248 冷たい校舎村6
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が10人、人狼が1人いるようだ。
|
(着信音)
誰なんだよ。何回目だよ。ウケないっつーの
(着信音)
ほんと痛々しいから…これ、やめて…
(着信音)
やめてよ…
(着信音)
(0) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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― 回想:文化祭準備 ―
そう? ばーちゃん世代は多いらしいよ。そういう人。 ひいばーちゃんとか普段着が着物の時代だったって。 想像つかないよね。
[上品、という声に田舎で聞いた話を織り交ぜて話す。 仁鳥家は両親健在で一人暮らしで働く兄も壮健。 家族仲は良くも悪くも無く、父の実家も田舎にある。 語らねばならないような事は何も無い家だ。 そういえば、と気が向いてスマホを操作し、 メールを1通送る。]
(1) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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TO:庄司 夜子 FROM:仁鳥 仁花 ------------------ パンケーキ作るけど 試食しに来ない?
(2) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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庄司さん誘っちゃった。
[返事を待つ間、雑談に花を咲かせる。>>1034]
色水遊びか。 アイスはクーラーボックス使っても、 時間との戦いだしね。 え。色、分かれるの?なにそれ、オシャレ。 見たいー!メニューにも入れようよ。 あとわたしにも作り方教えて?
[電動泡立て器でメレンゲを作りながら、 気持ちを浮き立たせる。 その理屈を知れば「なるほど。比重の問題か」 とクールに呟くのだけど。]
(3) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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/*ふははは!!!!!俺が!!!!村人だ!!!!!!
↑万が一ホストじゃなくてよかったという感じのあれ
(-0) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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──午前8時50分
空っぽの校舎に響き渡るのは、聞き慣れたチャイムの音。
足りないものだらけの場所で、始業の合図は日常と違わず。
教室の前方にかけられた時計の針が、
きっかり8時50分を指した時のことだった。
聴覚から感じる日常があるなら、
次にやってくるのは、鼻腔をくすぐる非日常。
閉じられた扉の向こう、廊下の方から漂ってくる、
甘い、辛い、香ばしい。雑然とした、食べ物の香り。
目を凝らせば、廊下に面した磨りガラスの向こう、
チカチカと瞬くカラフルな光にも気付けたかもしれない。
(#1) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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[きょうだい(仮)の配置>>1035については、ただ笑って。]
あはは、何でもいいよ。 妹でも姉ちゃんでも、母ちゃんでもさ。
[この、ままごとトークにきっと意味なんて無い。 実現不可能なたられば。 妹だったら楽しそ、と。 明日起きたら、にあははと笑って。 ねえな。の声に無いね、と柔らかく返した。*]
(4) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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さあ、扉を開けてみて。
(#2) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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/* はっ、今日か!すまない。
(-1) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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──その先で、君達は目にするだろう。
高校3年。最後の文化祭。
君達が作り上げた、あの日の校舎。
時間が凍りついてしまったように、
あの日の光景が、そのまま、そこに残されている。
君達のいる教室だけが、日常に取り残されたまま。
そのことに気づいたとき、
通じなかったはずの携帯電話が一斉に鳴り出す。
君達が揃って受け取るのは、誰かの喪失を仄めかすメッセージ。
(#3) 2018/08/22(Wed) 00時頃
ようこそ。冷たい校舎へ。
外部から取り残された世界を、君に優しい世界を、
気のおけない仲間しかいない世界を、どうか、楽しんで。
(#4) 2018/08/22(Wed) 00時頃
────冷たい校舎の時は止まる。
(#5) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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/* 村人だった! ですよねー! おまかせで赤は来ないですよねー!
(-2) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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/* 非村建てCOしたわけだな、はっはっは。
…ああああわたしのばかーーーー!orz
(-3) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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/* はーい。
(-4) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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/* 赤通らなくてうえーんて感じだけど、 仕事場がクソで今日みたいなことになることもあるし 他に赤希望いたのなら、その人の希望を妨げなくてよかった… なべきさんかな。。。いっぱい話してたしな。。。記念すべきかんじだし。。。て、そわそわ
(-5) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 00時頃
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/* ねむねむ。おしごと。いってきます!
(-6) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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/* 1d:9/22 23 2d:9/24 25 3d:9/26 27 4d:9/28 29 5d:9/30 10/1
リアル事情で4d落ちだけは避けたいな。 (帰宅が何時になるか不透明)
(-7) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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/* 赤用ロールをまあまあ書いてたので、村終わったらぷらいべったーにでも投げます(断言) あんまり縁故深められなかったから、ふつーに2日目でおちそぉ それなら正直ちょうどよくもある…来月のシフト、まだ出てないのでぇ……おやすみ希望いちお出してるけどぉ…大丈夫とは言われたんだけどぉ…
(-8) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 00時頃
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/* 抽出が!!!!!!! やっとつかえ!!!!!!!!!!る!!!!!!!!! (プロめっちゃつらかった
(-9) 2018/08/22(Wed) 00時頃
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TO:みんな SUB:こんにちは。 ---------------------------------------- こんにちは。 分かりますか。視えますか。
突然ですが、ご迷惑をおかけします。すみません。 でも、これが最後のチャンスだと思うんです。
これは遺書です。
死人に口なし。とは言うけれど、 正しく伝えたいもの。ってあるじゃないですか。 きみたちと過ごせて、たのしかったです。 文化祭の日に戻れたらって、ずっと思ってた。
仲のいいクラス。で終わらせられなくて、 本当にごめんね。
(5) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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追伸:
もしもなにか聞かれたら、 いい友達だった。って言ってください。
----------------------------------------
(6) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 00時半頃
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嘘でもいいので。
(*0) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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そこには、きちんと存在したのだと。 そういうことに、しておいてください。
(*1) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* のこってほしいひとが多すぎて、 うんうんうなった結果、村建てのくせにCOが遅くなり申し訳ない。 調理班のひとたちの落ちがはやいんですけど……
(-10) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 実は村を真剣に覗きすぎて遅刻しそうになってる。なう。 過去最高にギリギリのラインを攻めてる。間に合え、わたしの足!
そして、ウツギ君ー!インコがいる!!
(-11) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 4d落ちが狙えるかな!!!!!! かきたいものかけるかなーあ。
(-12) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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黄楊8(小) 封都8(大) 阿蘇34
一色44 桜ヶ台63 庄司69 日夏77
空木80 仁鳥82 弓木91
だったので、動きがなければ、 調理班は仲良くみんな吊られるか噛まれていた。 ことが、すごくかわいいなって思っています。
(-13) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 弾かれて、ホスト用に考えていたものを没にして、 さて気を取り直すかーと思うまでにちょっと時間がかかる(前村の経験なう
でも空木のホストめっちゃ楽しみだぞー
(-14) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* あっ……………………
(-15) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 覚悟を決めろ連太郎
(-16) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 恒例のメール供養。
From: ぼく To: ―――――――――― Sub: 最期に ――――――――――
死んでしまったらどうなるか、本気で考えたことはある? 自分ではない別の誰かになりたいと、本気で考えたことはある?
ぼくは、これから答え合わせをしに行く。 推測が合っているにせよ間違っているにせよ、 楽しい思い出を共有できた皆にとっては、お別れという形になる。
級友がひとり死ぬけれど、それは悲しまなくてもいい。 皆には、祝福をしてほしいんだ。
さようなら。 願わくば、また別の誰かとして会えたらいいな。
(-17) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 遺書メールの一人称は「ぼく」だけど、 黄楊の表向きの一人称は「俺」で、他の皆も「ぼく」の人はいない。 ということを利用してみたかったんだよね。
まあこれは没として、他はまた別の機会に使い回そうかな。
(-18) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* ひゃっほい、空木さんだあい いえーーーーーい
(-19) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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[聞きなれたチャイムの音が木霊する。 瞬いて。 思わず時計を見た。
――8時50分。]
…………当たり前だけど、先生はこないか。
(7) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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[呟いて、 凍りついた世界で一息ついたその時――
ぴりり、と、携帯電話が鳴り出して、 ヨスガはそれを取り出した。]
――着信?
[なぜ。 圏外だったじゃないか。 これじゃあまるで。
そういう思いと、動く指は反発する。 そのままメッセージを表示して――……]
(8) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* どうしてもそろそろホストをやらせていただきたかったんですが、 村建てとホストの一人二役は、なんだか気恥ずかしいというのが早計ながらも出した結論です。
(-20) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 00時半頃
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…………え、
[ どうして、と言葉は止まった。>>5>>6 だれが。という言葉は、思考にすらならなかった。
甘いにおいがする。 その違和感にさえ、まだ、気づけない**]
(9) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* あと庄司さんに残留希望出してたかなあ。 モブ談義を本格的にしたい。
まあ、頑張るか。
(-21) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* あわわわまじか
想定してなかったけど嬉しいですありがとう。 (掌クルーー) 残留確定するかは不明だけど、 残留なら夢でかこうねアレは。
(-22) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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―― 回想:文化祭準備 ――
[実のところ、一緒にカフェでお茶をするお友達など 私にはいたことがありません。 誰とでも、当たり障りないお付き合い。 トラブルもなければ、特に親しい付き合いもない。 そんな私は、ふわふわパンケーキのことは、>>0:1080 知識として知ってはいても、 実際に食べたことはありませんでした。]
ホットケーキでも、クリームとかフルーツで デコレーションしたら、それっぽくなると思うけど。 ……あ、でもそれだと原価が上がっちゃうね。
(10) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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ふわふわは手間はかかるけど、 男手はいっぱいあるし、 メレンゲは男子にがんばってもらうとか。
[そんな男の子にとっては非道なことを さらっと言ったわけですが、 今は便利な文明の利器がありましたね。>>3]
(11) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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差出人:庄司 夜子 宛先:仁鳥 仁花
ありがとう。 行きたいな!
[なにしろふわふわパンケーキは食べたことがないのです。 果たしてどんな具合だろうかと、 メールを送って私はいそいそと向かったのでした。 提案なんてらしくないことをしましたが、 時にはこんないいことがあるのだなあ、なんて思いつつ。*]
(12) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* ゆーて狼ウツギ君なら、 別に想定してたやつかけなくてもいいきがするね。 それよりもがんばってみたい気持ちはある
調整次第だけどね。
(-23) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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[このクラスには、見た目が派手な奴とか、ピアス穴を開けてる奴とかがいて、 そりゃあ、最初はビビったよ、ぼく。
ああいう輩には近寄らないほうがいいってのが国民の総意。 ……だなんて、病室でテレビ漬けになっていたぼくは思い込んでいたものだから。 慣れるのには、やや時間がかかった。
今じゃあ、気さくに挨拶を交わしたり、ノートや漫画を貸し合ったり。 普通にやり取りを交わせる人も増えたもんだ。
……高校生活3年目の、冬にして。やっと。]
(13) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* ねえ、庄司さんかわいくない!?
(-24) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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[ぼく、黄楊 靖利の一人称が「俺」なのは、
見た目が派手な問題児たちにナメられないための、なけなしの努力でもある。]
(14) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* なんやそれめっちゃかわいいなトシ君
(-25) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 最終日、俺以外の全員が多弁さんじゃん!!!! やばい!!!!!ひえ!!!!がんばろ!!!!!!
(-26) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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── 回想/購買 ──
[ 人付き合いを好むような性格ではないし 彼の評判のノートも、不真面目な英司には 必要とされていなかったのだから ひとくくり、学校祭組の中であっても 微妙な関係というやつだ。
そんなのあり?と驚く男は>>0:945 名を黄楊 靖利と言い 直球な話 教室の端の方で話しているような人種であった。
上げられた声は抗議かもしれないが 英司は自分が正しいという顔をしていた。 ]
居ない方が悪いだろ 別に金、とってねえし
(15) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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[ 促すように少し待ってみれば 三つの商品と一枚の札が差し出され>>946 無言で受け取っては 手際よく打つ。 ]
ん
[ 店では無いのだから じゃら と 小銭も札も重ねた雑な渡し方をして 英司はもう一度レジを飛び越えた。 ]
(16) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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お前、結構図々しいんだな
[ 見た事実だけを述べた訳で 責めようという魂胆は一切合切無いのだが どう捉えられたかは不明である。
どうにも目的地は同じであるのだから 購買を出て共に歩いていたが 途中、靴下を履くというので 待つなどという選択を持たない英司は すたすた と先を往くだろう。* ]
(17) 2018/08/22(Wed) 00時半頃
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―― 現在:教室 ――
[チャイムが鳴っても、先生は来ませんでした。 代わりにやってきたのは、 なんだか美味しいそうな食べ物の匂い、 遠い夏の日に聞いた、にぎやかな音楽、 そして、圏外のはずのスマートフォンに届いたメール、 そんなものでした。
黙って私はメールの文面に目を走らせます。 画面の左上の隅には、やっぱり“圏外”の文字。
普通に考えれば、ありえないことです。 けれど私は淡々と、非日常を受け入れました。 だって目の前に、現実にあるのです。
“ありえない”は“ある”に勝てない。
昔読んだ本の一説が頭に浮かびました。]
(18) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[この世界の主人公は誰でしょう?
考えたのは、そんなことでした。 きっと、このメールの送り主でしょう。 さて、この世界の主人公は、 モブの私に、どんな役割を求めているのでしょう?
教室の隅の方から、 インコの鳴き声が聞こえた気がしました**]
(19) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 01時頃
|
/* さくら、で呼んでいいのかどうか迷ったので
(-27) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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──現在/教室──
[ 気を張るなよ。って言われたわりに、
委員長がみんなの前でがんばっているころ、 日夏はのんきに、自席でアンパンを食べていた。
首輪がほしいかと言ったくせに、 あいつは毛布しかくれなかったので、 空木はおなかを空かせていたのだ。
弓木が教室に入ってきたなら、 「あれ? 来たんだ。えら」と言っただろう。 「返事ねえし、卒業あきらめたかと思った」って、 空木はへらりと笑う。 電波のせい、という可能性は失念していた。]
(20) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[ 朝食を教室でとるため、 もともと余裕をもって家を出たはずだが、
コンビニへの寄り道とか、 職員室訪問だとかの間に、 あったはずの余裕は幻と消えたらしい。
なんかひと少ねえな。 って思っている間に、チャイムが鳴る。
そのときも、教室には、 両手でギリギリ数えられるかどうか。 ってくらいのひとしかいない。]
(21) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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— 回想:購買 —
[>>16無言でレジを打ってもらってる間、びくびくと縮こまりながら待つぼく。 渡されたお釣りをざっと数える。合っていた。]
……レジの使い方とか、わかんなくて。
[>>17図々しいと言われてしまった。 ちょっと焦りながら弁明を返し、でも、それ以上の悪態をつかれなかったことに安堵して。]
ありがとう。
[パンとジュースと靴下を握り締め、 普通にお礼を言って、そして散けながら同じ目的地へと向かったのだった。*]
(22) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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──8時50分──
[ チャイムが鳴る。
いつもはそれを合図に静かになる空間が、 ”いつも”に反して、ざわめいた気がした。
思ったよりももさつくアンパンを飲み込もうと、 一生懸命、口を動かしていた空木も、 何かにつられるように、顔を上げる。
その動きに反して、 手元でスマホが震えた。ぶぶっと短く。
弓木からの返事が今頃届いたのかな。 ──って、空木はのんきに考えた。]
(23) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[ まだ、教室の外の騒がしさには気が付かない。 するりと慣れた手つきでスマホを起動する。
通知の画面に、名前がないな。 って、少し不思議に思った。こんにちは。 タイトルだけが表示されるそれ。
こんにちは。ええ、こんにちは。 間違いなく、弓木じゃねえな。ってことはわかる。
迷惑メールかな。って空木は思う。 しゅっとアプリを起動させて、 普段なら、開封もせずに消しそうなメールを、 頭からお尻まで読んだのは、なぜだろう。]
(24) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
──こんにちは。 たまあに、思いませんか。 自分の姿なんて、誰にも視えてないんじゃないかって。
(*2) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[ ──不穏なことをいうわりに、 そのメールは、金をくれるとも、 金をよこせともいわないもんだった。
迷惑メールじゃねえの。 って言おうとしたのを、空木はやめた。
画面の中で、視線を移ろわせる。 圏外。このご時世、早々見ることもない文字。 そこんところは、揺るがないらしい。]
(25) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[ ふと、顔を上げたら。 みんな、同じような感じで、 スマホに目を落とすやつがほとんどだった。 圏外だっつってんのに。
SFでしょうか。ホラーでしょうか。 それとも、ミステリがお好みでしょうか。
そんな問答を思い出して、 空木はぐるりと、教室を見回す。
空席の目立つ、見慣れた教室。 みんなの前に立つ、委員長。 閉められた扉。空木の席は端っこ。
本当にぐるりと、教室を隅まで見回して、 最後方、窓際の片隅に置かれた鳥かごに、 空木は、ああ。って思う。思い出す。]
(26) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[ ──ああ、そういえば。そんなのもいたなあ。って。]
(27) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[ オレンジ色のまあるい額をした鳥が、 一羽きり、静かにとまっている。それだけ。
非常事態、だから。 空木は次の瞬間には忘れてる。 部屋の隅っこの、ちいさな生き物のこと。
扉のほうに視線を移して、]
……なんか、外。騒がしくね?
