212 冷たい校舎村(突)
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
タバサが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ドリベル、リー、アマルテア、ノックス、ヴェスパタイン、ミツボシ、ナユタ、イルマ、ケヴィン、パピヨンの10名。
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/*
ぎ ぎりぎりすぎて すみません
(-0) 2017/03/12(Sun) 00時頃
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キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2017/03/12(Sun) 00時頃
──午後8時50分。
その時、二度目のチャイムが鳴る。
時計の針は、またもやきっかり8時50分。
窓の外の雪は降り止まず、
校舎ごと、何もかも、凍らせてしまいそう。
ところで、君たちは知っているだろうか。
本来ならば、こんな時間にチャイムは鳴らない。
夜の8時50分が、高校の校舎において、
一体何を意味するというのだろう。
……それを、君たちが理解する時も、きっと近い。
(#1) 2017/03/12(Sun) 00時頃
──── ガシャン、と。
その音はどこか不吉に響く。
質量のあるものが、硬い床を打つ音。
何かが、崩れ落ちるような。
どういうことだろう。
音は、そう遠くない場所で響いた。
もしも、
君たちが、彼女の後を追うというのなら、
君たちが、様子を見に行くというのなら、
目にするのは、真っ赤な──、
(#2) 2017/03/12(Sun) 00時頃
──3階 渡り廊下──
鉄臭いにおい。
じわりと広がっていく赤色。
濃厚な死の気配。
白い肌。ジョイントパーツの目立つ手足。
明らかにつくりものの姿をしているくせ、
紛れもなく、温度のある血を流して、
一体のマネキンはそこに倒れ伏している。
死体のようだった。
英戸高校の女子制服を着たその人形の、
明るい色の髪を彩る、紫色のリボン。
胸元に突き刺さる包丁が、
異様な空気を醸して、鈍く光る。
(#3) 2017/03/12(Sun) 00時頃
水野つばさが、どこにもいない。
(#4) 2017/03/12(Sun) 00時頃
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この事、みんな知ってンのか? ……あー、教室、戻った方がいっかなァ。 那由多、戻って来いっつってたし。
[>>1:248 教室で一人、震えながら(予想)待ってるであろう 那由多を思い出して、それから どーする?って天ケ瀬を、見た]*
(0) 2017/03/12(Sun) 00時頃
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── 回想:文化祭中眠たげに ──
準備してたのは当日サボるためだったからな。 あんな張り切ったクラスから逃げるのもだるい。
[とはいえ、当日もこうやって 連れてこられてしまったわけだから失敗しているわけだが。
那由多が笑うので>>1:421 自嘲気味に口の端が上がる]
べんきょーなんてたいしてしなくても どうとでもなるだろ。 これは準備のせいでそのあとの予定が…… ……いや、なんでもない。
[準備をしてから病院行けば検査の終了時間が遅くなる。 そのせいで、寝不足なのが続いていた。 でもそれをわざわざいうものでもない]
(1) 2017/03/12(Sun) 00時頃
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それはお前が一人でいるの苦手なだけだろ。 選択肢、減らした中から選んでも そりゃ。
[まばたきをひとつ。 落ちてきた髪をまた書き上げて、じっと那由多を見る]
ここは先生もいまんとこきてねーし、 ひとりが嫌なら暇な間はここにいれば? 俺は寝てるから。 ひとりでいたいなら ひとりの気分にもなれるだろ。
[もう一つ大きく欠伸をして、再び机に突っ伏した*]
(2) 2017/03/12(Sun) 00時頃
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── 3年3組 ──
[ 昴は、首を横に振った。 頭を振って、わからない と言った。 どうして と、髪をかき乱す仕草が、 動揺の滲む表情が、苦しげで、苦しげで。]
(3) 2017/03/12(Sun) 00時頃
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/* あれ、天声に関わるダミーの殺し方をしたってことは、 古辺が鍋さん……?
いやそんなことはないか? わざわざしないかもだし
(-1) 2017/03/12(Sun) 00時頃
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── でも、死んだんだよ 誰か
(4) 2017/03/12(Sun) 00時頃
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[ 死に掛けている とか、 追い詰められて とか、
言い方を変えたって、 仮説だと、笑い飛ばしたって、 この世界の意味を考えるなら、 結局のところ、同じことだと思った。
一度死んだのと、同じ。
保田那由多は、そう考えた。]
(5) 2017/03/12(Sun) 00時頃
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[ そして、二度目のチャイムが鳴る。*]
(6) 2017/03/12(Sun) 00時頃
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/* りーちの中でおれはチワワかなにかなのか
(-2) 2017/03/12(Sun) 00時頃
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/* うえすがの優しさが染みすぎて辛い 染みすぎて 辛い
(-3) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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―少し前:2F廊下― [>>1:431 能久は 幼馴染が、ほっとした様子を 上手に拾い上げられないまま、――]
そりゃそうだよね、 ……風邪はへーき?
[冬だし、寒いし、 あたたかくして寝ていたのは それが理由かな、と、思って。
沈黙を察してもらえるのも ありがたいことで。 自分が世話を焼いているようで、きっと、甘えているのは能久のほうなのだ。きっと。]
小さいって言うな、 たかしが伸びすぎなんだろー
[唇を尖らせながらも、頭に伸ばされた手を避けることはない*]
(7) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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― ×月××日/夜 ― 死ねば良い。
(8) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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― 3F渡り廊下 ―
[ "水野"は いなくて。 ]
[ "何か" が そこにいた。 ]
(9) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[ 吐きそうな 鉄の臭い、とか。 硬いものが 崩れ落ちたみたいな音、とか。 そもそも―― これは 何?誰?とか、 そんなものを感じる前に、考える前に。 目の前の ―― 非現実の中の非現実 とかいう 意味の分からない光景に 隠れた瞳は、 ぐら ぐら。揺れて。
音も無く 古辺通も膝から崩れ落ちた。 広がっていく赤色が じわり じわり スラックスの膝のあたりを 染めていく。 ]
(10) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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/* ちょ、ホラーだなこれこえええええええ
あとりーくんありがとうがんばる…… >メモ
デフォ那由多くんからセット変更してー、と
(-4) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[ 入間と、元賀は 来ただろうか。 居場所、分かるだろうか なんて、 今の古辺通に そんな気も回せる筈なくて。 何を考えたら良いのかも分からないまま、 ――― チャイムが、鳴り響く。 ]
(11) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[ ―― 誰かが 泣いている* ]
(12) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[ いつもなら鳴らないはずの、 8時50分のチャイムが鳴ったその後。
人がいないはずの校舎には不釣り合いな 賑やかしい笑い声はぷつりと途絶える。
―――― 代わりに、流れ始めたのは、 死者を悼むような、か細い泣き声たち ]**
(13) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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―3年3組―
……――、
……しん だ……
[>>4 静かな言葉を、 口の中で繰り返す。
「――ちょっと死んでみる>>1:1」
遺書みたいなメール。 でも、それは、そんな。 この中の誰もが可能性を孕む。 ともだちも、おさななじみも。――じぶんも。
>>1:432かちかちと、灯のスイッチを押す乾いた音が妙に響いた。 前髪をかき乱したまま、 そちらを見てから目を伏せ、]
(14) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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─回想:ふるべ とおり─
[彼とのはじめましてのご挨拶は]
私は入間 悠。 えっと、古辺 とおる君…だっけ? よろしくね。
[とおりをとおるって間違えてのものでした。 それは彼からか、それとも他の誰かからだったでしょうか。
訂正されてからはきちんと、とおりと呼ぶようになりましたが、 きちんと向き合って話したのはこの時>>1:370が初めてでしたね。
私たちはお互いどんなことを思って互いを映していたでしょう。 私は彼から反応>>1:371が来るとは思っていなくて、少し驚いたように瞬きをしましたね]
(15) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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ふぅん………。
[思わずその長い前髪を摘んでみようか、なんて私は思ってしまいました。 流石に初対面ですからそんな失礼なことはしませんでしたが。
でも代わりに一言、添えておきました]
そっか。今は違うんだね。 イメチェンからもしれないけど、これあげるね。 何か書く時、困った時よかったら使って。
[なんてなんの変哲もないヘアピンを二本、渡したこともありましたね。 穏やかな笑顔。 その裏に何かが秘められているかどうか、その時に分かる筈もなく。
後に前髪切りなよが加わるかもしれませんがこの瞬間ばかりは切りなよではなく、止めちゃいないなよと勧めましたね。
転校生のあなたに私はどう映ったのでしょう。 それは尋ねることはありませんでしたけど]*
(16) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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─現在─
[蝶美は私だけのものではありませんから、私だけが欲しいと思っていたって迷惑でしょうし。 そもそも彼女には多く友達がいるのです。 気付かれなくたってそれは、いつものことでした]
うん。……気をつけてね。
[ですから私は莉緒と蝶美の二人を見送りました>>1:365 先に出て行ったささらちゃんを追いかけられなかったのは冷えたような眼差しを忘れられなかったから。
ただ、それだけ]
(17) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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……そう? でも本当、無理しないでね。 いざとなったら引きずってでも保健室に連れて行くけど。
[それでも一人になることは避けられましたから。 ありがたい申し出>>1:386は素直に受け止めることにしました。 ただ、一つだけ確約はつけさせてもらいましたが。
男だとか、女だとか。 私が人一倍こだわっている癖に、こういったことで判断するのは苦手だったのです]
(18) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[そんなことがあった後に、通とつばさちゃんと合流しました]
つばさちゃん!どうしたの。 なにか、こわいことあった…?
[駆け寄る彼女の肩>>1:372を抱きながら私は彼女に声をかけました。 宥めるなんて慣れたものではありませんが、私なりに色々奮闘しながらも通の言葉には耳を傾けて>>1:373]
堆と昴からよると…学校の中に閉じ込められちゃったみたい。 1階からは出られなくて、2階の窓を確認しても…無理。とてもじゃないけど出られない。
あと放送室じゃ、コンセント抜いても音が途切れなくて、完全に壊れてるの。
………それでみんなで話したのは、あの、噂話のこと。 誰かの精神世界に閉じ込められちゃったっていうオカルトみたいなあれ。
[私は私が知っていることを通とつばさちゃんにも伝えたでしょう]
(19) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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メールの内容からして、文化祭を楽しんだ人たちの中にいるのかも…なんて。 もしそうなら出て来て欲しいんだけどね。 今はみんなで色々共有したあと、それぞれが思う場所に向かった感じ。
それで私と健ちゃんは喫茶店やってた教室に行こうとしてたところなの。
通とつばさちゃんは、図書室で何かわかった?
[そう問いかけてある程度共有したあとだったでしょうか>>1:433
ふと、通の声につられて>>1:436]
つばさちゃん、何を見てるの?
[歩み寄った先、つんざくようなつばさちゃんの声>>1:437 私はとっさの声に固まってしまいました。 きっと一番動くのが早かったのは、通で>>1:440]
(20) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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………待って!健ちゃん行こう!
[おもわず健ちゃんの腕をひいて追いかけたでしょう。 かすれたような声>>1:442 何があったの。つばさちゃんに、 あなたの、通の瞳に何が]
…………………え。
[それは、何。 赤>>1:446と、鈍く光るそれは>>1:444
ただ、明るめの髪の色>>1:443は先ほど身を寄せ合っていた、つばさちゃんをおもわせて]
ひっ、……!
[ヒクつく喉が発したのは、かすれたような声]
つば、つばさちゃ…つばさちゃん!
(21) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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ねぇ、つばさちゃんってば!ねぇ!
[とっさに駆け寄った時はきっと血だまりなんか気にしてられなくて、その細い肩を、揺すりながら三階渡り廊下で叫ぶよう名前を呼びかけました]*
(22) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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―3年3組― ――っ!!
[2度目のチャイム。びくん、と顔を上げた。 時計が指し示す時間が目に入る。8時50分。>>#1]
……いつの、まに……こんな時間……
[時間間隔が可笑しくなっているのだろうか。 だいたい、こんな時間に――チャイムは鳴らない。 息の感覚がほんの少し短くなった。]
―――ぇ、……ぁ、
[唇を薄く開けたまま固まる。 笑い声が失せて、誰かの すすり泣く声が――鼓膜を撫でていく。指先が冷えていく。]
(23) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[泣いてるの、泣いてるの。誰の声。
母さん、泣いてるの。 父さん、泣いてるの。]
(24) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[彼女の憂い>>1:407は、知りません。 けれど私は、"正解"したんだと思います。 彼女は、笑ってくれたんですから。 聞こえてきた、小さな囁きだって それを証明してくれる様で。
少しだけ満たされた気持ちで、歩き出します。 そして考えるのは、彼女が考えすぎない様に こわい事から、目が逸らせる様に>>1:408。
「あんまり沢山使われたなら、 採算なんて取れなかったんじゃないかしら」 小さく笑いながら、返します。
まるで、明るい記憶に縋るみたいに。 誤魔化し誤魔化し、二人で、進むのです]
(25) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[誰も居ない食堂。 不気味は不気味ですが、いっそ慣れてきました。 寧ろ、下手に誰か居た方がこわいですしね]
しょうがないじゃない。小心者なの。 ……もし問題になったら、謝りに来ないと。
[後半は、誰に言うでもなく独りごちて。 深い考えも無しにメロンパンを取っては、 同じくメロンパンを取った彼女>>1:409に、制止の言葉。
だって、もし万が一、変な物が入っているとして まさか、そんな物は皆に食べさせられません。 割りと、大丈夫だろう と思っていましたが 得体の知れない空間にあった物です、 食べる時は、ほんの少し緊張して]
(26) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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……大丈夫みたい。美味しい。
[こんな状況でも、 美味しいものは、美味しいんですね。 パンを飲み込んで、どうやら問題無いだろうと判断して、 少し苦笑を浮かべながら伝えました。
食べかけを、戻すわけにもいきませんし ぱくつく莉緒と一緒に、それをもぐつきます。
私は学校にはお弁当を持って来ていたものですから、 購買のメロンパンなんて、久しぶり。 少し間抜けな感想を抱きつつ、 念入りに咀嚼する姿>>1:412を見ると、微笑ましくて 何とはなし、見詰めてしまったり。
けれど、彼女の言葉には、 一度メロンパンを食べるのを止めて、考える仕草]
(27) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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…………無い、かな… 文面からじゃ、誰かも解らなかったし……
[そんなに悩んでいる子なんて、居たでしょうか。 その"誰か"は、抱えた悩みを誰にも気付かせず こんな世界まで、作り上げてしまったのかしら。
それは、とても悲しいと思うんです]
…………ねえ、莉緒。 まさか、 ──────……、?
チャイム?何でこんな時間に…
[聞き慣れたチャイム、二度目。 だけど、こんな時間に、鳴る筈が、 ]
(28) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[ 笑い声が、 消えて まるで、すすり泣く、みたいな 声 ]
(29) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[ そして、もう一つ
何処かで、何かが、こわれる 音 ]
(30) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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……それほどでも。
[>>1:435過激なのは、普段からこうじゃないから許してほしい。 わたしだって抑圧されればストレスが溜まるもん。
笑い方を訊ねた直後、彼から返ってきたのは曖昧な笑みで、 わたしもそれと似たような表情を返す。まねっこ。 こういう笑い方で、いいのかしら。
わたしが噂話を伝えている間、聞いている彼の表情を覗いていた。 そしたら、さっきまでとは違うように、彼は笑みを引っ込めた。 そのことに気付いて。]
(31) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[ ──── パサリ ]
[持っていたメロンパンが、床に落ちる音。 私の顔は、きっと、青い。でも、駄目です。 こわがっているなんて、少なくとも、表に出しては駄目]
私の鞄に、色々入れて、一度、皆の所に戻ろう。
[目まぐるしく変わる状況に、 莉緒は一体どんな反応をしていたでしょうか。 もし怯えている様なら、落ち着かせる為に そっとその肩を抱く事もあったでしょう。
そして、言い聞かせるみたいに言うのです。 だって、二人きりは危ないかもしれないから。
……解って、いるのです。 私は、"ただの女の子"ですもの。 彼女を守るヒーローには、なれません*]
(32) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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……あ。
[今、“服を着た”のかなって、 そう感じ取ったわたしの勘は、合ってるのかな。]
(33) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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……やっぱり、探し出したほうがいいかな。 なんとかできるアテがあればいいんだけど。
そうじゃないのに、心を土足で汚したら、 きっと、
[息苦しいだけだよね。って、言葉の最後はボリュームダウンして、響く笑い声に溶け落ちる。
少なくともわたしは、そう思うよ。 そう思っちゃうんだよ。]
(34) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[精一杯すぎて、通が同じように膝を赤で濡れてしていることに反応が遅れてしまいました>>9 何処から聞こえているのでしょう。 すすり泣くような声。
肩が揺れてぐずぐずと揺れる視界じゃよく、わからなくて。 無情に響くチャイムの音>>#1がどこか遠くで響き渡りました]
(35) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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まだ知らない人いたら、教えてみようって思うけど。
[>>0教室に戻る。それはわたしもそうしようと思ってた。 だから、彼に見られたら頷いた。
その時だった。2度目のチャイム。>>#0 そして、笑い声を掻き消す何かの音。>>#2
さっきまでうるさくガヤガヤと響いていた声が嘘のように掻き消えて、 一瞬だけ校舎に静寂が戻ったと思えば、
今度は、何やらすすり泣くような—— >>13]
(36) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[音が聞こえてきたのは、すぐ近く。 気付けば駆け出していた。 橘くんがどうするのかは確認もせずに。
そして、3階の渡り廊下。
そこの異様さが、視界に入る。>>#3
>>10赤色の中で立ち尽くす男子も、 >>22人のような形に寄り添って叫ぶ女子も、
なんの理解も、及ばぬまま。*]
(37) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[ある程度情報共有を済ませた頃、だっただろうか。 ふと視界の端に写った水野の顔色が、明らかに悪かった>>1:433。 大丈夫か、一旦教室に、戻った方がいいんじゃないか、と、口を開こうとした時――
「来ないで!!」]
……っ!?
[水野が突然叫んで、渡り廊下の方へと走り出す。 突然のことだったせいか、足が動かなくて。 古辺が走り出して>>1:440「はやく」という古辺の声を聞き、入間に腕を引かれてから>>21ようやくハッとして、後を追って走り出した。 早く、早く、彼女に、追いつかないと、]
(38) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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[鳴り響くチャイム。 向かっている方向から聞こえる、ガシャン、という、何かが崩れ落ちる音。 どちらも、不吉にしか聞こえない。
そして、古辺から少し遅れて辿り着いた、渡り廊下。
そこに、倒れ伏していたのは――]
……みず、の……?
[英戸高校の女子の制服を着た、明るい髪色の、人影。紫色のリボン。 それは、先ほど走り去った彼女とあまりにも似ていた。連想してしまうには、十分だった。 彼女の胸元には何かが鈍く光っていて、そして、その周囲には、赤い、赤い――]
(39) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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―3年3組― [能久はぶんぶんと首を横に振る。 振った。夢の中でさらに悪夢に陥るのをきらうように、振って、振って>>24。
がちゃん、と 何かが落ちた音は>>#2 確かに響いていて、 強張る顔を廊下に向ける。]
――な に、…今の…
(40) 2017/03/12(Sun) 00時半頃
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/* 教室組を置き去りにしちゃうのが申し訳ねえ
(-5) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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[いや。違う。違う。 “コレ”は、違う。断じて、彼女じゃない。水野、じゃない。ただのつくりもの。でも、彼女の姿は何処にもなくて、それに、この鉄臭い匂い、は。なんだ。なんなんだ、これは。 分からない。考えたく、ない。]
ちがう……これ、は、水野、じゃない。だから、だいじょうぶ、だ。大丈夫……
[崩れ落ちている古辺。叫んでいる入間。それはまるで、本当に、誰かが死んでしまった現場、のようで。 頭が、ぐらぐらと揺らぐような感覚がした。 それでも、誰かを気遣うことが出来たのは、ただ、二人が自分以上にショックを受けていたから、自分が、なんとかしなければ、と、漠然とそう思ったからで。]
ふる、べ……古辺、だいじょうぶ、か。
[血なんて気にせず、崩れ落ちている古辺の隣に膝をついて、声をかける。 その声も、きっと震えてしまっていただろうけど。 それから、こういう時どうしたらいいかなんて、全然知らなかったけど。ぎこちなく、彼の背中を擦ってみただろう*]
(41) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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|
── 現在:3年3組 ──
[ チャイムの響く、その隙間。
どこか。どこかで、響く音があった。 無機質な、硬い音。不吉な音。がしゃん。
時間の経過。鳴るはずのないチャイム。 正体の分からない、不安を煽る、音。
それから、ひどく悲しげな──、]
── す ばる?
[ 誰かの泣き声。
それとかぶさるように、 強張った、目の前の級友の表情。]
(42) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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/* めっちゃホラー
(-6) 2017/03/12(Sun) 01時頃
|
|
[ さっきのあいつみたいに、 駆け寄って、背を撫ぜてやれば、 大丈夫かと、寄り添ってやれば、]
(43) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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|
[ ── そう、考えたって。手足は、それを躊躇う。]
(44) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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|
………とおり、
[ようやっとチャイムの音が鳴った後、 彼が血溜まりの中、蹲っていることに意識が向きました。
引いた腕>>38も離して膝が血で濡れることだって忘れていたのに、同じように憔悴したような姿を見せる通と寄り添う健ちゃんの姿>>41
それからもっと、違う場所に、 ささらちゃんと、昴、でしょうか]
………なにこれ。
[笑おうとして、笑えず。 問いかけにも満たない何かを吐いて、そのままやっぱり、俯いて。
滲み出た涙をこらえる事が出来ずにそのまま言葉を飲み込んでいました]*
(45) 2017/03/12(Sun) 01時頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 01時頃
|
/* 積極的に 勘違いスケープゴートを 色濃くしていくスタイルをとります!!!!!
(-7) 2017/03/12(Sun) 01時頃
|
|
[ 躊躇している間に、 昴は、かぶりを振って、 上須賀が、どうしたかはさておき。
結局俺は、彼の異変に、 ただ、目を瞠っただけだった。
会話をするための距離。 それを保ったまま、 昴の視線を追うように、廊下を向く。]
(46) 2017/03/12(Sun) 01時頃
|
|
/* なんで入間じゃなく古辺の方に行ったかといえば、パッと見こっちの方がやばそうに見えたからです。入間ごめんな……「これは水野じゃないから大丈夫」の方はどっちかといえば入間当てだから許してくれ…
(-8) 2017/03/12(Sun) 01時頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 01時頃
|
―3年3組― [強張る自身の体をなだめる様に、 ぎう、と制服の端を握り締めた。]
……、 っ、
[よばれた。 蒼褪めた顔で、 名前を呼んだ保田を、見て。]
……、――
だい
じょうぶ
ごめ、
[葛藤を、躊躇いを、知らずに。>>44 項垂れた。]
(47) 2017/03/12(Sun) 01時頃
|
|
/* 動揺している。ごめん、なさい。 まさか、きづいたら意識飛んでた。本当に申し訳ない…。
(-9) 2017/03/12(Sun) 01時頃
|
|
── なんか、変な 音
[ チャイムの音も、すすり泣く声も、 じゅうぶん、おかしいんだけどさ、
その中に混じっていても、一瞬のことでも、 じわりと 嫌な空気を運ぶ音があった。
順に、昴と上須賀の顔を見やって、 それから、震えの交じる声で、言う。]
上 だ、行こう
[ それだけ。
言い残すように、教室の床を蹴る。 その先に広がる光景など、知らず。*]
(48) 2017/03/12(Sun) 01時頃
|
|
/* 申し訳なさのスパイラルで土下座。している。 申し訳ない…。
(-10) 2017/03/12(Sun) 01時頃
|
|
[―― ちがう?
ちがうよね?
なあ、泣いてる声なんて、
聞きたくないじゃないか、
何が起きてるの、何が。]
(49) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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かあさん、とうさん。 おれをおいてけぼりにして、 どこへ いくの
泣いていたのは、誰だ。
(-11) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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誰。
(-12) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 01時頃
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[ 泣いているのは、俺?
―― 違う
だって、 あの時も 赤色の中で 俺は、 えとさんに 教えられたとおりに、 えとさんの 言いつけどおりに、
"笑って" いた から ]
(50) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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――― あ。
[ …今度 引き戻したのは、 今度 背にぎこちなく触れてきた手は、 元賀のものだった>>41。
眼前の光景が どれほど歪で奇妙なものであろうと。 ひゅう と掠れた息が、 伝わる 体温が、 生きていることを自覚させる。
血だまりを踏みつけて、 緩慢に立ち上がってから、 ]
(51) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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へーき、うん …元賀、ありがと 助かった 深呼吸、……できねえか、
[ 元賀へと振り向いて、 …流石に笑えなかったし、 落ち着く方法も、 言ったところで出来るか分からなかったけれど。 前髪の下で、瞳を細める。 そうして、 追いかけていた筈の"水野"の名を、 "何か"に向け呼んでいた>>22入間>>45へ、 ぴしゃり 音を立てて近づいて。 ]
(52) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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|
……入間、制服。
[ 手は、赤色じゃあなかったから。 入間を立たせるくらいは、 きっと出来たはずだ。
そうして 天ケ瀬>>37の姿も視界に捉えて、 俯く入間の声に ぽつ、ぽつ。 ]
(53) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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|
………水野、なのか ?
[ 咄嗟に彼女が呼んだのだから。 追いかけた先に いた のだから。 なによりそのリボンも、体躯も。 ただそれが 無機物のなにかであること以外、 見覚えのある 誰か に 似すぎて、いたから。 ]
(54) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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……水野が、此処に走って、 俺は 追いかけて、そうしたら、ここで
(55) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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……水野の"代わり"に、いた みたいな、
(56) 2017/03/12(Sun) 01時頃
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─ 回想・宛名違いの手紙 ─
[別の誰か>>1:404に届いてしまった 手紙に返事があったのは、いつの事だったでしょう。 何処に行ったのかも解らなかった、手紙。 それに返事が来て、少しドキドキした事を覚えています。
そこに綴られた文字>>1:405は、 私と同じくらいの年頃の子が書いた様に思えました。 私は何だか、嬉しくって。 そうするのが当然みたいに、お返事を書くのです。
"それなら良かった! でも、きっと。もっともっと、良い事あるよ" "もちろん。必ずお返事するね" "たくさんお話して、仲良くなろう!"
それから、ちょっとした雑談を添えて。 お返事は勿論、手紙が来る度、ちゃんと書き続けました]
(57) 2017/03/12(Sun) 01時半頃
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[まさか、ヒーローと勘違いされた なんて そんなの当時の私には、与り知らぬ事ではありますが。
私はきっと、彼女の心に添う様に 優しく肯定する言葉達を、贈ったでしょう。 端から見たら、ただの綺麗事。 だけれど私は、それが正しい事だと、思っていたのです。
いいえ、今だってそうです。 その人が求める言葉を、間違えずに贈る事が 一等賢いやり方だと、思っているのです]
(58) 2017/03/12(Sun) 01時半頃
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[────"三星莉緒"。 幼い頃にやり取りした手紙の差出人が、 高校三年生のクラスメイトの一人だった と。
そう気付いたのは、随分経ってからの事だったでしょう。 少なくとも、朝練を憧れめいて見ていた頃には、 まだまだ、気付いてはいませんでした。
……でも、もしかしたら。違うかもしれません。 そう思うと、話題には挙げられませんでした。
そんな思い出は、未だに少し、引っ掛かって。 時折口を突いて出そうになるのを、 そっと手を当てて、堪えるのです*]
(59) 2017/03/12(Sun) 01時半頃
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[ 馬鹿みたいな、話。 ただただ、隠れた目の前で起ったことを、 こどもみたいに語るだけ、なのに
言うことが 酷く恐ろしいと感じてしまって。
水野が何処かから出てくるんじゃ無いか とか そんなことを思いはしたけれど、 ……そんなこと ないだろうな と 同時、何故か冷静に 思う自分も いた** ]
(60) 2017/03/12(Sun) 01時半頃
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── 回想:あくびはうつらない ──
[ サボるために準備は手伝う って、 どう考えたって、 当日だけ頑張るほうが労力少ないし、と思ったけど、 だけどたぶん、解釈の違いというやつで、 俺は、そこには触れずに、]
上須賀のつくってたやつ、 超写メってる客とかいて、好評だったのに もったいねえなあ 見てねーの
[ と、「バカめ」というノリで、 にやり と、笑ってみせる。が、
その後の発言は頂けない。 できるやつアピールむかつく。と、 一転、眉をひそめて。]
(61) 2017/03/12(Sun) 01時半頃
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[ それでも、続いた言葉を拾い上げたのは、 俺自身は去年まで、クラス準備なんて、 まともに参加していなかったから だと思う。]
予定あんなら、無理しなくてもよかったのに 皆、そこまで鬼じゃねーって
[ 今度は、俺が「えっ」という顔をしていただろう。 実際、部活を理由にクラスの方は適当なやつとか、 フツウに、いたはずだから。]
(62) 2017/03/12(Sun) 01時半頃
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[ けれど、当たり前にまっすぐ向けていた視線も、 正論と優しさ片手ずつに携えて、 まっすぐ見られかえされちゃ>>2、 そりゃあ、そっぽに逸れてくって。
大したことじゃない って風に、 またあくびをして、眠りに入る上須賀に、
じゃあそうする、とも、言えず、 早々に立ち去ることもできないままでいた俺が、 どんな顔をしていたのか は、 もはや、誰にもわからない話。
── だけど、少なくとも、 強張った頬に感染るあくびなんて、ない。*]
(63) 2017/03/12(Sun) 01時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 01時半頃
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/* デフォでささらちゃん投票だったなどと… というか、そろそろ秘密関連のロルを落とした方がいいのやも。。。??3dでも大丈夫かなあ。。。
(-13) 2017/03/12(Sun) 01時半頃
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触れるのも ふたりきり も、 ともだち で、いたいと思うほど、 避けたほうが、きっと、あとが楽だ。
##
(64) 2017/03/12(Sun) 01時半頃
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/* そういや夜落ちか……窓から落下事件起こそうとしてたけど夜に外にマネキンにしてしまうと見つけづらいな…?
(-14) 2017/03/12(Sun) 01時半頃
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##
……ひとりのほうが楽 って思ってた 言った ときと、 また、おなじことを考えている。バカみてー。
##
(65) 2017/03/12(Sun) 01時半頃
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─回想:給仕のお仕事─
[可愛い衣装を着るのは好きでしたし、友達の誘いもあれば断れません。 私は目立ちたくはないのです。 弾き出されたくはないのです。
そう思って選んだものでしたのに、中々に苦戦しておりまして。 同じ接客メンバーである理一>>1:416本人に、あんなこと>>1:298を言ってしまいましたね]
………それ、本気で言ってる…?
[今思えば失礼なことを言ったでしょう。 それ以外にまるで彼に取り柄がない、そのようなニュアンスにも感じられるものでしたから>>1:417]
(66) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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私は、理一が羨ましいよ。 いつもみんなの輪に溶け込めて、みんなを笑わせられるの。
自分だけが笑うのと、周りを笑わせてあげられるのって違うから。
[その時の私はいやに弱気で、笑みなんか浮かべられず、しょげたような顔をしていたでしょうね。 理一の内情>>0:418も知らずに、だけれど、私はふと尋ねてしまいましたね]
でも、疲れないの? ずっとニコニコしてて、さ。
お面でもなんでもないのに。 ずっと笑ってたら心まで死んじゃいそうにならない?
(67) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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私の顔が…分かんなくなるっていうか……。うーん…。
[言葉尻にそれは小さく掠れるようなものにはなってしまいましたが、ね]
笑ってばっかいたら本当に悲しい時、ムカついた時、忘れちゃいそうになるから。
ちゃんとやなことあった時は……出来るなら、笑っちゃダメだと思う。
…………って、なに言ってんだろ。
[最後は誤魔化すように小さく笑って、揺り動かされるまま、接客の練習なんてものを、また、繰り返し教えてもらうのでしょう。
笑顔。 人間にしか出来ない表情。 本当に嬉しい時だけ浮かべられたらいいのに。 誰かを出迎えるために貼り付ける練習をするだなんて、少し皮肉にも思えましたが]*
(68) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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─回想:色鮮やかなお洋服─
[だけれどね、いつまでも変わらないのです。 杭が打たれてしまうように。 100%鏡に映った私自身とぴったり当てはまる人なんて、この世にはいないのだから。
ひっそりとした会合は隙あらば開いていましたね>>1:426 彼女の言葉は私にとっては変に飾る必要もなくて、なんだかんだ共感できる部分もあったのです。
それがたとえある程度会話を成立させるために合わせてもらっていたとしても]
(69) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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一人になりたい時だってあるし、付き合ってる人にまでいつ嫌われるか、心配になっちゃうのは、正直疲れちゃいそう。
んー、私? いたら、いいなぁ。ふふ。
[挑発気味な瞳はゆるりと緩い調子で笑みを浮かべます。 言葉通り受け止めるならそのままの意味ですが、ご想像にお任せします、と彼女に委ねました]
(70) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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[……高校に上がりたての頃。 一人、二人、と付き合ってはみましたが、そういうのって、みんながやっているから、やってみただけだったりして。
深く知る前に大体は不覚を覗き込むのが怖くて、逃げてしまい、それで結局おしまい。
ささらちゃんにも伝えることはありましたね。 また、うまくいかなかったよーなんて軽い調子で]
(71) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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[それを全部そのまま、私がその人の深いところまで知って、勝手なイメージを壊されて嫌われたら、だとか。 そう言ったことが怖くて付き合えない。
なんて、重すぎるでしょう?
だから私は言葉を選ぶのです。 ふつうに思えて繊細な部分こそ、人一倍、顔色を伺わなくては、間違えてしまってはいけないから。
カラフルな色の服>>1:427を着て、恋バナを楽しむ女生徒として振る舞うのです]
(72) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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[だけれど時折どれが本当の私なのだろうと思い悩むことがあります。
一人でいるのはしんどい。 だけれど、誰とも会いたくない時だってある。 ありのままの私を否定しないで欲しい。 だけれど、裸を晒け出せない。
たくさんの矛盾を抱えていつしか塗りたくられた色は、混ざりに混ざり合って、真っ黒に変わっていくのです]
だよね。 好きな人には……好きなところだけ見てくれたらいいな。
[一般的に多い意見と本音を織り交ぜながら私は、ほんの間>>1:429を見ないように意識しないように告げて]
(73) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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レッテルに貼られて生きていくくらいなら全部脱ぎせてて裸で、何者にもなれなくても、必要とされる。
裸の私を私だって、思ってくれる人がいたら楽かもしれないけど、…ね?
[うっすらとありえないような口調でもしも話としでもいうように。
でも本当は、そうであれたならどれだけ楽だったか]
(74) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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[服の下に隠された青痣が痛む。 痛い。痛い。 この身に残された証が重たくて、笑いました。 なんでもないように会話を続けるために]
ふふ、でもけっこー補習長いんだね。 ここまで来たらもう弟子になって美大目指すのも楽しそう。
[きゃらきゃらと肘をついて笑みを浮かべて。 本当は、美術室の奥では何か秘め事がなされているんじゃあないのって。 覗く心だってあるのですが。
だけれど超えてはいけないラインをきっと、私達はお互いに分かっていると思っていたから]
私もネルせんせーみたいに優しい人がいたら、好きになっちゃうかも。 ささらちゃんもそう思わない?なんでも受け入れてくれそうだし。
[冗談めかした口調でひとつ。 嘘ばっかりの虚言を落としたのでした]*
(75) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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―3年3組― [>>46彼の保つ距離、の意味も やっぱりきちんと掬い取れないまま。 能久は音のした方から、保田の方へ一度顔を向けた。 受け答えに、気のせいではない、と知る。>>48]
……――、なん、だろう…?
[きっと堆も、聞こえていたはずと見遣った。 震え混じる声が方角を示す。 乱れた前髪を押さえた手にじわりと嫌な汗。]
っ、や すだ、待って、――って!
