251 洋墨と躍れ、心の随に
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が8人、囁き狂人が2人、首無騎士が2人、人狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2018/10/10(Wed) 07時頃
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[彼が思い描いたのが平和的手法であったとしても 自分が知るのは、書記官により示されたことであった
即ち―― 非平和的解決手段で、ある
世界を変えるには洋墨が必要で 改変のために他者を狩ること それしか自分は方法を知らず。手段を知らず それ以外、を
――考えることをせず それが最善と理解してしまったのだ
そのすれ違いは何れ、彼と自分を 探偵と犯人として位置付けることになるのだろうが
その機会が来るのかは、今は、まだ分からぬことで>>0:380]
(1) 2018/10/10(Wed) 07時頃
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[”誤った”手法しか知らぬ雪白に 教える者はいないのだ
若しも、語り部がそれをやつがれに続けていれば 或いは、違った手段を模索する可能性に 至れたやもしれないが
――汲める程に経験を積んでいないからこそ その可能性の枝葉は、摘み取られた
シャツのボタンは掛け違えられたまま 時計の針は、戻らないように 気づいた時には もう遅いのであろう]
(2) 2018/10/10(Wed) 07時頃
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そう、”自分で”決める。 やつがれは、それをするのは、はじめてで
――でも、それはとても、いいもの、だと
[やつがれは、思う。と 君の言葉に、自我を芽生えさせた雪国であれたかもしれない そんな可能性の残滓は、
密やかに新雪を踏み固められてゆくのである]
(3) 2018/10/10(Wed) 07時頃
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若しも彼からの追求があったのであれば やつがれは、きつとそれ以上の事を知らぬが故に 困ったような色合いの瞳を見せたであろう
だが、少なくとも洋墨を狙う、彼にとっての害意の 数くらいは、知ることができたのではなかろうか
それは須らく、Ifの話であろう
(-0) 2018/10/10(Wed) 07時頃
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……ジョン。 [好奇心の塊に、眉をしょんぼりと下げる 危ない、だから逃げてほしい その願いはかなわないと知るのは 忠告は逆に、彼に火をつけてしまったようであると やつがれが理解してしまったからである
でも、己を否定されないことが 辛うじて、やつがれの芽生えた自我が 安堵する一助にはなったのだ
頭を撫でる手は、まるでただいちど、だけ 原稿(やつがれ)を撫でた作者の掌のやうであったから
―――それを、泣きそうな、でも嬉しそうに 享受した己は、 意図の裏返しに気付くこともなく ただ、それに頭を摺り寄せるので、あつた]
(-1) 2018/10/10(Wed) 07時頃
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……そう。ジョンは、沢山修羅場をくぐっているのなら きっと大丈夫、だと ――やつがれは思いたい
[誇張だとしらぬまま、安堵を浮かべる己 彼にとって敵の詳しい情報も 味方の情報も知らぬままの忠告は さてどのような事態を招くのかも今は、まだわからぬことで
それでも、やつがれにとって貴方は
獲物ではなく、ジョンであった]
(-2) 2018/10/10(Wed) 07時頃
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/*
そう言えば今回の候補、 ギリギリまでこのロシア文学大丈夫かよ() となって梶井やって軽率に檸檬の爆弾を 投げてやろうか悩んだ没を置いておこう...
日本の作品が案外少ないから悩んだが
(-3) 2018/10/10(Wed) 07時半頃
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/*
縁くんもかわいいよなあ... みんなかわいいからにこにこしてるが 原作どおり頑張って気を狂わせて行きたい(?)
(-4) 2018/10/10(Wed) 07時半頃
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うん。ジョン、やつがれは探しにいくよ
[それは求めても良いのだと教えてくれた語り部に 本来の歴史で淘汰された存在は、 決意を込めたまなざしを向けた
夕暮れの方に去りゆくフロックコート はためく黒が宵闇の彼方に溶け消えるまで見送れば、
やつがれもまた、石畳を歩きだす**]
(4) 2018/10/10(Wed) 07時半頃
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/* エニシくん……
(-5) 2018/10/10(Wed) 07時半頃
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……やつがれだって 居場所が欲しい
[形にされた願いは余りに切実で あまりに、不純なく 故に、それを求むるが何をもたらすかまで 思案するに到らずの、拙い希求であつた**]
(*0) 2018/10/10(Wed) 07時半頃
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/* ところでですね。 私と彼が並ぶとちょっとだけ 絵面を危なく感じるのは私だけかな、おかしいな!
(-6) 2018/10/10(Wed) 07時半頃
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『少年』がその人を好きになったのは、とっても簡単で子どもらしい、その純粋さからくるものでした。 謂わば、極めて単純な理由がそこには隠れてあったのです。
けれど、その基準は “×××” には理解できないようでもありました。
でも、『少年』にとっては、大切な事だったのです。 大切であったからこそ、そこを境い目にして、好きと好きじゃない、が存在しているのでした。 殊勝、子どもらしさに被せて、 “ものわかりのいい” よりは、聞き分けの多少ある、くらいに収まっておりました。
(5) 2018/10/10(Wed) 08時頃
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おかし一つ>>0:336、けれどもたしかに一つ。 子どもは、甘いものや、きらきらしたもの、かわいいもの、なぞめいたもの、なんかはきょうみを見せることの方が多いのです。 やさしい人とかはとっても好きですから、『少年』の目がきらきらとかがやいたのもおかしなことではないでしょう。 それに、その人はずっと笑顔でしたから、『少年』がうれしくなってしまって、こわくなかったせいでもありました。
『少年』は純粋でしたから、そうやって>>0:338おこってみせたりもします。 けれど、どうじに子どもでもありますので、ひどいことをするひとが、そうなってしまったのにりゆうがあることまでかんがえがおよばなかったのです。
そして、やっぱり、よくもわるくも子どもでした。 むごいほどにすなおな生き物が子どもです。 自分のわがままで、小さきものをしなせてしまったりする子どもらしさは、『少年』にだってありました。
(6) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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「うん、せかいが大きかったらよかった。 …… でもね、おとなはなんでもできるって言うのに、 そういうことは、まるでかんがえもしないんだ。
堂々めぐりしていることに、だれも気づかないんだ。
でも、きみは、…… ウツギはね、 きっと、ヘンな人じゃあないんだよ。」
『少年』は、その人が自分のことをどう思っていたのかなんて、たったひとかけらさえも>>0:271、知りませんでした。 けれど、『少年』にとっては、よっぽどほかの人よりも、ヘンな人でなかったのです。 そうして、ずいぶんとはっきりした声で、こう言ったのです。
「ウツギは、ちっぽけなんかじゃあ、ないよ。」
(7) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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でも、やっぱり、その人は “×××” には思えませんでした。 けれど、 “ ” ともちがうのだとは、『少年』にだって分かっていましたから、そのコトバ>>0:339を、少しかなしくかんじたのです。
「りゆうを知ろうとするのは、 だって、大切なこと、なんだもの。 こらっ、ってしたら、きっと、 そのひとも、いけないって分かってくれるよね、
おこられるのは、よくないことだけだもの。」
けれど、『少年』はその生み出したひとを知りませんし、りゆうを知りたい気もちでいっぱいでもありました。 ですので、もしなにかがあれば、おかしのまほうをして見せてくれたみたいに、その人が解決してくれるだろうとも思っていました。
(8) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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W数ならぬ身Wと成ったのは いったいいつからだっただろうか?
(*1) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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けれど、ひどいことをされないように、というかんがえをもったことはたしかに、『少年』の中でなにかの変化でもありました。 せいぎのヒーローのようにゆうかんでもなければ、かくご、なんてありもしません>>0:341が、友だちをたすけにいきたいと思うような子どもではありました。
「うん、ぼく、できるだけ急いでいくよ。 ひどいことするひとに、会っていなかったら、 きみの、いたい、をとんでいけってしなきゃ。」
その人はうれしいと言ってくれました>>0:342し、やっぱり、すごいまほうつかいなのです。 いたいいたい、を、ほんとうに、とんでいけ、ってできてしまうのでしょう。 『少年』はそれを、コトバで言ってさすったりすることはできましたが、自分の言うそれが、ほんとうにいたくなくなるわけではないらしいことは、子どもたちのようすで知っていましたから。
(9) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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家の下に二匹の番なくして家は無く 外された手枷の心地も感じられねば そこにある筈の幸の姿も見えはせず 悪芽を乂してくれる庭師も有らん。
目は芽、歯は葉、鼻は花、身は実
咲き終えたころ既に天道は遠かった。 地面に顔を埋めてぐるぐると鳴る喉仏が それが正しいと教えてくれる神のようでもあった。
(*2) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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「 泣かんで良いか? 」
『 泣かんで良いのだ 』
「 笑えば良いか? 」
『 嗤えば良いのだ 』
「 うらんで良いか? 」
『 怨んで良いぞ 』
(*3) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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「…… ありがとう。 ジェフティの人はこわいかもしれないから、 ぼく、ウツギをよぶね。」
そもそも、ジェフティというところにいくことがあるのかは、『少年』にも分かりませんでしたが、そうやくそくしたのです。 『少年』は、自分がその記憶を残しておくには生きていなくてはいけないことまでは分かっていませんでした。
「どうして、がなくなったら、 …… そのあと、その人たちはなにをするんだろう。」
せかいをよくしたかった、というのは、どういうことをするのでしょうか。 『少年』にはまるでそうぞうできませんでした。 けれど、『少年』にとっては、ほんとうになんでも知っている人、というものは今まで会ったことがなかったので、分からなかったのです。
(10) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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此処に慥かに在ったものを 握りしめた土塊さえも否定する。
W記憶領域へゆくW 死して尚病めることすら叶わずに 人世の仏にも見捨てられながら、 尚───────────解らず。
(*4) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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はじめは、手を伸ばされたりゆうが分からなくて、ほんの少しばっかりかおを上げた『少年』はその手を見ていました。 けれど、なでようとしてくれる>>0:344のなら、ほんとうはあるべきはずのとうめいなまるいそれ、にさえぎられることもなく、なでることはできるのです。 それに、『少年』はそれを嫌がるどころかやわらかく目をほそめて、うれしそうにすることでしょう。
けれど、子どものうつり気というものははやいものです。
ちゃんとおれいをして、街のべつのところへ歩きはじめたら、なでてもらえたことや、うれしかった気もちはおぼえていましたが、もう少しなでていてほしかったこととかはしまわれてしまうのでした。 **
(11) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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/* メモとか色々書くのは後回しだよ…ええん…… (おしごと)
(-7) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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・・・・・ 「 闇に蠕く者を信ずることが 如何様にも、醜行であるとは ───────思えないのだ 」*
(*5) 2018/10/10(Wed) 08時半頃
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────── 這い出た。
(12) 2018/10/10(Wed) 09時頃
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世間に馴染まぬからだを夕暮れどきの 茜が作る影道へと我が身を潜ませ 飢えた野良犬とは違ッて細く一鳴きする。
鼻腔が告げる、自らを狂気的にも呼び示した者 或いは自らとら限りなく近い者と>>0:316 聲ならぬ声を交えたことはあったろうか? ──────────幾分でもよい。
呼び名に窮することがあったときには、漸く、 「好きなように」と、名を隠しもしたろうが──── … 閑話休題。
(13) 2018/10/10(Wed) 09時頃
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そういえば、生前のおのれは こと興味あるものには真摯であったが それ以外のものには不誠実であった。
身が絶たれた頃既に、どんな著名人が居ようとも 知らんとは言いはしないが、そうだね───── 例え『John Doe』でも著名人であると知れたなら うらやんで居ただろう─────臆することもなく
太陽を真正面から睨めつけるようにもして。
『 仲良くしたいとは思うのだがね 』 W 馴染むとも言わん W
(14) 2018/10/10(Wed) 09時頃
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如何にしろ、遠からぬうちにその場所から、 人混みを嫌うよう四ツ足を遠のかせたろうが 犬を譬喩されることがあるのなら、それらしく 尻尾の毛を逆立てることもあったろうが────
・ ・ ・ 【 現在 】
たんッと伸びた爪先が地面を蹴り上げれば 犬もどきはすん、と鼻を鳴らした。 紫の色濃い耳とりん・と立て * 誰ぞそばに居ないか確かめるように *
(15) 2018/10/10(Wed) 09時頃
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/* 抽出できなくて追うのを諦めた泣 居場所だけ把握した。把握したはずだ。
(-8) 2018/10/10(Wed) 09時頃
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/* 寝起きに赤ログ見て軽くびっくりした()
イエス赤ログだよ うぇいうぇい ククク……私は赤で最弱……で死にたい
(-9) 2018/10/10(Wed) 10時頃
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/* ま っっっって延長4回までって何ごと!!?? いつのまにそんな超進化したの議事
(-10) 2018/10/10(Wed) 12時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 13時頃
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“ 捨てる側 ”と“ 捨てられる側 ” 同じ書の霊でも、その点で隔たりは横たわる。 私は間違いようもなく前者であった。 そして同時に、後者でもあるといえる。
私の回顧録は、友人ホームズの活躍の中でも 特筆に値するもののみを抜粋した小説であり、 依頼人の身分、世間への影響、当人の意向…… そうした理由で、公開を取り止めた事件は多い。
三文小説以下の日記の覚書も含めれば、 アルファベットの山がどれ程積み上がるか。 数十年の精力的な執筆活動は伊達ではないのだ。
(16) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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しかし、後者でもあったからこそ 投げられた言葉は、在ったかもしれないが…… 実際口を閉ざした以上、“IF”は成り立たない。
確かにあった筈の可能性の枝葉は摘まれ>>2、 眼鏡の向こうの視界は、狭窄へ走り出さんとする。 ここで示せなかった事は、無論私の失態だろう。
(17) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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少年の言葉自体を否定しなかったのは、 私とて自分なりに彼の挙動を観察したからだ。 虚構を吹き込むべき状況でも性格でもなく、 嘘をつく者がするような仕草も見当たらない。
少なくとも、彼は真と思った事を述べている。 そう私に確信させるには十分な物証だった。
真摯な警告に応えない事へ謝罪はしない。 しかし、感謝の意も込めて私は 擦り寄る幼子の頭を、しばし撫でていた。 気休めでも、安堵を与えようとするように。
(-11) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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それでもやはり、私は歩み出す。
去り際、探しに行くと言った少年>>4に 何か声を掛けたくもあり、逡巡したが。
結局その場で適当な言葉は引き出せず、 最後に一つ、笑いかけるに留まった。*
(18) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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( 見つかるといいな、と 臆面もなく言えたら、よかったんだが )
出来なかったのはエニシの齎した情報と、 “ 彼がそれを知っている ”という事実。 その二つが、私の口を鈍らせた。
こうした性質も、ときには考え物だ。 ……ほんの少しだけ、哀しくもあった。*
(-12) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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「 ─────荒っぽい事態になりそうだ 」
見送る背から十分に離れた頃、 私が独りごちたのはそんな言葉だった。
エニシとの邂逅で得たものもある。 これからの指針という点で、大きな収穫だ。 そこで私は、場所の解る図書館に向かおうとした。 関連情報が得られる可能性に期待して、である。
(19) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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向かった先か、あるいは道中か>>0:383。 そこに、外套纏う猫背は見当たるだろうか?**
(20) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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ここで一つ、この『少年』の元になったものの話をしましょうか。
『星の王子様』 ── 言わずと知れた名作で、各国で翻訳されたものが何冊も出たような物語です。 サハラ砂漠で不時着した航空士と、そこで出会った王子様との8日間ほどに渡るお話しです。
ですが、この物語には明確なエンドロールがありません。 そのあと王子様はバラに会えたのか。 航空士はそのあとどう生活していったのか。 キツネは?ヘビは?と上げていくとキリがありません。
このために、しばしば別の側面がよくよく顔を覗かせるものでもありました。
(21) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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時はちょうど、第二次世界大戦真っ只中。 戦争で色々なものをすり減らしていた人々へのメッセージではないか、と言う人がありました。
冒頭にある、とある人へ宛てた言葉。 この宛てた先の人がユダヤ人であった事から、迫害に対する批評なのでは、と言う人がありました。
航空士と王子様との対比。 大人が失くしてしまったものについて言及している、と言う人がありました。
…… どれも、個々の思う解釈でした。 けれど、喚び出された『少年』の解釈は、今上げたどれでもありませんでした。 着想の根幹としては驚くほどファンタジックで、けれども、酷く哲学的であったからです。 だから、『少年』はいたく子どもらしくありましたが、どこか寂しそうでもありました。物憂げとも言えたでしょう。
(22) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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当然の事でした、 なぜなら『少年』の解釈は **
(23) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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[目を眇めて図書館を見ていたが。 やがて、はたりと紫菫を瞬かせ]
やあ。 霊は霊を呼ぶのだろうか。
[さらり、とやはり金糸を揺らして。 黒のフロックコートが揺れる様を見た>>20]
( 此度の御仁もまた、私と近しい時代を感じるが。 さて、……────。 )
(24) 2018/10/10(Wed) 16時頃
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それとも。 ジェフティにでも、御用かな。
[先の『貴公子』と同じく、 彼もまた己が《墓》に入った後の存在と知るのは。 やはり、もう少し後の事になるのだろう**]
(25) 2018/10/10(Wed) 16時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 16時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 16時頃
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─────────────────────── ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ───────────────────────
「 それは詭弁だ! 」
論理的矛盾、物語的破綻を突きつけて ひとりめは切り裂くことに決めました
────おしまい
─────────────────────── ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ───────────────────────
(26) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
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[ ボイオティアのリンクスに劣らぬ 霊子を覗き明かす科学の目に対し、 匣の中の災厄をなぞり門より出でて、 深淵の底の怪物に倣って鏡を向けた。
参照されざる者の位に据えられたところで 読解も読破もされない存在の、髪糸一つ、 鋏で切りとってしまえば痛みすら感じない。 ─────…が、そこに宿るものもある。
時に、紙片が指を切るように。 ]
(27) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
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[ 時に、手を患わせたくもなるのだ。
如何に分岐に分岐を重ねながら 存続する世界にとっての不都合が
記録としてのかたちであっても ]
(*6) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
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[ 世界は一葉の上に綴られている。 連綿と存在している全ては幻想である。 無量の時砂を蜂の腰に通してきたようでいて、 … それは正確ではない。
論 物 現 理 理 語 実 想
爪弾いた指先が引き摺り出した墨の孔 それを天として這い出た八つの尾の獣が 目醒めた瞳が隠れながら眇めるのを>>0:418
くすり、くすりと 撫ぜるように鬣掠めた、黒のいと。 ]
(28) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
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「 … 正す事は出来る 」
[ 醜悪に鳴り渡る雷霆に潜む囁きに、 同じく譫言めいた、息漏れ声を返す。 隠れ、仄暗いあかあかとした一ツ目模様を 見据える黒水晶に喜怒哀楽は乗らない。
───徒らに痞えの“ 疒 ”を定めることはせず、 一切の名残も、特徴もない声を落とした ]
「 縺れた髪糸を解くより、余程容易く 」
(-13) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
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[ 雪白が鏖殺を手放すなら 四ツ足に流れた色を嗅ぎ取られぬよう>>0:81 撒き散らした深淵の墨を浚い編みながら 多くを費やした術式と研究室を置き去った。 何の後ろ髪も引かれることなく。
便宜上の呼称が必要となるならば、 「 犬 」と記そうとしたであろう。 何かしらの不満が示されたなら、 「 イッヌ 」と修正を込めもしよう。
記録においては簡潔明瞭な特徴が求められるが この先の世界で他のそれが出た場合を想定し、 ドゥーグ、と仮置いて記すことにしただろう。 ]
(29) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
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( 『 喪明 』───…と、 書記官の作り出した影の蠕きが ひとつの言葉をかたちづくったとして うらむことも、羨むことも、裏病むことも …草木も、花実も残らない。 )
(-14) 2018/10/10(Wed) 16時半頃
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/*イッヌwwwwwww
(-15) 2018/10/10(Wed) 17時頃
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─ 現在・図書館 ─
[ そのような応酬の記憶を記録と変じて 昏れなずむ空に時鐘が渡るのを聴く。 身を起こし、肩から滑り落ち揺れた黒髪は 茜に深くなる影に件の獣を思わせた。>>15
立ち上がり様、微かに蹌踉めきながら 共有していない間は消耗の軽き身体は、 幾分かマシな顔色を取り戻していた。
書架に並ぶ背表紙たちへ近づき 細い五指のうち四つの指腹を伸ばし ──────サァ、…と撫で触れる。 ]
(30) 2018/10/10(Wed) 17時頃
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/* イッヌ
(-16) 2018/10/10(Wed) 17時頃
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私は …
( 続けるべき言葉は影に溶けた )*
(31) 2018/10/10(Wed) 17時頃
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[ 姉さんは、姉さんでしょーぉ? …なぁんて、言う必要はないようです。
わかりやすーく、びっくり な ご様子に>>0:409 ウツギさんは けらけら 笑って見せましょう。 ]
ええ、てきとーで だいじょぉぶ ですよぅ。 “ 脳 ” の、機能停止は つまるところ 半分くらい 壊れちゃってるって そんな、状態ですのでね。
その こわれちゃったとこに
ぽいっ
…それだけで、いけるように ウツギさん、がんばりましたので。
(32) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
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[ “ 脳 ” …小型チップ入りの封筒 きちんと、しまってくれるまで>>0:409 にっこりおめめが二つ、じぃ〜〜〜〜っと そりゃもう、じぃ〜〜〜〜〜っと みておりました。
そんな にっこりおめめは 続けられた かんしゃ に>>0:411 いえいえ〜 と、もっと細くも したのですが。
お口の中 ちっちゃくなったロリポップ がり、と 砕いちゃったのは 静かにするために お口を閉ざしちゃったせいです。 ]
(33) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
|
|
[ しずかぁに きいてました。 シオリ姉さんのくださる どうして を>>0:411
こんなこと ジェフティの御方が仰るなんて ウツギさんは、びっくりでしたので。
うかんだ にっこり>>0:411 きえちゃって 最後の ハテナ が、くっついたら>>0:412 咥えた棒を、右の手で引き抜いて。 お姉さんの 右眼と左眼に ウツギさんの 左眼と右眼 しっかり、 合わせてあげて、ですね。 ]
(34) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
|
|
────あははっ!
[ わらったんです。 ]
(35) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
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|
シオリ姉さんは、おとなさん ですねぇ。 そぉやって むずかしーコト、かんがえちゃう。
ウツギさんの 行動 ひとつにも なにかを、かんがえたりした みたい
でしたけどぉ>>0:409
…うぅーん、そうですねぇ。
デッドコードはこうだろぉ って 教えてもらった センニュウカン>>0:278
そんなのを ぜぇんぶ ぽい しちゃって かんたんに シンプルに
(36) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
|
|
デッドコードは間違った存在
“ では なかった ”
…と、お答えしましょう。
(37) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
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もしも 抹消された本たちが また、本という形で 現れたなら ウツギさん なぁんにもかんがえず 手にとって 読んでしまうでしょう。
世界が 反映されざる と、しようとも。 他の誰が デッドコードは無価値としても。
ウツギさんにとっては、 ねぇ デッドコードさんも 本 で、あるならば とぉっても みりょくてきな そんざい なんです。
(38) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
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だから、かなしいですね。 デッドコードさんは 間違ってなかったのに
“ 霊としてよばれちゃったから ” “ まちがった存在になってしまった ”
… だから、やっつけるんです。 いちゃだめな子になっちゃったから バイバイ、 してあげるんです。
(39) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
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あとは さっき、霊さんと会いましてね。 その子が 痛い ってするのも、ヤ、ですし。 デッドコードを 間違った存在 に、した デッドコードさんを よんじゃった 人に こらぁーっ! て、 したいですし。
間違えてしまった存在を ちゃぁんと、正してあげるためにも。
ウツギさんが、デッドコードさんをですねぇ やっつける、理由って いっぱい、あります。
(40) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
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…ですから ウツギさん、ここにいます。
そして、一つ、お尋ねしましょう。
[ 理由を数えるよう、折っていた右手の指を ぱっ て、開いて、揺らします。 こんどは、こっちの番ですよ、って。 新しい いちごみるくのロリポップ 包みをべりって 剥がしながら。 ]
(41) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
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ねぇ、シオリ姉さん あなたは、どう、思いますか?
