68 熱砂の絆
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
教会の鐘が鳴らされ、聖貨騎士団が到着した。村の名士が応対する中、集まった人々はわけも知らされず、言い知れぬ不安を感じていた……。
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が13人、人狼が1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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気がそれたとかかな。でも無事でよかった。 煙突は…大きな煙突専門とか?
[ほっとしてまた柔和な笑みに戻る。手は添えるようにして掴んだまま、誤魔化されて話を合わせる]
覚えてないから道具とかわからないけどね、大工だったとしても雇ってもらえるのかなー。
[呑気にいいながら、先程よりもファラ>>0:284のことを気にしつつ、岩場を登りファラに倣って同じ方向を見やる]
(1) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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おぉ…紅い。
[風情のない言葉を呟く。どこまでも続く砂の海。空の海と砂の海の境界に朱色の火の玉が落ちていこうとして]
(2) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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― 宴 ―
[砂漠の向こうに陽が落ちれば、宴のために赤々と火が灯された。 絨毯が敷き詰められた宮殿の一室に人数分の席が設えられ、絨毯の上には豪華な料理が並んでいる。 入り口には香炉が置かれ、甘い香りが室内を満たしていた。
最も高い場所に王がゆるりと片膝を立てて座っている。]
みなのもの。良く集まった。 大いに食べ、大いに楽しむといい。
新しくこの宮殿へ来た者たちよ。 知っての通り、掟により外へ返すことはできぬ。 だが、我らは野蛮な民ではない。 我らの掟を尊重する限りは、無体なことはせぬ。
(3) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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[王が宴のはじまりを宣言する。 同時に、メインとなる料理が運ばれてきた。
子羊の毛を取り除いて、丸焼きにしたもの。 この砂漠では最高級のもてなし料理であり、 ジッドの宴ではしばしば目にするものだった。]
誰ぞ切り分けるといい。
それと、誰か余興でも見せてみぬか。 外のことを面白おかしく語るでも構わぬぞ。
[獲物切り分ける家長の役割を他に委ね、 酒を飲みつつ余興を要求する。]
(4) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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間に合ったか。 濃い30分だったな。
(-0) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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[――血のように赤い紅いアカイ]
(5) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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[一瞬虚ろなぼんやりとした眼差しはすぐに輝きを取り戻し]
思い出せたとしても、この夕日のほうがきっと…綺麗なんだろうなぁ
[ぼんやりと呟いた]
(6) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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[手を離した相手をしばらくは睨んでいたが、 首を振って視線を外した。]
去勢の心配をしなくてはならないようなことのために 私を買ったのか?
[それはどちらかといえば問いというよりも、 独白に近い言葉だった。//]
(-1) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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ファラ…少しだけ、思い出したことがある。
私はきっと、初めてだと思う。こうして……こうして……
[言葉を途切れさせて俯き、それからちらりとファラをみて目元を緩めて微笑む]
(-2) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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暖かい気持ちを抱くのはね
だから、ここで見る夕日は――
[それだけではないけれど、じっと快活でエキゾチックな魅力とを綯交ぜにした自分の拾い主を見つめて]
――ここまで生きてきた中でとても綺麗だ。
(-3) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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― サラサ・宿舎(昼) ―
[盥から出て、乾いた布で体を拭う。 指示に従って服は着ず、ラグの上に座っていた。 裸身を晒すことにもさほど抵抗は無い。
一度出て行き、帰ってきた買い主の手には 見慣れない植物がある。
葉の中を掻き出すのを興味深げに覗き込んだ後、 片手に髪を束ねて掴み、持ち上げた。 晒された項は、常に髪に隠されているせいか、 他の場所よりもなお白い。]
(7) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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[夕焼けに染まる砂の地に視線を向けるヨーランダの横顔に目を細める。
この人は―――彼の紫の双眸は、時折とても険のある乾いた色を帯びる。
そっと目を逸らし、自分も同じ方向を見た。 砂の地平線は臨むことはできれども、至ることは無い。 それはまるで、叶わぬ夢のよう。]
そりゃ、私のお気に入りの場所だからな。
[わらう。 思い出して、彼はどうするのだろう。 逃げ出そうとすれば、きっと殺される。 そうでなくても、自分は―――… 一つかぶりを振る。いまは、わらう。 奇異な出会いから始まった縁は、共に過ごすうちに、いつしか大切なものになっていたけれど。]
(8) 2013/01/10(Thu) 23時頃
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[ かくして小鳥は次の籠へと。 ]
(9) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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…何を、思い出したの?
[自分の鼓動の音が聞こえるような錯覚を起こす。 緩む目元。優しげな表情。 ―――囁かれる、穏やかな言葉]
……ヨラ?
[首を傾げてヨーランダを見上げた。]
忘れているだけ、じゃないのか?
[言葉の意味を、測りかねて]
(-4) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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─ サラサ・宿舎 (宴のしばらく前の昼) ─ [とろみのある葉液を蕩けそうに白い肌へと擦り込んでゆく。 水を介していた時よりも滑らかに体温が通い、チリと胸の底を掠める苦痛。]
── これでいい。
[最後はピシャリと腰を打つようにして切り上げた。]
(10) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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ジッドに戻れば服を見繕ってやれるが、そこまでしばし砂漠の旅だ。 おまえを苦しめる太陽のない夜のうちに行程を稼ぐつもりだが、おまえは駱駝での移動には慣れてはいまい。 オレと同じ鞍に乗せてゆくから、それに包まれてゆけ。 夜の寒さと昼の日差しを防いでくれよう。
[指し示したのは先ほど敷布代わりにした羊毛のラグ。 硝子細工のように腕に抱いて夜を継いで宮殿へと馳せ戻るつもり。]
(11) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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[剣呑な瞳を宿しているとは当人に自覚はない。 そのときはいつも無警戒なミーアキャットも警戒を抱くほどというのも...に自覚はない]
うん、いいとこだね。綺麗に見渡せる。 一日に一度しか見れない貴重な光景だ。
[あの火の玉が落ちた先にはなにか自分が知ってるものがあるのだろうか。 だがそれでも今はここにいる。部族の掟というものに縛られているのかといえば、それも違う。 自分を縛る記憶も前提もないものにそういう感覚は薄かったからだ]
(12) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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座ろっか。
[自分が着用してるショールをファラの足元の岩場に敷物変わりに敷いてみせた]
(13) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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[籠の小鳥は少女期を籠で過ごした故、「不審な動き」>>0:278が何を指すのか分からない。 少女にとって「それ」は、「受け入れるべきもの」として教えられていたのだから。
この世間知らずのみすぼらしい小鳥の話を、身形も立派な大人の男性は辛抱強く聴いてくれた。
母親と暮らしていた事。 ある日楽団に預けられ、そのまま母が帰って来なくなった事。 歌を歌ったら、みんなの目の色が変わった事。 縛られた事。 上手く行かない日は折檻を受けた事。 団長以外と口をきいてはいけない事。
―――寂しい事。 ―――好きな時に歌えない事。
人と何年も会話をしてなかった少女の話は拙く、たどたどしかったが、ダンは苛々したそぶりも見せなかった。 そうして粗方事情を説明した後、静かに選択肢が与えられた。>>0:289]
(14) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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[――どれくらい経っただろうか。 聞きなれぬ地名を紹介されて顔をあげると、そこに広がるのは広大な砂漠。 帰り道などとっくにわからなくなってる]
外国人……? ここは、帝国じゃないの……ですか?
[自分の居場所が理解できず、顔を上げて問いかけるが、そこに浮かぶ獰猛さを目にしてじわりと湧き上がった恐怖は、続けられた言葉でさらに増すこととなる]
(15) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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説明することなんてなにも。 ……だ、騙すとかそんなこと。 あっ!
[立て続けに問われるも、思考がまだ追いつかない。 強く引かれれば作り物の長髪がばさりと落ちた]
……………。 髪が作り物だと騙したことになる、ということですか?
[この状況で、それでもまだすべてを明かそうとはしなかった]
(16) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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忘れてるよ。 でもこういう気持ちは、思い出せそうにないなって感じたからね。
[それは今に始まった感覚ではないけれど口にしたのは初めてである]
もっと、具体的なことを思い出せてたらよかったのかもしれないけれど、期待させてしまってごめんね
[少し困ったようにしながらこちらを見上げるファラへと謝った]
(-5) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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― 時は戻り:砂漠 ―
[肌については、そうかと短く答えるのみで それ以上何を問うわけでもなく口を噤み。]
……構わない。 強い目的があったわけではなかったから。…。
[思い出す、伸べられた褐色の導手。 後ろに乗った男の体格に視界が遮られ、サラサの方向を捉えることは叶わなかったけれど、視線が斜め後ろを向く。 彼は、目的を果たせただろうかと。]
(17) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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[ヨーランダの応えに満足げな笑みを浮かべる。]
うん。 少し休んでから戻ろう。
[敷いてくれたショールの上にすとんっと座り、夕焼けを眺めていれば、やがて美しいグラデーションを描いて夜の帳が降りてくる。 昼でもなく、夜でもない狭間の空。]
ヨラ、私は
[一度言葉を切って、躊躇うような間が空いた後]
……大人になりたくないな。
[移ろいと共に消えてゆく景色を眺めながら、呟いた]
(18) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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─ サラサ・宿舎 (宴のしばらく前の昼) ─
[熱を冷やすと説明された草の雫は、 確かに陽に灼かれた肌の火照りを鎮めてくれた。
心地よさに、小さな息を零す。]
―――ありがとう。
[腰を打たれ、終わりを告げられれば、 微笑んで礼の言葉を口にした。]
(19) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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―――砂漠を、このままで?
[服を着せぬまま砂漠を行くつもりと知って、 もの問いたげな視線を向ける。
だが結局、砂漠については相手の方が詳しいと、 その判断に身を委ねることにした。
羊毛に包まれて腕に抱かれ、駱駝に揺られる日々に、 文句を言うこともなく、おとなしく従う。
時折、薄紅が遠くオアシスの街へと向けられていた。]
(20) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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/* あ、一緒でいいのか。 供側の駱駝に乗るべきかしらと迷ってた子。
(-6) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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……呼び名のことは。 敬称はとくに、無くても構わない。
[直系の親戚に対してもそうするように、血統により呼び名を変えることは少ない。 手伝いに来てくれている同胞からの呼び名も同じなのだと。]
……ただ。 こと異邦人にそうすることが好いかどうかは自信がない。 眉を顰める者もいるかもしれない。 臨機応変に好きに呼ぶといい。
ホレーショー・ヘップバーン。 あなたは……頭は回りそうだと、思っている。
[相手の双眸を見据えて、言った。]
(21) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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/*
あ…そっか、先生は>>3を聞き逃したい…ってこと?
じゃあ、やっぱり先生は遅刻したことにして…
(-7) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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………、
[思い出せそうにない、と言うヨーランダに少しだけ目を細めた後]
思い出さないほうが良いのかもしれない。 思い出したら、大切な人の居る故郷が恋しくなって帰りたくなってしまうだろう? 前にも言ったけど。 此処まで来てしまった外国人は、帰すことができない決まりになってる。 だから。
[謝るヨーランダの頭が低い位置にきたので、その灰色の髪をさらりと撫でる]
だから―――
[少し、考えて]
―――今は、あなたは私の傍にいればいい。
[そうとだけ、囁いた]
(-8) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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― 宮殿 ―
[遠出のつもりだったのだろうに、さほど経たず引き返したことに 少なからず不満そうな駱駝を、眉を緩めて撫でてやる。 駱駝の手綱を従者に預け、ホレーショーを伴ってジッドの門を潜った。]
遠方よりの“客人”だ。 取り急ぎ部屋を準備してほしい。 ん……何か、あった?
[中庭にいた部屋係に声をかける。 何か言いたげな顔をしているので促すと、曰く、陛下のお達しがあったところだと。>>281>>283]
陛下が、ご命令を? そう。確かに皆、忙しないね。
(22) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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―― ジッドの自室にて ――
[掴んだ長髪は指に絡み、やがて床に落ちた。 ジロリと睨み付けるも、尚も認めぬ口調に、更に目を細めた。]
……これでも、まだ正直にならない、か。
[低く呟けば、目の前の姿を強引に抱き寄せた。 細身とはいえやはり少女のものとは違う身体が、逞しい腕に包まれる。]
何処まで、俺を馬鹿にするつもりだ。 その程度のこと、わからないとでも思っているのか。
[幾分苛立つ声をあげながら。 少女?の衣服喉元に手を入れ、強引にその胸元を押し広げた。]
(23) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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…………どう、言い逃れをするつもりだ?
[女性らしい膨らみの見えぬ胸元が露わになれば、くすくすと笑みを零す。 やがて、愉快そうに少年の顔を覗き込んだ。]
まぁ、どのみちここまで来たからには、もう戻れないんだ。 諦めて、ここで俺の機嫌でも取るんだな。
(24) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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/* せめて何か動きを…でも、うーん…宴の席で積極的に楽しむタイプでもないから、一人で宴席にいても…
…考えるよりもとりあえず動いて…みましょうか…?
なんとかなーれ
(-9) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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わたし、は……
[自由を望んでいた筈だった。 しかし、いざその可能性を示されると、言葉に詰まる。 長く沈黙した後、少女は口を開いた。]
――もう一度、名前を呼んで頂けますか?
(25) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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/* あああしまった
戻るなり宴の話聞いたことにしてしまった。 どうだろう、フランシスカやダン組は もっと前を想定していたんだろうか……
どっかに記載あったっけ、一応メモにうっかりしていたこと書いた方がいいよね…。 齟齬が出ないと いい けど。
(-10) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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[……カナリアは、広い籠を選んだ。
それは、一人で生きる覚悟がないだとか、 部族といれば連れ戻される心配がないからだとかの理由ではない。 一生出られないという事は、母と再会する望みを捨てるという事だけれど。
長らく呼ばれていなかった自分の本当の名前を、大切にするように一音一音をなぞったその声>>0:280と離れがたかった、それが理由だった。]
(26) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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またこけそうになったらまずいからね。
[少しからかうようにいって、ショールの上に座るファラ>>18の隣に腰掛ける。 徐々に火の玉は沈み夜の暗い蒼が空を彩りはじめる]
…どうして聞いてもいいかな? 解決できないことかもしれないけれど、聞くことはできる。
[無理強いはしないからファラを見つめることは、それでも隣から離れることもなく。夜気が身を包み出す時間をのんびりと過ごし始める]
(27) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 00時頃
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/* と思ったら。 フランシスカのメモに「1日目開始の数日〜一週間前」とあるね。
大丈夫だったようだ。 よかったあ ああ。
(-11) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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─ 宮殿 ─
[帰路はつつがなく、ジッドへ到着した。 先に戻ったラルフも無事と聞き、ひとつ頷く。
やがてもたらされるのはアルフレッド王からの言伝。]
王が宴を催される。 新顔が盗掘者と間違えられぬよう、挨拶せよというのだろう。
(28) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 00時頃
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さて、
…紹介するにあたって名が必要だな。
(29) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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[両手を伸ばして真白い肌に触れた。 意識を研ぎ澄まし、言葉が浮かんでくるのを待つ。]
… イ ン、
レイ
ロー ?
(-12) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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おまえの魂の響きだ。 オレはおまえを レイ・ロー と呼ぼう。
(-13) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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他の者に何と呼ばれようと構わん。 おまえの好きに名乗るがいい。
(30) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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[ホレーショーに向き直る。]
ホレーショー・ヘップバーン。 国王陛下が宴を催されるらしい。 ここのところ、あなたのような異国の来訪者が多いから……だとか。
拭清用の湯と、お目にかかるに相応しい衣類を用意させる。 怪我や、気分が優れないというようなことはないか。
[酷く破れた衣類に目を向け、だらりと下がった布端に触れる。汚れ具合以上に。この辺りの衣類と違った素材であることに興味を引かれた。
本で読んだことがある。何と言ったっけ? そういえば、出奔前にペラジーから借りた本を返さなければ。忘れていた。]
(31) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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――…な、なにを!?
[抱き寄せる腕には反射的に抵抗を試みる。 どこまで妹のふりをするべきかという迷いから全力でこそなかったが、仮に全力だったとしてもこの体格差ではどうなっていたかわからない]
馬鹿になどしていません。
[その言葉に偽りはない。まっすぐはっきりと返した]
(32) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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>>4 わたしの中の人の子どものCNが「こひつじ」なので、字面で一瞬びくっとしてしまった事をCOします……(苦笑)
(-14) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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/* 周りが皆紳士だな……。 自分だけなんか雰囲気が違ry コホン。
まぁいいか。
(-15) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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そんな……言い逃れも何も……。 ……わ、たしは、仕事を貰いに来ただけで。
[女ではないとわかれば怪しい仕事は与えられないだろう。 それはこの状況でも妙な安心感をもたらすのだが]
――…え、 戻れないってどういう……?
[言葉の意味を図りかねて、大きな瞳がぱちりと瞬いた]
(33) 2013/01/11(Fri) 00時頃
|
|
[使用人が呼びに来る。 まじまじと見つめた手を離した。]
部屋の準備が出来たようだよ。
……その白い子。 籠を用意させるか? それとも。
[仮の部屋へとゆるりとした足取りで向かう。 牢ではないが、上の采配があるまでは質素な部屋だ。 着替えを始めるまでは、仮部屋の扉に凭れ、拾った行き倒れと言葉を交わすつもりだ。]
(34) 2013/01/11(Fri) 00時頃
|
|
ファラにとってのここがそうであるようにかな
[疑問でも質問でもなく。ただの感想が口から漏れる。大切な故郷。その言葉に胸が疼きはしなかった。撫でられた手を払いのけることはせず、手が頭からどくのをまってから顔を上げる。]
私はファラの傍にいるよ。
………ファラがこうして赦してくれる限り
(-16) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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あれはたまたまだってば!
[先程のことを言われて、肌の色が濃いためわかりにくいが、微かに頬を染めて口をとがらせた。 けれども、理由を尋ねる言葉には、ひと時押し黙る間があった]
………、 嫁ぎ先が決まりそうらしいんだ。 5番目だけど、血筋的に第一夫人待遇だから、とか言われてもさ。 ……病弱なわけでもないんだから、この年になればそうするのが普通だってわかっては、いるけど。
[もっとも、自分の父こと前王に至っては5人どころじゃなかったが。 ひとつため息を吐いた。]
……けっこんしたくない。
(35) 2013/01/11(Fri) 00時頃
|
|
−宴席−
[宴の末席。酒宴において言外に酒が呑めぬことを示す席の、さらに宴の飯菜からは離れた一角に席を取り、一族の長の発声を聞く>>3>>4]
……
[それぞれに見慣れぬ顔と見知った顔が対をなして居並ぶ宴席にあって、シゼの傍らに対となる顔はなかった]
…………けほっ
[聞きとがめる者のいないよう、適う限りに抑えた咳をこぼし、曖昧に困ったような笑みを浮かべて。 宴の喧騒をどこか遠いもののように、眺める]
(36) 2013/01/11(Fri) 00時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 00時頃
|
まるで、ヨラにとってはそうじゃないみたい。
[感情の乗らない物言いに、そんな風に言ってくすりと笑う。 傍にいる、という返事に満足そうに笑って、彼の肩に頭を預ける]
……唄って。
[一度別れる前にした約束の履行を求めた]
(-17) 2013/01/11(Fri) 00時頃
|
|
言っただろう。 ここは砂漠の王国、ファルケン。 他国の者にこの宮殿の場を知られた以上、帰す訳にはいかない。
[瞬きを見せる大きな瞳を眺め、楽しげに声をあげる。]
逃げ出そうとすれば、そのまま野垂れ死ぬか、あるいは殺されるか……。 どちらにせよ、ろくな事にはならないだろうな。
[さて、それを知ったらどういう反応を示すだろうか。 楽しげにその表情を観察しながら。]
(37) 2013/01/11(Fri) 00時頃
|
|
どちらにせよ、お前が生きるも死ぬも、俺次第って事だ。
[そう呟けば、ぐいっとその顎を掴み、自らの顔のすぐ近くまで引き寄せた。]
――… それにしても、よく似ている。 双子か何かか。 お前、名前は?
[酒場で見た姿とよく似ている、それでいて否なる姿。 興味深そうに、その大きな瞳を覗き込んだ。]
(38) 2013/01/11(Fri) 00時頃
|
|
[くすくすと慌てて否定するファラを見つめる 熱か恥ずかしいからか。わかりにくく頬を染めるのはあえて問わないことにした、押し黙るファラに自然そうなったともいえる]
ファラにとってのここはしがらみでもあるんだな。それは重いね。
[昔はどうだったのかわからない、そんな自分もいたのかもしれないが覚えてないから、好きにしていられる。片方だけの翼でとべない鳥と違って軽いままでいられる。]
大事だから重いことなのかもしれないけどさ。うん、やだね。勝手に決められることも、何人もの中の一人ってのもさ
[慰めにもなるかわからない自分なりの言葉を訥々と口にした]
(39) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
|
|
― 宮殿 ―
[初めて目にする砂漠の宮殿を、興味深いという目で眺める。 宴があると聞けば、頷いて行く意志を示した。 実のところ、選択肢は無いのだろうけれど。]
名前なら…
[名を言い出されて口を開きかけ、一度閉ざす。]
(40) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
|
|
[触れてくる手を、薄紅が見つめる。 周囲の一切が消えていくような、不思議な沈黙。
艶めく唇が紡ぐ音に、耳をそばだてる。]
(-18) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
|
|
… レイ・ロー。
―――あなたが、そう呼ぶというなら、そうなのだろう。
[淡い笑みを唇に浮かべて、名付けの呪を受け入れる。]
(-19) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
|
|
…では、カリュクス、と。
[本来の名を、使う気にはなれなかった。 微かにほろ苦い響きを込めて、名を告げる。 自分を売った行商人が名付けたもの。]
それで、あなたのことはなんと呼べばいい?
(41) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
|
|
/* 発言ptが無限だから、ペラジーも好き放題咳き込めるね!
(地味にpt食ってると思うんだw)
(-20) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
|
|
/* 気心の知れた相手と思って、確定しまくりである。 ははは……。
(-21) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
|
|
わからないよ。どっちだろうね?
[肩に頭をあずけるファラの髪をこちらからお返しにとゆっくりと撫でながら]
〜♪(月が蒼い夜に) 〜♪(不思議な出会いが起きたよ)
[囁くように耳元で唄を紡ぐ]
(-22) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
|
|
[ヨーランダの慰めともつかない言葉に、むくれるようにして体育座りをして腕に顔を埋める。]
……うーん? 結婚は親が決めるものだし、それなりの家柄の男には何人か夫人がいるものだろう? ヨラの国では、違うの?
[それが普通だろう、と首を傾ぐ。 日常生活に困らない程度のことは覚えているから、彼は故郷での”常識”は忘れていないのかもしれない。]
(42) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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|
ちゃんとついて来るといい、 宮殿の奥は坑道に繋がっている。 迷宮だ。
[物珍しげに見回す紅の双眸を叱るでなく律する。]
(43) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
|
|
―宴の席にて―
[小鳥は新たな飼い主の傍に控えていた。
砂漠越えの道中で、身分を聞いた時には思わず駱駝から落ちそうになったものだ。 様々な地域を巡ってきたけれど、王族という人種に目通りした事はない。 到着してすぐ異母兄であるという王には挨拶していたが、どう喋れば粗相をせずに済むのか分からずに、専らダンに経緯の説明を任せてしまった。]
その……良いんでしょうか、わたしみたいなのが、お隣で同じものを頂いても……。
[背の高い主人の耳に届くように腰を浮かせ、こそっと囁く。 楽団に飼われていた間、喉の健康管理の為、食事内容はまともだったが、誰かと食卓を囲む事は許されて来なかったのでどうして良いか分からずに落ち着かない。]
(44) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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[彼が名を告げ、また問い返せば、そっとその耳の辺りへ指を滑らせた。]
おまえに力があるなら、我が名を盗んでみせよ。
それまでは、皆の声に耳を傾けるがいい。 オレがどのように呼ばれているかわかるだろう。
(45) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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あとは衣装か。
[「花嫁」の使う部屋に行き、自分の持ち物のドレスを並べてみせる。 フランシスカの好みを反映して裾の捌きやすい軽い素材が多いが、むろんすべて女物だ。]
おまえはオレより背が高いが、入らないということはないだろう。
(46) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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>メモの背後事情
俺 →ヤブ医者。 「帰れない」ことを知らず、騙したなと激昂 嫁 →患者。 「帰りたい」シビルを捕えてヤンデレる
事前擦り合わせでは、チップとこれくらいの設定しか 決めてなかったんだが、>>3を聞いてしまうとここでイベント発生してしまうのでな。 さすがに早かろうと。
(-23) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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― ジット付近:砂漠 ―
[招かれた駱駝は恩人てづからの物で。 まぁよく従者の方でなくこっちに乗せるもんだと内心思いながらも、断る理由は無く白鳩と一緒に乗り込んだ。 >>17自分を伺い見たように見えたが、視線は合わなかったので どこか違う物を見ていたのだろうと思うも結局伺い知らぬまま。]
(47) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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あなたに解らないことが、私に解るわけない。
[髪を撫でられ、そっと目を伏せる。]
……ヨラ……の声、好きだ。
[唄を邪魔せぬよう、呟く。 空いている色白の手に、何気なく褐色を重ね。]
(-24) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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あらいいの? んじゃ遠慮なく。
[イザナで、と声にして言わないのはクアミの目が光っているからだ。 今は沈黙し、ごく軽い様子だけを相手に伝えて。 好きに呼べとの言葉と、どこか頼りなげな説明には、承知したように頷いた。]
へぇ…初対面でそんな事言われんのは初めてかもなぁ。
[大柄で、色黒な外見は粗野に見られがちで、 それは間違ってはいないが、真実正しい訳でもない。 駱駝をなめした皮のような色の目に見据えられて、ニッと笑った。]
アンタもなかなかいい目してんじゃないの。 こう見えても俺ぁ仲間内じゃキレ者だって言われてんだぜー。
[カッカッカッと冗談たっぷりに笑って付け加えたので、 クアミの方には半目で見られたが気にしなかった。何時もの事だ。]
(48) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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私の国では……
[慰めにもならない言葉ではやはり効果もないわけだが、それも考えずにぼんやりと夜の空を見上げる]
……同じ……なの…かな?
[ファラの問い>>42にぼんやりとしたミルク色の霧の奥。いくつか顔が浮かんだ気がして、吐き気を覚えるような気持ちの悪さに顔を歪める]
肌に合わない考えみたいだけどね。
[気分の悪さはきっとそれなのだろうと勝手に決めつけてこくりと頷いた]
(49) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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フランシスカがえんじゅたま臭いんだがなー。 wikiで霊感について質問していたしなあ。
こんなえろい文章(←褒め言葉)を書く人が、えんじゅたまの他にもまだいるのか。 人狼界も広いな。
(-25) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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― 宮殿 ―
[ジットに近付くにつれて、緑の影がちらついてくる。山を切り崩して作られたような宮殿の入り口は、どこか要塞のようにも見えた。
中に入るとへーとかあーとか言いながら、しげしげ物珍しそうに首を巡らせる。 そんな中、>>22自分を「客人」と称する恩人には、後ろでこっそり目を丸くした。]
まぁなんというか、人が良いのか策でもあるのか…。
[部屋係に話しかけている間に、聞こえぬようこっそりと呟く。 鳩がくるっぽ鳴いたのは、同意したのか咎めたのか分らない。]
(50) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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なっ……騙したな!?
[とっさに出るのは素の言葉。 国際情勢も他国の歴史もわからなくとも、「砂漠」「宮殿」「帰れない」というキーワードで十分に理解できた。 物語のように謎めいた世界の話は幾度となく噂に聞いていたのだから。
勝手につれてきたくせに、と。 キッとにらむような視線が雄弁に語っていた]
(51) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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[そもそもなぜ自分はここに来たのか。 ……そう、仕事を貰うためだったはずだ。 一度ぎゅっと目を瞑った。 次に目を開けた時には鋭い視線はそのままに、感情を鎮めるよう意識して]
仕事を貰いに来たのだから、逃げはしません。
[高額の弁償と聞いていたから十年くらい勤める覚悟はできていた。 それがほんの少し伸びただけなのだ、と自分を騙すように心で繰り返す]
なぜ、別人だと決めつけるんですか。 フロアで会った時が女装だったかもしれないのに……?
[まだ言い繕うことは無理ではない。 しかし何を言ったところで一度バレたものはどうにも変えようがないだろう]
――…オスカー、です。
[こんなところで対立する意味はないと判断し、促されるままに名を告げた]
(52) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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/* 先生からの呼び名が、嫁から患者に変わりました!
…なにこれ寂しい。 やっぱり嫁呼びでしたら…だ、旦那様と…!
…や、えーと、そのぅー…は、恥ずかしいですしっ…!!
(-26) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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どちらもわからないならば考えても仕方ないか。
[うん、と決めつける。今はそれよりも約束を果たすほうが先決だから切り上げも速い]
〜♪(深い森の中) 〜♪(あなたを探して探して)
[耳元で囁く唄はやめずに、重ねられた手の温もりに目を細めながら、手遊ぶように指を握り、髪をなでる手はするりと降りて細い肩へと降りる
引き寄せたい。と思った気持ちを止め、そっと肩を撫でた]
(-27) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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[それでも、退席を促す事のない主人に従い、ちょこんと座り目の前のご馳走>>3に手をつける。 空腹が満たされて気持ちが落ち着くと、宴の席を囲む中に、部族外の人間と思われる肌色の持ち主がちらほらいるのに気が付いた。 閉鎖的な部族なのに、大丈夫なのかな――とぼんやり思ったところで、王の呼びかけ>>4を聞く。 思わず、傍らのダンを仰ぎ見た。 許可を得てから立ち上がる。 ――とはいえ、御前である事に緊張して膝が震えてはいるが。]
――あの、
(53) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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ふーん?
[歪められた顔を、不思議そうに見た。]
でも…自分で相手や時期を好きに選べるってどんな感じなんだろう。
[それは、地平線を臨むことに似ている気がした。]
ま…時期は、前に一度まだ嫌だって駄々をこねて破談にしてるからね。 今回も、せいぜいがんばることにします。
マレイカや、ヨラが独り立ちするまでお嫁になんか言ってられません。
[言うと、うーんと一つ伸びをして立ち上がった。]
戻ろうっか。
[そうしてその日が終われば、後日宴を告げる使者が訪れ、ヨーランダと共に宴の席へとつくこととなる。]
(54) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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― 宴席 ―
[ヨーランダを伴い宴席へ。 余興、という王の言葉を聞いて、真っ先に]
ヨラ、笛は駄目だからな。
[なにはともあれ釘を指しておいた]
(55) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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おっと。
[>>31向き直るとやや屈みがちだった背を正す。]
ふーん、けっこうジットに白人って多いのな。 王様の宴に俺なんかが出て大丈夫なん?
[傍から見たらただの怪しい外国人。しかもここは鎖国中だ。 王の宴にこれ幸いと喜んで参加する前に懸念が出る。
が、どうにも出ない方がまずいようで。 衣装と湯まで用意されるとなると、懸念は残るも頷いた。]
じゃまぁ、お邪魔さして頂こうかねぇ……。
(56) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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騙したのはお互い様だろう。 ここに来る前に言った筈だ。
――――俺は、嘘をつかれるのが嫌いだ、と。
[言葉は違うが、意図は伝えたつもりであった。 が、相手が激昂しないとみると、ほぅ…と感心したように息を零した。]
なるほど。 それなりに腹は括ってはいるようだな。
[幾分感心しながら。 値踏みするように、無遠慮な視線を向けた。]
(57) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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あまり馬鹿にしてくれるなよ。 目の前にいる相手が男か女かくらいはわかる。
それに、あの女――… ホリーとか言ったか。 顔はよく似ていても、お前ほど肝も据わっていなかった。
[大人しく名を名乗られれば、ゆっくりと頷く。]
俺はケヴィン。 ケヴィン・ハズラムだ。 今日から、お前の主人になる。
[その立場をわからせるかのように、意を含みつつ。]
(58) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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─ 道中 ─
[持って行くべき荷物はほとんどなかった。 着る物、食べる物はさすがに用意されるだろう。白衣は今着ているこの一枚限りだ。 往診用の鞄には、結局数種の薬と数冊の本が詰め込まれただけだった。 この薬類も、最初は向こうでも取り寄せると言われたのだが、シビルは首を振った。懇意の薬商にしか出来ない配合があり、代用が困難だと説明すれば、男たちは納得顔を浮かべた]
[日が落ちて昇った。 草原は荒れ地に変わり、砂漠に変わった。 馬が外され、荷物は駱駝に乗せ変えられた]
[シビルに乗馬の技術はない。 濃い肌の男が操る駱駝の前に、同乗することとなり、やがて──]
(59) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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…………不自由したくなければ。 せいぜい、俺の機嫌を取ることだな。
[太い指で、そっと頬を撫で。 浅黒い顔に、皮肉げな笑みを浮かべた。]
(60) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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[まぁこんな格好じゃ何処に出るにも都合が悪いし、と。 自分の服を見降ろすと、そこに白い手が伸びてくる。 選定でもするように、布を手に取りまじまじ見つめる様に。]
んん?なんだ、興味あんの? それとも剥ぎ取りたいん?
[少し、笑み笑みしい物を浮かべて恩人を見た。]
(61) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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… 坑道、か。
[言い置く声に瞬きと頷きをひとつずつ返す。 もう一度宮殿の奥を見透かすように見たが、 それ以上は興味を示さなかった。]
(62) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[名を盗んでみろ、と挑発めいた言葉と仕草を向けられる。]
盗むよりは、作る方が好みだ。
[言葉を返しつつも、指示には頷いておいた。]
(63) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[そして連れて行かれた部屋で、 並べられた衣装に首を傾げる。]
私にも女の格好をしろ、と? ―――そうしろ、というなら構わないけれど。
[言いながら手に取ったのは、仄かに紅を宿す白のドレス。 一番肌の露出が少ない、という理由での選択だった。]
(64) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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うーん……自分で判断して決めることかな。苦悩も責任も全部丸ごとね
[なんとなくのイメージをそのまま伝える]
なんだかファラはおかーさんみたいだな。マレイカはどんどん立派に育って蠍も狩れるようになってるからファラの心配も半分ぐらいで済むしね。
[自分はといえば、衣食住全部賄ってもらっていて立派とは欠片もおもわない。]
そだね。そろそろ寒くなってきたし、暗くもなってきたから足元気を付けてね
[ファラ>>54が立ち上がると敷いていたショールをとって羽織直す。そしてすぐに適応される夜目で岩場をやはり難なく歩きながらその日は宮殿に戻り、翌日宴の話を聞かされた]
(65) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[>>34手が離れても、少しの間笑みは浮かべたままだったろうか。]
おっと、あんがとさん。 じゃお邪魔しますよっと…。
あー籠。あると便利だな。頼もうかねぇ。 ほらお前もいつまでも楽してねーで、とっとと降りろ…って。
あ。
[鳩を両手で掴んで頭から降ろしてまじまじ見ながら、目を丸める。 白一色の鳩の羽に、ぽつりと赤い染みがついていた。]
(66) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[遊ぶように握られた指に、掌を返して指を絡める。 髪を撫でる手が項を撫で下りた時には、そわりとした感触に微かに震えた。 頭は未だ、ヨーランダの肩へと預けたまま。]
……あなたを、探して、探して…
[うたをなぞるように、呟く]
(-28) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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―宴の席―
[王に呼ばれたらしい。最初は行きたくないなーとか。いっていいのかなーとかあったが参加することになり、ファラに連れられて宴の席に銀髪の青年の姿はあった]
余興かー…ファラ…
[笛。と聞こうとしたところでファラ>>55に先んじて封じられて、むぅと唇を尖らせた]
(67) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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─ 宮殿 ─
[灼熱の太陽は、冷酷の月へと変わった。 遠くで賑やか声がする。 加減はどうかと侍従らしき男に共用語で聞かれ、シビルは顔を上げた]
……大分良くなった。
[駱駝酔いだった。 駱駝に慣れないこともあるが、シゼ・ペラジーなる患者の手紙を読んでいたせいもあるだろう。ところどころにある妙なかすれ。それが気になって取り出したのがアダとなった]
[舌を出し、噛んでいた香草をどこに吐きだしたものかと視線で探すと、侍従は組石造りの鉢を差し出した。それが塵芥入れだったようだ。 丁寧な装飾から、何か高価なものの入れ物だろうと推測していたシビルは、複雑な顔をしつつ、そこへ香草を捨てる]
宴? ……今は飲み食いする気分ではないのだが。
(68) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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お気に召されるかは分かりませんが、その、歌を。 お食事のお伴にと思いまして。
[妙な汗が出てくる。 言葉遣いが悪くてダンさまの立場が危うくなったら困る、その思いで必死に言葉を選んだつもりではあったけれど。]
(69) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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>>65 ありがたい。宴の日の時間軸だったらどうしようと思っていた。 1日後か。 ペラの手紙の到着の日数的には、ぎりぎりなんとかなりそうだ。それでも相当飛ばしているが。
隊商で移動したんじゃなくて、密使か、手紙だけで移動させたのかもしれないな。
(-29) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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/* さて今日はヨラとしか話してないな。 回想補完除くと。 だが他のペアの皆さん立て込んでそうだったし、まあいいやね。
(-30) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[宴の席で、白人の少女が立ち上がったのに目を留める。>>53]
なにかね、そこの娘よ。
…ほう。歌を。 よかろう。聞かせてもらおうか。
[歌を披露するという少女に、鷹揚に求める。>>69]
(70) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[今のところ従順なカリュクスが選んだのは優美な白のドレス。 選択の理由は斟酌しないまでも、彼の美しさを、倒錯的な妖しさを引き立てるだろうと感じた。]
おまえが着ていると、本気で女に間違われてしまいそうなのが難点とも言えるが…
オレとともにあって同じように異性装をしていれば、おまえにも務めがあって呼ばれたのだと示すことができる。 無碍な扱いを受けることもないはずだ。
(71) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[着替えるよう促しながら、腕を組んで見守る。]
誰かに聞かれる前に、訊ねておく──
その足枷、 気に入っているのか?
(72) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[国王の命令であり、患者たるシゼもそこに出席しているのだと言う侍従に、シビルはため息をつく]
あんたたちは、外国から医者を呼ばなければならないほどの患者を、酒宴の席に出すのか。
[とはいえ、それがこの国の風習なのかもしれない。横になりたいと言った時に、絨毯の上へ案内されたように。 ……シビルの常識ならば、よほどの貧乏人でもない限り、客人を床に座らせたりはしないのだが]
(73) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[どこかくすぐったいように絡められる指に口元を緩めながら、僅かに震えるファラを宥めるように慣れさせるように肩を撫でて手をまた頭のほうに運ぶようにあげて、うなじをそっとなであげる]
〜♪(あなたはどこにいるの?) 〜♪(顔を見せて声を聞かせて)
[幾度も口ずさみねだられた唄に重なるファラの声。 秘め事のようにファラにだけ聞かせるように目を細め耳に口を寄せる。]
(-31) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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>>73 しまーったー!! 自分で医者って言ってもーたー! 気をつけてたのに! 気をつけてたのにぃぃ〜〜!!
[床ぺちんぺちん]
(-32) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[香炉の甘い香り>>3には顔を顰めつつ、こういう場で設えられた席に座っていいものか迷う。運ばれてきた豪勢な食事>>4についても同様ではあるが、ファラに合わせるように動けばいいのだろうと呑気に構えることにしながら、新しく来た外国人に目を向けてみたりする]
(74) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[宴の席は、苦手。その思いと同時に、自らの『客』が未だ到着していないために、所在無く、ただ目立たぬようにと身を引いていたのだけれど]
歌…笛?
[帝国の歌だろうか。書物ではその旋律までを耳にすることはできない。遠慮がちに発せられたその言葉>>69に、少しだけ期待に目を輝かせながら、傍らの青年に釘をさす、馴染みのある声>>55を聞いた]
ねぇ、ファラ…様? ヨラ、さん?は、笛が吹けるの? でしたら、どうでしょう、歌に合わせ、吹いてもらっては…?
(75) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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[愛おしいような手つきで首筋を幾度も辿る指も。 耳元で囁くように唄う声も。 酷く心地よいものでありながら、そわりとするものを覚え、ぎゅう、と絡めた指を握る。 気が付けば、マレイカは散歩に出て行ったようで、いなかった。]
……ヨラ、くすぐったい
[少しだけ、身を縮めて。 戸惑いをにじませた]
(-33) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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─ 宴の席の外 ─
[侍従に連れられ、昼の様に煌々と照らされる部屋の入口まで案内される。 侍従は待つようにとシビルに声をかけ、先に中へ入った。 シビルの身元保証人となる患者の元へ、話を通しに行くのだろう]
[待つ間、シビルは壁にもたれて、装飾を眺めた。 田舎の蛮族だと思ったけれど、なかなかどうして、精緻な細工だ。帝国の昨今の流行とはやはり、好みが違うようだが……]
(76) 2013/01/11(Fri) 01時頃
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ありがとうございます。 ――それでは、
[特段気を悪くもしていなさそうな王の態度>>70にホッと胸を撫で下ろし、すうと息を吸い込んだ。]
...La,
[喉の調子を確かめる。悪くない。 この国の歌はまだ覚えていないし、帝国の歌を歌うのも興を削いでしまいそうで、かといっていつもサラサの酒場で歌っていたあの歌は――
自分と主を結び付けてくれた歌だから。 これ以上、「どこか」を求める必要のない鳥は、飼い主の命以外ではもうあの歌を歌う気にはならなかった。
結局選んだのは、サラサに伝わる歌となる。 交易の町に相応しく、明るい歌が多いのが場に合っているだろう。]
(77) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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そういえば、俺のプロでの秘話の使い方、違反してたかもしれないなと、さっき気付いた。 嫁(のPL)しか知りえない情報、ということで、「手紙」の部類に入るかなと飛ばしたが、手紙そのものではないしな。
えんじゅたま、ごめんなさい(平伏)
(-34) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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ジッド、だよ。ホレーショー・ヘップバーン。 部族の者の前でジットと言うと、別の物が出てくるから気をつけたほうがいい。
[異国の者だ、この地域の単語に慣れないのは普通だと 悪気なくただしい発音を行ってみせて。 抱かれて当然の疑問や問いに、答えを返す。>>56]
いや…本来は多くは、ない。 なのにここ最近、妙に増えた。
陛下が急な宴を開くのもその為なのだろう。 顔を揃えて見せることを望まれている。 あなたもまたその一人だ。
[出なければならない、という意味。]
(78) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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[唇を尖らせるヨーランダは見なかった事にしつつ。]
食事とってきて良いから。
[と言ってどうにか大人しくさせたと思ったら、シゼからの申し出に言葉に詰まる。 というか食事を喉に詰まらせ咽た]
えっ…けほっけふっ!うぅ…ごめんなさい…
えっと。シゼ、そのね、ええーっと… 上手く説明できないんだけど、合わせるとか合わせないとか以前の問題というか
[あの形容し難い世にも奇妙な音をどう説明すればよいのだろうと頭を抱えていれば、隣にいたヨーランダはシゼへとどう反応しただろうか]
(79) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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……… 剥ぎ…… そうじゃ、ない。 この地方のものとは製法が違うようだから、気になっただけのことで。
[言葉の意味するところを知るまでに少し間があったが。 にやにやとした顔からふいと目を逸らして。>>61 丁度その時に自分を呼ぶ声が聞こえ、手を離したのだったか。]
…。失礼した。 洗ってから見るから、いい。
(80) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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務め、の内容を聞かせてもらいたいところだけれども ―――いずれ、わかるのだろうから、今はいい。
[ひとつ納得がいった、という顔で頷く。 同じように、と言うからにはこのかいぬしも男なのだろう。 声と抱かれた感触で見当はついていたが、確証を得た。
女に間違われそうだ、との言葉には、苦笑を返しておく。]
(81) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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|
[どう着たら良いものか、とドレスを眺める間に 問いを受けて、首を振る。]
いいや。これを気に入るには相当の努力が必要だよ。 外してもらえるなら助かる。
―――それと、これも着せてもらえたら。
[さっぱり着方がわからない、と匙を投げた。]
(82) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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/歌おう 踊ろう 腕を組み 足を鳴らせ 夜はこれから さあ食えさあ飲め....../
[歌い始めたカナリアには、王族の提案>>75は聞こえていない。
楽団にいた時よりも和らいだ表情でメロディーを奏でる小鳥は、たとえ途中笛が加わったとしても、崩れる事なく数曲歌い続けた。**]
(83) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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[覗き込み、鳩の羽に滲む赤を認めれば]
怪我していたのか… ぎこちない飛び方をしていたのは、それで…?
[思えば、この白い鳩は話の途中も空を舞おうとはせず、低空を移動していた。 触れた指に小さく震える白い羽に眉を寄せる。 痛みでもあるのだろうか。]
あなたが知らなかったということは、最近出来た傷なのかな。 今ならまだ、直るかも知れない。
治療しよう。裂き布を持って来る。 ……飛べなくなる前に。
[するりと廊下に出て行った。]
(84) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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…うん、ごめん。
[うなじをなでていた指をそっと髪にのばし金髪の髪を梳いた]
でも、寒くなってきたからさ
[理由を一つ口にして、握った指は離さずに握り返して近づいた距離を離そうとはせず、いつしか唄を止めてじっとファラの顔を見つめていた]
(-35) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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>>78 ラルフ これはいい。相方の書き間違いをうまく外国人の不慣れさに昇華した。 「別の物が出る」という表現もいい。
>>82 カリュ これもいいな。 「気に入らない」じゃなくて、「気に入るのは相当な努力が必要」という表現には、知性を感じる。 王族らしい。
(-36) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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うん、冷えてきた…
[不意に歌が止み、伏せていた目を開く。 視線に気が付き、顔をあげれば、自然、視線が絡み合う。]
私の顔になにかついている?
[金の瞳を瞬いて、小首をかしげた。]
(-37) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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うん。ふける。ふけるけど…
[ペラジー>>75に応えてじぃとファラをみた。蒸せていた。]
あの子の唄に合わせれるほどじゃないから…ってこと…なんだよ?
[唄が異国の唄であり、笛はこの国の笛なので合わない…ということにした。 そうこうしてるうちに歌声が聞こえたので、これできっとよかったのだろうと思うことにして]
(85) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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外せと言わないから、そのままでいいのかと思っていたぞ。
歩きづらそうだから足の鎖は外しておこう。 首輪はそのままでいい、 それは──
おまえに似合う。
[自分の感じたものをどう表現していいか悩み、フランシスカはそっぽを向いた。]
(86) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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…は?
[服の着方がわからないと言われて驚き向き直るも、カリュクスが冗談を言っているワケではないのはわかった。 おそらく、彼の生国では衣装も随分と違うのだろうと考えて、まずは自分が着ているものを脱ぎ捨てる。
フランシスカの性別について、カリュクスが決めあぐねていたとしてもこれで物的証拠を目撃したろう。
それから、説明をくわえながら自分が選んだ黒いドレスを着てみせた。]
こう被って、 縛る。 以上。
(87) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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|
[非常に困った様子のファラ>>79をみて一つ頷くと]
前、ジッドにきた変わった楽器のほうがいいかな。
[唄の邪魔にならないように声を潜めながらペラジーに言う。 ちなみにそちらのほうは才能はあったようで、だからこそ飽きてしまったものでもあった]
(88) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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|
[部屋から澄んだ歌声>>83が聞こえてきて、シビルはつい覗きこむ。 共用語の歌だろうか。はっきり歌詞までは聞こえなかったが]
[ざっと見回せば、見知った顔はひとつ。先ほどの侍従だけ。では彼が話しかけているのが、患者だろうか。 思ったより小さい。少年だろうか。 シビルは読唇を試みたが、意味のある言葉としては拾えなかった。たぶん、部族の言葉なのだろう……]
[まあいい、内容は予想できる。 医者が着いたとか何とか。そういったところだろう]
(89) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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……
[絡み合う視線。夜の闇に染まり月の明かりのもとで咲く。褐色の花から視線を外さずに、ゆっくりと顔を近づけて、おでこに掠めるようにキスをした]
…お返し。
[誤魔化すように頬にされた口付けのことをいって悪戯っぽく笑った]
(-38) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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そういえば開示。
>>1:292 「医者でなくても〜」
医者じゃないからでござる。 ヤブ医者でござる。
(-39) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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[それにしても何故ばれたのだろうか。 幼いころはみんなに間違われていたこともあり、髪型で差をつけるほどだったのに]
肝が据わって? 兄が妹を守るのは当然でしょう…?
[ここまで来て繕うつもりはなく、妹の代わりなのだと暗に告げる。 姿と言葉を似せることに夢中だったのが敗因ということなのだろう]
(90) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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宴席で急病人を大量生産されても困るからな… それならかまわない。
[>>88 笛以外の楽器をというのには、頷いて許可した。]
あ、シゼ、紹介が遅れてごめんなさい。 彼はヨーランダ。 記憶喪失らしくて。私のところで身柄を預かっているんだ。
[そこでようやく、未だ紹介をしていなかったことにはたりと気が付き、シゼへとヨーランダを紹介した**]
(91) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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――…ああ、でも。 僕は嘘などついていないはずですが。
[誤解を誘う言い回しをしても、あえてミスリードを誘っても、明確に嘘といえることは言っていないはずだ。 口元に笑みを浮かべ、多少大げさな身振りで頭を下げた。 元々仕事を紹介してもらうつもりだったのだから文句はない]
今日からこちらでお世話させていただきます。 ――マイ、マスター。
[伸ばされた指を振り払いはしない。 これも仕事なのだからと、割り切るつもりでいた]
(92) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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[近づく顔に、思わず目をぎゅうと瞑った。 しかし、暖かな感触が触れたのは、額。 ぱちりと目を開けると、数度瞬いた。]
……仕返し返し!
[今度は反対側の頬へと接吻を送り。 してやったり、という笑顔を見せた。 出会いから数か月、そんな日々が二人の距離を近づけていくことは、果たして幸せと言えるのか―――**]
(-41) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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>>92 なんだっけ……。 不誠実が嫌いとか言ってた気がする。 だとしたら、嘘はついてないけど、不誠実ではあったような。
違ってたらすまぬ。
(-40) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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[それは酷い。とファラの言>>91にはおもったが、王族だらけの場所でして斬られるとかは嫌だったから自重の心で]
初めまして、何度かお話は聞きましたが初めまして。 ヨーランダと申します。といっても名前も覚えてなかったのでファラに名付けてもらったのですけどね。
高いところにあるものを取るときはお手伝いできると思いますのでよろしくお願いします。
[ファラの紹介>>91にあわせてペラジーへと会釈。 遅れてきた新しい客人がやってきたのはそれぐらいだろうか。とりあえず邪魔にならないように食事をするのでした**]
(93) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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ファラ仕返しが速いよ!!
[反対の頬に掠めるようにファラの唇が当たる。 それを拒みはしないもののどこかむくれたように見つめる。そうしていないと――駄目だと思った。勘。あるいは胸騒ぎはそんな予兆なのかは今は知る由もない**]
(-42) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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ああ。どこまで要求していいのか悩んでいた。
[既にいろいろ要求を通しているくせに、 足かせについてはそんなことを言う。 首輪に話が触れれば、]
――― …これを、似合うと言われても、 どう答えたものか。
[浮かべた笑みは、苦笑の色が濃い。]
(94) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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……これは、目印だから。
私が、許されぬものであるという証―――
(-43) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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[目の前で服を脱ぎ捨て、 再び着て見せてくれるのを、真剣な眼差しで見つめる。
簡潔な説明に、頷きはしたが]
こう……
[結局、ちゃんと着るまでにはかなりの時間を要した。 慣れない服、ということに加え、 自分で服を着るのに慣れない、 という事情も、見て取れたかもしれない。]
(95) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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…?ええと…?ご、ごめん、なさい…?
[ファラが言う>>79には、よく分からないけれど、笛はダメ、らしい。咽たファラを、いつもとは逆にその背を撫でて。 首をかしげながらも、頭を抱えさせてしまったことを詫びた]
…こら。ダメでしょ? 言葉、気をつけないと
[背を撫でながら、小声でそう嗜めた]
そう、なのですか?
[ヨラと呼ばれた青年の理由で一応の納得をしながら、笛以外ならば、という言葉を聞く]
(96) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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記憶喪失…ですか?まぁ…それは… ヨーランダさん、ですね 私は、シゼ・ペラジー。王族の末席に身を置かせていただいております 病を患っておりまして、非力な身ですが、どうぞよしなに
[ファラの紹介を受け、王国式の手を合わせる王国式の礼とともに頭を下げた。 その背に、一族の者から声がかかる>>76]
…分かりました、いらっしゃったんですね …けほっ… すみません、少しの間、席をはずします
[後の言葉は、ファラとヨーランダと、その言葉が聞こえるだけの宴席に並んだ者たちに。 言い残して、席を辞する。 聞こえてきた歌>>77>>83は明るく、期待した帝国の歌とは違っていても、聞いていたくなる魅力に少しの名残惜しさを感じたけれど――]
(97) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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そういえば、シビルは「治る」って言わなかったりとか、出来るだけ嘘をつかないようにしている面と、>>0:232のようにペラペラ嘘をつく面がある。 なんでだろうとPLなりに考えてみたんだけど、嘘をつく「対象」かなという結論に達した。
対患者には誠実。治せないけど。 そして、対医者(自分)のことには不誠実。 それは、「医者を貶めるためにヤブ医者になった」という彼の基本理念に沿った行動だ。 彼にとって、「患者」は「医者」の被害者であり、彼の同類。
(-44) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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なんで自分のPCを考察してるんだって話しですが、私もこのシビルとつきあい始めて、間もないんで!
(-45) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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[>>78いい間違いには、おっと失敬と肩を竦めた。 言葉に不自由は無いが、慣れない言葉はやはり使い難い。]
ふーん?
