199 獣[せんせい]と少女 2
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ポプラ、レティーシャ、ヘクター、マリオ、デメテル、エリ、ヴェスパタイン、ホレーショー、シルク、ピッパ、ワクラバ、ニコラス、カリュクス、メルヤの14名。
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/* 大天使デメテル素敵!
(-0) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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/* ログ読み全然おいついてなくて今やっとこおいついたってかんじなんですけど ホレーショーせんせいとマリオちゃん なーーーわーーー 語彙がしんでる(ねむい)
(-1) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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[獅子は見ている、息を吸う。
そして、ゆっくりと、空を仰いだ。 ――――― 見送るのは、あの子らと、おぬしの役目。**]
(0) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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/* 更新過ぎてた(真顔
(-2) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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/* 気にしないでね、とか言ってたけど、 気にしてもらえるのはとても嬉しいことです。 ありがとう。
(-3) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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……うん。わかってる。
せんせ自身がそうしたくて、 わたしたちのために ”たいか”を払っていたこと。
ただちょっと… びっくりした。
せんせいの魔法のひみつ、 もっとはやく教えて!って言えばよかったな。
[ せんせいのきもち。>>1:801 ようくわかるから、わたしもウンウンって頷く。
タマのために一生懸命になるわたしのきもちと きっとおんなじ、って思えば、だあれも悪くない。
せんせいの”内緒”って言葉に、ううん、って首を振った。]
(1) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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知らないことを、知ろうってすることとか
せんせいがしてくれていることを ちゃあんと知ろうとしなくちゃだめだった。
……葡萄食べてるばっかりじゃ、だめだね。
[ せんせいが謝るから>>1:802 わたしは食いしん坊な自分を えへへ、って ちょっとわらって誤魔化した。
「おしえてくれなかった」じゃないよね 「気付けなかった」っておもわなくちゃ。
それはわたしが、ちゃあんとせんせいを見ていたら 何処かで気がつけたかもしれないことで。 せんせいだけが謝ることじゃ、ないとおもったんだ。]
(2) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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[ だから、わたしは学んだことを直ぐ試したがる。
気が付いたなら、たった今からそうすればいいって 単純なわたしにとってはとっても簡単なこと。
痛い思いをしていいのはせんせいだけなんて そんなズルいことは (ちょっとはあるかもしれないけど)わたしは嫌。
だから、背伸びをしたいんだ。
もう十分すぎるくらいに大きなわたしだけど 守られてばかりなのはようく知ってる。 タマを守れる”おかあさん”にも、ならないといけないし。
「なにかを護ること」を 誰よりも教えてくれたのは、タマだから ]
(3) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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[ せんせいのくれたつやつやの手。>>1:803 「わたし」には何の力もないけれど せんせいが傍に居れば、力を得ることができる。
ちょっとくらい痛くたって うっかり離してしまうことのないように。 鱗と鱗の指間を埋めてゆく。
ひんやりとした鱗の感触が心地いいのと これから起こる知らないことに瞳を輝かせ
そうして もういちど せんせいのふたいろの瞳を見たのなら
「 うん 」 って、頷いた。 ]
(4) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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[ ………そうしたら、どうなったとおもう?
せんせいと繋いだわたしの手が なんだか蛇の口みたいな感覚になったんだ。
牙を剥き、吸い上げて >>1:805 おなかのおくにあったかい何かが流れ込む。 でも、「何か」は血っていうより なんだか白くてきらきらしていて………
( ………なんだろう。) あったかい。とってもあったかい。
はじめての感覚に堪らず瞳を閉じたら そこに見えたのは、 おひさまに当たって風ではためくシーツだった。
( ……太陽? )
流れ込んだあたたかい何かの名前は、多分それ。 ]
(5) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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[ お腹がいっぱいとも違う、満たされていく感じ。 すこし頭がくらくらした。
慣れないわたしのからだは はやくも受け取った”いのち”を持て余して まるで逃げるように 縋るように せんせいの爛れた右手を握ったんだ。 ]
…………――――っ!
[ 今度は、蛇に噛まれるみたいな幻。 落ちる鱗の無いわたしの手に、 何かが刺さったような痛みが走った。
鱗がなくって、少しごつごつしたせんせいの右手を ぎゅっとぎゅっと 離すもんかって握って ( そんなに握ったら痛いかも、なんて 考える余裕は ………なかったの。 ) ]
(6) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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……―――っは、 はぁ ……
[ 気がついたら、両目はあいてた。
せんせいがきっと、力をわけるのを 止めてくれたんだとおもう。
肩で息をして、瞳はちょっと揺れていて でも ひと呼吸、ひと呼吸経つたびに わたしの目はきらんきらんと輝いていく。 ]
すっごいね! せんせいの魔法!
[ からだのまんなかが、まだぽかぽかと暖かい。]
(7) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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[ せんせいの左手から、わたしの右手がいのちをたべる。 せんせいの右手に、わたしの左手からいのちをあげる。 >>1:805 難しいことはなんにもわからないけれど なんとなくそんな感じだった。
確かにちょっと痛かったけど、それよりも すごい!すごい!みたいな興奮のほうが勝っていて せんせいの真面目なはなし>>1:806も 不釣り合いな笑顔で聞いてしまいました。]
でも、いまわたし、すっごく嬉しいよ!
[ わたしからせんせいに渡せるものは やっぱり笑顔と嬉しさなんだろうなって、思う。]
(8) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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おひさまみたいなのが、わーーってきて おなかがぽかーーってなって!
ちょっと痛かったけど、 ………、
[ ここまでハイテンションでまくしたてて わたしはふと、気づきます。
( ちゃぁんと傷は治ってるのかしら? )
恐る恐る、握ったままのせんせの右手を持ち上げて ちらりと様子を伺えば、 はぁあよかった。 ちゃあんと治っているようです。>>1:805 ]
(9) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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……よかったぁーーーー。
[ 気の抜けた声を上げ、 ゆっくりとせんせいの右手を離す。
せんせの左手にぎゅ、って握られている手は>>1:806 もう何も流れ込んではこないけれど
ぽかぽか ぽかぽか。 せんせの”ありがとう”が、たーくさん流れてきます。
わたしは得意げににししししっと笑って ]
(10) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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せんせいは、しあわせ……なれた?
[ ついさっき言われたそれ>>1:751を引っ張り出して 「Yes」って貰えるのがわかっているのに 小首を傾げて問うわたし。
よくばりだって わかっていますが デモデモダッテ、 せんせいにいっぱいいっぱい褒めてほしいんです。
だってわたしもいちおう ( でっかいけれど )少女なんですもの。 * ]
(11) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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/* うええん、ピッパ…かわいい…良い子すぎる… せんせい目から汁が出そうだよ…>_<..
(-4) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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——回想:エリとカリュクスと砂糖水——
[お腹を空かせた少女がいるとは知らず。 たまたま普段のおやつとは別にマフィンを作り置こうかと、 オーブンの中を掃除して混ぜた生地を焼いていた。
珍しい時間に食堂に来た少女に請われるまま>>1:113 肩に名残の灰を降らせた獣は水を取り。 エリも誘いに招かれたら、にこやかにおいでと声をかけたっけ。
出来上がった砂糖水をおいしそうに飲んでたのは微笑ましく。 部屋に帰った後、隠れてつけていた日誌にエピソードを書き込んだ。 広間の棚の一角で今は眠れる一ページ。]
(12) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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―花畑―
[選ばれなかった、ふたりきりの楽園。
エリが選ぶ答えは分かっていたはずなのに。 蠍は寂しさを感じずにいられない] ……そうだね。 私は、エリを食べてしまう。
そういうふうに、出来ているんだ。>>1:797
[エリは気付くだろうか。
蠍の白い膚と灰白色の双眸が、 糧の代わりに己の命を燃やした灰の色であると。 引き摺る脚は、少女を喰らわずにいる為の代償であると]
(13) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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[いつの間にか、抱きついていた腕が解かれていた。 運命に従うことを決めた少女に、蠍は向き合う] エリ、私と一緒に、外の世界に行こう。
手を繋ぐことはできないけれど、 君が寂しくないように、ずっと隣にいるから。
きれいなものを見に行こう。 うつくしいものだけじゃない。楽しいこと、悲しいこと。 いろんなものを探しに行くんだ。
お花畑は、きっと外の世界にだってあるはずだから。 [――そして、いつかの日。 旅の終わりが来たならば、私は君を食べて。 まっ赤な、うつくしい火になる]
(14) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 00時半頃
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―→祈りの堂―
[ デメテルの場所はわからないけど、 ヴェスパせんせいはここによく来るから。 ぼくはギィ、と扉を開ける。
いつもの場所――だった場所。 ここに来るのも、終わり。そこにせんせいと デメテルがいたなら、ぼくは……ごめんなさいを する勇気を出す。
デメテルの目から、涙は出ていたかな?>>1:839 出ていたり、少しでもかけらが見つけられたなら。 ぼくは、それがとっても嬉しくて。泣いて、笑うと思うけど。出ていなくても、言うことは変わらない。]
あの…あのね、デメテル ………デメテル、ぼく、謝らなきゃいけない ぼくは、きみに…ずっとずっと、泣いてほしかった
[ ああ、ひどいな。ぼく……やっぱり。]
(15) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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/* 蠍メリバいかねえのかよ!!!!!!! ( むらたてのしんぱい 杞憂におわった ( ほっとしたむらたてと ( ド畜生って思ってるPLと これまた脳内がいそがしい←
うーーーん、回想返ってこないんならこないでいいんだが ひとことほしいなあ。 うーーーん どうしようかなあー
ただお手を煩わせるのは本当に本意でないのでーー エリちゃんと拝みログを作ってほしいのでーーーーー (ふんわり濁して〆られるか考えてみよう!(ピコーン
欲しい PLスキル(切実
(-5) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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ずっと気づいてたん、だ。デメテルが…… 無理に笑うこと…だけど、ぼくはなにもできなくて ……今までずっと、隠してた
仲良くしてくれたのに、ごめんね デメテルのこと…それでも、好きだよ これ、作ってたの……間に合った、かな?
[ デメテルに、と青い星の刺繍を渡そうと差し出す。 遅くなったから、頼まれたこと、もう忘れてるかな。] あのね……星って、青色が一番あったかいんだって デメテルには……いちばんあったかい色がいいって …ずっと、ずっと思ってた できるのが遅くなって……ごめん、ねぇ…… みんなにも、色が違うけど、同じ刺繍…縫ったの。 ぼくたちの“いと”は繋がってるって、信じてる…
[ ひどいこと言ったから受け取ってくれないかも……]
(16) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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[ それからぼくは、ヴェスパせんせいを見る。]
……せんせい ヴェスパせんせい、ぼくは……せんせいに 今からおこるよ。 だいすきだから、おこる、の!
[ うまく言えないから、怒っちゃう]
せんせいに怪我、されても、嬉しくないよ!! なんで……なんで無理、したの!! ニコラスせんせいと…手、繋がせてくれて… …ありがとう。嬉しかった、嬉し…かったんだ……
でもぼくは…ぼくは!ヴェスパせんせいに 怪我してほしかったわけじゃない!
[ わかってるよ。ぼくのせいだって。 ぼくがせんせい達に甘えてばかりだったせいだって。]
(17) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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ヴェスパせんせいに苦しんでほしかったんじゃない! ぼく達のこと、大事にしてくれてたのは… もうわかるから……せんせいの事、大事に、して!
………ありがとう、ごめんなさい ぼくのせいなのに……ごめんなさい…… 今まで気づけなくて、ごめんなさい [ まさかヘクターせんせいと同じような気持ちで 怒ってたなんて、ぼくは知らない。>>0:549
2人にひどいこと、たくさん言ったけど…… デメテルとヴェスパせんせいにぼくの気持ちを 言えたことで“こうかい”は、しない。
くぅ、とお腹が鳴ったら、ご飯の合図。 ヘクターせんせいがジャムを用意してくれるはずだから ぼくは、いつもの場所だったステンドグラスの光を見て お祈りの場所から出ていく]**
(18) 2016/10/13(Thu) 01時頃
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/* ちょっと寝てた→起きて投下 日付更新されてたわ……→fooooooo!!! ってなりました、すみません(土下座
エピで謝らないといけないこと多すぎるな
(-6) 2016/10/13(Thu) 01時頃
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/* シルク………………おちつきのないこ…!
これまたべすぱせんせの超いいとこにwwwwww ぶっこみよってwwwwww
嵐のようにやってきて去るイメージついてきたwww
(-7) 2016/10/13(Thu) 01時頃
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―回想・去年ねだったプレゼント―
[胸の奥に輝く星のような。 少女がくれた "ありがとう" の言葉は、 かけがえのないたからもの。
誰も知らない小さい輝き。 そんな蠍の想いを、ピッパは見つけて。 残したいものだなんて言うのだ。>>1:466
声は泣きそうに震えているのに、 健気に踏みしめる両脚と、 真っ直ぐな眼差しが訴える感情。
>>1:468 少女の思いの丈をぶつけられてしまえば、 蠍の取り繕いなど、あっけなく崩れてしまう]
(19) 2016/10/13(Thu) 01時頃
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そうか、 ――私の為の。
[小さく呟いて、息を吐く。 蠍の上に、ピッパは星を見つけてしまったらしい。 まさかだなんて、もう口にはできない]
私は、君の大切にしているものを、 軽くしてしまっていたのだね。
……済まなかった。
[うつくしいものを曇らせかけていたことに、ようやく気付く]
今更なお願いかもしれないが、 絵が完成したら、見せてはもらえないだろうか。 [ピッパが描いてくれるなら。 消し去ってしまいたい程、嫌いな自分を、 少しは好きになれるかも知れない*]
(20) 2016/10/13(Thu) 01時頃
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/* ほんとごめんありがとう蠍(地面にうまった
あとは現軸で拾うよ………ありがとう……ありがとう…… お手を煩わせてほんとうに……ウッ……
あーーーーだいすきだよーーー蠍ーーーー
蠍とエリちゃんがお絵かきしてるとこの絵にしよかな(うふふ どこで見てたんだって???
千里眼だよ!!!!!!!!(むちゃくちゃ
(-8) 2016/10/13(Thu) 01時頃
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——現在、再びの外—— [契りを前に一声聞いておこうかと外に出て、>>0 ここにいるだろうと屋根を見上げれば、やはり獅子はそこにいた。]
おはようございます、ししねこ様。
[天中を過ぎた太陽の下、 時遅れの挨拶でかける言葉はやや気さくなししねこ様。
ピッパの呼ぶその名前が愉快なのに加え、 獅子も悪くは思っていなさそうに見えたので、 先生である自分としても呼び名はいつの間にか定着し。]
外に出る前にししねこ様の声も一声聞いておこうと思いまして。 幸せの形とは、なんでしょうね。
[答えを特に求めているわけではない。 答えは獣自信が探した先にしかないことはなんとなく自覚しているから、 世間話をするような感覚で投げかけて。 ゆっくりと空を仰いで息を吸う。青い、青い空だ。]
(21) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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実は特に用事もなくて、声を聞きたかっただけです。 また何かが見つかったら報せにきます。
[額の上に翳した手から覗き見ると、 逆光になった獅子の姿が金で縁取られている。 悠々たる屋根の主に手を振って、またどこかへと歩みだした。 **]
(22) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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― タマ ―
[ せっかくはちみつわけてやろうとおもったのに しーってされた。>>1:822 さっきもなんか、くらくてひろいところで ぴっぱにおなじことをされたから……これはしってる。
”しゃべるな” だ。]
………………( ぷすー )
[ ぼくはよくできるとりであるからして きちんとだまることもできるのだ。 >>1:814 ( くだものがあると、だまれないけど )
じまんげに胸を張れば、羽毛がふわっ。]
(23) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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[ 肩に乗って、プラチナの髪をくいくい引っ張る。 加減ができないのはご勘弁。
おいしいぞ、このはちみつはおいしいぞ。 いいからちょろっとなめてごらんって。
カリュクスがそれ>>1:823に気付けば 色とりどりの小鳥はぴょいっとテーブルに降りて 嘴でお皿をくいっと押した。
ふわっと何かがそばに落ちたのも気が付かないで 何かをしている手>>1:824にお皿が当たるまで
つんつん くいくい あきらめない。
そうしたら、目の前に知らないオモチャが現れた!]
(24) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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………チチチ?
[ 銀色の、蝶々結びの…… なんともつっつきがいがありそうなそれ。>>1:824
啄んではテーブルの上で投げてみたり 嘴で咥えて、ぷんぷん振り回してみたり。
ふよふよさらさらしている! しかも、きらきらしている!
鳥はきらきらしたものと、甘い樹の実が好きと 相場は決まっているのです。
おもちゃと、カリュクスの指先についた蜂蜜を貰って さらに喉まで撫でられては、 くるくるといい音で啼かざるをえない。]
(25) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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[ ( れいにはおよばぬ )>>1:824
さっき しぃ、ってされたから 黙っておく。 まあ喋ったとしても「 ぴっぴぴい 」とかだから 伝わるもんか怪しいかもしれないけど。
それでもぼくは上機嫌だ。 おいしいはちみつ、ぼくとぴっぱだけじゃあ勿体無いし
( ただ、あの はにいじんじゃあというのはだめだ ………………にがい。 )
赤い目がふわりと細まったのに ゆっくりとした羽ばたきひとつで答えて
ぼくはりっぱに”おもてなし”できたつもりで どこかにいこうとするかりくすを
「 ぴい 」 いっぺんだけの声で見送った。**]
(26) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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/* ただ癇癪を起こしただけの1dの使い方に泣く
(-9) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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[私はピッパの言葉に心から安堵した。
私が私の身勝手で対価を支払うことを、 痛い思いをするならやめて、と言われたら 優しさからだとしても私は悲しくなってしまっただろうから。
少女、だけれど、小さな命のおかあさん、でもあるピッパの 必死にタマを育てるのをメルヤやほかの獣たちと近くで見てきた私は、 ピッパが心からそう言ってくれていると信じることが出来る。>>1]
だけどピッパは、今、知ろうとしてくれたじゃないか。 私はそれが、嬉しいんだよ。
今年は、葡萄以外も取ってきておいて良かったな。
[笑ってくれる食いしん坊の少女に、 私もそんな冗談めいた言葉を返して、小さく笑う。]
(27) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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/* タマかわいい…
(-10) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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[聞かれないから黙っていたことを謝る私を 知ろうとすればよかったと、責めずにいてくれる少女は 身長ばかりでなく、心もこんなに大きくなっていたことを 私は知らなかった。だから今、それを知ることができて、嬉しいのだ。>>2
目の前のことにいつでも真っ直ぐに、一直線な少女は 知っていた左手と、今知った右手に手を伸ばす。
少女らのことを考えて、を免罪符に 少女の気持ちを蔑ろにするようなせんせいではいけないと、 私も、今、知ったことを、ふいにはしない。>>3
左手で握ったピッパの手は温かく、 知らないことを知ろうとする真っ直ぐな瞳は眩しかった。>>4]
(28) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 01時半頃
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[植物ではない、血の巡る柔らかい肌の内に、 私の中に蓄えていた命が流れていく感覚。
目を閉じた少女の穏やかな表情を私は見つめて。>>5
けれど、心配はやはり、どうしてもあった。
植物とは違う、少女の体には、 ゆっくりと送り込んでいても流れ込む命の量は、 体へきっと負担をかけてしまうから。>>6
縋るように握られた右手は、負担を逃がすと共に 痛みを与えることもわかっていたけれど、 私から少女へ、少女から私へ流れる命から 必死に強く握っていてくれる手から、私は目を逸らさずにいた。]
(29) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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[私の中に、ピッパの生命力が流れ込んできて、 私の傷が癒えるのを感じると、私は左手の力をそっと閉じる。
少女の開いた両目は揺れて、けれど、手を握った前よりも ずっと輝きを増していた。>>7
すごいね、とかけられた言葉に、私はどうにも急に 照れくさいような、不思議な気持ちになる。 左手の力は、いつでも見せてきたというのに。
私は相変わらず、小難しいことを せんせいらしく述べたりしてみたけれど きらきらとした笑顔で、嬉しい、と言われてしまっては
――私も、笑うしかないじゃないか。
やっぱり、その笑顔が私にとって一番の贈り物だから。>>8]
(30) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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葡萄の気持ちがわかったかな。 …まあ、それで身長が伸びたり縮んだりはしないから 大丈夫だよ。
[植物とひととは違うものだからね、と私は少しずれたことを 言ってから、少女が私の右手の怪我が癒えたことを確認して 安堵の息を吐いたことに、再び礼を言おうとして。>>9
けれど、右手を離し、繋いだままの左手から、それは勝手に 流れていたようだった。>>10]
……勿論。
ピッパのくれた対価、いや、"想い"で 私はとても、温かい、幸せな気分だよ。
[教えたことをすぐに吸収できるのだから 私は良い生徒を持った、と笑って。]
(31) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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本当に、大きくなったね。ピッパ。
[彼女の普段嫌がる言葉、 けれど私としては何よりの褒め言葉のつもりで 握っていた手を少女の少し高い位置にある頭の上に置こう。
おかあさん、をしているときはタマの特等席だから なかなか撫でられないけれど、今は、少女を褒めるために。>>11]
…ああ、そうだ、 ピッパの内緒、も、そのうち知ることができたら 私は嬉しいと思うよ。 [少女がお腹に抱えた内緒を指して言う。
その作業を中断させてしまったことを思いだすと、 話したくなったらで勿論良いけれど、 やりたいことがあるならば、悔いのないように、と付け加えた。**]
(32) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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/* >>1:838 よくばりさん!!!!!!!!!!!
デメテルこっちきたいのかなあ。 ンンンンンン??? ぼくもねえ、べすぱせんせのとこになら とおおおおおっても自然に戻れるぞ?
>>>>だいすきだからな<<<<
ちょっとべすぱせんせとは縁が深すぎたね…! エレノアと会話できる勢いだった。
ぼかあもうあとは蠍に エリちゃんと一緒の絵が渡せれば それで←
あとぼくの絵のないぼくの画帖を食堂に残していきたい
TODOリストつくらないとなーーー
(-11) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
|
|
―花畑―
[エリと一緒に強く抱きしめられて。>>1:825 胸の中に混じり合うのは後悔と喜び。
シルクたちを傷つけてしまった後悔と、 それでも、自分の力で答えを見つけたことへの喜びに、 少女の成長を嘉すると同時に、一抹の寂しさが胸を過る]
(33) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
|
|
私が本当のことを言えたのは、 シルクのおかげだよ。
……もし、隠し事をしたまま。 君に後悔をさせたまま、旅立たせてしまったら、 きっと、私は自分を赦せなかっただろうね。 君が懸命に考えて、 思いを伝えてくれたから、私は救われたんだ。 ありがとう――
[仲直りをしながら涙を零す少女たちの姿を映して。>>1:827>>1:807 蠍は眩しそうに目を細めた**]
(34) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
|
|
/* ああああああああん(かわいい(せんせいかわいい
うううううううううううう
ちょっとデメテル!!!あなた!!!どっちがいいの!!! わたしのこのおもい育てて良いの!???! そだてるぞ!? ちょっともうだってこのワクラバかわいい(ぐふっ
イケメン枠だとおもってたのに 触れたら可憐枠だった衝撃をいまうけてる
(-12) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 01時半頃
|
―― 物見小屋 ――
[ どこへ行こうかと、たどり着いた先は物見小屋。]
高い場所
[ 外と中、裾野の街とがっこうがよく見える。 そう、知っていたけれど 今までここに来たのは数えるほど。
悪戯したあと、先生の追跡から逃れるためや 友達とかくれんぼをしたときくらい。
当たり前のようにある風景を わざわざ見に行くなんて、考えもしなくて。]
もうちょっと来ればよかったかな
[ そんなことを言っても、意味なんてないのだけれど。]
(35) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 01時半頃
|
[ 石壁にもたれ、ここから見える景色に視線を巡らせる。
私にとっての世界だった場所へ ひとつひとつ、順を追うようにして。]
――――……わすれないから [ 時が経ち褪せたとしても忘れない。 呟いて瞼を閉じれば、懐かしい記憶ともにうつらうつら。
深くはない夢に漂う。**]
(36) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
|
|
/* 回想補完する準備をしたとかしてないとか。
タマかわいい!!!って全力で言って寝ます。 猫拾ったんでバタバタしてるの。
(-13) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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|
[マリオを伴い、誓いの場所へと赴く。
足を向けた先には、いつもの大きな桃の木があり>>1:3 マリオはその左から二番目の実が気になると言うけれど。>>1:786]
おう、あれな。
…あー、うん。確かにイイやつだ。 絶対美味い。いいヤツ、なんだけどな、
その、今日は他にも食べて欲しいのがあるというか…、
[ごにょごにょと語尾を濁して足を向けた先は、 畑の隅にある、まだまだ未熟な、小さな木だった。>>1:2]
(37) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
|
|
俺が最近、あまり飯を食わない理由か? ……うぅむ、そうだなぁ。
[たぶん、話せば長くなる。 それにあまり、こんな日に話すには 相応しくない話題のような気もして。
契ればこの先、ゆっくり語る機会もあるだろうと、 今はその一端だけを覗かせる。]
おまえも何となく知ってるだろうけど、 俺は、おまえらと同じもの食っても腹いっぱいにならねぇのよ。
…んで。なぁんかなぁ。 食っても無駄になっちまう気がしてなぁ。 そんなの、可哀想だろ。 食われる奴等が。
(38) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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でもまぁ、俺にはおまえがいてくれるしな?
そしたら次の100年位は…大丈夫な、はずなんだ。 だから今はそれを楽しみに、我慢しようって決めたんだよ。
腹が減ってると思うから、何かを食べたくなるんであって。 ……たぶん。そういうことなんだろうさ。
[むぃむぃと、赤く色付く頬をつついて。 俺のこの空腹を、他ならぬおまえが満たしてくれと。 いつものように笑ってみせる。
決して、おまえを信用してないわけじゃない。 ただ…今はその時でないと、俺が思っただけ。]*
(39) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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―桃の木の誓い―
さて。 それじゃあ始めるか。
[畑の端、まだ実もなっていない未熟な木の前。 マリオを降ろして、心の準備はいいかと問いかける。
何をもって契るのか、特に決まりはないのだけれど。>>1:786 だから今回は、俺が、おまえとしたいことをしようと思う。]
いいか、マリオ。 ひとたび契りを交わしたらもう、 俺はおまえを手放してやれないぞ?
[常のように悪戯っぽく笑いかけ、少女を立たせる。 そうしてその正面に、目線を合わせるよう膝をつき、
――ポケットから、一本の小刀を取り出した。]
(40) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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共に歩むおまえにだけ、俺の真の姿を明かそう。
誰にも言うなよ。 ……特別だからな。
[ウィンク一つ。 刃を朝陽に煌めかせ、サッと振う――…]
(41) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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牡牛の角に、虎の尾ってな。 東の国の…いわゆる、悪魔のガワを借りちゃあいるが、
[すぅ、と人差し指が伸び、見る間に枝に変化する。
それはしなやかに伸び、葉を落とし、蕾をつけ、 やがてそこには、マリオのよく知る桃色が花開いた。]
(-14) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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―――桃の木の精。
…これが俺の、本当の姿だ。
(-15) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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/* ウーン読み返してるけど多分これ べすぱせんせ渾身の告白だろ…………???
ウーン ウーン
(-16) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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/* 忘れるのは怖い。って部分には触れても 忘れられたくない。には触れないようにしてる。
たぶんね、忘れないで欲しいって願えるほど 他者に寄りかかる勇気がないんだと思う。このこ
(-17) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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俺達が出逢い、こうして契りを結ぶのは、 それこそ運命、必然ってやつだと思わないか?
[くつくつと笑いながら花弁を一房摘んだ後、 垂れる枝先の花を落とし、果実一つを実らせて。 振るったナイフで、さっくりその若枝を切り落とす。
傷に関しちゃ、心配いらない。 よく見れば、いつもの指に戻っているとわかるだろう。]
(-18) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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…穂接ぎってんだ。 美味い実のなる木を増やす方法の一つ。
こうやって、若い木の幹に枝を挿して、 一緒に、成長させてやるんだよ。
[マリオの育てた桃の木に、切り落とした枝を当てがい。 ぐるりぐるりと紐で縛る。
……ほら、俺達の、俺達だけの木の完成だ。
おまえの育てた木が吸い上げる養分で、 俺の分身である枝が育ってゆく――この先、何年も。]
(-20) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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/* 一歩離れて見てる子。 甘えるのはすごく苦手で、悪戯とかで誤魔化してる子。 って感じだったから、わぁぁって突撃しなかったけど みんな、みんなだいすきだからね。
(-19) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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―暫くのち―
この高さなら、 おまえの背でも、ちゃあんと届くだろ?
[跪く獣と少女の傍ら、 そこにはいつの間にやら、桃の実を一つ携えた若木があった。
何を、どのようにしてこうなったのかは、 俺とマリオの、二人だけの秘密だけれども。
少しだけ照れたように笑ってから、 桃色の花咲く枝を一房、マリオへと差し出そう。]
(42) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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天命をもって主上にお迎えする。 御前を離れず、詔命に背かず、 忠誠を誓うと、誓約申し上げる。
マリオ、おまえを絶対に幸せにしてやるよ。 この花の一枝と、桃の実に誓って。
……受け取ってくれるか? 俺の気持ち。
[自分の祖国に伝えられる契りの言葉。 なんだか気恥ずかしく思いながらも、それを述べて。
…さぁ。これが、今の俺にできる精一杯だ。]**
(43) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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―回想・思い出チクチク―
[ これまでせんせい達とみんなで過ごしたがっこう。 そこからの巣立ちの時が近づいたぼくのさびしさは、 せんせい達にとっても、同じみたいだ。]
どうして……離ればなれになるんだろう
そういうものだって……わかってるから わかってるから、どうしてって思うんだ
[ ぼくの糸は、誰に繋がってるのか…… そんなの、まだまだわからない。 せんせいだってみんな同じようにぼく達を大切に してくれるから、きっと同じ。
ただみんなと過ごす時間が減っていくのが、 かなしくて、さびしくて、せつない。]
(44) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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そっかぁ……おっきいから、破裂しないんだ すごいねぇ…忘れずにいてくれるんだ ぼくのこと、ぼく達のこと――
涙を流すのって……だいじ、なんだねぇ あのね、1人で泣いちゃ、ダメなんだって! この間ヴェスパせんせいが言ってた
ぼくもいっぱい、まだ心のお食事、とるよ だからワクラバせんせいも…沢山食べよう、ね!
[ 沢山あればあるほど、心はチクチクするのに。 さびしくなっていくのに。 それがせんせいとって不幸じゃないなら―― たぶんぼくにとっても、不幸じゃない。]*
(45) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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/* 突如さしこまれた十二国記に ぶっちゃけ笑った (ありがとうありがとう
ほーせんせ、そういうキャラだったの…? ってピッパはびっくりしているwwwwおいしいww
(-21) 2016/10/13(Thu) 02時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 02時半頃
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[ ……――見ているよ。観ているとも。 それがぼくの居る理由だからね。>>568
神木の枝と枝の間。 ふわりとまるまったハンカチの中で ぼくはいつか木苺だったものをころり転がす。 もう、乾ききってしまってルビー色は見る影もない。
ぼくは糧というものに心当たりがない。 空腹というものにも、心当たりは無い。 唯、観ているだけの者は 世界に関わることを許されないのだ。]
……まったく、幼子たちには困ったもの。
[ ふう、と溜息は落ちれど 声は穏やかに。]
(46) 2016/10/13(Thu) 02時半頃
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きみたちが旅立つ理由も、 ………わかっているでしょう。
”きみたち”なら。
[ 神木の幹を撫でれば、 そこに宿る生命の数までも ぼくには視える。
まだ、果実と成って垂れずとも 数年もすれば また生まれる少女たち。
そしてそれを嗅ぎつけたように集まる獣たち。]
(47) 2016/10/13(Thu) 02時半頃
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[ 常に新しいいのちが生まれ続ける場所に 死を迎えるいのちの居場所は無いのだよ。]
(48) 2016/10/13(Thu) 02時半頃
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[ 此処に居続けるなどという夢を語るのも 初餌ならではの浅慮なら ぼくはそれすら微笑ましく見守ろう。
生まれた無垢と生の眼前で 果てる生命を抱く現実は 恐らくおんしが思うたよりも苛烈ぞと。
幼子たちがどれだけ此処から離れ難くとも 皆一様に旅へと向かうのは ひとえ”妹”たちに己が骸を見せぬ為。
……――ただ唯りの元で、果てる為。]
(49) 2016/10/13(Thu) 02時半頃
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さあ、お行き。
世界は思うたよりも……優しい。
[ 幼子らを抱く獣の腕が優しいように。
何も許されぬぼくは それらをずっと、観続けている。**]
(50) 2016/10/13(Thu) 02時半頃
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/* アグレッシブすぎてヘクターせんせいに申し訳ない 包容力に甘えすぎていて申し訳ない
(-22) 2016/10/13(Thu) 02時半頃
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/* ァアアアアアアアアア
みんなの誓約たのしみっだっっっっなああああ!!!!
(-23) 2016/10/13(Thu) 02時半頃
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/* 確定済み? ニコラスせんせいとエリ ホレーショーせんせいとマリオ
たぶん メルヤせんせいとカリュクス
まだ ヘクターせんせいと ワクラバせんせいと ヴェスパせんせいと
(-24) 2016/10/13(Thu) 04時半頃
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/* あああああああ……本当に申し訳ない
(-25) 2016/10/13(Thu) 07時半頃
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/* 十二国記だ…!素敵すぎてどうしよう……すき…… 本当に本当に拘束しちゃってごめんなさい、せんせ。ありがと。 お返事するためにリアルを投げ出したい日々…
(-26) 2016/10/13(Thu) 07時半頃
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[ 赤子が駄々をこねるようデメテルが 頭を振るたび 赤色から随分薄く なってしまった髪がふわりと揺れる。>>830
聡い君なら分かっているだろうに。
知らないふりをするのは、 きっと君が痛い思いをしているからだね。 きょうは とくべつな日なのに。
絹針のように細く鋭い紛糾は 私の心にしみ込んでちくちくと針を刺す。
だから、自由な両手で綺麗な瞳を 隠してしまった君を抱きしめた。>>836 ]
(51) 2016/10/13(Thu) 08時頃
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( わかるよ 君のその気持ち。>>831 )
[ エレノアを連れて行ってしまった せかいに、かつて私もそう思っていた。]
(52) 2016/10/13(Thu) 08時頃
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( やさしい嘘をつくこともあるよ。>>832 )
[ でもそれは、君たちが大好きだからなんだ。]
(53) 2016/10/13(Thu) 08時頃
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( 忘れないよ。>>833 )
[ エレノアの言葉も 今まで出会った少女達の言葉も、 ひとりが怖い、強がりな少女の言葉だって。
私は、何一つ忘れてなんかいない。
言霊の獣は千切れた羽根の分だけ、 痛みとともに肩甲骨にその想いを留めている。]
(54) 2016/10/13(Thu) 08時頃
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( そう 君たちはみな特別だ。>>834 )
[ 特別で、唯一無二の存在。 誰ひとりとして同じ少女はいない。]
(55) 2016/10/13(Thu) 08時頃
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( そうだね >>835 お別れする時はきっとさびしい。)
[ それなら、さびしいのと同じくらい たのしいことをたくさん経験していこう。]
(56) 2016/10/13(Thu) 08時頃
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[ 無知は確かに幸福かもしれない。
知らなければせかいは君を傷付けなかった。 平穏な世界の中で、 君はのんびりと過ごせたかもしれない。
………けれど。
君を想い守ってくれた人がいたこと。>>749 それさえ知りえなかったとしたら。 君は本当に “ しあわせ ” だったと。 胸をはって言うことができるかい?
君が逃げずに私の腕の中にいること。 それが、答えなのだと私は思う。
たとえ傷ついたとしても知りたいと。 心のどこかで願っているのではないのかな。]
(57) 2016/10/13(Thu) 08時頃
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[ ほろりほろりと零れるしずくが 静かに私の服を濡らしていく。 そうして、私は気づくのだ。 あぁ、ここにも天使がいたのだと。]
……………… うそじゃない。
[ 私の背に回された手。 僅かに残った羽根に触れただろうか。
私は天使なんかじゃない。 翼が抜け落ち地面に落ちた鳥。 飛べない鳥は、しあわせの青い鳥には なれないかもしれないけれど。
誰よりも、君の“しあわせ”を願ってる。]
(58) 2016/10/13(Thu) 08時頃
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ずっと傍にいるよ。
……死が二人を分かち合ったその先も。 君の想いに、言霊に…私は寄り添う。
[ だから、 君が私を必要としてくれるなら。
その口で。その言葉で。 私に伝えて欲しい。
そうすれば、 私は君だけのヴェスパタインになる。]
(59) 2016/10/13(Thu) 08時頃
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[ 君が泣くなら代わりに私が笑う。 流れる涙を拭って、優しく微笑んだ。 あの時の君の気持ちがとても嬉しかったから。>>0:838 ]
よく考えなさい。 きちんと考えて、……それでも。
私が必要だと思ったらここに来なさい。
[ 時間は限られている。 けれど、まだ時間は残ってる。]
私は、祈りの堂で君を待ってる。 [ これがいちばん最後のさようなら になるのか、 これから先を共に歩くためのものに なるのかは分からないけれど。
ゆっくりと身体を離す。]
(60) 2016/10/13(Thu) 08時頃
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[ 名残惜しくいちどだけ、その目尻に触れた。 私のために泣いてくれてありがとう。 そんな感謝の気持ちを込めて。]**
(61) 2016/10/13(Thu) 08時頃
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/* ヴェスパせんせいが刺繍持ってるから、と思ったけど ハンカチ回収後でもよかったじゃんね…? 駆け込みはよくない……よくない……
そしてヘクターせんせいは厨房だと食堂と多角になる? かもしれないので、どこで突撃すべきか
(-27) 2016/10/13(Thu) 08時半頃
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/* ニコラスせんせいは初めての契りなのに いきなり大っ嫌いとか言って本当に申し訳ない
(-28) 2016/10/13(Thu) 09時頃
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/*べすぱァァァアアアァァァアアア
おい!おおおおおおおおい!(かわいい 攫うぞ!??!?!??!? 姫抱きしちゃうぞ!??!?(しません
じゃぁなんだ、ンンンンン ワクラバせんせへの温度感、迷うなあ。
難しい…………
(-29) 2016/10/13(Thu) 09時頃
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/* いやこれ落ちようよ、ねえ、落ちようよデメテル……! とりあえずわたしはいちころだよ。←←← 蠍の微笑みひとつで恋するちょろさだから比較にはならないとおもいますけれど!!!
べすぱてんてーが!!!こんなに!!!可愛い!!!!!!
(-30) 2016/10/13(Thu) 09時頃
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/* ンンンンンンンンンン(顔がにやにやする
べすぱてんてー、大好きだよーーーー!!!!!! 吠える。ぼくは吠えるぞ。 ハアハアハアハア。
あーーーー(召される(大天使拝んでる
はーーーーーーー結婚しよ……結婚式しよ… 鐘楼鳴らそうか???? バージンロード敷きに行きたい…… ライスシャワーを(
(-31) 2016/10/13(Thu) 09時頃
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/* いままたほーせんせの誓約読んで「ふふふっ…♡」ってしちゃった
(-32) 2016/10/13(Thu) 12時半頃
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― 花畑 ―
[ニコラスせんせいの言葉にぱちりと目を見開いて、また胸がぎゅってなる。>>14 その意味が分からないほど少女は子どもではなくて、だから、「あたしでいいの?」って気持ちをごくんと呑み込んだ。
どのせんせいにも選んでもらえなくって、一人になったがっこうで生き続ける夢を見た。 獣と少女、おなじ数いるのだから、溢れることなんてありはしないのに。
少女は、少女として生き、少女として終えることに夢を抱く。 あたしがぐずぐずと縋っていたのは、食べられるのが怖いからでもなくて、少女たちの転がる声と、せんせいたちの優しさで満たされたこの楽園で、
ただ、ひとりぼっちになるのが、怖かっただけなんだ]
(62) 2016/10/13(Thu) 12時半頃
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せんせい、あたし、……とっても嬉しいの。 せんせい、あたし、せんせいと一緒にいてもいいんだよね? あたし、ずっとせんせいと一緒にいるよ。ずっとだよ。
ねえ、せんせい。 たくさん、お絵かきしようね。
[あたしはもう、怖くなかった。 その先、せんせいのことをひとりにしてしまうかもしれない。けれど、せんせいの一部になって、ひとつになって生きられるなら。 …灰となって落ちることを知るのは、もう少し先になるかもしれない。その代わり、繋げない手の代わりに、腕にすりと頬を寄せた。
少女の命が尽きるまでの時間。 せんせいが住んでいた街のことも、見てきた景色も、 これまでの少女と契ったことも、――蠍の火に灼かれる運命のことも。 ひとつずつ少女の中に飲み込んで、軈てその身の終えるまで。
脚の不自由なせんせいの速度に合わせて、少女はゆっくりと学んでいく。**]
(63) 2016/10/13(Thu) 12時半頃
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[ きゃらきゃらと、笑う。>>8 はじめての経験に冷めやらぬテンションと、 ちゃあんとできて良かったってことと ぜんぶぜえんぶ嬉しくて。
その笑い声と感嘆>>7が せんせいの調子を狂わせた>>30なんてこと にぶちんのわたしが気付けるわけはないのですが
せんせいの笑顔が、 いつもよりすごおおおく特別なものに見えて わたしはまた「 残したいもの 」が、増える。
……―――もう、時間はぜんぜんないのに。
( だれにもえらばれなかったら、 たくさんたくさんあるのかもしれない? )
おなかに隠した”それ”が、むずりと心地悪い。]
(64) 2016/10/13(Thu) 13時半頃
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[ せんせいのちからは太陽みたいだったから なるほど葡萄も育つし、桃も育つんだって わたしはとても納得していたのだけれど
”身長”>>31って言われれば、 ちょっとはっとした顔をして せんせいの肩とわたしの肩の位置を確認します。
うん、だいじょうぶ。……伸びてない。]
縮むんだったら、お願いするのになあ。
[ ぷくっと一度頬をふくらませて すぐに笑って流してしまおう。
此れは何をどうしたって縮まらないって わたしはどこかで知っているから。]
(65) 2016/10/13(Thu) 13時半頃
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[ せんせいの左手を、名残惜しく繋いだまま わたしは”幸せ”を問う。
ふと せんせいの幸せはなんだろうな、って考えて 長い長い時を思い浮かべてみてもわからなくって。 わたしは、考えるのを一旦やめた。]
そうお? そうお? えへへへ、嬉しい。いっぱい込めた!
[ せんせいが”幸せな気分”って言ってくれたんだから それで十分でしょうって。
お返しにもふっと抱きつくほうが きっとわたしもせんせいも”しあわせ”なはず。]
(66) 2016/10/13(Thu) 14時頃
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[ ふわりと頭に触れる左手。>>32 わたしはそれに目を細める。
最近はタマが乗っていることがおおいから あんまり撫でてもらえなくなった。
流れてきてはいないはずなのに せんせいの温度はやっぱり太陽みたいで ぽかぽか ぽかぽか あったかい。]
うん。 ………もっとほめてっ。
[ ”大きくなった”の意味が背丈じゃないって いつもわかっているけれど ついつい言い返しちゃう「おおきくなった」って言葉。
今はすなおに受け取ることができました。]
(67) 2016/10/13(Thu) 14時頃
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[ ”もっと” ”もっと” ってねだったところで 食いしん坊のわたしはキリがありません。
おっきなせんせいにすりすりしていたわたしは はっと おなかに隠した”それ”が あきらかにお腹でない硬い感触を せんせいに伝えているだろうってことに気付く。
あからさまに顔に「 あっ 」って文字を浮かべて 数瞬固まるわかりやすさは 予想通りの質問>>32を貰うはめになってしまって ]
あの……… えっと、ねえ……
[ おなかを押さえつつ、ちょっぴり身を離す。]
(68) 2016/10/13(Thu) 14時頃
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[ ひみつにしていたことだけれど 知らないことは寂しいって、自分で言ったばかり。
それにわたしが秘密にした理由は、ただ単純に 「はずかしいから」っていうだけで 痛くもないし、誰かへの思いやりでもありません。
ばつが悪そうに、ちらっと一度せんせいを見上げて わたしはお腹から”それ”を出しました。]
……みんなの絵を、描いてるの。
[ 最後から数ページ目をぴらりと開けば シルクたちが同じ髪型にした日の笑顔。
はんぶんあたりをぴらりと開けば タマを見守るめるやセンセの優しい顔。]
(69) 2016/10/13(Thu) 14時頃
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[ そして パタン と、閉じた。]
(70) 2016/10/13(Thu) 14時頃
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此処に置いていこうとおもって……
[ さっきまでのポップコーンみたいなテンションは すうーっとどこかへいってしまって 眉毛はちょっぴりハの字になる。]
みんな、どこかへ行っちゃうでしょう? 行っちゃったら誰も居なくなっちゃう。
それでも皆が、絵の中で一緒に居られるように。
[ 視線は少し煤けた画帖に落ちたまま だんだんと声音もか細く痩せていく。]
(71) 2016/10/13(Thu) 14時頃
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[ 布の貼られた表紙を撫でる。 絵の中にいるみんなみんなを優しく撫でる。
ニコせんせみたいに上手じゃないから ”生きているみたい”には、見えないだろうけど わたしの目には生きているみんなが見えるから
……もしわたしが だれにも たべてもらえなくても ]
わたしが、ひとりに ……ならないように。
[ 旅立つ手があるのなら、 わたしたちが居たってことを此処に残すために。 そうでないのなら、わたしが皆と居るために。
わたしは画帖に「残したいもの」を貯めている。]
(72) 2016/10/13(Thu) 14時頃
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[ 「 ひとり 」 って口にした途端に
ぶわっと目元が熱くなった。**]
(73) 2016/10/13(Thu) 14時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 14時頃
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/* ちくしょういい灰燼になれよ……!!!>エリたん わたしがちょっと書いてるうちに……♡♡♡ くふふふふ。
エリのこの「これまでの少女と契ったことも」ってト書きが把握違いでなくて少女視点の話だとしたら、わたし禿げ上がるほど尊敬する……(ヽ'ω`) つねにエスパーしまくり陣営ですすいません……
(-33) 2016/10/13(Thu) 14時頃
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―回想・追いかけっこ―
[ 魔法使いさん、だって……>>1:744 デメテルの言葉に、ぼくはちょっと照れる。 ポニーテールにしたら…うん、おねえさん、みたいだ。 変わる雰囲気。同じなのに遠くなっちゃったような 気がして、ちょっとチクチク。
他にも結んでいい?ってお願いして、いくつか髪型を 変えてみたり。その度に鏡で確認してはしゃぐ。 もう何度も髪を触ったカリュクスは、慣れっこ。だけどおそろいにしたら、喜んでくれたかな。
ピッパは、目をきょろきょろしたけど、いいよって 言ってくれた。>>1:703 ぼくは嬉しくて床に座ったピッパをぎゅっとして、髪を編んで後ろで留めたら…とっても可愛くなった!ピッパの淡い髪の色。お花を飾ったら、おはなの妖精さんになりそう!
