250 ─ 大病院の手紙村 ─
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全
運命は営利政府 トレイルの役職希望を王子様に決めた。
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、王子様が8人、人狼が1人いるようだ。
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やっぱさ、銃を持った善人がいないとさ。
ちょっと出かけてくる!プリン食べちゃダメだよ!
(0) 2018/09/23(Sun) 00時頃
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~~~♪
(1) 2018/09/23(Sun) 00時頃
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[とばした紙飛行機が、ふわりと消えた。]
あ、あれっ!?
[どこをみても、もう紙飛行機はなかった。 わたしは首を傾げながら、あたりを探して。 おばーちゃんが店から出てくれば、 きっと、わたしが瞬きしている間に 無くなっちゃったんだって思って。
その日は、お店を後にして。 記憶を頼りに買い物をして、お家に帰ったんだ。]
(2) 2018/09/23(Sun) 00時頃
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/* ギリギリでごめんね! 手紙分だけでも間に合ってよかった…!
(-0) 2018/09/23(Sun) 00時頃
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/* じゃがいもに羽が生えたような姿を神聖だというのには無理があるのではないだろうか。
(-1) 2018/09/23(Sun) 00時半頃
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/* 流れ的にはどうするのがいいかなあ メイさんにお返事書いて、これはリジアン様ガチ案件やぞってなって、真面目なお手紙書く方面?
(-2) 2018/09/23(Sun) 00時半頃
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……はい、それでは次はx日で。 お大事にどうぞ。
[扉を開き送り出し、また一つのルーティンが終わる。] [向いていない仕事だとは思っていない。 けれどやりたくてやっているわけではない。 サーチエンジンと同じだ。場数を踏み、学習をして引き出しを増やし、入力された数値に適切な回答を出す。 あくまで治療方針の決定権は医師にあり、カウンセラーはそれを補うだけ。 果たしてそれが自分である必要があるのか、そう自問したことも少なくはない。 ないが、いかんせん生活をするためには金が必要で、そのためには労働が必要なのである]
(3) 2018/09/23(Sun) 01時頃
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[1人が帰るたびにコーヒーを一杯淹れて、記録を整理して、飲み終えれば次を呼ぶ。 以前胃穿孔一歩手前まで行った時は同じ院内の消化器科にしこたま怒られたものだが、酒もタバコもやらない人間の唯一の嗜好品である。許してほしいと思うのも仕方のないことだろう。と、]
[かさり]
[一人きりの部屋に、控えめな音が響いた。]
(4) 2018/09/23(Sun) 01時頃
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虫はやめてくれよ…
[清潔な院内にそれもないだろうとは思いつつ、マグを置き、部屋を見渡す。 いつも通りのソファ、いつも通りのテーブル、いつも通りのカレンダー、いつも通りの白薔薇とガーベラを象った造花。]
[──そして、そこに いつも通り“ではない”紙切れがひとつ]
(5) 2018/09/23(Sun) 01時頃
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[自分が置いたものではない。 紙はきっちり角を揃えて折るタイプだ。 くしゃりと丸めるのなぞ、ゴミ箱に放る時だけ。 であれば、クライエントの忘れ物だろうか。果たして今日ここを訪れて、メモ書きなどをしていた者はいただろうか。]
[一見すれば捨ててしまいそうなもの。 それでも、手に取って折皺を広げればすぐにわかった。 これは捨てられるべき紙切れなんかではない、誰かに宛てて、何かを望んだ、紛れも無い一通の手紙だった。]
リ・ジアン様……?
[思わずその名が口から漏れる。]
(6) 2018/09/23(Sun) 01時半頃
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[変わらない毎日に突如訪れた非日常。 クライエントに見せる笑顔もナースに見せる笑みも“そうするべきだ”という知識を基に作っていたものだったが、随分と久々に無意識に口角が持ち上がっていることに気がついた。]
次の予約の時間は、と まだ30分あるか
[レターセットや便箋などは持っているはずもなく、適当なメモ用紙を1枚切り取り万年筆のキャップを開ける。何を書こうが誰かに届く確証はない。] [しかし、それでも]
(7) 2018/09/23(Sun) 01時半頃
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[昨日と同じ今日は消え、初めての今日が始まった。]
(8) 2018/09/23(Sun) 01時半頃
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/* だ、大丈夫だよね?1d入ったから手紙受け取ってオーケーだよね?(おろおろ)(違ってたらどうしよう)
(-3) 2018/09/23(Sun) 01時半頃
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/* なっさんの手紙村システムはずっとお借りしたいな~と思いつつ企画力も時間も無くて数年…みたいな感じだったのでドキドキと楽しみと久し振りすぎてなんか粗相をしたら本当に申し訳ありませんという気持ちで既にいっぱいいっぱい
(-4) 2018/09/23(Sun) 01時半頃
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/* ゾーイちゃん、おなまえ決めてあげればよかったね。 安易に溝井ナントカちゃんだな……名前思いつかないので解散! あとあれ、 1d1000通目のアレ。 我こそはランダム振り忘れ村建て。
(-5) 2018/09/23(Sun) 08時頃
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/* おはようございます 昨日は時間なくて急いで書いたので、メルちゃんに変なの送り付けて困らせてないかが心配です……ごめんねごめんね… あと、せんせーからお手紙もらえて嬉しい…えへへ……とても嬉しい………今日は九さんも含めて過去織り交ぜつつお返事書こう…… みんな素敵だなあってほわほわしてる…もっかい読み直そ!
(-6) 2018/09/23(Sun) 08時半頃
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/* あと、手紙村一度しか経験してないんですが、一日一通ランダム振った相手に送るとか、お返事は1回だけ、とかルールのあった村だったのでこの村はどうなのかわからない…他の手紙村も読んでこよう。 りじあん様はお返事ちゃんと届けてくれるのかな。せんせーみたいに直接?渡すのはありなのかな。聞けばよかった。
(-7) 2018/09/23(Sun) 08時半頃
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[ 今日も変わらない1日が始まる。
歩ける人間に内心で悪態を吐くのも、 それがただの八つ当たりである、と 自覚した上でのそれだ。
学校のクラス一同より、と書かれた色紙は 早く元気になってねとかいう他人事のメッセージが 普段全く関わりのないような人物からも 素っ気なく書いて、そこにある。
どうせクラス全員で書こう、って言われて、 しぶしぶ、仕方無しに書いたものだろう。]
(9) 2018/09/23(Sun) 10時半頃
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仲のいい数人からだけで良いのに。
[ …色紙自体が嬉しくない、といえば嘘になるが、 それでも、よくある当たり障りのない文章に これは、怪我をしたのが私じゃなくても こう書くんだろうな、と
……そんなものが透けて見える気がして、 なんだか嫌だった。
そのまま、動く方の手を下の引き出しに。 何気なく開いた、 昨日レターセットを仕舞い込んだその場所。]
(10) 2018/09/23(Sun) 10時半頃
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……なにこれ。
[ オレンジ色の封筒は消え失せ、 ――ついでに、何を書いたか忘れた端書きも消え。 その代わりにあったのは、破られた断面の目立つ紙と ありふれた、とてもありふれたメモ。
無論、どちらにも見覚えはない。 机の上に広げて、まじまじと眺めてみる。 違う筆跡。何方も、全く別の内容。
……これは、もしかして、と 思わざるを得なかった。]
(11) 2018/09/23(Sun) 10時半頃
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……実験、成功…とかいうやつ?
[ いやしかし、オレンジ色の封筒が 自分の思惑通りの人に届いたかは 定かではないのだ。
……新しい便箋と、少しファンシーなメモ帳を 何枚か取り出して、何事かを書いてみる。
これは。ちょっと、楽しいかもしれない。]
(12) 2018/09/23(Sun) 10時半頃
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[ 青い便箋には、うさぎの絵が端っこに 小さく描いてあった。 女の子らしい、少し癖のある文字で書いてある]
(-8) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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ノートの持ち主さんへ
破かれた日記のページが引き出しに入ってました。 持ち主に届くと良いなって、書いています。 安心してください。内容を誰かに見せたりは決してしません。
熱は大丈夫ですか。 今は下がっている事を祈っています。 病室にいると、どこまでも1人のような、そんな気分になりますね。
私はずっと走っていました。でも、それももうできません。 これからの私は、ゆっくりとしか歩けません。 きっと、あなたと同じくらいの速さになると思います。 今の私は、どんどん追い抜かされているところですから。 びりっけつは、悲しいものです。
あの人がだれか、は 気になりますが 届くかもわからないので、ここまでにします。 それでは。 mer
(-9) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[ クローバーの絵が描いてある、ファンシーなメモ帳。 少し癖のある文字で、それでも丁寧に書いてある。]
タンスの中にメモが入っていました。 ミツバチかわいいですね。売店にもありますね。
晩ごはんはシチューでしたか。私も好きです。 しばらくお母さんのご飯を食べていないので、 ちょっぴり恋しくなりました。
おばあちゃんがいつまでも元気でいられるよう、 私もこっそり祈っています。 mer
(-11) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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/* メイ[[who]]
(-10) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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/* めいちゃんは送ったね カガ[[who]]ザーゴ[[who]]
(-12) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[美味しかった、蜂蜜の紅茶。 子供たちの噂話。 コンニチハをした、お見舞いの人。
おててつないでた、おねーさん。
今日のアタシは、これにて閉幕。 カーテンコールもやんないでさ。 八国メイという演目は、まるっとさらっとリセットされる。]
(13) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[振り返ることの出来ない昨日と 見ようとも出来やしない明日。 それから、それから。
長期記憶障害なんて 覚えることが出来ないなんて アタシね、それだけじゃ、ないみたい。
毎日ハジメマシテのお姉さん。 ぼやけた通学路の記憶。 いつのまにかどっかにいっちゃった、ボクのおうち。 思い出せない自分の顔と たまにとんでく、自分の名前。]
(14) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[炎上劇の、主演の代償。]
(15) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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──────────────
○○県岸国劇場炎上事件
新聞記事に、被害者の名前はひとつもない。
──────────────
(16) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[さようなら。昨日のアタシ。]
──────────……………
(17) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[オハヨウ、知らないお部屋。 オハヨウ、四角の空。
それから ハジメマシテ、白い服のお姉さん。 朝、起きたアタシはね あれれ、ここ、どこだろう? って 怖いのもなんだか、なくって。
なんだか 困ったみたいに笑うお姉さんに ここどこ? よりも、 だぁれ? よりも。]
(18) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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わ、わ、ハジメマシテ! あのね、アタシね、メイです。 メイ。えっと、八国メイ。
メイね、ガッコ、 あれれ きょー、なんよーび?
