃんだった。
雨の中置きっぱなしにしておくのは心苦しい。 でも窓も扉も開かないから。 だから私は悲しそうにお人形をみつめる事しか出来なかった。]
(437) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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[夜になればまた女子は校長室に集まって寝る。 でもわたしはその前に一人で音楽室にいた。
” ”の気配が濃厚になってきたから。
わたしの時間はきっともうない。 わたしはもうすぐお人形になるんだって、そんな確信があった。]
(438) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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……迎えに来るって思ってた、お母さん。
[何故なら母の姿がそこにあったから。
ピアノの椅子に座っているわたしの首に冷たい手が触れる。 わたしはそれだけで動けなくなった。 母に逆らうなんて出来るわけがないから。
でも、一度くらいは逆らってもいいのかもしれない。]
(439) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
|
|
お母さん、わたし好きな人がいるの。
[首に触れる手に力が籠る。]
か…こ、よ…て…やさ……くて、
[苦しくて涙がぼろぼろと流れる。 首に食い込む指は爪が皮膚を破って。 人間の力とは思えない程強く首を絞めるから。 皮膚を破った指は肉を抉って、血が溢れ出す。]
(440) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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あ…ぅ、ぐ……っ
[苦しくて言いたい事も言えなくて。 でも今、言わなきゃいけない。 わたしは変わらないといけない、そう思ったから。]
おか…さ…、わた…し、おかあさんの、
(441) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
|
|
おか…さんの、にんぎょうじゃない……っ!!
[わたしは篠崎ひな子。 わたしは雛のまま大人にはなれない。 母がそれを望まないから。
ずっとずっとそう思ってた。 でも違うんだ、わたしはわたし、母の人形ではない。
わたしにも感情はある。 ただかわいいだけではいられない。
かわいいだけのお人形はもう終わりだよお母さん。]
(442) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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|
[しゅるり、とカーテンが伸びてわたしの首に絡みついた。 そのまま身体は引っ張られて首がぎゅっと締まって。
―――――――パキィン。
わたしの首は折れてしまった。 その瞬間、わたしの意識は途切れて。 そこに残ったのは首をだらりと折り曲げて。 カーテンに吊るされた篠崎ひな子のお人形。
吊るされた足元にぽたぽたと、首から流れる血が赤く床を染めている**]
(443) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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/* ひな子…(泣いてる)>>442とても好き。
(-114) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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── 現在:教室 ──
もし、帰るのが、ああいう人形になるってことなら、 私、は、みんなに、心配かけたくない。見送りたい。
[ チャイムが鳴るたび、 現れる人形を見つけたときの、 皆の、私達の、反応。
私は、死ぬことよりも、 そのことに耐えられる気がしない。
それだけの話なんだけどね。]
……どこにいても、変わらないわけないよ。 ここにいたって、大人にはなれない。 ここは寂しいよ、朝比奈。
(444) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
|
|
[ 協定に基づく情報提供は、 またもダイナミックな話とか、 その中には、同じような憶測も。
……皆がたどり着く、一つの推論、なのか。]
同じような話、してた。
……本当にやるなら、 証明のため、じゃなくて、帰るための、 前向きな挑戦にして。お願いだから。
[ 頼むから、そんな風に、 簡単に言わないでほしい。 試しに死んでみましょう、なんて。]
(445) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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|
……たまご焼きくらい、 こっちの世界でも、作るよ。
明日──、
[ 保証もできない約束を口にしようとして、噤む。 彼が言葉を続けたから。>>436]
自分の命を軽んじるくらいなら、 少しくらい、他人を傷つけたって、誰も怒らないよ。
[ 言葉を投げつけるようにして、背を見送る。 あなたたちに、幸せであってほしかった。*]
(446) 2016/09/20(Tue) 23時半頃
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|
─ →一階:シャワー室 ─
[ 血まみれの姿は皆の精神衛生上よくねえだろう、って出来るだけこっそり職員室を出て。 それから自分の赤い足跡に流石に気付く。 廊下に出てからは靴脱いで歩いたから許してくれ、さゆり。
先にトイレで手だけ洗って。 人の気配の残る保健室から、着替えとタオルを持って行って。 体育館の傍、運動部がよく使用しているシャワールームに身を滑らせる。
熱すぎも冷たくも無い透明なそれが、付いた血を洗い流していく。 来島純の、生きた証が消えていくようで。 俺はただただ、申し訳なくなった。