[駆け出した保田に制止の声を掛け、追いかけようとしたからだが机にあたってがたりと音を立てた。]
(76) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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― そして2度目のチャイムが鳴る ―
[そう、ちよちゃんは何も間違ってはいない。>>25 わたしに必要な言葉をくれた。 怖いことが少しでも遠ざかるようにしてくれた。
ちよちゃんが小さく笑うから、わたしも、 「採算なんて度外視だって部長は言ってたー」 と笑い返せた。 タダより高いものはないとは言いますが、 この“タダ”には文化祭を楽しんでほしい、 それ以外の下心はありませんでした、ご安心あれ]
(77) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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ってて、……
たかし、… 行って、みよう?
[横腹を擦りながら、 堆が教室にいたなら声をかける。
すすり泣きが聞こえる。 ああ、もう、耳を塞いでしまいたい、ぐらい*]
(78) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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……まあ、わたしだって怒られるのはいやだもんね。
[夢の世界のレジ係の人いたらごめんなさい、って内心で呟いてはおいた。>>26
それから。 ふたりしてメロンパンをもぐもぐと食べる。 ちよちゃんからの視線を感じれば何とはなしに見つめ返してみたり。>>27
[そういえば、 普段は母の作ってくれるお弁当を持って行くのだけれど、 今日は弁当箱を鞄に入れた覚えがない。 雪に浮かれてて忘れちゃってたのだろうか。
―――そもそも、どこまでが現実でどこからが夢なのか。 それすらもわからない。やっぱりわからないことが多すぎる。 ここが誰の“世界”なのかもそのひとつ]
(79) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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|
だよねえ……、
[ちよちゃんに静かに頷く。>>28 男の子なのか女の子なのか、それすらも悟らせない文面。
こんな“世界”を残そうとする前に、 どうして誰にも助けを求めなかったのだろう、と、 テレビで見る識者じみた言葉が浮かぶけど、 わたしはむしろ助けを求めない気持ちは分かる方だ。 ―――悲しいかな、わたし自身が今そうしているのだから]
なに?
[首を傾げ、ちよちゃんの言葉を待っていると、 チャイムが鳴った。思わずスマートフォンで時間を確認する。 午後8時50分。いつの間に夜になっていたらしい]
(80) 2017/03/12(Sun) 02時頃
|
|
[チャイムの最後の一音がぷつりと途切れる。 いつの間にか笑い騒ぐ声は止んで、
――誰かのすすり泣くような声が代わりに聞こえてきた>>13]
(81) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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ねえ今日も泣いてるの。 お願いだから黙ってよ。
わたしばっかり楽しんでたみたいに言うけど、違う。
いなくなってからわたしがどれだけ大変だったか知らない癖に。 わたしに全部かぶせて、自分は逃げた癖に。
(82) 2017/03/12(Sun) 02時頃
|
|
―少し遡り、放送室前―
……分かった。ありがとう。
[無理矢理約束を取り付けるかのように言われれば>>18、それでも、と反論する気にはなれずに、苦笑して頷き、礼を言った。 それに、心配されるというのは、自分が情けなくなったり、心配させて申し訳なくも思うが、それと同時にどこか嬉しくもあったから。あまり、無碍にはしづらかった。]
もし、入間も、気分が悪くなったりしたら言ってくれ。 保健室に付きそうくらいなら俺にも出来るから、な。
[それから、そっちも頼っていいからなと言うようにそう付け加えてみたが、“体調が悪いから保健室に付き添って”と言うのは、たぶん女子同士の方が言いやすいだろうということには、後になってから気づくのだった。]
(83) 2017/03/12(Sun) 02時頃
|
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[――わたしは間違えてた。 優しく話を聞くつもりはあったのに、 封じ込めてた気持ちを言い放ってしまった]
(84) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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――現在・3階渡り廊下――
……そうか。それなら、良かった。
[古辺の背をぎこちなく撫でていれば、古辺は少しは落ち着いたのか、緩慢に立ち上がって自分へと礼を言った>>51>>52。 自分の方も笑うことはまだできなかったが、とりあえずそう言って立ち上がる。 それから目を向けたのは入間の姿。俯いている姿を見て、言葉が詰まった。彼女にも寄り添ってあげるべきだったと後悔しているうちに、古辺が彼女に手を差し伸べていただろうか>>53。 そしてようやく天ケ瀬の姿>>37にも気づいたが、彼女にもどうこの状況を説明すればいいのか、よく分からなかった。 そしたら、古辺がぽつぽつと語っていったから>>54>>55>>56、それに便乗するかのように口を開く。]
(85) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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……そう、なんじゃないか? 水野が何処に行ったのかは分からない。分からないが、少なくとも、これは、水野そのものではない。 代わりにあっただけの、ただのマネキンだ。 だから……、水野は、死んでなんかいない。
[“水野に似てるもの”に一度視線をやってから、それについて、水野ではない、と断言する。 それから……直接的な、“死”という単語を使ってもいいか少し躊躇ったが、それでもはっきりと、そう告げた。 人間が死んで人形になる、なんて、そんな馬鹿げたことは。 考えたく、ない**]
(86) 2017/03/12(Sun) 02時頃
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[鳴き声の二重奏―――いや多重奏?
もうひとつの音は聞こえてなくって、>>#2>>30 突然聞こえだした泣き声に身を縮めて怯えていた。 この場にちよちゃんがいなかったら、 肩を抱くように触れていてくれてなかったら、>>32 きっと、逃げ出していただろう。 なりふり構わずに]
みんなの――― う、うん。
[ひとりではいたくない。 ふたりでもまだこわい。 みんなでいればこわくない? ちよちゃんが言うんだからきっとそうだ。
そんな考えを走らせて私は即座に頷いた。 ちよちゃんの鞄に入れるもの選びを少しは手伝いもした。 その間にもずっとすすり泣く声は聞こえてきていた**]
(87) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
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|
─現在:3F渡り廊下─
[60kgの人間の血の量は3リットル程らしい。 そう教えてくれたのは生物の授業だったでしょうか。
平和な授業風景。 それを今更に思い出しながら私は、 侵食していく赤を呆然と眺めていましたが、]
……………。
[跳ねる音>>52に表情が強張りました。 差し伸べられた手>>53は白く。 だからこそ赤とのコントラストが色鮮やかで唇をひき結んだものです]
(88) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
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|
…………ご、めん。
[それでもいつまでも惚けてしまっては迷惑ですよね。 通が大変な時>>51>>52に何もできなかったんですもの。
だからせめてぐずぐずしないようにと手を受け取り立ち上がりました。 優しい誰かさん>>83が気にかけてくれていたことは知らずに]
(89) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
|
|
[それから恐る恐る、つばさちゃんの方を見たでしょう。 私には到底、通の言葉も健ちゃんの言葉も理解ができなくて]
何、言ってるの。つばさちゃんでしょ。
[改めて、見たでしょう。 見た、のです。
疑問>>54 通の言葉>>55>>56を過ぎらせながら]
…………つばさちゃん?
[もう一度私は名前を呼びました。 そして中腰になり、その肩を、顔を、向けさせようとひっくり返したら、そこにあったのは]
(90) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
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…………っ、
[にんぎょう。デパートにあるような、マネキン。 ただし英戸生の制服を着た、水野 つばさを彷彿させるような格好をしたマネキン]
確かに、つばさちゃん、急に叫んで、走って、びっくりして。 通が追いかけた先に行って、見つけたけど。
私たちが、つばさちゃんを見間違えるなんて……。
[あり得ない。 だから、何かのドッキリ。 そう思いたかったのに
見間違えるわけが…ない、から]
つばさちゃんは、マネキンに、なっちゃったの…?
代わりにいたならどこに、行ったの…?
(91) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
|
|
[謎が多過ぎて結局まとまらない頭を抱えて、ただ、なんの確証もないくせして、死んでなんかいない>>86 その言葉だけを言い聞かせるように]
つばさちゃん、探し、行かないと…ね。 何か怖がってたみたい、だから。
[つばさちゃんの駆け出してしまった姿を、思い出せば落とした言葉は自然重く暗くなりました]**
(92) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
|
|
/* 間違えてしまったからこその煩悶というやつだ あお姉のことは嫌いにはなれねえし
こう、当初の予定と違い あお姉が妹には優しいただしクズから 妹にも厳しい系クズになってしまったのうまくやれるかなーと思いつつ
(-15) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 02時半頃
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/* 入間とか皆の回想積極的にたくさんしていく姿勢見習いたいなと思う…(ちょっと苦手) 振ってくれたら感謝しつつ全力で返すが、何回かした後このくらいかって切ってしまったり自分から振れなかったりするから…
(-16) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
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― 回想/接客inチョコバナナ屋台 ―
[運動系の部活の屋台はある一地帯に固まっていることが多く、 今年もまた例外じゃなかった。
我が部のチョコバナナ屋台のお隣はバドミントン部のクレープだけ。 つまり絶賛端っこである。 客足が途切れた合間に、ふと、 去年は確かハンドボール部と屋台の位置が近くって、 自分の屋台番シフトが終わったその足でハンド部の屋台に行ったら、 那由多くんがいたんだっけ……と、とりとめなく過去を振り返る。
那由多くん、去年は同じ部の人とそれはもう仲良くしていた印象だったけど。 やめちゃった今はどうなんだろう。 チョコバナナのタダ券を配っておいた時はそこまで考えが及んでなかったけど……]
(93) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
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[と、ちょうどこっちに近付いてくる人影が見えた。>>1:210 ギャルソン服を着ていたからうちのクラスの男子だ。 接客モードに気分を切り替えて]
いらっしゃいませーー!
[ぶんぶんと勢いよく手を振ってお迎えお迎え]
チョコバナナ一本ですね、ちょっと待っててー!
[その来客――りーくんが持ってきたタダ券とチョコバナナ一本を交換する。>>1:211 発泡スチロール部分から割りばしを抜いてりーくんに手渡した]
(94) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
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ええー、ウェイトレスさん達ならともかくわたしまでサービスしてもらうのは悪いって……。 でもありがとう。あとで遊びに行くよ。
[パンケーキが美味しいと評判! そいつはすごいや! >>1:212 とは思ったけれどサービスの話はやんわりと断る姿勢をこの時点で見せて]
りーくんも来てくれてありがとう。 そのギャルソン服とっても似合ってるよ、………ふふっ
[ギャルソン服でつばさちゃんからの右ストレートを喰らう写真を思い出して、 思わず忍び笑いを漏らしてしまった。……いけないいけない]
(95) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
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|
[りーくんだけでなくはるちゃんも、>>1:300 そのままお店から抜け出してきたような制服姿でやってきた。 手にはたこ焼きと焼きそば。ミスマッチすぎる。 何よりせっかくつばさちゃん主導で衣装係がつくった服が汚れないといいけど]
チョコバナナ二本ですねー! ちょっと待ってて。
[タダ券一枚と一本分のお金と引き換えにチョコバナナ二本を渡した後。>>1:301 たこ焼きと焼きそばを渡され、チョコバナナのうちの一本が戻ってきて――じゃなくて、プレゼントされて。 思わず感激のまなざしを送る、わたし]
(96) 2017/03/12(Sun) 03時頃
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|
[その癖「ありがとう」「おそろいだね」なんて、 ありきたりな感想しかでてこなかった。 おそろいが琴線に触れてたからこうなったのだけど。
時間があったら一緒に回ろう、という言葉は無事叶えられ、 隣のクラスのお化け屋敷とかにはるちゃんを連れ回した。 チョコバナナとたこ焼きと焼きそばをぺろりと平らげてしまった後だったから、 かえって張り切って動き回っていた――というのは一応内緒である**]
(97) 2017/03/12(Sun) 03時頃
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/* まるで関西人みたいな言い回しになってしまtt >>82 (ナカノヒトは関西在住ではない)
(-17) 2017/03/12(Sun) 03時頃
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[見詰めれば、返される視線>>79は、 いつも通りだったでしょうか。
彼女とお昼を食べる事も、 お弁当のおかずを交換する事も、あったでしょうから。 非日常の中に、奇妙な日常を見出した気もして ゆったりとしたこの時間は、落ち着いたものでした。
奇妙過ぎる状況にだって、段々慣れてくるものです。 いいえ、これは慣れというより、逃避なのかも。 不安が和らいでくれるのなら、どっちだって良いのですが]
……解ったと、して 私達に出来る事って、あるのかな……。
[悩みを共有もせず、最後に遺すのが遺書だけなんて。 私だって、打ち明け難い気持ちは解りますけれど>>80 助けを求めて欲しかった なんて、エゴでしょうか]
(98) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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|
[遣る瀬無い気持ちの中、微かに湧いた疑問を散らす為に 尋ねようと開いた口は、驚きに形を変えます。
いいえ、聞かない方が良かったのかもしれません。 "ホスト"は、莉緒じゃないよね? なんて だって、もし彼女が何かに悩んでいるのであれば 一番に、私に相談してくれたって、良いじゃないですか。
まるで、友達を疑う様な言葉。 それが飲み込めたのは、私にとっては幸運でした。
けれど、その後に聞こえてきた音は、 耳障りを通り越して、もう、不気味な程>>81]
(99) 2017/03/12(Sun) 05時頃
|
|
[目の前に莉緒が居なかったら、私はどうしたでしょう。 私だって、きっと冷静ではいられなかった>>87。 私は、彼女が居るから、頑張れるのです。
怯える彼女の肩を抱いて、大丈夫 って、囁くみたいに。 私に出来るのは、根拠の無い、励ましを送るだけ。 だとしても、身を寄せ合えば、 彼女を多少は落ち着かせる事も出来たみたいで。
私はそれに、心底ホッとするのです。 仮に彼女が、逃げ出しでもしていたら 私は、崩れてしまっていたかもしれないんですから]
皆と居れば、大丈夫だよ。 何にも、こわい事なんて無いから。
[強く、断言してあげる。 確証が無くたって、誰かがそうやって言ってみせれば それはまるで、真実の様に映るのでしょうから]
(100) 2017/03/12(Sun) 05時頃
|
|
[彼女に手伝ってもらって、 私は自分の鞄に充分な食料を詰め込みました。 パンにお弁当に、飲み物を、詰められるだけ。 その分重くなりましたが、持てなくはありません。
私達は、まるで啜り泣きに急かされるみたいに、 慌ただしく食堂を後にしたでしょう*]
(101) 2017/03/12(Sun) 05時頃
|
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─ 三階渡り廊下へ ─
[彼女の手を引いて、小走りで先導しながら 少しばかり息が切れてしまう辺り、運動不足ですね。
心ばかり急く様で、 キラキラ、チカチカ。綺麗だと思っていた光も、 今となっては、うざったくも思えます。 ええ、ただの八つ当たりですけれど。
慌ただしく階段を駆け上がり、 やがて見えてきたのは、渡り廊下の人集り。 私は歩幅を緩め、気が抜けた風にそれに近付きます]
皆、此処に居たんだ。良かった。 でも、何でこんな所に────……
[近付き香るのは、鉄錆の臭い。 誰か、怪我をしたのかしら。浮かぶ心配は、未だ小さく。 皆の視線の先を見れば、帽子の下、目を見開いて]
(102) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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[あかい、赤い、血溜まり。 チリリと、額が痛みました。 "女"を棄てる為、剃刀で幾つも付けた傷跡。 そこから垂れる、血を、思い出して 私は、小さく首を振るのです。
血溜まりの中に見えるのは……マネキン?>>91 でも、その格好には、見覚えがありました。
明るい色の髪に、紫のリボン。 それを身に着けるクラスメイトを、私は──── ]
(103) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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[私は、考えるのを止めました。 マネキンは、マネキンです。 いくら血を流している様に見えようと、 これは、"クラスメイト"では、ありません]
(104) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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血塗れのマネキン……なんて、 ちょっと、冗談キツ過ぎる よ
[この場に居る、誰に宛てるでもなく呟いて ブレザーを脱ぎながら、マネキンに近付きます。
この場に居ない、"水野つばさ"を思い出させる、 その紫色のリボンを隠してしまおうと
ブレザーをそっと、マネキンの顔に*被せるのです*]
(105) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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/* 帰り支度してたんだから、ここはコートの方がよかったな……まあよい
(-18) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 05時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 05時頃
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/* 可愛いの話をしよう ここだ>>17>>87
(-19) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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― 3年3組 ―
[チャイムの音。 幼馴染につられるように時計に視線が行く。 8時50分。 朝も同じ時間に鳴っていたはず。 もうそんなに時間がたったのだろうか。
耳障りな笑い声が止んで。 次に聞こえてきたのは外の瞬く電飾と不釣り合いな啜り泣きの声。
幼馴染が固まっているようだった>>23ので 手を伸ばしてその肩をその肩を強くつかもうと。 掴めていたら、力を入れすぎただろうか]
(106) 2017/03/12(Sun) 09時頃
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[そして、響く何かが落ちたような。 心臓がぎゅっとするような、いやな、音>>#2]
なんだ…?
[いぶかしげに、廊下を見やる。 ちかちか。電飾が眩しい。
飛び出した那由多>>48と 追い掛けようとする昴と、 動けないでいる自分]
あ、あぁ。
[声をかけられて>>78ようやく足が外へ向く]
ドジだな。
[痛そうにしているのを笑ったのは 嫌な予感を遠くにやるため*]
(107) 2017/03/12(Sun) 09時頃
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/* はっ。。。クラスは二階でしたねそういえば。三階だと思ってたから渡り廊下に直で行っちゃったけど二階なら何か理由付けしとくんでしたね。。。
(-20) 2017/03/12(Sun) 12時頃
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/* 多分話し声が聞こえたからとかそんな感じでしょう
(-21) 2017/03/12(Sun) 12時頃
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[しばらく、立ち尽くしていたと思う。 頭の中を整理するには、そのキャパシティを超えていて。 オーバーヒートを起こしていた脳が落ち着いてきたと感じたのは、 放送される泣き声の中、同級生たちの集まる様子を見て、ようやく。]
……つばさ氏、って、 違う……。なに、それ。
[少し遠目から見ていた、その血を流すマネキンの出現した一部始終>>55>>56を、 聞いたところで、理解ができない。
つばさ氏。なんでか彼女のことは“氏”をつけて呼んでいた。あだ名みたいなもの。 “つばさちゃん”と並ぶ“ささらちゃん”は、どちらもひらがなしかない名前。 なんだか締まらないよねって、別の呼び方を始めたのはいつのことだったか。
彼女にもらった釣り餌、マロンクリーム餅ショコラの味を、思い起こした。]
(108) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[>>105制服を着たマネキンの顔は、すぐに蝶美ちゃんのブレザーに覆われてしまうだろうか。
その後、わたしもつかつかとそれに歩み寄って、 マネキンの制服に、肌に、触れる。 ブレザーをめくって、ブラウスをぐいっと引っ張って、中を覗き見る。 下着までしっかり身に着けた、人形にしては精巧な何か。
端から見たらやりすぎだと咎められるかな。 でも、人形が服を着ているなんて、着せられているなんて、おかしいでしょう。 幼い頃に着せ替えして遊んだ、小さな玩具の人形とか、 デパートのファッション売り場で広報のために着飾らせた、マネキンのモデルとか、 ……そういう意味があるのでないのなら。
人間の体温は感じない。これは見た目に違うことなく確かに人形だ。 それなのに、傷口から流れ出て、べっとりと周囲を汚すこの血は、本物にしか見えない。
手に付いた赤黒い液体を、舐める。 鉄錆のような味がした。]
(109) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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……つばさ氏が、どこかにいないか探してみる。 いないかもしれないけど。
[手の中で血をにちゃりと握って、 そこに揃うそれぞれの生徒の顔を一回り、眺めて、 わたしはまた一人で先走る。
考えてもわからないなら、思い立ったことをするしかない。 つばさ氏がトイレにでも駆け込んでいて、そのうち何もなかったかのようにひょっこり現れる可能性も、 ……まあ、ゼロだと思うけど、否定しきれないものだし。
どこへ向かおうか。 なんとなく、階下へ。1階へ。 誰かがついてきても、そうでなくても、歩みは止めようとせず。*]
(110) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[ 入間と元賀の言葉を聞いていて、 その間、また 人が増えていた。 大和が"水野のようなマネキン"に ブレザーを被せたのなら>>105、 渡り廊下の壁に凭れ、座らせるように、 そのマネキンを寄せよう。 胸元の包丁は相変わらず マネキンに突き刺さったままだけれど。 …冷たい廊下に寝転がったまま じゃあ きっと 可哀想、だから。
制服が赤く染まっていく。 ]
(111) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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/* 寝落ちるかもってメモに言い残していると、 安心しちゃって結局寝落ちちゃうというオチ
今日、残りの悩み出しがんばらないとな……。 明日は運が悪いと遅くなっちゃうかもしれないし。
(-22) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[ いつかも触れた、死の臭いだ。 ]
(112) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[ ―― 死んでないと、言うけれど。 目の前の光景には、 確かに 死 が、あって。
まるでこの非日常から退場したかのよう。 だから…、どこにいった?と 言うなら、 行き先は、何処 だ? たどり着きそうな、答えを探すけれど、 何処にしても。 ―― 本当に探したところで "水野"はいるの?って そう 言えるはずも、無かったから、 ]
(113) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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/* 多角がアレだから投下する文章をちまちま準備しつつ、 若干人がはけてから突撃する所存 今教室出たらりーちいそうだしな
(-23) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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入間、は ……探す前に、 着替えた方が良いんじゃ無い
[ 血、すごいぜ。 なんて 自分のことは棚に上げて。 彼女がどうするかは、さておき。 ]
(114) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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―― 俺、 いったん教室戻るわ。 気分悪い奴いたら、 離れて休んだ方が、…いい、よな? [ 最後は、"これでいい?"って、 大和に窺うように。
…そういえば、今は何時だったか。 チャイムだけが頼りで、 時間の感覚も曖昧になっていた。 やるべきだろうことは、 きっと多くあるけれど。 まずは、あまり気の進まない状況報告。 した方が、良いんじゃあ ないのかって。 自分の歩みはまた、教室へと* ]
(115) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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/* >>73>>74>>75 積極的に刺しに来てくれる悠ちゃん好き
もしかしてナギさんかな…… (朝比奈を思い出す全方向強縁故攻撃)
(-24) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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/* マネキン発見周りいろいろ読み込み雑だったことに気付く 悠ちゃんも探しに行く提案してたわ……
(-25) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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/* 古辺くんと何かしら絡みたいなーという気持ちはありけり
(-26) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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―3年3組―
……っ、
[啜り泣きに奪われる意識、 保田の声>>42と、 肩を掴む幼馴染の手が、引き戻す。>>106]
力が強い、 少し痛む。 でも、それぐらいでないと、きっと、フラッシュバックに引きずられてしまいそうだった。]
……、…
[上手く言葉が出てこないまま堆を見上げた。――能久は、強張った、情けない顔をしている。]
(116) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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― 3F階段→2F階段 ―
[ 教室にいるだろ、って 予想していた相手は、 もう少し近くに居た>>48。 ―― 確かに、そりゃあ。 あんな音がしたのなら、動かざるを得ないか。
血に濡れた制服を見て、 目の前の面々は、どんな反応をしただろう。 制服の惨状は、入間より酷い気がしたけれど、 やっぱりそこまで、気が回って無くて。 ただ 指を。 三階、上を示すようにぴっと向け、 ]
(117) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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―― 上。渡り廊下。 ……水野、追いかけてたら、 マネキンがいた。
[ 他にどう説明したら良かったのだろう。 隠れた瞳は、行くのか、行かないのか。 問いかけるように、 目の前のクラスメートを見ている** ]
(118) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[>>31 それほどでも、なのか。マジか。
放送止めるために機材ぶっ壊すって 発想がなかった俺は素直に驚いたよ。
でも、天ケ瀬の問いに対する 答えじゃなかったはずの中途半端な笑いは、 鏡写しになって返ってきた。 うん、まァ、でも、そんな感じ?
ただ、噂話が始まった時には、 俺も天ケ瀬ももう笑っちゃいなかったけど]
(119) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[>>33
小さく聞こえた声。
ああ、今、“取り繕った”ってバレた? ……いーや、まさかな ]
(120) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[>>34 天ケ瀬はあんまり メールの主を探すのに乗り気じゃなさそう。 アテなんかねェし、言ってる事も 分かるっちゃ分かるけどサ]
死に掛けてるヤツに遠慮してどーすんだよ。 案外、上手くいくかもしれねェじゃん?
[へらって笑って、そう思えちまうのは、 “普通”の事なのか。それとも俺が“変”なのか。 ―――― 分かんねェ]
(121) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[天ケ瀬が教室に戻るようなら、 俺も出たばっかりだけど戻るかなァって思ってたのに。
鳴り響いた二度目のチャイム。>>#0
ちょっと待った。 チャイムって夜も鳴るモンだっけ? そして、誰かの悲鳴>>1:437と 何かが崩れるような、音。>>#2
に、天ケ瀬は駆けだしていた。>>37]
お……おい、天ケ瀬!
[後を追っかけようとして、脚を踏み出した、けど。 聞こえてきた声>>13に、動きが止まる]
(122) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[ 泣いていた。 黒い服を着た人たちが、泣いていた。
俯きながら、歩きながら、手を合わせながら。 写真の中で笑う父さんと母さんに。
そして、賢二が涙でぐしゃぐしゃな顔で、俺に言った ]
(123) 2017/03/12(Sun) 14時半頃
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…… いやいやいや。
[もう小学生の時の事じゃねェか。 十年位前だっけ?早ェなァ、なんて。
あのとき聞いた声に似てたから。 久しぶりに思い出した。 けど、今はそんな事思い出してる場合じゃねェ。
少し遅れて声と音が聞こえた方向へ、 天ケ瀬のあと追っかけると、 そこには結構な人数集まってたな]
(124) 2017/03/12(Sun) 14時半頃
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[ただ、何だか雰囲気が異様で、 おまけに鉄みてェな臭いがする]
おおい、何なに? なんかあったワケ?
[そう言いながら、俺が見たのは、 壁に凭れかかって、頭からブレザー被ってる誰か。>>111
と、足元に広がる赤い……なんだ? 血みてェな色してるけど]
(125) 2017/03/12(Sun) 14時半頃
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何でブレザー被せてンの?
[よく見れば大和のブレザーが無くなってる。 大和が掛けたのか?でも何で?って思いながら、 それをパッて取って、その下にあるものを見た。
真っ白いのっぺらぼう。に、紫のリボン。
あれ……? これどこかで……ああ、そうだ、水野だ。 右ストレート喰らった日に、 視界で揺れてたあのリボン、が。
それによく見りゃ、胸に包丁がぶっ刺さってる。 だけどこれ、手とか足とか、マネキン、だよなァ?]
(126) 2017/03/12(Sun) 14時半頃
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何コレ? つか、水野は? さっき声が聞こえた気がしたンだけど。
[そっとブレザーを元に戻して、 足元に広がる赤を踏まないように下がる。
顔色を一様に青ざめさせてるクラスメイトを、 戸惑う様に眺めながら]*
(127) 2017/03/12(Sun) 14時半頃
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―3年3組→廊下へ― 〜〜っ、うーるさいーっ
[>>107ドジだなと言われては 恥ずかしそうに、少し強張り解れた声で返す。 共に廊下に出れば、あいかわらずのきらきらしい電飾と楽しげな飾り付けはそのまま。まるで噛み合わないすすり泣き。]
……なん、なんだよ……
[唇を噛んで、 振り切るように保田の向かった方へ。 ひとり、ふえて、影ふたつ。]
(128) 2017/03/12(Sun) 14時半頃
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古、べ…… っ、え、なんで、それ、血?! 怪我したの……?!
[>>117駆け寄り足を止めずはそれ。 必要なら保健室に連れて行かなくてはと、手を伸ばす。 パニックに陥りかける能久は、うまくマネキンの話を飲み込めたか、あやしい*]
(129) 2017/03/12(Sun) 14時半頃
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― 回想:給仕のお勉強 ―
いやいや、マジよ。大マジ!
[>>66 本気で言ってるのかって。
入間はびっくりしたみてェに言うけど、 その言葉の方が俺はびっくりしたわ。
えー、何で驚かれてるんだろ?って思ってたら、 羨ましいって。言われて、首かしげたね。>>67]
(130) 2017/03/12(Sun) 15時頃
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そっかねェ。 ……まー、たまに怒られるけどな!
[何だか入間が元気なさそうだったから、 それ以上否定するのはやめて、ひひっ、笑う。
周りを笑わせてあげられる、か。 入間がそれできてないよーには、 俺には見えねェけどなァ。
でもさ、“疲れないの?”なんて、 聞かれるとは思ってなくて。
何とか伝えようって言葉を選んでるみたいな入間に、 ニッ、て、ちょっと笑った]
(131) 2017/03/12(Sun) 15時頃
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……そっか。 うん、そうだよなァ。
あ、でも疲れるって事はねェから! そこは大丈夫だからよォ。
[何となく、だけど、心配されてるのかなって。 そう思ったから、ありがとな、って付け足しといた。 入間が伝えたかった事は、分かったから。
ただ、この時の俺は、入間と違って聞けなかった。 愛嬌はあっても、度胸がなかったから、 聞きたかった事は胸に仕舞い込んで、そのまま]
(132) 2017/03/12(Sun) 15時頃
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[ 本当に悲しい時とか。 ムカついた時とか。
そういう事が“分からない”時は、 なァ、どういう顔すりゃ、正解? ]*
(133) 2017/03/12(Sun) 15時頃
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── 現在:3階へ ──
[ 教室を飛び出して、廊下を蹴る。
上 と言ったそれは、勘でしかなくて、 けれど、きっと外れていないと、”知って”いた。
じきに、ほら。 ゆらり と現れた人影。>>117]
── ふっ 古辺!?
[ 制服を赤く染めたクラスメート に、 声は、ひっくり返った。動転。
どこか痛む様子も見せない彼に、違和感。 え、だって、じゃあ、それ、何? って話 じゃん。]
(134) 2017/03/12(Sun) 15時頃
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[ 叫んだきり、言葉は出てこなくて、
赤色 と、血 って言葉を結びつけるまで、 そこに、立ち尽くして、ぽかん と、見上げて。]
── な、にが ……水野? マネキン って、いや、おまえ ケガは
[ ざっと様子を見たって、 どこかケガをしている風ではないし、 古辺の話>>118は要領を得ず、
昴が俺を追い越して、駆け寄る>>129のを、 俺は、途方に暮れたような顔で、見ていた。]
(135) 2017/03/12(Sun) 15時半頃
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[ なにかを問いかけるような眸>>118が、刺さる。]
(136) 2017/03/12(Sun) 15時半頃
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……水野 を、探せばいいのか? 上、
[ 答えを求めた問いかけでは、なかった。
古辺の返事を、確認するよりも前に、 昴や上須賀に、どうするか聞くよりも前に、 上り階段に、ふたたび足をかける。
── それ、誰の血。
って、聞けなかった。
古辺本人のものなら、歩き回れるとも、思えなかった。 誰か、ケガしてんの。それとも、]
(137) 2017/03/12(Sun) 15時半頃
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── 上、見てくる
古辺、おまえ、ケガしてんなら保健室 着替えも、保健室にあるって 大和さん言ってた うろうろすんなよ 歩ける な?
[ 階段を、3階まで上ったところで、振り返る。
異様な色を纏っていても、 ぴんと上を向いた指先>>117。
── 誰か、死んだ。
自分の口にした言葉が、なぜか蘇って、 また、やみくもに、冷たい廊下を 蹴る。*]
(138) 2017/03/12(Sun) 15時半頃
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水野さん…? 水野さんが、どうか、したの。
[>>118古辺の話は途中からしか聞こえておらず >>117階上を示す指先は赤色で、 >>137保田の言葉でようやく事態を飲み込む始末。
――誰か死んだ、――死、遺書みたいなメール、鉄錆びの臭い。
能久は非常事態に強いわけではなく、 寧ろ、きっと弱い方だ。 怪我をしてこの出血なら、きっと歩き回ったりできないはずだというところまで気が回らず、躊躇う。]
や、やすだ、えっ、――あっ…
[3階から呼びかける保田を見上げる。 >>138 素早く駆けていく彼のようには、いかないまま。*]
(139) 2017/03/12(Sun) 16時頃
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[ああ、保田は、すごい、
そんな風に、駆け出せるなんて。
おれは、 だって、 こわくて、 こわくて―――
父さんが怒鳴って、母さんがすすり泣くあの夜だって、扉を開けることなんて、できなくて、おれは、深夜の街へと逃げ出して*]
(140) 2017/03/12(Sun) 16時半頃
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/* なゆた「とりあえずいそぐぞ!」 なかみ「女子に会いたい」
(-27) 2017/03/12(Sun) 18時頃
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── 3階 渡り廊下へ ──
[ 駆け上がった 先で、
スピーカーから響く、哀嘆の声に混じって、 かすかに聞こえる、ざわめき。ひとの気配。
廊下の空気は、ひやりとしていて、 それなのに、汗が滲んでくるようだった。
焦りや、恐怖。 先程までとは違う、はっきりとした危機感。
ここが、誰かの頭の中ならば、 無事に帰還できる んじゃ、ないのか。]
(141) 2017/03/12(Sun) 18時半頃
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[ ……なにかを囲むような ひとの群れ。
と、思った。同じ制服を着た、何人か。 その中に、投げ出されたような、足が見えた。 足、というより、ソックス と 上履き。
それの浸った、赤い 赤い 真っ赤な──、]
── な っに、してんだよ!
