89 アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が3人、半狼が7人、首無騎士が2人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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/* お、はじまったー 半狼(`・ω・´)ゞ ふむ、噛まれるまで人か!一番ふつうのロルまわしな感?
(-0) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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回想 [少女の返答を待っているとさらに>>361と声をかけられる。自分より大人の、綺麗な女性だった。しかしその発言の内容はミルフィの理解を超えたものだった。感染してるかどうかわからない人間を家に招き入れるなど今のミルフィには考えられない。]
(なになに何なの?この人達は何なの?私は騙されてるの?何でこんな状況で他人に優しくできんの?優しくしてから私を食べるつもりなの?)
[ミルフィが固まっていると少女が手を差し出してきた(>>364)。少女の表情には全く悪意が感じられない。続いて女性の様子も伺う。ミルフィを急かす事なく、聖母の様な微笑みでミルフィを見つめている。
(信じて…いいの…かな?)
そう思った瞬間、今まで我慢してきた感情が一気に溢れ出た。一人は怖かった。でも信じられない他人と一緒も怖かった。でも、でもこの人達なら、きっと大丈夫、だと思う。]
…ミルフィ、です。 お茶…大好きです…その…ありがとう…**
(1) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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―5月3日付け町長声明―
機動隊からの要請にて明日4日より町民投票にて感染者と思わしき人物を処刑する旨を、昨日の町議会にて決議した
投票は町役場前の投票箱にて記名で行う事
また投票内容に関しては決して外部に漏れないよう厳重な取り扱いをする事を宣言する
同時に本日よりこの町からの通信を規制することも決定した
有線無線郵便問わず一切の受発信が不可能となる
町内でのトランシーバー使用のみ可能ではあるが使用者は所定の用紙にて届出が必要
(#0) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
各戸に配られた急拵えの町会便りの内容はすぐにも町中へと蔓延した
住人たちは驚き、怒り、怯え、罵りと困惑の言葉を口に上らせる
当然のように機動隊への風当たりは激しさを増してゆくに違いない
それでも明日にはこの街に住むどこかの誰かを処刑台へと引きずり上げなければならない事だけは皆理解はしていた
(#1) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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--回想-- --5月2日 夜7時すぎ 酒場--
>>355
[機動隊さえいなければと言いかけた言葉を慌ててつむぐ。どこから、彼に自分の正体がバレるかわからない。反政府的な発言はこれ以上は控えるべきだろう。アルコールと目の前の彼の人の良さで気が緩んでいるのかもしれない]
僕も、もう誰にも死んで欲しくはないです。 残される悲しみはもう‥たくさんです。
[心からの本心。目の前にいるチアキにもすぐ近くで何かの作業をしている仲間にも志を同じくした仲間にも誰にも、死んで欲しくはない。慰めるようにぽんぽん、と頭に置かれた手は自分を宥める時の親友の仕草と全く一緒で。--しっかりしてなんかない、本当は、すごく弱い人間だから--無言で俯き、フルフルと首を振る。このままでは、また彼に甘えてしまう]
すみません、明日、お仕事が入っているのでそろそろ失礼しますね。今日は楽しかったです。ありがとうございました。また、ご一緒できたら嬉しいです。
[表情を隠すように笑顔を作り、彼に別れの挨拶を告げる。財布から紙幣を取り出し、代金をカウンターに置くと席を立った。扉を出る際に再度二人の方を向き軽く会釈。そのまま夜の街へと消えた**]
--回想終了--
(2) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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/* あばばばばば!!! まさかの首無しがきたーーーー!!! あばばばばば!! 何も考えてなかったー!! */
(-1) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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/* まさかのいきなり首なしかーーーー!! うーん、どうしよう…;
(-2) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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−5月3日 早朝 住宅街の外れ「猫の集会」集会所付近− [さすがに、1日にボランティア活動、それから睡眠も取らずに夜の仕事場所へ趣き、結局何もしなかったもののほぼ立ちっぱなしで帰路につき、謎の家の探索まで行った体の疲れはそう簡単には取れず。 結局、2日は探索から帰ってからは、ほぼずっと寝こけていた。一応は水道が動いているということを有難く思う。乾きの苦しみにも、強い汚染にも無縁だ。人狼病の恐怖自体はあるけれども……そちらは逃れようもない。
さて。 起きてすぐ、クシャミは胸騒ぎを感じて外を見た。何かがおかしい。空気が不穏だ。そういえば、昨日の夜は、まどろんだ頭に猫の鳴き声がいつもより多く響いていた気がする。何かが起きる前には、いつもそういうことが起きる。
とりあえずは外の様子を見るために、建物から外に出る。外に出たクシャミの眼前に、1枚の紙が落ちてくる……「町会便り(号外)」。クシャミはそれに目を通し……驚愕とともに二度、三度読み返した。
……クシャミはそれを受け入れ、目を閉じ……自分でも驚くほど冷静に、何をすべきかを考え始めた**]
(3) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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―5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店内― (回想)
>>357
[声をしたほうに目を向ければ、とても美人な…男性?うん、男性がいた。店内の家具や匂い、また店主の雰囲気にのまれ珍しくも一瞬呆けてしまう。しかしすぐに「凄い、綺麗なお店…」と一言つぶやくと、珍しげに店内を見回す。自分よりも綺麗な男性に綺麗と言われ、ちょっと気恥ずかしくなりながらも“一見サン”の言葉にうなずく。]
冷やかし、のつもりだったんだけれど、こんなに素敵な所なら思わずいろいろ買ってしまいそうだわ。 …そうね、じゃあよく眠れるお薬はあるかしら?
[『恋の病』の件にクスクス笑いながらも暫し考え、答える。「最近、よく眠れなくて」そう言って頬に手を当て少し大げさ目に溜め息をつく。そうして、なんとなく入った場所がこんな素敵な場所だったなんて、と少女は品物、家具、見たことないもの1つ1つを眺めていった。]
(4) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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―5月3日朝6時頃、第二封鎖線付近―
[昨日の雨が嘘だったかのように晴れ渡った空。囀りながら梢から飛び立つ小鳥の声のみが静寂の中響く。もうそろそろ処刑の件は知れ渡り始めている事だろう――老いた祖父母とそれにマドカ、三人と顔を合わせる事が出来ずにここへと逃げ出してきた。 逃げた所で何があるというのか。この糞下らない悪夢みたいな世界からは逃げることなんて出来やしないのに。一昨日のトレイルの言葉をふと思い出す――非常な現実。 ああ、まったく腹立たしい事だけれど、今だけは同意してやるよ。俺もそんなもの大嫌いだ。
物資のヘリがやって来るまでにはまだ時間はある。ボランティアは――恐らく期待はできないだろう。のろのろと、片付けられていないままの荷物へと寄りかかって空を見上げる。飛ぶ鳥のように何処かに逃げ出せればいいのにと]
(5) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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--回想-- 5月2日午前中 住宅街
[通り過ぎようとすると不意に名前を呼ばれ立ち止まる。 振り向き、相手の顔をみるなり明らかに嫌そうな顔を見せる。 それもそのはずだ。同性から口説かれかけるということは早々滅多に起きることではない。 なかなか忘れることのできない記憶として残っていた。]
特に何も聞いていないよ。 密会の途中なら邪魔をしてすまなかったな。 しかし、ノーマルだったんだな、アンタ。
[珍しげに二人を一瞥し、そう付け足す。 本当に何も聞いていないのだが相手が信じるか信じないかはわからない。]
忘れようたって忘れられるわけがないだろう。いろんな意味で衝撃だったしな。 出入り禁止になったのは『普通』の店で口説こうとする方が悪いと思うが?
[自業自得、そう付け足すのはさすがにいいすぎだと思い言葉を飲み込んだ。このまま掴まって また口説かれたら今度こそ危ない、気がする。会話もそこそこに彼らの前を後にした。]
(6) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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―5月3日朝6時頃、宿屋の一室にて―
[空気が、変わった。いつもとは違う嫌な空気。 なんとなく嫌な予感を感じて部屋を出ようとすると、ドアの下に投げ込まれた紙切れに気付く。 それは、町からの連絡事項が書かれた紙。それを冷めた目で眺める。]
(そうか・・・)
[平穏な振りをするのも限界が来たということだろうか。 病のことは知っていたが、いまいち実感がわかないながらも知らない振りをしてずっと生活していた。 お知らせを見て尚、意外と冷静でいられる自分に驚き、窓の外に目をやった。 町並みだけは、いつもと変わらぬまま、そこにあった。]
(7) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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―5月2日夕方頃、第二封鎖線付近― (回想)
>>364 >>1
こんにちは、マドカちゃん。
[元気のよさそうな彼女にひとまず安心し、次いで聞こえてくるマドカの言葉に本当に良い子だな、と笑顔がこぼれる。]
えぇ、今日は閉店してるし、ウチでよければいくらでも。
[「確かにウチよりは良いかも。2階の宿屋部分には小さい部屋だけれど、ベッドとシャワーもあるわ」と伝える。しかし服が無いので途中にある自分の家から持っていくか、改めて彼女用の服を買う必要があるだろう。そうして怪我をしている少女に目を向けるともう一度微笑みかける。]
ミルフィちゃんね、私はローズマリー どうぞ好きに呼んで。 よろしくね。
[そう言ってカゴからハンカチを取りだすと彼女の眼に優しく押し当てる。そうして拭ってから、ミルフィの髪を、少女が立ち上がるまで撫で続けた。**]
(8) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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--回想--
-5月2日 夜 裏通り--
[酒場から自宅へ帰る道中、酔いを覚ますため少しだけ遠回りをした。近くのベンチに腰掛け、親友の姿と酒場でのチアキの姿を思い出す。背格好は全く違うのに、なんでこんなにも姿を一致させようとしているのだろうか。やはり、自分は強い人間なんかでは、ない。一人の人間の死すら乗り越えられないちっぽけな人間だ。感傷的になっていたせいで警戒心が薄れてしまっていたらしい。気配に気がつき顔をあげると口を大きく開け今まさに自分を食べようとしている男と目が合った。--感染者だ]
っ!!
[間一髪のところで最初の一撃は避けた。しかし、アルコールの抜けきらない体はいうことをきかず、足がもつれて倒れてしまう。倒れたまま後ずさり首への攻撃を避ける。けれども、男は太ももへ。声にならない叫びがあがる]
ーーーっ!!!!
[痛みはしだいに薄れ、目の前は真っ暗に。視界が晴れた頃には、男の姿はなく代わりに男が着ていたと思われる衣類と人と思わしき骨。そして、血に塗れた自分の姿があった**]
--回想終了--
(*0) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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―5月3日朝6時頃、酒場前―
[どこだか漂う嫌な空気に、自然と目が覚めた。天気は良いが、気持ちの良い朝とは言い難い。せまいとはいえ、普段は落ち着く自分の部屋でさえ何処か薄気味悪く感じた。店に着くと扉の前に落ちている紙が1枚。訝しく思い、右手に持っていた荷物を左に持ち替え読んでみると、そこには信じられないような言葉の羅列。読み終わるが信じられず、何度も読み返すが紙面の文章は変わらない。]
コレ…どういう…
[あまりのことに、言葉さえ出てこない。そのまま茫然と、扉の前で立ち尽くした。]
どうして…
[わけも分からず、ぽつんと言葉は空気に消えていった。]
(9) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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―回想・5月2日午前・住宅街― >>0:350 …ああ…あのときの…
[思い出した。少し身を強張らせる。あまり、思い出したくない話だ。]
安心しな。誰にも言わないよ。 あそこの主人は、本当にとんでもない奴だったからねえ。 クスリで捕まってくれて、心底ほっとしたもんさ。
[忘れてくれ、という彼に苦笑しながらそう言う。詳しいことはよく知らないが、確か罪状はそんなところだった。 警察から何でも話してほしいと言われたので、当時の主人が、時に訳のわからないことを口走っていたことや、機嫌が悪いときには暴力をふるわれたこと、欲望を満たすために、自身も何度か手を出されたことなど、すべて話したはずだ。]
…なんで、忘れてたんだろうねえ…
[主人の「愛人」の一人にしか思っていなかった彼が警察側の人間だと知った時は心底驚いた。それなりに強烈な思い出として残っていそうなものだが、彼ごと当時の記憶を無意識に消そうとしていたということだろうか。 そして、彼のことを納得すると同時に、先ほどの「女にしては」などという言葉に感じた、違和感も同時に解消された。仕事とはいえそういう役を任されるということは、つまりそういう嗜好なのだろう]
(10) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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/* すみません、気が動転して時系列間違えましたm(_ _)m ごめんなさい(>_<) */
(-3) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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―5月3日朝8時頃、ミナカミ家―
は?あ!え、何これ!
[マドカはナユタの祖父母に渡された町内会便りの内容を確認すると、素っ頓狂な声をあげた]
(”感染者と思わしき”、これって感染者じゃなくても疑いがあればってこと!?しかも投票って何?どうやって私たちは感染者を判断すればいいの?)
[読めば読むほどわけがわからなくなる。ナユタの祖父母の気力の抜け落ちた顔をみれば、これが冗談でないことがわかるのだが…。ナユタに質問しようにも、家のどこを探しても姿を見つけることがができなかった。]
(11) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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―5月3日早朝 薬屋「三元道士」店内―
[町中のざわめきに眠い目を擦りながら床から抜け出す。 町の閉鎖が決まった時もこのように町全体が震えていたが、今度は一体何が起ころうというのか。
手早く身支度を整えて店内へ移動すれば、扉に差し込まれた一枚の紙が目に付き其れを指で摘まんで引っ張り出す。二つ折りにされた紙を開いて目を通せば真っ先に『処刑』の二文字が目に付いた]
――処刑、ネェ…
[書面に乗せられた情報はいたってシンプルで、読み返すまでもなく容易く脳へ刻み込まれる。 民主主義を意識したのかは知らないが、『町民投票』が齎す効果を考えれば勝手に口元は引き攣り、其れを繕う様に無理矢理笑みに直す]
……『盲目な施政者は本当に悪趣味だな』。 『性質の悪さだけならば感染者と変わらないじゃないか』…『否、容易く殺せないなら感染者よりも性質が悪いか』。
[故郷の言葉で悪態漏らし、少しの間を置いてその事に気付いてつい口元を抑える。 言語に思考を払えない程度には、自分も混乱しているらしい。 ハッ、と呼気とも嘲笑とも取れる息を漏らすと、指定席の長椅子へ少し乱暴に腰を落とし、思考へと没頭する為に朱を乗せた双眸を伏せた]
(12) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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>>0:356 [すべてがつながった時、不意に、彼は視線を外し、オスカーと別の名を呼んだ。 ふり返ると自分と同じくらいの年頃の少年がいた。>>0:356 どうやら何か怨恨があるようだ。 悪態をつく男に、少年も売り言葉に買い言葉で反論する。>>6]
ふうん…“普通の店”で口説く…ねぇ…
[話を聞いていると、だんだんと2年前に目の前の男に感謝した自分が情けなくなってきた。 半ばあきれながら二人のやり取りを見守っている。]
(13) 2013/07/23(Tue) 01時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/23(Tue) 01時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/23(Tue) 01時頃
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─5月3日 明け方 自室─
──は?
[薬の力も借りたごく浅い眠りを経て、昇り始める太陽を迎えた夜明け。朝一番、日が昇りきる前に錆付きかけた郵便受けへと投函されていった町会便りとやらに目を通すと、すぐさま電源を入れたままスリープになっていたパソコンに飛びつくように触った。アクセス──不能。不可。不可──弄り回したキーボードを横に退け、転がっていた多機能携帯電話を手にし電話機能を使用するが、呼び出し音すら響かず画面には接続不可表示が浮かび。
──ああ。
暫し、茫然と表示を眺めた携帯電話を、握り締めた指に力が篭りかけ、一瞬後に開いて携帯を床へと投げるように落とした。落ち着かない時の癖、指はそのまま知らず己の髪を通って、頭皮を浅く指先が掻き。カシッ、と微かな音を立てて掻いた頭を、髪をそのまま巻き込むのも構えず乱雑に掻き乱し]
……っ…、……ンだよコレ…ッ…、 おい、なんだよ、──ふざ、け、…やがってクソが…っ!!