(19) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[ベッドの上 くしゃくしゃのセーラー服を抱きしめたオンナノコ。 たぶん、それを着てみたら ちょっぴり小さいなんてことも わかりっこない、アタシ。
お姉さんが教えてくれた バッテンのいっぱいなカレンダー 日付だけのカレンダー バッテンついてないのが今日だって 学校はお休みになったんだって。]
(20) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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えへへ、アリガト! ガッコ、おやすみなんだ。 そと、いーてんき。おさんぽ、したいなぁ。
[そして、あの、おっきな木! って 指さそうとして、かさって音。 あれれ? って、 おふとんめくったら。
小さな紙切れと、オレンジの封筒。]
[お姉さんは、不思議な顔。 なんだろなんだろって、ひっぱるの。 なんだろなんだろって、開いたら。]
(21) 2018/09/23(Sun) 11時半頃
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[────ハジメマシテ、 昨日のヒカリ。]
(22) 2018/09/23(Sun) 11時半頃
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/* オメーまた劇場炎上させてんじゃねぇか
しゃーないね()
(-13) 2018/09/23(Sun) 11時半頃
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/* メイちゃ、とてもよい(語彙の欠損)
誰もカガすぁんの子供にならないのかな? 私は年齢と双子なのがちょっとなのだが。
(-14) 2018/09/23(Sun) 11時半頃
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[ どこから来たかわからない手紙に、 自分の名前を記すのは、なんだか少しこそばゆかったので “mer”、と 愛称じみた気取ったサインを 名刺がわりにつけておいた。
la merは、確か、海って意味だった筈。 陸を走り回ってた私には、少し 似合わないようにも、そうでもない様にも思えた。]
[ 青い便箋を入れた封筒をひとつ。 もう一個は、クローバーの柄のメモ。
…これ、どこまで届くもんなんだろう。 そう思って、新たなメモに手を伸ばした。]
(23) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 小さな怪奇譚は次章へと続く。 ]
(24) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 病院内の喫茶店で軽食を取っていた。 コーヒーを啜り、サンドイッチを齧る。
当然ではあるが、机上に灰皿などなく、 加賀は手持ち無沙汰に、机の端をトントンと叩いた。
加賀は一人であった。 予定は覆らず、女は仕事で来れないという。
昼食と呼べる時間を少し過ぎていた。 女が息子の好物だといったプリンを買ってきたが、 喫茶店のメニューに甘味があるのならば、 ここに連れてきてやればよかったのではないかと、
加賀はちらりと考えたりもしたが、 目の見えないガキの腕を引いて歩くなぞ、 到底加賀にできるとは思えなかった。]
(25) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 一人で遅めの昼食を終え、席を立つ。 あまり気の進む話でもなかったが、 仕方なく、加賀は一人で病室に向かうことにする。
そう、仕方なく。と加賀は思った。 一人であの子に会いに行くというのは、 非常に憂鬱であり、腹の底がずんと重かった。
どうして土産など買ってきたのか。 それももはや思い出せそうになかった。
病室の扉は、静かに開く。 滑らかなその音を、その子は敏感に聞き取り、 身体を起こして加賀を待っていた。
名を呼んでやろうとして、 喉に張り付いたように、言葉が出てこない。]
(26) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 「 パパ 」とその子が、うれしそうに加賀を呼ぶ。]
(27) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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これはラッキーな手紙です。 誰に届くかは、私にもわかりません。 すべてはリ・ジアン様のお導き…とやらです。 あなたはこれを手にした時点で、かなりラッキーです。おめでとう。
私は、しがない入院患者です。 あまりにも退屈だったので、誰かに届くといいなと そう考えて、書いています。 よかったら、お返事をください。 mer 追伸 喫茶店のケーキセットは、どれも美味しいです。
(-15) 2018/09/23(Sun) 16時半頃
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/* 新しいお手紙は来てないけども、お返事とても嬉しい…!!自分の名前の代わりにサイン書くのかわいいなぁ。 あとあと!喫茶店みんな利用してくれてるのも嬉しい。私もソロルでほんのり、PCさんたちのこと触れたいな。
(-16) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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[ 目が覚めたら、そこは僕のよく知る世界。 真っ白な天井、真っ白な壁、真っ白な寝具、 淡い色のカーテンの奥にはグリーンを纏う大きな木。 世界は移ろい、 僕を置いてけぼりにしていくはずなのに ここから見る景色は 時間が切り取られたように、何も ]
……はい、昨日と変わらないです
[ ぴぴ、と音のなった体温計をテーブルに置いて 体調はどうかと問う看護師さんへ 僕はぼんやりと外を眺めながらそう答えた。
葉っぱはまだ、数えきれないほど残っている。 ]
(28) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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[ ああ、でも 昨日の僕と違うのは 点滴が外れて晴れて自由の身となったこと。 と言っても検査もない今日は特にすることがなくって 昨日、少し出歩いてたときにテーブルに置かれていた 真っ白な紙を両手に持ち僕は考え事をしていた。 ]
り・じあんさま………
[ ぽつりと漏らした名前。 懐かしい響きを音に乗せれば 前に本を読んであげたときに 子どもたちが口にしていた名だと思い出す。 ポッケに入れたお手紙を 病院のなかの誰かに届けてくれる不思議ないきもの。 僕が今よりもっと子どもだった頃にも おんなじ噂が流れていた。 ]
(29) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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何通目だっけ…… 810?あれ、469?
[ とにかく、何通目だかに手紙を出した人は リ・ジアン様に願いを叶えてもらえるんだったはず。 あの頃の僕は何を願って どんな手紙を忍ばせていたのか 今となっては、うまく思い出せない。
高校生になった僕は、何を願うだろう。 ───── 何を願えば、いいだろう。
いや、そんなことより ]
(30) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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………これ、なんだろ
[ ふふ、と笑みを零しながら 手紙の隅に描かれた それ を指で優しく撫でる。 文面から推測するのは容易だけれど この手紙の差出人であるあのひとから この不思議生物が生み出されたのかと想像すると ちょっとだけ、おかしかった。 ]
(31) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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[ 手紙が置かれていたときは少しどきっとした。 検査結果が悪かっただとか また退院が延びるんじゃないか、とか とにかくなにか悪い知らせじゃないかって。
けど、自分に助けを求める内容に 僕はほっと胸をなでおろし 優しい言葉で綴られたそれを きっと、にこにこしながら読んでいたと思う。
どんな顔をしてこの手紙を書いたんだろう。 想像するとおかしくて、 またちょっとだけ笑ってしまった。ごめんなさい。]
(32) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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[ その手紙を何度か読み返せば 返事をしたためようとノートを探す。 きっとあのひとは忙しいだろうし、 紙に描かないと伝わらないだろうから。 生憎可愛らしいレターセットなんて持っていないので 僕が使うのは愛想のない黒い線の紙きれだ。 ]
あれ、どこやったっけ ………あ!そうだった!
[ 昨日、枕の下に隠したままだ、と思い出し ひょいと枕を持ち上げて───… ]
(33) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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…………ん?
[ そこにはいつものノートと、 どこか見覚えのある、けれど置いた覚えのない 鮮やかな彩りの一枚の紙。 ]
(34) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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/* な、なげえ!!そしてまだ一通読んだだけ! ちょっと休憩。
メルちゃんお返事かわいいし優しいし merで海!素敵だ~!
あと、加賀さんのロールがすごく好き。 なんかお手紙送りたいけど思いつかない。
(-17) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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[ 首を傾げながらそれを手に取り丁寧に開き裏返せば、 ボールペンで書かれた女性らしい文字が目に入る。 日記のようなメモのようなそれを目で追っていくうち ある人の顔が思い浮かんで、 ]
『か』っ……!! え、えぇ……?
[ そうして、同時に目に入ってきたまさかの文字に 僕は素っ頓狂な声を出した。 今回は一人部屋で良かった。誰にも聞かれていない。]
(35) 2018/09/23(Sun) 19時頃
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どうしてこんなメモが僕のとこに……
[ ぽすん、とベッドに倒れ込み その紙を天井に翳しまじまじと見つめた。 そこで過ぎるのがさっきの手紙。 ]
───── リ・ジアンさまだ
[ 文字の書かれた紙は誰かに届けられる。 僕に届けるべきだと判断されたんだろうか それとも、ただの偶然だろうか。 どちらにしても、これを書いたのはきっと。 ]
(36) 2018/09/23(Sun) 19時頃
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……………
[ 僕はその手紙をほうと口を開けながらしばらく眺めて 最後にかかれたものに視線を移せば 目を細め、ふふりと唇を緩ませた。 ]
(37) 2018/09/23(Sun) 19時頃
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/* ソロルだからって好きなペースで書きすぎ問題。 ごはん食べてから続き書きます…… またギリギリになるぞ!急げ!
(-18) 2018/09/23(Sun) 19時頃
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/* 手紙村ってさぁ こう、出来るならさぁ コンプしたくなるよね ならない?
諸々済ませつつアオ[[who]]さんへのお手紙考えるぞ
(-19) 2018/09/23(Sun) 19時半頃
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/* アオさん!!!!めっちゃしわくちゃなん送った!!!!
あらため!フローラ[[who]]さん!!