[ 誰かが倒れている なら、運ばなければ。
立ち尽くしているクラスメートたちに、 割り込むように、強引に、前へ出て、]
(142) 2017/03/12(Sun) 18時半頃
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[ マネキン。
と、古辺は言ったんだった。 水野を追いかけたら、マネキンがいたよ。
……水野は、どこにもいなかったよ。
そう、続きが聞こえた気がする。]
(143) 2017/03/12(Sun) 18時半頃
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[ 冷たい廊下に投げ出された手足は、 明らかに、ひとならざるもののソレで、 そっとかけられたブレザーが、 まるで、死人に対する弔いのようだった。
何人かの眸が、そのひとめいたものに刺さる中、 理一の視線>>127が、揺れた。浮かぶ 戸惑い。
( なんだ これ )と、 感情も、表情も、半ば置いてけぼりに、 周囲を見回した視線が、ぶつかる。
── 言葉 は、なにも、浮かばなくて、
ただ、そのとき、凍っていた時が溶け出した ように、 再び、聴覚にすすり泣きが訴える。 イルミネーションの瞬きが、鉄臭いにおいが。]
(144) 2017/03/12(Sun) 18時半頃
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[ ──── 死の気配。 ]
(145) 2017/03/12(Sun) 18時半頃
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— 回想:わたしたちの適切な距離 —
[>>70>>71それまでに、悠ちゃんも恋に上手くいかなかったらしい話はたまに聞いていたので、 答えをはぐらかされても、合わせるように笑う。 もし上手く行ったなら教えてほしいなあ。なんて、それくらいは思うけどね。]
総合的に、ひとりが気楽。 今日の結論はそれでいいよね。
自分のいいところだけじゃなくて、良くないところも含めて全部認めてくれる運命の人。 なんて、そんな都合のいいやつ、ドラマにしかいないって。
[>>73>>74もしもの話。彼女だってわかってる、そんな楽な幻想はどこにもない。 人は夢見る理想に折り合いをつけて現実に妥協するもの。 妥協することを妥協しないのが、気ままに生きていくためのコツ。]
(146) 2017/03/12(Sun) 19時頃
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ハダカで、ねー。 裸の私だけを愛して、なんて、なんかの歌詞にあったよね。
……まあ。 お互いにハダカを見せ合っても恥ずかしくない関係とか、 そこまで行ってこそのカップルってやつ。かな。
[それは精神的な意味でもあるし、肉体的な意味も連想させる。 わたしが到達したことのないステージに思いを馳せることもあれば、 折角の磨かれた体型を持て余してると揶揄されることもたまにはある。
カラダだけの関係ってどうなんでしょうね。 そういうのはあんまり考えたことなかった。
わたしが求めているのはそういうのじゃないなって、それだけは分かるから。]
(147) 2017/03/12(Sun) 19時頃
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[悠ちゃんが、その服の下にどんな体を隠していたとしても、 わたしは絶対に否定しないよ、なんて、そんな言葉は吐けやしない。
本音を見せ合わない関係が一番楽だって、 わたしたちはお互いに分かっている。 と、わたしは思っているから。
ハダカなんてさ、醜いものなんだよ。 いくら綺麗な体に見えるように頑張ろうが、惨めさと情けなさは隠せないんだよ。 それは先生が教えてくれたこと。
だから、わたしは。 服を着こなすのが上手で、現実に折り合いをつけて生きていっているように見える、 入間 悠という同級生を、ほんのりと敬う気持ちがある。
文化祭で着ることになる衣装だって、彼女ならきっと似合うと思って作り上げた。 それはまた、別のお話。]
(148) 2017/03/12(Sun) 19時頃
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美大かあ。 別にそこまで興味はないかな……。 でも、進路も決めてないんだよね。全然。
[>>75彼女は気付いているのかもしれない、美術準備室で行われている何か。 補習にしてはあまりに長いそれを、問いただそうとしてくれない優しさ。]
ネル先生? いいんじゃない。 確かになんでも受け入れてくれそうなところ、あるよね。
あ、じゃあさ。 悠ちゃんみたいな女の子のこと、どう思ってるかとか、 補習の時にこっそり聞いて来てあげようか。
[それは、わたしは先生のことを何とも思っていませんよっていう口振りで。 虚言を受け止めて、思いついたことを率直に言ってみただけのお返事。*]
(149) 2017/03/12(Sun) 19時頃
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## ひとの死 というものにも、 気配があるのだと知ったのは、 文化祭の、少し後のこと。
祖母がもう、いよいよ と、 それを聞いたのは、 文化祭が終わった、ちょうどその頃。
見舞いに行くたびに、日毎に、 小さくなっていく ような、祖母の姿に、 俺は何も言えず、ただ、 できるだけ毎日、病室に通った。
祖母の病室には、 言葉にし難い、息苦しさが漂っている。 ##
(150) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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## 少し年の離れたいとこ達の中で、 祖母にとって、一番下の孫だったからか、 末の娘のひとり息子だったからか、 随分と、甘やかしてもらったように思う。
いとこのにーちゃんねーちゃんには内緒 と、 小遣いやお菓子をもらって、 俺は、祖母によく懐いていた。
遊びに行くたび、 いとこ達のつけたしるしの上から、 俺の背丈を、丁寧に、鉛筆で柱に刻む。
大きくなったね と、あんまり嬉しそうに言うので、 俺は、せめてあと5cmほしいよ と、笑った。 ##
(151) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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「 那由多の結婚式に出るまでは 死ねないねえ 」
(152) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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## 俺の顔を見るたび、 あとは那由多だけだから と、 口癖のようにそう言って、
「 もうすこしだけ 待っていてください 」と、 そう、毎晩神さまにお願いしているのだと、
中学の修学旅行で俺の買って帰った、 ずず汚れた御守を手の中に、 いつも、穏やかに笑っていた祖母は、
結局、11月の終わり、 ひと際冷え込んだ朝、息を引き取った。 ##
(153) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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## 祖母の葬儀の席で、 母は、幼い子どものように、泣いていた。
死 を理解できず、声をあげる我が子を、 懸命に宥めながら、涙をこらえるいとこがいた。
ああ、祖母の病室に漂っていたのは、 死 の気配だったのだと、ようやく理解する。
俺は、悲しみ よりも、 こみ上げる 居心地の悪さ に、 蝕むような 罪悪感 に、 父の隣に、ただ、突っ立っている。 ##
(154) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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結局、俺は、泣くことも、誰と話すこともないまま、 喪主をつとめた伯父が、出棺のあいさつを終えて、 火葬場へと向かう祖母の小さな身体をおさめた棺を見送る。
そのとき、突然。
俺の人生は、 この瞬間の繰り返しなのだと知る。
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(155) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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## あと10年、20年、 どんなに長生きしてくれたって、 どんなに、ばあちゃんが神さまに愛されていたって、 あの、最後のお願いが叶うことなんて、なかった。
身体いっぱいに満ち満ちて、 今にも溢れ出しそうな罪悪感は、 これからもずっと、俺を蝕む。ずっと。 ##
(156) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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周囲が当たり前にしている期待をすべて この先ずっと踏み躙って生きていくのか
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(157) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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……そのことに気がついた。 途端に、この先ずっと 人生が続くこと そのものに、どうしようもなく、嫌気がさして、 先のことなど、何も、考えたくなくなって、
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(158) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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『 20人にひとり 』という数字の持つ意味
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(159) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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## 皆の記憶になんて、5分と残らなかったかもしれない。
2年の秋頃。保健かなにかの授業の一環で、 壇上に立っているのは、外部から招かれた講師だった。
小ぎれいな格好をした中年女性が、言う。
『 20人にひとり 』 『 現代社会では、そのくらいの割合で、』 『 同性愛者が存在すると言われていて──、』 『 そう、クラスにひとりか、ふたりくらい 』
……その瞬間も、隣の誰かは、 まるで他人事って顔をして、時計ばかり 見ている。 ##
(160) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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保田那由多にとっての日常とは、 誰もが持つ 当たり前 の感覚への、* 裏切り *
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(161) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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/* いつかやってみたかったテーマで、 ふと、これで動かしたい! ってのが浮かんだので、 思い切ってやってみることにしました
何度か触れてる、20人にひとりとかも、 割と色々言われてるらしいし、そのうちソロルでそのことについても触れるつもりですが、 先にここで弁解しておきます いくつかある話から選んだりして書いてるよ
あと、何度か触れてる授業っぽいものについては、 実際に高校訪問して行われてる講義を参考にしてます が、本当に、「こういう風に言われることもあるよ」くらいで見てほしい
(-28) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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/* うん、正解!
(-29) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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/* この設定、女の子でやろうとしてしっくりこなくて、 なゆたにおさまったんだけれども、 昨日くらいに不意に「こうすれば女子でもできた」がふってきて、 でも、もう、できない なー!!!
(-30) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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/* すごいどうでもいいけど、なゆた母は4人兄弟の末っ子で、 なゆたはいとこいっぱいいて、全員結婚してて、 イメージは、トヨタ/ガモウとルグレ/ミサキとケイイチ/みょんこ (と でむすばれてるところがきょうだい) 一番年が近いのがケイイチだけど、それでも5つは上
(-31) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 20時頃
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/* ささらちゃんすきぃ……。
(-32) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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平気…俺は。 [ "俺は" ね。 能久と保田に向けて、曖昧に笑う。 でも ほら、 この通り、血に塗れただけで 自分自身に外傷なんてどこにもない。 誰かが怪我をしているとすれば、 それこそ 水野――、のような マネキン。
大丈夫だって手を振れば、ほら。 彼女の血が 床に飛び散る。 ]
(162) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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だから、 だいじょーぶ、だって。 歩けるし、怪我してねえし、 ……うろうろ、しないって。 [ そう 否定はしたけれど。 先生>>138の言うことは、聞きましょう。 どうやら"あれ"に会いに行くらしい 保田の言を受け取り。
保健室へと行き先を変更して、 階下へ向かう、その最中。 ]
(163) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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―― 能久、 見たくないなら 無理に 見るな。 [ ―― あれは、精神によろしくない。 立ち止まっている能久>>139が 果たしてどうするかは分からないけれど、 見てしまった奴からの、言葉はかけておいた。
……あんな 死 なんて。 見て良いものじゃあ ないって* ]
(164) 2017/03/12(Sun) 20時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 20時半頃
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── 現在:3階渡り廊下 ──
[ 立ち尽くす。
古辺の衣服についた赤色の意味を、 ほかにも同じようになクラスメートを見て、理解する。
かけられたブレザー は、 誰かのきもちや優しさのあらわれのようで、 せめて安らかであれば と願う。
……これじゃ、マジで死体じゃないか。]
(165) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[ きっと今、一番向き合うべきなのは、 目の前にある、この人形と惨状についてで、
けれど、何も、答えが出てこないから、 俺はぐるりと見回した先、 ブレザーの持ち主>>105を知って、
距離感 は、はかりかねるまま、 やたらに厚着してきた自分のブレザーを手に。]
(166) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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……さむそう だし、大和さん 俺、カーデとか、中、着込んできたから、 よかったら、教室戻るまででも、羽織っとけば
[ 現実から、目を逸らすみたいに、手を差し出す。
……だって、なんか、 女子にだけ寒い格好させてるの、 フツウに考えて、悪い気がして。 十分厚着してきたの、本当だし。]
(167) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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― 1F・保健室前 ―
[ ―― 正直に言えば、入れなかった。 保健室を血で汚して良いのか、 大真面目に考えてしまったからだ。
…だって、ほら たとえ保健室じゃあ なくたって 此処で長く過ごさなきゃいけないとしたら、 こういうベッドのあるところは 綺麗な方が、いいだろう。
そう思ってしまったから 暫く、立ち尽くして いる* ]
(168) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[ 泣き声は止んでくれない ]
(169) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[ ―― "あのとき"の俺は、泣いていた。 一瞬の衝撃と、長い痛みと。 道路でトラックと衝突、なんて そんな事故に巻き込まれて、 俺だけ生きてしまった、小学生のあの頃。
俺は全身の痛みなんて知るかと言わんばかりに 父さんと母さんを奪った相手を殴ったし、 泣きわめいて、返せって叫んだ。 伯父さんと伯母さんにたしなめられても、 ずっと ずうっと。
…俺にもこんな時代があったんだぜって、 言ったら クラスメートの奴らは どんな顔をするんだろうか。 ]
(170) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[ 俺の手を止めたのは、 葬式に遅れて現れた、えとさんだった。 ]
(171) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[ …あのときは、 あのときは、俺を抱きしめてくるえとさんが、 俺以上に泣いていたえとさんが、 せかいでたったひとりのかみさまにすら思えた。 …あのとき は* ]
(172) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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/* んっと。挟んでいいかな。
(-33) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[ それから、足元に広がる血溜まりを、 まじまじと見つめる。どろりとした、赤色。
鼻につくのは、金属めいたにおいで、 そのことが、どうしようもなく、 本物 だなと、思うから。
このマネキンが、水野じゃないとして、 ……でも、この血 は ?
ゆらり 揺れた視線は、 マネキンの腹に刺さった、刃物に向く。
向いて、俺は、 まっすぐ、それを見たまま、 誰ともなしに、尋ねる。]
(173) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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― いつかの秋 ―
[ あのときから ずうっと あと。 二年の秋頃。 "広がった世界"に少し慣れてきたときだった。 保健の授業の一環だったように思う。 外部から講師を招いて、…なんの話だったかな。 そう 確か、性の話だ。よく聞くような。
内容は殆ど忘れてしまった。 何せ、俺に取っては他人事だったからさ。 覚えているのは その、 …同性愛者が、"二十人にひとり"ってこと。
俺は欠伸こそしなかったけれど、 正直言えば、他人事だから あと何分かなあなんて、思っていた気がする。 ]
(174) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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── これ、抜いてみて いい?
(175) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[ 隣の席には保田がいた。 向こうの席にいる奴と揃って 時計を見ていたものだから>>0:43
…なんとなく お前もか、とか そんなことを思っていた 覚えもある。 だってそうじゃなきゃ、 俺、あいつに話しかけなんてしなかった。 ]
(176) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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/* ん〜〜〜〜。
(-34) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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「 ―― なあ 保田 」 [ あいつ、こっち見たっけ。 なんにせよ俺は、興味のままに、あいつに囁くんだ。 ―― だってさ、同性愛者が あの講師の言うみたいに 二十人にひとりだとしたら、さ、
もっと他の "誰かさん"。 そう たとえば。 …たとえばの話だぜ? ]
(177) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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/* 胸元だ ごめんなさい
(-35) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[ 言うなり、俺は、
赤色でぬかるんだ廊下を踏んで、 きらきら きれいな 光の瞬きの下、 倒れている人形に、歩み寄る。
マネキンの、胸に突き刺さった刃物。 それに向かって、手を伸ばして。*]
(178) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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「 …… 家族と関係持った奴って、 何人に一人なんだろうな 」
(179) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[ その囁きを 落として。 前髪の隙間から、保田を見ていた。 その表情を、確かめるように。窺うように。 ]
(180) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[メロンパンをもぐもぐと食べながら、文化祭のことを静かに思い出していたら、 そういえば今もちよちゃんとおそろいだ――と、 変な状況に似つかわしくない微笑ましいことを思うことができていた。
だからちよちゃんを見つめ返すわたしは、 平静を保っている様子を見せていた。>>98
……おかずの交換はできないけどこれはこれで悪くない]
何ができるかなんて、わからないよ。けど、 ………こういう時、だからこそ、助け合わないと。
[おーるふぉーわん、っていうんだっけ、そういうの。 耳通りの良い言葉を並べていきながら、しかし、 表情をだんだん強張らせていく、わたし]
(181) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[ 俺は変わらず、穏やかな笑みを浮かべていた* ]
(182) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[―――ちよちゃんにも、ヒーローにも、 話せていない悩みを抱えているくせに、 助け合いなんてどの口が言うんだろう。
その癖踏み込むことからも踏み込まれていることからも逃げるつもりでいる。
だけど、チャイムの音で疑問は驚きに変わり、>>99 ちよちゃんが何を考えているか知ることも、 それからわたしが逃げ出すこともなく、時間は進む]
………、そう、だよね。
[身を寄せ合いながら、ちよちゃんの言葉に頷いた。 確証なんてないけれど、信じる者は救われると言いますし]
(183) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[話すだけ話して、その後はだんまりと。 少しずつ人集りが増えてみんながみんな、つばさちゃんを囲うようにしてこの渡り廊下で足を止めていました。
不意に、ブレザーをかぶせようとしている蝶美の姿>>105が見えて、それを座らせようとしている通の姿>>111を何処か遠いところで見ていました]
(184) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[力強い言葉の響きは、 顔も知らないはずのわたしにとってのヒーローを、 何故だか束の間連想させていた―――]
(185) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[死にたい。
そう思うことがあっても私は、 叫ぶように生き足掻く人ばかり見てきましたから。
たとえそれが模造品であっても、 目前で広がった“死”の光景は、恐ろしかったのです]
さ、さら…ちゃん、危ないよ、私も、
[行くよ、と。 今度こそは下へと向かう彼女>>110を追いかけようとしました。
ですが、似たような。 …いいえ、私よりも多く赤が滲んだ通>>117に声をかけられて、改めて見下ろしました。
上履きに滲み膝に付着した赤。 こんな格好で、何が出来るというのでしょう。 追いかけたってきっと、困らせてしまうだけでしょうから]
(186) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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そっか。保健室、着替えあったと思うから、通も、また。
[その後に出会う誰かさん>>138も伝えてくれるでしょうが、教室に向かうその姿>>115を見送りました]
(187) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[その後くらいだったでしょうか。 理一の声>>125が聞こえたのは。 とりあえず視線を向けましたけれど、あっ、と言う前に理一は蝶美ちゃんが被せてしまったブレザーを取ってしまいまして>>126]
…………え。
[おもわず溢れたのは非難がましい呟き。 「なんで取ったの?」 問いかけることはしませんでしたが、瞳が揺れたことは自覚できましたから。
だから視線を逸らしましたが、 理一の何処か戸惑ったような瞳>>127に、私は戸惑います。
理一の感情が読めなくて。 那由多>>142はあんなにも分かりやすかったのに。
いや、早とちりかも、しれません。 気のせい。 無闇に詮索して踏み込んだ先 見つけたものが、人ならざる化物だなんて、恐ろしいじゃあないですか]
(188) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[鞄にたくさんの食料を詰めて、食堂を出る。>>101 教室に戻るものと思っていたけれど、 先導するようにわたしの手を引くちよちゃんは3階までのぼっていった。>>102
やがて渡り廊下が見えてくる。 エの字型の校舎の縦線の部分に当たる場所。 確かにクラスメイトが集まってるんだけど、なんだか様子が変。 鉄錆のような香りがする中、倒れている“何か”を囲んでいる。 ちよちゃんといっしょに近付いてそれを見た]
(189) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[ですから今はこれ以上はやめて、淡々と状況の説明を]
…………突然、叫び声をあげて放送室から飛び出したつばさちゃんを、追いかけてたの。
だけど、私たちが見つけたのは……。 つばさちゃんそっくりの、マネキン。
通は、まるでつばさちゃんの代わりにいた、みたいだって…言っては、いたけど…。
人が、マネキンなんかに、なるわけ、ないでしょ。 だから、つばさちゃん、探そうって。
だって、校舎から出られる方法なんて、ないじゃん。 なら、絶対、どこかにいるはずだから。
[それから視線をつばさちゃんそっくりのマネキンに落としましょう。 先ほどは狼狽し過ぎて本物の人であると勘違いしたソレを]
どうして、こんな…まるで殺人現場……でも、自殺してる、みたいな、ことになってるかはわからないけど。
(190) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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気分、わるい…かも。
[そうして言葉尻に溶けるように誰とはなしに呟いていた時でしたか。 誰に向けられたものかあいにく私には分かりませんが>>173]
…………ダメでしょ。
[何言ってるの、ねぇ>>175 興味本位なのか、どうかも、私には分かりませんけども。
本当に悲しい時、ムカついた時、 それを笑顔で隠せない時、
どういう顔をすれば正解なのでしょうね?
少なくとも私は唇を引き結んで、 眉を寄せて、那由多に非難がましい目線を送っていたでしょうけど]
(191) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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[マネキンだ。 見るからにつくりものの人型だと認識したはずなのに、 本物じみた、自ら流したかのような、赤く紅い液体の水たまりに沈んで、 うちの高校の制服を着て、明るい色の髪を紫のリボンで彩っていたから]
……つばさちゃん?
[小さく呼んだ。返事はない。
――壊れた人形のようになって、死んでいる?
頭が真っ白になったのは数秒だ。 ちよちゃん>>105がそれを“血塗れのマネキン”とはっきり言ったから、もう一度見直して……、
そう、マネキンだ。間違いない]
(192) 2017/03/12(Sun) 20時半頃
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教室、にさ。 いっぱいタオル積んできてたから私、それ取ってくるね。 ここ、このままに出来ないし、マネキンだとしても、…可哀想だから。
[他の子はどんな反応を示したでしょう。 刺すような発言がその手>>178を止められたのかどうかも、さて。 私は誰かの反応を待たずして階段を下りて教室にむかいましょうか。 着替えたほうがいいとは言われましたがどうせまた、汚れるのならこの格好のままでも構わないと判断して]*
(193) 2017/03/12(Sun) 21時頃
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―2F廊下―
……そ、そう、――、 古辺、ぶじ、なら、いい けど でも――
[>>162いまも 床に飛び散った、その、赤は、なに。 能久は息を強張らせたまま、床と古辺の掌を交互に見た。長い前髪の下、、表情はよく窺えない。]
……水野さんは 大丈夫じゃ ないの…か? ……――、
[水野が消えて。マネキンが残されて。血が飛び散って。それは一体、どういうことなんだ。誰かの心の中で、何が起きている。 保田の忠告に従うらしき様子、 >>163けれど動けないまま 指し示された階段の先を苦しげに見上げていた。]
(194) 2017/03/12(Sun) 21時頃
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……―え、
[>>164不意に声を掛けられて、 びくんと能久は振り向いた。 会わないほうがいい、そんな忠告。]
……――、 ……、…… わか、…った。
[カタチばかりの返事はして、 けれどどうしたらいいのかわからない。 手を伸ばした時、掌についた赤い色を見下ろす。まるで 現実感がない のに。]
…っ、つ、ついて、いこ―――うか……
[漸く尋ねた時には 古辺の姿はもうずいぶん遠く。途方に暮れたように、能久は―――*]
(195) 2017/03/12(Sun) 21時頃
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― 現在:保健室前 ―
[ 多分、足音が聞こえてきた>>110のは、 泣き声に滅入りかけていた時だった。 ぽた ぽた、 ブレザーの袖から垂れる赤色から目を離して、 一階に来たらしいクラスメートを、見る。 距離が遠くても、聞こえるように 泣き声を、かき消すように 発する声は、大きく。 ]
(196) 2017/03/12(Sun) 21時頃
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―― あ、 天ヶ瀬 丁度良かった …制服、頼んで良い? [ 保健室を指さして、 彼女を、前髪の隙間から、見下ろそう。 ]
(197) 2017/03/12(Sun) 21時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 21時頃
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/*
着替えるときにヘアピン
(-36) 2017/03/12(Sun) 21時頃
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―いつかの夜― [――すすり泣く声、
砕けた食器の欠片に、 赤く血がついている。
いつかの夜、 いつかの諍い。 何年前からの冷戦状態。
入れないところにおれは居る。
家にいるのがいきぐるしくて、 おれは真夜中抜け出した。
聞こえていないとでも思っているの。 こどもは存外、聡いんだ。
――――ゲーセンの自販機の隅っこで、座り込んで膝を抱える、補導されなかったのが、奇跡的だ**]
(198) 2017/03/12(Sun) 21時頃
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─2F廊下─
[階段を下りて、そのまま教室に向かいましょうか。 道中思い出すのは少し前のこと>>130]
本当、マジすごくないんですけど。
[たまにも怒らない私があんな風に角の立つことを発してしまった事実をから恐ろしく思い、深い、深い、ため息をつきます]
もぅ、…ほんと、やだ……。 お腹いたい……保健室…。
でも、通いるかもしれない、し。 着替えてたらだめ、だ。
[緊張で、きゅう、と痛む腹部。 一瞬、あの時かけられた言葉>>83を思い出しました]
(199) 2017/03/12(Sun) 21時頃
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付き添ってもらえば、よかったかな。 [ちいさく笑って、笑って、笑った筈なのですが、今更に膝が震えそうになるものですから。
顔を上げて歩きましょう。 今はもう笑うのは疲れてしまいましたから、唇は一本線に結んで。 赤が付着した上履きと靴下は片手で持ち、裸足で廊下をぺたぺたと。
そうしていれば、遠目にクラスメイトの姿>>195が見えたでしょうか]
…………なに、迷子?
[そう声をかけてしまうくらいには、何処か心細そうに見えてしまっていたので、自然、目線を合わせようと上を向いて]*
(200) 2017/03/12(Sun) 21時頃
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―2F階段近く廊下― [追うにも、今更間抜けな気がして 能久は深く息を吐く。嫌なことばかり蘇る]
……あの血 ほんもの、かな…………
[そんな、ばかなことを幼馴染に尋ねる。答えはあったか、どうか。 階段に向かうべきか。重い足を踏み出す前に、足音ひとつ>>200]
――入間さん?
[裸足であることに驚くよりも、 尋ねられた内容に困ったような顔をするのが、先。]
……ちがうよ、 なんで学校で迷子に、なるのさ……
……って、入間さん、その、赤いの、なに
(201) 2017/03/12(Sun) 21時頃
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[ 非難の視線>>191が、刺さる。
入間って、そんな顔するんだ って、 とても場違いな感想が、こみ上げて、
……ああ、いや、入間だけじゃなくて、 古辺も、昴も、あんなふうに取り乱すんだ。
この世界が、させてる んだな。
考えながら、上履きの裏の、 ”滑りやすい”感覚、確かめながら、
だけどさ、と、立ち去る入間の背に言った。]
(202) 2017/03/12(Sun) 21時頃
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[ちよちゃんがマネキンにブレザーをかぶせている間も、>>105 ささらちゃんがマネキンを調べて血のような何かにべたべたと触れている間も、>>109 古辺くんがマネキンを壁にもたせかけている間も、>>111 呆然として動けないままでいた。 ちよちゃんの手を固く握って立ち尽くしていた。
“それ”は本物なのかってささらちゃんに聞くこともできなかった。
誰かが誰かを案じる声が断片的に聞こえる。>>115>>167 これぞまさに助け合いという感じで、 だからわたしも何かしないと、って、のろのろと頭を働かせようとする]
(203) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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[どうしてこんなことになったんだろう。 それを訊く前にりーくんがやって来て、>>125 マネキンに被さってたブレザーを取り払って色々と訊いてくる。>>126>>127
応じたはるちゃんがりーくんに向ける視線は険しい。>>188 気持ちはわかる。わたしも「見て分からないの?」ってちょっとは思ったから。
はるちゃんの状況説明はなんだかホラー映画のワンシーンみたいで。>>190 ますますどうして、という気持ちになる。 この校舎に、ひとまず危険はないように思いかけてたのに]
(204) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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── マネキンなら、血なんて流さねえじゃん
[ まっすぐ、階段のほうへと歩いていく背中に、 投げつける ような、言葉だった。
これは水野じゃないよ。マネキンだよ。 今も水野は、どこかで怯えてうずくまっている。 逃げ惑っている。何かから。今も。
── ほんとう に?]
(205) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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── この血は、本物じゃんか
人形が、血なんて流すわけねえし 少なくとも、誰かの血なんだろ
つーか、こんな、廊下の真ん中で、 いなくなるわけ ねーじゃん! そんな、
[ ちゅうぶらりん。 途中で止めた手はそのままに言葉を紡いで、 その間にも、足元に赤は流れる。
どく どく。上履きに染み込む、微かな温度。
……抜かなくたって、 試してみなくたって、分かる。 この人形が、血を流している。]
(206) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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── これが、水野なんじゃないの
[ ずるいと分かっていたけれど、 今は、困ったような表情 しか、つくれない。
ごめん。*]
(207) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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/* あお姉のクズ度が上がりそうになるがストップストップ
(-37) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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— 1階:廊下 保健室前 —
[1階に下りて、教室を覗きながら歩く。 これまで、どこにもつばさ氏の姿は見当たらない。 見つからないってことはやっぱり、あのマネキンが代わりに? 考えたことが、放送の泣き声で掻き散っていく。
角を曲がった時、保健室のほうへ、誰かが向かうのが見えた。>>196 向こうもこちらに気付いたらしい。 長い前髪。それが見えて、誰だかわかった。]
(208) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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制服?
[ああ、着替えを取りに来たのかな、 ってことまでは、その血まみれの姿を見て気付けたけど。]
中にあるんじゃない。 ……あ、そっか。
[少し遅れて、血で汚さないようにしているのかも、って察する。>>168 前髪で隠れて目が見えなくて、いつもの勘は働かないけど、合ってるかな。]
ええと。 何着分?
[もしかしたら古辺くん以外にも着替えたい子がいるんじゃないか。 そう思って、聞きながら近付く。*]
(209) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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/* 古辺へのお返事書こうと思って、 古辺の回想とかも読み返してて、 この村葬式通過者多いな!?
(-38) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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……水野がどこに行ったのかは、分からないが……そうだな、探した方が、いいだろう。 水野は「来ないで」、と言って走り去った。 だから…おそらく、水野には俺達には見えてない何かが見えていて、それから逃げていたんじゃないか、と思う。
[入間の言葉を聞いて>>91>>92、先ほどのことを思い返しながらそう言ったものの。正直、探したところで、本当に見つかるのだろうか、とは思っていた。水野が本当にただ走り去っていっただけなら、すぐ後を追った古辺が追いついていたんじゃないか?どこかへ走り去ったというよりも……消えてしまった、の方がしっくりくるような、気がした。]
天ケ瀬、一人で行かない方が……!
[水野を探す、と一人で行ってしまった天ケ瀬の背中に声はかけたものの、足は動かない。 後を追った方がいい、というのは、頭では分かっている、はずなのだけど。]
(210) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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[彼女は、もしかしたら、一人になりたいんじゃないか、と思う時がある。今日だって、朝教室を出る時も、放送室を出る時も。一人で率先して飛び出していった、から。
一人の方が楽なんじゃないか。 だって、何も繕わなくていいから。 他人の反応を気にしなくていいから。 素の自分のままで、居られるから。
いや、それは、彼女ではなく、俺、だろうか。]
(211) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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[大和がマネキンにブレザーをかけ、それを古辺が壁に寄りかからせるのを、何も言わずに眺める。 ――そんなことをしたら、まるで、 遺体 みたいじゃないか? なんて、言い出せずに。
古辺が教室に戻ると言って去り、橘や保田が来て。入間が状況を説明してから>>190……保田が、マネキンの胸に刺さった包丁を取ろうとした>>175>>178。それを見て、入間が咎めるように声をかける>>191。]
……、
[だめ、なんだろうか? それは、水野じゃないのに?何故? そう思う、自分の方がおかしいのだろうか? そんな、まるで水野の遺体かのように扱ったら、まるで本当に彼女が死んだみたいじゃないか。 それは、逆に水野に悪いんじゃないか?]
(212) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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[だが、何も、言い出せない。 自分にも、咎める声が飛んでくるのではないかと。拒絶されるのではないか、と思うと。 結局俺は、ただの臆病者なのだから。]
……っ、
[保田の言葉が>>206>>207、胸に刺さるようだった。 考えないようにしてきた想像を、目の前に突き付けられたかのような。 そう、思ってしまう気持ちは、分かる。分かる、が。]
……確かに、人形が血なんて流すわけない。 でも、それを言うなら、人間がマネキンになることだって、どう考えたってあり得ない、だろう。 それなら……せめて、良い方に考えた方が、いいんじゃないか。
[ぽつぽつと、言葉を選ぶように、保田に、その場に居た他の皆に語り掛ける。保田の言葉に怒ってるとか、咎めてるとか、そういうわけではないことくらいは、伝わっているといいが。]
(213) 2017/03/12(Sun) 21時半頃
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[ 気付いた>>209。 ]
[ 中にあるんじゃ無い、と言いつつも 察してくれたらしい様子に、 肯定の意で、眉を下げて笑む。
足音が近づいてきて、 きっと 扉前。 本当に近くで 天ヶ瀬の目が、 前髪の向こうから見えた。
……前髪が長いだけで 目を合わせるのが苦手なわけじゃあ 無いから 彼女が見上げてくれば ちゃんと見返して。 ]
(214) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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――― ああ、入間のも。 汚れてたから、出来れば頼みたい。 あれば袋に入れてくれると助かる、けど
…女子の制服って、 俺が持ってて良いもん?
[ 二着分 と。 赤い指を二本立てて、 問題無さそうなら、入間の分も頼むつもり。 ]
(215) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[それから、一度口を噤み。なんだか気不味くて、葬式会場みたいな、その場の空気に耐えられなくて。 その場から逃げだすように、渡り廊下の先の方の校舎へ足を向ける。]
水野と……あと、寝袋、とか、探してくる。 部室の方とか、探してみれば、あるかもしれない。
[それだけ告げて、その場にいた皆の顔を見渡して、誰もついてこないようならば一人で、渡り廊下の先の校舎の一階にある、部室が密集している辺りを目指して、歩き出しただろう*]
(216) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[マネキンの顔の上、ブレザーを。 俯きがち、マネキンばかりを見ていましたから 近付いてくるささら>>109には、気付かず。
だから、彼女の行動を止める間なんてありません。 マネキンの纏う制服から覗く、白い、肌。 ちかり、電灯を反射して、目が眩む様]
……ささら?
[何をしているの。そういう意図の、呼びかけ。 止めもしませんし、咎めもしませんが。 その行動の意味が、私には解りません。
見るからに冷たい肌に、触れる彼女。 終いには、血であろう液体を、舐め始めて。 ささら。今度は、咎めるみたいに呼びかけました]
(217) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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…………、うん。 あの、……気を付けて。
[歩み出す彼女>>110を止められなかったのは。 在りし日の事>>1:49を、突き放す私の一言への、 彼女の反応>>1:50を、思い出して、しまったからです。
自分から突き放しておいて、 彼女を止める権利は、追う権利は、私にあるでしょうか。 危ないよ、その一言すら口には出来ず。
縮められない距離を、ただ口惜しく思うだけ]
(218) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[歩き去る彼女から目を逸し、唇を噛み締め。 じくりとする胸を持て余していれば、 通の言葉>>115への反応は、少し遅れてしまいます。
慌てて顔を上げ、彼を見詰めますけれど 長い前髪と、目深に被った帽子の所為で、視線は交わらず]
うん。それが良いと思う。
……教室には、私も、後から行くね。 食べ物を色々、食堂から持って来てあるの。 もしかしたら、必要かもしれないし。
[鞄を軽く叩いて、その中身を知らせます。 ……こんなのを見た後じゃ、お腹も空かないかもだけれど 一先ず教室に置いておいて、損は無いでしょうし。
気を付けてね なんて お決まりの言葉を贈って、通の事も見送りました]
(219) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[入れ替わる様に現れた、彼>>124。 何があったか>>125、私は知りませんから、 戸惑うように視線を揺らして、首を振るだけ。
委員長である私は、この状況だってちゃんと理解して、 皆に説明してあげなきゃならないのに。 ……それを知るのが怖くって、何にも、聞けないまま]
…………り、理一。 いや、あの…見て、気分良いものじゃないから。
[慌てた様子で伝えるけれど、 きっと 言い切る前にブレザーが取り払われて>>126。
無理矢理にでも、止めるべきでしたでしょうか。 だって、あれを見てしまえば、 嫌でも、此処に居ない"誰か"を連想してしまう]
(220) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[……でも、もう遅いんでしょう。 戸惑うみたいな理一>>127に、私は首を振るだけ。 "私は、何にも解らないの"。 繋いだままの莉緒の手>>203を、強く強く、握りながら 精一杯、そう意思表示するしか出来ません。
私が、しっかりしなきゃいけないのに。 説明役を、悠に押し付けて>>190 自分は首を振るだけだなんて、 ああ、まるで駄々を捏ねる子供みたい。
頭の片隅で、そんな事を考えていたもので。 後ろから聞こえてきた声>>142は、 まるでそれを咎められた様な心地で、肩が跳ねます。
それが私一人に向けられたものでないとしても、 奇妙な罪悪感は、消しきらずに。 那由多の方も見れず、視線を俯かせるだけ]
(221) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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────…… え?
あ、いや…でも、 …………あ、ありがとう。 後で、ちゃんと返す……ね。
[私よりずっと大きな、男の子のブレザー。 受け取るのを躊躇ったのは、そうされる事で、 私がやっぱり"女"なんだって思い知らされるから。 だって、男の子同士だったら、 こんな気遣いはしないでしょう?
……けれど、肌寒いのも確かですし それに、厚意はやっぱり、断れません。 だから私は、そのブレザーを肩からかけて。
「那由多もこういう事するんだね」って まるで、茶化すみたいに]
(222) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[肩にかけた那由多のブレザーを手繰りながら、 悠の呟き>>191を耳にすれば、気遣わしげな視線を。 大丈夫? そっと尋ねてはみましたが、 次いで聞こえた那由多の問い>>175に、意識はそちらへ]
…………なんで?
[心底、理解出来ないと言った口調。 この反応は、多分正解だったでしょう。 だって悠も、咎めるみたいな声をあげています。
伸ばされた手>>178は、けれど一度、止まって。 けれど、悠は行ってしまう>>193。 その背中に、投げつけられる言葉>>205>>206>>207。
ああ── 聞きたくない。聞きたくない。 もしそれが本当だとして、だからって、 それを言って、どうなるっていうの?]
(223) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[みんなみんな、バラバラになってしまう。 それぞれ、好き勝手動いていて。 誰かを不安にさせる言葉を、簡単に吐いて。 それを繋ぎ止めるのは、諌めるのは、私の役目なのに。
──……くるしい。 そう思ってしまう事にすら、罪悪感。
私が、"弱い女"だから。 だから、やるべき事も出来ないんだ。 男の子ならきっと、こんなに、揺れたりしない。
あの女の血が、流れているから 弱々しく、誰かに縋って、しまいたくなっているんだ]
(224) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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……やめてよ。
[水野だなんて、言わないで。 とてもよく似たマネキン。それで良いじゃない。 そんな、困ったみたいな表情、狡い。 困るなら、最初っから、言わなきゃ良いのに。
ぶつけそうになる、幾つもの言葉を飲み下せたのは、 健士郎の宥める様な語りかけ>>213のお陰でしょう。 ほんの少し、荒くなる息を整え様と 呼吸を深くすれば、滑り込む、鉄錆の臭い。
すん と、鼻が鳴ったのは、 泣いているんじゃなくって、その臭いの所為]
(225) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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……わた…し、は、教室、戻るね。 あの、さっき通にも言ったけど 食べ物、教室に置いておくから。 食べたければ、勝手に食べて良いから。ね。
…………莉緒は、一緒に行く?
