人狼議事


155 【身内】砂煙の村

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


ニコラス教え子 シメオンに投票した。


ヨーランダ教え子 シメオンに投票した。


ベネット教え子 シメオンに投票した。


ピッパ教え子 シメオンに投票した。


チャールズ教え子 シメオンに投票した。


テッド教え子 シメオンに投票した。


ペラジー教え子 シメオンに投票した。


ヴェスパタイン教え子 シメオンに投票した。


シメオン本屋 ベネットに投票した。


ベネット1人が投票した。
シメオン8人が投票した。

シメオンは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!


名前 ID 日程 生死 参加 役職
店番 ソフィア master 2日 襲撃死 参加 村人陣営:村人
  村人を希望
許婚 ニコラス 製菓 生存者 参加 村人陣営:村人
  村人を希望
墓守 ヨーランダ g_r_shinosaki 生存者 参加 村人陣営:村人
  村人を希望
本屋 ベネット ymd_n_j 生存者 参加 人狼陣営:人形使い
  人形使いを希望
漂白工 ピッパ kotoringo 生存者 参加 村人陣営:村人
  村人を希望
伝道師 チャールズ ねこんこん 生存者 参加 村人陣営:村人
  村人を希望
若者 テッド 鹿さん 生存者 参加 村人陣営:村人
  村人を希望
流浪者 ペラジー ねおたん* 生存者 参加 村人陣営:村人
  村人を希望
ランタン職人 ヴェスパタイン pochi_ro 生存者 参加 村人陣営:村人
  村人を希望
教え子 シメオン lemur99lemur 3日 処刑死 参加 人狼陣営:人狼
  人狼を希望

【人】 教え子 シメオン

[世界は一度、暗闇に包まれ、何も聞こえなくなる。指先、全身の感覚がなくなって。

それがどのくらいあったか。五感が失われると何もわからない。ふと世界は暗闇から解放され、元通りの明るさを取り戻す。
そこには、今までと変わらない村と、砂になったはずの少女。さらに、処刑されたはずの青年までもが。
他に砂へと変わった人間は、消えた場所で元通りの姿になっているだろう。]

(0) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃

【人】 教え子 シメオン

[目が覚める。頭は、動く。
腕をついて起き上がる努力をしてみれば、その努力が形になり、起き上がることができた。
地面に座り、手を握ったり開いたりして感触を確かめる。うん、大丈夫。
周りにも幾人かいるけれど、ボクが見つけたいのは、]

……、た。

[あれ、喉がまだ本調子じゃないな。ボクは彼女を見つけたことを言いたかったのだけれど。
首を左手で撫ぜながら、立ち上がって右手の手袋を噛んで引っ張る。すぐに外れる手袋から、裸の右手が出てくれば、左手の手袋をも外す。
そうしたら、これはもう用済み。後ろに軽く放り投げてしまおうか。後ろにいる人間にぶつかったのなら、あとで謝ろう。
そして彼女に向かって歩き出したなら、その名前を呼ぶ。]

…ソフィア。

[多分だけれど、彼女はボクのこと怖がるんじゃあないかな。
怖がらないように、いつもの笑みを作ってみたけれど、彼女が"砂"になる直前に見たものと同じだから、もしかしたら余計に怖がるのかも。]

(1) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃

【憑】 店番 ソフィア

[あれ、私はどうしたんだっけ。
頭が重くて動かしたくなくて。彼女が唯一わかるのは、今自分に自我があるということ。
重い指先を動かしてみよう。彼女の指先は素直に動いて、芝生の感覚を脳へ伝えてくれるらしい。そのまま上半身を起こしてみれば、いつもと変わりない広場があって。
ああ、あのとき私は……、]

…っ、しめ、お…

[確かに彼に触れて、消えてしまったはず。
なのに、その彼が今、目の前に。
軽く私の名前を呼ぶものだから、思わず目を疑う。]

(2) master 2015/04/12(Sun) 09時頃

【人】 教え子 シメオン

[あれ?意外と、怖がっているかと思いきや、驚いてるだけみたい。
そんな彼女に近づいて、膝を曲げ同じ目線になる。
うぅん、やっぱり可愛いな。この、ただ驚いただけの表情も。
そのまま腕を広げて、彼女に思いっきり抱きついてみようか。
彼女の細い体に腕を回して、少しだけ力を入れてみる。肩に頭を乗せて、猫のように頭を擦り付ける。]

…ソフィア、会いたかったよ。
1日ぶりだね。

[少し引いて、擦り付けていた頭を彼女の顔の前へ。
そのまま軽く頬にキスを。
多分また、消えるのではないかって怯えた表情が見られると思うけど。]

あのね。
一度あの世界は死んで、本当の世界になったんだよ。
人に触れたら砂になるなんて、本当はあり得ないのさ。まあ、ボクがあの世界を創っていたのだけど。

(3) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃

【人】 教え子 シメオン

[彼女の目を見て話をする。口元は、彼女に再び会えた喜びで緩んでしまっているだろうけど。
緩んだ口元から種明かしをつらつらと述べたけど、彼女の頭で処理できているかはわからない。]

だからもう…、この世界では人に触れたって、何にも起こらない。

[結論。つまるところ、そういうことだ。]

(4) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃

【憑】 店番 ソフィア

[そんなことを頭でぐるぐると考えていたら、彼はいきなり抱きついてきて。
いきなりわけがわからない。どうして私なんかを抱きしめてくれるの。それに、この距離だと、また。]

シメオン………、こ、これは……。

[どういうことですか、と続ける間もなく、彼は私の頬へキスを落とす。
心臓が五月蝿い。周りの音なんか聞こえなくて、彼の言葉と私の心臓だけが、耳に入る。
ああ、夢だろうか。以前もこう、彼から触れてきて、私は彼の手に触れた途端ああなってしまったから。恐怖と、鼓動の音とが重なって、どんどんわからなくなっているのに、彼はもっとわけがわからないことを言いはじめる。
彼が創った世界、って、なんだろう。世界が死ぬってどういうことなのだろう。
でも、そうでなければきっと自分は今ここにいないだろうし、少しだけ、信じられる。触れても消えないというのはにわかに信じ難いのだけれど。
だけれど、彼が言うのなら。]

…それは、本当なんですか。シメオン。

[そう言って、指先でそっと、彼の頬を突いてみる。]

あれ…、消えない…!

[本当に私は消えなくて、もっと彼の頬を両手で触る。頬から首。彼の手を。
感触を確かめるように、触れて。]

(5) master 2015/04/12(Sun) 09時頃

【人】 教え子 シメオン

[べたべたとボクを触る手は、少しうざったいし、擽ったい。
頬ならまだいいけれど、首はぞわぞわするし、手の指と指の間は擽ったい。]

そ、ソフィア。そんな、触らないで…。

[彼女はボクの忠告など聞く気もないみたい。まあ、擽ったいのは我慢するから、気が済むまで好きなだけ触らせておけばいいか。
でも、その前にこれだけ。
べたべたと触る手をのけて、彼女の方を向き直す。そのまま彼女の唇へ己の唇を軽く押し付けて、すぐに離す。
愛を行動で示せることは、言葉で示すことよりも、素晴らしいものだと、ボクは思う。もちろん違う考えの人もいるだろうけれど。
愛を行動で示すことができない世界は、少し不便だった。他の人々を見ていても、もどかしかった。その世界はもう終わったのだけど。]

(6) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃

【人】 教え子 シメオン

[青年と少女の話は、見ていた人々、その話を信じて実際に人に触れてみた人々によって村中へと広がった。
もちろん、知らないままの人だっているだろう。
信じられないような話。だけれど、昨日までのことは、すべて村の人々の記憶に刻まれている。
これからをどうするかは、その人間次第。]

(7) lemur99lemur 2015/04/12(Sun) 09時頃

天のお告げ (村建て人)

お疲れsummerです
ご参加いただきありがとうございました
中の人発言はご自由にどうぞ。

(#0) 2015/04/12(Sun) 09時頃


【独】 伝道師 チャールズ

/*
えええエピお疲れ様でした!!!!ざらっと灰読んできました皆かわいすぎかよってなってる。。。かわいいね。。。
ワオキツネザル様は村建てありがとうございますありがとうございますシメオンくんはさいごまでイケメンだねワオキツネザルだね。。。、

(-0) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[折角ゆっくり行こうとしてるのに足を速めるおじちゃん>>2:147
 こっそり睨みつけなながら、ぐい、って 腕を引いてみる。
  そうしたら こっちにあわせてくれたから、ひと安心して

問いかけには答えてもらえなかったから、ちょっとふふくそうにしながら
 横道に向かうおじちゃんに、ちいさく首をかしげて
  でも 一緒にいる時間が増えるなら、ことわる理由なんてないから。

ゆっくり ゆっくり歩きながら、ほんのすこし 口がゆるんじゃう。

こうしてると、なんだか こいびとになれたみたい。
 他所から見ても、そうはとれないってわかってるけど
  ……ぼくが勝手にそう思うくらい、いいよね ]

…………
 そっかあ。

[悲しまないって言ってもらえたら、へら、って 情けなく笑って
 嬉しいけど、ねえ そういうことは、こっちを向いて言ってほしいな。
  信じてないわけじゃないけど……目をそらされるのは、かなしいよ ]

(8) 製菓 2015/04/12(Sun) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス

えへへ。ありがとう。

[何度も、何度も。どうしてそんなに 念を押すみたいに言うんだろう。
 くり返される約束は、なんだか やぶることを望まれてるような、そんな気分になっちゃう。

だから、いいこにするって言葉にはうなずけないまま
 ぼくはただ わらうだけ ]

……うん ごめんね。
 もう、きかないよ。だから きらわないでね。

[目をふせて、おじちゃんの腕をぎゅっと抱いて
 ほとんどうわの空みたいに返事をする。

どんなにゆっくりあるいたって、おうちはどんどん 近づいてきて
 ずっと一緒にはいられないってわかってるのに、どうしても 足どりは重くなっちゃう。

それでも まわり道をしてくれるってことは
 おじちゃんも、ちょっとは一緒にいたいって 思ってくれてるのかな
  ……それなら、教会においてくれればいーのに ]

(9) 製菓 2015/04/12(Sun) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス


……これ?
 これは、うーんと……いちおう、ひとにさわらないためって、おかあさんが。

[今まで聞いてこなかったのに、いまさらどうしたんだろう。
 不思議に思いながら、どこかぼんやりしたまま答えて
  ふいに、組んでない方の手をおじちゃんのお顔の方に ]

あんまりいみは、ないけどね。

[そで越しに、つつ、って おじちゃんのお顔をなぞって
 ちょっとだけ、目を細めちゃう。

おかあさんは 用心のためよって言ってたけど
 たぶん ぼくをしばりつけたいだけなんだって、気づいてる。
  でも それをおじちゃんに教えるわけには、いかないから。

やっぱり、ごまかすみたいに笑うことしかできないや ]

(10) 製菓 2015/04/12(Sun) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス

――あ、

[唐突に、声をあげて腕をもうすこし上にあげようと
 でも じゃら、って 鎖がのびきっちゃったら、手がとまっちゃって ]

おじちゃん かみのけに、ごみがついてるよ。
 はらってあげるから、ちょっと かがんで?

[腕をのばしても、流石におじちゃんの頭にまでは届かないや。
 ぼくももうちょっと、大きければよかったのに
  もっともらしく、そんなふうに言いながら

おじちゃんが屈んでくれたなら、ぐい、って首にかかったロザリオを引きよせる。
 そうしたら 体勢をくずしてくれたかな ]

……ごめんね?

[近づいたお顔に、ささやくようにそう言って
 すこし背のびをすれば、こっちから唇をおしつける。
  なんにも 間にはさまないでふれた唇は、たばこのにおいしかしないや ]

(11) 製菓 2015/04/12(Sun) 11時半頃

【秘】 許婚 ニコラス → 伝道師 チャールズ


ごめんね。
 きらわないでね。



            ――……なかないでね。

[背のびをやめて、むりやり笑顔を作りながら、ぼくは おじちゃんを見つめる。
 かなしむなら消えないって、言ったばっかりなのに、こんなことして ごめんね。
  約束もやぶっちゃったけど、きらわないでね。

あぁ、ぼく消えちゃうのかな。
 あきらめ顔で、せめてさいごまでおじちゃんを見ていようって
  ぎゅ、って おじちゃんの腕を抱きしめながら、見つめるだけ。



……それでも すこししたら、消えない体に首をかしげることになるんだろうけど ]

(-1) 製菓 2015/04/12(Sun) 11時半頃

【独】 許婚 ニコラス

/*
わーいお疲れさまでした明治です
色々土下座するけどおじちゃんとうといキスしてごめんほんとに

(-2) 製菓 2015/04/12(Sun) 11時半頃

【独】 伝道師 チャールズ

/*
あのそのぼくちょっとしにますねどういうことなのしぬかな

(-3) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[呟いた言葉に返されたのは、酷く弱々しいものだった>>112
俯いた彼に何も出来ずにいれば、ぽつり、と透明な雫が彼から落ちて、地面を濡らしたのに気付いただろう。

―――どうして君は、泣いているの。

震える身体がか細く見えて。どうして、泣かないで、なんて、彼を宥めようと――いや、自身の揺れる気持ちを、落ち着かせようと。彼に手を伸ばそうとしてみたけれど、続いた言葉に身を固めることになっただろう。]


………。
……それなら、私も。――“おかしい”な。


[はは、とどこか諦めたように笑みを零して。伸ばした手はそっと、彼の頬を包んだだろう。そうして上を向かせるように少しだけ力を込めれば、彼は素直に従ってくれただろうか。もし嫌そうにされてもここは引くつもりはないのだから、無理矢理にでも目を合わせようとしたけれど。
――ほら、こっちを向いて。]

(12) pochi_ro 2015/04/12(Sun) 12時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

