239 ―星間の手紙―
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、†ルシフェル†、アシモフ、エスペラント、クリスマス、イースター、アンタレス、フェルゼ、モナリザ、キャンディの9名。
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キャンディ[[who]]
(-0) 2018/04/25(Wed) 00時頃
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/* おまえかよ…
(-1) 2018/04/25(Wed) 00時頃
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[電子音声は告げる。メッセージは以上です、と。 「ルシフェル」とて万能ではなく、メッセージが1日前ではなく何日も遅れて届いたり、 通信障害か何かでメッセージが届かなくなる――まさに電子の海の藻屑と化すわけだ――こともあるが、 そうやって取りこぼされたメッセージの中に、懐かしきお友達からのものがあったことを知るすべはない。
もし届いていたなら。 海は見れたよ、そっちはどう? って、話に花を咲かせることができたというのに]
(0) 2018/04/25(Wed) 00時頃
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――一時的に乱れる電波は、
通信をあらぬところへ流していく。
その日は、 キャンディ の通信が少し乱れたようだった。
/*吊り先を 【キャンディ】に設定お願いします。/*
(#0) 2018/04/25(Wed) 00時頃
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/* くっそギリギリクオリティを惜しげもなく発揮してしまった アアアアアア そしてルシフェルからの秘話がはさまっててびっくらしたなど ワーイ機械とのコミュニケーションだー
(-2) 2018/04/25(Wed) 00時頃
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/* そういう形式かー こっそりランダムで決めてるなら私吊りは……ないかな……いやどうだろな……
デフォアンタレスさんからセット変更してー、と
(-3) 2018/04/25(Wed) 00時頃
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[ソフトウェアは、稼動し続ける。 既に星の間に散らばってしまった地球人を 結ぶものとして
既にメンテナンスは難しい身。 したがって、いくらかの誤動作をし 通信が遅れることもあるが 今のところ使えなくなったということはない*]
(1) 2018/04/25(Wed) 00時頃
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/* モナリザほんとごめん
(-4) 2018/04/25(Wed) 00時頃
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/* ・空がスカイブルーの時間とミッドナイトブルーの時間がある。切り替えはすばやい ・地球の料理で使う食材を生み出すプラントっぽいのがある。こっから生み出された食材を定期的にゲットしている
(-5) 2018/04/25(Wed) 00時半頃
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[その機械は、しばらく、沈黙を守っていた。 あなたの呼びかけに応えたのか それともただ機械としての応答か 使用方法のアナウンスの他に、言葉を返したのは 暫く後のこと。]
通信 メールガ1件 アリマス
From ルシフェル
星間通信ソフトウェア ルシフェル デス 品質向上 ノ タメ 使用感覚 ニ ツイテ オ知ラセ クダサイ
[メール内に「いまいちだった」「よかった」などのボタンが見える]
(-6) 2018/04/25(Wed) 00時半頃
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ルシフェル ハ 星ノ間ヲ 行キ来スル 人々ノ 暮ラシ ノ タメニ 作ラレ マシタ
リザ様 ノ 暮ラシ ニ 彩リ ヲ 添エル 存在 デ アルナラバ 幸イ デス
[機械は、あなたをモナリザと書かなかった。 一人のユーザーとして扱った。*]
(-7) 2018/04/25(Wed) 00時半頃
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/* ルシフェルから秘話が来てビビリ散らかして候 というのをルシフェルに誤爆しそうになって ひぇっ
(-8) 2018/04/25(Wed) 00時半頃
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/* ンンン アンタレスくんが平凡な日常送ってるの 何だか逆に胸をうつやつ〜〜〜〜!
(-9) 2018/04/25(Wed) 00時半頃
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― 地下28階 居住区画の1室 ―
[ここにはとかく空き部屋というものが少なかった。 恐らく、保守に手が回らなくなった場所を順次閉鎖し、人々がそれとともに移り住み、この辺りに集中していったからだろう。
そして、自分はそのうちの一人の部屋を間借りしていた。 不思議なことに、誰も居なくても、部屋の持ち主のおおよその性別や年齢、生活は想像がつくものだ。
この部屋にはきっと、昔、自分と同じくらいの男性が住んでいたに違いない。 色んな部屋と色んな階層を、駆け周って探し回って、やはり誰も居ないことを知ったあと、自分が身を落ち着ける場所として、最初に思い出したのがこの部屋のことだった。
汲んできた水を電気で沸かすと、フリーズドライで保存されていた茶葉で紅茶を入れる。 恐らく元の住人が一番にこだわって使っていたであろう一人がけのソファに身体を沈み込ませると、紅茶のポットとカップを近くのテーブルに置いて、目を閉じた。*]
(2) 2018/04/25(Wed) 01時頃
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[翌日、1階層に上がって通信を確認する。 これはもう、日課の一つになっていた。
そして、届いたメッセージを聞いて、ふと動きが止まる。 昔の知り合い…友人からのメッセージが届いていた。
自分から知り合いに向けてメッセージを送ることはなかった。 今、友人に何を発信しろというのか、わからなかったからだ。]
声、か。
[しかし、懐かしい彼女からのメッセージを受けて、やはり気持ちはどこか躍った。**]
(3) 2018/04/25(Wed) 01時頃
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ハロー、キャンディ 久しぶりだね この通り、僕は元気にやっているよ 僕も、君の声が聞けて思った以上に嬉しい
君は最近どうしているのかな 画像を送ってもらうことが出来ないのが残念だ そうしたら、きっと昔よりもっときらきらと彩られた君が見れたのに
どうだろう、うまく喋れていたかな こんなにたくさん喋ったのは久しぶりの気がする また、良ければたまにでも、近況を教えて貰えれば、とてもうれしい
キャンディへ フェルゼ
(-10) 2018/04/25(Wed) 01時頃
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こんにちは、メッセージが届いたようでうれしいよ 嵐は今日は少しは収まっているようだ 緩やかか、激しいかのどちらかで、嵐なことには変わらないけどね
僕は、昔、地球という星の近くのコロニーにいたんだ その時に、海を見たことがある 地球の…昔、僕の父さんの、ひいお爺さんが住んでいた星の、真っ青な部分が海だと聞いたんだ
教えてくれた人は、光の屈折で青く見えるだけで、今は実際はあんな色ではない、と教えてくれたけど、本当に青くて美しかった
きみは海に囲まれて暮らしているんだね 目の前で見る海の色はどんな色なんだろう 一度でいいから、見ることが出来たらいいのに
誰かへ フェルゼ
(-11) 2018/04/25(Wed) 01時頃
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見事に誤爆したあああー フェルゼさんのうっかりもの!!! これ送り直し不可なんだよね?? あーくりすますさああん
(-12) 2018/04/25(Wed) 01時頃
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[今日もこの惑星は良い天気だ。 水は地下に溜まっているので雲が出来ず、 たまに降る雨も霧雨のようで砂の表面を湿らせるだけ。
水は流れる砂が各地に運んだりしていても オアシスのように泉や池のある場所は現在見つかっていない。 だから、不謹慎な話かもしれないが、 豪雨というものを浴びたり、すぐ近くで見てみたかった。]
あとは、温泉というものに入ってみたいです。 体中にお湯が触るのはとても怖い気もしますが……、 ミストシャワーだけというのも味気ないですから。
[独り言を混ぜる作業の手が軽いのは、 朝に確認した時、一通の通信が入っていたからだ。 どう返信しようと頭のふわふわはぴこぴこと跳ねていて、 次に確認した時、また増えることを私は知らない。]
(4) 2018/04/25(Wed) 15時半頃
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―― 惑星F321にて ――