[ って、不思議そうな顔して、言う。*]
(28) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[ おはよう! などと快活な挨拶をする 社会的な生き物にはなれなかったので、 無言で扉を開けて教室に入った。
ちらほらと同級は集まっていたが 来る途中、どの教室にも人は居なかった。
違和感どころの騒ぎで無い事は 英司ですら理解したが 真面目腐った委員長であるヨスガあたりが なんとか問題を解決するだろう と 窓の外を見ては欠伸をしていた。 ]
(29) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[ 皆がとやかく喋っていたので 雑音が耳に心地よく、 眠気が楽し気に近づいてきた。 上体を机に伏せかけたところで、
音 が鳴った。
どの学校にもあるようなごくごく一般的な 鐘が鳴っても担任はやってこない。 それどころか 生徒の気配がこれ以上にない。
まあ 帰っていいだろう と ひと眠りしてから何処かへ行こう と 次は本当に顔を伏せた瞬間に、 ]
(30) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[ 台の上、置かれて響くバイブ音。 それが遺書だと今、知らされた。]
(31) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[ ごろり としたまま通知を視て 長いメールだ と仕方なく開き、 読んだ後 頭と携帯を伏せた。
ここに居るやつら以外で仲良くした人など 劣っている英司には居なかったので 間違いメールだと思って、どうでも良かった。* ]
(32) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
おはよ。
[次々と入ってくるクラスメイトに声をかけ、 周囲の様子を見守る。]
うん、これはちょっと、ね。
[危ない、という委員長の声に促されて、>>0:1111 ぼんやりと外を眺める。
その時だった。 いつものチャイムの音。]
先生、いないんだよね?
[その声は委員長>>7と重なって、口を閉ざす。 目の前に立てて置いたままのスマホに光が灯り、 メールのタイトルが表示される。 差出人は、奇妙なことに文字化けしてわからない。]
(33) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
……なにこれ。
[ぽつりと呟いて、指先を伸ばす。 軽く画面を弾いて表示されたメールはまるで。]
……。
[遺書と言うわりには、恨み言ひとつない文面に、 眉を軽くひそめて。 何かがおかしい、ということはわかった。 けれど言い換えれば、只それだけ。]
戻れたら>>5、か。
[心残り。 わたしにだって、無いとは言えない。]
(34) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[多分、地獄があるとするなら、 こういった場所なのだと思う。]
(35) 2018/08/22(Wed) 01時頃
|
|
[チャイムが鳴った。8時50分。>>#0 誰かが現れる様子はない。
だというのに、スマホに視線を落とす クラスメイトたち――主に男性陣に 乃歌は苛立たし気に眉根を寄せた。]
チャイムなっても、先生来ないじゃん。 ほら、もう、帰っても……
……………え?
[外は白一色、廊下もほぼ灰色のはずだ。 聞こえるのも、風の音ばかり――
だった、はずだ。]
(36) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
|
|
[それなのに、廊下がやけに騒がしい。 取り出していたスマホをポケットに仕舞って、 乃歌はふらふらと席を立つ。
少し逡巡したのち、一気に教室の扉を開いた。]
(37) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
|
|
[廊下を彩る、きらきらと光る小さなライト。 屋台をしていたクラスのソースの香りに、 調理部のお菓子の香り。 薄らと聞こえてくるのは、流行りのJ-POPだろうか。
文化祭そのままの光景に、 脳が殴られた時のように、ぐらりと揺れる。]
(38) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
|
|
[必死の抵抗は、いとも簡単に押さえつけられた。 獣のような異臭と無精ひげの不快な痛みが 身体を撫ぜる。
『自業自得だろ』
嘲笑う兄の声が、頭痛のように ぐわんぐわんと頭の中で響いた。]
(39) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
|
|
[――あ、やばい。
咄嗟に口元を押さえた。 多分、顔色は死人のように真っ白だった。
いつかの現国の時間と同じ。 けれど、流石にもう慣れている。]
う、ぇ
[吐きかけたのをなんとか堪えて、 乃歌は廊下へ、トイレへと駆け出す。
着信を告げていたスマホに触れる余裕なんて 今は、ない。]
(40) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
|
|
[ソースやカステラの匂い、賑やかな音楽。 画用紙や絵の具の鮮やかな色。 それは廊下中を彩っていた。
五感を殴ってくる“文化祭”>>#1に、 こみ上げる吐き気は強くなるばかりで 最悪、と吐き捨てる余裕さえない。
言葉を発すれば、一緒に全て吐き出してしまうような。 そんな気がして、 乃歌は、俯きがちに文化祭の廊下を駆けた。**]
(41) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[高校最後の文化祭、青春の一大舞台。 映画の一作でも作れちゃいそうだ。
けれど、きっとわたしには似合わない。 辛い境遇も過度の幸福も、何も無い、 わたしみたいな人間には。きっと。
スマホの画面を消して、周りを見回す。 みんなそれぞれ何かしらしていて、 その表情はみんなどこか戸惑っても見えた。
ふと、空木くんの声が耳に届く。>>28]
(42) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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え、そう? …そういえば何か、聞こえるような。
[耳をすませば先ほどは無かった音が聞こえた気がして。 ふら、と立ち上がった一色さんが、扉を開く。>>37]
……わあ。
[思わず上げた声は、乾いていて。 駆け出した一色さんに目を丸くした。**]
(43) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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──幕間>>0:1044──
はは、無礼者。ままよ、ままよ。
[ 王子ってなんだろうな。って空木は思う。 チャーミング王子しか出てこないので、 それこそ、シャルウィーダンスくらいしか、 汎用性のあるセリフが思いつかない。
と、思ったけれど、 唯一のセリフにも、汎用性などない。]
え? 連太郎には言われたくねえけど。 は? レンタロウ王子よりは、ハイカラじゃね?
[ さとし。特殊なボールを投げてきそう。 は、小学校のころにさんざん言われた。 でも、レンタロウ王子よりは、 まだサマになっていると、本気で反論する。]
(44) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[ そんな、些細な会話の中でのことだ。]
や、こーゆーのって、 手の皮が分厚いほうが、 うまくいく気が──、
[ はっ倒されるのはやだな。って思って、 反論を重ねようとして、ふと想像する。
ぎざぎざの親指の爪が、 ひとさし指の腹をじゅっと裂いて、 じわっと血がにじんでいく。
或いは、バンソーコーの上からじゃ、 たぶん、しゅんともすんとも音はしない。]
(45) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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……嘘。やっぱ、前言撤回。 指パッチンできるようになったら、 おまえ、勝てるよ。桜ヶ台になら、勝てる。
[ 空木は、不意にそう言う。力強く。 いいか、勝利のカギはそこにあるんだ。 ってな具合に、強くうなずく。
……ところで、どうして王子様対決を? そこには何かが賭けられているのか?
って浮かんだ疑問はあったけれど、 指パッチンのせいで桜ヶ台が負けることがあれば、 それは、悪癖をなおさなかった、あいつのせいだ。**]
(46) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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/* 4d:▼一色 ▲仁鳥
なんかここの並びがおもしろい気がした( 一石二鳥みたいな
(-28) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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— 8:50 —
[着席した時間も時間だったので、折角買ったカレーパンを食べ損ねた悲しい朝になった。
チャイムの音がする。>>#0]
(47) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[圏外の電話。人の気配が無い校舎。 それらの異常事態の報告を受けて、なんだか胸に不安を覚えたぼくは、 急に聞こえてきた日常の音にびくりとしたのだけど。
次にスマホを開いて目にしたのは、意味不明なメール。>>5
よくある心霊的な迷惑メールかと思った。 だけど、読み進めれば遺書だとかぬかしている。
文化祭の日に戻れたら——その一文だけ、ひっそりと同意して、 追伸は軽く読み流して、画面をしまう。]
(48) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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電波が通じたと思ったら、迷惑メールだったっぽい。
[皆は? 周囲を見回すと、他の皆も同じメールを見ていただろうか。 それに気付いて、眉を顰めて。顎に手を当てる。]
……誰かが意図的に俺らに送ったのかな。 何かのドッキリ?
[たしか、いつだったか見た深夜番組では、 真夏にそんな企画をやっていたっけ。
芸人のリアクションに一部わざとらしいものがあったので、途中でチャンネルを変えたやつ。]
(49) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[さて。 どうやら先生も来ないようだし、どうしようか。 思い思いに動く級友たちを見やりながら——]
このまま何もないなら帰るけど、 来たついでに、さくらに餌をやっとくかな。
[教室の窓際にいたそいつのことを思い出して、そんなことを呟く。 何せ、庶務だから。クラスの雑用だから。 他に当番がいなきゃ、ぼくがそういうことをやらなきゃって。]
(50) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[…………そんなこと、今まであったっけな。まあいいや。]
(51) 2018/08/22(Wed) 02時頃
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[——思い立って席を立った次の瞬間には。 クラスのペットであるはずの、そのインコに餌をやりたい意識も遠のいて。
何やら廊下から、どこかで聴いた音楽が、耳に届いてきた。*]
(52) 2018/08/22(Wed) 02時頃
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— 回想:ペット談義、すみっこにて —
[どうやら、ペットを飼っている級友もいるらしい。 僕には縁が無かった話だったので、それも新鮮だった。
定番の猫や犬、ウサギに。 あと、インコとか、カクレクマノミ、の話も耳にした。
……教室のすみっこで、ペット談義を聞き流していただけだけど。]
(53) 2018/08/22(Wed) 02時頃
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[ぼくが、もしもペットを飼うなら何がいいか。 話に混ぜてもらった機会があったなら、ぼくは、長く悩んでから、 小さく自信の無い声で、こう呟いただろう。]
……蝶。
[チョウ。てふてふ。 それをチョイスしたのは、なんとなく。 昆虫に詳しいわけでもない。 アゲハとモンシロと、モンキと、あとアレクサンドラなんとか? とか、いろんな柄のやつがいるって程度の知識。
ただ、その見た目の美しさと、そこにまつわるイメージを気に入っていただけ。]
(54) 2018/08/22(Wed) 02時頃
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[——胡蝶の夢。
ぼくが眠った時に見る夢は、もしかしたらそちらが現実で、 夢の中でひらひらと舞う蝶の姿こそが本当なのかもしれない。
今、こうして生きているぼくは、蝶の見ている夢かもしれない。
夢と現。 本当のことが、反対のことだったらいい。
ぼくという、いてもいなくても何も変わらない存在は、 別の誰かの夢であったなら。]
(55) 2018/08/22(Wed) 02時頃
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[今の自分ではない、別の誰かになりたい、という願い。
着ぐるみを被るのでもなく、演技をするのでもない。 確実な方法を、ぼくは本気で探していたんだ。**]
(56) 2018/08/22(Wed) 02時頃
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―― 現在 / 教室 ――
[8時50分。>>#1 時刻通りに校舎にチャイムが響き渡る。
日常の象徴であるはずのそれは、 このときばかりはひどく不気味に感じられた。
先生が、教室に姿を現すことはない。 その事実が、いま俺がいるこの空間が 非日常であることを、雄弁に物語っていた]
……メール?
[震える携帯電話に、目を落とす]
(57) 2018/08/22(Wed) 02時半頃
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[電波が復活したのかな、だなんて そのときの俺はまだ呑気に考えていて。
―――正常性バイアス、とかいうんだっけ。
そうして飛び込んできた文面に、 表情を硬くした>>5>>6]
は? 遺書って、
[俺が呟くのと、一色が教室を飛び出すのは>>41 ほぼ同時だったように思う]
(58) 2018/08/22(Wed) 02時半頃
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……一色!
(59) 2018/08/22(Wed) 02時半頃
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[がたりと、反射的に机から立ち上がる。
そこでようやく俺は 一色の消えた扉の向こうに広がる風景、 その異変に気付いたのであった]
う、そだろ。 廊下が。なんで……文化祭……?
[すでに懐かしくすら思える文化祭の飾り付け。 鼻腔をくすぐる、喫茶店の甘い匂い。
タイムスリップでもしたというのだろうか。 いや窓の外に広がる銀世界は 間違いなく真冬のものだ]
(60) 2018/08/22(Wed) 02時半頃
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……あの、さ。
[ひどく渇いた声が出た。 くるり、と教室中を見回して]
いま一色をひとりにしとくの、心配だから ちょっと連れ戻してくる。
[そう言葉を発するのが、やっとだった。 同行者はいただろうか。 いないなら、ひとりで教室をあとにするだろう]
(61) 2018/08/22(Wed) 02時半頃
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一色!
[飾り付けされた廊下を、駆けた。
文化祭の日は、あんなに賑やかな喧騒に 校舎全体が包まれていたというのに。 今は、誰の話し声も聞こえない。
人の気配のしない校舎と、陽気な飾り付け。 あまりにも、不釣り合いで“チグハグ”だ。
―――見た目だけは派手で、 中身が伴っていない俺みたい。
リノリウムの床に、冷たい足音が響いていた]**
(62) 2018/08/22(Wed) 02時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 03時頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 03時頃
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/* 好きな人ふたり、出来そうに無いなあと思ってたんだけど やっぱ好きになりそうなので、好きになります(優柔不断)
(-29) 2018/08/22(Wed) 03時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 03時頃
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/* ほんと、英司のことを考えているんだけど、ひーんとなるので、しんどー 折り合いがどう足掻いてもつかない感じで、ひーん 困ったちゃんだー困ったちゃん
(-30) 2018/08/22(Wed) 03時頃
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[ 学校という箱庭の中の更に箱の中に居る子供たちは とにかく 頭の良い話ばかりするので ああだこうだ と言うのは聞き流して 結論だけ聞き取れれば良いと思っていた。
教室に入った際、理に話しかけられたのだから 適当に返すくらいはしてやったが>>20 「は? 返信したろうが、死ね」と 「ちゃんと見ろや」と毒づくだけで まともな会話が成立していたとは言い難い。
勿論、死ねといった相手が死ぬことを 英司はまともに考えてはいなかった。 ]
(63) 2018/08/22(Wed) 03時半頃
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[ 眠りたかったというのに、鐘が鳴った後 彼等の騒めきは五月蠅いと呼ぶ程度になり 嫌な顔をしながら頭を横に傾ければ、 嫌いな女が教室を出ていくところだった。>>40
其れを派手な髪色の男が追いかけて行って>>61 嫌な顔は うぜえ という顔に変わる。
開いた扉の奥が異常であったことは その際に気が付いた。 先程歩いたときは何でも無いいつもの廊下は 間違いのない程に学園祭のままであったので 余りにも不思議であって、理解が及ばない。 ]
(64) 2018/08/22(Wed) 03時半頃
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[ そんなとき、教室の後ろのほうにある 鳥籠が かしゃ と小さく鳴って コイツは誰も来なけりゃ誰に餌貰うんだ と すこしは不思議になった。
全く以て桜色では無いというのに さくら とかいう名前のインコは 興味のあるやつは何かと持て囃したが 英司はそんな楽し気なやつでは無いので 可愛がったりは不得意であった。
存在を簡単に説明するならば クラスで飼っているペットであって、 少なくとも今の英司には そう思える。** ]
(65) 2018/08/22(Wed) 03時半頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 03時半頃
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/* ちなみに、何がトラブったのかは言っちゃ駄目なんだろうけど まあ、いつも穏やかに笑ってる同期氏が ああ〜帰りてえ〜〜って言いながら震えるくらい 面倒というか、けっこう大変なことがおきまして 疲れました。お疲れ様です。二時間くらいで帰れて、ぎり更新間に合って、良かったです。急な残業に気を付けよう!!