私だって…、君に触れてみたい。
……ふふ。潤んだ瞳も、綺麗だな。


[流れる雫を拭いとって、口元を緩める。彼がこんなに必死になっているのに笑うだなんて、不謹慎かもしれないけれど。
それでも涙に包まれて一層輝く瞳の美しさと、――彼が同じ気持ちであったことの、嬉しさと。表情が緩くなるのは、仕方のないことだと思うんだ。
本当は、彼の瞳に溜まる涙に、口付けを落としてしまいたいものだけれど。それはまだ出来ないから、手で我慢。]


……でも、ベネット。
私は君が消えてひとりになるのは嫌だし、懲罰房に送り込まれるのもごめんだ。
それと、……ひとりで消えるのも、怖い。


[今度は視線を逸らさないよう。彼の顔に手を添えたまま、柔らかく言葉を紡ぐ。
身勝手な言い分でしかないけれど。ひとりきりほど、恐ろしいものはないじゃないか。だから――]

(13) pochi_ro 2015/04/12(Sun) 12時半頃

【秘】 ランタン職人 ヴェスパタイン → 本屋 ベネット

――だから。

私と一緒に、消えてはくれないか。


[ベネット、と最後に縋るように呟いて。彼の唇に自身の指を押し付ければ、その言葉の意味は、伝わっただろうか。]

(-4) pochi_ro 2015/04/12(Sun) 12時半頃

【独】 若者 テッド

/*
おつうぇ〜〜〜い

(-5) 鹿さん 2015/04/12(Sun) 12時半頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*
えぴですねお疲れ様でした…!!!ワオむらたてありがとうございました!!!!!
最後これなくて勿体なかったべねっとくんとうといしぬ;;;;;;;;
あとめいじさんとギルティのタイミングが被ってたのわらった

(-6) pochi_ro 2015/04/12(Sun) 13時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[いつもよりもゆっくりとした足取りで、遊歩道を進む。木々の間から潮の香りを感じつつ、坊主の口元が緩んでいる(>>8)のは見なかったフリをしてやろう。
静かに散歩をする時間は嫌いじゃあない。本当は、散歩と祈りは一人でするのが好きなんだが……今日だけは、別の話だ。

出した答えは、果たして坊主の望んだものだったろうか。嬉しそうに笑う様に、ふとそんな事を思いつつ、最後まで頷かれなかった言葉にはざわりと胸が騒ついて。
眉を寄せて坊主の方を見れば、返された返事(>>9)はどこか、上の空に聞こえた。

あぁ、この時から。嫌な予感はしていたんだ。だがどうせ、もう少し時間を引き延ばそうだとか、どうしたら家に帰らずに済むだとか……そんな事を考えているんだろうと、そう思ったんだ。]

(14) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 こら、危ねェだろう。……触るんじゃあない。

[鎖の理由(>>10)は、納得出来るような、出来んような。どこかはぐらかされたような感じすらして、そこは実に気に食わんかったものの、それ以上言及する事はない。
用心の為と、それにしては長い鎖。ただ袖に包まれただけの手とは、どうにもちぐはぐには思えたんだが。
それでも、面倒事は御免だ。人様の家庭の事情に口を出して、得をした試しなんざありはしない。坊主が言いたく無いのなら、無理に聞く気は更々ない――正義の味方気取りをするつもりなんて、無いと。]

(15) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ――ゴミ?別に構わん、自分で取……あぁ、クソわかったわかった、……さっさと取れ。

[唐突に上げられた声(>>11)には、怪訝そうな視線を寄越し。頭にゴミが付いてようと、そんなモンは自分で取ると組んでいない方の手を伸ばすものの。
坊主の腕は既に、頭へと伸びていたモンだから。仕方が無いと溜息ひとつ、坊主に煙がかからんように煙草は手に取り背を屈めた。

まさか、さっきの今で。坊主が約束を破ろうとするだなんて、思いもしなかったものだから。
引かれるロザリオに体勢を崩して、触れそうな程に近付いた坊主の顔には。そしてまるでそれを狙っていたかのように落とされた坊主の言葉には。

――痛い程に心臓が、跳ねた。]

(16) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃

【秘】 伝道師 チャールズ → 許婚 ニコラス

[それは、自分の油断が招いた事な自覚はある。触れさせるものかと思いつつも、こうも簡単に許してしまうとは。
花弁も何も無い、直接触れるその、感触。百合の香りの消えた今、鼻腔を擽る匂いは――何の、匂いだろう。]

 ――……ッ!

[その刹那、ともすれば心臓すらも止まっていたのではなかろうか。そう思う程に煩く胸を締めるその臓器に息を詰め、組んだ腕を払って坊主の顎を強く、掴む。
まるで離れてなるものかとでも言うように腕にしがみつく坊主には気付いていたが、今はそんな事には構ってられるか。無意識に手にした煙草を地面に投げ捨て、片手で坊主の顎を掴み、逆の手では坊主の肩を掴み。
大きく見開いた双方で、諦めの籠った坊主の顔を見下ろす。

あぁ、何てこった。せめて自分が、坊主を振り払えていたのなら。
今にも砂になって消えそうな唇を、怒りと混乱と――絶望の籠った顔で、見つめて。
いっそ、消えるのなら。こっちからも触れてやろうかと、そんな考えが脳裏を過ぎりはしたものの。結局、近付けた唇は……触れる手前で、止まってしまう。]

(-7) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ――いい子にするんじゃあ無かったのか!!

[思わず怒鳴り散らした声が、辺りに響く。激昂した声は、表情は、坊主を怯えさせたかもしれんが、そんな事は今はどうでもいい。
肩を掴む手を、頬へと伸ばし。両手で坊主の顔を掴み、強く奥歯を噛み締めた。

後何分――いや、何秒だ。どれ程の間、坊主は人間でいられる?
眉を下げてまるで泣きそうな顔をする自分は、それは酷く情けなく写っただろうが。どうすれば坊主が消えずに済むかとそればかりを考えていたから、そんな事に気を回す余裕なんざありはしない。

そうして、時計の針は幾つ時を刻んだろうか。二度目の潮風が吹いても、鳥が鳴いても。一向に消える気配の無い坊主に、向けた目には微かな困惑が混じる。]

(17) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 …………、

[坊主の顔から手を離し、片手の手袋を外し。視線を揺らして暫し悩んだ後に、恐る恐る生身の手を坊主の顔へと伸ばす。
指先が触れた瞬間、思わず無意識に手を引いて。それでも触れた指先が砂に溶ける事が無かったのなら、今度はゆっくりとその頬を、つつむ。]

 ……消えるんじゃあ、……、

[ぽつりと呟いた言葉は、呆然とした響きを孕んだまま辺りに溶ける。自分に触れた坊主の唇も、坊主に触れた自分の手も。未だ、人の形を成している。

女よりもずっと、硬い。だが今まで触れたどんな肌よりも安堵するその頬へと触れながら。
もしもこの先消える事があっても、その時は自分も道連れか、と。顔を歪めて微かに笑えば、触れた手を一度、振り上げた。]

(18) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ――……ッ、この糞餓鬼!!
 約束は守れと何度も言っただろうが。さっきの今で破る奴があるか、えぇ!?

[渾身の力を込めた拳骨を、坊主の頭の上へと落とし。聞こえよがしに舌を打てば、怒りを孕んだ眼差しを坊主へと向ける。
肺に溜まった息を、大きく長く、吐き出し。あぁ、クソ。お前さんのせいでまた煙草を落としてしまっただろう。]

 あれだけ言ったろうが、……クソ。
 考えておく話はチャラだ、いいな。二度と顔を見せるな。

[坊主が例え呻こうと、決して宥める事はせず。腕を組んで坊主を見下ろし、怒気を含んだ声で告げる。
約束は、約束だ。破ったのならそれ相応の処罰をしてやらんと、と。
もしも坊主が腕を伸ばして来たとしても、決して触れさせずに。眉を寄せたまま、伸ばされた手を振り払っただろう。

――それでも。暫くして呼吸がまともに出来るようになったのなら。
坊主に向けて手を伸ばし、さっき拳骨を落とした頭を自分の胸に抱き寄せて。]

(19) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃

【秘】 伝道師 チャールズ → 許婚 ニコラス


 ……なんで破った。理由を、言うんだ。

[絞り出すような声は、酷く掠れてみっともなく聞こえてしまう。吐く息は微かに震えているし、未だ早鐘のように打つ心臓も鬱陶しい事この上無い。
未だ、坊主が消えてい無いかが不安で、不安で。抱き寄せながらも何度か視線を口へと向けて、無事な事を確認しながら。

そうして、未だ砂になら無い坊主に何度目かの安堵を。奥歯を噛み締めて息を吐き、胸に抱いた頭に強く、顔を寄せた。]

(-8) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃

【秘】 許婚 ニコラス → 伝道師 チャールズ

[どうせするならもっと、って おもったけど
 結局、唇が触れあったのはほんの一瞬。
  ……だって それ以上は触れてたら、どうにかなっちゃいそうだったから。

つかまれた肩よりも あごよりも
 腕をふりはらうその力の強さに、胸が痛んで
  あぁ、それでも おじちゃんがこっちを見てくてるなら、それでいーや ]

……どうしてそんなおかお、するの。

[そんなお顔しないでよって、ぼくが言えることじゃないのかもしれないけど
 ぼくがすきでやったことなんだから、気にしなくってもいいのに。

近づいてきた唇に、またこっちから軽く触れて
 ほんのすこし くちもとをゆるめちゃう。
  そんなことしてたら、また おこられちゃうかもだけど ]

(-9) 製菓 2015/04/12(Sun) 15時頃

【人】 許婚 ニコラス

[大きな怒鳴り声>>17に、耳がキーンてして
 すっごく怒ってるおじちゃんの表情に、それでもぼくは 笑顔を返す。

ぼくの顔をつつむてのひらが、最後のあたたかさだったら
 そんな消え方も悪く無いじゃんって、そんなことを考えながら
  でも いつまで経っても変わりのない体に、ちいさく首をかしげちゃった ]

だ めだよ、
 おじちゃんは さわっちゃ、

[こっちにのびてくる手>>18に 思わず体を引こうとしたけど、体がこわばって動けない。
 ためらいがちに触れる、おじちゃんのてのひらに
  どくん、って おおきくおおきく 心臓がはねて

だめだって、言ったのに。
 そんなことしたら、おじちゃんも消えちゃうよ。
  ……でも それなら、どうしてぼくは消えないのかな?

ほっぺを包む手が離れたら、なごりおしそうにしちゃったけど
 意味深に笑うおじちゃんの表情に、すぐにそれもなくなって ]

(20) 製菓 2015/04/12(Sun) 15時頃

【人】 許婚 ニコラス

……ッい゛!

[これまでで一番痛いげんこつ>>19に、にぶい悲鳴をあげながら
 聞こえる舌打ちの音と キツいまなざしに、体が震えちゃう。

だって てっきり消えるものだって思ってたから、その後のことなんて、なんにも 考えてないよ。
 怒られたり 嫌われたりとか、そんなの、関係ないって思ってたのに ]

…………な ん
 なんで きえないの

[ちいさく呟きながら、それでも続くおじちゃんの言葉に顔を上げて
 たいへんなことをしちゃったって、いまさら気づく。
  もう 手遅れなのかもしれないけど、でも ]

やだ、
まって やだよ、やだ、やだぁ……!

[やだ やだってだだをこねるみたいに頭を振りながら
 のばした腕は、それでもおじちゃんには届かなくって ]

(21) 製菓 2015/04/12(Sun) 15時頃

【秘】 許婚 ニコラス → 伝道師 チャールズ


ご ごめんなさい
ごめんなさい、でも……でも、ぼく、

[どうしよう、どうしたらいいんだろう。
 自分の体を抱くようにしながら、落とすのは言い訳とごめんなさいで
  熱くなる目からは、もうちょっとで涙があふれちゃいそう。

それでも必死に我慢しようとしてたのに
 抱きよせられたら、我慢なんてできるわけ ないじゃん、]

…………、
さ さわりたかった から、

[なんでって、わかってるくせに。
 非難するみたいに浮かんだ言葉は、形にしないまま
  それでも しかえしするみたいに、ほんとのことは言わないで。

ぼろぼろ 泣きながらからいばりしても、かっこ悪いだけなんだろうけど
 それでも……悪いのは、ぼくだけじゃないでしょう ]

(-10) 製菓 2015/04/12(Sun) 15時頃

【秘】 許婚 ニコラス → 伝道師 チャールズ

[でも そんなふうにしてたれたのも、最初だけで
 寄りそってくるおじちゃんの体温に、ぎゅ、って くちびるをかみしめる。

二度と顔を見せるなって言っておいて
 この ぼくを抱く腕の力は、なんなんだろう。
  ぼく そろそろ我慢なんて、できなくなっちゃうよ ]

……おじちゃんといっしょにいたい。
 はなれたく な い、

はなれるくらいなら、もう いいや、って

[そう思っただけであんなことをしたぼくを あなたは笑うかな。
 笑われたって、それ以外に理由なんて無いんだよ。
  ただ あなたに触れたいって 離れたくないって、それ以外には。

望みが全くなかったら、そんなふうには思えなかった。
 でも おじちゃんが、中途半端に応えてくれたりするから

だから、おじちゃんも悪いんだよって 流石にそれは、口にはしなかったけど ]

(-11) 製菓 2015/04/12(Sun) 15時頃

【秘】 伝道師 チャールズ → 許婚 ニコラス

[結局は自分から触れられんかった唇に、代わりとばかりに押し付けられる柔らかさ。
どうして、だって?わかりきった事を聞いてくる坊主(>>-9)には、軋む程奥歯を噛み締める。

俺が悲しむのなら、消えないんじゃあなかったのか。
絶対消えたりはしないから、と。そう言ったんじゃあ、なかったのか。

二回目に触れた唇には、反応する事すらできずに。離れた後に未だ微かな温もりを残すそこを無意識に舐めとれば、それは――漸く齧る事の叶ったそれは、果たしてどんな味が、しただろう。]