[きゅるきゅると車輪を回転させて 円筒形の水槽に浮かぶ脳味噌は 基地内を移動していた。
自席に到着すると端末を起動させて 残務に取り掛かろうとする。
……とそのとき。 2件の新着メッセージがあることに 男は気付いたのだった]
(5) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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ルシフェル。 メッセージヲ確認シタイ。
[低い電子音で告げる。 そうして、ルシフェルが送付してきた 『メッセージではないデータ』に ひどく、ひどく男は動揺したのだった]
(6) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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Now loading... ___________________
(-13) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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えー……、あー……。 新兵のピスティオ=エスペラントだ。
こういうの慣れねえな、ったく。 宇宙戦闘機パイロットになるに当たって 遺言メッセージを作成しろってことらしい。 軍の気遣いって本当にお節介だよな。
宇宙《ソラ》を飛べなくなったとき 俺はきっと死ぬんだと思う。
だから残された奴らは、宇宙《ソラ》を見上げて 「あー、宇宙《ソラ》に憧れた馬鹿な男がいたな」 って、俺のことを思い出してくれればいい。
そこで散れたのなら、俺は本望だよ。 だから、悲しむな。じゃあな。 ___________________
(-14) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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END ___________________
(-15) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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[それは、若い頃の自分の声だった。 夢と希望に満ち溢れた、少年の声だった]
ア、アア……
[電子の唸り声を上げると、 手早く男はパネルを操作した。 聞きたくなかった。思い出したくなかった。
その夢は、希望は 儚く散ってしまうのだから]
(7) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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ルシフェル。 オマエハスゴク役ニ立ッテイルヨ。
役立タズノ俺ヨリモ、ズットナ。
ダガナ、ソノデータハ 俺ニモウ見セナイデクレ。
頼ム。……頼ム。
[蚊の鳴くような電子音で、そう告げた]
(-16) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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[ルシフェルに何かを命令すると、 男はメッセージの確認作業に戻った]
クリスマス……。
[その声音が、少し柔らかいものになる。 懐かしい、幼馴染の声]
心配ニナッチャウ、カ。
[今の姿は見せられない、と思った。 彼女の前では、生意気で、勝気な 昔のままのピスティオ=エスペラントで いなければならない。そう思った]
(8) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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ルシフェル。 音声加工ソフトヲ起動サセロ。
[マイクに向かって、昔の自分を演じた]
(9) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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Now loading... ___________________
(-17) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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おーおー。 相変わらず元気だな、クリスマスは。
おまえのことだから そっちでも沢山友達作ってるんだろ?
海かあ……本当に羨ましい。 俺のいる基地は砂漠ばっかの星でさ。 毎日毎日、窓から見えるのは砂嵐。 気が滅入っちまうぜ。
いつか一緒に海で泳ごうぜーって ちっこい頃に約束したっけなあ。
クリスマスは夢を叶えて、 海のある星にいるんだもんな。 本当に、すごいことだと思うぜ。 ___________________
(-18) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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[男は幼馴染の孤独>>1:52を、知らない]
(10) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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……んー。どうだろうな。 休んだらまた、飛べるのかな。 こればっかは俺にも分からねえや。
クリスマスと会いてえな。
子どもみてえにはしゃいで 馬鹿言い合って遊んで。
こう堅苦しい基地に缶詰めになってると エデンにいた頃が懐かしくなっちまう。 ___________________
(-19) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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いつか俺のパイロットとしての 超絶テクニック見せてやる。
なーんて、約束してたけど しばらく無理そうだな。 なんか約束破ってばっかりだな俺。
またクリスマスの元気な声を 聞かせてくれよ。じゃあな。 ___________________
(-20) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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END ___________________
(-21) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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[もう絶対に守ることのできない約束だった。
この寸胴の機械の身体では、 海を泳ぐことはできない。
もうこの身体では、 宇宙《ソラ》を飛ぶことも叶わない]
ゴメンナ、クリスマス。
[ぽつり、と呟いて。 続くメッセージに目を通した]
(11) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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Now loading... ___________________
(-22) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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ハジメマシテ、モナ。 マサカ返信ガアルトハ思ワナカッタ。
アンタ、律義ナ人ダナ。 キットイイメイドナンダロウ。
ドウシテ生キテイナイト言エルノカ、カ。
タブン、俺ハ怖インダ。 昔ノ知リ合イガ今ノ俺ヲ見テモ キット今ノ姿ジャ 誰ニモ気付イテモラエナイ。
キットコノ姿ヲ怖ガッテ 俺ヲ、ピスティオ=エスペラントダッテ 認メテハクレナイダロウッテ。 ___________________
(-23) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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誰カニソウヤッテ拒絶サレタ時 イヨイヨモッテ俺ハ ピスティオ=エスペラントトイウ 人間ガ死ンダコトヲ認メナクチャナラナイ。
俺ハ、キットソレガ怖インダ。
……フフ、アンタハ優シイ人ダナ。 ダガアイニク涙ヲ流ス瞳モ モウ俺ハ持チ合ワセテイナインダ。
アンタニ直接会ッテ甘エルノハ 次ノ機会ニシテオコウ。
負傷兵ヨリ。 ___________________
(-24) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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END ___________________
(-25) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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俺ハ、自分ガ死ンダコトヲ 認メタクナイノカ……?
