89 アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ナユタ、チアキ、クシャミ、ラルフ、トレイル、マドカ、ローズマリー、露蝶、オスカー、パティ、ミルフィの11名。
―5月3日朝、町役場前広場―
噴水の前へと整然と並べられた机の上には頑丈な鍵のかかった金属製の箱が置かれている
投票箱、そう書かれたプレートが貼られた箱は底冷えのする鈍い光を照り返らせて異様な存在感を放っていた
投票用紙はすでに各戸へと配られているはずだ
物々しい装備の機動隊員が直立不動で並ぶ広場に、人影はまだない
(#0) 2013/07/25(Thu) 00時頃
/*
訂正
5月3日→5月4日
*/
(#1) 2013/07/25(Thu) 00時頃
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―回想/5月3日朝9時頃 第二封鎖線付近―
[本屋を通り過ぎた辺りから、妙に此方に向けられる視線に棘が混じるのを感じていた。想像していなかった訳ではない。 ただ店の辺りが一番自分にとっては危険だろうと思っていた分、其処を切り抜けられたのなら後は大丈夫だろうと。
中年の男から始まり、年若い少女、子供を抱えた母親、年老いた老父―― 薬屋としての自分を知る者から口々に言葉を投げられる。
『感染症に効く薬はないのか』『防ぐ為の薬は』『本当はあるんだろう?』『自分だけで独り占めするつもりか』
『これだから余所者は』
一介の薬師に何を期待しているのだろうか。否、彼ら自身解っているのだろう。政府のワクチン製造の進捗情報はほぼ町全体に広まっている。 ただ、現状への不満を吐き出せる者が偶々自分だったに過ぎない。
自分がもっと謙虚な人間なら何かが変わっていた? 意味の無い自問自答――“露蝶”にはそのような生き方は出来ない]
(0) 2013/07/25(Thu) 00時頃
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――『クソ食らえ、だ』。
[逃げるように小路を通って辿り着いた先に目的の人物を見付けられず、無駄に疲労感ばかり募る空回りするような現状につい苛立ち混じりの暴言が口を滑る。聞かれれば、また余所者と罵られるだろうか。其れさえも今はどうでも良い事のように思えた。
ほんの少しだけ、その場にしゃがみ込んだ後、再び脚を動かす。 結局は、全て徒労となるとしても、進まずには居られなかった――]
―回想終了―
(1) 2013/07/25(Thu) 00時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/25(Thu) 00時頃
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−5月4日 早朝 住宅街の外れ「猫の集会」集会所付近− [重々しい朝の空気。街の者達も皆、誰かに投票しなければならない、ということを既に心得ているのだ 命を断つ覚悟。それは自分には重すぎる。 だが。……まだ余り知らぬ誰かの命なら。 ……それでも十分に罪深い事であるのは解っているが、それでも、好きな者達を死なせないために。自分はまだ、生きねばなるまい。
……動かねばならない。少しでも、好きな者達が死ぬリスクを減らすために。 幸いにもというべきか、自分のところにも投票用紙は来ていた。これは、好きな者を殺させないための武器であり盾であることを、既に理解している。
しっかりと用紙をポケットに入れて、昨日の計画の通り、動き出すことにした。]
(2) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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−回想 5月3日 17:00 図書館・談話室− >>1:126 [機動隊員の「ナユタ」が、来るかどうか……自分を信じるかどうか。 それはつまり、チアキが自分を信じてくれるかどうかにほぼかかっていただろう。残念ながら望み薄ではあったが…… だからこそ、ナユタが訪れた時は、少なからず驚いた。驚きを顔に出さず、静かに椅子を立ち、一礼する。 フードを外し、顔が見える状態となったクシャミがそこに居た。] ……来てくださってありがとうございます、ナユタさん。相談したいことがあったので、失礼ですが呼び出させてもらいました。リリー・カートライトと申します。 [偽名を使うのは交渉には不適切だろうと。忘れたい本名を、丁寧な口調で名乗った。 柔らかな話し方くらいは、昔に徹底的に叩き込まれている。使わなくなって久しいが、己の技術の棚にはちゃんと残っているものだった。]
(3) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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>>1:126 続き 私の話をする前に……確認させてほしいことがあります。 私は……チアキさんを死なせないためなら、最悪この命も投げ出しましょう。今朝の貴方を見ていたら、貴方も同じ考えでは無いかと思ったのです。如何でしょうか? ……チアキさんを信頼する方は多いでしょう。しかし、今のこの街は混乱しています。……うっかり……ということは、ありえます。……お願いです。彼を万が一にも死なせないために、協力してくださいませんか? [まずはこれが交渉の入り口。立ち位置を明確にするために、自分の考えを述べ、相手の考えを待った**]
(4) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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―5月4日朝7時頃、市街地―
[浅い眠りに残る疲労で怠く重たい身体と裏腹に、頭の芯だけは緊張に冴え渡っていた。今日から投票が始まる。暴動へと備えての装備を身にまとった隊員へと指示を出し、己は見回りと称して市街地へと足を向けた。
町を歩く度に聞こえてくる押し殺した非難の言葉にも、時折浴びせられる罵声にももう慣れた。――投げつけられるゴミや小石だけは未だ受け流せはしなかったけれど。 たった一日の事なのにと自嘲する。心が固く冷えてゆくのにさしたる時間は必要ないらしい。
あてどなく町を歩く。ほんの2日ほど前までの日常が懐かしい。ボランティアの皆、名も知らぬ少女、露蝶――それにトレイル。 脳裏へと浮かんでは消える顔を思い返せば胸が苦しくなる。深い溜息を零して、ナユタは閉じたシャッターへともたれかかり足元へと落ちる影を見詰めた]
(5) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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―回想・5月3日深夜―
[少女はふらりと外を歩いていた。 その目はどこかうつろ。 どこを見ているのかもわからない。
しかし、視界に一人の男性の姿を捉えると、その目つきが鋭く変わった。 人間とは思えない速さで跳びかかる。 男性が骨と服だけの姿になるのに、そう時間はかからなかった。]
(*0) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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─回想/5月1日 午後8時過ぎ 繁華街の寂れた酒場─
>>77>>78>>79 [眼前の青年は、既にかなり酔っているようだ。酔いに任せての戯言なのか、彼の本音なのか、己にはすぐには確とつかなかった言葉を耳に入れて脳で咀嚼し──しかし、思考よりも先に、感情の底が本音であるのだろうと既に判断していた。男の声が含んだ切なさに、ふと顔面が胸裏と共に歪んで揺るいだのもまた、己らしくはない──彼の瞳にどのように映ったかは知れず]
──、やっぱ、ケツ出せよ、テメェ。…ナユタ、
[唸るに似た声は、肘ついたテーブル上に身を乗り出させ、傾ぎ近づいたナユタの顔傍に面を寄せて吐き出させた。灰緑の瞳を眇め、少年の頃から変わらない、眼前の瞳の色を半眼で見遣り]
(6) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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冗談じゃねえ。…嫌になるぜ、本当に。 ……忘れさせろよ。餌くれんだろ?
[己が先に向けた言葉>>64を、わざと想起させるような響きで、悪態をついて。痛みを突かれた事を、口で誤魔化し今は曖昧にしてしまう様にも。その事自体が、頷きとなりそうな事にも気付いてはいたのだが。 近付けた顔は、その場でできた最大限の嫌がらせに他ならない。──あの頃の自分とは全く違う、そう嘘であろうと示す為に。身を乗り出し、叶えばナユタの鼻下、上唇との境目に浅く歯先掠めてごく淡く吸い付いてやろうと。
口付けと言うには、余りにお粗末で雑なそれが叶ったか、彼の反応は、ともかく。嫌がらせを試みた時点で、大抵の返しは一度はされるが侭に受けた。その後相手にどう反応を重ねたかは別であったが。 それ以上の『餌』を改めて求めたとしたなら、軽く指立て金銭交渉とでもして、酔った彼の帰宅は止めなかった筈]
─回想終了─
(7) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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[数分後、少女は我にかえる。]
…!?…あ…あたし…え…?
[少女が最初に見たものは、血まみれの自分の手と、骨と服。骨はおそらく人間のもの。]
これ…あたし…?あたしが…?…うっ…
[こみ上げてくる吐き気をこらえる。何が起こったのかわからない。とにかく、誰にも見つからないうちに帰らなければ。
幸いにも、途中、誰ともすれ違うことはなかった。
奉公先につくなり、シャワーを浴び、血を洗い流す。いつもなら家主に気を使い、湯の量も最低限に抑えるが、そんな余裕はなかった。血と一緒に、自分がやったという事実も洗い流してしまいたかった。
しかし、どう考えても自分がやったとしか考えられない。 そして、行きつくのは、ひとつの残酷な真実。]
あたしは…感染者…?…あたし…処刑される…?
[その目にあふれた涙は、シャワーの湯と共に流れていった。]
(*1) 2013/07/25(Thu) 01時頃
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−5月4日 早朝 ミナカミ家− [朝の食卓は、3人も人間がいるにもかかわらず静かだ。今日もナユタは家にいないようだ。昨日マドカが家に変えると、いつの間にか食卓の上に薬と書き置きが置いてあった。ナユタがマドカの体調を慮って調達してくれたようだ。マドカはため息をつく。ため息の理由はもうひとつある。今朝配られ、机の上に置かれた投票用紙だ。せめて食事中は、と見えない位置へ移動させたが、頭の中を回るのは投票や処刑のことばかり。食事が進まないまま、時間だけが過ぎて行った。**]
(8) 2013/07/25(Thu) 01時頃
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―5月4日朝、奉公先―
[使用人用の粗末なベッドからゆっくりと身を起こす。 どうも気分が優れない。少し熱っぽいかもしれない。
しかし、行かねばならない。 自分が生きるためには、誰かを処刑せねばならない。 行かなければ、自分が処刑されてしまう。
十で奉公に出され、屈辱に耐えながら、必死に生きてきたのに、ここで、こんなことで殺されてしまうなんて、まっぴらごめんだ。
少々の熱くらいでは仕事を休めないなんていつものこと。 重い身体に鞭を打って、身支度を整えると、ポストから投票用紙を取り出し、広場へと向かう。]
(9) 2013/07/25(Thu) 01時頃
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ー5月4日早朝チアキ自宅庭ー
ふう…何とか形になった…。
[庭先色取り取りの花を植え替えて、賑やかになった庭にひと満足…手に嵌めた軍手を外すとタオルで汗を拭った。長いホースを手に取り水を巻き始める]
……、…あれに…誰の名前を書けばいいの…
[起きて覗いたポストに入っていた投票用紙を思い出し、心がずしりと重くなる。最後まで守りたいものを守れるだろうか…でもきっと「ナユタ」を守れるのなら…ぼんやりとした思考に飲まれ手元緩めばホースが離れて暴れ出す]
はわ、わわわっ…! [慌ててホースを掴むと蛇口を捻り水を止めた。…外にまで水が飛び散った気がするが大丈夫だろうか]
(10) 2013/07/25(Thu) 01時半頃
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/* 勝手に襲撃ロールまわしちゃったけどこれで良かったのかな? すり合わせなしやったことないから難しいよ…
ちなみに体調不良はCOフラグのつもりです。
(-0) 2013/07/25(Thu) 01時半頃
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/* …ロール読み返してると、チアキちゃんの家庭(というかチアキちゃん)が病み系に見えるのは…これは… 元気病みとかまじでおれとく 違ったと!しても!病んで!刺してくれてもいいんだよ!!1!(当て馬死亡思考が抜けない
(-1) 2013/07/25(Thu) 01時半頃
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―5月4日朝7時、町役場前広場―
[人気のない広場で、ローズマリーはいつもの大きく胸の開いた服に、いつもの濃い化粧で視界に入るモノを少し離れて眺めていた。爽やかな朝には似つかわしくないその姿。一人で生きていくために学生の時から働き、高校生の年頃にはもう酒場に出ていた。そんな自分にとって、この姿は戦闘服だった。 感情のうかがえない顔でソレを眺め続ける。彼女を知る者が見たら、きっと目を疑うだろう。 右のポケットに、ソレは入っていた。 心底破り捨てたくてしょうがないが、同時にコレは大事な人を生き長らえさせるための武器とも理解していたので行動には移せない。 だからと言って、記入するどころかペンを握ることさえ出来ないのだが。
実際に目にすれば、覚悟出来ると思っていた。
徐々に視線は地面に向かっていく。 彼女は暫く、その場から動くことはなかった。]
(11) 2013/07/25(Thu) 01時半頃
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ー5月4日早朝チアキ自宅庭ー
[明らんだ空を眺める…変わらず夜は明けるのに…どうしてこんなに何もかも変わってしまったんだろう]
……、…ッ…
[空が歪んだ、ザーッと耳元で音が鳴る。…雨…?…]
(12) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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ー過去回想ー >>1:37 [扉を開いた先、目に飛び込んだのは部屋の隅で「何か」を貪っている妹の後ろ姿。粘着質な水音だけが女の子特有の可愛らしい部屋に響く]
……ハ、ルナ…?
[ダメ…だよ?それは「食べ物」じゃ無い、だろう?それはお前の、…大好きな「お母さん」
立ち上がる小さな背中。此方を振り向く幼い顔は真っ赤に彩られて]
『美味しい…お兄ちゃん…お肉…お兄ちゃん』
[一歩一歩此方に歩いて来る。チアキは…力無くその場に崩れ落ちた。母親だった物に視線をやり、目の前の少女をぼんやり見詰める。きっと…母さんも抵抗なんて…しなかったんだろうな]
『お肉…お兄ちゃん…お兄ちゃん…
タスケテ』
[反射的に手は側に転がっていた果物ナイフを掴む。その小さな身体の心臓目掛けて突き刺した。…駄目だこれじゃ死ねないハルナが痛いだけだ苦しいだけだ]
(13) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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―回想・5月3日17時、図書館談話室― >>3 [折り目正しい佇まいはある意味拍子抜けとも言えただろう――それほど今の彼女はあの日出会った時の印象からはかけ離れていたから。 ナユタは瞳を見開いてクシャミの素顔を見詰めた]
相談つっても俺に出来る事は限られてるけど、それでよけりゃ リリー…カートライト?
[カートライトの名には覚えがある。この町では有名な富家だった筈だ。4年ほど前に主人が他界したという風の噂は遠く町を離れたナユタの耳に届いていたが…目の前の彼女が一人娘だという事までは知る由もなく、思考はそこで留まった]
(14) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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>>4 …………俺がチアキを…死なせたくねぇのは、確かにその通りだ アイツは俺の大事な……幼馴染…だからな
[語られた内容は更に予想からは程遠く、その意味を捉えるまでには暫しの時間が掛かった。そもそも彼女はチアキの事を敬遠していたのではないかと…あの朝の会話>>0:81を思い返す限りでは。けれど今眼の前にいる彼女の言葉に嘘はないと、それは確信しても構わないと直感が告げていた]
…あんたは――、いや、なんでもねぇ 取り敢えず話は聞く 協力できるかは聞いてみねぇとわからねーけど…
[チアキが好きなのかと、口に出しかけて思い留まったのはざわりと胸の中異質な感覚が蠢いたから。嫉妬――にも似た何かだったのかもしれない。 取り敢えずはと口にした言葉に嘘偽りはなく…違法な事ならば協力できないのは事実ではあった]
(15) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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ー過去回想ー >>13 あああああッ…!!