(-12) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[怒りのままに怒鳴り付けても、坊主の笑顔は崩れない。その事に対する苛立ちと、そして坊主が砂に溶ける恐怖と。幾ら頭を巡らせた所で、坊主が消えずに済む方法なんて浮かぶ訳も、なく。
その笑顔には、どんな意味があるんだと。それすらも思い至れんままに、ただ時間だけが過ぎていく。

時間が経つにつれて、募るのは焦燥ばかり。この一秒後に坊主の顔が砂になって行くと思えば、恐怖で身体が震えそうだ。
だから、その身体がいつまで経っても消えん事に気付くのは、少しだけ、遅れたろう。

自分は触っておいて、俺には触るなと言う坊主(>>20)の言う事なんざ聞く気などさらさら無い。本当に嫌なら手を振り払うなり、逃げ出すなりすればいい。
――もっとも、今。そんな事をされた所で、触れるのをやめるとも思わんが。

自分が消えるかも知れんという恐怖と、もしかしたらやっぱり迷信なのではという期待と。
整理が付かんままに触れた坊主の肌は――思ったよりも、柔らかかった。]

(22) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ……まだそんな事を……いい加減に、ッ

[こっちの剣幕に押されてか、震えながらも此の期に及んでふざけた事を抜かす坊主(>>21)に、頬と眉を眉を引き攣らせる。
消えなかった事を安堵するのならまだいい、だが坊主の言葉はまるで、消える事を望んでいるようじゃあないか。

だから続く言葉は、必然的に冷たいものへ。言葉と視線とで坊主を突き放しながら、その間に何とかこの背に浮かんだ冷や汗を収めようと。]

 ……煩い。喚くな。お前さんの自業自得だ。

[震えそうになる声は、何とか隠す事が出来たろうか。伸ばされた腕(>>21)を振り払うのも、本当は一苦労なんだ――ともすれば、その腕を引き寄せてしまいそうで。]

(23) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃

【秘】 伝道師 チャールズ → 許婚 ニコラス

[あぁ、だがその努力も水の泡。結局は耐えきれずに抱き寄せてしまった坊主の頭の温かさを感じつつ、しかし今だけは呆れる気持も起きやせん。

情けない程に震えた自分の声に舌を打ちそうになりながらも、それよりもまずは。未だ恐怖に震えるこの心臓を、どうか――鎮めてくれ。]

 ……じゃあ何で約束なんかしたんだ。
 消えてわざと悲しませたかったのか、えぇ?

[触りたかったから、なんて。そんなふざけた理由(>>-10)があるかと。また怒鳴り付けそうになった声は、すんでの所で飲み込んだ。

あぁ、まったく。今日は服が汚れっぱなしだ。汚れた顔を押し付けてきやがる坊主を恨めしく思いながらも、それとは逆に抱く腕には力が篭る。

そうして続いた坊主の言葉(>>-11)には、思わず言葉を無くす。怒った顔を作るのも忘れ、ぽかんと口を開ければ、漸く吐いた呆れの息は何とか震えが取れていた。]

(-13) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ……はあぁ。そんな理由で、消えようとする奴があるか、阿呆が。
 今日は帰っても、……また明日、来りゃあいいだろう。今生の別れにしてどうする。

[コツン。抱いた腕で坊主の頭を軽く小突き。流石にこの言い分だけは理解が出来ずに、ただただ呆れの息を吐くしかない。

離れたくない、と。そりゃあ離れ難い事もあるだろうが、だからと言って消える事を選ぶ奴が何処にいる。
それならまだ、触れるのを我慢出来なかっただとか――そんな理由の方が、納得出来るってモンだ。]

(24) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ……坊主。
 死んだら、それまでなんだ。二度と、"ご褒美"も無いんだぞ。

[頭を抱いたまま、がくりと肩を落とし。窘めるように、そして何処か探るように言葉を落とす。

そりゃあ、自分に落ち度が無いとは思わん。まさかこんな自殺紛いな事をされるとは思わんかった、なんて。そんなモンはただの言い訳だって事も分かってる。
だが、それでも。"ご褒美"と称して触れた時の、あの坊主の顔は。
こうして碌でもない事を坊主に続けてしまうくらいには――魅力的だったんだ。]

(25) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃

【秘】 伝道師 チャールズ → 許婚 ニコラス


 ――……楽しみに、してたんじゃあなかったのか。

[奥歯を噛み締めるように絞り出したその問いは。答えて欲しいのか、欲しく無いのか――それすらも、自分では分からんままに。]

(-14) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃

【人】 本屋 ベネット

[ああ、今自分が涙を零していることは、彼に知られてしまったろうか。
それが恥ずかしいことで、だとしてもこの涙を止めることはできなくて。
涙を止めるストッパーなど、彼の言葉によって壊されてしまっている。
だけれど、続けられた彼の言葉>>13に顔を上げてみれば、涙は彼に拭われる。気付かれていたことに恥ずかしさを感じてしまう。
彼は自分の瞳を褒めてくれるけれど、そんなことは思ったことがない。彼の瞳に映る自分の瞳は、自分で見る瞳と違うものなのだろうか。
笑っている彼が、何を考えているかなんてわからない。そんなことを考える余裕もなくて、頭が真っ白になってしまう。
だけど、彼に言われた言葉は時に残酷で、それでいて美しいものだった。互いに一人になることを嫌う彼は、なんと言ったろう。]

……っ、

[唇に指を当てられて告げられた言葉、共に消えるという選択。
彼も同じ気持ちということ。最期まで彼と一緒に。]

(26) ymd_n_j 2015/04/12(Sun) 19時頃

【秘】 本屋 ベネット → ランタン職人 ヴェスパタイン

[ヴェス。
君と同じ気持ちだということが、本当に嬉しい。嬉しい、のに。
共に消えるということは、君と会える最後になるということ。それを考えると涙が余計に溢れてきて、止められなくなってしまう。
とても醜い顔をしているのだろうけれど、それでもその自分の唇に手を当ててこんな言葉を口にしてくれているのだから、彼はやはり自分と同じ気持ちなのだろう。
唇に触れている彼の指を、手首を掴んで少し横に除けようと。その手には力は入らないけれど、彼は従ってくれるだろうか。そうしないと、伝えたい言葉が伝わらない。
両手の革の手袋をゆっくりと外して、力無く地面へと落とす。外気に触れる掌は、彼を求めてゆっくりと伸びる。]

(-15) ymd_n_j 2015/04/12(Sun) 19時頃

【秘】 本屋 ベネット → ランタン職人 ヴェスパタイン

っ……、う、
愛してる、ヴェスパタイン…。

[涙声になってしまって、うまく伝わっただろうか。
"自由"になった唇でそう告げて、両手の平で彼の頬に触れる。
それと同時に目を伏せ、彼の唇に、己の唇で軽く触れる。
ああ、これが触れているという感覚。とても言葉では表せないこの感触は、いつまで続くのか。もう、唇と、両手から砂となって消えかけてしまっている。
彼は、唇を自分へと押し付けて、共に消えてくれるだろうか。
ああ、自分は最期までこんなことを。
彼でいっぱいの頭の中は、もうじき消えてしまうのだろう。それまでに、彼の答えが、聞きたい。]

(-17) ymd_n_j 2015/04/12(Sun) 19時頃

【独】 本屋 ベネット

/*
ちょっときえてしもたけどいいんですかねえお疲れ様ですまた後できますゔぇすくんとうとい;

(-16) ymd_n_j 2015/04/12(Sun) 19時頃

【独】 墓守 ヨーランダ

/*ホモの間ちょっと通りますよすみませんね

おもっきりご挨拶遅れてたお疲れ様です♡
ワオキツネザルは村建て運営諸々ありがとうダミーロル素晴らしすぎてなんかもう読者として普通に楽しみだったし普通に萌えた。素晴らしかった。

テッドくんピッパちゃんペラジーちゃんは長々お付き合いありがとう、昨日ほとんどまるまる顔出せなくて申し訳ないです。
多忙な人も多そうだけどご自愛くださいな。。

そしてくそ絡みづらくてごめんね!!ニコラスくんのごめんなさい定期のたびに倍にして返したかった。
あとわりと中身誤認してて恥ずかしかったです。

(-18) g_r_shinosaki 2015/04/12(Sun) 20時頃

【独】 漂白工 ピッパ

/*
ご挨拶おくれました、すけすけマンことりです(切るとこ注意♥︎)
ワオちゃん村たてお疲れ様、そしてお誘いありがとうございます。
他皆々様もお付き合いありがとうございます。

とりいそぎ御礼まで。。。

(-19) kotoringo 2015/04/12(Sun) 21時頃

【独】 伝道師 チャールズ

/*
>>-19 ことりさん
わぁことりさんお久しぶりですお久しぶりです(そわそわ横から話しかける)今回ことりさん透けさせるためにことりさんのID戦績で調べて過去村あさりに行った事をここに白状します
あとねそれね切るところ言わなかったら素直に受け取れたのに言われたからちょっと変な切り方しかできなくなった責任とって

(-20) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[わめくなって、つきはなされるみたいに言われたら>>23体がびく、って 震えて
 腕を振りはらわれたのに、抱きよせられちゃえば
  わけがわかんなくって、されるがままになるしかないよ。

震える声には、どういう意味があるのかな。
 微かに聞こえる心音が、いつもよりずっと早く聞こえるのは……どういう意味が、あるんだろう。

わざとかなしませたかったのかって聞かれても、なんにも 答えらんないや
 でも おじちゃんのかなしむ顔が見たかったわけじゃ、ないんだよ。
  かなしんでくれるのはうれしいけど、かなしませたかったわけじゃないんだよ ]

……おじちゃ、
 くるし い

[強く抱きしめられて、思わずそんなことを言いながら
 それでも 離れたくなかったから、お顔は強く押しつけたままで
  そっと背中に腕を回すくらいは、ゆるしてもらえるかな ]

(27) 製菓 2015/04/12(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[呆れたみたいな声>>24が上から聞こえたから、ぐって眉をよせちゃう。
 頭をこずかれても、やっぱり 文句は言わないけど
  でも おじちゃんは全然わかってないよ ]

だって!


……だって きょうがすぎたら、なかったことになっちゃうかもしれないもん。
 すきっていったことも、ちゅーしたことも
  ぜんぶ、なかったことにされちゃうかも しれないもん!!

[今日じゃなきゃ、だめなんだよ。
 ねえ どうしてわかってくれないの。

八つ当たりみたいに考えながら、ぐいぐい涙をぬぐって
 納得いかないみたいなおじちゃんを、き、って 睨みつける。

自分がばかなことしてるって、わかってるよ。
 でも ぼくにはそうするしかなかったんだもん
  他に方法が思いつくなら、そりゃ こんなことしてないよ! ]

(28) 製菓 2015/04/12(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス


わかってる、
 そんなの わかってるよぉ……

[なだめるように言われた>>25って、今度はこっちが納得いかなくって。
 睨むのを止めて、またおじちゃんの胸に顔を押しつけて
  ぎゅって腕を回しながら、ちいさく首をふる。

いきなりこんなこと言われても困るってわかってても、責めたい気持ちはなくなってくれない。
 どうしてわかってくれないの、なんて言う権利は、ぼくには ないっんだろうけどさ ]

それでも なかったことにされるよりは
 ずっと ずっと マシだもん


それに、そうしたら……おじちゃんは ぼくのことをわすれられないでしょう?

[外からやってきたおじちゃんが、もしまた どこかに行ってしまう時に
 あなたに触って消えたぼくのことを、わすれられないでしょう?]

(29) 製菓 2015/04/12(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[またひとつ問いかけ>>-14られれば、眉を下げて
 そんな わかりきった問いなんて、いまさらなんの意味があるんだろう ]

たのしみに してたに……きまってるじゃん。

[それだけ答えたら、ぐ、って おじちゃんの体を押して
 抱きしめる手を振りはらうみたいにしながら、ほんのすこし距離をとろう。

ぼろぼろ 涙はこぼれたまま
 おじちゃんの方を見たら、どんなお顔をしてたかな ]

…………ね、おじちゃん、

[一歩、また距離をとって ぼくは、泣きながらわらう
 こんな ばかにするみたいな笑顔をうかべるのは、はじめてだ。
  やめなくちゃっておもうのに、でも かわいた笑いがとめられない ]

(30) 製菓 2015/04/12(Sun) 22時頃

【人】 許婚 ニコラス


おじちゃんは……
 なんでもいうことをきくぼくじゃなきゃ、いやなの?
  じぶんのいいようにうごくぼくじゃなきゃ いや?

[ひていしてって気持ちを押しころしながら、ぽつり ぽつり 言葉を落としていく。
 ぼくって、こんなに冷たい声が出せたんだ。
  自分でもびっくりしながら、それでもおどろくくらい静かな気持ちで

体も はきだす息も、ちいさく震えて
 なんだか、どうしようもできないや ]

それなら ぼく ちゃんということきいてあげるよ。
 なんだって がまんしてあげる。

[おじちゃんのいいように、してあげるよ。
 言いながら、ずきずき する胸を押さえて
  もう 笑顔もうかべてない自分に気づくけど、ただ瞬きするだけ ]

(31) 製菓 2015/04/12(Sun) 22時頃

【秘】 許婚 ニコラス → 伝道師 チャールズ


……そしたらぼくのこと、すきになってくれるでしょう?