真っ赤になるピッパも可愛かったけど……だんまりに なっちゃうから内緒。でもお花を飾る時、つい何回も 言っちゃった……ごめんね、でも本当なんだ。 それからたまにデメテルに髪を結ってもらっているピッパを見ると……ふふふ、ぼくは嬉しい。]
(74) 2016/10/13(Thu) 15時頃
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ぼくも、結ってくれるの?
[ 髪を結うのは好きだけど、ぼくはぼくの髪を結ったことがなくて、デメテルの言葉に目をパチパチ。>>1:744
デメテルに梳いてもらう髪は、いつも自分で髪を梳くよりもとっても気持ちよかった。ステンドグラスに当たる時みたいにあったかい気持ち。 鏡を見ると、ぼくじゃないみたいで、照れる…… みんなそれぞれ、いつもと違う髪型。 お花を頭にかざって、おそろい。
ぼくのこっそりは、デメテルに聞かれてた。 カリュクスも実は同じことを考えてた。ピッパは張り切ってくれた。…決まりだね。>>1:745>>1:813>>1:705
捕まったせんせい達は、花まみれ。 みんながおそろいになって……ちょっと髪を解くのが 惜しくなった、そんな、ある日。]**
(75) 2016/10/13(Thu) 15時頃
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/* ヘクターワンワン何か活かしたいが 美味しく食べてね→ワンワン→忘れる 4人めとしてインパクトのあることを…… 喧嘩しかしてない……仲良ししたい……()
あれ? すっかりヘクターせんせいにご馳走様される気 満々だったけど 違ったらこれ恥ずかしいやつじゃない…??? ひええええあえ
ジャ、ムゥ……(遺言
(-34) 2016/10/13(Thu) 15時頃
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[ 彼女の背に手を添えて、 優しく扉の方へと押しやる。
行ってらっしゃいの意を込めて。 お帰りなさいが言えることを そっと、心の内で願いながら。
その時、古びた木の扉がギィと鳴った。>>15
現れたのはハンカチの持ち主。 いつもここに居た、たいせつな生徒。
デメテルと話す様子を静かに見守っていた。
“ こうかい ” しないよう。 そう、教えたことを 実行する勇気を与えてくれた せんせいがいたことを私は知らない。 けれど、成長した君の姿が眩しく見えた。]*
(76) 2016/10/13(Thu) 15時半頃
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/*私は君だけのヴェスパタインになる……
ァァァアアア(ヽ'ω`)(ヽ'ω`)(ヽ'ω`)
も、え、る(死 読み返しては死んでる。 命いくつあっても足りんわ……(ヽ'ω`)
そしてぼくはポプラ用のモノローグを書きたいんだが 時間が、ほんと時間が、ァァァアアア
(-35) 2016/10/13(Thu) 17時頃
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——少し前から——
[昨日遅まきながらに訪れた食堂では、 扉を開けた瞬間から青い鳥のお出迎えを受けられたか。
ヘクターのサンドイッチをつまんだり、 ワクラバの持ってきた果実やハチミツを味わって。
卓上に描きものを広げていたピッパの慌てていた姿や、 厨房に顔を出してみたら、ジャムを作っている姿も目撃できたかもしれない。 ここ最近の砂糖の消費は凄かったから、 裾野までひとっ飛びして砂糖を継ぎ足したりなどもしたけれど。
ホレーショーとマリオが契りを交わしたと風の噂が聞こえたなら、 祝いのひとつでも持って二人を訪ねたりしたかもしれない。
旅立ちの前日、雑事に追われていればあっという間に日が暮れ、 熱を入れた片付けの間に会った人はいたかいないか。 待たざる夜が来れば、深くはない眠りに何度か寝返りをうった。]
(77) 2016/10/13(Thu) 19時半頃
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[朝焼けが空を切り裂いて雲が薄黒く染まる頃、 形だけ横たえていた体を起こすと去るための準備を進める。
いくつかの旅の書と、資金と便利道具、簡素な衣類。 誕生日やその他で貰った想い出の品。
いざ退去する準備として部屋の物を纏めてみると、 簡単に肩掛け鞄に収まってしまうほど手持ちの荷は少なかった。
そうした僅かなものですら、いざ部屋から取り去ってみると、 慣れ親しんだ部屋が急によそよそしくなったように感じられ、 半分開いた扉からぽつねんと部屋の中を見て佇んでいる。
ああ、と獣は嘆息する。 それが一仕事終えた満足感か、終わった寂寥感かはわからないが。]
(78) 2016/10/13(Thu) 19時半頃
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——現在、祈りの堂——
[昨日、とある少女にも言ったように。 鐘楼の屋根の上や、裾野の街の時計台。 大気たるこの獣は、つまるところ高いところが好きなのだ。
逆光に焼けている薄墨色の雲を、 鐘楼の三角の屋根まで蛇の尾を揺らしながら眺めに行った。 荘厳に響いた鐘の音はもうしばらく鳴ることもないのだろう。
朝焼けは雨というけれど、黒雲はあまりないようだ。 仮に降るのだとしても、 今朝くらいは流れを逸らしても咎められはしないだろうか。
……やりかねない。柄にもないことだが今日くらいは。 自分で思って苦笑が漏れる。
先に天に謝罪でもしておこうと、 鐘楼から羽ばたいて、祈りの堂へと入っていった。**]
(79) 2016/10/13(Thu) 19時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 19時半頃
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/* ものっそい時間勘違いしていたことに気づいた……途中まで覚えていたのに 申し訳ないです。[土下座]
ホレーショー>>43 おお十二国記……!
(-36) 2016/10/13(Thu) 19時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 19時半頃
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[少女はまだ知らない、火の蠍が身を焼く炎のこと。
でも、せんせいの燃える指があたしを焼いてしまうと知ったって、それだって構わないの。 獣のしらない少女のよろこび。灰となって蠍の身を燻し、一緒にいらられるのならおなじこと。 ねえ、旅立ったら、しらないせんせいのこと、たくさん教えてね。
契りの日は既に来て、旅立たなくちゃいけない。 けれど、まだ少し、ほんの少しのたくさんのこと、やらなくちゃいけことがたくさんあった]
ねえ、ニコラスせんせい。 少しだけ、待っていて。あたしね、まだ、しなくちゃいけないことがあるの。
[旅支度のおそい少女は、ぱたぱたと忙しなく動き回ることになる。 足の悪いせんせいに無理をさせてしまったかもしれないから、座れるところまでは二人で歩いて行ったけれど。
小脇に抱えたままのサンドイッチと、黄色の刺繍のハンカチ。 準備のわるいあたしは、何もプレゼントできないかもしれないけれど。 みんなとの糸を手繰るため、駆け出した。**]
(80) 2016/10/13(Thu) 19時半頃
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[ それから、君は私と向き合って。 続けざまに語られる言の葉たち。>>17 はじめは何のことだろうと目を瞬かせた。
ニコラスという名前が出てきて、 初めて私は一年前のあの日を思い出した。
聞いて。聞いて。聞き続けて。
本当はね、私は心の中で 謝る必要なんてないと思っていたんだ。
だって、誰も悪くなんてないから。 無茶をしたのも、優しい嘘も 互いが互いを思いあった結果、だから。
これは、私の考えであって 他のせんせいとは違うかもしれない。>>1:664 だけれど、誰かが誰かを想うこと。 それはきっと悪いことなんかじゃない。]
(81) 2016/10/13(Thu) 20時頃
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シルク、私はね あの時のこと “ こうかい ”なんてしていないんだ。
怪我をしたかもしれないが、 代わりに見られた君たちの笑顔が 何よりも嬉しかったから。
私がそれを望んだんだ。君のせいじゃない。 [ だから、私は君の想いを受け止める。 そうして、私の想いを君に返す。]
(82) 2016/10/13(Thu) 20時頃
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…だけど、私が痛い思いをすることで シルクも痛い思いをしていたんだな。 そこまで考えてやれなくて、すまなかった。
それと、君の気持ちを 伝えに来てくれてありがとう。
[ ありがとうとごめんなさいを繰り返して。 きっとほつれた“糸”は元通り。 絡まっても解れても何度だってやり直せる。
ほら、いつかせんせいが言った通りだろう?
くぅ、とお腹のなった君に 落し物を手渡して 行ってらっしゃいと手を振ろう。
たいせつで、大好きな自慢の生徒に。]**
(83) 2016/10/13(Thu) 20時頃
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―食堂 ~tres tenedores~― [ ずっと言いたかったこと、伝えたかったこと言えた…“こうかい”のないように、し、た! ぼく…いっぱい失敗した。いっぱい走って、 いっぱい泣いた。だから……いっぱいお腹すいた!
厨房かな?美味しそうな匂いがしたら、きっとそこにヘクターせんせいがいるから…ぼくは飛び込む。]
ヘクターせんせい!お腹……すい、たぁ!
[ ぼくのお腹がいつもみたいにくぅ、って鳴いたから、気づかれないようにせんせいに抱きつこうとする。 ちゃんと、“こうかい”しないように出来たんだよって言ったら――ヘクターせんせいは褒めてくれるかな?
……別に褒めてほしくてしたんじゃないけど。背中を後押ししてくれたせんせいに、ちゃんと伝えたくて**]
(84) 2016/10/13(Thu) 20時頃
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/* やっぱり日付移動撤廃したほうがよかったですかね どうですかね。 エピで聞かせて頂けるとむらたてハッピー。
(-37) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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/* とりあえず、ヘクターせんせい優先で ……え?違ったりする??(まだ不安なやつ 貰い手……いるのかな……
(-38) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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/* ヴェスパせんせいの素敵なロルを拾うのは 時間がかかりそうなので…ちまちま書こう…
(-39) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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―― 回想:おそろいっこ ――
[ それは、皆でお揃いになろうって言った日。
よろしくね。なんて頼んでみたら なぜだかぶるぶる震えるシルクちゃん>>1:691 お熱でもあるのかな。ってせんせいを呼びに行こうとしたけれど、実際は違ったみたい。
可愛くしてねってお願い>>1:744どおり ポニーテールに結わえたデメテルちゃんは、お姫様みたいに可愛くて 本当に魔法使いみたいなんて思ったんだ。
約束してたからわたしの髪型も、もちろんおそろいっこ。 高い位置で結わえてもらったり、二つ結わきにしてもらったり。 三つ編みがあるなら、四つ編みとかないかな?なんて無茶を言ってみたりもした。
いろいろな髪型を頼んだ後、最後に選んだのはどの髪型だったかな。 あんまりたくさんやったから、覚えていないけど デメテルちゃんとおそろいにしてもらったのは覚えてる。]
(85) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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[ ピッパちゃんの髪を結わえたいって言ったシルクちゃん。
言われた当人は顔を真っ赤にしていたけど>>1:702>>1:703 わたしはお揃いが増えるのがうれしくて もしピッパちゃんが逃げるなら、捕まえるつもりでいたっけ。
でも、そんなことをしなくても ちゃんとお揃いにできたけど。]
(86) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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[ エリちゃんが教えてくれた、可愛いお花の場所。 そこはわたしにとって、お気に入りの場所になった。
みんなで集まってどんな色がいいか相談して>>1:692 みんなのは元気に選べるのに 自分のだけは顔が真っ赤になるピッパちゃん>>1:704 いつもしっかりしてる友達の、そんなところが可愛くて 一番大きくて可愛い花を探そうって決めたんだ。]
(87) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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/* メルヤの情景描写に涎を垂らす昨今です。
めるやセンセいいよなあーーー 丁寧語のできるセンセだよなあーーー。 どうしてこう、前回も今回も今回も、 牝はしっかりさんなのだろうか。 かわいいなーーー。
(-40) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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[ そうしているうちに シルクちゃんが素敵な提案をして>>1:692 それはわたしが考えていたことと似ていたから もちろん!って力一杯答えたんだ。
デメテルちゃんはかけっこも、かくれんぼも得意>>745 でもわたしはかくれんぼは得意だけど かけっこはイマイチ。
だけど輪投げならとくいだよって 花冠を掲げて見せた。 これを投げればいいよって。
花冠を投げられたのはニコラスせんせいだったかな。 面白いからホレーショーせんせいにも投げたような気がする。*]
(88) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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/* かりゅ、かりゅ、カリュクス………… (ありがとう……ありがと……
(-41) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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/* ホレーショーせんせいのいじられっぷり
(-42) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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[ うつらうつら、眠りの中。 辺りに漂うのは、皆との記憶。
くるくると渦のように、私を取り巻くそれは 長いお昼寝の後、エリちゃんと作った砂糖水。 それを混ぜた時にも似ていて。]
(89) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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[ コップを手に取るように、腕を上へ。
――――その時、夢の気泡が弾けた。]
(90) 2016/10/13(Thu) 20時半頃
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/* う……負担かけてしまって申し訳ないなぁ…
(-43) 2016/10/13(Thu) 21時頃
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[ピッパの渡してくれた“幸せな気持ち”が 私の心を満たしていくのは、 知ったことを私の思いもよらない形で実践し、 癒してくれたからだけでなく、 いつものように、いつも以上に、 眩しく見える笑顔のためだろう。>>64
抱きついた少女の体温は じわりと私の身体に沁みて、 まるで先ほどの生命力のやりとりのように 私の送った温かい気持ちが返ってきているかのようにも思えた。>>66 そしてこれは対価ではないから、私も、おそらく少女も どこも痛むことはない。
少女が笑顔を見せてくれるなら、 温かさを分けてくれるなら、 今日は素直に受け取ってくれた褒め言葉と共に頭を撫でた手を、 もっと、とねだられるままに、私はいくらでもそうしていただろう。>>67]
(91) 2016/10/13(Thu) 21時頃
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/* ほんに感謝しておる。 このような形で参加することが出来てありがとう。
(-44) 2016/10/13(Thu) 21時頃
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[いくらでも、という時間はもうあまりないかもしれないと、 少女のお腹にある内緒の何かの感触で気づいてはいたけれど。
暫くの間くらい、気づかないふりをしても許されるだろうと、 その温もりを肌に刻んで。
お腹に隠した内緒への指摘に、ピッパがわかりやすい顔を浮かべた。
少女のころころと変わる表情は、 膨大な数として私の胸に蓄積されているから、 今の表情は何か話しづらいことを言い出そうとする時の顔に私には見えて。
今すぐ知りたいと急かすつもりはなかったけれど、 話してくれるならば、と、少女の言葉を待った。
少し言い淀んだ後、見上げる目線と目が合って。 取り出されたものに視線を移す。
画帖と思しきそれに、少女は絵を描いているのだと言った。>>69]
(92) 2016/10/13(Thu) 21時頃
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/* まあまだ今暫くいるけどね!!!!!
とりあえずようせいさんに委任しておこ、ぽちー!
(-45) 2016/10/13(Thu) 21時頃
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[開かれたページにはメルヤの顔。 タマを見守るその優しげな表情は私も幾度も見たものだ。 タマと、メルヤと、ピッパ、 時に夜なべをして小さな命が育っていくのを見守ったあの時間がはっきりと私の脳裏に呼び起こされる。]
ピッパが絵を描いていたことを私は知らなかった。 それもこんなに、温かい絵を。
[ニコラスに教わっていたのだろうか。
見たのは一枚だけだったけれど私の目には、 確かにその絵の中にあの日の時間が見えたから 私はそれを知ることが出来て嬉しいと思った。]
教えてくれて、ありがとう。
[懐かしい時間を垣間見れたことに、私は感謝して。 けれど、少女の顔はさきほどまでとは打って変わって 沈んだ色に変わってしまっていた。>>71]
(93) 2016/10/13(Thu) 21時頃
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[小さくなっていく少女の言葉は、皆と離れる寂しさを伝える。 この画帖に閉じ込めた思い出を、少女は此処に残すつもりだと。
旅立つときに持っていかなくていいのかと私は不思議に思った。 此処に私たちがいた証を、碑のように置いていくということだろうか。]
一人に、ならないため…?
[私は、その言葉の意味がわからなかった。 この先、少女は獣とともに、命を終え、糧となるまで ひとりになどなるわけがないのに。]
ピッパ、何を言っている…
[ピッパの目元に涙が浮かんで、私は言葉を詰まらせる。>>73
ああ、この顔を、私は知っている。
小鳥が死んでしまった日だ。]
(94) 2016/10/13(Thu) 21時頃
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/*せんっせーーー♡♡♡♡
ぎり、ぎりおうち、つけそ、う (ぜえはあ
(-46) 2016/10/13(Thu) 21時頃
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[
『おしまいなのに、誰にもたべられないの?』>>0:33
『わたしは、へいきよね……?』>>0:35
そういった時と同じ瞳で、零れそうな雫を溜めている。]
――ピッパは、平気だよ。
こんなに大きくなったピッパを、 そしてこれからきっと、もっと、 素敵な少女に成長していく君を、 食べたくない獣なんているわけがないんだから。
[あの日の問いに答えるように私は言って、 左手を伸ばし、涙を溜めた眦に触れた。
今日が皆で過ごす最後の日、だとしても 明日より先の未来、君がここでひとりきりになるなんてことは、絶対にないのだと。*]
(95) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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ー 厨房 ー
[食堂に置いたサンドイッチは俺が置いた時より減っていて、何人かの少女らが食べて行ったのだと分かってまた嬉しくなる。 何人かの少女がご馳走様をしてくれたなら俺はきっと喜んで尻尾を振ったろう。
作業台に載せられた齧りかけのトマトを見て、出がけに見せてしまった醜態を思い返して一人赤面したのは内緒だ。
目線は果物を煮詰める鍋の底。 作りすぎたら……まあ旅立つ日に小瓶に詰めて持たせてやれ。
無花果に林檎と……成ってる果実をたくさん煮詰めていく。 粗熱を取るのに俺の力は使えない。急に冷やすより時間をかけてゆっくりと。]
(96) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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[彼女らは旅の先で何を食べたことを思い出すんだろう。
マリオは冬のお鍋だろうか。 ピッパは内緒で食べたプリンアイスか、それともアイスプリンか。
大切な記憶の一つになれたら、俺はとても嬉しい。
だけれど、俺に食べられた少女は、俺に食われたことを後悔しはしないか。食べられた少女が何処に行くのやら、我が身のうちに問うても答えはやはりない。]
(97) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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[少女は獣の糧となる。 当たり前の理を、疑問に思ったことなどない。 そして、選べる少女はひとりだけ。 私は、私の糧となる少女を必ず幸せにすると同胞に誓った。
それなのに、私は私の選択をうまく届けることはできなかった。>>1:621
本当は、誰一人として泣いてほしくはない。 無理に笑ってもほしくはない。 皆に等しく愛情を注ぎたくて、 けれど、私は、私にそれを返してくれるたったひとりの誰かを求めている。
そんなの、少女だって同じではないだろうか。 誰もひとりにはなりたくはないのだ。 誰かに愛して欲しいのだ。
世界の理を当たり前と受け入れながら 当たり前のことに気づけない。気づかない、ふりをしていた。
私は、私が思うよりずっと、臆病なのかもしれない。*]
(98) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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/* ちょっとまってちょっとまってちょっとまって
えーーーーーーーーーーーーと。 えーーーーーーーーーーーーと。 ぼくはどう返したらいいのかな♡
(みんな、フラグ周知はもうすこしわかりやすくしようね…?! (ある意味デメテル→べすぱの返事待とうかとすら思うわ (あの子次第よな、この状況。 (ンーーーー
(-47) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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―回想・昨年のプレゼント―
[マリオが一生懸命調べ、練習してオーロラを作ったように。 この一年は、他の少女も色々試行錯誤を重ねていたようだ。]
よぅ、カリュクス。 あれは上手くできるようになったか?
ほら、星空でも花畑でもなくてさ、 卵の真ん中に集めるやつ。 …ふっふふ、あの微妙な温度加減が難しいだろ。
[卵を手渡し、温度で変化する花や星の姿を見せた後。>>1:370 真ん中に寄せたら…そう考え込んでいたカリュクス。
手本を見せるか悩んだが、何かしたいことがあるならと。 まず自分でやってみろ、とその背を押した。]
(99) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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[少女に渡した卵には、それぞれに違う難しさがあった。 だから卵との向き合い方も、様々だ。 得意なことを伸ばす子、苦手なことに挑戦する子、 興味の赴くままに弄ってみたり、経過を観察してみたり。
やりたいことを思い付く子がいれば、 それが叶えられるよう、できる限りは手を貸した。 きっと俺では思いつかないような使い方もあるはずだから。 たとえば…マリオが水の卵でやってみせたように。
子どもの自由な発想ってのは、どうも俺には真似できない。 少女達の可能性は、無限大だ。 獣の力をどう使っていくか、それこそ十人十色というもの。]
(100) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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んで、こっちは苗木の卵か。 調子はどうだい、太陽さん?
[また一つ明るく、陽を透かすような髪色になった少女。 デメテルの抱える苗木は、その時はまだ実を付けぬままで。
新しい実ができたら一緒に食べようと約束したから、>>1:8 いつ少女が報告に来るかと、毎朝起きるのを楽しみにしていた。
力の使い方に悩むと二人は、よくこうして相談にきたっけ。>>1:741 問いに対してはすぐ正解を与えずに、 なるべく、自分で考えさせるようにした。
…なぁに、意地悪がしたかったわけじゃない。わかるだろ? 悪戯ばかりしていたくせに成長したな、と。 柄にもなく、せんせいらしい感慨に浸ったものだった。]*
(101) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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─回想:ししねこさん─
[隣に寄り添ってくれるししねこさん>>1:787は干し草のような温かいにおいがしたわ。 ししねこさんのおはなしは少し難しい。
せんせい達と、わたし達。 どちらもお互いに教え合う存在。 そういうことなのかしら。
首を傾げながらもわたしは忘れないようにししねこさんの声を聞いたの。
ししねこさんのあの子のこころ>>1:788 それはししねこさんですらも分からないけれど]
あなたが息を吸うたびに、その子供息を吸っているのね。
[わたしはじっ、と見守ったわ。 静かに、静かに、息を吸ったの。 でもね、わたし頷けなかった]
(102) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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[わたしは確かに、おはなしに登場する女の子でもない。 わたしは今、生きているもの。 だからこそ、こわいの。 文字をなぞらえれば終わりがあるおはなしとは違うから]
……………さびしくなんか、ないわ。
[わたしは、嘘をついた。 でも、きっと、伝わってしまうわね。 さびしいって思っていること。 それはわたしに見えないあなたにも>>1:789]
(103) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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|
ししねこさん。 あなたと、あなたの大切な人のお名前、教えて欲しいわ。 あなたはきっとひとりじゃないんでしょうけど……わたしの中に残したいの。
[ダメかしら。 もしかしたらふたりじめなのかもしれないからむりにとは言わなかったけれど。 せんせいでも、わたし達でもないあなたであってもわたし、仲良くはなりたかったし、忘れたくなかったのよ]*
(104) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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─現在:祈りの堂─
[声を張り上げる度にわたしは知るのよ。
わたしの こえ は、こんなに小さかったっけって。
こんな音じゃ、届かないかしら。 心臓は張り裂けそうなくらい傷んで、バラバラに千切れてしまいそうなのに。
でも、分からないで。知らないで。知らないままでいて。 わたしのこころを知らないままでいてくれるなら、わたしがどんなにずるくて、つめたくて、あまえんぼうで、嘘つきな、わるい子だって、知ってしまうでしょうから]
(105) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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[でもあなたはわたしを抱きしめてしまうのね>>51]
( わたしは、あなたのこころの中にいる人の名前を知らない。 )
[たいせつな人の名前>>52も知らないの。 でもきっと、わたしはその子に似ていないわ。 だから、その子の代わりになんか、なれないのよ]
( やさしい嘘…知ってるわ。嘘をついた人をわたしも知ってる。 それが、何のためなのか。 知っているから、くるしいの。 せんせいはそれも、知っていたの? )
[代わりになんてなれないけれど、せんせい達はわたし達と約束を結ぶ。 嘘をつく理由、わからないわけじゃないのよ。 嘘をついてくれた理由を知っているからこそさびしいの]
(106) 2016/10/13(Thu) 21時半頃
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[大好きだから嘘をつく>>53 わたしも、そうよ。嘘をついた。 不安という痛みと共にわたしはいつでも、あなた達を探している。
悲しいおはなしで終わりたくないから。 だから、探してるの。
わたしを、見つけてくれる、ひと。 たくさんのしあわせを与えてくれたひと。
ああ、だめね。 やっぱりわたし、敵わない。 固く閉ざされたわたしのこころの隙間を簡単に暴いてしまうんだから>>57]
…………、っ、
[回した背には、もがれた翼のあとが残っていたの>>58 わたし、あなたの力を詳しくは知らなかった。 息を飲んで、気遣わしげにその痕に触れたわ]
(107) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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[どうして、ここまでして、あなたはいるの。やさしく在れるの。 わたし、分からなくってまた、涙を一粒転がしたの]
…………せんせい、ばかだわ。 ほんとうに、ばか。ばかよ。
[やさしくて、やさしくて、ほんとうにいじわるなひと>>59]
ばかだけど、……だいすきよ。 わたしの代わりに泣いてくれるやさしい人。 でも、あなただって、泣いてもいいの。 助けてもらうばかり、必要とするばかりなんて、わたしは、……いやよ。
[優しく微笑んでくれるあなたは、涙を拭ってくれた>>60 わたしはその手にそっと唇を寄せましょう。 いつかとはまるで、反対ね。 そっとそこにキスすれば、離れる身体を引き止めることはしなかった。
その代わりに触れてくれるその指>>61にそっと、瞼を閉じたの]*
(108) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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[ヴェスパせんせいがお見送りをしてくれる>>76 わたし、堪らなくなって一度だけ、眉を寄せてから、ちいさく、行ってきますを口にしたわ。 そんな時ねきっと扉の音が響いたのは>>15]
………し…るく、
[わたしの涙はヴェスパせんせいによって拭われていたけれど、真っ赤な目尻はきっとシルクにも見えたわ。 それにまた、きっと涙が滲んでいたから泣いているようにも見えたでしょう。
シルクが泣いて笑ってくれたらわたし分からなくなって、困ったように笑ったわ。 でもね、あなたがわたしに話したいことを打ち明けてくれた時>>16、それは終わるの]
(109) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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…………ううん、シルク。 わたしこそ、ごめんなさい。 ……たくさんのこと、言えなかった。
[顔を上げたわたしはもう涙を流すことはなかったけれど、一歩近づいて、あなたを抱きしめることは出来たかしら]
…………わたし、あなた達がすき。あなたが、シルクがすき。 だから泣いたりなんかしたら、困らせるって、離れてしまうって…思ってた。 だから、泣けなかったの。
[あれだけすきと言いながら、みんなを信じてあげられなかったわたし。 そんなわたしにも、あの時の約束を果たすためにここに訪れてくれたあなたを誰が拒みましょうか。
いちばん温かい星を選んでくれたシルク。 いつかよりも丁寧に編まれた青い星を眺めてわたしは涙を一粒落としてから、笑ったわ]
(110) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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でもあなたが泣いて欲しかったって言ってくれたからわたし、素直になれるわ。 ………あなたは知らないワガママなデメテルでも、あなたなら、友だちだって言ってくれるって信じてるから。
[あなたの胸に伸びる鎖のあとにわたしは触れましょう。 この模様が何を表すのかは分からないけれど、それでも願うように唄ったの]
結んで、解いて、また、結んで。 繰り返すことできっと、つながりは深くなる。 でも、糸に縛られすぎないで。 ……どんなシルクであってもわたしは大好きだからあなたも決して、無理をしないでね。
[これは約束じゃなくて、おねがい。 叶えてくれるかどうかはあなた次第。 そっと見守ってくれるせんせいの傍ら。 わたしはさいごにあなたの髪を撫でてから引き下がったわ]*
(111) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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[それからはシルクとヴェスパせんせいのおはなしを聞いてたの>>17>>18 シルクの口から教えてもらった言葉にわたしは目を見開いたわ。 それから、さっき触れた散り散りと残った翼を思い出して顔を伏せたの。
後悔をしていないってヴェスパせんせいは言う>>82 それだけだったらわたしは怒ったかもしれないけれど、続いた言葉>>83に息を静かにはいたわ]
…………、ばかな人たち。
[不器用で、不格好で、なのにとってもやさしい二人にね。 わたしはちいさくちいさく吐き出したの。 出て行くその背中>>18を追うようにわたしは、扉を開けたわ。
礼拝堂から身体を割り込ませる間、一度だけ、ヴェスパせんせいに振り返ったの]
(112) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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…………またね。
[白い羽根を取り出して、わたしは一度口づけを。 あなたのお願いごとを、わたしのお願いごとを、叶えてくれた人を知るのは…きっとそう遠くない未来。 ゆっくりと踏み出したわたしの背に差した光は翼のように揺れたの]**
(113) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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/* プロ終わりから1dにかけて、デメテルもこっち見てくれてるのかな!って嬉しくてめっちゃほこほこしてたんだけど、 俺に会いに来るまでにフラグたくさん建築してるようにも思っていたので、ちょっと諦めぎみだったという、灰に落とし損ねてた裏話。
ピッパとデメテル、ここ二人とも約束があったからなぁ。 掻っ攫っていいなら全員欲しいってくらい、PLもPCも強欲なのであったw
俺は、腹が減ってるんだよ。w
(-48) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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/* しっかし、マリオがほんとに素直で可愛くて!! めっちゃいい子でしょ?!ねぇあなたもそう思うでしょ?!!
…えぇ、えぇ、うちの子贔屓でごめんなさいねぇ!w
なんだろう、普段あまりこういう表現使わないんだけど、 マリオ尊いって言いたくなるよね。 初っ端からかわいいなーて思ってたわけだけど、 1dの朝一に突撃されて、もう、死にましたよね私…(即死
いいかなーいいかなーってチラチラしつつ、 すぐ踏ん切り付けなかったのはちょっと反省してる。 ヘタレでごめんwww 約束憶えてるかって問いに返されたト書き、あの内容ならそのままGOで良かった気がするーって今になって思ったり。
(-49) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 22時頃
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/* ??????????????
えっと?????ん???????????? ごめん、読解力がなさすぎてね………… これはYESなのNOなのねえどっちなの………?????
もしかして全員フっていく小悪魔なの????? ンンンンンン?????
あ、ほんとうにこまったぞ これ 感情線どっちに伸ばそう。こま、った ぞ?
(-50) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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[自分が指さした先の桃>>1:786が、 せんせいの絶対美味いいいやつ、というお墨付き>>37 を貰えると、そうでしょう。と自慢げにふんぞり返った。
けれど、どうやら違うらしい。 この桃の木以外に、 僕も知らない美味い実を実らせる木があったのかと。 せんせいの足が向かう先は、 夜明け前に水をやったばかりの まだまだ実をつけるには程遠い小さな木。]
……これ? 僕が去年、せんせいに言われて植えたものだから、 実をつけるのはまだだって、本に書いてあった。
[何やら言いずらそうに語尾を濁すせんせいに、 不思議そうに首を傾けて問いを投げる。]
(114) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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そーだよ。 せんせいには僕がいるからね!
……あのね、せんせ。 僕には難しいこととかよくわかんないし、 せんせいががっこうに来るのが何回目とかも知らないし、 せんせいが話したくないことを無理に聞く気もないよ。
でもね、決して"無駄"でも"可哀想"でもないと思うんだ。 だって、お腹いっぱいにならなくても 美味しいでしょう。 こころは 満たされるでしょう?
(115) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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[僕はせんせいじゃないから。 心の内に抱えているものがなんなのかさえ、 その輪郭すらわからない。
いつかの旅の隙間に、 僕に聞く資格があるのならきっと話してくれるのでしょう。 だから今は頬をつつかれながら。 おなかもこころも満たしてあげるって、無邪気に笑おう。*]
(116) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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- 誓いをここに -
ん、
[改まってそう言われ>>40、 僅かに緊張した面持ちで小さく頷く。 ぎゅう、と掌で半ズボンの裾を握り締めた。]
(117) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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心の準備はできてる、から。 せんせいの傍に、ずっといたいから。
[小さな桃の木の前、地面に足を付けて。 常のように悪戯っぽく笑いかけられれば、緊張も解ける。 低くなったせんせいの視線。 いつもは見上げてばかりだから、なんだか新鮮だ。
小刀……?せんせ、いつもそんなの持ち歩いてたの!?]
(118) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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/* あ、そういやなんか諸々の流れやタイミング的に勘違いあったらやだなって過ったから言うけれど、 別にマリオが桃好きって理由だけで入村凸したわけじゃないんだよ、って! これだけは!声を大にして言いたいね!!
たしかに、設定上手く噛み合いそうだなとは思ったけれども、 実際にそれで今、やりたい契りをフルにさせてもらってるのだけど、
こちらのアクションに対する反応の可愛さや、前述の朝一凸、あとはあの卵でオーロラっていうアイデアに! PLは逐一わぁわぁ言っていたっていう。やぁあれは驚いた(まだ言う
こちらである程度使い方を提示してしまった後に、さらに独自に使い方を編み出してもらえる嬉しさよ。 見た目は単純でつまんないけど、水の卵は出して良かったなー
(-51) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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うん、誰にも言わない。 特別なひみつ。
……せんせいの、ほんとう?
[緩く首を傾げ、不思議そうに声を漏らす。 キラリ、刃が朝日に煌めいた。]
(119) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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[せんせいの指先が音もなく伸びて、 それはよく見慣れだ木の枝に変わってゆく。 見間違いかと何度も目を擦ったが。
それは真に他ならなかった。 静かに伸びた枝は、ひとりでに成長していく。 葉が落ちて、それは蕾となり。 桃色の、綺麗な花が開く。]
(-53) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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……桃の木? せんせいは妖精さん?
僕の大好きな 桃の。
……すごく 素敵。さわってもいーい? がっこうの桃が美味しいのはせんせいのおかげ?
[すごい、と何度も呟いて、その枝先に手を伸ばす。 根元は確かにせんせいから生えているのに。 感触は確かに木のそれだった。]
(-54) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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/* って書いてたらマリオ来てた! マリオー!!マリオーーー!! でも俺はこれから夕飯離脱なんだー!許せ…!!!
なんかもう、遅筆でごめんしか言えないんだけど、 これが俺のデフォだと開き直るしかない…w どうにか、頑張って旅立ちの日を迎えたい所存(
(-52) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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僕がこうして少女としてがっこうに生まれたのも、 その年にせんせいが来てくれたのも。
こうして惹かれあって、契りを結ぶのも、 ちゃあんと理由があったんだねえ。
[うんめい、ひつぜん。 なんて素敵な響きなんだろう。 口元をゆるませ、せんせいの手を触りながら嬉しそうに。
枝の花が落ちたと思えば、桃の実がひとつ実った。 瑞々しく美味しそうなそれに、思わず喉が鳴る。 そして、あろうことかせんせいはそれを切り落としたのだ。
指が!血は!?なんて、慌てたけれど。 よくよく見れば傷のひとつも付いてはいなかった。 せんせいの方がよっぽど、魔法使いだよ>>1:455。]
(-55) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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知ってるよ!穂繋ぎ、本で読んだことあるもん! ……へええ、こうやるんだねえ。
僕たちが発ったあとも、がっこうに残るものはあって、 それってなんだか、嬉しい? ……ううん、上手く言葉に出来ないや。
[いつか、また せんせいがここに来たときにも、 思い出して貰えるのでしょう。 せんせいの命とひとつになった僕も、 きっとそれを見ることは叶うのでしょう。
僕たちだけの木。それは少しむず痒い響き。]
(-56) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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/* まあでもワクラバ→デメテルは視えたから のばさないでおく方向がよさそうかな。
まじか……あんなべすぱのプロポーズ貰ったら わたし即落ちなんですけど このガードの固さなんなの………????
そして村建てが翌日に行けない事案がつらい
(-57) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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とどく、よ! すごいねえ、せんせい。 誰にも言わないよ、約束だから。
[せんせいと僕のひみつ。 桃の実を一房つけた小さな桃の木がそこにはあった。
同じように、照れたような笑みを返して。 せんせいから差し出された桃色のそれ>>42を受け取った。]
(120) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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もちろん。受け取らないわけ ないじゃない。 僕から差し出せるものは、この身だけだけれど。
せんせいの傍に居て、これからを想うだけで しあわせなんだから。 それ以上なんて、いらないよ。
[受けとったそれらを、胸に抱きしめて。 嬉しさとか、驚きとか。 いろんな感情が渦巻いて、泣きそうだ。]
(121) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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せんせい だいすき。 僕の命が潰えるその時まで どうか いつまでも傍に。
せんせい、ぼくたちいっしょにいこうねえ。
[なきそうにくしゃくしゃに歪んだ表情で、 慈しみをもった微笑みを浮かべた。 誓いはこの胸の中に。
許す。だって、せんせいのことがだいすきなんだもの。 片手で桃をもって、もう片方をせんせいの頬に添える。 おでこを合わせると、頬を一筋雫が伝った。 こころが幸福で満たされてこぼれるものもあるんだと、知った。
ねえ、最初のおねがい。 桃をむいてって、いつものように強請ろうか。*]
(122) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 22時頃
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/*マリオ〜〜〜〜〜!!!
なに、俺は名前を呼ぶしか能がないのか?! いやいや、でもさぁ……、
マリオ、かわいいよぉぉぉぉぉ!!! 最期まで手放さない。ぎゅっぎゅ!!
そして十二国記ネタを拾ってくれる優しさよ!(
(-58) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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/* 今いろいろ悩み中…んんん… どの子でも愛せると思っていたけど、それぞれが可愛くて選べないというじたいになると思わなかった…
(-59) 2016/10/13(Thu) 22時頃
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/* まりおも知ってる子でしたwwwwwwwwwww
わらうwwwww 「ゆるす。」
(-60) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 22時半頃
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/* どこに行って大丈夫だろうかと左右見渡し。 ログを、読もう。
(-61) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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[作業台の上には果実のジャムが数種類、粗熱をとるため並べられている。食べられたがっているジャム。 ……シルクのために作ったジャム。
厨房へ飛び込んでくるその姿を見つけたら>>84口元に笑みを浮かべて]
おう、おかえり。 ……あー、ちょっとまだ熱いかもしれねえな。 こうかい、しなくなったか?
[くう、と腹の虫がなくのを聞いて喉を鳴らし、取っておいたバゲットを一つ取り出してスライスしていく。 こうかいしないなら、取っておきのご褒美をしなくちゃ!]
……あ、忘れてた。
[言おう言おうとして記憶の片隅にやってしまった、けれど言わなくちゃ俺がこうかいする。 ジャムの粗熱が取れるまで、ちょっと話さなくちゃならない事がある。シルクは一年前以上前の何気無い会話のこと、覚えてくれているんだろうか。]
(123) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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シルクは、ダメにならないのは嘘じゃないぞ>>1:185
[さっきも言ったけど、と付け加えて。
ひょいと持ち上げた身体は前より少し重くなったのだろう。たくさんのものを詰め込んで、大きくなった。]
……こんなに嬉しいことは無いさ。 だってシルクは約束の通りに、たくさん重たくなった>>0:815 こうかいすることなく、いっぱい遊んで、いっぱい大きくなった。 ごめんなさいすることも出来る。
お前は、とても美味しそうだ。
(124) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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……お前がこうかいしないなら、俺はお前にご馳走様したい>>0:815
[もっとも俺にその資格があるのかどうか分からないけれど。 今まで口にした少女達はこうかいしているのかどうかなんて、考えても見なかった。 ちょっと不安になって、尻尾は丸めて脚の間に。
そんな弱さは持ち上げた身体の視界に入らないのをいいことに、少女に目を合わせて尋ねた。]*
(125) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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/* あのねめってょ照れてる
(-62) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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/* 死ぬほど恥ずかしいしこう……立ち回りクソったのはホントに申し訳ないし、あーああああー!!!
(-63) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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/* ていうか一人選べとかいうハードモードにドMは珍しくも興奮せず泣いてございます
(-64) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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- 10歳と一日目 -
[あれから。 せんせいにはここを発つのは明後日が良い!ってお願いして。 ここを発ったせんせいと少女は、まだいなかったのかな。]
[昨日はメルヤせんせいがお祝いの品 (きっととてもとても素敵なもの!) を持ってきてくれたから、今度お礼にお洗濯手伝うねって 言おうとしたけれど、もう出来ないって気付いて。 瞳に雫をためて、きゅ、と唇を一文字に結んだ。
食堂でヘクターせんせいの作ってくれたサンドイッチをつまんだり、そのあとでてきたジャムにも舌鼓をうったっけ。 ジャムはシルクの大好物だから、食べ過ぎないようにしようって思いながらも、ついつい沢山食べっちゃったんだ。 その時に作ってくれたハンカチを受け取ることは出来たのだっけ。]
(126) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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神木さま。
[そうして、今日。 僕たちを生んで、育んでくれた木の元にひとり。 今日くらいは、水やりをさぼってもいいでしょう、ねえ。]
(127) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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……おかあさん、いままで ありがとう。 僕はおかあさんの元に生まれることができて、しあわせ。
妹たちのこと、よろしくねえ。
[自分を生んでくれた存在のことを母と云うのだと、 なにかの本で読んだ。 それならきっと、神木さまはおかあさん。 次に生まれくる妹たちもまた、しあわせであれ。
みんなのさいわいを、僕は願う。]
(128) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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ようせいさん、いってきます。 ……でも、すこしだけ。
あと少し、傍にいたい の
[寄り添って、その身を真白い樹木に預ければ、 微かな寝息を立てはじめる。 さいごに、旅立つ前に。甘えたっていいよね。*]
(129) 2016/10/13(Thu) 22時半頃
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―回想:限られた時間―
[私はせんせいだから、 少女に教えられることは何でも教えてきたけれど どうして離ればなれになるんだろう、>>44 というシルクの問いには上手く答えられなかった。
当たり前と思っていたことを 言葉で説明するのは難しい。
それを寂しいことだとは思わないために せめて、多くの思い出を蓄えることが 寂しさを埋めてくれるはずだと いくら食べても 心の食事を取り過ぎるようなことはないのだと語った。
たくさんあればあるほど 離れたときにつらくなるという気持ちも どこかにあるのはわかってはいるけれど。>>45]
(130) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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涙で思い出が流れてしまうわけではないからね。 …一人で泣いたらだめ、か。 そうだね、どこかでシルクが一人で泣いていたら それを気づくことのないままでいたら、きっと私は悲しい。
[笑顔も涙も、きっと少女の糧になるだろうけれど その糧が涙ばかりを生むことにはならないでほしい。
それでもどうしても泣いてしまうときは、 少女が一人でなければ良いと思う。
残された時間に思う寂しい気持ちは、 それだけそれが貴重なものだということだから。
たくさん食べようね、という言葉に頷いて、 今もシルクからもらったものを私は糧としているよ、と言った。
どうせならば、少女のチクチクとした思いも 私が引き受けられたら良かったのに、とは、 私の右手でも叶わないことだったけれど。*]
(131) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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― 花畑・シルクちゃんと、せんせいと ―
あたし、あんなおっきい声出るんだって……知らなかった、えへ… ……あ!
[ぎゅっとシルクちゃんに抱き付いた手の中で、くしゃっとしわになったハンカチのことを思い出す。>>1:827 すっかり、お礼も何もかも言いそびれてしまったものだから。
黄色のおほしさまの刺繍をみて、あたしはシルクちゃんのかくしごと、すぐにわかっちゃったんだ。 10年間一緒の部屋で、ずっといっしょにいたんだもん]
ねえ、シルクちゃん。ハンカチ…ありがと! くしゃくしゃにしちゃって、ごめん……でもね、ずっとずっと持ってるから。 シルクちゃん、シルクちゃんだいすきだよ。
[さびしい、と彼女が明かした夜のこと。>>1:297 あたしはなにも答えられなくて、ただ、ぎゅっと手を握り返すことしかできなかった。
もう、手をつないで眠る夜が訪れることはないけれど。 確かに繋がった糸を手の中に収めて、走り出したシルクちゃんの背中を見送った。*]
(132) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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[ 残したいと思ったものばかりが詰まった画帖は ”あたたかさ”>>93なら、胸を張れる。 わたしの選りすぐりの一瞬一瞬は 描こうと思ったみんなこそが暖かい。]
……去年から、ないしょでちょっとずつ。 はずかしいから内緒にしてたの。
[ 御礼のことば>>93にちょっとだけ首を振って ( だって、おれいを貰えるようなものじゃないし )
わたしが、わたしの残したいものを わたしのために描いていた絵達。
「 上手でしょう? 」 なんて得意げに言って 全部のページを見せびらかせたら いいのに。]
(133) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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[ もし、わたしの旅がはじまったとしても 画帖に閉じ込めた”みんな”が”みんな”で居るのは この場所しかない。
だから、持っては行かない。>>94 「残したいもの」全部が描けたら いちばんみんなが集まった、食堂に置いて行くんだ。
……この場所に わたしたちが生きていたって思うから。
でも、わたしがひとりになったのなら みんなのことを片時も離さずに抱いていられるって
………そう 考える気持ちも何処かにあった。]
(134) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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[ いっぴきだった小鳥は、巣から落ちてしんでしまった。
他の若い小鳥たちは木の上で囀り いつしか一羽もいなくなっていくのに 死んだその子はたったひとりで、 土の中へと還っていった。
わたしがもしそうなるのなら これを抱いていたら、ひとりじゃないでしょう? ]
もし、わたしがひとりで死んでも…… いっしょにいてくれるみんなが、ほしくて。
[ ”ひとりにならない” を繰り返すせんせい>>94に ことばを重ねる。
ぱた、と 画帖の表紙に色濃い円が描かれて 絵の具じゃないのにじわりと広がった。]
(135) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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[ ひとりで死んだ小鳥の傍には、赤い実が生って 次の小鳥の糧になっている。
( ……わたしがひとりで死んだなら 葡萄の木が生えてきたらいいのに。)
あの時>>0:35と違うのは 廻るいのちをほんの少し理解ったってこと。
せんせいの左手が目元に触れて>>95 其れでわたしも美味しくなれたらよかったのに ……なんてことを、思った。 ]
おっきくなりすぎた果物は、 美味しくないって わたし知ってるよ?