[絞り出した声、駆け巡る思考、乱れ纏まり切らない感情。口汚く、誰に対してとも確とせず罵る声が、薄い壁を殴りつける鈍い音と共に部屋に響いた**]
(14) 2013/07/23(Tue) 01時半頃
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―5月3日朝9時頃、ミナカミ家―
[朝の町会便りを確認してから、マドカは家の玄関付近を行ったり来たりしてた。そのうちナユタが帰ってくんじゃないかと期待したが、いっこうに帰ってこない。もう仕事行ってしまったんだろうか。ひとまず諦めて家に入るとナユタの祖母が洗濯を開始していた。ありがたいことにマドカの服も洗濯してもらっている。その間、マドカはナユタが昔着ていた服を借りて着ている。いろんな服があったが、気慣れているせいか、ジャージを選んでしまう。ナユタのジャージをは紺色だった。小、中学時代のものだろうか。サイズはそこまで変わらないように思える。]
着替えとか、とりに帰ったほうがいいのかな…。
[可能性は低いが、家族とあえるかもしれない。しかし、マドカは、家族探しに積極的になれずにいる。家族のことを考えると言いようのない不安が頭をよぎるのだ。]
(でも、投票とか始まったら、ゴタゴタして、家に帰れなくなるかもしれない…)
[しばらく考え込み、マドカは自宅へ戻ることを決めた。また心配をかけまいと、まずナユタの祖父母に外出することを伝えることにした]
(15) 2013/07/23(Tue) 01時半頃
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パティは、ここまで読んだ。
2013/07/23(Tue) 01時半頃
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―5月3日早朝チアキ自宅―
[ベッドの中もぞりと身体を動かす。何時もならはっきりと頭が働き出すこの時間、流石に昨日雨に濡れ続けていた所為か身体が重い]
うー…、んしょ…っいたた…
[寝惚ける瞼を擦りベッドから抜け出る。立ち上がれば足の裏がちくりと痛み身体を丸める]
…ルーさんの所で痛み止め買って来ようかな。
[静かな家内を移動し廊下に出た所で玄関先で何か物音がした。首を傾げて玄関に向かう扉開けば何もなくポストへ向かうと覗き込んで手にした一枚の紙]
え…?……、…
[目を通し訳が分からず何度も並んだ文字を瞳で追うが、拒絶反応で頭に入って来ない。そのまま呆然と立ち尽くしていれば、不意にナユタの顔が浮かんだ。同時に昨日の出来事に思いを馳せ]
……ナユタの所に行かなきゃ…
[ぼそりと呟けば若干瞳は落ち着きを取り戻し、着替えを済ませる為に部屋の中へと戻って行った]
(16) 2013/07/23(Tue) 02時頃
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/* ひぎぃ! 今気付いたけど、マリーちゃんは「お家」に誘ってくれてたんだよね、決して「お店」じゃねぇ! ごめんね!マリーちゃん!許してね!マリーちゃん! 許せなかったら、ふんでもいいんだよ!なじってもいいんだよ!さぁ、マドカをなじってよ! そして最後はそのおっぱ… あれ、こんな時間に誰か来たみたいっす! …………………。 */
(-4) 2013/07/23(Tue) 03時頃
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/* だめだー!時間の限界がきて、タイムリミットだー! また明日の深夜こさせてもらおう。 */
(-5) 2013/07/23(Tue) 03時頃
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/* わおーん、わーおん… 相方誰なんでしょう… 霊界も見えなくて、ぼっちの気分。 わおーん、わおーん… */
(-6) 2013/07/23(Tue) 06時半頃
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/* 2Dか3D処刑死になりそうなので、早めに相方さん知りたいなぁ。リアル大事に!だけどね。表でどう動いていいかわからないのです。 気にしないで動いていいのかな。 っていうか、がっつりRP初めてだから…色々不安なんだ… */
(-7) 2013/07/23(Tue) 07時頃
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/* これ、村勝利ワンチャンありそう。 2連続首なし吊りとかありそうだなぁ。 */
(-8) 2013/07/23(Tue) 07時頃
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[放心状態ではあったが幸いにも血に塗れた体を誰にも見つかることなく自宅へとたどり着くことができた。そのままシャワー室へ行きコックを捻って頭から水を浴び、少しだけ落ち着きを取り戻す。帰路の途中、街の住民を見つけた際に「美味しそう」と思ってしまったこと、感染者に襲われても生きていたこと、状況証拠から自然と一つの結論が出る。-感染、した…。恐らく、自分はもう『人』と言えるものではなくなっているのだろう]
家族を失って、住む場所も奪われ、彼も奪われて… その上、人であることすら…人として死ぬことすら許されないのですか…
[神がいるのであれば、何故こんな無情な決断を出したのだろう。あまりの酷な仕打ちに自然と涙が溢れ、シャワーヘッドから出た水と共に排水口に流れる。そのまま泣き崩れるように膝を抱え蹲った**]
(*1) 2013/07/23(Tue) 07時半頃
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―回想・5月1日午後8時過ぎ、繁華街の寂れた酒場― >>0:338 ……やっぱ、あんた俺とヤリてぇんじゃねーの?
[幾分か気の抜けた声は男に対する…というよりは己に対しての呆れだったのかもしれない。適当に切り上げておけば良いものの何故か逆撫でされた気持ちを収める事が出来ない理由は、その内容ではなく『彼』が発した言葉だからかもしれず。 噛む程に疲れるばかりの肉は早々に諦めて汗の浮いたジョッキへと手を伸ばす。酒に強い訳ではない、けれど酔いで紛らわしたかった]
相変わらずだよ、あんたが覚えてるよりはずっと歳食っただろうけどな ……人、だろ 心臓撃ち抜かれれば死んじまう、ただの人、だ
[片手上げてマスターを呼び寄せエールをもう一杯、と声を掛ける。リストの並んだ紙は手馴れているだろうトレイルの事、隠してくれていると、そこは信頼をおいて。
人――なのだ。感染していても人である事には代わりはない。少し神経が変性しているだけのただの人間。だけれどそれを撃ち殺す。同じ人間を、理由をつけて、殺す…あまり考えたい事ではないと、残り少なになったジョッキの中身を飲み干して酒臭い息を吐き出した]
(17) 2013/07/23(Tue) 09時半頃
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今更なんて思ってんのはあんただけだよ、トレイル ……ジイさんとバアさんは今でもあんたの事を忘れてやしねぇ……あんたがどうあろうと両手を広げて迎え入れてくれるだろうさ
[回り始めた酒精が僅かばかり舌を滑らかにさせる。お兄ちゃん、と戯れの言葉を付け加える事無しに、漸く彼の名を口にする程度には。 舌打ちは流れるピアノの音に紛れて届きはしなかったけれど、それでも外された視線には胸の何処かが酷く痛んだ]
5年も離れてたからな…変わった部分が見えてねーだけかもしれねぇ ……あんたの言う事を否定するつもりはねぇよ 確かに人は変わるんだろうけどな…でも変わらないものだってある、変わりたくたって変われねぇんだ…
[多分…こんな自分は余計に彼の苛立ちを煽るであろうと。あの頃を取り戻すまではいかなくとも、引き寄せたいと願うのは自分の勝手な感傷だと気付いてはいたけれど]
(18) 2013/07/23(Tue) 09時半頃
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[5年前、変わらない町の空気に息が詰まりそうで、苦しくて苦しくてこの場所から逃げ出した。子供じみたくだらない理由――だけどここで穏やかに朽ちて死んでゆく事だけはどうしても耐えられなかった。 もしも今日のこの日を知っていたのなら――あり得る筈のない問だ。変わったつもりで何も変わらない自分を受け入れる、変わりゆく、なのに変わらないこの街。
気を抜けば過去へと向かいがちな心を現実へと手繰り寄せて、目の前の彼の挙動を観察する。リストへと走らせる視線が幾度か止まったのを見逃す事はなかった。恐らく彼は何かを知っているのだろう]
…………『BOO』聞き覚えあるんじゃねぇの? 覚えがねぇならこの話はナシで まあそのケーキくらいならご馳走してやっても構わねぇけどな
(19) 2013/07/23(Tue) 09時半頃
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―5月3日早朝、チアキ自宅― [簡単に着替えを済ませ寝癖を直すまでは気が回らず、所々毛先跳ねさせたまま部屋に戻り。机の上に置かれた写真を手に取れば、完全に乾いている…がよれよれで、申し訳なく思いながらも胸ポケットへと入れた]
……。
[リビングへ向かうとソファに女の子の人形が二体仲良く並べられ、それにタオルケットが掛かっている。近付き愛おしそうに撫でてから]
……行ってきます。
[玄関へと向かい外へと出る。気付かなかったがあちこちで怒鳴る声や泣き叫ぶ声が耳に届いた。自転車に跨りミナカミ家へとペダルを漕ぎ出す]
(20) 2013/07/23(Tue) 10時半頃
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ー5月3日朝6時過ぎ、住宅街ー [既に起きていたナユタの祖父母に首を振られて小さく息を吐く。それから胸ポケットの写真を取り出すとマドカに手渡して貰える様に頼んでその場を後にした]
……、何処行っちゃったんだろ。今日も物資が届く筈だからそっちか、な…っと、わわ!
[目の前を黒猫が通り過ぎる、足の怪我の事も有り大きくバランスを崩したが踏み止まった]
ご、ごめんね?
[此方を見据える金色の瞳に謝るとまた自転車を漕ぎ出した。先程バランスを崩した際に首の銀鎖の留め金が外れ、ロケットの重みで上着を滑り落ちて道端に転がる。チアキは気付かないままその場を走り抜けて行った]
(21) 2013/07/23(Tue) 10時半頃
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―回想・5月1日午後5時半、三元道士― >>0:360 [ノックの後、さしたる間も置かず扉に隔てられてくぐもった声が聞こえた。どうやら店は開いているらしい。――にしても入ってますというのは如何なものなのだろうと吹き出しかける口元を引き結んでノブへと手を伸ばし]
入ってますって、ある意味入ってくんなって意味になるんじゃねぇの?
[開いた扉の隙間から漂う香りと、目も眩みそうに鮮やかな色彩に意識を奪われた。赤と金に彩られた調度品の中佇む露蝶の姿――数時間ほど前の醜態と勘違いを思えば幾分かの決まり悪さを覚えて、誤魔化し半分に軽口を]
あー…昼間はどうも…つかみっともねぇトコ見せちまって…なんつーか悪かった 取り敢えず薬が欲しいんだけど――あ、俺じゃなくて家のヤツに飲ませてぇんだ
[しげしげと見詰める視線は些か遠慮を欠いていたかもしれない。 確かによく見ればその性には気付くのだろう――女性と見紛う程である事もまた確かだったにしても、だ]
(22) 2013/07/23(Tue) 11時頃
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ー回想、5月1日午後7時過ぎ酒場内ー >>0:348 [目の前で可愛らしくウインクされると僅かに目元を染めた。店の為なら気が有るふりでもすれば、友人は惜しげも無く店に通い詰めただろう。彼女の人柄に感謝し、友人の見る目は確かだったと一人頷いた]
…あ、ありがとう!同じものでいいよー。
[奥に消えた少女に身を乗り出して慌てて声を掛ける。すとんと腰を下ろすと]
……女の子って、変わるんだなー…
[ハルナも何時かはあんな風に綺麗に化粧をするのだろうか]
(23) 2013/07/23(Tue) 11時頃
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―回想、5月2日午前10時頃、市街地中央部―
>>0:352 ……なんでかな、…何となく、だよ。
[こんな時こそ言葉が欲しいのに上手く音に出来なくてもどかしくて、それでも自分に縋り付くその身体を必死に抱き止めた。指先から伝わる震え…片手を相手の後頭部に置き髪に指を梳き入れながら何度も撫でた。互いの身体は冷えていたけれどそうやって身体を寄り添わせていれば、濡れた衣服越しにじわじわと広がって行く体温が心地良かった]
……、…
[腕の中の彼が落ち着くまで、ただ抱き締めてその頭を撫でて]
(24) 2013/07/23(Tue) 11時半頃
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―回想・5月2日午前10時頃、市街地中央部― >>24 やっぱ、分かんねぇよ ――……チアキ、ごめん…謝るのは、俺の方だ…
[濡れた髪へと潜る指の動きに合わせて声にならない声を漏らす。ポツリと零した言葉は雨音に掻き消される程に小さく、けれど隙間なく身を寄せた彼の耳には届いただろう。
チアキは処刑の事実を知っても尚、こうして抱きとめてくれるのではないかと――甘えにも似た期待が脳裏を掠める。それは甘美とも恐怖ともつかない願望だ。 裏切られた時の喪失を思えば息が上手く、出来なくなる。…怖い。だから離れがたいと叫ぶ指先を解いてその身体をそっと押した]
……悪かった…なんつーか、うん…大した事じゃねぇんだ
[嘘も強がりも明日には暴かれてしまうものだとしても、今は精一杯の虚勢を張って。 ――彼の安堵を誘おうと浮かべた微笑みは、雨に濡れ、歪んで、崩れ…多分その目論見を為す事はないのだろうと分かってはいても、ナユタはただ笑う事しか出来なかった]
(25) 2013/07/23(Tue) 12時半頃
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―5月3日朝・奉公先―
[いつもの習慣でポストを開けると、主人やその家族に宛てられた郵便物の中に、一枚のチラシが紛れているのを見つけた。 字はほとんど読めないのだが、ちょうど隣の家の住民が同じタイミングでチラシを見つけ、青ざめていたので、よくないことが書かれているのだろうと察しはついた。]
あの…
[内容を訊ねようとしたが、隣人は周りに構っている余裕など無いようで、すぐに家の中に引っ込んでしまった。]
…何て書かれてんだ…?
[気になる。 どのみち、今日も食料の調達に行かねばならない。 ついでに誰かに聞いてみよう。 チラシとわずかな小銭を握りしめ、出かけることにした。]
(26) 2013/07/23(Tue) 12時半頃
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[この時はまだ気づいていなかった。 自分がすでに、その病気に感染していることに。]
(*2) 2013/07/23(Tue) 12時半頃
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/* 相方さんお待たせしてすみません… 感染ロールを考えてたけどプロにまともに参加できてないものでなかなか思いつかず結局こうなりました。 今日中には落とします…
(-9) 2013/07/23(Tue) 12時半頃
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―5月2日朝7時頃、ローズマリー家― [ローズマリーとマドカに出会ったあの後、ミルフィはお風呂を借りお茶をご馳走になるとそのまま寝てしまった。今はベッドに横たわっているのでローズマリーかマドカが運んでくれたのだろう。]
(お礼、言わなきゃ)
[窓から差し込む光に目を窄めながら家主の姿を探す。失礼にならない範囲で動いたが誰もいなかった。仕事に行ったのだろうか。確か酒場で働いていると昨日聞いた気がする。 テーブルに置かれた朝食とメモを見つけた。メモには「ミルフィちゃんの分」と書かれていた。嬉し涙を拭うとその視線の奥、ドア下に落ちているメモに気づく。拾い、内容を見てミルフィは血が引いていくのを感じた。]
(しょ、処刑って、え、え?どういう事?感染してるかもで処刑されるの?)
[マドカが手当してくれた傷口を触る。自分に優しくしてくれた2人が感染者のはずがない。しかしそんな事は他の人にはわからないだろう]
どうしよう…とにかく2人に会いに行かなきゃ…
[マドカの居場所はわからないがローズマリーならきっと酒場にいるだろう。彼女の安否を確かめるためミルフィは酒場へと移動した。]
(27) 2013/07/23(Tue) 14時半頃
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−回想、5月2日早朝、住宅街マドカ自宅前− >>0:353 え?何で?俺が何時もの如く不注意だっただけだよー。 [謝られて瞳を丸くする。それに掠り傷だからとぽんっと少女の頭を撫でてから一旦自転車を降りた]
そっか…あの家だけ、なのか… [なら、あの二階に「居た」のは…と目の前の家を見上げる、ふと視界が暗くなると同時に周りに降り注いでいた雨雫が消えた]
…ありがとう。
[自転車を押しながら傘を差すクシャミと共に歩き出す、横目でもう一度マドカ宅を見てから前を向いた。胸ポケットの写真が酷く気になる…自分の家族と重ねれば頭痛に襲われるが一瞬の事。軽く頭を振ってからまた歩き出した]
(28) 2013/07/23(Tue) 15時頃
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ー回想、5月1日午後7時過ぎ酒場ー
>>2 [残される悲しみ…その声色は少し震えていたようにも思う。微かに目を見張った、目の前に居る彼が小さな少年に見えてその頭に触れる手が止まる]
う、ん…そっか。俺も楽しかった、…また、ね。
[向けられた笑顔にそれ以上は何も言えなくて、ゆるりと手を引っ込める。彼が扉を出る際に此方を向けば軽く手を振って笑顔を返した]
……また、やらかしちゃった、かなー…
[グラスを手に溜息と共に呟いた。会話中に何かが一線を引いた感じ…また無神経な事を言ってしまっただろうか。ラルフはまた笑顔で接してくれるだろうか。誰も死んで欲しくないと告げた自分と同じ思いの彼に嫌われたくは無かった。暫くその場に残り慣れない酒を飲んだ後、ふらつく足取りで酒場を後にした]
(29) 2013/07/23(Tue) 16時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>5 [息が切れて時折咳き込む、額を伝う汗が目の中に入りそうになるのを手の甲で拭った。こんなに汗だくになったのは何時ぶりだろう]
…ナユタ、…何処だよ…っ
[苦しげに声を絞り出しながら辺りを探す。積み上げられた荷物に隠れて人影が見えた。急ブレーキをかけて自転車を降りると、その場に置いて人影へ近付いて行く]
は…、良かった…ナッちゃんだ…
[安堵から足が震え出し屈み込む。視線の先空は何処までも青くて見上げる彼はそれに溶けてしまうのでは無いかと…]
ナッちゃん…!