[このごにおよんで、すきになってっていうぼくを、おじちゃんはどう思うんだろう。
 ちゃんとあやまってもいないし、やっぱりあきれられちゃうのかな ]

(-21) 製菓 2015/04/12(Sun) 22時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[回した腕に力を込めすぎたんだろう、腕の中から聞こえた文句>>27には、"我慢しろ"と短く返すのみ。今にもこのての中で、砂となって崩れていくんじゃあないのか、と。そんな不安は、いつになったら消えてくれるのか。
背に回された腕には、内心で有難く思いつつ。こうなれば、どっちが宥められてるか分かったモンじゃあない。

珍しく荒げられた坊主の声>>28には、驚いたように目を見張り。癇癪を起こす事はあったとしても、こうも強く何かを訴えられたのは――あまり記憶に、無い。]

 …………。

[掠れた声で問いを落としたそのままに、坊主の反論をただ、黙って聞く。しがみついて小さく首を振る坊主>>29には、どうしてやれば良かったんだ。

何も、かも。自分が馬鹿な事をしたという事すらも、分かった上でやりやがったのか。
何もわからん餓鬼だと思い、ただその行動を責めてはしまったが、餓鬼だからと舐めていたのは――自分の、方かもしれんと。]

(32) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 …………、何だ。

[一歩、そうただの一歩分だけ――坊主の手で開かされた距離>>30に、息が詰まる。この坊主とは長い付き合いになるが、泣き笑いのようなそんな表情は初めて見るんじゃあないか。
振り払われた腕は、一度だけ坊主との間で揺れて。しかし伸ばす事は叶わずに……あぁ、離されたこの距離のなんと遠い事よ。

まるで恨言のような坊主の言葉が、ずきりと胸を抉っていく。可笑しなモンだ、そう思われるのなんて――少し考えれば、分かった事だろうに。
この段になっても、まだ。好きになってと訴える坊主に、その為に取った手段に。
きつく、目を閉じて。何の感情も篭らない――込めない息を、吐いた。]

(33) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ――……"ニコラス"。

[一歩。坊主によって離された距離を、詰める。また手の届く範囲に入った坊主に向けて、手を伸ばし。痛々しく眉を寄せて、静かに低く、滅多に呼ばん坊主の名を、呼ぶ。

伸ばした手が、坊主へと届いたのなら。その頭に手を置いて、背を屈めてコツリ、と額を合わせてやった。
俺がこいつを呼ぶ時は、いつも坊主、と呼ぶんだが。敢えて名を口にした理由は……言わずとも、伝わってくれるだろうか。]

 もしもだ。今日の事を無かった事にするつもりなら、"考えておく"とは言わん。
 お前さんは、俺を何だと思ってるんだ……そりゃあ酷な事をしたとは思ってるが、そこまで人でなしじゃあない。

 ……そんな事をせんと忘れる程、記憶力が悪い訳でも無い。

[額を合わせながら、軽く目を伏せて。坊主の頭に置いた手の指で、後頭部を緩く撫でつつ告げる。
餓鬼の扱いは、苦手だ。どうすりゃ落ち着くのかも分からなければ、何をしたら嫌がるのかも分からん。
だから口調はぞんざいではあったろうが、声に僅かに滲んだ宥めるような色が。せめて坊主に、伝わってくれるといいんだが。]

(34) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 いう事を聞かんお前さんが嫌なら、それこそ"考えておく"理由なんて無ェんだよ。
 ……お前さんは今まで、何度俺に悪戯を仕掛けて――俺に叱られたか覚えてるか、……ん?

[覚えとらんだろう?――そう笑いながら目を開けて、坊主の薄い色の瞳を覗き。その間も合わせた額は離さずに、指先はせめて、宥めるように。
今迄に何度。この坊主に悪戯を仕掛けられ、何度その頭に拳骨を落として来ただろう。
何度坊主の行動を咎め、何度呆れの息を吐いて来ただろう。

それでも、未だ。この坊主は自分のいう事をなど、そうそう聞かないままだと言うのに。
"じぶんのいいようにうごくぼくじゃなきゃいやなの"、だと?まったく、どの口がそんな事を。
未だ嘗て、お前さんが俺のいいように動いた事があったのかと。]

(35) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 それでも、どうしても聞いて貰わんとならん事もある。
 ……それが、さっきの"約束"なんだ。

[例え何を守らずとも、これだけは守って欲しかったのに。どうしてか消える事は無かったものの、もしも。もしもあのまま坊主が砂になったらと考えれば、今でも血の気が引いてくる。

"分かるか"、と。確かめるような視線を寄越せば、坊主は頷いてくれたろうか。
そうして再び、目を伏せて。ゆっくりと触れた手を動かしながら、吐く言葉を考える。
この先を、言おうか言うまいか。未だ悩みはするものの――あぁこれも、中途半端な事をした自分の自業自得か、と嗤いはしたが。]

(36) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 だからもう、二度と馬鹿な事はするんじゃあ無い。
 …………、期待は。して構わん。それでいいだろう。

[言ってしまってから、一度だけ深く息を吐く。
あぁ、これで。最後の逃げ道も無くなってしまった。あとはこれから、どうかわしていくかだけ――後ろに道など、もう無いのだから。

"次にやったら今度こそ嫌いになるぞ"、と最後に釘だけは刺しておいて。
当てた額を離せば、今迄とは打って変わって乱雑な手付きで坊主の頭をかき混ぜる。
その時坊主は、どんな顔をしていたろうか。その目を見るのが少しだけ、恐ろしく。
頭に乗せた手をずらして瞳を隠してしまったから、終ぞその色は分からぬまま。]

(37) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃

【独】 漂白工 ピッパ

/*
はてさて、ピッパちゃんどうしましょ…

>>-20 ねこんさん
わぁわぁ!ご無沙汰しております!神父さんひとりになったら話しかけたいなーと思ってたら全然無理でしたこの色男め!!!
ていうかなんて恐ろしいことしてんですか…わたしド初心者なので過去村なんてねこんさんと同村のh菱草(+重RPでk盞花とs蘭)しかないですよ…既にフルオープンですよ…(震え
注意してねって言ったじゃないですかヤダー

(-22) kotoringo 2015/04/13(Mon) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……何て顔してるんだい。


[顔を上げた彼は、なんとも悲痛そうに歪んでいて>>-15
涙を止めるつもりだったのに。同じ気持ちであると伝えて、安心させたかったのに。――何故、君の涙を止めることができないのだろう。
何も言わずに涙を零すその様子は、拒絶のように、思えて。
――言葉にしてほしくないから、その指を唇から離せないでいるのかもしれない。

ああ、でも。私を拒むのなら、それでもいいんだ。共に消えたいだなんて、酷い身勝手なお願いを、輝かしい未来が待ってるであろう彼が、受け入れる必要など。

なんて、彼の泣き顔を見ながら、納得しようと考えてはみるものの。
彼の手が徐に自身の手首を掴めば、どくん、と嫌に心臓が波打った。

―――嫌だ。言わないで、ベネット。]

(38) pochi_ro 2015/04/13(Mon) 04時半頃

【独】 流浪者 ペラジー

/*お疲れ様です。
全然顔出せずで本当に申し訳ありません。
お相手してくれた方はありがとうございますご迷惑おかけしました、絡みに行けなかった方もとてもとても素敵でした、お疲れ様でした。

ワオごめんねありがとおつかれさま

(-23) ねおたん* 2015/04/13(Mon) 04時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…………何を、


[拒絶の言葉を予想していたのに、目の前の彼は手袋を外しているものだから。意味が分からなくて、不思議そうに彼を見つめる。
そうして伸びてくる腕に、動くことも出来ないまま。彼が“触れて”しまえば、漸く鈍い頭が働いて、はっと息を飲んだだろう。

――ああ、もう。一緒にって、言ったばかりじゃないか。]


…………馬鹿だな、君は。


[そっと口付けを落とされれば、呆れたように言葉を紡ぐ。
それは、何に対してであったか。
先に触れたことか。こんな陰気な男とともに、消えてしまうことか。……きっと、全部だな。彼は自分など、選ぶべきじゃなかったのに。]

(39) pochi_ro 2015/04/13(Mon) 04時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[目の前の彼は、動かなかった自分に、焦りを覚えているだろうか。唇が消えてしまっているのだから、もうその声は、聞くことは出来ない。

――けれど、不安にさせるつもりなど、毛頭ないのだから。その手に、唇に、触れることができなくなってしまったのは、恨みがましくは思うけれど。]


…………私もだ。


[それは、愛の告白>>-17の、答え。自分を選んでくれた彼へ、愛おしそうに、そう告げる。
そうして手袋を外して、彼の耳へ。確かめるように触れるものだから、もしかしたらくすぐったいかもしれない。
自身の手が砂となっていくのを確認すれば、涙の滲む瞳に、今度は唇でそっと触れる。塩っぱいな、なんて、冗談っぽく笑っただろう。]

(40) pochi_ro 2015/04/13(Mon) 04時半頃

【秘】 ランタン職人 ヴェスパタイン → 本屋 ベネット

――愛してる、ベネット。


[ああ、時間が、足りない。愛の言葉はちゃんと彼に、届いただろうか。

本当に本当にあっという間で。まだまだ、触れていたかったのに。
砂となっていく身体は、どうにも止められなくて。
後悔はしてないけれど、やっぱり、少しだけ。彼の温もりを知ってしまったら、未練は残ってしまうな。

涙が一筋、零れるのがわかったけれど。幸せな気持ちは伝えたいから、目を細めて微笑む。口元はもう、消えてしまったけれど。

――どうか伝わって。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤありがとう、君と出逢えて、幸せだ。]

(-25) pochi_ro 2015/04/13(Mon) 04時半頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*ひいねおたん挟んじゃってごめんねごめんね。。
カメラっ娘とてもかわいかった。リアルお大事に、お疲れ様だよ

(-24) pochi_ro 2015/04/13(Mon) 04時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[悲惨な事件があったと聞けば、口数が減るのも当然で。
下世話な調子で耳に入ったのだから尚のこと気分が沈んでしまう。
気まずさを埋めるように大きくなった歩幅で、足早に広場へと足を踏み入れた。
広場での予想通りの喧騒に彼女は目を伏せる。

処刑された少年が生き返った
砂になった少女も返ってきた
ーーーもう誰も砂になることはない

聞こえてくるのは混乱と希望に満ちた言葉ばかり。
彼女が想像していたものとは随分違っていたから、理解するのに時間を要した。
とはいえ、にわかに信じ難い話である。]

(41) kotoringo 2015/04/13(Mon) 04時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

どうせ根拠のない、尾ひれのついた噂でしょ?
この村の人は噂が大好きだから。

でも、もしも。

砂にならないなんて奇跡が起こりうるのなら。
あたしは誰に触れたいんだろう。
…誰に撫でて欲しいんだろう。

[頭の中で、自身に問いかけた。]

(42) kotoringo 2015/04/13(Mon) 04時半頃

【独】 漂白工 ピッパ

[ー誰に撫でられたいか。

思いがけず飛び出た本音にひとり頬を赤らめる。
人に誇れるようなことなど何もしていないと自覚はあるのに、承認欲求だけは立派に持っているなんて。]

(-26) kotoringo 2015/04/13(Mon) 05時頃

【独】 漂白工 ピッパ

[誰かの役に立てたことなどあったのだろうか。
必死にいい子を演じていたあの頃なら。
褒められたい一心で頑張っていたのだから、何かひとつくらいあるかもしれない。

下心のないものは…ああ、そうだ。
たった一度だけ、いいことをした記憶。

溺れたガキを助けたことがある。

あの時、話せばばあちゃんは褒めてくれてたのかな。
それとも、やはり夜中に家を抜け出していたことを咎められたのかな。]

(-27) kotoringo 2015/04/13(Mon) 05時頃

【人】 許婚 ニコラス

[名前と一緒に距離をつめられれば>>34、思わず後ずさろうとしたんだけど
 伸びてくる手を、避けることなんてできないよ。

低く聞こえた呼び名は、まるで自分の名前じゃないみたいで
 寄せられる眉を見るのも嫌だったから、視線をそらしながら
  ……呼ばれたら、うれしいはずなのに どうして こんなに胸が痛むのかな。

目は合わせられないまま、いやに近い距離には
 こんな状況なのに、ほっぺに熱が集まっちゃう ]

……、

[いい加減なことばっかり言ってるおじちゃんの言葉なんて、信じられないよ。
 そう言おうとしたのに、結局また口をとじるだけ

普段聞けないような声と、頭をなでる手に
 のどの奥が熱くなって、喋れなくなっちゃったから
  口からこぼれたのは、形にならないうめき声 ]

(43) 製菓 2015/04/13(Mon) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス


おぼえてない けど……

……ねぇ、ほんきで かんがえてくれてたの、

[おじちゃん>>35がこっちを見てることに気づいたら、そろってそっちを向いて
 落とす言葉には、やっぱり呆れられちゃうかな。

だって おじちゃんが ぼくとのことを
 真剣に考えてくれてるなんて、思えなかったから
  ただのその場しのぎの言葉だと、そう思ってたから。

いつもなら、殴ってくるか らんぼうになでてくるか、それだけなのに
 やさしく なだめるように動く手が、ぼくの胸をしめつけてくる ]

……なんで

[かすれて落とした声は、おじちゃん>>36には届いたかな
 届いたなら多分、また怒られちゃうんだろうけど ]

(44) 製菓 2015/04/13(Mon) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[なんで そんなにぼくに消えられたくないの、って
 うかんだ疑問は、結局聞けないまま

確かめるような視線は、きっとぼくがそれで納得するのを期待してるんだろうけど
 おじちゃんの言うことがわからないぼくは、首をふるしかできないや
  流石に こんなに真剣な言葉を、わかったフリはしたくないから ]

……ばかなことって、なに
 きたいって、なに……

[もっとちゃんと言ってよ。
 ばかなぼくでも、ちゃんと わかるように。

ねぇ おじちゃんは、ぼくのこと すこしでもたいせつだって思ってくれてるの?
 すきって、思ってくれてるの?
  もしそうなら どうしてはっきり言ってくれないの?