[ 優しいことばをくれるせんせいの唇に そっと片手で触れて 眉を下げる。]
(136) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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[ ( ね? ほら、食べたくはないのでしょう? ) ]
(137) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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……せんせいは優しいから ほんとうの”肝心なこと”を 黙っちゃうのかな。
[ ………黙らずにいてくれたせんせが ひとり居たけれど。]
……うん。 ”わたしは大丈夫”
[ 貰った言葉>>95とは、少し違う。 でも わたしのおなかにあったのは この言葉。]
だからせんせいも たべたい子 きちんと選んで、伝えてね。
(138) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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[ まだ熱いままの目尻だけれど ”大丈夫”
笑顔にはなりきれないけれど せんせいの顔が強張ったままなのも嫌だから 塞いだ唇から手を離して、お別れしよう。 ]
タマ、 いこ!
[ 呼べばその青はわたしのところへ来てくれる。 画帖を抱え、たたたたた、と 食べかけの葡萄と蜂蜜が残された食堂へと戻った。
銀色の長い髪が結ばれたそれに わたしは小さく首を傾げて 真っ白のふわふわした友だちを思い出しては 胸元できゅっと握った。*]
(139) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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/* まりおがいいこすぎて ぼくは ぼくは
(-65) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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/* 食べたくないわけないじゃないか!!!
ああ、もう、ごめんね。 せんせいがこんなだから気をつかわせてしまってほんとごめんね。
(-66) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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/* がんばって悩んで悩んで書いて帰ってきたら へっくんがプロポーズしててぼくは笑顔 (しあわせにジャムみたいな甘い時間をすごせよ!!!
そしてデメテルさま次第のわたしという (ある意味村建てとしての責務を果たせているのかもな!?
(-67) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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――― 屋根上 ―――
[獅子は、まなびやの屋根上。 飾りのように、居場所のように、此処に在る。
ししねこ>>21
そのことばは獅子の耳に 最早随分と馴染み、鷹揚に笑う。]
にゃあ。
[陽が昇ろうが静まろうが、おはようにゃあ。 獅子猫は低く皺枯れた声で気紛れに鳴く。 そして、吸う、獣の"声"を肺腑に留める。]
(140) 2016/10/13(Thu) 23時頃
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[一年という獣にとり短い時間。 少女と獣が集い揃い過ごす時間。 屋根上から眺めていた時間を、思い出す。]
ふむ、おぬしは決めたか。 外の広さを、空の広さを伴なうか。
……… しあわせの形?
[回答を求めていないような"声">>22を吸い やれやれ全く難しいことを聞く、獅子は笑う。]
形なきものを唱えるは、難しいものよ。 幸せとはかくも、形を変える。
(141) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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[刻限の朝、祈りの堂の中はひと際静謐な気配を漂わせている。 ここではよくヴェスパタインの姿を見かけたものだったが、 この日も祈りを捧げる姿をみかけることはできたか。]
おはようございます。
[祭壇の近くから天蓋を見上げ、壁に囲まれた天に向かって挨拶をする。 先客がいるならばそれと天の両方に。]
(142) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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天よ容赦を、今日は我が儘を通させていただくやもしれません。
[特別に信仰深いわけではなく自然のこととして告解を。 置いていくもののひとつとして果実酒の瓶を供えていく。
天があり、地があり、摂理があり。 生まれながらにそれらに繋がったものとして獣が存在している。 少女たちもまたそこに連なるものだと解しているが、実際はわからない。]
(143) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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[昨日マリオとホレーショーのもとを訪ねた時に渡したのも、 実はこの酒を一部使っているもの。 >>126
供えたのと同じ酒に漬け込んだ桃を取り出して、 砂糖水で煮込んだ、大人の甘いおやつかつ祝いの品だ。 一時に食べると酔ってしまうかもしれないが、 契りを交わして一人前になった少女に贈るにはふさわしく思うものを。]
ご立派になられましたね。
[出しかけた声が失われて引き結ばれた少女の口元。 その様子にカリュクスの姿が思わず重なる。 こうした振る舞いにもようやく意図を見出せるようになってきた。
この先の道は別かたれている。 寂しさはあるけれど、柔らかい声を少女に降らせて。 桃にナイフを入れるとその場で皿に盛り付けた。]
(144) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 23時半頃
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いっておいで。
そしていつか久遠を経て ………―――還っておいで。
[ 寝息を立てた頬>>129に触れても 幼子には触れられた実感なぞ無いだろう。
昼も夕も夜もいつでも 神木は誰もを拒まぬ。
廻りめぐった生命を育み、産み落とし きみたちの還りを永遠に待っている。**]
(145) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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/* ふあんでしにそう。う、あー。
(-68) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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/* ようせいさんおへんじくれてる〜〜;;ありがとうございます。嬉しい……おわかれさみしい
(-69) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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/* うぉぉぉぉぉぉぉぉ デメテルが愛しすぎて胸がいたい (拝む)
(-70) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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/* あんま灰使ってないけど少女たちみんな尊くてロル読んでるだけでしあわせ
(-71) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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だが、そうだのう。
おぬしらの数だけ、しあわせの形はあろう。 色も、温度も、柔らかさも それはおぬしら自身で探すもの。
[獅子でも迷い、答えに窮する。 おれのしあわせの形と 獣のしあわせの形は、異なるだろうから。
―――― ただ、空の色をしていると良い。
空を飛べぬ獅子は その背を見送りながら、そう、呟いた。]
(146) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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なあに、用向きなど些事じゃて。
俺も、おぬしの声をまたひとつ留められた。 それだけでも、良き用向きじゃ。
[ねこししは、その背を見送る。 ぱたりと揺れる尾が、まるで見送るようじゃった。**]
(147) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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―花畑―
[腕に頬を寄せる、愛らしい仕草。>>63 胸に溢れ出す愛しさ。息が詰まりそうになる] ……ああ、勿論さ。
何があっても、君の隣に。 ずっと、一緒にいるよ。
[そして、一緒に見つけておくれ。 一人では見つけることの出来なかった、きれいなものを]
(148) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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[やがて、君はいなくなり。 私が赤い星になる、その日が訪れるまで。 せんせいとなって、僕となって、全てを捧げよう。
君が知ることを望んでくれるのなら。 これまで見てきたものや聞いたこと、 住んでいた国のことも、辛く悲しい過去だって 全てを話そう。
私はもう、本当を伝えることを怖れない。 君の"だいすき"を、心から信じているから]
(149) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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[契りはまだ、結んでいないけれど。 温もりと共に気持ちをもらったから。
蠍に合わせて、ゆっくりと歩を進めてくれた少女に、 今はこれ以上を望まない]
私のことは気にせずに、行っておいで。
これが最後だから。 後悔のないように、やりたいことをやっておきなさい。 ["しなくちゃいけないこと"をする為に。 駆け出すエリの背に、優しく呼びかけて。>>80
蠍も皆に別れを告げる為、ゆるりと歩き出した]
(150) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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/* ァアアアアアそこの誓約ちょおおおおたのしみいいいいい
てゆっか済んでるの地味にほーせんせだけか。 あそこは優等生やなあ……
めるやセンセのはぜったいきれいだとおもうんだよね ニコのはめちゃくちゃずるそう(へんけん へっくんのはひたすらに豪快そうで(これまたへんけん ワクラバせんせのは大事とみせかけて繊細そう。 べすぱはもう、結婚式見えちゃったからな……乙女チックだよね…
はああああどんなのくるのかなあああああ
(-72) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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[少しずつ描いていたという画帖の中身は 少女が見てきた暖かい思い出が きっと私が瞼の裏に刻んだたくさんのものに よく似た光景が描かれているのだろう。>>133
本当は、その中身をすべて見てみたいとは 思ったけれど、ここに残していくという 少女の見てきた周囲の世界は、 まだすべてを描ききったわけではなかったようだから 今はそれを頼まなかった。
私に幸せを分けてくれた少女が ひとりで死んでいくことなんてあるはずがないと繰り返すのは、 泣きそうな少女を慰めるための言葉ではなく それが真実だと思うからだ。
私はいつも、肝心なところで言葉が足りない。
零れてしまった涙が画帖の上に滲むのが見えた。>>135]
(151) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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それは違うよ、ピッパ。 君はまだ――…
[今畑にある葡萄と同じように、 これからもっと美味しくなるために たくさんの栄養を貰わなければならないんだと
今日は終わりの日じゃない。 始まりの日なんだって事を私は言おうとしたけれど 少女の片手が言葉を塞いでしまった。]
(152) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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[( 食べたくないわけが、ないじゃないか。 )]
(153) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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[私が肝心なことを言えないのは、 私が優しいからではないよ。
私が臆病だった、それだけのことで。
ピッパの返事は、平気、ではなかったけれど 瞳は揺れているように見えたけれど 私は、私に温かさを与えてくれた少女を信じようと思う。]
……私も、大丈夫。 本当はあまり、大丈夫ではなかったのだけれど。 …せんせいなのに、情けないね。
ピッパに力を分けて貰ったから、 私も、もう大丈夫だよ。
[唇から指先が離れれば、私は僅かに微笑んで]
(154) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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画帖の中身が完成したら、きっと、此処に見に来るよ。
だから、ピッパも悔いのないように。 ピッパは、幸せにしたいと思う人を 幸せにできる力があるって、私は知っているから――…
[ひとりで君が此処に残るなんて事はないと それだけは保証できるから、 私はタマと共に食堂へ戻る少女の背にそう声をかけた。>>139
夕飯の食材を厨房に置いて、 私は、私の伝えられなかったことを きちんと伝えるために食堂から外へと向かった。*]
(155) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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/* よしよしよしよしよし(行って来い!!!
(-73) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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[幸せそうに寝息を立てる、その頬に。 触れられた実感はないものの、小さく口元を綻ばせた。
嗚呼、それなら今ここにいる僕は。 いつかここで生まれ旅立った少女が 還ってきたものかもしれない。 だったら、最初の挨拶は、はじめましてじゃなくって ただいま、が正しかったのだろうか。
微睡みの中聞こえた聲>>145が 果たして自分の見ているゆめか現実かの区別がつかない。 けれど、]
(156) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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それじゃあ、 その時に僕が忘れていたら、 おかえりって 言ってくれる?
[ちいさな声をこぼすと、 再び、あたたかい夢の中へ潜ってゆく。]
(157) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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/* ァアァァアァァ せんせいやっさしいいいいい
唇prprprprprしてやろうね!!! あああああああ
(-74) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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[ご立派になられましたね。>>144 せんせいの唇がそう音を紡ぐと、 我慢していた涙がぼろぼろと溢れ出す。
泣かないって、決めてたのに。 笑顔でいようって。]
(158) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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せんせえのおかげだよ、 メルヤせんせいと、みんなのおかげ だからっ
今までありがとう ございました
[ぐしゃぐしゃになった顔を隠すために深々と頭を下げて、 涙が止まるまで14分。 せんせいが切り分けてくれた桃をひとくち、口に運んだ。
はじめて口にするお酒の風味に、 苦い顔をしてしまったのは言うまでもない。 おとなのおやつは、ぼくには少し早かったみたい。**]
(159) 2016/10/14(Fri) 00時頃
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[ 並んでるジャムはまだ冷まされてて、>>124 ぼくに届くのは綺麗な色と香りだけ……ず る い。]
うん……こうかい、してない! ごめんなさいも、ありがとうも言えた!
[ ヘクターせんせいがバゲットを切っているのを、 ぼくは口を拭いながらジッと見る……きっとそれは ジャムつけて食べるやつだ。 そう思っていたら、せんせいはぼくを持ち上げてくれた]
(160) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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……うん、ぼく、ダメにならないんだよね?
[ あの時と同じ、せんせいの言葉でぼくは 安心して、嬉しくなった。]
覚えてて、くれたんだ…… ぼく、こうかいしないよ。 せんせいは……終わらないでしょう? あの時、ぼくがせんせいに終わって欲しくないって 言った気持ちだって、本当だよ? 信じて……くれるでしょう?
[ 覚えててくれたんだ!ぼくは持ち上げてくれたのと 一緒に嬉しくなる。せんせいの尻尾は見えなくて、 ぼくは笑顔でヘクターせんせいの目を見た。**]
(161) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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——屋根を見上げて——
[嗄れた声も、もう何回聞いたことか。 鷹揚な笑いはときにそれだけで逸る心を治める作用があった。
決めたかと言われれば、 決まっているとも言えるし、決まっていないとも言える。
顎に手をやってうんと考えた後に口を開く。]
(162) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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ええ、話をしてきました。 いつか、誰かを決めるのはあの子ですけれど。
[選択は他の別れと同じこと。 すべてを見てから好きな道を選んでくれればいい。 控えめではあるが、すっきりとした笑みで答え。]
(163) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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仰るとおり、形がないので難しいのです。 少女に与えられればと思いますが、どこにも正解は落ちてなく。
ししねこ様でも一筋縄にはいかないのですね。
[背を向けた去り際に、風に流れて獅子の声が聞こえたら。 空の。と、天空を見据える。
……ああ、今日は本当に青い。
色も、温度も、柔らかさも。 日によってみせる顔が異なる、最も近く、故に不可解な空の色。 人により雷雲の凝った黒に閃く稲妻も、幸せとなるか。]
(164) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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ありがとうございます。 ししねこ様に良き流れがあらんことを。
[くるり、立ち止まって振り返ると礼をして。 見送る獅子の尻尾に背中を押されていくのだった*]
(165) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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/* なんかもう、ポエムすぎて申し訳なさやばいけれど、あっでもかわいいって言われて嬉しい…(てれる) ポエムに寄り過ぎてるのは幼女被ってるせいだ。。。
他のせんせいもだけど、いろいろ設定触りがやんわりなのは組んだあとのお楽しみってつもりだったけど(体験版はここまで的な) 組む前から押し込んだほうがよかった、よなあたぶん。むん。むつかしい。
(-75) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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/* んっ……っだめだ文字が頭に入ってこない。 毎日ロール見た後就寝でごめんね、せんせい。おやすみなさい。
(-76) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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―回想・少女たちの悪戯、花冠―
[エリの去った花畑に柔らかな風が吹き。 少女たちの旅立ちを祝福するかのように、花々が揺れる。
灰の瞳に映る鮮やかな色に蘇る、在りし日の思い出。 蠍は知らず、頬に笑みを湛える]
(166) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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[――確か、あの日も。 今日と同じに柔らかな風が吹いていた。
にっこり笑うデメテル>>1:745に呼び出され、 花畑にやってきた蠍の頭に、 どこからか投げられた花冠が載った。>>88
振り返れば、それはもう嬉しそうに笑うカリュクスが。 "やぼう"が叶って、興奮した面持ちのシルクがいて。>>1:691 少女たちは悪戯の成功に、喜びを弾けさせる。
ふと、まなびやの窓に視線を遣れば、 色褪せた白金色の髪を飾る、鮮やかな花々の色]
(167) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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……私には、似合わないんじゃないかな。
[困ったように。 けれど、本音を呟けば。 少女たちは口々に"そんなことはない"と、 言ってくれたように思う。
髪を結い、花で飾り立てた少女たちは、 蠍の髪にも触れたがったけれど。
あのときは、隠し事をして、触れられることを怖れていたから。 どうすれば、少女たちの楽しさに水を挿すこと無く、 おねだりを退けることが出来るかと、随分と悩んだことも。
今はもう、積み重なる、 愛おしい思い出のひとつになってしまったから。
蠍は名残惜しげに、空を見上げた*]
(168) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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―― 引き続き物見台 ――
[ 座った姿勢のままで眠りこけ、そのまま寝ぼけて上げた腕。 ぱたぱたと空気をつかんだ後に、下へと下ろしたその衝撃に、自分で驚いたものだから。]
……へ?ここ
[ 寝ぼけ眼で目をぱちくり。
自分がどこにいるのか、何をしていたのか 寝る前のこと、首をかしげてたぐるように思い出し。]
―――あぁ
[ さよならするために、これからを見るために来たんだったと納得。
石壁にもたれて眠ったせいで、あちこち痛い背中 うーんと大きく伸びひとつ。]
(169) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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[ 薄く群青をまとった空には、まだ色の薄い星の影。 遠くに見えるお花畑の彩りが、風にそよぐ姿。]
……ここから見ると、あの卵に似てる。 あぁ、そうだ。
[ またひとつ思いついたいいこと。 きっと、ここで思いつくのはこれで最後。
いたずら好きの相棒にも内緒で 準備をしようと、自分の部屋へ走り出した。*]
(170) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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──回想・始まりの朝──
[ 大きな少女が小鳥と共に祈りの堂を 訪れる少し前、祈りを捧げていた 私の耳に羽ばたきが聞こえる。>>79
見上げれば、上から舞い降りてくる せんせいの姿。
声をかけられれば >>142 軽く会釈をして祭壇に捧げられる供物と 彼女の祈りを、少しの間眺めていた。]
……… あなたの心は決まったのですか?
[ 許しを請う声に端的な問い掛けを。 その答えが返ってくることはあったろうか。]**
(171) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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[ さっき、せんせいから命を貰った右手が 今度は唇からことばを奪う。>>152
たべたいのなら 手を伸ばすでしょう? わたしたちはいつだって林檎に手を伸ばしてた。 届かなくたって、伸ばしていた。
……じゃあ、せんせいは?
だから、触れたゆびさきの奥にある牙は >>153 わたしには見えない。
ワクラバせんせいはいつもそう。 わたしたちに欲しいものをたくさんくれるのに 自分の欲しいものはあんまり見せてくれないんだ。]
(172) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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せんせい、大丈夫じゃなかったの? もういっかい、ぎゅーん、する?
[ 眉は下がったまま、普段より伏せた目。
”もう大丈夫”>>154と聞けば わたしの「ぎゅーん」の提案は通らなさそうって いつもの通りの笑気には程遠いけれど くすす、と笑みを混ぜ込む。 ]
せんせいだって、 情けなくていいとおもうのよ。
……わたし、そういうせんせのほうが好き。
[ 思い当たった顔があったことは ひみつ。]
(173) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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そうだなあ。 10年……ううん 20年経ったら、見に来て。
「もちだしげんきん」って書いて この食堂に置いていくから……
[ 確実にわたしが居ない日、 それなら、ぜったいに画帖の中身は完成している。 ”これ以上ふやせない” って意味での、完成かもしれないけど ]
おなかいっぱいのせんせいになって また ”私達” に会いにがっこうに来てね。
[ ほんのすこうし哀しげに、けれどやわらかく その日を想ってわたしは笑った。]
(174) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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せんせいも さっき”しあわせ”にしちゃったもんね。ふふ。
……出来ると、いいなあ。
[ タマが頭に乗るのを待って、くるり。 かけられた言葉>>155に振り向いて ごっしごっしと乱暴に目元を拭った。]
わたしはせんせのおかげで幸せよ。
[ だから、せんせいは ”大丈夫”。>>154
わたしはわたしで、やりたいことをするために 互いに外へと足を踏み出した。*]
(175) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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― それから ―
[ わたしは井戸の裏手の小さな秘密基地から 色でべたべたになったパレットと 使いすぎてばさばさになった絵筆を持ち出す。
食堂のはしっこに ものを食べる場所には不似合いなそれらを置いて へくたーせんせいに「おえかきしてていい?」と ちゃあんとお伺いを立てた後、 黙々と続きを描きだす。
めるやセンセに覗き込まれれば 洗濯物をまりおと干してる絵を見せて
へくたーせんせいに何してんだと言われれば シルクとジャムを煮ている絵を見せて
ほーせんせに見られそうになったら抵抗するけど 最終的にはタマが孵ったときの絵を見せる。]
(176) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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[ ほかにもたくさん。 もう隠すのは、やめたから 見せてと言われればそのひとの とっておきのいちまいを披露するけれど 画帖そのものを手渡すことは、せずに。
みんなが居れば、 ピッパはつとめて明るいピッパ。
まりおがほーせんせに選ばれたって知ったなら 「 ええええっ 」ってでっかい声を出し 「せんせぇひどい…あのやくそくをわすれたのね…!」 なぁんて三文芝居を打って。 まりおには「どう?どう?何か変わった?」と 興味ばかりの質問をしたりもしたでしょう。
ああ、そういえば。 せんせに託した刺繍のハンカチの真相を 知ることはできたでしょうか。]
(177) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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―― 自分の個室へ ――
[ 戻る途中、誰かの姿はあっただろうか。
もし厨房に戻るヘクター先生の姿があれば、サンドイッチ美味しかったよ。なんてお礼をしたりして
友達とすれ違っても、先生とすれ違っても その後に続ける言葉は、一人を除いておなじもの。]
あした、とっておきをやるから ―――覚悟しといてね?
[ ケラケラ笑って告げるそれは いつもは絶対にしない、犯行予告。
そして捕まる前に。と、いったふうに 大げさな身振りで逃げ出したか。*]
(178) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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[ そうしている間にも、明日は近付き デメテルとの約束はきっときっと果たされる。
まなびやの屋根に上げて、と頼んだのは ししねこへか、めるやセンセへだったか。
わたしたち ふたりだけ? いっしょにいこうって、声をかけられたのは何人かな。 さみしがりやのわたしは、さいごの夜を迎える人数が もっと増えればいいなって思ってる。
「この季節になったらあの星を見上げようよ」
なんて約束をもちかけて 星空を 全員揃って見ることはきっとない空を 星を見るみんなを( デメテルを )みつめながら わたしはまた「残したい」って思ってしまうから
描いても描いても、きりがなさそうで しあわせで、 またすこし泣きそうだった。*]
(179) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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― 夜深く ―
[ わたしはその夜、画帖とノートと画材を抱えて いつかの日のように ランプ片手にアトリエを訪ねる。
扉をノックする前に深呼吸をひとつして ” わたしは大丈夫 ” と 効果の無いことのはを紡ぐ。
……そこにすみれいろのひとは居ただろうか。 居れば、声を詰まらせながらも
「 できたから 見せにきたよ 」>>20
と、言うつもり。 ]
(180) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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[ ……居なければ。
テーブルの上には 一冊のノートと、毛羽立った絵筆が遺される。
ノートの表紙にはいつかと同じ、 うさぎのマークと「 ありがとう 」 「 ぴっぱ 」って名前は無いけど せんせいならわかるはずだから 要らない。
ノートの中、半分ほどは 面映ゆい笑みを浮かべたあなたの顔ばかり。
うしろ半分は、登場人物がひとりふえる。 エリと共にパステルで、絵を描く姿だ。*]
(181) 2016/10/14(Fri) 01時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 01時半頃
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——想起——
[堰を切ったように少女から零れ落ちる涙。>>158 奥に鈍い痛みのようなものを感じ、胸に拳を押し当てた。 前はそんなこともなかったはずだがと思う。
気丈に、痛みは押し殺した。 これを際限なく許せば生きてはいけない。]
(182) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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/* ふられちゃったね♡ 同士になるのかな! これは!!! にやにやにやにやにやにやにやにや(いたくたのしい
がんばれワクラバ、がんばれ、ちょうがんばれ。 これでデメテルさん翻ったらさすがにおこるぞ おこっていいよな???
そしてまた今日も風呂に入れなかったかなしみをせおう
(-77) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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たくさん貰ったのはこちらもですから。 先生こそ、ありがとうございます。
[拳を胸に押し当てた格好のまま、深く頭を下げる。 少女が顔が崩れるのを隠していても、張った声に震えがあれば、 そっとタオルを取り出して少女の側に置く。 隠したがっている顔そのものは見ないよう、半分後ろを向いて。]
(183) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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[桃と涙がなくなるまでは、ゆっくりと待っていようか。 獣の姿を現わして、避けられなければ包み込むように翼をかざす。]
一年がもっと長ければ、よかったけれど。
[ゆらりゆらりと蛇の尾が揺れている。
おやつの苦さで堅くなっている少女の気配に気付いたら、 秘密のことを教えるように、茶目っ気を乗せて片目を瞑ると、 これが大人の味なのだとひっそり伝え。
この先交わることがないとしても味くらいは残しておけるかと。 推奨の酒と作り方を記した紙をホレーショーの方に差し出した。
少女の舌が成長する頃には役に立つこともあるかもしれない。*]
(184) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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―回想・新しいお友だち達―
[ひなたの匂いの少女に連れられて。 蠍はまなびやのあちらこちらを ぐるり、巡る。>>1:527
デメテルの感性にかかれば、ほんの些細な存在も、 きらきらと輝くものへと変わっていく。 そんな光示す少女に、何が好きかを尋ねられ]
(185) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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私は、あまり語るのが上手ではないんだ。 だから、これを見てくれるかな。
[言葉にするよりも、と。 画帖の――人物以外を描いた幾つかの絵を見せる。
例えば、夕闇と夜のあわい。 黎明の黄金と混ざり合う、深い青。 光をまとい、白銀の線を空に描く通り雨。
デメテルは切り取られた蠍の世界に、興味を抱いてくれたようで。 絵の描き方を教えた最初の生徒になってくれた。
時には悪戯をされたりしながら、 彼女の語る物語に即興で絵をつけたりしながら。 せんせいとして、初めてのともだちとして、 幾つもの季節を過ごしていくのだった*]
(186) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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―― そして ――
[ 自分の部屋で一心不乱に作業中。 ハサミを持ち出し、ちょきちょきと 切り取るのは、自分のシーツ。
今までならきっと、メルヤ先生に叱られる けれど、今は特別だって言い訳して。
そうした作業の間にも ご飯の時間になれば食堂へ。 ホレーショー先生が、マリオちゃんだけの先生になった。 そう聞いたのはその時だったかな。
ピッパちゃんのお芝居>>177に、騙されたフリをして え?そうなの。なんてパンを取り落として見せたり。 他のみんなはどうなんだろうって キョロキョロしながらも、いつもと同じ顔。
そして、どこかしらでメルヤ先生と出会ったなら。]
(187) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 01時半頃
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[ 空の旅をくれた先生に そっと近づき、耳打ちひとつ。]
―――あしたもう一度 空を飛んでくれる?
[ みんなに届けたいものがあるんだ。と 人差し指で秘密の仕草を。*]
(188) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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/* あーーーーーーーーーカリュクスあーーーーーーーーー
尊い予感しかしない わたしもう泣きそう ほんとだめだわこのむら あーーーーーーーーー
(-78) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 01時半頃
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/* しかしあのべすぱの渾身の告白を読み返しては せつなくなってる ちょうせつない わたしあそこまでぶっこんでふられたら ちょっとその後リセット困るわ。
うーーーーーーん 契約しないルートありっていうのは 個人的にゃなくはないんだけど…… むらたてなやみどころその2
(-79) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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/* 誰と旅に出ても、きっと楽しいだろうなあ。
エレノアの件で、ピッパからのアプローチもあり、ヴェスパタインはピッパを選ぶと思っていたので、デメテルに声を描けたのはちょっと意外だなあ、と思いました。
ちなみに蠍は強い縁故を頂いた(強い、よね?)エリ、ピッパ、シルクのうち、どなたにお声がけしようか悩んでおりました。 三人共可愛いし、それぞれに手を焼かせてくれて可愛くて困る(大切なことなので、二度言いました)
(-80) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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―― 深夜 ――
[ ガサゴソ ガサゴソ
遅く遅く、東の空に白が混ざるまで ベッドの上で作業中。
先生たちが見回りに来たならば 今日だけは見逃して。なんて合わせる手
その実、今日だけ。それで終わりなのは よくわかっていたけれど。
そして、シーツがほとんど原形をとどめなくなった頃。]
―――できた!
[ 完成した、たくさんの"ソレ"を前ににっこり。
でこぼこシーツに包まれて、浅い眠りに浸った。*]
(189) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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/* ピッパは気を使って下さって、メモであのように仰っていますが、是非是非、直接お話をしたいのです!
まあ、昨日今日の体たらくを見ていれば、難しいかもって思われるのは止むを得ない所。 ピッパには本当に申し訳ないなあって、思います。
(-81) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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——回想:始まりの朝に——
[祈りを捧げていたところかと見て取ると、 祈りの時間に邪魔をしたことを詫びて会釈を返した。
ヴェスパタインの祈りとは毛色の違うものではあるが、 畏れ敬う本質は変わらないものかとも思う。 端的な問いかけに、胸元に当てた手を下ろして徐ろに振り返る。]
ええ。
でも私だけでは半分ですから、 どれほど決まっていたとして先はわかりませんが。
[ひとりが10割手を伸べて、ようやく半分。 誰かと誰かの距離は、両方から差し出してようやく捕まえられる。 想う先には一人の少女の姿。その名前こそ口にしないけれど。
あなたは、と問い返したら思慮深いこの獣はなにを答えるものか。*]
(190) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 02時頃
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―旅立ちの日―
[――ふっ、と。目が覚める。
常のように悪戯を仕掛けられたでもなく、 空腹に耐えきれなかったでもなく。
…じんわりとした春の温もりに、 全身満たされるような心地で目覚めた。]
(191) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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[夢を、見ていたんだ。
昨日の、マリオと契った時の夢。 この先何度も見ることになるだろう、 幸せで、温かな日の想い出を。
あの子の伝えてくれた言の葉を、>>121>>122 俺はこの先、一言一句、 決して忘れることはあるまい。]
(192) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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[差し出せるのはこの身だけなどと言うから、 冗談は止せと苦笑して。
その笑顔から、言葉から、 おまえの生み出す全てのものから、 元気だったり、愛だったり、 俺はたくさんのものを受け取っているぞ、と。
おまえが笑うと、ぱっとその場に花が咲くんだ。 その碧い目に見つめられると照れくさいけどな、 逸らしたくない、離れたくないって思えちまって、
…そうさ、もう、どうしようもなく愛しいんだよ。]
(193) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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[私が自分から少女へ伸ばすことのなかった右手は さっき少女が取ってくれた。>>172
木の上の果実へ手を伸ばすときは私の糧としてでなく、 私が私のために樹木へ触れるときは、 ひとりきりのときで、過去の記憶を食べるため。
私は、今目の前に居る君たちが大切で、大好きで けれど、私から手を伸ばすことは、出来ずにいた。
廻る命の話を教えても、"私"が少女を食べる、 という言い回しをしたことはおそらくなかった。 私たち獣が、という言い方で濁して 私は当たり前である理を胸の何処かで恐れていたのかもしれない。]
(194) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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[――だいすき。 せんせい、ぼくたちいっしょにいこうねえ。
くしゃりと笑ったその顔は、今にも泣き出しそうだったけれど。 俺は確かに、その中に、疑いようもない愛を見たんだ。
小さな温もりが頬に触れれば、ふるりと身体に震えが走って 武者震いとでも言うのだろうか、 どうしようもなく堪らなくなり、鏡写しに手を伸ばした。
額に寄せられる熱につられ、くしゃりと頭を引き寄せれば。 目の前に、お天気雨の碧が二つほど見えたものだから。 俺はその雫へと口付けて、愛しさを込めた確約を返した。
――俺も。俺も、おまえが大好きだよ、マリオ。 共にいこう。 いつまでも、どこまでも…、ずっと、一緒だ。]
(195) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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[手を伸ばせない私に、もう一回、と ピッパが私に温かさの受け渡しの提案をする。>>173
その言い回しが、私の伸ばせなかった右手に触れることが まるで何てことはないことのように聞こえて、私は小さく笑う少女を見つめる眼を細めた。]
ありがとう、今はもう、"大丈夫"だよ。 それに、これ以上分けて貰って、 今食べてしまいたくなっても困るから。
[そう言って笑ったのは、冗談半分、というわけでもない。]
…そう、かな。 せんせいらしくあろうと思うほどに うまくいかないこともたくさんあるからね。
[情けなくていいと、そういう方が好きだと、 少女が重ねた誰かの顔は、私にはわからなかったけれど、心が少し軽くなった気がした。 でも、今日ばかりは情けないままではいけない日だと私は知っている。]
(196) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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20年後は、随分と先だね。
でも、わかったよ。その時になったらきっと 私はみんなに会いに此処に戻ってくる。
[その時の世界を想像すると、どうしても 詰まる思いは胸にあったけれど、 私はそれを少女の哀しげな笑顔に約束しよう。>>174]
そうだよ、私はピッパのおかげで とてもしあわせな"食事"ができた。
[だから、きっと、君は大丈夫。 私は涙を拭う少女の姿を瞼に刻んで、
一緒に外へと踏み出した先、お互いのやりたいことが やりきれることを信じて少女の向かう先を見やってから その背に後押しされるように、 いつもの緩慢な歩みよりは少しだけ早く、歩を進めたのだった。*]
(197) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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[幸せな、夢だった。 いつになく穏やかな朝だった。
何度経験しても慣れない契りの日、旅立ちの日。 少女らにとっては一度きりの、大切な日。
彼らが共に過ごす最後の日を、 どうか、悔いの残らぬように。 これから始まる旅の一歩を、 明るく、笑って踏み出せるように。
あと少しばかりは、 おまえ達の“せんせい”でいようじゃないか。]**
(198) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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―黄昏―
[私の待っていた朝陽が、 再び何処かへと落ちていこうとする頃 私は、昇ったばかりの陽を共に見た少女を探した。
その赤が消えてしまう前に、 彼女を見つけることは叶っただろうか。
果たした約束はいくつかあった。 けれど重ねた約束は、まだあった。
約束が叶えられなかったら寂しい、なんてことは 私はよく知っている。>>1:351 だから、いつものように重ねた約束は 叶えるためにしたのだと、私は少女に伝えなければならない。
あの時流れ込んできた、つらくて、いたくて、くるしいという 君の心の声を思い出して、私の右腕が小さく軋んだ。]
(199) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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[少女の姿を見つけたら、何と声をかけたらいい。
いつもは考えずに自然と出てくる言葉が今は上手く見つからない。
いつもは何と声をかけていただろうか。
そう、おはなしは出来たかい、と 初めて聞かせて貰った日から変わらず、 幾度も私から、少女へ、聞かせて欲しいと頼む言葉。
少女の語ったいくつもの物語を 私はいくつもの色と共に思い返しながら 君の姿を見つけたなら、私は私から、手を伸ばそう。
――デメテル、私のおはなしを聞いて貰ってもいいかな、と。
**]
(200) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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/* 自分で、お休みなさいにしたのも覚えてないくらい寝ぼけてた……!! 接続情報変えなきゃって根性で起きたよ。。。ねよ
(-82) 2016/10/14(Fri) 02時半頃
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/* 根性で起きたら次は寝られなくなったやつ…… ね、ねないと。
(-83) 2016/10/14(Fri) 02時半頃
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/* >>196 今食べてしまいたくなっても困るから。
…なんこれ、自分で言っておいて犯罪臭がする…(´-ω-`)
(-84) 2016/10/14(Fri) 02時半頃
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——その夕べ——
[ピッパの絵がうまいことあの時を切り取っているのには、>>176 思わず歓声をあげてじっと見つめてしまった。 他の先生はそれで呼び寄せてしまったかもしれない。
食堂に来る面々は三三五五。 散っては集まり、集まっては散っている。 地に足のつかない雰囲気も契り前の浮きようか。
夕飯時はいつものようにヘクターが作ってくれたのだったか。 料理を作る獣を手伝い、食器や飲み物の用意をして。
ピッパが打った芝居にカリュクスがパンを取り落とした時は、 うっかり笑ってしまったので、 咳払いでごまかしながら、コツンとピッパの頭に触れるだけのゲンコツを。]
(201) 2016/10/14(Fri) 02時半頃
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―回想・契りの後に―
[桃の木の元で約束を交わした後は、 マリオの願いを聞き入れて、 収穫した桃の皮を剥きに食堂へ。>>126>>144
メルヤからの祝い酒は文句なく美味くて、 “嗜好品”は控えていたはずの俺も、 今日は特別だの何だの、自身に言い訳して堪能した。
だってマリオも言ってくれたじゃあないか。 お腹いっぱいにならなくても、美味しいでしょう。 こころは満たされるでしょう…って。>>115]
(202) 2016/10/14(Fri) 03時頃
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[そして廊下に出た隙だろうか、食堂にある衝立の裏かもしれない。 ひっそりと耳打ちされるのに腰を屈めれば。>>188]
わかりました。明日に……コレ、ですね。 どこで落ち合いましょう?
[人差し指を口元に持って行って、ついで拳でとんとんと背を叩く。 場所と時間を決めたなら、約束の保証に指を切った。]
(203) 2016/10/14(Fri) 03時頃
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[メルヤから手渡された桃酒の作り方へ目を落とし、 ふっと目元を弛ませ微笑む。>>184
これを作るたび、きっとおまえのことを思い出そう。 薄らと緑に染まる甘露と、喉を過ぎ行く爽やかな味。 洗濯物を干す楽しげな風、少女らを乗せ空飛ぶ姿。]
メルヤ。おまえはカリュクスだってな。 ふふ、似合いの二人だと思うねぇ、俺は。 あの悪戯っ子の面倒見切れるのは、おまえだけだろぉ?
[やー、メルヤせんせい若い若い。おじさん敵わなーい。 俺の代わりに、楽しいことたくさん付き合ってやれよー。
なぁんて言いながら、ニヤニヤ笑って肩を叩いた。 …すれ違い様、耳元に一つ囁きを落としながら。]**
(204) 2016/10/14(Fri) 03時頃
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[食事も終わって解散の時間が近づき、 片付け物をしながら生欠伸を噛み殺していると。
ピッパと、他にも何人か一緒に来たのか袖を引かれて。>>179 学び舎の屋根に乗せるため、 両腕、尻尾、背とかぎ爪。人数が多ければ全部を使って飛び上がった。]
……ええ。
[少女から持ちかけられた約束に頷く。 どこにいても聖誕祭の頃なら忘れはしないだろう。
星々の瞬きを、どこか遠くでも同じ空の下から見られるなら。 みんなに寄り添って星の瞬く半球を見上げる。 絵にしたような、しあわせの形のひとつだった。*]
(205) 2016/10/14(Fri) 03時頃
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――幸せになれよ。 おまえとカリュクスの歩む道が、明るからんことを。
また、そのうち会おう。…ここでな。
[少女だけの幸せではなく、二人分の未来を祈ろう。
そうして長生きしたおまえと、 何時かまた、ここで再会できる日を信じて。]**
(-85) 2016/10/14(Fri) 03時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 03時頃
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/* ちょっとメモで喋り過ぎてる感あるかしら。 メモ会話苦手な人いたら申し訳ない。
たぶんこの先は控えめになる、と、思うので…
(-86) 2016/10/14(Fri) 03時半頃
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─誰そ彼─
[昼と夜の間の時間。 黄昏の刻──逢う魔が時に揺れる影はだぁれ?]
How I wonder what you are!
[燃える太陽が沈んで、輝くものは何もなくなったあと。 小さな光を放ちだす……それよりも前の時間。
茜色に照らされたわたしの髪は夕陽に染まって消えていく。 同化してそのまま掻き消えてしまう糸を眺めながらわたしは目を細めたの]
(206) 2016/10/14(Fri) 06時頃
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ワクラバせんせい。
[きっと、わたしが誰と望んでも。 せんせい達が誰かを望む限り。 そう呼ぶのは、さいごになるから。 わたしは想いを込めて口にしましょう]
あなたのおはなしを聞かせて。
[わたしが左手を伸ばしたのはあなたの爛れた右腕>>199 触れたらどうなるかは、知ってるの。 あなたが苦しむこと、わたしが苦しむことも知っている。 それでもあなたのおはなし>>200も聞きたいから、一瞬だけよ。
走る痛みを掠めながら笑いましょうか]
(207) 2016/10/14(Fri) 06時頃
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[せんせい。 あなたはいったい、何ものかしら?]**
(208) 2016/10/14(Fri) 06時頃
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─回想:太陽の果実─
ホレーショーせんせい。しんちょく、ダメです。 〜〜〜もうッ!難しい、わ!
[ぷりぷりと、わたしは頬を膨らませて、きぃー!っと悔しそうな顔をして、ねぼすけせんせいに向き直ったわ>>101
どれだけ実っても青い果実ばっかり。 一向に赤色に変わらないそれにわたしの気分はななめしただったわ。
むかし読んだ本にはね、わたしの名前をした“かみさま”もいたのよ。 その“かみさま”は果物をたくさん実らせる力もあったのに、わたしはてんでうまくいかなかったの。
せんせいとの約束>>1:8 もちろん覚えているわ。 覚えているからこそ、不満だったの。 はじめて出来た果実は黒っぽく見えるくらい濃い濃紅色だったことが、ね]
(209) 2016/10/14(Fri) 06時半頃
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…………スモモ、だったわ。
[誰かが好きな林檎でも、葡萄でも、ライチでもなかったそれ。 でも、実は太陽っていう種類のスモモだということはわたし知らないまま差し出したわ。
ホレーショーせんせいを毎日いちばん早くに起こすのが叶ったわけではなかったけれど。 その時ばかりはこっそりと忍び込んでね。
それから再挑戦した林檎を目指した果実は赤く色づくことはまだなかったけれど、一緒に食べた果実はきっと、春と夏と秋と冬、いろいろな景色を吸い込んで。
きっと素敵な朝を届けてくれたって信じてるの]**
(210) 2016/10/14(Fri) 06時半頃
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/*めるやセンセの…………げんこつ……♡♡♡ (きゅん
進捗!ダメです!!!には、朝に行けません!!! って叫びも入ってると予想。
そしてワクラバせんせちょうかわいい。
(-87) 2016/10/14(Fri) 08時頃
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ヴェスパタインは、ここまで読んだ。
2016/10/14(Fri) 08時頃
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―すこぅし前・花畑―
せんせい……ぼく、忘れてたんだ いちねんまえのこと思い出してたら…急に思い出して 忘れたままだったら、よかったのかな…… ……ううん、きっと、違うよねぇ だから、“こうかい”せずに済むんだ
[ エリとニコラスせんせいを抱きしめながら、ぼくは言った。せんせいが“こうかい”したとはわからないけれど……大丈夫って力を込めて。>>33
あのままずっと思い出さずに忘れたままだったのかもしれない。だけどこうして――一緒にいられるうちに思い出せた事を、ぼくは良かったって思うんだ。]
せんせい、も。本当のこと教えてくれて…… ありがとう。嬉しい…だいすき。
[ ぼく達と手を繋いだ事が、嬉しい思い出として 残ってくれるといいな…って思ったけど。ぼくは充分 せんせいに嬉しい思い出を貰ったから――ね!]
(211) 2016/10/14(Fri) 08時半頃
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エリ、ありがとう……エリみたいに上手く出来たか わからないけど…ぼくの気持ちは、込めたんだ。 ちゃんと渡せなくて、ごめんね。 みんな、色違いで同じもの、作ったんだ 離れても、星は見えるでしょう……?
[ ニコラスせんせいにお星様が上手く描けない、と教えてもらいにいってから完成までには時間がかかったけど。ぼくのお星様は、きっと、みんなと同じ空にあるって思ってる――ダメじゃないって、ヘクターせんせいが教えてくれたから。
エリと手を繋いで寝たり、お花を一緒に摘んだり、大きな木の下でお話ししたり、小鳥さんと遊ぶことは――もう終わりでも。>>132 “いと”は繋がってるような気がしてるから。
行かなくちゃ! ぼくは2人に手を振って、駆け出した。]*
(212) 2016/10/14(Fri) 09時頃
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―すこぅし前・祈りの堂―
[ デメテルが泣いたこと。ぼくは、安心した時の涙が出てきた。小鳥さんが眠った夜、ヴェスパせんせいに抱きついた時に出てきた涙と同じ。]
っ、……ぼく達、一緒だねぇ……
[ 抱きしめてくれたデメテルに、ぼくも腕を回す。その言葉を聞いたら――ああ、ぼくはエリほどじゃないって思ってたけど。泣き虫かもしれない。>>110]
……ば、か。 ぼく達は……ぼくの気持ちは、離れたり、困った、り しない……デメテルのこと……好きだもん
……ぼくの方こそ、デメテルが泣きそうな顔、してる の…気づいてたのに…言葉が見つからなくて もっと、早く――
[ 伝えられていたら、と“こうかい”…それでもデメテルは泣けなかったかもしれないけど。でも。だけど。今伝えられてよかった。 “こうかい”した後からでも…遅くない。]
(213) 2016/10/14(Fri) 09時頃
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[ ヴェスパせんせいのおかげかな? やっぱり言葉のちからは、すごい…泣けなかった デメテルだって、涙を流せるんだから。 デメテルの目から涙が零れおちること。 ぼくは心の中でこっそり、こっそりだけど―― ヴェスパせんせいにありがとうする。]
ふふ……どんなデメテルだって、ぼくの好きな デメテルだって…ぼく、わかるよ。泣いてほしい …なんて、ひどいぼくのことを、友達だって、 言ってくれるんだもん……
[ ぼくの胸の鎖にデメテルの手が伸びたなら、 ぼくも……色が変わってきたデメテルの髪を撫でる。 みんなでお揃いにした思い出、なんだか遠くなった みたい……だけどちゃんと、心の中にあるって 今は思える。チクチクだって、怖くない]
(214) 2016/10/14(Fri) 09時頃
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……ありがとう、デメテル 縛るためじゃなくて……繋ぐような“いと”であって ほしい、な……だから、ぼくは無理、しない デメテルも……無理しちゃ、だめ。 一緒じゃなくても、離れないから……青色はお昼も 夜も見えるから。覚えてて、ね
[ 約束じゃなくて、おねがい。>>111 叶うかどうか…それを見ることはできない。 ぼくはもう一度ぎゅっと、デメテルを抱きしめた。]
(215) 2016/10/14(Fri) 09時頃
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ヴェスパせんせい……
[ “こうかい”していない。そう言われたときは、 ぼくは、すこぅし悲しかったけど…… すぐにそれも終わった。>>82]
うん……うん せんせいも、無理……しないでね ……ふふ、せんせいも……一緒だねぇ
[ ヘクターせんせいも、ニコラスせんせいもだ。誰かのために、痛い気持ちになるせんせい達は……――ごめんね、ぼく達にも似てるように思った。]
ヴェスパせんせい、ぼく……うまく言葉が 見つからないとき、たくさんあるけど “こうかい”しないように、がんばるね
せんせいも、ありがとう!ぼく達のこと 大事にしてくれて、本当にありがとう!
