人狼議事


84 ― 手紙 ―

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視点:


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が11人、人狼が1人いるようだ。


【人】 墓守 ヨーランダ

……あの、わたし。この騒ぎが落ち着いたら此処を出たいんです。
幼馴染から手紙が来たの。お金を貯めたから、遠くで一緒に暮らそうって。

(0) 2013/05/24(Fri) 00時頃

ヨーランダは時が進むよう祈った。


【独】 FSM団 ミナカタ

/*
いや本当にぎりぎりに飛び込んだよね分かっている(涙)
設定とログを把握して、縁故振ろう。
飛び込んだからには積極的に、積極的に、ふるふる。

(-0) 2013/05/24(Fri) 00時頃

【秘】 受付 アイリス → 博徒 プリシラ

レティーシャさんへ。

初めまして。
私は、≡≡市に住んでいるアイリスといいます。
そして、その街で、雑貨屋で働いています。

レティーシャさんは、なにをしているのかしら。
私は今、紅茶をのみながら、窓際に座ってこの手紙を書いています。
ここからは海がとても綺麗に見えるのです。
そこからは見えるのかしら。

こんなお手紙は初めてなので、なにを書いていいかなやみますね。
でも赤い風船が気になったので、お返事してみました。
よかったらまたお手紙くださいね。

(-1) 2013/05/24(Fri) 00時頃

【秘】 受付 アイリス → 博徒 プリシラ

[桜色の便箋に、猫のシルエットが描かれたかわいい便箋。
切手も選ばれ抜いた、かわいい花の絵が書かれたもの。
ブルーブラックのインクで綴られた丸い文字がウェーズリーによって届けられたのは、風船が飛ばされてから約6日後]

(-4) 2013/05/24(Fri) 00時頃

【独】 薬屋 サイラス

キュンてするだろおおおおおおおお///

(-2) 2013/05/24(Fri) 00時頃

【独】 受付 アイリス

/*
またいだあああああああ

(-3) 2013/05/24(Fri) 00時頃

【独】 捜査官 ジェフ

/*
うおおお手紙きたうれしーい!ありがとう!
しかしねむい

(-5) 2013/05/24(Fri) 00時頃

【独】 博徒 プリシラ

/*
さすが雑貨屋さん。便箋や切手のチョイスが可愛い。女子力!
というかアイリスのRPや文面から溢れ出るこの圧倒的な可愛さと、女子力!

(-6) 2013/05/24(Fri) 00時頃

【秘】 受付 アイリス → 病人 キャサリン

親愛なるキャサリンへ

身体の調子はどう?
最近は暖かくなってきたから、よくなっているのかしら。
春眠暁をなんとかで、私は毎日眠いわ。

そうそう、春になって、真っ白な猫が子猫を産んでいたの。
どこの飼い猫かはわからないのだけど、親子でお散歩してるのをみたわ。
可愛かったー。
真っ白な子猫って、もふもふしてて抱っこしたくなるわね。
私だけかしら。

あと、そうそう。
最近は猫のモチーフが人気みたいで、毎日いろいろ入荷してるのよ。
この便箋もそう。
万年筆も、ちょっとかわいい感じのがでてて、お手紙かくの楽しくなりそう。

じゃあ、この辺で。身体に気をつけてね。

アイリス

(-7) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

―月夜の下で―

[ウェーズリーに手紙を渡すと、それと引き換えるようにいくつかの封筒を手渡された]

あらら、これはこれは御苦労さまです。

[受け取って、差出人の名前を確かめているうちに、闇夜に溶けるように配達人は消え去っていた]

……不思議な人だね、あの人も。

[肩竦めて呟くと、手にしたうちの一通を開封し、読みながら職場へ向かった]

(1) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

【秘】 受付 アイリス → 病人 キャサリン

[淡いピンクをベースに、花びらと白い猫が描かれた便箋。
ブルーブラックの丸い文字はすこし独特で、みたらすぐ彼女とわかるものだろう。
切手をハートマークで囲むと、ウェーズリーに手渡した]

(-8) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

― カジノバー"Heat Haze" ―

Place your bets, please.

[緩やかに響くジャズピアノ。さざ波のように呼応する客の声。
口許に笑み刷いて促せば、次々に積み上げられるチップの山。
白いシャツに蝶ネクタイ、体のラインを浮き立たせるタイトな黒ベスト。ディーラーの衣装に身を包んだ女は、客のひとりひとりにゆったりと眼差し贈り、ゆぅるりと目を細める。]

No more bet. Good luck.

[指先で撫でたカードが客のもとへと流れていくような、淀みのないカード捌き。音もなく配り終えると、客たちの悲喜を受け止める]

………、

[ふと、思い出す何か。白い手袋に包まれた長い指。
顔に貼り付けたディーラーとしての笑みの中に、違う色が混じりそうになって、ぐっと喉奥で噛み殺した]

(2) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

―――数年前の話―――

[その頃は、労働に励む日々ではなく、勤勉に励む大学生の身。

鞄片手に、単位求めてえっちらおっちら歩いた街中で
空気の抜けた、萎んだ赤い風船>>0:15を見付けた。
明るい色彩と、その先に括られた手紙が目に付いた。
――街路樹の隅で。
通行人が踏まないよう、避けながら行き交うそれを、]

 … 種、じゃあなさそうだな …?

[拾い上げ、土埃を払い、そのまま捨てられず鞄に仕舞った。
そのまま捨てられず、捨てられず、開いたのは数年後。
通勤の道すがら。通りがかる花屋の便箋>>0:40を見て、
この手紙の存在を思い出したんだ**]

(3) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

【人】 受付 アイリス

いらっしゃいませー。

はいー、最近、猫ちゃんの柄が人気なんですー。
買っていかれる方、多いんですよ。
色も種類が結構あってー、ええ。

[学校がえりだろうか、制服の女の子2人組がきゃあとはしゃいでいる。
あれがかわいい、これが素敵と悩んでいるそばでアドバイスをしながら、
にこにこと笑っていた]

(4) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 00時半頃


【人】 郵便屋 ウェーズリー

 そうですか
 その手紙は……貴女にとっては福だったのですね

[けして大きいとはいえない郵便鞄。
どれだけ多くの手紙を受け取っても、それがいっぱいになることはない]

 ねえ、ヨーランダさん
 御覧なさい

 月が――……

(5) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 00時半頃


【人】 病人 キャサリン

 ………は。

[夜中にふと、目を覚ますことがある。
痛くて、だったり、苦しくて、だったり
何でもなかったり。

お医者様の言う事には原因は一切不明。
だから、食べるものも生活も比較的『普通』と変わらない。

なのに何故”ここ”にいるのか。]

(6) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

【人】 病人 キャサリン

 …い、き、る。

[手探りで取り出した便箋に書いてみた。
数多の行のうち、一行さえも埋めない。たったそれだけのこと。
たったそれだけのことが、難しい。]

[『いつ、何が起きるか分からない』
と、いつかの日に白衣の医師は告げた。

理由も、何も分からない。
なのに、他の人間よりも圧倒的に弱っているのだと。
突然いのちが終わってしまうかもしれないのだと。]

(7) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 00時半頃


【人】 学者 レオナルド

― ある朝 ―
[机には、数日前に使用した押し花セットが散らばっていた。
論文の草稿とともに片付けようとして、眉が下がる。

香りは良い塩梅に残ったが、だいぶ色落ちしたのは頂けない。
橙色というよりは、茶色に近い風合いになってしまっている。
いわゆる、素人仕事、というやつだ。]

 ……おかしいな。
 本に書いてあった通りに試したはずですが。

 この分だと、手紙に同封した分も……。

[ピンセットの隣には、3冊ほどの植物図鑑。

しばらく憮然とした表情をしていたが、鞄の中から手帳を取ってめくると、机に向かってなにやらしたため始めた。]

(8) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

【秘】 学者 レオナルド → 薬屋 サイラス

**花屋様

以前、そちらから花を配送していただいたことのある者です。
押し花について本職の方に伺いたく、御手紙差し上げました。

素人ながら押し花を作ろうとしたのですが、上手くゆきません。
試したのはクローバーと金木犀です。植物図鑑のコラムに記載された通りに柔らかい紙で挟み、本で数日間重石をしました。
前者は上手く行ったのですが、後者は色褪せが激しくいまひとつの出来です。

コツなどありましたら、教えていただけると助かります。

こちらも意地です。
ついでに練習用の押し花に適した花も届けて頂けませんか。
種類はお任せしますので、着払いにてお願い致します。

  レオナルド・マクガイヤー

(-9) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

【人】 病人 キャサリン

[突然のことに、きっと周りから見れば驚きすぎて平然としているように見えただろう。
変わらず笑いながら入院して。
他愛もない話をしながら、見舞いの家族や知人と過ごしている。

だけど]

こ、わ、い。

………うん。怖い。わ。

[もう一つ書いてみた単語が滲んで、少し後に落ちたしずくで本当に滲んだ。
何時落ちるか分からないギロチンの下で平常心のままでいられるほどの強さはなく。

けれど考えても仕方のないこと、抱き締めた便箋を丸めて、くずかごに隠した。
気分を変えようと取り出したのはその日の昼間に受け取ったばかりの手紙。

何でもない日常が綴られたそれらに、現在が変わるわけではなくとも心も頬も和らいだ。]

(9) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

【人】 学者 レオナルド

 ああ、また郵便局に行く用事が……、

[今日のカレッジの講義の隙間、時間が取れるだろうか。
眉間に皺を寄せていると、戸口から控えめな声がした。]

 おや、ウェーズリーさん。
 実はちょうど、出したい手紙があったところなんです。

[出てみれば、いつもの郵便屋が立っていた。
あまりのタイミングに、偶然と分かっていても驚く。

二通の手紙と引き換えに、先ほど封をした封筒を差し出した。]

(10) 2013/05/24(Fri) 00時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 01時頃


病人 キャサリンは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 01時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 01時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 01時頃


【独】 受付 アイリス

/*
そうそう が だぶった
文字書きとしてどうなの…

(-10) 2013/05/24(Fri) 01時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 01時頃


【独】 受付 アイリス

/*
ミナカタチップでテンション上がってるとか言えない

(-11) 2013/05/24(Fri) 01時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 01時頃


【秘】 FSM団 ミナカタ → 博徒 プリシラ

[一通の手紙が届くのは
風船が空に飛び立って、ひとつ、男の許に転がり込んで。
それから更に一年、二年と月日が流れてからのこと。

菫の押し花が添えられた薄紫の便箋と、封筒。]


 初めまして。


 俺がこの手紙を拾って、もう二年が経とうとしています。
 赤い風船を覚えていますか。
 この手紙は、いまも、届きますか。


                        ―――――ミナカタ

(-12) 2013/05/24(Fri) 01時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 01時頃


【秘】 薬屋 サイラス → 病人 キャサリン

[キャサリンさんへ。]

[こんにちはですね、いつもお手紙ありがとうございます。]

[沢山の花でキャサリンさんを癒せているのなら
 花屋に従事するものとして嬉しく思います。]

[貴女に少しでも元気で居て貰いたいという皆の想いが
 きっと花を通じて届くのでしょう。]

[花のリクエストはありますか?]

