25 仮面舞踏会
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
アイリスはローズマリーを占った。
1日目の夜、ローズマリーに魔鏡を差し出した。ローズマリーは人間のようだ。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヴェスパタインが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、アイリス、コリーン、ディーン、ベネット、ワット、オスカー、フィリップ、セシル、ヨーランダ、バーナバス、ローズマリー、ルーカスの12名。
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 01時頃
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だって、私はいま 生きている
そう、実感出来る一瞬は貴重だわ?
[五感の何処かで感じられれば たとえ其れが痛覚でも、嬉しいこと。 座り込む女は、茶会に呼ばれていた頃 姉の傍で快活に笑い声をあげていた少女とは 似ても似つかない]
温もりはわけてくれなかったんだもの。
(-0) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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/* いきなり亡霊\(^o^)/
(-1) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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まあ、原因は貴方でしたの?
[男>>457を見て、少しだけ非難の色が滲む声。 けれどその慌てようを眺めていると、あまり追い討ちをかけるのも可愛そうな気がして。 彼が足を診やすいよう、少し距離をとった]
具合は分かりますか?
(0) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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/* ああ、恋心ではなかったか。 シリィをアイリスと勘違いしたままの人、ってことだな。 おいしいポジション。
一人で盛り上がっていた私、乙 である。 いやでもマジ驚きすぎていたんだな。なんてこったい。
扱い方が上手いよセシルん。 個人的に亡霊候補に踊り出た。
(-2) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[彼女の指に力が篭り、前身頃がきゅっと引き攣れるのが伝わる。 彼女の夢を忠実に模した男でありたいとの欲求は、彼自身にも止め難いほど強くなっていた。
アイリスが腕を解いても去らぬのを確かめ、もう一度そっと、今度は冷えた身体を暖めるように強さを加えずに抱く。]
(1) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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/* やっぱり亡霊ktkr
よし。死のう。
デフォ投票はルーカスか。
(-3) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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/* 亡霊ktkr! 超欲しい。 超欲しい。 何処いこうかなあ、もらえないかなあ ぶっちゃけ私仮面の陰謀そっちのけで遊んでる気がしなくもないんだよね
(-4) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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― ディーン様のお部屋 ―
[暫く見つめておりましたら、なにやら外が騒がしい様子。 それは私は存じ上げないことでしたが、姿を晦ました第二王子を探す人たちの足音でしたでしょうか。それとも……。
なんにせよ、私は少し気になりまして、外を伺おうとするのですけれど……。]
困ったわ。これでは外に出られない……。
[自身の姿を見下ろして、眉尻をさげました。 別室で少し前、お姉様がドレス脱ぐを苦戦していた逆。乱れた衣装を直す術を、私は知りません。 私は使用人の手を借りるを厭うことはないのですが、あいにく近くに使用人の姿はなく。]
(2) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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あなたの心を弄ぶつもりはありません。
友人としてのお付き合いを望まれるのでしたら…… そう、これは古い友人の、再会を喜ぶ抱擁と思っていただければ。
(-5) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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上を羽織れば、少しくらいはよいかしら? よいわよね?
[そっとクローゼットを開けば、そこにあったのは男物のご衣裳でした。少し躊躇った後、結局、青の上着をお借りしたのは、良く知った清涼感を感じさせる香がそこにあったからでした。そして、その香で、この場がディーン様に与えられたお部屋だと知るのです。 よくよく見れば、私の靴は、ベッドの脇に彼の人らしくきっちりと揃えて置かれておりました。その様に少し唇の端を持ち上げて、素足で部屋を後にしたのは、小さな悪戯くらいの気持ちしかないのです。]
(3) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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/* Σ更新跨いでもうたッ もうそんな時間か…。
魔鏡の到着確認。んで早速亡霊っと。
(-6) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[頭痛を治める為に、黄金の気泡さざめく液体や、薄い琥珀ではなく、重厚なカットグラスに透明でいて濃密な一杯のアルコールを給仕から受け取った。
シャンデリアの灯りが揺れている。 酒量の問題ではなく、意識が混濁する事があるゆえに。 おのれの正気を確かめるため、手元をみるが右手の指はまだ震えてはいない。寒気も無い。のらりくらりとセシルの決闘をかわしている理由は幾つかあったが、その内の一つが時折やってくる手の震え。
──何故、おのれと決闘等求めるのか。ひとつの心当たりを、この仮面の集いに乗じて確かめるのも良いかもしれない。]
(4) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[叩かれた膝に苦笑い。 大げさにそこをさすりながら。]
本当に、とんだ失礼を。
[なるほど、という言葉の意味を汲もうと考え込むことしばし。 もしかして彼女は…]
(5) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[先の戦争で、バーナバスは主君である公爵と共、劣勢にあった戦局を打開すべく、交渉のため女王の居る敵国の本陣へと渡った。交渉は公爵と女王のラブロマンスが絡んで半幽閉に近い長期滞在に及んだ。
結論を言うなれば、女王の病死で戦争は終わった。 それは流行病か、毒殺か。疑惑が掛かるが、公爵もまた敵地で床に伏せっており。女王の息子との決闘に勝ち、最後に交渉を纏めたのは、バーナバス。帰国して間もなく、公爵は死亡した。]
(6) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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残念ながらかの炎の精は、自ら業火に焼かれ消えてしまいましたが。
[直接「知っているのか」と問うことはしない。 友人の信頼を、反故にする趣味は持ち合わせていないのだ。]
(-7) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 01時頃
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[公爵は、おのれの命をかしての刃による女王の暗殺を目論んでいた。 バーナバスは、主に隠れ、刃ではなく女王の緩慢な毒殺死を望み、女王と閨を共にしていた公爵もその毒で死んだ。]
──その真実を知るものは、 居らぬはずだが、さて。
[と言うのは、今、セシルには聴こえぬ呟き。]
(-8) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[小さく囁いた言葉は彼女のみに届くだろう。 眉を下げ、許しを請うかのように瞳を翳らせ彼女を見上げ。]
手当てをされたなら良かったのだけれど。 悪化してはいけない。どこかで休まれたほうがよろしいのでは。 …お連れの方はどちらで? お時間をいただければ、探して参りますが。
(7) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[宴は夜明けとともに終わるのではなく、此れからがはじまりと言わんばかり、花火があがった音にハッとして視線を上げた。
感じたのは、銃で撃たれたような衝撃、背筋が凍るような。 何時の間にか、大窓の玉座に第二王子の姿は無い。 男が、第四王子の身を案じたのは、彼が連れていた王女の軽率な振る舞いが気になったからだけではない。呪いの仮面をヴェスパタインが手に入れたと言う噂が、耳に伝わっていたからでも有り。
──グラスを返し、唇を歪めた。 時間の感覚が乏しいのは、あまり良い徴候とは言えぬ。]
(8) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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……あなたのことを何も知らぬ旧友ですけれどね。 それでも風除けの、マント代わりにはなります。
[ふっと唇に、薄い微笑を浮かべた。]
(9) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[聞こえた声>>0には困ったように目尻を掻いて。 見せてもらえない足を、触れさせてはもらえない足を、診ることは出来ない。]
捻った足を何度も悪化させれば癖になってしまう。 やはり、休まれたほうがいい。
(10) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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本当に失礼なことをしたと思っていらっしゃるなら
[ひざを擦る姿を見ながら 表情変えぬ仮面の下、言葉を紡ぐ]
此処から連れ去ってくださらない? これ以上晒し者になるのは、恥かしいわ
[真紅は一度ちらりと視線を流し]
(11) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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治療は、なされていたように見受けられましたが 無理をなさっては…と
[彼の治療ならきっと確実だろうと思うからそう添えて、彼女の足元を見る男の邪魔にならぬよう下がれば、丁度白に金の蔦絡ませる仮面を被った女性>>0の隣、トンと肩を 軽く軽くぶつけて]
嗚呼、これは失礼をしました。
[頭を下げた。]
(12) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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/* いかん、一日目にして展開が速すぎるw まだ誰も殺しちゃいけないのに殺し(殺され)そうでwww
(-9) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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― 別館/廊下 ―
[男性物の上着を羽織り、素足で出た廊下。 少し行けば、人の気配。姿が姿でしたから、私はこっそり身を隠して様子を伺います。]
あら……お兄様と、お姉様?
[そこで見たのはお姉様を訪ねる、お兄様のお姿でした。 やがてお兄様のお姿は、お姉様のお部屋へと消えて行かれました。
私はその場で、小さく小首を傾げました。 あまり把握できてはいませんでしたが、お二人の仲は良いと記憶はしておりませんでしたから。そう思えば今更に、お2人がパートナーだった不思議に思考は至るでしょうか。
ですから、暫くその場に身を潜めてしまったのは、盗み聞きをしようとしたわけでなく、唯々、思考の海に沈んでいただけなのです。]
(13) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[真紅は仮面越しに彼の姿を捉える。 金の縁取りされた仮面の目元、真紅細められる姿が見て取れたかどうかは判らない。 見せ付けるように、別の男を誘う言葉を目前で吐いた]
(-10) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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……。
[仮面が無ければ思い切り眉間に皺を寄せた顔が見られただろうが、外から分かるのは会話の最中に奇妙にあいた間ぐらいだろう。 彼女の言葉は最早理解しようとするだけ無駄なような気さえしてきた。
記憶の中の彼女は、こんな風ではなかったけれど。 何が彼女を変えてしまったのか――というのは愚問か。 けれど、それにつけても]
わたくしには、わからないわ。
(-11) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[アイリスからセシルへ宛てた恋文を運んだ記憶はある。彼は入れ替わる前のアイリスを知りながら、シリィこそその人であると思っているらしい。それは、いつ発覚するかも知れぬ事実を口留めして味方につけるより、好都合だった。 同時に、彼はシリィを見、アイリスの仮面を被らぬシリィに声をかけてくれているという事実が、嬉しくもある]
……ありがとうございました。セシル様。
[感謝の言葉は、彼には分からないだろうけど、幾つもの意味を篭めて。 覚えていてくれたこと。幼い夢を笑い飛ばすでなく、優しく叶えてくれたこと。そして――シリィを見てくれたこと]
(-12) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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今は雪の精かしら。 外へ向かうのは見ていたけれど。
[男装した彼女が向かった先まで把握していると其の言葉]
(-13) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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―――――……
[無言のまま彼女はドレスの布が擦れる音を立ててソファーから立ちあがると、異母兄の前へと。
両の手にはめられた、長いグローブを外すと、その肌に刻まれた無残な傷跡の数々が、月明かりの下で露わになる。 その両の掌で、彼女は彼の頬にそっと、優しく手をあてた。
優しい目で彼の顔を見詰めた後に、そっと彼の耳元で、その透き通るような声で囁いた。
豊かな銀の髪が、彼の頬をくすぐる。]
(14) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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あなたは……違うか 許婚は、じゃあほんとうに望んでいるんだな
[声音取り繕い、慣れぬ言葉を話す事も止めた 疲れたようなため息ひとつ]
……望まぬ身の振り方をすれば こうなる者も居ると言う事だ
(-14) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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オスカーは、疲れたようなため息を一つ吐いた。
2011/02/06(Sun) 01時半頃
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[聞こえる言葉は、誘うような其れ。 自分と言の葉絡めたのはつい先程の事だから 座り込む彼女を見下ろす男は ほんのわずか一瞬だけ動きを止めた。 仮面の嘴の上 碧玉は暗孔の中 彼女からは感情の色は見えまい。 言葉を紡ぐことは しない。]
(-15) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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[女を下らぬものと思い、決してそうなりたくはないと見下す彼=彼女であったけれども。
であるからこそ余計に、彼女たちを守り、彼女達の理想の男でありたいと言う欲求は強かった。 夢の男であり続けることが、彼にとって剣と同じように自分を「男」と確認できるよすがであったのだ。]
(-16) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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[佇んでいれば、素足の足から身体が冷えて行くのを感じます。靴履かずに部屋を出たのは、小さな悪戯のつもりもありましたが、きっと無意識に……―――
もっと、冷えたら暖めてもらえる
と、そう思っていたからかもしれません。
嗚呼、もちろん、冷えて死んでしまえばいいと、そんな気持ちもありましたけれど。
―――……ぬくもり与えてもらえぬ存在なら いっそ消えてしまっても問題ないもの。
それは無意識の希望と絶望。]
(-17) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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[座り込む女の呟き>>1:460は耳に届いたけれど、その意味はよく分からない。 ただ、彼女と黒衣の男性を交互に見つめるばかり]
きゃ、
[肩に何かがぶつかったのは、その直後。 驚いてその場所を見上げれば、鳥の仮面を纏った殿方>>12が一人]
いえ…、お気になさらず。お邪魔して申し訳ありませんわ。
[そう言って、これ以上邪魔をしてはいけないとその場から立ち上がる。 ドレスの裾を丁寧に直し、改めて男性にぺこりと礼を]
(15) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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抱きしめて下さいませんか。
淋しいのです――――
(-18) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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[彼女の感謝の言葉に軽く会釈を返す。]
こちらこそお礼を申し上げねばなりません。 美しい思い出を、懐かしく甦らせる機会を与えていただけて。
(-19) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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贅沢なマントですこと。 寒さを凌ぐどころか、 貴方のファンの女性たちの嫉妬で焼かれてしまいそう。
[つられて笑おうとした口角は上がらず、唇が慄く]
仮面を脱いだなら、 また幾らでも知る機会はございましょう。
貴方に恋した女の貌を、もう一度見て、覚えて下さいませんか?
[肩を握っていた手は、二の腕を伝い落ちて、男にしては小さい印象のセシルの手を取る。導く先は、己の仮面]
(16) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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僕は独りの身ですので、貴女を連れ去るのは厭わないが。 貴女は独りじゃないでしょう。お連れの方の嫉妬の炎に、今度は僕が焼かれてしまう。
[突き付けられた無理難題に、困って返した言葉がそれ。 この地では慣れぬ真紅の瞳と甘い香が己に迫ったような気がして、気圧されないように僅かに身を引く。]
(17) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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…
[立ち上がる間際、最後に聞こえた言葉が少しだけ心に刺さる。 今までとは違う口調にも驚いたけれど、それ以上に語られる内容の印象が強く残る。己と彼女の立場は似ているのかも知れないとは、娘自身も思っていたけれど]
わたくしは、貴女のようにはならない……。
[零した言葉は女に向けてというよりも、自らに言い聞かせるよう]
(-20) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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……まあ。
[>>17返答に鈴の音転がすような声音がこぼれる]
無聊的男人
[床に手をついて よろ、と一人立ち上がる 痛みに洩れる声は何処か情事思わせるような甘いもの]
(18) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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参ったな。呪いの解けた姿までご存知とは。
失礼ですが、雪の精の正体はどこで?
[場合によっては出所を調査しなければいけない。 それこそ彼の憤怒の炎が、そこいらへんを焼き付くしかねない。]
(-21) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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[明らかに肩を落としたのは、見て取れただろう。 仮面の下の表情は互いに見えはしないが]
(-23) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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/* 回線ポンコツぇ…。 でもそれを表で言うと中身ばれしかねない。
(-22) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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そう願おう。 亡霊はひとりで十分だ。
[囁き落とす声は小さく小さく 男二人に聞こえぬように]
(-24) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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…いや、私は別に邪魔など、
[女が立ち上がりドレスの裾を直す様に鳥の仮面はじっと真っ直ぐに顔を向けていた。嘴の上の孔から碧玉が彼女を見下ろすのを シャンデリアの光が入り込み彼女へと届けた]
嗚呼、手もお貸しせず、気の利かぬ男で申し訳ない。 [肩を竦めて言ってみせたのは、何やら緊迫した空気を感じたからに他ならない]
(19) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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/* バナたん。それは亡霊死する気の設定開示か!?
入れ替わりはどこまで表に出すか悩む。 いや、メモの書き方で、もう、ほぼバレバレな気はするけど。
ぜーはーぜーはー。どうしようね。 今日死ぬか死なないかで動きは変わってきちゃうし。
私が死ぬなら、バナたんは深夜の人だから、 やっぱり昼も動けるあたりに赤渡したいなー。
(-25) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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寝台の上なら口も軽くなるかもしれなかったのに
[くす、と小さく嗤う]
膽小鬼 将我给予你可惜
[続けた母国語は、彼に意図取らせぬ為 吐いた言葉は暴言に他ならないから]
(-26) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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―別館・コーネリアの部屋―
怒っていないのか?
[頬を包む手に手を重ねる]
君を軽く、酷く扱おうとしたというのに。
[髪が顔に触れると、くすぐったげに瞬く。 囁きを聞けば一つ頷き、女の願いを叶える事にする]
(20) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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[こちらの手を取るアイリスの指は少しこわばり、彼女の緊張を如実に伝えていた。 導かれるままに、彼女の仮面に触れる。]
よろしいのですか…?
[一度だけ、彼女の意志を確認するために尋ねてから、ゆっくりと顔を覆う仮面を外していった。]
(21) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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/* 恋愛云々は抜きにしても、 セシルの拾い方とか上手くて惚れる。中身が。
なんだもうこの村中身愛すぎるだろう。私得。でれでれ。 村建てはしやわせです。 私ももっと上手く効果的に秘話使えたらにゃー。
秘話も赤も魔鏡もって、私のキャパじゃ追いつかないwww
(-27) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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|
ああ、無理はなさらず。
[立ち上がろうとする女性の身体を咄嗟に抱え。 仕方ないと言うように、溜め息。]
…客室までお送りします。 申し訳ないが、藤色の貴女。お付き合いいただけませんか。
[まさか男一人で女性を部屋に連れていくわけにもいかず、傍にいた藤色の婦人にそう問うて。 通りかかった給仕に声をかければ、客室と彼女のパートナーへ連絡する手立てを。]
お連れの方はどのような服装で?
(22) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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|
[暗緑色の瞳に緊張のいろが走る。]
(-28) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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いえ。わたくしよりも、彼女を。
[己を見下ろす瞳には気づいていたけれど、此方はそれどころでは無いとでも言うように座り込む女性から二歩三歩と離れる。 その間、彼女を見つめる視線は険しい。
そうやって距離をとってから、初めて男の顔をきちんと見る。 緊迫間を気取られたとまでは思っておらず、静かに微笑を作った]
(23) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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|
──……
[ヴェスパタイン第二王子の姿を、使用人達が探しているらしき焦った声がホールにも響いてくる無粋。羽飾りで覆われた仮面の上から、片手をこめかみに当てるセシルと共に有るアイリスに視線を流した。
彼女は仮面を外す事をセシルに許そうとしている様に見える。無言で壁際から立ち上がり──二人の居る方へ歩いて行く。肩を揺らしながら足早に、それは怒っているようにも見えるかもしれない。]
──失礼。
[二人のやり取りを遮るようにセシルに声を掛けた。]
(24) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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|
― 別館:自室 ―
――――…私は、そう扱われても仕様がない存在ですから。
[男の問いにそう答え、悲しそうに少し、笑った。]
(25) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
|
|
[耳に届いた誘いには笑みを。 そっと自分の口元に指を当て、不敵に微笑む。]
確かに僕は女性を渡りあるく鳥ではありますが、 羽を休める場所は一つと決めているのですよ。
[その一つがいまだ定まらないゆえに渡り歩くのだが。 そのことには触れず。]
(-29) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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|
[頬の手を取り、両の甲へ一つずつ口付けをする。 顔を離し、じっと傷跡を見る目は何か倒錯したもの。
女が一歩下がるよう軽く押しながら立ち上がり、願い通りにふわりとを抱きしめた]
(-30) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
|
|
[聞こえた異国の言葉。ゆっくりならば、勤勉なディーノ・ディンディアには少し理解できるかもしれないが、小さかったそれは聞きとる事は出来ない。 ただ視界の端に映る小さな彼女の肩が明らかに落ちたのが判ったが、胸裏の言葉は声に出さない。]
(-31) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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|
結構、このくらい……大丈夫だと言ったろう 客室への案内は必要ない
[ついと>>22彼の提案跳ね除ける 口調は飾らぬもの 痛みなど無いかのような足取りでホールをふわりと舞う]
私のあなた ……先に休ませて頂くわ。
[夫を探しそう声をかけてから 客室へと去る背、変わらず表情は見せぬままだった**]
(26) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 01時半頃
|
ルールを破ることを厭うのでしたら、 無理にとは申し上げませんけれど。
[彼の手は、どこまでも我侭な希望を叶えてくれる。夢を見せてくれる。 一方的に募らせていた思慕に、勿体無いほどだった。 静かに頷き、目蓋を伏せる。次に瞳を開くのは、彼の手で完全に仮面が剥がされた時。蒸れそうだった目元を冷たい外気が撫で、遅れてストロベリーブロンドがさらりと縁取る]
(27) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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|
/*俺の鳩ちょうがんばれ
(-32) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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|
墓石の上では休めまい。 私に構うな。
[短く穿き捨てる言葉。 其れきり後ろも振り向かず、颯爽と 形だけはそう、強がって 立ち去った*]
(-33) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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|
[黒衣の男性がよろめく彼女を支えるのを見ると、安堵のため息が漏れる。 騒動がひと段落ついた事もあったが、これで彼女から離れられるだろうか、という思いも少し。
けれどその期待は、彼の言葉>>22であっさりと潰えた]
…ええ。問題ありませんわ。
[笑顔が引き攣っていないか心配だったが、とりあえずはそう告げることに成功した]
(28) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
|
|
ああ、振られてしまった。
[肩を竦め、立ち去る後姿に香の香りを感じたか。 それをふと断ち切って、給仕への頼みごとを取り下げる。 それから残された2人に向き直り一礼。しばし様子を窺うことにした。]
(29) 2011/02/06(Sun) 02時頃
|
|
[此れで、彼がこの貌を、アイリスそのものだと覚えてくれればいい。 印象付けるためとはいえ、万が一これで彼が、アイリスではないと、シリィとの違いに気付いてしまいやしないかと、緊張は伝播する]
どうかこの貌を、忘れないで下さい……。
(-34) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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|
[両手を添え、彼女の仮面を少し持ち上げたところで、背後から声がかかり、さっと振り返る。 特徴的な足音を聞き分けるまでもなく、この声の主はバーナバス、果たして振り返って確認した姿も彼だった。]
(30) 2011/02/06(Sun) 02時頃
|
|
[息を吸う音が小さくしたのは言葉を発そうとしたから。 だが、異国服の女性を連れて行く、という彼の言葉に遮られる形で言葉は消え、藤色の彼女に問う様子に男はそのまま半歩、下がったが]
…本当に、無理はなさらないで下さい。
[甘い香を漂わせる彼女の背にひとこと掛けて。 振られた男にへと視線を向け]
貧乏籤を引かせてしまうような形になってしまいました、申し訳ないです。
[詫びの言葉を、丁寧に]
(31) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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あ……。
[娘の心配をよそに、女は彼の提案を突っぱねホールを行く>>26。 軽い足取りを見ると複雑な気分になったが、追いかけようという気も更々無い。]
どうかお気をつけになって。 これ以上悪化させては大変だわ。
[去り行く背中にそれだけ告げて、息を吐いた]
(32) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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これは、キャヴェンディッシュ侯爵。 何か御用ですか? いよいよ、決闘をお受けしていただけるのですかね?
[アイリスの仮面に両手を掛けたまま、顔だけをバーナバスに向ける。 口の端をわずかに歪め、皮肉の混じる問いを投げつけた。]
(33) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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[表とは違う口調に、内心面白く思うも、 その颯爽とした姿はやり過ごし。]
またお会いしましょう。 その時は違う形でお詫びを。
[囁く声は、相手に届いたか*]
(-35) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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いえ、僕の振る舞いが至らなかっただけのこと。 男として、ちょっと情けない所をお見せしました。
[男性の心遣いにふわりと返し。 もう一方の女性にも礼を。]
藤色の貴女もありがとう。 よろしければ少し、お話でも。 それとも僕がお邪魔なら、また別の場所に渡りましょう。
(34) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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/* は? バナ? え、あ、ちょ……
(慌てて削除った) [素顔は、心からの笑顔とともに。漸く、彼の前で上手に笑うことができた]
おやすみなさいませ。
[夢の終わりを告げるように、彼の耳元に唇を寄せて、甘く囁く。離れ際に、首の一点に唇が掠めた。 最後まではにかんだまま、ストロベリーブロンドは彼の懐をするりと抜け出して、夜に羽ばたき去る*]
(-36) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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……何を、 考えて。
[掠れた低い声はアイリスへ向けた物。 彼女が仮面を取る事が如何なる事か、その波及はおのれにも及ぶ。彼女の華奢な手首を取ろうと手を伸ばしながら、二人の間に割っている。 酒臭い臭気は、彼女のロマンスを現実に返すものだったろうか。]
(35) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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[外しかけた仮面の後ろから小さな声は聞こえていたけれど、今はバーナバスに向かう方が先だった。 見ようと思えば、彼女の顔を覗き込める状態にありながら、セシルは振り向いてしまった。]
(-37) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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/* 会った人:アイリス、ディーン、オスカー、フィリップ、ルーカス まだ:コリーン、ベネット、ワット、セシル、ヨーランダ、バーナバス
ギリ半数に届いてないにゃ。2d中に頑張らねば…。
(-38) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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/* フラグクラッシュした予感。 いやセシルと取り合いの決闘も面白かったが←
(-39) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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[バーナバスが二人の間に割って入ろうとすれば、セシルも彼女を背後に隠そうとする。 バーナバスが彼女の手首を取る前に、仮面を手にしたままアイリスの前に立ちはだかった。]
(36) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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[待ち侘びていたその時は訪れることなく、よく知る声に遮られた]
……っ
どうし、て? 嗚呼、違う、違う、違うんです。セシル様は、――!
[続く言葉を探せど、甘い夢を打ち砕かれた頭は混乱して上手く働かない]
(37) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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ああ。 なんと…勿体無い…
[仮面の奥から女の首から下を見眺める視線。 先程直された裾の皺が未だ直りきっていないのが気に成り、手を伸ばしたい衝動。]
(-40) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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[抱きしめられた刹那、身体を僅かにふるわせたが、男の温もりを確かめるように男の胸に顔を埋める。]
―――――温かい。
[静かに、どこか落ち着いた声でそう呟いて後、男の顔を見上げて、言葉を続けた。]
有難う。
[潤んだ紫の宝石が、静かな輝きを放つ。]
(-41) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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/* なんだこの展開どうしろと。
全部ばらして死ぬべき? そうね、うん、そうね。 でも時間軸的に、これからヴェス殺しに行かない と ……!
あわ、あわわわわわ。
これは、もう亡霊セシルに向けるしかない か そのお膳立て?
(-42) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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|
いえ、あんな状態で放ってはおけませんもの。
[礼を述べる男性>>34へと返す言葉はよそよそしい。 けれどそれは人の波へと消えた彼女に対する感情で、誤解をさせてはいけないと微笑みを作った]
わたくしで宜しければ、ぜひ。
[少々疲れてはいたものの、彼の申し出を断る理由も無い。 むしろ、他愛の無い話で心を落ち着けたかった]
(38) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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|
私が用があるのは、 連れの彼女にですよ、決闘マニア殿。 何故、それ程までに、 血に餓えてらっしゃるのか。
死に急ぎたいのか。 月の障りの女の様に血が足り無いのか。 さて。
[く、と粘つく笑いに唇を歪める。]
私は、愚かな女が嫌いだ。 ──何が違う?
(39) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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バーナバス様のご迷惑になるようなことでは、 決してありませんから。
[詳細は話せない。何より、セシルの耳に入れたくない。 振り払おうと必死だった酒香がまた、蛇の舌のように纏わりつく。激しく首を左右に振った時、月と星と室内の照り返しの中、女の素顔は曝された。半分は、夜風が靡かせた長い髪に隠れてはいるけれど]
(40) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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|
僕が話し相手で良ければいくらでも。 くだらない話題でよいなら、飽きる程持っておりますから。
難しい話題は、嫌いですけどね。
[悪戯めいてくすくすと笑い、男性にも目配せ。]
噂好きの女性と、 議論好きの男性。 どちらも僕にとっては大差ないこと。
(41) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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もしかして、ご気分が優れないのでは?
[僅かに笑みがひきつったのを見止め、そう小声で。 軽くいなされれば深く追求しないつもり。]
(-43) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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バーナバスは、アイリスの素顔が晒された事に、仮面の下で顔を顰めて左右非対称に肩を竦める。
2011/02/06(Sun) 02時頃
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[胸に顔が埋まると優しくコーネリアの髪を撫でる。 見上げられるとさやかに輝く宝石からは目が離せない]
礼等いらないよ。
[白い額に触れるだけの口付けを一つ。 今度は強く抱きしめて、甘い声で囁く]
悪いのは、僕なのだから。
(-44) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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[すぅっとセシルの顔が白くなった。 ぎり、と歯噛みする音が、おそらくは傍のアイリスにも聞こえようか。]
剣が無くとも私は一向に構わない。 それとも丸腰の相手でも戦えないと仰るほど腰抜けか?
[身体を僅かに前傾させ、吊り上った口の端、喉笛に喰らいつくを待つ軍犬の顔で睨み上げる。]
(42) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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あの方は、セシル様は、あたしを、見てくれたの。 アイリス様ではなく、あたしを。
[バーナバスだけに耳打ちできる距離ではない。 ならば、と念を凝らしてみるも、混乱しきった頭で説明などできるはずもなく、怨念以外が彼に伝わるのかも分からない。 強い想いは、ただシリィの奥底の歓喜だけ]
都合がいい。嬉しい。上手く利用できそう。嬉しい。嬉しい。嬉しい。
(*0) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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わ…私の事ですか? 議論は好きな訳ではありませんよ? 何でも議論や説教になってしまうキライはありますが、
[くすくす笑う様子に、男の声も和らぐ。 だが続けて]
ですが私は失礼をしましょう。 お邪魔をしない事が、貧乏籤のお詫びになりそうです。
[言って笑む気配を仮面の外 二人へ届けた。それからゆっくり腰を折り、お辞儀をすると帽子の上の羽根がふわりひらり 床へと落ちる。背を向ける直前 僅かに足を踏み出すを躊躇したけれどもそれも一瞬だった。
召使たちのざわめきは酷くなっている。見つからないのだろう、と当たりをつけて、ホールから出ようとブーツの底の音を立てた]
(43) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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― 離宮/廊下 ―
[もし、第二王子のお姿を探す使用人の姿があっても、大柄な男性を探す皆様には、物陰にこっそりと膝を抱えて潜む私の姿は見えないようです。]
………。
[お姉様のお部屋からは何か物音がしたでしょうか。 なんにせよ、一度腰を降ろしてしまって根が生えたように動かないのは、まだ調子が戻ってない所為で。 ぺとりと頭を、お姉様の部屋の壁へ預けるのでした。]
(44) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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──…… アイ リ、ス。
素顔を知られて、 平気な相手だとでも? たった一夜で、彼と秘密を分かつ恋人にでも成った心算か?
(-46) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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噂好き―――ですか。
[噂に翻弄されて碌な目に会っていない家の者としては、複雑な心境である。 けれど、今ここで何だかんだと騒ぎ立てるのもあまり美しくない]
難しい話題も大事なのでしょうけれど。 わたくしも今日は、もっと楽しいお話を聞きたいわ。 せっかくの仮面舞踏会なんですもの。
[右手を自らの仮面へと持ち上げ、さらりと光沢のある表面を撫ぜる]
(45) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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/* 私のために争わないでー!!
状態なのにちっとも嬉しくない。なんだこれ。 裏に絡むのが、これっぽっちも恋愛感情じゃないからだな。
でも、展開的には色々オイシすぎる。 だからどう動こうか迷って、遅筆になる。 セシルの人のボーダー時間余裕で振り切ってるのにごめんねごめんね!
もうこのクライマックスっぷり、最高の餞だし 喜んで死ねます。ひゃっほぃ!
(-45) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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/*
ちょwwwヨーラwwwww 人の部屋の外で何やっとんwwwww
(-47) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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/* まさか決闘を言い出して、 バーナバス→亡霊→セシル
とか考えてないだろうな! ないだろうな!
まじわからん。えー。どうすればいいの。死ねばいいの私。
空気読むちから ぷりーづ。
(-48) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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…いえ、
[ああ、やはり見透かされてしまったか。 咄嗟に否定はしたものの、少し考えてから続けた言葉は]
見栄を張って小さなドレスを着たものですから、少し窮屈で。
(-49) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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[丁度窓の傍を通る時 偶然の悪戯にもストロベリーブロンドの素顔が晒された時の直ぐ後で。 ディーノ・ディンディアは仮面をそちらへと向け、一瞬だけ足を止めた。 く と 僅かに顎を引いたのは、笑む気配にでも見えるかもしれない]
(-50) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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[アイリスの「違う」と叫ぶ声も弁解じみた哀願も耳に入ってはいる。 が、そこに居るのは彼女の夢の男ではもはやない。]
(46) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 02時半頃
|
…ふふ。 良いではないですか。議論は大切なことだわ。
[「議論好き」という評価に少々慌てた様子の男性を見ると、 娘もようやく緊張が解れたようで。小さく笑い声をもらした。]
あら、行ってしまわれますの?
[鳥の面の男性に残念そうにそう告げるも、取り立てて引き止めることもせず。 ひらり床に落ちた羽を目で追って、それから離れていく背中を見送った]
(47) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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|
[セシルが身を乗り出すより前に、男が吐き捨てるようにアイリスに向けて言った言葉は、早口でくぐもっている。
……素顔、一夜……、 秘密を分かつ、恋人。 そう言った単語は、セシルにも届くだろう。パートナーの浮気を咎めるような種の言葉。]
(48) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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細い体をなお締め付ける服は、さぞ落ち着かないものでしょう。 ダンスに誘うより、話に興じたほうがよさそうですね。
少しでも僕のお喋りが、貴女の気をまぎらわせればいいのだけど。
[精一杯の気遣いを込めてそう返し、 婦人が許す限り、他愛ない会話を続けるだろう*]
(-51) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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|
[耳元で囁かれる甘い声にまた少し、身体をふるわせて―――]
私が今日言った褒め言葉は、その通りなのかしら……?
[苦しそうに、一つ甘い息を吐いた後に、少し冗談めいて。
両の手は、背中にまわされる事は無く、男の胸のあたりを強く掴んでいる。]
(-52) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
|
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おや? 僕は貴方とも、懇意になりたいと思っていたのに。
[立ち去る男性の後ろ姿に声をかけるも、それは彼に届かないだろう。 ふぅん、と一つ息を返し、藤色を纏う婦人に向き直る。]
僕が一人美しい人を独占するというのも勿体無いというのに。 そう思いませんか?
[言葉は、ホールの喧騒に紛れ、 他と変わらぬ重みで、心理を隠し姿を隠し。 いずれにせよ、いつだって男の言葉は、ふわふわと掴み所なく漂うもの。 本音を隠して会話するのは、社交の場を渡る男の常。**]
(49) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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/* アイリス可愛いよアイリス(ばんばん
(-53) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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/* 秘話であれこれしてるのかしらららら。 やんやんしてるの聞きたいんだけどな!(おまえ
いつもされるので、してみたかったんだけども。 無粋だったらすみませ、ん(*ノノ)
(-54) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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[決闘だの何だの、物騒な話が聞こえてくると、もう居ても立ってもいられなかった。そういえば、セシルはバーナバスに決闘を申し込もうと躍起になっていると、小耳に挟んだのを思い出す]
ですから、誤解です! 舞い上がってはいましたけれど、 使命を忘れたわけでは――!
彼は、セシル様は、関係ありません!!
[ぞっとするような低い声に、たおやかな未亡人の演技もかなぐり捨てて叫び返す。どうせもう、顔は見られてしまった]
嗚呼、もう、どうしてこんなことに……。
[セシルの胸板を押すようにして(その感触は如何なるものであったか、夢中だったので意識に上らなかった)バーナバスの懐に飛び込む。一層増す渋い臭い。鋭く一言耳打ちすると、彼からも逃げるように身を翻し、両者から距離を取る]
(50) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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/* ディーンからの まぞい 秘話
わーいたのしー(棒読み)
中の人いっぱいいっぱいだ YO くそう!
(-55) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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利用等、出来るのか? ──どうやって。
[セシルの気性は、何度も決闘を挑まれてきたおのれの方が知っているのでは無いかと思う。歓喜の響きはただ、彼女が恋に落ちてしまっただけのようにしか思えず。 返す言葉には確かに怒りが籠っていた。 言葉にした通り、すぐ恋に落ちる事が出来ると思っている女と言う種全般への? 彼女が1人で羽ばたこうとしている事への?]
(*1) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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[細い体、という表現には我が身のことながら笑いがこみ上げた。 男性に告げるには少々難のある内容だったかと、少しだけ反省して]
ええ、ありがとうございます。 そうして頂けるならとても嬉しいわ。
[引き攣っていた顔からは緊張が抜けて、ごく自然な笑みが浮かぶ]
(-56) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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仮に真実だとしても……
[ふ、と息を吐き苦笑を漏らす]
異母妹を誘う趣味はないな。
[とはいえ、共に育つ事もなかった兄妹だけれど。 手を緩め、わしゃわしゃと銀糸をかきまぜた]
(-57) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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[男は、背にかけられた言葉も気づかぬ様子で足早にホールを後にする。ヴェスパタイン王子を探すならばうろうろと歩こうものだが、男の足取りは迷う事無く真っ直ぐに別館へと向かっていた。 その足の速度が上がっていくのは、何か不安を感じでもしたのか、大股に成っていく]
ローザ、バルトロ、彼女は…
[自身が宛がわれた客室の扉を開ける音はあまり立てない。――が、その気づかいが必要無かった事に、仮面の下で目を見開いた]
(51) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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彼は、この顔こそ、アイリス本人と覚えてくださいます!
[シリィは嘗てアイリスからセシルへと宛てた恋文を運んだことがある。手渡したその時、セシルはどうやらシリィを、アイリス本人であると誤解したようだ。故に、彼は過去アイリスの存在を知りながらも、シリィこそアイリス本人であると認識する、貴重な手駒になり得る。 セシルに素顔を見せたい理由に、恋心に似た何かがあったのは否定できないが、それ以上に。この顔こそアイリスだと印象づけるための作戦だった。 そんなことを説明できる事態でもなく、ただ糸は縺れ絡まっていくだけ]
(-58) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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/* あわわわ、ディーン様には 大変申し訳ないパートナーで本当にもう……orz
いつもいつも申し訳ないので、動きます。 本当にすいません。すいません。おろろろろ。
(-59) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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あら、お上手なのね。 わたくしこそ、こんな素敵な殿方を拘束してしまって。 貴方のパートナーに怒られてしまわないかしら?
[そう告げる口元には自然な笑みが浮かび、もう引き攣ることもない。 それから交わすのは他愛のない、本当に他愛の無い話ばかり。 緩やかに流れる時間はざわついた心を都合よく忘れさせてくれた]
(52) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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[ふふ、と小さく笑い。]
もし、貴方が王になる事があれば―――――
お願いしたい事があるのです。
[目を閉じ、頭を撫でられるのを喜んでいるような顔。]
(-60) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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― 離宮/廊下 ―
[もしかすれば何か漏れ聞くものもあったかもしれませんが、今はそのことについてはおいて置きましょう。
切欠はなんにせよ、私はやっと重い腰をあげました。 素足で触れる床の感触があまりないのが、少し楽しく思われます。]
帰るのは、ディーン様のお部屋で良かったのかしら?
[とりあえずディーン様のお部屋に戻ることにいたしました。眉間の皺を見るのは楽しいのですけれど、あまり増やすのも宜しくない事は、存じ上げております。]
(53) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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だって、彼はあたしを見てくれる。 アイリス様の影でしかなかった、あの日のあたしを、 あたしの方を、覚えていてくれた……!
[彼の念はいっそ冷酷で温度がない。だからこそ裏の怒りがシリィを怯えさせる。 それは、どちらが本音か建前か既に分からない、シリィの願望を指摘するものでもあったから]
彼に、顔を見せても問題ないのは、事実。 利用できると思ったのも、本当。
でも、でも……嗚呼、
見て欲しかったんです。 他の誰にも省みられない、あたしを。 この先どう足掻いても、アイリスとしてしか扱われない、あたしを。
せめて、一人くらいには……覚えていて、欲しかった。
(*2) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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何故きちんと見ておかなかった? 君達は自分の立場とするべき事も判らないのか? 残念だ、非常に残念だ。
[召使と侍女に低い声で悪態をつきながらも、だがこの2人を選んだ理由は気遣いや真面目さでは無かったから、悪態は自身へと向けたものに違い無く。2人が小さくなる様子に、苛立たしげに息を吐き、巡らせた視線は、自身が揃えた靴がそのまま置いてある様子に止まった。動きも、止まる]
…――攫われたのではないのか…!!
[血の気が引く音が外に聞こえるならば、間違いなく響いただろう]
(54) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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ヨーランダは、ディーンが部屋に戻った直後ほどに、ひょこり顔を覗かせるのでした。
2011/02/06(Sun) 03時頃
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なんだ?
[くしゃくしゃにした銀糸を手ぐしでとかす]
(-61) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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女を巡って舞踏会の場で殴り合いを? …く、く。 それは、腰抜けではなく 野人のする事になりましょうな。
[睨み上げたセシルを遠ざけるように片手で払おうとした所で、アイリスが懐に飛び込んでいる。 身長差のある彼女の腰を抱き寄せ、強引におのれの傍に留めようとして、耳元で告げられた言葉に、仮面の奥で目を見開いた。 その隙にアイリスは、二人から距離を取る。]
(55) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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彼はアイリス様の、初恋の相手。 アイリス様はもう決して、彼と踊ることはできないから。
だから、あたしが代わりに叶えてさしあげたかった? 彼の優しさに甘えて、子供の頃の夢を?
[けれど一番大きかったのは、アイリスへの優越感。暗い愉悦]
嗚呼、あたしは何て大それたことを。 ごめんなさい、奥様、ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
(*3) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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…――、
[自身が入ってきた時から 開いた侭の扉。 そこからひょこり 顔を出した白に、開いた口がぱくぱくと鯉のように動いたが、仮面外さぬ儘で見えなかったのは彼には幸運、召使や彼女には残念だったのかもしれない]
嗚呼、靴も履かれずに一体何処に…!
[大股で駆け寄って、思わずその細い身を抱き締める腕は少し強引な程。]
(56) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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―その後―
あら。もう空があんなに明るいわ。
[暫しの間彼と談笑していると、いつの間にか随分と時間がたっていたよう。 結局本来の目的たる五の姫や末姫とは会えずじまいだったが、そろそろ許婚の元に戻らねばなるまい。]
ごめんなさい。私はそろそろ休みます。 楽しい時間をありがとう。
[そう告げて頭を垂れれば、ゆっくりとした足取りでホールを行く。 暫しルーカスの姿を探しても見つからなければ、辺りを動く給仕に聞いて回って。既に彼が休んでいると聞けば自分もまた別館へと向かうのだった**]
(57) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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バーナバスは、アイリスに首を横に振った。
2011/02/06(Sun) 03時頃
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何処か――――…静かな場所に家が欲しいのです。
王宮から離れて、其処で静かに暮らしたいの。
[ここに来る途中の会話を思い出す様に]
他の男にくれてやるのは惜しいだなんて言っていたから…… 私の事をどうしたいのかと思ってしまいましたよ?
[くすり、と笑う。]
(-62) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 03時頃
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― ディーン様のお部屋前 ―
………?
[なんの構えもなく、ディーン様のお部屋に戻れば、なにやら緊迫した空気が漂っておりました。私がする小さな悪戯に、私の使用人たちはなれておりますが、ディーン様のお家の方はそうでないことを失念しておりました。]
お外が少し騒がしかったから、何かあったのかと思いまして。 だから、どうか、2人をお叱りにならないで下さい。
[靴を履かなかった理由は、今説明すると怒られそうでしたので、あえてお伝えしないまま。反省を示す意味合いもこめて、素直にディーン様に抱き寄せられるがまま。]
(58) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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|
/* まだ起きてはいる。
なんというか常にどこかで修羅場が起こってて素敵。 アイリスおねーさまの素顔の秘密が気になる…!!
(-63) 2011/02/06(Sun) 03時頃
|
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そのくらい易い事。
[続く言葉に笑いは返さずに、表情をころころと変える宝石を覗き込む]
どうにかできるなら、している。
[声は急に温度を落す]
(-64) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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私も、お前を覚えている。 お前の事を知る者が、 少なくとも、此処に一人いる。
お前を引き受けた私では不満だ と言いたい、らしいな。
アイリスの初恋の相手と踊って夢を叶える事と、 シリィの素顔を相手に見せる事は繋がらない。
[事情を知らぬ男には、それらの切実な言葉は言い訳にしか響かず。論理的で無い女の言葉には、苛立ちばかりが募る。]
──悲劇に酔って 溺れるな。
(*4) 2011/02/06(Sun) 03時頃
|
|
…もう叱ってしまいました。
[彼女の細い身体をぎゅうと抱き締める力を籠めてから、は、と彼女の両肩を掴んで身体を離し
すみません、思わず。 お許しください。
[今日一日でもう何度したか判らぬ、腰を折るお辞儀。床を見詰めた侭手を上げて、そっと仮面を脱ぐと脇から慌てたように召使が受け取った]
(59) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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―別館・コーネリアの部屋―
[外は白み始め、宴の終わりを示す。 コーネリアの頭にふわりと手を載せた]
夜が明ける。 もう休むといい。
[異母妹と話すうち、いつのまにか足元で眠っていた黒犬をそっと起こし、自室へと戻る**]
(60) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 03時頃
|
──……お前は、 アイリスに詫びる以外に 何も出来ないのか?
それほどまでに、 アイリスはお前を責めるのか?
(*5) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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|
……仮面舞踏会の禁忌を破った女を詰るだけにしては、 決闘はやりすぎではありませんか。
[バーナバスは未だ納得はいっていないかも知れないが、少なくともアイリスの不貞を咎めるだけで、セシルと争う心算はないらしい。ならば、血気に逸るセシルを宥めるべきか。 彼の瞳には最早、夢に紛れた哀れな蝶は映っていない。それが現実だ。 処世術に疎いせいか、この場を丸く治める方法も思いつかず、こう着状態で対峙する両者を、はらはらと見守るだけ]
(61) 2011/02/06(Sun) 03時頃
|
|
それは、2人に申し訳ないことをしました。 次からは、もう少し気をつけます。
[些細な悪戯をしないとは言いません。 アンナあたりが明日事情を聞けば、きっと2人に対処の仕方を教えたりするのでしょう。 それは少しつまらないことなのですが、致し方ないと思った次の間に、強く抱きとめられる身体。]
……あったかい
[痛みより先に覚えた感覚呟くのは、冷えた身体故でしょう。 ですから、何故ディーン様がお謝りになるのかわからずに、私は首を傾げるのです。そして剥がれる仮面の下にあるはずの碧を、じっと見つめるのでした。]
(62) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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[急に温度の下がる声に、彼女もまた声を落とし]
―――――…私にとって、兄はイアンお兄様だけです。
貴方は私にとって、一人の男性でしか…無いのに………
[だからこそ、お兄様と呼ばずに貴方と呼ぶのです、と心の中で。]
(-65) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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[と、不意に思い出すのは己の姿のこと。]
ごめんなさい。 勝手に、ディーン様の上着借りてしまったの。
[謝り忘れたことを、今更ですが謝りました。]
(-66) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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[彼女はそっと男と犬が部屋から去っていくのを見送った。
彼女の最後の囁きは、男の背中に届いたのか、どうか。**]
(63) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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裸足で歩いてらっしゃったのですから、寒いでしょう。 ――ああ、私の上着を着てらしたのですね。 少しでも、寒さを紛らわせていればよいのですが…
[碧玉の上眉を酷く顰めたまま。 冷たい肩を摩り、息を長く長く吐いた]
湯を使いますか?何か食べ物を持ってこさせますか? 暖炉の薪を多くして、
[まるで乳母のような事を早口で捲し立てながら、上げた手は額と前髪の間にさしこまれ横へと薙ぎ払われた]
(64) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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そんな事は構いやしません。 ですが、
――何か着るものが必要であれば、 貴女にもっともっと もっと――もっと、似合うものを、 仕立てさせて差し上げますよ。
[返す声は小さく小さく囁く程 告げた後 ゆっくりと一度舌で唇を湿らせた]
(-67) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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[夜明けが近付き、男を苛む頭痛も酷くなって来ていた。感じるのは寒さと、今は金属に変わった左手首から先、無いはずの場所に痺れるような痛み。 今まで感じていたのはアイリスへ向けた強い怒りと暴力的な衝動であったはずが、急激に彼女の境遇を想い憐れみの感情が湧いてくる。 セシルからも、おのれからも遠ざかったアイリスにもう一度首を巡らし、]
……貴婦人は、 黙っていれば良いさ。 決闘を望まれぬのなら、 男二人を手玉に取る 貴女のストロベリーブロンドに乾杯しようか。
[そして、ゆらりと軋む身体を前に傾け、仮面越しでも分かるセシルの白皙の美貌に顔を近付いた。]
(65) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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──これは、何度目の決闘希望だったか。 お前は、私の何を知っている?
(-69) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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/* あかん、ベネちゃんの感情を曖昧にしか描けていない\(^o^)/
(-68) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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愚かな女が詫びて済むことでしたら、 幾らでもこの頭を下げましょう。罰も甘んじて受けましょう。
[半ば伏せた長い睫毛を震わせて。断罪を待つ囚人のように頭を垂れて膝をつく]
……セシル様は、わたくしの我侭に心砕いてくださっただけです。 甘えて、悪戯心を抑え切れなかったわたくしに非がありましょう。
[自分に免じて、とはどの口で言えたものか。一度、素顔でセシルの顔を――もう此方を見ない顔を覗き込んで、ついに彼の前で浮かべることのできなかった、頬笑みを唇にのせる。愛想でない本心からの笑みは、儚さと寂しさが入り混じり、すぐに歪んでしまった。 眦で真珠の如く一粒の光]
セシル様には、何ら咎めだてられる点はございません。
[徹底的にセシルを庇い、語調も荒く言い切る。或いはそれも、彼の誇りを逆に傷つけるかも知れないけれど]
(66) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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[見つめた先の上には、常より刻まれた皺。 流石にいろいろ申し訳なくなる程度には、私も常識というものは知っているつもりなのです。それは肩を擦られ、長い息を吐かれれば余計に……。]
今からだと、皆さんにご迷惑かけてしまうもの。
[早口で捲くし立てられる申し出に、首を横に振りました。 煌く金糸の向こう部屋の奥。私が花火を見た所為で捲れたカーテンの隙間から、白む空が見えます。]
ディーン様も、もう、お休みになったほうが良いと思うの。 思うわ?
[そう告げて、囁かれる言葉に、少し悩んだ後頷くのでした。]
(67) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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決闘など、微塵も望んでおりません。 手玉に取るなど、滅相もございません。 ……バーナバス様、挑発するようなことは仰らないで下さい。
[このまま両手で顔を覆って、泣き喚きたい気分だ。 ともすれば嗚咽の混じりそうになるのを、必死で抑えながら紡ぐ声は憫れなほどに潤んでいる。 さっさとバーナバスの手を取り、この場を去るよう促そうかとした矢先、彼がセシルに何事か囁きかけた]
…………っ! 何、を……!?
[何より効果的に、心を掻き乱す術を、――セシルに知られたくないアイリスの秘密を、バーナバスは握っている。あまりの絶望に眩暈がした]
(68) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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[囁きに頷いたのは、私にも罪悪感というものがないわけではないから……ということになりましょう。
白以外に色纏う気は、あまりないのだけれど。 ディーン様が、ほかの色を望んでいる様子なのは、この仮面舞踏会の一件でも判ることでした。]
それでは、ご都合が宜しい時に、お願いするわ。
[首筋の紅はまだあったでしょうか。 私は応えながら無意識に、首に指先を当てるのでした。]
(-70) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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貴女が、眠ったら眠りましょう。 嗚呼――そろそろ、夜が明ける…
[視線を追うように窓を見て、目を眇める。 彼女の言葉に頷いて、彼女の薄い窪みまだ残るベッドへと4本指を差し出ししてから]
…ああ、部屋に戻られますか?
