244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、カリュクス、メアリー、メルヤ、ラルフ、ドリベル、ガストン、リッキィ、ペラジー、フローラ、レオナルド、ピスティオ、フェルゼ、シーシャの13名。
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[>>1:356魔法の材料に関しては覚えが悪かったので丸投げしていた。
食糧を買い足せば満足した。 ふと、リッキィが目で追って ────逸らしているのに気づいたか。
それが男ならまだわかったが。 女性ばかりだったので、疑問が湧く。
思えば踏み入らないようにしてきた。 ─── ぞんざいな口振りと態度でも魔女は魔女。家主は家主。
追いだそうと思えばいくらでも追い出せるであろうとフェルゼは考えていたから。 ほんの些細でだけども深く根を張った───距離 ]
(0) 2018/06/15(Fri) 23時頃
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[>>1:357どうしてもシチューが食べたいらしい。 それだけ楽しみにされていれば悪い気はしないがそれはそれだ。]
おいしい料理を食べるためでもあるだろうがッ!
埃の入ったシチューを食べたいか? あ゛? 本を買うなとか言わねぇけどきちんと片付けろ!
埃は無くせ! 埃積もってるとこに料理置きたくない!
埃積もって死ぬ人間もいるかもな! 俺は死なないけどな!
[腰に手を当てて見下ろす わっしゃわっしゃと頭をみだして なんでこんなのに育てられて清潔好きになったのか。]
(1) 2018/06/15(Fri) 23時頃
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嫌ならせめてテーブルを拭いとけ クリームシチューはもちろん、作る。
[但し掃除の後だ。と注釈をつける。 家に帰って尋ねたかったのはそうじゃないので
頭を抱えたが、もうこれは癖になっているので仕様が無かった。 素直でないのは生まれつきだ]**
(2) 2018/06/15(Fri) 23時頃
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[片腕を失くしたとて元々の体格の差は歴然としております。 びょーんと飛び付かれたとしても何ともないに違いありませんが、そうしないのはドリベルのいいところです。]
うあー……おはよう……。
[元々的が大きいのです。近くまで走り寄ってきた身体はぎゅっと右手で抱き寄せて。流石にここまで近くに来れば、寝坊助の目にもまぁるい耳が目に入るでしょう。]
…………う、ごく……
[くるみの殻で拵えた耳じゃ、ここまでピクピク動かないでしょう。]
(3) 2018/06/15(Fri) 23時頃
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[ ぐすぐす、ヒックヒック。 だって一番大切で大好きな魔女なのだから その魔女の一言一句で喜んだり不安になったり ため息ひとつでビクリと肩を震わせて>>1:365 でも、デートに行くと言われたから。 ]
はい……、はい、うっ……。
(4) 2018/06/15(Fri) 23時頃
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[魔法使いが一般常識を心得ているとは言い難いが、正装した男が女の服を買いに来て値切るのはありえないというぐらいは想像できたので値段交渉はせず。 そしてやはり額が張るだけあって店員の動きも早くて――] そうかなぁ……
[メルヤの訴え(>>1:350)を受けて素早くワンサイズ下のものを手渡していた。 記憶の感触を辿ればあれぐらいあったと思ったのだが……ただの読み違いであろうか、あるいは強い印象による美化とか何かしらの欲目によるものかもしれない。 メルヤがまた頭を引っ込めたあとは右手を何度か握ったり開いたりしていた。 やがて試着が終わったメルヤが出て来たら――] ぅわ…! [ただ一声と、身じろぎと……呆けて魔導書を落っことしたバサッという音だけで、彼が受けた全てを表していた]
(5) 2018/06/15(Fri) 23時頃
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[ 一生懸命涙をこらえて、すう、はあ、深呼吸。
デートが男女のものだって理解はしているけれど 魔女とのお出かけが何よりの楽しみで ただのお出かけよりもデート、の方が より魔女と近づけてドキドキしたりして
そんな自分は、やっぱり男の心なのか。 体は絶対的に女性のものなのに。 女性として生きて、 男性とデートしたい魔女だから>>364
……本当は一緒にいたいなら やっぱり男じゃなくちゃならないのか、 なんて。 ]
(6) 2018/06/15(Fri) 23時頃
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[ 魔女の悩み>>1:363も知らない自分には そんな事しないで、とも言えるはずもなく 残されるとか残してしまうだとか まだまだ遠い未来のように思えていて
ああ、でも、それでも。 いつか、自分の方が年をとって シワクチャになってしまって。
古いオモチャは捨てられるのかなあ……? そんな悲しい想像を巡らせることもあって 一人、密やかに涙する夜もあるのだから。
嫌われるのも、捨てられるのも、怖くて。 それよりも残酷な結末はあるのだろうか。 でも、今は目の前の幸せを。 ]
(7) 2018/06/15(Fri) 23時頃
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[メルヤが差し出した片手を受け取るように乗せさせて、店を後にし――]
帰るにしても、街から出ていくところ見られたら目立つしなぁ…… 来たときの服だったら郊外に住んでいるんだなで済むけど、この格好して徒歩で出て行くってさすがに…… [魔法使いだとバレてはいないにせよ、正装した男女が森に分け入れば怪しいことこの上ない。 そこから崖上の館のことを連想でもされれば洒落にならない。 なら何故着替えたのかということになるのだが、それはさておき]
(8) 2018/06/15(Fri) 23時頃
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…男とか、女とか、分かんないです。 わかりたくない、かな…。
[ それは身体ばかり大人になって 気持ちがついていけない子供の言葉。 それには昔々見てしまった 巫女入りの儀も関係している。
自分の友人だった少女。 どうしてもわたしたいものがあって 神殿にひっそりと入り込んだなら
裸で、神官たちに何か奇妙なもので 貫かれて泣いて苦しんでいたのだ。 神官たちに生えていたアレは、
……その時の彼らの横顔は。 ]
(9) 2018/06/15(Fri) 23時頃
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昼間のうちは街にいたほうがいいかもね どこかで昼食を摂って……昼から芝居でも観ようか そのあと公園で時間を潰せば、薄暗くなってくるだろう ――こんな機会、なかなかないしね それに、午前中だけで帰るなんて僕はイヤだよ [そんな提案をしてみた。 もちろん決定権は彼にあるのだが、メルヤの表情が華やぐか見たかった。**]
(10) 2018/06/15(Fri) 23時半頃
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………デート、行きましょう?
[ でもそれらを思い出しそうになって そんなの嫌だと笑顔で塗りつぶして 目の前の幸せに手を伸ばして、指先を絡める。 涙を拭いて引き寄せて いつも通りの二人で街に向かうのだ。
今日は何かと、買い出しをしなくてはならない。 そんないつもの買い物になるはずだった。 ]*
(11) 2018/06/15(Fri) 23時半頃
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[ そして、街中にて。 ]
[ 魔女と訪れているからか、 話しかけてくる同年代は少なくなっていた。 魔女と手を繋いでいれば自然と笑みも深くなって 手をつなげは自然と距離も近くなって
生活に必要なものや食料品を探して 重い物を持つのは自分の役目。 子供ならともかく彼女より背が高くなった今は 自分がやるべきだと信じている。 ]
(12) 2018/06/15(Fri) 23時半頃
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フローラ様、次はどこに行きましょう?
[ 声も自然と弾んでそんな事を訪ねた矢先。 一人の少女に声をかけられた。 自分と同じ年頃で、そう言えば以前 スカーフを貸したことがあったような。 ]
『こんにちは、ラルフさん。 この間は有難うございました。 スカーフ、お返ししますね!』
……あ、有難う? 別に良かったのに。
(13) 2018/06/15(Fri) 23時半頃
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[ 笑顔で受け取ると、少女はチラチラと 自分と魔女とを見比べて。 その、あの、と言いにくそうに、 それでも真っ赤な顔をして尋ねてきていた。
その女の人とは、どういう関係なのかと。
パチリ、大きく目を見開いて瞬かせて。 ]
……えっと。 フローラ様、は………………。
[ 答えに窮して振り返る。 おもちゃと持ち主、なんて口が裂けても。 恋人?恋人に様なんてつけないだろう。 主人と従者が一番近いのか。 どちらにしても困った時は魔女頼りの癖は まだまだ抜けてはいない。
(14) 2018/06/15(Fri) 23時半頃
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それでも自然と魔女を背にかばうようにして 少女に相対してしまったものだから
少しばかり、少女は 傷ついた顔をしていたかもしれない。 ]*
(15) 2018/06/15(Fri) 23時半頃
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良かった……!力、ちゃんと引き継がれた……! 熊か……熊になったのか、どり……! 熊はすごいぞ、足も早いし、力も強い……。
[これで、何だって出来る……何処にだって行ける…… 男はほんの少しだけ笑顔を歪めて、柔らかな耳を撫でました。]
どり、……きちんと、全部熊になったら…… もっとこの山、遠くの事まで、教えるから……
[山の外れ、熊の脚なら数時間で人里に出られる場所を教えて……そこで、さようならを教えなければ。妹たちを探しに行っておいで、と背中を押してやらなくては。
窓の外、夏の間は青く繁った楓の葉の先が、ほんの少し赤く染まる頃の話。]**
(16) 2018/06/15(Fri) 23時半頃
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/* ……………ッ、ッ!
(-0) 2018/06/15(Fri) 23時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2018/06/15(Fri) 23時半頃
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/* ドリベルとバイバイするのが嫌すぎて季節の進みを遅らせる
(-1) 2018/06/15(Fri) 23時半頃
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/* えっ一緒に冬眠します?????しちゃいます?????腹のとこでトトロします????ええやでおいで????
(-2) 2018/06/15(Fri) 23時半頃
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/* だってどりが可愛すぎるのが悪い……
(-3) 2018/06/15(Fri) 23時半頃
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[落とした本は店員が拾ってくれた]
んーむ。どこか着替えできるところとかないですかね。 服を買った店にお願いするのは営業妨害かもしれませんし。
[結局、時間を潰すしかないと結論づけた]
昼食を、摂る。 やったー、お昼ご飯作らなくて済む。他人が作ったご飯をのんびり食べられる〜。
[喜色満面で大はしゃぎ。ご飯を作るのは家事の中で一番好きなのだ。けど、それとこれは話が別なので]
せっかく良い服を着てるのですから、ちょっと良いレストランにでも行きましょう。ね、
ご奉仕、がんばりますから。
南方の美味しい料理が食べられる新しい店ができたと聞きました。カレーだかツレーだかいう名称の料理だそうです。
[あっち、と店の方を指差して歩き出した*]
(17) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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―街でのこと―
[着飾った魔女を見て。 嬉しそうに、感嘆の声を漏らすペラジーへと>>325 薄桃色のワンピースの裾を摘んでみせて。 完璧なカーテシーを披露する]
……ありがとう。 けれど、花の妖精は言い過ぎね。
[弟子以外、きっと誰にも気づけない程度に 微笑いの粒子が混じる声で応えながら。
黒い森の住人になったばかりのペラジーに 魔女の名の意味を、尋ねられたときのことを思い出す]
(18) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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―回想:花のうてな―
[自分の名の意味を知って、興味をそそられたのだろう。 ペラジーは魔女の名前の意味を知りたがった>>1:178
弟子の知的好奇心の発露や 褒められて、はにかむ可愛らしい仕草は。 最初の頃>>1:180とは違い、新しい環境に慣れて のびのびと過ごせるようになった現れだろう]
(19) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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私の名前は、花のうてなの意味よ。
うてなと言うのはね、花の一番外側に在って 花全体を支える部位なのだけれど……
[と、自らの名の説明をして]
……そうね。折角だから、 本物を見て、お勉強をしましょうか。
[おいで、とペラジーを促すと。 小さな手を引き、さして広くはない館の中を移動する]
(20) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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[魔女がペラジーを連れて行くのは、 隣接する、館の何倍もの広さのある温室だった。
館の通路の先にある硝子の扉を開ければ。 湿度を伴った暖かい空気と、植物の匂いが流れ出る。
建物そのものは、教会の聖堂のかたちをしていたが 四方を囲う壁と屋根が石ではなく、全て硝子で作られていて。 燦々と輝く陽光が、内部を惜しみなく照らしている]
(21) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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[種々多様な花と薬草が栽培されている 整然と区割りされた温室内の、とりわけ日当たり良好な 花の咲いている区画にペラジーを導くと]
御覧なさい。 この部分が花弁で、これがうてな。
[興味津々の表情を浮かべる可愛い弟子に。 幾つかの種類の花を差して、つくりを教えたものだった]
(22) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2018/06/16(Sat) 00時頃
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―そして、現在―
[幼い頃から十年以上、世話をしてきたのだ。 僅かとは言えペラジーの顔色が変わるのを 魔女が見逃すはずもない>>1:325
未だ、病の完治していない心の臓に 楽しくて興奮しすぎて、負担が掛かったのだろう。 顔色や呼吸を見て、深刻な事態ではなさそうだと そう、判断をすれば]
朝から歩き詰めだったものね。 疲れたでしょう? 少し、休みましょうか。
[無理をしては、だめよ――と、軽く注意をするのに留めたのは。 ペラジーが自分を律することが出来る子だと、 誰よりも知っているからだ*]
(23) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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[顔全体で不満を表現しながらも 腕の中から離れる気は、毛頭ありません。
よく見て。と、ガストンのシャツをぐいぐい 皺がよるくらいに引っ張って ついでに背伸びのおまけもつけましょう]
うん!うごくよ [どうだ!と、胸を張りたい気分です 大人への第一歩、とは少し違いますが 少なくとも、ガストンとお揃いになれるのですから]
(24) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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[足が早ければ、人間が来た時に教えに行ける。 力が強ければ、疲れた時に支えになれる。
なにより、お揃いなのですから わからないことも教えてもらえるでしょう。
目の前の喜びに夢中な少年は 自分の耳を撫でる男の笑顔が、少しだけ歪んだことに気がつけません。
ただ、嬉しくてたまらないと 体を捩って、けらけら笑い声をあげて]
悪い人間がどの辺りから来るのか。も!
[山の遠くのことを教える。 その言葉の意味を少年は知りませんでした。]
(25) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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[山の色々なところを教えてもらったなら 悪い人間が来る場所を、岩や倒木で閉ざしてしまおう そうして冬の間、二人でいても安全なように 眠れる場所を探そう。そんなふうに考えて]
ガストンとお揃いだね!
[伝えたかったことの一つ 熊になったことは、伝えられました。
けれど、ここに残ると決めたことは あの日のまま、緩いでいないのだから 伝わっているのだろうと
そんなふうに安直に考えている子熊の耳にも どこからか、微かな虫の音が届き始めておりました*]
(26) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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/* 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!
(-4) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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── 十数年後 ──
[懐かしい記憶を夢に見た。 まだずっと小さかった時のこと。
あれから今まで何度か 家出した当時のことを客観的に振り返ってみて、
私の受け止め方が悪かったんじゃないかとか 心配して探してくれているのでは、とか、 大人になるにつれて冷静に考えられたりもしたが その思考に至る頃にはずいぶんと時間が過ぎていて。
会いたいなと思う気持ちと同様に もうどうでもいっか、 なんて薄情な心情も確かに胸裏に存在してた。]
(27) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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( 今も独りだったら、 あの町に戻ったのかもしれないけど… )
[と、思い浮かべるのは かれこれ数十年の付き合いになる彼について。
まだこの時間なら自室で寝てるんだろうなぁと 壁掛け時計から予想しつつ、ベッドから出る。]
(28) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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[自称魔法使いの弟子(居候)になってそう経たずに 割と早い段階で魔法を使うことを諦めたのは、 全くこれといって手応えを感じなかったから。
習得するよりピスティオに甘える方が確実に早く、 もういっそ私の存在に慣れさせてしまえと 視点を切り変えたのもかなり初期の段階だったか。
すぐに別れるつもりが、 へんな居心地の良さと魔法の便利さに魅せられて ずるずると長く居着いている現状。
もう19歳になった。
最近では、もうこの家を出て行くよりもピスティオを 誑かして嫁になってしまえば円満解決じゃないかって、 真剣に考え始めている。 どうせ取り合ってはくれないんだろうけど。]
(29) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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[ゆったりとした時間が流れる家と、 あたたかいベッドのある自分の部屋。 美味しいご飯だって出てくるこの場所は手放しがたい。
…これだとピスティオの存在価値が 魔法と料理の腕って言ってるみたいだから、 顔も良いと思うってちゃんと明言しておこうか。]
──…たまにはご飯作ろうかな
[居候の身の上、掃除や洗濯は手伝うが、 料理はほとんど任せきり。
でも、彼の嫁枠を狙っている今、 もっと使える奴だと認識させたほうがいいだろうと 浮かんだのが これ。]
(30) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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[出来上がってもまだ起きてこないようだったら、 冷める前に食べさせたいから部屋まで起こしに行こう。 眠たがってもしーらない。
メニューはどうしようか、 懐かしい夢を見たから──ハンバーグでいっか。]*
(31) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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[口の悪さは育て親譲りか ……いや、この家にやってきたその日から 三歳児の彼奴は口が悪すぎた気もするが
埃をなくせ、テーブルを拭けと怒り出すコイツは 最近は、もうどっちが親なのかと 判らなくなってきているのが本音で。
無論何倍も長生きしている魔女であるし、 この家の家主は自分で、彼は拾い子だと。 自分が親であるのは判りきっているのだけれど
……こう、見下されて頭を乱されると どう考えても子供扱いされているのは自分のほうで ──── 解せぬ。 ]
(32) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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[ぶつくさぶつくさぶつくさぶつくさぶつくさ ぶつくさぶつくさぶつくさぶつくさぶつくさ
恨み言をぶつぶつ言いながらテーブルを拭く 無造作に置かれた書類に、迂闊にも手が触れたなら 床に舞い散る紙の束
あわあわしながら拾い上げて、 テーブルの上に置こうかどうか迷った末 なんとなく同居人の厳しい視線も感じたゆえに 物置と化した自分の部屋へと放り込む(文字通り)
そうしてテーブルまでもどれば さて、魔女はどこまで拭いたっけ? と首かしげ
たぶん有能な同居人が100掃除する間に きっと、自分は1も掃除できていないのが現状。 ]
(33) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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[そんな閑話休題はさておき、 久方ぶりに「モノの乗ってない」テーブルで食べる クリームシチューはおいしかったし、 小さめにカットされた星型のにんじんはうれしかった (おいしかったとは口が裂けても言うもんか)
魔女の棲む森は夜は冷える 暖炉にあたたかな火をいれるのは、 今はどちらの日課になっていただろうか。
煌々と燃える魔法の火。 フェルゼは自室に篭っているか、どうか。 シチューを食べ終わって、夜が来て やさしい炎を眺めながら、ちいさな魔女は 安楽椅子でカップのココアを揺らしていた ]
(34) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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[街ゆく人間たちを眺めていた ── 小さな子どもだった人間たちは、 親に愛され、思春期を迎え、そして大人になっていく
魔女の親は、人間に殺された その話は肝心なところが削除され、 美談や教訓のように人間の間で語り継がれた
中途半端に語り継がれた伝承のせいで 苗字を名乗ることすらできなくなった
魔女の成長は、魔女によって止められた 人間と魔女が手を取り生きることを そのときに否定された気がした
魔女は人間の希望にすらなれない 自分の名前を名乗ることも、しなくなった ]
(35) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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[恨んでいるとか憎んでいるとか そんな感情はとうに忘れてしまうほど 随分と長い時間を生きて過ごしてきた
それでも、時折思うのだ。
私だって、大人になりたかった。 私だって、自分の名前を名乗りたかった。 ── 私だって普通に暮らしてみたかった。 ]**
(36) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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/* >>33の机の上の現状は、掃除ができなくてしょっちゅう机の上片付けろ、拭け、と怒られている私がソースです。久しぶりにモノのない机で食べるご飯はおいしい、というのも実体験(まがお
(-5) 2018/06/16(Sat) 00時半頃
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―少し先のお話―
[魔女のアドバイスに素直に頷いて。 考えながらペンを走らせる弟子を、微笑ましく眺めていると。 「書いたの見ないで」なんて言われてしまう。>>1:328
相手が弟子とは言え、手紙を覗き見るような真似は 確かによくない。
それが小説の受け売りで。 言ってみたかっただけとは気づかないから]
……ペラジーの言う通りね。 私は席を外すから、 何か困ったことがあったら呼びなさい。
[ほんの少しの寂しさを感じながら、ペラジーの部屋を後にする]
(37) 2018/06/16(Sat) 01時半頃
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―そして、ある日のこと―
[ペラジーが文通を始めて、しばらくが過ぎたある日のこと。 魔女にも一通の手紙が届く。
送り主は、数少ない魔女の旧知の魔法使いだった>>1:305
手紙を読み終えると、早速、返事を認めて。 アトリエで薬の調合を始める]
(38) 2018/06/16(Sat) 01時半頃
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親愛なる、ガストン様
お手紙を下さり、ありがとうございます。
世を厭い閑居する身なれど。 いえ、むしろ、それ故にと言うべきでしょうか。 こんな私を頼っていただけることを嬉しく思います。
ご所望されるものは痛み止めとのことですが、 人の子を養い子とされたなら、その他の薬も必要となることがあるかと思います。 お節介とは存じますが、いくらか見繕ってお送りしますので、どうそお納め下さい。
傷の方は快方に向かわれているとの由、安堵しておりますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
(39) 2018/06/16(Sat) 01時半頃
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近況ですが、十数年前の旱魃のときはご心配をおかけしましたが、黒い森は概ね平穏を取り戻しております。 その際に縁あって、人の子を養い子とすることとなりました。
子供と暮らした十年余年は、これまでの百年よりも遥かに充実し楽しい歳月でした。ガストン様の恨み辛みが和らいだように、私の悲しみと後悔も和らぐように感じます。
素敵なお品をありがとうございます。 早速、試させてもらいましたが、ガストン様のお人柄を思わせる優しい味ですね。 叶うなら、また、山の恵みを頂戴できますことを期待しております。
黒い森の住人 カリュクス
(40) 2018/06/16(Sat) 01時半頃
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[依頼された痛み止めだけではなく。 熱冷ましや虫下し、化膿止め等の膏薬や舐剤を 容器に入れ、ひとつづつ油紙で包んでいく。
あまり考えたくはないけれど、 熊の魔法使いが人間に危害を負わされることも考慮して。 外科的処方に使えるように、麻酔薬も併せて、 薬を詰め込んだ革袋に入れるのだった]
使わないで済めば、良いのだけれど。
[そう呟くと、小さく吐息を漏らすのだった**]
(41) 2018/06/16(Sat) 01時半頃
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そ、そうなのか…… いつもありがとう、うん
[メルヤが料理好きのようなのは知っていたし任せっきりだったが、作らなくて済むのがこんなに嬉しい話(>>17)とは――華やぐ表情が見たかったし実際に見れたのだが、矛盾したような現実に愕然とした。 とはいえ自分が手伝うと味が大きく落ちるし、研究の時間まで割く気にはなれないのでやはり任せっきりにするしかないのだが……今後はせめてもっと労ろう。]
(42) 2018/06/16(Sat) 08時半頃
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― カレーだかツレーだか屋 ―
かれぇ…… つれぇ…… すごく美味しいよ……美味しいけどさ…… なんでこんな名前通りなの…… 吸血鬼になったらこの刺激、大丈夫になれるのかな…… あ、そもそもこんな料理食べなくなるのか……勿体無いなぁ、なんとかならないかなぁこれ 辛くなかったら毎週でも食べたいんだけど…… [魔法使いなら未知なるものへの好奇心は旺盛だ。 ひと目見て、これは人間の根源に訴えかける魅力がある料理だと悟ることもできた。 この店も、この料理も、この街でもっと流行るに違いない――それは確信できた。 ただ――彼にはスパイシーな辛さへの耐久力が無かった。 しかも困ったことに正装である。 優雅たれと言うほど誇りはないが、この格好で辛さに派手に悶えたり首元をはだけて扇ぐわけにもいかず――気付かれないよううーっすらと風魔法を唱える小細工までした。 ただ、この料理自体はとても気に入ったらしく、吸血鬼研究の薀蓄がよく漏れる魔法使いからこの日のことも語る機会が増えることになる。*]
(43) 2018/06/16(Sat) 08時半頃
|
|
辛くて辛いからですよ、きっと。
[いつもと違う服を着ているのを忘れ、胸元に指を引っ掛けてぱたぱたと風を送り込む ]
料理人をつかまえてレシピを聞き出してみますか。
[店員に話を聞いてみると、この国で手に入れるには難しい香辛料を使っているので、レシピを知ってもご家庭で作るのはおそらく無理との事だった]
あ、その香辛料を販売用に輸入してセットで売れば、儲けになるんじゃないかしら。え、ご家庭で作れるようになるとこの店が潰れる?
んー。でも、このナンってパンはこの店でしか食べられないし、私はこれは好き。カレーの辛さが和らぐし。
あ。
[今はデート中だった事を思い出した]
次はお芝居を見に行くんでしたね。ちょうど、というかなんというか、吸血鬼物を演っているようですよ。
(44) 2018/06/16(Sat) 10時頃
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|
[移動した小さな劇場。看板に、髪をオールバックにした顔色の悪い男の口の発達した犬歯、割と若くて男前の吸血鬼。その吸血鬼の腕の中で金髪の美女がぐったりとしている絵]
このくらいの年齢で研究が完成しなくて残念でしたね。
[ハンカチで目元を拭い、彼の背中をそっと叩いた。
小さな劇場は閑散としていた。平日の昼だから当然だろう。それでも劇団員は手を抜く事なく魅せてくれた。
その芝居は悲恋物だった。出逢った男は吸血鬼だった。恋に落ちる男と女]
(45) 2018/06/16(Sat) 10時頃
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|
[恋するが故に血を吸われたい女。 恋するが故に血を吸えない男。
やがて男は女の前から姿を消しーーー
ーーー女は男を諦めて家族を作った。
年老いてベッドに寝たきりになった女の枕辺に男が立つ。女が男に手を伸ばして、幕が降りた。続きはご想像にお任せしますというスタイルらしい]
うっ……うっ……ぐす。
[さっき出したハンカチがメルヤの涙でぐしゅぐしゅになっていた。この有様では街に出て行けないので劇場の廊下に置かれたソファに座って感情が落ち着くまで小休止*]
(46) 2018/06/16(Sat) 10時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2018/06/16(Sat) 10時半頃
|
―― 文字でのおしゃべり ――
[それは、前に作ったテントウムシが乾ききった頃。
色とりどりのテントウムシを窓に飾ろうとした時 ちらりと、ポストの中に見えた影>>1:320 浮き足ってポストの中を覗き込めば そこには、手紙が一通入っておりました。
宛先はだれと書かれているのでしょう? 落ち着かない手を抑え、手紙の表を確認すれば そこに書いてあったのは、自分の名前 その上、筆跡に見覚えがありましたから 返事が来たのだと、すぐに気がつけます。
返事が来たからには、次の返事は自分の番 ぱたぱたと家の中に駆け込んだ少年は 机の上に羊皮紙を広げました]
(47) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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フェルゼへ
お返事ありがとう。 うん。ドリって呼んでくれる方が嬉しいな。 ガストンもそう呼ぶから、そっちの方が落ち着くんだ。
あ、ガストンはね。飛び乗れちゃうくらいにおっきいよ ガストンはちょっと前にケガしたから さすがに今は飛び乗るのはガマンしてるけどね。
リッキィさんは、色々な魔法が使えるんだね! フェルゼも魔法が使えるなんて、二人ともすごいや ガストンは他の魔法は使ってるところ見たきおくないから 魔女や魔法使いも、色々ってことなのかな? そう考えるとちょっと面白いや。
ニンジンケーキはね、オレンジとシナモン入れるのがコツだよ リッキィさんもニンジンケーキ食べられるといいな。
テントウムシ2匹、いれとくね。 ドリ
(48) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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[書き終わったなら贈り物の準備。 小さな袋を紐で手紙へくくりつけます。
完成した手紙をポストに入れたなら 無事に届くように、手を合わせてお祈りのポーズ。 ぱたぱたと駆け足で家の中へ戻っていったのでした*]
(49) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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[アタシの目の前で泣き出すキミ。>>4 身体ばかりが成長しちゃって、 こんなところは全然、成長してないんだから。
だけどそれも──── きっとアタシのせい。 こんな隔離された森の中で2人っきりの生活。 今まで たいして変化を求めてこなかったとすれば 心が育たないのは、道理なのかしらね。 個人的な我儘を言えば いつまでも──── キミはキミのままで いてほしいけれど それだと ひとりで生きていけなくなるわ。 ]
(50) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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[ キミのコトまで 数々の罪には 含めたくないの
残されたキミが 幸せを享受すれば キミを拾い 育てた事は アタシの 唯一の善行となる
拾ってよかったんだって 思いたい ]
(51) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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……ま、まだ分かんないなら おいおい考えればいいわよ…おいおい、ね [" 人間世界でも キミが困らないように " 為すべきことは分かってるのに、 キミの涙を引っ込ませる事を優先して 結局、折れてしまう。 街に向かいながら繋いだ手>>11は あたたかい この温もりを知ってしまったからこそ アタシの心は蝕まれていく。
── 過度な自己防衛で 炭へ変えた屋敷や、村 その中には きっと 温もりを分かち合い 生きてきた家族や恋人 そんな人達も混ざっていたのだ、と。 ]
(52) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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[それでも街に着けば、少しづつ心は晴れていく。 ミルクや果物 重いものは" 彼 "に任せて。 チカラ持ちねー なんて揶揄いながら キミを見上げて、笑う。 ] そうね……次は…お洋服でも あら? [次に行く場所を尋ねられて>>13 んー、と辺りを見回していれば 近付いてくる少女。キミの顔見知りかしら。 ]
(53) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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[会話を聞けば、どうやらスカーフを貸したらしい ──── スカーフを貸すような状況、って何 " 女性には優しく運動 "の一環なんでしょうけど
この少女は、アタシとの関係まで聞いてくる。 真っ赤な顔して。>>14 キミの背に隠されたような形になったアタシ。 横から ひょっこり顔を出して 少女に声を掛ける─── にこやかに。 ]
あら、ラルフの知り合いかしら ウチの従者がお世話になってます [表情を崩さぬまま、今度はキミの顔を見上げて ]
(54) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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ちょうどよかったわ アタシは お洋服をみてくるから 此方の方と紅茶の香りでも楽しんでらっしゃいな
女物の服なんて 興味ないんでしょ? [別に、お揃いのドレスを断られたから─── ではない、けれど。
" じゃあ、あとでね "と手を振り ピンクのドレスをひらつかせながら 足早に立ち去ろうと。 ] *
(55) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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[キミは人間の世界で もっと深めていくべき そんな母親の様な気持ちと─────
デート中に他の女、しかもキミに好意をもっている 女に入り込まれたヤキモチ そんな恋人の様な気持ちと。
どっちの比重が大きいなんて考えないけど なんだか無性に腹が立った、だけ。 腹が立ったのならヤキモチ全開じゃないかって?