嫌いになるって言葉>>37に、痛いくらい 心臓が震えて
 あれだけ嫌だって言ったのに、なんでまたそんなこと言うの! ]

(45) 製菓 2015/04/13(Mon) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス


きたいしていいじゃ、わかんないよ
 もっとちゃんと いってよ

[髪の毛をぐしゃぐしゃにされながら、いやいや、って 首をふる。
 涙は全然おさまってくれなくって、必死にそれをふくけど、あんまり意味ないや。
  だって 結局次から次にあふれてきちゃうんだもん。

そらされたお顔を、ぐいってこっちに向かせたら
 おじいちゃんは、ちゃんとこっちを見てくれたかな。
  泣いてたら嫌がられるかもだけど。……そんなの、今は気にしてらんない。

お話する時くらい、ちゃんとぼくを見てよ。
 おじちゃんがぼくを見てくれてないと、ぼくは いないみたいな気分になっちゃうんだ ]

(46) 製菓 2015/04/13(Mon) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス


……きたいしていいっていうなら、もう こたえはでてるんじゃないの?
 それともおじちゃんは すきでもないひとに、そんなこというの?

[なんでなんで って
 こうやって疑問をぶつけると、おじちゃんはいつも嫌そうな顔するけど
  今日は いつもみたいにはぐらかされてはあげられないよ ]

すきでもないひとと、ちゅーできるの?
 すきでもないひとがきえて、かなしむの?

[いくつも質問を重ねて、じっとおじちゃんの方を見る。
 そうしたら、ちゃんと目があったかな
  あわなくっても、ただ 眉を下げるだけだけど。

背伸びをして、おじちゃんの肩に腕を回しながら
 お顔を近づけることの意味を、おじちゃんはわかってくれるかな。
  わかってくれても、ぼくの望むようにはしてくれないんだろうな ]

(47) 製菓 2015/04/13(Mon) 19時半頃

【秘】 許婚 ニコラス → 伝道師 チャールズ


ねぇ、おじちゃん、

──……ぼくのこと、すきっていって

[ちいさく ちいさく 呟いて
 ぎゅって抱きしめるみたいにしたら……おじちゃんは、どうしただろう。
  どうせまた 逃げられちゃうんだろうけど ]

(-28) 製菓 2015/04/13(Mon) 19時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[まるで信じられないと。そう言いたげな坊主>>44には、少しだけ気まずげに視線を外す。
真剣に考えていたか、否か。そう問われれば、素直に頷くのは難しい。
逃げの気持ちが、欠片もなかったとは言わん。誤魔化すつもりが、一切無かったとも言わん。
それでも、一時凌ぎの言葉でも。その時に拒絶の決断が出来んくらいには、心を揺らされていたんだ。

確かめるような視線に返された掠れた声は、はっきりとは聞こえんかったが。こっちを見上げて首を振る坊主をみれば、伝わらんかつたかと苦笑を漏らす――本当に、仕方のない餓鬼だ。]

 ……少しは考えろ、何でも聞けば直ぐに答えを貰えると思うな。

[坊主のなんで、にも。ちゃんと言って、にも。答えてやる事は、出来ず。こんな時にこういう自分は、本当に狡いと思いつつも、"ちゃんと"なんざ言えるわけが無ェだろう。
脅しの言葉は、今度は坊主に届いたようで。見えた非難の雰囲気>>44には、満足そうに目を細めた。]

(48) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[ボロボロと涙を零して、それでもなんでを止めん坊主には、少々呆れはするものの。今回ばかりは自分にも非があるとそこだけは認めざるを得んモンで、撫でる手は緩めずに。
本当は、泣いてる餓鬼のお守りなんざ御免なんだが――その、なんだ。泣かせたのが自分となれば、ほっとくわけにもいかんだろう。]

 …………。

[逸らした顔は、坊主の腕で向きを変えられて>>45。仕方なしにそっちを見れば、なぜなにどうしてを矢継ぎ早に浴びせ掛けてくる坊主にうんざりとする。

まったく、普段はあんなに幼い癖して、こういう時だけもっともな事を言ってきやがる。投げつけられる言葉の一つ一つに耳が痛くなりながらも、今は塞ぐ事も出来んのが参るったら。]

(49) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ……それだからお前さんは餓鬼なんだ。
 思わせぶりな言葉も、キスも、それ以上も。好きじゃあ無くても言えるし、出来る。
 嫌いな奴が死んでも、上っ面では悲しそうに涙を流すのが大人ってモンだ。

[目を合わせてくる坊主を、じっと真っ直ぐに見据えて。肩を竦めて一言一言はっきりと告げてやる。

そう、坊主の言う事はどれも、これも。好きじゃあないと出来ないようなモンじゃあない。
そんな言葉で、質問で。こっちの逃げ道を奪ったと思っているなら、俺も舐められたモンだ。

伸びてくる腕に小さく笑い、ぎゅうと抱きついてきた坊主>>-28には数度、その背を叩き。押し付けられた顔を引き剥がして、クツクツと笑いながら坊主の目を覗く。]

(50) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ――勿論、好きだからする事もあるがな。
 そこで問題だ。俺は、どっちだと思う……ん?

[最後にふ、と息を吐き。屈めた背を伸ばして、くしゃりと坊主の髪をかき混ぜて。
乗せた手には、既に手袋は無い。何度もこうして髪に触れては来たけれど、その感触は今初めて知ったと思えば何だか可笑しさがこみ上げて来る。

――あぁ、そうだ。
嫌いな奴が消えても泣けるが、嫌いな奴が消えても――確かめる為に、自分も触れる事は、出来んだろうな。
さて、この坊主がそれに気付くのはいつになるか。そんな思いに口角を上げて、傍らの坊主を見下ろして。]

(51) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 お前さんがもう少し歳を食って、その答えが分かったら。
 そん時にはご褒美を……お前さんの欲しい言葉を、くれてやる。

[今は、まだ。言えるわけなんて無いだろう。それにそんな願いをかけられて、言うような言葉でも無いだろうと。

壁に追い詰められていく感覚に、深く、長く息を吐き。頭に手を乗せたまま暫し考えて、ぐ、と眉を寄せて諦めたように短い息を。
そうして、乗せた手は坊主の頬へ。
――頬を越えて、顎先へ。]

 ……だから今は、これで我慢しとけ。あんまりオッサンを困らせんじゃあ無ェよ。

[軽く持ち上げた顎へと顔を近付けて、掠めるように唇に触れて。直接触れた二度目のそれは、先よりも少しだけ、甘い。

そう、言えるわけが無いだろうに。認められるわけが、無いだろうに。
この歳になって、こんな餓鬼に。よりにもよって、男の餓鬼に――惚れさせられた、なんて。]

(52) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃

村の更新日が延長されました。


天のお告げ (村建て人)

いいホモだなあ

(#1) 2015/04/13(Mon) 22時半頃


【独】 伝道師 チャールズ

/*
ワオキツネザルwwwwwwwwwwww
てか砂煙飲み会が気になりすぎてわたしは。皆酒飲もう。ピッパちゃんはもう飲んでた。

>>-22 ことりさん
私は飲み仲間になりたかった!今からでも遅くないなろう。なろう。一緒にのもう。
そうだけど他の村も見てきたんだよ!おかげで当たってた嬉しい( ´˂˃` )
その注意が逆に悲劇を呼んだんだよわかるかい。。。

(-29) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[ぎゅっ、て 唇をかんで、まるで耐えるみたいにしながら
 おじちゃんの言葉>>50には、ただ おしだまるだけ。
  否定したいのに、もっともらしく大人を語られたら、なにも言えなくなっちゃうじゃんか。

……それが大人だって言うなら、ぼくは大人になんかなりたくないよ。
 すきでもない人にすきって言って、もてあそぶのが大人なら、ぼくは 子供のままがいい。

抱きついても、すぐに引きはがされちゃって
 笑うおじちゃんのお顔を、睨みつけるみたいに見つめてみせる。
  やっとこっちを向いてもらえたのに、こんなんじゃ 全然嬉しくないよ ]

……わかんない。
 わかんない、わかんない!わかんない!!

[こっちが質問してるのに、問題>>51ってなんなの。
 首をふりながら、駄々をこねるみたいに言って
  納得なんてできないから、撫でる手を振りはらいたいのに、どうしても それはできないまま

大人って、どうしてこんなにずるいんだろう。
 それともこれは おじちゃんだからなのかな ]

(53) 製菓 2015/04/14(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

……なに。

[問題の意味も それにこめられた思いも、なんにもわからないまま
 もう少し歳をとったらっていうおじちゃん>>52を睨みつける。

頭に乗る手をふりはらおうとしつつ
 それでも その手があごに向かえば、ちいさく首を傾げて
  一体なにがしたいんだろう、って すこし考えはしたけど

怒ってたからかな、反応が遅れちゃって
 気づいたらもう おじちゃんのお顔が、目の前に ]

…………

[軽くだけ触って、すぐに離れていく唇を見ながら
 ぼくは 信じられないってふうに、ただ目を丸くすることしかできない。
  確かにちゅーしてほしいって思ってたけど……このタイミングは、ないんじゃないの。

ついさっきまで怒ってたのに、かっ、て お顔に熱が集まって
 文句を言おうとした口は、ぱくぱく うごくだけ ]

(54) 製菓 2015/04/14(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

[すきって、そんな一言も言ってくれないくせに
 どうしてこういうことはしてくるんだろう。
  こっちの方がよっぽど難しいのに。]

ずるい。
おじちゃんは、ずるいよ、

[びっくりして、涙がひっこんじゃったのはいいけどさ
 今度は真っ赤になったお顔を、どうすればいいの ]

…………おとななんか、きらいだ。

[負けおしみみたいに呟きながら、口元をそでで拭いて
 寄せた眉は、いつまでたってもそのまま。

餌ばっかりぶら下げるくせに、ほんとに望むものはくれなくって
 あげくのはてに、困らせるなだなんて……どれだけぼくを ばかにするんだろう。
  それでも──ちゅーひとつでこんなに喜ぶぼくは 確かにばかなんだろうけど ]

(55) 製菓 2015/04/14(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

……するなら、もっと ちゃんとしてよ。
 でなきゃ、がまんなんてできない。

[そらしてた視線を、やっとおじちゃんの方に戻しながら
 見上げれば、そろそろ おじちゃんに抱きつこうとしたんだけど
  ふと ここが外だって思いだせば、思わず辺りを見回して固まっちゃう。

誰かに見られてたらって思うと、恥ずかしいなんてものじゃなくって
 むりやりおじちゃんの腕を取りながら、教会の方へと ]

……ねぇ、きょうかいにかえろう。

ふたりっきりに なりたい。
 だれにも、じゃまされたくないの、

[それで もういちどつづきをして、って。
言いながらも、おじちゃんを引っぱってあるきだそうとしたら、素直についてきてくれたかな。

帰れって言われちゃうかもしれないけど
 ひとつ 我慢してあげるんだから、すこしぐらいわがままも聞いてよ ]

(56) 製菓 2015/04/14(Tue) 00時頃

【独】 許婚 ニコラス

/*
はっ。。。延長ありがとうございますむらたてさま。。。

(-30) 製菓 2015/04/14(Tue) 00時頃

【独】 若者 テッド

/*
>>-26>>-27
はーピッパちゃん撫でたい!

(-31) 鹿さん 2015/04/14(Tue) 03時頃

【独】 若者 テッド

/*
エピ発言滞らせて申し訳ない!
ちょいちょい書いていくよよよ

(-32) 鹿さん 2015/04/14(Tue) 03時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[ただひとつ。大切な大切なひとつの問いを、坊主に向けて投げてやる。
自らの首に縄を掛けて、その先端を坊主に渡すような、そんな感覚。どうかその縄を引いて、お前さんの手でこの首を絞めてくれとでも言うように。

しかし、その縄はまだまだ引いては貰えんらしい。癇癪を起こしたように叫ぶ坊主>>53には内心で苦笑を漏らしつつ、それでも振り払われん手には吹き出しそうになった。

だから、少しだけヒントをやろうと。答えをそのまま渡してやる気は更々無いが……ヒントくらいなら、やってもいいだろう。]

 ……やっと泣き止んだか。今日は泣きすぎだ、水分無くなるぞ。

[丸い目を更に丸くし、涙を引っ込めて頬を赤くする坊主>>54に、クツと喉を鳴らして。
金魚みたく口を動かす様は、可笑しいったらありはしない。
さっきまで、あんなに睨んでいやがったのに。餓鬼は単純だから、扱いやすい――なんてのは、ただの建前。

口を袖で拭く様>>55を、目を細めて見下ろして。ずるい、とそう宣われればただただ肩を竦めてみせるばかり。
狡いのはさてどっちだか……と。浮かんだ文句は飲み込んで、呆れたように、首を振る。]

(57) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 05時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 そうかそうか。俺も嫌われたモンだ。
 しかし奇遇だな、俺も餓鬼は嫌いなんだ。

[坊主の言葉に揶揄るように言い返しながら、珍しく寄せられたままの眉を見つめて。
あれやこれやと策を弄してきているようだが、そんなモンに引っかかってたまるものかと。

だけれど、坊主の最大の策には。その身を挺したあの"悪戯"には。未だ思い返せば背が震えそうになるそれには、もう。負けたと言わざるを得んかもしれんと。]


 ……はあぁ。お前さんはすぐ調子に乗りやがって。
 何度言ったら分かるんだ。

[更なる"おねだり"を仕掛けてきた坊主には、呆れたような嘆息を。一度餌をやったらすぐこれだ、と。眉間を押さえて坊主を軽く、睨む。
伸ばされた腕は触れてくるかと思いきや、その寸前でぴたりと止まり>>56。何事か、と思えば辺りを見回す坊主に、何を今更と眉が下がる。
腕を組んだり、強請ったりしてきたのはそっちだろうに。今更人目を気にして、どういうつもりなんだか。]

(58) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 05時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 阿呆抜かせ、帰るんだろう。
 ……どこでそんな言葉を覚えてくるんだ、マセガキめ。そんな台詞は十年早ェよ。

[しかしそれにしても、その台詞は何だ。普段の言動とはずれたそれに、頭を抱えそうになりながら――まさかこの坊主、普段はわざと幼いふりをしているのだろうかと。そんな懸念すら、頭に浮かぶ。

腕を取り、元来た道を戻ろうとする坊主の頭をコツリと小突き。引く腕を逆に引き寄せて、向かおうとする足を無理矢理に止める。
――だが、しかし。
坊主のその言葉に、少しだけ……そう、ほんの少しだけ、心を揺るがされてしまったから。]

 ………、夜になる前に、帰れ。
 じゃないとお化けに襲われるぞ。

[坊主の鎖を指で引き、結局は坊主の向かおうとした方へと進み出してしまうのだからどうしようもない。
続きをして、と。そう言われて戻るなんざ、まるで――自分もそれを、望んでいるみたいじゃあないか。]

(59) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 05時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[そうして、来た道を戻り。何しに出たんだと情けない気持ちになりつつも、扉を開けて坊主の背を押して教会の中に入れ。扉を閉めれば、先程のように鍵の音を小さく鳴らす。

"ふたりっきりになりたい"、と。その願いの為だと言い訳を並べて、扉に背を預け坊主の鎖を強く引けば、その身体はこの腕の中に入ってきてはくれたかね。]

 ――……ほら、どうするんだ。

[坊主の身体を抱き留めつつ、片手でまた顎を持ち上げて。暫く前に丁度この場所で問うたものと同じ問いを、今度はあの時とは逆の位置で問いかける。

あぁ、まったく。ここまで我儘を聞いてやるのは今日限りだ、と。いつに無く坊主に甘い自分に呆れの息を吐きつつも、散々泣かせた詫びも兼ねての事だから仕方がない、とそんな言い訳を浮かべながら。

今度も、坊主は"いい子"にしたろうか。もしもしなかったのなら、今度は瞼を塞いでやらずに、ちゃんと"いい子"に出来るまで待ってやろう。

――そして。]

(60) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 05時頃

【秘】 伝道師 チャールズ → 許婚 ニコラス


 "ちゃんと"、して欲しいって言ったな……知らんぞ?