(-13) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【秘】 薬屋 サイラス → 病人 キャサリン

[桃色の花の樹ですか、気になるので見にゆこうと思います。
 杏かなと思ったけれどさて正解は。

 お友達ならば、ジャスミンさんではいかがでしょう。]

[健康だけが取り柄です、半分貰って頂けませんか?]

[冗談はほどほどにしておきます、
 キャサリンさんもご自愛ください。では、また。]


                   [花屋 サイラス]

(-14) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[深夜帰宅。
 頭痛がする。ひどい匂いもする。
 女の香水だ。移ったようだ。
 歩くのもやっとで、半ば這いずり帰ったような心地だ。
 こういう日こそ警察に遭遇せずに済んでよかった。]


ヴ、   ――……ひどい頭痛だ
文字も霞む、 あー……はは、なにこれやば、
手ぇ震えるんだけど 笑える あー…………
…………本当、わらえる    、ぅ

(11) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【秘】 薬屋 サイラス → 病人 キャサリン

[今日の押し花は、白丁花。
 白くて大きくはないけれど、良いにおいがするやも。
 封筒はシンプルなものに、Sの刻印が隅に小さく。]

(-15) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[ウェーズリーから受け取った手紙は家に持ち帰る。
 宛名を見て、仕事場では開きたくないなと思うからだ。
 理由は――内緒。

 手紙を開いて男はふっと微笑んだ。
 それから作ったばかりの便箋に茶色いインクで文字を落とす。
 秘めたる想いを込めて一文字づつできるだけ丁寧に。]

(12) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【独】 薬屋 サイラス

白丁花 http://www.hana300.com...
書いてない花言葉は純愛。

(-16) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[花屋の片隅でも、珍しく興味を惹いた便箋に、筆を走らせる。

花の散った封筒ひとつ、郵便屋に。]

 ……… これを。
 手紙に、時効だとか存在すると思うか。

[不思議な郵便屋に、そんなことも尋ねて。]

(13) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

―――一方猫は―――

[子猫ミナの活動時間は、専ら夕方からだ。
学業を修めた生徒たちが塾を訪れる時間。
それが飼い主の仕事時間であり、放って置かれる時間だから。

さあ、今日は何処に行こうか。

子猫は、鍵が掛かっていないことを知っている窓を開け
今日も今日とて遊び相手を探しに、外に*繰り出した*]

(14) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【秘】 良家の息子 ルーカス → 薬屋 サイラス

[それはきっと、酔っ払いの戯言が紙面に踊っただけのことだ。
 「花屋に渡してくれ」
 それが数刻後郵便屋に託される、手紙の宛先。]

(-17) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【秘】 良家の息子 ルーカス → 薬屋 サイラス

大事な人に渡す花束を見繕ってほしい
何を渡すべきかわからない
謝罪と、*****[ペン先で潰したような跡が数文字分]
とにかく謝罪を伝えたいんだ
とても大事な人に

何を渡すべきだろうか
自分で渡す勇気もないような男だが
せめて、なにか、送りたく思うのだ
面倒な頼みと承知の上、それでも貴殿の力を借りたい

(-18) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【秘】 良家の息子 ルーカス → 薬屋 サイラス

[酔っ払いらしく文意も散らばった、書き損じもそのままの手紙。
 単語でさえところどころ震えたように歪んで、
 整った文字との対比が甚だしい。
 文末に比較的丁寧な字で住所と名前が載った。
 ルーカス.A.と、略した書き方ではあったが。]

[その手紙――願掛けとでもいうべき短い手紙は、
 酔いの冷めない男によって
 半ば無理やり封筒に押し込まれ、

 それから、どれほどかの時間を重ねたうえで
 花屋のもとへと届くのだろう。]

(-19) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[出来上がった便箋を几帳面に折りたたんで封筒に入れる。
 隅にいつもの印を残すと、封をして閉じ込める。
 次にウェーズリーが通りかかったら渡しておこう。

 その後は便箋を作ったり桃色の花に思いを馳せて夜を過ごす**]

(15) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【秘】 病人 キャサリン → 良家の息子 ルーカス

[かわいらしい封筒を開いてみる。
入院後”外の匂い”に敏感な鼻を近づけてみたけれど、差出人の少女は香水などはつけないのか、甘い香りがすることはない。
封を開けたときに感じる、一般的な家庭の空気感もあまり伝わってこないのを不思議に思ったこともあった。

相手が誰であろうとも手紙をくれることが何よりも嬉しいので素性を探ろうとは思わないのだけれど。
ついつい鼻を利かせてしまう犬のような自分を叱ってから、『文通ともだちの女の子からの手紙』を開く。]

(-21) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【独】 薬屋 サイラス

あらやだすてき。

(-20) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【独】 薬屋 サイラス

押し花の方法をぐぐーる

(-22) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【秘】 病人 キャサリン → 良家の息子 ルーカス

 こんにちは。それともこんばんは?
おはようございますかも知れませんね。

 レポート、大変だったみたいですね。
私は学生時代はレポートは好きな方だったのですが、思えば確かに私の友達もレポートの宿題が出るたびに悲鳴を上げていました。
まだ若いのだから心配はご無用だと思います、と私が言うのもおかしな感じかしら。

素敵なおばあちゃんにはなってみたいけど、急になっちゃうのは困るものね。
そういえばどこかの国のお話で封筒を開けたらお年寄りに…なんてお話があったような気がします。
(もしかしたら封筒じゃなかったかも知れないけれど)

 猫ちゃんとも少しずつ仲良くなれているのね。
想像して少し笑ってしまいました。だけど怪我は禁物ですよ。
素敵なレディの手に傷が残ったら大変だもの。

と、お小言を言ってみた私ですが、私も実は同じことを昔していたことがあります。
近所の子猫をだっこしてみたくって、毎日おやつやおもちゃで気を引こうとしていたの。
結局お母さんにばれて、怒られて私のひみつの作戦は失敗に終わりました。残念。

(-23) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【秘】 病人 キャサリン → 良家の息子 ルーカス

 今の私はというと、おかげさまで毎日元気です。
今日はご飯をおかわりしてナースさんに呆れられてしまったの。
子どもの頃に戻ったみたいで恥ずかしかったです。
 撫でても平気なくらい懐く頃には一緒に猫ちゃんを見に行けたらいいな、なんて勝手に想像していたりします。


 ルーシーちゃんの今日が、そして明日も、キラキラ輝いてとびきり楽しいものでありますように。

そしてレポートの評価がSでありますように。幸運を。
 キャサリン

(-24) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【秘】 病人 キャサリン → 良家の息子 ルーカス

[元気一杯の女学生の毎日を想像しては楽しくなる。
この文通が不思議な縁で始まって以来、学校が終わる時間になると窓の外を熱心に眺めてしまう日課が増えた。
あの子かしら?今目があって会釈してくれたあの子かも。

夢想しては、どんな子でもいいからまた手紙をくれますように、と祈るのもセットで。

その日の便箋の余白にはあまり上手くない絵で猫の絵を描き添えた。
自分が抱っこしようとした、尾だけが白い猫と片耳がギザギザしている二匹。]

(-25) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

【人】 病人 キャサリン

だめな大人ね、私。

[便箋に並んだ文字を眺めて少しだけ苦笑い。
手紙を交換する相手にはつい小さな嘘をついてしまう癖。
元気、だなんて。元気だけれども。
この元気は執行猶予のようなものだと知っている。

恐らく叶うことのない”いつか”を、いくつ夢見たのだろう。
浅く溜息を一つ、せっかく出たばかりの元気がなくならないうちにもう一つ手紙の返事を書いてしまおうと。]

(16) 2013/05/24(Fri) 01時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 01時半頃


【秘】 病人 キャサリン → 博徒 プリシラ

[選んだ便箋はかわいらしい小花の散るもの。
彼女にも、彼女の妹にも宛てるつもりで書くから、いつでもそういったものにしていた。]

(-26) 2013/05/24(Fri) 02時半頃

【秘】 病人 キャサリン → 博徒 プリシラ

 ハーイ、プリシラ。
体調はいつもどおりよ。過ごしやすい日が続いているから機嫌はとてもいいわ。
ありがとう。

 あの弟さんが学校なんて!月日の経つのは早いわね。
ダンゴ虫は困るかも。
でも元気いっぱいなのはいいことよね、貰ったお手紙、すごく素敵だったもの!
絵もすごく上手になったのね。本人に伝えて下さい。

 と言っても、本物のダンゴ虫が入っていたらいやよ?
なんて、冗談です。

(-27) 2013/05/24(Fri) 02時半頃

【秘】 病人 キャサリン → 博徒 プリシラ

 私のほうはさっきも書いたとおり相変わらずの毎日です。
変わったことと言えば…そうだわ。
あの注射が下手だったおじいちゃんドクターがついにご隠居なさって、若い先生が入ったことかしら。
ナースさんが活気付いていましたが、私は注射が上手なことに感動するばかりで

『枯れてる!嘆かわしいわ!』なんて言われちゃいました。

私にもタイプの人くらいいるわ、もう。失礼よね。
でも、そう言ったら根掘り葉掘り大盛り上がりされちゃうから内緒よ?
プリシラにだから言うのよ?