デッドコードという、存在を。 デッドコードをよびだした、存在を。
…そして
あなたは、かれらが 間違いだと、思わなくとも 傷つけることが、 できますか? **
(42) 2018/10/10(Wed) 17時半頃
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[ 閉館時間を共に迎える姿があったなら 影に溶けようとした言葉の続きも、 或いは、その前に掬われる事もあるのだろうか ]
──── 焦がれてしまったのだろう
[ 元より抑揚のない声の一つにさえ 何か残せるモノを響かせてみたかった。 書にとり囲まれ、矮小さに身を包まれても それが自己であるという認識が出来るなら、と 嘗て懐いた、その残滓の背を撫でていた。>>30 ]
(-17) 2018/10/10(Wed) 18時頃
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/*
イッヌwwwwwwwwwwwwwwwww
(-18) 2018/10/10(Wed) 18時頃
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(喚び醒ますべからざりきもの、 その言葉を靴の裏でなぞるように思い起こし、 ──、──≪幻覚症状≫でも引き起こされたかのように とくに、ほかと何も変わることもない 街の片隅から目を背けた。)
(43) 2018/10/10(Wed) 18時頃
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/* イッヌwww
(-19) 2018/10/10(Wed) 18時半頃
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( 「 これはぼくなのであって、───── 」 「 信じきれていない 」 )
[ ─書外の『解釈』は≪不信心者≫(そう解釈された)の 『信じるもの』さえも定義づけて夕闇に照らす。]
(44) 2018/10/10(Wed) 18時半頃
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─────石畳の街路────
[とくに、 『先生』のようにステッキを持つこともなく、 夜の気配に近づく薄暮の街を見渡しながら
(『それがそのまま止まる』と言うのはもう少し、 後になってから知る事実だったのだが───)
時折足を止めながらも、 しかし、そう時も置かず、この青年のまた長い足は 伸びた建物の影を踏んでいた。]*
(45) 2018/10/10(Wed) 18時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 18時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 20時半頃
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[黒が墨染に隠した血色走らねども>>29 香は鼻腔を擽った が
やつがれにはその識はあれど経験はなく 故にそれが齎したが何であるか、は やつがれがしることはなかった
――が。だ
それよりもやつがれが興味惹かれたは もう1人、レイに呼ばれた自分と近しい存在に]
…… 犬?
[レイは、それを犬と定義した やつがれの記す本の知識での犬は 薄茶のふわもこしたものである
と、いう認識であるが]
(46) 2018/10/10(Wed) 21時頃
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(若し、 イッヌと修正が入るなら それは、何であろうかと 無表情でありつつ煌めく瞳のまま
もふもふとしてそうな、その犬の体躯に 手をゆるりと伸ばしたことであろう
白の死装束纏いて、凍れる掌のままに)
(47) 2018/10/10(Wed) 21時頃
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―― 犬は(イッヌは)
…… レイと同じように 世界を、かえたいの?
(*7) 2018/10/10(Wed) 21時頃
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[この時のやつがれは
自分の希求にすら気づかないが故に
唯無垢に、問うたことだよ*]
(*8) 2018/10/10(Wed) 21時頃
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/*くそwwwイッヌwwwwwwwwwwww
(-20) 2018/10/10(Wed) 21時頃
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─── 図書館付近 ───
歩く事いくらか、視界に見え始めた建築物は まさしく坩堝とでも称すべき異貌である>>0:#1。
ベースらしき部分はそこかしこが埋まって見えず、 異なる建築様式が粘土のように張りつくそこが 本当に目的地の図書館か、私は目を疑ったが……
現代の建築様式には未だなじみが薄い。 虎口に入らずんば虎子を得ず、とばかりに 歩を進めようとした折に視界に入ったのが、 金糸と猫背を携えた、外套の男性だった訳だ。
(48) 2018/10/10(Wed) 21時頃
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互いに存在を認知したなら>>24>>25、 私のボーラーハットは一度頭を離れ、胸元へ。 黒の帽子が出戻る頃、投げられたのは感想と問い。
「 ……ジェフティ? いや、その名は心当たりがない。 なんの名前か分からないが…… 私は情報収集をしているだけだ。
貴方も書の霊の類ならば最近、 物騒な噂を耳にしなかったかな? 」
前者には「 本当に 」と肯定を返そう。 同類との邂逅があったのは、お互い様のようだ。 そして、後者にかこつけ話を振る事にした。 敵であれ、味方であれ、そうせねば始まらない。**
(49) 2018/10/10(Wed) 21時頃
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[石畳、てくてく歩いて
大通りの1つに佇めば、夕暮れの街に1つ また、1つ
いくつもの細雪が、降り始める それは街の中でも一区画程度のものだから 見とがめられぬかもしれない、けれど
誘蛾灯のやうに、歩むたびに雪を降らせつつ 異国の風貌の少年1人、 石畳を靴の踵が鳴らす*]
(50) 2018/10/10(Wed) 21時半頃
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[傾き始めた空の色は、如何様であったか。 男の金糸はさぞ、夕陽には映えた事だろう。
ほんの少し、その猫背を正して。 帽子を胸に当てて会釈をするその男へと>>48、 こちらもまた腰を軽く折って礼を返した]
ふむ、……まァ、むべなるかな。 喚ばれてきみもまた、間もない存在なのだろうね。
[くい、と顎で背後の研究所群を示したならば]
ジェフティ、正式名称を文明研究所。 私達のような書に纏わる霊を 現実へと召喚する術に手をかけた者達が 所属している研究機関だそうだ。
図書部門・霊科学研究チーム、だったか。
(51) 2018/10/10(Wed) 21時半頃
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―日暮れ前―
……?
[我が父の「幻獣辞典」を手に取り読みふけっていた私は、釈迦の生誕を予言した象について記載されたページに栞代わりの紐を挟み、顔をあげました。
他でもない、私を呼び出した書記官殿>>0:376です。
ただじっと座っているだけで、こちらに話しかける様子もなかったのですが、本を私の目の前に置かれたとあっては顔をあげないわけにはいきませんでした]
この本は、もう小一時間もあれば読み終わります。 無論、読もうと思えば私は宇宙が終わるまででもここに座り続けている事ができるでしょう。 まるで眠りにつくとともに世界を終わらせる事のできるブラフマンの神のように。
(52) 2018/10/10(Wed) 21時半頃
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そういう意味では時間などはいくらあっても足りませんが… 閉館時間ですね。わかりました。 その時までには席を立ちましょう。
あるいはご一緒しても良いのですが。
[確かに私は本の虫ですが、それでも存在理由(レゾンデートル)を無視するほど見境のない亡者ではありません。
背もたれにもたれ、だらりと黒髪を垂らす書記官殿>>0:391を一瞥し、私は再び本に視線を戻しました。 ただし、すぐに机に置かれた別の書物に視線を映しました]
(53) 2018/10/10(Wed) 21時半頃
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なんでしょうね、この本は。見慣れない文字です。 これはお借りしても良いのですか?
[是の意を聴けたなら、本を手に取りました。アカシャの髪と題されているようでしたが、中身を見てみない事にはそれが聖典であるのか、文芸書であるのか、評論であるのか、全く判別は付きません。]
私が力の「一篇」を使ったなら、読み解けるかもしれませんが。
[今この場で目を通しても良いのですが、それを読むのはひとまず後回しにしておきました。]
(54) 2018/10/10(Wed) 21時半頃
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…… 物騒な話、と云うなら。 私にとっても全ては伝聞に過ぎないが。
[横目に古今折衷の異貌を睨みながら、口を開こう]
(55) 2018/10/10(Wed) 21時半頃
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その研究所から、研究員がひとり失踪した。 召喚した霊を連れて、ね。
[その霊がどうなったかは、男はまだ知らない]
その後から、だそうだ。 街でひとつ、噂話が流れ始めた。
特別な、《紙片》と《洋墨》────。 それに願いを綴ったならば、 書の精霊が現れる、とね。
恐らく、ジェフティの研究成果の流用だ。
(56) 2018/10/10(Wed) 21時半頃
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それだけならば、良かったのだがね。
どうやら。 その『喚び出された霊達』が狩られているらしい。 目的は、私達の身に流れる《洋墨》だとさ。
[この意味する処を、さて、 きみは果たして察するだろうか?
紫菫の眸は観察するように、 夕陽混じりの光を湛えて彼の反応を見詰めている*]
(57) 2018/10/10(Wed) 21時半頃
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そう、俺が。俺こそが“オズの魔法使い”!
[どうだ、凄いだろう!なんて 実際は凄くなんてないのだろうけれど]
……それにしても、君は随分と無表情だ! ヘンリーおじさんもエムおばさんも笑いはしなかったが 君みたいに無愛想じゃなかったよ?
[問いへの答えは一つの呟き>>0:413 どうして君は笑わないんだい? そんなに俺つまらない?と首をかしげはするが]
(58) 2018/10/10(Wed) 21時半頃
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なるほど、俺は君を探していた。 そして、君も俺を捜していた。
[どういうことなんだろうね?>>0:414 だって君と俺は初対面じゃぁないか! それともなんだ、指名手配でもされていたかな? ……なんて、ふざけるのも此処までみたいだ] ああ、君は物語の中から飛び出した登場人物と思ったが どうやら違うようだ。
ねえ、君がほしいものは何? 頭脳?心臓?勇気?帰郷? いや、違うね。うん、回りくどくなってしまうのは 俺の悪い癖だ。
[近付きすぎた顔を離し後ろへ下がる 変わらぬ瞳に孕んだ戦意。 ああ、嫌だ。哀しいよ、そんな表情を浮かべる]
(59) 2018/10/10(Wed) 21時半頃
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君は、“オズ”みたいな子だと思ったけど 違うね。東の魔女?それとも西の魔女?
────ううん、違う。君も俺と同じで でも、俺とは違う子。 悪い子じゃない、それでも悪い子になっちゃう。
[ぎゅーっと自分の服の裾を掴む ほしいものはあげられたらいいのだけれど]
……ごめんね こればっかりは、渡すことはできないんだ
(60) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 22時頃
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それでも欲しいって言うのなら 先に対価をくれるんだろう?
君みたいに君の血《洋墨》を頂戴って 言うわけじゃないけどさ
ここで出会ったのも何かの縁だ。 三つ俺に先に行動させてくれる?
[さて、敵対しているとわかるのであれば 一人じゃ戦いたくないな!負けたらかっこう悪いし! だから、すーっと息を大きく吸い込んで]
(61) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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たーーすーーけーーてーー!!!
(62) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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―しばし後―
[紙片は私の肉、洋墨で書かれた文字は私の血液。ですから、私にとって文字とは指でたどるだけでも豊かに脈打ち、内に流れ込んでくるようなものなのです。さして時間もかけず「幻獣辞典」を読み終える頃、書記官殿が立ち上がり>>30、立ち並ぶ背表紙を指で撫でるのを目で追っていました]
こうして人の姿を取ってみると、図書館というのは黴臭く薄暗く、まるで地下墓所(カタコンブ)ですね。であれば書架はさしずめ納骨堂でしょうか。ブックスタンドは柩ぐらいでしょう。
しかし…いかに朽ちて見えようとも、手に取る人間さえいれば私達は読者ごとに異なる姿を取りつつも、その都度生命を取り戻すのですから、面白いものです。
(63) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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ところでそろそろ時間なのでは? 私もお供いたしますが。
もしくは、どこに向かうか、何をするか、用命がありましたらそれでも構いませんけれど、書記官殿。
[私は簡潔を好みます。極めてハイパーテキスト的な文学なのです。
数分で語り尽くせる着想を、500ページにわたってくだくだしく話す事は狂気の沙汰に他なりません。父がそう考えた通り、私もそう考えています。
しかし私にも少しばかり人間じみた茶目っ気がないわけではありませんので、やたらに形式ばって恭しく書記官殿の前で一礼してみせました。
それはさながら、ファウスト博士を前にしたメフィストフェレスのようなものだったでしょう*]
(64) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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[ライオンのように大きな声で 叫びを上げ……うん、これあんまりやりたくないや。 喉が凄く疲れるし痛い。ちょっと苦しくなってくる。]
ふう……良い声出た?ライオンみたいになれたかな? ……なんて、別に思ってないけど
さて、これで俺の悲鳴(?)を聞いて人が集まってきたら 君はどうする?それでも俺を狙う?
[同じ存在が来てくれるのであれば、数も不利だ。 見逃してくれるかなと期待はするし…… こなくとも、全力で走れば逃げられそうだけど さて、後2回。彼は俺に先に行動させてくれるだろうか?*]
(65) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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/* 幻獣辞典ならチラ見した事あるぞ! ペリュトンの事を調べたっけ。 ヒッポグリフもいたし、 日本の狐とかまでいてびっくりした記憶。
(-21) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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/* 飯食って更新かけたほるむ「バイクで凸りてぇ>>62」
(-22) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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/* バイクの後部座席にシオリ姉さんを乗せて振り回してみたさあるよね……
そんで灰反応落とせてなかったけどこれ>>29 すっげぇさらっとネタ落としこんでくるのあまりにも好き イッヌ
(-23) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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私は現実と幻想の狭間にあって、その境をぼやかしつつ、 浮かび上がる八篇の迷宮によって世界を存分に攪乱してみせましょう。
それは全て、人間に読まれることなく消え去った、もはや空想のバベルの図書館以外のどこにも存在しない書物達へ視線を注ぎ、ただ私の好奇心を満たすがために。
(*9) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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/* アッアッ間違えてアクション押してロル消えた
(-24) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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/* 人狼擬似むずがぢいいい
(-25) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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/*
色々調べたら自殺によってのみ実存を得ようとしたって 書いてるなこいつ...
(-26) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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/*
それもひとつの「解釈」だが
(-27) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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( ──────長く、氷室から 日の目を見なかった章があった。 書の外も中もそう変わらなかった。 あの詐欺師のように当局を恐れたわけだ!
………おれのたったひとつの、『告白』を。 )
(66) 2018/10/10(Wed) 22時半頃
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[石畳を叩く足音が、止んだ。
(ところでロシアの雪と言うのは、 意外かもしれないが その広大な地域を持つせいか様々で──── シベリアなどでは10月を過ぎてから 真冬の間は雪が降らない。 一方、モスクワなどでは冬の間も降り続ける。)
...、よく知る冷たさも似たものが頰に触れて、 薄氷色の瞳が空を見上げる。>>50 夕暮れに灼けていた空模様がやや陰るようにも 極寒の地のものとも違う雪がはらりと舞い始めていた。]
(67) 2018/10/10(Wed) 22時半頃
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急に振り出したのだと、 何も疑わず言えたんだろうね。 ...この国がロシアなら。
[柔らかな細雪を掌で巣食うようにして、 スタヴローギンは視線をさ迷わせたようだった。
視線の建物の影に、”何か” ずるりと這った、同じく影のような 人型が潜んで溶けていったように見受けられたが、 今度はとくにそれに気を払う様子も見せなかった。]
(68) 2018/10/10(Wed) 22時半頃
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[不機嫌そうにも 進められかけた足が一度、止まった。
...>>62やや遠く、離れた叫び声が 聞こえてしまったかのように顔を顰め──── この青年は絶叫の方角を見据えることにした。
(その虫を誘うような雪明かりが降り注いでいても、 周囲には『気を払う必要もない』とばかりに 無関心に、だ。)]*
(69) 2018/10/10(Wed) 22時半頃
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/*
頭回っていないな... >>69「もう一度止まった」だ
(-28) 2018/10/10(Wed) 22時半頃
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……私は、書物である。
私はその著者ではなく、 登場人物でもなく、 故に、感情などは存在しない。 情感などはない、当然の事実であるのだ。
私は、歓びも、悲しみも、怒りもしない、
(70) 2018/10/10(Wed) 22時半頃
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私は私と同種なる存在、 書物の具現せる、 そればかりを求めるものだ。 そう、定義付けられたものだ。
……話の類型としてみるならば、 三つの願いというのは、「猿の手」式だ。 待つことこそ正答といって―― 間違いにはあたらない、その程度には。
(71) 2018/10/10(Wed) 23時頃
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/* えっと……? (仕込みは、多分影にだから えーと、やつがれには かかわらないことかな……?)
(-29) 2018/10/10(Wed) 23時頃
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……君の呼び声に応える者があれば、 それは類例の脱却かもしれない。
だが、応えるが、ないのならば、 君はもれなく、慣例により絶える事だろう。
それは、私の望むには関係なく、 君の望むにも関係なく、 ただ、 重ねられた事実としてある道行きだ。
[青年姿の言葉に、叫びに、 それが返すは、ただ淡々と]
(72) 2018/10/10(Wed) 23時頃
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私は、
魔女ではない。 魔女と呼ばれた身らを、記すのみであるわ、 私は、魔女ではなく、 それに対するものでもなく、
生贄となるべきがあらば、捧げるものであり、 君はそれにそぐおうと、 「主」の語るより、推せられるべきものなのだ。
[そして、語るそれは、直ちに去りはせず。 だが即座襲いかかる事もなく。 ただ青年姿を見据えながら、 その手元に、淡い黄金色の煌めきが、僅か舞った]
(73) 2018/10/10(Wed) 23時頃
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私な――書物である。
何処までも。
何処まで探ろうとも、そうなのだ。
(*10) 2018/10/10(Wed) 23時頃
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[さて、黒瀬としては、 別に「こやつほんとにやる気があるのか……?」と思って先の質問をぶつけたわけではない。 いくらねえさん呼ばわりに真面目に驚いたところを笑われたからって。>>32
つまりは真面目にその疑問を重いものとしていたからこそ、 閉ざされた口が再び開かれるのを待って、>>33 笑みの形に細められた双眸がこちらの双眸に合わせられるまでの間、>>34 片時も目を離さなかったわけだが―――]
…………、は?
[開口一番笑われたのでさすがにむっとした。>>35]
(74) 2018/10/10(Wed) 23時頃
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[しかも何だか邪推してたこともバレてたときた。>>36 その、無邪気な子供のような眼差しでもって。
……まあいい、そこは話の本筋ではない。 だから、静かに聞いていた。 切れた電池だか壊れた部品だかを交換するようなノリでつけられる“脳”の予備をがんばってつくった、>>32 その頭で考えた、シンプルな答え。
>>37>>39 デッドコードは“間違った存在ではなかった”のに、 “霊として喚ばれてしまった”かなしいものなのだと。
だが。 彼の中にはソレをただすのだという明確な意思があった。>>40 やっつける理由もあった。片手の指で数えるに足りるが十分すぎるほど]
(75) 2018/10/10(Wed) 23時頃
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「 そして、一つ、お尋ねしましょう。 」
[声がする。直後、理由の数を形作っていたウツギの右手が開かれ、揺れる。>>41 その手の動きを追っていた。意識せずに眼差しを合わせることをやめていた。 見当はついていたからだ。問い返されるだろうと。
だが同時に分かっている。これは逃げてはならない問いだと]
……じゃあ、順番に話そうか。
[右手の人差し指を立てる]
デッドコードという存在、 ……あれは“大勢にとっての真実にはなれなかった”書の慣れの果て、それだけにすぎない。 焚書や弾圧の憂き目にあって消失したり、改定を重ねた過程で一部の記述がそっくりなくなってしまったり。
……間違ってるとは断定はできない。
(76) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
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[そもそも、あれを呼び出した実験に使われた触媒というのが、>>0:304 黒瀬やウツギのルーツにあたる国、そこで出版された書なんだが……という部分は、 話をシンプルにできなくなりそうなので思い浮かべるだけにとどめておく。
――もし、ロイエンタール博士がかつて、 触媒たる書の名前を口にしていたなら、 黒瀬は僅かながら思い浮かべただろう。 改定を重ねた過程でそっくりいないものとされてしまった“博士”のことならば。
父は祖国の文学にも造詣は深く、だから娘たる己も知っていたというわけ]
(77) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
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……そもそも正しさが一つだなんて誰が決めた? 世界? それとも偉い人たち? 誰にも決められない。解釈が異なる物語があるように。
だけど、あの人、……デッドコードを喚びだしてしまった人は、 きっと、自分の思う正しい世界だけに囚われてしまっている。 犠牲を出してもなお。
[苦虫を噛み潰したような顔をしながら右手の中指を立てる。 ふたつめ。やはり博士のことも間違っているとは言えず]
もし、あの人の思う正しい世界がこの世界を傷つけないなら、 私はそれも真実として認めてもよかった。 でも、 ……もう遅いんだよね。 だからあの人にこらってするのは賛成。 話してわかってくれればいいけど、駄目だったらその時は――って心の準備もした気でいる。
(78) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
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[誘蛾灯の如くに雪を散らし さくり、と音を奏でて歩く石畳
それにかからぬ”もの”があろうとも>>69
降り注ぐ雪が、夕暮れ空を灰鼠に変えてゆく
景色も、ひとも、埋もれてしまえば皆同じ ――と、そこに
雪の中でも色鮮やかなものを 自分と同じか少し幼げなものを 見かけて>>11]
(やつがれは小さく 白の吐息を零すのだ**)
(79) 2018/10/10(Wed) 23時半頃
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[ 歴史や文明を紐解いていけば、 継ぎ接ぎされたような痕跡が散見される。
“ リヴィジョニズムに収まらない 機械仕掛けの神が撒いたような ” ─── 不明と未知で構成されていた。
既存の領域からは説明がつかない以上、 霊子の観点からソースを抽出しようとした。 あらゆる世界を取り巻く元素を触媒として、 世界の記憶を解いた紐を手繰るうち “ 研究に埋没する科学者 ” …でしかない空虚に気がついた。 ]
(80) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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/* 全体的にコアが噛み合ってない感じかな。 あと、気候の所為か、ちょっとお具合悪そうな方も。
(-30) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[こつん、────と、慌てることもなく 灰鼠の空に曇る石畳が蹴られた。
>>79街路ごと細雪に埋もれゆく影の中で、 そこにある≪密告者≫のような視線の何某かも またそれに併せて、静かに瞼を閉じるように 気配を薄らがせていっただろう。]
(81) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ それは過去、 何かしらの不幸から来た 記憶の喪失であるとに思い込んでいた。
歩んだ生涯を、刻んだ記憶を 自己という書架に収めることが出来ないでいる。 だが…不都合があるわけではなかった。 こうして研究に携わる生活に不満もなかった。
“ 正しさ ” を求めた先。 継ぎ接ぎとは歴史の再始動の縫合痕。 紐解いた世界は薄膜に成り立っていた。
( そも、 “ 正しさ ”の主軸はどこか? ) ]
(82) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ 科学者に過去など存在しなかった。 言及されれば新たに派生するだけの、 それらしき何かでしかない。
記録の上に引用も参照もなく あるのは回想と置いて綴られる捏造。
( デッドコードを爪弾いた ウミガメが、悪魔が、ゾンビが嗤った )
子虚を、無是を、烏有を、否定するには 世界ごとを書き換える必要が生じた。
深淵から目醒めたモノ達に抱く感慨は─── 言葉に紡ぐも烏滸がましい、 汚泥であった。 ]
(83) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[歩調を乱すこともなく、 街の片隅へと足を踏みしめることがあれば 降雪の一帯からはトンネルのように通り抜けて、 再び黄昏を仰いだのかもしれない。
季節を先取りした雪結晶を、 同化した毛並みに貼り付けて 払うこともなく煌めかせながら路地の奥、 先の声と気配を伺うように見つめては進む。>>62
しかしその足音も、姿も、 この男というのは、 霊子に隠そうともしていなければ、 それを考えることもなかったのだろう。]
(84) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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─ 図書館より外へ ─
[ 書淫の眼鏡にかなうかは知らないが、>>54 幻獣辞典のような緻密な伝説と注釈のない ブラフマンの神を生み出しかねない一冊は>>52 …ある意味では目醒めを齎すものであった。
聖典でも、文芸書でも、評論でもなく 一頁が一冊の分厚い歴史書に相当する記録を 閉館時間までに読破することは不可能だ。
──────よって、茜の差す頃には 黒は“ 墓 “撫ぜる手の反対に抱えられていた。 ]
(85) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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でも、何より、 私は知りたいんだ。 あの人の思う正しい世界のことも、心の中も、 それからデッドコードのことだって。
何も知らないままじゃいられなかった、 だから私はここにいる。
[右手の薬指も立てて―――すぐに掲げていた右手は所在なさげに振られる]
……ほんとに、本の形で現れればよかったのにね。*
(86) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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……… なるほど、面白い
[ 黴臭く薄暗い書架で眠りにつくモノ達の、 生命の出し入れ行為に燻るものがあっても とうに影に溶かし落とした後ならば、 長く伸びる睫の影の濃淡にも現れなかった。 ]
何度目を通しても様相が変わる君達は まるで死が訪れを恐れるよう、 飽きさせないようにしていると、思っていた ( ただ一度、 列する書物達を眺め、瞑目し 惜しむように手を離すばかり )
(87) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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/* な、なーんだってーーーー
(-31) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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/* >>81あっこれやつがれへのアクションだたのか 迷って描写しないのが仇になった ごめんね
(-32) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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私は、ただ綴られるばかりの世界を 書記官として裏付ける存在だ
────君たちの存在を、その行末までも 確かな記録として残すために。
(*11) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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………。
[>>73黄金の燦きが舞って幾ばくか、 気配を主張するような足音が、しかし、 静かに打ち付けられたものである。
───そして当の張本人は、 彼らからすこしばかり距離を離した、 街端のその物陰より物見遊山のように 足を留めていた。]*
(88) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ 恭しく頭を垂れる姿に唇を僅かに持ち上げ、 コツ…、と靴音を立てる。 形式ばった振る舞いをする彼女の方が、余程 それらしいと思えることには──そっと噤み。 ]
では、 …供に
[ 増築を重ねた図書館のうちの、古びた一角。 大理石に燻んだ紅絨毯の敷かれた廊下を歩んで、 真鍮のノブを押し開いたなら、>>0:#1 紙と墨が織りなす、真新しい香りが運ばれる。
ゆったりとしたキャソックを風に揺らしながら、 丘陵の地平に沈み行く陽に背を向け、尚進んだ ]
(89) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ 石畳の上を歩んで、程なく、 洋墨の血を廻らせるモノの姿はあるだろうか。 噂をすれば差し込む影のように>>49>>57 陽の傾きのままに姿を伸ばしたに過ぎない
…が。 ]*
(90) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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/* 真実と正しさはクロセの中だと違う感じでいるんだけどやっやこしい!!! ちょっとどうやって説明すればいい!?