ま、巡り合わせとか縁もあるんだろうなぁ。
[自分が知りえるはずもないと片付けて。 その為の顔合わせやら理由やらには、納得いって頷いた。]
(98) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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なーんだツマンネ。
[>>80どうにも服に興味があるらしい恩人に、 はいはいと、これまた軽い調子でひらり、手を振る。
とりあえず汚れてボロになった服は、洗い出しに回収される事が決定した。]
(99) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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−宴席の喧騒を外れて−
…けほっ…こほっ…きゃっ…
[宴の席を離れ、小走りに…とは行かず、それでもできる限り足を急がせ、廊下へと向かう。 扉を開けようと手をかけたそのとき、覗き込んでいた>>89顔と目が合い、驚きに一瞬短い悲鳴が漏れた]
…す、すみま…けほっ…こほっ… すみま、せん… あの、お待たせ、してしまいました…
[ひとまずは宴の広間から出て後ろ手に扉を閉め、改めて頭を下げる]
遠路遥々のご来訪、お出迎えが遅れてしまったこと、お許しください 私がお呼び立ていたしましたシゼ・ペラジーです
(100) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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あー…そうっぽいなぁ。 よっと。
[>>84覗き込む恩人に見せるように、鳩を両手で大きく放り投げると、羽ばたいて飛びはするものの、遠くにも空にも飛び立ちはせずに、すぐ右側に落ちた。 小さな震えとか鳩の痛みとか、まるっと無視した行動ではあるが分りやすい。]
あーあ、駄目だなこりゃ。 お前いつそんな怪我したのよ…。
[あららと溜息つきつつ言う。 考えられるのは獣に襲われた時か、懐に入れた時だろう。 鳩が歩いて戻ってくると、盛大に足をどつき始めたが靴先なのであまり痛みはない。]
あ、たのんまぁ。
[布をと言う恩人の申し出は有り難く受ける。]
(101) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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扉あるんだろうかと悩んでいたので、嫁の描写に救われる俺。
(-46) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 02時頃
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[どこまでもマイペースなカリュクスに付き合う。 人に奉仕されることに慣れた様は、王族の近くにある身だからそれと気づいていたが、甘やかすつもりもなく。]
よくできた。
[ひとりで着替えができれば素直に嬉しさをみせて褒めた。]
(102) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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[「許されぬもの」という言葉にはわずかに眉を寄せる。]
部族の禁を犯して追放されたのか?
[「与えられた運命」とも言っていたのを思い出す。]
(-47) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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おまえの事情は知らないが、語り合うときがきたら聞けるよう、心の準備はしておこう。
そして── 無知ゆえであろうと、この地はおまえを求め、迎え入れた。
おまえはここにいていいのだ。
(-48) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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では、行くか。
宴席で出されたものは残しても構わんしきたりだ。 余るほど供するのが主賓の務め。 食い尽くせばむしろ恥をかかせることになる。
もっとも、まだジッドに馴染んでいないことは皆、承知していよう。 無礼打ちもあるまい。
どのみち、オレの側にいれば手出しはさせん。
[エスコートするように手を伸ばして、黒衣の巫は典雅な白いドレスを宴の場へと導いた。**]
(103) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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妹を守る――…? 何を馬鹿げたことを。
[オスカーの言葉>>90に、露骨に顔を顰め。 怪訝そうにその表情を窺った。]
兄妹など、守るものではないだろう。 等しく親の財産を継ぐ者として、争ってばかりだろうに。
[王族の一員として、凄惨な権力争いは何度も目にしてきた。 また、自らは幼い頃に母を亡くし。 それ以降、親愛の情など全く知らずに育ってきた。
なればこそ、妹を守るというオスカーの言葉は、異国の文化以上に異質なものに思え。]
(104) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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…………おかしな奴だ。
[まじまじと相手の顔を見つめながら、苦々しげに息を吐く。 挑発をしても、笑いながら頭を下げてくる。 骨のない奴かというと、そういう訳でもない。 怒らせて、その姿を笑ってやろうと思っていたというのに――…。]
何が、嘘はついていない、だ。 違う奴がのこのこと来たくせに、よく言う。
[じと目で呟くのだった。]
(105) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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[王族として身の回りの世話を小姓にさせてはいたが。 馴れ馴れしく近づいてくる者を敬遠して、乳母が亡くなってからは、決まった側仕えの者を置かずに来た。 なればこそ、成り行きで拾った少年を側に置く事となった事に、多少の戸惑いを覚えもするのだが。]
………………マスター、ね。
[自分を騙した事への報復として、意地悪を仕掛けるつもりが、肩透かしを喰らった気がして。 複雑な面持ちで、じっと自らに仕える事となった少年を見つめた。]
(106) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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―― 宴の前 ――
宴会? こいつを連れて、か。
[宴会の報せが入れば、渋々と頷きながらも。 身支度を調えさせ、オスカーと共に会場へと向かうのだった。]
(107) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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[「飛べなくなる前に。」全くだと恩人の言葉にうんうんと頷いた。 廊下に出た恩人の背が消えた頃、屈んでまだ足に絡む鳩を掴み上げて、ぼそりと呟く。]
ったく、万全で居てもらわねーと、 お前が戻る所は、結構ギリギリの距離なんだぜ?
[白い鳩には名前がない。 名前の代わりに与えられているのは、 記号と数字のならんだ、鳩番号だった。]
(108) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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あの…メイヒュー先生、で、いらっしゃいますよね…? 処方していただいたお薬、本当に、よく効いて…ありがとうございます。 加えてご足労までいただいて、本当に、なんと言ってよいか…
……けほっ…ひゅぅ…
[おずおずと言葉を繋げながら、その唇から時折咳に混じって笛のような音が漏れた。 顔には笑みこそ浮かんでいるが、眉根は寄せられている]
あ…すみません、こんなところでお待たせしてしまった上、立ち話まで…
あの、ご存知かもしれませんが、今、来訪者の皆様も集めて、宴の席が設けられているんです 先生も、ご迷惑でなければ、ぜひ…いかがですか?
(109) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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/* ひとりでできるかな?>きがえ
着替えして褒められたよ。 それなんてお子様www
(-49) 2013/01/11(Fri) 02時頃
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[視線を歌姫に戻したところで、咳の音。 どこからかと首をめぐらせたら、目の前に飛び込んで来た者>>100]
[こちらも驚いたが、丁寧な挨拶にひとまず頭を下げる。 返答をしようとした所で、言葉遣いに悩む。 普段は貴族の客には、さほど得意ではない敬語で話し、患者以外、もしくは年若い患者には普通の口調で話しているが]
好きな食べ物は何だ?
[年下だし、自ら出迎えに来るということはさほど身分も高くないのだろうと辺りをつけたところで、口が先に質問をしていた。 ……しておきながら、自分で内心首を傾げる。何なんだこの質問は?]
……痩せすぎは良くない。 辛くとも、気をつけて食べるようにするんだ。
[なんとか納得のいく理由をつなげる。そうだ。随分小さいなと思った、あの印象を引きずっていたせいで、口が勝手に妙なことを言ったのだろう]
(110) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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ああ。俺がシビル・メイヒューだ。 詫びには及ばない。それが仕事だ。 薬が効いたようで、良かった。
[迷惑か迷惑ではないかと分類すれば前者だったが、異邦の地で身元保証人かつ客であるシゼに恥をかかせるのは得策ではないだろう]
異国の宴か。 喜んで。
(111) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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/* 相変わらず男は難しいなぁ。 後でログ見る分は楽しいんだが…。
そして相方との仲が他と比べて( す、すまn (ノノ)
(-50) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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>>110 なんか、好感度マイナスから始まるはずだったのに、出会いイベントで好感度がいきなり50くらいアップしたというか。なんというか。
嫁が可愛いからイケナイ。
(-51) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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/* おれはどこにいこうとしているんだろう(ノノ)
(-52) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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[不在の間の、男と鳥のやり取りは知る由もない。 やがて、しなる樹木を材質にしたバスケットのようなものを手に戻った。 金属に四方を囲まれた一般的な形状の鳥籠ではなく、この地方では珍しい果実入れのようなもの。]
使用人に聞いてきたけれど、 鳥の手当てというと難しい顔をされてね。 私も、したことがないのだよ。
…これだけあれば、足りるかどうか。
[裂布を束にしたものと、水差し。 それらをひとつひとつ取り出して、鳥の前に並べてゆく。 軟膏のような小缶も貰ったが、人間用かもしれない、と付け加えた。]
(112) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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/* そういやカリュクスかペラジーのどっちかがenjuさんなんだろうか。裸・風呂。 ってそういやペラジー女の子だからカリュのほうかしら。
中身当てなんて9割外すぜ(
(-53) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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/* 今回も参加者見えないからなー… 某猫さん入っててまぁびっくりオチは 今別村進行中だから無いだろうけど。
(-54) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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/* …んん?やばい時間軸が迷子に。 俺すぐ(この足で)宴に行かなくてもいいよね? もちょっと後だよね?
(-55) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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禁――― ああ、そのようなものだ。
追放と言うほどに明白でも公のものでもないけれど。
(-56) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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……この地に、私を求めるものがいるならば。
いつか。時がきたら。
[痛みを堪えるような言葉は、それ以上紡がれることはなく]
(-57) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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[褒められれば嬉しくもあり、 笑みをもって監督者に手を預ける。
並び立てば互いを引き立て合う黒と白。 宴の場に到着すれば、見よう見まねに従った。]
―→ 宴席** ―
(113) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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好きな、食べ物…ですか…?ええと…練ったお豆とか…駱駝のチーズ…?
[思いがけない質問>>110に、目を瞬かせながらも、素直に答えた]
ぇ、ぁ、は、はい…
[痩せすぎは良くない、と言われて、ばつ悪く俯きがちに、頷いた。辛いものと言われれば、確かに苦手で、避けがちだったから、なおさら。 そして、早速それを言い当てたシビルへ向けた視線に、少し色を濃くした尊敬を混ぜながら]
そうですか、よかった それでは、どうぞこちらへ
[喜んで、と、その言葉に>>111ふわりと笑みを綻ばせながら、先刻閉めた扉を開き、そっと促す。 シビルが入るのを待ってから扉を閉じ、宴の席に座るよう彼に勧めた上で、少しだけ声を張る]
(114) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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こちら、…けほっ…私の治療にとお越しいただきました、シビル・メイヒュー先生です 宮内では、お呼びいたしました私、シゼ・ペラジーが先生の身元を預からせていただきます どうぞよしなに
[告げて、自らもシビルの隣へと腰を落ち着けた]
先生、お酒はいかがですか? お料理も、何かご希望があれば取り分けますけれど…
[杯と皿とを示し、シビルへと問う**]
(115) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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/* フランシスカらが遅刻なく間に合っているのであれば、今いる時間軸は彼らが到着する数日前になるんだろうな。
間に合うように先を急ごうとして急ぎすぎた。
(-58) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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サンキュ。
んー俺も鳥治療は殆ど知らねぇが…。
[>>112態々持って来てくれた籠を一度珍しそうに眺めた後、 とりあえず鳩を入れる前に、右の羽を持ち上げる。 なんだか嫌そうに見えたが気にせず開くと、内側の一部も薄ら赤色に染まっていた。
布を少し塗らして、羽についた赤色を拭い落とすと、 血元を軽く押さえるようにしながら布を巻いた。 人用の可能性のある小缶は使わなかった。]
(116) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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無難な処置しか出来てねぇが…
とりあえずこのまま様子見だなぁ。 鳥医者でも居ればいいんだが。
[動物用の医者などそう居ない。 嘆息つきつつ、治療の終えた鳩を籠の中に入れ 余った布の束は籠の端に入れておいた。 治療された鳩は今の所は大人しく、籠の中に収まっている。 余った缶と、使った水差しは少し考えた後更なる恩人となった恩人へと返しておいた。]
まぁコイツには後で栄養とってもらって養生させておくよ。
…さてと、宴って何時からだっけか? 急ぎだっつうんだったら、さっさと着替えねぇとな。
(117) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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/* やべーおいさんすげーねむいわー…。
(-59) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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[鳩の手当てはしたことがない。 たどたどしい手つきで裂布を巻こうとするが、知らないと言う割に男のほうが余程手際が良いようだった。 籠に敷き詰めた色取り取りの布は、切れ端を詰めたものだが、 羽毛の純白を引き立たせ、ちょっとした寝台のようにも見える。]
……うん。 思うように動かせず、不自由かもしれないけれど。 しばらくは、これで様子をみてくれ。
重傷でなければ、いい。
[鳩に向けて首を傾ける。 鳴き声が返ったが、鳥の言葉を解す力は無い。]
(118) 2013/01/11(Fri) 03時半頃
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[時刻を問うのには、首を振った。]
急ぎではあるが、今日ではないよ。 砂漠の宴は、準備に時間がかかる。 宮殿をあけている者も居るから――…
[聞けば、フランシスカやダンの帰還は未だとのこと。 国王直々の命による宴、当然彼らも頭数に入ろう。
瞳を細めて窓の外を見詰め、しばし。 自分が道の途中で引き返したことを鑑みても、サラサに向かった者達が戻るまであと数日は掛かる計算だった。]
(119) 2013/01/11(Fri) 03時半頃
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そうだな…早くて三日か。 その間に、身支度を整えてくれればいい。
[鳥の巣のようなその頭も、 陛下に見咎められぬようにはなるだろうと。
暫く眺めていたが、着替えでも始まる気配があれば 音もなくその姿は部屋から消えた。*]
(120) 2013/01/11(Fri) 03時半頃
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あそ、ゆっくり出来んのは有難いねぇ。
[わりと元気な様子だが、これでも一応干からびかけていたのだから消耗はしている。休めるに越した事は無いと言いながら、ふと>>119視線を追い外を見た。 同じ所を見ているが、同じ物は見えてはいない。]
じゃサイモンに会えんのは、宴が終わってからになるか…。
[感想めいた言葉がぽつりと落ちる。 きっと仕事で忙しいだろうと、数日待つことに決めた。]
(121) 2013/01/11(Fri) 04時頃
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[髪の事を言われると渋面を作る。 どうにも髪を洗うのは苦手で、整えろとの要請には渋い顔。
それでも郷に入ったならば従うべきと、 渋々諦め着替えるために、破れかけていた上着を抜いた。
上着を床に落とし、振り返るとそこに人の気配は既に無かった。]
ふぅ…。
(122) 2013/01/11(Fri) 04時頃
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…しっかしあぶなかったなぁ。 無防備に手ぇ伸ばしてくれちゃってたけど、バレてねーよな。
[一度落とした上着を拾い上げる。 その裾の内側は、ちょっとした仕掛けがしてあり、 中には仕事に必要な小道具がいくつか入れられていた。 わざと茶化した笑みの中にひやりとした物があったのに、おそらく恩人は気付いていまい。
憮然と手を離しはしたが、服への興味の方は失せて無い様子だった。 息一つ落とし、靴底に仕込んでいた小さなナイフを取り出すと、 服の中に仕込んでおいたいくつかの薬、宝石、…危険なもの、 そして銀で出来た細い筒を取り出すと、床や壁を調べて、 隙間にこっそりとそれらを隠しておいた。
鳩がくるくる鳴きながら、その様子を見ていたが、 同じ穴に籍置く鳩が、誰かに漏らす事も無く、ただ空腹を訴え羽音を鳴らした**]
(123) 2013/01/11(Fri) 04時頃
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− 宴席 −
………余り変わらなかったな。
[何がと問われれば、表情変えぬまま水平に首を振るだろう。 香染の双眸はホレーショーの頭上に固定されていた。]
(124) 2013/01/11(Fri) 04時半頃
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[王の血族が居並ぶ中、その身は末席に近いところに。 招かれた者それぞれが、新たに迎えた異邦人を伴って宴の席に座しているのを、視線だけを動かして見回す。
そもそも、"客人"は稀なものだ。 短い期間にこれだけの人数が揃えられるというのは、 前例があった記憶がない――少なくとも自分が育った期間には。 部族の持つ褐色と、稀有な白とが交互に並ぶ様が なぜだか落ち着かず、座した姿勢で身じろいだ。
秘した憂いが瞳に燈る。]
(125) 2013/01/11(Fri) 04時半頃
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……―――。
[現王の口より、宴の開始が告げられる。>>3 余興、との言葉にはちらと傍らを見た。 彼はどうするのかと思っただけのこと。 命ずるような視線ではないと知れるだろうが、さて―――
まずは、美しい歌声に耳を傾けることになるだろうか。**]
(126) 2013/01/11(Fri) 04時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 04時半頃
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─ サラサ・宿舎(宴のしばらく前の夜中) ─
……レティーシャ。
[望まれて>>25、再び彼女の名を口に乗せる。
長い沈黙の後に、選択されたのは後者。 深くは追求せずに、 ただ、「良いのか」ともう一度だけ聞いた]
(127) 2013/01/11(Fri) 04時半頃
|
|
[意志が決まれば、あとはするべき事を成すだけになる。
宿舎の従業員に向けて盥と薬と包帯を所望すると、 遅い時間だというのに、程なくして望んだものが届いた。
入り口越しにそれらを受け取ると、 寝台に座った少女の足元に、水の張った盥を置く]
……手を。
[言いながら、反応を待たずに彼女の腕に指を伸ばす。 傷口のある手首よりも関節に寄った辺りを掴んで、 腕だけ手元に引き寄せた]
(128) 2013/01/11(Fri) 04時半頃
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[水を含ませた布で手首を静かに拭い、]
他に傷は?
[と訊ねる。 「失敗しては折檻を受けた」という告白があったから、 暴力を受けた可能性を見ての問いかけであった。
傷があると申告を受ければ、手首や足と同じ手当を 施したろう]
(129) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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|
[手首の拭き取りが終わると、少女の足首に手をかけ、 片足を持ち上げる。
水をすくい、傷口を擦らぬように洗い流していった。
粗方汚れが落ちきると相手の爪を指の腹で磨いて、 爪の間に入り込んだ土を取り除く。
足の指の間に己の指先を通してすすぎ、 傷口の少ない土踏まずは指先で擦る]
(130) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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[傷薬を指先で掬うと、冷感と滑り気が感じられた。
手首は縄の痕に沿い、足裏には全体に広げるように 塗布していく。
傷口に指先が掠める度に、爪先が咄嗟に跳ねようとするのを 「我慢するように」と振り解ける程度の力で押さえて、 薬の塗布を終えたら、傷口を包帯で覆っていった。
普段は使用人が居るために、傷の手当には慣れて居ない。
思ったよりも時間がかかって、終わる頃には 部屋中薬草の香りが漂う程になっていた]
(131) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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──終いだ。
明日の夜サラサを出る。 昼のうちに、靴だの鞍だのの買い出しを済ませなければ。
[言いつつ、己のクーフィーヤを解いて彼女に被らせた]
(132) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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人通りの多い場に姿を見せるのは不安かもしれないが、
[己の膝上に乗せたままになっていた片足の包帯を、 手慰みになぞる]
一人では靴の寸法が分からない。
[ひらひらと不安定に揺れる布の端を眺めながら、 「それで顔を隠すといい」と告げた]
(133) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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[尚、翌日足の怪我により歩き難そうにする少女に気づくや、 殆ど抱き上げて移動することになったというのは余談である]
(134) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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[手当を終えた後、少女には腰掛けている寝台で 休むようにと告げる。
部屋に置かれたカウチは十分大きく、 男が眠るのにも不足がなかった]
(-60) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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[修理に出していたオルゴールの螺子を巻くと 寝台横の台座に置き、そっと蓋を開く。
流れだしたのは、先ほど歌われていた曲の旋律]
……よく、眠れるように。
[遠い昔、母から受けたまじないと同じように、 互いの額同士を合わせると、彼女の安らかな夢見を願った]
(-61) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 05時頃
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―― 宴席にて ――
[人が集まり、賑やかになりつつある場に、オスカーと共に姿を現す。 座をぐるりと見渡し。 アルフレッド王の姿>>3を認めれば、恭しく頭を下げた。]
…………兄上はお優しい。
[兄王の言葉に、呟きつつ。 良かったな、とでも言わんばかりに、オスカーの方をちらりと見た。]
(135) 2013/01/11(Fri) 06時半頃
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[何か芸をと言われても、何もする気は起きず。 常に曲刀を腰に提げ、剣舞は得意としてはいるが。 自らが芸を披露する事もあるまいと、だんまりを決め込んだ。]
適当に食事を装ってくれ。
[肉の焼ける匂いに幾分食欲を刺激されたのか、オスカーに声をかける。 仕事をさせるとしたからには、文字通り、身の回りの世話をあれこれと頼むつもりで居た。]
(136) 2013/01/11(Fri) 06時半頃
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[歌をという言葉>>69が聞こえても、特に興が湧いた様子も見せず。 ただ、その歌声が耳に入れば、ほぅ……と感心して目を見開き。 そこで初めて、小鳥のような可憐な姿に視線を向けた。]
…………悪くない。
[唇から紡がれる音色に耳を傾けつつ。 静かに杯を傾けながらも、その表情は幾分和らいだものとなっていた。]
(137) 2013/01/11(Fri) 07時頃
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[ふと咳が聞こえれば>>36、そちらに視線を向ける。 病弱な親族の姿が目に入れば、心配そうに目を細めた。
だが、異母妹を交えての会話には加わる事もなく。 その言葉に耳を貸すよりも、歌声に聞き入っていた。
が、病弱なペラジーが歩を速めるのを見れば、意外そうにその先を追った。 どうやら共にいる相手が医者であるらしい>>114と聞けば、僅かに安堵の表情を浮かべた。]
(138) 2013/01/11(Fri) 07時頃
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[ペラジーが医者を紹介しているのを聞けば>>115 自らもそれに倣うべきかと、一瞬悩みつつも。]
…………オスカー、という。 俺の身の回りの世話をさせる事にした。
[ぶっきらぼうにそれだけ告げれば、再び、マイペースに杯を傾けた。 とはいえ、ケヴィン自身は乳母以外に決まった相手を側に置く事はなかった事もあり。 その身の回りをよく知る者であれば、珍しく感じたかもしれない。]
(139) 2013/01/11(Fri) 07時頃
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[宴席ではオスカーに食事の世話をさせつつ、帝都から取り寄せたワインを好んで飲んでいた。 グラスが空になる度に、無言でオスカーにグラスを差し出し。 暗に “注いでくれ” と訴えかけながら――…。**]
(140) 2013/01/11(Fri) 07時頃
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ん? なんかした方がいい?
[程近くに設けられた席で小声で訊ねる。 仕事柄あまり目立つのもどうかと思うが、 余興の玉は一応、用意はしてもある*]
(-62) 2013/01/11(Fri) 11時半頃
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─ 宴の席 ─
[シゼの後について、宴の間へ入る。並ぶ料理や皿の形は見たこともないような物ばかりだったが、その皿数や種類から見るに、帝国貴族の舞踏会にも劣らないのではと思えた。 ……最も、シビルは帝国貴族の舞踏会など、見たことすらないわけだが]
シビル・メイヒューです。
[シゼに紹介されると、会釈をする。 部族式のやり方は知らないが、膝まづけとも平伏しろとも言われなかったので、それでいいのだろう]
(141) 2013/01/11(Fri) 12時半頃
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[一番高い所に居るのが、王だろう。 権力者がやたらと高い所に行きたがるのは、帝国と共通らしい。 王に近いほど上座というところも帝国と同じならば、シゼの位置は幾分離れている。飯菜も酒杯も遠く、シゼの扱いが予想された]
[……それとも、シゼの咳の病は伝染る類の物なのだろうか。 もしくはそう思われているのか]
いや、酒よりも茶がいい。 食べ物も今は……、いや、そうだな、何か柑橘系の果物があれば貰えるだろうか。
[絨毯が敷き詰められているとはいえ、床に座って、床に置かれた物を喰うという、蛮族じみた食事に眉をひそめつつ、シゼの問いに控えめに応えた]
(142) 2013/01/11(Fri) 12時半頃
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− 宴の席 −
[床に延べられた絨毯の上に色とりどりのクッションが置かれている。
香ばしい料理の匂いに混じる没薬の甘い煙。 舶来のグラスや酒、この地にない風物を描いた陶器の皿はエメラルドの民の富を誇示していた。]
(143) 2013/01/11(Fri) 12時半頃
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>>141 見たことないようなもの「ばかり」は失敗だったな。 帝国のもあったかもだし。
……まあ、貧乏人には縁のないもの「ばかり」ではあるかも。
(-63) 2013/01/11(Fri) 12時半頃
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>>142 食事マナーに着目し、蛮族だと感じる帝国人と >>143 家財に着目し、豊かな国を描く部族民 この対比が美しいな。
よくここで描写を入れてくれたものだ。
(-64) 2013/01/11(Fri) 12時半頃
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[見渡せばなるほど、主だった者たちが見知らぬ顔を連れている。 客然としている者もあれば、給仕や芸を求められて立ち動く者もいた。]
(144) 2013/01/11(Fri) 12時半頃
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[あぐらをかいて座って、やっと周りを見回す余裕が出来てきた。意識すれば異国の香料の匂いが鼻につく]
[切り分けられつつはあるものの、羊らしき形を残す肉と骨の塊から視線をそらし、饗宴を囲む人々を見回す。 惜しげもなく使われる火に照らされる人々は、濃い肌と白い肌が混じっていた]
[黒髪を長く伸ばした痩身の女>>144と目が合った気がした]
(145) 2013/01/11(Fri) 13時頃
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[白人の男と連れ立って戻ってきたペラジーを見れば、わずかに表情を硬くする。]
大姉――
[王族の中でも、ペラジーに対してだけはそんな呼び方をするのは、彼女がフランシスカに読み書きの手ほどきをした師でもあるからだ。 優しく根気強く相手をしてくれた。 けれど、成長してからは少し隔たりを感じている。 それはペラジーの部屋にあふれる外の世界の事物ゆえ。
それでもフランシスカは時折、砂漠で見つけた美しいものや奇異なものをペラジーに贈り届ける。 こちらに戻れと囁くように。]
(146) 2013/01/11(Fri) 13時頃
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[そんなペラジーの傍らにいる外国の男。]
……、
気に入らぬ。
[毛を逆なでるような感覚。 睨む。
カトラリーを使わずにナイフと指で削いで食べやすいようにほぐしていた肉をカリュクスにやり、腰を浮かせた。**]
(147) 2013/01/11(Fri) 13時頃
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[いや、目が合っただけではない。睨みつけられている気がする。 今日到着したばかりの土地で、顔も知らぬ相手に、何故]
[いぶかしさを込めて見返せば、おや、と思う。骨格の形、筋肉の動き、腰や胸の薄さ。これは女なのだろうか?]
(148) 2013/01/11(Fri) 13時頃
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― 宴の席 ―
[宴の席に用意されていたのは、 鮮やかな刺繍で飾られたクッションの数々だった。 床に料理が並べられているあたり、 椅子と机という文化ではないのだと理解する。
直接床に座ることは ―――ましてや慣れない女物を身につけてでは、 戸惑いも大きかったが、引く手の導くままに腰を下ろした。
こちらもあまり馴染みのない香辛料の匂いと、 甘く漂う香炉からの匂いに、一度目を閉じる。]
(149) 2013/01/11(Fri) 16時頃
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[供されている料理には少し手をつけただけで、 あとは、果物を主に口にしていた。 砂漠に囲まれた国では、これも贅沢品だろう。
周囲を眺めれば、褐色の民の間に 明らかに人種の違うものたちが混ざっている。 その扱いも様々であったから、 外国人の扱いは身柄引受人に任されているものと察した。
余興を求める言葉もあったが、 それが自分にも向けられているという意識はあまり無い。]
(150) 2013/01/11(Fri) 16時頃
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[余興の披露に応じた白人の少女には、 自然と視線が向いた。
澄んだ歌声が、明るいメロディーを奏でる。>>83 伸びやかで響き豊かな声に、暫し耳を傾けた。]
―――天性の歌姫だね。
[一曲を聞き終えて、賛嘆の息を吐く。]
(151) 2013/01/11(Fri) 16時頃
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[しばらく歌声に耳を傾けていたら、 不意に目の前に皿が押しやられた。]
なにか―――
[黒衣の主を見て、言い差した口を閉ざす。 黒檀の瞳は自分ではなく、 向こうに座る白衣の男に向けられていた。
さきほど、戸口を入ったところで紹介されていた男だ。 外から医者を呼ぶほどに病状が悪いのか、と思い、 帰れないのを覚悟でここに来たのか、と すこしばかり驚いた覚えがある。 職業的熱意に溢れてのこととは見えなかったが…]
(152) 2013/01/11(Fri) 16時頃
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―――。
[不穏な雰囲気に、指先を洗って座り直す。 いつでも、立てるように。]
(153) 2013/01/11(Fri) 16時頃
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/* シビルが宴の最初を飛ばしたのは、 帰れないのを知らない、というロールの為だと 今気が付いた。
国王が、「その医者寄越せ」という案もあるのだけれども、どうしようかな。 小鳥さんにも、欲しいって言ってみようか。
(-65) 2013/01/11(Fri) 16時半頃
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/* えんじゅからの課題指示書には、 部族民みんなに、「そいつをこれ(宝石とか?)と交換しろ」というオプション案もあったんだけれども、本当に交換されたら後が大変なのでボツ。 素直に交換する人もいないだろうけど。
お料理も、もっとゲテモノ案を思いついたのだけれども、グロ禁止なのでボツ。
そんなこんなで、第一課題は割とまったり仕様。 顔見せだしねー。
(-66) 2013/01/11(Fri) 16時半頃
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/* あ。エピで言うと思うけど、村建て相方なnekomichiです。 こっちはサブID。
ほんとは陛下の方をサブIDでやるつもりだったのにメインで入っちゃったのが、今のところ最大のうっかり。
(-67) 2013/01/11(Fri) 16時半頃
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/* 眠いし人いなさそうだし。
お昼寝しようかな…
(-68) 2013/01/11(Fri) 16時半頃
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そういえば、「ヤブ」ということは後半まで伏せて置こうと思うが、「帰れないことを知らない」はどこかでCOすべきだな。
さて。
(-69) 2013/01/11(Fri) 17時半頃
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[杯を傾けつつ。 座を見渡せば、白と褐色の肌が混じり合っているのが目につく。 ふと一点で視線を止めれば、微かに唇が弧を描いた。]
ふん……。 “花嫁”も、白い肌の者を連れているではないか。
[白人に向けて険しい視線を向ける彼を、らしいと思いながらも。 そういう自分はどうなのだと言わんばかりに、皮肉げな笑みを零した。]
(154) 2013/01/11(Fri) 18時頃
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[少女だか少年だかの身動きを見て>>147、わずか、逃げ道を探すが]
……。
[どこにもないと悟って力を抜く。道も知らず、知る人もない。。 罵倒も殴られるのにも慣れている。少なくともこのシゼが生きている間は、それ以上酷いことにはならないだろう]
ありがとう。
[果物を受け取って、どう剥くかと悩みの視線を落とした]
(155) 2013/01/11(Fri) 18時半頃
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>>155 Q:どうして罵倒されたり殴られたりする前提なんですか?
A:お兄さんヤブだからです!
(-70) 2013/01/11(Fri) 18時半頃
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─ 宴の前 ─
[身分を明かした際に、少女が駱駝から落ちかけるなど 細かな騒動はあれど、概ねつつがなくシッドへと到着した。
砂漠越えの最中、体を休める折には、決まって少女の 歌声を所望するなど、普段に無く潤いのある道程で あったとも言える]
(156) 2013/01/11(Fri) 19時頃
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[宮殿に到着し、聞いたところによるとフランシスカも ラルフも、ダンより先んじて戻ってきていたのだという。
土産にと買い込んだ書籍>>0:214とオルゴール>>0:218は それぞれペラジーとファラに、直ぐに届けさせた]
(157) 2013/01/11(Fri) 19時頃
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[少女には自室の向かいの部屋をあてがう。 個人的に、己の書庫として使用している場所であったが、 寝台を運び込めば、人が寝起きするのに十分な様体となった。
宮殿の案内だの、服を仕立てるための採寸だので 慌ただしくしている内に、王からの勅令>>0:283は届く]
(158) 2013/01/11(Fri) 19時頃
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衣装はどうやら間に合う……、か。
[使者が立ち去った後、出入り口の前で、考え込みながら 独りごちた。
彼女の身の丈にぴったりと合うものが、宴までに 仕上がってくるかは可能性半々といったところだろう。 縦しんば出来上がらなくとも、余裕あるラインのものを 用意すれば、厳密に身体に合わなくとも問題はない]
(159) 2013/01/11(Fri) 19時頃
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[問題は、ダンに女性の服を見繕う適性が無いことであるが、 見立てを使用人に任せることで解決を図った。
使用人に促されたか、あれやこれやと着替えては姿を見せに 来る小鳥に、気の利いた言葉は投げてやれず終いである]
(160) 2013/01/11(Fri) 19時頃
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― 宴の席 ―
[背後で白い姿が居住まいを正したのを気配では感じていたが、振り返ることはせず、席を立って大股にペラジーとシビルに歩み寄る。
途中、異国帰りの王弟の薄い笑みが視界の端に入った。 その手にある葡萄の酒。 白人の少年を給仕に侍らせて寛ぐ様は、外国に傾倒するというよりは、逆に支配してやれるという気概を示しているかのようでもある。
昔の彼は──
巻き戻りかけた意識を振り払い、今は目の前の男と対峙することにした。]
(161) 2013/01/11(Fri) 20時頃
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[ペラジーの傍らにある男は、節の高いしなやかな指で果物を転がす。 その様はある種の諦念を漂わせていた。]
この男は医者とな?
何を癒すというのだ。
(162) 2013/01/11(Fri) 20時頃
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>>156 違う物出てきちゃう><
(-71) 2013/01/11(Fri) 20時頃
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…出来るのか?
[意外だと、瞳を僅かに瞠る。]
歌を、歌ったり? …陛下のご要望だ、恐らくはお喜びになると思うが。 そういえば、サイモンには会う事が出来たのだろうか。 もしもまだなら、この場で顔を憶えて貰うのもいい。 取次いで貰い易くなるかも知れない。
[彼が何を行うのか、興味もあった。 傍にしか聞こえぬ密やかな声で返す。]
(-72) 2013/01/11(Fri) 20時半頃
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/* 昔の俺は……。
………………どんなだろう。(悩)
(-73) 2013/01/11(Fri) 20時半頃
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[前に立つ黒髪>>162の……ここまで間近になれば解った。 まだ二十は超えていない少年だ。同じような背丈であっても、この年の娘ならもう「女」の匂いをさせる]
[シビルは座ったままちらりと目をやる。 「この男は」と聞いた。「お前は」ではなく。 では、シゼに問うているのだろう]
[やや興味を惹かれた。 「医者」に対して「医療の」内容を聞くのではなく、「患者に」たいして、「何を」治療するのかを聞いている。 理屈ではなく感情から出た言葉だ、と感じた]
[彼は何に感情をぶつけているのか。 そして、シゼはそれに何と答えるのだろうか]
(163) 2013/01/11(Fri) 20時半頃
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>>163 二十は超えていない「だろう」の方が良かった。 どんなけ高性能やねんこのヤブ医者。
(-74) 2013/01/11(Fri) 20時半頃
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[フランシスカが医者らしき男に歩み寄る途中。 視線がちらりと此方を捉えた……ような気がした。 が、すぐさまその視線は元に戻り。]
………………ふん。
[面白くもなさそうに、再び、ワインを口元へと運ぶ。]
(164) 2013/01/11(Fri) 21時頃
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[幼い頃より、手に入りやすい国内の物より、帝都の物を好んだ。 別段、西洋かぶれという訳ではなかったが。 手に入り難い物を求めたがる、一種周囲の人間を困らせたいという感情の表れでもあった。
その癖は今もなお色濃く残っていて、自分の思い通りにならぬ物にほど、強く囚われる傾向にあった。 そう、自らを謀ろうとしたオスカーを、こうして国元に連れ帰ってきたように。]
(165) 2013/01/11(Fri) 21時頃
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[周囲の人間が伝統を重んじれば重んじる程。 帝国諸国の文化を求め、反対を押し切って留学にまでこじつけた。 古いしきたりに囚われる事は、この宮殿での窮屈な暮らしを象徴するかのようで。
――――訳もなく、反発してしまうのだった。]
(166) 2013/01/11(Fri) 21時頃
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[大股に歩み去る彼を追うことはしなかった。 席を立つ背中を見上げ、医者を連れた娘に近づいていく。
薄紅はその背から外れたが、 意識はそちらに向けたまま。]
………。
[食べやすくほぐされた肉をつまんで口に入れる。 噛み締めれば、異国の香りが滲んだ。]
(167) 2013/01/11(Fri) 21時半頃
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[薄紅は、黒衣のひとを見る者たちへ向く。
皆の声に耳を傾けろ、と彼は言った。 彼がここでどういった立場にあるのか、まだ知らない。 主立った者たちが集まっているらしい宴の場は、 それを知るに相応しい機会だ。
どのような位置に立っているのか。 どのような感情を抱かれているのか。
――― 味方と、敵は。
ごく自然にそれを探るのは、 そうして生きてきたから。]
(168) 2013/01/11(Fri) 21時半頃
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[白人の少年に給仕をさせている部族の男。 その男と黒衣のひとの間で、視線が弾ける。
お互いに良い感情は抱いてないようだ。 そんなことを心に書き留める。
どこか帝国文明圏の香りを漂わせる男。 彼が異端なのだろうか。
それとも、 ――― 。]
(169) 2013/01/11(Fri) 21時半頃
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/* 痛恨の推敲ミスですね。
よっぱらいなんでしゃーない。(駄
(-75) 2013/01/11(Fri) 21時半頃
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年齢順まとめ
<部族民> アルフレッド(45?) ダン(40?) 185cm ケヴィン・ハズラム(25) シゼ・ペラジー(24) ラルフ・イザナ(21?) フランシスカ(18?) 165cm ファラ・ヤニク(18) 155cm
<帝国人> シビル・メイヒュー(32) ホレーショー・ヘップバーン(?) カリュクス(25?) 170半ば ヨーランダ(?) 185cm レティーシャ(20) オスカー(?)
(-76) 2013/01/11(Fri) 21時半頃
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<部族民:役職順> アルフレッド 国王 ダン 国王の異母弟 ヤニク 国王の異母妹(末) ケヴィン 国王の異母弟(母親の身分が低い) ラルフ 王族傍系 ペラジー 王族傍系
※フランシスカ
フランシスカがどのくらいの権力を持つのかが微妙だけど、ひとりで祭事を取り仕切ってるということだから、さほど大規模ではないか。 ダン以上、国王以下といったところだろうか。
(-77) 2013/01/11(Fri) 21時半頃
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[>>96 シゼに窘められ、はたりと気づいて肩を竦めて笑む。 幸い、聞きとがめる人はいなかったようだ。 >>97 シゼの客人が着いたと聞けば、もしや先日聞いた彼の医者のことだろうかと思い至る。]
シゼ、身体に障るからゆっくり行って下さいね。
[窘められたので、きちんとした口調で言ったが、どうにもなれなかった。 一瞬付き添おうか悩んだが、宴席を何人も外すのは、王の機嫌を損ねかねない。 >>115 シゼがシビルを紹介すれば、やはりそうかと、ひとまずは無事の到着を喜んだ。
―――歌姫の美しいソプラノは、祝福の歌のよう。]
(170) 2013/01/11(Fri) 22時頃
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[ふと視線を感じ、そちらに意識を向ければ。 目に入ったのは、透き通るような白い姿。>>169 肌も髪も、まるで白磁の如くでありながら。 その瞳だけは煌々と色を湛えて見えた。]
………………。
[まるで、此方を観察するかのような視線に、僅かに眉を寄せる。 むすっとした表情で杯を口元へと運べば。 それが空な事に気付き、オスカーへと声をかけた。]
(171) 2013/01/11(Fri) 22時頃
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…………注いでくれ。
[自然と苛立ちの滲む、ぶっきらぼうな口調。 この宮殿においても、帝都に居る時でも。 ケヴィンの楽しげな姿を見かける者は、滅多に居なかったであろう。
唯一、オスカーと騙し合いをしていた時には、自然と楽しげな感情が漏れていたようだが。 そんな事には気付くべくもない。]
(172) 2013/01/11(Fri) 22時頃
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[ヨーランダのことは、聞かれればシゼにしたような内容を話して紹介しただろう。 宴席には、異母兄たちの姿もあった。 >>157 オルゴールを受け取った礼をと思い、ダンの方に視線を巡らせると、その途中でケヴィンを見つけた。 暫し視線を止める。]
ケヴィン兄様…!お帰りになられてたんだ。
(173) 2013/01/11(Fri) 22時頃
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[目を瞬いて呟いた。 一族の反対を押し切り、因習に縛られず、己を押し通す姿に、一種憧憬に似たものを、幼いころから感じていた。 だが彼がそうである程に、和を保とうとでもいうようにこの気持ちに口を噤む。 羨望や嫉妬の裏返しとは、少し違う。 男なればこそ、国のを動かす立場を与えられることも考え、留学も許されようというもの。 求められる資質が違う自分が行ったところで罷り通りはしないのは、母親たちを見てよく知っていた。
多分、そう。 外への希求と同時に、家族―――この宮殿に住まう家族のように思うひとたちを、同じ位に愛しく思う。 ただ、それだけの単純な感情。]
おかえりなさい、ケヴィン兄様! いつお帰りになっていたんですか? ごめんなさい、全然気づかなかったの。
[母は違えど、彼を兄と呼ぶ妹を、彼がどう思っているかは、知らない。 腕の中のミーアキャットも一緒に、顔を上げた]
(174) 2013/01/11(Fri) 22時頃
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|
[
単純な感情であるが故に、その枷は重く、彼女を苦しめる。
]
(175) 2013/01/11(Fri) 22時頃
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/* そういえば、何時の間にか名前になっているものは実は適当だったのだけどね(ファミリーネームだと思っていたから)
ふとぐーぐるせんせいにお伺いたてて調べてみたら、 FFかなにかのキャラが出てきて笑った。 フード被ってて更に笑った。
中性的な名前だから面白いかと思いもしつつ、 もう少し考えたほうが良かったよねというお話( ノノ) 姓だと思ってたんだもの…っ
(-78) 2013/01/11(Fri) 22時頃
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お茶と、果物、ですね ええ、少しお待ちください
…ごめんね、お茶を 頼めるかしら
[シビル>>142に応え、後の言葉は給仕を務めるそば仕えの少女に。 自らは果物の盛られた皿から果物を二つ取り、ひとつをシビルに―――]
……あ…すみません、私ったら… 今、剥きますから
[礼を言われて>>155 一呼吸置いてから、そのままでは食べられないことに気づく。 手にしたのは、王国では珍しくない食卓用ナイフだ。 これひとつで料理を切り分け、刺して口元に運び、あるいは掬い取って…と、さまざまに使い分けられる。もちろん、果物の皮を剥くのにも重宝する]
(176) 2013/01/11(Fri) 22時頃
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はい…けほっ …すみません、ええと、剥けました、よ…?
[渡そうとして咳き込んでしまったことを詫びて、顔を上げて。 ようやく、すぐ目の前まで歩み寄ってきていたフランシスカ>>162に気づく]
……けほっ
[咳を払いながら、居住まいを正して彼の視線にまっすぐに応じる]
私の、病を、です。 そのために、お越しいただいたのです。
[彼が外の者を好ましく思っていないことは知っている。 あるいはそのために、自らも疎んじられているのではないかと言う不安もあった。 懐かしく思い返せば慕ってくれていたフランシスカとの間に、今となっては距離のようなものを感じていたのは、疑いようもなく事実であったから。]
(177) 2013/01/11(Fri) 22時頃
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…けほっ…こふっ… …ごめんなさい それでは、ダメかしら?
[咳き込んだ後の、小さな詫び。 収まって浮かんでいたのは、眉根を寄せた、曖昧な笑み]
(178) 2013/01/11(Fri) 22時頃
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/*はろーはろー王様。
サイモンだけど、2日目にでも遭遇・死亡ロール回しちゃっていいかな? 何かイベントに使ったりの予定があったら困るんで先に確認を。 あと他の人が何かしそうだったら見守る予定です。
(-79) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[ヨーランダには、好きに食べて良い、と言っておいた。 ただ肌の色が褐色ではない―――それを共通点と呼んで良いのかは甚だ疑問ではあったが、この国の出自ではない者らとの交流を妨げる気もない。 だから、少し放っておいても平気だろう。 すでに此方にきてから数か月経過しているため、彼のことは知っている者も多かったから紹介してまわる必要性もなさそうだった。]
(179) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[ヤニクの声が聞こえれば>>174、表情を綻ばせる。 比較的年の近い異母妹が、我儘放題の自分に対しても悪感情を抱かずに居てくれる事は、鈍いながらにも理解は出来ていた。 なればこそ、此方も自然と甘くなろうというもの。]
あぁ、帰ってきたばかりだ。 ファラとシゼには、土産を買ってきてある。 後で部屋に届けさせよう。
[ミーアキャットが共に顔を上げる様子には、微かに笑みが浮かぶ。 ミーアキャットの鼻先を撫でようと、そっと指を伸ばした。]
(180) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[異母妹が抱いている複雑な感情には、気付くこともなく。 ただ、女の身であれば、自分のように自由に振る舞うことも出来ず、退屈であろうな……とは感じていた。
なればこそ、ファラには異国の景色を収めた本を。 シゼには物語の本を。 それぞれに土産として買ってきてはあるのだが。
それを自由に買い求めに行ける自らの立場が如何に恵まれているかなど、考えた事もなかった。]
(181) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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いえ、こちらこそ。ファラ…さんにお世話になってる身ですのでご迷惑おかけしとります。
[王国式の礼はみたことは一応ある。見様見真似という不慣れさで手を合わせペラジー>>97へと頭を下げる。 その場を離れるというのには軽く頷いて見送って、自分はというとファラから>>79食事をしていいと言われているので、床に並べられている料理を床に座って食す。 椅子や机というものがないことにはさして違和感もなく。羊肉をかぶりつきながら、ぼんやりとした空洞のような眼差しで周囲の人の面々をみている]
(182) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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― 宴 ―
うむ。良き歌だった。 良い声をしているな。
[立ち上がった小鳥の歌が終われば、 王は幾度か手を叩いて賞賛とねぎらいを示す。
それから、小鳥を連れてきた弟に笑いかけた。]
わたしの手元にこれを置いてみたくなった。 どうだ? 駱駝一頭と交換しないか?
(183) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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― 宴前の事 ―
[宴が始まるまでの日数、比較的自由に宮殿の中を歩いて。 一部例外があるようだが、白人の扱いは基本的に召使のようだ。 あちこち動き回る黒い色に混ざり、時折白い色が行き来する。
総じて悲観した色が見えないように思うのは、 みな境遇を受け入れているからか――と想像してやめた。 人の心を推し量るのは難しい。]
(184) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[ところで周囲の視線は自分に対してはわりと緩いようで。 気さくに道行く召使いに話しかけると、丁寧に対応されたり、 気軽に話の輪の中に入っていったりもした。
話していてわかったが、どうもあまり異国人だとは見られていないらしい。 ファルケンの衣装を纏い、慣れたように歩き回る色黒の男は、同族までとは行かずとも、砂漠の民に見えるのだろう。 一部痛いままの視線もあったが、特に何かされなければただ痛いだけで済んだ。
下らない噂話に興味深く喰いついたりして、ゆっくり溶け込もうとする。 別に遊び歩いているわけではなく、そこはかとなくサイモンとの接触も図っていたのだが、どうやら体調を崩しがちで部屋に引き篭もっているらしいと聞けば、隠しもせずに眉根が寄った。]
(まぁ予想してたっちゃ予想してたが…)
[元気だといわれて、頭から信じていた目論見甘い所もあっただろう。 会いたいのだと申し出たが、国王と面会する前に機が悪いとか何とか、適当な理由を連ねられて断られたので断念した。
そうして宴の夜が来る。]
(185) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[男が視線でペラジーの様子を伺うのが見えた。 分をわきまえて控える──というのでもなさそうだ。
「病を癒すために来てもらった」と、背筋を伸ばしてペラジーが答える。
そのまっすぐな眼差しのうちに信頼と希望の色が見えた気がした。 男のために甲斐甲斐しく果物を剥く姿がどこか眩しい。]
(186) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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― 宴席 ―
[耳に馴染むおと。 異国のものではない、この地域でよく知られる歌だ。 清らかな歌声に紡がれれば、明朗な曲目もどこか透明な風を孕む。]
……素晴らしい歌姫。 何処で見つけて来たのかな。
[王宮に帰還したダンの傍らに歳若い娘が居たのには、驚きに双眸を見開いたものだ。 サラサに向かったのだ、そこで出会ったのだろうけれど、いまだかつてこのような事はあっただろうか。
幸か不幸か巷を賑わせていたカナリアの事は知らぬまま、歌声に身を浸す。]
(187) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[シゼの紹介した男は、医者だと言う。>>115 お医者様が見付かったこと、内心胸を撫で下ろして、 それでも矢張り時折聞こえる咳の音に眉を寄せた。 彼女には世話になっている。 血統を重んじる父が存命の間、母に伴われて引き合わされ。 年上の姉様と呼び慕っていたのは、もう随分前の事。
書籍好きゆえに今もよく交流はあるが、昔よりは少し、遠い。
――――半分は、この衣のため。]
(188) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[遠方から熱心に招致したほどだ。 よほど腕の良い医師なのだろうかと、治す力があるのかと 余り熱の無い瞳も、その時ばかりは値踏みするように男を見詰めた。]
[その視線も、より強い火花に断ち切られたけれども。 フランシスカの眼差しとことばの行方を、今は静かに見守る態。]
(189) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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― 宴席 ―
[>>126ほっとけ、と言わんばかりの視線で恩人を半目で見た。 頭は相変わらずどこかぐしゃぐしゃで、整然と整えられたとは言い難い。
これでも努力した方なんだぞとはひとりぼやく。]
(190) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[ケヴィンの紹介を聞けば、彼の傍らに視線を移す。 オスカーという、まだ歳若い少年。 けれど、その意志の強そうな瞳を見れば、上手く言葉には出来ないが何が興味を引いたのか分かるような気も何故かして。
酌をと杯傾ける王弟とその従者の動きとを、やや遠い席から視界に入れていた。]
(191) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[く、と指を握りこみながら、言葉を継ぐ。]
不注意の傷を手当したり、悪霊のもたらす病魔を祓うのとは違う。
── 大姉は、もって生まれた体質(もの)を不幸だと?
(192) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[伸ばされた指に、マレイカが近づけた鼻先をヒクつかせ、丸い瞳を瞬いてケヴィンを見る。 撫でられれば、擽ったそうに目を細めた。]
本当?嬉しい! ありがとう、ケヴィン兄様! いつもお土産を下さるけれど、旅路の荷物になるでしょうに…。 私もシゼも、兄様の無事なお姿を見れるだけでも、十分な土産になるんだってことは忘れないでくださいね?
[遠方への旅は決して楽なものではない。 それでも、自分やシゼへの土産を忘れないこの兄の気持ちが、物品そのもの以上に嬉しく思う。 そうして話していれば、傍らの少年の姿には当然気づく。]
ケヴィン兄様がお傍使えを召し上げるなんて、珍しい。
初めまして。私は、ファラ。ケヴィン兄様をよろしくね。
[少年をまじまじと見ると、その瞳を覗き込んで、何かを納得したように、にっこり笑い、挨拶をした。]
(193) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[シゼが危なげない手つきで果物を剥くのを、感心した目で見る。剥かれた果物を見て、一拍置いてから手で受け取った]
[口に投げ込み、ぷつりと歯で表皮を噛み切ると、爽やかな酸味が広がった。 それを嚥下してから、黒髪の少年>>192を見上げる]
(194) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[見つめる気配に気付かれたか、 葡萄酒の杯を傾ける男と視線が交錯する。>>171
ほの淡い微笑を浮かべてから、視線を横に逸らした。 男が給仕の少年に酌を要求する様は、 視界の隅でとらえておく。
さらに、もう1人の女性が近づいていく様子も。]
(195) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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/* 実はケヴィンからは負縁故がくるかなと、オスカーとの会話のどこかだったかで思って心の準備をしていたのですが、そんなことはなかった。 wikiで書いたことのせいで気を遣わせていなければ良いのですが…!
この末っ子、甘やかされまくり。
(-80) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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帝国病院では、肌を切って悪くなった部分を、切り取ったり取り換えたりするような最新医療も研究されているようだがな。 俺はそういうのは好まん。
薬と滋養のある食べ物と休養で、人間の体が本来持つ治癒力を引き出すのが、俺のやり方だ。
[だから、すぐ効くわけではないし、必ず治る訳でもない。 ……といつもならそう言う。過度な期待をされても困るし、絶対に治せるなどと、そんなことは神でもない限り言えないのだから]
[だが]
(196) 2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[自分自身を卑下することは、招致したシゼを卑下することにもなる]
彼女の喉の病を持って生まれた物と言うならば、俺が引きだす治癒力もまた持って生まれたものだろう。
[少年の言葉がシゼの言葉の上げ足をとるものだったから、こちらも同じ手法で返した]
(197) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[順序が回れば口を開く。 促されたわけではなくとも、流れというものもある。]
こちらはホレーショー・ヘップバーン。 砂漠で、ええと……
[ちらと傍らを見る。 沽券に関わるとか、そういうことを気にする男だろうかと。 自分は良く分からないが、父はそういう男だったような気がする。]
(198) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[事前の知識とサラサの様子を見覚えていた為、床に物を並べたりする風習の違いに驚く事はなかったが、並べられた物が価値のある物だというのはすぐ知れて、やはり感心した様子で絨毯の上に胡坐をかいた。位置は恩人の隣、やや後ろ。膝は無論立てない。 >>125全体を見れば王座からははるか遠い。正統から外れるも地を統べる、つまりは傍系だと言っていたので妥当な場所だろう。上座に鎮座するのはおそらく王の血縁か。 異国の来訪者が多いと言っていた通りに、それぞれが連れ立つのは白い肌の持ち主たち。 その中でも一番目を引いたのは、作り物めいてすら見えた見事なアルビノだった。]
ん、ありゃ…。
[どこかで見た――いや、聞いた事がと思い記憶を辿る。 ある国に珍しいアルビノの皇族がいたが、死んだとか行方不明だとかいう話をしていたのは“C《ツェー》”だったか。 だが着て居る服は女物。ありゃあ女だったかと、今度はその主に当たるだろう女を見て、どこか違和感を感じにさらに首を傾げたが、とりたてて何をする事はなかった。]
(199) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[そのくせ、余り気にせず先を続けた。]
行き倒れていたところを拾った。 ……サイモンと同郷らしい。
[今、必要以上のことは口にしない。 サラサの奥に足を踏み入れた者を掟通り連れてきたこと、それだけでいい。]
……陛下、もし機会あらば彼の者と引き合わせることは叶いますか。 積もる話もあることでしょうから。
[後半は、部屋の最奥、王者の席に向けて。 質問もなくば、再び居ずまいを正す。]
(200) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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― 回想:少し前 ― [ヨーランダの傍を離れる前、医者であるシビルを見て、ぱふん、と手を合わせた。]
ヨラ、記憶喪失の治る処方はないか聞いてくると良い
[と、けしかけたりしたが、はたして*]
(201) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[黒衣の彼が大姉と呼び、シゼ・ペラジーと名乗った女性。 その彼女と親しげに話していた娘だ。
兄と呼び、名を呼びかわす。 その名を、記憶に収めておく。]
……このくらいは、聞けば教えてもらえるだろうか。
[自分のことを語らない かいぬし はと言えば、 ペラジーになにかを問うている。 難儀なことだ、と少し息を吐いた。]
(202) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[擽ったそうに目を細めるマレイカに、表情を綻ばせ。 また、ファラの喜ぶ姿>>193にも、自然と笑みが零れた。]
土産といっても、そうたいしたものではない。 そうまで先に喜ばれると、申し訳なくなるな……。
[そう苦笑いを浮かべつつも。 オスカーに対しての言葉を聞けば、自らが珍しく傍仕えを置いた事に、今ようやく思い至るのであった。]
…………まぁ、ちょっとした拾いものだ。
[ファラの笑顔に、何やら複雑なものを感じながらも。 ぶすっとした表情で呟いた。]
(203) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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/* ああ。 すごく、 お医者さんに、反論したい。
フランシスカ愛。
だがせぬ。
(-81) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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/* 膝を立てて座るのは、じつは正式な座り方です。
………たしか。(うろおぼえ
(-82) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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……私、は…かふっ…ひゅぅっ…
[フランシスカは問を継ぐ>>192。 咳に顔をしかめて胸を押さえるけれど、視線だけははずさぬよう、じ、と黒曜の視線を見つめ返した]
私は、この身を直截に、不幸とは…思いません…こほっ… けれど、病を、宿した、この身が…けふっ…王家に、国に、みなに、不幸を…振りまいているのでは、ないかと…ひゅーっ…それが、もどかしく、嘆かわしいのです… 治せ…るの…なら…憂いを…除けるのならば…除きたい…けふっ…!ごほっ!ごほっ!