 それから、病院の庭には新しく桃色のお花の樹が植えられました。
なかなか素敵よ。

 毎日慌しいと思うけど、あなた自身の身体も大事にしてね。
 貴女と、貴女の大切な人達が幸せでありますように。

 キャサリン

(-28) 2013/05/24(Fri) 02時半頃

【秘】 病人 キャサリン → 博徒 プリシラ

[手紙の冒頭は大抵同じ文句で始まる。
それもなしで、若干砕けた口調で綴られるのは自分自身にも姉のような、
あまり気を張らなくてもいい相手である彼女への手紙特有のもの。

体調が快方に向かっている、とちいさな嘘をつかないのも。]

(-29) 2013/05/24(Fri) 02時半頃

【人】 病人 キャサリン

[封をした手紙たち。
まだ他にも書くだろうから引き出しに入れておく。

忙しい生活の合間に手紙をくれる人がいる。
なんと幸せなことか、と自分の境遇を見直して、別々の日常が綴られた二通の手紙はお守り代わりに*枕の下へ*]

(17) 2013/05/24(Fri) 02時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

あ、  ――――?
やべ寝てた、    う、あ
背骨いて……、あ。あー。
書いてる途中に寝たなこれ……床の上で寝るなんて、ああ。

あー……もうほんと、見る影もねーの……
堕落 しきってる

[私は再び筆を執った。
 数時間前に話題に上がった男へと、手紙をしたためるためだ。
 同じように夢を見、それまでを捨てた相手へと。]

(18) 2013/05/24(Fri) 02時半頃

【秘】 良家の息子 ルーカス → 捜査官 ジェフ

ハロー 元警察官
筆は進んでいることだろうか。
君の新刊が書店に並ぶ日が近いことを祈っている。
財布の薄さが購入を妨げる、なんてことがあっては困る。

先日も君との出会いの話をしてみたら
案の定良い思いが出来たよ。
公僕に刃向う無法者は一定の支持を得るらしい。
俺はそろそろ君に、
話のタネの使用料を支払わねばならないのかと
それだけが心配だ。

短い文面で悪いが
君の文芸活動を心から応援していることは
一文字一文字から滲み出ていると確信している。
願わくば君の近況が聞けるよう。
執筆家として夜半が最も筆が乗る、
などと不健康な生活になっていないことを祈る。

(-30) 2013/05/24(Fri) 02時半頃

【秘】 良家の息子 ルーカス → 捜査官 ジェフ

[全くふざけた手紙だ。
 気安く話しかける調子が続くのは
 出会いが出会いであったからであろう。
 整った文字だけが紙媒体の硬質さを維持していた。


 私が知っているのは、
 この宛先の男がかつての警察官であり
 いまは執筆活動に、彼の夢に、身をやつしているらしきこと。
 似たような境遇というには聊か語弊があるだろう。
 現に彼はその夢の一部を現実にし、
 私はいまだ薄汚い場末の一夜を賑やかすしかないのだから。]

(-31) 2013/05/24(Fri) 02時半頃

【秘】 良家の息子 ルーカス → 捜査官 ジェフ

PS. 夜型生活に代わっているなら、薦めたいカジノバーがある
   それほど不健全なところではないよ。念のため。

(-32) 2013/05/24(Fri) 03時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


[空には朝方の月がいまだかかっていた。
 日の上り始めた薄青の空に、消えそうな白さでもって浮かぶ
 夜の名残を見、なんの感慨もわかない己の空虚さに飽きれ、
 新たな一日の始まりを何とも言えない心地で過ごした。]

(19) 2013/05/24(Fri) 03時頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 03時半頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

―昨日のこと―

[複数の封筒を手に、部屋を出る。
広い屋敷の裏口側へ、足はいそいで。

手紙の配達時間は、記憶していた。
裏口へとたどり着いたのは、使用人へと配達物が渡されているその時だった。
お嬢様は慌てて乱れる息を無理矢理抑えて、彼らの前へと向かう。]

 ……ごきげんよう、ウェーズリーさん。

[穏やかに、花の咲くように。
上質な絹のスカートをつまみ、膝をゆるく曲げる。
挨拶の仕方はいく度も矯正され身についたもの。

少女は封をしたばかりの手紙たちを、郵便屋へと託す。]

(20) 2013/05/24(Fri) 03時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[月が完全に消えるより先に、私は家を出た。
 それほど早くに家を出るのは久方ぶりだった。
 早く出ても金を稼げることはなかったからだ。
 けれど深酒をした翌日、充実した睡眠には縁がない。
 それ以上寝付くこともできず家を後にした。
 どうせならカフェにでも入ろうと、そう思ったのだ。 


 月の名残を背に、街路樹の並ぶ通りを歩けば
 今から勉学に励むか、学生の集団とすれ違った。]

(21) 2013/05/24(Fri) 03時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[可愛らしい封筒を開き、学友に見せていた。
 どうやらそれは猫が片隅にあるらしかった。
 はつらつとした女学生の声が
 愛らしい便箋だとはしゃぐ声が頭に響いた。

 どうにも女子生徒のはしゃぐ声は苦手だ。
 ポーチュラカもいつかは、いや、もうすでにそうなのだろうか。
 詮無いことで私には介入すべくもないが、気にかかる。
 彼女の現在を知る術は、彼女自身が記した文字を通してのみだ。]

――それ以上を知るのは、すでに遅いのかな

[私が彼女に送る手紙のように、言葉を眩ませてしまえば
 それだけで事実は歪むのだ。
 けれど、仮に、彼女が事実を眩ませたとして。
 私にそれを暴く権利があるのだろうか。]

(22) 2013/05/24(Fri) 03時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

あるはずもない。

[朝の澄んだ空気に似合いの、高音の朗らかさは
 私の遥か後方へと歩み去っていった**]

(23) 2013/05/24(Fri) 03時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[丁寧に礼をして去った郵便屋を見送って、お母様には内緒にね、とその場に居合わせた使用人に念を押した。

兄が家を出て以来、娘の躾により厳しくなった母。
今日もマナーレッスン、ダンス、家庭教師と予定を積んで、通学以外に外に出かける選択肢を許さない。

文通をしているなんて知れたら、母は一体どんな反応をするか。
最悪を怖くて想像したくないと、長い金の髪をふるりと横に振った。]

 早く、お部屋に戻らなきゃ。

[足早に少女は、元来た廊下を引き返す。]

(24) 2013/05/24(Fri) 04時頃

【秘】 良家の末娘 ポーチュラカ → 薬屋 サイラス

お花屋さんへ

いつも、綺麗なお花をありがとうございます。
あなたのおかげで、我が家がいつも華やかです。

今日は、特別にいつもとは違う注文をお願いしたくてペンを取りました。
小さなブーケをご用意いただけませんか?
学友の誕生日に贈りたいのですが、私は買いに行けそうにないのです。

彼女の好きな黄色いお花を束ねていただけたらなと思います。
どうかよろしくお願いします。

              ポーチュラカ・オルブライト

(-33) 2013/05/24(Fri) 04時頃

【秘】 良家の末娘 ポーチュラカ → 薬屋 サイラス

P.S.

あなたの素敵なお花屋さんが、懐かしいです。

(-34) 2013/05/24(Fri) 04時頃

【秘】 良家の末娘 ポーチュラカ → 薬屋 サイラス

[レターセットに染みたポプリの香りに、少し前まで学校帰りに立ち寄っていた花屋の風景を、少女は思い出していた。

ポプリも薄桃色のこの便箋も、あの店で買ったもの。
手紙に香りを付けることも、店員である彼に教えてもらった文通の楽しみの一つだった。

少し寂しさを滲ませて、手紙を丁寧に折りたたみ封筒に仕舞う。]

(-35) 2013/05/24(Fri) 04時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

―今日のこと―

[夜のうちにしたためた一通を、昨日と同じように郵便屋へと託した。
その交換のように、彼の手から直接渡される手紙があれば、少女の表情はぱっと明るくなった。]

 ウェーズリーさん、あの……
 時間があれば、で結構なのですけれど……

[急いで読んで返事を書きたいと、少し間を開けてもう一度屋敷を訪ねて欲しいとお願いした。
頷いてくれた郵便屋が指定する時間は、稽古事の合間の休憩時間にぴったり当てはまり、少女は偶然に感謝する。]

(25) 2013/05/24(Fri) 04時頃

【秘】 良家の末娘 ポーチュラカ → 学者 レオナルド

親愛なるレオナルド先生へ

行き違った手紙に酷いことを書いてしまって、ごめんなさい。

勉強は、頑張っています。 新しい先生は厳しいけれど。

詩集を贈っていただき、ありがとうございます。
水仙の詩のこと、もちろん覚えています。
少しだけ難しいな、と思ったことも。

いただいた詩集は、大切に読みますね。
幸運の四つ葉のクローバーも、大切にします。

これを見つめていると、辛いことも頑張れそうです。

              あなたの元教え子、ポーチュラカ

(-36) 2013/05/24(Fri) 04時半頃

【秘】 良家の末娘 ポーチュラカ → 学者 レオナルド

[包みの中身と、水仙の詩のページに挟まれた素人作りの栞に、先生らしさを感じて微笑んだ。

昨日と同じポプリの香りの便箋に、出来るだけ丁寧に文字を綴る。
自分の名前の近くの“元”の字を書くのは少しだけ、ペンが躊躇いながら。]

(-37) 2013/05/24(Fri) 04時半頃

【秘】 良家の末娘 ポーチュラカ → 良家の息子 ルーカス

大好きなルーカスお兄様

お兄様の事を、ポーチュラカは誰よりも応援しています。
お兄様の幸せを祈っています。

              お兄様へ、愛を込めて
               ポーチュラカ  

(-38) 2013/05/24(Fri) 04時半頃

【秘】 良家の末娘 ポーチュラカ → 良家の息子 ルーカス

[指ざわりの悪い便箋を、ぎゅっと胸に抱いて、返事を書いた。

偽名の手紙への返事は、長く書きすぎないようにした。
薄桃色の手紙に染みたポプリの香りは、花を好きな少女の“らしさ”。

“こちらのことは心配しないで”
そんな言葉は、逆に家を気にさせそうで書けなかった。
甘えん坊な妹でも、兄がいなくても大丈夫なのだと伝えたかった。

閉じた封に、兄の頬への口付けの代わりに、そっと唇を寄せた。
何も形に残らない、親愛のしるし。]

(-39) 2013/05/24(Fri) 05時頃

【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
http://poetry.hix05.com...

