251 洋墨と躍れ、心の随に
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、トルドヴィン、ニコラス、ワカナ、ロイエ、ウツギ、シルク、チャールズ、エニシ、チアキ、フェルゼ、ロゴス、クロエの12名。
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[そもそも。世界に生れ落ちる前に 作者ではない者の手により無理やり摘み取られた者に 近くにあるものをよく見ていない、と 思われてもきつと、そう思った者に対し やつがれは困りはするだろうとは思うのです
そも、困るという感情に自覚するかどうかの違いはありますが 確固たる価値観を持たぬ己を とても”子供らしい”価値観の少年>>1:362では きっと、理解などできないのではないでしょうか ――彼が、自分の物差しで測る限りは
理屈ではなく本能にて寂寥と思う少年は それを齎したは誰であるか、すら きつと、わからぬのでしょう 或いは―― ……]
(-0) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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[赤子が、親を見て、世界に触れて 感情の1つ1つを見出し理解するやうに
己もまた、今学んでいる最中ではありました
”汚されやすそうな”雪白は 染まれど尚無邪気さを保つかの人を見て 不可思議、を抱きますが、その感情の名前を 未だ理解することができず
それは胸の中に巣食うもやもやとして 自分の中で処理しきれずに首をかしげるに至るのです>>1:363
自分が彼の無邪気と残酷の同居を知らぬ故 めいっぱい”詰め込まれた”ことも 傷ついたと、考えることもなかったが故に
その少年が今、己に抱くが何であるかは やつがれは、わからないのでありました]
(-1) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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[ようやく上げられた産声が 世界が”間違っている”と定義するというのなら ―― 一体、どうすればよいのでせうか
それすらわからぬままの会話は 世界にとっての”正しさ”を体現する少年と相まって 無垢故の歪を示していたのでありましょう]
魔法使いに。それがシルクは 良いと、感じたのだね
[そうか。貰うという選択肢もあつたのだ ――雪代、或いは待雪、など 自身を定義した2つを思い描き、また ジョンとの会話を思い出しつつ
ぽつ と、
また 洋墨が滲むが如くに]
(-2) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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[”知らぬ”が故に、笑みを浮かべぬやつがれは 砂というものが何であるかを学ぶのである>>1:367]
砂には、シルクのやうに 考えること、をするのであろうか
気にするという情が、あるのであろうか だとすると、やはり雪とは、違うのかもしれない
[と。思いつつ、彼が実際に砂が喋るのを 聞いたことがないとは思いもしませんでした
楽しいを、たとえ思ったとしても それを定義することが未熟であり
興味深いを抱いたとしても それを察することができないであろう王子様
――で、あれば、すれ違うだけであつたのかも、しれません]
(-3) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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[少年の問いかけには いいやと、否定を返します>>1:371]
同じ結晶は空から降らぬのである、よ。 同じ人が、世界から産声をあげぬとおなじ、こと。 同じように見えて、違う。
[”砂”がどうなのか、分からぬけれど やつがれにとって雪は、そのやうなもの、でしたから
己を執筆した時の”作者” ――のちに、ノーベル文学賞を得たその人の 知識の断片は己の中にありましたが 実際に体験も経験もし得ないやつがれは 話を聞いて理解する少年と 余り大して、かわらなかったのかもしれません]
(-4) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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[帰ると還るの違いを理解するには やつがれには経験が足りませんでした
そもそも。その場所すら最初から取り上げられた子供に 目の前の王子様の心の機微が 分かるわけもなかったのです そういう意味では自分も確かに”傲慢”であつたかもしれません
自分が理解しえないが故の 無知であつたので、ありませう]
(-5) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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/* とりあえずここまで。おしごと、いてきます
(-6) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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「 ─── ぼくにかえるばしょなんてない!」
ずっと、やわらかくコトバを口にしていた『少年』にしては、とてもはっきりとしすぎていて、たたきつけるようなコトバでした。 どちらかと言えば、子どものおこした、かんしゃくにも近いように見えたかもしれません。
ただ、かえるところがないのは、『少年』にとってはほんとうでした。 けれど、ほかの人から見れば、 “書” としてかえるところがあるように思われるのは、しかたのないことでした。 『少年』だって、その文字の中におさめられた一つ、ではありましたから。
(0) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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どこか一本ちょうしの声>>1:341は、まるでその人のココロを伝えてきませんでした。 けれど、その人よりもずっと、ふきつける風がつたえておりました。 『少年』は風がつよくなってつめたくなった、そのりゆうを分かっていませんでしたから、その人をけいかいする、ということもありません。 それでも、今のうらやむような一言は、『少年』にとってはいわれのない、きずつくコトバでしたから、なきそうなかおをして、それでも、それをかくすようにうつむいてしまったのです。
けれど、どうして>>1:344、を口にされたら、『少年』が答えないはずがないでしょう。
「エニシにとっての、かえるところ、ってなあに?
だれかが、おかえりなさい、ってしてくれるところ? それとも、だれもいないけど、おうち? きみの、かえるばしょ、って言うのが、 ひとりぽっちでさびしいように聞こえた、から、」
(1) 2018/10/12(Fri) 07時半頃
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[その強い語調のことのはが 何から出るのかー或いは、どのやうな感情から 漏れ出でるものなのか
やつがれには知らぬことでありましたが 本心からそうおもつていることは理解しました ですが、世界にとっては愛すべき王子様と 世界にとっては不必要な己は やはりどうしても隔たりはありました
やつがれには、還る場所はちゃんとあるのに 気付いていないだけのやうに思えたのです
物語、の中の君には、確かに 帰る場所はないというのに!
その時やつがれのなかに浮かんだ泡沫に、名をつけるとしたら]
(-7) 2018/10/12(Fri) 07時半頃
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…まさか。 私はあくまで、書記官だ
[ 決して神の類に名を列することはない。 いつか、紙片と洋墨を授けた少年のように この先自分を■■■■と呼ぶ者がいたとしても、…
( しぃ …と、秘するのみ ) ]
書き記す者でなければ意味がない
(*0) 2018/10/12(Fri) 07時半頃
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[ ──── “ 生涯 ” 。 決して短くない時を生きてきたようでいて、 どこまでも黒い、空虚の多い それにおいて 誰かの髪を撫で触れた記憶を探り、
…導き出される事はなく
四ツ足の鬣撫ぜた黒髪を模倣するように 少年のかたちの一冊に触れたなら、>>1:*31 元より熱の乗っていなかった白い掌に 新雪の如き柔い冷たさが広がっていった。 ]
(*1) 2018/10/12(Fri) 07時半頃
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( ──── その冷たさに乗じて届いた 嘗て彼を一葉に書き記し、生み出した者 )
(-8) 2018/10/12(Fri) 07時半頃
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[ 一度の瞑目。雪融けの前、六結晶が散る前に、 悴んでも赤みを帯びない手を そぅ、と離し
無垢から成る問いかけに、黒水晶は 其処にない銀世界の果てを眺めるように遠く ]
私は …影になる
[ 誰に読まれる事のない記録の書記官は、 雪の下に隠すように潜めた声で、声を綴った。 ]*
(*2) 2018/10/12(Fri) 07時半頃
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それはね、雪白 君に住処を用意する事と似ている “ おとうさん ” と過ごした時を裏付ける
私はそういったもので、ありたい ( 君たちの存在の、裏付けに )
(-9) 2018/10/12(Fri) 07時半頃
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ほかの人を、あえて見下ろす、ようなことを子どもはあまりしません。 『少年』にそんな気もちは、とうぜんありませんでした。 なんとはなく、それが自分にはさびしい色をしているように思ったから聞いたにすぎませんでした。
ですので、『なにがしたかった』と聞かれると、ほんとうは答えにこまるのです。
しいてむりにでも理由を上げるとすれば、ふあんに思ったから、になるのでしょうが、なにかをしようと思ったわけではないのです。
(2) 2018/10/12(Fri) 07時半頃
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「…… いいや、うん…、 帰る場所、は、あるにはあるのだけど、ね。」
「この声』は、『少年』の声とは明らかに異なっていましたが、そのことに気がついたのだとしても、『この声』が名乗ることもまた、ありませんでした。
「それはきっと、きみの思うものでは、ない。 それに、帰る場所をあげるなんて、 それこそ酷く傲慢な考えだと『ぼく』は思うな。」
(-10) 2018/10/12(Fri) 07時半頃
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[目の前の俯く少年を、傷つけたことをやつがれもまた知ることはありません ですが、その様子は確かに、深雪を惑わせる一助にはなりました 最も、それが惑いであることを やつがれは気付いていないありますがのでは]
やつがれにとっての、かえるばしょ
[言われてやつがれは考えます 希求すれど、それを定義したことがなかったものですから] やつがれの、かえるところは [思い出すは作者の、そして の、撫でるてのひら]
(-11) 2018/10/12(Fri) 08時頃
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ただ、存在することを許され
みて、しって欲しい
それだけ なのだろう
[ここに自分は居るのだと されど聞くだけきいて、何もしないであろう少年は 自分にとっては、 とても**なものに見えたは確かでした
それは、自身を存在することをゆるさなかった監修者のやうに 持つものの傲慢さが、持たざるものを ただ土足で踏みにじり、そのまま放置するやうにおもへたのです]
(-12) 2018/10/12(Fri) 08時頃
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[ただ、自分の不安を解消したいだけのきみの問い掛けが 君は誰かを傷つけるとは思いもしないのでしょう 今までとは違う回答も
その、ことのはもまた
やつかれは、雰囲気が変わったのには気づきましたが それがどれから来るのかまでは知りませんでした]
……そう
でも、君はやつがれに与えることはきつとできるよ
[君に流れる洋墨が やつがれに場所を与えるのだ
……それすら許さぬならば……]
(-13) 2018/10/12(Fri) 08時頃
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/* デフォがキェルケゴールさんっておい
土曜の夕勤がなー 何時から何時になるんだあれ
(-14) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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[そもそも。世界に生れ落ちる前に 作者ではない者の手により無理やり摘み取られた者に 近くにあるものをよく見ていない、と 思われてもきつと、そう思った者に対し やつがれは困りはするだろうとは思うのです
そも、困るという感情に自覚するかどうかの違いはありますが 確固たる価値観を持たぬ己を とても”子供らしい”価値観の少年>>1:362では きっと、理解などできないのではないでしょうか ――彼が、自分の物差しで測る限りは
理屈ではなく本能にて寂寥と思う少年は それを齎したは誰であるか、すら きつと、わからぬのでしょう 或いは―― ……]
(3) 2018/10/12(Fri) 10時半頃
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[赤子が、親を見て、世界に触れて 感情の1つ1つを見出し理解するやうに
己もまた、今学んでいる最中ではありました
”汚されやすそうな”雪白は 染まれど尚無邪気さを保つかの人を見て 不可思議、を抱きますが、その感情の名前を 未だ理解することができず
それは胸の中に巣食うもやもやとして 自分の中で処理しきれずに首をかしげるに至るのです>>1:363
自分が彼の無邪気と残酷の同居を知らぬ故 めいっぱい”詰め込まれた”ことも 傷ついたと、考えることもなかったが故に
その少年が今、己に抱くが何であるかは やつがれは、わからないのでありました]
(4) 2018/10/12(Fri) 10時半頃
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[ようやく上げられた産声が 世界が”間違っている”と定義するというのなら ―― 一体、どうすればよいのでせうか
それすらわからぬままの会話は 世界にとっての”正しさ”を体現する少年と相まって 無垢故の歪を示していたのでありましょう]
魔法使いに。それがシルクは 良いと、感じたのだね
[そうか。貰うという選択肢もあつたのだ ――雪代、或いは待雪、など 自身を定義した2つを思い描き、また ジョンとの会話を思い出しつつ
ぽつ と、
また 洋墨が滲むが如くに]
(5) 2018/10/12(Fri) 10時半頃
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[”知らぬ”が故に、笑みを浮かべぬやつがれは 砂というものが何であるかを学ぶのである>>1:367]
砂には、シルクのやうに 考えること、をするのであろうか
気にするという情が、あるのであろうか だとすると、やはり雪とは、違うのかもしれない
[と。思いつつ、彼が実際に砂が喋るのを 聞いたことがないとは思いもしませんでした
楽しいを、たとえ思ったとしても それを定義することが未熟であり
興味深いを抱いたとしても それを察することができないであろう王子様
――で、あれば、すれ違うだけであつたのかも、しれません]
(6) 2018/10/12(Fri) 10時半頃
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[少年の問いかけには いいやと、否定を返します>>1:371]
同じ結晶は空から降らぬのである、よ。 同じ人が、世界から産声をあげぬとおなじ、こと。 同じように見えて、違う。
[”砂”がどうなのか、分からぬけれど やつがれにとって雪は、そのやうなもの、でしたから
己を執筆した時の”作者” ――のちに、ノーベル文学賞を得たその人の 知識の断片は己の中にありましたが 実際に体験も経験もし得ないやつがれは 話を聞いて理解する少年と 余り大して、かわらなかったのかもしれません]
(7) 2018/10/12(Fri) 11時頃
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[帰ると還るの違いを理解するには やつがれには経験が足りませんでした
そもそも。その場所すら最初から取り上げられた子供に 目の前の王子様の心の機微が 分かるわけもなかったのです そういう意味では自分も確かに”傲慢”であつたかもしれません
自分が理解しえないが故の 無知であつたので、ありませう]
(8) 2018/10/12(Fri) 11時頃
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[その強い語調のことのはが 何から出るのかー或いは、どのやうな感情から 漏れ出でるものなのか
やつがれには知らぬことでありましたが 本心からそうおもつていることは理解しました ですが、世界にとっては愛すべき王子様と 世界にとっては不必要な己は やはりどうしても隔たりはありました
やつがれには、還る場所はちゃんとあるのに 気付いていないだけのやうに思えたのです
物語、の中の君には、確かに 帰る場所はないというのに!
その時やつがれのなかに浮かんだ泡沫に、名をつけるとしたら]
(9) 2018/10/12(Fri) 11時頃
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それは 嫉妬といふのでせう
(*3) 2018/10/12(Fri) 11時頃
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目の前の俯く少年を、傷つけたことをやつがれもまた知ることはありません ですが、その様子は確かに、深雪を惑わせる一助にはなりました 最も、それが惑いであることを やつがれは気付いていないありますがのでは]
やつがれにとっての、かえるばしょ
[言われてやつがれは考えます 希求すれど、それを定義したことがなかったものですから] やつがれの、かえるところは [思い出すは作者の、そして の、撫でるてのひら]
(10) 2018/10/12(Fri) 11時頃
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ただ、存在することを許され
みて、しって欲しい
それだけ なのだろう
[ここに自分は居るのだと されど聞くだけきいて、何もしないであろう少年は 自分にとっては、 とても**なものに見えたは確かでした
それは、自身を存在することをゆるさなかった監修者のやうに 持つものの傲慢さが、持たざるものを ただ土足で踏みにじり、そのまま放置するやうにおもへたのです**]
(11) 2018/10/12(Fri) 11時頃
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[ただ、自分の不安を解消したいだけのきみの問い掛けが 君は誰かを傷つけるとは思いもしないのでしょう 今までとは違う回答も その、ことのはもまた やつかれは、雰囲気が変わったのには気づきましたが それがどれから来るのかまでは知りませんでした]
……そう でも、君はやつがれに与えることはきつとできるよ
[君に流れる洋墨が、やつがれに場所を与えるのだ
……それすら許さぬならば……]
……君は、好奇心の赴くままに 存在するのだろうね**
(それん羨ましい、と、思う感情を、名前をつけられず 発露も、できず)
(-15) 2018/10/12(Fri) 11時頃
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/* >レイテンシ、潜伏時間、潜時、待ち時間、反応時間(英: latency)とは、デバイスに対してデータ転送などを要求してから、その結果が返送されるまでの不顕性の高い遅延時間のこと。レイテンシー、レーテンシーとも表記される。 https://ja.wikipedia.org...
ほーん……?
(-16) 2018/10/12(Fri) 12時半頃
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/* 寝落ちっていうか、こう ちょっとで起きられるだろうと思って横になったら数時間経ってた!!! みたいな事態はたまによくあるので横になる前にメモを変えるべきなんですよにゃー……
(-17) 2018/10/12(Fri) 12時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 13時半頃
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[その立ち位置を一歩たりとも変えず、 スタヴローギンは少々遠退いた場を保ったまま ピストルを片手に構え直す。
>>368振りかざされたエメラルド・カラーに 文字通り、その頭蓋が吹き飛ばされると言うよりは─── 砂のように吹き崩れる黄金の輝きを 傍観者めいた距離から見つめていた。
(広がりを見せるように散りゆくさまに 興味を隠さないまま、しかし、眉を顰めるのだった。)]
... ほう?
(────霊子化、とも様子は違うか)
(12) 2018/10/12(Fri) 14時半頃
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[>>1:368 途端、先ほど揺らめいた火の気が、 鳥のように翼を広げるを感じ取ったが 特段これと焦る様子もなく、 また掌から溢すように”打ち出し易くした” ピストルの形状を解いて、地表を靴で叩く。]
...あなたの言う通り、 まるで殺しても蘇る死のようだ。
[>>1:326────語り手は違うが、と 言わんばかりに翠の杖の持ち主に うすら笑んだままの視線すら流しながら、 >>1:370今にも枝を伸ばしかけた 樹木が焼き焦がす炎に呑まれて黒炭と化そうとも 彼の顔色は変わらないようにも見えただろう。]
(13) 2018/10/12(Fri) 14時半頃
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[文字通りの薪を作り上げた炎を 傍目に、とつ、と語った。]
──────福音書には。
悪霊に取り憑かれて、 溺れ死んでしまった豚の話があったんですよ。
[それを語るのは、本来、 ”スタヴローギン”の役目ではなかった。 あの<事件>の関係者の多くは───── 破滅に追いやる<悪霊>に取り憑かれたものだった。]
(14) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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/*
「しかし」、が抜けておる...
(-18) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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[────ところで。
喩えば、レビャートキン兄妹が殺され、 起こった二つの火事現場の間を挟む川。 シャートフが沈められた池。 病に侵されたヴェルホヴェンスキー氏が、 その最期に辿りついた湖のほとり。
『彼』の語るように豚が溺れ死んだように 彼らの死の多くは水辺にあった。 『わたしたち』の著者たるドストエフスキーは その死に水辺を用意することに拘ったらしいとも、 解釈されている───────。]
(15) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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[...『彼』以外の二人にも、 耳を澄ますことがあったのなら聞こえただろうか。 ぶくぶくと泡立つように立つ水音が。 見ようによってはヴォルガに張った氷が、 溶けたかのように、
(彼の足元が沈むことがなく、 まだそれは僅かだったが─────)
黒い水場が洋墨のようにも滲み出して、泡立った。 >>1:370水底めいた濁声に、呼応するようにも。]
先は逃げるのなら、と言いましたか。 ...訂正しましょう。
(16) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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「 今回の件が迷宮入りする事は むしろ其方が望むかと思ったが。 どうやら、認識を改めるべきらしい 」
彼らが研究員をも拉致、ないし殺傷していれば、 たとえ霊への所業が表沙汰にならなくとも 人の法にだって、十分に抵触するが>>1:235。
世界を改変などと大それた事を考える訳だ、 隠す心算の見当たらない様は、いっそ清々しく 周囲の巻き添えも厭わないだろうと思わせた。
(17) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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十九世紀末には既に鬼籍に入っていた彼が、 きみも、と言葉尻に添えるならば推論は立つ。 同時代の書の霊が、どこかにまだ居るのだ。
今しがた会った、この北欧の紳士に 創傷や無理な動作は見当たらないから─── もっとも、治療していたなら別だが───
誰某との接触は、戦闘より歓談だと推察出来る。 ならば、味方探しも全くの無駄足ではないだろう。
機会があればその話も聞きたいものだと、 私は思考の隅に、この話題を留め置く事とした。
(-19) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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「 では、ミスター……いや、アンティ。 貴方に軍役経験があるか解らないが、 どうか無茶はなさらぬよう。
────── 無事を祈る 」
添えかけた敬称は、即座に取り払われる。 その意味を、彼が察するかはともかくとして。
彼の青き十字剣は信仰の証にも思われた。 逆に言えば彼は信仰に生を捧げた人物だから、 戦いを好む性質であるとは考えづらい。 場馴れしていなかろうと、笑み添えて一言を。
(-20) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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『伝奇集』を著したルイス・ボルヘス氏とは 年代が全く被らない訳ではなかったものの、 彼が紙上に物語を著し始めた頃にはすでに 我々の冒険は、終焉を迎えていた。
その事実を、私が後々知るかは別の話として。
よって私に女性を見破る事は至難だったが、 『ドン・キホーテ』ならば覚えがある>>1:273。
ただし ──── 著者名は記憶と一致しない。 であれば何かしらのパロディと捉えるべきか。
(18) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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では、コトノハ、コトダマを使う折に わざわざ表題らしき語を口に出す理由は何か。 単一能力なら、定義の必要があるだろうか? 仮説として現時点で挙げられるのは。
単に、これが彼女のスタンスである。 ドン・キホーテの作者を『書き換え』た。 彼女は作家の人霊であり、その著作名である。 あるいは書霊ならば、短編集が核≠ナある。
この辺りが妥当だろうか。 二番目にしては次の現象とどうも噛み合わず、 後者二つならば能力が多彩かもしれない。 さらに『臓器』となれば、最有力は四番目だ。
(19) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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私が身構えれば、現れるのは拳銃>>1:274。 正確には、私の物と同一に見える軍式回転銃だ。 素直に取るなら同じ物、という事にはなる。
「 私の愛銃と同じに見える。 使い込んだ色味や傷、癖までも。 貴女の能力も見事なものだが…… 足止め、などと言っていられるかな。
貴女にそのリボルバーが大きいなら、 口径も反動も、貴女には不適だろう。 下手をすれば肩が外れるが? 」
ほんの少しばかり誇張を織り交ぜたが、 元軍医の意見としては、至極正直な言葉だ。 なんらかの能力を加えれば話が別なのだが。
(20) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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【本質的には全く同一である】
交戦中のキェルケゴール氏が相手なら 議題の的になるかもしれない興味深い現象だが、 私自身はといえば、どちらかというと彼女の 何かを待っているような言い草が気になった。
( 時間を稼げばなにか、 黒衣に有利な事でもあるのだろうか? )
現時点では分からない。 あの妙な気配には関連するかもしれないが。 しかし、キェルケゴール達のところへ 彼女を加勢させたくないのは私も同意見。
(21) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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よって、私の次手はごく素直であった。 彼女の肩あたりを狙って一発、引鉄を引く事だ。
……どちらかというと私は友人と違い、 まず行動、というきらいがあるらしいもので。**
(22) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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...『逃げないのなら』、 どうぞ、引き摺り込まれないように。 ─────その類例とやらごと。
[次の瞬間、泡立つ地表から 蛇のように飛び出した水塊が ”飛び火”させることのないよう、 燃え盛った樹木だったものごと鎮めようとした。
また三度目、手の中に現したピストルは今度は、 かの無機質な殻纏う男の胴に正確に向けられ、 拘束めいた感覚がその軌道をぶらすことが あったかもしれない。]
(23) 2018/10/12(Fri) 15時半頃
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[...とはいえ、 まず一度押し込んだ。躊躇もなく。
もし躱されることなく 直撃しようとも、掠めようとも、 『一度受けただけなら』大したこともない弾丸だ。 ───<■■>の弾丸とも形容出来そうなその言弾は。
(木々に打つのと『霊』に打つのとではその効力も変わる。 >>1:353情感があるものにもないものにも等しく、 己を構成する霊子が剥がされるような<予兆>めいた ざわつきを覚えるだけに過ぎないだろう。 ...病、あるいは、毒、もしくは病毒のように。)]*
(24) 2018/10/12(Fri) 15時半頃
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/* なんかどっかで似たことやったことがある気がしたが 本質違うしな..っていう
(-21) 2018/10/12(Fri) 16時半頃
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易々と、───────そう、 いとも容易く、苦労もさせずに 教えることはあまり好きではない。 ・・・・・・
売れない小説家、時に批判を受ける哲学者 教授をして食い扶持を凌いでいた頃は 時として学生を蹴落とすこともした気がする。
───────── 臆、だが、>>1:281 こちらの情報をW抜き取られてWいたことには 吾、全く知らなんだ。誰某にか責苦られても、 吾、犬らしく首でも傾げて誤魔化しておこう。
(25) 2018/10/12(Fri) 17時頃
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……それで、 だ。
撫ぜられるという、生涯無かった──── 否、幼少にはあったかもしれない行為に ぐるぐる・唸りそうになる咽喉を抑えながら 『意志に応じて変化を起こす科学』─── どっぷりと、それに嵌った時のことを考えていた。 口に咥えられた何ぞかが、 途端に苦くなれば好いのに。>>1:288 二極端の脳の片方でそんなふうに世界を見ながら。
(26) 2018/10/12(Fri) 17時半頃
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黒々としたものが足元から這いずるのです。 私の背後にはいまや背の高い男がいるのでしょう。 鶯が運んで来た桜の花は萎れてしまって 秋桜の下に鳥の羽ばかりが千切れております。
鳥の羽は御天道の前を横切って 月の裏側までたどり着きました。
私の足元に居座っていた黒い影は やがて白いキャンバスを穢しつくして それを鏡となしました。
私が鏡を覗くと、私の背後には わずかばかりに開いた扉が見えていて 私のいる場所には轟々しい─────── 風・吹かす穴が空いておりました。
(27) 2018/10/12(Fri) 17時半頃
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────────── 轟々・と 風鳴りばかりが、 耳鳴らす。
(28) 2018/10/12(Fri) 17時半頃
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「 …… 吾からすれば──── 貴公たちのような人のほうが… W摩訶不思議Wではあるのだがね 」
>>290 掛けられた聲へそう返しながら 行く足はのっそり彼女のほう。
シャベッタなどと言われかけているが─── 喋るものは喋る。 喋るリカちゃん人形というものもある。 そういうものだ・と、思いたい。 …… 姿形が変わっていたとして。
(29) 2018/10/12(Fri) 18時頃
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[金枝篇。それは、人類学者であるジェイムズ・ジョージ・フレイザーによって著された書物である。
古代ローマ時代、イタリアはネミにはある慣わしがあった。ネミには聖なる処、聖なる木立があったが、そを守る「祭司」たる役目の男は、常に己を殺す存在を恐れていた。――祭司とは祭司を殺した者である。「金枝」を折り取り、祭司を殺せば、その者が新たな祭司となるのだった。 何故、祭司は殺されなければならなかったのか? そして、金枝とは何か?