[返信を吹き込んでから、ぽつりと漏らした。 宇宙《ソラ》を飛べない自分に、価値などないのに。
男はメッセージの送り先が かつての知己とは気付かない。
彼女の料理を食べる口すらもうないのだから それは些細な問題なのかもしれないけれど。
ぎしぎしし。 何かを悩むように、機械の手を水槽に当てた*]
(12) 2018/04/25(Wed) 16時半頃
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[軋むような痛みに目を覚ます]
……いつつっ。やっぱり、今日は雨かな。
[枕元の携帯端末を起動して、気象予報を確認する。 昨日からの予報と変わらず、午後からの降雨を示していた。
左膝をさすりながら起き上がる。 怪我の後、医師や介護士、友人たち、そして素晴らしい出来の人工関節のおかげで、普通に歩く分には問題ない程度に回復した下肢。 それでも、気候によっては時折こうして痛む]
(13) 2018/04/25(Wed) 19時半頃
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メッセージは……おう、返信が来てるな。
[差出人ピスティオ=エスペラントの名に、口の端を上げる。 『ルシフェル』が端末のスピーカーから再生するのは、陽気で勝気な戦闘機乗りの声。
覚えている通りの、聞きたいと望んでいた通りの声だったから、作られたもの>>1:7だなんて夢にも思わない]
おいおい、相変わらずだな。
[なんて暢気に苦笑を浮かべたりする]
(14) 2018/04/25(Wed) 19時半頃
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……そうだな、あのときは、ずいぶん心配をかけた。
[戦闘機には乗れなくなっても、後方勤務の口はいくらでもあった。 それでも、あのときは、あまり迷い無く退役を決めたように思う。 人々を守ることに憧れて、やっとの思いで入隊した軍だったのに。
少し痛みの治まった左膝を撫でてから、音声メッセージの録音を開始した]
(15) 2018/04/25(Wed) 19時半頃
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返事をありがとう。 相変わらずのようで何よりだ。
前に大きなトラブルに遭ったって聞いて、こっちこそ心配したぞ。 あれからは無事にやってるなら、良かった。整備の連中も、気合いを入れ直したかな。
いや、こっちもずいぶん心配かけてすまない。 リハビリの甲斐あって、今じゃ普通に歩けてる。 船長つっても雇われだし、クルーは副操縦士と、ロボットの客室乗務員くらいだけどな。 でも、やっぱり飛ぶのは楽しいもんだ。
(-26) 2018/04/25(Wed) 19時半頃
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……懐かしいな。 おまえと一緒に、自由自在に宇宙《そら》を飛び回って。 何にも負ける気なんてしなかった。なんて……
今日はこれから、近くのステーションまでひとっ飛びだ。 貿易港って言うけど、結構な歓楽街だな。 いい店あったら、いつか案内するよ。 じゃあ、またな。
(-27) 2018/04/25(Wed) 19時半頃
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[どうしてか、声が詰まりそうになったから、急いで話を打ち切った。 遠く、あまりにも遠くなってしまった、あの日々。 日々の小さな平穏と引き換えに置いてきたものには、もう二度と手が届かない。
それが、言葉を交わした友の手の中にも、もう無いのだとは知らぬまま]
(16) 2018/04/25(Wed) 19時半頃
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/* 足が痛いロールを考えながら帰ってきたらなぜかリアルで左脚が痛いorz 寒いところで仕事してたから冷えたっぽい
(-28) 2018/04/25(Wed) 19時半頃
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/* うっひょおおおおおどうしてくれようかなこいつは なんとなくリザさんあたりになら飾らないでいろんなことをぶちまけられそうだけど
(実は友達おらんけど)寂しくないし、って強がる路線が圧倒的光属性っぽくってよさげかしらね
(-29) 2018/04/25(Wed) 20時半頃
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/* そう、どうせなら光になりたい……(言うだけならタダ)
(-30) 2018/04/25(Wed) 20時半頃
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――惑星ジルコン傍 宙――
――……あぁぁぁあ!!!
[叫喚わたらせ、眼前で爆ぜる機体を睨んだ。 空気なき宇宙に、その叫び声はきっと聞こえない。 はあはあと喘ぐように漏れる吐息だって、 泣きそうに歪んだ顔だって――誰に知られることもない。
アナウンスが響き渡る。
「パイロット・キャンディ――帰還せよ 任務終了。帰還せよ」
そのアナウンスをたたき切るように停止ボタンを押して 暫く、肩で呼吸をし唸っていた。]
(17) 2018/04/25(Wed) 21時頃
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……くそっ! なん、だってんだよォ……
(18) 2018/04/25(Wed) 21時頃
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[――時刻は出撃前に遡る。]
[いつもどおりジルコンに押し寄せた異星人を追い払う為 戦闘機に乗りかけたキャンディは ルシフェルからきていた通知を何気なしに開き、 そうして、知ってしまった。
かつての戦友の強がりを。 言い放たれた決別の言葉を。
――あの時、あたしとお前が任務を代わってなきゃ、 ――あの時、事故さえ起こらなきゃ、
ピスティオ=エスペラントは死ななかった。 ……なんて、与太にしてもたちの悪い冗談だ。 そんなことを、ルシフェルに声を加工させてまで 騙る相手とは思えず 反芻するたび、エスペラントの身に起こったことを 考えざるを得ない。]
(19) 2018/04/25(Wed) 21時頃
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[光年という距離さえなければ、 あいつのもとまで走っていって、殴ってやったのに!]
(20) 2018/04/25(Wed) 21時頃
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[キャンディは怒りながら メッセージを音声でルシフェルに叩きつけた。 怒鳴られたルシフェルはとばっちりを受けたようなものだが 構ってはいられなかった。
――そうして、今に至る。]
(21) 2018/04/25(Wed) 21時頃
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――死人に連絡をするなぁ? 知らねぇな。こうして通信が繋がるってンなら 向こうのてめえは何だ。ユーレイか?
ふざけてんじゃねえぞ。 勝手な事言いやがって。
声が出るなら音声操作でなんとかしろ! 手が動くンならそれ用の機体だってあるだろうが!