[唇を合わせる前に、一言だけ。坊主の耳元へと顔を傾け、低く、囁くように忠告を。
しかしきっと坊主には意味が伝わらんかったろうと思えば、小さな愉悦が胸に広がる。
さっきから、おねだりばっかりでこの餓鬼は。少しばかり驚かせてやるか、とそんな気持ちもほんの少しだけありはしたたが。

忠告に頷こうと、頷くまいと。掴んだ顎を軽く引いて、今度は"ちゃんと"唇を合わせる。
触れただけの唇は、直ぐにもう少し押し付けるよようなものへと。そうして僅かに口を開き、坊主の唇を食むように。
このまま離しても良かったんだが、もう少しだけ驚かすのも悪くはないか、と。そんな悪戯心は、舌へと乗せて。

そうして、食んだ唇の境目を舌の先でなぞるようにしてやれば――"ちゃんと"したキスの味を、坊主はどう思ったのかね。]

(-33) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 05時頃

【秘】 若者 テッド → 墓守 ヨーランダ

―露店前にて―

ああ、うん、似てる。
と、思ったん、だけど…

[見た目の静けさの印象だけで名を出した紫陽花。もしかしたら、失礼にも値したかと、無知を呪う。
自信なさげに瞳を向ければ、飴玉のような瞳が髪の翳りの中に透き通って。珍しく長く見つめられた青が、きっと紫陽花の花弁の色に似ていたから、自己完結。]

褒めてるんだよ。

[上手く伝えきれない事。
口端を緩めては申し訳なさげに苦笑する。]

(-34) 鹿さん 2015/04/14(Tue) 06時頃

【秘】 若者 テッド → 墓守 ヨーランダ

―露店から歩き出し―

そうだよな、ごめんな。

[謝ったは良いものの、ハハッと笑い声を上げたなら謝罪はまるで心の篭ってないもののように聞こえただろうか。
見下したり馬鹿にしたりしてる訳ではないのだけど。気まずげに顔を逸らす彼は純粋な子供のようで。

自然と返答の続く会話に、ふと充実感を見つけて。それなりに打ち解けた気になって和やかに笑い返した。]

(-35) 鹿さん 2015/04/14(Tue) 06時頃

【人】 若者 テッド

[人ひとり消えるまでは余りにも容易い。たった幼い子どもを掬い上げるだけで、溶けてしまうのだから。
背後から砂を踏む音>>2:152が聞こえれば、反射的に振り返る。]

あんた、どっか行くのか

[風に流される砂が、積り浜辺を成す砂が、海底へ沈む砂が。人間だったとするなら、誰もが不意に消えて行ってしまったんだ。
立ち去ろうとする彼があまりにも静かで、居なくなってしまうんじゃ、そんな気がして。小さく問いかけた。]

(61) 鹿さん 2015/04/14(Tue) 06時頃

【人】 若者 テッド

…?おい、

[そして、見つめていた彼が壁に凭れ掛かった>>2:154のなら。また体調に異変があったか、と歩み寄る。
乱雑に二つの袋――自分のものでない事が欠落していた――を地面に置き。つい、彼の力の無い肩に触れようとして、敏感になった警戒心でビクリと動きを止める。]

あ…、
…、なぁ。ヨーランダさん。
大丈夫か?

[知らないうちに、触れる癖がついいていのは恐ろしい。ぎこちなく名前を呼びとめて恐る恐る、様子を伺った。]

(62) 鹿さん 2015/04/14(Tue) 06時頃

【独】 若者 テッド

/*
もう少しザクザク書きたいけどト書き下手かよ。。。。

(-36) 鹿さん 2015/04/14(Tue) 06時頃

【人】 許婚 ニコラス


ぼくがきらいなのは、おとなだもん。
 おじちゃんのことは すきだもん。

[負けおしみをくり返すみたいに言って、おじちゃんを睨みつける。
 なんだかすっごくへりくつを言ってるって思ったけど、事実だからしょーがないよね。
  ……おじちゃん>>58も、ガキは嫌いでも ぼくは嫌いじゃないんでしょう?

呆れたようなため息だって、今はどうってことないけど
 でも 誰かに見られたらって思うと、ちょっと困る。
  すきな人とのちゅーを見られるのは、なんだか 恥ずかしいから ]

ぼく へんなこといってないよ。
 やだ。だから かえりたくないんだってば!

[どこで覚えてくるんだ>>59なんて言われたって、正直な気持ちを言っただけだから、答えられるわけないじゃん。
 無理矢理引き止められたら、いやいや って首をふりながら
   あきらめずに、ぐいぐい 腕を引っぱって

そうしたら 根負けしたみたいについてきてくれたから、思わず笑顔を浮かべちゃう ]

(63) 製菓 2015/04/14(Tue) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[なんだかんだ言って、言うことを聞いてくれるのは
 おじちゃんも、ちょっとは望んでくれてるって ことなのかな。
  ……そうだったら いいな ]

おじちゃんがいれば、おばけだってこわくないよ。
 だから きょうはいっしょにねてね。

[当然みたいに言ったら、おじちゃんはどういうお顔をするのかな。
 でもさ せっかく前より仲良しになれたんだから
  そのままお家に帰れるわけ ないよね。

どうせまた 帰れって言われちゃうんだろうけど
 今からぼくは すこしの間、耳が悪くなる予定だから、なーんにも 聞こえないよ。
  怒られたって 呆れられたって、わかんないよ ]

(64) 製菓 2015/04/14(Tue) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[教会まで来て 背中を押されたら>>60、素直に中に入って
 カチャ、って ちいさく聞こえた音に、ほんのすこし 体が震えちゃう。

自分からしてって言っておいて、どうしてこんなに緊張しちゃうんだろう。
 鎖を引かれるまま、おじちゃんの方に倒れこんで
  ぎゅって抱きつきながら、あごを持ち上げられるまま 上を向く ]

…………ん。

[ちょっとだけためらうみたいに目を泳がせちゃったけど、結局大人しく目をつむって
 どきどき する胸は、おじちゃんに押しつけながら
  そうしたら、体の震えまで伝わっちゃったかな ]

(65) 製菓 2015/04/14(Tue) 11時半頃

【秘】 許婚 ニコラス → 伝道師 チャールズ


……な に?

[目をつむったまま、忠告みたいな言葉に首をかしげて
 言ってる意味がわからなかったから聞いてみたけど、返事は聞けないまま。

おじちゃんからちゅーされちゃったら>>-33、やっぱり 体がこわばっちゃう。
 緊張してるのか、こわいのか……自分でもよく わかんないけど
  それでも 当然だけど嫌じゃないから、背のびしておじちゃんのやりやすいようにしてあげる ]

――……ン、

[しっかり口を重ねて、それで終わりって思ってたのに
 押しつけるみたいにして、ちいさく動くおじちゃんの唇に、とっさに逃げそうになっちゃう。
  それでも 必死に我慢してたんだけど、唇を舌でなぞられたら、そうも言ってられなくって ]

(-37) 製菓 2015/04/14(Tue) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス


ゃ……ッ!

[どん、って おじちゃんの体を押して、そののままぺったり尻もちをついちゃう。

心臓が、すっごくうるさい。
 お顔もこれ以上ないくらい熱くって
  もしかしてぼく、しんじゃうんじゃないの ]

…………
あ お じ、ちゃん、ごめん な さ……、

[しばらくは胸をおさえてうつむくことしか出来なかったけど
 突きとばしちゃったことを思い出せば、真っ赤なお顔のまま、おじちゃんを見あげて
  情けない声であやまってみたけど、ゆるしてもらえるかな。

なんだか 体の力がぬけちゃって、ものすごく恥ずかしいのに、どうしてだろう
 どうして……もういちど、なんて 思っちゃうんだろう ]

(66) 製菓 2015/04/14(Tue) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス


おじちゃ ん、

[震える腕を伸ばして、よろよろ 立ち上がりながら
 すがりつくみたいに一度、おじちゃんの胸のあたりに顔をうずめて
  落ち着こうって 深呼吸するけど、全然 逆効果で。

結局は落ち着けないまま、眉を下げておじちゃんを見上げて ]

…………ごめ ん、なさい、
い いやじゃないから。

……もういっかい "ちゃんと" して

[さっきから、ほんとに おねだりしてばっかりだ。
 でも しょーがないじゃん。何度したって、たりないんだから。

ダメ押しみたいに、おねがい、って そう言ってみせたら
 また ちゅーしてもらえたかな ]

(67) 製菓 2015/04/14(Tue) 11時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

  ――――…、ぁ、

[僅かな足音に呼応するように掛けられた声>>61に、びくりと肩を揺らした。
人に呼び止められる事など、滅多に無い。
特にまさか、彼に見咎められるとは思わずに。――彼はもっと、多くの人と声に囲まれる方が似合っていると、そう思うから。
その声に後押しされるように、もう一歩退がりかけて。]

  ……だ、いじょうぶ。
  いつもの事、だけれど、――…、

[――背に壁が当たれば、勝手に逃げ出そうとして、そして勝手に、退路を絶たれたような心地。
伸びかけた彼の手は、避けることこそしなかったけれど――先の今でのその行為は余りにも軽率だと、そう思う。

――そう思う、からこそ。
離れていった彼の手>>62を追うように――反射的に、不自然に。"持ち上げてしまった"自らの腕は、行き場を無くした。

触れることのなかった彼の手の代わりに、触れられることのなかった肩をきつく握って。]

(68) g_r_shinosaki 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


  ……怖く、ないのかい。
  触れた方が――消えてしまったんだろ。

[手袋越しとはいえ、万一の事が起きた時。身を滅ぼす事になるのは、手を伸ばす彼の方だと。
意図せず責めるような響きを含んだ言葉を吐き出しながらも、彷徨わせた視線は煉瓦の上に放り出された紙袋へ。

今、助けはいらないと、そう告げたら。
ほんの先まで近くにあった彼の手は再び離れていってしまうのだろうかと、嫌に募る焦燥の中で思った。

――嗚呼、これでは余りに格好が付かない。
どうせ掴むのならば、躊躇わずに。すぐに手を伸ばせたならば良かったのに。]

  ――………、ッド、

[深く関わることなどないから、人の名前など覚えない。人の名前など、呼ばない。
恐らく初めて口にした彼の名前は、上手く発音しきることができないまま。
肩に爪を立てていた腕は、再び持ち上げた。]

(69) g_r_shinosaki 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[例えば、あまりに突飛のない世界の真実>>3を聞くことになったとして――そしてそれを信じたところで、尚。
手袋を外して彼に触れることは、きっとできなかっただろう。
"今は"まだ。それだけで、精一杯なものだから。


肩から離した腕で、彼の手袋に包まれた手を追おうと伸ばす。
これまで散々、拒まれるふりをして――その実、自分の方がすべてを拒絶してきていたけれど。
今回ばかりは拒絶されたくないと、そう思った。

もしもその手を掴む事ができたのなら――それだけの接触にも、震える溜息を吐いて瞳を持ち上げて、彼を見ようと。

そうして、その手が届いたとしても、そうでなかったとしても。]

(70) g_r_shinosaki 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【秘】 墓守 ヨーランダ → 若者 テッド


  ――きみの手のひらは、きっと。
  …暖かいんだろうな。

[厚い革手袋に包まれた先、いまだ触れたことのない人の温度を、彼の熱を、思いながら。
感慨めいて呟いた言葉は、彼にだけ聞こえれば良い。否、――彼にすら聞こえなくても、良い。

自ら開けた距離は、拾い損ねた言葉を拾おうと、彼が詰めてくれやしないかと。
重ねた歳も一回り離れた子供に掛けるのは、身勝手で切実な願い。

――だって、今ならば。
退路を絶った自分はもう、何処へも逃げられやしないだろうから。]

(-39) g_r_shinosaki 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【独】 墓守 ヨーランダ

/*
ピッパちゃんとテッドくんにかわいいなあかわいいなあしつつ遅れ馳せながら延長ありがとうございます!
独り言拾ってツッコミやりたかったんだけどいや間に合いそうだったらやる。やる。

テッドくんお返事無理しないでね長くてごめんね…!?