[何度も何度も心臓目掛けて突き刺した。何度も何度も…
どの位、時が経っただろうか。冷たくなった妹の身体を膝に抱く]
……ああ、お薬効いたね…熱下がって、ヨカッタ…ヨカッタ… ノマナクテモ、キクナンテ、スゴイ、ネ…
[小さな頭を撫でる。ずっとずっと…愛おしそうに撫でていた]
(16) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>1:124>>1:125 [彼の手を拒むつもりではなかったのだけれど。だから再び重ねられた手を包み込むように握り、せめてもとばかりに力を込める。 話は終わったとその場を立ち去るべく一歩踏み出した所で少女の声にまた足を止めた]
……そうは言ってねぇけど…あんたがそう思うならばそうなのかもしれねぇな
[向けられた刺のある言葉に顔を強張らせながらも反論はなく。届くかどうかの独白と小さな舌打ちを漏らした。 捨てられたのだろう…町も、俺も。せめてこの手で守れるものだけは守り通したいと、繋いだ手の暖かさを握り締め、その場を後にした]
(17) 2013/07/25(Thu) 02時半頃
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/*そういえば 出すタイミングを逸してボツになったの供養*/
−5/2朝 第二封鎖線付近町内部、書店前− [眠りが浅い所為か断続的に出る欠伸を噛み殺しながら開店の準備を始める。釣り銭と、紙袋・カバーの確認、雑誌の配置変更……は、封鎖の影響で新刊の入荷がなくなったので飛ばして、それから……。一連の作業を終えて、ブラインドを上げれば後は表のプレートを反すだけ。鍵を開け、外に出ると時折街で見かける掃除夫の青年が通りがかるのが見えた。]
おはようございます、ご機嫌いかがですか?
[半身に位置取りプレートを裏返しながら声をかける。見るからに真面目そうな青年の目元には幾らか疲労の影があるように感じた。常日頃から仕事でなくとも街の掃除をしているのだと隣家に住む老婦人から聞いたが、実際にそのようである。]
(-2) 2013/07/25(Thu) 02時半頃
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―5月4日朝7時、町役場前広場―
…にしても投票か…どうするかな…
[熱っぽい身体を引きずりながら、投票所までは来てみたものの、パティは字が書けない。 いつも仕送りをするときのように、代筆を頼むか。 投票先は自分でなければ誰でもいい。 幸いにも、自分の名前だけは読めるので、勝手に自分の名前で投票されるなどということはないだろう。 しかし、投票の代筆なんて、引き受けてくれる人がいるのだろうか。
途方に暮れていると、少し露出の多い服を着て、濃いめの化粧をした少女の姿が目に入る。>>11 プライドがどうこうなどと言っている場合ではない。 行動を起こさねば、自分が殺される。 一か八か、頼んでみるか。]
…あんたも、投票に来たんだろ? 頼みがある。あたしの代わりに、記入してくんないか?
[パティが知るはずもないが、ペンを握ることすらためらっているその少女は、この言葉を聞いて、どんなふうに思うのだろうか。]
(18) 2013/07/25(Thu) 02時半頃
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―回想・5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>1:127 [自分の反応に、リリーはさすがだと感心した様子を見せるが、褒められる理由がよくわからない。呼吸することや、歩くことと同じように、ほとんど本能的にやっていること。パティにとっては褒められるようなことではないのだ。]
>>17 ずいぶんと無責任なんだねぇ。 あんただって、指令を出した側の人間だろうに…
[軍人らしき男の、否定も肯定もしない曖昧な態度は、なんだか癪に障った。否定しても、肯定しても住民から反発を受ける。その反発に対応するのも、彼の役目ではないのか。曖昧な反応で、その責任から逃げているように見えた。
しかし、彼はそのまま去って行った。ちっと舌打ちし、彼女もその場を去る。リリーの過去をほじくり返す気は起らなかった。 その日はそのまま、適当な店でわずかな食料を買い、奉公先へと戻っただろう。]**
(19) 2013/07/25(Thu) 03時頃
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パティは、ここまで読んだ。
2013/07/25(Thu) 03時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/25(Thu) 03時頃
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―回想・5月1日午後8時過ぎ、繁華街の寂れた酒場― >>6>>7 ……あんたが本当にそれを望むなら、な
[挑発、ではなかった。ただ事実のみを口に乗せただけの事。詰められた距離を縮める事なく問うような眼差しを向けた。 目前にある彼の顔に浮かぶ複雑な色合いも、今は揺れる視界の中、その意味を量る事は出来なかったけれど、それでも構わないと思う。多分届いているのだろうと、それだけは理解できたから]
……やっぱり馬鹿だな、あんた、 ――……ンッ…、
[彼の目論見は察せられはしたものの不思議と乗る気分にもならずに、口付けとも呼べぬその接触にゆっくりと目を伏せた。厭う気持ちも苛立ちも今はなく、ただ凪いだ心の奥で何故だか軋むように胸が痛む。 刹那の触れ合いの終わりの気配に、薄く目を開き灰緑の瞳を覗きこみ。『下手クソ』と吐息が触れる程の距離で囁き落として緩く首を傾け、離れてゆく彼の唇へと己のそれを押し付けた――彼の事は言えない、それもまた稚拙なものではあったけれど。
その後の事は実際の所よく覚えてはいない。珍しくも酔い切った足をふらつかせて立ち上がると言い値通りの金を渡して酒場から去ってゆく]
―回想終了―
(20) 2013/07/25(Thu) 08時半頃
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―5月4日早朝 薬屋「三元道士」店内―
――……朝、か。
[扉の辺りで発せられた僅かな音に顔を上げる。きっと例の投票用紙とやらが、昨日のチラシのように差し入れられているのだろう。
薬を使っても、香を焚いても、結局上手く眠れなかった。 限度ギリギリの強い薬を飲んで漸くまどろみはしたものの、数時間後には起きてしまう。 無駄に付いてしまった耐性が仇になる状況など想像した事もなかった。精神状態が余計に薬の効きを悪くしている事を薬師として客観的に分析出来れば、意味も無く自らに苛立ちを覚える。
――化粧をしなければ。
今日も外に出なければいけない。投票を、する為に。 それで結局何が守れるというのかと、嘲笑いたく自身を戒める。病は広がり続ける。焼け石に水なのではないのか? ぐるぐると回る思考から目を背けるように鏡台の前に立つ。 疲れた目をした男の強張った顔が此方を覗いていた]
――『姉さんは、こんな時どうする』?
[返事をするものは、いなかった**]
(21) 2013/07/25(Thu) 08時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/25(Thu) 08時半頃
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―回想・5月3日17時、図書館談話室― >>15 [あんたは――、という言葉に。その後に、何を言いたかったかは大体読めた。訂正しておいたほうがいいだろうと思ったので、訂正した。] ……恋愛感情、というものとは違います。憧れですよ。 [あたしには、もう。そんなものはなくなってる……はずだ、と。] ……彼に抱かれるという妄想を、一つもしなかったといえば嘘になりますが。 [と言って、ほんの少し目を逸らした。無論この「抱かれる」という言葉には、性的な意味が込められている。きちんとした想いの乗った、そういった行為は、彼女にとって憧れであった]。
……ありがとうございます。 [一つ礼を言って、話を核心部分に進めることにした。] 明日チアキを死なせないために私が出来る、最も確実な手は?と言われれば、私が感染している、と嘘をつくことでしょうが…… これはまだ、使いたくありません。明日は確実に避けられますが、明後日の私には何の力もなくなってしまいます。 次善の手が私にある限り、この手は避けたい。 そこで……
(22) 2013/07/25(Thu) 09時半頃
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>>22続き ここからが、本題です。 [……ここで一旦言葉を切る。己の覚悟を確かめるために] ……最近この街に迷い込んできた、オスカーという青年が居ます。今朝彼と話しましたが、酷く捉えどころのない、死に場所を探しているような青年と見受けました。
……チアキの命のために、明日は彼に、死んでいただきたいと思っています。恐らく、この街に、本当にそれを悲しむ者は少ないでしょうから。 私から提案したいことは2点。 1つは――もし、あなたに投票権があるのなら、ですが――あなたの投票先を、オスカーにして頂くこと。 そしてもう1つですが……… これから、私は偽情報を街に流そうと思います。 「昨夜、封鎖線の近くで、オスカーが人狼病の感染者とおもわれる人間に襲撃されたのを見た」……偽情報ですが、疑心暗鬼の蔓延するこの街で、意見を誘導出来るだけの力はあるでしょう。 これを、容認していただきたい……協力して欲しいとは言いません。 [ひとまず自分の言いたいことは言い切った、と。あとは彼の反応を待つ]
(23) 2013/07/25(Thu) 09時半頃
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>>15 [そうだ、一ついい忘れていた。……身勝手なお願いだけれど] ……すみません、一つ忘れておりました。
[若干悲しげに、その目を伏せて。そのまま、半ば独白のように漏らす] ……今のあたしは「クシャミ(Sneeze)」と呼ばれています……「リリー・カートライト」の名を知るものは、あまり、いません。 ……これは、交渉とは関係のない、お願いです。……出来れば、他の居る所で、リリーとは、呼ばないで……もらえますか。 [嘘つきの自分を隠すこともせず。嘘をつき続けていることの罪を、己にずっと突きつけながら。]
(24) 2013/07/25(Thu) 09時半頃
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/* チアキが過去出してくれてよかった。 マドカの設定周辺で被ってる感じのところもちょっとテコ入れしてから出そう。 */
(-3) 2013/07/25(Thu) 10時頃
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本当は。
誰かに信じてもらうことなんて、期待しちゃいけないんだろけどね。 あたしは、嘘をつきすぎた。
(-4) 2013/07/25(Thu) 10時頃
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-回想- -5月3日 10時 街南・土産物屋2F-
[アジトへと到着すると既に仲間は揃っていた。やはり街の人々と同じように疲弊や戸惑いの表情を浮かべている。街を歩いている最中に様々な話が聞こえてきたが、あくまでも噂、の範疇だ。決定的な何かがなければ信じられない。いや、信じたくないという表現のほうがあっているだろうか]
…状況の説明をお願いします。
[ヤケ気味に渡されたチラシ。噂は、やはり本当だったようでにわかには信じがたい文字の羅列が書かれていた。奥歯をギリ、と噛み締める]
随分とフザけた真似をするようですね。 この国は、人の命をあまりにも軽くみている…
[今日から人々は互いを疑いあい、時には無実な人をも処刑台へと送ることになるだろう。それを町民にさせるというのだ。あまりの趣味の悪さに反吐が出る。処刑が始まる前に、何か。何か手を打たなくては**]
-回想終了-
(25) 2013/07/25(Thu) 13時半頃
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-回想-
-5月3日 朝 裏路地-
[昨日までとは街の雰囲気もだが、自分自身もやはり変わっていて。人間をみて「食べたい」と感じる自分に気がついた時、やはり化け物になってしまったんだと心底嫌気がさした。幸い、今の時間であれば抑えきれないほどの強い食欲はないらしい。だが、それもいつまで持つかはわからない。急に目の前の人間を「餌」と認識し「食事」することもあるのか…?そこまで考えて、身震いがする]
嫌だ、食べたくない。ましてや、大事な人はだけは絶対に…
-回想終了-
(*2) 2013/07/25(Thu) 13時半頃
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回想−5月3日 11時頃 マドカ家までの道のり− >>1:119 [マドカの様子を見るに彼女は感染者でないと確信する。]
(そうよね、こんないい子が感染者なわけないよね…)
[顔を上げ、今までの経緯を話す。 マドカは何をしているのかと尋ねると、家に帰る途中だと返ってきた。昨日と変わりない笑顔だったが、その膝は小さく震えていた。 何か事情があるのだろうか、ならばマドカの手助けはできないだろうか、ミルフィは考える]
そうだ、私も一緒に行っていい? 荷物持ちくらいなら、できるよ。
[きっとマドカも喜んでくれるに違いない。そう思ってミルフィは提案した。]
(26) 2013/07/25(Thu) 14時半頃
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/* バファ吊り、リア事情乙でありますだなあ。本当に。もちっと関係深めたかったから残念だー…。
しかしこれで2日目吊られはなくなった訳ですが、3日目か4日目か…うーん、噛まれるよりは吊られそうな予感かな。キャラ相関図的な意味で。むしろいかにも殺してくれと言わんばかりに作ったつもりだったりもしていました。 というか誰が感染者(首なし)か全くわからんぜwww皆うまいことどうとでも取れるロル回しやがって…!気になるじゃないか…! 噛みは誰と誰が首なしかによるよねー。吊りで退場は難しそうで、かつもし死んだらor狼になったら美味しい人…うーん誰なんだろ!きになる!
こんなん言ってる間に絡みにいけという。時間が足りないぜ!!
(-5) 2013/07/25(Thu) 17時頃
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―回想・5月3日17時、図書館談話室― >>22 [靴の中に小石の入ったような違和感――彼女の返答は酷くちぐはぐに思えた。と同時続けられた言葉にまた胸がざわめく。何故だかとても不愉快な気分だ。幼馴染を妄想の種にするなと…違う、そうじゃない。 所有欲…独占欲…――名前をつけるなら多分そんなもの]
…………俺、何も言ってねぇんだけど
[絞りだすように一言だけ告げた声には、隠しようもない苛立ちが滲んだ。目を逸らす仕草ですら神経を逆撫でる。澱のような気持ちを吐き出そうと深い溜息をついた。
語られる内容を聞いても胸の内に巣食う靄は晴れない。想う所は重なるのに…彼女に同調する事だけは決してしたくないと、頭ではなく心が拒絶する。彼女の目を見れば、その話し振りを聞けば誠意は伝わった、だからこそ余計に]
(27) 2013/07/25(Thu) 17時半頃
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>>23>>24 ……確かに俺はチアキを死なせたくはねぇ。そこはあんたと同じだ だけどな、結託して誰かを殺します、なんて話にゃ乗れねぇ …元々選ぶなら見知ったヤツ以外…とは決めてたし、今回はそのオスカーとやらに投票するかもしんねぇけど…今後の事までは約束しかねる
[一息に返せば途方も無い疲労を感じてナユタはまた溜息を零す。なんなのだろう、この盲信にも似た想いは。何がそこまで彼女を駆り立てるのか、分からない、分かりたくない。 ただ――投票するならば余所者に、とは元々ナユタも考えていた事ではあったから、そこは暈して――暈し切れていないにしても意は伝えた]
情報に関しちゃ聞かなかった事にしてやるよ 上のヤツラはそういう事も織り込み済みなんじゃねぇの…って言や、あんたには分かんだろ? ――名前の件は了解した あんたはクシャミ。それ以外の者じゃねぇ …他になにか話はあんのか?
[何かしら事情があるのだろうと、ずらしていた視線を彼女へと向け、それだけは確と約束を。彼女からこれ以上の相談事とやらがなければ足早にこの場を後にするだろう。自分と彼女への嫌悪感をこれ以上募らせたくないと]
(28) 2013/07/25(Thu) 17時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>17 [握り返された手に安堵しては、これじゃあ逆じゃ無いかと思ってしまう。歩き出した先横目にパティを見遣る。気付かれない様にそっと視線逸らした]
……ナッちゃん、これ…俺の家の鍵。今、…母さんとハルナ、知り合いの所に居るから…
[二人共俺が居ない時何かあったら危ないから、と付け加えた。ポケットから取り出したのは自宅の自分の鍵で(キーホルダーの先には奇妙なキャラクターが付いている)それを手渡す]
好きな時に来てくれて良いよ。俺が居なくても。…あ、でもハルナの部屋にだけは絶対入っちゃダメだよ?そんな事したら一生口聞かないからね?