[彼女が自身の荷物入れられた部屋に戻るならば侍女のアンナに任せるし、此処で眠るというならば勿論の事、横に着けと言われればそのままに、そうでなければ自身が出てでも、彼女の希望する通りに日が昇る迄*]
(69) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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[バーナバスは顔を近寄せただけかも知れない。或いは、告げたのはアイリスの予想とは異なる言葉だったのかも知れない。 けれど動揺したアイリスは、食い入るようにバーナバスを睨みつける]
(70) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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……ッ
[酒気籠る低い囁きはセシルに向けられたもの。 返答次第ではすぐに決闘を受けても良い。ただし、この場ではなく明日の午後以降に、庭か何処かで。
すぐにセシルから顔を離し、近くの給仕を呼び止める。言葉の通り、淡桃色の薄いアルコールが入ったグラスを手に取るが。 続くアイリスの言葉に、苦々しく唇を歪める。]
──気に入らんな。 決闘に成るか否かは、 男同士の問題だ。 ただし、貴婦人殿には後で話がある。
[さっき懐に飛び込んで耳元で告げた言葉の意味を、詳しく教えろと。或いは。 動揺したアイリスの睨みつける表情に、ふ、と浮かべるのは憐憫を含んだ笑み。小さく首を横に振った。]
(71) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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[首に当てられる手を無意識に目で 追う。 細い、と思う。白い、と思う。指で押せばうっすらと紅い痕が残るのだろう――と、思う。 こくりと喉鳴りがしたのは、 自身が彼女に囁いた言葉が震えていた事に、気づいたからで――しまった、という焦りは言葉にせずに飲み込めた。]
…寒く無いよう、暖かい、ものも。
[添えた言葉は態とらしかっただろうか、 心からの言葉ではあるのだけれど、と、僅かに不安げに眉はまた 寄せられた*]
(-71) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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けれど、貴方は、あたしがアイリスでないことを知っている。 だからあたしは、貴方の操り人形でしか居られない。
不満だとは申しません。 むしろ、こんな王家に仇為す大罪にも関わらず、 秘密を守り相手役を買って出てくださったことに、
感謝してもし足りないほど、で……。
嗚呼、何故こんなことになってしまったのかしら。
(*6) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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/* むしろ、セシル→バーナバス だと思うんだなこの構図。
てか、決闘だとう。 バナたんまさか本気で 散る 気 じゃ
あわわわわわわわわ
え、どうすればアイリスが亡霊死できるかな! できるかな!
(-72) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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[白む陽の光は、色素の薄い私の目には随分と眩しく映ります。 はしゃぎすぎた所為もありましょう。どっと身を苛む倦怠感に、4本の指に指されるベッドへ素直に向かうのですけれど]
そういえば、此処はディーン様の寝台でしたわね。
[かかる言葉に思い出すこと。 本当に束の間、逡巡して……横たわる寝台の隣をトントンと叩きました。今から動くのも億劫でしたし、私の眠りを確かめるというなら、これ以上合理的なことはない気がしたのです。
果たして、ディーン様は隣に来てくださいましたでしょうか。 どちらにしても、私は陽が高くなるまで、眠りの世界に沈むのでした*]
(72) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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嗚呼、これは罰でしょう。 あたしが、奥様を蔑ろにして、 その過去の思い出まで冒涜するような真似を働いたから!!
奥様。ごめんなさい。アイリス様。ごめんなさい。ごめんなさい。 あたしはアイリス様の忠実な下僕。アイリス様の影。 もうでしゃばったりしませんから。 奥様と旦那様の敵を、討つことだけを――、考えて――、
[バーナバスの言葉を借りれば、悲劇に酔っている、それは事実だろう。結局は自責でしかない。けれどその弱い心に付込み、増幅するのはきっと――呪いの所業]
はい、奥様は、奥様は……、 奥様を見捨てたあたしを、 生き残ったあたしを、 身代わりのあたしを、
決して赦してはくれないでしょう。
(*7) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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どれだけ詫びても、足りません……。
[今となっては、ヴェスパタインを殺しに来たのか、自分が死に場所を求めて彷徨っていたのかも、分からぬ程に]
(*8) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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/* ……死にたい というのが ログに漏れる。げほ。
悲劇に酔ってる人って、手がつけられないね本当。 ごめんバナバス。相手し難いのは分かってる。
何故こんなに病んだし。
(-73) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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…………はい。
[口を挟むものでないと責められれば、反抗も動揺も吹き飛び、従順に項垂れるように頷く。命令に従うに慣れた自然な動作。常に酩酊の内に居るバーナバスが、恐かったのもある]
(73) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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…ふ、 ともあれ、続きは明日だ──セシル殿。 夜明けまでに、そちらのお連れの女性とも 相談するがよろしかろう。
[当然セシルが女性のパートナーを伴って来ている前提で言葉を向ける。 気が付けば、ホールは閑散としていた。すっかり白々とした光に屋敷が包まれてしまう前に、バーナバスの代理人、口の堅い従者に、とあるものを受け取りに訪れなくてはなるまい。 アイリスはセシルと話を続けたいと考えるだろうか。 飲み干したグラスを置き、ホールから引き上げようとする。]
(74) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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何なりと、お申し付け下さい。
[従妹であれば決して口にしないような、侍女の言葉]
(-74) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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バーナバスは、グラスが手元から滑り落ち、床の上で小さな透明な花火の様に砕け散るのをみる。
2011/02/06(Sun) 04時頃
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[ディーン様のお声が震えていたとしても、添えられた言葉がわざとらしかったとしても、気がつかなかったのは、眠気の所為。
いいえ、それだけでないのですけれど。 試すような悪戯しながらも、本当の意味で疑ったことはないのです。 もしなにか裏切られるようなことあったとて、私という存在が入用と仰るのはディーン様だけ。そうなった時はそうで良いと思っていますから。そのことは、ずっと遠まわしにお伝えはしているのです。
――……私が死ねばと仮初の話で。]
眉間にまた皺がよってらしゃるわ。
[示した隣に共に横になってくださったでしょうか。 叶わずとも、傍にはいてくださってはいるでしょう。 指先は、己が刻んだような気のする皺を撫でます。 その後、共に寝てくださるなら、冷えた身体にぬくもり貰うように、猫のようにすりよって。一人ならば小さく身体を丸めて、私はまどろむのです*]
(-75) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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[何とも心臓に悪い、夜会の終幕。 バーナバスが去るなら、当然のように彼の後ろに続くを選ぶ。セシルの方は、もう恐くて振り返ることすらできなかった。文字通り、合わせる顔がない]
申し訳ございませんでした……。
[消沈した声は彼の背に届いたか。鬱陶しがられるようなら、益々肩を縮めて、離れるだろうが。 事情を知らぬバーナバスからすれば、セシルへの対応も、むしろアイリスを庇う行為と取れる。彼の纏う酒香の薄らぐ距離を保ちながら、重い漆黒を引き摺り歩いた]
(75) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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/* む、正体を明かさせたいのかな。
未だ混乱で 読解力絶讃低下中orz
(-76) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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[手元に震え。足元が描く弧も大きく危うげな物に成りはじめる。 喉は息苦しさにすっかり寛げていたが、まだ仮面を剥がして捨ててしまわない理性は残っている。だが、そう亡霊の姿が声が鮮明になるのは、夜明け過ぎと決まっていた。 バーナバスを何処からか現れた彼の従者が片腕を支えた。 従者の上背はバーナバスと変わらず、屈強と言って良い。出なければ、酔い潰れた男を運ぶ事は出来ない故に。
歩く後ろに、貴婦人とは思えぬような哀れな態のアイリスが続く。消沈した声は、聴こえ始める亡霊達の声に紛れて、だが確かに届いた。黒いドレスを引き摺り歩く様は葬列を思わせた。]
(76) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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[硝子の砕ける音に、弾かれたように顔を上げた。 咄嗟に破片を拾い上げようとするのは、とても貴婦人の反応ではない。すぐに侍従が飛んできて、跡形もなく片付けてしまうだろう]
あ、……っ。
[その動作が、誰にも――セシルにも見咎められていないように祈る心地。ぞっと背が凍りつく]
(77) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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/* ヴェスの死の暗示かもしらん。ああ、わーかーらーなーいー。
自分がどうしたいのか一番分からないから 困る。 これだけ人を巻き込んでやらかしちゃったくせに!
(-77) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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私は、善人だがな。 主を救おうとして、 逆に命を奪ってしまった事もある程度の。 妻や弟の死を止められなかった程度の。
[激しい怒りが、哀れな女への奇妙な独占欲も含めて、和らいだ事に気付かない彼女に、]
セシルの元へ逃げたいなら、 彼の寝所にでも、逃げれば良い。 ……とすれば、アイリスの影に お前は苛まれるのか。
[服従をみてから逃げ道を与えようとして、意味が無い事に気付く。]
アイリスの結婚生活も 幸福ではなかった、か。 老公爵が相手だった…な。
ともあれ、はじまりは第二王子だろう?
(*9) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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[女の細腕では、足元の覚束無い男をどうすることもできない。従者に支えられ、もう意識を保てているかも怪しい男の、三歩後ろから影のように続いた*]
(78) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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バーナバスは、アイリスを、金属に覆われぬ右手を伸ばして──貴婦人にするように手を取ろうとする。
2011/02/06(Sun) 04時半頃
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─ 別館の自室へ ─
[片側を従者に支えさせ、片手をアイリスが貴婦人である事を支えようとする奇妙な仕草。彼女が手を取らぬのならば、それはそのままで──*。]
(79) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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─ 闇が消えぬ間に ベネデット第四王子の部屋 ─
[すっかり白々とした光に屋敷が包まれてしまう前に。 男の意識が保たれている間に言付かったのであろう、バーナバスの寡黙な従者が、この屋敷の見取り図を受け取る為に訪れる。従者は、コーネリアの元に居たベネデット第四王子と会う事が出来たのかどうか。果たして。]
(-78) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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そんな善人、でございますか。 嗚呼、けれど、わたくしのパートナーを引き受けてくださった、 その裏に何も計略も利益もないのでしたら、
本当に、バーナバス様は善人なのでしょう。 世界を欺き謀る、罪人のあたしと違って。
[第二王子、と届けば、最早憚ることなく殺意は剥き出しになる]
ですから、貴方が手を汚される必要もありません。 それとも、弟君の仇を、その手で討ちとうございますか?
[最早、声もなく交わされる意思だけのやりとりに、疑念すら抱かない]
(*10) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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…………。
[伸ばされる右手が、記憶の何と重なったのか。一瞬竦んだ後、アイリスは渋々ではなく嬉々として、手を滑らせた。彼に支えることができぬと分かっているから、なるべく負担をかけず、むしろ此方が体重を預かりたいくらいの心境で。 けれど、それでは男の体面が丸潰れとなる。泥酔した姿で今更かも知れないが、貴婦人として扱おうとする彼に従うことにした]
(80) 2011/02/06(Sun) 05時頃
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貴方の優しさは、少し分かり難うございます。
[貴婦人に対する扱い。演技を続けてくれるだけで、この身には過ぎたほどの配慮だ]
……色々とご心配をおかけ致しました。
[そうして、ぽつぽつと、セシルに素顔を見せた理由の一つを語る。バーナバスが暴露していなければ、セシルは未だアイリスとシリィの入れ替わりに気付いていないだろうこと。尤も、先ほどの騒ぎがあったので、どうにか取り繕わねばならないが]
(-79) 2011/02/06(Sun) 05時頃
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[どこまで聞こえているか怪しいものだ。きっと添えたこの手も、亡き妻とやらと錯覚しているのではないだろうか。彼が覚えていなければ、明日同じことを話すつもりで、続ける]
わたくしがアイリスではないと気付きかけているのは、 むしろ幼馴染のディーノ様……ディンディア卿の方でしょう。
また、仮面で隠さずお話がしたいと仰っておいででした。 今すぐに口外する心算はないようでしたが、口止めは必要かと。
(-80) 2011/02/06(Sun) 05時頃
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けれど、これはわたくしの事情。 一人でどうにかしようと、焦っていたのは事実です。
こうなった以上、わたくしの正体がばれてしまえば、 バーナバス様にも多大なご迷惑を かけてしまいますのに……浅慮でした。
[愚かな女。その通りだ。これからはもっと慎重に。 けれど、刻々と膨れ上がるあの呪いは、自責の聲は、それを許してくれるだろうか]
(-81) 2011/02/06(Sun) 05時頃
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セシル様には、合わせる顔がございません。 あの方は夢を見せて下さいますが、それはどの婦人に対しても同じでしょう。 逃げたところで、あたしを匿ってくださる保障はありませんし、 あたしも決して、あの方の恋人となりたいわけではないのです。
[アイリスへの後ろめたさがなくとも、そもそも彼の愛情を得るのが無理だと、理解している]
せめてご友人になれればと思っておりましたが、もう駄目です。 こんなことがあっては、あたしが秘密を抱えていると、知られてしまう。 その正体に辿りつくにしろ、つかないにしろ。 危険な因子は、……排除、しなければ。
願いを叶えてくださった、その優しさには感謝しておりますけれど。 それ以上でも以下でもありませんから。
(*11) 2011/02/06(Sun) 05時頃
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[自らを善人と称す時、声音に混じる歪みは、彼女にも男が心からの善意だけで、パートナーを引き受けたわけではない事を感知させるかもしれない。]
──夜明け前に、上手くすれば この離宮の見取り図を手に入れる事が出来る。 第二王子の死が望ましいのは、 何も、私と お前 …… だけではないからな。
[寧ろ、此処に居るのは死を喜ぶ者ばかりではないだろうか。 徐々に混濁して行く意識の中、過去の光景が甦る。戦争の以前、弟が生きていた時代。従姉妹とその侍女と共に男爵家の庭や、別荘近くの森や川で遊んだ記憶。彼女を、馬に乗せた事もあったように思う。馬や、犬は今でも、好ましくあった。]
可愛そう に、
(*12) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
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…… シリィ
[彼女の本当の名を囁く。]
(-82) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
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[意識は遠ざかるが、ポツポツと続く言葉は耳に届いている。それを示すように、僅かに指先に力を籠めたつもりだったが、それが強過ぎる力、弱過ぎる力、どちらになるともしれない。]
ほう、セシル殿ではなく、 あの 金糸の──皇女の家庭教師殿が。
[口止めの必要を脳の片隅に留め、緩く首を振って重苦しい息を吐く。]
セシル殿が、決闘を望む理由は、 私自身の過去にあるかもしれん。 私が彼と決闘とするとすれば、 醜い過去と、ベレスフォード侯爵夫人の恋心と二つを巡って。
嫉妬はまた醜い。
[くつくつと漏らす笑い。 続く詫びの言葉は耳に入らぬよう。]
(-83) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
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|
侯爵様は、アイリス様を、……愛して下さっていたと、思います。 アイリス様も、政略結婚とはいえ、侯爵様を尊敬してはいましたし、 新婚の折は、仲睦まじく……それなりに幸せだったのではないかと。
不幸、と言いますならば、その発端は矢張り、 旦那様がヴェスパタイン王子の不興を買い、 不当な仕打ちを受けてから、でしょうか。 奥様にも酷く辛く当たられることが多くなって。
一因となったらしい品を、 あたし、……どなたかに押し付けてしまいました。
(*13) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
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|
[部屋に戻るまでに、ちらと視界に人影が過ぎった。暗く判別がつかないが、ダンスホールに姿の見えなかった、第二王子に似ていた気がする]
…………っ、
[彼が殺す相手を求めて闊歩しているとは知らず。バーナバスが止めなければ駆け出さずにはおれない程の、殺意に踊らされる]
(*14) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
|
|
/* おう。襲撃描写せねばと先走っ……。
毎度ずれまくりすみま せ ん orzorz
もっと落ち着け。私。
(-84) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
|
|
男女で友情等、 それもまた、夢……だな。
[セシルについて語る言葉に、ぽつりとしか言葉を返さないのは、まだ若い彼女であれば恋人を望むのは当然であろうと思われるから。本来の彼女であれば、それはアイリスよりも自由だったはずだ。]
(*15) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
|
|
[アイリスがローズマリーに押し付けたブレスレットの事は今はそれほど重要だとは考えず、怯える女が口にする事と聞き流す。 暗い廊下を歩く。影に怯えながらも、殺意が身体に満ちているらしき彼女を、一度正気に返ったように見遣る。]
──……
(*16) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
|
|
離宮の、見取り図……ですか。
[燃えるような復讐心だけが空回りして、シリィでは考えもつかなかったことだ。元より暗殺の方法など練っておらず、王子を殺して自分も死罪となっても構わないとすら思っていた]
本当に可哀想なのは、どなたなのでしょうね。 皆、舞台で踊らされているだけかも知れません。
[憫れみが、誰に向けられているのか分からない。 多くから死を望まれるほどに憎まれる第二王子か。その身代わりに死んだというバーナバスの弟か。身内を失ったバーナバス自身か。運命を狂わされた物言わぬ骸たち]
あたしは踊りますが、 可哀想 ではありません。 何が起きてもむしろ、当然の報いと存じます。
(*17) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
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|
[先刻口にした、この離宮の見取り図が届くとすれば、それは第四王子の手元から。だが、すれ違いで、或いは第四王子の翻心で届かぬ可能性も高い。 見取り図を差し出す時があるとすれば、彼女にそれが何処から手に入れたものかは王子の名は出さず間接的に匂わせるだろう。例えば、黒(ノワール)が運んで来た等。]
(*18) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
|
|
[それは、ちょうどバーナバスの部屋の前だった。 やはり侍女は口数が多過ぎると思う。誰を哀れんだのかは口にせぬまま。おのれは可哀想ではないと告げた彼女の頬に熱が残る右手を這わせ、その小さな顔を覗き込んだ。]
炎はお前か。 では、お前のその手で、 第二王子を殺せ──。
事を成し終えたら、 ……私の部屋へおいで。
[顎を掴んだ手を離す。ストロベリーブロンドが揺れる様子に仮面の奥の目を動かし、おのれにあてがわれた部屋へと消えた*。]
(*19) 2011/02/06(Sun) 06時頃
|
|
[呼ばれた名が、彼もまた、シリィ自身を見ていると、そう流れてきた念いを再確認させて、震えながら頷いた。妻の幻でも見ているようなら、この機に乗じて深酒に対する小言でも吹き込もうと画策していたのだが、水泡に帰した。 指が動くのを感じて、励ますように握り返す。この身に移るほどの酒臭さは不快には違いないが、大分鼻が慣れてしまったようだ]
貴方の武勇伝、ですか。 酔いが醒めましたら、お聞かせ願えますか?
[彼を侯爵たらしめたそれも、詳細は知らない。主を救おうとして失ったという、彼が伝えたことだけが全て。 一方的な催促は、届いていなくとも構わなかった。 嫉妬、という言葉の解釈には困る。アイリスへの、シリィへの恋心など、バーナバスもセシルも、恐らく抱いてはないだろうから、きっと口実に使われているだけだ]
(-85) 2011/02/06(Sun) 06時頃
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|
夢、でしょうか。
[まあ、セシルのあまりに完璧な紳士ぷりに、自身は夫のあった侯爵夫人でなく、その侍女だと告白して、情を乞いたくなったのは事実だ。それを口走らないだけの理性は、愚かな女にも残ってはいたが、傍で親交を深めれば、またいつその誘惑に駆られるやも知れない]
…………。
[ふるり、と幻想を追い払うように頭を振る]
(*20) 2011/02/06(Sun) 06時頃
|
|
かしこまりました。
[命令されるのが、一番分かり易い。否、彼の一押しがなくとも、殺意を抑えるのはそろそろ限界だった。 その手に離宮の地図とやらは間に合っただろうか。 バーナバスを部屋の前まで送り届け、頬が彼の掌の熱に包まれる意味を図り兼ねながらも、決意を漲らせて顎を引く]
(*21) 2011/02/06(Sun) 06時頃
|
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/* お喋りでごめんなさ い
後、バナがヴェスパ襲撃描写したかったら 更にごめんな さ こんな時間まで 本当に!
あああああああ。
(-86) 2011/02/06(Sun) 06時頃
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/* アイリスオンステージすぎて申し訳ない。 村建TUEEEEも赤TUEEEEEも 自作自演過ぎて あーどうしてこうなtt
(-87) 2011/02/06(Sun) 06時頃
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/* ヴェスパ亡霊を ちょっと2案で迷っている どうしようかな
(-88) 2011/02/06(Sun) 06時頃
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[王子は見つかった。王子も誰かを探しているようだった。鉢合わせたのは偶然ではなく、むしろシリィはその殺意の源に――仮面に惹かれていた。 腰に長剣を提げた王子と、重苦しいドレスの内に毒を塗った短剣を仕込んでいた女が対峙して、何の訓練も受けていない後者が勝つ道理がない。いっそ捨て身で突撃する女を、王子は避ける素振りもなく嘲笑で迎え撃った]
(*22) 2011/02/06(Sun) 06時半頃
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――っ!?
[目が慣れきらぬ闇の中、刃の軌跡は頭上を掠めた鋭い風切音が知らせる。遅れてはらりと舞う数本のストロベリーブロンド。 死を覚悟した女が、怯んでその勢いを失えば、王子は獲物を追い詰め甚振るかのように、紙一重の空を薙ぐ。 存分に絶望を味あわせ、弄ぶに飽いた剣戟の最後は、真っ直ぐに心臓を狙って。
――けれど、その切っ先は女を貫くことはなかった。ぐらりと倒れる王子の身体。女が闇雲に突き出した短剣も宙を空振り、王子を刳るには至らなかった]
(*23) 2011/02/06(Sun) 07時頃
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[覚悟していた痛みも衝撃もなく、落ちた剣が床を叩く音ではっと我に返る]
……奥様?
[あるはずのない声に振り向く。右を見、左を見、そして王子の懐からまろび出た塊を受け止めた。手探りで確かめるまでもなく知っていた――それは、仮面だ]
(*24) 2011/02/06(Sun) 07時頃
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[『殺せ』と誰かが囁く。それがバーナバスのものか、ヴェスパタインを呪う誰かのものか、それとも仮面自体に染み付いたものなのか。 それとも、自責の念を象徴する"アイリス"のものなのか]
はい、殺します。
[仔細には気が回らない。女は無造作に仮面を被り、誰に向けるでもなく答える。 けれど相手は如何なる理由か、既に死んでいるよう。これ以上どう殺せばよいのだろう。憎悪のままに振り上げた刃の行き場もない]
(*25) 2011/02/06(Sun) 07時頃
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[このままなら、真に死因不明の――呪い殺されたと言われても仕方のない死体のできあがり。 けれど、まだ為すべきことがある。 女は男の身体を蹴り転がす。仰向いた顔にはデスマスクと化したもう一つの仮面。外そうと力を篭めるまでもなく、それは自ら持ち主を放棄したように剥がれ落ちた]
はい。 踊って、踊って、踊って……殺します。
[女は譫言を呟きながら、膝に抱いた王子の死顔に鮮血で化粧を施す。鼻を、口を、額を、躊躇いなく逆手に持った短刀で切り刻む。まるで、彫刻でもするように、何度も何度も打ち付ける。 黒いドレスは、返り血を吸って重さを増した。血痕を床に残さぬように、――そんなことにだけ、思考が働く]
(*26) 2011/02/06(Sun) 07時半頃
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[生前の端整な美貌などどこにも見出せない潰れた顔。 それでも女は満足せずに、仕上げにその顔を焼いた。わざわざ、消える寸前まで禿びた蝋燭を探してきて。 覚えている。皮膚の焦げる、この臭いも]
オマエさえ、居なければ……! 全部、全部、全部、オマエの せ い ……!
(*27) 2011/02/06(Sun) 07時半頃
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[ふらふらと、泥酔したバーナバスよりも酷い足取りで、けれど忠実に彼の部屋へと舞い戻る。彼に問われても、女は暫く前後不覚で、自分が何をしたのか思い出せない様子]
ヴェスパタイン王子は死にました。 あたしが殺し……まし……た?
[矢張り、記憶ははっきりしない。それでも、これが証拠だとばかりに、女は王子が被っていた仮面を、両手で恭しくバーナバスに捧げるのだった*]
(*28) 2011/02/06(Sun) 07時半頃
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/* 天声と、掲示板に王子の死体情報書き込むののタイミングに迷う。 死なば諸共、という気はする けれど
もうばれてるばれてる。
どっちが先かな。 本当は日付かわったとこで落としたかった天声なんだけど、 中の人がパニクって忘れていた。ひどす。
ねもい。いつ寝ていいかわからん。
(-89) 2011/02/06(Sun) 07時半頃
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[バーナバスがアイリスに向かって吐き捨てた言葉は早口で、セシルには聞き取れなかった。>>48 ただ、アイリスを叱責し難詰する口調であるのだけは間違いない。 驚いたのは、アイリスが自分を押し退け、バーナバスに向かったことだ。>>50]
アイリス……!
[一瞬、息を呑み、まじまじと彼女を見詰めてしまった。 驚愕に囚われているうちに、肝心のアイリスは宥めるようにバーナバスに何事か囁くと、二人から等分に距離を取った。 彼女の仮面は自分の手の内にまだある。 素顔を晒したアイリスと、眼前のバーナバスを交互に見遣り、未だ怒りの消え去らぬ面、暗緑色の瞳に、困惑に近いものが過ぎった。]
(81) 2011/02/06(Sun) 08時頃
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[セシルはアイリスの素顔を見た。 しかし、何年も前に一度きり会っただけの娘の素顔など、正確に思い出せる筈も無い。 実際、ストロベリーブロンドの髪以外は、彼女の容貌にさしたる印象も残っていなかったのだから。 もし「アイリス」の漠たる面影が現実のシリィと異なっていたとしても、湧き立つバーナバスへの怒りがすべて押し流してしまった。 期せずして彼女の願ったとおり、セシルの記憶は目の前の「アイリス」の顔で上書きされてしまった。]
(-90) 2011/02/06(Sun) 08時頃
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[この二人は今宵の仮面舞踏会のパートナーであったか、と気付いたのは今頃になってだ。 アイリスの実家とバーナバスが親戚であることは失念していたが、であってもアイリスの口調とバーナバスの彼女への態度から見て、二人の関係がただならぬものであるのは間違いない。 無言で彼らのやり取りを観察する視線は、決闘者のそれになっていたが、寡婦となったアイリスの今の情人がバーナバスなのか?……と疑念を上す材料は充分であった。
もっとも、バーナバスについては彼の調べた限りではこれまでにそんな気配は微塵も無かったのだが。 しかし、何事も完全などというものはない。調べ漏らしたということも、バーナバスの方が上手であったということもあり得る。]
(82) 2011/02/06(Sun) 08時半頃
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>>65 [既にもう、アイリスを差し置いて決闘できる雰囲気ではなくなっていたが、バーナバスが己へと身体を傾ければ、それに反応して身構える。 ぷんと刺すアルコールの臭いと、それに混じったバーナバスの体臭が鼻につく。 だが、間近に寄せられた緑色の仮面は、短い言葉を囁いた。
それを耳にしたセシルの白い貌に、鋭い刃のような笑みが閃いた。]
(83) 2011/02/06(Sun) 08時半頃
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――何かを知っていたら、どうなさいます。 闇討ちを仕掛けますか。それとも毒でも盛りますか?
(-91) 2011/02/06(Sun) 08時半頃
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/* わーせしるだせしるだ。胃が痛いぜ。
こう、なんか、意に沿わぬ動きをしていたらごめんなさいごめんなさい。 どうすればオイシクなるかを考えていたんだけど多分に独り善がりかもしれん。泣。
一瞬、某村のイアンとリンダを引き裂くギリアンを思い出した。 そうか、ああいう修羅場を起こせる人だった。 (結構イイ雰囲気の二人がいたら、遠慮しちゃう人多いから)
しかし、ここで全てをかなぐり捨てて恋愛に走れないのが 残念なりしあクオリティ。昔はイタコったらイケたんだけどなあ。 今回は魔鏡も赤も亡霊もあるし村建てだし。
……後セシルんの性別的に、ゆりに突っ走る勇気が足りなかった。 なんてこったい。 いっそベッドインしてから驚くべきところだったのかな。性別。 それも面白かったね。
(-92) 2011/02/06(Sun) 08時半頃
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/* しかし、恋愛でなくとも、なんか 相手束縛しまくってないか。
だめすぎるだろう、私。
何故よりによって赤窓がパートナーだったし。 そして深夜についついずるずるやっちゃう私…… ><
(-93) 2011/02/06(Sun) 09時頃
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/* むしろバナが恋の障害を買って出て 動いてくれたんではないかと、今になって悔やみ悩む。
心を落ち着けるために、他のログ見てこよう。
・表で魔鏡の結果発表→ローズマリーに首飾りも渡す ・亡霊どうしよう 両方が死に向かうと不味いので悩 いざとなったら赤で中身相談も辞さない
他とも絡まないと。泣。泣。泣。
(-94) 2011/02/06(Sun) 09時頃
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/* そういえば、シリィは処女設定にしようか悩んだ。
初夜の日に、アイリスに身代わりにされて 老侯爵にいただかれちゃったとか。 アイリスと老侯爵は肉体関係ありのらぶらぶだったけど、 時々シリィも呼ばれて3pげふげほげふぉ
それとも適当に躱して25歳(本当は22)処女とか……。 当時の結婚適齢期考えたら、喪女と呼べるな。
むしろびっちになるべき?
(-95) 2011/02/06(Sun) 09時頃
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[一瞬仮面を間に睨みあう形になった。 斬りつけるようにバーナバスに小声で言い返した後、バーナバスの顔はすぐに遠ざかったが、挑発するような嘲りの笑みはセシルの唇に、まだ残っていた。>>71]
(84) 2011/02/06(Sun) 09時頃
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[それはだが、アイリスの睫毛に宿る涙の珠が目に入った瞬間に薄れた。 顰(ひそ)められた眉は怒りのためではなく、心の痛みゆえだ。 この期に及んでもひたすらにバーナバスへの取り成しと謝罪の言葉を口にする彼女に、疑問と憐れみが浮かんだ所為もある。
バーナバスから視線を外し、彼女を見詰める。 悄然とバーナバスに従うアイリスに、何と言って良いのか分からぬ、といったふうに、セシルの唇が開きかけ、また閉じた。]
(85) 2011/02/06(Sun) 09時頃
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[>>31背にかかる声には、甘い香りが残る。 >>32気をつけてと言われるその声も届いてはいたが 振り返りはしない。 歩み進めるたびに、足は痛みを訴えている]
……――――
[夫と交わした戯れは覚えている。 けれど、庭へ向かう気分にはなれず そばを通りかかった使用人に問いかけ、向かった先 戸を一度ノックして けれどその場から逃げるように立ち去る。 与えられた客室へ閉じこもり、きっちりと肌見せぬ衣服を脱ぎ捨てて、そっと頬に雫落とす仮面に手をかけた*]
(86) 2011/02/06(Sun) 09時半頃
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墓前に侘びなら 花でも添えておけ
[立ち去る間際の囁き声。 返すも短い音ひとつ 表情こそ見えねど、落胆と苛立ち混じる音は伝わるだろう*]
(-96) 2011/02/06(Sun) 09時半頃
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[バーナバスからの言葉>>74に機敏に振り向き]
……承ろう。
[瞳に強い光過ぎらせ短く返答するも、視線はすぐアイリスに戻る。 因縁の相手とようやく決闘できるかも知れぬという喜びは、白い貌には浮かんでいなかった。 セシルの眼は、項垂れてもはやこちらを見ようともしないアイリスを追った。]
(87) 2011/02/06(Sun) 09時半頃
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[使用人に問うて知った皇子の部屋。 静かに戸を鳴らす二度の合図]
望めば、戸は開くと ……否、望んでいいものではなかったな
本来の場所に戻らねば 私の役目は―― [先刻の拒絶は己が仮面の奥、表情変わる程には響いていた。 踵返し、痛む足をそのままに軽やかな足取りでその場を立ち去る。 甘い香だけを微かに残して**]
(-97) 2011/02/06(Sun) 09時半頃
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[酔いが回ったか、些か足元が覚束なくなったバーナバスの、その後ろを付き従うように歩いていくアイリス。 喪服の黒が相応しい、肩を落とした後姿は、貴婦人とは思われぬ哀れなものに見えた。]
私はあなたの、変わらぬ友人です……!
[その背に掛けた声は、未だ鳴り響く楽の音の残滓に紛れて、彼女に届いたかどうかは分からぬまま。 バーナバスにまた酷く叱責されるのではないかと思わぬでもなかったが、それでも声を掛けずにはいられなかったのは、彼女の夢の男であればきっとそうしたであろうと――そうありたいと願ったから、だった。]
(88) 2011/02/06(Sun) 10時頃
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[いつの間にか花火は止んでいた。 東の方(かた)が白み、闇黒の空の端が藍いろに変わる――夜明けが近い。
バルコニーの向こう、星の薄れゆく空と黒々とした森を眺めやりながら、白手袋に包まれた手をぎゅっと握り締めた。**]
(89) 2011/02/06(Sun) 10時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 11時頃
早馬で往復すれば、一日もかからなぬ距離。
ヴェスパタイン死亡の報せは、離宮のみならず王国中を震撼させた。
国王からの勅書を携えた使者が離宮に着き次第、それは告げられる。
事件が解決するまで、何人たりとも離宮を出ることは許されない。
速やかに王子の死を解明すること。
自害なら、それに足る証拠を。
他殺なら、その殺人犯を。
――呪いなら、その呪いの仮面とやらを。
見事成し遂げた者には、国王が何でも望むままの褒美を取らせると、最後に添えられていた。
(#0) 2011/02/06(Sun) 11時頃
踊れ、と仮面は嗤う。
憎悪の刃の交錯が、秘密を贖う囁きが、新たな演奏となろう。
陰謀、策謀、疑心暗鬼。
悪趣味な仮面舞踏会の真の終焉は、まだ先のこと。
舞台上の駒たちは、踊り続ける――。
(#1) 2011/02/06(Sun) 11時頃
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― 別館:自室 ―
[眠れない。
部屋から立ち去るベネデットの背中を見送った後、ドレスを脱ぐために侍従を呼ぶことも気が疎く、そのままベッドに横になった。
彼が最後に囁いた言葉と其れを囁いた言葉が何度も頭を過ぎった。 胸が締められ、息が苦しく感じるのはコルセットを脱がないままだからなのか、彼女にはわからない。
のそのそ、とベッドから起き上がり、バルコニーへと足を踏み入れる。 早朝の白んだ空と、僅かにかかる霧のひんやりとした空気が心地好い。]
(90) 2011/02/06(Sun) 11時頃
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/* 眠い頭で書いた天声に非常に残念な誤字を発見して凹む。 あー悩むなあ。固まりすぎてるんだよなあ。
まだバナの方が縁故交友関係広いから、 やっぱりアイリスが死んだ方がいいんじゃ。
やりたいだけ暴れたし。
(-98) 2011/02/06(Sun) 11時半頃
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/* >>16 >>17 嫉妬の炎に焼かれる が かぶってて 笑う。
(-99) 2011/02/06(Sun) 11時半頃
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/* 多角苦手でキャパ低い+秘話でいっぱいいっぱい。
そんな私が、全員と絡もうなんて無理だったのだ……。
(-100) 2011/02/06(Sun) 11時半頃
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[彼女は、其の耳から耳飾りを外し、じっと手の中の其れを眺めた後。 その中心にある、精巧な彫り物が施された石が嵌められている部分を、細かく指先を動かした後に開けた。
僅かに残る跡をじっと見詰める。]
このまま、ずっと独りなら………
[ふるえる声でそう独りごち、耳飾りを元に戻す。
戻す途中に溢れ出た涙を拭うことなくそのまま落とし。 身体の動きと共に、バルコニーの手摺りを掴んだ手を滑らせるようにしてその場に座り込む。
そして、小さな嗚咽を漏らした。
嗚咽を漏らして泣くのは、兄が死んで以来だったかも知れない。]
(91) 2011/02/06(Sun) 11時半頃
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/* >>80補足 竦んだのは、炎の中から救いを求めるアイリスの手と重なったから。 嬉々としていたのは、その手を取れることが、 ほんの少しの慰めになったから。
全てが奥様基準なシリィでした。
セシルんに秘話で恋文を書きたかったのだけど タイミングに迷いつつたいむあっぷ。
(-101) 2011/02/06(Sun) 12時頃
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―朝 別館・ベネデットの部屋―
[夜が明ける前、部屋の入り口で鉢合わせしたとある人物。 何を求めてやってきたかはすぐ知れた。 言葉少なに話し、部屋へ帰した]
……。
[ベネデットは結局一睡もせずに朝を迎えていた。 コーネリアの最後の囁きは耳に入らなかった。 入れなかった]
……! くそっ。
[昨夜の訪問者に宛てた書きかけの文に大きなインクの染み。 紙をくしゃくしゃにすると、文机から離れた**]
(92) 2011/02/06(Sun) 12時頃
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─ 闇が消えぬ間に ─
[部屋に戻る時、鉢合わせたのはバーナバスの従者]
昼に届けよう。
[それだけ伝え、従者をかえす。 至急の用事がなければ自ら届ける心積もり]
(-102) 2011/02/06(Sun) 12時半頃
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>>88 [変わらぬ友人。その言葉が聞こえた証拠に、ひくりと肩が一度跳ねた。が、振り返らない、振り返れない。 複雑に縺れ絡まった感情の中に、彼を謀ろうと、騙して利用しようという心があったのは事実。だから、友人である資格すらないと、背に感じるセシルの視線から逃げるように立ち去った。彼の手に、片羽を捥がれた蝶の仮面だけを残して。 決闘の下りはむしろセシルとバーナバスの因縁で、己はその口実に過ぎないようだと考えていたが。その挙動、かける声は最後まで確かに、女が憧れ夢に見た騎士そのものだった]
(-103) 2011/02/06(Sun) 12時半頃
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―夜が明ける前―
[寝台に転がっていると、二回ノックの音。 誰何の声をかけても返事はなく、用心しつつ戸を開けた。 廊下に人影は見えず、微かに甘い残り香が漂う]
……望みきれぬ、か。
[一言呟き、音もなく戸を閉めた]
(-104) 2011/02/06(Sun) 12時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 12時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 13時頃
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/* むしろアイリスをダシに、 バナセシがきゃっきゃうふふしてるように見える。
そして、悉く時間が擦違いそうな二人な気もしている。
オスカーは魔鏡欲しいのかな。色々動いてくれてありがとう。
(-105) 2011/02/06(Sun) 13時頃
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―別館・客室―
[昨夜はどれだけ話に興じていただろうか。 華やかなホールから離れ客室の一室に姿を消したのは空も白み始めた頃のように思う。 短い睡眠に少しの気怠さはあれど、若い身体は疲れを取るのも上手く、 少しだけ唸りをあげるだけで、ひょいとベッドから降りた。]
もうこんな時間。
[ベッドサイドに置いた愛用の懐中時計の時間を確認し、着替えにかかる。 慣れ親しんだ従者を疎ましいとは思っていないが、少し独りで気分を変えたいと、 供を連れずに離宮に足を運んだ為、準備は全て自分で行うが、 女性ほど、手のかかる仕度はない。 持ってきた替えの服は海緑色。今日はかの炎の精が現れることもないだろう。 自分の好む派手やかな色彩を身に纏うとやっと落ち着き、仮面も別のものと差し替える。 身支度を整え廊下に出ようとすると、何やら外からざわめきが聞こえた。]
(93) 2011/02/06(Sun) 14時頃
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…?
[不審に思い客室を出ると、側にいた使用人を捕まえる。 何が起こったか問いただすと、返って来たのは驚くべき事件の話。]
第2王子が? …お亡くなりになった?
[目を見開いて問い返せば、戻ってきたのは暗い頷きと焦燥の表情。 瞳を伏せて逡巡し、足早にホールに向かう。 その光に宿る色を、見止める者はいないだろう。]
(94) 2011/02/06(Sun) 14時頃
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―ダンスホール―
自害、他殺、仮面の呪い。 飛び交う噂はおかしなものばかりか。
…さて、この離宮を出られないというのは、 いささか都合が悪い。
[ドレスの波を渡り歩き、集めた話に独りごちる。 昨日の上辺の華やかさとは違い、今日その場を彩るのは内側から沸き起こる不安の色。 やがて聞ける情報が尽きた頃、ふぅん、と1つ考え込み、 思い出すのは友人の姿。]
(95) 2011/02/06(Sun) 14時半頃
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決闘好きの友人殿は、 煮えきらぬ死を快く思わないかもしれないね。
[正面切った戦いを好みそうな男のことだ。 陰謀だのまして呪いなど、鼻で笑う姿が想像できる。]
もっともこの場に呼ばれた者の時点で、 それもただの空想かもしれないけれどね。
[参加者リストに想いを馳せて、 ここに集められた面々達の誰しも第2王子を殺害する理由はありそうだと、 おもしろそうに笑った。 もちろん第1王子に一族ごと味方する自分もその例外ではないと、自覚はしているが。
くるりと踵を返すと、またざわめきの中に姿を紛らわせていった。]
(96) 2011/02/06(Sun) 14時半頃
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―翌日,私室― [日も昇るころ、のそりと起きだすその足に昨夜ほどの痛みはない。 漆黒の絹に銀の昇り龍があしらわれたドレスは矢張り異国の情緒溢れるもの。 縦襟は首を隠し、柔らかなラインを描く胸元から腰へのくびれを強調する絹の衣服は太腿が覗くよう深いスリットが入っている。 この国では非常識だろう、婦人が足を覗かせるなど卑猥な行為を連想させるもの]
……いつまでこの仮面舞踏会が続くのか、問うても?
[短い黒髪に飾りはない。 したくを手伝う離宮の使用人に向けた言葉、その返答に真紅が丸くなる。 >>#0とうに使者が到達していた時間、使用人にもその話は及んでいた]
なんと して、屍骸は何処に?
呪いの仮面とは面白い事を言う。 呪いだけで人は殺せると思うか?
[すっくと立ち上がり、黒絹の靴を履くと扉を開き外へ向かう。 その顔には昨日と同じ仮面をつけて]
(97) 2011/02/06(Sun) 14時半頃
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オスカーは、歩むたびに白い足を覗かせながら人の集まるホールの方へ。
2011/02/06(Sun) 14時半頃
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あれ、あの方は。
[ホールの中を彷徨ううちに、目についたのは銀の龍。 異国情緒溢れるその衣装は、昨日まさに怪我を負わせてしまった婦人に他ならないと、 颯爽と波を渡り、彼女の前に現れると頭を下げる。]
おはようございます、マダム。 昨日はよくお眠りになられましたか?
…足の具合と、嫌な話題の及ぼす不安で、 お加減がどうか気になりまして。
(98) 2011/02/06(Sun) 14時半頃
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― 昨夜:ディーンの客室 ―
[指し示した寝台に白い皇女が向かう背に、少しばかり安堵含む息を吐いた。白い海に沈む白に眼を細め、彼女にきちんと布団を被せようと歩み寄る後、とんとんと叩かれる大きな寝台の隣。 少し眼を見開いた後、眉を寄せて前髪と額の隙間に指を挿して困った風に自身の口元へと手を当てた]
…ヨーランダ様、その――、
[彼女の隣の寝台を見つめたまま、教師の顔になって考える。色々過ぎらせた後、彼女に布団を掛け直して自身はベッドスプレッドの上から彼女の横に添うた。彼女が眠りに落ちてしまうまで、其処を離れずに居る心算で。]
(99) 2011/02/06(Sun) 14時半頃
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[骨ばった長い両手で彼女を、羽毛ごと抱き締めた。どんなに想いを篭めても彼女に自身の体温が移ると思えず、猫のように寄り添う様子に手に力が篭もり、自身よりずいぶん小さな彼女の髪へと鼻先を埋める。
自身でも自覚するよりずっと張り詰めていたのか。 彼女が眠るまで、と考えていたのに、そのまま服が皺寄るのもかまわぬまま、眠ってしまった。]
(-106) 2011/02/06(Sun) 14時半頃
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―ホール― [仮面に素顔を隠したまま、その場に現れる。 幾つか非難の色を帯びた視線を受けて、内心で嗤った。 卑猥な足にか、其れとも呪い云々囁かれる中仮面で現れた事か。 そんな中、彩色鮮やかな色合いの男が近づいてくる。 声で昨日の彼とわかった]
貴方のおかげでさっぱりでしたわ。 ……足は見ての通り。
[袖の無いドレス故に、しなやかな肢体は隠しようも無い。 扇も持たぬ手が太もものスリットをちらりと捲る。 曲線描く其の足に包帯はもう無い。 まったく痛みが残っていないわけではないのだけれど 夫の手当てあって腫れは幾らか引いていたようだ]
(100) 2011/02/06(Sun) 14時半頃
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[夜が遅かろうが眠る時間が無かろうが、男は何時でも同じ時間に湯を使い身形を整える。白いシャツに腕を通し、上から着込む紺色のダブレットは変わらず金の刺繍が縁に並ぶ。 髪をきっちり真ん中で分け整えたところで、バルトロが慌しく部屋へと駆け込んできた]
…何、だって? ヴェスパタイン王子が?
[告げられる言葉に 見開かれる碧眼。 男は侍女にヨーランダを確認させてから、客室を早足で後にした。何処に行けば誰が居るとも判らぬが、とりあえずはホールへと向かう]
(101) 2011/02/06(Sun) 14時半頃
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温もり無しに棺桶に横たわって 朝まで凍えていた。 ……永眠も出来ずにな
[くつくつ。 仮面の奥で嗤う声。 厭な話題どころか自ら悪趣味な冗談を向ける。 機嫌は昨夜ほど悪くは無かった]
代わりに王子が死んだという。 死骸は何処に?
(-107) 2011/02/06(Sun) 14時半頃
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オスカーは、囁き落とす声に、小さな笑みが混じる。
2011/02/06(Sun) 14時半頃
ディーンは、ホールに2人の人影を見つけた。入り口で礼をして、歩み寄る。
2011/02/06(Sun) 14時半頃
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これは耳が痛いな。
[見せられた美しい脚と毒のある言葉にわずかに苦笑して。 囁きには囁きで、距離を詰めて返す。]
(102) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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昨日も仰っていましたね。 貴女は静かな夜を邪魔された、哀れな亡霊でいらっしゃるのですか?
その墓石に赤い花を手向けてもいいが、 貴女が欲しい花は僕からのものではないでしょう。
[表とは異なる口調をひらりとかわし、続く言葉には、集めた情報から事実を。]
別館1階と2階の階段の踊り場で見つかったようです。 ただ、あくまで噂ですが。
…まさか死した王子の状態までも、 聞きたい趣味はないでしょう?
[先に、牽制を。]
(-108) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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|
失礼、招待客の方々だとお見受けします。 第二王子の訃報は届いてらっしゃいますか。
[歩み寄り囁き合っている様子に、つかつかと大股で歩み寄る。不躾に少し大きめに低い声を響かせる男の様子は、本当に失礼だと思っている風には見えぬだろう。]
(103) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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|
さあ? 誰からの花だろうと、私は構わない。
[前者は誤魔化し 相手は選ばぬとあっさり告げる。 続けた言葉はほんの僅かな情報]
私がほんとうに欲しいものを、与えてくれる者など ……ふふ、王子殺した当人でも無い限りは無理だ。
死骸が見たい。 ただそれだけよ。
(-109) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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おや、どなたかいらしたようだ。
[さっと身体を婦人から離し、歩み寄る男性に一礼。 はて、その金の髪には見覚えがある。]
貴方も王子の噂を耳に? 全く、どこまでも悪趣味な舞踏会だ。 ええ、僕も耳にしております。 あいにく真相までは知りませんが。
[軽口を叩く姿は相手にどう映るか。 どこまでが冗談かどうか、慣れぬ仲でない限りははかることは出来ないだろう。]
(104) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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……悪いと思ってはいらっしゃらないでしょう。
[白い手を昨夜と同じ仮面の口元に当てた。 見せ付けていた足は黒絹の下僅かにちらつくだけに留まる。 小さな笑み声落とし、囁きに告げる僅かな情報ひとつ]
あら。
[近づく男>>103の勢いに、首を傾いだ]
私をお忘れ? 訃報は着替えを手伝いに来た者から聞いているわ。
(105) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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―夜明け前のこと―
[夢に堕ちる前。ディーン様がおとりになった行動に、私は少し不服そうな顔を浮かべました。
けれど、不服を口に出すことなく、身をすり寄せることで示しました。けれど、真実お伝わりしたかは、私には、分からないことです*]
(-110) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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これはまた酔狂なことを。 どうやら本当に死を好まれているようだ。
…あんまり悪戯がすぎますと、 叱られますよ?ガティネ公爵夫人?
[口先を武器にする男のこと、 シノワズリ趣味を持つ公爵について、知らぬ筈もなく。 暗に咎める言葉で婦人と距離を置いた。 元より社交界で不興を買うような振る舞いはしないと決めているのだ。]
(-111) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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…他殺だと、そうおっしゃるので?
[鈍い緑の瞳に暗い光を宿し、改まってそう問い直す。]
(-112) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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聞いていらっしゃいましたか。 楽しげに見うけられましたので、まだ知らぬままだとばかり。
[男は憮然とした表情のまま、硬い声で続ける。仮面を脱げば軽口はまるで嫌味のように変わってしまうのは、男にはどうしようもなかった。]
嗚呼、私はディーノ・ディンディアと申します。 鳥の男は貴女様を覚えていましょうが、それは昨夜の夢のこと。
[どこまでも堅苦しい]
(106) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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噂…とは、例の仮面の噂でしょうか。 王子が亡くなったのは、噂ではなく… ―――亡骸を見たわけではございませんので、真実とはまだ言えませぬか。
[男の言葉に、ふむ、と頷いて口元に軽く握った拳を当てた。深く刻んだ眉間の皺が一層濃くなる。]
(107) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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[私は、羽毛越しにでも抱きしめられたことに、少しの安堵を覚え、羽毛越しに抱き締められたことに、不服を覚えながら、眠りにつきました。
見る夢は、届きそうで届かない碧の焔の……。
―――……嗚呼、私はきっともっと白く冷えなければ
そう、思いました。
冷えれば、あたためて頂けますか? 冷えれば、何も感じなくてすみますか?]
(-113) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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――…私は既に死んだも同然の身 痛みも快楽も ほんのひと時しか、生を感じさせてはくれぬ
望みは唯一つ しかし永遠に手に入らない 眼に見えぬ枷はその名故に
[くす、と嗤い 離れる男に最後の囁きを]
余興ならともかく、あの王子自らが命絶つとでも?
(-114) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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[眉間に皺を寄せた男は、表情と同じく堅い口調のまま。 それに肩をすくめ、こちらも名乗りを返す。]
フィリップ=スタッフォード。 父に爵位はあれど、あいにく僕はまだただの一軍人にすぎません。
常を愉しんでしまうのは、失礼、僕の悪い癖でして。
仮面の噂も耳には入れました。 真実を目にしていない限り、僕にとっては第2王子の死もまだ噂の範疇。 …実感など、沸いていないのですよ。
(108) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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名を疎んでおいでか。 …いや、僕が踏み入れるのはやめましょう。 その真紅を浴びて、公爵の嫉妬を買ってしまっては敵わない。
いいえ。 …王子が自ら命を断つなど、しないでしょうね。
[そう言って、囁きを終える*]
(-115) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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嗚呼……可愛らしい小鳥の名は ディーノさまとおっしゃるのね?