(-33) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[語らいの、最中。 茜に燃える丘草に靴を浸しながら。 ぴくり、と睫を揺らした。
それは風に紛れた足音だったのだろう>>90。 はて、と紫菫はそのキャソックを揺らす『人』を見た。 そうして、ほんの僅かに首を傾けた]
( ……『生身の人間』ではあるようだけど。 どうしたものか、この感覚は、 )
(91) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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( 私達と、似た匂いがしやしないか ────? )
(92) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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/* 金枝篇さんかっこいいな??? みんなかっこよい…私はあらぬ方向に突き進む
(-34) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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…………なんだか、哀しいなぁ。 確かに俺も物語の登場人物ではない。 それでも俺は物語の登場人物なんだ。
俺はオズの魔法使いそのもの だから俺は彼らのように笑って泣いて怒って考える。 書物だとしても、概念だとしても 確かに歓びと悲しみは存在するんだ
この感情は偽者ではないんだよ
(93) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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猿の手、がなんなのかはわからないが 猿なら俺も知っているよ?
彼らは空を飛ぶことができる……じゃなくて
[金の帽子の魔法。お呪いの言葉を口ずさめば 彼らは3度願いを叶えてくれるのだが]
彼らの指は5本ある。だというのなら、 願いは後4つ、叶えてくれてもいいんじゃないかい?
[なんて、言うのは贅沢かい? でも先に君がその式を出してくれただろう?>>71 少しくらい甘えたっていいじゃないか]
(94) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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/* 禁書目録になんたらかんたら〜って 書こうとしてキェルケゴールさんいるじゃんって ごろごろした事を埋めておく。ごろごろ。
(-35) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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はは、応えてくれたら嬉しいんだけど 別に応えてくれなくてもいいんだ。
[すー、はー。息を整えよう。 別に、助けを求めるためだけに叫んだわけじゃないのだが ……どうやら、そうはいかないようだ>>72]
何を言っているんだい君? 俺は対価として先に3回行動させろといったじゃないか! 更に、猿の手は5本。 つまり、多くて4回。少なくて2回。 君は譲らなければならないんだよ?
[できないのであれば、この身体は渡せないねぇと 君に私血潮なんて存在しないんだよ そんな詭弁をつらつら連ねようか]
(95) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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そうだね、君は魔女じゃない。 魔女よりも、もっと、もーっと怖くって 魔女よりも、ずっと、ずーっと哀しい子だ。 [一瞬舞った煌きは、なんて美しいのだろう! 思わず近付きたくなったけれどそこまで能天気じゃない]
君は家に潰されても死ぬ魔女じゃない 燃えて死ぬような魔女でもない
そして俺は、生贄になる器でもないさ!
[手元にエメラルドの光が奔流する それは、次第に形成され手に収められる その手には、まるで魔法使いが握る杖の様 けれど、その杖と違うのは名称が合成棍棒…… メイスだということ。]
(96) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[──聞こえる。 ねえ、石畳を静かに歩く音。 まるで北の国の人たちが歩くような音。 それが、一度止まったということ>>69]
物語の旅人は、最初は一人だろう? それでもね、ずっと独りではないのさ
[形成したメイスを握り締めて、にっこりと笑うんだ ドロシーは独りじゃなかった。 トトがいた、かかしがいた、ブリキがいた、ライオンがいた
そして一度、少し離れた場所にいる>>88 これまた綺麗な何かの法を見て唇を動かすんだ]
(97) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[ひと度、フロックコートの彼を見遣り。 とん、と爪先で草を叩いた。]
…… はて。 奇妙な気配を纏っているような気がするのは。
私の思い違いだろうかね。
[憚りもせぬその声は。 恐らく、彼方までも届いただろう。
未だ、その気配の根源が何であるか判断はできずして。 抜かれる『コトノハ』は、まだ、ない*]
(98) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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『て』 『つ』 『だ』 『っ』 『て』
[はくはくと、口を動かして。 にっこり、また笑顔を向けようじゃないか!
……これで断られたら? 哀しいね。俺生贄にされちゃうかもしれないけど まあ、逃げるダシにくらいはさせてもらいたいかな]*
(99) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 00時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 00時半頃
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ひとの 生 を そう、たとえば。
たった ひとつの コトバ で 表してみるならば。
U-29 は、 なぁんにも迷うことはなく。 こう、答えてみせましょう。
(100) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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ひとの 生 は 嘘 なのです
(101) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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A-0兄さんも N-29姉さんも K-56姉さんも R-10兄さんも S-6兄さんも M-3姉さんも
そして この、U-29も
うつろを吸って うつろを吐いて からっぽどうしを ぶつけあって いきてるんです
(102) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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ええ、ええ、ですよねぇ。 ちょぉっと ちょぉっぴり ひとの こころ を 覗きたがるのは U-29の ひとつの癖でした。
このひとは どんな嘘を 飼っているのだろう そんな ニンゲンカンサツ は 嘘じゃないのを みつけたときに
からから からから おもしろがって けらけら けらけら わらうんですよ
(103) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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ほら、ちょうど。 いま みたいに。
(104) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[ なんとなぁく かくれんぼ、が とくいじゃなさそうな そんなお方だなぁと、いうのは いまは チャック しておきましょう。>>74
ウツギさんの答えに どう思われるかも、さておいて、ですね。
かくれんぼ が、とくいじゃなさそうでも とっても かしこい お方だとも、思ったので。 合わないまなざしを>>76 追いかける二つ目は 思考の沈黙を待つつもりなんて、なかったので。 ]
(105) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[ 立った、一本指>>76 いちごみるくのロリポップを 唇の中に ねじこんで。
断定できない、と。>>76 した気でいる、と。>>78
知らないままじゃいられなかった、と。>>86
途中、コトバに挟むように 湧きかけた コトバ を ぜんぶ いちごみるくの甘さと一緒に とろとろ溶けて おなかのなか。 ]
(106) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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──── はぁい くるくる はなまる でーす
[ 右手の人差し指で なぁんにもない 空気を答案用紙に見立てて くるくる はなまる ぴっぴっ 描きました。 ]
(107) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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/* 伝奇集殿もいそうだし、 どうせならちょっとジャブ打ち合いたいよね。 って願望はさておきつつ。 ファイティングポーズに留める。
(-36) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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正しい世界なんて、ないのでしょう。 正しい解釈なんて、ないんでしょう。
誰にも決められない、あなたの仰る通り。 この 世界そのものの解釈だって。 他者への解釈も 世界への解釈も どこかで揺れちゃいそうなココロも 研究者さんらしい、探求欲も。
うん、 とぉっても おもしろいです。 ウツギさんは、ウレシイですねぇ。 あなたみたいなお方と、おなかまさん なの。
(108) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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ですので 今度は シオリねえさんのこと いろいろ、聞きたくはなったんですけど。
それは また、に、しましょうか。 まずは、あなたの所属から>>0:388
…って、するのは ティーセットもないところじゃあ ねぇ。 ウツギさん、ながぁいおはなしにはね クッキーと、あったかいミルクティーと シュガーポットがなきゃあ やなひと、なので。
(109) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[ ゴキゲン ゴキゲン ハッピィいっぱい 左の指を ロリポップの棒に添えて ずるって落ちた 長い袖から 球体を埋め込んだ指が出ちゃうのも きにしないで ]
本で、きてくれたら。 なんて、言っても もう、此れも おそいこと なので。
いろいろ 探しに、いきましょっかぁ。 あなたの仰る あの人 の、ことも。 知りたいことを なんだって。
知りたい が なくなっちゃうことは ぜったいに ない の、でしょうけども。
(110) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[ どうして が、なくなっちゃったら>>10 そんな、子供の問いかけに 返すことのなかった答えが これ でした。
おはなし、しながら。 むき出しの左手 親指を、引っこ抜いて。 親指の付け根にささってた部分 顔をだした USBメモリを 携帯端末に、挿して、画面を撫でて。 ]
…そーいえば あなたも、携帯端末くらいは ありますよねぇ? じゃあ さっき、言った ほーこくじこー ぜんぶ、データにまとめちゃって いーですかぁ?
(111) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[ とは、言っても。 こっちのほーこくじこーなんてのは 先程であったシルクさんのお姿とか インクカラー、属性なんかの 伏字にならない、わかりやすい 読み取った霊子情報だとか。
子供たちから 洋墨と紙片を回収したこととか。
ざざっと それくらい、なんですけどねぇ。 ほら、うっかりおなかまさんどーしで けんかしちゃうのも、いやですし。 ]
(112) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[ くるって返した、携帯端末。 画面には、キラキラに囲まれた 宇宙服の、子供姿。
申し訳ないことに、これねぇ “ 脳 ” の記録情報を 左腕の読み取った情報といっしょに 端末に流してるだけなので。
どーしても、 ウツギさん視点のお写真に、なっちゃうんです。
親指外した左手で 端末操作は、おてのもの。 親指から、一般的なメモリへと 情報を移したら、それも渡しちゃいましょう。 ]
(113) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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―図書館の外―
先程見せていただいた本は…なんでしょうね。随分と内容が凝縮された本のように思われましたが。
[私は書記官殿と連れ立って図書館を出て歩いていました。先ほどの黒い本は、今は書記官殿の片腕の中に納まっています]
圧縮性を最優先に構築された文字体系なのですか?アルファベット数字を一文字に圧し固めたか、あるいは漢字のような表意文字に、さらに複数の意味を持たせたものでしょうか。どちらにせよ、人間の話言葉には極めて不向きです。正に記録のために編み出されたものと言わざるを得ない。 無論、原理的には一本の爪楊枝に一本の線を引くだけで、その位置によって百科事典の記述を全て記録してしまう事もできるわけですが……
(114) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[ もし、携帯端末をお持ちでなければ? なぁんてことは、考えませんよぅ。
ちょっとした報告にも いちいちお顔を合わせるってことも できないことも あるかも、ですので。
まぁ、ウツギさん、考える子ですので。 万が一、お持ちでなかったならば どうぞぉ って、できる ちっちゃな携帯端末は あるんですけどねぇ。 *]
(115) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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いえ、話が脱線しました。
[私は論理的ですが、その話はともすれば、己の舵取りの思うに任せず脇にそれていってしまう事もあります。これは父から受け継いだ、悪い癖なのです。しかし、それにも関わらず私の話を聞いてくださる>>87のは有難い、文字通り稀有な事でもあります]
無論私達書物には、人間に手に取る気を起こさせる誘因力があります。しかしそれも、結局は人間のうちなる者にほんの僅か働きかけるだけの事ですから。それを書物の生存本能と表現するのも、一つの解釈ではあるでしょうね。
あなたが私の話などを面白がってくださるなら、いくらでも話はできますが…
(116) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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男はエニシと違い、欧州人の見目だ>>0:10。
その長身を見やれば、斜陽に映える金糸が揺れる。 かんばせに嵌まり込む、理知的な紫菫も相まって 肌を灼く日光とは縁遠い印象を私に与えた>>51。
例えば北欧などは、急勾配の屋根に窓をつける程 日照時間が少ないことで知られている。
私も彼も身に纏っているフロックコートは 主に19世紀中頃から使われ始めている物であり、 同時に彼の生きた、ないし書かれた年代を物語る。
(117) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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「 ご名答。 現界して間もないのは互い様とみえるが。 なるほど、小耳に挟んだ研究所では そんな研究をしていたのか…… 」
ノワ・ヘルミアは書の街であるというから、 書物の霊を喚ぼうと考えるのは道理、と頷いた。 その果てに求めるのが叡智であれ、見識であれ、 ヒトは古今東西、知的好奇心に溢れている。
そして物騒な噂などと漠然と尋ねてみたが>>55、 彼は街の不穏の経緯を、ある程度知っているようだ。
(118) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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「 研究員が霊もろとも失踪。 その後に流れる、霊にまつわる噂話。
洋墨を狩る者との関係性を仮定すれば 研究員の安否は断定できないまでも、 霊側の《洋墨》が無事とは考えにくい。
そして……私達の身も安全とは云えない 」
齎された情報が信用に値するか>>57。
今回に限れば、秤にかける必要性は感じない。 信ずるに至るだけの理由を、私は持っている。
(119) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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「 私も、こんな話を聞いたよ。
世界から拒絶され、 歴史の闇に埋もれた黒き者が 世界を改変するため書の霊を起こした。
目的の為には多くの洋墨が必要で、 逃げなければきっと餌食になる ≠ニ 」
まったく違う二者から聞いた、二つの情報。 視点は違えど話の齟齬は見当たらず、 だからこそ、噂の信憑性を大きく引き上げた。
(120) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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さらに憶測を裏付けるように、 “ 黒 ”のキャソックは、ひたりと歩み寄る>>90。 外套の彼の言う、奇妙な気配>>98を携えて。
「 私と貴方、揃いも揃って 思い違いをする可能性は何%だろう? 」
私にも、根元と思しき気配の根源は窺えない。 それでも“ 召喚者 ”の可能性は、十分高いが故に。
伸びる影、その主から視線は逸らさない。*
(121) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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/* ははは抽出ができるようになった1dからの私は強いぞ 箱が重いのはどうにもなんねーが
(-37) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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[そんな、衒学性に淫したような話をどちらかと言えば私の方が一方的に喋りながら (とは言え、私はまだまともな方でしょう。父は初対面の日本人にやおら俳句と俳諧の違いについて尋ねた事もあるそうですから)、 二人して>>87>>89古びた紅絨毯の上を歩き、清浄な夕暮れの風を吸いながら夕陽に背を向けて歩いていると、まばらな人影に交じって、ふと異質なものの気配が存在する事に私は気づき、足を止めました。
彼ら>>49>>98二人の男は、主に傍らの書記官殿に注意を向けているようで、私にはまだ注意を止めていないようでしたが]
(122) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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あの方々は私と近いものを感じます。 ……人間ではありませんね? であるならば。あの方々が書記官殿のお呼びになった方なのでしょうか。そうでしたら私、気になるので眠りも飲食もせずに語り明かしたいところなのですが。
[そこまで言って、どうもこれは勝手が違いそうだ、という事に私は気が付きました。抹消された書霊というわけではなさそうです]
……であるならば。あの方々は一体何者なのです?
……それともあれが、書記官殿が私をお呼びになった理由、と言ったところでしょうか?
[無論、呼び出された理由は熟知しています。しかし、それでもこう早速私が力を振う事になるかもしれぬとは、想像だにしていなかったのですが**]
(123) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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/* 承知の上で凸ったけど多角やばいwwww
1vs1に分かれてもいいと思うけど、 元々村の数が結構多いから 1vs2と1vs2や3とかいうカオスの可能性。
(-38) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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/* まって いま ちゃんと ログ よんだ まって
多角がみえた
(オズの魔法使い、悪霊、金枝篇) (キェルケゴール、シャーロック・ホームズの語り手、レイテンシー、伝奇集)
(あとは雪国、星の王子様) (喪明) (で、あってる?)
(-39) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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……「猿の手」に違いがないのならば。 その願いを増やしたところで、同じ事だ。 むしろ、増やすとすれば、 災いも増えてしかるべきだろう。
それは、持つ者の願いを叶え、 持つ者を、 最後には必ずや不幸に見舞わせるという、
応報式の民話の一形態、 その主物、 呪術的品物に他ならないのだから。
(124) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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/* シオリ姉さん控えめに言ってもめちゃくちゃすきだし村側人間二人がわりと対照的な位置にいそうなの美味しい そしてシオリ姉さんとレイテンシーさんのつながりが美味しいんですわ
ほるむはこの村全員ノーベル文学賞って思ってる
(-40) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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[彼が如何なる物語の語り手であるかを知れば、 ともすれば、面白がるような視線でもって 彼はどう己を推測するのだろう、 などといった戯れにも興じただろう。
が、>>117>>118]
人にはほとほと、底がない。 あまりに己以外のものに目を向け過ぎている、 とすら云いたくもなるけれどもね。
…… 仕方もあるまいか。
[科学が発展した分だけ、齎されるのは『余裕』だ。 人はそれを思考で埋めてきたと云っても良い]
(125) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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まァ、その研究の是非については、 私の問う処ではない。
とはいえ。 そうとも、きみも、私も。 『狩るか、狩られるか』の択一の中にある訳だ。
[研究所でこの話を聞かされた折は、 ちょっとばかり疑ってもみたものだ。 少なくとも、あれこれと説明されるまでは 正直な処、半信半疑な部分もあった。
目の前の彼はどうであろう、と。 窺う事も、どうやら杞憂であったらしい>>119]
(126) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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成程、『デッドコード』について、 きみは既に聞き及んでいたという訳だな。
[己を喚び出した者達とは違うものから、 同じ情報が齎されたとあっては。
丁度、彼が考えているのと同じくに。 男もまた、己の与えられた情報と認識が 間違っていないであろう事を再確認する]
(127) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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──── 具体的な数値はさておいて。 限りなく、低い事は間違いなかろうね。
[キャソックの彼へと抱いた感想。 これもまた、間違いではなかったと知れたなら。
その背後、あるいは隣であっただろうか。 こちらについては紛れもなく、 己や傍らの男と同じ存在であると知れたろう>>122]
…… ジェフティは。 この事態に直面するにあたっての手駒として、 私以外の霊を召喚できてはいなかった、と。
私はそう、聞かされている。
(128) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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この情報が変動していないのならば。
きみ。 どうやら、私達は思い違いをした訳ではなさそうだ。
[さあ、であるなら。 『あちら』はどう出るだろうか?
小さく右手を、握り込んだ*]
(129) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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/* どうでもいい話だけど>>102 これ
アオ兄さん ノッカ姉さん こころ姉さん レン兄さん ススム兄さん マユミ姉さん
に、なる。 あとはH-0(はのん)姉さんとか考えてる Z-5(ザーゴ)兄さんは考えたけどめっちゃ悩んでお蔵入りした
(-41) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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[そうして、秋風に紛れて小さく、囁く]
…… 今の内に、名乗っておこうか。 きみはどうやら、まこと、同朋であるようだから。
私は、キェルケゴール。 19世紀はデンマークを生きた、 哲学者、…… と人は云う。
[「よろしく頼もう」と、口許だけが伝えていた*]
(-42) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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『少年』は、お日さまがさようなら、しかかっている街を歩いていました。 …… いいえ、もっと正しく言うべきでしょうね。 歩いていたはず “だった” のです。
「あれ ……?」
お空がどんどんくろくなって、まわりがどんどんとさむくなってきます。 けれど、『少年』にとって雪の中を歩いたことは、きおくにあるかどうかくらいにめずらしいことでしたから、さそわれるように、そちらへ歩いていたのでした。 かたい音でないていたじめんが、いつのまにか白一色に変わって>>79やわらかい音をたてていました。 分からないけれど、ふしぎなことはよくあることでしたし、そういうことはとてもわくわくしましたから、『少年』はしゃがみこんで、すくい上げたり、していたのです。
(130) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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/* 今回も初手落ち奪いに行きたいけど、人間って時点で初手落ちはしにくいポジションなんだよねって 解ったうえで、終盤残り枠をシオリ姉さんに任せて早落ちする気満々です
脱落条件は明記したし(自己満) 研究所に収容されて幽体離脱みたいな状態ってウィキにあるし(たのしそう)
左腕壊れてもそんな感じにはなります(なります) ただ死ににくい 心臓やられたら一発だけど
(-43) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 01時半頃
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ふいてみたいきは、ざんねんなことに、白くはなりませんでした。
ですが、こんなにさむいことははじめてでした。 すくい上げた雪は、さらさらと手からこぼれてゆきます。 そのようすが、さっきのこぼれたひとつぶ>>0:276を思いださせたので、少しかなしくなってしまっていたところでした。 雪の中に、人のすがたをみたのです。
「だあれ?」
しゃがみこんだまま、『少年』は見つめるようにして白くいきをこぼすひとの方にかおをむけたのでした。
「きみは、だあれ?」
(131) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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それに則れば、 私にしろ、今、願いを増やされたところで、 問題はないとも言えよう。
そも、その呪物にかけずとも、 こうして対し言葉を交わした時点で、 儀する種としては十分であるのだから。
[相手の語るに、それは淡々と言葉を返し続けていたが。ふと、僅か、首を傾げる仕草をした。目に彩り浮かぶ事はなくも]
……哀しい?
それを持たないとする、私がか。 それは、奇妙な慣わしめいた感慨だ。 アドニスの死を悼み偽の涙を流す、 古き地の女達に、意を馳せる如き無意義だ。
(132) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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/*
ン゛ッ
(金枝篇にアドニスの名前があることはわかってたから身構えてはいたマン)
(-44) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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『少年』はそうたずねましたが、自分から名のるものだとか、そういったことは聞いたおぼえはあっても、りかいはしていませんでした。 つまりは、『少年』は自分の名を言わなかったのです。
もちろん、そうはいっても回りくどいことを言ったり、難しいことをかんがえているわけではありませんから、聞かれたら答えます。 『少年』は子どもですので、そういうことをするようなちしきはないのです。 それに、そんなことをするほど、だれかにひどい気もちをだくことも、今までずっとなかったのでした。
「すごいね、これなんだろう? お空からコットンキャンディがふってきているよ!」
おかし一つでよろこんだり、かんたんに作れてしまうロリポップに目をかがやかせる子どもです。 とうぜん、雪にだって、きょうみしんしんでした。
(133) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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そうはいっても、聞いたのにお話しを聞かないのは “わるいこと” ですから、『少年』は色々にきょうみをむけてしまいながらも、コトバを待っていたのでした。 いたいいたい、ってならないように、という気もちはありますが、けいかいなんてものはおおよそ知らないでいたので、まっすぐにその人を見つめるだけです。
それから、どのタイミングか、しゃがみこんだままなのを思い出してようやく、その服をはたきながら立ちあがるのでした。 白い雪のつぶは、宇宙服のうえをすべりおちてゆきます。
「お空、くらあくなっちゃったから、 子どものみんな、おうちに帰っちゃった。」
きっと街中へいきたいのかな、とかんがえた『少年』はそんなことを口にもしますが、そのひとがこわいという気持ちはまだなかったのです。 *
(134) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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[ウツギの口の中には甘ったるい色したロリポップ。>>106 それを見てれば喉が渇いてくる。適当な嘘で誤魔化さず喋りきったことも相まって。 やがて彼の右手が虚空にはなまるを描けばようやく一息ついた。>>107
気に入られた、らしい。 おもしろい、の基準がわかりかねるがこの際まあいい]
……私の話なんて面白くもなんともないけど。
[呟きながら、 何だか甘党ばかりが味方にいるとつらつら思う。>>109
ちなみに。 ジェフティのカフェスペースならクッキーもあったかいミルクティーもシュガーポットもある。 “頭脳労働には甘いもの”を地で行く研究者からの評価は高い]
(135) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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そうだね。……改めてよろしく頼むよ。
[探しにいこうか、と言われて。>>110 ようやく飾り気のない笑みが浮かぶ。
とはいえ未だ宛らしき宛は噂くらいのものだが……と思う眼前、 ウツギは生身らしからぬ左手で携帯端末を操作している。>>111 親指が引っこ抜かれて中からUSBメモリが出てきた。 ……さすがに目をぱちくりさせざるをえない状態だったが、 ほーこくじこー、という言葉に我に返った。 そういえばそれもあった。慌てて頷く]
(136) 2018/10/11(Thu) 01時半頃
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[やがてくるり、と表をこちらへ向けるウツギの端末。 そこには宇宙服を着た子供が映し出されていた。>>113
先程言っていた霊、とはこの子らしい。
ポケットから携帯端末を取り出し、 受け取った何の変哲もないメモリを差し込んで中身を確認する]
すごい、ジェフティにも霊の情報読み取り装置はあるにはあるがデカくて持ち運びのかなわない代物だというのに……。
[街中で出会った子供の霊の情報>>112を見て舌を巻く]
(137) 2018/10/11(Thu) 02時頃
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/* 甘党だらけのジェフティ
(-46) 2018/10/11(Thu) 02時頃
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/* 変なところに改行が…ううう貼り直しだあ… そして寝落ちあれなんで仮眠とろうな…
(-47) 2018/10/11(Thu) 02時頃
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[そして改めて対峙する姿を見る、手の内の、現れるエメラルド色、杖と化していくを見る。 同時、男の手の内には再び黄金色が舞い、 間もなく形作られたのは、一本の棒状。光が光のまま集合したように、輪郭のぼやけた、細く長く、先端の尖ったもの。
その形を握り、それはふと視線を逸らした。 彼が見遣った方向、 別の気配のある其方へと]
(138) 2018/10/11(Thu) 02時頃
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そうだ、ついでに報告するけど……、
[と言い置いてウツギに伝えたのは、 ジェフティが手駒として呼び出した霊、キェルケゴールのこと。 といっても身体的特徴と媒介にした書の名くらいしか伝えるべきものはないので、 (雑学的な情報――角砂糖を珈琲で溶かして飲んでた――は捨て置いた) ざっくりと口頭で済ませてしまう]
さて、………ここからどう出るか。
[情報交換が終わった頃合い、 視線を上にやれば暮れなずむ空があった*]
(139) 2018/10/11(Thu) 02時頃
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/* >>135 [甘党です、って名札を下げた砂糖珈琲お化けが手を振る]
(-48) 2018/10/11(Thu) 02時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 02時頃
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[もしも、その足がもう少し焦ることを覚えていて、 その会話が聞こえていたのだとしていたのなら>>93
『 』
発されていたかもしれない呟きは、闇の中だった。 ”時計のように、時は止められないものである限りは。”]
(140) 2018/10/11(Thu) 02時頃
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[>>96エメラルドの奔流に道を示されたように、 そこに辿り着いた時、スタヴローギンの足音も 確かに『一人分ではあっただろう』。]
(141) 2018/10/11(Thu) 02時頃
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[まるで向けられた笑顔に、>>97>>99 スタヴローギンはロシア風の<不幸で退屈な本>から 『アメリカ文学らしい』陽気なファンタジーに 取り込まれてしまった錯覚でも 覚えでもしたのかのように、 にこりともすることもなく、むしろ、 ますます鬱屈そうに顰め面を浮かべていた。]
火事でも起こったような悲鳴だと思えば...