[女の子の部屋に勝手に入っちゃいけないんだよ、と念を押しながらナユタと共にその場を後にした]
(29) 2013/07/25(Thu) 17時半頃
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−回想 5/3 日暮れ前、書店− [死人である所の自分に"目が覚める"という言葉はどうにもおかしな話ではあるが事実そうであるのだから仕方あるまい。自室で真昼間から不貞寝をして、気付けばもう夕暮れ時になっていた。 それにしても何もすることが思いつかない。仕事をしようにも、できないことは朝のうちに分かってしまった。 ああでもないこうでもないとぐるぐる考えているうちに、盛大に血液その他をぶち撒けたであろう玄関先が一体どうなっているのか気になってくる。騒ぎになってはいないようだったから、誰かが何かしらのことをしてくれたのだろうか……。 鍵を開けることもなく扉をすり抜けて外へ出るが、そこに昨夜の惨劇の名残はなかった。叩き付けられた壁が表面を砕けさせてはいるものの、石畳は朝のうちに水でも流されたのか、血痕は僅かな名残を見せるのみでいつもの薄汚れた色をしている。]
……誰だか分からないけど、感謝しないと。
[こうやって"意識"のようなものがあるからだろうか、それともひとりきりだったからだろうか、どこか自分が死人であることへの悲壮感は薄かった。]
(@0) 2013/07/25(Thu) 17時半頃
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/*悲壮感が薄いというか、あまりこいつ自分自身には執着してなかったんだと思う。 それよりも本、書店、そういうものの方を大事にしてたから、暴徒の襲撃があってそこでやっと自分が死んでることに絶望するんじゃないかとかぐるぐる。*/
(-6) 2013/07/25(Thu) 17時半頃
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/*死んでると独り言つかえないのかな。そうでもない?*/
(-7) 2013/07/25(Thu) 17時半頃
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―回想・5月3日17時、図書館談話室― >>27 [不愉快さを露にするナユタに、少なからず驚く。今度もなお、驚きを隠そうとはするが、ナユタの一言に、全身が一瞬硬くなってしまう。それほど、驚いたのだ。 ……何がそんなに彼を不愉快にさせたのか。……チアキを評したどちらかの言葉だったか、あるいは、それを言ったことそのものか。いずれかとは思うが……不思議と。その態度自体に嫌悪感は無かった。]
……すみません。話しすぎましたね。
[形ばかりの謝罪。ナユタは、自分に対して何かを求めているわけではないと、解りはするのだけど]
(30) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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─5月4日 未明 薬屋「三元道士」店外・扉前─
[まだ日が昇るには間がある未明の頃、薬屋「三元道仕」の看板を扉の外から見遣る姿があった。 ──静かだ。あれ程に穏やかではない空気にざわめいていた街が、長い夜を経て今正に訪れようとしている『何か』を、瞬間じっと息を潜めて待ち構えているかのように。
薬屋の扉を、鍵が閉まっているか確かめる為にもノブに手をかけようとして、しかし指先を緩と握って引き戻した。 ふと脳裏に過ぎった彼の姿。紅く鮮やかに彩られた店内に、いつもと同じように気だるく長椅子に座した主人が、いつも変わらぬような仕草で──己に向けられた顔を、なぜだか上手く思い描く事ができなかった。表面に乗った朱の色だけが、緩りと微笑を浮かべて、消える。
拳を扉に当て、微かに唇を動かすが、声は音にならず呼吸だけがゆっくりと漏れ出た。…徒労に終わった時間の後、この場所に何を求めでもしたのだろう。自然、爪先を向け来た己に少し眉を寄せて、嘲るように唇を歪め。荒く、髪を掻いた左手をデニムの後ろポケットへと伸ばした]
(31) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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>>28 [話にゃ乗れない、という答えを受けて] ……そう……ですか。[と、ほんの少しだけ、落ち込んだように] それならば、構いません。考えてくださっただけでも、ありがとうございます。[軽く一礼。相手の考えを知ってか知らずか]
……聞かなかったことに……ええ、助かります。 本心を言えば、同じ情報を流してくれる同志が居ればと思ったのですが……仕方ありませんね。私一人でなんとかしましょう。 [と言うだけ言って、相手の話を受けきってから]
いいえ。私からはこれで終わりです。 聞いてくださってありがとうございました。
[そう言って、去っていくナユタに、丁寧に別れの礼をする。 本当は。「ナユタさんがより素直な人で良かったです。貴方のことも好きになれそうです」と、自分からの評価を言おうかとも思ったが、藪蛇のようだったので言わずに居た。 自分が嫌われているのは解ったが、彼のことも、自分は嫌いにはなれなかった。
ナユタが去っていくのを見届けてから、30分程はそこに居り、黙して考えていた。その後、胃を決したように立ち上がり、フードを被り直して図書館を後にした] ―回想終了―
(32) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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>>18
[後ろから急にかけられる声。こんな時間に人がいるとも来るとも思っていなかったので驚くが、自分の顔に笑みを浮かべると振り向いた。その先にいたのはぶっきらぼうな言葉とは似つかない綺麗な少女。目を瞬くと首を傾げ、用件を反芻する。手を怪我しているようには見えないが、何か理由があるのだろうか。]
代筆、ということかしら? 別に大丈夫よ。
[人がいることでいつもの自分が戻ってきた気がする。しかし…]
別に大丈夫なんだけれど…貴方は他人に誰を指名したか知られるのが怖くないの?
[単純な疑問。私が悪い人だったら、その書かれた本人に言ってしまったり、悪用したりするかもしれない。少し不用心に感じて、他人事ながら彼女が心配になった。]
(33) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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─>>31続き─
──、…死ぬなよ。
[本当に小さな独白は、不意にどこかで吠え出した犬の鳴き声に掻き消されて。煩わしげに顔を顰め、取り出した紙片を扉の隙間から差し込んだ。
『殺る先がないなら俺を選べば良い そう簡単にゃ死んでやらねーがな クソったれ T・T』
紙片には、走り書きとわかる文字が走っている。 この街にとって異邦人である彼に──少し位置を間違えば、元が旅人であるが故に危うい立場になる可能性もあり、また生業が多くの味方と共に敵も作り得る可能性を抱えた彼に──このような時にまず向けるべき適当な言葉など、彼とある種似た…もしくはそれ以上に危うさも含んだ位置に佇む己は持ち合わせていなかった。ただ、自身を選べと、…選んででもおまえも生き残れ、自分も死ぬ気はさらさらないと、…込めた意思が伝わったかまでは知らず。
戸を押すように拳と身を離し、再度店の看板を眺め…ふと大欠伸を漏らして。後頭部を雑に掻き、緩と踵を返していった**]
(34) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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/* ×「ナユタさんがより素直な人で良かったです」 ○「ナユタさんが素直な人で良かったです」 「思ってたより」という単語を削りそこねたwww */
(-8) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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-回想- -5月3日 10時 街南・土産物屋2F- (>>25 続き)
[状況説明、で出てきた情報は他にもあった。「こいつが今回の指揮官らしい」という言葉と共に出てきた数枚の写真。日付をみれば5月1日と書かれていた。写真は配給の様子が撮影-盗撮、という表現の方が近いかもしれない-されたもので、機動隊員の制服を身に付けた青年が写されていた。歳はあまり変わらないように見える]
この青年、が‥
(35) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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[掃除の際、噂で今回の指揮官が若い男だという話は聞いていたが、あまりの若さに衝撃を受ける。しかし、制服の肩の部分に刺繍されたラインは指揮隊長を表すそれで。それが事実だということを物語っていた。--大した経歴もなさそうなこの若者を指揮官に祭り上げた理由は、機動隊ごと街を消し去っても軍にダメージを残さない為か?最悪な想定が脳裏をよぎる。写真を捲っていくと見知った顔を見てて手が止まった。--チアキ。楽しそうに青年に笑いかけるその笑顔を見て、石畳の通りで彼が言っていた言葉(>>0:124)を思い出す。彼の言っていた幼馴染みはこの青年なのだろうか。だとしたら、今、自分がやろうとしていることは彼を悲しませるだけでは…?そこまで考えて思い直す。私情を挟むわけには、いかない。ローズマリー、クシャミ、マドカ。見知った顔が写っている。彼女たちもこの青年と何かしらの繋がりがあったのだろうか…?やがて、手は栗色の髪の男が写された一枚で止まる**] -回想終了-
(36) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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/* ちょ、ラルフさん、気になる、気になるところで終わらないでえええ続き聞かせてえええww まあ顔合わせてからのお楽しみですよねー。ねー! というか普通に一方的な愛情表現(絡み)になってなくて嬉しいんだぜ。触れてくれてありがとう、ありがとう
(-9) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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―回想・5月3日17時、図書館談話室― >>30>>32 [自分の向けた敵意に身体を強張らせる様にも気付きはした…けれど頑なな態度を和らげる事は難しかった。きっとそれは彼女の想いを知っても変わる事はなかっただろう]
…別に。つーかさ、あんたなんで俺にそこまで話しちまえんの?
[答えを望んだ訳でもない問は半分は己へと向けられたものかもしれない。静まりきった談話室の空気を呟きが震わせる。 彼女からの答えを待つ事なく踵を返し、暮れかけた空の下家路へと着いた]
―回想終了―
(37) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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/* そしてこれ、ナユタ投票できないんならトレイル投票への…伏線じゃないかと…!ハァハァ こ、殺してくれるの?くれるの?熱く激しいものをぶつけてから殺してくれる!?ハァハァハァ
…うっす。うっす。落ち着く。妄想まだ早いぜ落ち着くwww
(-10) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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/* ラ ル フ 始 ま っ た ! */
(-11) 2013/07/25(Thu) 18時頃
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>>33 [少女は代筆を引き受けてはくれたものの、疑問を感じている様子。 その反応は想定していた。 毅然とした態度で答える。]
怖いも何もないさ。 どっちみち、殺す相手を選ぶんだろ? 隠そうが隠さまいが、同じことだと思うよ。
…まあ、できることなら、自分で書いた方がいいんだろうけどね。 あたし…字が書けないから…
[そう言って、悔しそうに目を伏せる。 事情があるとはいえ、まともな教育を受けられていないことを知られるのは、やはり抵抗があった。]
(38) 2013/07/25(Thu) 18時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/25(Thu) 18時半頃
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―回想・5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>19 [パティの反応は実にそっけないものだった。 色々詰られるくらいの覚悟はしていたので、むしろ、若干拍子抜けですらあった。 ……生きる世界が違うのか、と。自分もこうなった以上、彼女のように生きるべきなのだろうと、考える。
去っていくパティを無言で見送り、自分も一旦寝床へ戻り、ナユタとの相談の準備を始めることにした。] ―回想終了―
(39) 2013/07/25(Thu) 18時半頃
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―5月4日朝7時 住宅街の外れ→町役場前広場― [昨日散々考えた。 少しでも焦燥感、本気っぽさ。そういうものを出すにはどうしたらいいか。考えた結果が……この方法、だった。 「目的地点まで、歩いて20分位でたどり着ける位置」まで歩いた所で、一旦歩みを止める。そこから、町役場前広場まで……走り続けられるギリギリの速度で、走りはじめ……数分後、到着。 予想していた通り、自分の息は絶え絶えになった。 そこにいたのはマリー(>>33)とパティ(>>38)。走ってきた自分に注目が集まったのを確認してから……出来る限りの必死さを装って。]
……二人共、聞いて…… ……一昨日の夜に、オスカーさんが襲われてるの見た人が居る、って……街外れで、噂になってる……! 昨日の夜も独りで歩いてるの見かけられてるって……!! [ゼエゼエと肩で息をしながら。少なくとも2人は届くように、ただし、声が大きくなり過ぎないようにして、2人に伝える。]
(40) 2013/07/25(Thu) 18時半頃
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―回想、5月3日17時頃住宅地公園内―
[ついこの間までならこの時間も子供達が走り回っていただろう小さな公園に一人、ブランコに腰掛けてゆらゆらと揺らせば金属音が辺りに響く。
クシャミ…リリーに初めて会ったのは何時だったか。父親と共に歩いている中出会した少女に互いの紹介をした。…チアキさん、と呼んでくれた気がする。可愛らしい素直そうな少女だと思った。 帰り道父親から、彼女とは身分が違うのだから親しくしてはいけないと諭された。
それから…父親は姿を消した。同時に彼女の両親が亡くなったと風の噂で聞いた。何も関係無いとは思う…けれど、自分の父親が不幸を招いたのではと言う思いは消えないまま、今度は彼女自身が消えたと知った。
最初は妙な罪悪感から。探し出した彼女に手を伸ばした。 今では…ただ、無条件に彼女を守りたかった]
それでも…
[ナユタの顔が浮かぶ。 それ以上は今は考えたくなくて立ち上がった]
ー回想終了ー
(41) 2013/07/25(Thu) 19時頃
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>>40 [リリーが息を切らしながら近づいてきた。]
オスカー?
[誰かは知らないが、襲われたということは…]
ってことは、そのオスカーって人が、例の病気にかかってるかもしれないってことですか?
[今は見る影もないが、彼女はかつての主人の知人の娘。 普段とは違う、少し無理をした敬語で問いかけた。]
(42) 2013/07/25(Thu) 19時半頃
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>>40 [襲われているのを見た人がいる。 その言葉に緊張が走る。 自分のやったことが、見られてしまったかもしれない。
…いや、大丈夫。 誰ともすれ違わなかった。 感染者は自分だけではない。 きっと他の者がやったのだろう。
根拠もないのに、自分にそう言い聞かせ、緊張を隠す。
ひとまず、今日はそのオスカーに票を入れよう。 自分でなければ誰でもいい。 他の者が処刑されれば、自分は生き延びられるのだから。]
(*3) 2013/07/25(Thu) 19時半頃
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/* おっと、オスカー一回会ってた…orz まあ、一瞬だしね、直接話してないし、記憶に残ってなくてもおかしくはないよね(
(-12) 2013/07/25(Thu) 19時半頃
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─5月4日 早朝 チアキ自宅庭前─
[一度、取りに戻った投票用紙をポケットにねじ込み、共に取った長パンに──ここ数日の食事量を思うと急に食べる量を増やす事は難しかったが──生を訴える腹を無理にでも満たすように齧りつきながら安アパートの部屋を出た。 思考を巡らせ、巡った末に行き詰まり、また迷う思考を巡らせる堂々巡り。…水も持ってくれば良かった、等と、乾く咥内に対する呟きも雑音となって思考の表面を過ぎりいく。繁華街に近い自宅から、町役場や主だった建物が建ち並ぶ街の中央部まで向かう道のりの最中、ふと足取りを緩めたのは、どこか見覚えがある景色に出合ったからで]
…、……なんだ?
[普段は、通る事をまず選ばないだろう住宅地。通る事があっても、徒歩で抜けようと思う事の方が少ないその景色は、改めて見た今、やおら何か懐かしい感覚を己に訴えかけて──僅かに足を止めた瞬間、丁度目先の庭から、己が望んだ形でない水をぶっかけられる>>10等まさか予想はしておらず]
(43) 2013/07/25(Thu) 19時半頃
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はっ…!?おい、なんだコラてめぇ、どういう…っ
[髪先から水を垂らし、一拍の後、反射で犯人がいるであろう庭先へと怒鳴り声を投げかけておいた。──庭木の影、チアキの姿は見つけられていない。舌打ちと共に目元まで隠してはり付く長い前髪を上げて後ろに撫でつけ、額の薄い傷跡に触れた指先を僅か眉顰めて落とし。反応がなかったならば、そのまま庭をひと睨みしてからやや肩を怒らせ歩み行こうと踵を返していたはず]
(44) 2013/07/25(Thu) 19時半頃
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回想−5月3日 11時頃 マドカ家までの道のり− >>26 [マドカはミルフィから「見慣れない少年」(>>1:57)の話をきき、心に留めておく。特に信憑性がありそうな話でもなかったけれど、念のため警戒しておいたほうがいいだろう。
話を聞いてみると、どうやらミルフィは投票の件が心配で、自分の様子を見に来てくれたようだ。こんなに息を切らせるほど走って…。マドカは心の中が暖かくなる。しかし、ミルフィの「一緒に行っていい?」という発言を聞いて、頭の中が真っ白になった。
「ありがとう、嬉しいな。」一言答えるだけでいい、ミルフィについてきてもらえたらきっと心強い。そのはずなのに…]
あ…、あ…。
[マドカにできたのは、顔を真っ青にしてその場から逃げ出すことだけだった]
(45) 2013/07/25(Thu) 20時頃
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/* だんだんと予定が合わなくなってきた!\(^o^)/ */
(-13) 2013/07/25(Thu) 20時頃
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─5月4日早朝チアキ自宅庭─
……あれ? [乾いた瞳を瞬きで濡せば意識が浮上する。…いつの間に外に出たのだろう、…服が濡れてる?]