これらを承前として、書物は綴られる]
(30) 2018/10/12(Fri) 18時頃
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視線の近くなった先、 跳ねて噛みつこうとすれば行けてしまいそうな そんな距離に彼女のかんばせが覗ける>>1:305
人面犬─────よりは好い見目であるとは思うが 排他的な態度ではないことに、ほう・と目細め。
「 試験と云うなら吾も頭は良かった。 落ちた試験など何ひとつない。 だが─────────── … 」
( 無言、 )
(31) 2018/10/12(Fri) 18時頃
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「 ………… 唯一落ちたものと言えば そう… W歴史W、
一葉の上に交叉ること叶わず 大樹の両翼として残ること叶わず 」
硝子越し、曇らぬ瞳水晶を眺める。 ぐるる・と、己の唇郭から牙が覗けたのは 余りにも的確で 余りにも無慈悲な >>1:305 ──────言の刃を突き立てられたからだ。
(32) 2018/10/12(Fri) 18時頃
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風鳴りの向こう側から、 手招きをされた気がした。
虚空の中に赤い目が浮かび上がって 空虚の私を見付けてしまった。
御天道は相も変わらず私を見ない。 御月の御光も果てない場所に在り その中でそれだけが、 私を見付けた光であった。
──────── 『 喪明 ・ 第二節 』
(*4) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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ぐ わん っ、 と 思考のとぐろに脳が巻かれた心地になった。
(33) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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[始まりの疑問に答えを出すために、 ・・・・・・ それは極めて迂遠な道行きを辿る。 それは古今東西の習俗、神話、信仰、タブー、呪術、等等について、夥しい例を収集し記録した、一種辞典に値する「研究書」である。精霊信仰、王殺し、類感呪術と感染呪術、スケープゴート、神殺し、あらゆる類型と推定を積み重ね、始まりへと立ち返る「物語」である。
それは、ミュトスにして、リアルである。
それは民俗学、また神話学・宗教学に於いて、現代にても未だ、基本の一つとされる書物である。 「膝掛椅子の人類学」「書斎の学問」 実地に赴く事のない、地面を踏む事なく成された研究は、膨大な参照と引用による「書から成った書」は、その点で批判を受くる事もあったが、]
(34) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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「 吾は生前・一度も 誰の理解も得られなかった■である。 貴公らが吾に興味を示したところで いったい何になるのか?……
単純な・好奇心でも、 相手により責任は重大だが───── 」
忌々しいように撥ね付けたのは、>>1:311>>1:293 彼らの見せたW好奇心WならびW興味Wだった。
理解出来ないなら簡単なことを言うな、 と 眼前の、まるで獲物を──────── 斜めに見れば玩具を見付けたような瞳を彼女に向けて ぐるぐる・咽喉を鳴らしては、吃る声色投げつけた。
(35) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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「 吾を見下しているのか? 」
淀んだ己の瞳に硝子越し、奥の水晶 彼女の気持ちの奥深くまで読み取れず。
ただ被害者ぶったように・被害者だったかのように じり、と大地に爪を減り込ませ、 唸った。
(-22) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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「 そんなふうに言ってみせて、 終いには放り投げるつもりか? 」
W蕩けるほどに甘いものWを生涯───── 身に受けたこと在らず 自ら摂ろうと迷ったことも在らず。
期待を持たせるだけ持たせたような 甘言を囁く男を睨め付けた。…布越しに。
(-23) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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き動れ揺は界世と、んわぐ がたしが気たっ染く紅が界視 しいなれしもかけだたれ流が雲に空の茜はれそ いなれしもかのたっあが紅だん滲、てめ締み噛唇が空
『打って変わって』 己はしゅん・と落ち込んだふうに首下げて 大地に減り込む爪を払って元の位置へと戻しめた。
「 吾は困っている。大変に…… 酷くいきが苦しいのである。 首を絞められている心地である。 」
独り語りて、
(36) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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「 吾が何であるのか? ─────答えられる範囲でなら 吾は答えることも出来る。
それでも…そう、その機械。 余りにも眩いので────── 」
賽子の目が息ふく度に変わるように 己の発言はころりと変わって行った。 交換条件の単純な答えは『 是 』
ぐわん・と脳が揺れる心地に酔いながら ただ、眩いと──────獣の手ばかりは 彼女の持つ、点滅する端末>>1:311を落とそうと 振り被ろうとした・が、
(37) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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「 ぐぬう 、 」
>>1:294 警戒範囲外から落とされた、 彼の手せいで、と前のめり。 振り払うようにして鬣を振ったが 爪先は空を切るだけに終わったかもしれない。*
(38) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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[ 耳を傾ける必要はない。>>1:322 手をとられる意味は反転している。 目を向けられる意義は転覆している。
切り捨てとも思える言の葉が翳めたなら、 影と身を繋ぐ髪は語るための唇を、 いっそ、共有する身体の持ち主よりも より深く、艶めく三日月を笑みづくる。
そのまま 虚なる淵へと潜り込み
────────… 、
静謐に鳴り渡る波紋もなく、 影を這わせて腕に絡めていた。 ]
(39) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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( 私もまた、彼という存在に “ 影響 ”を受けることを─── …■■れた )
(-24) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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[ 言葉のやりとりを断ち切るようにして、 言の刃より霊子のかたちを吸いとったなら 果ての境界に佇む青と、錆び褪せた■■の赤。
互いを流れる血墨を交わし重ねて ────こく、こく と緩やかに黒髪が波打つ。
髪糸が斬り払われるまで興じては 身体を疾る熱が とぷん…と沈む頃>>1:337 糸切れたように折れた膝は微動だにせず 投擲された細剣の鋒、 …ぱしゃ、ッ
穿った右の大腿からは 隠の黒が飛散した。>>1:342 ]
(40) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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【 かの青は、蝶翅の燐光の如き眩さだった 】
(41) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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[ 啜るに合わせて含ませた血。 洋墨を散らせた、言ノ刃の黒。 蜘蛛髪糸の央にて嗤う三日月を、 感じとれる個の質が在るならば ]
・・・・・・・ ( 書き換えられる ♀エ覚が 悍ましくその背を這うことだろう )
(-25) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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[ ──────蝶を捕らえたように。 ]
(42) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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[ 構成する霊子の属性 『 ロゴス/リアル 』 そのチカラを、弱めようとする ]
( とはいえ、 発言記録を綴った言葉が>>1:299 彼の記憶に残っていようが…だ。 未だ不完全である、と追記する。 )
(-26) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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…… ッ、
[ 苦悶に歪んだ蒼白のかんばせを前髪に隠し、 大腿に食い込んだ細身の剣に、手を触れ 深々とした呼吸の後 一思いに引き抜く。 ]
───── 舐められた、ものだな
[ 引き抜いた細身の剣は 霊子と消えるか、それとも残るか。 何れにせよ、場面を紫菫が捉えるなら それは刃から柄までも黒ずんでいた。 ]
(43) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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Who は露呈している How とWhy を知る必要は…ない
[ 虚構幻想の迷宮。同一の銃を向ける 亜麻色の言葉を受けたなら>>1:340 睨め付けるように流した黒水晶は 銃口から言弾が発せられるのを見て>>22
─────蹌踉めきながらも立ち上がる。 紡いだ言葉は呻きを混ぜていた。 ]
殿軍など、必要… ない 夜はまだ、 始まってもいない
(44) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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[ 掌で洋墨溢れる腿を撫で、 霊子を編み上げたなら、 鞭状にしならせた黒髪を哲学者へと向ける。
これまでと違うものがあるならば、 凡ゆるモノに該当し、該当しない一冊に 一時的な、それが付与されている事か。
先の哲学者を構成する霊子を そっくりと反転させたような、それが。
鞭の軌道を避けられるなら、 哲学者を狙った地点、その周囲の石畳には 蜘蛛糸模様の大きな亀裂が入るだろう。 ]*
(45) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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/* 赤陣営が一時的コピーコンビになっておる
(-27) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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[その点を退ける程に、 比してあまりある程に、 その蒐集は比肩なく厖大であったからだ。
初版は二巻本から始まったその書物は、 四十幾年の刻、蒐集を、加筆を、繰り返し、 果てなく積み重ねて、 終わりには、全十三巻の大部となった。
――これは 尽きない 蒐集の 書物 語り続ける 書物 で 在る]
(46) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 19時半頃
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[自身もまた、無のかんばせが 他者からの拒絶という工程を経て 瞳を僅か揺らがせた理由を知らず
揺らいだことすら、知らず>>1:348
湖面揺らめけど底見えぬように ――根底には何が、あるのだろうか
其れすら、説明もできぬままであつたろう]
(47) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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感情のカンバスを眺められたなら
それは知りての拒絶 それは無知故の希求
同じ禁書(デッド・コード)でありながら 真逆の存在を
不可思議と”思う”たことであろう ……最も、それを不可思議だと 理解しえたかどうかはまた別の話なれど
(*5) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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「みかん。未完」
「やつがれは、未だ”生まれず”」
――喜怒哀楽をつぶさに表現できる 生涯を今なお、綴り続けるのであろう そのもう1つの存在に 生まれいづる”興味”を―――
生まれたこと自体を理解しえぬまま 無のかんばせを其れに向けるのだ
矛盾を孕み、二律背反を体現した アンバランスな存在が、ひとつ
(*6) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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「するのが、よい」
「やつがれは、口も、手も、足も、ある」
「今のやつがれは、”いきている”」
なれば、この定義しえぬ 誰かと接することで。目の前の者に接することで 生まれ出でつ感情も
山梔子の、或いは口無しの花のやうに ただ咲くだけではなく
はっきりとした色で 色づくのであろう
白は一度染まれば、”戻らない”のに
(*7) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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万年氷のように。 溶けぬ芙蓉峰の雪も、ある けれど
溶け消える定めを背負っているなれば
来るべき春の、雪解けの時には
君がやつがれの”いろ”を
暴いてくれるの、で、あろうか
[やつがれすら知らぬ己の 色を それは興味深いと瞳は語るのである
視線に滲む、意思ひとつ]
(-28) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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[はらり
白がまるで
ささめき笑うように一度、
吹雪く]
(*8) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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――― 君が穢せると、いうのならば それができるの、なれば それからどうなるのかはわからね、ど
悲しませるの、か
(それは嫌なのか、喜びなのか 湧き出る情は自信が定義したことのないもの
その”いぢわる”な問いに 澄んだ、されど雪のやうに深々とした色合いで それを、見遣る)
やってみたら、そうなってみたら わかるかも、しれない
[犬に似たその口元をじつ、と眺めつつ 同胞同士でありながら、その揶揄めいたものに ちらりと魅せる誘蛾灯]
(-29) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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銀、は。 ―― …… やつがれが知る中で
[己の作者の、髪を彩る色だ それだけははっきり、覚えていた
破られる痛みよりも、その銀色がきらきらひかって 生んでやれずにすまない、と
紡ぐ男の、かんばせを彩っていたのが――]
いちばん、綺麗な、 色
[故の、敬意に一番近きもの 首をかしげる鏡合わせ]
(48) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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[自身を何とよばうか、を訪ねる”銀”には
未だ、それを定義することの意義を 教えてもらつていなかったが故に
―― 銀の、思うがままに 呼ばうを、求めるのであろう
ふわり、
曇り空もないなかで 舞う雪、
ひとひら*]
(49) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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/* しかしこう、あれだな みんな素敵でずっと見ていたいな…
(-30) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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レイは、書記官。
記すひと―――書く、人
やつがれを生もうとしたひと、と 同じように、記して、ゆくひと?
[やつがれは、そう尋ねながら じつと、君を見遣るので、ある>>*0 と。自分の頭に触れる、優しい手があつた>>*1 死装束を纏うている時の己であれば 吐く息は白を通り越して痛い程の冷たさを宿し 触れなば、孕む熱を奪う、新雪の柔き冷たさが かの者の手を犯すので、ある
されど]
(*9) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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(ふれるては
おとうさんよりつめたかった
でも、 似ていた
にていたの)
(-31) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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[ひとひらの雪の欠片が落ちる間 或いは六花がそれを虚空に散らす、まで
それは己から離れてゆく
銀世界の、吹雪の向こうの世界を 眺むるが如く、とおくを見遣る瞳をした かの、ひとは
つむぐは、ただ、陰になると 密やかな声を聴いたは雪白だけ
――雪が全てを覆い隠すやうに
それを受け止め、 覆い隠す白のうちに、落とし包みて
留めた のも*]
(*10) 2018/10/12(Fri) 20時頃
|
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――やつがれが。おとうさんと 一緒にいること、が。できるの?
おとうさんを、悲しませないことが できるの?
[居場所を用意することに似ていると貴方はいう そんな存在でありたいのだと
ただ一度、原稿(やつがれ)を撫でて 悲し気に、愛し気に、傷ましげに つづられた言の葉を、覚えている
そんな思いを、おとうさんにさせずに 過ごした時を経られる世界]
(-32) 2018/10/12(Fri) 20時頃
|
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・・・・ [余談だが、 その書物の結びの直前には、 以下の題の章が綴られている。
「民話における外在の魂」 「習俗における外在の魂」]
(50) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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レイ。 やつがれは、
レイが、そうあってくれたら。 きっとこの感情は、嬉しい、と
いうの、だろうと、思う
[おとうさんと共に居られて レイが、望みのままあれる世界
それは素敵なこと、なのであろうと ――幼子が、願うは 大多数の書(子)が得られたはずの 親の愛と、信頼する者の幸い
其れが叶わぬ世界が、 其れすら拒絶する世界が
今の、この世界、なのである*]
(-33) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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/*ぐっはぁ……(吐墨
(-34) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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/*
外在
(-35) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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[ かちかち と かわらない速さを刻む胸には たぁくさんの すきまを飼って “ らしい ” 好奇心を、抱え込んでいるのです
シアワセ味のロリポップ あんはっぴぃ味になることがあるなら>>26 …イフの話も、思いつかないですねェ。ええ。 振り向く足元のないくらいの ぽっかり穴に、飛び込んじゃったとしても。 ]
(51) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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[ シャベッタ、って、言いかけたのに>>1:300 けらり、オモシロイ が、零れます。 ふんわりぼやけた都市伝説なら 喋るわんどらさんも、受けそうなものですが。>>29
構えもしないヒト二人へ 動いた瞼は、残念ながら、かくれんぼ。 布の下までは、ちょっとがんばらなきゃ のぞきんぼ、も、できませんので。>>31
ウツギさんは、にぃっこりと センセのお話聞きたがる子みたいに …そう、 しておりました。 ]
(52) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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[ ── ひくり と 睫跳ねさせるまでは。 ]
(53) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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/* 私はもしや、という気持ちに包まれている
(-36) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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[ 何かに飽いた、ウツリギさんみたいな 沈んだ色が、一瞬。 … にっこりを、枯らさないまま。 ]
… そうやって はねつけられてしまうのは、ええ
かなしいですねぇ。
[ まるで、見つめ返すようにも 飽いた色に あまったるい 好奇 を
どろり
混ぜて、…ぱちんっ。 ]
(-37) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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[ … 弧描いたふたつ瞼 持ち上げたら、ゴキゲンに。 ミルクチョコみたいな色合いは 実は、気に入ってたり、するんです。
綺麗な色の鬣へ そぅっと寄せてた くちびるは あいもかわらず、スマイルスマイル。 ]
こまっているのは、たいへんですねぇ。 でも、ええ、でもですよぅ。
[ ころころ変わることのはも 霊として呼ばれちゃったからでしょうか。 ちょっと、不安定なのかも、って。 そう、思ったりもするのです。 ]
(54) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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[ 姉さんへ、伸びかけた獣の手を>>37 こーらっ! て、叱るように ふるふる鬣へと落としたおててで>>38 ぎゅーっ と、抱きしめるような形で 爪先を、空切らせるのです。 ]
あれ 結構、 せんさい なんですから いたずらしちゃうの だぁめ! でぇす。
ウツギさんは、技師さんですので。 機械にやさしくないのは おこ ですよーぉ?
(55) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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[ つい、さっき このわんわんさんのことを、ないしょばなし。>>1:291 端末へと、送信したばかりの手も>>1:290 おっきな犬や、子供をかわいがるみたいに そんな風にする男の子は。 ]
それ しまった方が良いかもですねぇ。 携帯端末が気になるようであれば ウツギさんのを、お見せしますので。
そうですねぇ ウツギさんよりも、シオリねえさんのが ずぅっと お話上手さん、ですし。
(56) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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[ 否 を、唱えられることはなかったので>>37 それじゃあ、と、お任せするよう 交換条件を持ち出したねえさんへと にっこり を 投げたのです。
ウツギさんは、なにもしないのかって? いやですねぇ、テキザイテキショ、ですよぅ。
ウツギさんのお口は、甘いのしか知らないので 難しいことはみぃんな、オトナに投げながら。 ]
(57) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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[ 覆いの無い左手は きっちりと、 …鬣の中へと、潜らせて。
そこから
本への興味を、カタチにしてみるか。 読者らしくも、知りたがってみるか。 しずかーに、はなれていくだけか。
…そんな、選択肢も お二方次第に、なるのでしょう。 *]
(58) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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[――民俗を蒐集した書物。 呪術書とする「異説」も在る書物。 語り続ける書物。
そのコトダマ 言弾は、 言霊である。
それは生贄の篝火をいだす。 それはまた、対するものを「生贄」とする。
対するものを、 あるいは「王」として。あるいは「悪霊」として。あるいは「神」として。 語る、定義付ける、 蒐集し加筆する、 存在への干渉、 騙る<物語>を語る<現実>と換える、一つの「呪術」である]
[それ自体も、今や――喚び起こされた時より、語られているものである*]
(59) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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/* ウツギさんは長くなりがちなのでぎゅぎゅっと詰め込んでシンプルにしたい気持ちはあるのに上手くできなくて自分のロル力に絶望する定期
今回はどっちかってた皆さんのロルを楽しみたいきもちなんですよぅ……読者感覚で来てる そのための霊子干渉 そのための左腕と工具
(-38) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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/* 思ってたが金枝篇さんと 無茶苦茶相性悪い気がする
(-39) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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死ぬまで────綴る側であったとしても その逆は無かったものだから
>>1:*11 彼女の言葉が耳に入れば──────── 「 書記官 」その在り方に、その口上に 思わないことが無かったわけでもない。
(*11) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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( W ならば W
貴女は最後まで……最期まで 私達が燃え滓と成り果てても────
生 き て … その指を疾らせてくれるのだろうね )
(*12) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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・・・・ 全てが思い込みであったとしても─────
( 私は噓が厭いだ )
(-40) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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ラブロマンスに綴られる恋人のように あるいは、汗くささを交えたドラマのように 互いの体温が交じわることはない。 指先を絡め、頬寄せ語らうことはない。
小指を合わせて契ることも 指輪を介して信を置くことも ただ言葉を交えるだけだ。 出逢って程ない相手の顔眺め、 いずれ名残も失せる音を吐くだけだ。
(-41) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[絡む髪がただのそれではない事は瞭然としていても、 その本質をひと目で看破できるなんて事は、ない>>39]
(60) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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/* 能力的な意味でな!
(-42) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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( 況して、それが彼に、 多少なりの“影響”を与え得るという事も ── )
(-43) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[しかし、此処に至れば、 波打つ黒髪の奇妙な動きにも怖気を抱こう>>40。 交じり合った血潮は菫よりもきっと、深い色。
断ち切るその瞬間、その脈動の生々しさと。 僅か飛び散った色彩の意味する処に、 きしり、と無意識に奥歯が鳴っていた]
最早、人ですらなかったか。 それとも、
人でありながら、何かを捨てたのか。
( ── 嗚呼、そんな事は本来、 私にとってはどうでも良い事だろうに。 )
(61) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[霊子の乱れが指先の感覚を鈍らせる。 人に例えるとするならば、それは、 神経に直接、干渉されるかのような刺激であろうか。
絡み黒糸を断ち切った蒼白の細剣。 その切っ先が肉を穿ち、 ぱしゃり、とその黒を蒔き散らす>>40。
まるで、凝縮した文字が。 バラ、バラっ、と、 崩れ零れたかのようにも錯覚した]
(62) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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「 ──────── そうかい。 」
人ではない口から溢れた吐息は 満足とも不満足とも成らない、 生ぬるいだけのものだ。
(-44) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[膝を着いた彼の口許に浮かんだ三日月を、 その場違いにも見える艶やかさを認めれば。
右手を侵していた違和よりも、鮮明に。 体内の霊子へと “何か” が拡散した]
ロゴス[A]/リアル[A]
⇒ ロゴス[B]/リアル[B]
(-45) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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────……、っ
[その翰先を捕らえたのは、さしずめ毒蜂の針先か]
(63) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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…… 何を、やってくれたかな。
[認識を少し改めなければなるまい。
引き抜かれた細剣に向けて、 ──── ぱちん、ッ と指を鳴らした。
柄まで黝ずんだそのコトノハはかげろうの如く、 ──── もし、その気配を察して手放したならば、 無傷にも済むであろうが、手放さぬならば、 諸共にその手をも焦がして ──── 焔と弾ける>>43。
しかし、先程よりもその熱量はくすむ。 やはりか、と紫菫が不快そうに歪んだ]
(64) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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「 とはいえ……、 私は簡単に厭いになってしまうけれどね
プラチナ・E・クロウリー 私の────書に囚われた───── 作者の人嫌いは筋金入りだ !
例えば君の瞳に光が宿れば それだけで厭いになってしまいそうだし… 」
(-46) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[ちら、と視線をくれたその先>>1:342。 油滴の香りに刹那ばかり、目を眇めた>>1:340。
語り手たる男を瓜二つのコトダマを携えた女の姿。 その手の携えるものに僅か、目を眇めつつも。 『オリジナル』の引鉄が引かれる音がしたならば>>22]
…… この状況で私ひとり、退いたとなれば。 謗りは免れまいよ、なァ。
[編み上げられた黒鞭が、此方目掛けて撓る>>45。 左手に不安定な焔を纏わせて、編んだ焔弾。 真っ向から、叩き付けるように打ち放った。
吹き飛ばせずとも、軌道あるいは威力を削いで。 硬い靴裏がだんッ、と地を蹴る。 背後に叩き付けられた轟音と共に、 小さな石畳の破片が舞い上がった]
(65) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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首肯し吐きつけた言葉とは違って 己は今度は仰々しく語らい始めた。
底なし沼のような彼女の瞳水晶を見上げ ひと息ついてから…そう、彼女の───── …… 「 犬扱い 」、 好く捉えるなら「小指の代わり」に目を見開きもした。
「 ───── …そういうところもね、 」
(-47) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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居場所が欲しい、と
―――その願いを形作らせる
出会いや、言の葉
”み”てほしい、 識ってほしい
それは、書き記す者の経験がない 読まれることなく日の目を見なかった者の 根本の希求
それから伸ばされた枝葉のやうに
(*13) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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[逃れ出た先で、きゅ、と踵が鳴る]
非力な私だ。 此処は、きみの 『 絶望 』 とやらを 利用されて貰うとしよう ────……
[たん、と踏んだ石畳が瞬く間に氷へと姿を転じた。 まるで、境界の青を映し込んだかのような、清冽の青]
絶望とは、熱病だ。 絶望とは、昂揚する病だ。
[自己に対する儘ならぬ熱情。 もどかしく燻る熾火のように、 決してそれ単独では罹患者を食い尽くせぬもの。 それが、『死に至る病』であり『絶望』である、と。
男は“書いた”──…… ]
(66) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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自分にだって、
誰かから読まれ
おとうさん、から
背表紙を撫でられて
生まれてくれてありがとう、と (生んでやれなくてすまないと)
笑まれる (悲しくくしゃっと顔をゆがめられる)
世界が、欲しい (そんな世界が 痛いの)
(*14) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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さァ、己を絶望より救い出せぬ、 己の無力にその絶望を灼くが好い
[彼の啜った、男の洋墨が未だその身中にあるならば。 かッ、と俄かに臓腑の燃えるような感覚が 彼の身を襲うであろう。
ぴしり、と男を中心に展開した氷原が 辺りの空気を凍らせる。
それはまるで、彼の身中、 もとい、“心中”を灼く熱を際立たせる 鏡のように辺りを極寒へと誘うだろう*]
(67) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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(痛いの)
……
[記された者は かつて記したこともある同朋の考えも知らず
されど。冷たさを孕む己に触れた手を思い出せば
ただ。嗚 唯
陰になりたいと告げるその人が 絶筆になることがないやうに。(傷つかぬように) その思いは確かに、あるのだ
(それを、心配と呼ぶのだと そう定義するのだと やつがれは 知らない*)]
(*15) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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/* すき(直近のセーレン兄さんを見た率直な感想)
(-48) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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/* 果たして灰になる前に やつがれは感情を定義することができるのだろうか
(やりたかったこと:子供って無知で残酷だよね!)
(-49) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 21時半頃
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/* 私の解り辛さに頭を抱えている。 でも、キェルケゴールやるなら精神攻撃は やらないとねぇぇぇぇ!!
(-50) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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どの物語だってそうさ 似たような終わり方はあれど 全てが同じ物語だなんて、存在しないのさ
だから同じ物語だとしても、世界が違えば 価値観も、善悪も、捕らえ方がぜーんぶ!
変わってしまうのさ!
(68) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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そのいつかが何処のいつかかは知らないけど ……君無自覚?勘弁してよ!
[やだやだ!怖いったらありゃしない!>>1:350 陶器の国の人がいたら割れてるほどの嫌悪だよ!]
東の魔女が死んで喜んでるマンチキンみたいじゃないか! いや、彼らでも無自覚に人を煽るようなことは しなかったけどさぁ……
[君が俺に対する印象が詐欺師というのであれば それは君が思い浮かべる詐欺師ではなくても きっと、限りなく正解に近かっただろうさ!
だって、偉大なるオズ大王の正体は───]
(69) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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思う“こと”もありましたよ!? そういってる時点で君は物騒だよ! 西の魔女を殺すようにドロシーに言ったオズ以上に!
[思わず自分で自分を 抱きしめてしまいたくなるほどさ!>>1:351 なんて、演技みたいな怯えは鬱陶しいかな。 確かに物騒なのは嫌いだけど、そこまで怯えるほど苦手ではないし ……こういう状況では、仕方ないと思うけどね!]
札を求めて群がってこられたら困ったね。 俺はお金なんてなーんにも持ってない! 今此処にあるのは感謝の気持ちだけー、なんてね!
[ああ、そういう話をしてる場合じゃないって? ごめんよ、でも札を礼に求めてくるやつは あとでメイスで殴ってやりましょう、ええ。]
(70) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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/* 実は交戦前に
「なかなか危機的状況だが…… これは君にとっての“絶望”ではないだろう?」 的なこと言おうとしてやめたのをここに供養しよう。
(-51) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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[まさかの返事に、思わずきょとんと目を丸くして 少しして、またにーんまりとした笑顔を浮かべよう]
それなら本当に逃げ切らないといけないね。 でも、もし逃げることができなくても─── 君だけは逃がしてあげなくちゃね
(-52) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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[トリガーの引かれる音が聞こえた>>1:359 彼が撃つものがどんなものか、一度見たから知っている、が! 殴りかかった俺がいるのに問答無用に打つとは酷い奴だ!]
似てないよ! だってこの靴は誰も不幸にしないからさ!
[全然似ていないだろう?>>1:358 先ほどの猿の手よりも十分素敵な魔法さ! 暴れ狂う木に攻撃されたくないから、一発殴ったら さっきみたいに打ち鳴らして戻ろうと思った、けど]
(71) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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…………あ、れ?
[まっすぐに打ち込まれたその感触は あまりにも、そう。あまりにも軽く思えた>>1:366 人を殴るようなものじゃぁないんだ。 殴った瞬間、その苦いものが残らない、消えていってしまうんだ。
視界に写るのは、あの綺麗な顔じゃなくって 金色、まるで太陽の光。 大地を灰色に焦がしてしまったあの太陽のようで それが、まるで花のように舞い散っていた。]
(72) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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[凄く、凄く嫌な予感がした。 その金枝を捕まえようと手を伸ばしたけれど それはまるで鳥のように、翼を広げ飛び立つように 暴れ狂う木へ衝突していった>>1:368]
はっ…………嘘でしょ 君は、まるでオズのように姿を変えられるんだね?