(その『魔法使い』の第一印象は、 ”あれ”とよく似ている、と思ったものだ。 『ぼく』ではない、『ぼく』である、≪奴≫に...)
(142) 2018/10/11(Thu) 02時頃
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[ ところで、<虚無>とはどんな色をしているのだろうか? ]
(143) 2018/10/11(Thu) 02時頃
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[次の瞬間、 開けられた掌の上で 透明度のない幽霊白色が煌めくや否や、 <ニコラ>の指先に掛けられるようにして、 黒い無機が回った。
手の中に収まっていたのは、 何の変哲もない─── しかし(当時のロシアの基準に於いて、だが) 高価そうなピストルだった。]
『旅の道連れ』になった記憶も...、 ありませんがね。 ...一切。
[躊躇いもなく、セーフティの『ない』 それの引鉄に指が掛けられる。]
(144) 2018/10/11(Thu) 02時頃
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<決闘>の最中でしたら、 規則違反かとも思いましたが... どうやらそのようでもないらしい。
[>>138一歩のみ、歩み寄った。 凍り付いたヴォルガのような瞳の色をかち合うか、 合わないかのところで、 次の瞬間、緩慢に持ち上げられた指の先のそれから 発射音が轟いていた。]
(145) 2018/10/11(Thu) 02時半頃
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[─────しかし、 派手なガン・ファイアは飛び散らない。 硝煙代わりに白靄めいたものが弾道に漂った。
(”ただの”弾丸ではないことの証左のように、だ!)
雑に、そして、”わざと”外された照準の軌道は たとえ>>138≪光持つもの≫が身じろぐことがなくとも 植えつけられた木の幹だっただろう。]*
(146) 2018/10/11(Thu) 02時半頃
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[黄金色が、舞う。 それのいだすとは異なって。 弾丸に「応え」、手の内の枝が霧散する。――少なくとも射手たるは見ていたか。注意に見ていた者あるならば。男の手自体が、淡く煌めき、半ば消えかけたように、映っただろう]
……
[それはその己の手を気にかけるもなく。 向けた視線をそのままにして。 銃身持つ姿――協力する一の「雪」とは近くも遠い、「氷」を思わせる、その姿に]
……君は、「何」だ?
[ぽつりとまた、その問いを向けた]
(147) 2018/10/11(Thu) 03時頃
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[少しだけ、昔の話をしよう。
父は文筆家だった。 そこそこ売れていたのだがある時、別の人の文章を盗んで自分のものと偽って出していると告発された。 ろくに証拠もなかったのにそれは鵜呑みにされ、父は地位を追われてしまった。 枝織が9歳の時のことであった]
(148) 2018/10/11(Thu) 03時頃
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[父は冤罪を主張していた。 娘はそれを信じていた。そうして父を救いたかった。 だが、小娘に冤罪をひっくり返すような力があるわけはなく。
――だから、父がまた好きな文章を書けるようにとまじないをかけたのだ。 図書館の隅。薄暗い書架にあった、魔法陣が書かれた本を頼りにして]
(149) 2018/10/11(Thu) 03時頃
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[結論から言えば父にかけられていた冤罪は晴れた。 父を告発したやつが真相をしゃべったのがうっかり外部に漏れたためだった。 あの件以来父を見限っていた人達は戻ってきて、 父にひどい言葉をかけてきた者達も元通り親し気に接してくるようになった。
まるで父を中心として何かの革命でも起きたかのようだった。
そんな、大人達の様子を見て、 確かに嬉しくはあったんだけど、同時に虚しさじみたものも感じていた]
(150) 2018/10/11(Thu) 03時頃
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[この世界に普遍にして不変の真実なんて、ない。 みんなみんな、耳ざわりのいい、 自分にとって都合のいいナニカを真実だと思い込んでいるだけだ]
[――だけど魔術は嘘じゃない。 そうして得たひとつの救いが、 ある意味すべての始まりだった**]
(151) 2018/10/11(Thu) 03時頃
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/*
黒瀬さんともお話してみたいな...
(-49) 2018/10/11(Thu) 03時頃
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[魔弾の担い手が放つ弾丸のような、 絶対の運命などはそこにはない。 どころか、外すことさえ射手に願われたような 一弾だったが、>>147応えられるように散った、
(射手や、語り部である『わたし』からは もちろん、その『手ごと』 消えかけたようにも見えた─────)
その枝、そして舞い踊る黄金の輝きに スタヴローギンはにやりと笑った。]
(152) 2018/10/11(Thu) 03時半頃
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ぼくですか。
[途端、突きつけた腕を下ろしはしないまま、 <幻覚>に取り憑かれた夢遊病患者のようにも、 うわ言のように呟いた。]
ぼくは。 ...おれは、 あっしは、わたしは、─────...
[老若男女、かの著作者の特徴とも言える 膨大な人物の数だけの『一人称』と声が飛び出して 再び、静寂を迎えた。]
『誰』なのでしょうね。
(153) 2018/10/11(Thu) 03時半頃
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( その答えは、分かっていた )
[その悪霊たちは『一人』ではなかった。だが、『一人』だった。] [『一人』であるが、『二人』でもあった。] [──────そう解釈された。]
(154) 2018/10/11(Thu) 03時半頃
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[ 分岐した世界が髪の糸ほど細くない頃には、 戯れに、文字を生み出した事もあった。 程なく廃れ忘れ去られてしまったものの、 歴史に埋もれていた石板が掘り起こされ 解読を試みた奇特な存在により暴かれた。
…と、魔術書ならば語っただろうか。 だが記録は、それとはまた異なる文字だ。 ]
(155) 2018/10/11(Thu) 03時半頃
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確か”らしい”のは... ぼくは、 『これ』はだ...、『ぼく』と言う一人の...
─────<悪霊>だということですか。
[そう言うと、突然腕を下ろして、 口角に湛えられた笑みを深めてから、 じとりと<質問者>を眺めたわけだ。]
(156) 2018/10/11(Thu) 03時半頃
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そして、あなたたちとそう変わらないものでしょう。 存在としてはね。そのはずです。 ...それとも、あなたは『何』なんだ?
[>>0:405質問の対象を変えた焼き直しのように、 哲学的なようで、あるいは単純な存在な、 そんな問いかけの果てに彼は、
(>>99『頼まれごとをした』相手をじろりと 一瞥することも忘れはしなかったが────)
ありきたりな『問い返し』をした。]*
(157) 2018/10/11(Thu) 03時半頃
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[ 書記官に必要とされるのは>>114 記録という行為、それ自体であった。 そのための圧縮された文字を用いても尚、 世界の書き換えには多くの洋墨を必要とする。 ]
───バベルに乱されるよりも先 シュメールやヴィンチャを遥かに据えた、 人間の扱う話言葉としては勿論だが 読まれる事すら想定されていないように思う
[ 解読不可能な文字記録の存在意義について、 問われたところで鏡の破片の山を返すだけだ。 物事の裏付けとなる根拠には 実在性や実用性ばかり必要とされるのか?と。 ]
(158) 2018/10/11(Thu) 04時頃
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/*
レイテンシーさんのロルがマジで図書館
(-50) 2018/10/11(Thu) 04時頃
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/*
久々すぎて議事でうまく整形できねえ〜〜
(-51) 2018/10/11(Thu) 04時頃
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[ 脱線話であれ、学識に富む話であれ>>122 彼女という書の話の舵取りを徒らには戻さず、 耳傾ける行為は、記録することを別としても 厭うことも、疎ましくも思わなかった。>>116
自らの価値観、かたちを作り上げ 少しずつ積み重ねる行為のようだった。 それこそ読んだ書に “ 影響 ”を受けるように。
────乖離が少ないうちは、 例え、似た匂いを察知されても>>92 同一言語で触れ合う事が可能だった。 ]
(159) 2018/10/11(Thu) 04時頃
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私は、君達を 金枝篇と伝奇集を霊子の書庫より選んだ
─── 私にも響く琴線があるなら おそらく、君達という生命に興味があった
[ 話の内容傾向から。あるいは表紙や題名から。 順序や解釈が不揃いであっても 生命として成立するのが書物の特徴だろう。 故に、世界と肩を並べる解釈が存在する。 ]
… そして、 世界が参照を許さない書とは 一体どのような存在なのだろうか、…と
(160) 2018/10/11(Thu) 04時頃
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[ “ 門 ”を通じて呼び醒ました 二つのデッドコードを意識の端に添えながら、 彼女の話に時折口を挟んで歩くこと、少々。 別段、花を咲かせていたわけでもないが 並び立ったフロックコートへ向き合う頃には 秋風が運ぶ声の方がよく届いた。>>98>>121
(161) 2018/10/11(Thu) 04時頃
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君が迫る夜を寝食を犠牲に語り明かす相手は 彼らではない─── 残念ながら
[ 問いには徐に首を横に振り 片腕に抱えていた黒い書の表紙を捲る。 告げる前に答えに至った彼女に黒水晶を流し、 僅かに眇めるかたちで肯、と示した。>>123 ]
… 言刃や言弾を交わすことは出来る
[ 編んでいた世界を、結わえた髪を紐解く。 既に択一の檻の中という認識なら>>119>>126 わざわざそれを修正したりは、しなかった。 ]
(162) 2018/10/11(Thu) 04時頃
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[ それまで腰までに留まっていた長さは ゆるやかな波を描きながら地面を黒く撫でて 文字通り髪が影に潜るほどに伸びていた。 身体的特徴などから黒い頁を捲りながら、 時の経過は影を彼らへと這い寄らせていく。 ]
…逃げるだろうか 狩る側と、狩られる側の立ち位置を 自ら確定させる真似を、するだろうか
( “ 書記官 ”は何が出来るわけでもない。 今は記録が正確に行えるよう、 這わせた影が彼らに重なることあれば ────霊子の糸で縫い止めるだけ )**
(163) 2018/10/11(Thu) 04時頃
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/*
言いたいことを言い忘れたショック
(-52) 2018/10/11(Thu) 04時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 04時半頃
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まことの一葉ですら、 彼の一部分を棄てる事はしないのに まるで簡単に切り捨てられてしまう事には 吾々はむしろ剪定された枝であるとさえ思う。
切り捨てられた枝がなくとも 他のいのちは育ってゆく。 関係がないようなかんばせで 落ちてゆく足元を振り向きもせず。
(164) 2018/10/11(Thu) 05時半頃
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鬣に降り掛かるものを態とらしく 振り払うことをしなかったのは>>28 心地が良かったからでは決してない。
犬らしく頬寄せることも 尾を振ることもないままに ひっそりと立てた耳に唇郭歪ませた。
(165) 2018/10/11(Thu) 06時頃
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[複数の一人称を並べる、凍れる声を聞く。「オズの魔法使い」たる彼と、形としては似て非なる語りを]
……私は、洋墨を身に流し成ったものであり。 洋墨を身に流し成るを、 標とするものである。
私が、何か。 答えるならば、私は。 書物の内の書物である事を、 まずもっての答えとしよう。
[淡々とした受け答えは、一つ、順を違える。 さかしまにする。それは、意図的めき]
――悪霊、
(166) 2018/10/11(Thu) 06時半頃
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人々は悪霊を恐れた。 悪霊により齎される災いを、病を、 死を恐れた。
そして、それから逃れるため、 あらゆる方策を講じてきた――
[声は、ゆっくりと語る、 手の内は空にしたままに**]
(167) 2018/10/11(Thu) 08時頃
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[ 面白いかどうか、と、いうのも 枝葉広げた解釈のうちで、あるのでしょう。 だから、ぼそっとこぼされたのには>>135 肩を竦めた、ノーコメント。 カフェスペース事情を伺えていたならば
熱量で動いているウツギさんという生き物は 甘い いず じゃーすてぃーす! を掲げて 食いついたりも、したのでしょうけどねぇ。 ]
(168) 2018/10/11(Thu) 09時頃
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[ 改めて、と、いうのは こちらからも。>>136 ほーこくじこーにお話し移したら すごい、って、言ってくれたのに>>137 ウツギさんは、眦を もぉっと さげたのです。 ]
えへへ すごいでしょーぉ? ウツギさんは ゆーしゅーな 技師さん、なのでぇ。
まー 情報量で言えば、ですねぇ その、おっきな装置には 敵わないのでしょうけども。
[ 交換し終えた連絡先を うっかり 消さないように 保護をかけて。 外した親指を おててに押し込んだ 五本指の左手を、ひらっとさせましょう。 ]
(169) 2018/10/11(Thu) 09時頃
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キェルケゴール…これはまた、 むずかしそーなお方、よばれましたねぇ。
ああ、さっき 伝えた、霊さん こどもらしさ を、おしだしたよーな そんな、おかただったので、ねぇ。
ジェフティさん、すきになれないかも、とも 仰られては、いましたが。
シオリ姉さんのすまいるといっしょに>>136 あなたの こころ みせてあげたら だいじょーぶなんじゃ、ないですかねぇ。
(170) 2018/10/11(Thu) 09時頃
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[ 先の、端末への報告事項にそっと添えて。 どう出るか、と、いうのにはですねぇ。>>139 ]
まずは じょーほーしゅーしゅー ですかねぇ。
信用に値する霊を探す 敵方の霊や、その攻撃手段について探る。
前者については 先の 星の王子様… ウツギさんは、シルクさんって 呼んでます。
それと、ジェフティさんの呼び出された セーレン兄さんは、だいじょうぶでしょー。
(171) 2018/10/11(Thu) 09時頃
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討伐隊とはいえ やっぱり ひと ですのでねぇ。
味方だと しんじたところで うしろから ぐさっ なんて、されたら。 …ウツギさんは、へーきだとしても シオリ姉さんは たいへん でしょう。
じゃあ、知りましょう。 先の、シオリ姉さんの知りたがってたことも>>86 ぜぇんぶ、あわせて。 そのために、探りましょう。 あなたの仰る あのひと と、お話するためにも。
(172) 2018/10/11(Thu) 09時頃
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[ これくらい、ですかねぇ? ウツギさんが、思いつくのは。 誰だって考えつくよーな 至極単純で、大事なこと。
左手の軍手、嵌めなおして。 とめたまんまの二輪、撫でてあげたら そろそろいきますねぇ って、いわなくったって わかってくれるって、思ってますよぅ。 ]
速い足が必要な時と 霊の治療が必要な時 あと、疲れちゃったときはですね えんりょなく、呼んでくださいねぇ。
また、ほーこくじこー あったら 端末に そーしん いたしますのでぇ。 **
(173) 2018/10/11(Thu) 09時頃
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/* 想定の倍以上ぺらっぺら喋るぞこいつ こいつ 台詞だけに喉を消費しすぎである ありがとうむげん
正直ウツギさんが何をしゃべってるのかたまに自分でもわかんない ふわふわしすぎて 難しいことなにも言ってないのにふわっふわしすぎて
(-53) 2018/10/11(Thu) 09時頃
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/* シオリ姉さんの細かな描写が好きですってお話をここに置きつつ レイテンシーさんに勝てる気がしないっていつも言ってる 髪の毛ちょっきんしたらどうなりますか?
(大型ペンチじゃきんじゃきん)(しないけど)
(-54) 2018/10/11(Thu) 09時頃
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/* ウツギさん可愛いな…こらっされます
(-55) 2018/10/11(Thu) 12時頃
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まるで人形のような無機質さだ。 鬣に触れた黒糸を払って 吾は目を隠す布越しの彼女を見つめていた。
くろぐろと目孔に嵌め込まれたKは 底なしの沼のようにさえ思えた。
「 ─────── 承知 」
唸る。
(-56) 2018/10/11(Thu) 13時半頃
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「 貴女がそう・仰言るなら 吾の世界も睡るより容易く 色を変えてみせるのだろう。
縺れた髪糸で首を絞めるより・容易く
指で契るより強かな 言の葉の約束は交わせるか? 」
(-57) 2018/10/11(Thu) 13時半頃
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じりり・と焼け付くような熱が 今もなお喉頸に居座っていた。
硝子玉をいつまでも眺め続ける趣味はない。 いずれ怨嗟を呼びそうな研究室の奥までを 夜の賢者よろしく見透かすつもりもない。
ごき・りと鳴らした首元の 鬣が動きに揺らいだなら。 誰が何処ぞへ行こうとも 睨めつけるようにもして>>29 長ったるいK糸が流るるのを眺めていた。
(174) 2018/10/11(Thu) 14時半頃
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・・・・・・ 「 私は噓が厭いだ───────
他人が私を嘲る噓も 私を噓付きと呼ばせることも 」
(-58) 2018/10/11(Thu) 14時半頃
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一葉なり得ずとも一葉足りて。 枝の先に一枚を描き足したなら それがまことと言わしめるように。
それが従来、生涯の、 言葉の使い道であった気もする。
そうして傲慢にもそれを 暴かれることを厭ったような気もする。
いずれにせよ──────── 縺れた髪糸を千切らせるのは、不条理だ。
(175) 2018/10/11(Thu) 14時半頃
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ところで確かに呼び名こそ何でも良いと思ったが 「 犬 」は如何なものであろうか? それと等しく「 イッヌ 」も如何だろうか?
四肢動かせばぺたり・と床に音が這う。 細長い口許から吐息漏らせば牙覗く。 単なる「 イッヌ 」と違うところは 四方に伸びた角である・のだが────
………「 犬 」はべしべしと八つ裂きの尾で 床を叩いて抗議した>>29が、それでも変わらぬ 「 イッヌ 」を耳にすれば、 その骨のような腕に齧り付こうかも考えた。
(176) 2018/10/11(Thu) 14時半頃
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( どの道「dog」じゃあないか )
人間じみた所作でぺっ、と舌を出しながら …それでも「ドゥーグ」はまだ好いほうだ。 モーサ・ドゥーグでもモディ・ドゥーでも 或いはヘルハウンドでも好い。
むしろそちらの方がそれらしい。 ・・・・・
(177) 2018/10/11(Thu) 14時半頃
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( 光を失くした点に於いては
ドゥーグも「 喪明 」も 貴女の瞳に嵌められた水晶も 同じではないか?───同じだろう?
咲きはせぬ。芽吹きもせぬ。 黯い中では、誰も彼もがいきはせぬ。 )
(-59) 2018/10/11(Thu) 14時半頃
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「 ヘカテーとでも呼ぼうか。 …貴女のことは 」
闇に融かしこめ、囁き落としたのは なんのことない、仕返しだ。 …だがもう1人犬を呼ぶ者があるのなら そちらは何と呼びつけてやろうか?>>46
(178) 2018/10/11(Thu) 15時頃
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ぐる・と潜めた唸りを再度聞かせたのは 我が身に触れられたからではなく 犬と呼ばれたからでもなく
白の装束を纏いながら、尚無垢に──── 曇りきらぬ水晶のように問われたからだ。
目隠し越しに睨めつけた、 彼の瞳水晶にも色はなく>>47 無い太陽に反射したような煌きだけがあった。
(*12) 2018/10/11(Thu) 15時頃
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「 選ぶ言葉を違えていると思えば 何度でも推敲するだろう。
・・・・ 吾は変えない。 推敲する。 何度でも。
選ばれるべきはなにで 除けられるべきはなにか 考える。 何度でも。 」 ・・・・
(*13) 2018/10/11(Thu) 15時頃
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矛盾していると指差す聲は聞こえない。 狂言であると罵倒する聲も聞こえない。 黯い中には何も生まれない。
彼の希求、光を映すだけの水晶の奥 手伸ばすこともしないで、ただ、 自らの夢心地を残したままに囁いた。
それ自体を間違えているとは思わない。 間違えているのは誰であるのか、 結末は既に曇りまなこに映っているから───
(*14) 2018/10/11(Thu) 15時頃
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「 貴公が吾と同じであるなら、 貴公も言葉選びはすると思うが ──────────違うのかい。 」
……この言葉を厭味と取るならその通りで この言葉を激励と取るならその通りだった。
(*15) 2018/10/11(Thu) 15時頃
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「 貴公の手が冷えているからと言って 吾の体は懐炉にはなるまいよ。 」
撥ね付けるようにぶるり・と体を震わせて 鬣を犬のする如くふるったなら。 キャンバスよりも真白な召しものを身に纏う 彼に向かって小さく吼えた>>47
(179) 2018/10/11(Thu) 15時頃
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・・・・・・・・ 「 ……汚されやすそうな服だな 」
目隠しの下、瞳を眇めて囁いたのは 何、ただの感想───────── さきほど問うてきた言葉への仕返し、 まるで今なおW受け身Wのような彼を 皮肉ッた言葉では無いのだ。
…ほんのわずかな感想に 本音は隠されていると雖もね。
(-60) 2018/10/11(Thu) 15時頃
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「 吾が犬なら貴公はW人Wだ、人。 ピーポルと呼んでやろうか。
犬とイッヌ以外で、 吾を敬うように呼べい。 」
ふん、と鼻を鳴らし尾で床を叩いたのちに その場を去ろうとしたのは、それから、 幾分も経たぬうちだっただろうか?
あいにく、大きな瞳を輝かせ>>46 あざといまでに腹見せる犬と違って 身も心も可愛げのない有り様であるので。*
(180) 2018/10/11(Thu) 15時半頃
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/* ピーポルwwwwwwwwwwww
(-61) 2018/10/11(Thu) 15時半頃
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/* ピーポルってpeopleのことか!
ピーポルで検索かけたら検尿キットしか出てこなくて とても申し訳ない気持ちになった…… ごめんイッヌ
(-62) 2018/10/11(Thu) 17時頃
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/*お犬様はどう?とか言いたいけどそんなPCじゃない
(-63) 2018/10/11(Thu) 17時半頃
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[黒髪の彼が抱える書、その色彩もまた、黒>>162。 抱いた違和の源を探るように、 紫菫を惑わせたのも束の間の事。 解かれたその髪が、流れ、流れて影にまで その波の端を伸ばしている事に気付いたならば>>163]
明解なのは、嫌いじゃあ、ないよ。
[彼らの踏む、石畳。 こちらの踏む夕染めの野草。 その境界を越えんと這い寄る影に、 愉快そうな笑みひとつ]
(181) 2018/10/11(Thu) 18時頃
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しかし、そうか。 そうか、それなら、きみがそうなのかな。
王の名を記すべき、永遠に朽ちざる聖なる葉に、 いったい誰の名を書き記そうと思ったのか ……。
[大仰に右袖を翻し、節くれた長い指先を胸元へ。 すい、とコートの上に十字を切り結び、 薄い胸のその肋をこつん、と拳で叩いたならば、
核たる『書』を中心に霊子が活性する。 青く、白く、淡く発せられた光を握り込めば、 燃え立つ氷の如く清冽な彩がカタチを成した。
──── 空と海を分かつ最果ての色、 境界に揺蕩うホライゾンブルー]
(182) 2018/10/11(Thu) 18時頃
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[『書』の真上に押し当てた、拳。 己が胸よりその構成霊子を引き出すように、 指先に力を絡め、一息に腕を払えば]
ねェ、『博士』殿 ────?