(-20) 2018/09/23(Sun) 19時半頃
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[ 一瞬、部屋の入口に立ち尽くしていた。]
……ああ。 今日はな、プリン買ってきてやったぞ。 食うだろ? 一緒に食べよう。
[ 詰まった息を吐き出すように、加賀は言った。
その子は嬉しそうに頷き、 「 抽斗にスプーンがあるよ 」と言った。 母親が、ある程度のものは揃えているらしい。
木のスプーンをつけてもらっていたが、 使い慣れたもののほうが良いのだろうと、 加賀はそのときようやく思い至る。
慣れた手つきでベッドサイドの抽斗を開け、 その子はスプーンを二つ探り当てた。]
(38) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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[ 蓋を開け、加賀は丸っこい瓶を一つ渡してやる。
器用にそれを食べだした姿に少し安堵し、 加賀は何をするでもなく、それを見ていた。
スプーンを一つ手渡されてはいたが、 加賀は甘いものが好きというのでもなく、 自分の分など買ってこなかったので当然だ。
スプーンを指の間に挟み、 手帳をぺらぺらとめくっていた。 最近はスマホが便利などともいうが、 手書きというのが加賀に馴染んだやり方だった。
しばらくは静かだった少年は、 プリンを一つぺろりと平らげて、 加賀の言葉を待つように、顔の角度を上げた。]
(39) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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[ 一瞬の沈黙のあと、口を開いたのは少年だった。
「 よく覚えてたね 」とその子は言った。 少しの間があき、「 ぼくの好物 」とも言った。
するりと、言うべき言葉は簡単に浮かんだ。]
……聞いたんだよ、ママに。 正直、聞くまでは忘れてた。ごめんな。
[ 下手にすべてを嘘で塗り固めないほうがいい。 と、嘘をつき慣れた加賀はよく知っていたし、
加賀は、自分の子がなにを好んでいたかなど、 もうどんなに記憶に潜ったって思い出せない。
「 パパらしいね 」とその子は言ったので、 加賀の選択は間違いではなかったのだろう。]
(40) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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ほら、貸せ。瓶とスプーン。 洗ってきてやるから。
[ 手を伸ばし、少年の手元からそれらを受け取る。
触れた指先が、その子の体温を拾う。 じとりと湿っているようにさえ思い、 加賀は動揺を懸命に押し隠した。
手早くスプーンと瓶を洗い、 加賀はそれでも病室へとまた戻った。
タオルの類の使い分けなど分からなかったので、 ティッシュを取り、スプーンの水気をふき取る。 その子が饒舌に語るのを聞きながらのことだった。]
(41) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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/* フローラさんかぁ~~~~~~自分へのお手紙ぱーとつーいくか
(-21) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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[ ティッシュを敷いた上に瓶とスプーンを並べ、 加賀はしばらく、その子の話に耳を傾けた。
あちらこちらに話が飛んだが、 今日も今日とて加賀の役割は、 飽きた様子を見せずに相槌を打つことであり、 これならばAIにだって取って代われそうだ。 と思いながら、ひたすらにその子の話を聞いた。
昨日と少し違うのは、話が過去に遡り、 加賀の知らないパパとやらの姿が垣間見えたことだ。
面白おかしく自身の昔話を語るなど、 加賀が依頼人に聞いたパパの姿とはつながらない。 彼らが昔住んだ家に広い庭があったことも、 ……よく、両側から両親を手を繋ぎ、 近所を散歩したことも、加賀には初耳である。]
(42) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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[ ……あの女。と加賀は内心思う。
適当に話を合わせ、微笑み、 時折「 そうだったか? 」と忘れたフリをしながら、 相手の目が見えないのをいいことに、 加賀はずうっと、苦々しい表情を浮かべていた。
あの女の仕組んだ嘘がバレようが、 加賀にはなんの不利益もない──いや、 もう数日分の報酬が惜しい程度のことで、 何も心を痛める必要などないはずであるが、
久々の再会と相成った我が子が目の前にいるとして、 思い出話にひたすら相槌を打つばかりで、 こちらからはエピソードの一つもない、というのは、 あまりに不自然であるように加賀は思った。]
(43) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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[ ……思って、加賀はゆっくりと口を開く。]
……ああ、おまえは昔から、 砂遊びが好きだったよなあ。 たまに公園に連れてってやると、 砂場から離れようともしないで。
つるつるの泥団子を作ってやったら、 喜んでしきりに撫ぜていただろう。
[ 覚えているか、と加賀は声に笑みを含ませたが、 当然、それは首をすげかえた他人の思い出である。 目の前にいる盲目の子のエピソードではない。
幼少のころの記憶なぞ、 いくらでも誤魔化しはきくだろうし、 そんな覚えはないと言われたとて、 忘れてしまっただけだろうと笑えばいい。]
(44) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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[ 案の定、「 そうだったっけ 」と言った子に、 加賀は知らんそぶりで、笑って言ってやる。]
忘れてるだけだよ。 なんせ、小さい頃の話だからな。
[ 「 そうかも 」と少年は笑った。
気づけば日が暮れかけており、 加賀は、乾いたスプーンを手に取り、 ベッドサイドの抽斗に戻してやる。
抽斗の中は、几帳面に整頓されており、 トレイごとにモノが分類されていた。
そういえば。と、少年が苦労なく、 抽斗からスプーンを取り出したのを思い出した。]
(45) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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──…………。
[ ほんの、気の迷いだった。
加賀は手帳にペンを滑らせ、 途中、迷ったようにペンを止めつつも、 千切った頁を、トレイの底に忍ばせる。
「 どうかした? 」とその子が言うので、 加賀は、スプーンを戻しておいた。と答えた。
……瓶は、帰りにゴミ箱にでも捨てよう。
そう思い、加賀は立ち上がり、 「 そろそろ行くよ 」とその子に言う。]
(46) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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もうこの部屋から出られないかもしれない君へ
君がこの手紙を読むことなどないのだろう。 可哀そうだが、君を取り囲む世界など嘘まみれだ。
だが、もし万が一にも君が、この手紙に気付き、 ……或いは、違和感の正体を看破するなりして、 真実を突き付けてくるようなことがあるならば、
その時は、願いの一つくらい叶えてやってもいい。 ふざけた名前の神さまなんぞに縋らなくとも、 おまえの望みの一つくらい、 お父さんが。
(-22) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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[ 千切り取られた手帳の1頁。 文章の終わりだけ、筆圧が弱く、 奇妙に間が空いている、そんな走り書きだ。
とある入院患者の部屋に忍ばせたはずの手紙は、 いつしか貴方の身の回りに、紛れ込んでいる。]
(-23) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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[ 立ち上がろうとした加賀に、その子は声をかけた。 「 パパ 」と呼ばれて、加賀は思わず動きを止めた。
人と話すとき、首を少し傾けるのが、 その子の癖であるようだった。薄く微笑んで言う。
「 たばこ、やめればいいのに 声がなんか、ガラガラしてるよ 」
加賀がぎょっとした顔をしたことも、 その子にはわからないのであろう。口を開く。]
──そうだな。
[ 今度こそ立ち上がろうとした加賀の手を、 その子はやはり今日も握り締め、 「 明日も来てくれるよね 」と、穏やかに言う。]
(47) 2018/09/23(Sun) 20時頃
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/* わーーー! 加賀さんから!手紙が!きた! しかも今父親関係のこと落とそうとしてたら! おいしい手紙が!きた!!
うわー、ほんと加賀さんすき…… 明日なんて返そう…
(-24) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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ほんとにいるんだ、リ・ジアンさま……
[ 未だふわふわとした心地のまま 届いた紙を手にベッドの上でごろごろして そうして僕は気が付くのだ。 ]
………っ!! 僕のも送られた!?
[ がばっ! 勢いよく起き上がればげほげほと咳き込んで ややあって呼吸を落ち着けたなら 日記のノートをぱらぱらと慌てて捲る。 そういえば、捨てようとしてた紙を挟んでいたはず。]
(48) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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…………ない…
[ たぶん、きっと。 捨てた覚えもないし、 他に送られるようなものもない。
ただの男子高校生の愚痴を零した日記。 あれを送られたからなんだという話だけれど 送られた人は困惑していることだろう。 せめて受け取ったのが どうか知り合いじゃありませんように。 そう祈りながら僕は小さくため息を吐いた。 ]
(49) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[時間が止まったまんまのアタシは おんなじくらいの女の子だって ニコニコ笑って、小児病棟の子みたいに 無邪気に、クレヨン握った。
動く椅子にも、ぐるぐるの下にも アタシはなんにも言わなくって
たったひとつの、オシャレなほーたいに したいね って。]
(50) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[それが、ほんとのほんとの ハジメマシテ。]
(51) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[会おうと思えば、すぐに会える女の子に 出会うたんびに、ハジメマシテ。
どのアタシも、きっと その子とお話できて、いっぱい喜んだけど 起きたらおわりのリセットステージ。
年頃の女の子は、噂話が大好きだから 多分、あることないことお話しては アタシ、くすくす笑ってたんじゃ、ないかな。]
(52) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[でもね、そんな、お話好きなアタシにも どうしても、お話出来ないこともありました。
ここに来てからの時間のこと ここのこと アタシの見てる世界の、はじっこにゆれる 赤っぽい、茶色っぽいのと、 同じ色の髪をした、おねーさんのこと。]
(53) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[それから、それから、 …………]
(54) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[握った紙切れと、可愛いお手紙。 にっこりお目目は、じぃっとみつめて。 そして、まぁんまるに、なったんだ。]
……おとー、さん?
[なんでだろう とっても、おかしなかんじのコトバ アタシの口は、それを、初めて言ったみたいに へたっぴに、呟いた。]
(55) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[■■■■■、 ■■■■■。
誰かと一緒に、追いかけて おっきな背中、つかまえた。
────埃の下、うずもれた一幕。]
(56) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[白い服のおねーさんが びっくりしたみたいな、顔、したからね。 アタシ、その紙をどーんって、見せて。]
あのね おとーさん、だって。 メイの、おとーさん。来てたの? アタシ、寝てたのかなぁ。
[真っ黒に塗りつぶされたとこに 自分の名前があるなら、いいな、って。
おねーさんの、おかおは なんていいたいのか、よく、わかんないけど。]
(57) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[あとね、あとね、って。もういっこ。 オレンジの封筒に入ってた、お手紙。 アタシの知らない、お名前と。]
あったこと、ある。
[アタシの知らない、ワンシーン。 カンチガイなのかも、って、思わなかったのは ちゃんと、アタシのお名前を、書いてくれてたからなのかな。 お友達のお顔は、忘れたこと、ないんだけどなぁ。 なんだか、とっても、不思議な気分だったけどね なんでだろ、なんでだろって、おもってたら。]
(58) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[ ぷ っつん ]
(59) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[アタシはちゃんと覚えてるよって。 そうやって、センセーたち、困らせるのは 今でもまったく、かわんない。
学校への道、お友達の名前、近所のわんちゃんに、花壇のお花。
全部全部、知ってるもんって。 じゃあ、■■■は? って聞かれたら あれれ、って、なって。ホワイトアウト。
そして、ちょっとしたら メイはもっかい、にっこりわらって 知ってるの、すごいでしょ? って ■■■のことは、なかったことに、しちゃったの。]
(60) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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14歳、じゃあ、いっこうえだ。 えへへ、おともだちとお手紙。アタシ、ずっと、あこがれてたんだ。 嬉しいな。リ・ジアン様って、なぁに?
……わ、すてき、すてき! お届け物してくれるの、すてきだね。 会えたら、アリガトって、しなきゃ。
アタシのお手紙も、届けてくれるかな? 届けてくれるよね。こうやって、届けてくれたもん。
(61) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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[お手紙届ける不思議な生き物 お姉さんの教えてくれた、そんなうわさ話に 年頃のアタシは、夢中になって。
お返事、どんなのがいいかなって お手紙実験と、オレンジの封筒にピッタリな とびっきり、可愛い封筒と便箋がいいなって。
アタシに届いた“お手紙”ふたつを テーブルに並べて、上機嫌。
小学校から、一つ大人になるのって 新しくした筆箱から 鉛筆と、たくさんのカラーペンを、テーブルに出して。]
(62) 2018/09/23(Sun) 20時半頃
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/* 挟むかな、と思って待機したんだけど こいつ細切れに落としすぎだろって思われてないかな…
(-25) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[ それから、僕は受け取った手紙をポケットに入れて ベッドを降り、スリッパを履いて ぺたりぺたりと部屋の外に出た。
すれ違う看護師さんは皆 『わたるくん』と笑顔で声を掛けてくれて、 その度に僕はぺこぺこと頭を下げて笑い返した。
病室を空けたところで誰も困ることはない。 今日も僕に、見舞いの客などいないから。 ]
(63) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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いちごせんせい、みてない?