あはは、……驚いたよ。
[伸ばした手を引っ込めて>>1:370 氏は何度でも蘇る、それを体現するように 立ち上がるその身体に恐怖さえ覚えたよ]
(73) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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[飛び立った炎は、樹木を焼き、黒炭と化す。その様をは一瞥だけして、それは再び「悪霊」を目に映した。 作った色もない変わらない笑み、その面持ちにて、その面持ちたる唇の紡ぐ言葉を聞く]
――マタイの福音書、
ガリラヤを越えたその地にて、 悪霊に憑かれた若者達がいた。 彼らを訪ねたイエスは、 悪霊にその御身を認めさせた。
悪霊は彼によって豚の身へ移され、 豚達は溺れ死に、 地にある者らは彼を追放した。
(74) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 22時頃
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ねえ、それどうやったんだい! そんな魔法はどの魔女も使いやしなかったさ!
君がもしもオズの国にいたのなら それはオズ以上に偉大な王になっただろうね。
本物のエメラルドの都だって作れたはずさ!
[なんて、感激の声を一つ二つ。 でも、だからなんだろうか。 魔法のようなそれを見て、喜びの声を上げるのに 心は反面悲しみに沈んでいくんだ]
そんなに凄いことができるのに。 もったいないよ、死を殺すなんてことよりも もっと楽しめることがあっただろうに
[そう言えば、彼は言ってたっけ>>1:353 悲しみや苦しみ、痛みを知る俺は狂い得るのかと]
(75) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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( もちろん、狂いを得ることもあるだろうさ )
[でも、得るのは今ではないだろうさ!]
……ねえねえ、 立ち去るっていう選択肢は君にはもうない? ないのなら、仕方ない。 お願いをまた一つ言わなくちゃいけないね。
ああ、立ち去ってとかそういうのじゃないよ 俺は狂いを得たくもないからさ、願うのならば
[もう一度メイスを構えなおして。 相手を見据えよう。先ほどのように霧散されては殴るだけ無駄だ]
(76) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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君が最初に狙うのは俺にしなよ。 そっちの彼は俺の次、それじゃダメ?
[もしそれが、叶うのならば 危ないとわかった時点で一人は逃げられるという算段さ
こーんなに危ない奴がいるんだと! 二人そろって奪われる前に、誰かに知ってもらえるように]*
(77) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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/*
オズくん君こそが生き延びるべきだからな????と PLPC全会一致してる
(-53) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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[そして続ける、差し挟むように口にしたのは、彼が示すその物語の、聖書の一節だった。語る響きは、他の民俗を――未開の信奉を――語るものと、変わりもなく]
……忌むべきを移されたものは、 しばしばそれと共に殺され、 殺されずとも、追放される。
あるいは一年を死者ととし扱われる事も、 忌み名を与えられる事も、通例である。
豚が「悪霊」として殺され、 「神の子」が「豚殺し」として地を追われた、 それは類型の儀式の中でも、 ブルゴーニュの初穂収穫によく似ている、
(78) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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……
[半ばに、それは一とき声を途切らせる。己が発したものではない、水音を、濁りめく気配を、聴き取って―― 直後、溢れる水。 燃える樹木を、鎮め落とす、その様を。 間もなく、銃身持つ、その姿を、見やった時には。目が合うように。恐らくその銃口は丁度、それの外郭を捉えていただろう]
(79) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[ヒトは、――いや、もはや人に限った話ではないか、>>29 知恵ある者どもは、己の物差しでは測りきれないモノを、 摩訶不思議《ファンタジー》と思う。認識してしまう。 喋るファンシーな女の子人形だってこっちじゃやっぱりファンタジーだ。都市伝説だ。
――だが、こうして言葉を交わしたからには、 認識はあっさり塗り替わる。“そういうものもいる”と]
(80) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[獣はまるでヒトがそうするかのように目を細める。>>31 姿かたちが獣じみている者達が、ヒトのように生活している、 そんな、寓話じみた世界から来たのではないか、と思わせるような仕草。 (試験というのも存在しているようだし)
語られる言葉を余さず聞く最中、 “歴史”から落ちたのだと、―――剪定された方の枝葉になったと語った直後、>>32 唸り、牙を覗かせる姿に、小さく息を呑んだ。
獲物に突き立てた刃は、 柔らかいところに突き立って深くまで潜り込んでしまったらしい]
(81) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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……何になるか? せいぜい、私たちの好奇心が満たされるくらいですね。
しかし書たるモノが読まれることを撥ね退ける、とは……。
[すべてに理解を得られなかったうえに、 怨嗟まで積み上げてしまった“ソレ”からすれば、 二人ばかりに読まれるというのはそれこそ何になる、と問いたくもなるものなのだろうか。
――だが、 ただ本を読もうとするのに責任の話を持ち込まれても―― (読んだ後ならちょっとは考えるけど) なんて思いが少しは顔に出た、憂鬱そうな顔を獣に向ける。 獣の瞳は今や獰猛さも感じられる。 少し前まで、そのような瞳を己も向けていたのが、今は、もう、逆で、
――ヒュウ、とか細い息が漏れる]
(82) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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……そんなつもりではなかったのですが。
ああ、でも、今の貴方を見て思いました、ね。 確かにかわいそう、だと、…………、
[相手に聞こえるかどうかもわからないか細い声で。 自分じゃ救えもしない相手に救いようもないくらい手酷いことを言う]
(-54) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[だが、それまでと打って変わって掌を返したように、>>36 獣はおとなしくなる。
その、態度の変化に戸惑って、>>37 交換条件を呑んでもらったことにも素直に喜べないくらい。 やがて機械、という言葉を聞いて、 まだしまい込んでなかった端末が気になるのかと思ったのと、 手が振りかぶられたのはほぼ同時]
―――え、
[ウツギがいなければ端末は叩き落されていただろう。>>55 獣のどこか残念そうな声>>38を聞いて、緊張が解かれて視線を双方にさまよわせる]
(83) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[その弾丸は、狙いからは逸れ、だが外れる事はなく、それの左上腕を撃ち抜いた。外殻は、弾丸を弾く事はなかった。バルドルのように加護を与えられたわけではない、鎧状は]
――
[面持ちには痛覚はなく。 それは空いた穴を見下ろし見る。 霧散するでなく、穴として残った、弾痕を]
…… これが、君の言弾か。 語れる悪霊語る、「悪霊」たる者よ。
(84) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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……おや。あまり驚かないのですね。 固有であるはずの言弾をそっくりそのまま持ち出したというのに。
[私は目の前の男が意外と動揺していない事に気が付き>>20、少々真顔にならざるを得ませんでした。何しろこの模倣、、半分は相手への牽制のつもりだったのですから。
私は八篇の短編…すなわち
「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」 「アル・ムターシムを求めて」 「バビロニアのくじ」 「円環の廃墟」 「ドン・キホーテの著者、ピエール・メナール」 「ハーバート・クエインの作品の検討」 「バベルの図書館」 「八岐の園」 という八つの臓器によって構成されている書霊なのです。
(85) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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「ドン・キホーテの著者、ピエール・メナール」。これはピエールという小説家の作品の評論という形を取った小説です。
作中において、ピエール・メナールはドン・キホーテという小説そのものを書き上げました。 無論ただ転写したわけでなく、全く同じ文中に原作と異なる意味合いを持たせ、異なる文中では全く同じ意味合いを持たせ、現代におけるドン・キホーテをイデア的な意味で完全に再構築してみせたのです。
ですから、作中でそれを成し遂げている私が、この現実に干渉した結果、目の前の男と全く同じ言弾を構築でき、同じように扱えて何の不思議があるでしょうか。]
しかし……となると、これは些か先走りましたかね。 私の手には確かに少々大ぶりなものです。
[確かに、相手の得物と同じなら、手馴れた相手の方がうまく得物を扱えるに決まっているのです。しかも、一度顕現させ固定したこの言弾を、他のものに切り替える事はまず不可能なのですから]
(86) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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まあ……しかしそれはそれ。今は……っ!?
[乾いた音と同時に、左肩の辺りに熱い痛みを覚えました。思わず銃を持たない右手で押さえ、顔を些かしかめます。手に銀灰色の洋墨が滲んで溢れ出ていました。肩を撃たれたようだ>>22と理解します]
……いけません、無駄な喋りが過ぎました。 どうやら、書記官殿は撤退するつもりはないようですし。 私もそれに従わなければですね。 このまま何もせずにやられては、父の名を汚します。
[書記官殿が立ち上がる>>44のを見ながら、私も目の前の男に視線を戻しました。両手で黒光りする大ぶりの得物を構え、引鉄を引きます。 反動を確認しながら小走りに位置をずらし二発、三発。男の心臓の辺りを見定めて狙い、近くの木に身を隠そうと、走りました*]
(87) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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ああ、まあ、うん、そうだね。
[頷き、端末をポケットにしまい込んだら、>>56 ウツギのにっこりに数秒遅れて苦笑を返す]
……適材適所ということかな? まあいいけど。元からそのつもりだったし。
[なら――と目くばせひとつ。 彼の左手はしっかり獣の鬣をもふっているかのようだし、>>58 分かっているとは思うが確認のため。
彼の挙動からして、接触を起点に情報を得たようだが、 それ以外にも何かできることは想像に難くはない。 霊子干渉とは何もスキャンに限った話じゃあるまい]
(88) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[<同じような>終わりの物語はあっても 全てが<同じ>物語も、同じ思想も何処にもない。
>>68それは他でもない真理であると、 この<事件>が佳境には至らぬ今でさえ 語り部である『わたし』はここに記そうと思う。]
(89) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[>>69何処のいつか、と言われたとき、 『ガガーノフとの決闘で───』と口にしかけて <また物騒だなんだと責め立てられそうだな>と スタヴローギンはいかにも鬱屈そうに唇を噛んだ。]
(もっとも、あれは、できれば... あのばかを侮辱したかったわけでもなかったし どんな謝罪でもすると言ったのに 受け入れられなかったから... そう、仕方なくだったんだ。
そうでもなければ、あの失敬極まるひどい手紙は どうにも収まりそうになかったからで─────)
(90) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[...あの決闘の後にキリーロフに言われた言葉を、 その延長戦のようにスタヴローギンは思い出しては、 目の前の存在こそをもう一度目にしてそれもまた 思い出したかのように、 『マンチキン?』と問い返しながらも、
(その童話に出てくる小人の話は勿論知らなかったが) 恐らくは何かの複合語───だろうか?と 予想をつけたらしい。 彼にはプーシキンの詩が過っていったのだった。]
(『ひしめく鬼どもよ、どこへ急ぐ どうしてああも悲しげに歌うたう? 竃の小鬼どもを弔うか、 魔女の嫁入りを歌うのか─────』)
(91) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[しかし、ともかく、]
...ぼくに、何を求めている?
[>>69悩んだかのような間のすえに、 困ったようにそんなことを吐き捨てた。]
ぼくの死を求めている連中はいたかもしれないし、 そういうことを他人に求めているやつもいましたが、 別に、他人の死を喜んだりなんかはしませんよ。 ぼくはね。
(92) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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...物騒だと言うのなら、 あなたは、あの国を見たら何と言うのでしょうね。
[それは、時代と国柄でもあった。 『ロシアに積もり積もった』ものであったものだとしても、 (実際に<事件>の中でも彼は悪の位置として描かれ、 捕らえられることはなかった罪人でもあったが、) 多少瞳をぎらつかせるようにも向けかけた視線を 食い縛るようにも興味をやつした笑みに変えていた。]
(93) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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(>>70 そう語りながらも発さないことがあったのは、 一連のそれが演技的だとも思ったこともあるし、 そう思えたのは、
>>0:348それは『おれではなかったが』 そういう存在が側にいて、 <今もいるかもしれない>、と そういうことだ───────)
(94) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[詳しくはあとに語られることが あるにしれないにせよ、その<事件>を かの福音書の≪悪霊≫の記述で擬えるのなら、 間違いようもなくそれに準ずると解釈される 悪霊は『彼』一人だった。
しかし、その<事件>には たしかに二人の悪霊がいるという見方もできる。 遍くほとんど全ての人物が破滅や、 あるいは少なくとも『幸福』とはいえない結末に向かう中で、 一人、逃げ切った人物こそが『それであった』、 とも解釈できるだろう。
それこそが、彼の語るところの<詐欺師>である。]
(95) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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(しかし、似ているところがあったとしても そこにいるのは、≪おまえ≫なんかではないと そう思えたのは─── .... )
(96) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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少なくとも、魔法ではない。 私は魔女でも魔法使いでもなければ、
そう、王になる事も、有り得ない。
私はただそれらを知るもの、 あるいはその死を識るもの、 ただ、書物なのだから。
[頭部を打ち破った「オズ」の、感心めかす言葉を聞けば、再びその一片を繰り返して]
楽しみなどというものは、 無論、求める由も、焦がれる由もない。
[、沈黙する。のは、その言葉に対してではなく。続く――願い、願いを冠する提案、にだった]
(97) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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それではひとつ聞かせてくれないかな、 貴方がどのような物語なのか、 貴方という『書』がどのような道筋をたどったのか、
それから、あなたがこの世界に喚ばれて、 ―――その先で何を見たのか。*
(98) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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/* にこやかに手を振っておこう。
(-55) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[トリガーを引く前、そう、 スタヴローギンが囁きかけた時だった。 きょとんとしたふうに丸められた瞳を前に、 笑顔がともるころ、その一瞬、 みるみる難しい顔になって吐き捨てた。]
ぼくは別に、奪われたって構わないんですよ。 きっと、きみのような存在こそが、生きなくちゃ...
( ─────それでおれが、 おれを... 今度こそ■■■のなら)
(-56) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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...つまりぼくは、 そういう重荷を背負わせないで欲しいんですよ。 そういうことに値する人間でも、 存在でもないし、なかった。
『逃げられないことがあるのなら───...』
[そこできっと、囁いた唇を離してしまったのだ。]
(-57) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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/* ぬぅ〜〜〜〜(ふがいなさに頭を抱えている)
ところでこれ触媒をアンソロジー系にしたらすごい面白いことになりそうだねRPがたいへんだけど
(-58) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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...あなたは、随分生易しい物語だったようだ。
[>>70 <メイスで殴ることこそ果たして、 物騒というのでは無いだろうか?>、と 言葉を挺することが出来るのはわたしだけだろう。
感謝だけがあるなどと言ってのけた彼にか、 それとも何に対しての言葉かはわからないような 曖昧で、かつ、シニカルとシニズムを効かせた言葉を 置き去りにして、その後、スタヴローギンは 金色の<書>を殴りに行く彼を見送り、 トリガーを引いたのであったが。]*
(99) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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/*
表だけ見ればただの嫌なやつだな...と思うし 秘話でもあれだし 原作でやってることがやってることだが!!
(-59) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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/*
「許したかった」を根幹に、 陶酔と淫蕩の部分を自殺した理由を 贖罪に向ける解釈...
ぼく的にはあれは衝動的に思えても他ならないが
(-60) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[ わんわんさんもふもふチャレンジ中だった 両手のうちの、右手をそっと触れさせた お口から引き抜いた紙の棒に もう、ピンクの幸せ味はありませんでした。 ごみはちゃぁんと、しかるべきところに。 ウツギさんは、イイコさんですので。 腰から提げた工具袋の中 くず入れ代わりの携帯用灰皿へと 歯型だらけの棒を入れる、 …その、ついでに。 ]
(100) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[ そっと、指先で撫でたのは 普段は、白衣に隠れちゃう、二つの工具。
銃よりは、ドライヤーに近い形状を 姉さんがご存知かはまぁ、知りませんけども。
テキザイテキショ、その通り。>>88 ついでに、左腕以外にも、あるんですよぅ、って。 右手の動作一つで、こっそり お伝えくらいは、しておきましょう、って。 ]
(101) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[ ガチャガチャのカプセルに、砂利の試験管>>0:275 たくさんのお菓子と、イイコのくず入れ。 それから、歩くだけでがちゃがちゃする たぁくさんの、工具たち。
技師さんの使いやすいように ちょっと、手を加えたりもしてるので シロートさんは、取扱注意、ですが。
三桁は超える、研究所でのシミュレーション 其の中でも、優秀だった子たちを こうやって、連れてきてあげたんですよぅ。 ]
(102) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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/* そんな性格のよくないキャラをやるたび 大丈夫がどきどきしてしまうが そういうPCなだけである〜〜...
(-61) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[ とりわけ、使いやすかったのが 先程 よしよし いたしました 二つのおっきめの工具さん。>>101
これは何だって言われたら まぁ、簡単に。
ねじ回し機と、釘打ち機。
…インパクトドライバーに、ネイルガン。 聞いたことは、ありますかねぇ? ]
(103) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[ まぁ、トーゼン 色々遊んではいますので
試験官が入ってたり 変わったピットを嵌められたリ 安全装置を外しちゃってたり おっきなものを入れられたり
って、具合です。
そんな、物騒な子を腰に提げても ウツギさんは、ヘーオンシュギさんですので 喧嘩っ早いことは、ないのですけども。 ]
(104) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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/* そういえばやつがれのぶき 蛇の目傘なんだけど
ぴーきーすぎる?だめ?
(-62) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[ …どうしよっかなぁ、って、かんがえんぼ。 せり上がる好奇心は、たぶん 本棚を前にした、読者さんのそれでしょう。
すとっぷ、すとーっぷ、って 工具袋から離した右手で また、わんわんさんをもふもふしようって それくらいの自制心はありますよぅ、ちゃんと。 *]
(105) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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/*
そういえば議事に自殺票ないのか───
(-63) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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持たないもの、に、まわりを見ていないという思いをもったのは、それこそ、さとされるべきことであったのでしょう。 『少年』にとって、その人がこぼれおちた中のひとつであったのは知らないことでした。 だから、ココロをないがしろにする、×××らしく見えたのも『少年』のものさしではしかたないのかもしれませんでした。 今はまだ、その人のココロが “ない” こと>>3を、『少年』はりかいできませんでしたから。
ですので、 “なんとなくかんじる” 『少年』と、 “あたえられたちしきしかない” その人が、たがいのことをただしく分かる、 …… というのは、ひどくむずかしいことだったのかもしれませんでした。 それに、『少年』だって、自分のもったかんじょうに、いつでもりゆうをつけられるというものでもありませんでしたから、どうして、と言われたなら困ってしまうのでしょう。
(106) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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/* なんだこの顔のいいイケメンは? 秘話飛んできた時から本当… なんだこの顔のいいイケメンは?してまして
(-64) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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――願いの数は問うまい。
叶え得るか、得ないかで言うならば、 それは前者たるものだろう。 尤も、それは、 ・・・・・ 逃される者の同意によりて、
何より、代償を赦しもしないものだが。
[呟くように返す、 片方の去るなら、止めはしまいと、 片方ならば、止めはしまいと――紡ぐ]
(107) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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/* しかし、本当に微熱が続いて夜になるとそれが酷くなって毎日37.8か…昼間は下がるのに夜に出るのが嫌だ。 できることなら、バファだけは避けたいのだけれど、でも堕ち狙えない私??
(-65) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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まったくの “白” だったその人が、話した人から学んでそまっていくのなら、むじゃきのまま、の『少年』は、黒ではないのにそめられることのないようにも見えることでしょう。
むじゃきなようすと、そこにあるざんこくさは、まるでべつもののようであって、けれど、まったくのぎゃく、というわけではありません。 その、元を同じくするさまは、かわったもののようにも見える>>4のでしょう。 『少年』がその人のもつ “無垢” の、ほんとうのところだとか、そのりゆうにまではいきあたらないのと同じようなことです。
ですが、さいわいにも、『少年』はせかいからとりおとされたもの、ではありませんでしたから、あるいみその人よりはめぐまれていたのでしょう。
── ×××××××、と同じなのだとしても。
(108) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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/* メモを貼って数秒後のほるむ「オメーむらたてさんじゃあねぇだろ出しゃばんな」セルフビンタ
赤窓の相談のあれそれは悩みますよねぇ って気持 結構大事だもんここ
わりとバトル自体はいろんなところで起こってるように見えるし、むしろバトルしてないの此処だけなんじゃないかなって感じだけど 2dから全員バトルは地味にきついところがある(主にPCの負傷具合的な意味で)ってのはある ある
(-66) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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/* いや、ウツギさんはいつでも落ち行けますしどれだけ怪我しても大丈夫なんですけどね。 デッドコードに、人間二人じゃないですか。 2dで落としにくいところじゃあないですかね……PL心象的に。ほるむは死ねるけど、たぶんほるむが人間じゃないところなら、人間とデッドコードは序盤落としに行けない。
ってので バトルいってないってのはあるけど よそが落ち着きそうならこっちおっぱじめるかなぁ って具合には。
(-67) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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ですが、初めから何の理由もなく、×××ためだけに書かれる存在とは、果たして本当に恵まれているのでしょうか。
…… いいえ、いいえ、 まるで基準が違いますし、同じ区分で比べる事自体が間違ってもいるのでしょう。 “あってない” ことと、 “そもそもない” 事は、同じように見えて、まるで全然、違うものなのですから。 なので、『少年』と、その恵まれなかった “デッドコード” の幸不幸を並べる事自体、おかしな事なのです。
けれど、『少年』がせかいにとって正しい>>5のか、という点においては、解釈手放しで「はい」とは言えない、 …… というのが本当のところでしたが、それを知っている人はずっと口を噤んだままでしたので、誰も知らない事に責め立てはできないのでした。
(109) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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/* ちなみに、人間じゃない処行くなら デッドコードで「不詳」をやるつもりでした。
狂言の謡とかって、口伝えだったりなんやかんやで、作者がわかんないのが多いんですよねぇ。
(-68) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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、、、 無垢すぎるために、その人がゆがんでいたということを、『少年』がかんがえられたはずもありません。
「うん。 まほうつかいがだれかは、ひみつだけど、 でも、いたいいたい、ってするひとを、 こらっ、 て、おこるんだって言っていたよ。」
もらう、ということは、たがいにそれでいいのなら、 “もらう” になります。 けれど、かたほうの思いだけでとり上げてしまったら、それは、 “うばう” ことにほかならないのです。 …… その人が、そんなことを知っていたのか、というぶぶんについては『少年』にだって分かりませんが、少なくとも『少年』には、いいこととわるいこと、が分かっていました。 たとえば、もしも、その人がいいこととわるいこと、それが分からないのだとしたら、きっとせかいがひどいようにしか思えないでしょう。
(110) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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「砂のうみにだって、うみのそれみたいに、 生きものは、 …… たくさんじゃないけど、 ちゃあんといるのだもの。 きっと、砂のうみにだれもいなくなっちゃったら、 砂はさみしくてさみしくてたまらなくなるんだ。」
『少年』のコトバは、まるでそのぎもんをおいてけぼりにしているようで、じつのところ、せつめいしているつもりなのです。 それに、『少年』はそのもののかたちをいちばんには見ていませんでしたから、その人にとっては、ぎもんふがふえていくだけ、なのもとうぜんだったのでしょう。
『少年』は “たのしい” を知っていました。 けれど、こうきしん、はあっても、 “きょうみ” というものとは、少しばっかりずれていたのかもしれませんでした。 だから、気づかないまますれちがった>>6、のかもしれませんでした。
(111) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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けれど、聞いたことの答え>>7には、さらに『少年』は首をかしげましたし、コトバにもしたでしょう。
「どうして? どうして同じ人が生まれることはないって言えるの? それなら、あんなにたくさんの雪は、 ぜったいに、ぜんぶ、ちがうものだって言うの?」
りくつで言えば、けっしてその人はまちがっているとは言えませんし、どちらかと言えばただしいのでしょう。 ですが、それをただしい、とすることは『少年』にはできなかったのです。
だって、それがほんとうだったら、ヘビにかまれて帰るんだ、と言っていた “王子様” は、どこにいってしまうのでしょう。 バラは、ずっとひとりぽっちになってしまうのでしょうか。
そんなかなしいおしまい、なんて、嫌だったのです。
(112) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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/* シルクさんがまほうつかいって言ってくれるたびにあ〜^ってなってる
(-69) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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…… いいえ、『少年』の正体を晦ませ続けたところで、意味はないのでしょう。
最も明確なことを上げるならば、『少年』は、バラともキツネともヘビとも。 、、、、、、、、、、、、、、、 話した事なんてありませんでした。
けれど、 “ものわかりのいい” ために、そういう世界を夢見ながらも願った事はありませんでした。 そういう、××××ような子ども、であったのです。 だからこそ、あまりにも子どもらしい、ようすでもあるのです。
(113) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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とうぜん、その人にだってりかいできる、と思うこと。 自分のかんがえていること、いるばしょをとうぜんのいちにおいて、話すこと。 自分のもたないものをもっているのだから、その人はめぐまれているのだ、と思いこむこと。 …… すべて “傲慢”>>8 、ということになるのでしょう。
知らないこと、の多い “むじゃき” と “無垢” の出会いは、あるべきことではなかったのかもしれません。
(114) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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[ 身体組成の何割までが「 人 」ならば 前者に該当し、後者に該当するのか。>>61 既に半身、虚無の洋墨へと浸していれば、 相応の色が流れている。
飛散した隠の文字は解読不能。 意味があっても、意味はなくても、──── 書き記し続けている記録の、ほんの断片だ。
( そして石畳に吸い込まれては、 再び影へ、髪へと廻るいろだった )
…意識の先は、より深く、挿し込まれた霊子。 それが痛みからくるものであったのか、 蝶が寄るを待つ蜘蛛のようであったのか。 ]
(115) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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[ 毒蜂の針先のような感触を覚えるなら… ───二度目は、より濃密なのだろう。 ・・・
蜜漬けの菫より強い拒絶が、防御が>>63 存在の定義を溶かし崩してしまう程に。 ]
(116) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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[ 溢れた黒こそ人から乖離していても、 感触は未だ、肉の粘着を残しているが為に 細剣を引き抜くことに神経を注げば ずぐ…と上塗る痛みにばかり気を取られた。
────よって、焔弾ければ、 今度は赤が散り焦げることになる。>>64 ]
あァ …ッ
[ 燻んだ熱量であれ、エフェメラの揺らぎを 齎した焔は、薄く白い掌を爛れさせた。 びく、と暫し引き攣った神経を抑えながら 立ち上がったのは、…少々の意地もあった。 ]
(117) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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( つまり──── 片方の掌が爛れる程度のことで 書記官を止めるつもりはない、と )
(*16) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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[ 旋を描いた軌道に焔弾が放たれれば、 威力を削がれながらも石礫を辺りに散らす。 轟音と共に黒髪は影に余韻ごと埋まり、 爛れた掌から滴る血を受け止める。
地を蹴る姿を黒水晶に映しこんだ先では ───茜のいろが、氷の青に塗り替えられた。 ]
(118) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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… 何を
────ッ
[ 言の葉が、氷原を作っていく。>>67 煽られるように互いの内に混ざりこんだ洋墨、 彼の青取り込んだ深菫色が廻る臓器を、 心を、灼いていく。
時ごと凍りついたように、 深淵が氷鏡で映し出されていく。 ]
(119) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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[ ──────けれどもだ、 その深菫色は互いに流れているだろう。
彼が除去する術を持たなければ、 それは互いに蝕みあう繋がりだ。
よって絶望の熱すら、馴染ませられるなら 身体を共有する存在を苛む “ 無力 ” を 同じく実存を垣間見た深淵の怪物よろしく… 垣間見せてしまうのだろう──鏡の如く。
引きずる音が静かに鳴る。 ]
(120) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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[ 空からも海からも離れ、果てには虚無。 光の一条も存在しない空間に景色は無く、 何もないという無力ばかりが其処にあった。
幹はおろか、枝でもない世界。 イシェドの葉に綴るには足りない。
足りない。足りない。無い、無い、ない。 蜘蛛糸の如き薄く脆い世界がこの場所だった。 凄惨な過去があるわけではない、 あるのは、 空虚。
世界は筆を止めた瞬間に終わるという確信。 ]
(-70) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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「 私は犬であって犬でないことを──── 知っていると思ったのだけどね、
ヘ カ テー ……… 黒玉の貴女よ 」
べ、と二度目舌を出した所以は 行為そのものに対してだ。 布下の赤眼は呆れを灯して 眉を顰めさせてもいたけれど─────
「 だけどね、 」
(-71) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ 未来という演算結果を導き出されない世界 ]
(-72) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ 電影が身体を囲んだ。 抱えた絶望を見せつけられて尚絶望した。 到達不能が到達不能たる理由を目の当たりにして そうして死に続けている。死に、耐えていた。 ] あ ああ、ぁ …
[ ずず…と足元に逆立つ黒の揺らぎ。 絶望に呼応するように蔓延った黒い髪糸は 爛れていない方の手に抱えられた書物から、 そのかたちを変じて、髪の波へと乗っていく。
口を出そうな悲鳴を掌で押さえ込んでも、 いくつかの呻きが、嗚咽が漏れ出していった。 ]
(121) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ ───── 反面、高揚の熱病は、 掌解いた唇から恍惚とした吐息を齎した。 46+10%
爛れた掌が侵食に黝ずんで、真新しい 傷一つない細い手をかたちづくっていく。 ]
(122) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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/*
体調悪い人はほんま無理せんでな...