[顕現せりは、青白き焔燻らす氷十字の細身剣。 はらり、揺らいだかげろうが晴れたなら、 此方の足許へと這う影に向けて軽く一閃を放った。
直接に『断つ』というよりは。 切っ先より、冷え冷えとした斬撃を打ち出すような、 言刃とも言弾ともつかぬ牽制]
(183) 2018/10/11(Thu) 18時頃
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そう容易く狩られたんじゃ、 霊としての『実存』を考する暇もない。
[写真嫌いの男について、 残されたのは幾つかの肖像画のみ。 北欧人らしき容姿、19世紀の流行服、 閉ざしきれぬ感性を瞳に宿しながらも、 眼差しには憂鬱の影がつき纏う。
──── ロマン主義花咲くヨーロッパともなれば、 該当する候補は少なくもないかもしれないが。
哲学は言葉を媒体に展開されるものなれば。 発したその欠片からでも、その名を手繰る事は さして難しい事でもないだろう**]
(184) 2018/10/11(Thu) 18時頃
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──── 源氏の御ゆふかげ、ゆゆしう思されて
そのように思われることのある夕暮れが 影ない向こう側まで伸び続けている。
四肢を踏み出して行けば、 細道の奥、大通りから人の声も聞こえた。
………行く先も分からぬまま さらに言うなら漠然とした、 エゴイズム的目的しか判らぬまま。
何であればヘカテー、書記官の彼女のほうへ 己も付いて行けばよかったのかとも思うた。
───── 足音が張り付く。
(185) 2018/10/11(Thu) 18時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 18時頃
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/*ヘカテー
(-64) 2018/10/11(Thu) 18時頃
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すん・と鼻を鳴らしたところで
地面に枝伸ばす黒の糸のことも 助けを乞う語り口のことも、 空に放たれた鋭い鉛のことも 寒々とした色合いのかおりも
何も掴めないまま─────しかし 人肉ばかりではない香りが鼻腔を突いた。 >>173>>139
(186) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
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「 畜生のふりでもすれば 慈愛は降り注ぐものだろうか?
吾は生涯、そんなものを 人の身で受けたことはないのだがね。
もしも一欠片の優しさというものが まことこの世に存在するならば、だ 」
(187) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
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犬扱いを撥ね付けたあとに 犬扱いを寛容するなんてことは WピーポルWに失礼だろうか?
畜生のふりをすることに 自尊心の反撥は受けないが──── ……ほんものの哲学者でも無いのなら、 難しいことに頭を悩ますことは苦手だ。 いま一度すん・と鼻を鳴らしたなら 己の足は人影の映るほうへと寄っていた。
(188) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
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──── 己が蘇ったような そんなおかしい世界なら 犬にも死霊にもなりきれぬ、 中途半端な存在が居てもおかしくない筈だ。
(189) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
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「 わん っ 」
物影、茜の影を踏みながら 人影に向かって吼えた一声は 矢張り丸々と愛らしい犬らしくはなかった。**
(190) 2018/10/11(Thu) 18時半頃
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君は随分と論理的だなぁ! 猿の手の願いが増えると同時に 災いすら増えるというのなら
災いを起こさせなければいいんだよ! 最後に不幸になると約束されたエンディングなら
俺はその不幸の終わりから逃げるまでさ!
(191) 2018/10/11(Thu) 19時頃
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増えるのが問題はない? 君は考え付かないのかい?
俺がお願いを全て言わずに、君の願いすら 応えず先延ばしにするってこともさ!
[なんて、卑怯かな? でもこれはある種の攻略法じゃないか>>132]
最後が不幸になるのなら 最期を迎えなければいいのさ。
だから、俺が後4回を使わないのなら 君は対価を受け取る事は出来ないんだよ?
[だって、そういう約束だったよね?]
(192) 2018/10/11(Thu) 19時頃
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……悲しいなぁって俺は思うよ。 アドニスとか誰?って話なんだけどさ。
[そんな人オズの国にはいなかった いや、今は国の人で考える場合ではないのだが]
楽しくても笑えないのは 悲しくても泣けないのは
一つの物語に思いを馳せる旅人としては ひどく苦しくて、切なくて。 哀しいことだ。
[そして同時に、退屈なものだ]
(193) 2018/10/11(Thu) 19時頃
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[ ふわっ と、
おひさまのいろが、ゆれました。 ]
(194) 2018/10/11(Thu) 19時頃
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[火事でも起こったような悲鳴? 気分的にはそうだったよ!火炙りにされる気分だったさ!>>142 きゃー!この人痴漢!って叫ばれるよりはましだろう?]
いいじゃん、旅は道連れ世は情けって言うだろう? そんな冷たいドロシーじゃ かかしもブリキもライオンも助けてくれないよ!
[そんな孤独な旅なんて 俺はしたくもないし、誰にもさせたくないんだよ! ……だからって、セーフティすらない拳銃 何も言わずに引くのはちょっと優しさが足りないんじゃないかな!]
これが決闘に見える君の目は すごく物騒なんだろうね!俺物騒なの嫌いだよ!
[一歩だけ歩み寄ってくれたけれど>>145 決闘なんて、騎士のすることだろう? 俺は騎士でもキッシュでもないからしないさ!]
(195) 2018/10/11(Thu) 19時頃
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[ 二輪をなでる、右の手が>>173 ぴったり、とまったのを 姉さんは、みたでしょうか。
うしろからなら、きっと 白衣が隠してしまう、右手。
そっと、持ち上げて しぃ、って するみたいに 人差し指だけを、ロリポップの棒の横に。 ]
(196) 2018/10/11(Thu) 19時頃
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[発砲音が、聞こえた
でも、炎は飛び散らない。 ただの弾丸じゃないのは目に見えてるさ>>146
樹の幹が放たれていた]
(197) 2018/10/11(Thu) 19時頃
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[ そう、したのは。 ぺったり なにかを 踏むような。 そんな音と、同じころ。>>188
子供はちょっぴり、こわがっちゃいそうな わんこの声に 振り返ったら>>190 ハッピィスマイルは ロリポップを噛んで わぁっ! って、 きらきら、するんです。 ]
(198) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
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何かだなんて、誰かだなんて それは重要な事なのかい?
ああ、君たちがそれを重要だと思うならそうなのだろう。 でも、俺はどうしても重要だと思えないのは
俺は所詮、ファンタジー脳って呼ばれる奴なのかな?
だって、俺は一つの物語で。 俺は、“わたし”で“おいら”で“ぼく”で“わし”でないけれど 同時に“わたし”で“おいら”で“ぼく”で“わし”であることに
変わりはないじゃないか?
(199) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
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なんでしょう、あの子。 いぬ? でも、つの、ありますねぇ。 びっくり、ですねぇ。 “ あんな子が、いるなんて! ”
[ こんにちはぁ と ノンキに ゆったり 進む足音を どう思われるかは、わかりませんけども。
嘘じゃあない、好奇心を ホントの びっくり! に、乗せてあげて ツナギに白衣の男の子は かっこいい わんこと竜のハーフみたいな そんな いきもの に、近づくんです。 ]
(200) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
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[ ──おひさまの色が、ゆれました。 茜色よりも、ずぅっと 赤くって 眩しいくらいに、キラキラした色。
これまでにも見た、キラキラと>>0:112 おんなじようで、 ちょっぴり違う。
見ているだけで ヤケド しちゃいそう 網膜ごと、うばわれてしまいそうな。 ]
(201) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
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[あ、こっち見られた>>157 いいじゃないか、いいじゃないか!そんな目で見なくても! そもそも近づいたのだって君じゃないか!]
書のうちの書 難しいことは更にわからないね
君はオズがくれる賢い頭脳より もっと賢いのだろうけど
[うーんと、首をひねりながら また笑って見せようか だからと言って、洋墨を欲しがることが いいことなのか、いけないことなのかは かかしのような俺でもわかるよ]
(202) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
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[ そんな、焦げ付いた炎の色。 ]
(203) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
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さわっても、いいのかなぁ? いやいやされたら だめ ですけど。
[ 言いながら 歩み寄れば、逃げられるでしょうか? むき出しの手を伸ばせば、吠えられるでしょうか?
球体関節の左手と 生身の右手とで、もっふりと。
……そう、したいって、いうのは。 嫌がられなきゃって それが、前提なんです。 *]
(204) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
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ねえねえ。 君はさ、独りででも俺“たち”と戦う?
[白銀の、彼には勝手に数に含めるなと 怒られちゃいそうだけど]
もしも、戦うのなら俺君の事殴らなくちゃいけないや。 俺、殴るの嫌いだよ。苦手だよ。
でもね、さすがに手伝ってと呼んできてくれた彼を 見捨てて逃げるほど悪い魔女にも成れないんだ
[だから、これは提案で。これはお願いだ。 君が一回だけでもいい、見逃してくれるのなら 俺はすごくすごく、嬉しいんだけどなぁ]*
(205) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
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/* 闇に焚かれた我らの想い、決して理解できるまい。
Wikiのここからデッドコードさんは炎みたいなきらきらって決めてました
(-65) 2018/10/11(Thu) 19時半頃
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(>>195 ロシアでは、火事は特別だった。 だから...≪火事場≫になら 立ち寄る気にはなっても、 もしも───そんな現場なら、 邪魔することはなかったに違いない。)
[そう、この青年がシニズムに ”笑ってやること”も語られない与太の中では 無かったのだった。
ところで『わたしたち』の<事件>の中には、 数多くの書物や劇、作家の名前もが出てくるのだが 残念ながら、この<事件>の当時には かの『ドロシー』なる少女の冒険譚は 世に出回ってはいなかった。]
(206) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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それでは、生ぬるいのがご所望でしたか? ...もっとも、今。助けられるのはあなたでしょうから。 ぼくが冷たかろうが、熱かろうが、 あまり関係はなさそうだが...
(『ぼくはニコライであって、 ドロシーではありませんからね』)
[<優しさのたりない男>は、 >>195>>197それ以上の言葉をふっと笑ってやって、 銃声に変えてしまったのだった。]
(207) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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「 世には人間観察の天分の権化……いや、 そう描かれた小説の主人公もいるが。
彼が己以外の全てを観なくなったら、 暇に任せて何をやらかすやら…… 」
めぼしい事件のない時の頭脳労働者が>>125 どれほど無気力で、不健康で、別人のようか。
彼は度々舞い降りる思考の『余裕』─── 『退屈』と言換えていい───を興奮で埋める。 その材料こそが、持ち込まれる“ 謎 ”であった。
何しろ、かの探偵はコカイン中毒者である。 友人兼同居人である前に医者である私は、 散々口を酸っぱくして、悪癖を止めたものだ。
(208) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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ジェフティの召喚術の詳細は預かり知らず、 ゆえに、現時点で結論を出す事はしない>>126。
代わりに『デッドコード』なる名を聞き>>127、 本霊にアクセス、ざっと語句の意味を攫いとる。 当然、プログラム用語など知らないからである。
「 そうか……そうした存在は 『デッドコード』と呼ばれているのか 」
実行されなかった設計図 =c…つまり、 なんらかの理由で、日の目を見なかった書。
意味合いとしてはそんなところだろうかと得心。 エニシもデッドコードなのだろう、と同定した。
(209) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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そうこうする間に、人影は増える>>123。 不可解な気配がひとつ、同類の気配がひとつ。
「 成程。ジェフティの霊でないなら 私のような無所属の野良霊か、 あるいは、洋墨を狙う犯人の一味か 」
現界の折、召喚者らしき者はいなかった。 しかし私の身体にも勿論、洋墨は巡っている。 それが狙われているのならば仮説はひとつ。 私のような者は、彼らの獲物で、人柱の類だ。
(210) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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・・ [ それが許されるかは横に置くとして 世界に対して求めたものが 単なる復讐≠フ範疇にあるならば 私という髪糸ひとつ、無数の写本の一つが 嘗てどこかの世界線で起きたように…>>26
破り裂いて終わらせればよかった。 無論、そういった結末を迎えたいわけではない 読まれることを想定された書でない事は確かだが 破られ焚かれるカタチの死もまた、意図の外。 ]
(211) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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「 キェルケゴール……成る程。 セーレン・キェルケゴールか。 著書の噂も、耳にした記憶がある。
私は貴方より後、19世紀末が初出の イギリスの推理小説、その“ 語り手 ”だ。 といっても話の大半は一人称で、 語り手は主人公の探偵の友人でもある 」
デンマークの哲学者。 啓蒙の時代を越えてなお、己が信仰を貫いた者。 その勁き意志はドーバーを越え、風の噂となった。
よろしく、と私も口許のみで返す事にしよう。
(-66) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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[ 葼同然の世界を幹へ書き換える行為。 参照されざる扱いの葉ごと、落とさないまま。
居場所を求めるなら>>*0 そのように綴ってしまえばいい。 其処に至るまでに夥しい量の洋墨を 必要とする────障害と云えば其れだけだ。
一葉に成り立つ万象を余さず裏付けていけば、 参照されざる書物が並ぶ書架も存在しよう。 ]
(*16) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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「 ジョン・H・ワトスン。 それがおよそ8割ほどの割合で、 私の固有名詞と言える人物の名前だ。
……貴方の事は、なんと呼べば? いくらか仮名を持っていたはずだが 」
とはいえ、名を呼ぶのも得策とは思えず、 そっと問いを返すに至った事だろう。
(-67) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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( … さて、 )
(212) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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「 ジャック・ザ・リッパーもかくやの 素敵な誘いをどうもありがとう。 壮大な犯罪計画でも立てたのか? 」
彼───厳密には性別不詳だが───の所業は、 これ以上ないほど単純明快であった>>163。
元より長かった黒糸は、地を這い影色を伸ばす。 しかし此方へ辿り着くよりいくらか早く、 野に咲く花を踏みしめ、動いたのは哲学者だ。
(213) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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空と海の境界>>182、 その果てを見るかのような、淡い青>>183。
冬の朝を思わせる清冽とした色彩が揺蕩えば、 現れるのは氷と、焔のごとき十字の剣であった。
彼が黒衣に斬りかかるのを視界に収めながらも、 私はもう片方の書の霊へと目線を動かし。
(214) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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[ 破られるわけにはいかない葉だ。 折られるわけにはいかない枝だ。
類するものの模倣にて共感は顕現する。 染するものの接触にて作用は成立する。
書に影響されるのが『 人 』の特徴なら、 霊子領域の無限の記憶書架から態々抜き出した 二つの理由にも、不自然は無かった筈だ。
( 『 人 』として … 設けられた霊科学研究員ではなく ひとりの読者として選び取った … 筈、なのだ )
────そういったものこそ、魔術の分野か。 ]
(*17) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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「 さて、そちらの御仁。 貴女はその黒衣の同志かな? それなら私達も、抵抗させてもらう 」
そうして、私の掌に蟠るのは霧。
ベイカー街221bを擁するロンドンを思わせる 油滴混じりの霧が、徐々に形作るのは、 幾度となく冒険の窮地を救ってきた軍用拳銃。 自動拳銃が幅をきかせる前の、回転式である。
急な動きへの対応を怠るまいと、 私は愛銃のグリップに力を込めた。**
(215) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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[ 秋風に落ちゆく葉を枝に留め置くことは、 自然のかたちに反しているだろう。
然し、これまで二十数年生きてきた ( ───ようで、その実は短い )世界が
幹から大きく離れたかたちで揺れるなら …… 書き換えてでも留め置こうとする事を 一体どうして、止められるというのか。
幻想第四次の、更に彼方から捉えてみれば デッドコードが剪定されるべき枝とは >>164 矢張り、爪弾いた指には思えなかったのだ。 ]
(216) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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[ 唇郭ばかりを歪ませて>>165 唸りだされた言葉を聞いていた。 黒髪が鬣と戯れる感触を味わうこともなく、 黒水晶は瞳を隠す布を見通すこともなく、 白皙の指を絡ませることも出来ない相手と 重ねあえるのは言の葉ばかり。
────只綴られるだけの一葉の上では、 言の葉は何よりも力を持つように思えた。 ]
(-68) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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「 ああ …約束しよう 嘘から真が生じることもあれば 逆説の枝葉を広げることも出来るが 私は、厭われたいわけではないから 」
( …紙面を挟まない 無機質な口約束であってもだ )
(-69) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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[ 頬寄せることも、尾を振ることもない、 けれど鬣に黒糸を縺れさせるような戯れを 振り千切ることもしなかった四ツ足に 口頭でとり交わす契りの証として、 鼻先を軽く、唇で触れようとした。 犬扱いを不服に思うなら撥ね付けられるか。
何れにせよ、約束を破る事があるならば、 世界が一葉ごと破られてしまった時だろう。と 嘘≠ノするつもりはないのだと…囁いた。 ]
(-70) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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[ 呼ばれ、記される名を何でもいいと 先に言葉にしたのは誰と記録されているか。 黒水晶は暫く不満示す姿を眺めていたが…
八つに裂かれた尾が床面を強く叩いた上、 腕など軽く齧り捥がれそうな牙が覗けば>>176 「 犬 」「 イッヌ 」に取消線を引き 「 ドゥーグ 」という名を採ることにした。 ]
( だが意趣返し≠ノは>>178 眉を僅かに下げた苦笑いを作り )
「 … なかなか皮肉を効かせてくる 」
(217) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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( ──────その瞬間、旅の道連れよりも、 ≪看護婦≫を望んだことはあったな、と (...同時に、) 緊迫感もなく思い出しもした。)
(218) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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( 月の光すら宿らない黒水晶には、 確かに、光を失くした孔が空いている 失ったものを書き記そうとする行為は 滑稽だろうか───逸脱だろうか
冥さに潜む、何も結ばない記録でも 言の葉綴る事を止められはしない )
(-71) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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[ そう、曖昧とした声で呟きながら、 それぞれあまりに違う毛色が三つ。
撥ね付けられた雪白を見ながら 織り成し遍く三相三叉を記録する書記官は、 髪を編みながら静かに耳を傾け>>180
「 …… 」
その、参照されざる者同士のうち 誰に向けたわけでもない独言を零して、 尾で床を叩き去る姿を見送ったのだった。 ]*
(219) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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「 花実の生らない世界なら、 あるのは根も葉もない事象ばかり
────── それは、 」
(*18) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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[ ──────口を噤んだ ]*
(*19) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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/* 村始まる前は皆毎日芥川賞なんだろうなとか思ってたけどほんとあほなこと考えてたよなぁって ノーベル文学賞って灰に書くの何回目だろう
ほるむがほわ〜〜〜〜〜〜ってしてる
(-72) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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[其処に頂くものあれば、影ができる 石造りの家々あらば、――石畳にもそれが陰りて 其処に何かが潜もうと>>68 やつがれは感知すること、能わずであった
理由は、きつと ―――誘蛾灯にも似た雪が
1人の獲物を感知したからであつたこと>>133
己は存在を許されざる者 されどもう1つや呼び出した者と違い ”本”という形になる前に、 この世から抹消された者であるから
そこまで感知の度合いは、高くないのだ
故。それが雪明りの中で気配を薄らがせてゆくだけならば>>81 やつがれはそれを知ることはなく]
(220) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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[ファンタジーの外では、(同じ物語の中でも!) 決闘は騎士のような高潔なものばかりでもない。
(勿論、キッシュやザピカンカのように 美味しく頂けるものでもないが────)
ドイツでは学生同士のメンズーアなんかが 流行っていたり、 ロシアでも名誉や復讐の為に 軍人が命を賭すこともあったのだ。]
そうかもしれませんね。 物騒な連中と付き合うこともありましたから。
[>>97木の幹を穿った弾丸をとくに見やることもなく、 まるで他人事のように語った、そんな余話の先だった。]
(221) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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(されど、”雪”はその気配を僅かではあるが 無意識に、記録する
白紙に薄墨を
ぽた、 と
落とす、やうに* )
(222) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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それではあなたは、『書物』であるわけだ。
[書物の内の書物、 彼とも似ては非なる純粋なる『書』の霊に (>>202彼とは対象的にも、) スタヴローギンは好奇心を開きかけて、 ...やめるように瞼を閉ざした。
時計をひっくり返したかのように、 順番を違える、その行為に何も気づかないほど 愚鈍でもないのがこの男でもあった。]
≪洋墨≫は───ぼくらの血は。 ...どんな道標にでもなるのでしょうかね。
(223) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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[そのまますっかりスタヴローギンも、 その手の中のものを白い霧のように霧散させて 空っぽにしてしまってから 一歩から先を超えて、>>205彼に歩み寄ろうとした。
(>>202知ったことでもないように!)
>>166>>167 そうして一点、含蓄のある呼ばいにゆっくりと、 (どこか、間を感じられるくらい) 微笑んだ。]
(224) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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[やつがれは、石畳の上を歩きます
やつがれは、降りゆく雪の中を歩きます
やつがれは、つもりゆく雪原の中を、歩きます
されどそれは積もりゆきながらも、さらさらと 手に取れば零れ落ちてゆくささめゆき>>131
それはまるで世界の中で、袖祓われるだけの 自身の様をあらわすかの、やうでありました
さくり
さくり、
さく り と]
(225) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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[歩みを進めたやつがれの 眼前にあつたのは、雪みたいに白い色の 髪をした1人の少年(えもの)でありました>>131
しゃがみ、掬い上げ息を吐いて楽しむその光景 灰色の空と、真白の雪の中 まるで無垢なこどものやうに、己には見えたものでした]
……誰。か?
[ああ、やつがれのことをさしているのかと、知るのは その少年の双眸が、此方を向いたからでありました
自身は、彼のやうに吐く息を あたたかくすることは、できません 唯、凍えて、凍らせて――
眠るような氷室の闇を与えるだけなのですから]
(226) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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やつがれのことを いっているの?
[さて、やつがれは考えます この目の前のものは、獲物であります
やつがれや、レイや、同じく呼び出されたあの子 (……犬と言ったら、不機嫌そうだったですが)
その存在を世界に刻み付けるための 一助となるべき、洋墨の元であります でも、こちらに問いかけるその姿は
ジョンと同じやうに、こちらを ”み”るのとおなじでしたから]
(227) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
|
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やつがれは、 縁(えにし)
雪降る色の君。 は
[何というのか。という言葉を省略したから 名前を問うたか察することが 少年ができなかったとしても やつがれはきっと無表情にながめているでしょう
ですが、きっと名を名乗り返したなら 白絹の名であろうかと、得心するのでありましょう
同じくらいか 或いはかの者は 自分より小さな、背格好
ですが、元となるべき”書”においては かの者のほうがずっと、ずつと
多く人の目に触れられた、経験を多く経たもので ありましょうか]
(228) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
|
|
これは、雪 ――深々と、すべてを包む。
[綺麗なものも、汚いものも 全て白の下へと隠してしまう
びり、と
破られた やつがれは
はらはら
散りゆく雪のやうに ]
(229) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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|
触れて暫ししていれば
やがて溶け消えてしまう、けれど
[待つ、少年に対して やつがれは今 自分は切っ先をむけないままでした
自分の願いを、かなえるためには ここに居場所を持つためならば
やつがれにとって、眼前の子は 確かに獲物で、ありましたけれど
立ち上がったそれに今は刃をむけることはなく ――そう、今は
少年同士として、”ことのは”を交わすのです]
(230) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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/* やはり深夜だと頭悪い発言になってしまう(反省)
(-73) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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何れ、その喉元に 切っ先を埋め、洋墨を得んとすることは
確実に起こそうと、考えてはいましたが
(*20) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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帰れる家が、あるのは よいことではないか
―――凍えることもなく 白の下に、永久に埋まることも、ない
氷の像となる、ことも
[嗚。 君の指摘するその子らに対して
抱いた感情は何というのか
やつがれにはわからぬ、ものでした*]
(231) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
|
|
(それは、ひとつの<登場人物>だった それは、ひとつの<概念>だった。
探偵小説で犯人が誰でもいいとは言えないように ”もっとも、そんな理路整然としたものはない、 ただそこに起きた破滅だけがあるカオスの出来事でも” 誰かというのは、大事なことだ。(...だから、おぞましい!)
ぼくが誰か、おれが『何』か───── あの<事件>では、”誰も責めてはならなかった”のだから。)
(232) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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そう、嫉妬というものだということすら
(そんざいをゆるされ、認められ ”おとうさん”にあいされる”こども”
羨ましい と いうことすら
無意識*)
(*21) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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ああ、─────それは、”僕自身”だった。
とある人物の言葉借りるのなら、 ...そして誰も、恐怖『を』殺せなかったんです。
(キリーロフだけは殺せたのだろうか────?)