(-31) 2018/08/22(Wed) 03時半頃
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/* わー。3度目の正直なるかと思ってたけど、ならなかった。おちろるといふものの経験はまだ先になるらしい。 最終日組、がんばります。
てか、指パッチンで王子様対決負けるとかひどすぎるぞ!
(-32) 2018/08/22(Wed) 04時頃
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[いらいらしたような、乃歌さんの声がしました。>>36 私はそちらに顔を向けます。
帰ってもいい。そうですね、確かに。
でも、ここはもう非日常な空間です。 そんな簡単に、返してもらえるでしょうか。
ふらふらと立ち上がった乃歌さんを目で追いかけて、]
あ、いけない。
[その時になって、ようやく私は気づきましたが、 制止の声は間に合いませんでした。]
(66) 2018/08/22(Wed) 06時半頃
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[乃歌さんが開いたドアの向こう。 教室のドアを一枚隔てた世界には、 文化祭が広がっていました。]
(67) 2018/08/22(Wed) 06時半頃
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[匂いや、届く音で、薄々察していました。 ドアを開けば、わっと“非日常”が押し寄せてきます。
そして、文化祭は、 間違いなく乃歌さんのトラウマを刺激するものにしか ならない日です。]
(68) 2018/08/22(Wed) 06時半頃
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[がたんと音を立てて立ち上がったのは 阿蘇君でした。>>60 慌てて私も席を立ちます。]
待って。 私も行く。
[阿蘇君の心配は、痛いほどわかります。 でも、間違いなく、 今の乃歌さんを、阿蘇君1人に追いかけさせては いけないというのもわかります。
飛び出していく阿蘇君の背中を、 必死の思いで追いかけました。**]
(69) 2018/08/22(Wed) 06時半頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 06時半頃
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ね。
[そう、声が重なった仁鳥さんに同意を投げたのは メールを確認する前のことだ。>>33>>34
ほんとうに、 一読しただけで思考が止まってしまって
きっとこんなメール、 何かの悪戯だ、と思うほうが、 正しい演技ではあるのだろう。]
(70) 2018/08/22(Wed) 09時頃
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…………遺書、じゃん。
[そこで、ぱっと意識が引き戻される。 「帰ろう」といっていた一色が 何かをこらえるようにして走り出し 阿蘇と庄司がそれに続くさまを、 目を丸くして見送った。]
2人とも気をつけて!
[とは、言ったけれど。 開け放たれた扉の向こうの甘い景色が 冷静さを取り戻させてはくれなかった。]
(71) 2018/08/22(Wed) 09時頃
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[――まぎれもなく、あの日の文化祭の様相。 にぎやかな音楽も、甘いにおいも、全部、
泣きそうなくらい感傷的で 感傷的だ、と思ってしまう自分は おそらく”おかしい”という事を自覚しているから そっと口を塞いだ。
クラスの片隅で鳥が鳴いている。 ―ーさくら、と呼ばれるペット。 いつもは黄楊や気がついた人が餌をやっていたっけ。
(ほんとうに?)
餌をあげたほうがいいだろうか。 このままでは飢えてしまう、なんて そう思ったけれど――傍に餌らしきものは見当たらず (見つけられず) 使い切ってしまっていたかな、と考える。]
(72) 2018/08/22(Wed) 09時頃
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[たぶん、正しく心配するべきなのは一色さんの事で 案ずるべきは自分の身で
さくらの事なんか、 その二の次三の次であることは理解していた。 理解は、及んでいるのだけれど、 ひどく動転していて、 そんな人間らしい思考に、追いつけない。 追いつけないまま、演技だけを続けた。]
(73) 2018/08/22(Wed) 09時頃
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……文化祭の日にでも戻ってしまったみたい なんだろ…… 楽しかったから神様が戻してくれた、とかだろうかね。
おれはすこし辺りを見てくるよ。 委員長は、といわれたら、 偵察に出たと伝えておくれ、アキラ君。
[と、安藤に言付けて、ヨスガはそっと部屋を出た。 3年5組の教室から出て、 廊下を少し歩くと、また3年5組の教室がある。]
……?
[けれど ――どこかで見たような内装の影に首を傾げて その扉をあけて中に入っていった *]
(74) 2018/08/22(Wed) 09時頃
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[……「きみは、いつでもぼくの友だち」だと語る星の子は、その友達を置いて逝った。 だから、あの物語は 好きで いつだって嫌いだった。]**
(75) 2018/08/22(Wed) 09時頃
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/* おしごとおわったので、これからちまちまがんばります。とりあえず、現軸からちまちまする。る。ろぐよむ。。。
(-33) 2018/08/22(Wed) 09時半頃
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─── 8時50分
[ 壮大なアラーム音は、 忘れたかった記憶を呼び醒ます。>>#0 ]
ねーちゃん、起こさないと!
[ うと、うと、と机に突っ伏した儘だった頭は、 勢いよく持ち上げられる。 寝ぼけ眼は、日課を言葉にした。 しかし、次第に開ける視界と共に、 目元を擦る涎に濡れた袖の冷たさに、 漸く状況を、思い出してゆく。 ]
(76) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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[ ここは、学校だ。 辺りに見えるのはクラスメイト。 そして、時計の針が示す時刻は、
────── 8時50分 ]
(77) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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な、なにごと……?
[ ぱちぱちと瞬きをした後、 改めて辺りを瞳に映した。 みんな、なにかを見ている。 落ちた頭で、手元の何かを、
何だったのか、定かではない。 ただ、理の呟きの直後、>>28 一人の女生徒が駆け出した。>>40 揺れるパーカーの後姿は見間違う筈もない。
────── 乃歌だ。 ]
(78) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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[ 奥に広がる光景にも、目を疑った。 寝ぼけて理解の追いつけない頭は、 処理速度が異常に、遅い。
ただ、乃歌の後を追う蓮太郎の姿が、>>61 王子様≠ェ重なって見えたし、 そして、共に向かうという、 夜子の声が聞こえた頃に、>>69 ようやく、頭は現状に追いついた。 ]
(79) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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[ すぐに足が出ない癖に、 王子様になりたいなんて烏滸がましい ]
(-34) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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[ 教室の扉の向こうから漂う香り。 甘かったり、香ばしかったり、 フローラルだったり、臭かったり、 とにかく色んな匂いが混ざってる。
教室の向こうから聞こえる音。 賑やかで軽快なBGMだったり、 おどろおどろしさを表す音だったり、 とにかく色んな音が入り乱れてる。 ]
文化祭に戻ったみたい、
[ 委員長の声と重なった。>>74 この教室だけが、変わりがない。 ]
(80) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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( ほんとうに? )
(81) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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[ 椅子に貼り付いたままのお尻は、 ちゅんちゅん、という鳴き声によって、 やっと、軽くなるのを感じた。
こんなんじゃ、蓮太郎に 王子様勝負で負けたって仕方がない。 そもそも、勝てる勝負じゃなかったのだ。 ]
……さくら=H
[ 扉の向こう側を一瞥した後に 情けない顔で一瞬だけ俯くが、 耳に届いた、とある名前を繰り返した。>>50 そして、上げて泳がせた瞳は、 教室の隅っこに居る存在を認識する。 ]
(82) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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[ ──── ガリッ、
親指の爪に、歯を突き立てる。 今日は、絆創膏をしてない日だった。 勢いを余りすぎて、痛い。 肉まで、噛んじゃった。 ]*
(83) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 11時頃
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── 回想/休憩 ──
[ 催促に溢した一音は受け取られずに返された。 夜子は ぺたぺた と顔を触っており>>0:921 正しく理解された訳で無いと 一目でわかる始末であった。
意図も何も理解されない時点で 煙草のような不純な物質には 疎遠な正しい生き物のように思えたが、 未成年者が喫煙をする手前の姿を見ても ごみをごみ箱に捨てない姿を見ても 何も言わずに眺めるのだから 案外 柔軟な生き物であるのかもしれない。
メモ帳を取り出してリクエストを書く夜子の ふわふわ と揺れる黒髪を見ながら思う。 ]
(84) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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[ 女の手というものは、男の其れより小さく 自動販売機で買うのか購買で買うのか 一体何方の心持であるかは知らないが どちらにせよ袋など気の利いたものは無いので 一度も落とさずに届けるのは至難の業であろう。
一度でも落とされてしまえば 英司の希望した炭酸飲料は たちまち目も当てられない様子になる。 であるからついて行ってやるのだと、 其れ位天邪鬼なことを言うつもりは無いが、 素直に 大変そうだから手伝うよ と 言うのも気恥しいものであったので うんともすんとも言わず、立ち上がって 英司は夜子の方へ近づいた。 ]
(85) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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[ 其れだけでは英司の意志など分からないし 大変不親切であるが為に、夜子の顔を見て ]
…… ほかのやつら、 何が良いって ?
[ と だけ言えば伝わっただろう。
奢ってやるなどという優しさも無いが 文字通り手を貸すくらいの気持ちはあった。* ]
(86) 2018/08/22(Wed) 11時頃
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― 現在:教室 ―
[ 一色さんいわく、3階にも人がいなさそうだと。>>0:1105 本当にわたくしたち以外、 この学校にはいないのではないでしょうか ]
そうですね帰っても良いとは思いますけど。 圏外で連絡がつかなかったということもありますし。 もし後から先生がきたらわたくし伝えておきますわ。
[ 職員室にいないといってももしかしたら、 見回りにいってらっしゃるのかもしれません。 そんなふうにお話をしていますと、チャイムの音が鳴りました。 先生はまだいらっしゃいません ]
(87) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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[ チャイムの音と同時にスマートフォンが震え、 桜のストラップが揺れてちりちりと音を立てます。 つながるようになったのでしょうか。 わたくしは画面を開きました。 無情な圏外の文字が見えます。 がっかりしつつ、届いていたメールを確認しました ]
遺書…。
[ 何度も文面を読み返します。 開かれたドアから聞こえるざわめきも ただよってくる甘い匂いも認識できず。 食い入る用に画面を見つめて。
選択肢がひとつ、目の前に増えた気がいたしました。 そう、わたくし、 ]
死んでしまえば、よかったのですね。
[ ポツリと小さな声でつぶやきました ]**
(88) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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―独白―
[可愛い、と、そういわれるのは満更ではない。 可愛い服にだって着られることのない、 華やかな容姿は嫌いじゃなかった。
ただ、その分、面倒ごとは多く降りかかってきた。 痴漢にあった数は両の指じゃ足りないし 覗きの被害にあったこともある。 旅行中に、知らないおじさんに 連れて行かれそうになったこともあった。
――乃歌は可愛いからなぁ。 なだめるような父と兄の言葉に そういうものなのか、と幼い乃歌は首を傾げる。
どこか釈然とはしなかったけれど 声の上げ方すらも分からなかったのだ。]
(89) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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[それは、小学校でもそうだった。
一足早い成長期を迎えたガキ大将の 暇つぶしの標的となったのが、乃歌だった。 他の子と比べても一回りは違う体格の彼に 表立って逆らえる子供はいなかった。
今思えば、好きな子ほどいじめたくなるとか そういった類だったのかもしれないけれど、 兎に角、乃歌は非常に迷惑していた。
大抵は兄譲りの威勢の良さで 不快な言動を追い払っていたけれど、 ただ、その日だけは違った。]
(90) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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[突然、後ろから、ぐい、と髪を掴まれた。
しゃきん、と、鋏の音が耳元で響いた。]
え、?
[呆気にとられながら、恐る恐る髪に手を遣る。 ふわふわと波打っていた栗色の髪の一部が 不自然に切り取られていた。
振り返った乃歌は、呆気にとられたように 何処か得意げなガキ大将の顔を見上げた。]
(91) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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[普段の威勢はどこへやら、 乃歌はソイツの顔と、鋏と、その手に握られた 栗色の髪の束を茫然と見比べることしか出来ない。
教室を見回す。視線が合わない。 非難めいた眼差しを机の上に落としつつも、 誰も声を上げようとしなかった。 自分に飛び火するのが嫌だからだろう。]
(92) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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[その日の髪型は特別だった。
母にねだって、ヘアアイロンを使わせてもらった。 モデルさんみたいね、と、鏡ごしに笑った 朝のやり取りが頭を過る。
いつも以上に、可愛かった、のに。
じわ、と目頭が熱くなった。]
(93) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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[ばん、と何かを叩く音がした。 水を打ったように、教室が静まり返る。
声を上げた阿蘇の姿>>0:1017を、 クラス中の人間が呆気に取られたように見た。
零れかけた涙は引っ込んだけれど 代わりに胸の辺りがきゅ、と 締め付けられるような心地がした。 ……何故だかは、よく、分かんないけれど。
そもあれ、普段は真面目な優等生の剣幕に、 ガキ大将はようやっと 己のしでかしたことが分かったのか、 そそくさと乃歌から離れて行った。]
(94) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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[それ以来、ガキ大将が乃歌に近づくことは無くなった。 気まずいと思ったのだろう。 クラスメイトの視線も諫めるようなものになっていたし。
恨めし気な視線を感じつつも、 いやがらせを受けたのはそれきり。 卒業した後どこに行ったのかすら、乃歌は知らない。]
(95) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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[ただ、乃歌が阿蘇のことを レンタローと呼ばなくなったのも、 その出来事がきっかけだったと思う。
思春期には良くある話だ。 30人弱の目撃者の噂話は、勝手な想像や尾ひれを纏って、 たちまち学年中に広がった。
「やっぱり、付き合ってるの?」と 冷やかされるのが多くなって、 乃歌の方は、やけに気恥ずかしくなったから。
ただ、それだけ、だ。*]
(96) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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/* 乃歌ちゃんに対して矢印ぶっさしてる身ではあるけど、 天邪鬼なえーじも乃歌ちゃん好きでしょ。やすとしもだし。 おさななじみのれんたろーはどうだろ。恋までいくかまだ確信持ててないけど、乃歌ちゃんかわいいから矢印めちゃ刺さってる。少なくとも3本は刺さってる。
(-35) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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/* >>64 嫌いな女→だいすきな乃歌ちゃん おさななじみが追いかけてる うぜえ→嫉妬
でしょ?えらさんわかる ドヤ顔で言ってて違ったら、きっと秘密に関係する何かだしって言い訳します
(-36) 2018/08/22(Wed) 11時半頃
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/* そういえば、えーじにほんのりおさななじみ縁故ふってたけど、明言してなかったのでなかったことにしておく……!