[深呼吸の後、幾らか落ち着いた心地で。 少しだけ冷めた声音になってしまったのは、きっと 感情を表に出してはいけないと、気を張った所為。
最後、手を繋いだままであろう莉緒へと首を傾げ 場合によっては、その手を離して教室へ向かうつもりで]
(226) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[>>214視線が返された、と思う。 前髪は目を隠している。けど、服とは違うから、なんとも言えません。 これはどうなんでしょうか、ネル先生。]
男女の制服、二着分ね。 ? 別に持ってるだけならいいんじゃないの。
制服でなんか変なこと、しないなら別に。
[変なことってなんだろう。自分で口にして、それはちょっと失礼だったかも。 >>215彼のリクエストにそう返事をして、 無人の保健室へ立ち入って棚を漁り出す。*]
(227) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[傲慢にも私は、自分達の目線で計ったラインを引いて、 そこから飛び出さないように、 誰かに踏み入れられないように、 距離を取って、生きています。
自分の身は自分で守らなきゃ、 誰が守ってくれると言うのですが。
やや明るい色の髪も、適度な化粧も、折り曲げたスカートの裾も、相槌も、笑顔も、全部、全部、私の武器]
(ほら、ちっとも似てないよ。 だから私に、怒らないでよ。
お兄ちゃん。)
(228) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[一年生の頃。 たまたま帰りの遅くなった兄が、 飲酒運転をしていた車と衝突事故をしてしまって、片足を失う、なんて。
兄は次の大会までに向けて毎日熱心に練習をしていました。 パパもママもお兄ちゃんっ子である私もその背中を見守り、応援していました。
だけれど、ほんの一瞬のしっぱいが、不幸が、簡単に誰かのしあわせを捥ぎ取るのですね。
不幸中の幸いに、命を取り止めても。 兄の足にくっつくのは、偽物の足。 リハビリを重ねれば歩くことは出来るのでしょう。
ですがもう、兄と並んでテニスをすることなど……とても]
(229) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[学校には行かなくなった兄の代わりに両親が目をつけたのは、妹(わたし)。 その日から私はたくさん可愛がられました。 たくさん、たくさん、与えられ、見返りを求められるようになったのです。
そして、たくさん、たくさん、兄からも、与えられるようになりました。
化粧を剥ぎ取った私の顔は、 兄とよく似ていましたから。
髪の毛を伸ばして、化粧をして、スカートを履いて、そうしたら、 ちっとも、あなたに似ていないでしょう、と。
それでも、終わることはありませんでした]*
(230) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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─回想:ひみつ─
そうだね。それに決定。 しばらくは友だちと青春を謳歌するつもり。 ……こんな風にね!
ドラマにしかいないからみんな好きになるんじゃない? でも、本当空から落ちてきたらいいのにね。
[叶うわけがないと自覚しながらの夢物語は好きですよ。 自分の理想だけを詰め込んだ偶像に恋い焦がれることも。 だって、深い部分を知らなくていいんですから]
(231) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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あったよぉ。 ほら、最近みんながハマってる曲! 『わかる〜』ってみんな言ってた。
裸、かぁ。 相手が何を望んでいるかは、分からないけど、無理して作らなくても一緒にいて楽だとか。 ………そこまでいけたらなぁ。 妥協、なんかせずに、ね。
[身体と心と。 私は生憎と前者はまだ階段を上る前ですから。 案外幼い思考は精神的なつながりをピックアップして、夢を語ったのです]
(232) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[だけれどもし私が今ここで制服を脱いで、入間 悠はこういう人間です! なんて天ヶ瀬 ささらに告白したら、どうなるでしょうね?
絶対の保証はないんじゃあ、ないでしょうか。 ですが、保証がないこの関係が私には心地よかったのです>>148
この関係を綺麗と呼ぶか歪と思うかは自由でしょうが、 綺麗だとか、可愛いだとか、似合うよ、だとか、外面の賛辞を行うより、こうして向き合って喋っている方が、気楽です。
どうしても、女を、男を、意識した時。 取り繕った仮面の下に隠されたほんとうの私を意識せずに済むから。
だから、私を隠してくれる、衣装はだいすき。 それを手掛けてくれたあなたたちには感謝が尽きないのです]
(233) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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私も進路なんて考えられてないよ。 進学しよっかなってくらいだけど。 でも、ささらちゃんとつばさちゃんが作ってくれた衣装は好きなんだよね。 次回作が見られたら幸せだけど。
[だから見えたラインはこうして塗りつぶしてしまいましょうか。 噂好きの女の子たちに教えてあげられる言葉を作るためにも]
本当? じゃあ、聞いてきてもらおっかな! 可愛く見られたらちょっとは成績上がてくれる…かもしれないし?
あ、他の子には秘密ね? 成績、抜け駆けしたと思われちゃう。
[ふたりの間にやましいことなんてなさそうだよ、私もお願いしたし。 なんて、ね]
(234) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[告げたって噂なんか話している誰かさんたちが飽きてしまうまで続いてしまうものが多いのですけども。
こうして、共犯、めいたものを結んでおけば何か役に立つかもしれませんから]
気になる人のために努力は欠かせないしね。
[冗談めいた言葉一つ。 理想的なプロポーション>>1:39を維持している友だちに笑いかけました。 ただ、それだけ。
ひみつ。ひみつ。 ひみつの、おはなし]*
(235) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[>>188 ブレザーを取ろうとしたその時、 非難めいた声が一音と、 大和の慌てた声が聞こえてきた。>>220
え、って思ったけど、 その時にはもうその下を見てしまった後。
でもさ、マネキンじゃん?って思ったけど、 入間が言うのは叫んだ水野を追いかけて そんで見つけたのがコレ、らしい。>>190]
水野の……?
[代わり、なんて。 通はそんな事を言ってたのか]
(236) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[その現場を直接見ていなかったせいか、 どうも、信じきれなくて。 だってこれは水野じゃないじゃん。 水野に姿かたちは似てるけど、人形じゃん。
ただ、足元に広がる、血みたいな色して、 血みたいな臭いをさせてる液体は、 人間のものっぽくて。 皆の顔色が悪い事は本当で。
だから、ただのマネキンだろって 一蹴することは出来なかった]
(237) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[那由多の叫び>>206も健士郎の話>>213も 黙って聞いていた。 大和も分からないって調子で首振ってるし。>>221
このマネキンが何なのか。 判んねェけど、でも、]
水野じゃねェよ。 こんな人形じゃなかったろ、水野は。 誰かの悪戯だって。
[>>207 困ったような顔で言う那由多に、 なぁ、って呼びかけるようにして。
チラッ。ブレザーが掛かったマネキンを見る。
あんな変な関節してなかったよ、水野。 あんな折れやすそうな腕でストレート放ってなかったよ]
(238) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[でも、みんなバラバラに去って行く。
たった一体のマネキンが現れただけで、 さっきまで教室に、一緒に揃ってたのに。 なんだか途方に暮れたような気分になって。
ふと、高い背に視線を向けた。>>216]
健士郎、俺も行く。 一人で寝袋運ぶの大変だろ?
[健士郎はデケェけど、 流石に11人分を一人では無理だろ。
だから、その場を去る背に追いつくように、 小走りでトントンと付いて行く]*
(239) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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―2F階段近く廊下―
[昴とは先程、あんな別れ方をしてしまった後でしたから、私の中にも一抹の緊張感は走ります。
何を言えば彼を怒らせないかしら。 ちらりと、様子を伺って。 彼が発した言葉。興味を向けたものは>>201]
そうだね。迷子になるわけなんかない。 ただ、途方に暮れたみたいな顔してたから。
[軽く言葉を投げつつ、ちらり。 彼の手に残る赤。 それは私の上履きにもついているものと、よく似たもの]
(240) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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私にも、分からないの。 ただ…3F渡り廊下に、つばさちゃんとよく似た、マネキンがあってね。
この赤いのが、たくさん。 マネキンから血なんか出るわけないからさ、血糊だとは思う。
悪趣味ないたずら…じゃないかな。 でもほら、見てて気分いいものじゃないから、片付けに教室に戻ろうかなって。 タオル、あるし。
[実際はあの赤が血なのか、血糊なのかは分かりません。 鉄錆の独特の臭いは、どうしても血液を彷彿させましたが、それを彼に伝えてどうするというのでしょう。
むしろ追い込むだけのように思えます]
(241) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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私はこれから教室向かうけど、どうする…? 昴、具合悪いなら保健室、行く?
[上階に向かわせる対案だけは一応避けて質問を。 彼から何か反応はあったでしょうか]*
(242) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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― 回想:ネル先生との時間 ―
「そもそも裸が恥ずかしいのって、どうしてだと思う?」
[ポーズひとつ取ってもガチガチに固まっていた、ヌードを初めたばかりの頃のこと。 緊張を解すための先生の雑談が飛んできた。]
どうして、って、 変な目で見られるから……?
[モデル台の上で斜めに体を傾けて座った、比較的楽な姿勢のわたしは首を捻る。 物心ついたら服を着るのが当たり前であり、それに疑問を持つことなんてないわけで。 いろいろ思いつく理由はあるけど、難しい話はよくわからない。]
(243) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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「まず衣服の役割のひとつは、気温や日差しや乾燥から身を守るためのものだ。 じゃあ、その危険がない時なら構わないと思わないかな?」
いやいや。 だって、やらしい目で見られたり、するし。
「同性だけの時は、どう?」
その時は……。 他の子と比べて、体つきがどうこう言われるのとか、やだし。
(244) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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「それが、まずひとつ。」
え?
「裸ってのはいわば、“何も隠していない無防備な状態”ってこと。 逃げ道がない、人の個性そのものなんだ。 それを攻撃されるんじゃないかという不安を抱えることを、本能的に避けたいんだ。 だから、恥ずかしいって思うんだ。」
はあ……。
[わたしの体。わたしの個性。 それを守って生きている自覚は、言われてみれば、思い当たることばかり。
普段もそうだし、今もなお、こうして全裸でいる今もなお、 毛の処理が甘くなかっただろうかとか気にして、先生に笑われたくなかったし、 化粧で消した小さな古傷やシミの跡とか、 そういうのに触れられたくないなって、思っている。]
(245) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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/* これ、大和-三星が一緒に行動してて、 上須賀-能久がまだ一緒だったら、 元賀-橘についてかないと、俺見事にぼっち!!! だ!!
(-39) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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「もうひとつは、人間としての尊厳の問題かな。 例えば、遠い昔の話……異なる民族同士での戦争があった時のこと。 戦争に勝った民族は、戦争に負けた民族の王族を捕まえて、 裸にして鎖に繋ぎ、民衆の前に晒したという。 そうして屈辱を与えることで、勝者と敗者の差を明確に見せつけたんだ。
つまり衣服は、身に着けている者の立場の証明に使われた。 だからこそ、何も着ていないことは、情けなくて醜い、恥ずかしい負け犬の姿という、 歴史の通念が生まれたわけさ。」
[王様が豪奢な衣装を着て、高価な冠や宝石を身に着けることにも、同じ意味があってね……と、 先生の話は続いて行く。
続く話は聞くだけ聞いていた。 ハダカを恥ずかしいと感じる理由。人の個性。人の尊厳。
服を着るのが息苦しくて仕方なかった。 だけど、それを脱ぎ捨てたら、わたしは人ですらないのかもしれない。 そんな醜い姿を見せつけて、恥を恥とも思わずに胸を張るなんてできるものか。]
(246) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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「……まあ、だからこそ。 僕ら芸術家は、その有りのままの人間の真実を追求していきたいんだ。 裸は醜いものではなく、美しいものであるとね。」
[わたしの心中を察してか、いや、察してはいないのだろうけど、 先生はわたしに顔を上げさせた。]
「いやあ、頼んでみて良かったよ。 綺麗な体してるから、描きがいがある。」
先生、なんかそういうの、ヘンタイっぽい。
「絵描きはみんなヘンタイだよ。知らなかったかな。」
……あはは。初耳。
「ふぶきも呼んで、2人で並んでアダムとイヴの構図。いいんじゃないか。」
何言ってんの。先生ってば。
(247) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[先生の前では、胸を張って体を晒そうと、この時初めてそう思った。 この人は本気で芸術のためにやってる、立派なヘンタイで、信頼できる兄さん。
絵を描くだけなら写真を撮ってそれを使うだけでもいいはずなのだけど、 写真に残れば拡散の危険性があるから、こうして毎週直接脱ぎに来ている。 学校の美術準備室って、よく考えたらすごく綱渡りな気もするけど。]
「別に、美術部の連中もね、悪ふざけ半分でたまにやってるんだよ。」
[真実か冗談か分からないけど、先生はそんなことを言ってたっけ。 もし変なことがあればすぐさま叫んでいいよって言いながら、笑って先生は筆を動かす。
キャンバスの中の裸婦像は、わたしなのだけど、わたしじゃないかのように見えた。]
(248) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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服を着ても服を脱いでも、 鳥にもなれない、魚にもなれない、花にもなれない、水にも風にもなれない、 ただのホモサピエンスの雌のわたしが、キャンバスの中で変身した。
この時は、まだ。 恋愛に疲れたわたしは、先生の言葉を素直に信じて、救われていたのかもしれない。 いや、誤摩化されていたのかもしれない。
ハダカを見せることは、醜くて、情けないことだということを、 この人の前では忘れることができた。それだけ。]
(249) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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[アダムとイヴは、知恵の果実を食べて、 裸であることが恥ずかしいということを知り、イチジクの葉で身を覆った、という。*]
(250) 2017/03/12(Sun) 22時頃
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/* 歴史の考証とかせずに、聞きかじりの知識と思いつきで書いているので 変なこと言ってたらあれですごめん
悩みに重さが足りないけど、もう考え直すヒマもないから、 あとは勢いで突っ走るしかねえな
(-40) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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/* こういう悩みを書くには中の人の生々しさぱわーがたりない。 つらい
先生のトーク書いてるうちに、悩みがなんなのか自分でもわかんなくなってきそうである今
(-41) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
|
|
― 少し前 ―
[情けない顔でこちらを見上げる昴を見て>>116]
大丈夫だ。 ただの声、幻。 気にするな。
[少し強くそう言って。 肩をつかんだ手の力、一度少し強くして、離した*]
(251) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
|
|
― →廊下へ ―
[那由多の後を追っていけば、 そこには古辺がいて。 その制服は赤黒く濡れていた。>>117
こちらが何を言うよりも先に昴が駆けていくから>>129 じっと、離れたところから古辺の様子を見る。 けがをしているわけではなさそうだ。 それならその色は…]
……上?
[水野のいる場所。上。それとその血の色。 "平気だ"と、"俺は"と古辺がいう。>>162 つまり、平気ではない誰かがいるのか。 駆けていく那由多を追わずに、 去っていく古辺を見送って そして、そばにいるままの幼馴染を見やる*]
(252) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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|
― 2F階段近く ―
本物なんじゃねーの。 錆びくさい。
[古辺が残して行った鉄の匂いに顔をしかめる]
昴、お前その手洗って教室戻っておけよ。 俺が3階確かめて……
……入間か。
[いいかけたところにぺたぺたと濡れた足音>>200 やはりそこここに見える赤色に 小さく舌打ちが漏れるのも仕方がなかろう]
(253) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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|
[―――夏。 ふらっと帰ってきたあお姉は華奢な人になっていた。
いなくなる前から長身で細身だったんだけど。 手足はやせ細って肌は病的に白く、 虚空を向いてぽつんと立ち尽くしていたのを見た時には、 精巧な人形を見ているような気分にすらなった]
(254) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
|
|
[「血糊だとは思う」
そう、強がりながらも。 背中に投げかけられたあの言葉が、私の頭の中からは忘れられませんでした]
(255) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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|
―少し前:3F渡り廊下―
血糊かもしれないじゃん。
[だけど、断言出来なかったのは。 その言葉>>205を否定するだけの証拠も、なかったから。
そして、私も、本当は。 これが、血糊なんかじゃなくて、血であることくらい、分かっていたから。 だけど、じゃあ、誰だって言うんでしょう。
背中を突き刺すような声>>206は、私の心臓をそのまま、突き破って、 どくり、どくりと、膨らんだ血管の音が鼓膜を叩きます]
(256) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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[でもあお姉は人間だ。 手首を切れば血が流れる。
あお姉の手首にはそういう傷がいくつもある。
喧嘩するだいぶ前、どういう風の吹き回しだったか、 切ってるところを目の前で見る羽目になったことがある。
いつもはぼんやりしてるか憂鬱そうな表情をしている癖に、 うっすら笑いながら流れる血を見て「綺麗でしょ?」って呟いてた]
(257) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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|
[ ―――綺麗なわけがないじゃない。
だから、それ以上、 ]
(258) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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………ちがう。
[私は、何に対してそう言ったのでしょう。 振り返りませんでした。 だから、那由多がどんな顔>>207をしていたのかも、分からないまま]
ちがう…ちがうったら、ちがう。
コレがつばさちゃんだとしたらどうしてこんな、…ひどいことするの?
………私には、分かんないよ。
[瓦解していくものは何でしょう。 私が信じてきたものは一体。
逃げるように、階段を降りていきます。 だからその後の声>>213も、何も、私は知りません]*
(259) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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[どうにも変だ。 ここにいるのは壊れた人形のようなひとではなく、 クラスメイトのようなマネキンなのに、
那由多くんが、マネキンの胸に刺さったままの包丁に手を伸ばした瞬間、>>178 思ってしまった。それ以上汚さないで、と。
思いはしかし、言葉にならず。 ダメでしょ、と言ってくれたのははるちゃんだった。>>191 それが正常な反応だと思った。 ちょっと前の、傍のちよちゃんの咎めるような口調も。>>223
でも、これが果たして正解ではあったんだろうか。 結局、みんな思い思いに意見を口にして、 思い思いに別の場所へと立ち去っていく。 これじゃあ助け合いも何もない]
(260) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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/* わー橘来てくれたーと喜ぶのと同時に何の話題をどう振るべきかで割と思考停止
(-42) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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/* ところで自分の中で校舎村での寝袋探しといえば登山部部室みたいな印象があるんだけども今もそうなんだろうか。ここ2村くらい参加してなかったから…
(-43) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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― 回想:文化祭の空き間 ―
[随分と元気よく手を振って出迎えてくれる 三星に俺も笑って手をブンブン振り返した。>>94
手渡されたチョコバナナは チョコレートの上にカラフルな粒々が乗ってて、 一口食べれば程よい甘さが口の中に広がった]
いやいや、大丈夫だって! だって同じクラスメイトじゃん?
給仕の俺が言うんだから、 あとでキッチリ運んでやるよォ。
[遠慮するような物言いの三星に、 空いている左手で親指を立ててニヤリ]
(261) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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[三星は俺を「りーくん」と呼ぶ。 俺はその気安さが好きだった。 だけどなんで笑われてるかな?>>95
―――― この時の俺は知らなかった。
あの日、水野に右ストレートを喰らった瞬間を 写真に収められ、あまつさえ他の奴らに 天ケ瀬の手によって広められていることに……>>0:189]
(262) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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[しかしそんな事は知らない俺は、 自分の根城に戻って昴に三星の件について報告した。 キメ顔で、左手の親指を立てながら。
そしたら苦笑いしながら額をつつかれたので>>1:324 許せよォってケラケラ笑った。
最初から責められるなんて 微塵も思っちゃいなかったけどな!]*
(263) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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── 回想:2年 秋 ──
[ なあ って、名前を呼ばれて>>177、
俺は、心の中で数字を数えるのを中断して、 声のしたほうに、視線をうつす。
まさか、声をかけられる など思っていなくて、 集中していた作業を中断されたみたいに、 目を 瞠って、鬱陶しそうな前髪の奥を見た。
時計、何秒見つめてたっけ? ……まあ、いいや。]
……んだよ
[ って、小声で、答える。 まるで、講演に飽きた態度の悪いガキみたい。]
(264) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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[ 古辺は、笑っていた。
俺は、笑えないまんま、 担任に見つかったらウザいな とか、 そういうのを装うように、不機嫌そうな顔。
嫌だな と、思う。 ふたり の会話じゃ、曖昧に、 「あー」とか「うん」じゃ、ごまかせない。
興味本位 みたいな言葉は、 往々にして、刺さる というより、 緩やかに首を締める真綿のようだな。
まるで他人事 の話題のくせに、 俺は、冗談めかして、あしらえない。あしらいたく ない。
それに、]
(265) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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[入間の説明>>241で、ようやく先ほどの古辺の話が理解できた]
そういうことか。 古辺の話じゃよくわかんなかったが。
[つまり、この世界で、水野が死んだってことだろ。 さすがに隣の幼馴染に聞かせるわけにいかない そういう結論は飲み込んで]
片づけるなら手伝うか。
……昴はやめとけよ。 お前はそういうの見ない方がいい。
[入間に申し出つつ、 昴のことは止めていた*]
(266) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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[ 前髪の下、薄っすらと覗く眸は、笑っていなかった から。]
(267) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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[ 俺は、数秒。視線を彷徨わせたあと、
マイクを通した講師の声にかきこされそうな、 小さな声で、押し殺したような 声で、問う。]
……それ聞いて、おまえ、どーすんの?
[ そういう会話って、愉快ですか。そうは見えませんが。
影になって、よく見えないその眸は、 一体、何の感情を浮かべているというのだろう。
質問に質問で返すやつって、ウザいよな。 と、思いながら、淡々と言う。]
(268) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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知ったところで、当事者以外には、 無価値な、ただの数字でしか、ないんじゃねーかな *
(269) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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―2F階段近く廊下>>240―
[入間に対して、気まずさがないわけではない。 自分が悪い、と思っている、けれど。 あまり立ち回りが器用な方でもないので――理一みたいに、上手く笑顔で和ませることもできない。]
……、そんなかお、してた?
[眉を下げて、笑った。 きっと情けない笑みだ。 >>251――気にするな、と堆にも、謂われたのに。]
……――、マネキン……
古辺が、謂ってた、けど ……血糊血、そう……、
[掌についた血を隠すように握り締めて、ポケットに入れた。 >>253本物なんじゃねえの、と幼馴染が言っていたことは飲み込んで。嗚呼、だって、確かに、鉄くさい。]
(270) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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しないって。 そういう趣味無いし、―― ただ、 "いいのかな"って 聞きたかっただけ。
[ それだけだって。 疑問符を浮かべる天ヶ瀬には、そう答え>>227。 血を垂らしながら 保健室の手前で、 中へと入って探す彼女を見送った。
とはいえ、 扉は開きっぱなしだったから。 動いている背は見えているわけで。 ]
(271) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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―― 天ヶ瀬って よく 人の目 見るよな。 ……隠し事してたら みつかりそ。
[ 袋を受け取るとき。 お礼のあと ちょっとした冗談みたいに。 ぽつり 呟いた。 ]
(272) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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―回想:チョコバナナとお化け屋敷と―
[もう少し早く訪れれば理一と会うこともあったのかもしれませんが、 コマドリのシンデレラタイムは限られていますから、ミスマッチも上等]
それは私の奢り。 いつも頑張ってお仕事してくれてる莉緒ちゃんへプレゼント。
[その瞳>>96にウィンクを。 演劇部の王子様を真似たポーズもしてみました]
おそろい。こんなのじゃなくて、今度は何かアクセつけよーよ。 莉緒ちゃんは何色が似合うかな。赤かな。
手首に巻きつけるブレスレットとか、髪飾りとかね。
[お揃いのチョコバナナをもしゃりつつ、私は上機嫌に鼻歌を口ずさんで。 その後死守した自由休憩中は莉緒ちゃんを迎えに行って、色々回りましたね。
その中にはハンド部の出し物もあり、少し寂しい気持ちも湧きましたが、トリを決めたのはおばけ屋敷]
(273) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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莉緒ちゃん、私さ。 こわいの、ほんと、ダメなんだ。 特に、血とか、ほんと。
[片言の言葉で彼女に寄り添いつつ阿鼻叫喚の時間を過ごしたことでしょう。 出口にたどり着く頃私はえぐえぐと泣いていましたが、彼女はどんな顔をしていたでしょう。
少なくとも付き合ってくれた彼女に私は大層感謝をしていて]
莉緒ちゃん…?莉緒様……?
[呼び方を変えようか。 その時に、莉緒、と呼び始めました]
助けてくれて、ありがとうぅ、莉緒ぉ…。
[文化祭の、記憶]*
(274) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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[ 前髪は、 裸を隠してくれる服のように 俺のこころを隠してくれるのでしょうか。 脱ぎ捨てれば、切ってしまえば、 まっさらな気持ちで相手に向き合えるのでしょうか。 俺自身も 実のところ よく分かっていません。
だってこれ、隠すために長いわけじゃあ なくて そうでは、…なくて* ]
(275) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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/* お化け屋敷で血……うーーーーーん?
「血糊だからだいじょうぶ」って涼しい顔してるぞ脳内の莉緒ちゃん
(-44) 2017/03/12(Sun) 22時半頃
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―2F階段近く廊下>>241―
――いたずら。 でもだれが。
そんなこと、するやつ おれたちの、なかに、…いない、よね…?
[誰かの心のなか、だとしたら。 どうして。誰が。一体。なんで。 ――すすり泣く声が聞こえる。あれは 誰の、声だ。]
……――、保健室、は、 へいき、大丈夫……ありがと、……
[――寝てなんて、きっといられない。]
教室行くなら、おれも、手伝っ、…
[>>266 静かに止めたのは幼馴染の声。眉尻を下げて、困ったような、情けないような表情で、堆を、見上げたのだ*]
(276) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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/* 俺の幼馴染がどこまでもかわいい
(-45) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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―少し前>>251― [――気にするな、 ――ただの声、幻。>>251
そう、謂ってくれた幼馴染に、小さく うん と頷いた。
手が離れていった後、 つかまれていた肩のあたりを 確かめるように手で覆う。
助けられている。
きちんと謂えなくても、 とても感謝をしている。 だから、]
(277) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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とうさんと かあさんみたいに
どっか、行かないでよ。
(-46) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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/* ・∀・;;;「いやあの目の前であお姉に手首切られて血がトラウマになったりしねーのかって話だけど」
莉緒「本物じゃなければ大丈夫(キリッ」
・∀・「アッハイ」
(-47) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[―――わたし達がやるべきことは協力してつばさちゃんを探すことじゃないんだろうか。
でも、悲しいかな、 そう主張しようにも元気な声が出ないしそもそも時既に遅し。 でも、ちよちゃんには心配をかけたくないから、 どうにか笑ってみせる]
…………、ちよちゃん、わたしも行くよ。 ご飯置いたらシャワー室使えるか確かめて、 寝袋見つかったら教室で寝ちゃう準備もしよう。
(278) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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―現在:2F階段近く廊下―
残念ながら入間 悠なんだよね。
[舌打ち>>253 へら、っと、笑ってご挨拶。 先ほど投げかけられた那由多の言葉が熱かったけど、振り払うように笑った。
昴のそんな顔してた?>>270 そう尋ねる昴の顔はやはり何処か無理をしているように思えましたが]
……うぅん。 いつもどおり、気遣いな昴の顔、してた。
[きっと、こうやって笑みを浮かべることが、先程の気まずさを断ち切ってくれると判断して、いつもの調子で口角を上げました]
(279) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[それでも、そうですよね。 私が自信を持って血糊に違いない!と告げられればよかったのに。 昴の反応>>270には気休めに満たない一言を]
でもほら…まだ、何も分からないうちに決めつけちゃうのは、早計すぎると思う、から。
私だってこの中にいたずらする人がいるなんて…思いたくは、ないけど…さ。
でも、私たち以外、ここにはいないから。
[昴には説明しつつ、理解の早い堆>>266はもしかしたら現状について何か知っているのかもしれません。 ですか今ここで伝えないことに意味があるのでしょう。 言葉は飲み込んで、私は堆の申し出に頷きます]
(280) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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ありがとう。正直、一人じゃ結構キツかったんだ。 他にも教室来る子いるかもしれないから、急いで行っちゃお。
[そうして、教室の方に歩き出そうとしつつ、昴はどうするでしょう? 平気だと言っているのです、ここで無理に連れていく気にもなりません>>276]
(281) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[………ただ、すこし、だけ。 昴と堆が仲が良いのだろうと前から思ってはいましたが。
もし、もし。 堆が急にいなくなってしまったら昴はどうするのでしょう?
そんな、余計な心配の芽が、ひとつ]
(282) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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ねぇ、昴。 昴は、ちっちゃな子じゃないでしょ。 だから、自分で決めようよ。
自分の意志で、さ。
[横から差し出がましい真似をしてしまいましたが、私はそのまま教室に向かってしまいましょう。
後は彼ら自身が決めることですからね]*
(283) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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―少し前>>253:2F階段近く廊下―
本物だったら、… ほんと、マズくないか……事件、だろ…
[水野が消えたという。きえた。 能久は、未だマネキンに包丁が刺さっていたような状況を知らないまま、事件、とだけ謂った。]
……、――うん、…
[確かに、手を洗ってから 戻れとは謂われていた。
握った手をポケットの中に入れてしまったのは、見たくなかったからだ。 嫌なことばっかり 思い出す。*]
(284) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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―現在:2F階段近く廊下―
……そっか、
[血に汚れなかった方の手で、 自分の頬を抓って、>>279 わらった、つもりだ。
笑うと謂うのは、 自分を守る行為でもあるらしい。 だれだったか、多分、ホームルームの雑談で、皆方先生が謂ったのだ。今、そんなことを思い出すなんて。
それでも、入間が笑ってくれたことで、 怖がらせたろうか、という恐れは少し消えた。]
……入間さん、さっきは、…ごめんね、怒鳴って
[だから、今だ、と思って謝罪を差し込む。こんな時、ではあるけれど。]
(285) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[答えの出ない現状に蓋をするように、 “つばさちゃんじゃない”マネキンから目をそらす。
何もかも手の込んだいたずらで、 実はつばさちゃんもそれに一枚噛んでて、 教室で待ってたら「ごめんね」なんて言いながら戻ってくる。
―――そんな馬鹿げたオチでもいっそよかった。 つばさちゃんがどこにもいないと認めてしまうくらいなら*]
(286) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[>>272それを、待っている古辺くんに渡そうとした時、 返ってきたのはお礼と、ひとつの呟き。 ああ、と肩を竦める。]
なんか隠し事でもしてるの。 なんて。……癖だからね。ごめん。
[服が嫌いなわたしは、必然的に、人を見る時に判断する時に目を覗き込む。 目というか、顔というか。表情も含めて。]
別に、見つけようってつもりも、ないけど。 嫌なら見ないようにする、から。
[その人が“服を着てる”かどうか分かったとしても、 踏み込むラインはしっかり定めているから、許してほしい。]
(287) 2017/03/12(Sun) 23時頃
|
|
[でもね、今は。]
……古辺くんは、さ。
ここから出たいって、思う?
[この精神世界が、この中にいる誰かのものなら、 踏み込まないまでも、それを探ろうとしてしまうことくらいは、 ……許されるかな。ダメかな。*]
(288) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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ああ、ありがとう。助かる。
[正直一人では人手が足りないだろうかとは思っていたから、橘がついてきてくれた>>239のは有り難かった。 一度止まって彼が追いついてくるのを待ってから、二人並んで渡り廊下を抜け、1階の方へと歩き出す。 廊下を歩きながら、もしかしたら水野がいるんじゃないか、と思って辺りを見回したり、教室の中を少し覗いたりもしてみるが、自分達以外の人の気配は無かっただろう。]
(289) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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/* あ、しまったすっぽぬけた!
(-48) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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―現在:2F階段近く廊下―
――うん、そうだね、 ……そう……だ
[>>280 溜息が重い。 見ても居ないのに決めつけてはいけない、そう、振り払うように息を噛み殺す。情けない。]
保田はうえ、行ったけど、 ……ほかの みんなも…居るの…?
[>>281>>283 躊躇う足先を、蹴とばすような一言。 一瞬、鳩が豆鉄砲を食ったような顔が見えたはずだ。]
(290) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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……水野は居ない、か。 そのうち、ひょっこりと出てきてくれればいい、んだけどな。
[そんな希望的観測を口にしながら、少しだけ、橘の表情を窺ってみる。 彼は……先程の渡り廊下でも、そこまで強くショックを受けているようには見えなかった。あくまで、他の皆と比べれば、だが。 よく笑っている彼は、今日の、こういう奇妙な、不気味な状況で、果たして何を思っているのだろう。 それが、少し気になりはしたけれど、どう聞けばいいのかも、聞いていいことなのかも分からなかったから、]
(291) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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寝袋、登山部……とかに行けばあるだろうか。 人数分、ちゃんとあればいいんだが。
[その時、そんな無難な言葉しか出せなかった。 ああ、こんなことで。こんな、中途半端で、弱気で、優柔不断な自分で。 あのメールの差出人を救うことなんて、出来るのだろうか。 放送室で、ここが誰かの精神世界だという話を聞いた時、誰がメールの差出人なのか探して、悩みを聞いた方がいいんじゃないかと、そう、思ったはずなのに。]
(292) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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― 回想:朧げな秋の話 ―
[眠てェ。
って、その時の俺は机に頬杖付きながら 話を聞いていた。聞いていたつもりだった。
保健の授業だってのに わざわざ外部から講師を招いての、授業。
内容はほとんど忘れちまったけど、 その数値だけはリアルだったから覚えてた。
二十人にひとりは同性愛者だって。
へー、だったらウチのクラスにも 二人くらいはいンじゃね?って、 話半分に、他人事でボケボケっと思ってた]
(293) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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そう。
[>>271何に遠慮しているのか分からないけど、 まあ、誰も着てない制服の着替えを持っていくだけなら、 何とも思わないよっていう、女子の率直な感想。
棚を探れば、替えの制服はすぐに見つけられた。 複数あったけど、もちろんどれも全く同じデザインをしていて。 やっぱり囚人服みたいだよなあって思う。
男子用が1着、女子用が1着。 手早く取って、次は袋を探して、それに詰める。]
/* 埋葬。 >>287の前に落とすはずだったやつ。
(-49) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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…っ、…わかってる よ、
[子ども扱いに聞こえて、 同級生なのに、と少し頬に血が上る。 ちゃんと決めてる。 起こしに行ってることだって、 好きでやってることだ。]
……タオルもってくくらいは 手伝うよ……
いい?
[それでも、気遣ってくれた幼馴染にそう、訊いてしまったのは――能久の与り知らぬ>>282、入間の心配の芽をまた育てることになったかも、しれない*]
(294) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[まァだ、終わんねェのかなァ。 そっかそっかー、って、 大あくびして、それから時計を確認した。
まだ終わりそうにねェなァ。
うつらうつらしかけた頃、 隣の席の那由多が俺と同じように欠伸して、 それから時計を見ていた。>>0:43
ああ、お前もか同志よ。
仲間を見つけた俺は 早く終わってほしいよなァって 聞こえもしねェのに心の中で語りかける。
それから通が那由多に話し掛けていたけど、 その時にはもう居眠りしてたから、 その事には気付いていなかった]*
(295) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[―――でも
こどもだと、
どうしようもないことも、
あるらしいって知ってる。
――知りたく、なかった*]
(296) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[止めればこちらを見上げてくる幼馴染>>276]
そういうの苦手だろ。無理すんな。
[そういって子どもにするように頭を軽くたたいて、 入間の言葉>>281に]
わかった。
[とうなずいた。
急ごうと踵を返して教室に向かおうとすると 入間が昴に声をかけていて>>283]
(297) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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[――このままではすべての……]
(298) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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[思い出す。結果をつげる、医者の声。
乱暴に髪をかきあげて、 教室に向かって今度こそ進み始める]
好きにしろ。
[こちらをうかがうような昴の問い>>294に ぶっきらぼうな答えを返して**]
(299) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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――登山部部室――
[そんなことを悶々と、悩みながら歩いていたものだから、 登山部の部室について、寝袋を探して確保しつつ。]
……橘。お前、今……悩みとか、あるか?