[こちらを覚えていようと告げても 己は相手の顔にまったく見覚えがなかった 名乗られ、漸く昨夜の男と一致する始末]
愉しげに見えたかしら 彼を少しいぢめていただけよ。 足はまだ少し痛むんだもの。 [眉間のしわを見やり、くすと笑う。 名乗りあう二人を見ながらしかし己の名は名乗らない]
(109) 2011/02/06(Sun) 15時頃
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[夢を、見た。それは記憶の再生かそうでないか 判断できぬほど朧気だったけれど、腕の中の彼女と初めて会った時の夢だった。
――初めて父に連れられて来た城は、太陽も真上に昇りたてだというのにカーテンが閉められ、外からは何も伺う事が出来なかった。応接室に連れられ、待っている間も暗い室内は僅かに落ち着かず。室内はわずかにひんやりとしている風にも感じるし、動かぬ空気ゆえ独特の湿度を持っていた。
そこで初めて会った白の少女。 どれくらい前の事だっただろう。
家庭教師をするのは慣れていたし、その頃も既に同時に数人教えていた。勉強が好きだった男は「教える為の勉強」もしていたから下手では無かったし、自分だけで出す結果は既に知り、他人に吸収させて行く事の楽しみもまた知っていたから。
だが末の姫と呼ばれる彼女の家庭教師を始めた男は、その週のうちに彼女以外の生徒へ教えるのを全てやめてしまった。勿論理由をきっちりつけ、別な人物を紹介したりして円満にやめたわけだが。
その理由を、男は父にも誰にも語ったことは、無い]
(-116) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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――…私も、それを問いに来たのよ。 亡骸見ずには、彼の酔狂な演出かもしれないと。
[実感わかぬとこちらも同じように囁いて 仮面越しの視線が彷徨う先]
(110) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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―客室― [夜明け前に宛がわれた客室に苛立ちの滲んだ早足で辿り着き、まずしたことは、出迎えた侍女のナディアを抱き締めて有無を言わさずその唇を奪うことだった。
「若様、お召し物が……」と口接けの合間に荒い息の下から窘めるのを、舌を貪る更に深い口接けで塞ぎ、彼女の衣服を毟り取っていった。 掌で全身をなぞり、曝された乳房を口に含む。 歯で白手袋を引き脱ぐのももどかしく、湧き出た熱い泉に指を浸した。
そうして、幾度も彼女を啼かせ、激しい歓喜に浅黒い身体を戦慄かせるのを見て――ようやく眠ることが出来た。]
(-117) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 15時半頃
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[昨夜の夢になってしまったかと 仮面の奥の真紅は一度彼を見上げ、伏せられた。 愛らしいとは昨夜の鳥に対する感想 むき出しの細腕は眉間に皺刻む男へ伸ばされる事は無かった]
(-118) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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嗚呼、いえ、申し訳ない。 どうにも性分でして、咎める心算などは是ほども。
[軍人だと名乗る男に、小さく頭を下げると金の髪がさらり揺れる。 顔を上げると背筋を伸ばしなおし、異国の女の言葉に小さく頷く。]
そうですね、実感は確かに。 得た少しの情報だけで先走り動き出してしまうのが、私の悪い癖です。
[フィリップの言葉に少し和い言葉を添えてから、ホールをぐるりと見渡した。]
他に何か不幸があった、等は知りませんでしょうか。 招待客と召使侍女達、全員が居るのかどうか、確かめねばなりません。万が一誰かひとりでも欠けて居れば、簡単に犯人となれましょうから。
[男が早口で言うまでもなく、召使達はきっとそれを束ねる者達に改められているだろうけれど]
(111) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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―お昼前のこと―
[昨夜羽目をはずしたこともありますが、私の朝はいつも早いとは言えません。 目覚めた時、ディーン様のお姿は、既に隣にはありませんでした。代わりにベッドサイドにあったのは、アンナの姿。そして、視線あうだに落ちる雷。昨夜のあれやこれやを諫められました。 その後、涙とともにこぼされる情報と言葉に、私は薄く微笑みます。]
……お兄様がお亡くなりになったの。 そうね、そのような状況なら、ディーン様に、これ以上ご迷惑おかけしないようにしなければならないわね。
[言の葉だけは優等生な答え紡いで、ディーン様の2人の使用人に挨拶を向けると、私はアンナと共に私の部屋へと向かったのでした。]
(112) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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酷いな、僕はこんなにも、心を痛めているというのに。
[婦人の言葉にはそんな戯言を。 それからディーノと名乗った男に向き直り、話を進める。]
呪いというのは、かくもあの王子が好みそうなものではありますが。 困ったものだ。無事帰らないと、父上にまた放蕩息子を持った心労を重ねさせてしまう。
貴方のように正義感のある方がいれば、ここの者たちも安心しまょう。 急な訃報に、戸惑いと動揺と悲しみが溢れているでしょうから。
僕も周りに話を聞いて回ってはおりますが、まだ不審なことは何も。
[正確にいえば、確実に消えた者がいる。 パートナーである炎の精。しかしそれには敢えて触れず。]
(113) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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ああ、そうだ。 昨日僕と逢瀬を交わしてくださった雪の姫。
…ヨーランダ姫でいらっしゃいますよね? あの方は、ご無事で?
[同じ王族の人間。もしかして彼女も傷ついている可能性もある。 それはもう1人、銀髪を持つ皇女も同じ。 2人について心配そうな面持ちを見せて、まずは目の前の青年には、確実に知りえる情報を。]
(114) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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―朝・客室にて― [僅かばかりの睡眠――と言うより仮眠を取り、目覚めたのは午前もまだ早い頃。 それでも我が有能なる侍女――彼女も自分とさして変わらぬ時間に寝た筈だが、きっちりと身支度を済ませて既に一仕事終えていた――に時刻を確かめて、それが常の起床時間より遅いと知った時には、寝不足ばかりではない渋面を作った。
目覚めの茶を用意させ、服装を整えてから椅子に座って喫するに、慌てた様子の離宮の召使から耳に入るは第二王子が変死したとの知らせ。 美しい色絵の付いた磁器のカップを、口に運びかけた手が止まる。 驚きよりは不快の色を露に、セシルは暗緑色の眸を眇めた。]
(115) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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無事帰らないと、――は、皆様でございましょう。 正義感…と、言うものかどうかは
[判りませんが、と、自身の口元へと手を上げようとして、その袖の縁に寄っている皺を見つけ、ぴんと逆の手で伸ばし。 異国の服纏う女の言葉に、今度こそ自身の口元を撫でて頷いた]
酔狂な演出…そうであれば、どれほど良いか。 だまされて踊るくらいなら幾らでも致しますが…訃報ともなれば、悪趣味にも程がありますね。
ああ、彼女の息は確認しております。 心砕きをどうも有難う御座います。
[フィリップの言葉に頭を深く下げる。男と彼女の立場がすぐに判るであろう言葉と行動。]
(116) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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/* 今テレビで「にぎにぎされたおにぎりで」って素でアナウンスが流れた。
「おにぎりにぎにぎマシーン」って!可愛いな!
(-119) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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[愛らしい小鳥でもあった男は、眉間の皺を常に崩す事はない。 そもそも男は、ポーカーフェイスは苦手なのだ。 真紅が上げられ伏せられる様子から視線を外す様子すら、さりげなくする事が出来ないから 仮面を着けぬ男は直線の動きをひどく仏頂面で、する。]
(-120) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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[己の部屋で、アンナの手を借り湯につかりながら、ぼんやりと思考を巡らせました。
湯から上がると、身につけるのは、相変わらず白のもの。 私に与えられた離宮と違い斜光が完璧と言えない場所ですから、昨夜とは違い肌は全く露出させておりません。 昨夜首筋を飾った紅は宝箱の中に収まり、代わりに白のショールが絡まります。室内であっても鍔広の帽子を被り、舞踏会だからではなく、肌を焼かない為に何の飾り付けもない顔全体を覆う真っ白な仮面をつければ、どこに境があるか判らない白の塊の出来上がりです。]
(117) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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ずいぶんと生真面目でいらっしゃること。 ……不幸があったなんて他には聞いていないわ? 夫の部屋を確認したわけではないけれど 万一何かあれば 支度を手伝いに行った者が報告してくれるでしょうし。
[早口を聞き取るのは少し間を要した。 戯言零すフィリップ>>113には、素顔見せぬまま首を傾いだだけ]
ヨーランダ姫も 嗚呼……ご無事でいるのね。 何よりだわ。
(118) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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それはよかった。 よく考えたら皇女にまで害が及んでいれば、 …貴方のその落ち着きようは見られませんでしたね。
[几帳面に伸ばされた皺を見遣り、次に向けられた礼に、彼女と男が親しいことを知る。 ふいに銀の姫の方を思い出し、後でそちらにも赴こうと考えるも、今は思考をこちらに向けたままで。]
(119) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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/* 恋愛するとしたら今のところ、 このフィリップはコリーンかヨーラに向くのかな?
(-121) 2011/02/06(Sun) 15時半頃
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[ディーノの語る様子から、そういえば彼女とパートナーになっていたかと思い出しつつ、逢引を心配していた様子などふいに思い出し小さく笑う。 落ち着き払った今の様子ならば、そう謂うことだろう 勝手な思い込みひとつ 近づき一言囁いた]
(120) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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[喪に伏すとは正反対の色彩は、他者にどのような心象を与えるのでしょうか。 あまり気にしてはおりませんし、実際お兄様のお命が散ったことに対する感慨は浮かばなかったりもいたします。 ただ、少しだけ思うところがあるとすれば……。]
お姉様とお話がしたいのだけれど お忙しいかしらね?
[思うところの欠片、背負う人のお姿を、私は求めるのでした*]
(121) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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悪趣味だろうか 己の葬式を祝う人の顔を見たいと思うのは。
[仏頂面の男へ囁き落とす声。 夢も現も全てが曖昧に見える仮面で表情を覆ったまま 真実が何処にあるかわからぬような戯言を]
私の葬儀はそれは多くの皆が喜んだものだ。 ヨーランダ姫が死すれば貴方は悲しむか悦ぶか?
かの王子の是が酔狂な演出ならば、 私も試してみたい気にはなるな。
(-122) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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[起床時に纏った実用本位の無骨な服を脱ぎ、改めて盛装に着替える。 クリーム色の濃淡にアクセントとして茶をあわせ、装飾もレースだけといかにも地味だが、動き易く作ってあるのが利点だ。]
いまさら仮面など無用だ。
[侍女の差し出す仮面を退け、足早に客室を出た。]
(122) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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ええ、その節はご心配を。 ですが王族だから、という事でしたら… ――彼女よりもっと濃い方々が、
[リストには載っていた筈。 気難しそうに顔を顰めたまま 知らぬだろうか、と問いを暗に2人に投げる]
(123) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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/* 仮面つけなくていいのか そうなのか。 赤何処かぶっちゃけよくわかってない子がいるんだが。
魔境がいまローズにあって ワットがれーのーだけ把握してる状態よ??
(-123) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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― 別館:客室 ―
[ひとしきり泣いた後に彼女は眼の腫れが収まるのを待ち、着替えのために覚悟を決めてこの別館で働く侍女を呼び付けようやくドレスを脱ぎ、普段着に着替えた。
手伝いに来た侍女には、傷を見られる前に手を借りねばならない所までを頼み、さっさっ部屋から追い出してしまった。 彼女が余計な事は話すなという空気を出していたためか、侍女も必要以上のことを喋らず、すぐに部屋から立ち去った。
黒のベルベットの長袖のシンプルなワンピース。ハイカラーになっている首元と腕先に、オフホワイトのレースがあしらわれ、豊かな胸元には薔薇の模様が彫り込まれた大振りの楕円のブローチ。 タイトなシルエットのワンピースは彼女の形のよい胸と美しい身体のラインを際立たせた。
昨日と同じく、髪は結わず。 舞踏会でもそうであったが、彼女は派手に飾り立てるような服が好きではない。]
(124) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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濃い方、というと。 第4王子のことでしょうか。
心配ではあれど、そうですね。 …僕が心配というのもおかしな話かもしれません。
[零した言葉は2人に届いたかどうか。 スタッフォード家が、第4王子とは敵対する派閥にいること、 社交界では知れたことなのだ。]
さて、僕もいささか気になる相手もいることですし、 このあたりでお暇しましょう。
[密かに囁いた銀の龍に気付いたかどうか、 そう告げると軽く一礼して。 何も呼び止めがなければその場を離れ、友人か銀の髪の皇女か、 それとも別の見知った顔かを捜すだろう。]
(125) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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―ホール―
あぁ
[短く呟く]
濃いというなら、あの獅子かしら。 ご無事でいらっしゃれば ついに王者となる日が近づきましたもの?
[彼らと夫が従兄弟関係であるとはいえ、己は直接繋がらぬ。 顔と名は一致するが故に、昨夜からかった獅子をふと思い出す。 からかう心算が仮面剥され掛けた事まで思い出し、苦い笑みが浮かんだが見えはしまい]
(126) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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何処までが本音なのかしら。 ……仮面はなくとも、貴方の言葉は靄がかかるよう。
[心配だなど。 名を聞いた後では怪しいものだといわんばかり。 去る姿を呼び止めはしない]
(127) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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|
[部屋にいても退屈だったので、昨日会話を交わせなかった友人と会話できないかと考え、部屋を跡に。
部屋を出ると何やら騒がしい空気を感じ、その中心の場へ。
昨日の舞踏会の招待客らしき面々が集まっているところを見つけ、挨拶を。]
皆様おはようございます。 一体何の騒ぎでしょうか?
(128) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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/* え、ちょ その中心の場ってホールですかそうなんですか つかホールってダンスホールであってますか?
(-124) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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今この場で彼の訃報まで流れれば、如何に派閥が違うとは言え手放しに喜ぶ事も出来ませんでしょう。心配はおかしくないかと。
[犯人となればそれはまた、違う派閥を喜ばせる結果となるだろうから。 気になる相手、という言葉に そういえば彼のパートナーを知らないな、等と思いながらも、]
何か判ればお教え頂ければ幸いです。 今のこの状況では判らない事が多すぎて――動くに動けません。
[一礼する彼を止める事はしないけれど、1度手を伸ばして僅かに身を寄せて彼の腕へと触れてから、此方も礼をした]
(129) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 16時頃
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[手を取った際 小さく]
貴方は嘘が苦手そうで、 [自身は好感を持った、という気持ちを告げた。]
(-125) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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|
ありがとう。
[小さく苦笑した言葉は、相手に届くかどうか。 その男の本音を知る者は、まだこの舞踏会にはいない**]
(-126) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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[ダンスホールを彷徨っていると、見とめたのは友人の姿。 今はもう炎の衣装は捨て、柔和な色の男装に変わっている。]
ここにいた。 どこに行っていたんだい?舞踏会が始まってから、少しも姿が見当たらなかったけれど。
[多分に皮肉を込めた台詞で、 面白そうに口端をあげて言うと、彼はどう答えるだろうか。]
(130) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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[途中捕まえた召使からフィリップの居場所を聞き出した。 そこには既に招待客が何名か集まっているらしい。 大股で本館に通じる渡り廊下の方へ向かった。]
(131) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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―ダンスホール―
嗚呼……当然そうね。 どんなに不仲でも心配はしておかなくてはならないわね?
[くす、と笑う。 夫もまた心配する様子を見せるんだろうか 想像は少しだけ愉快な気分にさせてくれた。 目前に交わされる行為は、こちらへやってきた彼女からかかる挨拶>>128で見過ごしてしまう。 同じ黒を基調としたドレス。髪の長さと衣装のつくりはまるで違うけれど]
これは ……お早う御座います
噂をご存知ないのかしら。 貴方のお兄様がお隠れになったと。
(132) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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/* 今更なんですが、仮面舞踏会参加者にリストが渡ってるってどうなんだろうと思ってる。パスタは持ってるだろうし、匿名COだけど、情報は裏で回っていて誰々が来ると言う噂を知ってると言うのはアリだと思うんだが。 仮面を被ったお互いの正体を当て合う主旨の舞踏会に脳内変換すればいいのかと思いつつ、誰も誰かを装う変装等してn
(-127) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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己の葬式 を 祝う…――、? 貴女は既に死んでおられるとおっしゃるのですか? 私に見える貴女は亡霊だと?
[囁かれる言の葉に いっそう眉を顰めて言葉を返そうにも、流石に近くに人の居る今、男には彼に聞こえぬよう囁き返す器用が不得手で、言葉は掠れて小さかった。 が、続く言葉には身体ごと女へと向く。]
演出ならば? 彼女に何かなさるおつもりですか?
[男がさる背の後ろで、彼女に掴み掛からん勢いで手を伸ばそうとする所別な人物の声が届いたから、咳払いをひとつしてすぐにそちらへと身を向けた]
(-128) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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―午前中・客室―
[あの後はルーカスの部屋へと向かったが、果たして彼はまだ起きていただろうか。 どちらにせよ時間も時間だったことだ。そう長居はせずに自身にあてがわれた客室へと向かったことだろう。
翌朝、目が覚めたのは日頃ベッドから出るのとそう変わらぬ時間。 けれど昨晩の夜更かしの余波は確実に体に残っていて、もう少し横になっておくことにした]
――今頃、結果は出ているのかしら。
[ぼんやりした頭で考えるのは、昨夜ストロベリーブロンドの貴婦人と交わした会話。 今思えばどこか夢のような出来事にも感じられたが、枕元に置いたアクセサリー・ボックスの中には確かにあの腕輪が収められている]
(133) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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[スタッフォード家の軍人が去る向こう、ベルベットのドレスが見えたから身体を向けてから]
おはようございます。 ――爽やかとは言えぬ朝に。
[彼女は第五皇女だ。ディーノ・ディンディアは深く腰を折った。 上げた顔は険しく、一文字に結ぶ口元は難しげに息を吐く]
ですがご無事で何よりです。 ひとりでも多くの無事を確認している次第で。 …他殺であるなら、犯人のそれも含まれてしまいますが。
[仮面を着けた異国の女の言葉に添えて、じっと銀髪の彼女を見つめるのは、兄の不幸を耳にして彼女が倒れてしまいやしないか――等と思ったのも、確かだが、その後僅かに碧眼を見開いたのは 彼女の顔の「つくり」そのものに対して]
(134) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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[其れは人の増える前の事]
――亡霊のようなものだな 私は未だ此処にあるが、幼かった紅麗はもう居ない
[己が夫と結ばれてオスカレットと呼ばれる前の名を 呟く声に悔恨混じるのは僅かの間]
其れほど大事か、そうか 一身に……心傾けるものがあるのは、心底羨ましい事だ
[咳払いの前、勢いに喉元絞められる心地がした]
(-129) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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―本館― [本館に入ったところでフィリップと行き会った。 何事か言おうと口を開きかけたところで、皮肉の篭った台詞をぶつけられ、苛立たしげに左の眉を上げた。]
……お前。 楽しんでいるだろう。
[地を這う低い声が唇から洩れる。 表情が消えているのは多分に憤っている証拠。]
(135) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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もう、誰かお前のパートナーについて聞いてきたか。 まさか自分からべらべら喋っていないだろうな?
(-130) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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[些か乱暴にフィリップを引き寄せ、喧嘩腰で何事か囁いた。]
(136) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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まぁね。
[憤りにはくすくすと笑いを返したまま。 それからさっと表情を引き締め、今日咲いた話題を切り出す。]
なんにせよ無事なようで良かった。 君の腕は信頼してはいるんだが、一応姿は見ておきたかったからね。
…あのさ。先程、来訪者を確認していた方と話をしたよ。 僕のパートナーは消えてしまったから、どう説明したらと少し困ってしまった。 君も念のため、身の改めを考えておいたほうがいいかもしれない。
第2王子暗殺の犯人に仕立てあげられたらたまらないだろう?
(137) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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[そのまましばらくうとうとと心地良いまどろみに身を任せていたが、そんな幸せなひと時は控えめなノックで終了することとなる。 その主が己の連れてきた侍女――名をクロエと言う――だと確認すると、 跳ねた髪を指先でくるくると回しながら入室を促す。]
……あら。どうしたの?貴女顔が真っ青よ。
[扉を開くや蒼白な顔で駆け寄ってくるクロエを見て、娘は不思議そうに首を傾げる。 それだけではなく彼女の肩が、ともすれば全身がかたかたと小刻みに震えているようにすら見えた]
「お嬢様……お、王子様が。ヴェスパタイン第二王子様が……!」
(138) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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話していないから困ってるのさ。
[肩を竦めて、睨むような瞳を見つめ返す。]
腹を割った話が必要なら、僕の部屋にでも移動しようか?
(-131) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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[囁かれた剣幕には苦笑い。]
相変わらずの君で何よりだよ。
(139) 2011/02/06(Sun) 16時半頃
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|
[紅麗。 聞こえた名らしきものを、頭の隅に整理する。 大事、や、羨ましい、との言葉には顰めた眉が僅かに動いたが、少し経って遅れて自身の行動を振り返り]
申し訳ありません。 ………失礼を、致しました。
[搾り出すような声で、非礼を詫びた]
(-132) 2011/02/06(Sun) 17時頃
|
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[クロエは娘に対し、今朝方第二王子が遺体で発見されたことを告げた。 そして、離宮の者が彼を隠してしまうより前に、偶然その凄惨な姿を目にしてしまったことも]
……なんという事なの。
[彼女の手を取ってぎゅうと握ってやると、震えと共にその恐怖が伝わって来るような気がした。 しばし考え込むように押し黙っていると、不意にクロエが漏らした言葉が耳についた]
顔?……呪い? …クロエ、貴女一体何を見たの。
(140) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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あの人が?
―――――あぁ、失礼。 私あの人の事を兄だなんて呼びたくありませんの。
[形の良い眉をひそめて言った。]
骸は何処にあるのです? ………信じられない、あの人が?
殺しても死なないような人だと思っていたのに―――。 また下らない悪戯に付き合わされているわけでは――――ないのでしょうか?
[彼女の様子からは驚きの念は感じれど悲しみは感じられず。]
他に怪我人などは?
(141) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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亡骸の場所は、知りません。 招待客の半数弱程の無事が知れただけで、けが人等の有無も判りません。 演出、悪戯かどうかも―― 今それを確認しようと、情報を集めている所でございます。
[告げながら、視線は、銀髪の女の顔から未だ剥がす事出来ずに居たが、同時何ひとつ確実な情報が言えぬ自身に対する苛立ちを眉間へと集めて顰めた。]
ただ、我々がこの離宮を出られない事。 王子の死を解明せねばならぬ事――他殺なら犯人をも、
…呪いなら呪いの仮面を探しだす事。 それだけが、告げられております。
[国王からの勅書。それは流石に悪戯だとは思えなかった。]
(142) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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あら。
[眉潜める姿に仮面ごと首を傾ぐ。 死を聞いても驚かぬ相手を真紅が見遣りながら 傍らの男にぽそりと一言 此方は話題と関係のないもの]
屍骸は私も探しておりますの。 わざわざ勅使までよこして……酔狂な演出ではないかと、 彼の行動からすれば、容易に信じられませんものね?
生真面目なディーノさまが仰るとおり 死の解明をと言われているのも 彼の死が事実でないなら、ただ踊らされているようなものだわ?
(143) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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[僅か眉を顰めた無表情――付き合いの長いフィリップには憮然としていると容易に知れようか。]
……家の恥と、やってもいない暗殺の犯人として処刑されるのと引き換えか? 堪らんなそれは。
しかしホールに戻ってからの私もお前を見ていない。 まさかとは思うが、お前の差し金ではないのだな?
[冗談か本気か、片目細めて尋ねた。]
(144) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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―本館―
[それから程なくして、娘は客室を後にする。 身に纏うドレスは昨晩とは違い、娘の体格にきちんと合ったもの。 一歩足を進めるたび、ボリュームのあるフリルが主役の薄紅色のドレスがふわふわと揺れる。 仮面は身につけず、その他の装飾品もあの金の腕輪が右の手首に光るだけ。それすらも袖先のレースに覆われ、殆ど見えない]
呪い…呪いだなんて。そんなもの、存在するものですか…!
[呟きながら進む娘の表情は、険しい。 道すがら離宮の使用人を見つければ片端から呼び止め、詳細を教えろと迫った]
(145) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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否、気にするな。 ……詫びたいなら私の呼び名改めてくれればいい
ガティネ夫人だなど呼ぼうものなら 其れこそ第二の訃報が飛び込むだろうよ。
[苦笑い混じる声音で一言。 話題は目前の其れに移っていった*]
(-133) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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[丁度その時、召使の一人がディーノの元へと駆け込んで来た。錯綜する情報を嫌う男へと、正しい情報を持って]
――失礼、バルトロ、どうした。
[振り返り、自身の召使から話を聞く。 すぐに2人へと振り向き直すと、更に深く顰められて居て]
どうやら別館の階段に亡骸があるようです。 ご婦人の見る物では無いと思いますが、――行かれますか?
[尋ねる身体はもうホールの口へと傾いて居る]
(146) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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呪い?
[生真面目そうな顔をした、金髪碧眼の長身の男が口にした言葉を耳にし、首を傾いでその男を見上げて問う。]
何なのですか? その呪いとやらは。
………ぱっと見、貴方のような真面目そうな方の口からそのような単語が出ると酷くちぐはぐな感じが致しますわね。
気を悪くされたらごめんなさいね?
[少しだけ肩を竦める。]
私はコーネリアと申します。 どうぞお見知りおきを。
[膝を折り挨拶を。]
(147) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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……まあいい。
善後策は話し合っておいた方が良いだろう。 招待客リストと照合すれば、身元不明の行方者が一名出てしまうのはどうしても避けられん。 追求される前に名乗り出てしまうしかないのか……。
[ぐっと奥歯を噛み締めた。]
(148) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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おや、ほんとうに踊り場にあるのか。 其れは是非見たいものだ。
[>>146渋い顔をした彼に頷く。 是非にと、声を強調し彼に続くことにした。 悼む様子も恐れる様子も仮面の向こうの素顔は見えぬままに]
(149) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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…もうそのままでは無いかもしれませんが。
[死体が発見されたのは朝方だと聞いている。 もう離宮のものが片付けていればその場には無いのだろうけれど、其処までの事はまだ判らず]
その場に行けば、移動されていてもその先が知れましょう。
(150) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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……本当に楽しそうだな、お前。
[剣呑な視線。]
(-134) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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/* まだまだ同じネタで押しちゃうマリーさんでした。 クロエというと個人的には他に印象が強いキャラクターが居るけれど。
ところで昨日元ネタの方を確認してきたのだけど、もしかしてバーナバスのひともあれが下敷きになってるのかしら…w
(-135) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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[好奇心勝り、口調改める事を忘れていたと 小さく笑み零し名乗る皇女へ仮面ごと顔を向ける]
噂というものは何処まで真実かわからぬものではあるけれど ……中にはほんとうのことも混じっているわ 少し耳を傾けてみては如何かしら。
所で、貴女さまはどうなさる? ご一緒しましょうか それとも、見たくはないかしら。
[皇女に対しても敬うような口調態度は然程取らない。 一応繋がりは薄くとも、彼らは夫の従弟妹にあたる故]
(151) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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[憮然とした友人に笑い、 意地悪な質問にも笑い。]
あいにく僕は、 炎の女性にも消えられ、雪の姫との仲も裂かれ、黒い蝶にも振られ。 一晩ホールをさ迷ううちに、散々悲しい想いを重ねていたよ。
君も愛しい人でも見つかったかい? ダンスにロマンスは不可欠だ。
…そうだな。 リストの照合をしていたのは、ディーノ・ディンディアという金髪の男性。 恐らくヨーランダ姫と親い方だ。 少し話はしたけれど、真面目そうな方だった。…密かに相談してみるといいかもしれない。
口は、固そうだったけど。
(152) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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/* さて、どっちの組に合流しよう。 人数比的にはフィリップ・セシル組かしらん。
(-136) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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あいにく僕は生来の親不孝者でね。 真面目な父上と違いなんでも可笑しくしてしまう。
…それと。
(-137) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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ディーノ・ディンディアと申します。 ヨーランダ様の家庭教師をさせていただいております。
[コーネリアの挨拶には丁寧にもう1度腰を折る。 王家の人間繋がりでいうならば、彼自身よりもヨーランダの後見人を勤める父の名の方が良く聞くかもしれない。 ちぐはぐな感じ、という言葉には少しだけ困った風に眉を顰めた]
いえ、こう見えても呪いというものを否定する気は無いのです。それは信じる者が居れば存在するものになるのですから。
[返す応えも、生真面目そのものと言った言葉。 その碧眼は、バルトロと呼ぶ召使に遮られるまで彼女の顔をじっと見つめ、眇める様子は自身の記憶の抽斗から何らかを照合している態を、隠そうともしなかった。]
(153) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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君が女性でも男性でも、
君は君だと思うけどね。
[それは、暗に「知っている」という囁き。]
(-138) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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[ふと唇を友人の耳元から離し、その顔を覗き見る。 口元は柔らかく笑えども、 真摯な眼差しをしていることに、付き合いの長い彼なら気付くだろう。]
(154) 2011/02/06(Sun) 17時頃
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[使用人達が告げる言葉は、娘の表情をますます堅く険しいものにした。 もっと詳細を…と迫っても、彼らが持つ情報はどれも似たり寄ったり。
苛立ちを隠そうともせず歩みを進めていると、やがて目に入ったのはなにやら話し込む二人の男性。 そのうちの一人が持つモスグリーンの髪色には見覚えがあった]
……ごきげんよう。
[二人の間のただならぬ空気を感じとったのは、もう随分近づいてから。 無視して通り過ぎるのも躊躇われたものだから、控えめな音量で二人に挨拶をした]
(155) 2011/02/06(Sun) 17時半頃
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/* モスグリーンは僕かな? 僕の髪はアッシュなの。ビジュアル系なの。しくしく。(大して変わらない
(-139) 2011/02/06(Sun) 17時半頃
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/* 鳩の表示(ログ表示画面) 水商売 ローズマリー村人、魔鏡
贈り物もいっしょに表示されるんだ…。
処理順みた感じ、これで見分けられるのは夜明け前の正体なのね。 今日の襲撃で人狼になる人に当てても白判定、と。
(-140) 2011/02/06(Sun) 17時半頃
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[かけられた声>>154にはっと友人から身体を離すと、 そこにいたのはたゆたう髪を持つ女性。 はて、どこかで見覚えがあるが。]
ごきげんよう。 …ああ、そのご様子は、もしかして貴女も王子の話を?
失礼、少々険しい顔をしていらしたので。
(156) 2011/02/06(Sun) 17時半頃
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/* アンカー間違えた\(^O^)/
(-141) 2011/02/06(Sun) 17時半頃
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……分かった。恩に着る
[と教えてくれた情報に、親しい同士ならではの簡素な礼を述べた直後、耳元で囁かれた言葉。 さっとセシルの顔色が変わる。 驚愕と「やはり」という確信、咄嗟に反論しようとして、]
………ッ。
[間近で見詰める瞳の真摯ないろに、言葉を失った。]
(157) 2011/02/06(Sun) 17時半頃
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[それでもやっと声を絞り出し、]
お前、
[と言い掛けて、]
(-142) 2011/02/06(Sun) 17時半頃
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お邪魔してしまったかしら。
[さっ、と体を動かす鮮やかな男性を見て、やはり間が悪かったかと苦笑する。 続く言葉を聞けば少々疲れた顔で軽く肩を竦め、ため息混じりの言葉を紡ぐ]
ええ。うちの使用人の一人が、見てしまったらしくて。 …惨いことですわ。
(158) 2011/02/06(Sun) 17時半頃
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[自分と同じく黒のドレスを纏う女性に]
ワイアット様の奥方様でしょうか? 私は初めてお会いするかもしれません。 どうぞお見知りおきを。
[ディーノに対して挨拶したのと同じように女に膝を折った。
口調に対しては気にする様子もなく。]
そうですね、私、骸を見ないと信じられそうにもありませんわね。
昔からあの人は趣味の悪い悪戯ばかりやってきていたので。
(159) 2011/02/06(Sun) 17時半頃
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[急に横から聞こえてきた女性の声>>155に、ハッと身を離す。 そのタイミングは友人とほぼ同時だった。 近付く気配にも足音にも気付かぬ程動揺していたか、と内心臍を噛みながら、近付くローズマリーを見遣る。 親しからぬ彼女には分からぬであろう、激情を無機的な白い美貌に押し隠し、貴婦人に相応しい丁寧な礼をする。]
……ごきげんよう。
(160) 2011/02/06(Sun) 17時半頃
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見た、というと。
…王子、をですか?
[どんな姿でとは聞かずとも、噂は単なる噂ではなかったと推し測る事はできる。 眉をひそめ腰を折ると、彼女の侍女を想い重く口を開く。]
それはさぞショックを受けた事でしょう。 夢のようにふわふわとした伝聞を耳にした僕とは違う。
失礼ですが、どこかでお会いしましたか?
[名を名乗ると、彼女もその名を明かしてくれたろうか。]
(161) 2011/02/06(Sun) 17時半頃
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/* オスカレットはともかく(爆)コーネリアさま度胸あるなー。
マリーは(今のところ)死体なんてとても見れません。無理に見ると倒れそーなのでNPCにやらせちゃったぜ。 しかし使用人が死体を動かしてる可能性を滲ませたのは失敗だったかしら…(´・ω・`)
(-143) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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あら……一度、あの子の茶会でお会いしているのよ? 貴女のその髪色も、魔性の瞳も覚えているわ。 [膝を折る皇女へ首を傾ぐ。 無理も無い事 もう其処にあった快活な少女は見当たらぬ。 長くつややかな黒髪も、今はばっさりと切り落ちている。 そして素顔は仮面のした]
……死骸があるとすれば、ほんとうだと信じられるわね。 行きましょうか?
[闇色から突き出た白い腕を伸ばし皇女を誘う]
(162) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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オスカーは、膝を折る挨拶に返すのは小首傾げながらの両手合わせた礼ひとつ。
2011/02/06(Sun) 18時頃
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[女性の視線の隙間を縫い、ふと友人を一瞥したまま。 そこに浮かんだ柔らかい色の意味を、友人は汲み取ることが出来るだろうか。 ただ、自分が「知っている」ということで、彼の秘密が少しでも負担を軽くすることが出来ればいいと、 それだけだった。]
(-144) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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[鮮やかな衣服の男性と対照的に、落ち着いた色合いの男性にもゆるりと礼を。 侍女の青い顔を見たばかりということもあって、その白い顔には何も思わず]
ええ……。すっかり怯えてしまって。 今は休ませておりますわ。
[侍女から伝え聞いた遺体の状態を思い出したのか、右手で口元を隠すようにしながら瞼を閉ざす。 相手が名乗ったならば、こちらも自らの名を告げただろう]
…もしかして。昨晩……
[お相手頂いた方か、と問おうとする言葉は飲み込んだ]
(163) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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/* 日本語が変。 そしてどこで切り上げたらいいかわからない。
(-145) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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では向かいましょうか?
[2人の女性を伴って自身は前を歩き。 別館へと向かう足取りは女性の速度に合わせようと思うもの自然と大股に早くなり、何度も気づいて緩める歩調]
― ホール→別館へ ―
(164) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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ああ。貴女でしたか。 昨日の藤色と違う趣きだったので、すぐには気付かなかった。
[ご無礼を、と頭を下げた後、ふとその名前に思い当たり。]
もしかして。 エインズワース卿の、ご婚約者様で? 参ったな、貴女との長話を卿に知られたら、嫉妬されてしまう。
(165) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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[ふと思い付いたように、ペンとメモを取り出し、さらさらと何か書き留めると、]
(166) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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あら、あの子の家庭教師様とは‥‥‥妹がお世話になっております。
貴方のお父上には、兄共々よくして頂きました。妾腹の王子と皇女にも関わらず。 素晴らしいお父上をお持ちなのですね。
[胸に手をあてもう一度頭を下げる。]
そうですか、それは大変失礼な事を。 気をつけなくてはなりませんね。 それにしても、私の顔に何か変な所でも?
(167) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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これを、エインズワース卿に。 ああ、急ぎではございません。 何かの折で構いませんので。
(-146) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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/* 多角がおかしなことになってるな。 1:1:1だとどうにも不自然だがまあそんなもんか。
(-147) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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[密かに渡した走り書きが、読まれるかどうか。 悪戯めいて微笑むと、]
ご婚約者様に、宜しくお伝え下さい。
[口元に人差し指を当てて、そう言った。]
(168) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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[フィリップと会話する彼女の顔を見ながら、昨夜の舞踏会の模様を反芻する。 と言っても、周囲に気を配ることが出来たのは服を着替えてからのこと。全員が揃っていた最初のダンスは目を配っていた筈なのに頭に入っていない。
フィリップが名乗るのに続いて、自分の名も名乗った。 彼女の名に、少し何かに気付いたような表情をしたが、それ以上口を挟むことは無かった。*]
(169) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 18時頃
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いいえ。昨日はお見苦しいところをお見せしてしまいましたわ。
[その言葉の指すところは、昨日の窮屈な服装について。 疲れた顔に僅かな微笑みを浮かべ、首を傾げてみせた]
まあ。ルーカスさまのお知り合いでしたの? それなら、この場以外にもどこかでお会いしていたかもしれませんわね。
[思い出せなくて申し訳ないけれど、と続けて。 今度はやや悪戯っぽい笑み]
ふふ、大丈夫。ルーカスさまは寛容なお方ですから。 怒られるのはきっとわたくしだけですわ?
(170) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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[さて、ご婚約者に渡した手紙は、彼女から意中の彼に届くかどうか。 いつ読まれるかもしれない手紙の内容は以下のよう。]
『エインズワース卿 突然のご伝言失礼致します。 この狂った舞踏会が終わった時には、 是非個人的にお話がしたく。 父との取引は存じておりますが、少々私はそれにやきもきしておるのです。 武器を、軍を取り仕切るには、父上は優しく真面目すぎる。
ああ、この内容から、誤解だけはされませんよう。 僕はあくまでスタッフォード家が第一子、この身は一族に捧げるつもりでおります。
では、未来の奥様にも、宜しくお伝え頂きますよう』
[最後には、自分に纏わる名前を添えて*]
(-148) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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ルーカスさまに?
[受け取った紙を不思議そうに眺めるものの、文面を確かめるようなことはせず。 文字の書かれた面が内側になるよう、小さく折りたたんだ]
(-149) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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あら、ローズマリーのお茶会で?
それは失礼な事を。
[仮面の女性にそう告げると伸ばされた手に従い]
そうですわね、参りましょう。
[そう言ってダンスホールを後にした。]
(171) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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いえ、私には失礼も何もございません、が、 嗚呼こちらこそレディの顔をまじまじと見詰めるなど、失礼を。
[それは歩き出す前か歩き出してからか、男は銀の髪持つ皇女へと非礼を詫びて腰を折る。]
変な所どころか。 あまりにお美しいので眼から離せず居てしまいました。
[僅かな逡巡の後 記憶と合致した事を問うのは今では無いとの判断で、別の言葉を紡いだ。きっと彼女には聞き慣れた賛辞だろうが、男は仮面も着けずに軽口を載せるのを得意とせず、僅かに硬い口調になってしまったけれど。]
(172) 2011/02/06(Sun) 18時頃
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ええ…承りましたわ。
[急なことに少し戸惑いこそしたものの、悪戯めいた微笑みを真っ直ぐ見て静かに答えた。
そんなやり取りを、モンタランベール卿はどのように見ていただろう]
(173) 2011/02/06(Sun) 18時半頃
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貴女が叱られるのも、僕の胸が落ち着かないのですよ。
見苦しい所?…さて、思い当たりませんが。
[しらばっくれて飄々と返し、しばらくまた他愛のない話を。 王子の事件を間近に感じた彼女の気持ちが少しでも和らぐよう軽口を叩き、 必要であれば先程から繰り返し続けている事件についての話題も口にするだろう**]
(174) 2011/02/06(Sun) 18時半頃
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フィリップは、[渡した手紙の行き着く先は、今は2人しかしらぬこと**]
2011/02/06(Sun) 18時半頃
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[二人の会話終えるのを待ち、皇女へ手を伸ばす]
ええ、参りましょう。
[まるで晩餐にでも赴くような仕草。 ちらと一度振り返るも、仮面の奥 表情は見えぬ]
別館の、階段 踊り場だったかしら……まだいらっしゃるといいわね。
[歩幅の違う男を追いかけながら 隣歩む皇女へ囁き零す音は小さい]
→別館・階段へ―
(175) 2011/02/06(Sun) 18時半頃
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どんな心持がするものか お伺いしてもいいかしら
身内とはいえ 好いていたわけではないのでしょう 彼の事を
死んだと聞いて、浮かんだ感情はなぁに?
(-150) 2011/02/06(Sun) 18時半頃
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[自分の名を聞いたセシルの表情が少し変化した事には気付いたが、最近はそんな反応は良く目にしていたため特に気にも留めず。]
お気になさらないで。何も本気で怒られる訳ではないもの。 …ふふ。
[それから暫し他愛のない会話を交わせば、少しは落ち着きも取り戻したようで。 彼らが望めば今度は静かな表情で、 己が持つ王子の情報―顔が焼かれていたらしいこと―を告げただろう**]
(176) 2011/02/06(Sun) 18時半頃
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|
― 別館 ―
[遺体は残念ながら、クロエ>>140という娘が見たそのままに踊り場にある事は、時間の経ったらしき今は流石に無かった。暖炉炊かぬ冷えた部屋に。扉を開いて中に入れば、すぐに眼に入る其れ。大きなベッドに寝かされ、白い布を被されているのは眼も当てられぬ遺体であるという事なのだろうと思う。]
…遺体を見ても?
[辺りに尋ねるが、遺体を引き取るべく王が来ているわけでなし、誰に聞いてよいものかすら、判らない。召使達が返事を戸惑う中、男自身も戸惑う風に、ゆるやかに足を踏み出した]
(177) 2011/02/06(Sun) 18時半頃
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―別館、一室― [階段には僅かな痕跡残るのみ。 気落ちしていれば、別室に安置されているという。 ディーノに続いて己も其処へ向かう。 どんな死に様か、死ぬというのはどういうものか 見たかった]
――…
[布被る死骸へ足踏み出す男を、少し後ろで見遣る]
(178) 2011/02/06(Sun) 19時頃
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…ご婦人の見るものでは、
[無いのでは、と。 布に手をかけたままふたりの女性を振り返るのは、気遣いか心配か それともその顔色見ようとしたものか、深く刻まれた皺からは読み取りにくい仏頂面。]
(179) 2011/02/06(Sun) 19時頃
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あら、此処まで連れて来ておいてそれはないわ。
[首を振る 声音は少し咎めるように。 表情は雫浮かべた仮面のした]
確かめたいの。 駄目?
(180) 2011/02/06(Sun) 19時頃
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…いえ、駄目とは私からはとても。
[少しばかり困ったように眉をまた寄せてから、誰か止めに来る前にとでも思ったか さっと白い布を退けた。――幾ら緊急事態とはいえ、要人の死体を見るなど、と]
…、これは――、酷い
[顔が。 焼け爛れ引き攣れる皮膚は黒くなり、彼の美しい面影はそこには無く。ただ首から下だけが生前の服のまま、青く白く黒く屍であるという色を主張していた]
(181) 2011/02/06(Sun) 19時半頃
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― 別館:階段への道 ―
[彼女は暫く沈黙して後、口を開いた。]
そうね……。 下らない、かしら。
(-151) 2011/02/06(Sun) 19時半頃
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|
[別室へたどり着く前の、彼女の答え。 小さなため息を一つ]
そういうもの、か。 有難う、参考になったわ。
[そうしてたどり着く先でその亡骸を見る事となる]
(-152) 2011/02/06(Sun) 20時頃
|
|
[白い布が取り除かれ、骸があらわになる。 王子の顔を見て、仮面の奥から呻くような声が漏れた]
……
[仮面はしかし、屍骸へ向けたまま]
まるうで仮面でも、被っているようね。 あながち……呪いというのも冗談ではないかもしれないわ?
[いくらか間をおいてそんな風に呟く 声が僅かに震えはしたが 気構え出来ていたお陰で意識失う程の衝撃はなかった]
(182) 2011/02/06(Sun) 20時頃
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|
―別館 廊下―
[数名が集まって話をしている頃、廊下には侍従と立話をするベネデットの姿があった。 侍従はかねてより離宮に送り込んでいた者。 一枚紙を受け取り、頷いた]
完璧でないのは承知している。 急いで用意させたのだ、上出来よ。 ……なんだ、何かあったのか。
[紙を小さくたたみ、服にしまいこむ。 そして、侍従からもう一報を聞き、言葉を失った]
……兄上が? 父上から早馬? ……あぁ、もう下がっていいぞ。
[侍従が足早に立ち去ると、誰もいない廊下で口を大きく歪めた**]
(183) 2011/02/06(Sun) 20時頃
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|
[悲しみの色を目に浮かべ]
いいえ。
――――イアンお兄様も、王宮っていう実態のないものに殺されたようなものだと、思ってるから。
つまらない返事でごめんなさいね。
(-153) 2011/02/06(Sun) 20時頃
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|
[男は脇から白い手袋を取り出すと、丁寧に指の先まで嵌める。出来るだけ触れぬよう、それでも何か判るかもしれぬと、口を覆って焦げた顔へと自身の顔を近づけた。燃えて焼け爛れただけにしては説明がつかぬ程、真っ直ぐな線から皮が裏返ったと思われる傷を見つけ、更に顔を近づけた。触れぬように居るが、出来れば触れたい程に孔の開くほど。
見ていた召使が絶えられずえづく声に、やっと、顔をあげる。]
…失礼。 どうやら刃物の傷があるようですね。
[医者ではないから推測ですが、と添えて]
呪い…――ううん、
[眉間の皺が深くなる。]
(184) 2011/02/06(Sun) 20時頃
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刃物?
[傍らの召使が耐えられなくなった様子に 一歩死骸へと近づき、其の焼け爛れた顔を覗き込む]
わからないわ。 何処。
[その赤黒い皮膚へ触れんばかりに白い手を伸ばした]
(185) 2011/02/06(Sun) 21時頃
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このあたり、でしょうか。 皮膚が熱で焼けて裏返ってしまっておりますから、詳細は判りませんし、推測に過ぎないのですが…嗚呼、触れられないほうが良いかと。
[黒の間から伸びる白い手の様子に、自分は一歩下がる。 制止の言葉はかけるけれど、男が手を伸ばしてそれを止めようとはしなかった。]
(186) 2011/02/06(Sun) 21時頃
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ディーンは、慣れぬ匂いに胃が痙攣するのを感じ、顔を背けた*
2011/02/06(Sun) 21時頃
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[フィリップがこちらを見る時に浮かべた柔らかい色に、セシルは気付いていた。 が、その瞳の奥を、探るようにじっと見詰め返すのだった。]
(-154) 2011/02/06(Sun) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 21時半頃
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[フィリップが気付いているのはほぼ確実となった。 しかし、彼は何故何も聞かないのか。 何をもって黙っているのか。 これからどうするつもりなのか。 彼の真意が分からない以上、セシルのおそれを含んだ疑念はくろぐろと蟠り、警戒心だけが育っていく。]
(-155) 2011/02/06(Sun) 21時半頃
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― 別館:一室 ―
――――…何なの、コレ……
[かけられていた布が捲られ、無惨な顔面があらわになる。
暫く呆然と見詰めていたが、次第に実感がわいてきたのか、口を押さえてえづいた。]
(187) 2011/02/06(Sun) 21時半頃
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―別館・一室― でも、これじゃ見ただけではわからないわ?
[とはいえ、触れて判るとも限らないが。 死骸と己を隔てるものがなくなると、その傍らに跪き爛れた皮膚へ手を伸ばす。厭な感触が指先に伝わってきた。 王子の体温は既に無く、ピクリとも動かない]
……これが、死体
[指先から冷えていく心地がした。 部屋に暖房が無い所為もあるけれど、絹一枚の身はふるりと震える。 姉の死は知らせだけをうけ、死体と対面したのは既に棺へ納められた後だったから、こうして死と直面するのは初めて]
あ。
[頬をなぞっていた指先に、幾つかの凹凸を感じる。 窪んだ溝に触れればそれは確かに刃物か何かで切ったのだろう斜めに縦に幾つもの傷跡らしき感触が判った]
(188) 2011/02/06(Sun) 21時半頃
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オスカーは、仮面の奥にまで届く死臭に何度か途中顔を天井へ向けて呼吸して。
2011/02/06(Sun) 21時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 22時頃
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―本館― [ローズマリーとのやり取りの間、口の達者なフィリップが仕切るのに任せ、セシルは口を噤んでいた。 あまり仲の良くないエインズワースの名が出た時にも特に何も言わなかったが、流石にローズマリーにエインズワースへの手紙を言付ける>>168に至っては、鋭い目付きでフィリップを睨んだ。 「お前一体何を企んでる?」といった目付きだ。]
(189) 2011/02/06(Sun) 22時頃
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[自分を睨む目付きは軽くいなし、口をつぐんだ友人は放っておくことにして。 ひたすら婦人に身体を向け、会話を続ける。]
顔を焼かれて…ふむ。
[何やら考え込む様子を見せて、何を言うかと思いきや。]
悪趣味ですね。
[きっぱりと言いはなつ表情のほうが、すがすがしいほど趣味が悪い。]
(190) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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―庭―
[別館の一室に遺体が安置されている事は知っていた。 けれど、何食わぬ顔で黒犬を連れ出し庭に出る]
兄上に会いに行かないかって? ……行かないよ。ほら!
[掛け声と共に多量の結び目がある紐をぽいと投げる。 と、同時に駆け出した黒犬がそれを咥え、戻ってくる]
いい子だノワール。それ!
(191) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 22時半頃
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[そもそもが、父と懇意の相手のこと。 その為の伝達と、その婚約者への社交辞令の振る舞いだと、目の前の友人は考え至るかどうか。 あくまで軽い口調で続けながら、そういえば友人は卿をよく思ってはいなかったか、と、 自分こそ失念していた事実に苦笑する。]
(192) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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嗚呼、ですからご婦人の見るものでは、と…
[えずくコーネリアに、真っ白なハンカチを差し出しつつ、その背を撫ぜようと手を伸ばす。顔は異国服の女へと向け、その様子を見て]
触れぬ方が、良いのでは。 呪いは移らぬものかも、判りません。
[傷口から移る呪いなど聞いたことも無いですけれど、とも言いつつ。]
(193) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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/* コーネリアはてっきり>>132の「お兄様」を僕と勘違いして叫んだりするかな、とかニヤニヤ見ていたのだが。 よく考えたらコーネリア的に僕は「お兄様」じゃなかった(明け方の秘話参照)
いやぁ、煮え切らない酷い男でごめんねコーネリア 多分、りひちゃんw
(-156) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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/*ヨーランダの間違いにさっぱり気付いてない(´・ω・`)
(-157) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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[それからだらだらと続いた他愛無い会話にセシルが呆れ始めた頃、ようやっと事件についての情報がローズマリーの口から語られた。]
顔が焼かれていたとは穏やかではありませんね。
[白手袋の指を顎に当て、考え込む素振りで呟く。 悪趣味な感想>>190を言い放った知人をちらりと振り返り、]
……もう少し詳しいことが知りたい。 ディンディア卿か?少し話を聞いてくる。
[と、ローズマリーに形ばかりの会釈をして、すたすたと歩き出した。]
(194) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 22時半頃
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[セシルの鋭い視線>>189には気づいていなかったのか、それとも意味が分からなかったのか。 何にせよ反応らしい反応はせず、畳んだ紙片は掌の内へ]
……。
[悪趣味だという>>190、その意見自体に異論はないけれど。 その表情の意味をはかりかねて、訝しげにフィリップを見た]
ええ…。あまりにも、残酷ですわ。
(195) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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/* ワットも心配だけど、ルーカス突然死はしない、かなぁ。あわあわどきどき。
(-158) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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[立ち去る友人の後姿に肩を竦め。]
まったく、せっかちなことだ。
[悠長な感想とともに、また婦人に向き直る。 こちらは友人と対照的に、十分に会話を続けてから立ち去るつもり。]
(196) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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見つかったのは、階段の踊り場か。 昨日は、本館も別館も解放されて誰でも歩きまわれたな? 賊の可能性は?これだけ広大な森があるのだ、逃げも隠れも出来るだろう。
[其処に居た召使に捲し立てるも、可能性があった所でそれを証明出来ねば自分の潔白は立証できない事も判って居る]
…悪魔の証明、だな。
[片手を額の上、前髪の生え際へと差し込んで荒々しく髪を横へと薙ぎ払った]
(197) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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―別館・一室―
うつるですって? でもこれは呪いではないかもしれないわ だってここ……確かに刺し傷があるの。
[屍骸となった王子の頬を、愛撫するように擦りながら振り返る]
まあ……コーネリアさま ご気分が悪いなら、席をはずしておくといいわ。 悪臭もひどいでしょう?