……、雨…降ったのかな… [屈み込んだまま空を見上げた先、耳に届いた怒鳴り声にびくりと身体を震わせる。何だかとても聞き覚えのある声に反射的に立ち上がった。塀まで駆け寄って手を掛けると跳ねて身を乗り出す]
…あ!やっぱり!トレイルお兄ちゃんだ! [何時もの様に無遠慮に大声で名を叫ぶ。その姿が濡れているのを確認すれば小首を傾げた。彼も雨に降られたのだろうか、緊迫した状況はチアキの心の片隅に追いやられ、にこやかな笑顔のままに問いかけた]
お兄ちゃんも雨に降られたの?タオル貸そうか?
(46) 2013/07/25(Thu) 20時頃
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/* あ…なんか落ち込んできた マズイかも */
(-14) 2013/07/25(Thu) 20時半頃
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>>38
[あぁそうなんだ、彼女の悔しそうな顔に悪いことを聞いてしまったなと思う。だがここで謝れば彼女の心を更に傷つけることになるのだろう。そんなことは顔には出さず、会話を続けた。]
それは大変ね…でもやっぱり、お節介なんだろうけれど、今度からこういうことは信用した人に頼んだほうがいいわ。 時間があれば、教えることも出来るんだけれど。
[「貴方、賢そうだし要領も良さそうだからあっという間に覚えてしまいそう」そう言って笑いながら誰を書けばいいのか彼女に促す。すると同時に聞こえてきた声に(>>40)振り向いた。]
(47) 2013/07/25(Thu) 20時半頃
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─回想/4年前、ある雨の日─
[終わったのだ。これで、終わったのだ。 ただ、淡と胸中で呟きを落としてみせて、しかしその言葉の意味が自身の内には響く事すらしない事実に、力が入らない指をどこか茫然と垂らしていた。
──人が、集まり出している。野次馬の輪に紛れ、被ったフードを少し引っ張るために漸く腕をのろりと動かした。 俺はこの場にはいない。存在しない人物。──この街には、もう10年帰っていない、ただの目立たぬ一人の男。あの日街を飛び出した、父への恐怖と憎悪以外を持たない少年ではない…いま、ほんとうの意味で解放された筈の、たったひとりの男なのだ。 この為に帰らなかった。この一瞬の為だけに、自身が忘れ去られる年月を待った。
野次馬達が輪状に囲んだ中央、首が妙な方向に曲がった男が、降りしきる雨に打たれて横たわっていた。嘗ては『父』などと呼ばされた事もあった、ただの男。──最早単なる動かぬ肉塊。
雨の為ではない冷や汗が背を、震えを帯びた膝裏を湿らせ、染み入る冷たい雨の雫と同化していく]
(48) 2013/07/25(Thu) 20時半頃
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[逸らす事ができない、乾いた双眸を、フードの中にまで吹き込んだ雫に浅く瞬かせ、蒼白になった顔を漸く逸らして、その場をのろりと歩み出した。できる限り、自然に。逃げ出してはいけない、走りだし、叫び、喚き散らしてこの胸を掻き毟って喉を裂き股を抉り脚を踏み千切りたくとも決して、決してそうしてはいけないのだ。
ある一人暮らしの、下請け仕事の貧しい男が、ここ数年断っていた筈の酒をどこからか多量に入手し飲酒後、雨の野外を出歩いた末にある人気の無いビルの屋上から転落死した出来事は、ごく小さな記事となっただけで。後ろ盾もなく厄介者であった彼の死は、表向きには事故死として処理された…筈だ。
一人息子の名は、参考資料に刻まれていたのみ。不思議なほど──3年前、街に戻ったその後に、嘗てとは見た目も振る舞いも全く変えた己にすぐに気付く者は、…己の罪に気付いてくれる者は、ついにこの日まで現れはしなかった。
ずっと変わりたかった。──変われたと、そう思っていたのだ]
─回想終了─
(49) 2013/07/25(Thu) 20時半頃
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>>40
[探しても見つからなかった彼女の姿に、言葉を理解するよりもまず安堵した。良かった、そんなはずはないと思いながらも悪い想像が頭から消えなかった。そうして今だ肩で息をして目の前にいる彼女に「大丈夫?」と声をかけていればやっと頭に届いた先程の声。]
…オスカー?
[客の噂からその名前を聞いたことがある気がする。記憶に間違いが無ければ、旅人だったろうか。ありえない話ではないだろう。しかし、まだ少ししか一緒にいたことはないが、ただの噂で彼女はここまで息せき切って話題に出すような人ではない気がする。疑問に思いながらも2人の会話に耳を傾けた。]
(50) 2013/07/25(Thu) 20時半頃
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-回想・今からずっと前〜2か月前-
[『トレイル・トイ』。彼に最初に遭遇したのは酒場だった。表の仕事の取引先との打ち合わせで訪れていたそこに、お世辞にも上品とは言えない言葉遣いで振舞う彼がいた。人目を惹く容姿を見て思わず、「女性が好みそうな方ですね」と取引先の人間に話を振れば彼の性趣向を聞かされ驚いたものだ。探偵、という職にも多少驚き、裏の仕事の取引中ではなかったことにホッとした。
それから少し経った頃、日課のゴミ拾いをしていた最中、彼と再び出会った(>>0:264)向こうは何も覚えていない様子で、ただゴミを無遠慮に突っ込んでいっただけだが。
(51) 2013/07/25(Thu) 20時半頃
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今から2ヶ月前だっただろうか。 密かに行われていたはずの集会が警察に嗅ぎつけられた。(>>0:265)間一髪のところで壊滅的な被害を避けられたことは不幸中の幸いと言えるだろう。状況から組織内の何者かが情報が漏らしたとしか考えられず、すぐに犯人探しが行われた。そして、ある末端構成員の名前が挙がる。色仕掛けにハマった哀れな男の話によれば、彼は数日前に急に姿を消したらしく「ハメられた」らしい。容姿・手段などから男に取り入った者の正体が『トレイル・トイ』だと判明する。 あらゆる手段で追いはしたが、結局、そのまま彼が見つかることはなかった。後日、幹部クラスの数人のみで行われた会議で男の処分が決定された。その後、親友に男の処遇を聞いても苦笑いで首を振るだけで明確な言葉は避けられたので男の最期は知らない]
-回想終了-
(52) 2013/07/25(Thu) 20時半頃
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-回想・5月3日 10:00 土産物屋2F- (>>36続き) [配給の写真の様子はお世辞にも仲が良いとは言い難いが、万が一の可能性もある。機動隊と探偵が繋がっているのであれば、非常に厄介だ。どこまで探りを入れているかは定かではないが、あの一件(>>0:265)(>>52)から探りを入れていなかったという確証もない。--いっそのこと、このフザけた住民投票で処刑されてしまえば…。機動隊と繋がっているのであれば難しいかもしれないが、試してみる価値はあるだろう。 その前に、彼が機動隊と既に『仕事で』接しているのであればどこまで情報を流したのかを確認したいところだが。 いくつかの打ち合わせを済ませ、連絡用のトランシーバー-申請を出していない非合法のもの-を持ちつつアジトを後にした**]
-回想終了-
(53) 2013/07/25(Thu) 20時半頃
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/* キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
(-15) 2013/07/25(Thu) 21時頃
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−5月4日 昼過ぎ マドカ家前−
[昨日、ミルフィの善意を振り切ってミナカミ家へ戻ってから、ずっと考えていた。家族に関わること、この家に関わることを。この2つが頭によぎると、マドカは形のない不安や恐怖に心を支配される。その理由を、きっと自分は知っているに違いない。そうでなければ、今感じているこの胸のざわつきが一体なんなのか、説明できそうにもなかった。]
よいしょっと…。
[マドカはリュック背負いなおす。ミナカミ家においてあった私物は一応全部もってきていた。借りていたベッドの枕の下にも手紙を置いておいた。手紙には感謝の気持ち、そして、今日自分が家に帰らなかったら、もう戻ってくることはないと思って欲しい、と別れの文章を書いておいた。
マドカは気合を入れると、自宅の門扉を押し開けた。何日ぶりの我が家だろうか。]
(54) 2013/07/25(Thu) 21時頃
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─5月4日 早朝 チアキ自宅庭─
>>46 [塀越し、暫し静かな庭から面白くなさげに爪先を逸らしかけたのと同時、ひょっこり塀上に乗りあがるよう現れた顔にぎょっと脚を止めて上半身をやや引いた。己にとっては、叫ぶに近い大声での呼びかけも、彼から気持ち身が距離を取ったまま耳を片方指で咄嗟に塞いで顔を顰めさせる原因になったが。自身と同じく少し濡れた彼の格好もあり、すぐに合点がいったように片眉上げると、彼の状態など知る由もなくメンチ切るように面を寄せ]
テメェか、チアキ!急になに善良な通行人さまに水ぶっかけやがっ──、
[彼のペースに飲まれないようにとか、まくし立てかけた言葉が──ふと、明るい笑顔と共に向けられた問いに、思わずに咥内へと薄れて消えた。胡乱げに、チアキの変わらない…この、こんな日にまで全く変わらない、明るすぎる笑顔を少し黙して眺め]
(55) 2013/07/25(Thu) 21時頃
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>>46 ……はァ? …雨なんざ降ってねーだろ。この晴れ空、よく見やがれよ。
[一息、呼吸を吸い吐いて調子を戻し。チアキに近づくと、塀越しに庭を視線が探し、すぐにホースを見止めて半眼で指した]
どう見たって、原因アレだろーが。忘れたなんざ言わせねーぜ、とぼけんなよ、……、こんなときまで…のん気な顔しやがって。どうか、してんじゃねーの。
[僅かにした筈の息継ぎが、少し、長引いてしまったのはなぜだろうか。彼の底抜けに明るいような、笑みを眺めていながらに。継いだ言葉は、八つ当たりに近い悪態であると意識をしていたが故に、僅かながらにも勢いを減速させて]
(56) 2013/07/25(Thu) 21時頃
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>>47 信用できる人なんか…
[いない。 家族には生活のために捨てられたようなもの。 奉公先の主人には都合で簡単に切り捨てられたり、機嫌によって暴力をふるわれたり。 買い出し以外ではほとんど外出することもなく、知人らしい知人もいない。 信じられるのは自分だけ。 そう思って生きてきただけに、こんなときに、他人を頼らねばならない自分に嫌気がさす。
目の前の少女を見る。 信用できる人に頼めなんて言えるのは、そういう人物がいるからだ。きっと、幸せに生きてきたのだろう。 軽い嫉妬心が芽生える。 時間があれば教えられる、という彼女の言葉も、余計なお節介だとしか思えなかった。
しかし、今彼女にそんな本心を見せるのは得策ではない。表面上は、気にしていないふうを装った。]
えっと・・・・・
[リリーが声をかけてきた>>40のは、誰の名を書けば良いのかと聞かれ、言葉に詰まったとき。]
(57) 2013/07/25(Thu) 21時頃
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-回想 [家族喧嘩の発端は、兄だった。夕食の会話でマドカが抜き打ちの小テストで酷い点数をとったことを両親へ告げ口したのだ。食事中だというのに説教が始まる。小テストを種火に、普段の生活態度にまで話題が飛び火する。父母は、マドカが高校生になってから遅い時間まで外出することが多くなったこと、髪の毛を染めたこと、その他の細々とした娘の変化が、このところずっと気にくわなかったらしい。
マドカは食卓の隣に座っている兄を睨み付けた。マドカがこういった小テストで低い点を取るのは、いつものことなのに…。普段なら、そういったことを兄に相談すると、悪態をつきながらも、間違った問題が解けるようになるまで、勉強に付き合ってくれる。いつもなら親に告げ口したりはしないのに。
そんなことを考えていると、兄が突如説教に口を挟んだ。兄もマドカに対して、不満を抱えていたようだ。マドカの面倒を見るのが負担であるという内容の罵倒を浴びせられる。
マドカが追い立てられるように家を飛び出したのはすぐ後のことだった。]
(58) 2013/07/25(Thu) 21時頃
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回想−5月3日 11時頃 マドカ家までの道のり−
[急に青ざめるマドカの顔を見てミルフィは混乱する。明らかに自分の発言に対する反応だったが、どの言葉がマドカを傷付けたのかがわからない。]
(でもでも、謝らなきゃ!)
[しかしミルフィが口を開くよりも早くマドカは走り去った。追いかけたが、一番近い角を曲がって行ったマドカの姿を見つける事はできなかった。]
ど、どうしよう…わた私、何か変な事言っちゃったのかな… き…き、嫌われちゃった、のかな…
[こんな状況下でもできた友達。決して失いたくはないとミルフィは強く思った。]
(次会ったら、真っ先に謝ろう。)
[ミルフィは酒場へと戻った。]
ー回想終了ー
(59) 2013/07/25(Thu) 21時半頃
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─5月4日 6時頃 ローズマリー宅─ [目覚めは最悪だった。 マドカがと別れた後酒場に戻った。落ち込むミルフィを見たローズマリーは何も聞かずもう一晩自宅へと泊まるよう勧めてくれた。その善意に甘え一晩中マドカの事を考えた。が、やはり何に対して彼女が反応したかがわからなかった。その内考えつかれて寝落ちした。]
頭いたい…
[普段の勉強でも友達付き合いでもここまで頭を悩ませる事などなかった。答えが出せない自分の頭な出来にイライラする。 ミルフィの悩みの種はもう一つある。誰に投票するかだ。正直、マドカとローズマリー以外なら誰でもいい。でも、少しでも見知った人物に投票し、その上そいつが選ばれれば、きっとミルフィは罪悪感に押しつぶされるだろう。 悩むミルフィの脳裏に昨日の出来事が浮かぶ>>1:111。名前も知らない旅の少年。彼ならばきっとミルフィの心が耐えられる。 彼の情報を集めるため、ミルフィは行き先を書き置きし、彼を見かけた場所、第二封鎖線付近に向かった。]
(60) 2013/07/25(Thu) 22時頃
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/*クシャミ達に合流しようと思ったら3人がいるのは町役場前だったでござる\(^o^)/*/
(-16) 2013/07/25(Thu) 22時頃
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―5月4日朝7時 町役場前広場― >>42 >>50 [マリーから「大丈夫?」と聞かれたので、まずは]
……大丈夫……走ってきただけ、だから……
[そしてパティからの問いに答える] そう……らしい……。 多分、オスカーって人は、感染してるだろう……って。 この情報……早く伝えないと…… 感染してない人が処刑されちゃうかも、しれないから……マリーやマドカが処刑されるとか考えたくないから……ここなら誰か居るかと思って、伝えに……
[それだけ言うと、肩を大きく上下させて、息を整えている]
(61) 2013/07/25(Thu) 22時半頃
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―5月4日朝7時 町役場前広場 >>61続― [そう言うだけ言って。 肩で息をしつつも、またどこかへ移動しようとしている。もし誰も引き止めなければ、彼女はそこから次の場所に、この情報を伝えに行くだろう]
(62) 2013/07/25(Thu) 23時頃
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>>61 …へえ… なら、あたしはその人に入れようかな…
[正直自分でなければ誰でもいい。 オスカーという人物について知ろうとも思わない。 リリーから聞いた、感染の疑いがある、その情報だけで十分だ。
代筆してもらおうと、先ほどまで話していた少女に、目で合図を送った。]
(63) 2013/07/25(Thu) 23時頃
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―回想・5月3日17時15分、図書館談話室― ―未公開シーン No.5― >>37 [ナユタは既に去っていった。彼に答えはしなかったけれど、彼の最後の質問を思い起こす。 《あんたなんで俺にそこまで話しちまえんの?》]
チアキがナユタさんを信じてるのが解るから……だよ。
[虚空に向けてぽつりと呟いて。 意外に鈍い人でもあったのだなあと、今更のように振り返る。 いや、しかしそれは自分も一緒か。相手からどう見られているか、全く考えていなかったな。 出来れば、彼のような人から嫌われたくはなかったが。まあ、仕方あるまい。すべてが終わったら、もう一度話そうと心に決めた。] ―回想終了―
(-17) 2013/07/25(Thu) 23時半頃
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>>61 >>62 >>63
分かったわ、気を付けてね クー。 また良かったら、またウチに遊びに来てね。
[クシャミは、何か目的があって、こうしているのだろう。聞きたいことはたくさんあるけれど、それだけ言うと彼女をひきとめることも無く見送る。 そうして、もう一人の少女の目線に気付き、頷いて用紙に向かい、自分の分も一緒に例の旅人の名前を記してから彼女に渡した。 今は、クーを信じよう。そう決めて自分の手の中にある用紙を投票箱に入れた。]
あなた、これからの予定は決まってる? 良かったら一緒にウチで朝食食べない?