ウィリアム・ワーズワース

(-40) 2013/05/24(Fri) 05時頃

【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
たぶん先生の言ってるのはこれ。
あ、私の青い鳥の歌は創作ですよ。

ミナカタ先生にお手紙どうしようかーなー。

(-41) 2013/05/24(Fri) 05時頃

【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
こあずれても大丈夫だしログ薄くていいよね。

後から読むのが大変そうだけどももももも

(-42) 2013/05/24(Fri) 05時頃

【独】 薬屋 サイラス

きゅんとす(
あああみんな、すてき!!

(-43) 2013/05/24(Fri) 10時頃

【人】 留守番 ジョージ

[月がどんなに綺麗でも、窓のない小部屋のこと。ジョージはそれを知ることはありませんでした。

月が沈み、空が白み始めた頃。
ジョージはそうっと部屋を抜け出しました。
お守りの私を胸にさして、郵便屋さんを出迎えるのです]

(26) 2013/05/24(Fri) 11時頃

【人】 博徒 プリシラ

[しばらく卓を回して、交代の時間になった。
カジノバーの片隅、オープンステージに目をやれば、疲れた客たちを相手にシャンソン歌手が囁くような歌を歌う。

かつてあの場所でライトを浴びていた男を思い出す。タキシードの似合う長身の伊達男。
テーブルの上で自在に消えては現れるカードやコイン。
表情や指先の仕草、眼差しの色、今もつぶさに思い出せる。

休憩室に入ると鞄からレターセットと万年筆を取り出した。
さて、何から書いたものか。机に片肘をついて物思いに沈む]

(27) 2013/05/24(Fri) 17時頃

【秘】 博徒 プリシラ → 良家の息子 ルーカス

素敵なお手紙をどうもありがとう、ミスター。
私の周りは相変わらず。
男の人ってどこまでも夢に貪欲なものね。

[黒の万年筆でつづられる文字は、日頃の蓮っ葉な語り口を想えばいくらか柔らかく。からかうような言葉は、駆け引きよりもただ純粋にやり取りを楽しむように]

貴方がこちらに顔を見せないものだから、
私もすっかり甘ったるくなってしまったわ。
ふわふわの砂糖菓子は美味しいけれど、
目の覚めるようなスパイスも欲しくなるものです。

またお互いに目眩ましはナシで。
あの時のように、私を本気にさせて頂戴ね。

[舞台に立つ彼のカード捌きに敬意を表して、一切の手加減も色付けもなく楽しんだあの勝負。自分の勝ちに屈託なく笑ったのは、あの時くらいのもの]

P.S. 女神の微笑みは真心の前に

[最後の一文だけ、Pの頭が少し滲んで、走り書きのように文字が少し傾いていた]

(-44) 2013/05/24(Fri) 17時頃

【人】 博徒 プリシラ

[明け方まで働いて、ようやくこの日も家路につく。
足と瞼が重くて、いくらか引きずるような足取り。
裏通りにある煤けた青灰色のアパート。外階段を上って、できるだけ静かに鍵を開ける]

ただいま。

[扉は錆びかけた蝶番がやっぱり軋んで、呟く声はそれよりささやかに。けれど部屋に入ると、弟妹たちは目を擦りながら次々に起き出してくる]

……だから、起きなくていいって言ってるのに。

[寝ぼけながらおかえりを言う弟妹たちの頭を撫でながらただいまを言う。そうすると安心したように、また眠りへと戻っていく。

全員が眠ったのを確かめてから、そっと笑って肩を竦めて。
朝食にはポリッジでも煮ようかと、台所へ向かった**]

(28) 2013/05/24(Fri) 17時頃

【人】 学者 レオナルド

― 大教室 ―

……以上が、この頃に流行ったソネットの韻律構成2通りです。
来週の講義で、各形式の詳細や具体例を見てゆきましょうか。

では、文学史入門B、本日はここまでとします。

[待っていましたとばかり、最後の一言を機に講義室がざわつく。

居眠りしていた学生を起こす者、
講義に関する質問にやってくる者、
最初から教科書など開いておらず雑談に興じる者。

総じて学生のやる気はいまひとつ。
文学を専攻しない者が多く履修する入門講義であるから、まあ、こんなものだろう。]

(29) 2013/05/24(Fri) 17時半頃

【人】 学者 レオナルド

― 回想:十年ほど前 ―
[専門外の入門講義についていけなかった経験なら覚えがある。

大学生の時分、好奇心から履修してみた高等数学の入門授業。
課題提出を翌々週に控え、さっぱり数式が分からなかった。

担当の老教授にも質問しても、もごもごと要領を得ない。友人に教えてもらおうにも、生憎と、数字を見たら頭が痛くなる輩ばかりで、あまり足しになりそうになかった。

そのような悩みをぽろりと家で漏らしたところ、
人懐っこい弟が、あっさりと一言。

『大学生の数学は俺もわかんないけど、
 その辺の人捕まえて聞けばいいじゃんか』]

(30) 2013/05/24(Fri) 18時頃

【人】 学者 レオナルド

[気が引けたが、背に腹は変えられない。

講義のあと、教室の窓の外を見ている男子学生に声をかけてみた。手元のノートには数式がびっしり書かれていて、彼なら大丈夫だろうという公算の下。]

突然すみません。
先週の数式の使い方、教えてくれませんか。
……僕の2単位を救うと思って。

[そのときの表情は鬼気迫っていたことだろう。
不躾だったかと、慌てて言葉を足す。]

ああ、その、お礼に学食で昼くらいおごるので。
ええと、新作のトマト焼きそば丼、あれ旨かったですよ。

[存外長い付き合いになるとは思ってもみなかった*]

(31) 2013/05/24(Fri) 18時頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 18時頃


博徒 プリシラは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 18時半頃


【独】 受付 アイリス

/*
トマト焼きそば丼という謎の食べ物について

(-45) 2013/05/24(Fri) 20時頃

【人】 受付 アイリス

『ねー、文学史入門Bのノートとれたー?』
『ぜんぜん、あたし寝てた』
『私一応取れたと思う、途中寝たけど』
『やった、ナタリー、あとで見せて!』

[学校の帰りなのだろう学生たちで混み始める時間になった。
いつだって女子学生というのは固まってきゃあきゃあというものらしい。
たまに、一人で真面目に通い、好成績を収めるアウトサイダーなタイプはいたけれど、確実に自分は目の前にいる少女たちのタイプだった。

サボリはしない。
けど真面目に聞いているわけでもない。
とりあえずなんとなくでノートをとって、テスト前にみせあって、
ギリギリですり抜ける。

しかし文学史入門とは懐かしい。
経済学を学んでいたけれど、手頃に単位が取れるとあって最初の頃に受けたのだ。
結局わけがわからないままテストを迎え、無茶のみの丸覚えですり抜けたっけ]

(32) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【人】 受付 アイリス

[すり抜けたといえば、高校の時もそうだった。
文系なのに数学が必須で、なくなく塾で鍛えられたっけ。
それが功を奏したかなんとか合格したわけだけれど]

あのせんせ、元気かな。

[ぽつりひとりごちる。
それは、少女たちのはしゃいだ声に紛れた]

(33) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【人】 病人 キャサリン

 今日もいいお天気ね。

[のどかな陽光を薄いカーテンで程好く遮って、新たに便箋を取り出した。
手探りで探し出すペンは数本目でお目当てのものを見つけた。]

(34) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【秘】 病人 キャサリン → 捜査官 ジェフ

[彼の人に手紙を送るときには便箋も封筒もシックで、それでいて綺麗なものを選ぶ。
基本的には概ねこども向けであろう小説を、大人が読んでも楽しいものに仕上げる作家に似合う様に。

その日は黒の地に星座の模様のものを。罫線の部分は薄いグレーなので、青いインクのペンにした。]

(-46) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【秘】 病人 キャサリン → 捜査官 ジェフ

 ジェフリー先生、こんにちは…こんばんはでしょうか。 もしかしておはようございます?