──────── しらない。 ]*
(56) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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/* フローラさんの変わり方が素敵
(-6) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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/* ほんんっっっっっとに木金は仕事が死んでたごめん!!!!!!
(-7) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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/* 返す!返すぞ!!!!
(-8) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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―街でのこと―
[優雅な所作にわたしはまたひとつ、ほうっとため息を吐いた。 カリュクスは綺麗だ。
見た目だけじゃなくて心も。 なのにどうしてあんな森の奥に棲んで恐れられているのだろう。]
言い過ぎなんかじゃないもん。
[僅かな微笑の気配がまた心を踊らせる。
知らずに彼女が思い出していたように わたしも昔を思い出していた。
彼女の 名 の 意味を────。]
(57) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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―回想:花のうてなと海の子―
[花のうてなと聞いて幼いわたしは首をことんと傾げた。 それがわかったのかカリュクスは更に親身に教えてくれた。>>20
おいで、とうながされて慌ててたちあがる。 急がなくても彼女は待っていてくれた。
小さな手を握り締めてわたしには広く感じる館の中を移動する。]
(58) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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ここ…なあに?
[連れて行かれたのは温室だった。 当時のわたしは”温室”というものを知らずに様々な植物に目を煌めかせる。
ふわりと薫るのはカリュクスから匂うような柔らかな草花の匂い。
壁が硝子で作られていて太陽の光を浴びる様は幻想的で美しく 植物は惜しみない光を浴びて活き活きとしていた。>>21
花と薬草の違いなど当時のわたしにはわからない。 特に花が群生している場所に連れて行かれると輝いていた目が更に増す。
いろんな種類の花は子どもの心を擽った。>>22 だけど、それより今はカリュクスの説明を行儀良く聞いていた]
(59) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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カリュクス…さんは…花をささえる人…なんですね
[花を支える”うてな”の名を持つひと とても彼女に似つかわしい素敵な名前だと思った。
海辺にはどんな花が咲いているのだろうと思い浮かべたが わたしは聞かずに目の前の花々に夢中になった。]
(60) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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―そして、現在― [どうやら悟られたらしい。>>23 胸の辺りをぎゅっと抑える。僅かに乱れた呼吸を隠すのをやめた。
楽しいのに。楽しい時ほど邪魔をする病は煩わしかった。 良くなった上におとなになれると思えば 我慢をすべきだとわかっていても。]
はい……先生。
[気落ちしたのを隠す気もなかった。 せっかく楽しく過ごしていたしもっと沢山色々見て廻りたいのに
でもこれ以上カリュクスの心配を掛けたくないので虚勢は張らずに 腰を落ち着けられる場所で座り込む。
落ち着くとまた心臓が痛み出した。昂奮していた分の反動だろうか。 服の中から常備している苦い水薬を取り出して飲む。
少し落ち着いていればこれで収まるのが常だった。]*
(61) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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[少女に魔法を使いたい、と言われ 「無理だね。」と間髪なく、 少女のほうに見向きもせずに言う。]
君は人間でしょう? それは望まないほうがいい願いだ。
[魔法を目の当たりにした純粋な瞳は、 決して人間の大人にはない美しさで。 キラキラしている、という表現がふさわしい。
でも魔法っていうのは、 そういうキラキラしたものじゃあまりないんだ。
ひとたび魔法が使えるとしれれば、 2度と"そちら"には戻れない。]
(62) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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メアリー。 名を知った縁だからこそ教えるよ。 さっきはちょっと格好をつけたけどさ、 魔法を使えないほうが幸せだと思う日がくる。 だから、ダメ。
[こういう押し問答は引っ越先に着いてから、 計27回くらいはしたと思う。 まとわりつかれて夜になり、 仕方なく泊めてあげて。それの繰り返し。
僕は単純に手品を見せる延長線だったから、 ここまで食い気味にこられるのは予想外中の予想外。 おとなしい子だと思ってたのになぁ。]
(63) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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……いい、もういい。わかった。 魔法ね、マホー。
[こうして折れたのは、彼女に追いすがられて 3日目の朝。
僕は朝にそんな強くない。 なのに彼女は朝一番にベッドの耳元で
「まーほーおーしーえーてーくーだーさーいー!」
と叫ぶ。 これが毎日続くと思ったらたまったもんじゃない。 僕が折れるしかなかった。 …三日目で諦めるつもりとは思ってなかったから。]
(64) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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/* 不屈のメアリー
(-9) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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その代わり、耳元で大声はもうよせよ。 …俺の店に居候するんだったら それなりに扱いも変わるから。 いいね?
[途端、物分りのよい返事をされた。 魔法なんて人間に教えっこないんだから、本当に困った。 めんどくさい。
諦めて街に行くまでの辛抱。 名を知ってしまった縁かなんなのか。 師匠からもらった言葉はもう少し大事にするべきかもしれない。
───居候を認められ喜ぶ少女を見ながら、 気だるげに頭をかくしかなかった。]*
(65) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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/* 自分でさっきのロルで落としきったと思ってwwwww トイレ行ってたwwwwwwwwwwww落としてなかったwwww っはっはーーーwwwwww
(-10) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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[>>32口の悪さで言えば幼い頃の虐待紛いの経験故か リッキィと出会う以前から口の悪い子どもだった。
家主の考えていることはわからないが 全くわからないなりにフェルゼは親のように慕っている。 全く伝わってもいないかもしれないが。
だけど。 時折見せる感傷的な部分は 年下の子どもを見ているようで。
育て親と言って良いだろう相手の そんな顔を見るとどうしたらいいのかわからなくなるのも本音だ。]
(66) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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[>>33だがそれはそれとして恨み言がうるさい。
リッキィの家事能力を底辺扱いしている。 真相はフェルゼの家事能力が高いのかどうかは判断しかねたが。
テーブルを拭くだけで大惨事を起こしているのを食器棚の上を拭いていてじとりと見た。 視線に気づいたのか慌てて物置(リッキィの部屋)に放り込んでいる。
それは掃除ではなかったが口喧しく言う気にもなれずに キッチンの掃除へと集中した。
正直言えば、リッキィに掃除をさせる時点で予想出来た事態だ。 ]
(67) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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[清潔なテーブルの上に料理を並べたら見映えが良いとフェルゼは思う。 食欲も掻き立てられるというものだろう。
クリームシチューを平らげる姿を頬杖ついて眺めたが気づかれたか。
寒冷地の森にあるこの家は夜は冷えて 一応は養われている身の上だということを理解しているので 暖炉の火をいれるのは大体自分だったか。
小さな火を指先で灯して火力をあげる。 自分が出来るのは、この程度だ。
フェルゼはキッチンでキャロットケーキなるものを作っていた。 シナモンとオレンジを入れて出来上がったものを切り分ける。
家主と同じココアを淹れて 安楽椅子で眠っているのかぼんやりしているのかわからないリッキィの近くに座る。]
(68) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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おい、ロリババア 夜食。デザート。ケーキ……喰えよ
[単語だけ並べて強引に渡す。 魔法で燃える炎を見つめる。パチパチ、と火の粉が飛ぶ]
……なあ、師匠。お前の母親って
[何となく街の時から元気がない気がして尋ねたが、いや、いいよ、と撤回した]*
(69) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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―― ありがとうと、ごめんなさいと ――
[季節は少し遡って、まだ無花果の盛りの頃のこと 朝一番にポストの中身を確認すると 隅っこの方に新たな手紙が一通>>1:332
ここまで何度か文字を介したやり取りをして 手紙には慣れ始めた少年ですが やっぱり、新しい手紙には心が踊ります。
大事に大事にお腹へ抱えて家に戻り 藁の寝床の中、腹ばいになって手紙を読み始めます 手元にはもちろん、お返事用の羊皮紙とペンも一揃え]
(70) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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ペラジーさんへ
お返事、ありがとう。 自分の紹介もしないで、お願いだけ先にしちゃってごめんなさい。一からお手紙考えるのってなかなかむずかしいなって思いました。
名前は伝えたから、あとはねんれいと、住んでるところでいいのかな? えっと年は7才で、今ボクは山でガストンという人と住んでいます。ガストンはクマに変身できる、大きな男の人です。 ペラジーさんの魔女さんが、血がつながってなくてもお姉さんで親で家族なように、ボクにとってはガストンが、お父さんで大事な家族です。
ボクは住んでいた村が食べ物が取れなくなっちゃって、人買い。という人に売られました。 二人いた妹は、ボクより先に連れていかれちゃったから、どこにいるかわかりません。 ボクは、山で事故にあって死んじゃうところだったのをガストンに助けてもらいました。 冬まで家においてもらって、それから妹たちを探しに行くって予定でした。
(71) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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でも、ガストンはケガをして、左うでをなくしちゃいました。 だから、ボクがガストンの手の代わりになりたいって思ったんです。 だから、ペラジーさんに小さい子が困っていたら、助けてあげて。ってお願いしたのは、完全にボクのワガママなんです。
ガストンの側にいたくて、でも妹たちがどこかで困っているのもいやで、あんな風にお願いしたんです。 自分ではもう探しにいかない。ガストンといるって決めたから ごめんなさい。ボクは優しくなんかないんです。 お祈りしてくれてありがとう。 ペラジーさんが、何かで困った時も だれかが笑い顔にしてくれるといいなって祈ってます。
こんなボクでもよかったら またお話ししてくれるとうれしいです。
ドリベル
(72) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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[袖口をインクで真っ黒に汚しながら綴った手紙は 羊皮紙二枚分の長いものとなりました。
一生懸命書いた手紙でしたが 自分の願いをうまく表せるだけの言葉は まだまだ少年の中には備わっていません。
それでも、妹が見つかることを祈ってくれた 優しいその人が少しでも幸せであるように 自分がガストンに助けられたように 困ったときに、誰かが助けてくれるように。
悩みながら書いたおかげで 書き終わった頃にはお昼も過ぎていましたけれど ようやく完成した手紙をコトリ。ポストへ入れたのでした*]
(73) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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─── 十数年後 ───
[ベットに沈んだ意識を掬うように、 声がぼんやりと聞こえてくる。これは──── ]
…───メアうるさい…。
[窓のカーテンを開けられたのだろうか。 瞼を閉じてるのに明るい。
眉間にしわを寄せ、 ごろん、とかけ布団にさらに包まるように 寝返って光と彼女の声を遮った。]
(74) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[しかし、彼女の次の言葉に 掛け布団からゆーっくりとだが頭を出して 眩しさに目がやられないように瞼を擦りながら問い返す。]
朝ごはん…?君が? 作れっておねだりだと思った………
[顔だけ布団から出した状態で息をすぅーっと吸い込む。 本当だ、ご飯の匂い。]
珍し… 何企んでんの……
[彼女とワケあって十数年共に過ごしてる。 それなりに性格は理解してるつもりで、 「嬉しい」「やったー」「ありがとー」の先に、 そんな言葉が口をついて出てしまった。]
(75) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[魔法なんて使えないのとっくの昔にわかりきったのに、 あーだこーだ、メアリーは理由をつけて居座り続ける。
彼女はもう19歳。 随分と成長して女性らしくもなり、 家事もそれなりにできるし、 可愛らしい子に育ったと思う。 見た目はね。
──そう、見た目はもう僕と一緒くらいだ。]
(76) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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( すぐに記憶を消すつもりだったのに。)
(77) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[引っ越した当初、こっそり彼女に魔法をかけた。
僕と離れたら、僕のことを忘れるように。 魔法のことなんか綺麗さっぱり忘れるように。
すぐに記憶を消し去るような呪文は僕には扱えなかったし、 そうしなくても大丈夫だろうという算段だったが、 僕の考えは甘かったわけだ。
彼女は僕が当初思ったよりも頑固で淡々と図太かった。]
(78) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[食卓に向かう姿を後ろから、 まだ眠いとぼやきながらもついていく。]
( 街でいい奴さっさと見つければいいのに )
[成長した後ろ姿を見ながら思う。
もうそういう年頃の女性だ。 街の買い出しで離れて合流しようとすれば、 人間の男性に声をかけられていることだってあったし、 野菜をくれる農家の人にだって人気者だ。
きっと相手はみつけようと思えば見つかるはずだ。]
(79) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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…もしかして、花嫁修行でもしてんの?
[料理なんて特に僕に任せっきりのところだし…? 「いい奴みつかった?」なんてね。
僕は感情を読み取るのは苦手なんだ。
食卓についたら、 「ありがとう。いただきます」と手を合わせた。]**
(80) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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/* シーシャにせっとせっと!!! はーやっと返せたうれちー!
(-11) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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―また、違う日―
[ペラジーは日課となったポストの確認をすると。 封筒を手に、いそいそと自室に戻っていく。
どうやら手紙が届いたらしいが>>331 果たして、誰からの手紙だろう? どんなことが書かれているのだろう? 食事のときにでも、聞いてみようか。
そんなことを考えていたら、 アトリエにやってきたペラジーが、憂いのいろを浮かべて、 お願いがあります、と切り出してくる話]
(81) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[魔女は人間に対して、不干渉を決めていたし ペラジーにもはっきりと告げていた。
棲家に近づかれない限り、それが誰であれ。 森をさ迷おうが、獣に襲われようとも、 一切、関わるつもりはない。
(ペラジーを保護したときは 使い魔の獣たちから、森に最奥に踏み込もうとする 人間たちのことを報告されていた)]
(82) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[それを知っていて、それでも魔女に希うのは。 手紙を通じて知り合った、友だちへの同情は勿論のこと。 森を迷う小さな子に、自らの身の上を重ねたからだろう。
魔女としてなら、彼女の願いを聞くつもりはないが。 親の代わりのようなものとして、 ペラジーの優しい心を尊重したかったから]
……ええ、それは構わないわ。
その子に限らず、小さな子が森に迷いこんだら ひとまず、保護をしましょうか。
[頷いて、お願いに応える]
(83) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[ペラジーの文通相手が誰であるか知っていれば 熊の魔法使いに、事情を尋ねもするだろう。
けれど、それはまた。いつかの話――――]
(84) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[ぐい、と背伸びで近付いたドリベルの耳は男の目の前でピコピコ可愛らしく動きました。 男は頷いて答えます。]
悪い人間、避けて通るにも、場所知る必要ある。 うん、おれの知ってること、全部教える。
[秋から冬になる前に。熊が眠りにつく前に。 ……熊が罠のために殺されてしまったのを考えるなら、早く山から追い出してしまわねばなりません。
お揃いだね、と無邪気に言われて男は黙って微笑むのでした。]
(85) 2018/06/16(Sat) 14時半頃
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ー ある日の夜 ー
[その日は雨のよく降る日で、男はじんじんと疼痛を持つ腕を抑えてうんうん唸っておりました。 そこに、一通の手紙と革袋が届きます>>41 痛み止めだけでなく、一通りの治療に必要なものが込められた袋を覗き込んで安堵の息を漏らしました。
これで真夜中に唸り声をあげてドリベルを起こしてしまうこともないでしょう。
早速お礼をしたためるために、蝋燭の明かりの下でペンを走らせました。]
(86) 2018/06/16(Sat) 14時半頃
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カリュクス様
早速お薬が手元に届きました。痛めどめだけでなく込めていただいたお心遣い、有難く頂戴致します。
黒い森も恙無いならば何よりです。奇異なものですね、同じく人間の子を手元に置かれるようになるとは。カリュクス様のお側ならその子も安心でしょう。 今は手習いで文を書かせておりますので、慣れてきたなら子同士でやり取りさせてみたいものです。
胡桃のおやつがお口にあったのならば幸いです。もう秋も次第に深まる時期。旬の茸でも見つけたならばまた送りましょう。その時は是非お二人でお召し上がりくださいませ。 ガストン
[そうしてまたポストに手紙を投函したら、きっとその夜は心地よい眠りにつけることでしょう。ドリベルが既にカリュクスのところにいる子供と文通をしていると知ったら、また奇異な運命の巡り合わせに目を真ん丸く見開くのでしょう。]*
(87) 2018/06/16(Sat) 14時半頃
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[葉の先どころか、山全体が赤や黄色に染まる時期。
─────即ち、秋です。
山の木々が実をつけて、いい香りの茸が生えて、ごろごろ太った鮭が川を上ってくる……美味しいものがそこらじゅうに溢れる季節となりました。
約束の通り、男はドリベルを連れて山の深いところにまで連れていきました。 食べられる茸、毒の生えた漆の見分け方……出産を終えたばかりの鮭を拾って捌くやり方を一つ一つ教えていきます。]
あ、あれ、鬼胡桃。あれは美味しい。
[高い木の上にずらりと垂れ下がる実を指差して。 木に登れる熊もいますが、男がやれば間違いなく木がへし折れるでしょう。]
(88) 2018/06/16(Sat) 14時半頃
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[余ったシャツの袖をくるんと玉結びにして、慣れた足取りで山を進んでいきました。 また虎挟みがあるのは怖いのでドリベルを肩車にしようと思ったのですが……今度は山の木がドリベルの顔に当たります。仕方が無いので手を繋ぎ、てくてく歩いていきましょう。]
ああ、ここの辺り、下の沢に落ちると危ない。 道の真ん中、通るように。
[虎挟みが無いか、落とし穴がないか目を配りながら……それでも実りの秋に緩む頬を抑えることはなく。]*
(89) 2018/06/16(Sat) 15時頃
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/* フローラとラルフが一時的に街で別れたら ラルフが暴漢に襲われるイベントが発生するとみてる 性癖的に(
(-12) 2018/06/16(Sat) 15時頃
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―再び、街にて―
[座り込んだペラジーが、 常備している水薬を飲むのを確認したら。
少し、待っていて、と告げて。 数件先の露店に足を運ぶと、 苦い薬を服用した彼女の為に飲み物を購入する]
どちらが良い?
[差し出すふたつの素焼きのマグの中身は、 ペアサイダーとミードだ]
(90) 2018/06/16(Sat) 15時頃
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[自分もペラジーの隣に腰を下ろすと]
……落ち着いた?
[マグを手渡しながら容態を尋ねる。 ほんのさっきまで、とても楽しんでいただけに、 ままならない、自分の身体への落胆が大きいのだろう。
気落ちしてしまった彼女を慰めようと。 マグを地べたに置くと、華奢な手を伸ばして。 幼い頃、そうしたように優しく撫でる]
(91) 2018/06/16(Sat) 15時頃
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[劇場に移動すれば、参考資料の文献でよく見るタイプの吸血鬼。(>>45) と、それと比較してくるメルヤ。]
誰がおっさんだ 誰が 吸血鬼になったら若返るんじゃ……というか泣くほど!?
[確かにもう若さをアピールできない年齢だけど、そこまで時期を逸した扱いされないのか。 そこまで心配してくれるのはありがた迷惑みたいなものだが、これはむしろメルヤのジョークかもしれない]
(92) 2018/06/16(Sat) 15時半頃
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[吸血鬼の研究をしているのだから、この手の物語は一通り読んだ。 けれど舞台の上で人が演じていると受け取れる質量が違ってくる……内容は知っていても深い感銘を受けた。
劇が終わり、メルヤはずっと泣いていた。 廊下のソファで隣り合って座って……次の公演が始まったのか周囲は他に人がいなくなって。 落ち着かせてやりたいが、慰め方なんて知らないしそういう本も持っていないし――ひとっ走りそういう本を買いに行くのが悪手なのはわかるが] そんなに共感しなくても…… 僕はまだ人間だし [理論は完成したと言っても、術式が成功するかどうかは別問題だ。 彼はそこを重視というか警戒して今を過ごしているが……メルヤはそこは信じてくれているらしい。 ――明日から、そこらへんの認識の違いは埋めていったほうがいいかなと思った。 メルヤのハンカチが使用不能になったので(メルヤがもたせてくれた)自分のハンカチを手渡して。 でもどうすればいいか分からなくて途方に暮れて。]
(93) 2018/06/16(Sat) 15時半頃
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あの劇が悲しいものだとしたら、メルヤに悲しいこと言っちゃうけど…… たぶん 僕が吸血鬼になっても、メルヤの血は吸えないと思う [吸血鬼はみんなそんなものじゃないかなぁ……だから気にしないで、と零しつつ、メルヤの表情を覗き込んだ。*]
(94) 2018/06/16(Sat) 15時半頃
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[穏やかだった外見の変化は 熊の耳が生えてからというもの その速度を一気に増して行きました。
それこそ、朝は何の変哲もなかった掌に お昼には肉球が出来ていたこともありました 座りにくいと思ったら、尻尾が生えていたことも。
そして、そんな変化が起こるたび少年は 猫が獲物を見せびらかすように ガストンのところへ駆けて行っては]
ほらみて!おそろい
[そう、自慢げにいうのでした]
(95) 2018/06/16(Sat) 16時頃
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[そんな日々を積み重ね、いつしか季節は過ぎて行きました。 枝に残っていたわずかなイチジクも きっともう、熟れすぎて美味しくはないでしょう。
一つの果実が盛りを終える代わり、次を彩るのは柘榴の赤とアケビの紫 足元に散らばったどんぐりが、歩くたび音を立てて砕けます。
食べられる茸と聞けば、ぽいっと籠に入れて 鮭の捌き方を教わった時には 力任せに捌こうと失敗したりもしたでしょう そうやって、ひとつひとつ教わるたび これからの未来に胸を膨らませて]
あ!じゃあボク登る!
[美味しいと聞いたなら、迷うことなんてありません。 スルスルと、鋭い爪を幹に立てたなら まだ体が軽いのもあり、簡単に登っていけます]
(96) 2018/06/16(Sat) 16時頃
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[そうして、ガストンと繋いでいない方の手に 山の恵みで重たくなった籠を握り締めながら 転ばないように気をつけて、山を歩いていけば]
う、うん 一列のがいいかな? それならガストン、先に通って
[たしかに、ぬかるんだ道が細くなっています。
下の方からはゴウゴウと、低い音が聞こえて来て 落ちたなら、ただでは済まないのだと教えてくれます。
背中の毛をぞくり、震わせながら 恐る恐る一歩、歩みを進めて]
あの時落ちたのも、こんな場所だったのかな
[思い出したのは、あの日のこと。 よく行きていられたと、握る手に力が籠ります*]
(97) 2018/06/16(Sat) 16時頃
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[ 従者と言われればホッとしたような 少しだけ寂しかったような。>>54 スカーフを貸したのはある雨の日。 濡れて難儀していたから使ってくださいと 渡した事があっただけ。
けれど。 そのまま魔女と一緒に行こうと思っていたのに ちょうど良い、だなんて>>55 女物の服なんて興味ないから、だなんて
え、と小さく声が漏れた。 ]
(98) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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フローラ様。
[ ひらりと桃色の裾を揺らして 立ち去ろうとする背中が見えた。 思い荷物を持って、とかそうじゃなくて その背中が離れていくのが悲しくて
呆然と固まってしまっていたら くい、と手を引かれた。 お言葉に甘えて、行きましょう?だなんて そんな誘いなんかより 離れていくその背中を追いかけたかったのに そうできなかったのは。 ]
(99) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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( …僕から 離れたかったのかな。 )
[ 自分のことがもう要らなくなったけれど 本当は優しい魔女だから せめて誰かと仲良くなってから 生きていけるように棄てる準備を?
そんな事を思いついてしまって 娘に誘われるままついて行った先 どんな風に話しかけられて答えていたのか それも全て曖昧だった。 紅茶の香りも味も全然わからない。 やっぱり、女の子の格好をした方が よかったのかなって。 そう思いながらやっぱり全てが曖昧なまま 紅茶を一口、二口。
どれ位、魔女と離れていたんだろう。 ]*
(100) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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[ ふと違和を感じた。 肌がざわめいて、ぞくぞくと震えが走るのに 頬が熱くなって頭がクラクラして。
そっと熱い頬に手を伸ばされて にこやかに微笑まれた。 そうして紡がれた言葉は。
Wあの魔女>>1:363から助けてあげるW ]
(-13) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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[ 驚いて目を見開けば顔が近づいてきて 驚いて突き飛ばしてしまった。 嫌だ、とそのまま逃げ出そうとしたのに 足がもつれて倒れ込んでしまう。
何を嫌がる必要があるの? 魔女の従者だったとしても きっと、聖ナルチーゾは許してくださる。 私と結ばれ信徒になったなら、なんて そんなこと、 そんな事を望んではいないのに! ]
(-14) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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や、やだ、やめて……!
[ 悲鳴めいた声は、普段より高くて。 その子は少し怪訝な顔をしていた。 何を飲まされたのだろう、頭がグラグラして クスクス笑い声が酷くうるさく聞こえて。
体がうまく動かなくなって だと言うのに肌だけはやけに敏感で 何か、体を触られて、着ているものを…。
その動きが止まって。 ]
(-15) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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[ なんて事! あなたの方が魔女だったなんて!
性を偽り乙女を惑わし 堕落させようとしたんだわ! この刻印が何よりの……!
そんな言葉が遠くに聞こえて。 自分は意識が夢か現か、 混濁した世界の中で揺蕩うようだった。 ただ、1つだけ。 ]
フローラ…………………、
[ フローラ様、にげて。 あなたの無事だけを、祈ってた。 **]
(-16) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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[キッチンからは良い匂いが漂ってくる >>68 それが “文通相手” に教わったものだと知るのは きっと今日ではない話のこと。
パチパチ、と暖炉の火が音を立て部屋の中を暖める 最近はきちんと部屋があたたまるほどには 弟子の魔法も安定してきた、ような気がする。]
ロリババア言うんじゃないよ、クソガキ。 [ぼんやりと皿を受け取りながら、悪態吐くのは忘れない ……というよりもやり取りが一種の定型文になるほどには お互い心を許し、長く暮らしてきたのだ。
オレンジ色のケーキ。 シナモンの香りが口いっぱいに拡がって。
── そして、弟子の中途半端な質問と、撤回を聞いた。]
(101) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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………死んだよ。
[撤回されようが、魔女はその問いに答えた。 そもそも彼が「師匠」と呼ぶのは真面目な話をしたい時だ 言いかけた質問も、彼の中で燻っていた疑問なんだろう]
……別に隠すほどじゃあないさ。 人間に殺されたんだ。
といっても母親もその人間の家燃やしてっからな 自業自得っちゃあ、自業自得。
[そうやって割り切れるまで、何年掛かったか。 悪いのが人間だとはいえ、母親に非が無いわけでもない ただ魔女が抱え込んでいる理由は、そこではなかった ]
(102) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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お前は街に伝わる「魔女の御伽噺」を知ってるか? ……噂くらいは聞いたことあんだろ、 昔むかし炎の魔女が、人間の家を焼き、 勇敢な人間によって退治されました、めでたし。 みたいな、……やつ。
あれが、私の母親だよ。
[知らなかったら話してやろう。 3歳から魔女の家にいるんだ、その話は知らなくても当然。 だけど聡い彼ならばどこかで話くらいは聞いているのかも ]
(103) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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………美談になっているけどな。 本当は悪かったのは人間のほうだ 母親の魔法を利用しようとして、 …………母親に、酷いことをしようとしたんだ。
[その真相は、小さかった炎の魔女には判らない。 だけど、それが真実であることは、 母親が遺した手記によって、気付かされていた。
さく、とケーキにフォークを差し込む。 甘い匂いがふわりと鼻先をくすぐった。 ]**
(104) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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/* やっぱりラルフ襲われt
(-17) 2018/06/16(Sat) 16時半頃
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私から見ればおっさんですよぅ。
[もちろんジョークである]
若返ると良いですね、今より若い頃のレオナルドさんを見てみたいですから。
[芝居を見る前はこんなふうに和やかに笑っていた]
(105) 2018/06/16(Sat) 17時頃
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[メルヤは自分が泣いている理由がわからなかった。ただ、お腹の中でぐちゃぐちゃした物が渦を巻いている感じで。
覗き込んでくる真顔の、頬でも抓って引っ張ってやりたかったけど想像に留め、彼に手渡されたハンカチで思いっきり鼻をかんだ。
そのハンカチを彼に返す。どうせ洗うのはメルヤなのだけど。
ソファから立ち上がる]
行きますよ、公園。
[彼に手を差し出し、黙ったまま公園へ向かった* ]
(106) 2018/06/16(Sat) 17時頃
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[つかつか、キミから離れていけば アタシの名前を呼ぶものの 追ってくる気配はない でも追いかけてくるはず──── なんて 私は、歩みを速める。
──────── 。
ちょっと、歩みを緩めた。 気配なんて全く感じないまま ちらり、 先程までいた場所を さりげなく──── そう、とてもさりげなく 振り向いてみれば、誰もいなかった。
きょろきょろと慌てて周囲を窺っても それらしい人影は見当たらなくて。 ]
(107) 2018/06/16(Sat) 18時頃
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あら……本当に行っちゃった…………
もう! 女の子に や さ し く な い!! 買いたい服 ぜんぶ買ってやるから!!