認めねェ―― てめえが、 飛びてえって気持ちも全部なくして 量産型の機械みてぇに自我をなくしたら。 その時はじめて認めてやるよ。
(-31) 2018/04/25(Wed) 21時頃
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ピスティオ=エスペラント は 死んだ ってな
(-32) 2018/04/25(Wed) 21時頃
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それまで逐一てめぇの通信機に こっちの状況を吹き込んでやるよ 羨ましくて死ね、Fu*k'n!! [――キャンディからの通信 END]
(-33) 2018/04/25(Wed) 21時頃
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/* みゅんみゅん… エスピスさん周りが切なくて…
(-34) 2018/04/25(Wed) 21時半頃
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[――疲労感たっぷりに帰還する。 部屋に戻れば、煌く白い匣入りの照明がきらめいていた。
なんでも”W465”特産の砂で出来た 小さな明かりだとかいうことで
珍しいもの好きなキャンディはそれを一つ、 部屋においていた。 >>1:15
置いておけば、なんとなし、 日が暮れて真っ暗に成り果てた自室も 照明をつける前から明るくなる気がして キャンディはこの置物が気に入っていたのだ。
つん、と置物をつつく。 それから部屋全体の照明に手を伸ばした。]
(22) 2018/04/25(Wed) 21時半頃
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[……暗闇は苦手だ。
宇宙の漆黒を思い出すから。
それから、エデンの怪談を思い出すから。]
(23) 2018/04/25(Wed) 21時半頃
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[なんでも――かつてキャンディがいた スペースコロニー「エデン」には、白い幽霊がいたとか。
省エネのため廊下照明が消える区域に 立ち入ってはいけない。 そこには不幸を呼ぶ幽霊が出るから――……なんて 当時はまことしやかに噂されたものだった。
やめておけばいいのに、 時短のためにその区域に立ち入ったキャンディは その”幽霊”を見て変な悲鳴をあげすっ転び、 お気に入りのピンクの星屑アクセサリを落とした。
逃げても追いかけてきた幽霊が、 今となってもトラウマだ、などと 粗暴なキャンディをしるものからすれば きっとお笑い種だろう。]
(24) 2018/04/25(Wed) 21時半頃
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( いーんだ、どーせ、だれもしらねぇだろうし。 あたしのココロを知るひとなんてそばにはいねぇし)
[夜景を見渡す。 人々は仮初の平和を享受しながらも かつての地球でそうだったように、 かつての暮らしをなぞり いつまでもこの星を自分の世界だと認めようとしない。
あいされないこの町にぽつんと一人。
同じく空に夢を見た相手だって――……
その思考に嫌気がさして、 キャンディはルシフェルを起動する。
未読の通信がみえて、それをタップした。 すっと目を細める。]
(25) 2018/04/25(Wed) 21時半頃
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……イースター……?
[それは、きっとあたしとは対極だった人だ。 いつだって煌くようで、けれど飾らない姿で、 儚げな光としてそこにあった 綺麗な少女。
……いいや、人、なのかどうかさえ、 キャンディは詳しくは知らないのだけれど
ともかく、懐かしい名前に目を細めて つけようとしていた照明を、また消した。 部屋に残るのは真白の明かり。
それが、かつてエデンにいたひとの姿に似ていたから ジルコンの無機質な明かりで それを消してしまうのが忍びなくて
普段は恐ろしいと遠ざける白黒の世界を 通信を送りながら、じっと見つめていた*]
(26) 2018/04/25(Wed) 21時半頃
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ハロー、ハロー。 こちらキャンディ=ベルジック。そちら、イースター? おぼえてるよ。名前と遠くから見た姿だけ。 あたしの手元にはW465産の明かりがあるよ。 これは便利だね。電気がなくても照らしてくれる。
といっても、あたしがいる惑星だと そんなに、電気や水には困らないんだけど。 加工品はそんなにないかなぁ…… あ、きらきら光る鉱石はとれるよ。 宝石っていうんだって。
…それで、お友達だっけ。変な提案だな。 あたし、あんたのことそう多くは覚えてないんだ。 白くて、ふわふわしてそーな……女の子? それくらい。 あたしとは真逆だなって思ってた。
(-35) 2018/04/25(Wed) 21時半頃
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それでもよければ、友達、いーよ。なってくれよ。 あんたの話がきいてみたいな。 あんたの家族のこととかも、何一つ知らないから。
――そっちも体に気をつけて。 あと、ステラって呼んでいい? じゃーね。 [キャンディからの通信――END.]
(-36) 2018/04/25(Wed) 21時半頃
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[とたたたんたん、 ワタシは小さな隙間をすり抜けて 塔を目指して駆けていく]
イヤーイヤーオッオーッ、イヤーイヤーッオッオーッ アッドゥーマンスィー、マンヤンマイグラップマー
イヤーイヤーオッオーッ、イヤーイヤーッオッオーッ ンガン・アウパイルーイ、ハイターコォーラッガン
[昨日はかなりの収穫だった 多分、36(0..100)x1世紀分くらいはあっただろう ワタシはそれをじっくり、調理した]
(27) 2018/04/25(Wed) 22時頃
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/* まだ絡んでいない人にもお手紙出したかったけどめっちゃくちゃ眠いので寝ます……
(-37) 2018/04/25(Wed) 22時頃
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イヨウ、ルシフェル、ソクサイカ? ヨウキナ、ナンバーヲ、シコタマ、ブチコムゾ
サイコーニ、イカシテルハズダ キモチイイカラッテ…ムセビ、ナクナヨ?
[そして、出来たものを フルコースよろしく、通信機に出していった]
(28) 2018/04/25(Wed) 22時頃
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/* アシモフwww
(-38) 2018/04/25(Wed) 22時頃
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ハロー、フェルゼ ── ワタシハ、アシモフダ ズイブン、ムカシニ、エデンデ、ウマレタ
ヤサイスープトハ、ソコマデ、ビミナノカ? ワタシハ、カリカリシタ、モノシカ、 タベテハイケナイ、ラシイカラ スープハ、タベタコトガ、ナイナ
シュウキョウジョウノ、リユウ ト、イウノハ、マッカナウソダガ
タヨリガ、コナクナッタ、ナカマハ サイゴニ、シチューヲ、ノミノミ、オヨイデイル ソンナコトヲ、ハナシテ、イタヨウナ イナカッタヨウナ、キガスル
ナンギナモノダ、コノカラダハ
ココハ、エデンカラハ ── カナリ、トオイダロウ デハ、ソクサイデ、イルノヲ、イノル
(-39) 2018/04/25(Wed) 22時頃
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[前菜は、眠る彼女を待つ誰かへ
ヤサイだけではなく、 かなりのごった煮のようではあったが スープが好きというのなら、いけるだろう
そんな楽観的な予測を立ててはいたけれど]
(29) 2018/04/25(Wed) 22時半頃
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ハロー、ステラ ── ワタシハ、アシモフダ ミルクベリー、トハ、ドンナ、タベモノナノカ?