(-38) g_r_shinosaki 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【人】 本屋 ベネット

[彼>>-25に触れた唇は、あっという間に砂へと変化してしまう。
ああ、彼の言葉を。耳も、心も残っている今、聞けて本当によかった。
その言葉は、甘くて、頭に溶けていくようで。涙が零れる感覚も、今はもうない。
気持ちを伝える唇さえ、今は消えてしまっている。


おれも、君と出会えて、]

(71) ymd_n_j 2015/04/14(Tue) 13時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ふと気付くと、地面に寝ていた。
体はなかなか動かない。だるくて、重くて、ずっと寝ていたい気分。
もう少し、もう少しだけ。ゆっくり眠りたい……。
いや、待て。
あのとき確かに、おれは、]

……ヴェス…、

[彼に触れて、消えていったはず。
慌てて重たい上半身を起き上がらせれば、辺りへと目をやる。
彼は、どこへ。いや、彼は砂になったままなのだろうか。
不安になって辺りを見渡せば、彼はいるだろうか。]

(72) ymd_n_j 2015/04/14(Tue) 13時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[餓鬼は嫌いだ、と。そう告げてやれば、返される屁理屈>>63にほくそ笑む。
何だ、たまにはちゃあんと分かってんじゃあ無ェか、と。自分の吐いた言葉の裏に込めたものは、坊主の屁理屈と同じようなそれは……汲み取ってくれたと、そう思おうか。

帰れと言えば、案の定。駄々を捏ねる坊主に呆れはしたが、それでも理由がつくなら好都合。
餓鬼にせがまれ仕方なく、と。そういう体で教会へと踵を返したのなら、向けられた笑みには口をへの字に曲げてしまう。まったく、現金な餓鬼だこと。]

(73) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 14時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ……はぁ?何言ってる、夜になる前には帰るんだ。親御さんが心配すんだろうが。
 いい子にしてちゃんと帰……、おい、聞いてんのか坊主。

[しかし、さらりと告げられたとんでもないおねだり>>64には、流石に眉を寄せて坊主を睨む。
いっしょにねてね、だと?馬鹿な事を言うんじゃあない。泊まるつもりか、この餓鬼は。
しかし向けた非難の眼差しも、うんざりとした言葉も何のその。まるで聞こえとらんとでもいう風な坊主には、ピクリと口の端が引き攣る。

――この糞餓鬼が。聞こえんフリをするとはいい度胸だ。
どうやら、突然耳が悪くなってしまったらしい坊主の耳へと口を近付け、半ば触れるようにしながら"聞こえんのか"と囁いてやれば、さて耳は良くなったか、えぇ?]

(74) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 14時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[教会に入り、扉を閉め。促してやれば、こういう時だけは素直にいい子にしやがる。
押し付けられた身体は、少し震えて>>65いたろうか。怖いのか、緊張しとるのか、それはわからんが――どちらにせよ、こんなオッさんとキスする時の反応じゃあ無ェだろうに。
本当に、物好きなモンだと。そう思うも、……物好きなのは、自分も同じかと自嘲して。

合わせた唇を強くしたのは、自分が背を屈めたからか坊主が背伸びをした>>-37からか、あるいはその両方か。
坊主に触れるのは、これで四度目。その中でも最も強く触れたそれに坊主の身体が逃げそうになるも、それを許すわけもなく。
――"知らんぞ"、と。俺は確かに、忠告したんだから。]

 ……っ、と。いきなり突き飛ばすとは随分じゃ無ェか。
 腰でも抜けたか、坊主。……ん?

[突き飛ばされた>>66拍子に、ぎしりと背後の扉が軋む。情けなく地面に尻餅をつく坊主を、腕を組んで見下ろしながら、予想以上の反応に思わず小さく吹き出し。
謝る声には答えず。別に突き飛ばされた所で、痛くなんざありはせん。
真っ赤になって胸を押さえる坊主をそのまま見下ろして、クツクツと笑いながら起き上がってくるのを待つとしようか。]

(75) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 14時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[そのうち、坊主が腕を伸ばして来たのなら>>67。手を引いてやる事はしなかったが、よく出来たと頭くらいは撫でてやろう。
胸に埋められた頭を、片手で乱雑に撫でながら、思うのはそんな事。
さて、坊主もこれで少しは懲りたかと、そう思っていたんだが。
――どうやら自分は、この坊主の事を……少々、見くびっていたらしい。]

 ……今日は何度、おねだりをすりゃ気が済むんだ。がっつきよって……はあぁ。

[まさかまた、"もういっかい"と言われるとは思っていなかったモンで。肩を落として眉をハの字に下げれば、情けない形相を坊主へと向ける。
何度調子に乗れば気が済むんだ、この餓鬼は。一度キスしてやれば、何度も何度も強請りよって、と。

それでも今日は、そう、今日だけは。いつもよりも"少しだけ"我儘を聞いてやろうと、そう決めてしまったのは自分自身だ、と。]

(76) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 14時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ――……坊主。
 目を閉じて、舌を出してみろ。べぇ、ってするんだ。

[軽く身を屈め、見本のように出してみせた舌を指し。やってみろ、と促せば、坊主は言う通りにしてくれたろうか。
まぁ、恐らくするだろう。餓鬼の事だ、ちゃんとキスしてと頼んだら舌を出せと言われた理由までは……きっと、分からんだろうがな。]

 今度は、腰を抜かすなよ。
 我慢比べだ、お前さんが音を上げるまで、"ちゃんと"してやる。

[それだけ告げれば、頭に乗せた手を頬へと添えて。此方からも軽く舌先を出し、差し出された舌へと触れる。そのまま舌の裏をなぞるようにしながら、唇で食み。少しだけ顔を進めて、坊主の息を塞いだ。

坊主が驚いて舌を引くなら、揶揄るように目を細めて。
あの様子だと、"こういう事"は初めてなんだろう?と。さぁてここからどうしてやろうか、そんな思惑に重ねた唇を歪めながら、小さく、小さく、喉を鳴らした。]

(77) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 14時頃

【人】 許婚 ニコラス

[笑うおじちゃん>>75を、今は睨むこともできなくって
 あやまってみても返事がもらえないから、すこし不安になっちゃった。
  笑ってるから、怒ってはないとおもうんだけど

腕をのばしても、引いてはもらえなかった>>76けど、そんなの気にしてる余裕もないまま。
 震えながら おじちゃんにすがって、ぎゅう、って 腕を回しちゃう。

そうして 何度目かのおねだりに、落ちてくるのは呆れたみたいなため息で。
 その反応はふふくだったけど、文句を言ってしてもらえないのは嫌だから、我慢 我慢 ]

おじちゃんが、わるいんだもん。
 おじちゃんが、ぼくに おしえたんだから、

[……我慢って、思ったんだけど。
 無意識に出てきたのは、責任を押しつけるみたいな言葉。
  こんなこと言ってるから、一言余計だって言われるんだろうな ]

(78) 製菓 2015/04/14(Tue) 16時半頃

【人】 許婚 ニコラス


……?べ ぇ

[不思議だったけど、言われるがまま>>77ベロを出して
 首をかしげてみれば、理由を教えてもらえるかと思ったけど、やっぱり そんなことはないみたい。

あぁ、でも――さっきされたことを思い出せば、何をされるかは、ちょっと予想できちゃった。
 だから 今度はおじちゃんを突きとばさないように、って 回す腕に力をこめて
  おじちゃんの手がほっぺに触ったなら、ぎゅうって目を閉じる ]

…………、ぅ、

[うらがわをなぞる舌に、思わず逃げちゃいそうになりながら
 舌が食べられちゃうみたいな感覚に、体がこわばっちゃう。
  それでも どうにか我慢して、舌を引っこめずにはいられたけど。

ちくちく するみたいな、たばこのにおい。
 すきじゃないはずなのに、こんなに近くに感じられるのがうれしいだなんて……変になっちゃったみたい ]

(79) 製菓 2015/04/14(Tue) 16時半頃

【人】 許婚 ニコラス


っん……ゃ、……んん゛、

[舌を引っこめなかったのは良いんだけど
 その代わり ぴくりともできなくって、おじちゃんに抱きついて されるがまま
  でも 上手く息が出来なくって、だんだん 苦しくなってきちゃって

背伸びをする余裕もなくなって、おじちゃんの背中を叩いちゃう。
 苦しくって必死だったから、もしかしたら 痛かったかも。

そうしたら、おじちゃんは口を離してくれたかな。
 離してくれなくっても、どうにか逃げようとしただろうけど ]

ぷ、ぁ……っ!

[口を離して、げほげほ、って 咳をしながら
 真っ赤な顔で、ちょっと恨めしそうに睨んじゃう。
  ぼくからしてって言ったから、文句なんか言わなかったけどさ ]

(80) 製菓 2015/04/14(Tue) 16時半頃

【人】 許婚 ニコラス


…………
 おじちゃん、やっぱり たばこやめなよ。

[たばこのにおいしかしないよ、って
 言いながら、隠すためにおじちゃんの体にお顔を押しつけて。
  ぐりぐり 頭を動かしながら、熱をやりすごそうと。

やめなよって言っても、やめないってわかってるよ。
 ぼくだって、本気でやめてって思ってるわけじゃないから、いいけどさ ]

……おじちゃんはいつも こんなちゅーしてるの?

[ちょっと すねるみたいな声音になっちゃったのは
 ぼくの知らないおじちゃんを見つけたみたいで、胸がちくってしたからで。
  ……あぁ、やだなって思うけど、言ってからじゃ遅いよね ]

(81) 製菓 2015/04/14(Tue) 16時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[何とも不服そうに零された坊主の言葉>>78に、教会の天井を見上げて頭を掻く。
いくら教えたのが自分と言えど、こうも強請られるとは……素直と言うか、マセてると言うか。どちらにせよ、その一言は余計だと。
仕方無しに舌を出せと言ってみれば、素直に差し出されたそれに満足しつつ。
あぁ、しかし思ったよりもこの坊主は、それこそマセていたらしく、突き飛ばさずに耐えるようにしてみせる様>>79には、少しばかり感心したか。

触れた唇は、女よりも硬く。甘さといえば、仄かに香るラムネの香りくらいのもの。
お世辞にも気持ち良いとは言えんキスを交わしながら、薄く開けた瞳でそれに耐える坊主をこっそりと見つめて。
男とキスをするなんざ、気持ち悪くて仕方がない。ロクに応えられもせんこんな餓鬼なら尚の事だ。
その気持ちは今でも変わって無いものの、それとは裏腹に楽しむように動く舌は――この様子だと、気付かれそうにはない。]

(82) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 …………、く、

[伸びた背は、徐々に下がり。それに従い離れそうになる唇を追うように、屈めた背はもう少し。
叩かれる背は痛くはあったが、あえて素知らぬフリをして――何だ、もう降参か、と。そう言いたげな視線を向ける。
そうすれば、まるで逃げるように。無理矢理に身体を離してくるモンだから、流石にそれ以上追う事はせんかったが。

あぁ、それにしても。顔を離した時の、坊主のその情けない姿>>80よ。
息も出来ん程に緊張でもしていたのかね、と。屈めた背を戻し再度扉に背を預け、伸ばした腕はまた組み直して。
だが、文句を言わんかった事は褒めてやろうか。自分がしてくれと言っておきながら文句を言われ日にゃ、その額を弾いてやったんだが。]

(83) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 嫌だね、何でお前さんに言われてやめなきゃならん。嫌ならせんかったら良いだけの話だ。
 前に言ったろう、臭いが嫌なら近付くな。それが嫌なら我慢しろ。

[坊主の恨み言>>81には、目を細めてそっぽを向いて。そう、嫌ならしなきゃいいんだ。自分はそれでも一向に構わんぞ、と。
――だが、どうせ嫌とは言わんのだろう?嫌ならとっくに、ここから逃げ出しているだろうよ……そんな狡い考えは、決して言葉にする事はなく。
それでも向けた視線にはきっと滲んでしまったから、気付いたか否か、それは自分には分からんがね。

ぐりぐりと押し付けてくる頭は少し鬱陶しくは思ったから、やめろと頭を押しのける。
そうすれば向けられた拗ねたような一言には――不愉快そうな、視線を向けた。]

(84) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ……さぁな。してたらどうなんだ。
 餓鬼が、一丁前にヤキモチか?