[メラメラと、殺気立ったまま店に入れば 店員のおばさんがアタシの形相にただ怯えていた。 がくぶる、と。 ]
(108) 2018/06/16(Sat) 18時頃
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[どれぐらいの時間が経っただろう。 服を物色しているうちに、 次第に怒りも収まってきて 買ったのは一着だけ。
" 後で従者に持たせますので " と ひとまず店に保管してもらって キミを探す。
茶店を見つければ、窓の外から店内を窺うけれど キミの姿はなく──── 次の店へと。 ]*
(109) 2018/06/16(Sat) 18時頃
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[ ふと、キミの声が聞こえた気がした。 それも普段の声ではなくて、 悲鳴のような甲高い声。 ] ラルフ……! いるの!? [───── 声はどちらの方角からだったか。 悠長に歩いていた足は 地を蹴り、走り出す。
その先に キミの姿はあっただろうか。
キミにもし何かあったら──── 瞳の色は うっすらと紫へ帯びていった。 ]*
(110) 2018/06/16(Sat) 18時頃
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[言った後で気付いたが、呼び方が変わっていた。 劇の吸血鬼と同じ選択をするであろうこと―― ――よくよく考えれば結構なこと口走ったのだが]
……。 [返ってきたのは鼻水まみれのハンカチ(>>106)だった。
慰め方が間違っていたのだろうとは分析できたが、おっさんはおっさんで内側でぐちゃぐちゃしたものが渦を巻いた。 差し出された手をとれば同じく黙ったまま公園へ。*]
(111) 2018/06/16(Sat) 18時頃
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[魔女の薬とペラジー自身の節制が身を結び。 彼女の心の臓の具合は幼少期に比べて 見違えるように良くなっていた。
根治には至らないが、身体を酷使さえしなけば 日々を暮らしていくことにそれほどの支障はないはずだ。
貧しい村の孤児であった頃なら兎も角。 読み書きを覚え、数字を扱い、 植物や薬草の知識まえ身に付けた今の彼女なら。 体が弱くとも、日々のたつきを得ることは 充分にできるから。
すぐにでは無いにせよ。 ペラジーが魔女の元を巣立つまで もう、それほどの時間を必要としないだろう]
(112) 2018/06/16(Sat) 18時頃
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[幼子だったペラジーを手元に置いたのは 心の臓の病に苦しみ、 それなのに大事にされなかった彼女への憐れみと。 かつて、同じように贄にされた娘を 救えなかった後悔が理由だった。
十余年の間を共に暮らすうち。 憐れみは情に、後悔は親心へと変わり。
いつしか、ペラジーは孤独な魔女にとって、 かけがえのない存在になっていた]
(113) 2018/06/16(Sat) 18時頃
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[――――だからこそ、彼女を 黒い森で朽ちさせるわけにはいかない。 人の世で、幸せに生きて欲しいのだ]
……今日は楽しかった。 私に似合う石を選んで貰ったり ワンピースを着ることだって 貴女と一緒でなければ、できないことだもの。
近いうちに、また、街に来ましょう。 そのときはお泊りをするのも良いかもね。
[幸せな記憶はきっと。 黒い森からペラジーがいなくなっても、 魔女を生かしてくれる*]
(114) 2018/06/16(Sat) 18時頃
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[バッと掛け布団をお腹ぐらいまで剥いで、 『おはよーございまーす!』と 朝一番の爽やかな挨拶をしたのに、 「うるさい...」とは何事でしょうか。
カーテンを開けてる間に またもぞもぞと布団にくるまってるし。]
もー、せっかく私が朝ご飯作ったんだから おーきーてーー!
[返ってきた言葉は相変わらず歯に絹着せない 失礼な言葉。>>75]
(115) 2018/06/16(Sat) 18時半頃
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[まあね。私が自ら進んで何かするときは 下心があるのが8割以上だし、 正直今だって下心アリアリだから 企んでるってのは間違いじゃないんだけど。
でも、それにしたって失礼ね!と 頬を膨らませて怒る権利はあるはずだ。]
(116) 2018/06/16(Sat) 18時半頃
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[あとで 下ろしたままのこの髪を結ばせよう、 なんてこっそり考えて。
ほら、行くよー。と まだ駄々を捏ねるようなら手を引くつもりで 先陣を切れば、殊の外おとなしくついてきた。]
んー? うん、そうね。 そろそろ立派なレディを名乗ってもいい頃だし。
[尤も、後にも先にもピスティオ以外に 手料理を振る舞う予定は今のところないが。]
(117) 2018/06/16(Sat) 18時半頃
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[一緒に暮らしてみて分かったけど、 主夫力こそ高いけれど彼は些か素っ気なさすぎる。 (外面は良いくせにね。) そんな彼と上手くやっていける子は中々いないはず。
そう、つまり私くらいだと思うのよ。
まあ、押して押して引いて、もういっちょ押してみて、 それでも無下に袖を振られるようなら 別の相手を探そうかなぁ とは 考えてるけど。]
私が作れる数少ないうちのハンバーグよ 味わって食べてね!
[あ、食べ終わったら髪結んで。 今日は低い位置の二つ縛りがいいな〜 って、 忘れないうちに要求しておいて。]
(118) 2018/06/16(Sat) 18時半頃
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そういえば、あなた宛にお手紙届いてたわ。
[それ、と 机の上に置いてあるのを示して、 上手にできたハンバーグを口に放り込んだ。]*
(119) 2018/06/16(Sat) 18時半頃
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/* 一瞬…フローラも探してる途中で襲われるのが浮かんだけど……どんだけ治安悪いんだよって却下しました
それと収拾がつかなくなりそうな理由で(
(-18) 2018/06/16(Sat) 18時半頃
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[ 味も香りも感じられないまま 紅茶を口にしたのは街娘の家。 けれど魔女だと自分を断じた娘は 人手を呼んで、男たちを呼んで。 ]
や、だ………! 触らない………ん、………っ!!
[ 朦朧としながらも、肌を晒してる感覚に 嫌だと抵抗して見せても弱いもの。 触られてざわつく肌に声を噛み殺しても Wほら、堕落に誘う魔女そのものだWと 男たちに腕を掴まれ、乱暴に外へ。
連れていかれた先は街の小さな祈りの場。 神官のいる裁きの場。 ]
(-19) 2018/06/16(Sat) 19時頃
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[ 布を巻いているとは言え 普段は晒さない肩も背の一部も 晒されたままその場に放り出された。 街中から少し外れたその場所で 男たちに両腕を掴まれて 神官に首を垂れる姿勢を強制されても 頭はグラグラ、立ち上がることもできなかった。
神官は言う。 まさにこの者こそ魔女そのものだと。 男たちも言う。 かつて性を偽る魔女が村を焼いたと言う。 そんな不埒者は直ぐに火炙りにすべきだと。
違う、そう言いたくても思い浮かぶのは 自分の主人、フローラのこと。 男とか、女とか、別に良いじゃないか。 でも、性を違える事が罪なのならば 何故両親は、自分のことを? ]
(-20) 2018/06/16(Sat) 19時頃
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[ そんな中、神官が口にした。
もしこの魔女が巫女入りの儀を 受け入れる資格があるならば まだ、救いはあるかもしれないと。 ]
………ッ、や、やだ…………ッ!!
(-21) 2018/06/16(Sat) 19時頃
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[ かつての光景を思い出す。 思わず悲鳴めいた声を上げて腕に力を込めた。 それでも体がおかしくて、力が入らなくて 嫌々と駄々を捏ねているよう。
そんな中、神官に男たちは言う。 なんと慈悲溢れる神官だろうと。 流石だ、と言いながらも自分の腕をひねり上げて 後ろ手に縄をかけて祈りの場の奥へ。
連れて行こうとしたその光景が 若しかしたらあなたに 見られていたかもしれない。>>110
自分の名前を呼ぶ声。 その名前を呼びかけて。
(-22) 2018/06/16(Sat) 19時頃
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仲間か? そんな声が聞こえたものだから。
薄く開いてその名前を紡ぎかけた唇は 閉ざされて、何の音も紡がぬまま。 力なく項垂れる。
ぽたり、一筋の涙がこぼれた。 ]
(-23) 2018/06/16(Sat) 19時頃
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[ 今の自分が彼女の名を呼んだら 絶対に巻き込んでしまう。 だから、だから。 フローラ様と自分は無関係なんだって
だから魔女の疑いをかけられるのは 自分だけで良いんだからと あなたと僕は、
関係ないんだ、魔女は僕だけ。 ]
(-24) 2018/06/16(Sat) 19時頃
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[ ポタリ、涙がひとしずく地面に落ちる。
本当はやめたくなんてないんだ、 あなたと僕の関係を。だけど。
1つ消えた、あなたとの繋がり。>>1:89 繋がりが消えたなら、 オモチャはもう、すぐに棄てられて あなたはどこかに行ってしまうんでしょうか。
それが、嬉しいような悲しいような、 仕方がないと諦めるような。 **]
(120) 2018/06/16(Sat) 19時頃
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[公園には森では見られない色とりどりの花が咲いている。夏から秋へ移りゆくこの季節には、特にたくさんの花が美しさを競い合うように、過ぎゆく季節を愛しむように、来たるべき季節を祝福するように咲き誇っているけど。
メルヤの目には映っていなかった。大木の下のベンチに並んで座る。見上げる空は木の枝に覆われて、鮮やかな緑色]
……さっきの、人探しの魔導書って、動物も探せるんですか。
[ぽつり、呟いた。動物も探せるなら、世話をしてくれていた雌狼を探したいと思ったから。
野生動物の寿命は見知らぬ。彼女がもう彼岸に旅立っている事を、彼は知っているかもしれない]
私の家族は、彼女だけだから。
[隣に座る彼の方を向き、表情を窺った*]
(121) 2018/06/16(Sat) 19時半頃
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― 公園 ―
[メルヤの隣に座り――同じく、目に見える花の色も空の色も虚ろで]
……動物も探せるという記述はなかったけど 人も物も探せたから、できると思う [隣で呟かれた質問には正確な回答を]
……。
大切な家族なら、今から行こうか?
[太陽はかなり傾いてきてはいるが、まだまだ明るい―― その表情は硬いというより、心ここにあらずと言ったところか。*]
(122) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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─遠く手紙を交わす ひと─
[家には以前からポストがあったか、さて知らずに。
わたしは毎日ポストを 新しい羊皮紙を用意する。
以前に小説の受け売りを発揮して以来 手紙を書く時はカリュクスは余り近寄らないようにしている…ようであった。
でも手紙の内容を見られたくない。 小説の人物の気持ちもわかった。
彼女だから打ち明けられないこととが湧き上がったのも事実だった。]
(123) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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dear:メルヤ(呼び捨てでということで遠慮なく呼び捨てにしてみました)
吸血鬼の研究をしている魔法使いさんと一緒に暮らしているんですね。 それは吸血鬼が怖いからなのかな?と思ったのだけど実際はどうなのでしょう。
文字を褒めてくれてとても嬉しいです。 私の先生が文字も薬の使い方もたくさんのこと教えてくれたんです。
私も先生に習って香草や花を育ててます。 だから芋の芽が出て嬉しいって気持ちは少しだけわかるかも、です。
香草も色々あって、最初は芽を出せずに失敗していた頃を思い出しました。 メルヤの芋がちゃんと育ちますように。
何か困ったことあったら言ってくださいね (お節介かもですが同封した小壜に傷薬を入れて置きますね手肌の荒れにも効きますので) PS私ちゃんとしたお友達は初めてなので その一言がとても嬉しかったです fromペラジー
(124) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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[小壜を入れた手紙と封筒をポストに入れて わたしは家へと戻ったのだった。]
(125) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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―街にて―
[苦い味が口の中に広がる。 即効性があるわけではないが気の持ちようもあるだろう。>>90
ほうっと一息ついていると待っていてと聞こえた。 引き止める隙もなく少しだけ心細くなる。
直ぐさま取って帰ってきたカリュクスの姿をみて また安堵の息を吐く]
あ、えっと、こ、こっち…がいい、です。
[慌てて指差したのはペアサイダーの方だった。 どちらでも良かった。
その心遣いが嬉しかった。]
(126) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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[隣に彼女が腰を下ろして またひとつ安心すれば薬の効き目も倍増する気がした。]
……はい…だいぶ、良くなったから…平気です。
[素焼きのマグを手渡されてくしゃりと笑う。 少し歪んだ笑みは他人ならわからずとも彼女にはわかっただろう。
何だか悔しかった。 楽しかったのに、持病で空気を壊してしまったのも悔しかった。
きっとそんな惰弱さを汲み取られたのだろう。 幼い頃のように優しくなでる。白い手。柔い仕草。
おいしい、と素焼きのマグを傾ける。 ほら、今度はちゃんと上手に笑顔が浮かべられた。
────…あなたの優しさが何よりの薬だった。]
(127) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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[だけどわたしがまだ知らないこと。 師匠で育て親で誰より大事な彼女は いつかわたしを人の世の中に帰そうとしていること。
ううん、もしかしたら ──── わたしは気づきたく無かった。
小さな町なら薬師としてもやっていける程の技量をそなえ ひとりでやっていけないことはない。
”おかあさん”が願うことに反撥したくなくて わたしは無意識に気づかない振りしたずるい子]
(128) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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[彼女の悲しみをわたしはどれだけ知っているだろうか?
多くは語ろうとしなかっただろう。 わたしも聞こうとはしなかった。
だからわたしのことをどんな風に想っているかも ほんとのとこはわからない。
あなたの孤独が癒やせるなら きっとわたしはそれで良かった。
だけどわたしは 何も知ろうとしない 今はまだ、捨てられるのに怯える子どものまま]
(129) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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─再び、街─ [素焼きのマグの中身が空になった頃だったろうか。 楽しかったと告げてくれるカリュクスを見つめる>>114
そしてまた近い内にという約束がわたしを舞い上がらせる。]
はい…はい! 約束、しましょう。
また、いっしょに街に来ましょう。
あ、あの…月長石はわたしに預かって あとで渡しても…いい…?
[ふと思いついたことがあった。 だからそんな提案をして わたしの体を気遣う彼女の提案を受けて家路へと向かっただろうか。]
(130) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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[家路に辿り着けばお詫びにと料理を作ろうとしただろう。 もしかしたらカリュクスが安静にするようにと告げれば
一緒に作ることを妥協点としたかもしれない。]
ニンナナンナ、アルトゥール 今日はね、カリュクス先生と一緒に買い物してとっても楽しかったわ。
あとね…植物の蔦を干して 頑丈になったのを編んで…買って来た月長石を編み込んで ネックレスにして贈るつもりなの。
……喜んでくれるかなあ。
[梟と烏が何を言っているかはわからないけれど カリュクスの使い魔はわたしにとって家族も同然でそんな秘密を打ち明けたのだった]*
(131) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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―回想:What are little girls made of ?―
[女の子って、何でできてるの? 女の子って、何でできてるの? 砂糖とスパイス たくさんの素敵なもの そういうものでできてるよ]
(マザーグースのうたより)
(132) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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[――――それは、昔々。
具体的には言うならば。 黒い森の魔女が孤児を拾うより、百年ほど昔のお話です。
とある国に娘を失くし、嘆き悲しむあまりに とうとう気が狂ってしまった、可哀想な王様がおりました。
娘のことを忘れられない王様の耳に、 ある日、ひとつの噂が入ります。 『百塔の都なる街に、死者を蘇らせる錬金術師がいるらしい』 そんな馬鹿げた噂でした。
死者を蘇らせるなんて、 そんなことが出来るのは神様くらいでしょう。 そんな噂を信じるひとがいるとも思えませんが、 何しろ王様は狂っていました。
だから王様は錬金術師にをお城に呼ぶと、 お姫様を生き返らせるよう命令するのでした]
(133) 2018/06/16(Sat) 20時頃
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[錬金術師は王様の命令に、簡単なことだと自信満々に頷くと。 早速、怪しげな薬を作り始めます。
神の棲む山の頂に積もる処女雪に、 満月から零れ落ちた滴を融かして。 あらゆる花のエキスを加え作られた、それは、 生命の水と呼ばれる霊薬(エリキシル)でした。
錬金術師は色の失われた可憐な唇に生命の水を注ぎます。 すると、何ということでしょう! 薔薇色の頬は凍てつく処女雪の真白に、 つややかな黒檀の髪は冷ややかな月光の白銀に、 黒曜石の瞳は真紅の罪の果実へと、 みるみる色を変えていきます。
みんなが固唾を飲んで見守る中、ぱちりと瞬いて。 お姫様は目を覚ますのです]
(134) 2018/06/16(Sat) 20時半頃
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[ドリベルがまだ人間だった時、果たして木登りは上手だったでしょうか。鋭い爪を幹に突き立てすいすい登っていく様子は、最初から子熊だったと言われても信じてしまうほど。 葡萄のように房を作った鬼胡桃を採ってきたのなら頭を撫で回して褒めてあげましょう。]
どりは凄いな。おれは木が登れない。
[軽業に似た芸当に思い切り拍手したい気持ちです。]
(135) 2018/06/16(Sat) 20時半頃
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[深い沢を見下ろしながら背後から聞こえてきた呟きに男は頷きました。]
出会った場所に、近いかもしれない。 ……あの時は本当に、びっくりした。 生きてる人間、いると思わなかった。
[沢を覗き込んだらあの大破した馬車は残っていたでしょうか。それとも夏の嵐に流されてしまったでしょうか。]
なら、どりが今生きてここにいること、凄い事だ。 ……ありがとう、どり。
[そうしてまた手を繋いで、最後の別れまでの時間を惜しむのでした。]
(136) 2018/06/16(Sat) 20時半頃
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[すっかり姿は変わってしまいましたが、 愛しい娘が生き返って王様は大喜び。 お姫様に駆け寄ると、涙を流して細い体を抱きしめます。
けれど――――]
――……貴方、だあれ?
[抑揚のない声で返事をして、 いろのない真っ赤な瞳を向けるお姫様を見ても。 喜びと驚きのあまりに、そのときは誰も気付かなかったのです。
そこにいるのがお姫様のかたちをした、 人間の紛い物だということに*]
(137) 2018/06/16(Sat) 20時半頃
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[彼の答えに喜ぶメルヤ。
けれど、彼の虚ろな表情に気づいて、手を引き寄せようと引っ張る]
勘違い、なさってますか。 私は親離れする為に彼女を探そうと思うのです。別れの言葉を言う暇がありませんでしたから。
貴方が、私を要らないと言う迄、若しくはこの命尽きる迄、私は貴方の傍に居ます。しわくちゃの、老婆になっても。
だから
[一滴、頬を涙が伝った]
(138) 2018/06/16(Sat) 20時半頃
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………血が吸えないならせめて………私の純潔を奪ってください……
ただの居候の身で、過ぎたお願いだとわかってはいますが、慈悲をくださいませんか。
[憐れまれるのは嫌いなのに、他にやり方がわからなくて]
無理なら、貴方を想って他の男性に抱かれる事を、赦してください。これでも言い寄ってくる男性のひとりやふたり、いるんですから。
[ただの強がり。他の男性に触れられるなんて気味が悪い]
(-25) 2018/06/16(Sat) 20時半頃
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……今日はここまでにして、帰ろうか。
[多く採っても冬には眠ってしまうのですから、今日採った分はほとんどその日のうちに食べてしまうでしょう。つまみ食いなどせずとも食卓に並ぶのは充分な量です。
そうして腹をくちくしたら……山道に耐えられるほどの力がつくでしょう。]
(139) 2018/06/16(Sat) 20時半頃
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ー ある日のこと ー
[窓の外、真っ赤な葉が散るのを見ながら男は深く息をつきました。]
どり、今日は少し傷が痛いから…… 1人で沢まで行っておいで。
[いつもなら一緒に手を繋いで出掛ける頃ですが、男は眉を顰めて嘘を吐きました。 いつも使う薬の事をつつかれたなら「なんだか効かない」と嘘を重ねるでしょう。なんと言っても花籠の魔女の薬ですので効かないわけがありませんのに。
籠を持たせて、飲み水を皮の水筒に入れたら……羊皮紙の手紙をひとつ持たせましょう。]
(140) 2018/06/16(Sat) 20時半頃
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後で…………沢に着いたら、読んで。 ここで読まれたら、恥ずかしいから。
[男はドリベルと暮らすうち、随分とおしゃべりが出来るようになりました。あれこれを説明して、教えるうちに、野生の熊としての生き方をする内に薄れた人としての心を取り戻した様な気がします。
だからこそ、別れの気持ちを口にするのが苦しくて、こうして手紙にしたためたのでした。]*
(141) 2018/06/16(Sat) 20時半頃
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[>>101"文通相手”の話は今日は出なかっただろう。
それよりもこの家の埃より積もった疑念を そろそろ尋ねてもいいだろうかという目算だった。]
じゃあ何て呼ばれてえんだよ、リッキィ”さん”か?
[有り得ねえと言った先から皮肉げに口角を吊り上げる。 リッキィが消沈しているならば態と普段通りを繕って。
そのケーキはニンジンで出来ているとタネ明かしをした時 リッキィはどんな反応をしただろうか。]
(142) 2018/06/16(Sat) 21時頃
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………そっか。
[>>102小さく、それだけの応えを残す。 暖炉の橙の火が暖かい色を部屋全体に彩るのに。
どことなく空気は冷え冷えとしていた。
隠す程のことではないが 子どもに聞かせられないとは思っていたのだろうか。
真意はわからずにただ、リッキィが語るものを静かに耳を傾ける。 甘ったるいココアの香りがいやに鼻についた。]
ま、噂っつーか子どもが知ってる程度なら聞いた 女どもに…なんか買わせた時?に偶々な。
旅人の振りしてたから 魔女には気をつけたほうがいいわよ、とか何とかな。
(143) 2018/06/16(Sat) 21時頃
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[>>103聞いた経緯は碌でもないがその女に如才無く相手しただけ褒めて貰いたい。 そうして何事もない風に魔女はかく語る。]
……人間に、復讐とか考え無かったのかよ 俺の母親は、母親っていうか産んだ人って感じだから
正直、お前の気持ちどれぐらいわかるかっていうとわからねえけど。
(144) 2018/06/16(Sat) 21時頃
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何つか。………黙ってるのはお前らしくないだろ? 大事なひとだったんだろ。
[母親から貰った赤い外套 身丈に合わないのに後生大事に補修を重ねて
感傷を覚えるのなら、どうしてだろうと素直な疑問
復讐は何も得られないなんて綺麗事じゃないか。 大事な人が傷つけられて、何もせずにいられるほうがどうかしている。
少なくともフェルゼはそう考えているから 何となく余裕も無かったから
まるで詰るような口振りになってしまったことには気づかない ]*
(145) 2018/06/16(Sat) 21時頃
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/* 泣きそうだからてがみかけない
(-26) 2018/06/16(Sat) 21時頃
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/* なあもうおうちでごろごろしようや……SE●OM契約するから……吉田●保里おうちの前に置いとくから……
(-27) 2018/06/16(Sat) 21時頃
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[男と言えど体力の落ちたおっさんである、手を引っ張られれば(>>138)身体ごと]
……勘違い、してた メルヤは、僕の、家族ですらないのかって…… 要らないなんて言うわけない 老婆になっても…… だから [そこまで言って、言葉に詰まって。 眼鏡を上げて目元を拭った]
(146) 2018/06/16(Sat) 21時頃
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[それでも、涙は抑えきれなかった。 強がりと半ばわかっていても、昂ぶった感情は理解してくれなかった]
そいつのこと、思い浮かべてみて……
[抑えた声でそう頼めば、手にしたのは幻覚魔法の本。 短い詠唱と共に、彼の顔はその男のものに映った] 『この男』がいいんだな!? 僕じゃなくて、この男で…!
[メルヤの肩を抱いて強引に引き寄せて、顔を近づけようと。*]
(-28) 2018/06/16(Sat) 21時頃
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リッキィさんなんて呼んだら お前の部屋、蜥蜴だらけにしてやるからな
[そんな悪態も結果的には弱々しく、 オレンジの正体が人参だと知ったときにも 『小細工しやがって』とぽつり呟いただけ。
── それほどまでに、なんだか感傷的だった ]
(147) 2018/06/16(Sat) 21時半頃
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[それからぽつぽつと零した事の顛末、 ただただ、静かに耳を傾けてくれたことには感謝して。 それでも返ってきた弟子の言葉には どこか詰るような色が混じっていた。]
………復讐? ああ、そうだな……
人間は数の暴力で一族を追い詰めた その頃10にも満たなかった私に、 何ができると思う? 無力だったさ。 ただ、ただ。必死になって逃げたんだ。
[そう言って、近くに座った銀髪に手を伸ばす]
フェルゼ。お前だって、そうだっただろう? 理由があって故郷から逃げてきた、 そう、そうするしか、無かったから。
[いつもは見上げる頭も、椅子に座ればそれなりに近い ぽん、ぽん、となでてやることは叶ったか ]
(148) 2018/06/16(Sat) 21時半頃
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私にだって、友だちは居たんだ。 [ここではない秘密の森の奥。美しい泉の縁。 幸せな日々を過ごしていた思春期のころの話 >>0:277
“友だちは居た” そんな過去形から始まる昔話を ゆっくり、彼には聞かせようと思う。
” Cecilia・M・Rickett “ 自分のほんとうの名前も、人間を助けた経緯も、 それゆえ掛けられてしまった呪いの話も。 歳を取れなくなってしまった魔女の話を、何もかも。]
(149) 2018/06/16(Sat) 21時半頃
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平穏に生きたかったさ。 平穏に生きて、名前に見合う女性になって、 赤いコート着て、人間の街を歩いて。 ”魔女らしくなく” 生きたかったさ。
………叶わないんだよ、何もかも。
[だから魔導書に埋もれて生きている。 人間のように “普通に” 生きられないのなら、 ”魔女” として、割り切って生きるしか無いから
─── 魔女の瞳は、諦観に満ちている。 ]*
(150) 2018/06/16(Sat) 21時半頃
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[まだよちよち歩きの頃から木登りは 少年にとって数少ない特技でした。
一番最初に木に登ったのはいつだったか 少年自身でさえ、覚えていないほど小さな頃
枝に止まった小鳥に手を伸ばしていると思ったら 躍起になって枝をよじ登っていたなんて 苦笑いでよく両親に言われたもの
だから、木登りを褒められた時には嬉しくて "こんなに採れるよ"なんて、木のてっぺんへ もし心配されたとしても、気にもせず それは大きな胡桃の房を咥えておりてきたのです]
(151) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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[メルヤと彼の距離が縮まる]
ほんとうは、………
[続きは言葉にできなかった]
レオナルドさんの悲願が成就するよう、お祈りしています。
[それは、心の底からの祈りでもあり、背反する思いがあるのも確かだった]
(152) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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[欲張ってしまった胡桃の房は 籠には入り切らずに、ぶらりぶらり
胡桃が滑り落ちないよう、籠を斜めに傾けながら ガストンの言葉に、少年もまた頷きます]
うん。ボクもびっくりした でもさ、……きっと、良かった
[あの日、荷馬車をひいていた馬は死んでしまいました。 消えた命があるのだから、落ちて良かったなんて 本当は言ってはいけないと思うのです。
それでも、茂みの切れ目に沢が見え そしてそこに、粉々になった木片が見えたなら]
ボクこそ、ありがとう
[繋いだ手をぎゅっと握り締め そっと、沢から目を逸らしたのでした]
(153) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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うん。帰ろう!