女子とは違って、一瞬でシャワーは終了。 烏の行水ってやつ。 衣装合わせした日みたいに腹の上主張する痣が視界の端に入っては目障りだったから、さっさと新しい制服に着替えて。 ]
(447) 2016/09/21(Wed) 00時頃
|
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[ リストバンドは新しいものが無いから、適当に洗って脱水。 若干濡れてるけど、我慢できる。
別に、リストバンドの下に無数の切り傷がー!って訳じゃない。 普通の手首があるだけ。 なんだけど、なんとなく、していないと落ち着かねーから。
髪を拭いて、乾かして、ワックスが無い事にショックを受ける。 果てしなく前髪が邪魔だ、後で女子にピン借りよう。 上履きの赤いゴム底をタオルで綺麗にして。 うん、まあいいんじゃねーかな。
前髪の元気は無いけれど、いつもの委員長>>396の完成。
さて、一回教室にでも行くか。 皆の様子も、気になるし。 ]*
(448) 2016/09/21(Wed) 00時頃
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/* そわそわ。ひなちゃん、首いっちゃったのかー。 どうやって、しのうかなあ。なやみ。
(-115) 2016/09/21(Wed) 00時頃
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[ふらりと向かうのは体育館。 並べられた座席。当時を彷彿させる形で残された舞台。 足りないのは役者だけ。 上がり込んで踏み入れる。
ふらりと、誘われるように。 ぐらぐら揺れる視界。踏み止まろうとして意識が暗転した]
(449) 2016/09/21(Wed) 00時頃
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|
[耳障りな音で目が醒める。 いつの間にか眠っていたんだろうか。 重たい瞼。 開いた瞬間、射し込む照明の光に目が眩んだ。
一瞬の暗闇から背けた視線。 左右を見て空席が目立つ座席から甘ったるい匂い]
────母さん、父さん。
[観客席から眺める二人は舞台に拍手を。 口々に囃し立てていく]
『はやく、とどめを刺さないのか?』
[けらけらと響く笑い声。 強張った視線は指差された方に目を向ける。 子供用の椅子からぶらりと揺れる両足。 無邪気な笑みして笑う顔は、小さい頃の俺自身だった]
(450) 2016/09/21(Wed) 00時頃
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|
ああ……ほんと、いい趣味してる。
[一歩近づく。 何にも知らない顔してニコニコと微笑みかける姿は本当に滑稽で、包帯の巻かれた右手がじくりと痛んだ。
夢だとするなら悪夢の部類。 これが誰かの精神世界でどこまで自分の精神に影響を及ぼすのかも分からないけども。 もしも、これが。 “俺が無意識の内で一番望んでいる願い”なのだとしたら、笑わずにいられない]
(451) 2016/09/21(Wed) 00時頃
|
|
[バカみたいだ。自分勝手だ。 つまらない悩み事。 もし胸の内が具現化した場所がここならば、吐き捨てた息は空気より重い。
もしも、俺がホストだとしたら。 こんなつまらない情でみんなを巻き込んでしまったんだろうか。 いやホストじゃなかったにしても。 泣かせてしまった人はたくさんいる。
それは同級生だけじゃなくて、大切な幼馴染も。 また、泣いてはいないけども、今まで生き永らえていた自分を酷く恥ずかしく、息が震えた]
本当に、俺なんかいなかったらよかったのにな。
[そうすれば、あんな馬鹿げた茶番をしなくても済んだんだろう。 何かをするたびに何かを期待して、裏切られる事もなければ、自分を見失うことだってなかった。 俺は俺だと誰かみたいに言い切れたのだろう。
でも俺はそんなに強い人間じゃなかったらしい]
(452) 2016/09/21(Wed) 00時頃
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|
[俺がホストかもしれない可能性を抱えてまで生き伸びたいとは思えない。 だとしても現実に帰ってきたとして家に俺の居場所なんか、何処にもない。
だったらどうすればいいのか。
せめて役立つにはどうしたらいい。 答えなんか最初から決まってたじゃないか]
(453) 2016/09/21(Wed) 00時頃
|
|
[拾い上げるのは一本の剣。 小道具用ではない重みを右手で支えながら、ちいさな魔王様を見据える。
背に揺れる赤いマントは何処にもない。 時の流れは止まったように動くこともない。 騒いでいた父母の声も届かない、誰の声も届かない、雨の音すらも届かない場所で握り締めた柄]
大人になりたくないんじゃなくて、大人になれないんじゃなくて、 愛されるような子供になりたかったんだ。
[大きな子供の目に映るのは未来からやってきたヒーロー。 振りかぶられた剣を見て鏡合わせのように二人して笑う]
(454) 2016/09/21(Wed) 00時頃
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|
[一瞬だけ思い出したのは、誰かの泣きっ面>>313 あいつは、俺がいなくなった世界でどうするんだろう。 巻き込むべきだったんだろうか>>352 だけど、たった少しであっても誰かを傷つける事はしたくない。
傷つけたくはない。巻き込みたくない。何も知らないままで、いて欲しい。 これ以上爪痕を残さないように。 一番幸せだった時だけ抱えて、消えてしまおう。 そしていつか忘れ去られたならきっと、全てが零になればきっと、誰も泣かない世界になる]
(455) 2016/09/21(Wed) 00時頃
|
|
─8:50 体育館─
[喉をかっ切られ背に雨を浴びたように広がる赤いマネキンは舞台の裏で転がっている。 それを最初に見つけるのは誰だろう。 飛び散った赤は笑みを浮かべるように弧を描いていた]*
(456) 2016/09/21(Wed) 00時頃
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