[ 小児病棟にあるプレイルームに顔を覗かせて わあ、と寄ってきた子の頭を撫でながら 僕はあの人の名前を口にした。
一期崎 啓之先生。 ちょっと顔の怖いその人を 僕は昔から、『いちご先生』と呼んでいた。 どうしてそう呼び始めたかはわからない。 『いちご』は僕の好きな食べ物だったから 名前にそれが入ってることに親近感が湧いたのかも。 本人はどう思っているかはわからないし この歳にもなってかつてお世話になった先生のことを ニックネームで呼ぶのも恥ずかしいけれど それでも僕にとっていちご先生はいちご先生だから きっと、この先も変えることはない。 ……本人に怒られない限りは、だけど。 ]
(64) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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………そっか ううん、ちょっとお話ししたかっただけ 邪魔してごめんね、ほら、行っておいで
[ じゃあね、わたるにーちゃん! ぶんぶんと手を振る少年に小さく振り返して 僕はくるりと向きを変えた。
やっぱり先生は忙しそう。 外来の方にいるなら尚更邪魔はできないし ……そうだ、それなら リ・ジアンさまにお願いするのはどうだろう。 きっと僕の手紙が届いたら いちご先生もびっくりするはず。 それからきっと、先生は優しいから 悪戯みたいに届くそれに 優しく笑ってくれるんだ。 ]
(65) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[ 優しく……?うん、やさし、く ?
悪役みたいな微笑みを浮かべる先生を想像して 僕は笑いそうになるのを誤魔化すように こほん、とひとつ咳払いをした。 ]
(66) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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お父さんへ
ハジメマシテ。 書きかけのお手紙、届きました。 メイに会いに来てくれたのかな。 そうだったら、とっても、嬉しいです。
お父さんって、どんな人なんだろうって 届いたお手紙を見てね、思ったの。 また、会いに来てくれたときに お父さんを、教えてくれたら、嬉しいです。 お手紙でも、いいから。
(-26) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[ それから向かったのは、中庭にある喫茶 蜜蜂。 別に、お腹が空いていたわけじゃない。 なんなら勝手に物を食べれば怒られるかもしれない。 そんな僕がここにきたのは もちろん理由があるからで───… ]
う………やっぱやめようかな
[ ぺたり。スリッパの歩みを止めて怖気付く。 せっかくここまで来たのだから、と こっそり頭を出して覗き込んだけど あのひとの姿を確認する間もなく 僕はぴゃっとその頭を引っ込めた。
悪いことをしているわけでもないのに なんだかドキドキして、 ]
(67) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[羽を生やした、不思議な生き物を描いた、真っ白な封筒と 隅を蔦模様とお花で彩った、真っ白な便箋。 お店に並んでるみたいなイラストは でも、インクがちょっと、滲んじゃってる。
並んだまるっこいオンナノコの文字 まるで、ホントのお父さんに宛てたみたいな まるで、お父さんってのを知らないみたいな そんな、お手紙は、きっとね
ポケットじゃあ、ぎゅうぎゅう、狭いから それが入りそうな、置けそうな 貴方の近くに、 いつのまにやら!]
(-27) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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( ………心臓にわるい )
[ ジョークにも聞こえないそれを心の中で呟いて 結局僕はそのまま踵を返すことにした。 もう秋のはずなのに、ちょっと暑い気がする。
帰りがけに、売店でレターセットを買った。 海のような綺麗な青のそれを手に これから何を書こうと思案しながら 僕はまた、ひとりぼっちのあの部屋へ帰るのだ。 ]
(68) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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メルちゃんへ
お手紙じゃあ、ハジメマシテ! ハジメマシテじゃないみたいなのに、ハジメマシテって書くの、ちょっとおもしろいね。
リ・ジアン様はね、いたみたい。 メルちゃんのお手紙、ちゃんと、メイに届きました。 お手紙あってね、嬉しかった。 お友達、忘れたことないのにって思ったけど メルちゃんと会ったら、思い出すかな?
アタシも自己紹介した方がいいかな、って、思ったけど。メルちゃんは、メイのこと、どれくらい知ってるのかな? お手紙書いてても、思い出せないけど お手紙読んでたら、なんだか、懐かしいみたいな。フシギな気持ちになるの。
アタシのお返事も、ちゃんと、届けてくれるかって アタシも、検証したくなったので これも、届けてくれたらいいな。
メイ
(-28) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[おんなじくらいのオンナノコに 初めて送るみたいな、ぶきっちょな文章は お店に並んでるみたいなお花模様の便箋に書かれて 羽を生やした生き物の絵の封筒に入ってる。
ちょっぴり滲んじゃったイラストは 学生の女の子には大人気の、カラーペンで描いたもの。
そんな、丸っこい字のお手紙が あなたのとこに、コンニチハ!]
(-29) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[もらったお手紙は、置いてあった宝箱に入れちゃおう。 書いたお手紙は、引き出しの中にしまっちゃおう。 フシギなフシギなリ・ジアン様 いるならこれも、届けてください! って
引き出しにあったものを、見るの、わすれたまんま 両手で押して、しめちゃった。]
(69) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[いつかのボクのお手紙が ポケットからなくなったって、トーゼン、知らないの。 お洗濯の度に、取り出して、戻してくれてたことも 覚えてるのは、白い服のお姉さんだけなの。
だからね しまいっぱなしで、リ・ジアン様が持って行かなかった いつかの、私のお手紙も一緒に まるっと、なくなっちゃうことを。
明日のメイは、知らないの。 宝箱のお手紙だって きっかけがなかったら、きっと。]
(70) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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/* やば、やっぱりお手紙送ってたよね。 挟んで申し訳ない。 僕はお手紙を書いてくる、ぞ!
(-30) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[病室にいる時だけが落ち着くなんて 健康体の癖におかしな話だ。
ああ、でも。兄がここにいる限り 私の帰る場所であることは確かなのだろう。 家にはあまり戻りたくない。
私たちを生んだ彼女は、何も分かってやしない。 あの人は昔からそうだった。 もうすぐ一年になる入院の費用と、高い個室の使用料を 払い続けてくれていることには感謝するが。
あるべき形を裂こうとするのは、大罪だ。]
(71) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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やっぱり変だよね、兄さん。
[宙を眺める彼の隣、見舞い客用のパイプ椅子の上 二枚の紙を交互に眺め、数度目の呟きを落とす。
子供たちにぶつかられ、それを許し 女の子の挨拶に会釈を返し、習慣として喫茶店に寄った。 つい昨日この病院での出来事の続きとなる話。
帰宅後、あの人が帰って来る前にさっさと部屋に戻り 上着を脱いだその時、ポケットからこの二枚が落ちてきた。 奇怪な出来事に一晩で納得することも出来ず、 こうして持って来てしまったのだ。]
(72) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[可能性としてはやはりあの子供たちが一番に浮かんだ。 あの時わざとぶつかり、悪戯をしたのではと────
だが、こんなものをよく来る見舞い客程度の私相手に わざわざこっそりと捩じ込んで何になるだろうか? どちらも誰かに宛てたものですら無い。 悪戯なら、おどかすような言葉でも綴ることだろう。 昔の兄さんならきっとそうする。 筆跡と紙の状態が違うのも妙な話だ。
まだ慣れない茶髪を弄り、ため息をつく。 ああ、兄さんが染めたいと言っていたから染めたのに。 彼はこんな態度を取ることはないのに。]
(73) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[でも、そう。兄さんだったのならば きっと御伽めいた話にも食い付くに違いない。 目を輝かせて、子供みたいに試してしまうんだ。]
リ・ジアン様ねぇ……。
[その言葉を浮かばせてしまった理由はもう一つ ────紙の上にその名前が確かに綴られていたから。
二枚の内一枚、どこか寄せ書きに似た構図の思考の羅列 中央を陣取る謎の生き物をなぞり、一度視線を上げる。]
(74) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[花開いたばかりのアイビーが活けられた花瓶 その横に虚しく置かれた一冊。
喋ることが出来ないならせめてもと、 どんなものでも意思を示してほしいと、 私が持ち込んだ新品のスケッチブック。 未だにインクの染み一滴すらそれを汚してはいない。 だって、ペンを握らせることすら出来なかったのだから。
少しの罪悪感を覚えながら、一枚を丁寧に破り取った。]
(75) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[不思議な不思議なリ・ジアン様。 引き出しの中の一枚を どうやら、もっていっちゃったみたい。
貴女のとこに届くのは ちょっとだけ折れたみたいにでこぼこした そんな、しわしわの汚い紙。 何かを願うみたいな丸っこい文字を並べて、日記帳から破り取っちゃったみたいな。そんな、可愛くないお手紙。]
(-31) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[ 思いのほか長居をしていたらしい。
ちょうど、仕事を終えた女が、 入れ替わりでやってくるというので、 院内の喫茶店で待ち合わせをすることにした。
コーヒーをひとつ頼み、 加賀は依頼人がやってくるのを待った。
やってきた女に会釈をし、 少年と交わした会話について報告をする。
女は蜂蜜入りの紅茶を頼んだ。 「 おいしいんですよ 」と彼女は笑った。 「 ここに来るとつい頼みたくなるんです 」とも。
……そういや、この店の名は。 加賀は思い出し、名物みたいなものか。と思う。]
(76) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[ 温かい紅茶にティースプーンを差し込み、 女がくるくると混ぜるのを見ながら、 加賀は、少年と過ごした時間を語った。]
……その中で、嘘をつきました。 一緒に泥団子を作ったことがあったと。
もちろん、嘘ですから、 彼に何か聞かれることがあれば、 適当に話を合わせていただければ。
[ 女はしきりに礼を言った。
なぜ礼を言われているかもわからなくなり、 加賀はなんだか、眩暈がするようだった。 ……誤魔化すように、コーヒーを口に含む。]
(77) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[ 女は、紅茶を飲み終えたら、 顔を見に、息子の部屋に行くと言った。
加賀は一つ頷き、 それから、ふと思い出したように尋ねる。]
──そういえば、 彼の本当の父親と、私と。 似ている声をしているんですかね。
[ 女は首を傾げ、「 ……ええ、それなりに 」と、 曖昧な答え方をしたので、加賀は思わず笑った。 寒気がしたのは、思い出した話があったからだ。]
(78) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[ 最後の一口を飲み干し、女は席を立つ。 加賀はそれを座ったまま見上げた。 加賀のカップにはまだ少し、濃色の液体が残っていた。