すみま…せん…宴の、席に、このような…けふっ…けほっ…けほっ…
[言葉を終えて、視線を外し。 身を折るように丸めて、強く咳き込む。 いずれそば使えの少女が薬茶を持ってくれば、収まるかもしれないが…]
(204) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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/* そういや、帝国諸国、じゃなくて帝国主義諸国、だよね、と思ってるなう。 でも、白人の言葉が帝国語って言ってるしな。 さして気にするところでもないよね。
(-83) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[微かな視線を感じ>>191、そちらに意識を向ければ。 まるで、砂漠の民のような男を引き連れた、ラルフの姿。>>191 紹介を聞けば、それが異国の者であるというのは理解出来たが。]
……まるで、あべこべだな。
[奇妙な取り合わせである事に、皮肉げな笑みを浮かべ。 静かに、杯を傾けた。]
(205) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[美しい歌声を聞いても、心に響かなかった。月明かりのように神秘的だと思ったが、そこから呼び覚まされる記憶はなかったゆえに響かなかったのだ。
優美なドレスをきて床に座る白磁の肌の女性・・・? ペラジーが先程迎え入れた医者。 見たことがない王族の人が従え酒を継いでいる男性。
色白の王族の人が色黒の余所者を拾った>>200というのにはさほど驚かずに顔を覚えるように見ていた。ちなみに名前は既にうろ覚えである]
(206) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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/* サイモンに関しては、君に一任しよう。 煮るなり焼くなり食べるなり、お任せする。
誰も触らなかったら適当にする程度の予定だったので、 気兼ねなくどうぞ。
(-84) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[どうもここに来てから、調子が狂う。……シビルは戸惑いを、もうひと房の柑橘と共に飲みこむ。 人を突き離すことはあっても、援護することなど、晴天の霹靂もかくやだ]
[いつもの様にするのだ。 患者が満足するか、あるいは患者を看取るまで、薬を処方し休養の仕方を指示して。 そして]
[適切なタイミングで去るのだ]
[それは逃げる、という意味ではなかった。 密使の者が語らず。 明かせばシビルの身に危険が及ぶかもしれないという危惧の為に、シゼもまた話さず。 そして、片翼の鷹の民に興味を向けずに過ごしたために]
[シビルはまだ、もう二度と帰れないという事を知らなかった]
(207) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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/* さんきゅー(はぁと) んじゃ遠慮なく周り見つつ、 煮て焼いて食べさせてもらうわー。
(-85) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[ペラジーの裡なる治癒力を引き出すと語る男の、端然としたたたずまいを睨む。
この男が財産や地位目当てでないことは理解できた。
自分の流儀をもつ男だ。]
(208) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[苦しげな呼吸の下でペラジーが心情を述べれば、膝を折って手をかざす。 けれど、瞑目の後で囁くのは祈りの声ではなく。]
(209) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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この男に治療を許せば、
大姉はさらなる痛みを知るだろう。
(-87) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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それでも── いいと?
(-88) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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/* すみません、すみません。 なんかもう、傍若無人ですみません……。
(キャラに反して、やたらと腰が低い中の人)
(-86) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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イザナ・ラルフ。 砂漠で拾いものとはおまえらしい、というべきか。
[ホレーショーを紹介したラルフに笑う。>>200 サイモンと同郷、という説明には、眉を上げた。]
…ほう。あれと同郷のものが迷い込むとは。 探しにでも来たのか?
まあいいだろう。 部屋に連れて行ってやるといい。
[ホレーショーを一瞥してから、ラルフに頷いた。]
(210) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[>>203 苦笑いには目を瞬いて、やっぱり、くすりと笑んだ]
ふふ、楽しみにしています。
[冗談を言うように、わざとそう重ねる。 オスカーのことに話が至ると、むすりとした兄を見て目を瞬いた。マレイカも丸い目をくりくりとさせた。]
拾い、もの? ……では、その楽しそうな土産話は後でお伺いしに行くことにしましょう。
[ダンに王が話しかけている>>183のを見遣り、ケヴィンに向き直る。]
少し夜気にあたってきます。 食べ過ぎてしまったようで、苦しいの。
[そう言って、軽く会釈をすると、ゆっくりと歩き出した]
(211) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[ぐるりとあらかた宴の参列者を見覚えてから、視線を恩人へともどすと >>125ふと見えたのは身じろぐ姿と憂いの目。 恩人はどうにも、自分の影を薄くしようと努めているようにも見えた。
王の言葉に、さり気無く周囲を見て習いながらまずは杯を受けると、 上座の方から美しい歌が流れたてきた。 流れる歌はサラサで聞いたような気がして暫し耳を傾ける。 上質な歌に、少しの間目を閉じる聞き入る。]
(212) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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いい歌だねぇ。
[そうサラサでもそう思ったんだっけかと、酒場のカナリアに思い至る。 しっかり縄で縛られていたようだったが、売られたか、逃げ出したのか。 どちらにせよ、あっちより待遇は良さそうだと、綺麗な服を纏い縛られずに歌う様を見てそう思った。]
(213) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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まぁ一応。 歌ったり踊ったりじゃねぇから、 王様が気に入るかどうかは分らんがなぁ。
[何をするかはまだ言いはせず、 承諾に似た言葉が返ると、密やかな声に頷いて返した。]
(-89) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[心を震わすような歌姫の可憐な美声の奏でるサラサの陽気なメロディ。 彼女の歌は本当に、ほんとうに素晴らしいものだったが、
見事に歌いあげられれば歌いあげられる程に、 祝宴の席のようなそれに、婚姻の話を思い出して憂鬱になる。
少し、夜気に当たりたかった]
(214) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[途中、通りすがりにヨーランダへと囁く]
少し、外にいるから。 ……飽きたらきてもいい。
[努めて平素の笑顔のままで]
(-90) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[ファラに医者がいるということから記憶喪失の薬>>201をと聞いたが、今は本来呼んだ当人らとの会話に忙しそうであるから後で機をみて話しかけても良いかなと考えていた
余所者相手にならば会話もしやすいというのもある]
(215) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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宴会の準備、ですか……。
[見慣れぬ場所に置いてあるものは、やは見慣れぬものが多かった。 それは文化の違いか、育ちの違いか。 人一倍強い好奇心ゆえ、視界に入ったそれらのものは使い方がわかるまで意識の一部を占め続けるのだが。
見たことのない調度品に、よくわからない服に慣習。 必要の都度、使い方を聞く必要はあるものの、なんとかケヴィンの身支度を終わらせると、その後について会場へと移動した]
(216) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[白い肌の男が良く日に焼けている男を紹介する。 周囲の対応を見るに、白い方が部族の一員らしい。
混血ででもあろうか。 混血でも部族の一員として認められているのは、 部族の血にさほどこだわりはないのかと思えた。
外国の人間を帰さず留め置くならば、 何人かは部族民との間に子をなしもしただろう。 その子でも支配階級の一員になれるのかもしれない。]
(217) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[宴の場に入ると肉の焼ける美味しそうな匂いが鼻をくすぐる。 さすがに丸焼きを目にしたのは初めてで、自然とそちらに意識が向かう]
……でっかいシュラスコみたいなものかな。
[明らかにスケールの異なる肉の塊に向かい、思わず声が漏れた。 置いてあるナイフで格闘して、どうにか皿に取り分ける。 肉のほかには香辛料。野菜は多めに盛り付ける。 それから目についたスープを手にしてケヴィンの元へ戻った]
(218) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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かまい…ません…
まねい…たのは…わたし…なの…ですから…
(-91) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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おっと。
[>>198どうやら下座の方にも順番が回ってきたらしい。 小声の話は中断して、一度立ち上がってから、帝国式の礼を取る。 わざわざ立ったのは、遠くに顔が見えるようにとの配慮だ。 やや礼を欠いていたかもしれないが、見えぬよりは良いだろうと。]
ご紹介に上がりました、 ホレーショー・ヘップバーンと申します。
同郷の友、サイモン・サンダースを探すがてら、 お恥ずかしながら砂漠の獣にやられました。 命からがら、イザナ・ラルフ殿に拾われた次第です。
掟の件は理解しております。 おそらく此処に長く身を置く事になると思いますが、 よしなしていただければ幸い。
[共通語ではあったが、物怖じせず言葉ははきと通るように明朗で、また丁寧でもあり。 沽券はさほど気にしていないようで、つくろう事なくまま素性を語った。]
(219) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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有難うございます。
[>>210良い、との返事にはまた一つ頭を下げる。]
もてなしと友との邂逅の返礼には遠くお呼びませんが、 私にも出来る余興を一つ、ご披露させていただければ。
[最後にそう付け加えると、王の方を見やる。]
(220) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[食事を差出し、望まれるままに酒を注いで、それからふと手の中の瓶を見つめた]
……ワイン、いくらぐらいするんだろう。
[帝都の、VIP客を招くことに慣れていない店に用意されたワインと、今目の前にあるワインのどちらが上物かを見分けるほどの知識はない。 高級ワインに値段の上限はないと聞くし、こぼして汚したものも弁償となるとどれぐらい必要なのだろうかと頭をよぎる。
……それも、再び空いたグラスを向けられるまでのわずかな時間だけ。 あるじのグラスが空になれば、グラスを赤で満たすことに専念した]
(221) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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ファラ…?
[表情の不自然さに調子が悪いのだろうかと眉を顰めたが、しばらくしてからこくりと頷き返して]
暖かい格好するんだよ。
(-93) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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/* やっと追いついたが芸ログまだ書いてねぇ…! いそげいそげ。
(-92) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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うん。 ありがとう。
[朱の絹更紗のショールを肩から纏うだけの姿は、少し心もとなく見えるか。 しかし当人は、あまり気にした様子はなく中庭へと向かった]
(-94) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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余興とな?
良いぞ。見せてみるといい。
[ホレーショーの提案には、鷹揚に促した。>>220]
(222) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[その、紹介された人物の視線がこちらを向いている。>>199
見られること自体は慣れていたから、 さして気には留めなかった。
この容貌と陽光を厭う体質ゆえ、 民の前に出ることも少なかったから、 自分を見知った人物であるとも思っていない。
同時に、知られていても驚きはしない程度の立場ではあった。]
(223) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[ペラジーの言葉を聞いて、静かに立ち上がる。]
邪魔はしない。
[シビルに言いおいて踵を返す。]
(224) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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/* あんまり、元の国の設定とか考えてないんだよね。 国の名前とか考えるのめんどうで(
元の名前? ……ええと……(汗
(-95) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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― 回想:少し前、宴席 ― [順番に紹介をしていく様子であれば、それに倣うようにしてヨーランダを紹介する。]
もう皆様ご存じの方も多いと思いますが、彼は記憶喪失の状態で迷い込んできたところを私が保護しました。
[保護というか、牢屋にぶちこんだわけだが。そこは省略する。]
名が無いのは不便なので、ヨーランダ、とお呼びください。
[簡単にそう紹介する。 ―――彼についてそれ以上のことを、知らない。*]
(225) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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そうだな、時間がある時にでも……。 そんな面白い話でもないんだが。
[ファラの言葉>>211に、笑みを零しながら。 夜気にあたると聞けば、鷹揚に頷いてその姿を見送った。
彼女が抱く複雑な感情になど、気付く由もない。]
(226) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[オスカーがナイフを手に肉と格闘している姿>>218は、少し離れた処から、押し殺した笑いを浮かべて眺めていた。 差し出された料理を摘みながらも、オスカーにも声をかける。]
腹がすいたなら、お前も適当に食べるといい。 ……何なら、一緒に飲むか?
[帝都でも、一般市民にはとても手が届かぬような高級なワイン。 運搬にかかる費用を考えれば、ワイン一本で果たしてどれ程の金子が飛ぶか。
無論、ケヴィン自身がそんな事を気にする事はなかったが。]
どうだ?
[悪戯っぽく笑いながら、紅い雫で満たされたグラスを、オスカーへと差し出した。]
(227) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[自分が地位を、国を逐われることとなった一連の騒動は、 民のあずかり知らぬところで進み、終わった。
おそらく、自分は失踪したとでも伝えられているのだろう。 よくある、ことだ。]
(228) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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……む…?
[ナイフで切り分けるなどということも大雑把におおぶりに羊肉を食らいついて健啖していたから、肉のなくなった骨がごろごろとヨーランダの前におかれた皿の上に置かれていた]
ふぅ…ごちそうさまでした。
[偏った食事をとりながら満腹感に息をつくと、脂のついた指を行儀悪くなめとり、布でぬぐい取る]
(229) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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ご厚志に感謝します。
[自分らしいとの言葉に、ショールを僅かに引き上げた。>>210 恥じ入るかのように瞳を閉じてから、深く礼を取る。
座りなおす直前に王弟と視線が合った気がした。>>205 言葉交わすには席が遠い。 久し振りに見たその精悍な顔を真っ直ぐに捉え、会釈に留めた。 皮肉げな笑みを捉えても、表情は変えない。]
(230) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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ふうん――…… どんなものだろう。
[歌や踊り以外の余興とは、あまり思いつかない。 過去、小噺を行った者も居たが……]
少し、楽しみ。
[ごく僅かに興味の色を点して、何をするのかと待つ。]
(-96) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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― 人工庭園 ― [宴席のある部屋から外へ通じる扉のひとつは、庭園へと続いている。 朱の絹更紗のショールを前でかき合わせた。 宴席に合わせて纏っていた薄手の水色のドレスは、デコルテと腹部を露出するデザインで、煌々と炎のを灯す宴席から離れれば、寒い。
会場の出入り口のすぐ傍の壁にもたれて、夜空を見上げた。]
……私は、どうしたいんだろうな
[会場の歌声を、少し遠くききながらつぶやく。 決して不幸せな境遇とは言えない。 むしろ、肉親の愛情を受け、不自由なく暮らし、傍から見れば幸福なお姫様としか映らないであろうことは、自らがよくわかっていた。
なのに―――どうして、こんなにも―――
心当たりがないわけでは、なかったからこそ、ため息しか出なかった。 お腹がいっぱい、などとは言ったが、実のところ食事にはひとつも手をつけていなかったから、きゅぅ、とお腹が鳴って、自分の緊張感の無さにまた一つため息をついた]
(231) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[去っていく黒い姫>>224を見送り、シゼの薬湯とともに届いた茶を飲む]
今の者は、君を大切に思っているようだな。
[シゼの咳が収まってる時に、話しかけた]
(232) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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―宴―
[カナリアは歌う。 両手が自由になり、気持ちの赴くままに広げたり揺らしたりできるようになったおかげで、より抑揚のついた豊かな歌声が出るようになった。 今は、紐の代わりに緑の石が嵌った金の腕輪がついている――その下の傷痕を隠すように。
此処へ来ると決めた日、ダンは自ら手当てをしてくれた>>128。 普段はそういう立場ではないのだというのは、かかった時間から推測できた。 何度も申し訳ないからと振りほどこうとしても、力強い手に捕まり、腕どころか足まで丁寧に薬を塗布された。 途中何度も爪先が跳ねた>>131のを、この主はただ傷に滲みたからだと思っていたのだろう。
浅ましい小鳥は、特別な意味を持たない優しい指先によってじわりと沸いた熱に、声を立てないようにするので精一杯だったのだ。]
(233) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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>>232 フランにやきもちやきやき。
(-97) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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/花の髪飾りをあげよう わたしにそこからひとつおくれ
同じ花をつけて踊ろう 夜が明けるまで.../
[会話の邪魔にならないよう、それでいて上座に届くように声量を調節し、歌い上げる。 眼の端に映る光景に、自分も後で挨拶に行かなくては、と決心した。 まだ、人と話すのは、緊張するけれど。]
(234) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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>>233 ことりさんえろいです。 いいぞ、もっとやれ。
(-98) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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それでは失礼して。
[許可が下りると、一度恩人に目配せ返して王の下へと近付いていく。 護衛の手が届く距離を測りながら、程よさげな位置で立った。 その手には、恩人が持ってきた籠がある。 今は鳩も寝床も中には見当たらない。
籠の端を両手で持ち、くるりと回しながら 王や参列者に中を見せるように大きく動いた。]
さぁてしっかり見て頂けたかと思いますが、 籠の中はカラ、ゴミの一つも入ってないのはお分かり頂けたかと。
(235) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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ですがひとたび、こいつを一回転させれば――!
[言うが早いが、今度は籠の持ち手を握り締めて、 先とは変わって素早く大きく、肩を軸に回転させる。
籠を掬い上げるように振った瞬間――――]
(236) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[―――バサッ!]
[籠の中から飛び出すのは、包帯纏った鳩一匹と色とりどりの花弁。 鳩の羽ばたきが花を周囲に散らし、ふわりと床に落とした。 当の鳩はいつも通り定位置にしていた頭に着地。
ダブ・プロダクションズを披露し終えると、道化のような礼一つ。 鳩が頭の上に乗っている分、滑稽さは増すか。]
(237) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[ペラジーと話していた黒衣のひとが 話を切りあげたらしきさまに気が付く。
もの問いたげな薄紅が静かに注がれた。]
(238) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[そうして、歌い上げた後、カナリアは王と宴の面々に向けてそれぞれ礼をする。 不作法でなければ良いなと思いながら、白いドレスの両端を持ち上げて膝を軽く折った。
場に白い服が多いのは、礼服だからなのか――初めて袖を通す上質な布の感触はまだ慣れない。 言われるがまま、用意された服を着てはたくさん見せたけれど、主の反応はどれも薄かった>>160ので、最終的に最初に来た白いドレスに決めたのだった。
胸元にタックが寄っているだけのシンプルなドレスと思いきや、白糸だけではなく金の糸も織り込まれ、燭台の光が当たる度に反射する凝った作りだった。 鎖骨が出るのが心許なくて、上から首元まである毛皮で隠す。 本当は、胸も覆ってしまいたかったが、着付けをしてくれた使用人に「勿体ない」と止められた。 これまで短い布で無理矢理巻いていた胸は、ここに来て与えられた柔らかく保護する下着によって圧迫から解放され、ドレスを着るとその豊かさが露に分かる。 胸を目立たせるなと団長に厳しく言われていた事を思い出すと人目に晒す事が怖かったが、強く拒否できる立場でもないので従う事にした――これが今日の衣装の訳である。]
(239) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[小鳥には金はない。 金を稼げる歌声も、ここから一生出られないのであれば使えない。
それなのに何故、王族にここまでして貰えるのか、疑問で――何処か不安で仕方がなかったのだが。]
(240) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[宴席では、ダンが後見をしているという可憐な少女が歌を披露し、アルフレッド王がその身柄を所望していた。 ラルフが救った行き倒れ──遠目にはどこかの部族の若者かと見えたが、サイモンと同郷らしい──にも機嫌のよさそうな声をかけている。 だいぶ飲んでいるようにも見えた。
慌てて、自分の連れ合いはと探す。
先ほどの場所から動かず、薄紅を向けているのを見つければ、早足に戻った。]
(241) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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問題はないか。
[溜め息をつかれていたことなど知らず、顔を寄せて訊ねる。]
(242) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[今日の月は、殊更蒼い。]
(月が蒼い夜に)
[何度も、何度も強請るうち、覚えた異国の言葉で歌われる唄を、口ずさむ]
(深い森の中)
[歌詞の意味は、実はよくわかっていない。 腕の中のマレイカが、身じろぎをして目を伏せた。]
(あなたを探して探して)
[寝息を立てるマレイカを、そっと撫でた]
(243) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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ありがとうございます……。
[王からの賛辞>>183に、緊張で微かに震えながらもやっと口にして深く頭を下げる。 続いて軽く出された提案に、ずっと疑問に思っていた事が、解けた気がした。
王への貢物であれば、傷の手当も、上等な衣服も、一人用の寝室も、合点が行く。
――けれど。]
ダン、さま…………っ、
[拒否する権利などないし、理不尽な生活にも慣れている筈なのに。 主を呼ぶ声に切なさが混じった。]
(244) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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そういえば、このシビルはどんな恰好をしているんだろう。 白衣は着てるとして、その内側は、1
1)元の服 2)用意された服
(-99) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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そういえば、砂漠は夜は相当寒くなるそうだが、ここのあたりはどうなんだろうか。
(-100) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[果物を手に取るが口にはつけずにもったまま、歌い手と駱駝の取引をする様子から目を逸らし、新たな余興に注目がいっている間にすすっと音もなく移動をする]
シビルさん……でしたよね。初めまして、こんばんは。
[黒の巫女さん>>224が去っていくのも見計らったように、ペラジーが頼み込んで連れてきたという医者へと話かけた]
(245) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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皆を見ていた。
[戻ってきたひとの問いに、意図的にずらした答えを返す。]
(246) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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誰も、あなたの名を呼ばないから困る。
[近づいた顔に、ぼやくように零し、]
(-101) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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―――紹介は、必要だろうか。
私から名乗るべきか?
私は、未だここで自らの立場を示す言葉を知らないのだが。
[問いを投げて、ゆるく首を傾けた。]
(247) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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ああ、オレのいうことを守っていたか。 馳走も食べたのだな。 よし。
[白い手の甲を軽く叩いて褒める。]
(248) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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[ホレーショーが持つ空の籠を、ほうほうと眺め>>235 籠を振り回す様子を、なにをするのかという顔で見つめる。
籠の中から鳩と花が飛び出すと、軽く後ろに仰け反った。>>237]
な、なんと。 ……よもやそやつ、魔術師ではあるまいな。
[ラルフをひとにらみしたあと、首を振る。]
良い。見事な技であった。
[幾度か手を叩き、下がるよう促す。]
(249) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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皆、平和なときには神の存在を忘れるものだ。
あるいは── もはや、外しか見ておらぬのかもしれぬ。
だが、この宴の間中、気にしていてくれたおまえは健気だ。
(-103) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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/* >>249
wwww ちょっとまって 国王陛下可愛い…ww
(-102) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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[シゼがどう答えるのかと注意を向けていたために、音もなく近づいてきた姿>>245に気付かず。 声をかけられてから振り向いて]
……ッ? ヴェス……?! 生きていたのかッ?!
[思わず手の中の湯のみを取り落とす。 顔から血の気が引くのを感じる。震える唇のままに]
すまなかった、あれは不幸な事故だった。 けして悪意があった訳ではないんだ……!
(250) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
|
|
いえ、今は勤務中ですから。
[断りはしたものの、腹がくるきゅーと音を立てた]
……マスターがそう言うならば。
[食べていいと言われてもどれをたべていいのかわからない。 だから、差し出されたグラスを受け取り、そのままのどに流し込んだ]
(251) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
|
親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 00時半頃
|
[カリュクスを構っていたので、ホレーショーの手際は見逃したのだが、王の評には苦笑した。]
── 紹介。 ああ、 王が話を覚えていられるうちにゆこう。
足元がだいぶ乱れている。 気をつけろ。
[ついと銀の鎖をひいて立つように促す。 それから、急くように白い身体を姫抱きにかかえあげて転がったクッションや皿を飛び越え、中央へと進んだ。]
(252) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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|
[主の是という回答が怖い。 震える身体はちょうど給仕に来た使用人とぶつかり――――]
あ……っ
[倒れた瓶から零れた液体が白地を葡萄色に染める。]
すみませ、し、失礼、しましたっ、 ……そ、その、着替えて、参ります……っ!
[二人に深く頭を下げてその場を逃げるように去る。 王の前で粗相をする鳥は価値が下がるだろうか。 とんでもない事をしたと青ざめる一方、商談を直接聞かなくて良かったと思う自分がいた。]
(253) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
|
|
……?はい?
[振り向いての反応に首を傾げる。一気にシビルの顔色>>250が悪くなっている。 対照的にこちらは疑問符があるだけで、紫水晶の瞳を細めてシビルを見つめる。]
生きてはいますが、初めまして、ですよね? それとも…あったことがあるのでしょうか。
[話を手繰り、もしかして知り合ってるのだろうかと知るために当初考えていた質問をやめて湧いた疑問を口にする]
(254) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
|
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……ん、けほっ。
[果物に混じったアルコールの匂いに軽く咽る。 妹同様に酒に関心がなかったため、飲みやすさを感じてもその高級感は認識できなかったが]
そんなにかぱかぱ飲んでたら、ワインで水ぶくれしてもしりませんよ?
[少しだけ、頭に靄がかかっている気がする。 だから、次々と言葉がでてくるのだろう]
(255) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
|
|
[銀の高脚盆の上にカリュクスをおろし、傍らに立ってその腰を支える。 ことさら声を張り上げずとも通りはよい方だったし、人目を引く二人でもあった。]
これなるは、 啓示により召されし者だ。
オレの手元に置く。
[ただの使用人ではないと示唆して、神に選ばれた者に手出しは無用と言外に警告する。
異邦人としても稀な容姿だ。 特別扱いの理由を裏付けるだろうと、詳しい説明はしなかった。]
(256) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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女と間違われたくなかったら脱いでみせるといい。
脱ぎ方がわからないというなら手伝ってやる。
(-104) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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/* 小鳥に関する取引の下りがとても美味しいなー。 王様ありがとう。
宴中の描写が全く出来ていなくて絡みづらいだろうに、ちょくちょくロールに組み込んでくれているのも大変ありがたいなあ……。
(-105) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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…もったいないことです
[薬湯によって咳が収まり、一息ついたところでかけられた声>>232に、眉を寄せた笑みで応じる。 それでも口調には、嬉しさのようなものが浮かんでいたかもしれない]
あの…お気を悪くなさらないでくださいね いいこなんです やさしくて、まっすぐで、しっかりもので…
ただ、帝国の人や文化を嫌っているところがあるので、それで…
[言葉を選ぶ。言うべきか、否か]
あの子みたいに、外から来た人を良く思わない者も、一族の中に少なからずいるんです 先生を悪く言う者も中にはいるかもしれません。 ですけど、どうか、どうか、その…
[言葉を捜す。見つからない、言葉を]
(257) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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…ぁ、ヨーランダさん…?
ヴェス…?
[言いあぐねるうちに、かかる声>>245 対するシビルは取り乱した様子で>>250]
あの、どう…なされたんですか…?
先生?
[シビルの手からこぼれた湯飲みをゆったりとした動作で拾い上げて、気遣うような視線を向ける。 急いで体を動かすと、発作が出ないとも限らないからだ。幸いにして、落ちた湯飲みは絨毯が受け止め、割れることはなかった]
(258) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
|
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― 余興の少し前 ―
[自分の紹介に集まる視線もまた様々で。 取り合わせだけ見ればまぁ奇妙な物だろうとは己も思った。 砂漠の民に似た異人と、異人に似た砂漠の民。 視線が集まると恩人はいつものようにショールを引き上げていた。 何度も見る動作は、どうやら癖なのだろうと眺めて思う。
>>223ふと赤い目と一度視線が合った気がしたが、 担当外の情報だけでは、正しい素性もその経緯も靄の中だった。]
(259) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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|
ここの食事は、私にはすこし刺激が強い。
いずれ、慣れるかもしれないけれど。
[叩かれた手の甲に視線を落とす。]
(260) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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あなたがこの部族の精神を守る者なのはわかった。
―――名を呼べないのは、少し悔しいから。
………。 健気、とか、そういうものでもない。
(-106) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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王は、前後不覚になるまで酔う方なのか?
[さすがに声を潜めて聞いたあと、 鎖を引かれたことに微かな不服の色を見せて立ち上がる。
不意に抱え上げられたときは、反射的に藻掻きかけ、 落ちないようにと首に腕を回した。]
(261) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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…自分で、歩ける。
[耳元で抗議だけはする。]
(-107) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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|
― 余興後 ―
残念ながら、魔術師ではなく奇術師でございます。 もっとも、手慰みに習っただけで見習いにも及びませんが。
一時の驚嘆と、夢をお届けできたならば冥利に尽きる次第です。
[>>249王の様子に、ほんの少しだけ口の端を上げる。 恩人を睨む様にはおっとと思ったが、 促しを受ければもう一度礼を返してその場を下がった。
頭の鳩は籠にいれる。落ちた花は誰かが掃除しただろう。]
(262) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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[逃げ出した小鳥は鳩の出現>>237を見逃したどころか他の人々と交流する事も出来ないまま。
動揺で闇雲に走った結果―――――よく分からない場所に着いてしまっていた。]
(263) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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|
― 人工庭園・宴会場入口付近 ―
[>>263 異国の言葉で、たどたどしく唄を口ずさんでいると、白い人影が駆けてくる。]
―――…?
[唄うのをやめてしげしげとその人影を見れば、先程の歌姫を知れるか。 だが、さて、名前は―――咄嗟に思い出せない。 声をかけあぐねたまま、視線を注ぐ]
(264) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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|
[返答>>254に、しばし絶句する]
……俺を覚えてないのか。 いや、別人、か……?
[まじまじと見れば、記憶にある患者の姿とは細部が違う気がした。そもそも、その記憶は10年近く前のこと。そこから歳をとっていないのはおかしい。 ひとつ、息をついて肩から息を抜く]
いや、すまない。 俺の勘違いだったらしい。 昔……、事故……、そう、事故で死んだと聞いた知り合いに似ていて、間違えたようだ。
(265) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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|
[オスカーの言葉>>251に、くすくすと笑みを零す。]
勤務中だからなどと言っていては、これから先食いっぱぐれるぞ。 なにせ、四六時中勤務中のようなものだからな。
[オスカーが軽く咽せるのを見れば、目を細める。 再びグラスを受け取れば、グラスに残るワインを一気に呷った。]
酒くらいは浴びるほど飲ませてもらいたいものだ。 こんな処に暮らしていると、どうにも窮屈でな……。
[一瞬だけ表情を翳らせ。 親族が集まっている筈の宴席を眺め、小さくため息をついた。]
(266) 2013/01/12(Sat) 01時頃
|
|
[あまり飲み慣れぬ様子のオスカーを、ニヤニヤと見守りながら。]
次を注いではくれないのか?
[空になったグラスを再び差し出し、じっとその瞳を覗き込んだ。]
(267) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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|
[軽々と中央まで運ばれて、 不安定な足場の上に降ろされる。
密やかに溜息をついて、支える腕に手を添えた。]
……カリュクス、と。 お見知りおきを。
[胸に手を置き、軽く腰を折って一礼する。 慣れ親しんだ儀礼が、自然と顔を出した。]
(268) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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|
……しかし、こうして見ていると、本当によく似ている。 まるで、女みたいだな……。
[オスカーの瞳をじっと見つめたまま。 そのワインに濡れた口元を、そっと指先で拭った。]
(-108) 2013/01/12(Sat) 01時頃
|
|
/* ペア村で、相方がハニーとわかっているのでガンガン確定ロールしていますが、これは、まあ、特殊だからね?
甘えてます。にぱ
(-109) 2013/01/12(Sat) 01時頃
|
|
ここで脱げ、と?
――― 間違えるなら、間違えさせておけばいい。 そのうち、に気付くだろう。
[もうひとつ、溜息。 機嫌が傾いているのが、やや滲む。]
(-110) 2013/01/12(Sat) 01時頃
|
|
―人工庭園―
[駆けた自分の息の荒さに混じって、進行方向からよく知った旋律が聞こえてきた。 導かれるように近づくと――あまり自分と歳が変わらなそうな部族の女性。 宴の席に着く前に、主から妹だと説明を受けていた事を思い出し、咄嗟に膝を折って挨拶した。]
あ、あの、初めまして、 わた、わたしは、レティーシャと申します。 お寛ぎのところお邪魔してしまい、申し訳ございませんでした。
[深く深く頭を下げる。]
(269) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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/* 秘話を送ってみたかったんだ。(こっそり
(-111) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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|
[シゼが拾った湯のみ>>258に、手を伸ばす]
……汚してしまわなかったか? すまなかった。
(270) 2013/01/12(Sat) 01時頃
|
|
飲みたいと言われるならば止めませんが。
[催促に応えて酒を注ぎながら言う。 どうなろうと知らないからなという意味を込めて]
度々旅行にでているような話でしたが、何が窮屈なのですか?
[裕福だとかは関係なしに、自由に生きて好きに行動しているようにみたいのだが、そうではなかったのだろうか]
(271) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 01時頃
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う、うん、えーっと…
[先程しゃべった感じのよいが病がちのペラジー>>258に少し困ったよな笑みを浮かべて、シビルを見ていた。仕返しのようにまじまじ>>265とこちらを見られて]
……そっか…人違いか。そのわかんないですが、ちょっと記憶を失ってまして、もしかして知り合っていた人と会えたのかと思ったんですが…
[そううまくはいかないかと思いながらも僅かに肩を落とすが]
とりあえず今はヨーランダという名前になってます。紛らわしい姿で申し訳なかったですが見ての通り私はぴんぴんと生きてますよ。
[少し冗談めかして生きてると示すよにぴょんぴょんとはねた。特に意味はない]
(272) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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|
…思い出さなかったほうがよかったかな…?
[ふと気になったことが心の中だけでとどまらず口をついてでた]
(273) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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|
ふたりきりの兄妹、似ているのも当然でしょう?
[唇を拭う指に身体を引きそうになるのをぐっとこらえて]
……まさかあんな簡単に見破られるとは思いませんでしたよ。 ホリーの真似には自信あったのにな。
(-113) 2013/01/12(Sat) 01時頃
|
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/* わたわた言っているレティーシャがかわいい。
……筆の進みが遅い己がにくい……!
(-112) 2013/01/12(Sat) 01時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 01時頃
|
まぁこんな感じ…だったんだが。 王様怒らせたかねぇ?
[恩人を睨んでいた様子が気になって、 席に戻ると伺うように小声で尋ねた。]
(-114) 2013/01/12(Sat) 01時頃
|
|
[深く頭を垂れる少女を、少し驚いて見た。 宴席で歌っていた時の堂々としたのびやかな姿とは打って変わっての、怯えた姿に戸惑ったのだ。 しかし、すぐに我に返り膝を折り、頭を低くする少女の前へと進むと、己も膝を屈めて、ふわりと柔らかな金糸の被る頬へと手を添えて、上げさせた。 自然目線の高さが合い、微笑みかけ。]
初めまして。 私は、ファラ。 大丈夫、少し外の空気が吸いたかっただけなんだ。 あなたも?
[宴席は、どうしても料理の香辛料や酒気、水煙草の香りなど、様々なものが入り乱れる。 それにしては息をきらしている事は気になった]
そこに座ろう?
[柱の台座、腰かけられる場所を指して、促した]
(274) 2013/01/12(Sat) 01時頃
|
|
[内心はどうだか知らないが、カリュクスは典雅に挨拶をしてみせた。 フランシスカの目にもそれは美しい所作と感じられる。]
新しき住民にも片翼の鷹の神の加護のあらんことを。
もう顔合わせはいいだろう。 我々はこれで失礼する。
(275) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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おにゃのこヤニクかわゆいなぁ。 生えたって!!!!!
(-115) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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料理も口にあわず、オレのことも聞けずで残念だったな。
名を呼べなくて「悔しい」か。
[寂しい、のだったら譲歩してやったかもしれない。 そうは口に出さず、少しだけ力をこめて白磁の指を握る。]
砂漠の時は悠久だ。 焦ることはない。
(-116) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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帰るぞ。
── 歩くか?
[意地を主張した囁きを思い出し、訊いた。]
(-117) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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ええと… あ、いえ、だいじょうぶです お気遣いなく…
[ヨーランダ>>254の答えと、幾分落ち着いたシビル>>265を見比べる。 詫びるシビル>>270には自らの着衣を示して、汚れなどないと知らせた。 人違いであるなら気にすることもあるまいと、拾い上げた湯飲みを給仕に預け、交換の茶を頼んだ。 シビルとヨーランダに話があるのならば、邪魔をしないようにとそっと身を引き、宴席へと目を移す。 目に飛び込んできたのは、鳩>>237。 思わず目を丸くする]
まぁ… あ、奇術師…なるほど…
[知識としてしか知らなかったものを実際に目にして、簡単の声がこぼれた。 なるほど、その口上>>262はまさしく本で見知った奇術師そのものだった。 そして、本で見知った、もうひとつ]
(276) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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[オスカーの問い>>271を聞けば、軽く肩を竦める。]
逆だ。 窮屈だからこそ、度々ここを抜け出している。 ……簡単な話だろう?
[浅黒く精悍な顔に、苦笑いが浮かぶ。 自分が気儘に暮らしているという自覚は、一応持ち合わせてはいた。 とてもではないが、ファラのように宮殿内で大人しくしている気にはならない。]
しきたりだの何だのと……。 面倒なことばかりだな。
(277) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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[オスカーが逃げぬのを見れば、微かに笑みを零す。]
男が女のふりをするのであれば、どうしても無理が出るだろう。 ……女としての仕事を求められたなら、どうするつもりだったんだ?
[興味半分、皮肉半分といった体で聞きながら。 オスカーの身体を引き寄せ、その口元へと再びグラスを寄せた。]
(-118) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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…あら?
[フランシスカの紹介>>256とともに、一礼>>268。その所作は、確かに読んだことがある]
あの、カリュクス、さんは…
[思い出しながら問をかけそうになり、思い出したところで問を飲み込んだ]
いえ、ごめんなさい、何も…
[知識が間違っていなければ、ここにいること自体が異常事態といっていいはずだ。 軽々しく聞いていいことではないと、想像できた。ましてこのように人の集まる席であれば、なおさら。 フランシスカがこの場を辞する>>275と言うならば、引き止めることなくその背を送る]
(278) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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[同じ高さの目線に戸惑う。 主といい、彼女といい、何故こうも「下がって」くれるのか図りかねて視線が揺れた。]
ファラ、さま……。 あの、わたし、は。 先程粗相を致しまして……。
[右腰から下に広がる葡萄色>>253は、月明かりでも見えるだろう。 だが、着替えと言ってもこの日用に誂えて貰ったドレスはこれだけで、小鳥専用のドレスなど当てもないのだった。 促されるまま台座に腰を下ろす。]
(279) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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[褐色肌の異国人が行う余興を、横目で眺めつつ。 手品めいた出し物は、帝都に居た頃に何度か目にした事はあったが。 王の驚く様子を見れば>>249 声を出す事なく、微かに笑みを零すのだった。
白い姿が名乗り上げるのを見れば>>268 微かに視線を向け、面白くもなさそうに鼻を鳴らした。]
(280) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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は。お礼を言われてしまった( ノノ) 主の答えを聞くのが怖くて逃げただけなんですうううごめんなさい><
だってダンさまってば優しすぎて村開始早々小鳥はめろめろなのですよ。ひぃん。
(-119) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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っていうのをメモで言うと雑談になるので自重する。
(-120) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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[粗相を、といって落とされた視線の先を辿れば、月明かりに照らされた紫色の染み]
これは、まあ、派手に。
[やっちゃったものだと、目を瞬いたあと、立ち上がった。]
着替えが必要だね。 私のものでよければ貸してあげる。 ついておいで、レティーシャ。
[そうして自室へとレティーシャを伴っていくと、彼女へと淡い黄色のワンピースを出す。 この地方特有のドレスの形は、胸元が出るものが多く、それもまた例外ではなかったが、彼女がそれを気にするなどとは気づかず、差し出してみる]
髪の色とおんなじ色。 きっと似合う
(281) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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あ、いえ、私が驚かせちゃったみたいですので。こちらこそすみません。
[ぺこりと謝る。 シビルの気遣い>>270とペラジーの返答>>276今更、湯のみがおちていたことに気づいた。 それだけ気になったのだろうと自覚もした]
(282) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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[記憶を失っている>>272と言われ、目を見開いて]
……それは、なんという……。
[ぴょんぴょん跳ねるのを見つつ]
そうだな。知り合いでも何でもない相手だ。役に立てなくてすまない。 よろしく、ヨーランダ。 俺はシビル・メイヒュー。
(283) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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そ、そんな……、あっ、
[長らく人と会話して来なかった所為で上手く言葉が出て来ない上、元々「命令」には従う事が刷り込まれている。 王家特有のオーラに呑まれ、気づけば手に淡い黄色が乗っていた。]
あの、すみません、こんな……わたしなどの為に。
[自分の価値は駱駝一頭>>183――いや今はもっと下がっている可能性もある――のに。
恐縮し、表情を強張らせたまま着替える。 汚してしまったドレスは使用人が洗っておくからと引き取ってくれた。]
(284) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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>>284 たぶん 駱駝 高い。
(-121) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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女としての仕事……? そんなの男とわかれば諦めるものでしょう。
[さも当然という風に返す。 そちら方面での危機意識は持っていないから、抱き寄せられて不快を表情に表しても逃げることまではしない]
んっ……ごく、ごく……。 手を借りなくてもこのくらい自分で飲めます。
[押し付けられたことで飲みきれなかった赤い液体が、口の端から顎を伝ってぽたりとおちた]
(-122) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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[襟ぐりの広いワンピースを身に着けると、豊かな膨らみが寄せられて出来た深い谷間が強調されて少女は困り顔でファラの前に立った。]
ファラさま。 その……これでは、目立ちすぎではないでしょうか。
[歌以外で色気を出すなと叱られた記憶が、 その後散々乱暴に揉まれて噛まれた記憶が恐怖を呼び起こし、白い肌が粟立った。]
(285) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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ええ…手から零れた砂は風にさらわれるのと同じで記憶がただ溢れ落ちただけならまだマシなんですが、私の場合底から抜けちゃったようでしてね。
[だからなんだというほどもなく、悲壮感ももってない]
いえいえ、シビルさんが呼ばれたのは私のためではなくて違う理由なのですから気にせずにこちらこそよろしくです。
[よろしく。とシビル>>283へとすっと会釈をしてから頭を上げ紫水晶の瞳がシビルの瞳を捉えるように見つめる]
そしてその、お医者さんということでお聞きしたいことがあるのですが…
[話しかけた理由を口にしようとして、少しの逡巡が生まれてから口にする]
……悩み事をしてる人を元気づけるにはどうすれば効果的でしょうか。
(286) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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気にしなくていい。 それに、そんな風に言うものでないよ。 ダン兄様も、お傍に女性、それも年若い娘を軽々しい気持ちで置く方ではないから。 あなたは、その人に連れられてきたのでしょう?
[兄が何かしらの思い、その内容はわからねど、大切にしているであろうことはなんとなく想像がついた。]
うん、良く、似合う。 さあ、戻ろう。 歌姫がいなくなってしまったと騒ぎになっているといけない。
[自分の見立てに満足そうに言うと、戻ろうと促した。 彼女が宴会場を逃げ出してしまった経緯など、しらなかったから。]
(287) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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[胸の露出をとてもを気にする様子に、少し首を傾げて。 衣裳棚へ向かうと、白いショールを取り出し、するりと方から胸を隠すようにかけた。]
これなら、隠れる。
[レティーシャが何に怯えたような様子を見せているのか、ファラには推しはかることができない。 この宮殿で、彼女に危害を加えようという人間など、いなかったから、どんな服装をしていようときにならなかったのだ。 けれども、放っておくには不憫で、上手く隠れた胸元に、これで大丈夫、と首を傾げた]
(288) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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別に、そうとは限るまい。
[事も無げに言い放つ。 ケヴィン自身は、男に欲情した事など、未だ無い。 なればこそ、可能性の話ではあったのだが……。]
……なら、もっと飲め。 今度は、俺が世話をしてやろうか?
[紅い雫が伝うのを見れば。 世話がやけると笑いながら、その顎にそっと舌を寄せた。
喉元に顔を近付けた瞬間、葡萄らしき甘い芳香が鼻をつき。 僅かに目を細める。]
(-123) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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得るものはいくつもあった。
ここで長い時を過ごすのならば、 この地のことを、もっと知りたい。
[握られた指を握り返す。]
私を繋ぎ止めた、あなたのことも。
(-124) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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[歩くか、と問われ、 立っている場所を囲む食器の数々に目をやった。]
…もう一度、してほしい。
[ごくごく小さな声で告げる。]
(-125) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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[挨拶を終え、おとなしく黒衣の首に再び腕を投げかける。 その所作の間に名を呼ばれ、視線を上げた。>>278
なにか言いかけて言葉を濁したペラジーを 薄紅の瞳で見つめる。 はたり、と瞼を一度瞬かせたあと、 淡く微笑んで会釈した。
呼び止めるものが他に無ければ、 そのまま宴席を辞するだろう。**]
(289) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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[ヨーランダの詩的な表現>>286と、あまり悲観していない様子を、半分呆れた目で見る]
……なんだ? 君も、何か持病があるのか?
[「元気づける」という予想外の相談に、首を傾げた]
ヨーランダ。 東西のどんな医者や薬師に聞いても、恋の病につける薬はないと答えるだろうよ。
[苦笑をひとつこぼして]
気分が上向きになる薬もあるにはあるが。 それより、話を聞いてやればいいんじゃないか。否定せずに助言せずに、ただ聞くだけで。
(290) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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/* 駱駝一頭は大金だよ! 良い駱駝は、そりゃもうごっつい金額だよ!
[おうさまは主張してみた!]
(-126) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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[>>276>>280王以上の驚きは距離のために見えなかったものの、余興は他の者らにもそれなりに受けたらしい。 視線ひとつひとつに丁寧すぎるほどの礼を返して、さて席に戻れば小声で恩人に話しかける。 先の王の睨みが気にかかったので尋ねつつ、事前に楽しみだと、興味を点した瞳はどう移り変わっていただろうかとも伺うように。
>>268名乗りが聞こえたが、聞き覚えのない響きだった。 少なくともCから聞いていた名とは違う。 やはり別人だったろうかと思うと、今度は小騒ぎの所に視線が向く。]
おっと。
[何やら姫君の従者ともう一人の、長身の青年の方にも一度視線が向いた。青年の方は、宮殿内を同じくうろうろしていたなら顔を会わせた事もあっただろうか。]
(291) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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[嗜め>>287に、は、と口元に手を遣る。 主への侮辱だと、言われるまで気づかなかった事に顔を歪めた。]
すみません……。
[ショールの前を合わせ、頭を下げる。 戻ろうとする彼女に頷いて足を進めた。
そろそろ商談は終わっているだろうか。 粗相が査定に響いていなければ良いのだが。
心臓の音が煩い。]
(292) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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/* 恋の病w 思春期がんばります、せんせー!
(-127) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 02時頃
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/* そうそう。 おうさまは手品をほとんど知らない上に迷信深いから、 手品なんて見たら、「おのれ魔術師め!成敗してくれる!」になるんじゃないかとどきどきわくわくだったのだ。
アフリカあたりで鎖国してる小部族なんてそんなもの(偏見
脅かすつもりはなかったんだよう。
(-128) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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/* あ。 ダンが帰ってきた…!
おうさまねむいけどがんばる。
(-129) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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[それから他に話しかけて来る者がいただろうか。 頃合いを見て、シゼに声をかけて]
そろそろ引きあげても構わないか? 休む前に、簡単に問診だけでもしておきたいのだが。
[と提案する**]
(293) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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[しゅんとして謝る様子は、自分よりも幼く見えるが、よく見れば同じくらいか、少し上か――― 幸い、ファラも胸は大きい方だったので、どうにか胸がキツくてはいりませんという事態は避けられたようだ。]
大丈夫。 私は何も聞いてないもの?
[ふふと笑って、ひとさし指を自分の唇に当てた。 宴会場へと戻る道すがら、どうにも彼女の足が重く、うつむいた様子が気にかかる。]
……何かあった?
[少しだけ、歩みを緩めて。 その場所へ着く前に、話をする時間を、つくる。]
(294) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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多分…ないですよ?
[記憶を失ってるので病に関しては頓珍漢な答えを返す。 呆れた視線には柔和な笑みを返した。じたばたしたところで何も変わるはずがないからで]
…恋も病だったんですね。ということじゃなくて…そう、ですか。
[自覚の有無を現さずに、難しい表情へと変化しながら、シビル>>290からの助言をこくこくと素直に頷きながら聞く]
聞くだけ…というのはなんだか我慢するようで苦手なのですが、助言をありがとうございます。
[その場を医者としての仕事を口にして辞すシビルに礼をいって、それ以上は止めることはなく見送った]
(295) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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/* Q:ほかのひとには「そいつよこせ」発動しなかったのに、どうしてダン/レティーシャ組には発動したんですか?
A:絶対に頷かないって見えたからです。
(-130) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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/* ほら。悪いおにいさんっぷりも、ちょっと発揮してみたいじゃない?
(-131) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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ヨラはやっぱりRP村不慣れかな。
>>293は、「ヨラの後に誰かが話しかけてきたかもしれない」という可能性を残した表現なんだ。 >>295で、「ヨラの見ている前で退室した」と確定してしまうと、それを打ち消してしまうのだよ。
まあ、ざっと見て、巧い人が多いようだから、なんとかして都合をあわせるだろうし、そもそも相方優先の村だから俺にわざわざ話しかけてくるものも少ないだろうから。たぶん問題ない。
でもま、こう言う所をちょっと注意してみると、上達すると思うよ。 偉そうに言ってすまんね。
(-132) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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ありがとうございます……。
[微笑むファラを少女は本当に美しいと思った。 そんな彼女に尋ねられ、とうとう足が止まる。]
あの、わたしは、ダンさまに、助けて頂いたんです。 ただ、通りすがっただけなのに、見ず知らずの、襤褸を着たわたしを、その、抱えて下さって。
[伝わっているだろうか。 話下手な自分がもどかしい。]
連れて来て頂いて、わたし、すごく、 ――しあわせで。 でも、どうしてこんなに良くして下さるか、ずっと不安で。 さっき、王様が、ダンさまに「駱駝一頭で」と仰った時、そうだったのかって、思ったんです。 わたしには、嫌がる権利なんてないのに、
[その先を言う罪深さに思わず顔を覆う。]
……ダンさま、の、お傍に、いたくて……っ、
(296) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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イベントが始まってもないのにフルスロットルな小鳥。
(-133) 2013/01/12(Sat) 02時頃
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― 宴席 ―
[赤々と燃える火に照らされて、料理を囲むそれぞれの影が 踊るように揺れる。
客人として迎え入れた少女を伴い会場に足を踏み入れれば、 幾人かは既に席についていた。
鮮やかな刺繍で飾られたクッションをいくつか脇にどけ、 定められた位置へと、小鳥と揃って腰を掛ける]
(297) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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[レティーシャが腰を上げて口を寄せるので>>44 身体を傾がせて、その言葉を聞く。
隣で同じ物を食べても良いのか、と不安げに尋ねてきたため、 しっかりと頷いて見せた]
構わない。 大いに食べ、大いに楽しむといい、と陛下も仰っている。
(298) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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[目の前の料理に手をつける様子>>53を見て、 己も手で摘める料理のいくつかを口にする。
辺りを見渡せば、急に増えた新しい顔が多くあった。 それぞれ挨拶を交しているようで、ダンもレティーシャを 紹介すべく口を開きかけた時。
王の呼びかけ>>4を耳にしたレティーシャが、こちらを向く]
──ああ。私も聴きたい。
[何を、と言わずとも伝わったのだろう。
不安からか瞳を揺らしながらも、立ち上がり発声する小鳥>>53]
(299) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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ん?
[ここ数日でたまに見かけ、白いファルケンの人間と、褐色肌の異国人という組み合わせのもの>>291と目があった気がする。 二人セットでは凸凹であるという感想以外にも、この男から記憶とも違う何かが引っかかる者であったから印象に残っていたが、それが何かは今はわからない
ぼんやりと手にもった果実をボールのように手首をひねって投げては手の中に戻しながら、歓談だけして食事をとっていないファラを探しに、気配を消してひっそりと宴席を後にした**]
(300) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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[心地よく鼓膜を震わせる歌声>>77>>83に心置きなく酔う。
歌う姿は、彼女の他のどんな時よりも 喜びと生命力に満ちていて、自然と男の表情は緩んだ]
(301) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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/* おうさまやっぱり寝てもゆるされるかな?