[唐突に、そんな言葉が、口から零れだした。 勿論、彼がメールの差出人で、この精神世界の主……ホストだと見当をつけたとか、そういうわけでは全くない。 ただ、自殺をしようとした仲間を全く探そうともしないことへの漠然とした不安感。それを無くしたいと思った結果、 たまたま近くに居た彼にその疑問が飛んだ、というだけ。 そして、口に出してしまってから、少し慌てて、]
いや、勿論、ないならそれでいいし、たとえあっても話したくないとかなら、それで構わない、んだが。
[と、少し慌てた様子で付け加えただろう。 人には話せないような、踏み込んでほしくないような悩みもある。それを俺は、よく知っているから*]
(300) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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── 現在:3階 渡り廊下 ──
[ 茶化す みたいな、 きっと、場の空気をよくしようとか、 そういう意味もあったはずのセリフ>>222に、]
── 那由多 も って、なにそれ
[ そう、半笑いで返したのが、 せめて、意図したとおり、どうか、 からかいの言葉に照れてる とか、 そういう風にうつってればいいんだけど。
フツウ じゃないか。そうか。 それとも、フツウ のこと、したのが、 俺だから、って話だろうか。ウケる。嘘。
笑えねー。]
(301) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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── 回想:お勉強会 ──
[ 大和さんが混ざってくれるの、嬉しかったよ。
お手製のプリントを二種類。 平均ギリギリ取れるなら、コツとか、 そういう方向でいくべきなのか とか、 そういうこと考えながら、つくるのだって、 バカ用に合わせるより、断然面白いしさ。
お菓子とか、食べながら、 友達と勉強会 って、いかにも高校生って感じで、 点数の変化に、一緒になってはしゃげんのが、 楽しい 嬉しい。
それに、変な話 だけど、失礼を承知でいえば、 ”女子”がいてくれるほうが、楽だった。]
(302) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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##
怖いのは、ただ、 いつか、俺の正体を見透かされ、 ”消費された”と思われること。
きちんと、友達 で、いたかった。
なあ、男女の友情って、成立すると思う? って、議論は、どうして成立すると思う?
##
(303) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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[ シェアが苦手 というより、 おまえらだって、そんな、当たり前に、 女子とジュース回し飲みしたり しないじゃん。 クリームものとかさ、特に、無理って感じ するだろ。
別に平気だろって思ったやつは、黙ってろ。 そういう特権階級の意見は聞いてねえ。
だから、スナック菓子を皆でつまむ なら、歓迎。 一本のジュースを口つけて回し飲み とかでもない限り、 平気な顔して、差し入れの飲み物>>1:111、飲みながら、 英文をなぞって、単語を拾い上げて、笑って。
単純に、英語 というか、語学、好きだ。って、 多分、苦手意識を持つやつの気が知れなくて、 ふたりの前で、言ったこと、あったと思う。]
(304) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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[ 最初は、なんかさ、英語でいい点とると、 家族で海外旅行できるーとか、 父さんがはしゃいでて、面白かっただけだった。
さすがに、高校のクラスメートに、 そんな話するのは、恥ずかしくて、言わなかったっけ。
……それに、今は、]
いつか、どっか、遠くに行きたくなっても、 英語、できたら、どこにでも行ける気がする
[ だから、勉強しておくにこしたことはないんだ って、 そんなこと言いながら、また、和訳を書き連ねて。
フツウに、仲良くできてた 気がする。してた。]
(305) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
|
|
##
男女間の友情は成立するのか。 という議論は、なぜ成立するのか。って?
そこに性欲が伴う可能性があるから。
って、俺ならば、答えるんだけど、 ついでに、上の質問にも答えるなら、多分、YES。
……って、気がしてた けど、さあ。 そうじゃなきゃ、俺はどこに立ってりゃいい? って、思っても、いたけど。
俺じゃ、わかんねーや。
##
(306) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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/* 1回ロル返すだけでなんだかすごく時間かかるし労力を使ってるのすごく村のブランクを感じる……でも楽しい……時間かかってしまうのは申し訳ないけど……
(-50) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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隠し事なんて、 …誰だってあるもんだよ。 [ でも 嫌じゃあないから、って やっぱり血を飛ばしながら、手を振る。
そのまま袋を受け取って、 …そう 世間話みたいに それで終わるつもりだったんだけど。 天ヶ瀬は 言葉を続けていた>>288。 ]
(307) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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[ ―― 多分。 不意を 突かれた みたいに。 隠れた瞳は、少しだけ見開かれた。 そういう動きをしたな、って 自分の身体の感覚。
もしかしたら 前髪の向こう。 彼女にも見えたかも知れない。 ]
(308) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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― ×月×日/いつだろ ―
多分、×日目。 日記付けて正解だった。 まだここから出してくれない。 …冬休みなんて早く終われば良いのに、 地獄みたいだ。
(309) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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―― 出たいよ。
(310) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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[ 彼女への返答は、 きっと何時になく、はっきりとした もの。 ]
(311) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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|
―― 俺 "こういうの" …どうにも嫌いなんだよね。 だから まあ 出たいけど ……いっこ、気になってて さ。
[ 更に質問で返すって、 果たしてどうなんだろうか。 それでも ほら。 こういう話が出来る相手なら、 聞いても いいだろ? ]
(312) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
|
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……なんで閉じ込めたんだと思う? 俺たちを、ホストって やつは。
[ 答えが分からなくても、それでいい。 正解 でなくても、それでいい。 ホストの正体よりも、なによりも。 …もしかしたらホストが 自分だったとしても。 きっと自分の興味は、其処に有った。 ]
(313) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
|
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── 現在:3階 渡り廊下 ──
[ 諭す。
ように、元賀が丁寧に言葉を紡いだ。>>213 多分、それは優しさで、俺は口を噤む。 良い方に、って、なんなんだ。よいほう。 まだマシなほう。
だけど、わかってる。それが正しい。
現に、やめて と大和さんが言って、 入間もやっぱり、否定の言葉を返した。 怒っているようだった。俺の選択は、間違いだった。
だけど、俺は知ってるんだって。 少なくとも、これは血糊なんかじゃないし、 まだマシって、ベストではないベターを選んでも、 結局、どーしようもないんだって。]
(314) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[ あ、うん。それは俺の話だった。]
(315) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[ 明らかに、俺が間違っていて、 なあ と、呼ぶ声>>238が、トドメ。 1 対 皆で、あまりにも俺は明らかに間違っていた。]
………… ごめん
[ 水野みたいなカッコのマネキン。 そいつを見下ろしたまま、 声だけは、皆に向けたつもりでは、あった。 ごめん って思ったのは本気で、 これは、水野じゃない。ってことに、した。俺も。
皆が、立ち去っていく。 ばらばらと、散ってく。消えてく。
俺は、ぼーっと、突っ立ったまま、 もうしばらく、水野みたいな 水野ならざるもの を 見てた。*]
(316) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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/* めっちゃめんどくさい感じのあれですが、 単純にPLがトロくて、ついていきそこねた男の図です!!!
(-51) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[頬をつねる>>285 これは昴の癖なのでしょうか。 それとも笑う為の術なのでしょうか。
分からないけれど、同じ行動をしていると親しみやすくなる、だとか。 そんなこと教えてくれたのは誰でしたっけ。
思わず、私も昴の仕草を真似て、にっこりと]
私も、ごめんね。 驚かせてしまっちゃって。
[非がどちらにあろうと、謝っているその言葉を否定しては気も晴れぬかもしれません。 素直に受け取って、両成敗ということでどうでしょうか。
そうすれば、元に戻れるでしょうか。 背中の熱はすこしずつ冷めてきていました]
(317) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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うん。クラスの子の何人かは。 でもやっぱり、チャイムが鳴る前まで教室にいた子しか、いないよ。
[他のみんなも>>290 名前くらいあげることはできますが、そうすればそこに訪れなかった昴が気まずい思いをするかもしれません。
そこは曖昧に誤魔化すことにして、さて、どうしましょうかと言ったところで、堆を見上げる昴が見えたのです]
(318) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[堆は、いつもなんだかんだいって拒んでいるようには見えません>>299 頼み込めば渋々受け持ってくれているような印象を私は抱いていました。
それに案外彼も優しいのです>>297 登校時、私が彼に軽く叩かれた頭を触っていたら、ちらっと視線を向けていてくれてましたから。
昴も昴で一生懸命で。 特別仲が良いわけではなかったかもしれませんが、誰にでも分け隔てなく優しい姿は文化祭で見ていましたから]
わかってるなら、いいんだけど…。
[余計な横槍とは自覚しつつも、まるで親の顔色を伺う子どものような仕草>>294には、瞳を細めました]
(319) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[その仕草が、すこしだけ、先程の私を思わせるよう、だったのです。
ちょうど、このように堆と昴がいて。 その時、私の手は温もりに触れていましたが、自分の意見すらもふらふらして、甘えていましたから。
自分を守れるのは自分だけとわかっていながらも、甘えられる存在があれば、いくらでも蜜を啜ろうとする、その本懐。
それでいざという時、一人で立てるのなら良いのですが。 私は、……こうして、何かをしていないと気が紛れそうにないもので、動いているだけ]
(320) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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/* あと24時間……
(-52) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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決まった? でも、本当に無理なら我慢せず、休んでていいからね。 じゃあ、行こっか。
[一区切りつけば揃って教室へと向かいましょうか]*
(321) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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/* 人間が入間に見えてずっと入間がマネキンになるわけないと言われているのかと。
(-53) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[>>307嫌じゃないなら続けちゃうけど。 肩を竦めて、彼の振った手から血が飛んだのを目で追った。
わたしの質問を受けて、驚いたのかな。 >>308前髪の向こうの表情はよく見えないけど、一瞬だけ変わったような気がする。]
……そう、だよね。
[>>310この上なく明確な答えが返ってきた。 それに少しも濁りがなくて。印象論だけど、古辺くんは違うのかもって思った。 ホスト自身が作り出した校舎だもの、ホストは出るのを躊躇うような場所なんじゃないかなって、そう思うから。]
わたしも、出たい。
[——というか、]
(322) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[わたしは出たくなくとも出なきゃいけない。
って、ぼんやりと、そう感じている。]
(323) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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わたしもちょっと、ここにいるとイラついちゃって。 笑い声に、泣き声だし。 止まんないし。
[それをどちらも求めたことはないし、 聞いた記憶もない自分は、たぶん違うんだろうなって、思うもの。]
閉じ込めた理由……か。
[>>313それを聞かれるのは別に構わなかったから。 わたしも知りたいし、わたしの考えでよければ、少し考えて口を開く。]
(324) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[>>289 付いてくっつったら、 健士郎はちゃんと追いつくのを待っててくれた。 助かるって言われたから、任せろよォって、笑う]
水野〜、みずのんどこ〜? 悪戯なら趣味悪ィぞォ。 悪しゅみずのんって呼ぶぞ〜。
[その道中、消えた水野を探して、 健士郎と一緒に他の教室探したり、 声かけたりしたけど、水野は見つからねェ]
そだなァ。 どこ行ったんだろなァ。
[>>291 ひょっこり出てきたらどうしてくれよう。 「悪戯上手すぎかよ!」って笑いそうな気がする。俺は]
(325) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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みんなにも、自分の気持ちを知って欲しかった。 ……とか。
[ホストの気持ち。 それが“苦しみ”とか“悲しみ”とか、はたまた“希望”なのかすら、分からないけど。
>>1:0「みんなと同じものになりたくて、死んでみようとした」ホストにとって、 わたしたちは、必要だったということで。
あの文化祭を電飾で塗り潰したような、この校舎は、 何を訴えかけているんだろうか。*]
(326) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[その時、ふと、健士郎の方を見遣ったら、 こっち見てたから、「なァに?」って言いたげに、 にぃって口角を持ち上げる]
だいじょーぶだって。 足りなかったらサ、 保健室のベッドも使えばいい。
[>>292 健士郎は、控えめだけど ちゃあんと見てるところは見てる。 縁の下の力持ち、ってカンジ。 そーじゃなきゃ、庶務なんて務まらねェもんな。
心配そうな健士郎に けら、って笑って、それから一階まで下りる]
(327) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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/*
あくしゅみずのん
(-54) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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― 登山部部室 ―
[今度は一階の渡り廊下を、部室棟に向かって進む。 その道中、窓を開けてみようとしたけど、 鍵を外してもびくともしなくて、諦めた]
おお、寝袋あンじゃん。人数分足りそ?
[さっすが登山部だ。 ちゃんとした物が、ちゃんと置いてある。
それを手にしながら数を数えている時、 健士郎に名前を呼ばれて振り返った。>>300
悩みはあるかって聞かれて。 ぱちぱち。目を瞬いて。 それから慌てた様子の健士郎に、けらり、笑った]
(328) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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なァんだ。 健士郎、難しそーな顔してたと思ったら、 そんな事考えてたのか。
[健士郎は優しい、いいヤツだ。 だから、多分、メールの主を探して 何とかしたいって思ってんだろ。
ただまァ、残念な事に、 俺じゃないと俺は思ってるけどな。 ……悩みがないわけじゃねェけど。
うーん、と少し唸って、それから 寝袋持ったまま健士郎へと近づく]
(329) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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健ちゃんは、 どういう時、ムカつくって思う? どういう時、悲しいって思う? どういう時、怖いって思う?
[答えになっていない質問を投げかけて、 それから少しだけ困ったように、笑った]*
(330) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[水野つばさを、探す>>278。 何故でしょうね、その発想は、私にはありませんでした。
もう、高校生なんだから 校舎内に居るなら、教室までは来れるだろう とか。 そんな尤もらしい"言い訳"を考えて そうやって、その問題から、目を逸らしたかったのかも。
だから、探そうって主張されなくて、助かりました。 その時私は、どうすれば良いのか、解らなくなるから。 笑みを浮かべる莉緒に、私からも柔く笑って]
そっか。ありがとう。 ……そうだね。歩き回って、疲れちゃったし。 色々済ませて、今日は早寝しようか。
[有難く、彼女の提案に乗るのです。 彼女>>286もまた目を逸しているなんて、知らないまま]
(331) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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それが分かんねェ事が、俺の悩みだって。 言っちまっていいものかを、未だ決め切らない。
(*0) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[鞄を持って、二人で歩き出します。 そこに未だ那由多が居たなら、 ブレザー、ありがとね って、もう一度。
来た時とは違い、ゆっくりとした足取りで階段を降り 教室へ向かう途中、 誰か>>294>>299>>321に会う事もあったでしょうか。
態々此処で合流せずとも、 三人の行き先が教室だと知れれば 軽く手を上げて挨拶するだけに留め、廊下を進みます。 程無くして、無事、見えてくる三年三組の扉]
(332) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[教室へ着けば、教卓の上に鞄の中身を広げました。 パンだとか、お弁当に、飲み物だとか。 てきとうに持ってきましたから、 皆が欲しい物があるかは解りませんが。 暫く、これで食い繋ぐ事は出来るでしょう]
"自由に食べてください"……っと。 書き置きしておけば、平気かな。
[ノートの切れ端に、書き置きを一枚。 教卓の上、食べ物の隣に置いておきます。
この場に莉緒以外の誰かが居たなら、 「好きなの食べて良いからね」 なんて言いながら、 再び教室を後にしようとするでしょう。
何とはなし、そうするのが当然みたいに思えて、 此処まで一緒に来た莉緒の手を、きゅっと握ります。 まるで、この場に繋ぎ止めるみたいに]
(333) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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さ、いこっか。 シャワー、浴びれれば良いんだけど。
[そうして再び、キラキラする廊下へ。
暑くないのに、じとりとかいた汗。 ……ああ。那由多のブレザーを脱いでくるのを、 すっかり、忘れてしまっていました。
そんな事を思えば、不意に ごめん、って>>314 何処か弱々しく見えた彼の姿に、胸が痛みます。 ……彼は、正しい事を言ったのかもしれません。 けれど臆病な私は、それを受け入れられなくって。 謝るべきなのは、私達、なのかも。
嫌な汗が、また、じわり。 誰かに謝らなければならない事が、また、増えました]
(334) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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…………、莉緒。 莉緒は、勝手にどっか、行っちゃわないでね。
[階段を降りて、一階へ向かいながら。 繋いだ手の力を、いっそう強くします。
"つばさみたいに"──── とは 流石に、言う事は出来ませんでしたが*]
(335) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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/* なんかみんなで那由多いじめたみたいになって、那由多ごめーん!ってなってる今。
(-55) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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/* ふ、フラグだーーーー!(嬉々とする・∀・)
(普段軽率に死ねない陣営なのでおゆるしください)
(-56) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[そうしてひと段落つくまでの間でしたか。 同じように教室に向かう二人の女生徒の姿>>332を見つけました。
先程のこともありましたから、私は視線を、逸らしそうになって。 でも、そうですね。 すぐに笑みを浮かべました。
上ではどういう話になっているのかは私の知らないことですが、気になるのは嘘ではありません。 それでも、今尋ねることは憚られました]
(336) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[でも、もし、そこで尋ねたなら。 その一言>>314を知ることができたのでしょうか。
もし、もしも。 知っていたのなら私はきっと、後悔したでしょうね。
私が一番最初に那由多を糾弾するようなことを告げたと思っていましたから]
廊下、拭いたらシャワールーム行くつもりなんだけど、使えたらまた…教えて。
[ですが実際尋ねることはなく、 先程のやりとりなどなかったように、笑みを向けて見送り、それからゆっくりと教室に向かったことでしょう]*
(337) 2017/03/13(Mon) 00時頃
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[実は皆方先生も一枚噛んでて、 演出にネル先生が気合入れてて、 つばさちゃんが「ドッキリ大成功!」だとかいうプラカードを首から提げてたら、最高だったかもしれない。
本気でびっくりしたんだからね! って、彼女に飛びついてはえぐえぐ泣いてたかもしれない。
―――でも、現実は]
(338) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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―2F廊下― うう、……確かに、苦手、だけど。
[>>297堆の言葉に、唇を尖らせた。 小さな頃、遊具から落ちた幼馴染の怪我に半泣きになって狼狽えたのを知れば明らかだが。
小突かれて反射的に ぎゅっと短い時間目を閉じる。]
――、
[>>299不機嫌そうに髪をかきあげる仕草に、不安がひたりと影を落とす。どうしたのだろうか、という漠然とした胸騒ぎ]
――う、うん、……
[ぶっきらぼうな返事に、 一歩遅れて後を追ったのだ]
(339) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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―3年3組教室―
………つばさちゃん、いないね。
[ぽつり。 出迎えてくれたのは教卓に並べられた沢山の食べ物>>333
書き置きされた文字から、きっと、蝶美のものです。 彼女は本当に視野が広いのだと私は思います。 都合の悪いことから逃げ去ってしまった私とは違って。
そんな気持ちからか私は教卓からはすぐ目を逸らし、しばらく水野 つばさの机を眺めていたでしょう]
(340) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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― 少し前:3F渡り廊下 ―
[>>316 『青菜に塩』
今の那由多の様子はその言葉がぴったりだ。 しょげたよーに見える那由多に、 俺は肩をぽんぽんと叩く]
謝る事ねェって。 なんか、変な事起こったらサ、 しょうがねェって。
[なっ、ってまた、呼び掛けるように笑って、 それから、健士郎についてったけど。
那由多も呼んだ方が良かったかなって しばらくして思ったけど、もう後の祭りだ]*
(341) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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[だけれどすぐに思い出したよう、生徒が普段使う机に近づけばタオル>>0:443 ハンドタオルとバスタオル。 二種類持ってきて本当に良かったですね。
私は二人にタオルの置かれた机を教えつつ、ハンドタオルを手を取りました]
バケツ持って、水張っとこ。 でも…水は出るのかな。どう、なんだろ。
[そう言いながら用意ができたら、教室を出るつもりではありますが、スピーカーから漏れる啜り泣き>>13のような音はどうも頂けず。
視線を、廊下へと向けました]*
(342) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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— 回想:可愛い愚弟のはなし —
[天ケ瀬ふぶきは、小癪で可愛い自慢の弟。 目鼻立ちは整っているほうで、たぶんクラスでは“イケメン”と分類されるくらいじゃないかな。 っていうのは、姉の贔屓目?
姉弟が揃ってハダカになって、アダムとイヴをするなんてネル先生の思いつきは、 流石に、流石にね、冗談で終わったけれど。 というかふぶきも、流石にわたしが脱いでるなんて、知らないだろうし。
それでも可愛い弟は、わたしにとって素で接することのできる唯一の相手と言っていい。 変な気を遣わずに、思ったことを遠慮せずに言える相手。
2度の失恋の後は特に、ふぶきにばかり相手をしてもらっていた。と思う。 鬱屈した学生生活で息苦しかった後の、深呼吸とばかりに。]
(343) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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[とある日、とある夜の、スマホのトーク画面。]
2:12 ささら:(手招きをするパンダのスタンプ) 2:13 ささら:見た? 2:13 ささら:テレビ
2:14 ふぶき:なに? 2:14 ささら:ランキング1位 2:15 ささら:ふぶきの推しバンド
2:15 ふぶき:うん 2:15 ふぶき:しってる 2:15 ささら:(ばんざいするパンダのスタンプ)
2:18 ささら:(首を傾げるパンダのスタンプ) 2:18 ふぶき:予想してたし 2:18 ささら:そっか
(344) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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2:20 ささら:新作CD発売だって 2:20 ふぶき:即買い 2:21 ささら:貸してね 2:21 ふぶき:(サムズアップする宇宙人のスタンプ)
2:24 ささら:(ごろごろするパンダのスタンプ) 2:24 ふぶき:なに 2:24 ささら:寝ないの? 2:25 ふぶき:勉強中 2:25 ふぶき:もう少しだけ 2:25 ささら:(応援するパンダのスタンプ) 2:26 ふぶき:(お辞儀する宇宙人のスタンプ)
(345) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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/* なんかみんな発言数ヤバない?? 特に最終日面子が発言数上位トップ3飾ってんだけど、このままだと俺ホストなのに一番喋らないやつになっちまウワアアアアアアアアアアアア
(-57) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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2:31 ささら:ねえ 2:33 ささら:(手招きをするパンダのスタンプ) 2:35 ささら:(膝を抱えるパンダのスタンプ)
2:36 ふぶき:なに 2:36 ささら:明日、雨降るかもって 2:37 ささら:傘忘れずに 2:37 ふぶき:はい 2:37 ふぶき:忘れないし
2:39 ささら:(傘を差すパンダのスタンプ) 2:42 ささら:(傘を差したまま転ぶパンダのスタンプ) 2:43 ふぶき:(なでなでする宇宙人のスタンプ) 2:44 ささら:(微笑むパンダのスタンプ)
2:49 ささら:ねえ 2:50 ささら:(手招きをするパンダのスタンプ)
……… …… …
(346) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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[——後日、ふぶきが姉からの構われ方についての愚痴を零していたことを、 ネル先生を経由して知った。
「あんまり甘えないほうがいいんじゃないかな。 ふぶき、文句言わない子だろ。」
[甘えていた。 そんな自覚はなかったけれど。でも、うん、そっか。
ふぶきは基本的にスマホ中毒者だったし、気付かなかった。 >>0:371いつでもすぐに返事をよこしてくれるから、それが普通だと思っていた。 即答してくれていたのは、そうしないとわたしが拗ねると、あいつが知っていたから。
弟でさえ、わたし相手に“服を着ていた”らしい。 わたしはずっと、ハダカで接していたつもりでいたのだけれど。 ……あいつにだけは、息苦しさを感じずにいれたのだけど。]
(347) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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|
[でも、悪いと思いながらもずっとそれをやめられていない。 気を付けようとはしているけど、……やめられずにいる。
文化祭が終わってからも、今もなお。]
(348) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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[ねえ、天ケ瀬ささら。 とうとう、分かっちゃったね。
ハダカのまま生きていくことなんで、できるわけないじゃん。
ほんと、ばかじゃないの。*]
(349) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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/* あ〜〜ささらちゃんが素敵すぎて。すごい。
(-58) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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/* もうちょい早めに落としておくんだなーと思った。 クールっぽく見せかけて気を許した相手にはめっちゃうざったいささらさん
姉はパンダのスタンプの使い手で、 弟は宇宙人のスタンプの使い手。
なんだこれ。
(-59) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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/* いい弟くんだな……
そしてパンダと宇宙人かわいい
(-60) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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/* ささらちゃんね、ほんとね。すごい。 文章読みやすいし流れが上手で小説みたいだ。好き。
蝶美ちゃんは拾いがすっごく丁寧で…話していて楽しいだろうなぁ。 すごく真摯にお返しいただいてる…。
那由多くんと理一くんはフットワークの軽さと縁故の投げ方と回収、現軸につなげるのうまいなぁって。すごーい。
(-61) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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/* 那由多くん一人だから出来たら、早めに連れてってあげたいん…だけど。上。
保健室:とおり、ささら しゃわー:蝶美、莉緒 教室:悠、堆、昴 部室:健ちゃんさん、理一くん 三階廊下:つばさちゃん、なゆたん
(-62) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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/* しかし幼馴染に挟まれ過ぎてるのでアレか、私は追いかけか? pr 1d 2dとずっとたかすばコンビについてってるね、入間。
(-63) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
|
|
―2F廊下>>317―
……、
[入間が仕草を真似るのに、 能久はへなりと微笑んだ。]
……や、いいんだ。 入間さんが、だいじょうぶなら。
(350) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
|
|
[――顔色を窺う。
かあさん。とうさん。
おれをみなくなったのはいつからか。
罪悪感みたいなものを抱えて、
それでも、
やっぱり、戻ってきてはくれないんだね。
窺うための顔も、もうあんまり見られなくなった家。
逃げるみたいに、 料理がますます上手になる。*]
(351) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
|
|
……そっか、 じゃあ、やっぱりおれたちだけ、なのか。
[>>318 入間の気遣い、 うまくくみ取れているかはやはりわからない。]
……入間さん、やさしいね
[>>319 気遣ってくれるのだ、と 首をほんの少し傾げた薄い苦笑い。
堆も、入間も、みんなも頑張ってるのに おればっかりこんなのじゃ、 きっとだめだと能久は思う。
だいじょうぶだから、と 一言添えて、教室に向かう廊下は奇妙に長く感じる。]
(352) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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|
―3年3組近く廊下―
あ
[>>332 教室に向かう途中、 大和一行とすれ違う。小さく手を上げ返した。 イルミネーションで飾られた廊下なのに、やはり、雰囲気は少し重い。
>>336 入間が何を謂ったかなんて、知らない能久は、普通の挨拶を目の端にとどめる気持ちで。]
……――
[視線を落とせば、裸足の、 赤い掠れた足跡が続いている。]
(353) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
|
|
――― じゃあ、 天ヶ瀬は 違うんじゃ無いの。
[ まさか苛々>>324まで出てくるとは思わなかった。 開いた瞳はいつも通りに戻って、 ぽつ ぽつ。答えを返す。 天ヶ瀬ささらは、違うんだろうな。 勘 とも違う、何か。 …印象の話だって、良いじゃ無いか。 分からない空間で、謎解きをするのには 印象だって馬鹿に出来ない。
それで 良いんだ。 ちゃんと 天ヶ瀬は、答えをくれた>>326。 ]
(354) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
|
|
……気持ち、ねえ。 [ ホストの気持ち。 願いか、執念か、あるいは希望か、苦しみか。 この 何時かの光景が それを模したものだとすれば。 その空間に閉じ込めたのが、 自分たち実行委員だったと、すれば。 …文化祭が、関係あるのだろうけど。 それじゃあ 「みんなと同じもの」 は 果たしてなんだったのだろう。
それに―― 笑い声と 泣き声は。 どんな気持ちを 意味するのだろう。 ]
(355) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
|
|
[ あのときだって、 俺は知っているようで 知らなかったし 分かっているようで 分からなかったのかもしれないのに
…分かるのかな 今 このときの 狭い世界の 主の気持ち なんて、 ]
(356) 2017/03/13(Mon) 00時半頃
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|
―3年3組教室―
……――
[大和たちに遅れること少し。 >>340ぽつりと落ちた入間の声は、雨だれよりももっと寂しい。 水野つばさの姿は。 ほんとうに、何処にもなかった。]
……いない、ね……
[事実を確かめるように、息交じりの憂鬱な同意。]
……たべもの。 大和さん、たちが集めてきてくれたのか… お礼、あとで謂わなくちゃ
[売店にあったのだろうか、 そういえば何も食べてない、と いまさら気づくも、能久は余り、食欲がなかった。]
(357) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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|
……ん、ありがと。 ほんとさ、本人とっ捕まえて 分かれば、いいけどな。 俺、なぞなぞとか 得意じゃあないってのに。 [ 分かることが増える度に、 分からないことも増えていく。 肩をすくめて、苦笑して、首を少し傾げよう。 ―― ぱさり。 前髪がずれて、隠れていた瞳が 出てくれば、 明瞭な視界で、 天ヶ瀬ささらを 映した。 ]
(358) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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|
天ヶ瀬 ありがと。 それと、 ―― ちゃんと "帰りなよ"。 長く閉じ込められるのは、 …よろしくないから、な。
[ 自分でも含んだ言い方だったように思う。 だから、もし。 …なんで?みたいな顔をされたら、
―― 経験者はかく語りき、ってやつ。
とか、そんな呟きを落として。 曖昧な笑みを浮かべて、 袋を片手に去って行っただろう** ]
(359) 2017/03/13(Mon) 01時頃
|
|
[橘は、いつも通り軽い調子で声を上げながら水野を探していて>>325、俺が表情を窺った時も、にぃっ、と口角を持ち上げた。 だいじょうぶだって、という言葉に少し安心しつつ、「ああ、そうだな」とこれまた無難に返したけれど、なんだろうか、この、なんとなくもやもやしたような感覚は。
ああ、もしかしたら、 橘が、“いつも通り”すぎるように、見えるからだろうか。]
(360) 2017/03/13(Mon) 01時頃
|
|
見た感じ…なんとか、足りるんじゃないだろうか。
[登山部の部室に入って、寝袋を数えて、抱え込むように盛ったりしながら……不安感やら、もやもやしたような感覚やらを振り払おうと、質問を投げかける>>300。それを受けた橘はぱちぱちと目を瞬いた。そりゃあそうだろう。いくら何でも唐突過ぎた。 それから慌てて言葉を付け加えると、返ってきたのはけらりとした笑み>>328。 ああ、もしかしたら、どういう思惑で言ったのかとか、ばれてしまっただろううか。 別にばれてしまっても構わないのだけれど、なんだか恥ずかしいような、気まずいような気は、する。]
(361) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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[そして橘は、うーんと唸ってから俺の方へと近づいて>>329。投げかけられた質問に>>330、今度はこちらが目を瞬く番だった。]
……どういう時……?
[そんなこと言われても、とか、人それぞれなんじゃないか、と言いそうになったが、近くで見た彼の笑みが、困っているように見えたから。とりあえず、真面目に考えてみることにした。]
(362) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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―3年3組教室― ……、材料と、道具、あれば……
[パンケーキ、焼けるかな。 それくらいなら、 役に立てるかな、なんて そんなことを考えるのはきっと現実逃避の一環だ。
>>342入間に示された机に向かい、タオルを手にする。]
うん。…バケツは持つよ。
[――さてそれは、幼馴染に奪われたかどうかは、分からないが――]
……わかんないけど、 文化祭の…まま、なら出るんじゃないかな……
[うん、きっと、出る。だって、もし、おれが「そう」、なら、閉じ込めた人を不便させたり、しないと思うから―――]
(363) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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[教室へ向かう途中ですれ違う悠は、笑っています>>336。 無理をしているのだろう と。 そう思ったのは、"此処"に閉じ込められて すぐの彼女を覚えていたからです。
あの時は、あんなに怯えていて。 さっきだって、取り乱した様子で。 今更笑みを浮かべられたって、 それを素直に受け取る事なんて、出来ませんでした。
よっぽど、大丈夫?って尋ねたかったけれど 私も、曖昧に、困った風に、笑い返しました。
先程までの、渡り廊下のやり取りで 彼女が知るべき事もあったでしょうが。 それだって、口に出来ないまま]
(364) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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うん。ごめんね、やらせちゃって。 何か必要な物があったら、 後からでも良いから、言ってね。
[どうやら彼女が廊下の掃除をする予定なのだと>>337 そう知れば、少々申し訳なさげな口調で。
押し付けても良いのかしら。 そんな葛藤を抱きつつも、 あまり人数が多くても逆に邪魔だろうと、 甘えてしまう事にします。
代わりと言ってはなんですが、 何か必要な物でもあれば、用意するつもりで。 ……彼女が聞きたかった事なんて、 一つも教えられないまま。 一足先に、教室へと足を踏み入れた*でしょう*]
(365) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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……ムカつく……そう言えば俺はあまり怒ることない気がするな……? ああ、でも、自分が貶されても対して怒りはしないが、友人や親しい人を貶されたら、怒る、と思う。
悲しい時……は、自分自身を、否定された時、だ。 否定されたり、拒絶されたら、悲しい。相手が親しい人物だったら尚更、だな。 だから……もしそうなったら、と思うと、怖くもなる。
……まあ、今挙げたのはあくまで一例、だが。 だいたいそんな時だ。
[……と、少し俯きがちになって真面目に考え込んで、ぽつぽつとそう答えた。 この答えが、何かの参考になれば良いんだが。 というより、どうして「悩みはあるか?」への答えが、この質問だったのだろう。 そう考えて、ふと、思い至った。質問する、というのは、分からないから。聞いて、知りたいからだ。 それならば――]
(366) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/13(Mon) 01時頃
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……もしかして……分からない、のか?そういうの。
[俯きがちだった顔を上げ、彼の目を見て様子を窺いながら、躊躇いがちに、そっと一歩だけ、踏み込むように。 他人の気持ちなんて分からなくて当然なのだから、単純に、元賀健士郎の感情として、という意味で聞いたのかもしれないが。 ……もし、人間はどういう時に悲しく思うのか、とか、そういう意味の質問、だったとしたら? そういうのが、わからない、のだとしたら? もしそうだとしたら、それはきっと、苦しいこと、なんじゃないだろうか。 勝手な想像だし、杞憂だったらいい。 そんな、否定してくれと願うような気持ちで、返答を待っただろう*]
(367) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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/* いやー、健ちゃんご名答よ。さっすが。 さてどう返そうかなぁ。
つかもう1時やないか……考えながら返しは明日にしようか……。
(-64) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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/* こういうやり取りが、最後、帰還するかどうかに(良い意味で)影響してくれたら、嬉しいんだが…どうだろうなあ… というか踏み込み過ぎでは…?はぐらかされるやつでは…?