[息を吸い込んで鳴った喉は、次の瞬間彼の名を叫んだ]
(30) 2013/07/23(Tue) 16時半頃
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/* (>>0:332 マドカ)
(>>0:351 ラルフ) (>>0:363 オスカー) (>>1:4 ローズマリー)
(>>1:22 ナユタ)
メモメモ。 実は露蝶は素だと此方の国の言葉も流暢に喋れるという設定があるんだが生存中に消化出来るんだろうか。 と言うか村か……普通の人で終わってしまう!
(-10) 2013/07/23(Tue) 17時頃
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露蝶は、ここまで読んだ。
2013/07/23(Tue) 17時頃
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/* あぁぁぁぁ!!! また誤字だ…もう本当にごめんなさい */
(-11) 2013/07/23(Tue) 18時半頃
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/* 相方さん来たみたいで良かったーヽ(*´∀`)ノ */
(-12) 2013/07/23(Tue) 18時半頃
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/* 村人か半狼だったら皆と楽しく過ごしたかったんだけど、首無騎士…。 PC的には皆と普通に暮らしているように見せかけるのはもう無理だと思う。罪の無い誰かを処刑台に送ることも。 狼透けしてでも、RP重視したほうがいいのかな。 でも、狼透けするともんにゃりするPLさんもいるのかな。どうしたらいいんだろう。 正しい答えがない分、本当に悩む。 何が正解なんだろう… */
(-13) 2013/07/23(Tue) 18時半頃
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―回想・5月2日午前10時頃、市街地中央部― >>25 [彼の方こそ何で謝るのだろう…、誰が何がこんなに彼を傷付けるのだろう。踵を上げて精一杯その身体を包み込むが、何もかも足りない気がして唇を噛んだ]
……、…ナユタ…
[徐々に負の感情が湧き上がる…彼を苦しめるものなんか、嫌いだ嫌いだ大嫌いだ。消えてしまえ、キエチマエ…]
………、ぁ
[離された身体に意識は引き戻され短く言葉を発した後、彼の顔を見詰める。その表情に身を巣食った黒が晴れる事は無く…]
ナッちゃん…、俺は…ずっとずっとナッちゃんの味方だから…ずっと…
[笑みを返した。どうか少しでも彼が安堵する事を願って。地面で揺れている傘を拾い上げナユタに手渡せば、倒れた自転車に歩み寄って起こす]
送ってく。嫌だって言っても、着いてくからね。
(31) 2013/07/23(Tue) 18時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>30 [瞳に映る空からは朝焼けの気配もすっかり消えていた。どれ程そうしていたのか、もうナユタにもわからない。冷えた指先がその長さを如実に語ってはいたのだけれど。 ――木々のさざめきに混じって、軋む小さな音が耳に届いたような気がする。もしかすると町の誰かが自分を詰りにやってきたのかもしれない。罵倒は覚悟の上で固く強張った顔を街へと続く道へと向けた]
――………チアキ…
[赤い自転車と佇む姿と、何よりも名を呼ぶ声に心臓を掴まれたような痛みが胸へと走る。なんで、どうして、と…思いを巡らせる程にに都合のいい期待をしたくなる自分が心底嫌になった。 逃げ出したいのに、竦む足は地面に張り付いたように動かない。何時かはどうせ投げつけられるであろう言葉だったけれど、それをチアキの口からは聞きたくなくて、その癖逃げ出すことも叶わずにただその姿を見詰めた]
(32) 2013/07/23(Tue) 19時頃
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―回想/5月2日夕方 薬屋「三元道士」店内―
毎度アリヨ〜 まタ来てネ♪
[定型句じみた見送りの挨拶と共に少女の背中>>332が扉に遮られるまで片手をひらひらと振り、見えなくなれば堪え切れなくなってつい肩を揺らして笑い出してしまった。
確かに、来店時に見慣れぬ店内の景色に呆ける客は三年経った今でもそれ程少なくはない。だが、来店から退店まで呆けた客人は少女が初めてだった。
気分と思い付きで変わる初見の客への前口上を述べた後に彼女の用件を聞こうとしたのだが、興奮からか何なのか、外の雨に負けぬ勢いで矢継ぎ早に発せられる言葉の数々にほんの少し気圧された事は少女は気付いただろうか? 気付いていない事を祈るばかりである。
どうにか『応急手当』『色々』『持ち歩き』『簡単』という単語を聞き取る事に成功すれば、店内に飾っていた木製の木箱(紅木に蓮の花、掛け金の止め具が付いている)に、適当に傷薬や痛み止め、解熱剤等必要そうな薬を詰める。適当な入れ物が無かった為、彼女が眺めていた物の一つだったこの木箱を選んだ。 包帯は特に商品として扱ってはいなかったが、自分が予備として持っている物を2本程入れてやる]
(33) 2013/07/23(Tue) 19時半頃
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[一応薬の説明はしたが、懸命に頷くも今一つきちんと聞いているのか解らない彼女の表情に、改めて薬の一つ一つにこの国の言葉で名前を書いてやる。 ピンセット等の予備がない物は改めて買い足すように言い添えてちょっとした救急箱になった木箱を数枚の紙幣と交換した。
帰り際マドカと名乗った少女の名前を脳内で反芻し、最後にくすりと一つ笑う。今度はちゃんと会話がしてみたいものだ、と少女の名前と顔を記憶に刻んだ]
―回想終了―
(34) 2013/07/23(Tue) 19時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/23(Tue) 19時半頃
露蝶は、改めてマドカ>>0:332の事を思い出し、また一つ笑った。
2013/07/23(Tue) 19時半頃
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―5月2日朝7時頃、酒場内―
[あれから何十分、扉の前で立ち尽くしていたのだろう。手元を見やれば、皺になるまで握りしめていた紙。とりあえず中に入らなくては。そして当初の予定通り、カギを開け改めて店内に入った。しかし、動く気にはなれず、扉近くのテーブルに荷物を投げ出し、そのまま客席へ座り、縋るように背もたれに腕をかけ顔を伏せる。 自分が死ぬのは仕方がない。怖くないわけではないけれど、覚悟はできている。死んで悲しむ人もいないだろう。でも、自分が誰かをなんて、そんなのは絶対に嫌だ。自分が処刑されるのは構わない。どうにか投票を拒否することは出来ないのだろうか。 グルグルと回る思考を、ぎゅっと目をつぶり耐える。 そうしていると聞こえたドアベルの音。こんな時間に人が来るなんて。体を一瞬強張らせた後、ゆっくりと顔をあげ人影を確認しようと目を瞬かせる。]
だぁれ?
(35) 2013/07/23(Tue) 19時半頃
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/* パティPL様。 ご迷惑おかけしたらすみません。 もしかしたら、ラルフが狼だって透けるロルになっちゃうかもしれません。本当にごめんなさい。 */
(-14) 2013/07/23(Tue) 20時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>32 [此方を振り向いた姿に瞳を細めて軽く息を吐くと身体を起こし、真っ直ぐに相手を見据える]
変なの!あれって絶対変だよ!皆で殺す人決めるとか絶対可笑しいもん!意味分からないし納得出来ない!
……、けど
[その口調は相手を責めるものではなく、ただ湧き出る疑問や混乱や不安を口にしただけだった。そうして言葉を途切れさせる、ナユタへと向かう足はしっかりと]
けど、さ…俺はやっぱりナッちゃんの味方、だから。昔も今もこれからも、ずっとずっと変わらない、から…だから
[間近まで来るとへらりと笑顔を見せる。そしてその頭に手を乗せた、いい子いい子と頭を撫でる]
だいじょうぶ、だよ。
(36) 2013/07/23(Tue) 20時半頃
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ー過去回想ー
[息を切らして町中を自転車で駆けて行く。途中知り合いに何度か声を掛けられるが、返答する余裕は無い。心の中で謝罪しながらペダルを踏む足に力を入れる]
…薬、…良かった、本当に良かった…
[三元道士で買い求めた薬は背の鞄の中、自宅前まで来ると自転車を乱暴に乗り捨てた。玄関から妹の部屋へ…高熱で寝込む妹の側には母親が寄り添っているだろう、扉を開いた]
ハルナ!大丈夫!?
(37) 2013/07/23(Tue) 21時半頃
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-5月3日 朝 自宅-
[露蝶の調合した睡眠薬を服用した体には、彼の忠告通り痺れが残った。布団から出るのも億劫で、ベッドに身を委ねたまま目を閉じる。外から聞こえる罵声がなければそのまま眠りについていたかもしれない]
『疑わしいってだけで処刑!?ふざけんじゃねーよ!!』
[なんとなくまだ痺れている感覚のある体を何とか誤魔化してベッドから立ち上がり、カーテンを少しだけ捲って外の様子を伺う。街の景色は今までよりも一層陰鬱としている。大声で罵声をあげる男の言うことに一瞬思考が停止しするが、すぐに思い直し]
確かめなければ…。
[男の妄言で済ますには、あまりにも街の様子は変わっていて。--もし、これが事実であれば仲間は既に集まって対策を練っている頃だろう。薬の影響とはいえ、今の今まで寝ていたことへ後悔を抱き唇を噛み締めながら、足早にアジトへと向かった]
(38) 2013/07/23(Tue) 22時頃
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回想ー封鎖直後 住宅街ー [WWSと言われてもミルフィには全くピンとこなかった。危険性は知識として知ってたが、今の所自分の身に災厄が降りかかっていないのでぼんやりとした、どこか現実味のない話として受け取っていた。それより街を封鎖されて自由が奪われた事が腹立だしい。ブツブツ文句を言いながらミルフィは家路に就く。 見慣れた道を進んでいると、突如ガラスが割れる音が響いた。]
(え、何?空き巣?)
[非日常を感じさせる出来事に恐怖と好奇心の2つの感情を抱いた。音は目の前の民家からしたらしい。たしかここはクラスメイトの家だ。少しワクワクしながら、しかしいつでも走り出せるよう心構えをしつつ民家を覗き込む。と同時に何かを壁に叩きつけたようた音がミルフィの耳を襲う。続いて何度も。これはただ事ではない、流石のミルフィも警戒した。割れた窓からはグチャグチャに荒らされたリビングが見える。]
(どうしよう…何にせよ、保安官、呼ばなきゃ…!)
[窓から視線をそらす刹那、ちらりと動く影が見えた。反射的にもう一度視線を戻し影を確認する、それがいけなかった。]
(39) 2013/07/23(Tue) 22時半頃
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ーっ!?
[男がそこにいた。ミルフィはその男に見覚えがある。同じクラスの学級委員長だ。いつも人の良さそうな笑みを浮かべている口は狂気に歪み、血走った目で捉えたものを片っ端から破壊している。]
(ば…化け物っ!)
[手で口を塞ぎ込みあげてくる悲鳴を抑え込む。まさか、あれがWWSなだろうか。直面した現実にミルフィの思考は恐怖で塗り潰される。]
(逃げなきゃ!きっと殺される。見つかれば殺されるっ!)
[背を向ければ襲われる、そう感じたミルフィは惨劇から視線を外さず後ろに下がる。足元に転がる小石に気づかず尻餅をついてしまった。]
あたっ!
[しまった!と思った時にはもう遅かった。クラスメイトだった彼の視線がミルフィを捉えた。ニヤリと鋭い犬歯を見せつけるように笑う。 ーそこから先の記憶は曖昧だ。必死に走ったのは覚えている。家に着き、彼が自分を襲いにくのではないか、感染者と接触した自分も感染したのではないか、という妄執に取り付かれミルフィは一人怯え続けることになる**]
(40) 2013/07/23(Tue) 22時半頃
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−回想、5月2日早朝、住宅街マドカ自宅前→住宅街内部− >>28 ……あたしがチアキの警告を受け入れてれば、チアキはあたしを抱えて飛び出す必要は無かった。……半分はあたしのせい。チアキが全部抱えるのは、イヤだよ。 [妥協案をチアキに提示する。自分とて、責任を感じてはいるのだ。それを全て、チアキに被っては欲しくない。それはチアキも同じだろうと考えた上での妥協案。……これでも自分のせいと言うなら、話は平行線になるだろう。
そうして、チアキと共にしばらく歩くと、住宅街の中でも、個人商店などがいくつか見えるエリアに到達した。] ……チアキ。……ありがとう。ここまで来れば、大丈夫。 [チアキの前でこれまで素直に感謝の言葉を述べたのは初めてかもしれない。自分はもしかしたら、今少しおかしいのかもしれない。 とはいえ。今度はチアキが傘を持っていないことに気づく。 守ってくれたお礼にと傘を差し出すことも考えるが、彼がそれを許すとは思えない。] ……待っててくれるなら、傘、もう1本あるから持ってくるけど…… [提案はしてみる。……多分、彼はここで、傘もささずに行ってしまうのだろうなと思いながらも。]
(41) 2013/07/23(Tue) 22時半頃
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/*独り言までRPする余裕がない(꒦ິ⌑꒦ີ)きっとミルフィのSAN値は30*/
(-15) 2013/07/23(Tue) 22時半頃
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−5月3日 早朝 住宅街の外れ「猫の集会」集会所付近→移動中 >>3続き− −独白− [とにかく。明日の夜からは、この街で「処刑」とやらが行われる。疑わしいだけで同族を殺すとは。これまで生きるために多種を殺していたのが、同族に変わる、というだけなのだろうか。 これだから、人間に媚びる気にはなれないのだ。それならいっそ、弱肉強食というルールに従ったほうがよっぽど健全だろうと彼女は思った。 とは言え、自分も明日には処刑のための投票を行う立場になり、かつ、投票されうる立場であるらしい。 残酷であることを理解しつつ、意識的に、命の選別をする。少なくとも、マリーやマドカ、それにチアキ。彼らには絶対死んで欲しくはない。 彼らに死なれるくらいであれば、いっそ、一昨日(5/1)に会った機動隊の彼(>>0:15)―確か、「ナユタ」と呼ばれていただろうか?―に、こう言おうとも考える。「私はWWSに感染している。だから、明日の処刑は私にして欲しい。」 ……そうであろうとなかろうと、彼女達の命を確実に1日でも伸ばせるなら……
……不吉な事を考えつつも。彼女は、一昨日訪れた、第二封鎖線へ向かうことに決めた。]
(42) 2013/07/23(Tue) 22時半頃
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─回想/5月2日 午前 住宅街─
>>6 [己を見返した少年の表情は、相手もまた確り記憶を保っていた事を示しているのだろう。 聞いていないとの言葉はどこまで信じたものか、鼻を鳴らして上げた片眉は、しかし返された言葉の思いがけなさに落ちて。軽く双眸瞬かせてからあからさまに顔を顰めさせた]
──なんだそりゃ。俺は女と密会する趣味はねーぜ? パティ…こいつが女にしちゃー良い線いってんのはわかるが。惚れでもしたか?
[相手からの珍しいものを見る視線へと、己を棚に上げまくっての、不躾だと言う代わり最後に不意の問いを答えは期待せずに投げ。継がれる内容には、フンと呼気吐き口端歪めて不快感をわざと煽らんとする様な笑みを返した]
っは…初心過ぎんのは読み違えたがなァ。 あの程度、口説きの数にも入りゃしねーっての。挨拶だろ、挨拶。『男同士』の。…って、逃げんのかテメー、…覚えとけよ、
[早々、去る背に己にとっては最早ある意味では日常会話に近い──実際問題、相手との関係に面白くなさは感じても噛みつきたくなる程ではない──文句を向けて、一息。追う素振り等は見せずに行かせた]
(43) 2013/07/23(Tue) 22時半頃
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―回想・5月2日午前10時頃、市街地中央部― >>31 [何かが…いつものチアキと違う気がした。ほんの僅かの違和感――抱き締める腕は優しかった、それに嘘はなかったと、それは確かな筈なのに]
……チアキ?