[そう言ってにっこりほほ笑むと彼女に「私はローズマリー。よろしくね」と遅ればせながら自己紹介。もし彼女が了承してくれれば、このまま自宅へと足を向けるのだろう…。**]
(64) 2013/07/26(Fri) 00時頃
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─5月4日早朝チアキ自宅庭─ >>55>>56 善良な通行人…お兄ちゃんの事?水って…
[怒鳴り声を聞くのも慣れたもの、動じずに険しい表情の相手をきょとんと見返し。何を言ってるのか分からない、と]
……うん、良い天気だよねー。
[言われて上を見上げれば青空。雲ひとつなく透き通る風に瞳を細めた。視線を降ろせば、何時の間にか近くまで来ていた相手に驚くと同時に僅かばかり焦る。振り返った先にはホース、そして花壇には綺麗に咲き誇る花]
……、…そっか。そうだった、水撒きしてたんだった。…ごめんね。
[暫く間を置いた後何かを切り替えた様に、申し訳無さそうに首を竦め。口調が弱まる相手の顔を静かに見ていたけれど、またもや口元が緩み嬉しそうに身体を揺らす。自分の眉間を指差しながら]
お兄ちゃん、困ってる?怒ってる時とは違う皺が此処に出来るの、変わってないよねー。ナッちゃんと一緒。
……これから何処かに出掛けるの?疲れてるみたいだけど、大丈夫?
(65) 2013/07/26(Fri) 01時頃
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>>64 …ありがとう。
[少女は自分の目線に気づくと、頷いてペンを走らせた。礼を言いながら、投票用紙を受け取り、自分の名前でないことだけは確認する。もっとも、まだ名乗っていないのだから、書かれているはずがないのだが。
少女に続いて投票箱に用紙を入れたところで、彼女は自分を朝食に誘った。]
…え…
[思いがけない言葉に、一瞬固まる。]
予定は…ないけど… …あんたこそ、怖くないのかい? こんな見ず知らずの人間を、自分ちに呼ぶなんて…
[正直気乗りしなかった。他人の家に呼ばれるなんて今までに経験したことがないし、先ほど感じた嫉妬心のこともある。それに、食欲もない。しかし、なぜだろう。にっこりとほほ笑む彼女を見ると、断りきれなかった。]
…パティ、だよ。
[少女にならって自分も名乗り、戸惑いながらもついて行っただろう。]**
(66) 2013/07/26(Fri) 01時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/26(Fri) 01時半頃
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―5月4日早朝 薬屋「三元道士」店内―
[どうしても重くなる腕に邪魔されて、いつもより時間をかけて顔を作る。暗くなる表情を見つめてから、随分昔に散々練習した微笑を作る。品良く、艶を滲ませた、誘う為の微笑み。如何にか物にした筈の其れは他人の物のような違和感を伴う。じわりと染み出す虚しさに負けて、鏡をそれ以上見る事が出来なかった。
店の扉に歩み寄れば、予想通り投票用紙が差し込まれている。薄っぺらいその一枚で誰かの命を奪える――人の命まで軽くなるような心地に吐き気がした。
と、カサリと足元で微かな音。訝しげに視線を落とすともう一枚の紙。どうやら投票用紙に押し出されて床に落ちた物らしい。町会便りとも趣が違う其れに、咄嗟に想像したのは無力な薬師を呪う言葉だろうか、と。ほんの少しの心構えと共に、文字が書いてあるらしい裏面を見る為に紙面を引っ繰り返す]
(67) 2013/07/26(Fri) 01時半頃
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――――……トー…ィ?
[素っ気無く綴られた文面>>34にまず既視感を覚えた。 減らず口。自信過剰とも言える表情。触ると存外柔らかい茶色の髪。此方を見る灰緑の瞳。 極め付けの署名は、彼の仕事ぶりをからかった時に、反発した本人から得意げに語られた事を覚えている。 記憶をなぞる様に名を紡ぐが、喉がつまる重苦しさと頬を濡らす温かさに言葉尻が掠れる。 自分でも意味が解らずに目元を拭うが、朱が伸びるばかりで一向に止まる気配の無い雫が僅かな色を伴って手を濡らすばかりで]
…っく…く…ッあは、あははは…ッハハ、ホント、素直じゃない…こういう時、くらい…優しく言えばいいのに… …っくふ、あはは…ぅ……ふふ、アハハハハ――……
[止まらない“水”と紙片の言葉――実際にトレイルが言っている姿まで想像出来て。その不遜な顔に始めは小さく肩を揺らすだけだったが、次第に大きく、やがて腹を抱えて笑い始める。普段混ぜている訛りを入れる余裕も無く、その間も双眸から零れ落ちる雫は止まなくて、それが一層可笑しかった。
――やはり、彼とは似ても似付かない。]
(68) 2013/07/26(Fri) 01時半頃
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[気が済むまで笑えば一度だけ小さく鼻を啜る。涙はいつの間にか止まっていた。 鏡を見るまでも無く酷い顔をしている事は頬に残る乾いた違和感で解る。また化粧のやり直しだ。その前にしっかり顔を洗わなくては。目元も冷やすべきだろう。
妙にすっきりした心持ちだった。胸の錘が無くなった様な開放感。状況は何一つ好転していないのに、だ。 手元の紙片に改めて目を落とし、はにかむ]
……そんな事言われたら選べないよ。 …ま、私も簡単に死ぬつもりは…うん、なくなった、かな?
[少なくとも今は、と内心で付け加える。実際聞く者などこの場には居ないが。 大きく伸びをする。決めたならば動かなければいけない。少なくとも今日は投票がある。くるりと、改めて身支度を整えるべく奥へと踵を返す]
――…死なないで、ね。
[そっと呟いた言葉は室内に溶ける。 本当に小さな、密やかな、祈りのような余韻が響いて、消えた]
(69) 2013/07/26(Fri) 01時半頃
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>>66
怖い? うーん、怖いとかは、あまり感じないかもしれないわ。
[口に指を当て、暫し考えるがやはり怖いとは思えない。自暴自棄になってるというわけでもないし。ぶっきらぼうな言葉ではあるけれども、名前を教えてくれるところや、素直な面を見ていると怖いというよりは可愛いらしいと感じる。]
なんでかしらね?
[そう言って笑いながら彼女の少し絡まっていた前髪をすかそうと指を通せば、指先に触れる熱。思わず確認の為にすぐさま手のひらを彼女の額に載せた。]
あら、もしかしたら熱がある? 無理しちゃだめよ。
[そう言って元の通りにパティの髪を戻せば、少し歩調を緩める。家に着いたら…確かリゾットは作れる材料があったはず。ミルフィちゃんはいるかしら?作って行かなかったから、ちゃんと朝食を食べたか心配だ。少しパティちゃんを休ませたら、ちゃんと家まで送ろう。多分、数年前の自分がそうだったように、この子も病気の時に人といると堪えてしまう気がする。そう考えながら歩いていれば自宅までの距離は後少しだった。**]
(70) 2013/07/26(Fri) 02時半頃
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−5/4 午前0時、裏路地− [日没後の外出も、こうして感染を恐れる必要がなくなれば控える必要も無くなる。 どこを目指すでもなく、ただぼんやりと裏路地を歩いていると比較的近いあたりから言い争うような声が聞こえた。 酔っ払いの喧嘩、だろうか。遠回りをしようかと思ったが聞こえる声が次第にそうではない様相を呈し始めたことに不穏なものを感じ、路地の奥へと歩を進める。 焦りから歩みが小走りになり始めた頃に、一度大きくなった声がぱたりと聞こえなくなった。 頼むからどうか酔っぱらいであってくれと何度も心中で繰り返すが、辿り着いた路地の角にいたのは、人間と、それから]
なにも、当たって欲しくない予想ばっかり当たらなくてもいいだろう……?
["食事"をしている感染者だった。予想のうちであったとはいえ、ひゅ、と喉が嫌な音を鳴らす。 もういい、帰ろう。どうせ、あのひとも助かりはしないのだ。踵を返そうとする寸前、不意に感染者が顔を上げた。 べったりと血で汚れた口元、覗く八重歯、細く尖った瞳孔の爛々と輝く瞳と、目が、合って、 気のせいだ、分かっている。それでも耐え切れなくなり、今度こそ踵を返して元きた道を全力で駆けた。]
(@1) 2013/07/26(Fri) 04時頃
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/*逆光で見えなかった感染者の顔が初めて見えた恐怖と、誰にも認識されなくなったはずなのに目が合った(ような気がする)ことに対する恐怖と、二重に精神負荷かかって耐えれなくなって逃げた。意外と臆病なのか。*/
(-18) 2013/07/26(Fri) 04時頃
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/*しかしそれにしてもなに喋っていいのかわかんないよう…… いっそ、この感染者さんが首なしさんのどちらかだった、って言い切った方がよかったのかな。*/
(-19) 2013/07/26(Fri) 04時頃
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−5月4日 昼過ぎ マドカの家 1F−
さぁ、とっとと終わらせるっす
[マドカは玄関の鍵を開ける。土足のままリビングへ向かう。先日きた時同様に部屋が荒れていた。家の正面側の窓ガラスが以前より損傷しているのは、チアキがここから侵入したからだろう。マドカは気にせず、奥のキッチンへ向かう。
いざ、家に入ってみると、意外にすんなり足が進む。胸のざわつきは収まらないが、頭の芯がすっと冷えているような気がする。マドカはキッチンの流し台の前でしゃがみ込むと、開き戸の収納スペースから、予備の包丁を1本抜き取った。イレギュラーな事態が起きない限り、武器は必要ないことを何故かマドカは確信できていた。これは念のためだ。
耳を済ませて見ても、何の音も聞こえてこない。取り越し苦労で終わるだろう。]
(71) 2013/07/26(Fri) 09時半頃
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―5月4日朝7時過ぎ 市街地―
[諸々の身支度を済ませると、滅多に使わない裏口から隠れるように外へ出た。 せめて目立ち難いように手持ちで一番目立たない色合いの深緑の服を選んではみたものの、どうしても異国人めいている自分の服装は町からは異物のように浮いてしまう。自然と人の目線から逃げるように奥まった道を歩く。
いっその事新しい服を調達すべきだろうかと思案しながら細い路地を進めば、どうやら市街地へと抜けたようで。疎らに人が歩む通りを時折小道に入ってやり過しながら進めば、見覚えのある姿>>5。探していた相手――ナユタを見つければ辺りを見渡し人影がない事を確認すると、路地に入ったまま控えめながらも声を張って呼びかける]
――ナーユター、ナユータ、ナッユター…!
[彼が此方へ視線を向けるなら大きく手を振るだろう。 所々彼の名前のイントネーションを変えるのは、普段の自分の調子をなぞる為でもあるし、暗い雰囲気纏う彼の空気を変える為でもあるだろうか]
(72) 2013/07/26(Fri) 10時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/26(Fri) 11時頃
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/* 投票、どうしようかな。 機動隊が投票場にいるんだよね。 うーん、そこまでいけるのか。 行ったらその場で捕まりそうなきも。 うーむ・・でもいかないとだしなぁ。 */
(-20) 2013/07/26(Fri) 11時頃
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―5月4日朝7時過ぎ、市街地―
[どれほどそうしていたのだろう。足は張り付いたようにその場から離れてはくれなかった。
やらなければならない事がある。トレイルに名指されたリストの人物達――パルチザン『BOO』の関与者。昨日図書館に寄る前に役場で所在を調べた。その中の1人、ラルフという男の顔写真には見覚えがあった。物資の補給の途中で見かけた掃除夫。寂れた町をやけに熱心に掃除している姿が妙に印象に残った。 接触を図るべきだ、そして出来る事ならば彼を処刑台に上げるべき――そうすれば少なくともナユタの愛する人々は一日命を永らえる。そう思うのに気乗りがしないのはこの手で誰かを殺す事を、その現実を知りたくないからかもしれない。
――何故クシャミはあんなにも躊躇いがなかったのだろう。昨日からの疑問がまた頭をもたげかけたその時、自分の名を呼ぶ抑えた声>>72が聞こえた]
(73) 2013/07/26(Fri) 11時頃
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>>72 [声の出処を探して辺りを見渡せば一本向こうの路地から覗く掌と、纏う紅い布が視界へと入った。幾度も呼ばれる己の名がその度に調子を変えるのに、ささくれだっていた心がほんの少しだけだけれど、柔らかく解れる。 シャッターから身を起こし声の主の元へと小走りに駆け寄って、路地へと身を滑り込ませた]
久しぶり、つっても3日くれぇだけど…元気そうで安心した
[一昨昨日に話した時と変わらぬ彼の姿――少なくとも今はそう見えた――に安堵を覚える。どうやら無事でいてくれたらしい。感染者に襲われて命を落とす人間は跡を絶たなかったから。
そういえば…何故彼は自分を呼んだのだろうと、少々抑えめだった彼の声にふと疑問を覚える。何か用事でも、と問う風に緩く首を傾いでその顔貌を見遣った]
(74) 2013/07/26(Fri) 11時頃
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/* 表と赤チャ矛盾しないようにって結構難しい・゜・(ノД`)・゜・ */
(-21) 2013/07/26(Fri) 11時頃
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/* >>73 (゚д゚) */
(-22) 2013/07/26(Fri) 11時頃
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―5月4日朝7時過ぎ、市街地―
[どうやら気付いてくれたらしいナユタ>>74にほっと安堵の息を漏らし、彼が此方の路地へ来るならばその手を引いてもう少し奥へと。自分もだが、それ以上に彼にとって人目は煩わしかろうと]
ワタシはいつデモ元気ヨ〜 地味な服着なキャいけナいのハ業腹だケどネ。
[わざとらしく頬を膨らませた後、深緑の裾を軽く摘まんで似合う?と首を傾げてみる。スリットは元々膝まで程の浅い服を選ぶ為さして脚は曝されない。 良かれ悪かれ彼の反応が得られれば裾を離してまじまじと彼の顔を覗き込むと、以前会った時よりも濃くなっている疲労の色に困ったように笑って彼の頭を緩く撫でた]
ナユタは…ウーン、ちゃんト眠れてル?疲レた顔、してルネ。 ――…アー、ウーン、と、ネ。
[首傾げる姿に迷うように視線をさ迷わせる。 彼の状態と状況を見るに、現状に関係のある話題は避けたい気持ちはあるが、そうも言っていられない。ほんの少しばかりの申し訳なさに彼から外しかけた視線を自制して、改めて彼へ向け直した]
(75) 2013/07/26(Fri) 11時半頃
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……感染症の事、教えてもラいたくテ、ネ。イマイチ、噂がデマなのか本当なのカ、判断付かないシ。 …、……見つけナいト、いケないデショ?