(-65) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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/* あと自分も、回想とかこまめに落としたりしないときっと一気に大連投することになる…(いつもの)(今回もそうなる気はする)
(-66) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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―3年3組/廊下―
……廊下の掃除。 雑巾がけ…していくよ。
[入間がつけた足跡とか、 古辺が手を振って、散った赤色とか、 そう謂うのを、拭くくらいなら。 きっと、そんなに酷いことはない。
――3階の、皆が口を濁らせた惨状。 古辺が見ないほうがいい、と呉れた忠告、それに、幼馴染が気遣ってくれたのを無碍にはしたくなかったのだ*]
(368) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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/* そういや俺はいつまで泣き声の放送を無視するつもりだ???(完全に機会を逃したやつ)(ごめんなさい)
(-67) 2017/03/13(Mon) 01時頃
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― 回想/ヒーローとの文通 ―
[ヒーローにお返事の手紙を送ったのは、>>57 最初の手紙が届いてから一週間後くらい。
またお手紙書いていいですか、とたずねたのは、 またお話したいけどいいですか、とたずねたことに等しい。 だから、ヒーローからのお返事を読んで、 とっても嬉しかったのをよく覚えている。
それから―――だいたい月1ペースで、だったか。 わたしはせっせとヒーローに手紙を書き続けた。
一時期―――たとえば高校受験の時とか、 たいへん愚痴まみれの手紙を送ってしまったこともあった。 それでも手紙の返事はわたしにとって優しかった。 ヒーローはいつも、わたしに必要な言葉をくれていた。>>58]
(369) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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[中学、高校、と進学していくにつれてペースはだんだん落ちていって、 最後に手紙を送ったのは、夏休みに入る前だった。 高校最後の夏休みへの期待と不安を綴ってポストに投函して。
―――だから、ヒーローにすらあお姉のことは話していない。
帰ってきたことは嬉しかったんだけど。 帰ってきたあお姉は記憶の中の彼女と変わりすぎていて―――どう書けばいいのかまだまとまっていない*]
(370) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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― 現在・3階渡り廊下→ ―
[ちよちゃんはわたしの提案に異を唱えなかったし、 わたしも早寝しよう、というちよちゃんの言葉に一も二もなく頷いた。>>331 寝て起きてすべてが解決するとは限らないのに。
ちよちゃんと教室に行くとは決めていたものの、 心の中にはまだもやもやが残っていて。 立ち尽くす那由多くんに、どうしてあんなことを言ったの、って言葉をぶつけようか、と思ってたのだけど。 「ごめん」―――なんて呟きが聞こえたら、>>314 何も言えなくなってしまった]
(371) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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[教室に向かう途中。 はるちゃんが、昴くんや上須賀くんといるのを見かけた。 昴くん>>353に手を振り返したり。 はるちゃん>>336が笑顔を浮かべているのを見てちょっとはほっとするけれど、 無理してないかな、と気がかりだったり。
何せ、文化祭のお化け屋敷でも相当怖がっていたはるちゃんである。>>274 特に、血がだめだって。 文化祭の時は「あれは血糊だから平気だよー」ってなんともない風に言えたけど、 今回は駄目だなって思う。 血糊じゃないって経験則で言えてしまうわたしがいる]
(372) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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床、拭いてくれるんだ。 ……わたしからも、その、やらせちゃってごめんね。 シャワールームの方は任せて。
[告げたのはそれだけ。>>337 細かい気配りも合わせて伝えたちよちゃんの後に続いて。>>365
無理に思い出させない方がいいと思って、はるちゃんが何も訊ねてこなかったことに甘えて、 逃げてしまったわたしがいる*]
(373) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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/* とりあえずミステリウス・ブルーと落ちロルの二段でまとまりそうな気はしてきた
(-68) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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―2F廊下:教室に入るまで―
私? へーきだよ。 こう見えて、ホラーとか好きだし、血も慣れてるから。
[嘘。
だけれど私よりも何処か心細そうにも見える昴>>350に素直な言えるでしょか。 私の答えは、否や]
ここにいるのは、ね。 でも、全然知らない人じゃなくてよかったよね。
[果たしておれたちはどこにかかっているのでしょうか。 それを深く掘り下げることはしなかったけども]
…………そうかな。昴は、気を張りすぎだよ。 もっと、テキトーでいいって。
[もらった言葉>>352を素直に受け止めるのは私には、少し難しいことでした]
(374) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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[この校舎に異変が起こってすぐは、向けられた笑みですら邪推を起こし、教室の中で立ち尽くしては、「帰ろう」の声に誘われるまま、手を繋いでいました。
今この時平気になったのではなくて、 誰かさんが見透かしているように>>372 実際は無理をするしかなくなっただけです。
ですが、それはきっと私だけではなく皆そうなのでしょうから、 笑みを向けられただけ、よかったのです>>364 ほら、言葉を返せば帰ってくるだけ>>373
輪を乱してしまった私でもまた潜り込める隙間があれば、なんて、卑怯な心]
(375) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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……ううん。平気だよ。 必要なもの…チョコバナナが食べたいな、なんて。冗談。
[こんな人間に申し訳なさなど感じる必要などないのです。 気にしないでくれと二人>>385に、文化祭の頃を思わせるような発言を置いて]
うん。ありがとう。でも大丈夫。 バスルームは任せるね。
二人とも、気をつけてね。 もし、何かあったら……、
すぐ行くから。
[助けるとは言い切れないまま、二人を見送ったでしょう。 その間、昴が>>353、或いは堆がどう思っていたかなんて知らずに]*
(376) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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―3年3組教室―
[そうして教室にたどり着いたとき。 私の声に答える声がありました]
………うん。いない、ねー。 ちょっと、期待してたんだけどな。 「ドッキリ大成功!」ってね。
[意気消沈しそうな声色をどうにか、普段の調子に抑えられたでしょうか。 人の機微に敏感な人ならば、気づいたかもしれませんね。 極めて意識して作られた声色であることくらいは]
……うん。 いつ、出られるかわからない、から。 きっと、集めてきてくれたのかも。 やることは、いっぱいだね。寝るところも決めなきゃ。
[生きる上で必要なことを話していたのは、少しの逃避もあったのでしょう]
(377) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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[……掃除が終わったら少し休もう。
そんな決意をこっそり胸中でしてしまうくらいには]
パンケーキ、食べたいなぁ。 駅前のより、ふわふわの。
[続くように夢の調べ>>363を乗せまして。 バケツは昴が申し出てくれましたし、よっぽどの理由があっての却下がない限りは、昴に任せましょう]
しんどくなったらサボっていいよ。 今日は特別。
[なんて、言いつつ。 蛇口を捻ってみました]
(378) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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…………あ、出た。
[水はどうやら出たようで。よかったと安心を。 お腹が空いているなら何か食べてもいいんじゃあないかしら。
生憎と私はそういう気分ではなかったから口にすることはなかったけれど、誰かが望むのなら暫くそこで過ごしていたでしょう]
(379) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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―2F廊下―
[そうして再び廊下に繰り出します。 これからどうしましょうか。 考えていれば昴から進言>>368がありました]
……ん。そっか。ありがとう。 たぶん、こっちはそんなに残ってないと思うから、バケツ持ってってもいいかな?
あとでまた、戻ってくるね。
[昴の許可が下りればそのままバケツをもらいましょう。 さて、堆はどうするでしょう。 昴と残るならここは二人に任せて、 上階に上がるというのなら、一緒に三階へと上がりましょうか]**
(380) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/13(Mon) 01時半頃
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/* 能久のヘタレが過ぎないかな!!! だってこわ、こわいじゃん……
(-69) 2017/03/13(Mon) 02時頃
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― 3-3教室 ―
[11人が食いつなぐのを想定して食堂から持ってきたお弁当にパン、飲み物。 夢の中としても消費期限はちょっとだけ気になるけど、 なんとかなればいい]
…………。
["自由に食べてください"。>>333 そう書かれた書置きを見てふと思う。
―――ちよちゃんの筆跡ってヒーローに似ている気がする。
物思いにふけりそうだったけれど、 声をかけられれば視線を書置きからちよちゃんに移す。>>334 それが当たり前であるみたいにわたしはちよちゃんの手を握り返す]
(381) 2017/03/13(Mon) 02時半頃
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[きらきらした電飾が照らし、すすり泣く声が聞こえ続ける廊下を、シャワー室を目指して歩く。
階段を降りている最中、 ふいに名前を呼ばれてまばたきひとつ。>>335 続いた言葉にしばらくじっ、とちよちゃんを見つめ返す。 つないだ手にいっそう力がこもるのを感じながら、]
わたしは、……どこにも行ったりなんてしないよ。
[“つばさちゃんみたいに”とはさすがに付け加えないで。 もう片方の手でもちよちゃんの手を包み込んでそう告げた**]
(382) 2017/03/13(Mon) 03時半頃
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/* まるで真相に1歩近づいたみたいに書いてしまったけど全くもって見当違いな感じだととてもはずかしいやつだなと今更になって
(-70) 2017/03/13(Mon) 04時頃
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そうだね。 ……それは何より。
[>>354わたしは違う。ホストじゃない。 うん、わたしもそう思うんだ。 認識の一致。
なんとなく、なんとなくでしかない。 だけどわたしの勘はよく当たるから。
だからといって、ホストが何を考えているのかを当てるのは、 実際お手上げ状態であるから、彼と同じように苦笑をするのみ。 >>358前髪がずれた時、今まで曖昧にしか見えなかった瞳と、目が合った。気がする。]
(383) 2017/03/13(Mon) 06時頃
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うん。 閉じ込められっぱなしは、息苦しいね。
[>>359彼の、含みを持った言葉には、 少し目を丸くさせてから、素直に頷いてみせる。
ああ、踏み込んじゃいけない線が見えたかも。 曖昧な笑みをこちらも返して、去り際の彼に向かって思い出したように。]
古辺くんも。 みんなも、一緒に帰ろうね。
[経験者でもなんでもないけど、それだけ、願うように呼び掛けるのは。 あの時の思い出を共有したみんなへの、微かな思いから。]
(384) 2017/03/13(Mon) 06時頃
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[彼を見送ってからしばらくの間、保健室の前で立ち尽くして、 窓の外の、暗い色を見つめた。
点灯したままの電飾が目に眩しくて、 外に吹雪いているはずの雪の色が、何も見えない。
窓は凍り付いたかのように冷たく、開けようとしても開かない。 帰れるなんて、まさかね。どうやって。 自分の勘を嘲笑ってみた。]
(385) 2017/03/13(Mon) 06時頃
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— 回想:わたし —
[悩み事がある。 そう、ネル先生に指摘された、文化祭の後のこと。
ハダカのままのわたしの心は、逃げ場を無くしている。
服を着たままの人付き合いは息苦しい。 服を着ないままのわたしは、酷く惨め。
クラスメートからも一定の距離を置いて、 知り合いと友達と親友の境目もよく分からないまま過ごしてきて、 自由気ままな日常を好んできたはずが、それが揺らいでいるのは間違いなく、
——あの文化祭が、楽しかったから。]
(386) 2017/03/13(Mon) 06時半頃
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[息が詰まりそうなほど苦しかったのに、 それでも楽しいと感じたあの日々は、きっと、 矛盾でもなんでもなくて、ただ明確な現実だった。
人に好かれ、楽しむためには、自分の一部を殺すしかない。 そうして人は世の中と折り合いをつけて、大人になっていくんだ。 それが、みんな、当たり前なんだ。
それすらできない今のわたしは。 逃げて、逃げて、弟に甘え続けて。
いつまで子供じみたワガママを続ける気?]
(387) 2017/03/13(Mon) 06時半頃
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[鳥にもなれない。 魚にもなれない。 花にもなれない。
何もかもを脱ぎ捨てたところで、 そこに露になるありのままのすがたは、
どうせ、胸を張れない惨めな臆病者。]
(388) 2017/03/13(Mon) 06時半頃
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[着飾った社会の中にぽつんと佇む、 生まれたままの姿のまま、漠然と生きてきただけの少女は、
せかいを見渡してみれば、どうしようもなく心細いことを思い出して、
体に掛かる重みに、息ができなくなる。**]
(389) 2017/03/13(Mon) 06時半頃
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/* どうしても悩みを重くできなかった。完。
まあ、あとのドラマはみんなに任せるよ……
(-71) 2017/03/13(Mon) 06時半頃
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―>>374:2F 教室に入るまで― ……そうなんだ
[そうだっけ。――文化祭の後、三星さんが謂っていた、ような記憶が能久にはあった、が。>>274]
すごいな、…おれ、 どうにも苦手でさ
[恥ずかしそうに、能久は眉尻を下げることを選ぶ。今掘り返すことでもないし、気遣ってくれたのならなおさらだ。]
――うん、みんなで、よかったと思う。
[やさしい、と謂ったのは本心からだったのだが、入間からは窘めるような言葉が返ってきて、ひとつ、瞬く。]
う。……う? テキトー、かあ…… そんな気を張ってるつもりもなかった、んだけど、気を付ける
(390) 2017/03/13(Mon) 07時半頃
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/* やすだしょげお
すごいどうでもいい話ですが、 BGM用にプレイリストつくってたときに、 やすだなゆたのイニシャルニューヨークだなって気づいてじわる
(-72) 2017/03/13(Mon) 09時半頃
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/* 入間ちゃんとしゃべってたとき、 なんだか入間ちゃんは妹属性っぽさ出ててかわいいなあと思ってたんですけど、 こういう状況になってみると、 保田が、めちゃくちゃ困った下の子っぽくてウケる……
(-73) 2017/03/13(Mon) 09時半頃
|
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/*
しまったコロンを入れたことによって大変意味不明なリプライ先になってしまった。 374日目とか物理的にない。
(-74) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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|
── 3階 渡り廊下 ──
[ 制服からのぞく、マネキンの白い手足は、 賑やかな色とりどりの光を受けて、 ぼんやり、カラフルに光るのだ。滲むみたいに。
きっとその時、俺が見ていたのは、 ソレの胸元に光るナイフというより、 人間じゃない証明 みたいな、白色だった。
そこに、突然触れる>>341のは、 にんげん の、掌だったから、
不意をつかれた から、]
(391) 2017/03/13(Mon) 10時頃
|
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── う わ、
[ 弾けるように、振り返った。
振り返る そのときの、 赤く濡れた廊下は、よくよく”滑って”、 とられた足で、なんとか踏ん張るように、 咄嗟に、廊下の壁に、手をつく。]
(392) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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|
[ 振り向いた、その視線の先で、 当たり前 のように、手を伸ばして、 おまえ は、笑ってた。フツウに。
バタバタと、体勢を立て直してから、 視界 の、焦点が合うまで、3秒。 理解まで、およそ5秒?
その、短い一瞬に、 なにか、遠いもの でも見るように、 笑みの滲む眸>>341を、見ていた。
自分と異なる いきもの。
擬態。]
(393) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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── あ、ああ。 うん わりい
[ 結局また、我に返ったように、 口にしたのは、「 悪い 」とか「 ごめん 」で、 慌てて、マネキンから距離を取る。
気遣う ような、クラスメート からも。
ぱら ぱら と、動き出すクラスメートたちに、 ついていけないまま、俺は、その後姿を、眺めて、
誰もいなくなったころ、ようやく動き出す。
行き場 とか、とくにないけど、 ああ、保健室とか、様子見に行ってもいいか。 それか、ええ と、……考えながら。
もと来た道、引き返す ように。**]
(394) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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[能久はお人よし、と評されるが
――幼馴染は 例外、として。 ひととべったり、というわけでもなく 特に、女子とは一線を引く。
文化祭の時、理一が客について伝えてくれた時、曖昧に笑ったのもその一端。
だから、「特別仲がいいわけではなかったかも」と>>319入間が感じるのは正しい認識であったと謂える。]
(395) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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(「血」からは 逃げられない けれど
《あんなふう》 とうさんとかあさんのよう には
なりたくない。)
(396) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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[外では明るくありたいと思う――だから別段、 表立って波立つことはなかったのだ。
「へいき、父さんも母さんも 遅いしさ」
遊びに行ってパンケーキを作りながら、 幼馴染にこぼしたひとことばかり、 小さなひび割れだった。*]
(397) 2017/03/13(Mon) 10時半頃
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―少し前>>372/廊下で―
[三星も、手を振り返してくれる元気はあるようで。 能久はひっそり、ほっとする。 それから、情けないな、と己を振り返った。 皆、3階の「水野によく似たマネキン」を、 見たのだろうか。
>>373シャワールーム、と三星が言うのに、ようやく存在を思い出す。閉じ込められたままならば、此処で少しの間、合宿みたいなこともしなくてはならないのか。
――ああ、でも。]
(398) 2017/03/13(Mon) 10時半頃
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(家よりは、マシかな、と思うなんて、 おれ、 どうかしてるのかな)
(399) 2017/03/13(Mon) 10時半頃
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―3-3教室でのこと>>377― [>>399―心の中のつぶやきは、何処に滲むでもない。
教室に入ったときのこと、つとめて明るく答える入間に、能久は小さく笑った。そして迷う。何と謂えばいいのだろう、少し沈んだ声色の、その端っこを捕まえて。]
そうだね、…そうだったら よかったのにな。
――入間さんも、あんま、無理しない、ようにね…?
[うまく伝わるかも、分からないことばを添える。]
……合宿みたいだね、って 思うことにしようかな。 ……たかしは、割といろんなとこで、寝てるけどさ
[ね、と幼馴染に声をかけた。 本当に、どうしてそんなに疲れているのかと、心配になるくらい。]
(400) 2017/03/13(Mon) 10時半頃
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[何も知らないで。]
(-75) 2017/03/13(Mon) 10時半頃
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いいねえ、 駅前のは絶賛研究中だなあ
[パンケーキの話だ。 研究中の味見役は、幼馴染。
サボって、は堆にかかっているのだろう、 能久は零すように笑った。 >>378>>379 蛇口からあふれる水は透明で、落ちる光をきらきらはじく。いまだ全容をうまくつかめない、この世界のようだと思った。]
(401) 2017/03/13(Mon) 10時半頃
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―2F廊下―
[>>380バケツとタオルを携えて、 掃除の時間のBGMの代わりにすすり泣き。 幻だ、只の声だ、と、謂われたように、胸の内で自分に言い聞かす。]
――、うん、 じゃ、途中まで運ぼうか…?階段のとこ、ぐらいまで
[入間の答えはどうだったか。 堆はどうするのかも、聞きながら。]
……やすだ、…戻ってこないね 皆と、何か探しに、行ったのかな。
[古辺は保健室に向かったけれど――「多分戻ってくる」と保田が謂った理一も戻ってこないままだ。]
(402) 2017/03/13(Mon) 11時頃
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[水野に よく似たマネキン。
水野が消えた。
赤い色。
鉄錆びの匂い。
本物。
泣く声、
――――、]
(403) 2017/03/13(Mon) 11時頃
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/* そういえば、偶然耳にしていいなーーBGMにしよってプレイリストに突っ込んだ曲が、今やってるどろどろドラマの主題歌だったので笑っているよ [http://sp.uta-net.com...] あとはなんか、迷走してチャットモンチーとか聞いちゃってる。 モールルとクリープハイプ入ってるのはいつものことだね! あとホスト見えてからリビングデッドユースもいれた
それから、むきむきゴリラたちの仕掛けるいたずらとは……? 理一大丈夫……? ってプロローグで思ったのを今思い出しました
(-76) 2017/03/13(Mon) 11時頃
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……ちゃんと 戻って、きてな?
[堆と、入間に、 うん、と>>380ふつうに返事ができればよかったのに。妙に不安そうな言葉が口をつく。]
……ちゃ、ちゃんと、こっちは きれいにしとくから!
[誤魔化して、 血の痕残る、床拭きに急いだのだ*]
(404) 2017/03/13(Mon) 11時頃
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/* >堆が急に居なくなったら昴はどうするのか (入間さんから)
ほんとだよ どうするんだろうな
※すでに先に居なくなられることが吊り順で確定しているときの顔をしながら
(-77) 2017/03/13(Mon) 11時半頃
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― 3年3組 ― [教室について、水野がいないことを確認して。 無理をしているように聞こえる入間の声に>>377 ほほをむにっとつかもうと手を伸ばしてから、 教室の中へと入る。 出たときとは違い、教卓の上には食べ物が積まれている>>333 昼食を良く買うので見慣れた購買のラインナップ]
こんなのより人の作ったもんが食いてーな。 この時間から作れってわけにもいかねーけど。 昴、明日の朝飯、パンケーキ食いたい。 食堂行きゃ材料ぐらいあるだろ?
[入間に言われた場所から>>342タオルを抱えながら昴にいった。
バスタオルを多めに持ったのは、マネキンをくるんで 空き教室に放り込もうと思ったから。 かさばるものを持っていることを理由にバケツは昴に任せて廊下へと]
(405) 2017/03/13(Mon) 11時半頃
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― →階段付近 ―
なら、2階の廊下は昴に任せる。 具合悪くなったらさっさと教室に引っ込め。
[昴の申し出>>368にそれならいいだろうとうなずいて]
……バカだな。片付けたらすぐ戻るから。
不安そうな言葉は>>404鼻で笑ってしまった。 階段近くまで任せていたバケツを受け取って ぎしりと音がなるくらい強く持った]
(406) 2017/03/13(Mon) 11時半頃
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― →3階へ ―
[昴と別れて入間と3階へ向かいつつ]
……入間もな。 やりたいなら止めないが、 お前もこういうの苦手なんじゃねーの。 顔色、悪くみえる。
[電飾の瞬きで正しくみえているかわからないが、 なんとなく。気のせいならばよいのだが。]
片付けはほかにいるやつ捕まえればいいだろ。
[そういったところで、こちらに向かってくる那由多が見えた>>394]
ちょうどいいところに。 おい、那由多、片付け手伝え。
[にやりと笑って、そう声をかけた**]
(407) 2017/03/13(Mon) 11時半頃
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/* 今回のクラスはちょっとギスギス目だけど、 ささらさんがその雰囲気に貢献したところあるしすまねえな!の気持ち
設定的に、本音を打ち明けるほど親しい子はいないもんだから、 仕方ないのであった……
それはそれとしてささらさん勘よすぎてほんとエスパーだよな…… 時間ないとはいえ申し訳ない
(-78) 2017/03/13(Mon) 12時頃
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―教室に入るまで―
[死の記憶が遠くとも、夥しい血の記憶ならこびり付いていますから。 どうにも苦手なのはいっしょ>>390 こんな状況でなければ共通点として、打ち明けることもあったでしょうが]
苦手な人は苦手だよ。私もパンケーキ作るの苦手だもん。
[そんな気にしなくていいよ、と。 瞬きにも同様に、そう返したでしょう]
うん。がんばれ。無理して気をつけるものでもないけどね。 ……って、ひゃに。(なに)
[気遣いながら私の心の一部を見透かしたかのようなタイミングで伸びた堆の指が私の頬を抓るものですから]
私の肉、取れたらどうするの。
[なんて冗談めいた言葉ひとつ。 だけれど微かに残る人の指の感覚に私は、教室に入る間際、一度だけ、頬に手をやって、瞼を伏せました]
(408) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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[……仮に。 本当に優しかったのなら。 私は受け入れるべきだったでしょう。
パパとママが見ていない隙を狙って、私の腕を引く兄の腕は、とても強くて。 私の力じゃとても敵いっこありませんでした]
(409) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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「誰にも言うなよ。」
[その一言ではじまるのは、たのしい、たのしい、ひみつ。 パパとママは本当に気づかなかったのでしょうか。
兄は利口でしたから決して顔に触れることはありませんでしたが、 私の体に残されたのは、燻る兄の激情。
他にどうにか方法があったのではないでしょうか。 そう思いながらも私は現実的な解決方法を兄に提案することもせず、 ただ、時間が過ぎるのを耐え忍ぶだけ。
受け入れてあげることも、拒絶することも、私には]
(410) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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[ほんとうに、やさしかったなら。
兄を救えたんじゃあないかしら。
私は、やさしくなんかはないのです。 だって、私は別に何にもしていません。
ただ、バレないように。 怒られないように。 にっこりと笑みを浮かべるだけ。
この家の中では、そうするしか生きる術はないのですから]
(411) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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[ですからね。 もしも昴の心の声>>399が聞こえたのなら私は、否定できなかったでしょうね]
(412) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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―そして教室へ―
無理しないようには、無理かな。 なんてね。大丈夫。その辺りのラインは見えてるつもりだから。
[やせ我慢だと思われないように、否定から始めるのです。 その後に冗談だと告げれば、しっかりしているように見えるかもしれないでしょう?]
でも本当に無理だった時はみんなを頼るからさ、大丈夫だよ。
でも…そだね。合宿だと思うことにしよっか。
[最後に無理だった場合の処置法を添えればこれ以上は踏み込まれないだろうと、ずるい計算ひとつ]
でも、駅前のクリームより昴のエベレストクリームの方が甘さ控えめで食べやすかったよ。 だから私も堆の意見には賛成。 朝ごはんパンケーキって最高。
[日常を彷彿させる話題を締めに完成なのです]
(413) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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―2F廊下―
[そうして教室を出て廊下を歩いていたでしょう。 昴の申し出>>402にはありがたくお願いしましょう。 水の張ったバケツは軽くはありませんから。
ただ、そうですね。 那由多の名前を耳にすればバスタオルを持つ指が少しだけ、強まりましたが、心配そうな昴の様子>>404に、私も笑ってしまって]
ちゃんと戻ってくるから、いい子の昴くん、お掃除お願いね?
[なんて、まるで小さな男の子にでも言うような言葉でお願いしたでしょう。 隣で音がなる程強くバケツを持っていた堆のことは気付かずに>>406]
(414) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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―→3階へ―
[そうして二人揃って階段を上ってました。 バケツを持ってくれているのですから私は彼の持っていたバスタオルを抱えながら歩いていた頃でしたか。
堆の言葉に私は思わず一度、間を開けてしまいまして。 それから小さく困ったように笑いました]
……正直に言うとさ、苦手。 昴に偉そうなこと言ったけど、ホラーダメなんだよね。 それに蝶美や莉緒に任せてっなんて言った間際なのもあるから。
(415) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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でも、一番の理由はね、 ……那由多の言ってたことが引っかかってて。 確かめたい気持ちも、ある。
那由多は、つばさちゃんがマネキンになったんじゃないかって言ってたけど…私は、信じたくなくて逃げてきちゃったからさ。
[昴の前ではいうのを躊躇したことを堆には伝えておきましたが]
堆こそ、我慢しないでよね。 私、お医者さんじゃないから分かんないし、さすがに堆運ぶのは無理だよ。
[ある日のこと>>1:177を思い出したもので、私は気遣うような言葉を一つ添えたのです]
(416) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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―回想:誰にも言えない―
[怪我が増えたのは一年生の秋から。
元からよく何にもないところで転けたり、紙で指を切ったり、変なところで傷を増やすものですから、不思議に思われることは、仲の良い友人以外にはなかったのではないでしょうか。
そうであればいいと思います。
その頃の私は、部活動に熱心に打ち込み過ぎて体調管理を怠った結果、風邪を引いてしまいました。
食事制限がよろしくなかったのか。 いえ、きっと、食べる時、食べない時の落差が大きかったのかもしれません。 でもどうも、自宅で用意された食事を口にすることは苦手だったのです]
(417) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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「ただの風邪だね。お薬を処方しておくから食後に1錠ずつ飲んで下さい。」
[お医者さんの事務的な言葉に私はこうべを垂れました。 しばらく安静にすれば治る小さな病。 マスクをしながら歩く私はたまたま、堆を見かけて]
………あれ、堆も、風邪? 最近、休み多かったもんね、だいじょうぶ?
[なんて声をかけたものでした。 掠れた声でしたから彼が気付いたのかどうかも分からなかったのですけども、心配だったのです]*
(418) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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―現在:3階へ―
[堆から何か反応はあったでしょうか。 他の人はどのくらい廊下に残っていたでしょう。 確かに何人かいるなら手伝ってもらうのもいいかもしれないと、足を動かしていたら、とある男子生徒の姿が>>394]
那由多……? ひとり?
[手伝え、と堆が言っているのは見えたのですが私は、彼が一人で階段を下りていることに驚いてしまって。
彼から投げかけられた言葉を忘れたわけじゃなかったので私は、困ったような顔さえも作れず、沈黙を]
……これ、私たちが運んできたやつ。 一応、使うなら。
[気まずさを振り払うように私は持っていたハンドタオルの一枚を那由多にも差し出しました]**
(419) 2017/03/13(Mon) 13時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/13(Mon) 13時半頃
PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/13(Mon) 13時半頃
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―― 回想:病院周り ――
[上須賀家は両親ともに働いていて忙しく 顔を合わせることもあまりなく、 留年さえしなければ、卒業さえできれば、 授業をサボろうとどうしようと特に気にされなかった。
なので、親に病院通いがばれたのはだいぶ遅く。 いくつもの病院をハシゴした上で 同意書の必要な検査を受ける段階になってからだった。
たまたま先に捕まえられた母にそれを伝えれば え、という形に口を開いたまま固まっている。
「そのうち付き添いが必要な検査もある」
そういったらさらにぽかんとしていた]
(420) 2017/03/13(Mon) 13時半頃
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[いくつもの検査の結果でわかったことは、 症状の原因は小さいころの怪我ではないかということ。
ジャングルジムから落ちたあれか。と心当たりを口にすれば。
「あんた昔はよく木とか2階とかから落ちてたから、 心当たりありすぎてわからないわ」
検査結果を聞きに付き添っていた母が ため息とともにそういうので そんなに落ちていたかと、 今度はこちらがぽかんとしてしまう]
(421) 2017/03/13(Mon) 13時半頃
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[「痛いのに泣かないでぶすくれてるあんたの横で 昴くんがあんたの分まで泣いて取り乱してるから そのうち危ないことしなくなったのよね。 昔っから昴くんに甘いんだから」
うっせぇよくそばばあ。 そう言えば、きゃらきゃらと笑って 「後は判断任せるわ」と仕事に戻っていく。 後で事情を聞いたらしい父から来たメールも 「好きにしろ」としか書いておらず、 その放置振りが気楽で助かった*]
(422) 2017/03/13(Mon) 13時半頃
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―― 回想:いつもの自宅、いつもの幼馴染 ――
[ほとんど両親が帰ってこない上に 堆も料理をあまりしないから 上須賀家の台所はいつでも使われずにきれいなまま。
だからか、たまに昴が料理をしにきて使われていると いつもと違う風景に他人の家っぽいなと不思議な感覚がしていた。
あるとき、試作パンケーキを食べ比べながら こぼされた言葉に>>397違和感を覚えた。
その言葉は、まるで、 家に帰りたくないようで]
ふうん、なら、そういう時はうちに泊まれば。
[そういう提案をするくらいしかできなかった*]
(423) 2017/03/13(Mon) 13時半頃
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― →3階へ ―
[水の入ったバケツを落とさないように慎重に歩きながら]
わかった。 無理だと思ったらさっさと逃げろよ。 俺の細腕じゃお前運べるとはかぎらねーし。
[確かめたいという気持ちはわからないでもない。 実際、自分もそのためもあって3階へと向かっているのだから。 運べないといわれたことには>>416憎まれ口を付け加えた*]
(424) 2017/03/13(Mon) 14時頃
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― 回想:待合室で ―
[いつもの風邪引きだったか、何回目かの検査だったか。 すでに慣れた待合室でぼんやりと 昼間の情報番組を眺めていると 声がかけられた>>418]
ん?
[反応が遅かったのは こんなところで、こんな時間に 声をかけられると思っていなかったから。 いぶかしげに眉間にしわがよったのは マスクで隠れた顔がとっさに知り合いに結びつかなかったから]
慣れてるから問題ない。 お前でも風邪引くんだな。
[待合室にいるに似つかわしくない普段どおりの様子で小さく笑った*]
(425) 2017/03/13(Mon) 14時頃
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― 3階 ―
[那由多がついてきたかはわからないが、 到着したそこは想像していたとおりの赤い海。 鉄さびの匂いが鼻につく。
壁際の、赤に染まらない場所にバケツを置き、 マネキンへと近づく。ぴしゃり、靴が赤色を散らす。 かけられたブレザーを持ち上げる。 見覚えのある紫のリボン。 人ではない白い肌]
……水野、だな。
[そうとしか言いようのない姿。 何らかの意図があって誰かがこれを用意したとして ここまで水野の姿をさせる意味がわからない]
(426) 2017/03/13(Mon) 14時頃
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入間、タオル。
[預けたタオルをくれと手を差し出し、 もらえたならばバスタオルに見えないように全身をくるんで、 抱き上げて空き教室へと運ぶ]
見たくないやつも、これ以上見ないほうがいいやつもいるだろ。 ここにおいておいたら目に入る。
[そういいながら**]
(427) 2017/03/13(Mon) 14時頃
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―3年3組の教室で>>405>>408―
……そっか……あ、でも、 パンケーキなら、練習すればできるよ?
[入間にそう謂った。状況が状況なので、そんなことを提案しても、どうしようもないかもしれないが。
堆と入間のやりとりに、ほんの少し緩やかに目を細めてから伏せる刹那。視線は机の上の食べ物と書置きに向いた。]
あるだけマシだと思おうよ…
[堆の言い分に小さな苦笑。 でもまあ、確かに既製品は味気ないのは能久も同意見だ。]
ん?うん。いいよ、 じゃあ、後で材料探してみる。
(428) 2017/03/13(Mon) 14時頃
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[幼馴染の朝食注文に、能久は快く頷いた。]
学校がそのまんまなら、 色々揃ってはいるはずだし 皆の分作るよ
[何かしている方が、きっと気がまぎれるし、 おいしいと食べてもらえるのは、 うれしいことだ。]
(429) 2017/03/13(Mon) 14時頃
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……ほんとうに? ……ううん、いや、…ごめん、
[>>413 其処に知られたくないという壁を無意識にしろ察すれば、半歩退いてしまって、謝った。]
そうだよね、 ――、――皆いるからさ。
[こういう時、大和ならもっと 気の利いたことが謂えるのかもしれないけれども、委員長気質には程遠い能久は、控えめな言葉を向けるに留まる。]
それは、うれしいな。 生クリームが今あるかは、わかんないけど……あると、いいな。
[思いを馳せた。色は同じでも味のない雪とかじゃなくて、口の中でふわっととける、クリームのかおり。]
(430) 2017/03/13(Mon) 14時頃
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(パンケーキには 幸せな記憶ばかりあるのがいい)
(431) 2017/03/13(Mon) 14時頃
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/* おさななじみやさしいですやさしい 病院…病院どうなってんの…不安…不穏…
(-79) 2017/03/13(Mon) 14時半頃
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―2F廊下― ……うん、わかった。 その時は、ちゃんと戻るよ
[>>406堆の言葉に小さく頷く。 どうにも、幼馴染の言葉には弱い。]
――、うん、
[思わず零れた本気の不安は、あまりに唐突で鼻で笑われるのも仕方があるまいが。]
バカって何だよー
[すねたように言い返した。手渡したバケツの取っ手がぎしりと鳴ったのが、奇妙に耳につく。 >>414重ねて入間も笑ったものだから、さすがに恥ずかしくなった]
わ、笑わないでよ、うぅ、 やりますからー、そっちもがんばって、いってらっしゃい…
[子供に謂うような言い方に恥ずかしさが3割増しになった勢いで言い返したつもりだが、迫力には驚くほど欠けている。]
(432) 2017/03/13(Mon) 14時半頃
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階段を昇っていく二つの背中を見送ってから。 手にした、よく絞ったタオルひとつに視線を落とす。
―― 息一つ。
よし、と口の中で呟いて気合を入れると 目についたところから拭き掃除を始める。 足跡や飛沫は、端から赤茶け始めていて本当に、「本物」の、ようだった。]
……
[ぎゅ、と眉を寄せる。 そのままずっと聞こえてくる泣き声、スピーカーを見上げて]
……誰なんだ?…どうして、…泣いてるんだ…
[答えなどあるわけもない、一方通行の問いかけ。 床に膝をついて拭き続ければ、廊下は汚れる前の姿を取り戻していく*]
(433) 2017/03/13(Mon) 14時半頃
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[書き置きを置いた、直後。 莉緒が正にその書き置きを見詰めているのに気付き>>381、 私は内心、小さく首を傾げました。
何処か変な所でもあるかしら。 彼女の頭を過ぎった事柄を知りませんから、 一度改めて書き置きを見直して。 けれど、小さな疑問は結局解消されないまま、 彼女の手を握って、歩き出します。
莉緒とも、そして先程の悠ともそうですが。 こうして、手を繋いで。 安らぎを得ているのは、私の方なのかもしれません]
(434) 2017/03/13(Mon) 14時半頃
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[廊下は、笑い声が溢れていた頃の方がマシでした。 文化祭の装飾に、イルミネーションに、 お葬式みたいな啜り泣きは、あんまりにも不釣り合い。
煩わしいと、最初は思っていましたけれど。 もしこれが誰かの心の中だとして──── これは、その誰かが、泣いているという事なんでしょうか。 私には、どうしてもそう思えてしまって 聞く度、何だか、責められている様な心地になるのです。
沈んだ気分は、出来るだけ表に出さない様に いいえ、繋いだ手に力を込めてしまいましたから 私の心が穏やかでないのは、気付かれてしまうかもですね]
ありがと。 私も、何処にも行かないから。
[此方を見詰める莉緒>>382に、私は小さく笑いかけます。 不確かな口約束だって、確かに安堵を齎すもので 包み込まれた手の温かさに、ほぅと息を吐き出しました]
(435) 2017/03/13(Mon) 14時半頃
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[重ねられた手を、私も空いた手でそっと撫でて。 穏やかな声音で、「行こっか」なんて言いながら また、改めて歩き出します。
やがて、そう時間もかからずに シャワー室へ辿り着いたでしょう。
誰も居ないのに、電気だけは爛々としていて これで水音でもすれば、怪談の出来上がりなんでしょうが 幸か不幸か、聞こえて来るのは啜り泣きだけ。 …………いいえ、ある意味ホラーな状況でしたね]
なんか、この状況、学校の怪談…って感じ ……あ、お湯、ちゃんと出るみたいだよ。
[並ぶ個室の一番手前に入って、コックを捻ると 最初は冷たくても、段々と温かなお湯が出てきます。 血でも出てたらまたホラーでしたが、 そんな事もありませんでしたね]
(436) 2017/03/13(Mon) 14時半頃
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[悠に伝えてあげなくちゃ、とか 着替えは保健室のもので良いかしら、とか。 そんな事を考えながら、 ふと、隣に居るだろう莉緒の方を見て]
……そういえば、さっき 書き置き見てぼうっとしてるみたいだったけど、 何か、変な所とかあったかな?