[首を傾いでそう告げながら 指先に張り付いた皮膚に仮面の奥で眉を顰める]
(198) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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王子に余程の恨みがあったのでしょうか。
[どの口が言うのかと自分でも思いながら、しかし率直な感想を零す。 考え込む青年には何か思い当たることでもあるのかしら、とその姿を眺める。 しかしこちらが何か訪ねるより早く、彼は立ち去って行って]
あら。…何か分かった時には、わたくしにも教えてくださるかしら?
[去り行く背中へ投げた言葉は、果たして彼の耳に届いただろうか]
(199) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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刺し傷。 ああ、ですがやはりあまり触れられない方が良いと思いますよ。 心地の良いものでもないでしょう?
[異国服の女が指先に破片を張りつかせるのを、眉を顰めて見てから]
コーネリア様、私もそう思います。 そこの君、お部屋までお送りして差し上げるんだ。
[彼女の言葉に頷いて、コーネリアの顔を覗きこんだ。彼女が城の侍女が嫌いだ等と知らないから、当たり前のようにそこに立つ召使の女に声を掛ける]
(200) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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[お姉様のお姿を求めて、お部屋を訪ねてみますが、既に出られた後のようでした。 さて、どう致しましょうと小首を傾げた時に、どこぞの一室が騒がしいことに私は気が付きました。 気を利かせたアンナが、そこにお兄様のご遺体があることを聴きつけてくれます。そして私がそこに向かうを厭うのです。]
私が倒れてしまうとでも思っているのね?
[その言葉に私は仮面の下で、薄く微笑みました。 彼女は、先日私がこの手で小さな命を屠ったことを、忘れてしまったのでしょうか?そうでないことは、次に続く言葉で知れましたが。
――……猫と人は違うのだと。 けれど、どこが違うのか、私には釈然としないものがあります。 私は構わずに、その一室へと足を向けました。]
(201) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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[男の真意が見えないのは常のこと。]
ええ、残酷です。 まるで本当に、呪いに取り憑かれた者の所業のよう。
[戯言めいて紡ぐ言葉もまた、彼女の訝しげな視線をさらりと交わしていた。 そのままいくつか会話を重ね、そろそろ会話も頃合かと思われた頃、]
では、僕も失礼致します。 …探し人がいるもので。
[恭しく礼をして、踵を翻す。 そのまま、自分が慕った王子の妹である、銀髪の皇女の姿を探した。 微かにではあるが、その身を案じる素振りを表にも見せ。 そこかしこにいる使用人達に尋ね歩き、しばらくはホールを彷徨うつもり。]
(202) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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[私がその一室に辿り着いたのは、丁度お姉様がご気分を悪くされた時くらいだったでしょう。
私は見えた情景に、言葉なく立ちつくしました。 お兄様の死を言葉だけ聴いた時には沸かなかった『何か』が、確かにこの胸に湧くを感じます。そして、確かに猫と人が違うのだと、私は己の感情を持って知るのです。]
……第5皇女様、ご気分が悪いなら 私がお送りいたしましょうか?
[ややあって、存在を示すように声を発しました。 白の仮面の下、聲はくぐもっていれど、取り立てて動揺を示すようなことはないまま。]
(203) 2011/02/06(Sun) 22時半頃
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―別館の一室― [移動したディーノ一行を探し歩いて、第二王子の遺体が安置された場所に辿り着いたのは、彼らに大分遅れてのことだった。 何やら落ち着かぬ様子で扉の前に控えた離宮の召使に扉を開けさせ、中に声を掛ける。]
失礼。 こちらにディンディア卿がお出でと伺ったが?
(204) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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―別館・一室―
嗚呼、触れてみなければこの傷はわからなかったわ
でもあまり弄り過ぎては怒られるかしら? 無礼者……なんて、ね。
[恐怖の色は声には現れず 矢張り其処には好奇心だけを零す。 表情は見えぬまま、両膝をつくようにしゃがみこんだ姿勢は 太ももからのスリットが足のラインを剥き出しにしている]
ハンカチをお持ちではない? 指が汚れてしまったの。
[肉片のこびり付いた指を見せ、首だけで振り返り顔を上げる。 問いかけながら首を傾いだ]
(205) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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…そうですわね。 狂気に憑かれた者をあるいは「呪われている」と呼べるなら。 呪いなどと言うものも、あながち間違ったお話でも無いのかもしれません。
[のらりくらりと、掴めそうで掴めない鮮やかな男。 結局、話を切り上げる時まで完全に相手にペースに呑まれる形で]
まあ、そうでしたの。それならわたくしもお暇しますわ。
[離れ際に軽く挙げた掌には、先程の紙片が握られている。 ひとまずはこれを届けるのも兼ねて、許婚の姿を探しに行こうという心算]
ごきげんよう。
(206) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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あら……ごきげんよう、ヨーランダさま それに
[ちょうど振り返った先に、いつから居たのか白い塊と こちらは調度やってきた、柔らかな白纏うセシルの姿。 屍骸の傍に座ったまま挨拶をかけた] ディーノさまは此処よ?
[名を呼ばぬままに]
(207) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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/*別室に大集合しておる。
正座で待機。
(-159) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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ああ、ヨーランダ様。 [足音に気づかなかったから、男は白い皇女の声に驚いて振り向いた。彼女と骸の間に割り込むように身体を移動させるのは、見せぬようにする為。]
コーネリア様がよろしければ、お願いします。 私はもう少し話を聞いたりもしたいもので、
[眉間の皺は剥がれないけれど、低い声は僅かに柔くなるのが自分の耳でも知れる。と同時、名を呼ばれそちらへと顔を向けた。]
ディーノ・ディンディアは私ですが、
[コーネリアに差し出したハンカチが受け取られれば別のものを、そうでなければそれを異国服の女に差し出す事も、忘れない]
(208) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 23時頃
百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 23時頃
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[ひとしきり黒犬を遊ばせると、犬と共に木陰で腰を下ろす]
兄上はもういない。 ふふ、母上は今頃どんな顔してるだろうね。 ふ、あはは、あははは・・・・・
[気のふれたような笑い声は次第にすすり泣きに変わる。 黒犬を抱きしめ、柔らかな毛皮に顔を埋めた]
(209) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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[ハンカチを渡そうと手は伸ばすものの しゃがんで露わになった足からは、顔を背けて視線を向けぬ。]
(-161) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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/* ひっでぇマザコンw
(-160) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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―別館・一室― [直ぐに視界に入るのは、先に足を踏み入れたばかりの純白の王女。
これはこれは。 失礼致しました、ヨーランダ姫。
[膝を曲げて深く腰を折り、王家の姫に対するに相応しい丁重な礼をした。 見回せば、そこに居るのは先に聞いていたディンディア卿とガティネ公爵夫人以外にも、昨夜出会ったコーネリア姫までいるらしい。 少し驚いたようにぴくりと眉を動かしたが、すぐさまそちらにも急いで挨拶を送る。]
(210) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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/* べネットが! か、可愛いだと?!
(-162) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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[さてさて。愛しの婚約者殿の元へと思いたったものの、彼は今どこに居るのだろう。 もう随分と時間が経っているし、流石にまだ寝ているということもないだろうけれど]
ひとまずはお部屋かしら。いらっしゃらなければ聞いて回れば良いでしょう。
[中身の分からぬ文を手に、ひとまずは別館方面へ向けて歩きはじめる]
(211) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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[私はお兄様の遺体に、初めて本当に強く死というものを感じました。そして、思い出すアンナの言葉を思い出します。
起きぬけ齎されたのは情報と、ディーン様に関する意見でした。 殿方に同衾を求めたはしたなさを忠告する後に、ポツリと呟かれた言の葉。]
『母娘揃って、信用してる方に裏切られる姿は見たくありません。 ディーノ様は、そうではないと信じたいのですが……』
[涙ながらに途中、言葉を呑みこんだアンナは、私の父が誰か見当が付いているのでしょう。それが正しいかどうか、真相は闇の中ではありますが。]
(-163) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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[屍骸傍に居た己はディーノの動きで自然とヨーランダが見えぬ位置になる]
嗚呼、ありがとう。
[>>208此方へもハンカチを寄越してくれた相手へ 礼と共に一言を添える]
これは……お返ししなくても良いわよね
(212) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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『私は、貴女様が、ディーノ様を愛称でお呼びになる度に 心配してしまいます。
……貴女様が本当に心を許しているのは、ディーノ様しか おいでにならないと、いやでも感じてしまいますから。』
[一度呑みこまれた言葉は、されど結局最後まで紡がれて。 私は気付いてしまったのでした―――本当に私の死をもって彼の方を自由にと思うなら、愛称で呼んではいけないと。
―――……私はどこまでも白く冷たくならないと、駄目なのだから。]
(-164) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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[目覚めたのは正午になろうかという頃合。 舞踏会前ほどではないものの、化粧と着替えにたっぷり時間を取って、貴婦人の一日は始まる]
首飾りは……嗚呼、あれは結構。必要ありません。
[タフタ織のゆったりした撫子色のローブを纏い、その上から防寒用の毛皮を重ねる。差し出された首飾りを受け取るものの、身には着けず暫く眺めていた]
……困りました。お名前をお窺いしていなかったなんて。
[こつり、と咎めるように自身の額を叩いて、羽根ペンを取り認める。 『esruc on si ereht siri』 と]
(213) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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何だ、そんなに死骸が恐ろしい? [手を伸ばすも此方を見ない相手。 勘違いのままに一言添える]
(-165) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 23時頃
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―庭―
[ダンスホールを探しつくし、不意に庭に足を踏み入れた時。 黒い犬に姿を隠す青年の姿を見つめた。]
あれは…ベネデット王子?
[一方的ではあるものの、その姿を知らない筈がない。 自分の立場と、彼のただならぬ様子から、話しかけるのは少々躊躇われたが、 やがて考え込んだ後、意を決して歩みより、無言で胸ポケットからハンカチを差し出した。]
(214) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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−舞踏会/ホール− [曲が切れるたびに踊りが変わる。 それでも新たに曲が始まれば、男と女と政治が回る。 この舞踏会の水面下でどれほどの謀略が動いているのか。 己が好む好まざるに関係なくそういう場所だ]
…ああ、戻ったか。
[壁にもたれたまま、視線のみを嘴の面へと向ける。 微かに、自分が傾けているグラスとは違う匂いがしたので おそらく酒を煽ったりしたのだろうと想像がついた。 あまりに生真面目すぎる報告に、グラスに半分ほど残っていた 金色の水面が細かく揺れる。男の笑う口元を仮面は隠すこともない]
そうか。では存分に甘やかしてやるといい。
[くく、と、喉の奥が細かく震えながら男は嘴面の男を送り出した。 そのあとに視線だけで見ていたのは、転びそうな妻の様子。 関わる一通りの顛末と、目の前に言葉だけ残して去っていく異国の姿。 数刻して、男の姿もまたホールより消えていた]
(215) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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これと同じような腕環をしたご婦人を、 あなたはご存知ありませんか?
[客室から本館まで。うろうろ歩き回っては、誰彼ともなく引っ掴まえて、揃いの首飾りを見せながら問いかける。 その多くは、今はそれどころではないといった風情で、アイリスを邪険に扱った。或いは、今日彼女は其れを身に着けていないのか、明らかに昨晩の自身と取れる証言ばかり]
全く、主に似たのか、気の利かない侍従ですこと。 あら、ごめんあそばせ、そこのあなた……?
(216) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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[背からの声に、この人数の中一人にしか届かない返事を返す事が出来なかったから。 男はただふるふると金の髪を左右に振った。]
(-166) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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[庭に、という妻の言葉を男は記憶していた。 流石に庭へと出歩くような事はなかったが それでも男がテラスから庭を眺めおろしながら 一晩過ごしたことは事実。
ただ、そのことを彼女に伝えるつもりはなさそうだった]
(-167) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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−客室−
[一晩中起きていたのか、目元には幾らかの薄い影。 扉を叩く音に小さなくしゃみが返事のように一つ零れた。 伝え聞いた言葉、内容。訃報。 一瞬の空白の後に、ゆっくりと息を吐き出して]
わかった。身支度が済んだら直ぐに向かう。
[ぱたん、と扉の閉まる音をどこか遠くに聞きながら ちらりと、テーブルの上の本のようなものに視線を向ける。 異国趣味の男が持つにしては西洋風な分厚い本。 何度も読み返したのか、栞は複数枚が挟まっている]
……あの仮面、かもしれませんよ。母上。
[小さく呟く、その相手は既に世にはない。 けれど、仮面の齎す死と呪いの行方を見定めなくてはならない。 それは己に与えられている義務そのもの]
(217) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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御機嫌よう、とは言えないですわね。 このような場合は、どのように挨拶を向ければ宜しいのかしら。
ねぇ、『ディーノ』様。
[歳の差故に本当は従兄でありますが、幼いころの癖でおじ様とお呼びする方の奥方に、同じく白を纏う殿方に挨拶を向けられて、私は首を傾げて問いかけます。
第二王子の遺体が齎した変化。それは……。 それこそ幼い日、始めたあったその時に、『ディーノ』様と呼べず『ディーン』様とずっと愛称で呼んでいた呼び名がかわってしまったことに現れます。
ディーノ様のご配慮も、公爵夫人のご配慮も、ある意味もう無駄なこと。私は見て知ってしまいました。
ディーノ様の言葉を受ければ頷いて、ゆるく視線を巡らせお姉様とお呼びしていた、第五皇女様に手を差し出します。果たして手を取って頂けましたでしょうか?]
(218) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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[ひとまず、公爵夫人には目礼だけをし、眉間に皺寄せた金糸の髪の男――ディーノと話をすることにした。]
私はセシル・アントワーヌ・ド・モンタランベールと申します。 第二王子が亡くなられた件についてお調べと伺い、参りました。 色々とお話をお聞かせ願えればと。
[王女達を避けるように近付けば、寝台に寝かされたヴェスパタイン王子の屍骸が見えてくる。 赤黒く爛れて原形を留めぬ無残な顔にも顔色ひとつ変えぬのは、流石に軍人であるから。]
(219) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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/* ローズマリーを知ってて最適なのはオスカーなんだけど、 今は死体発見現場に人がたまってるからなぁ。
フリーなのはどこだ。ワット待とうかな。 お庭にも行きたいかも。
(-168) 2011/02/06(Sun) 23時頃
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ああ……そうね このような時はどんな挨拶をすればいいのかしら。
[ヨーランダに同じ言葉を向けると セシルの目礼には軽く頷く挨拶ひとつ。 名乗りを上げ、話を聞こうとする姿を仮面越しに見ている]
……
[傷があったと、この手で確かめたことを告げる気は未だない。 指先をハンカチで拭い、立ち上がった]
(220) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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オスカーは、ディーンを見て小さく肩をすくめる。どうだか、というジェスチャーだった記憶があった。
2011/02/06(Sun) 23時半頃
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−→別館・一室−
[報告の侍従より伝え聞いたその場所へと足を向ける。 向かうべきは第二王子の遺体の在るその場所。 邸の中に大きく嘆く声はないけれど、 咲き誇っていた花が散ったという事実は どこか建物の中にも悪い空気のように 徐々に広がり始めているらしい]
…なんだ、予想外に賑々しいな。
[扉を開き、そこにいた人数に軽く驚いたように鳶色が瞬く。 もう、数えるのも面倒であったし、驚きを含んでいたゆえ あまり形式ばった礼儀を装う余裕もなかった。 扉の奥から微かに、蛋白質の焼けた匂いが薄くしたこともあって 男は小さく眉を寄せもした]
(221) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 23時半頃
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/* バーナバスとのメモのシンクロぷりに笑った。かわゆす。
(-169) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/06(Sun) 23時半頃
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/* 死ぬ前にえろぐが書きたいとか。
ちょ、ちょっとしか思ってないんだからね!(不謹慎)
むしろ亡霊でとっかえひっかえ アイリス千人斬り目指しますな勢いとか(嘘です)
(-170) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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アイリスは、ローズマリーを当人と知らず呼び止めた。
2011/02/06(Sun) 23時半頃
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[何者かが近寄る気配に黒犬が一つ、ばう、と吠える]
誰だ?
[慌てて涙を拭い、顔をあげる。 傍に立つ、やたら派手な色の服を着た男をベネデットは知らない。 差し出されたハンカチで泣く姿を見られた事を悟る]
……見るな。 見るな!
[もう遅いと言うのに、声を荒げて横を向く]
(222) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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[白の皇女が自身を呼ぶ形が変わる事にはすぐに気がつき、僅かに眉を上げたけれど、続いた言葉に頷いて、コーネリア姫へと視線を流した。 それから身体ごと、白の青年へと向け、彼を見詰めた]
余り多くは掴めていませんが、
[顔を一度骸へと向け、ゆっくりと戻し。はっきりとした口調で知だけの事実を述べてゆく]
呪い…―と言う物にはあまり明るく無いのですが。
(223) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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/*アイリスの動きが面白いなぁ。
知らずに呼び止めたとかちょっと可愛い。
(-171) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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/* 毎度毎度、反応悩むなw 反応遅くてすまんせん。
(-172) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
|
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/* 魔鏡→アイリス→ローズ バナ→なんか役職持ち
しかわからん。
(-173) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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大丈夫です、御免なさい―――――……
[部屋にいる周りの面々からの問いかけにようやく答える。 気付けば妹のヨーランダと、おそらく昨日バルコニーで言葉を交わした男性の姿が見えた。]
(224) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
|
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明るく無いだけに、知る事を話せば長くなります。
[異国服の男が現れたのに礼をして、最後に添えたのはそんなひとこと]
(225) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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/* 死体発見現場は人が多いので
庭に行こうかな。
4人とか超恐いんだけど。多角。
ベネはバナと濃い人。フィリップは一応ちらっと絡んで名前知ってる。 喋りたい人が一箇所に溜まってると、どうしてもねー。突撃に勇気がw
(-174) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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もう見てしまいましたよ。
[荒げられた声に苦笑して、ハンカチを差し出す手は引かず。 ん、と考えた後、こんな提案を持ち出す。]
貴方は僕を知らない。 僕も、「貴方を知らない」。 …こんな感じなら、いかがですか?
(226) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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御免なさい、やっぱり私はこの部屋から出たほうが良さそうね…。
お願いできるかしら?
[そう言って妹の手をとった。]
(227) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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[ふわりふわり。廊下を行くのはゆったりとした足取り。 手紙を預かったは言いけれど、それ程急ぐつもりもなく。 時折館の使用人を見つければ、往路と同じように事件のあらましを訪ねて回る。 けれどやはり、大した情報を得ることは出来ない]
…ふう。
[ため息には疲労感が滲む。 憎き第二王子が死んだというのに、いまいち気分が晴れないのは――顔を潰すという、その手段から。]
まるで、本当に仮面の呪いのよう。
[なんて、らしくもない呟きを漏らした丁度その時。 廊下に凛とした女性の声が響き>>216、そちらを振り返る]
?なにか…?
(228) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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―一室― っ、
[死骸に触れても動じなかった己が身を震わせたのは 其処にやってきた夫の姿を見つけたから。 幸いにもディーノの影になり、戸口から直ぐには見えなかっただろうが]
あなたまで……いらしたのね
[死骸の傍に立ったまま ハンカチで拭った両手を隠すように背に回す]
(229) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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[差し出した私の手に、第五皇女様がお触れになったなら、氷のように冷たいとお思いになられるでしょう。 手を引きながら、私は仮面の下から感情の伝わり難い声音で囁きを落とします。]
第五皇女様にお聞きしたいことがございます。 昨晩、第四王子様と、どのような用件でお部屋でお会いに?
[淡々としたそれは、このような状態では疑っていると聴こえるのかもしれません。]
(-175) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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[ディーノよりもヴェスパタイン王子の(と見做されている)遺体の方に注視して、寝台の傍に立つ。 屍骸の上に屈み込み、焼かれた顔面を矯つ眇めつ眺める。]
もう少し詳しく拝見させていただいてよろしいですか? それとも陛下からの許可がないと手を触れてはいけませんか。
[ちらりとディーノを振り返ったところで、また戸口から新たな人物の声が。 顔を挙げ、ガティノ公爵の姿を認めると、無言で会釈した。]
(230) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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/* あ、でもバナがベネに報告に庭行くなら、 同じ場所は避けた方がいいか。
コリーンとヨーラが離脱するなら絡みに行こうかな。 何という女の園。
(-176) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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……感謝する。
[しばらく黒犬を抱きしめ震えていたが、提案を聞くと愛想の無い声でハンカチを受け取った。 ハンカチで目元を拭いつつ、下唇をぎゅうと噛む]
ああ、酷い姿を見せてしまったな。 すまない。
[次第に落ち着きを取り戻すと顔をあげた]
(231) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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公爵様もおいでになったのね。
[果たして、第五皇女様に差し出した手は取って頂けました。 傍から見れば労わるような素振りで、一言二言囁いて。 視線を上げた先に見えたお姿に、礼を一つ。 その後、仮面の奥から印象的な紫に視線合わせ]
私より、騎士様にお送り願った方が良いかもしれません。 けれど、殿方はお話しあいのよう。 私で我慢なさってください。
――……第五皇女様のお部屋でよろしかったですか?
[行く先を尋ねました。 騎士様の方が……と申しましたのは、昨夜のことを私も覚えていたからで、取り立てて深い意味はないのです。]
(232) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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[妹に手を引かれながら、ゆっくりと歩く]
―――――…冷たい手をしているのね。
貴方昨日私と第四王子が一緒に居たのを知っているの? 第四王子の犬と遊んでいたものだから、それを迎えに来たのかと思ったのだけれど。
私が泣いているのではないかと思って探しに来て下さった様でしたけれど。
[一体なぜあの男と一緒にいた事を知っているのだろう、と驚きを隠すような事は無く。]
(-177) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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いいえ。誰にでも、泣きたい時はありましょう。
[その理由を問うことは敢えてしなかった。 それは彼の胸中に触れること。自分の、彼の身分に触れることだ。 黙って傍に腰を下ろすと、黒い犬を撫でようと手を伸ばす。撫でさせてくれただろうか。]
あまり穏やかでない状況ですから。
(233) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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いえ、私も少し少し既に。 切傷かと思いますが、何か分かりますでしょうか。
[セシルが骸へむかう様子を、その横顔をじっと見詰める。何かを思い出すような、デジャヴュに一度目をぎゅっと目を閉じて、開いた]
(234) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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[ディーノの言葉に>>223一度視線を屍骸に戻し、]
……呪い。呪いですか。 もう、呪いの仕業と決まっているのですか。
[低く唸った。]
(235) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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― 別館/廊下 ―
これと同じような腕環を……、あら。
[辛抱強く同じ問いを繰り返そうとして、振り向いた女性に――容姿でなくその声に、ぱちりと大きな瞳を瞬く。聞き覚えたのが確かなら、]
貴女にこの首飾りも、預けようと思っていました。
[朗らかに笑んで、掌に捧げ持つ黄金の蜷局に、先程のメッセージを添えた]
(236) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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/* リアル黒わんこが今僕の膝の上で寝てます。
初めてなの!初めてなの! 可愛くて仕方ないです(親ばか
(-178) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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[死骸の傍に居れば近づいてくる>>230セシルの姿。 皇女たちはどうやら退出するよう。 己は未だ留まったまま、彼のクリーム色の布地を引く]
呪いだけではないと思うの。
[囁き零す声は小さく]
(237) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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[何のまじないか、左右逆から綴られたアルファベット。
『esruc on si ereht siri』
(呪いなどない。 アイリス) ――There is no curse. Iris]
(-179) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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確かに短くはなさそうだな。
[教育係の言葉に軽く肩を竦める。 短いのであれば、それこそ驚きだとでも言わんばかりの顔を男はした。 それから、無言の会釈を寄越してくるモンタランベールにこちらも短い会釈を。 姫君たちは部屋を出るようなので一歩下がったが、 自分がきたことに驚いた様子らしい妻の姿に 男はただ鳶色を細めるだけに留めた]
私が来ると、何か不都合でも?
[首を傾げながら妻へと言葉を向ける。 だからといって、それ以上追求をする気も男にはない。 遺体の様を確認したいらしいやり取りを眺めつつ]
…呪い、ねえ。
[己の顎先を指で撫でながら、男は思案するような顔。 そのまま鳶色を遺骸へと向けた]
(238) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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ええ、ありがとう。 お部屋までお願いするわ。
[手を取ってくれた妹にそう返事し、部屋の面々に「失礼します」と告げると、妹と共に部屋を後にした。]
(239) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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触ってみたわ。 顔面に幾つ刺されたのかしら、傷があるみたいよ?
[久しぶりに向けた言葉のなんと色気の無いことか。 背に回していた片手で裾引いて己が知る事実を告げた]
顔を焼くのはともかく 仮面には手がないでしょう? 刺し傷を作れるのは、ひとだと思うのだけれど。
(-180) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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[冷たい手との感想には、仮面の下で小さく笑む気配を漂わせました。その後、体質なのだと囁いて]
覗き見するつもりはありませんでしたが 第四王子様がお訪ねになるのを偶然お見かけしたのです。
貴女様と、仲が良いというお話は聞き及んでいませんでしたから 少し不思議と思い尋ねました。
[核心には触れぬものの、じわりと疑いが滲むのは隠せません。 それは唯単純に、第二王子に苛烈なまでの憎悪を見せた銀の皇女の姿が印象的なこともありました。]
――……どうして、泣いていると?
[ですからその印象と、泣いているかもと仰る言葉がちぐはぐに思え、もう一つ問いを重ねました。]
(-181) 2011/02/06(Sun) 23時半頃
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[ディーノも触れた>>234との声を聞けば、思い切りよくまずは首から下の身体を改めんとする。]
それでは失礼致します。
[と形ばかりの断りを入れ、止め立てされなければ、衣服を開いて肌を露わにし、他に外傷がないかどうか確認した。]
(240) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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呪いだけではないなら、何だと?
[丁度遺体に視線を向けた時、 遺体を巡るやり取りに挟まれた妻の声に 鳶色を彼女のほうへと向ける。 何か思い当たるような事でもあるのだろうかと]
(241) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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ヨーランダは、殿方(と公爵夫人)の話し合いが始まれば、第五皇女様と静かにその場を後に。
2011/02/07(Mon) 00時頃
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……不都合はないわ、私のあなた。
[首を振った。 表情は仮面の奥]
こんな所にいては 咎められるかしらと思って。
[まして死骸の頬を撫ぜまわしていたなど 彼の妻がすることではないだろうばつの悪い声が洩れた]
(242) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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オスカーは、お大事にと退出する二人へそう声をかけた。
2011/02/07(Mon) 00時頃
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ああ、そうだな。 ……そうであった。
[黒犬は派手な男に撫でられるまま、大人しく伏せ、時折尻尾をぱたりと動かす]
皆、酷く慌てているな。 無理もないか。
(243) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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/* 紅一点 ……に見えません オスカーグラのおかげですね!
(-182) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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[振り返った先にいた女性の顔には見覚えはなかったけれど。 その美しい髪と――掌の輝きは。]
嗚呼――
[まごうことなく、昨夜の貴婦人。 彼女の持つメッセージより先に、その笑顔に幾許かの安心感を覚えた]
お会いできて良かった。
[彼女が差し出す首飾りをしかと両の手で受ける。 添えられたメッセージには少し不思議そうな顔をしたが、暫しの間の後ぱあ、と顔が明るくなる]
(244) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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いえ、決まった―決めた訳ではありません。 …むしろどちらかと言うと否定したいですけれどね。
[肩を竦めて呟く言葉は冗談の色は無く、生真面目な色そのもので]
(245) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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……良かった……。
[絞り出す言葉には心の底からの安堵。 疑い半分だった昨晩とは違う、切実な感情が込められていた]
(-183) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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ローズマリーは、ため息と共に声を零す。
2011/02/07(Mon) 00時頃
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第四王子とは仲が良くない―――…というよりかは、殆ど交流なんて無かったというところが本当のところね。
彼は王妃の息子、私は寵妃の娘。
王妃が父からどんな扱いを受けていたか知っていれば、そんなに関わりを持つことなしに育てられていたというのは、貴方にも分かるのじゃないかしら?
[妹にゆったりと言葉を返す。 どうして泣いていると?との問いかけには、少し間をおいて後]
貴方は私の兄の事を存じていますか? 第三王子の事です。
(-184) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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[大人しく己の仕草に身を任せる黒い身体に目を細め、 その毛並みを大事そうに撫でて。 かの王子…いや、青年に顔を向けては、苦笑する。]
ええ、随分と色々な方に話は伺いましたが、反応はみな一様。
ただ、僕は…
[少しだけ、その先の言葉には躊躇って。]
驚いたことに。 其ほど驚いていないのですよ。
[予兆でもしていたというのか。 このおかしな舞踏会が開かれた時から。こんな出来事も、起きかねないと。]
あまりに冷静に、たくさんの会話を聞きすぎたのかもしれません。
(246) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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本当は、このお体が本当にヴェスパタイン殿下だとの確証があれば一番良いのですが。 もしベネデット殿下がお出でなら……でもご兄弟でもお分かりになりますかどうか。
[真摯な横顔を見せて検分しつつ、未だにこれが第二王子の仕組んだ陰謀ではないかと疑っている口ぶり。]
身体には、少なくとも目で見える傷はありませんね。
(247) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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そうですね、敢えて言うなら。
他の心配事が浮かびました。
家族や、他の大切な人や、自分のこと。
…浮かんだ、という事なら、 貴方にもありましょう。
(248) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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わたくしったら、うっかり貴女が誰だか分からないまま、 探し歩いてしまいました。
今ならば、お名前をお窺いしてもよろしいかしら?
[首飾りを捕えた反応が、何よりその笑顔が。間違いなく昨晩の相手と分かって、思わず今日のドレスのサイズを検めてみたり。 名乗るなら自身からと、豊かなドレープをたくしあげ、優雅な一礼]
ベレスフォード侯爵の妻、アイリスでございます。 どうぞ、お見知りおきを。
それにしても、今朝はどうしたのかしら。 誰も彼も忙しそうで、晩餐の後片付けはそんなに大変なもの? それとも、此方ではこれが普通なのでしょうか。
(249) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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むしろ人がその想いでした事の方が良いと思います。 呪いなどという不確かな物は、裁けぬ可能性があると――非常に面倒だとも言えましょう。
[賊であってくれたならどれだけ楽か。 添えてから、皇子の身を改める彼の様子を伺った。改められる皇子の身体をじっと瞬く時すら邪魔だと言う程に、目を凝らして。]
服は皇子のものであると、侍女が。 …皇子の湯浴みを手伝う召使等では判らないでしょうか。 ――奥方がおらぬのが、悔やまれますね。
[言いながらふと、首から下だけになった時に自分の事を判るものは居るのだろうか、等と想いが過った]
(250) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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アイリスは、遠目に連れ為す二つの白――コリーンとヨーランダを見つけたが、誰か分からない。
2011/02/07(Mon) 00時頃
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交流がなかったのは、私も同じですけれど。 似たようなものと、考えればよいのだとは判ります。
だから、よほど、どうして?と思ったのですけれど……。
[ゆったりとした言葉に、ゆったりと言葉を返しつつ歩を進めます。 疑問を紡ぐものの、その答えは、紡がれる言葉の先にある気がいたしまして、強くは疑問をぶつけることはございません。]
第三王子様……。 ええ、何度か私の元にもお顔を覗かせてくださった覚えが。 優しいお人柄でしたね。
亡くなったのだと、お聴きしています。
[先を促すよう、相槌に近い言葉を選び紡いで行きました。]
(-185) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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/* 最近寒いですもんねぇ…
皆様お大事に!
(-186) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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ならば構わんだろう。別に咎めるつもりもない。 寧ろ、この状況下で顔色一つ変えずに振舞えるだけの 胆力があるのは大した事だと褒めてもいいくらいだ。
[男は妻の言葉にそんな風に返答する。 仮にこの場にいるのが彼女の姉であればどうだっただろう。 卒倒していただろうか。それとも怯えを露にしたのだろうか。 きっと、男よりもオルタンスの近くに長くいた オスカレットのほうがそのあたりは詳しいのだろうけれど]
なるほど。 目に見えないことは信じたくない口か。
[教育係の真面目そうな言葉から察する。 王子と思われる遺骸の服を躊躇いなく剥ぐ その様に少々驚きはしつつも目を逸らさないのは男も同じ。 遺骸の傍らに立ち鳶色はじっと見下ろす]
(251) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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|
[撫でられながらたまに黒犬は片目を開け、ベネデットの顔を見る。 その度じっと見返していたのだが]
驚いていないと?
[顔をあげ、男の顔を見る。 慌て、首を振りながら続ける]
いいや、恐らく皆そうだろう。 いつか起こりうる事だったのだ、僕もそう思う。 けれど。 君は素直な男だな。
(252) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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|
あら、あんなに呪いを信じないと仰っておいででしたのに。 少しは心配していらしたのかしら? 可愛らしいお方ですこと。
[あからさまにホッとした様子が伝わってきて、ころころと鈴を鳴らすような笑声を返す]
さあ、次はヴェスパタイン王子様に試してみましょうか?
(-187) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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|
[オスカレットに裾を引かれ、そちらにちらりと視線を送った。 低い囁きを聞き、白手袋の指を顔面に走らせる。 探り当てるのは、火傷に隠れた線状の傷口。 それを指先で辿り、別の線と交差しているのを確認した。]
……成る程。 私も創傷だと思いますよ。 火傷で弾けたのではない。刃物の傷のように見受けられます。
[赤黒い肉を見せる屍体の顔から目を逸らさず、ディーノに同意した。]
(253) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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― 客室 ―
[慌ただしくなる離宮内の客室で頭を抑えながら身を起こす]
――む、どうやら少し眠ってしまっていたようですね……。 しかし、一体なんの騒ぎなのやら。
ううむ、飲み慣れないお酒など飲むべきではなかったか。 しかし素面でこんな不愉快なところには居られませんし……。
[ブツブツと呟きながら床に転がっていた帽子をかぶり直し ベッドから降りて客室の戸を開く]
(254) 2011/02/07(Mon) 00時頃
|
|
/* 足が痛いからって朝早くから30分以上も寒空の下で座ってるもんじゃないよね。 風避けしておくべきだったね。
防寒対策してたから大丈夫だと思ったらこれだよ。 くしゃみがとまらん。
(-188) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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刻んだだけではない。刺したと仰る。
[傷口を見詰め呟く。]
(-189) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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[ずぶり、と傷口に更に指を突き込む。]
……ああ。 そういうことですか。
[ぐっと眉を顰めた。]
(255) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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|
[言葉を遮った事をわび、続きに耳を傾ける。 それには沈黙しか返すことができない]
(256) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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|
自分を偽らないことにしているのですよ。
[何処まで本気か、悪戯に、口端を上げて。]
それにしても、 ある人は僕がわからないという。 ある人は僕を素直だという。
人というのはかくも面白い。もしかしたら、誰もが向かいあう人の、合わせ鏡なのかもしれない。
僕が素直というのなら、貴方もそうなのかもしれませんよ?
少なくとも、先程のように涙を見せてしまう姿は、
(257) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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|
アイリスさま――。 ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありませんわ。 わたくしはローズマリー。ローズマリー・ディーリアスと申します。
[彼女の名前は予想した通り。 返す返すも昨晩の失言が悔やまれたが、今ごろ殊更に取り上げることもできず。 羞恥心から己の体が小さくなっていくような錯覚をおぼえた]
…ご存知ないのですか?
[館の慌ただしさに疑問を抱く彼女の口振り。まだ事件の話を聞いていないのか。 少し迷うような素振りを見せてから、重い唇を開く]
その…今朝方、第二王子が遺体で発見されたようです。
(258) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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「僕は」、嫌いじゃない。
(-190) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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[線が細すぎるのは、深く何度も突き込んだと。 それでは刃物を握る手が必要だ。]
(-191) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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/* よらが何か間違いをしでかしたらしいが、僕は何の事やらさっぱり気付いていない件!
(-192) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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|
[死者を語るはディーノに任せ、そっと場を動く。 死骸暴こうとするセシルに一度視線をくべてから]
……よかった。
[夫の答えにほっとした声を落とし、彼の傍へ近づいた。 これが亡き姉であったなら、そも死骸に近づこうなど思うまい。心優しく洒落気も利いた男の理想の女だった。 年離れた姉の姿は未だに己を苦しめている]
嗚呼
[死骸が剥かれていくのを、仮面の奥の真紅がはっきりと捉えている。損傷の無い裸体にため息が毀れた]
(259) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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|
[少し困った表情でそう囁けば、 彼は不思議そうな顔をするだろうか。 自分の身分を知らない相手が、真意を知ることはないだろう。]
(260) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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信じたくない、と思ってはおりますが、それが独りよがりな願いである事も知識には持っております。 そこから進まねば視界が狭まる事も。 ただ、識ると感じるは違いますから…
[シノワズリの大柄な男の言葉に頷いて。モンタランベールと名乗った彼の言葉に、ふむ、と頷いて自身の顎を片手で摩った]
斬ってから火を着ける等…惨い事です。 斬られた時に絶命されたのでしょうか。それとも炙られ皮膚燃やされて、
[淡々とした口調で呟くように低く言ってから、は、と、女性も居るのだと気づいて口を噤んだ]
(261) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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だって 頬のところ、少し深い気がしたわ?
よほど彼にうらみを持った人の仕業じゃないかしら。
[撫ぜたときに気づいたのだと 片手にもったままのハンカチ広げ こびり付いた肉片を見せる。 少し抉ってしまったことを白状し、その場から離れた]
(-193) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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ディーンは、ずぶと埋め込まれる指先を、表情ひとつ変えず見詰める。
2011/02/07(Mon) 00時頃
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[扉を開けて目に飛び込むのは ただ粛々としかし慌ただしく行き来する給仕たち その様子は大騒ぎをしているわけでもないが それでも確かに何事かが起こったであろう事を物語っていた
行き来する給仕の一人を捕まえて 何事かを問い質すも給仕は真っ青な顔で首を振るのみ]
ふむ、余程の事があったようですね。 口を閉ざして語らないと言う事がその証拠。
ふふ、王子様の離宮で事件が起こったとあっては 王室の一大事ですね?
[どこか楽しげに口元に笑みを浮かべて、 怯える給仕の肩を叩いてから行き来する人の後を追う**]
(262) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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そう、亡くなりました。
お兄様と一緒の馬車に乗っていた時に事故に巻き込まれて。 私だけが、助かったのです。
その事故のせいで、全身に大きな傷を負いました。 その傷跡は、消える事は無く。
[段々と声は低く、弱く。]
(-194) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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第四王子は、お兄様には全く似てはいないのですけれど。 何故か彼といると兄の事を思い出して悲しくなるの。
昨日、ダンスを踊っていた時も……彼とダンスを踊っていた時に、お兄様の事を思い出してしまって。 それで途中で泣いてしまって踊れなくなってしまったの。
――――…仮面を付けていたから、わからなかったかもしれないわね。
ここに向かう馬車の中でも……彼に美しいと言われ、この傷だらけの身体の何処が、と逆上して泣いてしまった。
だからじゃないかしら。
私は、そんなに強い人間じゃないのよ。
(-195) 2011/02/07(Mon) 00時頃
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|
[もう一度傷口をいくつか指でなぞる。 低い呻きを洩らしてから、再びオスカレットを一瞥した。 眉間の皺が一層深くなる。まるで隣に居る金糸の髪の男のように。]
(263) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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─ 夜が明けきらぬ間 ホール>>87 ─
[夜明け前のその時刻に、翌日に第二王子の死体が転がると確信出来た者は居たのだろうか。最後の1人が立ち去るまで演奏を続けるよう第二王子に指示されていたホール。]
貴殿とは、 ゆっくり酒でも飲みながら、 語り明かしたいものだが。
[それが囁きのいらえに対する返答。 真実を問いつめる事と、決闘と言う手段、どちらを相手は望むのだろう。隠遁生活の間は交流が途切れていたであろう二人の仲は。相手が刃しか選ばぬのであれば、そろそろはぐらかし続けた決闘を受けるしかなかろう。]
(264) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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|
─ 夜が明けきらぬ間 ホール>>87 ─
[刃の切っ先のようなセシルの返答>>87に、バーナバスは肩を竦めるような動作をしたが、酔いの所為か左右の肩の動きの歪みが目立った。義手になる以前、男が左利きであった事を、彼の身の回りを嗅ぎ回った事があるらしきセシルは知っているのか。 去り行く途中、男女の友情等、夢に過ぎないと言う種の言葉をアイリスには言った。何がどう幻なのかは説明しなかったが*。]
(265) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
|
|
─ 夜が明けきらぬ間 ─
… く く 聞かせるような、武勇伝等無い。 ──武勇伝ではないから、 セシル殿に決闘を申し込まれる。
私は、弟ともアイリスとも違って、 昔から年上の親類にも嫌われていただろう。 親愛なる没落の男爵家の彼等は、 私が疎ましがられ、呪われるに足ると言う何か、 慧眼をお持ちの方々だったのだろうよ。
[励ますように握られる華奢な女の手に、苦々しげに唇を歪めた。 その時はまだ、彼女と声が繋がる事をいぶかしむだけの酸素が脳に巡っていなかったのだろう。或いは既に仮面の呪いが──。]
(-196) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
|
|
ヴェスパタイン王子の死を知る者が、口々に言うのです。 「仮面の呪いだ」と。
[静かな言葉は、安堵と怯えが入り混じる複雑な色を帯びる。]
だから、少し怖かったのかもしれません。
(-197) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
|
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─ 呪われし仮面が踊る闇>>*28 ─
[従者が持ち帰った第四王子からの返答は、見取り図は明日の午後になってしまうと言うもの。アイリスは、仮面の呪いに導かれるようにして第二王子と闇の中で遭遇したらしき。
奇妙なのはあのヴェスパタイン第二王子自身、刃を手に誰かを求めて彷徨っていたと言う事実。それから何よりも、自室で昏睡状態に陥ったように眠っていたはずのバーナバスにもすべてが見えていたと言う事だった。 アイリスには、あれだけ酔い潰れていた男がすぐに目覚めた事に気付いただろうか。]
(*29) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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─ 呪われし仮面が踊る闇>>*28 ─
……第二王子を 殺した か。
[獣の骨のような素材をびっしりと羽根で覆った仮面はまだ身に付けたまま。襟元をくつろげ寝台に横たわったまま、うやうやしく差し出された仮面を受け取った。空に仮面を翳すと、二つの穴の向こう、ベッドの天蓋が見える。]
そう、ちょうど 此の仮面の双眸 ふたつの黒い眼窩から覗き見るようにだ。
すべてが、見えていた。
[アイリスのストロベリーブロンドを彩る仮面と対になるような其れは、第二王子が最近手に入れたと噂に上っていた仮面そのものではないのか。]
(*30) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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─ 呪われし仮面が踊る闇>>*28 ─
お前と、私が、 この仮面の新しい所有者に?
[震える手で、仮面を取り替えた。 羽根で覆われた深緑色のおのれのマスクから、第二王子が被っていた呪われた仮面へと。それは骨格の異なるヴェスパタインからバーナバスに所有者を変えても、ぴたりと吸い付くようにおさまる。 ようやく身を起こし、対と成る仮面同士向かい合う。頬に手を伸ばした理由は、別れる時、部屋の前で行った行為とはまた異なる。今はただ、呪いの仮面の相似形を確かめるだけ。]
…… 成る程、
ダンスは1人では踊れぬもの。 女1人を踊らせようとした私も、 すでに呪いの内か。
(*31) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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─ 呪われし仮面が踊る闇>>*28 ─
[アイリスの後ろに仮面越しに見た顔を爛れさせたヴェスパタインの無惨な屍の影がゆらりと蠢いて見える。まだ、其処に屍骸があるように生々しく。]
では、 踊らせていただこう。 [酷く可笑しかった。可笑しさのあまり、目の前にいる仮面の女を抱きしめた。寡黙な従者に彼女を部屋まで送らせる。それから、太陽が真上に登り切るまでの記憶は無い*。]
(*32) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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ディーリアス……。
[いくら世情に疎いアイリスでも、その名に思い当たりはあった。成程、呪いに纏る昨晩の話の行き違いに今更得心がいった。上流階級でも、口さがない噂は容赦がない。彼女は、自分が呪われているのではと懸念していたのだろう。 何故か畏縮した様子のローズマリーの両手を、励ます意図できゅっと握った]
説明がつかない事象は、 すぐに呪いだとか奇跡だとかで片付けてしまわれます。 或いは、勝手に尤もらしい因果を結びつけたがったり。
……第二王子、が? 遺体?
[暫く意味を飲み込めず鸚鵡返し。そして、彼女の手を取ったまま、ふら、とよろめいた]
(266) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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[途中までは微かに口角をあげ、楽しげに男の話を聞いていたのだが]
素直? ……僕がか?
[少し戸惑い、眉を寄せた。 囁かれた言葉と矛盾する様な表情にますます眉は寄る。 しばし迷った後、ぽつりと返した]
(267) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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[屍体に瞑目して血に染まった手袋を脱ぎ、衣服を元通りに着せ掛ける。 血染めの手袋は寝台に置いたが……捨てざるを得まい。]
顔を焼かれた時には亡くなっていたのではないでしょうか……勿論医師ではないから詳しいことは分かりませんが。 もっとも、詳しい死因が分かっても、誰かに殺害されたと言う事実は動きません。
(268) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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……ありがとう。
(-198) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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[傍らに近づく妻の姿を男は見守り、したいようにさせる。 零れた溜息を耳に挟みながら、モンタランベールの検分を見る 男の視線はいくらか険しいものであった]
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。 さて、この場合は知ることによって何を得るのかはわからん。 しかし…不思議な遺骸だな。
[ぽつり、と呟く。 口元に手を当てるのは不快からではなく、思案が理由だった。 まるで教育係の言葉によって何かを気づいたかのようでもある]
(269) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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[返された呟きに柔らかく笑い、立ち上がる。]
では、そろそろ僕はお暇しましょう。 人を探している所なんですよ。
[最後にもう一度、彼の従者たる黒い犬を撫でて。 最後にはっきりと残したのは、偽らざる本音。]
…お話出来て良かったと、思っております。
[そう言って、庭を立ち去り再び離宮内を渡り歩き始めた。**]
(270) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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そうですね、事実は動きません。 が、どのように殺されたのか、は、 貴重な情報に成りえる可能性があると考えましたので…
[屍に服を着せて行く後ろで、 言葉に同意を示してから、先程の言葉の意味を問う。]
そういうこと、とは…?
[横顔…というより、横を向いた瞳か。何かを思い出しそうになるけれどそちらに思考を向ける訳には行かず、ディーノ・ディンディアは一度自分の眉間をぎゅっと揉んだ]
(271) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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そんな、たちの悪いご冗談を……仮面の呪いだなんて……。
[囁かれた言葉に、つい声を荒げる。 何とか転倒することなく踏み止まったが、レェスに飾られた両肩がそれと分かるほどに震えていた]
本当に、お亡くなりに?
(272) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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ええ…。分かっていたはずなのですけれど。 怖いのは呪いではなく、噂そのものの力だと……。
[両の手に優しい力を感じると、本当に心が軽くなるような気がした。 ほっ、と息を吐いたのもつかの間。 ゆらりよろめいた彼女の体を咄嗟に支えようとしたけれど、両手は彼女に取られたままで]
あっ――!!
[ぐいと握られたままの両手を手前に引く。 上手く力の向きが変わったなら、彼女の体が倒れるのは己の体の上。 なんとか転ばないように足元に力を込めた]
(273) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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/* なんだこのどす黒い反応は。
(-199) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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[言葉途切れさせたディーノに気づいて肩を竦めた]
今更私に気を使わなくてもいいのよ? 気づいたことがあれば仰って。
[仮面越しにくす、と笑み声を零す。 屍骸のある部屋にいながら、態度は変わらない]
ところで……外傷がないのはわかったのだけれど 顔を傷つけられただけで人は死ぬものなの?
[後ろ手にする必要もなくなったと、ハンカチ持つ手は胸元に。 夫の傍に近づいて不思議そうに首を傾いだ]
(274) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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ディーンは、ワイアットが思案する様子に、碧眼を向け暫く見詰める。
2011/02/07(Mon) 00時半頃
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[第五皇女様のお話は、確かに過去聴いた覚えのあるものでした。 けれど、そこにご本人の想いが重なれば、感じるものはまた違うというもの。]
血は争えないと、いうことでしょうか。
[仮面の下、歪む唇は、銀の皇女様には見えないでしょう。 血は争えない――そこに秘めた意味合いは、私も自分自身で思うより深いものでした。
だから、でしょう。 私の秘密を欠片、お聞かせしたのは。 私はゆっくりと仮面の下、唇を開きました。]
お兄様が、お好きだったのですね。 お好きなのではないですか? そして、少なからず 第四王子様は貴女様を気にしてはいらっしゃる。
そのように、聴こえました。
[返事を待たぬまま、悪戯のように告げるのは、血は争えない(第二王子様と良く似ている)部分なのかもしれません。]
(-201) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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/* このすれ違いは恥ずかしい\(^O^)/
(-200) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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ローズマリーは、アイリスが転ばなかったのを確認すると、ほっと息が漏れる。
2011/02/07(Mon) 00時半頃
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けれど、あまり近しい血は 歪みを持つものなのかもしれませんね。
私のように……―――。
[私の母が現王の同腹の妹であるという事実。 だからこそ、現王は養女に迎えたと思われているけれど。
含みを持たせた言葉で、どれほどのこと銀の皇女が気が付かれるかは判りません。
――……真実は闇の中。それが正しいかは誰も判らぬこと。
けれど、冷たい手。太陽にあたれぬ身。父判らぬまま生まれた身。 色素を全て捨ててしまったような私は、確かに此処に在るのでした。]
(-202) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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[ディーノが自分の横顔を見て何かを思い出しかけているとは気付かず。>>271 改めて彼に向き直り、その渋面をしっかと見据える。]
斬り裂くより、深く刺した傷なのではないかと言うことですよ。 傷口が小さいのです。
(275) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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申し訳ございません。 憶測でこのようなこと、言うべきではないものでした。
嗚呼、お部屋に着いたようです。 此処から先、おひとりで大丈夫でしょうか?
[感情見せぬような声音はそのままに、私は目的地に辿り着いたのを契機に話を切り上げました。
戯れに漏らした秘め事を、これから先どうされるかは、話した方にゆだねましょう。
私は第二王子様がされたように、命狙われても構わないと。 否、いっそそれを密やかに私は望んでいるのかもしれません。]
(-203) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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わたくしも、そう思います。 呪いなど馬鹿馬鹿しいと――けれど、
[不意に大きくなったアイリスの声につられるように、娘も大きな声をあげた。 しかし、彼女の震える肩が視界に入ると、我に返ったように声を落とす]
……直接ご遺体を見た訳ではありませんけれど。 うちの侍女の一人が…確かに、見たと。第二王子の、顔を焼き潰された姿を……
(276) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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/* ん、セシル首無騎士? 刺し傷なんて書いてなかったよね。
確かに今日亡霊だから、襲撃予定の一人は表出て問題ないしなあ。
(-204) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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それは引き止めてすまなかった。 早く、無事で見つかると良いな。
[向けられた笑顔に微笑を返す。 そしてもう一度、先の呟きと同じ言葉を呟いた。 微かな声は相手まで届かなかったろうけれど]
……。
[数人の顔を浮かべながら手元に目を落すと、涙の染みだらけのハンカチ]
いかん。 結局名を聞いていない。 これを返せないじゃないか。
[慌てて立ち上がるも、派手な男は見えなくなっていた]
(277) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 01時頃
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……そういうことですね。
[ちらとオスカレットを横目で見てから、彼女の言葉を引き継いだ。>>274 ほんの一瞬だが窘めるようないろも浮かんでいたのが、彼女にだけは分かるだろうか。]
(278) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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[妻から寄せられた質問に、男の目は少し丸くなる。 同じ事を考えていたところだったからこそ]
…顔からの失血で致死、というのは聊か考えにくい。 体に外傷がないのであれば、なおさらだ。 そも、顔に最初に凶器が向けられたのであれば 被害者当人に騒がれる、仕損じたときに顔を記憶される。 リスクの高さから言えば理想的な殺害方法とは程遠い。
[短く息を吐き出して、男は首を捻った。 顔だけにある傷。焼かれた顔。 考えが一度行き詰ったのか、大きく息を吐き出す]
何か毒のようなものの形跡もないのであれば、 このままでは、いよいよ本物の呪いかもしれんなあ。
[そのほうが都合がいい、と、男が口に出すことはなかったが]
(279) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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/* 今更ですががが ごめん、刺し傷じゃなかったのか 切り刻まれてるだけなのね、ね つか 踊り場にも痕跡なかったとかマジすまん
掲示板見て齟齬でてないか心配になってきた。 そんな連絡天声ででもお知らせしてくれたらいいのにとか我がまま呟いてみます 村始まったら外部見てない人だっているんだぜ ごめんなさい私がわるかったorz
(-205) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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…………は、 いやね、コルセットが緊過ぎたのでしょうか。
[ローズマリーの華奢な身体に辛うじて支えられ、苦笑で誤魔化しながらゆっくりと離れた]
それで、蜂の巣を突いたような大騒ぎでしたのね。 気付かないわたくしが暢気過ぎるのもあるでしょうが。
[神妙な表情。眉が顰められる]
本当に王子様が、呪いで殺されたのでしたら。 わたくしが昨晩、貴女でなく彼に腕環を献上申し上げていたら、 助かっていたのかしら……?