(-37) 2018/08/22(Wed) 12時頃
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── 回想/文化祭準備 ──
[ 英司は勝手に飲み物のことは 二人でやってくれると思い込んでいたので 仁花に即座に否定されて>>0:965 まじかよ と嫌な顔をつくった。
ただ 彼女の主張を無視して 本当に手伝わないでいよう と言うよりは 仕方が無いから手伝ってやろう と いった気持ちになる程度には 此の場の雰囲気を好んでいたし 簡単に言えば居心地が良いのだった。
それを素直に言葉に形作り、ふたりに吐いて 人の好感を得ようと試みることが出来る程 英司は上等な生物ではなかったが、 もしかすれば言葉にせずとも 多少なり 伝わってしまっていたかもしれない。 ]
(97) 2018/08/22(Wed) 12時頃
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[ 過ごす時間が伸びるにつれて 三人を兄弟に当てはめるような 家族ごっこの話も発生していた。
偽物で嘘の家族であるし 見た目もどうしようもなく違うので 聞いたやつには 暑さのあまりに 頭が可笑しくなったと思われただろう。 ]
馬鹿じゃねえの
[ 理は 英司が兄、仁花が姉 と主張し 仁花は 英司が弟である と主張し パズルのようになった二人の話を、 お前らが下 と強気に笑うことも出来ない 劣った生き物の英司は聞いていた。 ]
(98) 2018/08/22(Wed) 12時頃
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[ そんな話をしていると 二人の輪の中に 当然の様に英司は居て、 家族だとかごくごく一般的な組織に きちんと所属しているような心地がし、 自分もちゃんとした 上等な人間である錯覚さえ起こす。
英司は、かなりそれなりに嬉しかったが 目を逸らすことも出来ない現実は違っていたので かなりそれなりに虚しく、 手に力が入らなくなる程であったので 危うく泡立て器を落としそうになった。* ]
(99) 2018/08/22(Wed) 12時頃
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/* TO: FROM: ------------------ 報告という訳では無いけど 遺体も残らないだろうから
これから死にます 今までありがとう
淀んだ色の海でも見て 自分の事を思い出してくれれば 生きたことも無駄じゃなかった と、思えると思う
……って、いうメールにしようと思ってました いままでありがとう、とかのとこはきっと世間的イメージのコピペなので、別にありがとお〜〜!とか、英司は思ってないです
(-38) 2018/08/22(Wed) 12時頃
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─── 回想・バレーボール部の話
[ 願いが叶わなくて、届かなくて、 自分の気持ちを偽ったとして、 果たして其れは生きていると言えるのだろうか? 慣れるなんてことが、あるんだろうか。 描かれた弧の裏に潜む気持ちを、>>0:754 奇妙な違和感を、あかねは無視した。 ]
………そっか、仁花が、 それで、いいなら。
[ 死ね、と言っているようなものだ。 ]
(100) 2018/08/22(Wed) 12時半頃
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[ バレーボール部はまじめに出た。 なにごとも、全力で取り組んだ。 それでも、だ。生きがいじゃない。 あかね にとってバレーボールは命じゃない。
だからこそ、簡単に言える。 代わりにコートに立たないか? ……流石に、その言葉は飲み込んだけど。 ]
…………、
[ 続くヒロインポーズに言葉が詰まる。 それも、まるで例の古い野球漫画みたいに。 自信がない、とかそんな問題じゃない。 ]
(101) 2018/08/22(Wed) 12時半頃
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[ ねえ、その後も野球漫画みたいに、 ハッピーエンドに至る道筋を進めるのかな。 そんなの、アタシにはわからないけど。 ただ、ひとつだけできることは。 ]
「ひとか、インハイに来て」 ……ぷ、あは!ははは!
[ やたらとイケメン風な声を出そうと、 予行練習のように声を低く決め台詞を告げる。 茶化すように、笑い合うことぐらい。 だって、コートに立てるアタシなんかじゃ、 仁花の才能を潰すことしかできないから。 ]*
(102) 2018/08/22(Wed) 12時半頃
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─── 回想・音楽の話
[ 響いた爆音で静まり返ったのも一瞬。>>0:758 教室内は、なんでもないように元の空気に返る。 いつだってアタシは、仁花の心は読めない。 目一杯出した勇気にすら、気付けない。 ]
洋楽とか、おしゃれなの聴いてんだね! ……よかったら、今度聴かせてよ
[ もちろん、かみさまが死んじゃった時も。 ]
(103) 2018/08/22(Wed) 12時半頃
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[ 仁花は、アタシに貸してくれたんだろうか。 過激な歌詞も、重低音も、 アタシ好みな音楽で嫌いじゃない。 ただ、やっぱり……
アタシには、かみさまじゃないから、 訃報が話題になったときも、 なんの悪気もなく、仁花に声を掛けてた。 死んじゃったね、ざんねん。 ……って、なんでもないみたいに。 ]*
(104) 2018/08/22(Wed) 12時半頃
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―現在:廊下―
[誰かが追ってきているのが分かる。 名前を呼ぶ声>>62に、ひきつった悲鳴を上げた。
足が縺れそうになる。 来ないで、と願えど、きっと聞こえることは無い。
何度もつまづきそうになりながら、 ようやっと女子トイレに駆け込む。
ぐちゃぐちゃと溶けかけたイチゴやクリームが 渦を巻きながら水の中に沈んでいくのを眺めて、 ようやっと、乃歌は平静を取り戻しつつあった。]
(105) 2018/08/22(Wed) 12時半頃
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[吐くこと自体には慣れて来ていた。 そのために食事は多めに買っていた>>0:314し 不意に訪れる吐き気を、 少しの間だけ飲み込むくらいは出来るようになった。
水で口を漱いでから、トイレを出て、 そこに阿蘇の姿が会ったなら、 足は縫い付けられたようにその場に止まる。
虚勢を張る程の余裕はなかった。 敵意よりも、恐怖の勝った眼差しを彼に向けた、と思う。
きょろきょろと、助けを求めるように周囲を見回した。 親を探す子供のように。]
(106) 2018/08/22(Wed) 12時半頃
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……夜子!
[彼の向こうに見つけた姿>>69に、 乃歌はほ、と息を吐いて駆け寄った。 阿蘇の隣をすり抜ける。逃げるように。]
ごめんね、夜子、心配かけた? もう大丈夫。
[――ちょっと、びっくりして。と、笑う。 彼女の服の裾を、縋るように掴んだ。
苦笑いを浮かべつつ、のど飴を頬張る。 レモンの味が口の中に広がった。]
(107) 2018/08/22(Wed) 12時半頃
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……っていうか、これ、何? 訳わかんないんだけど。
[視線を向けたのは、賑やかな文化祭の光景。 人の往来のない祭りというのは不気味でしかなく 乃歌は眉を寄せて、走ってきた廊下を見た。**]
(108) 2018/08/22(Wed) 12時半頃
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─── 回想・したいこと
[ 視線を逸らされたとて、>>0:768 じいいと頬杖をついたままに見つめた。 答えが出てくるまで、じっと。
心の底の感情に気付ける訳もなく、 投げかけた問いの後、 世界が止まる靖利とは異なり、 周囲の喧騒をぼんやりと聞いていたから、 不意に絞り出された声に反応するのが、 ほんのわずか一瞬。遅れた。 ]
───── え?
[ ぽかん、と口を開ける。 ]
(109) 2018/08/22(Wed) 13時頃
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[ あかねの中じゃ、それは日常だった。 だから、想像するには容易かった。 しかし、決して馬鹿にするでもなく、 赤くなる頬を見て、にんまり顔になった。 ]
いーんじゃない? アタシは、そーゆーの好き
[ したいこと。やりたいこと。 素直に言葉にできるのって、 羨ましい、とさえ思う。
尚、身長については平均以下ということは、 小さいと言ってもいいと思います! ]
(110) 2018/08/22(Wed) 13時頃
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[ カツン、と落ちたペンを拾い上げて、 そのペンの頭で彼の赤いままの頬を、 小鳥の嘴のようにつんつくと突く。
そして、こそっと聞いてみる。 だって、アレ──が、必要じゃないか、と。 ]
(111) 2018/08/22(Wed) 13時頃
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好きな子、いるの?
(-39) 2018/08/22(Wed) 13時頃
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[ ニヤリとした表情を浮かべたのなら、 視線を落としているノートの上に、 ハートマークをぐるりと描いた。 ]*
(112) 2018/08/22(Wed) 13時頃
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/* あーーーーーーーーーーーん 女の子に冷たくされるのぐう悶える、最高 一色さんきゅーーー
(-40) 2018/08/22(Wed) 13時半頃
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/* どこかでトシ君とはなしたい。できるかわかんねぇメモ。
(-41) 2018/08/22(Wed) 13時半頃
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/* ちなみにヤスくんって呼ばないのは犯人はヤスを思い出すからです(中の人が)
ところでこいつ説得ロールよくふぁんぶるするんだけど大丈夫かな 阿蘇君とあかねちゃんがんばって。。。
(-42) 2018/08/22(Wed) 13時半頃
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/* ノッカチップめちゃくちゃ可愛くない!?
最初はソシオパス悪女の予定で選んだんだけど こっちの設定の方が可愛くなったし 動かしやすいから変えてよかった。かわいい
(-43) 2018/08/22(Wed) 13時半頃
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/* あとなんというか空木が狼なの良かったというかなんというか 中の人(推定)の狼見たかったのもうんまぁそうなんだけど 阿蘇に乃歌の死体晒せるのが嬉しいみたいなとこある(?)
皆のロル見る度には〜〜〜〜〜〜可愛い〜〜〜〜〜〜ってなって 自分のロル書くのにクソほど時間かかる…………
(-44) 2018/08/22(Wed) 13時半頃
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―― 独白 ――
[自分の見た目が どれだけ人に不快感を与えることがあるかは ようく理解している。
あの頃と変わっていないと思うのは俺だけで、 アイツは不良に成れ果てたのだと、 その見た目を理由に、周囲は俺に烙印を押すのだ]
おー、久しぶりじゃん。利見。 こんなところで会うなんて奇遇だな。
[街で見かけた中学の同級生に つい懐かしさがこみあげて、昔の調子で話しかけた]
(113) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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[―――それが失敗だった。
彼女は俺に怯えた表情を向けたあと、 俺の脇をすり抜けて そそくさと街の雑踏へと消えていった。
その背を追いかけたり、 誤解を解いたりすることは、できなかった]
『人違いです。ついて来ないでください』
[すれ違いざまに囁かれた声音が、 明らかな恐怖に染まっていたからだ]
(114) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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[俺の見た目が変わりすぎていて、 元同級生だと気付かなかった。
街で怖いチンピラに突然絡まれたと判断した。
顔なんてよく確認せずに、 “不良”という記号だけを見て、俺を避けた。
……まあ、そんなところだろう。 咄嗟の頭でも理解することは、できた。
それでも、その出来事は 俺の中に何かしこりのようなものを残すのに じゅうぶんなもので]
(115) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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“文化祭の日に戻れたらって、ずっと思ってた”
(116) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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[だから俺は、 遺書めいたメール>>5>>6の一節に 強い共感を覚えてしまうのだ。
こんな髪色は嫌だったし、 伊達メガネなんかしたくない。 派手なピアスなんてもうたくさんだ。
だから、あの日に戻れば、 戻れさえすれば、すべてが解決する気がして。 本当の自分でいられる気がして。
―――でもそんなの、幻想に決まってるのにね]*
(117) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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─── 回想・王子様対決
[ 揶揄ってなどいない、ほんきのほんと。>>0:857 で、アタシが姫と呼ぶ相手から、 教えて貰ったおかげで完成できた衣装を、 割と、ふふんと、得意げではあった。
平均よりも、ちょっと大きい。 でも、ほんとにちょっと。 これを着ることが非日常となるならば、>>0:860 アタシはいつまで経っても、 非日常の中に浸っているようなものだ。 ]
(118) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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[ 乃歌のお願いはなるべく聞いてあげたかったけど、 しかし、譲れないものというのもあるわけで。 仕方なしに提案したものが、
──── 王子様衣装だった。 ]
(119) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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[ 悩ましげに唸っていれば、 もうひと押し!とのお声がかかる。>>0:794 ど金髪の、れんたろー。 へらりと笑った顔が妙に気色悪い。 ]
はあ?どっちが真の王子様、って、 ………競争って、
[ 競争を持ち掛ける蓮太郎と、>>0:795 眉を下げる乃歌の顔を交互に見比べたなら、 根負けしたように深く溜息を吐いた。 ]
(120) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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……わかったよ。 星の王子様、が、蓮太郎だとして。 アタシは、……うーん、
[ もう一着。 負担を掛けてしまうのは分かってる。 ただ、楽しげに笑う笑顔を見れば、 これ以上は断れないし。……、………
これまでの非日常だった日常から、 日常である筈の非日常へと触れたい。 ]
(121) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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[ 仄かな、欲が生まれた。 ]
(122) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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[ 顎に指を添えて、ウーンと悩んだ後、 ゆっくりと唇を開いて告げる。 ]
……じゃーさ、 乃歌の理想の王子様にしてよ。 アタシ、そーゆーのあんま詳しくないし。 蓮太郎に負けないくらい、とびきり強そうなの!
[ 親指には、絆創膏が巻かれていた。 指パッチンなんて出来そうもない。 まさか、そんなことで負けるだなんて、 この時は夢にも思わなかったんだけど。 ]
(123) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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[ 蓮太郎が、負けない為に色々やってんのを、 風の噂で聞いたアタシも、 負けじと人に協力を乞おうとする。
例えば、本物のお姫様に、 本物の王子様ってどんなひと? ……だなんて、聞ける機会があったなら、 そんなヤワな王子様なんかじゃ、 なかったに、違いない。 ]**
(124) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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針に糸を通すように生きてきた
(125) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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── 回想/幼少期 ──
[ 今現在も住んでいる古びたアパートの チャイムをきちんと鳴らすのは 本当に指折り数える程度であって、 あの頃のあの時間帯に鳴る音は 必ず仁花の来訪を示していた。>>0:967
両手で玄関扉を開けた英司は こん とわざとらしく咳をする。 ]
外、
[ これ以上無く色褪せた薄いカーテンは 常に閉まりきっていたのだから 薄暗い家の玄関から見る外界というのは 幼い目に痛い程に眩しかった。 ]
(126) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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[ 風邪だ と言って休んだ日にも 放課後になればもう治った と言って 部屋の中から人間の蔓延る外へと 連れ出して貰うことが多かった。
一度、尋ねたことがある。 其の日は確かプール開きの日で、 仁花はランドセルの他に プールバックに太陽光を反射させながら いつも通りに休んだ英司に 塩素の匂いを届けていた。 ]
何でおれに かまうのさ ひとか ってひまなの
(127) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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[ 両親も育ての親である洋祐も あとは親戚であるとか祖父母であるとか その他一般の人間たちや世界は 英司を気にも留めて居なかったので 当時自らを透明人間だと思っている節があった。
そんな中態々時間を割いてでも 話しかけてくる存在と言うものは 一体全体不可思議な生き物であり、 純粋な好奇心を抑えることを知らなかったので ただ単純に首を傾げた。* ]
(128) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 14時頃
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それは奇跡で或いは悲劇だ
(129) 2018/08/22(Wed) 14時頃
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―― 現在 / 廊下 ――
[今は廊下を走って怒る先生もいない。
庄司を先導するように、 陽気な文化祭の飾り付けに覆われた廊下を駆けた。 “私も行く”>>69と、慌てて同行を決めた 庄司の真意を、そのときの俺は理解していなかったんだ。
女子トイレから出てきた一色>>106と、鉢合わせする]
……よかった、一色。 いきなり飛び出すから心配して、
[俺がその言葉の先を、発することはない。 一色が俺に向けた視線に、 強い恐怖と怯えが混じっていたからだ]
(130) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
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[それは、あのとき>>114 中学の同級生が俺に向けたものを彷彿とさせて]
(131) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
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[するり、と 一色は俺の脇をすり抜ける。
俺のことを無視して。 まるで、空気になったみたいだった]
……あ、
[ここ最近の一色の振る舞いから こうなることは覚悟していたはずなのに。 ずきり、と胸が痛んで。唇を噛みしめる]
(132) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
|
|
[後ろで、“夜子!”>>107と 安心したように、嬉しそうに 庄司と戯れる一色の声が聞こえた。
どうしてだろう。 しばらくの間、振り返ることができなかった。
じゃあ、あとは庄司に任せるよ。 単独行動は控えたほうがいい。 教室のみんなに、一色は大丈夫って報告してくる。
いくらでも、言いようはあったのに]
(133) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
|
|
ごめん。こんな不良に絡まれても迷惑だよな。
(134) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
|
|
[消え入りそうな声で俺が漏らしたのは、 そんなどうしようもない言葉で。
それは、一色に発したものだっただろうか。
それとも、あのとき街の雑踏へ消えていった 中学の同級生に対して、漏らした言葉だったのだろうか。
自分でも、よく分からなくて]
――――ッ、
[頭を冷やさなければ、と思った。 外の空気が吸いたくて、 廊下の窓に、俺は手を掛けたんだ]
(135) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
|
|
……あれ、窓が開かない。
[とても、間の抜けた声だったと思う。
しかしそれは、俺にとって 頭を冷やすにはじゅうぶんな出来事だった]**
(136) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 14時半頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 14時半頃
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/* だいたい24hで18発言くらいが 俺の普段の平均発言数なので。
この村のペースに合わせるために頑張ってることが ようく分かりますね……!!やばい!!