[帰宅の合図に 荷物でいっぱいの籠は元気よくぶらんぶらん。
その日の食卓に、山盛りの木の実が出ても 少年は何一つ怪訝に思うことはありません。
だって、熊は冬眠する生き物なのですから 冬眠の前にはたくさん食べて、栄養を蓄えるもの。 『脂肪』というのでしたっけ? それを蓄えて、まるまる太るものなのだと 彼にもらった図鑑には、そう書いてありましたから。
美味しいね。なんて満面の笑顔で 自分と彼の分、二つずつ胡桃の殻を剥いていったのです]
(154) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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―― そして、ある日 ――
[それは、風が冷たくなってきた頃のこと 床に転がり、絵を描いていた少年は 男のため息に、怪訝そうに首を一つ傾げます]
痛いの?
[聞けば、傷が痛いから一人で沢まで……とのこと 彼の表情を見れば、顰めた眉が辛そうで 先ほどのため息にも納得がいきます。
けれど、素直に出かけられるかというと別問題。 傷が痛むというのなら、自分がここにいて 出かけずにお手伝いした方がいいのでは?
なんだか不思議なことを言っている。と ぱちくりと、まばたきを繰り返していましたが]
(155) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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[彼の言葉通り、街で会うと軽口で言い寄ってくる男の顔を思い浮かべると、彼の相貌が変わった。
それが彼だと頭ではわかっていても、そのまま受け入れるのは無理だった。迫ってくる唇を手で押しのける]
その男で良いならとっくにその男とどうにかなってます。
こんな形で結ばれるくらいなら、生涯純潔を貫きます。
[膨れっ面を反らした]
(-29) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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うん、わかった それなら、行ってくるよ
[『手紙』と言われたならば さっきまでの疑問も吹き飛んでしまいます。
少年が最初に手紙を書いた時のように なにか、話しにくいことを伝えるため たとえばそう、お腹が空きすぎて 少年の分のおやつまで食べてしまったとか そんなことを伝えようとしているのかもしれません]
傷が痛いときは栄養いるんだよね? おっきなおさかな、持ってくるね
[理由が想像できたなら、あとは二つ返事。 籠と水筒をしっかり抱え はじめての一人の冒険に逸る心を抑えながら 扉をくぐって、山へと出て行きました*]
(156) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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じゃあ明日、館に帰ったら そのことちゃんと言うよ、うん
これからは研究も手伝ってほしいし
[受け取り方にもよるが、さらっととんでもないことを]
(157) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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[それを聞けば術を解いて、元の自分の顔に]
……僕だって
メルヤを他の男にとられたくない
メルヤのは……僕が欲しい
[押しのけてきた手を掴み、強く握って――再び口付けを。*]
(-30) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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[どんなに 普段とかけ離れた甲高い声であっても アタシがキミの声を間違えるはず、ない。
聞こえた声を頼りに駆けだせば 街中から外れて。 ここは祈りの場だろうか ? この国に蔓延るナルチーゾの教え。 思い返せば、旅先でいつも悶着あったのは 神官か暴漢だったから アタシの印象はよくない。
そこで見た光景は────── 胸に布を巻いているとは言え 肌を晒され 後ろ手に縄をかけられ。 数人の男達によって 祈りの場の更に奥へ連れていかれるキミの姿。 ]
(158) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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ラルフ……? ラルフなの!?!? [人違い──── であったなら、どんなにいいか。 大声で叫んでも キミの顔は此方を向かない。
刹那、アタシの胸の其の奥で 紫が溢れる。 身体を縛っていた鎖が解き放たれたような感覚。
─────そして悟る。 此れは、キミに施した刻印が消えた感覚 だと。 アタシとキミが結んだ 主従の契約 今となっては キミと歩んできた印。 ]
(159) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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[周りの男達は アタシの声に反応して此方を見てるから キミにも届いている筈、なのに。
アタシを巻き込まないように────? 違う。きっとアタシがキミを巻き込んだんだ。 ───────── ゆるさない。 ]
(160) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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[駆けていた足を一度止め、 ゆっくり キミと男達のいる場所へ歩み寄る。 そのまま 男のひとりに手のひらを向けた。
『 ガッ……!? グァァあつィ……!! 』
紫色をした炎に包まれた男は 断末魔の叫びをあげながら、床に転がった。
沸き上がる熱風で 揺れ靡くアタシの髪。 ──────アタシ自身、知らなかった。 飴色をした 自慢の髪。
怒りに身を任せると その髪の先までが紫になるなんてコト。 ]
(161) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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その手を 離せ 其れは アタシだけのオモチャだ
(162) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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[燃える紫炎とは うらはらに 男達に冷たい視線を浴びせながら 歩み寄る。
罪だと自覚しながら 殺める もしかしたら もうキミにすら──── いつもの笑顔を向けられないかもしれない。
男達が逃げ出そうとも 紫の炎は 地の果てまで追うだろう ]*
(163) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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/* バッドエンドしかみえないねw
(-31) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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/* みんな佳境に入ってきていて、目が離せない
(-32) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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―そして、家路に―
[近い内に、と提案をすれば。 しょんぼりとしていたはずのペラジーが、 それはもう嬉しそうに、目を輝かせるものだから]
もう、現金ね。……そうね、約束。
[いつもと変わらぬ口調。 ちょっとした、軽口めいた台詞で約束を交わす]
(164) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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……早く明日にならないかなぁ。
[彼の言葉をどう受け取ったのか、そんな風に答えるけど。 陽が落ちてしばらくの間、公園で過ごす事になるか、それとも何処かへ移動するのか*]
(165) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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やっぱりこの顔が良い。眉毛がちょっと情けなくて、鼻が高くて、顎が尖ってて、でも、優しい目が一番。
[今は優しいだけではなく、劣情の色が見えるけど、その目を見ているとメルヤの身体の奥に火が灯るようで]
貴方が、好きです。
[今度は受け入れて、触れ合う唇の手前で呟いた言葉は、声になっていたかわからないまま]
(-33) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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月長石を預けるの? それは、構わないけれど、
どうするの?
……なんて、聞くのは野暮なのでしょうね。 きっと、素敵なことを考えているのだろうし、 後の楽しみにしておきましょうか。
[月長石の扱いはペラジーに一任して。 それから残りの買い物を済ませると、 ロバの背に娘を乗せ。夕日を背に受けながら家路を辿る]
(166) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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[ペラジーが黒い森にやってきてから。 魔女の暮らしは彼女が支えてきた。 とは言え、発作の出た後だから、安静にしているようにと言い渡しても。「お詫びに」と言い張って。役割を譲ろうとはしない>>131]
……病なのだから、仕方ないでしょう。
[そうは言うものの。自分のせいで、今日は楽しみを壊してしまったと。 彼女が悔しさと申し訳なさを感じていると理解できたので]
……仕方ないわね。 私も一緒に厨房に立って、半分任せること。
これ以上は負かりません。
[自分は何て甘い師匠なのだろうと、思いつつ。 結局は妥協をしてしまうのだ]
(167) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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[食後の片付けをしようとするペラジーを 厨房から追い出して、ひとりで食器を洗っていたから。 ペラジーが使い魔たちに、何を話かけたか知る由もない。
楽しそうに語られる秘密の計画を 大人しく聞いていた、お守り役の二羽に。
――貴女たち、何を話していたの? と、食後の片付けを終えた魔女が問うても。 梟はホウ、烏はガァと一声鳴いて、沈黙を守る*]
(168) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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[夕暮れの赤みと暗さが、彼女の頬を際立たせていて。 重ねた唇が離れるまでとても長い時間を要した、ような気がする。]
……僕からしたの、初めてかな
[だから、今までの奉仕とは違う意味のキスで。 眼鏡越しに見つめたまま腕を回して抱きしめれば]
……宿、とろうか
[朝まで一緒に過ごすことを提案した。*]
(-34) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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/* 中の人は性癖が中二病でゴメンねってしてるw
(-35) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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―― 文字から伝わるもの ――
[カリュクスの方針をしって尚我が儘を許してくれた。>>83 心配してくれる子どもがいるなら、助けてあげたい。
心配されない子どもはわたしと同じだから助けてあげたい。 すべてが助けられるなんて思ってはいないけれど。
わたしはわたしに出来ないことを頼んで深い感謝の念を忘れないうちに 新たな羊皮紙を手に取った。]
(169) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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親愛なるドリベルへ
わたしも最近お手紙をはじめたのでよくわかります わたしは黒い森の奥に住んでる、女で18歳です。 ガストンさんとドリベルさんにとって、大事な家族なんですね。
とてもつらいことを打ち明けてくれてありがとうございます。 わたしも生贄として森で死ぬように言われたところをカリュクス先生に助けて貰いました。だからわたしにとってカリュクス先生は、恩人で、先生で…お母さんだと思ってます。
わたしには血が繋がった家族はいません。 だから、ガストンさんも妹さんもおもいやるドリベルさんは優しくていい人なんだって…とてもとても思いました。 森に迷い込んだ子どもがいたら助けてくれるようにカリュクス先生に頼みました。 わたしには出来ないことを、頼んだだけなのでこれはわたしのワガママです。
(170) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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わたしもカリュクス先生の傍を離れたくないので気持ちはわかります。 病持ちのわたしが18才まで生きられたのは誰でも無くカリュクス先生のおかげです。
別の封筒に煎じて飲めば温まる茶の葉を羊皮紙に包んでいれておきます お湯に浸したら紅茶のように楽しめます
山は寒いかと思いますので少しでも温まりますように
ペラジーより
(171) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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[熊に変身出来るというガストンが何者か今一つ不鮮明だった。 魔女か魔法使いの縁があるひと、だとは思う。おそらく。
そして手紙から伝わる素直さに、また胸を打たれた。 わたしは素直に、対面してカリュクスに一緒にいたいと言ったことがなかった。
……言ってしまったら捨てられそうな気がしたから。 だからドリベルの素直さが、少し眩しくて
少しでも力になりたくて自分で育てた紅茶の葉をもう一つの封筒に入れた。 六個が限界だった。本当は妹が見つかった時にもと10個は入れたかったのだった。]**
(172) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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[傷が痛むと言えば、幼い顔が首を傾げるので、痛い所を突かれぬように、男は殊更渋面を作ってみせました。]
そう、だって、どりにしか頼めない。
[わざと子供の正義心を煽るような事を言う自分に吐き気がしましたが、ここで堪えなくてはなりません。 それでも聞き分けのいい子ですから、何か疑問に思うことはあれ、言いつけに背くことはしないのでした。 男のために魚を採ってくるのだと息巻く姿を男は黙って見送りました。]
(173) 2018/06/16(Sat) 23時頃
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[ほんの一瞬、扉をくぐる背を見て…… 男は血の浮くほど拳を握り締めました。
ここで抱き締めてしまっては、すべてが台無しになってしまうのですから。]
(-36) 2018/06/16(Sat) 23時頃
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[その背が木々の間に消えて見えなくなるまで、入口で立ち尽くすと……男は家の中を見渡しました。
普通の家より大きな家です。 昔は天井に渡した梁にヤマネが走っておりました。 棚の上ではカッコウが美しい声を聞かせていました。
しかし、今はどうでしょう。 窓にはたくさんのテントウムシが張り付いています。 ギンガムチェックのテーブルクロスは二人が付けたインクの染みが点々と付いています。
そして何より、冬はまだだというのに、酷く寒くて静かな家でした。]
(174) 2018/06/16(Sat) 23時頃
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[男はその身を熊に変え、藁の上に突っ伏しました。
そうしてやがて泣き疲れる頃に─────深い眠りの底へと、1人で落ちていきました。]
(175) 2018/06/16(Sat) 23時頃
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愛するどりへ
沢でどりを見つけた時のことをよく覚えています。 あの大きな事故からよく生きていてくれたものだと、熊の耳をひくつかせて嬉しそうにするあなたを見て思うのです。
このままずっと一緒に過ごせたら、と願う身勝手を許して下さい。しかし、時折血を分けた妹を想うどりを見て、それは叶わぬ事なのだと自戒の想いを強めるばかりです。秋まで共に暮らしましょう、と言ったのは私の方なのですから。
この沢の流れに沿って河口に向かって下さい。そこには人間の住む街があります。呪われた血の大熊を殊更憎む彼等ですが、身寄りの無い人の子を無碍に扱うことはしないでしょう。
多く人の行き交う街です。山で暮らしてきたどりには戸惑う事も多かろうと思いますが、人が多いところには情報も集まります。妹を探すならこの山で愚かな男と暮らすよりずっと機会に恵まれているはずです。
(176) 2018/06/16(Sat) 23時頃
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人の街に着いたなら、もう二度と熊になってはいけません。 そして、絶対にこちらに戻ってきてはいけません。
直接口でお別れを告げるべきでしたが、あなたの怒った顔にも泣いた顔を前に、簡単に決意を揺るがせてしまう弱い私を許して下さい。
何処にいても、ずっとあなたの幸せを願って。
ガストン*
(177) 2018/06/16(Sat) 23時頃
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/* もう少し短くしようとしたけど無理だったよね……
(-37) 2018/06/16(Sat) 23時頃
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/* 怒りに身を任せると その髪の先までが紫になる
もうフローラさん魔女っていうよりアレだよね スーパーさいやじうわなにをするやめ
(-38) 2018/06/16(Sat) 23時頃
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/* がぁぁぁあすとおおおおおん!!!(観客
(-39) 2018/06/16(Sat) 23時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2018/06/16(Sat) 23時半頃
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[ぱたり、後ろ手に小屋の扉を閉めたなら 裸足のまま森の中を歩いていきます。
桑の実季節に与えられた血は 月日とともに少年の体に広がっていき 今では違和感を感じることもなくなりました。
裸足で小枝を踏んでも、もう痛くはありません 籠をつかむ腕もズボンの裾から出る足先も 焦げ茶色のみっしりとした獣毛に覆われて 洋服こそ着ておりましたが、今の少年の姿は 二足で歩く以外ほとんど、子熊と同じ。
洋服を着て、すくりと立つ子熊の姿で 幾度も二人で歩いた沢までの道のりを 一歩一歩、歩いていきました。
迷うことなんてありません 胡桃の木の場所や、アケビの実のある場所 色々なことを教えてもらってあるのです]
(178) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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[だから、一人で大丈夫。 大丈夫なはず、なのですけれど。
空っぽの片手がなんだかスースーします 踏んづけた枝が立てる物音さえ いつもより大きく響いて聞こえます。
道に迷ってはいないけれど まるで迷子になったような感覚に 沢まで行かず、戻ってしまおうかと くるりと来た道を振り返りましたが]
(179) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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約束だもん
[そう、これは頼まれごとなのです。 引き受けた以上、こなさなければなりません。
後退りしたくなるのを奮い立たせるように ぎゅっと強く握りこぶし。 危ないと言われた場所までたどり着けば そろりそろり、岩を伝い沢まで下りていき]
(180) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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[ことさら大きな岩の上 ぺたんとお尻をつけて腰を下ろします。
魚を取るよりも早く、手紙を広げれば 書かれていたのは、予想もしていなかった 『さようなら』を示す言葉]
――――ッ……
[ポロポロと涙が毛皮を伝っていきます
沢の音ももう、聞こえません 零れた涙が羊皮紙にいくつものしみを作り インクが溶けて、滲んでいきます。
洋服を着た小さな子熊は まるで石像にでもなったかのように 日が落ちるまで、岩の上に座っていたのでした*]
(181) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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[唇が離れても、しばらくはぼうっとしたまま。くちづけがこんなに気持ちいいなんて、ご奉仕の時には思わなかった。
宿へ、の提案にこくん。と頭を縦に振る]
宿なら着替えできますし、朝までゆっくりと、眠っても良いですか。貴方の、隣で。
[ご奉仕の時は一緒に眠った事はなかった。彼の匂いに包まれて目覚める朝はどんな感じだろうか。メルヤには、彼の匂いが大変好ましい。
宿へ向かう足取りは軽い。 旅行に行ったことがないから、宿に泊まるのは初めての経験。今日はたくさんの初めてを経験する日だ。
街にいくつかある宿の一番最初に行き合った所に入って行った*]
(-41) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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/* そう言えば私、ガストンの服がどうなってるのか書くの忘れてる……2dにしてふるちん疑惑……やだ……もうムリ……
(-40) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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/* ああああああああぁぁぁ……むりつらい……迎えに行きたい……でもねむい……(PCが)……ふええ……
(-42) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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[沢の水を覗き込めば そこにあるのは、小さな熊の姿。
赤くなっていく空も 水鏡にはきちんと映っておりました]
帰らなきゃ……
[ぽつり、とひとつ呟きます。 暗くなったら帰る時間だと知っていたからです。
でも、帰らなければいけないのは 悪い獣が出るからでしょうか? それとも、悪い人間が出るからでしょうか?
優しい父親熊の姿を思い浮かべ 声を出さずに子熊は"おん"となきました*]
(-43) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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/* ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙……(語彙力が溶けていく)(私も溶けていく)
(-44) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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/* ト書きの人称変化
沢〜血をもらうまで→ドリベル 血をもらう〜一人で森に出るまで→少年 手紙をよんでから→子熊
(-45) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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[ 魔女が自分の名前を呼ぶ。>>159 それがとてもとてもとてもとても 嬉しいのに顔を上げられなかった。
顔を上げて返事をしていたなら この道筋は変えられた? 頬に感じたのは熱の気配。 それと同時に聞こえた醜い悲鳴。>>161 ぼんやりと動かしにくい体では のろのろと顔を傾けてそちら見るくらいしか できはしなかったけど。 ]
(182) 2018/06/17(Sun) 00時頃
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[ 見覚えのある紫の炎が踊る。 視線を巡らせれば紫に髪染めた主人のすがた。 男たちは悲鳴をあげて逃げ惑い その拍子に突き飛ばされて 自分の体は地にドウと倒れこむ。 神官も悲鳴をあげて奥へと逃げ込んだが 彼女の炎から逃げられるはずもない。 ]
…ふろーら、さま…
[ ああ、せっかく、あなたを巻き込まないように 契約を解いた事が仇になった。 あなたに人を殺させてしまったと そんな後悔が少し。
(183) 2018/06/17(Sun) 00時頃
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ぜ、は、と荒く呼吸を繰り返しながら 倒れ込んだ体を必死で起こそうとする。 助けてくれたその事が嬉しくて、 感謝の気持ちがとてもたくさん。
でも、それよりも、なによりも。 ]
ぼく、……まだ、 貴方のオモチャで、良いの?
[ 結局地面に伏して起き上がれないまま 涙に濡れた顔はそれでも嬉しさに 笑顔を作り出してしまうけど。
それ以上。怖くて貴方に確認できなかった その言葉を紡ぎ出す。 ]
(184) 2018/06/17(Sun) 00時頃
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フローラさま、お願い。 ずっと一緒にいて下さい……。 僕は無知で役立たずでまだまだ子供で 男とも女ともどう生きようか、わかんない
でも、お願い、棄てないで……。
[ ぼろ、大粒の涙がこぼれ落ちた。 ぼろぼろ、後から後から止め処なく。 ]
(185) 2018/06/17(Sun) 00時頃
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……フローラさまと一緒にいるだけで 幸せで、嬉しくて、だから、
……そばに、いさせて、ください……。
[ 貴方と過ごした日々、幸せだった。 貴方とともにいられるならそれだけで。
お願いだから私から幸せを奪わないでください。 私は貴方より先に老いて死ぬでしょう。
でも、出来るなら。 まだもう少しだけと、願いを込めて。 ]*
(186) 2018/06/17(Sun) 00時頃
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[鍵など付いていない家です。空き巣が入るには人里から離れすぎていて、魔法使いや熊を恐れる人間ならば鍵を開ける前に火矢でも放つでしょう。
熊は身を縮めてこんこんと眠っておりました。
眠っている間は、無いはずの腕が痛むこともありませんし、心が痛むこともありません。 言わねばならぬことからも逃げ、少年の気持ちを聞くことからも逃げ、眠りの世界の揺りかごに揺られたまま春を待つのです。
眠りの間際に繰り返していた「これで良かった」「これで良かった」という言葉を時折うわ言のように口にしながら。]**
(187) 2018/06/17(Sun) 00時半頃
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[いろいろあり、その日は館に帰らずに街で宿をとることになった。 ちゃんとした格好をしているのもあってそれなりの部屋で。
チェックイン時――]
はい、メルヤのぶん
[カウンターで手続きを済ませたのちメルヤを呼んで。 促したのは宿帳への記入。 Leonardo Araújo II と書いた自分の名前の次の段を指し示した。*]
(188) 2018/06/17(Sun) 01時頃
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[逃げ出した男達を、紫炎が追いかける。 奥の方で悲鳴があがれば 建物に木霊して。 静寂の後で部屋に残されたのは 焦げた臭いだけ。
瞳と髪色は紫のままに つかつか、と地面に伏したままのキミの傍へ。 ] ………………。 [こんな酷い目にあって尚、 キミはアタシのオモチャでありたいのだろうか。 冷たい視線のまま 笑顔の君>>184を見る。
続くキミの言葉>>185に すぅ、と身体から紫は引いていき──── ぽろぽろ、涙を零すキミから目を伏せた。 ]
(189) 2018/06/17(Sun) 01時頃
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キミは……アタシが怖くないの? 今のアタシが 本当の姿 平気で人を殺してしまうような魔女よ、アタシは
これからだって… 今回みたいにキミへ危害が及ぶかもしれない
───────………それで、も ? [ 声を震わせ紡ぎながら 思い出すのは キミと過ごした日々。 朝は 優しく起こされて 昼は 揶揄いながらも色んなことを教えて 夜は キミの体温を感じながら眠りにつく
───── キミといないと駄目なのは とっくの昔に アタシの方だっていうのにね ]
(190) 2018/06/17(Sun) 01時頃
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[つつ──── と アタシの頬を流れる雫を袖で拭ってから、 君の方を向いて笑ってみせたけど。 次々に溢れてくる涙が 笑顔の邪魔をするの。 ] じゃあ……引っ越し、しないと駄目ね 刻印は一度しかつけられないの ………だから今度は 結界も無いトコに
[動けない君を抱きかかえて背中に背負う。 知ってた?実は キミよりチカラ持ちなの。
ひとまずは、今の家に帰って ───── ゆっくり眠りましょうか。 ]**
(191) 2018/06/17(Sun) 01時頃
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/* 溢れでるママみ………
(-46) 2018/06/17(Sun) 01時頃
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/* えっ、あっ、え、ラルフローラ組しんどくない??? むり〜〜〜〜〜〜!!!
(-47) 2018/06/17(Sun) 01時頃
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[どれくらいの時間が経ったのでしょう やがて、最後に残った夕焼けの一片が消えて 辺りは闇に包まれていきました。
ぼんやりとした月明かりでは ガストンの手紙はもう、読めません。 読めなくなった手紙と、籠をつかむと 子熊は、のろのろと腰をあげました]
ガストンの、バカッ……!!
[妹のことを想うのなんて当たり前です それでも、一緒にいると決めたんです。
よく考えなくちゃいけないことでも 考えたあとも答えが変わらないことだって きちんと存在しているのです。
それに、なにより]
(192) 2018/06/17(Sun) 03時頃
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いくらおっきな街だって そんなところになんか、行きたくないやいっ!!!
[あの日、助けてもらえなければ 少年は今、こ子には存在出来ませんでした。 今、こうしている時間も全て ガストンがくれたものなのです。
それなのに、彼を憎む人間がいる場所へなんて どうして行けると言うのでしょう?
たとえ、妹たちの行き先がわかるとしても そんな場所に、一歩だって近寄りたくありません。
手紙と籠を口に咥えると 子熊は四つの足で、山道を駆け出しました]
(193) 2018/06/17(Sun) 03時頃
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[どこへ向かうのか。 行き先は、一つしかありません。
暮らして着た場所ですから 当然、鍵がないことは知っていました でもバリケードがこさえてあったら? ガストンがどこかへいってしまっていたら?
走っている間も、不安はどんどん湧いてでます 嫌な考えを振り払うように、一目散 山道を走って、走って]
よかった……かえれた
[途中、幾度か転びました。
それでもようやく、小屋へと帰り着くと 人の気配にほっと胸をなでおろします 床が泥で汚れるのも御構い無し 四つ足のまま、なかへと入れば]
(194) 2018/06/17(Sun) 03時頃
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ただいま
[眠っている大熊に、帰宅の言葉を 起こさないように小さく伝えたあと 空っぽの籠と破れた手紙を枕元へ
なんだか急に眠くなってきたのは たくさん走って疲れたからでしょうか]
おや、す―――
[そのまま、倒れこむように ガストンに体をぴたりとつけて 子熊は眠りに落ちたのでした**]
(195) 2018/06/17(Sun) 03時頃
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起きたら、こんどは 一緒にお魚、とりにいこうね
[むにゃむにゃ、寝言のようにいって 玉結びの袖口をしっかり握りました]
(-48) 2018/06/17(Sun) 03時頃
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/* ンアーッ(語彙力がない熊の咆哮)
(-49) 2018/06/17(Sun) 03時半頃
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[頬を膨らます姿はまだまだ小さい頃と変わってない。 初めてその顔を見たのっていつだろう。 魔法がうまくいかなかった時からそういう顔された覚えがある。]
あ、ほんとに居たんだ? …ふーん…………
[誰だろう。 この街で関わってきた人々の顔を思い浮かべては消して。 だめだ、全く見当がつかない。 昔から人間と深く関わらないようにしてきたせいで、 他人同士の関係性なんて興味なかった。 つい最近 「恋人さんとは仲良くやってる?」 って肉屋のおじさんに言われて、 人間達からの自分たちに向けられている目に気づいたくらい。]
(196) 2018/06/17(Sun) 07時頃
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朝からハンバーグは攻めるねーメア。
[一口食べる前に、 先に頬張った彼女に一言添えてから僕も。 美味しい。 カウンター下にしまってある、 僕のレシピ本でも見て覚えたんだろう。 そう思うと、笑いが漏れた。
──もしかして僕、嬉しいのかな。]
…………
[思わず手を止めた。 なんで嬉しいんだろうって。 わからない。親心って…やつ…?]
(197) 2018/06/17(Sun) 07時頃
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[感情みたいな自身でさえわからない類を考えるのは、 とりあえず一旦置いとこう。 置いとくうちに忘れてなくなるのが常なのは言わないお約束。]
手紙ー…?僕に? [僕宛なんて珍しい。 この場所に送る人なんて早々いないだろうに。 友達なんていないしなぁ、っと。
とりあえず「ありがと」って受け取って 自分の方に手繰り寄せて置いておいた。
これは髪を結ってやってから。]
このくらい自分でしろよな… おいで、後ろ向いて。
(198) 2018/06/17(Sun) 07時頃
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[食後のコーヒーをテーブル並べながら手招きする。 椅子を持ってきて背を向け座る彼女のご要望に沿うように、指で髪を梳きながら2つに分けていく。]
(下で2つ…2つかぁ…)
[櫛で髪を綺麗に整え、片方の髪束を持つ。 上の方から少しずつ髪を取ってきつくならないよう交差させ、 それを繰り返し、繰り返し、 下の方はそのまま編んで、 編み込みの三つ編みを作った。
甘えられるたび、 毎回同じもいけないと変にこだわり アレンジを加え、喜ばれた結果 妙にこなれてしまった。]
(199) 2018/06/17(Sun) 07時頃
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ハイ終わり。可愛くなったなった。
[もう片方も作り終え、 心がこもってないような適当な感想と共に ぽんぽんと肩を叩いて彼女にも完成を告げる。]
メア、ペーパーナイフ
[席に座りなおし、コーヒーに口を付けながら手紙へ手を伸ばす。
「髪を結ったんだからもってこい」 この言外の意味に気づいただろうか。 ペーパーナイフは僕の自室にあるのは知ってるだろう。 手を差し出して待ちのポーズを作る。
ナイフが手のひらに収まり次第、 中身が紙だけじゃないのを感じつつ 中を伺うように、封を切った]*
(200) 2018/06/17(Sun) 07時半頃
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/* 手紙開けるタイミング作ってくれてありがとうー!! すきだーー!!!!
(-50) 2018/06/17(Sun) 07時半頃
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[宿帳を渡されて書き込む
Merja
名字は捨てた。隣の彼を少しだけ見上げて続きを書き込んだ。
Merja Araújo II
書いた文字を指でなぞると、指先に黒いインクがつき、書いた文字も滲んだけど、メルヤがよほど嬉しそうな顔をしていたのか、フロントの女性は微笑ましそうにメルヤを見て特に何も言わなかった。 渡された鍵の部屋に行くと、広くて清潔な空間に、趣味が良い調度品が揃えられていた]
うちも大概広いですからそんなに驚きませんけど、このタンスとか幾らぐらいするんでしょうね。
[お城の調度品は、安いのと高価な物がごちゃごちゃしていてよくわからない雰囲気を醸し出している。どこの国のものかよくわからない物もあって面白いけど、ひとつの好みで統一された部屋を見るのは初めてで新鮮だった。
しばらくそうしてはしゃいでいたが、彼からのなんらかのプレッシャーを感じて傍まで行った]
怒ってますか
[朝と比べて髭が伸びてざらざらする頬を手で逆撫でした*]
(201) 2018/06/17(Sun) 08時頃
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― 宿 ―
[宿帳を自分で書かせたのは、新たな苗字を得ているということを認識してほしかったから。 スペルをなぞるさまと嬉しそうな表情に目を細めて――2世まで書くとは思わなかったが。]
先代は大雑把な人だったからなぁ…… おかげで僕も目利きとかできないし [安そうなものも高価そうなものも同じように取り扱っていたので、タンスの価値はよく分からない。 メルヤ同様、テーマのある部屋は新鮮であったが、館のを換えようとまではさすがに。 はしゃぐさまを喜んで見ていたら近寄ってきて……怒っていると思われたようだ]
あぁ、うん 今メルヤがぶつかってきたことで、僕のポケットの中にあるメルヤが鼻かんだハンカチがぶにゅっって言ったことなら ぶにゅっっっって言ったよぶにゅっっっって [冗談めかして言うぐらいなので怒ってはいないのだろう]
(202) 2018/06/17(Sun) 11時頃
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ところで…… 宿帳に同じ名字書いてたけど、僕から見たら続柄は何だい?