(-73) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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……ぱしん、っと床打った尾は 続いて跳ねるようにその横へ凪いだ。
契りの返事はしないまま 彼女の黒い髪へ、流れるように──── 偶然当たってしまったかのように、 頬を寄せて・それで終い。
「 噓にしないなら…… 何もなくしてしまわないなら 私はそれで良いのだ。
・・ ────── 君も。 」*
(-74) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ 迸る熱が極寒を灼いた。 もしも青の氷原が霧散したならば、 残るは熱ばかり、滾るは絶望ばかり。 引き立てられた無力感。に堕とされ、 ・・ …ても ]
それでも私は、 筆を執らなければならない
[ 黒水晶は虚無をより深く掘るばかりで、 喜怒哀楽のどれもは元から欠け落ちている。 蠢く髪は身を取り囲んで回遊し、そこから 黒焔の螺旋が彼を包み込もうとした。 …流れる黒い洋墨の、その性質は失わずに。 ]**
(123) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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/*ランダムがこの絶望を1%とかにするから ズルして消したことをここに懺悔します
(-75) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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/* イッヌとの戯れ。かわいい。もふもふ。
(-76) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 01時頃
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/* 語彙力をくれさい…語彙力をくれさい…
(-77) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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/*呻いてしかねぇじゃねぇか 読み返して真顔になる
(-78) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[黒瀬は生真面目なところがあるので、 もしウツギがロリポップの棒をポイ捨てしていたら、 博士やデッドコード達より先にウツギに「こらっ」と言うことになっていただろう。
実際にはそんなことにはならず、>>100 棒を持った右手は工具袋へ。その中にゴミくず入れがあるんだろう。 やがて手ぶらになった右手は次に、袋に収まったままの工具へと触れる。>>101 黒瀬としては名前も本来の使い方もわからないそれらだが、 そもそも本来の使い方――機械いじり――をするために持ってきたのではないのでは、という推測が浮かぶ。 ウツギにはウツギの“もともとそのつもり”があるんだろう。 右手は工具を取り出さずまたもふもふチャレンジへと戻っていったが。今は>>105]
(124) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[獣と出会う前のやりとりを思い出す。>>1:278>>1:280 彼の掲げていた大前提に間違いはない。 何の力もない言の葉で相手を突く、あるいは論破する方が得意と言って差し支えない。
だが、ウツギとて“死ににくい”だけであって無敵ではないのだ。 このまま尽きない問いの答えを求めていくなら、 彼の言った“いざという時”にぶち当たることもあるだろう。
それはまだ先かすぐ先か、わからない。 未来ほど不明瞭なものもないが、とにかく、だ。 その時が来ても、パニックにならず、引鉄を弾けるように―― ということを、心の片隅に置き続ける**]
(125) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 01時半頃
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思わず言ってしまった、つよくなってしまったコトバはたしかにほんとうの思い>>9、ではありました。 けれど、それと同じように、その人が傷つかなかったかこわくなってしまったのです。
それに、『少年』がどういった解釈から、そのすがたをあらわしたのかが分かっていないのなら、そう思ってしまってもしかたありません。 それに、かんぜんになくなってしまっている、というものでもありませんでしたから。
うつむいてしまった『少年』に、ひどいこと、をするのはかんたんだったはずでしたが、その人はなにもしてはきませんでした>>10。 そうして、聞いたコトバへの答えを、どこかかんじょうのないコトバで言うのです。
(126) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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/*そうかあ襲撃考えなきゃだもんな〜〜〜〜 うむうむ とりあえずロルを落とすのである
(-79) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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/*PLは臨戦態勢になりたい気持ちなんだけど 喪明の臨戦トリガーが足りてないみたいでなかなか入れねえ〜〜思い出せ復讐心を〜〜〜〜おい〜〜!
(-80) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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/* 強引に入れるかな
(-81) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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────ご存知でしたか。
[>>74作られた色もなく、けれどもどこか、 うつろめいた印象も覚えられるように感じられる 面持ちがその福音書を語る様は────── >>78先の『悪霊払い』の 行列に対するものとそう変わらず、 ただの一編を語る調子にも見受けられた。]
(127) 2018/10/13(Sat) 02時頃
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[しかし、福音書などは、 書物としてはもっとも有名な部類だろう。 どんな書や物語でも幅広く出てくることもある。
それゆえにか彼は驚くこともなく、しかし、 彼が『何の書』かもまだ分からない今、 (もちろんそれが書として纏められ 成立したのも、『わたしたち』より 発生が少し後だったこともあるが────) 『誰によるものか』の違いはあるにしろ、 スタヴローギンは静かな音色で、そう相槌を打った。
(>>78恣意的にも、 「スタヴローギン(十字架)」の姓を背負おうとも それ以上は黙しては語らず、 ≪火事≫を広げないように鎮めさせたのだった。)]
(128) 2018/10/13(Sat) 02時頃
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[その瞳がかち合う刹那にも、>>79 決して怖じるどころか、手向けた銃口の孔と 印象のそうかわらない”なにもないような”瞳で そのうちに戯れのようにも放たれた弾丸は結果、 >>84”外殻ごと”その腕を撃ち抜いていたらしかった。
しかし、──── その鎧を思わせるその装甲は、 思うほどの硬質を帯びていなかったらしい。
それにはごく意外そうにも瞬いた薄氷も、 その表情に苦痛が浮かべられなかったことには、 スタヴローギンは何も見せなかった。 むしろ、また、奇妙な薄ら笑いさえみせていた。]
(129) 2018/10/13(Sat) 02時頃
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” ──────何も無いもので ”
[>>84首を振ることもなく、 ニヒリスト的な微笑みとともに含蓄ある微笑みを そう、交わしさえして、]
(130) 2018/10/13(Sat) 02時頃
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[ しかし、ヤドリギ『で』殺せる神と、 ここに<実存>する書と、はたして どちらの方が脅威であったのだろうか? ]
(131) 2018/10/13(Sat) 02時頃
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(それが、『何であるか』は分からなかった。 だが、どう言うたぐいのものかは分かりそうな気もした。 そして、それなら、ぼくとは... 相性を悪くするものかもしれない、とも。)
[────殺される「神」にしても、悪霊にしても、 それをそうと定義づけて殺す手段を持つものならば そう解釈と”定義づけられるものになり、” また”定義づけられることも容易なものであろう”彼には 冷静な目でも、ひどくそれは、]
[脅威であるようにも見えてはいたのだろう。]
(132) 2018/10/13(Sat) 02時頃
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[それでも、自分のことをごく簡単に、 それこそキェルケゴールに『疑わないのか?』と 尋ねもしたにしてはあっさりと、その≪本質≫を 口にしたのは、何でもなく、それは単なる────...]
(133) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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/*
頭を回っていないがしかしを使い過ぎている
(-82) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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[”だからこそ”、 >>76彼によってそれが口にされた時 眉を寄せて、不機嫌そうな顔を浮かべたのだ。
(その”願い”の話も、”狂い”に関する話も、 立ち聞くことも出来てはいなかったが───)
じろりと睨みつけるような視線は、 >>107紡がれる声にいずれ彷徨うようにも移るが 青年の口が開かれた時、それは、 その申し出を受けたその当人に 語られる口調でもなかった。]
(134) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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...言ったはずだ。 それとも、もう一度言いましょうか。 『ぼくに重荷を背負わせないで欲しい』 と。
そして、それをここで口にするのならば、 あなたは、”呼ぶべきではなかったんだ”。
(135) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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/*
こう多角避けしてくれてるのかとか 解散したほうがええのかとは思いながら こいつ個人主義過ぎて逆に逃げやがら ない
「信じない」んだよな...
(-83) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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(『それとは別に』 逃げても構わない、とも告げていたが、 わざわざそれを再び言葉にすることも、なかった。)
[苛立たしげにも足を置き直す。 けれど、彼はヒロイックに酔うつもりもなかった。 ”共に”(滅ぶことも、逃げることも、退けることも──) とも自ら口にすることもなかった。
(まだ腕を掴まれ、 それを試みられたわけでもないのに、)
”逃される者”として悟ったことへの 拒絶の証であるかのように、 夕焼けの空が時の移ろいを見せるように 深く、そして、昏く─────沈み始めていた。]
(136) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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(『ぼくは、ぼくを■したい。』
一度目の『死』と事件の<締め括り>によって、 それが果たせたのかは─────── あの死は、
”突発的な発作か? 贖罪か? <死に至る病>に殺されたか? 恐怖『に』殺されたか? それとも恐怖『を』殺すためだったのか?”
......どう解釈されたのでしょうね。)
(137) 2018/10/13(Sat) 03時頃
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( 他ならぬおれが、そう分かっているはずのことでもある─── その実存を証明出来ない以外は。 )*
(138) 2018/10/13(Sat) 03時頃
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「…… じゃあ、きみは。 今、ここにいるきみは、どこにいるの?
ぼくの見ているきみは、じゃあ、なあに?」
“見て、知ってほしい” >>11 そのコトバの、ほんとうのいみを分かっていないものですから、『少年』はそう聞くことでしょう。 だって、『少年』には、ないものを見ることができるような、そんなすてきなものは、なかったのですから。
それに、『少年』には手にあまるものでしたから、とうぜん、ほうってほくしかないことでもありました。 それがひどく、どをこえた “わがまま” に思われたとしても、そのことにおこることはできないことでもありました。
(139) 2018/10/13(Sat) 03時頃
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当然、『少年』はそれが誰かを傷付け得る事なんて考えもしていなかったものです。 痛い、と感じる心はあっても、どういう時に感じるのかは明確ではありませんでしたから。
「そうだね、 “ぼく” は、確かに、 きみの望む物をあげられる、のかもしれない。
好奇心は …… 否定しない、し、できない。 “ぼく” は幸福に生まれついたから、 きみの抱え得る気持ちを分かったような顔をする、 そんな “物分かりの良い” フリはできない。」
けれど、その声は苦笑うようにそこまでを言い切った後で、少しばかり思案を巡らせておりました。
(-84) 2018/10/13(Sat) 03時頃
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「なら、こうしよう。 “ぼく” と取引をしよう。
どんな方法でも良い、 きみが “ぼく” をあちら側に引き出せたなら、 その時は、きみの望むようにしよう。」
( 『少年』の意味を、××のだとしても。 )
その声は、『少年』の口から発せられたものではありませんでした。 けれど、確かに『少年』の元からしている声でした。 その人が条件に乗るも反るも、構いませんでしたが、 “×××” の目線では、その心内を慮れないという事もありませんでしたので。 **
(-85) 2018/10/13(Sat) 03時頃
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『少年』は、ついさっきまではうつむいていましたが、見てほしいというコトバを聞いてからは、まっすぐに目をむけて目の前のその人を見ていました。 宇宙そのものを埋め込んだような目の色を、まっすぐにその人の方へとむけるのです。
「きみは、なあに?」
『少年』は、そう聞きながらも、けっして近よることはなく、食いいるように見つめていました。 **
(140) 2018/10/13(Sat) 03時頃
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/*
今回は!2d落ちでもいいとは!思ってるんだ しかし展開うすのろ亀ですまん...
(-86) 2018/10/13(Sat) 03時頃
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/* 自分を自分で許したい、だったがまあいいとしよう...
(-87) 2018/10/13(Sat) 03時頃
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/*
(打ち間違いの話) しかしこのRP臨場感持たせづらくてぐぬぬ 金枝篇さんもオズくんも素敵なだけにな... しかしてみんな体調大事にして
(-88) 2018/10/13(Sat) 03時頃
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[思いも直す。 人の意識を保ちながら変質したならば、 それをどう呼称すべきであろうか>>115。
洋墨が流れていたとして、 人でも、霊でもない存在など、 男に定義できる訳もなかった。
ただ、それは差し置いても。 その実存が今この場面において確かであるなら、 何ら心地の揺らぐ事もない。
石畳に散らばった断章を読み解く暇もなく。 それが再び主の影へと舞い戻るのも、 視界の隅に留めるだけにして]
(141) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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[半ばの酩酊、蜘蛛の毒は思考を攫う>>116。
胸元にそっと手を這わせて、 辛うじて、小さく十字を切った。
それは、己の意識を確かめるかのように。 未だ、自己が確かに自己である事を 行動によって証明するかのように]
( 不条理な世界と、理不尽な神の前にあって。 ・・・ 私はあなたを信じ切ったのだ。 私が我を忘れ得る事など、有り得まいよ )
(142) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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[ふ、と口角を柔く吊り上げて。 眩暈じみたその感覚の中、視線を上げた。
感ぜられる気配、その骨子はやはり人めいて。 弾けた焔に対して上がった声の響き>>117も、 何処か憐れすら誘ったものだが。
立ち上がる姿を見れば、続く手に容赦などなかった]
どのような深い肉体の傷より、 『絶望』の淵に立つ事は苦しかろう。
きみは既に、知っているのだろう、け、ど、
[不意に、継ぐ吐息が微かに乱れた]
(143) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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( 無とは可能性であり、 それ故に不安の対象であった。 )
[そう生前に説いた男の目は、 鏡界に映し出された深淵に何を見たであろうか>>119。 溶かし込まれた洋墨を介して流れ込む、 『誰か』のアナムネーシス ──── 想起。
自己を見詰める事に心血を注いだ男は、 内なる世界を見詰める事には慣れていた。 端的に云えば、絶望には耐性があった。
それでも、なお。 その空虚には呼気が ひゅ、と震えた]
(-89) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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( その世界は、まるで ……────
■■■■■■ のようではないか )
(-90) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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…… はッ、はは、
[右腕を抱くように、ぎゅ、と二の腕に爪を立てた。 眸と同じ風合いの紫菫の袖にきつく皺を寄せて]
嗚呼、…… そう、そうか。 先程から私を冒している『コレ』は。 きみを流れる《洋墨》という訳か。
[半ば、狂ったかのような哄笑を喉奥に押し込み。 深く、深く、凍える息を吐き出す]
(144) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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まさしく、それは『絶望』だ ────!
『きみ』の病は 取り分け、実に、致命的で、 それ故に、きみは死に続けている。 この病から目を背ける為に、 それでも、きみは自己を喪失できない。
( それはさぞかし、苦しかろうともよ!! )
[己で想起させておきながら、 傲慢にも男はそんな感想を抱いた。
身の内を焦がす病の熱に、浮かれるように。 きっと、酷い表情をしていたような気がする]
(145) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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そうだろうとも。 きみにはきっと、そうする事でしか 確たるものと向き合う術を持たぬのだ。
[所詮、その病による灼熱は、 自己を燃やし尽くす事はできない。 『死に至る病』によって死には至れやしないのだ。
きっと、この病に罹患した者ならば、 この言葉の意味を理解し得るだろう]
(146) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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[逃される者と、 見出された彼は、しかし、 その選択を望みは しなかったらしいと、
情感なき書物にも、 その事実は推定として知れるところだった。
――空が暮れる、
暮れる、傾く陽光の橙に、
その下に、それは再び手の内に棒状を、 先端鋭き――「金枝」を現して、 その枝は眩くまた昏く、 反射していた**]
(147) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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[余談ではあるが。 男もまた、知り得たならば解釈するだろう。
かの『貴公子』は《病》に“殺された”のではない。 “殺す側であったのだ”……、と>>137]
(148) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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[氷原は、死を取り巻く無の体現。 それをも灼くる熱であるならば、 氷は霧となって消え失せるだろう。
茜に染まる石畳が、戻って来る]
ならば、それは不幸だ。
[『彼』が足掻く絶望へと、男は手を差し伸べない。 差し伸べられる手がないからこそ、 その絶望は『死に至る病』であったのだ。
氷原を構成していた霧が蒼白く、渦巻いて。 天へと手を差し上げる男の頭上に集束していく。 再びに顕現したのは冷徹の十字剣]
(149) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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/*
>>148 拾ってくれるの嬉しい
(-91) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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/* 拾わせてもらいたい
(-92) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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/*
そしてキェルケゴールさんはかっこいいなぁーーー とごろごろしてる
(-93) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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故に、私はそれを絶たねばならぬだろう。
[螺旋を描いて、黒焔が迫る>>123。 半ば使い物にならない右腕を添えて、 十字剣の切っ先を思い切り、振り抜いた。
真冬のバルト海に荒ぶ氷雪交じりの風の如く、 ホライゾンブルーの粒子が吹き荒れる。 金糸がぶわりと、躍るように舞い上がった。
黒焔を切り裂くように奔る冷気の風。 消し飛ばせなかった残滓と熱は 紫菫を焦がしその肌を灼くだろう]
(150) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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/*
金枝を折るとかなんかな..とかちょっと考え考え
(-94) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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[乱れる冷熱の、その最中で。 熱に炙られた頬を歪めながら、 振り抜いた十字剣を構え直した]
( これでは、長期戦には堪えられんな ……。 )
[手許、じわりと濃紫の色を帯びた柄を握り。 かつん、と革靴で石畳を叩いた**]
(151) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 04時頃
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/* ロイエンタール君のト書きに私はにっこにこしているし、 遠くでニコライ君も見えるしで。 何かもう、哲学者が強引グマイウェイで ちゃんと会話しろ案件で本当このオタク気質。
しかし、本当ログのINTとEDUが高い。
(-95) 2018/10/13(Sat) 04時頃
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/* INTもDEXもEDUもなさ過ぎて 果たしていろいろあっているのかとか 果たして何を書いてるのかとか自分でなってて
(-96) 2018/10/13(Sat) 04時頃
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/* 読む間がなかった、だな... しかしPCと同じINTが欲しい この辺りの概念まで全て紐ときたかったが 時間(時間)
(-98) 2018/10/13(Sat) 04時半頃
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/* みんなわかりやすく説明できるの INT高すぎでは??
(-99) 2018/10/13(Sat) 04時半頃
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私がよくよく知っているものと言えば 人の感情が移ろうさまであった。 教授として専攻した学問ではなく 文筆家の端くれとして奮ったことでもなく
高みからくだって行く川の流るるさまのごとく 急速に冷えて行く瞳の色合いであった。
───────── その・寒さと言えば 真冬の魯西亜も及ばぬほど。 5000光年離れた星雲に吹く、太陽風でも その寒さをしのぐことは無いだろう。 『 ■■ ・ 第1節───── 』
(152) 2018/10/13(Sat) 04時半頃
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/* 上手い事拾えてない気がして 伝奇集さんはほんっと申し訳ない……!(土下座)
(-100) 2018/10/13(Sat) 07時頃
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ひく・と僅かに反応を示したのは 三日月を並べた瞳を見つめ返した、己も等しく。
「 ……… 」
─────── 口に咥えた甘味のようには W食えぬW男だ と、ぞわぞわ背筋にせり上がる 決して良くはない感情を影に隠した。
(-101) 2018/10/13(Sat) 07時半頃
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「 悲しい・も 苦しい・も 嬉しい・も 楽しい・も────────
貴公の口から語られるそれは、 まるで客引きピエロの風船のようだ。 」
W 本当に思っているのか? W
(-102) 2018/10/13(Sat) 07時半頃
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[無邪気と残酷は紙一重
同じ区分で比べることを間違っているというのなら 世間に認められ、それが例えば
アンハッピーエンドであろうとも 人目に触れてもらえ 最期まで描き切ったその道筋を 歩くことを許されている存在 それ以上のしあわせは、あるのでせうか
――いえ、いえ。ないのです 気づかぬうちに君は幸運を手にして享受して それを当たり前だとばかりに無意識にしている (やうに己には見えるでしょう) のならば
きっと互いの心を理解することはできないのです ――無論、自分も君の辿る運命を知らぬが故に 傲慢といった態の思いを無意識に抱きました]
(153) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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[人というものは自身の経験で物差しを測る 況や、本をや
魔法使いを秘密にする、という時点で やつがれは、疑問という形で投げかけるのです]
なぜ魔法使いを隠す? 本当にそのものは、いたので、あろうか
痛いを怒る――と、いふのは 抽象的すぎるきらいが、あるね
[などと紡ぎつつある己は 善悪の判断がつかないまま世界を手探りで歩む
善悪の判断がつく前に摘み取られた命 そこから見た世界は――不平等で傲慢で どうしようもなく痛いものでしかなかったのです ”恵まれた君”と、違って]
(154) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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君のことのはをきいていると まるではぐらかされているように聞こえる
生き物がいなくなれば寂しいというが それは砂に情があるという証明には なっていないようにやつがれは愚考するが
[そも、感性に溢れる王子さまに 文学最高峰の賞を取得した文豪から生まれるはずだった そんなやつがれとが言の葉を交わしたならば 理詰めの方に疑問が増えてゆくのは 当然の流れ、かもしれません
楽しいを知らぬやつがれは 好奇心、を文体でしか理解しえない己は
君とはすれ違う運命だったのでありませう]
(155) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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言えるよ。>>112
たとえ同じ姿かたちをもっていたとしても ”おんなじ人”が生まれることはありえない
同じ顔したふたごの子が、それぞれ違う人である それとおなじように 生まれ落ち、歩める生は、1つしかないのだ 人であれ、ほんであれ
絶対に。それだけはやつがれにだってわかる
[それは、曖昧模糊なものが多い中で 唯一やつがれが、確信を持て知っていることでありました
少年がそれを正しいとできぬ理由を知らぬまま やつがれは正しいことをつきつけるのです そう、それは無垢故にできたこと ――子供の残酷さの、一面でもありました]
(156) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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[そういった意味では 無垢も、無邪気も本質は同じなのかもしれません
――”無知であること” 或いは知っていても
子供というものは、自らの意思のなすままに 行動するいきものなのですから
だとするなら、かの人の思うこと>>114は正しいのかもしれません 無垢と無邪気が、出会うことはあるべきことではなかった ――そう、出会ってしまったならば。きつと 何方もがどちらもを、傷つけるのですから]
(157) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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[嗚、ですが。一方は傷つける痛みも 傷つけられる傷みも知っているのに
一方はそれすら、わからないのです]
(*17) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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[今、君を見ている自分は何か>>139
――― やつがれは首をかしげました
見るというのは抽象的だつたかもしれません ですがそれは、本として生まれ出づるはずであつた 己の心からの希求でありましたから]
やつがれは、残滓 生まれ出でることのできなかった
[作者の涙をしつている ただ、それだけのもの
日の目を見なかった『雪国』の断片]
(158) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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苦笑いする、無邪気を取り払ったかのやうに 霧晴れたかのやうに
こちらを”み”る シルクであり、シルクではない誰か、に
やつかれはじつと視線を、向けました 先程の暖簾に腕押し、或いは けむに巻かれる(それは無邪気からくる迷い道と 今のやつがれにはわからなかっただけですが) それよりかはずっと わかりやすく、やつがれには感じました
(-103) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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ですから。その取引に
やつがれは頷きました
そう。取引が成立してもしなくても やつがれがおこなうことはただ、1つです
その過程で”ぼく”とよんだきみを 呼び出せたのなら、それはそれで 消耗が抑えられるといっただけだと やつがれは考えたのです
(-104) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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「わかった、やつがれは、それを受け入れる」
「君が、やつがれが持ち得ぬ心を 分析し、伝えてきたことを、汲んで」
ですが、取引には対価が必要なのです 相手側からの希求をうやつがれは知りませんでした
―――対価を求められなかったからです
(-105) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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そのかんばせが───── 『 厭 』、なのだ。
ハイカカオのチョコレートに 見栄えだけのシュガーを塗したみたいに 不意に覗けた>>82表情も 雨夜の月を無理くり作ったようなものも
>>55 幼な子に言い聞かせる、先生じみた口振りが 耳に入って尚も───────響くのは、 ……W客引きピエロWではないほうに囁きかけた 言葉への応えだった。
(159) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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[額面通りにことのはをうけとり 此方を見遣る少年に
―――自分は雪に掌、触れさせて そうすれば現れるは一本の、傘 柄は黒、開けば朱塗りが灰色の空と降り積もる白に映える 蛇の目の傘、1つ
冷たさを増した雪が君とやつがれに降りゆきます やつがれは其れに何を想うこともありませんが 若しかしたら少年の洋墨を鈍く 冷えさせることもあるやもしれません
いつの間にか、纏うは薄手の白 襟元は正者の反対―― 死装束 さくり。真白の下駄の音が雪を踏んで奏でられます]
(160) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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[決して近寄る事のないその少年に ――シルクに、縁は 語るのです 深淵を、或いは宇宙を見定めるやうに]
やつがれは、”デッドコード”
日の目見ぬ、断章の一
やつがれは、世界に居場所が欲しい
そのための方法を知っている
[しゃん、と何処からか奏でられる鈴の音 降りゆく白雪が、形を変えてかの少年に降り注ぎながらも 逃げられぬようにか、或いは閉じ込めてしまうようにか その足にまとわりついてゆこうとします]
(161) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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頼りない吐息をこぼした、 その喉頸へ牙を立て どこのワインよりも赤い朱を弾けさせ 噛み切ってやろうかと──────思った。
(-106) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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『雪国の女性たちは、雪の中で糸を作り、 雪の中で織り、雪の水で洗い、雪の上でさらす』
(162) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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人よりも良い耳が拾った声色が 建物の隙間から溢れる風鳴りでないのなら。
茜の空に飛び立つ鴉の 夜を待ち望む叫声でないのなら。
「 ……… WかわいそうW? 」
酷く───────非道い、 相も変わらず他人と云うものはずけずけと 人の■を踏み躙ってゆくものだと思ったのだ。
(-107) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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[君にまとわりつく雪は糸状に変わり 君をその場に縛りつけようと、するでしょう
―― 死装束を纏ったやつがれは
凛、とした声を静寂の街に堕としました]
君の命(洋墨)
貰い受ける*
(163) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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――そう、誰であろうときつと 命の危機にさらされれば本性は曝け出されるでせう
やつがれは、そう思っているのです*
(-108) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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彼女の言葉を聞いた途端に、 耳に触れている声色も 遠くに聞こえる子どもの声も 路地裏に捨てられた仔猫の叫びも 教会から歌われる天への捧げものも 鬣へと潜り込んでくる体温も、
・・・・・ ─────── どんなものであったのか 沸々と、思い出した心地になったのだ。
(164) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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>>88 手を掛けることの叶わなかった端末の行く末を 最後まで視線に追うことはなく >>55 技師が言うことに耳も目も傾けていた。
ぐるぐる・雑音ばかりが脳に巡ッて 人に囲まれた己は矢張り、 場違いに浮いている気さえした。
「 吾が斯様なる物か───────? 現世に戻って尚見たものも──── 」
手渡された疑問符の、 答えたい項目だけを受け取ったなら>>98
(165) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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機械は繊細であるから大事にされる ↔ 己は繊細でないから棄却された?