[爪繰るもののなくなった手首をそっと撫でる。 ローズマリーの話を聞いただけでは信憑性に乏しく、悪趣味な余興の続きではないのかとか、顔が分からないのにそれは本当に第二王子なのかとか、他の誰しもが思い当たりそうな不審点が浮かんだが、口には上らせなかった]
(280) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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招待客の中には、彼を助けたい人など、 一人も居なかったかも知れませんけれど。
[まるで自分もその一人だと言わんばかり、冷たく吐き捨てる]
(-206) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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[兄の事が好きだったのかと問われ、目を細めて少し首を傾いだ。]
さぁ、どうだったのでしょう。 今まで恋をした事がない私ですから。 兄が居た所為で、出来なかったのかもしれませんね。
第四王子についてはよくはわからないけれど。
[最後の『近しい血』という言葉に思うところはあったが、敢えて聞く事はしなかった。
半ば幽閉され育ってきた妹と、離宮に追いやられ監視されているような身の自分との境遇を重ねたからかも知れない。
部屋の前に付くと、白い皇女に礼を言った。]
えぇ、もう大丈夫。 気にしなくてもいいのよ、有難う。
(-207) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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[>>278視線が向いたのに気づく。 その場に居る女性は二人。 けれど悟らせぬよう強調した言葉が要らぬものだったかと 今度は此方が口を噤まねばならぬ番 仮面の奥で唇引き結んだ]
……
[顔の損傷だけで人は死ぬか否か。 夫の話に耳を傾け、息はく姿に小さく呟いた]
(281) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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コリーンは、部屋の前で妹を見送った。
2011/02/07(Mon) 01時頃
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[今更、という、異国服の女性の言葉には確かにと思うけれど、苦笑のかたちを顔に張りつける事は出来なかった。振りむいたモンタランベールの目を正面から見返して、嗚呼、と声を上げ]
成程…咥内でも瞳でも刺されれば脳に。
[吐く息は、長い。]
そうですね、ワイアット様のおっしゃる通り…可能ではございますが、「殺人」として考えた場合は…合理的ではありません。
[呪い、という言葉には曖昧に、その前の言葉に歯はっきりと頷き同意を見せてから、ふと辺りを見渡して]
そういえば、他に怪我人等は耳にされておりませんか。此方に気を取られて被害が広がって居た、等笑い話にもなりません。
(282) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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毒を呑んだ痕跡というのは どうやって調べるものかしら。
[好奇心からの質問のように仮面下から呟く声。 物怖じなど感じさせぬ姿は取り繕った姿でなく 胸元に持つハンカチには焼け爛れた肉片が付着している。 彼の趣向品のひとつとしてあるには問題だろう 焚き染めていた香は薄れ、部屋には死臭のほうが強くにおっている]
(-208) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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本当に、死んでいた。 だって、だって、あたしが殺した――。
『それで、何か変わったの?』
奥様……嗚呼、奥様……。旦那様。 あたし、ちゃんと仇を討ちました。この手で。……この手で?
『それで、貴女はどうするの? 死者を増やしても、 誰も生き返りはしない――貴女は戻れない』
(*33) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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私も恋というものは、良く判りません。 人の想いとは、難しいものですね?
[道中どのような会話を交わしていたかは、女性同士の秘め事となりますでしょうか。銀の皇女様と別れの挨拶の前、私はそんな言葉を向けてから場を辞しました。]
(283) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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お言葉ですが、
[ガティネ公爵に軽く会釈した後、淡々と反論する。]
顔に凶器を向けられたとて、抵抗するとは限りますまい。 相手が眠っていれば女性でも刺殺は可能です。 呪いであるにせよ、そうでないにせよ、刃物を持って殺人を実行した者が存在する、と考えた方が自然でしょう。
(284) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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コルセットが?
[この状況下でそう言われてすぐに納得できるものではなかったが、彼女の表情を見ている内に指摘するタイミングを逃した。 ただ、困ったような表情でアイリスの言葉に聞き入る]
それは……。わかりません、けれど
[視線が宙を迷った末にたどり着いたのは、右腕に光る金色。 浮かぶ困惑の色はそのままに、ありふれた台詞を紡ぐ]
そうだとしても、それはアイリスさまの責任ではないわ。
(285) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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― 別館/廊下 ―
[第五皇女様と別れると、私は宛てもなく歩み始めます。 少し仮面を気にする仕草、ポツリ零す言の葉は誰にも聴き咎められることはありません。
床に落とした視線、ゆるく擡げれば、その先にご婦人が2人抱きあう姿。]
………?
[はたりと足は止まり、思わず不思議そうに2人を見詰めてしまうのでした。]
(286) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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―別館―
[自室に戻り、黒犬を部屋に入れる。 従者にハンカチの洗濯を言いつけると、服の隙間の紙に触れる]
仮面を見つければ褒美は思いのままとは、父上も思い切った事を。 兄上が死に、必要なくなったと思ったのだが。 まだ役に立つかもしれないな。
[もう一枚紙を取り出し、大雑把に内容を複写する。 原本を再び服にしまうと黒犬を一撫でし、廊下に出た]
(287) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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― 別館:自室 ―
[妹に付き添われ部屋まで戻ると、バルコニーの窓を開け放ち部屋の空気を入れ替えた。
爽やかな風が部屋の中に吹き込み、先程目にした無残な遺体を思い出し、身震いした。]
一体誰が――――…。
[頭の中で様々な思惑を巡らせたが、気分を落ち着かせる為にバルコニーへと。
そこからはベネデットと兄の友人のフィリップが言葉を交わしている姿が見えた。]
(288) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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─ 別館 自室 ─
[目覚めは何時で有ろうと一杯のアルコールと共に。 届いた第二王子の死の知らせ、酒を呷るのと、義手の手入れを従者にさせるのと、着替えとを同時進行で行いながら、なるべく詳しく話せと問う。]
… … ほう? 階段の踊り場で。
[陽は真上まで昇り、窓から差し込む明かりは顔を顰めたくなる眩しさ。 すでに遺体が運ばれた後なのだろう。伝え聞く事が出来る情報は最初に第二王子の元へ訪れた者達よりも多い。]
それは、それは、 早速、気の利いた仕事を してくださった者がいたものだ と言いたいところだが。
(289) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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我々全員に対して、 国王陛下から直々の勅書を いただいてしまったと──、な。
[眉を上げて、顎髭に触れながら、口元を歪める。長い一本を摘んで床に捨てる時、僅かに顔を顰めたのは、おのれが吐く息の臭いはすでに慣れ切っていたが、それが不快に思える瞬間──を味わったから。 支度は簡単に終えた。]
(290) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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えっ……。
[思わず驚いたような声が漏れたのは、彼女の語る内容そのものだけが原因ではなく。 吐き捨てられた冷たい言葉は、第二王子の死に動揺したように見えた姿とは少しずれているような気がしたから]
(-209) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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― 回想 ―
殺したというよりは、
……仮面に見放されたのかも、知れません。
[バーナバスが、殺意に呑まれた侍女が踊る光景を、共有していたとは知らず、淡々と返す。 双つの仮面は対い合い――仮面舞踏会の延長のよう。死の舞踏へと誘う]
あたしと貴方は、仮面に選ばれた。 違いますか?
[女の華奢な骨格は、抱く手にぴたりと添う。離れる間際、血塗れのドレスで一度優雅なターンを残し、女は仮面を着けたまま、自室での眠りへと落ちていった*]
(*34) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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仮面の呪いなどと言われているようだけれど。 私もこの仮面、陽光の下剥ぎ取れば 第二王子様以上のお姿になって死に絶えるのよ。
――……呪われた身だと、どうして思えずにいられましょう。 いいえ、思わずにはいられません。
[まるで唄うように呟いた言の葉。 その真意も何もかも、誰にも届くことはないのでした。]
(-210) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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単に殺害する手段としては合理的ではありませんが……犯人には必要だったのでしょう。それが。 顔をえぐることが。
復讐であれ、意趣返しであれ、呪いの所為であれ。 顔を攻撃することを選んだとすればそうでなければならない理由が存在するのは間違いない。
[真剣に考え込むうち自問自答に入ったようだ。 手袋の無いのが気になるのか、無意識に左手首を掴んでさする動作を繰り返す。 男としては小ぶりの手は、貴族には珍しく手の甲や指に幾つもの古傷の痕が残っていた。**]
(291) 2011/02/07(Mon) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 01時頃
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/* えぇい。己の動きが悪いぜこのやろう。 初回吊り要員で設定練ってたので、あれやこれや支障が(ry 女性キャラ、やっぱ苦手だなぁ、演じるの。 ああああああ。
そして、とても残念な大きな間違い2つは、本当に申し訳ない。気がついた時憤死しかけたとかorz
(-211) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
|
|
…嗚呼。 刃物を、というのは… ――そもそも信じ込んでしまって居ました。
[反論の言葉に、顰めた眉の下で碧眼を瞬いた。 同時に思いだした――モランタンベール、という名前。そうだ、それは確か幼馴染の手紙の中に見た名前だ。 だが男は今その情報が必要で無い事も知って居るから、それは胸裏へと落として。]
合理的では無いからこそ、必要性を感じますね。
[自問自答しだす彼の横顔を見て、シノワズリの夫婦を見て。暫くして男は この骸が皇子であるか判る者、他に居なくなっている者がいないか、それに――昨晩怪しい者を見たものがいないか等、まだまだ知りたい事が沢山あったから、礼をきっちりしてから部屋を辞する*]
(292) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
|
|
―別館・バーナバスの部屋前―
バーナバス、いるか? ベネデットだ。
[軽くドアをノックした。 用件は既に伝わっているだろう。 本人の返答がなければ部屋の従者に言付けるつもり]
(293) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
|
|
[咥内。微かに男の眉は跳ね上がる。 妻の呟きに鳶色を微かに向けた後]
…口の中や、目の辺りには何か。
[開けてみたら、何か可能性のようなものが転がっていないだろうか。 発想は極単純なものである。 毒殺の可能性をも鑑みるのであれば確認はしたほうがいいだろう]
どうだろうな。 第二王子がこのようなことになったということであれば 王子王女の身辺は一度改めねばならんだろうよ。
[怪しい者はないか。 王子王女自身達に不審な点はないか。 この国の現在の王族の情勢は平和とは言いがたい]
(294) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
|
|
[先に彼女の存在に気付いたのは己だったか、それともアイリスだったか。 いずれにせよその全身白い女性の姿が視界に入れば、仮面を着けていようともそれが誰なのかは想像できた]
…ヨーランダさま?
[どこから見られていたのだろう、と。 ここしばらくのアイリスとのやり取りを省みると、苦笑が漏れた]
(295) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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バーナバスは、ベネットが訪れた時、ちょうど部屋を出ようとした所だった──。
2011/02/07(Mon) 01時半頃
|
[無粋な言葉に、困ったように首を傾げて見せる。勿論、卒倒しかけた原因は異なるが、そこは合わせておくのが、上品な貴婦人の会話というものだ。それ以上の言及がなければ、未だふらつきながら、廊下の壁に凭れかかる]
貴女は、お優しいのですね。
[気休めに過ぎなかったが、それでも弱々しく微笑みを返した]
本当に、この腕環と首飾りが、 呪いと関わっているかは分からないけれど。
よろしければ貴女は、後悔しないように、使ってみて頂戴。
きっと、――夫は、これであの王子様を助けられても、 喜びはしなかったでしょうし。
[今はローズマリーの手首に光る金色の連なりを示す]
(296) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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アイリスは、ローズマリーにつられて、視線の主を確かめた。
2011/02/07(Mon) 01時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 01時半頃
|
…手っ取り早い毒の摂取は、経口摂取。 口か…まあ、尻は流石になさそうだが… 開けてみて、確認するというのが無難ではないかと思うよ。
[手にしているハンカチを見たところで その指先についているものを見つけて流石に肩を竦めた]
好奇心が旺盛なのは構わんが、 遺骸に無遠慮に触るのは流石に戴けないな。 あとで、ちゃんと手を洗いなさい。
[仮面の下からくぐもって微かに聞こえる声に苦笑が浮かぶ]
(-212) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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─ 別館 自室 ─
[用件は分かっているからこそ、すぐにベネデット第四王子を迎え入れる。一応付けていた昨夜とは異なる臙脂色のシンプルな仮面を外し、彫り深く沈むような所がある双眸を、王子に向けた。]
……ベネディット様。 こちらからお伺いすべき所を、 わざわざ。
第二王子の訃報は、 既にお聞きに及んで おられ、ますか?
[この人は無事だったと言う確認のような眼差し。]
(297) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
|
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[顔を傷つけることが必要だった。 そう語るセシルを、同意するディーノを交互に見遣る。 それから夫の言うに頷いて]
コーネリアさまとヨーランダさまはいらしたけれど そういえば、獅子の彼は未だ姿を見ていないわ。
[ぽつり、思い出したように口にする。 部屋を辞するディーンに言葉のない挨拶を向けて]
……
[部屋に愛人と夫が残る状況。 思わず笑み混じる吐息零してしまった]
(298) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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抵抗する可能性は男だってあるかどうかは解らんさ。 ただ、可能性としての話をしている。 ……まあ、眠っていたとしても眠り薬でも盛られていない限りは 刺される痛みで悲鳴の一つや二つぐらいは上がりそうなものだが
[そのことについてはどう思う。 問いかけるように、鳶色は左手首を気にする モンタランベールに向けられる]
(299) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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御機嫌よう。覚えて下さっていて嬉しいわ。 私、貴女様にお会いしたら、尋ねたいことがあったの。 けど、そういう状況でなくて?ないよう?
[ローズマリー様の苦笑に、ゆるく首を傾げ、私は仮面の下から髪のお色がとても印象的な女性に視線を向けました。] そちらの方のコルセットがきつくあられたのかしら? 呪いなどというお言葉もきいてしまいましたけれど。
(300) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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[首を傾げるアイリスを見れば、またやらかしてしまったらしいことはすぐに気付いた。 だからそれ以上は何も言えず、壁に体を預ける彼女を心配そうに見るだけ]
…優しいだなんて。 わたくしにはもったいないお言葉ですわ。
[儚げな微笑みに、胸を締め付けられるような気がした。 彼女の視線の先、金色の光を見つめて……何も言わず、先程受け取った揃いの首飾りを身につけた。 それが娘なりの、アイリスへの返答]
(301) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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経口……? 女性なら、口移しなんて素敵だわ。
愛するあまり毒を、なんて
[物語の中にでも居るような口ぶりで囁き 己の発想にくすりと笑う]
……怒らないのね。 意外だったわ。
[己のしたこと、苦笑のみで済んだらしきに吐息にぽつり混ぜて零した]
(-213) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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え。あれが王女様?
[素頓狂な声を上げて、不躾なほどまじまじと、ヨーランダと呼ばれた女性を見詰めた。ディーンが彼女の家庭教師に就いたのは、アイリスとの連絡が途絶えた後だったが、色々不穏な噂の絶えない皇女のお守役に抜擢されたと耳に入った時には、驚いたものだ]
……ご機嫌よう。 嗚呼、ご兄妹がお亡くなりになったのに、 機嫌がよろしくはありませんわね。
(302) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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[ノックをした直後、部屋からバーナバスが現れた。 招かれるまま、彼の部屋へ入る]
良かった、行き違う所だった。 勿論聞いているとも。
[言いながら、先程の紙を取り出す。 ベネデットの顔に涙の痕はもう見えない。 真っ直ぐ、バーナバスの顔の奥にある瞳を覗き込んだ]
心配をかけたな。 ほら、宮の見取り図だ。 最早兄上はいないけれど、仮面を探すには役立つだろう。
[そう言って、紙をバーナバスに渡す]
(303) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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ごきげんよう。 …わたくしも、ヨーランダさまとは出来ればもっと落ち着いた場所でお喋りがしたかったわ。
[そんなに前から聞かれていたのか、と思えば自然と気分は重くなる。 けれど話題が話題なものだから、暗くなった表情もそう違和感はないと思いたい]
…ヴェスパタインさまの訃報は、もうお聞きに?
(304) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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[モンタランベールの言葉と、妻の言葉。 少し考えて思い当たることが一つある。 それは、教育係の言葉によってかたちを得た]
…仮に、王子に死したと見せかける必要があれば 顔は潰し、焼かざるを得ないかもしれんな。
[あの王子のことだから、可能性としては考えられることである。 けれど、そこまでして何がしたいのか、ということも考える。 結局は脳内で堂々巡りが続くのだ]
…ああ、ベネデット様はご無事か。 だとすれば一先ず王子王女方の無事は 陛下にお伝えしなくてはならんが…
[そも国王がこのことをどこまで把握しているのか。 考えれば、また一つ溜息が零れた]
(305) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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/* 間の悪さに定評のあるマリーさんです。
orz
(-214) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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/*
インディーベネットみたいやなwwww
(-215) 2011/02/07(Mon) 01時半頃
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そういえば、先程このような場合 どう挨拶をするのが適切か、ディーノ様にお聴きしたのでした。
お答え頂けぬままでしたので、ごめんなさい?
[視線向けた先のご婦人が素っ頓狂な声を上げられたのを、私は驚きを持って見詰め返しました。 よもや眼の前のご婦人が、私の家庭教師のお知り合いとは露知らず。何をそのように驚かれたのだろうと。]
……ええ、ご遺体も拝見したの。 お顔が焼かれておりました。
[お声かけに、ローズマリー様の方に視線を向けますと、沈鬱な表情。私は、唯単語としてコルセットや呪いといった言葉を拾っただけで、内容までは知りえておりませんでしたから、唯、今の状況を憂いていらっしゃるのだと思いました。
そう思えども、お返しした言葉には配慮がないのは、わざとではなくて素なのですけれど。]
(306) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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仮面舞踏会は終わりましたのに、 何故顔を隠していらっしゃるの?
[それも、皇女が変わり者と噂される由縁なのだろうか。とりあえず目に付いた疑問を投げてみる]
ええ、呪いの仮面については、舞踏会の前から ちらほらと聞き及んでおりましたけれど。
仮面を着けてお歩きになっては、 たちまち怪しまれるかも知れませんわ。
[余計な御節介も加えたところで、つい、その首元に目がいった。どうやら、あの悪夢を連想させた紅は、その白い白い頚に見当たらず、表情が和らぐ]
(307) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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素敵、とは怖いことを言う。 君とロマンスを語るには命をかける必要があるかな。
[怖い、なんて口先はいうが表情は僅か愉快げに笑う。 ポツリと零された言葉に、男は首を傾げた]
意外だったか。 それは期待に沿えずにすまなかった。 まあ…怒って欲しいのなら、怒るのも吝かではないけれど?
[首を捻って見下ろす鳶色は無言のうちに尋ねる。 何を望むのか、と問う如く]
(-216) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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あの二人は一体どんな会話をしているのかしら?
[バルコニーの手摺に肘をついて二人を眺める。 二人がこちらに気付く様子は無く、別れた。
しばらく庭の景色を眺めていたが、ふら、と部屋を出ていく。 兄の友人の姿を求め。]
(308) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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第二王子は、死んでいない……? 真相を知るのは、其処の死体と殺害者のみか
[ぽつり]
陛下にお伝えする事は無いかもしれないわ? 勅書が届いていると聞いたの。 どの道私達は暫し此処から出しては頂けないようね この死の謎解き明かすまでは。
[手にしたハンカチを折りたたみながら]
――――…暫時能享樂。
[暫くは愉しめそうだと雫浮かべた仮面の下で囁き、 傍らの夫を見上げる]
(309) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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/* 紙の正体、引っ張っても大した事ないし明かしちゃえw
(-217) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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あら、私とロマンスが語りたかったなんて初耳だわ。
[見上げた表情は仮面の下に]
……私の期待を仰ったら 其のとおりにしてくれて?
(-218) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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─ 別館 第二王子遺体安置部屋 ─
[王子の眼差しは如何な色であったのか。少なくとも、今すぐの慰めを必要とする子どもの瞳ではなかった。そう、彼は等に成人しており、だからこそ王位を争っている。死んだばかりの第二王子や他の王族とも。 彼が目の前に居る事に安堵するように、王子を見下ろし、口元を手で覆いながら息を漏らした。]
図面が届くよりもはやく 気の早いものが。
[瞬きをして図面を受け取る男の双眸に、第二王子の死を悼む色は無い。]
──ベネディット様は、 国王陛下からの勅書を受けて、 その呪われた仮面、 もしくは、仮面の仕業とやらに見せ掛けた 第二王子殺害の真犯人を見つけ出す事を望まれますか。
[ぱらりと広げるこの宮の見取り図。]
(310) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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あら、生徒に答えをお与えにならないなんて、 お仕事に真面目なディーノ様らしくありませんこと。
この度はご愁傷様でございます。 お悔やみ申し上げます。
[殆ど棒読みだった。実際に、第二王子の死を心から悼んでいる者が、どれだけ居るだろう]
……挨拶ですから、御機嫌よう、でも問題はありませんわ。
(311) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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/* ワープした!?w
(-219) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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[隣の貴婦人の素頓狂な声に少なからず驚くものの、 ヨーランダのかなり特徴的な姿では無理からぬことかも知れないと思い直す。]
まあ……。それは、
[遺体を見たというヨーランダの言葉で真っ先に思い出したのは、 哀れにも真っ青な顔で震える侍女クロエの姿。 末姫の表情は仮面に阻まれ見えぬが、果たしてどんな顔をしているのだろう]
わたくしも、侍女から聞き及んでおりましたけれど… さぞ、お辛いことでしょう。
(312) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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私が仮面をつけている理由ですか? それこそ、私は呪われた身故。 陽光に長時間肌を晒すと、焼け爛れてしまうのです。
[ストロベリーブロンドの婦人のお言葉は御尤もなこと。 けれど、この仮面、今剥がせば、それこそ仮面の呪いと同じように死んでしまうのだと、笑む。
仮面の下に笑みは隠れども、それはローズマリー様が厭わしく思われているものと相違なく。]
ためしに少し剥いでみせましょうか?
[なんともないといった具合で、そのように提案してみるのでした。]
(313) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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/* おういえ。 バナたんに売られて自首するコースもいいな。
しかしそれだと吊りになってしまう。 亡霊死したいのに。
(-220) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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あくまで、可能性だがね。 顔が判別できない以上、現状は 「第二王子と見られる遺骸」と取るしかあるまい。
[考え込むと同時に顎に添えられていた手が 自らの短い髪を引っかくように頭へと移動する。 わし、と、その手は動いたあと]
…勅書とは、随分耳が早い。 だが
[妻の呟く異国と言葉に鳶色を眇めた。 趣味が趣味である以上、訳せない言葉ではないが]
…オスカレット。
[流石に、そればかりは窘めるように名を口にする。 人がひとり死んでいる以上、楽しむというのは流石に聞き捨て出来ない]
(314) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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[呪われた、と自ら申告する皇女に目を丸くして、それからローズマリーの手の腕環にちらと視線を流した]
繊細な膚をしていらっしゃるのね。 わたくしったら、軽率なことをお尋ねしてしまったわ。
お赦し下さい。ヨーランダ様。
[外そうかという提案には、慌てて首を横に振る。それで皇女の顔が糜爛でもしようものなら、どんな罰が待っていうか分からない]
(315) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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[末姫の仮面を巡るやりとりを見ていると、何やら記憶の片隅から嫌な予感が見え隠れし始めた。 そしてその予感はすぐに的中することとなる。
焼け爛れてしまうと言いながら、平然と仮面を外そうかなどと提案する様。 その言葉に特別な重みはないけれど、冗談とも思えない]
ああ、そんなことなさらないで。 せっかくお会いできたのですからお顔を拝見したい気持ちもありますけれど、 それはまた日が落ちてからで良いでしょう。
(316) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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当然だろう、初めて口にする。
[見下ろしたところで表情は見えない。 ただ、そこにあるのは仮面と真赤の瞳。 妻の常葉に一拍置いて、男は答えた]
場合によるな。 それが俺に叶えられる望みであれば、の話だ。
(-221) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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皆、まるで探偵のようだわ。 推理は未だ憶測でしか無いけれど
[見上げた夫の鳶色。 彼も彼も、己を窘めようとするのか ため息一つ]
……なあに、私のあなた。
[知らぬふりをした]
(317) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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その通りだ。
[声は低く、けれど強い]
バーナバス、お前を信頼し、命ずる。 仮面を、真犯人を見つけ出せ。 父上に献上し、この僕こそが王太子となる。
[その後のバーナバスの処遇については何も言わない。 言わずとも通じる、そう考えている]
(318) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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そちらの方はディーノ様をご存じなの? ご紹介頂けないなんて、と思うけれど 昨夜は仮面舞踏会でしたものね。
ローズマリー様のお相手のことも ディーノ様は教えてくれなかったもの。
[私の表情は、淡々と応える声音と変わらぬもの。 時折、微笑のようなものも混じります。 つなわち、まるで第二王子が亡くなったことに関しては感慨がない様子は、表情見ずとも伝わるでしょうか。 それは、ご愁傷様という言葉を聴いた後の返答にも滲みます。]
私は第二王子様とは疎遠でございましたから。 辛いかどうかは、良く判りません。
嗚呼、けれど、疎遠でも、ご遺体拝見すれば 銀の皇女様のように気分悪くなるのが 肉親というものなのでしょうか?
(319) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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アイリスは、ふと、自身の仮面はまだセシルが持っているのだろうかと、疑問が浮かんだ。
2011/02/07(Mon) 02時頃
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そうね。 私達はうわべだけのお付き合いしかしていないもの。
[ため息一つ]
叶うかどうかはわからないけれど そろそろ私 死体のふりは飽きてきたのよ。
[姉のように大人しくしているのは限界だと零す]
(-222) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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/* >>318 おけ、ベネのためにバナに売られるよ!
今晩どこまで話もっていこう。 明日の更新近辺に、バナどれだけ居られるか分からないし。
(-223) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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[言葉紡ぐ間に、先程提案したことを二人そろって却下されました。]
宜しいのかしら。 では、今はこのままの失礼をお許しになって?
[小首を傾げて、あげかけていた手を降ろしました。 半分以上は、いつもの些細な悪戯なのですけれど、本気で確かめたいとおっしゃるならば厭うことはなかったのですけれど。
その感覚は、きっとローズマリー様の感じたまま。]
(320) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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/* 狼の隠れ蓑続けるのは無理でしたさーせん! 一応言葉は選んでいるのだけれど、村人COに近いな今のはw まぁ亡霊あるしいっかー@q@
(-224) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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……。
[ああ、そうだ。この語り口。 茶会で顔を合わせた少女の頃にも、確かに片鱗があった。 己が末姫のことを良く覚えていなかったのは、彼女を理解することを心のどこかで拒んでいたからに違いない]
…コーネリアさまが?
[今もそう。無意識に彼女の言動を、深く追及することを避けている。 けれど、迷った末に一言。一言だけ末姫に告げる]
…きっと、血の繋がりが全てではありませんわ。
(321) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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この遺骸から確証に近づける者が在るのであれば それは随分と天才的な頭脳の持ち主だろうよ。
[仮面で覆われた表情は見えぬが その態度と真赤を見る限りでは 無視を決め込むらしい様子に息を吐き出し それからはっきりと言葉にした]
遺骸の前で楽しむなんていうものではない。
[じ、と、鳶色は妻を見下ろし、 それから視線を外して息を吐き出した。
ややして、踵を返すと男は先ほどの教育係同様 遺骸の安置された部屋から下がる。 第四王子ならば勅書の内容を知っているだろうと 男は随分年下の従弟を探し始めた**]
(322) 2011/02/07(Mon) 02時頃
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……幼馴染でしたの。 わたくしが嫁いだ後は、すっかり交流も途絶えておりましたけれど。 ご健勝にあらせられるようで、何よりです。
[思い出したように、花の名と丁寧な会釈を、皇女その人に向けて]
疏遠でしたら、仕方がないかも知れませんけれど……。
[むしろ、銀の皇女の反応とやらが気にかかった。それが、公衆の面前で第二王子を叩いてみせた気の強さと、あまり一致せず]
死体を見て平然としていらっしゃる方が少ない…… 見慣れているのかと存じます。親密か否かもありましょうが。 お聞きしたところによりますと、随分と凄惨なご様子でしたし。
(323) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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[図面を見遣れば、一見しただけで不自然な空白がある。部屋があるはずの場所に部屋がないのは、隠し部屋か。廊下のような幅が廊下でない場所にあるのは隠し通路か。]
あまり趣味の良い離宮ではないようだ。 有事の為の避難路は 有ってしかるべきとは言え。
[寝台の横にあるタンブラーから酒を注ぎたくなったが、王子の手前とどまった。]
──……
承りました。
[告げられる言葉に──細められる双眸は眩しげに。 と、臣下の礼を取る。首を下に向けると男の顔は隠れ、緩く束ねたダークブラウンの髪が揺れた。]
(324) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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/* 現状のマリー視点、呪いは犯人の証でなく、死亡フラグっぽく見える… となると、多分魔鏡渡すのは親しい相手>>怪しい相手。
遭遇できたらコーネリアさまかなー。
(-225) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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上辺だけ───ね。
[く、と。 ごく僅かに喉の置くが笑うように低く揺れる。 そのまま、男は妻の望みとやらを聞いてみることにした]
…成程。それで?
[先を促すように、男は鳶色を敢えて まっすぐに、真赤を捕らえるように、逸らさず向ける**]
(-226) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 02時半頃
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―別邸・一室―
[夫の視線、はっきりと咎める言葉 にらみ合うような間はほんの僅か]
……じゃあ、思うだけにしておくわ。
[それが返答。 去っていく夫を見送って 残るセシルへ仮面ごと振り返る。 肩をすくめて首を振った**]
(325) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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ええ、ご気分を悪くされていたので お部屋にお送りしたの。
[ローズマリー様の鸚鵡返しのような疑問は、本当かどうか問われているように聴こえましたので、このようなお返事を。]
幼馴染……そのようなお話聴いたことがあったかしら どうでしたかしら……。
[次にローズマリー様がお声を発するまでに、花の名前と挨拶を家庭教師の幼馴染より受け取れば、少しだけ遠くを見ながら、過去に思い馳せました。 引きもどすは、ローズマリー様のお言葉。 その真意が判らずに、首を傾げていれば、アイリス様より続く言葉に]
そうね、見慣れていらっしゃらなければ……。
[私も猫を殺してしまった過去はあれど、見慣れている訳ではなかったのですけれど、少しだけ納得したように頷きました。]
(326) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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/* まだ絡んでないひとメモ
コーネリア、ベネデット、バーナバス、ワット
このうち男性陣とは一切接点なし
(-227) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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[どこか童女のような、ヨーランダの受答え。彼女は随分、普通とは違う感覚で育っているようだ]
わたくしも、火事で負った火傷があります。 女の身体ですもの、傷痕など残しませんよう、 お気をつけ下さいませ。
仮面の件は、重ねてお詫びを申し上げます。
(-228) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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アイリスは、ヨーランダの耳元で、小さな謝罪を。
2011/02/07(Mon) 02時半頃
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/* 決闘はいつになるのだろう。 あーあー、赤連絡すべきかなあ。
(-229) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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姉が死に、勝手に行く先決められ 私の未来は閉ざされた 墓の中は窮屈で堪らない
[にらみ合うような僅かの間]
姉さまじゃない。 私は、生きて 生きて此処にいる
それを、覚えておいて**
(-230) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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|
王族の、それも兄上の離宮だ。 色々あっておかしくはない。 何せ急に手配したものだ、詳しくはないが役には立つだろう。
……頼んだぞ。
[揺れる髪に言葉をかける。 その下で男が邪な表情を見せていたとしても、ベネデットは気付かない。否、その様な事はないと信じきっていた]
どこかへ向かう様子だったな。 邪魔をした。
[バーナバスに顔を上げさせると踵を返し、男の部屋を出た**]
(327) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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|
嗚呼、もしかして……。
[耳元で囁かれる謝罪に、思い出すこと。 それはディーノ様ご本人からお聴きしたかは定かではありませんが、そうでなければ風の噂に聴いたお話。]
女の身だから傷がというのは、良く判らないけれど。 傷むのがお辛いのならば、どうぞお大事になさって?
[婚姻とは遠い位置にある私には、判らない言の葉あれど。 下さった言葉はありがたく頂戴いたしました。]
仮面のことは気にしなくても良いの。良いのだわ。 普通でないということは、承知しているもの。
(-232) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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/* 企んでるなら踊りますよ宣言してみる。
(-231) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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ヨーランダは、アイリス様の謝罪に小さく一言二言お返し致しました。
2011/02/07(Mon) 02時半頃
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まあ、それはいけないわ。 あとでわたくしもお訪ねしないと。
[ヨーランダの反応とクロエの反応と。惨い死体を見た女性の一般的な反応は、どう考えてもクロエのものだろう。 あそこまで酷くないにせよ、コーネリアにとってもショックには違いあるまい。
続くアイリスの言葉と、それに一応納得した風の末姫には一言物申したい気持ちでいっぱいだったが、 そうした時に困るのは自分であるのは明白。必死で沈黙を貫いた]
(328) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
|
|
[ベネディット王子が泣いていた理由はおろか、その事実も男は知らぬ。
そして、真犯人を探すための 探偵ごっこを仰せ遣った心算も無い。
否、真犯人を突き出せれば、それは一番の手柄となるのだろうが。 かの悪名高き、第二王子の殺害。それは普通に思考すれば、バーナバスの弟が王子の身代わりになった日のように、用意周到に練られたとしても実現しがたい業であろう。
──離宮内に犯人が居るとは限らない。 ──彼に恨み持つは、招待客だけとは限らない。 ──賊は使用人かもしれず、既に森に逃げたかもしれず、他国の暗殺者であったり、此処には居ない第一王子の周囲が行った事やもしれない。
悪魔の証明と言う言葉を口にしたものが有った事は男は知らぬが、正にその通り。身の潔白は困難を極める。]
(329) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 02時半頃
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[去っていく夫を見送れば その場に残るは死骸と愛人。 肩をすくめて首を振る]
……我已經不是紅麗
[貴方が知る小紅はもう居ない。 快活な少女は遠い昔に消えたと囁き零し]
儘管如此你愛我?
[それでもまだ―― 誰も居なくなったからこそ問える言葉を向けた**]
(-234) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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家族の絆なんて、案外脆いものなのかもしれないわ――?
[昨夜異国の女性と交わした囁きを思い出す。 それは娘にとって、できれば目を逸らしたい事実ではあるけれど]
……仲良く暮らしていた筈のわたくしでも、魔が差すときはあるのだもの。 それが、王家ともなれば……。
(-233) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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[疑惑の擦り付け合い。 生き延びるためには、犯人を作りあげるべきだろう。 この機に乗じて政敵や怨恨相手を殺害。 もしくは、貶めようと企てる事も考えられる。 また、これらのすべてを、おのれの命を賭けたゲームのように考える者もあるかもしれない。
──仮面舞踏会はまだ終わらぬのだ。 と、考えるならば、誰かが口にしたように、顔を焼かれた死体がヴェスパタインの身代わりで、第二王子が何処かで笑っているかのような錯覚にも陥ろうか。]
(330) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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誰も、嘆き悲しんでいない気が致します。 あたしが 殺した のは、良いことだったのでしょうか?
『それで、貴女の罪が赦されるとでも?』 『踊れ』『殺せ』『戮せ』『弑せ』
[罅割れるような頭痛に、眉を顰めた。 亡霊の――"アイリス"の聲に混ざって、より濃厚な思念が滔々と染み渡る]
だって、奥様、あたし、奥様の仇を――、 これ以上、これ以上、何をすれば赦して下さるのですか!?
『――踊れ』
(*35) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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ええ、励まして差し上げて。 きっと喜ばれると思うわ?
[一応納得した振りをし、ローズマリー様に応えを返しながら、私は少し考え事をしておりました。 遺体を良く見たことがあるか否か―――殿方は別として、女性が厭うが普通なら、公爵夫人の様は見たことがある人のものなのでしょうか?それとも、私のように理由はわからねど、普通でない方なのでしょうか?少し公爵夫人自身にお尋ねしたい気持ちがわきました。
それを今、口に出すことはありませんけれども。]
(331) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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/* 魔鏡があるから多分わたくしが初回処刑ってことはないわよねー。 襲撃も多分こない。どうせなら魔鏡渡す先を狙ったほうがおいしいものw
さて、誰に投票が良いかしらん。
(-235) 2011/02/07(Mon) 02時半頃
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/* >>330 キタキタキタァ! 一番それ語るにふさわしい人が語ってくれると鳥肌たつねぇ。
女の子達が本当に可愛い。 可愛い。可愛い。可愛い。 皆くっちゃいたい。
(-236) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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[一番平和的な振る舞いは、第二王子の元から忽然と消えてしまったと言う、くだんの曰く付きの仮面だけを探し出し、犯人は居らず、すべては仮面の仕業でしたと、国王陛下に報告を差し上げる事であろうが。]
……ええ、 ベネディット様。 詳しくはありませんが、 想像はしやすくなりましょう。
[邪な表情を浮かべると言った単純な事は無かった。 陽の光の下は、はかなく消えてある、男の主君たる公爵の亡霊は、妻の亡霊は、溺愛していた弟の亡霊は、男の耳元に何を囁くのか。]
人が一人、しかもあの第二王子が亡くなられた以上、 此処で誰が、何をしでかすか知れない。 私は、貴方の身の安全を考えて行動しますよ。
[部屋を出て行く王子を見送る。 その為に無実の誰かを殺す、見殺しにする事も有り得ると言う含みは、彼に伝わるのか。一言、思い出したように付け加え問うた言葉は低く、念の為悲劇を起こさぬよう問うておくと言った質問。]
(332) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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コーネリア王女の安全は、 ベネディット様に取って必要でしょうか?
(-237) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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わたくしなどの力でお役にたてるのなら、喜んで。
[そう言うと、白き仮面へ向かいふわりと微笑みを作ってみせる。 その仮面の下で彼女が何を考えているかなど、娘には知る由もない]
嗚呼、けれど。一度ルーカスさまの元に戻らないと。 何も言わずに来たから、きっと心配なさってるわ。
[そう言うとちらりと廊下の先を見やり、未だ掌の中にある紙片を体の影で確かめる。]
アイリスさまは、お体の具合はいかが? お一人でも動けそうかしら。
(333) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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……皇女様って、こういうものなのでしょうか。
[ローズマリーが、ヨーランダに感じているだろう薄気味悪さに似た不審を、彼女の返答からアイリスも受けた。コリーンの所業も、大胆かつ非常識なものに映るのだが。 二人のやりとりを聞きながらあれこれと思索を巡らせる。唇は、仮面でもないのに、不謹慎なほど綺麗な愛想笑いを浮かべたまま。 話が途切れたところで、自らもしずしずとその場を辞すのだった]
(334) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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まあ、あのヴェスパタイン王子と、 半分でも血が繋がっていらっしゃるのですものね。
[嘆息と共に零す。失言だと気付いて、口元を手で覆い気不味そうに目を逸らした]
(-238) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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[不意に聞こえた言葉には、ただ苦笑だけを浮かべる。 …ヨーランダはいざしらず、娘にとっては大事な「姉」たるコーネリアも、かの第二王子と血を分けているのだから。
それから自分も視線を逸らし、何でもないような風を装った]
(-239) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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/* ベネットにどう思われてるのか分からないが。 何がどうあれ、序盤で王子に不利益を生むメリットが無いんだぜ。
(-240) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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ええ、何とか……。
王子の遺体とやらも少々気になりますけれど、 わたくしが行っても、失神するだけになりそうですし。
[ローズマリーの配慮に、軽く頷いて。一礼の後、ゆっくりした足取りで、庭の方へと向かった]
(335) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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こんな所で立ち話は、よろしくなかったでしょうか。 アイリス様も、お大事になさって?
[場を辞すタイミングは、ローズマリー様のお言葉でした。 そもそもお声をおかけしたのが、ご調子が悪い様子が切欠でしたのに、配慮に欠けていたと謝罪致します。
見える2つの笑みは、使用人達が良く私に向けるものに似ていて。 それにどこか安堵を覚えれば、暇を告げる為に、淑女の礼を一つ向けました。
翻した白のドレスの裾の行方は戯れに*]
(336) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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─ 別館 廊下 ─
[王子と別れ、部屋を出た。 当然のごとく、同じ別館にある第二王子遺体安置部屋へ向かう心算で。]
第二王子のご尊顔を 拝見せずには済むまい。
[右手だけで、器用に嵌める手袋。一度は第四王子の前で外した臙脂色の簡素な仮面を身に付けたのは、念の為、例えばおのれの存在を深く知らぬものに、第四王子の勢力を意識されたくないと思っての事。 とは言え、親しいと言い難い仲の1人を上げるなら、セシルは男が誰か知っているわけだが。]
……仮面の呪い、とな。
[顔を焼かれ死んだその男の他。 バーナバスの目には見えぬ亡霊も、この屋敷には彷徨っているのだろう。]
(337) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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嗚呼、それなら良かった。 けれどどうかご無理はなさいませんよう。
[先ずは去り行く貴婦人の背中に礼をして、続いて白き姫君へ。]
では、ごきげんよう。
[去り際にそう静かに告げると、その足がひとまず向かうのは宣言通り許婚の部屋]
(338) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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……。
[足を止め、沈黙の後、重い口調で答える]
必要、ない。 だが……いや、いい。
[既に第三王子を屠った身。 命を賭して自らを支持する者もある。 情に負けて王位を失う事など、あってはならない。
自らにそう言い聞かせ、ベネデットは決断を下す]
(-242) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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もっと白く冷たくならないと……―――
[それは、楽になれる呪文。 私は、小さく呟きます。
―――……白く冷たくなれば、きっと死ねるから。
でも、私が自ずから命を落とすことはないのです。
―――……絶望の中に僅かな希望を持つために。
それが、捨てられないから、白く冷たくなれないのに。]
(-241) 2011/02/07(Mon) 03時頃
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/* メモ:ローズマリーの相方が婚約者だとは知らない。 ただし、名前がルーカスだろうということは、会話より。
次機会があったら拾おう。
(-243) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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― 別館:ベネデットの部屋前 ―
[彼女は兄の友人を探しに行く前に、部屋で認めた手紙を、ドアの隙間からベネデットの部屋に落とした。
ドアの向こうにノワールの気配がした。]
ノワール、其れをご主人様に渡してあげてね?
[黒犬にそう声を掛けると、彼女はその場を後にした。**]
(339) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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― 第四王子ベネデット様 ―
貴方にこの事を告げようかどうしようか迷いましたが、やはりヴェスパタインと実の兄弟である貴方には、この事を告げた方が良いのでは、と思い、ペンをとりました。
貴方に、私は捨て駒でしょうか、と昨日問いかけましたね。 貴方は私には無理、とおっしゃいましたが、そんな事は無いのです。
私は昨日、ヴェスパタインに毒を盛りました。 手の甲の部分に毒を塗ったグローブで、ヴェスパタインに口付させたのです。
復讐の、つもりでした。 私のお兄様を事故に見せかけ、殺害したのはヴェスパタインだと、そう思っていたから。 何と浅ましい女か、と思われるでしょうね。 否定はしません、その通りなのですから。
この仮面舞踏会に呼ばれた時、私はもう離宮に戻れない覚悟はしていました。 誰かに利用されるにしろ、自分でヴェスパタインを亡きものにしてそれが明るみにされ罪に問われるにしろ、それでも構わないと。 あの離宮から出られるのであれば、それで良かったのです。 けれど、自分で死を選ぶ、意気地が私には無かった。
(-244) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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馬車の中で、二人でお話した事を覚えておられますか? あの時私は、罪に問われる事無く、貴方がいつかあの離宮から私を連れだしてくれるのではないかと、そう儚い夢を見たのかもしれません。
母は、兄が死んで後、一言も言葉を発しません。 離宮に勤める従者達も、皆王妃とヴェスパタインの息のかかった者達で、会話をすることもありません。 このような境遇となり、離宮に訪れるのにも気が引けるのでしょう、私を訪ねる友人も居りませんでした。 兄が亡くなった日から、私はずっと独りで。
貴方が言っていたように、女という武器を使って誘う、ということは最初から考えておりませんでした。 私は妾の子。 ですが、そういう風に自分を売りたくなかった。 可笑しいですよね、妾の子がそんなプライドを持つなんて。 でも、妾の子だからこそ、母の様にはなりたくなかったのです。
だから、かねてから準備をしていた毒で、ヴェスパタインを亡きものにしようとしました。 このまま私が毒を使ってヴェスパタインを殺害した事が明るみにならなければ、兄の仇をとったという想いから、離宮に戻ることも受け入れられていたかもしれません。
(-245) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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でも、もうそれは叶わなくなりました。
人の恋しさを知ってしまったから。
あの孤独な離宮で、人の恋しさを知ってしまった私が独りで暮らしてゆくなど、死よりも耐えがたい事のように思えました。
だから、貴方がもし其れを選ぶのであれば、私を真犯人だとして父王の前に突き出して頂いても構いません。 昨日、私に温もりをくれたお礼です。
ただ一つ、注意してほしい事は。 私がヴェスパタインに毒を盛ったと言うことは、直接の死因にはおそらくなっていないということなのです。 私が盛った毒は遅効性。 毒がまわって亡くなるのは今日の昼過ぎだったはずなのです。 あまりにも、時間が合わない。 恐らく、他にヴェスパタインを本当に殺害したものが、この中に潜んでいます。 もし仮に、貴方の仲間がヴェスパタインを殺害したとしても、私を犯人だとして突き出してもらっても、私はそれで構いません。 私は其れを受け入れます。 実兄を殺害しようとした、と、私を憎んでくださっても構いません。
(-246) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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― 庭 ―
[幾重ものアーチを吹き上げる噴水のほとりに腰掛けて、見事に手入れされた庭園を散策するでもなく、アイリスの視線は一点に向いている。 聳える本館、二階のダンスホールから続いて張り出た大理石のバルコニー]
結局、どうなったのでしょう。
[未だに、何故そうなったのか、その場に居合わせたアイリスには分からない。口を挟むなと怒られたし、バーナバスとセシル、二人の間の問題のように思えた]
王子様が死んだとか、呪いだとか、 騒ぎで有耶無耶に……なってしまえば、……。
[ぶちぶちと手元の芝を千切りながら、今は無人の其処を、飽くことなく見詰め続ける]
(340) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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私が毒を隠していた耳飾りを、同封しておきます。 真ん中の大きな石の部分が開く仕組みになっています。 私が毒をすくった痕も、残っています。 私の物であることは、父王が其の耳飾りを見ればわかる事でしょう。 その耳飾りは、母が父王から賜った最初の贈り物だそうですから。 もう一つの耳飾りは、私が自首する時の事を考えて私が持っています。 貴方に渡した方の物は証拠隠滅の為に捨てたなり話すつもりですのでご心配なく。
仮面の呪い、というお話がありますが、もし其れが本当だとすると私の命も長くないかもしれません。 皇女なのに護ってくれる騎士も居ませんし、従者も誰も連れてきてはいません。 仕様がないですね。
(-247) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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[上手くルーカスの部屋へ着くまでに遭遇できたならそれで良いが、 そうならなかったなら館の使用人に彼を探せと言いつけて。 最終的に会うことが叶ったのはいつ頃だったろうか]
ああ、やっとお会い出来ましたわ。 ごめんなさい、クロエが酷く怯えていたものだから、いろんな方にお話を伺いに行っておりましたの。
[心配の言葉や小言の類があれば、しゅんと一回り小さくなって聞き入る。 彼は第二王子の事件をどこまで知っていただろう。求められれば己が持つ情報を語ったはずだ。
それが一段落つけば、件の紙片を手渡してこう告げただろう]
スタッフォード様と仰る方から、お手紙をお預かりしておりますの。 ずっと手に持っていたものだから、少々紙が曲がってしまいましたけれど。
(341) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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最後に、私の兄はずっとヴェスパタインに殺害されたものだと、思っていました。 貴方の事も、疑っていなかったわけではないのです。 でも、きっと兄は王宮という、姿形のないモノに殺されてしまったのだと、今は思っています。 きっと、そういう運命だったのでしょう、兄も私も。
貴方の前で泣いてばかりで、迷惑をかけました。 生意気な態度もたくさんとってしまって、さぞ可愛くない女だったでしょうね。
どうも、強い女だと思われてるみたい、皆の話を聞いていると。 そんな事、全然ないのに。 少し、疲れてしまったようです。
それでは長々と失礼を。
― コーネリア ―
(-248) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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だが……?
[伝わる揺らぎに、反芻するように問いを重ねかけて、王子が伝えぬのならそのように受け止める事にする。]
否、御意。
[そうして第四王子を見送り。]
(-249) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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[その後は、暫しルーカスとの会話に勤しむ。 区切りがつけばコーネリアの元に向かいたい旨を告げるが、彼はどんな反応をしただろう。
もし万一駄目だと言われても、隙を見て抜け出すつもりなのだけれど**]
(342) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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[部屋を出る時に一度振り返る。 光の中に闇を見出せば、そこに確かに亡霊達は居る。 ──髪の抜け落ちた無惨な公爵の姿。 ──首吊りの縄をかけたままの妻。 ──毒矢に射られ、赤黒い血を口元から溢れさす弟の首は、落馬により螺子曲がっていた。
そして、顔を焼かれたまま廊下を彷徨う第二王子の姿。]
(*36) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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/*
ベネットさんまじすんませんwwwww
コーネリアの内緒話無双wwww
(-250) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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[寝台の横の引出しの中のあの仮面が、ぼんやりとひとりでに空に浮かぶ白昼夢。]
『 踊 れ 』
『 巡 り 』
『 踊 れ 』
[呪われた声が響く。 そう仮面を剥がれ、顔を失った第二王子は仮面に取って用済み──見放された亡霊なのだ。仮面に選ばれてあるのは、彼女と、おのれ。 喪の装いから、薄闇の中、紅玉のような血飛沫が舞い散らせた、女の優雅なターンを思い出す。華奢な腰に添わせた手のひらは夢では無かった。]
(*37) 2011/02/07(Mon) 03時半頃
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セシル様に、お手紙でも差し上げれば良かったかしら。 ディーノ様にも、お会いしなければなりませんし。
[名を。顔を。幾つか思い浮かべる。 離宮に留まる全員に、王子殺しの容疑がかかっている以上、血生臭い話は避けて通れないだろうが]
……何だか、本当に移り気な蝶のよう。 だからきっと、飛び立てぬよう、片羽を捥がれて――、
[自嘲を零す唇は、もう笑っていない。 結いもしないストロベリーブロンドを風に遊ばせながら、女は思索の海に沈んでいく*]
(343) 2011/02/07(Mon) 04時頃
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バーナバスは、アイリスの姿をふと覗き見た廊下の窓の外、庭に見付けた──。
2011/02/07(Mon) 04時頃
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─ 別館 廊下 ─
……アイ、 リ ス?