[間近にある彼の顔を覗きこんで伺う。明るいその表情はいつもと変わりなく――きっと気のせいだったのだと、そう思いたい。 チアキはいつも笑顔で…落ち込む事はあるとしても薄暗い場所なんて似合わない、ナユタにとっては明るさの――変わらない日常の象徴のような存在だったから。
だから知らない。今まで見た事もないような僅かに差した影なんて、見ていない]
…ガキの頃からそういうトコだけ強情なの、変わんねぇよな
[味方だと囁く声に幾度も頷いた。明日の事を思えば口を開くのは躊躇われて、代わりに一度は離した指先を再び彼の頭へと回して刹那、強く抱き締める。再び身を離した自分は上手く笑えているだろうか。笑えていると、そう願いたい。
漸く零れた軽口と共に渡された傘を彼の上へと掲げた。今更、かもしれないけれど、少しでも冷たい雨を遮れればいいと。靴へと入り込んだ雨の奏でるくぐもった水音を響かせて、チアキと二人街角を後にした]
(44) 2013/07/23(Tue) 23時頃
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−5月3日 朝7時頃 第二封鎖線付近 (>>42続き)− [歩きながら考える。
そもそも、自分は本当に感染していないのか。本当はとっくに感染していて、たまたま発症しないだけなのではないか。その可能性はゼロではない。 WWSの情報が流れてからも、しばらくは仕事(>>0:57)は続けていた。幸い、服装から勘違いして、そういう行為――考えるだけで身震いがする――を求めるような者は居なかった…………はずだ。 ……だが。例えば、3年前のあの頃からずっと発症していて、自分が寝ていると錯覚している間に、誰かを襲ってしまった可能性は?本当にないのか?……自問する。 本当は、自分はもっと早く、処刑されているべきだったのではあるまいか……
歩いていたら、第二封鎖線に到着した。 目的の人物は見つかった(>>32)。……力なく佇む姿は、一昨日と同一人物かどうか一瞬疑うには十分だった。チアキが何やら説得し、その後頭を撫でているのも見えた(>>36)……少なくとも、自分に優しくする理由は「異性だから」では無いことは解り、ほんの少し安堵し、かつ、また自らを苛む。 ……チアキと機動隊の彼と何を話すべきかは解らない。だが、クシャミは彼らと話すべく、近寄った。]
(45) 2013/07/23(Tue) 23時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>36 [向けられた視線が痛い…それなのに目を逸らす事も出来ずにただ無言でチアキを見つめ返した。浅い微睡みの中で幾度も見た光景――罵りの言葉と突き放す腕。 幾度繰り返してもその度に身体の震えが止まらなかった。それは今も尚変わらない]
…………ッ…
[ああ、と思う。何もかもその通りだ。俺だってそう思う。でも、痛い痛い痛い――いっそもう消えてしまいたい。視界は暗く陰り、絶え間ない吐き気が胃の腑からせり上がってくる…のに。
歩み来る彼の言葉に目を見開く。これもまた都合のいい夢なんじゃないかと。昨日も聞いた言葉を心地よく反芻しているだけなのではないかと。 けれど触れる掌の重みは暖かく、確かにこれが現実なのだと確信した]
(46) 2013/07/23(Tue) 23時半頃
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………チ…ア、キ、
[大人なのにとか、男なのにとか、言い訳が浮かんでは消えてゆく。幼い頃、可愛がっていた仔牛が売られてゆくと泣いたナユタの頭を撫でた小さな手。自分も涙で顔をぐしゃぐしゃにしながらも『大丈夫だよ、ナッちゃん』そう言って慰めてくれたあの掌。
喉元からこみ上げる熱を、堪える事は出来なかった。声もなく、ただ涙が零れて顎へと伝う。そして漸く理解した。どんなに自分が心細かったのかを――]
(47) 2013/07/23(Tue) 23時半頃
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−回想、5月2日早朝、住宅街マドカ自宅前→住宅街内部− >>41 うーん…、…分かった。俺達は人の家に黙って入った…共犯者、だしね?仲良く半分こ、だね。 [クシャミからの提案に両目を閉じて悩んで喉奥で唸る。ちらりと片目で少女を見遣れば口元に人差し指を置いて笑った]
……にしても、クーちゃんは頑固だよねー。ハルナみたい。……ん、此処で良いの? [きょろきょろと辺りを見渡すと確認するようにクシャミの顔を覗き込む。彼女が此処で良いと言うのなら此処で良いのだろう、その場で足を止めた]
………、ありがとう。でもちょっと急いで報告しに行きたいから、このままで良いよ。あ、そうだ… [ポケットから飴玉を数個取り出し、少女の手を取って手渡す。それから理由も付ける事も忘れない]
さっき傘貸してくれようとしたから、そのお礼。…じゃ、またね!リ…、…クーちゃん! [自転車に跨ると勢い付けて駆け出した]
(48) 2013/07/23(Tue) 23時半頃
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─回想/5月2日 午前 住宅街─
>>10 ……、悪ィな。
[数拍の口篭りは、自身の失態がそのまま眼前の少女の傷を抉ることに繋がるのを承知していたが故。相手の身の反応を見るだけでも、理解できる。日々を無遠慮に過ごす己とて、あえて裏側を選んで生きる訳でもない──当時はまだ、今より幼さも宿す顔立ちだった──彼女なりに「当たり前の暮らし」を過ごそうとしていた筈の、少女の記憶の暗部に敢えて触れる気があった訳でもなく。決まり悪さに少し、地面に置き直した傘の先端を見て、再び彼女に薄めた瞳を戻した]
──。忘れちまえるモンは、忘れんのが正解だろうさ。 「元気そう」でちっとは安心した……と言いてェとこだったがな、 [佇む姿、その足元がやはりどこか頼りなくも見える事へ、改めて小さく肩を竦め] …そうでもなさそうか?──…余裕ある暮らし、ではねーみてえかね。少なくとも、この暫くは。
(49) 2013/07/23(Tue) 23時半頃
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>>10 [2年前の記憶。己のいなかったその間、彼女に何が起きたのか、…自身も薄々理解はしていた。それでも仕事を続けるように見えた少女の姿に、思わず苛立ち──「バカじゃねーの」と、酷い言葉を吐いた事があった。「バカじゃねーの。何してんだ。俺がアンタなら金目のモンでも掴んでとっとと逃げちまうぜ」──彼女の手首を掴んで、投げつけた言葉に少女は何と答えたのだったろうか?遠い記憶は彼女にも曖昧なものであっただろうか。ただ、少女の瞳の色が忘れ難く記憶の中へと刻まれた。…覚えがある、筈だ]
>>13 だから、俺のは単なる挨拶だってーの。 [全く、認識としては少年の方がまっとうなのは傍目にも明らかだっただろう。しゃあしゃあと言って、そこばかりはフンと息をおもしろくなさげに少女にも向け吐いた。呆れやら何やら、増させる事になろうと、自身は構う事もなかっただろう]
(50) 2013/07/23(Tue) 23時半頃
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―5月2日朝、住宅街(トレイルと会う少し前のこと)―
[食料を求めて住宅街をふらふらと歩いていると、一人の男がこちらを見ているのに気づいた。]
(…なんだあいつ…クスリでもやってんのか?)
[2年前、自分を雇っていた主人と同じ目をしている。なるべく目を合わせないように、少し早足でその場を去ろうとしたその時、]
…っ!
[突然その男が飛びかかってきた。押し倒される。]
(…怖い!怖い!!怖い!!!)
[過去の記憶がフラッシュバックする。普段は強がっていても、まだ18歳の少女。辛い思い出は、それなりにトラウマとして残っていた。]
――――っ!?
[抵抗するが、力ではかなわない。そのうちに肩に噛みつかれた。声にならない悲鳴を上げる。とっさに砂を掴み、その目に向かって投げつけた。ひるんだ男は自分から離れ、人間とは思えないスピードで走り去って行った。]
(*3) 2013/07/23(Tue) 23時半頃
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………………
[男がいなくなったのを確認すると、ゆっくりと立ちあがった。]
…はあっ…はあっ…はあっ……なんで…あたしばっか…
[どうして、自分ばかりがこんな辛い目に合わなければならないのだろう。同じ年頃の少女たちは、親に甘え、普通に学校に通い、おしゃれをして笑っているというのに。自分は甘えることも許されず、学校にも通えず、着ているものは粗末な服。その上、奉公先の家族の外出中に街は封鎖され、こんな目にまで… 涙が浮かび、不意に眩暈に襲われた。その場にうずくまる。トレイルに声をかけられたのは、その直後のこと。>>0:311]
(*4) 2013/07/24(Wed) 00時頃
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―回想・5月2日午前10時頃、市街地中央部― >>44 ……ナッちゃんも…変わらないよ。
[一旦は離れたかと思った身体、抱き締め返された事に彼の心情を思えば苦しく切ない想いに駆られ。何があっても彼を守ろうと誓った。
自転車を押しつつ静かに降りしきる雨の中ゆっくりと歩みを進める。思い出した右足の痛みに頭を過ぎったのはマドカ宅]
……、…後ね、ちょっと報告も有るんだけど…
[ミナカミ家へと続く道のりで、怪我の事だけは隠し他の出来事を掻い摘んで話した。送り届けた後は急いで自宅に戻るのみだった]
(51) 2013/07/24(Wed) 00時頃
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-回想-
--8年前--
その日は、就職と機に独立をした少し年の離れた親友のところへ遊びに行き、上機嫌で帰路についたところだった。そこで、信じられないものを見た。--孤児院が、炎に包まれている。
孤児院の火災は放火が原因だった。事件から9ヶ月後。犯人は逮捕される。逮捕された男は連行されていく時にも含み笑いを浮かべていて。そのフザけた様子に腹を立て詰め寄ると、男は「うるせーんだよガキ。お前みたいなガキ共がウルサイからお仕置きしてやったんだよ」と悪気もなく言い放った。激昂して殴りかかろうとした親友は警察に取り抑えられ、その様子を見て男はまた笑っていた。
自白とも取れる暴言、周囲の目撃情報、火傷の痕。情報が揃っているにも関わらずロクな裁判もなく男は釈放される。再審請求もことごとく棄却され、不審に思った孤児院出身者たちで男の経歴を調べた。
(52) 2013/07/24(Wed) 00時頃
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事件から2年の月日がたった頃、男がある政府要人の甥っ子であり、この事件に関して圧力がかけられていたことを知る。事実を知って公正な裁判を訴えるも相手にされず、虫を払うかのように追い払われた。しつこく何度も通っているうちに、警察に通報され連行されそうにもなった。
次第に、きな臭い雰囲気があたりに立ち込める。『裁判で裁くことができないならいっそ、殺すしかない。こんな奴らを生かしておくべきではない』と誰が言い始めたのだろうか。それだけ、進まない現実に追い詰められていたのかもしれない。また違う誰かが『bramble of orphan 』と口にする。造語ではあるが『茨の孤児』意味らしい。国に反逆し、仇をなそうとする孤児たちにはこれが相応しいだろうと自嘲気味に説明をされた。
その場にいた10人程度。その程度の人数でパルチザン組織『bramble of orphan 』は生まれた。
-回想終了-
(53) 2013/07/24(Wed) 00時頃
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/* また厨二病投下ー! ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!ー ばら撒いた設定を回収しないと・・・!! ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!ー */
(-16) 2013/07/24(Wed) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/24(Wed) 00時半頃
ラルフは、足早に...へ向かった**
2013/07/24(Wed) 00時半頃
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―回想/5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店内―
――皆じャアないヨ?気に入っタ人だけネ。
[聞き捨てならない、とラルフの言葉>>0:351には紅引いた唇を軽く尖らせてわざとらしく拗ねた顔。 気に入れば誰にでも、ではあるが、それを彼が知っているかは知らず。指摘されてもはぐらかすのだろうが]
おヤ、刃物でモ使うのカナ?早ク慣れルとイイネ。痕が残っテイイ事なんテ無いカラ。 それナラよかッタ。時々どうシてモ合わナイ子も居ルかラ。 御代ハ頼まれタ時教えタ額デいいヨ〜 予定の日ヨリ遅れチャったけド、オアイコっテ事で値引キ無しネ?
[オスカー>>0:363へは言いながら立てた指の数で硬貨の数を示す。引き取りに来なかったのは彼ではあったが、自分も不在の時間があった分非は有るのは少しは認めている。 値引き無し、がはたしてお互いの妥協案なのかは判断は付かない。 差し出された硬貨と薬の小瓶を手渡す際、彼の手を取りしげしげとその肌を見る。意図としては、仕事中に出来たらしい傷の確認。彼が拒めば無理強いはしないが、拒まなくても確認出来ればあっさりと手を離すだろう]
(54) 2013/07/24(Wed) 00時半頃
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―5月2日午前、住宅街― >>49 そりゃ…ね… 奉公先の家族の留守中に街がこんなことになりゃ、あたしは飢え死にするしかないさ…
[それまで強がっていたはずなのに、弱音ともとれる言葉を吐いたのはなぜだろう。ふと、2年前に彼に、「バカだ」と言われたことを思い出す。>>50彼が言葉を飾らないことを無意識に覚えていて、だからこそ心配しているような言葉をかけられたのが嬉しかったのかもしれない。 あのとき、自分はなんと答えただろう。「そんなことをしたら、家族が何をされるか…」確かそんなことを言った気がする。]
…はいはい… 他人の趣味にまで口は出さないよ…
[オスカーとのやり取りを呆れながら見る自分に、単なる挨拶だと反論する彼を適当にあしらい、]
ねえ、あんた…トレイル…さん? 食べるもん持ってるだろう? ちょっとわけてくんないかい? もちろん、タダでとは言わないからさ。
[さすがにいつまでも「あんた」では失礼だろう。ぎこちない「さん」付けで名前を呼び、断られるのを承知で食料を分けてもらうことを打診した。]
(55) 2013/07/24(Wed) 00時半頃
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オ気に召しテ頂けテ何よリ♪ 勿論あるヨ。最近は良ク売れルからネェ。睡眠不足は肌ニ悪いからネ。 ――ット、お嬢サン、お茶は好キかナ? …睡眠薬の代わリデ試しニ作っタノがあルんだけド、如何?