アゲル、トハ、アツアツノ、アブラノ、ナカニイレテ カタクシタリ、フワフワサセタリ、スルミタイダナ
ソウイエバ、ムカシ、タイショウガ ソバノウエニ、コロモヲキセタ、ナニカヲイレテ デキタモノヲ、ノセテイタガ、ソレダロウカ?
ナラバ、ワタシガ、アガッテ、シマウナ サスガニ、ソコマデ、ガンジョウデハナイ
マタノ、キカイニ、シヨウ
ヨウコウロニ、ハイッタホウガ、 マダ、セイゾンリツガ、タカソウダ カギリナク、ゼロニチカイ、スウチダガ
デハ、ソクサイデ
(-40) 2018/04/25(Wed) 22時半頃
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[スープは、未知なる食べ物を 好きだといってた、誰かに
星を名前に持つとは雅である と、ヒトなら思うのもかも知れないが
生憎ワタシは、風流を解さない だから、ただ出せるものを出していく]
(30) 2018/04/25(Wed) 22時半頃
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[かつて、エデンで噂になった幽霊に 名前があるのを、ワタシは知らないが
ワタシに名前があることすらも 知らないものが多いというのは知っている ワタシはとても、小さく脆く、儚い泡沫なのを]
(31) 2018/04/25(Wed) 22時半頃
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[黄金色の空に、灰色の雲がかかる。 雨が降る前に用事を済ませたいのか、行き交う人々は心なしか急ぎ足だ]
(32) 2018/04/25(Wed) 22時半頃
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おはよう。
[宇宙港に着いて、副操縦士に挨拶をする。 今日の仕事は、最寄りの宇宙ステーションまでの短い航路]
今回の目的地はスモール1……なんだ、ニヤニヤして。 着いてから遊ぶのは構わんが、仕事は気を抜くなよ。
[宇宙ステーション『スモール1』は、貿易港であり、一大歓楽街でもある。 入港後の自由時間を楽しみにしているクルーは多い]
俺は、まあ、女より酒だな。 どっか、料理も旨いバーを知らないか? 友達を連れて行きたいんだ、そのうちな。 違う違う、そういうんじゃない。
[ニヤニヤしながら小指を立てる副操縦士を、軽く睨む。 それにしても古めかしいジェスチャーだ]
(33) 2018/04/25(Wed) 22時半頃
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いいから仕事だ。整備報告は来てるか?
[出発前のチェック。機体の状態、航路上の気象状況、周辺の情勢]
……ジルコンは、まだ収まりそうにないか。
[周辺、というには余りにも遠い、戦地となっている惑星の名を目にして、表情を曇らせる]
ああ、わかってる、間違っても近寄れる距離じゃない。 ただ……気になっただけだ。
[遠い空で、今も誰かが命をかけて戦っている。 そんな場所に身を置くことをやめて、自分は平和な空を飛んでいる。 言い訳をするように、左膝がきしりと痛んだ*]
(34) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[誰かへ向けた返信は、また別の誰かの元へ送られていることにも気づかない。
ふと、思い立ち、メッセージを送ってみた。 声で。]
(35) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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クリスマス[[who]]
(-41) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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ハロー、ワタシノ、ナマエヲ、シッテイル、ダレカ ワタシヲ、ドコカデ、ミタコト、アルノダロウカ? ダトシタラ、カナリ、ナガク、イキテイルノダロウカ モシカシテ、ヨウセイカ? ドワーフナノカ?
イヤ、デモ、ヒトミタイダナ ヒトハ、ヤッパリ、ガンジョウナノカ
サイキン、ココデハ、ミカケナイ マダ、ココヘ、タドリツクマエニノ、エデンニハ アフレルクライ、タクサン、イタトオモッタガ
モシカシタラ、モウロクシテノ キオクチガイ、ナノカモシレナイ
トシヨリノ、ザレゴトダ ── キニスルナ トケイダイヨリ、ウルサイトコロトハ ナカナカ、ナンギナトコロニ、イルミイダナ
ソクサイデ
(-42) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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あー、あー 聞こえているだろうか 宇宙の誰か
最近、あまり喋っていないことに気が付いた 言葉を忘れないように、少しずつ、喋ってみたいとおもう
宇宙の誰かは、元気ですか 僕は貴方と会うことはできないだろうけど、とても元気です 貴方の居る所は、どんなところですか 僕の居る所は、とても広くて、深くて、静かです
(-43) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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…………わぁ。 うれしいですね。うれしいです。
お久しぶりな方からのメッセージはうれしいです。
[朝に気付いた通信以外にも新着があったことに喜び、 ふわんふわん、機嫌良く耳も弾んでいたけれど。
通信内容に不備があったと知れば、 悩ましい顔で音声を記録し、端末をたんたんたんと叩いた。]
(36) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[ポワソンは、ポワゾンを持つ誰かへ 魚というよりも、肴に近いものだったか
彩りは、控えめに 味つけもサッパリとしたものを]
(37) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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はろー、はろー。しっかりと届いています。 フェルゼさんからのお返事とっても嬉しく思います。 ステラス。ステラス。良い名前ですね。なんだか甘そうです。
通信は歯抜けさんでしたか。とてもごめんなさい。 だとしたら破損しづらい文書データも一緒に送ってみます。
兎や鳥と言われたことはありますが、綿毛は初めてです。 ふわふわしている耳のようなものが生えているんですよ。 私の惑星は砂が多くて、宇宙からだと綿毛のようなので なんだか住処を見透かされた気がしてしまいました。