昨日も遅かったし、ストーブの灯油も切れたし、 やっぱり寝るね。ごめんね。 おやすみー。
(-134) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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[見た目よりもどこか幼いようなたどたどしさで、しかし一生懸命に話すレティーシャの言葉を、その瞳を見つめたまま途切れるまで聞く。]
そう、ダン兄様はあなたを助けたの…
[通りすがりに、身しらずの、襤褸を、という単語、続けられる言葉から、想像力を総動員せずとも彼女の境遇が過酷なものであったことは察することができた。 目を細める。]
―――… レティーシャ。
[顔を覆う手に手を添えて、そっと退ける。 じっと見つめて、前に流れた髪を少しかき上げてやり。]
それを言う相手は私ではない。 ダン兄様に、直接お伝えしよう? でないと――意味がない。
[そう言って宥め、レティーシャを連れて宴会場へ戻ればダンの姿はなかった。]
(302) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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…誰か、ダン兄様がどちらに行かれたかご存じないか?
[少なくとも、ダンの居場所が解るまでは、おびえている様子のレティーシャの傍に居るが、ダンが戻ってくる、もしくは居場所が分かったならば、彼女を向かうよう促すだろう]
大丈夫。ダン兄様を信じて良い。
[そう囁いて。]
(303) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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[その場に主がいなかった事に、何処かホッとした部分があった。
直接伝えろと言われても、多くの目のあるところでその我儘を告げる勇気は――持てそうになくて。 王の機嫌も損ねそうで怖かった。 「信じて良い」>>303と言われても、そう信じられるだけの自信が、この小さな小鳥の中にはまだ育っていない。]
――お部屋にいらっしゃるかもしれません。 お伺いしてみます。 あの。 たくさん、ありがとうございました。
[誰かの答えを待たずにファラに頭を下げる。 そうして小鳥は、飼い主を求めて廊下へと足を踏み出した。**]
(304) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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/* とてもピュアな流れを横目で見ながら。 我ながら、相変わらずの変態っぷりである……。
どうしてこうなるのか……(遠い目)
(-135) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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うん。頑張って。
[>>304 部屋に行ってみるというレティーシャを頷いて見送った。
ひとに言うのは、こうも容易い。
何も持たぬ、身一つのレティーシャに言える言葉が、自分には言えない。 否―――身一つだからこそ、言えるのかもしれない。 そんな自分が滑稽に思え、気付かれぬよう密やかに、一瞬だけ苦笑いを漏らした。
どうやら、ヨーランダも会場からいなくなったらしいと知れば、やれやれと肩を竦めるのだった**]
(305) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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/* ヨーランダに返事を返そうか悩みつつ思いつかなかtt ラルフが来た時に纏めてでいいかなと思って寝るのだった…。
(-136) 2013/01/12(Sat) 03時半頃
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[小鳥の歌声が止めば、王と同じく手を叩いて>>183 賞賛とねぎらいを示す。
賜った褒め言葉は我が事よりも誇らしく感じられ、 何時に無く和やかな表情で向けられた笑みに応えた。
しかし、次いで持ちかけられた取引に、男の身は強張る]
(306) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[細く、ダンを呼ぶレティーシャの声>>244]
(307) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[ぎこちなく固まっていたのは一瞬のみ。
体ごと王の方へ向き、居住まいを正す。 床に手を付け、深く頭を垂れた]
──は。 命であれば従わざるを得ません。
[返答の声は、賑やかな宴の席でも良く響く。
顔は伏せられているために、 ダンがどんな表情であるか、 周りから伺うことは出来ない]
(308) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[給仕の運んでいた瓶が倒れ>>253、 中の葡萄色は小鳥のドレスやカーペットたちに染みを作る。
ざわめきが起こり、顔を伏せたままで居ても、 何かしらが起きたことは知れた。
動揺に塗れた小鳥の声。遠くなってゆく足音。]
(309) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[それらには反応すること無く、ダンは顔を上げると、 王の顔を見据えた]
……ですが、
恐れながら、陛下。
[声色は落ち着いている。表情も常と変わらぬ]
(310) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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私に選択する権利を頂けるのであれば、どうか。
どうか、己が側に置き続けることを、──御容赦頂きたく。
(311) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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……きっと、私が個人的に「客人」を迎えるのは、 今回が最初で最後となります。
[思わず漏れたのは、独り言に近かった。
ダンが誰かに強い執着を示すなど、 未だかつて無い事。]
(312) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[権力抗争を倦み、 強い意志を表明することを避け、 どんな一派にも所属することを善しとしなかった。
アルフレッドと比べられ、 「どちらがより王に相応しいか」と噂されるのも、 権力に目が眩み、己にゴマを擦る者が出るのもうんざりで。
孤高を保つために、婚姻どころか妾を囲うことすら避け、 独り身を貫ぬく程の徹底ぶりであったのに]
(313) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[レティーシャが余りにも無防備に信頼を寄せてくるから、 放っておけば何処かでまた痛い目を見るのではと、 危なっかしく見えて。
寂しいと漏らした彼女が、傍にある人間として自分の手を 取ったのに、此方の勝手で手を離すのは不誠実な気がして。
或いは単なる身勝手な、所有欲故なのかもしれない。
──彼女を、手放したくないと思うのは]
(314) 2013/01/12(Sat) 04時半頃
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[再び、頭を下げた格好のままに待つ。
王からはどんな返答があったろうか]
(315) 2013/01/12(Sat) 04時半頃
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[籠から飛び出た鳩と色とりどりの花弁>>237は、 普段であれば興味深く感じられたであろうが、 現在のダンにそのような余裕はなく、 脳裏を過るのは逃げ出した小鳥の事ばかりであった。
王の方に体ごと向けたまま、一礼する]
……宴もたけなわでは御座いますが、 私は先に下がらせて頂きたく存じます。
衣装を替えに戻った客人、 ──レティーシャもそのまま下がらせます故、 直接陛下に御暇のご挨拶が出来ないことを、 代わりにお詫び申し上げます。
(316) 2013/01/12(Sat) 04時半頃
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[抑揚のない声。
しかし、珍しくも急いているのが、 言葉尻の微細な粗さに現れていた。
王の答えを待ち、静かな所作で席を立つ。 そのまま早足にて宴の会場を出た]
(317) 2013/01/12(Sat) 04時半頃
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[今宵も陰りのない月夜である。 レティーシャが向かったのは自室であろうか。
ドレスを替えてくる──と言ってはいたが、 試着させた衣装の数々は使用人に片付けさせたために、 彼女一人で見つけることが出来るかどうか]
(318) 2013/01/12(Sat) 04時半頃
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……レティーシャ?
[足早に戻った先に、少女の姿はなかった。
呼びかけてみても、部屋にはただ静かに月の光が 刺し込むのみで、光を弾く金糸を見つけることは出来ない。
宮殿の奥は坑道に繋がっている、迷宮である。 慣れぬ者が軽々しく踏み込んでは、無事に済むはずもなく。
焦りは益々酷くなるまま、あてもなく男は駆け出した]
(319) 2013/01/12(Sat) 04時半頃
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─ 自室前 ─
[どれ位の時間探し回ったろうか。 使用人にレティーシャを見かけた場所を尋ねるごとに、 行き先が全く食い違っていた。
繰り返し行き違っていた可能性が高い。
最終的に自室の前で捕まえる前に、何度宮殿奥の 捜索を命じようと思ったか知れない]
(320) 2013/01/12(Sat) 05時半頃
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──良かった、
[衝動のままに、少女の頭をかき抱く]
(321) 2013/01/12(Sat) 05時半頃
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[肩口に額を埋めて、長く、息をついた。
走り回ったお陰で荒くなった呼気を整える事、暫し。
宴のために整えられた髪は乱れて、 幾筋も後れ毛が頬に掛かっている]
……此処を案内した時にも言ったろう。 奥は坑道に繋がっていて、迷えば遭難しかねない。
勝手に出歩くなとは言わないが、 慣れるまで付添人を頼むだとか、……
(322) 2013/01/12(Sat) 05時半頃
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[話す内に、頭も冷えてきた。
出会い頭に抱きしめるなどという 己のあんまりな接触の仕方に、静かに動揺する。
何でも無いような素振りで少女の身を開放し、 適切と思われる距離を取った。
身を引いて見てみれば、レティーシャの格好は 着て行った白いドレスではなく、見慣れぬ黄色いドレス。 試着したドレスの在り処を探し当て着替えたのかとも思ったが、 彼女が身に纏う衣装は、見覚えの無いものであった]
……これは? 使用人にでも用意させたのか。
(323) 2013/01/12(Sat) 05時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 05時半頃
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/* おうさまやっぱり寝ててよかったね。 (タイムスタンプを見つつがくぶる
けどあれだよ、おうさまこの二人に「それくれ」発動して良かったとおもってる。 おうさまGJ。
(-137) 2013/01/12(Sat) 09時頃
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[小鳥が欲しい、と持ちかけたあと、 居住まいを正すダンの様子に、王は少し目を開く。>>308
当の小鳥が不始末をしでかしたのには>>253 眉を顰めて、片手を振って給仕ともども下がれと示した]
ダンよ。おまえがそんなことを言うとは、珍しいな。 あの時も、さっさと手放したというのに。
[手放したくないと意志を示され、王が意味深に笑む。>>311 あの時、とは前の王が倒れた時に他ならない]
(324) 2013/01/12(Sat) 09時半頃
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よい、よい。 おまえがただの木石漢でないとわかったわけだ。
そのままさっさと身を固めてしまえ。
[はっはっは、と大声で笑うのは、冗談だと示すよう。 先に下がるというのにも、鷹揚に頷く>>316]
(325) 2013/01/12(Sat) 09時半頃
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そそっかしい小鳥だ。 うっかり放さぬようにするがいいぞ。
[終始上機嫌のまま、退出を許した。 王にとっては、所詮小鳥一羽のことに過ぎぬ。 交渉も、面白い余興に続きがあった、程度のこと**]
(326) 2013/01/12(Sat) 09時半頃
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[アルフレッド王が歌い手を求めたのは、気まぐれの一つだろうと意に介す事はなかったが。 当の小鳥が走り去る様と、ダンの珍しい様子には、思わず目を見張った。]
あの、兄者がねぇ……。
[今まで浮いた噂一つ聞かず。 異母兄が我欲を表に出す姿も、ケヴィンの記憶では見た事がない。 それだけに――…。]
(327) 2013/01/12(Sat) 10時頃
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………………ふぅん。
[自然と、唇から笑みが零れる。 今まで朴念仁かと思っていた相手の、意外な一面を見て。]
そっちの方が、よっぽど人間らしくていいよ。 なぁ、兄者。
[楽しげに、独りごちるのだった。]
(328) 2013/01/12(Sat) 10時頃
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―自室前―
[ダンの部屋のドアを叩く前に、息を切らせた本人が現れて>>320、蒼い目を見開いた。]
―――――ダン、さま。
[固まった身体が大きな肉体に包まれる>>321。勢いで、肩にかけた白いショールが床に舞った。 いつもの主の匂いに少し汗の匂いが混ざっていて、心拍の速さが感じられて、いつも冷静な主の常ならぬ姿に戸惑ってしまったが、その理由と叱責を受けて、顔を強張らせた。]
……っ、ご心配、おかけして申し訳ございません……。 途中ファラさまにお会いして……着替えも、ファラさまがお貸し下さいました。
[離されて改めて主の姿を見てみると、相当焦らせてしまった事が伺える。 折れた膝を床につけ、深く項垂れた。]
(329) 2013/01/12(Sat) 10時半頃
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あの、信じて頂けないかもしれませんが、わたし、ここから脱走しようなど、考えてはおりません。 こんなに、良くして下さる方を裏切るなんて。
[出会いが出会いだったから、もしかすると籠を飛び出したと思われたかもしれないと、必死に弁明する。]
ダンさまの、お役に立てるなら、わたし…………、
[王の元へ行く、というのが適切な回答だというのが分かって尚、強い想いが口を留める。 身体の内側から灼かれるように、粘膜という粘膜がヒリヒリ痛んだ。 顔を上げ、ぼやけた視界で主を探す。]
(330) 2013/01/12(Sat) 10時半頃
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[ファラの「信じて良い」という囁き>>303が脳裏に蘇る。 ――本当に? 面倒な小鳥だと、煩わしく思われないだろうか。 それでも。 頽れそうな身体に芯を通すように、握った拳に力を籠めた。]
わたし、は…………、 歌を歌う事しか、できません、けど。
[カタカタと歯が鳴るのは、この先の言葉に乗せる想いを知られる恐怖。]
……ダンさまの、お傍に、いたいんです。
[握った拳の間から、血が滲んだ。**]
(331) 2013/01/12(Sat) 11時頃
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焼き鳥………! 反応は雑談になるので灰に埋めるのですw
(-138) 2013/01/12(Sat) 11時頃
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[白い腕を投げかけるカリュクスを抱き上げて宴の間を後にする。 熱気のこもる場所から遠ざかれば、砂漠の乾いた空気は急速に冷えてゆく。
腕の中のささやかな温もりが沁みて、宴の間を出てもそのまま横抱きにして運んだ。]
(332) 2013/01/12(Sat) 12時頃
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[「この地のことを、もっと知りたい」と囁く声に、灯る歓びがある。 わずかに過る不安とともに。
カリュクスはまだ神域の扉をくぐっていない。]
(-139) 2013/01/12(Sat) 12時頃
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明日には── また。
[星の銀を宿す髪の上から額に接吻けて、吐息を震わせる。]
今宵は休もう。
(-140) 2013/01/12(Sat) 12時頃
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[自室に向かう途中、ヤニクをさがす長身の青年や、歌姫を探すダンと行き交ったが、いずれにも「見かけていない」とだけ答える。]
(333) 2013/01/12(Sat) 12時頃
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─ フランシスカの居室 ─
[部屋に戻れば、駱駝の乳で淹れたミルクティーを振る舞った。
砂漠の旅の間、カリュクスを包んできたムートンを床に敷き、巻いて壁にたてかけてあった自分の分も並べて延べる。 枕代わりのクッションを置いてドレスを脱ぐと更紗のパレオを巻いて胸の前で結んだ。寝るときも女装は通す。 カリュクスにも同じものを用意した。]
ここで寝てもらうぞ。
(334) 2013/01/12(Sat) 12時頃
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[自室には扉などなく、入り口は目隠しの布が下がっているだけだから出ていこうと思えば容易だろう。
それに頓着せずフランシスカは横になって腕を伸ばした。]
(335) 2013/01/12(Sat) 12時頃
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おいで。
(-141) 2013/01/12(Sat) 12時頃
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[ホレーショーが立ち上がるのに、少し身体傾けて道を作る。 準備があると聞いてつい促すような話の流れになったが、 何が起こるかは知らない。目配せに瞬いて見送った。]
……籠。 ?
…… …―――!
[大きな身振りに注目して、僅か数秒の魔術。 突如響く鳩の羽音と舞い降る花弁とに、双眸を大きく瞠る。]
(336) 2013/01/12(Sat) 12時半頃
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[急に水を向けられ、暫し言葉に詰まったのには、 ホレーショーの口上に助けられた形となったか。>>262]
…… え、 … 鳩と花々であれば、民の庭に彩を添えるのみ。決してわが国の脅威とはなりません。
お気に召していただけたようで何よりです。陛下。
[酒も手伝ってか、国王の反応もなかなかのもの。 宴もたけなわ。めいめいが動き始めた場にあっても、十分に興を沿える演目となったようだ。]
(337) 2013/01/12(Sat) 12時半頃
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[ぱち、ぱちと遅れての拍手――喧しくならぬよう音のない拍手だが――を数度。]
…凄い な。
奇術師というのは、魔術や呪術とは違うもの? これで見習いの技だというなら、本職は何が出来るのだろう。
[男が帰るや否や、どういう仕組みなのかと籠を覗く。 事前に披露していた通り確かに空籠だと知れば、首を傾ける。 納得のゆかぬ顔をしていたが、背伸びをして頭の上に手を伸べ、まだ手負いの鳩を籠に収めた。]
(-142) 2013/01/12(Sat) 12時半頃
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…怒って? あの方は元々ああいうお顔なだけだ。
それに、冗談がお好きな方だからね。
[だから、何も問題は起きていないと首を振る。]
楽しんでくれたようだよ。 私も、……面白かった。
[足元に飛んできていた彩花のうち、 まだ形の崩れていないものをひとつ指先で掬って、水盆にそっと浮かべた。 初めてのように、深いショールの裏に微かな笑みの気配も宿る。]
(-143) 2013/01/12(Sat) 12時半頃
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/* あ、やべぇ読み違えたかも。フォローすまん。
(-144) 2013/01/12(Sat) 13時頃
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[宴席から連れ出されて、宮殿の冷えた廊下を行く。 砂漠の星空の下と比べてまだ暖かいのは、 石壁が熱をため込んでいるからだろうか。
それでも流れる空気は冷気を含み、 肌から熱を奪っていく。]
……。
[体を運ぶ両腕が降ろしてくれる気配はなく、 磨き上げた伽羅のごとき横顔を間近に見つめ、 肩に頬を寄せて温もりを求めた。]
(338) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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――― もう自分で歩ける、 …けど
[抗議する言葉は、宙に浮く。 髪に降る口付けに目を閉じ、白い喉を晒して息を吐いた。]
(-145) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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[他のものと行き会おうとも、降りたがるそぶりは見せず、 腕の中から薄紅を静かに向けていた。]
(339) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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─ フランシスカの居室 ─
ありがとう。
[部屋に戻り、ミルクティーを振る舞われれば、 両手に抱えて、しばし温もりを楽しんだ。
口に含めば濃厚な甘みが体を奥から温める。]
(340) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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[用意された寝床にも、寝間着代わりのパレオにも 文句は言わなかった。
ドレスを脱ぐのは着る時よりも簡単で、 パレオは体に巻いて縛るだけだ。 薄布一枚の頼りなさも、気にはならない。
横になった彼の隣に、膝をつく。 伸ばされた腕に指先で触れ、その隣に体を伸ばした。]
(341) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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シビルも出来るだけ感情を排して、非人間的なト書きを通してるけど、カリュはそれに輪をかけて無機質だな。 彼が泣いたり笑ったりするのが、想像できない。 主が熱くて人間らしいのと対照的だ。
やっぱり、秘話で変わって行くのかな。
(-146) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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/* 色んな事を迷っている。
(-147) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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ー 部屋 ー
[診察が出来る部屋に、と指定し、シゼについて歩く。 曲がり角の数を数えるのは途中で放棄した。戻りたければ、誰かに聞けばいいだろう]
まずはいくつか質問させて貰おう。
[胸ポケットに移していた手帳を開き、インク瓶を借りる。 咳はどんな頻度で出るか、その際発疹や赤班は出るか、高熱や手足のひび割れ、腹痛、ひきつりなどがないかと、症状を聞き取る]
魔女の指紋や、六日終末ではないようだな。
[どちらも悪質な伝染病だ。 それならば、即座に尻尾を巻いて逃げ帰るところだ。病気を治しに来て、病気で死にたくはない]
(342) 2013/01/12(Sat) 14時頃
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[次いで、自分の袖を軽く捲り]
触診をする。 座ったまま、上半身を全て脱げ。
[淡々と指示した]**
(343) 2013/01/12(Sat) 14時頃
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[シベットのように柔らかに、カリュクスが横たわる気配がする。 目を閉じたままその動きを感じていた。
指先が軽く触れる。 言葉のいらない挨拶。
宴の席を出てからしばらく腕の中にあったぬくもりを、今度は全身で知ろうとするように身体を重ねた。 幼い日に母や兄弟たちとしていたように、あるいは獣のように。]
(-148) 2013/01/12(Sat) 14時頃
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/* >>343
お、お医者さんプレイだー
(いや本職ですw)
(-149) 2013/01/12(Sat) 14時頃
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─ フランシスカの居室 (早朝) ─
[夢に遊ぶ夜は去りゆき、身体はいつもと同じく日の出前に目覚める。 花で染めた裾の長い衣装に着替え、櫛で髪を梳いた。 カリュクスが求めるなら同じようにしてやろうと思う。 彼の髪は艶めいてしなやかで、触れていると心地良い。
そうこうしていると食事係が朝食を届けに来た。 奉納という形で届くので、ジッドにいる間、フランシスカが調理をすることはあまりない。 素焼きの皿に並ぶのはドライフルーツと駱駝の乳のチーズ、粉にして水で練った穀物を焼いた種なしパン。サボテンを絞った飲み物。]
宴に招かれたのとは違う。残さず食べていい。
[そう説明したが、食べ物があまり手に入らなかった昔をしのばせて、もとより量は少ない。 この小さな皿で二人分だ。フランシスカはきっちり半分だけ口にした。]
(344) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
|
|
しばらく留守にして礼拝所に砂が溜まったかもしれない。 これからそれを掃除する。
手順は教えるから、一緒に。
[カリュクスが朝食を食べる様を見守りながら、今日の予定を伝えた。]
(345) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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─ 礼拝所 ─
[礼拝所へは階段を狭い登ってゆく。 じんわりと暑くなってくるのは、運動のせいばかりではなく、日が登って岩肌が温められてきたからだろう。 外の砂漠はもう酷暑のはずである。]
ここだ。
[階段をのぼりきったところに開けた礼拝所は壁をドレープの多い布で多い、天幕の内側を模している。 香炉はひとつ置いてあるが、神像のようなものはない。 奉納された品に混じって鳥の羽根や白骨なども壁際におかれていた。]
(346) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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ここはまだ人の領域。
奉納されたもので欲しいものがあったら持ち出しても構わんぞ。 もらえるわけではない、借りるのだ。
[簡単な説明をして、箒を渡し、吹き込んで溜まった砂を集めさせる。 ペラジーが文字を教えてくれた時のことを思い出して、根気よく付き合った。]
(347) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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|
[その日はそれだけだった。 続く何日かも、宮殿内を案内したり、身の回りの品を整えてやったりするだけで過ごす。 新顔たちが振る舞う様を、これまでの風習を変えた者を見、宮殿に流れる噂の類を聞いた。
そうして、しばらくたった朝、フランシスカは黒檀の眼差しを遠くへ向ける。]
(348) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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|
お呼びだ──
(-150) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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今日は、おまえに神域を見せよう。
[そう告げる声は緊張を含んで、やや硬質だった。]
(349) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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[早足で少女の後を追う兄の背を、無言で見送りながら。 その面には、感慨にも似た表情が浮かんでいた。
今まで特定の相手を寄せ付ける事がなかったあの兄にも、そのような相手が居るのか、と。 ふと、自らの身を思えば。 自然と、苦笑いが零れた。]
…………俺には、縁がない話だな。
[成人したての頃は、異性への興味も人並みには持ち合わせていた。 王弟という立場であれば、相手に困る事はなく。 むしろ、身持ちを固くせねば面倒な事になりかねないと気付き――…
やがて、異性への興味よりも、煩わしさが上回るようになる。]
(350) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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|
[近づいてくるのは、自分の立場目当てな連中ばかり。 血をわけた親族の中でさえ、醜い権力争いが繰り広げられており。 幼い頃から尽くしてくれた乳母を亡くしてからは、誰にも心を開く事もなく。 唯一、心からの笑顔を見せるのは、馬房に棲まう青鹿毛の母子のみ。]
……くだらん。 適当に腹が膨れたら、戻るぞ。
[どことなく、寂しげな表情を浮かべ。 腕の中の少年に、声をかけた。**]
(351) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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[羊毛に背をつけて間もなく、 温かな身体が被さってきた。
息を呑んだものの、はねつけるようなことはしない。 砂漠の夜は、人肌が一番暖かい。
肌を触れ合うぬくもりの中、 微睡みに心を泳がせる。]
(-151) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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─ フランシスカの居室 (早朝) ─
[傍らのひとが身を起こす気配に目を覚まし、 入り込んできた夜明け前の冷気に体を震わす。
身支度を整える彼の側へ行き、 同じようにしてもらう。
どちらが召し使いなのだか、と一瞬思ったが、 そもそも召使いとして求められた訳ではないのだろう。]
(352) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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|
[朝は粗食といっていいものだった。 味付けもシンプルで、昨夜の宴席料理よりは余程食べやすい。
分け与えられたものを口にして、サボテンの雫で喉を潤す。 言われたとおり綺麗に平らげ、 既に食べ終えていた彼を見遣った。
礼拝所の掃除をすると告げられて、黙って頷く。]
(353) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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|
― 礼拝所 ―
[礼拝所は、見慣れぬ形式のものだった。 そもそも、ほとんどの習俗が目新しいものだったか。
礼拝所の内部を眺め、説明を聞き、]
―――人の領域?
[では、人の領域ではない場所があるのだと心に留める。 自分から見れば、砂漠そのものが人の領域ではなかったが、 そういう意味でもないのだろう。]
(354) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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[掃除をするのは初めてで、 必然的に掃除用具に触れるのも初めてだった。
教えられた通りに体を動かし、 礼拝所を掃き清める。 傍から見れば拙い手つきだっただろうが、 愛想を尽かされることもなく、最後まで見ていてくれた。
こうして作業している時間は、 物思いからも離れていられたのだ。]
(355) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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|
[それから数日、彼に連れられて宮殿を見て回り、 ここで暮らすのに必要なものを揃えてもらう。 その間も、自分を連れ回すひとの名を ほかの誰かに聞いたりはしなかった。 密やかに意地を張る。
口数は少なく、人に会えば淡く微笑んで会釈する。 かいぬしの側にあるときは、彼の動きを見つめている。 そうでないとき、ひとりでいる時の視線は、 どこか茫洋として宙を漂っていた。
なくしたものに、思いを馳せているような瞳。]
(356) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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[ そんな、ある日。 ]
(357) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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お呼び…?
[誰の、との問いを、唇のうちに閉じこめ、 黒檀の向く方へ薄紅を重ねる。]
(-152) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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[神域を見せよう、告げられた声の硬さに、 彼が見ていた方へと視線を向け、 それから、滑らかな横顔へ薄紅を戻す。
聞きたいことはいくらもあったが、 今はただ、無言のままに頷いた。]
(358) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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/* どっちかが状況づくりに走ると、追いかける方は補完だけになってしまうのは難であるね。 ごめんね、とここで謝っておく。
大事イベントは交互反応でやりたいところ。
(-153) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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/* これまで何度か出てきた言葉だけど、 「かいぬし」は「飼い主」で「買い主」だよね。 にまり
(-154) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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[最初に問われて教えてやらなかった名前を、自然と手に入るまで呼ばぬ意地を示すカリュクスではあったが、それ以外の点では従順だった。
手がかからないというわけではなく、いろいろと面倒をみてやらなければならない世俗疎さがあるのだが、それを面倒と思わせない雰囲気がある。 むしろ、手探りの愛しさがあった。
先代の「花嫁」との関係もこうであれば、とかすかな痛みが胸を走ることもあったが、過去はどうにもならぬもの。
カリュクスの控えめだが優美な立ち居振る舞いは生い立ちによるものなのかもしれなかったが、それを詮索することはフランシスカの側でもしなかった。]
(359) 2013/01/12(Sat) 15時半頃
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─ 礼拝所 ─
[その日も、問わず受け入れた様子のカリュクスを連れて通い慣れた礼拝所への階段をのぼりきる。 だが、今朝はそれに留まらず、礼拝所を囲む幕をくぐり、その奥に隠された小さな扉を示した。]
この先は神域。
外の世界から来た者には親しみを感じがたいものかもしれないが ── おまえは選ばれた者。 怯えることはない。
[首にかけた紐を手繰って金属製の鍵を取り出し、神域へと続く扉を開く。]
(360) 2013/01/12(Sat) 15時半頃
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─ 神域 ─
[そこはジッドの中でも最高層に位置する場所だった。
宮殿の他の場所と異なり、人工的に掘られた部屋ではない。 自然のままの岩肌が三角形の空間を形作っている。 両手を広げれば左右の壁に指先が触れそうなほどの小さな空間だ。
床にはラグやクッションが重なっていたが、もはやどんな色をしているかもわからない。
それというのも、室内が緑の光で満たされているからだ。]
(-155) 2013/01/12(Sat) 15時半頃
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[斜めにかぶる岩天井は風と砂に削られて薄くなり、濃淡も大きさもさまざまなエメラルド鉱石を含んだ岩盤が天然のステンドグラスとなっていた。
砂漠の強烈な太陽光を透かし、和らげ、着色して降らせる。
岩の小部屋は草原のごとく緑をたたえていた。]
(-156) 2013/01/12(Sat) 15時半頃
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―回想:出逢った日の夜―
[凡そ10年ぶりに外に出た刺激は強く、手当が終わった後は気を失うように眠ってしまった。 薄れ行く意識の中、額にこつんと骨の音。]
……おかあさ、ん……?
[枕元で母が歌うのを聴いた気がした。]
(361) 2013/01/12(Sat) 16時半頃
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秘話への返しを表で。
白ログ読むと「おまじない」と「オルゴール」が、謎なまま。
(-157) 2013/01/12(Sat) 16時半頃
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― 礼拝所 ―
[この世界での様々を教えるひとに従って、礼拝所を訪れる。 布の向こうに隠されていた空間に立ち、 神域に続くという小さな扉を見つめる。]
あなたがついて来いと言うのなら、 私はそれに従うだけだ。
そのために、私を連れてきたのだろう?
[答える声の端が掠れる。 開かれる扉に瞬きしない薄紅が注がれ、 秘められた場所へと一歩を踏み出した。]
(362) 2013/01/12(Sat) 17時半頃
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|
― 神域 ―
[踏み込んだその場所は、穏やかな緑に包まれていた。
大人二人が並べば、狭いほどの空間に、 くまなく緑の光が降り注いでいる。
見上げれば、眩い日輪が岩の向こうに透けていた。]
ここが ―――
[自然が作り上げたらしい神秘的な空間に、 素直な感嘆の吐息が零れる。 上を向けば眩しさに目を細めたが、 肌に届く光は草原の風ほどに柔らかい。]
(-158) 2013/01/12(Sat) 17時半頃
|
|
[親しみがたい、と感じる空間ではなかったが、 いったいどうするのだろうかと、 ここへ連れてきたひとに視線を投げかけた。]
(-159) 2013/01/12(Sat) 17時半頃
|
|
[カリュクスを促して降る光の中へと進めば、人もエメラルドの深い緑に染まる。 褐色の肌をもつフランシスカは影を濃くした程度だが、無垢な素地たるカリュクスの変化は著しかった。
扉を閉ざして振り向いたフランシスカは息を呑んで見つめる。]
(-160) 2013/01/12(Sat) 17時半頃
|
|
[ 緑 緑 緑
萌える芽吹き 緑の枝葉の先に 花
宿る 実り ]
(-161) 2013/01/12(Sat) 17時半頃
|
|
[道理を問うような視線を向けられ、ああ、と乾いた声とともに瞬いた。]
そこに。
[クッションの積まれたあたりに座って待つよう示し、自身は部屋の一番奥まったところにある長方形の木箱の前へ膝をつく。
彫刻を施された箱自体はたいして大きいものではない。 小脇に抱えて運ぶこともできそうなもの。
箱を開く前に、左右の小さな香炉に持ってきた火種をおいて香をたいた。 没薬ではなく、麝香にも似た動物由来の香だ。 煙はなく、心地よい夢幻へと誘う濃密な香気がまとわりつく。]
この場が ── 他の場所と違うのを感じるか?
(-162) 2013/01/12(Sat) 17時半頃
|
|
[こちらを捉えた黒檀が、驚きを以て見開かれる。 その瞳にどう映っているのか。 緑の光を掌に受けて、少し、首を傾ける。
肌を等しく緑に染める、その光。]
(-163) 2013/01/12(Sat) 18時頃
|
|
[指示を受ければ、素直にクッションの上に腰を下ろした。 部屋の奥に行き、作業を続けるひとの動きを目で追う。
空気に混ざり始めた甘さに、目を瞬いた。]
―――この場所が、神域とされる理由ならば、漠然と。
ここは、美しい。 …砂漠に隠された、緑満ちる空間だ。
[問いに返すのは、理性が導き出した答え。]
(-164) 2013/01/12(Sat) 18時頃
|
|
[翌朝目覚めて、空気の違いに気づく。 長年鼻腔を犯していた魚の死体が浮いた川のような匂いの団長の吐息がない。 爽やかな目覚めだった。]
(363) 2013/01/12(Sat) 18時頃
|
|
[一晩同じ部屋にいてもベッドを共にしなかったダンは、その後の砂漠越えでも、ジッドに着いてからも身体を求める事はなかった。 団長は"あれ"はカナリアの歌を良くするのに必要だと言っていたけれど、新しい飼い主はカナリアの技術向上には興味がないのかもしれない。 それでいて、求めに応じて歌う度に、普段からは想像も出来ないほど柔らかな表情を向けてくれる。
主にとって自分はどういう存在なのか――「客人」とは何をすべきなのか――
いつか聞かなければ、と思っていた。 売らないでくれと乞うカナリアに、主はどんな反応を返すのだろう――]
(364) 2013/01/12(Sat) 18時頃
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[「美しい」と豊穣の申し子が口にすれば黒檀の目は喜びを示す。 わずかに見せた歯は、カリュクスと変わらず白い。]
オレも、ここは奇跡のような場所だと感じている。
(-165) 2013/01/12(Sat) 18時頃
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ここは神の安んずるところ。 いわば臥所だ。
「神の花嫁」が守り神と夫婦の契りを交わす場所として守られてきた。
[先ほど入り口の扉を開いたのとは別の小さな鍵で、幕の前にあった箱をあける。
取り出したのは石の棒だ。 片方の先端は研磨されたエメラルド ── この部屋の光では黒に近い色調をもち、胡桃ほどの大きさのある特級品 ── で、棒の部分と一体化している。
全長は指を広げた両手の幅ほど、緩く湾曲した形状から連想されるものはカリュクス自身の身にも備わっていよう。]
(-166) 2013/01/12(Sat) 18時頃
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これは、 神が人と交わるときに宿る依り代だ。
[カリュクスが状況を理解するか、試すような間を挟む。]
おまえを連れて来たのは他でもない。 その身で神をもてなしてもらうためだ。
(-167) 2013/01/12(Sat) 18時頃
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/* 毎回忘れるけど、 1で良いんだよね。
(-168) 2013/01/12(Sat) 18時頃
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/* うん。ランダム問題なく。
(-169) 2013/01/12(Sat) 18時頃
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/* アーティファクト? (←
(-170) 2013/01/12(Sat) 18時頃
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[奇跡。そう、奇跡だろう。 自然が造り出した、神秘の造形。 それを神の宿る地とあがめるのは、理解に易い。]
―――神がここへ来て、 あなた達に実りをもたらす?
神の花嫁と、 夫婦の、契り…?
[告げられる単語を繰り返す。 豊かさをもたらす神を祭り、もてなす為に 花嫁をあてがうことは、古い民の間でよく聞く話だ。
だから、告げられた言葉には納得したが、 木箱より取り出されたものがなにかは、 咄嗟にはわからなかった。]
(-171) 2013/01/12(Sat) 18時半頃
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依り代…
神が、人と交わるための……?
[思考が鈍いのは、濃くなりゆく香のせいか。 取り出された石の棒の、その形から連想するものには いくつか心当たりがあった。
陽根を祭る風習は、各地にある。 その類のものかとも思うが]
(-172) 2013/01/12(Sat) 18時半頃
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私が、神をもてなす――― と…
[提示されたピースが頭の中で繋がったとき、 僅かに腰を浮かせた。]
それは、 …どうするんだ?
[交わる、という言葉が抽象的なものならばよいが、 ―――そう、息を詰める。]
(-173) 2013/01/12(Sat) 18時半頃
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/* こうするのだ!
と振りかざすと、時代劇の三下みたいだな。 (←
(-174) 2013/01/12(Sat) 18時半頃
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[カリュクスがここの風習を咀嚼しようとする様を見守る。 疑問の声に混じるのは懸念か。 蜘蛛の巣から逃れようとする蝶の本能か。]
これの使い方は知っている。 口で説明するより、その身を委ねてくれ。
[カリュクスの挙止を伺いながら、掌に、カリュクスの日焼けを冷ます時に使ったものに似た水溶性の軟膏を伸ばして温めた。]
(-175) 2013/01/12(Sat) 19時頃
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啓示が間違いなら、神具がおまえを貫くことはない。 神は不可能なことは強いない。
[香が明暗の境界を危うくする。 す、と目を細めると、風紋を翻訳するかのように告げた。]
いかなる形で愛を交わそうとおまえは壊されることはない。
ここにおいてもおまえは求められており、 交わりから大きな歓びを得る。
それがおまえに与えられた「運命」である。
(-176) 2013/01/12(Sat) 19時頃
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[軟膏を施されて濡れた神具を握り、カリュクスに手を伸ばした。
俯せなって下肢を晒すよう──場合によっては組み伏せる形で持ち込むつもり。]
(-177) 2013/01/12(Sat) 19時頃
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/* エロ秘話誤爆が怖いね。
いやまあ、エピで公開されるんだけども (←
(-178) 2013/01/12(Sat) 19時頃
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[石造りの神具に温められた軟膏が絡められる。 潤いを纏ったそれは、いっそう生々しい存在感を増した。
啓示を解く言葉に、首を小さく横に振る。 いやいやをする幼児のように。
いまや、どう使われるか明らかとなったそれを前に、 無意識のうちに逃げ道を探す。 後ろに下がった手が、石壁に触れた。]
(-179) 2013/01/12(Sat) 21時頃
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そんな……、無茶を、 …
[口走るのは欺瞞だ。
奴隷に落とした相手がなんと言っていたか。 奴隷商人が、どう扱ったか。]
―――違う…。 私は、そんなことの為に……
[労働には使えない。 せいぜい、慰みものにされるがいいと。
同様のもので貫かれた記憶に、目が眩む。]
(-180) 2013/01/12(Sat) 21時頃
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[拒もうとする手は、掴み取られた。 蹴り上げようとする足は、捕らえて返された。
絡みつく甘い香りが、 矜持を奪い、理性を溶かしていく。]
や、 ぁ ―――
[岩壁に擦りつけた肩に血が滲む。 俯せに高く上げられた腰が、震えた。]
(-181) 2013/01/12(Sat) 21時頃
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[レティーシャを見送れば、すでに宴会は開けはじめたところの様子。 兄たる王へと形式に乗っ取った挨拶をきちんとし、その場を辞することを伝え許しをもらう。
自室に戻ると、紙片に走り書きをすると、マレイカの首のリボンへとくくりつける。]
マレイカ、ヨーランダを探して伝言を渡して欲しい。
[一般的なミーアキャットがどうかはわからなかったが、マレイカは良く知る人であれば、名の音でその者のところへ行けば良いと解するようだった。 心得たように窓から小さな身を躍らせると、ヨーランダを探して部屋を後にする。]
……疲れたな。
[ふぅ、とため息をつくと、湯浴みの準備を始めた。 このところ、ため息が多くていけない、などとひとりごちながら。]
(365) 2013/01/12(Sat) 21時半頃
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[マレイカの首の紙片に書かれた言葉は、
『部屋に戻る。 少し聞きたいことがあるから、後で来てほしい。』
だった。]
(-182) 2013/01/12(Sat) 21時半頃
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― 浴場 ― [一糸纏わぬ姿で、大理石の浴場へと足を踏み入れる。 軽く体を流した後、昼間に温めてあった温水の風呂へと首元まで身を沈めた。
これが贅沢だ、ということは知っている。 生まれた時から当然のようにあるものが、与えられている環境が、明日の命を繋ぐことで精いっぱいの者も珍しくない中、恵まれているものだと知ったのはいつのことだろう。
例えば、望むものを手に入れるために、全てを捨てられるか―――改めて自分に問う。
未だ、答えは出せない。
恋煩い。 何時からだったかは、はっきりとわからないが、これがそうなのだろう、と気づいた時には、眩暈を覚えた。 字面だけならば、甘酸っぱいような、青臭いような、少女らしいような、そんな微笑ましさすらあるこの病も、ファラにとっては重病にも等しい。]
(366) 2013/01/12(Sat) 21時半頃
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[ファラを探していた。途中フランシスカ>>333に出会った。 話かけていいものか一瞬迷ったが、聞くだけならばいいだろうとファラをみなかったが聞くが「知らない」と答えられた。会釈をしてまた宴の席にもどったが見事にすれ違ったらしいと気づいたところでミーアキャット配達便>>365が届く]
(367) 2013/01/12(Sat) 21時半頃
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/* 帰って来た瞬間シビルのメモに吹くところから始まりました(
(-183) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[湯を掬い落とす。 これだけの水があれば、何人が渇きを癒せようか。
ファルケンは、鎖国政策を敷いている数百名の小さな部族だ。 部族内だけの婚姻を繰り返せば、虚弱児や奇形が発生し『血が濁る』という伝えのもと、外から稀人を招き血を入れるという伝統は存在する。 近隣の部族から招いたり、迷い込んできた者であったりと、その出自はさまざまであり、ヨーランダも対象となりうるだろう。
つまり、問題の本質は別のところにある。 自分が直系王族の血を引く女であり、かつ一度の拒絶にも関わらず婚姻を強く望む傍流王族の者がいるということ。 ファラ自身への個人的な感情があるのかどうかは、知らない。だがそれは恐らくどちらでもいいのだ。 婚姻の目的の半分以上は”血統”。 婚姻を望む家が真に欲しいのは彼女ではなく―――彼女がその家の男と成す子だ。
例えアルフレッド王が自分の思いを許そうとも。 異国人に絆されてのこととあれば、先方の面に泥を塗るも同じ。 異邦人一人を殺害することに、何の躊躇いも持たないだろう。
そして―――恐らくアルフレッド王は、その殺害で部族の者を咎めることは、ない―――…]
(368) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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…後でっていつごろかな。
[ミーアキャットをさわりとなでながら、紙片を読み終える。向かっても構わないかな。とマレイヤと見つめあったりしたが、猫語はあいにく取得していない。結局はすぐ向かうことに決める]
(-184) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[あいさつを、したほうがいいのだろうか。
長らく仕えることになるならば、と思いもするが、従者の立場で率先して出るというのも違うだろうと考える。 紹介されれば頭を下げ、声をかけられるならケヴィンに視線を向け確認を投げかけるのが無難だろうか。
とは言え、あるじ殿は積極的に片っ端から声をかけて回るようなタイプでもない様子。 環境に慣れるため自分自身のために意識を割けるのはありがたくもあった]
(369) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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世話、などしてもらわなくても、自分で……。
[距離が近すぎるのはさすがに抵抗がある。 顎を伝う液体を舐められた際に、胸を押して距離をとっていた。 目に映る表情が、面白がっているようで妙に悔しい]
もう食べたいものはないようですね。 ならば、僕自身の食事を取りにいってきます。
[ぱっと背を向け、食べものの並ぶテーブルへ向かった]
(-185) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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ありがとう。マレイカ。じゃあいこうか。
[マレイカから伝言を受け取ると、さまよっていて芳香器を失っていた足は目的地を確りと見据えて歩き始める。 向かう先はファラの元であった]
(370) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[結局空腹にはかなわない。 この場で食事を取ると決めて料理を取りに来てみたものの、見るからに上質の料理の数々を前に食べていいのだと言われても、どこまで手をつけていいものか悩んでいた。
少しでも安価なものを探そうにもそれぞれの価値はわからない。 それどころか並ぶものがすべて高級なのではないかという当たり前のことに気付くと、品定めを諦めて量の残っているものを適当に皿にとり、元の位置へ戻った]
――なにか…? ああ、歌が。
[心地よい澄んだ歌声に耳を傾ける。 声の主は肌の色から察するに来訪者ということになるのだろうか。 零れたつぶやきには視線の先を追って]
ああ、ご兄弟なのですか。
[気になるならばそちらに行けばいいのにと思ったが、兄弟だからこそ今である必要はないということなのだろうと勝手に適当解釈いるにとどめた]
(371) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[誰にも相談することはできない。 傍から見てどう見えようと、口にしてしまえば何があるかわからない。
従順に部族の掟に、伝統に、文化に従い生きてきた少女は、初めてそれらを煩わしいと知る。
なーんて考え事をしているものだから、半分逆上せながら、気が付けば長湯していることだろう。]
(372) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[持ってきた料理を見たケヴィンが何も言わないことに安心して、手にした皿をあっという間に平らげた。 疲れていたからとか、空腹だからとか、そんな理由で誤魔化せないほどに料理の質は高い。
初めて食べるものや、多少苦手なはずの食材ですら美味しく食べられる料理で腹が満たされると、間近でかけられた「戻る」という声に応じて頷いた]
――了解しました。マスター。
(373) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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/* シビルさんメモ > ※医療行為です。健全です。 医療行為です。 大事なことなので二回言っt
……どう見ても、ツッコミ待ちですよね。
でも、表では突っ込んであげないw
(-186) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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/* 眠いです。 とても眠いです。
そして、部族の神様がとてもえろいです。
(-187) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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/* うふふ。
おうさまは、外国人の命なんて、 家畜の命程度にしか思っていませんよ。
取引できるものです。ええ。
(-188) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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/* いや、ほら、でもね、 たぶん、「誰それの家財を勝手に奪った!」 くらいには、お咎めするかと。
(たいしたことではないです
(-189) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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/* 眠くて酔っ払いで暇なので、独り言が走ります。
ぶーん。
(-190) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[胸を押され、距離を取られれば、くすくすと笑みを零す。 その反応を愉しむかのように、じっとその表情を窺った。]
あぁ、存分に食べるといい。 俺が一緒なんだ、誰にも文句は言わせないさ。
[名残惜しげに、背に声をかけた。]
(-191) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[オスカーが戻った時には、丁度物思いに耽っていたが。 その言葉に、ふと我に返る。]
――――あぁ……そう、俺の兄にあたる。 今の歌い手の主人も、あそこに座ってる国王も、な。
とはいえ、皆母親は違う。 こんな身分だけにな……。
なにかと、面倒なものだ。
[最後は幾分苦々しげに呟いた。]
(374) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[オスカーが食事を終え、同意すれば。>>373 一つ頷き、席を立った。]
先に失礼する。
[場に残る者にそう声をかけ、オスカーを連れ立って部屋へと戻るのだった。]
(375) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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あぁ、そういえば――…。
[歩きながら、思い出したかのようにぽつりと呟く。]
お前の部屋、用意させてなかったな。 使用人共の部屋に詰め込む事も出来るだろうが、それでは肩身が狭かろう。
……俺の部屋ででも寝るか?
[オスカーの反応を窺うように、ニヤリと笑みを浮かべた。]
(376) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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/* どこもかしこもえろすですなぁ。
(おまえのめがくもっているのだ。 (たぶん
(でも、みんなえろすだよね?
(-192) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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/* うっかり独り言を秘話に誤爆注意報。
酔っ払い危険。
(-193) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[カリュクスの示す怯えの色。 それは無垢とは違う「経験」ゆえのものであったが、それと知る余裕はなく。
身の裡で突き上げる焦燥のままに、フランシスカはカリュクスの華奢な身体を組み敷いた。 乾いた空気に混じる血の匂いは、もうひとつの引き金。
かろうじて「神への奉仕」という意識が暴行を正当化するも、身体を突き動かす高揚は本能的な猛々しさを秘めて目覚める。]
(-194) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[前屈したカリュクスの服の裾から手を差し入れれば、覆い隠すものもない滑らかな尻に触れた。 己の手の熱に比して冷たく血の気のひいた肌。 切ない声が咽び泣く。
それは理性を覆す甘美な抑揚。
カリュクスが囚われの檻の中で何を仕込まれてきたか知らねども、フランシスカ自身も男だから股間のものの配置は承知している。 ぎこちない手つきながらも、ほどなく菊座のすぼまりにエメラルドの先端を当てがった。]
(-195) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[あらかじめ受け入れる側をほぐすとか、そういう技巧はない。 軟膏と石の滑らかさだけで、そのまま押し込んでゆこうとする。]
(-196) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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/* にゃーん。
えろすえろす。
(-197) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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/* あ、やっべぇ今相方のログ呼んで読み違いが多々…(ノノ)
とりあえず追いつこう。
(-198) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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[簡単に剥ける果実を二つ片手で持ちながら向かったのはファラの部屋――ではなく]
はぐれた。
[むぅと難しそうな顔をしたがしばらくして考えるのをやめる。 がんばればたどり着いたりマレイヤが見つけてくれるだろうと、手当り次第に扉を開けていったりしたが]
(-199) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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[ずんずん歩く。周囲も気にせずに、誰かが来ても上手く隠れて歩いていく。 扉を空ける。鍵があったら鍵もあける。たどりつけない迷子がしばらくの間続いた後]
ここかな。
[本日何度目かの扉の開閉。 慣れたもので音すら立てずに開けた扉の先は浴場であった]
(-200) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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[王の意味深な笑み>>324を直接目にすることは 叶わなかったが、声に滲んだ面白がる響きは 感じ取ることが出来た。
あの時、と言われて直ぐに、前王が倒れた折の事を 指していると悟る]
己の分は弁えて居る積りです。 私には、過ぎた大役であったと。
[身を起こす。
「身を固めてしまえ」との言葉>>325には、 目を伏せて曖昧に返答を濁した]
(377) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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寛容な処遇に、深く感謝いたします。 ……小鳥には、よく言い聞かせます故。
[退出の許しを得て>>326、宴会場を辞す。 急いた気持ちを抑えながら]
(378) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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[立ち去る間際、留学から戻った弟の呟き>>328が耳に届く。
楽しげな、誂う風にも聞こえるそれに応えるかのように、 すれ違いざま、ケヴィンの頭をひと撫で。 荒くかき混ぜてやった。
その触れ方は、かつてケヴィンが少年であった頃の交流を 思い起こさせるもの。
言葉を交わす余裕はなく、ダンは足早に立ち去った]
(379) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 22時半頃
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[荒々しく覆い被さってくる体は熱く、 裡から湧き上がる熱を跳ね返して、さらに火を灯す。
喘ぎ、戦き、せめてもの抵抗に後ろに伸ばした手は 切なく空を掻いた。
さながら、蜘蛛の網に捕われて羽ばたく蝶のよう。]
(-201) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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[はだけられた裾の裡に、指先が触れてくる。 彼我の温度の差に、腰が震えた。
あてがわれる石の神具。 その冷たさに、質量に、体が跳ねる。 逃れようとするあがきが押さえ込まれる。]
そん ――― ま …っ て …… !
[声は震えに途切れて言葉にならず、 押し込まれた衝撃に、歯を食いしばる。]
(-202) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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[なんの準備もなく貫ぬこうとする異物に体が抵抗する。 窄まろうとする場所を力で拓かれ、 苦痛の呻きを零した。
それでもなおこの体は、与えられたものを受け入れる。 そう、仕立てられていた。
喉を零れる声に、 苦痛以外のなにかが混ざる。]
(-203) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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[隣に戻って密やかな拍手を受ければ、 片目を閉じて満足そうに隣で笑った。]
全然違うなぁ。 魔術や呪術はタネがねぇが、奇術には必ずカラクリがある。 誓いを立てちまってるんで仕組みは明かせねぇが、 さっきのは、練習すれば誰でも出来るようなシロモンだ。
本職はもっとすげぇぞ。鳩だけじゃなくて、 人間を消したり出したり浮かせたりとか、色々やってんなぁ。
[手慰みと言った通り、大掛かりな術は鳩を出す物しか出来ない。 あとはいくつかクロースアップマジックを使えるのみだ。 それでも小銭を稼いだり、人の注目を集めたりする分には十分だが。
恩人が籠に手を伸ばし、興味深げに眺める様子はニヤニヤと楽しそうに眺めていた。 仕掛けがそこには無いのは知っているので、したり顔。]
(-204) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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―浴場―
[湯けむりが燻る大理石の浴場へと服も脱がずに踏み入って]
やっほー、ファラ。お待たせ
[湯船に浸かるファラの横にちょこなんと屈みこんで笑かけた]
(-205) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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あっそ。 ならま、良かったねぇ。
[日が浅いうちに悪印象つけずに済んだと、口調軽いがほっとする。 自分は当然だが、先の様子からして自分が何かをすれば恩人にも同時に非難の目が行く事は知れて、そういう意味でも安堵は深い。
(さすがに、恩を仇にすんのは………)
きっとまだ、先でいい筈。]
(-207) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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/* そういえばよく見ると、ダンチップとケヴィンチップは雰囲気が似ている気がする。
(-206) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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ああ、あの方たちもご兄弟ですか。
[言葉のたびにこくこくと頷きながら聞いていたが、予期せぬ言葉に声を失う]
――…国王……?
[相当の金持ちだとは思っていたし、周囲から聞こえる声に”陛下”とか類する言葉が混じっていたように思う。 それでも直接確認するまではまさか本当に王族などとは思っておらず、いつのまにか足も止めていたのだと気付いて、あわてて後を追うのだが]
面倒、ですか。普通の兄弟とかわりなく見えましたが。 ……まぁ危険の及ぶ関係性であればまた別ですけれども。
[先ほどの会場で見た限り、険悪な関係はないような気がしたのだが、そう見せないだけだったりするのだろうか]
(380) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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[意識を戻して。恩人の喜ぶ様には、笑った。]
…はっはっは、そりゃ何よりだ。 機会があれば、今度は違うのを見せてやんよ。小技だがなぁ。
[水盆の上に浮ぶ花は、昔絵に見た楽園の情景を思わせる。 恩人から感じる笑みの気配に口の端を上げつつ ふと、どこかで感じた違和感と同じ物を覚えたが それが正しく何なのかは思い至れなかった。]
(-208) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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[>>300知った白と目でも合えば、ひらと小さく手を振っただろう。 大した合図でもないので、気付かれなくても問題はない。 向こうがこっちの何かを意識の端に引っ掛けているのには、気付けるはずもなかったが。
席に戻り、籠を手にして仕掛けを探す恩人には笑っておいた。 そんな様子を見つつ食事はしっかりと食べておく。体は資本だ。]
…と、そろそろお開きかねぇ。
[王が満足して立ち去った頃に、こちらも席を立つだろう。
なお本来とは違う使われ方をした鳩は 終始不機嫌そうに籠の底をこつこつと突いていたので、 あとで麦かトウモロコシでも入れておく事にする。]
(381) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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/* 鳩かわいいな。なごむ。
(-209) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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|
/* さてどしよ。サイモンとの遭遇でも書いておくかなぁ。
(-210) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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僕の部屋……?