優しくされたことなど終ぞ無いのに → ただの 機械が優遇されている!
「 可哀想 」 か 「 悲しい 」か 錘を付け加えられるべくはどちらか?
( 哲学の側面を無為に覗かせた、 だから要らぬ事が言葉を邪魔した ) ( WまるでサーカスのライオンだW ) ( 人の影に囲まれて、 己の影が揺らめいた気もした。 )
(166) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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「 ──────── 全て、W 黒 W 」
(167) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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( 吼えるように答えた刹那、 辺りの景色は息の詰まるほどの 底無しの闇へと塗り変わった。 )
(168) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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/*
寝て(寝起きの感想)
(-109) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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言葉の一つにも噓はない。 なにしろ己は噓が嫌いだ。
己と云う本は、終いまで幸描かれることはなく 己の未来も又、夜の天子山から眺む景色の如く いき返って尚、見得たのは光燈らぬ水晶だった。
「 吾を語るに夜は切り離せず、 欲をかくなら雨夜の月が好ましい。 」
──────── たん、ッと地を蹴ると同時 >>105 再び身に受けようとした体温も >>58 雨宿りの如く置かれていた左手も拒む。
(169) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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そうして答えた気になった己は たたん、ッと重ねて地を蹴って 2人から遠からぬ露店の宿へと乗ったなら 広がる常闇に銀紫の鬣揺らして口開いた。
「 吾は貴女の問いに答えたぞ? だから次はそちらの番だ。
─────── 吾に何を求めている? 」 ・・・・・・・・・
(170) 2018/10/13(Sat) 09時頃
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見兼ねたように──────問題児を 黙らすかのように言われた言葉も>>56 >>1:305 何かは知っているくせに 交換条件だなんて遠回しな選択を取ることも
堂々たる仲間はずれなのだから 交叉る視線のことを知らなくても>>88 端末で共有されたことを知らなくても
ただただ──────「優しくない」ことは判る。 囁きかけたことに返された言葉から 張り付いた三日月が不恰好に揺らめいた事からも、
(171) 2018/10/13(Sat) 09時頃
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「 元より吾は……、 同じ土俵に乗っていないのかもしれない。
かつて吾を八ツ裂きにした奴らと同じように 貴公らも、吾を疎ましく思っているだろう? 」
………遠くに覗ける茜色から 随分と冷ややかな風が乗ってきたのを 肌露わな鼻先鳴らして感じながら。
相も変わらず脳髄は、>>33 とぐろに巻かれて軋んだままだ。
(172) 2018/10/13(Sat) 09時頃
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『 一欠片の優しさと出逢うのは、 星の破片を見付けるよりも 難儀なことなのだろうなあ。 』
( うすうすと思ったことは それでも 見て見ぬふりをして、 )
ぐにり・と蠢いた八ツの尾が、 尾にしては───見目に反して──── 随分と粘着質な音を立てるのを片耳に置き。
嗅ぎつけた女のにおいのほう 食らっていた食べ物の香りのないほうへ 爪音鳴らして跳ねたなら、 問いを急かすようにもして─────── 鋭利な爪先、 空から振りかざした。*
(173) 2018/10/13(Sat) 09時頃
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/*語彙力レベル1なんだけどいま思うことは自分直喩法つかいすぎです びええ
(-110) 2018/10/13(Sat) 09時半頃
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/* お二人の拾いたくて仕方ないんだけどロル拾いレベル-99すぎてレベル上げがしんどい 押し付けロールになってしまって土下座しかなくて吾 吾ェ〜〜!
(-111) 2018/10/13(Sat) 09時半頃
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/* コトノハ・コトダマのwiki文を読み返しまくるぼく 「犬だから武器が持てない」
(-112) 2018/10/13(Sat) 09時半頃
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/* めっちゃ困ってる。犬だから武器が持てない。
『PCは自らの書き残した概念や言葉そのものを具現化する事で戦います。』 とのことなのと、そもそもタイトルが喪明なので何やかんやの夜(ロルに一文出し忘れて死亡)を呼び出したわけだけど武器爪と牙しかないです…口に刀咥えて一刀流しちゃう…(しない)
(-113) 2018/10/13(Sat) 09時半頃
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/* そしてぼくは相変わらず自分のpcがなにを考えているのかもわからない ヘカテー殿が好きそうなのはわかる
(-114) 2018/10/13(Sat) 09時半頃
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/* 私トロールめっちゃ返しにくそうで平伏しかない
(-115) 2018/10/13(Sat) 09時半頃
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/*トロールじゃない わたしトロールではない 私のロールです ロール i'm not troll
(-116) 2018/10/13(Sat) 09時半頃
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/* 少女漫画第1巻1話ヒロインの自己紹介のごとくトロール宣言するのやめたい 私トロール!めっちゃ返しにくそうで平伏平伏〜!(ここでパンを咥えながら学校へ走る)
ねます…お返事いただけたらちゃんと拾ってかえしたいです あと雪国くんのお返事だいたい思いついてて返すのわくわくする 思いついてても文字に起こすと時間かかってしまうのがつらい
(-117) 2018/10/13(Sat) 09時半頃
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/* あ〜〜〜面倒くさいウツギのあれそれをぽちってされてる〜〜〜〜〜(楽しい)
(-118) 2018/10/13(Sat) 10時頃
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学舎めいた施設の中では たくさんの 授業 が、ありました。
配られた詰襟が好きじゃあないU-29は 座学よりも、体操服の体育が好きで。 体育よりも、ツナギの技術が大好きで。
技術よりも、もっと、もぉっと 休み時間が、大好きなのです。
(174) 2018/10/13(Sat) 10時半頃
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お昼の、ちょっと長いその時間だけは。 窮屈な詰襟もガマンして カカトを潰した上履きが 第二図書室にこんにちは。
塗りたくった分厚い×××に ばいばいをする、40分間。
たぶん、その、40分間だけが。
(175) 2018/10/13(Sat) 10時半頃
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[ ──── …
そう見えるのなら、それで良いのでしょう。 そんな風に、だんまりなお口は やっぱり、にっこり、浮かべたまんま。
ぐるぐる、まざるイロイロを だめですよぅ、って、自分でおせっきょー。 どんなものか? みたものは?>>98 そのお答えには、ウツギさんも興味がありましたし 知りましょうって、言ったばかりだったので。 ]
(176) 2018/10/13(Sat) 10時半頃
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[ … ええ、ええ。
インクに溺れたみたいな色が>>168 このひとみには、仄明るい色が。 ぜぇんぶ、隠してしまったので。
埋もれてしまったおめめの色なんて もう、どうでも良いことでしょう。 ]
(177) 2018/10/13(Sat) 10時半頃
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[ 置いていた左手から失くなってしまうよりも。>>169 たん、っ と、軽やかな音よりも。
明るい黒色ずぶりと焚いちゃうみたいな めらめら色>>1:203 眺める方が。
それが どこかに乗っかったってこと>>170 ずっと、ずぅっと、わかりやすい。 ]
わぁ ほんとにまっくら、ですねぇ。 まっくらなのは、好きじゃあないです。 本を読むときは、電気をつけなきゃ。
[ ほたるのあかりじゃあ、たりないもの。 返ってきた問いかけに>>170 開きかけた唇は。 ]
(178) 2018/10/13(Sat) 10時半頃
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… ざぁんねん
[ ぽ っ つり >>170 >>172]
(179) 2018/10/13(Sat) 10時半頃
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求めるもの? ええ、ええ、ありました。 さっきまで。 ウツギはあなたを知りたかったですし ウツギはあなたを求めても見たかったですし
だって、姿は人じゃあなかったから。 じゃあ、って、 ウツギはワガママですので。 だから、残念です。残念ですよ。
ちょっとでも本としてを期待したら ええ、だめなんですねってよくわかりました。 残念ですね。これは、本当に。 あなたたちは何も間違えてなかったのに。 間違った存在にさせられちゃって。 霊として呼ばれちゃったから あなたたちの持っていた価値も奪われちゃって。
(180) 2018/10/13(Sat) 10時半頃
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…どうして 「 本 」と “ 人 ” が、同じところに上がれましょう。>>172
疎ましく思うのだろう、なんて。
・・・・・・・・・・・・ 思ってしまうから疎ましい。
「 価値のあるもの 」 “ 無価値なもの ” …どうして、同じところに並べられましょうか。
(181) 2018/10/13(Sat) 10時半頃
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本は本として
そこに在ってくれるだけでいいのに
(182) 2018/10/13(Sat) 10時半頃
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──なんて。
言ってみたら、ウツギさん、 あなたを八つ裂きにしたって人たちと まったく、同じになっちゃうでしょうかぁ?
わんわんさんのお察しのとーり ウツギさんは、ウソツキさんですので。 気分を悪くしちゃったら、ごめんなさいねぇ。
まーぁ コドモのカンシャクみたいなもの って そう、思っていただければ。
(183) 2018/10/13(Sat) 10時半頃
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[ 何を言ったって 何をしたって 崩れやしないハッピィスマイルは お生憎と、真っ暗のなか。
シオリ姉さんは、どう、答えられるでしょうか。 ウツギさん、耳は良いので ざっ と、響いた爪音の中でも>>173 ざっ と、響かせた靴音の中でも。 彼女の声を聞き逃すことは、ないのでしょう。
ふたつまなこの見る世界で こちら ではない方へ 跳ねた ひかり を、おっかけるのは あまったるい、食べ物のにおいが報せるでしょうか。 ]
(184) 2018/10/13(Sat) 10時半頃
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[ 振りかざされた獣のおてて>>173 その片方を、右手ががっしり、 掴んじゃえって、伸びました。
あとは、むき出しの左手が もっふりとした喉元を 皮ごと、 肉ごと、掴んでしまったら。
跳ねた、その、勢いのままに ちょーっとだけ、向きをかえさせて シオリ姉さんのおとなりへ、と。
おっきな身体 “ 軽々と ” 地面に押し付けちゃおうって するんです。 ]
(185) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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…もー 飛びかかったら、話せることも話せませんよぅ。
[ 伸ばしたおててが 望みどおりに わんわんさんに 触れられたかどうか。
どっちでも、 また、問題児をなだめるよーな のんびりとしたざらざら声が あまったるくも、 こらっ て、するのです。 *]
(186) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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Q.U-29が、本に求める価値は?
(187) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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べつに、なにも難しいことはありません。 ただただ、単純に、シンプルに。 なにも、難しいことを求めないで。 身勝手で、わがままに、理不尽に。 本という存在を肯定し。
──書霊そのものを、否定するU-29の答えは。
(188) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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A.本として、其処に在ること。
(189) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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たったの、それだけでございました。*
(190) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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/* まためんどくせぇの作ったなほるむ
性です
(-119) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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/* ウツギさんがこの村で肯定できる霊ってセーレン兄さんだけなんです 人霊だもん あとは皆残念って思ってる この村でこんなの引っ提げてくるとかお前何考えてんの案件だと思う ごめんちゃんとしたところはもう一人の村人間さんにブン投げる気で来た
(-120) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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[>>147 夕暮れのまま停止していた空が、 再び時を得たように動き出していた。 傾いた陽がその手の中の金枝を反射させ、 そして、しかし、それすらも、 深く月の無い夜に沈んでいこうと みるみる空の明度は落ちて行こうとした。
その前には、こんな言葉が振ったものだった。]
(191) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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『 とくに夜になると─────... ある種の幻覚のようなものに 苦しめられるんです 』
[>>0:131 『一度削除された章』で、 語り部であるわたしが纏めた短い言葉群の一つを 彼は改めて、自分の言葉として口にした。 それは元より彼の言葉だったからだ。
装填がわりに、またも、拳銃の銃口を横に振っていた。]
(192) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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[気づけば────── そこにあるのか、ないのかも分からない、 実存の不確かな<幻覚>のような 大きくもあれば小さくもある、 男のように見えれば、女のようにも見える、 白い、あるいは、黒い靄めいた そんな人型というのが────── あちらこちらに揺らめきだしていた。
スタヴローギンはそれらを見ることはなく、 <金枝>を持つもののみを目の前に捉えて うわ言のようにも、とつと語った。]
(193) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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そのあと、 『あの人』はまるで病気のように言うものでしたから、 ぼくは言ってやったんです。
ぼくみたいに、いろんな幽霊に とりつかれた人間を見たことがありますか? って。 それから、「ぼくが信じていないふりをして」 こんなずるい質問もしましたね。
───『悪霊って、ほんとうにいるんですか? いないんですか?』
(194) 2018/10/13(Sat) 11時頃
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...それがあなただったのなら、きっと、 返ってきたのは違う言葉だったのでしょう。
[何かに腹を立てるようにも、 それにしては波の過ぎ去ったあとのように 凪いだようにひと息をついて、 やはり笑っていた。
スタヴローギンが一歩も動こうとしないその間にも、 無数の<悪霊>めいた靄たちは 金枝持つものをとり囲もうとしながら その手を、その足を、その四肢を、 あるいは、軀を、掴もうとしただろう。]
(195) 2018/10/13(Sat) 11時半頃
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[それは、 悪霊を”信じないもの”には触れたとしても、 多少の『拘束めいた違和感』────── (ちょうど語られて、あるいは”騙られて” スタヴローギン自身が覚えたような、) それを抱いてすり抜けるだけのはずのものだった。
しかし、”信じるもの”には───── 触れられてしまったのだとすれば 触れられた手は、まるでその悪霊たちが 実存するかのごとく、 重石のようにのしかかるらしい。]
(196) 2018/10/13(Sat) 11時半頃
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...平和的に話し合いができればよかったんですけどね。 三度、銃弾を空に放ってやるだけで 見逃してくれるのならそれは、もっと。
────ああ、だから... ガガーノフよりたちが悪いと言ったんだ。
[語るごとに不機嫌が振り返したかのように 忌々しそうに吐き捨てながらも、>>76>>77
「...どのみち、 顔を殴らせただけで済まなさそうなら、 ”臆病な想像ごと”、おしまいにしてしまえばいい」
”願いを行使しようとした主”を一度だけ横目で伺って、 <善意>めいたものを蹴ったその口を まるで知らぬふうに言い放ち──────]
(197) 2018/10/13(Sat) 11時半頃
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[足元にあった水場が広がり始めているのを、 気にすることもなく、また構え、引き絞られた弾丸の数、 そしてその回数は二度──────...
あいも変わらずその狙いはかの外殻を纏った胴と、 ”いかにも何かありそうな”枝、あるいは それを持つ手へとそれぞれ放たれた。]
(198) 2018/10/13(Sat) 11時半頃
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[ところで、先にも語ったように その弾丸は毒にして病のようなものではあるが、 その病毒の侵攻は打ち込まれた弾丸の量に比例にする。 先ほどの弾丸一発だけでは それこそ不快を齎すくらいのものであるが─────。
それに名を冠するのだとすれば、 ≪отчаяние(絶望)≫の弾丸とも言うべきそれは──── >>66>>67過ぎれば火病のようでそれとも違うものだ。]
(199) 2018/10/13(Sat) 12時頃
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[容姿や高い知力、体力、才を持ちながら ”虚無で””何も信じることが出来ないと謳われた” ニヒリストのその概念たるものの極致だった。
豚に取り憑こうとするような悪霊の霊子の弾丸は、 そこにある霊の<実存>すら掻き消すように、 ”霊子を持つもの”を構成する霊子を徐々に剥離させて (その最中に”狂い得る”ものもあるかもしれないが) 最後にはニヒルの海に沈めて<無>に還す、
───────そう言ったたぐいのものだった。]
(200) 2018/10/13(Sat) 12時頃
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/*ねえ今回の村陣営一部エグくない???
せいしんこうげき……
(-121) 2018/10/13(Sat) 12時頃
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/* いや精神攻撃以外もだけど……
(-122) 2018/10/13(Sat) 12時頃
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(>>49 もし、あなたに そう解釈される<未来>や仮定があるとすれば... ──────いや、やめておこう。 ...今はね。)*
(201) 2018/10/13(Sat) 12時頃
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/*
あかん文章が下手くそになっておるというか 一ヶ月入らなかっただけで書き方を忘れているし ついついサーヴァントみたいな感じの説明文になってまう
(-123) 2018/10/13(Sat) 12時半頃
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/* ちーちゃん、ばっふぁ。理解(こっくりうなずく (とーひょーせっとする
(-124) 2018/10/13(Sat) 12時半頃
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/* ほんとバファは推奨だし無理しないでね.. いろいろ動きとかも土下座すぎる
(-125) 2018/10/13(Sat) 12時半頃
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とうぜんでした。 おたがいに、知らないことが多いということは、自分のものさしではないものではかる、ということができない、とも言いかえられるでしょう。 そうであるのなら、はじめから “りかいする” 、という道は、なかったのかもしれません>>153。
それも、『少年』が自分の解釈とそのいみをちゃんと知っていたなら、 ── それをせつめいできたのなら ── その人にも、かんがえさせるよちはあったのかもしれません。 けれど、それを知っているのは、『少年』ではありませんでした。
だから、すれちがうのはとうぜんのこと、だったのでしょう。
(202) 2018/10/13(Sat) 12時半頃
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「まほうつかいはいたよ。 でもね、その人のことは言わない、って、 ぼくは、やくそく、したのだもの。
だって、いたいこと、するのはわるいこと。 そんなことは、だめ、っておしえるんだよ。」
わるいこと、と、いいこと。 このこともよく分からないまま>>154、の人に、そういったところで、 “わるいこととはどういういみなのか” すら分からないのかもしれないとは、『少年』にはかんがえつきませんでした。 だって、その人は、『少年』よりもよほど大人で、色々知っているように見えていましたから。
(203) 2018/10/13(Sat) 12時半頃
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『少年』のコトバを理屈にするなら、こうなるのでしょう。 大人は、子どもが、綺麗だからと花を毟れば「痛い痛い、って言っているよ」と教えるでしょう。 ものを叩いても、同じように言って諭すでしょう。 ならば、砂だって同じはずだろう、 …… と。
尤も、これは大人の口弁にすぎませんし、実際に言っているのを聞いているわけでもありませんから、成り立つはずもありません。
ただ、 “王子様” を知っている『少年』には、何も言わないものがある風には思えなかったのです。
(204) 2018/10/13(Sat) 13時頃
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その人のコトバは、いつかのまほうつかいと話した、その時よりもずっとむずかしく思われました。
どちらかといえば、絵に近いかんかくで読む本からすがたをあらわした『少年』と、しっかりと文字を読むつもりで読まなければ分からない本をもとにもつその人。 かんじょうにコトバをおいていく『少年』には、ちしきにそうようにコトバをあつかうこと>>155、は、よく分かりませんでした。
「はぐ、らか、す…? しょうめい……?
だって砂にココロがないのなら、 そこには、きっとだれもこないでしょう?」
『少年』にはりくつが分かりませんから、かんじょうをもたないその人と、すれちがうのは、さけられないこと、だったのでしょう。
(205) 2018/10/13(Sat) 13時頃
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「そんなことない!
だって、もしも、かおがちがったって、 “おんなじ人” じゃあないとはきまってないもん! どうやったって、同じことにしかならないなら、 きみが、やりたいことは、どうなるの?
…… かわらない、ってことになってしまうもの!」
なきそうなかおのまま、『少年』はそう言って、つきつけられたざんこくさ>>156、に、いやいや をするのです。 その人はかしこかったものですし、言いかえすようなコトバがうかぶほど、『少年』はかしこくもなければ、うけいれるほど “ものわかりのいい” ぶぶんはなくなっていました。 だから、めいっぱいになきそうなのをがまんして、『少年』はたたきつけるように言ってしまったのでした。
(206) 2018/10/13(Sat) 13時頃
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「その言いかた、すっごく大人みたいだ!」
“大人らしい” 。 …… そういった人が『少年』はとても嫌いでした。
(207) 2018/10/13(Sat) 13時頃
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“無垢” と “むじゃき” はちがっていて、けれどよくにています。
あくいをそうと知らないこと、あくいをそうと気づかないこと。 気もちが分からないこと、気もちに気づけないこと。 自分のものさししか知らないこと、ほかの人のものさしに気づけないこと。
…… たがいをきずつけてしまうだけ>>157、になるりゆうに、たちばや生まれ、なんてものがなくても同じでした。
首をかしげたあとで、コトバにされたそれを、『少年』はかなしいのをたえるようにして聞いていました。
「…… ざん、し…。 生まれることができなかった……?