ほんの戯れのように、肩頬で笑って加賀は言う。 ……寒いな。と、加賀は掌をこすり合わせた。 じとりと汗でもかいたかのように湿り、滑りが悪い。]
(79) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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……人の保てる記憶の中で、 最後に残るのは、声らしいですよ。
[ ご存知でしたか。と言った加賀に、 女は怪訝そうな顔をして、「 いえ 」と短く答える。 加賀は小さく笑い、依頼人たる女の背を見送った。]
(80) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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ハジメマシテ、こんにちは。 私、八国メイっていいます。 私からお手紙届いたらびっくりするかな? メイは、毎日、昨日を忘れちゃうみたいなの。 だからね、また、知らなくなっちゃうかもしれない私にね 今日知った、良いこと教えたくって、お手紙書きました。
これを見るあなたが、メイじゃなくっても 蜜蜂っていう喫茶店の、はちみつ入りの紅茶が美味しいんだよって教えたいから。いいかなって、思ってます。
おすすめはね、季節のケーキと紅茶のセット。 おねーさんはニコニコ、美人さんで、おばーさんも、とっても優しいから。一度、行ってみてください。
私は、お手紙書いて、きっと 届けるのも、引き出し開けるのも忘れちゃうから。 リ・ジアン様が、このお手紙を どうか、届けてくれますように。
八国 メイ
(-32) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/* 今日のお手紙だけでめちゃくちゃ行数!!!!って怒られてる 削れほるむ
(-33) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[ 啓之は、おやと言わんばかりに片眉を上げた。 出勤してデスクに向かったら、見覚えのない紙が、 ペン立てを重しにして置いてあったからだ。
看護師からの伝言だろうか。 大事な要件だとしたら、直接口頭でと、 考えている啓之は納得がいかないと不満を覚える。 憮然としつつも真顔で折りたたまれた紙を開く。 珈琲の香りがしたのは気のせいだろう。 見知った文字が文字の持ち主を想起させたのだ。 みゃおの文字だ、と啓之は心の中で唱える。 ]
(81) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[ みゃおこと、祝宮碧とは大学時代に知り合った。 学部こそ違うが、 医療人を目指すといった趣旨の合同授業で出会った。 グループワークでは、医学部が引っ張っていけ という無言の圧力を感じていた。
しかし、啓之はそういったことが苦手である。 なるべく、表情を作っても、口調を優しくしても 初対面の人間には怖いとよく言われる。 どうしようもない。 怖いと思われながら場を進めても、 うまくいくはずもないと啓之は考える。 ]
(82) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[ 代わりの人間は、と視線を走らせれば、 人好きのする笑顔を浮かべたみゃおを見つけたのだ。 先手必勝。 彼に司会をしてもらいましょう、 と啓之の淡々とした声が場に落ちた。
みゃおにしては迷惑な話だったかもしれない。 啓之にしては、大変救いとなったが。
それから、ちょくちょく話すようになり、 友達と呼んでもいいだろう関係は、 現在に至るまで続いている。 ]
(83) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/* >>72 この挨拶した女の子アタシです!!!!って類さんガチ勢の顔をしたいのに類さんとお手紙できてない。
(-34) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[ 見知った文字で綴られる言葉に眉をひそめる。 これはなんだ?、というのが一番の感想である。 啓之は、紙を前に固まってしまう。
これは、なんだ? みゃおが意思を持ってここに置いたなら、 意図をすかさずに問い詰めなければならない。 雑に書かれている日付も随分と前のものだ。 わけが、わからない。 いや。 一つ納得いく理由は思いつく。 全く信じたくないが、病棟を巡る噂だ。 今までは紙類が紛失するばかりで、 己の元に知らぬ紙類が現れたことはなかった。 もしかして。 もしかして。 そうして、啓之は思考を働かせることを止めた。 ]
(84) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/* みゃお(みゃお)
(-35) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[ ────これは、みゃおの悪戯だ。 手の入れ込んだ悪戯に違いない。 みゃお本人の性格から悪戯などしそうもないが、 そういうことにして、啓之は一日の仕事を始める。
白衣のポケットに紛れ込んだ紙片に気がついて、 啓之の顔面が蒼白になるのはまだ先のことである。 ]
(85) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/*
は?????????
(すき)
(-36) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/* アタシは全員のガチ勢をしたいので目指せ手紙コンプ
すみませんこっちから新しく送るの一日一通にさせてください(キャパ)
(-37) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[リ・ジアン様、リ・ジアン様。 几帳面に半分に折られたA5のルーズリーフに、 少しばかり癖のある字。 不思議な生き物の気まぐれは、文鎮代わりに乗せたブラウンシュガーも一緒に運んだかどうか。]
[忙しなく病棟を回る癖字の主は、摩訶不思議な生き物――あるいは現象を、未だ目の当たりにできないまま。]
(-38) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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はじめまして、こんにちは。 私は祝宮(はふりみや)といいます。 これは、私の部屋に届いたこの手紙は、きみが自分に宛てた手紙だったのかな? どうにかして、その日記とやらを見られていると良いんだけれど。
ここはカウンセリングルームで、病院に来た人の話を聞く場所です。 何か辛いことがあったとか、ひとりで抱えておくには大きすぎるとか、そんなことをクライエントに話してもらう場所です。 x棟のx階にあるので、メイさんも誰かに何かを聞いてもらいたくなったら来てくださいね。 きみが何かを忘れてしまっても、話してくれたことは私が覚えておくから。
(-39) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/* 最初は、ミヤにしてたんだけど、ミヤが付く人たくさんいそうだし、みやあおの並びを見たらみゃおと呼ぶしかなかった。 みゃお。 かわいいね。
今日は遊んでてあんま発言が書けなかった! くっ。 諸々済ませて、返信はぜったい書こ。
(-40) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/* あっあっ拾って貰ってありがとうございますあっ好きあっうっオェッ(萌えゲロ)
(-41) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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メモ書きの君へ
大切なものから無くなっていくものだって、 昔どこかで聞いた気がする。
神様なんて、きっといないんだよ。 リ・ジアン様なんてものが本当にいるのなら 僕たちの願いを叶えてくれたらいいのにね。
とりあえずは、君に届くことを祈ってみる。
ポケットの僕より
(メモサイズの白紙に、整った文字で書かれている)
(-42) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[破り取られたスケッチブックの空欄は更に小さく 几帳面に分けられて、一つの断片があなたの元に。
誰かに綴るには適していない白紙は だが、確かに宛先を持った手紙として届けられた。
悪戯めいた無節操を見せたリ・ジアンさまも この時ばかりは二人の間で正しく働いたのだ。]
(-43) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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可愛い絵を描くあなたへ
リ・ジアン様がヤギだったら、 手紙を食べてしまいそうで良くないと思う。
あなたは何故、リ・ジアン様のことが気になるんだ 願いを叶えてほしいのかな?
ヤギより鳥のほうが合う気がする僕より
(-44) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[整った文字で綴られた手紙は折り畳まれ シワ一つないまるで対照的な姿で。 きっと、密やかにあなたのデスクに現れる。]
(-45) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/*
手紙来る度に不審人物になれるから手紙村おすすめです(おすすめです)
メルちゃんとメイってメつながりだねとか考えた話します? しません???すまん
(-46) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[今日も、喫茶店はいつも通り。営業日だ。 病院の近くにある家でご飯を食べて、 私はのんびりと、病院への道を歩く。
のどかな街路を歩く中。 思い出すのは昨日から今日にかけての出来事だ。 朝食は、昨日作ったシチューの残りと バターを塗ってトーストした食パン。 シチューは、母親も父親も、おばーちゃんだって 皆美味しいって食べてくれたのが嬉しかったな。]
おはよう、おばーちゃん! [私より少し早く店に来ていたおばーちゃんに 朝の挨拶をしたら、皺の顔で朗らかに笑ってくれた。 今日はおばーちゃんも一緒。 ……もう一人前でしょうって言われても、 私は今でも、お店におばーちゃんの姿があると それだけで丸一日元気で過ごせるんだ。]
(86) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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あなたの幸せって、なに?
(メモサイズの白い紙に書かれた短い問い掛けには そっくりな顔をした幼い男の子が二人 笑顔で手を繋いでいる絵が添えられている。 整った文字に対し、それは子供が描いたように拙い。)
(-47) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/*
風香さん推しです
そうだ アタシ灰を青鳥って思ってるとこあるのでログよみの時はフィルタ推奨です(おそい)
(-48) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/* あ゛ーーーーーーーーーーーーーー
(-49) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/* アタシにそれを送るか……そうか……アタシランダムに愛されてるな……?(手紙村はちょっとしか参加したことないけどランダム大活躍って思ってる)
(-50) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[エプロンをして少しずつ、ケーキを焼いていく。 小さい喫茶店で、その場で焼いているから、 メニューに書いてあるケーキでも運が悪いと まだ準備中で食べれないこともあったりする。
季節にはまだ早いでしょうと言われたけれど 他のケーキ屋さんだって、 いつもショートケーキに居るでしょうと そんなことを言って説得したりして。
今日からお店に出す新しいメニュー。 "洋ナシのタルト"の円周には 赤い苺が彩りよく、丁寧に並べられていた。]
(87) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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/* ちょっと待てよ アタシ、お手紙してないの、ワタルくんといちござきせんせーだけ?