 続編のお話、広告を見た家族に聞きました。
とっても楽しみです。
ファンとしておめでとうございますのお手紙をすぐにお送りしたかったのですが、
私としたことが、なんとレターセットを切らしてしまいチャンスを逃してしまいました。

改めて、おめでとうございます。
先生のご本の発売日が待ち遠しくて夢にも見そうです。

 先生の書かれる物語はとても心躍ります(…と書くと堅いですね。わくわく、します)。
登場する人物もみんな瑞々しくて、まるでこの現実世界にもいるんじゃないかと思うほどリアリティがあって。
それはきっと先生の心が物語の中の少年少女のように純粋だからだと思うんです。

――などと、ファンレターを数通やりとりしただけの私が解った様なことを書くのもおかしなことですが
先生がお忙しい合間に下さったお手紙も先生の作品と同じように、私には宝物です。
なので…ああ、もう。だめですね。先生のように言葉を使ってみたくて回りくどい言い方をしてみたけれど、私には真似もできそうにありません。
ですので、つまり、何が言いたかったかというと

(-47) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【秘】 病人 キャサリン → 捜査官 ジェフ

お手紙を頂けるのは大歓迎です!
[文では喜びを上手く現せなかったので少しだけ濃く書いてみた。]

 なんといっても、私はジェフリー先生の大ファンなのですから。


 まあ、素敵なお裾分けをありがとうございます。
ナイチンゲールは歌いましたか?

 くれぐれもお体にお気をつけて。

 キャサリン・フローレンス 



追伸―― 子ども時代に童話にあるような金のナイチンゲールが欲しいとねだったことを思い出しました。
    今まで忘れていたのに、タイムカプセルが出てきたような気分です。

(-48) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【秘】 病人 キャサリン → 捜査官 ジェフ

[憧れの作家に書く手紙は自分で読み返してみてもあまり”らしくない”と思う。
緊張のせい。そして、自分が入院していることを伏せて実家の住所でファンレターを送っていたので
(そして配達は病室に、なんて郵便屋には無理を言ったものだ。今でもよく引き受けてくれたと思うくらい。)
それがばれやしないかと不安に思う気持ちがそうさせるのかも知れない。

隠す必要もない、けれどわざわざ明かしたくもない。
小さな嘘は後で自分の首を絞めた。碌な話題のない便箋に溜息をひとつ。
レターセットを切らした、なんて。
知ったのも最近だったから手紙の書きようもなかっただけだ。
物語を何度も読み返しているのを知っていた母が教えてくれたのはまさに数日前のこと。

金でも本物でもいい。ナイチンゲールが歌ったら、自分の病気もうそみたいに治ればいいのに。
そんな気持ちごと封じるように、封筒を糊付けしたのだった。]

(-49) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【独】 病人 キャサリン

/*
なんかどうも長くなるな!
あと、中の人が手紙苦手だから出来がひどいwwwwwwww
それに気付いてプロローグで出ようか悩んだよね。
でもルーカスの縁故が特においしくて出られなかったwwwwルーシー乙www

(-50) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【秘】 受付 アイリス → FSM団 ミナカタ

ミナカタせんせーへ

お久しぶりです、お元気ですか?
私は元気です。

無事に経済学部も卒業して、ちいさなお店も開けました。
前に言ってた雑貨屋さん、というかは何でも屋さん、ですけど。
相変わらず数字は頭痛いですが、帳簿はなんとか慣れてきました。
ちいさな店なのでなんとかやっていける感じ、です。

今日は大学生の女の子たちがきて、自分が受けてた授業をとってるのを聞いて懐かしくなりました。
結構ギリギリで単位とったなぁって。
それをいったら入試の数学すらギリギリなようなものだったなーと。
せんせーがいなかったらギリギリにすらならなかったと思います。
わかりやすかったし、わかるまで付き合ってくれたし。

(-51) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【秘】 受付 アイリス → FSM団 ミナカタ

…でもやっぱり数学はもういいや。なんて。

ではでは、お身体に気をつけて。
ほかのせんせーたちにもよろしく。

アイリス

p.s.ねこちゃん元気ですか?


[そんな文章が、ブルーブラックのインクで綴られていた。
便箋は、淡いブルーの背景に黒の子猫]

(-53) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【独】 受付 アイリス

/*
レオナルドにお手紙かきたいけど配送ミス狙うか

(-52) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【人】 病人 キャサリン

あーあっ。私も冒険に飛び出してみたいわ。

[出来上がった封筒は引き出しの中の二通と合わせて郵便屋が来たときに渡そうと。
昼寝日和なのでナースに頼んで眠っている間に回収を頼んでしまおうかとも思う。
白いベッドに身体を倒した。

日焼けを忘れた軽い身体、伸びた髪。見かけだけなら塔の上のお姫様ね。

思いつきでくすりと笑った。]

(35) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

【人】 病人 キャサリン

[昔と変わらず空想の好きな大人になって、病院で生活するようになってそれは加速した、ように思う。
まだ数人での病室だった頃、退屈していたら同じ病室の少女が本を貸してくれた。
少し不思議な冒険譚は手遊びに捲り始めた自分を一気に引き込んで。
気付けばファンレターまで送っていた。

繊細で活き活きとした文を綴る作家からの手紙は心なしかインクの香りも澄んで感じる。
刺激に飢えては手紙の匂いを嗅いでみる人型の犬の感想である。

犬になったらどんな姿がいいか、なんて
夢想する内にいつしか短い眠りへと。

微睡の中、薇仕掛けの鳥が美しく歌っていた*気がする*]

(36) 2013/05/24(Fri) 20時半頃

病人 キャサリンは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 20時半頃


FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 21時頃


【独】 病人 キャサリン

/*
っていうかあれよね、キャサリンのファミリーネームフローレンスだからナイチンゲールとかけてきたのかと思ったよね(

こっちも特に何も狙ってなかったんだけどごつくない響きのにしようとしたらたまたま、ね…
逆に岩みたいな名前にしようともしたけど無理でしt

(-54) 2013/05/24(Fri) 21時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[宵に見た月は美しく、窓辺から差し込むその絹糸のような光で書き物をした。

灯りをつけなければ目が悪くなる、子どものころに注意されたそれを覚えていないわけではないけれど、頼りない明かりだからこそ黒いインクが生き生きと動く。]

 ……良い月ですね。

[静謐に呟く声も僅か、明るく。

その夜、停滞していた小説の続きはすっかりと書き進めることができたが
青年が眠った――正確には机に向かったまま眠りに落ちたのは、陽が昇りかけ空が白んできた頃だった。]

(37) 2013/05/24(Fri) 21時頃

【独】 受付 アイリス

/*
誰宛を誤送しようかなっと

リッキィエリアスミルフィハナジャスミンホリー
4えーい

(-55) 2013/05/24(Fri) 21時頃

【独】 受付 アイリス

/*
ハナ宛おっけい
おてがみみみみ

(-56) 2013/05/24(Fri) 21時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 21時頃


【人】 FSM団 ミナカタ

 如何したら勉強が出来るようになるか?

 日々の積み重ねだ。 勉強して勉強して勉強すること。
 ………もっと簡単にって、そんなこと先生が知りたい。

[―――さあ帰った帰った。
上着のポケットに手を突っ込んで、だらだらと帰り支度を始めた教え子達を追い立てる。

1.明るい道を選んで帰ること
2.変なひとに襲われたら大声出して逃げること
3.宿題はしっかり終わらせて来ること

三ヶ条を口にして、
夜道を帰る、生徒の最後ひとりまで見送る。
空を見上げると、雲ひとつない夜空に、ぽつんとお月様。]

(38) 2013/05/24(Fri) 21時頃

【人】 学者 レオナルド

― 大学構内 ―
[講義棟の階段を降りながら、今朝受け取った封筒を眺める。
一通は家庭教師先の教え子からのものだった。]

おや。昨日送ったのと行き違いになったかな。

[かしましくお喋りに興じる女子学生たちが隣を通り過ぎる。

すっごいの、今度のカレシ、賭け?ポーカー?とかやるひとで。
ええ、それ、アブナイやつじゃないの。ミルフィ、ヘーキなの。
そういうんじゃないよう。だってすごい優しいもん、クリス。

無意識にそちらを眺めてしまっていたせいか。
目が合って、彼女らは気まずそうに会釈する。

不快ではなくもどこか異国の人を見るような心地になってしまうのは、己が三十路を過ぎた所為か。]

とはいえ、一回り以上も年下の教え子はこうして……、

(39) 2013/05/24(Fri) 21時頃

【人】 学者 レオナルド

[今でも手紙をくれているのだし。
そのように、微笑ましく思いながら開いてみた手紙。
真っ先に目に入ったのは、なかなかショッキングな単語で。]

……はげ。

[思わず眉間に皺を寄せ、末まで読んで複雑な表情を浮かべた。]

いや、僕は、"ばか"のほうですか。
なんとも若い女子というものは、難しい……。

[何にせよ、お嬢様はお冠に相違ない。
無理もない、二年も教えていたのを急に辞めたのだから。
どうしたものかと思案して、ふと。]

ミナカタなら、どうするだろう。

[彼には、短期で彼女の家庭教師の口を紹介した縁もある。
この機に手紙でも書いてみてもいいかもしれない。
このところ郵便づいている、と思いながら、帰路を辿った]

(40) 2013/05/24(Fri) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[歳を食ってから季節の移り変わりがやたら早く、
代わる代わる変わる教え子の顔と名前を覚えるのも、苦労するようになって来た。

何せ、顔は、名前は年々増えるのだ。

新米の、初めの教え子の方が顔も名前も覚えているくらいで。
友人の紹介で、夏と冬を一度ずつ共にした家庭教師の生徒。
苦手科目らしく、授業では唸ってばかりで、教えるのに骨を折った教え子。]

 あのお陰で、随分と鍛えられたな。

[やんちゃ盛りの子猫にしても、然う。]

(41) 2013/05/24(Fri) 21時半頃

【独】 受付 アイリス

/*
ミナカタとレオナルドチップがならんで私は幸せです(お手紙書こうね

(-57) 2013/05/24(Fri) 21時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

―――回想:10年ほど前の話―――

[講義が済んで、席を立つ椅子のおとに耳を傾けながら
濃い雲に覆われた、窓の外を眺めていた時のこと。
――…雨が降りそうだし、今日は学食にしよう。
学生の身分を満喫して、まあ白状すると呆けていて。]

 ………、へえ。
             え、あ、俺?