そちらは不自由ないのですか、羨ましいです。 こちらだと雨が少ないのでシャワーはミストだけです。 お陰で長かった髪はばっさり切ってしまいました。
撫でたい、ですか? そうですね……。 私は背が低く、よく皆さんに抱っこされたりしたので、 抱き心地は良いと思います。気に入って頂けるでしょうか。 会えた時はぎゅうっとしたり、なでなでしていいですよ。
(-44) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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『此度は突然の通信及び音声データ破損、誠に申し訳ない。にも関わらず返信と新しい呼称の提案に万感胸に迫る勢いである。 甘味めいた新名、幾度も噛み締めさせて頂いた。 当方、作成文書が難解との評判が多々ありて、極力音声での通信をと望みしものの現在は様子見を優先。
当方身の丈半ばの乳白色の体外器官あり。その容貌から兎、翼と比喩は多くも綿毛は初聞。我が在住惑星も綿帽子と称される故、既知なのかと感心するばかり。
貴殿の在住惑星は不自由僅少と聞き、羨望を向けずにいること叶わず。当方の惑星は砂海が広がり、水資源の枯渇が問題。 他惑星からの援助を以てしても、生活の安定は困難を極める。降水量は皆無に等しく、節水の義務が悩ましい。故あって長髪を短髪にすることを強いられてしまい、聊かの寂寞を覚えている。
当方の抱擁、及び愛撫を希望か?低身長故、周囲には愛玩動物めいた扱いをされており、抱擁の具合は良好と思われる。広大なる宇宙に於いて通信した仲なれば、歓待の姿勢を取らん。』
(-45) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[ふっと笑うと、通信を切った。 毎日の日課にするのもいいかもしれない。
さて、今日は何をしようか。 地下13階の野菜プラントに行こうか。 それとも、地下21階の生産特区でもう一度昔の新聞でも読み直してみようか。 それとも、地下49階の、シアター室にでも行ってみようか。 ここには何でも揃っている。**]
(38) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[機械の身体は、疲れを知りません。 では 私は休憩時間を何に費やすかというと、 生身である腕のケアが主なものになります。
そして最近は、もう一つやる事が増えました。 今となっては、そちらの方が 熱心になってしまっているかもしれません。
お返事が来ているかも と思うと、そわついて つい呆けてしまう事もしばしば。 こうして ルシフェルを確認する時間が、 今の私にとって、一番の楽しみになっていました。]
(39) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[新着メッセージは二通。
一つ目の差出人を見て、私の手は止まります。 歓びと緊張が、一気にやってきました。 だって、其処にあった名前は つい最近思い浮かべたばかりの彼だったんですもの!]
( アンタレス……! )
[返信用の新規メールを開きながら、 努めて冷静を装って、メッセージを再生します。
懐かしい彼の声。 私の馬鹿みたいなメールにも、 律儀に応えてくれる事が微笑ましく、 それと共に、私の心を甘く擽るのです。]
(40) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[私に口があったのなら、 柔らかく綻んでいた事でしょう。 私に頬があったのなら、 薄桃色に染まっていた事でしょう。
……でも。 でも、呑気に聞けていたのは途中まで。]
(41) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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…………えっ!?
(42) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[高く、耳障りな音が部屋に響きます。 それが 自分のあげた声だと気付くのにも、 少しの時間が必要だったくらいです。
そのくらい、私は動揺していました。 どうして彼は、 気付いているかもなどと思ったのでしょう。 確かに、よく目が合うな とは思っていましたが、 でも ……だからって。
そんな 混乱しきりの思考回路よりも、 余りに正直に動いたのは、生身の指先でした。 それならそれで、素直に身を任せれば良いものを 下手に理性なんて取り戻してしまったから、 無様なメールを送る羽目になるのです。]
(43) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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わたしm
(-46) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[しまった と思った時には、もう遅く。 言葉にもならない文字列は、 既に 電子の海に放られていました。
何だか泣きたい気分で…… いえ、私に涙を流す機能は無いのですが、 何にせよ、新規メールの作成を始めました。
本当なら、自分の声でお返事したいけれど そんな事、出来ませんから ね。]
(44) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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ごめんなさい! びっくりして、変なメールを送ってしまいました。 どうか 開かず消して下さい。お願いね。
さて。 そんな事より、その、 あの言葉は、本当でしょうか。
いいえ、疑っているわけではありません。 ただ、あんまりにも意外だったものだから。
私は、危険な場所へ赴く貴方達を ただ 見送る事しか出来ませんでした。 そんな私よりも、例えばキャンディの様な、 貴方の隣に立てる女性の方が、 ずっとずっと 貴方に相応しいのだと思っていました。 正直な処、私は彼女を羨ましく思っていたくらいです。
(-47) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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そう。私は彼女が羨ましかった。 だからこそ、貴方が怪我で退役を余儀なくされた時 貴方はもう危ない所には行かないのだと、 もう待たなくてもいいのだと、
ほんの少しだけ嬉しかった って。 こんな事を言ったら、嫌われてしまうでしょうか。
けれど、少なくともあの頃の貴方は、 私を選んでくれていた。こんな私を。 その事実がどれだけ私を歓ばせるか、 貴方はきっと 気付いていないでしょう。
だって、あんなにもさらっと言うんですものね!