[少しでも手掛かりにならないかと、昨日からずっと彼を探して、聞きたかった事。後に添えた言葉は、出来るだけ直接的な言い回しを避けたくて少し間が開く。 一応彼の軍人としての立場を考えると、言える範囲で良いと改めて添えて、彼の返答を待った]
(76) 2013/07/26(Fri) 11時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/26(Fri) 11時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/26(Fri) 12時頃
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―5月4日朝7時過ぎ、市街地― >>75 [不意に引かれる手に目を見開くのも束の間、確かに目立つ事は避けたいのだろう――機動隊員と密な関係に見られるのは彼にとって良い物とも思えなかったから――大人しく路地奥へと身を潜めた]
それは何より 俺もこの服脱げりゃいいんだけどな
[向けられた所作に残っていた緊張も解けかけて笑みを浮かべ、己の服へと視線を落とすと肩を竦めてみせた。 労るかのようなその掌には面映さと自身に対する苦笑が入り混じり眉端下げて]
…ぶっちゃけ上手く眠れちゃいねぇ…けど、こんな状況だし仕方ねぇよ ――ん?
[躊躇いを示すかのような視線の動きに疑問は深まった。投票についてだろうか…抜けかけていた緊張がまた身体を固くする。 責められはしないのだろうと、それは彼の様子から窺い知れはしたけれど、昨日のクシャミの件があってから過敏になっている事は否めない]
(77) 2013/07/26(Fri) 12時頃
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>>76 ……俺も大した事は知らねぇ…けど、 ぶっちゃけ国の研究班もお手上げ状態らしいな つーか、具体的な質問の方がありがてぇかも…俺の知ってる範囲でなら、答えたいと…思うし
[良くも悪くも想像とは違った質問に人心地覚えて、胸の中詰まっていた息を吐き出す。薬師である彼の立場を思えば尤もな問いかけではあった。
実際の所ナユタの知る情報はそう多いものではない。ワクチン、及び治療薬の開発の進捗状況と――ウィルスの特性について少し。それに感染者の末路。 露蝶に対しての悪感情はなく、むしろ好意を向けていると言っていいだろう。出来れば力にはなりたいが――それならばもう少し核心ついた話が聞きたかった]
(78) 2013/07/26(Fri) 12時頃
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―5月4日午後4時、チアキ宅―
[町並みに沈みゆく太陽が落とす長い影を引きずりながら、ポケットの中、冷えた金属の感触をなぞる。 ナユタの記憶にあるこの場所は子供たちのはしゃぐ声で賑やかだった筈だが、今はその面影もなくただ橙色に染まる建物が静かに立ち並ぶばかりだった。 変わってしまった町を見るのは、少し辛い。あの頃と同じ現実なんてないのだと思い知らされるようで。
辿り着いたよく見知った家の前で鍵を取り出し――僅かな逡巡の後に扉へと差し込んだ。 チアキの意図がよく分からない。恐らくは逃げる場所のない自分の隠れ家に、という事なのだろうけれど。 微かな違和感を拭えないままにノブを捻る。音もなく冷えきった室内の空気の中へと足を踏み出した]
(79) 2013/07/26(Fri) 12時半頃
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[記憶の中のチアキの家は暖かさに満ちていたと、思う。 チアキの母は両親を亡くしたナユタに優しかった。幼いハルナが小さな掌を伸ばして遊びをねだる姿もまだ色鮮やかに記憶へと残っている。無口ながら穏やかだった父親も休みの日ともなればチアキと一緒に遠出へと連れて行ってくれた――そういえば彼は何故姿を消したのか。チアキもその理由はよく分からないと言っていたけれど。
感傷ばかりが胸を満たすのが少しだけ切ない。大人に、なったのだと、今はどこか寒々しさすら覚える室内を見渡して切なく想った]
そういや、二人共どこの家に行ってんだろうな
[呟きは静まり返った空気へと溶けるだけで…ナユタは一人小さな溜息を漏らした。何を期待していたのだろう。ここに来た所で何も変わりはしない。 記憶を辿る行為に微かな虚しさを覚えてキッチンへと足を向けた――無性に喉が渇いていた]
(80) 2013/07/26(Fri) 12時半頃
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[水切り台へと乗せられていたコップを手に取って蛇口をひねる。コップへと満たした水で喉を潤しながら、何かがおかしいと――直感にも近い感覚を覚えた。
違和感の正体にはすぐに気付いた。流しに捨てられた食事。どう考えても量が多すぎる。チアキの食欲が無いのだろうかとも考えはしたが…それにしても多い。有に二人分――二人? 間違えていつも通りの食事を作ったのだろうか…いや、いくらチアキでも二人がこの家にいない事を忘れる訳がない。じゃあこれはなんなのだろう。他には殆どゴミがない事を考えても、恐らくは今朝、少なくとも昨日中に作られたものに違いない。昨日には二人はすでに不在だった筈――なのに]
(81) 2013/07/26(Fri) 12時半頃
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[一度頭を擡げた疑念は晴れる事なく――ナユタは早足に階段を駆け上る。ハルナの部屋はどこだろう。あの当時まだ彼女の部屋はなかった筈だけれど、空いていた部屋は一室しかなかったように思う。 過去には空き室だった扉の前、緊張に汗の滲んだ指先をノブへと掛けた]
―――ッ!?
[少女らしく飾られた部屋のベッドの上、二体の人形が並んでいる。小さなタオルケットを掛けられた少女人形はままごと遊びの最中にも見えた…けれど。 ベッドの上に染み付いた、アレは、なんだ? どす黒くに滲む痕――椅子に点々と散った、白い壁になすりつけられた、可愛らしいピンク色のカーペットを染め上げる、――まるで血痕のような…ソレは。
『絶対入っちゃだめだよ』 『知り合いの所にいるから』
チアキ、なんで…なんであんな事を言った? それなのにどうして俺に鍵を渡した? ここで何があった? チアキ、チアキ、チアキ――!
膝が震える、吐き気が、絶え間なく胃の腑を押し上げる。 冷たい汗が背筋を伝うのを感じながら、ナユタはその場へと崩折れた]
(82) 2013/07/26(Fri) 12時半頃
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*/ はい誤字キター いい場面で誤字るとか安定すぎ_(:3 」∠)_ */
(-23) 2013/07/26(Fri) 12時半頃
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-回想・5月3日 夕方 土産物屋 地下-
[仲間のいる部屋から階段を2つ分下って武器が保管してある地下の部屋へ。扉を閉めたところでもたれかかる様に小さく息を吐いた。もう、二度と彼らに会うことはできない。彼らを『餌』として捕食する前に、彼らから離れなくてはいけない]
・・・っ
[自然と、涙が溢れる。帰る場所をなくしてからは、彼のところが自分の帰る場所だった。組織が出来てからはここが帰る場所だった。自分の大切な仲間であり、家族たち。彼らがどう思っているかはわからないが、少なくとも自分にとってはかけがえのない死なせたくない人たちだ]
(83) 2013/07/26(Fri) 12時半頃
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ごめん、なさい…
[最後に身勝手に去っていくこと、彼の意思を継いだにも関わらずそれを全う出来なかったこと。自分の『居場所』を作ってくれたことへの感謝の気持ちすら伝えられなかたこと。様々な思い出が脳裏に浮かんでは消え、決意が鈍りそうになる。涙を拭いて、必要なものを選んでカバンへ。単身での特攻。恐らく、勝機はないだろう。落ちていた紙とペンを手に取り、直接言えなかった想いをしたためる。また自然と出た涙を拭い、紙は隠すようにそっと銃弾の入った箱の下へ。 部屋をぐるっと一周見回すと名残惜しそうに部屋を出た] -回想終了-
(84) 2013/07/26(Fri) 12時半頃
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/* パティPL様、人狼COでもんにゃりされたPL様。 すみません、狼チャットでやろうか迷ったのですが、これを表でやらないと何故ラルフが単身特攻するのかが表現できそうになかったので表で流しました。 力不足ですみません。 */
(-24) 2013/07/26(Fri) 12時半頃
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―5月4日、朝7時 町役場前広場― >>62 >>63 >>64 [パティとマリーの態度から、まずは二名、投票先を操作できたことを確信できた。 マリーの気遣いが有難かった。]
マリー、ありがとう。いずれまた、一緒にお茶、飲みたい。
[しかし……自分にその資格はあるのだろうか?彼女たちのように、投票しただけというわけではない。明らかな殺意を持って、投票を操作しているのだ。 今のところ計画通りだ。……計画通り行ってしまったのだ。今日の処刑は彼になるだろう。昨日名前を聞いただけの彼を誰が殺したかと言えば、自分だと言っていい。覚悟していた事とはいえ、心が痛い。痛む心を何とか隠し、平静を保とうとする。上手く隠せているか、自信はあまりなかった。 だが、まだ不安要素はある。せめてもう何人か。
第二封鎖線の近くであれば、また誰かに会えることもあるだろう。彼女はそちらへ向けて走り出した。] ―第二封鎖線へ移動―
(85) 2013/07/26(Fri) 13時頃
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>>70 そう…変わった人だね…
[飾ることなく、素直に感想を漏らす。 代筆は信用できる人に頼め、と言った彼女が、今日会ったばかりの自分を自宅に招く。 他人に警戒しろと言ったくせに、本人は他人を警戒していないように見えた。
彼女は突然、自分に手を伸ばしてきた。 反射的にビクリ、と身を強張らせる。 悪意がないことはわかっていても、他人に触れられるのには慣れない。]
…このくらい、なんともない…すぐ下がるよ。
[額に手を当て、熱があるかと問う彼女。 その手をさりげなく外しながら、そう答える。 実際には少し上がっている気がするが、そんなことは口が裂けても言えなかった。
彼女の自宅に着いたのは、その数分後だったろうか。]**
(86) 2013/07/26(Fri) 13時頃
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―5月4日、朝7時半頃 第二封鎖線付近― [町役場の時と同じく、適度な位置から走って目的地へ。 息を荒くして辿り着いたそこには……すぐに話しかけられそうな人影は、居なかった。 誰かが気づき声をかけるまでの間、彼女は息を整えているだろう**]
(87) 2013/07/26(Fri) 13時半頃
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-5月4日 朝 自宅 -
[『食事』をしてしまう前に、と睡眠薬を飲んで床についた のは数時間前だっただろうか。口に何も入れていないせいか 体が重く感じる。今日こそは食事をしないといけないのだろうか。人を食らう光景を想像して首を振る。嫌だ。誰も食べたくはないあぁ、でも…。あるを思いつき口の端をわずかに吊り上げ、笑う]
トレイル・トイ…
[彼を食べることができたなら。彼を見つけて、食い殺してしまえば口封じも容易にできるだろう。彼はどんな味がするのだろう。どこから食べてしまおうか。食事をしたいという欲求が想像を掻き立てる。フと、我に返り、あぁやっぱり化け物なんだと気づいて自嘲気味に笑うと、再びベットに倒れ込んだ]**
(*4) 2013/07/26(Fri) 13時半頃
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―5月4日朝7時過ぎ 市街地―
重ッ苦しソうだもんネ、ソレ。…お揃イにでモすル?
[服云々よりも、付随する責任やしがらみが、自分には窮屈に見えた。軽口染みた言葉をかける。彼が逃げ出したところで、誰がナユタを責める事が出来るのだろうか。
眉尻下げる表情>>77は痛々しさが滲んで、お決まりの軽口が出て来ない。結局何も言わずに彼の頭を撫でるだけに止めた。
身構えるような空気から彼の緊張を察して。それでも言葉を抑えられなかったのは誰かの為と言うよりは、きっと自分の為]
(88) 2013/07/26(Fri) 15時頃
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情報規制されル類のモノだろうシネェ。 アー…ごめンごめン、大雑把過ぎルと困るよネ。 色々あルんだケドー…感染者っテ、『発作』中の事ハ覚えてルもノ?発症してル自覚がアルのカ、って事モ関係すルかナ。発症前と発症後デ、発作以外にその人ノ行動に対しテ変化はあル? 後は、発作っテ抑える事は可能?どれくラいのペースで捕食活動をすル?…町に感染症ガ広まりきルのにどの程度の日数ガ必要だト分析されてル?
[何やら力を抜いてくれた>>78様子に、自分が上手く言葉を選べた事を知り安堵。ただ彼が質問に答えるには色々ぼかし過ぎてしまったようで。自分の言葉を思い返せば、頭の回らなさについ苦笑が零れた。 一つ聞けば、次第に抑えていた疑問が堰を切るように次々と口から溢れる。彼の精神状態を考えて抑える努力はしたが、歯止めをかけられたかは分からない。興味を感じないと言えば嘘になるだろう。
気の済むまで彼に質問の嵐を浴びせた後は、腕を組んだまま考え込むように口元に手を添える。脳内で思考まとめるように瞳を伏せていたが、ふと彼にその視線を投げて何気なく、同じ質問の延長のように言葉を投げた]
――…あ、ナユタは誰ガ感染者だと思ってル?
(89) 2013/07/26(Fri) 15時頃
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-5月4日 朝 仕事場前 -
[仕事場-ほぼ、物置となっている-に到着すると忌々しい白い紙が扉に挟まっていた。「投票用紙」と書かれたそれを掴み、唇を噛み締める。 国の無責任なやり方には思うところが多々あるが、今は最大限に利用させてもらうとしよう。 ポケットに投票用紙を入れると、そのまま踵を返した]
(90) 2013/07/26(Fri) 16時頃
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―5月4日朝7時過ぎ、市街地― >>88>>89 クソ暑ぃんだよな…この服は
[言外の意味が心に染みた。だから敢えて軽口で返す。服を脱いだ所でここから逃げられる訳でもなし――そう思うとなぜだか笑えた。
撫でる手の温もりが、自分に優しく触れてくれる手がチアキと祖父母以外にもまだ存在する事に例えようのない安堵を覚える。彼がナユタを呼び止めた事に理由はあるにしても、この手の暖かさはここにある現実の一つだ。 だからそれに応えたいと、問い掛けに口を開いた]
まず…WSSの大元になったウィルスだけど元々は中枢神経に潜り込んで睡眠発作を起こさせるっつー大して害のない、なんて言い方は良くねぇけど、可愛らしいもんだった 変異したウィルスがなんであんな症状起こさせんのかに関しては不明だと
でだ。まず発症直後にすぐ捕食衝動は現れるらしいから自覚はある筈 この辺りは動物実験で明らかになってるそうだ 人の場合は意思――まあ理性って呼んでもいいと思う それが働く分行動は抑えられる、つってもウィルスが脳全体へと広がっていくにつれ、それあやふやになっていくって事だがな
(91) 2013/07/26(Fri) 16時頃
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−5/4 明け方、書店前− [結局、あれから一睡もできないまま朝を迎えた。眠気を感じないのがせめてもの救いか。 昨日の夕方、街中を歩いている間のあちらこちらでの雑談を総合すれば、投票と処刑が始まるらしい。郵便受けからはみ出ていた紙が、たぶん投票用紙だったのだろう。 気は進まないが、どうせ誰も気付きはしないのだから見に行くだけでも行ってみようか。そうすれば、"誰か"と目が合ったことも気のせいだと結論付けることができる気がした。]
(@2) 2013/07/26(Fri) 16時頃
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発作以外の変化は非特異的で高熱、振戦、食欲の増進…ただこれに関しちゃ出ねぇ率の方が高いから鑑別要素にはならねぇ そういう訳で感染者の脳への浸潤具合によって症状は異なる 発作中の事を覚えていられるかも海馬への浸潤の有無に関係するらしいし、捕食のペースも結局は飢餓衝動の強さによるとしか言えねー だからどの程度で町全体が汚染されるのか…それも不明 ウィルス自体が変異しやすい性質を持ってるから浸潤速度にもばらつきがあるし、ワクチン製造もはかどらねぇ…と なんつーか八方ふさがりなのが事実だ ちなみに感染者は生命活動に関する部位をウィルスにヤラれていずれ死に至る…ってな
[話し終えれば絶望の再確認のような作業に溜息が出た。話すこと事態は苦ではない。ただ――この町の現状を、己の立場を考えればやはり気持ちは重く沈む。 そして継がれた言葉に目を大きく瞠った]
…………わからねぇ…けど…俺の良く知るヤツに感染者はいねぇって…そう思いたい…
[感染についての知識を聞いてきたという事に限って言えば、目の前の彼――露蝶は感染者ではないのだろう…と思う。 けれどその言葉には心臓の辺りが冷たくなったのも事実]
(92) 2013/07/26(Fri) 16時頃
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-5月4日 朝7時半前 第二封鎖線付近 -
[仕事場から投票場がある町役場に行くまでの道のりの途中、見覚えのある少女を見かけた(>>87)。感染者が増えていく中、生きていたことに少々安堵する。息を切らしている様子だが、何かあったのだろうか?]