(216) 2016/10/14(Fri) 09時頃
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[ せんせいから刺繍を貰ったら、ぼくはここに 落としてたんだ……って恥ずかしくて笑う。 拾ってくれた誰かさんの伝言を聞くことが出来たなら、 それも大切にぎゅっと握りしめて。
縺れて絡んだと思っていた糸は、いつかせんせいに 教えてもらった通り元どおり。 デメテルが小さく吐き出した言葉は、ぼくには聞こえなかった――だって、お腹が鳴ったから!>>112
もう少ししか残されていない、がっこうでの時間。 ヘクターせんせいのところに行きながら、ぼくは がっこうの色んなところを見ながら走る。
当たり前の場所が、当たり前じゃなくなっていく。]*
(217) 2016/10/14(Fri) 09時頃
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/* ニコラスせんせいが花冠拾ってくれてる……!! くっ……〆とか言いつつぼくの中の拾いたい願望が…… わ き あ が る
(-88) 2016/10/14(Fri) 09時頃
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/* ニコラスせんせいの>>13ずるいと思います (拍手を送りつつ
(-89) 2016/10/14(Fri) 09時頃
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[ 少女をひとり、送り出す。>>18
そうして、また ひとり。
私は、光に包まれた天使が その翼でどこか遠くへ飛んで行って しまうのではないかと思ったんだ。 けれど、紡がれたのは 今生の別れではなく再会のことば。>>113
私のお願いごとを 君のお願いごとを 叶えてくれるのは、叶えられるのは─── ]
(218) 2016/10/14(Fri) 09時半頃
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[ そこまで考えて、 私は考えることをやめた。
それを知るのは、きっと遠くない未来。
今は唯、少女たちのために祈ろう。]**
(219) 2016/10/14(Fri) 09時半頃
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―回想・せんせい花まみれさくせん―
[ 輪投げが得意なカリュクスは、一度でニコラスせんせいの頭に花冠をのせた!ぼくは拍手ぱちぱち!その場にいたみんなも笑っていたと思う。]
似合う、よ!ニコラスせんせい! 綺麗だねぇ……待ってて もうすぐみんな、おそろいに、なるから!
[ だからまだ、花冠は載せててね!>>167 白金色の髪を触りたい、といつものようにお願いしたけど、ホレーショーせんせいのボサボサの髪に花冠がのった!と誰かの声が聞こえたら、ぼくはすぐにそっちに気を取られたんだ。
ホレーショーせんせい…花冠が綺麗に見えるように櫛で髪を整えたらピッチリして……なんか……なんか、ホレーショーせんせいじゃなかった。 だからみんなで髪をぐしゃぐしゃに戻した。]
(220) 2016/10/14(Fri) 10時半頃
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[ ヘクターせんせいに投げたら、綺麗にキャッチ されたかな?投げた子に走って花冠を持ってくる 様子が見えたなら、ぼくは首を傾げたと思う。
ワクラバせんせいは、のせるのが難しかったかな? だけど木の上にぼくが登ったら、せんせいは絶対に下に 来るからつかまえるのは簡単なんだ。せんせいは植物が好きだから、お花もせんせいにのせられて嬉しそうだった。
メルヤせんせいの髪がもっと長かったなら色んな 髪型が出来るのになぁ…それでも結んだせんせいは 可愛くて、ぼくはそっちも好き!可愛いって何度も 言っちゃった。
そして長い髪のヴェスパせんせいは デメテルと一緒に結んで……2人でビックリした。
数人がかりでほかくされて、花まみれになったせんせい達はどんなお顔だったっけ。 ニコラスせんせいに「ほら、お揃い!」って言ったら、どんなお顔をしてくれたっけ。]
(221) 2016/10/14(Fri) 10時半頃
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[ それからそれから。]
ししねこさまと……ようせいさんに、も!
[ ししねこさまは髪を梳かせてくれたかな? ししねこさまの綺麗でふわふわの髪、ぼくは 触りたくてうずうずしてたけど。
そうしてご神木のようせいさんにも、花冠を。 そうっと置いてから、ちょっと大きかったかな?って 思ったけど――やっぱり無くなっていたのを見たなら ぼくは嬉しくて木に抱きついた。
うん、風や誰かが拾っていたとしても、ね]*
(222) 2016/10/14(Fri) 10時半頃
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―おくりもの―
[ ヘクターせんせいの作ったジャムが冷めた頃。 食堂にはきっとみんなが集まってくる。
マリオに贈ったのは、白い星。
白桃?違うよ……ちょっとそうだけど。 露を降らせるお祭りの星だって、からすきの星が 霜を落とす時期だって、白なんだ。 マリオ、あのお話し、好きでしょう?
マリオがホレーショーせんせいに選んでもらった、と聞いたら、ピッパのお芝居を信じた振りをして>>177 「桃の“ジ ャ ム”が、いいと、思うよ!」って、 ぼくはホレーショーせんせいに発射する。
キョロキョロしてたカリュクスはてっきり信じたんだって思ったけど…ぼくと同じだったみたい。ちゃあんとお顔に描いてあった。>>187 メルヤせんせいが笑ったの……ぼく、ちゃんと見てた、からね?>>201]
(223) 2016/10/14(Fri) 11時頃
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[ ピッパに贈ったのは、橙の星。
イチゴジャムの赤と、蜂蜜の黄色を混ぜた色。 ぼくにとってはお日様の色。 いつも明るいピッパに助けてもらったこと―― たくさん、たくさんあったから。
ピッパに渡した時、ぼくはお祈りの場所に落とした 刺繍を拾ってくれた人を知ることができたと思う。 だから「ありがとう!」って抱きつくんだ。 ピッパも、自分が拾った色の星じゃないことに 気づくかな?>>177
画帖に描いてる絵を、見せてってお願いしたら ……見せてもらえたかな?どんな絵だろう? 星を見ようって言われたら、ぼくは迷わずに何度も コクコク頷くんだ。]
(224) 2016/10/14(Fri) 11時頃
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[ カリュクスに贈ったのは、赤の星。
林檎の色。綺麗なお花の色。優しくてイタズラ好きな 見てるだけで元気になれるカリュクス。 その綺麗な瞳の色は、ぼくにはお星様に見えた。 髪の色は似てるけど、その瞳のお色は羨ましいなぁ…
刺繍を渡した時犯行予告は聞けたと思う。>>178 とっておき……何をするんだろう?いつもみたいに 突然始まるイタズラとは絶対に違う。 それだけはわかる……だけどね カリュクスのイタズラはいつもワクワクするんだ。
大げさに逃げ出す姿に、ぼくはつられて笑った。 その後ろ姿に、しーって人差し指で内緒のポーズを しておくんだ。]
(225) 2016/10/14(Fri) 11時頃
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―ほしぞら―
[ みんなと過ごす最後の夜。 ピッパと、デメテルと、それから何人かと。 まなびやの屋根の上でお星様を見上げる。
いっぱいに広がるいろんな星の色――みんなの星の色を。今この瞬間を忘れないように。だけど……やっぱりさびしくなったぼくは、そっと誰かの手を握って。]
うん、ぼく……忘れない やくそく、するよ……
[ ピッパの持ちかけた約束、ぼくは頷いた。思わず涙がこぼれたけど、擦ってる時間が勿体無いから空を眺め続けて。……だけど他のみんなの顔は見たくて、ぼくはそっちにも目を向ける>>179
こうしてみんなで“おそろい”でいられる時は もう来ない事が、寂しくて、悲しくて、切ない。 だけど……きっと、悪い事じゃない。
ちくりとした痛み。 それだって今はもう――大事な痛みに思えるんだ。**]
(226) 2016/10/14(Fri) 11時頃
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/* 結局回想してしまった……
あああああヘクターせんせいぼくを貰ってくれて ありがとう……でも好き勝手してしまって ごめんなさい…する……
(-90) 2016/10/14(Fri) 11時半頃
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/* 若干エスパーになってて……だめだぁ……
(-91) 2016/10/14(Fri) 11時半頃
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/* ずっとシルクのターン!!!!!!!!!
ねえ、この出力まじ、すごいよね???? こわい デメテルとこのふたり、こわい
(-92) 2016/10/14(Fri) 11時半頃
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/* 色が変わっても星だよ(キリッ とか 声が枯れても歌は好きだよ(キリッ とか デメテルに言いまくりたいくらい好きですが自重しろ…
(-93) 2016/10/14(Fri) 12時頃
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/*主語が抜けてて何言ってるさっぱりわかんないな今の
(-94) 2016/10/14(Fri) 12時頃
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/* ホレーショーマリオ メルヤカリュクス ニコラスエリ は確定かな?
ヴェス→デメテル→ワクラバ→デメテル? ヘクター→←シルクかな? ピッパがぜんっぜんわかんないんだよ。
(-95) 2016/10/14(Fri) 12時半頃
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/* んーや、シルク、ヘクターもわかんないなーー ハンカチめっちゃうれしいのと、 ピッパからの拾って、僕も星空眺めてたいなあ、
(-96) 2016/10/14(Fri) 12時半頃
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― 橙の星 ―
[ ジャムの香りが鼻をくすぐる食堂で わたしはずうっと絵を描いていた。 ぽつぽつ集まっては散っていくみんなを見ながら やっぱりここにはみんながあつまる なんて ひとりでふわりと笑うのです。
ほーせんせに向けた、冗談なんだけれど わたしの思い出>>0:180の絡まったお芝居>>177は カリュクスのパンを生贄に、 めるやセンセのげんこつをよびだした!
果物畑の現行犯逮捕も、もう無いのかなと思えば げんこつだってわたしはにこにこしてしまう。
もっとたくさん悪戯しておけば良かったな なんて思ってしまうわるいこでごめんなさい。]
(227) 2016/10/14(Fri) 14時頃
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[ それ>>224が目の前に差し出されたとき 見覚えのあるもののように見えたから わたしはいっぺん首を傾げた。
「 それ、わたしが… 」( ひろったやつ? )
拾ったそれと柄が違うことに気がつけば 先に貰ったまりお>>223を見て。 うーん、……それとも違う。と ありがとう!って抱きつかれながら、 ほんのちょっぴり考え込みます。
じゃああれは誰のだろう? うーん? 「 あててみせるからちょっとまってね。」 ……なあんて言って、暫しのクイズ。
察しのわるいわたしなので 結局さいごまで、当たらなかったけれど!]
(228) 2016/10/14(Fri) 14時頃
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[ 橙のほしは暖かそうで、わたしはおれいを言いながら すんすんと鼻を寄せる。 おひさまのにおいがしたのは、気のせいかな。
絵を見せて、って言われたら 「わたしもこの日、たのしかったよ」ってはにかみながら カリュクスの髪に櫛を通す、 ふにゃふにゃのシルクを顔>>1:691を見せてあげる。
シルクがみたことないほど嬉しそうで これはぜったい「残さなきゃ」って思ったの。
( あの日の髪の毛ぺったんこのほーせんせも みんなと同じくらい可愛く仕上がったべすぱせんせも とってもかわいいみんなみんな ぜったい「残さなきゃ」って思ったから この2ページ後までたーくさん、かいてある。)*]
(229) 2016/10/14(Fri) 14時頃
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― 星空のした ―
[ めるやセンセの尾っぽに(はじめて!)乗って 運んで貰ったまなびやの天井>>205は 鐘楼の鐘とおなじくらいの高さに思えて すこうしだけ背筋がぶるっとした。
シルクが誰かの手を握る>>226 わたしも隣の誰かの手を握る。
だんだんと繋ぎ合わさり、広がる手は わたしたちを繋ぐ”いと”のように アステリズムを描き出す。
このまま星座になったとしたら 一番星は、一番目立つめるやセンセかな。なぁんて。]
(230) 2016/10/14(Fri) 14時頃
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[ 鷲座は既に西へ傾き、その身の半分は稜線へ 月の無い夜空は こぼれ落ちそうな光の粒を さいごの日にも見せてくれた。]
Twinkle, twinkle, little star♪ How I wonder what you are♪
[ それを歌いだしたのは わたしが先かデメテルが先か、どっちだったかな。
きゅ、と繋いだ両手に力がこめた。 このしあわせを離したくないと願いながら。 らいねんの約束>>226を誓いながら。 ( わたしが繋ぐ手はあるのかどうかに怯えながら。)
わたしの両手は、夜の中でも暖かだった。*]
(231) 2016/10/14(Fri) 14時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 14時頃
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― 朝 ―
おーーーはーーーよーーー!
[ 昨日とはうってかわった大声で わたしはベッドから立ち上がる。
デメテルが居れば、またちょこんと袖を引いて (髪を)「結って」とおねがいするけれど いなかったら、はじめて自分で結ってみる。
窓から見上げた朝空は、まだ薄く あのせんせいの瞳みたいな青灰だった。
みんなで迎えるたぶん最後の朝。 たのしみにしていた「とっておき」>>178は いったいいつ起きるんだろう?]
(232) 2016/10/14(Fri) 14時半頃
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[ ぺたりぺたりと足音を立てながら 向かった厨房に、いつものせんせーは居たでしょうか。 白いふわふわしっぽは、 今日もごきげんに揺れているでしょうか。
姿があれば、わたしは朝のあいさつもそこそこに
「 ハニーミルクつくって! 」と
尻尾をもふっとしながら、お願いすることでしょう。**]
(233) 2016/10/14(Fri) 14時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 14時半頃
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/* 大天使ピッパ… 持っていけない卒業アルバムみたいで切ない
(-97) 2016/10/14(Fri) 15時頃
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[向かい合う相手の顔がわからなくなるという黄昏の中で、私は探していた姿を見つけた。>>206
誰と問わずともはっきりとその小さな色のことが私にはわかるのに、赤と共に溶けて消えてしまいそうに思えて、胸元に手を置くと懐に収めた押し花のしおりが、かさりと小さな音を立てる。
少女の声が私の名を呼んだ。>>207 幾度も聞いたその音が、鼓膜を揺らして私の中に沁み入るのがわかるから、私はもう、その音を忘れることはないだろう。]
(234) 2016/10/14(Fri) 15時半頃
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デメテル。
[少女の左手が、刹那、私の右手に触れて、僅かな痛みと共に少女の欠片が私に刻まれる。
痛いのは、苦しい思いをするのはもうわかっているはずなのに、どうして、とは問わなかった。
少女が本当に苦しいと思うことが何かを私はもう、知っているから。]
(235) 2016/10/14(Fri) 15時半頃
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[私は、一匹の獣の“おはなし”を、少女に話す。 与える青と奪う赤の色をした竜の話を。
竜は少女の語る物語を聞くことが好きだったから、近くで見つけた素敵な色に彩られたその話に、遠くにある知らない色を添えられればと思ったこと。
けれど]
私はその色を、デメテルと共に探したいと私は思った。 君が近くの色を探して、私が遠くの色を探すのも、素敵なことだと私は知っている。
だけどね、それ以上に、一緒にそれを見ることが一番幸せだと私は知っているから。
[だから、約束の遠くの色はまだ見つけられていないことを謝ろう。]
(236) 2016/10/14(Fri) 15時半頃
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代わりに、一緒にそれを探すことを、願っても良いだろうか。
[与えるばかりでなく、奪うばかりでもなく、共に生きる時間が私の幸せだと告げて、少女の小さな身体を左手で抱き上げた。
赤の消えゆく地平線を、同じ目線で見つめて、再び巡るあの色は、1日たりとて同じ色ではないから。
それを共に見ることが、私の願いなのだと。**]
(237) 2016/10/14(Fri) 15時半頃
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/* 御断りするならちゃんと向き合って、っていうお気遣いなのだろうな って思うけど、私もちゃんと伝えないとねと思うから。 いろんな人にごめんねしつつ、ありがとうなんだよ。
(-98) 2016/10/14(Fri) 15時半頃
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[ 踵を返して、祭壇の前の定位置へ。
いつもここで日向ぼっこをしていた 少女はもういない。
交わした言葉の端々に >>216 見え隠れする誰かの存在。 そのせんせいの手を取って まなびやを巣立っていくのだろう。
それは、すこしだけ寂しくて とてもとても嬉しいこと。 だから刺繍を渡して笑顔で微笑む。 落し物を拾ってくれたハニーミルクが 大好きな少女のことを伝えて。]
(238) 2016/10/14(Fri) 16時頃
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[ だぁれもいなくなった聖堂で、 あの子の “ 聲 ” が聞こえてきた。]
″ せんせぇ 今日もここで おいのりしてるの? きょうは“ ちぎり ”の日だよ!
せんせは 誰をえらぶの? ″
[ 答えられない私。 君と一緒に─────、って。 そう伝えたいのに、怖くて。 石のように重たい口は言葉を発しない。
そんな私を見て、 あの子はこう言ってくれたんだ。]
(239) 2016/10/14(Fri) 16時頃
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″ ふふっ せんせはダメな子ね。 しょうがないからわたしが傍にいてあげる! 特別よ! ″
(240) 2016/10/14(Fri) 16時頃
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……… エレノア。 今度はちゃんと、伝えることができたよ。
[ あの子があの時とおんなじ笑顔で 笑ってくれたような、そんな気がした。]**
(241) 2016/10/14(Fri) 16時頃
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/* あああ……困らせてるだろうなぁ……
(-99) 2016/10/14(Fri) 16時半頃
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/* ワクラバせんせいと現在軸で関わるために 回想は現在軸で返そうか…な!!
(-100) 2016/10/14(Fri) 17時頃
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/* 思う存分ニヤニヤするためにトイレに来たむらたてである
(ふふっ
(-101) 2016/10/14(Fri) 17時頃
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/*ァァァアアアッッッッッッァァァアアア
ァァァアアアべすぱてんてーーーーー!!!!!!
ものすごい抱きしめたい。 あーーーー(ヽ'ω`)抱きしめたいーーーー いますぐ抱きしめたいーーーーーーーー!!!
ンアアアかわいいなーーーーかわ、いい…… べすぱ……ウッ(´;ω;`) >>240をピッパが拾えるかどうかが課題だな…… うちのこ獣と少女が同数だから余らない、ってところを否定してるからなあ。 誰も選ばず何処かへ帰っちゃうんじゃないか なあんて思ってる節がある。
(-102) 2016/10/14(Fri) 17時頃
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/* ふう…………(´-`) チーム最終どうやっておはなしすすめようかしらね♡ いっそもうみんな旅立つまでぽつねんしていてもいい。
ニコせんせにふられるのも楽しみだなあ。 あんまり負担にさせたくはないのだけど…… 会ってしまったら、告げてしまうなあ。
「わたしもせんせの隣で絵が描きたかった」 「いっしょにかきたいっていえばよかった」 「でもね、できなかったの。 なんでか分からないけど、言おうとするとむねが痛くなって くるしくて、息ができなくなって、手が震えるから。」
…………せんせ、もう行っちゃうんでしょう?
恋の名を知らぬ恋でゆこうとおもいます。
(-103) 2016/10/14(Fri) 17時半頃
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―― 間の話:素敵な贈り物 ――
[ 甘い香りの漂う、食堂での暖かな時間のこと。
冗談を信じたふりをしたら 犠牲になったのは、私ではなくて>>201 てっきりゲンコツはこっちに来ると思っていたから、予想外だと目をぱちくり。
お芝居だよって言おうとしたけれど ゲンコツもらった当人が なんとなく嬉しそうに緩んでいたから まぁいいや。って、自白するのはやめたんだ。
私のお芝居の犠牲になったパンは 明日、鳥にあげようってポケットの中 食べられるためにあるものが 食べられないで終わるのは、やっぱり嫌だから。]
(242) 2016/10/14(Fri) 18時頃
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[ みんなの話し声や笑い声。 画帖と鉛筆が擦れる音もあったかな。
星を見に行く話を聞いたなら 絶対に行くよって返事したり。
そして、シルクちゃんから貰ったのは>>225
赤い、赤い星。
私の瞳と同じ色のそれを 一針一針、縫ったんだろうなって思ったら とても嬉しくて、でも少し泣きそうな気持ち。
ありがとうの言葉の後、犯行予告でごまかして 急いで逃げたから、気がつかないといいんだけど。]
(243) 2016/10/14(Fri) 18時頃
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[ そして通りすがった衝立の後ろ>>203 耳打ちに、内緒のポーズが帰ってきたから。]
えっとね、一番賑やかなのは食堂だから 厨房から外に出て、井戸のとこ。
ご飯が終わったら、神木の下に行こうって 私がみんなにお手紙出すから せんせは、私と一緒に空を飛んで 神木の上から降らせて欲しいな……って
[ 散らかっちゃうから、後片付けは手伝うね。と 指を絡ませながら、付け加えて。*]
(244) 2016/10/14(Fri) 18時頃
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- 昨夜のおはなし -
[ピッパが大きな声を出した>>177のなら、 僕もおんなじように大袈裟に驚いたふりをして。 「せんせいには僕だけじゃなかったの……?」 っていっとう寂しそうな表情を浮かべたのだろう。
傍らでシルクがジャムを投げようとすれば>>223 「もったいない!」 って止めようとしたけれど間に合わなかった。 カリュクスがパンを落としている>>187のを横目に、 ピッパから興味ばかりの質問を投げられれば、 「んーとね、 ピッパも もうすぐわかるよ。 その時までひみつ。」 なんて、曖昧に濁した答えばかりを返したのだろう。 メルヤせんせいのゲンコツが 何故かピッパの頭に落ちた>>201のはその後だったかな?]
(245) 2016/10/14(Fri) 19時頃
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[シルクから、綺麗な刺繍のハンカチを受けとって。>>223 瞳を輝かせながら、 「もらっていいの? ……ありがとう、大切にするねえ。」 って、小さく呟いては笑みをこぼした。 白桃?って聞けば、違うよって返事が返ってきて。 僕の好きなお話、覚えていてくれたんだ、って。 また嬉しそうに微笑んだ。]
(246) 2016/10/14(Fri) 19時頃
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/*ジャム投げ?!ふぁ!!確かにそう見える!
(-104) 2016/10/14(Fri) 19時頃
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/*なんてもったいないことするんだぼく!
(-105) 2016/10/14(Fri) 19時頃
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―― 星明かりの下 ――
[ せっかくだから鉤爪ぶらーんで頼もうか。 それとも尻尾を頼もうか。 悩みに悩んで、結局頼んだのは腕の中>>203
輸送目的だからと、堂々と腕の中に収まって 屋根の上へと上げて貰えば。]
わぁ……!
[ 頭上には満天の星明かり。 下を覗けば窓からこぼれる、まなびやの灯りも星のようで。
丸ごと全部、夜空に飲み込まれたような錯覚に 少し心許なくて、握った誰かの手。]
(247) 2016/10/14(Fri) 19時頃
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――――うん 約束、ね。
[ 絶対、絶対約束。 だからこの時期は、毎晩星を見上げよう。
そうすれば、みんな一緒に居られる。 繋がっていられる。と。 続ける時間ももったいなくて みんなの声に耳をすませていた。]
(248) 2016/10/14(Fri) 19時頃
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[ どれくらいそうしていたのだろう。 聴こえてきた歌声>>231
私も知っている歌だけど 夜空に響くそのメロディーは 今まで聴いたどんな歌より ずっと、ずっと綺麗だとおもったから。
私も少し遅れて歌声を 歌い始めで少し震えた声 紡ぐ度、しっかりとした音になって。
来年もその次も、ずっとずっと この季節、どこかでみんなの歌声が響いてる そん風景を思い浮かべたら それは、とても幸せな気がした。*]
(249) 2016/10/14(Fri) 19時頃
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/* ヴェスせんせいとおはなししたいなと思って祈りの堂へ行こうとしてるけど、果たしてせんせいが居る時間軸は今日(10歳と一日目)なのでしょうか昨日(誕生日)なのでしょうか。 昨日かなーーー
(-106) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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/* んーーこう、契りの邪魔 よくない ってなって、うろうろ。
(-107) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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[ ホレーショーせんせいに、ぼくの体当たり メガトンぷれす、と言う名の桃ジャムのお裾分け! マリオが止めるより早く発射。>>245 ……たまにはジャムも食べてね!って意味をこめて。 せんせいならキャッチしてくれると思って、る、よー。
ピッパがマリオにたくさん投げかけた質問は、 「もうすぐわかる」で濁されてて、ぼくは何が わかるんだろう?って興味津々。 みんなそれぞれ――何かしてたんだ。ぼくだけじゃ なかったことに、またちょっとだけ嬉しくなった。
マリオはやっぱり白桃の白って思ったみたい。 星の物語のお話し。ぼくもマリオのおかげで 好きになったんだよって伝えて。
カリュクスは喜んでくれて、だけどすこぅし 赤い瞳が潤んだ気がした。ぼく……そういうのは見つけちゃうから。だけど犯行予告と一緒に逃げられちゃった!大丈夫だと、いいなぁ……]
(250) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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―ピッパの絵―
[ ヴェスパせんせいから聞いてた伝言。>>238 「もう落としたりしない…よ!」って応えて>>1:647 首をかしげるピッパに抱きつきながら、みんなに渡す刺繍だったんだよって言ったら、クイズが始まった。
デメテル?ちがうよ、エリ?ちがぁう みんなに違う色のお星様。赤、橙、黄、白、青。 白い刺繍の模様の中、ぼくのお星様は暗い色。 石炭ほど暗くないけど、みんなのおかげで光れるようなすこぅしだけ明るい色。
本当は作るつもりはなかった。 ぼくの名前は糸のしゅるいの名前だから、みんなの 刺繍としていられれば、って思ってた。だけど…… “みんなでおそろい”があんまりにも嬉しかったから。 ぼくもって手を伸ばしたんだ。
手を伸ばしただけで壊れちゃうような… そんな“いと”じゃないって。もうわかる、よ。最後に当ててくれたピッパに、ぼくはふふふって笑うんだ。]
(251) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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[ ピッパが描いてくれた絵を見て、ぼくはこんなお顔をしてたんだってほっぺをぐにぐにつねる。>>229 ピッパが「残さなきゃ」って思ったものたち。 ぼくにとっては、それはピッパも同じだったか、ら!]
「ピッパのお顔はどこにかいてあるの?」
[ って聞いたんだ。 もしかしたら他のページには描いてあるのかな? それとも、描いた人だからないのかな?>>1:314
この日は“みんながおそろい”の日だった。 だから、ぼくがカリュクスの髪を梳くところにピッパの姿がなかったら寂しくて。あったら嬉しくて。 ぼくは走って、お部屋から紙と色鉛筆を持ってくる。
……ピッパほど、上手じゃなくてもね。 ぼくだってニコラスせんせいから、心の中に浮かんだことを絵にする方法は教わってたから。 お礼に“ぼくがみた”あの日のピッパを描いた。 ――…ピッパだよ?ピッパだって。ピッパなの!!!*]
(252) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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―ほしのした―
[ メルヤせんせいのかぎ爪に引っ掛けてもらって飛んだ空は、ふんわり。普段は見えない景色を ぼくに見せてくれた。
みんなで手を繋いで、出来たアステリズム。 それは星空にはない、ここだけのとくべつ。 明るい星も、小さな星も。 どんな星も“いと”で繋いで、ほら一緒。]
Twinkle, twinkle, little star♪ How I wonder what you are♪
[ 2人が歌い出したなら、ぼくも一緒に続く。 デメテルに教えてもらった歌。 歌いながら誰かの手に力がこもったら、ぼくもそれを 伝えるために反対の誰かに力をこめて。すこぅし……震えた声はみんなで歌ううちに綺麗な歌声の1つになれたかな。
来年は、その次は――ぼくはどこで星を見るだろう?]
(253) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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/* あああああああなんか日本語不自由すぎて 泣きたい泣きたい泣きたい
(-108) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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[浅い 深い 眠りから目を醒ます。 もう一度、いってきますを告げて。 神木さまを後にした。]
さいご かあ、
[ぼんやり呟きながら廊下を歩く。 やっておきたいこと? 行っておきたい場所? そんなのは数えきれないくらいあって、 今日一日ではとてもじゃないけど無理だろう。
それでも、ひとつずつ。 悔いのないように。 まずは本の散らかったベットの上から片付けようか。]
(254) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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ひい、ふう、みい と。 おもたーい。
[よいしょ、と分厚い本をみっつ重ねて。 壁に目を向ければ、そこには去年ニコラス先生に貰った さそりとそれを見る四人の絵。 持っていきたいけれど。 破いたら、なくしたらって思うとなかなかどうしたものかと 思考を巡らせる。
何かを思いついたように小さな声をだして。 容れ物から取り出すと、丁寧に折りたたんだ。 足を向ける先は書庫。 本を返すついでに。 いや、本を返す方がついでになってしまった。]
(255) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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……あった、
[空を汽車が駆けるおはなし。 何度もせんせいに読み聞かせて貰った大好きなお話。 さいごに、もう一度だけって。 分厚い本を返し終わってから、ふかふかのソファに腰掛ける。
ぱらぱらとページを捲る。]
(256) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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こんなにむなしく命をすてず どうかこの次には、まことのみんなのさいわいのために 私のからだをおつかい下さい。
[誰に聞かせるでもなく、声に出して読んで、 そのページにせんせいから貰った絵を挟んだ。 そうして、そこらへんにあった紙に文字を書いて、 最後のページにも、挟んだ。]
(257) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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せんせい、ほんとうのさいわいは みつかった?
(-109) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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[その文字は、僕のことばは。 せんせいがふたたびここを訪れた時に見てくれたのなら、 僕だって気付いてくれるのかな。 もしかしたら 僕たちの妹たちが目にすることがあるかもしれない。
ぱたん、と本を閉じて、愛おしそうに背表紙を撫でる。 それを棚に戻して、別のものを手に取ると。 あの日のせんせいの真似事をして、 書見台にそれを置いてページをひとつ捲った。*]
(258) 2016/10/14(Fri) 19時半頃
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―あさ―
[ 夜。エリに手を繋ぐんじゃなくて「ぎゅってして 寝てもいい?」っておねがいした。 そうして朝。毎日通っていたいつものお祈りの 場所に――ぼくは、行かない。つもりだった。 泣くより、笑顔でいたいんだ。 あそこに行くとぼくは泣いちゃいそうで…
だけど大好きな場所にどうしても残しておきたくて。 一枚だけのメモを持って、お祈りの場所に行く。]
………やっぱり、いつも通り
[ 毎日のんびり過ごしていた場所。>>0:30 広くて、静かで、冷たいけど温かい場所。]
(259) 2016/10/14(Fri) 20時頃
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失礼します 今日は、お祈り、と。お別れ、と。 …………お願いにきました。
[ ここはお願いを聞いてくれる場所じゃないって わかってるけど――どうしても。 ステンドグラスの光の下に当たる。ぼくの髪は 色んな色になって、あ、やっぱり泣きそう……だめ。]
ありがとう、おねえちゃん。せんせい ………かみさま ぼくは――しあわせ、です。ずっと、ずっと。
[ ぼくの幸せが、せんせいの幸せ。 おねえちゃん達の、これから生まれるいもうと達の幸せ。 今日までみんな一緒にここでいられた事、ありがとう。]
(260) 2016/10/14(Fri) 20時頃
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[ ここなら、きっとバレない。 お礼をしたあと、ごめんなさいしてから ぼくは1つの紙を祭壇にそうっとのせる。
“かみさま”と、ぼくの、ひみつ。
いつか。いつの日か。 お祈りにきた誰かが見つけるかもしれない―― ……それはせんせいかな?いもうとかな?
ステンドグラスはきらきら。1人で泣いたら せんせいが悲しむ。だからただ光を見上げて ぼくは最後の日向ぼっこをした。]*
(261) 2016/10/14(Fri) 20時頃
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/* がっこうに足跡残したかったんです 投下したら大天使マリオも同じことしてた…! なかよし…
(-110) 2016/10/14(Fri) 20時頃
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/* よし!!!!!!! 今週が無事倒せたので今日明日は、見られるぞ!!!!!!
まずは読み込もう。なむなむ。
(-111) 2016/10/14(Fri) 20時半頃
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/*まだ、どのせんせいとちぎるのか自信が持ててない
(-112) 2016/10/14(Fri) 21時頃
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/* ホレーショーせんせい→マリオ メルヤせんせい→カリュクス ニコラスせんせい→エリ
だよね?
ヴェスパせんせいと ワクラバせんせいと ヘクターせんせいがまだ???
あってる…よね???
(-113) 2016/10/14(Fri) 21時半頃
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[ぷっくり膨れたほっぺた>>160はまだまだミルクみたいな匂いがするけれど……やはり大きくなった。とてもよく実ってくれた。
なのに……せんせいは終わらない、と言い切れないのは何故だろう。]
………。 そうだ、約束したのは、ちゃんと覚えてるさ。
[俺の力を使えば、多分出来る……いや、ひたすら少女を食えばいい。そうすれば、獣は永遠に生きられる。 ……何人もの少女達と、ずっと、ずっと、気が遠くなるくらいずっと。
一度少女と共に朽ちようとしたことがあるから、だろうか。こんなに迷うのは。]
(262) 2016/10/14(Fri) 21時半頃
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[ああ、迷うのに腹は減るのはひどく残酷じゃあないか。]
(263) 2016/10/14(Fri) 21時半頃
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[だけど、実りは喜ばしい。気持ちを信じてくれたことも。俺の信じたことに応えてくれたことも。 尻尾をふりふり、喜びのままに腕の中の体をぐっと抱きしめた。 にっこり笑顔に鼻先を寄せて>>161]
ありがとう、信じてくれて。 ……さあ、もう熱も冷めたろ。 さ、バゲットに付けていくらでも食べてくれ。 パンケーキ焼いたっていい。
それで、美味しかったらみんなと一緒に食べよう。
[時間は有効に使わなきゃ。別れの時が近いなら、尚更。シルクの身体をストンと下に下ろして、尻尾を一振り。お腹が空いているのなら沢山お食べ、と優しく呼びかけて。]*
(264) 2016/10/14(Fri) 21時半頃
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/* シルクwwww 察しの良い子wwwwちくしょーーーーwwww そうだよわたしの絵は無いよ!!!!!!
くっwwww胸糞フラグ折られたり……!!! ありがとうありがとう、わたしの世界に関わってくれて。
星空が星空すぎてもうみんな一等星やで……☆
(-114) 2016/10/14(Fri) 21時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 22時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 22時頃
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/* ヒイイイイイイイイイ
ニコラスがああああきたよおおおおおおお(悲鳴
あああああああ緊張するううううううう
(-115) 2016/10/14(Fri) 22時頃
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/* 本線のべすぱとどう絡もうかも課題だなー。 どうしたいのかなーーべすぱっぱー
(-116) 2016/10/14(Fri) 22時頃
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―― 朝 ――
ふぁ……あさ、かぁ
[ 正直あまり寝た気がしない。 それは、昨夜……正確には 明け方近くまで、起きていたせい。
油断するとすぐ、上下の瞼が仲良くなる 暖かいお布団に潜っていたくなる。
けれど今日は大切な日 全員でいられるのはきっと最後 だから、ふらふらしながら起き出して。]
(265) 2016/10/14(Fri) 22時頃
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予告状はこれでよし!
[ まず用意したのは、小さなカード 真四角の白を、先生と私たちを合わせた数だけ。
表には、それぞれの名前 そして裏側には 『ご飯が終わったら、神木まで来てね』って
これは、早めに食堂へ行ったら みんなの席に置いとくつもり。]
(266) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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[ とはいえ、不安もあった。
残り少ない皆との時間 それぞれやりたいこともきっとある。 だから、ご飯に来ない子もいるかもしれない それは不安だけれども。]
そしたらその時だね 多めに、学校中に撒けばいい
[ 片付けは大変になるかもしれないけど。なんて、独り言。
よいしょと持ち上げたのは、満杯になった布袋。 今回の、最後の悪戯で使う―――贈り物。]
(267) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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/* サンタクロースさあああーーん!
(-117) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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―ヘクターせんせいと―
[ ジーッとヘクターせんせいの目を見て、そのお口から答えが出るまで少しの間。>>262 その目の色はなんだろう?涙じゃないけど。 すぐにお返事がこなかった理由を、ぼくは考える。]
だけど抱きしめられた時には見えなくなっていて 笑顔のせんせいを見るとぼくも嬉しくなって、 せんせいの鼻先にぐりぐりって鼻を寄せる。]
約束、覚えててくれて……ありがと! ヘクターせんせいが覚えててくれるから ぼくもせんせいを信じられる…よ
ありがとうと、ありがとうだね…一緒!
[ ごめんなさいとごめんなさいから変わったことが……変われたことが、ぼくは嬉しい。]
(268) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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[ ジャムが冷えた、と聞いたらぼくの目はきらきら。]
……できた?できたの?ひゃああ!
[ バゲットにいっぱいジャムを塗って、ぼくは うっとりして食べる…がまんした分、美味、しい! せんせい達も――そうなのかな?ふりふりする せんせいの尻尾に、ありがとうって抱きついて>>264]
パンケーキもいっぱい焼こ……う 蜂蜜も、ジャムも!
[ ほら、みんなが来たらきっと沢山食べてくれるよ。 そうでしょう?食堂でみんなと話したり、厨房で せんせいのお手伝い。しなくてもいいって言われても ――ここでするお手伝いだって、大切な思い出に なるような気がしたんだ。]*
(269) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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——回想:夜の言祝ぎに——
[栄養だけで生き続けることは難しい。 獣と少女が両輪であるように、心を満たさねば片手落ちだ。 栄養の続く長さと同じだけ見合った酒肴を口にする。
それを当然のこととして祝いに酒桃を提げたのは、 出会いと別れの限られた、物知らぬ若さ由縁の傲慢かもしれない。]
そうやっていつもクサすから、 あなたの話がまともに聞けなくなるのでしょう?
似合い、ですか。 まあ、悪戯者の首根っこを掴むのは私の仕事だけれどね。
[はいはいと顳顬の横で呆れたように手を振り、>>204 せいぜい羨ましくなるほど楽しみを重ねてやろうと内々に誓う。]
(270) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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[悦に入った笑みを浮かべる獣の傍らに少女の姿がある。
仮令風の便りを送ったところで羨ましさを感じさせるなど、 ちっともできはしないだろうが。 勝手に思う分には構わないことだろう?
悟った顔で目を細めて鼻を鳴らす。 肩を叩かれたすれ違いさま、すっと瞳の奥が窄まった。*]
(271) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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お二人こそ。 なりますよ、最優の道を歩めるように。
……さあ、風が向けば戻ってくると思いますが。 そのうち会えたら、その時はマリオの話を聞かせてください。
[その時は飲みましょうかと誘いを持ちかける。
前途はようとして知れないが、その先に想いを馳せて。 同じ時を過ごした獣と想い出を語らえば、皆と再開できるだろう。*]
(-118) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 22時半頃
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ー 回想・投げるな危険 ー
[さっきまで花冠を作っていたはずなのに、どうしてこんなことになったんだろう……なんて地面にぺったり伏せりながら頭を抱える。 ホレーショーの頭に花冠を載せて遊んでいたときはまだ平和だったが……ふと気付けば周りは花冠を投げる合戦場になっていた。
この愛しい子らは何故こうも物を投げるのが好きなのか。
前にピッパに誘われて水風船の悪戯に最終兵器として参加したらいいもののあの時は……ああ、ずっと最終兵器として水を貯めた樽にしがみついていたんだっけ。 丸いものを投げちゃあいけない……転がしてもいけない。
弱点を打ち明けたエリや、空を飛べるメルヤに助けを求める視線を送ったらどうだったろう。]
(272) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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[……だけれど、繰り返すが、こんなことになったのはゾーイと過ごした日々の名残がちょっと恥ずかしいだけで、ゾーイを食ったことは一切後悔してないとも。 そうさ、年を経るごとに動けなくなっていったゾーイの手からボールがコロコロ転げたのを、飛びついてその手に渡せば微かに微笑んでくれた。 そうしたことも、俺は後悔しない。
……だったら俺はちゃんと向き合うべきなんだろうか。 俺の中で生きているゾーイに「遊んでくれてありがとう」を告げたら、もう俺はワンちゃんにならないんじゃないか。]
(273) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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[ゾーイ、ありがとう。 たくさんのボールを投げてくれて。
もう、俺は大丈夫。 今はもうたくさんの子たちの頼れるヘクターせんせいになってる。
だから、もう大丈夫だよ。
ふと顔を上げたら、シルクが投げた花冠が目の前に>>221 自分の中のゾーイに呼びかけたら、きっともう大丈夫。 俺は……]
(274) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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わう!わう!あっ……苦っ!!
[投げてもらった花冠を思いっきり口でキャッチしたら、ぶわっと口の中に草の苦味が広がった。 ぶつかった、と主張するにしては綺麗に口で(しかもまたヒトの形のままで)掴まえてしまった。
やっぱり恥ずかしいことに変わりはないので、耳まで真っ赤に染める。 首を傾げるシルクの顔を直視出来ない……呻くように呟いた。]
……美味しいかなって。思ったんだ……。
[既に何人もにこの癖がバレているとは気付いちゃいない。これで誤魔化せると信じてやまない。 受け取った花冠から香る匂いに鼻を埋めて、せめて別れる日までは恰好いい狼を貫き通そうとしただろう。]*
(275) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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/* へくたーかわいいなあ。
(-119) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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―― 食堂 ――
[ 予告状と布袋 二つを抱えた私の姿は、遠くから見たら きっと袋が歩いているみたいに見えるはず。
もし途中で誰かが中身を尋ねても 内緒ってにこにこ笑うだけ。
大きな大きな布袋 最後まで自分で持つつもりだけれども ドアくらいは誰かに開けてもらうかもしれない。
前が見えずに躓いたり、花瓶を倒したり 悪戯の痕跡を残しながら食堂についたとき メルヤ先生の姿はあったかな。
予告状を置く予定の食堂に先客がいたなら もちろん、堂々と手渡ししたりして。]
(276) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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/* なんなのこのへっくんほんと可愛すぎかな?????????
ほんと なんなの この ええええっ
あーーーー ごめんよーーー 最終兵器は、こう…… ひえっひえのお水のBOM!みたいなつもりで誘ったんだが そうだね……水風船見えたら きみはジャンプしてしまうんだね……かわいいね………ごめんね……
(-120) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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[ 食事があらかた終わった頃。 こそこそと厨房から外へ。
井戸の前、布袋と一緒に立つ私は 怪しさ満点、目立っている自覚はあったけど 犯行予告したからいいやと割り切って。
やがて、メルヤ先生の姿が見えたなら 説明するため、そっと広げた袋の口。
中に詰まっているのは シーツを切った純白の花と星。 それを皆のうえに降らせたいと言ったなら どんな表情をしたのだろう。]
(277) 2016/10/14(Fri) 22時半頃
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/* はーーーーーーーーーーかわいいかなーーーー
花咲かじいさんならぬ 花咲かカリュクスだねーーーー
はーーーーーーーーーーー(おがむ
だがしかしごめん いまめっちゃ対ニコラスの心情をマグマのように練ってて 食堂ひろうのあとになりそうだよ………
(-121) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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/* 可愛いヘクターワンワン
(-122) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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―回想:おそろいの少女らと獣―
[少女らのいつもとは違う髪形や 頭に花を乗せてはしゃいでいる"おそろい"になった花たちは 同じではないそれぞれの輝きをもって其処に咲いていた。
花を乗せられて照れくさそうにするニコラスも
せっかく整えた髪の毛をぐしゃぐしゃにされるホレーショーも メルヤの珍しく華やかな装いがよく似合っていたことも ―と言ったら怒られそうだから言わなかったが―
ヴェスパタインの長い髪の毛が少女らのように結われる様子も
ヘクターが投げられた花冠をキャッチしたときの 鳴き声からはそっと笑いを堪えつつ目を逸らしたりしたことも 鮮やかな記憶となって瞼の裏に焼きついている。]
(278) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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[ 花と星を降らせたい理由 もし聞かれたならば、少し悩んだその後に
『お願いを祝う流れ星のかわりの星』 『幸せを祈るフラワーシャワーのかわりの花』 そう、素直に答えることにして。
もう一度、気が変わらないか確認を もし変わったなら、物見台から撒くつもりで
そして変わらないようなら 大好きな先生に、ありがとうの言葉を でも、変わったとしても 大好きなのは変わらないけれど。]
(279) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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/* ねえ、そう そのときのワクラバせんせのおかおが わたしとってもきになるの(まがお
(-123) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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|
[私の頭は他より少し位置が高いから、 そんな様子をひと事の様に眺めていたのだけれど。
気づけばシルクが木の上にいて、 私は当然のようにその下に行くものだから 私の頭に容易に乗せられた花冠に、 木の上の少女を見上げて目を瞬かせた。
少女の作戦に気づかなかったことに、 これはやられたな、と笑って。 私にも貰えたおそろいは嬉しいものだったが、 やはり少し、照れくさいなと私は思ったのだった。
体の糧となる果実だけでなく 少女らを笑顔にする花も、 もっと贈りたいと思った、そんな日。*]
(280) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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/* また人の発言に挟まってしまう学ばない私・・・。 カリュクス、すまない。
(-124) 2016/10/14(Fri) 23時頃
|
|
/* 可☆憐
(-125) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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[ いたずらを始めたそのとき 皆の姿はあっただろうか。
皆の上、等しく降り積もるように撒くとして。
ひらり、ひらり 空から、白を撒き散らす
みんなの未来はまだ、白いから。 それが、色をつけなかった理由なのは秘密。*]
(281) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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―夜深く―
[今夜が最後の夜だから。
一年前の約束>>20を果たしに、ピッパが訪れるかも知れない。 夜の静寂に沈むアトリエに 蠍は独り佇む。
この部屋は、うつくしいものに満ちている。 見渡せば瞳に映る、在りし日の少女たちの姿。
デメテルの物語に、彩りを着けた日のこと。 銀河を渡る汽車はマリオの為に。 ともだちを繋ぐ、シルクのアステリズム。 カリュクスが描けば、いつも賑やかで楽しくて。
最後にはエリとも、絵を描くことが出来た]
(282) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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[目をつぶると、奔流のように様々な色彩が溢れ出し。 流れて、全てが蒼になる。 それは、ピッパが描いたあの空の色]
君たちのせんせいになれて、 私は、本当に幸せだったよ。 [呟くと。 蠍の薄い唇が自然に綻んだ。
胸を去来する、大切な思い出に身を委ねながら、 未だ来ぬ少女を待っている]
(283) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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[こん、こん―― 夜のしじまを破る、控えめに叩くノックの音。>>180]
ピッパかな。
[確信を以って問えば。 "できたから 見せにきたよ"と、声を詰まらせながら返す少女]
君が来るんじゃないかと思って、 待っていたんだ。 [蠍は嬉しそうに口にすると。 ピッパをアトリエに招き入れた*]
(284) 2016/10/14(Fri) 23時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 23時半頃
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/* この嬉しそうな可憐なひとに わたしはなんてことをしようとしているの………??????