[振り返った時には最初の距離に追いつけていただろうか。 部屋の用意と言われても、ああそういうものもあったなとおもうだけで。 まして男とばれた以上身の危険などというものは皆無だと根拠なく信じ切っていた]
どこでも大丈夫です。 狭い部屋も慣れていますし、朝晩もお世話することを考えればマスターの部屋というのも効率的ですから。
(382) 2013/01/12(Sat) 23時頃
|
|
[重みを振り払おうと、あるいは羽ばたこうとあがくごとく後ろに伸ばされた手首を束ねて握り、縛めとする。 カリュクスの切れ切れの息が何か言おうとするのを聞くも、太古の鉱石の質量は、焦らされた意志は、結合を急く。]
あ、 あああ。
[依り代が飲み込まれた瞬間には、自分自身が受け入れられたように声を漏らした。]
(-211) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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|
[貫かれた瞬間は苦鳴に震えたカリュクスの肢体が、砂丘の崩れるようにじわりと変容する。
その様に誘われるように、注ぎ込むように、フランシスカはエメラルドを宿した石棒を突き動かした。
この手で繋ぎ止めた贄。 苦しませたくはない反面で、よりしどけなく乱れる姿を望んでしまう。
硬質を包む濡れた音がなおも心をかき乱す。]
(-212) 2013/01/12(Sat) 23時頃
|
|
[ぼんやりと考え事をしながら湯に浸かっていると、背後からかけられる声に目を丸くした]
……?!?!?!
[それから、ギギギっと音がしそうなくらいの動きで振り返った]
ヨラ!? どうして此処に!?
(-213) 2013/01/12(Sat) 23時頃
|
|
― 王の間 ―
[宴が行われた日より数日の後、 政務に励む王の元に、見張りからの報告が届く]
このところ、怪しい人影が目撃されている、だと? ばかものが。確認してからわたしに報告しろ。
そもそも、例の外から着た連中ではないのか? ふらふらと独りで出歩かせているものがいるのではなかろうな。
[怒声を浴びせられて、報告者は身を固くして恐懼する。]
(383) 2013/01/12(Sat) 23時頃
|
|
[調査して報告しろ、部族の者たちにも注意させておけ、と もうひとつ怒鳴られて見張りが退出した頃、
”客人”たちの身には、異変が迫ろうとしていた。]
(384) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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いや、少し聞きたいことがあるから、後で来てほしいっていってたからさ。 あ、これ果物。食べる?
[驚いて振り返るファラにひんやりしていた果物を見せながらも答える。 そんな...もまたほんのりと頬が赤くなっている]
(-214) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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[ひた。 と、シゼの裸の濃い色の胸に、白く長い指を当てる。 女の柔肌に、指先がわずか、食いこんで]
[シビルはシゼの胸を、とん、とん、と指の腹で叩いた。 それから位置を変えて何度か]
背中を。
[向きを変えさせ、背骨に指を這わせて]
(-215) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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/* そういう流れかw 怪しいの筆頭なのにな俺(ノノ)
(-216) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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だからって風呂にまで入ってくるか、ふつー!? 部屋で待っていればいいだろう!?
[逆上せたせいか、あるいは―――とにかく、褐色の肌でもそうとわかるほど頬に朱みがさしていた。]
風呂あがったらもらう、からっ… って、わぁっ!?
[慌てて浴槽の中を、身を縮めたままヨーランダから遠ざかろうとしたら、見事に足を滑らせて、ばしゃりとバランスを崩すことになる。]
(-217) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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―― 回想:宴席にて ――
[ダンに撫でられれば>>379 恥ずかしそうに周りを見ながら、僅かに目を細めた。]
…………もう、子供じゃないってのに。
[ぶすっとした声で呟きながらも。 荒々しく髪をかき混ぜられれば、不思議と笑みが零れた。]
……ったく。 いつまでも子供扱いして……。
[兄がその場を離れてから、恥ずかしそうに咳払いをするのだった。]
(385) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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―― 部屋への道すがら ――
[オスカーが歩を止めれば、意外そうに声をかける。]
なんだ、気付いていなかったのか。 ここファルケンの王は、俺の兄なんだ。 一応表向きは、王弟という立場だな。
[事も無げに言いながら。 僅かに歩調を緩め、ゆったりと歩く。]
今でこそ、危険だの何だのってのは縁がないがな。 面倒ごとに関わるくらいなら、玉座なんてのは誰かにくれてやるさ。
[そもそも、自分がならずともなりたがる奴が居るのではないか。 そんな風に、気楽に笑うのだった。]
(386) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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[そして、警戒心の薄い言葉>>382を聞けば、呆れたように振り返る。]
……お前、そんな事だと……。 少しは、自分の姿を認識したらどうだ……。
[じっとオスカーの姿を見つめ、ため息混じりに呟いた。]
(387) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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[筋肉の流れに沿うように、ゆっくりと大きな手を動かし、五指を滑らせる。 手の平に収まりそうな細い肩甲骨だ。 筋肉は薄く、長患いが予想された]
[指を下ろし、腰の後ろへ到達する。 尻の膨らみに至るかどうかという微妙な位置]
……。
[ゆっくりと手を離した]
(-218) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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妹のふりが出来るという事は、 女としても遜色ない見た目だという事だろうに……。
(-219) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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―― 寝室 ――
[寝室へと戻れば、大きな天蓋つきのベッドに腰を下ろし、一つ息を吐いた。]
……なら、お前もここで寝るといい。 使用人部屋ともなれば、皆公用語など使わないだろうしな。 流石に、そんなところでは居辛いだろう。
[そう、オスカーに声をかけつつ。 悪戯っぽい笑みを浮かべた。]
(388) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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妹にかわって、 伽の相手も勤めるか……?
[ベッドに腰を下ろしたまま、悪戯っぽく笑いながら、オスカーの身体を引き寄せた。]
(-221) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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「予想」は未来の事だから、「推測」の方が正しかったな。
(-220) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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[伸ばした両手を後ろに束ねられ、 クッションの間に顔を埋めて喘ぐ。 前の支えを無くして肩が沈めば、 必然的に、腰はより上を向いた。
さらなる蹂躙を誘うがごとく。]
あ … うぁ … ぁ ―――
[溶けていく声を抑えきれず、 磨かれた先端が中で動くごとに、音がこぼれ落ちる。]
(-222) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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[体は異物に屈し、突き入れられるたびに柔らかく絡みついた。 腰の震えは、今や迎え入れるような律動に変わり、 肌からは官能が匂い立つ。
振り乱れた白絹が扇のように広がり、緑の光を受ける様は、 風吹き渡る緑野のさまを思わせた。
薄紅だけが、与えられた刺激に溺れるを良しとせず、 きつく閉ざされている。]
(-223) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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─ 部屋 ─
……今日はここまでにしよう。 良く眠れる薬草を誰かに持たせよう。眠る前に飲むといい。 俺の鞄はどこにある?
[シゼに服を直すようにと言うと、シビルは立ちあがった]
(389) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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いや、本当は部屋にいこうとしたら道に迷っちゃってさ。
[少しだけ申し訳なさそうに後ろ手に頭をかくと]
って!?ファラ、大丈夫か!?
[足を滑らせたファラをみて、果実を落とし慌てて湯船の中に足をつけて入り込んでファラの手をつかもうとして
ふにん。
という擬音が聞こえそうな何かが手にあたったのは…気のせいじゃないと思う]
(-224) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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すがた……?
[自身の身体へ視線をおとす。 身体をひねって死角になる位置まで確認しても、特に不自然な点はないのだが、共用語の言葉を聞くと思い出したように手をたたく]
帝国の服装、ここでは目立ちすぎますか? ……確かに、ことばの通じない他の方々と同室というのはできれば避けたいですけど。
[では、自分はこの部屋のどこにいればいいのだろうかと、もっともな疑問が浮かぶのだった]
(390) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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[例え迷ったとしても、風呂だと気付いた時点で外で待っていればいいのだから確信犯だ、という思考は言葉にならない。 支えようと踏み込んできた足で、湯飛沫があがる。 だがそれよりも早く、どうにか片手を湯船の底について、身を支えたと同時。
むにん。]
…………っ
[ぽかんとして、ヨーランダを見上げた。 それから、逆上せたように顔を赤くして、唇をなわなわと震わせ]
ど、どこを触っている、ばかっ!!
[寸でで大声を出すのをおしとどめ、声を押さえて咎めた]
(-225) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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─ 少し後 ─
[あてがわれた部屋。 長い指を握りこむようにして、シビルは目を半分閉じた]
いつも通りにすればいい。 いつも通りに。
……治す約束など。 出来る訳がないんだ。誰にも。
[シビルの所に持ち込まれる案件はいつも、多くの医者がすでに匙を投げて]
(391) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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[……治らない事がほとんどなのだから]
…………。
[ジッド一日目の夜は、少しだけ苦い眠りと共に過ぎた]
(392) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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さあ、どうなんでしょう? 僕と妹はすり替わっても簡単には見分けがつかないものと自負してましたので。
[双子なのだから当然というべきか。 一番近くで長い間過ごしていたから、仕草や話し方のクセなどは当人以上に知っていたということもある。
続けられた言葉には数度瞬くが]
伽って……御冗談でしょう? 僕が男だということ、もうお忘れになったんですか?
[身体を引き寄せられて初めて多少の身の危険を感じたものの、それでも逃げをうつのは負けを認めるような気がして、せめてもの強がりで口を引き結ぶと強い視線を投げかけた]
(-226) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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/* おっとっとっ、メモ見てなかったあぶねー。 とりあえずダイスふるか。よっこら。3
1はロールが楽そうねぇ。寝てるだけ。 5と6は返り討ち…だと不味いなボコボコにされる方向かな。 後はだいたいどれでも美味しそうかな。
(-227) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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[今、触れた。柔らかいものはというと。脳の芯に熱がともるような感覚を覚える そういうことなのかはファラの明らかにわかる表情とで確信をして]
ごめん!わざとじゃないんだ!…えっと…大丈夫?
[下手にふれたらまたどこか触ってしまいそうで、そうすると、自分もどうにかなってしまうとわかったから起き上がって、手を差し出しながら聞いた]
(-229) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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/*3.思わぬところにサソリが! 刺されてしまう。
サソリかー。ほむほむ。
(-228) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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[顔が熱い。 赤みが引かぬまま、身を引いた男を半眼で睨む。]
見ての通り、だ。
[恥ずかしさに、憮然として応える。 差し伸べられた手を見て、このまま立ち上がれと言うのか、という思いと、同時に―――]
わざとじゃなくても―――ただで済むと思うなよっ!
[伸べられた手に手を伸ばす。 頬に赤みがさしたまま、口の端を上げて笑む。 掴む。そして、思いっきり引っ張った!]
(-230) 2013/01/13(Sun) 00時頃
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[未だ呑気なオスカーの言葉を聞けば、僅かに目を細める。]
男でも、な。 これだけの器量があれば、どうなるかはわからないぞ……。
[淡泊な反応に内心舌打ちをしつつ。 驚き喚く姿が見たくて、細い腕を掴み、ベッドへと引き倒した。]
(-231) 2013/01/13(Sun) 00時頃
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男の相手など、した事はないが。 女は色々と面倒でもあるし。 それもまた、良いかもしれないな――…。
[そう、わざとらしく笑いながら。 オスカーの上に覆い被さるように、ベッドに身を沈める。 指先で静かに頬を撫でながら、オスカーの顔を見下ろす。
この冷静な顔がいつ崩れるか――… そう思えば、自然と意地の悪い笑みが零れるのだった。]
(-232) 2013/01/13(Sun) 00時頃
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[切なく喘ぐ身体に深く貫入するエメラルドの芯。 快楽に溺れまいと目を閉じて耐える矜持とは裏腹に、黒々と濡れた質量が往還するたび、カリュクスの膝は隙間を広げ、官能の更なる奥処へと誘う。
まだ ── と、手の中で熱を増す存在を意識しながらフランシスカは首を振って汗を飛ばした。
神も贄も頂に至っていない。 自分の技が拙いのだろう。
さりとて先代に手ほどきを受けたことはなく、自身で神を受け入れたためしもなく、どうすればいいものか知識は乏しい。]
(-233) 2013/01/13(Sun) 00時頃
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[しばし悩んだ後、拘束していた手首を離すと、空いた手で依り代を銜え込んだカリュクスの双丘を平手に打った。
傷つける目的ではなく、引き締める目的だったが、思いのほか響いた小気味よい音に背筋が疼く。]
(-234) 2013/01/13(Sun) 00時頃
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ただでって、お金なんてもってなっっ!?
[手を取るファラへと返事をしてる間に強く引っ張られる。 床はぬるっとしてるため堪えれることなく湯の中へとざぱんと豪快な音を立てて湯へと転落する。 髪が浮力によりふわりと広がる。 うつ伏せで湯に倒れた...は起き上がることなくお湯に身体を漬けたまま動かずにいた]
(-235) 2013/01/13(Sun) 00時頃
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あっははっ! ふふん、仕返しだ…って、え、ヨラ…?
[初めは、茶化すように笑っていたものの。 ぷかぷかとどざえもんよろしく浮いているヨーランダに、だんだんと不安になる。 慌てて、タオルを取るのも忘れて傍に寄ると]
だ、大丈夫っ!?
[浴槽の底にあたまでも打っただろうかと不安になって彼の肩に手を伸ばした]
(-236) 2013/01/13(Sun) 00時頃
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――――……
[呼吸さえもとまったように息を止まっていた...はファラの手が肩に触れた瞬間手を浴槽の底について、もがくようにして起き上がる。
雫が髪や顔から垂れるそれを払うようにして 常とは違う、温度を伴わない剣呑な色を宿した紫水晶でファラのほうを見る。だが瞳はファラを移してはいない。映してるのはもっと違うもの]
――ここは……
[掠れるような声で、左胸、心臓の近い場所を抑えた。そこは既に傷痕になっている箇所であった]
(-237) 2013/01/13(Sun) 00時頃
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……ヨラ?
[普段と様子の違うヨーランダに、戸惑うように名を呼ぶ。 その手に、触れる。
―――胸騒ぎが、する。]
(-238) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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な、にを……!
[ベッドに押し倒されるとさすがに危険を感じた。 それでもここで慌てたら相手の思うつぼのような気がして、必死に思考を巡らせる]
男、を……相手にしなきゃならないほど、飢えているわけではないでしょう? 抱ければなんでもいいような子供でもあるまいし。
[選択したのは軽い挑発。 これでも立場をわきまえて言葉を選んでいるつもりなのだが、はたして……]
(-239) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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─ 自室前 ─
[ショールが解けてあらわになった肌>>329は目に毒で、 視線を外しながら、いや、と首を振る]
私も対応が遅れた。 謝る事は──
[無い、と続けようとして目を見開いた。 少女が床に膝をつき、深く項垂れたのだ]
(393) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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──何を。 何度も言うが、そこまで深く詫びずとも良い。
……その身を再び危険に晒すことさえ無ければ。
[白い首筋を金糸が滑ってゆく。
怯えやすい彼女の性質を録に考慮せず 強い言葉をかけてしまったことを悔み、 苦く眉根を寄せながら、ダン自身もその場に跪いた。
少女の二の腕に手をかけ、一緒に立ち上がるよう促す]
(394) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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顔を上げろ。
……そうか、ファラが衣装を用意してくれたのか。 私からも礼を言っておく。
[何時ものことながら、己の口から出る言葉は 硬質な響きを持っていて。
再び少女の顔を曇らせやしないかと、難しい顔で悩んでから、 遠慮がちな手つきで彼女の髪を緩く梳く。
──怯えずとも良い、と伝わればいい]
(395) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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[ダンの強い言葉に掻き立てられた焦りは未だ解れないのか、 少女は訥々と言葉を紡ぐ>>330。
彼女の髪を撫でる手は止めぬまま、黙ってその弁を聞いた。
「役に立てるなら」と漸くこちらを向いた瞳は水気を湛えており、 髪を梳いていた指を伸ばすと、その涙を拭う。
目を合わせて、途切れた言葉の続きを待った]
(396) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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[姿勢を正した少女>>331から伝えられたのは、 「ダンの傍に在りたい」という望み]
──分かった。 叶えよう。
[震える小鳥が何に怯えているのは、読み取ることは出来ない。 しかし発せられる細い声には、はっきりと頷いて見せる]
(397) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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そりゃ、相手などいくらでも居る。 でもな……。
[獰猛な笑みを浮かべつつ、オスカーの顎を逞しい手で掴んだ。]
人の事を騙しておいて、何も痛い目も見ないだろうと 高を括られては、な。
[喉の奥で微かに笑いながら。 強引にその身体を組み敷き、唇を重ねれば。 荒々しく、衣服の胸元を広げた。]
そのすました顔が、段々と憎らしく思えてくるだろう……。
(-240) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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[王には、小鳥を差し出すことは出来ない、と既に伝えてある。
けれどそれはダンの勝手な望みから先走っただけであり、 レティーシャが望むのであれば、「自分以外の主人」を 探してやらなければならないかもしれないと、考えてもいた]
(398) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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|
[今度は、決してレティーシャは逃げられない。
己の欲にだけ溺れてしまえば、 ダンが第二の「団長」にならないとも限らないから]
(399) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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|
………ん?
[抑えたそこから流れているはずの紅がない。麻痺したように感じなかった感覚は手を触れられることで蘇り、そこにあるのは風景ではなく人であることと知って…冷徹な瞳がファラを捉えたのも一瞬]
(―――…ヨラ……?)
[何かを呼ぶ名前に意識が明滅する]
(-241) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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…ファラ?
[ぼんやりとした寝起きのような眼差しで、自分に触れるファラを見つめる]
(-242) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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……お前が望む限りは、永遠に。
[傍に居たいと望まれた折に胸に走ったのは、 痛みにも似た何か]
(400) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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/* 純愛に紛れて、なんか酷いことしてます。
おまわりさん、こいつでry
(-243) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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[きつく自戒して置かなければ、 いつの間にか彼女を手折ってしまいそうだと思う。
見れば、レティーシャの掌は固く結ばれていて、 爪が肌を傷つけていた>>331。
彼女の両手を持ち上げて、拳を開かせる]
願いを叶える代わりに、私からも要求がある。
今後、自らの手でその身を傷つけてはならない。//
(401) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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|
……どうか、
[その先を問うのが、怖い。 逡巡に金の瞳が揺れる]
どうか、したの?
[しかし、問わぬわけにはいかなかった]
(-244) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
|
親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/13(Sun) 00時半頃
|
−回想・宴の終わり−
[去り方はそれぞれに、宴の参加者たちはめいめいに宴の広間を退出してゆく。 そのそれぞれを見送り、気づけば残っている者は王を除けばごくわずかとなっていた。 宴を苦手に思いながらも、機を逸して残ってしまうのは良くあることだった。そこに、シビルから声がかかる>>293]
あ…はい、かしこまりました …けほっ それでは、私たちも失礼いたします 宴のお招きに感謝を そして、アルフレッド陛下におかれましては、夢路にあっても、どうか片翼の導きのあらんことを
[血筋の近しさのためか略されることの多い形式に則り、アルフレッド王へと一礼し、退出する。 部屋を出て、シビルの指定>>342。 診察に必要な物はと問えば、ひとまずインクがあればよいと言う。 ならばと自室へと案内した。この部屋のインク壷ならば、誰に気兼ねすることもない]
…はい、ええと…けほっ…酷く強い咳は不定期ですけれど、睡眠の前後にも咳がなかなか収まらないことが、ほぼ毎日… 咳以外と言うと、胸が痛んだり、強く締め付けられるような感覚が…
(402) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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|
[シビルの問いに、一つ一つ答えていく。 時折咳の音をはさみながら、ゆったりと、けれど淀みなく。それがぴたりと止まったのは、問診を終えた、シビルの指示を聞いたとき>>343。 ぴたり、と時間ごと止まってしまったように静止して、一拍、二拍…たっぷりと十拍ほど置いたあと]
……けほっ…けほっこほっこほっ… あの…先生?触診というのは…そのぅ… いったいどのような…? ヌグと言うのは、あの、着衣を脱ぐと言う意味で相違ないでしょうか…?
[一見するとその表情に取り乱した様子もなく、いつもどおりと言えなくもないけれど、その顔にはうっすらと朱が滲んでいる。 あるいは帝国の独特の言語か、はたまた暗喩的な言い回しか何かかと、丁寧に聞き返す。 けれど、シビルからの回答は至って淡々と、事務的といってよいもの]
…はぃ…あのぅ…それ、では…けほっ…し、失礼いたします…
[それも治療のために必要とあれば否やもない。おずおずと、重ねられていた着衣を一枚一枚剥がしていく]
(403) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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ん…?いや…えーっと…
[心臓の近くに触れていた。そこにあるのは傷口ではなく。傷痕だけだ。 それを確認しながらファラの問いにどうこたえるべきか、困ったような笑みを浮かべて]
なんか…少しだけ昔の映像が見えた。
追われてたみたい。……それで、川に落ちた。
[ここは湯の中、急流な川もない。 貫かれた銃弾も、今はない。 ファラが動揺してることにさえ余裕がなく気づけずに、じっと見つめる]
…ファラに手を引かれて、湯に倒れて、それから…私はどうしていた?
(-245) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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ふ…………っ、 ぁ、あああ……っ、
[拭われた目元>>396から新たな涙が溢れて頬を濡らす。 熱い塊を吐き出すように、少女は歌声とは程遠い嗚咽を漏らした。]
っ、ぁ、ぃ、がとぅ、ござぃ、まっ、
[しゃくりあげながら感謝を口にする。 永遠――あの地獄が続いていた事を思えば。
揺れる頬を必死で押し留め、しっかりと主を見据えた。]
――――お仕え致します。 許されるなら、一生。 もう、危なくならないように、気をつけますから……!
[教え込まれた営業用ではない笑顔が、そこにあった。]
(404) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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|
[「気を付ける」――その誓いが、存外早く破られてしまう事を、この時の小鳥と飼い主は知る由もなかった。*]
(405) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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|
でも、僕はなにも嘘などついていないし、騙してなんか……んんっ!
[言葉は唇に飲み込まれる。 手が服へ移れば自由になった手で目の前の身体を押し戻そうとするが、立場を考えれば手荒なことはできるはずもなく、どう加減したものか見当もつかない]
――妹をご指名じゃなかったのだから、僕が来ても問題ないでしょう? 結果的に故郷を捨てさせてまだ足りないというんですか?
[王族ということならば、最初にこの部屋に来た時に言われた”もう戻れない”という言葉の重さを実感していた]
(-246) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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1.風土病に倒れ、高熱を発して寝込んでしまう。 2.強い日差しをまともに見てしまい、一時的に失明する。 3.思わぬところにサソリが! 刺されてしまう。 4.坑道に迷い込んでしまった。出口がわからない。 5.砂漠の近くで、脱走と勘違いした兵に攻撃を受けた! 6.外国人を嫌う部族のグループに因縁をつけられた。襲われる!
4が出たら振り直す。えい。3
(-247) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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サソリ……! ぐぐらねば><
(-248) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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嫁きたーヽ(´▽`)ノ
(-249) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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そうか。誓いならば守らなくてはね。 ……言わなくていい、そのうちきっと自分で見つけるから。
[鳩の羽を撫でながら、成程と頷いて。 籠が怪しいとなると、服か身体かと、 じ、っと視線が大柄な身体を上から腰まで滑り降りた。 本職の手際を聞けば、一瞬、唖然とした表情になり手が止まる。]
人を……?鳩よりもずっと大きいものを?
ああでも、浮かせるのは少し、いいな。 宙を飛んでみたいと思ったことがある。 もしも本職に会うことがあれば頼んでみよう。
(-250) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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構わない。 どのような技であっても、きっと初めて見るものだろうから。
[違う技と聞けば、見たいと頷いた。 傍らに控えるホレーショーが、あくまでも軽い調子を留めつつも 時折思案げな表情をするのを視界の端に捉えてはいたが、 まだ客人の抱く違和には気付かずに。]
サラサにも、時折興行が来ていると聞くのだけれど、 宮殿の周囲なら兎も角、あまり外出を許可しては貰えないから。
[異国の妙技に出会う機会がなかったのだと、言って。]
(-251) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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[ヨーランダの抑える場所は、衣服に隠れ傷痕を知ることは出来ない。 困ったような笑顔に、自分の心臓の音が耳にうるさい程に鳴った。]
昔の…追われて、川に…
[なるほど、そのつながりで浴槽に落とされて、記憶がよみがえったらしい、とは認識はした。 だけど、未だその記憶は断片的なことに―――安堵を覚えてしまった]
……えっと… しばらく浮いてて…急に立ち上がって。 それだけだよ。
[剣呑な瞳をしてどこかを見ていたことは 言わなかった。 そして、ついでに、素っ裸のままつられて立ち上がっていたことにも、気づいてない程動揺していた。]
(-252) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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[退出も増え始めた。 閉会の宣はまだ無いが、顔合わせの場としての宴の目的は十分に果たしたように思う。傍らの独白に言葉を返した。>>381]
そのようだ。 わたしたちもそろそろ、暇を貰うとしようか。
[話をすべき者や問いたいことがある相手もいるが、今でなくとも、いつでも機会はあるだろうと思い直し、甘い茶をひとくち口にした。 そうして、宴を辞する旨を告げ、陛下の御前で礼を取る。]
(406) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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………っ……けほっけほっけほっ…
[知らず縮めた身を伸ばすようにと指示したシビルの指が、ひたりと胸へと触れる。初めての感触に思わず息を飲んだけれど、そんなことをすれば咳がこぼれてしまう。 治療のため、治療のためと言い聞かせるようにしながら、何とか慣れようと身を委ねていると、背中を触診すると言う新たな指示。 首肯とともに振り返り、接触に備える]
ひぅっ…
[身構えていても、背中を向けていたために接触のタイミングが掴めず、接触の驚きに思わず小さな悲鳴めいた声が漏れた]
すみっ…すみません、あの…先生…?
[徐々に下りていく手の感触に思わず目をぎゅうっと閉じながら、思わず聞いてしまった。 手が離れていく、ほんの一瞬だけ前のことだった。 ほうっ…と緊張をほぐして、身を起こす]
(-253) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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|
俺は、お前に仕事をさせると言った訳じゃない。 お前の妹に言ったんだぞ――…?
[オスカーの言葉に、半ば呆れながらも。 未だ強い抵抗を見せずにいるその姿に、微かに表情が綻ぶ。]
別人が来ておいて、騙してないとかどの口が言うんだ。 それに、な。
[不意に獰猛な笑みが引っ込み、柔らかな表情で、優しくオスカーの髪を撫でる。]
……俺の元に居れば、何一つ不自由なく暮らしていける。 むしろ、楽なもんじゃないか。
[世間を知らぬが故の傲慢さで、くつくつと笑みを零した。]
(-254) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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[その戸惑いがちな反応を愉しむかのように。 少しずつ衣服を脱がせ、白い肌を露わにする。 ただ、泣き叫ぶ処が見たいと――それだけの筈が。
今まで抱いたことのないような白い肌に、自然と唇が吸い寄せられた。]
――――ん……。
[首筋に舌を這わせ、強く吸い付き。 その透き通るような肌に惨たらしい赤い痕がつけば、満足げに笑った。]
(-255) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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そうか。それだけか……よかった。
[意識がなかった間に何かしていなかったのだと黙っていてくれたことに気づかずにわかりやすく安堵の息をつく]
今のところ、見えたのはそれだけ、それだけだけど。
[恐ろしい。 追われていた。撃たれた。そうなるに至った経緯は?自分の過去でなのに、何も分からないのは―――恐ろしくはない。そんなものは既に今更でしかない。本当に恐ろしいのは]
(-256) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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[じっとファラをみつめて、少しずつ落ち着いてきたところで、顔が赤く染まる]
……ファラ…そのえっと…綺麗だよ。
[なんていえばいいのかわからずに口にした。素っ裸なのをみての感想である]
(-257) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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−自室−
……………
[はだけていた着衣を直しながら、放心したようないくらかの間のあと]
あ、はい…ええと、先生のお荷物でしたら、先生のお部屋へと運ばれていると思います 案内にこちらの者をお付けしますから、お薬はそのままお渡しください
トニア、先生にご挨拶と、案内をお願いね
[立ち上がったシビルに応じて>>389、そば付きの少女にそう促す。トニアと呼ばれた少女は、多少年相応に砕けてはいるものの、そつなく自己紹介を終えると、シビルを先導して、彼にあてがわれた部屋へと案内していった]
(407) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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― 宴席から離れ ―
[常に温かいものをとの配慮からだろう、供される料理は常に湯気を立てていた。強いスパイスの香り、熱気。 様々なものの入り混じる宴場から一歩足を踏み出せば、砂漠の夜気に身が冷やされる。]
…ホレーショー・ヘップバーン。 「ヨーランダ」も、知り合いだったのかな。
[ふと訊ねかける。 他の客人に手を振る仕草を思い出したからだ。>>381]
今の彼の名は、ファラが名付けた。 聞けば、記憶喪失だそうだよ。気の毒なこと。
(408) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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[それだけ、と言うヨーランダの声に。 押し留め、諦めようとしていたものが、関をきったように溢れる。 自分の元からいなくなってしまうことを思うと、息苦しいような錯覚さえ起こす。]
……そ、っか 少しでも、思い出せて……よかった。 此処にいれば、大丈夫、追っ手も…これないから。
[いつもの快活な様子とは少し違う、取り繕うような声になってしまったのは、どうしようもなかった。 しかし、続いて綺麗だと言われれば、目を丸くして暫く紫水晶を見つめて。 その白い頬が赤く染まるのに、ふと視線を落として]
……っっ! あ、み、み、見たっ?
[どう考えても見ただろうに、両腕で胸を慌てて隠した。下半身は幸いというべきか、湯の中]
(-258) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/01/13(Sun) 01時半頃
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僕は…今までだって、十分幸せに暮らしてましたよ。 不自由があっても、高級なものが食べられなくても、僕はあのままのほうが……。
[意地悪な笑みと優しい表情、どちらが目の前の男の本性なのだろうか。 そんな疑問よりも重要なのは、今この状況をどうするべきかということに他ならないわけだが]
……っ
[首筋を吸われてびくりと震える。 どんな言葉で逃れようか思考を巡らせていたのだが、目の前の満足げな笑みを見ると一瞬その思考は飛んで]
……なんか、子供みたい。
[その笑みから受けた印象をこぼした]
(-259) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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─ 数日後の自室 ─
入浴は効果あり……。 温めるのがいいのか、それとも湿気か……?
[手帳に書き込みつつ、垂れてくる前髪を払う。 今は1つめの薬の効果待ちだ。片端から投与しては何がどう効いたのか解らない。せめて1週間は続けて様子を見るつもりだった]
[入浴や、運動を控えることは、別の医者の指示だろう。 今のところ、他に効くものは見つかっていないようだった]
……こんな場所にいれば、病気でなくとも病気になりそうだな。
[一息つくと、手帳で自らを仰ぐ。 砂漠はこの比ではないだろうということは頭では理解していたが、それでもこの暑さはたまらなかった]
(409) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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―宴から数週間後―
[傍にいる事を許可された小鳥は、翌朝勇気を出して使用人に「帰れない客人がいつまでも客気分ではいられないから」と仕事を教えてくれと頼んだ。 始めは白い肌の異人を警戒していた風だった使用人達も、懸命に頼む態度に絆されて徐々に助言をくれるようになった。
小鳥は料理をした事がなく、掃除もやり慣れていなかった。 繕いものや洗濯は経験していたが、長い間身に纏っていた粗末な服とこの地で与えられた肌触りの良い服では勝手が違う。 少しずつ少しずつやり方を覚え、この頃は午後のお茶の時間に穀物を挽いて駱駝乳で捏ね、甘い果実を混ぜて焼き上げた手製の菓子を添えられるようになってきた。
人々との交流は感情が麻痺しかかっていた小鳥の心を溶かす。 朝には、かつて王弟の書斎であった部屋から掃除の楽しさを歌う明るい歌声が、濡れた服を叩く拍子に乗った歌声が、食事後に厨房から使用人達の合唱が響いているのは、他の王族や客人たちの耳にも届いているかもしれない。]
(410) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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[不機嫌そうな鳩だったが、撫でられる時は大人しい。 時折揺れては指先に、羽の感覚を伝える小技は、 そういえば鳩の育て主が仕込んでいたような気がする。]
くっくっ。後で上着持ってって見るかー?
[そんな中こっちを不躾なほどに見て秘密を探ろうとする様は、 何だか微笑ましくも見れてつい笑ってしまう。]
あ、そういや服で思い出したが。 俺が着てきた服は、洗ってもらって部屋に置いてあるんで 適当な時に取りに来ればいいさ。
[居ない時は勝手に持っていけばいいとも合わせて言って。]
(-260) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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おやすみなさいませ、ダンさま。
[その日も同じように一日を終え、自室で休む予定だった。 向かいの部屋を開ける主に頭を下げて扉を開き足を踏み入れると―――――]
(411) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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[最悪の状態になっていないから、まだそれは助かったと思えているが]
迷惑掛けたくもないんだけどな…
[呟く言葉はか細く口から漏れ出たりはしたが、目の前の露出された褐色の魅惑的な体に思考が飛んだ]
え、いや、その。ファラの豊かな胸とか細く括れた腰とかそんな場所に黒子があるのか見てないぞ!
[慌てて胸を隠すファラに慌てていうが、動揺していたためとってもばっちりみてしまっていたのを勝手に自白する羽目になった]
(-261) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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浮かせるっても……まぁいいか。 奇術は説明するより、実際に見ないとつまらんだろうしなぁ。
[なのであれそれと説明するのは省いて、 いつか会えるかもしれない本職に任せることにする。 空を飛びたいとの誰でも一度は思うような夢にはそうねと返し。]
人間が空を飛ぶ手段なら、気球に乗るって手もあるが…。 ま、砂漠じゃぁちょっと難しいな。
[サラサにもそんな施設は無いだろうから、途中で止める。 あまり外出の許可が貰えないとの言葉には、ふうんと呟いて。]
(-262) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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奇術披露に楽しんでもらえりゃ、 恩返しの一環にもなるし何時でもいいが……
[と、何時もより好奇心の光をその目に宿して 話しかけてくる恩人に、 少し疑問に思っていた事を逆に尋ねてみる。]
直系王族が外に出るのにゃ色々小言が飛びそうだが、 アンタ傍系だって言ってたよな。 それでも、外に出るのはわりと難しいのか? 行商はともかく、留学に帝国に来たりって話は、 少ないが聞かないわけじゃない。
そういう事はしないのか?
(-263) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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……俺の傍に居るよりも、元の暮らしの方がいいというのか?
[幾分ムッとしたように呟きながらも。 痕をつけた後も、ゆっくりと白い肌に唇を這わせる。
――が、オスカーの言葉が耳に入れば、静かに眉を顰めた。]
お前まで、俺を子供扱いするのか……。
[脳裏を過ぎるのは、先ほど頭を撫でた兄の事ではあるが。 兄にされるのと、年下の少年に言われるのとでは、全く話は別である。 どこかからかうようだった視線が、一転して苛立ちめいたものに変わる。]
(-264) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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男だから、何もされないだろうなどと考えてるなら ――――… 残念だったな。
[低く呟けば、再び、唇を重ね合わせ。 今度は、激しく貪る。
そうして、少年の下肢へと手を伸ばせば、小さな秘芯を荒々しく掴んだ。]
(-265) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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〜〜〜〜〜〜〜い゛ッッッ!!!!!
[鋭い痛みが足首を襲い、思わず仰け反って廊下に倒れてしまった。 夜間に悲鳴や大きな物音を立ててしまえば、主に気づかれてしまうだろう。 だが、それを誤魔化せるだけの余裕が少女にはなかった。 震えが止まらないのに全身から汗がどんどん噴き出てくる。
自分が刺されたのは初めてだが、予想はつく。これは、蠍だ。 被害を広げないように自室の扉を締めたところで、小鳥は完全に意識を失った。**]
(412) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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[記憶のことと、裸を見られたことの連続の動揺で、か細い言葉を聞き逃す。 それはもうばっちり見られていたことを知り、口をぱくぱくさせていた。 元来、王族であり、世話をしてくれる人に裸を見られることは抵抗はなかったが、好意のある相手となると、別なようだ。
だが、少しの間の後、彼女の口から毀れた言葉は]
〜〜〜……っ、ばか
[そして、半ば勢いで抱き着いた。]
(-266) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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おヤブ医者さん、大忙しの予感。
(-267) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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そうな、わりと皆適当に出ちゃってるみてぇだし…。
こっちも、たっぷり食わせてもらったしなぁ。 丸焼きの肉は豪快だったわ。
[>>406肉屋に勤めた経験は無い為、 あんなに大きな肉の塊ままを見たのは初めてだったと。 十分に宴を堪能した様子を見せながら、こちらも杯を置く。 口にしていたのは馬乳酒だったが、酔った様子は見られない。 王座に礼を取ってから、恩人の後を歩いてゆく。]
(413) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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あっ、いやっ、ごめ…ファラ…?
[予想外の行動に固まって身動きもとれないまま抱きつかれる。 服越しに柔らかい感触。あの宴の席のように嫌な甘い香りではないよい香りが脳を侵す。
どぎまぎしながらファラを見下ろして伺うようにそっと背中に手を回す]
ファラ…どうしたの?そういえば話って…何かな。
[今聞くべきことかわからなかったが、少しでも話を逸らして意識を違うところに傾けないとという思いから口をついてでるのはそんな言葉]
(-268) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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/* 雰囲気とアレコレとであわせたいところだが、とりあえず一辺振ってみるか2
(-269) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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/* 一番ないのが来てしまった・・・振り直しかっ1
…とかやらずにやっぱり自分でどれにするかーってのを決めよう
(-270) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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[北国ほどではないが、砂漠の夜もまた冷える。 とはいえ酒を入れていた身には心地よいくらいで。 後は寝るだけかねぇと欠伸を落としていたときに、 >>408先んじていた恩人が口を開くと、んぁと間抜けな声が出た。]
あー、ここに来て次の日には宮殿ウロウロしてたら、 おんなじようにウロウロしてんの見かけてなぁ。 挨拶はしておいたぜ。 …ん、記憶喪失だったのか。
[そこまでは知らずに、へぇと白く長身の男を思い出す。 が、あんまり記憶喪失じみた悲観はなかったなぁと不思議顔。 名前の由来を聞けば、名の出た娘の顔を思い出しながら。]
なるほど、ファラってのはーあの末のお姫さんだったな。 たまに一緒なのを見かけるが、仲良さそうな。
(414) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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[聞きたいことの内容を聞くのにも、ちょうどいいのかもしれない。 大分ずるいシチュエーションではあるが、ファラにそんな自覚はなく]
……ヨラは。 私のことを、どう思っている?
[今の今まで、そんな風にきちんと聞く機会などなかったのだ]
(-271) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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こんな自由のない世界に閉じ込められる方を望むわけ……。
[実際、比較にもならないのだ。 故郷も家族も捨ててまで不自由を求めるものなどそうはいないのだから]
え…? そんな表情もするんだなって思っただけで、べつに、子ども扱いしたわけでは……。
[何故こんなに気を悪くしているのかが理解できず、わからないなりに気に障ることを言ってしまったのだろうかと続く言葉を考えていたのだが]
(-272) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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[シビルが部屋を辞して、少しの時間のあと。 寝台の上の机に置かれた本に、新たな一冊が加えられていることに気がつく。 表紙をめくれば雪の森に遊ぶ子供たち。 憧憬を抱くにはあまりに遠く、だからこそ識ることを楽しむことができる、帝国の書物。 不在の折に届けられていたためだろうか、届け主を示す書置きが、ダンの名を示していた]
………
[最初に浮かんだのは、ダンの気遣いに対する感謝と新たな書が届けられたことへの喜びの混じったやわらかい笑み。 その顔が、ふと、思案に耽る。何くれとなく与え、養ってもらっていること。 それに対し、自分はどれだけのことができているのだろう。 ―――憂いを除けるならば、除きたい。 フランシスカに告げた言葉を思い返す。その言葉に、偽りはない。 けれど―――]
(415) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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……けほっ
[咳の音が小さく、響いた。首を振る。 シビルのことを思い出す。そっけないところもあるけれど、腕は確かだと思えたし、茶がこぼれたとき、しっかりと自分のことも気遣ってくれていた。 あの人ならば、と、信じることができる。 そうして思い出していると、ふと暑さのようなものを感じた。夜は寒いくらいだというのに、なぜだろう? 先刻の羞恥が、未だ尾を引いていたのかと。 そんな思索とともに、夜は更けていく**]
(416) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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[経験のない激しさで唇をむさぼられて酸欠に喘ぐ。 下肢をまさぐられた時に強く抵抗したのは、脳に酸素がいきわたらずに思考が弱まっていたからだろう。
だがその抵抗も、中心を握られた瞬間に終わる。 びくりと身体を固くして、抵抗の余裕もない。
このまま握りつぶされてしまうのだろうかと、恐怖がよぎった]
(-273) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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/* ところで、シビルの文章が好きだなーと思う。 つい彼が現れるのを楽しみにしているのだった。
ペラジーも大変可愛い。 王への挨拶の下りが好きだな。 話し言葉の選び方なんかが。
(-274) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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え…いや、どうって…
[そらすためにした質問が自分を追い詰めるものになるなどと思いもよらなかった。 今そこにある熱に、胸がどくんどくんと跳ねる音がいやに耳につく]
ファラのことは……
[息を整えるように空気を吐き瞑目する]
いうと、辛くなるよ。
[ぽつりと困ったような笑みを浮かべてファラを見つめた後]
(-275) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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[でも]
―――…好きだ。
[後悔すると知って、それでも求める声があるならばと、確りと口にした。]
…世話焼きのところも、甘えたがりのところも、優しいところも含めて、色んな温もりをくれたファラが、好きだ。
(-276) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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─ 自室前 ─
…………!?
[赤子のように泣き出したレティーシャを見て、酷く動揺する。
目元に触れさせた指に次々と溢れる雫が滴り、ダンの手も レティーシャの頬も、しとどに濡れた]
(417) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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[堰が切れたように涙も声も溢れさせる彼女を前に 戸惑ったように眉を下げる。
ふと濡れた指先を目元から離すと、滴る雫を吸った。
簡易にではあるが指先を拭い、金糸の中に再び指を滑らせる。 髪を梳くように頭を撫で、彼女が落ち着くのを待った]
(418) 2013/01/13(Sun) 02時半頃
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──ああ。
[しっかりとダンを見据え、意志を表明するレティーシャに対する 返答は短い。
向けられた陰りのない笑顔に見惚れていた、等という事は 本人にすら告げられない言い訳]
傍に居てくれ。
(419) 2013/01/13(Sun) 02時半頃
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/* というかペラジーは本の下りを拾ってくれたのか。 なんつう丁寧な……!ありがとう。
丁寧といえば、ラルフの他者への言及具合もとても細やかだなーと思う。
(-277) 2013/01/13(Sun) 02時半頃
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もう、俺に仕える身となったのだから。 …………帰れるなどと思うなよ。
[オスカーの言葉に、どこか苛立ちを覚えながら。]
俺がお前の主人なんだ。 俺以外のことは、考えるな。
[身勝手な言葉を紡ぐも、激しい抵抗にあえば、僅かに眉を顰める。 だが、その身が強張れば、表情を綻ばせ。 ゆっくりと、掌で握りしめたものを擦った。]
(-278) 2013/01/13(Sun) 02時半頃
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男を相手にするのは初めてだが……まぁ、それもいい。
[怯える様子に幾分溜飲を下げ、表情を和らげる。 もう一方の手を頬に添え、ゆっくりと口付けを落とす。 柔らかく唇を重ね、舌先を絡めながら。 自らの口内に唾液が溜まれば、口移しでオスカーの口内へと流し込んだ。]
文字通り。 お前は俺のもの、なんだからな――…。
[口付けの間も手はせわしなく動き、少年の秘部をまさぐる。 中央が反応を見せれば、指を更なる深部へと移し。 狭い入り口を探り当て、ゆっくりとその中に逞しい指を潜り込ませた。]
(-279) 2013/01/13(Sun) 02時半頃
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[思いを確かめてしまえば、辛くなるだけ。 お互いに、解っていた。 口にするまでもなく、本当は、どうしようもなく解っていたこと。]
…そうだね 辛い、な…辛い
けど―――…
[泣きそうな顔で、笑みを浮かべる]
嬉しい
[従順な娘の身を焦がすような思いは、どうしようもないところまで、彼女自身を、追い詰める]
(-280) 2013/01/13(Sun) 02時半頃
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/* あと、宴場を去る際のケヴィンの返しが案外可愛らしかったとか、フランシスカのロールのフットワークの軽さがいいなーとか、ちらほら感じていたことをここに書き留めておこう。
(-281) 2013/01/13(Sun) 02時半頃
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[そうして、ヨーランダの濡れた衣服の胸に、顔を埋めて、泣く。 声を殺して。]
部屋に…連れて行って、くれないか
[少しして、掠れた声でそう願った**]
(-282) 2013/01/13(Sun) 02時半頃
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/* それから独り言のどこかで既に漏らしているかもしれないんだが、>>331のレティーシャがとてもかわいい。かわいい。
こう、直球で好意を表されるのに大変弱くてだな。
(-283) 2013/01/13(Sun) 02時半頃
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……そうだね。
[先程一瞬思い出された光景は、自分が追った記憶なのだろう。 記憶は気にはなる。だけども、記憶を取り戻したら、記憶を失った後の、そしてここで過ごしてきた"ヨーランダ"はどこにいってしまうのか。
だから硬く閉ざす必要があった感情だ。
笑みでありながら泣きそうなファラをみてやはり後悔の念が過ぎるのに、嬉しいとそういわれるのが嬉しい。そんな身勝手な醜い心を持つのが自分だと自覚もする。
だがそれでも記憶の有無を関係なく。自分という生き物の、冷めきった心を溶かしてくれる温もりを、一度覚えてしまったものを手放す手段を知らない。
しばし、声を殺して泣くファラを抱きしめてあやすように髪をなでたり背中をなでたりしていた]
(-284) 2013/01/13(Sun) 02時半頃
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ああ、わかったよ。―――…のファラ。
[掠れた声で願う言葉に頷いて、落ちていたタオルをファラに渡と、手をそっと下ろして膝裏に、片方を背中にあてて抱き上げて、ファラをファラの部屋へと運んでいった**]
(-285) 2013/01/13(Sun) 02時半頃
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そんな、こと……ちゃんとわかって……。
[帰れなくなったという結果は理解している。 妹の代わりに仕えるということも覚悟していたはずだ。 だったら仕事なのだ、と割り切ってしまえばいい。
握りこむ手が動きをつけると先ほどの恐怖は和らいで、妙な感覚が湧き上がってきた]
――…っん。 ちが、う……僕はお勤めをはたしているだけで……誰かのものなんかじゃ……。
[勝手に変な声が漏れないよう両手で口元を抑える。 先へと導く指の動きに翻弄されて浅い呼吸を繰り返しながらも、仕事なのだと自分に言い聞かせればなんとか言葉を発することができそうで]
伽の相手、も……仕事、なんだ…から……。
[精一杯の抵抗といっても、その程度が限界だった]
(-286) 2013/01/13(Sun) 03時頃
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[オスカーの言葉を聞けば、ふと笑みを零す。]
――――… なら。 お前の仕事は俺のものになること、だな。
[手に入らぬとわかれば、力ずくでも欲しくなる。 子供じみた所有欲ではあるが、それなればこそ、純粋に求める。 声が途切れるのを惜しみ、口元を抑える手を外し。 自らの指に唾液を絡め、すぼまりをほぐすように何度も指を潜り込ませた。]
……伽の相手まで、受け入れるというのか。 …………本当に――…。
[どうして、そこまで――と言いかけ、不意に口を噤む。 妹の為と言われれば、訳のわからぬままに激情してしまいそうで。 自分でも、この焦燥がどこから来るのか理解出来ぬままに、狂おしく唇を求めた。]
(-287) 2013/01/13(Sun) 03時半頃
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――――――ん――…。
[舐るように、舌を絡めながら。 自らの男根を露わにし、それをすぼまりへと押し当てる。 僅かに解れはしたものの、いまだ固く潜入を拒む入り口に、先端をあてがい。]
………………いくぞ……。
[オスカーの肉体を組み敷いたまま。 力強く抱きしめ、ゆっくりと先端を押し進めた。]
(-288) 2013/01/13(Sun) 03時半頃
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/* さて蠍は使われたので。 んー、6かなぁと思ったけどシビルもやりそうなのよね。 まぁ被っても別に問題ないんだろうけど…
(-289) 2013/01/13(Sun) 04時頃
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/*まさかのぜんぶとか…(ゴクリ
(-290) 2013/01/13(Sun) 04時頃
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/* …出来なくはないが、本来の目的を大きく逸脱しそうでこう(
そして瞬時にプランが思いついたネタ体質な俺ェ…。
(-291) 2013/01/13(Sun) 04時頃
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――…それを命じるならば。
[言葉での了承に躊躇いはない。 仕事なのだから、実際にはなにも売り渡してはいないのだと思うことができるから。
だが覚悟をしたからと言って身体に侵入する異物が気にならなくなるわけもなく。 深い口づけにどう返せばいいかもわからない]
ひ……あ、ああぁ………… っ!
[貫かれる痛みに声を漏らすが、仕事と言ったからには拒絶の言葉を出すことはない。 その表情を隠すことに意識がまわらず、痛みと強い圧迫感に堪えて浅く呼吸をするだけで精いっぱいだった]
(-292) 2013/01/13(Sun) 04時頃
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― 宴から数週間後・自室 ―
……手間をかけたな。有難う。
[駱駝の乳を使ったミルクティーを飲み干し、 果実が混ぜ込まれた焼き菓子が乗せられていた 懐紙を折りたたむ。
向かいに座るレティーシャに対して礼を伝えた]
(420) 2013/01/13(Sun) 04時頃
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[時刻は夜も更けた頃。
本日は執務が押し、午後の休憩を取れなかったために、 いつも届けられていたレティーシャの手製の菓子は 休む前に食すことにしたのだ。
休憩時間に執務室へと現れた彼女に碌々目を向けられず、 書類を捲りながら「休憩を取ることが出来ない」旨を伝えれば、 夜、彼女の手によって温められた飲み物と共に、改めて菓子が 自室へと届けられた]
(421) 2013/01/13(Sun) 04時頃
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[和らいだ表情を見せることも多くなった小鳥の頭を撫で、 感謝の意を表す。
控えめな様子は未だ変わらぬけれど、問えば普段の己の 仕事の様子や、使用人たちとの交流についてが聞ける。
毛の長い絨毯の上、色取り取りのクッションの上に座らせて、 共に飲み食いしながら彼女の言葉に耳を傾けていた。
王の使者から伝えられた「怪しい人影が目撃されて いる>>383>>384」という警告も一緒に教えておく。
昼間忙しくしていたのも、元をたどればこれら不審者の 影響である]
(422) 2013/01/13(Sun) 04時頃
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では、今宵も聞かせてくれるか。
[会話の締めには、小鳥の歌を所望した。
ダンが夜にレティーシャを呼び出した折は、 必ず最後にその囀りを聞くことを望む]
(423) 2013/01/13(Sun) 04時頃
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[扉を開いてやりレティーシャを見送れば、休む前の挨拶が 彼女から向けられる>>411]
よくお休み。
[出入り口に凭れ掛かりながら挨拶を返し、身を翻す彼女の 後ろ姿を見送った。
そうして、相手の姿が消えてしまうまで見送るのが 常であったのだが、この日の勝手は少しばかり違う]
(424) 2013/01/13(Sun) 04時頃
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[無理を強いる言葉すら受け止められれば、狂おしげに唇を噛む。 そのまま、劣情に駆られながら――…
少しずつ、オスカーの中へと押し入っていった。]
なん……でだ、よ……。
[大人しく、受け入れられれば受け入れられるほどに。 それほど守りたかったのか――と。 まるで、横恋慕するかのように、心が荒れ狂う。
身体は手に入れたのに。 こうして、組伏して一つになっているというのに。 それでも尚、手に入れる事が出来ず――焦燥のままに、幾度も腰を打ち振る。]
(-293) 2013/01/13(Sun) 05時頃
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く、そ――…。
[自らを包み込む温もりから、気を逸らしながら。 オスカーの両足を両手で抱え、より深く腰を打ち付ける。
どのようにすれば、こいつは、心の底から俺を求めるようになるのか。 どのようにすれば、こいつは、俺にその本音を打ち明けるのか。 どのようにすれば、こいつは――…。
――――――俺の、ものになる?]
(-294) 2013/01/13(Sun) 05時頃
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オス、カー……オス……ッ……!!
[掠れた声で。何度も名を呼ぶ。 肉棒が狭孔を出入りする度に、快感はこみ上げるが。 その心まで手に入れる事が出来ぬ事への苛立ちも、また同時に募り。
その身体を夢中でかき抱きながら、何度も、唇を貪った。]
(-295) 2013/01/13(Sun) 05時頃
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[レティーシャの、痛みに呻く声>>412。
閉じかけた扉が彼女の背によって押し開かれ、 鈍い音を立てて壁から跳ね返る。
レティーシャがそのまま廊下に倒れ込もうとするのが、 スローモーションのように見えていた]
(425) 2013/01/13(Sun) 05時頃
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[とっさに手を出して抱きかかえたため、 辛うじて彼女が硬い床に打ち付けられるのは 避ける事が出来る。
跳ねた扉は勢いがついており、彼女が即座に 手を伸ばして閉め直して、大きな音が廊下へと響いた。
彼女の部屋の中、目の端に見えたのは、]
──蠍、か?
(426) 2013/01/13(Sun) 05時頃
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……レティーシャ!
[抱きかかえた彼女は細かく痙攣し、酷く熱くなっていた。 額にはいくつも汗の玉が浮かぶ]
──誰か。……誰か! 医術の心得が有る者を呼んで来い。至急だ!!