クシャミさん…? どうされましたか?体調が優れませんか? **
(93) 2013/07/26(Fri) 16時半頃
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露蝶は、ナユタの話を大人しく聞き、思案を巡らせる**
2013/07/26(Fri) 16時半頃
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/* クシャミPL様 理由が考えられなかったので助かりました! */
(-25) 2013/07/26(Fri) 17時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/26(Fri) 17時頃
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ー5月4日 朝7時半前 第二封鎖線付ー [7時頃にこの場所を来た時は珍しく誰もいなかった。近場を探し再び戻るといつも通りの賑わいを取り戻していた。ミルフィは2人の人物を目に止める。一人は先日の配給で出会ったネコミミフードの少女>>87。もう一人は街でたまに見かける清掃夫だった>>93。 やはり少年の姿はなく、落胆するミルフィであった。**]
(94) 2013/07/26(Fri) 17時半頃
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─5月4日 早朝 チアキ自宅庭─
>>65 [重ねられる彼の言動は、冗談やとぼけている様にも見えなかった。何か言いかけたように開いた唇を閉ざし、眉根を寄せたままチアキの顔面を眺めて。──不意と伸ばした掌で、相手の頭を両側から掴んだ。彼が避けなければ、頭を何か物を振って音を確かめる時のような仕草で少し揺らしてやろうと。叶わなくとも、手は少しの後に戻していた筈]
……おい。ちゃんと詰まってっか? 中身だけ、人狼病のヤツに喰われちまったとかじゃねーだろうな。
[投げる言葉は酷いもの。敢えて相手の意識を確かめるように言って、──胸の底に沈んだ違和感を、言葉にしようとして、しかしまだしきる事もできず溜息を吐いた。変わらぬと、ナユタと同列に語られた眉間を思わず指先で押さえ、更なる皺を刻んで]
──うるせェ。やめろ、そういう、変わってねーとかどうとかすぐ言うの。
(95) 2013/07/26(Fri) 18時半頃
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>>65 ……。すぐにじゃねーがな。…最終的にゃ、投票に行く、だけだ。 アンタも、行くだろ?
[行く、と。自分の意思である事を示す言葉を、僅かな躊躇いをそれでも含んで返すと。チアキの何もかもを知らず──思いを馳せる事もできぬ己は、ただ肩を竦めて続く言葉を、吐いた。…彼が纏う違和感は、この町全体を包んだ異様な出来事のせいであろうとの、ひとまずの勝手な推測。自身の疲れへの言及はしない、ただ僅かに視線を庭を飾った花と、佇んだ家へと外し]
…そっちこそ、疲れてんじゃねェの? ひと一人、…殺した事もねー奴らが、いきなり選んで殺せッつわれたら、……幾らアンタでも、色々あるかもしれねえがよ。
──、…アンタの家だったんだな。 見覚え、ある筈だ。 [ふとした独白は、改めて思い返せば確かに見覚えのある家と風景に対するもの。いつだったか、…暗くなってしまった道のり、幼い彼の手を引き家に送り届けた記憶。彼の家族が、あの玄関先で出迎えた事を思い出した]
(96) 2013/07/26(Fri) 18時半頃
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―5月4日、朝7時半頃 第二封鎖線付近― >>93 [自分に話しかけた人物を確認。ラルフ……自分にとっては生命線と認めた存在だ。 そんな人を騙さねばならない事に、やはり一瞬胸は痛むが……知ったことか。目的の前では些細な事だ。]
街外れで、本当っぽい、噂が、聞こえたから、伝えなきゃと、思って……!今、いろんな人に、伝えてるの! ……一昨日の夜に、オスカーさんが襲われてるの見た人が居る、って……街外れで、噂になってる……! 昨日、本人にも聞いたらしいけど、彼、否定してない、って……!
[ラルフには十分に聞こえるであろう声の大きさで。言いふらすこと自体を目的と思われないよう、必要以上には上げない。 本人が否定していない、という情報は、走っている間に考えて、付け加えることにした。 恐らく彼ならば、そう疑われても、否定しないのではないか……直感的にそう思ったからだ。恐らく、肯定も否定もしないのではないか。 ……このせいで自分の嘘がバレたなら…………むしろ、好都合なのだ、と自分に言い聞かせた。]
(97) 2013/07/26(Fri) 19時頃
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―5月4日 PM11時 裏路地― [我ながら、刹那的だな、と思いながら。 彼女はそこに歩いてきた。 街灯の明かりが僅かにでも有ることに、今日ほど安堵した日は無いかもしれない。いつもは、街灯など無くても構わなかったのだが。 今日は仕事道具は持っていない……チアキと共に雨を凌いだ傘だけは、もしものためにという想いと、ある種の記念品という想いの両方を持って、持ってきた。]
いつものあたしでも……悪くはないけど。 [さすがに、目を光らせている人も多そうだから、逆にそれも危険だろうか。……危険なほうが、むしろ好都合なのだろうか。]
……さて、あたしはどこまで運があるか……どこまで運が無いか……試さなきゃね。
[独り言を言って。何をするでもなく、ただ、佇んでいた。]
(98) 2013/07/26(Fri) 19時頃
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─5月4日 昼頃 町役場前広場─
[その噂を耳にしたのは、偶然だった。 ある少女が最初に発した際>>40から、彼女が付け足した内容>>97とそれ以外の尾鰭までがついて己の耳にまで入ったのは数時間の後の事。人々を支配した恐怖が、最初は本当に些細な小さな噂であろうと、その伝播をより速く内容を各々の想像が膨らませて広めさせていただろう事は想像に難くない。──彼が、この街にまだなじみの薄い「旅人」であった事も、噂の巡る速さから躊躇いを取り除く確かな要素ではあっただろう。
漏れ聞こえる、噂の主の立場や容姿。…一人の、旅人だという少年の姿が浮かんだ。つい先日、また下らない言いがかりを付けた相手。 彼の、どこか醒めたような瞳と──しかし、その中から己に返された言葉の生きた響きが、妙にはっきりと思い起こされた。彼がそうだと言うのか。本当に?]
(99) 2013/07/26(Fri) 20時半頃
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──「最初の魔女」、……アンタなのかい。オスカー。
[魔女裁判。一度その法廷に上がってしまえば、無実の証明は死でもってしか認められない、……話に聞くだけならばそう、時代錯誤も良いところの、──]
なんで、…アンタだったんだろうな。
[──『非情な現実』。魔女は確かに、この街にいる。 本当に、嫌になるのだ。それでも、己は今日この日を生き残るために、足掻くと決めた。逃げ場のない、この魔女狩りの中を。 緩と口端を引き下げ、取り出した投票用紙を手に、投票場に向け歩み出した]
(100) 2013/07/26(Fri) 20時半頃
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−5月4日 昼過ぎ マドカの家 2F− [マドカが2階に登り、自分の部屋に入った。特に汚れていない部屋を見てもさして驚かない。部屋の奥に配置された学習机には、白い封筒が置いてある。表面には「マドカへ」と兄の筆跡で大きく書いてあった。封は既に切られており、肝心の中身がなかった。]
(私は、この中身を知ってる…)
[段々と記憶が戻ってくる。友人たちと別れてから、一度家に戻った時のことだ。確かにここで封筒を見つけ、中身を確かめた。中には手紙が入っていた。内容は覚えている。]
(101) 2013/07/26(Fri) 21時頃
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ーマドカ兄からの手紙
これを、見てるということは、俺と入れ違いになったんだろうな。家がめちゃくちゃになってて、びっくりしたと思う。
お前が出て行ったあと、感染者が家に入ってきたんだ。俺と、父さんと母さんは、無事に逃げ出せた。家はこんな状態だから、第二封鎖線の近くの知人の家に世話になることになった。
着替えとかはお前の分も全部持って行くから、お前は何もせず、書いてある住所へ向かってくれ。途中で襲われないように、気を付けろよ。 あと、いろいろ言い過ぎて悪かった。後で仲直りしよう。
(102) 2013/07/26(Fri) 21時頃
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─5月4日 昼頃 町役場前広場─ [犯人は現場に戻る、とでも言うのか。 偽情報を流した張本人は、その場に戻り……少なからず、驚いた。 ざっと聞く限り、かなりの人がオスカーに投票しようとしている。 最初は、上手く行ったと思っただけだった。だが。 こうなってみると、逆に恐ろしい。]
……あたしが、情報流される立場、なら……?
[そういうことも。……考えようによっては、ありえた。 ……一番怖いのは、そういうこと。 偽情報によってもたらされた流れだということは……知られない方が、いいのだろうか。 ……だが明日、誰かが、オスカーの死体を確認したら?そして、彼が感染者でないということが、例えば死体の鑑定などで明らかになってしまったら? そうなったなら……「偽情報」という手段が、もっと使われるように……なるのだろうか? ……自問自答が、止まらない。
若干恐ろしくなりつつも、彼女はしばらく、この空気に触れていることに決めた。 この空気を創りだしたのは、自分の責任なのだから。自分には、この空気に触れ続ける、義務があると思った。]
(103) 2013/07/26(Fri) 22時頃
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―5月4日午後4時、町役場前広場― >>82
………?
[名を呼ばれた気がして顔を上げる。…不思議そうに周囲を見渡してから、また投票用紙に視線を落とした。此処に来るまでの間組合の人間に声掛けられ、耳にしたのは感染者で自らも死を望んでいるとされる人物の名だった。去り際に此れで無実の人を殺さずに済むと呟いた顔には安堵の色が見えた。…チアキもそれに同意した]
感染者は…殺してあげなきゃ、ね…
[何処かで何かが引っ掛かって名を描く手が震えた。それでもそれに気付かぬ振りをしてペンを走らせる。それが>>0:280の少年だったとは知らぬまま]
(104) 2013/07/26(Fri) 22時頃
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―5月4日午後4時、町役場前広場― >>104 [結局、一度戻ってきてから(>>103)、かれこれ4時間もずっと、この近くに居てしまった。ずっと自分を見ている人間は居なかった……はずだ。 もし居たなら、どれだけ暇なのか、と思われてしまっただろう。
そんな中、チアキが投票に来ていて、ペンを走らせているのが見えた。そこに、そっと近づいて、聞いてみる。] ……あなたも、オスカーに? [自分の声は、自分でも驚く程に細かった。 覚悟して、こうなる事を望んでいたとはいえ、予想を超えた成功を招いてしまったことに……泣きそうだった。]
(105) 2013/07/26(Fri) 22時半頃
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―5月4日夕方、チアキ宅―
[どれ程の時間が過ぎたのか――窓からの陽光は大分陰っては来ていたけれど日が沈みきっていない事を考えれば大して時間は経っていないのかもしれない。 ナユタは床へと両手をついてのろのろと立ち上がった。チアキはどうやら戻っていないようだった]
………チアキ…
[思いつく事態は幾つか。けれど本当の所はチアキ自身に聞かない限りはわからないだろう。このままここで帰りを待つべきか…考えたけれど、今は彼に会うのが――怖かった。
明日、せめて心の準備をして、それからチアキに会おう。それは半ば言い訳だったけれど、そうでもしないと何かが崩れ落ちてしまいそうに思えたから。
膝が笑いそうになるのを堪えながら逃げ出すように階段を降り玄関へと向かう。扉を開ければ入り込んでくる外気は、閉塞した心の中をも通り抜けていくように思えて、強張る体の力を抜いた。 振り向き二階の部屋へと視線を遣るが、想いを振り払うようにして首を振ると足早にその場を後にした]
(106) 2013/07/26(Fri) 22時半頃
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―5月4日、朝7時半頃 第二封鎖線付近― >>97 [どうやら、体調不良ではなかったらしい。彼女の口から矢継ぎ早に出てくる言葉。オスカー、と聞いて記憶を掘り起こす。そういえば、街で掃除をしている最中、三元道士で見かけた(>>0:363)彼に「オスカー」と呼びかけていた人がいたことを思い出す。三元道士(>>0:363)で話していた「仕事中の傷」というのも嘘で感染者に襲われた際にできた傷かもしれない。いや、感染者に襲われたのが一昨日の夜であれば三元道士に来ていたのは感染前ということになる。噂にどこまで信憑性があるのかはわからないが。もしかしたら、目の前の少女が嘘をついて、自分が処刑されるのを避けようとしているのかもしれない。でも、数日前の(>>0:123)の彼女の姿は、とても嘘がつけるような子には見えなかった]
(107) 2013/07/26(Fri) 22時半頃
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教えていただいてありがとうございます。 否定しない、ということは恐らくそういうことなのでしょう…
クシャミさんも、お気をつけて。 あまり、夜には出歩かないほうがいいと思います。 …お仕事も大事ですが、ご自分の体を大事になさってください。
[彼女の仕事、について言及するのはどうかと思ったが、彼女の仕事を考えれば疑われやすいことは確かだろう]
今度、お会いした時には…あの挨拶、聞かせてくださいね。
[少し、冗談っぽく笑みを浮かべながら彼女へと向き直り。そして、会釈をしてすると、そのまま町役場へと向かった]
(108) 2013/07/26(Fri) 22時半頃
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―5月4日、朝7時半頃 第二封鎖線付近― [ネコミミが掃除夫に話した内容が偶然にもミルフィの耳に入る。]
(オスカー…襲われた…?)
[少年の情報は手に入らなかったが、代わりに得た新たな感染者候補の話にミルフィは喜んだ。 先ほどのクシャミの話は周囲の人間も聞いていたはずだ。きっと表の大半がオスカーという人物に集中するに違いない。つまり今日のマドカとローズマリーの安全が保証されたのだ。 その場で用紙にオスカーの名前を記入し、町役場前広場まで走る。最後に名前を書き間違えてないか確認してから投票箱へ入れた**]
(109) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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─5月4日早朝、チアキ自宅庭─ >>95
……?ふ、あああ…な、中身が溢れる… [頭に置かれた手に何だろうと見返すが、軽くそのまま頭を振られて目を回す。けれどどこか構って貰えて嬉しがる子供の雰囲気を漂わせ]
……、… [その後の発言には身体を硬直させる。ああ、やっぱりお兄ちゃんは凄いな、と思う。…ナニガスゴイノ?と自分の声が響く、分からない、と答え意識は目の前に…そして、にへっと笑んだ] 変なの、そんな訳無いじゃん。
……お兄ちゃんもナユタも何で変わりたがるの。変わらなければ、ずっと幸せなままなのに。
(110) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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─5月4日 昼頃 町役場前広場─
>>103 [疑心暗鬼を生ず。 この街の人々に、確実に感染者かどうかわからない人間を己たちの手で選び殺す事への、現実感が、今どれ程あったのかまではわからない。──一票の重みを、理性は理解していても。「自分でなければ良い」「愛する人でなければ、良い」──愛とは、選別の別名である。そのような『愛』による投票行動が、まだ現実感がない「人々による最初の犠牲者」の為に、不幸な子羊を必要としていただけだったのかもしれない]
…?…、
[投票を、終えた。少しこわばった指先をデニムパンツの大腿部で擦り、妙に乾いた咥内を僅かに唾を飲み下して少しでも湿らそうと試みながら。ふと巡らせた視線が、投票をするでもなく佇む、猫のようなフードを被った姿>>103を捉え、僅か眉根を寄せて首を傾げた。 ──確かに見た覚えがある顔だ。それも、恐らくは一度、二度ではなく、度々。 彼女が──『彼女』である事は、思い出す必要もなくすんなり『知っていた』──この場に佇む意図は知らず、彼女のことを詳しく考える間もなく、一度とどまりかけたつま先は背後からの人の流れに押されるよう今はそのまま進め出した]
(111) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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>>96 投票…?投票… [そうだ、どうして忘れていたのか。弾んでいた心に影が落ちる。笑っていたいのに表情が強張るのを感じた]
俺は殺せるよ。だって感染者は可哀想だもん。殺さなきゃ、殺してあげなきゃ。 [表情無くきっぱりと言い放つ。ただ選ばれた人が感染者じゃなかったら、なんて考えたくないけど…と囁くように付け足した]
……俺と母さんと妹の、三人の家だよ。まだ、二人共二階で寝てるけど [そう言うとちょっと待っててと付け加えてすとんと足を降ろす。窓辺へ駆けてくと家内へと姿を消したが直ぐに出て来る。小さなタオルを一枚、そしてコップに麦茶を入れて持って来た。タオルはトレイルの頭に被せ、コップを塀越しに差し出す]
はい、さっきのお詫び。
(112) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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―5月4日、朝9時頃 自宅―
>>86
[2人で家に着いた頃にはミルフィの姿はなく、メモが残っていた。残念に思いながら招いた彼女を席にすすめ、お茶を用意してから朝食の準備をし始めた。メニューはリゾットとサラダ、フルーツ。病人にはどんなものが良いのか分からず、自分だったらと考えて作るが大丈夫だろうか。テーブルに出来たものを並べて向かいに座り、パティをうかがう。]
さぁ、どうぞ。 大したものは出来なかったけれど。
[そう言ってパティを見やり考える。彼女の頑なな雰囲気は覚えがある。数年前、あの青年と出会わなければ自分も同じようになっていたかもしれない。そう思いつつ朝食に手を付け始めた。うん、まずくはない。彼女には、どうだろうか?]