ちょっと自責の念すごい
(-126) 2016/10/14(Fri) 23時半頃
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/* ほんとうに言葉が綺麗だよね、ニコラス。
夜のしじま、うん。うん。
(-127) 2016/10/14(Fri) 23時半頃
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——夕べのこと——
[衝立の裏で少女から秘密の話の断片を。>>244 時間と場所を頭に入れると、ふむふむと頷いて。]
朝餉を終える頃合いまでに井戸ですね。
ええ、お任せあれ。それくらいは朝飯前です。 先に食べ終えて裏手に出れば目立たないでしょう。
[集まるのは朝食後ですがと笑い、造作もないと片付けも含めて承る。 絡めた指にきゅっと力を入れて契ると額を寄せ、 よろしくお願いしますねと少女に囁いた。]
(285) 2016/10/14(Fri) 23時半頃
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――― 回想:デメテルと ―――
[日干しを繰り返した獅子の毛並は 獣臭さより安寧の匂いが勝る。 それは、がっこうを訪れてから日に増した。
首を傾げる少女>>102の姿に、]
わからぬことは聞くが良い。 声にせぬと伝わらぬことがあるものよ。
[それは、俺に対して告げるようで 少女と先生の間に、求めるようで 獅子は静かに"息"を吸う、留めよう、この声も。]
……… そうだのう。
息を吸うのを忘れぬように あの子のことを、忘れたくないのかも知れぬ。
(286) 2016/10/14(Fri) 23時半頃
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[―――― 寂しくない>>103
少女の声と、無言の含み。 一片の曇りを、俺は耳に留めた。]
時に、言葉は強い。
願うより強く、叶ってしまうぞ。
[嘘も、吐き続ければ真実になるように。 皺枯れた声が、懸念を滲ませる。 少女が生きているからこそ、触れているからこそ。]
(287) 2016/10/14(Fri) 23時半頃
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……… 仕方がないのう。
ししねこは、名をレティーシャと言う。 レティーシャも、おぬしらを覚えておろう。 それが俺の願い、俺のしあわせよ。
それを願うたのは、ヨーランダ。 最初に喰らうた、少女じゃて。
[幾重に重なる歳を生きた分 食べた少女の数も、それ相応、獅子は少し渋れど。
わたしたちの声を忘れないで
願った、喰った、少女の名を語る声は 皺枯れていても慈しむ、何年と過ぎようと。 俺が何年も忘れないのだから 他の獣も、忘れはすまい、―――獅子は願った。*]
(288) 2016/10/14(Fri) 23時半頃
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―回想・華麗にキャッチ!― [ カリュクスの輪投げがあんまり上手だから、 ぼくもやってみた。地面にぺったりしてたから きっと上手くヘクターせんせいの頭に載ると思って。]
…………………。
[ ――――苦いんだって。 せんせいが綺麗にお口でキャッチした花冠。 すごい、なぁ……? 耳まで真っ赤なヘクターせんせい。 ぼくがジーッと見ても全然目を合わせてくれない。 ジーッ……]
(289) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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/* …! 夜遊びコマンドの存在忘れてた…! これでわずかながら赤読めるね。…つかってるのかな?
さて箱前。書くぞーーーーうおーーー
(-128) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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……きっとジャムにしたら美味しいよ お揃いになるまで……待ってね?
[ お花の砂糖漬けとか……あるもんね。うん…… ジャムにしたら何でも美味しいってぼくは知ってるから 花冠を頭に載せて、よしよし、って頭を撫でる。
それがせんせいの“じゃくてん”だって気づかずに、 木に登ってワクラバせんせいをねらいうちしにいく。 花冠をクンクン嗅いでるヘクターせんせいは、 まだ美味しそうだと思ってるのかな?
本当のところに気づくまで。 ぼくはもう少し時間がかかる。1:638]*
(290) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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——そして朝の食堂から——
[朝の早い獣が人より早く食堂を訪れるのは珍しくもない。 用向きのあるときなどは(必要もない)食事を取らないこともあったから、 いつもの生活そのものが格好の隠れ蓑になる。
朝焼けが終わりきらないうちに、 天に雨避けの断りを入れてしまえば、祈りから引き返し。 まだがらんどうな食堂を歩む。
厨房から食器類を先に取り出して、朝食の準備を整えておく。 予告をしていたカリュクスは目立ってもいいだろうが、 獣の存在はサプライズなのだから。]
(291) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[井戸の端に腰掛けると見かけられてもいいように、 作業の偽装とつるべを手繰ったり落としたり。
やがて少女というよりは大きな袋を窓越しに見かけ、>>276 裏口を広く開ける。つまりそうなら袋を抑えたりもしただろう。]
(292) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[そっと広げた袋を手にとってみれば、おやと首を捻り。 数瞬後には真っ白な花と星の正体に気づいて、 驚きと呆れと苦笑と、しかし感嘆と楽しげな様子を勝らせて。]
今日、これっきりですよ。
[少女の額に、こつりと指を当てる。 袋の口から花と星を二、三取り出して眺めて。]
これだけたくさん作るのは大変だったでしょう。 これは誕生日にもらったのと同じ花かな。
[と、少女の袋の中にふわりと落として戻した。 大樹の上を見上げ、よく飛びそうだと思っていると。 どこからか一陣の風が吹いて、大樹の枝がざわざわと揺れた。]
(293) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 00時頃
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――― 屋根上 ―――
[年齢を笠に着た獅子は、笑う。
決めたか 決めぬか
それは誰に急かされるわけでもなく。 獣自身、少女自身が選ぶもの。
――― だが、当然 決めたのだと、そう聞く方が嬉しかろ。 客人とて例外に足りるとは、認めない。]
…… ねことは時にせっかちでな。 おぬしと"あの子"が良きように 道を選ぶこと、一足先に願うとしよう。
[鷹揚に、獅子は、笑う。]
(294) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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然り、正解のない問いは難しい。
ゆえに、解を導き出した幸福は なにものにも代え難い。
[時に幸福は、難解な顔をして 灯台の下暗く、傍に控えているもの。
獅子はメルヤ>>164に倣い、空を見上げた。
空は青い、されど、雨は不幸せの象徴ではない。 澄んだ色の眩しさに、目を細めた。]
(295) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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―回想・さくせんがち!―
[ みんながせんせい達を捕まえている。 ホレーショーせんせいをぐしゃぐしゃにしている。
ワクラバせんせいはそれを眺めてるから、 ぼくは木に登る。花冠を持っ……持ったら上手く 登れないから、ちょっとお行儀悪いけど口にくわえて。ヘクターせんせいもしてたからいいよね――……うん、確かに苦い。]
「ワクラバせーんーせーい!」
[ 木の上から呼んだら、せんせいはやっぱり下に 来てくれる。だからほら、簡単に頭に花冠が載るんだ。>>280 目をぱちぱちってしたワクラバせんせいに、 ぼくはふふんって笑う。そのまま飛び降りて、せんせいにキャッチしてもらうところまで、ぼくのさくせんどおり…だ、よ!]*
(296) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[去る背中と、礼>>165
律儀なものよ、と、獅子は、また笑う。]
しかと。
[去り際のその"声"を吸い上げた。 肺腑に溜め、尻尾を振り 流れのひとつに乗らんとする、その背を見送ろう。*]
(297) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[お互いの顔もぼんやりとしか見えなくなる時間。 その中でステップでも踏むようにしてわたしは近づいたわ。
そうね、わたしが選んだのはきっと、かみさまの木がある場所。 神木と呼ばれる場所で腰を下ろしてあなたのおはなしを耳にしたと思うの。
雛罌粟の香り>>234を何処か遠くで残しながら]
……………。
[左手に走る痛み>>235 せんせいと離れる前よりも酷く爛れた腕>>1:632 触れると痛むのはあなただけじゃない>>1:748 わたしも痛むの。
それはきっと、身体に触れる痛みだけではないわね。 頭の中で響いたのはシルクの言葉>>18 あなたが無茶をしてでも、繋ぎとめようとしたものをわたしはきっと、鱗が剥がれた傷痕から探したの。 痛々しいまでに願うあなたの聲をわたしは、探したの]
(298) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[静かに耳を傾けたわ>>236 ここからだと、少し遠目にサルビアの花を見つけることは出来たかしら。 掠める茜色。揺れる小麦の色とよく似た髪が光を帯びていく。
静かに、祈りを捧げるようにわたしは、いつか手のひらに触れてくれた唇を思い出しながらもそっと、握りしめたの。
キラキラと光る白い羽根。 寂しくないように、傍にいてくれると。 わたしだけのひとで在ってくれると言ってくれたひとをわたしは知っている。
わたしが死んでしまった後も>>59 忘れないと約束してくれたひとを、わたしは知ってる。 痛い想いをしても誰かの笑顔のために頑張ってしまうおバカさん>>82を知ってるの]
(299) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[それに、わたしも応えたいと思ったの。
その気持ちは嘘じゃなかったのに、ね]
それだけで……それだけでいいの。 せんせい。
[わたしは、困ったように笑ってしまった]
(300) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[同じ目線で見つける景色>>237は、
いつか見た満天の星空よりも。 真夜中に光るステンドグラスよりも。 木漏れ日の中に生まれた中庭よりも。 いろいろな色で塗り重ねたキャンバスよりも。 飴色に光るカラメルソースよりも。
────……美しかった!]
せんせい、わたしね。 とっても、ずるいの。…ワガママなのよ。
[さっき、拭ってくれた指も、 わたしの髪を梳いてくれた手の感触もわたしは忘れていない。
抱きしめて、わたしの耳にさいこうにしあわせなおはなしを、言葉を、約束を、結ぼうとしてくれた人のことを、忘れてなんかいない]
(301) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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/* これは割ったらいけないやつ
(という灰で割る
(べすぱ………べすぱ…………・(うっ
(-129) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[きっと、あのひとはわたしが望めばわたしにしあわせをくれたのでしょう。 飛べなくたって、翼がなくたって、そばにいて、わたしを忘れずにいてくれたのでしょう。
ひとりぼっちは寂しい。 でも、ふたりなら寂しくないこと。 かなしいことがあっても、たのしいことをたくさん残せば、悲しいだけじゃなくなること。 かなしい時だけじゃなくて嬉しい時にも涙が出ること。
たくさん、たくさん、教えてくれたひと。 その言葉を思い出しながらわたしは紡いだわ]
わたしのおはなしを聞かせてあげる。……ワクラバせんせい。
(302) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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遠い、遠い、ところに行くの。 海から浮かび上がる太陽を眺めながら甘くて美味しい果実を食べるのよ。 夜になったらキラキラと光る夜空の星を眺めて、白いキャンバスに色を重ねるの。
結んだ糸を結ぶみたいに、ひとつひとつ、残していくの。
[いつもと同じおはなし。 芝居掛かった声で続けましょうか]
でもね、忘れることも、残すことも、一人では出来ないわ。 だから、少女には、少女だけの存在が必要なの。
(303) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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わたしは……………
(304) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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/* ァーーーーーーーーーーーー
(目頭をおさえた
(-130) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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――― 回想:獅子も花まみれ ―――
[それは、さて、散歩時のことじゃった。
獣が花冠に彩られるのを 樹の上からではなく少し離れて、眺めていた時。 花とはその色形が、優しく穏やかで、華やかで。 にやにやにやと目に焼き付けておったのだが。]
む、 …… なんと、
[獅子の子めいた、俺の頭>>222まで彩られた。 青い両目は天辺を見る。 花冠の片鱗しか見えず、唸る。
すこおし照れの混ざる客人は 毛並をぶるぶると震わせて、気紛れに身を寄せた。]
(305) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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………お揃いとは かくも、照れ臭いものよのう。
[礼の代わりに触らせてやろう毛並は 今日も、日干しされた草の、匂いがする。*]
(306) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[ゆらり。 わたしが瞼を閉じた先。映ったのは──白い羽根]
好きよ。ワクラバせんせいのこと。 でもね、傍にいて欲しいひとがいるの。 だからあなたのお願いごとは………聞いてあげられない。
[するりとあなたの右腕に触れた左手であなたの頬を撫でてみましょうか。 わたしの目尻は涙の痕が残っているけれどもう、泣くことはなかったでしょう]
だいすきな、だいすきな、せんせい。 やさしくて、少し不器用なせんせい。 さいごにひとつだけ、覚えていてちょうだい。 忘れたっていいの。 それが生きているってことなんだから。
(307) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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どうか痛みと引き換えにあなた自身まで傷付けて涙してしまわないで。
…………誰かをしあわせにしたいあなたが傷ついてちゃ、ダメなのよ?
[あなたが愛と言ったものをわたしは愛とは思わない>>1:751 それはあなたのこれまでの生き方>>1:821を否定、してしまうかもしれないけれど]
わたしが教えてあげるのはここまで。 後はもう、わたしが描けないもの。 でも、あなたが教えてくれたことをわたしは忘れない。 雛罌粟とサルビアの花に誓って。 どうか、しあわせに。
[つないでいたあなたの大きな左手と、わたしの右手はもう、重なることはないけれど。 しばらくの間、斜陽を眺めていましょうか。 ふたりで同じものを見る美しさを、瞼の裏側に刻みつけるように。 離れてしまうその時まで]*
(308) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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/* もっふもっふ!!!! オニーサンもっふもっふ!!!!
(-131) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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/* ちょっとまて(怒号
(-132) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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― ゆめのなか ―
[もしかしたらあったかもしれない、ふたりきりの閉じた楽園。 あたしは絵を描いて、下手っぴだとぐずっていたら、せんせいが慰めてくれて。 画帖のなか、あたしたちのおかあさんの樹のてっぺんまで書き尽くして、顔をあげた。
……あたしは、見た。 見た! たしかに、ちいさいひとがいたんだ!
妖精さんを見た、ってシルクちゃんやデメテルちゃんが言っていても、あたしは見たことなくって、サンドイッチをおそなえしても半信半疑だったけれど。
たしかに、見た。 ちいさな影は木枝を揺らして、葉っぱの奥に消えた。 そんなあたしの幻覚を笑うみたいにして、視界のはしっこで金色の毛がゆれた。
少女と獣の旅立ちを見守る瞳に包まれて、夢はやがて深い眠りへと移り、消えていった。*]
(309) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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― 朝・あたしたちの部屋 ―
[ふたりで抱き合って眠った夜はあったかくって、すこし寝苦しくって、 だけど、朝までぴったりとよりそって眠った。>>259 寝相が良いのは、数少ない自慢だった。
おはよう。とシルクちゃんかけた声は少しだけ緊張して、いつも通りに伝えられたかちょっぴり自信がなかった。 いつものお祈りに向かうシルクちゃんの背中は、いつも通りにも思えたから、あたしは精一杯のいつも通りで振る舞っていたかったけれど]
(310) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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/* ええと あのう ええええっと
はい????????????????????
(-133) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[夜の内に整えた支度は、思ったよりも物がすくない。 いろんな"おもいで"も、置いて行っちゃおうかなって悩んだ。 (事実、かつていたであろう少女の残したものを少しずつ借りて、あたしたちは暮らしていたのだと思う) だけど、――おへやが空っぽになるまで、ちいさなかばんにものをつめこんで。
さいごに、引き出しから取り出した一枚の絵を、奥底に丁寧におしこんだ。 さっきのゆめのなかの妖精さんと、絵のなかの妖精さん、ぜんぜん見た目がちがう……けれど。 あたしは、直したりせずそのままにしておいた。
緊張気味に部屋を出るけれど、ニコラスせんせいはもう起きているかな。 会ったら、すこしはにかんだ笑顔で「おはよう」って言えるかな、ってうまく動かないほっぺたをぺちぺちと叩いた。*]
(311) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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/* デメテル、たのむから きみの行動でぼくの相手もきまるということを どうかもう少し、きにしてほしい…………(吐血 あなたのワクラバフラグがあったから わたしせんせい送り出しましたんに。 なあ……頼むわ……
うっうっ まあいいや……今は蠍を愛でよう…… うっうっ
(-134) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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― 夜深く ―
……せんせ、ずるい。
[ 先んじて名前を呼ばれた>>284ことに 何がどう”ずるい”のかわからないけど、 ずるいと思ったのだから仕方がない。 唇のさきっちょをとがらせて 抱えた画材たちを、抱え直した。
せんせの手が扉をひらいて招いてくれれば 覗き込んでいた扉の隙間が広がって わたしの眼前に広がるアトリエは あの日よりも随分と片付いている様子。]
……待ってた? ほんと?
[ ……そう言われればやっぱり嬉しい。 ]
(312) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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/* デメテルはありがとね! ヴェスパも私のわがままですまない。 たくさんいただいてしまったもののお返事を書いてこなければ・・・それからこの先のことも、一応考えてはいるからはよ形にしよう。
(-135) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[ やぶんにしつれいしまあす
なんて、何かの本で読んだ 良く知りもしない言葉と一緒にお部屋へお邪魔。
わたしの声こそ暗くないものの とても静かなアトリエは、片付いた広さと 「今日」という日の意味がいちめんに塗りたくられて やっぱり寂しく目に映った。]
なつかしいなあ。 1年がうそみたいにあっというま。
[ ランプを傍らに置いて見回せば 部屋の隅に畳まれたブランケットが目に入る。 今日はお風呂上がりじゃないから もう、わたしの肩にはかからないね。]
(313) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[ そうして、腰ほどの高さのあるテーブルに わたしは持ってきたものたちを置く。 ( タマはもってきていませんから、置きません )
帆布にくるまった、もう中身の殆ど無い絵の具 すっかり毛足の削れてしまったラウンドの絵筆 小指くらいの長さになった、鉛筆2本
それと、薄青色のノートと しっかりとしたつくりの画帖。]
せんせの他にも、残したいものがたくさんで 最後は、描いても描いてもまにあわなかった。
[ ざあんねん、ってわらうわたしの眉毛は ちょっとだけ下がっている。]
(314) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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/* ニコラスせんせいにはご迷惑をおかけしてます…、、うう メモではあまり言いたくないのでここでもそり。。うう、でも、えらんでもらえてとっても、うれしい。
(-136) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[ ”………上手にできたらね。” は、あの日>>20の答え。
上手かどうかはさておいて わたしは、わたしの描いたものたちを ひとっつのこらず見せるために せんせへ ”きて” って手招きをして わたしは青いノートに手を伸ばす。]
わたしがこんなに ”お絵かきしなくちゃ” って思ったのは せんせのせいなんだからね。
[ ちょっと怒ったみたいな口調で ”せんせのせい” って言ってやる。 勿論怒ってるわけじゃなくて ちょっと言いにくいことを言うための 準備運動みたいなものかもしれない。]
(315) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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―お祈りのあと―
――――――――さよな、ら! 内緒のカード、置かせてね?
[ しばらく光を浴びて、お祈りの場所を出た。
……だって、あのステンドグラスのきらきらした 光の下で、日向ぼっこしたくなっちゃうんだ。 もしもその間にみんなが“しゅっぱつ”したら、 ぼくは“こうかい”する、から!
食堂に行ったら、美味しそうな匂いはしてるかな? ぼくの席に置かれたカード。>>266 犯行予告は聞いてたから、きっとカリュクスだ!って 嬉しくなって。ご飯が終わったらご神木、忘れない。]*
(316) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[ わたしはゆっくりと
”はじめてせんせの絵をかいた” 青いノートの表紙をめくった。*]
(317) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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[どうして降らせようとしたのか。花と星の理由を聞くと頷いて。]
気が変わるわけないでしょう。 たまには、こういうのもね。
[袋から撒くならば、背の上が自由が一番きくだろう。 獣の姿に変われば身をかがめて少女を乗せ。>>279
神木を駆け上がるかのように、 幹から枝からその上へと翼を打ち鳴らし、四肢を動かす。 翼からごうと気流が渦巻けば、華やかに白は広がって、 等しく降らせようとするのを助けることができたか。
振り返って少女を見る。 ひらり、ひらり。雪のように落ちていく花と星。]
(318) 2016/10/15(Sat) 00時頃
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ー 食堂 ー
[ありがとうと、ありがとう。どっちも同じ気持ち。 後ろめたいのは俺だけか。 鼻と鼻を寄せあって>>268ぎゅっと距離を縮めても、いつか来る日が恐ろしいと思ってしまう。
でも、もう嘘はつかないって約束もしたと覚えている。 だから、いつかこの力のこと、これまで食べた少女の話も、俺の行く末のことも、シルクに正直に話さなくちゃあならない。]
パンケーキもスコーンも、たくさん焼こう。 さ、忙しくなるぞ?……手伝ってくれるかシルク。
[たくさん焼いて、みんなにサプライズ!なんて。 シルクの中に、一緒に過ごした時が刻まれていく……他の少女達の中にも。今は来る日の事よりも、出来ることをたくさんやろう。
何時ぞや花冠を投げられた時に口でキャッチしてしまったのを、シルクはひどく真っ直ぐな目で>>289見つめて花のジャムにすればいいと言ってくれた。 そんな大事な思い出の末に作ったバラの花のジャムも添えて。]
(319) 2016/10/15(Sat) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 00時半頃
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―花畑の、アステリズム―
[シルクの胸に満ちる星。エリの瞳に光る星。 そして――蠍の心臓。
少女たちが結んだ、みっつの星が描く、 花畑の、アステリズム。>>211 "だいすき"が重なりあって出来た、星のかたちを 人は何と名付くだろう]
忘れたままでいたのなら、きっと楽だったのに。 君は向かい合って、答えを出せたね。
勇敢なシルク。 私は君のせんせいになれたことを、 ずっと、誇りに思っているよ。 [一度だけ繋ぐことの出来た手。 今はもう、少女から伝えられる温もりはないけれど。 思い出はずっと、蠍の心を暖め続ける*]
(320) 2016/10/15(Sat) 00時半頃
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――― そして、夜から朝に ―――
[夜は、満天の星空>>247だった。
がっこうから漏れる明かりまで一体化したような 地平線の切れ目を忘れる、星の海。 屋根上で星を見上げる姿に、身を潜める獅子も、星の色。
輝きこそ、しないけれど。]
………
[星を見上げながら、獅子は 欠けぬように、続くように、星に願う。 寂しがりも、はらぺこも、進むことを躊躇う者も どうか星が満ちる、選択を。
旅立つ先の"声"は、肺腑に溜めておけぬから。]
(321) 2016/10/15(Sat) 00時半頃
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[そんな思い出が、幾つも積み重なっていく。 俺はこの中では長生きな方だけれど……いや、だと思っているけれど、幾つも生命を喰らって何千年も生きるというのはどういう事なのだろう。
いつかあったら聞いてみたい。かの中に生きる少女らの話を。 そうしたらきっと俺は、その日が来たって迷わない……はずなんだ。きっと。]*
(322) 2016/10/15(Sat) 00時半頃
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[そして、獅子は決める、星空を眺めた夜に。
勝手気儘に、此処を訪れたように 明日、此処を一人経つことを。 なあに、見送る役目は、少女らを産む神木と、あれの務め。
ふらりと訪れた逆再生に、ふらりと去る。 猫とはいつでも、そういうもの。
空が白んでゆくまで、屋根上で、俺は見ている。 ――――― 息を、吸う。**]
(323) 2016/10/15(Sat) 00時半頃
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/* なんだろう、この、デメテルにぶん回される3人の図。 ムーミンポーズで「どういうつもり?」って問い詰めんぞ! (ぜつみょうないあつかんで
ずもももももももってなってるPLのわたしと まあいいか わたしむらたてだし。 って頬杖ついてるわたしがいる。 ついでにいっちゃ ”うれのこること”がテーマでもあるしな、このこ。
ただなんつうか、やっぱPLとして思うところはあるよね… ワクラバもデメテルのつもりで 私にロール返してきてた感めっちゃあるし。
PCを翻弄するのは構わないが PLを翻弄するのは、ちょっとな。
ワクラバのなかのひとのモチベがすこし心配だ。
(-137) 2016/10/15(Sat) 00時半頃
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ー 朝 ー
[すっかり空になった厨房を見渡して、俺は満足げに笑う。 これから何年も何年も留守にするのだ、いくら樽の中の氷水に浸した野菜の傷む速度が遅くなろうと10何年もそのままでいてくれる訳じゃない。
……初めての旅立ちの時は、マリアンヌがそれはそれはものすごい勢いで厨房の在庫を残らず空にしてしまったんだっけ。 モノがダメになるのを教えてくれたのは彼女だった。
ともかく、厨房は綺麗さっぱり片付いて……俺の目の前には、少女の人数分のジャムの小瓶。それぞれ味は違うかもしれないが、好きなのを持っていけばいい。 新鮮な野菜を挟んだサンドイッチは作れなかった。食べたらそこで終わってしまう。それよりは保存が効く方がいい。]
(324) 2016/10/15(Sat) 00時半頃
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[……食堂を出る時に、ふと三本フォークが目に止まる。 食堂の名前になっている、今まで食べた少女の数だけの銀のフォークを一つ一つなぞっていく。
一番左が一番古い。初めて食べることを教えてくれたマリアンヌ。 真ん中は少し錆が浮いている。沢山遊んでくれたゾーイ。 ……新しい子は、果たしてどんな子だったのか。俺に生命を与えてくれて、そのまま俺の中に何一つ思い出を残さず行ってしまった。
ここに、四本目が加わる。
そんな時が来てしまった。 彼女は俺の力をどう使うんだろう。旅の先で俺の話をしたとして、彼女はどう変わってしまうのだろう。
不安は少し丸まった尻尾に隠して。俺は食堂の戸をしっかり閉じて、俺の契約主のところへ行こうとする。]**
(325) 2016/10/15(Sat) 00時半頃
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/* ジャム! ママレードはどうかな、とメモだけおいてこれはあしたのあたしにまかせよう。
(-138) 2016/10/15(Sat) 00時半頃
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/* ああ、なんかもうワクラバの中身を抱き締めたいわ ワタシ。
これされたらわたし、へっこむなあ……… だいぶめっきょめきょになるなあ………… 大丈夫かなあ…………
俺は全員しあわせにすんよ……(コンセプトの崩壊
ううううん、しんぱい。。。
(-139) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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― 契りの日のこと ―
[ニコラスせんせいは、気にせずに行っておいでといったけれど。>>150 やっぱりせんせいを置いて行っちゃうのは、……って、途中で何度も振り返っちゃったけれど、せんせいはいつまで見送っててくれただろう?
そして、次にあたしが向かうのは、もうひとりの置いて行っちゃったせんせいのところ。 本当は、あたしはどちらも選べなくって、けれどヘクターせんせいをあのときひとりにしてしまったこと、ずっとちくちく胸を刺していた。
せんせいが居るのは食堂かな? わからないけれど、見つからなかったら見つかるまで探すの。 一日ははやいようで短くって、けれど何年かまえよりは随分とちいさくなったがっこうの中なら、見つけるのはそう大変なことじゃなかった]
(326) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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……ヘクターせんせい!
[おっきな声でせんせいを呼ぶ。 せんせいは、あたしのこと、どんな顔で振り返ったかな。
さっき、せんせいを見たときは狼のせんせいだったから、どんな表情だったのか咄嗟には分からなかった。 でも、くらい表情じゃなかった、っておもう。それは、傷つけたあたしのエゴかもしれないけれど。 それに、かっこよくって、きれいで、……ヘクターせんせいだってわかったのは、きっとその眼が優しかったから]
せんせい、あのね。
[すう、はあ、と息をする。 ごめんなさいも、ありがとうも、ごちゃごちゃと喉元で渦巻くから、形取って出てくるのに時間がかかるのはいつものこと。
二度三度、空気を吸ってから、ぺこんと頭を下げた]
(327) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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せんせい、…ごめんなさい。 せんせいのこと、あたし、きっと傷つけた、…よね。
逃げたわけじゃ、ないの。シルクちゃんのこと追っかけなきゃっておもって、でも、せんせいも置いて行きたくなくって、 …せんせいのほうが強いから、っておもった。でも、きっと、それは間違ってたんだと思うの。
[じわ、と涙が浮かびそうになるけれど、ぐっと我慢した。 いまは、絶対に泣いちゃいけないの。あのときのせんせいのほうがずっと泣きたかったんだ、ってあたしは思うから]
せんせい、嘘つきだなんて、あたしは思わないの。 あたしだって、せんせいのお皿にたまねぎ乗っけたのに「たまねぎ食べたよ」って言ったこと、あるもん。 うそついたら悪いんだったら、あたしは、もっとずっと悪いの。
[そういうことじゃない、って言われそうだけれど、口数の少ない少女にしては、随分としゃべったように思う。 うまく伝わっているか自信がなくて、喉がからからだけれど、せんせいの顔を盗み見たらどんな表情だっただろう?]
(328) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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[ごめんなさいが済んだら、今度はもうひとつ]
それからね、サンドイッチ……ありがとう、せんせい。 あのね、妖精さんに"おそなえ"してくるの。えへ、…
[前の晩の約束は、図らずも叶っていた。>>1:399>>1:413 あたしはそれで十分だったけれど、ひとつわがままをいうなら、その背中に乗ってみたかった。 けれど、それはきっと契りの少女の特権なんだ、っておもって言わないことにした。
せんせいは、あたしの言葉、聞いてくれているかな。 そしたら今度は、神樹に向かってまたぱたぱたと駆け出すことになる。 妖精の姿を見ることが叶うかは分からないけれど、あたしとヘクターせんせいのサンドイッチを食べて欲しかったから。*]
(329) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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/* うおおお言語野がしんでる気しかしない…!(五体投地)
(-140) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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[私が少女に私の物語と、願いを語ったのは いつも少女が私におはなしを聞かせてくれた神木の下。>>298
遠目に見えるサルビアの花の味は ほんの数刻前、少女と共有したものだ。
本当はね、私の話に君が耳を傾ける間、 私の願う、共有する時間はこれが最後かも知れないと、 私はどこかでわかっていたんだ。
一瞬触れた少女の左手から その中にある大きな存在が、 傍にいたいと願う誰かが居ることを>>299 感じ取ることが出来た気がしたから。
その誰かが傍にいてくれるなら、 きっともう、痛いのもつらいのも、苦しいのも 君は大丈夫なのだろうと、それが嬉しいと思うと共に、
――寂しいと思ってしまった私を許して欲しい。]
(330) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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[それでも、私は私の願いを言葉にして 伝えたいと思ったのは、私の我儘。
この先に、共に色を見つけていくことはできないだろう代わりに 最後にこの時間をくれた少女と、同じ遠くの景色を見たいと 果たせなかった約束の代わりに、なればいいと願って
困ったように笑う少女を、私は抱き上げた。>>300
少女の瞳に映った景色は、私の見ている景色と同じ。 その顔を、こうして同じ時間の中で見られたのだから 私はもうそれで、充分なんだよ。]
(331) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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我儘を言ったのは私の方だよ、デメテル。 私に、この時間をくれた君をずるいとは思わない。
[最後の少女のおはなしに、今度は私が耳を傾ける。
遠いところで、朝と夜の景色の中で残していく糸の話。
もう、遠くへ行くことは怖くはないのだろうと、 完成した少女の遠くを思う物語に思う。
それは、私と別れた後に、その不安を取り除くことを 誰かがしてくれたという証、なのだろう。>>303]
(332) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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―前の日・ヘクターせんせいと―
[ ぼくはまだ、みんなと離れ離れになる寂しさの方が大きくて。せんせいの生きて来た道を知らない。外の世界のことも、まだまだ知らない。自分の鎖模様の意味だって。]
うん!ちゃんとお手伝い、するよ
[ 火があってもせんせいが見てくれてたら大丈夫 いっぱい作って、沢山たべれるように。 薔薇のお花のジャムを出してくれたら、ぼくはホットケーキを焼きながら、バゲットにつけて1つ食べてみる。 お花の香りがちゃんとあるのに 甘くて、好き!
やっぱりジャムはすごいねぇ……と 花冠が確かに苦かったことを思い出して笑う。
そうしてみんなが集まって、夜を過ごすうち。 ぼく達のおねえちゃん達も、そうやって。いもうと達もこうやって。めぐって、いくのかな? せんせい達も、またがっこうに帰ってくる時に。そう思ったらぼくは――どうしても残さずにはいられなかった。いつかの、だれかに向けて。>>316]*
(333) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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……素敵なおはなしだった。 ありがとう、デメテル。
[願いを叶えることはできないと、 頬に触れる左手に私はそっと頷いた。
少女の眦には涙の痕。 それを拭ってくれたひとと、君は遠くへ行くのだろう。>>307]
――…そうだね。 私は、誰かのため、君たちのためと言う言葉を言い訳に 私自身を蔑ろにしてきたのかもしれない。
与えるばかりでは、ひとを幸せにはできないのだろう。
[ただ、私はそれ以外のやり方を知らなかった。 けれど、少女がそれを望むように、 痛むばかりの右腕を癒してくれた少女がいたように、 私は、私を傷つけるという対価を支払わなくても 誰かに何かを与える手段はあるのかもしれない。]
(334) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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/* 亜光速でワクラバせんせいをもふもふする
(-141) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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[忘れてもいいと少女は言った。 それが生きているということなのだと。]
だけどね、デメテル。私もきっと、忘れないよ。
[君がくれた言葉も、色も、約束ではない、最後のお願いも。>>308]
どこか遠くで、おはなしの続きは 傍にいたい大切な誰かと一緒に描き続けて欲しい。 きっと其処でも君は幸せなおはなしを作っていけるのだろうと、 君の最後のおはなしを聞いて、思ったから。
どうか幸せに。
[それが私と少女の、最後に交わす約束だ。 私が少女と共有する最後の時間に見た赤色を私は忘れることはないだろう。
そうして、少女を待つ誰かの元へか 彼女が向かうのを見届けて、皆の集まっているだろう食堂へと戻った。*]
(335) 2016/10/15(Sat) 01時頃
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/* この物静かなひとに 「食べたくないわけないじゃないか」って言わせたことに いまちょっとウフフってしてる(にこにこ
うふふ。
あのト書き返し嬉しかったなァ(うふふ
(-142) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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―― 花と星の悪戯 ――
[ 花と星が舞う少し前のこと。
一緒に通ろうとして、案の定扉に詰まった私と袋 先生の協力でなんとか、約束の場所へでたその後>>292
広げた袋の中身とその正体。 得意げに作った笑顔とは逆に いつ気がつかれるか、げんこつが落ちるか 内心ではビクビクしていたけれど。]
うん もし次でやるときは、シーツは使わない
[ 額に当たった指の感触へ、からかうようにひとつ。]
(336) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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[ 視線の先>>293の花と星へ頷いて。]
布って切りにくいのね せんせのこと、すごいなぁっておもったよ 思ったより時間かかったから たいへんだったより、ねむかった。
誕生日にもらったお花 うん。私がせんせにあげたお花と同じ ブライダルベールっていうの
[ 結婚式に降らせるならば薔薇の花びらが多い それは、絵本の挿絵で知っていた。
けれど、みんなの幸せを願うならこの花と 選んだ理由の花言葉を、共犯者にだけこそりと伝え。]
(337) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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あのね、せんせ ブライダルベールの花言葉は 『幸せを願っています』っていうんだよ。
[ 言うのは、恥ずかしいからね。と もっと小さな声で続けて言った。*]
(-143) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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[ ふわりと落ちた花と星。 無数の中に紛れるのを目で追いかけていると。]
――――……
[ ざわめく枝と葉擦れの音。 いつだったか、誰かから聞いた妖精のことを思い出し。]
妖精さん……?
[ それとも私を産んでくれた 母様―――神木だろうかと、ひっそり首を傾けて。]
(338) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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[ 風が収まれば伝えた花と星の理由>>318 受け入れてもらえたいたずらに。]
たまにならいいの? ありがと、せんせ大好き。
[ 回れ右しなかったことに、心からの感謝。 やっぱり先生に頼んで良かったと しがみつくふりをして背中の上 ぎゅっと抱きついたり。
そして、翼の鳴る音を聴く背中の上。 幹から枝へ、枝から幹へ 移るたび満遍なく散るように
花を、星を。 皆の幸福への願いをちりばめていった。*]
(339) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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——想い出:花まみれ作戦——
[してやられてしまった。
鬼ごっこのように、ひょこりと頭を出しては引っ込め。 隠し事の雰囲気を漂わせている子を、さてなにごとかと追いかけて、 まんまと罠にかかっていたのは獣の方だった。
花畑に入れば、あれよあれよという間に花と少女に取り囲まれ、 呆気にとられていると飛んできた花冠が頭に着地する。 髪に乗った花々をそっと手で触ると、ふわと香りが漂った。
訳を聞けば、おとなしくシルクやデメテルに体を預けるけれど、 どうにも可愛くされることには、 厚い革の上から痒い所を掻くような、収まりにくい落ち着かなさがある。 櫛を通される合間にもぞもぞと動いたら、 見ていたカリュクスに諌められたりしたのだっけか。]
(340) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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[結い上げられた髪に冠の他にも花を刺され、 照れと羞恥で半分困り果てながらも、喜ぶ少女の姿に頰を綻ばせ。 錚々たる有様の他の獣を見ながら草地に足を伸ばした。
ニコラスとヴェスパタインは似合っていたように思うし、 ワクラバは果樹の世話をする時のように、花が自然に溶けていた。 ヘクターが飾られるのは想像だにできなかったから、 花冠が投げられたときは思わずじっと見定めてしまったっけ。
何と言っても、ホレーショーの整えられた髪と言ったら。 まともになりすぎて、体を折って膝をついてしまうほど笑ったけれど。
ししねこ様まで巻き込まれたのには驚いたものだった。 目を丸くして見ていると身を震わせるのが見え、 少女にはまったく皆かなわないなと、咲いている花に嘯いた。*]
(341) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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/* メルヤせんせが可愛すぎて、全力でもふりたいの。
(-144) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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/* 時間がごちゃごちゃ!だ!
(-145) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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―夜深く―
約束を、しただろう?
君は約束を守ってくれると、 信じていたからね。
[先に名を呼ばれ、拗ねるように小さく唇を尖らせる ピッパの為にアトリエの扉を開けながら。 当たり前のことだと 言わんばかりに言葉を向ける。>>312
室内を見回し、少女が落とす言葉が 寂しげないろを帯びて、耳に落ちるのは。 片付いた部屋が暗示する、 旅立ちの気配のせいばかりではない。>>313
――もっとも、蠍は気付いていないのだが]
(342) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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[テーブルに拡げられる、 一年前、少女の為に用意した画材の数々。>>314
道具たちを見れば、 ピッパが描くことに、どれほど真摯であったのか 語られずとも、理解できたから]
……随分、使い込んだね。
[嬉しそうに目を細め]
描けば、描くほど。 残したいものが増えていくだろう? 私も、同じさ。
[笑いながら、僅かに眉を下げるピッパに向かい合う]
(343) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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[蠍の双眸を正面に捉え。少女が手招く。>>315
怒ったような口調で、 "せんせのせい" なんて言われれば、 少しだけ困ったように微笑んで]
では、拝見するよ。
[二人並んで、青いノートに描かれた 蠍の肖像に目を落とす。
切り取られたピッパの世界で。 英雄殺しの蠍は 面映ゆい笑みの、菫色の男と出会った>>181 *]
(344) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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― 朝 ―
わあ!カリュクス、そのおっきなの……
なあに???
[ まっしろのカリュクスが まっしろの袋を抱えてよたよたしている。>>276 厨房からあったかいミルクを持って駆け寄れば テーブルにはメッセージカードが並び始めていた。
みんなの名前が入ったそれ>>266は まるでそれぞれの席に立つ札みたい。
わたしは蜂蜜のあまい香りににこにこしながら その中身を読みました。 ………どうやら、昨日の予告がこれのようです。]
(345) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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[ だからこそこそ出ていくカリュクス>>277を 追いかけることもしませんし タマだって頭の上でいいこにしています。
ちょーっとだけ ちらちらっと視線をおくって がんばれよ!のぐっどらっくを 親指立ててあっぴーる。
小さなカードをポケットにしまって 小走りに食堂を出た。
その場に居なかったひとがいれば まなびやの中くらいは探しに走ったでしょうし せめて、せめて、カリュクス以外の 5人の少女たちは全員揃ってほしいって だれよりもわたしは願っていた。
( あそこは、わたし達が生まれた場所だもの )]
(346) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 02時頃
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[ そうして結局、そこには何人集まれただろう。
せんせいと一緒の子がいれば 明らかに昨日までと距離のちがう様子に ふつうだったらチクチク、チクチクするのだろうけど
わたしは痛める胸を、もう持たなかった。
ずっとずっと予感していたことは>>0:35 やっぱりほんとうだったんだって 朝を迎えたわたしのこころは どこか安堵でも覚えるくらい。
わたしの手を取るひとがいないことを これからの道に不安こそあれど 何故か、怖れてはいませんでした。
……――あの日はあんなに怖かったのに。]
(347) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 02時頃
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…………わ、 ぁ!
[ 声になったような ならなかったような歓声。
両手を上げて 高い身長をさらにつま先立ちで高くして わたしは空へ近づこうとしました。
空から舞い散る白い花と星のはなびら>>281は わたしが生まれた樹を包み これから生まれる命も包み わたしたちを包んでいく。
白花がちらつく向こうで、朝の陽光に照らされる めるやセンセといたずら魔王へ タマがびゅうんと飛んでいくのを見ながら ]
いってらっしゃい!
(348) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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[ わたしは ”見送るもの” として、手を振った。*]
(349) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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/* ァアアアアア 蠍、ごめんよ、現軸優先で構わないからね。
(と、ここでいってもだめ(はい (あとでまたメモにかきます (ぼくは対ワクラバも考えねば (そして、だ これをポプラで拾わずしてなにが観測者だという想いもあり
>>>今夜も眠れない<<<
(-146) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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/* 前日に契りを終えていたら、ピッパに投げたかったロルがあったんだけどなぁ!
俺はもう、ピッパを見ていると切なくて堪らなくなる。 だぁれももらってくれなかったら、って約束した俺が、 他ならぬ俺が、真っ先にマリオと契ってるあたり、酷いとしか言いようがない( 何もできない…あぁぁ無力だ…!!
去年、忘れられた家で危うく独りぼっちになっちゃうところだった自分を思い出すよ…(あの節は本当にありがとうオズワルドせんせい!
(-147) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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/* 室内を見回し、少女が落とす言葉が 寂しげないろを帯びて、耳に落ちるのは。 片付いた部屋が暗示する、 旅立ちの気配のせいばかりではない。>>313
――もっとも、蠍は気付いていないのだが]
↑この、ブランケットの拾い方が HONKIでMAJIでぐっとくる。ぐっっっっっっとくる。 あーーーーーーーーーー
うつくしいよーーーーーーー
蠍のことばがうつくしいよーーーーーーー
(-148) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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/* 見送られた!!!(まだ契ってない
(-149) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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―旅立ちの日、早朝―
[荷造りを終え、がっこう内を散歩する。 この10年の記憶を再び、手繰り寄せながら。
みんなで並んで寝た大部屋、騒ぎながら入った風呂、 多くを学んだ教室に、笑顔の絶えない明るい食堂。 野菜畑、物見小屋、巨大書庫に祈りの堂。
あぁ、ほら、今だって。 はしゃぐ少女らが笑いながら、脇を駆け抜けていく。
――……、
思わず目で追い振り返ったけれど。 そこには、誰の姿も無かった。 しんと静まり返ったその場所に、声が響いた気さえしたのに。]
(350) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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―回想・壊滅的に、似合わない―
[色とりどりの花を抱えて、楽しげに笑う少女達。 嬉しそうに、照れくさそうに、頭の花飾りを見せてくる。>>1:692
せんせいもと誘われて、俺はいいよと断ったのに、 強引な少女らにしっかり花畑へ連行されてしまった。 …こういうところ、俺はつくづく甘いよな。]
おぅ、ニコラス、似合ってんな! おまえの髪にゃあ、そういう色がよく似合う。
[同じく連れてこられた一人に、そう声を掛ける。>>167 困ったように微笑む獣の淡い髪に、>>168 綺麗な花冠が咲いていて、どことなく儚げだ。]
(351) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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/* そう。わたしはせんせいと乳首当てゲームをしたかった
(おそらくもっともひどい前村ネタ (乳首当てゲーム……ほーせんせなら出来たな…… 入村ロールしんみりしたので入ったの ほんとまずったなって後から思ったよね…………
もっとこう ばかっぽいの ばかっぽいのほしい
(-150) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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ふん、どぉれ一つ、俺も作ってやろうじゃねぇの。
…おいで、マリオ。 おまえには白と桃色がいいかな。
[不器用な指先が生んだ花の輪は、ところどころ茎が飛び出て。 格好がつかないとは思いはしたが、完成したことに一安心。
花が綻ぶように笑う少女の頭へそれを乗せると、 腰に手を当て、満足げに頷いてみせた。
桃の木の精ってのがいるとしたら、 きっとこの子みたいだろうと、前々から思ってたんだよ。]
(352) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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[…けれど、そうやって笑っていられたのもここまでのこと。
シルクが何気なく口にした言葉―― “もうすぐみんな、おそろいに、なるから”>>220
おいおい。……嘘だろ?]
はっはは、えぇ〜やめてぇ〜… いや、ほんと。俺に花とか似合わねぇだろ。
想像してみろよ、えぇ? こんなボサボサに、こんな綺麗な花冠?
そういうのはな、 おまえ達が被ってこそ、いいのであって――…
(353) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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…お、おい!ヘクターおっまえ!! 後ろからなんて卑怯だぞ!や、やめ、
投げんな!カリュクス!俺に花を!投げんな!>>88 本当に無理!似合わねぇから!恥ずかしいからぁ!!
[ニコラスやヴェスパタイン、メルヤならいざ知らず。 どうしてまた、こんなむさ苦しい男が花冠なぞ。
笑われるのが目に見えているから抵抗するのだが、>>341 それがまた、周囲を煽ることになるのだから救えない。
最初はヘラヘラと笑って躱していたものの、 背丈の変わらぬヘクターに捕まえられてしまっては、>>272 あとはもう、為す術も無く少女達の祝福を受け入れるのみ。]
(354) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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/* はーーーーーーーー最高だなーーーー
最高だなーーーーーーーー!!!!