[職業柄なのか彼女本来の性質なのか、ローズマリーの言葉>>4は耳に心地良く、素直に喜色を示す。 試しに手を伸ばしてみたものの流石に長椅子の上からでは薬棚に手が届かず、億劫そうに立ち上がるとカウンター上の薬棚から薬包を取り出し――と、女性と睡眠薬の取り合わせで最近頼まれた依頼品の存在を思い出す。 『薬嫌いの子供が飲めてゆっくり眠れるようなものを』、と自分に頼んだ年若い母親の顔が一瞬脳裏を過ぎる。その彼女が“発症”して子供を食い殺したと聞いたのは、依頼品を渡す筈だった日の夜だったか。
流石に、そのような曰くを彼女に話す事は憚られてやんわりとぼかした]
(56) 2013/07/24(Wed) 00時半頃
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5月3日 朝7時 第二封鎖線付近
[ぼんやりと思考しながら歩く。町がこの状態で『普通』を装うのはむしろ不自然だろう。だから、適当に町を歩いてみることにした。 本人からしてみれば、緩やかに死に向かっているという意味ではあまり変わらない、というのが本音だった。その時期が早まるか天寿を全うするかの違いでしかない。一つだけ気がかりがあるとすれば他者も巻き込むということだろうか。]
(それはともかく。まあ、どっちでもいいわけだ。)
[何一つかわっていない、という意味で彼にとってはあまり興味のわかないことだった。自分だけが、世界から切り取られたような奇妙な感覚。それは感覚が麻痺しているのではないか? だがそれはある意味でしあわせなことかもしれない。そんなことを取りとめもなく思考しながら第二封鎖戦の方へ向かっていく。特に、目的はないのだけれど。]
(57) 2013/07/24(Wed) 00時半頃
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−回想、5月2日早朝、住宅街内部− >>48 そう?あたしは結構柔軟なつもりだよ?……なんでだろうね。 [頑固、と言われるのが少し疑問な様子で。そして、「そのままでいい」と言われたことに対して、「解ってたよ」とばかりに、悲しげに笑んでから。] そう言うと思った。……雨のなか急ぐと危ないから、気をつけて。……お願いだから。
……「くれようとした」事のお礼は納得は行かないけど……もらっておくよ。ありがとう。 [多分それが、チアキなりの理由付けなのだろうと。こういうところが、頑固と言われてしまうのだろうか。次に会った時に、また「儀式」をやるかどうか?などと他愛もないことを考えながら、その姿を見送った。 そうして、チアキの姿が消えてから。] ……いなく、ならないで。 [消え入りそうな声で呟く。 少し目を閉じる。普段声をかけてくれた、元気な彼の姿が浮かぶ。ようやく、自分でも理解できた……救われて、いたことに。 もらった飴玉のうちの1つを口に放り込み、寝床へと向かう。寝床についてから軽く体を流して睡眠。その後彼女は、実に約1日間、深い眠りにつくことになる。] −クシャミ視点、シーン終了 >>3へ続く−
(58) 2013/07/24(Wed) 01時頃
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―5月3日朝9時頃、ミナカミ家― >>21 [外出の件を伝えに来たマドカに、ナユタの祖父は1枚の写真を手渡した。ここにあるはずのないマドカの家族写真だ。笑顔だったマドカの動きがピタリと止まる。祖父曰く、チアキという人物から手渡すように言付かったとのことだった。]
(チアキ…?この写真…。)
[マドカは写真の出処が自分の家であることに行き当たると顔を青ざめさせた。一体、チアキという人物は何の為に自分の家に向かったのだろうか。]
………。
[マドカの表情をみて、祖父は慌てて、チアキはナユタの友人であること、ナユタ経由でマドカの家のことが伝わり、チアキが善意で家の様子を見に行ってくれたこと、写真を持ってきたのは、おそらマドカが寂しくないよう気を使ってくれたんだろう、と順に説明してくれる。]
そ、そうだったんすね。写真嬉しいっす!チアキさんにお礼言わないと…。
[説明には納得できる。チアキはきっと親切な人物なんだろう。そう推測したにもかかわらず、マドカは手足の冷え切るような、漠然とした恐怖を抑えきれずにいた。掌にじっとりと汗が滲むのを感じながら、マドカは祖父を安心させるように微笑んでみせた。]
(59) 2013/07/24(Wed) 01時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/24(Wed) 01時頃
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―回想・今から数年前―
まだ少女が中学生になったばかりの頃、当時身を寄せていた家から逃げ出したことがあった。
中学生にしては発育の良すぎる身体に、伸ばされる大きな手、怖くないはずが無かった。 決して良い子ではなかった。身内も、頼れる人もいない自分は常に気を張り、見ていた周りには生意気で、可愛げがなく、イライラさせることもあっただろう。だからと言って、許容出来ることではなかった。
隙を突いて1人飛びだし、当てもないまま、ふらふらと町を歩く。なんで自分だけがと、辛かった。
歩いて歩いて、夜中になって、疲れてとある店の壁に座り込んだ。泣きたかった、でも、あんなヤツに泣かされるなんて死んでも嫌だった。蹲り口を引き結び、ひたすら宙を睨みつける。それしかできなかった。
そんな時、ふとすぐ傍の扉が開き、男が出てくる。一瞬で恐怖に陥るが、体を動かすことは出来なかった。体を強張らせ、その人物の動作を見ることしかできない。彼は何を言っていたが、覚えてはいない。
だが気付くと自分は毛布にくるまれ、椅子に座らされていた。
(60) 2013/07/24(Wed) 01時頃
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― >>60 続き ―
目の前にはホットミルク。テーブルをはさんで向かいに座る眼鏡をかけた青年は、ランプの明かりだけを頼りに、本を読み進めていた。 最初は警戒したが、彼はこちらに目を向けることも、話しかけることもなかった。ただ傍にいる。
ふと、心が緩む。
そのまま眠りに落ちた自分は朝にはベッドで寝かされていた。 階下に降りると肩に上着をかけ、机にうつぶせて眠る青年。
笑みがこぼれた。
それが、ベネットと彼女の出会いだった。
(61) 2013/07/24(Wed) 01時頃
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−5月3日 朝7時頃 第二封鎖線付近 >>45続き− [弱るナユタ>>47と、それを宥め続けるチアキ>>36。この二人には気付かれていないのは解る。今彼らの間に割って入るわけにも行かないだろう……機動隊だろうがなんだろうが、人間だ。そもそも、機動隊は処刑のことを知っていたのかどうかも、今の自分には解らない。
…………どうしようかと思案している間に、もう一つの足音。>>57 この姿には見覚えがある。以前、自分をじっと見ていた視線の主(>>0:131)だ。
……一度冷静になった頭が、高速で回る。あたしは、マリーにもマドカにもチアキにも、居なくなってほしくない。……じゃあ、「彼」なら? 明日いなくなるのがあたしなら、それはいい。でもあたしが明日死ぬなら、明後日、あたしはどうマリー達を守ればいい? 自分は、今のところまともに考えられる、発症の徴候はない。じゃあ、「彼」は? ……『明日は「彼」を生贄の羊に出来ないか』……居なくなってほしくない人達のために、冷徹になる。そう、決めた。 足音の主の方向へ、足音を立てぬよう近づき……そっと、声を掛けた。] ……ねえアンタ。こないだあたしをじーっと見つめてたけど……逃げそこねた旅の人かい?
(62) 2013/07/24(Wed) 01時頃
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>>56
[店主の言葉が耳に心地よい。不思議な喋り方だけれど、思わず耳を傾けたくなるテンポと声音だ。思わず心の中で感心してしまう。]
そんなお茶もあるの? 私 お茶を飲むの大好きなの。
[今日この店に入って良かったと、にこやかに店主に近づく。だが、近づいたことで店主の気配が一瞬変わったことに気付いてしまった。訝しく思ったが、やんわりと笑顔でぼかされる。あぁ、コレは自分の癖でもある。現状を考えるに、流行り病に関係することだろうか。人に言いたくないことは、誰にでもあるだろう。そう考えると、更ににっこりと笑顔を店主に向ける。]
勿論、そのお茶もいただくわ。
[おいくらかしら?と言うと同時に高くなければ良いな、とちょっとばかし、切実に、心の中で祈ってみた。]
(63) 2013/07/24(Wed) 01時半頃
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─回想/5月1日 午後8時過ぎ 繁華街の寂れた酒場─
>>17>>18 …っは。冗談じゃねーが、…それで忘れられるってんなら構わねェぜ? 『お兄ちゃん』も、全部。 [ほんの僅か、鼻先で嘲笑う言葉は、瞳も外した──相手に向けたものではなかった事は伝わっただろうか。自身は、妙に苦く感じた無味の水で咥内を湿らせた]
──『化けモン』が、…アンタの親友だったら、どうする。
[僅かな沈黙。不意の言葉は、答えを期待した訳のものではなかったが。 撃ち抜かれただけで、死ぬ──人であるならば、…彼の言う変わらないもの、日常の中に潜んだソレを彼はどう思うのかと。残酷な問いは、この時彼だけが心中に抱えた重さを推し測ってのものではない、己にとってはただ、自身の息苦しさを吐き出しただけの表現]
…言うんじゃねーよ。……ナユタ。 [重い唇を舐め、囁きに似た声で己もまた彼を呼んだ。その瞬間のみはどこかうっそりと落ちた呼吸を、ゆっくり鼻先から吸い込み直して、散らし] ンな事ァ…わかってる。だから嫌になるんじゃねーか。……会えねェさ。俺の死に目でもねーとな。
(64) 2013/07/24(Wed) 01時半頃
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―回想/5月1日午後5時半 薬屋「三元道士」店内―
用事ガあルなら入っテくルだろうシ、他で済ムなラウチにハ来ないヨ。
[捻くれた言葉>>22にはニヤリと口端歪ませて減らず口。 数時間前に見たナユタの顔が扉の間から覗くと大げさに両手を広げて歓迎の意を示す]
ンン?何の事カワタシには分からナイヨ〜 ――ふム、おウチの人用ネ。どうイウ症状なのカナ? ……あ、“流行病”ノお薬ハ用意出来なイヨ?
[『みっともない所』と言われれば唇に人差し指を押し当てて首を傾がせる。元々誤解されやすい身であるのは自覚している為、勘違い自体は気にしておらず咄嗟に理由が思い到らなかった。 数時間前の記憶を思い出そうと思考へ伸ばしかけた手を、仕事の話を聞けばあっさり引いて詳しい話を聞こうと。 言い添えたのは、数日前に家族が発症したと泣き付いてきた男の事を思い出したから。 そうでなくとも感染症騒ぎで自分を頼る者は少なくない。元々痛む胸など持ち合わせては居ないが、何度も同じやり取りを繰り返すのは面倒ではあった。
ふと、彼の視線が強く此方に注がれている事に気付くと目を瞬く。次いでくすりと悪戯っぽく微笑うとその瞳を覗き込んで]
……見惚レたカ?
(65) 2013/07/24(Wed) 01時半頃
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>>18>>19 ──…そいつは、アンタの事かい。 [変わりたくても。…紡がれる言葉は、己の胸のうちにも抉るような鈍い痛みを齎すものであった。だが、それを真正面から認める度量がまだ無い自身は、緩いかぶりを振って、何か誤魔化すようにも相手の瞳へ横目を漸く僅かに戻して問うてから──再び、手元のリストに視線を移した。
『BOO』──知らない訳はなかった。かつて仕事としても関わり>>0:264>>0:265、以後断片的なものながら個人としても情報収集を行っていた、反政府組織と思われる集団の通称。…『政府の犬』として今この時に、彼が欲しがる、情報?…対価への期待よりも、彼の意図への興味がより己を引き付けていた。思案気に、少しまた下唇を湿らし、指間で挟んだ紙を揺らして頬杖をついた]
……。…俺が『思い出し』たら、どうすんだい。『こいつら』を。なあ、正義の機動隊さまよ。
[…リストの中。己にはよく覚えのある、若い男の名前もあった。かつて自身が引き込み役として接触を図り──少し前に封鎖線辺りで単なる死体に変わっていたと風の噂で聞いた、男]
(66) 2013/07/24(Wed) 01時半頃
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>>19 [彼が、ラルフの親友に付き従おうとしたのか>>0:275、あるいは他の原因、もしくは単なる噂なのか──そこまでは己は知らない。彼との関係を思えば、死を意識しても然程の感傷はなかった…筈であったが。──噂を耳にしたその時、胸中にはあの不器用な男の、どきまぎと浮かべた笑顔が掠めた。そういえば、あれも少し犬のような所がある男だった]
己も、立場上の都合とはいえ政府の側、警察の側として『犬』のように振舞う事も、多かった。BOOとの関わり方もそのようなもの。暫しの沈黙の後、ふと自嘲したような吐息を漏らして、リストの紙をナユタの眼前へと机の上を滑らせ──指先が、まず己がよく知るその男の名を叩いた]
こいつは、消しとけ。確かに『そう』だが、…もし生きてても大した引き手にゃならねーよ。 ……ケーキ如きじゃ割にあわねーな。もっと良い餌、期待してんぜ?
[ゆっくりと紡ぐ言葉は、敢えて戯れめかせた響きで。ナユタがどう返答したものか──それでも、その後指は確かに組織の一員としての何人かの名前と……「この辺は、噂があるだけだがな」との確とはしない情報として、ラルフの名もまた示していた筈で**]
(67) 2013/07/24(Wed) 01時半頃
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パティは、ここまで読んだ。
2013/07/24(Wed) 01時半頃
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―回想・5月2日夕方頃、ローズマリー家―
[ミルフィは足を怪我していることもあり、やはり距離が近いローズマリー家へ向かうことになった。綺麗に整頓されている部屋へ通してもらい、ほぁーと感嘆の息をもらす。失礼とは知りながらも物珍しくて、ついつい見渡してしまう。なんだか、いい匂いがするなぁ、そういや、マリーちゃんの香りと同じだなぁと感想を持ったところで、先日マリーに働いた無体を思い出してしまった。マドカは顔に熱が集まるのを感じながら、マリーに進められるまま椅子に腰を下ろした。]
そういえば! マリーちゃん、これ昨日借りたハンカチっす!ありがとう!
[と、ゴソゴソとリュックを漁り、昨晩のうちに洗濯しておいたローズマリーのハンカチをとりだした。不慣れな手つきでアイロンをかけたが、どこかおかしくないだろうか。少し不安がのこる。]
(68) 2013/07/24(Wed) 01時半頃
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―5月3日朝6時過ぎ、住宅街― >>21 [外へ出たものの、どこへ行こうかと考えながら歩いていると、目の前で黒猫と自転車に乗った少年がぶつかりそうになっているのが見えた。 一瞬ひやっとしたが、双方大事には至らなかったようで、何事もなかったかのように、少年は走り去って行った。 安堵し、自分が向かっているのと同じ方向だ、などと思いながら再び歩き始めると、ふと銀色に輝くペンダントが落ちているのに気がついた。 ちょうど、さきほど目撃した、黒猫と少年がぶつかりそうになっていたあたりだ。 あの少年のものだろうか。なんとなく拾って、ポケットに入れた。]
(69) 2013/07/24(Wed) 01時半頃
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―5月3日朝7時過ぎ、第二封鎖戦付近―
[なんとなく、先ほど見かけた青年の後を追うように歩を進め、40分ほど後、目的の人物を見つけた。>>30 軍人らしき男と話をしている。>>32 なにやら深刻な様子で、割って入るのもどうかと思ったが、さっさと用を済ませたいという気持ちの方が強かった。]
…ねえ、あんた。これ、あんたのだろ?
[2人に近づくと、ポケットから先ほど拾ったペンダント>>69を取り出し、青年に示した。]
(70) 2013/07/24(Wed) 02時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/24(Wed) 02時頃
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/* メモをちゃんと見ればわかるうっかりミス本当に申し訳ない… 発言も何処か矛盾してそうだなー…
(-17) 2013/07/24(Wed) 02時半頃
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―回想・5月2日夕方頃、ローズマリー家― [ローズマリーがお茶を入れにいっている間に、ミルフィの手当を行うことにした。流水で傷の周りをよく洗い流す。傷は浅めなので、特に何もしなくても良さそうだ。しかし、ミルフィを見つけた時のあの動揺っぷり…気休め程度には何かしてあげた方が安心するかもしれない。マドカは救急箱から大きめの絆創膏を取り出すと、傷のサイズに合わせて切り取った。]
たぶん、すぐ治るっす! 一応絆創膏貼っておくっす! 替えの分もあるっすよ!
[ミルフィに同じサイズを絆創膏を何枚か渡す。救急箱を片付けながら、マドカは世間話をする。2日連続で友達が増えるのだ。まどかは上機嫌だった。]
そういえば、ミルフィさんは大学生さんすか? 私は高校1年生なんすよ!
(71) 2013/07/24(Wed) 02時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>46>>47 [頬を伝う透明な雫…目を見張って手の動きを止める。そうして漸く安心したように柔らかく笑う。変わらない、昔も今も。ナユタはナユタで…]
……俺、ずっとナッちゃんの側に居る。ナッちゃんが嫌だって言っても、俺の事嫌いになっても、ずっと、……
[指先で涙を拭う何度も何度も優しく優しく。それでも涙は止まる事は無くて、昨日と同じ様にその身体を抱き締めた。幼い頃から強がりで本当にぎりぎりまで我慢して…そんな彼の背に回した手はその背中を幾度も撫で擦って]
(72) 2013/07/24(Wed) 03時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>57>>62 [抱き締めたナユタの肩越し、見覚えのある猫耳が見えた気がした。少し首をずらすと矢張りクシャミの姿だった。隣の男の子は…何処かで会った気もするが気の所為だろうか]
…、……
[困った様に眉尻を下げる。ナユタの性格上他の誰にもこんな姿を見られたく無いだろう。こっちに来る気配は…と、様子を探っていた所でもう一人此方に向かってくる姿が見えた>>70]
(73) 2013/07/24(Wed) 03時頃
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─回想/5月2日 午前 住宅街─
>>55 …真面目に働いての、かい。そりゃァ──心許ねーだろうな。色々と。金だけならその家にありそうなモンだが…でもねえ?
[ふと、強気に僅かな緩みが見えたような、彼女の表情を眺めて。──らしくないと、自身で胸中呟きながらも、また少し黙した唇を開き]
…家族はどうした。帰んねーの?家に。
[帰れる家が、この時勢でまだあるとすれば。──そうだ、少女は2年前のあの日、それでも彼女自身の身よりもなお家族を案じていた。それを訊くのは、深入りのし過ぎだったかもしれないけれど。己には言えない台詞を当たり前のように返した彼女に、どこか眩しい陽の光を感じたあの日の感覚が、強い印象になっていたのか。 あしらいに動かした眉を、ふと、継がれた言葉に緩と片方寄せ。僅かに顎を思案するよう傾けてから、表情を戻し]
──額にもよる…ってな。 …、再会の縁と、黙っとかせる礼だ、……割り引いといてやるよ。あと、さん付けは止めろ、…妙にすわりが悪ィ。
(74) 2013/07/24(Wed) 03時頃
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>>55 [これも、縁なのだろうと。金のやり取りには人一倍煩いだろう己だが、今日の失態を思えば自然とそんな言葉が出た。 彼女に、抱えていた紙袋を示し、自身の食料の為に半分とまではいかないが──彼女が望めば3つ4つ、何かしかの品を、買値より大分割り引いた額で渡していた筈。
少女がまだ答えを返してくれたならば、暫しのやり取りの後、気まぐれのついでにとまだ足取り危なげな少女を奉公先の近くまでと少し寄り道して見送らんともしていた。彼女が断ったなら、肩を竦めてそれ以上の『お節介』は止めておいただろうが。…「雨どころか槍でも降りそうだ」とふと独りごちた意味は少女に通じたか否か**]
(75) 2013/07/24(Wed) 03時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>70 [慌てて身体を離しその背にナユタを庇う。ナユタを傷付けるなら絶対許さないと心構えるが]
……え、…ああっ!そう、俺の!……ありがとう…
[差し出された銀に驚き胸元を探る。何処で落としたのだろうと顔を青くするが、受け取ったロケットに嬉しそうに泣きそうな笑顔を浮かべた。金具が取れたのかも知れないと大事そうにポケットへと仕舞う]
えっと、…俺、チアキって…名前。君は? 今度ちゃんとお礼するからね!