(233) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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/* スキャン装置にあたるものは持ってなさそう →体内にある何かがそれを果たしている可能性 ・左手の親指外したとこからデータ吸い出してた ・シルクさん画像の角度
「見える、……か?」
あとナカノヒトはウツギさんめっさなでなでしたいんですがねぇ タイミング!!!! め!!!
(-74) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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...多くの人と同じように、 ”逃げる”のなら────それでいい。 溺れ死なないようにだけはすべきですね。
それとも、...”殺せるのか”?
[>>167挑戦とも、それよりももっと、 いっそ世界の裏側にあるような別種の笑みで 秀麗な顔を飾ったまま、
>>205”数に含められていたこと”に この青年はわざとらしく息を吐き出しもしたが、 間合いを埋める最後の一歩で、その後ろについた。]
(234) 2018/10/11(Thu) 20時半頃
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そのような、未解決迷宮入り事件を 望むのだろうか…十戒や二十則に 抵触したところで──今更、構いはしないが
[ 既に大きな禁忌は犯している。
記録に誰でも、何でも構わないもの 例えば正体不明の中国人などを書き加えるなら 彼に流れる洋墨を使うべきだろう。と>>213 声色はしっとりと、抑揚なく嘯き …続けた ]
──── 尤も、狩りは苦手だ
(235) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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[ 紫菫の双眸に視線を移し>>181 切られた十字。暮れゆく空に映える霊子の光が 黒水晶の視界を陽炎のように揺蕩った。 最果ての境界を彩る青が、細身の剣を形どれば
… ホライゾンブルーから書に視線を落とし 記録を参照しながら、同時に記録する。 ]
(236) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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名と共に寿命まで定めていると 王達の生はまるで…物語のようだった
[ イシェドの葉の名称匂わす声に>>182 響き渡らない、すぐに沈み消える言葉を紡ぐ。 伸びる影に向け凛と打ち出された斬撃の牽制は 石畳を抉り、ほんの僅か影の形を歪ませた。 ]
(237) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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─────逃げても、 誰も悪いとは責めないとは思いますよ。 ここへはひま人が立ち寄っただけだ。
(-75) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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──────── ..、
( ...あの悲鳴に騙されたわけでもなさそうだ )
[>>205そうして後ろから覗いた横顔の、 その耳元にもう半歩だけ叩きつけると、 囁き立てるように笑いもした。 やはり、再び特に、構えることもなかった。]*
(238) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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博士としての私は、既に死んでいる [ イシェドの葉の構築に携わった多くの者と共に。 嘗て纏っていた研究衣は噴き出す黒に染まり ジェフティ所属の証のバッジごと喪った。 ]
霊としての『実存』を考える時間は … 残念ながら多くを与えられない
(239) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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[ 19世紀の頁の全てに取消線を引いても、 目的の意味をなさないと、『索引』に留める。
外見や言動から当て嵌まる一人の哲学者の記録 セーレン・オービュエ・キェルケゴール つぅ、…とその名を指先で軽く撫であげたなら
今し方切断された石畳の影が蠢き、黒髪が靡き 該当者を補足しようと追尾貫通する無数の糸が 彼だけに向けて放射状に地上へと湧き伸びた。 ]
(240) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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[ 書記官は一歩も動いていない。 …否、動くことができない。
ただ蜘蛛糸の中心に佇むにも見えていたが ふらり ふらりとぶれる影を 長い髪に支えられているようでもあった。
じり、と思考の内が燻り始めているのを、 堪える為に、薄い唇を噛み締めたなら ─────鉄錆の味がしていた。 ]*
(241) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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『 Q.文学者は皆人間嫌いであるのか? A.少なくとも私は、そうであった。 』
(242) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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/* 顔がいいってRPやるの気恥ずかしさ やばいと思いながら スタヴローギンより俺の解釈は ピョートルのがよほど悪魔的なんだよなあ
(-76) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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かつての生涯、その傍に伴侶の姿在らず 付け加えるならば親しい友の姿も在らず。
踏み荒らされた家の床、 大小混ざり合った靴の痕に唾を吐く。
────── 陽の下に煩わしい、 子どもの聲は不快な非楽音
薄い壁越しから時おり聞こえる、 男女の聲は弦の外れたハーモナイズ。
(243) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 21時頃
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噓吐き・と・ 首に回された細い手首を 指に絡めて・押し返して
「 噓吐き 」
と・ 言ったのは…現実だったか? …否々、紙上の噺だったか。
『 君は気狂いではないと思っていたよ 』
(244) 2018/10/11(Thu) 21時頃
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─────── ────
まばゆいのは、目に優しくないと思う。
(245) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[やつがれは、犬でも いっぬでもなく 「どぅーぐ」と、レイから呼ばれる 犬めいた体躯の同胞を、眺めていた
レイがヘカテー、というそれの音は ふむとばかりに、眺めるのである 其れに皮肉、と返すレイに]
どうして?
[と、やつかれは尋ねたことであろう>>217]
(246) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[そんな犬、もといその銀色に 伸ばした手が撥ねつけられたなら
無表情ながら>>179 少しばかり瞳を揺らめかせた
雪白は、ただ、それだけ]
(247) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[それは、無垢でありつつも いたみだけは知っていた
自身を破られる傷み 生みの親の前でこと切れる悲しみ
――生んでやれず済まなかったと、嘆かせる悼み
そして。拒絶される 痛み
ただ、それが悲しいという感情であることは やつがれには、わからなかったのだ]
(*22) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[されど、潜められた音とともに 何度も推敲するのだと、吠えるそれに
やつがれは矢張り、不可思議であるが 興味あるといった態の瞳を見せつつ その”犬”――(は、お気に召さない模様だ) を、眺めたことであろう>>*13]
( 変化。 選別。
取捨、選択。
世界から こぼれおちた
ひとひら、 雪のやうに)
(*23) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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(ぽたり)
(*24) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[夢心地を囁く”ことのは”に 耳傾けたやつかれは]
考えて、かんがえて ねぇ、きみは
それにこたえは、えられたの?
[得られぬからこそ、今があるのであろうか 今度は手は伸ばせない
自分の手が、かの者を 不快にさせるにしか
ならぬのであれば>>179]
(*25) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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ことば、えらび
やつかれには、わからない
[それは未だ、無であつた 否、それは己の身の内の憎悪も嫉妬も郷愁も 哀愁も、愛憎も、思慕も、怒りも、悲しみも 喜びも、何もかもを理解していなかった
否、それを表す言葉を持たず それを知る機会もなく
生まれ出でたままの、すがたであつたから]
(*26) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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そう思ったのは、良い耳に届いた なにかが砕ける音と、一枚越しの視界の中に 星の破片が散らばったような笑顔が 春でもないのに咲いたからだった>>198
近くにもう1人の姿はあっただろうか。 恐らく彼───のささめく言葉は>>200 きっとおのれの姿がコレでなくとも よぅく耳に入っていただろう。
仰々しく聞こえる驚嘆…或いは好奇心は、 おのれの思うW理想Wに照らし合わせたなら それを砕く言の葉にも聞こえた。>>189
(248) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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ことば、えらび えらぶことを (すてられた)
やつかれは、 しても いいの?
[それは激励なのだろうか 其れとも嫌味なのであろうか――どちらにせよ 小さく吠えるかの者に
問いかける声は此方も小さく]
(*27) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[汚しやすい、でなく 汚されやすいと、紡ぐその囁きは
言の葉を零した際の残滓に混じる 本音を受けつつもそれ以外の感情を 孕んでいるのであれば
やつかれは、ことり、と首を傾げつつ 白無垢よりも尚白き死を運ぶ装束を纏いて 紡ぐので、ある]
染まれば、戻らない。でも それ以上の白が降り注げば
何れは、隠れてしまうもの
[それが溶けるまで永遠に。躯は氷室の下にある]
(-77) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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( …吾のようなものは 吾というものが在っても 未だ一般的ではないのかな )
生前、眼前にて無慈悲に砕け散った 高貴な宝石・ダイヤモンドの欠片さえ 忌まわしく思った己には 彼の見える世界のことも知らないまま 純真無垢な聲もノイズに聞こえたまま。 ゆったりとした、警戒のいっぺんもない足取りに 目隠しの布越し・赤い瞳をほそぅく眇める。
(249) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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ぴーぼる?
[やつかれにはそれが、peopleだとはわからなかった 何故なら、作者はあまり英語が堪能ではない ノーベル賞を得た時の、謝辞をかの異国の地で 述べた時の映像などが残っていたら それを証明できたで、あろうが]
いっぬも。犬も、いけない 敬う。名前
[やつがれは、空白の多い知識で考える 考えて、絞り出したは]
(250) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[あくまでも“ 知りましょう ”と言ってくれたこと。>>172 (倒しましょうでもやっつけましょうでもなく)
ただデッドコードを討伐しに行くだけじゃ叶うかもわからない、 個人的な、願い。それを受け入れてくれたこと。
そのことにひどく安心している私がいる、というのは内緒だ。 もっとも、自分の気持ちを隠す顔芸だか腹芸はうまくないから。 ふとしたきっかけで態度に出てしまうかもしれないが]
(251) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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―― 銀。
[だめ?と首をことりと、かしげる 可愛げがなかろうと、それに対して もふもふしている。と思う雪白は
いくばくもなく時が過ぎゆき去りゆくのであれば 払われた手を名残惜しそうに虚空に、漕ぐは2,3度*]
(252) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[尚。 銀(と呼ばうは許されたか)が去りゆきた後]
レイ、ヘカテーとは、何?
[などと問う雪白が、いたのだとか*]
(*28) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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人間観察、か。
[小説の主人公。 それを友のように語る彼の様子には>>208]
成程、美的であるに優れたものは、 さぞ美的な大衆の人気を博したのだろう。
[自己の外、他へと目を向ける事は 確かに人の習性であり、特権でもあった。 彼の友はその点において、 人としては最先鋭であったのだろう。
もとい、最先鋭の存在として描かれたのだろう]
(253) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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…… そうか、イングランドの。 きみも、十九世紀末、か。
[くつ、と笑んだのは何を思い出してか。 嗚呼、語る暇さえあれば、 かのロシアの文豪が生んだ貴公子の事も 口の端に上らせる事ができたのだが。
それは、またいずれの機会を願うとしよう]
(-78) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[微か、瞼を伏せて。 関連する情報の切れ端を掴んだならば]
では、頼もしき『語り手』殿。 そうだな、ジョン、と呼ばせて貰おうか。
私の事は、そうだな。 そのままセーレン、で構わないが。 どうせなら、『アンティ』と 呼んでくれても構わない。
[敢えて呼び名を尋ねた彼に、 ほんの僅か、口角だけを上げて見せたのだった]
(-79) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[青白の十字剣を携えて。 傍ら、油滴交じりの霧が現れるのには、 少しばかり目を細めた>>215。
十九世紀前半のコペンハーゲンといえば、 急速に工業化が進んだ時代でもある。 ロンドン程ではなくとも、 その空気に何ら感ぜぬ処がある訳でもない]
────……。
[コトダマらしきを携えた彼を横目に、 どうやら心配は無用であろうと。 改めて、目の前へと視線を戻そう]
(254) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[まずは情報収集から。その言葉にうなずいた。>>171]
そうだね、敵味方の区別は大事。 おそらく――……“デッドコード側”も、 手駒の一霊や二霊呼び出してても不思議じゃないし。 あとはデッドコードそのもののことも、まだ不明瞭な部分がある。
……うん、 裏切られるっていうのはかなりたいへんだよ?
[なのにどうして“へいき”だなんて言うのか]
…それに私、実際に刺されたり撃たれたりするのを見るのなんて慣れてないから。 君が傷ついたら普通にパニくるよ?
[ちなみに応急手当についても知識はあるが実践レベルは薄い。 ……とりあえず“脳”の予備はちゃんと守ろうとひっそり決意する]
(255) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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わかった。遠慮なく、ね。 とりあえず私は北の方から当たってみようかと思う。
[ウツギのバイク、二人乗りできる余裕はありそうだが今はそういう時ではない。>>173 左手だけに軍手をはめなおして、止まったまんまのバイクを撫でてる彼と、 いったん別れよう、としかけて―――ぴたり、と止まった。
黄昏時、人通りもまばらな石畳の街に、 靴音とは違う、あしおとが。近付いてきている。>>188 ウツギもそれに気付いたようだった。バイクを撫でていた手は静止を促すように口元に。>>190]
(256) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[狩りは、苦手だと呟く声音>>235を聞いた。 そうであろう。 己とて、『霊』でもなければ このような事態に首を突っ込む事すら 憚られるような軟弱な人間であった筈だ]
( …… それにしたって、嗚呼。 これが《墓》より引き摺り出されるという事か。 )
(257) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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如何に大層な史実は、当時を過ぎれば物語だ。 いや、大層な出来事であればある程、 大層な人物であればある程、か。
少々業腹だが、 敢えて気づかせてくれたものだね。
[意識の外へと追いやっていた事柄に、 少しばかり鼻白む。
まるで、その声音>>237も相俟って、 何らかの呪のようであるとすら思いもした]
(258) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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扨、しかし一度「わん」と吼えたからには 「わん」といま一度成り切るしかない。
というよりも、己は知らなさすぎるのだ。 二度現界したこの世界のことも 剪定された枝のW正し方Wも。
矢張りヘカテー… 貴女のうしろを行けば良かった・と 月のない夜空から紡いだ糸のような 彼女の姿を思うのだった。
………今はまだ、ぐるぐる・唸る喉仏も 左右非対称な腕に噛み付くための牙も 見せないで、伸ばされる手を視界に留める。 ────── 逆立つ尾毛は影に隠し。
(259) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[握り直した、十字柄]
では、今のきみは何らかの『絶望』の先に立つ。 と、そう解釈する事もできるようだね。
[自然、湧き上がったのは高揚めいた熱。 今しがた得た不興の欠片も放り捨てて、 男はほんのりと浮かぶ笑みに身を任せた。
死したる己を見詰めた者が、 次に何に目を向け、 どのような己であろうと欲するか。
嗚呼、それは己の注視する処であるが]
…… ははッ、私も長く留まるつもりはないがね! けれども、気乗りせずとはいえ、 訪れたばかりの異邦にさっさと背を向けるのは。
(260) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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・・・・・ 此度ばかりは、聊か以上に勿体ない。
(261) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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/* こあずれしすぎて土下座したくなる
(-80) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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い、 ……犬?
[鳴き声は確かに犬っぽい。 だが側頭部には竜の角みたいなものが生えている。 さながら合成された幻獣を思わせるいでたち]
………、
[そんな、つまりは書から飛び出た幻想の生き物とも思いかねないそれに、 暢気そうに近付いてはさわってもいいかと訊くウツギ、 その好奇心も驚きに嘘はなさそうだ]
男の子、ってやっぱりこういうのが好きなのか……?
[ウツギが近付く様子をこっちは一歩も動かずに見ていたが、 ふいに思い出したことがあった]
(262) 2018/10/11(Thu) 21時半頃
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[爛、と紫菫に好奇を灯して。
自らの名が捕捉された事も知らず、 そもそも、さして頓着もせず。
蒼白く霊子の残る石畳。 切断された影が再び蠢く様を見た。]
────、何だい、私は蝶ではないよ。
[無数の糸がそれぞれに自律するかのように、 此方を標的と定めたのを理解するや。
男の足許を中心に、霊子が煌く]
(263) 2018/10/11(Thu) 22時頃
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……ただ犬畜生のふりしたまま 斯様にW現在Wを知ろうか、と 当然彼の視界も知らぬから──── 僅かに首を傾げているうちに、 彼の手は己の鬣に触れただろうか?
人馴れした犬猫のように 触れられて喉を鳴らすことはなく かと言って尻尾を揺らすでもなく
じィ…っと陽炎の赤を撼わす目隠しの下 『汚されやすそうな』白纏う彼とは違う 白い衣とよく目立つ桃色を眺めながら、
(264) 2018/10/11(Thu) 22時頃
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────── 口を開こうとしたかたわら、 >>262こちらを見る女の姿へ 視線をうつし、再び口を噤んだ。*
(265) 2018/10/11(Thu) 22時頃
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[轟、と湧き立ったのは極寒の焔。 迫る黒糸を焼き払わんと威を増せど、 その全てを焼却するには至らずに。
合間を掻い潜るものがあれば、 それに向かった長ったらしい腕を振るった]
だから、ねェ、ッ 絡め取られるなんて、柄じゃないんだよ、
[切り払うと同時に、十字剣からもまた、 焔が蒼白く火花を散らして黒糸を焦がす。
一筋、その腕へと絡みつく残滓があれば、 ぴくりとその紫菫を眇めて。 払い落とそうと、左手を伸ばそうとしたのだった*]
(266) 2018/10/11(Thu) 22時頃
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シュメール文字は無論わかりますが、ヴィンチャ文字ですか? それは存じませんでした。さすがにお詳しいですね。
しかし、私と共に呼び出したのがJ・フレイザーの金枝編ですか。確かに良いチョイスです。文化人類学のみならず、呪術書としても優れた殊色の作品であると聞き及んでいますので。
どうしましょうね。私も書記官殿と同じく、一個の生命としてのあの方には大変な興味があります。また一つ楽しみが増えてしまいました。
(267) 2018/10/11(Thu) 22時頃
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ああ、無論興味はありますよ。世界が参照を許さぬ書物…その在り方についてもね。
[私達はそんな深淵さは覗かせていても他愛もない会話を続けていた>>158>>160のですが、二人の男性…いえ、イデア的には二冊の書物でしょうか。それが私の求める方々でないことを書記官殿の返答>>162から理解しました]
それはまあ、なんと。おそらくそうだろうとは思っておりましたが。 それで私に言葉や言霊でなく、言刃と言弾を交わせとおっしゃる。
持ってないんですよね、私。その辺りの大したものは…
[とは言え、仕方のない事です。私も書記官殿の横に立ち、彼らと対峙しました]
(268) 2018/10/11(Thu) 22時頃
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/* イヤイヤイッヌかわいい。。
(-81) 2018/10/11(Thu) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 22時頃
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[彼らも、あまり言葉を交わさずとも私達の正体に気が付いたのでしょう。氷十字の細剣が紡ぎ出されたのは、>>183私が何かを言う前の事でした。
そして、もう一人の紳士は…]
銃ですか。霧が凝縮して言弾となる…… その霧は文明の匂いが些かします。倫敦の瓦斯灯の光を淡く浮かび上がらせる類の霧ですね。 貴方がいかなる方であるかは存じ上げませんが……
[旧時代のリボルバー然とした言弾ですが、無論威力は現実のものとは随分違う事でしょう。グリップに手をかけ、臨戦体勢であるとなっては、無論私も徒手空拳で泰然としてはいられません]
どうしましょうね。それでは……
[ここは思案どころです。何しろ、私はあまり特筆するような言刃も言弾も持ってはいないのですから]
……ふむ。わかりました。
(269) 2018/10/11(Thu) 22時頃
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[先に己は告げた。 “デッドコードそのもののことも、まだ不明瞭な部分”がある、と。 では、逆に明瞭な部分とは何か。 ―――見た目だ。生存者>>0:89の証言から判明した。
多くの研究員を葬り博士の髪へと溶けていった黒>>0:86 眼鏡をかけた少年>>0:66 見た目犬じみた四つ足の獣>>0:418
つまりこの犬(?)、 見た目から判断すればデッドコードである可能性はある]
(270) 2018/10/11(Thu) 22時頃
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[当然、「あなたはデッドコードですか」と訊くわけにはいかないが、 ここには霊の情報を“読む”ことができるウツギがいる。 なんとなくその背に「警戒をするんだ」と言いたげな視線を送ってから、 犬(?)をまた見る。相変わらずおとなしい。>>265]
…………。
[犬(?)から視線を外さないままさりげなく死角になりそうな位置へ足を進める。 いかにも何にも考えてなさそうな顔で*]
(271) 2018/10/11(Thu) 22時頃
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書記官殿、そちらはお任せいたします。
[もう一人、氷色の細剣を構え凍てつく炎を振う>>266男は書記官殿にお任せする事としました。 それですら手に余るというのなら、いかな洋墨に慣れ親しんだ方と言えど、身一つで世界に干渉するには無謀な、さながら風車に挑むドン・キホーテのようなものでしょう]
ドン・キホーテ。なるほど。 えてして妙案と呼ぶべき天啓が下りましたよ、今私に。
(272) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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そう、ドン・キホーテです。
[私は右手を前に差し出しました。羊皮紙の如き皮膚一枚通した内側で、私に流れる血漿、銀灰色の洋墨が湧きたちます]
私は虚構と現実の狭間に浮かび上がる迷宮。 私の臓器たる私の一篇はすなわち
「ドン・キホーテの著者、ピエール・メナール」。
私という迷宮は、この一篇にて虚構と現実の狭間に立ち上る。
【そうして、私の掌に蟠るのは霧。
ベイカー街221bを擁するロンドンを思わせる 油滴混じりの霧が、徐々に形作るのは、 幾度となく冒険の窮地を救ってきた軍用拳銃。 自動拳銃が幅をきかせる前の、回転式である。】
(273) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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なるほど。これが貴方の言弾ですか。
へえ……私の手には少々大きいですが、なかなか使い込まれた、良い代物であると推察します。 貴方が扱うのであれば、全く馴染むものであるでしょうね。
…それで、どうしますか。貴方と私、これで撃ち合いますか。 それもまた一興ではあるでしょうね。私も足止めぐらいの任は果たせるでしょうし。
[私は自分の手の中に握りこんだ拳銃をしげしげと見つめ、その機能美とも呼ぶべき在り方に溜息を洩らしました。
私の手の中には今や、目の前の彼が手に持つものと寸分違わぬ…というより【本質的には全く同一の】回転拳銃の形をした言弾が握られており、その銃口を彼の方に向けていたのです*]
(274) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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/*
クロセウツギさん 対 わんわんさん キェルケゴールさんワトソンさん 対 博士と伝奇集さん オズの魔法使いさんニコライさん 対 金枝篇さん シルクさん 対 エニシさん
おけおけ、こうね しかし>>239こういうのがすげー「あーーーーッ」ってなってしまう 率直に言って好き……
(-82) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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/* 初手コピーとは熱いですね。
(-83) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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停滞した思考の中では、むしろ、 己の存在を問うてくれたほうが良かったのだが 彼女のほうも犬と評するだけで >>262 矢張り自分は犬なのだろうか・と、 首を180度傾げそうな気持ちになった。
……自らの触れようとした彼の手は いずこに落ち着くこともなったろうか。
「 この姿が珍しいなら 喋るものもまた珍しいのだろうか 」
─────誰も己について言及しないのなら 口火を切るのは、吾だったに違いない。
(275) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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終わりを願わない、 それはけだし正答だ。 災いから逃れる結末の場合、多い類型の一つはそれだ。
[「オズ」の語る「攻略法」に、誤魔化すでもなく肯定する、その響きは何処か教授するにも似るか。 最も其処には、笑みは勿論、まして称える拍手なども、伴う由のないところだったが]
君は悲しいのか。 君は苦しいのか。 君という旅人は、 旅人である君という存在の痛みは、 一つは、其処に存在するのか。
(276) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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[ 研究員なんて 探求欲の塊ですから。
不明瞭な存在を>>255 知りたがるのも、道理でしょう?
姉さんに、与えたものは今はわかりませんが>>251 ふとしたきかけ、が、あったならば。 また、けらり 笑うことになるのでしょう …と、いうのは 置いておくとしましょうか。 ]
(277) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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んー ウツギさん、死なないってわけじゃあないですけど 死ににくいようには、造りましたのでねぇ。
ジェフティの御方が、荒事に慣れていない と、いうことを 大前提に、置いてますし。
シオリ姉さんは、いざというときでもねぇ パニックにならないことに しゅうちゅう、してくださいねぇ。
(278) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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眼前にきらきらとした、小さな太陽のような 笑顔が未だ健在であるならば 意図せず目は細まったまま。
ぶる・りと鬣を震わせて、四つ足を 茜色の広がるほうへと踏み出そうとした。
>>271 表情の奥も読めない彼女は それでも瞳こそ真っ暗でないように思う。
その足が何処ぞへ向かおうとするのを見て のそッ、と、その足先へ犬にしては大きな体で 通せん坊してしまおうと────考えながら。
(279) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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[ 傷ついたら、というお話には>>255 そうやって、自分のあたまを こんこん、っと つっついてみせました。
それに、何かを言われても だいじょうぶですよぉ って、具合にね。
わんわんさんがいらっしゃったのは それからのお話で、ございました。 ]
(280) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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[ きっと、誰かの眸には わんわんさんに近づく男の子と それを見守る、お姉さん。
察しの良いお方は、楽で良い。>>256 >>271 嵌めたばかりの軍手を抜き取るのは 振り返る、その一瞬で済むことでしたので。
「わん」の、二つの音を 理解する犬語技能は持ち合わせておりませんが すこぅし 傾いた首が>>264 いやいや、と、されないのを、良いことに。 牙も、爪も 立てられないのを好都合に>>259
… 影に揺れた、霊子の逆立ちは しらんぷりして。 ]
(281) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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[ ──────── ]
[ ごう、と、奔るおひさまいろが 焦がした文字を綴っていく、イメージ。 ]
(282) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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…わ、
[ 左の手が、鬣にもぐっちゃって>>264 ぽっつん こぼした音一つは 感嘆のそれで、ございました。
にっこりお目目は 線になって 布にかくれんぼしちゃったおめめには 重なることは、ないのですけども。 ]
(283) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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「 吾・の居た頃と、 世界は違ってしまったのだろうか? 将又吾が違ってしまったのだろうか。
人面犬を喰ったことは生涯なく 吾は無名のままであったが────
………貴公らは…まるで… 剪定されていないように思う。 」 ・・
声は時おり吃りながら 色は青年期を超えていないような、 中性的なそれだった。
(284) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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…たんッ、 と踏み出した前足は 果たして彼女の前まで持ち行けたか?