ぼさぼさだいすきだよーーーーーー
(-151) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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あのな、ほんと勘弁sアイダダダッ!! 髪!髪 無理矢理引っ張るな、バカっ! 一体何して…ってシチサン?本気かおまえ? いや、いやいや、それはないだろ?!
ひぃぃ、助けて!助けてくれぇワクラバぁ!!
[離れた位置で見守っていた獣に助けを求めるも、>>280 それで少女の進撃を止めることなど、できるはずもなく。
まるで風呂上りかと見紛うばかりに、 綺麗に櫛削られ、撫でつけられてしまった髪。>>220 自分がどういう状態か見えなくとも、大方予想はつく。]
(355) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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―それから―
[私が食堂へと戻ったときは、 皆がそれぞれ最後の夜を共に賑やかに過ごしていただろうか。
ホレーショーがマリオと契りを交わしたことを聞けば、 私は、彼がたったひとりの少女を選べたことを喜ばしく思っただろう。
そしてきっと、彼ならば 少女を幸せにすることを私は確信できるから ホレーショーを取り巻く少女らの楽しそうな様子を これで見納めだということを少し寂しく思いながらも眺めて。
ピッパの絵が、描かれた被写体の面々に披露されているのを見て、あの後彼女のやりたいことはできたのかなと、大丈夫、と言った少女の表情を思い出していた。
ヘクターの料理も、少女らの笑い合う声も、 私たちせんせいとのやりとりも、皆が揃っているのは 今日が最後なのだということを思うと、 名残惜しくなるのは仕方のない話。*]
(356) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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[その夜、 私は竜であるけれど、メルヤのようには空を飛べないから 少女らが星を見る姿を地上から見上げていた。
いつもは私を見上げる少女らを、 私が見上げているというのは何とも不思議なような、 旅立っていくのを見送るときは、こんな気分なのだろうか。
私がかつての少女を繰り返し思い出す時に 右腕の痛みと共に感じていた名も知らない感情。>>0:620
私はその名前を初めて理解した。
すべての少女がこの先 幸せになることを私は遠い星に願って、瞼を閉じる。
黒の背景に眩い星と少女らの笑顔が瞬いた。**]
(357) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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[…案の定、 “綺麗なホレーショーせんせい”は皆に不評だった模様。
少女達にはなんとも形容しがたい微妙な顔をされた後、 (なにげに傷付いたんだぞ!) また元のように、寝癖のままのボサボサ仕様に戻された。]
(358) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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[おまえ達は知らないだろうが、 俺がなかなか正体を明かしたがらないのはな、 こういう理由があるからなんだぞ。
この見かけで! 本性は可愛い花を咲かせる木の精だなんて! …そんなの、恥ずかしいに決まってんだろ!!
ぺたん髪に花冠なんて酷い格好、 よもや誰も絵に残したりなんぞしないだろうが。 もし、もしもそんなことがあろうものなら、>>229 …あぁ、俺は何遍でも死ねる気がする。
――俺に桃色なんて、壊滅的に似合わないのだ。]*
(359) 2016/10/15(Sat) 02時頃
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/* 皆魅力的だなあ。
なんだか今回の私のロルはほんと、いろいろダメだな…。 契りはちゃんとがんばらなきゃ…って時間明日一日か。んんん、なんとかもちなおせたらよいのだけど。
(-152) 2016/10/15(Sat) 02時半頃
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[ 祈りを終えれば食堂へ。
まぁるいものが大好きな 白いわんこが作ったのであろう、 ジャムの香りが厨房から漂ってくる。
皆と過ごす最後の晩餐は、 それはそれは賑やかで。 楽しさと、…ほんの少しのさびしさ。 皆の “ 声 ” の中の感情を 拾い上げてはまたひとつ 言霊の獣は肩甲骨に想いを留める。 ピッパとマリオとホレーショーのやり取り。 そこにカリュクスとメルヤも加わって。 皆に手渡されたシルクの刺繍。
ほかの者たちも、そこに居ただろうか。]
(360) 2016/10/15(Sat) 02時半頃
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[ 声を掛けられれば ぽつりぽつりと言葉を返し。 会話が終われば、再びその様子を見守った。
はじめから決まっていた “ おわかれ ”のとき。 いったいどれほどの少女たちが 悩み苦しみ、さびしい思いをしたのだろう。 …それはせんせい達も同じかもしれない。
さびしさと苦しみの 上に咲いた花のような笑顔。 それを見届けることができたなら、 獣はそっと席を立つ。]
(361) 2016/10/15(Sat) 02時半頃
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/* ようし、明日とっくりと殴り合おうじゃないか ワクラバよ (ニタリ (なんかスポーツみたいな気分なってきたぞ (せめてわたしは全力で迎える (全力でだ (今は蠍全力だけども (今日中に蠍への心情はとことんまでつきつめたはず… (明日はてめーのばんだ(JOJO風に
はあああ………ほんと。 せめて愛させてください。むらたてですけど(すいませn
(-153) 2016/10/15(Sat) 02時半頃
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──真夜中・祈りの堂──
[ そうして、只一人
私は君を待っている。
あの時のように君が 私のために歌ってくれるのを。>>1:162 いちばん最後のおやすみなさいを 言ってくれるのを。>>1:539 私の────、 お願いごとを叶えてくれるのを。>>1:763 ]
(362) 2016/10/15(Sat) 02時半頃
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……………… デメテル。
[ 静かに呼んだ君の名。 私は掌に唇を落として目を閉じた。 それは、君が触れた場所。]**
(363) 2016/10/15(Sat) 02時半頃
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/* べすぱの謎の朝軸に触れに行かずに ほんとうによかったとおもっている我
(さすがにもうひっくりかえらねえだろって (だよな? (たのむよ??? もうかんべんだよ????
(-154) 2016/10/15(Sat) 02時半頃
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―朝―
[次の朝、私がまず外へとは向かわず 食堂へと行ったのは、旅立つ少女も今朝くらいは 此処に集まるのではないかという思いから。
テーブルの上には白い四角が並んでいる。>>266
今朝のそれはヘクターのサンドイッチではなく 名前入りのカードだった。
これはカリュクスの字だと私はわかったから、 好きなものがたくさんあって、 特に悪戯の大好きな少女が皆を呼び出す理由は――…
カリュクスの悪戯もこれで見納めかな、と 何となくそんなことを思って、私はその場所へと向かった。
私が緩慢な歩みで其処へ向かう途中だったか 神木の上に白が降るのを見た。]
(364) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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[視線を更に上げると、メルヤの影。 その上には白い小さな影。
星のように落ちてくるそれらがふわりと、 風に乗って私の左の掌の上に落ちた。
少女らは、木の下にいただろうか。 寄り添う獣も共にいたかもしれない。
少女らよりもずっと小さな青い影が メルヤとカリュクスの元へ飛んでいくのが視界に映る。>>348
いってらっしゃいと、手を振る少女は、 今日はもう、昨日、いや、 そのずっと前に口にしていた不安からは 解放されていただろうか。]
(365) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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やりたいことはやりきれたかな。
[私は昨日、あの後も絵を描き続けていただろう少女に そう声をかけた。
まだ私は少女の絵をあの一ページきりしか見ていない。 皆が見せてもらっているのは眺めていたけれど。
見るのは20年後、と言ってしまったので、 なんとなく見せて貰いにはいけなかったりしたのだった。**]
(366) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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/* 軽く闇落ち方向に解放されちゃってるから 若干たちわるいんだよな、朝ピッパ………(遠い目
(-155) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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― 夜深く ―
描けば、描くほど……増える。
ほんとう。 あれも、これも、ぜんぶってなって 瞼の裏がキャンバスになればいいのにって 最近思うんだよ。
[ 目を閉じ、両の人差し指を蟀谷へ。 むむむん……!と呪文を唱えてみても そんな魔法は使えなかった。
描けば描くほど 描けるようになれば 描けるようになるほど。
とても欲深くなってしまった今だけれど ]
(367) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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……さいしょはひとつだけで良かったのに。
[ ぽつ、と落として、表紙をめくった。]
(368) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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[ 物の片付いてしまったアトリエの机に わたしは緩い寝間着で頬杖をつく。
ページと思い出をめくりつつ 話し始めるのは、描いていた当時の昔話で。 馳せる想いは遠くにあるけれど 手に取るように近くにもある、不思議な感覚。]
……ニコせんせ、 なんだかいつも少し悲しい顔してた。
でも微笑うとこんな顔なんだって知って、 とっても嬉しかったんだ。
……でもね、描いても描いても似なくって。
[ ぺらり、ノートをめくれば 同じ角度ばかりのせんせの顔>>0:502。]
(369) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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[ まだまだぜんぜんへたくそで 色をつけるなんて無理、って思ってた頃の絵たち。
ぺらり。 ぺらり。 遅くもなく速くもない 紙の擦れる乾いた音が アトリエに響く。]
わたしがせんせを上手に描けたら、
あの顔がまた見られるかなぁって 思ってたんだ。
[ そうしたらきっと、って思い続けていた。]
(370) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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……でもね、
[ 次々とページを捲っていた手が とあるひとつの前で動きを止め。
中途半端にふくれたページの下からは 黄色い色が、ほんのすこうし見えている。
……わたし、見たんだ。 神木の下で、いろんないろの丸いのを並べて 楽しそうにしていたせんせいのこと。]
エリとお絵描きしてるときのせんせ、 わたしの見たかった顔>>1:232 してたの。
[ 沙羅、とめくれた次の頁にあるのは エリと、せんせいと、白い枝垂れの姿。]
(371) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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[ ノートを捲る手の速度が上がる。 さら、さら、さら、さら。
だってどれも同じ絵だから 長いこと開く必要は、ないでしょう。 ( 色をつけたのは最初の一枚だけですし )
登場人物の姿は何も変わらぬまま ページが進むにつれて ちょっとずつ ちょっとずつ上手くなっていく。
何枚描いたんだろう。 わたしにもわからない。
せんせの微笑みばかりと エリの楽しそうな姿で埋まったノートは そのままパタリと、おしまいを迎えた。]
(372) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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[ ゆらあり、とランプの光が頬を撫でる。 わたしの過去(むかし)が中央でうつろう中へ 季節外れの小虫が吸い込まれ 薄い煤が、ひと筋伸びた。
”こうかい” しないように……?
……後悔はもうずうっとしてた。 でもどうにもできなかったんだもの。
触れたいものに 触れるかわりに 裏表紙の上に片手を滑らせ、 使い古して角が取れたノートを せんせいへと差し出す。
困ったような 笑みを添えて。]
(373) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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……わたしも、 せんせの隣で絵が描きたかった。
[ ないしょにした>>0:929のは、わたしなのに。]
いっしょにかきたいっていえばよかった。
[ だめって言われるわけないってわかってたのに ]
…………でもね、できなかったの。
(374) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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なんでか分からないけど。
言おうとするとむねが痛くなって くるしくて、息ができなくなって
手が震えて……
……手が震えたら、おえかきできないし。
[ てのひらを見つめても 今はもう、震えない。
”それ”が何だったのかもわたしは知らない。 その感情に名前があるなんてことも もう、知りようのない事。
あの時何かが胸に詰まっていた事を思い出せはするのに 呼吸は穏やかなまま、同じ事はおこらない。]
(375) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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[ ノートは受け取って貰えたかどうか。 ”それ”の名を知っていたなら きっとこの場に持って来すらしなかっただろうに。]
……せんせ、もう行っちゃうんでしょう?
[ テーブルのふちを指先でなぞりながら 片付いた部屋を、くるりと歩いて回る。
”誰と” とは、聞かない。 聞かなくても、わかるきがするから。 ]
だから さいごにひとつだけ。
(376) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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………いっしょに、おえかきがしたい。
[ ぱたん、と開いたのは画帖の最後の一頁。
シルクの言葉>>252にドキリとした。 わたしがせんせの画帖に抱えたさみしさと わたしがわたしの画帖に抱えたさみしさを そっくりそのまま言い当てられたのだから。
わたしが皆を描き残した画帖に わたしの姿は シルクが描いてくれた”ピッパ(っぽい)”だけ。
ひとつの画帖にふたりで描いたっていいんだと 気付けたことが、どれだけ嬉しかったか きっと半分もシルクには伝えられなかった気がするけど
わたしが”こうかいしない”ための、最後のお願い。**]
(377) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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/* きもい 喉量で ほんとごめん 蠍
愛なんだ。これぜんぶ愛なんだ。(PLの(いらない 桃脳よーーーー(アンギャー
ワクラバせんせへのおへんじが ちょっと頭のネジ飛びそうで怖いなあ。
(-156) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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/* この下に赤いのがあるのに慣れない
(-157) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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——花と星の悪戯と——
次も暴れて頂いても構いはしませんが、 そうなれば一晩ほど、木に括りつけて差し上げましょう。
[からかうような一言に負けじと悪い顔でつんと指で額を押し。>>336 布が切りにくい話などを聞くと、ああと頷いた後に。]
裁断鋏を使っても物によってコツがいりますから。 布でも切りやすいものを使うか。紙にするか。
ああ、目元に眠気が残ってますね。
[親指で拭ってやりたかったが、背にいるから手も伸ばせず。 そのかわり肩越しに髪を撫でた。>>337]
(378) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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[ブライダルベール。
誕生日にもらった花の名前を聞くとすっくと背を伸ばす。 あの後何日も、朝目を覚ますたびに一番に出迎えてくれた花。]
ベライダルベールという名前だったのですか。
[少女に囁かれた花言葉を口の中で繰り返す。 小さな声に含まれた願いで、獣の頰に朱が差した。]
(379) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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……そうですか。幸せを。 でも、こうして囁かれると余計に照れくさいですね。
[でも、聞けてよかったとひっそり打ち明けて。 打ち明けたことへの少女の反応は目に見えたか。]
(-158) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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たまーに、ですよ? 大好きと言われても無闇には増やしませんから。
[そう答える顔は穏やかに晴れている。 舞い散る星花と、地上でそれぞれに反応する人々。
きっと湧いていることだろう。 上からでは詳細まではわからないが。
晴れやかな気分にふと気が乗って、 広げた翼で大樹を旋回しつつ、後ろの少女に声をかける。]
(380) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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このまま、風に乗るまま攫ってもいいかい? 片付けを放っていくから、後が少し大変ですけれど。
[幸福の願いをありったけ振りまいて、 羽ばたく心の内には、達成した後の心地よい浮遊感。
なぜかと理由を聞かれたなら、照れに頰を掻きつつも。
晴れやかな幸せをそのまま契りに変えられそうで、 契るのにいいと思ったからと率直に伝えよう。
ぎゅっとしがみつく腕が、背の上の暖かさが愛おしい。 断られなければ見上げている皆を飛び越え、 周りの中で一番高いところである鐘楼の、鐘の下の部屋にまで。**]
(381) 2016/10/15(Sat) 03時頃
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/* あ、誤読
シルク紙持ってきてるやないか(おれの画帖に描いたんでなかった
ごっ ごめ、ごめん、ごめ、
描いてくれたらいいなっておもっっっっっっt
ごめんまちがえt (3時にログをかくとこういうことになるから…!
(-159) 2016/10/15(Sat) 03時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 03時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 03時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 03時半頃
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―回想・おはないっぱい―
[ ニコラスせんせいに予告をしてから。 のんびりしていたホレーショーせんせいは、 みんなに取り囲まれて、カリュクスの投げた 花冠をのせられる。 「こんなボサボサに、こんな綺麗な花冠?」って 言ったのはホレーショーせんせいなのに。>>353]
むだなていこう、だ!
[ 動いたら痛くなっちゃうよって言ったのに。 それでもワクラバせんせいに助けを求める ホレーショーせんせい。 ピッチリした“綺麗なホレーショーせんせい”に メルヤせんせいが崩れ落ちたのを見た。>>341]
(382) 2016/10/15(Sat) 03時半頃
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[ そんなメルヤせんせいだって、可愛くしたら 恥ずかしそうにしていた。>>341 花冠だけでも十分可愛かったけど、結ってる間は 落ち着いてなかった。カリュクスに言われてようやく おとなしくなってくれたっけ。いつもとは逆だね。
花もいくつか飾って、完成した頃には もう諦めてくれたみたいで笑顔だった…嬉しい。
せんせい達もお互いを見て恥ずかしそうにしたり 笑っていたりしたけど――せんせい達にとっても 楽しい思い出の1つになってくれたら、いいな。]
(383) 2016/10/15(Sat) 03時半頃
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[ 花冠を載せたししねこさまは、ちょっと唸った あとで、恥ずかしそうにしてた。>>305]
ふふ…ししねこさまもね、いつもぼく達のこと 見ててくれるから。だから一緒! ――恥ずかしくても、嫌じゃないと、いいなぁ 綺麗だよ、ししねこさま……お日様みたい
[ それは抱きついたししねこさまの香り。 ぼくはしばらくその香りを楽しんでから ししねこさまの毛並みを撫でてととのえた。
ふわふわ、ふかふか、ずっと触っていられるけど ……が ま ん。その代わりに、ありがとう、って 最後にもう一度抱きしめさせてもらったんだ。]*
(384) 2016/10/15(Sat) 03時半頃
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―いろいろ。―
[ 旅立ちの前の日か、それとも朝のうちか。 ワクラバせんせいに会えたなら、ぼくは ごめんなさいって謝るんだ。
ぼく、すこぅしの間、1人で泣いたから。 ……あの日にワクラバせんせいに言ったこと ぼくが破っちゃったんだ。>>131
それにせんせいがいない時に、1人で木から 飛び降りた。しかも怪我した。
ワクラバせんせいがいつもいてくれたから、 もう木の上で動けなくなることもなくなったんだ。 せんせいに悲しんでほしくないけど、 ごめんなさいってちゃんと伝える。]*
(385) 2016/10/15(Sat) 03時半頃
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[ 夜にエリと支度をした。>>311 ぼくの宝物、10年間の思い出をどれだけ 持っていこうか悩んで、悩んで。
お裁縫のどうぐと、色鉛筆やペンと、沢山の 大事なものと――いつかの誕生日。裾野の人達からの プレゼントも入れる。
ぼくは分厚い日記帳をもらっていた。 何年分あるんだろう?中身はまっさら…… 毎日刺繍ばかりしてて、書く余裕なんてなかった。 これからは書けるはず。そう思ってリュックに入れる。]
(386) 2016/10/15(Sat) 03時半頃
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[ あと、おっきめのきらきらした瓶を1つ。 リュックに入れたら、ぼくの荷物はおしまい。
机の引き出しの中、刺繍のデザインのために 描いた星の絵を――ぼくは残しておくことにした。
ぼくはよく丸まって眠るけど、今日だけはエリと ぎゅっとして。あったかくて、朝が来て欲しくなかった ……無理だって、わかってるけど、ね。
少し緊張したようなエリの「おはよう」に ぼくも「おはよう」を返す。いつも通り――そう。 いつも通り、だ。お祈りの場所に……お別れと。 お願いのために行く事以外は、ね。]*
(387) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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―朝―
[ いつもより味わって、だけどワクワクして朝ご飯を 食べ終わったら、急いで“犯行現場”にぼくは向かう。
ぼく達の生まれた、場所。 ようせいさんの見守ってくれる場所。
みんなで見上げることは出来たかな?
白いお花と、お星様。>>281 ぼくは言葉にできなかった。ただ空を見上げて その手を伸ばして、お花とお星様を掴もうとする。 お日様に照らされて、風に流れて舞っていく。
まるでぼく達の生まれたこの木から。 ようせいさんから。お見送りされてるみたいだ。 ……ありがとう、素敵なイタズラ、だね。]*
(388) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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[ ぼくはお部屋に戻る。 荷物を入れたリュックを背負って ベッドを、机を、柱を、扉を、窓を、撫でる。
もうここは、ぼくのお部屋じゃなくなる ――いもうと達の居場所になる。]**
(389) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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―旅立ちの日・食堂―
[ぐるり、がっこうを一周して戻ってくれば、 食堂の席に置かれた小さな招待状。>>266 わざわざ名前まで書いてあって、 あとで神木のところへ来いとのメッセージ。]
さぁて悪戯っ子め。 …最後に、何を見せてくれるんだ?
[とっておきだと口にしたカリュクスの目は、>>178 いつものように、キラキラと輝いていたから。 俺もいつもと同じように、期待して待つことにした。]
(390) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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―回想・前日の食堂にて―
[特別な、契りの日だと言ったところで。 常と変わらず、少女と獣は食堂に集う。
すでに契約を済ませた者も、 未だ行く末の定まらない者も、 ぽつりぽつりと顔を見せて、気付けば談笑。
カリュクスが嬉しそうに宣言するのを見れば、>>178 傍らのマリオの耳元に、提案を一つ落としてみる。]
(391) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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なぁマリオ、 せっかく練習したんだから、 アレ、みんなにも見せてやったらどうだ?
[今朝方見せてくれたオーロラ。
せっかくだから独り占めしたいような気もしたけれど、 あれだけの大作を誰にも見せないなんて、勿体ない。]
(392) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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[きっと日中よりも夜の方が綺麗だから、 星を眺める時か、寝る前にでもどうだろう?と。
皆で楽しめるほど大きなものを作るのは疲れるだろうが、 二人でやってみるのもいいかもしれない。 初めての、共同作業〜♪…なぁんてな。
タイミングを逃したなら翌日、 出がけに大広間や祈りの堂辺りで見せてもいい。 見せる機会が作れなければ、それもまた運命よ。]
(393) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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[マリオとやたら仲睦まじく喋っていたら、 周囲からは好奇の目を向けられて。
今朝、マリオと契ったんだと告白すれば、 それまで懸命に絵を描いていたピッパに、 一際大きな声で叫ばれてしまった。>>177]
(394) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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うおぉぉい、ピッパぁ〜! あの約束はみんなに秘密…って、
違う、違うんだマリオぉ〜! 二人とも、そんな顔しないでくれぇ〜! なぁ、頼むからぁ! 赦しておくれよ〜う!!
[よよよ、と泣く仕草を取る少女と、 傷付いたように寂しげな顔をする少女に挟まれて。>>245 浮気のばれた亭主さながら、詫びを入れる三文芝居。
口が軽くて調子のいい俺のこと、 だからこんなのは日常茶飯事で。
周りの少女もその冗談に乗って、 わざと驚きパンを取り落してみたり、>>187 空約束の獣をジャムにせんと突撃したり。>>223]
(395) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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[…だけどな、ピッパ。 俺は、軽率だったよ。
まだ契ってなかったおまえはきっと、 マリオのことを聞いて不安だったろう。
なんせ俺はおまえを置いて、 先に契約を済ませちまったから。
――誰もおまえを食べないだなんて、 万が一にもあり得ないから、安心しろよ。>>0:180
そう伝えたのは、共に過ごした獣を信用したからこそだった。 ここには誰も選ばぬ獣、食われぬ少女などいないはずだと。]
(396) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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[俺達…せんせいのことを、信用して欲しかった。 けれど、おまえが万に一つを心配したから。
もし本当に、誰もおまえを選ばなかったなら。 俺が責任もって食ってやると、そう約束したんだ。
俺にとってはマリオも、ピッパも、 選べなかった他の子らも全員、 みーんな、愛しいことに変わりなかったから。]
(397) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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[…辛気臭いのは苦手だから、 おまえがふざけてくれたのに甘えて、>>177 俺も冗談みたいに、そのまま返しちまったけれど。
もし、傷付けていたらごめんな。 謝るくらいなら約束するなと、 思いっきり、殴りつけてくれても構わなかった。
いつものおまえだったなら、 きっとそうしてくれたんじゃないか。
…ってのは、俺の自惚れかい。]
(398) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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[…でもよ、 俺はまだ、その約束を反故にした覚えはないんだ。
本当に、置いて行かれる少女がいるなら。 独り泣きながら果てる少女を、生むくらいなら。 たとえ契れなくとも連れ出してやる覚悟が、俺にはあるぞ。
――…まぁ、その前に。
今一歩踏み出せない獣がいるなら、 まずはその背を、押してやろうとも思うけども。]
(399) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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ぐぅ、ッ……お、わぁ、っとと!! ぎゃー!勘弁勘弁!! シルク、ダメだ、それはダメぇー! おまえも大きくなったんだから、もう、…だぁっはは!!
[いつかの朝、 シルクとピッパと、揉みくちゃサンドになったように。 やいのやいの言われながら、今日も“ジャム”にされた。>>250
一緒になって飛び込んできた子がいたなら、 全員まとめて、抱き留めてやろう。 そうして床に転がって、軽率な約束をした制裁を受ける。
こんなに愛の詰まったお仕置きなら、 俺は何度だって、受けてやるから。
ほら、誰でもおいで。…最後の、想い出に。]
(400) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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……そ、それからな、 いいか、俺を、ジャムにしても、 も、桃味には… ならんぞ……!!
[終わりには、ぜぇぜぇと息を切らして。 “桃のジャム”と言ったシルクの言葉に、 今さらのようだけれど、反論しておく。
桃のジャムをお勧めされたなら、もちろん有難く頂くさ。 でもな、いくらマリオが好きでも桃ジャムの称号は要らないぞ。 俺なんかは精々、燻製風味の塩味だろうよ。>>0:529>>1:462]**
(401) 2016/10/15(Sat) 04時頃
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[おいおい、俺ってそんなにわかりやすかったか? 桃の木の精だって、みんなにもバレてんのか…?!
なぁんて、焦ったように”桃”を否定していた俺の、 その表情の本当の理由を知っていたのは。
あの場じゃあ、おまえ一人だけだったけれど。
…なぁ、ちょっとした秘密をこうやって、 二人っきりで共有するのって。
――なんだか擽ったくて、楽しいよな!]**
(-160) 2016/10/15(Sat) 04時半頃
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/* PL視点でバレてるのはわかってるよwww 樹木の精だってのは明かしてるもんねwww でも何となく、EPで公開されるまで表では明言しないでおく。
ロル拾いながら、少女達みんな可愛すぎか…って終始唸ってたw みんな、たくさん絡みに来てくれてありがとうありがとう! 弄られるの楽しい。もっと好きにしていいのよ(
ピッパへは、ちょっと状況的にどうかなと思いつつ、微妙なもんを投げた感ある。どうだろうなぁ。 たとえ契ることはなくとも、愛は伝えたい。伝えたかったが、厳しいかーーー
ピッパと契るにしても、契らないにしても、俺が声を掛けるとしたら、「今晩、添い寝は必要か?」でした。…が、現状、ちと難しかったw
(-161) 2016/10/15(Sat) 04時半頃
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[守れなかった、約束。
少女達と戯れながら、脳裏に過るは一人の獣。
契りの日の前夜、悩む心を軽くしてくれたワクラバ。>>1:*9 おまえのおかげで俺は迷いを振り切り、 朝一番に、マリオと契る決断を下せたんだ。
契れるのは一人だけだと少女はちゃんと知っているから。 俺の選ぶ一人を、幸せにしてやれと。>>1:*10
選んだ少女を幸せにするんだと、 おまえと交わした、あの晩の誓いを。 俺は、マリオと果たしに行くからさ。
――なぁ、後のことは、頼んだぞ。]**
(*0) 2016/10/15(Sat) 05時頃
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/* ワクラバの方で何かあれば、縁故的に後押しに出向きたい気持ちもありつつ、 ピッパの時間軸で、旅立ちの日の朝まで”ひとり”なのが確定してると思うので、このタイミングで話すのもなって独白止まり。
ピッパのお相手がちゃあんと確定してからじゃないと、俺は出て行く気がないのだw あの状況で、いってきますが言える少女や獣はいなかろうよぉ…!
(-162) 2016/10/15(Sat) 05時頃
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/* 俺がロル検索に使ってた窓が、2時くらいで更新を止めてた件(
そのあとワクラバ動いてるじゃん? ピッパのところ言ってるじゃん?
俺は何か、完全に蛇足なロルをぶっこんだ気がするよ!www まぁ、いいや。眠かったんや。許せ!
(-163) 2016/10/15(Sat) 05時半頃
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/* ちょっともうほんとほーせんせ愛おしい
SUKIだわーーーーーー このこっちの中身きちんとイメージしてくれてるとこ すきだわーーーうれしいわーーーーーー
たぶんね、このこが独りで死ぬ日があったら いちばん恨むのがあなたのことだよ♡(愛 選ぶのをやめたせんせいじゃなく ほーせんせを恨む子だよ♡♡♡ 行動に移す日が違うだけで>>398正解だよ♡
んふふふふふ♡♡♡ ほーせんせだいすきだなーーーー ちゅっかみんなだいすきだなーーーー あーーーーーーーーーー むらたてはーーーーしあわせですーーーー ありがとうございますーーーー
(-164) 2016/10/15(Sat) 08時半頃
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/* ホレーショーせんせいが これまでの回想にお返事してる…!
(-165) 2016/10/15(Sat) 08時半頃
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/* 綺麗に拾ってくれるなぁ……すごい、なぁ
(-166) 2016/10/15(Sat) 09時頃
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― 雪 ―
おうや、賑やかだこと。
[ 空から降る白いものを”雪”というのだと ぼくが知っているのは何故なのか ぼくが知らないぼくの記憶。
ひら、ひらり。
舞い落ちるそれの一枚一枚が瞳に刻まれる。 白い無数の花唇たちに きみたちが生まれた日から今日までの 3654の記憶をひとつずつ、無垢なそれ>>281へ 映してゆこう。
僕はなにひとつを忘れることのない 観測者。]
(402) 2016/10/15(Sat) 09時半頃
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[ 神樹の記憶と名乗れるまでには、足りないけれど
かの夜に歌われた唄は、1人の少女の願いの唄。 この日の夜に響いた歌は、少女たちの約束の唄。
かの日に少女は「笑って欲しい」と獣に願った。 この日の少女は「いつまでも傍に」と獣に願った。
かの日も一迅、攫うように駆け抜けた風があったが この日に駈けた獣は舞うようだった。>>380 ]
きみたちのうち誰が”還って”きても ぼくはかならず「おかえり」を言うよ。
……でも
(403) 2016/10/15(Sat) 09時半頃
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[ 生まれたばかりのおんしらにも 「 おかえり 」と
生まれ落ちた日に、分け隔てなく 廻りめぐった生命の循環に 増え続ける少女のなかの少女の影へ 「 おかえり 」と
ぼくは伝えているけれど ]
忘れていなければ困る。
きみたちは、 たった唯りのための少女なんだから。
[ この日も、那由多に漂う日の唯一。]
(404) 2016/10/15(Sat) 09時半頃
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[ さいわいあれ。 さいわいあれ。 幸あれ。
ひとつとして同じ幸せのかたちがないように ひとつとして同じ契の日もこない。
だからぼくは全ての少女のために ずっと此処で祈っている。
神木に雪が積もったのは ぼくが知るかぎり はじめての日。**]
(405) 2016/10/15(Sat) 09時半頃
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/* 鼻血出るほど今更だけど ロールの整形くらい変えろっていう おまえ透け気にし無さ過ぎだろっていう ごめんよ全裸キャラだからそういった配慮にとんと疎いんだ…
しっかしポプラのロールは時間がかかるなあ。 こんだけ書くのに1.5hとかあほじゃない??? (主な原因は「覚えている」とかゆってるくせに むらたての記憶がハイパー曖昧なせい
エピ入りの原稿もそろそろ書かないと死んでしまいそう
(-167) 2016/10/15(Sat) 09時半頃
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/* 「 やりたいこと 」がやりきれたかどうか の返事がむずかしくて止まるなあ。
ニコせんせと絵がかきたかった こととするなら まだ未確定だし かきたかった、とお願いすることなら もう済んだことになるんだけれど
画帖のさいごがどうなるかが 翌日のピッパ的にかなりおおきいのだよなあ… ただ、ニコにはエリちゃんを優先してほしいので!!!!! 待ちは!!!しないよ!!!!!!!!! 考える!!!!!!
(-168) 2016/10/15(Sat) 09時半頃
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/* >>0:6前村のせんせいと少女が遺したものなのかな、と今更。
(-169) 2016/10/15(Sat) 10時半頃
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― 朝 ―
[ プレゼンテーター2人の所へ飛んでいったタマは 2人の門出を祝うように、その旋回>>380へ 彩と翼を寄せる。 ( 貰った銀糸のおもちゃの御礼だよ )
2人が発つ気配を嗅げば「 ぴい 」とひと啼き、 青空を碧で裂きながら主の元へと翼をむけて。
まだ舞う白花の隙間に、小鳥はちいさな青色を添え 白い神樹の枝先にちょこんと留まり 主のようすをじっと見ている。
いつもなら、ピッパが痛がろうと頭に不時着するのに いつもとちがう主から ほんのすこうし距離を取って。 ]
(406) 2016/10/15(Sat) 11時頃
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[ 頭の上に戻ってこないタマに わたしはくすりと笑ってしまった。
( そうだね。 タマも、いつだって何処かへ行ける )
”みんな”どころか、 タマも居なくなれるんだって 今頃気付く。
( ああ、もっとタマの事も描いておくんだった )
顔に浮かべるのは笑みばかり。
”こうかい”にならないのは、 楽しかった昨夜と今日を これからも此処で描いていればいいかなって 納得をしてしまっているせい。
後ろのうえのほうからかけられた声>>366に その笑みのまま振り向いた。]
(407) 2016/10/15(Sat) 11時頃
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……せんせいは、やりきれた?
[ 薄布の星をひとつ頭にのせて、問いへ問いを返す。
あの画帖>>377がどうなったのかは 既に食堂の端っこにたてかけられた 「彼」(画帖)そのものだけが知っている。
わたしが再びそれを手にするのは このがっこうに誰も彼もがいなくなって わたし独りになったとき。
次の妹たちが生まれるまでの 短い期間を、わたしがわたしの行く末を決める間を わたし自身と 共にするモノ。]
(408) 2016/10/15(Sat) 11時頃
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[ ことのはを読む獣ならば 問いへ問いを返したわたしのことばに滲む”諦め”を 掬いすぎてしまうかもしれぬほど
わたしのこころは凪いでいる。
”わたしは大丈夫” だから。>>1:517 ”わたしはしあわせ” だから。>>175
だからみんなを笑顔で送り出せるし 残ったって(遺ったって)”大丈夫”
ひとりで死ぬ小鳥も 微笑っていられる。 ]
(409) 2016/10/15(Sat) 11時頃
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[ わたしは微笑っていられる。
――――”希望”を、見ぬかぎりは。*]
(410) 2016/10/15(Sat) 11時頃
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/* ピッパァアアア……! ピッパピッパピッパピッパピッパ!!!
(-170) 2016/10/15(Sat) 11時頃
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/* うおおおおおお 重ったいなああああ ピッパの心情重ったいなああああああ PLは乳首当てゲームが!したいくらい馬鹿なのに!
答えられないから問い返すというずるいアレ。 ごめんねせんせい♡♡♡
「やりきれたよ」って言われたらめっちゃ笑顔で 「そっか。よかった。いってらっしゃい。ばいばい。」
「まだ」って言われたら、また問うか まあ、感情が流れるだろう。
そんな期待。
(-171) 2016/10/15(Sat) 11時頃
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/* この世で最もこころを殺すものは希望だとおもっている。
子供が誘拐された親に 最も言ってはいけないことは 子供の手がかりが見つかったというニュース。
という絡繰が、わたしは好きよ。
(-172) 2016/10/15(Sat) 11時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 11時頃
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[書見台の上、数ページだけ読み進めた本を閉じる。 あの日のように、寝ちゃったりはしなかったけれど。 くう、とお腹の虫が小さく鳴いたんだ。]
( そういえば、朝から何も食べていなかったなあ )
[書見台の上、閉じられた本を持っていきたいけれど、 メルヤせんせいに怒られちゃうから。 きちんと本棚に返したよ! ねえ、褒めて? なんて、思うだけ。
ぱたぱたと書庫の扉まで駆け寄ると、 ギィ、と鈍い音を立てて扉を押し開ける。]
(411) 2016/10/15(Sat) 11時半頃
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……いってきます
[なんて、がらんとした室内にも声を掛けて。 名残惜しそうに一度だけ振り向いた。 そうして、後は一度も振り返らず。
小さく鳴くお腹のおとを誤魔化すように駆け足で、 食堂への道筋を辿った。]
(412) 2016/10/15(Sat) 11時半頃
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おはよー!
[そこには誰かいただろうか。 いつもより遅い時間だったから、 誰もいなかったのかもしれない。
昨日のサンドウィッチは今日はなくて。 在るのは僕たちと同じ数のジャム。>>324 それと、真四角の白>>266 僕の席と、あとは誰の席に残ってたのかな? きっとみんなはもうそれを手にした後だったように思う。
かさり、名前の書かれたそれを開く。 昨日のカリュクスの言葉が頭を過った。>>178]
(413) 2016/10/15(Sat) 11時半頃
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いそがなきゃ!
[お行儀悪く音を立てて席を立つと、 はやくはやく、って。 駆け足で神木さまのところへ。
けれど、その前に。]
ヘクターせんせい、ありがと
[せんせいはもう神木さまの所へいってしまった後だったかな。 瓶に詰められたもののうち、桃のジャムをひとつ手に取った。 僕が一番すきなもの。 それは元々の理由から、昨日新しい理由が加わった。]
(414) 2016/10/15(Sat) 12時頃
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[小さな腕に抱えて、向かう先は自室。 昨日ホレーショーせんせいにオーロラを>>392 って言われた時は、卵を持っていなかったから。 あしたね?って唇に指を当てて、 ウインク(出来ていなかったろうけど)したんだ。
急いで卵を取りに行ってから、 神木さまの傍へ。 ふうわり ふわり。 そらから、花や星を模したたくさんの 白い雪みたいなのが降りそそいでいた]
(415) 2016/10/15(Sat) 12時頃
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……っ ゎあ
[それがどんな花を模したものか、 どんな花言葉を持つのか、僕にはわからなかったけれど。 ぎゅう、と傍らにいたホレーショーせんせいの掌を握り締めた。
たくさんの降りそそぐしあわせが終わる前に。 底に少しだけ水の溜まった卵を温めて あたためて。 その蓋を開いた。 舞い上がったあたたかいそれは、 神木さまの葉の下で蟠り、 そこからさまざまな光のカーテンが広がる。 その光は、白い星や花にも僅かな彩りを与えて。 数秒の内に消え去った。]
(416) 2016/10/15(Sat) 12時頃
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…… きれいだねえ せんせい。
[その光のカーテンは、すぐ消えてしまったから。 誰かの瞳には入らなかったかもしれないけれど。 小さな呟きをこぼして、 そらから振ってきた白をひとつ拾い上げた。*]
(417) 2016/10/15(Sat) 12時頃
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/* せんせい、過去軸は!あとでかならず! せんせいが愛おしくて生きるのがしあわせです。 花冠頭にのせてくれてるうれしいすき
(-173) 2016/10/15(Sat) 12時頃
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/* ウィンクできないまりお、可愛すぎかな…………_(┐「ε:)_
(-174) 2016/10/15(Sat) 12時頃
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[旅立ちの前日、ごめんなさいと私に言った少女がいた。
おめでたい日なのに何を謝ることがあるのかと 私は不思議に思ったけれど、少女がその日一日の断片を 謝る理由を私に話してくれたから、 私はそっとその頭をいつものように撫でた。>>385
一人で木に登ったのは、私にとって寂しいこと、 でも、それだけ悲しいことがきっとシルクにはあったのだ。 木の上にいる君を見つけて受け止めることが できなかったのは私が君の泣いてしまう出来事に 気づいてあげられなかったことを私もシルクに謝ろう。
これからはもう見守ることはできないけれど この先ずっとシルクと共に歩むせんせいがいてくれるのだと 食堂に並べられた食事の中にヘクターの作ったジャムを見て思い、 私は安心して、木の上から見ていた景色の向こうに旅立つ少女に いってらっしゃいと伝えることができた。*]
(418) 2016/10/15(Sat) 13時頃
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―祝福の白の舞う木の下―
[振り返ったピッパは微笑を浮かべていた。>>407
そこに昨日の涙の気配はない。
けれど、問いかけに返ってきたのは 肯定でも否定でもなく、私に対する同じ問い。
私は微かに笑うと、 少女の頭に乗った白い星を左手で取って見つめる。>>408 少女が昨夜、満天の星に願ったものはなんだろう。
私は私の願いを口にして、その時間を貰うという 我儘を通すことは叶ったけれど 私の本当に望むもの、とは何だろう。]
(419) 2016/10/15(Sat) 13時頃
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/* ヒィきた(ぞわわわわわっわわわわ
(-175) 2016/10/15(Sat) 13時頃
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[そんなのは決まっていること。
大切な少女らが幸せになることで、 その未来が決まっていることを安心して送り出せたなら、 私も幸せ、なのだと思う。
――本当に?
私はかつて食べた少女の記憶を反芻するときに 感じる感情を思い返す。
私の幸せ、せんせいとして、ではなく。 ひとりの獣としてのしあわせ。
きっとそれは――… ひとりではないと思えることなのかもしれない。
ならば目の前で笑う少女は、 ひとりにならないようにと言って 絵を描いていた彼女のしあわせはなんだろう。]
(420) 2016/10/15(Sat) 13時頃
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/* あの、ゆっときますけど、もう泣きそうですからね???? (なみだもろいことに定評のあるむらたて
(-176) 2016/10/15(Sat) 13時頃
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[私はおそらく目の前の少女と似て 多くのことに敏くはない。
それに加えて自分の痛みにも願いにも鈍感だ。
けれど、少女がやりきれたと答えなかったことを 気にしないほど鈍いつもりもないから。
幸せにしたい誰かのために傷を負うことしか知らない私の 傷を癒してくれた優しい少女が もしもまだ、ひとりで此処に思い出と共に 残ることを考えているのだとしたら
私は私の望むことをやりきれてはいない。
だから、少女の問いには緩く首を振る。]
(421) 2016/10/15(Sat) 13時頃
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私はまだ、"大丈夫"ではないみたいだ。
だから、ピッパ。 また私に元気を分けて貰ってもいいだろうか。
[少女は微笑っているけれど、 それが本当に少女の幸せとわからないままで こんなことを頼むのは、やっぱりせんせいとして 情けないかな、と思う。
それでも、少女はその方が好きだと言ってくれたから 私は両手を差し出した。*]
(422) 2016/10/15(Sat) 13時頃
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/* 折れてくれるワクラバせんせの尊さよ………
あーーーーーかわいい
あーーーーーあーーーーー
(-177) 2016/10/15(Sat) 13時頃
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/* 気付いてないだけで前村のこと所々で絡めたロルなんだろうなあ。ようせいさんの。
(-178) 2016/10/15(Sat) 14時頃
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[ 孵した親の心を映すという鳥>>1:342は 付かず離れずの距離で此方を見ている。
もういいんだ 諦めた。 触れたいけれど 怖いから これ以上のあたたかさなんてほしくないの。
多分それが、いまの タマとわたしの距離の意味。
振り返った先のせんせいは 普段のとおりに微かな笑みを浮かべている>>419
わたしの高い頭の上にある星を拾って ”大人の笑み”を浮かべているようにみえた。]
(423) 2016/10/15(Sat) 14時頃
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[ 星影の向こうに居るせんせいのことも わたしは送り出すつもりでいたよ。 昨日と違って今日はちゃあんと笑顔でさ。
だからね 「やりきれたよ」って それだけ聞けたら めるやセンセとカリュクスへ向けたのと同じ笑顔で 「 いってらっしゃい。」って言えたはずなのに あなたは言葉を探している。>>421
せんせいの静かな目をのぞきこめば いのちの揺蕩う水面のように揺れていて>>420 どこか、昔をなつかしむような色に見えた。>>0:620
あお。碧。青。 わたしの忘れられない、蒼穹。]
(424) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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[ それに触れ、 わたしの笑みには僅かに翳が差した。
忘れたくない じゃなく ”忘れてはいけない” こと。>>0:496
何もかもを捨ててしまう気になっていたわたしの ”こころのかたち”が歪んだからだ。]
……せんせい。 こんどは どこがいたいの。
[ 振られた首。差し出された両手。>>422
欲しがられればわたしは 断る術を持ちはしない。
少女とは そういういきものだから。]
(425) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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[ 温度なんて苦しいばかりだから もう 触れたくないのに、 遠ざけて 遠ざけて いってらっしゃいと見送るだけにしたいのに
差し伸べられれば、取ってしまう。 広げられれば、その中へ飛び込んでしまう。
食べられたいと願うこころは 蓋をして、石を置いて、縄で縛って その上に乗ってあぐらをかいても ( 本能は )じわりと床から滲み出るんだ。]
ほしいのは、元気だけ?
[ なめらかな鱗の手へ、右手を重ねる。
痛みが形を成した手へ、左手を重ねる。]
(426) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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[ 揺れないで 揺れないで と わたしはわたしのこころに叫びながら
静かな瞳を、見上げました。*]
(427) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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/* ゆれなーーーいでーー ゆれなーーーあーいーでーー
わったしの こぉのきーーもちーーー
(一青窈
(-179) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 14時半頃
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/* なんつーかなーーー 捕食されることこそが使命のいのちは 欲しがられることに対して 腹を見せる以外ないのです。
選択権が獣にあるのはそういうこと。
ほんとうなら少女に拒否権は与えたくないくらい 少女は獣に対して全裸でいてほしいのだ。 人格はあるようで無い、考え込めば 実はかなり気持ち悪いいきものが届かぬ理想。 村ではできやしないから、ぺふぺふと土の中に埋めるけども!
せーーーーんせーーーーーー(ぎゅうううう
(-180) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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―― 星と花の悪戯と ――
[ 風に乗せ、ひらり ふわりと指先から散らす白。
袋からまた花を一つ取り出して ばれないように先生の頭にくっつける。
耳打ちで花言葉を教えた時 少しだけ赤くなっていた頬っぺた>>379 からかうより先に、少し違った理由で 私の方も赤くなったけど。
この悪戯くらいなら きっと、木に括られないよね>>378と 自分で自分に言い訳 後で、可愛いよって言ってみよう。]
(428) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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[ 耳打ちした花言葉へ、言葉が返されたなら。 目に見えて赤く染まる頬。]
う……そう言われると 余計に恥ずかしくなる。
でもね。みんな、みーんな 幸せになってほしいなって思ったの [ あのとき>>1:32もそれは同じ だから嘘じゃないんだよ。って ぷいとそっぽを向いたのだった。*]
(-181) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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たまーに。なのね でもたくさん悪戯したら その分、その『たまーに』が増えるかも
[ 背中から見る先生の表情は たくさんのお仕事を片付けた時みたい もし触ったら、お日様に干した洗濯物みたいに 暖かくて幸せになれそうで
ぽふり、羽毛に頬をらうずめながら下を ゆっくりと落ちていく白と そこにいる、大切な皆の姿を眺めながら]
(429) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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[ ふと、舞い散る白に どこか懐かしい彩りが映ったようで>>403
目を細くして、神木を見つめれば 地上にかかる虹色の光のカーテン>>416
オーロラなんて言葉も知らず 刻一刻と形を変える光へ まばたきを繰り返していたけれど。]
(430) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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/* カリュクスに可愛いよって言われるめるやの可愛らしさが無限大でぼくはわたしは動悸が止まらない。
かわいい かわいい かわいいよ かわいいものがかわいいものといっしょにいてかわいい
もうほんといまから来週の涙腺が心配
(-182) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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[ 近くに聞こえた言葉>>381へ ことりと首を傾けて]
せんせ、攫った後はどうするの?