[大きな物音を立てたために、確認に来た者が幾人か居た。 強く命じて医師を呼ばせる]
(427) 2013/01/13(Sun) 05時頃
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[この辺りに出る蠍は、毒性の低い種類が殆どであるが、 中には刺されれば死に至る種類のものも居ないことは無い。
ただ、宮殿内に唐突に現れるということが不審で、 ……しかし原因に思いを馳せている余裕など無かった。
毒を吸いだしたり患部を触ったりするのは好ましくない ということだけは知っていて、けれど細かな処置を 施すことは出来ず、じりじりと医師の到着を待った]
(428) 2013/01/13(Sun) 05時頃
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[意識を失ったレティーシャの目が覚めるのは、 恐らく、全ての手当が施された後。
ダンの部屋の寝台上で目覚めることとなるだろう。
傍らには、夜通し付き添い、疲労の滲んだ顔で眠る 男の姿が見えるかもしれない**]
(429) 2013/01/13(Sun) 05時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/13(Sun) 05時半頃
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そうやって言うということは、タネは上着の方……? 見せてもいいだなんて自信たっぷりに言われると、却って悔しくなる。
[笑われているのに気付けば、じとりと睨んだ。 砂漠でも感じていたことだが、この鳩の反応は人によく慣れていることを示すものだ。野生の鳩ではないことを確信すると同時、小さな疑問も沸くのだが。]
ああ……素材を知りたいといったこと、覚えていてくれたのか。 分かった。近いうちに見にゆく。
[数日前に自分が興味を示した服のことに話が及べば、その疑問は口に出すより前に霧散してしまったのだが。不在時についても、頷いた。]
(-296) 2013/01/13(Sun) 06時半頃
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[気球の存在は、異国の事情に詳しい部族の者が語る断片的な知識でしか知らなかった。 興味深げに耳を傾けたり、砂漠では難しいと聞けばごく僅か肩を落としたりもしたか。 ホレーショーの問いには、言葉を切って暫し思案した。 彼が宮殿に来て数日が経過している。 言葉交わす機会も増えた。 知識の偏りや余り外を知らぬことを指摘されたこともある。不思議に思うのも無理はない。
しかし―――彼の疑問はどこまで。 私が話すことが出来るのは、どこまでだろう。]
(-297) 2013/01/13(Sun) 06時半頃
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―――そうだね。 あれこれ言う者は多いし、 留学などは、まず無理だと思う。
[尤も自分の場合、恐らくはその理由も必要性も無いのだが。]
私の家系は他と比べて保守的だ。
完全に籠の中ということはないけれど、今でも外との接触に対してはあまり良い顔をされない。 書物で学ぶだけ、知識を容れるだけならばともかく…、
[言葉を切って]
(-298) 2013/01/13(Sun) 06時半頃
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――…血を守れということらしい。 誇り高き片翼の鷹、傍系とはいえど 王家に連なる一族の血を色濃く保つように、と。
[身柄を利用されることへの懸念も勿論だが、 知らぬうちに間違いがあっては困る…ということだろう、と。
言葉を選び選び、婉曲的に告げる。 肌の色の為か時折忘れてしまいがちだが、異邦人である相手が気分を害さぬようにと。]
(-299) 2013/01/13(Sun) 06時半頃
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― 宴のあと ―
[密やかな問いには言葉を返し、 そうして、長い廊下を歩き出した。]
あれは、この地方のもてなし料理。 宴などで皆で切り分けて食べることで、親睦を深める意味合いのもの。
…というか、あなたはまったく平気そうだな。 大分酒を飲んでいたようなのに。
[常と変わらぬ足取りの男を見上げる。 ほんの一口口にしただけで火照る自分とは大違いだ。]
(430) 2013/01/13(Sun) 06時半頃
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ウロウロ……ああ。
[うろうろ仲間と聞いて納得の行った表情。>>414 ふたりに対し、実に失礼な納得の行き方だ。 記憶喪失の件は知らなかったらしい。自分が口にすべきではなかったかと思うも、顔見知りなのであればそのうち耳に入ることだろうと思い直した。]
……そう聞いている。 ただ、そうと感じさせないほどに明るい――明るすぎるくらいの、よい青年だよ。 大分前にも、蛇壷と笛を使って無断外出を手伝ってくれた。 お陰であの日はよい息抜きが出来た。
[その後、彼がファラに叱られていたのは知らない。]
(431) 2013/01/13(Sun) 07時頃
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ん。ファラも、元々面倒見のいい子だけれど、 何だかいつになく楽しそうで。 異国の人間というのも、別に怖いものではないのだと、 近ごろはそう、思うようになった。
…………。
(432) 2013/01/13(Sun) 07時頃
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[軽い靴音だけを響かせて歩く。部屋に近付くほど足取りはごく緩くなり、部屋に繋がる廊下の前で止まった。 何か迷うよう視線を下向けたまま数秒か十数秒か。 暫しのち、ゆっくりと唇を開いた。]
…宴の後、あなたに自由な外出を許されぬ理由を問われたときに、私の家系には王家に連なる一族の血を色濃く保たねばならないという強い教えがあるからと答えた。
けれど、曖昧なその教えにも、事情がある。 少し、長くなるのだが。
(433) 2013/01/13(Sun) 07時頃
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/* 恩人起きとr 頑張ったな…! でも無理しないでね明け方陣営><
(-300) 2013/01/13(Sun) 07時頃
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……今からもう数代前の話だ。 私の一族では唯一、外からの花嫁を娶ったことがある。 曽祖父と曾祖母にあたるひとたちの、反対を押し切っての婚姻だった。
直後、一族に不幸が相次いだらしい。 事情を知る父母も祖父母ももう他界しているから詳しいことは話すことが出来ないが、家系が絶えてもおかしくはなかったと……宮殿で暮らす他の一族にも相当な迷惑を掛けたと聞いている。
[偶発的な事故であったのかも知れないが、 現在などよりもずっと閉鎖的であったろう鎖国国家の、 その中枢である閉ざされた宮殿で起きた不幸な事件である。
傍系といえど王族に連なる者が血を濁らせたと、当時の長はひどく落胆し、悔恨の念に駆られ。 白き肌の女は一族に災禍を齎すと、一族の汚点であると厳しく言い含め、代々一族の家長がそれを戒めとして伝え、そして]
(434) 2013/01/13(Sun) 07時頃
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なのにまた、白き血が顕現してしまった―――― 一族に。
私の肌色は、曾祖母と同じもの。
[無意識に襟元に手が触れる。 夜闇に紛れても尚白い肌を隠すよう、目許まで引き上げた。 声は常よりもくぐもって聞こえたかも知れない。 だから……… と、小さな呟きは掻き消える。]
(435) 2013/01/13(Sun) 07時頃
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ホレーショー・ヘップバーン。 あなたが来てまだ数日だが、ジッドでは不自由を感じていないか? ここの空気はお気に召しているだろうか。
[返る答えが是でも否でも、双眸を細め。 中空に白い息を浮かべてから、続けた。]
時代は動いている。 数世代前と比べ、異邦人に対しての警戒は昔に比べればずっと薄れているはずだ。 だから、血への執着も外への怖れも、古臭い考えだと……笑われることもある。 それでも、未だ私の一族は今もなおそれに囚われている。
(436) 2013/01/13(Sun) 07時頃
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自身を不幸だと思ったことはない。 けれど………不自由を感じることがないわけではない。
[異国の者が居並ぶ様が何故だか落ち着かずいたのも、きっとそれゆえだった。 自分自身のことなのに、口にしてみて漸くと得心がゆく。 同時に、何故このようなことを話したのだろうか、とも。
恐らくは―――今宵の酒が強いだけだ。]
(437) 2013/01/13(Sun) 07時頃
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……下らない話をしてしまった。
[すまない、と瞳を閉じる。]
そうだ。処遇のことをまだ話してはいなかった。 ホレーショー・ヘップバーン、あなたにはひとまず護衛を担当してもらうことになる。 世話係は敏腕な子が居るのでね。
[先日もサラサゆきに同行したクアミのこと。 彼女へはフランシスカへの伝言と2,3の買い物を頼み道中で別れたが、今日の宴には花嫁が姿を見せていたようだ、ならばもう戻る頃合だろう。 ごく幼い頃に、父母が自分に付けて以来長く共に居る、幼馴染だ。]
(438) 2013/01/13(Sun) 07時半頃
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さがしびと…サイモンに会う許可も得たことだし、 近いうちに顔を見せてあげるといい。 お父上の伝言もあるというし。
……、 それでは、お休み。よい夜を。
[夜の挨拶は扉の前で。 濃い影がひとつ揺れた。**]
(439) 2013/01/13(Sun) 07時半頃
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/*
すごく つかれた ……!!
(-301) 2013/01/13(Sun) 07時半頃
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/* ちょwwwwwwwwwwwwww よそ見してる間に増えwwwwwwwwwwwwwww ちょっと増えっぷりに吹いたわwwwwwwwwwwwww
(-302) 2013/01/13(Sun) 07時半頃
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/* よし頑張る。
前にひとねむりと買い物だな…。
(-303) 2013/01/13(Sun) 07時半頃
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[蕩けきった体は、もはや意志の制御を離れていた。 緑満ちる神域で神具たる鉱石に貫かれる非現実感と 手足に絡みつく香の甘さが、心を惑乱する。
硬く冷たい鉱物に己の体温が移り、 生身に貫かれていると錯覚さえした。
解放された手が岩肌に縋り付く。 抱きしめる相手を求めるように。]
(-304) 2013/01/13(Sun) 10時頃
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あっ―――! っく…ぁ 、 … ああぁっ!
[不意に後背に痛みが弾け、体が竦む。 思わず食い締めたものが引き抜かれれば、 己の中がもろともに引き出されるような感覚に陥った。
体を緩める間もなく再び押し入られ、 息苦しいまでの交合に悶える。]
(-305) 2013/01/13(Sun) 10時頃
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[打たれて、縛られ、貫かれた記憶。 傷を付けぬようにしながらも、繰り返された ”調教”という名の凌辱。
体がそれを受け入れ飲み込んだのは、 責めに屈したのか。本来の性質ででもあったのか。
屈辱の記憶と、置かれている状況が混ざり合い、 倒錯した悦びが意識を絡め取る。]
(-306) 2013/01/13(Sun) 10時頃
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こ、 んっ ……ッぁっ… は、ぁ 、
[理性を保とうとする意志は喘ぎの中に乱され、 拒絶の声も心も快感の中に溶け落ちる。
感じている印が足の間で膨らみ 今にも泣き出しそうに震えていた。]
(-307) 2013/01/13(Sun) 10時頃
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んっ…う…んんっ……。
[身体を開かされ、刺激を受ければ勝手に湧き上がる声は止めることができない。 両手で口に当てても抑えきれなくなると、今度は指を噛んで抑制した。 それでも身体は翻弄されるばかりで絶頂へと追い立てられる。 されるがままに揺さぶられていても、上から降る声に苛立ちが混ざれば、まだ心まで売り渡してなどいないのだと実感できる。
……まだ、だいじょうぶ。 ……まだ僕はがんばれる。
自己暗示のように心で何度も繰り返しながら、長い夜が明けるのを待った]
(-308) 2013/01/13(Sun) 10時半頃
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くっ――…。
[オスカーの中で幾度も精を放ちながら。 求めれば求める程に、相手が手に入らぬ事への苛立ちが募る。
快感を与えても、流される事もなく。 置かれた状況にも、恐れることなく。 此方の立場を知ってさえ、毅然とした態度を取り続ける。
今まで出会った誰とも違う対応に、興味と同時に、怒りにも似た焦りが浮かぶ。]
オスカー、お前――…。
[少年の中に何度目かの欲を迸らせた後。 精悍な顔に僅かな疲労を滲ませ、ごろりと横たわりながら。 オスカーの腕を掴み、自らの元に引き寄せては、そのまま胸にかき抱いて目を閉じた。
――――せめて、少年の身体を思うままにすることで、 その気持ちを少しでも満たそうと……。]
(-309) 2013/01/13(Sun) 11時頃
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―― 浅い眠りの後 ――
[宴席の後も遅くまで起きていたからだろうか。 既に陽は高く昇った時間なれど、全身は気怠さ包まれていた。]
………………っ…。
[僅かに残る酒気と、疲労を振り払うかのように、ゆっくりと頭を振る。 未だ靄がかった眼で、少年を探し――その姿が目に入れば、荒々しく抱き寄せた。]
(440) 2013/01/13(Sun) 11時頃
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…………世話だのなんだのは、他の連中にさせればいい。 お前は、俺が起きるまで傍にいろ――…。
[どこか不機嫌そうな声音でそう呟き。 荒々しく、唇を重ねた。]
(-310) 2013/01/13(Sun) 11時頃
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/* おおう。気が付いたら先頭は数週間先に行ってるwww
ちょwww数週間のうちに何回神様のお呼びあるんだろうwww むしろあれだ。 そんなに時間あるならフランシスカを押し倒してる自信があるね(きりっ
(-311) 2013/01/13(Sun) 11時頃
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/* うん。王様の台詞にも数日後って書いたよな。 自分がやらかしたかとおもったけど、大丈夫だった。
(-312) 2013/01/13(Sun) 11時頃
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/* ケヴィンオスカー組も、昨日はおたのしみでしたねだったっぽい。
さて。昨夜は何組が秘話にこもってたんでしょう。 うちらもだがな。
(-313) 2013/01/13(Sun) 11時半頃
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/* イベントどうしようかなぁ。
脱走しようかなぁ。
(-314) 2013/01/13(Sun) 11時半頃
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/* ちょっとラ神にお伺いを立ててみる。 採用するかは気分次第(ぇ
えい。…6
(-315) 2013/01/13(Sun) 11時半頃
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/* やぁん。襲われるー。(せいてきないみで
(-316) 2013/01/13(Sun) 11時半頃
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/* 昼からエログの時間がやって参りました。
ところで…>>440 酒の勢いで既に?
そろそろ皆が秘話に籠りはじめるのだろうかw
(-317) 2013/01/13(Sun) 12時頃
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[カリュクスの息は迫り上がると同時に蕩けた艶を帯びる。 もはやそれは拒絶ではなく、刹那の歓びに啼く声と聞こえた。
異国の蝶は太古の蜘蛛の糸に搦みとられ、悦楽の楽園に堕ちる。
エメラルドに浸された肌をさらに法悦の紅潮が染め上げていた。 貪る牙に身体を差し出して交わる姿はあくまでも優美で、とほうもなく蠱惑。]
(-318) 2013/01/13(Sun) 12時頃
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[打擲に反応して内部の圧が高まったか神具が押し出され、直後にカリュクスの腰がうねって再びそれを受け入れる。 もはやフランシスカは軽く手を添えて支えるだけ。
緩急をつけた抽送にカリュクスの肢体がしなやかに応える様を見やる。 その波を作っているのはどちらなのか。
自分のうちに湧き上がる衝動を、今はこらえた。]
(-319) 2013/01/13(Sun) 12時頃
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[膝をたてて打ち伏すカリュクスの足の間に光る雫が糸引き落ちる。 感極まった男の剣先が零す涙。
裾をめくられ後背から犯される女の図を裏切る本来の性。 カリュクスは男として感じているのか、女として感じているのか。 倒錯の迷いは一瞬。 フランシスカは寛げられた足の間へ指を伸ばした。]
(-320) 2013/01/13(Sun) 12時頃
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[けだるげな腿を伝う雫を指先にとり、熱を解放せんと望む器官を掌に軽く包み込んで擦りあげる。
神に悟られないように ── 密やかに。]
(-321) 2013/01/13(Sun) 12時頃
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―― 数日後 ――
[オスカーが来てから、数日。 此処での暮らしにも、随分と慣れてはきたようだ。
だが、夜毎に求めても、未だその心は思い通りにはならず。 日々、焦れるような感情を抱いているが。 それが何故なのか自分でもわからぬままに、奇妙な苛立ちを覚えていた。]
(441) 2013/01/13(Sun) 12時半頃
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[怪しい人影が目撃されているとの報せが入ったのは、そんな折であった。 一瞬眉を寄せ、報告を聞き終えれば腕を組んで小さく呻る。]
……俺から離れずに居れば、どうという事もない。
[一応はと、オスカーに声をかけるも。 同じ宮殿内に住まう異母妹や親族への土産>>180>>181を届けさせる位ならば大丈夫だろうと、一人で送り出してしまったのだが――…。]
(442) 2013/01/13(Sun) 12時半頃
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[思いを確かめた日は、ただ眠るまで手をつないだ。
だが、砂漠にこぼれた水を器に返すことは出来ぬように、気持ちに歯止めをかけることはもう出来ないのだろう]
(-322) 2013/01/13(Sun) 12時半頃
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Σけびんさまもういたしてるのか!
(-323) 2013/01/13(Sun) 12時半頃
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ー 数日後 ー [>>383>>384 宴の後も、日常は続く。そんな折りに、入った知らせに天を仰ぐ]
…今更不審者と間違われるってこともないと…思いたいものだが
[もちろん、誰のこととは言うまでもない]
(443) 2013/01/13(Sun) 12時半頃
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[うねり、揺らぎ、頽れる体。 熱に霞んだ意識に、眩い閃光が走る。 腰が、跳ね上がる。
なにが起きたのかと思った。 自分とは違う熱が肌に触れ、敏感な部分を包む。 痛みと錯覚するほどの鋭い快感が、背筋を貫いた。]
――――――っ、っぁ、 あっ !
[明かな嬌声を放って喉を反らし、四肢を突っ張る。 鞘を待ちわびていた剣は包まれて脈打ち、 目眩のする勢いで、全身の血を呼び集める。]
(-324) 2013/01/13(Sun) 12時半頃
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や、 い …… い、く ……ぅ ッ――――!
[押さえきれない快楽の証が、包まれた裡から溢れ、迸る。 同時に高く上げた腰を震わせ、 飲み込んだものを食い締める様子は、 更なる悦びをねだるかのよう。
長く伸びた声の先は噎び泣きに近い響きを帯び、 力無く振られた髪の先から、汗の滴が散った。]
(-325) 2013/01/13(Sun) 13時頃
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[
そこにあるのは、以前と変わらぬ日常のふりをした、非日常。
]
(-326) 2013/01/13(Sun) 14時頃
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ー 数日後のある夜 ー [あれから度々、こっそりと夜に自室で寄り添い、他愛のないことを話すささやかな幸福を享受していた折。 ふと会話がとぎれ、見上げた紫水晶と視線が絡み合った。]
ヨラ…?
[小さく名を呼び、触れるだけの口づけをして、再び彼の顔を見た]
(-327) 2013/01/13(Sun) 14時頃
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―ダンの部屋―
[熱さと痛みに喘いで強くかぶりを振る。 柔らかい枕に顔面が埋まり、息苦しさに目を開けた。]
は…………っ、
[眠っていた方がマシだったと心底痛感する程、痛い。 それでもどうにか枕から顔を救出すると、傍らに主の寝顔があった>>492。目元に落ちる陰が、遅くまで起きていた事を表していた。]
(444) 2013/01/13(Sun) 16時頃
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[求めむずがるような雫に誘われて指が薄い皮膚を掠れば、瑞々しく跳ねる肢体。
このしなやかな身体の主が官能の螺旋をさらに一段階、高い次元へ突き抜けたことを示してうわずる喘ぎが、律動をともなって零れ落ちる。
与えられ、呼び覚まされ、流れ出す歓喜に満たされた甘い甘い放埒の姿は。
無私にして神聖なるもの。]
(-328) 2013/01/13(Sun) 16時頃
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[快楽の極みを知る声が合図の言葉を紡ぎ、待ち受ける掌に濃い白を吐き出す。 移された熱。草の芽吹く匂い。 そっと握りしめる。
カリュクスの掲げた腰の震えは銜え込んだ鉱石を響(とよ)ませ、エメラルドの果実は熟れた内襞を乱打した。 肉の奥芯からもまた喜びに至らせるごとく。
尾をひいて息の限りに迸る嬌声は勧請。 フランシスカは大いなる力が言祝ぐのを感じる。]
(-329) 2013/01/13(Sun) 16時頃
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[香はもう燃え尽きて跡形もなくなっていた。 残る灰は抜け殻のよう。
カリュクスが頽れるならば支えようと腕を回した。]
(-330) 2013/01/13(Sun) 16時頃
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─ 自室 ─
[少女が息を飲む気配>>444で、浅い眠りにたゆたっていた 意識が覚醒する。
重い瞼を開けば、こちらに顔を向けたレティーシャと目が合う。
朝日にけぶる金の睫毛と、それが落とす影をぼんやりと 眺めながら、頭の位置を調整しようとする彼女に向かって 手を伸ばした]
……気分は?
[うなされてまた汗をかいたのだろうか。 額に張り付いた後れ毛を剥がし、整えてやる。
そのまま指先を滑らせて頬に触れれば、 未だ熱を持っているように感じられた]
(445) 2013/01/13(Sun) 16時半頃
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[頂を極めて宙に投げ上げられ、官能の峰から崩れ落ちる。 失墜する体は、確かな支えに受け止められた。
そのまま穏やかな余韻に浸されないのは 体内に未だ残る質量のため。
小さく震えるごとに響きが跳ね返り、 より大きな波となってなお掻きたてようとする。 達したばかりの体を、なおも昇らせようと。]
(-331) 2013/01/13(Sun) 16時半頃
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――― つ 、う…
[呼気を整えようと幾度か熱い息を吐き出し、 ようやく理性の岸辺に戻ってきた薄紅を開いて 祭祀の執行者をきつく睨む。]
…… ぬ い 、 て …
[だが、喘ぎの合間に声となったのは、嘆願の言葉だった。]
(-332) 2013/01/13(Sun) 16時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/13(Sun) 16時半頃
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/* 私が眠っている間に、何かしらやりたいことがあったなら済まん。
覗きに来たら居たのでつい。
(-333) 2013/01/13(Sun) 16時半頃
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[腕にかかる柔らかな重み。それは熱く濡れて儚いほど。 呻きを伴って開かれた双眸の眼光は矜持を保って罪の黒きを睨む。 けれど、その眦はいまだ快楽の残滓を宿して潤み、声は掠れた。
嘆願の言葉を聞いて、伸びやかな両足の間にある硬質に手をかけたけれど、それは強固に動こうとせず。]
まだ身体が望んでいない。 無理に抜こうとすればおまえを傷つけてしまうだろう。
[どうしようもないとゆるく首を振って伝えた。]
(-334) 2013/01/13(Sun) 17時頃
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しばらく休め、 その間に沐浴の準備をしてやる。
時をおけば身体も緩むはずだ。
(-335) 2013/01/13(Sun) 17時頃
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[そっと横たえたカリュクスを残して部屋を出ようとし、立ち上がりかけたところを思い直してカリュクスの額に指を伸ばす。]
レイ・ロー。
「妾妹」たるおまえに恨まれたくはない。 許してもらえる日がくるよう、努力する。
[耳元に口を寄せて囁き、浅い呼吸を繰り返す乾いた唇を舐めた。]
(-336) 2013/01/13(Sun) 17時頃
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[足を揃えて立ち上がり、神域にカリュクスひとりを残して扉をくぐる。
神が部族を見捨てる危機は回避されたはず。 そう言い聞かせても足取りは重い。
自分がしたことは理解している。 人の身体を買い、無理矢理に犯した。
その途方もない疲労感。]
(-337) 2013/01/13(Sun) 17時頃
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[こうするしかなかったという後ろめたさと、白い焔に惹きつけられる賛美の念と、その媚態に呼び覚まされた劣情と、神の愛人となった相手への嫉妬。
複雑に絡まり焦がれる ── 想。]
(-338) 2013/01/13(Sun) 17時頃
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[湯を汲み運ぶ労働で紛らわせようと、手桶を掴んだ。]
(-339) 2013/01/13(Sun) 17時頃
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/* カリュクス 放置プレイ中
皆さん、いかがお過ごしですか。
(-340) 2013/01/13(Sun) 17時半頃
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/* まだ続きます。 次は風呂だ。
続けていいよね、ハニー?
(すでに24時間以上、エログ中)
(-341) 2013/01/13(Sun) 17時半頃
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ダンさま……。
[これほど濃い隈が出来ているのに、気配で起きる程浅い眠りだったのかと思うと、胸が苦しい。]
……っ、すみません、わたしまたご迷惑を……、
[触れてくる指が優しくて――切ない。]
まだ痛いですけど、平気です。ありがとうございます。
……刺されたのがダンさまでなくわたしで良かったぁ……
[痛みに強張った顔が、へにゃ、と笑み崩れた。]
(446) 2013/01/13(Sun) 17時半頃
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[背後へ向けた薄紅が、黒檀と交わる。 緑で塗りつぶされた空間にあって、 なお確固として染まらずある黒。]
う……、 は … っ…
[嘆願を容れた手が伸び、神具に触れる。 とたん、未だ裡にある宝珠が肉壁を擦り、 質量を増したように錯覚した。
引き抜こうとされるたびに、体は強く締まる。 早く解放されたいと願う意志とは裏腹に。]
(-342) 2013/01/13(Sun) 17時半頃
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[休んでいるように、と横たえられ、 クッションの上に四肢を投げ出す。
上を向いた視界に、褐色の指が伸びてきた。]
……。
[与えられた名と共に紡がれたのは、謝罪にも似た言葉。 口を開き、言葉を探し、結局息だけを吐き出した唇に、 柔らかく濡れた感触が触れていく。]
(-343) 2013/01/13(Sun) 17時半頃
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[立ち上がり、去りゆく背を見送って、 ひとかたまり、大きな息を吐いた。
横になっていても、体の最奥は未だ疼き、 マグマでもあるかのような熱を伝えてくる。
手を伸ばし、掻き回したくなる衝動を抑え、 クッションの端をきつく握った。]
(-344) 2013/01/13(Sun) 17時半頃
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わたしが来るまでは、ダンさまのお部屋だったんですものね。
[はぁ、と熱を帯びた息を吐く。 こんなに痛い思いを主がしなくて良かったと笑う顔が再び歪んだ。]
(447) 2013/01/13(Sun) 18時頃
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ふふーん♪ もしタネが分ったら、何でもいう事聞いてやるよ。
[とまで妙に自信たっぷりに、滲み出る悔しさを見てこちらは嬉しそうに笑う。ここら、奇術師の特権でもある。
服の事に関しては、応とこたえた。]
(-345) 2013/01/13(Sun) 18時頃
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[気球について、残念そうにする様を覚えておく。 恩人はどこかぼんやりとして感情の起伏薄く見えるが、 好奇心は高いらしい。特に外の話には食いつきがいい。 僅かに肩を落とす動作は、見た目よりも落胆している事が伺えた。
問いへ返った言葉には、嫌そうな顔を隠さなかった。]
わー、そりゃ面倒臭そ…。
[血を守れ、との言葉の重さは、 知識で知りはするもの自分と重ねるにはあまりに遠く、 今その感情を正しく量る事は出来ないが 帝国の貴族らと似た物を感じて眉根を寄せた。]
だから大人しく篭に入ってろってか。
(-346) 2013/01/13(Sun) 18時頃
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[神域は手つかずの自然造形だが、礼拝所までは配水設備が通っている。 天幕の裏で普段は目隠しされているが、床を楕円に掘った窪みもあり、生贄の血を流す時などに使われていた。 恒久的に水を溜めておくことはできないが、沐浴ならば充分に用が足りる。
配管の中で太陽に炙られてきた温水を手桶に汲んで窪みに注ぎ、岩も温まったたところで、カリュクスを迎えに戻った。]
(-347) 2013/01/13(Sun) 18時頃
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[緑の神域で、言われるままに鉱石に身を貫かせて伏すカリュクスの長い髪は乱れつつもしとやかに流れ、この贄の資質を示すよう。 言葉なき瞳は、猥らにほのめく願望と戦って熱に潤んでいた。 戻るのがもうしばらく遅かったらどうなっていたことか。
だが、それに思い至ることなく傍らに膝をついたフランシスカは、懸命にクッションを掴む指を自分に移し、カリュクスを苛み疼かせる質量に再び手をかける。]
そろそろいけるかもしれないな。
息を吐くんだ。
[鏃と同じ要領でと、僅かに捻って隙間を広げてから抜こうと試みる。]
(-348) 2013/01/13(Sun) 18時頃
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― 宴直後の事 ―
[恩人の返事にはやや不機嫌そうに 暫くは黙って後をついていったが。 話題が食事の事になると、何時もの軽さが表に出る。]
だろうなーとは思った。 きっちりもてなし用に育てた羊使ってるしねぇ。 全然臭み無かったわ。
[おそらくエサから違うのだろう。王のお膝元ならば、 そんな羊がたっぷりと育てられている事は容易に知れる。 切り分けに関してはなるほどとその意に感心しながら。]
おうよ。そっちは弱そうだねぇ。
[酒についてはけらりと笑う。軽く熱は帯びているものの、 顔色も平常であれば頭も冴え冴えしたものだ。 恩人は、酒宴の席で酒は口にしていなかっただろうか どちらにせよ予想込みでからかうように口にする。]
(448) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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[>>431納得いった様子が見えれば口の端上げた。 実に失礼な納得の行き方だが、事実なので気にはしない。 やはり沽券など何処吹く風だった。]
蛇壷と笛で…って、 何だ、壷から笛で蛇でも呼んだのか?
[そんな特技まであるのかと感心した。 酒宴の席では見れなかったが、今度会ったら聞いてみるかと呟く。 知らぬが仏とはこの事である。]
(449) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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へぇ?前は怖いと思っていたのか。
アンタも?
[>>432近頃は、とついたので 以前はそうでもなかったのかと。
答えを聞く前に、足は止まった。]
(450) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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……ふーん。
[恩人が静かに語り始めた長い話を、 全て聞き終えた後に始めに出てきた感想はそれだった。]
何か。白いのが関わってロクな目に会わなかったから、 外国拒否、一族優先ってな政策してたにも関わらず、 また嵐を呼ぶ白肌の子が生まれたってか。
[その流れには同情も出来る。先ほどより眉は寄らくなったが。 ショールに深く隠れて余計に聞こえなくなる声に、 がり、と頭の後ろで音を出す。癖髪はぐしゃりと潰れた。]
(451) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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[>>436言葉を探しあぐねいている最中に、 待遇の事を聞かれれば手が降りた。]
ん、今んトコは全然。 十分食わせて貰ってて、寝床もある。 文句はねぇな。 話しゃわりと解る奴が多いのもありがたい。
[外見のせいだとは思うが、とは足さなかったが。 細められた双眸、浮ぶ息に視線は流れて。]
(452) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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[夜の闇か、あるいは影のように、 静かに響く声のひとつひとつに耳を傾けて。 謝罪が聞こえると口を開こうとしたが、 その前に処遇について挟まれ、ひとつ瞬き。]
護衛って、アンタの?
[一瞬、警備方面も過ぎったが、 態々そっちに外国人は入れないだろうと思い直す。]
ふぅん…。んじゃどのタイミングで護衛すんだとか、 そこらの打ち合わせは明日以降で頼むわ。
今日はもう、寝よーぜ…。
[あふ、と欠伸ひとつ。 真実眠いのと、先からずっと言葉に迷うのと、 気持ちは丁度半々だった。]
(453) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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ああ、そうする。 わざわざあんがとさん。
[>>439サイモンの事には、礼と同意を込めた返事をし 部屋の前、扉に手をかけたが、足は一度止まる。 薄い気配が消えぬうちに、独り言のように呟いた。]
……まぁ余所の風習に、余所者があれそれ口出すのはアレだ。 余計なお世話ってもんだから、そこに関しちゃ何も言わね。
(454) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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だがお前さん、不幸でないけど不自由だっつーんなら
幸せなのか?
(-349) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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…ああ、それから名前、長いだろうから短くでいいわ。 苗字は帝国で有名な女歌手と被ってて好きじゃないんで、 名前の方で呼んでくれると有難いねぇ。
[そう言うと、お休みと手をひとつ振り、 だいぶ大人しくなった鳩を連れて扉の奥へと消えた。
かくいう自分は、恩人に対して 正しく名を呼んだ事は、始めの一度しか無いのだが*]
(455) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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/* すげー時間かかったわー…。相方すまん。
次はサイモンと会いつつイベントこなしつつ どっかでアイスがつくれたらいいな… (ちゃんと電気系統使わずにアイス作る方法は学んできたz)
(-350) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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>>455 自分の名字を「被ってる」っていうのは、妙だなと思ったら、そういえばこの人諜報部員だった。 偽名か……。
(-351) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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[帰りを待つ時間は、ことさらに長かった。 体の中でわき起こる波が、寄せては返し、幾度も揺り戻す。 矜持という名の堤防にしがみついて、遠く水音を聞いていた。
肩や顔をクッションに擦りつけ、 四肢を戦慄かせて衝動を押さえる。 そうこうするうち、密やかな足音が戻ってくるのを 顔を上げて迎えた。]
(-352) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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[傍らに膝をついた焦熱の元凶へ、 導かれるままに腕を回し、しがみつく。
声を掛けられて、足の間を犯すものに触れられた瞬間、 全身が声を上げた。
浮き上がるような感覚の中、指示に従って必死に息を吐く。 だが、硬く食い締めた鉱石が捻られると、 背骨を太く熱いものが突き抜けた。]
(-353) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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ああっ、 あああぁぁぁ――― …
[悲鳴とも歓声ともつかぬ声を放ち、 しがみついて褐色の肌に爪を立てる。 銜えこんでいた力は緩んだものの、 浅ましく腰が揺らめくのを、止められなかった。
閉ざした眦から、快楽とは別種の熱が滲む。]
(-354) 2013/01/13(Sun) 18時半頃
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そろそろ決めよう。 トラブルは2 ちょっとやりにくいものならば6
(-355) 2013/01/13(Sun) 19時頃
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どっちもやりにくい……(´・ω・`)
5はもうちょっと好感度上げてからにしたいしな……。 うーん。
(-356) 2013/01/13(Sun) 19時頃
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……診察は、朝夕に行う。 症状が改善されているかどうか、確認する必要があるからな。 今まで他の医者がどうしていたかは知らんが、これが俺のやり方だ。
[「女」ではなく、「美術品」か何かの手入れをしたとでも言うように。熱も気負いもなく淡々とシビルはそう言った]
儀式や祭典があるなら、俺があわせよう。どうせ、他にすることもないしな。
(-357) 2013/01/13(Sun) 19時頃
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[……本当は。 「俺のやり方」は2〜3日に一度の診察なのだけど]
……。
[どうして自分がそんなことを言ったのか、よくわからないままに]
……問題あるなら、別な方法を考えるが。
(-358) 2013/01/13(Sun) 19時頃
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[>>409暑さに耐えかねて、与えられた部屋から外に出た]
……しかし、この国は閉鎖的でいかんな。 全く……部族民は愛想がないし、食べ物も香辛料臭くて慣れん。
[さすがに悪口は帝国語で言うくらいの分別はあった]
(456) 2013/01/13(Sun) 19時頃
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─ 中庭 ─
[光の注ぐ中にはには、果樹が影を落としていた。 誘われるように、一歩を踏み出したところで]
むっ……。
[思わず片手で顔を覆ってしゃがみこむ。 目の中でチカチカと、火花と痛みが踊っていた]
(457) 2013/01/13(Sun) 19時半頃
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―数日後 ジッドの坑道― [お仕事お仕事。今日も掃除夫として高いところに自力で登り下の人に雑巾を投げ渡してもらいながら天井近くの掃除をしていた。徐々にその場所を変えていく。
そしてどれぐらいたったのか。
そこに道があれば進み、下にいたひとがものをとりにいったのでそれを見送って更に進んで掃除をしていたが]
………
[壁から降りて見渡す。そういえばいつのまにか人の気配も減って、明かりもなくなっていたような…ああ、つまり]
(458) 2013/01/13(Sun) 21時頃
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迷ったな。
[ここ数箇月で何度いったかわからない言葉を口にした]
(459) 2013/01/13(Sun) 21時頃
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[幼子のごとく無心にしがみついてくる腕。 あやすように片手で背を支えながら、神具を握る。 カリュクスを焦がす苦しみを取り除いてやろうと──
だが、力を加えた瞬間に腕の中で爆ぜるのはあえかな悲鳴と、肌に食い込む痛み。 腰にぶつかる動きは雄弁に耽溺の快楽を謡う。
それらはいずれもフランシスカの官能の源泉に直接、働きかけた。]
(-359) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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[「ぬいて」と縋った声は本心なのか。
カリュクスの片手首を掴んで彼の芯を貫くものへと導き、確かめさせた。 指を重ねて神の拠り代引きずり出し、抜き去る寸前でまた奥へと戻す。]
どうせ、いつかはひとりでできるようにならねばならないのだ。
[めちゃくちゃにしてしまいたい苦しさを、自らの浅ましい衝動を力に変えて送り込む。
抉り、穿ち、貫き、抱き締め。]
(-360) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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[想いの浄化されるまで 狂おしい時間は続く。]
(-361) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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[その日、ファラを浴場から部屋へと人に見つからないように運んだ後も離れ難く。近くの椅子にすわって、その手を握ったまま眠った。
言葉を語るよりもただ傍にいたかったのだ]
(-362) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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[好意を口にしてよかったのかは今でもわからない。
でも、もう前のようには戻ることはできないのは自分が一番よくしっていた。]
(-363) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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/* お風呂が遠いwww イベントはもっと遠いwww
(-364) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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― 数日後のある夜 ― [あれからこっそりとファラの部屋にいくことが増えた。 大体において窓からの侵入だったりする辺り、最近怪しい影がいるというジッド内での噂の一部に加担しているのかもしれないがそんなことは些細なこと
今日も些細なことを囁く 内容なんてどちらでもいい。ただ自分の瞳にファラが映り、ファラの瞳に自分が映っていればそれでよくて]
ファラ…何?
[触れるだけの唇を追いかけるように顔を寄せながら、ファラを見つめて聞き返した]
(-365) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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― 自室 ― [ダンより贈られたオルゴールの螺子を巻き、この国の子守唄を流し。 ケヴィンより贈られた、遠い国の景色を収めた本の項を捲る。
この部屋はまるで、祖国を愛しながらも自由に焦がれる自分の不安定な情緒そのもののよう。
当初オルゴールは、ピンを差し替えて、別の曲を奏でる箱を作ろうと思って強請ったものだった。 少女の日の思い出として、大切に大切に一生封じてゆくつもりで―――
その箱は、今も彼女を宥めるように優しい子守唄を奏でている]
(460) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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―坑道内のどっか―
[幸いにして水はある。ファラにいつ迷ってもいいように水を携帯させられていた。でも地図はなかった。余所者だから渡すことなどできなかったのだろう。]
こっちかな。
[立ち止まらず目印もつくらずに、勘と勘と勘だけで進む。だから迷子になる。]
(461) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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[唇が離れても、追うように近づく顔は至近距離。 金の目を猫のように細めて]
―――…なんだと思う?
[そっと瞳を伏せた]
(-366) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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だめ っ … や 、 め 、…
あっ、 うぁぁ――…っ
[再びの熱に全身を投げ込まれ、 狂おしい快楽から解放して欲しいと舌が紡ぐ。 なのに、手首を掴まれ、貫く石に触れさせられたとき、 喉をついた声は、悦びの音階だった。]
(-367) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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[繰り返される往還。自らを自ら責めている倒錯。 言葉が意識をこぼれ落ち、 貫かれる被虐と、 抱きしめられる圧力と、 骨が軋むような快楽が肉を溶かし、]
や …
や、ぁ ―――
あ… ぁ ・・ ・
[悦楽の深みに、堕ちていく。]
(-368) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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[時を数えることなど、とうに忘れ、 幾度と無く繰り返す極みの果てに、沈み込んでいった。]
(-369) 2013/01/13(Sun) 21時半頃
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[例えば自分が死んだら、一人くらいは哀しんでくれるだろうか。
影になっている室内は、容赦なく日の照りつける外と違いいくらか過ごしやすい。 窓辺から臨むは、黄金の砂海。地平線は、遥か彼方。
最近、夢見が良くない。 砂漠を越えようと、駱駝を走らせる夢であれば、 ある時は、彼の処刑、 ある時は、自分の死、 未だ相手も聞かされていない先に嫁ぐ展開であれば、自分というものを殺し続ける。 項を捲りながら、これを贈ってくれた人の顔を思い浮かべる]
……兄様は私を愚かだと言うだろうか。
[何を裏切ることも傷つけることも恐れているのに、己を御することができず追い詰められていく異母妹を]
(462) 2013/01/13(Sun) 22時頃
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[金色の猫目がいたずらっぽく細まるのにも今までにないほど胸の高鳴りを覚える。]
うーん…そうだね…
[それは自分だけなのか違うのかわからない。 緊張にごくりと喉がなり、カラカラと渇く口。正解を慎重に手繰るように手をファラの背中に回してぎゅうと抱き寄せた]
(-370) 2013/01/13(Sun) 22時頃
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―― 数日後 ――
[帝国を離れて数日。 この宮殿や暮らす人たちのことも困らない程度には覚えたし、人に仕えるということも多少は慣れてきた。 日常的に言いつけられることはそれほど大変ではないし、料理のような専門的なことは命じられない。 ……毎夜のことだけ気が重くなるのだが、それをこ考慮してもこの待遇は申し分ないものだろう。
ただ、帝国に残した妹のことが気がかりで、出すあてのない手紙の文面を考えることが日課になっていた]
(463) 2013/01/13(Sun) 22時頃
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─ 中庭 ─
[このまま日向でうずくまっていては、次は熱の病に襲われる。シビルは舌打ちして、手探りで日陰を探す。 室内へ向かったつもりが、手に触れたのは棘のある枝だった]
[背に腹は変えられない。恐らく数分から数十分のことだろう。 シビルは棘のある果樹の下へ潜り込む。 白い肌にはじけてひりつく日差しが、少しだけ和らいだ]
(464) 2013/01/13(Sun) 22時頃
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[この日、あるじの元へ報じられたのは、”怪しい人影”の話。 宮殿内、常に付き従うようになって日数も経っていることから我が身が疑われる危険性というものは意識にない]
はい。これまでどおり、ここに……。
[かけられた声には簡潔に答えて顔を伺う。 表情が険しいのは狙われる立場の王族であるからなのだろう。 立ち入ってどうなるものでもないと思いつつも、もし族が狙ってきた場合のボディガードも仕事に含まれるのだろうか問いかけようとしたのだが、先に親族への使いを頼まれ聞きそびれてしまった]
了解しました。これをお二方にお届けしてきます。
[確認の機会などあとでいくらでもとれるだろうと気に留めることもなく。 渡された品物と宛先を確認し、ひとり部屋を出た]
(465) 2013/01/13(Sun) 22時頃
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[抱き寄せられるまま、ヨーランダの印象よりも確りとした首元に腕を廻し緩く抱き返す。]
解るだろう?
[白色の、襟ぐりの開いた民族衣装のドレス。 薄い布越しに、音が重なり合う鼓動の音は、己の方が、少し早いことに、彼は気が付くだろうか。
末子である彼女の部屋は宮殿の奥の方。 夜中であれば、滅多に人が来ることは無い。]
(-371) 2013/01/13(Sun) 22時頃
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[こうして一人で宮殿内を歩くのは何回目だったろうか。 知識の上では認識していても、実際に向かう機会などなかった部屋に向かい声をかけた]
――失礼します。ケヴィン様の使いで荷物をお届けにあがりました。
[元気そうな女性と、体の弱そうな女性。 対照的な印象の二人それぞれに荷を渡した。 印象も年齢も異なる二人であるはずなのに、女性と間近に話せば妹のことが思い出されてつい比較してしまう。 視界にミーアキャットを映すと、その愛らしさに表情を緩める。 問われることがあれば、異国の動物はホリーが好みそうだなどという感想を漏らしたかもしれない]
(466) 2013/01/13(Sun) 22時頃
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― 部屋で本を広げる少し前のこと ― [>>466 オスカーがケヴィンからの土産として、異国の景色を収めた本を持って来れば、にこやかに迎えた。]
ありがとう。 とても喜んでいた、とケヴィン兄様に伝えて。
[憂いは、見せない。 視線を感じたマレイカが、くりっとした目をでオスカーを見つめて、その鼻先をふんふんと動かしただろう。]
(467) 2013/01/13(Sun) 22時頃
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[ひんやりどころか少しじめっとした空気に覆われた坑道。 壁をみれば掘り返されたような跡がある。えぐり出されたような壁。それでも崩落させないように固定されている。そんな場所をずんずんと進んでいく。 枝分かれしている道。どれをみても同じように見える。
まだ視界がきくというのは明かりが近くにあるからであり適当にしていても明るさを求めるぐらいの脳みそは持っていたらしい]
(468) 2013/01/13(Sun) 22時頃
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……同じだったらわかる。
[甘い一時を幾日過ごせば、より深い甘味を求めてしまう。 白いドレスに彩られた褐色の姫君。そのコントラストに艷やかな色っぽさを覚える]
ファラ……ファラと…もっと先をしたい。
[熱を帯びた身体と思考が、愛しい人とのさらに深いふれあいをもとめて、抱きしめたまま今までのように触れるだけのようなキスではなく、深く貪るように強く口付けた]
(-372) 2013/01/13(Sun) 22時半頃
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[切実な思いを紡ぐ唇に、人差し指をそっと当てる。 その指がするりと落ち直後、重ねられる唇に、深く深く舌を絡め合う。]
ん…ぅ…
[初めての深い口づけに、息継ぎの仕方も解らぬまま溺れた。 唇が離れる頃には、酸欠も相まって頬を赤く染め、とろりとした瞳で荒く息を吐いてヨーランダを見上げていた。]
(-373) 2013/01/13(Sun) 22時半頃
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[それからしばらくして、慌てたように部屋を訪れた者の報告に目を見開く]
ヨーランダが坑道で行方不明? ……解った、探しに行く。 地図を貸して
[鉱夫から地図を半ば強引に借り受けると、行動へと急ぐ。 いくら生存能力が群を抜いているヨーランダとはいえ、あの迷宮のような坑道から出られなければ、いつかは命尽きる。]
ヨラー?
[直前まで共にいた者の示した位置に従い、片手に地図、片手にランプを持ち坑道を進んだ。 急ぎ足で歩いていれば、一緒にきてくれた者をついおいていきかける]
(469) 2013/01/13(Sun) 22時半頃
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[陰と陽の結合をかい探るしなやかな指先。 戦慄きながらのぼりつめる四肢が絡み、眼裏にエメラルドの閃光がぎらつく。]
は 、 はあっ… はあっ…
[もはや己が手を動かしているとも思えず、ただ神の前に跪き奉仕する。 うわごとめく唇はカリュクスの首筋を吸い、花を散らした。]
(-374) 2013/01/13(Sun) 22時半頃
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[逸楽の果てに、不意に魂の溶け落ちるようにカリュクスの身体が弛緩し、動かなくなる。]
レイ・ロー !
[細い呼吸を確かめるまで、心臓を鷲掴みにされた。]
(-375) 2013/01/13(Sun) 22時半頃
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[ようやくカリュクスを解放してゴトリと転がった神具を拭って箱へ戻し、宴の時と同じようにカリュクスを横抱きかかえて礼拝所の湯溜まりまで運んだ。
ほとんど体温と変わらないくらいにまで冷めてしまった湯に、カリュクスを抱いたまま身を沈める。
普段は湯に入ることはしないが、今はこうするのが当然と思えた。]
(-376) 2013/01/13(Sun) 22時半頃
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[求めて、それでも交わりきれなかった、そんな物悲しさが伝う。]
(-377) 2013/01/13(Sun) 22時半頃
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/* ようやく神域から離脱。 だが、まだ秘話 (←
ハニーがエロ可愛くてな
(-378) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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/* さてサイモンは書いたが イベントどれにしようかなー…。急がねば。
(-379) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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ん…っ…
[絡める舌も熱く甘く。口腔を味わうように這わす蕩けるような一時]
ファラ…好きだ。
[酸素を求めてつく息は荒く、見上げるファラの瞳を見つめ返して、抱きしめたままゆっくりとファラを寝台へと押し倒した]
(-380) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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|
はい、お伝えします。
[にこやかな相手>>467につられるように笑みがこぼれる。 こちらを見つめる小動物に視線を合わせて、気のすむまで好きにさせると、帝国にいたころの自分に戻ったような気がした]
(470) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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|
[好奇心が高く、会話を好むのはもとからのもの。 一人でいることの解放感からか、仕事を離れて興味や好奇心が勝るからか。 視界にはいつも以上のものが映る気がするし、出会う人々にも会釈や形式的な挨拶にひとことふたこと付け加えたりなどしながら時を過ごした。
届け物が終わると、廊下へ出てぐるりと視線を巡らせた。 いつも通る通路、普段通らないがつながりを知っている通路。 ――それから、誰からも説明を受けていない通路。
特に進入禁止の話も聞いていなかったこともあり、脳内に広げた地図のこの地点とこの地点を結ぶのだろうとあたりをつけながら、来た道の反対へと歩を進めた]
(471) 2013/01/13(Sun) 23時頃
|
|
うーん。どうしようか。
[結局自力では出れそうになかったと、どうしようかと屈みこんで相談する。 相手は同じようにきっとどっかから迷い込んだゲストである。
長い身体と、二股に別れた舌に毒々しい皮がチャーミングな蛇さん。しゅー?とばかりに首(?)を傾げる辺り相手もきっと困っている。
蠍語を...はマスターしているわけではないし、彼も人間語を学んでいなかった故の弊害だろう。]
(472) 2013/01/13(Sun) 23時頃
|
|
[意識を取りこぼし、夢幻の園にたゆたう心に 名付けられた名が響く。
それは溶け落ちた心を揺らし、魂のどこか深いところを繋いだ。
ふわりと体が浮き上がり、穏やかに揺らされたあと 仄かに温かいものに包まれる。
原初の無垢な幸福のときが蘇り、 腕を伸ばして支えてくれるものをもとめ、 唇に触れた温かな場所に吸い付いた。]
(-381) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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[湯に浸されても、意識は霞のなかを漂うまま。 共に湯に入る巫の首に腕をかけ、 首筋の柔らかな場所に唇をつける。
その動作は、無意識のものと知れよう。
湯から上がっても、気怠げな瞳は茫洋として、 休みたい、とひとこと言ったきり、寝床に倒れ込む。
その日はそのまま、目を覚まさなかった。]
(-382) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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[脳裏に響く警鐘は意味を成さず。 やがて遠く遠く、消えてゆく。]
……好きだよ、ヨラ。
[初めて、唇に乗せたその言葉は、切なく掠れ。 寝台へと横たえられるままに身を任せ、無精で伸びてしまった銀の髪を、愛おしむように梳く]
(-383) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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[浅く息を吐きながら視線を動かすと、ここが自室ではない事が分かる。 ここはダンの部屋で。 つまり、この寝台は。]
申し訳ありません……わたしが寝てるからダンさまがそんなところに……っと、しょ、
[痛む足に顔を顰めつつ、身体全体を奥へと動かす。 広い寝台なので、そこには大柄な男性であっても十分な広さが出現した。]
わたしが部屋へすぐ帰れば良いんでしょうけど、 まだ歩けそうになくて……。 ダンさま、こちらでお休みになって下さいな。
[薄い毛布を持ち上げて、小首を傾げた。]
(473) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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ぁー…でも…
[指を軽く鳴らし続ける。独特のリズムが蛇の興味をそそったように首をもたげている。伸ばした腕の手首に絡みつくように蛇が蠢き]
蛇って……ん?
[自分を呼ぶ声>>469が聞こえた。反響してなのか近い場所にいるのかわからないが気のせいということはないだろう。服の裾から腕へと引き入れると、立ち上がり声のするほうに向かう]
(474) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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/* それにしてもよくみんな誤爆しないなーと思う。
(※何度かやらかしかけてひやひやしたひと)
(-384) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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[歩きながら自分の考え通りに道がつながることを確認するのも気分がいい。 短縮路がわかるかもしれないと歩いて行って、さらにそこから分岐する道にそって歩いていく。
脳内マッピングに夢中になっているうちに、通路の様子が変わっていることにも気づかなくて。 徐々に足場の悪くなるその道を進むうちに脆くなっている場所に踏み込んでしまったらしく、ずるりと足を滑らせたと認識した時にはすでに体制を整えることもできなくなっていて]
―― うわああぁ…っ!!
[落下した先で身体を強かに打ち付けて一時意識を飛ばしすこととなった]
(475) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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― 坑道 ― [それから奥へと進み、ヨーランダが行きそうな方向を勘と勘と勘で選んでずんずんと進んでいく。 分かれ道で別の方に人を生かせていたので、今は一人だ]
ヨラー! 聞こえたら返事をー
[此方の方向に歩いてくる事には気付かない]
早く出てこないと、今日の夕飯サソリの丸揚げにするぞー!
[食用も存在するが、まあ、普段からそんなに食べるものではない。]
(476) 2013/01/13(Sun) 23時頃
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[首筋に慰めるような、ついばむような接吻けを与えられて目を細める。
今日の体験はカリュクスを、 あるいはふたりの関係を変えてしまうだろうか。]
── 大事にする。
[今は、それだけしか言えなかった。]
(-385) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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[片手できちんと洗ってやるのは難しかったから、酷使された部分だけ、灰と脂で作った原始的な石鹸を泡立てて触れる。
傷ついているようなら薬も塗ってやろう。
軟膏を洗い流すのだと、そんな言い訳をしながら、中をじわりと探ってみた。]
(-386) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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[微睡みのうちにもわずかな抵抗がある。 それを宥めて指を挿し入れれば、熱に潤むカリュクスの内側は、吸いつき甘噛みするように蠕動して、意識を手放した身体とは別個の生き物のごとく新たな歓楽を求めた。
神具は己のものと比べて特に脅威を覚えるような径ではなかったが、ここにあの質量が出入りするというのは──目の当たりにしてもなかなか信じがたい。 やはり特別な存在なのだと思う。]
(-387) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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[神域に降り掛かった砂丘をすべり落ちるように疾走する時の中で、無意識のうちに吐精していなかったら、ここでカリュクスを抱きたい衝動を押さえきれなかったかもしれない。
これまで男に欲情したことはないとはいえ、カリュクスの媚態はそういったものを超越して蠱惑的だった。]
(-388) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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/* 襲ってくるひとの人数ー。 3
(-389) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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[ゆるりと首を振って湯からあがり、カリュクスの身体の水気を拭う。
水差しを傾けて水を含み、口移しでカリュクスに与えた。 わずかにつけられた柑橘の味を分かち合う。
その後は、部屋へ連れ帰って休ませた。 隣に仰臥し、天井を見つめて、
いつしか夢のない眠りに引き込まれる。*]
(-390) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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―坑道―
あれはいやだぁぁぁぁ。
[坑道の奥底にオバケでもいるならばそんな声をあげるのではないかとか。そんなおどろおどろしい響きを持って、ファラ>>476返事をするが果たして届いたかどうか。 蠍は外殻まで食べれないのが悔しいのだ。そうしながらしばらく歩いていれば徐々に明かりが強くなっていき目を覆うように手を目の前に掲げ]
ファラー。やっほー。
[空いてる手で呑気に手を振った]
(477) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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[ヨーランダを見つけると、安堵したように息を吐き、駆け寄る]
ヨラ! どうして一人で奥に行ったりしたんだ! 迷ったら一生抜けられないかもしれない場所なんだぞ?! 危ない場所もあるし…
[そこで、腕の袖から顔を出しているものに気が付いた。 思わず後ずさりする]
ヨラ…その蛇…!