[改めて確認する事でも、ないのかもですが。 悠にシャワーが出るって伝えるでも、 着替えを取りに行くでも、一度此処を離れるんですし 再び外へ出ようと緩く足を動かしながら
雑談の種の一つとして、投げかけて*みたり*]
(437) 2017/03/13(Mon) 14時半頃
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/* みんなと仲良くなりたいんだけど遠い…なぁ。
(-80) 2017/03/13(Mon) 15時頃
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/* みんながある程度仲良い前提だと思ってたから仲良くならなきゃって思ってたけどむずかしい。。。 うーーん。最終日かぁ……。ど、う、し、よ、う。
(-81) 2017/03/13(Mon) 15時頃
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[>>362 さっき天ケ瀬にした鏡写しみてェに、 今度は健士郎が俺の真似して目を瞬いた。
悩んでる、悩んでる。
答え返ってくるかなァって思ってたけど、 やっぱ健士郎は真面目に考えてくれンだな。 だから俺は大人しく待ってたよ]
…… へェ。
他人を貶される時は怒って、 自分を否定される時は悲しくて怖ェの。
[俺は、どうだっけな。 他人を貶された時、は思いつかねェけど、 否定された時、は]
(438) 2017/03/13(Mon) 15時頃
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[ ―――― ああ、あの、目が。
思い出しかけて、でも、 不意に飛んできた問いに、 ゆっくりと視線を上げた。>>367
こっちを見る目には、 躊躇いがあるけど、真っすぐだ。
その目の奥で、なに考えてっかは読めねェけど、 少しばかり黙って、口角を上げた]
(439) 2017/03/13(Mon) 15時頃
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[ 正解だよ、健士郎。
だけど、悪ィな。 アンタにまであんな目ェして欲しくねェんだ。
―――――― だから、俺は、]
(*1) 2017/03/13(Mon) 15時頃
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いーや?
健ちゃんがさァ、 深刻そーな顔ばっかしてっから、 ちょっとした話題転換?
ま、普段あんま喋んねェし、 どーいうことでそう思うのかなァ? って思ったところもあるけど!
[ナハハ、って笑いながら 健士郎の眉間のシワを人差し指で伸ばす。 ほらほら、アイロンかけちまうぞ。
そんで、指を離して、明後日の方向見ながら、 寝袋を抱えなおして、また健士郎を見遣った]
(440) 2017/03/13(Mon) 15時頃
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俺の悩み?
そォだなァ…… 行きたい大学に受かるかなー?って。 ちょっと成績ギリギリなんだよなァ。
あとレンタルしてたCD返そうと思ってたのに こんな事になっちまって返せなくなった事かな。 ……延滞料って意外と高ェのよな。
[けらけら。もう一度、寝袋抱えなおして、それから 部屋の出口の方へ二、三歩進む。 多分このくらい寝袋あれば大丈夫じゃねェかって。
―――― 健士郎を振り返る]
(441) 2017/03/13(Mon) 15時半頃
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だから、俺じゃねェよ。
[その優しさは、別の誰かに向けられるべきだろ。 死にたいって思うほどの苦しさなんて、俺には無ェもん]
それよか、健士郎はどうなんだ? 悩みとかって、アンタの方が よっぽど有りそうだけどなァ。
[世間話のような気軽さで問いかけながら、 そろそろ戻るか、って促す言葉も添えて、 応えは期待しないまま、部室から出ようとした]**
(442) 2017/03/13(Mon) 15時半頃
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[食器が割れてた]
[血の痕がついてた]
[綺麗に拭いておいた]
[嫌なこと、これで消えるはずもないのに]
(443) 2017/03/13(Mon) 15時半頃
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(汚れをふき取りながら ぼんやりと思う。
――たかしがあんまり 無茶をしなくなったのは、 いつからだっけ。
怪我するたびにたーくんが、って
おれが泣いてばっかりで、
うるさかったからかなあ。)
(444) 2017/03/13(Mon) 15時半頃
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―回想:パンケーキと幼馴染>>423― [堆の家は綺麗なキッチンを使わせてもらうとき、能久も最初のうちはとても緊張した。 そのうち、勝手知ったるなんとやら――に、なったのだが。
いつからか自分の家に居づらくなったころ。
パンケーキの香りと共にある時間。 気を張らなくていい そんな緩みから零れたひび割れに、能久にとって思いもよらぬ返事があった。 まるく見開いた眼は、微かに揺れる。
「……いいの?」
驚きと、うれしさと、少し遅れて申し訳なさが入り混じる。 迷惑じゃ、なかったら、と遠慮がちに付け加えた。
「…ありがとう」
――やっぱり、幼馴染には、甘えている**]
(445) 2017/03/13(Mon) 15時半頃
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── 現在 ──
[ 声 をかけられて>>407、 はたと立ち止まった。それほど、上の空だった。]
── 上須賀? なにそれ
[ バケツを手に、階段を上ってくる。 眉を顰めかけて、隣にいるのが誰かを理解した。
あーー、あーー、そういえば。 片付けるって、そういうこと、言ってたな。
俺の視線は揺れる。 足元に落ちて、上須賀のほうに戻って、 それから、ちらりと入間のほうを見てから、
ぺたぺた と、赤いハンコを残す上履きで、 ふたりのほうへと、歩み寄った。]
(446) 2017/03/13(Mon) 15時半頃
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……俺もやる、貸して …………悪い。さっきは、どうかしてた
[ もそもそと、口を開いて言ったのは、 そんな、短い言葉だけで、
俺は、言葉少なに、隣に並ぶ3人目になる。
これ以上、汚れを増やさないように。 脱ぎ捨てた上履きを、ゴミ箱に突っ込むのも、忘れずに。*]
(447) 2017/03/13(Mon) 15時半頃
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―いつかの授業、いつかの話―
[いつかの、外部講師を招いた授業で 20人に1人、の話をしていた。
保田と古辺が何か話していたけれど、 少し離れていたからよく聞こえなかった。 能久は講師の話の内容について、 思いを巡らせる。
どうなのだろう、 ずっとうらぎらないで、 そばにいられるなら、 どちらでも、いいのではないか。
本質を理解しているのかあやしいまま、――能久は 漠然と考えていた。――だって、離れて行ってしまうなら意味なんてなかった。家にはまだ、食器のかけらが残っている**]
(448) 2017/03/13(Mon) 15時半頃
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/* 雑巾がけたのしい
入間さんかわいいね入間さん… 大和さんと三星さんの手をずっとつないでるのかわいすぎではないかなって思うよ
天ヶ瀬さんの悩みすごい高校生っぽくていいなって思う…思う…
ちょっとおれの悩みなまなましいね…両親の浮気が原因の離婚…
(-82) 2017/03/13(Mon) 16時頃
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/* たかしのびょうきなおる? だいじょうぶ??
何の病気か全然分からないなんだけど脳に衝撃がかかったやつかな…うろおろうおろ
(-83) 2017/03/13(Mon) 16時頃
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/* 理一のなやみは 自分でわかってないだけで とんでもなく奈落だよ…奈落…何があったの…
(-84) 2017/03/13(Mon) 18時半頃
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/* 入間さんの悩みも深淵だよ お兄ちゃんなにやってんだよ… 三星さんもきっついし 大和さんも自分の顔に傷つけちゃうとかなんで…なんで…
(-85) 2017/03/13(Mon) 18時半頃
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/* えとさんってだれだ おねえちゃんかな
(-86) 2017/03/13(Mon) 18時半頃
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[勝手に描いた“もしも”は、どうやら杞憂だったらしい>>440。橘の質問は悩みと関係あるとかではなく、単なる話題転換だったと。 それならそれで、あれだけ考えて真面目に答える必要はなかったんじゃないか……と思ったりもするが、それでも、心の底から安心した。 もし肯定されて、それが悩みだと言われたところで、どう声をかければいいかなんて想像もつかないから]
……それなら、良かった。
[物理的に眉間の皺を伸ばされながら、彼に釣られるようにして笑う。 そう、橘はまた、いつも通りに笑っている。その笑顔が嘘かどうかなんて、俺には見抜けない。だから都合よく、本物だと思っておくことにした。それは、もしかしたら、ただの逃げなのかもしれないけれど。]
(449) 2017/03/13(Mon) 19時半頃
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……古典や社会系なら、俺でも多少は教えられるぞ。 理数系はあまり得意じゃないし、英語は保田の方がいいだろうが。
CDは……ここを出たらすぐ、返しておけ。
[ありふれた悩みを相談されれば>>441、日常が返ってきたかのような錯覚を覚えながらそんな風に答えた。 ここから出られないだなんて考えずに。まるで、出られるのが当たり前であるかのように。]
(450) 2017/03/13(Mon) 20時頃
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[寝袋を抱え直して橘に続いて部室を出ようとすると、前に居た橘が振り返る。]
……そうか。分かった。 突然あんなこと聞いてすまなかったな。
[橘が俺じゃないと否定するなら、その言葉>>442を信じて受け入れよう。 しかし、彼じゃないとしても、まだ候補は…10人、いるのか。果たして見つけられるのだろうか。人の悩みとか、自殺したいか、なんて、ただでさえ聞きにくいのに。
と、無意識に自分を除外して考えていたが、橘のお前はどうなんだという言葉を聞いて、はたと思い至った。 ああ、そうか。一応、俺と言う可能性もあるのか、と。 ……いや、でも、]
(451) 2017/03/13(Mon) 20時頃
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|
……悩みがない、わけではないが。 少なくとも、あのメールの送り主は俺ではないな。
[その可能性をすぐさま打ち消して、そう断言した。 そうだ、絶対に違う。あんな、『ちょっと死んでみる』なんて軽さでは死なないし、死ねない。
もし橘に理由を聞かれたならば、 「俺が死んでしまったら、親父が一人になってしまうだろう」 と、苦笑して答えただろう]
(452) 2017/03/13(Mon) 20時頃
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[何度か、母さんの仏壇の前で泣いている親父の姿を、隠れて見ていたことがある。
ごめん。すまなかった。俺が、俺が、弱かったせいで、お前は、と。
悔しそうに、許しを請うように、悲痛な声を上げて嘆く姿。 そんな姿を見ているのに、そんな親父を一人にして逝けるわけ、ないだろう。
そしてそんな親父の姿を見ていたから、 “もし母さんが生きていたら、”と何度も思ったから、
もし友人が死にたくなるような悩みを抱えていたら、もし救えるのなら、救ってやりたいと思うのだ。 死んでしまってから嘆いても、遅いのだから*]
(453) 2017/03/13(Mon) 20時頃
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―回想:待合室で―
[マスクの下は薄化粧。 スッピンで外に出るなんてこと私にはできませんから。 それでも口元が隠れてしまうと案外気付かれないものですね]
入間、入間。入間 悠。
[選挙並みに自分の名前を連呼してご挨拶しました]
堆は私を何だと思ってるのかな〜? まぁ、いいけど。 慣れてる……ってあれ、堆、結構病院来てるの? もしかして、どっか…悪い?
[いそいそと会計に呼ばれてしまうまでの時間ですが、隣に腰掛け尋ねてみましたね。
一見して普段通りの彼>>425ですが、休みがちだったのは知っていたので]*
(454) 2017/03/13(Mon) 20時半頃
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―現在:→3F―
………堆、痩せた?
[あの日、待合室でたまたま会った日なら、「堆、それ私に失礼だからね?」と突っ込むくらいはしたでしょう。 私は体重を気にしていたので尚更に。
それをしなかったのは彼の腕でバケツを持っているのが大変そうに私には見えたので。
気のせいなら良いのですが、とばかりに尋ねることはありましたね]
………昴にパンケーキ作り教えてもらって筋トレしよ。
[先程のやりとり>>428を思い出しながらポツリと]
(455) 2017/03/13(Mon) 20時半頃
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[先程…教室にいた頃の話です。 練習すればと昴は言ってくれましたし、「いい機会かも。教えて!」とお願いしましたね。 みんなの分を作るのなら一人分は少ないほうがいいと思って>>429
生クリームは流石にない気はしましたけども、はじめから夢を捨てなくてもいいかもしれませんから、口は挟まず。
この会話の成果があってかどうかは分かりませんが、別れる時はいつもの昴に戻っていたような気がします>>432 それでもいつ昴が事実を知ってショックを受けるか分かりませんから、少しだけ急ぎ足で階段を上っていたでしょう]
(456) 2017/03/13(Mon) 20時半頃
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―現在:3F廊下― [那由多の揺れた視線>>446 落ちて、堆に向けられて、最後に私に向けられました。
バケツを持った堆と裸足でタオルを抱えた私。 靴下と上履きは教室のゴミ箱に突っ込んでありますが、インパクトはそこそこあるかもしれません。 いえ、彼が気にしたのは恐らくそこではないでしょうが]
………うん、よく、似てるよね。
[堆には一言>>426 このマネキンをつばさちゃんだとしたのか、どうなのかは一言では判別がつかず都合のいい解釈をしようと。
助手のようにバスタオルを堆へと渡して>>427 那由多には床を拭くためのタオルを差し出しました>>447]
(457) 2017/03/13(Mon) 20時半頃
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[真っ白な清潔なタオルに赤が滲んでいくのを眺めつつ、軽いめまいを覚えます。 鼻をつくこの臭いはどうしたって、血液以外にはあり得ませんでしたから]
…………ううん。私も、言い過ぎたよ。 マネキンなら、血なんか、流さない。 それは…私も、そう思ってる。
これ、やっぱり、血だね。 那由多のいう通り、だったよ。
[向けられた謝罪。 私も同じように短く、返しました。 それでもあのマネキンを今もつばさちゃん本人かもしれない、そんな可能性だけは認めたくなくて、触れることはしませんでした]
(458) 2017/03/13(Mon) 20時半頃
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[血を吸ったタオルをバケツで流して、また床を拭いて、その繰り返し。 そうして白を取り戻した床を見下ろしながら、役目を終えたタオルはバケツの中に入れてしまいましょう。
堆はどこにつばさちゃんに似たマネキンを置いてきたのでしょう。 教えてもらえたのなら耳にしつつ、ふと私は尋ねました]
……死んでみよっかなって、思ったことってある?
[それは友達に投げるものとしては十分に重たい言葉だったでしょう]
(459) 2017/03/13(Mon) 20時半頃
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二人は知ってるかどうか、分からないけど。 人が、自分の心の中に他人を閉じ込めてしまうことって、あるみたい。
[都市伝説のようなそんな話を、二人が信じてくれるか如何かは分かりません。 それでも私が続けたのは、他のみんなにも伝えてなかったことを思い出したから]
そういう人って女の人やちっちゃい子、が多いらしいんだけど。 精神的に不安定な人や、生死の境を彷徨ってる人にも、あるんだって。
もし、この話が本当なら…、ここにいる私たちにも無関係じゃないかもしれない、ね。
正直、私じゃないかもって、証拠、何も、ないから。
[再使用が難しそうなタオルはそのままビニール袋か何かに突っ込んでゴミ箱に捨ててしまいつつ、視線を向けました]**
(460) 2017/03/13(Mon) 20時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/13(Mon) 20時半頃
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[>>449 笑った。
健士郎が笑ったその顔に、俺は“安心”した。 そうだよォ、っつって、眉間をつつく。
やっぱ難しい顔してるよりか、 笑ってる方がいいよ。なァ?]
おお。ありがとォ。 その時は頼むな。
[>>450 話した悩みにもちゃんと答えてくれる。 健士郎、どんだけいいヤツよ?って、 俺はまたフフッって笑う。
謝られたら「気にすんなよ」って 手をひらり、振った。>>451]
(461) 2017/03/13(Mon) 20時半頃
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[でも、メールの送り主じゃないって断言された。>>452 「なんで?」って聞いたら、親父を一人に出来ないって。
父さんが、一人になる。
その意味が、分かったから 俺はそれ以上は何も聞かなかった。
そっか。そんな軽い返事を寄越して、 3年3組の教室へと向かう]
(462) 2017/03/13(Mon) 21時頃
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[ >>367
健士郎の願いを、 知らず叶えてしまった事には、気付かない。
肯定しなかったのは、 健士郎の思い違いじゃあなくて、
ただ、俺に度胸がなかっただけの事 ]
(463) 2017/03/13(Mon) 21時頃
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[ 笑ってくれて、 バレなくて、
良かったって、
二つの意味の“安心” ]*
(*2) 2017/03/13(Mon) 21時頃
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― 3年3組教室 ―
あれ、誰もいねェの?
[誰か居るだろうと思ってたのに、 我がクラスはもぬけの殻だった。
いや、正確には教卓の上に パンだとか弁当だとかが並べられていた。 その傍に書置きがあって、取り上げる]
(464) 2017/03/13(Mon) 21時頃
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お、自由に食べていいってよォ。 この字は……大和かな?
[>>333 文化祭の会議があった時に、 黒板に書かれてた文字にそっくりだ。
さすが委員長。食料調達とはさすが。
寝袋は教室の脇に並べて、 健士郎を手招いてから、食料の山を どれにしようかなって眺めた]**
(465) 2017/03/13(Mon) 21時頃
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―2F廊下、手洗い場―
……、意外と飛んでたなぁ…
[細かいところが気になって、 廊下をなんだかんだと磨き終わる。 ホラーじみた足跡も残らずぴかぴかだ。 蛇口を捻って流れた水に、赤錆色が溶けていく。
排水口に渦を巻いて 飲み込まれていく。]
――……
(466) 2017/03/13(Mon) 21時頃
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/* この子の恋愛観だけど、 男の子と付き合うよりまだみんなでわいわいしてた方がたのしいっていうのと、 わりとあお姉同様悪い男に惹かれる性質ではあり、 それでちょっと大変な目には遭っていたかもしれない……
(-87) 2017/03/13(Mon) 21時半頃
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ほんとうに。 ―― どれだけ広くても息苦しいぜ。
[ けらり、笑った。 曖昧な笑みを捉えた後、背を向けて。 血を垂らしながら進もうとした そんな時だ。 声が、かかる>>384。 ]
(467) 2017/03/13(Mon) 21時半頃
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―― ん。
[ 短い肯定。 わかった とも 勿論 とも。 言葉にして返しこそしなかったけれど、 軽く手を振ったのは きっと、 天ヶ瀬にも見えたはず。
さて 入間を探す前に。 制服を新しいものに変えないと* ]
(468) 2017/03/13(Mon) 21時半頃
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― 1F男子トイレ ―
[ …流石に一室借りる位だから、 血の跡があっても勘弁して欲しい。 ブレザーとスラックスは完全にアウト。 カーディガンは…、まあ 大丈夫か。 ワイシャツは念のため変えておいて、 なんて、そんなことを思いながら 洗ったばかりの冷たい手で、 ポケットの中、 突っ込んだままのヘアピンを出した。 …入間から貰った奴>>16、 なんだかんだで、まだ持ってるんですよ。 ]
(469) 2017/03/13(Mon) 21時半頃
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― 回想:文化祭の空き間 ―
[ 一度だけ。 この高校に入って、前髪を上げたことがある。 接客のひとりが彼女とまわりたいとかで、 俺に代わりを頼んできた から。
ギャルソン姿なんて、きっとこの先無いし。 思い出のひとつ…で いいのかな。 まあ 俺も 仕方ないかって、 昼飯奢りを条件に仕事を任されることにした。 ただ、ほら 俺の前髪、鬱陶しいままだし 清潔とはほど遠いし。 ―― 上げないと、駄目だろうな って 渋々、ピンで止めようとする他なくて。 ]
(470) 2017/03/13(Mon) 21時半頃
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[ ピンは そう。入間から貰った奴。 手先は不器用じゃあないけれど、 こういうの、やったこと無かったからさ。 俺は悪戦苦闘、って調子だったわけだ。 でも、そんな折り。 丁度休憩中の入間を見かけたもので、 頼もうと、"思えた"。
…表現? 間違ってなんか、ないって。 ]
(471) 2017/03/13(Mon) 21時半頃
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[ ―― ただ 申し訳ないことに、 入間に頼んでおいて、 髪を弄られている俺の顔は 真っ青だった。 もっと言えば冷や汗もかいていたし 表情も"らしくなく"硬かったし、 入間の指が俺の前髪を通る度に、 身体が強ばっていた気もする。 ]
(472) 2017/03/13(Mon) 21時半頃
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[ 女子に緊張しているんじゃあ なくて。 ……なんだろうな 恐怖、かな。 こういうこと、やっていいのか 俺はわからなくて、 やっちゃいけないとすら思っていて。 …ようやく世界が開けたのに、まだ こうなんだって。 事情こそ、口には出せやしないけれど。 髪を整えてくれた 後に。 ありがとう と ごめん を、 ぽつ ぽつ 言っていた俺へ、 入間は、なんて思っていたんだろう。 ]
(473) 2017/03/13(Mon) 21時半頃
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[ …ああ でも。 はっきりとした視界で、 あいつの表情は よく 見えていたと思うし。 視界の端、笑って接客をする橘が、 なんだか羨ましかった そんな 思い出* ]
(474) 2017/03/13(Mon) 21時半頃
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/* Q.健士郎は制服汚れてないんですか? A.汚れてないことにしました(ご都合主義)
(-88) 2017/03/13(Mon) 21時半頃
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/* 古辺の隣にしゃがんだだけだから多分セーフ……あれ、膝着いたって打ったっけ…?でも靴は流石に汚れてないとおかしいか…?いやでも靴脱いでたりするの保田くらいだよな…?(ぐるぐる)
(-89) 2017/03/13(Mon) 21時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/13(Mon) 22時頃
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[綺麗事だけで成り立つ世界で生きていけたら、 どれだけよかっただろうか。
たったひとりの姉が長らくの家出から戻ってきた。 ずいぶん変わってしまっていたけれど、 無事に絆を取り戻すことができました。めでたしめでたし。 そんな風にうまくいけばよかったのに。
わたしはもう無邪気な子供じゃない。 あお姉の近所での評判がどんなものかも理解せずにはいられなかったし、 それに、やっぱり、あお姉は自分勝手だ]
(475) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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[雨の日に外に出る時。 濡れないように傘をさしたり、レインコートを着たりする。 だけどあお姉の場合、外に出るって時に限って雨に降られる不幸を嘆いた末に、 傘もささずレインコートも着ないで外に出るだろう。 そうしてずぶ濡れになってしまった後始末はほとんど他人任せにするだろう。
実際にそういう場面を見たことはない。あくまでたとえ話。 だけど、今のわたしから見た今のあお姉を説明するには、 これで事足りる、と思っている]
(476) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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[雨に濡れない格好をしないで外に出るのは、 自由だとあお姉は言うでしょうか。
でも、ずぶ濡れになった後の責任を伴わないなら、 それは自由じゃない。ただのワガママだ]
(477) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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――3-3教室――
……皆、どこに行ったんだろうな。 水野を探してるんだろうか……
[橘に続いて教室に戻ったはいいものの、そこには自分達以外誰もいなかった。 入間も天ケ瀬も水野を探そうとしていたみたいだから、もしかしたら皆そうしているのかもしれない。 俺も探しに行った方がいいだろうか、とも思ったが、時計を見てみればもう随分遅い時間だった。水野や他の皆のことは気になるが、入れ違いになるのもどうかと思うし、今日はここで他の皆を待つことにしよう。 ……皆揃って、寝て、起きたら全部夢でした、ということになっていればいいのだけれど。皆揃って同じ夢を見ていただけならば、それはただのちょっとした笑い話になるだろうから。]
(478) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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[あお姉の心の中には今も雨が降っている。
いっしょに住んでいた男に追い出されたと言っていた。 「離れられてせいせいした」とは言うけど、 その癖男に未練たらたらな部分を見せる時もあった。
話を聞くだけでも、 ろくでもない関係だったんだろうな、と想像するのは容易かった。
まだあお姉とまともに顔を合わせることができていた頃、 わたしはおおむね聞き役に徹していた。 この7年間何があったの、とか、 どうして今頃戻ってきたの、とか、 訊きたいことは色々あったけれど、 あんまり話を聞いてくれそうになかったから早々に諦めていた]
(479) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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[ほんとうに自分勝手だ。
――それでも、 わたしはあお姉に傘をさしてあげたかった。
わたしが落ち込んでいた時励ましてくれたヒーローのようにしたかった。
でもどうすればいいかわからなくて。 せめて外に出るきっかけになればいいと思って、 文化祭のパンフレットやチョコバナナのタダ券を部屋に置いていった。
それがあお姉の中で、悪い感情を引き起こすトリガーになってしまったのではないかと、 今となっては思う*]
(480) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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食べ物を持ってきてくれたのは有り難いな。 後で大和達に礼を言っておくか。
[橘に手招きされたなら自分も寝袋を教室の端に置いて、教卓の方へと寄っていく。それから適当に1つか2つ、パンを手に取って少しずつ食べて行っただろう。 あんな死体染みたものを見てしまった後だから、食欲があるとは言い難かったが、こんな何が起こるか分からない状況なのだし、食べれる時に少しでも食べておいた方がいい。 そんな風にしつつ、橘と二人で他の皆が教室に戻ってくるのを待っただろうか**]
(481) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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―2F廊下― [赤いのが、ちゃんと流れているか確かめる。 それから、そっと先ほど堆と入間とわかれた階段をそっと窺い見上げた]
……、――
[脚をかけようとして、躊躇って、 ――気遣いを、やっぱり無駄にはしたくなくて、それに、やっぱり、怖くて、そっと階段から離れた。 微かに声は聞こえども、内容までは、分からなかった。>>460]
(482) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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― 現在・シャワー室 ―
[慣れとはおそろしい、というべきか。 すすり泣く声は止まないけれど、 食堂でそれをあお姉の泣く声とだぶらせてしまった状態には、もうなることはなかった。 ちよちゃんといられて安心できているのが大きい]
………うん。
[小さく笑い返して、またふたりで歩き出す。>>435
やがてやってきたシャワー室。 明かりはついてるけど利用者はいなくて、泣き声が聞こえる以外は、静か]
(483) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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[誰もいないシャワー室からすすり泣く声。 水をひねると透明な水ではなく流れる赤い液体。 ふと振り返るとそこには――――]
あ。よかったあ……
[――――なんてベタなホラー展開にはならないで普通に使えるみたい。>>436 シャワーの後に使うタオル、教室に積まれてたのから、 廊下を拭いたのを差し引いて残った分で足りるだろうか。 たぶん保健室から持ってきたんだろうけど――などと考えつつ、 知らせなきゃ、と廊下に足を向けている時に、>>437 ちよちゃんが問いかけてきた。さっき……書置きを見てた時のことを]
(484) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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― 回想:幼馴染のために>>445 ―
[家に帰りたがっていないような幼馴染のために どうせこちらも両親は遅いか帰らないかで 反対する人もいないので、 泊まるのを提案したその日から
いつ来てもいいように、 部屋のすみに客用の布団がおいてある。
それは、たぶん、いまも*]
(485) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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変なところはないよ。 ただ……ちよちゃんの字、 わたしが長い間手紙のやりとりをしている人に似てる気がするって思っただけ。
[さすがにわたしのヒーローという呼称は人前では使えない。 なんてことない風に応えたんだけど、ふと視線を床に落として]
その人がここにいればいいのになあ、 そうしたらなにもかもうまくいってみんな無事に帰れるかも……、
なんて、うん、 ……ない、よね。
(486) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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― ◆◆月◆◆日/8:50? ― チャイムが鳴ったから8時50分なのかも。 だとしたら夜? 水野がいなくなった。帰ったのか。 帰る方法なんてあったんだろうか。 ホストの理由も気持ちもまだわからない。
…俺帰れるのかな。
(487) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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[ 真新しいスラックス。 ポケットの中に、ピンと切ったスマホを入れて。 洗った手で袋を持った。 大和に貰ったカイロは、 まだほんのり温かいものだから、 勿体ないと思ってしまえば もう片方のポケットに入れていた。
……そういえば、 入間は何処にいるんだろうか。 ずっと上にいるのか、教室に戻ったのか。 あるいは他の場所にいるのか。
とりあえず教室に戻っていれば 間違いは無いだろう と 上を目指す* ]
(488) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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― 2F・3-3教室 ― [ そうして 戻ってみたけれど。 ]
[ ―― あれ、いないのか。 前髪の向こうで、そんな顔。 変わったことといえば、 教卓の上の並んでいる食料だろうか。 二年の頃から見慣れた字、 大和の書置き>>333を認めれば ありがたくパンでも頂いておこう。
ちなみにメロンパン。 ]
(489) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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―― あー…、寝袋。 ありがと。 たぶん他の誰かが言うかもしれないけど 女子は保健室で寝かせてやろ。
…つか、 これ寝るときも電気点いたままなのかね… [ その場で袋を開きながら ぽつりぽつりとそんなこと。 お前も食べたら って、なんでもないように 橘にサンドイッチの袋を、 元賀に弁当を手渡した。
……やっぱり笑ってるんだなあ って そんな風に 橘を見ながら* ]
(490) 2017/03/13(Mon) 22時頃
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― 回想:待合室>>454 ―
んな連呼しなくても見りゃわかる。
[さすがにじっと見れば、一応わかる。 声が掠れているのと顔が半分隠れてるのが悪い]
なにって…たくましいどじっこ?
[しょっちゅうけがをしているように見えたのと 部活で鍛えられていそうなののイメージを そのまま口にしていた]
どっかわるそうに見えるか? 病院はいいぞ。 軽い症状でかかるだけで 1日の休みが保証される。 ……入間は早く治るといいな。
[軽口を言いつつもいちおう付け足しておいた*]
(491) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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― 少し前:→3F ―
あ?
[痩せたと、問われ>>456、自分の腕を見る]
別に痩せちゃいねーが……
[気づいたように、 持っていたバケツから少しだけ力を抜く]
パンケーキで筋トレとか言うと メレンゲづくりとか。 あれ腕にくるんだよな。
[台所でちょこまかしている昴に手伝いを申し出て 一度やった時に疲れ切ったことを思い出して げんなりした表情になっていた]
(492) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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―2F廊下→教室に―
――、……だいじょうぶ……
[戻ってくると言った。 不安がひどく胸を重くするのは、 もしかしたら、 ――もしかしたら、が、払拭出来ないからだ。 嫌なことを、思い出す。
もう一度、階段の方を見てから教室の方に脚を向けた。]
……、あれ、お帰り……?
[其処には既に古辺、元賀、理一の姿があったか。お帰り、というのもおかしいが、ほかにうまい言い方が見つからなかった。]
(493) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/13(Mon) 22時半頃
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― 現在:渡り廊下 ―
[バスタオルでくるんだマネキンは 遠くまで運ぶわけにもいかず、 手近にあった理科室の窓際に寝かせて、 持っていってた濡らしたタオルで 上靴の裏と、自分の足跡を拭きながら戻ってきた。
入間と那由多が二人係で掃除したからか 廊下はもうだいぶきれいになっていて、 問われれば>>459]
そこの理科室。入ってすぐ見えないように置いてきた。
[そう答えたところ、次に聞かれた言葉に 汚れたタオルをゴミ箱に入れようとする手が一瞬止まる]
(494) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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[すぐに勢いをつけてタオルを放り込んで]
昴ともさっき話した。 週刊誌で読んだ、それ。
[人が人を閉じ込める話>>460にうなずく]
俺でもない保証はないな。 ……死んだ方がいいかって考えたことなら、ある。
[それは、幼馴染の前では言えない言葉]
といってもな。 あんなマネキンとか、 このうざい泣き声とか、 眩しい電飾とか。 正直俺がここ作ったんなら趣味わり―なって思う。
[そういって肩をすくめた*]
(495) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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[もしもわたしが死んでみたくなってしまった、なんて手紙に書いていたら、 ヒーローはどうしたんだろう。
しかもその理由が姉との喧嘩だ。 ひどいことを言われたけど、 逆に傷つけるようなことも言ってしまった。 つまりこれまでたまっていた鬱憤を一気に晴らしたわけで。 しかもいくらかはすっきりしたのだから余計性質が悪い。
ヒーローみたいに悪いやつをやっつけたわけじゃないのに]
(496) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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/* さすがに最終的な病状は落ちる日に出したいけれども こんなに回想ぶっこむのあんまりやってないから 時間軸がおかしくなってたらどうしよう。
おち方もそろそろ考えないとなー。 可愛い幼馴染をどん底に落とすようなえぐい死に方していいだろうか。 だめだろうか。
(-90) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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/* 落ちロル書いてたらほんと時間なーい
いや、なんか今回も長くなったんですけどね……(目そらし
(-91) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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/* ひえええごっちゃりしているすまない……
(-92) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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[>>481 そだな、お礼言っとこう。 って、健士郎に応えてから、 食料に目移りしてると、足音が聞こえて振り返った]
おっ、通。おっかえりィ。
[>>482 教室で別れて以来だったかなァ。 なんだか久しぶりに会った気がする。 まァ、気のせいだけど]
(497) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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いいよ、いいよ。 俺、寝袋の方がいいし! 滅多に使えねェもんな寝袋。
電気はー……あー、駄目だな。
[スイッチをパチパチ切り替えるけど、 那由多がやった時みてェにやっぱり消えない。 電気付いてたら寝れないやつとか、いるンかな。
通からサンドイッチを手渡されて、 ありがとって、ニィ、笑う。
その代わりと言っちゃなんだけど、 通と健士郎にお茶を一本ずつ渡しておいた]
(498) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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昴は「ただいま」だろ。おかえり!
[>>493 しばらくしたら昴が戻ってきて、 俺はいい事を思いついてしまった。
教卓の上に置いてある缶ジュースを一つ取って、 ……今度は労いのつもりでな? 朝、那由多にやったみたいに、 顔にピトッって缶を当ててやろうとした。
ぬるいから当たっても、 然程威力はないかもしれないけど!]*
(499) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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— 3-3教室 —
[保健室から、手当り次第に教室を覗き見て、 ようやく教室へと戻ってくる。 そのどこにもつばさ氏はいなかったのだけど。 やっぱり、あのマネキンって、そういうことなのかな。
空腹もだんだん増してきた頃。 食欲はあまりなかったけど、軽食を販売していた教室があったので、 ポップコーンを両手に、二容器分、持ち出して。 そのまま教室まで持ち帰ってきた。]
(500) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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今、どんな感じ? みんなは?