[泊まっている間だけのでもいいから、といちおう付け加えて。*]
(203) 2018/06/17(Sun) 11時頃
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[2世については書くべきか悩んだけれど、結局書いた。そもそも本名書いていいのかな、と少しだけ心配になった。将来何か禍根を残す事にならなければ良いけど]
私の部屋のドレッサーが猫脚で可愛いですけど、あれは誰が置いたんですか。
[彼の方を向いて、傍に寄る。幸い、怒ってはないようで]
帰ってから洗いますよ。
[クスクス笑いながら、 問いかけられると笑いを止め、真顔]
知っているくせに、 言わせたいんですね。
新妻、ですよ。
[やがて形作る笑みは、少しだけ翳りを帯びてーーー*]
(204) 2018/06/17(Sun) 13時頃
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[気紛れな配達屋さんは気紛れに仕事をするようで、手紙が届く時期は捻れても、送った物の鮮度は失われないみたいで。
ペラジーが返事を送ってくれたのは、こちらの手紙が届いてすぐのことだったかもしれないのに、その手紙がメルヤの手元に届いたのは、そろそろ芋を掘り起こそうかという頃。
それでも嬉しいのは当たり前だった。
握り潰さないように封書を抱きしめる]
あれ、なにか入ってる。
[封書を開けると、手紙と傷薬が入っていた。手紙に目を通し、早速と手に塗る]
おお。なにかしっとりする。 これがあれば長い冬も楽に過ごせそう。
[冬は指先がささくれたり、あかぎれしたりと困っていた]
なにかお礼がしたいなぁ。そうだ、ふたつ買ってあるチーズ、ひとつ送っちゃお。
[直径15センチのカマンベールチーズと手紙を小包にした。配達屋さんお疲れ様です]
(205) 2018/06/17(Sun) 13時頃
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dear:ペラジー(呼び捨て嬉しいです)
うちの魔法使いは変わり種のようで、年老いていくのが悩みのようです。 研究によって自ら吸血鬼になって、不老不死を目指しているそうです。
不老不死って楽しいのか、私にはわかりません。
ペラジーの先生はとても優しい方ですね。うちのは研究研究で、 使えるのかわからない薀蓄しか教えてくれてません。 うちの魔法使いも、 優しいのは、否定しませんけど。
うん、ですますも辞めよう。友達だから。文章が長くなるし。 ペラジーが敬語が好きなら変えなくていいからね。
おかげさまで、芋はもうすぐ実るみたい。焼いても煮ても美味しいので、今から楽しみ。
傷薬ありがとう。すぐに試したよ。つけたばかりだから薬効はまだわからないけど、手肌がすっべすべになった。 直接見せられないのが残念。 もしいつか会えたなら、その時に。
(206) 2018/06/17(Sun) 13時頃
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お礼としてカマンベールチーズを送るから先生と一緒に食べてね。(レシピもいくつか添付)
困ってること、は。 もうないの。私は自分で行く道を決めたから。
他に困ったことがあった時に、貴女もまだそこに在るのなら相談するね。
だから、貴女が困った時に私を思い出したら、些細なことでも重大なことでも頼ってくれると嬉しい。
メルヤより
(207) 2018/06/17(Sun) 13時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2018/06/17(Sun) 13時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2018/06/17(Sun) 13時頃
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―回想:花の冠―
[黒い森に幼子を迎えて初めての春。 ある晴れた日、魔女はピクニックをすることにした。
降り注ぐ、柔らかな陽射しと 髪を揺らす、そよ風に心地よさげに目を細めながら。 幼いペラジーの手を引いて、春の小径を歩いて。
弁当のバスケットを持たせた夜色の狼をお供に 館に隣接する、こぢんまりした畑を通り過ぎ 白詰草やれんげ草、雛菊。 一面に春の野花が咲く、小さな丘へと向かう]
(208) 2018/06/17(Sun) 15時半頃
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[暗く深い森の最奥とは 到底思えないほどの長閑な風景の中で。
魔女は狼の背から荷物を下ろし、 休憩用のマットを広げ、 弁当のバスケットと飲み物のポットを置く。
準備をする魔女の傍らで、 ――今日は何をするの? と 問うような視線を向けてくるペラジーに]
ペラジーは、花冠をつくったことがあるかしら?
[そう尋ねると。 ぶかぶかのローブの袖を捲って、その場にしゃがみ込み。 白詰草の花を積むと、小さな白い花冠を編んで。 ペラジーの薄紅色をした髪を飾る*]
(209) 2018/06/17(Sun) 15時半頃
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―そして、家路に―
[約束があれば安心できる。>>164 わたしは気づかない振りをする子どもを演じる。
まだ。…気づきたくなくて自分でも気づかない振りをする。 また一緒に街に行くという約束は わたしの心を明るくさせた。]
えへ…約束…。
[その笑みはカリュクスにだけ向ける 無邪気で無垢なものだった。]
(210) 2018/06/17(Sun) 15時半頃
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内緒。 ……2,3日待って、ね。
[買物を済ませて落ち着いた胸の動悸とは別に 心臓がどきどきと逸る。>>166
陽が落ちて辺り一帯は茜色に染まる。 背後の雲は薄紫色を棚引かせて…昼を惜しんでいるかのように。
慣れ親しんだ黒い森は いつか小さかった日に恐ろしかった森は わたしにはもう穏やかな日々を過ごした故郷のようになっていた。]
(211) 2018/06/17(Sun) 15時半頃
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[病だからを理由にしたくなかった。
病持ちだからこそ 他の人と同じぐらい動きたくて役に立ちたかった。
わたしの心の機微に気づいたのか。彼女は折衷案を出してきた。>>167 とても嬉しい提案にわたしは頷いてその日は一緒に台所に立った。]
……カリュクス先生と一緒に台所立つのとてもひさしぶり
[なんだか得をした気分になって不謹慎ながらつい顔が緩む>>168
楽しく食事が終えたなら 厨房から追い出されて家族同然の鳥たちに打ち明けてその日は終えた。]
(212) 2018/06/17(Sun) 15時半頃
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────…おやすみなさい、カリュクス先生。また明日
(213) 2018/06/17(Sun) 15時半頃
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─数日後─
[植物の蔓草を干して乾燥させた紐を月長石に編み込んだ。 一般的にはマクラメ編みと呼ぶらしい。
石を傷つけずに周囲にぐるり、と。 教えて貰った手先の器用さで自己流で唸りながら作り上げた。
作業工程を見られたかはわからないけれど 余りに熱中していたので心配を掛けたかもしれない。]
カリュクス先生
[その時彼女は館の自室にでもいただろうか。 親しげに呼び掛けて、応じた声があれば…少しだけ躊躇うようにして
後ろ手に隠していた二組の月長石のネックレスを見せた。]
(214) 2018/06/17(Sun) 15時半頃
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お揃いで…作ってみたの。 わたしにはカリュクス先生から貰ったポマンダーあるけど ふたつ付けててもおかしくないし…
[どちらがいいかな、と試行錯誤の末に作り上げたものだから 編み方は荒いが緊張しながら差し出す。
わたしが買ったものではないけれど わたしが貴女に贈る、もの]*
(215) 2018/06/17(Sun) 15時半頃
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[霧ふり山の冬は、命あるものすべてを凍らせようとするほどに寒く厳しいものでした。
魚を捕った川は一面が氷に覆われて 鬼胡桃が実った木はもうとっくに禿頭 ぬかるんだ道は1歩踏み込んだなら つるりと滑ってあっという間に沢まで真っ逆さま
人間など入る余地の無い場所でしたが、それでも男は固く身を丸めておりました。
夢の中、小熊が一頭、沢で魚を捕まえております。 その後ろ、木の影から鉄砲の先を覗かせてじっと息を殺す人間がいることに小熊は気付くことはありません。 いけない、逃げろ、という男の言葉は、夢の世界に溶けて形になりません。
人間の指先が引金を引くのが怖くて、逃げ場を求めて掻いた手は……傍らの暖かなものに触れて、爪を引っ込めました。]
(216) 2018/06/17(Sun) 16時頃
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[もうここには一人しかいないはず……などと疑問に思うことなく、意識は眠りの世界を揺蕩って、そのまま手に触れた小さな存在の温かさに甘えるように鼻を鳴らすと、ぎゅっと胸の内に抱き込むのでした。
『これで良かった』とぽつりと呟いて
不思議とその後は悪夢に魘されることもなく、冬の山の時間は過ぎていきました。]
(217) 2018/06/17(Sun) 16時頃
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ー それから ー
[熊が目を覚ましたのは、小屋の屋根に積もった雪が溶けて滴る音を聞いた時でした。 深い眠りから覚めたばかりで、欠伸をすることすら億劫なほど。
眠る前と変わらぬ我が家を見渡して……玄関から続く泥の足跡と、己が懐に抱いたものに目を向けました。]
…………。
[そこに、服を着た小熊が寝ていました。 本当ならここにいるはずのない小熊ですが、寝惚けた熊は見覚えのある丸く柔い耳を見下ろしながらにっこりと微笑んで]
(218) 2018/06/17(Sun) 16時頃
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おかえり、どり。
[もう一度、右手でしっかり抱き寄せて、もう一度瞼を閉じました。起きるにはまだ寒い。屋根の上の雪が溶けきったら目を覚ましてもいいかもしれません。 起きたら生え始めの木の芽や蕗の薹を探しに一緒に外に出て……それからそれから……。
しっかり目を覚ましたらとんでもないことが起きたのだと気付くのでしょうが、寝坊助の大熊はまた安らかな寝息を立て始めました。]*
(219) 2018/06/17(Sun) 16時頃
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/* ピスティオのロル読むたびに すげーー細かいところにギュンってきてる。 そういうとこ〜〜そういうとこ好き〜〜〜〜!!!って。
(-51) 2018/06/17(Sun) 16時半頃
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[朝からカレーやステーキだったとしても 私は気にならないんだけど。 そういうのは確かに重たいのかもなぁと思い直して 次はクロックムッシュでも作ろうかと頭の片隅にメモ。
他には何が作れそうだったか。 と、食事を進めながら思考を巡らせる。
ピスティオが作った中で好きだったのは── …って考えたら全部になっちゃうから。 その中でもいくつか厳選した品々を思い浮かべた。
毎日三食分の料理を作ろうとしたら どうせ三日坊主になるのが目に見えているので、 当面の目標は一週間に二回分作れば良しとしよう なんて、自分に甘い目標を立てつつ。]
(220) 2018/06/17(Sun) 16時半頃
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[ピスティオが珈琲を淹れてくれてる間に 私は空いたお皿をパパッと下げてしまおう。 そして引き返す際に椅子を掴んで彼の元へとUターン。
ぶつくさ言われているのは右から左へ聞き流して、 私専用のカップの方を手元に手繰り寄せた。
ピスティオのと比べると幾分か優しい色。 ブラックを飲もうと頑張った時期もあるけど 最近じゃあ砂糖一個とミルクちょっとで落ち着いてる。
まだ熱いそれにふーっと息を吹きかけ 火傷しない頃合いを窺いながら、 髪が纏められていく感覚を楽しんで。]
(221) 2018/06/17(Sun) 16時半頃
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ほんと? 本当にそう思ってる??
[全然抑揚のない言葉にじとーっとした目を向けるが、 その手際の良さには信頼を置いているから すぐに片側の編み込みに触れれば口元を弛ませた。]
(222) 2018/06/17(Sun) 17時頃
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[ペーパーナイフ? オーケー、それくらいなら使われてあげましょう。
「ちょっと待ってて」と言い残して 勝手知ったる自分の部屋のように迷いなく 机の引き出しの一つを開ければ、ビンゴ。
お目当を見つけたならもう用はないので 引き出しを元のようにしまって、 部屋を出る前に鏡の前に立ち寄ってみる。]
うん、良いセンス♪
[可愛くなってる なってる。]
(223) 2018/06/17(Sun) 17時頃
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[ダイニングテーブルに戻ってみると予想通り、 この部屋を出る前に見たのと 何一つ変わっていない光景があった。
その掌の上に「ハイ、」とお望みの物を置き、 椅子に座り直して飲み差しの珈琲に口をつける。
ちら、と、暇潰しがてら、 ピスティオの方をたまに盗み見たりして。 カップが空になれば他の食器と一緒に片付けようと 洗い場に立ち。]
今日は天気が良いみたいだから 洗濯物を済ませたら近くの街に行こうかなぁ…
(224) 2018/06/17(Sun) 17時頃
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[指先から滴り落ちる水滴をピッと振り切って、 ふかふかのタオルで両手を拭きながら 聞こえるくらいの声で零した。
伝えたいことを一方的に伝えて満足すれば 踵を返して一旦部屋へと着替えに戻ろう。
来る気がなければ「行ってらっしゃい」 欲しいものがあれば「○○買ってきて」 ついて来る気があるのなら「僕も行く」 返ってくるのは、きっとこのうちのどれか。
まだ時間もあるし、 返事を聞くのは今でなくともいいのだから 私は先にこの髪型に似合う服を考えようかな。]*
(225) 2018/06/17(Sun) 17時頃
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|
/* 音符マークがPCで見た時に絵文字になってないかちょっと不安。
(-52) 2018/06/17(Sun) 17時頃
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|
― 宿 >>204 ―
メルヤの部屋は……もともと先代が寝泊まりしていたところでね 当時からそのままにしてあるから先代が置いたんじゃないかなぁ 僕の部屋はずっと僕が使ってたし、先代から引き継いだのは研究室ぐらいかな
[傍に寄って来たら軽く引き寄せて]
うん すっごく言わせたい 結論を語るには理論の証明が大事だからね ちゃんと確認をとらないと
[彼の笑みは満面で―― 翳る部分には気付いていないのか、あるいは最初から覚悟の上なのか]
(226) 2018/06/17(Sun) 17時頃
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|
――。
[もう少し何か話の続きを囁いた。*]
(227) 2018/06/17(Sun) 17時頃
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|
――新妻の実践もね?
(-53) 2018/06/17(Sun) 17時頃
|
|
―貴女が私にくれた、もの―
[街に出かけた数日後。
魔女の自室を訪れたペラジーが 僅かに躊躇いながら、差し出す二組のネックレスに。
彼女が石を預かりたがった理由と ここ数日、こっそりと何をしていたのか ふたつの秘密が一度に明らかになる。
ネックレスを掌に受け取ると 石を包む、蔓草のマクラメ編みに紅い瞳を向け]
(228) 2018/06/17(Sun) 17時頃
|
|
上手に編めているわね。
……この、石を囲む部分なんて、 難しくなかったかしら?
[そんな感想を述べる。 編み方こそ粗いものの、むしろ味わいになっていたし 仕事そのものは、彼女らしい丁寧なものだ]
ありがとう。とても、嬉しいわ。
[魔女の反応を気にして、緊張するペラジーに 表情を和らげてお礼を言う]
(229) 2018/06/17(Sun) 17時頃
|
|
[――――では、仕上げをしましょうか。
月長石にほそっこい指先を当て ルーンの文字を刻みながら力ある言葉を唱えれば 石が一瞬、青白い月光のような光を宿し、 吸い込まれるように消える]
元々、月長石には、 良くないものを寄せ付けない力があるの。
今、かけたのは魔除けの力を強くする魔法と 何か良くないものがきたら 石が輝いて警告をしてくれる魔法。
[そして、もうひとつ、――掛けられた魔法。
揃いの魔除けの持ち主の片割れに、危難が訪れたなら、 残るひとりに教えてくれる魔法のことは秘密にして]
(230) 2018/06/17(Sun) 17時頃
|
|
つけて、みましょう?
[ペラジーを促して 早速、揃いのネックレスで身を飾ると。 彼女の袖を引き、姿見の前に並んで立つ]
素敵ね。貴女に見立ててもらって、良かった。
[姉妹のように寄り添って映る、ふたりの姿を見ながら 魔女は嬉しそうに、口にするのだ*]
(231) 2018/06/17(Sun) 17時頃
|
|
[分厚い藁の寝床の中、胎児のように体を丸め 小さな子熊は冬の間中、夢を見ます。
窓を叩く風の音はゴオウ、ゴオウと 滝壺へと落ちる水の音へ 積もった雪の重さに、屋根が軋む音は 荷馬車の上で、積荷が擦れる音へ
風の荒さと、雪の重さからなる夢は 寂寥感に満ち満ちて、良い夢とは言えないもの
人間ならば、飛び起きることもあるでしょう もし起きられなくとも、せいぜい一晩限り 朝になれば、自然と目が覚めて どんな悪夢も次第に薄れていく。そんなもの
けれど子熊にとって、冬の眠りは深いもの 見る夢がどんな悪夢だとしても そうそう目覚めることは叶いません]
(232) 2018/06/17(Sun) 17時半頃
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|
[大熊へ隙間がないほど寄せていた体は 幾度もの寝返りで、ころりころり
夢の怪物を振り払おうとするあまり いつしか、体は寝床から床板へ
冷たいそこへ転がりかけた時 暖かいものが前足の先に触れて]
――――……。
[温もりに先導されるようにして 寝返りの向きは、寝床の方へ
一番大きく、暖かい存在に触れたなら 眠り始めた時と同じようにぴたりと体を寄せ 悪夢のない、深い眠りへと落ちていくのでした]
(233) 2018/06/17(Sun) 17時半頃
|
|
―― そして、雪解け水の頃 ――
[あれほど激しかった風の音も 今では時折わずかに、窓枠を揺するだけ。
窓の隙間から室内へと流れる空気にも 切り裂くような鋭さはもうありません。
どこからか飛んできたのか 羽虫が一匹、寝床の中の子熊の耳にとまれば]
―――ふ、ぁ
[くぁぁ。と顎が外れるほどの大欠伸 抱きしめる腕の下からもぞもぞと這い出して ふかふかの毛に覆われた前足で顔を擦ります。
泥だらけだった前足 もっともその泥は、今ではもうすっかり乾いて ぽろぽろこぼれてしまうほどでしたが]
(234) 2018/06/17(Sun) 17時半頃
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[一頻り目をこすったなら 眠気を払うように、ふるりと身震い一つ
眠る前、何かに怒っていた記憶があるのです それに何か悲しいことがあったようにも
なんだったっけ?と首を傾げ 寝ぼけ眼の子熊は、もう一度寝床へころり]
おはよ
[ふわぁと、もう一度あくびを繰り返しました*]
(235) 2018/06/17(Sun) 17時半頃
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ふーん。
[魔法使いってどうやって調度品を購入しているのだろう。魔法使いが行商していてなんらかの魔法を使って……とか考えたけど、今はそれどころではない]
今日は何回でも言ってあげますよ。
[彼の背中に両手を回して身体全体を預ける]
(236) 2018/06/17(Sun) 17時半頃
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エスコート、してくださいね、新妻、ですから。
[頬を染め、目を閉じて彼を見上げた。少し首が痛い*]
(-54) 2018/06/17(Sun) 18時頃
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[また眠りの底に沈みかけた意識に、小さな「おはよう」と欠伸が響いて、熊はほんの少し瞼を開けました。
なんらおかしくない朝です。 ちょっとまだ冬の気配は残っているけれど、暖かな藁の匂いがして、目の前でぴこぴこ動くドリベルの耳が可愛らしい。 そろそろ朝ごはんの時間なのにドリベルが寝ているのが気になるのでしょうか?いえいえそんな日だってありましたとも。
そういえば、寝る前にひどく辛く悲しいことがあったような気がしますが……数年前に読んだ本の内容のように、ぱっと頭に蘇ってきてくれません。
ぐわっと大きな口を開けて欠伸をしたら、また眠気が襲ってきます。熊はまた瞼を下ろして……]
(237) 2018/06/17(Sun) 18時半頃
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…………………………まって、おかしい。
[またくわっと目を見開きました。 寝耳に水、懐に熊、眠気など綺麗にすっ飛んでいって、熊はがばりと起き上がりました。]
……何故、どり?
[熊の記憶が定かなら、戻ってくるなと書いたはず。 幻でも見ているのでしょうか……頭をふるふる振るってみても、さっきまで抱いていた熊の子はちゃんと目の前にいるようです。
困り果てた熊は、おん、と鳴いて頭を抱えてしまいました。]
(238) 2018/06/17(Sun) 18時半頃
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[ともかく、きちんと話さねばなりません……事によっては起きて早々牙を剥かねばならぬかも。]
どり、どういうことだ。
[まだ小熊が寝こけているならつついて起こし、起きているなら不機嫌に唸ってみせるでしょう。]*
(239) 2018/06/17(Sun) 18時半頃
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/* ノリツッコミという芸当が仕込まれた熊
(-55) 2018/06/17(Sun) 18時半頃
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うん、何回でも言ってもらうよ
[抱擁を返せば、夕食は外に出ずこのままルームサービスを頼もうとか話し、そして夜は更けていくことに。
あの日から関係が大きく変わったふたり――それもこれも、人間であるあいだの話。**]
(240) 2018/06/17(Sun) 18時半頃
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それじゃ、行こうか
[愛用の重力魔法の魔導書を手にして、発動させながらメルヤをふわりと抱き上げてベッドへ――メルヤが重いわけではないのだ、引きこもりのおっさんの筋力なんてそんなものだ。]
(-56) 2018/06/17(Sun) 19時頃
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[このまま、時が止まればいいのに。
そう、願っては打ち消す想い。
せめて今だけは心の侭に……]
(241) 2018/06/17(Sun) 19時頃
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ねえ、気づいてましたか。貴方へのご奉仕は、身の回りの世話だからしてたんじゃない事。
[ふわりと抱えられ、それが魔法に依るものかどうかなんて関係なく。それ以上、多くは語らずに。
今に彼に、心と身体の総てを預けた*]
(-57) 2018/06/17(Sun) 19時頃
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[目覚めの挨拶をしたものの 頭の中は、まだ殆ど夢の中 悲しい出来事も、怒っていた理由も 泥汚れの原因さえ思い出せそうにありません。
思い出すのも面倒くさいから この際、二度寝してしまおうかなんて 頭から藁の中へ潜りかけた時です。
すぐ隣で大熊が起き出してくる気配がしました]
(242) 2018/06/17(Sun) 19時頃
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………?
[子熊よりずっと、熊歴の長いガストンですから きっと、冬眠なんてお手の物。
目覚めたらしゃきしゃき朝の準備を始めて 身繕いを整えるはずなんて そんな推測はどうやら、大間違いだった様子。
ごそごそしたり、欠伸を漏らす姿が面白くて 見つめているうちにまた、とろりと夢の中 穏やかな寝息が漏れ始めたのです、が]
(243) 2018/06/17(Sun) 19時頃
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[ごそごそしていたガストンが なぜだか、勢いよく起き上がりました。
『おかしい』という言葉は 何を意味しているのでしょう?
寝ぼけ眼の子熊は、考えて考えて…… 思い出した瞬間、眠気が飛びました]
(244) 2018/06/17(Sun) 19時頃
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どういうことって?
[とぼけているわけではありません 唸り声混じりの相手に、こちらも唸り声。
怒っていた理由も思い出しましたから 瞳に力を込めて、ここにいる理由を]
……一緒がいいって、いったじゃん 言ったのに、なんで 出て行かないといけないのさっ!
[小さな熊が威嚇したとして 大きな熊にどれほどの効果があるのでしょう?
それでも、怒っているのだと 鼻筋に皺を寄せ、叩きつけるようにいいました*]
(245) 2018/06/17(Sun) 19時頃
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─ 回想:一番目の記憶 〜 Der erste Speicher ─
[一番古い記憶────
森の奥深くにある泉のそばで 母に魔術を教わる 幼い " 少年 " 実母であるかなんて 分からない 父親、という言葉すら 知らなければ ふたりで暮らしている事に 疑念の欠片もなく 買い出しは 母が 故に 少年が森から出ることは 皆無で 母もまた 外の世界をなにも語らない だからこそ 見識の狭さは日々の幸せを約束する
───── " 魔法 " 其れが 世界に於いて異質なモノであると 知らなかったのだから ]
(246) 2018/06/17(Sun) 19時半頃
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[或る日の事 ───── 泉のそばでひとり 果物をもぎ取っていると 草むらから現れたのは 同じ歳ぐらいの少年 母以外 誰とも話した事なんてなかったから 大きな幹に隠れながら 恐る恐る果物を差し出した
打ち解けたのは直ぐだった 彼は貴族の子供で 狩猟中に小鹿を追って 付き人とはぐれたらしい 貴族、というのにも理解は叶わなかったが はじめて聞く外の世界に 心は踊った 彼の方は、と云えば 森の中に住んでいる少年に興味が沸いたようで ランプに魔法で 紫の炎を灯せば とても驚いて すごいと褒めてくれた ]
(247) 2018/06/17(Sun) 19時半頃
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[また遊びに来てもいいかと聞かれたので 子供が かろうじて通れる抜け道を教えた " 森からは出てはいけない " と言われていたから 少年が抜け道を使って出る事は無かったけれど 彼は その抜け道を使って遊びに来るようになった 彼と会っている事は すべて母には内緒 怒られるに決まっているから 内緒にしていてね、と彼にも口外しない事を頼んだ 初めて出来た 友達 彼と過ごす時間は楽しかった
けれど日々は過ぎ───── 彼が成長して抜け道を通れなくなれば 会いに来る事は なくなった ]
(248) 2018/06/17(Sun) 19時半頃
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[少年が青年となった頃───── ひとりで買い出しも許されるようになれば 街で 懐かしい面影を持った男に出会う 矢張り あの日の" 彼 " だった 彼は懐かしそうに言った
" 今日はすぐ屋敷に戻らないといけないが 明日また この街で会えないか "
" ランプに灯された あの綺麗な紫の炎を また見たいんだ " 唯一の友達に もう一度会えた喜びに コクリコクリ、何度も頷いて 馬に跨り 足早に去る彼の姿に手を振った ]
(249) 2018/06/17(Sun) 19時半頃
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[翌日───── 約束した小さな広場には 椅子に腰掛ける彼の姿 他には誰の姿も見当たらない 静かすぎるぐらいに
彼は昨日の軽装とは違い 今日は甲冑姿 今は教会付の騎士団にいるらしくて 脱ぐ暇も惜しんで会いに来たと言われれば 嬉しすぎて 口元が緩んだ
思い出話で盛り上がった頃 彼が椅子の後ろから取り出してきたのはランプ " 誰も見てないから ここで見せて欲しい " 外で魔法を使う事の不安はあったけれど 確かに 広場には誰もいないし 断って 楽しい時間を台無しにしたくなかった ]
(250) 2018/06/17(Sun) 19時半頃
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[───── ぽぅ、と ランプに 紫の炎が灯された瞬間 彼が立ち上がり ランプを掲げたまま大声で叫ぶ
" ご覧になりましたか司祭様! これぞ、魔法使いである証!! "、と
それと同時に 建物や草陰から現れたのは 彼と同じ甲冑姿をした 多数の兵士 その後ろにはローブを纏った中年の男 ローブの男が号令を掛ければ 甲冑兵達は剣を抜き 近づいてくる
どういうことなのだろうか、と 慌てて彼を見上げれば 胸に鈍い痛みが走った ]
(251) 2018/06/17(Sun) 19時半頃
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[ランプを持っていた筈の 彼の手には剣が握られ 其の剣は 青年の胸に突き刺さっていた
朦朧とする意識 そこから先は よく覚えていない
" 約束通り 黙っててよかったよ " " これで 俺も出世できる "
そんな彼の言葉だけが 暗い意識の中で 鮮明にきこえた ]
(252) 2018/06/17(Sun) 19時半頃
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[目を覚ますと──── いつもの光景だった 森の奥 母と住まう小屋の中 いつものベッドで目が覚めた 夢だったのだろうか───── ? そんな疑念はすぐに消える
横にはベッドに覆いかぶさる 母の姿 眠っているのではなく─── 死んでいた
母が使う魔法は " 癒し " 全ての魔力を青年に使ったのだろう 身体は老婆のように しわしわになっていた
込み上げてきたのは 深い怒り 悲しみ 母の亡骸を抱きしめ 誓ったのは復讐 ]
(253) 2018/06/17(Sun) 19時半頃
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[けれど、枕元に置かれた水晶と 母の手紙
" この水晶を割って 記憶を捨てなさい 誰も恨んではいけません 愛する カルス 貴方に幸せが訪れる事を "
全てを忘れて──── ? 忘れたら 此の怒りも 憎しみも 身体の外に出ていってくれるのでしょうか
それでも青年は 母の遺言に逆らう事などできない ならば──── いっそ 別の人間《 魔女 》として 生きよう
母の着ていた服を引き継ぎ 母の名前を引き継ぐ──── " フローラ " と ]
(254) 2018/06/17(Sun) 19時半頃
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― そして、現在 〜Jetzt gerade ─
[記憶を封じていた水晶の魔力は 長年の歳月に因って 弱まり
髪の先まで魔力を巡らせたことで 完全に効力を失った
全ての記憶は" フローラ "の中に ]**
(255) 2018/06/17(Sun) 19時半頃
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/* なんか適当に決めた設定を あとから辻褄合わせるのって楽しいよね!(おい
(-58) 2018/06/17(Sun) 19時半頃
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[>>148詰るようには聞こえただろう。 その苛立ちはフェルゼも意識していない己の無力さだ。
産まれる前だとか出会う前だとかではなく ただやるせない寂莫感が襲う。
幼い頃のように銀色の髪に手を伸ばされても 普段の悪態は身を潜めた。]
俺は…殺され掛けてた、から。 逃げて守って貰ってたんだよ。
[声音には”感謝”が滲む ──リッキィがいなければ死んでいた。
年端もいかぬ身で何も出来ずに 救われた。
だけど彼女を助けるものは、いなかった…のだろう。]
(256) 2018/06/17(Sun) 20時頃
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[>>149キィ、安楽椅子が撓る音。
秘密の森。美しい泉。それはフェルゼが知らない場所。 そうして語られるものは手酷いものだ。
人間に裏切られ──…母を喪い
同族と呼んで差し支え無い
魔法使いに呪いを掛けられ 友を失った。
彼女の孤独に気づかずに過ごしていたのだと 今更のように噛み締めるのだ。]
(257) 2018/06/17(Sun) 20時頃
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リッキィは、リッキィだ。 魔女らしくなんてこれっぽっちも思ったことない。
お前の呪いで苦しいなら 俺がその呪いなんて解いてやる
だから、そんな顔するなよ。
[ぎゅっと唇を引き結ぶ。 ずっと以前に諦めたのだろう。
彼女が描いた彼女の──在り方。 どうしてそれを奪われなければいけなかったのだろう。
目を合わせてただ眉を下げる どうして自分はこんなに──…無力なのだろう]*
(258) 2018/06/17(Sun) 20時頃
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[どういうことって?なんて聞き返されたのがすっとぼけでないことくらい、その目を見れば分かります。 きっとこの聡い子供なら分かってくれるに違いないとタカをくくった己を責めて、熊はぐっと奥歯を食い締めました。]
言ったはずだぞ。 ここには戻ってくるなと。 その理由も全部、説明したはずだ。 子どもの理屈で、罷り通るはずがない!