[どーみても毒蛇だ。]
(478) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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[恐怖はまだある。身分とか立場の差というのは少しはあるが、それは恐怖ではない。
もしも自分の記憶が――]
ああ……
[いつもならばそんな余計な思考があったけれども、今はなく。 愛情をのせたファラの声に安堵とともに心がざわめく。耳をくすぐる好意の言葉が幾度も幾度も刻まれるように頭に響く。手、指先を肩口から擽るように首筋をなぞりあげ、頬にキスをして背中に回している手でゆっくりとずらすように服をずらしていくが、それで正しいかわからず困ったような笑みを浮かべた]
(-391) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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― 数日後:サイモンの部屋 ―
よぉサイモン。久しぶりだなぁ。
[王の許しを得たものの、 色々あってサイモンの部屋を訪ねたのは、翌日ではなく数日後の事。 サイモンことS《エス》は驚いて背を浮かしたものの、 だいぶ消耗しているようでベッドから起き上がることはなかった。
今日はこれでも具合が良いほうらしい。 まだ起きれる時もあるんだがなと、友人、もとい同僚は返したが、 幽鬼の容貌を思わせる程に衰弱した同僚の顔には死相がはっきり見えていた。
それに気付かぬフリをしながら、まずは体調の事を聞き、 こちらに来てからどうだったか、こういう苦労があったなど 他愛ない雑談を帝国語で交わして。]
(479) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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…んで、物は。
[部屋には二人しか居ないが、僅か声のトーンを落として問うと、 サイモンは懐から数枚の紙を出して、渡そうと手を伸ばした。
紙の先が揺れている。風でなく震えで。 その時ばかりは目を細めてしまった。]
(480) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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[受け取った紙には、意味を成さない言葉の羅列と いくつかの数字が連ねられている。]
何だ、まんまじゃねーか。
[微妙な顔でみると、 偽装までする体力がなかったと告げられ、肩を竦めつつ それを自分の懐深くへ忍び込ませる。]
まぁいいわ。じゃ、後は任せろ。
[必ず帝国へ、とは目で告げた。]
(481) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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それじゃ、俺の方も仕事があっからそろそろ行くわ。
[それほど経たない頃に立ち上がると、 また来て欲しいとどこか縋るように告げられ、頷いた。 少し間を開けてしまった分、力強く。
部屋を出る間際、思い出したように足を止めて。]
…ああそれから、“親父”からの伝言だ。 「今度の任地は北」だとよ。
[告げれば、「人使いが荒い」と、嬉しそうに笑っていた。]
(482) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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― 宮殿 ―
[サイモンの部屋を出たのは、予定していた時間より少し早い。 そのため真っ直ぐ恩人の部屋に行こうとせず、 気紛れにふらりと歩いていたら、声をかけられ振り返る。]
ん?
[最初、自分宛てとは気付かずスルーしたせいか、 二度目は袖を取られて無理に足を止めさせられた。]
(483) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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― 宮殿 ―
[褐色の肌のかいぬしに連れられて礼拝堂に行ってから数日。 あれ以来、白子の異邦人は、ますます口数を減らした。
同じ部屋で寝食を共にし、言いつけには従うものの、 薄紅は常にいくらか伏せられ、呼びかけには最小限を返す。
同時に、一人で宮殿内を歩くことも多くなった。 宮殿に慣れ、一人で用をこなせるようになったのも大きい。 だが、同居者を避けている気配も、滲んでいた。]
(484) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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[その日も一人、宮殿の通路を歩いていた。
目的があったわけではない。 ただ一人になりたくて、静かな場所を探していただけだ。
宮殿の奥は迷宮だ、という最初の注意は覚えていたから、 坑道には近寄らないように注意していた。 だが宮殿に転がっている危険は、他にもあったらしい。
ものを思いながら歩んでいた足が止まり、 伏せられていた薄紅が、不穏な気配に引き上げられる。
気付けば、男たちに囲まれていた。]
(485) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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……………………遅い。
[オスカーが出てから、数刻。 幾度目かとなる呟きを、不機嫌そうな声音で漏らした。 彫りの深い顔立ちの、眉間に更に深い皺が刻まれる。 別の小姓に飲み物などを持ってこさせるが、その度に相手の顔をジロリと睨んでは畏縮させていた。]
……いくら何でも、遅すぎる。
[不審な人物が目撃されているとの噂を思い出せば、ふと、表情を翳らせる。 そのまま居ても立ってもいられず、無言のままで部屋を出るのだった。]
(486) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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[ファラのところと、シゼのところ。 どちらにも既に土産は届けてあるようだった。 仕事は既に終わっているというのに、一体、何処に行ったというのか。]
あの馬鹿――…。
[広い宮殿内を、一人あてもなく歩く。 誰かに声をかけられても、不機嫌そうな視線を返すのみ。 だが、くまなく歩き回ってもその姿が見つからぬとなれば。]
(487) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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…………心配をかけさせやがって……。
[自分でも気付かぬ内に激しい焦燥を滲ませながら。 宮殿内を歩く者達にオスカーの特徴を伝えながら、本格的にその行き先を探すのだった。
そうして、オスカーらしき姿が坑道の方へと消えたと聞けば、呆れたようにため息を一つ。]
何をしているんだ……。
[小姓にランタンを用意させ、オスカーが消えたという道の奥へと向かうのだった。]
(488) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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[困ったような笑みを浮かべる人を、熱に浮かされるように見つめていた。 そして、はたりと気が付いた。]
そっか、解らないよな… ―――…こうする、の
[この地方特有の女性ものの民族衣装。 解き方が解らなくても、不思議ではなかったから。
褐色の細い指先が衣服の結び目を解き、布に覆われていた肌が露わになる。
羞恥に頬を染めながらも、その顔に浮ぶのは艶やかな笑み。]
(-392) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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/* いろいろとラ神のいうとおりー、にしてみた。
前回、表に顔を出したのは24h以上前な気がする そんな今日この頃。
(-393) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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いや、掃除してたらいつのまにかこんなとこにいてさ
[掃除仲間も慣れてきたのからのことであったかもしれない。腰には掃除道具こと雑巾やらブラシやがらぶら下がってるところで嘘とは思われないだろう。 申し訳なさそうに蛇を入れていない左手で頭をかく。]
うん、蛇。私と同じで迷子だったようでね。迷子仲間同士気があったらついてきたばかりの赤の他人…いや、他蛇だよ。
[毒蛇はしゅるしゅると舌を出してファラ>>478をみた後、腕の中に引っ込んでいった]
(489) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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いっ…てて……。 ああもう、一瞬息できなかったよ、もう。
[打ち付けた背中から腰をさすりながら、壁伝いに立ち上がる。 舞い上がったほこりを吸い込み盛大に咽た。 パラパラと上空の穴から小石が降ってくるこの場にいるのは危険かもしれないと判断してふらりと歩き出した]
げほっ、なに…ここ……。 こんなところで生き埋めなんて、なってたまるか…っ!
[あの豪華な宮殿からは想像もつかないむき出しの岩肌をたどりながら出口を求めて歩き出した。 先ほどの衝撃が残っているのか、足取りは覚束なく、闇に近い世界では視界も頼りにならなかった]
(490) 2013/01/13(Sun) 23時半頃
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「俺たちが砂漠にいる間に、ずいぶん白いのが増えたらしいな。」 「まったく、目障りな。奥に引きこもってろよ。」 「まあそう言うなって。よく見りゃ、可愛い顔してるじゃないか。」
[3人の男たちが、口々に言いながら周囲を塞いでいる。 おそらく、この辺りは外で暮らしている部族の者たちが 一時的に使うような区画なのだろう。
砂漠で暮らす部族の者たちは気性が荒いと聞く。 外国人を嫌い、見かければ襲うものたちもいる、と。
危険を感じて視線を走らせるが、 逃げる道は見あたらない。]
(491) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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─ 宴からしばらく日数が過ぎ ─
[ジッドの近辺で怪しい人影が目撃されているらしい、と王から話がある。]
危険の 予兆は──
[なかった、 そう言い切れぬ躊躇いがある。]
(492) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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[カリュクスを神事に携わらせてから、見えないものの気配を感じることに少し疎くなった気がする。
力が弱まっているのか、あるいは何か別の力に影響されているのか。
導きを与える光は訪れぬまま。]
(493) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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わかった、 留意しよう。
[王からの使者にはそう伝えて返し、真白い肌の連れ子を見なかったかと人に尋ねた。
フランシスカを、あるいはその口が命じる義務を避けようとしているらしいカリュクスは今朝も、朝食の器が下げられると同時に姿が見えなくなっていた。 やたら目立つくせに気配を消すのが上手いのだ。
そして、自分の勘は鈍っているときている。]
(494) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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[掃除をしていて、というのははなから疑っていない。 だが、毒蛇を手懐けている様子に眉をひそめる]
迷子って… ヨラ、その蛇を離すんだ それは、毒蛇だ…っ!
[蛇を引き離そうと手を伸ばす。 だが、袖に入り込んだ蛇が顔を出すタイミングが解るはずもなく、危機を感じ取った蛇が牙を剥く!]
(495) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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あー……悪いな。 こっちの言葉にゃ慣れてねぇもんで。
[部族語で告げられた単語は、時折耳にする言葉だが、 どう考えても良い意味には受け取り難い。
帝国で因縁つけられてるのと同じような臭いを感じ、 どこにもこの手の輩は居るもんだねぇとある種の感動も覚えたが、 出来れば面倒事は避けておきたい。]
んで、悪いんだけど手ぇ離してくれっと有難いんだけどよ。 (どっち逃げよっかなー…)
(496) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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[手際よい経験もないのは現在だからか、元々だからかは知らない。]
……えっと、ありがと
[なんていうべきかわからない。酷く間抜けなことをいってる自覚はあったが、何かいっていないと思考が全てもっていかれそうであった。 浴場でみたはずなのに、今ベッドの上で見ているのとで違うのはなぜかわからない]
ファラ…綺麗だ。
[生来の褐色の肌、滑らかな肌触りを背中から腰のラインを撫でるように這わせた後はっと気づくと、自分の服も脱いでいき、彼女とは正反対の白い肌。彼女とは正反対の傷痕の残る身体を晒す。]
(-394) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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[乱闘ともなれば、誰か来るだろうか。 どうにか危機を脱するべく身構えた時、 男たちの視線に別種の身の危険を感じて、背筋が冷えた。]
「俺たちのやりかたを知ってるか?」 「白人の男は殺す。白人の女は犯って殺す。」 「こんなところまで来て、どうせ脱走しようとしてたんだろ? 殺されても文句は言えないよな?」 「喜べよ。死ぬ前にいい目を見させてやるから。」
[間を詰めてくる男たちの目に、自分の姿が映る。 女物の服を着て、長い髪を整えた姿は、 知らないものが見れば女にも見えよう。
本気で女に間違われてしまいそうなのが難点だと、 言われた言葉が耳に蘇る。]
(497) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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―― 坑道 ――
[宮殿の奥は鉱山へと通じ、複雑に入り組んでいた。 朧気な方角のみ把握した程度では、何処に居るのか把握する事も出来ず。 結局、その先でしらみつぶしに探す事になるのだが。]
……よりによって、こんな時に。
[不穏な噂が流れている時期に、余所者が鉱脈に近づこうとしたなどと思われては、面倒な事になりかねない。 仕方なく、人手を頼ることなく自分一人で探す事になり。 徐々に捕捉なる道を、オスカーの姿を求め、一人歩き回る。]
(498) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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――――… おい、オスカー!!
[次第に足場は悪くなり。 オスカーの姿が未だ見つからぬことに、焦りが募る。 ランタンに灯りを点し、道を照らしながらオスカーを探す。]
……ここにも居ない、か……。
[オスカーの姿が見えないとあれば、ため息を一つ。 が、不意に足元が崩れていることに気付けば。 よもや……と、崖のようになったその先に、灯りを向けた。]
(499) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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[灯りを頼りに、慎重に崩れた箇所を下りる。 重く淀んだ空気に眉を顰めながらも、尚、オスカーの姿を探し続けた。]
オスカー!! おい、オス…………――?
[暗がりに、覚束無い足取りを認めれば。 灯りを向けながら、不安げに声をかけた。]
(500) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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礼拝所と坑道には近づかないだろう。 日差しを嫌うから中庭や外へも出るまい。 人目がなく邪魔されない場所──
倉庫や貯水槽あたりか?
[カリュクスが遭遇している危機はいまだ知らず。 女物の衣装の裾を蹴る闊達な足取りで歩き出す。]
(501) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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/* シビル 2.失明
レティーシャ 3.サソリ
オスカー 4.坑道
ヨーランダ 4.坑道
ホレーショー 6.部族グループに因縁
カリュクス 6.部族グループに因縁
(-395) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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…っぁ
[小麦色をした華奢な腰をなぞりおろす大きな掌の熱に、健気に体を震わせる。 衣服を脱いだヨーランダの、色白の胸には弾痕が見えた。 一体どういう経緯でついた傷なのかは、知らない。 彼のことで知っていることなど、一握りだ。
それでも、今の彼を見て、愛しいと、体を委ねたいと思う。
そっとその傷に唇を、舌を這わせた]
(-396) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/01/14(Mon) 00時頃
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うん。迷子。 いや、それは毒蛇だけど蛇は体が冷たくて暑い場所ではちょうどいいなと…
[説明してる間に手を伸ばされる。服の中で興奮する蛇。]
駄目。
[端的にいって、右手を引きながらファラへと牙をむこうとした蛇の首元を指で掴んだ]
ファラ、ファラこそ毒蛇に無用心に手を伸ばしたら駄目だよ
(502) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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―坑道―
ファラに痕をつけていいのは私だけだぞ
[なんて蛇にも説教をしたりした]
(-397) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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|
[朝方、ジッドに到着した輸送隊が荷を解いているのに出くわした。
きれいな布が届いたよ、という声を聞いて、お下がりでない服を作ってやろうかと思うくらいには気にかけているのだが──]
喜ばれぬかな。
それでも──
(503) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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おまえに 側にいてほしいのだ、 レイ・ロー
[今は届かぬ、独白。]
(-398) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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/* んー(どうしようか迷っていた) 程よい所に進めつつ相方待ちがいいかな…。
(-399) 2013/01/14(Mon) 00時頃
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|
[晒した肌の痕。これだけでも自分の過去が少し想像もできた。 だが不思議とファラなら受け入れてくれると思っていたが、実際に瞳の色に怯えが混じらないのをみてほっとする]
…っ…ファラ…
[昔の傷口を癒やし慈しむように唇を、舌をはわされ、ぬるりとした感触に身震いと甘い熱を感じながら、もう一度抱きしめる。生まれたままの姿で、肌と肌とを合せ、白と黒の身を溶け合うように愛しく重ね抱きしめる。]
(-400) 2013/01/14(Mon) 00時頃
|
|
/* 呼ばれる? 呼ばれない?
待たせているようなら、とっとと駆けつけようかね
今、動かないと寝るし
(-401) 2013/01/14(Mon) 00時頃
|
|
「ほら、来い。どうせ逃げられない。」
[一人が伸ばしてきた腕を、反射的に払って走り出す。 怒声と共に右から突っかかってくる相手へ 振り向きざまの回し蹴りを放ち、 左からの相手には掴みかかってくるところへ 身を沈めての肘打ちを食らわせた。
容姿と体質ゆえに侮られがちだが、 皇族の一員として身を守る程度の武芸は修めている。
相手が怯んだ隙にその場から逃げ出そうとして、 足に絡んだ縄によろめいた。]
(504) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
|
|
「手間かけさせやがって。こいつめ。」
[錘つきの短い縄を投げた男が、後ろから体当たりしてくる。 突き倒され、上から押さえ込まれたところに 他の男たちにも飛び掛かられては、もはや動けなかった。]
「そんなに痛い目見たいというなら、見せてやるよ。」
[身を捩って逃れようとした首筋を掴まれ、床に押し付けられて、 唇を噛み締める。
砕けそうな恐怖の中に、浮かんだのはひとつの顔。]
(505) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
|
|
―――っ
[噛まれる、と思って目を瞑ったが、その痛みは訪れなかった。 そろそろと目を開けば、冷静に蛇の頭を掴むヨーランダの姿。]
あ、ありがと… ちょ、ちょっと慌てただけだ! 普段は噛まれることなんかないし… もう、危ないから外に戻ったら砂漠に捨てに行くからね!
[事実蛇の扱いなど慣れたもののはずだったが、心配のあまり不用意に手を伸ばしてしまった。 少し恥ずかしく、ぶっきらぼうに言うと、戻るよ、とばかりに踵を返した。 坑道は広い。 ケヴィンやオスカーが同じく坑道にいるのには、行き会わなかったようだ]
最近は不穏な動きもあるようだし、あまり一人で出歩いては、だめ。
(506) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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|
助けて―――
[心の中に、叫びがあふれた。]
(-402) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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|
[その時。]
──、
[声を聞いたワケではない。
ただ、久しぶりの感触が首筋を撫でる。]
(507) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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|
― 坑道 ―
何を言っている…っばか
[蛇に説教してる人に、顔を赤らめてチョップした]
(-403) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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………? 問題、ですか…?ええと…ありません
[こちらは、治療のために、来てもらっている立場だ。 治療のために必要であるならば、都合を合わせることが当然、という思いが、返答を一拍遅らせた]
朝夕の診察以外の時間は、先生はご自由になさっていてください。宮殿の中であれば、トニアを伴ってくださったら案内もできるはずですし… 一部入ることが禁じられている場所も、分かりますから
書物が必要であれば、私にお伝えくださいね 用意できるものであれば、ご用意いたしますから
[シビルの淡々とした言葉が、次第に気持ちを落ち着かせてゆく。 宮殿内のすごし方について、軽く説明したけれど。 わざと、触れることを避けた部分があった。 宮殿の、外に出る場合。 説明をすべきか否か、するならば何時か。 答えは、未だ出ない]
(-404) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
|
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…けほっ
[飲み込んだ言葉の代わりに、咳がひとつ、口からこぼれた]
(-405) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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|
いや、ファラが危ない目にあってたら蛇だろうとなんだろうと、…"ヨーランダ"は同じことするだろうからね。
[ぶっきらぼうにいうファラ>>506柔和な笑みを浮かべて応えながら先をいくファラを慌てて追いかけて隣を歩きながら]
うーん…飼っちゃ駄目?
[指を鳴らす、独特のリズムのそれは、蛇が懐くように腕に巻きつくのに満足しながら首を傾げファラを見つめた]
(508) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
|
|
[岩肌も駆け上る勢いで走れば、間に合うか。
見下ろしたのは予想外に人けのある居住区の外れ。 屈強な男たちに真白い姿が組み伏せられている姿。
足元にあった瓶を、力任せに蹴り落とした。]
(509) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
|
|
オレは機嫌が悪い。 理由がわかるか。
(510) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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― 坑道 ― [チョップを受けても柔和な笑みを崩さない、隣を歩く瞬間にそっと掠めるように頬にキスをして]
ありがとう。ファラ
[耳元で囁いた]
(-406) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
|
|
[出口を求めてふらふらやっているところに、ここ数日で聞きなれたはずの声が聞こえてきた。 足をとめ、ゆっくりとそちらを振り返る]
――…ぁ、どうしてここに……?
[向けられたランタンの明かりが眩しい。 光を遮ろうと手をかざすと、壁という支えを失った身体がバランスを崩してそのまま膝から地面に崩れた。
……ああ、助かった。 安心して力が抜けてしまったのか、そのままぐたりと横たわった]
(511) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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/* フランシスカ>>510 かっこいいな……。
(-407) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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[色の違う肌、強く抱き合っても色彩が溶けあうことはなく、その境ははっきりしている。 口腔を貪りあい、その白い肌に手を這わせ、激情のままに求めて行く。 部屋に満ちるのは、甘い吐息と、互いの名を呼ぶ声。]
……ヨラ…
…ん、ぁ……あい、してる
[窓から差し込む仄蒼い月明かりに照らされた紫水晶を見つめ。 潤んだ瞳で、そう告げた]
(-408) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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[飼っちゃ駄目、という言葉にジト目で見る。 が、ひとつ嘆息して、その独特のリズムを聞きながら]
ヨラはどうしてか蛇を懐かせることができるみたいだけど 他の人は危ないだろう? そうならないようにできるなら良いけれど。
[などと話していれば、坑道の外へとたどり着くか。 一緒に探してくれや人らにお礼を述べると、坑道の入り口を後にする]
案外、前の職業はへびつかいだったり?
[そんな冗談を言いながら、ひとまず部屋に向かって歩く]
(512) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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― 坑道 ― [耳元でささやかれる言葉に頬へのキスに、ふふと笑う]
心配した―――ちょっとだけ。
[少しだけ照れくさそうに、そういった]
(-409) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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[さすがに押さえ込んだのなら、 男だと気付くだろうと思ったのだが、 興奮した連中に、それは通じなかったらしい。
二人がかりで手足を押さえられたところに、 顔の横にナイフをちらつかされた。
おとなしくしていろ、という声のすぐ後、 背筋に冷たいものが差し込まれ、 布地が裂かれる音がする。 ちり、と肌に痛みが走った。]
(513) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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「泣いてもいいんだぞ?」
[男たちの笑いが、吐き気がするほど気持ち悪くて、 きつく薄紅を閉ざす。
それでも、傷ついた肌を乱暴に撫で回され、 声を上げそうになった時、派手な音が側で響いた。]
「なんだ?!」
[驚いた男たちが上を見上げ、 人影に気付いたものが、花嫁だ、と声を上げる。]
(514) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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[続いて降ってきた声を聞いて、
鼓動がひとつ、跳ねた。]
(515) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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「こいつが脱走しようとしてたから、捕らえたところだ。 なにもやましいことはしていない」
[男の一人が言う。 その手はまだ力を緩めなかったから、 見上げることはできなかったけれど。]
(516) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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来てくれた…
[吐息が、零れる。]
(-410) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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−宴から数日後・自室−
これは…どうも、ありがとうございます ケヴィン様にも、どうか感謝の言葉をお伝えください
[シビルが来訪してより、少しだけ途切れることの少なくなった言葉で、部屋へ訪問したオスカー>>466に謝意を告げる。 帝国の、物語の本。 ありふれた書のようで、実は宮殿の蔵書にはないものがしっかりと揃っているのは、ただの偶然か、ケヴィンの配慮であったのか。シゼは後者だと思っている。 態度や言葉こそ荒々しいけれど、こうして忘れず本を届けてくれるケヴィンは、その実思いやりのある人だ、と]
オスカーさん、でしたよね お急ぎでなければ、いかがでしょう?お茶でも?
[届け物が例えケヴィンの命であったとしても、届けてもらった礼をしたい、と告げて、茶の入れられた水差しを示した。 長く引き止めてもケヴィンとオスカーの二人ともに迷惑をかけるだろうから、茶の一杯だけを勧めた。 もちろん、断りがあるならば引き止めることもしない]
(517) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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― 少し時は遡り:宴後 ―
[過去に遡る話を終えて、不機嫌そうな表情が少し戻るのを見ても、気持ちは少しも晴れず、困ったように眉下げたままだった。
無理もない、と思う。 慣れぬであろう地に来て、因縁に囚われた慣習の話など、言葉に困るであろうことも分かる。
問われたとはいえど、話すべきであったのかは分からない。 けれども一度話し始めれば、言葉は堰を切ったように。]
……、
[髪を掻き回す様子に、もう一度謝罪が紡がれた。 どうやら困らせてしまったのだろうと。 切り上げて眠るという提案には、黙って頷いた。>>453]
(518) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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そうか。 名前の方で、短くてよいのだな。
[呼び名に変更を求められた。 彼のファーストネームはお気に召さぬものだったらしい。 どのように呼ぶか迷っていた為でもあるが、フルネームでは確かに長すぎる。]
…ではそのようにする。ホ。
[大真面目に頷いた。 略しすぎだとでも言われたなら、一つ瞬く。 一文字の名の人間はこの地に居るので、別段妙だとも思わなかったが、それも駄目ならばと、「ホレーショー?」と、疑問符付きで呼びなおした。]
(519) 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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[ぴちゃぴちゃと水音を響かせながら、口腔を貪りあう。褐色の肌に這わせる白い手を徐々に背中から腰へいき太腿を撫で、腕から肩へいき胸へと豊満の胸を掌におさめるように愛撫する]
ああ……ファラ…愛してる。
…ファラ…
[言葉が上手くでてこない。 名前と少ない語彙とで愛情を囁き、潤んだ金色の瞳を見つめた]
(-411) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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─ 中庭 ─
[他にどうしようもないので、木陰から足だけ突き出した恰好で横になる。 こんな砂漠の中の小さな国にも、鳥の鳴き声がして、木ずれの音がする]
[顔を覆っていてもなお明るい瞼の中、シビルはぼんやりと昔のことを思い浮かべる]
(520) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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─ 回想 ─
[姉は美しい人だった]
[部屋に満ちる荒い息 目にしみる薬草の臭い 白衣の広い背中]
[ステュ……スティー……? とにかくもう、名前も覚えていない医者が、姉を看ている]
[おなじになろうと、 おもったのだ]
─ 回想・終 ─
(521) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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>>519 素晴らしいww返しだwwww
(-412) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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オスカー、お前なんだってこんなところに――…
[どうやらふらつく姿がオスカーらしいと気付けば、安堵の息と共に、声が零れ――そして、その姿が崩れるのを見れば、慌てて駆け寄った。]
――――――オスカー!?
[崩れ落ちたオスカーの身体を抱えれば、その熱さに一瞬息を飲む。 ぐたりと力なく横たわる様を見れば、舌打ちを一つ。]
こんな処まで、入り込んでいるからだ……。
[オスカーの身体を抱きかかえ。 急ぎ、部屋へと戻るのだった。]
(522) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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[王弟であるケヴィンが異国人のオスカーを抱えて宮殿を走る様は、おそらく異様に見られた事だろう。 だが、そんな事を気にする余裕もなく。
急ぎ部屋へと戻る道すがら、医師と薬を手配し。 オスカーを大事そうに抱え、誰に預ける事もなく、自らの居室へと運び入れた。]
(523) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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―― 自室にて ――
[医師の到着を待つよりも早く、自らのベッドにオスカーを寝かせ、その顔を覗き込む。 思い出すのは、坑道奥の淀んだ空気。 帝都暮らしのオスカーには、全く馴染みのないものだろう。]
…………オスカー……。
[静かに手を伸ばし、指先を少年の頬に触れさせる。 白い肌は紅潮し、指先はじんわりと熱を伝えてきた。 医師が姿を現せば、慌てて手を引くも。 簡単な見立ての後、この地方――特に鉱山特有の地方病であろうと聞けば、ため息が零れた。]
(524) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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[医師が薬を置いて部屋を去った後。 水差しからグラスに冷水を注ぎ、水と薬を口に含み。 そのまま、口移しでオスカーの口内へと注いだ。
自らのベッドの中央に、オスカーを寝かせたまま。 傍らから、不安げな表情で覗き込み。 いまだ、熱を訴える頬に掌を添え――…
今度は薬を飲ませるでなく、静かに唇を重ねた。]
(525) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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[曇ったり緩んだりと、次々に変化する表情>>446を眺めつつ、 その鼻を摘んでやった]
……私の要求を覚えているか? 自身の身を呈して迄守ろうとする必要はない。 それは別の者の仕事だ。
怪我をすれば誰であれ手当を受けるのは当然であるし、 迷惑などと気を揉まずとも良い。
[何事も気にしすぎる質である小鳥に、一つ一つ言い含める。
けれど、ダンの身を案じて故の言葉に対する感謝は伝える ように、鼻を摘んでいた指先を離すと、二の腕あたりを 数度、軽くはたいた]
(526) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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早く、治すことだ。
(527) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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[苦しげな呼気>>447>>473に目を細めつつ]
言ったろう、お前が今すべきなのは、私を気遣う事ではなく、 体調を万全に整えること。
[毛布を持ち上げて首を傾げる小鳥の腕を掴み、 己の胸元に引き寄せた。敷き布がたわむ]
……動いてくれるな。 謝罪の言葉は要らぬから、じっとしていてくれ。
(528) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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…………あまり、心配かけるな……。
[ポツリ、零れた声は、どこか寂しげなもの。]
(-413) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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─ 中庭 ─
[ひとつ、ため息をついて、ゆっくりと顔を覆う手をはずす。 瞬きをしたら、生理反応として涙が浮かんだ。 にじんではいるものの、視力は戻ってきたらしい]
[シゼには、宮殿内を出歩く時は侍女のトニアを連れ歩けと言っていた。彼女を連れていれば、こんな目にはあわなっただろうに。 暑さのあまりにとはいえ、気まぐれを起こすべきではなかったと、シビルは思った]
(529) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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うーん…まあそうだけど。 いや、なんかこう、よくわからないけれどなんかできて…ね。
[前まではなかったけれどと思いながら、むぅと他が危ないという言葉に悩む。腕から顔をだしてどうしようというように首を傾げる蛇と見つめ合う。
昔…こういうのを使ったことがある気がして…
[目を伏せながらもファラへとついて行き部屋へと向かう。]
(530) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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――少し前の時間 シゼの部屋――
はい、確かにお伝えします。
[届け物の本のタイトルにはなんとなく見覚えがあった。 記憶をたどってそれが帝国で見たのだと気づくまでの和す背かな時間、その本を凝視でもしていただろうか。 退去しようと言い出す前に、お茶を誘う声>>517が聞こえた]
え……。僕はただ使わされただけで……。 ええと、急ぎということはないのですが、ただの雇われの身なので。
[断ろうとしたわけではないのだが、本当にお茶に呼ばれていいのだろうかと確認するように言葉を選んだ]
(531) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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ちょっとか…ファラは素直じゃないな。
[笑を崩すこと隣に歩くファラと歩調を合わせるのだ]
(-414) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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― 宴のあと:自室 ―
[大きな影が扉の向こうに消えるのを見送り、自室へと滑り込む。 考え事をしていたから、出迎えの声にびくりと肩が跳ねた。]
あ… っ。 ただいま。
[身辺手伝いの娘は、戻って部屋を整えてくれていた。 聞けば、夕方頃サラサより戻ったという。
扉を閉める手が一瞬強張ったのに気付かれたのだろうか、すかさず何かあったのと問いが飛んでくるのには何時もどおりだと眉が下がったが。]
(532) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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脱走の阻止か。 それならばやましくない。
追いはぎと強姦めいた余録を除けば、だが。
[言い訳する男たちを牽制しつつ、背に血をにじませたカリュクスへ視線を落とす。]
(533) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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[吐息に重ねる 安堵の色]
(-415) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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大丈夫、何もないよ。 宴は恙無く終わったし…… ないったら。 心配症だな、クアミは。
……そんなことよりも、お帰りなさいを言わないとね。 フランシスカに伝言を伝えてくれて助かった。 お願いした衣装の方は、良い物が見付かった?
[幼馴染は未だ物言いたげに眉間に皺寄せ見詰めていたが、 こういう時、彼女は深く追求しようとはしない。 長年培った信頼関係、その気遣いが有り難かった。]
(534) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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おまえたちが足蹴にしている、その者が我らの神のために身を尽くして為していること、知らぬは当然であっても──
数を頼りに押し切ろうとする男は 下衆だ。
[裸足で崖を滑り降りて、カリュクスを抱え起こし、その踝に絡みついた縄を取り払う。]
(535) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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[衣装というのは、ファラから請われた土産>>0:102のこと。 とはいえ、自分の着る衣類は少々特殊だということもあり、大昔から懇意にしている部族内の店棚に依頼して採寸から作って貰っている。 だから、見る目を頼りにされてしまった時には曖昧に頷くのみだったのだが……それでも、依頼は嬉しいものだから。
右から左に丹念に眺め、ファラの好きな色、着せ替えの相手の髪色、目の色、肌の色など、色々勘案した上でようやくと数着を選び出す。 月明かりの色に似た銀の糸が織り込まれ精緻な刺繍の施された、動き易そうな服だ。]
(536) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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…うん。これがいいんじゃないかな。 それと、この色。こっちはファラによく似合いそうだ。
[裾の長い、上質な緋色のドレスに瞳を細めた。 頭を覆う布や靴、小物。ふたり分、数点選び出す。 一揃え整えて、ファラの元に届けさせることにする。]
サラサにゆく途中で戻って来てしまったから、 選んだのは私だが、買い物をしてくれたのはクアミであること、伝えてね。 また遠方に足を伸ばす機会があったなら、今度はこの目で選ぶ、とも。
[手伝いの少年に、駄賃代わりに靴を手渡し言い含める。 ぱたぱたと走る音が聞こえなくなるまで見送って、扉を閉めた。]
(537) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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去ね。
砂漠の過酷さに育まれた我らの誇りを今いちど思い起こし、 守り神の怒りに触れんことを願え。
[声音と眼差しで男たちを追い払った。]
(538) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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[明朝の仕事と予定とをクアミと打ち合わせ、 彼女もまた自室へと戻ってゆくと、糸が切れたように寝台に伏した。
羽毛の枕に顔を埋めたならば、 細く長い嘆息が洩れる。]
…………。
[答えることの出来なかった問いが、ぐるぐると渦を巻いている。 眠りに落ちるまで、その音は鳴り止まなかった。*]
(539) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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[引き寄せて抱いた肩は狭く、どのパーツも酷く小造りで、 改めて近くで見れば、まるきり作り物のようにも感じられた。
背を撫でて、その骨の在り処を探る。 肩甲骨から、腕の筋の流れを追い]
(-416) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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|
[幸せなのかと。 独白のような問いが耳に届く。
息を呑む。
言葉に詰まった。 言葉に詰まったことにもまた、驚いた。]
……わた、しは………
[幸せだと、答えればいい。 それだけなのに。
何故か、胸が痛んだ。]
(-417) 2013/01/14(Mon) 01時頃
|
|
[双眸は常のよう、真っ直ぐに見上げる形で男に向けられていたが。
開いた唇は音を紡がずに、閉じられ。 大きく揺れた香染色は睫の下に隠れてしまう。]
[何も、答えることが出来なかったのだ。**]
(-418) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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/* は、挟まってしまった
フランシスカのいいところに!
(-419) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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[初めて肌を重ねる夜。 緊張と、興奮と、込み上げる愛しさと。 何時ものようなやり取りはなりを潜め。 もどかしい程に思いは言葉にならず、ただただ求めた。]
ヨラ…ぁ…っ
[破瓜の痛みと、甘く溺れる快楽と。 後戻りできぬ愛しさに、ただただ身を委ね、少女の時は終わりを告げる―――*]
(-420) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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部屋へ戻る必要もない。
此れからは私の部屋で休めば良いようにと取り計らった。
[不審な事態が起きたのだからと、淡々と告げる。
そして、己の回復にのみ注力すること、と繰り返した//]
(540) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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やばいオリジナル記号がわからない審問育ちです(老婆CO)
(-421) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/14(Mon) 01時頃
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/* >>514
自分で設定しといてナンだけど、
「花嫁だ」って言われると悶えるw
(-422) 2013/01/14(Mon) 01時頃
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ふみっ?!
[間抜けな声が出た。 鼻を摘ままれた>>526という認識は、後からついてくる。]
す、
……はい。
[思わず出そうになった言葉を飲み込む。 謝る度に、主の眉間の皺を深めているような気がする。 表情の変化が分かりにくい主の、笑った顔が見たいのに、空回ってばかりだ。]
これでも、結構丈夫なんですよ、わたし。 ダンさまがびっくりするくらい早く治してみせますね?
[掴まれた腕の先で、弱く拳を握ってみせた。]
(541) 2013/01/14(Mon) 01時頃
|
|
[>>530 昔、という単語に、さわりと胸が騒いだけれども。]
ん…もしかしたら何か思い出すきっかけになるかもしれないな。 なら、仕方ないけど…決して、宮殿内で離したらだめだよ
さて、ひとまず、お茶にしようか。座っていて
[そういって、茶の準備を始めた。 毒蛇を使うような仕事。 しなやかな身のこなし。 異常に長けたサバイバル能力。 身体に残る弾痕。 いかに宮殿育ちであろうとも、彼の職業が全うな仕事ではなかったであろうことはもう想像がついた。 思い出したらどうなってしまうのか
―――それでも、今は。**]
(542) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
|
|
["神の花嫁"の言葉は、男たちには予想外だったのだろう。 まさに今、自分たちが組み敷いているものが、 部族の神の為に働いている者と知って、俄に顔色を変える。
それぞれに言い訳を口にしながら男たちが離れ、 起きあがろうとした体を、幾度もそうしたように抱え起こされた。
温かく、強い、しなやかな枝のような両の腕。]
(543) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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|
…… 、 ありがとう。
見つけて、くれて。
[距離が縮まった横顔へ、囁く。]
(-423) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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|
[逃げるように去っていく男たちのことは、 すぐに意識から消えていく。
支える腕の中、しばらく震えがとまらなかった。**]
(544) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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あ…………っ、
[思わず上がる声を噛み殺す。 痛みに苛まれている最中でも、男を知る身体が疼きを生む事を知り、自らの身体を恨めしく思った。]
ダン、さ、ま…………
(-424) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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― 宮殿 ―
[護衛の役目を貰ってから、ナイフの携帯は許されたが、 腰に曲刀持った相手にはちょっと心許無い。
面倒だねぇと、やる気の無さそうで嫌そうな顔で、 裾を持った男に他の加勢が入る前に]
―――――!!
[袖を掴んだ腕を、下から掬うようにして捻り、 裾から手を引き剥がすと、一目散に逆方向へと逃げ出した。]
(545) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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−現在・自室−
…ええ、かしこまりました
[オスカーが部屋を辞していくらかの後、アルフレッド王直属の使いが王の言葉>>383>>384を伝えにやってきた。 ゆっくりと寝台を降りて恭しく礼をし、了解の意を伝える]
…まさか、シビル先生が怪しいなんてことは、ないと、思うけれど…
[ただ、王国にはない医療の技術は、それ自体が理解できない部族の者には不気味に移るかもしれない。 そして、外来を嫌う部族の者がいたならば、因縁をつけるにはいい口実にもなるかもしれない。 にわかに不安が巻き起こる]
(546) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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注意は、急いだ方がよさそうね… トニア、先生は…?
[問えば、ある程度予想できたことだが、朝の診察以降会うことも、呼ばれることもなかった、との答え。 不安はさらに増した]
…手分けを、しましょう 見つけたら、この部屋にお連れして お願いね
[告げて、心配げなトニアを送り出し、自らも部屋を出た。 体の調子は、自分にしては悪くない。それでも途中咳の発作でも起こして誰かに迷惑をかけぬようにと、急く気持ちを抑えて足を進める。 身軽なトニアには、シビルが部屋を出歩くならば生きそうな心当たりのいくつかを告げて、そちらを先に回ってもらっている。 自分は、まず、彼の部屋に。いないならばと部屋を出て、きょろりと辺りをうかがったときだった]
(547) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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― 数日前:宴後の事 ―
[ゴン]
おおおい!短すぎんだろ!
[>>519暗にホレーショー、だけでいいという意味だったわけだが。 真顔で返ってきた一文字に、思わず頭を扉にぶつけた。]
っ… ………。
[もうちょっと他の略し方があんだろう、とか 喉元まで出かかった言葉は飲み込んだ。 駄目だこりゃ常識が違うから言っても無駄だとたっぷり溜めて
はーぁ、と、息と同時に力を抜いた後。]
(548) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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…けほっ… 先、生…? …けほっ…こほっ…
[部屋から出てそう遠くない中庭。 果樹の作る木陰から、飛び出た二本の足が見える>>520。 ラルフという例外こそあれど、色からしても一族の足ではない。 何事かと、足を急がせた。 シゼには慣れぬ強い日差しを、常にかぶっている衣服のフードが遮る]
…先生…!? どうなさったのですか、こんなところで…!っ…けほっこほっこほっ…
…いたっ…
[さらに近づこうとして、果樹の茨が少しだけ露出した頬を引っ掻いた。 血をにじませながらも、シビルの傍へと膝を突く]
(549) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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“H《ハー》”、だ。 そんな短くしたいんだったら、せめてらそう呼んでくれ…。
[それは頭文字だけ呼んだ音であり、 苦くも工作員としてのコードネーム、そのままだったが*]
(550) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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わたしが、ここで…………? えっと、その……その間、ダンさまは……。
[距離の近さに、耳が熱い。]
(551) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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/* ものすごいナチュラルにCN引っ張り出された件。 蒼さああん!!
(-425) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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/* そしてあれそれ過去のは一旦切るか だいぶ時間軸もずれたしな。
(-426) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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[同室なのだろうか。 寝台は? 隣は――今拒否された訳で。 自分がいては、女性を部屋に呼べないだろうに。……呼んでいるところを見た事はないけれど。
様々な思いが交錯し、小鳥は再び意識を失った。*]
(552) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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― 数日の後 ―
[早朝に扉を叩かれて、目を擦りつつ寝台から身を起こす。 近くに掛けてあった布を細い首元に巻き付けて、自分の姿を姿見で確認してから、王の使いに相対した。]
怪しい人影……? 分かった、留意しておく。
[ゆめゆめ“客人”の動向にも目を配っておくようにとのこと、との命にも頷いた。 来訪者を迎え入れて暫く経つが、こういう事態が起きたとき、真っ先に疑惑の目が向くのも彼らだ。]
(553) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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―― ケヴィンの部屋――
んっ…んくっ……。
[唇を合わせて水を流し込まれても、ぼんやりとした意識の中では何の抵抗もなく、逆に与えられる水を求めてこちらから唇を吸った。 冷たい水を飲んで身体の中が満たされる感覚]
ん……ホリー………。
[熱のせいか視界が定まらぬまま、目の前の人物に手を伸ばした]
(554) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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わかった。そういえばこいつは何食うのかな。
[そちらでも悩みつつ、果たして襲わないようにできるのかどうか。などと考えながら、部屋へと入り、素直に座っている。給仕のようなことをさせるのは悪いという思いは既に今さらのようになく、ファラを待つ間じっと、蛇――毒をもった蛇を見る。
蛇の瞳の奥に何かと刃を重ね競り合うような光景が映った気がした**]
(555) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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[思考も心も彼女一人に奪われどこまでも落ちていくような甘美な空間を止まらない、止めれない。 それでも、褐色の甘い果実を貪りたいという衝動を薄っぺらい理性と褐色の愛しい人を慈しむ心がまさる。]
…ファラ…
[離さないと抱きしめる腕の中、溶け合うように一つに重なる白と黒の間に純血の赤が伝った*]
(-427) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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[腕の中で震える華奢な身体。 背の傷ごと、そっと抱く。]
(556) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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求められて──
居ることができて、 良かった。
(-428) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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もうひとつ、
オレは、おまえをこんな目にあわせた遠因がわかっているから機嫌が悪い。
(557) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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−少し前の時間>>531・自室−
雇われの身でも、喉は渇くでしょう? ケヴィン様にはないしょ けれど、もし良かったら、お茶の分のお礼は、ケヴィン様にして差し上げてくださいな
私では、できることは、あまりそう、多くないですから…
[気持ちばかりのお礼ではあるけれど、巡ってお礼がケヴィンに届けばと。 少しの自嘲を含みながら、オスカーへと微笑んだ]
(558) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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そういうことなら、 …探しに行かないと。
[共に行動する以外での宮殿内の出歩きや散策に制限をかけることはしなかった。 他の“客人”達も多くがそれを許されているようにも思えたが…
国王からの通達とあらば、事態が落ち着くまでは考えて動いて貰うようにしなければならないだろう。 身支度を整えて、部屋を出る。]
(559) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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おまえを傷つけたくはない。 失いたくもない。
歩み寄るために話し合うことはできるか。
[心からそう願う。**]
(560) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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─中庭 ─
ん……。
[聞き覚えのある声を聞いて、身を起こせば、傍にその人の姿>>549。 指先で涙をぬぐって見れば、果樹の茨と地面の隙間という、ちょっと酷い場所に自分が潜り込んでいたことが解った]
いや、どうもしていない。 暑かったもので、涼める場所を探して……、 シゼ君、顔に傷が……。
[危ないから下がれとジェスチャーで示してから、はて、これは共通なのだろうかと疑問がかすめた]
(561) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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>>561 部族民にとっては、抱きしめろ、って意味のジェスチャーだったら面白いな。
(-429) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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[オスカーの唇が反応すれば、目を細め、静かに髪を撫でた。 だが……。]
――――――――…っ……。
[妹の名を呼ぶ声が聞こえれば、沈痛な面持ちで唇を噛みしめた。 怒りなのか、それとも哀しみなのか。 沸き上がる感情を、自覚する事すら出来ず。 伸ばされた手を握り、そっと自らの頬にあてがいながら。 狂おしく求めるままに――…オスカーの身体を、強く抱きしめた。]
(562) 2013/01/14(Mon) 01時半頃
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今日は、離れにゆくと聞いたような気がするけれど。
[サイモンの調子が、今日は少し上向いたと聞いた。 言葉を交わしたことのないその下働きの男を、最後に見かけたのはもう随分と前だ。 その頃は顔色が悪いとはいえ普通にお務めをこなしているようだったから、ホレーショーには元気だと伝えてしまったのだが。 病に臥せって面会すら難しいと知った時は、申し訳ないような気分になったものだった。]
確か、使用人の部屋はこっちのほ……
…… っ!!?
[角を曲がろうとしたところで、何か凄い力に跳ね飛ばされた。落石か迷い込んだ獣か何かかと、身を固くする。]
(563) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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[謝罪を飲み込んだのであろう>>541、何かしらを言いかけて 言い直された返答に、表情が緩んだ]
それでいい。
[満足気に頷く]
脚が治れば、夜の砂漠の散歩に連れ出してやれる。
シッドからは出られぬとはいえ、付添人さえ居れば 少々宮殿周辺を歩く程度なら咎められぬのだ。
療養中、食べ物だろうが娯楽品だろうが、所望の品があれば 遠慮なく伝えると良い。
(564) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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−中庭−
どうもっ…けほっ… どうも、していない人は、このような場所では、休みません…もう
[責めるというよりはやんわりと諭すような声で告げながら、シビルが身を起こすのに手を添える。 誤魔化しているらしいとはわかったけれど、誤魔化しているならば言いたくない理由があるのだろう。 あまり強く追求することはしなかった]
けほっ…私のことよりも…、今は、先生です 涼むならば、戻りましょう?
[乾燥した空気のために、日陰で風の通る場所ならば、思いのほか涼が得られるはずだ。 自分はあまり詳しくないけれど、それもトニアか誰かに聞けば分かるはず。 まずは、そのためにも宮殿に戻らなくてはならない。 シビルの身振りが見慣れぬものであったにせよ、およそその意図するところは察することができたけれど。 だからといって素直に従うこともない。 顔の傷は、おそらく病の治療とはかかわりないと思ったからでもあった]
(565) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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[声を殺す気配と、掌に伝わる身の震え。
褥を共にして身を寄せ合っているという状況も手伝って、 目の前の上気した頬に色めいた意味を求めそうになる。
噛み締められた唇を解きたくて、つい骨の継ぎ目あたりを 丹念に擽った。
──痛めた脚が痛むのかもしれない]
……レティーシャ?
[けれど気づかない振りで、彼女の呼び掛けに応えた。 咎め立てる声が聞こえるまでは、どうも止めてやれそうに無い]
(-430) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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ん…くるし…………ホリー……?
[体調の悪いところを強く抱きしめられて弱い抗議の声をあげる。 頬に触れさせられた手に、自分より低い体温が伝わり心地よい。
でも、この力は、体格は。 思い出すまでもなく、忘れたことのない双子の片割れとは異なるような気がして、その先の言葉が続かなくなるのだが]
……あたたかい、ね。 ありがとう。
[それが誰なのかまで意識が及ばずとも、こちらを心配するその人物のおかげでだいぶ楽になっているのだということは無意識のうちに理解できる。
微かな笑みとともにことばを返して、再び眠りに落ちて行った]
(566) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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――少し前の時間 シゼの部屋――
はい、ええと……。 それではご馳走になります。
[帝国の一般市民として暮らしていたため、このような上下関係での言葉は知識としても多くはない。 時折、この言葉で大丈夫だろうかと不安になりながらも、優しい言葉には甘えることにした]
いずれ、お茶の分のお礼はそうします。
[ケヴィンとの関係は契約上のもの。 契約で結ばれた主従であるからこそ、礼をそちらへ返す方法も難しく感じるのだが、目の前の女性の優しい気持ちは十分に理解できたつもりだ。
きっと警戒する必要のない相手なのだろうと実感し、自然と言葉には笑みが乗せられた]
(567) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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でも、そう悲観することはないですよ。 シゼ様の存在はマスターにとって心の安らぎであるように見えます。
……まだお仕えして日の浅い僕が言うことではないかもしれませんが。
[あるじは比較的寡黙気味な印象がある。 それでも不機嫌な時と穏やかな時の違いは、ちょっとした口調や場の空気で感じることができるつまりだ。 だからこそ、身内と話す姿に遠くへ残した妹の姿を思い浮かべてしまうのだから。
拙いことばながら、なんとかシゼに伝わればいいと、丁寧に説明した。]
(568) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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― 宮殿 ―
[多少慣れたが、まだ宮殿全体を把握した訳ではない。 なるべく角を曲がり、姿を隠しながら追跡を撒く。
だが帝国と勝手の違う建物の中は、 予想していた所と違う所に道を作っているようで。 曲がった角の先で何か跳ねた。]
うわっ!?
[こちらが吹っ飛ぶ事がなかったのは、相手の方が軽いからだ。]
(569) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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病人に気遣われるとはな。
[苦笑しながら、憎まれ口を叩いて]
そうだな。涼む場所を変えるか。 ……だが先に。
[シビルはそんなに体格のいい方ではないが、それでも男だ。シゼの手を取って本気で体重をかけたら、もろともに果樹の茨枝の中につっこむのがオチだろう。 なので、添えるだけの手に、形だけ手伝ってもらいながら、白衣からハンカチを取り出す]
……。
[白衣は、数少ない私物のひとつだったが、帝国を出た時から突っ込んだままだったハンカチは、いい感じにヨレヨレになっていた]
私の部屋へ行こう。ガーゼがあったはずだ。
(570) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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[問いかける声>>551には]
勿論私も自室で休む。 危機に対応できる目が、近くにあった方が良い。
[さしたる抑揚もなく返答した。
寝台も、新しく運び入れる予定は無い。 元々寝起きしていた寝台は、小さな小鳥を招いたとて、 十分身体を伸ばせるほどの広さを持っていたから]
(571) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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[焦がれている相手に触れられて、咎められる筈もない。
痛い。 熱い。 あつい。
毛布の下、足の間をぎゅ、と締める。 この湿り気は汗だと言い聞かせるように。 労わる指にそれ以上の意味を求めても良い立場ではないのだから。]
…………ダンさ…………ま、
[気を失った>>552と同時、痛みだけではない感覚が脳を灼いた。]
(-431) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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なんっ!? …………ゲッ。
おい悪い、大丈夫―――
[ぶつかった相手に気付くと、慌てて助け起こそうと手を差し出すが 背後からまだ声が聞こえてきた。思ったより近くでだ。 これもまた予想していたよりもずっと、しつこい。
軽く舌打ちすると、転んだままの恩人の手を引き引っ張り上げ、 今度は小柄な肩を抱くようにして、すぐ傍の物置の中へ雪崩れ込んだ。]
(572) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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…………ばかやろう。 大事な主人を間違えるな。
[オスカーの言葉>>566に、悲しげな表情で笑いながら。 静かに髪を撫で、未だ熱く火照る額に唇を寄せる。
感謝の言葉を聞けば、戸惑いがちに目を伏せ。 そのまま、布団の中でオスカーの身体を抱きしめた。]
早く、治せ……。 お前には、俺の為に働いて貰わなければ、困る。
[自らも、眠りに入ろうと目を閉じながらも。 その瞬間まで、優しく少年の背を撫で続けた。]
(573) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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しーーーっ! ちょっと悪いけど静かに!
[そう断りつつも、片方の手は恩人のショールの上から口元を覆い、声を出せぬようにもしておく。 その体勢のまま、自身は扉に背を預けて外の様子を伺った。
正直、傍から見たらこっちの方が危ない奴なんじゃないのかとか思ったが、ちょっと今は、いい訳をする暇が無い。]
(574) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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[そんなこんなを連々と話していれば、 許容量を超えてしまった小鳥が失神してしまった>>552]
………、……レティーシャ?
[眠ってしまったのだろうか、声を潜めて伺うように 名を呼んでみる]
(575) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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>>570 しまった。 それを望まれてたか。
(-432) 2013/01/14(Mon) 02時頃
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[呼びかけられて>>575も瞼は閉じられたまま。 ただ、呼吸は幾分か長く落ち着いてきていた。]
(576) 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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[己の名を呼ぶ折、ひらめく舌先が覗く様に煽られた。
意識を飛ばし、くたりと力の抜けた身体。
理性では、痛みを訴えて男を止めることなど、小鳥にとっては 難しいのかもしれないと、理解しては居たのだけれど。
眠りを妨げぬようにと、身体を探る指先は止まった]
(-433) 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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−少し前の時間>>567>>568・自室−
…そう…かしら?そうだと、いいのだけれど… ふふ、ありがとうございます
[オスカーの説明を励ましと受け取り、礼の言葉を返した。浮かんでいるのは、嬉しさと自信のなさとが混ざった笑み]
それでは、少しだけ待っていてくださいね すぐ用意しますから
[コップをトニアに用意してもらい、お茶自体はすでに淹れた上でゆっくりと冷やしたものが水差しにある。 それを注いで差し出し、オスカーの喉が潤った頃合で、部屋から送り出した]
(577) 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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−中庭−
気を遣うと言うなら、病人も、お医者様も、ありませんから
[シビルの憎まれ口>>570に、冗談めかせた口調で笑みとともに言葉を返す。憎まれ口は、きっとシビルの余裕の表れでもあるからだ]
え…ぁ…はい…分かりました…あの…すみません、お手間を増やしてしまって…
[ガーゼ、の言葉から何事か察して、身を縮ませる。けれども断る理由があるでなし、身を起こしたシビルに伴われるようにして、彼の部屋へと向かうことにした]
(578) 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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…… った…。
[伸ばされた手を遠慮なく取って立ち上がる。 大丈夫、と応じながら顔を上げ、それが探しびとと知れば、あ、という顔になった。]
丁度良かった、あなたを探していた。 でも、何をそんなに急い―――… っっ!!?