[先までの表情とは打って変わり、つまらなさそうな表情を浮かべて。呆れと失望の篭った溜息は、隠そうともせずに。

先までそこそこにいい気分だったと言うのに、興を削がれたったらありゃあせん。何だって餓鬼はこういう時に、こんな面倒臭い事を言ってくるのか。
視線は、敢えて外さない。坊主に触れていた手を引っ込めて、じっと冷たく見下ろしてみせる。]

(85) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ――……興醒めだ。一服してくる。
 過去をとやかく言う奴は好かん。

[溜息混じりに言葉を落とし、漸く坊主から視線を外して。腰の鍵を取れば、背後にある鍵穴にそれを差込もうとしながら。

今、現在の事ならいざ知らず。過去をとやかく言われた所で、自分に一体どうしろと言うのかと。
過去がどうあれ、今は。少なくとも今この時は、自分の目にはお前さんしか映っていないというのに――楽しんでいるのは、お前さんとの触れ合いだというのに。この坊主はそれでもまだ、不満なのか。知りもせん奴と比べて、何が楽しいのだろうかと。
これだから餓鬼は面倒なんだ、と。興を削がれた事を内心で少しだけ残念に思いつつも、出した舌で唇を舐めて。
そこに仄かに残ったラムネの香りに舌を打ちそうになりながら、手にした鍵を、カチリと回した。]

(86) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

――……ベネット。


[名を呼べば、辺りを見渡す彼>>72はこちらに気付いてくれただろうか。
消える前に流れた涙はそのままに。いや、むしろ今の方が酷くなっているかもしれない。
嗚呼、どうして。上手く笑顔が作れないのは、何故だろう。]


ベネット、


[確かめるように何度も呼んで、彼の頬をペタペタと触れてみる。
暖かい。そして、――消えない。]


ああ、ベネット、
……愛してる、また会えて、嬉しい。


[涙を流しながら、途切れ途切れに言葉を紡ぐ。頭が混乱して、上手く言葉に出来ないみたいだけれど。]

(87) pochi_ro 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[共に消えていく感覚は、ふたりの永遠を手にしたようで、とても幸せに感じていたのは事実であったけれど。
けれど、やっぱり。願っていた一瞬の触れ合いは、人を強欲にするもので。
――消えたくないと思ってしまったのも、また事実なのだ。

ふと意識は、彼の唇へと向かい。頬にあった手を滑らせて、なぞるように触れる。
彼が与えてくれた甘美な感覚を思い出し、身体をほんの少し震わせた。あのときの一瞬の口付けによって、まだここに残りたいだなんて。消えてしまった彼の唇に酷く消失感を覚えて、もっと触れていたかったなんて。そう思ってしまったのだから。それは、自身が口付けを返す前に消えてしまった彼を、恨みがましく思うくらいには。

吸い込まれるように顔を近付け、自身の唇を重ねた。
――ああ、やっとだ。]

(88) pochi_ro 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

[もう無理だよ、って 何度も背を叩いたのに、離れてくれないおじちゃん>>83に、眉をよせながら
  それでも 顔を逸らして逃げれば、ようやく離れてもらえたや。

ぼくはこんなに余裕が無いのに、おじちゃんはやっぱり へーきなお顔をしてて
 にくらしくって仕方ないけど、言ったらなんて返ってくるかわからないから、何も言えないまま。
  それでも、形ばかりは睨んでみせる]

……ぼくにばっかりがまんさせて
 たまには、おじちゃんもがまんしなよ。

[そっぽを向くお顔>>84に、ようやく文句を言ってやりながら
 それでもやっぱり 我慢しろなんて言われたら、我慢しちゃうよ。

たばこのにおいが本気で嫌だったら
 初めて嫌なら、近づくなって言われた時にもう近づくのをやめるもん。
  おじちゃんがすきだから許してあげるって決めたんだから、我慢 我慢。

……きっと、おじちゃんもぼくがそう思ってるって、わかってるだろうな、って
 そう思うと、ちょっとイラついちゃったから
  ぐりぐり 恥ずかしさと、イラつきをごまかすみたいに頭を押しつけちゃう ]

(89) 製菓 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[頭を押しのけられながら言った言葉には、なんだかいつもと違う視線が返ってきたから
 ぎく、って 思わず体を固めながら、何がだめなのか考えてみるけど……
  結局どうしてだか わからないまま ]

……やきもちやいちゃ だめなの。

[素直にうんとは言わないけど、ひていもできなくって
 眉を下げながら、失望したみたいなため息にぴくって体が震える。
  ……どうしてそんなお顔するの。ぼく そんなに嫌なこと言った?

じってこっちを見つめるおじちゃんに、ぼくは思わず視線を逸らしちゃう。
 こっちを見てほしいって、そう思ってはいたけどさ
  なにも、そんな目で見てほしいわけじゃないんだよ ]

……は、ぁ?

[鍵をあけようとするおじちゃん>>86に、思わずそんな声をあげちゃう。
 だって いきなりそこまで言われるようなことじゃないじゃん。
  ほんのすこしすねただけなのに、何でそこまで言われなきゃいけないの ]

(90) 製菓 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


――っや だ、
 やだ、いかないで

[それでも 鍵のひらく音に、思わずおじちゃんの腕を取って
 いかないで、って もう一度言いながら、ぐいってその腕をひっぱる。

どうしてそんなに怒ってるのか、ぼくには 全然わからないけど
 そのままにしておいたら、おじちゃんはきっと 構わず外に出てっちゃうから
  おじちゃんと扉の間に入るみたいにして、扉をあけられないようにしちゃおう ]

…………
 も もう、いわないから。

おねがい。どこにも いかないで

[おじちゃんの方に腕を伸ばしたら、振りはらわれたりはしなかったかな。
 それだったら、そのまま抱きつこうとしながら
  ……嫌がられたら、ぴったり扉に張りついて せめて外に行かせないようにするだけで]

(91) 製菓 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


――……ぼくだって、こんなこと いいたくない。
 だ だけど、ぼくのしらないおじちゃんがいるの、いやなんだもん。

かんがえないようにっておもっても、かんがえちゃうし、

[泣きそうになりながらそう言うけど、おじちゃんの方は見れないまま
 我儘だってわかってるし、嫌がられるってわかってるけど
  なのに いいわけみたいな言葉は、するする 口からこぼれ落ちて]

……で でも、おじちゃんがいやなら、もういわないから。
 だから、いかないで。

[ぼくのそばにいて、って。
 しぼり出すみたいな声でお願いしてみたら、おじちゃんはどんなお顔をするのかな。
  また うざったそうなお顔をされちゃうのかな。

でも しょーがないじゃん。
 すきだからひとりじめしたいって思って、何が悪いの?]

(92) 製菓 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


…………ごめんなさい。

[ぼくは悪くないもんって、そう思うんだけど
 結局それは口にできないまま、ちいさくごめんなさいを落とす。
  あぁ、やっぱり ぼくばっかり我慢してるじゃん。

そらしてた視線を、ようやくおじちゃんの方に向けながら
 もうひとつごめんなさいをしたら、許してもらえたかな ]

(93) 製菓 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
……ベネット、好きだ。
ずっと私と一緒に、いてほしい。


[迷惑だろうか、と彼の顔を覗き込んで、不安そうに尋ねる。その瞳にはまだ、涙は溜まっていただろうか。それならばまた、その瞳に口付けを落としてみたいものだけれど。彼の答えを聞くまでは、ぐっと堪える。

消える前に聞いた彼の告白を、疑っているわけではないけれど。目を覚ました彼の気持ちが、消える前と同じとは限らない。

――だから、もう一度。君の気持ちを聞かせてほしい、だなんて。女々しすぎて、流石に口には出さないけれど。]

(94) pochi_ro 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[音を上げた坊主の、恨みがましい視線>>89に嗤う。たまには我慢してみせろと言う坊主には、"我慢は体に悪いんだ"、と。お決まりの台詞を返してやって。
だったら自分は我慢してもいいのか、とか。自分は我慢してばかりだ、とか。そう思っているかも知れんが、そこは若いんだからオッサンを気遣え。

そうして結局離れない坊主には、満足そうに目を細める。思った通りだと思いつつも、内心何処かでそんな坊主を――あぁ、ここから先は無しにしよう。
そう思ってたのはさっきまで。今は向けた視線で分かる通り、あんまりいい気分じゃあ無いんだ。]

 …………さぁ?

[視線の変化に、坊主も気付いたんだろう。強張った身体>>90を見下ろして、向けられた問いにはただ一言そう返す。
溜息を吐く度に、震える体。それを見るのは気分が良いような――悪い、ような。

いや、恐らく気分が悪かったんだろう。それ以上見る気にもなれんかったモンで、一言断りを入れたのなら、上げられる素っ頓狂な声に小さく眉を寄せて。
それでも振り返る事はせずに、扉を開けようとしたのなら。引かれた腕>>91には、振り向かざるを得んかったが。]

(95) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 03時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 邪魔だ、坊主。俺は外に行きたいんだ。

[扉との間に身体を割り込ませ、出て行かせるまいとする坊主にうんざりとした声を上げ。それじゃあ扉が開けんモンで、ぎろりと坊主を睨み付ける。
だがそれでも、そうして縋るようにしてみせる坊主の腕までを、振り払う事は出来んかったが。

ひとつひとつ、並べられる理由達。坊主の胸の内を聞きながら、浮かぶのは全く違うひとつの疑問。
――どうしてこいつは、こうも自分に好意を寄せて来るんだろう。坊主の様子からして、自分の態度を理不尽に感じているのは推し量れる。
まるで、自分を独り占めしたいとでもいうような。そんな言葉>>92まで、吐いてみせて。
みっともなくも、縋り付いてみせてまで――俺に側に居て欲しいと言うんだろうか。]

 …………、はあぁ。もういい。退け。

[小さく落とされたごめんなさいと、もうひとつ続けられたごめんなさい>>93と。それらを聞き終えれば、またひとつ息を吐いて回された腕を払い、扉の前に立つ坊主の身体を押し退ける。
きっと、坊主は抵抗しただろう。だがそれでも、扉に伸ばす腕は止めず。
――腰の鍵をひとつ、掴み。開けたばかりの鍵をまた、掛けた。]

(96) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 03時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ……阿呆か。俺とお前さんで、幾つ歳が離れてると思ってる。
 お前さんが今まで生きてきた人生の倍以上を生きてるんだ、知らん事の方が多いだろう。

[閉めた扉へとまた背を預け、坊主の方へと手を、差し出し。その手に腕が回されればそれでいい。回されなかったら催促するように一度手を振り、それでも回されんのなら――諦めて、腕を掴むだけだ。

差し出した腕で坊主の身体を引き寄せて、共に扉を軋ませて。さて、どう話したモンかと天井を見上げて考えを組み立てながら、手持ち無沙汰に坊主の頭を緩く梳く。]

 ヤキモチは別に、過度で無けりゃ構わんがな。そういうヤキモチを妬かれても、俺にはどうも出来んだろうが。

[もしも、今。目の前に美女が現れて、自分がその女とキスを交わしたとしよう。それについてこの坊主がもしもヤキモチを妬いたなら、これ程うんざりとした気分にはならんかったろう――そりゃあ、元々そういう事を言われるのは好かんモンで、ゼロとは言わんが。
しかし過去の事に対して言われても、知らん俺が居るのが嫌と言われても、それはどうしようも無いじゃあないか。]

(97) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 03時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[ぐ、と。坊主の額を押して、視線をこっちに向かせて。見下ろす視線は呆れの色は篭っていようとも、先のように不愉快じみた色は薄れていただろう。]

 考えてみろ、今ここでこうしている俺は、お前さん以外には誰も知らん。
 それを知ってるのは、お前さんだけだ……それじゃあ不満か、ん?

[指の腹でぐりぐりと坊主の眉間を押して、問いを掛ければ坊主は何と答えたろうか。
我儘な餓鬼だ、それじゃあ満足出来んと答えたかも知らんが――まぁそれならそれで、もうひとつだけ餌をやろう。]

(98) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 03時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ――他と"こういう"キスをされるのが嫌なら。
 他と出来んような、お前さんだけのキスをしてみろ、……ほれ。

[口の端を歪めて、目を細めて。坊主の身体から腕を離し、軽く身を屈め顔を近付けてやりながら、"出来んのか?"、と煽るような一言も添えて。
そうすれば坊主は、さてどんなキスをしてくれるんだかな。
先のような、拙いキスか。それとも俺を真似てみようとして来るか。それを少し楽しみにしている自分を自覚すれば、苦笑も漏れるというモンだが。

幾つも用意してきた逃げ道は、もうひとつも残っちゃいない。言及されてしまえば、自分は認める他無いだろう――この坊主を、気に入っていると。
幼い頃から見てきた餓鬼と、こうして触れ合う日が来るとは思いもせんかったがね。
相手は二十も下の餓鬼、しかも男ときたモンだ。男色家になったつもりは更々無いが、それでもこの坊主との口付けは悪く無いと思えてしまったんだから救えない。]

(99) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 03時半頃

【秘】 伝道師 チャールズ → 許婚 ニコラス


 ――……いい子だから、やってみろ。


[今度はこっちが、目を閉じて。まるで強請るような言葉を口にしてやれば……坊主はそれを、叶えてくれはしたろうか。]

(-40) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 04時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[坊主が触れてきたのなら、薄く薄く目を開けて。その様子を盗み見ながら、よく出来たご褒美をやってもいい。

まったく、この坊主もこんなオッサンに引っかかって哀れな事だ。それと同時に、自分もまたこんな餓鬼に引っかかって情けないったらありはしない。
自分の何が坊主をそうさせるのか、それは酷く気にはなるが、また今度聞いてみよう――坊主が後悔するまでは、時間があるんだ。

そうして坊主が、先に投げた問題の答えを出せたのなら。その時には約束通り、ちゃんとご褒美をくれてやろう。
それを自分が望んでいるのか、いないのか。そんなものは――もうとっくに、明白になっているのだから。]

(100) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 04時頃

【独】 伝道師 チャールズ

/*
ごめんニコ君うまくし、〆れなかっ……た……よ……_:(´ཀ`」 ∠):_
でででも一応これで〆ても大丈夫にはしたのですまない、すまない…


なにはともあれニコ君は天使かわいいはあかわいい

(-41) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 04時頃

【独】 本屋 ベネット

/*
ごめんヴェスくんほんとごめんしめられなかった_:(´ཀ`」 ∠):_
あいしてるこれからもずっと

(-42) ymd_n_j 2015/04/15(Wed) 09時頃

【赤】 教え子 シメオン

ladies and gentleman
この度はボクの世界にお集まりいただき、誠にありがとうございました。
次回、また会えたらよろしくね。

(*0) lemur99lemur 2015/04/15(Wed) 09時頃

【独】 許婚 ニコラス

/*
あーーーごめんおじちゃん間に合わなかった;;;;;;;くそ;;;;;;;;;すき;;;;;;;;;;;;;

なにはともあれお疲れ様でした!村建て同村ありがとうございます!!

(-43) 製菓 2015/04/15(Wed) 09時頃

【赤】 教え子 シメオン

オツカレサマ。ありがとうね。

(*1) lemur99lemur 2015/04/15(Wed) 09時頃

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