己はその眼前に腰を据えたなら 逆立った尾毛をそのままにして じとり・見定めることにしたのだ。
──────── 見定めることは いつだって同じように。*
(285) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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[それがそう口にした、前後にか。対峙する彼は、何かしら違和感か――それこそ痛みか、些細な異なる感覚を、覚えたかもしれない。 その言葉は、それの具える、 書の力の一端であった故に]
私には、この対するを放棄する理由はない。 承前の通り、 喚び出された私には、その喚び出された目的以上の目的はない、 目的を果たすこそが目的であり、 そうである限り、 私に絶対の致命はないのだから。
(286) 2018/10/11(Thu) 22時半頃
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■ □ ■
『 一欠片の優しさがあれば 世界が曇ることもなかったろうな 』
─────── 其は正に譫言であったが 溶けぬ氷を溶かす為に 必要な炎であったように感じる。*
(287) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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/*吾、もしかして挟みすぎ…?!
(-84) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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/* 見定められることに定評のあるクロセシオリ
そういえば深夜の謎回想あれ肝心な部分が抜けててね パッパ告発したのがパッパのお友達だったやつだよっていう だから裏切られるのはたいへんだなんて言い出して現在に至る〜
(-85) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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/*今ならいける!と思って落とすけど 結局遅筆なので皆様をお待ちしてから落としたい
(-86) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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[ 懐っこい様子ではないけども 大人しいならば、今はそれで良いでしょう。 背中にぐさってした 視線の主さんへ>>271 ちょっとだけ 傾けたにっこりのおめめは また、すぐに わんわんさんへと。 ]
もっふり、してますねぇ。 ウツギさんは、びっくりです。
[ わっしゃわっしゃ そう、したがる左手が ほっぺのところに、落ち着いたところで。
ロリポップを、おっことさないように 右の指で支える、──その間に、でした。>>275 ]
(288) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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…×××××
(289) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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…わ! お話、できるんですねぇ。 わんこさんに つのがあるって ウツギさん、とぉってもびっくり、だったんですけど。
おはなしできるなら、 ヨカッタ ですよぅ。
[ のっそり 歩み始めた大きな身体に>>279 ついて行くように、歩いて行きながら。 わんわんさんに、触れた左手とは、反対。 右の手を、端末の潜むポケットへと、つっこんで。 ]
(290) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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『 喪明 NULL/A おおあたりくじ みたいですねぇ 』
[ 交換したばっかの連絡先に いろけもない初連絡は 画面をみないまんま。 ]
(291) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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[ シオリ姉さんの前まで、行かれるならば>>285 ウツギさん、邪魔は致しません。 わんわんさんと、姉さんの どっちとも近い所で にこにこ するのです。
にこにこ、しながら。 うーん、って むずかしいこと、考えるみたいに>>284
首をぐーって 捻りました。 ]
(292) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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あなたは、むずかしい 本 なんですねぇ。 言い回しも、仰ることも ウツギさん、むずかしーの、わかりません。
でも、きらいじゃあ ないんです。 むずかしー本は、落ち着きますから。
ウツギさんは、そんな具合ですので。 あなたが、どうして そう、仰るのか。 あなたは、どんな本なのか?
…と、言う方に 興味を傾けておきましょー。
(293) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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[ べつに わんわんさんが 霊 だって わかってますよぅ、って 隠さなくっても。 たぶん、こうやって 声をかけられたなら あちらさんにも、思うことはあるのでしょうし。
いちごみるくのロリポップ 右の手でくるくる、しながら。
袖にも隠さない、むき出しの左手は もういっかい もふん って、しようと。 わんわんさんの つの へと。おとすのです。 *]
(294) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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/* メモでなでなで受ける気持ち(イヤイヤイッヌ)してくれたから 容赦なく情報抜いちゃったてへぺろしてる
イヤイヤイッヌさん〜〜〜〜〜〜〜〜
(-87) 2018/10/11(Thu) 23時頃
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――例えば、 ドイツのある村には、四旬節の際、「死」を追いやる風習があった。
[殴らなければと口にした彼にも。もう一かた、逃げるのならと口にした彼にも、「踵を返さない」その肯定にして否定なる返答で返し。 殺せるのか、 「悪霊」の方の一言に、流れを汲まぬような、声を発した。 音なき氷の涯を思わせるような彼の笑みとは対照の、虚なる――あるいは空なる――うろなる、面のまま]
その時期が近付くと、村人は藁で人形を作り、 来たる日には、それに帽子と服を着させた。 そして花輪を被った娘達がそれを連れ、歌いながら村中を練り歩き、 家々を訪ねては、贈り物を集めた。
(295) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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[ 踏み荒らされていない冬の朝のような 無垢にも思える眼差しを受けたなら>>245 かの毛むくじゃらの意趣返しを皮肉と解釈した 自らの感性との差異に、暫しの間を置いて ]
「 …… ドゥーグという名に どうやら不満があると見えるが 」
[ ぺ、と舌を出している姿を見れば、 それもまた強ち間違いではないと解るだろう。 然しながら、彼を「 雪白 」と記すように 便宜上であれ、名という一種の呪術に関して 感性を発揮できない性分であることは事実だ。 ]
(296) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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石だたみのかたくて冷たそうな道はいつしか。 やわらかそうな、けれど、石だたみよりもずっとひえた、いちめんのぎんせかいになっていました。 きっと、お日さまがあればすぐにでも水になってしまいそうな、それでもふみかたねられる前の、やわらかい白に『少年』は目をかがやかせます。
そうやって、雪、を楽しんでいたところでした。 その人がやってきたことに気がついたのは、そんな時のことでした。
その人は雪の中にたたずんでいました>>226。 …… いいえ、『少年』には、たたずんでいるというよりも、もっとべつのなにかに見えました。 ただ、りゆうは分からないのに、その人のいるところが、とてもかなしく思われました。
(297) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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( 預かり知らないところで>>259 名に縛られたような事が起きるなど 預言書でなければわかりようも、ない )*
(298) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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[ 故に、ドゥーグを「 銀 」と呼んだ彼に 四ツ足が八つ裂きの尾を揺らし去った後、>>*28 再度の無垢な質問があった際には──── ]
・・・・・・・ 「 ヘカテーはギリシャの女神だ 私の側面…魔術書としての私に僅かに近く 今としても、遠からぬ位置にはあるが ───私は、■■■■にはなり得ない 」 ・・・・
[ そう、紙片に新たな洋墨が上塗りされ、 多くの書を生み出し続ける街を見渡しながら けれど決して、その何処にも居場所のない 誰からも視、識られることのない少年の頭を 仮に掌が凍てついても、触れようとした。 ]*
(*29) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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私は論理を、物語を、現実を、理想を すべて等しく この一葉にのせてきた
論理は物語に代わり、物語は論理を生み 現実は理想を抱いて、理想は現実を証明する
[ 少々の業腹と鼻白む姿を見れば、>>250 彼の方が余程それらしいと思いもしたのだ。 ] ・・・・・
(299) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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[さて、黒瀬の中には、 「この獣そもそも言葉は通じるのだろうか……」という懸念もあったわけだが、 それはあっさり杞憂に終わった。獣自身が口を開き、声を発したことで。>>275]
しゃべっ―――…… ええ、まあ。 犬はわんと鳴くものですからね。 意思疎通ができなかったらどうしようかと思ってなかなか声をかけられなかったわけです。
[つまり思うところはウツギと同じだ。 おはなしできるならヨカッタ。>>290]
(300) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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[ 油滴混じりの霧が濃く香り>>215>>273 蜘蛛糸の央に佇みながら僅か眉を顰め それを八篇のうちの一篇が為した事とすれば 微かに滲んだ鉄錆を、 口腔の内に転がした。
視界に捉える像を揺らがせたまま、 右に嵌り込んだ黒水晶を黒髪が覆い隠す。
その間に轟、と極寒の焔に灼かれた黒髪は、 はらり、はらりと石畳を無造作に転がっていき 一体どれが焦がされた黒であり、ないのか 茜色の空間がその全てを曖昧に暈していた。 ]
(301) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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[四つ足がのそりと動いて石畳を踏む。>>279 犬にしてはデカいし威圧感がある。足が竦む。 だが彼が向けてきたのは爪でも牙でもなく、問いだった。>>284 獣は理解を求めている。知ろうという意思をも持っている。 それがわかれば純然たる警戒も薄れた。
一息ついて、眼前に腰を据えた獣と、>>289 視線を合わせようとするかの如く腰を落として語る]
(302) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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… 絶望 ああ、神と私の間には罪しか …ない
[ 好奇と高揚が灯った紫菫も、声も その爛々とした光を視界端にすら捉えられず 死に至る病の罹患者の一人としての>>260 注視すら、 受け容れることもしないまま。 ]
( 世界から“ 虚構 ”と隠匿された“ 現実 ” は 確かに巨人を風車に変えられたようだが )
[ それでも影が、髪が、…黒が 確かに腕に絡みつく感触を得たなら 交わされるのは、血のやりとりだ。 ] ・
(303) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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──── う、ッ ....ぁあ゛
(304) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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おそらくここは貴方のいた世界ではないでしょうね。 人面犬とか知りませんし、私。
……ふむ、……剪定、……とはどのようなものなのでしょう。 試験みたいなもの? それなら私も数回は。まあだいたい合格を貰えましたが。 そういう貴方はどうなんでしょうか。
[眼鏡越し、双眸が茜空の下で光を強める]
己が、歴史という名の大樹から落とされてしまった枝葉である自覚があるのか、 ……それとも実は逆に剪定する立場だったりするとか、
[そうして、しばしの沈黙の後、]
(305) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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「ぼくは、きみに言ったよ。 きみは、だあれ?」
その人の「やつがれ」というのが、『少年』の言うところの「ぼく」であることを、『少年』は知りませんでした。 ですので、その質問には首をかしげるのでしたが、コトバとその人ふんいきをかんがえて、聞いているのかもしれない、とは思いいたったものでした。 見ためだけならひどく作り物めいている『少年』は、けれど、その人よりも、くるくるとようすをかえていたことでしょう。 まっすぐ、食いいるようにも思えるほどに、その人を見つめたのでした。
(306) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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[ 黒絲の刃が彼の腕作る紙片を、その霊子を ほんの僅かでも洋墨に触れる事が出来たなら 黒髪はそのホライゾン・ブルーを吸啜しながら …代わりに自身の血を混ぜ込もうとする。
名付け以外で発する呪術は、>>296 洋墨の色を塗り替えるように。
僅かでも毒には違いないが、 一定量を許せば起きるのは自身の拒絶反応 霊子情報にバグを起こし、行動が書き換えられ 最後にはひとりでに洋墨が溢れ出してしまう。 ]
(307) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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この行列の終いには、人形を地面に投げ倒し、 娘達でこぞって殴りかかる。
――「死」よ、 何より憎らしい、醜悪なるものよ。 我らはお前に報酬を与えた。 それを持ち、あるべき処に帰れ。 代わりに「夏」を、 お前の奪った「生」を、 全ての魂を我らに返せ。
娘達は口々にそう罵り、 代表なる最も美しい娘が、 人形に集めた品を投げ、火を付ける。
そうして残った灰を、村人は分け合い、 一口ずつ水で飲み下す。 これらの風習を執り行う事によって、 一年の収穫と病まずが約束されるとされた。
(308) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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── 、… ──── ぁ
[ 身一つで世界に干渉するには、確かに無謀だ。 だからこそ対価は決して安くはなかった。 書物と共有する身体は洋墨と血液が渾然とし、 優先的に払われる赤色に、力無く膝を折る。
腕に巻きつき、絡みついた黒髪は 容易く振り払うことを許そうとはしないが、 縺れたそれを斬ることは出来るだろう。
侵食される感覚が身を灼いていた。 ???→46(0..100)x1% ]**
(309) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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けれど、少年の体は決して×××訳ではないのです。 そして、そういう意味では、誰にも理解されていない、とも言えました。
誰にも存在を認められない事と、そうそう違わないそれは、『少年』の無垢さの上に消えていました。
言ってしまえば、『少年』は吐き出す息を温かくしていた訳ではありませんでした。 当然、冷たさも感じてはいましたが、どこか薄氷を介したような感覚でした。 けれど、内包されたそのこと、に気が付くには、色々と忘れてしまっておりましたから。
(310) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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……まあ、私もそちらのウツギさん同様、>>290 貴方がどんな本であるか、興味はあります。
あなたのことを教えてくれたならこの世界のことも教えましょう。 どうですこの交換条件。
[目の奥の光は消えない。好奇の眼差しだ。 もっと直接的な言い方をするなら獲物を見つけた狩人の眼差しを控えめにしたものだ]
まあちょっとだけ片鱗を見せますと、 こういう代物があるわけですよ。離れたところにいる人と会話ができる機械ですね。
[ポケットから携帯端末を取り出す。 ランプが光っている。くるっと画面を自分の方に向け、連絡先を見れば少し前に追加した「ウツギ(U-29)」の文字>>290]
(311) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 00時頃
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[タップひとつ。それで本文が表示される。 色気も何もない連絡事項を目にして数瞬、固まる>>291]
( ………やっぱりそう、か )*
(312) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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/* 46%というなかなかの高スタート 半分くらいもう洋墨ですね(?)
(-88) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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/* な、なんか気になる侵食率がーーーーー
(-89) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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“えにし” 、というコトバ>>228は、『少年』にとってはとおいくにのコトバでした。 それに、 “雪ふる色のきみ” というのがだれのことなのか、かがみをのぞいてみなかった『少年』には分かっていませんでした。 ひどく生き物らしくない目をむけてくるその人に、いみをいっしょうけんめいかんがえて、かんがえて、『少年』はようやく、ここにはその人と自分しかいないことに気づきます。
「… エニシ? エニシ、が、名前? ぼくはね、シルクって名前、もらったの。」
立ち上がったところでそのまま笑う『少年』は、その人のココロを分かっていたわけではありません。 けれど、そのようすが、とても×××らしいことには気にもなっていました。 だって、『少年』は、
(313) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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/* U-29もちゃんと登録してくれてるの嬉しくない?????嬉しい
実質そっちが本名なんです
(-90) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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/* 「シルクって名前、もらったの。」
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜^
(-91) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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─── ×××らしい、 人が嫌いでしたから。
(314) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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へかてー、ぎりしあの女神様 ……レイは女神様?
魔術書であり、遠からぬ でも女神さまには、なりえない
[ことり。首をかしげながら それでもレイはなりえないというのなら そうなのであろう、と雪代は思った
自分の居場所は、今のまま紡がれる歴史なれば 過去にも未来に、もなく 故、触れられることすら、作者にしかなかったのだから
頭に触れるその手に]
(*30) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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−― おとうさん
(-92) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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[動揺 (を、していると理解していない雪白であつた)
故に、頭に君の手が触れたならば 冷えかけながらも凍りしなかったろう
唯、雪白は1つ気になったので]
では、レイは”何になるの”?
[居場所を(この時には)無意識に 自身の定義を、望みを五里霧中であつた そんなやつがれは
無垢を体現しながら問いかける*]
(*31) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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このような風習は、あらゆる地、 といっても遠からずたろう程に点在し、 数多、今尚も、存在している。
近代において悪霊とは無論死者を指し、 だがかつてにおいて、 あるいは今尚、蛮人に於いては異なる。
悪霊とは、即ち死の一形、 形を持った死、 擬人化された死、 形を与えられた死、なのである。
形を持っているものならば、 死は、 「悪霊」は、 「殺す」に叶うものなのだ。
[そうして語る、傍らには。対する彼は、やはり>>286違和感を、あるいは、 何かしらの拘束めく「気配」を、身に覚えたかもしれない。 一方に、 それの肩口、外殻に覆われたその近くに、にわかに滲み浮かび上がるように、 赤い炎の一片が現れる*]
(315) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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終わりは、一つの歓びであり一つの悲しみなのさ 旅路を終えたその時に楽しかったと 旅路を終えたその時に寂しかったと 終わりを願わない人がいたっておかしくはないのさ
[肯定したその響きはまるで北の魔女みたい! けど、北の魔女と違うのは>>276 君は笑ってもくれないし、褒めてもくれないところだろうさ!]
悲しいよ、感情がないのは 苦しいよ、感情がないのは 俺は旅人であり、旅人に非ず。 それでも、痛いのは、誰だって嫌だろう?
[それとも君は、痛みを喜ぶのかな? って言ったら機嫌を損ないそうだからやめましょう]
(316) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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目的を果たすことが目的? そんなのつまらないよ!イカれてしまいそうだ。
[ああ、でも君を喚び出した相手がいるんだろ?>>286 つまらない目的をもって、洋墨を狙うのなら もっと、もーっと!面白い理由を押し付けたくなるものさ!]
(317) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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「雪は、つつんでくれるの? 砂のうみよりも、きっと、きっとやさしいんだね。」
雪の下にうもれてしまって>>229も、それはなくなったことにはならないでしょう。 砂はざらざらとしていていたいものですが、雪はつめたいけれどやわらかくて気もちいいのです。 ですが、はかない物のよさ、なんて『少年』には分かりません。
「…とけたら、きえてしまうの? それじゃあ、ぼくはたくさんけしちゃったのかな、」
そう言うと、『少年』は少しなきそうなかおになりました。 ほんとうにかなしかったのです。
(318) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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[……決闘って、言葉はやっぱり苦手だ>>221 だって、悪い魔女を倒すために みんなで力をあわせて戦ったんだ。 騎士がやることじゃなくても 学生同士がやることだとしても 決闘の良さなんてわかりっこないよ]
物騒な連中だとしても、さ! 付き合ってたのなら、君と彼らは仲間なんだよ!
[なんて、能天気な飛んでも理論>>221 いいじゃないか、そんな仲間が一人いたって! とーっても賑やかになりそうだと思いません?]
(319) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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……うん!君も君で彼と同じだ! 物騒だしそんな煽るような言葉を言わないでくれよ!
[俺は戦いたくないんだよ! それに洋墨だって渡したくもないさ! 歩み寄ってきた青年に>>224 唇を尖らせよう]
勝手に数に含めたのは謝るからさ!(後で) きちんとお礼だってするからさ!(後でね)
お願いだからそういう物騒な子というのやめようよ 君は西の魔女でも東の魔女でもオズ大王でもないだろう?
[それでも止められないのなら、俺は哀しくて泣いてしまいそうだ 泣いたところで彼は慰めてくれはしないだろうけど!]
(320) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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それでもね、君を置いては逃げられないよ。 叫んだのは俺。巻き込んでしまったのも俺。 残るのなら本来は俺だけ。洋墨を奪われるのだってね。
だから逃げるのなら、君の手を引っ張って逃げるよ。 それこそドロシーの故郷のカンザスまで……なんて、ね
(-94) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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/*
>>>>>あとで<<<<
(-93) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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……死を追いやる風習? へぇ、初めて聞くね。そんな風習があれば 東の魔女は落ちてきた家に潰されて 死ぬことはなかっただろうに!
[初めて聞く話に目は丸く>>295 けれど、問いの答えにならないような言葉に 何処か煮え切らない感情が浮かんでくる]
……でも、そんなのは俺やりたくないな。 だってそれじゃあ人形が可哀相だ だって、死んだものは蘇らないよ どんなに死を追い出そうとしたって それは何処までも追いかけてくるのにさ
……うん、悲しい風習だなぁ そんな約束、したくないよ
[ぽつり、呟いた音色は寂しさの色]
(321) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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/* オズくんーーーーーーーーーー(すき)
(-95) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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[紫菫は至極真面目に、 語られる言葉を聞いていた>>299]
( …… 知っているとも。 物語と論理の関わりはさて置いたとして。 現実と、理想の、その関係ならば、骨の髄まで。
私が批判をもって物事と対峙したように。
相反するものがなければ弁証は成り立たない。 元より相容るようにできた二者間において、 成り立つのはまことの綜合ではない。 )
──── こんな状況でもなければ、 是非、耳を傾けたい処だがね。
(322) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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[ただ、そう切り捨てたとて。 その『ひとこと』にはやはり微笑まざるを得なかった]
己を知る者の絶望は、 そうでない者の絶望に比べて、自由だ。
その上で、罪をきみが直視しているというのなら。 私はきみの自己意識を 『 肯定 』 しよう。
[罪ならば、犯すが好い>>303。 人は誰しも罪を認識すべきであるのだ。 己の犯した罪を認識できるというのなら、 それはいっそ、幸いな事ですらあるだろう
──── だからと云って。 その罪を許容するかは、 話は別であるのだけれども。]
(323) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[そんな風に、本能的に、 彼の言葉に食いついたりしたからだろう。
絡みついた黒を、払い除けるのが刹那、遅れた。
剣を握る腕を襲ったのは、 初めは眩暈にも似た感覚だった。 霊子を吸い取られている、と悟った、
次の瞬間]
(324) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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/* オズのまほうつかいさんめちゃくちゃすきってはなしした??????
(-96) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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──── ッ、 …… う、くッ
(325) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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形を持っているからこそ“死”を殺せる それは正解であり間違いさ。 人と違って、“死”は殺しても“蘇る”
[その語りを聞いてどこか、そう ――――変な、気配を感じた>>315 縛られるような、捉まれるような、そんな気配だ。 ……肩口に、そう。見たこともない衣装だから興味があったそれが 赤い炎が一片現れたのが、見えた]
――――……ねえ、銀色の靴の魔法って 君は、なんだか知ってるかい?
[そう、今俺がはいているこの靴さ! ダサイ?うるさいなぁ、俺は気に入ってるからいいだろう!]
(326) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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/* 何言ってんだ我過ぎるし頭の働きZero
(-97) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[十字剣を持つ腕を襲ったのは、 痺れ、 次いで、 痛み。
走った怖気に、表情は打って変わって険しく。 バチリ、とノイズでも走ったように、 右手に握っていた剣が構成霊子を崩した]
────、 はッ
[舌打ち、ひとつ。 紫菫に過った好奇に今ひと度、蓋をして]
(327) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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かなしい気もちになったところに、そんなこと>>231を、その人は言うのでした。
「エニシは、かえらないの?」
『少年』がそれを聞くこと自体が、そもそもまちがってもいたのでしょう。 だって、そう聞く『少年』にも、帰るところなんてあってないようなものでしたから。
「かえれないなら、きみは、どこへ行くの?」 *
(328) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[銀世界を楽しむことを やつがれはしりませんでした>>297
トンネルを抜けた先の描写として そうあるはずであったものの一節では 淡くも繊細に描写されるそれではありましたが 千切れ踏みにじられた原稿(やつかれ)は 目の前の洋墨[少年]の、雪への反応に
幸人はそのように楽しいものなのか、と 胸の内で考えるのである
雪の中、佇む姿を 眼前の者がどう思ったかはわからない 名を尋ねるその姿に>>306、誰のだと 思ったのは確かだが
名乗り返す際のやつがれという一人称を 相手が知らぬとは思わなかったが 通じたのならそれは”ことのは”としては登らずである]
(329) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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(やつかれは、彼がどのように思っても きっとそうか、と今は考えることでしょう
嫌いであろうが>>314、何であろうが
やつかれにはそもそも、悪意や敵意を向けられても それが自分の心を傷つけるということ”すら” ・・・・・・・・・・ わかっていないのです)
(330) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[新雪に、世界にあれる方法を教えたレイ 色を認識した雪に、名というものへの見解を、示した銀
そして、やつがれに――自身で考えること、そして 世界への存在を願うことは許されるのだと 教えてくれた、ジョン
やつがれは、1つ1つ知りえてゆくのである 覚えて、或いは目覚めてゆくのである それは、感情を最初から得ているのであろう この少年と対照的であるやもしれぬ]
もらう。ではそれは自身で決めたことでは ないのか、そうか
[白絹の名前の少年が立ち上がり笑う姿を ただ、ただ無感動にやつがれは眺めていました>>313]
(331) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[だって、此処にいると凄く痛いんだ。 とっても、とっても苦しいんだ。 オズに置いてかれてしまったドロシーのように、辛いんだ。 だから、今から魔法を見せてあげよう、 ドロシーが幸せになれた魔法を]
とっても素晴らしい魔法なんだよ? 靴のかかとを3回打ち合わせて 何処に行きたいか言うだけでそこへ連れてってくれるんだ!