(もう18発言こえた)
(-45) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
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── 回想/委員長 ──
[ 機嫌と言うものはいつも>>0:968 真ん中から少し 悪い の方に近い位で 顔には出ないが、そうそう悪くならない。 悪い方へ傾いているじゃないか と 憤られれば宥める術を知らないが 良い方へ傾いていたとしても 表情やらには出て行かないのだから 良しも悪しも変わらない とだけ伝えよう。
ヨスガ がわざわざ前の席に座った為 英司は引き続き 何だこいつ と言う顔で 真面目で型に嵌った様に見える委員長と 適当な会話を進めるしかなかった。 ]
(137) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
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── 回想/委員長 ──
[ 機嫌と言うものはいつも>>0:968 真ん中から少し 悪い の方に近い位で 顔には出ないが、そうそう悪くならない。 悪い方へ傾いているじゃないか と 憤られれば宥める術を知らないが 良い方へ傾いていたとしても 表情やらには出て行かないのだから 良しも悪しも変わらない とだけ伝えよう。
ヨスガ がわざわざ前の席に座った為 英司は引き続き 何だこいつ と言う顔で 真面目で型に嵌った様に見える委員長と 適当な会話を進めるしかなかった。 ]
(138) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
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[ 進路希望を尋ねられたときは ]
就職、
[ と。 文化祭の感想を尋ねられたときは ]
…… まあ
[ と。 答えねばならなかったので、 怠い割には忙しい時間を過ごした。 ]
(139) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
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[ ヨスガ は席を立つ際に、夕方が似合う と ヘンテコな台詞を残していった。 褒めても貶しても居ない言葉は ただなんとなく、耳に残ったが 意味や理由はないようで 英司も特段考えることは無かった。
社会性も何もない劣った生き物は 相手に情報を引き出させただけであって 聞き返したりはしなかったので 時折 担任の代わりに教壇に立って話すような 社会性のある優れた生き物のことを 知っていることしか、知らないままだ。* ]
(140) 2018/08/22(Wed) 14時半頃
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/*
落花の男性恐怖はおっきい人ががこわい。(威圧感) 手を振り上げられたら身がすくむ(暴力への恐怖)という感じで普通に話す分には普通です。 阿蘇さんは大きいからちょっとびくっとなります。 見た目は特に気になっていないというか まじめで優しい方だなって思ってる。 空木さんの舌ピなんかも痛くないのかな すごいなーくらいにしか思ってない。 日夏さんと黄楊さんは怖がらないで近づける大きさです。
誰か腕振り上げないかなー(あげません
(-46) 2018/08/22(Wed) 15時頃
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/* 落花ちゃんと絡む方法をろる書きながら考えてるけど思いつかなくてひいひいしてる 一回ははなしたい
(-47) 2018/08/22(Wed) 15時頃
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/* あ!!!!!!!お酒の強さ!!ふろ!!!! 42(0..100)x1
(-48) 2018/08/22(Wed) 15時半頃
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/* 面白味も無い感じで、実に良いと思います!!!!!!!!!
(-49) 2018/08/22(Wed) 15時半頃
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|
[追うべきか、と思って机を掴み立ち上がるけれど、 それよりも先に叫ぶ名に身が竦む。>>59 扉の向こうに見える窓は、どこか見覚えのある飾りつけ。]
ぶんか、さい?
[すぐにピンと来なかったけれど、 阿蘇の言葉に記憶と見えているものを照合させる。 ゆっくりと連れ戻してくる、という言葉に、>>61]
え。でも一色さんは
[男性、いま嫌いでしょ? 多分、文化祭からずっと。]
(141) 2018/08/22(Wed) 15時半頃
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[彼女のことを思えば止めた方がいいんだろうか。 なんて思うけれど、それより先に庄司さんの声。>>69 続いて走り出す彼女を固まったまま見送る。 彼らの背に委員長の声がかけられ、>71 わたしは、黙ったまま開いたままの扉を見てた。
外は、どうなっているんだろう? 気にはなるけれど、行動する気にまだなれず。 安藤くんに言付けてそっと部屋を出て行く日夏くんに、]
、まって。
[声をかけて、扉の傍まで行くけれど。 得体の知れないものに指先は震えているし、 後一歩。前に進む勇気が、まだ出ない。]
(142) 2018/08/22(Wed) 15時半頃
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……きを、つけて。
[意気地なしの言えることはそれくらいで、 廊下を歩く背中を見送った。]
[一色さんも、阿蘇くんも、庄司さんも、日夏くんも。 すごいな、と思う。 わたしはなかなか一歩を踏み出せない。 小さな頃とは、まるで違う。*]
(143) 2018/08/22(Wed) 15時半頃
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― こどものころの話 ―
[小さい頃は何かを恐れることなんて、なかった。 こわいもの知らずの子供はどこか奇妙な家も、 怖気づかずにチャイムを鳴らす。>>126]
ひとかがあそびたいからだよ? おにーちゃん、あそんでくれないんだもん! あとね、せんせいがね、プリントとか、 持っていってーって言うの。 でもね、びょーきへいきなら、おそとがいいの。 おうちよりおそとのほうが、 えーちゃん、元気に見えるよ?
えーちゃんは?ひとかとあそぶの、いや? いやならやめる。
[同い年の子供が近所に少なかった、 というのも理由にあるのかもしれない。]
(144) 2018/08/22(Wed) 15時半頃
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[学校の教師はわたしにプリントなどの配達を任せ、 素直な子供だったわたしは度々届け物をして、 そのついでのように、あそぶ?と聞いていたんだろう。 当時は大人の事情も人の気持ちを思いやることも無く、 末っ子特有の我侭で、外へと連れ出した。]
(145) 2018/08/22(Wed) 15時半頃
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[成長し、男女の性差が身体に現れる頃。 ものの道理も少しずつ理解するようになっていって、 自然と呼び名も距離も離れていったけれど。
それでも昔馴染だ。 話を聞けば記憶の片隅に止める程度には気になる。 きっと、それは友情というものなのだろうけれど。 離れすぎた距離に、その名が似合うかわからない。]
(146) 2018/08/22(Wed) 15時半頃
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|
― 回想:衣装のこと ―
[ 一色さんがどうしてわたくしにドレスを着せようとするのか、 回答を聞いてもよくわかりませんでした。 けれど、こんな機会はもうないといわれまして>>0:1086 あぁ、とわたくしは嘆息いたします ]
わたくしが文化祭を楽しめるようにお気遣いくださって 一色さんはお優しいですわね。 確かに、学生生活も最後ですし。 式はドレスではないでしょうし。
[ もちろん、思い浮かべたのは 卒業式ではなく結婚式のことです。 そういえば式は挙げるんでしたかしら? 思い出せずに、首を傾げつつもうなずきました ]*
(147) 2018/08/22(Wed) 15時半頃
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― 回想:委員長と ―
[ 相変わらずのからかう声音に>>0:1104]
ふふ、本心ですのよ? お疑いになるなんてひどいですわ。
[ たまには受け流したり返したりくらいできるのです。 見事な棒読みになりましたけれど ]
そのくらい、わたくしの権限でも処理できるものですよね?
[ 笑顔を浮かべて手を差し出し続ければ そのうち根負けしてくださって、 書類はわたくしの手の上にのりました。
それからは当日まで少しでも手が空きそうになれば 仕事を奪いに行ったことでしょう ]*
(148) 2018/08/22(Wed) 15時半頃
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今晩も死にたくなった
(149) 2018/08/22(Wed) 16時頃
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── 回想/深夜 ──
[ バイト終わりの帰り道というのは まだまだ騒々しい繁華街を後にして 眠りにつくための準備運動だ。 クラクションの音や酔う女の下品な笑声は 日中の静まり切った教室に流れる 教師の声とシャープペンシルの芯が削れる音よりは いくらか耳に優しいものであった。
あちら側 と こちら側 と言うように 英司の中では昼夜の世界は分かれていたので はじめ、声を聴いたときは幻聴かと思い>>0:1038 いよいよ来るところまで来たな と ロクデナシの血を再確認して振り返らなかった。 ]
(150) 2018/08/22(Wed) 16時頃
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[ ただ、幻聴にしてはやけにしつこく 人違いにしては自分の名を呼び ピイピイ とよく鳴く聞き覚えのある声で あったので、腹を立たせながらも 伸びた襟首に肌寒い風を取り込んで振り返った。 ]
…… うざ つか、うるせー
[ 幻聴と幻覚が一度に襲い掛かってくるほど 疲れている自覚は無かったのだから、 見えた姿から考えるにこれは本物である。
理が本当に存在して居たことに 実はかなり驚いてはいたのだが、 分かっていた顔をして いつものように罵倒した。 ]
(151) 2018/08/22(Wed) 16時頃
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別にヤバくねーだろ
[ 何時も大抵楽しそうにしている顔を 赤らめて更に愉快そうに歪めた 理の 隣に寝ている男は見たことも無いやつで>>0:1040 そういったノリや繋がりのあるやつなのだと 偽物で嘘の弟の一片を知った。
まあ慣れた人種の中に 理 も足を突っ込んで いるのだと自らを納得させる。 二人の間にはそれなりに距離が有ったので 英司の声は喧騒に掻き消されそうで 近づいた。 ]
(152) 2018/08/22(Wed) 16時頃
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[ 昼の世界で制服を着て 英司に比べれば真面目に学校に通う男は なんてことのない袖を着た姿で 夜の世界に溶け込もうとしていたが、 他からは見えなくとも異物に見える。
労いの言葉を口にしながら暢気に迎えるので 特に労働が好きでは無い英司は、 眉間に皺を最大限に寄せて吐き捨てた。 ]
…… 死ね
[ 指差される黄色い箱を拾い上げて まだ生きていたライターで火を点ける。 ]
(153) 2018/08/22(Wed) 16時頃
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[ 帰り道、一服するのは珍しくないが 隣に同級が居る事だけが異常なのだった。 ]
補導、されても知らねーけど 空木のが 何してんの
[ 理 の近くの壁に寄りかかって 向かいの褪せたラーメン屋の看板を眺めながら 煙を吐くついで、というように尋ねた。
未来も夢も描かない英司は 他人の其れにも興味は無いが 受験も近づくこの頃というのに 誰かに見つかれば不味いだろうことは分かる。* ]
(154) 2018/08/22(Wed) 16時頃
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水滴と、死よりも暗い深淵に触れて
(155) 2018/08/22(Wed) 16時頃
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/* 強い王子様とかいるかなと思ったら テニスしてるやつとかしか浮かばなかったとこある(情弱)
(-50) 2018/08/22(Wed) 17時頃
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―回想:王子様―
[好きな話はシンデレラや白雪姫に眠り姫。 それから、つぐみのひげの王子さまだろうか。
囚われていたお姫様を王子様が助け出して そうして、二人は幸せに暮らしました。
一色乃歌は、基本的に そういうハッピーエンドの話が好き、だった。]
(156) 2018/08/22(Wed) 18時頃
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もー、無茶振りやめてって言ってるでしょ!。
[……とはいえ、口が裂けても言うつもりはなく、 いつぞやぶりの無茶振り>>123に 乃歌は深いため息を吐いて、頭を抱えただろう。]
わかった。 あかねなら何着ても似合いそうだけど かっこいい衣装作るね。期待してて。
ただ、その、理想の王子さまとかってのは 内緒にしててね、頼むから。
[公開処刑になるじゃん、と 唇を尖らせて、人差し指を立てる。 多分、少しだけ耳が赤かった。]
(157) 2018/08/22(Wed) 18時頃
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[その衣装が仕上がったのは、 文化祭数時間前の一色家でだった。
アクセントの肩章を縫い付けて、満足げにマネキンを眺めた。 赤いマントを被せる。イタリアの軍服をモチーフにした、 黒を基調とした、王子様然とした衣装が出来たと思う。
布自体は薄めで高級感には欠けるけれど まぁ、十分な出来だろう。 衣装の胸元に、バオバブの木を模ったブローチを付けて 乃歌は力尽きたように床に突っ伏した。
止まるんじゃねぇぞ、と言わんばかりに リビングで気絶していた乃歌が 兄に蹴り起こされることとなったのは、 それはまぁ、別の話。*]
(158) 2018/08/22(Wed) 18時頃
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―― 現在:廊下 ――
[一番心配だったのは、もちろん乃歌さんのことでした。 文化祭のあの日、何かがあったに違いない乃歌さん。 文化祭のあの日から、男の人を嫌悪、 ……いいえ、憎悪するようになった乃歌さん。 突然、トラウマを抉る日を再現されて、 平静でいられるわけがありません。
でも、私は、乃歌さんだけではなく、 阿蘇君のことも、乃歌さんの次くらいに心配だったのです。 今の乃歌さんに近づけば、 阿蘇君は傷つくことになるに決まっているのですから。 つい先ほど、私なんかの言葉を“嬉しい”と喜んでくれた 阿蘇君の心に、深い傷をつけることは、 できれば避けたかったのです。]
(159) 2018/08/22(Wed) 18時頃
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[私は、間に合いませんでした。]
(160) 2018/08/22(Wed) 18時頃
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[そうですよね。私の性能なんて、この程度です。 たかがモブに、何かを守ったり、阻止したり、 そんな物事に介入できるような力はないのです。 私の方に駆け寄ってきた乃歌さん>>107の背中を あやすように撫でながら、その向こうにいる阿蘇君の姿も、 もちろん視界に捕らえていました。 阿蘇君は、振り向きません。>>133]
本当に、大丈夫?
[乃歌さんにかけた声は、我ながら白々しいものでした。 だって、大丈夫なわけがないでしょう?]
無理しちゃ駄目だよ。
[でも、他にどんな言葉をかければいいというのでしょう。]
(161) 2018/08/22(Wed) 18時頃
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[搾り出すような阿蘇君の声は、>>134 誰に向けられたものだったでしょうか。 私にではないということだけはわかります。 だから、私は返事ができません。 ただ、乃歌さんの背中を撫でる手に、 少しばかり力がこもったことでしょう。]
(162) 2018/08/22(Wed) 18時頃
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……え。
[張り詰めた空気を緩ませたのは、 以外にも阿蘇君の言葉でした。>>136 窓が開かない。 それは、凍り付いて開かないという意味でしょうか。 それとも?]
凍ってるの?