(-51) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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いらっしゃいませ! 喫茶 蜜蜂の本日のメニューはこちらになります。 [お客さんが来れば、笑顔と共にご挨拶。 私が考えたお店のキャラクターの可愛らしい蜜蜂や 蜂蜜、おいしそうな果物なんかが描かれた、 メニューの描かれた紙を取り出して見せる。 絵は全部私が描いていたりするものだから、 たまに、小さな子供のお客さんに、 蜜蜂が可愛いなんて言われると、直ぐ頬が緩んでしまう。
今日の喫茶店は、昨日までと違う点が一点あった。 メニューとは別に、カウンターのテーブルに 手作りの小さなカードがくっついている。
『秋の恵みを甘酸っぱい苺と共にどうぞ! 期間限定:洋ナシのタルト 』 それは、黄緑色の洋ナシと、赤色の苺。 水彩で描かれた絵で飾られた、新商品の宣伝。]
(88) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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/* つか普通にこの人数なら一日一通更新しても余裕でコンプキメるな???????(気づきを得た顔)
(-52) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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/* >>88 これめちゃくちゃ食べたい 食べたい
多分これ灰抽出したらこのへんアタシだらけだと思うの めっちゃごめん メイチップ可愛いから許して
(-53) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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[ お返事の様な何かが二つ。 ラッキーな人に届くものがひとつ。ここまで完成。 あとは、……誰に送ろうか。
使い慣れたボールペンをくるくる回しながら、 改めて、私のもとに届いていた紙片を眺める。 誰かの、誰にも見せない秘密を見てしまった様で、 口許だけで、くすりと笑った。]
……時間、
[ 時計を見やる。 もし学校に居たら、部活動の時間だろう。 服を着替えて、準備体操をして、ランニングして、
……多分もう、二度とない習慣。]
(89) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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/* ふと見返してたら、加賀、 「一緒に食べよう」つってプリン1個しか買ってきてないサイコな男になってる 見えないからいいだろって思ってたってことで……
(-54) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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[ 病院にほとんど縁の無い健康優良児だったし、 風邪だって年に一回ひくかひかないかくらい。 皆勤賞の賞状も、いくつか部屋にあったはずだ。
中学の授業は、あっという間に進んでいく。 それに追いつけなくなるのも、勿論不安ではあるけれど、 私がもっと怖いのは。 退院して、教室に戻った時、 私の居場所がそこにあるのかという事。
……こうして入院している間にも、 クラスメイト達は私が居ない事なんて気にせず、 青春とやらを謳歌してるんだろう。 退院した後の何気ない会話の中で、 私の知らない楽しかった話をするんだろう。
私一人を置き去りにして。]
(90) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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( この紙片… ノートの持ち主も、そんな気持ちなんだろうか)
[ “置いていかれたくない。” その気持ちは、私にも確かにあった。
……不謹慎かもしれないが、 なんだか自分と同じ様な人がいる、と その事実がすこし嬉しくて、 励ましになる様な、そうでもないような そんな言葉を便箋に残した。]
(91) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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[ もう一個。ありふれた買い物メモ。 材料の中にシチューのルウがあったから、 おそらくメニューはシチューだろうと思ったけど、 これでグラタンとか、別のものだったら とんだ赤っ恥だ。その時は忘れて欲しい。
そういえば最近は病院食ばっかりだな。 メモを見て思い返したのが、その事実。 母親の手料理が、そろそろ恋しくなっていた。
……いっぱい心配をかけただろう。 もしも私が死んでたら?…あんまり考えたくない。]
(92) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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家。 帰りたい… な。
[ ぽつり。 つい口から出ていた言葉は、思った以上に 自分の心の中に、すとんと落ちて
そうか。これがホームシックか。 そんなことを、他人事の様に考えていた]
(93) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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[ さて、こんなものでいいか、と 手紙やらメモやらをまとめ、昨日と同じ引き出しへ。
明日はどうなっているんだろう。 そんな期待を胸に、閉められたものは 日付が変わるまでもう開かないつもりで。
…だから気づかない。 余計なもう一枚まで、一緒に消えてしまうことも]
(94) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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[今日お客さんの入りはいつもより少し多いぐらい。 長く働いていると色々わかってくるもので、 新しい患者さんと、お医者さんと、お見舞いに来る人 そのぐらいの違いは、見ただけでなんとなくわかる。
よくお見舞いに来る人が毎回利用してくれれば、 気に入ってくれたのかなあって嬉しくなるし、 利用が多いお医者さんや患者さんが来た時には、 好きそうなメニューを教えてあげたりする。 始めてのお客さんもそうでないお客さんもいるけれど 私は一度来たお客さんの顔だったら、 前にも来てくれた人だって、すぐ気づくの。
美味しい美味しい蜂蜜の紅茶。 私は甘くて優しく、くどくもない、 この蜂蜜の味が大好きだけれど。 甘いのが苦手な人もいるかなあって思って お店を初めて利用する人には、 蜂蜜の甘さについての説明をすることにしてるんだ。]
(95) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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[『当店は初めてのご利用ですよね。 今、少しお時間はありますか? 当店の蜂蜜の特徴について、ご説明しますよ。』 説明するのは、店に置いている蜂蜜の甘さや特徴 店で出す紅茶の種類ごとの、適切な蜂蜜の量。 甘いのが好きな人は一言言ってくれれば、 追加の蜂蜜を出すことだってする。
『蜂蜜とケーキの優しい甘さが、 お客さんのひと時の安らぎになりますように。』
毎回、はじめましてのように店に来る人もいるけれど 私はお店の説明をしたり、お話するのが好きだから。 もし同じことを何度聞かれることがあっても 喜んで、丁寧に説明をしたことだっただろう。]
(96) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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[ 一緒に消えた、余計なもう一枚。 小さく折り畳まれ、それにしてはやたらと 皺の寄ったぐしゃぐしゃのA4コピー用紙。
紙には退部届けという文字と、中学の名前 逃矢メルという名前、陸上部という部活名。 プリンターで印刷されたであろう無機質な明朝体は、 ところどころ、涙に濡れたように滲んでいた。]
(-55) 2018/09/23(Sun) 22時頃
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[破り取られた一枚は、更に裂かれてかつての形を失う。 一つ、二つと。僕が怪異に呼び掛ける言葉が綴られて。 それから三つ目、宛先も名前も無い だからこそ書くことが出来たそれ。
眺める私の眉間には深く皺が刻まれた。
まるで子供のごっこ遊びだ。 そう思ってしまったのは、私が彼じゃないから 顔に熱が集まらなかったのは、彼が今日も虚ろだから。
スケッチブックの下敷きにするように全て隠してしまう。
どうせ気づかれないだろう、手に取られないだろう。 兄の病室に来る人間は、皆恨めしい程に この紙束がどれだけ無意味かよく知っているのだから。]
(97) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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でも、……いたらいいと思う。
[秘密がしっかりと押し潰されたことを確認し、振り返り ベッドの脇に座り、よく似た手を両掌で握り暖める。 いつからだろう、君の手がこんなに冷たくなったのは。 まだ冬は遠いのに、暖かさが伝わったことが無い。
それでも、確かに生者のものだ。]
(98) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[止まったままの世界に落ちた異物
リ・ジアンなんて不思議が存在して 彼が今尚生きているのならば、 きっと奇跡は起きるだろう。 いつかあの頃が戻って来るのだろう。 余計なことなんて何一つ無い、純粋なものが。]
(99) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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願い、本当に叶えてくれるのかな。 兄さんは、どう思う?
[今日も答えは返らない。]
(100) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[無機質な白い壁に四方を囲まれ 物言わぬ片割れの手を、人形遊びのように握る男。 彼の目には遠い過去の幸せが映っていたとしても。
その触れ合いは、冬の温度を思わせる光景。]
(101) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[リ・ジアン様の気まぐれは其処此処に。]
[几帳面に半分に折りたたまれたA5のルーズリーフが一枚。飾りのない、少し癖のある文字。 きっとそれは、他の看護師や見舞客ではなく、あなたに見つかるための手紙。]
(-56) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[下敷きになる三つが消えてしまうことを、 それらは確かに届けられてしまうことを。 やがて病室を出ていく私はまだ、知らない。]
(102) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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あなたの欲求は何だろう。 生物的な欲求?内発的な欲求? あるいは情緒的な欲求?もしくは社会的な欲求?
俺の知らない誰か。俺を知らない誰か。 あなたは今、何を望んでいるのだろう。
(-59) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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/* /* アイビーの花言葉 「永遠の愛」・「結婚」・「友情」・「不滅」・「誠実」
「死んでも離れない」
(-57) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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/* お前が入院案件
(-58) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[たったそれだけの、宛名も差出人の名もない紙。 けれど内容は、紙の向こうの誰かへの問い掛け。]
(-60) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[カウンセラーの仕事はカウンセリング室でひねもすクライエントを待つばかりではない。 高齢者、小児、長期入院患者のいる病棟を回り、話し込みまではせずとも様子を伺う。 週に一度、この曜日だけの仕事ではあったが、終える頃には表情筋がじりじりと痛みを訴えるのが常。 そもそも、決して日頃から表情が豊かというわけではないのだ。一人でいる時まで朗らかに笑んでいればそれこそ医療人(われわれ)の出番となるだろう]
[最も、そんな碧の本音を知るのは、作りものではない素の笑顔を見せたことのある相手――例えば古馴染みの小児科医とか――だけだったけれど]
(103) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[巡回のあとは心身ともに疲労にまみれ、コーヒーメーカーに触るのも億劫になり、1階の売店で紙カップのブレンドを買う。そしてその薄さと酸味の強さに内心悪態を吐く。 また今日も同じ、いつもと変わらないx曜日、]
……じゃあないんだったな
[根城に戻り、デスクの上。 放ろうとしたバインダーにつけた鈴が、チリ、と中途半端な音で止まる。 出がけにそこに並べた3枚のルーズリーフは、真ん中のひとつだけを残して当たり前のように消えていた]
(104) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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どこに消えたんだか
[明確に宛先を願ったものはひとつしかない。それすらも目的の場所へ届いたのかわからない。 頭の中で泡のようにいくつもの仮説が浮かんでは消え、消えては浮かぶ。全くもって粋ではないが、仮にも化学に寄った職に就く人間にとっては仕方のないこと。 文鎮代わりにしていたブラウンシュガーを口に放り込み、安い酸味を甘味で上塗りする。]
[不思議な何かの気紛れには与からなかったらしい余り物の紙は、適当な落書きをしてから丸めて屑篭に落とした]
(105) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[ 海堂 航。 父のくれたその名の書かれた部屋へと戻ったなら 僕は早速、レターセットの封を開けた。
うぅん、と唸りながらシャープペンシルを手に取って 届く相手を思いながら、 一つ一つ、丁寧に文字を連ねる。
一通目はすらすらと 二通目は迷いながら
そうして三通目、 誰にも宛てるでもない手紙をおこして 昨日の枕の下ではなく ベッドサイドの抽斗の中へ入れた。 せっかくの手紙が 枕の下でぐちゃぐちゃになったら困るから。 ]
(106) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[ 貴女の元に届くのは真っ白な封筒。 宛名も差出人の名前もない。 中には海を思わせる綺麗なブルーの便箋が入っていて そこにはシャープペンシルで書かれた 少し薄い文字が並ぶ。 丁寧に書いたのだろうか、字は整ったものだ。 ]
(-61) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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蜜蜂のお姉さんへ
おはよう こんにちは こんばんは この手紙はあなたに届くのかな。
今日、あなたの書いたメモが 僕のもとに届きました。 伝えるべきか迷ったのですが どこにいったかわからないよりはいいかと思い こうしてお返事で知らせてみました。
あなたのメモも、僕の手紙も 噂のリ・ジアンさまに届けられたのだろうと思います。 もしかしたら願いが叶うかも? お願い事は決まりましたか? あなたのイラスト通りの可愛らしいリ・ジアン様が あなたの元に現れればいいな、と思います。
(-62) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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秋の新作デザート作り、がんばってください。 その患者さんもきっと楽しみにしてるでしょう。 秋なら梨とか葡萄とか……苺、は季節外れかな。 あなたが一生懸命考えたものなら きっとみんな、笑顔になってくれるはず。
僕も早く元気になって 蜜蜂のあなたに会えたら、と思っています。
届くかもわからないのに、長々とごめんなさい。 届くかな。届くといいな。
それじゃあ、さようなら。
W
(-63) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[ 手紙の最後には署名と思われるローマ字と その横に、貴女が描いたのとそっくりな 妖精に似た小さな蜜蜂が ケーキを持っているイラストが描かれている。 ]
(-64) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[ 貴方の元に届くのは真っ白な封筒。 一期崎 啓之 様の宛名と 裏には差出人として 海堂 航 の名が書かれている。 中には海を思わせる綺麗なブルーの便箋が入っていて そこにはシャープペンシルで書かれた 少し薄い文字が並ぶ。 丁寧に書いたのだろうか、きっと貴方が以前みたものより 字が整っているだろう。 ]
(-66) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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/* さて 1.いちござきせんせーと、2.わたるくんと どっちに自分も忘れたアタシのお手紙届けるかなー
1
(-65) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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いちご先生へ
先生からのお手紙、びっくりしました。 でも、嬉しかったです。僕なんかを頼ってくれて。
僕の手紙にもびっくりしましたか? きっと、リ・ジアンさまが届けてくれるはず。 先生の驚く顔が見られなくて、ちょっと残念。
リ・ジアンさまは僕が小さい頃から知っています。 生憎姿は見たことがないけれど 他の子達から聞いた話だと もうちょっとまるい形なのかなって思います。 ヤギだったら、この手紙が届く前に むしゃむしゃ食べられてしまいそう。 そうならないことを祈ってます。
(-68) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[そうして、この日もいつものように過ぎていく。 途中、焼いていた葡萄のケーキを焦がしちゃったけど。 店に入ったところのショーケースに お値段を半額以下に下げて置いておいた。 これは売れ残っちゃうかなあ……ってしょげてたら。 焦げたケーキを指さすお客さんが居て、 びっくり。目を大きくして、お客さんを見ちゃった。
『こんなお値段で食べれるなんてラッキー! ここのケーキ、少し焦げてた程度、 気になんないぐらいに美味しいんだもの。』
恰幅の良い看護婦の人がそう言って。 看護婦仲間で分けて食べると、 なんと!ホールごと丸々一個買ってくれた!]