塔の上に置いといたら、脱走するから ちゃんと連れて行ってくれる?
[ それじゃなきゃ嫌だよって、くすくす。
大事なものは皆、肌身離さず持っている もとからあまり、物にこだわらない性格だったから 持ち物が少なかったのもあるけれど
大事な持ち物は、卵と刺繍。 今朝方加わったジャムの小瓶>>319と その他にもあっただろうか。
後片付けを放ってしまう心残りはあったけど 幸せだけ願えるなら、それ以上はない気がして。]
(431) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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うん。いいよ せんせに攫ってほしいから
[ 頬を掻く姿に、再びぎゅうと抱きつけば こちらへと羽ばたく青い鳥の姿>>348
その子といつも一緒にいた友達の影を重ねながら 鐘楼へと風と共に向かう。*]
(432) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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/* ぎゃあ……!(誤字に気がついた音)
(-183) 2016/10/15(Sat) 14時半頃
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/* カリュクスはほんとうに天使だなーーーー
ぼくの知ってるどのカリュクスも(といっても独りだけだけど)天使だなーーーはーーーーはーーーーしあわs−えーーーー(あえてそのままにするたいぽ
今回の個人的大天使はだれだろうなあ。 いまんとこべすぱかなあ……(ロマンチックあげーるよー♫
(-184) 2016/10/15(Sat) 15時頃
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―そして、朝―
[かつり、こつり―― 杖の音鳴らし、蠍は食堂へ向かう。
磨かれた石畳を踏む感触。 薄暗い廊下に射す、柔らかな朝の光。
"今日は誰を、何を描こう" "どんな、きれいなものと出会えるだろうか"
そんなことを考えながら、 まなびやを歩くことはもうない。 だから、晴れやかな寂しさを噛み締めるように。
いつもより、少しだけゆっくりと歩いていく]
(433) 2016/10/15(Sat) 15時頃
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[気がかりはある。ピッパのことだ。 だが、選ばなかった蠍に何ができようか。
願うのは、少女の幸。 それだけ。
けれど今、蠍が幸を捧ぐのは、ただ一人。
たとえ、この身を燃やしても、 誰もの為の"ほんとうのさいわい"は得られない]
(434) 2016/10/15(Sat) 15時頃
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[何気なく視線を遣る、廊下の硝子に 心配のいろ浮かべた真白い顔を見つける。
こんなにも容易く現れる、こころのいろ。
かつての蠍なら。 少女たちから、うつくしいものを貰う前の蠍ならば、 こころのいろは暗闇に塗り込めて、 決して、表に現すことはなかっただろう。
足を止め。 描き、色を重ねて、
憂いのいろを、旅立ちの日に相応しく塗り直す]
(435) 2016/10/15(Sat) 15時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 15時頃
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/* ほんっっっっっっっっっっとうに
蠍の、ロールは、綺麗だよね………… なんなんだろこの破壊力。 わたしのこころにめがとんプレスだよ。 脱字なんて些末なことはいいんだよ 廊下の硝子に見つける真白い顔が綺麗すぎる。
一発落ちるたびにツンツンこう 琴線に触れることばがあるんだよなあ。
うつくしいよーーーーーーー
(-185) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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― 昨夜:ほーせんせのジャム ―
[ まりおの声を聞いた時には ちょっとかわいそうな事をしたかな って思ったけれど ほーせんせの思った通りの調子>>395が返ってきたら わたしはやっぱりニヤニヤしちゃうの。]
ゆるしてあげなあーーーい!
[ おっきな声でそっぽを向くふりをして ぱちっとひとつ、シルクへウィンク、発射ボタン。
打ち合わせなんてなんにもしてないのに シルクはツバメみたいに ほーせんせのおなかに飛んでった。>>223>>400
桃の燻製味の、ジャムになっちゃえ!]
(436) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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[ ……辛気臭いのは、ほーせんせに似合わないから わたしはふざけてそう言うの。>>398 それにね、せんせもまりおも「残したい」くらい とってもいい笑顔だったから わたしが強がるくらいのことは、ゆるしてね。
せんせを恨んで、殴って、蹴って、呪うとしたら それはきっと、わたしが独りで腐ちる日の前日。
えらんでくれなかったせんせいたちは これっぽっちも恨まないけれど
”約束”したせんせのことは 自惚れ>>398にきっと応えられるくらいに 恨んで恨んで呪って死ぬことだろうと思う。
だってほーせんせのこと、大好きなんだもん。]
(437) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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[ にんまぁぁぁーーり、と シルクに”調理”されてるせんせ>>400を見て わたしはほっぺたを悪ゥく持ち上げる。
「ひみつ」なんて言うまりお>>245を ぎゅうっと抱えて
めるやセンセのげんこつなんてものともせずに シルクをおっかけてせんせの上へDIVE!DIVE!
めがとんプレスもまりおが入れば にっこにっこしちゃうんでしょう? 七三分けよりずうっとマシでしょう? ………なぁんてね。
シルクよりもずっとずっとずうううううっと 大きくなったわたしも一緒に飛び込んで ぎゅうぎゅう ぎゅうぎゅう 抱き締めました。]
(438) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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……じゃあね。
(-186) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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[ タマを見るたびせんせの顔は視えるから お別れだってさみしくないもん。
笑顔をむければ きっと タマの”おとうさん”>>1:341は、 イジワルなわたしの冗談もゆるしてくれるかな。
大好きだから。大好きだから。 もうちょっとだけ……………
いちばんおおきくて いちばんおもたい少女は せんせのお腹の上で、ぽいんぽいんしている。*]
(439) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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―食堂―
おはよう。 夕べは、よく眠れたかい?
[はにかむ笑顔で蠍を迎えてくれる>>311 エリの元へと歩み寄る。
柔らかな頬に、緊張のいろが見えたなら。 触れることの出来ない蠍を選んでくれた少女の為、 せめてもの、撫ぜるような視線で慈しむ]
(440) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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/* ぽいんぽいーーーん!
(秘話つかっちゃったーーー!って顔 (わすれてたんだよずっと 秘話の存在を! (覚えてたら 「ほら、食べたくはないのでしょう?」とか 思いっきり秘話案件なのに
悔やまれる!!!! 常に全裸ログ生活を送っている慎みのないPLだから! 効果的に秘話をつかえない! あーーーーー
(-187) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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……おや。 [テーブルに並べられた、色とりどりのジャムの小瓶。 その傍に置かれた真白いカードに気付く。
その中に、蠍の名前が記された一枚を見つけ、 手にとってみる]
これは、カリュクスの字だね。 最後に何か、悪戯を思いたのかな。
何だろう?
[エリに向かって、緩く首を傾げた*]
(441) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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/* 撫ぜるような視線 (えっちだ…!
(って思ってすみません (あたまのなかがR18ですみません (何度でも言うけどこの触れられないってえっちすぎるよな (ンンンンンンあゝあゝあゝ嗚呼ああああ (色っぽい………… (かーすかにー、 んっ、 どころじゃなく色っぽい……
はあはあはあはあ 救心を…養命酒を……引導をください……
(-188) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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[少女の頭の上にはいつものようにタマはいない。>>423
蜂蜜に夢中になっているわけでもないのに、 空のお見送りを済ませた後も微妙な距離で見つめているだけ。
微笑みの下に隠された少女の心のように 捕らえようと手を伸ばさなければきっと届かない距離。
空の星には私の手でも届かないけれど 少女の頭に乗った星にならば手が届く。
それに願われた想いを見つけようと私は手を伸ばした。
私の瞳を覗き込む目に映るあおに 少女は何を見ているのだろう。>>424
微かに翳が差すように揺れた瞳に 右手で触れてもいないのに私の中の何処かが痛んだ。]
(442) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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[この痛みはどこから来るのだろう。 少女の問いに私は痛む場所を探す。
それは繰り返し思い出すたびに痛む右手の影に隠れて 私がずっと気づかなかった深いところ。]
……これは、こころ、なのかな。
[差し出した両手を拒まない、拒めない少女の手が 伸びるのに目を落として私は自分に問うように呟いた。
これがこころの痛みなら、 少女が同じ痛みを抱えていなければ良い。
触れることで痛みを、苦しさを覚えるなら 私は手を差し出すべきではないのかもしれない。
けれど、もしも同じ痛みが少女の中にあるならば 私はそれを知りたいと思った。 知らないことは、寂しいことだから。]
(443) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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[私の左手は少女に私の痛みを伝えてしまうだろう。 私の右手は少女の痛みを知ることができるだろうか。
与えるものが温かい力ばかりでないかもしれないと わかりながら、私は重ねられた手を握った。]
欲しいのは、君の痛みも。 そこにある、本当のこころを私は知りたい。
[ひとりになるのは痛くて苦しいことだと私は気づいたから。
そして、こんなにも大きく、温かく、芳醇に育った君が ひとりになることを受け入れるのは、何よりつらいことだと私は思う。
少女に流れる私のいのちと、流れ込んでくる少女のいのちが 一周ぐるりと廻ったら、 私はあの時言ってあげられなかった"肝心なこと"を言おう。>>152>>153]
(444) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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君を、食べたくないわけがないじゃないか。
[私は、ひとりになるのが怖い癖、 傷つけることと、傷つくことを恐れて 肝心なことは言えない臆病だ。
けれど、あの時君は私にその勇気をくれた。]
だから、ひとりになってもいい準備なんてしないでほしい。 ひとりになんてならないで欲しい。
……それを君が受け入れるのは、 ひとりになるくらい私には寂しい。
私は、君をひとりにはしたくない。
…いや、違う。 私は、君に、私をひとりにしないでほしいんだ。
(445) 2016/10/15(Sat) 16時頃
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[私がそう望んだところで、少女はそれを望まず、 ひとりで朽ちることを選ぶかもしれない。
瞳の中の青は不安に揺れた。 そのとき、見つめ返した少女の瞳は、揺れていただろうか。*]
(446) 2016/10/15(Sat) 16時頃
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/* ずっと灰が俺のターン!
……な気はしてる。 いいんです、私の名物なんで。 うるさくってすみません。
今夜0時で更新だっけか。
まあまあ予定通りだなあ。 やっぱ最後の日のお別れイベント云々考えると ちょっと無理あっても村日付変更を入れたほうがいいのかな。
夜に描きたいシーンもあるよね、って思って 入れている日付変更なんだけれどね。
あーーーー天声ーーーーー (潜
(-189) 2016/10/15(Sat) 16時頃
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/* ッッヒイイイイイ(それどころではなくなった丸
(-190) 2016/10/15(Sat) 16時頃
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/* ゥゥウゥゥゥッゥォォォォオオオォォオァァァァアアァァア
(人語が旅に出た (ちょっと竜になってくるわ
(-191) 2016/10/15(Sat) 16時頃
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/* 少女RPだからってゆるいト書きを心がけていたのもどこへやら。 ワクラバせんせいかわいいなあー もっふもっふ もっふもっふもっふもっふもっふもっふ
(-192) 2016/10/15(Sat) 16時頃
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/* 私は一度デメテルにお願いをしているけど ピッパがその代わりみたいになるのはいやで。 ひとりが寂しいから、っていう理由だけで ピッパを食べたいというのも違うんだ。
ピッパは私の両手をとってくれたから、 私はそれが本当に嬉しかったんだよ。
(-193) 2016/10/15(Sat) 16時半頃
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/* ワクラバせんせええええええいいい!!!!
(-194) 2016/10/15(Sat) 17時頃
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こころは…… 治すのむずかしそうだね。
わたしでじょうずにできるかなあ。
[ 疑問符のまじった”いたいところ”>>443 わたしはちょっと困った顔をして その呟きを聞いていた。
わたしが、わたし自身からすら隠し、目を背けた 痛くて、痛くて触れたくないものを
( やっと仕舞ったのに。 触れないでよ )
”こころ”を治すためか 来たる優しさから逃げるためか その優しさに縋るためか ”こころ”があるっていう せんせいの左胸へと、額で触れた。]
(447) 2016/10/15(Sat) 17時頃
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[ わたしを知ろうとする手>>443は まだ力が流れ込んでいないのに 封をした”こころ”の紐を、千切っていく。
ほう、と芯が暖かくなった。 知っている筈の太陽みたいなせんせいのちからは 昨日は真っ白は昼間みたいだったのに 今日は、赤い朱い黄昏のいろ。
血の色。
いのちの色。
せんせいの目の色。 ]
(448) 2016/10/15(Sat) 17時頃
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……わたしの、痛み……
[ 怪我なんて、わたししていないよ って しらばっくれようとしても
触れている温度のせいで せんせいのいのちが流れ込んでいるせいで わたしは心の蓋を押さえていられない。
今日みんなをきちんと見送るために 絶対あふれちゃだめって あんなに念入りに封をしたのに。]
(449) 2016/10/15(Sat) 17時頃
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………ひとりはいやだ、
(-195) 2016/10/15(Sat) 17時頃
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わたしのことを選んでほしい
(-196) 2016/10/15(Sat) 17時頃
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喪われる日にそばにいて そして
(-197) 2016/10/15(Sat) 17時頃
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[ せんせいの中に流れ込んだ わたしのいのちが吐露する ”痛み”
わたしの中に流れ込んだ せんせいのいのちが伝える ”痛み”
ぐるり
廻るいのち。>>444 ]
(450) 2016/10/15(Sat) 17時頃
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[ 処理しきれなくなった ちからの渦。
わたしは肩で息をしないかわりに せんせいの左胸を涙で濡らしていた。
いつ泣いたのか どうして泣いたのか 悲しいのか 嬉しいのか 痛いのか 探しても見つからない。
あんなに隠したこころの声>>426は せんせいの両手でいとも容易く顔をだす。]
食べて……… ほしい、
[ 目元を隠したままこぼれおちたそれは >>445その言葉より後か先か。]
(451) 2016/10/15(Sat) 17時頃
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[ びりびりと痺れているのは右手かこころか 肝心のせんせいの”こころ”は 大丈夫になったのかしら なんて 気がつく余裕もどこにもなかった。 >>445 手を繋いだまま見上げたせんせへ、言葉を被せる。]
…………それなら せんせいがわたしの傍に居て。
ひとりにならないように ずっと手を繋いでいて。
………せんせいも、さみしいんでしょ。
[ わたしへ流れ込んだいのちが私に告げた せんせいの ”痛み”を 言葉にして>>444 ]
(452) 2016/10/15(Sat) 17時頃
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せんせいは、 わたしをひとりじゃなくできるけど
わたしはいつか せんせいをひとりにしちゃうよ。
………それでもいい?
[ それとも、 たべられたら一緒に居られるのかな。
あなたを見上げる瞳は濡れているけども かなしい色は浮かんでいません。
ゆら、と揺れるあなたの青をうつして 春の海のように あたたかく笑んでいます。 *]
(453) 2016/10/15(Sat) 17時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 17時頃
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/* うう…ほんといい子だな…。
(-198) 2016/10/15(Sat) 17時半頃
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[食堂を出たところで大きな声で呼び止められる>>327 ビックリして振り返ったのは声の大きさだけじゃない、その声の持ち主がそんなに大きな声を出すとは思わなかったから。]
んあ……エリ、そんなでっけェ声出んのな。 初めて知った。
[怯えて隠れてしまうあの時とは違う。彼女もまた大きく成長したんだと嬉しくなる。すうはぁ、小さな肺が空気を取り込む音を聞きながら続きを待つ。]
(454) 2016/10/15(Sat) 17時半頃
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[謝罪に耳を傾ける最後まで黙って聞き届ける。そして]
ごめんなさいするのはいい事だ。 けれど謝ることが癖になったら、ヒトは弱くなってしまうぞ。
[なぜあの時エリがニコラスを追っていったのかなんてこちらとしては全く気にしていなかった事だった。 だったらきちんと謝罪を受け止めた上で彼女の成長を促すのがせんせいの出来ることじゃあないんだろうか。]
俺はちゃんとシルクと仲直りできた。 それから……シルクと旅に出ることになった。 お前が気に病まなくちゃあならないものは何一つないんじゃないか?
……本当に謝りたい時にきちんとごめんなさいが伝わるように、いつどうやって「ごめんなさい」を言うのが正しいのか、賢いお前なら分かるはずだよ。
(455) 2016/10/15(Sat) 17時半頃
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[それは俺はこの先教えてやれないが……彼女から強く香るニコラスの匂いが彼女のせんせいが誰なのかを示していて。 サンドイッチはきっと妖精さんの元に届いたろう。喜んで貰えたらそれでいい。 背中に載せてほしいというお願い>>329には頷いて]
おう。いいぞそういう約束だもんな。 ちょっと離れてろ。狼は鼻は効くが目は悪くてな……踏むといけねえ。
[距離を置いたらヒトのカタチを離れて獣の形へ。 小さなエリが乗りやすいように身を屈めて背中に載せたら……]
……おい、本当に乗ったか?
[不安になって後ろに声をかけた。一番最初に背に乗せたマリアンヌは背骨が折れそうなほどだったから毎回少女を載せる時に乗っているかどうか不安になるのだ。 狼の姿で人前に行くのは初めてだけれど……まあ誰も怖かったりしないだろう。そんな気がして。 どうせ行き先は同じ。神木の前までエリを載せて連れていこうか。]*
(456) 2016/10/15(Sat) 17時半頃
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―夜深く―
[残したいと、願う気持ち。
誰に教えられずとも、 きっと、ピッパは気付いていたと思う。
けれど、描くことを選んでくれて。 "描くほど、描きたくなる" なんて そんな言葉が耳に落ちれば。
蠍の火が、少女の標になれたのかも知れないと。 少しだけ願うものに近づけたような、 そんな気持ちになる]
(457) 2016/10/15(Sat) 18時頃
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[捲られる青いノート。 描かれていたのは、蠍の顔ばかり。>>369
"ありがとう"の言葉で、 蠍の胸に小さな星が輝いた、あの日。 少女の胸にも、新しい星が生まれていた]
――……。
[独白を聞きながら、少女の星を仰ぐ]
(458) 2016/10/15(Sat) 18時頃
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[一度、止まった指が、さらり頁を捲れば。 神木を描くエリと、楽しそうな蠍の横顔。>>371
ピッパの望む "さいわい" を知り、 蠍は静かに目を閉ざす。 もし、望むものに気付いてやれたなら、 こんな顔をさせずに済んだだろうか。>>373]
(459) 2016/10/15(Sat) 18時頃
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["もう行っちゃうんでしょう?"
ピッパの問い。 その裏側に隠れた言葉と、 少女の胸に灯る "それ" の名前を知っていたから。>>375>>376
そうだね。 もう明日には、お別れをしないといけない。 [何を口にしても、残酷に思えて。
差し出された青いノートを受け取りながら、 選ぶ言葉は障りのないものだ]
(460) 2016/10/15(Sat) 18時頃
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[――さいごにひとつだけ。
そう口にして、ピッパが画帖の最後の頁を開く。>>376>>377 描かれていたのは、皆の姿。
少女の思いが籠められた、たからもののような絵に、 付け足しのように加えられた、少女自身の姿。
こころが、ずきり、痛んだ]
こんなところまで、 真似をして、……どうする。
[片付けてしまっていた画材を拡げ、 少女に鉛筆を手渡し、自分もまた鉛筆を手にすると 丁度、人二人が納まるように画帖にアタリをつけて。 描こうとするのは、獣(せんせい)と少女。
蠍はピッパの絵を描くと、 並んで座る少女が描けるように身体をずらした]
(461) 2016/10/15(Sat) 18時頃
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[蠍の心臓の隣で 今だけ瞬く、少女の星。
それは翳りを帯びて、尚、うつくしい*]
(462) 2016/10/15(Sat) 18時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 18時頃
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/* 風呂から上がったら五体投地したいものがおちてた
(-199) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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―食堂―
[エリが食事を取り終えたなら。 二人並んで寄り添って、神木まで行ってみようか。 きっと、楽しいことが待っているはずだ]
……そうだ、エリ。
がっこうを出る前に、 君に渡しておきたいものがあるんだ。 [食堂を出る前に、少女に耳打ちをする。 約束は交わしたけれど、まだ、契りを結んではいないのだ。
だから、旅立つ前に。 二人だけの証を立てなければならない]
(463) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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/* もうしわけない ほんっとありがとう。
ピッパはしあわせものです………
エリちゃんぶっこんでごめんよ。 貴重な蠍を……うっ。
あーーーーーあーーーーー (胸元で十字を切る
(-200) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 18時半頃
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/* 一足先にもう泣いてる()
ていうかこれ蠍にむらたてばれてないですか 大丈夫ですか だいぶまえからばれてましたか ああもうちくしょう タイトルコールはエリちゃんにあげてくれ!
ああああああああああああああああああああ
(ありがたや
(-201) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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[少女の痛みに触れたら、私はもっと痛いかもしれない。 でも、その痛みを知らないままでいる方がずっと痛い。
呼吸と鼓動、私の中で廻る命の音がする場所、 私のこころがある場所に、少女の額が触れる。>>447
少女の表情が私から隠れてしまったけれど 私のこころの直ぐ傍にいる少女のこころを知りたいと願い、 私のこころの中にある痛みと願いを知ってほしいと祈って、 繋いだ手から隠されていた"こころ"に"いのち"を流した。>>448
私のいのちに押し流されて、私に廻ってくる少女のいのち。 君が誰にも知られないように、きつく蓋をしたそれは 昨日の温かい気持ちより熱い涙の温度。>>449]
(464) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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/* ふたあしさきにまた泣いてる (いい加減になさい
蜂蜜すめるのボディーソープで風呂に入って わたしいまとてもハニーハント。
(-202) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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――ひとりは、さみしい
(-204) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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/* ちょっとまって わたしのキャパをこえる
きみたちの並びは だめだ ちょっ
ォォオオオヲヲヲヲヲヲヲ(咆哮
(-203) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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私のことを、受け入れて欲しい
(-205) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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育ちきるその日までそばにいたい そして
(-206) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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/* >>371 みないで!はずかしい! って、エリが。
(-207) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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/* ここで2分溜めるのしんでしまうから
更新ボタン連打がとまらないから
ねえ、せんせい………ああああああああああああああああああああ
(-208) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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[堰を切ったように流れ込んでくる溢れる少女の感情が ぐるりと私の心を薙いで、鱗が一枚、涙のように落ちた。>>450
けれど不思議と、私のこころは痛くなかった。 少女に痛みを流してしまったからなのか 少女から返ってきた痛みは はっきりと右腕に刻まれているのに。
私の左胸に温かい雨が落ちて、 乾いたこころを癒していく。>>451
それと共に零れ落ちた言の葉は、 私の左胸にじわりと沁みこんだ。
食べたくないわけがない。 だから、君がそれを許すなら―望むなら―、 私は君を食べよう。
私の思いを紡いだ言葉に少女の言葉が重なる。]
(465) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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/* つらい(5分たった
(-209) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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傍に、いるよ。
ピッパが取ってくれたこの手を 私は離さずにいたい。
―――…そう、私は寂しかったんだ。
[だけど、共有した同じ痛みを知っている君が 傍にいてくれるなら、きっと、 この胸が痛むことはもうないだろう。]
(466) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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それでも、いいんだ。
その時、私はひとりになるわけじゃない。 ピッパのことを私は残さずに食べるから。
[瞼の裏に刻んだ多くの記憶は 画帖に描かれた思い出のように 消えることはないけれど、 思い出だけじゃない、 君の全てを私の中に刻むことができるなら。
少女の悲しい色の消えた瞳は、 温かい海のように穏やかで 私の瞳の揺れを静かに浚った。>>453]
(467) 2016/10/15(Sat) 18時半頃
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ピッパ、私は君を幸せにすると誓おう。 そして私を、幸せにしてほしい。
私の心を預かっていてくれないか。 私の中にいつか還るその時まで。
[私はそっと握った右手を離すと、自らの左胸に当てて、 左手で少女のこころの上に触れた。
私のいのちの欠片を注ぐために。 ――私の誓いと、心を捧げる契りの証として。]
(468) 2016/10/15(Sat) 19時頃
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/* わたしも自傷入れたい いれたい
いれたいけど入れたらせんせい力貸してくれなくなっちゃうし 世界観的に村建てNGです(ブブー
ぐろがだめというわけでなく 獣が能力を共有することで少女が傷を負うことがあってはならぬとおもうからです。
もちろんただの殺傷は可能だけど そういった意図のない能力の共有で傷付くのは世界に反する。
がまん がまんであるぞ わたし。 わたしの右手も爛れたいけど がまんだぞ 盟約済んだら、一考の価値ありだ(にこにこ
(-210) 2016/10/15(Sat) 19時頃
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/* おへんじに2hかかるロールのオンパレードで
ありがたがすぎて また東京湾にドラム缶に詰まって沈みながら拝んでる
(-211) 2016/10/15(Sat) 19時頃
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[ピッパがそれを拒まなければ、 私は少女を生んだこの神木と、 見守ってくれているだろう妖精の前で その証を立てただろう。
見上げた神木には、 いくつもの白い星がかかっていたろうか。*]
(469) 2016/10/15(Sat) 19時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 19時頃
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/* この先もちょこっと書いてたんだけどすとっぷ…! (大事な契りを勝手に確定で回すところだった危ない、というかお。)
(-212) 2016/10/15(Sat) 19時頃
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/* 盟約までぶちぬくせんせいいけめんだな?????
えへえへ。秘話攻撃うれしいえへえへ
(-213) 2016/10/15(Sat) 19時頃
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/* ピッパは夜軸優先でね、返してね。 私はこの先の時間をいただけるのだから良い子で待っている所存。
あとね、>>468こころの上っておっぱいじゃん!!って 自分で思った、ごめんね。もっとこうなんていうんだ、肋骨?心臓の上?みたいなイメージなんだけどね…?
(-214) 2016/10/15(Sat) 19時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 19時頃
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/* 良かった。 本当に、ピッパ、良かった。
(-215) 2016/10/15(Sat) 19時頃
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/* 蠍のイメージソングは amazarashi「スターライト」 https://www.youtube.com...
蠍の字面だけで選ぶなら「蠍座の女」 出オチ感満載ですね。
それなら、チップはダーラとかか。
子煩悩で少女たちが大好きなダーラ。 口が悪くてツンケンしているけれど、少女をしょんぼりてしまって大慌て。
……ありかも知れない。
(-216) 2016/10/15(Sat) 19時半頃
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/* あっ…そうか契りって1dの時間のうちにやらなくちゃいけなかったかなもしかして…?(おろおろ) 色々と余裕がなくてほんっと申し訳ない!申し訳ない!よし書くぞ!
(-217) 2016/10/15(Sat) 19時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 19時半頃
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/* >>461 んんんんんんん(言葉にならない好き)
(-218) 2016/10/15(Sat) 19時半頃
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/* ワクラバめも<私への返事はゆっくりで大丈夫。せんせいは良い子で待っています。
なんなの????かわいすぎだろう???? いいこにまってるワクラバそうぞうしてごらん???? にめーたーが正座でいいこにしてるところ そうぞうしてごらん????????????
ンンンンンンンンンンんんんん(悶 なかなかまとまった時間が取れぬーーー
(-219) 2016/10/15(Sat) 19時半頃
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/* でもね、現軸優先は、ぼくらのおやくそくだ。
蠍のは、後は多分もう予定調和とおもられるしな。
(-220) 2016/10/15(Sat) 19時半頃
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/* 長文でロールを落とすPLさんが多いのと、 リアルタイムでの遣り取りよりも、エピソードの描写が多いので、 何となく手紙村に似たような、印象を受けています。
1d72hありますし、物語の流れは決まっているのと 吊り襲撃で悩んだりしなくて良いから 緩やかに村の空気感に浸っていられるのは良いなあ。
問題は私のロール生産量が、全く追いつけていないことで、 楽しいけれど、申し訳ない気持ちがあります。
(-221) 2016/10/15(Sat) 20時頃
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― あさの食堂 ―
[ニコラスせんせいは、きのうどんないちにちを過ごしたんだろう。 ゆっくりと聞いている時間はないかもしれないけれど、せんせいのお顔は昨日よりも晴れやかに見えたような気がしたから]
せんせい、おはよう。 たくさん寝たよ。シルクちゃんと、いっしょに!
[少女の方はと言えば、おはようの挨拶は笑顔で言えたけれど>>440、ぱんぱんで整理しきれていないかばんが、おおよそ昨日の夜を物語っていた。
いっしょに抱き合ってねむったこと、はなすのが少し恥ずかしくって言わなかった。 正真正銘ちいさな10歳の少女だけれど、すこし背伸びしてみたくなった。なきむしエリと二人きりなんて、せんせいはきっと困っちゃうんだって思ったから。
せんせいが、あたしを見てくれるときの目が、優しくってだいすき。 あたしのこと、いっとう特別に扱ってくれないかな…――なんて、自惚れたことを思う。 これが自惚れじゃあないんだって、さいごのときに思えるように。 あたしはせんせいの手に触れなくっても、せんせい視線の先を、言葉を、歩いてきた道も、ぜんぶ覚えていきたいんだ]
(470) 2016/10/15(Sat) 20時頃
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/* あさの食堂(固有名詞) 漢字にしたほうが締まったな!
(-222) 2016/10/15(Sat) 20時頃
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[食堂にはジャムの瓶が並んでいた。 色とりどりのその中、あたしは黄色いママレードの瓶を見ていた。これがいいなあ。 もし、他の子が欲しがらないようなら、あたしはママレードをかばんにいれる。 ニコラスせんせいとふたりで、あったかいパンの日に食べるんだってきめた。
そこで、ニコラスせんせいに言われて白いカードに気がついた。>>441>>266 みんなの席にひとつずつ置いてある。自分のお席においてある、自分の名前の書いてあるカードを捲ると、果たし状でも恋文でもなくって、招待状だった]
(471) 2016/10/15(Sat) 20時頃
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……わー? なんだろう?
[せんせいは、悪戯かなって言ったけれど。 カリュクスちゃんはいたずらっ子だけれど、あたしにはあんまりそういうことをしない。 (きっと、気弱な気質を案じてくれているのかな、っておもう)
なんだろう?とせんせいが首を傾げるのにあわせて、あたしも反対側に首をこてり]
でも、きっと、 たのしいこと、だよ!
[そうと決まれば、早々にご飯を食べて向かうほかない。 食卓に腰を下ろして、いただきますと手を合わせる。 はやる気持ちはあるけれど、ごはんはよくかんでたべなさい!って、言ってたのはヘクターせんせいか、メルヤせんせいかな? だから、もぐもぐと一口ずつ。最後の朝食を大事にたべる]
(472) 2016/10/15(Sat) 20時頃
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[ごちそうさま!と手を合わせたのは、それから少したってから。 食器を流しにかたして、いざ神樹へ向かわんという時、ニコラスせんせいがあたしよりうんと高い背を折ってないしょばなしをしてくれた。>>463]
…うん、わかった。 きっと、大事なことだよ、ね?
[また、なんだろう?って疑問符が出たけれど、今度は口に出さずこくりと頷いた。 "契約"のことだって、すぐにわかったから。
果たして契約というものがどのようにして成るものなのか知らぬ少女は、結婚式のように指輪の交換をするのか、一つのスープをみんなで回し飲みするのか、はたまた血を――― なんて、ものがたりの中でみた"契約"について頭を巡らすのであった。*]
(473) 2016/10/15(Sat) 20時頃
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|
──回想・始まりの朝── [ せんせいとは少女を育て喰らうもの。
生まれた時から、そうと決まっている。 少女が愛され食べられるものと 決まっているように。
すべての少女を愛し慈しむ獣が その中に“ とくべつ ”を見つけたなら それを喜ばぬ少女などいる筈がない。
それは差し伸べされればその手を 取ってしまう少女の本能かもしれない。 食べられたいと願うこころかもしれない。
……それでも。半分こ。>>2:190
年若きせんせいは、相手の意思を尊重する。]
(474) 2016/10/15(Sat) 20時頃
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…メルヤの心の中にいる誰かは とても“しあわせ”ですね。 あなたに、こんなにも想われて。
[ 旅立ちの日の朝 空を駆ける彼女と その背に乗る赤目の少女を目に留めれば メルヤの心を暖める誰かを知ることに なるけれど、それは先の未来の話。
返された問いに獣は軽く瞳を伏せるのみ。 たとえ心に浮かんだ 誰かがいたとして、─────>>2:239 こころが動くその時を、私はまだ知らない。]*
(475) 2016/10/15(Sat) 20時頃
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―食堂―
[蠍の言葉に、鏡合わせのように こてり首を傾げるエリ。
少女が自惚れたことを思うように。>>470 蠍もまた、少女が自分を一番に思って欲しい、と。 自惚れたことを願う]
そうだね。エリの言う通りだ。 あの子は皆が楽しめることばかり、 考えているからね。 ……きっと、最高の悪戯をしてくれるよ。
[善は急げと――朝食を取ろうとする エリの食卓を挟んだ正面に蠍も腰を下ろし。
両肘をついて手を組み、顎を乗せた行儀の悪い姿勢で。 がっこうでの最後の食事を大事に食べる少女を、楽しそうに見つめる]
(476) 2016/10/15(Sat) 20時頃
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/* エリちゃんwwwww血をwwww物騒wwww
有りだよ 盟約についてはなんでもありだよ せんせいはわたしになにをくれるのかしら
(-223) 2016/10/15(Sat) 20時半頃
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[耳打ちした話が、契約に纏わるものであると エリはすぐに理解したようだ。>>473]
エリは、聡い子だね。
そう―― 私たち二人だけの、とても大切なことだよ。 [少女が本能で契約のことを知るように。 誰とも契りを結んだことのない蠍も、 為すべきことを知っている。
蠍を信じて、エリは契ることを怖れないけれど。 初めての契りに、蠍は微かに畏れを感じるのだ*]
(477) 2016/10/15(Sat) 20時半頃
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/* うええええ契りの日の朝に来てくれたんじゃないの??
(-224) 2016/10/15(Sat) 20時半頃
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/* 毎度毎度蠍のロールはえっちだなって思って本当に神に懺悔しかない
どうしてわたしはこんなに汚れてしまったのでしょうか
キョドるせんせはいぱーめがとん可愛すぎだろう……… もうこの なに、処女なの???
すみませんほんとう暴言ばかりで あなたの綺麗なことばを愛しています……
(-225) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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─むかしのおはなし─
[なんでもおそろいのカリュクス>>1:809は、わたしにとって、いもうとやおねえさんみたいなものにもちがうんだって近かった。
わたしの知らないことを教えてくれる時、カリュクスはおねえさんになって。 わたしが知っていることを教える時、カリュクスはいもうとになる。
そんな関係もある、ゆいいつむにの相棒ってやつなのよ。 だから彼女との時間は何でもないことでもワクワクするものだった。 もちろん苗木のことは手伝ってもらった。 その代わりあなたの実験にも手伝うと口にしたわ>>1:810
でもそうね。あなたが恥ずかしさの中に隠してくれた言葉>>1:811 もしも伝えられていたなら顔をあなたの瞳の色と同じ色にしてしまってたでしょう]
(478) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[でもわたしのお顔は赤には染まらず、代わりに飾る花の色は決まったの>>1:813 ふじいろ。素敵ね!どんな花がいいかしら。なんて考えながらシルクも同じことを言い出したことを知るのはまだ先のおはなし]*
(479) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[わたしはみんなのおねえさんにもなりたかったの。 だからそうね。きっと絵本の中にあった金髪に蒼色の瞳を持った少女と同じ髪型を強請ったの。 名前はなんだったかしら。ミィって呼ばれていたような気がするけれど…。
その時のあなたのチクチクを知らないままわたしはあなたに触れてもらっていた優しい指に。 誰かと誰かの絆を紡ぐ指に>>74]
鏡よ鏡よ、鏡さん。 せかいでいちばん可愛いのは…うん、みんなね!
[鏡を見る度にふざけたような呪文を唱えながら遊んだ青い季節。 おそろいのカリュクスがあんまりに可愛らしかったものだから>>85 あなたに憧れて誰かの髪を編み始めたのはないしょのおはなし。 でも、きっかけとなったのはシルクの髪に触れた時だからバレてしまっていたかもね?]
(480) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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そうよ、次はわたしがまほうつかいになるの。 あなたも素敵なお姫さまになれるように。
[つむじを撫でながらわたしは櫛を使ってあなたの髪を梳いていく>>75 絡まることなく滑り落ちる糸を眺めながら唇に弧を描いて。 時折、指でくるくると巻きつけながらもあなたもおそろいのまほうにかけたわ。
このまま、そっくり優しいあなたとお揃いになれればいいな、なんて思いながら。 それが少し後の未来で叶うことになるなんて、ね>>213
あなたの温もりと言葉、そしてお願い>>214>>215にわたしの心が救われることになったのは、まだ誰も知らないおはなし]
(481) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[そんな中、見つけたのはわたしのお隣さんであるピッパ。 彼女はみんなより随分と背が高かったわ>>1:702 かけっこをしてもかくれんぼうをしても、ひときわ目についてしまうあの子の変化はなんだかんだいってすぐにわかってしまったの>>1:703
俯くピッパ>>1:704を追いかけるようにしてわたしは彼女の顔を見ていたの。 わたしがせんせいに声をかけて、カリュクスが花冠を投げてくれる>>88 司令官はやぼうを抱えるシルクだったかしら>>1:691 他の子にも協力してもらったかもしれないわ。
そんな連携プレイや他の子たちともいろんな作戦を立てたりして、楽しかったことは覚えてるわ。
たとえばニコラスせんせい>>167 少し褪せてしまった金色に飾られたふじいろ。 いろいろな色を混ぜて作られた素敵な色のお花を飾ったせんせいはとっても素敵だったから、シルクの言葉>>220に同意するように飛び跳ねたの]
(482) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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せんせいに似合う色をわたしとカリュクスで考えたの。 お花はみんなで考えたわ。 だからね、似合わないわけがないと思うの。 素敵よ、ニコラスせんせい!
[困ったようなニコラスせんせいには>>168、みんなの素敵な力を自慢すると同時に綺麗に飾られたせんせいのことも褒めたの。
ニコラスせんせいの体には触れられなかったけれどわたし、満足だったわ。 だってあんまり語るのが得意じゃないって言っていたせんせいが言葉を残してくれたんだから>>186
わたしがホレーショーせんせいからもらった苗木を育てる時に、イメージしたのは、ニコラスせんせいが見せてくれた絵をよく描いていたの。
繊細なタッチで残された絵は今にも擦り切れそうな糸を思わせていたけれど、残って色は何よりも鮮明に世界を作り出していた。 そんなニコラスせんせいの世界にわたしは憧れていたの。 友だちとして。そして、せんせいとして。
わたしのおはなしにいつも素敵な絵を残してくれるせんせい。 あなたの絵にもわたし達が残した思い出が残るといいな、なんて思っていたわ]
(483) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[ヘクターせんせいは面白かったわ。 とっても面白かったの。大事なことだから二回言ったわ! 丸いものを投げちゃいけないルールなんてきっとわたし達にはなかったの>>272
綺麗な弧を描いて投げられる花冠>>221 ほら、ばうばうが元気になっちゃう!>>275
ごめんなさい。 我慢していたのだけどわたしきっとお腹を抱えて笑っていたわ。 でも、しょんぼりするヘクターせんせいのお顔も可愛かったから、しょうがないのよ?
それにシルクがおかしなこと言うんだもの>>290 うん。やっぱりしょうがなかったの]
(484) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[うん。そのしょうがないことはメルヤせんせいも分かってくれたわ>>340 いつもならかみなりを落としていたかもしれなかったけれど、静かに待ってくれたもの>>341
作戦をこなしてこなして、考えて。 背の高いワクラバせんせいに対しても木登りをして上から落とすだなんてすごいことをしてのけたシルクは、わたしの中ではしばらくヒーローっていう存在にもなっていたのはここだけのおはなしになったけれど。
思い返してみるとホレーショーせんせいのインパクトも凄まじかったわ>>354>>355>>358 だってつい、あんなこと口にしたもの]
ホレーショーせんせい…………。 ……かわいいわ!
[ちょっと、見慣れなさすぎてわたしもやっぱり笑ってしまったのだけど、新鮮っていうのかしら。 せんせいの格好よりもせんせいの反応が面白くて笑ってしまったわ>>359
お客さんにもプレゼントをするシルクのこころの広さには驚きながらも編んだ花冠をみんなで飾って、お揃いにうれしそうにはにかんだの]
(485) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[顔を真っ赤にしていたピッパ。 楽しんでくれていたならよかったんだけど……でも、本当は少しいやだったんじゃないかしら。 不安な気持ちもあったの。
でもね、それは少し後にちがうんだって分かった>>1:705]
シルクに教えてもらった編み方にしようかしら。
[控えめな合図。 きっとわたしがいちばん知っているサインにわたしはあなたの髪に腕を伸ばしたわ。 タマもお気に入りの場所を。 わたしは一本一本触れながらあなたの変わらない色を探してた。
どこか素直になれないあなたを見つけられるように]*
(486) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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─星空の約束─
[約束をなるべく破りたくはないわたしは、ピッパとの約束を忘れることはなかったわ。
屋根には頑張ればわたしたちだけでも登れるけれど、そうね。 ふたりだけでいくのも寂しいからさいごのお願い!とばかりにいろんな人に声をかけたわ。 そうしたらメルヤせんせい>>205が来てくれてわたし嬉しくなったわ。
だって、メルヤせんせいが夜空の美しさを教えてくれたんだもの。 だから、とっても嬉しかったのよ。 それにね、シルクも>>226 まるで一年前のあの夜みたい。 だからわたしはピッパを真ん中に挟むようにして、手をつなごうって口にしたの]
(487) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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シルク。わたしも忘れないわ。 あなたがくれた星もあるもの。あなたがくれた青色を見る度にきっと思い出す。 つなぐあなたの糸を、青に映すの。
ピッパ。 ………わたし、寂しくないわ。 みんながいてくれたから。寂しい日には、あなたがいてくれたから。約束を覚えてくれていたから。
[星を見上げならポツリと零した言葉はあなたに届くことはあったかしら。 随分と小さくなってしまったものね。 それでもわたしはそっとあなたの手のひらに自分の腕を伸ばして重ねようとしたでしょう。 それからはきっと、空を見上げて星空に思いを馳せたの。
そんな時ね、声が重なったのは>>231]
(488) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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Twinkle, twinkle, little star♪ How I wonder what you are♪
[夜空に光るお空の星に届ける唄。 よく口ずさんでいたものだから、きっとみんなも知っていてくれたらいいなって思いながら歌うの。 繋いだ手に力を込めたわ。 遅れて混ざる声>>249>>253にわたしは笑みを深めたの。
願ったのは一年前と同じお願いごとと。 それとは別にもう1つ]
また、みんなで同じ空を見れますように。
[それはきっとこうして手をつないで見上げられるものではないかもしれないけれど。 同じ空の下で生きるわたし達だからきっと、叶う約束だと信じたの。
そう、それはもうひとり、わたしたちとせんせいの場所を守ってくれるあなた>>286のお陰。 声にしないと伝わらないことがある。 言葉は強い。願うより強く叶ってしまうことがあること]
(489) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[あなた“達”>>288が教えてくれた大切なことばがわたしの中で生きていた]*
(490) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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/* でっ………・でたーーー!
ずっとデメテルのターン! なんか久しぶり! まってた!まってたよこの出力!!! 洪水だァァァアアァァァァ
(-226) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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せんせい、とっても長生きそうなのに。
”寂しかった” って、今頃おもうなんて
………… へんなの。
[ ”ひとりはいや” ”ひとりはさみしい”
似ているようでちょっと違うわたしとせんせい。 でもいまそれをまるごと交換こしたから もしかしたら今は、それぞれ半分ずつ 胸の中に持っているのかもしれないね。>>466
せんせい幾つなの とか 聞いたことはなかったし おっきいし、物静かだし、頼りになるから その身体の中に1人しか居ないことをわたしは知らない。
知っていたら”寂しい”をもっと理解ってあげられたのに]
(491) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[ 繋いだ手を握り直して、触れていることを確かめる。
心を塞いであんなに逃げていたのに 得てしまったら、生きたいと(行きたいと) 思った途端 微笑っていられなくなった。
張り詰めていたものが、しゅうしゅうと抜けて 力が落ちた肩はだんだんと落ちていく。
「 ぴい 」
タマが、わたしの頭に乗った。 ]
(492) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[ 親の心 とり 知らず? ( 知ってるのに、しらないふりしてる説も )
お気楽に羽根繕いをはじめたタマに わたしはちょっと苦笑しながら ”残さず食べる”って言ってくれるせんせいの 左胸へほっぺたをぐりぐり。 ( せんせいで涙を拭くわるいこです )
うん、って大きく頷いて 緩み始める口元を自覚しながら ]
もしわたしが美味しくなくっても安心だ。
なんでも美味しくできる、 ………せんせいは、魔法使いだもん。
[ さしずめわたしは おばけかぼちゃでしょうか。]
(493) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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わたし、もう、すごおく幸せなんだけど…… せんせいを”幸せ”にするにはどうしようか。
たりない? まだたりない?
[ きゅ、きゅ、って手を握り でっかいピッパの優しさタックルも添えて あのとき>>31より、幸せにするには どうしたらいいかなぁ って。
でもどうやらちょっと様子が違うよう。
「こころ」を預かるとは >>468 いったいどういうことなのでしょう。]
(494) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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………いいけど、
せんせのこころ 預けたら 空っぽになっちゃわない?
わたしのこころ、かわりに、いる?