[小さな声で、私は聞き返します。 ここは、非日常の世界です。 簡単に帰してもらえるとは、 どうにも私は思えませんでした。 ――――だとしたら?**]
(163) 2018/08/22(Wed) 18時頃
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/* 止まるんじゃねえぞ…(例の絵文字)
(-51) 2018/08/22(Wed) 18時頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 18時半頃
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[何を、信じるべきなのだろう。]
(164) 2018/08/22(Wed) 18時半頃
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── 回想/幼少期 ──
[ 少子化 という言葉はまだ知らずにいたが 近所に同い年の子供が少なかったのは確かであった。
あの頃は一つ年が違うだけで どう足掻いてもひっくり返らない差が 至極当然に存在していた。 二人で遊ぶのも其れが理由の一つで、>>144 仁花 は遊びたいから と二つ目の理由をつけた。 ]
ふうん
(165) 2018/08/22(Wed) 18時半頃
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[ じりじり としたアスファルトの上を 太陽の日差しが炙るように熱した。 何となくやった視線の先に 死骸か落ちているだけか、蝉が居た。 ]
やじゃないから やめるの、やめれば
[ 今の あかね よりも長いくらいの髪を 汗で頬に張り付かせながら言う。 可愛いお嬢ちゃんね と言われることも多かった 英司は、現在はそんなこと言われないので だからという訳では無いのだが 昔の様に手を繋ぐことなど、無くなった。* ]
(166) 2018/08/22(Wed) 18時半頃
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―現在:廊下―
[ちら、と漏れ聞こえた呟き>>134に、目を伏せて。 それでも、振り返ることはしない。 ……背中を撫でる手>>161が心地良い。
上履きの足跡が付いた廊下に視線を落とす。 そういえば、何かメールが届いていたんだった。
ポケットからスマホを取り出して そこで漸く、届いた遺書>>5>>6を見た。]
(167) 2018/08/22(Wed) 18時半頃
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何、これ。誰から
[差出人のアドレスはない。気味が悪い。 それ以上に、淡々と書かれた文字の 一文に視線は縫い付けられた。
――“文化祭の日に戻れたらって、ずっと思ってた。”
やめてよ、と乃歌は思う。 巻き込まないでほしい。お願いだから。
顔を上げる。 そこには未だ、文化祭の光景が在った。]
(168) 2018/08/22(Wed) 18時半頃
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[窓が開かない、という呟き>>136に 凍ってるの、という夜子の言葉>>163に そこで乃歌は漸く窓の方を見た。
今まで見たこともないような雪景色だ。 窓が凍るということも、無いわけじゃないのだろう。
何にせよ、ここに用はない。 知らない。遺書なんて。文化祭なんて。
夜子の手を引いて、歩き出す。]
(169) 2018/08/22(Wed) 18時半頃
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早く帰ろ、夜子。 こんなとこいてもしょうがないでしょ。
[非日常の力なんて、知ったこっちゃない。 だから乃歌は夜子の手を引いて、 すたすたと、昇降口に向って歩き始めたことだろう。**]
(170) 2018/08/22(Wed) 18時半頃
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[ バタバタ と周囲は騒々しく喧しい上に こんな場所じゃ眠れそうにないと踏み、 英司は面倒だが帰ろうと椅子を引いた。 まだ、素直に帰れると思っている位 頭が働かず馬鹿だからである。 ]
帰る
[ 誰に言うでもなく声に出せば 誰かの耳にも届くだろう と そういった安易な発声方法であった。 ]
(171) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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[ 購買は割高であるし、こんなことになるのなら 昼食など買うべきでなかった。
教室を出る際にプリンだけは取り出して 異常事態に爪を噛む あかね の机に置く。 ]
やる
[ そういえば と思い出しては 首元に巻き付いた儘だったマフラーを 彼女の頭を覆うように被せた。
会話を望んでいた訳では無かったのだから 返事も何も聞かず、教室を出る。* ]
(172) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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― 回想:婚約者のこと ―
[ おにいさまがいなくなってすぐ、 婚約者が決まったとおとうさまがおっしゃいました。 卒業後すぐにと希望されているとのことです。 大学生というものになってみたかったですし、 いまどき政略結婚と思わなくもないのですが、 これも封都の者としての務め、 幼いころから言い聞かせられて覚悟していたことです。 わたくしは、粛々と受け入れました。
あせっているかのように段取りが詰め込まれ、 わたくしの休日はほとんどつぶされてしまいました。 本当はもっと前から先方が望んでいたことを おにいさまがせめてわたくしが高校を卒業するまではと 止めていてくださったことを知ったのはずっと後のこと ]
(173) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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[ 最初に会ったのはとある政治家のパーティ。 大きな人だな、と思いました。 次は家族揃っての食事会。 それから数度の会合を経て、 婚約者がわがやへとやってこられました。 おもてなしするようにといわれ、 わたくしは、自室へとご案内いたしました。
そのあとのことは、思い出したくもありません。 何度も助けてと叫びました。 ――誰も助けにはきませんでした。 何度もやめてくださいと懇願しました。 ――余計にひどい目にあうだけでした。 できるかぎり抵抗もいたしました。 ――簡単に封じられてしまいました。 おにいさまが心配していたとおり、 わたくしはわたくしを守れませんでした ]
(174) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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[ ――こうして花は、おちたのです ]
(175) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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[ 何が起きたか受け入れられずいたわたくしは、 引きずられるように居間にいる おとうさまとおかあさまのところへ連れて行かれました。
「躾がなっていない」「抵抗された」と怒鳴り散らしておられます。 おとうさまは婚約者にきちんと言い聞かせるとお約束なさっておられます。 このような目にはもうあいたくありません。 わたくしは、おとうさまに助けていただこうと 痛む身体を引きずって、その腕にすがりつきました。
…思い切り、振り払われました ]
(176) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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[ おどろきました。人というのは簡単に飛ぶものなのですね。 サイドボードにわたくしが当たった衝撃で、 上からガラスが降ってきました。 倒れたわたくしの顔の横に落ちて砕けたのは、 おかあさまのお気に入りのヘレンドのお皿でしょうか。 倒れたままのわたくしを放って、 おとうさまは婚約者に何かおっしゃっています。 わんわんと音が響いてあまりよく聞こえません。 『威厳』と『体面』を維持するのはお金がかかるもの。 そのために、わたくしが売られたのだということだけは よくわかりました。
おかあさまがわたくしを見下ろしていらっしゃいます。 わたくしは救いを求めて手を伸ばしました。 ですが、おかあさまの目は 隣の砕けた皿に対するものよりも冷たく、 関心のない色をしていました ]
(177) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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[ おとうさまも、おかあさまも、 声が聞こえていないはずがない使用人の皆様も、 誰もわたくしを助けてはくれませんでした。
おにいさまがいなくなったこの家に、 わたくしの味方は一人もいなかったのです ]
(178) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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[ それから1週間、わたくしは学校をお休みいたしました。 人前に出られる姿ではなかったのです。 誰かが会いにきたとしても、 ばあやが追い返していたことでしょう。
これが、文化祭の準備が始まる、少し前のことでした ]
(179) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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[ 以来、あの方は足しげくわがやに通って、 わたくしに嫁ぐこととはどういうことか、 文字通り叩き込んでくださいます。 なぐられるたびに。 けられるたびに。 おさえつけられるたびに。 わたくしがくずれて、つぶされ、削れていく気がします。
必要なのは封都の娘であって、落花ではないのでしょう。 だから壊しても構わない扱いなのです。
…わたくしはきっと薄情なのでしょう。 そんなにたくさん会いにきてくださっているのに あの方のお名前もお顔も、少しも思い出せないのです ]*
(180) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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― 現在:教室 ―
[ しばらく画面を見つめていたわたくしは、 ようやく周りを見る余裕ができて顔を上げました。 廊下から聞こえるにぎやかな音や 漂ってくる甘い匂いに気を向けられます。 誰かが文化祭に戻ったようだとおっしゃっていた気がします。 メールに書いてあった、戻りたい日に。
わたくしは、手に持ったままだった スマートフォンをポケットに入れて立ち上がりました。 状況を調べて、対応策を考えなければならないでしょう。 このような時に 筋肉痛で動けないなど言ってられません ]
わたくし、保健室へ行ってきます。 ついでにほかの教室も見てきますわ。
[ 残っている人がいればそう声をかけて、 少しばかりふらつきながら教室から出ていきました ]*
(181) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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/* 二十登校してたのいまきづいた ひえー
(-52) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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/* 悩みの中身早めに出しておこうと思って連投したら長いなこれ。 だれもたすけてくれないんだよーえーんってことです。 さらっとした悩み。
(-53) 2018/08/22(Wed) 19時頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 19時頃
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―― 現在 / 昇降口へ ――
わからない。凍ってるっていうか。 びくともしないんだけど。
[庄司の問いかけ>>163に、首を振る。 隣の窓に手を掛けるが、やはり1ミリも動かない。 そしてやはり、その隣の窓も。 掌にじんわりと汗がにじむのが分かった]
おかしいって、これ。
[ひとりでやっても埒が明かない。 くるりと後ろを振り返る]
(182) 2018/08/22(Wed) 19時半頃
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[窓を開けるの手伝ってくれないか。 そう庄司に頼もうとしたとき、“早く帰ろ”>>170と 一色が庄司を昇降口に引っ張っていくのが見えた]
……ばか。 帰るとかそういう次元じゃないって。 こんなの普通じゃない。
[常識的に考えて、俺が登校して教室に到着してから こんなに短時間で文化祭の飾りつけを行うなど、 できるわけがないではないか]
(183) 2018/08/22(Wed) 19時半頃
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待てよ! 一色、庄司!
[俺は慌ててふたりの後を追った。 なにがなんだか分からなくて、 頭がパンクしそうだった]**
(184) 2018/08/22(Wed) 19時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 19時半頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 20時頃
|
―― 現在:教室→”教室” ――
[帰れる、と思っているもの。 誰かのいたずらだろう、と思っているもの。 明らかに何か別のことに気をとられているもの。 すぐに教室を出て行ってしまったもの。
そういった人たちを一瞥しながら、 ヨスガは教室を出ていこうとする。
すると、背中にかけられた声があって くるりと振り向いた。
先ほどは「任せた」といって>>0:726 すれ違ってしまった仁鳥が、 声をかけてきてくれていたようで、瞬く。]
(185) 2018/08/22(Wed) 20時頃
|
|
、
[気をつける。 何にだろう。 ――ゾンビかな。
さっき空木としたやりとりで、 仁鳥さんが主人公なら ホラーものだ、という話をしていたから、 そんな、場に不釣合いなことを考えた。]
わはは。 ゾンビがでてきて首だけになったら弔って
[何をいっているかわからないと思うが、 そんな事を言って]
(186) 2018/08/22(Wed) 20時頃
|
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ありがとう。 …仁鳥さんは教室で待ってる?
[彼女の中の逡巡を見透かすように>>143 (実際は、何の気はなしに)そう言って、
返事がどうであれ、 ヨスガは敷居を躊躇いなく越えてしまう。 廊下に出て、3年5組に赴いただろう。*]
(187) 2018/08/22(Wed) 20時頃
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|
/*
だれのとこいこ。 ひとかは、委員長のほういくかな? えーじは、来んなっていってる???天邪鬼か???
(-54) 2018/08/22(Wed) 20時頃
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/* 委員長も、えーじも、ひとか待ちな気がした(?)
(-55) 2018/08/22(Wed) 20時頃
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─── 現在・教室→
[ 指、痛い。 夢じゃないっぽい、歪な感覚。 ヒレを持たない鳥が、海に沈むみたいに。 呼吸を止めて、1秒。 其処から漸く、校舎に戻ってくる。 ]
は?
[ 机に置かれたプリン。>>172 見あげようとすれば、 視界は桃色に染められた。 ]
(188) 2018/08/22(Wed) 20時頃
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|
[ ちゃんと教室に来てた。偉い。 尤も、彼の気まぐれだろうけれど、 会話をしようと、名前を呼んだ。 ]
えーじ。
[ でも、マフラーが外れた時には、 見えない線で引かれた向こう側へと、 踏み出している瞬間、だった。
英司は線引きの此方側にいる、 勝手にそう位置付けていたから。 やっぱりちょっと腹が立った。 ]
(189) 2018/08/22(Wed) 20時頃
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[ 委員長の姿も消えて、>>187 ふらつくお姫様も教室を出て、>>181 ひとりずつ、踏み越えてゆく線。
軽いお尻は持ち上げれば浮くし、 軽い足だって前に進む。
強いて言うならば、 さくら のことが気掛かりだった。 短い後ろ髪が引かれる心地。 まだ、メールには気付いていないから。 ]
(190) 2018/08/22(Wed) 20時頃
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|
[ もう一度だけ。 鳥かごに視線を移した。
記憶が混濁する。
ノイズがかった声や、光景が、 アタシの思考を邪魔しようとする。 まだ、教室に理が居たのならば、 絆創膏を巻いてない親指は掲げずに、 一線を越えようと扉の外へと踏み出した。 ]
(191) 2018/08/22(Wed) 20時頃
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[ 星の王子さまの世界じゃ、登場人物は男だけ。 ]
(192) 2018/08/22(Wed) 20時頃
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[ 廊下に出れば、景色に埋もれる。 右を見て、左を見て。 既に視界の向こう側へ消えた皆。
誰がどこにいて、 どこに誰が向かったのか。 ただの、野生の直感だったけど。 アタシは、その後ろ姿を見つけて腕を掴んだ。 ]
─── 待って、落花。 そんなふらふらじゃ危ないよ。 アタシ、送ってく。
[ 保健室へ向かう。>>181 そう話していたお姫様の手を取りたかった。 せめて、仮初めでも王子さま面したくて。 ]
(193) 2018/08/22(Wed) 20時頃
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[ 女は花のように鎮座して、 指を咥えて見てるだけ。 ]*
(194) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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/* 悩んだ末の落花ちゃん。 委員長とは最終日に向けておはなししあえるとおもってる。多分きっとそう。
えーじは、適当に投げたら拾ってくれる。きっとそう。
(-56) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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|
―― あの日の”3年5組” ――
[扉をあければ、そこは雪国だった。
違った。3年5組だった。 あの日の3年5組がそのままにあった。 例えばつくるのに苦労した(本物らしさはないけれど) ちょっぴり高級そうな内装だとか。 封都さんがもってきたお皿が少しあったりだとか。 ノートがキレイな黄楊につくってみないかと 言った気がするメニュー表だとか。 (実際、それを誰が書いたのかは……――。)
一色さんが作った衣装だって いくつかかけられていたかもしれない。
ひどく懐かしい気さえする。 あの日の喫茶店がそこにあった。]
(195) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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[――これが最後のチャンスだと思っていた。]
(196) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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[虚飾で彩られた自分が、 演劇で苦しんだ自分が 囚われたもので過去を塗りつぶすことが出来れば この空虚は止むものと思っていたことは否めない。
喫茶店ではなく、劇であればよかったと。 ヨスガは失礼ながら思っていたし、 けれど”王子”になる阿蘇や桜ヶ台の姿に これは、これでいいんだと思ったことも事実だった。
ヨスガが得られなかったチャンスは、 しかし、誰かにとってのチャンスではあるらしい。
こうして鮮やかに巻き戻り、 ”見せる”ようであるのは 再現された景色のいじらしさは それを、如実に物語っているようだった。]
(197) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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[或いは。 楽しかった日々を舞台にした復讐劇であるならば この甘い世界を暗く塗りつぶすことこそ ”シナリオライター”の狙いなのかもしれない。
くるくる回る脳みそに意味などない。
ただ、甘い匂いがして 自分は何も衣装を着ることはなかった喫茶店の中を 客のような顔をして通り過ぎ その窓を、少しだけあける。
――下を覗きこんだのは、 今雪がどんな状況なのか知るためだったが 広がっていた光景になぜか息を呑んだ。]
(198) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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|
――、
[遠い。 地表が、はるか彼方に感じられる。
手をのばしてもとうてい届き得ないほど遠く。 (それはヨスガに別のものを思い出させた)
降りれば、 死は免れないと感じさせる光景がそこに広がっていて、 ヨスガは暫しその場に立ち尽くした。]
(199) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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[別に死が怖いわけじゃない。]
[吹きさらす風に 身体が冷えていく事すら気づかないまま、 少しの間、その虚ろに釘付けになっていた。
思考が戻ってくるのは―― 耳もとでやまないヒグラシの声が、やんだ頃**]
(200) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 20時半頃
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―― 回想:絵本のお話 ――
[日夏君にオススメした絵本は、 有名なお話を絵本にしたものでした。 きっと、誰もがタイトルだけなら知っている、 “銀河鉄道の夜”です。
母が私にこれを買ってくれた理由は、 酷く単純なものでした。 私の名前と同じ、“夜”の絵本だったからです。 夜空を走る列車が描かれたその絵本は、 気まぐれに母から与えられた、私の宝物でした。
……なんていうのは、全部私の事情です。 日夏君には何の関係もありません。 そもそも、話すつもりもありません。]
(201) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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え。 買うの?