[今は陽の光を受けて輝くストロベリーブロンドの彼女。 昨夜、ホールを切り上げた時の記憶は、セシルと話した所あたりで切れ切れになっているが。]
大丈夫、か?
[酒気に任せて怒りをぶつけた事等、嘘のような、ごくごく平凡でぎこちない案じる言葉を、窓の外へ向けて一声。それから、自己嫌悪に駆られたよう唇を歪め、ポケットから片手で銀の小さな容器を取り出し、濃い琥珀を一口含んだ。]
(344) 2011/02/07(Mon) 04時頃
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変わらぬ友でなど居られないから――殺しましょう。 幼馴染が脅迫者となるなら――殺しましょう。 王子と同じ血に連なる者も――殺しましょう。
[思い浮かべた顔を、一つ一つ、引き裂き鮮血の海に浸していく。 仮面越しにしか見て居ない者も、先程まで他愛のない噂話に興じていた者も、全部全部。吹き上がる血潮の紅は、まるでこの身を嘗める炎のよう]
みんなみんなみんな。踊って。殺して。踊って。殺して。踊って。殺して。
足りないのでしたら、嗚呼、奥様。 後どれだけの血が流されれば、あたしを赦して下さいますか……?
[踊り手が拒もうと、舞台からはもう下りられない。踊り疲れても、繰り糸に絡め取られるまま、傀儡は殺し続ける。この身が焼き尽くされ灰となっても、終わりを知らぬ仮面舞踏会]
嗚呼、でも。貴方は殺さなくても、いいのですね……?
[同じ仮面に魅入られた者の顔だけは、紅で彩ることはせず、鮮やかに微笑んだ]
(*38) 2011/02/07(Mon) 04時頃
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/* え、聞こえていいのかな。
(-251) 2011/02/07(Mon) 04時頃
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─ 別館 廊下 ─
[男が、庭へ降りて、本格的にアイリスに声を掛けなかったのは。 窓の外に気を取られている間に、ふわりふわりと舞うように歩いて来た白い亡霊のようなヨーランダ 王女と>>336、ぶつかってしまった為だった。]
……ッ と、 これは失礼。
[相手が倒れぬよう咄嗟に肩を捕えて、相手の姿を仮面越しとは言え、じっと見詰めてしまう。 肌を覆う白いドレス、白いショール、鍔広の帽子にのっぺりとした白い仮面。昨夜のワイアットの後妻が妖艶なる漆黒の亡霊であれば、彼女はさしずめ、]
白の 亡 霊。
[咄嗟に零れる言葉。 彼女が誰であるかは今は考えない。相手が生きた人間である事を確かめるように、第二王子の遺体が安置されている部屋は何処か分かるかと、説明を頼んだ*。]
(345) 2011/02/07(Mon) 04時頃
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[誰かに呼ばれた気がして、髪を押さえながら振り向く。辺りを窺う]
気のせいでしょうか。 ……あのような話を聞いてしまったから、 過敏になっているのかも知れません。
[深呼吸をして、もう一度視線の主を探す。笑顔以外を他人に見せるのは恥とばかり、唇にのるのは緩やかな弧]
(346) 2011/02/07(Mon) 04時頃
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/* いつも擦れ違う。
落ち着かなさと私の読解力のなさのせい で ああああああ
全部に反応返したいのも悪い癖。
(-252) 2011/02/07(Mon) 04時頃
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アイリスは、抱えた膝の上で頬杖をつき、再び視線を斜め上――バルコニーに固定した*
2011/02/07(Mon) 04時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 04時半頃
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[現実にはストロベリーブロンドは視界から遠ざかったと言うのに、呪われた女の声は、確かに耳に届く。 そう、おのれも彼等を血に染めるのだ。 それは、仮面に選ばれぬ以前と然程変わらないと言っても良い。]
──私の過去の秘密を知る白皙の青年を。 ──彼女の過去の秘密を知る金糸の男を。 ──第四王子のお荷物に成りかねない妾腹の美貌の王女を。
[少なくとも、おのれと彼女、仮面の者を王に突き出す事は有り得ない。 勘付かれれば、古い友も、彼の妻も差し出さねばならぬかもしれない。]
すべて、血に染まる。血に染める。 すべて、亡霊に変わる。亡霊に変える。
(*39) 2011/02/07(Mon) 04時半頃
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/* おう。退席記号だから去ってくれたのか。 まあ朝まで耐久レースしてもよかったんだけど←
どっちが死ぬにしろ、もうバナとはお墓かエピで 再会するまで話せないんだなー。寂しい。
折角赤で一緒だったのに、えろぐが書けなかっただと。惜しい。
(-253) 2011/02/07(Mon) 04時半頃
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『 踊 れ 』
[真紅の闇の向こう、弧を描くくちびる。──鮮やかな笑みが見えた。]
嗚呼、そうだ。 ……私も、お前だけは
殺さずに済む。
[くつくつと、込み上げる笑い。 歪めた唇。返す笑みが、幸福そうなものに変わるのは何故か*。]
(*40) 2011/02/07(Mon) 04時半頃
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/* おや、これは吊票示唆かな。 私のは亡霊先誰でもおっけー、の心算だったんだけど。
(-254) 2011/02/07(Mon) 04時半頃
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[辛うじて殺意を制御していた首飾りも、別の者の手に渡ってしまった。女が人気のない庭を選んだのは、視界に入った誰彼構わず狂刃を振るいたい衝動が堪え切れなかったせい]
……前の仮面の宿主と、同じ血を引く王子様。 彼を 殺して しまうのは、お嫌ですか?
[血塗られた、彼に挙げられていく者の中から、不意に別のニュアンスを感じ取って。無邪気な笑みに歪められた唇を滑る、舌舐めずり]
(*41) 2011/02/07(Mon) 04時半頃
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[優先される者がある内は、彼が殺意に滾るシリィの前にでも現れない限り、襲いかかる心算などないけれど]
ええ。バーナバス様。貴方も。
……あたしと一緒に踊って、下さるのでしょう?
[自責と悲嘆に暮れていた心は、今や残虐で酷薄な死の舞踏の甘美に酔いしれて。唇に刻みこむ――仮面の笑み*]
(*42) 2011/02/07(Mon) 04時半頃
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/* は。いけない。仲良し赤になってしまう。 もっと罵倒されたい← 弄ばれているのかは……どっちかな……。
そういえば、シリィのえげつない過去設定を考えたのだけれど、 出す暇もなさそうだな。 不幸自慢は本意じゃないし、虐げられキャラって匙加減難しい。
後はいぢめてくれそうなのはディーンか。
(-255) 2011/02/07(Mon) 05時頃
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[呪いがもたらす強い酩酊は、深酒に至る過程に必ず感じる罪悪を奪い去る。真紅の闇の中、ちろりと覗いた女の紅い舌に、口端を捲り上げる。]
──お前は、 王家に連なる血は、 すべて憎い、か?
国に王の1人も要らぬと? 莫迦な。
[かの王子がまた弟と同じよう血の海に倒れる事があれば、男は深い絶望の淵に突き落とされるだろう。同じ仮面に選ばれし者の手でもたらされる、その暗黒こそがおのれに相応しいのやもしれず。 けれども、今は息一つ吐いて、無邪気な笑みを象る女の口元を見詰めたまま、破滅を望むつもりのか──と、首を横に振るだけ。]
──お前と踊り、 踊らせ 無様に踊るとも。
[ヒヤリと背を滑る刃にも、戻らぬ正気*。]
(*43) 2011/02/07(Mon) 05時頃
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─ 別館 第二王子遺体安置部屋 ─
[生きた亡霊のような王女と歩く時間は如何程だったのか。 すぐに別れたか。 男は無事、第二王子の遺体が安置されている部屋に辿り着く。 すでにディーノと、ワイアットは去った後。其処に居たのは、オスカレットとセシル。男の与り知らぬ事ではあるが、古い友人の後妻と、その愛人。 最初に、二人に黙礼。そして遺体を前に十字を切る仕草。王子の亡霊をもが見えるおのれには、その動作に魔除けの意味が無いと知りながらの。]
……と、このような時に、 夫婦では行かれませんでしたか。 貴女の夫君、私の古い友人は無事と考えても?
[と、オスカレットに尋ねた。]
(347) 2011/02/07(Mon) 06時頃
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──さて、失礼。 私にも仮面に呪われたと言う遺体がどのようなものか、 拝見させていただいてよろしいですかな。
[簡易な臙脂色の仮面の奥で、僅かに眉を寄せながら、近寄るのは第二王子の屍。歩く時、ゆらり、僅かに片側に肩が傾くのは相変わらず。 男が手袋を嵌めたまま確認したのは、嘔吐や吐血、皮膚の変色等の痕跡が無いか。髪に触れても抜け落ちないかどうか。焼かれ爛れた王子の顔面に、すでに誰かが指を差し込んだような痕跡を見付け、男が思った事は王子に触れた者達は、触れても毒が移る害が無い事を知っていたのか、どうか。]
…… 嗚呼。 少なくとも、 毒物ではないようで。
[男が首を傾ける相手は、潔く仮面纏わぬセシルの美貌。 庭に居たアイリスの姿を思い出しながら、──仮面越しの視線だけでセシルに問うを匂わせる*。]
(348) 2011/02/07(Mon) 06時頃
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[今日の、今、この状況でも、決闘を行いたいか。 セシルがわざわざ嗅ぎ回って調べた、事柄の真実を知りたいと思うか。 それとも、男よりも、アイリスの秘密を知りたいか。
視線はあくまで、セシルから耳打ちが可能な距離で、含みを見せるだけ*。]
(-256) 2011/02/07(Mon) 06時頃
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―別館・一室― [セシルと二人だけの時間がどれだけ続いたのか 其処で何としていたかは、此処には記述しない。
やがて訪れるバーナバスの姿。簡易な仮面があろうとも、彼の独自の歩き方は覚えている。 目礼に仮面の奥で真紅が睨みつけるも、同じく目礼返せば其の仕草で見えはしまい。曰くこの邪魔者めと言わんばかりの恨み篭る視線であったけれど]
貴方の友人なら、大分前に出て行ったわ。 すれ違わなかったかしら?
[夫の安否には涼やかな音色紡ぎ首を傾ぐ。 屍骸に近づこうとするのは、止めなかった。 手袋嵌めたままでは感触も伝わりにくいだろうとぼんやり思いながら]
毒物ではないと、わかるの? ……なら本当に顔だけ刻んで殺したのね。 どんな心地だったのかしら。
[そんな風に囁き一つ**]
(349) 2011/02/07(Mon) 08時頃
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何処かでローズマリーとも会うことが出来たらいいのだけど……
[廊下を歩む彼女の髪を風が揺らし、耳をあらわにした。 先程までしていた耳飾りはそこには見られない。**]
(350) 2011/02/07(Mon) 09時頃
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[公爵の問いかけの視線>>299に、一時手首を握る動作を止めて、そちらに思案の顔を向ける。]
確かに公爵の仰った通り、眠り薬なり痺れ薬なりを一服盛って抵抗されない状態にしてから……というのが一番分かりやすい解釈ですが。 毒殺は死後見るものが見ればそれと分かる特徴が出る場合もございますが、眠り薬などは使われた痕跡は残りませんから、亡骸に外傷が無いのも説明がつきます。
ですが、亡骸の見つかった場所が殺害した場所かどうかもまだ分かりません。 別の場所で殺害してから亡骸をその場所に運んできた、ということも考えられます。
(351) 2011/02/07(Mon) 09時頃
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王宮に、重要な会談の為に外部に音の洩れ聞こえないように設えられた部屋があると言う噂を私は耳にしたことがあります。 また、とある方は良識ある人々が眉を顰める類の不道徳な愉しみに耽るために、屋敷に秘密の部屋をお造りになったとか……。 人を驚かすのがお好きな王子のことですから、この離宮にどんな仕掛けがあってもあっても私は驚きはしませんね。 そういった場所が殺害場所であれば、悲鳴が他の者に聞こえなくても不思議ではありません。
亡骸を動かす前に、どのような状態であったか分かれば、そこで殺害されたものか、殺害されてからその場所に運ばれてきたかを判断できるかも知れませんが。 私はまだ発見現場を調べておりませんし。
(352) 2011/02/07(Mon) 09時頃
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王子は秘密の場所で誰かと会うおつもりだった。 殿下は相手に害される恐れはないと思っていた。 信用していたか、油断していたか。 相手にそのような度胸はないと思ってたかをくくっていたというのが、一番ヴェスパタイン殿下らしいようにも思えますが。 ともあれ、何らかの手立てで殿下の抵抗を封じて滅多刺しに……
というのが私がこの状態から導き出したシナリオですが。 しかし、これ自体が仮説に過ぎない訳ですし、もし合っていたとしても、密会の相手が招待客と限りません。 仮面舞踏会はカモフラージュで、騒ぎに紛れて外部の者をこっそり招き入れていたかも知れません。 召使も怪しいと言えます。
――つまり、容疑者が多過ぎて特定し切れません。
[険しい表情のまま、呆れたように首を振った。]
(353) 2011/02/07(Mon) 09時頃
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[饒舌に語った後は、言うべきことは言ったとばかり口を噤んで、公爵の話を黙して聞く。 他の王子王女方に安否については自分が口出しできる立場にないと、黙って相槌を打つ。 眉間に刻まれた皺はディーノほど深くはないが――暫く取れそうにない。]
(354) 2011/02/07(Mon) 09時頃
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[公爵が去って、オスカレットと二人、部屋に取り残された。>>325 辞するタイミングを逃したとも、敢えて残ったとも。 仮面で隠した顔をこちらへ向ける彼女の、その表情の見えもしない仮面の奥を見詰め返した。]
(355) 2011/02/07(Mon) 09時半頃
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[給仕や他の招待客に聞きまわり、離宮内をふらふらと彷徨うことしばし。 手がかりもないまま、とりあえず部屋を訪ねてみようと廊下に出た矢先、 かの人の姿>>350を見止め、 気が急くように足早に歩み寄ると、男にしては強引に、姫の腕をぐいと引いて自分の存在に気付かせる。]
失礼、やっと見つかった。 …随分、探しました。 少しお話がしたい。構いませんか?
[声はいつもより少し真剣見を帯び。 彼女さえ許せば、人気のないどこかに移ろうと。]
(356) 2011/02/07(Mon) 09時半頃
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[ガティネ公爵夫人――いや、出会った当初はまだ、艶やかな黒髪を背に垂らした、ほんの少女であったが。 遠国からやって来た異国の少女は、彼の秘密を知る、数少ない人物の一人でもある。
囁かれた異国の言葉は遠い記憶を呼び起こす。 快活な少女は、異国から来たった一族の身辺警護をしていた彼に、日常会話の手解きをしてくれた。 あまりに異質で、結局単純な挨拶程度以上には習得には至らず、今も彼女の囁きの意味の殆どは取れない。
けれども、今でも自分を愛しているのか…?と尋ねているのだと感じた。]
(-257) 2011/02/07(Mon) 09時半頃
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[急に強く手を引かれ、小さく驚きの声をあげるが、フィリップの姿を確認し小さく息を吐いた。]
ちょうど私も探していたところです。
[フィリップの申し出には一つ頷いた。]
(357) 2011/02/07(Mon) 09時半頃
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[急に息苦しくなった。 脚の間にもやもやとした感覚が広がり、彼女のすべらかな肢体の感触が膚にフラッシュバックする――]
(-258) 2011/02/07(Mon) 09時半頃
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[心良い返答にほっと撫で下ろし、 引き止めていた腕を離すと、一礼。]
非礼、お詫び致します。 そうですね…屋上にテラスがありましたか。 この騒ぎの中では人も少なくありましょう。よろしければ、そちらに。
[丁寧に言って、今度こそいつもどおり、銀の皇女をエスコート。]
→屋上テラスへ
(358) 2011/02/07(Mon) 09時半頃
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[突然、胸を圧する息苦しさを感じる。 ごくり、と息を呑む音がやけに大きく聞こえたような気がした。]
(-259) 2011/02/07(Mon) 10時頃
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コリーンは、フィリップと共に、屋上テラスへ。
2011/02/07(Mon) 10時頃
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―屋上・テラス―
[夜の帳が近づいているのか、色を失い始めた空に、目を細め。 ここから見える夜の景色はさぞ美しかろうと。 ひとまず、先にレディに席を譲り、自分も前の席に失礼すれば、 軽薄な様子を隠し、遠慮がちに言葉を紡ぎだす。]
貴方のお兄様のお話、耳にしました。 この度は、残念なことを。 …。
[果たして目の前の皇女が、本当に兄の死を悼んでいるかどうか。 それは想像しなくとも推し量れるようなこと。 それでも形式的にそう告げると、しばらく沈黙を守ったまま、困ったように微笑みを返して。]
でも、困ったな。 貴方の大切な兄上…イアン様の時のように、 僕は悲しみに打ちひしがれない。
(359) 2011/02/07(Mon) 10時頃
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――あなたを忘れる筈がない。 あなたは私の愛する人だ。
[いまでも、とは言わぬ。 それを口にすれば、嘘になろう。]
(-260) 2011/02/07(Mon) 10時頃
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―別館の一室― [バーナバスが部屋に入って来たのは、丁度セシルが口を閉じた時だった。 屍骸の傍に二人、礼儀正しい距離を保って立っている。 仮面を着けた公爵夫人はともかく、入ってきた瞬間のセシルの方は少し緊張した面持ちだった。
もっとも、入って来たのがバーナバスと認めた途端に、セシルの全身が別種の緊張に包まれたから、彼にその区別がついたとも思えないが。]
(360) 2011/02/07(Mon) 10時頃
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― 屋上テラス ―
[テラスから眺める街の眺めは、とても美しいもので、暫く目を奪われていたが、フィリップの言葉に苦笑を浮かべる。]
貴方までそんな形式張った事、言わなくてもいいわ。
みんな口々にそう言うんだもの。
――――…疲れた。
[昨晩眠れなかったこともあり、何処か疲労の色が浮かんでいる。]
(361) 2011/02/07(Mon) 10時頃
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[吐き出された言葉に、眉を下げ。]
ええ、そうでしたね。 …僕は、…。
[そこで、言葉を飲み。 それからつ、と顔を彼女に近づけると、内緒ですよ、というように自分の口元に手を当てた。]
第2王子のことよりも、 他のことが気になって仕方ない。 貴女の無事やこれから起こる事。きっとこのままこの饗宴が、大人しく終わることはないでしょう。 恐らく、渦まく思惑、感情に、 …飲み込まれる。
(362) 2011/02/07(Mon) 10時半頃
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貴女が、
無茶をなさらないよう黙っていたが。
…あの事故の原因は、やはり …ヴェスパタイン王子でした。
なんだろう、だからかな。 イアン様を葬った王子が亡くなったと聞いたとて、 少しも、なんの感慨も沸かない。
(-261) 2011/02/07(Mon) 10時半頃
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[小さく告げた事実1つ。それからそっと身体を離して。]
どうして僕がこれを話したか、わかりますね? …貴女に、無理をして欲しくないから。
犯人は、僕が必ず見つけましょう。僕はここから無事に出たい。 だから貴女が背負うものはもうなにも、 …何もない。
(363) 2011/02/07(Mon) 10時半頃
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[少なくともこの場で昨夜の件を持ち出さぬくらいの分別はある。
検分するというバーナバス>>348に場所を譲り、無言で一歩下がって彼のやることを見守る。 調べる手順と動作。何処をどうやって見たか。どこに注視したのか。 そのひとつひとつを一部始終、鋭い眼差しで観察していた。 ただ、その表情が仮面に隠れて見えないのがセシルには不満であったが、どうしようもない。
寝台に横たわる、顔の無い死体。 空虚な部屋に、仮面を着けて集う二人の同室者。 仮面纏わぬは己ひとり――
バーナバスが手を止めて、臙脂の仮面をこちらに向けて首を傾けた時には、ふと、舞踏会も終わったというに仮面劇がまだ続いているような錯覚を覚えた。*]
(364) 2011/02/07(Mon) 10時半頃
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[フィリップの一言に大きく目を見開く。
震える声で小さく聞き返した。]
(365) 2011/02/07(Mon) 10時半頃
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やっぱり、そうだったの……?
何時からそれを、知って―――…?
(-262) 2011/02/07(Mon) 11時頃
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[バーナバスの仮面越しの視線に返すは、常の如く鋭いもの。
だが、馴染みの戦意はこの場では薄れ、逆に強い疑念がそこに宿っていることまでは、相手にも読み切れないかも知れない。 もし読み取れたなら、鋭さは敵意ではなく疑惑であると悟るだろう。
そう、セシルは視線でバーナバスを告発している――あの暗殺に関与したお前なら、これをやれるかも知れない、と。]
(-263) 2011/02/07(Mon) 11時頃
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僕が、調査を終えたのは、
…本当に、すぐでした。
(-264) 2011/02/07(Mon) 11時頃
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[苦笑いで返し、思い返すのは第1王子のこと。 気が、狂いそうだったのを覚えている。 身分の低い自分を、身分を気にせず連れ添って、よく一緒に狩猟に行った。 皇族その他わけ隔てなく、接してくれた第1王子。 彼が亡くなったという知らせに、取り乱したのは恐らく自分が一番だったのではないかと。
人望厚く、度量の大きい、彼が王座につくことを、それを支える未来を、どれだけ夢見ていたか。
それが崩れた今、のことを聞くのは、無粋なこと。]
(366) 2011/02/07(Mon) 11時頃
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わざと。
…本当に、ヴェスパタイン王子はわざと証拠を残したのではないかと思うくらい、
簡単に事実は見つかった。
(-265) 2011/02/07(Mon) 11時頃
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[男は死体の傍を辞した後、自分の客室へと戻っていた。机に向かい、組んだ手の上に額を乗せて暫くの間俯いていたが、不意に背筋を伸ばしなおして手を伸ばし、羽根のペンにインクを着けて真っ白な紙に何らかを書き付け始める。背後には、ローザとバルトロという侍女と召使が一人ずつ。ずいぶん長い時間、カリカリという音だけを響かせてから、パタン、と 書き付けていたノートを閉じる。分厚い、其れ]
…――は、
[息を吐く。 肘を突き、再び両手を組み窓の向こうを睨み上げる。 陽が森の中に隠れ始め 橙色の雲が翼の様に薄く広がっていた。]
悠長な事を言ってられなくなったな。 地盤所の話ではなさそうだ。
[皺ひとつない、紺色のジャケットを受け取ると 客室を大股に廊下へと、出た]
(367) 2011/02/07(Mon) 11時頃
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―――…そうだったの。
私の事を思って、黙っていてくれたのね。 ありがとう。
[目を閉じ、男に頭を垂れた。]
――――…ねぇフィリップ。 お兄様に手を下したのは、あの男だったのかも知れない。 今度は、その男が殺された。
誰が誰かに殺されたのではなくて、みんな王宮、王政というモノに殺された、そうは思わない?
(-266) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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王宮の、王族の者達は、みんな狂ってるのよ―――… きっと、みんな何処かが壊れた歯車で、それが上手く噛み合わなくて、歪みができるのよ。
[そう続けると、フィリップを真っ直ぐに見詰めた。]
正直に話せば、貴方にはこっちの世界に来てほしくないわね。
貴方も気をつけて。 貴方が死んだら、お兄様が悲しむわ。
(-267) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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[皇女の言葉に瞳を翳らせ、]
貴女も、血筋を疎んでおいでですか。 そうですね、全てが「王宮」の中。 僕は…
[それから一息、溜めをつくり。 吐き出したのは強い意志。]
僕は、それなら、 ――――…。
…コーネリア皇女。 貴女の兄上を亡くした時に、思ったのです。 それは、貴女を悲しませてしまうかもしれない。
(-268) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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[彼女は、フィリップから身体を離し、少し悲しげな顔をして笑んだ後に、小さく呟いた。]
(368) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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優しさが、王宮に呑まれてしまうなら。 優しさなどはいらないと。
(-269) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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[身体を離し、翳った瞳のままで苦笑する。]
貴女を裏切る日がないことを、 …心より、僕は願っております。
[王宮の思惑、一族の思惑、自分の思惑。 その全てを、胸に秘めて。*]
(369) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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何時か仇を、と思っていたけれど―――…、結局取れなかったわね。
私が無茶な事ばかりするから、貴方には心配ばかりかけてばかりだったわね、ごめんなさい。
(-270) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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/* 駄目だこう、多重タスク僕には無理なようだ。
(-271) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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/* あ、単にすかいぷでチャットしてただけです。
(-272) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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同じ世界に来て欲しくないなど。 そんな遠慮するような仲ではないでしょう?
僕は、 必ずや、生き残ってみせます。この世界で。 貴女を、心配させない為にも。*
(-273) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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ありがとう。
[フィリップの言葉を受けふわり、と笑むと、彼女はテラスを後にした。]
(370) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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フィリップは、小さく最後に囁いて、かたりと席を立った。**
2011/02/07(Mon) 11時半頃
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/* コリーン嬢と会話かみ合わなくなってしまったあわわ
(-274) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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あぁそうだ。
兄の事故の真相を突き止めてくれたお礼になるのかはわからないけど。
ヨーランダ皇女の父親……調べてみたら面白いかも知れないわ。
―――…もう知っているのなら、つまらない話になるけど。
(-275) 2011/02/07(Mon) 11時半頃
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[眉間の皺を深くしたまま大股で歩く。そこいらの侍女召使から、他の招待客の生存の確認くらいは出来た。 別館の二階には、天井まで届く程高い客室の扉が並んでいる。 重い扉の列をひとつひとつ数え、聞いた扉の前に立つ。コンコン、と、2度のノックは、廊下にやけに響いた。ストロベリーブロンドの女が宛がわれていると聞いた部屋。]
…――不在、か。
[帰らぬいらえに、息を吐いた]
(371) 2011/02/07(Mon) 12時頃
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―別館の一室― [つい、と目を伏せたのは視線を逸らしたのはなく、死体の毀損された顔面をもう一度見る為に。]
……それは私もそう思った。 だが、私は毒については詳しくない。
[そうして、今度はオスカレットに身を寄せると、その仮面の後ろに向かって早口で囁いた。]
(372) 2011/02/07(Mon) 12時頃
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[皮膚を焼いたのが万が一薬品であれば。 或いは毒殺なり、毒を塗った刃で刺したのであれば。 素手で触れるのは危ないが――オスカレットが触れたと知ったは大分経ってから。
あの場には公爵もおり、こっそりと教えてくれたオスカレットに表立って注意するのも難しかったこともあって、黙っていたが。 眉間の皺が深くなったは、それも一因ではある。]
言い忘れていましたが、すぐに手を洗って下さい。 彼はああ言っていますが、傷口に素手で触れるのは危険なのですよ?
(-276) 2011/02/07(Mon) 12時頃
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[しかし、毒殺ではないらしいと判断し、時間が経っても触ったオスカレットに特に異常が見られないからと言って看過するあたり……公爵夫人に対するセシルの現在の愛情の程が伺えようというものだ。
また、何故彼女がそのことに気付いたのか、わざわざ死体の傷に触れたのか――に対して、小さい疑問も抱いていた。]
(-277) 2011/02/07(Mon) 12時頃
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[オスカレットへの囁きは、少し咎める色が混じっていた。 それをバーナバスがどう取ったかは知らず、またセシルも何食わぬ顔で傾けていた身体をまっすぐに、改めて公爵夫人に向き直る。]
さて。今度は発見された場所へ行きたいのですが…… ガティネ公爵夫人。 もし興味がおありでしたら、そちらへ一緒に参りませんか。 どうやら猟奇的な刺激がお好きなようですし、それなりに刺激的な体験だと思いますが。 何ならご夫君の公爵閣下のお許しを頂戴しても。
[誘うはこの場から連れ出そうとの意図だが、オスカレットが乗らねば一人でも行く気ではある。]
(373) 2011/02/07(Mon) 12時半頃
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[部屋を出る際に、一度だけバーナバスを振り返り、]
例の件はまた後ほど。 ご都合の宜しい時に、こちらから伺います。
[短い台詞は言葉の丁寧さとは裏腹、素っ気無い声音。 それでも詰問の色が混じっていないだけましかも知れぬ。 軽く会釈をし、その場を立ち去った。*]
(374) 2011/02/07(Mon) 13時頃
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ディーンは、長いダブレットの裾を揺らし、廊下を歩む。
2011/02/07(Mon) 13時半頃
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[最初は、かつて王国屈指と謳われた名剣士と手合わせしてみたい、という剣士としての単純な欲だった。
敵地での決闘で講和を勝ち取った救国の英雄は、国王から侯爵の爵位を賜り、破格の褒賞を得た。 王国では誰もが知る有名な話であり、父、モルネー伯シャルル・ド・モンタランベールも賞賛と幾分かの嫉妬と共にセシルに語ったものだ。 戦役では劣勢の戦線をよく支え、勇将と讃えられた父は、前線で血を流し、功ありながらも報われることの少なかった将として、思うところがあったのだろう。]
(-278) 2011/02/07(Mon) 14時半頃
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[その父が、ある時ふと「公爵は病死ではなかった」と呟いたのがきっかけだった。 公爵の身体を蝕んでいたのは病ではなく、毒の投与によるものだったと言う。 それ以上は父が詳しく語らなかったため、どうやって毒殺と気付いたのか、何故秘匿していたのかは分からずじまいだ。
頑固一徹の武人である父は、役職上知り得た情報を軽々しく洩らすような人物ではない。 何故自分にそれを教えたのかも分からぬまま、疑問を感じたセシルは独自に調べてみることにしたのだ。]
(-279) 2011/02/07(Mon) 14時半頃
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―本館・応接間―
[バーナバスの部屋から出た後、騒がしい別館から離れ応接間へ。自室へ届けられた手紙はまだ目にしていない。 柔らかなソファに身を沈め、肘掛に立てた片手に頭をつく。 味方の侍従から聞いた兄、ヴェスパタインの死に様は不可解な事が多い]
にしても、呪いで人が死ぬ等ある事なのか?
[問いかけ、思考の中で自ら否定する。 例え呪いだとしても、その痕跡を見つける等できない。 ならば、犯人を作るしかない]
……コーネリア。
[彼女が、人前で兄を殴る程の憎しみをもつ女が犯人だと言えば、皆が納得するだろう。それは恐らく玉座への最短の道。
ベネデットの瞳はかげり、大きくため息をついた。 目を閉じれば女の泣き顔が、一心に自分を見つめる紫の瞳が浮かぶ。 耳をふさげば耳元で、第三王子の亡霊が恨み言を言う]
(375) 2011/02/07(Mon) 14時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 14時半頃
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[セシルの知っている情報はあくまで断片であり、確証ではない。
公爵と女王は同じ病に倒れたこと。 女王の死は暗殺の疑いがあったこと。 父は出立前の公爵と面談しており、亡くなる直前にも面会を申し入れたこと。 公爵の死後、従僕のひとりに不審死を遂げたものがいること。
であるからそれは、単なる想像に過ぎない。 バーナバス・キャヴェンディッシュが、女王を暗殺するついでに、自らの主も手にかけたと言うことは。]
(-280) 2011/02/07(Mon) 15時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 15時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 15時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 15時頃
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― 別館から本館へ ―
[暫く廊下をうろうろしていたりしたが、ストロベリーブロンドは見当たらなかったので、男はそのまま足を本館の方へと向ける。一階の、高い吹き抜けのホールは足音が良く響く。紺色の裾を翻しながら歩くと、応接室から細く光が漏れているのを眼に止めた。気づくとずいぶんと日は落ち、館内の灯りがぽつりぽつりと点され始めている。]
…――、何方かいらっしゃいますか。
[コンコンと2度ノックをしながら声を内へとかける。]
(376) 2011/02/07(Mon) 15時半頃
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あら、あの憎きヴェスパタイン王子と同じ血でしたら、 奥様もお喜びになるかも知れませんもの?
[復讐心だけに衝き動かされてきた侍女は、政治的な野心や思惑には無縁だった。王子も皇女も貴族も生い立ちも、誰かすら問わない無差別殺人への欲求。戦場など経験したことのない女が、初めての人殺しで得た快楽。全身が震え上がりそうな昂揚感……戦闘中毒(コンバット・ハイ)。憎き相手、それも自身からは雲の上の存在、高貴な血に連なる者の命を、下賎の身で踏み躙る。これ以上の倒錯した愉楽があろうか?]
国には王が必要ですか? 王など誰でも良いのではありませんか? 皆がヴェスパタイン王子のような、暴君にならぬとも限らないでしょう?
まあ、侍女のあたしに、政治の話は難しいです。 貴方様がどなたかを重用するのであれば、その意志は尊重致しましょう。
……パートナーですもの?
(*44) 2011/02/07(Mon) 15時半頃
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ああ、誰だ? 入るがいい。
[姿勢を整え扉の向こうに声を投げる。 名乗らずに誰何する辺りで身分はしれようか]
(377) 2011/02/07(Mon) 15時半頃
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[どこまで本気とも知れぬ、くすくすと童女の無邪気さと残虐さを孕んだ、耳障りな笑声を響かせる。 弱さに付け込まれ、踊らされ、呪いに身を浸し破滅へと堕ちてゆく。その狂気は、ヴェスパタインの末期に見られたものと酷似しているか]
糸が切れるまで、踊りますとも。滑稽に。惨めに。 あたしがどれだけ苦しめば――(愉しめば)――奥様は赦して下さるでしょうか。
ねえ、けれど。 あの王子のように、壊れても誰にも哀しまれないのは――寂しいわ。
[仮面は空虚な笑みを湛えたまま、ぽつりと哀願を漏らした]
(*45) 2011/02/07(Mon) 15時半頃
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[聞こえた声に音立てぬよう扉を開け、深く頭を下げたのは彼の姿が見えたか見えぬかといった所で。]
嗚呼、これは――ベネデット皇子。 私めはヨーランダ様の教育係をしております、ディーノ・ディンディアと申します。
[父の名前の方が知られて居るだろうけれど、それを置いて自身の名を名乗った。今この場で、父の名が武器になるとも思えず。頭は揺れる金の髪が動きを止める迄程に下げた侭]
この度は、兄君と思われる人物のご不幸を残念に思います。
[形式ばった挨拶。感情を感じ取れぬよう平坦な低い声。 ゆっくりと上げる顔は、何時も通り眉間に皺がくっきりと刻まれている。]
皇子が無事で、ようございました。
(378) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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『殺せ』『戮せ』『弑せ』
上手に踊りますから。アイリス様を演じますから。
どうか見ていて下さいませ、奥様。 バーナバス様も。
……それとも、アイリス様の名で王子を殺したことを、 お叱りなさるのでしょうか?
[あれほどシリィを嘖んでいたアイリスの聲も、自責も、『殺せ』と命じる仮面の怨念が大きくなり、次第に聞こえなくなっていった。 ただ闇の中、浮かび上がるのは。狂気に彩られた殺人者の貌か、忌まわしき仮の面か。縁取るのは、鮮烈に映えるストロベリーブロンド]
(*46) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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―別館の階段踊り場― [さて、遺体の安置されていた部屋を出て暫く後。 一旦用意させた新たな手袋を嵌めてから、目的地に向かう。 別館の1階と2階の階段の踊り場が発見された場所と聞いていたので、最初に見つけた召使を呼び寄せて、発見した時にどのような状態であったか聞き出した。
まず辺りをぐるりと見回してみた。 次に床に膝を着いて、遺体のあった辺りに目を凝らすが、そのいずれにも目立った血痕は見当たらない。]
ここが殺害場所なら、あれだけ滅多刺しにしたのだから、もっと派手に血の飛び散った跡があってもよさそうなものだが。 それどころか、血の零れた跡も無い。 やはり、別のところで殺害してから遺体を運んできたのだろうか……
[オスカレットが「探偵のよう」と揶揄した通りだが、自分の身の自由と名誉が掛かっている以上どうしてもそうならざるを得ないのだ。]
(379) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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― 回想/別館廊下 ―
あら、ごめんなさい。
[ふわりふわり、一人ワルツを踊る様な足取りで歩んでいましたら、殿方と私はぶつかってしまいました。 肩を支えられれば、その感触に何か、一言二言呟きを落としますが、じっと見られている様子に気が付きますと、首を傾げました。 頭の上でお帽子が、かさりと音を立てます。]
……亡霊になりたいから、白く冷たくあろうとしていると そうお伝えしたら驚かれますか?
[殿方の酒気帯びた唇から零れたお言葉に、私は仮面の下微笑んで、そのようにお答えしました。緩く距離をとります間に、第二王子のご遺体の場所は何処かと問われました。]
ええ、知っております。此方です。
[私は問われた場を知っておりましたし、もしかすればお話をしたい方もそちらにまだ残られているかもしれないと、殿方をエスコートすることに致しました。殿方をエスコートするというのは、なんとも不思議な感覚で、心の裡で密やかに笑んでいたことは内緒です。]
(380) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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/* 赤アイリス的には誰でも殺せる状態。 ちょっと、セシルとディーンの優先度が高いかな。 今夜中に会って絡めたりしたら、オスカーとヨーラあたりも候補になるかも? ローズマリーを呪ってやるのも捨て難いけどw 魔鏡渡したし、偏るのがなあ。 (って、ローズマリーは誰に魔鏡渡す気だろう?)
オスカーは霊ワットの妻なので、ちょっと優先度下がるか。 (多分初回吊りはないと思うし) 現状、こことフィリップとは接点なさすぎだしなあ。
ベネベネのことは、もうバナたんに丸投げであるwww 赤二人が第四王子指示派でもアレだし、 この場に居ない、ってだけで第一王子寄りかな。 他がマイナスだけど、そこだけフラットというw
(-281) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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/* というわけで、今襲撃欄をセシルとディーンでぽちぽち迷い中。 バナ残るなら、昼カバーできる人ってのも大きい。 ただ、むさい+赤ログでえろぐ発生しない、のを懸念中w バナを他の女にやるもんかー的な独占欲が全くないので (てか多分一番気を砕いてるのベネだよね) バナとセシルの赤とか面白そうなんだけどなあ……。 バナは秘話でセシル女だって気付いて侮辱してたりするのかな?
初回吊りはルーカスかコリーンと予想。 ヨーラは散れなくて残念だったな! 地上でどろどろしとくといいよw
(-282) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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[両の肩を支えられた時、それぞれ違う感覚を覚えました。 酒気帯びた吐息よりも、そちらの方が印象的に私の心に刻まれます。]
……つめたくて、あたたかい手をお持ちなのね?
[ですから、その感想を小さく零したのでした。]
(-283) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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/* というわけで、バナが是非亡霊で散りたいぜ! ってのがなかったら、本日死ぬ覚悟はできてます。
決闘いつになるんだろう。 今夜できなかったら、アイリスが死ぬべきだよね。
(-284) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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[階下からこわごわ覗く召使たちから、呪いの仮面が顔に張り付いて焼き焦がした、血の痕が無いのは仮面に吸い取られたから……等と世迷言を囁き交わす声も微かに聞こえてくる。 白皙の面はちらりとそちらを一瞥すると立ち上がり、腕を組んで黙想に耽った。]
(381) 2011/02/07(Mon) 16時頃
|
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ディンディアか。 ……ああ、ヨーランダの後見の家よな。
[視線だけを男へながす。 名乗りを受け、僅か考えた後頷いた]
そうか、いつもご苦労。 弔意に感謝する。
ゆるりとするがいい。
[ディンディアと名乗った男が顔をあげて、初めてそちらへ顔を向ける]
ヨーランダも無事な様で、何より。 貴公の守りの賜物だな。
[王位の妨げにならぬ白い姫は、ほぼ眼中にない。 無事を喜ぶ言葉は形式的なもの]
(382) 2011/02/07(Mon) 16時頃
|
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/* 参考資料殺人の反応段階
・高揚感 コンバット・ハイ ・自責感ないし罪責感 高揚の後にくるらしい。シリィは常に発動w ・合理化 ヴェスパは悪いやつだから、死んで当然! あたしがやったことは正しい! と思い込む。
シリィは全部ごちゃまぜである。狂気入ってるのは否めないw 話通じないから、相手し難かろうなあ。 可愛く使ってあげられなくて申し訳ないけど、 ←アイリスチップって、腹黒や狂乱が超似合う気がする。 当初は毛嫌いしてたんだけど、自分で2〜3発言してみると、 あ、可愛いじゃん、と愛着湧いてきてすぐ馴染んだ。 女キャラの気鬱が激しく、相手によって態度ころころ変わるのは、 他に書くことがなくて、ついオーバーリアクションになるせい。残念。
(-285) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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出来れば、招待客か召使に犯人がいて、真相を暴いてそれを突き出すという形が望ましいが、それが適わぬのなら、犯人の条件に合致する者を容疑者として差し出すしかあるまい。
[セシルとしては非情な決断を下したのだが、適当に犯人をでっち上げて自らに好ましくない者を蹴落とそうと考えた者達から比べれば、おそらくまだ穏当な方だろう。
そして、未だセシルの知らぬ、呪われた仮面の悪意は。 セシルは、自分が仮面の振り付けどおりの踊りを踊らされているとは、気付いていない。]
(-286) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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― 回想/別館一室 ―
[第二王子様のご遺体が安置されたお部屋にご案内する間に、殿方の歩き方が独特であるのを発見し、私は足でも痛められているのかと密やかに思ったりいたしました。叶うならばその理由を問うたりいたしましたが、淑女としては宜しくないことだったかもしれません。]
……公爵夫人様、もし、よろしかったら 後ほどお話をしていただけませんか?
[はたして、辿り着いたその場に、お話したいと思った方は居られました。傍らには火を思わせるような髪の殿方がおいでになりましたが、私の意識は異国情緒あふれる公爵夫人へと向かっておりました。
あれからずっとこちらにいらしたのでしょうか? 銀の皇女様の反応が女性として『普通』だと云うのならば、やはり公爵夫人の感覚は『普通』ではないのでしょう。 ですから、お話をしたいと、間を見てお願い致しました。
そして私は今一度、ご案内した殿方が改められる第二王子のご遺体の様子を拝見いたしました。やはり私にも、気分が悪くなるような何かは湧いてきません。湧いてくるのは別のなにかでした。]
(383) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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それでは、お暇いたしますね。
[湧いたなにかは不愉快なものではなく、むしろ心地良いものでしたけれど、どうにも私がいればお邪魔なのかと思ったのは、騎士のような佇まいの男性の放たれる雰囲気にあったのかもしれません。 私は、淑女の礼を致しますと、その場を後にしたのでした。]
(384) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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勿体無いお言葉です。 [顔を上げ、手を胸の前に曲げたままの形でベネットの形の良い鼻の辺りを見つつ、部屋の扉を背で閉めた]
ご遺体の有様等、誰かからお聞きになりましたか? ヴェスパタイン皇子では無い可能性のお話と、 ――我々が此処から出る事が出来ぬというお話と。
[見下ろす形を取らぬよう顎を引くと、眉間の皺は更に深く刻まれる。神経質に靴先を揃え、低い声は第四皇子へのみ向けられた。]
(385) 2011/02/07(Mon) 16時頃
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全て侍従から聞いている。 たいそう不可思議な遺体であったとか。
[首を傾げ、相変わらず畏まった男を見上げた]
それが、どうかしたのか。
[続く低い声に耳を傾ける]
(386) 2011/02/07(Mon) 16時半頃
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― 本館2F書庫へ ―
[私は一旦、自分に与えられた部屋に戻りました。 というのも、これから向かう先をアンナに伝える為でした。 朝方、雷を落とされたことは、ちゃんと私も弁えてはいるのです。
私が向かいますのは、昨夜ひっそりとダンスホールを抜け出した際、同じ階に見つけた書庫でした。 少し陽が陰ってきているようだとはいえ、どうにも日頃慣れぬ明るさと空気の感覚に疲れが見えておりましたので、そこであれば落ちつくかと思ったのです。
急ぐものでもありませんから、のんびりと本館へ向かう途中、別館の階段あたりが騒がしかったので、少し顔を覗かせました。 異国情緒あふれる公爵夫人のお姿があったかは確認できませんでしたが、騎士のような殿方が物想いに耽っているご様子なのは拝見できました。御考え事のお邪魔をしては、と思ったので、声はかけずに行くのですけれど。]
(387) 2011/02/07(Mon) 16時半頃
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いえ、――申し上げにくいのですが。 ヴェスパタイン皇子の遺体が、ヴェスパタイン皇子であるという事を確認出来る術を、お持ちでは無いでしょうか?
[前置きとは裏腹に、さらさらと言葉を並べる。 彼にとっては歯牙にもかけぬ妹のひとりのただの教育係、ひどく無礼な事かもしれないと思うけれど、言わぬわけにはいかなかったから]
「お気に入り」の侍女の存在を知っているか、程度で構いません。 勿論皇子が判別できるとおっしゃれば僥倖ではございますが…――もし万が一ヴェスパタイン皇子で無かったなら。 それはそれで――また、問題が起こる事もございましょう。
[これが引き金となって悲劇が起きるなら、弾倉を確認せねば]
(388) 2011/02/07(Mon) 16時半頃
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―別館の階段踊り場― [視界の隅にちらりと白いものが過ぎる。>>387 ハッとして腕を組んだまま振り向くと、純白の布の塊が本館の方へ漂う――ように歩いて行くのが見えた。 あまりに異様な姿に思わずぎょっと目を剥いてしまった。]
……ヨーランダ姫?
[呟きは些か呆然としてあやふやだった。]
(389) 2011/02/07(Mon) 16時半頃
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[過ぎ去った背後から、名を呼ばれたのは気のせいでしょうか。 私はゆっくりと振り返ります。首を傾げれば、もしかすれば亡霊が手招いているようにも見えるのかもしれません。私には、そのようなつもりはありませんけれど。
もし、また名を呼ばれれば、そこに暫く立ち止まるでしょうが、そうでなければ気の所為かと、またゆっくりと足を動かし始めるのです―――長いドレスの裾に隠れて、足はないように見えるのでしょうけれど。]
(390) 2011/02/07(Mon) 17時頃
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[ゆっくり立ち止まった姫の姿は、よく見れば肌をくまなく隠した、思った以上に異様な出で立ちだった。 遠目で何の気なしに見ていたよりも気圧される。
幽霊かと――とは言えず、失礼にならぬようなるべく驚きを押し隠して会釈をする。]
いえ、お姿が目に入ったものですから、つい。 おひとりで大丈夫ですか。
[さっきまで死体のある場所を共も連れずにうろうろしていたのだから、大丈夫も何も無いのだが。]
(391) 2011/02/07(Mon) 17時頃
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なるほど。
[身体を起こし、真っ直ぐに金髪の男と向き合う]
その様な侍女は一人知っているが……
[肩をすくめる]
もはや話は出来ぬ。 既にあの世にいるからな。
母上にお出まし願うのが一番なのだが。 ああ、兄上の侍医なら身体の特徴等よく知っているやもしれんな。
[微かに眉を寄せた。 死体が兄のものでなくては全てが意味のない事になる]
(392) 2011/02/07(Mon) 17時頃
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[名前を呼ばれたのは、気の所為ではないようでした。 私は上半身だけでなく、下半身も名を呼ばれた方に向けて、淑女の礼を一つお送りいたします。]
ええ、行き先は侍女に告げてあります。 書庫に行ってみようかと……此処は少し眩しすぎて。
[仮面のそこからじっと見詰めるのは、炎を連想させるような殿方の髪色。ああやはり、似ていると、否、核心に近く同質だと思うのでした――炎の精霊と。私はどうやら、姿かたちよりも色で人を認識している節があると、今更になって知りました。]
嗚呼……騎士様は何かお勧めの物語などございませんか?
[炎の精霊に関して問いを向けようと刹那思い。 けれど、途中で思いなおして、結局そのようなことをお尋ねました。]
(393) 2011/02/07(Mon) 17時半頃
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あの世…で、ございますか。 それでは…
[肩をすくめる様子に、やはりあの皇子は悪趣味だ、と想う胸裏は僅かに眉間の皺が深まる事に現れた。続く言葉には頷いて]
嗚呼、なるほど。 それでは、…んん、待医殿に特徴等を書いて頂くか此方からこのような、と書いてお返事を貰うか、どちらが確実でしょうね…
[どこかで情報が曲がる事もあろうか、との懸念を口に出し口元を手で覆った。親指で顎を、撫ぜる]
(394) 2011/02/07(Mon) 17時半頃
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/* >>385
ぎゃー ベネットってかいてるうううう ごめんなさーーーーーい!!!
(-287) 2011/02/07(Mon) 17時半頃
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[眩し過ぎるという言葉に、純白の王女の特異体質の噂を思い出した。 陽に拒否された王女。陽光の下を歩くことは出来ぬと。 ああ、と異様な白装束の意味を知り、ふと心に湧いた憐れみを極力表に出さぬよう、穏やかな表情を作った。 憐れむことは、王女に対する侮辱以外の何ものでもない。]
お勧めの物語……ですか。 生憎私は無骨者でして。 子供の頃は騎士物語に憧れたものですが。
『神仙女王』などはいかがですか。 立派な騎士の勲しと不思議な魔法の物語です。
[王女が炎の精霊の正体に気付きつつあるとは知らず、笑顔を持って快活に答えた。]
(395) 2011/02/07(Mon) 17時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 17時半頃
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ふむ……
[少しの間、思考を巡らせる。 遺体が兄でなかろうと、父王がベネデットを王太子と宣言すれば望みが叶う。それまでに兄が現れなければ、だが]
離宮に侍医が記録を残していまいか。 合わせて検分すれば身元もわかるだろう。
[この男ならば、眉間の縦じわを見ればすぐわかるだろうに、とは口にせぬ]
(396) 2011/02/07(Mon) 18時頃
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[眼前の騎士が、もし憐れみ強い表情を浮かべたのならば、私はよほど居心地の悪い思いをしたでしょう。先程の2人のご婦人のような、作った笑みが私を安堵させることはあっても、憐れみはそうではございませんから。]
『神仙女王』……探してみます。 ああ、けれど、貴方様は本当に騎士様でいらっしゃるのですね。
[私は髪から少し視線を落とし、彼の方の手をみました。]
私の家庭教師のものと比べると 武道をされている方の手と判ります。
御髪の色のように、物語の騎士のように きっと戦場では闘争心燃えあがる騎士様でいらしてるのね。
[そしてまた視線を上げると、仮面の下、微笑み]
舞踏会のような場ですと、唯々華やかにお見えになりますけれど。
[結局、炎の精霊という言葉は使わずに、酷く遠まわしにそうではなかろうか?と告げたのでした。別段、言葉裏拾われず、表上のその騎士のような佇まいのみを指していると思われてもかまわないように。]
(397) 2011/02/07(Mon) 18時頃
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/* あたまいたい…orz まさか風邪陣営に仲間入り?(汗)
魔鏡だけはなんとかせねば…
(-288) 2011/02/07(Mon) 18時頃
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そうですね。 探させましょう、どうも有難うございます。
[腰を折り、深くお辞儀をしてから。 男はもう一歩、ベネデットへと近づいた。]
ベネデット皇子。 時期尚早かもしれませんし、ヴェスパタイン皇子がお亡くなりになられたものとして、という、酷い仮定のお話でございますが。
[告げる言葉に笑みは無い。碧眼の奥は皇子へと注がれるままに、そっと、手を胸元に曲げた侭―それは武器の非所持を示す為もあり―近づいて、囁く声は廊下に聞こえぬよう小さい]
(398) 2011/02/07(Mon) 18時頃
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貴方が愛情と政治は別である、というお考えであるならば、ですが ――私めはきっと、貴方に有益な情報を差し上げる事が出来ると思います。
[告げる時期が今ではない、と暗に添えるのは、ヴェスパタインの死が確かなものであるという確証が得られぬ為。そしてその言葉は、ディーノ・ディンディアがベネデットに取り入ろうとしている証であり、ベネデットに危険を齎せる心算が無いという事を伝えるためでも、あり。何らかの返事は求めないといった風に一方的に告げると、そっと身を離した。]
(-289) 2011/02/07(Mon) 18時頃
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[私の言葉に、今は騎士のような炎の精霊だと思われる方は、どのようにお返しくださったでしょう。 私は、眼の前の方の秘密を暴くことが目的ではございませんでしたから、どのようにお返しされても、負の感情を抱くことはないのは確かなこと。
それから2,3言葉を交わしたでしょうか。 私は、当初の予定通りに、薄暗くじめりとした書庫へと身を滑り込ますのでした。]
(399) 2011/02/07(Mon) 18時頃
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/* 何の気なしにつけてたお○ゃる丸がすごいトラウマ回じゃった…
なにあれ怖いよ(ガクブル)
(-290) 2011/02/07(Mon) 18時頃
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― 本館2F書庫 ―
[そこは思った通り、私に与えられた離宮の空気に似ておりました。 安堵の息を吐きながら、もう必要ないかもしれませんが、窓のカーテンを引かせて頂きました。
薄暗いランプの下、私は騎士様に教えて頂いた本を机の上に開きます。固い椅子に腰を落とし、頁を捲れば、昨夜傷つけた指先が疼きますけれど、やがてそれも気にならなくなるのは、物語の世界に意識が向かったからでしょう。
暫くの間、静謐な空間に響く音は、時折私が捲る紙の音だけに*]
(400) 2011/02/07(Mon) 18時頃
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[一つ頷くと遺体検分については丸投げし、続く言葉を片眉上げて聞く]
構わぬ、申せ。
[小声での進言を聞くと、眉をしかめディンディアをみやる]
(401) 2011/02/07(Mon) 18時半頃
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ほう。 無論、国を統べる者は自らの情より優先すべきことがある。 身元の確認を急ぐがよい。
貴公の顔と名、覚えておこう。
[男の立場をかんがみれば、ベネデットに味方するも不思議ではない。 和らがぬ表情は警戒心の現れ。 けれど、無下にはしない。 後にベネデットは事の真相に近づく事となるが、今はまだ知らぬ事]
(-291) 2011/02/07(Mon) 18時半頃
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―別館・客室付近―
[見つけるまでに時間がかかったせいか、それとも話が長引いたからか。 何にせよ、娘がルーカスから離れコーネリアの元へと向かった頃には、そろそろ日が沈もうとしていた。]
まだお部屋にいらっしゃるかしら…。
[彼女の部屋は館の使用人に尋ねればすぐに知れた。 けれど、彼女が遺体と対面したらしき時からは随分時間が経っている。 もうとうに回復して、どこかに出ているかもしれない。果たして会えるだろうか]
(402) 2011/02/07(Mon) 18時半頃
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お耳貸して頂き、有難う御座います。
[ふかぶかとするお辞儀に金の髪は揺れる。神経質そうなそれは、きっちりと計ったかのように角度を持ちつつも、ほんの僅かに眉間の皺を和らげた。]
では、何か新しい事が判りましたらお知らせします。 ――ディンディア家は我が国と共に。
[扉に近づくと、更に深く礼をして。 大きな扉を後ろ手に開くと、音無くそれを閉じたのだった]
(403) 2011/02/07(Mon) 18時半頃
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― 別館:客室付近 ―
――――…何だか疲れた…。
[フィリップと別れた後に疲れた体を引きずりながらようやく自室まで戻ってみれば、自室の前に懐かしい友人の姿を見つけ、思わず声を掛ける。]
あら、ローズマリーかしら? わざわざ来てくれたのね、嬉しいわ。
(404) 2011/02/07(Mon) 18時半頃
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[表情は崩さぬまま男の言を聞き、同じ様に声をひそめて言葉を返した。 ディンディアが頭を下げると一つ頷いた]
我が国の繁栄を願って。
[深い礼を見やり、扉に背を向けた。 次なる王の筆頭候補であった第二王子が消えた今、残る王子の覇権争いは必須。 王族だけではない、連なる公爵家からも王座を狙う者はでるだろう。
ベネデットは顔を歪め、苦い笑みをこぼした*]
(405) 2011/02/07(Mon) 18時半頃
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|
あ…コーネリアさま!