(-48) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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酷いわ。狡い。 貴方って、本当に狡い人。
でもね、わたしは貴方が好き。 許されるなら、貴方をぎゅっと抱き締めたかった。 この手だって、その為にお手入れしていたのよ。
言っちゃった。言うつもり無かったのに。 ごめんなさい。好きだったの。ずっと、ずっと。
(-49) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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貴方との思い出は、どれも綺麗なものばかり。 今の私には、少し眩し過ぎるくらいです。 レシピを覚えていてくれた事、作ってくれていた事、 今も私が貴方の中で生きている様で、 すごく 本当に、嬉しいです。
今も私の事を思い出してくれているというのなら、 とても とても、我儘なお願いだとは思いますが、 貴方に良い人が見付かる、細やかな透目だけ、 いいえ 既に居たとしても、
貴方を慕う私でいる事を、許して下さい。
そうしたら、もう ひとりぼっちだなどとは、言いません。
貴方を愛しています
(-50) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[連々と 連々と 此方の想いだけを綴る文章でした。
送る事を、何度 躊躇ったでしょう。 先に誤送信をしていなければ、 そのままこれを、削除していたかもしれません。
同時に私は、酷く浮かれていたのでしょうね。 結局は 歓喜に震える指先で、 拙く綴ったその想いを、ルシフェルに託します。 画面越しの貴方に、どうか 届きますように。]
(45) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[浮かれ気分から持ち直すのにも、 そう 時間はかかりません。
もう一通。 届いたメールの差出人を確認して、 返信の為に動く指先はやはり軽やかです。 何とも、現金なものですね。]
(46) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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ハロー。お久しぶり、キャンディ。
ケーキも良いけど、普通の食事もちゃんとしてる? 着飾る貴方の事は好きだけど、 もっと他の事にもちゃんと目を向けなきゃね。 栄養不足でお肌が荒れたりしたら、 お化粧の乗りだって悪くなっちゃうんだから。
ついでにもう一つレシピを添えておくので、 是非参考にして下さい。 糧食とか甘いものばっかり食べてちゃ駄目よ!:(
(-51) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[続くのは、貴方の望んだ通りの ベイクドチーズケーキのレシピ。 材料を混ぜて焼くだけの、簡単なもの。
それから、ミートソースのレシピ。 "パスタとか、色々なものに合うからね!" そんな一文を添えて。]
(-52) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[途中まで書いて、ふ と、思い出すのです。
宇宙を駆けていたあの子。 ある時から着飾る様になった、あの子。 ……死が怖いのだと言った、あの子。
当時は心配に思うばかりでした。 けれど、今ならば 彼女に、 もっと 何か言えるのではないでしょうか。
────既に"死"を経験した、私ならば。]
(47) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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貴方は未だ、宇宙を駆けているのかしら。 結局 貴方がパイロットを目指した理由は 聞けずじまいになってしまったから、 無理をしているんじゃないかって、少し心配。
でも きっと 死ぬのって、そんな怖い事じゃないわ。 それで全てが終わるわけでも、ないわ。
貴方がパイロットを続けるというのなら、 それだけは、忘れないで欲しいかな って。 私の個人的な意見、だけど。
心は傍に居ます リザ:)
(-53) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[見る人が見れば、ただの慰めに見えるでしょう。 心配性なわたしからの、精一杯の。 それは彼女にとっても、そうな筈です。
彼女は、綺羅びやかなあの子は、 わたしの実状を、知らないのですから。
知らないままでいてくれれば良いと思います。 あの子に教わったお化粧をする顔は、 私には もう、無いんですもの。]
(48) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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────……ルシフェル。 もう一通くらい、来ていませんか?
……、……、そう ですか。 来てないんですね。
ううん、仕方ありません。 便りがないのは……って、言いますし 彼女もきっと、忙しいんでしょう
(-54) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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…………ごめんなさい。 ほんの少しだけ、 ERRORを疑ってしまいました。 貴方はいつも、頑張ってくれてるのにね。
……ありがとう、ルシフェル。
(-55) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[全てのメッセージにお返事が出来たなら、 私は習慣めいて、通信機を撫ぜました。
いい子、と。 慈しみの手付きで。]
(49) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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/* 一度全部消えてかきなおしました…… ぅぉぉ。。がんばった。。。。
(-56) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[朝食を食べた後、クリスマスはいつものように海を眺めていた。 今日も変わらず空は青い。 だけど、海の様子はどことなくおかしかった。 凪いではおらず、ザザザ……という音すら立てながら不穏そうに揺れていた]
これって……、
[目を丸くしながら浜辺に立ち海を眺め続けていると、 やがて海水が盛り上がり、その下から巨大な生物が姿を現した。 見た目だけならばクジラに近いが、]
すごいおっきい……!
[その大きさが異常であった。 高さは「エデン」にあった高層ビルほどではないが、 それでも首をうんと上に向けないとてっぺんが見えないくらいだし横にもだだっ広い]
(50) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[やがて異常に大きいクジラは、空気を震わせるほどの鳴き声をあげた。 あまりのうるささに耳を塞ぎながら家へと戻ったが、それは正解だった。 鳴き終えたクジラが次にしたことと言えば、 盛大に潮を噴き上げることだったからだ。
あれだけデカいクジラなのだから噴き上げた潮の量も相当なものだと、 天上から、噴き上げられた海水が落ちてくる光景を見なくともわかる。見ればますますわかる。
――巨大クジラが海上に来る。 パパとママから話には聞いていたが、間近で見るのはこれが初めてだった]
(51) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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……嵐ってこんな感じなのかなぁ。 それとももっとすごい?
[噴き上げられた潮が落ちていく様はまるで雨のよう。 どんどんとびしょ濡れになっていく家の外を窓越しに眺めながらぽつりとつぶやいていたが、]
いっけない!
[くるりと窓に背を向け、 端末を手に取ると「ルシフェル」を起動した。 新着メッセージは1件。 そろそろ来るだろうかと思っていた、料理好きのあのひとからのもの]
(52) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[メッセージには特製のレシピが綴られている。 それをじっ、と読みふけ、 レシピから完成図をほんのりと想像してみる。 想像図は記憶の中の、あのひとが作ってくれたお菓子とも合っていた。 そうそう、そんな感じだったよねなんて思いながら、 返信するかの問いには「YES」と応えて、軽快に端末をタップしていく]
(53) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
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リザさんへ。
お返事ありがとう! うまくできるかはさておき、私、はりきって作ってみちゃうのです。 食べるのは私だけってことになっちゃいますけど。
リザさんも体調を崩してたんですね……。 ピスティオ、って覚えてます? 私の幼馴染。 事故に遭ってパイロットはしばらくお休みだってメッセージがこの前来てて。 たまたまだとは思うんだけどびっくりしちゃいました。知り合いが二人も……って。
私のことは心配には及びませんよ。 何せ、パパやママからも元気だけが取り柄、って言われてるくらいですから!
でも、リザさんが私のことを子供のように思ってくれてるのは本当に嬉しいです。 だから近況を伝え合うのも大歓迎!
メイドはリザさんにとーっても似合うと思います!