[だから、日夏君がその絵本を棚に戻さなかった時>>1093 私はびっくりしたのです。
私には意味のある本。 日夏君には意味のない本。
ほんのきまぐれ、オススメを尋ねられたことへの、 ちょっとした意趣返しのつもりだったのに。]
(202) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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日夏君に、わかるかな。
[まるで素敵なプレゼントのように抱えられた絵本を見て、 私は苦笑のような、そうでないような、 なんともいえない笑顔を浮かべた気がします。]
こちらこそ、ありがとう。 銀河鉄道の旅を、楽しんでね。
[気の利いたことひとつ言えない私は、 そんな返事しかできませんでした。*]
(203) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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[ジョバンニになれるなんて思っていません。
誰かのカムパネルラになりたかったんです。
でも、私にお似合いなのは、きっと、 名前すらない、ザネリの取り巻きの1人でしょう。]
(204) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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―― 現在:廊下 ――
[そんなことを思い出したのは、 阿蘇君が傷ついているのを知っていながら、 何もできず、乃歌さんに寄り添っている今の私が、 ジョバンニをからかうザネリの横で、 気の毒そうに笑っているカムパネルラみたいだ、なんて そんな風に思ったからでした。 私がなりたかったカムパネルラは、 そんなカムパネルラではなかったのですが。
メールを確認した乃歌さんが、誰から、と呟きます。 頼りにならないモブは、わからない、と 首を横に振ることしかできません。]
(205) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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― 保健室へと向かいながら ―
[ わたくしは周りを見回しながら、 保健室へと向かっておりました。 仕事でほとんど見て回れなかったために新鮮な感覚と ほんの数か月前なのに懐かしい感覚がいたします。
けれど、明るく楽しそうに、そして、 今しがたも人がいたかのように見えますのに どこにも、人影はないのです。 何かの演劇のセットにでも迷い込んだかのように。
なんだか楽しそうな雰囲気であればあるほど 不気味な気がして、身震いがします。
そんな時、腕が掴まれました>>193 ]
(206) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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[乃歌さんが、私の手を引きました。>>169 かばんは教室に置きっぱなしです。コートも、マフラーも。
それでも私が乃歌さんに逆らわなかったのは、 「帰るとかそういう次元じゃないって」>>183 阿蘇君のその言葉がすべてでした。
びくともしない窓。>>182 では昇降口は? 私はそれを、確かめたかったのでした。*]
(207) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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ひゃぁ。
[ 喉から空気のような悲鳴が漏れます。 ふらふらしていた足は、 その衝撃でたやすくバランスを崩して、 掴まれた方へ倒れかけました ]
…まぁ、桜ヶ台さん。 心配して追い掛けてくださったのですか。 ありがとうございます。
[ しっかり立ちなおして、 笑みを浮かべ頭を下げます ]
人が今までいたような雰囲気なのに 誰もいないから少し怖いなって思っていましたの。 桜ヶ台さんがご一緒してくださるのでしたら、心強いです。
[ つれていってくださいます?と小首をかしげた]*
(208) 2018/08/22(Wed) 20時半頃
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[ 先程まで当たり前に開いていたのだし 鍵を閉めた様子の同級も居なかったので 当然動くものだと思って扉へ触れた。 ]
…… はあ?
[ 力を込めてもぴくりとも動かない。 仕方が無いので右から左まで 全ての戸を開こうと試みたが ひとつ残らずとして開きはしなかった。 ]
(209) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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[ 少し躍起なり、どうしても外に出ようと 足早に昇降口すぐ横の警備室へと急ぐ。 昇降口の硝子戸は硬くて割れやしないだろうが 窓であるなら可能だと思った。
今更どうこうなったとしても怖くは無いので 人類が滅んだのかと錯覚する部屋の中で 金属足が生えたスツールを引っ掴むと 思い切り窓を殴りつけ、 ]
は、 俺なんかの力じゃあ割れない ってか
(210) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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[ 傷一つ付かない窓の外では まるでこれが日常であるとも言いたげに 伸びやかに白を積もらせていた。* ]
(211) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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/* いけないいけない地の文の敬語が飛んだ…。 (めんどくなってきた
(-57) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 21時頃
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/* お祭りロール回す気満々で、でも学祭って秋だっけ!?ってなって、 高校 学祭 時期で検索するなどをして、九月の頭??秋やん!!てしたけど、 九月の頭だったら準備期間八月だし今くらいだし全然あっついし夏だし、 自分の高校は学祭7月だったので、お祭りロール回しませんか???(宙に話しかける)
うぃきもういっかい読みます…
(-58) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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─── 現在・廊下
[ 花のような香りがした。>>208 すん、と匂いを嗅いだことが、 どうか彼女にバレませんように。 ]
あ、わ、わ……! ごめん、強く引っ張りすぎたみたい
[ バランスを崩す彼女を支える。 立ち直すのを見守れば、 傾げられる頭を見て、柔和に笑んだ。 ]
(212) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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[ 恭しく手を取れば、 軽く腰を曲げて頭を下げた。 ]
勿論、お供致します
[ 今は、ただの制服だった。 王子さまには程遠いけれど、 辺りの空気に飲まれてか、 王子さま気取りでウインクをする。 そして長い髪を一房手に取って、 それは丁寧に口付ける真似をした。 ]
(213) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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[ こんな時、男だったら、 お姫様だっことか出来たんだろうけど。 ]
おんぶ、ならできる。
[ 覚束ない足取りを心配して、 しゃがみ込んで背中を向ける。 お乗り、と示すように肩越しに彼女を見上げて。 違和感、に慣れていないのならば、 こんな空間、恐怖以外の何物でもない筈だ。 少しでも、安心させられたら、と思った。 ]
(214) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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/* うううん、時期についてはかいてないっぽい ならあんまり気にしちゃ駄目かなあ 書いてたらほんとごめんなさい
(-59) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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─── 回想・王子様について
[ 文化祭準備の始まる前の頃。 落花は、長いお休みを取っていた。 お休みが明けて、準備が始まって、 少ししてからのこと。 アタシは、落花に聞いてみた。 ]
ねえ、れんたろーと王子さま対決するんだけど、 落花、王子さまって、 どんなことしたらいいと思う?
[ お姫様、ならば。 王子様の振る舞いを知ってるだろうと。 教えを請いたくて聞いたのだった。 ]*
(215) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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─── 回想・長い髪の話
[ 高校生になる前。 落花くらい髪が長かった頃のアタシは、 ザ・女の子って顔して生きてた。
えーじを知ったのは多分その頃。 長い髪をひとつに纏めて、 夜の街を不似合いなジャージ姿でランニング中。 いつも、ゴミを抱えてるお兄さんがいた。>>0:514 ]
………、
[ 其処を通るたび、いつも見かける姿。 名前も知らない、かっこいい人。 真似をして、髪を短くした。 ]
(216) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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[ 高校が一緒だって知った時、 びっくりしたけど、嬉しかった。 そもそも、同い年だって思わなかった。 ただ、それだけ。 ]*
(217) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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/* 髪の話をちょこちょこしてたので。 特に深い意味は、いまのところない
(-60) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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/* あかねちゃんが男の子になりたい女の子なら、また話がこじれる〜〜〜〜ウウーーーーてしてる自分と いやそれはそれである意味結論出てすっきりするだろって自分が居る
挟んだけど、良い感じに区切られてるし、ゆらさんだから許してくれう(決め打ち)
(-61) 2018/08/22(Wed) 21時頃
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―現在:昇降口へ―
……馬鹿はどっちよ。
[>>183彼の方を見ないままに、それだけ呟いた。 足を止めることは無い。
じゃあ、どうしろと言うのだろう?
あの遺書とやらも、文化祭も謎だらけで 一体誰に何をどうすればいいのか分からないし、 少なくとも今はどうでもよかった。
早く帰りたい。 乃歌にとってはそれが全てだった。]
(218) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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―昇降口―
[荷物の存在など、頭の中から消えていた。 だから乃歌はすたすたと昇降口の扉に歩み寄り 取っ手を引いた。]
……あれ?
[押しても引いてもびくともしない。 鍵はかかっていないはずなのに。 力いっぱい体重をかけたとて、それは変わらない。]
(219) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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なんで! 開いて!開いて、よ!
[苛立たし気に吠える。何度も。 取っ手を掴んだ手がひりつく。 それでも、扉は壁になったようにそこに鎮座していた。]
(220) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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[終いには、扉の前にぺたりと座り込んだ。
入ってきた筈の入口は、出口にはならない。 それをまざまざと突き付けられて、 けれども、諦めきれない乃歌の手は、 未だ昇降口の取っ手を離れなかった。]
……お願いだから、開いてよ……!
[声が震える。 泣いても、叫んでも、 いざという時に、助けなんて来るはずがないのに。
ぎり、と歯を食いしばる。 苛立たし気に。涙を堪えている訳じゃあない。**]
(221) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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― 現在:廊下 ―
[ ご一緒にとお誘いすれば 芝居がかった調子で快諾していただけました>>213 ]
ふふ、桜ヶ台さん。王子さまみたいですわ。かっこいいです。
[ 周りの景色のおかげで、 文化祭の日の桜ヶ台さんの姿が思い起こされました ]
あの…わたくし歩けますし。 おんぶなんてしていただいたことがないのでどうしたら…。
[ 目の前でしゃがまれて、うろたえてしまいます。 けれど、どうにも乗って欲しいようです。 わたくしは、少しだけ迷って、 ]
重かったらおろしてくださいね?
[ 桜ヶ台さんの肩に手をかけて、体重を預けました ]*
(222) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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――回想――
[さびしさと悲傷を焚いて 透明な軌道を、汽車に乗って進む話があったそうな。 もちろんそのモチーフは知っていて、 あらすじも知っていたけれど 実際にきちんと読んだことはない話だった。 ……学校で習う宮沢賢治といえば大体 妹のために雪をとってくる詩か かぷかぷ蟹が笑う話と相場が決まっている。
だから、ヨスガはそのページを 一枚一枚めくりながら>>201>>201 なんだかすごく難しそうな顔をしていただろう。
どうしてこれを勧めてくれたのか わからないとでもいいたげに、 どうしてこれが”いい”のかわからない、とも思いながら。]
(223) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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[100回といくらか死ぬ猫や 腹をすかせた青虫や そういう類なら、まだわかったかもしれないのに。 この話だけは、わからなかった。 わからなかったから購入に踏み切ったのだろう。]
買うよ。……わからないから、買う。 [とか。若干ムキになったようで気恥ずかしく、 そっとフードを被りなおした。 ご大層につつまれた”わからない”本を、 そっと抱えなおして、 庄司のなんともいえない笑顔を見る。
どうして? と問いかけたかったのを、くっと堪えた。]
ありがとう。
[そうして、にこりともせずに店を去った。 その後開かれた銀河鉄道の夜に やっぱり、「わからない」は積み重なる。]
(224) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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[親に買ってもらったから、――という視点は、 思いつかない、ですらなく 実際にないものだから]
(225) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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[ただ、彼女はこういう話が好きなのだと、 庄司に対して そういう知識は増えたから、良いのだけれど。]
この前の話。 おれは鳥獲りが好きだったが……
置いていくくらいなら、 ジョバンニごと連れ去ってしまえばいいのになあ。 カンパネルラのやつ。
[後日、 そんな感想を庄司にいったこともあるが、 同意が得られたかどうかは定かではない。]*
(226) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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[プレシオスの鎖? ――ばかいえ、解けるものか。*]
(-62) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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―― 現在 / 昇降口 ――
[窓が開かない時点で、 ある程度、覚悟はしていた。
しかしその光景は、 中々受け入れられるものではなかった。
叫べども、びくともしない昇降口の扉。>>220 扉の前にへたり込んだ一色>>221]
(227) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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……一色、
[つい昔のように、座り込んだ一色に 手を差し伸べようとして、 その動きをビクリと止める]
(228) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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(拒絶されるたびに、心が軋むんだ)
(229) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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[代わりに俺は 極力、彼女を刺激しないように おずおずと一色に話しかけるのだった]
ちょっとそこ代わってくれ。 少なくとも、おまえよりは力がある。 庄司も手伝ってくれるか。
[庄司にも頼んでみるが、 ひとりの力でも、例えふたりの力でも やはり昇降口の扉は石のように動かなかった]
(230) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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……え、と。 閉じ込められたってことか。俺たち。
[どうにもならない現状を 確認するように吐き出した言葉は、 ひどく乾いた響きを孕んでいた]*
(231) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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/* あめゆじゅとてちてけんじゃは非常に記憶がウロいのでまちがってるかもしれん。 とおもってたら蟹が笑うが違った。
わはは。クラムボンね。
(-63) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 21時半頃
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/* 乃歌ちゃんやけにイライラしてるから ワイの兄貴の人格が「生理か?」つってるし 多分聞いたら乃歌ちゃんキレる
皆いっぱい文学作品知ってて強い…… 君の好きな作家は?
(-64) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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─ 回想:王子様とは ―
[ 王子さま対決。 桜ヶ台さんの言葉>>215にわたくしは目を瞬きました。 そもそも王子さま対決ってなんなんでしょう? 王子様、と言われて、一瞬わたくしが思い浮かべたのは。 顔もおぼろな、婚約者の姿でした。 ぐ、と息を飲み込みます ]
(232) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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/* 銀河鉄道の夜は何故宮沢先生がブルカニロ博士の項目を削ったのかをとても知りたい。
(-65) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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わたくしに聞かれましても、 本物の王子さまとお会いしたことはございませんし…。
[ わたくしは、頬に手を当てながら考えます。 お姫様に乱暴を働くことのない、童話の王子さまなら ]
やさしく、みんな、そして何よりお姫様を守るのが 王子さまではないでしょうか? でしたら、いつもの桜ヶ台さんで十分素敵ですわね。
あとはそうですね。行動を一つ挙げるとすれば、 ひざまづいて手の甲にくちづける…とかいかがです?
[ それは王子さまというより騎士かしら、と首をかしげました ]*
(233) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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―― 現在:昇降口 ――
[乃歌さんに手を引かれて、昇降口にやってきて、>>219 本来なら、靴を履き替えるところを、 上履きのまま、扉に向かいます。
乃歌さんは、きっと、靴を履き替えることすら 失念していたのだと思います。 かばんを教室に置き去りにしたのと同じに。 でも、私が靴を履き替えなかったのは、 乃歌さんとは違う理由で、 そして、かばんを教室に置いてきたのと同じ理由でした。
乃歌さんが、扉に手をかけます。 そして――――扉は、びくともしませんでした。]
(234) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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[私は黙って、隣の扉に歩み寄って、 取っ手を力いっぱい引いてみます。
鍵がかかっているなら、がたりと揺れたりするでしょう。 でも、そんな感じではありませんでした。 微動だにしない扉は、 まるで取っ手がついた壁のようです。 阿蘇君と力を合わせても、>>230 それは変わりませんでした。]
……乃歌さん、やめよ? 手が傷む。
[取っ手を離そうとしない乃歌さんの手にそっと触れて、 私は静かに首を横に振りました。 それから、阿蘇君の方を向いて、>>231 今度は小さく頷きます。]
(235) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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あのね、私、読んだことがあるの。 ここ、誰かの精神世界なんだと思う。
(236) 2018/08/22(Wed) 21時半頃
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[一時期、私は心理学の本を読みふけったことが ありました。 モブとしてしか生きられない自分を変えたかったのです。 でも、心理学の本をたくさん読んでも、 自分のことを知るのは難しくて、 自分を変えるのは、もっと難しくて。
進路について考えた時、心理学の道に進むことも 考えました。 けれど、心理学をお仕事にするのは、きっと私には難しい。 そう思って、看護大学への進学を決めたのです。]
(237) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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人間が、自分の精神世界に、他の人を巻き込んで 閉じ込められてしまうことがあるらしいの。 そういうのを引き起こしやすいのは、 女性とか子どもなんだけど、 他にも、精神的に不安定だったり、 生死の境を彷徨ってる人にも起こりやすいんだって。
[荒唐無稽で、夢みたいな話だと思います。 でも、たった今直面している現実こそが、 まるで悪い夢のようです。 “そんなことありえない”というのは、 目の前の現実には勝てません。]
(238) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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/* >>236なんだってーーーー!!!!!!!