[彼女の声が聞こえたのは、扉をノックしようと腕を伸ばした丁度その時。 久しぶりに会うコーネリアの顔には少々疲れが見えたが、ひとまずはその姿を確認してほっと息をつく]
良かった、ずっとお会いしたかったの。 ……できれば、もっと穏やかな時にお会いできればもっと良かったけれど。
[そう言って向ける笑顔には少々曇りが見えるだろう。 続けてかけるべき言葉はどう表現したものか、少々迷いながら小声の一言]
第二王子様のこと…お悔やみ申し上げます。
(406) 2011/02/07(Mon) 18時半頃
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― 別館:客室 ―
[友人からまたしてもヴェスパタインの事を言われ、ため息をついて後客室のドアを開け、ローズマリーを部屋に入れて、鍵を掛けた後に彼女に振り返って言った。]
貴方もそんな事言ってこなくても良いわよ。 私があの人の事兄弟だなんて思ってない事くらいわかってるでしょう?
(407) 2011/02/07(Mon) 19時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 19時頃
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それとも貴方あの人が死んで悲しいの?
(-292) 2011/02/07(Mon) 19時頃
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コリーンは、ローズマリーに囁いてから意地悪っぽく笑った。
2011/02/07(Mon) 19時頃
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[応接室を出ると、その背を扉に着けて深呼吸したのは束の間。通りがかった侍女を捕まえて応接室に皇子が居るから飲み物でもいらないか聞くように告げた。]
…戻っておられるだろうか
[呟いて向ける足は別館へ。 歩きながら空を見上げるともう陽は落ちて、主人おらぬ(と思われる)離宮の庭では何時も通り、香り高い花々がランプに照らされて見てくれる者を待っていた。]
― 本館→別館へ ―
(408) 2011/02/07(Mon) 19時頃
|
|
―コーネリアの客室―
[娘とて何も本当に第二王子の死を悼んでいるわけではない。 建前上、誰が通るか分からない廊下ではああ言ったまでのこと]
ええ…それはそうですけれど、遺体をご覧になったと聞いたものですから。 …もうご気分はよろしいのですか。
[脳裏にちらつく、侍女の顔。 己がこちらに来る直前には、彼女も少しは落ち着きだしたようだったけれど。 自分は「それ」がどんな有様だったか伝聞でしか知らぬ。果たしてどれほどの衝撃が彼女らを襲ったことか。]
(409) 2011/02/07(Mon) 19時頃
|
ローズマリーは、コリーンの囁きに一度目を丸くして。それからくすりと笑う
2011/02/07(Mon) 19時頃
|
まさか。
[浮かべる笑みはいっそ清清しい程]
(-293) 2011/02/07(Mon) 19時頃
|
|
[友人の一言を聞き、彼女は口端を上げ不敵な笑みを作った。]
生憎と、飲み物なんてこの部屋には無いのだけれど… 何か持って来させましょうか?
[ソファーに座るように、と手で指示し。]
そういえば、舞踏会にはどなたと?
(410) 2011/02/07(Mon) 19時頃
|
|
―別館の階段踊り場― [こちらの頭の上あたりを見ていた王女の視線が、少し下の方に落ちた。>>397 どうやら自分の手を見ているらしい、と気付いて、咄嗟にさっと手の甲を隠した。 新たに嵌めた替えの手袋、床の血痕を調べる時に片手だけ外していたのだ。]
ああ、私の手は傷だらけでしょう。 ご婦人方はこの手を見ると恐ろしがるので隠しているのです。 モンタランベールの家は代々武人の家なのです。 ようやく立って歩ける位の歳から、父に厳しく鍛えられました。 この傷の大半は、子供の時の鍛錬の傷です。
殿下の家庭教師の方はきっと、貴族に相応しい美しい手をされているのでしょうね……
[「舞踏会」の言葉が引き金となって、昨夜の一件が思い出されて、不安が重く圧し掛かってきたが。 まさか酷く遠回しに鎌を掛けられているとは思いもよらず、あくまではぐらかすことにした。]
(411) 2011/02/07(Mon) 19時頃
|
|
お構いなく。コーネリアさまのご様子を見に来ただけだもの。 お元気そうな姿が見れたのだから、それだけで十分ですわ。
[促されるままソファに腰掛けると、柔らかな布地が心地よかった。 彼女の不敵な笑みには、何が楽しいのか少し笑い声が漏れる]
わたくしはルーカスさま…婚約者と共に。 そう言うコーネリアさまは?
(412) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
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/* 日本語のめためた感がひどい。 あううー
(-294) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
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|
私は第四王子と一緒に。 あの男の悪趣味な嫌がらせのお陰で。
[頭を垂れてため息をつくと、顔を上げて羨ましそうな目で友人を見詰めた。]
婚約者とだなんて、素敵なお話だわ。 羨ましい事羨ましい事。
どんな方なの?
[嬉しそうな目で友人に問いかける。]
(413) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 19時半頃
|
まあ。…相変わらず、嫌がらせのセンスは一流でしたのね。
[王室内の人間関係は聞き及んでいる。 なるほど、それはコーネリアにとっても、第四王子にとっても的確な嫌がらせに違いない――と、苦い顔で納得した]
とても素敵なお方ですわ。 きっと、夫としてはこれ以上ないくらいの。
[こちらを見るコーネリアの嬉しそうな顔が少し心苦しく感じるのは、 彼女がパートナーと不仲であることだけではなく。 口にする定形文は淡々として、感情が乗らない]
(414) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
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/* そういえば魔鏡渡す先が首無騎士なら私襲撃もあるのかしら。
…うーん。やっぱなさそう。 せっかくの亡霊だから占い先の人が他の誰かを襲撃するほうが美味しいわよね。
(-295) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
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[異国からやって来たばかりの一族を、助けてくれたのが彼等だった。 身辺警護に当たってくれただけでなく、この国での日常生活など学んだ事もあった。 お陰で最初に覚えた言葉使いは今も残ってしまっている。 茶会などでいくらか女性らしい振る舞いも覚えはしたけれど 異質なささやきの何処までが理解できているのか 知っている。 知っていて、時折試すようにこうして母国語を向けていた。 たいていは拗ねた時や、本音を隠す時。 少女といえど女とはずるい生き物で]
……
[息を呑む音が聞こえた気がした。 意味が通じなかったわけではない様子 悪い予感に眉を寄せるも、表情は見えまい]
(-296) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
|
|
[しかし、沈黙をおいて返ってきたのは 己がほしかった言葉だった]
嗚呼 私も、私も……ずっと愛してる
ねえ、小紅でなくても それは
[変わらないか? 幾らか態度が昔の紅麗と呼ばれていた頃の少女に戻りかけたときだった。 バーナバスが部屋に入ってきたのは]
(-297) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
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―死体安置所にて― [>>355見つめ返すセシルの美貌を隠す仮面は存在しない。 己の表情覆う面はそのままに]
……
[舌打ちこそしないが、バーナバスの入室タイミングは己にとって望ましくはなかった。 話は途中で打ち切られ、不満は仮面の奥にありありと浮かぶ。 もちろん、見えはしないのだけれど。 >>372身を寄せるセシルに首を傾ぐ。 囁かれた言葉は己を咎めるもので、小さく不満げな吐息が漏れたのは バーナバスにも聞こえよう]
(415) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
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――手は拭いたけど、足りない?
[唇尖らせる幼い仕草が出てしまうが、見えはしないだろう]
(-298) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
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/* あ。そうでもないのか。 占い先→ローズマリー襲撃でもうまうま。 かなりえげつないことになるけれど。
でもコーネリアさまは村人かにゃー。
(-299) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
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― 別館二階 ―
[途中転寝でも挟んだか、暮れかけた空、あちらこちらに燭台に明かりを灯す侍従たちの姿が見える。 火傷痕の残る身体を震わせ、揺らめく炎から逃げるように館内へ。踊り場で何やら話しこむセシルと仮面の皇女ヨーランダに、失礼とならぬ程度の軽い会釈を交わして自室へ引き上げた]
まあ、ディンディア卿が? そう……分かりました。
[>>371訪問があったらしいと報告を受ける。用件にも思い当たりがあり、神妙な顔つきで視線を足元に落とした]
(416) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
|
|
夫として、ですか。
[友人の口調に何かしら感じるところがあったのか、ソファーのひじ掛けに肘をつきながら呟いた。]
(417) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
|
|
[幾らかの会話の後]
ええ、もちろんご一緒したいわ。 刺激のある生活は、生きている心地がするんですもの。 大丈夫よ、夫の許可はいらないわ。
[>>373連れ出そうという意図は正しく取れず ただ、セシルの後ろへ付き添うようにしてその場を去った]
(418) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
|
|
―別館階段踊り場―
[>>379発見された場所は一度通ったが、血痕というものは見当たらなかった。 あの時は精々取り乱した使用人が見えていたくらいだったが]
……顔の火傷だってそうよ? ここで火を使うなんて普通はできないわね。
[探偵ごっこでもしているような口ぶりで言葉を添える。 >>389ヨーランダが通りかかるのに気づいて、小さく会釈をひとつ。 二人の会話を聞きながら、出てくる単語 舞踏会、華やかに、 まさかと内心で渦巻く不安。 彼の正体を知られては、あまりいい気分がしない]
(419) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
|
|
男性としては別という事なのかしら?
気の進まない縁談を持ち掛けられたのかしら?
(-300) 2011/02/07(Mon) 19時半頃
|
|
/* よし、ディーン! 君に決めた!<亡霊 タイミングの賜物ということに。
……ちょっと第四王子寄りっぽいので、 偏りが気になるところではあるけれど。
あー、バナたんともう少し赤したかったけど 仕方無いよね。うにゅうにゅ。
(-301) 2011/02/07(Mon) 20時頃
|
|
……ええ。
[返ってきた呟きには静かに目を細める。 その顔にあるのはあくまで微笑み]
とても、お優しい方なの。
(420) 2011/02/07(Mon) 20時頃
|
|
― 踊り場 ―
あの、決闘のことは……。
[口を挟むものではないと、頭では分かっていたが。あの場に居合わせた以上、知らぬ振りを通すこともできなくて。 擦れ違い様、ただ心配そうに伏せ目がちに、セシルを見詰めた]
(-302) 2011/02/07(Mon) 20時頃
|
|
もちろん、家のための縁談ではあるのだけれど。…優しいのは、間違いないの。 完璧な紳士だと思っているのですけれど。
[動揺する様子もなく、静かな微笑みも消えぬ]
果たしてこれは、本当に恋心なのかしら。 …わたくしにはわからないのです。
(-303) 2011/02/07(Mon) 20時頃
|
|
― 別館 ―
[コンコン、と。規則正しい2度のノックは何時でもの癖。 男は再び花の名持つストロベリーブロンドの女の部屋の前、大きな扉に骨ばった手で音を立てていた]
まだ戻っておられないだろうか。
[先ほどからそれほど時間は経っていないとはいえ、流石に少し不安も過ぎる。返事すら待たずにもう1度、2度続けてのノックをした]
(421) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 20時頃
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恋心……私もどのようなものか教えて頂きたいものだわ。
―――ヨーランダ皇女に、イアンお兄様の事が好きだったのではないですか、と言われたけれど…。
そうだったのかしら。
[ため息を、一つ。]
(-304) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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― 別館二階/アイリスの客室 ―
あら、此方からお訪ね申し上げようかと 思っていたところです。
[丁度暖炉に火を焼(くべ)たところ。椅子は暖炉から一番遠くなる壁際に移動させている。 ノックの調子だけで相手が分かってしまった。幼馴染の几帳面さは変わりないようだ。くすりと小さな笑いが漏れた]
部屋が暖まるまで少し時間がかかるでしょうか。 お食事でも摘まれます?
(422) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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優しさ……、か。
[ふと、テラスで兄の友人と会話した内容を思い出した。]
夫婦になるのなら、お互いを想いやる心は大事なのでしょうね。
(423) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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[爆ぜる薪に混ざって敷かれたのは、第二王子の血を啜った漆黒の喪服。今朝方ほぼ灰になるまで、焼き尽くしておいた。ディーンに訝しまれないか、ちらと一度だけ背後を確かめる]
(*47) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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/* 厨房とかあるんだけど、こいつら本当に食事しないなー、とwwwww
してる暇がないね!
(-305) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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イアンさまのことを?
[その言葉には流石に驚いた声をあげる。 直接話した事こそ多くなかったが、彼の事はコーネリアから、またはどこからともなく流れる噂から良く知っている。
第三王子イアンは彼女の兄。それも同腹のはずだ。 考えるまでもなく、それは一般的な道からは外れているのだけれど]
…兄妹愛と、恋心。果たしてその二つにどれほどの差があるのでしょうね。
[今は、それもよくわからない]
(-306) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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書庫までお送りしたいのはやまやまなのですが、少々立て込んでおりまして。 せめて、廊下までお見送りいたしましょう。
[さっと階段を上がり、ヨーランダ王女と並ぶ。]
殿下……失礼します。
[と、ショールの襞を少し直して、形を整え、]
さ、これでいい。 お気をつけて。何かあったらすぐ人をお呼びになること。 あまり長い間お一人にならないように。
[と言わずもがなの注意を加え、本館との境まで見送った。]
(424) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 20時頃
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[ぱちり、火の爆ぜる音。 言われねば寒さに気づかない程、歩き回っていた気がする]
嗚呼…そういえば今日は何も口にしていないな… ――少し何かもらえると、嬉しい。
[アイリスの言葉に頷いて、近く侍女へと視線を向ける。 暖炉から遠い椅子へと歩みよりかけて足を止め]
暖まるまでは暖炉の傍に行かれては? そちらでは寒いでしょう。
[何なら椅子を動かしますが、と、彼女が炎を怖がっているのを知らなかったから、首を傾けて尋ねた]
(425) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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[ローズマリーの驚いた様子にくすりと笑い]
イアンお兄様は私にとってみたら完璧すぎたのかしら………だから他の男性に目がいかなかったのかもしれないわ。
比べちゃうもの、どうしても。
抱きしめられたいだとか、男女の仲で行うような事がしたいだとか、全然そんな気持ちはなかったし、ね。
(-307) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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ええ…きっと。
[鮮やかな涙を零す仮面が脳裏にちらつく]
想いやりのない結婚生活は、地獄に近しいものかもしれません。
[今はまだ、想像することしかできない。 けれど、いつか己もそうなっていくのだろうか]
(426) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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[ヨーランダを送らなかったのは、オスカレットが傍にいたからで。 彼女ともう少し話がしたかったからだ。
アイリスともすれ違ったが、軽い挨拶をするのみだった。 すれ違いざまにこちらを見詰める彼女に、目線で心配していると伝えるのが精一杯だった。]
(427) 2011/02/07(Mon) 20時頃
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[決闘のことを口にしたアイリスは、またどことなく昨夜の寄る辺無い背中を思い出させて。 人目のある今は、私よりあなたの方が心配です、と何とか目で伝えるのが精一杯だった。]
(-308) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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…。そういうものなのかしら。
[コーネリアが語る内容は、今の自分が置かれている状況とは正反対と言っても良いもののように思えた。 それを単純に羨ましいとは言えないけれど]
恋って……難しいですわね。
(-309) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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私にしてみたら…
[窓の方へふと目線を外し]
誰かが一緒にいるだけで羨ましくなってしまうけれど……無いものねだりなのかしら。
(428) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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― 本館2F書庫 ―
[ふっと手を止めたのは、悴む指先で頁が捲れないことに気が付いたから。]
そこまで長くはいたつもりはないのだけれど……。
[去り際に騎士様に頂いた言葉思い出します。 人なく閉ざされた世界では時の流れは、はっきりとは致しませんが、捲られた頁は、そう多くありません。
私は興を殺がれて、読んでいた本の表紙を閉じました。 悴む指先で、騎士様に直されたショールの襞をなどります。 去り際、囁いたことが、彼の方を見て、私が思ったことの全て。 はぐらかされているのか、気がつかれなかったのか、どちらか判りませんが、届いても届かなくても構わない思いでもあります。]
(429) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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[王女を見送った後は、オスカレットの傍に戻り、先程の検証を再開する。]
そう言えば火の問題もあったな。 どうやって焼いたんだろうな。 たいまつか何かを押し付けたんだろうか。
[向かい合えば、小柄なオスカレットを見下ろす体勢になる。 華奢な体格と、青味がかった黒髪。 仮面はともかくとして、切れ目から太腿の覗く異国の服は、この国に来たばかりの彼女を思い起こさせた。]
(430) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
|
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そう言えば。
あなたはいつまで仮面を着けているんだい。 久し振りに再会した私に、顔を見せてはくれないのか?
[ねだる口調は過ぎ去った時間を埋めるように]
(-310) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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そうよね。
私は、私だけを愛してくれる殿方がいいわ。
父上だって、妻は一人だけにしておけばこんなにややこしい事にならずに済んだのよ?
そう思わない?
(-311) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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[心得顔で頷くと、侍女に短く命じた。厨房は離れているが、間もなく運ばれてくるだろう]
ショコラトルはお口に合いますでしょうか? ワインがよろしければ、そちらを用意させますけれど。
[椅子へとディーンを促し、ローブの裾を気にしながら自身も腰掛ける]
いいえ。わざわざ椅子を移動させたのはわたくしです。 火事のことは耳に入っているかしら。 どうも……未だ恐怖心が拭えないようで……。
ディーノ様がお寒いようでしたら、どうぞ。
[視界にも入れたくないとばかりに、暖炉に背を向ける格好]
(431) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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さあ、どうでしょう。 …持っているものにあれこれ文句を言う方が、贅沢なのかもしれません。
[彼女が窓の外を見るのに対し、こちらの視線は膝元。 ふ、と。その上にそろえた腕に光るものが見えて、静かにそれを撫でる]
(432) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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[本館との境まで送って下さった騎士様に、私は囁きました。]
御忠告ありがとうございました。 騎士様は、どうか物語の中のよう 思い寄せる方を御守りください。
[騎士か炎の精霊か……どちらが目の前の方の本質かなど、私に関わりのないことならば、暴くのはきっと無粋なのでしょう。 ですから、ただ今目の前にある、騎士という面を見詰め、そのような言葉を。
麗人が思い寄せる方が、こちらにいらっしゃるかどうかはさておき。 巡る顔は、私の脳裏には銀の髪と紫の眼と黒の髪と赤の眼と。 ……口に出すことはせずに、お礼を申し上げて別れを告げました。]
(-312) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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それは……。
[彼女の心情を想像できなくはないけれど、だからと言って簡単には頷けない]
でもそれでは、コーネリアさまにはお会いできなかったわ。
[どうして、こういうときにありきたりな台詞しか出てこないのだろう。 それが悔しくて、少し唇を噛んだ]
(-313) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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―階段踊り場― [>>383一度別館にて話がしたいと告げられていたけれど。セシルとヨーランダの会話を邪魔する事はしなかった。 彼女もまた己に話しかけるではなかったから。 >>416途中自室へ戻るらしい女性を見かけたときも軽いお辞儀をひとつするだけ。 書庫へ向かう彼女を見送り>>399、漸く顔をあげる]
でしょう?
[>>430探偵に戻った彼にうなずき、ぱんと両手を打った]
たいまつを押し付けるとしても わざわざ此処でする必要はあるかしら。 こんな、誰もが通りかかる場所に
誰がしたのかは、わからないけど 是非意図をうかがいたいところね?
[近くにある懐かしい相手。 見上げる姿は最初に会った頃の姿と然程かわらない。 仮面と、短くなってしまった髪以外は]
(433) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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甘いものは、あまり得意では。
[暫くすれば運ばれる、チーズ等の軽食類。それでは、と注がれるワインの隣、テーブルへと順に置いていかれる。それからその場に佇む侍女、また他に居る召使へと]
嗚呼、下がっていてくれないか。 彼女とは幼馴染なんだ、懐かしい話に水を差さないで貰いえると有り難い。
[それが自身のローザとバルトロであっても部屋から下がるよう、ひらりと手を振った。アイリスが異を唱えなければ下がらせる心算で。]
火事の事は聞いています。 酷い有様だたっと…――嗚呼、思い出させて申し訳ありません。
[暖炉に背を向ける彼女に、暖炉近くに居る自身。 背に話しかける形になる。]
それにしても――変わりませんね。
(434) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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オスカーは、セシルへ首を傾ぎ囁き笑う。
2011/02/07(Mon) 20時半頃
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「変わりませんね」?
[その言葉だけは一文字ずつ区切る意味。]
アイリス。
[自身の中に識る名を添えて]
(-314) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
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……面具是障礙?
[仮面は邪魔か? 首を傾ぐ]
私の顔が見たいなら、拒まないわ。
[背伸びして 小さく笑った。 はずしてみればいいと]
(-315) 2011/02/07(Mon) 20時半頃
|
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[騎士様に囁いた言葉があったからこそ、私は従兄の奥方には声かけぬままでありましたけれど、後ほどお話を伺えたらというのは変わらぬ気持ち。ショールから持ちあげた指先は冷たい仮面の淵をなどります。]
あの方も仮面をなさっておられたけれど 何か意味があってのことかしら?
[悴む指先が震えて仮面の端がずれました。 それを厭うように直して、閉めて置いたカーテンを開きます。 外はもうとっぷりと陽は暮れていましょう。
けれど私は仮面を剥ぐことはないのです。 たとえ、この場にあるのが一人でも。]
(435) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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[一つきりの陶磁器のカップ。ゆったりとした動作で、暖かなショコラに蜂蜜とヴァニラを落とし、掻き混ぜる]
折角幼馴染……の再会でしたのに、 何だか不穏な雲行きのようですね。
[ワイングラスと乾杯はできないので、軽く持ち上げるだけ。 侍従を下がらせるディーンに、背筋はぴりぴり緊張するが、表情には極力出さぬように、はんなりと微笑んで]
ええ、わたくしの命が助かったのも奇跡のよう、で、……。
[淡々と背中から聞こえる声。カップに手を添えたまま、凍りついたように、暫く一切の挙動が止まった]
(436) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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[仮面を取ってしまえば、何かが壊れてしまう気がしたのです。
私はもっと白く冷たくならなければならないのに それが出来なくなりそうで……―――。
仮面つけた舞踏会は、己であって己でないことが許されるそう。 だから、きっと私のこの仮面も………。]
(-316) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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薄々、そうではないかと懸念致しておりました。
[呼ばれた名、含まれた意味が察せぬほど愚鈍ではない]
さすがに、気付いていらっしゃるようですね。 その御慧眼には感服致します。 真に口止めが必要なのは、貴方様でしたか。
[セシルとはささやかな誤解から、不必要だと踏んだこと。 吐き出す息は重く苦い。跳ねた心臓は、まだドクドクと煩く]
(-317) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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[応えは少しだけ間があいた。 けれど目を細め、オスカレットの仮面に手を掛けると、ゆっくりとそれを緩めた。]
……小紅
(-318) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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いつ迄、どこまでがアイリスなのですか? 私と手紙のやりとりをしたのは? モンタランベール様を慕っていたのは? 嫁いであの地へ行ったのは?
炎に、まかれたのは…?
[早口で捲くし立てるけれど、その声が低いのは扉の外へと漏れぬよう懸念しての事。ワイングラスを持ったまま、暖炉から離れ彼女の方へと近寄ってその顔を見ようと、正面へと移動して]
貴方は、誰なのですか。
[正面からその顔を見詰め、問う。侍女の名は流石に覚えてはいない]
(-319) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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不行。
[駄目。 仮面に手をかけたセシルの傷持つ手に 己の白く細い指が触れる。 くすくすと笑いながら]
駄目よ? ここは階段……人目があるわ。
[身を寄せると、悪戯混じる声音で囁く]
仮面をはずそうとするのは 私の仮面が呪いの其れでないか、確認したいのかしら? それとも他に理由があって?
(-320) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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ディーンは、アイリスの方へと歩み寄る足は大股に。
2011/02/07(Mon) 21時頃
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[奇跡。 偶然の巡り合わせか、理由のつかぬことを、人はそう呼ぶ。 例えば、昨晩の第二王子の様子。 仮面が生命力を吸い尽くすのか? 或いは、突発的な発作、内臓の疾患? 事前に誰かが薬を盛っていた?
結果的に王子は死に、侍女は再度彼を殺した。 説明がつかぬなら、奇跡と、或いは呪いと、呼ばれるのだろう。 仮面を手にしてより膨れ上がる、どうしようもない自責と憎悪と殺害欲求も、きっと]
『踊れ』
……はい、踊ります。
[唆すのは、誰の声?]
(*48) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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[それでもこの仮面を取りたいとも、無意識に思っているのかもしれません。
2人の婦人に、告げた言葉のままに。
否、本当に取りたいと思う意味は、違うところにあるのですけれど。 作られた笑みを見れば安堵も覚えますが、一抹の寂しさを覚えるのも確か。それが物質ではない『仮面』を被りきれていない証。
―――……もっと、冷たく白く。
何故、そう願うのか、判らなくなるほど、もう冷たく白くある気もしましたけれど。染まりきれないまま。]
(-321) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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[心落ち着かせようと、恐る恐るカップを傾ける。汗ばむ手の平、カチカチとソーサーがたてる音。 ディーンの気配が近づけど、顔は避ける。疚しいことを隠す仕草。そのまろい頬とストロベリーブロンドが、炎の照り返しであかあかと燃えていた]
(437) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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[押し留める指は、己のそれと異なり、白く細い。 身を寄せる仮面のその奥の瞳を改めて見詰め、思案の顔。]
……いや。 そんなことは考えていなかった。 ただあなたの顔が見たかっただけだ。 久し振りに見る、君の顔はどんなだろうと。
(-322) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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……信じていいのね?
[セシルへ向ける囁き。 一度真紅は伏せられて、そして]
(438) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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[ヴァニラの匂いと蜂蜜の匂いがまざり漂う。 男は自身から眼を背けるアイリスの顔をじっと見詰め、低い声は小さく唇から滑りだす。眉間の皺は、酷く、濃い。]
…甘そうですね。
[言いたい事をすべて低い声で捲くし立てた後、ぽつりと呟く言葉は彼女の手元の陶器へ視線を向けて。暖炉の炎がパチリ 爆ぜた]
(439) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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いいわ。 ……どの道この仮面はただの装飾品
あろうが無かろうが、私が夫の趣向品であることは 変わらなかったんだもの。
[ため息。 苦笑いを混ぜて顔を上げた]
貴方の手ではずして頂戴。 あのころよりは、少しまた姉に似てきたわ。
(-323) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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[オスカレットの言葉>>433を受けて、すいと彼女から目を逸らして辺りを見回し、軽く肩を竦める。]
……やはりここではないんだろうな。 としたら、殺害した場所はどこなんだろう。
[あまりに近いオスカレットとの距離、紛らすように。]
(440) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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|
……口外なさらないと、誓って下さるのでしたら。 全てお話致しましょう。わたくしの秘密を。
[何とか落とすことなくカップを置いて、膝に揃えた両手をぎゅっと握る]
覚えておいででしょうか。 わたくしの名はシリィ。 幼少の砌より、アイリス様の侍女を務めていた者にございます。 アイリス様と姉妹同然に育ちましたので、 勿論ディーン様とも、何度もお会いしておりました。
[宙空に人差し指で、花の名を反対側から綴る。 S、i、r、i。シリィ。ローズマリーへの手紙に添えた署名も同じ。アイリスの影として生きる、侍女の名]
(-325) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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/* どこにも動けないぜ☆
しかし、まぁ、本当に情報欠損キャラでござる。 どうやって情報もらってよいやら(ほろり もらっても、役立てれそうな気がしない、けども。
そういうキャラ1人は居てもいいかなって思うけども こうなんというか、PLがおろおろするのでした。 陰謀怖い子!!!
そして、ディーンが(*ノノ) はぁん。胸がきゅんきゅんする。流石泥沼チップ( 眉間の皺らぶー。 そして中の人誰かしらないけど、スペック高いなぁ。 くそう、羨ましいぜ。そして、ありがとう、愛。
(-324) 2011/02/07(Mon) 21時頃
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ほんとうに、噂の通りであったなら。
[仮面越しに囁く]
張り付いた其の仮面の内側から焼け爛れ はがそうともがく最中に ……駄目ね、それだけでは 顔の傷の理由がわからないわ?
[僅かなため息。 間近に身を寄せて、見上げる瞳は血の色をしている]
(441) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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|
此処ではない何処かで誰かが王子を殺し わざわざ顔を焼いて此処へ運んできた
……理由なしには、おかしな筋道ね。
(442) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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口が硬いという事だけは、自慢出来ますよ。 ――勿論、口だけでなく融通の利かなさも含めて言われる事も多いですけれど。
[名前を言われてもピンと来ないけれど、幼少の頃より同じ色の髪の侍女が居たのは言われて思い出すことが出来た。 彼女が住むあたりには良くある髪の色なのだろうか、と、尋ねた覚えがあったから]
シリィ。
[名を、頭に綴りを描いて呟き返す。]
(-326) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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元より、影武者に近い役目も承っておりましたから。 姉妹であり、主従であり、表と裏でした。
いつもアイリス様のお側に侍り…… 貴方様のことも、よく存じております、ディンディア卿。
[証拠を示す意図と、ささやかな冗談と報復を篭めて、最後に付け加える]
ヨーランダ皇女様は、もっとフリルとレェスで 可愛らしい人形のように飾り立ててさしあげた方が、 貴方様の好みではありませんの?
(-327) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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[ちゃり、と小さな音を立てて、金色の腕輪が白い腕を滑る。 思い出すのは先刻。揃いの首飾りを受け取った際に、ストロベリーブロンドの貴婦人と交わした会話]
……。
[後悔しないように使えと、彼女は言った。 嘘か真かは分からぬが、呪いを感知するという揃いのアクセサリー。
これを渡していたなら、第二王子は助かっただろうか
彼女が零した言葉が脳裏に浮かんだ]
(443) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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私は呪いだとはあまり思っていない。 よしんば呪いがあったとしても、殺人を実行したのは人間の手だ。
[逸らしていた視線は、血の色のオスカレットの瞳に吸い寄せられるように戻る。 その瞳を紅玉のようだと思った日々もあったのだ。]
(444) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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|
……確かに。 何故移動させる必要があったんだろう。 王子の死体を早く見つけて欲しかったのか? 王子の死で王国が、我らが混乱するのが見たかった? 顔の無い死体の所為で、要らぬ疑念まで掻き立てられる。
[忌々しそうに鼻を鳴らした。]
(445) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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|
…――嗚呼、貴女の前では。 此方も隠す必要が無いのは楽というものです。
[アイリスの言葉に、僅かに眉を上げて碧眼を見開いた後、またも眉を顰めて答える声は僅かに開放感と笑みすら含むそれ。 彼女が嫌がる事無ければ、ワインのグラスを持つのと逆の手で 彼女のストロベリーブロンドをひとふさ掬う]
では、本当にアイリスは?
(-328) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 21時半頃
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[ストロベリーブロンドは、アイリスの自慢であり、それは老侯爵にも目をつけられ愛でられるきっかけとなった。珍しいからこそ印象に残り、侍女と錯覚させることもできたのだ。 どうしてもと懇願され、アイリスに扮して初夜の床に入りさえした。当時、アイリスは十六歳、シリィは十三歳。そのために、輿入れ先までついて行ったと言っても過言でない。 声を発さず控え目に笑み、扇で口元を隠したなら。仮面で顔を覆ってしまえば]
……アイリス様は、奥様は、あの火災で亡くなられました。 わたくしも致命的な火傷を負い、生死の淵を彷徨いましたけれど。
取り留めた一命、アイリス奥様のため、旦那様のため、 何かできぬかと日々案じておりましたところ、 この舞踏会の招待状が舞い込んできたのでございます。
[本来なら、侯爵の跡取りがなかった時点で、国に返還されるべき領地と財産。アイリスが生きていたならば、それは侯爵夫人のものとなる。再婚など、できようはずもない]
(-329) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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|
[鼻を鳴らした後で、気付いて少し決まり悪そうな顔になった。 苛立った表情を見せまいとするようにまた顔を背けた。]
……あなたは姉君にはあまり似ていなかったよ。 皆そう言っていたが。 確かに顔は良く似ていたけれど、印象が全然違った。
[拗ねたような口ぶりは、親しかった相手だからこそ。 セシルもまだあの頃は、武官になり立ての少女――いや少年だった。]
(-330) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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― 本邸/廊下 ―
[私は読みかけの本を胸に抱え、書庫を後に致します。 けれど、直ぐに部屋に帰る気持ちにはなれず、いけないとおもいつつも、またふらふらと幽鬼のように彷徨い始めるのでした。]
(446) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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|
それはそうなのだけれど。
[やや苦笑気味に答えた。]
それにしても、誰がやったんでしょうね、アレは。
(-331) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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|
[半ばまで飲んだところで、更にシナモンを加えた。人によっては、黒胡椒を入れたりもするらしい]
お酒よりは、余程美味しいと思うのですけれど。 過ぎると虫歯になってしまうのが、難点かしら。
[ストロベリーブロンドが、その類稀な色が、ディーンの手に捕われる。 アイリスは抵抗も、其方を見ることもせずに、ただ胸の裡を吐き出すように言葉を続けた]
(447) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
|
|
[気分を変えようと、客室のある二階の方へ顔を向ける。]
さて、検証も終わったところで……
ディンディア殿に渡りをつけたいんだがどうしたらいいだろうかね。 あの場では人が大勢居たので、話せなかったんだ。
[腰に手を当て、考え込む顔付き。 オスカレットに相談するのは、本当に困っている所為もあるが、会話の間持たせもある。] [
(448) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 21時半頃
|
[掬ったストロベリーブロンドが手から滑るように落ちる。逆の手に持ったワインのグラスが細かい泡を表面へとゆらめき浮かせた。眉間の皺を酷く深くしてから、男は自身の親指と人差し指でぐっと揉んで]
――考え事をする時には、良いらしいが。
[低い声は溜息のような長い息の後、手を自身の脇へと、下ろした]
(449) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
|
|
―階段踊り場―
呪いがあったとしても そうね 想いだけで人は殺せない
[小さなため息。 鼻を鳴らすセシルを見上げたまま 真紅は間近で一度瞬く]
……わからないわ。
[何に対しての返答か。 囁き落とす鈴のような声音]
(450) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
|
|
[何かを怪しまれるのも得にもなるまい、と普通らしき会話は少しばかり大きめに 廊下に控えているであろう侍女にも届くように、としていたのだが]
アイリスは、 ………死んだのか。
[言葉に丁寧さが消えた事にも、気づかなかった。]
(-332) 2011/02/07(Mon) 21時半頃
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|
気取る必要はないわ? 今の、あなたの顔も ちゃんと私に見せて。
[苛立った表情も、拗ねたような口ぶりも。 懐古の情抱きつつ、戻れぬ事は知っている。 頬にしずく浮かべた仮面はあっさりと外れ 幼さ残した女の顔は、何処か案じるような表情を浮かべていた]
印象は、そうね 大人しい姉さまと、好奇心旺盛で悪戯好きだった私と 違っていたはずなのに 皆が私たちを同じに扱っていた
そんな中あなたは 私を、見ていてくれた だから あなたがどんなあなたでも、好きだったんだわ。
(-333) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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…噂好きな侍従達は、呪いだなんて騒いでいますけれど。 実際のところは……。
[彼を恨む者は少なくないから。――という言葉は飲み込んだ。 己自身も彼女も、その一人に含まれるのだから]
(-334) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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[呪いなど馬鹿馬鹿しい。今でもそう思っている。否、思いたい。 けれどももし万が一、仮面の呪いなどというものがあるとしたならば―――]
コーネリアさま。
[金色は娘の腕を離れ、掌へ。 五の姫によく見えるよう、掲げるような形]
ある方から頂いたお守りです。 良ければお持ちください。わたくしにはもう必要のない物ですから。
[それから少し声を潜めて何かを呟く]
(451) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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矢張り、隠しておいででしたか。 折角の仮面舞踏会、 前時代的な派手な襞襟(ラフ)で仮装なさっても 面白かったでしょうに。
[悪びれもせず小さく笑うと、当時アイリスが彼と戯れていたのを真似て、たっぷりとしたレェスの連なる袖を、彼の眼前に翳してみる。 彼から馨る酒気は薄く、爽やかな香水と混ざるそれは、少しも気に障るものではなかった]
(-335) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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―別館・自室―
[ディンディアと話した後、自室へと戻る。 人に会いたくなかった為、第二王子遺体の発見現場は避けて通った]
ノワール、ただいま。 ……手紙?
[黒犬が示す椅子を見ると、上に犬の歯型が少しついた分厚い手紙が乗っていた]
(452) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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わたくしが聞いた話では…… もしコーネリアさまの身に呪いが降りかかった時、これがわたくしに…この首飾りに、伝えてくれるそうです。
[首元を示せば、そこには腕輪と同じ金色が輝く]
あとは呪いを浄化するとか、反発するとか……その辺り曖昧なようでしたけれど。 呪いなど馬鹿馬鹿しいとは思いますが、気休めにはなりましょう。
(-336) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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考えねばならぬことは、沢山ございます。 わたくしは直接拝見しておりませんが、 訃報は耳に届きましたわ。
ディーン様は、どうお考えになっていらっしゃいますか。 ……呪い、と聞いて信じられるでしょうか?
[無意識に、腕環のあった手首を撫でた]
(453) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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/* 魔鏡ロールむずかしいにゃー><
あとこれ、うっかりわたくしが今日処刑死したらどうなるんだろ…。 ええと、魔鏡は渡さずにマリーが抱え落ちする形になるんだっけ?
(-337) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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あら、有難う。
[金の腕輪を受け取り、彼女はそれを右手にはめた。]
呪いなんて、信じてはいないけれど――――
従者もいない、パートナーが身を案じてくれるわけでもない私には心強いわね。
[そう言うと小さく笑みを見せた。]
(454) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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…襲われますよ? あの時ように、子供ではないのですから。
[まだ少し口にした程度の酒精は彼を酔わせる程では無く、だが仏頂面で丁寧な軽口をきちんと軽口として聞こえる程度の音にはしてくれて。 遠慮無い動作で手を伸ばすと、ひらめくレェスの端を人差し指と中指で一度つまんですぐに離した]
(-338) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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/* 今日マリー処刑 →抱え落ち。今晩の判定も見れない。 ロール上では首飾りが失われて腕輪だけ残る。
コーネリアが首無で今日襲撃係 →死者に対して渡すことになる。今晩の判定が最後。 ロール上では腕輪が失われて首飾りだけ残る。
(-339) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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見栄張ってはいるけど、実は心細かったのよ。
有難う。
何も起こらないと、いいのだけれど。
[声からは、少し彼女らしからぬ弱々しさも感じられ。]
(-340) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 22時頃
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はい。ディーノ様の幼馴染であったアイリス様は、もうおりません。 わたくしが身代わりを務めますのも、烏滸がましいことですけれど。
[死すらもなかったことにされたアイリスを、旧友として悼むような響きがあったから、シリィは悲痛な面持ちながら、ディーンに少し感謝した。 アイリスの死を、哀しんでくれる人は居る。誰も悲しむ素振りすら見せない、第二王子のそれとは違って。そのことに、救われる。
今も、炎の奥から、アイリスの手が伸びている気がする。 助けて、と叫ぶ声。倒壊した梁と家具に挟まれて動けなかったシリィの主人。火の手はすぐそこまで迫っている。助けて、熱いの、助けて、と。じわじわ焼かれていく呪詛にも似た悍ましい悲鳴に、自責の声に嘖まれる。 だから、シリィは、炎を見ると平静を保っていられない]
アイリス様を、助けられませんでした。 旦那様や奥様の代わりに、わたくしが死ねば良かったのですが。
死に損なってしまいましたので、 ヴェスパタイン王子様を、この機に――、
(-341) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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[扉に耳を着ければ漸く聞こえる程の声。合間合間が開くのが不自然ではあるけれど、引かせた故に心配をしてすぐそこに居る召使には不思議に思われる事もあるまい]
呪い、とは。 人が起こし人が受けて初めて呪い。
[信じるも信じないも、人次第ですと、低く呻くような声で告げる]
(455) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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…なるほど? それは、確かに叶えられる望みだな。
[睨み、と取れるその視線を受け止めながら口にした男は 一拍あけてから次の言葉を重ねる]
覚えておけというなら、こちらからも一つ言っておこうか。
君が何と言われて嫁いで来たかは知らん。 だが、己が生きていると主張するのなら オルタンスの真似は卒業しろ。
俺は、オルタンスのように振舞えと君に命じた覚えはない。
[男は妻となった娘の言葉にそう残して、遺骸の間をあとにした**]
(-343) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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/* おや、魔鏡がコリーンにいったか。 吊られたら消えちゃうねえ。
(-342) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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あら、わたくしはいつもコーネリアさまのことを心配しておりますわ?
[彼女の言葉には、心外だとでも言いたげな口調でそう言って。 それからくすりと笑ってみせる]
忘れないでくださいな。貴女を大切に思う者は、ちゃんと居るのですよ。
(456) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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[手紙>>339を開封すると、中から見覚えのある耳飾が現れた。 真珠の耳飾がついたそれは、異母妹のもの]
コーネリア?
[眉を寄せ、耳飾を握り締めたまま手紙を開き、読み進めていく。 二段落目を読み訝しげな顔を。 三段落目を読むと、手紙を取り落としかけた。
椅子に腰掛け、続きを貪るように読む]
あの、阿呆が……
[壊れそうな程に耳飾を握り締め、手紙を読み続ける]
(457) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 22時頃
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皇女様の教育係でも、 そんな冗談を口になさいますのね。
[構いませんけれど、と首を傾げ軽口を返す。神経質なほど几帳面で生真面目な彼の性分を知っていたから、一時の情動に身を任せることなどなく、完璧に理性で飼い馴らしているだろうと、その点は信頼していた。何事もなかったかのように、膝上に手を戻す]
(-344) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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−離宮・廊下−
[古き友とは入れ違いのまま、男は廊下を歩く。 思案しながら歩いている事もあり]
──ッ
[ガツ、と結構酷い音がした。非常に脛が痛い。 何にぶつかったのかと思えば、なんてことはない メイドが押していたワゴンと衝突事故を起こしただけの話。 気にせず仕事に戻るように伝えた後、 眦に薄く滲んだ涙を親指ではらい、 緩やかな溜息とともに吐き出す。 とにかく、今は第四王子の姿を探す事が先決である]
(458) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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――――…有難う。
[胸に手をあてて友人に礼を告げた。]
貴方のような友人がいて、私は幸せだわ。
(459) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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…。きっと、大丈夫ですわ。
[そう口にする言葉こそ気休めに過ぎないのは重々理解していたが、己に言い聞かせる為にも言葉にせずにはいられなかった。
不安なのは娘も同じ。 何せこれから何日ここに拘束されるか分からないのだから]
…第二王子は亡くなったのですもの。これ以上何か起こるなんて…ありえませんわ。
(-345) 2011/02/07(Mon) 22時頃
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[鈴の音の声音、「分からないわ」の返答。 傍らで見上げる紅の瞳に――惹き寄せられて。]
(460) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 22時半頃
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――この機に、旦那様と奥様の仇を討とうかと、 秘かに大それたことを考えていたのですが。
[それは、仮面に隠されたダンスの際、一度だけ閃かせたのと同じ。使命を帯びた刺客の眼が鋭く光る]
どなたかに、先を越されてしまったようです。 聞けば、皆様、ヴェスパタイン王子には、 色々思うところがありましたようで。
(-346) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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王子は、刃を突き立てる前に、既に死んでいた――。
あたしの獲物を横取りしたのは、仮面なのかしら?
(-347) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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ふふ。そんな風に言っていただけるなんて、わたくしも幸せ者ですの。
[ふわり浮かべる笑みは、きっと幼少の頃から変わらない物。 穏やかな表情で五の姫の手首に輝くそれを見つめると、ゆっくりとソファから腰を上げた]
さて、と。お時間もお時間ですし、そろそろお暇します。 寝込んでいる侍女の様子も見にいかねばなりませんし。
(461) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 22時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 22時半頃
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そうね、そう思う事にしましょう。
何だか、疲れたわね。 今日はゆっくり休むわ。
[友人の言葉に頷いた。]
(-348) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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[「見せて」と乞われれば、拒むことは出来ない。 過去の恋の亡霊――分かっていても、胸塞ぎ、欲望がうずく。
背けていた顔をオスカレットへ戻し、今度こそまっすぐに真正面から彼女を見詰める。 仮面外した彼女の顔は、記憶にあるより少し大人びて。 案じるような表情を浮かべていた。]
小紅。 あなたは今、しあわせではないのかい?
[聞いてはいけない問いだったのかも知れない。 しかし、彼女は幸せになったのだと思えばこそ、あの時後ろめたさを振り捨てて忘れることが出来たのに、と今更ながらに後悔の棘が胸を刺す。]
(-349) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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[紅を塗った唇が、薄くひらいて セシルを見上げる真紅は僅かに揺らぐ]
(462) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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[目を逸らせない。 忘れていた欲望が、じわりと侵食し始める。]
(463) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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−離宮・第四王子客室前−
[それから、脛の痛みと戦いながら男は 漸く目的地へとたどり着く。 中に王子がいるかどうかもわからないものだから 手紙を読んでいるなどとは知らぬまま遠慮なしに扉を叩いた。
待つ間にひとつ吐き出した溜息は、少し重い]
(464) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 22時半頃
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有難う、久しぶりにお話できて楽しかったわ。
またお話できるのを楽しみにしてるわね。
[そう言ってふわり、と笑むと、部屋を去る友人を見送った。]
(465) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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真実を証すことが、本当に可能でしょうか? 例えば、なくなったと騒がれている件の仮面が見つかったら、 全員釈放され……、
[甘い展望を語る。さて、第二王子の死に対する義憤は、ディーンの表情から読み取れるだろうか。動揺も治まり、正面から注視するにもう、躊躇いはない]
……夫、が。ヴェスパタイン様の不興を買った話は、 耳に届いていらっしゃいますでしょうか。 わたくし、呪いを感知する、と曰くつきの腕環を所持しておりました。
[もう一度、左手首を反対の指先でなぞりながら]
呪いに関しては懐疑的ですが、 呪われている人が分かる……仮面を探す手掛かりにはなるやも知れません。
(466) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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/* ものすごく せしると よめの ところに やじうましにゆきたい。
どこかのやみーさんなみのスキルが欲しい。
パパ怖い!
(-350) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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/* 風邪が蔓延している事を把握。 うちも家族が38℃熱出して寝込んでいるが。 感染したくない時期だz
(-351) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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[人目があるのに――抑え切れない。]
……行こう。
[些か乱暴にオスカレットの手を取る。]
(467) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/07(Mon) 22時半頃
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……毒?
[その単語を目にすると、高ぶり、小刻みに震えていた手がぴたりと止まる。 手紙を一旦膝に置き、握り締めていた耳飾を手に取る。 大きな石を弄っていると、石の部分が開いた]
それが、君の幸せか?
[仕掛けの外れた耳飾をじっと見ていると、ドアがノックされた]
コーネリアか?
[読みかけの手紙を椅子におき、すぐに戸を開けた]
……なんだ、ガティネか。 何用だ。
(468) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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ええ。わたくしも同じ気持ちですわ。 それでは、また。
[部屋から出ると一度ゆるりと礼をして、コーネリアに別れを告げる。 それからゆっくり扉が閉めた]
…さて。クロエもそろそろ具合は良くなったかしら。
[ふわふわ、ふわふわ。ドレスにたっぷりとあしらわれたフリルは歩くたびに揺れる。それにあわせて、首元の金色も廊下に灯された蝋燭の光を反射した**]
(469) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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[姉の真似事。 しなくてもいいと言われても ならば私は何故あの場にいるのか 強いられたのは姉の代わりに嫁げと 望まぬ立場]
……
[生きて此処にある 己はいったい何者なのか
夫が立ち去る前に妻が口を開くことはなかった]
(-352) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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|
[此処にあったのは、幼い頃の面影残した女。 真紅は揺らぎ、彼を見上げたままに]
……、しあわせ 夫がいて 子供がいて
とっても……
[薄く開いた唇からは、震える言葉がこぼれる。 首を振った。 それが答え]
(-353) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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/* 本当にこの男はアホだw 阿呆阿呆と連発してるが、お前が阿呆だベネデットwwww
[ふ、と顔を上げ、セシルとオスカーをにやにや見つめて右手をぶんぶん]
え・ろ・ぐ! え・ろ・ぐ! え・ろ・ぐ!