[間抜けな声も、声の主>>31の鬼気迫る表情で我に返る。]

 知ってるか。 トマト焼きそば丼、賛否両論。
 ああ、でも、良いよ。 どこで躓いてる。

[次の講義で、小テストをすると教授が宣言していたのを思い出す。あれは確かに単位に響くだろう。
誰かに教えるということ。
理解されたときの喜びを知ったのは、この時で、以後今だ感謝しているが。トマト焼きそば丼を口にした時は、、断じて否を告げたのだった**]

(42) 2013/05/24(Fri) 21時半頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 21時半頃


【秘】 受付 アイリス → 学者 レオナルド

ハナへ

元気?
あのね、昨日昔のノート見返してたの、ほら、1年のときの文学史のやつ。
お店のお客さんに大学生いてね、その話してたから懐かしくなってさー、
懐かしくなってみたら、ハナから借りっ放しのルーズリーフが一枚でてきたの。
ごめんね?忘れてた。
今更だけど、返しておくね。

そうそう、夏には地元に帰るから、また遊ぼうね。
とっておきの紅茶が手に入ったんだ。

ではでは

アイリス

(-58) 2013/05/24(Fri) 22時頃

【秘】 受付 アイリス → 学者 レオナルド

[宛名は女性の名だったが、そこに記された住所はまちがいなく届いた先の男のものだった。
ピンクの背景に花柄といういかにも少女チックな封筒に便箋。
ブルーブラックのインクで綴られた文字は、すこし独特で丸っこい。

差出人は、宛先の住所を書き間違えたことに気づかないままウェーズリーに封筒を手渡した。
便箋を出すと同時に、少し古いルーズリーフが一枚、見えるだろう]

(-59) 2013/05/24(Fri) 22時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 
 おは……こんにちは、ウェーズリーさん。
 ええ、先ほどまでぐっすりと。

 物書きになってから、すっかり夜型人間になってしまいまして。

[ウェーズリーが呼び鈴を鳴らしたのは、幸いにも昼過ぎだった。
はにかみ寝癖のついた髪をかきながら、もう片方の手で手紙を受け取る。
二通とも、青年の名を書くその筆跡で誰から来たものかすぐにわかった。]

 ああ、その、夜はここの近くをお通りになりませんか?
 ……ええ、返事を。

[よかったら寄ってください、と付け加えて、去る郵便屋を見送った。]

(43) 2013/05/24(Fri) 22時頃

【独】 FSM団 ミナカタ

/*
こんなにがつがつ縁故結んだの初めてかも知らん。
気持ちがかなり前のめっていた、ふーはー。
ミナ縁故も拾って貰えそうかなわあいわあい!
アイリスからお手紙来てたわあい! よし!

(-60) 2013/05/24(Fri) 22時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[物思いに耽って、昔のようにぼんやりと無為に―――


立ち尽くしていた横に、あの郵便屋の姿。
この時間帯は殆ど家にいないものだから、夜の配達は職場にお願いすることが多い。]

 こんな時間までご苦労様です。
 ……… 手紙?

[淡い色の、封筒。
裏を読み返して、差出人に目を瞠った。]

 少しだけ、待っていて貰えるかな。すぐに戻るから。

[身を翻し、静けさを取り戻した塾の窓口を過ぎる。
割り当てられたデスクを引っ掻き回すと、子猫に汚されて用途を失った便箋が、出て来た。]

(44) 2013/05/24(Fri) 22時半頃

【秘】 良家の末娘 ポーチュラカ → FSM団 ミナカタ

ミナカタさんへ

お久しぶりです、ポーチュラカです。
早速ですが、ミナカタさん聞いてください!
先日、レオナルド先生が、私の先生を辞めちゃったんです!
私、ショックです……

私は手紙を書くのが好きだから、
ミナカタさんへこうして送っているみたいに、レオナルド先生も辞めた後も手紙を送って、
きっと繋がりを何も失くしてしまうことは無いのでしょう。
それでも、何だかすごく、さびしくて、
私が出来の悪い我侭な生徒だから、きらわれちゃったのかなあ。

もう、どこか遠くに、このもやもや気分を吹き飛ばしに行きたいです!
ミナカタさんのお家に遊びにいっちゃおうかな! なんて。 えへへ、冗談です。

新しい先生と、元気に、じゃなかった、しっかりお嬢様らしくがんばります!
ミナカタさんの時みたいに、即お転婆がバレちゃわないように祈っててくださいねっ!

               お転婆ポーチュラカ

(-61) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【人】 捜査官 ジェフ

―― 自室 ――

[届いていた手紙はどちらも、所謂文通の相手からだ。
たとえ顔も声音も知らなくとも、不思議な縁が結んでくれる手紙のやり取りが、青年はたまらなく好きだ。]

 ……ほう、そうですか、
 よかったです、……

[相手はそこにいないのに、つい相槌を打ってしまうのは癖である。
片方の手紙にはとても嬉しそうに頷いて読み
片方の手紙には添えられたものにじっくりと視線を向ける。
やり取りするようになったきっかけも、内容もそれぞれ違うが、その全てが大切なものであることに違いはない。]

 やはりすぐにお返事してさしあげたいですね。
 ええと、青と黄緑は、と……

[大事に手紙を畳んで机の隅に置くと、出しっぱなしにしてあったエンベロープの中を探り始めた。]

(45) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 FSM団 ミナカタ → 受付 アイリス

―――アイリスくん

 卒業おめでとう。 開業おめでとう。

 何年振りだろうか、
 丁度アイリスくんのことを思い出していたから、驚いたよ。
 君も一人前に、帳簿と戦える歳になったんだな。
 ……… 先生が歳を取るわけだ。

 雑貨。
 生徒が鞄にぶらさげている、あの、ぬいぐるみのようなものか。それとも食器か、もしかしてレターセットも売っているのか。お店の名前は?
 … と、悪い癖だな。 すまない。
 
 君は飲み込みが遅いが、出来の悪い子ではなかったと覚えている。
 先生もあの頃は新米だったから
 要領の悪い説明に、よく、付いて来てくれたよ。

(-62) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 捜査官 ジェフ → 薬屋 サイラス

―― ジェフリーから届く手紙 ――

[新緑を思わせる黄緑の便箋に
やや角ばった筆圧の強い文字が並んでいる。]

(-63) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 捜査官 ジェフ → 薬屋 サイラス

 
 サイラスさんへ

 お手紙ありがとうございます。
 あなたのお気持ち、とても嬉しく受け取りました。

 カンパニュラ(先ほど図鑑で調べました)、とても綺麗ですね。
 サイラスさんの悩みがこの涼やかな花のように
 清かに拭われることを祈ります。

 この花は、私でも簡単に植えられますか?
 お暇がありましたら、教えてください。
 
 Amitiés,
 J

(-64) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 FSM団 ミナカタ → 受付 アイリス

 勉学は一生の友だ。
 数字に強いと人生の得だぞ、アイリスくん。


 君も身体にはくれぐれと気を付けるように。
 ところで子猫の躾には詳しいか?

                ―――ミナカタ

[白い便箋と、白い封筒。
便箋の端には醤油色の猫の足跡が付いており、若干香ばしい。足跡の横には矢印付きで「昨日は刺身」と書いてある。]

(-65) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 捜査官 ジェフ → 博徒 プリシラ

―― ジェフリーから届く手紙 ――

[雲ひとつない空を思わせる青い便箋に
やや角ばった筆圧の強い文字が並んでいる。
右上のほうに魚のような果物のようなイラストが書いてあるが、
とても下手くそだ。]

(-66) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 捜査官 ジェフ → 博徒 プリシラ

  
 レティーシャさんへ

 近頃は陽射しが暖かく、過ごしやすい日々が続きますね。
 偶然私も昨日、あなたと同じように月の明かりで書き物をしました。
 夜が深くなるとペンを取りたくなるのは、何故でしょうね。

 ソロパートの大役、お疲れ様でした。
 素敵な歌声が慰問先の皆さんに届いたことと思います。
 人前だと誰だって緊張してしまいますよね。それでも
 気持ちが伝われば、皆さん喜んでくださいますよ。

 私もいつかレティーシャさんの歌が聴きたいです。
 きっとあなたの名前のように、
 晴れ晴れとして喜び溢れる歌声なのでしょうね。
 

(-67) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 捜査官 ジェフ → 博徒 プリシラ

 
 ナイチンゲールは跳ねるような可愛らしい声で歌います。
 文字に起こそうとしましたが、なかなか表現できませんでした。
 夕暮れ時、静かに耳を澄ませてみてください。ひょっとしたらすぐ傍で、歌っているかもしれません。

 いつもレティーシャさんが絵を描いてくださるので、私も挑戦しましたが
 どうも向いていないようです。
 右上の絵は、何に見えますか?
 正解発表は、また次回に。

 Toutes mes meilleures amitiés,
 Jeffrey Keith

(-68) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

― 列車にて ―
[雑貨屋やらカフェやらに吸い込まれていく学生たちを横目に、
最寄駅から黄色い車両に乗り込む。

なにせ、カレッジから自宅までは鉄道で2時間。
非常勤の講師とはいえ、なかなかに過酷な通勤時間である。

窓際の席に座ると、懐からもう一通の手紙を取り出した。
宛名は、――セシル・マクガイヤー。]

最後に演奏を聴いたのは随分前――か。
あいつは、今どこでどうしているやら。

[そのくだりには少し落胆し、それでもどこかほっとする。
誰かから弟宛の手紙が届くたびに、元気に路上演奏している弟の姿を見るような思いがした。]