[ そういうことじゃないよ、って 言われてしまうかもしれませんが 基本わたしはにぶちんなのです。 ( せんせいも同じ>>421だなんて、みとめぬ…! )
離れてゆく手を見送って >>468 青々とした鱗の手は、胸元にある。
「 ? 」って顔をして 見よう見まね わたしも同じポーズを取ろうとしたら 笑われてしまうでしょうか。]
(495) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[ 誰に 何に 言われることもなく わたしもいちおう(でっかいけれど)少女ですので 此れが”何”かは、程なく理解するでしょう。
一度、神木を見上げて もう舞いきったカリュクスの祝福が積もる 枝先へと目を凝らす。
小さなちいさなふくらみが ほつり、と 増えた気がして
( 大丈夫だよ ) ( こんなわたしだけれど ) ( 食べてくれるってせんせいが、いたから )
妹たちが、わたしと同じ不安を抱かぬようにと 目を伏せ祈り、願い、祝福を
静かにその時を待つ。*]
(496) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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/* わぁあ……素敵だあああ
(-227) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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/* 今から本気出して書いてくるわね (Byデメテルメモ
#とは
(そそりたつデメテルキャッスルを見上げながら
(-228) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 21時頃
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[一瞬だけ、躊躇ってしまったの。 わたしの腕にも鱗のある右手があれば、誰かさんの思っているこころ>>330が分かったのかしら。
でも、分かったからといってわたしに何ができたのかしら。 痛々しいほどに優しいあなたをこれ以上苦しめないためにも>>331 わたしなあの時、ひとつを覗いて言葉を重ねることはしなかった。
たったひとつ零した言葉は 「なら、やっぱりお揃いだわ」その一言>>332 わたしだってあなたを、わがままだとは思わない。思わないけれど、口にはしない。 これは、伝わらなくてもいいこと。 静かにそっと隠した瞼の裏側。
わたしの残したことばがあなたにも残るといい>>334 わたしもあなたが結んでくれた約束>>335を決して忘れないから。
だから、さようなら]*
(497) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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─祈りの堂─
[キィ……と扉の開く音。 僅かな隙間から覗く、わたしの靴。 硝子の靴でもなくて赤い靴でもない靴を踏み鳴らしながら、とんっ、と音を立てて中に入ったの]
今日もおやすみじゃなくて おやすみの時間になっちゃったわ。 なかなか見つからないから プレゼントはいらないかと思ったわ。
[またねと口にしたのはわたし>>113 でも、本当にまた会えるかどうかなんてわたしにも分からなかった。 もしかしたらもう、会えなかったかもしれなかったのに、せんせいは変わらずそこで待っていたの]
ねえ。 ………あなたは誰を待っていたの?
[こつり。 止めた足は、あなたのすぐそばで。 笑みを浮かべながらわたしは白い羽根を取り出しましょう]
(498) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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もしもまだ、決まっていないなら。 その隣、わたしのために空けてくれないかしら。
[そしてあなたがキスを落とした手のひらに唇を寄せれば、はにかんで]
わたしがさびしくないように。 今日だけでなく、…これから先もずっと。
みんなのせんせいじゃなくて…… 誰かのせんせいじゃなくて…
(499) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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わたしだけのヴェスパタインとして、傍にいて。
(-230) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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/* >>480 ミィの絵本出演、くそわろた
そうだろうそうだろう。 ミィは可愛いだろう?(オズワルド談
※解説:前村の、むらたて&むらたてサポさんの 盟約済、獣少女NPCの 少女がミィで、獣が私、オズワルドなのです。
前村はPCとして参加はしなかったから、の今回です! ヒャッハー 獣もやりたいぞおおお(3回目の予感 もっぺん少女でもいいぞおおお(次はもっとバカをやりたい
(-229) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[さいごにひとつ落としたことば]*
(500) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[ ありがとうって、お部屋とお別れしたら ぼくは一度だけ振り返って扉を閉めたんだ。
――もう開けることは、ない……よね? 忘れ物、多分ない……は、ず! ぼくはリュックを背負って、色んな部屋を覗きながら せんせいがいる、と思ってた食堂に行く。]
………ヘクターせんせい?
[ そこにヘクターせんせいはいなくて、ジャムの 瓶があった。>>324 いくつかはもう無くなってたのかな。 いちねんまえ、ホレーショーせんせいに貰った卵。 ぼくは最後に残った1つでいいって言ったけど…今は、迷わずその中から選ぶことが出来るようになった。]
(501) 2016/10/15(Sat) 21時頃
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[ そうやってぼく達はどんどん出来る事が 増えていく……ん、だ、けど。 今はそれより、ヘクターせんせいがいない。 ヘクターせんせいがいない。]
…………………。
[ ………あれ?ぼく、置いていかれちゃった? そんなことはないってわかってるのに怖くなる。 どこにいるんだろう? 銀の三本フォークにジーッと見られてるような気がして ぼくはきょろきょろ、せんせいの名前を呼びながら 探し回る。うう……怖くて、泣きそう。*]
(502) 2016/10/15(Sat) 21時半頃
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― 食堂 ―
[ニコラスせんせいは、あたしが食べているところをじっと見ていたみたいで、少し気恥ずかしかった。>>476 せんせいたちが食べ物を必要としないのは知っているけれど、こうも見つめられていると落ち着かないというか、照れるというか。 お行儀の悪さも気にならなくって、寧ろいつものせんせいと違ってみえて、なぜだかあたしはすごく嬉しかったの。 はたと目が合ってしまったら、えへへ、ってちょっと困ったように笑ってみせた]
(503) 2016/10/15(Sat) 21時半頃
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[それから、ご飯を食べ終えて。 せんせいの少し潜めた声は、ほんとうにあたしにだけ通るだいじなことを伝える声のような気がして、背筋がしゃんとなった。
こわいことはひとつもない。 何が起こるんだろう?ってわくわくと、大丈夫かな、って漠然とした不安がちょっぴりと。 でも、あたしで良いのかな、なんて不安は意地でも滲ませないように。
きゅ、と服の裾を掴んで、せんせいの顔を見上げた]
大丈夫だよ。 せんせい、
[せんせいの顔が、少し曇って見えたような気がしたから。 根拠の曖昧な"大丈夫"は、無根拠に自信満々で、こくりと頷いて見せた。*]
(504) 2016/10/15(Sat) 21時半頃
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― 前日のこと ―
[ヘクターせんせいの言葉は、すこし難しかったかもしれない。>>455 せんせいが「ひとりになりたい」って思っていたこと、あたしは知らないから、あたしだったらそばにいてほしいのにって、ごっちゃにしちゃったのかもしれない。 もしくは、せんせいの悲しい顔をみたのに何もできなかった自分に対してか。
まだわかったようなわからないような顔をしているけれど、でも、こくんと頷いた。 きっと分かる日がくるから、そのときまで脳に刻んでおく。それが、糧と成る少女の役目でもあると思うから。
ふたりが仲直りできない、なんて思っていなかったけれど、ずっと気になっていたのは本当。 だから、ふたりで旅に出るんだってきいて、あたしはすごく嬉しかった。 よかった、って喜んで、おもわずぎゅって抱き付いちゃった。ちょっと、大袈裟だったかな?]
(505) 2016/10/15(Sat) 21時半頃
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/* みんなにプレゼントできそうにないから歌を贈ります(真顔)
(-231) 2016/10/15(Sat) 21時半頃
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[背中に乗せてもらうおねがいは、あっさり受け入れられた。 言われたとおりに少し離れて、せんせいの様子を見守る]
わ、わ。 す、…ごい!
[目の前で獣の姿になる所、始めてみたから驚いちゃった。 おそるおそる、銀色の毛を撫でる。ふかふかで、いいにおいがした。 ぎゅーって抱き締めて、いぬにするみたいになでなでしたら、せんせいに窘められちゃったかな?
それから、体高を下げてくれる狼に倣って背中に跨る。 いきものに乗るのははじめてのことだったから、緊張した。膝の裏っかわを通じて、獣の体温と息遣いが伝わるようだった]
せんせい、妖精さんのところへつれていって!
[落ちないようにぎゅっと抱き付いて、向かう先は母なる樹のもと。 いろんな感情の生まれるその庭に、さいごのお別れをしよう。*]
(506) 2016/10/15(Sat) 21時半頃
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/* ごめん秘話にはさまったね……(っていうブッダ顔
(-232) 2016/10/15(Sat) 21時半頃
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/* うん。本当にお誘いいただいた時は嬉しかったんです。ありがとう。 うまく返せなくてごめんなさい。
(-233) 2016/10/15(Sat) 21時半頃
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/* せんせいがどこにいるのかわからなかった(読解力
(-234) 2016/10/15(Sat) 21時半頃
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ー 神木の下 ー
[食堂を抜けて準備を終えて来るであろうシルクを待った。 俺はまた戻ってくるかもしれないけれど、シルクはここを出たらその目でこの景色を見ることは無いのだ。 別れを飲み込むまでの時間は必要だろう。
俺は……獣の姿に戻ってそこにいた。 これからずっと旅をするんだ。 この姿で走れば風より早い。 行きたいところへ何処までも行ける。
けれど、シルクは来ない。 【待て】の姿勢で伏せって…………くぅん、と鼻を鳴らす。]
(507) 2016/10/15(Sat) 22時頃
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[何やら大きな袋を持ってウロウロしているカリュクスを尻目に、くるりとまなびやの中に戻る。匂いを辿って、くんくんと一歩一歩。
厨房や食堂を探したのか匂いが強い。 キョロキョロと当たりを見渡す後ろ姿>>502を見つけて、わん!と一声。]
シルク!
[わんわん!と呼びかけてから……猛ダッシュで距離を縮めて鼻面をぐりぐり押し付けてやれ。 たくさん荷物を持ってこれから遠い旅に出る。そのための準備をしてくれているのが嬉しくてまた尻尾はブンブン揺れる。
けれど、まだシルクに話せていないことがある]
シルク、聞いてほしいんだけど。
(508) 2016/10/15(Sat) 22時頃
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せんせいは、何でも凍らせることが出来るんだ。 水を凍らせて氷にしたり、雪を降らせたり……果物や野菜を駄目にしないように冷たいところに漬けておくことも出来る。
[そこまでは10年の生活の中でシルクだけじゃなくみんな知ってること。 だけれどその先は俺の憶測。そして俺の中にある蟠りみたいなもの。]
多分……その力を俺に使えば、俺も凍らせることが出来る。
[ずっと悩んでいた。三人目の少女の記憶が無いのは何故だろうって。獣の力無くして、少女にそんな力はない。 多分だけれど、彼女がしたのは【記憶の凍結】。 死ぬ間際、自分に関する記憶を全部凍らせて……結果俺は何も思い出せなくなった。
しかし、つまりそれは力の行使先は俺自身も含めることができるという事だ。]
(509) 2016/10/15(Sat) 22時頃
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[背筋をしゃんと伸ばし、表情をきゅっと引き締めて。 エリは話に耳を傾けてくれる。>>504
契りを恐れる、蠍の微かな畏れを目聡く見つけて。 何も知らない少女が 真っ直ぐにぶつけてくる、曇りなき信頼]
ありがとう。
実は、私もね、 契りを結ぶのは初めてなんだ。
だから、少しだけ不安だったけれど、 エリが大丈夫って言ってくれたから、 私はもう、大丈夫。
[もう、隠し事はしないと、自分に誓ったから。 やけに自信満々に、こくり頷くエリを微笑ましく思いながら。 素直な言葉を連ねた*]
(510) 2016/10/15(Sat) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 22時頃
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―回想・前日、獣たちの夜―
あの子たちと巡り会えたのは勿論だが、 君たちの知遇を得られたことにも、 私は感謝をしているよ。
……ここは、本当に良いところだな。
[晩稲の蠍に掛けられる、ホレーショーの明るい声。>>1*20
がっこうが――初めての、他人とのふれあいが、 素直な思いを口にするまでに、蠍を変えてしまった。
こんばんは――メルヤ。 屋根に姿を現した、有翼獅子にも声を掛ける。>>1*24]
(*1) 2016/10/15(Sat) 22時頃
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[月の魔力は、ときに獣さえ狂わせる。 だから、蠍が想いを口にせいてしまうのは、きっと月のせい] ……私はね、時々迷うんだ。
あの子たちを糧にして、共に永らえるべきか。
それとも、死したあの子たちの傍らに眠り、 永遠の夢を見るべきか――とね。
[ワクラバのように。>>1*23 少女を糧にすることを、理と理解した上で迷うのは。 殺してしまいたいほどに自分を憎んだから。
今は、もう、憎しみは失われていたけれど。 もし誰かが蠍を選んでくれるなら、 その少女の為に命を燃やし尽くしたいと、憧れるのだ*]
(*2) 2016/10/15(Sat) 22時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 22時頃
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俺は馬鹿だからなァ……。 シルクがしたいと言えば多分何でもする。
三人目の子にだって、自分のことは忘れろって言われて……そのまま思い出せねェんだ。
[それがどうしてそうなったかすら思い出せない。大事な俺の一部なのに。]
シルクが、もし「俺が終わらない」のがいいなら、きっとそうする。
シルクは、俺をどう使いたい?
[旅に出てこの先どうするのか、何をしたいのか。 それを確認するように獣の目でじっと少女を見つめた。]*
(511) 2016/10/15(Sat) 22時頃
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/* なぜ、>>*2が見出しになっているのか、とか。 アンカー引けてないだろ、とか。
ツッコミどころが満載になってしまいました……。
(-235) 2016/10/15(Sat) 22時頃
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/* 皆、大事な場面に入ってきてるので 落ち着くまで回想は書き溜めておこう。 思い出しって感じで補完するんだー。
(-236) 2016/10/15(Sat) 22時頃
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[少女の、へんなの、という言葉に 私は、ふ、と息を吐くように笑った。>>491
確かにおかしな話だ。 私は少女よりはずっと長く生きているけれど そのことに今更気づくくらいに鈍いのだから。 (こと自分に関しては、君以上に、かもしれない。) せんせい達の中でも私はそこまで年はいっていないことも たった一人の少女しか糧としていないことも 私は話していないから、少女が知らないのも当然の話。
交換して、分け合ったさみしさのように これから私のことを知ってもらう時間は、 少女のことを私が知ることのできる時間は
私が望めば、少女が望んでくれるなら、 きっと、たくさんあるはずだ。>>492]
(512) 2016/10/15(Sat) 22時頃
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[私の左胸にかかる力の抜けた少女の重みは、 私に預けて欲しいこころの重さで、 左胸で拭われた涙も零さずに食べたいくらいだけれど 殆どは布地に吸われてしまったろうか。>>493
少女の頭の上に戻ってきた鳥は、少女の心を映す鏡。 羽繕いをするタマの穏やかな様子は、 彼女が彼女と向き合うことから逃げ出さず、 自分の気持ちに蓋をしたままにならなかったことを 表しているようで、私も、私の願いから、もう目を逸らさない。]
ピッパが美味しいことは 私はもう知っていることだけれど
あの葡萄よりもずっと、 もっと美味しく育てることが私には出来るよ。
[おばけかぼちゃより、天に伸びる葡萄の蔓の方が よく似ているかも知れないと繋いだ長い手に思う。]
(513) 2016/10/15(Sat) 22時頃
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[握り直される手も、受け止めた全身も 私を幸せにしてくれるけれど、>>494
足りる、に必要なことがまだあるから、 私は右手を私のこころの上に添えた。]
空っぽになんかならないさ。
ピッパから貰う幸せが此処には入るだけだから。 だから、代わりにこころを貰うことにはなるのかもしれないね。
[鈍いけれど、少女の提案はある意味で正解だ。 私は、ピッパと契りを交わして、 この先の時間を貰おうとしているのだから。
倣うように同じポーズをする少女に、 私は小さく微笑んだ。]
(514) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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[教えなくても、少女は契りの意味を知っている。
私は、瞳を閉じると、右手で少女に触れて 私自身のいのちの欠片―私の思い―を ピッパのこころにそっと、流し込んだ。
そこにはもう、痛みはない。
あるのは、この先ずっと少女の命が尽きるまで 君を守り、幸せにするという誓いばかりだ。]
(515) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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[神木と妖精と、 それから少女の頭の上にいるタマを証人に、 契りの誓いを立てると、 少女に触れていた手を離し、瞳を開いた。]
――…これで、 私は、君だけの獣(せんせい)だ。 私の左手も、右手も、これからは君のためだけに使おう。 君の行きたいところになら何処へでも連れて行こう。
[そう、契約の儀を終えたことを伝えると、ああ、と 思い出したように付け加える。] 皆の見送りもいいけれど、自分とタマの支度も忘れずにね。 [ひとりになる準備と、見送る準備しか おそらくしていなかっただろうと、少女の肩を叩く。 そうして、少女の心を映す鳥にも、 これからもよろしくと指先を伸ばした。*]
(516) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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―― 少し前:花と星を撒きながら ――
[ 下に見えた皆の姿 ここからだと、話し声は風に紛れてしまうけど。
爪先立ちするピッパちゃんには さっきのグッドラックのお返し>>346 私からも親指をビシッと立て
風に流れていく、お花と星を 掴もうとしている、シルクちゃん>>388 うまく手のひらに収まるようにって 少し多めにひらり、ひらり落とし。
ホレーショー先生の姿が見えたなら 花冠を投げた時みたいに 頭を狙ってお花ばかり落としたり。]
(517) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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[ そして、少し遅れてきたワクラバ先生が ピッパちゃんの頭に落ちた星を手に取ったなら>>419
卵から孵った青い鳥の、お母さんでもあった友達。 誰よりも周りをよく見ているような友達。 その隣に、優しくて大きな先生がいることに ふっと口の端を緩めて。
ここで共に過ごした皆 すべての姿があっただろうか。 ここにはいない顔ぶれがあったとしても
白と思い出と虹に彩られた神木の上。 私は先生と共に、届くようにと願いを降らす。
ししねこさんも、この神木に宿るという妖精さんも 例外なく、幸せになるように。
誰かが願う、それ自体がきっと 意味があることだと思っていたから。*]
(518) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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/* エリのはちょっと返し方に困ってる。 シルクはなんか悲しい気持ちにさせてたらごめんね…
でも早く経年変化に気付いてしまいたい。鎖が今後どうなんのか分かんないけども
(-237) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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――― 朝 ―――
[雪>>281が降る、花が降る。
獅子は、何時ものように屋根から見上げ さてさてあれは、何の花だったかな。 数多の年を刻んでも、知識には際限がある。
空から落ちる影、旋回する影。 等しく降り注ぐその色が ひとつ、しあわせの色に染まるとよい。]
おはよう。
あとの見送りは、おぬし、任せたぞ。 中々に……… 楽しかった。
[見据える先、神木に映し出される虹色>>416]
(519) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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[此処を訪れることこそ初めてでなくとも 初めての経験は、幾度数えても数え切れぬ。
――― この景色ひとつとして。]
皆も無事、見ておるかの。 寂しがりたちが泣いておらんと良いが。
まあ、今日は泣いて許される日じゃろ。
[獅子は屋根上で、伸びをする。]
"さびしくなんか、ないわ。">>103
[肺腑に溜まった、"声"を吐き、笑う。]
(520) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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/* せんっ せぇ……………(ぶわっ なんでわたしが荷作りしてないの知ってるのっ………(ぶわっ そしてその二つ名ルビが めっちゃくっちゃじわじわきます……www
さて わたしはそろそろアレを決めないとなあ。 身長伸びる、はせんせには合わないなーーーってーーー 埋められたそれが育つと何になるかなあ。 植物、ふむ。ううむ。考える。
オン詐欺で犬散歩にいっていたため 蠍を拝むのは夜中だな……うん……いそがなくていい…
(-238) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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[神木を望む、白い色を、遠く。]
さて、散歩に出掛けるとするか。
[間借りの獅子猫は 身軽に屋根を飛び降りて、息を吐く。]
"良き流れがあらんことを。">>165
[次なる声は、獣の声。 貰い受けたものをひとつの流れに、還す。
獅子はまなびやに背を向け、歩き出した。 これから先は、また一匹、長い散歩道。*]
(521) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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―神木、花、そして星―
[薄暗い廊下から、神木の下を訪れて。 蠍は眩さに目を細める。
降り注ぐのは、朝の陽光ばかりではない。
光の中をはらはらと、 舞い散り、踊る花と星。 視界、一面の白。
誰かの歓声が聞こえて。 振り向けば、蒼穹へと手を伸ばす少女が映る。>>348
向ける言葉など、ないままに。 蠍は空と地をつなぐ うつくしいものを見詰めている]
(522) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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[ キィ……小さく扉が軋む音。
続いて細く開いた扉から聞こえた軽やかな音色。 まるで社交ダンスのステップのように 踊るように近づいてくる足音に、 私はゆっくりと瞑っていた瞳を開けた。]
ずいぶんと遅かったな、夜更かしさん。
[ 君が紡ぐのは私の言葉。>>1:147 だから私もこう言って笑うんだ。>>1:535 ]
……君は、いじわるな子だね。
[ 誰を、だなんて。 そんなこと。 分かりきっているだろう?>>60 ]
(523) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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[ 私の “ 特別 ” は、君しかいないって。
誰かの代わりじゃない たいせつな人を重ねたわけでもない 他でもない “ 君 ” を 私はずっと────、待っていたんだ。]
(524) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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残念ながら、私の隣にいる人は もう決まっているんだよ。
[ はにかんだ君の髪を 一房掬い上げ口元に寄せると、 誓うように、儀式のように口付ける。 …愛しくてたまらないという表情で。]
デメテル、私は君だけの為に在る。 …だから、君も。
私たちの生徒としてではなく、 私のデメテルとして……ずっと傍に。
[ 思慕の想いを込めてプレゼントをねだる。 今日は特別な日だから。 少しくらい我儘を言っても良いだろう?]*
(525) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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/* なにか気の利いたことを言いたいんだけど言葉が出ない…!だめね! むむ。むむむん。
(-239) 2016/10/15(Sat) 22時半頃
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[空を舞う白に、虹色の光が添えられる。>>416 それは、数えるほどの短い時間だったけれど、
うつくしいものが、またひとつ、 蠍の心に降り積もる] きれいだね。
[隣に立つエリに、ぽつり、呟くのは、 自分の力を忌み嫌うから。
いつか、マリオが言ってくれたように。>>0:797 描く力が蠍の魔法だったら、どれほ素晴らしいだろう。 そんな思いを誤魔化すように空を仰ぐと。
メルヤの背に乗るカリュクスに、大きく手を振った*]
(526) 2016/10/15(Sat) 23時頃
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[あたしは、ニコラスせんせいの全部に気が付きたかった。 だけどあたしは、知らないことがあまりにもたくさんありすぎるみたい。 なんにもしらないあたしは、あたしが閉じてしまいたかった箱庭に今日でお別れをする。
せんせいは、ここに二人で残ろうって言ってくれた。 だけど、それじゃきっとせんせいは、おなかがすいて死んじゃうんだっておもっていたんだ。
せんせいの言葉は意外なもので、黒い瞳をまんまるく見開いた。>>510]
はじめて……なの?
[獣と少女の理をあたしたちは知っている。少女以外の糧では生き長らえないことも。 そして同時に、深く合点がいくものでもあった。
なんて言ったら良いのか、言葉に詰まった。 どうしてなの?って聞いても良いのか分からなくて、言葉を探す]
(527) 2016/10/15(Sat) 23時頃
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[きっと、聞いても良かったのだと思う。これは、あたしが契る少女だからこそ教えてくれたことだと思うから。 けれど出た声は疑問はなかった]
そっかぁ、……、 あたしも、はじめてだよ。だからおそろいだね。 ね、せんせい。
[当たり前のことを言っているだけなのに、おそろいだと思えば気持ちがふわりと浮かびだす。 その手に触れることは叶わないけれど、代わりにぴとりと寄り添って、お腹にぐりぐりとおでこを寄せた。 あたし、こんなにぺたぺたと抱きつく子じゃなかったはずなの。ほんとだよ?*]
(528) 2016/10/15(Sat) 23時頃
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[ うう……せんせいいない……リュックを 握りしめながら歩いていたら、ぼくを呼ぶ声。>>508 ヘクターせんせいだ! 振り返ったらわんわん姿のヘクターせんせいが ぼくに突撃してき、た!]
わふ!!
[ 鼻をぐりぐりしてくるヘクターせんせい。 よかった…いてくれた!ぼくはそのお顔に ぎゅーって抱きついた! だけど聞いてほしいことがあるなら、ぼくはせんせいに 抱きつくのをやめて。せんせいの話をジッと聞く。 せんせいが出来ること。そりごっことか、氷のお菓子を作ってくれるのは知ってる。だけど……]
(529) 2016/10/15(Sat) 23時頃
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せんせいを凍らせる……?
[ ヘクターせんせいの記憶を凍らせた、せんせいが 食べた3人目の“おねえちゃん”ぼくはなんとなく―― その気持ちが、わかる……ような、気が、する>>1:688 ほんとうのところは、わからなくても。 だけど今。3人目のおねえちゃんのことが 思い出せないヘクターせんせいは……ぼくには かなしいとか、さびしいとか、そんな風に見えた。]
(530) 2016/10/15(Sat) 23時頃
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[ やっぱりヘクターせんせいの言うことは すぐにはわからない。>>511 だけどこれは――大切なことだからだって、知ってる 大切なことほど、すぐには、わからない。]
……ぼくは、せんせいに終わってほしくない それは……ずっとずっと、ヘクターせんせいに ダメにならないでほしかったから
だけど、だけど……それは。 “いと”から外れることかもしれない、ねぇ
[ 小鳥さんは土になってお花や木になる。 ぼくはせんせいに食べられて糧になる。そういう “いと”の中にある――――せんせいだって、そうだ。]
(531) 2016/10/15(Sat) 23時頃
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ぼくは……ヘクターせんせいが3人目の おねえちゃんのこと、思い出すことが幸せなら 思い出せるように。他の幸せがあるなら…… ヘクターせんせいと一緒に探したい。
だって――ご飯を食べたら幸せになるでしょう? 幸せになれること、探したい。 今のぼくじゃ、それくらいしかわからない、なぁ ……外の世界のこと、わからなくて
[ぼくはこれから、何をしたいのか――…… 何が出来るのか。何がぼくの幸せなのか。 きっとずっと考え続けるんだと思う。 ――それじゃあまだ、足りない、かな?
リュックを強く握りながら。ヘクターせんせいの 目を見ながら、そう答えたら……せんせいは どんなお顔をするだろう?*]
(532) 2016/10/15(Sat) 23時頃
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/* なんていうか、こう、素直可愛い
(-240) 2016/10/15(Sat) 23時頃
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/* 頭が足らなくて模範解答がわかりません ヘクターせんせい!
(-241) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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―神木への、道すがら―
[蠍の告白に、まるく見開かれる黒い瞳。>>527]
そうだね、お揃いだ。 [言わずもがなの言葉を、わざわざ口にしたのは。 ふわり、笑うエリの言葉に寄り添いたかったから]
まだ、エリに聞いて欲しいことが、幾つもあるんだ。 私は話すことはあまり、得意ではないけれど。 これからは、いっぱい話をしよう。
[腹をぐりぐりと額で押されると、 少女の示す親愛に。 誰も見たことのないような、 甘く、幸せそうな笑みで応える。
――残念ながら、当のエリには見えないのだけれど*]
(533) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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―昨夜・賑やかな食堂―
[腹の上で跳ねるシルクに、 ピッパと、マリオが飛び込んでくる。>>438
ちょいと上背のある少女もいるが、 俺にしてみれば、まだまだ軽くて可愛いもんさ。 …や、流石にヘクターやワクラバが乗ってきたら、 こう笑ってもいられないがな!]
赦してくれないなんて〜 >>436 そんな殺生なぁ〜!ひぇ〜! …ふ、ハハハごふっ、ゴホゴホッ…うげぇ…
[……あー。前言撤回。 ごめん。 やっぱ重いもんは重かったわ。]
(534) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[息もつかせぬほどの勢い、 わぁわぁと皆が騒ぐその中で。 そっと耳元に落とされた言の葉。
ふざけて押し返すふりをして、 こっそり盗み見た少女の表情は、笑顔だった。>>439
だから俺は何も言わず、ただただ優しく目を細め。 揉みくちゃ騒ぎにかこつけて、
――答えを返すように、くしゃりと、その髪を撫ぜてやった。]
(-242) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[咳き込んで涙目になりながらも、 上に乗る子らをぎゅう、とまとめて抱きしめる。
他の子も一緒なんて、と もしマリオが嫉妬でもしてくれたなら。 俺はきっと、とても喜んだことだろう。
物分かりが良くて、素直で優しいマリオだが、 もう俺は、おまえだけのものなのだから。 もっと我儘、言っていいんだぞ。]*
(535) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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―現在・静かな食堂―
[タイミングが悪かったか、 訪れた時、食堂はシンと静まり返っていた。 昨日の騒ぎが嘘のようだと笑って、 皆はどこにいるだろうと辺りを見渡す。
急いで神木の元へ向かえば、 卵を抱えたマリオが駆けてくるのが見えた。>>415]
こっちだ、マリオ!急げ急げ! 俺達、遅刻組だぞ!
[――ひら、ひらり。>>339
空から星が、花が降ってくる。 見上げれば、風に乗る少女と獣の姿。]
(536) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[応援するよう隣に立ったマリオの手を握るが、 ふと思いつき、途中でその身体を持ち上げる。 なるべく高い位置でオーロラが作れるよう。
皆の幸せを祈る花が、全て散ってしまう前に。 皆で幸せを願う星が、全て流れてしまう前に。
早く、早くと、二人で卵に力を込める。>>416
小さな卵で作れる粒子など限られているから、 カリュクスとメルヤがいる上空までは届かない。
けれど、舞い散る白の中に揺れる光は、 地上の皆を見下ろすおまえ達にも、 たしかに、見えたことだろう。>>430]
(537) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[空から降ってくる白は雪片のようでいて、 その実、シーツ製の花や星だったものだから。 俺は、どうしたってあの日の悪戯を思い出す。
おまえとデメテルがたくさん描いた、赤と青。 最後は、三人で空白を埋めたんだよな。 混じり合った紫もあって、仲良く三色。
あのシーツ、旅先にも持って行くからな。 退色したって何だって、擦り切れるまで使ってやるさ。]
(538) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[卵の中の切片があの日の星や花みたいだと、 真ん中に一緒に浮かべたらどうなるだろうと。 去年、そんなことを言っていたカリュクスを思い出す。
色こそ違えど、まさにこれが、それじゃあないか。>>170
まったくおまえというヤツは、 いつだって俺の想像以上の悪戯をしでかしてくれる。 …おい、俺の頭に花ばかり降らせるな!>>517]
(539) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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……おう。 綺麗だな。 おまえもカリュクスも、100点満点だ。
[上空を見上げて、弛んだ口元。 昨日の朝には感極まって言えなかった言葉が、 するりと喉から溢れてくる。
舞い落ちる白を拾った少女の手を、 そっと、包み込むように握って目を閉じた。]
(540) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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/* あっ、ずっ、ずるい
というかロルぶれてますね申し訳ない…!!よし、やるぞ!
(-243) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[いとから外れる、というシルクからの言葉に>>531思い出したのはたくさんの糸のこと。ヒトとヒト、ヒトと獣を繋いでいるもの。 ……それを切ってでもそばに居たいと望むことがあるかもしれない。 まだ見ない未来のことは俺には分からない。近くにある目をじっと見つめ返し>>529て続きを待った。
そして、答えを聞く>>532と]
(541) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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……ふは!
[声を上げて笑った!]
……ごめん!笑ったのは面白かったからじゃねえぞ!
俺の最初の少女は……食べ歩きのための旅だった。 ここでみんなで食べる食事分を全部食っちまうような子だったから。
次の子は、ワンちゃんと遊ぶ旅。 ……せんせいはこう見えて犬じゃなくて狼だからな? キャベツとレタスくらい違うからな?
三人目はさっき言った通り思い出せねぇ。
……今まで、俺のために旅してくれる子なんかいなかった。嬉しい。嬉しすぎて笑っちまった。
(542) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[リュックの紐をぎゅっと握る手に頭を擦り付ける。 この子となら俺は何処へでも行けるって、そう思ったから。]
そしたら、シルク、一緒に探しに行こう。 俺は、シルクの分の幸せを探したい。
なぁに、探し物は得意だ。 ……ちょっと腕を出してくれないか?
[俺の契約の仕方は噛み跡を残すことだから、と付け加えて。 もし服の袖を捲った時に鎖のアザが見えたら少し顔を顰めるかもしれない。まだ服の下にあるのなら先はまだまだある。けれど、やっと幸せ探しに行けるのに、終わりのことなんか考えたくないから。]
(543) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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>>513
うそつき。 まだ食べてないのに、 美味しいなんてどうしてわかるの。
[ 適当ゆって!と上唇の先っちょをとがらすけれど せんせいがわたしを美味しくしてくれるだろうことは 他でもない 葡萄をおねだりし続けたわたしよーく知っています。
行動こそ、幼いまま無邪気に戯れ、泣き、笑うが 「少女」と言うには長過ぎる手足と身長。
人間たちからしたら、胸のふくらみが全くないのが 一見 不自然に思えるほど。]
(544) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[ そんな自分の姿を、柔らかくなさそうだし 可愛くないし、噛んだらぼりぼり言いそうで きらいきらいばっかりだったけれど。
大きなせんせいにぎゅってしたら、>>494 くっつける場所がたくさんなことに気づいて ちょっとだけ、ちょーーーーーっとだけ
( 悪くないかも ) って思うことができました。]
せんせいが美味しくしてくれたら おっきなぶん、おとくだね。
[ せんせいがそんなに腹ペコな獣には見えませんが >>513 美味しくっておっきいなら、 わたしが大きなアップルパイにわくわくする位 楽しみにしてもらえるのかな とも思います。]
(545) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[ これが契りだと理解したときには既に、 せんせいと同じポーズ>>514を取ったあと。
なんだかこう、こういうものは おすましして受けなくちゃいけない気がしたのですが いまさら手をひっこめるのも、違う気がして。
せんせいが目を閉じるのに合わせて>>515 わたしも瞳を閉じました。
せんせいの”こころ”を預かる ぎしき。
くらい世界のなかに、わたしの心音が響いています。]
(546) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[ 視覚が遮られれば、そのぶん鼻や耳が利く と教えてくれたのは、たしか狼のヘクターせんせー。
とくり とくり。 いのちのおと。
とくり とくり。 こころのおと。
聞こえるそれに ほんとだね、って感謝をしながら わたしは闇の中に意識を溶かした。]
(547) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[もしシルクを背に乗せて神木の下まで来れたなら、カリュクスとメルヤの悪戯>>281を一緒に見ることは出来ただろうか。
一瞬、目の前をたくさん行き交うチラチラ綺麗に舞い落ちるものを追い掛けて獣の姿で立ち上がろうとしたけれど……背中に感じる微かな重みにぐっと堪えるだろう。 離しちゃいけない、俺がこの先守らなくちゃあならない。だから立ち上がって振り落として怪我なんかさせちゃあいけないんだ。
だからもしシルクが背中で笑ってて>>388キラキラしたものをつかまえようと身体を揺らすなら、それを感じて尻尾を揺らすだろう。
妖精さんと、神木と……その近くの金色の獅子とに黙礼を一つ。四度目の旅立ちの末幸せが見つかりますように、なんて祈りを捧げて。]*
(548) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[ 見えたのは、暗くてひろい水があるところ。
知る人が見れば湖面とわかるそれのまんなかに 空から青い宝石みたいなものが ゆうっくりと降りてきた。
薄ぼんやりとした光を放って 音もなく 雫のようなかたちの ペアシェイプ・ブリリアントカット。
降りて、降りて、降りて、降りて
水面にそれが触れたとき 吸い込まれるように宝石は消えて >>515 一輪の花が水面に咲いて 淡い光を放つ。]
(549) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[ その花の名前を、わたしは知らない。 ]
(-244) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[ そのかわりにわたしは せんせいのこころのなかで 飛び遊んで囀る鳥をイメージした。
>>0:106 せんせいの、落ちた鱗の涙を あの日見えた、鳥の広い空を 撫でてくれた左手を
そして、わたしの頭の上にいるこの子。
まるごとぜんぶ ”わたしのこころ” だ。]
(550) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[ 手が離れ>>516 わたしも手を離し 意識が空と水面から帰ってくる。
目の前にあるのは 真っ直ぐにわたしを見つめるせんせいの青。 ]
………わたし、だけの
[ 現実味は あまりないけれど ”知って”いる本能が 嘘ではないと告げて
>>516 ( これでもうあなたは、わたしの、 ………わたしが死ぬまで。)
あらためて湧きだす歓びに わたしの中に植えられた花に、笑顔を浮かべ ]
(551) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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……――せんせい。
これからも、よろしくね。
[ 神木の娘たる少女は、その句を紡ぐ。]
(552) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[ なんだか、周囲の音も光景も 長らく見えていなかった気がする。
ふ、と我に返ってみれば 周囲にはまだみんなや、せんせいも居たりして わたしのほっぺたがぼぼぼぼぼっつと赤くなる。
それにね、それにね ]
し、たく……!
[ >>516 そうなんです。ご明察です。 さすがわたしのせんせいです。 ここを発つ準備なんか… なんにもしていません。
赤くなった顔は、すぐに青くなって せんせいの指先にタマを残して わたしは走ってお部屋に向かうことでしょう。*]
(553) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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[風が忽然と吹いて、静まるように 獅子猫の姿は、がっこうにはない。
陽の色は、あれよ、お空に残してある。
去り際に気付いた黙礼>>548には 笑うように、目の青を細めて、その道行きの幸を願って。 ――――― 応えた。**]
(554) 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/16(Sun) 00時頃
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[夜更かしなことは知っているでしょう? だけどわたしも知ってるの。 あなたが夜更かしを怒ったりしないこともね>>1:508
あの時とそっくりなのに違うのはわたし達の言葉だけね>>523 そのあとの言葉を繰り返しなぞる遊びもわたしは好きよ。 でも今はもっともっと伝えたいことがあったから、静かに笑みを浮かべるだけにしたの。
一番さいごのとっておきにとっておいたプレゼント。 素直に渡そうと思ったのに、いじわるなひとはこんな時までいじわるで>>525 わたしは一瞬だけ拗ねたような顔を見せたでしょう。
それこそ世界の終わりみたいな目であなたを見たけれど、掬われた髪>>525にまた、固まったの。
それだけじゃないわ。 せんせいの表情にわたしは色付く。 林檎みたいな赤い頬でゆるりと笑ってみせたの]
(555) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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/* オニーサンありがとう!!!ありがとう!!!
ありがとうオニーサン!!! もっふもっふもっふもっふ
もっともっふもっふもっふもっふしたかった!!! もっふもっふもっふもっふ
(-245) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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( ……死が二人を分かち合ったその先も。 あなたの想いに、言霊に…わたしは寄り添う。 )
[難しい言葉>>59ならたくさん浮かんだけれど、わたしが選んだのは、それじゃない。 取り出したのはいつかあなたがくれた特別なプレゼント>>1:510]
どうしても叶えたい願いが出来たの。 ごめんなさい。………あなたの為には使えないわ。
[あなたの言葉>>1:761はもちろん覚えている。 けれど笑みを浮かべたわたしは天使に見えたかしら。 それとも、いじわるな子に見えたかしら。 自由な両手で伸ばしたのはあなたの背。 そのまま飛び込んでしまえたらいい。 そんなことを考えながら抱きついたの]
(556) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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一番さいごのおやすみを言うのは、わたしがいい。 それが、わたしの叶えたいもの。 どうしても欲しいもの。
[ないしょのおはなしをするように、声を潜めて。 いち、に。わずかな間だけの沈黙の後]
でもね、それはひとりだったら叶わないの。 だいじょうぶなんかじゃないの。 あなたの力でわたしの聲を、力に変えて。
[続けるのはお願いごとと、ひとつのわがまま]
(557) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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[カリュクスとメルヤ、 シルクとヘクター、 エリとニコラス、 デメテルとヴェスパタインに、
それから、 ――ピッパと、ワクラバ。
此度もまた、 安心して少女を任せられる獣ばかりなことに感謝しよう。
旅立つ少女と、獣たちの未来を想う。 …彼らがそれぞれ歩む道に、どうか幸多からんことを。]
(558) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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力を使う為に必要なものは、わたしがあなたにあげるから。
[その背に疎らに生えた翼>>1:755 残りが少ないことを触れた時にわたしは知っていたの。 それはきっと、あなたが今まで何も食べていない証。 わたしはあなたにせんせいを求めないけれど、だけれど一方的にもらうだけは、いやだから]
だからどうか、おねがい。 わたしをお外へ連れて行って、せんせい。
[救いを求めてみたの]*
(559) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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なぁ、マリオ。 ――…腹が減ったな?
[次に目を開けた時には、悪戯っぽく微笑んで。 昨日マリオができなかったウィンクを、 見せつけるように、綺麗に決めてみせる。
…さぁ、昨日おまえが勧めてくれた桃を取りに行こう。 門出の日に相応しい、最高のご馳走だと思わないか。
たとえ俺の栄養にならないと知っていても、 なんだか今は、あれをおまえと分かち合いたい気分なんだ。
もっと、もっと、たくさんのものを。 この先も共してゆく――これがその、最初の一歩だ。]**
(560) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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/* ああああさいごヴェスパタインって呼ぼうとしたのにいいいい
(-246) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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[まだすこし、もうすこし、踏み込むのには勇気がいる。 臆病で泣き虫なあたしのこと。せんせいを傷つけてしまうんじゃないかって、臆病風が心を撫ぜる。
でも、それはきっと自分勝手で、せんせいは勇気を出してお話ししてくれたんだってあたしは思うから おでこをお腹に当てたまま、ぽつぽつとお話しする]
せんせいのこと、たくさん聞きたい、な。
せんせいの炎のことも、あたしとおそろいなことも。 お絵かきが上手になる秘訣とか、ママレードの美味しい食べ方も。
でも、最初は、あたしに渡しておきたいもののことが気になる!
[せんせいの畏れもぜんぶぜんぶ拭えるように、あたしは楽しいことでめいっぱい埋め尽くす。 せんせいと過ごす、たくさんで少しの時間を、あたしは泣き虫じゃないあたしで過ごそうって決めたんだ。
たくさんお話してね、と顔を上げる頃には、あまったるいせんせいの笑顔は消えてしまっていたかもしれない。>>533 せんせいのそんな顔が見られなかったこと、ずるい、っておもうけれど 生憎、少女がそれを知ることはないのでした。*]
(561) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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/* なんか、どこがどう、ってわからないんだけれど エリちゃんの>>471の可愛さが異常(ぶるぶるぶる
ママレードのくだりと 果たし状の落差ほんとやっばい くそwwwwww腹筋wwwwwwww
(-247) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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/* デメテルのを時間内に拾いきれなかった悲しみよ! 遅筆が憎いぜ。
EP後はマリオを愛でまくる予定だからアレだけど、 序盤に少し振り返るくらいは許されるだろうか…w 上手く回想が繋がればいいな。
やー、赤窓とかレティーシャとか、触れきれなかったものが多くて悔しいけども! あちこち構ってもらえて、とても楽しかったなぁ! 楽しいがっこう生活だったよ、みんなありがとう!
(-248) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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[お前となら何処へでも行ける。 そう思っている。
他の少女と契約して旅に出る未来もあったかもしれないし、シルクも他のせんせいと旅に出る未来があったかもしれない。 けれどそんなのは今どうだっていい。
これからたくさん話そう。 これまでの事もこれからの事も。
限られた時間だとしても、終わることよりもっとたくさん考えることがある。 食堂にかかった三本フォークは旅立ちの日を静かに見守っている。]*
(*3) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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/* いやーーーーーーたのしいわーーーーーーー
ほんっとたのしいわーーーーーーー
みんなあとエピまで3日、よろしくね。
(-249) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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―昨夜・ホレーショーせんせいジャム―
[ いつかと同じように、ピッパの合図にぼくは発射する。桃の燻製味のジャムには塩味が合う!>>436
お腹の上で跳ねながら、ぼくはピッパと ホレーショーせんせいのやり取りを聞く。>>436>>534 “約束”については知らないから、ぼくにはいつも通りのお話しに聞こえたんだ。 ほっぺたを持ち上げられたホレーショーせんせい……ふふふ、桃みたい。
マリオとピッパもお腹に飛び込んできたら、みんなでホレーショーせんせいを抱き締めて、ホレーショーせんせいに抱き締められて。>>535
マリオはお餅を焼くかな?ごめんね。 だけどホレーショーせんせいをジャムにするのも、 これで終わりだって思うと――ぼくは思いっきり ぎゅーってさせてもらう。
どのせんせいだって、ぼくは大好き。大好きなんだ。
でも、ご馳走様してほしいのはヘクターせんせい だけだけど……それはな い し ょ]*
(562) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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なんで!笑うの!!
[ 頑張って!!!考えたのに!!!>>542 ヘクターせんせいのお話を聞くぼくのほっぺたは また膨らむ。せんせいに何回膨らませられるの!
食いしん坊のおねえちゃんのことや、わんわんが 好きなおねえちゃんのこと(ぼくにとっては葉っぱの お野菜は、葉っぱのお野菜だ)もぼくは聞く。>>542
ヘクターせんせいが嬉しくて笑ってくれたんだってわかったら…よかった。ぼくのほっぺたは元どおり。 せんせいが頭を擦り付けてくれたなら、ぼくはそのお顔をぎゅーって抱きしめる。]
(563) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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/* >>503 のエリに、全力で【わかるよ】したい。
(-250) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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しあわせと、しあわせ。一緒だね ……か、噛まれるの?
[ 腕をまくっても、鎖のアザはまだ見えない。 だからせんせいが噛むのをぐぅ、って言いながら ジーッと見て――これでぼくとせんせいの“ちぎり”が 出来た。しあわせを探しに行く旅が始まるんだ、ね!!
せんせいの背中の上。 カリュクスとメルヤせんせいの悪戯を見て。 ひらひらした花と星を掴んで、取れたよ!って ヘクターせんせいに見せて笑う。
多めにふらせてくれて、ありがと!って カリュクスに手を振って。]
(564) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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/* わあああああああいいよ他のせんせいとモフモフしてても全然いいよ全力で愛でてやる
(-251) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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[そうしてぼくは“みんな”にも手を振る。
いってらっしゃい!いってきます!
どっちの気持ちも込めて、がっこうにもぼくは 手を振って、ふわふわのせんせいの背中を抱きしめた。*]
(565) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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/* 膨らんだほっぺたをこう、むにって手で掴んでぴよぴよ口の刑に処したい
(-252) 2016/10/16(Sun) 00時頃
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