(107) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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/* おっけー 明日いちござきせんせー、あさってわたるくんでコンプさね
(-67) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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もうすぐ退院、嬉しいです。 勉強は正直あんまり…だけど たぶん、なんとかなってるはず。 先生に教えてもらえたら お医者さんくらい頭が良くなれるのかなあ。
お返事、直接渡せなくてごめんなさい。 お仕事がんばってください。 先生も、体は大事にね。
P.S. 蜜蜂の苺ののったタルトが美味しそうでした
航
[ 最後の署名の近くには まるいフォルムに四本足、 背には羽の生えた 謎の生き物が描かれている。 ]
(-69) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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[……お店のケーキを気に入ってくれてるのは嬉しい。 けど本来、焦げた物なんて店に出すべきじゃないんだ。 焦がすのだって昔に比べれば少なくなってきていて もう少し練習すれば、ゼロになるとは思うけれど。
(―――もっと、色々教わりたいよ) (ずっと、今が続けばいいのにって思うのに。)
お客さんの注文が途切れたところで 溜まった洗い物のお皿を洗いながら、小さくため息。 奥で座って休んでいたおばーちゃんに、 『どうしたんだい?』って聞かれたけれど 私は首を振って、何でもないって笑うしかなかった。
無情にも、時の流れは止まらない。 私は、料理が上達していくのが嬉しい反面、 おばーちゃんが年をとっていくのに、 誰よりも早く気づいてしまうのが辛かった。]
(108) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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[ 貴方の元に届くのは真っ白な封筒。 宛名も差出人の名前もない。 海を思わせる綺麗なブルーの便箋が入っていて そこにはシャープペンシルで書かれた 少し薄い文字が並ぶ。 ]
(-70) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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[昨日、店のメニュー表を裏紙にした走り書きと、 買い物のメモ用紙が消えたのは確かに不思議。 でも、本当にあれが、リ・ジアン様なのかしら。
昨日、紙飛行機が消えたのと同じ頃の時間。 私は首を捻り、昨日消えたあたりの空間をにらむ。]
うーーーん…… でも本当にあれが誰かに届いちゃったなら、 ちょっとはずかしいなあ。
[誰かに届けようと思って書いたわけではないから 本当なら、恥ずかしいどころではないのだが。]
(109) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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おはよう こんにちは こんばんは
この手紙は誰かに届いたのでしょうか どなたかは存じませんが 読んでくれてありがとう
僕は小さな部屋でひとりきり 木の葉っぱが落ちるのを待つ毎日を過ごしています
ここを出たら、なにをしよう 僕には何ができるんだろう そんなことばかり考えています
あなたに 夢 はありますか? あしたに 希望 はありますか?
おかしな質問だと思われたらごめんなさい 僕はあなたのことが知りたいです
カイ
(-71) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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………緊張する…
[ この手紙はちゃんと相手へ届くだろうか。 閉じた抽斗をしばらく見つめたあと はあぁ、と大きく息を吐いた。
調子に乗って動き回ったからか 今日はなんだか疲れた気がする。 ]
( 甘いものが食べたい )
[ そうだ、ケーキとか、タルトとかさ。 ベッドの上に仰向けに寝転んで ポケットに入れたままだった封筒を取り出せば 先程蜜蜂でちらりと見えた〝苺〟を思い出し へへへ、と間抜けな笑みを漏らした。 ]
(110) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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/* 1通目と2通目の順番を間違えましたがノープロブレム。 直近、九さんがかわいい。
(-72) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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/* ワタルくん可愛くない???? 蜜蜂覗くシーンピックアップしたいし 苺 そうだね にこにこしちゃうね
青鳥で呟けないから灰が増えていく これポイント制だったら灰枯らしてたぞ
(-73) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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/* 誰の手紙がどこに行ってるかぜんぶわかってないけど、予想してにこにこしちゃう病 わかって みんな表の書き方すここここここすぎてだめ
(-74) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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/* 航ただ浮かれてるだけじゃないか! うちのPCはすぐに浮かれる! 更新前にもう一撃して次に繋げたい……
(-75) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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もう一回、試してみようかな。
[今日の売り上げの計算はおばーちゃんが担当。 もう少し、終わるまで時間がかかるはずだから。 私は店の中に戻って、鞄の中をごそごそを漁って。 ……普段こんなもの買わないのに。 昨日帰る途中の気まぐれで買ってしまった、 可愛い猫が書かれた便箋を、奥から取り出した。]
……むむむ。 いざ、書くとなると緊張する……
[けれど、書く内容が内容だから、 おばーちゃんに見つかる前に書かなきゃって思って 焦る気持ちで鞄を漁り、ぱらぱらと中身を零しては、 いつも手帳にくっつけてる多色のボールペンを取った。]
(111) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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[……そうして書き終えたはいいけれど どうすれば届くかもわからなければ、 送るべき相手も、実はわかっていない。]
(主治医さんの名前も、 おばーちゃんが何の病気かもわからないのよね…)
[だから店を出る前に。 カウンターの引き出しに隠した手紙に向かって "お医者さんにとどきますように!"って祈ったけれど。 リ・ジアン様についてもまだ半信半疑で、 祈った内容もそれはあやふやなものだったから。 その手紙は、担当科すら違うお医者さんに 届いてしまったことだろう。]
(112) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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/* 文鎮がわりのブラウンシュガー 紅茶のお店とかに置いてる、個装された角砂糖って認識で良いかな。 大体白と茶色の2種類置いてるよね。 シュガートングでそっと沈めるのも好きだけど、あのビニール破って積んでいくのもすき。
(-76) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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/* メモはかるーい設定の擦り合わせのためにあるので、プロだけでもいいかな☆としていた。 ちょっと不親切だったかなー? もし次があれば、改善するように努めます~。
わたるくんかわいいんですけど、やだあ、かわいい……なでなでしたい。
(-77) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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[ 一日の仕事は、滞りなく終わる。 ひとつ、問題だったのは、ポケットの中身だ。
明らかに。 これは。 リ・ジアンさまだと頭の中を駆け巡る。 ひとつだけ幸いだったのは、 患者の前でその紙片を見つけなかったことだ。 看護師には怪訝な顔で見られたが、良しとする。 患者に怪訝な顔をされるより、随分とマシだ。 ]
いや、なんでも、ない。
[ なんでもないって顔はしていませんよ、先生。 と看護師が慣れた口調で応える。 いいや、なんでもない。 と啓之は一点張り。 看護師はもうほんと仕方がないんだから。 とでも言いだしそうな顔をしていたが、 啓之はそれを無視して業務を続けた。 ]
(113) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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[ 業務を終えた後 一人落ち着ける場所で、 二つの紙片を並べることとした。 片方は、みゃおのものだと確信していたが、 もう一つは全く予想もつかない。
子供ではなく、大人が書いたものだろう。 書いている内容からして、見舞客なのかも怪しい。 例え見舞客だとしても、 患者との関係は遠いようなものな気がした。 家族ではないだろう。 己の子をあの子などと呼ぶ親を啓之は想像できない。 いつだって、親は我が子を名で呼ぶものだ。 ]
ほんとうに、リ・ジアンさまなのか?
[ 問いに返す言葉はない。 啓之の声が届く場所には、誰もいない。 ]
(114) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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/* うおお。お手紙来てるしお返事も来てる…!! 海堂君も八国ちゃんも可愛い……!可愛い……! めっちゃ嬉しいけどもお返事返せるの明日だしゆっくり見る楽しみは後回しだ。 今日はお医者さんにお手紙出そうと思ってたから頑張らないと…!!日付が変わるまでには…!