[歯を剥かれ、唸られても、こちらの方が熊として生きてきた時間が違います。 二本足で立ち上がると、天井を突き破らんばかりの図体で、ぎろりと子熊を見下ろしました。]
(259) 2018/06/17(Sun) 20時頃
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[唸れば地鳴りのよう、剥き出た牙はナイフの鋒のよう。大きな熊は怒気を込めて、おん、と鳴きました。]
ここに居てどうする!おれといてどうする! 動物になれる魔法使いを殺す人間がいると おれは言ったはずだ、どり。
[子ども相手に大声で吼えるのは大嫌いでした。 でも、聞き分けのない子どもの手を取り優しく教えるための言葉を、男はよく知りません。
まだちゃんとは働かない頭で必死に言葉を練りましたが……]
(260) 2018/06/17(Sun) 20時頃
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おれだって、家族、失いたくない。 何故それを分かってくれない。
[大きな熊は言葉で諭すより先に、小さな目に涙を溜めて言いました。小さな小熊に威嚇までしておいて情けないでしょうが、説明出来ない気持ちはどんどん雫になって溢れてくるのです。]*
(261) 2018/06/17(Sun) 20時半頃
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[魔女と弟子は生きてきた長さも、経験も、 どれをとっても、何もかも、違うから。 だからフェルゼに助けてもらおうなんて思うことはなく だけど、彼なりの励ましや、表情を伺い見れば、 どうにかして寄り添おうとしてくれているのがわかる
だからこそ、いつもの威勢を失くした様子も 眉下がるその表情も。それがただチクリと痛い。]
(262) 2018/06/17(Sun) 20時半頃
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[ “呪いを解くと死んでしまう” ことまでは伝えなかった だからこそ、フェルゼのその言葉があったのだろう。
── 呪いを解くと死んじまうんだよ。 あんたは、私を殺す気かい?
なんて、そんな冗談を口にしようとして、止めた。
── 本望じゃないか。そんなこと。 私を長い間ずっと、縛り付けてきた呪いだ どうせ解かれて死ぬのなら ……………………
だから、魔女は次の瞬間、こんなふうに呟いたんだ ]
(263) 2018/06/17(Sun) 20時半頃
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ああ。呪いを解く方法が判ったら どうにかして解いてくれよ。
アンタは人間だが、優秀な弟子だ。 アンタが死ぬ頃までには、 呪いを解く方法が、きっと、見つかるさ。
[親は子どもよりも先に死ぬものだろう? ── 私を看取ってくれるのは、アンタがいいな。 ]*
(264) 2018/06/17(Sun) 20時半頃
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―ずっと支えられていた、こと―
[光を受けて銀にも見える白い髪 鮮やかな赤い瞳に目を奪われた。>>228
どうだろうか。 不似合いだろうか。
やっぱり装飾屋できちんとしたのを買うべきだったのだろうか。]
[そんな風に臆していると思いもがけずに優しい声が通る>>229 柔い表情に強張っていた心と体が緩んだ。]
(265) 2018/06/17(Sun) 20時半頃
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そ、そこが一番難しくて 粗があるから余りみないで……欲しくて
[ありがとう。──胸に染み入るような声 少しだけ手に怪我までしたけどがんばって、良かった。
そうして相好を崩す。 途端にカリュクスが触れた先から一瞬青白い光が放ち 石に吸い込まれていくのを
黒瞳が、キョトンと見つめた。>>230]
(266) 2018/06/17(Sun) 20時半頃
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そうなの…? わたし、知らずに選んでたけど、そうなんだ。
魔除けの力と…警告。 ……これでカリュクス先生に
[もうひとつに掛けられた魔法は知らずに
つけてみましょうの声に 促されるように頷く。>>231
一緒に姿見の前に並んで立つと アイボリー色の簡素な服の上で月長石だけが輝いてみえた。]
(267) 2018/06/17(Sun) 20時半頃
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カリュクス先生に、似合うのを選んだから 喜んで貰えて…良かった。
[良かった、とまたひとつ口ずさむ。
幸せ幸せで…嬉しくて ───…だからわたしは月長石のネックレスに そろりと触れながらわたしは、姿見越しのカリュクスを見つめる]
(268) 2018/06/17(Sun) 20時半頃
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カリュクス先生……
わたしに魔法を教えてくれません…か?
[一度も口にしたことが、無かったこと。 でもずっと願っていたことを口にした。
それが節目になるとどこかでわかっていた気がした。]*
(269) 2018/06/17(Sun) 20時半頃
|
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[ 男たちの悲鳴は至極当然のもの。 たとえ自分が魔女であったとしても こんな酷い扱われ方をされる理由にはならない。
そんなふうに考えてしまう自分はもう ナルチーゾの信徒からは程遠い。 ナルチーゾの信徒であるよりも 救ってくれない神様よりも 救ってくれた優しい魔女の方が余程
……自分にとっては大切だった。
紫に染まる瞳も髪も美しい色。 紫の灯火の中で暮らした自分には とても落ち着く色合いだった。 だってそれは、貴女の色。 ]
(270) 2018/06/17(Sun) 21時頃
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[ けれど、その色は消えていって>>189 自分の涙で滲む視界の中、視線を伏せられて ダメなのかな、そう思って悲しくなった。
けれど、魔女が変なことを言うから。 ぱち、と目を瞬かせた後に顔を綻ばせた。 そんな訳、ないじゃないって。 怖くなんかあるはずない。 ]
怖くなんか、無いですよ。 どうして、僕を助けてくれた貴女を 怖いと思えるんでしょう。
それよりも自分の思い込みで 肌を暴いたり巫女入りの儀と言いながら その欲望を押し付けてくる彼らの方が、
……………ウッ。
(271) 2018/06/17(Sun) 21時頃
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[ そうだ、そんな事をされそうだったのだと思えば あまりの悍ましさに喉奥から 競り上がってくる何かがあったけれど えずいてなんとかそれをおさめて、 泣きながらこちらを見る彼女に 自分もなんとか、泣きながら笑顔を。 ]
僕、フローラさまと一緒にいられるのが 幸せだから……。 どんな形でも、フローラさまの傍に居たい。 フローラさまの傍に居させてください。
刻印が無くても、僕は、 あなたのものですから。
(272) 2018/06/17(Sun) 21時頃
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[ 刻印を消してしまったのは、 彼女を巻き込まないようにする為だけど 引越しでも旅でもきっと彼女となら楽しいから 一緒にいさせて、と笑みを浮かべた。
けれど、彼女に抱き上げられたら?>>191]
ひゃっ?! え、あっ、ふ、フローラさま……???
[ か弱くて力仕事は自分の、と思って居たから 意外な力強さに戸惑って顔が真っ赤に染まる。 ドキドキと高鳴る胸の音、 ふにゅりと圧し潰した胸越しに届いたなら どんどん早くなったのが分かったかも?
(273) 2018/06/17(Sun) 21時頃
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そのドキドキが、どんな感情からなんて。 それは笹な問題でしかなかった。 まだまだ知らない姿のある彼女に、 自分が惹かれているのは確かだったのだから。
男だからでも女だからでも無く ただ一人のフローラさまに。 ]*
(274) 2018/06/17(Sun) 21時頃
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[ ああ、けれど、本当に。 なにを盛られていたのだろう。 あなたが歩いて体が揺れるたび その柔らかな髪の先が肌をくすぐるたび むしろ、鼻腔に漂い続けるあなたの香りで。 ]
………っ、 …………ン………
ハ、 ………………っ、ふ………
[ 体が熱くなって震えて、 どうしようもなく体が切なくなる。 それでも何とか耐えようとして、 頭の中で考えるのはこれからの日々のメニュー。
(-59) 2018/06/17(Sun) 21時頃
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けれど、吐息は止められず。 唇をかみしめてみたけれど。
休めるところまで耐えきったところで、 ぐったり、倒れ込んでしまったはず。
何かこれをどうにかする術を教わったなら もしくは魔法や薬でどうにかしてもらえたなら その日のうちにでも、引っ越すのだけれど。 なにもほうほうが無かったなら、 部屋で一人、一晩耐えるのだった。 *]
(-60) 2018/06/17(Sun) 21時頃
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/* とりあえず相方がエロいです//
(-61) 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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[礫のように投げられる言葉の数々を 揺るがないようお臍にグッと力を入れて 身じろぎひとつせず、子熊は聞いておりました。
言ったはず?説明したはず? 確かにそれはそうでしょう
託された手紙にも、確かに書いてはありました でもそれは、受け入れるにはあまりにも]
返事がかけない手紙なら そんなの、いらないやいっ!!!
[駄々だと思われたとしても それでいいのです。
大人には大人の 子供には子供の言い分がある そのどちらが正しいかなんて 簡単にはわからないと思うのですから]
(275) 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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そうやって勝手に決めるなら アンタも、ボクの親と一緒だよ!!!
[このままだと生きていけないからと 自分と妹を売った両親の姿と 目の前の彼の姿が、重なります。
子供3人分の食い扶持が減った分 家族の暮らしは楽になったのかもしれません 妹たちも、どこかで幸せになれたかもしれません
でも、いくら幸せの可能性を積み上げても 手放されたという事実は消せはしないのです]
(276) 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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殺されるからなに? あぶないからなに?
そうやって、山からボクがおりたとしても 幸せになれるかなんてわからないんだよ!?
それなら、うまく行かなくたって 一緒にいられる方法を考えた方がずっといい
[前にガストンが言っていたこと "欠けたものは、戻せない" その言葉の意味を少年は知っていました。
一度、バラバラになってしまったら いくら寄せ集めてくっつけたって 元どおりにはなれないのです]
(277) 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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家族だから、一緒にいたいんだよ! ガストンのバカ!!!!
[必死で言葉を並べ立てて 思っていることを伝えようとしても 結局最後に出るのは、子供の喧嘩のような言葉 息を切らし、前足でぐしぐしと涙を拭ったのでした*]
(278) 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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/* あ、わりとボディーブロー的なものが入った……
(-62) 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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/* いや私も一緒にいたいんだよぉぉぉぉぉォォわかって
て、中の人が言ってる。
(-63) 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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/* この村って、誰か知り合いいたっけ?とか 今更思ったやつ。 ぶ……ぷろではおぼえてたから。ちょっと忘れただけだから
(-64) 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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こっちから頼んでないし、唐突だったし……理屈で言えばそうなのかなって思ってた けどやっぱり自信なくてさ……
[そこらへんの気の弱さが、劇場から公園あたりの反応に出た、のは自覚している]
……メルヤこそどうなの 僕が気持ちいいからだけで奉仕させてたわけじゃないって気付いてた?
[「だけ」がつくあたり男のサガである。]
本当はずっと……こうしたかった
[メルヤと唇を重ねるとそっと身体を重みを預けていって、一緒にベッドに横たわって。 口付けたまま背中に手を回し、結んでいる紐を緩める――肩紐を下ろし、ゆっくりと上半身を露わにさせていく。*]
(-65) 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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[ペーパーナイフを持ってこいと言ったのは確かに自分だが、 こんなにも早く持ってくるなんて、 どんだけ部屋を勝手に見られてるんだ。 プライバシーもデリカシーもあったもんじゃない。
一応言っておくけど僕はそんなに彼女の部屋には入らないよ。]
んー。あ、ガストン。生きてたんだ。
[ナイフで丁寧に封を切った中には手紙一枚と、 それを運んできただろう梟の羽がひとつ挟まっていた。
一度昔山菜取りに魔法使って出た森奥で 偶然出会ったんだっけ。 彼も魔法が使える身として、 人間から疎まれてたっていうし、 生きてるかどうか確かめるのに ずいぶん前にベーコンを送っていたのを思い出す。]
(279) 2018/06/17(Sun) 22時頃
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カゴ…?カゴないじゃん
[まさかと思い、ドアを開けると 店のドアの脇にポツンと干し無花果の入ったカゴがあった。 それを拾って、手紙に視線を落としながら店内に戻る。]
僕も行く。
[そんな僕の様子を見ながら、 大きな独り言をわざと聞かせてきたくせ。 返事も聞かずに部屋に戻ろうとするから、 彼女が部屋の扉を閉めないうちに端的に返事した。]
(280) 2018/06/17(Sun) 22時頃
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干し無花果かー。 他にも果物買ってきて フルーツサンドでも作ろっと。 この羽も加工してもらってペンにしなきゃなー。
[パンにも入れられるし、スコーンやケーキにも使える。 僕にとっては随分といいものをもらってしまった。
他人に文句を言えないほど 大きな独り言をぼやきながら カウンターに籠を置いて、 一旦部屋に戻って着替えを済ませ、手紙にペンを奔らせる。]
(281) 2018/06/17(Sun) 22時頃
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ガストンさん
お久しぶりです。お元気そうで何より。 此方こそ無花果ありがとう。店で使わせていただきますね。 良ければぜひ、お二人で遊びにきてください。 住んでらっしゃる場所が変わってなければ道を作れますので。
現在、僕も人間の子が居候してまして、 どんどん厚かましく育っていくのに困惑しています。 年頃の女性にもなったので人間の元に返したいのですが なかなか上手くいきません。
さて、 前回とは違う牧場のものですが、 また美味しいウインナーとチーズがあるのでお礼に送ります。 レシピもつけるので良かったら試してください。
「maga silva」ピスティオ
(282) 2018/06/17(Sun) 22時頃
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[一通認めたのち、インクをしまって バジルとウインナーを使ったレシピを 魔法で複製しにキッチンに戻れば 着替えたメアリーと出会ったかな。]
ねぇ、メア。 手紙くれた魔法使いも人間の子預かってるって。
[行こうか、と言って 無花果の籠ごと手紙とレシピの入った封筒も持って外へ。 貯蔵庫に無花果を入れて、 籠には代わりに ウインナーとチーズを紙袋に包んで放り込む。]
(283) 2018/06/17(Sun) 22時頃
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興味あるなら後で手紙でも書いてみたら?
[まぁ僕は僕で勝手にこれを先に出しますけど。 指で空中に顔の大きさほどの円を描くと 円の奥に空間ができあがる。
これが僕のポスト代わり。 その中に籠と手紙を放り込んだら後は仲介人さんが 運んでくれるか、直接届くんじゃないかな。]*
(284) 2018/06/17(Sun) 22時頃
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貴方はそのままで良いですよ。
[自信家になられてはさぞ……以下黙秘]
私としては貴方の感情は考慮するつもりはなかったのですけど。待ち望んでいてくれたのなら嬉しいです。
[彼の柔らかな唇がメルヤの唇に触れ、上半身の肌が空気に曝される。初めて見せる訳でもないのに羞じらいが表情に表れる。
照れくさくて両手で目元を覆った*]
(-66) 2018/06/17(Sun) 22時頃
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[返事を拒んだのは、確かに男の方でした。 勝手に彼の道を決定したのも。
それでも大熊は立ち上がって牙を剥くほかの術を知りません。]
おれは人間とは違う!
[鎖で繋ぐ代わりに沢までの道を嘘で塗り固めたこと以外変わりはない、と肯定しかける自分を噛み殺し熊は吠えました。]
いいか、お前も大人になる。 ここで、何時消えるとも分からずこの先を生きるより 広い場所行けば、道はたくさんある! 考えるだけ、望むだけじゃダメなんだ、どり。
[一族の守った土地に縛られる理由は、ドリベルには全くないのですから。]
(285) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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/* うふ、しゅらば😀
(-67) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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/* かわいいよねそこのぺあ〜〜〜くまさんぺあ〜〜!
(-68) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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[>>262育て親は親と遜色はない。 実親は銀色の髪を忌避して我が子と認めずに
殺めるか、精神を病むかをした。
リッキィは面倒そうに見えても面倒見が良かった。
少なくともフェルゼにとって 彼女だけが有りの儘のおのれを生きていることを許してくれた。
──── 其れだけで充分過ぎる 恩だった。 ]
(286) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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[“呪いを解いたら死ぬ”ことを知らない。
知ればどうしたかは─── 最早わからない。
その軽口を乗せて尚 願われたらどうしたか。
フェルゼは決して鈍いほうではないが 永きを生きる魔女の思惑になど気づける筈も無かった。]
(287) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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[目元を覆うメルヤの手をそっと外し、視線を合わせて見つめてから――露わになって胸をじっと見て]
綺麗だよメルヤ ……僕はまだ可哀想な人かい?
[顕になった胸部に手を這わし、指先の腹で膨らみを駆け上がらせる。 開いて残った傷痕を辿るようになぞって、やがて先端に辿り着ければ、恋焦がれていたかのように震える手全体でまるごと包み込んだ。*]
(-69) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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……約束する。 俺が、お前の、呪いを解いてやる。
だからもう、そんな風に 寂しそうにすんの、やめろよ。
俺は死ぬまでお前の傍にいてやるよ。 弟子だからな。
平穏に生きりゃいい…出来る限り盾ぐらいなってやる。
(288) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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[───孤独を感じていただろうか。
凄惨な目に幾度もあって尚 未だに望むものを捨てない師は>>150
ただ、眩しかったから だから素直な心情を吐露した。 ]*
(289) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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[泣かれることも怒られることも辛いはずなのに、熊は牙も涙も収めることもなく、息を切らした子熊を見つめました。]
おれの家族になってくれるの とても嬉しいことだ、どり。 だけど、おれの問題に、どりを巻き込みたくない。
[年端もいかない少年が、家族であるが故に狙われるなど……決してあってはならないことです。 懇願するような声で熊は諭し続けます。
人間が矛先を収めるようになること 男が人間と戦わずに済むこと 少年が人間の手にかからず済むこと
そんな都合のいい未来は一体どこにあるというのでしょう。]
(290) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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…………あ
[その時、寝坊助熊の頭はようやく冴え渡り、今まで思っても見なかった思い付きが雷のように熊の小さな脳味噌めがけて降り注ぎました。
……ああ、何故今までそんなこと思いつかなかったのでしょう。 思わず涙を引っ込めて、どっかり床に座り込むと熊は脳味噌を振り絞って、たった今受けた天啓に潜む穴を探します。
しかし、寝坊助熊の脳味噌のあてにならなさは自分でよく分かっているので、恐る恐るドリベルに尋ねてみましょうか。]
(291) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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どり、おれ、すごいこと思いついた。 ……家出、しよう。*
(292) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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/* リアルアイデア振り絞った結果が此方です。
(-70) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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[キミは、紫色の部屋に慣れ過ぎちゃったのかしら。 紫の瞳、紫の髪にも動じない姿───
裏切る人間もいれば、 最期まで信じてくれる人間もいる。 キミは──────? ] ………そっ、か
巫女入りの儀…… 出会った頃、そんなコト言ってたわね それ、後で詳しく聞かせて? [アタシが怖くないんだって。>>271
────── なら、アタシは。]
(293) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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………当たり前、よ あんな刻印が消えたぐらいで アタシから逃げられると思ったら
…………大間違いよ [とても大切な事に気付いていなかった。 アタシが思うキミの幸せと キミ自身が思う幸せ>>272は 全然違っていた事に。
" 魔女 "なんかと一緒に居れば不幸になる それがアタシの決めつけであったなら。
紫色をした炎───── このチカラが汚れて見えても キミに降りかかる困難を 焼き尽くしてみせよう アタシのオモチャは、アタシが守る。 ]
(294) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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[もしキミが刻印を消してくれなかったら─── 威嚇で紫炎を生み出すことは出来たけれど 止めは刺せなかった。
国中に手配書が回れば、 事態はもっと深刻だったでしょう。 旅とか引っ越しなんて冗談めいた言葉で無くてね。
一緒なら なんでも歓迎、 そんな笑みを浮かべる君を抱き上げて、背負う。]
ちょっとね……… 久々に魔力を放出したら 昔の事、色々思い出しちゃった
男の姿だった時の名前…教えてあげましょうか " カルス "っていうの
(295) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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あんまり背中でジタバタするなよ? ─────お姫さま
なんてね
(296) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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[少しばかり低く出した声は、 かろうじて男の声に聞こえるだろうか。
揶揄うのが楽しいんだから、仕方ない。 背中から伝わるキミの胸の高鳴りも感触も>>273 どういった感情がそうさせているのかは わからないけれど。
愛しい子、とは別の感情が アタシの中にもあるのは確からしい。 ]*
(297) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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………ちょっと、だいじょうぶ? [背負うと言っても、 家まで一気に運べるほどの体力は無くて。 樹の幹にもたれさせようにも、 ぐったりと倒れ込んでしまった。 ]
(-71) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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うーん……なにを盛られたのかしらね ちょっと唇 貸しなさい [キミの舌から絡めとれば 盛られた薬が分かるかもしれない、と。
拒否の言葉が届かなければ 唇を重ねた後、 直接アタシの舌でキミの舌を探るでしょう 薬の成分を絡めとらん、と。 ]*
(-72) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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/* うーん、うーん…… フローラでエロルするとしても……… どんな内容になるか全くイメージできないよ夢見さん(
(-73) 2018/06/17(Sun) 22時半頃
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[目を覆う手を外され、でも今日は彼の望む侭に、己の想う侭に在りたいから、彼と目を合わせた]
私の目に映るレオ、は。 とても、幸せそうです。
[とても優しく触れてくる彼の大きな手が、身体の奥に燻った火を熾す]
あっ…、
[呼吸と共に声が漏れる]
もっと、……強く。私の総てを攫ってください……
[彼の下半身に触れようと手を伸ばしてみた*]
(-74) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[願いを聞き届けようという想いよりも、タガが外れるほうが強かったかもしれない。 その一言で重ねていた唇は離れ、手で包む胸のもう片方を口にして――吸って、舐めて、つついて。 乳児でもここまでは求めないぐらいに女の頂きを愛して]
んっ… これぐらい、欲しがってるの…伝わるかな
[逆に男の象徴は、はじめての奉仕のとき以上に強く主張していて。 意識が下半身に向くのが同時だったとばかりにドレスの残りの部分を脱がしにかかった。*]
(-75) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[自分の問題に、巻き込みたくないという言葉 その言葉に子熊は、一瞬目を見開くと ため息とともに、静かに瞳を伏せました。
自分の問題。確かにそれはそうでしょう けれど、それを理由にして 子熊の行く末を決めてしまうというのなら それは、もう彼だけの問題とは言えない そう思うのです。
違うと言った人間の 少年の両親と全く同じことをしているのだと なぜ、わかってもらえないのか 家族と言いながらも なぜ外のものとして扱うのか
羊皮紙の手紙を読んだ時のように なんだかとても悲しくなった子熊は しょんぼりと、肩を落として]
(298) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[わかってくれないならもういいと 言葉を切ろうとした時でした。
不意に唸り声ごえが止んだかと思うと その代わり、なにやら呆けたような短い声 探し物を見つけたような声 そんな声を聞いてしまったのですから
先ほどまで唸り声をあげていた子熊の方も 緊張の糸が緩むというもの きょとんと目を見開いて 怖い顔を作るのも忘れ、口も半開き
だって、それというのも]
(299) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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へ?いえで? [子熊がここに残るなら ガストンは出て行くという意味でしょうか。
そう解釈するのが妥当な気もするけれど それにしては、なんだか様子が違うな。と こちらも床にぺたりとお尻をつけました*]
(300) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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―幸せは、誰の為に―
[良かったと、口ずさむペラジーの言葉に。 微笑むよう細められた紅い瞳は 紡がれる願いに、憂いのいろを帯びる。
それは、いつか、大人になる彼女の為に 全てを与えようと決めた魔女が ただひとつだけ、与えなかったもの。 ”魔法” を望むものだったから]
それは、だめよ。 世のひとが、魔女をどう思うのか、 貴女が一番良く知っているでしょう。
……魔法は貴女を幸せには、してくれないわ。
[鏡越しに見つめる黒い瞳を、じっと見つめ返す]
(301) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[ペラジーは一度も口にはしなかったけれど。 魔法を学びたいと、願っていることに気づいていた。 そして、動機が魔女に対する憧憬であることにも。 だからこそ辛いのだと、小さく息を吐く]
少し、昔話をしましょうか。
[座ってとペラジーを促すと。 テーブルを挟んで、反対側の椅子に腰を下ろし]
貴女には、信じられないかも知れないけれど。
黒い森の魔女と、森の周りのひとたちは 最初からこんな関係ではなかったの
[紅い瞳に過去を映しながら、魔女は言葉を紡ぎ始める]
(302) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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はあん、んんっ
[胸に与えられる刺激に、くぐもった声が漏れる。ご奉仕の時にも触らせていたが、ここまで愛されてはいなかった。
手に触れた彼の下半身の熱と硬さに、少しばかりの怯えが湧いた]
こんなの、ほんとうに入るんですか、私の中に……
[初めてはお腹に焼き串を刺されるくらい痛い、と書かれた本を見たが、それは比喩ではないのかもしれない。
けれど今更、無理とか言えなくて。 抵抗して機会を失いたくなくて。
下半身を脱がされる時も、為されるがまま*]
(-76) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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―回想:黒い森の魔女―
[紛い物のお姫様を巡って。とある王国は麻のように乱れて。 内乱の果てに、とうとう滅んでしまいました。 いろいろあって、魔女に成り果てた紛い物のお姫様は 長きにわたる漂泊の旅の末、黒い森に流れ着きました。
お姫様、改め、魔女は、 自分がいると人々が不幸になると思っていたので、 花や草木を育てながら、ひっそり静かに暮らしていました。
森の周りに住む人々も、 遠くから流れてきた魔女を不気味に思い 決して近付こうとはしませんでした]
(303) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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私も、ほんとうに欲しいんですよ、嘘偽り無く。
(-77) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[そんな、ある日のことでした。 森で迷い、死にかけた少女を見つけた魔女は、 少女を憐れに思い、棲家に連れ帰ると 元気になるまで保護をして、村に返しました。
少女は優しい魔女にすっかり懐いて、 森の最奥の花に満たされた魔女の棲家に ことあるごとに、遊びにくるようになりました。
最初は戸惑っていた魔女ですが、 情が深い寂しがり屋だったので、すぐに少女を可愛がるようになり、 それを知った村人は魔女が悪い魔女ではなかったと 親交を結ぶようになりました。
魔女はお人好しだったので求められるままに、獣避けや種々のまじないを施したり、医学の知識や薬を与えるようになった為。 村人たちは魔女を ”花籠の魔女” と呼び、畏怖しつつも敬うようになり、それからというもの、みんなは幸せに暮らしました。
めでたし、めでたし]
(304) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[――――とは、いかないのが人の世の常というもの。
ある年、国中に作物を枯らす疫病が蔓延すると。 黒い森の地方も大飢饉に襲われて、 多くのひとが死にました。
この地方ではナルチーゾの教えは、 土俗の信仰と習合していたので。 魔法を使い、知識を与えてくれる花籠の魔女を、 人々は神様の遣いだと思い込み 疫病を収め、村に実りを戻すようお願いをしました]
(305) 2018/06/17(Sun) 23時頃
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[けれど、花籠の魔女には 天災をどうにかできるほどの力はありません。
きれいな顔を苦しげに歪め 「助けてあげられなくて、ごめんなさい」と 何度も謝るのですが、追い詰められた人々は 今までと違い魔女が自分たちを助けてくれないのは、 どうしてだろうと考えて。
大昔、自分たちの先祖がそうしたように生贄を捧げれば、 力を得た魔女が疫病をどうにかしてくれると そう、思いこんでしまったのです。 そして生贄に選ばれたのは、
――――花籠の魔女と仲良しの少女でした]
(306) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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[少女が生贄にされてしまったことを知ると。 花籠の魔女は嘆き悲しんで、 こんなことをする人々をぶっ殺してやりたいと思いました。
同時に、自分に救えるだけの力がなかったから、 彼らが凶行に奔ったのだとも知っていました。
だから、お人好しで情の深い、寂しがり屋の魔女は 人々を憎むことさえ出来ずに。 もう、誰も近づけないよう、 森の最奥を結界で閉ざし閉じ籠もってしまいました。
それから数十年が過ぎて。 村を救えなかった花籠の魔女は 与えた恵みを忘れられ、人々に災いをもたらす、 黒い森の魔女として語られるようになったのです]
(307) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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[長い話を終えて、魔女の貌に浮かぶのは 百年の間に積み重なった悲しみのいろ]
魔法を学びたいだなんて、言ってはだめ。
いつか、貴女が人の世に戻ったとき 幸せに暮らす為の邪魔にしかならないもの。 [娘のように慈しみ、育ててきたペラジーを手放すのは 半身を失うほどに苦しく、悲しいけれど
暗い森の中で人生を終わらせるわけにはいかない。 彼女には誰よりも、幸せになって欲しいのだから*]
(308) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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[不安がるのは当然であるが、それで思い留まれるような理性もなく。 自分も服を脱ぎ、メルヤの脚の間に入り――屹立をあてがえば……]
ごめん、痛みを和らげる魔法は持ってない それでも、メルヤの全部が欲しい
[労れることは何もできず。 男の本能を刺し沈めていく……]
(-78) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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そう、家出。 家を出ていく、ということ。
[きょとんとした顔を見返して、熊は大真面目に言いました。]
この山におれがいるのは、この山を一族が守ったから。 人間がこの山に住むおれ狙うのは、魔法使いなの知ってるから。
今まで、一族の山守るために暮らしてた。 でも、どりが新しいおれの「家族」なら…… 危ない場所に、何時までも残る理由はない。
[熊は言葉を選びながら一生懸命説明します。 今まで考えたこともないことだったので、ちょっと閊えながらではありますが。]
(309) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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ううんと……どりが、ここに残るのも、出ていくのも どっちも幸せになれるか分からないなら……
じゃあ、一緒に探しに行こう、ってこと……
[出向いた先が、この奇異な二人を歓迎してくれるとは限りません。もしかしたらもっと酷い目にあって、片腕を失くすどころじゃすまなくなるかもしれません。 それでも可能性を探す旅に出ていくのも、悪くはないのではないのでしょうか。]
おれだって、どりと一緒にいたい、言ったろ?