[問う暇もなく、引っ張り上げられ。 物置のような小さな部屋に連れ込まれた。 すっかり油断したのもあるが、それはもうあっさりと。 反射的に身体が強張る。]
(579) 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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………なにを、 す、 っ……!!
[口元を覆われて、その問いも阻まれる。 身体を捩って無駄な抵抗を試みるが、無理だと悟る。 外を窺う横顔から、何か必死な様子を見てとると、 わけも分からぬままであったが大人しくしておく。]
………、 …。
[ずれたショールを直す隙間もない。 全身を強張らせたまま、怒号の去るを待つ。
・・・息が苦しい。]
(580) 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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─ シビルの部屋 ─
擦り傷の手当てなら、手間というほどのものでもない。
[シゼの部屋からほど近い位置に、与えられた客室に連れだって入る。 沸騰して冷ました清潔な水に血止めと消毒の薬効があるハーブを絞り、ガーゼを用意する]
そこへ座って。 少々しみるぞ。
[断ってから、濡らしたガーゼで、シゼの頬を軽く叩くようにした]
(581) 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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―それから数日―
[長く飼われていた小鳥には、特に嗜好品>>564がある訳でもない。 ただ、ダンが持つオルゴールの音色はとても気に入っていたから、歌っても息苦しくない程に回復すると、合わせて歌うようになった。 このオルゴールの由来などは聞いていない。 自分もこの歌の由来は知らない。 ただ――出会う前からどこかで繋がっていたと、そういう少女じみた「特別感」をこっそり胸に抱くだけ。]
(愛して 愛して 愛して)
[願う相手は、たった一人。]
(582) 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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[そうして、動かしても痛みを感じなくなるまでには、それほど長い時間はかからなかった。
起こさないようにこっそり寝顔を見つめる。 治ったら、夜の散歩の約束。>>564 治ったら――――この措置は特例だから。もう、こんな風に寝顔を見られないかもしれなくて。 こみ上げる切なさが大胆な行動を取らせる。 小鳥は、目を閉じて、寝返りを打つ振りをして身体をくっつけた。 肌の感触に、匂いに、寝息が立てる音に、心臓が恐ろしく速く打つのを感じたが、もう暫く、一番近くにいたかった。**]
(583) 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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−シビルの部屋−
はい…あの…ありがとう、ございます
[シビルに促されるままに座り、ガーゼの用意を待ちながら、礼の言葉を告げる]
ん…
[濡れたガーゼの冷たさに、小さく声が漏れはしたものの、痛み自体は容易く我慢できた。 発作の酷いときには胸が痛むことも少なくない自分にとって、痛みに対する耐性は、数少ない自信を持てる部分だ]
あの、先生、お話したいこともありますし、トニアは私の部屋の方に戻っていると思いますから、これが済みましたら一度、私の部屋に…
[手分けすると話した後、トニアには互いが探しに行く範囲を探し終えたら、一度自らの部屋で合流するよう言ってある。 それと合わせて、アルフレッド王からの通達を、シビルに伝えておこうと。 そんな心積もりをしながら、シビルの治療に身を任せた**]
(584) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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/* >>582も>>583もかわいいなー、ときめく。
一方ダンは酷い大人過ぎる。 御免、レティーシャ。
(-434) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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終わりだ。 患部を指などでいじらないように気をつけておけば、跡も残らず治るだろう。 声も出さないとは思わなかった。
[無意識にぽふぽふと、シゼの頭をフードの上から撫でてから、ガーゼと水を捨てて]
話? ここではできないようなことか? 解った。
[薬草類を片づけて]
(585) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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症状が改善したという話ならいいな。 君が早く治れば、俺もそれだけ早く帰れる。
[片づけの為に背を向けたまま、なにげなく、そう呟いた]
[本当に帰りたかったわけではなく。 そっちは本当はオマケで。 ……どちらかというと、治らないものが治ればいいと、そっちの方に期待を込めて]
[しかし、それを聞いたシゼが、どう受け取るかは知らなかった]**
(586) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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― 宮殿:物置の中 ―
[あちこち走り回った為に荒くなった息と動悸を、 慣れた調子で整えて気配を殺す。 1人来て、2人来て、1人去ってまた1人増えてと、 静かにしていれば扉一枚向こうの様子は耳から伺えて それらがすっかり居なくなるのをじっと待った。
意識が半分以上外に向いていた為、 無理やり連れて込んだ、もとい 居場所バレを恐れて一緒に逃げ込んだ恩人の、 ショールがずれている事にも、息苦しそうな呼吸にも、 まだ気付いてはいなかった。]
(587) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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なかなか諦めねぇなぁ…。
[暫くすれば荒々しい足音も遠ざかっていったが、 さて出るかと思うと時折戻っては、 また帰って行くのを繰り返してなかなか出られそうにない。
どれぐらい経っただろうか。 ふと、ようやく、一緒に逃げ込んだ恩人の事を思い出して、 視線と意識を扉から内側へと向けると、 なにやら呼吸音が少しおかしい事にやっとこさ気がついた。]
〜〜〜〜! っと、悪…!
あー、手を離すが、大きい声は出すなよ、気付かれる。
[そう間近で恩人の目を覗き込むように見つめて、告げた。]
(-435) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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……。
[抑え付けている腕を指先で二度叩いた。 何かを訴えるようなその指に気付いてくれたのか否か、 扉の外を見詰める目が漸く此方に向いた。
やっと気付いたか、というように顰めた顔は、 息苦しさからか白い頬が紅潮し、瞳は滲んでいる。 自身を庇う様に硬直した身体もそのままだ。
念押すような声にこくこくと頷けば、漸くと大きな手が離されて。]
(-436) 2013/01/14(Mon) 03時半頃
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……っ。馬鹿者。馬鹿ハー。
[肩で息をつきそうになるのを堪え、 大きな声が出ぬように細く長く息を吸い込んで、そして短く吐く。 暫くそれを繰り返せば、やっと呼吸が落ち着き始める。 身体は動かぬまま、だが。]
――――、
[未だ、外をしつこく行き来する足音が聞こえる。 細い隙間から見える影は部族民の物だろう。 怒号や苛立ちめいた靴音は尋常ではない。]
(-437) 2013/01/14(Mon) 03時半頃
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…追われていたのか? ………なぜ、
[「ふらふらと独りで出歩かせぬよう」――- つい先刻聞いたばかりの、国王の警告が胸を過ぎる。 扉の向こうに聞こえる部族語、口汚い罵りに、眉が寄った。
肩を隠す布の乱れには気付かぬまま、 見詰める瞳から逸らせぬまま、何故と問う。 声色の常と違う抑揚は、昂ぶりからか。]
(-438) 2013/01/14(Mon) 04時頃
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[腕を軽く叩く感触には遅れて気付いた為、 その指が思ったより細いのには気付かなかった。 よっこらやっと目を合わせると、 皮色した瞳に明らかに咎めるような色が見える。 初めて見せた怒りの色に、口端が上がったまま引き攣った。]
きゃー! 悪い悪い……はいはい馬鹿ですゴメンネ!
[苦しいのか怒りからか、涙目になってる恩人をあやすように、 抱くように両手を回して、頭と背中とよしよしさすり、 硬直していた体をほぐした。
その間にも、外への注意は向けておく。 荒い足音が近付けば、その度手を止めて息を潜めた。 恩人の息がまだ荒いままならば、 ショールを口元に近づけて、呼吸音を殺すようにと手助ける。]
(-439) 2013/01/14(Mon) 04時頃
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[落ち着いてくれば、向こうも現状理解は及んだようで。 説明を求められると、今度はこっちが溜息一つ落とした。]
なんもしてねーよ。 サイモンとこ見舞って帰ってきたら、 途中で因縁つけられて逃げてきたんよ。 何か言ってた気がするが、 ここの部族語は俺にゃ解らんからなぁ。
[身に覚えなしと肩を竦めて、視線を下に落とした。 慌てた為か、肩と首を隠すショールが外れかけて、 普段見えなかった所が露になっているのに気付く。]
(-440) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[お互いが呼吸を食い合っているような、息のかかる位置から、 何時ものように真っ直ぐ見つめてくる目を見下ろすと 何だか奇妙な感覚を覚えた。]
………。
[身に覚えのある感覚は、酒の席でも感じたものだ。]
(-441) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[次第に緩やかになる呼気>>576。静かに少女の頭を撫でて、 相手に聞かせるつもりもない呟きを途切れがちに漏らした]
……お前が私を慕うのは、…保護者を求めるが故か、 私に父性を感じているが為か。
(-442) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[二人は父と子程に歳の差がある関係である。 彼女には「団長」に手酷く扱われていたという過去もあった。
歪められて居たのを、真っ当に扱われるようになったために、 反動でダンへの好意が増したということは十分に考えられる。
しかもレティーシャは、この地から決して逃れられぬという掟に 縛られているのだ。
ダンの機嫌を損ねる事は、死活問題とも成りうる]
(-443) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[……向けられた信頼や、立場の差を利用し、 無体を働いてしまった。
あれほど、己が「第二の団長」に代わってしまわぬよう、 自戒したというのに]
私も、……お前を捕らえていた「団長」とやらと 何も変わらないな。
(-444) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[──寂しい、と彼女は言った。
ダンがレティーシャに興味を持ったのは、 思い入れ深い歌を知っていたというのもあるけれど、 権力や陰謀が関わらぬところで、心を繋ぎ合える者が欲しい という欲が、己の心の何処かにもあったから。
……つまりは、同じように寂しくて]
(-445) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[サラサの宿舎にて、彼女を引き受けると決めた時には 確かにそれだけであったはずなのに。
今はそれ以上の欲をも、重ねてしまいそうになっている]
(-446) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[苦く、ため息をついた]
(-447) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[宮殿には、伽のための女性を呼び込まないようにしている。
欲の解消には、身分を伏せ、外の街で女を買うか 行きずりの関係を持つなどして、徹底して権力闘争の 火種と成り得る関係を作る事を避けていた。
それは万が一にも己の相手をする女性に危害が加わることが 無いようにという配慮もある。
しかし、小鳥を迎え入れてからというもの、ダンはシッドを 離れていない]
……久し振りに娼婦でも買ってくれば良いんだろうか……。
[そう呟いてはみたものの、一向に気乗りはせず]
(-448) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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/* 「シッド→ジッド」を誤字りすぎである。
(-449) 2013/01/14(Mon) 05時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/14(Mon) 05時半頃
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[頭へ、背中へと温かな手が滑り降りる。 びくりと、今度ははっきりと肩が跳ねる。
始めこそ硬くした身が更に強張ったが、 規則的に撫で続けらる手に徐々に、恐々と力を抜いてゆく。
黙ってそうさせているのは、声を出してはいけないからだと。 理由の付かない身体の震えも、呼吸が苦しいのも、 狭い物置に殆ど隙間なく押し込められているからだと、 そう、自身に言い聞かせて。]
(-450) 2013/01/14(Mon) 05時半頃
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………あ、っ――!
[息苦しそうに身じろぐ為か、口元に当てられたショール。 そこで初めて、布が大きくずれ落ちていたことに気付いた。 瞳を瞠り、受け取ってかき寄せた。
首筋が隠れ、口元も隠れる。 懼れからか、動悸が少し早まった。]
(-451) 2013/01/14(Mon) 05時半頃
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因縁を……向こうから、か。 確かに、あのグループは保守派の一党だけれど…、
実は最近、怪しい人影がうろついているという噂があって。 お耳に入れた国王陛下が、注意を喚起しているから、 もしかしたらその為かも知れない。
[ひとりひとり、ゆっくりと馴染む十分な時間が得られぬまま、 一時に大勢の異国の民がジッドに組み込まれたのだ。 何か起きた時の矛先が異端へと向かうことは、嫌と言うほど教え込まれてきた。
理屈としては分かるのだ。 けれどなぜだろう、理不尽さを感じずには居られない。]
(-452) 2013/01/14(Mon) 05時半頃
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……何もしていないというその言葉、信じよう。
ジッドの空気がどこか緊迫しているとはいえ、 あれほど血眼になって追い回すのは尋常じゃない。 後で私の方から、角が立たぬように上に具申しておく。
彼らが言っていたことは、 …そうだな、分からなくて良い。 大方予想が付いているだろうけれども、下品な言葉だ。
[一度揺れた声も、今は常の淡々とした抑揚に戻っている。 浮かんでは消える思考の断片を整理するのと、 慣れぬ体勢に燈る熱を抑えることで精一杯で、 視線の方向には気付くことが出来なかった。]
(-453) 2013/01/14(Mon) 05時半頃
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………どうした?
[急に言葉少なになった男を、見上げたまま。 殆ど囁くような声で、不思議そうに問うた。]
(-454) 2013/01/14(Mon) 05時半頃
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[慣れぬのか驚いたのか、 体が跳ねればそれごと包んで落ち着かせるように背を摩る。 借りてきた猫が徐々に懐いていくような、 力の抜けるような感覚に安堵した。
外の事に必至だった為に始めは何も感じなかったが、 触れる手や腕から伝わる感覚にもまた、 奇妙な物…つきつめて言えばズレを感じる。]
(-455) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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?
[ズレの正体にはまだ気付けなかったが、 ショールを掻き集める様子に、「こっちは白人なのだから、 そんなに肌の色を気にしなくてもいいだろう」と、 言いかけたが、自分の肌の色を省みて止めておいた。
もしかしたら、同族以上に思う所があるのかもしれないと、 そう、勝手に納得して。]
(-456) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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あーあー、成る程。 なら仕方ねぇなぁ。
[因縁の理由らしき情報を聞けば、 此方はあっさりと仕方ないとする。]
いくつかのグループが集まった集団の中で、 何か良くない事が起こると 少数のグループが槍玉に挙げられるのは必然だしなぁ。
[その図式は帝国の中でも良くある事だったし、 むしろそれを利用した“活動”をした事もある。 因果だねぇとは胸中だけでぼやいた。]
(-457) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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ん、さんきゅ。 お前さんが信じてくれりゃ、それでいいわ。
[そう間近で嬉しそうな笑みを浮かべた。 他人に信頼されるという感覚は心地が良いが どこか抑揚薄い恩人にそう言われるのは、何故だか嬉しい。 今はある意味自分の雇い主に当たるからだろうかと、そう思った。 …後々の事などこの時はすっかり忘れていたのだから、 なんとも都合が良い頭だとは振り返って思う。]
口添えの方は、悪ぃけど頼まぁ。 こっちはまだしも、他の奴にまで被害が出たらたまらんからなぁ。
[白人の召使には女も子供も居る。そっちに手が回ると後味も悪い。 そう言いながら、下品な言葉にはデスヨネーと笑っておいた。]
(-458) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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[下を見つめれば、もう粗方はショールに隠れていつもと変わらない。語る声もいつものものだ。 だが確かにさっきの奇妙な感覚は、今なお意識の奥に残っていて。]
…お前さん、さぁ。 前からわりと思ってはいたんだが…。
[囁く声につられるように、 こちらもごく小声を耳元に落とす。]
(-459) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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ほっそいのなぁ!
もっと食っとけよ成長足りてねぇぞコレ。
[そう言って、パンパンと叩いたのは胸の上、 丁度鎖骨のあたりだった。]
(-460) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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/* 遅くまでお付き合いありがとうと思いつつ、 割と通常進行なのがとても……(
ええ、いつもありがとうございます。 (*ノノ)
(-461) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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/* ところで、
聞き様と捉え様によっては非常にあれなことされた気がする……(しばがもさぁ…) 成長足りてないだと……… そうなのか(めくってみた)
(-462) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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/* なんか色々あれだすまn(ごろごろ
(-463) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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/*
………
1
(-464) 2013/01/14(Mon) 06時半頃
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/* wwwwwww
まずい芝が。 戻ってくるといいラルフ…。
(-465) 2013/01/14(Mon) 06時半頃
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仕方ない、 のか 随分と簡単によしとするんだな、あなたは。
[こちらは眉寄せて思案していたというのに、 当事者の男が納得してしまうのかと。 声には拍子抜けしたような、呆れのようなものが混ざった。
自分だったならば、どうだろうか。 今置かれている状況と同じ道を辿るのではないだろうか。 過ぎった想像はそっと振り払った。]
(-466) 2013/01/14(Mon) 07時頃
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|
……まあ 本人がいいというなら…それで。 こちらも、必要以上に騒ぎ立てるようなことはしないつもりだ。
[信じるというのは、言葉そのままの意味であったのだが。 素直に笑まれると却って眩しく、決まりが悪くもあった。 口添え頼まれたのには、分かったと頷いた。]
ああ、それもそうだな。 ほかの者が心配だ。何もなければ、いい。
あなたも……こんなことは考えたくはないけれど、 万一危害を加えられるようなことがあれば隠さず言って欲しい。
(-467) 2013/01/14(Mon) 07時頃
|
|
[問いへの返答は、思わぬ形で返る。]
………っ。わ。
[耳元にかかる吐息に、ぞわりと背を駆け上がった。 先刻から何なのだ、何なのだこれは。 こんな感覚は、知らない。]
(-468) 2013/01/14(Mon) 07時頃
|
|
[吸気が喉に留まって、息を詰めて。 それなのに、]
――――な っ、
[デリカシーの欠片もなく胸元を叩く手。 呆然として、唇を開いて、とじて。
驚いてみせるべきなのか、 知られぬことに安堵するべきなのか、 湧き上がる羞恥に身を委ねるべきなのか、 怒るべきなのか、平気な顔をすべきなのか、
もう]
(-469) 2013/01/14(Mon) 07時頃
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――――…っ、放っておけ!!
(-470) 2013/01/14(Mon) 07時頃
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― 宮殿:どこかの廊下 ―
[――――パァン!!! 密室の物置で、冴えた音が響いた。]
………… …… 追っ手が諦めて帰った後であったこと、 私に感謝すべきだな、ハー。
いや、ホ。
[音を立てて扉が開き、片割れが廊下に下りた。 中途半端に髪やら着衣やらが乱れた、 誰かが見れば誤解を受けかねない格好。
常の毅然とした表情のままだが、見る者が見れば背後に禍々しい奥拉が漂っているなどと形容するかも知れない。]
(588) 2013/01/14(Mon) 07時頃
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……さあ。さっさと戻るぞ。 今の私は、とてもあなたを置いてゆきたいところだが、 一人で戻ればまた追われるかも知れない。
きびきび歩け。
[ショールを翻し、踵を返した。 部屋までの道中はきっと、無言。**]
(589) 2013/01/14(Mon) 07時頃
|
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……あなたを、愛してます…………
[膨れ上がる想いが暴れて、言わずにはいられなかった。 小声だから起きない事を祈りつつ。
小鳥にはこの感情が愛で正解なのかは判断出来ない。
贅沢な暮らし目当てだろうと悪し様に言われた事もある。 同じくらいの歳の使用人がダンさまが父親ならと話しているのも聞いた。
どちらも自分の中にはなかった。誰が否定しても消せないくらい強く深い想いが愛なのだと、理屈抜きで感じるだけ。]
(-471) 2013/01/14(Mon) 08時半頃
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[――起きていないと思い込み、そっと唇を重ねる。 それだけでふるりと身体が震え軽く達してしまう。
発情を気取られないように、再びそっと離れようとした。**]
(-472) 2013/01/14(Mon) 08時半頃
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ラルフは怒っていても上品だな。
(-473) 2013/01/14(Mon) 09時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/01/14(Mon) 10時頃
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―― 翌朝 ――
[僅かに差し込む陽の光に薄目を開ける。 昨晩感じていた体温は幾分落ち着いたようで、安堵の息を吐く。
オスカーを起こさぬよう、そっと前髪をかきあげ、額をこつんと寄せ。 熱が大分収まっている事を確認すれば、表情を綻ばせた。]
本当に……。 心配、かけさせる……。
[苦笑いを浮かべながらも。 オスカーの身体を抱きしめ、静かに唇を重ねた。]
(590) 2013/01/14(Mon) 10時頃
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ケヴィンがデレデレ。
(-474) 2013/01/14(Mon) 10時半頃
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―――…。
[抱かれる腕の中、少しずつ息を整える。 落ち着くと共に別の嫌悪が胸に沸きあがってきた。
襲ってきた男たちへの、 この境遇へ落とした相手への、 なにより、自分への、押さえがたい感情。]
(591) 2013/01/14(Mon) 10時半頃
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…… すまない。 私のせいだ。
… ありがとう。
[馳せ来てくれたひとへは、謝罪と感謝を紡ぐのみ。]
(592) 2013/01/14(Mon) 10時半頃
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逃げていた私への報いだ。これは。
あなたと、あの日のことから。
(-476) 2013/01/14(Mon) 10時半頃
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[告げられる言葉。 届けられる願い。
腕に触れ、靱い肌に指を添わせる。]
私も、あなたに話さなければならないことがある。
―――あなたが、聞いてくれるのならば。
(593) 2013/01/14(Mon) 10時半頃
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どこか、人の居ないところに行きたい。
[場所を移そう、と促す。]
(594) 2013/01/14(Mon) 10時半頃
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ところで、嫁の乳サイズがいまだに謎な件。 俺の予想では1
1無乳 2貧乳 3微乳 4適乳 5巨乳 6爆乳
(-475) 2013/01/14(Mon) 10時半頃
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ナイチチか、そうか……。
(-477) 2013/01/14(Mon) 10時半頃
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―― 翌朝 ――
[昨夜に比べてだいぶ体調も良くなり苦しさはほとんど感じなくなっていた。 多少は意識も浮上したものの、まだ目覚めるには至らないようだ]
――…んぅー。
[むずがるような仕草で言葉にならない音を発し、ケヴィンの腕の中でもそもそ動く。 しばらくそうしてから、体が安定する場所を見つけるとおとなしくなり、胸にすり寄る態勢で再び穏やかな寝息を立てた]
(595) 2013/01/14(Mon) 11時頃
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[オスカーの言葉を聞けば、自然と笑みが零れる。 そのまま胸に寄り添われれば、僅かに顔を赤らめながらも。 苦しくならぬよう、力加減をしながら、ぎゅっと抱きしめた。]
ん……。
[オスカーの温もりを全身で感じる。 ゆっくりと柔らかな黒髪を撫で、頬に、瞼に――幾度となく、口付けを落とした。
どうして自分がこのような行動に出ているかも、わからぬままに。 ただ、こみ上げる衝動に身を任せ……最後は、静かに唇に触れた。]
(596) 2013/01/14(Mon) 11時半頃
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[それからまた暫し眠り、やわらかな日差しが差す頃にようやく意識は浮上する。 夜更かしすることも、夜の相手をすることもない平穏な目覚めはこの国に来て初めてのことで、帝国にいたときにも記憶にないようなに心地よい目覚めを迎えた]
んー……あ、れー……?
[目元を擦りながら身を起こすと、目の前には雇い主の顔がある]
(597) 2013/01/14(Mon) 11時半頃
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…… 私は、売られた身だ。
[導く人に従って歩きながら、 ぽつり、ぽつりと言葉を置く。]
売ったものと買ったものが、 どのような会話を交わしたかは知らない。
私はその日から、奴隷商人に犯された。
(-478) 2013/01/14(Mon) 11時半頃
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私は、そういう役にしか立たないからだそうだ。
[顔を歪めるのは、自嘲。]
幾度も、繰り返し、毎日、 躾と称してさまざまに犯され、嬲られた。
――― そう。 あの時、犬に舐めさせていたのも、そのひとつだ。
(-479) 2013/01/14(Mon) 11時半頃
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――――――……っ!!
[一気に状況を理解した。寝ぼけていたといえ自分からあるじに身を寄せる失態に、瞬時に顔が赤くなる。 慌てて飛び起き距離をとった。
部屋に差し込む日の高さをみれば、常よりだいぶ寝坊していたことがわかる]
す、すみませんでした! すっかり遅くなってしまいまして……。 今すぐ身支度の準備をしますので。
[表情を隠すように、必要以上に深く頭を下げて謝罪した]
(598) 2013/01/14(Mon) 11時半頃
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あなたに買われて、奴隷商人から解放され、 奴隷ではなく、人間らしく扱われて、
私は、嬉しかった。
人としての私を、求めてくれたのだと …
[声が途切れ、沈黙が落ちる。 自分の感情を扱いかねたような色が、薄紅を揺らしていた。]
(-480) 2013/01/14(Mon) 11時半頃
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[オスカーが目覚めたと見れば、柔らかな表情でその顔を覗き込む。 その様子に安堵しながら、そっと髪を撫でるも。 慌てて飛び起き、距離を取られれば、幾分残念そうに苦笑いを零した。]
こんな時にまで仕事の事は考えなくてもいい。 もう少し休んでいたらどうだ。
[オスカーが必要以上に頭を下げる様子に、笑いながらも。 取られた距離を惜しむかのように、そっと手を伸ばした。]
…………おいで。
[じっと、オスカーの顔を覗き込みながら。 その身体を引き寄せ、膝の上で抱きしめようと――…。]
(599) 2013/01/14(Mon) 12時頃
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…………お前の仕事、一つ追加、だ。
[オスカーの身体を抱き寄せながら、微かに声を潜める。 耳元に唇を寄せ、震える声で呟いた。]
あんまり不安にさせるな……。 ちゃんと、傍にいろ。
[そういえば自分で遣いに出したのだと思い出せば、僅かに視線を逸らした。]
…………その、すまなかった……。
(600) 2013/01/14(Mon) 12時頃
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|
でも……だって僕は仕事を言いつかるために雇われて……。
[この人は身内以外にもこんな表情を向ける人だったのか。 いつもよりずっと優しく、穏やかで。 その言葉に強制力は感じなかった]
……………はい。
[マスター、とつけるのを忘れた。 仕事だから、命じられたからなのだと思い込ませる必要がなかったから。
戸惑いながらも、誘いを受けるように手をとって、おとなしく膝に乗ってじっとしている。 今はまだ戸惑いばかりが大きくて、抵抗を考えることもないまま]
(601) 2013/01/14(Mon) 12時半頃
|
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[耳元をくすぐる声が震えている。 いつもと異なり弱気な反応。 初めて見る様子なのにどこか知っているような気がして]
……あの、僕を介抱してくれたのは……?
[腕の中、顔だけでじっと見上げて問いかける。 もしかしてという予感はあるが、常の様子からは予想ができなかったということもある]
(602) 2013/01/14(Mon) 12時半頃
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[オスカーが膝の上に大人しく座れば、抱きしめて熱の落ち着いた頬に肌を寄せる。]
体調悪い時に無理をしては、普段の仕事にも差し支える。 ……しっかり働いて貰わなくては、困るだろう。
[視線を逸らし、咳払いを一つ。 赤らんだ顔を隠すように、オスカーの顔を胸にかき抱いた。]
(603) 2013/01/14(Mon) 12時半頃
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[介抱したのは誰かと聞かれれば、一瞬、言葉に詰まる。 見上げる視線に戸惑いながらも、慎重に言葉を選んだ。]
……別に、たいした事はしていないぞ。
[幾分、ふて腐れたような口調で答える。 自分がこの少年の事で心を揺さぶられているのを、自分でも信じられないかのようだった。]
(604) 2013/01/14(Mon) 12時半頃
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[泣くこともわめくこともなく、ただ耐え、謝罪と礼の言葉を口にするカリュクスはフランシスカにとってやはり異邦人であり、気にかかる存在であり、守るべき者であった。
「人のいないところへ」 そう望まれることはある種の信頼であり、また、それだけの重みをもつ話なのだろうと思う。
わずかに胸の震えるのを感じながら頷いた。 ]
(605) 2013/01/14(Mon) 13時頃
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坑道の奥に、天の雫が溜まった自然の池がある。 そこならばまず人は近づかない。
行こう。
[明かりの仕度をして、坑道の奥へと向かった。]
(606) 2013/01/14(Mon) 13時頃
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− 坑道 −
[手元の明かりを受けて、壁の鉱石が反射する。 夜の星空にも似て。
間遠にカリュクスが紡ぐ来歴。そして被虐の記憶。
裸足で歩くふたりの足音は空間に吸い込まれ、フランシスカはしばしば振り返りたい衝動にかられた。]
(-481) 2013/01/14(Mon) 13時半頃
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ところで、足でシゼに判別されていたが、俺はどんな格好をしているのだろう。 短パン……?
いや、普通に考えればサンダルか。 帝国内では革靴履いてそうだが。
(-482) 2013/01/14(Mon) 13時半頃
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― 宮殿:どこかの廊下 ―
ええええ何で、今ので!?
[何がどうしてさっきので怒るのか 全く理解できないといった顔で、もう片方が廊下に出た。 同じように服も髪…は元からだが、やや崩れている。 一応先ほどまでの慌しい怒号や足音が聞こえてこなくなってから、 暫くたったので問題ないと踏んではいるから声や音自体を気にはしていないが。]
へーへー、左様ゴザいますね…って
[またホに戻りやがったなとはこっそりぼやく。 ホレーショー・ヘップバーンは偽名とはいえ、 苗字で呼ばれるのもあまり好きではなかったが、 この間の抜けたような1音で呼ばれるのは、もっと嫌だった。 今の恩人に嫌だと訴えても、おそらく聞き入れはしまいが。]
(607) 2013/01/14(Mon) 14時頃
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なんだよ、ちょっと触っただけじゃねーか…。
[当人は悪い事をしたという意識が欠片ほども無い為、 憮然と呟き見ると恩人の後ろに、ゆらりと幽鬼が見えた気がした。
これはこわい。無言も怖い。 おそらく今までで一番怒らせている。
でもどうしてと、思い込みに嵌っている男には、その理由を思い至れずに。]
……はーぃ…。
[触らぬ鬼に祟り無し。 今はやや恩人の後ろを、同じように無言で歩く。
所在無さげに頬に手をやると、薄ら熱を持っていたのは、 きっと頬に艶やかに咲く紅葉のせいだろう*]
(608) 2013/01/14(Mon) 14時頃
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[ゆっくりと身体を離す。 その気もない人物から思いを押し付けられる苦痛は、散々味わってきたもの。 拾った事を後悔させるような態度を取ってしまってはいけない。 感情を殺して忠実なペットでいる事には慣れている。]
(こんなに近くにいるのに)
(誰よりも貴方が遠い)
[何年もこの歌詞の意味を理解できていなかった。 今は、 ――――痛い。]
(609) 2013/01/14(Mon) 16時頃
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/* 見覚えのある組が居るなー。 主従んときと同じコンビが居そうな気がする。
(-483) 2013/01/14(Mon) 17時頃
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─ それから数日 ─
[執務の間を縫って、ダンの部屋で独り休んでいる小鳥の 様子を見に来ることが増えた。
より歌声を聞く機会が増えたのは、ダンにとっては喜ばしい ことだった。
愛して、と異国の言葉による囀りを耳にする度に胸が騒ぐ 気がするのは、気づかないふり]
(610) 2013/01/14(Mon) 17時半頃
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[ダンの眠りは元々浅い。
微かな音や気配にも反応して目を覚ましてしまうのは、 命を狙われる可能性もそれなりに高い、彼の立場にも よるものだった。
同時に長い睡眠はあまり必要としない質でもあったから、 眠りの浅さに酷く悩まされることもあまりなかった]
(611) 2013/01/14(Mon) 17時半頃
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────……。
[だから、レティーシャが寝返り己の身体に触れた折にも、 直ぐに意識は浮上した。
二の腕辺りに額を付け、俯いているために彼女の表情は 伺うことが出来ない。
ただ触れた肌と、かかる呼気の熱に、ダンの体温も 少しばかり上昇する]
(612) 2013/01/14(Mon) 17時半頃
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[聞こえてきた呟きには息が止まって、次いで自身が 夢見の最中である可能性を疑う。
瞼を閉じて、呼吸を整えるために息を吸った時、 唇には柔らかな感触が]
(-484) 2013/01/14(Mon) 17時半頃
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レティー……シャ、
[名を呼んだ声は酷く掠れていて、目を開けば、 小鳥はゆっくりとその身を離すところであった。
距離が出来たために、苦しげにも悲しげにも思える表情が 見て取れて]
(613) 2013/01/14(Mon) 17時半頃
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今しがたの言葉が幻でなければ、 もう一度聞かせてくれないか。
…………愛していると、……聞こえた。
[そうして、離れようとする彼女を捕まえて。
指先を伸ばすと、その唇を撓ませる]
(-485) 2013/01/14(Mon) 18時頃
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――っ?!
[起こしてしまったと、動揺する。 取り繕おうとする顔が、真っ赤に染まった。]
それは、その、 ……っ、
[歌詞だと誤魔化そうとして、言葉に詰まる。 隠せない程に朱い顔では何を言おうと無駄な気がして。 唇が熱い。]
(614) 2013/01/14(Mon) 18時頃
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[今この瞬間も、その視線に声に指先に加速する想いを隠そうなど、何故思えたのか。 蒼い瞳は、たった一人をいつも追いかけていたのに。]
……………幻じゃ、ありません。 ――――わたしは、ダンさまを、あいしています…………。
[喉から心臓が出そうな程に緊張しながら、小鳥は小さく、それでいてしっかりと発音した。]
(-486) 2013/01/14(Mon) 18時頃
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[夢現に聞こえた呟きについて問いただせば、 眼前のかんばせが鮮やかに朱く染まった。
元々白い肌に熱が広がる様は、薄暗い中でもよく目立つ]
うん。それはその……?
[言い淀む相手の言葉を真似て、続きを促す。
触れさせた指を滑らせ、そのまま彼女の唇をなぞれば その感触は覚えあるもので]
(615) 2013/01/14(Mon) 18時頃
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/* このくらいなら表でも大丈……
いやそのえーと、どうだろう。大丈夫なはず。
(-487) 2013/01/14(Mon) 18時半頃
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[少しばかり舌っ足らずな口調で、小さく望みの言葉が返る。
その響きは耳に甘い。 頷いて返すと、小鳥の身を更に抱き寄せた]
…………もう一度。
[抱き込む形で、彼女の肩に頭を預けながら、 繰り返し同じ言葉を強請る]
(-488) 2013/01/14(Mon) 18時半頃
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[小さく繰り返し、主を見上げた。 言葉以上の想いが伝わるだろうか。
唇をなぞる指の動きに甘い声が出てしまいそうで必死に堪える。]
(616) 2013/01/14(Mon) 18時半頃
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ひゃっ……!
[ねだる声が甘いから、ますます身体が熱くなる。 そうっと、肩に預けられた頭に触れた。]
……もう。ダンさま、いじわるです……………。
[拒否されていないだけマシだけれど。 すう、と息を吸った。]
ぁ、いして、ます。
[今度は最初の文字が上ずって余計に恥ずかしい。]
(-489) 2013/01/14(Mon) 18時半頃
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[返ってきた言葉に目を眇めて、 空いた手で少女の後頭部を緩く撫でた]
(617) 2013/01/14(Mon) 19時頃
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[唇に指を滑らせる度に息を詰める気配に、堪えている 何かしらを暴いてみたいような欲を煽られて、 軽く爪の先を立てる。
抱き寄せた後も再びそこに触れて、言葉を紡ぐ度形を 変えるのをなぞるのだった。
頭に触れる指には抵抗すること無く、好きなように 触れるに任せ]
……レティーシャ、
(-490) 2013/01/14(Mon) 19時頃
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[小鳥の声にどんどん甘みが増すものだから、 理性の箍を飛ばしてしまわぬよう堪えるのに難儀した。
愛しているというその言葉は、なにも恋慕を含んでいるとは 限らない。
──けれど]
私もお前を、…………愛している。
[今、同じ言葉を返すことくらいは、許されるのではないか]
(-491) 2013/01/14(Mon) 19時頃
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[耳元で、絞るように。
本心を伝える]
(-492) 2013/01/14(Mon) 19時頃
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|
意地の悪い真似など、何もしているつもりはない。 もし不快を感じれば、何時でもこの腕から逃れることを許す。
[そのことでレティーシャの立場が悪くなることは無いと、 重ねて言い募る]
……逃げて、いい。
(-493) 2013/01/14(Mon) 19時半頃
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ここに来るまでも、来てからも、 おまえは苦しんだのだな。
[沈黙もまたカリュクスの痛みの代弁者だ。]
その責任の一端がオレにあることは自覚している。
(-494) 2013/01/14(Mon) 19時半頃
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おまえは、これ以上、傷つけられたくなくて、 傷つけたくなくて 距離をおいたのか。
汲んでやれず、 すまなかった。
(-495) 2013/01/14(Mon) 19時半頃
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[目的地が近い。 高い天井で結露した雫が落下して水鼓を打つ。
その反響は、カリュクスの心の悲鳴のように、救いを求める祈りのように聞こえた。]
(-496) 2013/01/14(Mon) 19時半頃
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[――――息を、呑んだ。]
(618) 2013/01/14(Mon) 19時半頃
|
|
神事といえど、おまえにとっては奴隷商人にされてきた躾となんら変わりがないことだった。
したことの取り返しがつくとは思っていない。 ただ ──
オレはおまえを、都合のいい道具や、そういう役にしか立たないものと思ったことは ない。
[向き直り、注ぐ眼差しは真摯。]
(-497) 2013/01/14(Mon) 19時半頃
|
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語らずに伝わるはずもない拙速だった。
自分の身勝手さを、今は、悔悟している。
[影に溶けそうな手を、そっと伸ばした。]
(-498) 2013/01/14(Mon) 19時半頃
|
|
もし ── 今も、
おまえが、オレに対する希望をもっていてくれるなら
耳を傾けてくれ。
(-499) 2013/01/14(Mon) 19時半頃
|
|
オレは おまえを ── 求めている。
「必要」としているのも事実だ。 だが、それ以上に、「欲しい」
人として ── 共に生きることを、
温もりを分ちあうことを。
[ 求める。]
(-500) 2013/01/14(Mon) 19時半頃
|
|
ダンさま………ンッ!
[柔らかな粘膜に立てられた爪の刺激にとうとう声が漏れてしまった。 一度決壊すれば、後は誘発されるように鼻から声が抜ける。
とろりとした瞳で主の口が同じ言葉を紡ぐのを、見た。]
(-501) 2013/01/14(Mon) 19時半頃
|
|
[耳元に寄った口元が動いて。 吐息が。]
ダンさま……っ、
[本当に同じ意味なのか、尋ねてしまうと夢の終わりが来てしまいそうで。 腕を伸ばし、しがみついた。]
わたしっ……、わた、わたしは、 ……っ、
[冷静な声で選択肢を示す主に、大声を返す。]
逃げていいなんて、言いませんからっ! ずっと、お傍に、いま……っ
[感極まって涙が溢れ出したが、褐色の肌を捉える指は、先が白くなる程の強さを保ったまま、震えた。]
(-502) 2013/01/14(Mon) 20時頃
|
|
……いじわるって、言ったのは、 ……はずかしい、 から、 ですっ、 こんなっ、 こんなにすきなのにっ。 不快になんて…………っ!
(-503) 2013/01/14(Mon) 20時頃
|
親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/14(Mon) 20時頃
|
― 坑道 ―
[連れられるままに、暗い坑道へと進む。 ひんやりと湿った空気は砂漠とも思えず、 反響する水音以外は、音もない。
すまなかった、と
謝罪の言葉が胸に響いて、息が詰まった。]
(-504) 2013/01/14(Mon) 21時頃
|
|
[向き直る黒檀の瞳に、灯が反射する。 強い眼差しが、真っ直ぐに注がれる。
過去を顧みて、現状を理解し、 寄り添おうとする真摯な言葉。]
わたし 、 は ――― …
[自分の心を言葉にできず、小さく喘ぐ。]
(-505) 2013/01/14(Mon) 21時頃
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[伸ばされた手。
その手を、すぐに取ることはできなかった。]
人と、して …、 共に……。
[求められる。 その響きの甘美さ。重さ。
伸ばされた手の、 幾度も支えてくれたその温もりが、肌に蘇る。
すぐにも触れたい衝動に、歯を噛み締める。]
(-506) 2013/01/14(Mon) 21時頃
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――― 私は、
あなたから逃げていたわけではない。
[喉の奥から、震える声を絞り出す。]
私は、……私から逃げていたのだ。
(-507) 2013/01/14(Mon) 21時頃
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あの日、あの場所で神具に貫かれて、 私の中に生じたのは、
嫌悪でも、拒絶でもなく、 …もっとほしい、という欲望だった。
もっとされたい。 めちゃくちゃに貫いて、犯されたい。
…そんな欲望を抱いた自分を、怖れた。 それを、あなたに知られることも。
―――さっきだってそうだ。
男たちに押さえつけられたとき、 私のなかに、喜ぶ心が確かにあった。
(-508) 2013/01/14(Mon) 21時頃
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……あの”躾”とやらは、私の身に根付いてしまっている。 やはり、私は慰み者に似つかわしい人間なのだと、
認めるのが怖くて
―――逃げていた。
(-509) 2013/01/14(Mon) 21時頃
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[薄紅が、ゆると前を向く。 灯に潤んで、揺らぐ。]
こんな私でも、良い、と―――?
(-510) 2013/01/14(Mon) 21時頃
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ダンさま素敵過ぎてりあるで呼吸が苦しい(末期
……こんな小鳥で良いのかあわあわしてしまうよwww
(-511) 2013/01/14(Mon) 21時半頃
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― 自室 ― [茶の準備、といっても。 侍女に茶と駱駝のミルクを頼むのだ。 王族である彼女は、輿入れのための手習いとしての作法は学んでいても、宮殿で自分で茶を用意することはない。 だが、身の回りのことに関して基本的には自分で行うことを好んだため、特定の側仕えはもたなかった。 この日も、準備を終えさせると、ありがとう、と労い休憩して良いとの旨を申し付け、其の場を辞するように促した。]
さあ。卵とか、鼠とか… 卵は貴重品だから、与えられないけれど。 自力で鼠を捕らせるにも、この中で離すのは困るな。
[大真面目に応えつつ。 蛇と熱い視線を交わすヨーランダの顔を見つめて]
(619) 2013/01/14(Mon) 21時半頃
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ねえ、ヨラ。 今度サラサへ行ってみようか。 あなたなら大柄だし、護衛になるだろうから。
[実のところ、女性一人でサラサまで行くことは良い顔をされない。 交易場所であるサラサには余所者の往来も多く、王族、しかもそれが非力な女となれば物騒なことになりかねない。 さらに言えば、己の身が危険なだけでなく、ジッドの場所を吐かされた場合、一族そのものを滅ぼすことになるかもしれないのだ。 同様の理由で―――部族の者は、一部の例外を除いて、この地より出て暮らすことを許されない。]
(620) 2013/01/14(Mon) 21時半頃
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[外に出ることも、国を開くこともままならない、だから外の者を招いて婚姻をする。 鎖国政策をはじめた初期の折、部族内での従兄妹婚等の血縁的に近い者との婚姻が増加し、代を重ねるごとにその濃い血は呪のように子を蝕んだ。 それを血が濁る、と呼ぶ。
だが、小さな部族内でも、一部の血統では白人の血を忌む者らもある。イザナの一族がそうであるように。 彼らにとっては、白人の血を入れることもまた、血が濁ることに他ならないという。 自分の血統はそのようなことはなかったが―――事実、ダンの母親がそうであるように、自分の父親は白人の妻を娶っている。
そう、現王家の、鎖国政策を堅持しながらも、この外の者らへの寛容さをまどろっこしく思う者らも確かに存在するのだ。 そして―――現王の末妹の血統を欲したのも、そのような純血思想のある者たちだった]
(621) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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― 厨房 ―
………で、部屋に戻って、ほとぼり冷めた頃に出たら あのお付きの…クアミとすれ違ってよぉ。 殺しにかかるくらいの勢いで、クワッ!と睨まれるしさー。 まぁ踏んだり蹴ったりだったわ。
[そんな雑談をしているのは厨房の中でのこと。 厨房の女たちは、仕事の合間に耳を傾けては、 やれイザナ様がお怒りになるのは珍しいとか、 クアミは過保護だからねぇとか、 思い思いに口を開いては噂の花を咲かせていた。
なお自分と恩人の不名誉になりそうな所は、 所々暈したり摩り替えたりしてはいる。]
(622) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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―ファラの部屋―
うーん。そうか。ここだと鼠しかないわけだが、放し飼いは無理だな。 私が自分で捕まえるか砂漠に離してしまうしかないか。
[飼う道が一つ途絶えた想いをもちつつ、とりあえず今は腕の裾の中に隠れてるようです。]
サラサに?いいけれど私はそこいっても大丈夫かな?
[自分が行商に紛れて入ったオアシスだ。そしてそこから迷い込んだ場所であったが、王族の女性同様…いや、それよりももっと外部の人間とて外に出るのを良く思われるはずもないための疑問。 とはいえ帰る場所もわからない身の上のものにはあまり関係ないのかもしれないが。]
(623) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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― 厨房 ―
[喋りながら手元では、駱駝の乳とバターと卵、 砂糖をたっぷりと入れたものを混ぜていた。 卵は貴重らしいが、少量であれば快く分けてもらえた。 話のネタの対価はこういう所に使われている。
混ぜた物を少し舐めると、過ぎるくらいの甘みが口の中に広がった。]
こんなモンかねぇ…。 よっと、んじゃコレ借りてくなー。あんがとさん。
[混ぜた物を飲み物を入れるような小さな壷の中に入れ スプーンと小皿一枚も借りて女たちに礼を言うと、 次に向かったのは、主にサラサや他の地から、 様々な物資を運び入れる荷の集まる所だった。]
(624) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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[そうして話していれば、来訪者が訪れる。 >>536>>537 イザナからの使いだと言うので、招き入れると、少年は両手いっぱいに荷物を抱えて入ってきた]
大丈夫? ヨラ、手伝ってあげて。
[手伝うように言い、少年がやっと荷を下ろしたところで、イザナからの伝言を聞き、目を丸くした。 頼んだことを忘れていたわけではない―――イザナはサラサに行かなかったらしいと聞いたので、わざわざ自分の願いを叶えるために人をやってくれるとは思わなかったのだ。 荷の中身は、送り主にらしい、とても繊細なセンスの良い衣服。 月明かりの色に似た銀の糸が織り込まれ精緻な刺繍の施された、動き易そうな服。 そして、なんと女性ものの緋色のドレスまで入っていた。]
(625) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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サラサに行かれるついでならと思ったのに、 わざわざご用意して下さるなんて。 私からは、何かできることがあれば良いのだけれど。
イザナさんに、素晴らしいものを頂とても喜んでいたとお伝えして。 近々直接お会いして、お礼を述べさせて下さい、とも。
[茶菓子に用意していた小麦粉を練ったものを、いくらか手渡すと、そう託を頼み送り出した。 その時は、このドレスを着ているところを見てもらおう。 そんな兄のように彼を慕う少女らしい一面は、今も変わらない]
(626) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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[坑道に白く浮かび上がるカリュクスの姿はか細く揺らめいて、暗闇の中の蜃気楼のよう。
自らの弱さを吐露して、快楽に溺れる浅ましさに失望して。
こんな運命に陥とし込んだ者を恨むのではなく、自分を罰しようとする繊細な魂。]
(-512) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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[抱き締めるではなく、ただ震える声を掌に掬う。]
欲や快楽や怯懦に流される自分を認めるのは、
ああ、 怖いだろう。
認めてしまえば戻れない ── 逃げられない。
(-513) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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[彼自身の声で行為をなぞられれば、緑の結界の中で切なく乱れて哀訴した姿がまざまざと思い浮かぶ。 唇で拒みながら、ねだるように蠢く媚肉。絡む腕。]
オレの目から見ても、 おまえは艶かしかった。
[すべらかな顔の輪郭をなぞるように指を滑らせる。]
甘く潤んで、締めつけて。
そうか、もっと欲しかったのか。 犯されたかったのか。
(-514) 2013/01/14(Mon) 22時頃
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[潤む燠火のような薄紅の眸は、今にも砕けそう。]
それがおまえの本性、おまえの閨での正体だというなら、
オレは嬉しい──
と言ったら、おまえはオレを蔑むか?
(-515) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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[注ぐ眼差しは笑わず、咎めず。]
オレは本気だ、 レイ・ロー。
この腕で蕩けるおまえを抱きたい。 とことんまでおまえを乱れさせたい。
ともに、肉の歓びに溺れたい。
[あの場で望んだことを、自分も告白する。]
(-516) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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そもそも、交わりの快楽を穢れたものだと、はしたないものだと教えたのは、おまえに躾をした男か。 快楽を求めて身体を開くのは娼に劣るとでも?
馬鹿な。 歓びを感じることができるのは資質だ。幸福なことだ。
くだらぬ男の言う事を信じて、自分を貶めるな。
(-517) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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悦楽《幸せ》をこそ 認め、歓迎せよ。
[抱き寄せて唇を奪うと、そのまま舌で舐った。]
(-518) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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おや?ああ、わかったよ。
[イザナ。というとあの白人の王族だったかな。と思い返しながら、遣い少年>>625から片手づつ荷を受け取って、開けれるようにとファラの近くに下ろす。 伝言のほうは家族のやりとりだろうとさほど気には留めずにいた。 銀糸の精微な刺繍が施された服に緋色のドレス。頭を覆う布、靴。とあるがどうみても二つ分あるが自分の着せ替えようとは知らない。]
ありがとう。お疲れ様。
[自分からは遣いの少年をねぎらう言葉をかけた]
(627) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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[>>623 使いの者が帰ってから、その前の問いに答える。]
監督者、私が一緒ならかまわないだろう。 そして、私も護衛が一緒なら許可が出るだろう。
お互いにとって都合が良い。 逃げたりすれば、地の果てまでも追っ手がくるだろうけれど。
[あなたはそんなことしないだろう、と笑う。 同時にそれは、自分も逃れられないということだが、そこから意識を逸らすように、手元の衣服を持ち上げる]
ヨラに服を見繕ってくださるようお願いしてあったんだ。 着替えて御覧。
[嬉しそうにして、彼へとこの地方の衣装を差し出した。]
(628) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/14(Mon) 22時半頃
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/* >>621 素晴らしい設定回収ぶり。
(-519) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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ええ、気をつけますね ありがとう、ございまっ…
[治療の礼を告げようとしたら、フードの上からぽふりと心地よい圧力。 撫でられているのだと気づくのに一拍。 その手から、お風呂に浸っているときのような暖かい感覚が伝わってくるのに、一拍。 その暖かさが、内側からの熱へ変わるのに、また一拍]
あの…あの…シビル、先生…?
[ファラやフランシスカが幼かったころに、そうしていた記憶はあれど、そうされた記憶はすでに遠い。 どう声を返したらいいのか途方に暮れていると、シビルの言葉が続いた>>585>>586。 暖かいお湯に浸ったような心地が、一気に冷水のそれへと代わる]
(629) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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それ…は…かふっ! す、すみま…せ…っけほっけほっこほっ
[シビルの言葉。帰りたいのだというより、帰ることが当然なのだと疑わない言葉。 はっきりと実感する。自分は、この人を騙しているのだという事実。 伝えるべきだと言う思いと、それを遮るような咳の発作。 そして、それによって安堵している自分。自己嫌悪。 急に視界が暗くなるような錯覚に、咳の発作を差し引いても眩暈がする]
すみっ…ませんっ…けほっ すみま…せん…すみません…
[うわごとのように、咳の合間に口にする//]
(630) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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そんなものなのか……うん、わかった。 ジットの外は久しぶりだな。
[逃げたりすればというのは深くは考えずファラがいうならそうなのだろうと勝手に納得をする。 向けられた笑みに対してはいく目的地がないというように肩を竦めてみたところでファラによって広げられた衣服と]
ぇっ…
[自分のとは思っていなかった。変に低い声が漏れでて、衣装とファラとを交互にみて本気?とでもいうような視線を向けつつ、受け取った]
(631) 2013/01/14(Mon) 22時半頃
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うん、本気。
[視線には、にこやか笑顔ではっきりとそう応えた。]
イザナさんのセンスの良さは王国一だからね。 絶対似合うよ。
[親族のことを、少し誇らしげに言うと同時。 期待を込めた目で、早く着替えろというのだった。 男物ならば、そう着方が難しいということもないだろう]
(632) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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む…むぅ……
[着ること自体は駄目ではないが、こうして贈られるというのには戸惑いを抱いてしまう普段は掃除夫な記憶喪失者。]
私にはセンスとかよくわからないから羨ましいな。
[期待を込めた目に負けて、蛇君にはちょっとまっててもらうということで床に落としてから、着替え始めた。目の前で。 服を脱ぎ、しなやかに鍛えられている白い肌を露出させながら特に羞恥もなくお着替えしてる]
(633) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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/* そろそろ更新ー
さっきの連投、最後の1発言は反応を見てからにすべきだったか。もだもだ
ハニー相手だとつい手(舌)が出るるるる。許せ
(-520) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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/* ところでケヴィン・オスカーペアは毎晩だと!
若いですね。によによ
(-521) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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[堅く背に回された腕に、大きな声。 何時も大人しくしている小鳥には珍しいその挙動。
初めてと言って良い程、強く示されたのは 「逃げていいなんて言わない」という意志。
──ダンに対しての執着の表れとも取れる言葉だった]
(-522) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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[自分の内心を、恐怖を吐露して なおも、胸が締めつけられる思いに苛まれる。
否定されることへの、 軽蔑されることへの、恐怖。
嫌われるのではないかという、怖れ。]
(-523) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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[闇に沈む唇から、 あの日のことが語られる。
乱れた自分の痴態を、まざまざと思い知らされる。
その、同じ唇から―――]
…嬉し い ?
[同じ欲望の言葉を聞いた。]
(-524) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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/* むむ、他と絡むのが難しいなー。 イベントの事があるからこの時間帯は絡みに行き難いしなぁ。
まぁ相方と絡めばいいってのがあるから、 あんまり気にしなくていいんだろうけど…。
(-525) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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──そう、……か。
[しがみついてきた少女の背を強く抱きしめる。
顔を押し付けられた辺りが温かく濡れて、 ……ああ、泣いているのだと思った。
上手く言葉が継げない。
ダンを掴む指先は震えるほどに強く力が込められていると 気づいては居たけれど、離して欲しくもなくて、指先を 解かせる代わりに、彼女のつむじに口付けた]
(-526) 2013/01/14(Mon) 23時頃
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