(-78) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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[ 啓之は椅子に身体を預け、深く深く息を吐く。 そうして、己に問いかける。
例え、リ・ジアンさまが存在していて問題があるか? 細かな大したことのない紙類は消えていくが、 大事な書類は今のところ消えたことは無い。 実害はないのかもしれない。今のところは。
今のところは、と自分で思い浮かべた瞬間に、 白衣の下で肌が粟立つ。 何か起こってからでは、遅いのではないだろうか。 ]
(115) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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[ 何通目かの手紙の差出人は、願いが叶うという。 ]
(116) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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[ 願いを叶える代償に何かあるとしたら? ……啓之は頭を振って、考えを振り落とす。 恐ろしいことだ。 怖い、と本能的に思い、思考から逃げてしまう。
本当にリ・ジアンさまがいるのか、 試してみようじゃないか。 手紙というのは、普通、 差出人と受取人がいて成り立つものだ。 ]
みゃおには馬鹿にされるかもな。
[ いっそ馬鹿にしてくれた方がいい。 薄くどこまでも白いコピー用紙を一枚取り出し、 啓之はボールペンを握った。 ]
(117) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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[ 何を書くべきだろうか。 最終的に書くことは決まっているが、 メモを受け取ったとわかることを書くべきだろう。
再びルーズリーフを眺めた。 超能力、物理的力、筋肉、神経活動、と単語を拾う。 なんとなしにみゃおの癖字を眺めて、 コピー用紙にボールペンを走らせた。 書き出した内容に啓之は満足して頷く。 デスクの鍵付き引き出しに忍ばせることとしよう。 ]
(118) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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/* お仕事用→私/きみ,あなた オフ用→俺/あなた,お前
(-79) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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/* 今気づいた そうじゃん 議事って内緒話と独り言セットじゃん
お手紙抽出しようとしたらふざけた灰も全部出るってことじゃん???????(ごめん)
(-80) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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[ 君のデスクの上に、それは現れる。 薄い紙はきっちりと二等分に折られている。 一期崎啓之はよく紙を丸める癖があるから、 紙を開いて差出人を確認したら、 君は驚いてしまうかもしれない。 もし驚くならその顔が見れないのが残念だ。
二等分に折られたそれは、 意図的に君へと送られた手紙だ。
紙を開けば、君とはまた違った癖字が現れる。 ボールペンで書かれた文字は少しガタついていた。 ]
(-81) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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みゃお この手紙が君に届いたら教えてほしい。 馬鹿だと笑うかもしれないが、これは実験だ。 俺は絶対にみゃおに渡しはしないし、 手紙を入れた引き出しは鍵付きだから、 誰も触ることはできない。
これがもしも君のところに届いたのなら、 それはリ・ジアンさまの仕業だ。 もし、本当にもしもリ・ジアンさまがいるとして、 手紙はどうやって運んでいると思う? 超能力だろうか、それとも物理的な力で?
不可思議すぎて、気が狂いそうだ。 一期崎
P.S. 君のメモ見たよ。 なかなか面白い話をするじゃないか。
(-82) 2018/09/23(Sun) 23時頃
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/* こういうので振れるんだっけ 1
(-83) 2018/09/23(Sun) 23時半頃
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/* meow
(-84) 2018/09/23(Sun) 23時半頃
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[どうして届いたか、それは誰にもわからない。 薄黄色の封筒に入っているのは、 綺麗に三つ折りにされた黒猫の柄の便箋。
橙色のインクのボールペンで、 丸みがかった丁寧な文字が、綴られていた。]
(-85) 2018/09/23(Sun) 23時半頃
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お医者様へ こんにちは。 私は、蜜蜂の店員をしている者です。 最近、リ・ジアン様という噂をよく耳にしまして 私も試してみようと思い、書いてみました。 もし届いてしまって、受け取ってしまったなら、 一つ、私のことを聞いてはくれないでしょうか。 私には、子供のころから大好きな祖母がいます。 紅茶と、それから、世界のいろんな蜂蜜が好きで 蘊蓄を語らせると止まることがない、 料理が美味しい、笑顔の素敵な自慢の祖母です。
(-86) 2018/09/23(Sun) 23時半頃
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ですが……最近、 祖母が病院のお世話になることが増えました。 もう歳なのはわかっているから、 仕方のないことだっていうのはわかっています。 父も母も、私に詳細を教えてくれない理由は、 きっと、もう長くない病気だからなのだと思います。 だから、ひとつだけ。 私が今、祖母にできることが知りたいんです。 もし、祖母を幸せにする方法を教えてくれたなら。 私から、好きなケーキを一つ、ご馳走します。 蜜蜂店員 九 風香
(-87) 2018/09/23(Sun) 23時半頃
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[封筒の中にはもう一つ。 スタンプカードが溜まったときなどに貰えたりする、 『ケーキ1つ無料券 ※使用期限:今月いっぱい』なんて、 ケーキと蜜蜂の絵が描かれた小さな紙が入っていた。
封筒の方を裏返せば、喫茶 蜜蜂の看板にも描かれている 小さな蜜蜂の絵が描かれている。 そばには一言、こう書かれていた。 『リ・ジアン様。きっと可愛い、こんなお姿でしょうか? 配達、お願いいたします。』 ]
(-88) 2018/09/23(Sun) 23時半頃
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[ 日が沈む。 今日が終わる。
不思議な出来事のあった一日を綴って 僕はぱたりとノートを閉じた。 少し前まで緩んでいた唇は 今はきつく結ばれて。
〝 あなたに は ありますか? 〟
並べた文字を思い出す。 ]
(119) 2018/09/23(Sun) 23時半頃
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[ リ・ジアンさま リ・ジアンさま 願いはほんとうに 叶いますか ]
(120) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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[ 鍵を掛ける音を確認し、 確認のために引き出しに手をかける。 引く力をかけても、その力は途中で遮られる。 ]
これで、よし。
[ 独り言を呟けば、 同室にいた人間に何が?と問われる。 なんでもないと啓之は真顔で首を振って、 逃げるようにその場から立ち去る。
なんとなしにデスクに戻りにくいために、 小児病棟を回ることとした。 忙しいのは事実だが、これも仕事の一環だ。 ]
(121) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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[ プレイルームを覗くと、 まだ患者たちがわらわらと遊んでいた。 小児患者を見ると、啓之はひどく胸が締め付けられる。
彼等を巣食う病気さえ無ければ、 陽の下で飛んだり跳ねたり自由に遊べるのだ。 勿論患者たちは様々な理由で入院している。 すぐに退院することもあれば、なかなか退院できず、 といったパターンもあり得る。 退院したとしても、昨日の リ・ジアンさまの絵を依頼した患者のように、 青白い頬をした者だって、いる。 ]
(122) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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[ 啓之の心中など全く想像もしないだろう患者たちは、 楽しげに声を上げて笑う。 一人がこちらに気がつき、 せんせーと幼い声で呼びかけてきた。 ]
どうした?
[ うん、あのね、わたるにーちゃんがね。 と話し出す患者の声に耳を傾ける。 どうやら海堂航がこの場所まで来ていたらしい。 呼んでくれれば出向くのに、と啓之は内心思う。
航は心臓に病を抱えている。 幼い頃よりはだいぶよくなった上に、 もうすぐ退院なのは解っているが、 医師という職業病のせいか、 ほんの少しばかり過保護なのかもしれない。 ]
(123) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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そっか。 教えてくれて、ありがとう。
[ 患者が期待を込めた目で見上げるから、 啓之は軽く膝を折って、患者の頭をぽんと撫でる。
それを見た他の患者が、 ずるーい、いちごせんせーわたしも、とせがむ。 啓之より他の大人に、例えば家族に、 父親に、頭を撫でられた方が存分嬉しいだろうに。
せがんできた患者の頭の一通り撫で、 啓之はプレイルームを出た。 ]
(124) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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[ 白衣のポケットに手を忍ばせる。 あの紙片は、まだそこにある。 千切った切れ端を指先で撫で、啓之は決心する。
正直言えば、この手紙の送り主が誰かは気になる。 ただ、それを探るのは存分に無粋な気がした。 だから、啓之は一言だけメモに書き込んで、 紙片と同じポケットに再び突っ込むのだ。 リ・ジアンさま、届けてください。と願いながら。 ]
(125) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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[ もう残り少なかった液体を飲み下し、 加賀は、またトントンと机の端を指先で叩いた。
コーヒーを飲んだとき。腹が膨れたとき。 もう十数年も続けたせいで、 習慣のように身体はニコチンを求める。
──今更、と加賀は思う。 あの時とは違い、もう今更、 他人の子のために禁煙するなど、 加賀には到底できそうにもない。
する必要もないことだ。 ほんの数日、自分の欲求を殺したところで、 染み着いたにおいが落ちるわけでもない。]
(126) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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[ 君の手元に届くのは、 人気キャラクターが球乗りをしているメモ一枚。 少しばかり皺が寄っている。
黒のボールペンで書かれた文字は癖字で、 急いで書いたことが見てとれるだろう。 ]
(-89) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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リ・ジアンさまに願う前に、 ご自身で行動されてみてはいかがでしょう?
(-90) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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[ 自分は何をしているのだろう。 と、加賀は思う。気分がよくない。
しばらく、空になったカップの底、 何も浮かびも残ってもいないそれを眺めた。
ここに来るまでは。 こんな荒唐無稽なお遊戯に巻き込まれるまでは、 加賀の日常はそれなりに充足しており、 もう会うことのない嘗ての家族のことなど、 思い出すこともなく、生きてきたはずだった。
少なくとも今日、加賀はあの部屋で、 我が子と手を繋ぎ、公園まで歩いたことや、 面白おかしく改変した童話を語り聞かせたこと、
……そんな、ありきたりな昔話ばかりを、 思い出しては、……気分が悪い。寒気がする。]
(127) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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[ ……そろそろ帰ろう。
そう思った加賀の視界に、 一枚ものの小さなメニューが飛び込んでくる。
カラフルなイラストを見るに、 どうやら季節限定のメニューなのだろう。
……明日も、加賀はあの部屋を訪ねる。 盲目の子の問いかけに頷いてしまったためだ。
無言の首肯をあの子が拾えたかなど、 加賀には知り得ぬことではあったが、 加賀自身はそれを約束と捉えていた。
加賀はまた手帳から1頁を千切り取り、 すらすらとペンを走らせて、ソーサーの下に敷いた。]
(128) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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絵心のある店員さん
ごちそうさま。美味しかった。 長居してすまなかった。
季節のケーキがうまそうなので、 明日も置いてあると嬉しい。
次は、■■■ 甘いものが好きなツレと来る。
(-91) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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[ 手帳サイズの紙切れは、 縦横一度ずつ折り畳まれている。
書き損じでもあったのか、 一か所だけ、強く塗り潰された文面。
机の上に置いておくつもりだったソレも、 気まぐれな神様により、誰かの元に届けられる。]
(-92) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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[ ──連れてきてやってもいい。
と加賀はどういうわけか思い、 店内を一周見回してから、席を立った。
病院内の喫茶店とあれば、 病人やけが人がいたからといって、 妙な視線に晒されることもないだろう。
どうせ、明日もこの病院には来るのだ。 代わり映えのしない白い部屋よりは、 加賀の気分も少しはマシかもしれない。
連れてきてやってもいい。 と、理由が見つかったかのように、 加賀はもう一度そう思い、会計に立つ。]
(129) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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/* わあ……!!! あれですね、加賀さんの物語も凄い素敵で。父親のフリしてお見舞いに来てるけどこれ、もしかして盲目の子はちょっと目が見えてたりするのでは……?とはらはらしながら見守っている。 塗りつぶしされてるところが凄い気になるな…!
(-93) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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/* 明日は忙しいっぽい。 お返事も合わせて四通もきたぞ!うれしいね。 ちょっと回収がしんどかったら、めるちゃんのは後回しかもしれない。 退部届けをみて、の反応は頑張ってかくぞ。
(-94) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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/* エピって全部公開されてよそさまの文通がどんな感じになってるのか見るのも楽しみだな 加賀さんのメモきになる…
(-95) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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[求められた宛先へと向かう。]
(130) 2018/09/24(Mon) 00時頃
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