[教室には誰が戻っていただろう。 >>333書き置きがされた教卓にポップコーンを混ぜて、 ひとくち、ふたくち、口に詰め込みながら、 その場にいる顔ぶれを見渡した。
これからどうすればいいのかは分からないけど、 もし手伝えることがあれば手伝うつもりで。]
(501) 2017/03/13(Mon) 22時半頃
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―回想:幼馴染のへや― [――>>485 とうさんも、かあさんも、遅い理由を うまく言えないままだったのに、 ここに泊まればいい、と言ってくれたことは 能久にとって、きっと、救いの手だった。
「……お礼に、 いつでもパンケーキつくるよ」
お返しになるかもわからないし いつも通りじゃないかと 言われればその通りなのだが。
布団の中で、他愛ない話をしたことも、 いまでも、其れが片隅にあることも、 本当に、うれしくて、――幼馴染を、大切に思っている*]
(502) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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─回想:文化祭の空間─
[あの時、理一に話を聞いてもらっていたから、私の接客もそこそこになっていたのだと思います。 三流のウェイトレスでも、しっかりと成っていたのは、この衣装のお陰でもあるのでしょうけど。
でもずーっと笑いたては疲れるのです。 理一はああ言っていましたが>>132 私には到底難しいことでして。 こうした一人の空間が、ひどく心地よくて、すこし、うたた寝をしそうなそんな時でした]
(503) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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えっ。髪の毛、あげるの? いーよ。いーよ。座って!
綺麗にしてあげるね!
[お客様が一人現れたのです>>471]
(504) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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んー、変わってねェな。 部室棟まで行ったけど、水野もいねェし。
[>>501 何やら食料を持って帰ってきた 天ケ瀬に応えながらそれを覗き込む。 おお、ポップコーンだ。
それも摘まみながら、 女子は保健室のベッド使えって会計様がー、 って通に水を向けた]*
(505) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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[普段、女の子でしたら蝶美を中心に髪の毛を触らせてもらってたり、なんかしてましたから、これでも自信はあったのです。
ただ、後ろ髪でなく、前髪、でしたから。 あなたの浮かべた表情>>472は、…よく、見えました。
私の頭の中で駆け巡った可能性。
1つ、女の子が苦手。 それは普段の古辺 通を見ている限りは違うでしょう。 2つ、前髪に何か秘密がある。 それもどうでしょう。
彼はただ、ぽつぽつと、言葉をこぼすだけでしたから>>473]
通、見たくないものは、見なくていいよ。 いきなり見える景色違ったら、慣れるまで大変かもだしさ。
[強張る体に触れては驚かせてしまうかもしれません。 かといって頭に触れるのも大袈裟ですよね]
(506) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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[だから私は小さく首を傾げて、ね?と言葉を重ねました。 気落ちしているかような同級生を励ましたかったのです]
取りたくなっちゃったら、取ってもいいから。 長髪のギャルソン店員もアリだよ。
[そうしてまた声をかけようとしていた時でしたか。 私はまたクラスの子に呼び出されて、振り返った先、見えたのは理一の姿]
………また、笑ってる。 理一、笑う以外、知らないのかなぁ。
[なんて落とした独り言。 聞かれていても構わないとばかりの呟き。 用意が出来たなら行こっか、と癖のように手を差し出しましたが、さて。
新しいコマドリさんの様子は如何だったでしょうか。 遮るものがなくなった視界では慌ただしく働く給仕の姿がたくさん。 和気藹々と談笑を楽しむお客様がたくさんいらっしゃったでしょう]*
(507) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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―3-3教室―
あー、そっか、 ただい みゃっ!?!?
[>>499 理一の言葉に、頬を緩めたところでところで缶による不意打ちを盛大に喰らって変な声。 あんまり冷えて無くても 冷たい感触はびっくりするものだ。]
ひえ、不意打ち、卑怯
[理一のおどけた調子に、 心持は少し、浮上した。]
(508) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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── 現在:3階 ──
……や、みんな、言ってた そんなわけないって
人形が血を流すわけないけど、 ひとが人形になんのも、ありえねーし
だから、おまえは、間違ってなかったんだって
[ 真っ白なタオル>>457は、 受け取った端から赤に染まって。
やっぱり、こんな量の血を流しては、 無事じゃあ済まないと思うんだ にんげんなら。]
(509) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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[ そういう問題なんだろうか>>498。 袋を置いて、 橘に貰った茶の缶を開けながら 能久への一部始終を目で追う。 ]
…まあ、明るくても眠れはするか
[ 居眠りなんてそんなもんだし。 そう思えば幾らか気楽な気がする。 喉に茶を通しつつ、 橘よりはさっきぶりの天ヶ瀬>>501を見やって、 彼女への報告は、さっき話したばかりだし、 いいかって省略して。 ]
(510) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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[ 結局、俺には触れられなかった人形も、 上須賀が、どこかへと運んでいって。
床が元の輝きを取り戻したころ、 ふと、入間が言った。>>459
死んでみよっかなって思ったこと、ある? ある。]
(511) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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―― 天ヶ瀬は寝るとこ、それでいい? さすがに教室はちょっと、あれだろ。 [ 飛んできた声>>505に、同意を求めるように。 ポップコーンをひとつ頂戴しながら、 ぽつり。 ]
(512) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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## 成績にも、進路にも、将来の夢にも、 一切、なにも口を挟まなかった母が、
ただ、漠然と、 ひとり息子の連れてくる"お嫁さん"と、 仲良く、買い物に行って、 孫の洋服とか、見繕うとか、 『 ずっと娘が欲しかったの 』とか、
熱心に祈るでもなく、 ただ、いつか訪れるはずの未来を、 なんとなく、思い描いていること。
知っている。 ##
(513) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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##
じわり じわり と、 失望を降り積もらせていくよりも、 一度の絶望で全部終わらせたいんだ。 だめかな。
##
(514) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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[ あるよ とか、うん。と言ってしまうには、 その問いかけ>>459は、重過ぎて、
俺はただ、「 知ってる 」と言った。
知ってる。 その話も、今の状況がそうかも ってことも。
そんな俺とは裏腹に、 上須賀>>495はあっさりと頷いて、 全部ひっくるめて、肯定してしまう。
顔を上げられない。 死にたい ではなくて、 死んだほうがいい と思うことの意味。
……想像、つかない なあ。]
(515) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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[ 代わりに、口にしたのは、 またも、質問に質問返し。]
どうならいいと思ってんの、入間は
[ 証拠はない と、彼女は言う>>460が、 望む答えは、どちらなのだろうか。
それから、もうひとつ。]
あのメール、見たとき、 ── おまえ、どう思った?
怖かった とか、腹が立った とか それこそ、趣味わりい とか
[ まだ、鮮明に思い出せる文面。 みんなへ。いざとなると──、]
(516) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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― 3-3教室 ―
[―――まさか、という思いは脳裏を掠めはした。 字が似ているのは偶然かあるいは、って。
でもそのことについては訊かないで、シャワー室をあとしにた。 教室に戻ってくると人が増えていたし教卓の上に食べ物も増えていた。 ポップコーンだ。>>500 それに寝袋が脇に並べられていて、着々とここで過ごす準備が整っている感じ。>>465]
ただいまー。 シャワー室問題なく使えるよ。雰囲気ちょっと怖いけど。
[まあみんなで行けば問題ないよね。 (この場合のみんなとは女子のみを指す)]
(517) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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— 回想:ともだち —
[>>231>>232>>234悠ちゃんとの会話は弾む。 それが表面上のものだったとしても、嘘偽りなく弾む。 恋バナから進路の話へ。まだ明確にしていない、わたしの未来。]
わたしも進学かな、最低限。 衣装の次回作って言われても、そんな大したことしてないよわたし。 そういえば、つばさ氏はファッションデザイナーの専門学校行きたいって、こぼしてた。 あれについていく自信はないなー……。
[美術。被服。思いを巡らせれば、いろいろやれそうなことはある。 実現するかはともかく、目指してみることは自由だ。 ……ヌードモデルだけで食べて行くことなんて、できないしね。]
(518) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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[ 何事もなかったみたいに 白く、 明るい色を反射する床から、 ようやく、視線を剥がして。
揺れた視線は、再びふたりへ。
考えながら、口を開く。]
── ピンと、きた?
[ ぴん と、指を立ててみる。 さっき、「 上だよ 」って、 古辺が示したみたいに。]
(519) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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うん、じゃあ今度、聞いてみる。 なに、成績目当て? 可愛い顔して悪女だ、悠ちゃん。
秘密、秘密。 わかってるよ。
[彼女がわたしの噂を掻き散らすための口実を作ってくれたことなんて、 その時は知る由もなかったし、 悠ちゃんがわざとそうしてくれたなんて、まさかね、って。
気のせいかもしれない共犯関係。 だけど、“気になる人がいる”らしい、嘘か本当か分からない彼女の言葉を、 素直に受け取るのが礼儀というか、ともだち関係を続けるコツだと思う。
本音を隠し合った会合。 でも、お互いをある意味では信用し合っていたのは間違いない。よね? わたしはそう思ってるよ。]
(520) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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[これぐらいの距離感が、一番疲れないから。 こういう関係を続けられる悠ちゃんのことが、わたしは好きです。
ちなみに、「悠ちゃんみたいな生徒って、どう思う?」って、 ネル先生に聞いてみた結果。 「一度描かせてもらいたいんだよね」って言ってましたよ。
モデルとしてそのうちスカウトされる可能性、無きにしもあらず。 ああ、ヌードは流石に無いと思うから安心して。……たぶん。*]
(521) 2017/03/13(Mon) 23時頃
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……結局、
「 死んでしまおうか 」なんて、 実は、誰だって、考えててさ、 大事なのは、「 どうして 」なのかもしんねーな って
……思った *
(522) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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お湯出す時、ちょっとドキドキしちゃった。
[良かったっていう彼女>>484は、 何だか私と同じ事を考えていた様に思えて。 ふふ なんて笑いながら、 もう一度コックを捻ってお湯を止めます。
そうして、足は再び廊下へと。 ゆるゆる、鈍い足取りで向かいながら 深い意味も無く、問いかけを一つ。
ほら。字が間違ってたりしたら、恥ずかしいですしね]
……そっか。そっかあ。
["手紙のやり取り">>486。 成程、と 思いました。 やっぱり、文通相手は、莉緒だったという事です]
(523) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[一先ずは、 変な所が無くて良かった、みたいな調子で肯いて。
似てるんじゃなくて、多分、 その手紙の字は、正真正銘私の字だと思うよ。 ……って そう言ったら。 彼女は一体、どんな反応をするかしら。
そんな事を考えながら、そわり。 開こうとした口は、続けられた言葉に閉じられます。
────その人がここにいれば。 さらりとした風に告げられる、その言葉は 私にとっては、重く、苦く。 なんて返せば良いかも、解らなくなってしまいます]
(524) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[私は、此処に居るけれど 彼女の望む様に、皆を無事に返してはあげられない。
だって私は、自分が"ホスト"だとは思えませんもの 心の中に、皆を招き入れる、なんて そんな事、絶対に出来ません。
けれど彼女が、その"文通相手"が居れば、 皆を無事に返せるかもしれない と、 例え戯れでだって、そう言ってくれるのなら。 私は、ただ、柔く笑ってみせましょう]
……そんなにすごい人なの? だったら、その人が、此処に居れば良かったのにね。
[これは、正しい選択だったでしょうか。 痛む胸を押さえ付けて、笑って、わらって、]
(525) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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─回想:待合室─
サボりすぎて、忘れられたのかと思った。
[憎まれ口はいつものことです。 とはいっても本気にはしていませんが]
たくましいって、すっっごい余計だからね? 覚えて。 思ったことそのまま言ったら入間 悠は割と悲しむ。
[デリカシーのない発言>>491には人差し指を向けて抗議しましたね]
昴じゃないからわかんないけど、軽い症状ではあるんでしょ。 私は…治すけど。 堆も長引くようなら、ちゃんと言いなよ。
気づいたらヤバくて誰かびっくりさせてなかせちゃうこともあるんだから。
(526) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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私、習字とか習ってたから 字が似てたなら、同じ所で習った人かもね?
[習字教室が同じなら、字も似るかも って それは少し、強引な考え方だったかもしれません。 でも他に誤魔化し方を知らず、そうやって濁すだけ。
そんな会話を交わしながら、廊下を歩いていって*]
(527) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[最後は思わず小さな声になってしまいましたが、大切なことは伝えられるうちに伝えるに限るのです]
堆も早く治るといいね。
[伝えられないうちに後悔することもありますから]*
(528) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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─すこし前:→3F─
そっか。気のせいならいいんだけど。
[そのバケツを持っているので大変なのだろうかという心配は、ひとまず杞憂に終わりそうです>>492]
私あんまり作ったことないからわかんないけど、そう…なんだ?
じゃあその細腕もメレンゲ作りでムキムキにしよう。 それで二人でパンケーキ作って、来年…卒業前は、作ってよ。
[げんなりした表情には僅かに日常を思わせる言葉を添えておきました。 しかし、数歩上った先で目の当たりにする光景は、あまりにも現実からかけ離れていたでしょうけど]*
(529) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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/* やはり探偵に向かないこいつ
(-93) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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/* 結構おうち大変そうなひとが多い中で、 保田は家族仲は良好だし、 一緒に住んでる父方のじーちゃんはうざいけど憎めないし、 いとこ達にはいじめられつつ可愛がられていて、 なんか本当に、こいつはだから人が好きなんだなあって感じで、
逆に、誰の相談にも乗れる気がしない
(-94) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[>>505進展は特になさそう。 橘くんの様子が物語っていた。
>>512寝床の話まで考えてるんだ、って、 そこまで思考が至らなかったわたしは暢気なのか、はてさて。 夜も遅くなっているし、眠くもなってきている。]
わたしはいいよ。 というか、保健室ってけっこう便利なとこ、もらっちゃっていいの。
[少し遠慮しつつ、まあでも、 ベッドの数の問題もあるし、それくらいは気にすることじゃなさそうか。 なんて思って。]
(530) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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……電気、消えないんだっけ。 安眠のために何か、明かりを隠せそうなもの作れるかな。
[黒い布かなんかを縫い合わせて、それっぽいものができないだろうか。 衣装作りで覚えたつばさ氏直伝の手の動きが、役に立つかしら。]
あ、シャワーもあるんだ。 至れり尽くせりだね、案外……。
[>>517莉緒ちゃんの報告を聞けば、そんな感想。 今日はもう適当に食事して、疲れも不安もシャワーで洗い流して、寝るべきだろうか。 ポップコーンをもうひとつまみ。塩味が染み渡る。]
(531) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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/* 明日以降の目標 ・もっと満遍なくからむ ・ホストにもっとからむ ・仲良いはずの元賀にもごりごりからむ ・入間あたり掘り下げられないかな…… ・古辺と殴り合いたい
(-95) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[ぽつりぽつりと、そのまま会話を交わしたと思うけど、 眠気もやってきていたからあまり覚えていない。
いったん他の教室を探して、暗幕を1、2枚ひっぺがしてくる。 それで蛍光灯の明かり避けの、天井から吊るすタイプの幕を作ってみた。
見た目は無骨でも、背の高い男子に頑張ってもらって取り付けてもらえば、 寝る時に眩しくないくらいの空間は作れた、と思う。
一仕事終えた後に、欠伸をしつつシャワーを浴びに向かったのであった。*]
(532) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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/* ファンタジー悩みだったもんで、リアルにそれに近い病気みたいなのないかなーって思って今更探してみた。
統合失調症の中に感情の障害ってのがあって、それが一番近いかなって思うけど、一部じゃなくて全部っぽいんだよね。 感情鈍麻ってのもあったけど、無感情になるっぽいし。
というわけで俺の悩みはファンタジー悩みだ!!
(-96) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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─現在3F渡り廊下─
………そっか。 でも、まだ、わかんないことが、多いから。 断言するのは、ね?
[“みんな”>>509 その言葉に不安になったのは私が今この特異な状況に怯えているせい、でしょうか。
那由多が納得した上での結論なら良いのですが、もしそうでないのなら、 私は彼の言葉を奪ったことになるんじゃあないかしら。
そう思うと不安でそれ以上は何も言えませんでした]
(533) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[那由多と少し話をした後だったでしょうか]
…そっか。ありがとう、堆。 あとでみんなにも伝えないとね。
[堆の気遣い>>494に感謝しながらも、私は現状について、もうすこし考えようと堆の言葉>>495も聞いていたでしょう]
結構、知ってる人は知ってるオカルトっぽいし…ね。
[でも私が投げた問いかけに関して、答えが返ってくるとは正直、思ってもみませんでした。 那由多の態度>>515に仕方がないよねって思ってしまうくらいに、軽い、言葉ではなかったと思います。
それでも私は尋ねてどうしたかったというのでしょう。 まるで私の心を見透かしたかのような質問>>516に、私は少しだけ目を泳がせました]
(534) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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………私は、この世界を作ってしまった人を見つけて、話がしたいと、思ってるよ。 それが、もし自分だとしても、こうして話してたら自覚できるんじゃ、ないかって。
メールは正直……こわかった。
[それから視線をまた、ちらほらと横に移しましょうか。 それもまた那由多の指>>516に手繰られらよう、上がるのですが]
ピンっと……うん。 そっか、どうして、か。
[那由多の言葉と>>522 堆がその気持ちがあると打ち明けてくれたから、私も打ち明けようと思えました]
(535) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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正直、私も…あるよ。 死んじゃった方が、いいかな…とか。
うん。でもそっか。 今ここに起きてる“おかしいこと”からも、分かることはあるね。 “どうして”が探れるかもしれない。
[それから堆の言葉を反芻させてみましょう]
昨日は、ずっと笑い声、だったけど、今日は、泣いてる声、だよね。 それに…私たちの知ってる文化祭の時の飾りより、派手。電気も、消えない。
……暗いところ、あんまり好きじゃないのかな…って。 あくまで、私の考え。
[そもそも好きな人がいるのかどうかも微妙ですけども、蝶美と話していたことも引っかかって]
(536) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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それとも、その人にとって学校はこういう風に見えたのかもしれない。 ……ここからどうしてには、まだ繋がらないかも…だけど。
[なんて、私の仮説。 なんの根拠もない机上の空論ですから、なんとも言えない顔をしていたでしょうけど]
…………なんにしても、わかることが少ないね。 一回、教室戻らない? 那由多も堆も汚れたところあるなら着替えた方がいいだろうし。
[話がひと段落ついたころには、二人にそう切り出して、異論がなければ共に教室に向かいましょうか]**
(537) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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―― ん。 手伝うわ。 [ 缶を教卓に置いて。
成程、暗幕。 その発想はなかったと言いたげに、 取り付ける天ヶ瀬>>532を手伝う。 三星から聞こえたシャワー室の存在も、 男子シャワー室あったよなあ なんて 帰宅部故のうろ覚えな記憶をたどりつつ、 眠気がやってくれば、 寝袋をひとつ 確保しようか。 ]
(538) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/13(Mon) 23時半頃
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天ヶ瀬。 ―― 帰れると、いいな。
[ ―― そうして 去り際>>532。 自分から、彼女に向けて、もう一度>>359。 彼女のように "みんなで"、までは言えなくても。 少しだけの願いを* ]
(539) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[その人がここにいれば――― という“もし”を思い浮かべたのは、>>524 ちよちゃんに重く苦い感情をもたらしたかったからじゃない。
だってヒーロー=ちよちゃんと気付いてないわけだし]
すごいんだよ! 読むと元気の出る手紙をくれるんだから! だからみんなのこと元気にしてくれるんじゃないか、 って思っちゃって……。
[あくまで仮定の話だ。 これ以上はよそう、って、ちよちゃんが笑っている間に言葉を止めることにした。>>525]
……そっかあ。
[ちよちゃんが提示した説に、わたしは素直に頷いた。 あんまり真似して字を書いた経験はないから経験則は使えない。 そういうものなのかなあ、とふわりと思うにとどまって]
(540) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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ケケ。油断大敵よ、すばるん。
[>>508 二度目の悪戯、大成功。 はーい、って今しがた顔に押し付けた缶ジュースを 今度は昴の手に押し付けた。
>>517 三星にもおかえりーって声かけて。 大和もいたかな? どうやらシャワー室は使えるらしい]
雰囲気怖い……?
[夜だからかな?って俺は思ったけど、真実はいかに。 シャワーは明日の朝でいっかって、 またポップコーン摘まんだ]
(541) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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─ 三年三組教室 ─
[確かめる事は確かめられましたから、 私達の足は再び教室へ向けられました。 短時間の内に階段を昇ったり降りたり。 運動不足の体には、少しだけ辛かったです。
皆への報告は莉緒がしてくれたので>>517、 私は「ただいま」だけ言って、教室を見回します。
探していたのは、那由多の姿。 だって、ブレザーを借りたままです。 ……探してはみても、どうやら、居ないみたいで。 もしかして、まだ渡り廊下に居るのかもしれません]
(542) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[>>532 天ケ瀬の暗幕張るって案は いいじゃんと思って、手伝った。
なんかキャンプみたいだなって、 明るすぎる部屋を暗くして、 それから寝袋に潜り込んだ]*
(543) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[少しだけ、心配ではありましたが、 ブレザーは、彼の椅子にかけておきましょう。 何にも言わないのも無愛想なので、 ノートの切れ端に、「ありがとう」って お礼を書いて ついでに、鞄に入っていた飴を二つ、置いておきましょう。
……なんとはなし ブレザーを借りた時の彼の様子>>301を思い出して 帽子の下、軽く眉を顰めました。
茶化すみたいに言った一言に、深い意図なんか無くて 通みたいに、女子に甘いっていう イメージの無い彼が、気障っぽく思えたのが、 ちょっとだけ、意外だったっていう話なんですが。
返されたあの笑い方が 少し、ほんの少しだけ、引っ掛かったんです]
(544) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[椅子にかけた、ブレザーを指先で撫でていたら
"遠くに行きたくなったら">>305 そんな話をしていた事も、思い出してしまって。 あの時は、普通に、仲良しだったのに 先程は、あんな風に、責めるみたいにしてしまって。
じわじわ、 心に重いものが、広がっていく、みたい]
(545) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[教室に来て暫くは、そうして俯いていたでしょうが ささらが暗幕作り>>532をするなら、 それを手伝いましょう。 生憎、私はあんまり背が高くありませんから、 取り付けの方は無理だったでしょうが。
暗幕の事を言い出してくれた彼女と、 それとそれを取り付けてくれた人>>538にも、 ちゃんとお礼を言いましょうね*]
(546) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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……うん。
ありがと、古辺くん。
[>>539声に、振り返る。 そして、頷いた。
帰れるよ。きっと。みんな。 そう思うくらいは、自由だよね。]
(547) 2017/03/13(Mon) 23時半頃
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[そうしてシャワーを浴び、保健室を借りて眠った。
暗くしてみても、あまり眠れることはなく、 わたしはベッドを抜け出して廊下の様子を見てみたい衝動に駆られた。 明け方の、まだ暗い時刻。 それはきっと、莉緒ちゃんもまだ眠っていた頃のこと。
他の子を起こさないように、そうっと抜け出す。 そして、廊下の散策を始めた。
自由すぎるって怒られちゃうかしら。 でも、こうでもしないと、気が紛れない。 すすり泣く放送の声は、静まり返ると不気味に響くのだから。]
(548) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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|
保健室。 ありがたくいただきます。
[わたしは古辺くんを拝むようなポーズになった。 神様仏様ふるべ様――よりとおり様の方が語感は良さそう。 ポップコーンをひとつふたつつまんで椅子に座っているうちに、 歩き回った反動で眠気が来たけど、 ささらちゃん主動の暗幕づくりはちょっとだけ手伝った。>>532]
……はやいねー。
[すごい手さばきを見せていた気がするささらちゃんの仕事ぶりにびっくりした記憶ばっかり残っているけれど。
せめてシャワー浴びるまで我慢……と思っていたけれど、 保健室に鞄とか防寒具とかを持って行ったところで眠気に負けてしまった*]
(549) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[そうして、足を運んだのは、 いや、何かに招かれるようにしてやってきたのが、
ネル先生と“バイト”をしていた、あの部屋の前。]
(550) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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|
/* ブレザー返したくねえな〜〜〜〜(あふれでるよくぼう)
(-97) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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|
— 美術準備室 —
[何か、変な感覚だった。
その部屋を覗いてみれば、いつものバイトの時のように、ネル先生が中で準備をしていた。 おかしいな、わたしたち以外の人はいなかったはず。 そう、頭に巡る疑問は、先生がかけてきた声で遮られた。]
「待ってたよ。ほら、早く始めよう。」
[いつも通りに。何も変わらないまま、先生が手招きするものだから、 ああ、そういうものだっけって、少し慌てて、 上履きを脱ぎ落としてそのまま、部屋の中に入る。
暖房がよく効いていて蒸し暑い美術準備室。 先生が整えているキャンバスと、わたしが乗るモデル台。 そして、部屋の隅に整頓された画材の数々と、積み重なる机と椅子。 いつもの、わたしと先生の時間のように。]
(551) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[先生が待っているから、早く準備をしなくちゃって。 何かがおかしいと分かっているのに、体が勝手に動く。
仕切りの裏に入り、手際よく制服を脱いで、 タイツも、下着も、全部畳んで、タオル1枚を纏う。 いつもやっている熟れた動作の繰り返し。]
準備、できたよ。
[仕切りから出て、モデル台の上に立つ。 今日はそんなポーズを取ればいいの。先生の指示を待つ。 先生の言う通りにすれば、わたしはキャンバスの中で変身できるのだから。]
「今日はね、ゲストがいるんだ。 みんな、ささらを見たいそうだよ。」
[先生が手のひらをひらりと返す。すると、さっきまで何もなかったはずの空間に、 制服を身に纏った生徒たちが、十数人。 整列して、全員が無表情で、こちらを見ていた。]
(552) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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|
[それらは覚えのある顔ではなかったけど、どこかで見かけたかもしれない顔。 タオル越しに体を抑えて、身震いする。]
待って、先生。だめ。
「どうしたの。さあ、見せて。 そうじゃなきゃ描けないよ。」
だめなの。 こんなに見られるなんて、聞いてない。
「君は、有りのままの姿を見てもらいたいんじゃなかったのか。」
違う。だって、そんなの……。
(553) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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|
[そうしようと思って、それはできなかった。 そういう生き方はできるわけがないと諦めるしかなかった。 だって、先生が教えてくれたこと。 ハダカを晒すことは、自分の醜い部分も全て曝け出すということで、 それは恐ろしく、惨めで。
だからこそ服の着方を身につけなければならなかったのに、 ——息苦しさを言い訳にして、わたしは今までずっと何をしてきたんだろうね。]
(554) 2017/03/14(Tue) 00時頃
|
|
[タオルを取り落とす。 露になったわたしの裸体に、生徒たちの視線が集中する。 惨めさで頭がどうにかなってしまいそう。
顔が真っ赤になって、ポーズを取ることもできず、体を縮こまらせて、 腕を使ってなんとか隠そうとしてしまう、わたし。]
待って、先生。 こんなの、やだ、やだ。
[わたしを見守る先生は、呆れたような声で、でも、それでも、 優しさを保ったまま、言う。]
「君にできることは、そうして震えていることだけ?」
(555) 2017/03/14(Tue) 00時頃
|
|
おかえり、古辺。 そうだな。女子は保健室の方がいいだろう。ベッドの数が足りればいいんだが……
[食べ物を物色していると、古辺が一人で教室に戻ってきた>>489ので、軽く声をかけて出迎える。 寝床の話題>>490を振られれば同意しながらも、そんなことを考えた。頑丈に育ってくれた体のおかげか、保健室には ほとんどお世話になることがなかったのでベッドの数が思い出せないが、ここにいる女子全員分もあっただろうか。
そんなことを考えつつ、古辺から弁当を、橘からお茶>>498を渡されれば、有り難く頂戴しただろう。]
(556) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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|
[わたしにできること。
こんな息苦しい世界で、溺れそうになりながらも、 生きていくしかないのなら。
わたしは、 そう、わたしは、
何にもなれないわたしは、]
(557) 2017/03/14(Tue) 00時頃
|
|
[体の震えが止まった。 自らを抱き締めていた腕を解いて、姿勢を正す。 真っ直ぐに、こちらに注がれる視線に体を向けた。]
……そんなわけ、なかったね。
[本当の自分を曝け出そうが、服を身に纏って隠そうが、どちらにしても苦しい。 なら、もうわたしは目を覚ますべきだということ。 問題なのはそこじゃないってこと。
気付かないフリをしていたほうが、気楽なのは間違いなかったけど。 いい加減に、わたしは、甘えるのをやめなきゃいけないね。
終わりにするよ、先生。]
(558) 2017/03/14(Tue) 00時頃
|
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[モデル台から降りて、視線を向けてくる生徒の列へ、歩んでいく。 何も気にすることなく堂々と、その間をすり抜けて、前へ前へ。 ハダカのまま、何も恐れずに。 立ち向かっていく。 立ち向かっていく。
人の群れを掻き分けた先、辿り着いたのは暗色のカーテン。 中を見られないように常に締めていたそれに、手をかけながら振り返る。]
ごめんね先生、わたし、描き上がるまで待ってるつもり、ないからさ。
[薄く微笑んでみれば、先生は手を振って応えてくれた。
キャンバスの中に描かれるわたしを見せてもらうのも好きだったけど。 やっぱりわたしは何にもなれないよ。 何にもなれない、天ケ瀬ささらだったよ。
現実を見ないわたしを、甘えさせてくれてありがとう。]
(559) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[カーテンを開く。 そこに現れた窓の鍵に手をかけて、それも開く。 暖房の効いた室内に、雪風が勢いよく吹き込んできた。
外は真っ暗で、真っ白で、風の音以外に何も聞こえない。 素肌に直接寒さが突き刺さる。
息を吸ってから、徐に窓の縁によじ上って、身を乗り出して、 そのまま振り返ることもせず、
——ハダカのわたしは、白い世界に飛び込んだ。]
(560) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[次に、能久が教室へと帰ってくればお帰りという言葉>>493に、逆じゃないんだろうか、と疑問に思いつつ、「ただいま…?」と返しただろう。それから橘と能久のやり取り>>499>>508を遠巻きに微笑ましく眺めた。 たとえ輪の中に居なくてもこういう光景を見るのは好きだ。 そしてその光景を眺めながら、非日常の中で、こういう日常のような空気を作り出せる橘が居てくれて、よかったかもしれない、なんて思う。 もし彼の笑顔が素ではなく無理して作っているものなら、無理してほしくはないが。その判断は俺には出来ない。]
(561) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[落ちて行く。 どこまでも落ちて行く。
落ちている間も、わたしの体には雪が纏わり付いて、 凍り付いて、ああ、それでも、今、この今だけは、
絵画のように美しい、 白いドレスを纏っているように、見えるかなあ、
って、
]
(562) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[わたしは、帰るよ。 ここはわたしの世界じゃなかった。 誰の世界だったのかも、最後まで分からないままだったけど。
わたしはあの世界の一部として必要とされていたとしても、 死を選ぼうとした“あなた”を、連れ戻す役割じゃなかったってこと。
わたしは、あの放送の留まること無い笑い声を知らない。 塞き止めることのできない泣き声も知らない。 “死”も知らなければ、“別れ”も知らない。 弟や先生に甘え続けていたわたしには、“死んでみよう”と思ってしまうことなんて、きっとない。
だから、“あなた”の気持ちは分からないかもしれない。 他人に深く踏み込もうとしてこなかった、その代償かな。]
(563) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[だから、“あなた”に対して思うことは、 ……例えどんな服を着ていたとしても、構わないから、 生きている姿がこれからも見たいな、ってことだけ。
あの文化祭が最高の思い出だったのは、 わたしも同じなんだよ。
だから。
ね。]
(564) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[その後、天ケ瀬や三星、大和に、他の皆を出迎えれば、その度に「おかえり」と出迎えて。三星と大和には、「食べ物と飲み物、ありがとう」とも、しっかり伝えた。
天ケ瀬が暗幕を取り付けようとしているのには成程と思い、古辺>>538以外にも人手が必要そうならば自分も手伝っただろう。折角、背が高いのだから。
それから皆が寝る支度に入ったなら、自分も寝袋を一つ広げてその中に潜り込んだ*]
(565) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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— 8:50 3F 美術準備室 —
[この世界のチャイムが鳴る。
3Fの美術準備室。 そこの扉の前には、脱ぎ捨てられた上履きが落ちている。
扉を開けば、暖まっている室温が漏れ出すだろう。 暖房を確認すれば、服を着ているなら蒸し暑く感じるほどの高い温度が設定されていることに気付けるか。
部屋の中に見えるのは、片付けられた机や椅子、そして画材の数々。 そして、真ん中のモデル台の上に横たわっている、何も服を着ていないマネキン。 その体型と、セミロングの髪のウィッグは、天ケ瀬ささらの特徴そのまま。 何が原因なのか、後頭部にはヒビが入っており、そこから赤黒い血が流れ出ている。
マネキンのすぐ近くには、女子の制服のブレザー、スカート、そしてブラウスやタイツや、薄青色の上下の下着までもが、 丁寧に畳んで置かれていて、まるでマネキンが脱いだ服のように見えるだろう。]
(566) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[モデル台に向けて立てられているキャンバスには、 鉛筆で絵の下書きが途中まで描きかけられている。
それは誰をモデルにしたものなのか、 はっきりと分かる状態までは書き込まれておらず、
ただ、絵の中の少女の表情は、 微かに笑おうとしているようにも見えるかもしれない。]
(567) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[やっぱり、クラスメートに見られるのは恥ずかしいから、
できればあまり見つめないでくれると、うれしいな。
なんて、ね。**]
(568) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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/* あまがせええええええ
ひええ帰れって言われてる…(どうするか決めてない
(-98) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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/* 15レス。 おかしいな前よりも長い(
脱げてる服には人肌のぬくもりが残っていた、 とか書こうとしてやめたバカがこちらです すんませんでした
(-99) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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/* さ、ささら、ささらちゃ…!!!!
(-100) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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/* 天ケ瀬の綺麗な落ちロルに挟んでしまってまことにもうしわけない……(土下座
(-101) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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/* 落ちロル書いてるつもりが、なんか羞恥プレイ書いてるしさ……。
校舎からの全裸ダイブは達成できました。 エピで土下座コースですがひとまず、ありがとうございました。
(-102) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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/* はー…天ケ瀬の落ちロル素敵だな……。 そして三星は大丈夫かな!?時間的な意味で。
(-103) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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― それから ―
[目を開ければ見慣れない天井。 そういえば学校で一夜を過ごしたんだっけ、と思い出すのはそう難しいことではなく。
静かだったからたぶんみんな寝ていた、と……思ってたけど]
ささらちゃん……?
[ささらちゃんの姿が見当たらない。>>548 まだ明け方だよ、早起きだったわたしはいいけど彼女はいいんだろうか。 ちょっとだけ心配になった。 首元が寒いなって思ったから、マフラーだけして保健室を出た。
でもあてなんかなくて、 気がついたら、陸上部の屋台の前に来ていた。
発泡スチロールにチョコバナナが1本だけ刺さってたからそれを、手にして]
(569) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[振り返るとそこにはあお姉がいた。 わたしはちょっとだけ笑った。 あお姉が文化祭にいるって光景。現実にはかなわなかったそれを目にして。
あお姉がその手にカッターナイフを持ってなかったらもっと笑えたんだけど。
顔は影がかかってて見えない。 でも、喧嘩をした時みたいにわたしへの恨み言を口にする。 なんでアンタばっかり楽しそうなの、って。 あたしから居場所を奪った癖に、って。
わたしが後に生まれたせいで親にほっとかれた気分になったのが、 そもそもぐれた原因だってさ。わたしにどうしろと?]
(570) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[ほんとうに自分勝手だ。
だけど、あお姉、わたしはあなたが嫌いになれないよ。
あなたも小さいわたしにとっては、 ヒーローみたいに憧れの対象だったから]
(571) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[ちょっとだけ怖かったけど、]
きてくれて、ありがとう。 それから―――
[言葉を紡ぐより先にわたしの喉にカッターが埋まる。
ねえ、これでよかったのかな―――]
(572) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[だから3度目のチャイムがなった時。
首から血を流して。 あおいマフラーを血に染めて。 チョコバナナを手に握りしめて。
屋台の前でわたしのマネキンは倒れている。何も告げずに**]
(573) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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