… “デッドコード” ?」
そうりかいしたのは、ようやく、のことでした。
(208) 2018/10/13(Sat) 13時頃
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その声には、当然、食い違い合う理由が分かっていました。 “デッドコード” か否か、という意味ではありません。 ただ、単に、お互いが理解し得ない事を分かっていました。
じっと向けられる目線に、一層と苦笑う色を深めながらも、その声は『少年』の知らないところで取引を交わしたのです。
頷いたその様子を見て、存外にも素直な事に、少しばっかり、罪悪感、の苦さも覚えない訳ではなかったのですが ─── 、それはそれ、と割り切りました。 目の前の子が考えている事を、それとなく悟ってもいたからです。
(-126) 2018/10/13(Sat) 13時半頃
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「うん、そうか、受けてくれるんだね。 、、、、、 ありがとう。」
何も希求せず、その声はそれっきりで口を閉ざします。 今、それを言ってしまう事が憚られた …… というよりは。 ただ、洋墨をあげる前に、ほんの少し話しを聞いてくれれば十分、だったのですから。
(-127) 2018/10/13(Sat) 13時半頃
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見ているあいだにも、その人はどこかから、かさを取り出しました>>160。 それはまほうのようでしたから、『少年』は思わず声を上げかけましたが、そのもようがヘビの目が見てくるようだったので、コトバごとこっくり、のみこんでしまいます。
その人の色は、いつのまにか雪よりもはっきりとした、まっしろ、になっていました。 そのかっこうはとても寒そうにみえましたが、その人はなにもかんじていないようでした。 『少年』は、というと、あいかわらず白くいきをこぼすこともなく、けれど手がつめたくなっているような感じをおぼえました。
「せかい、に …… いばしょ? そのために、いたいいたい、ってするの?」
おちてくる雪は、やっぱりかわらないようにも思えましたが、思わずうしろに出しかけた足がうごかない>>161ことに、『少年』は気がつきます。
(209) 2018/10/13(Sat) 13時半頃
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のどがからからにかわいている気がするのに、『少年』は思わずのみこむようなどうさをしてしまってから、ぎゅう、とつよくつよく、手をにぎりしめました。
こわかったのです。 こわかったのですが、まほうつかいのことを思いだして、『少年』は手のひらをかたのあたりに上げます。 すると、ホシのきらめきのような小さなかがやきが、『少年』の手の上になにかを作ります。 にぎりしめたその手にあったのは、すけたようなみどりの色をした、ガラスペンでした。
「ぼくは、やくそくしたもん。 いたいいたい、って、 まほうつかいの人がなっちゃったら、行くって。」
ガラスペンで空に『少年』が線を引くと、できたのはヒツジの絵でした。 そしてそのまま、ほんとうにヒツジになったのです。
(210) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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「ね、その人がひどいんだ。 だから、てつだって。」
ヒツジは、『少年』のそばでほそい目のまま、そちらを見つめているだけです。 ─── “今は” 。 *
(211) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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「 … そう、 書記官は 書き記すことを止めてはならない 」
( それを止めた刻が終わる限。 歪曲した時は一日一夜を引き延ばし、 あらゆる分岐を模索するばかり )
「 生めるか、生れるか、生きられるか その全てを …ただ記し続けよう 」
(*18) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ 作家であれば、生みの苦しみ 自らが生み出しておきながら手離すことの、 断腸を痛感することが出来るのだろうか。
彼を世に出すことが叶わなかった、 親としての嘆き、そして無念に 同調することは出来なくとも …
そのような絆が、縁が、存在することを 譬え雪が影なく融けても 記録してしまえば 書架に並び、熱の通う手によって撫でられる
────そのような世界も書けるのだろう。 ]
(-128) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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「 私には… 世に生まれ出た書と、そうでない君達 何も変わらないように思える だから私は ── 君が椿堂と 過ごしたという影を記したい 」
(-129) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ それは自身の目的の延長線上。 縁という髪糸一つの繋がりでしかないだろうが 引きずり出した黒と共に みて、識った 目醒めた者に対する 感慨であった。 レイ、と呼び 望みのまま在れることが嬉しいと語る 雪白を見、 銀の彼方を、 長い隧道の果てにあるものを、眺めた。
吐き出した息に、白さはなかった。 ]*
(-130) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ 紡いだ言葉に対し懐かれるものがあっても>>*12 結末を噤むように唇が開かれることはない。 預言書ではない 記録である一冊は 未来を確定したものとして綴ることは出来ない。
出来ることは永劫の修正、推敲。 ただ、この世界が途切れないように。 ]
( だから そのつもりではある、と…記そうか ) ・・・・・・・・・
(*19) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ 彼にとっての “ 生 ” を 定義づけされていない以上、 私は注釈をつけざるを得ないのだ。 ]
(*20) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ 完結した書のように 既に確定した運命ではない。 思い込みであろうが影を宿そうとし、 兎角、この一葉に在るもの全てを求めていた。
名残も証拠も残らない、 そんな音の上で交わす約束であれ 生ぬるい吐息ひとつ、漏らすことなく。 彼と、自分のものとして紡ぐばかりだった。 ]
(-131) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ けれど 厭われるつもりがなくとも、 嫌われるつもりもなくとも、 そうなるならば避けられない。
一葉を枝より奪おうとでもされない限り… 黒水晶は何処までも、言の葉を受けるだけ。
言葉紡ぐ唇で鼻先に触れる小指の代わりすら、 すぐに厭う彼の、その一因を爪弾くならば 封じたわけでもない唇で、薄く弧を描くだけ。 ]
(-132) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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( クロウリーの響きに、 首を擡げる一線があったとしても 白金の如き輝きが星降るでもなく
──────… 沈み込めた 音無く、双眸へ落とした緞帳 )
(-133) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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「 記録上は知っている 君が犬であって犬ではないことを
… けれど こうして君を目の当たりにすれば 触れたくなるものだ…私に限らず 」
(-134) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ 再度、睫をふるわせて開く頃には、 赤い瞳の呆れの灯は布地に遮られながらも 出された舌は二度を見ることになった。
ヘカテー≠ニいう呼称には、 相変わらず意趣返しの音色を強く感じるが
それならば世の三相三叉に佇む その供になるかと返す挑発は…鎖した。
薙いだ尾にそよがせた黒髪を耳にかけ、 ほんの刹那 気を取られてしまった合間、 寄る頬の感触に僅かばかり細めた熱無い瞳が 唯一、表情といえば、表情らしいものだった。 ]
(-135) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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「 … なくさないために 私は記し続けることにした
なくしてしまっても また、そのかたちに触れられるように いつでも影を追うことが出来るように 」
(-136) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ 強調される “ 君 ” には 艶ある黒髪がさざめくように揺れていた。
なくさないことと、 なくしても取り戻すことは、 同一であるか、そうでないかの解釈までは ──────── 書き記す者の範疇の外。
黒糸が編み上がっていく過程で 彼を揶揄るように掠めても、 身体を共有する書のこころなどは 自分自身と同じくらい、見えなかった。 ]*
(-137) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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─────────────────────── ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ───────────────────────
「 書かなければいいんだ 」
現実的根拠、理想的展開を突きつけて ふたりめは筆を折ろうとしました
────おしまい
─────────────────────── ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ───────────────────────
(212) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ 有り得ない事象も、通らない道理も>>142 書き換えてしまえばそれが記録に残される。 手にした書物はあらゆる世界線の一つ糸。 イフ、パラレル、クロスオーバー、スピンオフ
( ──── けれども 求めるのは正しさ、だった。 )
よって、“ それ ”をしようとはしないのだ。 この血潮に蟲毒がたっぷりと含まれても 書き記すことへの支障をきたさない限り、 或いは…一葉を落とされようとしない限りは 強引な手段に洋墨を使うことは 無かった。 ]
(213) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ 絶望は常に風を連れている。 雁字搦めに縺れ、首括るよりも解くが易く 禁忌に抵触し、見てしまったその瞬間から 匣の中には何も残らず、黒水晶には映らない。
凍れる氷原でも、灼ける燎原でも、 黒く、黒く染めることには同一だった。
磨かれてもいない鏡面を覗き込まれ>>143 久遠の静寂に波紋はなく、映り込んだ絶望。 霊子を通じて廻る毒は、既に溶け合っていた。 ]
(214) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ アナムネーシス。 失念していた、意識していなかったもの。
アムネジアの最奥に到達し、 霊子の記憶領域によって想起した。
──────虚無。
絶望に対し、碌に耐性などありはしない。 寧ろ、耐性などは設定されていない。
用意されていたのは一葉の舞台、それのみで 途切れないよう手探りに紡ぎ続けること以外、 道筋は無く、黒い闇に取り囲まれている。 ]
(-138) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ 見つめ続けているものを、 改めて見せつけられて上塗りされる。
ぷつ ッ…と途切れている。 知っていて尚、死に続けている。
傲慢なその言葉は深く染み込みながら、>>145 黒は『死に至る病』により増幅されていた。 洋墨を使う度に感じる回路を灼く感覚とは、 質の異なる絶望の焔が喉元をひりつかせる。
黒水晶を濡らすものは感情由来ではなく、 単なる生理的な、「 人 」によるエラー。 珠と結ばれることもなく
───ただ 『 世界を滲ませた 』 ]
(215) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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うるさいな … 言われなくても ッ ──── 君に 思い知らされなくても そんな、
[ 氷が霧に代わり、滲む。 取り囲んだ死を二重に無が取り巻こうと、 同じ文字を重ね書いて強調を示されることと 似通った意味合いしか持たなかった。
茜の石畳に差す影は暗さを増しながら、 ぼんやりと輪郭を滲ませている。
その霧が蒼白の渦として収束し、 冷徹な十字が形作られるのと同時期に 編み上げた黒焔の螺旋を撃ち放った。 ]
(216) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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[ 北欧の厳寒さ物語る海の色。>>150 …或いは、舞う氷雪と溶け合う空の色。
螺旋を切り裂く冷気の風を受けながら、 大きく靡いた黒髪には、氷晶が纏わり付いて、 凍てついた白肌を灼いて疼かせる。
喉のひりつきのままに 叫び出したいものを飲み込んで、 心の乱れを押し殺すことで、整えた。 ]
(217) 2018/10/13(Sat) 14時頃
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既知の事実…致命の病を指摘したところで 単に、それが強調されるだけだ
先程 君の中を流れている私と ……今 君の頬を撫であげた“ 私 ”
それと丁度、似たように
(218) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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[ 冒すものを理解しているなら>>144 何らかの対策を講じる事も出来るだろうが、 ────兎角、それを二度目と見做して。 ・・・
書物を開き、万年筆を奔らせはじめながら、 石畳を叩く革靴の音に視線を移す。>>151
首を微かに傾ける。 しゃらり…呼応して髪が流れた。 ]
(219) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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…“ 私 ” もまた、今一度の強調を。 【 論理は物語に代わり、物語は論理を生み 現実は理想を抱いて、理想は現実を証明する 】
(220) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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[ 彼の肌を掠め、くちづけた焔の色は黒。 血色の赤と異なり混ざり合うことはない。 境界をゆく青ごとを呑み込む不変の色。
十字を切っても構わない。 記録は彼を別人物であるとは記さない。 しかし、吸血鬼が眷属を生むように 啜り知った彼の霊子の、青のかたち。
ロゴスはミュトスに、リアルはイデアに 属性反転という書き換えに耐えられるかは …打ち砕くかは、
───────彼次第であった …と、明記しておく必要があるだろう。 預言書でも魔術書でもない証拠として。 ]
(-139) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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[ 冷気で悴む指は、筆奔らせる動きを その記載に一区切りつけるまでの猶予を作り、 必ずしも彼に強力な毒を齎すとは限らない。
( この身が患う絶望は、 未だ、残存臓器を灼き廻し 熱に浮かし続けているというのに )
─────金に飾られた紫菫が 携える十字剣をはっきりと見据える。
譬えその鋒が自らを深々と貫こうとも この手が筆を手放すことはない。>>146 確たるものと向き合う術である故に。 ]**
(221) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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/*好き(泣)(目覚めの第一声)
(-140) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 14時半頃
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/*シルクたんかわい、かわい…
(-141) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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/* キェルケゴールさんスッキ…やさしい…
(-142) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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/*中身会話による襲撃相談の酢豚を切る勇気がほしい
(-143) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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/* オズの魔法使いくんホント素敵なPCだから 残念だが、どうか体調お大事にしてほしい オズの魔法使い好きなんだよなー…
(-144) 2018/10/13(Sat) 15時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 15時半頃
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[優しさ、とは何なのだろうか。
何かを大事にする心のことか。 何があってもおおらかに許す心のことか。 何かのだめなところを見て見ぬふりしていいところを探す心のことか。 何物にも対等な目を向けることか。
色々多い浮かぶ答えがあってひとつには絞れないが、 優しくないこと、がどういうことかは分かっている。 見えたものを見えたままに告げる、それが、 時に“優しくない”と相手に思われてしまうことを]
(222) 2018/10/13(Sat) 16時頃
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/* 入村文書きながら痾と蒼を聴いていても 特にそれらしいものは入れられない
(-145) 2018/10/13(Sat) 16時頃
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[そう、だから、黒瀬の告げた言の葉は、 優しさから来たものではなく、ただ、 見えたものを見えたままに言葉にした結果、だ。 地に爪をめりこませ何かを乞うように唸る様が、 被害者ぶってるみたいだ、なんてもっと鋭角な言葉は出こそしなかったものの。
嗚呼、貴方に■がありさえしなければ、 思い悩み嘆き苦しむこともなかったろうに]
(-146) 2018/10/13(Sat) 16時頃
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[――――なれば、“優しくない”を消すために、 世界を闇夜に塗り潰すことはきっと最良で、 ひょっとしたら“黒”に喚ばわれたこともきっと最善だったのだろう]
(223) 2018/10/13(Sat) 16時頃
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[……などといったことを考える余裕が真っ暗闇の中の黒瀬にあるはずはなかった。 端末に寄越された読み取り結果の中にあった、 たった二文字の書名をなぞったかのような常闇に落とされて、>>168 石畳を蹴るたんッ、という音に殊更に驚いて、>>169 咄嗟に逃げようと足を後ろに引いてつんのめって転ぶ。
自らの倒れる鈍い音がする。それだけだった。
獣は襲いかかるために地を蹴ったのではなかった。 しかしどこにいるのかさっぱりわからないのは変わらず、 ウツギの普段と変わりなさそうな口調の言葉を聞きながら、>>178 起き上がって顔をあっちへ向けたりこっちへ向けたり。
そうこうしているうちに獣の声は、先程よりは離れた、 しかしまだ遠くはない上の方から聞こえてきた>>170]
(224) 2018/10/13(Sat) 16時頃
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…………、
アレで答えたつもりだというんですか!?
[色々起こって動転するあまり質問に質問を返すような言い方になってしまった。 しかし実際順序だった回答を求めていたのに、 寄越されたのは謎かけでしたという気分なのだ。率直な話。>>167>>169]
(225) 2018/10/13(Sat) 16時頃
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[求めているものならある。 ひとつの書物が辿ってきた“過去”だとか、 “現在”の目的に繋がる博士の動向だとか。
どちらも知りたいことを知るための手がかりだ。 だからこんな己にとっては“優しくない”ところではなく明るいところで話をしたい、という思いも求めるものに入るか。
だが―――続く言葉にいよいよ何だかやりきれない気持ちになって、>>172 それでも口を開きかけた時、]
(226) 2018/10/13(Sat) 16時頃
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[ぽ っ つり と。>>179
それは、常闇を照らすかそけき灯火のように]
(227) 2018/10/13(Sat) 16時頃
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[ひとつ、灯れば、 次には水が流れ出すように。>>180>>181
喋りの合間に立ち上がるだけの余裕を得ながら、 なるほど、とひとり胸の内で呟く。
ウツギの求めるものは実にシンプルだ。>>182 本に対して、“本として其処にあること”以外を求めてはいない。 だから、だからこんなに癇癪起こしたみたいによく、喋りそして容赦がなさげなのだろう。>>183
あいにくと黒瀬は“おとなさん”なので、 価値のないものをばっさりと切るような思考には至れず、 眼前の獣のような存在《デッドコード》が生まれてしまった意味だとか、意義だとか、 そんなむずかしいことを思って堂々巡りしそうになって――そんな己を引き留める]
(228) 2018/10/13(Sat) 16時頃
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私、……まだ貴方のこと何にも知れてないけど、 それでも、 今のあなたが此処にいることが間違い、だとしか―――…思えない。
……ねえ、どうしてきてしまったの。 いっそ心もない本のままだったら苦しむこともなかったのに。
……なんて、言ってももうしょうがないから、 御免って言うより他ないけど、私は貴方を読む人じゃなくて、 苦しみを終わらせる人になるよ。**
(229) 2018/10/13(Sat) 16時頃
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/* >>229はーーーこういうの好き
(-147) 2018/10/13(Sat) 16時半頃
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[やつがれと目の前の少年は 見た目は同じく子供でありました>>202 しかし、一度完結迄綴られた彼と 始まりすら許されなかった自分では やはりどうしても隔たりはありました、そう。例えば
――自分が学ぼうとする慾 自身の綴られた物語(もの)への影響度
そして、少年の中の『彼』の持つ見解について 少年は共有することはなく やつがれもまた、目的の遂行のための 手段について、与えられたもの以上のことを 模索することはありませんでした
だから、仕方ないのです ――理解する道は、はじめからなかったのです 擦れ違いは何を生むか。それこそ、彼の”まほうつかい” が、指示した痛み、なのでしょう]
(230) 2018/10/13(Sat) 19時頃
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そうか。誰にも言うなということを 不可思議に、も。君は、思わなかったのだな。
”教える”というのにその存在の事を、隠すのは何故か。 教えるならば、姿を現したり、相手に 認識して貰う必要が、ないだろうか
[と、やつがれは首をことりと傾げました そも、悪いこと自体わからないが故に それを内緒にした意図すら、やつがれには 迷宮のやうにみえたのであります
ああしかし――…… どうしてでしょう わるいことは、わかりませんけれど やつがれは、それを告げる目の前の少年は えらく他人事なのだなと考えました なにせ、そのまほうつかいの理念を知りながら 彼自身がどのやうにしたいのかというのは見えてこなかったのですから]
(231) 2018/10/13(Sat) 19時半頃
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[きつと、感情というものは やつがれにもあるのでせう しかし、それを定義することができぬままでは 相手に伝わらないのと同義であります
故、文学として、繊細な情景も、登場人物の一挙一動さも 言葉の彩にて紡ぐべく書かれるはずだった己は 文字として、知識として理解していることを紡げども それが相手に響くか、と言いますと――……]
鳥取の砂丘のやうに 其処に心なくとも、足を踏み入れる者もいる
雪に心がなくとも、そこに生きるものがなくとも その情景を絵としたり 書物としてあらわそうとしたり
することもあると、いう知識はある。
[きつと、響かぬのでありましょう]
(232) 2018/10/13(Sat) 19時半頃
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顔は、成長すればかわることはあるという。 その一瞬で変貌することもあると。
[それは島村が葉子の中に夜叉をみたやうに]
そう、1つしかないからこそ やつかれはその1つの道を得ようと歩む
見られ、知られたいと その願いの、ままに
その1つの”結末”は未だ定まっておらず だから、やつがれは、それを為す 為してもよいと、”知ったから” [泣きそうな顔で告げる少年に向ける言葉は淡々と ――そう、大人のやうだと、聞いたなら>>207
そのときはじめて、やつかれは]
(233) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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―― おとな (それは『うまれ』、せいちょうした、すがた)
やつかれは それに
”なりたい”
[焦がれるやうな”感情を”彼に見せたのでありましょう]
(-148) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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[そは、傷つけずに居られぬ存在でありました そう、この世界に産み落とされたのであります
――生まれることができなかったが故の 悲しく醜い産声でも、ありました]
(234) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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その存在が―― 礼を言ったことに やつがれはことり、と首をかしげるのであります
きっと、やつがれが為すことを シルクは知らねども、彼は知って あえて持ち掛けたのではと
やつがれは雰囲気から推察しました
とは、いいましても。感情のほとんどを 未だ学んでいない、定義できぬやつがれでは だからといってどう反応していいのかは わからないのでは、ありますが
故に、やつがれが彼に向けたは、ひとつだけ
(-149) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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―― ”ありがとう”
[と]
(-150) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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さぁ。あらがわなければ。 一瞬で洋墨になるから。 痛くないかも、しれないよ。
[それはある意味残酷なことのはです ですがそれを残酷と理解しないまま
その獲物を逃がすものかとばかりに 雪が彼に絡みつきます
――― と、彼の手の中に見えるはガラスペン 星を、或いは木漏れ日を 手の中に頂いたかのやうなものが]
(235) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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そう。でもそれを 叶えることはできないように
やつかれが、するよ
[現れた羊は、此方を攻撃するでもなく じつと、己を見ているだけであります
やつかれは、感情を爆発させつつ ――決意を秘め、対峙する少年に
つ、と傘を向けました]
(236) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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『鏡の底には夕景色、朧な流れは溶けあいて 夕闇の中を浮かぶ夜光虫のやうに 雪は深々降りゆく
そが軒端の氷柱へと視線ゆけば、 雪の色が家々の低い屋根を一層低くみせ
底に沈んでいるかのやうな静寂を齎す』
(237) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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[そこに浮かび上がるは氷柱が6 少年の肢に纏わりつく雪が解け消えぬ間に
穿たんとばかりに、傘振り下ろせば放たれる*]
(238) 2018/10/13(Sat) 20時半頃
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── chapital précédent ──
「…… そうだなぁ。」
その声 ─── いえ、伏せるのはこれきりでお終いにしましょう。 “飛行士” 、または “航空士” と呼ばれるその人は、困ったような表情をしていました。 なぜなら、『少年』は、生きていてはならない、はずだからです。 けれど、目が覚めてみたら、『少年』の殻の中にその意識だけがありました。
『 “おんなじ人”が生まれることはありえない。』>>156 そのコトバはとても正しいものなのです。 **
(-151) 2018/10/13(Sat) 20時半頃
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染まってしまえ・と、 ───────染まらぬ視界で思うのだ。
「 生きていれば色は付く。 夏に緑不成、秋に赤不成、 春に息吹かぬ花は無し。 」
文字をなぞるように反芻する言葉>>*7に後押しを 哲学でも、理想でも、物語でもなんでもない、 世の理だけを──本であるのに───押し付けて ずず・と迫る夜を想った。 穢される白の行く末を想った。
(*21) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 21時半頃
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/* >>顔に見える<<
ミドルネームHは盲点やったで(やったことがない)
(-152) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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/* いや、それより枝織ちゃの話だよ 午後のやつ投下し終えておもったのがこいつ怒らなかったな……ってことでな 見下してるとか疎ましく思っているとか勝手に決めつけるな、みたいなルートにいかなかったん
(-153) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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「 吾はロゴスを紡ぐものであるが 同時にイデアを描いている。
・・・・・・・・・・・ 私の世界に氷は無いのだ。
─────── 流氷越しの逢瀬であっても 」
W 雲の中に怪しき物の姿あり これを射損ずるものならば、 世にあるべしと思はざりけり。W
彼と等しく─────────
(-154) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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「 …… 春が待ち遠しいね 」
暴くも穢すも、やってみせると示すように 茜に移ろう前の空を窓ごしに感じていた。
たとえ白装束着こなしていたとしても 触れられぬわけでもなかろう、と こちらに手伸ばしてきた先程を思いながら。
(-155) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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誘蛾灯は果たして『どちら』であったのか? このときばかりは、思考回路は働かない。 ただ己は操り人形の操者のつもりで、何事も 白亜の下に隠そうとする彼を見つめ返していたのだ。
「 白に色つけるには、矢張り、 描いてみるのが一番なのだろうな 」
白と黒ではまるで真反対、 デッドコード同士でありながら、在り方も 真逆なのだ・と、尾を揺らめかせ思ってから
(-156) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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「 銀 」 、は。
己に封じ込められた───否──?─ 己に書かれた────己そのものの──── ──────────色であった─────
だからそれを名として与えられたとき 布下の紅蓮が大きく見開かれたのだ。>>48
生を呪い、正を怨み、勢を無くし もう一度生まれるならば、>>0:208 この髪色も、瞳の色も、無ければ良いと
忌々しく思っていたものを この身に付けられたのだ────余計な、 ……「余計な一言」も加えて!
(239) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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あの伝記小説───私にとってはだが───が、 徹頭徹尾“ 私自身 ”の視点でのみ著されたならば。 『語り手』といえど、内訳は私……つまり ジョン・H・ワトスンでしかなかった筈だ。
しかしこの回顧録が必ずしもそうではないと、 一体どれほどの者が識っているのだろう?
例えば友人ホームズが珍しくも筆を執ったり、 どちらでもない、第四の壁を越えた先の“ 作者 ” ドイルが、駆けずり回る私達を鳥瞰していたり。
作品中に短編も多く含むからこそ、 私は“ 私 ”で、“ 友 ”で、“ 作者 ”である。 その比率に、大きな偏りがあるとはいえ。
(240) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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本来、読者と同じ目線で物事を見、 友人の驚くべき頭脳に感嘆する記録係の私が 少しばかり違う反応をするとしたら、それは。
一割にも満たない“ 私 ”以外の ─────
(241) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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というのは、また別の話として。 真顔で問われ、私はハットの下の目を瞬いた。
「 実のところ、そうでもないが…… 私達が銃を持つのが大凡 ラストシーンだったからだろうか? 」
驚いていなかったかといえば、答えはNo。
見事と評したのは紛れもなく本心>>85だが、 銃を構えるというのは、私達の冒険において 佳境も佳境、犯人の巣へ乗り込む事でもある。
ダークランタンを持ち出しての隠密活動。 時には英国の法すら犯さねばならなかったし、 実際怪我すらしたとあっては、気も張るものだ。
(242) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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全く同じ文であるのに、含む意味は違っている。 ハイパーテキストの先駆けと言われた発想の妙。 知れば多少なり、興味は抱くだろうが それもまた、現在は為されない仮定の話。
次は何が来るだろうか。 内容を推し量れない私にできるのは、 現時点では対症療法と同じく、迎撃位だろう。 先手必勝と、畳み掛けられる程の強者ではない。
数発の発砲>>86、そして彼女は走り出す。 反動もあるだろうが、さすがに肩は外れない。 私も、革靴を踏みしめ花咲く地を駆けるが 当然彼女の方が早く、鉛弾が一発、左脇下を抉る。
(243) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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「 ──────、ああ本当に。 かつての冒険に戻った気分だ! 」
熱い鉄を押し付けられたような痛みも昔と同じ。 それでも倒れ込まない霊の身体は、今はありがたい。
垂れ流され、コートに染み込むセピアにも構わず 私も2発、胴を狙い走りざまに撃ち放つ。 彼女が隠れただろう木から付かず離れずの位置で、 私は再び、銃を構え直そうとしただろう。
(244) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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「 けれど、どうにも分からない。 洋墨を狩ろうとしていると云うから、 双方、殺意ありきだと思っていたよ 」
叶うなら彼女はどうしたかったか、 それを私は、知る由もなかった>>1:123。
だから“ 獲物 ”のはずの私達を前に、 即座に戦い始めるでもない彼女が不可解だった。 同じ、筆を執られ紙面に描かれた存在であっても 私は彼女より幾分も、血腥い場所にいたのだろう。
これは当人に届かずとも構わない、ただの独言。
(245) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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ぞわぞわとした感覚をうまく吐き出せずに 腹の底を掻き出したくなるのを堪えていた。 見開かれた瞳をゆるりと睫帳に隠してから ふ っ、と、何の色も温度もない息を漏らす。
「 ───────── そう 」
今度ばかりは空気に曝される舌も 主張激しい前足のしなりも無く。
(246) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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彼女ばかりでなく、書記官も謎めいている。
“ How ”も“ Why ”も、知る必要がない>>44。 蹌踉めきながらも、黒衣は言ってのけた。
確かに捜査においても“ 動機 ”は、 往々にして明かされずに終わる要素ではある。 しかし、世界を変えようなどという難事、 一時の激情でなせる生半可な所業ではあるまい。
戦闘に自信ありげでもない様子の霊や、 世界との縁を求めるデッドコードを喚び出して。 野良霊たちの洋墨を集めて、それでも、きっと。 黒衣が本気なら、何かリスクは負っているはず。
(247) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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ふと、秋風よりも肌を刺す風が和らぐ>>149。
石畳を叩く靴音を聞きとがめた私が、 僅かばかり視線をやった。 信仰の十字剣はいまだ、其処に在る。 哲学者の、右腕の挙動はかなりおかしいが。
ずいぶん消耗していると私には見えて、 長期戦は難しそうだ、と帽子の下の目を細めた。*
(248) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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( ……仮にひとり、ここを退いても。 私はアンティ、貴方を謗ろうとは思わない )
もし、貴方の言葉が届いていたなら 私はきっと、そう答えていた>>1:65。
元より、勇敢な看護兵に逃がしてもらわなければ 私はホームズに会う事すら叶わなかっただろう。 だから私は、逃げの一手を恥とは考えないのだ。*
(-158) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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/* 自分が嫌になりすぎて本当にごめんなさい、皆様のお気遣い心より感謝しています。 マイコプラズマなんて滅べ…予備軍とはいえ滅べ……
(-157) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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「 それを綺麗と云うのなら… 君にとっての私は、さぞかし 色男に映ることだろうね───… 」
( …笑声の微塵も滲まない、 面白くなさそうな冗句を呟いた。 時計の音にかき消される程に小さな声色で )
(249) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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「 …他の人と被るのは厭なので─── だから──W待雪Wと呼ぶことにする。
吾だけの特別である。 嬉しいか? 嬉しいはずだぞ。
くれぐれも口無しの花だけを 吾の目前に残してくれるなよ 」
任せられた呼名は強引に決めつけて >>49 彩りさえも押し付けた。特別と称して。
それから 雪解けを待つ間柄と成れたのであれば、 後に続けた言の葉の意味は───────── *
(250) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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/* ジョンさん…凄く笑わせてもらいました… もう顔にしか見えないよそれww 本当皆さんありがたくて嬉しくて死ねる
(-159) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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春を迎えて姿を暴く、その前に 貴公こそが雪となって消えてくれるなよ
W あくまで世に在れ W
──────── そんな意味だ。*
(-160) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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/* デコ二人が仲良しで何よりの顔
(-161) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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同じ子どもでも、自分の “かく” になるぶぶんをもつ『少年』と、なにももたないまま、あらわれたその人では、やっぱり、うめられないものはあったでしょう。 そして、『少年』は頭がいいわけでも、すごいちからをもっているわけでもありませんでしたから、その空っぽをうめられはしませんでした。 …… つめこむことはできても、です。
「まほうつかいの人は、ジェフティにいくって。 それにね、そのまほうは、 きれいでやさしいものだったのだもの。」
『少年』はそう言いますが、その人にはいったいなにが、そんなにしんようするにいたるのか、分からないことでしょう。
(251) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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/* 私はホント、ロルを書くたびに何やってんだコイツ状態なので、キェルケゴールさんにとても土下座している
(-162) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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「はずかしがり、な人もいるんだもの。 きっとまほうつかいの人は、 多くの人の前が好きじゃないんだよ。」
『少年』がたにんごと、のように言ったと見えた>>231のなら。 …ほんとうに、きっと、自分のことになってはいなかったのです。 そう、この時、この今までは。 ココロ、がなくとも、人はきょうみをおぼえることがあるのだと>>232、その人は言います。
「それは、見たままのそれがきれいだから? そのりゆうを、だれも気にはしないの?」
…… ええ、その上辺だけのちしきと、かんじょうのないそのコトバでは、『少年』にひびくことは、ありませんでした。
(252) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[哲学とは、フィロソフィーとは。 『愛智』というその名の通り、 正しさを追求する学問ではない。
──── 一部、反論も出そうではあるが。
ただ、如何なる眼でもって世界を覗くか。 そのレンズをひたすらに磨き続ける。 それが、男の著述の本質でもあった。
如何なるファンタジーも、超理論も、 現実に存在し得ないが故に、 記される事で息吹を得る。 それは、実存のない思想についても然り。
己らは紛れもなく、創作者である]
(253) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[その黒水晶の映す絶望は>>214。 紙上で絶望と向き合い続けた己にとって、 いっその事、愛着すらを抱かせる。
灼けつくような深菫。 心の削れる幻聴が聞こえるような気がした]
( 嗚呼、私の絶望をまた、 誰か覗き込む者はあっただろうか ──…… )
[後世の人間は、男の日記すらも研究対象とした。 そこに男への共感があったかは、知れないが。 男の絶望は果たして、 どのように受け止められたであろうか]
(254) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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――夜が来る。
[空が暮れゆく、その中に。 それはぽつりと言葉を発した。 「彼」の「科白」と、前後して。 空を仰ぎ見る事もなく]
(255) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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人間は古より夜を恐れた。 夜の闇を恐れた、 恐れたそれは、 最も古くは獣を。 新しくは、隣人ならざる隣人を。
そして、文化の松明を得た「現代」までも、 消え去らず在るのは「悪霊」であり、
それらはつまり並べて、 「死」であるのだった。 人間にとり、分けても、未開なるか、 迷妄なるかの者においては、
夜は、その闇は、 死の象徴、あるいはそのものに相違なかった。
(256) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[虚無の孕んだ可能性が“これ”であるなら。 生み落とされた現実が“これ”であるなら。
その虚無は今、花を綻ばせ、 実を結びつつあるのだろう。 無は無より脱却して現実を得つつある。
──── かつて、誰かが触れたであろうその闇に。 想起すべくなきものを覗き込む羽目に なったのは果たして偶然であったのだろうか]
(-163) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[滲む黒水晶に僅か、紫菫を細めて>>215]
ふ、 …… とんだ不躾だったろうね。 “こんな事”になるとは思わなかったが、 私としては、そうだな、
私はきみが、嫌いではない。
[既知の病が如何にその色合いを増したとて。 それは、それ自体では まことの致命傷を与える事はできない>>218。
その事もよく、理解していた]
(257) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[黒焔に身を焦がしながら、 氷雪に凍てる石畳を、駆ける。
舞い散る氷雪にノイズが混じった。 携えた十字剣の形こそは揺らぎもしないが、 その輪郭が、切っ先が、じわり、 と滲み揺らいだのは見て取れただろう]
──── 、小粋な事を。
だが、不本意でありながら。 私が『この道』一辺倒の人間ではなくてね。
(258) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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「分かってる。 人だって、生きものだって、かわってしまうんだ。 だから、きっとみんな、わすれてしまうんだ。」
そのコトバは、しずかというよりはかぼそくて、なきそうなかおのせいもあって、たえているように見えたでしょう。
「一つっきりなはずがないじゃあないか。 ここにいるきみは、どこにだっていけるのに!」
“そんざいしていない” ということは。 ありかたを好きにきめられるのだと、『少年』には思えました。
── まさしく、ないものねだりでした。
(259) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[男はその焔に抗う術を持ち得ない。 いや、厳密に云うならば、 その書き換えを覆す術なら持っていた。
ただ、この場面においては。 単なる鼬ごっこになり得たというだけで。
ロゴスを、ミュトスに。 リアルを、イデアに。
本来ならば、その属性の書き換えは 致命的なものであったのだろう。
だが。 男は哲学者として名を馳せこそはしたが、 『宗教家』であり、また、『詩人』でもあったのだ]
(-164) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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生まれおちて、そだったすがた。 けれど、ただ大きくなる、といういみではありませんでした。
「ぼくは、どれだけかしこくなれたとしたって、 そんなことをわすれてしまっていられるような。 大人、になんて、なりたくない …… !」
だから、『少年』はめいっぱい嫌がったのです。 その人が、それをもとめるかのような、そんなようすを見せたことにも分からない、というようすだったでしょう。
(-165) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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…… きみの言葉、ひと度、受け入れよう。
私は理想を抱くが故に、 現実を考せずにはいられなかった。 私は物語を捨て、論理を選んだが。 論理を孕まぬ物語もまた、存在しない。
[刹那に、色彩は豹変する。 燃え立つような境界の青は、 夕暮れに落ちる赤橙へと反転した]
(260) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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[その属性は、変転する]
ロゴス[C]/リアル[C]
⇒ ミュトス[E]/イデア[E]
オーソリティ[S] ⇒ [C]
(261) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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『少年』は、生まれついたときにできあがった、 …… できあがってしまっていたそのちがいには、ことさらに分かっていないようすでありました。
きずつけるしかできないことが、またかなしいことかもしれない、とそうぞうをするには、ざんねんながら『少年』はわがままでしたし、幼すぎたのです。
(262) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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勿論、その声は知っていました。 恐らく、その子がするであろう “手段” についても目処はついていました。
けれど、自分の手で何かを為す訳ではないのは、大変困難である、というのもありましたが、『少年』へ何の感慨をも抱かない訳ではなかったからでした。 だから、反応に困っているのか、或いは感情の整理がつかないのか、首を傾げる姿に、何を言う訳でもありません。 それでも、帰ってきた、 “礼” を述べるコトバに、顔も今はありもしないのに苦い表情になったのは、言うまでもなく気付かれなかったのでしょう。
「そうだなぁ、そのコトバは。 …… 会う時まで取っておくといい。」
(-166) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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私より哲学を封じるならば、 それもまた、一興。
[彼の見据える十字剣もまた、 鮮やかな焔として再構成される。
──── 哲学者としての知名度を失えば、 己の詩人、宗教家としてのそれは 遙かにランクダウンする。
大幅にその威力は落ちたであろうが。 それでも一太刀を試してみたくなるのもまた、 文筆家としての性であったのかもしれない。]
(263) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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|
[彼が避けないのならば、 その赤橙の焔十字は彼の胸を貫くだろう>>221。
そしてまた、そうなったならば。 或いは、払い除けでもしたならば、感じるだろう。 先の投擲と比べても、剣を握る男の腕からは、 明らかに力が削がれていたという事に*]
(264) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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[そして訪れる、「夜」に。浮かび上がる、数多の人型をそれは目に入れた。語り続ける「彼」の傍らから――その姿姿は、手を伸ばす。伸ばされた手は、それの身を戒めようとする、]
――……
[信ずるか、信じないか、その指標は、それの内にはなく。記し持つところで言うのならば、それは、悪霊とは迷信なると、示す。 だが。 「悪霊」を語り、「悪霊」を――その一なる彼を――殺し得ると「語る」、現に於いては。 諸刃の剣のそのように、 「悪霊」の干渉もまた、事実となる、のだった。
手は、それの四肢を掴む、金枝持つ右腕を、漣の上の足を掴む、 確かに質量ある存在として]
(265) 2018/10/13(Sat) 23時頃
|
|
ところで、この人が誰なのか、と言えば。 文中に於いても度々出てくる人でありました。 名称で言うならば、 “飛行士” 、或いは、 “航空士” の立場でした。 要するに、文章内で主視線の位置に当たるひとでもありました。
勿論、それは『少年』だって “同じ” なのでした。
…… ええ、 “ぼく” がよく知っているのは、そういう訳です。 だって、そこにいる『少年』はメタファーでしかありませんでしたから。 つまりは、その子が望む洋墨の殆どを、『少年』は持っていませんでした。
『少年』に叶える力がない、というのは、何も知らないことでついてしまった嘘、というばかりではなかったのです。
(-167) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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/*
多方面応援してる ふれふれ
(-168) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 23時頃
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/* 多くの人の前が好きじゃない
それはありそう?