(76) 2013/07/24(Wed) 03時頃
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―回想・5月1日午後8時過ぎ、繁華街の寂れた酒場― >>64 ……あんたさぁ…――、
[紡ぐ言葉を途切れさせるように届けられたエールのジョッキへと視線を落とす。それで忘れられるのかだなんて、馬鹿げた問い掛けは発す事なく揺れる琥珀をただ見詰めた。 ――踏み込みすぎてはいけないと心の何処かで警鐘が鳴る。それでも踏み込みたいと思う心が過去から来る物なのか、今ここにある物なのか、判別がつかずにまたジョッキを煽り]
…………あんたも底意地が悪ぃよな… けど…殺さなきゃなんねぇってなったら…俺も多分、死にたくなる
[酩酊し揺れる思考の中思い浮かぶのは当たり前のようにチアキの笑顔。 考えた事がなかった訳じゃない。むしろ幾度も幾度もその場面を想像した――けれど何度繰り返しても結論は出ない。ただ、その時を想えば胸にぽっかりと穴が開いたような気持ちになって…生きてはいけないのではないかと、ただそう思うばかりだ]
(77) 2013/07/24(Wed) 03時半頃
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>>64>>66 ……ごめん… けど、俺は……あんたに、会いたかった
[それは珍しく――虚勢も意地も含まずに零れ落ちた言葉だ。会いたかった、例え思い描いていたような再会ではなくとも、例え彼が変わってしまっていたとしても。 ぐらりと視界が歪む。テーブルへと両肘ついて上体を傾がせ、定まらぬ視線を目の前の男へと向けた]
あんたもそうじゃねぇの? そうだと思ってた…変われねぇ自分が、すっげぇ…ムカツク
[一旦堰を切れば転がり落ちるように言葉は溢れ。醜状を晒している自覚は勿論あったけれど、今はこの酔態のままに吐き出してしまいたいと――彼がどう思うかはいざしらず。
町を出てからの日々は結局ただの日常の連続にしか過ぎなかった。厳しい訓練と喧騒とほんの少しの娯楽――良い事も悪い事も多分同じくらいに。 生活は確かに変わったのだけれど、己の本質は何も変わらない…あの頃と同じ、ただ逃げ出したいとそればかりを願っている。 ――吐き気がした]
(78) 2013/07/24(Wed) 03時半頃
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>>66>>67 ……俺が関与出来るのは、身柄を拘束する所までだ…それ以上の事は知らねぇ …ン…信じる、よ。こいつはナシで………何が欲しいんだ?俺がやれる餌なんて大してねぇよ つーか、食い終わったらそろそろ…マドカ、家で待ってるからな
[ぶれる視線で骨ばった指先を追って指し示された名前を頭へと叩きこむ。幸い酒で記憶をなくした事はない――筈だ。 暈した物言いではあったけれど情報としては精度は低くはないだろう。彼が噂通りの人物ならと、半ば確証めいた思いで視線をリストから男の顔へと戻し、何が欲しいと問いかける風に見詰めた]
(79) 2013/07/24(Wed) 03時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近―
[ナユタを背に庇ったままどうしようかと思案する。多分この後も人が集まって来るだろう。自分が此処に来るまでの間、見掛けたら声を掛けていた組合の人たちもボランティアにやって来る筈]
……、…ナユタ、俺の家に行こう。
[迷いに迷って出した結論を相手に伝える。その手を引いて向かう先は、相手の返答次第なのだけれど]
(80) 2013/07/24(Wed) 03時半頃
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/* トレイルさんがいちいちカッコよすぎて…(//∇//) なんでゲイなんだ…(泣)
(-18) 2013/07/24(Wed) 03時半頃
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/* てか読み書きできないと投票もできないじゃん…(今気づいた 誰かに教えてもらおう(
(-19) 2013/07/24(Wed) 04時頃
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―5月3日朝7時頃、酒場前ー >>35 [必死に走って酒場までたどり着く。息を整えずにすぐさまドアベルを押す。少しの間を置き中からローズマリーらしき声が聞こえた。]
あ、わ、私です。ミルフィです。 その、今日のチラシを見て、あの…
[何をどう切り出していいかわからずオロオロしていると、ドアがゆっくりと開いた。ローズマリーの笑顔がミルフィを迎える。自分を助けてくれた時と変わらぬ彼女に安心した。「まだ準備できてないけど」と一言断ってからローズマリーが酒場の中へ入れてくれた。勧められた椅子に座ると向かい合ってローズマリーも座る。ミルフィが言いたい事を整理できるまで急かさずに待ってくれた。その気遣いをミルフィは嬉しく思い、彼女が化け物のはずがないという気持ちをより一層強く持った。たどたどしくも、誰も信じられない気持ち、昨日助けてもらったことのお礼、今朝のチラシ、ローズマリーとマドカは信じたい気持ちを伝えた。]
(81) 2013/07/24(Wed) 11時頃
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―回想・5月2日夕方頃、ローズマリー家― [マドカと名乗った少女が手際良く手当をし、絆創膏を渡してくれた。小さくお礼を言い受けとると>>71と尋ねられた。]
ううん、まだ高校生。高校3年。…マドカ、は1年なんだ。同じ高校なのかな?
[親しみを込めて呼び捨てにしてしまった。相手が不快に思ってないか伺うと特に気にしていない様子に安心する。**]
(82) 2013/07/24(Wed) 11時頃
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―回想/5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店内―
[深まるローズマリーの笑み>>63にどの程度かは知らぬが悟られたと直感的に思う。何処から、と内心思いはすれど、相手に確認するような事でも無い。それで伝えてしまえば本末転倒だろう]
――オ、ヨカッタ。 この町ハオレンジが取れルって聞いテ合わせテみたンダけド、思ってタより香りガ甘クなっちゃッテネ。
[返答に安堵すると店奥の一番高い棚の引き出しから、依頼品を取り出すと中身を確認する。 茶の色付き硝子の密封瓶を開ければ、ふわりとオレンジの香り。 ラベンダーとカモミールを主体としたハーブティーにオレンジピールを混ぜたものだ。乾燥させたスミレの花はティーポットの中で踊るのを楽しんでも良いし、直接カップに入れても楽しめるだろう。子供が食べてしまっても大丈夫なように、食用出来るものを選んだ]
両方お買い上ゲ? ありガとネ♪
[彼女の祈りが通じたか通じぬか、店主が提示する値段は他の店で睡眠薬と茶葉を買うよりは幾らか少ない筈。 元々依頼者が居なくなった、ある意味不良在庫。安値だろうと捌けるならば此方も願ったりで。 彼女から了承を得られれば上機嫌で二つの品を紙袋へ詰めるだろう]
(83) 2013/07/24(Wed) 13時半頃
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―回想・5月2日午前、住宅街― >>74 [金は家にありそうだというトレイルにため息をつき、]
主の金にまで手つけるほど落ちぶれちゃいないつもりだよ。 …まあ、食料には手つけちまったけどね…
[家族のことを訊ねられると]
…さあね。 仕送りは届いてるようだから、生きてはいるんだろうけど… 帰る家なんて、ないよ…
[奉公に出るとはそういうこと。十で家を出たときから、一生帰らない覚悟はできている。
互いに字が書けないために、手紙のやり取りも出来ない。今の主人なら電話をかけることくらいは許可してくれただろうが、生家には電話もない。あったとしても下手に話せば、帰りたいと思ってしまうに違いない。連絡はとらないと決めている。 気休めにしかならない額の仕送りが届くかどうか、それだけが家族の安否を確認する唯一の手段だった。]
(84) 2013/07/24(Wed) 13時半頃
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>>74 ま、家族が住んでるのはこの街からずっと離れた田舎。 こんな状況じゃどっちみち帰れないね。
[一瞬、悲しげな顔をしてしまったのを誤魔化すように、明るくそう言い放ち、]
さん付けはダメかい?なら、トレイル氏?トレイルの兄貴?
じゃあ、これで買えるだけ。 …ありがとうね…
[そう言って、コインを一枚差しだした。ひとまず、空腹を紛らわせられれば良い。それほどたくさんは必要ない。 送られるのはさすがに断った。安くしてもらっただけでも引け目のように感じてしまう。他人を頼ることには慣れていないのだ。]
(85) 2013/07/24(Wed) 13時半頃
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ー回想5月2日夜チアキ自宅ー
[濡れた身体をお風呂で暖めてから、遅くなってしまった食事を作る]
ごめんね、遅くなって…
[キッチンで手早く作り終わるとテーブルに並べた。部屋は薄暗くテーブルに置かれたキャンドルの灯りだけがゆらゆらと揺れている。椅子に腰掛けると目の前の二人に笑いかけた]
出来たよ、食べよう?…え?また食欲無いの?…ハルナ、ちゃんと食べないと大きくなれないよ?母さんも…しっかり食べて。
[ここの所すっかり元気の無い二人に肩を落とした。が、自分だけでも元気でいないと、と笑顔をみせ他愛無い話を始めた。チアキの明るい話し声だけが響いていた]
(86) 2013/07/24(Wed) 13時半頃
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/* チアキさん普通に家族なくなってらっしゃらない…? とても病みの気配を感じるのです。 欝おいしい…もぐもぐ。
(-20) 2013/07/24(Wed) 13時半頃
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―回想・5月1日午後5時半、三元道士― >>65 そりゃそうだけどなんかちょっと笑えたからさ
[広げられた両手に目を瞬かせ、己の軽口に苦笑を浮かべてみせた。後ろ手を離した扉が閉まる軋んだ音を背に店内奥へと歩を進め]
あー、じゃあそういう事にしておいてくれ ――症状っつぅか…栄養失調ってのかな? 衰弱しちまってるから精のつく薬があったらそれが欲しい
[空惚けたような仕草に僅かに羞恥は薄れたものの、初対面の人間の前で取り乱してしまった事実が消える訳でもなく――有り体に言ってしまえば決まりが悪い。だから話題の変化はむしろ有難くはあったのだ。 飛び出していくほどの元気はあったようだけれど、朝の衰弱ぶりを考えればマドカへの心配は残る。休養と食事、それ以外にも出来るだけの事はしてやりたかった]
――え、あ、そういうんじゃなくて、ってそれも失礼っつーか………あんた揶揄ってるだろ
[どうにも――調子が狂うのに怒る気にはなれないのは彼の纏う雰囲気のせいなのか、それとも昼間出会った時の遣り取りを思い返すせいなのか、それは定かではなかったけれど。 強くは出られぬままに顎を引き幾らか拗ねた表情を浮かべて視線を逸らした]
(87) 2013/07/24(Wed) 13時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>76 …そんな大切なもんならもっと大事にしなよ。
[ペンダントを受け取った青年の泣きそうな笑顔を見て、呆れたように言い放つ。普通の人間なら共に喜ぶところなのだろうが、そんな性格ではない。満足に食べられていない上にずっと歩いて来た疲労感の方が強かった。それでも彼を追ってきたのは、中に入った彼の家族らしき写真を、途中で見てしまったためだろうか。なぜか、意地でも届けなければ、と思った。]
名前?パティだけど…礼なんて…
[いい、と言いかけて思い出す。誰かに出会ったら聞きたいと思っていたことがあったはずだ。ポケットから乱暴に折りたたんだチラシを取り出す。]
あんた、字読めんだろ? 礼はいいから、コレ、何て書いてあるか教えてくんない?
[その内容が、彼と話していた軍人らしき男を苦しめているとは、彼女に気づく由もない。]
(88) 2013/07/24(Wed) 13時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/24(Wed) 13時半頃
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/* …チアキ……((((;゚Д゚)))) */
(-21) 2013/07/24(Wed) 14時頃
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―回想/5月1日午後5時半 薬屋「三元道士」店内―
そうナノ?なラもっト笑っテいいノニ。 ――まァ、ヨウコソ、薬屋「三元道士」へ。 お急ギのお客様モそうジャナイお客様モ、ごゆっくリ♪
[「笑えた」の言葉のわりに笑み少なく見えるナユタ>>87につい小さく噴き出して肩を揺らす。 一頻り笑って満足すれば芝居掛かった動作で一礼。にんまり笑顔も忘れない]
ハイハイ、お客様ノご随意ニ♪ ふム、家族かナ?ご飯ハ食べレてル? 元気になるにハ食事が一番。食事自体出来ない位ならまた色々考えなきゃいけないケド。
[実際に彼が何を気にしていたのかは、彼が店を出た後の思考遊びに取っておくとする。 補う程度ならば出来るが、全てを薬でまかなう事は困難。 何度か彼に質問を繰り返して、彼が気遣う『誰か』の状態を粗方察すれば状態に合いそうな生薬を幾つか頭の中で選び出し、少し待つように言い置いてから奥へ引っ込んで。 暫くすると薬包が6つ程入った紙袋を手に戻り]
(89) 2013/07/24(Wed) 15時頃
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1日2包を朝晩1包づツ食事の時に飲ませてネ。飲み難いようなラ食事や飲物に混ぜテもいいヨ。 くれぐれも一度に2包飲んだり、健常者に飲ませタりしないようニ。
[命に関わるようなものではないながらも念入りに注意を添える。何か“間違い”があった時、この説明の有無で自分の責任の度合いが変わるのだから当然であろう。
歯切れ悪く返される言葉と逸らされる目線は店主の悪戯心を満たすには十分だったらしく、満足そうに目を細めると一度だけ軽く彼の頭にぽんと手を置いた]
イヤァ、あンまリ熱い視線だったカラ、ついつい照れテしまってネ?