(46) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

……ああ。

[差出人を見て、得心した。
ジェフリー・キーツ。
確かに彼からは、前にも一度手紙を貰ったことがあった。

覚えていたのは、書店で見かけた名前だったからだ。
少年・少女向けのたぐいは専門外とはいえ、恐らく一般人よりは国内の作家に通じている自負がある。

薄いカフェオレ色の封筒は、ことさら大事に仕舞いこむ。

それからボールペンと便箋を取り出した。
無意識に、姿勢を崩して足を組む。]

(47) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【人】 博徒 プリシラ

[ダイニングでポリッジを食べながら、行儀悪く2通目の封を切る。便箋を開いた瞬間、何かに気づいて目を細め、そっと便箋に顔を寄せた。

愛らしい文通相手からの愛らしいお手紙。
妹の名義で返事を書きながらも、どこか妹を見る姉のような目線で、相手を見ている節があった]

(48) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 良家の末娘 ポーチュラカ → FSM団 ミナカタ

[薄桃色のレターセットには、ポプリの香りが染みている。

少し前に元家庭教師へと送った手紙は、女の子らしさと丁寧さの中間の文字で綴られていた。

返事は来なくても、少女はあまり気にしない。
誰かに言いたくて、けれど誰に言えばいいのかと迷った日記の中の内緒話のように。]

(-69) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 博徒 プリシラ → 良家の末娘 ポーチュラカ

[交わすやり取りの中で、家族が多いことも、あまり裕福な暮らしでないことも、敢えて書きはしないものの、隠すこともなく。
相手の住む場所が高級住宅街であることは職業柄よく知っている。風船の縁がなければ、こうしてやり取りすることもまずなかったかもしれない。

身構えることなく言葉を交わせるのは、たぶん相手の文面から伝わる気どりのなさからそして、生前の妹が、相手が寄せてくれるのと同じくらいの屈託なさでやり取りを楽しんでいたからだろう]

(-70) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 学者 レオナルド → 捜査官 ジェフ

ジェフリーさん

手紙をありがとう。

聴いてくれたのは、たぶん、俺が初めて作った曲でしょうか。あれは、親父のよく歌っていたでたらめな節を、俺なりに編曲してみたものです。自信作!

今は……、まだコンサートホールで演奏会を開けるほどじゃないんですけど、大きな都市で路上演奏してます。固定のお客さんもついていて。

演奏会を開くことになったら、お知らせするつもりです。
たぶん、新曲も披露できると思う。

  お互いの成功を祈ってます
  セシル・マクガイヤー

追伸:
言い忘れました、前に手紙を貰ったあとで知ったんですが、ジェフリーさんは作家だそうですね。
俺は滅多に読書しないけども(ハイスクールの授業が最後かな)、展開が独特かつスリリングで面白かったそうです。兄貴談。

(-71) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 博徒 プリシラ → 良家の末娘 ポーチュラカ

親愛なるポーチュラカさんへ

こんにちは。春も盛りを過ぎて夏の気配がするというのに、朝晩は急に冷えたりして、変なお天気ですね。
うちの家族は相変わらず、みんな揃って元気です。元気が有り余っていて、風邪の方から逃げていってしまうみたい。
ポーチュラカさんも、無事に風邪を退散させられたようで一安心ですね。
気合って大切ね。ふふ。

さて、いただいた相談事について。
ケーキが10個並んでいたら、悩みぬいた挙句に「全部ひとくちずつ食べたい!」なんて言いだしそうな私ですが、私なりに考えてみました。

自分の気持ちというのは、なかなかわかりづらいものですよね。
いろんなことを気にしだすと、いちばんないがしろにされてしまう。

沢山の人が喜んでくれる明るい道。
そういう道が既に目の前にあるなら、それはとても恵まれたことだと思います。
だったらもう、行きたい気持ちさえさるのなら、飛びこまない理由なんてないんじゃないかしら。

(-72) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 博徒 プリシラ → 良家の末娘 ポーチュラカ


……それでも迷ってるんですよね?

迷っている、それ自体が、もう答えなのだと思います。

行きたくない道でも、周りの人に喜んでほしいから、その道を選ぶ。それもひとつの判断だと思います。
でもあやふやなままに流されたら、いつか後悔する日が来るかもしれないわ。
自分にとってなにが一番大切かを、どうか見失わずに選べますように。

(-73) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

[書いている最中、たびたび手を止め、
夕焼けのいろが混じり始めた列車の外を見やる。

近況のくだりになると、ほんの少しペンの速度が鈍り。
少しだけ眉尻を下げる。

初めて弟のファンレターに返事を出したのは、
ほんの出来心だった。
いつしか、そうすることが一種の験担ぎのようにすらなった。]

ようし、これでばっちり、と。

[封をしながら、弟の口癖を真似る。
そのときだけは、いつにない悪戯っぽい表情を浮かべていた。]

(49) 2013/05/24(Fri) 23時頃

【秘】 博徒 プリシラ → 良家の末娘 ポーチュラカ

[ポプリのような気のきいた嗜好品は持ち合わせがないし、自分の香水はレティーシャのイメージに合わない。
迷った末に、弟がくれた四つ葉のクローバーを貼り付けた**]

(-74) 2013/05/24(Fri) 23時頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2013/05/24(Fri) 23時半頃


【人】 学者 レオナルド

[眼鏡を外し、眉間を揉みながら姿勢を正す。]

それから……
良かった、丁度3通分のレター・セットは足りそうだ。

[今度は万年筆を取り出し、次の手紙を書き始めた。

車内のテーブルとも云えないような板を下敷きに書くのは、
いささか骨の折れる仕事だった。

だが、通勤時間の有効活用のため、書き物には慣れている。
列車が揺れるたび、少しばかり手を止めて。
それでも流暢に文字を綴ってゆく]

(50) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → FSM団 ミナカタ

ミナカタへ

久しぶり。元気にしているでしょうか。

僕のほうはつい最近、オルブライト家の家庭教師を辞めたばかりです。おかげで、お嬢様のご機嫌を損ねてしまいました。

今は、塾で教えているのでしたっけ。
君のことだ、きっと若い生徒からも慕われているのでしょう。

年若いお嬢さんに、"ばか"と言われたときの対処法を
ぜひとも教授してもらいたいよ。
変な話だけれども、半分くらい本気です。

(-75) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → FSM団 ミナカタ

こればかりは、
"日々の積み重ね"という訳にもいかなくて(君の口癖でしたね)。
教授代は、そうだね、今度ゆっくり飲みにでも行こう。

カレッジの女子学生もずいぶん若く見えるようになったので、
僕も小父さんになったということかもしれないな。

  幸運を
  レオナルド・マクガイヤー

追伸:
今度はトマト焼きそば丼なんてケチなことは言わない。
専門誌に連載を持つことになって、懐具合も悪くないんです。

**駅のそばに、旨い料理を出す店があると聞きました。
たしか――ホット・ココナツ・スシとかなんとか。

(-76) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ……… 良し。

[唸っている間も郵便屋を待たせていると思えば
お世辞にも綺麗と言えない文字が、更に崩れてゆく。
それでも、醤油の匂いが染み付いた便箋を畳み
仕事で使っている飾り気のない封筒で包み込んだ。

足取りは、出入り口を越えて、夜道に。
果たして郵便屋はまだ、そこで待っていてくれて。]

 こんな時間まで待たせて仕舞って、申し訳ない。
 ……… え、まだ。 郵便屋って、忙しいんだな…

[まだ仕事があると言う彼に、瞬いた。
成る程郵便屋は忙しいと納得していると、差し出した白い封筒と入れ違えに、もう一通。
渡しそびれたのだと言う封筒から、柔らかい匂いが漂った。]

(51) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → FSM団 ミナカタ

[飾り気のない白の便箋と封筒。

学生時代と変わらぬ丁寧な等幅の文字で、
きっちりと綴られている。]

(-77) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → 良家の末娘 ポーチュラカ

ポーチュラカへ

馬鹿、は手厳しいですね。
すみません。怒られても仕方ないと思っています。

どうしたら許してくれるだろう。
なにか分からないことがあれば、僕へ尋ねても構いません。
僕は、変わらず君が自慢の教え子だと思っていますよ。

  親しみをこめて
  レオナルド・マクガイヤー

追伸:
ただし、はげはいけません。
僕も将来言われることがあったら、大いに傷つきます。

いいですか、ポーチュラカ。
人間の価値は、頭髪の量によっては決まりません。

(-78) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → 良家の末娘 ポーチュラカ

[昨日と同じ、白いシンプルな便箋。

無機質にも見える、等幅の文字。

"追伸"の文字の傍にだけ、躊躇ったかのように、
万年筆を置いたインクのあとが点々と残っている。]

(-79) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[カフェにて朝食をとる。
 安価なサンドイッチとコーヒー。
 食後にトランプを取り出し、手すさびに手の上で遊ばせた。
 慣れたものだ。

 テーブルにてトランプを広げると、私はあのバーを思い出した。
 最近の中ではかなり真っ当な仕事、
 それをこなした後についた卓にて。
 一勝負の後に、それまでの鮮やかな手捌きとは異なる、
 どこか無邪気ともいえる笑みを見たことを思い出す。

 それまで浮かべていた良くできた笑顔を剥したのが
 己の技術でないとは承知している。
 次こそは、自分の持てる技であれを引き出したいと、
 確かに思ったのも。]

(52) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【独】 薬屋 サイラス

手紙が溜まってあーばー/(^o^)\

(-80) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【独】 薬屋 サイラス

表に出る余裕がねえ!凄い楽しいなにこれ!!