(ソフィアでよそに顔出すのはアオ兄さんとノッカ姉さんだけって設定)
(-169) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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こわいことを、かんじょうのないまま。 けれど、はっきりと言うその人は、そのコトバのおそろしささえも分かってはいないのでしょう。
「そんなのうそだ。 だって、ぼくは、 あっというまにインクになんてなれないもの。」
『少年』は、ころされてしまうかんかくを知りませんでした。 ですが、からみついてくる雪>>235が、ちょうちょうを食べるくも、のようでしたから、こわいと思いながらもたたかうことをきめたのです。 手に出すのは、インクをすわせてつかうような、タクトにも近いかたちのガラスペンでした。
紙にかくように、空、にかかれたヒツジは、ただその人を見るだけです。 見るだけ、でしたが。 くる、くる、と空へかけだしてゆきますと、『少年』はペンをひどくなれた手でうごかしてゆきます。
(266) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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……はあ。そういうものでしょうかね。 つまり…貴方にとってこの言弾はアイデンティティに決定的に関わるものだというわけではない…ぐらいの事でしょうか。
[少しは驚いているらしい>>242というのが世辞かどうかは知りませんが、敵対者に世辞を言うほど余裕のあるようにも見受けられません。 どちらにせよ、私もこの得物をあえて模倣してみせたのには、はったりを超える意図はなかったのですが。]
(267) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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さて……思ったよりは扱えますが、決め手には欠けますね。
[私は木陰に隠れながら、花咲く足元を踏みしめ駆ける男に向け>>243何発かリボルバーの弾丸を撃ち込みます。
左脇下に掠ったようには見えましたが、手傷と呼ぶほどのものを負わせたようには見受けられません。 肩に一弾受けている私の方が傷は深いと言えるでしょう]
っ、くっ!
[胴に向け撃ち放たれる銃弾が二発。銃声と同時に身を木陰に隠しますが、やはり掠り、熱い痛みが脇腹を襲います]
(268) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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いけませんね……どうも、これは。 熱が入るまでの時間が悠長に過ぎるのが私の悪いところです。
[先だっても述べましたが、私は人口に膾炙した書ではありません。大衆の手垢に塗れてはおりませんが、それ故に純粋な力には欠けるのです。 たとえば、血沸き肉躍る冒険小説のように、読者の精神性に多大な影響を与えてきた書でもないのですから]
あるいはこの種の荒事描写に得てたところのある書か…… どちらにせよ、あまり悠長に時間を掛けてもいられませんね。 書記官殿の方の戦況が気になります。書記官殿の方が私より先にやられてしまわれたのではお話になりませんし…
[私は少し考えた末、木陰から半身を乗り出し、男の様子を探りました。]
今使ってしまうには少々早い気もしますが…仕方ないです。 次の一発、魔弾のごとき回避不能にして必中の一撃で、心臓の中心を撃ち抜き仕留めてくれましょう。
(269) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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[響く銃声を耳に捉えど、 恐らく、そちらに目を向ける余裕はなかっただろう。 属性を“書き換えられる”だなどと、 想定外の事が起こっていたのもあって。
さて、男をミスター、と呼びかけた事の意味について。 その出典を幾らかでも嗜んだならば、 込められた意味にも易く行き着いたであろうとも、 …… 無論、男はそれを理解できてはいなかったが]
( 如何に貴方が私よりも戦場に慣れていたとして、 特に、この黒髪の彼は、──── 侮れまい。
退くとしても、ただでは済ますまいよ。 )
[男はそれなりに、矜持の高い人種であった。 さて、あなたの“相棒”はどうだったかな? と、軽口を叩ける知識があれば良かったのだけれども*]
(-170) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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[留められたそれの、胴を、その外殻を弾丸が抉るように掠める。金枝持つ手首を、やはり掠め撃つ、 その命中により、それが揺らぐ、 あるいはまた、切っ先を取り落とす事は、 なかったが]
, .
Cum excusatione itaque veteres audiendi sunt.
[ふと、口から溢れた一節。 そは他ならば零し得る、呻きや吐息の、 欠片に、値するものと―― 聞いて取れたかもしれなかった]
(270) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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[ 書に記しながら、…手ずから記さずとも。 あらゆる事象を全て世界に書き残す記録の書。 万年筆を滑らせるに並行して増える文字は、 自らの視界範囲内に存在するものは勿論のこと
霊子の書架より抜き出した者、 また同じく参照されざる者のいとを …辿り、手繰っていく。 ]*
(271) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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/* ─────────
遅くなって申し訳ない。 本日の襲撃先は如何するべきかの意見募集中也。
『語り手氏』は本日浮上は難しそうだが、 伝奇集と共に同じ視界範囲内に、いることにはいる。 『キェルケゴール氏』はダメージは食らっているが ジェフティが喚び出したという立ち位置故、 私はその点を気にかけている。
『星の王子様』『悪霊』『討伐隊2名』 更新時間を考えると猶予はないので 『パス』も視野には入れているが日数が延びると 多方面への影響もあると考えている。
… 以上だが、どうだろう
─────────
(*22) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 23時半頃
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なにもない空に、紙にかくようなそれは、ややくずれた字でしたし、文としてはとてもつたないものでした。 けれど、『少年』にしては、ずいぶんとなれたふう、でもありました。
“ Ça va corps être lourd, ” ( そのからだは重いでしょう? ) “ S'il vous plaît jetez-le bientôt, ” ( きみたちはどこへでもいけるから ) “ Je peux aller n'importe où. ” ( きまったかたち、なんていらないよ。 )
そのまま、なにものこっていないように見えるだろう字を、ペンのさきでつつきますと、それはまあるくかたちをかえて、せまいはこの中をはねるボールのように、はねるのです。 そうして、ふりおろされたこおり>>238にふれれば、水にもどしていってしまいます。
(272) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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/* ――――――――― 早寝早起き、遅筆陣営故此方も展開遅くまた話し合いの時間のタイミングを中々展開できず申し訳ない
襲撃先に関しては、やつがれは キェルケゴール>語り手とみている ダメージの度合いからしてこの2名を視野かと ジェフティ機関に関しては、討伐隊の中に関係者がいるため 其方を生かすことをメインとして動けば問題ないかもと考えている
王子・悪霊は少し難しいかと (王子はまずダメージがない+悪霊は共闘のオズ落ちの件もあるため) 討伐隊はそこと交戦している銀のが襲撃先決まらず、お任せをメモで言っているのもあり。まだ落とすべきではないとやつがれは思っている
パスは1日くらいならよいかもしれないが この序盤使ってしまうと、終盤で日数のびのびで 皆の体調等を考えるとあまりおすすめはできないかと
――――――
(*23) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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/* このテンション絶対続かないだろと思うけど なけなしの中身透け防止を敷いていくぅ〜
(-171) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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[私の血潮、すなわち洋墨が沸き立ち、臓器の一つに流れ込みます。木陰から身を乗り出し、銃を構えます]
私は虚構と現実の狭間に浮かび上がる迷宮。 私の臓器たる私の一篇はすなわち
「ハーバート・クエインの作品の検討」。
私という迷宮は、この一篇にて虚構と現実の狭間に立ち上る。
(273) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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[この小品において、ハーバート・クエインは「April,March」という小説内小説を執筆しています。これは序章に結末が描かれ、自称以降にその結末に至る三つの前日譚が、さらにその三つの前日譚に至るための三×三の前々日譚が描かれるという小説なのです。
すなわち、私のこの小品中においてはまず結果があって、そこに至るまでの全ての原因がどのような過程を辿ろうともこの結果に集約されていく…
【因果が逆転している】のです。]
(274) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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[彼が次に私の視界に入った時…それが私がこの弾丸を心臓に向けて撃ちこむとき。こちらが被弾をしようが関係ありません。
弾が途中でいかなる軌道という名の過程を経ようとも、「心臓に弾丸が撃ち込まれる」という結果に集約される……論理的に必中の一撃なのです。
何かしらの装甲で防がれたら?相手の力が私のこの現実への干渉力を上回ったら? その時はその時というものでしょう。 私は木陰から飛び出し、彼に向けて銃を構えました]
(対話という楽しみを貴方と分かち合えないのは些か残念ですが、 何しろ死せる書霊というさらに興味を引く方がこちらにはいるものですから)
申し訳ありません、これで締めとさせていただきますよ…!
[彼の姿が見えた瞬間、私はその心臓に向けて銃口を構え、私の力もて「必中」の一撃を撃ち込みました*]
(275) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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/* 伝奇集さんのこの必中弾受けてみたさしかない
ちゃんと心臓にあたりますよ(死なないけど)
(-172) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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/* あまり確認ができておらず申し訳ありません。
パスもありですが、体調の悪い方が多そうな中で日数が伸びるのもあまり良くはないので…キェルケゴール氏襲撃はダメージ量からいっても比較的妥当なところかもしれませんね。
今日村2落ちになるので、どこかで赤2落ちが必要になる部分が出るかもしれませんが。
(*24) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 23時半頃
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けれど、『少年』はこのあつかいになれているわけでもありませんでしたし、かき上げた文字がつたなかったのもあって、ぜんぶがぜんぶ水になった、というのでもありませんでした。
ふりおちてきたこおりは、『少年』のかたや、うで、あしの服ごとを破って、うっすらとうめいなみどりの色をしたものをこぼさせるのです。
「あ、ぅ ……っ! い、たい、 …… っけど、ぼく、 …がん、ばらなくちゃ。」
『少年』はもうはんぶんくらいないていましたが、あきらめることはできませんでした。 だって、もしもかのまほうつかいが、いたいいたい、ってしていたら行く、と言ったのですから。
(276) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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/* ─────────
丘の上以外の戦況記録の参照が 追いついていないので意見はありがたい。 パスも消極的だったので消去させていただこう。
現状、累積ダメージとして『キェルケゴール氏』 必中を放ったタイミングとして『語り手氏』 …落ちロルを考えるとやはり前者だろうか。
赤陣営以外の方々への負担も考え 0時までに他意見なければキェルケゴール氏で メモを貼らせていただこうと思う。
─────────
(*25) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* ────── 元々村陣営が二人分多いので、 人数差については多角減らしも相まって 今はきにすることはないかと>>*24
やつがれは>>*25に賛成を示して今日は眠気に負けるかも キェルケゴール襲撃なら レイが襲撃したほうが綺麗なので、やつがれはパスにセットしておくよ
───────
(*26) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* 今晩は今晩は。 兎にも角にも読み込めておらず申し訳ないのですが、此方はオズさん落ちもあり、悪霊さんは除外かなと。 意見出てますキェルケゴールさんは、妥当なところかと、思います。
(*27) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/*
(くそねみな中で見えたシルクさんにあ〜^ってなってる)
(-173) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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そうだよ、俺は優しい物語だ。
[たとえ その渦中にどれだけ残酷なものが込められていようと]
誰もが望んだ幸せな終わりを迎える物語なんだ。
[かかしは、ブリキは、ライアオンは王になった ドロシーは故郷へと帰った 彼らが再び出会うことがあるかはわからないけれど それでも、それはハッピーエンドだったのさ]
(277) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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それでもね、俺は君にここで果てて欲しくないし 此処は君の果てではないと思うんだ。
なら後出しで意地悪かもしれないけど 言わせて貰おうかな。 君は“呼び声に応えるべきではなかった”のさ ……なんて、助けを求めたのは俺なのに可笑しな話だね。
(278) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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[贅沢?わがまま?どっちだっていいじゃないか。 俺はね、にしの魔女でも東の魔女でも北の魔女でも南の魔女でもない そしてオズなんかでもない。 魔法使いじゃないからさ、少し駄々を捏ねてもいいだろう?]
君は、とっても可哀相だ。 だって、君は退屈の恐ろしさを知らない 求めることの必要さをわかりきっていない ただの書物だと言って全てを終わらせてしまう君を 俺は可哀相としかいえないよ。
[一遍を繰り返すだけ>>97 書物なのだからと終わらせてしまうその思考 全てがもったいなくて、全てが物悲しくて でも何が一番悲しいかなんて 俺がこれ以上にかけられる言葉がないことだろうか]
(279) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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─────。 ダメだよ、そういってる奴こそ生きるんだ。
ハッピーエンドの物語の概念だから 俺は能天気で底抜けに明るいから きっと、君が嫌がる言葉しかいえないのだろうけど
重荷を背負う覚悟がないのなら 覚悟を一旦置いてしまおう それを君が二度と拾わなくたって いいんだよ
少なくとも俺は絶対に怨まないからさ
(-174) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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[難しいことはさ、俺かかしと同じでわからないから (かかしがわからなかったかは知らないけれど) やっぱり、笑顔は崩さないんだ。……少し、苦い笑顔だけどね]
ああ、でも。やっぱり納得してくれないかぁ。 うーん、難しいね。人を説得するのって。
対価交換をもちかけても君は応えてくれなさそうだ
[逃される者を、否定されてしまうとなると 困ったね、と小さく声が零れる 伸びた金枝が反射するのに、内心焦りが滲み始める>>147 ただ、頷いてくれて逃げてくれればいいのにって]
(280) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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ですから、『少年』はなおも手をうごかしました。 そういうことはにがてですが、しなければならないのなら、がんばらなくてはいけないのです。
“ Se sentir à l'esprit, ” ( ココロで感じるなら、 ) “ Vous pouvez sûrement le voir. ” ( きみにだって見えるでしょう。 ) “ Si différent, monde invisible. ” ( ちがうなら、見えないけれど。 )
そして、同じように、ペンのさきで空をつつくのです。 すると、 “バラのとげ” そのもののような玉にかたちがかわって、その人のかさをもっている手へととぶのです。
同じことをつづければ、手が分かってしまうことなんて、『少年』には分かっていませんでした。 *
(281) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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俺は君に君の死に場所を提供しに呼んだわけじゃない。
[忌々しげに覇気捨てる言葉を聞きながら そこだけは、否定をさせてもらおうか>>197]
呼んでしまったのも俺。応えたのは君。 応えの対価として死に場所を提供するなんて
俺はお断りだね、他の人に頼め。
[広がり始める水場に、目を細める。 そして、また引き絞られる弾丸の数を見――]
(282) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/*匿名メモがないだと…?! 不慣れ透け透けマウンテンや
(-175) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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[ああ、夜が来る>>255 夜とは、一体なんなんだろうね どうして人は夜を恐れたのだろうね 悪霊が出るから?死が這いよるから? そんなもの、俺の物語に存在しないよ] 獣を恐れ、隣人を恐れ 恐れるだけの物語なんて疲れてしまいそうだ
夜はね、それ以上にロマンがあるんだよ たとえば、煌く火の回りを踊るんだ 星が降る夜ならば、その踊りも楽しくなるだろう
夜は死の象徴だけじゃないさ
[ほら、こんなに幸せなものがあるだろう? 暗い話に、明るさを混ぜ合わせて 幸せを創り上げてしまおうじゃないか]
(283) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* 真実ははじめからひとつしかないと決めつけているかのような声(?)
こうか!?
(-176) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* そこ落ちか...落ちか
(-177) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* 襲撃そこかーーって気持ちと、そこだよなぁーーーって気持ち。 初手落ちぶんどりにいけるフットワークがほしい。
(-178) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* 最後まで残れるキャラではないので 早めに落ちたいとは思っている いる
(-179) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 00時半頃
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/* 研究員の方と接触できなかった〜〜〜。 何か加護を飛ばしたい、が、 属性反転してるから加護〜〜〜〜〜〜。
(-180) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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/* 仮眠から目覚めたらアンティ落ちになってる!ひいい そして属性書き換え攻撃に中身が恐れおののく。
Q.このひと属性書き換えされたらどうなるの? A.ロゴス・イデアの人格がいるのでそっちになります Q.誰? A.ホームズ。中身が死にます。
元々属性設定悩んでたから……から……!
(-181) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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/* わふんわんわん こちらの戦闘が動かせていなくてすまない 現状パスで襲撃はお任せしている。
(*28) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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[何を言ったって何をされたって崩れない、 鉄壁の表情を己は持ち合わせていない。
星灯りすら見つけるのに難儀しそうな真っ暗闇の中で、 獣の爪音が聞こえたならみるみるうちに苦虫を噛み潰したみたいな顔になる。>>173
――ああ、まだ言いたいことも訊きたいこともあるというのに。
もうひとつ、足音――こっちは靴音だ――が爪音を追っかけるように跳ねて、>>184 吹きおろしの風がすぐそばを舞ったように感じた。>>185]
(284) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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[だからね、トンとまた石畳を蹴って 悪霊の彼の前にこの身体は出て行くんだ どうしてか?そんなん、なんとなくさ。 誰かの死に場所を作りたくなかったからかもしれないね]
猿の手は 最後に持ち主を不幸にするんだったっけ なら、最後を使わずに終わってしまえば
不幸にはならないのかな、なんて
[メイスの実体化を解き 金枝を今立にしているだろうか、彼の前に両手を伸ばして にっこりと笑おうか]
(285) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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読んだ 一つ、君を呼んだのは誰?
二つ、君以外に悪い子は何人いるの?
これで4つ。答えてくれるなら俺はもう願わない。
対価として俺の洋墨をあげる。
(286) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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[満足のいく取引じゃないかな? 狂うよりも先に、不幸を知るよりも早く 誰かに忘れられてしまうよりも先に
……ああ、もしかしたら、勝手にまた取引しやがってと 後ろにいる彼は怒るかな]
何度も言うけど、死に場所を俺は提供しないよ 他人なんだから仕方ないよね?
ああ、でも…………
[振り返って、最後に笑おうか。]
(287) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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…………、 君とは、友達になりたかったなぁ
[何処か、少しだけ後悔を残した そんな色]
(-182) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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[ウツギのむき出しの左手が獣の腕を掴めなかったのなら、 獣の腕は咄嗟に動けなかった黒瀬を軽々ととらえることができるだろう。
黒瀬の身に爪牙が届かず、 おっきな姿が隣で押さえつけられたなら―― ポケットにしまった携帯端末を再び取り出して、 ライトをオンにしてその明かりで周りを照らすのを試みる。 夜目はきかず、また、霊子の灯りも眼鏡のかかっただけの両眼には捉えられないものであるから**]
(288) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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[――もし、そのまま対価を受け取るのであれば 何の抵抗も、することはないだろう。
ドロシーでも、かかしでも、ブリキでも、ライオンでも 北の魔女でも、東の魔女でも、西の魔女でも、南の魔女でも そして――オズでもなく、同時に、彼らでもある
“オズの魔法使い”はその身体に流れるエメラルドを零して 最後まで、笑いながら 最後まで、幸せな終わりを望みながら
ちょっとの後悔を残して霧散する]
(289) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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忘れないで 誰にだって幸せになれる魔法が使えること
忘れないで 奇跡は直ぐそこにあるんだってこと
――――忘れないで オズの魔法使いがこの世界に、ほんの少しでも存在したことを **
(290) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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/* なんか確実にうかつな行動をとってる気しかしないんどこう〜〜〜やべえ〜〜〜〜(ナカノヒトの情緒が安定してない)
オズの魔法使いさんいいキャラだった……この惜しいやつをなくした感
(-183) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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/*
オズくん(霧散)
(-184) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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/* めも ミュトス・リアル:ワトスン←イマココ! ロゴス・イデア:ホームズ ロゴス・リアル:ドイル ミュトス・イデア:該当存在なし(消滅)
こうかな。 使う機会があるかはともかくとして 来ないといいな中身が死ぬ………(カタカタカタ)
(-185) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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/* 『私』の一人称:ワトスン 『僕』の一人称:ホームズ 三人称:ドイル
(-186) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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/* 先に消滅ロールを書いてたんだけど、 7発言になってしまった。
加護飛ばそうとしたらそうなる(なる
(-187) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[それは、ある種の民話に沿おう。 またはある種の神話に沿おう。 思った そう、その寓話を見て、それは、考えたのだった]
(291) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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/* 明日7時起きだったな。 ちょっと流石に、 書く時間の事を思えば先に寝た方が良いのかもしれない。
(-188) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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[ただ書物なるを憐れむその、それと異なり情感に満ちた、「物語」なる姿に。 それが再び眼差しを向けたのは、「夜の明るさ」を語る声の、末尾。夜は死のみにあらずと紡がれた、そのところにて]
夜は死ならずと、 呪術ではあらず、信仰でもあらず、 語る。
物語る、物語は、詩人に近しい。 そう、その形は魔女ならず、 善き魔女ではならざる者なれば、
それは「詩人」とも呼ばわれて、 流れる時を喪った後には、 無辜にても地獄に堕とされ得るものだ。 かのウェルギリウスの、そのように。
(292) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 03時頃
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[ 間違った世界における正しさとは何か。 ────そのような議論に興じる事はない。
( ……何故? )
心に巣食った絶望の鏡を覗いたところで、 黒水晶に映し出された “ それ自体 ” を 参照されざるモノ、そのものを視てはいない。
( … けれども、 )
凍りついた鏡面の、その真下。 ]
(293) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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( 哲学 、という分野から紐解けば その磨かれたレンズで映し出し、 “ 影響 ” されることも ───
… イフと成り果てたなら、>>213 それは選択できない糸だった
世界をイフにしてはいけなかった )
(-189) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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[ 封をされ、また開かれることもなく。 交じりあった深菫が、彼の抱いた絶望を 刹那であれ …見せることがあったなら>>254
何をも映さない黒水晶に、 残像の一つでも結んだなら───
日記という資料に残された足跡を、こころを、 指でなぞるより深く、埋め込まれたのだろう。 想起させられた絶望の内に潜在化して。
心を削り続けたなら──磨り減ってしまえば、 いつか、今は覗きこまずに済んだその絶望に 直面する種が、植わる事となったのだろう。 ]
(294) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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( 喪失から想起した現実が、 本来の姿を取り戻しつつある魂が、 変質と変容を繰り返す虚無が、
風吹けば終焉に墜ちるばかりの葉から、 芽吹かせ、花咲かせ、現実を結ばせようと … 根を、枝を、幹へ伸ばす。
既に過ぎ去った時の者には 狂気の沙汰とでも、映るだろうか。 順序を、摂理を、運命を、書き換えること。
誰に理解されなくとも、構わない。 )
(-190) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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[ 悲しみはない。憎しみもない。 滲んだ世界で向き合った者に対する感情を、 “ 何 ”だと分類出来るほどの余裕もない。
何にも染まらない深淵の色、 何にも薄まらない絶望の色、
流し込んだのは此方であるのに 言の葉に括られ、熱無い苦悶に喘ぐのは それもまた、他ならぬ自分であった。>>257 ]
(295) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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…… 私は、 私は、君が
[ ひゅ、と灼ける喉元から漏れる音を隠すように 五指を細首にあてながら、掠れ呻る。 続きを紡げば押し殺した動揺が再発しそうで、 それ以外の余計なモノごと溢れ叫びそうで、
───── 空を嚥下する。 ]
(296) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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[ 滲んだ視界を振り切った先、 ノイズ奔った氷雪と揺らいだ十字の鋒は、 彼の内に起きている事態の証左。>>258
歴史に記録された彼の足跡を辿れば その在り方に致命の毒とはならずとも 大幅に力を削ぐことは出来る。
記録を続ける書物の一片 セーレン・オービュエ・キェルケゴール 万年筆を奔らせ、彼の名を記したなら… ]
(297) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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[ ──── 転じる。>>261 ]
(298) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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[ 境界の青は夕暮の赤橙に。>>260 反転して再構成した焔の十字剣が迫るのを ────それは黄昏に惹かれるように
トン …と静かに一歩、自ら近づいた。 黒髪が影を引き連れ、ゆったり揺蕩う。 ]
… つ 、ぅ
[ 胸を貫き、深く沈み込んだ紅蓮の夕。>>264 青であった頃よりも力を削がれた剣持つ手に 血に塗れた自身の手を重ねようとしながら 視線交わらずとも、黒水晶は紫菫を見つめ ]
(299) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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【 そうして────… 夜が訪れる。 】
( 夕の赤橙が沈んだ先には 星も月もない暗闇が広がった )
(300) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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私 、わた、しは 君が …君、 が
ッ だい、…■ ■ ───だ
[ 唇から零れる赤と、黒水晶から伝う無色。 脈動を止めた赤の臓器が黒で構成されるまで、 唇は呼吸ではなく、言葉を紡ぐ為にあった。 ]
( 手が重なっていたならば、 そこには一切の温もりもない。 …氷原に悴む前から、ずっと )
(-191) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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[ それは夜であった。 夜であると錯覚するような黒であった。 たった二人分の、刹那の夜。
近くにいる者達には、影が重なった瞬間、 黒髪が彼を取り囲むように覆い広がって 収束するように見えただろうか。
背後から身体を穿とうとして、 抱擁にも似た黒髪の杭が迫った。 ]**
(301) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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[語る、かたる言葉を、今度は彼に向けかけて――開いた唇を、ふと閉ざす。その、向けられた言葉を聞いて。 対価を差し出す、 対価を乞う、 交換を持ち掛ける言葉を、聞いて、 ……沈黙する]
………… ――
(302) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 03時半頃
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…… 私は、 その契りに、応じよう。
私は私の求むるを君より得よう。 私は君の求むるを君に与えよう。 その定めを、私は、是としよう。
この交わされるは、 破られる事はけしてないだろう。
そう、死にも、悪霊にも、 あらゆる外なるものに、 破られる事は、けしてないだろう。
[一ときの、沈黙が過ぎて。 それは、厳かに、応じ、語った。 絶対を――「語った」。]
(303) 2018/10/14(Sun) 03時半頃
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/* 夜勤中必死こいてロル書いたけど 間に合わなかった…ごめんなさい……!