(113) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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―5月4日 夕方 仕事場―
[なんだか落ち着かない気持ちは日課の掃除をやっていないかもしれない。と思いたって掃除を始めた。掃除夫の仕事場が汚れているなんて知られたらとんだ笑いものだ、と理由もつけて。こんな時に冷静になっている自分に対して自嘲気味に笑いながら掃除を続けた。外をみれば、綺麗な夕日が街を照らしていた]
(114) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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/* トレイルPL様 とんでも既知設定ごめんなさい!! やりずらいですよね、マジですいません!! */
(-26) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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―5月4日 朝9時頃、ローズマリー宅― >>113 [ローズマリーは自分を座らせ、お茶を用意すると、テキパキと朝食を用意した。 リゾットとサラダにフルーツ。 大したものではないと彼女は言うが、パティには充分に豪華な“朝食”だった。]
………いただきます…
[食べたこともないようなごちそう。 スプーンを手にとり、毒見でもするように、こわごわと、リゾットを口に運ぶ。
それは、とても温かかった。]
う…
[なぜか、涙があふれた。]
(115) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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/* 自分からは絡みにいけないので、ぼーっと立たせてみた。何のんきにお掃除してるのよ、ラルフ君!! いや、ほんとにこれからどう動こう。 トレイル噛みできるなら、このままナユタに突撃ドーン!!したいんだけどなぁ。うーむ・・ */
(-27) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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−5月4日 昼過ぎ マドカの家 2F− [手紙の内容を思い出したマドカは、封筒をポケットにしまうと、自分の部屋を後にした。
マドカは奥の兄の部屋を見やる。今日家に帰って初めて驚く。記憶にはないものが、兄の部屋のドアに斧が刺さっているのが見える。マドカは兄の部屋まで移動する。マドカはこの部屋の中に何があるかすっかり思い出している。しかし、この斧は…?足元を見ると、ドアの隙間に白い紙が挟まっている。マドカは紙を引き抜くと中を改める。]
………
[マドカは無言で紙をくしゃくしゃにまるめると、ポケットに乱暴に突っ込む。斧をゆっくりと引き抜き、扉を開いた。]
ただいま。お兄ちゃん。
[扉の向こうには、兄がいた。すっかり衰弱し、息も絶え絶えの兄が、部屋の奥に、縛り付けられた状態で、マドカをにらみ座り込んでいた。]
(116) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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―5月4日、朝7時半頃 第二封鎖線付近― >>107 >>108 [ラルフに礼を言われた。己の良心がちくりと痛む……知ったことではない。] ううん……罪もない人が疑われて死ぬの、嫌だから……
[よく言ったもんだ本当にと、心のなかの自分が告げる]
……ありがとう……心配して、くれるだけでも、ありがとう…… [言いたいことは伝わっている。それを聞けるかは別として。 ラルフが去っていったのを確認し、また次の場所へ。そうして後2〜3箇所、偽情報を流すために走った] ―昼 >>103 へ続く―
(117) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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/* 相方さんの噛みたいところがわからない。 うーむ、このセットのままでいいのか? */
(-28) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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―5月4日午後6時、町役場前広場―
[人も大分まばらになった広場へと辿り着くと折り皺のついた投票用紙を尻ポケットから取り出した。記入されている名前はオスカーのもの。クシャミの望みに沿う事は癪だったが仕方ない。
オスカーに関しての噂話はここに来るまでの間にも耳にした。随分と尾ひれもついて回っているようだったが、流言というものは得てしてそんなものだろう。 ――クシャミはどうやら目論見に成功したらしい。 彼女の性格を考えれば――深くは知らないが恐らく直感は正しいだろう。あれは人と深く関わりたくない人間の目だと、初対面の時にふと頭をよぎった事を思い出す――随分と努力はしたに違いない。それ程までにチアキの処刑を拒む理由は…単純な好意だけとはとても思えなかった。
彼女がチアキの家族の事を知ればどう思うのか。恐らくはもうこの世にいない家族――その死にチアキは深く関わっているだろう事を。 考えて、彼女はきっとそんな事実は歯牙にもかけずにチアキを守ろうとするに違いないと、気抜けする程に簡単に思い至って奥歯を噛んだ]
(118) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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[結局自分は弱いだけなのだ。逃げ出す事ばかりを思い描いて優しい手を請い願う。 誰かを守る強さは微塵も持てずにチアキに縋ろうとした――彼の想いを知る事もなく。
気がつけば握り潰していた投票用紙へと視線を落とした。一人の命が紙切れ一枚で失われるという現実。 仕方ないと、そんな言葉で言い表したくはないけれど。
湧き上がる疑問はねじ伏せて。街灯に照らされた投票箱へと歩みを進めた]
(119) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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―5月4日深夜、町役場前広場― [マドカは、いろいろと考え、ミナカミ家には戻らないことに決めた。
深夜に投票に来たのも、知り合いに会うことを避けたかったからだ。投票は彼に決めている。誰が広げたのか、彼の不穏な噂をそこら中で聞くことができた。噂という信憑性のない理由で投票先を決定してしまったが、知り合いに投票するよりはずっといい。
何より、得票数が自分たちより1人でも多い人間がいれば、処刑は免れるのだ。
マドカは、月明かりの中、闇に乗じて投票箱へ走りより、すばやく投票を済ませた。]
(120) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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―5月4日朝7時過ぎ 市街地―
夏が来ル前に、如何にカしタ方がイイかもネ。腕出すとカ、脚出すトカ。
[夏を迎えられるのかなど分からないけれど、などという胸の内は漏らさぬまま気楽な調子で、ともすれば虚勢にも取れそうな言葉を返す。浮かべる笑みに、彼の笑み>>91よりはきっと様になっていると願った。
ナユタの声>>92を聞きながら、滑らかに己の問いに答える口元、その瞳の動きを見る。作為は、少なくとも自分の目には感じられなかった]
…うーン、噂で流れてル、非発症者の話ハ其処かラ来てルのかナ?変質し易サかラ、血縁関係にあってモ発症、非発症の法則性はナイ、という認識デイイ? 即時発症者ガ捕食されなイのハ、確カ? ……結局死ヌ事には変わりはナイ、んだネ。
(121) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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[返答貰えれば、更に質問を返す。そのやり取りを繰り返して暫し。溜息零す彼に、改めて救いの無さを認識させてしまった心地にほんの少し眉尻を下げた。青年の肩には、きっとその重圧は酷く思いのだろう。 見開かれる瞳を酷く冷静な心持ちで見つめる。多分、彼は『違う』]
…自殺志願者ハまだいなイんだネ。それとモ……まァ、イイヤ。 変な質問してゴメンネ。まダ私にハ誰が感染者なのカ解らなかっタかラ、参考に聞いてみたかッタ。
[半分本当。残りの半分は、彼の反応を見る為でもあって。知人、友人でも疑うべきだとは、守りたい者がはっきりしている彼には、言えなかった]
――色々答えてくレてありがとネ。 最後に、また別ニお願いガあるんダけド〜…
[ふっと表情を緩めて、ほんの少しの間だけ無遠慮に彼の身体を眺め回した後、にっこりと笑って小首を傾がせる。 彼の返答の是非に関わらず、その話が終われば一先ずその場は離れるだろう]
――…服、貸しテくれナイ?
(122) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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―5月4日深夜 薬屋「三元道士」― [マドカは投票を行ったその足で三元道士へ向かった。深夜であることに一瞬躊躇するが、それでも扉をノックする。この浮世めいた場所は、時間という些細な概念を超越して受け入れてくれるような、そんな気がしていた。
マドカの目的は、ナユタに買い与えてもらった薬だった。自分の分を使えばしばらくは持ちこたえるだろう。まだ、自分も全快したわけでもないため、予備はあるに越したことはない。
1回目のノックには応答がなかった。マドカは祈るような気持ちでもう1度扉をノックする。]
(123) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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>>115
[リゾットを口に運ぶ彼女。見たところ、彼女も不味いと感じたわけではなさそうだと一安心する。何か話しかけようと話題を巡らそうとすればパティが泣くのが見え、立ち上がると近づいて、あまり触られるのは嫌だろうと分かりつつもついつい目線を合わせ肩を撫でてしまう。]
どうしたの パティちゃん。
[いつものかばん代わりにしているカゴの中を手探り、取りだしたハンカチ。彼女に差し出すが、受け取ってくれるだろうか。]
(124) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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―5月4日午後6時、町役場前広場― >>119 [暗がりの中。 ナユタは自分を見つめる視線に気づいただろうか。まるで死んだ魚のような目が、彼をずっと見つめていたことに。 昨日あれだけ彼に言った自分が、今こんな目をしていると知ったら、……どのような表情をするのだろうか。 いっそ責めてくれれば、いっそ詰ってくれれば、いっそ嘲笑ってくれれば……そう思っている自分に気づき、また、弱い自分に泣きたくなる。]
……笑えよ。そうすれば気も晴れるんだろ?
[誰にも聞こえないであろう声で、しかし明確にナユタに向けて、小さく漏らした。 人一人を、自分の意思で殺すというのが、これほど辛いとは。最初、名案だと思ったのは誰だ……私だ。 いや、今でも悪い案だったとは、思っていない。マドカを、マリーを、そしてチアキを守れたのだ……それだけは、期待した成果だ。心は全く晴れないが……
気がつけば既に夕も暮れかけている。ようやく、次の計画に移る事を、決断できた。 ナユタが気付かなければ、そのまま、一端は寝床へと移動するだろう……彼は気づくだろうか?気づいたとして、話しかけるだろうか?]
(125) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/26(Fri) 23時半頃
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/* 女装1 男装2 1
(-29) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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―5月4日午後4時、町役場前広場― >>106 [声を掛けられびくりと身体跳ねさせる。そして初めてペンを持つ手がじっとりと汗ばんでいたのに気付く。揺れる瞳をクシャミに焦点を合わせ、その姿を確認すると安心したようにふんわりと笑った]
…クーちゃん。……うん、感染者だって…聞いたから。
[そうして気付くその表情が今まで見た事も無い位…直ぐにでも泣き出してしまいそうだと]
…ッ、…… [慌ててポケットを探る。どうやら今日に限って忘れてきてしまったらしい、しゅんと項垂れるが直ぐに何か思い付いてもう片方のポケットを探る。取り出したのはピンク色の小さなハンカチ。それを彼女の目元に当てて、そうしてその手に飴玉を握らせるかのようにして置いた]
(126) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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/* ラ神ェwwwwwwwwwww
(-30) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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―5月4日夕方、とある町角―
[ザワザワした空気が落ち着かなくて、ついついまた外に出てしまった。本当は、家の中にいたほうが良いのだろう。しかし、こうやって歩いているうちに知り合いに会えるかもしれない。そう思うとまだ会えてない知り合いたちが心配でいてもたってもおられず、こうやって外に出てしまった。恐怖かなんなのか、いつもとは違って歩くペースは速い。皆、無事なんだろうか。そうやって見回してみれば、よく知る人影。こんな時にも掃除をしてるなんて、と彼の仕事に対する姿勢に感心しつつ声をかける。]
ラルフさん! よかった 無事で。
[思わず会えた安否を確認したい人たちの一人。安どの笑みがこぼれ、ついつい大声をだしてしまった。現状や、町の雰囲気が自分のペースを狂わせ、平然としていられないことに少し悔しくなった。]
(127) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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>>124 ………わかんない…
[涙を流す自分の肩を撫でながら、心配そうにハンカチを差し出すローズマリー。 泣いている理由が、自分でもよくわからない。 ただ、今までに感じたことのない感情が、涙となって流れている。 人前で泣くなんて、みっともない。 ハンカチを受け取らず、袖で涙をぬぐうが、涙は止まらなかった。]
…っ…
[ぐらりと地面が揺れる。 そのままテーブルに突っ伏した。 ひどい高熱だった。]
(128) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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―5月4日午後4時、町役場前広場― >>126 [……彼はどこから、その噂を聞いたのだろうか。 もうどこでもいいのだが……その発信源は私だ。誰が、なんと言おうと。]
……らしいね。あたしも朝、そう聞いた。街外れでは結構早くから、噂になってた。 [大嘘だ……街外れにその噂が流れたのは、昼過ぎぐらいだったはず。 そのことに気づいて指摘して欲しいと願わないわけではない。 いやいっそ、この場で、その情報は私が流したとぶちまけてしまえば、どれだけ楽だろうか。……それは出来ない。それだけはしないと決めていたから。]
……ごめんチアキ。受け取れない。 ……今日のあたしは、受け取れない。 [絞りだすような声で。ハンカチを目元に当てられたのに気づき、とっさに身を数センチ引く。……そんな資格、無い。……ということを説得する方法が思いつかなくて] ……ごめんなさい。 [結局、謝る以外無かった。] あ……あたしはしばらくここに居たい。出来たら……もう用が済んだなら、行って。 [この場をまだ見なければならないと。その思いは伝わらないだろうが、チアキを拒絶するような形で、言う。]
(129) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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/* 距離的に襲撃できそうな相手がローズマリーしかいない…! 相方はトレイル襲撃っぽいけどまだ接触してないし… ローズマリーにセットしとくか…
(-31) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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―5月4日夕方頃 町役場前広場―
[服を変え、化粧を変え、いつもは纏める髪を解いて背中に垂らす。どうにか確保出来たうちの一着――この国の、女性物の衣服――をさり気無く見下ろす。ゆったりとしたシャツに濃紺の長いロングスカート。普段の服よりは目立たないだろう。
此処に辿り着くまでに、噂話聞いた。 予想通り誰が感染者か、という話題ではあるのだが、上る名前がほぼ一人だけなのが気に掛かる。
オスカー。数日前に傷薬を買っていった彼の顔は記憶している。旅人だからなのか、何処か周りに線を引いたような印象を持っていた。 無くはないと思う。ただ、あまりにも都合が良過ぎる人選だ、とも。
心中で引っ掛かりを覚えながらも、既に流れは自分ではどうしようもならないものになっている。 溜息を零して、恐らく他のものも書いたであろう名前を書けば、投票箱へと入れた**]
(130) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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