(90) 2013/07/24(Wed) 15時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>88 う、ん…そうだよね…本当にそう…
[布地の上からペンダントを掴む。表情は変わらないまま]
パティ…ちゃん?えっと、本当にありがとう。……、…取り敢えず前御礼。
[改めて少女を見ればかなり疲労した様子が見て取れる。それなのに届けてくれたのかと感謝するばかりだった。ごそごそともうひとつのポケットを探ると飴玉を取り出し少女の手に握らせへらりと笑った]
……、…ッ…
[目の前の差し出された一枚の紙に息を飲む。言える筈は無かった、大切な彼が直ぐ後ろに居たのだから]
ごめん…、今、俺からは言えない、から…他の人に聞いて欲しい…。…ごめん。
(91) 2013/07/24(Wed) 17時半頃
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―回想・5月2日夕方頃、自宅―
>>68
[小さなキッチンと一人用のベッド、真ん中には円卓があり椅子は2つ。奥には浴槽が無い浴室など。狭いながらも物が少ないなりに整頓されている部屋であった。2人を席に案内するとまずはクローゼットへ。職業柄、胸が開いた服が多いので、せめて少しでも覆った服をと探し、ミルフィに手渡す。「服が濡れたままでは風邪をひいてしまうわ。良かったら奥で着替えてね。元気があるならシャワーも使っていいから。」そう言い、マドカに後は頼もうと目を向ければ手渡されるハンカチに目を瞬く。]
気にしなくてもよかったのに。 でも、どうもありがとう。
[にっこり笑うとハンカチを胸元に寄せお礼を言う。折り目が少しズレているのは、わざわざ彼女がアイロンをかけてくれたからだろうか。嬉しくて使えないかもしれないと、棚にしまう。こうやって形ある大切なものが増えていく度に、マドカには幸せになってほしいと心から思う。そんなことを思いながらもキッチンに立って暫く経った己の手元は動いており、先程仕入れたばかりの茶葉を使ったお茶の準備は終えていた。スミレの花が、透明なポットの中でクルクル回り始める。]
(92) 2013/07/24(Wed) 18時半頃
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―5月3日朝7時頃、酒場内ー
>>81
[ドアを開けて確認すれば、まだ自分の家で寝てるかと思っていた少女。こんな早い時間に、と思いつつ時計を見ると家を出てから1時間以上も経っている。内心驚きつつも彼女に目を向ければ、息がまだ荒い。走ってきたのだろう。笑顔になると、先程座っていた席の向かいに促し、彼女の前に水を入れたグラスを置いて自分も席についた。言いたいことがあるように感じたので暫く待ってみると、とつとつと話し始める彼女を妨げないよう静かに耳を傾ける。そして全てを聞き終えると、ふんわりと笑って彼女の頭を撫でた。]
ミルフィちゃんはとても良い子ね。 信じてくれてどうもありがとう。 私も、貴女のことを信じているわ。
[そうだ、俯いてる暇はない。この3日間で随分と増えた大事な人たち。その人達を少しでも長く生かすためには、自分が努力しなくてはならない。1人だって私の前で死なせはしない。そう決意を固めると立ち上がり、ミルフィを抱きしめてから彼女の目線に合わせて微笑む。]
大事な人は、守らなくてはね。 マドカちゃんのところにも 行ってみましょう。
(93) 2013/07/24(Wed) 19時頃
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/* テスト 147
(-22) 2013/07/24(Wed) 19時半頃
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/* お、いけた
(-23) 2013/07/24(Wed) 19時半頃
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―回想・5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店内―
>>83
[中身を確認している店主の手元に思わず近づくと、確かに香る甘い匂い。そのよい香りに、自然と笑みが浮かぶ。]
とてもいい匂い。 自分でこんなものを作れてしまうなんて 尊敬しちゃう。 流石お薬屋さんね。
[提示されたお値段分を払いながらそう言って楽しそうに笑う。こんなお店があったのなら、もっと早く見つければよかった。袋に品を詰まれるのを待つ時間さえ楽しい。…アレ、そう言えば店内を見てまわっていた時、『三元道士』という文字があった気がする。クーが言ってた(>>0:87)薬屋さんってココのことなのかな、薬屋さん兼情報屋さん?内心首を傾げ店主の顔を見つめるが、『まぁいいか』と品物を受け取る。]
今日は本当にどうもありがとう。 また来るわ。
[小さく手を振りながらそう言い残し、軽やかな足取りで彼女は店を出た。]
(94) 2013/07/24(Wed) 19時半頃
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/* 12 これは?
(-24) 2013/07/24(Wed) 19時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>80 [チアキの声が聞こえて。確かに、どうやらチアキと機動隊の彼は移動するようだ――機動隊の彼の名前は、やはり「ナユタ」でいいらしい――。そして、チアキにとっては、ナユタは死んでほしくない人となるようだ。ならばナユタからも同じ―――? ……そう考えて。今の会話を「ちょっと待って」と切ってから、音もなくチアキに近づき、小さく話しかけた。]
チアキ。[自分に注意を向けたら、小さく、ナユタにも誰にも聞こえないように、話す] 出来たら、ナユタさんに伝えて欲しい。 あなたに投票の権利と時間の余裕があったら、相談したいことがあるから、今日の17時、図書館の談話室で待ってる、って。最低でも30分は待つようにする。 [小さくそれだけ告げて、返答は期待せずに、元の会話へと戻った。街が封鎖状態になってから、図書館に立ち寄る者は本当に少なくなったと聞いている。疑心暗鬼の渦巻く中、わざわざ談話室に行く者もそうは居ないだろう。……交渉場所には、悪くない、はずだ。]
(95) 2013/07/24(Wed) 19時半頃
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―5月3日午後17時、図書館の談話室― [約束通り、クシャミは談話室を訪れた。 政府組織とかそういった人達は公民館などの施設を用い、図書館の本に頼るような熱心な者達は談話室を利用しない。 結果、談話室には……目論見通り、人は居なかった。 あとは、あのナユタという名前の機動隊の人が、私の提案に乗るかどうかだ。]
……あたしの計画が通るかどうかは、あたしの運と信用にかかっている……ってことかな。
[チアキが自分を信用するかどうか、そこも微妙なファクターだ。 こうなってみると……自分からチアキに対して、以前は徹底的に、「信用しない」という姿勢を貫いていた。……それが裏目に出ないことを、ただ願う。 ただ願って、ナユタの到来を待つ。]
(96) 2013/07/24(Wed) 19時半頃
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―回想・5月2日夕方頃、ローズマリー家― >>82 [マドカ、と親しげに呼んでもらえて、嬉しいような照れくさいような気持ちを覚え、はにかむ笑いを作った。どうやらミルフィとマドカは偶然にも同じ学校だった。]
おんなじ学校じゃないっすか! じゃあ先輩っすね! 3年生っすかー!じゃあ、わ……
[と、いいかけて口をつぐむ。兄も高校3年生だ。もしかすると知っているかもしれないと思い、話題に出しかけたが、生死がはっきりしない兄の話をしても気まずくなるだけに違いない。]
じゃあ、学校でも帰り道でも思いっきり遊べるっすね!
[マドカはなるべく自然になるように話題を変更した。]
(97) 2013/07/24(Wed) 21時頃
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―5月3日早朝 薬屋「三元道士」店内―
[30分程、考え込んだだろうか。 なかなか働いてくれない頭を小さく振り、心理的なものなのか空腹はあまり感じぬものの何か胃に入れようと、適当にミルク粥を作る。 小皿に装った其れを片手に私室の机上、一番上に置いたノートを手に取り寝台に腰掛けた。
薬の調合法等の覚書きやアレルギーと薬品の関連などのページには目もくれぬまま指先を動かす。 パラパラとページを捲っていくと、ノートの中程に目的のページを見付けて手を止めた――人狼病、WWSについて自分でまとめたものだった。 膝の上にページを開いて乗せたまま、行儀悪くも粥を掬い、口に運ぶ。
町に流れる噂を書き留め、より確実性の高い情報には印を付けている。それらを食事と共に改めて情報として取り込んでゆく。
この状況ならば軍関係者ももう少し口が軽くなるだろうか? スプーンに小さく歯を立てて思案。直ぐ浮かんだのは一昨日会った青年――ナユタの顔。
空になった皿を片付けて出掛ける為の身支度を整えると、店の扉に鍵をかけた後、歩き出した――]
(98) 2013/07/24(Wed) 21時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/24(Wed) 21時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>72 [拭われてもまた溢れる涙を止める事も出来ずに目を伏せた。町を出た後にも悔しくて眠れなかった夜に自分を慰めたあの声が、今も耳に優しく届く]
…チアキ、――ッ、
[名を呼ぶ事が精一杯で後はもう、言葉にもならない。背を撫でられる度に強がりが剥がれ落ちてゆくように思えた。 今はただチアキに縋っていたいと――引き寄せられた腕の中で思う。何も考えたくない、見たくもない。現実なんて知らない…目を開けばそこに深淵があると分かってはいるけれど、今だけは何も見ずにいたかった
通り掛かる人影>>57>>62には気付く余裕もなく]
(99) 2013/07/24(Wed) 21時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>91 ………ありがと…
[チアキと名乗った青年は、前御礼と言いながら、自分の手に何かを握らせた。 手を広げて見ると、ひとつの飴玉。 ガキじゃあるまいし、と思ったが、少しは腹の足しになるだろう。おとなしく受け取ることにした。 へらり、と笑った顔を見ているとなんだか調子が狂ってくる。 しかし、チラシを見せると、彼はその顔を一変させ、表情を曇らせた。]
……?……わかった…
[他の者に聞いてほしいという彼に、怪訝な表情をしながらも、素直に従った。 無理やり聞き出せる雰囲気ではない。 他に、誰かいないだろうかと、辺りを見回す。
近づいてきた猫耳のフードをかぶった人物>>95は読んでくれるだろうか。]
(100) 2013/07/24(Wed) 21時半頃
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>>93 [ローズマリーが自分の事を信じると言ってくれた。その言葉だけでミルフィは自分が彼女の代わりに処刑されてもいいとさえ思った。 頭を撫でてもらい、抱きしめられたのは何年ぶりだろうか。ローズマリーの身体はとても心地よい。ほのかな酒の香りにうっとりしていりミルフィだったが、彼女の口からマドカの名前をきき、我に返る。 そうだ、あの子の無事も確認しなくては。昨日、保安官の家で世話になっていると言っていた気がする。]
わ、私、マドカを探してきます!
[保安官の家など知らないことを忘れて、ミルフィは酒場を飛び出した。]
(101) 2013/07/24(Wed) 21時半頃
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―回想/5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店内―
アリガト♪ 専門っテ訳じゃナイかラ手探りなんダけどネ。
[作為の無い笑み>>94に目を細めて。もし、あの母親がこれを受け取ってくれていたなら、このように笑ってくれただろうか。 考えても答えなど出ない事は解り切ってはいたが、考えずにはいられなかった。
代金と品物を交換する際、ローズマリーの視線が妙に自分の顔を見つめる事に首を傾げて見つめ返すが、彼女はやんわりとはぐらかす。お互い客商売の身故、対処が似るのは必然なのだろうか]
イエイエ♪ 良かったラまた来テネ。 お茶、感想教えてくれるト嬉しいナ♪
[振られる手には同じように手を振ってその背中が雨に紛れるのを見送った。
オスカーとは会話を楽しみつつ、ほんの少しからかいも混ぜてから買い物が済んだ彼を送り出し。 ラルフは頼んだ掃除が終わった後、依頼品とは関係の無い話を幾つか。帰り際に商品と代金を交換して、来た時と同じように合羽を着て歩いて行く彼の背中を見つめる。深い事情は、彼が話さなければ自分は何も知らない。ただ、また客の一人が居なくなる事を考えると、胸の内の何処かが軋むような痛みを覚えた――]
―回想終了―
(102) 2013/07/24(Wed) 21時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/24(Wed) 21時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/24(Wed) 21時半頃
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−5月3日 朝7時頃 第二封鎖線付近 >>62続き− [オスカーの反応はそっけなかった。逃げそこねた旅の人、という表現に対してはそっけなく肯定の態度を取るのみで、そのまままたどこかへ行こうとしてしまった。 まだ引き下がる訳にはいかない。「こんな状況で、どんな縁があるかわからないから、名前だけでも聞いていい?」と問う。もちろん、自分の名前を――偽名だけど――名乗るのも、忘れない。 本当に名前だけを名乗ると、彼は結局そのまま行ってしまった。
首尾は上々、と言うべきだろう。
この後の「計画」のためには、それ以上のことなど、知らない方がいいのだから。]
(103) 2013/07/24(Wed) 21時半頃
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―回想・5月2日夕方頃、ローズマリー家― >>97 [同じ年代、同じ学校。マドカとの共通点が増える度に心が封鎖される前に近づいていく。マドカが何かを言いかけてすぐに話題をそらしたようだが、そんなのは些細な事だった。 ワクチンが完成して封鎖が解除されたらマドカといっぱい遊ぼう。自分のお気に入りの雑貨屋や遊び場を案内しよう。ここ数日間忘れていた幸福感がミルフィを満たしていた。 流石は思春期の少女達といったところか。話題がつきる気配が全くない。何気なくミルフィはある話題をマドカにふった]
私、今一人で暮らしてるんだ。パパとママを説得するのはちょっと面倒だったな。でも私、一人っ子だからパパもママも私に弱いの。マドカは兄弟とかいるの?
(104) 2013/07/24(Wed) 22時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>76>>88>>100 [触れていた体温が離れる。心地良く閉じた世界から現実へと引き戻されてナユタはチアキの顔を見詰めた。やはりこれは都合のいい夢だったのではないかと。 思い違いだと分かったのはぼんやりと霞む視界の中、見知らぬ少女の姿>>70を見とめての事。慌てて手の甲で赤く腫れた目許を拭う。さすがに決まりが悪い。
どうやら少女はチアキのロケットを届けてくれたようだ。やや離れた場所からその遣り取りを窺い見る]
え…あ、…うん
[不意にチアキから掛けられた言葉――多分、ずっとこの手を望んでいた。ここから連れ出してくれる手を。
けれど少女の声>>88が耳に届くと差し伸べられた手を握ろうとする動きは止まり]
…………感染者と疑われるヤツを処刑する、そう書いてあんだよ
[辺りを見回す少女>>100へと顔を背けたままに告げた]
(105) 2013/07/24(Wed) 22時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近 >>103続き― [オスカーと名乗った青年は去っていった。……気のせいか。目の前から居なくなってみると……居なくなったという変化を感じにくいほどに、淡い存在感の人間だった。 ……あたしは彼を殺そうとしているのだ。……普通、目の前に自分に対して殺意を持った生き物がいれば気付きそうなものだが……あるいは、彼もまた、「死にたがり」ということなのだろうか。
若干の疑念を持っていると、これまた刹那的な生き方をしていそうな少女(>>100)が、自分に寄って来てい………]
………あなた、パティ!?ブルームフィールドさんのところで子守して……た…… [見覚えのある少女だった。数年前、まだ両親が居た頃。両親の知人の家でパーティーをやった時に出会った、歳の近い子守の少女。歳も生き様も違うものの、いや、だからこそなのか、楽しい話をした覚えがある。 ……やってしまった、と気づいたのは、叫んでからだった。気づいて、声のトーンが落ちた。 彼女は、「クシャミ」を知らない。知っているのは、「リリー・カートライト」だ…………彼女はともかく、今の私は、あの頃の面影はない……はずだ……きっと、気づかない……]
(106) 2013/07/24(Wed) 22時頃
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>>101
あ、ミルフィちゃん!
[急に飛び出した彼女に声をかけるがもうその姿は視界に入らない。あまりの素早さに苦笑する。笑ってられる時ではないのだが、昨日の今日であのように動けるのならば大丈夫なのだろう。多分、見つければこちらか自宅に来るだろうから、戸締りをし、扉にメモを張り付ける。 『私も、人に会ってきます。夜には家に帰ると思うけれど、いない場合は合いカギで入っててね。 ローズマリー』 自宅にも同じメモを貼り付け思案する。]
さて、どこにいるのかしら。
[少しの間悩むが、暫くすると何かを決めたように歩き去った。**]
(107) 2013/07/24(Wed) 22時頃
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−5月3日 11時頃 マドカ家までの道のり− [なんとか気持ちを落ち着けて家を出たのはあれから、何時間たった頃だろう。道を進むほど、足取りは重くなって行く。ただ服を取りに行く、ただそれだけのことなのに。マドカは一度立ち止まり、深呼吸をする。落ち着いてやっと気づいたが、ミナカミ家からずっと写真を握りしめていたようだ。元々ふやけていた写真が、手汗を吸いさらによれている。マドカは写真をポケットにしまう。]
さ!さっさと行って帰るっすよ!
[気合いは十分だが、体は根をはったようにそこから動かなかった。マドカはため息をつくと、気持ちを落ち着けるために、あたりを見渡した。遠くで人の影が近付いてくるのが見える。あれは、ミルフィだろうか]
(108) 2013/07/24(Wed) 22時頃
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―回想・5月1日午後5時半、三元道士― >>89 いや、なんつーか…笑い損ねた
[吹き出す相手につられたように照れた笑みが浮かぶ。大袈裟なその仕草にもささくれだった心が一時和んだ。 店の中に充満する異国の空気のせいなのか、それとも店主の纏う雰囲気のせいなのか――今朝方からのピリピリとした神経が少しだけ和らいだような気もする]
いや、拾ったガキなんだけどな …メシは…あの様子じゃ今までロクに食ってなかったみてぇだな 取り敢えず食欲がね〜って訳でも無さそうだけど…一応朝は食ってたらしいし
[調薬の為に姿を消した店主を待つ間、改めて調度品を眺めやる。見た事もない飾りと質感に圧倒される内戻ってきた彼の説明に幾度か頷き]
わかった。くれぐれも気をつけて飲ませるようにする――てかぜってぇ照れてねー …まあ、ありがとな 今度またゆっくり寄らせてもらうよ――露蝶
[金額を尋ねると渡された薬と引き換えに札を手渡した。礼を行って立ち去ろうとした足は頭へと乗った重みに止まり――微かに目許を赤らめての軽口を。 どうにも調子を狂わされるがそれは決して不快なものではなく。緩い笑み浮かべて片手を上げると店内を後にした]
(109) 2013/07/24(Wed) 22時頃
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―5月3日早朝 本屋前―
[彼が居る場所の心当たりは一つしか自分は知らない。 其処へ行く途中、本屋が視界に入る。プレートはクローズのままだろうか。 このような状況では、一層客足は遠のくだろう。
人の良さそうな店主の顔を思い浮かべれば気の毒に思う。 そう言えば、町が閉鎖してから落ち着いて本も読めていない。 もう少し周りが落ち着いたら、またこの店に脚を運ぼう。店主に本を選んでもらうのも悪くないかも知れない。 ――その時が来る事を祈る事しか出来ない身ではあるが。
静まり返った店を尻目に、足早にその場を歩き去った]
(110) 2013/07/24(Wed) 22時半頃
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5月3日 8時前 第二封鎖線付近 [酒場を飛び出したはいいが保安技師の家なとミルフィは知らない。また勢いのままに行動してしまった。悪い癖だ。足を止め息を整える。ふと上げた視線の先に見慣れない少年の姿があった>>57。]
(か、感染者!?)