[いつぞやのように手を差し伸べて、熊は子熊の選択を待つ。]**
(310) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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[全て貫いて、動けるようになれば]
僕が吸血鬼だったら、ここを――
[目についたのは、メルヤの首筋。 口元を近付ければ、その頸動脈を――]
ちゅ、じゅ、ずず…
[吸血鬼なら牙を立てて血を吸ったであろう。 劇の吸血鬼は恋する女に牙を立てられず離れた。 そしてまだ吸血鬼になれていない人間の魔法使いは、恋する女に……甘く口付けて、舐めて、吸い付いた。
劇と同じく吸血鬼になったら吸えないという男ができる、最大限の情愛であろうか。*]
(-79) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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/* あっれ、わりと死ぬのを視野に入れてたんだけどなんでこうなった??
(-80) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2018/06/17(Sun) 23時半頃
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[開かれた脚の間、押し当てられた熱。思った以上に呆気なくメルヤの中は猛りを迎え入れた]
あっう、ああっ、お腹、……熱い
[痛みは確かにあって、それでも、繋がれた喜びがそれを上回る。ぽろぽろと涙が溢れる。
彼がゆるゆると動き出せば、その動きのままに彼の下で揺れる。
彼が吸い付いた首は、メルヤの感じやすいところだったようで、甘い声が漏れ出す]
あ……んっ…んん、ふ。
[彼が精を吐き出すまで、甘い声で鳴き続けた*]
(-81) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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[メルヤとひとつになったこと、滾りが受ける直接的な刺激、吸血鬼の擬似的な愛撫が悦びを与えていること―― 奉仕で受ける快感とは比較にならない何かさまざまな感動が腰に集中して。]
メルヤ…!メルヤ…!
[首筋を吸っていて相手の顔は見えないが、想う心が繋がっていると信じて腰を振って。]
う、ううっ、出、そう……! メル、ヤ…!!
[律動が激しくなり、やがて爆ぜて。 白濁した人間の愛情の証を噴き出した――。**]
(-82) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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[真実を知らないフェルゼの強くて哀しい約束に 魔女は首を縦に振り、ちいさく息を吐く
ずっと、ひとりだった ──── 人間にも魔女にも寄り添うことができず 誰にも頼ることなど …しなかった。
それが眩しく映っているだなんて知らず ただ、ただ、息を吐く それは安堵とも、ため息とも違う 心につかえていた、重くて小さな枷
まだたった23年生きただけの人間が それでも。20年一緒に暮らしてきた人間が こうして自分の心に寄り添ってくれたことを
── 今、本当に うれしい と思えて、 そして、魔女は一筋の涙を流した。 ]
(311) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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[その涙に相手は気付いただろうか ………視線をあわせて話をしていたんだ、 気づかれていても、仕方なくて、だから、 ]
ばっ、馬鹿、泣いてなんかいないぞ アンタがうまい人参のケーキなんて作るから 間違えて全部人参食べちまったじゃないか
[ぐしぐし、と手の甲で涙を拭いながら零す言い訳は ひどく、ひどく、拙くて、”リッキィらしい” もの ]
(312) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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…………じゃあアンタも死ぬんじゃないよ 私の呪いが解けるまで。必ず、生きて欲しい。 そして、その時は、後悔しないでほしい。
[後悔の意味についてはフェルゼには言わなかった
呪いを解く術を見つけるということは 魔女の命を奪うということ。 それをどうか、後悔しないで。 ]
(313) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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私は、アンタの親だ。 これは、命令だよ。
[どうか、私がもし居なくなった後でも、幸せに。 ]**
(314) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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[ただ彼にしがみついて、息も絶え絶え、痛みと快感に耐えていた。
彼の動きが速くなってやがて止まりーーーメルヤの中で、爆ぜた]
はぁ、はぁ
[額の汗を腕で拭い、呼吸を整える。裸のまま、シーツに包まる]
今なら良く眠れそうです。おやすみなさい、レオナルドさん。
[約束通り、ひとつのベッド、彼の隣で目を閉じ、しばらく後静かな寝息を立て始めた**]
(-83) 2018/06/18(Mon) 00時半頃
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[手紙のお返事に『厚かましくなってる』なんて 書かれているとは、露知らず。 落ち着いたクリーム色のブラウスを手に取った。
合わせるなら七分丈の赤茶のスカートかなぁ... 靴は大人っぽいのにしようかなーー と 姿見の前でちょっとの間、悩んだり。]
(315) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[お気に入りの赤い靴は ピスティオに魔法をかけてもらったから 今でもよく履いて出掛けているんだけど、 でも、今日はなんとなく大人っぽくしたい気分で。
焦げ茶のブーティーに決めながら、 お化粧もちょっとだけ変えてみよう とか。]
( どうせ、気づかないでしょうけど… )
[まあね、別に彼のためのお洒落じゃないし。 自己満足さえ満たせればそれでいいんだけど、別に。]
(316) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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( 一緒に並んで歩くから、 お似合いの二人だねって 見られたいとか、 そんなこと…別にね。 )
(-84) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[身支度を整えて、 共に出掛けると言った彼を迎えに行く。
魔法使いの知り合いの元にも人間の子がいると聞けば へぇ、と興味を示し、 「お手紙、かぁ…」なんて口からぽろっと。
ピスティオへの書き置きとか ご近所さんへのお手紙なら出したこともあるけど、 全く知らない人へ、なんてしたことないから ちょっと 楽しそうだ。]
(317) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[街へ出たら素敵な便箋と封筒を探してみようかしら。
お目当てのクッキーとスコーン以外に、 お店に飾る花瓶も探したいなぁって思い浮かべて。 ピスティオがぽっかり空いた空間に手紙を投げ込むのを 横目で眺めていた。
いつ見ても、何度見ても、不思議。]
お手紙は梟が届けるイメージだったけど、 近頃の魔法はハイテクなのね。
[便利さここに極まれり。 どのくらい時間が掛かるのか想像つかないが きっと梟に運ばせるよりは早いんだろうな。]
(318) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[雑談もそこそこに、街へと向かう。 「あの店に行きたい」だとか「アレが欲しい」とか 移り変わった会話の中でふとあることに思い至った。]
( 私、この間ピスティオが居ないとき、 顔なじみの店主さんやその奥さんに 嫁ですアピールしちゃってる…! )
[『あら〜いいお嫁さんね〜』と言われて、 ついついその時の気分とノリで 外堀を埋めてしまえばいいんじゃない? なんて心のうちの甘言に惑わされたけど。
今だって、特に後悔してないし、 できることなら引き続き足場を固める方針だけど。]
(319) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* どんよりロンドン晴れたらパリ〜!
(-85) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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( バレたらすっごく微妙そうな顔をしそう! )
[───ま、素知らぬ風を装って にこにこ笑っておこうかな。]*
(320) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* お返事したいけど寝たい気持ちが…くそーみえてるのに…😭 社会人じゃなければ!!!遅刻すれすれ野郎じゃなければ!!!、
(-86) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* ピスティオすっごく私の扱い雑じゃない???
(-87) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* なんかメアリーちゃん、 一緒にいたい!便利だし!この環境最高でこの家でたくないから結婚したい!そのためにできることはやる!!ってそこは食い気味なのに、 ピスティオに好きになってもらいたいな〜 って考えるくらいピスティオのこと好きだよ〜ってのはあまり認めたくないらしい。自覚してるけど口とかロルには出したくないみたい。
(-88) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* likeは大々的に認めるけどloveは…… 認めて環境が変わる(向こうからも返ってくる)なら即座に認めるけど、そっかーって聞くだけ聞いて流されそうな想像めちゃめちゃできちゃうからそれは許せん!的な。
(-89) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* ドリくん可愛いからお手紙送りたいけど、ガストンさんとのロル+二つお手紙抱えてるっぽいし、あとエピ入りまで1日切ってるからやめとこーね私!
(-90) 2018/06/18(Mon) 02時頃
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/* あのペア可愛いが過ぎててときめきしかなぃょ。。。
(-91) 2018/06/18(Mon) 02時頃
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し、知ってらぁ……! 意味ぐらい!!
[家出は家を出ていくということ 至極真面目な様子の大熊に 子熊はえへんと、大見得を切ります
もっともっと幼い頃 子熊だって家出したことがあります 何で叱られたのか、今では覚えていませんが お気に入りのオモチャと、オヤツを持って 三時間ばかり、納屋に立てこもった時のこと
あとで見つかって、大目玉をくらいましたが 見つかるまでのワクワク感……! 今でもしっかり覚えています]
(321) 2018/06/18(Mon) 08時半頃
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[でも、ガストンの言う家出は 子熊の記憶の中の家出とは、だいぶ違うよう。
子熊は首を傾げ、うーん 腕組みのおまけまで付けて思案顔]
それって、お引越しとか 旅に出るって言うんじゃ……
[一応、言ってはみたものの どちらにしても、家を出るのは一緒 ただそれが、どちらか片方だけか それとも二人だけかの違いだけ。
そこまで考えたところで 今度は子熊がぱっくり口を開く番
話を飲み込むまでここまでかかるのは きっと心底、怒っていたせい そう言うことにしておきましょう]
(322) 2018/06/18(Mon) 08時半頃
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うん!一緒に行こう!!!
ガストンのこと嫌いな人間がいる街は 遠回りになっても、寄らないようにして 二人だもん、きっと大丈夫
[目的地のない旅です。 いいえ、目的地を探す旅かもしれません。 どこまでも歩けるだけ歩いて そうして、足を止めたところが目的地 それでいいように思えます。
妹が見つかったとして 『ついていかない』なんて言われても大丈夫 それでも子熊には、もう家族がいるのですから]
ね、とーさん
[差し伸べられた腕に、両手で抱きつき 大きな大きな熊に満面の笑顔を返したのでした*]
(323) 2018/06/18(Mon) 08時半頃
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―回想:花のようなひと―
[わたしが訪れて最初の春>>208 わたしは、魔女の提案でピクニックへ行くことになった。
幼いわたしに無縁だったこと 病持ちであったわたしは友達も出来ずにひとりでいることが多かった。
降り注ぐ陽射しは穏やかで 少し落ち着かなげにきょろきょろと手をひく人と周辺をみる 供連れの狼もまだ怖かった 差して遠くもない場所に夢のように美しい場所があった。]
(324) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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わ、あ……
[感嘆の声をあげて花畑に魅入っているあいだに>>209 魔女はバスケットから弁当や飲み物を用意していた。
幼いわたしは一歩近寄って きょとんと見上げた。
何をするの?と問うた視線は正しく伝わったようだ。]
か…かん?
[知らない、と小さく首をふる。 白いローブが捲られて、白い手がするりと伸びて
花と花を編み込んでいるのを目を丸くして見つめていた ふわり ───…鼻腔をくすぐる甘い匂いは花だろうか。]
(325) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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あ、あの……ぇと…その…?
[愛らしい花冠をのせられて幼いわたしは狼狽えた。 もじっと照れ臭そうにして 作り方を教えて欲しいと告げた。
いまにしてみればきっと 穏やかな日々の積み重ねが
わたしの病を和らげた最大の治療薬で 思い返す彼女はいつだって優しかった。
優しくて柔らかくていい匂いが、した。]
(326) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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─共に暮らして1年が過ぎた頃─
ごめんなさい……。
[それはきっと一緒に過ごしだして1年は過ぎたであろう頃 魔女というだけで怖がっていたのを前触れもなく謝罪した。
その意図が伝わったどうかわからない
わたしも病持ちというだけで───偏った見方をされた。 ごめんなさい、もう一度謝った時彼女はどんな顔をしただろう]*
(327) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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日々は移ろう。季節は移ろう。 春には花を 夏には河原を 秋には紅葉を 冬には新雪を
様々な彩りを増やして、移ろう。
(328) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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―幸せの在処―
[紅い瞳の憂慮をみた。>>301
わたしは不安になる心を押さえるようにぎゅっと服を掴む。 たくさんたくさん教えてくれたひと 魔法が使えるようになったら
もっときっと色々出来るようになる]
……わたし、どんな風にみられたって構わない そんなことない、…そんなことない
魔法がわたしを、幸せにしないなんてこと…
[ないわ、と喉から出かけた声は 真剣な色の紅に遮られて、眉尻が下がる。]
(329) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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[わたしがどうして魔法を学びたいか あなたはきっと気づいていない。
───…憧憬は正しいだろう。 だけどもっと深く根付いたものがあるのだ。]
……聞くだけ、聞く
[座ってと、促されて椅子に腰を下ろす。 何だか嫌な予感がして
首から下げたばかりの月長石に祈るように握り締めた。]
(330) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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え……?
[だけど次に紡がれた声音にわたしは顔をあげた。>>302 黒い森の魔女は恐ろしい。 謂わば悪神の化身のように呼ばわれていることは知っている。 それが、謂われのないことであることもわたしは知っている。
だけどどうしてそんな風に呼ばれるようになったかは知らずに 黙したまま過去を映す紅い瞳をただ、静かに見つめた。]
(331) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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[そうして紡がれるのは魔女の過去
わたしより以前に助けられた少女の行く末 どこかわたしの境遇に似た……少女の行く末
花籠の魔女はもう村で呼ばれることはなかっただろう。 だからわたしは何も知らなかった。
親交を深め生贄された少女の、行く末も。
知らずに眦に滴が溜まる。 彼女の心は鮮やかで豊かで
どれ程ひとりで疵付いたのだろう。]
(332) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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[ ───…この涙はどちらのために浮かんだのだろう ]
(333) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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わ、たし……わたし、いや そんなの嫌!
なんで? ずっとここで暮らしたらダメなの?
[半ば詰るような声音は突然足元に大きな穴がひらいて 落下しそうな程の絶望が襲ったからだ。
気づいてた。薄々気づいてた。 彼女はわたしに魔法を教えないつもりであろうこと。
それはいつか。 別れの準備のようでずっとずっと怖くて それを否定欲しかった。]
(334) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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わたし……わたし ずっと…ここで暮らしたい
[困らせるとわかっても言わずには置けなかった。 喉の奥が引き攣れて上手に声が紡げない
ほんとはずっと一緒に暮らしたいって伝えたいのに せめて涙をこぼさないようにと嗚咽を噛み殺しているせいで伝えきれない]*
(335) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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[引っ越し、旅……ドリベルにとってはそうかもしれません。 しかし熊にとってこの地を後にするというのは、今までの「家族」に別れを告げることでした。 巣立ち、と言った方が良かったかもしれません……熊にとってだけは。]
……ああ、でも……やだったら もうちょっと考える……けど……
[散々喧嘩して大人げなく牙を剥いてしまった後の事なので、少々気まずげ。
山から下りてすべての人間を滅ぼす、なんて選択肢もあったのですが内緒にしておきましょう。 どっちにしろ、家出の方が誰も痛くないし苦しまない、素敵な選択肢に見えました。]
(336) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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[それでも時間をかけて漸く小熊が腕の中に飛び込んでくるのなら、抱き締める以外の選択肢など何処にありましょう!]
うん、行こう! 手紙、飛ばして友達が出来たのなら ちょっと遊びに行ったっていい。 妹会いたければ、会いに行こう。 どこでも、一緒。
[魔法使いの事が怖い人間は、きっとこの近くの街にいるよりもっともっとたくさんいることでしょう。 住処を追われた魔女や魔法使いは、この世界中にいるのですから。
……でも何処かには、平穏に暮らせる場所があるかもしれません。 結局無くったって、ここにじっとしているよりはマシでしょう。]
(337) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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じゃあ、起きなきゃ、ね……よいしょ!
[ぺたりと座り込んだ床から起き上がって、うんと伸びをします。 まだ外が寒いけれど、寝ている場合じゃありません。]
冬の間に、手紙届いてるかも! ああ、それでご飯を食べて……荷物は、何持って行けばいい? おれ、家出するの初めてだから、わかんないぞ!
[やることはたくさんあるのに、何から手を付けていいものか。 熊はあわあわと忙しなく動いておりますが、口元は何だか楽し気です。]*
(338) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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[あわあわと家の中をうろついて、熊はふと、言わなくちゃいけないことを思い出しました。]
……どり、嘘ついて、ごめんね。
[ちゃんと仲直りしなきゃいけませんね。]*
(-92) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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かるす……さま。
[ 初めて聞いた別の名前は聞きなれない。 どうして全く違う名前を名乗ることになったのか どうしてその名前を選んだのか いつか、教えてくれるだろうか。
巫女の儀についてこんど口にする事は コクリと頷いて肯定する。 今までは恐ろしくて口にするのも憚られたそれは 神官たちの歪んだ欲望の捌け口で 貴族からすれば保身の為の生贄で 庶民たちからすればストレスの捌け口で
穏やかに暮らす為の贄。
それを、理解したく無かった。 薄ぼんやりと分かってはいても、 信徒であった子供の頃を思えば
(339) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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信じたくなくて、でも、
もう今はそれよりも信じられる 大切な存在があると思えたから。 ]
ジタバタ、しない、………です。
[ けれどそんな思考が途切れたのは 女性にしては少し低い自分の声より もう少しだけ低くなった魔女の声。>>297
驚いてびくりと身を竦ませて 目を見開いて顔が赤くなった。 そんな顔、見られない体制だから良いけれど これは少しばかり心臓に悪いから。
掠れた声で、ジタバタしないと宣言して 大人しく魔女の背にすがりつく。
(340) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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頬の赤さだけは、盛られた何かのせいじゃなく 貴方のせいだと文句は頭の中。 おんぶなんていつ振りだろうか、なんて 少しばかり嬉しくなりながら。 ]*
(341) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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/* とーさん、に反応するロルをコピペミスってるぅぅぅぅぅ……!!しんでくる
(-93) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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[ しかし中途で下ろされ、ぐたりと倒れこむ。 身体のあちこちが怠くて、 なのに肌ばかりがざわめいて。 くすぐったいとも違う。
……嫁盗りの時、若しくは 巫女入りの儀で使われる 媚薬としびれ薬とが合わさったその存在は 流石に自分の知るところでは無かった。 だから、顔が近づいた時には ヤダ、なんて言えないままに。 ]
(-94) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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ふろー……………、んウッ
[ ぼんやりとしたまま重ねられた唇は、 鮮烈な心地よさを自分にもたらしていた。 体が勝手に跳ねて、熱い舌が口内に触れる感覚に 思わず自分からも舌先を伸ばして 舌同士を絡め合わせようとしていた。
それが直ぐに離れていってしまっても 名残惜しげにとろんとした眼差しで見つめて でも、きゅ、と唇を噛み締める。
だって、理由はわかるけれども? ]
(-95) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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…………ふ、ろーら、さま、まで こうなったら、ど、する、です、か
[ 迂闊にそんなことしちゃいけませんって 普段なら「めっ!」する所である。 けれど今の自分はヘロヘロであったし 何より自分でも無意識のうち、 深い口付けを求めようとした事実もあったから
その言葉に勢いはない。 ……口付け自体に異論は無いのだけど。 ぎゅうと膝をとじ合わせて更に両手まで添えて 足の付け根からの違和感に耐えていた。
ともすれば、自分でそこを触りたくなるのを 我慢するしか、無い。
もし道中で語る余裕があったなら、 巫女入りの儀で見たものも、語っていただろう。
(-97) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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裸の少女を神官たちが、 そう、神官たちが複数で 辱めていたその光景を。
今の自分の状態と、それを齎したクスリと その光景とがまだ結びつきはしないが。 **]
(-98) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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/* 寝落ちがひどいよーままー! (21時から寝落ち寺のほんと酷い
(-96) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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/* ちょっと心の目でお願いしようかと思ったけど……ああこれ……本当にもう……あのあのあの……(虎バサミの上にダイブ)
(-99) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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/* ほんと、最近21-23の間寝落ちて、だからと言って目覚めないことも多い私の睡眠時間村をやるにしてはやばいわ…
(-100) 2018/06/18(Mon) 11時半頃
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[どこまでも一緒 それ以上に素敵な言葉は、きっとないでしょう。 どこまでだって一緒なら なんでもできるような気がするのです]
うん!起きなきゃ!!
[子熊もよいしょ 弾みをつけて立ち上がろうとしましたが。
少しばかり勢いが良すぎたのか あべこべに、後ろへころり 尻餅ゆつくように転げてしまいます。
むぅ、と小さく唸ってから 今度はちゃんと手を使ってのそのそ 先ほどの失敗がだいぶ恥ずかしかったので 慎重に立ち上がることにして]
(342) 2018/06/18(Mon) 13時頃
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じゃあ、ポスト見に行かなきゃ
荷物はね、えーっと 食べ物とお気に入りのもの! [図鑑に家出の仕方があるならばいいけれど どこを見てもきっと、書いてないでしょう。
まず、食べ物はないと始まらない その次に、羊皮紙とペンも お手紙を書くのにきっと必要。 地図は?もしあったなら持っていた方が楽
そんなふうにあれやこれや 頭の中で考えていくのも楽しいのです*]
(343) 2018/06/18(Mon) 13時頃
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んー。いーよ?
でも、次やったら怒る 今日よりずっと、ずっと怒るからね
[今日も充分怒ってはいましたが いかんせん、まだ迫力が足りません。
だから、次に喧嘩するのは 今日よりずっと大きくなった頃がいい それまでは喧嘩はお預けしていましょう]
ボクも、怒ってごめんね
[仲直り。と大きな熊のお腹に おでこをこつり当てました*]
(-101) 2018/06/18(Mon) 13時頃
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/* まって殺意たかい
(-102) 2018/06/18(Mon) 13時頃
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─郵便魔法使い─
俺ちゃんの路銀も貯まってきてるな〜
[同胞と呼べる魔法使いや魔女のことが一切気にならないと言えば嘘となる。
嘘となるがこの男は割と薄情な性質でもあった。
同族が手を差しだしても相哀れむが先立つのか 男の孤独を癒したのもひとりの人間の子だった。
その子は人間の天寿をまっとうして以来男は人間を助けながらも 未だに生きている。]**
(344) 2018/06/18(Mon) 14時半頃
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[目の前でころりと転げた小熊には一瞬肝が冷えましたが、手を差し伸べるより早く自分で起き上がろうとするのならニコニコそれを見守るでしょう。]
じゃあ、食べ物と、お気に入りのもの、持ったら出かけよう。 まだ寒いかな?でも寝てしまうの、勿体無い。 おれ、顔洗って来なきゃ……ああ、どうしようか。
[あれこれ考えるのは楽しい。これからの道なんかまったく先が見えないのに。 そしてふと頭をよぎった考えに……熊はしゅるりと変身の魔法を解いて大男に変わりました。]
……人間が山に入るには、まだ早いかもしれない、けど…… 熊のまま見つかると、危ないかもしれない。 人間の恰好で、行こう。 それでも襲って来る人間がいるなら…… どりは、おれが守る……
(345) 2018/06/18(Mon) 15時半頃
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………………………………とーさん、なんだし。
[さっき言われて一番嬉しくて耳にこそばゆい言葉だったのですが、何だか口にするのも照れくさくていけません。気を抜くと嬉しそうな唇の端がひくひくと上に上に向かってしまうのだからかないません。]
やっぱ、ガストン、のままじゃ、だめ?くすぐったい、この言葉。
[家族である証を貰った証拠なのに、胃の腑に落とし込むまでちょっと時間はかかりそうです。]
(346) 2018/06/18(Mon) 15時半頃
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[さてさて、ポストの中には何通手紙が届いていたことでしょう。 その中に、ウィンナーとチーズの入った籠>>282を見つけたなら小躍りして喜ぶでしょう。
カリカリに焼けたパンにとろりととろけたチーズをのせて 焦げ目をつけたウィンナーは、酢漬けのキャベツと一緒にお皿に盛って
門出にはこれ以上もないご馳走です。]
行先に、カフェ、あってもいいかも。 どり、行ったことある?