(-354) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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[薄絹の所為だけでなく 身を震わせる]
――…連れて行って、セシル
[奪われた手 首を振り、そして頷く]
私を
(470) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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/* 業務連絡。最終手段にて失礼。 特にバーナバスが、こうやって亡霊で散りたい、 という要望がなければ、 アイリスが死んで問題ないです。合せられます。 両方セットして、システム結果に添うでもアリです。 (個人的には決闘RPなしは勿体無いなーと思ったので。 日時いつ予定か存じませんが) 亡霊候補はディーン≧セシル>オスカー=フィリップ (後二名はPC的接点が薄すぎました反省)ですが、 誰かと是非一緒に赤したいぜ、ってのありましたら、 遠慮なくどうぞ。RPで伝えきれず失礼しました。 */
(*49) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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[友人を見送った後に、ソファーに座り、右手にはめた腕輪を撫でながら彼女は泣いた。
兄の友人と話した時の分まで。]
――――…有難う。
[声は決して届く事はないが、想いが届いてくれたら、と願いながら。]
(471) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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/* ありゃー ほんと亡霊とか仮面とかまったく関係ないところに居る気がしてきた。 すまんのぅ。 自分ごとで世界回してて。
(-355) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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/* セシル×オスカレット良いなあ…(によによ)
(-356) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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/* ……書いてしまってから、すごく後悔している orz こう、いつも、急ぎすぎてしまって、 結果がある程度見えてないと、RPできないだめっ子ぷり。
想定外の事態に弱いんです。前の更新前後みたいなwww
そしてヨーラが抜けていた。おうのう。
(-357) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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/* とりま、魔境がコリンにわたったと。 んで赤の位置がいまいちつかみきれてないんですががが ディンディンとかヨーラとかその辺?
(-358) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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[扉の先の返事を待っていたら、それより先に扉が開く。 どうやら、待ち人が会ったらしいように思え 思わず微かな苦笑が浮かんだ]
五の姫ではなく、申し訳ない。 …件の遺骸のことでいくらか話を、と思ったのですが どうやら先約がおありのようで。
[従弟でもあるゆえ、他の貴族よりは 王家の人間に対する態度はいくらか気軽でもあり。 扉の中の主に、向けるは鳶色。 都合が悪いのならば、今は下がると伝えるかのよう]
(472) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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[揺らぐ真紅に。震える声に。
――射抜かれてしまった。 胸を。]
(-360) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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/* Σ とか思ってる内にセシルとオスカーがしけこんだ! やっちゃえ一番乗り!!
……ゆりんゆりんかよwwwww
(-359) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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/* うむ、これなら亡霊ディーンで問題ない。きっと。
あ、そうだ。バナかアイリス吊られたら、 残った方が亡霊死だね。 ……いや、そんなカップル落とし……違うな、パートナー落とし、 ないと思いますがwwwww
ああ、でもアイリスは吊られそう、かも?
(-361) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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炎を怖がる貴女では、あのように殺せませんね。 ――先越された、とはまた…
[聞かれたらどうするのかと肩を少し竦めてから、構いません等と言う女に身抜かれて居ますね、と竦めた肩を戻してから]
…貴女がアイリスで無く、かの皇子を殺しにきた、と。 そんな無防備に全て私に晒してよろしいのですか?
[悪戯めいた声。]
(-362) 2011/02/07(Mon) 22時半頃
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[オスカレットの返答を聞くまでもなく。 引き攫うように手を引く。 足早に歩く。駆けるように進む。
連れ去ることは出来ないと知りつつも。 今は。]
(473) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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いや、すまなかった。 ……そうだな、後程こちらから訪ねよう。
[緊張が僅かほぐれ、小さく息をついた]
兄上らしき遺体の件で、ディンディアに侍医の書類を捜せと話した。 あれに聞いても何かわかるかもしれん。
(474) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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[今は彼女を攫ってしまいたい。
抱きたい。抱き締めて口接けたい。]
(-363) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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件の仮面、とやらがどういう物か判らない以上、 それによって解放されるとは言い切れませんが、
仮面を、犯人を見着けるしか我々に自由への道は無い。此処で籠って居る事は出来ましょうが、あまり時間が経てば城ごと火を放たれてもおかしくない。
[義憤は、表情からは読み取れないだろう。何故ならば、憤ってなどいないから。火を、という言葉は僅かに悪戯じみた色を含んで、続く言葉に片方の眉を跳ねあげた]
探す、手がかりに? 貴女は…見ぬ間に魔法でも習ったとおっしゃいますか?
(475) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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|
/*
秘話と表と うまくかみ合わせたいのにかみあわない。
大分無理矢理感。 力不足で申し訳ない。
(-364) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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何処でもいいの
[連れて行ってと囁いて 抑えていた胸のうちを零すのは セシルだから]
ガティネ夫人に、小さな死を頂戴
(-365) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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[黒の絹靴が音を立てる。 歩幅の違う己は階段を駆け、進んでいく 大きく開いたスリットは、白い足を度々剥き出しにし 細い腕は彼に引かれたまま]
――、
[本音はひとつ。 現実は此処にあるけれど 今は。]
(476) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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[此処ではない何処かへ浚って行って欲しい 身も心も蕩かされたい。
触れて、感じたい]
(-366) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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口が固い、と仰ったことと、 これでも一応昔から見て参りましたディーノ様の お人柄を考慮してのことです。
もうわたくしは、貴方には逆らえません。 どうぞ、糾弾に利用なさるのでしたら、 それは愚かなわたくしの見る目がなかった、ということです。
[笑みのかたちにならぬ下唇を噛んで、声音には凛とした決意が漲る]
単身乗り込んで来た折より、覚悟は決まっております。 今は……少し、迷惑をかけてしまう方が居て、 心苦しくはありますが。
[最後に困惑と寂寥のを匂わせて、一度双眸を瞑った]
(-368) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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/* 今メモで気づいた あれ? もしやベネット赤だったんですか? そりゃ惜しい事したな、私
(-367) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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/* こちらこそRPで伝達出来ていなくて申し訳有りません。 両セット→襲撃が通った方で良いかなと思いつつ。襲撃第一候補のセシルと今から会って貰うのが難しそうで噴いてる所です。 決闘は処刑掛からない限りお流れでないかな。 自襲撃候補:セシル>ディーン>オスカ>コーネリア>フィル=ヨラ こちらは誰と残っても大丈夫なので、逆にそちらが共に残りたい方や、襲撃して欲しく無い方を教えていただけたら。
(*50) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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時を置いてまたお尋ねします。 王子にご足労戴くなど、畏れ多い。
[軽く肩を竦めてから、撫でるような事はしないが それでも第四王子の気を少しは楽にさせようと 男は敢えていつもどおりに振舞った]
…ディンディア。ああ、教育係殿、ですか。 わかりました、少し探してみましょう。 何かあれば、後ほど合わせてご報告を。
[心得たとばかりに小さく頷いて、男は軽い礼を一つ。 部屋の前を辞そうとしたが、不意に一つ言葉を発した]
…王子は、憎しみの感情が人を殺すことは可能だと思いますか。 手を下すのではなく、憎しみ、という呪いの感情によって。
[呪い。関係者たちがあちらこちらで 囁きあっている言葉。 それだけ今は尋ねたいと、鳶色を向ける]
(477) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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― 別館/廊下 ―
[部屋にあまり戻る気にはなれなくとも、アンナに約束した手前もあり、遅々とした足取りで私は別館の方には向かっておりました。 階段踊り場の逢瀬は、タイミングがずれていたこともあり、目撃は致しておりません。 その代わりと云ってはいけないのかもしれませんが、私は第四王子様のお部屋の前で、公爵様と第四王子様がお話していらっしゃる場面に出くわすのでした。足を止めたのは、第四王子様のお口から、私の家庭教師の名が聴こえたからなのですけれど。]
(478) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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[こんな時でも、誰にも会わぬようにと、人目を避けようとする理性だけは残っているのがいっそ滑稽だ。
後ろを歩くオスカレットを振り返りはしない。 彼女が着いて来てくれることを今は、今だけは疑いはしない。]
(479) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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―別館― [誰にも使われていない部屋を選び、密やかに、滑り込むように中へ入り込む。 オスカレットを導き入れ、もどかしく急く手で鍵を掛ける。 マスターキーがあれば開けられてしまうのだろうが――今はそれで充分。]
(480) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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――小紅。
小紅。
[魘されたように呟く。]
(-369) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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[火を、と敢えてその言葉を選ぶディーン。わざとと知りつつ走る戦慄は止められず、両肩を抱くように腕を交差させる。薪の爆ぜる音が、厭わしい]
……人の悪いお方。
[それは、第二王子の死を悼む様子がないのも、裏に含めて詰る言葉]
魔女ではございませんけれど。 諍いの一因は、その腕環と首飾りだそうです。 今はどなたの元にあるかも知れませんが、 わたくし、そのおかげで、呪いの姉妹と噂される婦人が、――、
[一度切って、声を潜める]
(481) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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呪われてはいないと、存じております。
(-370) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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では、そうしてくれ。
[公爵の気遣いを感じ取る余裕はなく、そわそわと返事をする。 軽い礼を返した後、声をかけられ部屋へ引っ込もうとする足を止める]
憎しみが呪いとなるならば、憎んだ者の心にかかる呪いだろう。 人を殺めるのは、人だ。 ……ではまた後程。
[部屋へ入り、ぱたりと戸を閉じた]
(482) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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ワットは、ヨーランダの姿を視界の端に見かけて軽く会釈を一つ
2011/02/07(Mon) 23時頃
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―別館・空き室― [ひらひらと、黒絹が舞う。 足取りはまるで舞踏会の続きのよう。 ステップは激しく 滑り込むようにして扉の向こうへと消えた 軽い音 鍵がかかる]
セシル
[少し息切れした声で名を呼んだ。 ステップダンスの時間は終わり。 片手に持つのは]
(483) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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…――そうか。
[呟く声は低く。 彼女の外に漏れぬよう小さく顰めた声も拾って。 手を、伸ばした。]
(484) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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わかった。
[色々な言葉に対して、一度に返事をしてから]
…――女性が簡単に、男に。 逆らえません、なんて言うもんじゃない。
[眉を酷く顰めた侭に、目を閉じた彼女へと手を伸ばす。そのストロベリーブロンドを撫ぜようと、骨ばったそれはあまり優しい動きでは無かったけれど]
アイリスの為、もいい――だが。 もっと自分も優先しろ、シリィ。 貴女はアイリスだけれど、アイリスじゃない。
[大好きな主人を目の前で死なせ、辛い想いをしたのだろう娘へと向けた声は少しでも和ぎを感じてもらえるだろうか。]
(-371) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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セシル……私
[片手にあるのは、涙零す仮面。 部屋に着くなり、カラリと音を立てて落ちる]
我想吻你
[口付けを強請る声。 身に纏っていた甘い香りは、死臭に紛れて消えてしまったが]
(-373) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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/* 更新かけたら一番下がでぃんでぃんで、眉間の皺見たら考えてた文が吹っ飛んだぞ!どうしてくれるwwwwww
(-372) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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[第四王子様はどこかそわそわとした様子で、部屋に戻られて行きました。それを確認しまして、私は会釈をくれた公爵様へ近寄ります。]
私の先生(家庭教師)が、どうかいたしましたか?
[小首を傾げて問う仕草は、できればお話がしたいと示すもの。]
(485) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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/* 一応意図はト書きにおいてあるから 翻訳しにいかなくても大丈夫だと思いつつ あんま多用しちゃ迷惑かなあと悩みつつ でも異国語がなんだかクセになりそう
(-374) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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/* 私も誰と残っても問題ありません。 ではこのまま流れでいきましょう。 同じ理由でセシルにしていいものか迷っていました。
(*51) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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[ガティネが去ると、再び手紙の続きを読む。 耳飾を握り締めたままだと気付き、苦笑を漏らした。 すべて読み終えると、手紙に顔を埋めた]
阿呆め、阿呆め、あの、いや。 ……僕が阿呆だ。
憎しみが呪いとなるならば、コーネリアに呪いをかけたのは。 僕だ。
[手紙には違う事が書いてあったけれど。 顔を上げると手紙を手近な台の上に置き、耳飾を持ったまま黒犬に力ない一瞥をくれて部屋を出る。
近くにいたヨーランダと公爵にも頷きながら一瞥し、コーネリアの部屋へ向かう]
(486) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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/* むしろバナともっと赤してたかったんだぜ。と。 システム上どうしようもない本音でした。
なにげにバナの人と赤初だった。 うるさくて狂ってて相手し難くて本当に すまなん だ
(-375) 2011/02/07(Mon) 23時頃
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御意。
[何やら落ち着かない様に、まるで初夜の生娘のようだと 思えども口にしないのが礼儀というもの。 男はただ頭を下げ、そして帰ってきた返答に ただ細く鳶色をゆがめた]
心得ました。
[深く頭を下げた後に、扉の閉まる音を聞く。 そして男は改めて、末姫のほうに姿勢を向けた]
いえ、話を後ほど聞きに行こうかと。 何か問題があったわけではありませんよ。
[大丈夫と柔らかく口元に残す笑みは父の姿に近い]
(487) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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[伸びる手から逃げる素振りはない。ただ、複雑な感情の混ざる瞳で、じぃとディーンの所作を見守る。受け入れる。 反抗心を封じる時、女はいつも笑ってきた。仮面があれどなけれど、その微笑みの内に、全てを秘して、押し込めて]
……はい。
[囁かれる言葉。自身の過去を知る男のそれに、頷いた拍子、透明な珠が静かに頬を滑り落ちていった]
(488) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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/* 密室から出てのち遭遇でも何とかなるかもしれません。 ともあれ、誰かにセットしておきます。
(*52) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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―別館・コーネリアの部屋前―
[急ぎ向かった部屋のドアを小刻みに叩く]
いるかコーネリア。 ベネデットだ。 コーネリア!
[激しい口調で声をかける。 部屋の壁は分厚いとはいえ、在室の者には微かに聞こえるかもしれない]
(489) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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/* 嘘泣きです(笑) アイリスは涙を効果的に使う女。
しかし、よく泣くな。 セシルの時は、本気半分、アピール半分くらい。
こう、大泣きでなく、美しい泣き方、を計算し尽くしてる感じw
(-376) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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/* 薔薇グラで百合とか新しいな ……亡霊尻目に俺なにしてる
セシル赤だったらいいのにー みゅう。
(-377) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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[今頃、あの人は手紙を目にしただろうか。 彼女は疲れきった頭でぼんやりと考えた。]
私は何の為に此処に来たんだろう―――…
[ぽつり、と呟く。
ここに来る前に秘めてきた決意も、結局果たせないまま終わってしまった。 何もかもが中途半端で。 自分が何処に向かいたいのかもわからない。
自分という存在がどんどん崩れていくのを感じ、両の手で自分の肩を抱きしめ、震えていると、男の声が聞こえ、彼女は目に浮かべた涙を拭いながらドアを開けた。]
(490) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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/* あっちこっちで色々発生していて、吊る場所がない件。 ルーカスは戻ってくるだろうしな。
(-378) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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………。
[大丈夫という言葉を紡ぐ公爵様に、私は暫くの沈黙を作ります。その後小さく落とされる言の葉。そして届くか届かないかの時に、再び開かれる扉。]
第四王子様は、お忙しいようですわね?
[先程呟いた言葉を打ち消すよう、去る背を見て言葉を紡ぎました。 頷きに礼を返す間もないほど、彼の方はお急ぎのようでしたから。]
(491) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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……私は、いつも蚊帳の外ね。 肝心なことは、誰も教えてくれはいないの。
[沈黙後、小さく零した言の葉は、自分が思うより掠れて仮面の中でくぐもっておりました。]
(-379) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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[カラリと軽い音を立てて何かが床に落ちたが―― それを確かめる心のゆとりはない。
口接け強請る異国の言葉。 かつて幾度も聞いた、懐かしい響き。]
愛している
[深く深く、貪るような口接けを]
(-380) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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同じことを、もう一方にも申し上げてしまいました。
[ディーンが見ていたとは気付かなかったが、バルコニーでの一幕。バーナバスに従順に添う、侍女の態]
けれど、本当のことです。
[慰撫する手に、強張っていた両肩の力が抜けていく。逆らえません、と。どこか蠱惑的な吐息を混ぜて繰り返した]
わたくしなどに、勿体無いお言葉でございます、ディーノ様。 本来ならば、親しくお名前をお呼びすることすら適わぬ、 卑しい身分ですから。
そのお心遣いだけで、十分にございます。
[優しさが、涙を誘う。亡きアイリスへの想いが溢れて、零れていった]
(-381) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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あ、あ、その、すみません、 泣かせる、心算は…
[ストロベリーブロンドを一度撫でた所で、ほろりと零れた透明に、熱いものにでも触れたかのように手を自身の方へと引き寄せる。 自身の胸元から真っ白なハンカチを取り出し、差し出す手はその頬をそれで抑えるべきか手に握らせるべきか迷い宙を彷徨った]
貴女のパートナー殿に怒られてしまう。
[グラスを机へと置いて、その指を金髪に額の上から差し込み、髪をくしゃりと一度掴んだ]
(492) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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…どうか、しましたか。
[暫くの沈黙に、浮かぶのは苦笑。 忙しなく出て行くベネデットの背を 一瞬あっけに取られたような顔をしてから 零れる笑いをどうにか堪えながら]
そのようです。 姫は、これからどちらに?
[首を傾げて末姫のこの先の行方を尋ねる。 口元には、まだ引かぬ笑いが残っていた]
(493) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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/* もっとこう、秘密でねちねちいぢめられる予定が。
なんか、深く話すといい人ばかりで、 こっちが同情を誘う悪女のようになってしまうwwwww
ありありwwwありありwwwww しかし、もっと上手くまぞい状況をつくりたかったな。 ディーンのこれが、上っ面の演技とかだと萌えるんだけど。
自分を追い込むの、好きです。 だって、明日死ぬかも知れないしね!!
逆に、死ななかった時どう振舞えるかアヤシイので、 後生だから死なせてくれ ←
(-382) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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―別館・空き室― [オスカレットの手から何かが滑り落ち、床に落ちた。
明かりのない、部屋の中。 綺麗に清掃はされているものの、使われていない部屋独特の埃っぽい臭いがしていたが、今はそれも気にならぬ。 そこここに家具が布を被って置かれ、暗闇にわだかまる。 それを避け、お互いの姿さえやっと見えるくらいの闇の中、ふたつの影が重なった。]
(494) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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[戸が開き、現れた女の顔には涙の痕が残る。 気付けば余りに弱々しいその姿を抱きしめていた。
そのまま部屋へ入り、戸を閉める]
(495) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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/* 生娘wwwwwwwwwwwwwwww だめだおかしいwww ワットさんパネェすwww
(-383) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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…時として、蚊帳の外にいなくてはならない時も 人には在ります。私も、割と蚊帳の外かもしれません。
[呟かれる言葉に、浮かんだ苦笑を隠すのは難しく。 仮面を被ったままの姿に、少し妻を思うも]
仮面が、気に入られたのですか?
[それとなく、仮面を被り続ける理由を尋ね]
(-384) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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[蠱惑的な吐息に碧眼は一度それが零れる口唇、その下の衿のフリル 真っ直ぐな縫い目に並ぶ刺繍へと滑ったけれど、眉間の皺は深くされて]
…貴女は、アイリスなのですから、 「アイリスを大事に」して下さい。
[貴女が堕ちればアイリスが堕ちるのだ、と。 アイリスを人質としてシリィに自身を大事にするよう告げるのは、申し上げてという相手を知らないから。]
(-385) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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[囁いた一夜限りの相手はもう両手で数えきれはしない けれど、母国語で告げた相手は彼だけ]
――我愛…
[答えは唇で塞がれる。 初めての接吻は其れは驚愕したもの。 挨拶も流儀も違う国で、セシルが教えてくれた口付けを 同じように求め返す]
っ
[縋るような両の手が彷徨い]
(-387) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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/* ベネちゃんね、もう少し若く設定すればよかったw 男が一番調子乗って鼻高々してる年頃にしたかったんだけど、本当にどうしてこうなったwwww
(-386) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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私は、特に用事はないの。ないのだわ。 お部屋に戻ろうかと思っていたところでした。
[歳の離れた従兄の顔に浮かぶ表情を、仮面の下から私は不思議そうに見詰めつつも、問いかけにお答えいたします。]
……よろしければ、お茶でも御一緒致しません?
[そういえば、今日は何も口にしていなかったと思い出すのです。 けれど、嗚呼と思い直して]
奥方様に怒られてしまうでしょうか?
[そう言いながら、脳裏をかすめるのは奥方の傍にあった騎士様のお姿だったりいたしますけれども。]
(496) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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/* 亡霊じゃ行くしかないよな。 処刑死なら心を鬼にするコースいったんだけども。
(-388) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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[男の予想外の行動に驚き、大きく目を見開いて其の顔を見上げた。
しかし、ふり払う事などはせずに、されるがままに。]
(497) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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公爵様も? ああ、けれど、きっと 私より知っていることは多いと思います。
[仮面の下、自虐的な笑みを浮かべますが、それは届かないもの。 私が仮面をかぶり続ける、それが1つの理由。]
昼間は、ご承知かと思いますが陽光を避けるために。 夜(今)は……―――
[少し言葉を詰まらせて、結局答えをだすことはなく]
奥方様も、おつけになられていましたね。 ご理由があるのでしょうか?
[従兄様の奥方の話にすり替えるのです。]
(-389) 2011/02/07(Mon) 23時半頃
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あら、天国の――夫、ではなくて?
[頬濡らすものに気付いたのは、眼前で純白が揺れてから。 ディーンの狼狽えっぷりがあまりに大袈裟だったので、珍しいものでも見たように、未だ雫の宿る睫毛を瞬かせた]
女性の涙に慣れない……紳士でいらっしゃるのですね。 ヨーランダ皇女様は、わたくしのように 泣いたりぐずったりなさらないのでしょうか。
[これ以上苛める心算もなかったので、有難くハンカチを受け取るを選ぶ。その際に一度、ぎゅっと縋るように手を握って]
何を勘繰っていらっしゃるのか、凡そ察せますけれど。 厄介者のエスコートを買って出てくださったのは、 キャヴェンディッシュ侯爵は、 わたくしの――従兄ですから。
[手の平を抓った]
(498) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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私が憎くはないのですか――――?
(-390) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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[しばらく無言で女を抱いていたが、乱れた銀糸を耳飾り持たぬ手ですきながら囁いた]
(499) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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/* あら、ベネベネとコリーンもしけこむかし ら
いいなきみたちによによ。羨ましい。
あー、昨晩無理してでも、そっちにもってけばよかったか←
ディンディンとはアレな関係にならないな。同情から進まない。 誰であってもそうか。恋愛する気のないキャラ設定ががgg
(-391) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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[華奢なオスカレットの身体を骨も砕けよとばかり抱き締める。 息を盗み、言葉を封じ、噛み付くように唇を貪る。
伝える言葉は、ない。 ただ、全身で彼女の存在を、その質量を確かめていた。]
(-392) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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[部屋に戻るのであれば、送るべきであろうと考えたが 茶の誘いの言葉に顎先を撫でながら思案し]
では、折角ですからご一緒させて戴きましょう。
[このまま廊下にあっては茶と洒落込むわけにも行かず だからこそ移動をと男は歩き出そうとしたのだが 不意の言葉に鳶色が軽く瞬く]
怒られる、ねえ。 ……いっそのこと、怒ってくれるほうが、どれだけいいか。
[独りごちる、というには聊か声は大きく。 けれども緩く首を横に振り]
大丈夫です。 行きましょうか。
[問題ないと告げるように王女にも先を促す]
(500) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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―別館・空き室― [薄暗い部屋に響く音 カラン 滑り落ちる]
我、
[母国語で囁く声。 柔らかな色合いに漆黒が包まれた]
嗚呼、このまま ――――れば、いいのに
[夢心地は何時まで続いたか]
(501) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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憎い、など。
[何か言おうとして躊躇い、口を閉じる]
思うものか。
(-393) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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……かしこまりました。
[つい条件反射で口にしてしまってから、貴婦人らしからぬ――侍女そのものの言葉だったと、慌てて口元を手で押さえる。襟元に注がれる視線には気付かない]
わたくしは、アイリス・ベレスフォードを 演じ続けるしかありません。 どうか亡き奥様に免じて……秘密を守って、下さいますか。
(-394) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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―屋上・テラス―
ヨーランダ姫の…?
[囁きに思わず驚き、声を張ってしまった。 慌てて辺りを見回すも、周囲に人はいない。 そういう場所を選んだのだから、当然とは言えるけれど。 少し考えてから、さて次に向かうのはヴェスパタイン王子とおぼしき遺体の場所。 運がよければかの末姫様ともお会いしたいと、 淡い期待を抱きながら。]
(502) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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[柔らかなクリーム色の布地の下を、知っていて尚 時折勘違いしてしまいそうになるほど、力強い腕 望んだ抱擁の中、激しく交わる粘液絡む音までも耳につく]
――嗚呼
[甘く切ない吐息を零す]
この まま
[其処にあるのは、成長してしまった異国の少女。 かの夫人ではなく。 両腕は漸く縋るようにセシルの背へ回された]
時が とまれば――のに
(-396) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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/* さて、投票どうしようかな。 バファならルーカスなんだけど、フィリップ的にはルーカスには残ってもらいたい所存。
(-395) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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/* 手紙読む時拾う場所間違えたな。 「毒?」じゃなくて「遅効性?」でよかった。
(-397) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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いや、そうですね。 いえ勘繰る心算も何も無く、ただ、 ――、キャヴェンディッシュ、
[言われればそれはそうだと妙な納得をして、一度掴んだ自身の髪は撫でつけ、ハンカチを取られる手を握られるのにはそのままにさせる形]
っつ、
[抉られた手を片頬を上げて引っ込め、逆の手で擦った。]
…モンタランベール様の名前を、招待客の中に見ましたので、ね?
[パートナーかと思った、と添えると少し顎を突き出して眉を上げた。]
(503) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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怒って下さらないのですか? 嗚呼、でも、怒られたいというのは 少し判るかもしれないわ。
[歳の離れた従兄様のご様子が、なにやら微笑ましく感じまして、仮面の奥でくすりと喉が鳴りました。]
もしかすれば、奥方も怒られたいと思ってらっしゃるのかも?
[続く言葉は、少しおせっかいだったかもしれません。 想像できるものはありますが、私が知っていることは瑣末なことでしかありませんし、想像が正しいとも思えません。]
問題ないようでしたら、どうぞ私の部屋に。 私の侍女がお茶を用意してくれるでしょうから。
[先を促されれば、歩む先は私の部屋になりましょうか。]
(504) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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―別館・空き室― [闇の中にぼんやりと浮かぶ白が黒を抱き、部屋の奥へと消えた。 言葉はない。 寒々しい部屋に熱い吐息の音だけが零れた。]
(505) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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知っている事が多くても、真実にはきっと遠い。 少ない真実を知るか、沢山の曖昧を知るか。 どちらのほうが有益なのでしょうね。
[くぐもって聞こえる声は、仮面を取る気配はなく。 理由を聞けば詰まった言葉の先に首を捻る。 夜は、なんなのだろう。 けれど、その会話の左記は既に刷りかえられていた]
さあ…何故だか。 普段から仮面をつけているようなものだから、 馴染んでしまっているのやもしれませんが。
[そういえば、深く尋ねることはなかったと気づく]
(-398) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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でも――――
[思い出されるのは、昼にバルコニーから見えた姿。
王妃とヴェスパタインとベネデットの関係位は、王宮にいた身なので彼女も知っている。]
他の誰かが先に手を下しただけで――― 私も貴方を独りにさせてしまいました。
(-399) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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─ 別館 第二王子遺体安置部屋>>349>>360 ─
ええ、彼とはすれ違いませんでしたよ。 こちらの方にこの部屋をご案内いただきました。
[示すのは、案内をしてくれた白い亡霊のようなヨーランダ王女。 仮令、そこで、男が、オスカレットに恨みがましく睨まれた事に気付いたとしても、あまり気に留める性質では無かっただろう。セシルが緊張した様子を見せても、特別不審に思う事は無い。 男の興味は第二王子の死に様。仮面の呪い、呪いに見立てた殺人、如何あれ、殺してもしなないと思い込んでいた相手の屍に。]
この死体は、さしずめ── 本物の王子の死体だとすれば、 仮面を剥ぐよう、顔を剥がれての死 と言った様相ですな。
身体に傷も無く、服毒でもなく、 刃物傷が致命傷に成ったかも不明瞭で ただ、第二王子で合った事を示す 顔だけが剥ぎ取られてて死んでいる。
[どんな心地か、と言う囁くような女の声には肩を竦めただけ。]
(506) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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[ふ、と口接けの合間息をつく。 間近で見下ろす顔は、闇の中でもぼんやりと白く浮かび上がる。 細部が分からないことで、かつて愛した少女のままのような錯覚を覚える。
初めて自分から秘密を打ち明けた人。 触れた身体が男のそれでないと知っても、彼女は拒絶しなかった。 秘密を守ってくれた。 だから、深く愛したのだ。]
(-400) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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─ 別館 第二王子遺体安置部屋>>384 ─
[先に退出されたヨーランダ王女に、案内の礼を言い、ふわりと白いドレスを返して去って行く背を見送った。亡き妻に少しだけ似ていると思ったのは、今だ見る妻の亡霊が白いドレスを着ていた所為か。 安置部屋に来るまでに王女と話した記憶はまた少しのちに。]
(507) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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[それにしても、実際に遺体をこの手で検分しても。 どのようなカラクリで、あの彼女が、体格差も有り、武器を持ち(武術の心得も有る)殺意を漲らせていたヴェスパタイン王子を殺害出来たのか分からない。劣勢だったのは寧ろ、彼女だった。 呪われた仮面が意思を持って彼女を選択したとしか思えず。]
……く、く。 かの第二王子でさえ、 仮面を剥がれた後は、 顔も残らぬ名無し 同然か。
[腹の底から可笑しさが込み上げ、彼等の前だと言うのに笑い出しそうになる。]
(*53) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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─ 別館 第二王子遺体安置部屋>>374 ─
明確な死因が特定出来ない殺し方となれば、 真実は如何あれ、呪いとして扱うのが……。
[現実的ではないか。 セシルの視線は仮面が無い分、分かりやすいと言って良かったかもしれない。返す男の口端を捲り上げる笑みは、多少は歪みを押さえたもの。]
──…… 夕食の後であれば、 部屋には戻りましょう。 何時でも、お気軽にいらしてくだされば。
『今夜でも』結構ですよ。 貴方のような方は、 第二王子の亡霊もおそればすまい。
[古い友人の後妻に寄り添うようにして、部屋を出て行こうとするセシルに返したのはそれだけ。]
(508) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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[出て行く友人の後妻の淑女にあるまじき露出した素足。下から上へ這わせた視線は、娼婦を見るように。ふと、久しぶりに古い友人と、話してみたいと思いながら。
死体と二人で残る部屋。 否、屍はすでにモノに過ぎない。 顔を失い彷徨い歩く第二王子の亡霊と二人だけの部屋に、落ちる静寂*。]
(509) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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ハンカチは、後日洗って返しますから。
[白粉と頬紅で汚れてしまった白を、頬から離す。 プレッツェルを数個摘みながら、交わす会話]
モンタランベール卿が、どうかされました? 舞踏会には遅れてお出でなさったようです、が。……嗚呼!
[そうだ。昔、アイリスはディーンに、恋愛相談を――セシルへの初恋を、少女らしい情熱混じりに、やれ恋文を書いたの何だの、逐一報告していた。昨晩、念願叶ってダンスを踊ったこともあり、さすがに気不味い]
嫌ですわ、お揶揄いにならないで下さい。 あの頃は、子供だったのです……。そう、昔の、夢でしかありません。
よく覚えておいででしたわね。お恥ずかしい。
[踊り場で擦れ違った時の、セシルの瞳を思い出して、また胸が騒いだ。 幻想を追い払うように、首を振る。肩先で長い髪が揺れる]
(510) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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いいや。
[髪を梳く手は優しく流れる]
いずれ僕がしていた事だ。 肉親に手をかけてでも、僕は玉座が欲しい。
……だから、君が案ずる事はない。
(-401) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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|
[抱き締めていた腕を緩め、手袋のない、傷だらけの片手を、そっとオスカレットの胸に当てる。 黒い絹に包まれたそれは、記憶にあるより少し大きさを増しているのだろうか。
少なくとも、それに触れたことのあるのは、もはや自分だけではない。 それが、ひりつく欲望を嫌が上にも掻き立てた。]
(-402) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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|
怒るにも値しない、と思われているのかも知れません。 …姫も、叱って欲しいようなことが何か?
[教育係は叱る事はないのだろうか。 口振りを聞くに、周りの人間はおそらく 彼女を腫れ物のように扱っているのだろうと推測できる]
怒られたい、ねぇ。
[小さな苦笑が、ただ一つ零れる。 姫の部屋に、と促す言葉に逆らいはしない。 ただ礼節とともに彼女を部屋まで送り届け、 同時に彼女の部屋を訪ねることになる]
(511) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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―――…何故、そこまで玉座が欲しいのですか?
(-403) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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|
……仮面の主で、なくなれば。
あたしも、貴方も、同じ道を辿るのでしょうか。
今更、あたしの顔など、構いませんけれど。
[アイリスの仮面の奥の、シリィの顔。最早、どちらが真実かも分からない]
(*54) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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―別館一室―
[またも使用人の間を聞きまわり、ヴェスパタイン王子が眠る一室に入る。 そこにまだ人はいただろうか。 その遺体を目にすると、顔色も変えず、元々用意していた替えの手袋をキュ、と締めた。]
ふぅん、これはこれは。 …酷いな。
[素直に漏れた感想がそれ。 顔は一面に焼けただれ、一見だけではヴェスパタイン王子とは判別がつかぬ。 まじまじとその顔を見つめ、…刃物の傷が奥にあるのに気付いて。]
(512) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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[背をなぞる指 身体つきは己のような曲線でもなく 男たちのように厳つい硬さでもなく
吐息混じる 見上げる表情は恍惚と 微笑浮かべればまた降り注ぐ口付け。
己がセシルを愛したように 彼もまた姉でなく自分を見てくれた 幸せなひと時を思い出し頬を雫が伝う。 涙零す仮面がこちらを見ている錯覚]
(-404) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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これは本格的に。 ヴェスパタイン王子の悪戯もありえるんじゃないか。
[それは暗に、王子がどこかで生きていて、 踊り狂う客たちを、高みの見物よろしく笑いながら見ているのではないのかと…そう示す言葉。]
もしそれならこれから本格的に始まるのは、 やはり血生臭い饗劇か。 誰が犯人でも構わぬと、 私利私欲に飢えた輩が動き出す。
さて僕がそこからお守りするべきは、 どこぞの姫君かそれとも自分自身か?
[自分にさえ戯言めいて話す様子はとても滑稽。 しばらく遺体を検分した後、またひらひらと歩きだすだろう。]
(513) 2011/02/08(Tue) 00時頃
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…そのうち、何らかの対価を頂きますよ。
[つんと上げた顎で見下ろすように見る碧眼は 威圧する事も脅迫する事も無く ただ悪戯を思いついた子供のよう。それでも渡す応え(いらえ)は、是、に間違いない。]
(-405) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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……おそらく、私の理由も、奥方様と似ているのでしょうか。 上手に、言葉にはできないのですけれど。
[紡がれる内緒話をある程度のところまで、聴けばポツリと返します。 歳の離れた公爵様に、こうして裡を話せるのは、会話を交わすことのない「お父様」より、近しいと思ったからでしょうか。 それとも、得れない温もりを欲して、けれど諦めなければと思って……諦めきれない私の心のひび割れから漏れたものでしたか。]
私が仮面を外さないのは もっと冷たく白くならないと、とそう思っているからです。
曖昧の中から少ない正を得れたとしても 私にはどうすることもできないから、だから……―――。
[曖昧の中からの正しきこと。 目の前の方はご承知でしょうか。私のお父様が本当に『現王』かもしれぬということを。母と同腹の従兄様のお母様は仰ることはあったでしょうか?弟と妹の仲は良かったと。
真相は闇の中。本当に正しいことかは判りません。 曖昧の中から、けれど私が真と思うことだということ。]
(-406) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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[彼女は男に抱きしめられつつ、静かに囁きかける。
目を閉じ、胸に顔を埋めて。]
(514) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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忘れはしませんよ、あんな情熱的な手紙を貰えばね。
[未だ意地の悪い言葉を添えて、笑みというには眉間の皺が邪魔な自身の顎を引きもどす。 ハンカチを、という言葉には返さなくても構いません、と告げて]
嗚呼、すっかりと…長居をしてしまいましたか。 聞きたい事が確かめられて、有意義な時間でした。
[ふと時計を見れば、すっかりと夜の時。 足を揃え手を曲げて腰を折り、深く礼をする]
(515) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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そういえば、思い出そうにも、 あたしはバーナバス様の 素顔 を
……ご存知ないのでした。
[仮面から仮面へと移る合間にも、それは適わず。 興味がないと言えば嘘になる。遠いシリィの記憶にある彼は、まだ髭も生えかけの若者で、現在を想像しようもない。 少し、残念な気がした。とても、寂しい気がした]
(*55) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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あっ
[布越しに触れる掌の感触 伝わる弾力は彼の記憶よりも幾分も育っている。 体系は少女から大人へと変貌を遂げる途中 背に回した両手は彼の腰元へなぞり落ちた]
……想脫。請幫助。
[脱ぎたいの。 手伝ってと囁いて、薄い色の布地に手をかける]
(-407) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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― 私の部屋へ ―
上手く言えないけれど怒って下さったほうが パートナーでしたら同等と感じれるのではないかしら? ……心配だけされるのは、申し訳なく感じるわ。
私は人生の伴侶は持っておりませんから 想像でしかありませんけれど?
[私を今、叱ってくれるのは、亡くなった母から引き続き私を見てくれているアンナだけでしょうか。家庭教師のあの人は叱るのではなくて、唯々心配してくださるだけに思います。
他の人は、腫れものを触る様に。 それは従兄様の推測通りでございましょう。]
それではどうぞ。 アンナ、公爵様にお茶をご用意して?
[苦笑を浮かべる従兄様と会話をし、形式上送られ、そして出迎える形を取り、部屋にお招きしたのでした。]
(516) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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[ふ、と鼻から吐いた息は自嘲のもの]
元は、ただの反抗心……か。 母上に僕を認めさせたかった。
けれど次第にこの国を大きくし、豊かに治めたいと。 父上を越えたいと願うようになった。 あの兄上には任せられぬ、他人には任せられぬ。 父上にすら。
僕はこの国を愛している。
(-408) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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何でも、わたくしに可能な範囲でしたら、 お申し付け下さいませ。
[仇が先に死んでしまった今、刃を向けるべき相手も居らず、ただ離宮に留まれというのは、政治的野心など微塵もない侍女の身には退屈なものだった。 先程咎められた従属の言葉は、矢張り性根に染み付いた侍女のもの。頭を垂れて服従を示す]
(-410) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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[――何故、泣く…?と無言で問いかける。 頬に口接け、伝う涙を吸い取り、舌で舐め取って。 暗緑色の瞳は欲望のいろを交えながらも、やわらかく見詰める。
幸福にしたい。 今だけでも忘れさせたい。 滑る手は彼女の輪郭をなぞる。]
(-411) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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/* 青いなァw
(-409) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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…。
[似ている、とは。 常の仮面の事をさすのだろうか。 男は、どうも女性の心の機微には酷く疎い。 今考えれば、よく前妻持つ構えられたものだと自嘲すら浮かぶ。 それでも、今は末姫の吐露を耳にするのみ]
…冷たく、白く。
[微かに眉を寄せる。 母が、弟と妹のことをそれとなく心配していたのは知っている。 五の姫と末姫がただの従弟にしては似ているのは 彼女たちの母親そのものが似た印象があったから。 その上で、種が同じだという事であれば、似ざるを得ない。 微かに眉を寄せて、ただ小さく息を吐き出す]
(-412) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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─ 別館 一室 ─
[フィリップが部屋に入って来たのは、男が部屋を出て行くのと入れ違い。]
第二王子の性質の悪い悪戯であれば、 これから先起きるのは、分かりやすい陰謀劇で。 これ以上、死因も分からぬ不可解な屍は増えぬのでは?
[それだけを言い残して、部屋を出た。 第四王子から受け取った見取り図は、部屋の寝台の引出しに入れて来た。まずは、それと突き合わせ、離宮の構造を把握する為に出歩く事になるだろうと、男は一度部屋に戻り。]
(517) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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ええ、わたくしも。 幼馴染の再会は、心安らぐものでした。 また是非、お喋りの相手になっていただけると、嬉しいです。
[正反対を平然と言ってのけるのは、貴婦人の嗜み。けれど、胸の閊えが一つ晴れたのも事実。 最後には、ディーンの唇に触れる寸前に、人差し指をたてて、意味深な眼差しを送った]
おやすみなさいませ。
[扉口まで出て、廊下の角にディーンの背が消えるまで、見送る]
(518) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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死因もわからぬ死骸が増えぬ、だけならいいのですけどね。 僕は呪いも怖いが、人の私怨というものも恐ろしい。
[そう残した言葉は、男に届いただろうか。 会釈をする間もなく男は立ち去ってしまったから。]
(519) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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[男の言葉を聞き、口元が僅かに緩んだ。]
そう…でしたか……。
―――…私を、父王に突き出していただいても構わないのですよ?
貴方の母が貴方の兄ばかりを可愛がるようになったのには、私の母の影響が大きかったはずです。
寵妃に瓜二つの私が、憎くはなかったのですか?
(-413) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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[言葉は分からぬけれど、その意味は分かった。 頷いて、滑る絹の上を指が動き、留め具をひとつひとつ外していく。 作りの違う異国の服を脱がせるのは本当に久し振りで、時折引っかかるのがもどかしい。 その合間も口接けは止めず、唇を重ね、舌を口腔を貪り続けた。]
(-415) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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/* いやあね。ハンカチを返す、は 話に行く口実に決まってるじゃない。
しかし、そういう鈍さが上手いな。ディーン。わざとだろうな。 あんまり敏いと、男っぽいRPにならないよね。
(-414) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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[恋文についての感想は、書いたのはアイリスの方なので、黙殺した。一緒に内容を考え、身近で同じような恋に恋する状態だったシリィだが、そんな恥ずかしい過去を暴露する気は、さらさらない]
(-416) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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−末姫客室−
まあ、怒るだけの資格がまだ残されているなら 善処するとしますよ。
[ふ、と。息が一つ零れて、男は笑う。 あとで教育係を捕まえていくらか尋ねるべき事が 増えたと内心では感じているうちに 姫の客室はもう目の前であった。
中へと通されれば、そこにあるのは当然のように西洋の趣味。 邸を全体的に東洋の趣味でまとめてこそいるが 実際に自分が育った邸もまた西洋の趣味であり だからこそその場所には違和感も何もなく溶け込むのだった]
(520) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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それは、父上の罪だ。
[胸に押し当てられた頭に頬を乗せた。 そして、やや大きな声で問いかける]
(-417) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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[礼をして上げた顔の前、たてられた人差し指。それをそのまま手に取ると、そっとその手に口唇を着けるように持って行き、だが実際に触れる事せず離した。]
おやすみなさい、アイリス。 私で良ければ、何時だって。
[寄せた眉間の皺はどうにも笑顔には遠いけれど、顰めて居ないくらいは判っただろうか。 部屋を出るとすぐそこに控えて居たローザとバルトロを連れて、振り返る事なく廊下を進み、自室へと姿を消した*]
(521) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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コーネリア。
[変わらず髪を撫で続けながら問いかける]
生きるのは辛いか?
(522) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/08(Tue) 00時半頃
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―別館・空き室― [暗い部屋の真ん中に寝台を見つけ、荒い息を繰り返しながら、目でそちらを指し示す。 逃避行の終点はそこになるのだろうか。]
(523) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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[私という存在は常に仮面を被っているようなもの。 従兄様の奥様も何かを演じているのなら、そうなのかもしれないと、ふっと思ったのですが、上手くは矢張り伝えられないのです。]
冷たく白くあれば、きっと私に関わる方は 私に巻き込まれることはないと、思っているのです。
でも、こうして公爵様に弱音を吐いてしまいました。 まだまだ、私は冷たく白くなれないままですわ、ね。
[裡に相反する思いを抱くから、中途半端なまま。 冷たく白くあれば、死ねるだろうかと。 冷たく白くあれば、―――……あたためて貰えるだろうかと。]
眉間に皺がよっていますわ。 まるで、私の先生みたいよ?
[従兄様の表情を見て、私はゆるく首を振って話を切り上げました。 私にもし何かあった時――そんな想いを託すのは申し訳ない気がして。今更遅いかもしれませんけれども。]
(-418) 2011/02/08(Tue) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/08(Tue) 01時頃
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可能な範囲の難題を、考えておきましょう。
[口唇が手に触れなかったのは、屈んだ時に小さく囁いたから。 だが彼女に何らか黒い事は頼む事がなければいい、と思って居る、そんな気のりしない声ではあった]
(-420) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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/* うおおおおおぃ、ベネちん! コリーンは明日、魔鏡がいくってばよ!
投票する気満々の発言に見えたwww むしろキリングするぜな勢いにまで見えるwww
(-419) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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生きるのがつらい、というよりは―――
独りがつらいのです。
(524) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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『 踊 り 』
『 狂 い 』
『 踊 れ 』
[囁く呪いの声、響き続ける音楽。 血闇の中、炎の中、踊り続ける対の仮面は、鮮やかなストロベリーブロンドに縁取られる。王や支配者等要らぬと言う彼女を、男が咎める事がなかったのは何故か。]
仮面の下の お前の顔は、 私は、覚えてはいる事になるな……。 昔のシリィと。
お前がセシルに見せたがった素顔と。
(*56) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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[仮面の主人で無くなれば、第二王子のよう、おのれの顔を失う。 顎を掴んだ感触の甦る、或いは、陽光の下、アイリスの傍で笑みを浮かべていた彼女の顔を失う事は、残念に思えたが。]
貴公子でも無い男の顔を、 留めておく価値は無い、だろう……?
(*57) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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[さてあてどなく彷徨ってはみたものの、結局誰も見つからず。 窓から漏れる光が本格的に暗くなった事に気付いて、ふと思いついたように庭に繰り出す。 しばらく夜空を見上げたままそこで過ごし、今宵は部屋に戻るだろう。**]
(525) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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/* 結局ソロール(しかもどうでもいい)で終わってしまった。
(-421) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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[雫落とす頬、ただ口元の微笑で 悲しんでいるわけではないのだと 暗闇の中何処まで伝わったのか 頬に触れた唇 輪郭なぞる手の傷もまた肌で感じ
銅色は暗く、緑は色を成さずとも 彼の美貌は変わらず此処にあって 己へ向けられている――それだけで満たされる心地がした。
衣服落ちる間にも、甘いキスは止まらない。 絡む水音に刺激され下肢に帯びる軽い痺れ。 身を捩りお返しとばかりシャツのボタンをはずしていく その手は少し震えていた]
もう
[頷く]
(-422) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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―別館・空き室―
[頷き、身を任せた。 薄暗い部屋の中で、今はもう彼だけしか見えず*]
(526) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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巻き込まれる…?
[僅かに眉が跳ね上がる。 今更と言われたらそれまでだが、事件の最中である事を思い出す。 そして、自分が母から託されている事があるのも]
……、…いや
[冷たく。それは死んだ妻の体温を思い出す。 思えばあの時が、きっかけであったと]
ああ、これは失礼。 年頃の姫君の前でする顔ではありませんでしたね。
[眉間に皺、と指摘されて男は苦笑した。 指先で軽く解して、それはもう消えてしまったが]
(-423) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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― 自室 ―
[部屋にお通しすると、アンナは公爵様の御趣味を覚えていたようです。]
『紅茶とジャスミンティーどちらが宜しいでしょうか?』
[そのような問いかけを、向けたことでしょう。 私は公爵様がどちらを選択されたにせよ、ジャスミンティーの方を選択致しました。西洋の部屋の中、漂う花の香りに、仮面の下眼を細めます。]
先程の話ですけれど、資格というのはどのようなものか 私には判り兼ねますわ? 想いがあれば、それだけで、きっと資格となると思うけれど。
[そんな会話を切片に、その後も暫くは話相手をして頂いたのだと思います。]
(527) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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[果物の皮を剥くように黒絹を引き剥いで、現れる白い果肉。 それに口を付ければ破滅が待つと分かっていても、歯を立てて貪らずには居られない。]
我愛你
[幾らか覚えている数少ない異国の言葉。 囁いて、カバーの掛かった冷たい寝台の上に、彼女を横たえた。*]
(-424) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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―別館・空き室― [冷たい寝台の上に彼女を横たえ――後は闇だけしか知らない。**]
(528) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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……すまない。
[詫びる事しかできなかった。 結局、彼女から間接的に兄を奪ったベネデットは真にコーネリアの傍に居る事はできず。 心の中で、やはり僕は阿呆だと、呟いた]
(529) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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/* あれ、オスカー落ちか。
(-425) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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……ひと時の気の迷いですと、何度申し上げればよいのでしょう。
[セシルの名が出る度に、殺意と甘い夢が、胸を轢ませる。所詮は、幼い頃に抱いた幻想を彼に押し付け、仮面以上に上辺しか見ていないのを、分かっていた。むしろ、決闘を挑まれ続けているというバーナバスの方が、セシルについて詳しいだろうことも、両者対峙した時の空気で理解している]
シリィの貌を、アイリスの影を、 覚えておいて欲しいと貴方様に願うなら、
あたしも、貴方様の貌を、覚えなければ不公平だと……いえ、違いますね。
(*58) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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[セシルとは似ても似つかぬ体つき 白く柔らかな曲線に、幾つもの痕が残されていく]
わ、たしも
[冷たい寝台を背に感じながら 両手伸ばして求める仕草]
愛してるの
[母国語聞こえれば同じように 教わったセシルの国の言葉で囁き、微笑む]
―――…嗚呼、わたし
しあわせ**
(-426) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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/* 何がどうしてこうなった 明日の吊り襲撃さっぱり予想つかん。 ルカさまかなあ
襲撃 気配感じられてない私は 相当鈍いんでしょーか。
(-427) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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厄介者の相手を引き受けてくださった "善人"の面を拝みとうございます。
……貴公子でなくとも、貴方様はパートナーですもの。
一夜の仮面舞踏会と。 この、終わらぬ死の舞踏会の。
いけませんか?
(*59) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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─ 別館 バーナバス自室 ─
[寝台の脇の引出しには、例の呪われた仮面の片割れと、第四王子から受け取った離宮の見取り図が入っていた。日暮れまでに離宮内を確認して回る時間はあっただろうか。 真夜中、アルコールが切れて発作的に叫び声を上げて目覚める。何かに突き動かされるよう、震える手で見取り図を胸に仕舞い、仮面を身に纏った。酒を含んでも、渇いた喉は上手く言葉を紡ぐ事が出来ず悪寒は止まらない。]
嗚呼、確かに、 確かに、この身は呪われてある訳だ。
私の顔など、何時でも見たい時に見れば良いさ。
[本来は利き腕ではない右で確かめるのは、ナイフ──男が向かう先は。]
(*60) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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/* 薔薇グラで見た目男の女子セシルと女子オスカーがいちゃこらしてます。 これ、どうなんだろう 薔薇NGなひともこれはいけるんだろーか 百合駄目なひともこれはいけるんだろーか
(-428) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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―――…詫びるなら、私の傍に居て下さい。
(-429) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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年頃の姫君……―――。 このような私でも、そう言っていただけるなら、嬉しいわ?
でも、そうであったなら、私の家庭教師のお顔は とても残念なことになるのだけれど。 だから、あの歳になってもお嫁さんもらえないのかしら?
[公爵様のお言葉に、私はわざと明るく答えました。 いつもの私からすれば、不自然なほどだったでしょう。
公爵様の裡を知らず。 唯、今は、もっと冷たく白く慣れる術を探すのでした。]
(-430) 2011/02/08(Tue) 01時頃
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