[タン、タン、タン! 3回打ち鳴らして、にーんまり笑って見せよう。 ドロシーはそれでカンザスに帰れたんだ でも、俺が行きたいと願う場所はね、]
(332) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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砂の海は、やつがれの作者が知っていよう 書いて、いよう 砂の海も、包みはしよう 大地へと引きずり込むものかも、しれないが
と、やつがれは 考えるが
[どうなのだろうな、と。紡ぐ声は氷のように 淡々としているものでありましょうが>>318 でも確かにやつがれは、そう考えているのです
ざらざらとした砂の感触を知らないから ――君の様に、様々な場所を旅することもなく 唯、破かれて消え失せろとばかりに 踏みにじられたやつかれは
そこに描かれたものを知るべくであり 実感はあまり籠らぬものでありましょう]
(333) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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なんて、俺はそんな魔法使えないけど。
(334) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[――タン、4度目に打ち鳴らされた音は石畳を強く蹴る音 今が凄く苦しいのならば、辛いのならば、悲しいのならば それを振り払ってしまいましょう]
俺、殴りたくないって言ったんだけどなぁ 悲しいよ、でも。先に仕向けたのは君だから許してね?
[メイスとは、魔女の杖に見た目だけは似たもの 実際は鈍器のそれに近いのさ。 それを両手で構えて緑の閃光を奔らせて。 その綺麗な頭目掛けて振りかざす、その頭を吹き飛ばしてしまうように]*
(335) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[私は書霊ではありますが、この私という短編集は虎が皮を残すように、死して歴史に名を残す文豪達の作品にはまるで及ばないのです。 ドストエフスキーやシェイクスピアはおろか、ヘミングウェイにだって遠く及びません。 何しろ我が父ボルヘスの読者の数と言ったらヘミングウェイの14041分の1なのですから。
しかし……それは幸運な事でもあったのです。その無名さゆえに、私は大衆に迎合し、その力の純粋性を喪わずにこうしてあるのですから。
私は他と渡り合うほどに明確に強力な言刃や言弾を持ちません。が……]
(336) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[左手へ、崩れかけた十字剣を持ち替えると、 解けかけたその霊子を再構成する。
先よりも小ぶりな細剣を顕したなら、 そのしなやかな切っ先を黒糸と腕の隙間に滑らせ。 ひと思いに、その縺れごと斬り払った。
解放、即座、右手に光が溢れる。 力の趣く侭に溢れ出しそうになった、冷焔]
──── 鎮まれ、よッ
[忌々し気に。 一歩、二歩、影の主より距離を取りながら。 力無く膝を折る姿を横目に見た>>309]
(337) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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降る雪は、つもり万年雪になる事も 溶け消えるもまたさだめ
再び降りゆく時まで、其れに思いをはせる ことも、あるかもしれない
[なぜ、哀しそうな顔をするのか やつがれには理解し得なかった
故に、消すことに関してそのやうな 姿を見せるそれは。人というものに 限りなく近しいものなのだろうかと
やつがれは考えるのである ―― そんな、折に
それが問うことは、ある意味では優しくもあり ある意味では、傲慢でもありました]
(338) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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/* >>334 ですよね すき
(-98) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[そう尋ねるということは かえる場所を、あってないようであっても 理解し、或いは得たことがある―― 今も得ている、ということでありますから]
(339) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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(それを傲慢と思うほど、情緒の発達していない白雪は
それでも、何か胸の内に燻る黒い焔のような何かを 擽られるような心地がしたのです)
(嗚。 こいつ きらい、などと 思えたらよかったのでしょうが
シルクと名乗った少年に得たもの
その感情が)
(*32) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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(嫌悪だとは 気づいていないのです)
(*33) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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向こうは、随分と派手にやっているようですが。貴方はどうです。 それとも、私を読み解こうとしているのでしょうか。私が今、貴方に対してそうしようとしているように。
[銃口は男に向け引き金に指をかけたまま、私は口を開きました。別に議論を吹っ掛けようというのではありませんでしたが。 そうこうしている間にももう一人と書記官殿は激しく交戦していましたが、書記官殿の黒髪が地に散り>>304、膝を折る>>309に至っては、視線をわずかにそちらに向けました]
……分が悪そうなら一度転進なさいますか。 それであれば、私が殿軍(しんがり)を務めますが。
[私からは一言、そうとだけ申し出たまでです**]
(340) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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帰る場所がないから。 帰る場所を、やつがれは作る。
―― それでよいと、ジョンは肯定してくれた。 そのための方法を、レイは教えてくれた。
だからやつがれは。それを為すつもりであるよ。
君は、シルクは。 帰る場所があるのだろう。
それはとても恵まれているね。
[淡々と、紡ぐが故に その言葉に感情が乗っているかどうかはわからないかもしれません]
(341) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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/* そういえばこれよこれ >>102 アオ、ノッカ、こころまでは素でわかったのであとはチップ一覧とにらめっこするターン
(-99) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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/* >>338 『ある意味傲慢』 この言葉欲しかったので今とっても拝んでいる ありがとう!中身当てゲームは今のところ全然してないから中の人誰か分からないけど()
(-100) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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────……、
[苦い色を乗せて。 少しの逡巡の後、蹲る彼へと左手を振るった。 それは、投擲。
細剣の切っ先が鋭く空を裂く。 狙いは決して、正確でもなかったろう。 阻む事は恐らく、容易い]
どうやら、少し舐めてかかっていたね。 私ときたら、全く。
[ちらと、もう一組の様子を窺った。 さて、どうしたものかと。 右腕を抑えながらも、 追撃があるなら離脱もやむなしと。 そう、思考を巡らせて**]
(342) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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(ひゅぅ、と
君に吹き付ける雪が色合いを変えて
ささめゆきは触れれば今までと同じ感触なれど 凍える様な冷たさを君に齎すでしょう まるで、興味本位に雪の大地を踏みにじることへの 対価のやうに)
(343) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[しかし、やつかれにもわからぬことはありました 否、わからぬことばかりでありますが それをわからないと思わなかたのです。今までは
故に、やつかれは尋ねるのです]
シルクは、それを尋ねてなにがしたかったのか。
[嘲笑うのか、ただ興味本位なだけなのだか 或いは何も考えていなかったのか、 舞う雪に対するやうに好奇心を満足させるためなのか
言葉やかんばせよりも雄弁に、降りゆく雪が語る 君の言葉は、やつがれは気づいていないけれど
確かに、やつがれの心を 無遠慮に踏みにじる**]
(344) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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或いは君が、やつがれに 帰る場所をくれるとでも?
[そうでないのなら、嗚君のことばは 何て子供らしい(残酷な)のでしょう!**]
(-101) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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/* そして独り言なげてメモ貼れてない事に気づく体たらく
一昨日「頭痛い…みんなロル早いなー」 昨日「頭痛い、気分悪い…皆のロル速早ない…」 今「頭痛と寒気するけど頭痛薬飲んだから頑張ろ、皆早いわ…」 って感じで絶対風邪の自覚あるけど体温測ったらきっと死ぬので静かに薬でどうにかしようとするのだ…()
(-102) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[いかにその属性が似通っていたとしても、 物語のジャンルが違ってしまえば───── たとえ『生贄』同士であろうと、 どうしようもない隔たりがあったのかもしれない。]
(もしいつか、 その物語の断片でも知ることがあるのなら>>319 『理性は善と悪を区別出来なかった』、と。 そんなこともぼくは言っていたのだと、 シャートフが言っていたことを思い出すのだろう。)
(345) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 01時頃
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(陶酔と、その結果のように残った罪があった。 ”─────善も悪も、なかった”)
[同じ著作の中でも<白痴>的でもなく、 超人的に描かれようとも、ラスコーリニコフのような 選民思想も何処にもなかった。” 何も無かったのだ ”]
(346) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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/* この圧倒的筆の遅さに土下座しつつ おやすみなさい、なさい
あちこちバトル、たのしみ やつがれもバトルすたんばい、おっけー
(-103) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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懐古 得意なのはむしろ、撥ね付けるほうだった。 その性質は現界しても歪むことはなく むしろ伸び伸びと歪み続けている気もする。
客人を迎え入れるのも ( そもそも客人が来た覚えはないが ) 頬染めた娘から文を貰うのも ( 大凡の女は私の名を知らなかった ) 引っ越した先の隣人が要らぬものを贈るのも ( 何を思って私に渡してくるのか? )
全て撥ね付け、ときに声も返さずに 犬にするようにしっしと手を払った。 その者の表情を見ることもせず─────
(347) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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……… >>247 そのかんばせの意味を知らない。 だから鳥が立ち去った湖のようだ・と 空虚に揺れる水面を思ったのみだった。
鳥が立ち去ったあとの湖が揺らぐのを知っている。 だが 瞳という泉が揺らぐ理由なんぞは 生涯一度も、理解したことがない。
(348) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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その出自を知らずとも───── 彼の感情のキャンバスを眺められたなら 己とは真逆である・と、 嘲ることも出来ただろうか?
………出来た気もする。
(*34) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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/* こいつ、何か存外イエスマンになるのは何故だ。 こういう村だからか。 せやな!
(-104) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[>>319 何処か気楽げにも聞こえる言葉に 返すこともなくため息に差し替えたのは、 やはりスタヴローギンがある知人を 浮かべたからだったのかもしれない。
それでも、>>320そう言われて、 まるで子どものように口を尖らせられると そこでようやく────だ、 自覚していなかったようにも困ったように 白眉を垂れ下げるくらいはしていた。]
(349) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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「 ───── 未だ・得られず。
うれしきことにも 吾が一冊、 今尚・未完ゆえ 」 W 生涯 W
目に見える喜怒哀楽、 言い換えたなら人の四季・春夏秋冬 見えない瞳にのぼる好奇>>*23を一瞥し ぐるぐる・喉から唸りをあげた。
(*35) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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...煽るつもりはなかった。 ああ、いつかみたいに...やってしまったかな? ただ、ぼくは─── 殺せるのかを聞きたかっただけで。
[戦いたくないかどうか、 不戦主義の言葉を信じようとも特にこの時、 この青年がしていなかったのは 彼が浮かべていた印象が他ならぬ <詐欺師>のものであったからである。]
(350) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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生と死が同一であるとは良く言ったものだ。
死に装束を身に纏いながら、 あくまでW無W垢である彼は 言い得難い矛盾を孕んでいて 悪趣味にも─────面白いものだった。
剪定されたから何も無くなったのか? 何も無いから、剪定されたのか?
卵が先か鶏が先か、 哲学者の思考回路に秤を傾けながら、
(*36) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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しかしあなたは... ぼくのことを物騒だと騒ぐが、 何も『殺したくない』とも思うこともありましたよ。
[「魔女になった覚えも、 ましてやツァーリのようになった記憶もありませんが、 悪魔や吸血鬼ではあるのかもしれませんよ」
(彼は<吸血鬼スタヴローギン>などと何処かの ご婦人に呼ばれていたらしい、と聞いた時のことを 思い出して、わずかに瞳の色を沈めもした)
泣きつかれたところで、”今は”赤の他人を 慰めはしないことだけは確かだったろうが。]
(351) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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・・・・・・ 「 するのが良い。
・・ 貴公が今なお、死人で無いのなら 心の臓が騒ぐままに紡ぐのが好い。 」
ここに姨捨山があるわけでも無く 墓場に死体が捨てられたわけでも無く、
─────── 生きているなら話すのが好い クチナシは口から咲く。 咲いたらそれはただの花。 葉はあれども用は無し。
(*37) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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...それと、 別に礼なんて求めていませんよ。 ルーブル札を求めて群がってきた ろくでなし連中でもない。
ましてや、ぼくはあなたの仲間でもない。 言ったでしょう。...ただのひま人なんだとね。
[>>295続く話に、これは <立ち去りそうもないな>と確信を抱いて 再び雪明りの中の闇のような白から ピストルを手にして、手の中に抱いた。]
(352) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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/*ぼく「死装束ってもしかして雪のことでは?」
(-105) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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/*ッア"ーーーー!!!!(断命)
(-106) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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(しかし、聞こえたそんな言葉というのは 重ねた、───あの詐欺師なら 言いそうにもない歯の浮いた言葉だ、と笑った。)
” 故郷 ” ...ロシアでなければ、何処でも構いませんがね。
(-107) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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私は狂う事はない。 情感がないものが、狂うわけはない。 そも、既に綴じられた書物ならば、 狂える事などないだろう、 私に限らずも。
しかれども、 あるいは。 情感を持つものならば、 書物であれ、または類似であれ、 狂い得るというのだろうか?
その結論を出すに足る資料は、 始めの章さえとても書けない程、 どうやら深刻に不足しているが。
[イカれてしまいそうだ、語る「オズ」の声を聞けば、戯れめいた言葉を、戯れにもなく]
悲しみを、苦しみを、知る君は、 痛みを知るように、 狂い得るというのだろうか。
(353) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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「 幾らでも隠蔽できると云うのなら キャンバスで無くて良かったな─── …… 雪解けが来ない冬を吾は知らない。
白亜に埋まった貴公が 本当は何色であるのか?
吾の来春の楽しみとしようか? 」
いく秒も経たぬ、沈黙落とし、
(-108) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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「 ……ところで貴公は─────── 曲がりなりにも同志である吾が、 貴公を穢してしまったとしても…
…… 何も産まぬ白の下に すべて隠してしまうのかい? 」
(-109) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[整った虚ろに>>295視線を這わせながら、 >>308その口述のところが「娘」に及ぶと 何かを想像したかのように可笑しげに笑ってから >>321傍らの彼が漏らした言葉にそれは、 また蝋人形のように静かな表情を浮かべたのだった。]
(354) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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───── イヂワルな問いだっただろうか。
(*38) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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「 若し・そうであるならば 吾は酷く心を痛ませるだろうなあ。
そう───────かなしいのだ。 貴公は吾・をかなしませるのだ。 」
己は思ってもいないことを嘯いた。 口ほどに語る目は隠されて 語る口が歪んだところで畜生口ならば そのように唇が動く理由も行方不明。
ただ八つに分かれた尾ばかりが 振り子のように揺れている。
(-110) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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───────成る程。
[その時の感想は、ただ一言だった。 >>315まるでこれからその<行列>の通りに 火に炙られでもするのかと言う予兆のようにも、 何かに縛られたような違和感を、彼は感じた。
ひと無機めく、もの珍しい外殻の傍ら──── (わたしたちの<事件>の渦中では無論、 見たこともないような)現実に滲み出した非現実めいた 赤い炎を見ると、見開いてからしかし───、やはり、 先よりも深く、笑い直したのだった。]
(355) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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引っ込められた手が再び 鬣を撫ぜようとすることは無かった。
ただ舌を出したことを考えられていると知れば 次に出たW呼称Wにピクン・と耳を動かした。
「 雪景色は銀世界とも云う───── 名付ける貴公から取ったのか、 はたまた… 吾のこの毛色か? 」
一体その名のどこに敬意が込められているのか 考えても分からないから、今度は舌を出すより、 彼と同じように首を傾げた。>>252
(356) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[書の中で生きていたそれは、 最後には正しく死者になった。 物語の終わりを文字通り”締め括る”ように。]
...ならば、殺してみますか。
(357) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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……銀色の靴の魔法。 それは、
[「死の蘇生」には肯定も否定も返さずいた、それが、次に反応を零したのは、その問いかけに対してだった。一瞬、記憶を探るような間は、これまでには一番、それが「人らしく」映った欠片となったかもしれない。 「オズの魔法使い」、その物語は、それの著者の晩年に書かれたものだ。晩年まで「書き続けられた」それは、故にその物語を、「識って」いた――鮮明では、あらずも、だ]
かの手と似て非なる、 三刻を数える、
[逡巡めくは、数えるを許し]
(358) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[>>332 三度打ち鳴らして『生らなかった』魔法ごと、 四度目で飛び越すように石畳を蹴る姿も、 金色も見向きもしないで、『先ほど弾丸を打ち込んだ』 傍らの木幹に御構い無しに一人的当てをするように ─────今度は二度、トリガーを弾いた。
銃声の後、やはり樹木に吸い込まれて 何も起こらない────そんな静寂に続いて 悪霊にでも取り憑かれでもしたかのように 『その木は暴れ出した』。
(その枝は鋭く尖り、異常な急成長を見せ、 生き物のように枝葉をしならせて、 かの攻殻纏う男に襲い掛かろうとしたのだ!)]
(359) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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「 吾の機嫌が悪ければ 貴公の喉から仏を奪っていた。 ……が、 まあ、もう、良い。
貴公のことは何と呼ぼうか? ポリアフ卿?龗?それとも、 待雪…のほうが、よいだろうか 」
脳裏に浮かんだ真白な──────── 色を欲する雪に、色を分けた唯一の花を 思い浮かべながら、己の唇郭はわずか、 このとき、持ち上がっていた。 *
(360) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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(─────>>335もっとも、 『狂ったようもの』が意思を聞いてくれるわけもない。 破滅に巻き込もうとするだけだ。
見た目ばかりのペテンのように杖で殴ろうとする あなたも距離が近ければ巻き込むかもしれないが、 『どうにかするだろう』、と銃口を再び振った。)*
(361) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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/*現軸返して眠りそうな、予感 ヘカテー殿大好きだから返したさしかねえ〜〜 因縁じみた約束押し付けてえ〜〜〜!!
(-111) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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自分の近くにあるものほど。 自分のよく目にしているものこそ。 …… ほとんど、ちゃんとは見ていない、ということはよくあるように思います。 『少年』にとって、その人はそういうもの、としか分からないのですが、もしかしたらそういうこと、なのかもしれません。
そもそも、その人にはほとんどなにもなかった>>331、というのがほんとうのところだったのでしょう。
けれど、その人はなににも、なにも、思わないかのようにさえ見えました>>329から、『少年』にはひどくさびしそうに見えたのです。 ひどく食いちがったことを言っているように見えるかもしれませんが、理屈ではない『少年』にはなんにもおかしくなかったのです。
そうして名前は、どうにかおたがいに言うことができました。 そのとちゅうにどれほど声にされない、ぎもんふがあったとしても、です。
(362) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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/*
解釈違いって怒られないかばくばくしてるが いつもより分かりにくい文章になる〜〜〜し 拾いづらいト書きしてやがる..
(-112) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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そういういみでは、ほんとうに無垢であったのは、『少年』ではなくその人だったのかもしれませんでした。 『少年』は、無垢というよりは、多少 “ものわかりがいい” のだとしても、むじゃきでわがままでしたから。
けれど、無垢というものは、言いかえればまっしろでしたから、かんたんに汚されてもしまうものでした。
だから、ココロというものはよくないがしろにされるのだとも、かんたんにきずつくのに、なかなか直らないのだとも知らないのでしょう。 それに、空っぽだったものにめいっぱいつめこむと、どう、なるのかも。 そうはいっても、『少年』にはまだ、その人を嫌ういみなんてありませんでした。 それに、ココロをよく知らないもの>>330、ということも分かっていませんでしたから、ひどくむかんどうに見えることがふしぎなこととしか思えなかったのです。
(363) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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[そして、振り抜かれたエメラルド色は、 真っ直ぐに、 その頭部へと、打ち込まれる]
(364) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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『少年』だって、その人にさようなら、ってしてしまいたいというものでもありませんでしたし、かんがえてもらうよりもずっと、かんがえる、というのはゆるされるべきなのでしょう。 いいえ、むしろ、それさえもゆるされなかったその人が、 “ほんとうに自分だけのかんがえで” “どうしても” 、だれかを、いたいいたい、ってしなければならないのなら。 『少年』はやっぱりこわいのだとしても、王子様がヘビにかんでもらったように、いたいことも、がまんしたのでしょう。
「うん、まほうつかいの人にね、もらったの。」
小さなことでもきょうみしんしんで、めをかがやかせるような『少年』と、なにも知らなさすぎるからこそ、なににもむかんどうなその人は、あるいみまったくの反対、でした。 そもそも、ひどくかわりのないかお>>331ですが、笑いかただって、どういうときに、どういう気もちで笑うのか、だって知らないのかもしれませんでしたから。
(365) 2018/10/12(Fri) 02時半頃
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[その担い手たる彼が感じるだろうは、 まず打撃の手応え、 そしてそれが霧散する感触だ。
視界に映るのは、その頭部の行く末より先に。振り抜いた、同時かあるいは直後。淡く輝く黄金色が、視界を一たび埋め尽くしただろう。収穫の籾にも似、太陽の光にも似た、つまりは陽光に等しいものの色、「金枝」の色が、 それの洋墨なるものが舞い散る様が]
(366) 2018/10/12(Fri) 02時半頃
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「砂はね、ただそこに広がっていて、 ずっとおんなじなんだ。 だれがさわっても、雨がふってきても、 自分いがいのことなんて気にもしないんだ。」
『少年』のコトバは、まるでなんにでも思いがあるかのような言いかたでした。 その人の言うように、『少年』は色々なところを見てきましたが、見たのも聞いたのも、じっさいのところ『少年』ではありませんでした。
それでも、1ちょうしのコトバは、とてもとても楽しんでいるとは思えなかったのです。 そうはいっても、その人を笑わせるのがむずかしいだろうことは、いくら『少年』のかんがえであっても、分かっておりました。 その人は、これだけお話ししていても、なんのかんじょうも思っていないようでしたから。
(367) 2018/10/12(Fri) 02時半頃
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[一方に。 樹木を撃った「悪霊」の彼は、エメラルドの打撃を喰らったそれの頭部が、喰らうが早いか、破裂する如く――半ば砕け散るのを。砂の山を勢い良く崩したかのように、砂めく、輝きの欠片が広がり散るのを視界に入れた事だろう。 また、どちらが先だったか、殆ど同時に、 炎が薪を得たように強さを増し、 鳥が翼を広げて飛び立つに似た形で、 狂える樹木へ向かう、衝突しにかかるのを]
(368) 2018/10/12(Fri) 02時半頃
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…… 私の魂は 此処にはない。
だから 私は 死に至らない。
魂の外在化、 ・・・・ その、類例通りに。
(*39) 2018/10/12(Fri) 03時頃
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…… 私の■は 此処にはない。
だから 私は 死■■■■■。
■の■■化、 ・・・・ その、類例通りに。
(369) 2018/10/12(Fri) 03時頃
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[樹木へ向かった炎が、その身を焼いたか、 焼いたにして、何処まで焼いたものか。
ともあれ、少しの「合間」の後に、
それは、 再び、 欠けぬ頭部を具えて、 場に立ち、 (蘇る、死のように) 低く穏やかに、
水底めく濁り音に端々のひずんだ、 声を発した**]
(370) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
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/* 消防隊長が放火してるってどうかと思うよ (頭死んでる目線の率直な自省)(グラ肩書き問題)
(-113) 2018/10/12(Fri) 04時頃
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/*ねむくてふわふわなロールしか書けない ピンチ
(-114) 2018/10/12(Fri) 04時頃
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そういえば今回も抑止力が働いてますね..(知ってた)
(-115) 2018/10/12(Fri) 04時頃
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その人のコトバはむずかしくて、『少年』には分からないコトバもたくさんありました。 けれど、『少年』には一つ、その人のことが分かりました。
「ねえ、ふってくる雪っていうのは、 そのたびにずっとおんなじなの?」
ココロや、たいけん、といういみでは、その人はいささかくわしくないようでしたが、ちしきというものになると、『少年』よりずっと色々知っているように思われました。 ですので、その人が頭でかんがえるのも、せめられるいわれはない、とうぜん、のことでした。 けれど、『少年』はかしこくありませんでしたから、そういうことを言うのが、どんな風に聞こえる>>338ものなのか、分かっていませんでした。
(371) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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/* 現在執筆中であるが ぽぽっと鳩になる可能性大なので 灰に落としておこう。更新したら
(-116) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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ええ、それを正しく表示するならば。 『帰る』ではなく、『還る』場所となるのかもしれませんし、もっと正しい事を言ってしまえば、『少年』が、という訳ではありませんでした。
けれど、『少年』にそのことを正しく説明できるような、巧みな言葉の綾なんて扱えませんでしたし、『少年』にだってその事はあまりよく分かっていませんでした。 それに、『少年』がわがままであるのは、決して誇張でも何でもありませんでしたから、傲慢に思われる>>338のも詮方ない事でしょう。
『少年』は自分が一番したくない事をしなければ、説明する事ができないのでもありました。 それに、その人のように、『帰る場所』と一言で言っても、色々ある事を『少年』は知っていましたから、その人のココロをふみにじった事に、はっきりと実感があった訳ではありませんでした。
(372) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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