[しかし年頃のお嬢さんと一つ屋根の下とは。 お嬢さんが森の中で熊に遭遇したのがいつまでも童謡として語り継がれるくらいなのですから、男だったらとっくに逃げられてしまっていたかもしれません。]
(347) 2018/06/18(Mon) 15時半頃
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ピスティオ様
たった今しがた、長き冬の眠りから目覚めました。 また滋養のあるご馳走をありがとうございます。
お言葉に甘えまして、そのうちにでも二人でお邪魔したいと思います。 奇異な事、我が友もまた人間の子を迎え入れたとか。
私の子は、紆余曲折ございましたが、我が子として迎え入れることとなりました。 私の力を分け与えて魔に引き入れた、という方が正しいのでしょうか。
ピスティオ様がどのような選択をなさるのか、私には口をはさむ余地はございません。 陰ながら、ピスティオ様とお嬢様お二人の末ながらお祈り申し上げるばかりです。
ガストン
(348) 2018/06/18(Mon) 15時半頃
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[「追伸:式を挙げることになったら呼んでくださいね」……と書き添えようとしたペンを置いて、男はチーズをかじりました。
人間の子がこうしてこちら側に来てしまうのは……もしかすると人間側の苦しみ故でしょうか。 それでも男は、子を手放した人間を糾弾することはできません。 男に出来るのは、ただ彼らの道の先に少しでも良い未来があるように祈る事と 我が子の手を二度と離さないことだけです。]
(349) 2018/06/18(Mon) 15時半頃
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[お腹がくちくなって、お気に入りのものや食べ物を籠に詰めたら出かけましょう。 壁や窓にくっついたテントウムシを一匹ずつ剥がして持って行こうと言ったら、ドリベルは何と言ったでしょう。 ここに置いていくのはなんだか可哀想で、出来たら全部、ダメなら一匹二匹を籠の中に忍ばせましょう。
外に出てみれば家の上にはまだ雪がのっかっていて、じんと肌を指す冷たい空気が流れています。]
山道通って、もっと遠くの町の近く、行ってみるか。 ……おれのこと、好きかどうか、分からないけど。
[最寄りの街に降りるのは流石に無謀としても、もう少し遠くならどうだろう。 人里に降りるのは初めてなので、ぎゅっとドリベルの手を不安げに握って呟きました。]**
(350) 2018/06/18(Mon) 15時半頃
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[翌朝、格好がランクダウンした謎の新婚夫婦?はチェックアウトを済ませ、街をあとにした。 館に戻れば……]
さてメルヤ君 これからは昼間は僕の助手となってほしい 吸血鬼の研究で大事なのは……
[このあと、この魔法使いから延々と話を聞かされることになる。
助手のおしごと:薀蓄を聞く ]
(351) 2018/06/18(Mon) 15時半頃
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― 薀蓄:吸血鬼の研究 ―
世に魔術の系統はたくさんあるけれど、吸血鬼になる研究って本当に難しい いや、でも難易度のランク自体は高くないのかな、僕ぐらいの新米魔法使いが目指せるぐらいなんだし
でも本当に難しいし、高位の魔法使いが最後に目指すもの的な扱いをされるのか それはね、理論は簡単でも術式の実践にものすごく問題があるんだ
(352) 2018/06/18(Mon) 16時頃
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不死の存在ってつまるところ生命が死を克服できたかどうかみたいなもので、吸血鬼はその具体的な航路みたいなもの だから吸血鬼になろうと思ったら、死を克服するため【いったん死なないといけない】わけ
普通の術式だったらさ、大失敗しても工房が爆発して顔真っ黒で髪の毛チリッチリになって「ダメだこりゃ」って言わされる程度で済むかもしれない
けど吸血鬼の術式はとりあえず死んでから蘇られるかどうかだから、術式が失敗したらそのまま死んじゃうわけ――だから難しいの 失敗したら死んじゃう、じゃあどこからが成功かというとこれが100点以外認められない 上手く行かなかった分だけ復活時に不完全になっちゃうわけだから、死ななかったとしても「外道スライムコンゴトモヨロシク」ってしか言えないモノになってしまうかもしれない
(353) 2018/06/18(Mon) 16時頃
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[めんどくさい人だなぁ、と思いつつ、彼と共に過ごす時間が増えるのは嬉しくて]
今日の話も面白いです。
[隣でにこにこ笑っている*]
(354) 2018/06/18(Mon) 16時頃
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ほんの僅かなミスが致命傷になっちゃうからこれ難しいの、だって死んじゃうから! 僕の理論は完成したよ、でも本っ当にこれが正しいのかって確証がまだ無いわけ
例えば術式どこか間違っているかもしれない 理論からして誤っているかもしれないし、小さな書き間違い1つで事故が起こるかもしれない、そもそも理論の構築のため引用した書物の記述や先代からの遺産が正確だって保証も無い
それらが全部正しいって確証が得られるまでどれだけかかるのか分からない もしかしたら不十分のまま賭けに出なきゃいけない
……先代は大雑把なひとだったからね、そこらへんが適当だったんだ
[それでも、あれがなければ――と小さく続けた。 こういう話を捲し立ててつつ自分で理論の検証を行うのを粘り強く聴いたり、どこかで止めたりしてコントロールするのが助手……人生の鍵を託した人にしかできないこと。**]
(355) 2018/06/18(Mon) 16時頃
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[>>311息を吐く。ただ息を吐く──リッキィを見つめる。
彼女の深い孤独すべてを理解出来るわけではない。 フェルゼは人間で、まだ30にも満たない。
好き放題に言い合って 忌避もせずに育ててくれた。
生きたい、と願ったのは ─── あの時拾ってくれたからだ。
世の中にすべて絶望しなかったのも リッキィが共に暮らしてくれたからだと知っている。]
(356) 2018/06/18(Mon) 16時半頃
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[>>312無論その涙には気づいていた。 気づいていたが気づかない振りをした。
なまじ言い訳などしないほうが見過ごしたのに バカだなぁと心の中だけで揶揄る。]
泣いてねえよな、知ってら……”知ってる” ニンジン食べたぐらいでギャーギャー言うんじゃねえよ
今度はもっと美味く作ってやる
[乱暴な口振りは”フェルゼらしい”もので ただ、胸を満たす心地が────あった。]
(357) 2018/06/18(Mon) 16時半頃
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[ ようやく彼女の心に寄り添えた気がした。 それは誰あろうと 同情とも恋とも呼べせやしないが
ずっと彼女の心に寄り添いたかった。 ]
(-103) 2018/06/18(Mon) 16時半頃
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俺が口にしたことを破ったことあったか? やらねえことはやらねえ。 出来ないことは出来ないって言って来ただろ。 魔法だって師匠をすぐ追い越してやるよ
お前の呪いなんて俺が、解いてやる。
……………ああ、わかった。 約束だ。後悔しない。
[>>313後悔をするな、と言われて寸時の間 その意味にも意図にも気づける筈はない。
ただわかるのはそれが師であるリッキィの心からの願いであること だから後悔はしないと、約束をした。]
(358) 2018/06/18(Mon) 16時半頃
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親の言うこと聞くほどおとなしくねえけどな 頼みなら聞いてやる
[ 命令と言われて反発を忘れない からりと笑って、どうにか笑って
ほらそろそろお子さまは寝ろよと言ってその日は終えたか。
リッキィの呪いを解く 真実を知らぬまま、フェルゼの新たな目標が出来た]*
(359) 2018/06/18(Mon) 16時半頃
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なんだ、反抗期か。
[らしいやりとりが続いて、ゆっくりと夜が更けていく ゆらりゆらり、安楽椅子を揺らす 古びたブランケットも寝心地の悪さも変わらない しん、と静まり返る夜 外で鳴くフクロウの声
もうすぐきっと冬が来る それでも心が暖かったのは ── きっと。 ]*
(360) 2018/06/18(Mon) 18時頃
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[ きっと、それは大切な存在が そっと心に寄り添ってくれたから。 ]*
(-104) 2018/06/18(Mon) 18時頃
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── とある冬 ──
[“なあ、友だちが欲しい” と突然切り出したのは あれからしばらくしてからのこと。 外には雪が積もり、いつも以上に森はしんと静まり返る
同居人は怪訝な顔をしたかもしれないし、 文通を勧めていた手前、賛同してくれたかもしれない だが、問題は”私には友だちがいないのだ” ということ 魔女は改めて後悔することになる。 ]
そうだな……… 数撃ちゃ当たる、っていうのはどうだろう お前はそうだな、人参のクッキーを大量に作れ。 これは “たのみごと” だからな!
[それは魔女の突飛な思いつき。 悪巧みするように、ニヤと笑えば たくさんの羊皮紙を前に、早速インクを取った ]
(361) 2018/06/18(Mon) 19時頃
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ええ、と、はじめまして? はじめまして、でいいのか?
友だちになってください…… 友だちになってあげてもいいんだぞ……??? こういう時はどうやって書けば良いのだ!
[ぶつくさぶつくさ言いながら紙に向かう姿は きっと、微笑ましいような、いつもの魔女の光景。]
(362) 2018/06/18(Mon) 19時頃
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親愛なる誰かへ
はじめまして 突然だが友だちになってほしい
言葉が足らずにすまない 手紙を書く事に、慣れていないんだ
弟子のつくった にんじんのクッキーを2枚添える にんじんのくせに、うまいぞ。
愛を込めて リッキー
(363) 2018/06/18(Mon) 19時頃
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[魔法で飛ばす手紙は全部で20通くらい! 小さな袋でラッピングしたにんじんクッキーを添える 魔法でもちろん腐らないようにしておくのも忘れない。
お手紙を飛ばしてくれるのは大きなたんぽぽの綿毛 もちろん魔法でできた代物だ、安定性?バツグンだろ。 念の為、魔力を持つ者のところにしか飛ばない仕様。
いつ、どこの、誰に飛んでいくかは判らない それを受け取るのが魔女かどうかもわからない。
もしかしたら誰にも届かないかも? だけど、きっとどこかの誰かとご縁があることを願って 魔女は空にたくさんの綿毛を浮かべる
── 未だ見ぬ春が、空の向こうに続いてますように ]*
(364) 2018/06/18(Mon) 19時頃
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/* リッキィなのにリッキーにしてしまったのが私渾身のミス
(-105) 2018/06/18(Mon) 19時頃
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/* はーーーーー、もう、全員可愛いじゃん…
(-106) 2018/06/18(Mon) 19時頃
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/* リッキーの手紙受け取りたいけど今から外でちゃうから厳しいかな〜〜
(-107) 2018/06/18(Mon) 19時頃
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/* ピスティオが側にいないと受け取れないからクッキー分けっこかな…
「ほんと!人参のくせに美味しいわね」って言いたかった。
(-108) 2018/06/18(Mon) 19時半頃
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/* お?他が収束しているだと??? 綺麗なロルが???お??? 私たちのとこ…?お??????(ねおちがわるい)
(-109) 2018/06/18(Mon) 21時頃
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[あれ以降まだ続いた薀蓄がようやく一区切りつくと]
……というわけで、研究については今は検証と確認が主なので、ちょっと手が空いてる 資料を読み返すだけなら解読魔法使えばいいしね
なので今のうちに 吸血鬼になった以降の対策をしておきたい
うん、何かと言うとね……【 弱 点 克 服 】をやりたい
(365) 2018/06/18(Mon) 21時半頃
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吸血鬼の弱点で有名なのが『太陽の光』 でも資料を読むと、昔の吸血鬼は昼間だと活動が制限されるぐらいでそこまで苦にはしなかったみたいな記述がされてる 光浴びたら消滅するほど致命的に弱い、よくある吸血鬼のイメージって最近のがほとんど、ってことが分かっている ……で、なんでこう変わったのか、僕は仮説を立てた この弱点は、吸血鬼の生前の適性が際立ったものじゃないかと ほら僕みたいにさ、薄暗い研究室にずっと引き籠もっている魔法使い上がりがなるようなよくある吸血鬼だったらそりゃ日光に弱くて当然だよね? なので……人間のうちに日光に強くなっていればそのぶん吸血鬼になっても対応できるんじゃないかな、っていう説を提唱したい [それを受けてどうしたいのかと言うと……]
(366) 2018/06/18(Mon) 21時半頃
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― 屋上 ―
というわけで、今日は太陽の光をたっぷり浴びよう
[この館は湖岸の絶壁の上に建っており、その崖は1つの大きな岩盤である。 眼下に湖と街が広がる絶景を見渡しながら、半裸になった彼は天然で磨かれた岩盤の上に寝っ転がった――近辺ではこの崖が最も高い場所なので人目は気にしなくていいので。 晩夏のまだ強い日差しを受けて火照る身体にとっては、ひんやりとした岩がとても心地良い] ――おいで、メルヤ [隣で一緒に寝転がるよう手招きした。 ゆったりとした時間を共に過ごそうと。 仮説についてはあれでも真面目に考えたものらしい。*]
(367) 2018/06/18(Mon) 21時半頃
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[瞬く間に大熊が人間の姿に変わったなら 子熊もそれを真似して、見よう見真似。
えいや!と、気合いを入れてはみたけれど なかなかうまくはいかないものなのです 体を震わせてみたり、ジャンプをしてみたり しばらくの間、あれこれ試行錯誤して]
ほら!変身できた!
[ようやく人の姿になれたのは お腹がぐぅぅとなるほど、後のこと。
それでも、一人前に変身できたと 得意気に鼻を鳴らしたのでした]
(368) 2018/06/18(Mon) 21時半頃
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[変身も、もう自由にできる 木登りなんて、どちらの姿でもお手の物 なんだか大人に近づいたような気がして 人間の姿の子熊は、しゃんと胸を張りました。
では、父親熊の方は?というと 唇の端がひくひくしているのが 子熊の目にだって、みて取れます]
だーーーめ!!! とーさんなんだから、とーさん!
これから、人がいるところにも行くんでしょ? そのときに、とーさんって呼んでなかったら とーさんのこと怪しまれるかもしれないじゃん だから、とーさんだよっ!!!
[ここぞとばかり連呼したのはもちろん たくさんいえば慣れるかもしれないと 半分以上は、わざとです]
(369) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[怒ってみたり、泣いてみたり 冬眠中に動かなかった分を取り返すように 起きてからというもの 子熊はひと時だって、じっとしていません だから、お腹が空くのも当たり前というわけで
ポストの中から取り出された籠の中 それはもう、美味しそうな食料を見つけたなら いそいそと手早くお皿の準備]
かへ? かへふぁー いっふぁこほぉ、ふぁい
[行ったことない。そう言いたかったのですが 生憎、酢漬けのキャベツで口が埋まっていました。
酢漬けのキャベツを水で飲み込んだなら その次は、ウインナーという具合に 次々とお皿へ手を伸ばしていき]
(370) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[そうして、お腹がいっぱいになったなら 食べ物と大切なものだけ持って出発 ……と、いうつもりだったのですが]
んーとね、大っきい二匹は留守番 あとはみんな、つれてく
[テントウムシを連れて行こうというガストンに ちょっと考えてからそんな提案を
空っぽの家が寂しくないように テントウムシに住んでいてもらいましょう]
(371) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[もし、故郷の村を救えたなら そんな思いも、ないわけではありません。
けれど、もし故郷の村に辿り着いたとして 人々がガストンを受け入れてくれないのなら そこで暮らしたいとは思わないでしょう。
ぎゅっと繋いだ手を握り返し すぅっと、一度深呼吸。 旅立ちの準備は整いました]
好きかどうか、じゃなくって 好きになってくれるか、どうか!だよ!
ボクだって最初は 食べられちゃうって思ったもん
(372) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[最初は好きじゃなかったとしても 少しずつ、近づいていけたならいい、と 力を込めて主張したその言葉は 半分は自分自身に向けたもの。
旅立ちにはもちろん不安もあるけれど 不安だけをみていたら、脚が竦みそうでしたから]
いこう、とーさん
[まずは慣れ親しんだ山道を ずっとずっと先へと進んでいきましょうか*]
(373) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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/* ドリベルはさ…… ワシントン条約か何かで世界中が保護するべき生き物だと思うんだ……?
(-110) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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魔法がハイテクっていうより、 僕の使う魔法がそういうのに長けてるって感じかな。
[こまごまとした魔法は得意だけど、 逆にいかにも魔法ぽい、 変身だとか、火やら水やら風やらを 自在に操ることもできない。
魔力が元々そんなに強くないんだろう。 もし人間たちに捕まったら きっと僕は何もできずに殺される。 縄をほどけても、銃や刃物を防ぐ方法なんて知らないし。
テレポートまがいも森の力を借りてしかできない。]
(374) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[ほどなく着いた街の市場で小麦や 果物を他と見比べながら吟味する。
けっこうこれが楽しみで、 顎に手ををあてて新鮮な食物の選別しては 軽く1時間すぎたりしてしまうこともしばしば。
付き合う彼女には、 あとで果物を絞ったジューズでも買ってあげるとして。
今回もそのつもりで果物を覗き込んだが]
(375) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[───しかし、 今回だけはそれも10分足らずで顔をあげることに]
…え?僕らのこと?だよね?
[果物屋のおばさんがニコニコと頷く。 「今日も夫婦仲良しね」って言った。
おばさん曰く"僕の嫁"に当たるはずの彼女を振り返るも
出た。
その「私知りませーん」とでも言いたげな わざとらしいニコニコ余所行き顔。 悟った瞬間、珍しくものすっごく渋い顔ができた。]
(376) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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ごめん、おばさん。 また後で買いにくるよ。
[おばさんに顔を向けた瞬間は人の良い笑顔に戻して、 ちょっと市場から離れよう。 もちろんメアリーを連れてね。]
…僕たち、"夫婦"だってさ?
[市場から離れて人通りが落ち着いた場所で 適当なベンチに腰掛ける。 隣においで、とメアリーは僕の横。
…さっき悟ったといっても、 彼女が企んでることはわからない。 でも僕みたく動じてすらないんだから、 言われたことがあるか、すでに承知済で認めてるのか。]
(377) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[彼の薀蓄は、にこにこしながら時々頷くのが一番だと、共に在った五年の歳月で既にわかっていたから、よほどおかしいと思わない限り、口を挟むことはしない]
吸血鬼って肌が青白いような印象ですもんね。
[半裸で岩盤に寝転がる彼の肌は、彼よりも外に出る事が多いメルヤよりも明らかに生白く、急に日光に当てたら日焼けより先に火傷をしそう。
もし火傷をしたら薬を塗ってあげればいいや、と、ノースリーブのワンピース姿で彼の隣に横たわり、寄り添った]
こんなにゆっくり、蒼い空と碧い湖を見る時間って、よく考えたらなかったですね。
[彼の腕を枕に、うっとりと目を閉じる。大切な思い出が増える事を幸せに思いながら*]
(378) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[彼女と目を合わせて、 少し逡巡して、長い溜息をついた。]
…今言うべきかわからないんだけど。 僕ら、こういう勘違い最近よくされるよね。
[前までは、あって恋人同士。 よく言われたのが兄妹。
彼女が成長するまではあまり街に行かせなかったし、 街の人からは、僕らは何もおかしな部分はない。 もしかしなくても。 彼女はそれがどういうことか理解してないんじゃないの?]
(379) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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──旦那さんと、お嫁さんってさ。 こういうことするんだよ?
[言葉を一度止め、 前かがみに彼女の顔を覗き込むと、 彼女が唇を開いてしまうまえに間髪いれず唇を重ねた。
微かに触れるだけのわずかなキスは一瞬で終わり、 すぐにまた元のように座り直す。]
(-111) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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もうすぐ13年?かな。この街に来て。 そろそろ引っ越ししようと思うんだ。
[合わせた視線を珍しく少しだけ泳がせた。 いろんな意味で僕も明言するのを迷ってるんだと思う。 でも良い加減言わないとこの関係はずっとずるずると、 なあなあになし崩しになってしまう。 寂しい心地がしたのは気のせいだろう。] メアはどうしたのか、近いうち教えてよ。 僕は、君が人間の街と暮らしに戻ってもいいと思ってる。 このまま僕といるなら… …そういう認識されることは理解してね。
[あくまで彼女主体で決めさせようという方針だけど、 誘導してる感は我ながら否めない。 だからかあまり強く言えなくって。]
(380) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[それでも他からみれば 普段と特段変わりない口調、 表情で淡々と告げた風に聞こえたはず。
「買い物の続きでもしようか。」
そう言って立ち上がった。]*
(381) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[彼とふたりで、銀色の狼を探しに出た。手を繋いで歩き慣れた森の中]
彼女が私を助けてくれなければ、私は貴方に会えなかったから…… 昔よりも感謝しているんです。
[思い出話をしながら、魔導書の指し示す場所に辿り着く。 そこには、風雨に曝されて朽ちかけた骨が在った]
こんなに近くに居たんですね、母さん。今まで見つけられなくてごめんなさい。
[骨を拾い集めて抱きしめる]
レオナルドさん、城の庭にお墓を造っても良いですか。母さんがそれを望むのかはわかりませんけど、……私が果敢なくなったら、母さんの隣に埋めてください。
[彼女は彼と同じような、不器用な愛をメルヤにくれた。
愛を識る獣、此処に眠る
墓碑にはそう刻もう。 愛を知らない人間よりもよほど、尊い命だった*]
(382) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[立ち上がったあと、ふと何かがついてる感じがして 先ほど重ねた唇を手の甲でふき取り、
唇から離した手の甲をみやると 彼女の口紅がついていた。 メアリーと目がぱちりと合った。]
…あれ?口紅変えたんだね。
[以前化粧を変えたときに気づかなくて、 一度ちょっとだけ拗ねたのを思い出して。
その時も頬ふくらませてたっけ。]
ごめん、似合ってるよ
[だから謝ったけど、残念、 昔を思い出してクスリと笑ってしまった。]*
(-112) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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/* つづきはエピで🙂 わたしはわたしでたのしめた〜〜!! ゆるっゆるでごめんねかふぇありがとL('ω')┘三└('ω')」
(-113) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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/* くまさんからお手紙来てた〜〜〜 おいしくたべてくれてうれしいな〜〜〜!
いぇぇええええええええのいいぃい
(-114) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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/* オレンジ色のりっぷしてたら可愛いなぁって思ってた
(-115) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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―承前、幸せは、誰の為に―
[ペラジーと暮らして十余年の間。 彼女が拗ねたり、怒ったりすることはあった。 時には、涙を流すこともあったかも知れない。
けれど、こんなにまで強く、 感情をぶつけられたのは初めてのことだった。
嗚咽を噛み殺しながら、一緒にいたいと、 引き攣れる声で懸命に訴えられれば。 胸が、つきりと痛んだ。
王女の紛い物として生を受け、 全てを失い、漂泊の果てに 辿り着いた地でも、恐れられ忌み嫌われてきた。
それでも、魔女が幸せでいられるのは、 自分を魔女ではない、ひとりの人間として 愛し慕ってくれる、ペラジーが傍に居てくれるから]
(383) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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[このまま、ずっと。 ペラジーと一緒に穏やかな日々を暮らせたなら、 どれほど、幸せだろう。
けれど、心の臓の病を半ば克服した現在、 もう彼女が誰かに忌み嫌われる理由はない。
魔女の過去を知り、眦に涙を溜める、 彼女の心は鮮やかで豊かで。 だからこそ、ペラジーには、 人の世で幸せになって欲しかった。
親代わりに彼女を育んできたからこそ。 暗い森の深くで、人間の紛い物と一緒に 朽ち果てる未来を選ばせるわけにはいかない]
(384) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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……私ね、この姿で生まれて、 もう百年以上生きているけれど。 未だ、ひとつも歳をとっていないのよ?
これから、もう百年を生きるかも知れないし。 もしかしたら、明日、死んでしまうかもしれない。
[優しく穏やかな声音で紡がれる言葉に 滲むのは諦めのいろ]
(385) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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……でもね、ペラジー。
紛い物の私と違って、貴女は本物の大人になれる。 精一杯、生きてから死ぬことだってできる。
貴女には、素敵な未来があるはずだから。 ここに居続けることは、貴女の為にならないわ。 [お願い、分かって、と。紅い瞳が訴えるように揺れた*]
(386) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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/* そうそう! ピスティオは意図的に感情の描写書かないようにしてたんだけど、 心の奥底、ほんとに誰にも絶対見せない部分は キスするとき緊張してるし 髪結ぶとき(くっそいい匂いしやがる、あっ僕と一緒のシャン…ムリーー!!)とか思ってる(だろう)し、 恋人だとかお嫁さんだとかの言葉に内心ものすっっごい動揺してる
(-116) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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/* だって よわい90歳童貞の肩書きをもってるもん…
ひっそり暮らしてたらそうなるだろうけど、 けど、 90歳の童貞… 妖精さんじゃなくて魔法使いになった
(-117) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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/*
???? もしかして童貞だったから魔法使いになっちゃった可能性?????????後天的??????
考えるのやめよう。かれがかわいそうだ!!!
(-118) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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/* 過去が特に重くない魔法使いってことしか かゆか゛えてなかつ゛た
(-119) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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/* は?濁点うてないうてたーーーーー!!!!!! なんっっっやねんいてこますぞ
そういえばみなさん地震は大丈夫でしたか
(-120) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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/* やだあああカリュクスせんせい…やだああああ…
(-121) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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/* 実はレセ期間で時間がけっこう取れなくてロルを!返すのです!をしてて独り言少ないけど愛はたくさん伝えたい
カリュクス先生あってのペラジーです ペラジーがいてこそのカリュクス先生だって思ってる
大好き大好き…
(-122) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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/* はっwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 脱字wwwwwwwwwwwwwwww
メアに安否確認してるwwwwwwwwwwwwの>>380 ちがう!!ちがうの!!!!
ちがうの、体調悪いかとか、地震大丈夫だったかみたい「どうしたのか」じゃなくて、 方向性の話し合いとして「どうしたいのか」って言いたかったの!!
一文字で意味変わっちゃう系のところで脱字しないでよわたし!! ばかー!!
もうエピ入るから弁解できるしまあいっか??
(-123) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[キミが、アタシの捨てた名を紡ぐ。>>339 その名で呼んだのは キミで3人目。
母と、初めての友達──── だと思ってた男と。 それも、もう50年近く昔の事だから 今、知っているのはキミだけかしらね
───── キミだけでいい。それで充分。 いつかまた、語る日も来るでしょう。 ]
(387) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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………ふふ、お姫さまは否定しないのね [よいしょ、とキミを背負う。 それは、敵地から姫を救い出した騎士のように。 男のような低い声で揶揄えば ジタバタは しないらしい。>>340
ああ、本当に揶揄いがいのある────
愛しい子 ]
(388) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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ほら、ジッとしてなさい
………っ ん…… [帰路の途中、少し休憩と───── 柔らかい芝生に下ろしたキミは、ぐったりと。 何かを盛られたのは間違いない。 顔を近付けて、唇が重なったら キミの下唇を舌でなぞり 口腔へと差し入れる。 キミの口の中を一周するように──── アタシの舌はぐるりと這って。
最後にキミの舌を捕まえれば ツンツンと先端をつつき合ってから ねとり、絡ませていった。 ]
(-125) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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ぷは………っ
………ん、 …ん──── ?
[唇を離せば、首を傾げながら 奪ったキミの唾液を、口の中で くちゅくちゅと。
納得したように小さく頷けば、 取り出したハンカチで口の中に残る唾液を拭い去る ─── アタシまで薬にやられてる場合じゃないし
とろんとした眼差しのキミ。 指先で頬を優しく撫でながら、微笑んで ]
(-126) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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アタシまでそうならないように 身体の中には入れないわよ ……これ、身体がしびれてるでしょ?
あと─────… 身体が火照って ムズムズしない…? アタシも昔 よくやられたやつだわ
[強く膝を閉じ合わせているのに気付けば " 家に着くまで我慢なさい、これは命令よ " 刻印は消えたのにも関わらず 命令権を。 ]
(-127) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[ま、死ぬことはないから──── 家で処理しなさい、と。
それでも我慢できなそうなら、伝えるでしょう
アタシが此処で手伝ってもいいけど、 媚薬に狂う姿なんかアタシに見られたら たぶんキミは立ち直れないわよ?なんて ]
(-128) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[家路に着く途中で聞いたのは " 巫女入りの儀 " について─────。 キミが逃げないと いけなくなったキッカケ。 ] あの教団……昔から無茶苦茶ね 引っ越し前に 潰しておこうかしら [部屋に入れば、迎えるのは 淡く揺らめく紫の光 キミをベッドに寝かせて。
───── おやすみのキスを 軽く唇に。
唇にだなんて 動けないのを良いことに、って? アタシだけのオモチャですもの──── 何が悪いのかしら。 ]
(389) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[一応、解毒剤──── それでも身体がちゃんと動くのは 明日の朝でしょうけど。
キミの部屋から離れ、居間の椅子に腰を掛ける。 声を掛けられれば 何処にいても聞こえる小さな家ですもの。 なにかあれば駆けつけるつもり。
おもむろに立ち上がると 衣装箪笥の中から 取り出したのは────
持っている衣装の中で 一番古く 今やボロボロになった、ワンピース
瞳を滲ませて、ぎゅっと抱きしめた。 ]**
(390) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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『 ねえ、おかあさん
ぼくは今、とってもしあわせだよ 』**
(-124) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[熊も最初は人間に戻るには時間がかかったものでした。耳だけ残ってしまったり、鼻の頭が真っ黒のままだったり。 だからドリベルが人間に戻る経過も全部微笑ましく見守っていました。
お腹の鳴る音がなってしまったなら尚更。
得意げに胸張るその頭をがしがし引っ掻き回してやりましょう。]
(391) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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/* ふぇ……ギリギリすぎでしょ(
(-129) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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/* 熱がね…ししゃもんさんほんとごめんなさいしか言えない…村建てで発言してから寝ますので……
もうほんとね…リアルと兼ね合いしような……()
(-130) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[なのに、どうしても、とーさん、の四文字には男は弱いようでした。たまらずぐぷぷと噴き出しながら]
嬉しい!嬉しいけど、くすぐったい! まって、まって、わああああ!
[なのに何度も連呼するのだから意地悪ですね。男はけらけら笑って台所に逃げてしまいます。 息子の言うことも尤もなので、ここは黙って慣れる時を待ちましょう。]
(392) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[……しかしまあ、せっかく友達の魔法使いが送ってくれたウィンナーとチーズをもう少し綺麗に食べたらいいのに!熊としての生活が長かった男も流石に顔を顰めるほどです。]
口にものが入ったまま、しゃべるとばっちい!
[熊になれるので人ではありませんが、それでもテーブルマナーは必要です。めっ!と渋面を作ってみせたら、とろけて糸を引くチーズのトーストにかじりつきます。 カフェに行く前に、きちんと教えるのが父親の役目でしょう。パパとしての前途は多難なようです。]
(393) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[そうしてドリベルの言うままに、大きな背中にバッチリ赤い点を並べた二匹を置いて、全部のテントウムシをカゴに詰めておきました。
一匹はヤマネに、一匹はカッコウに。 もう姿も見えず声も聞こえない彼等が、この先も寂しくないように。]
そのうち、この二匹、動き出すかもしれないね。
[まだテントウムシが起きるには早い時期。ここでゆっくり休ませておきましょうか。]
(394) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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