(-192) 2018/10/14(Sun) 03時半頃
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/* 夜が被った!と思ったけど許して金枝篇たん…
(-193) 2018/10/14(Sun) 03時半頃
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――私を喚び起こした者は、 王ではあらず、山羊でもあらず、 「書記官」である。
書物を集めたる者ら、 その内より叛逆せる、 者である。
[語る、半ばには、彼に。 そして近く在る「悪霊」に。 眼前に、無貌なる人型の印象が、霧に色付けた如きかそけきに、浮かんだだろう]
――私の他に在るは、 同じく書物なりて開かれたものが一冊、 そして、書物なりても「開かれない」もの、 「焚かれた」ものが、 二冊、ある。
(304) 2018/10/14(Sun) 04時頃
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[秘匿を科せられたわけではなく。 自ずから科する裡もなく。 目的を果たすばかりに在るそれは、 対価たるを、口にする]
[そして、それは、 金枝を伸ばす。
金枝を、より強かに、より鋭く。 短剣めいた形に変えて、 ――投擲する。開かれたその手から、金枝は飛び立つ、ひとりでに投擲されていく。宙を切って、 真っ直ぐに、その「物語」の胸へと、進んでいく。 盲目の神が唆され下した、悲劇の一撃のように、 外れる事なく、 切っ先は、 貫く。
それは阻まれる事はない。悪霊の手が伸ばされようとも、「悪霊」の弾丸が放たれようとも。破られぬ契りとして語られた、その達成は、阻まれはしない]
(305) 2018/10/14(Sun) 04時半頃
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/* 待ってごめん薄々察してたけど能力被っててグヘヘってなってる
(-194) 2018/10/14(Sun) 04時半頃
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[――そして、 その「物語」は、 「オズの魔法使い」は、霧散する。
最後まで、笑顔を残して。
寓話は、 美しいエメラルド色を咲き開かせて、 消える、
洋墨に、戻る]
(306) 2018/10/14(Sun) 04時半頃
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[その洋墨は、彼を「殺した」金枝へと吸い込まれ、消える。金枝は、それの胸元へと、突き刺さるように戻り来て、淡く輝きを零し散り、形を失う。 蒐集の書物たるそれは、 それをその頁に、蒐集し、]
……、――
[一たび。 眉を僅かに寄せ、唇を震わせて、 「不快そうな」顔を、*した*]
(307) 2018/10/14(Sun) 04時半頃
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……
…………
………………
(*29) 2018/10/14(Sun) 04時半頃
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彼女の銃弾にはそれなりに抉られた>>268。 けれども纏う服は黒く、私の霊子も色味が近いから、 彼女にそう見えなかったなら強がりの甲斐もある。
( 書記官をしきりに気にしているから、 黒衣の消耗した様子から判断すれば 何か決め手を出してくる可能性が高い )
じり、と一瞬の緊張が私達を包み、 私は彼女が口にした『必中』の語句を拾う>>269。 心臓に当たるというなら、まず消滅は免れまい。
───── 何も手を講じなければ、の話であるが。
(308) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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私は伝記作家であった。 伝えるのは、おもに友人の思考や魅力であった。 彼の言の葉は強く、読者を惹きつける力を持つ。 発言者当人の持つ輝きを、雄弁に示している。
私は論理家ではないが、彼の言葉を書き記した。
だから私は、登場人物でありながら作家として 『過去に私が綴った言葉を力にする』事ができる。
(309) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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「 ならば今いちど、私は語ろう。 ───── 彼の言葉を。 彼の公理の一片を 」
( アイデンティティという面では>>267、 むしろ此方が本命≠ニ云っていいだろう! )
(310) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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/*
心か
が現実味を帯びてきました
(-195) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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“ When you have excluded the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth. ”
“ あり得ないものを取り除けば、 何が残ろうとも、いかに信じ難いものでも、 それが真実に違いないということですよ ”
(311) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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あり得ないものを取り除こう>>275。
(312) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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弾丸、それ自体はあり得る存在だ。 模倣といえど、彼女の能力の一片だ。 私達という存在がこの場にある以上、 白銀の弾丸の『実存』は取り除けない。
では『必中』とはあり得るものか? 反動は?距離は?抵抗は?射角は?
数学的計算ならば弾き出せようが、 私の動きという不確定要素は流石に この一瞬のみでは算出出来ないだろう。
(313) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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/*
>>311>>312かっこいい.......
(-196) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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/* 伝奇集の
>私は虚構と現実の狭間に浮かび上がる迷宮。 >私の臓器たる私の一篇はすなわち
タイトルからの
>私という迷宮は、この一篇にて虚構と現実の狭間に立ち上る。
これがとてつもなく好き
(-197) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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──── よって私は、弾丸の『必中』を取り除く。 『必中』という因果逆転のみを取り除く。
(314) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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/*
あーーーーワトソンさんのロルすき...すき
(-198) 2018/10/14(Sun) 05時半頃
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目には目を、歯には歯を、と云うのなら 論理には論理を返そうじゃないか。
もっとも“ 私 ”は論客ではないから、 論理的思考者の言葉を完全に操るには至らない。 それでも認知度の高さにてカバーされて、相殺。
純粋な力の暴力と、彼女は思うだろうか。 とはいえ弾丸は残ったから、痛み分けである。
【二つ目のコトダマ使用により低下】
オーソリティ:SS→SS- (もう一度使うとSにランクダウン)
(315) 2018/10/14(Sun) 05時半頃
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彼女の一撃と同時、私の銃口も火を噴くだろう。 数は相手と同じく一発、今度は心臓を狙い返す。
無論、私は躱そうとする。 因果の軛から解かれても、依然狙いは心臓なのだ。 しかし、やはり間に合わず被弾はやむなしであった。
「 く、執拗に心臓を狙うものだ……! 」
命中したのは、心臓ではなく左肩>>275。 身を捩るにも時間が惜しく、屈む事を選んだ結果だ。 今度ばかりはさすがに次に銃を構える折の挙動で、 それなりのダメージは窺い知れるのだろう。
無意識にボーラーハットを深く下げ、 再度撃ち放とうとした処で、視界の端に映るのは。
(316) 2018/10/14(Sun) 05時半頃
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「 ────── アンティ! 」
刹那ばかりの夜、いや、黒であった>>301。 二つの影が重なったかと思えば、 広がるのは闇夜めいた射干玉の髪であった。
哲学者の十字剣を鮮やかに彩っていたはずの 境界の青は、気づけば落陽の色に燃え盛っている。
彼の身に危険を感じ、私が呼んだのは『仮名』。 『死に至る病』の名義はキェルケゴールではなく、 アンティ・クリマクス≠ネる仮名での出版だ。 もっとも、黒衣は彼を見破ったのだから>>297、 秘匿工作は意味がない事を、私は知らないけれど。
(317) 2018/10/14(Sun) 05時半頃
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これは、明確な私の隙となったのだろう。 次に狙いを定め撃ち込むまでのタイムラグは大きい。
それでも私は元々こういう性分だったし、 厭っても、捨てたいと思ってもいないのである。**
(318) 2018/10/14(Sun) 05時半頃
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(『人間が不幸なのは、 自分が幸福だってことを知らないからです。』)
( 『それがわかれば、人はたちまち幸福になれる。 その瞬間から。』)
(飢え死にする人がいても、女の子を虐めたり、 辱めたりする人がいてもそうなのか、とぼくは聞いた。 キリーロフは「いいことです」と言い切った。 赤ん坊の頭をかち割っても、 『かち割らなくてもいいことなんです』
────そう、彼は言い切った。)
(319) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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[その渦中に『あるかもしれない』残酷さを、 読めてはいない<事件>とその<関係者>は その国も、その結末も、恐らくは対照にある彼を しかし、静かに見もしていた。]
自分が「幸福」だと思えば、人は幸福になれる、と。 そう言った人もいましたね。 それでも結局ぼくは、(恐らくは、”その人を含めて”)
...『誰も救われない<事件>』だったようです。 (─────────そう解釈された。)
[<きみのようなものでもない>とでも挟まれた恣意は、 その内容をそれ以上に明らかにすることもなく 一度、口を閉ざし──────]
(320) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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...いいことを言いますね。 どうやらぼくは...、あなたが好きになれそうもない。
[そうして浮かべられたものは、 これまでとは別種の笑みであっただろう。 (シャートフに同じことを告げたときの、 冷ややかさともまた違っていたのだ。) そこに含まれていたものは何だったのか。 語り手である『わたし』には分からない。]
そうかもしれない。それでも、<悪霊>をここに 呼んでしまったのはあなたの責任だ。
(321) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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バッドエンドとデッドエンドばかりがあった<事件>に、 ハッピーエンドの理論で語るのは、 ナンセンスではあるとは思ってはいるけど。
...、...さあ、どうなんだ?
そう言ってぼくが重荷を捨てようとしたら、 きみだって、 『ニコライ・スタヴローギンは人でなしだ!』と 叫ぶことがあるのかもしれない。
『絶対』も、『永遠』も────語るのは簡単だ。
(-199) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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...そして、そういう奴が生き残ったからこそ、 『あの事件』は救われなかったのかもしれませんね。
( 「 ...きみは、それでいいのか? 」 )
(-200) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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/*
自分語りばかりになるやつを殴りたい
(-201) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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霊が属性を“ 書き換えられる ”などと、 そんな事態に遭遇すれば、狼狽えるのは道理だ。
論理にて結論へと至るのか、 物語にてなにかを語るのか。
現実に在るものであるか、 理想の元に生まれたのか。
属性とは単なる攻防の相性などではなく、 顕現した書の霊達の、方針をも指し示すのだから。
(-202) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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─────ひとつ、“ IF ”の噺をしよう。
(-203) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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かつて誌面で繰り広げられた、ある探偵の物語。 その中のワトスンは本来、寡黙な記録者である。 口数よりも、“ 相棒 ”の推理に先回りしない点で。
彼は論理家ではなく、医者で、伝記作家である。
彼が綴った───設定上そうなっている─── 推理小説は、一纏の物語《ミュトス》である。
読者に寄り添い、ごく平凡な思考を行う語り手。 超越した思考を持つ探偵と、常人との架け橋。 限りなく現実《リアル》に近い存在として、 ジョン・H・ワトスンは描かれた、と言っていい。
表出しているのは、地の文の八割程を占める彼だ。
(-204) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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では、その属性が反転したならば?
地の文は、論理≪ロゴス≫に基づく思考者で 同時に、理想≪イデア≫の人物像へと変化する。
小説内の“ 三人 ”の語り手の中、 該当する存在は────ひとり。
“ 彼 ”の存在が仄めかされるかは 未だ分からない、未来の話なれども。
(-205) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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その未来は存在し得るのか。 答えは今、この急場を生き残るかに帰結する。
私の“ 相棒 ”もまこと気高き人物であった。 依頼人が無碍に殺されれば、激昂すらした程だ。 彼ならば『確証があれば、相打ちをも選ぶ』 それを私は、ある事件によって思い知っているが。
“ 私 ”に今、ここで果てる心算はなかった。 唯一のジェフティの霊が窮地にあるというならば、 こと情報面にて、誰かに共有しなければならない。
(-206) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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[ところで、<退屈の恐ろしさ>と言うのは、 何よりもスタヴローギンは知っていた。 >>97>>279彼らの話の一旦にこそ耳をそば立てながらも、 >>282発された否定にはただ一言。
少しだけ驚いたようにも目を開いてから こうとだけ、言い落とした。]
────そう見えるって? おれは、...<時>を待っているわけじゃない。
(それはその思考を出汁に、 『生贄』にされたキリーロフのようなものだろう────)
(322) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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それに、だ。
( よりにもよって、 デッドコードらしき霊に云われるとは。 逃げてくれ、だなんて殊勝な事をね )
友人は、やや生への執着が薄いところがあった。 ならば私は、極力足掻いてみようじゃないか、と。 実行出来るか否かに関しては、まったく別の話だが。
果たして、私の感傷だろうか。 デッドコードである事と、洋墨狩りに加担する事、 それから初対面の私に、自分から警告を発する事。 三点は果たして両立し得るのだろうか、と。
尋ねたくて、ついぞ訊けなかった、私の独言だ。**
(-207) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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[唇を噛むばかりで、青年は黙ってしまった。
しかし、その時の特筆するべき場面と言えば 間違いようもなく、その後だったのだろう。
>>255訪れさせた『月』の欠けた夜に、 >>260>>265引き掴む影法師ごと 嘆息ともつかぬ呼気を落として向けた銃声のあとだった。]
(323) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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(Cum excusatione itaque veteres audiendi sunt.
──────”そして理性をもってして、 古人の声を聞け ”)
[>>270呻きや吐息、 ひとのそれに値するものだとすれば、 随分形を持った言葉の一説を耳にしてはいたが それよりも、スタヴローギンの意識は 外を向いてしまった。
>>283 夜に溶け込ませる混ぜ込んで叩かれる石畳と、 足元に広がった浅い波紋の音に──── そして、前に出るその影に。]
(324) 2018/10/14(Sun) 06時頃
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[何度目かの驚愕こそその目には無かったが、 解かれたエメラルド・カラーと 伸ばされた何も持たない腕にみるみる顔を顰めていた。
それでも、夜が晴れることはなかった。 取り憑くようにしがみついたものたちだけ、 みるみるうちに人型を崩して靄に帰ってはいったが───]
(325) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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───────── 人に対する愛 人類愛でも、隣人愛でも、ただの愛でも そんなもの、W彼Wには生まれなかった。
だが、彼はW■Wを心の底からあいしていた。 八つ裂きにされて尚も震える指先を伸ばし 紙に滲むインクごと抱き締めてくれていた。
(326) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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(...もしもあなたのにらんだとおり、>>287 そのとき腹を立てることがあったのなら、 ”誰に対してでもなかっただろう。 )
[ひとつ、猿の手の指を 一気に折るような、その提案がされた時。
彼の表情は背中が影になって とくに、夜の深い中では誰にも見ることは できなかったはずだ────────。]
(327) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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──── たったそれだけで 吾には、刻まれる千年の歴史より 星の如く煌くジェムストーンより 価値があると思えたのだ。 ……
(328) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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(この瞬間、えも言えない、”あの”、 『途方もなく恥辱的な、際限なく屈辱的で、 卑劣で、とくに滑稽な状態』が 湧き上がってきた──────)
(-208) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[後ろで組んだ腕を握り締めて、 しかし、此度スタヴローギンはその手の中から 銃影を消すことはなかった。]
(329) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[私の抱いた絶望もまた、 きっと霊子の海は記録している事だろう。
生きる事は、長らえる事は、 ──── きっと、罰である。
七人兄弟の末っ子として生まれた私は、 決して長生きはしなかったが、 ただひとり、長命だった兄を除いて 全ての家族を看取る事となった。
三十四よりも齢を数える事はない、と、 私が思い込んだのもその点であった]
( 私にとって、三十四の誕生日は 世界を引っ繰り返される日だったのだ )
(330) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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( その日を越えても、なお 私はどうして、生きていたのか )
[嗚呼、妻と子を、娘の死産を。 立て続けに見送り続けた父もまた、 私と兄に看取られて眠りに就いた。
確たる罪を抱いていた父でさえ、 私達を残して神の許へ向かったのだ。
……──── では、私は?]
(331) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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|
[その答えを生前に男が得たかどうか。 それについては、筆を置くとしよう]
(332) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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(あなたの提案の全てが終わった時、 その背から、こう問いかけた。)
[恐ろしく、 (あるいは何かを閉じ込めたかのような) 情感のない声で。]
「 ...それもきみの”ハッピーエンド”なのか? 」
( きみ自身はそれで「幸福」だと思えたのか? )
(-209) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[心なるものを揺らすのは、 何より人の抱ける精神である。
その黒水晶を滲ませる苦悶を>>295、 細い首の内側に押し込められた言葉を>>296 正しく表現できるのは彼だけだ。
嚥下された感情。 惜しむようにも、紫菫は細められる。 ──── 変質の燃えるような軋みの中で]
(333) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[刺し貫かんと迫るその焔十字へと、 進み出るその姿に僅か目を瞠った>>299]
…… っ、何故
[と、問う迄もなく。 血に塗れた彼の手が、十字を握る手に重なる。 それは、ひどく冷たかった。 もとい、人らしき温もりが欠落していた。 視界が一挙に、翳る>>300。]
(334) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[間近に見据えた黒水晶。 零れる無の色に目を惹かれた。
吐息も混じらぬ、血塗れの言葉。 掠れた音のその裏側がどちらであれ、 私は薄っすらと微笑んだであろう]
(-210) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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|
[彼方で響くコトダマも、 最早、遠い出来事のように思えた。
警告めいた、声が響いた>>317]
( ジョン、────…… )
[呼ばわる、その名は。 男が男に与えた名の、そのひとつ。 誰かが実際にその響きをもって 男を呼ぶ事のなかったそれであるが。
言霊は力を持つ。 “アンティ・クリマックス”は そのひと言で実在を証明できただろう]
(335) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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─────。 ...きみがそうしたいのなら、ぼくは何も言いませんよ。 ぼくは命じられて”与えられた場で” 自殺する人物でもなかった。
ただ、分からなかっただけだ。
(336) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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ぁ、が ッ ──── 、 は っ
[落とされた夜の帳。 漆黒めいた影が薄い背へと突き刺さる>>301。
ざり、と石畳を踏めど、 踏み止まる事も叶わなかった。
彼の身を貫いた十字剣を握り締めた侭、 ぐらり、と身を傾がせて。 唇が吐き出したのは赤橙の洋墨。
──── そうして、悟った]
(337) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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…… ふ、 ここ まで か、 な 、
[口一杯に広がった洋墨の味に顔を顰めて。 左手で、胸を貫いたその黒髪を撫でた。
《核》を貫かれた身が淡く霊子を霧散させ始める]
(338) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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....。 そして、 ぼくがぼく自身を”今度こそ” 許せるようになりたかっただけだ。
────しかし、きみもばかで、もの好きだ。
(-211) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[後悔の残る声色を前に、 ほんの少しだけその声の温度をこう、 感じたかもしれない。
────”生緩くなった” と。]
(-212) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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だけ ど、 最後に、ひとつ、謳わせてもらおう、か
[揺らぎ始めた輪郭が、最後の光を帯びた]
(339) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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野の百合、空の鳥
(340) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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野の百合を見よ 空の鳥を見よ
私達は思い煩う事ができるが故に 明日への不安を覚えるのだ 人は不安を覚えるにおいて 確かに他より優れていようが
──── 故にまた忘るるなかれ 野の百合の如く生きることを 空の鳥の如く生きることを
(341) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[後世においては他より知名度は高くはない、 男の宗教的著作『野の百合、空の鳥』]
( 世界とは不条理である。 だからこそ、人は不条理なる神に 縋らずしてはいられないのだ ──── )
[その題からも分かるように、 それは聖書のくだりを引用して書かれている。
宗教は、時に理性を超越する。 感性的なるもの、倫理的なるもの、 そのふたつの上に宗教的なるものを 男が置いた理由はただ単に。
男がキリスト者であったからだろうか ────]
(342) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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( …… 生きたまえよ きみ達は神によって見守られている
亡霊によって脅かされるべくはない きみ達の生は尊いのだ )
[閉ざされゆく夕映えに、 焔の如く羽搏く鳥達の姿があった。 赤橙の煌きは石畳の街へと。
書霊によって脅かされようとしている 人間の姿があるならば、 彼らの上に光を投げかけるだろう。
それはただの一度、 彼らを守る加護となろう]
(343) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[そうしてまた、 輝くように斜陽の光を弾いて、 ばら、と胸より赤橙の文字がぶちまけられる。 石畳を外れ、野に転がり落ちたなら。 溶け入るように秋草の中へと消えていく。
ややあって。 季節外れにも咲き乱れたのは 純真の白を纏った百合の花々]
(344) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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|
ニコライ、ジョン それから、見も知らぬ無辜の霊達 なにものにも染まるなかれよ
野の百合の如く綴られたきみ達は きみ達で在る事に意味がある
[一陣の風がその花弁を巻き上げる。 丘の上に舞い上がったその白百合の花弁。 その香りは辺りを包んだ後、 丘を下って石畳の街へと降り落ちるだろう。
その霊性を脅かすもの。 例えば、属性を“書き換える”ような 攻撃に対する耐性を与えよう]
(345) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
|
|
[震える手を、そっとその白皙へと伸ばした。 その頬に触れたなら、冷たく濡れたその無色を 拭う事はできたであろうか]
…… 絶望の果ては己の中にしかない
世界を書き換える事で きみを取り巻く環境は変わるだろうが
きみがきみの絶望に対して出す答えを 私は見てみたいと思う ね ……────
(-213) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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|
[霊子を繋ぎ止める術は失われ。 金糸と、紫菫の衣装が淡く揺らいだ。
輪郭が崩れ、霊子の霧へと融けながら]
…… 神よ、世界は不条理だ
されど、それ故に 私はあなたを今も信じている
(346) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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すべては あなた の …… 御心の …… 許 に ……
[ばさり、と舞い散ったのは紙片であった。 変質した洋墨に塗れて、 最早、何が書かれているのか、 判別もつき難い有り様であり。
その本体となった書は、黒糸に貫かれ、 ぽっかりと大きな穴を空けていただろう ────**]
(347) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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そう、だけど、もう... ぼくはあなたにこれ以上は、『何も言いませんから。』
(348) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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[そう言い終われば硬く瞳を瞑ったすえの、 それでもほんの少し成立された契約に、 戯れに向けかけようとされた銃口は 結局終ぞ、腕を解かれることすらもなく。
>>305>>306語られたものの果てに、 一刃、添えられた『結末』が風を切る音ころには そのあと全て、開いた瞳の中に観測していた。]
(349) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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[>>287
とん、と一歩を引いた足が、 見るつもりもなかった笑顔と鉢合っても それでも、『何を言わない』と言った戒めを とくこともなく、その顔を顰めるだけで────]
(350) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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( ...幸福とは、いったい何なのか。 )
(351) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 07時頃
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[うつくしく輝くエメラルド・カラーが、 夜に燦めくのに合わせて夕日が戻ってくる。 夜は明けた。
目の前にある姿がなくなり、 世界が開けた後、>>307再び金枝を手にし どこか<不快げにも>情感を帯びたような顔に 向ける興味は今は、なかった。]
(352) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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...”そうしたのなら”、
そしてこのぼくは、 きみが残そうとしたものを、 無意味に出来るというわけだ。
(与えられなくても、. ”もしそう考えていたのだとしたら”、..たとえば、 ”いつか不意に浮かんだ新しい考えのように” ピストルでズドンとこめかみに一発打ちこめば それで終わるかもしれないのだと言うのに。)
(353) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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/* なんてものをブン投げてるんだと云われそうだが。 やって、みたかった、落ち際に投げる加護。
宗教系のネタを出せるとは思わなかったので、 かなりの突貫だし粗もありそうでひゅってなってる。 「野の百合、空の鳥」は昔翻訳が出てたらしいけど、 今じゃもう手に入らないんだよ。 全集には流石に手が出せなくってさ。
(-214) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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[突然、可笑しげにも笑った。]
(354) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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は、は、は...
─────そうですね 「重荷を求めておきましょうか」
(今は、いつかのように。 あの<事件>でそう言われることもあったように。)
(355) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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/* 何はともあれ。 各方面に感謝を。 ラスト駆け足過ぎてかなり力技してる気がするけど、 怒られなければ良いなの心でお墓にダイブする。
お疲れ様でした。 見守ってます。
(-215) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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[──────>>345一度、吹き抜ける風に、 数秒前とは”気が変わったかのような”言葉と 踵を返そうとした。
無防備に、背を晒して。]*
(356) 2018/10/14(Sun) 07時頃
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