(-81) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド

[書き終えた頃には、外はすっかり夕焼けの有様だった。]

もうすぐ着く頃……かな。
日が落ちる前に帰れそうなので、よしとしましょう。

[ふと、一通目に宛先を書き忘れたことを思い出し、
万年筆でそのまま封筒に書き足した。

三通を鞄にしまったのとほぼ同時、
家の最寄り駅を告げる車内放送が響いた。]

(53) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 学者 レオナルド → 捜査官 ジェフ

[白のシンプルな封筒に入った手紙。

本文は、大きく崩した文字で綴られている。
けれども、宛名書きだけは丁寧な等幅の文字で書かれていた。]

(-82) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[ナイチンゲールが止まっていた窓は今は開け放っていて、柔らかな風がそこから吹き込んでくる。
しばらく手紙を書くのに熱中していたが、二通の封筒に封をし終えたところでふと足元に違和感を感じた。]

 ん、なにか落とし……
 はい?

[便箋を落としたかと考え視線を下へ向ければ、足元にじゃれ付く猫が一匹。にゃん、と可愛らしい声をたてた。]

 おや、私は猫さんを飼った覚えはありませんが……
 どうしました、迷われましたか?

[椅子から立ち上がると猫を前に膝をついた。
無意識だが、警察官時代の習慣が出てしまっているらしい。

尋ねながら顔の近くで指を緩く振ると、小さな一対の眸はそちらに気を取られ右往左往する。
小さな手がパンチを繰り出すそれに応えながらも、青年はその姿を観察していた。

毛並みもよく痩せていない。そして首元にはきちんと首輪がしてある。戻る家のある飼い猫であることに、ほっとした。]

(54) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【独】 学者 レオナルド

/*
どうしましょうか。
すでに手紙が着いていることにして、ジョージくん宛にこちらからなにか送っておいても……と思ったのですが、更新には間に合わないような気がしてきました。

こちらがジョージくんの存在を知らない感じにしてしまったので、動きづらくさせていないでしょうか。

今日届いている手紙は2通なので、明日は余裕があるかな。

(-83) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[気づけば小学生ほどの子供に見られていた。
 視線に気づかぬふりをしたまま、
 更に幾つか演技の数をこなせば
 しっかりと食いついていたらしく小さな感嘆の吐息が聞こえた。]


っく、……ふふ、や、悪いね
そんな見てくれてるとは思ってなくて。
今日は学校はお休みかい。これから? そう。
じゃあ遅刻ついでに、こっちおいで。
簡単なもので良ければ教えてあげられる。
学友に見せてみなさい、きっと今日は人気者だよ。

(55) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 
 猫さん、ちょっとじっとしていてくださいね。
 あなたのお家は……

[飼い猫であるならば首輪に迷子札があるかもしれない。指先にパンチを繰り出そうとしてくるそれを避けつつ、毛を退かして首輪を観察した。
思っていた通り、嵌めこまれた住所と猫の名前を発見する。]

 あなたは、ミナさん。

[問うように声をかけると
またにゃんと可愛らしい声で返事を貰う。]

 お家はそこまで遠くないようですが、きちんと帰れますか?
 ……そうだ、確か

[のんびりと床の上で寛ぐ様子に目を細めつつ、猫から連想したものが部屋の中にあったと机の引き出しを探っていく。]

 あ、ありました。
 折角お知り合いになれたのですから、プレゼントしましょう。

(56) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[取り出したのは紐のついた小さな鈴。開け放っていた窓から入ってきただろうミナに気がつかなかった故に、来訪を知らせる鈴があったほうがいいと考えたのだ。]

 今度遊びに来るときは、よかったらこれを鳴らしてくださいね。
 びっくりしてしまいましたから。

[首輪に紐を通して括りつけ、頭を撫でる。
ふわふわの毛並みが気持ち良い。

床で伸びている横に青年も座り、書かれた住所をポストカードの宛名面に書き取る。
宛名はミナでも届くだろうか。そう遠くないとはいえ猫の足、報告がてら手紙を記す。]

(57) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 捜査官 ジェフ → FSM団 ミナカタ

―― ジェフリーから届くポストカード ――

[鮮やかにナイチンゲールのイラストが印字された
ポストカードの表面下側のほうに
やや角ばった筆圧の強い文字が並んでいる。]

(-85) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【独】 学者 レオナルド

/*
年下のきょうだいをかわいがっているプリシラさんや小学生相手に手品を披露するルーカスさん、ねことたわむれるジェフリーさんがかわいらしくてなごむターン。

(-84) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【秘】 捜査官 ジェフ → FSM団 ミナカタ

 
 ミナさんの飼い主さんへ

 はじめまして、ジェフリー・キーツと申します。
 **月**日、拙宅でミナさんとお会いいたしました。
 そう遠くはありませんので心配は無用かもしれませんが、
 ご報告までに。

 Jeffrey Keith
 XXXXX市 XXX番地 X

 追伸:首輪についているものはささやかながらプレゼントです。
 ご迷惑でしたら、外してさしあげてください。

(-86) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【独】 学者 レオナルド

/*
ねこ相手にも敬語のジェフリーさん、なんという萌えっ子。

(-87) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[男の子に簡単な、ペンを使うマジックを教えてみた。
 一瞬にして消え、また現れる類のものだ。]


うんそう。指先に気を付けてみな。
そうそう良くできた、うまいじゃないか。
友達にも教えてやりな。


ん?   そう、これだけ。たったこれだけだよ。
本当は消えてない。
あー……はは、まいったな。嘘吐きか。
そうか、嘘吐きか。

(58) 2013/05/24(Fri) 23時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2013/05/25(Sat) 00時頃


【人】 捜査官 ジェフ

―― 自室・夜 ――

[陽が沈む前にミナは窓から元気よく飛び出て行った。
その後姿を見送ったまま外を眺めること暫し、ゆっくりと街並みがブルーグレイになるその様は何とも美しく、見ていて飽きることはない。

そのときふと、通りの先に見慣れた郵便屋の姿を発見する。
約束どおり来てくれたのかと、青年は二つの封筒と一つのポストカードを手に、急いで家を飛び出した。

その様は窓を飛び出したミナに少しだけ、似ていたかもしれない。]

(59) 2013/05/25(Sat) 00時頃

【人】 博徒 プリシラ

[読み終わった手紙を元通り折りたたみ、次の手紙の封を切る。
封筒を傾けると、便箋より先に布の包みが滑り落ち、テーブルの上に小粒の花たちがはらりと広がった]

あら、金木犀。

[春咲きの金木犀は、乾燥して褐色がかっていたものの、手に取るとまだ香りが残っていて]

ふふ。こういうのも素敵なもんだね。

[恐らくは数日で香りも抜けてしまうだろうけど、それでもそっと留め置くように、丁寧に布に包んで。
眼差し緩めながら、改めて便箋に視線を落とす]

(60) 2013/05/25(Sat) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[淡い色彩に似合う、香り。

差出人を確かめれば、懐かしい、これも昔の教え子の名前。まだ仕事が落ち着いていた頃に、勤勉の時を共にした一人。]

 ああ、いや、これ以上お待たせするわけには。
 ご苦労様です。

[郵便屋の背中を見送って、
――― これは偶然か。不思議な偶然も、あるものだ。

妙に浮き足立って、荷物を纏めて帰路に着き
列車に揺られている間もどこか上の空で。
家路に辿り着けば、そんな飼い主の姿に、白い子猫がにゃんと鳴く。その、首を振った拍子に響いた、鈴>>57の音。]

 ………? 何処で拾って来たんだ、お前。

[呆然とした飼い主を他所に
子猫は、気に入ったよう首を振った。*りぃん*]

(61) 2013/05/25(Sat) 00時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ウェーズリーさん!
 これ、お願いします!

[走りながら手を振るが、息は切れない。
手紙を差し出すほどに距離が縮まってもなお、息を整えることもせず]

 あはは、お姿が見えたのでつい。
 久しぶりに走りましたけど、まだまだ動けるものですね。

[ウェーズリーの鞄に手紙がしまわれるのを確認しながら、懐かしむような、それでいて少し寂しげな笑みを浮かべる。
警察官時代の名残がまた、顔を出した**]

(62) 2013/05/25(Sat) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[生憎、不評であった。
 私が幼少の時分にトリックによって引き込まれた世界は、
 彼にとっては、嘘吐きと一言で断ずるにふさわしいらしかった。

 その好奇心あふれる眼差しが、
 ポーチュラカの顔を思い出させてくれたというのに
 私が彼に見せたことは魔法の否定らしい。]

悪いね、坊や。
手品師だから、嘘吐きなんだよ。

(63) 2013/05/25(Sat) 00時頃

【独】 薬屋 サイラス

サイラス→キャサリン→ジェフだとすごくおいしいなあ。

(-88) 2013/05/25(Sat) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

もしかしたら生粋の嘘吐きだから、手品師なのかもね。

[懸命にペンを消す練習をしていた男の子は
 もう聞いていなかったかもしれない。
 友達にも教えてやんなよ、と促す言葉を再度かけておいた。
 どこかの、内気な子供が、それを見て
 目を輝かせてくれればいいと思う。
 かつての私がそうであったように。]

(64) 2013/05/25(Sat) 00時頃

【人】 学者 レオナルド

― 帰り道 ―
[郵送は明日かな、と思いながら夕闇を歩く。

隣家のコリンズ邸の門戸の近くに人影があるのを見つけた。
目を凝らすと、見慣れた郵便かばんが見て取れた。]

誤配送が? それは大変ですね……。

そんな折に仕事を増やしてしまって恐縮ですが、
ついでに僕の手紙もお願いできませんかね。

や、ありがとうございます。

[手間は変わりませんから。そう言っていつもの静かな笑みで快く応じてくれるウェーズリー氏に、猫背ぎみの身の丈をさらに丸めて謝意を示す。

うち一通の差出人が「セシル・マクガイヤー」であることには、きっと、気づいてはいるのだろうが、彼は特になにも言わなかった。

我が家の戸を開けると、夕飯のトマトシチューの匂いがした。**]

(65) 2013/05/25(Sat) 00時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2013/05/25(Sat) 00時頃


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