(-57) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
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パパとママには私からよろしく伝えておきます。 お身体に気をつけてお仕事も頑張ってください。 またお手紙が来るのを待ってます。
追伸:あの果物を初めて見た時は驚きました。 きっとリザさんも驚くかも。 いつか遊びに来てくれると嬉しいです……なんて。
あなたの娘(ちょっと照れる) クリスマスより
(-58) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
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[ふぅ、と息を吐いて続きのメッセージに耳を傾ける。
真っ赤な真っ赤な操縦士さん。 私の目の色と少し髪色が似てるあの人は、 私からするととても背が大きくて首が疲れたこともあった。 あちらもあちらで下を見過ぎて大変だっただろうか。
高い所の物を取る時に手伝ってもらい、 抱き上げられた時は驚きすぎてしばらく耳が上に伸びて 降りなくなってしまったのを覚えている。]
あれから、だったでしょうか。 よく色んな人に抱っこされるようになったのは。
[軽いからと女性にも持ち上げられた記憶があり、 懐かしさに目を細めながら、録音ボタンをぽちりと押した。]
(54) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
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はろー、はろー。お久しぶりです、アンタレスさん。 私はとても元気です。この惑星でも無事にやれています。 ああ、でもこちらは水が貴重だったので、 長かった髪を思い切って短くしてしまいました。
それは良かったです。アンタレスさんみたいなお方は、 操縦桿を握っている姿がとても格好良いと思いますから。 私も、なんだか最近皆さんを思い出して寂しいですね……。
蜂蜜ですか。白い雲が流れたら、蜂蜜ミルクみたいですね。 なんだかとってもお腹が空いてしまいそうです。 スプーンを持ってお空を掻き混ぜてみたら、 ちょっと楽しい気分になれそうだと思いませんか?
こちらは綿帽子みたいな惑星ですが、空は白に近い青ですね。 なのでもし私がそちらの方に向かったなら、 アンタレスさんの赤や他の色で目がちかちかしそうです。
忙しいのなら遅れても構いませんよ、と、 お返事を期待していることを私は隠しませんとも。
(-59) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
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[通信終了のボタンを押してから、自分の首をぺとりと触る。 昔はもっともっと髪が長く、腰の辺りまであったことを あの人との通信の最中に思い出したからだ。
よく話しかけてくれた、きらきらした金髪のあの人や 他の人に髪を梳いてもらったり編んで貰ったこともあった。 私自身は何もせずに伸ばしたままだったから、 余計幽霊として勘違いされやすかっただろう、と。
この星に水が少なく手入れしづらいからと切ってしまった髪。 別の場所に行く時には伸ばしてみようかと、毛先を摘まむ。]
(55) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
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よしっ。
[送信を確認すると外出の準備を始めた。 隣の島の食糧マーケットで買い物をするためだ。 島で採れた不思議な果物を美味しく食べるためにあのひとに教えを乞うたお菓子―― アップルパイの材料も買うつもり。
準備が終わる頃には潮の“雨”もすっかり止んでいて。 マーケットのある隣の島まで行くのに支障はなかった]
(56) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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[買い物というのは罠だらけだ。 ついついあっちこっち歩き回ってしまうし買い食いなんかもしてしまう。
そうしてひとりショッピングを楽しんでから帰宅し、 冷蔵庫に食糧を詰めた後、 何気なく「ルシフェル」を起動させていると、 それは声を発した。いつものシステムメッセージではなく明確な問いかけ]
ルシフェル……海のことが知りたいの?
[自分で言っててどうなんだろうコレ、とは思った。 だって問いかけてきたのは通信ソフトだ。 自我を持って話しかけてきたわけでは、 ましては海に興味を抱いて話しかけてきたわけでは……、]
(57) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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ううん、 ……でも、ちょうどいいや。
[ちょうど、クジラを見た話を吹き込もうと思ってはいたのだし、と、 それ以上は深く考えはせずにひとつの未送信メッセージを作成する]
(58) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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[そうして、最後の通信の再生ボタンを押した後、 聞きながら私は体全体を右側にゆっくりゆっくり傾けていた。 聞き終わるともう一度押し、今度は左に傾いていく。]
これは……、 一体どういうことでしょうか。
[行儀悪くもデスクの上に両腕を重ね、顎をそこに乗せる。
ぴくぴく、音声を拾うように白い耳が小刻みに動いて、 両手の数分をじっくりと聞いてから、 姿勢をきちんと正して録音ボタンに手を伸ばした。]
(59) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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はろー、はろー。お久しぶりでしたか。 そちらもお元気そうで何よりです、と言っていいのか、 こうして話している今でも私には判断が付きません。
円筒形の胴体の方も、車輪を付けている方も、 そのような電子音でお喋りする方も、覚えていないのです。 というよりも、いなかったとすら記憶しています。 ですが、あなたは私を知っている。 それもとても仲の良かった人のようにお話ししている。
とても悔しく思います。とても悲しく思います。 あなたのことをすぐに分からない自分が歯がゆいです。 ヒントも少ないクイズを出すなんて意地悪です。
でも、あなたは知り合いだと教えてくれた。 私からの通信を無視することだって出来たのに。 初めまして、と嘘を吐くことだって出来たのに。 あなたはとてもやさしい人です。私はそう感じています。
(-60) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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だから、もう少しヒントをください。 頑張って思い出したいんです。あなたの元の声を。 思い出したうえで、今のあなたとお話がしたいです。
私を抱っこしてくれたことはありますか? 私の髪を撫でてくれたことはありますか? 私の髪を編んでくれたことはありますか?
今のあなたが今の姿を望んでいるのならいいです。 疎んでいるのなら、無理にあなたの今を聞いたりしません。
やさしいあなたは私に心配されるのが嫌でしょうから。 同情もしないように努めましょう。私では共感は出来ません。 ですが、どうしても伝えたい言葉があります。
……お疲れ様でした。 そして声が変わっても、姿が変わっても、 生きているあなたとお喋り出来る奇跡に感謝します。 あなたにメッセージが届いて、本当に良かった。
(-61) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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[少し喋り過ぎてしまったのか、最後は声が僅かに掠れた。 涙ぐんだようにでも聞こえてしまっただろうか。
想像の及ばない通信の向こう側。 きっと、映像や画像データがあっても意味はないのだろう。 デスクに顔を乗せて送信済みの通信欄を眺めて。]
でも、私は……、 あのやさしくて意地悪な話し方を、知っています。
知っているのに、もう少しなのに、 まだまだ出て来そうにありません……。
[頭の形に添って垂れた耳を丸めた手でつっついて、 はぁ、という大きな大きな溜め息が一人きりの部屋に落ちた。]
(60) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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ハァイ、ルシフェル。……で、いいのかしらね。 でも挨拶しないと落ち着かないし。
海の生き物に出会えたかって話よね。 この海の星の海底にはただの魚から海の中で普通に暮らせるヒトまで色んな生き物がいるけど、 今日はなんと! 中でも一番大きいと噂のクジラみたいな生き物に出会えたわ。
お家よりもずっと大きいのよ! 何を食べたらあんなに育つのかしら。
(-62) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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キャンディ[[who]]
(-63) 2018/04/26(Thu) 00時頃
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