[街の人間を全て覚えている訳ではないが、その少年からは何かよそ者の空気を感じとった。少年はミルフィに気付く事もなく去っていく。]
(こんな事で足を止めてる場合じゃない。はやくマドカを探さなきゃ…!)
[ミルフィは再び走り出した。]
(111) 2013/07/24(Wed) 22時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>105 …感染者…って例の病気のことかい? は?処刑?なんでそんなこと――…
[辺りを見回す自分に、チアキと話していた軍人らしき男が顔を背けたまま内容を教えてくれた。が、すぐには意味がわからなかった。この街に得体の知れない感染症が発生し、そのために封鎖されたことは一軒一軒に知らせが来ていたので知っているが、今度は処刑?しかも、感染症にかかった者ではなく、疑いのある者とはどういうことなのか。問い詰めるような口調で反応する。
と、そのとき、別のところから声がかかった。]
(112) 2013/07/24(Wed) 22時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>95>>96 [気付けばもう一人――彼女には見覚えがあった。先日ツナ缶と引き換えにボランティアを受け入れてくれた少女だ。確か名前はクシャミといっただろうか。猫達は元気だろうかと、彼女の真意を知る事はないままに薄く思う。
チアキとの会話の内容までは聞こえはしない。彼女の望みに応えられるかどうかはチアキの判断次第]
(113) 2013/07/24(Wed) 22時半頃
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―回想・5月2日夕方頃、ローズマリー家― >>92、>>104 [2人で話こんでいると、ローズマリーが変わったお茶を持ってやってきた。いい匂いにつられて、ふと会話が途切れる。ローズマリーの持ってきた透明なポットには花が浮いている。マドカにはそれが何の花かわからないがとても綺麗だと思った。]
(掃除のお兄さん、ラルフさんなら、何の花か当てられるんだろう。)
[本屋でわかれた青年が一瞬頭に浮かぶ。]
これ何の花っすか?? すっごく可愛いっす! こんな飲み物みたことないっすよ! やばい!やばいっす!
(114) 2013/07/24(Wed) 22時半頃
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『………あなた、パティ!?ブルームフィールドさんのところで子守して……た……』>>106
?…そうだけど…あんたは…?
[数年前、確かにブルームフィールドという名の主人の下で奉公していたことがある。パティ、と名前を呼ばれたから、人違いではないだろう。特に社交的な主人だったから、彼の知人が自分を知っていてもおかしくはない。しかし、こんな奇抜な格好をするような人物はいただろうか。目深にかぶったフードのせいで顔がよく見えない。他人の顔をあまり見つめるのは失礼だとこれまでの主人に何度も叱られたことも忘れ、覗き込むようにまじまじと見つめる。そして、ある一人の人物に思い当たった。]
…リリー…さん…?
(115) 2013/07/24(Wed) 22時半頃
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−5月3日 11時頃 住宅街− [マドカを探し街中を駆け巡った。無意識にか普段から自分が利用している道ばかりを探していた。そのうちに自宅へと続く道にたどり着く。走りっぱなしで疲れたのでスピードを落とす。]
(マドカ…マドカ…!大丈夫だよね…!)
[とぼとぼ歩いていると道の向こうにマドカらしき影が見えた>>108。疲れたなど一気に吹き飛び、彼女の名前を呼んでから駆け寄る。 きっとミルフィは信用しているマドカのいう事なら何でもきくだろう。**]
(116) 2013/07/24(Wed) 22時半頃
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/* ん?今なんでも聞くって言ったよね?
なんと、ミルフィちゃんもマドカと同じ依存体質だったのか! マドカそんな感じじゃなくなっちゃったけどwww */
(-25) 2013/07/24(Wed) 22時半頃
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/* やばい…赤まったく動かしてない… とりあえず襲撃は明日回想で回せばいいよね…
(-26) 2013/07/24(Wed) 22時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>112 そうだ――WWS、人狼病の感染を疑われる人間を住民投票で処刑する 処刑は明日から始まる…って書いてあんだよ ……理由…な…病気が蔓延する前にって所じゃねぇの?
[瞼の晴れは多少は収まっただろうか。それでも視線を合わせることは出来ないままでの答えを返す。誤魔化した部分がないとはいえないが。 本当のところ――政府はこの町を見捨てるつもりなのだろう。運よくワクチンと治療薬が完成すればよし。そうでなければ封鎖された町の中での殺し合い…そうして事が収束するのを待てばいいと。恐らくはそんな理由だろうと]
(117) 2013/07/24(Wed) 23時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>95 [名を呼ばれたと思ったら隣に佇む少女。どうしたのと聞こうと開いた唇は、彼女の密やかな声に閉ざされた。発する言葉を聞き逃さない様に耳を澄ませる。言い終われば返事をする暇も無く立ち去る背中]
…、……
[クシャミが何を考えて動いているのかは分からない。ナユタに相談?…それも分からないけれど、けれど…彼女もまた不器用な人間。だからチアキは信じた]
……ナッちゃん、後で話があるんだ。
[今は混乱の最中。落ち着いたら必ずナユタに伝えた筈]
(118) 2013/07/24(Wed) 23時頃
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−5月3日 11時頃 マドカ家までの道のり− >>116 [あまりにも急いで駆け寄ってくるミルフィにマドカは驚く。]
せ、先輩!どうしたんすか!そんなに走って! 足はもう大丈夫なんすか?? 何かあったんすか?大丈夫っすか?? 感染者に追われてるとかっすか??
[尋常じゃない雰囲気でやってくるミルフィにこちらからも駆け寄る。はぁはぁと走りすぎて、荒く息を吐くミルフィの背中をさすりながら、周囲を警戒する。]
(119) 2013/07/24(Wed) 23時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>115 [覗き込まれるように、彼女の視線を受ける。ここで、隠してしまうのは、それこそ、怪しい者ですと言っているようなもの。 あえて動かずに、視線を受け止める。 そうして数秒、パティが反応した。……気付かなければいいという淡い期待は、通らなかった。]
……そう、だよ。 [そう言って、フードを脱ぐ。晒した素顔は、パティの数年前の記憶にある、「リリー・カートライト」のものに相違無かった。] ……………………。 [何を言えばいいのか解らず、数秒沈黙する。] パティ……元気そうで、安心した。久しぶり、だね。 ……今のあたしは、「クシャミ」って呼ばれてる。……不良の猫娘だよ。 [再度フードを被り直して。 もしかしたら、カートライト家の一人娘がどういう末路を辿ったか、彼女は知っているのかもしれないが。それは今となってはどうでもいいことだった。] それと……[ナユタ(>>105)に一瞬目を向けて]……彼の言ってることは本当だよ。確かに町内便りにもそう書かれてた。
(120) 2013/07/24(Wed) 23時頃
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−回想 5月2日深夜、書店前−
店舗側入り口から聞こえた物音に言い様のない不安を感じつつも、もし何かあっては面倒だと、電池式のランタンを片手に裏から外へ出た。街燈のない裏路地に自分の足音だけが響くのがどうにも薄気味悪い。 ぐるりと回って店舗側に出て、そっとランタンを掲げると、そこにあったのは俯く黒い人影だった。さっきからの物音はどうやらその"誰か"が店の壁を引っ掻いている音だったらしい。 ………引っ掻く、音? はて、この近辺にそんな異様な行動を取るような住人はいないはずだが。事の異常さに気付き後退ろうとしたところで背面の壁に叩き付けられ、右肩から背中にかけて強い衝撃が走る。 喉奥から微かに溢れた声は、取り落としたランタンが石畳に割れる音に掻き消えた。上半身を完全に押さえ込まれ、苛立ち混じりに鳴らした舌打ちと共に蹴り上げた脚も防がれて、為す術もなく喰らいつかれる痛みに今度こそ絶叫が迸る。
翌朝、書店の玄関先一面にぶち撒けられた血痕が、店主に訪れた不幸を告げた。
(@0) 2013/07/24(Wed) 23時半頃
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─5月3日 昼頃 警察署近く、町中央部─
[役場、その後に警察署。普段は仕事の為でもなるべく寄り付かずにいた場所に、思いつく限りの己の知己を訪ねて足を運んだが、午前中のほとんどは無為に過ごす時間となって終わった。先まで訪れていた警察署内のささくれ立った空気を思う。漸く繋ぎを取れた顔見知りの警察官は、疲労の色を隠せない顔で己の言葉を黙って聞いた暫し後、「諦めろよ」と、短く漏らして顔を背けた。「おれにはどうしようもない。…たとえ市長や、署長を殺したって変わらない」
──はらわたが煮えくり返っていた。 道端のゴミバケツを蹴飛ばし、警察官に握らされた飴玉を足元の石畳に叩きつけるよう投げ、…ほとんど音も立てずに飴が軽く跳ね、転がって落ちるのを視界で捉えて、怒らせていた肩を僅か落として息をつく。何度も、朝からの出来事が脳裏を巡り、纏めきれずに散る心中で──同時に重々しく沈み込んだ金属のように冷えた思考が、醒めた目で乱れる自身の感情を眺める。
…役場より、警察署より前、頭を掠めていた男…ナユタの顔がまた少し浮かんで消えた]
(121) 2013/07/24(Wed) 23時半頃
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―5月3日朝9時頃、本屋前―
[店の窓から中を伺うが今は誰もいないようだ。数年前のあの朝、青年の祖父がまだ生きていた時に「何かあったら使いなさい」と言う言葉とともに渡された1つの合いカギ。今まで使ったことはなかったけれど…。]
……………。
[このカギの存在を、青年は知らない。青年が地下の部屋を気にしていたことは知っていた。会う度に言おうと、返そうとするのだが、コレがなくなったら本当にこの町に1人になってしまう気がして返せなかった。]
うん。
[また後で来よう。会ってから、考えよう。1つ頷くとまた他の場所で知り合いたちを探そうと移動しだした。]
(122) 2013/07/24(Wed) 23時半頃
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[彼の元へ、機動隊の元へすぐに向かう事はしなかったのは、感情をぶつけるだけではおさまらない、この冷え冷えとした現実を齎そうとしているものの意図が、現実としてこの場にいる彼らの外側にある事を、どこかで確かに理解していたからかもしれず]
──ッ…。 …とんだ、…魔女狩りだ…。
[バカじゃねえの。バカみてえだ。彼に対するともつかない悪態を胸裏で吐き捨て、拳を作るように指を握りこみ、しかしすぐに力を抜いた。傍目には、項垂れているように見えただろうか。眼下に転がる飴を見るでもなく眺め、…足掻く為の思考を、それでも脳が回そうと試み]
……。腹、…減ったな…。 [腹部に、掌を当てて。久しい感覚を、この場で不意と取り戻した自身に、呟いた唇を僅かに閉ざしてから。自嘲するよう呼吸を落とし、──半眼にした双眸を上げた。 この身が生を諦めきれないのなら、諦めずにいてやろうじゃないか。クソみてえな『現実』、…止めにするのはもっとクソに塗れてからで良い。
息が、膝が薄く震えた。その事に、今は気づかないふりをして奥歯を噛むと、緩と屈んで飴玉を拾い上げた]
(123) 2013/07/24(Wed) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/07/24(Wed) 23時半頃
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−5/3午前中 書店奥−
[ふっと、沈んでいた意識が浮上した。どうやら作業机に突っ伏して寝ていたようだと、体勢から判断する。嫌な夢を見たような気がするが、こうして目が覚めたということはやはり夢なのだろう。さて、朝食をどうしようか。立ち上がろうと机に手をつこうとしたところで、自分の手がぼんやりと透けていることに気付く。]
………?
[作業机に積まれたままの本に手を伸ばす。触れられない。眼鏡、鋏、伝票、その他机の上の全ての物に一通り触れてみようとし、それが全て徒労に終わった所でようやく嫌な夢が現実であったことに思い至った。]
(@1) 2013/07/24(Wed) 23時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>100 ……ごめんね。 [折角届けてくれたのに、申し訳なくてもう一度聞き取れない位の声で呟く]
>>105 [差し伸べた手は握られる事は無かった。複雑な想いに駆られ空いた手を握り締める。ナユタとパティの会話を耳に入れながら、一度は引っ込めた手を彼の手に重ねる。振り払われても迷惑だと思われても良かった、自分の気持ちは此処に有ると伝われば充分だと思った]
(124) 2013/07/24(Wed) 23時半頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>120 [彼女は自分をリリー・カートライトだと認め、フードを取る。間違いなく彼女だ。当たりはつけてみたものの、フードを取るまでは自信がなかった。実のところ、数年前、パティは彼女を妬んでいた。彼女だけではなく、同じ年頃の少女たちのほとんどを妬んでいた。自分が粗末な服を着て働いている間に、彼女たちはおしゃれな服を身につけて遊んでいる。生まれた場所がほんの少し違うだけで、なぜこんなにも違うのか。そんな劣等感をずっと抱いていた。リリーが記憶している、楽しい話というのも、相手に適当に合わせていただけ。ただの処世術だ。しかし、今の彼女は自分の知る姿とは全く違っていた。妬む気も起こらないほど、落ちているように見える。いったい何があったのか。パティはよく知らない。気にはなったが、今は処刑のことの方が先だ。]
へえ、そうなんだ…久しぶり…ですね…
[リリーにそれだけ言うと、軍人らしき男に顔を戻す。>>117]
蔓延する前に…ね… 病気にかかってようが、かかっていまいが、全部殺しちまえばいいってことかい? 捨てられたんだね。
[冷たく、そう言い放った。]
(125) 2013/07/24(Wed) 23時半頃
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―5月3日17時、図書館の談話室― >>96 [チアキから聞いた伝言通りに訪れた図書館はしんと静まり返っていた。威圧感をもって立ち並ぶ高い書架の合間、薄暗く刺す影の合間を歩く。
待ち人であるクシャミの相談に思い当たる事はなかったけれど、現状を鑑みれば恐らくは処刑に関する事。命乞い――はまさかないとは思いたい。可能性としては感染者の密告辺りが妥当だろう。…容赦無い罵倒の言葉を浴びせられる可能性も考えてはいたが。
通路の奥、談話室と書かれた木製のドアを開けば、ぽつり座るクシャミの姿が目に入った]
…来たぜ
[軋む金属音を立てて閉まる扉を背に、ナユタはクシャミへと歩み寄った]
(126) 2013/07/24(Wed) 23時半頃
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/*何していいのかよくわかってないのでとりあえず死んで死んだこと自覚しておく。5/3はキャパオーバーして不貞寝してる。5/4になって「……今ならあの部屋入れるんじゃね?」と気付くんだろうな*/
(-27) 2013/07/24(Wed) 23時半頃
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/*『ベネット』がそもそも『ベネディクト』の愛称らしいというのがわかって、実はフルネームが『ベネディクト・オストリッチ』なんじゃないか説が自分のなかで出てきてるけどごっついな。*/
(-28) 2013/07/25(Thu) 00時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/25(Thu) 00時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>125 [容赦無い追求か、罵倒か、憐憫か、嘲笑か。……覚悟していたそのいずれとも違う反応。 パティの反応は、興味が無いというわけではないように見えた。どちらかというと、現在の優先順位をよく解っている……そういうふうに見えた。]
……さすがだねパティ。生きるために何を優先するか、凄く心得てる。 [素直に感心している様子を見せる。 自分の興味よりも、確実な情報。それは、生きるためにはとても正しい手段に見えた。 「捨てられた」という言葉選びも、実に彼女らしい。その「らしさ」が、自分にもあればいいのに、と彼女は思う]
(127) 2013/07/25(Thu) 00時頃
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>>114
[マドカのはしゃぐ姿に買ってきて良かったと頬を緩める。3つのカップに注いでそれぞれの前に置き、自分はベッドに腰掛ける。]
中に浮いているのはスミレの花なんですって。 オシャレよね。
[「このスミレ、しかも食べれるんですって」と告げてから一口。甘く爽やかな香りに良い買い物をしたと満足する。女の子だけだからか、話は尽きない。こんな毎日が続けばいいのに。 クーは今頃何をしているんだろう。一緒に飲みたかったな、と頭の片隅で思いながら、その日はすぎていった。**]
(128) 2013/07/25(Thu) 00時頃
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