(-66) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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多分、ここは、遺書メールの送り主の精神世界 なんだと思う。 それで、きっと、 メールの送り主は、今日登校してきた人たちの 誰かなんだと思う。
[遺書を送って、自殺を図った“誰か”は、 私たちの中にいるはずです。
この世界の主人公は誰でしょう?*]
(239) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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/* 庄司の動きから校舎村慣れてる感がすごい…… すまない……初心者だから変な動きしてたらめんご……
(-67) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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この恋の行方は知らず
(240) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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── 回想/お祭り ──
[ 学校祭の準備中の話である。
積極的に取り組むような 今校舎に閉じ込められているやつら以外は 大した時間残ったりはしない頃だ。
其の日は近くの神社でお祭りがあり 朝から教室内は燦燦としていて 教師も 羽目を外すな と言及するなどしていた。
放課後になると当然同級たちは 早々と祭りへ出ることをした。 準備は後で出来る、一日くらい と 楽し気な雰囲気を纏いながら校舎を出ていく。 ]
(241) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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[ 今校舎に閉じ込められているやつらであっても 先約やらが有れば祭りへ行ったかもしれないし 何も無くてもそのときは 教室に居なかったかもしれない。
とにかく其の時教室に誰が居たかは覚えてないが メニュー考案をしていた英司は 次第に飽きて行ったので 藍色の混ざった青の空を一瞥すると ]
祭り、いこーぜ
[ と、言った。* ]
(242) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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ただ、罪の深さばかりに首縄掛ける
(243) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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/* 10分くらい仮眠とっても怒られない気がした(死亡フラグ)
(-68) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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/* 誰に恋してるんだいエージ君!!!!!
(-69) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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──現在/教室──
[ ざわめきは、感染する。
空木がぽかんとしている間に、 ひとり、ふたりと駆け出して、 教室という枠の中から、飛び出していく。
空木はただ、開かれた扉の向こう、 果てしなく広がっていくような奇妙な空間に、 目を奪われて、自席から動けずにいた。]
(244) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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[ 文化祭だ。って言ったのは誰だろう。 空木も思う。これは、文化祭だね。
廊下から聞こえてくる音楽も、 漂う甘かったり、しょっぱったりする匂いも、 こんな日に、こんなところにあるはずもないものだ。
空木は、開きっぱなしだった教室の扉から、 顔を覗かせて、きょろりとあたりを見回してみる。
もう、出てったクラスメートたちは見当たらない。]
(245) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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……どーしよ、みんないなくなんじゃん。
[ 困ったなあ。って、空木はへらりと笑う。 教室に、どれほどのひとが残っていたかは知らない。
或いは、だれもいなかったのかもしれないけれど、 空木は毛布をかぶったまんま、声に出す。
廊下は、あらゆる五感にとって騒がしく、 空木は、戸惑ってしまう。現実とは、思えない。
窓の外には現実が広がっている。 ──とでも、思ったのだろうか。
空木は、不意に教室の窓に近寄って、 クレセント錠をかしゃんと外す。 ひんやりと冷えた窓枠に手をかけて、 すこうし、力を籠めれば、それは容易く滑った。]
(246) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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[ ──ぶおん。と吹き上がった風に攫われて、 知らないひとの毛布が、白い世界にのまれていく。]
(247) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 22時頃
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…………あ。
[ 空木はつぶやいて、風に舞い上がった布を見上げた。 視線は自然とそれを追って、ひらり、ひらり。 高度を落としていく。伴って、下を見る。
毛布を取り戻すために身を乗り出すほど、 空木はよくできた人間ではなかったけれど、
窓枠をつかんだまま、白一色の世界を見つめた、 視界が、塗りつぶされそうになる。 白に、押し潰されて、]
(248) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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[ ふざけて、死ぬんならどーしたい。 って、話。一回くらい、したことない? 空木は笑って言う。飛び降り。……って、 地面に叩き付けられるまで、エーエン。みたいに思うらしいよ。]
(249) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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[ …………ぜってえ、やだなあ。]
(250) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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──── ぁ。
[ 奈落の底。でも見たような気分に、空木はなる。
小さく喉を鳴らすがごとく、息が漏れたが、 足が竦んで、無意識のうちに掌は、 白に晒され余計に冷えた窓枠を強く握りしめている。
強く。そこに命を預けるみたいに、強く。]
(251) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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[ ──どのくらい、そうしていたんだろう。
空木の耳に今いちばんうるさいのは、 窓の外をびゅうびゅうと吹き付ける風でも、 廊下のほうから聞こえる楽し気な音楽でもなく、
ただ、どくどくと自分の体に血液を送り込む、 勤勉な心臓の音。それに違いなかった。
こわばった手で、ぎこちなく。 しばしの間開け放していた窓を閉めきる。]
(252) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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[ ……ホラー、かなあ。って、
窓を閉め切った途端に、思わず。 窓枠を握り締めたまんま、 その場にしゃがみこんだ空木は、思う。]
──ありかよ、こんなん。
[ はーー。と、大きく息を吐いてみる。 寒い。のと、おかしい。ので、歯が笑っていた。*]
(253) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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―― 回想:休憩 ――
[柔軟な生き物と解釈されたとは知らぬまま、>>84 でも、もしも知っていたなら、 買いかぶりだと私は苦笑したでしょう。 私は柔軟ではありません。 煙草をとがめられるほどに弓木君と親しくもなければ、 正義感にあふれているわけでもなく、 弓木君の機嫌を損ねたくもなかったというそれだけです。 私は、波風を立てたくなかっただけでした。
そんな私が、手伝ってもらえるかとお伺いを立てたのは、 気の迷いとしか言いようがありません。 黙って立ち上がってこちらにやってくる弓木君は 妙な迫力があって、 思わずごめんなさいと言いそうになりました。]
(254) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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……へっ?
[他の人のリクエストを尋ねられて、>>86 思わずすっとんきょうな声を上げました。 聞いておいてなんですが、 まさか本当に手伝ってもらえるとは思わなかったのです。]
え、ええっとねっ、
[慌てて私はメモに目を落として読み上げます。 ミルクティー、サイダー、スポドリ、カフェオレ、 レモンティー、えとせとら、えとせとら。 読み上げながら納得しました。 これはどう考えても1人では無理でした。 私が馬鹿でした。*]
(255) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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─── 現在・→保健室へ
[ かっこいい、と言われてちょっと嬉しい。>>222 ううん、ちょっとどころか結構嬉しい。 でも、落花の言葉に、マズったかと、 思考が一時停止をした。 ]
あ、う。 大丈夫、これでも、力は強い方
[ お姫様はおんぶなんてされない。 王子様だって、しないだろう。 迷う気配を感じるが、引くにも引けず。 それでも、ゆっくりと触れられる感覚に 少しだけ心が沸き立った。 ]
(256) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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……うん、しっかり掴まっててね
[ 預けられた体重は、軽い。 膝裏を抱えて、よいしょと立ち上がる。 そして、向かう先は保健室だ。 一直線で、進もうと足を踏み出した。
だから、騒々しい昇降口の出来事も、 アタシの耳にまでは届かなかった。 ひっそりとしていて、それでも奇妙な空間を、 落花の様子を確認しながら、進むだけ。 ]
(257) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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[ 保健室へとたどり着けば、 彼女をそっとその場へ降ろす。 そして、保健室のベッドへと案内した。 ]
ゆっくり、やすむ?
[ 手を出すことはないから、 安心してほしいと、思う。 アタシは、棚を漁って、 絆創膏を探すつもりなので。 ]
(258) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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─── 回想・王子様について
[ 問い掛けの答えが出るのに、 少しの間が生まれた。>>232
息を飲み込む音も、した。 でも、アタシは追求はしない。 ]
……そうなの!?
[ ただ、意外だった。 お金持ちの世界じゃ、 王子様みたいな人間たちが、 こぞって優雅に社交界の場に 集っているのかと思っていたから。 純粋に、驚きの声が漏れた。 ]
(259) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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[ 続く、王子様についてを聞けば。 ]
お姫様を守る、かあ…… ……なるほど。参考になる。 それじゃあ、練習に付き合ってくれる?
[ 騎士、のような、 ガーディアン、のような、 強くてかっこいい王子様。 落花の掌を取って、その場に跪く。
見上げたら、お姫様の顔がよく見える? ちゃんと、守れるかは別として。 ]
(260) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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姫、あなたをお守りします
[ その手がボロボロに傷ついた後だとは、 到底気付きもしないもので、 恭しく、手の甲に口付けた。 ]
(261) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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こんな、……かんじ?
[ へら、と笑って、 スカートの裾の埃をぱらぱらと払い その場にすくっと、立ち上がる。 羞恥に頬が赤くなる、のを隠すように 両掌で顔面を覆い隠した。 かなり、結構恥ずかしい。 やば。これ、蓮太郎に勝てる気がしない。 ]*
(262) 2018/08/22(Wed) 22時頃
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/* これから仕事なんですけど、頭が悪いので早起きしちゃって早くも眠い。ちょこっと、30分くらい寝ます。たぶん、おきたらお返事来てる
(-70) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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―― 現在 / 昇降口 ――
[庄司の語る荒唐無稽にも思える話>>236を 俺はしばし、黙って聞いていた。
常時ならば信じがたい、と 鼻で笑ったかもしれない。 しかし、いま現実に起きている奇怪な出来事の数々は それこそ脈絡のない悪夢のように、荒唐無稽なもので。
俺が彼女の言葉を信じるには それだけで、じゅうぶんだった]
(263) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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それってつまり、俺らは “文化祭の日に戻りたい”って願った 誰かさんの頭の中に閉じ込められちまった。
……そういうこと?
[確認のように、庄司の瞳を見据えた。
遺書の文面を思い返す。>>5>>6 たのしかった。仲のいいクラス。いい友達だった。
並ぶ言葉は、クラスメイトへの謝罪と 死ぬことへの確かな決意]
(264) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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それで、その誰かさんは。
あのメールの通りなら、 死のうとしてるって、ことで……。
[段々と、俺の言葉尻はすぼんで小さくなってゆく。 自分で言ったことの恐ろしさに気付き、 ぶるりと己の肩を震わせた]
文化祭に戻りたい、だなんて。 ほんと、俺みたいなこと思ってる奴いたんだな。
[その声は、上ずったものだ]
(265) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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|
死のうとするくらいなら、 クラスメイトに謝るくらいなら、 誰かに相談すればいいのに。
[その言葉は、すべて自分に跳ね返ってくる。 先程から、体の震えが止まらない。
俺は気付いてしまった。 その可能性に思い至ってしまった]
(266) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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(―――その誰かさんが俺自身であることは、 決して否定できないじゃあないか)*
(267) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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―― 回想/お祭り ――
[紫色の夕暮れが蒼く変わりだす頃合だったか>>242 学校祭の準備中の事であった。
祭り、いこーぜ。
そういう提案は、 誰にむけるともなく、弓木から発されるものだった。 近くの神社ではお祭りをしているらしい。
ヨスガは手元の書類を見比べて、 仕事の量を、考える。 ――弓木と言葉を交わすのは、 もっと後、 進路相談の紙を引き取りにいった時になるけれど。
元々人ごみは好きではないけれど。]
(268) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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悪くないね。 綿菓子が食べたい。
[――そういって、 祭りについていくことはあったのではないだろうか。 ね、と、偶然隣にいた誰かにも言ったと思う。]*
(269) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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/* ちょっと庄司か一色の返事がかえってきたら 別行動して情報共有した方がいいよな……うむうむ
動き下手くそで申し訳ござらん丸
(-71) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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/* あ〜〜〜 ほんとに、最終日組だ〜〜うわ〜〜〜 緊張する。。。指名受けてない唯一のひとりだよ。 やば。がんばるね。インコ
(-72) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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/* お祭り! お祭り行きたい! 落花はお祭り行ったことないだろう。誘拐とか怖いし。 綿あめってどんな味するんでしょう?ふわふわなんでしょうか。とか首かしげる。
(-73) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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/* お祭りには何が何でもついていくつもりだけど、もちょっと後にはろるかく
(-74) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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/* 教室:空木 昇降口:一色、庄司、阿蘇 警備室:弓木 保健室:封都、桜ヶ台 教室’:日夏、仁鳥
(-75) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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―― 現在:昇降口 ――
[夢みたいな話だと、私も思います。 信じてもらえるかは五分五分だと思っていました。
けれど、口を挟むことなく話を聞いてくれた阿蘇君は、 笑い飛ばしたりはしませんでした。>>263
まっすぐに私を見て投げかけられた確認の言葉に、 私はこっくりと頷きました。]
メールの中に“文化祭の日に戻れたら”って 書いてあったし。 その気持ちが、精神世界の中での文化祭の再現に つながったんじゃないかな。
(270) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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[その説明は、私もきちんと阿蘇君の顔を見て することができました。 けれど、続く阿蘇君の言葉に、>>265 私は彼の顔をきちんと見ていることが 難しくなりました。]
……引き起こしやすいのは、精神的に不安定だったり、 …………生死の境を、彷徨ってる人。 つまり……そういうこと、なんだと思う。
(271) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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[ザザ、と頭をノイズが走りました。 駄目、と心の中で声がします。 駄目、思い出しては駄目。 思い出したらきっと私は、
死にたくなってしまう。*]
(272) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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―― A ――
「ええ? なんで俺が……」
[って、口癖みたいに、安藤は言う。 委員長に雑用ばかり押し付けられて 俺は家来かなにかかっつーの、といいたそう。
きょろきょろとあたりを見渡す。 ひとり、またひとりと、 クラスから人が消えていく中。>>245]
「お、俺も帰ろうかな……」
[そういって、いそいそと鞄を抱えて 安藤という男は おっかなびっくり、校舎をさまようのだろう*]
(273) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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──回想/深夜>>150──
[ ままごと上の兄が振り返ったのを、 空木は、ごく単純な笑顔で迎えたんだろう。
肌寒い深夜。繁華街の一角にて。 そこに、空木が馴染んでいるか浮いているか。 なんて、空木の知るところではないけれど、
なんでもないような顔をして行く、 弓木の姿なら、空木はすぐに見つけられる。]
不機嫌かよ、ウケる。 こんばんは、なんか今日、さみいね。
[ たぶんそれは、服装のせい。でしかないけど、 ケラケラと笑って、その顔を見上げた。]
(274) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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は? 弓木、船乗ったことあんの? じーさん、鯨。見たことあんだって。 ヤバくね? いいなあ。おれも、見てみてえ。
[ 弓木がしゃべるよりもうんとたくさん、 空木がしゃべるのは、いつものことであって、
別に、いつもと違うほうの世界。 それが夜であったから、ってわけでも、 酒のせいでも、なんでもなく、
つれないことを言いながら>>152も、 歩み寄ってくる弓木を、空木は歓迎する。]
(275) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ ぽんぽん、と促すようにすぐ隣の乾いた地面を叩く。 硬い地面は、ほどよく冷えていて、心地よい。]
死にませえん。
[ ご挨拶のような罵倒>>153に、きゃらきゃら笑う。
友人が、慣れた手つきで火をつける。 その一連の流れを眺めて、満足したように、 空木は、ポケットから薄っぺらい黒色の箱を取り出して、 中にしまってある安っぽいプラスチックのライターを、 じゅっと指で擦る。風に煽られて、炎が揺蕩う。
ごく細いたばこの中の小さなカプセルを探り当て、 ぷちりとそれを噛み潰して、火をともす。]
(276) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ 空木がすきなのは、カプセルを噛み潰した瞬間、 じゅわっとベリーの香りが鼻に抜けるような、 ストローみたいにほそっこいやつで、
寝こけてるじーさんがくれた、 辛いばっかりの、どこか荒っぽいたばこは、 実はあんまり、得意じゃあなかったりする。
弓木の趣味なんか知らない。 微かに感じる残り香に感じるものがあるほど、、 空木はなにかに詳しくも、ない。]
え? 心配してくれてんの? にーちゃんってば、ヤサシー。 おれは、そー、散歩してた。暇だから。
[ 補導、なんて。フツーなことを言う弓木に、 空木は煙を吐き出しながら、うっそりと笑った。]
(277) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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……だいじょーぶ。 だれにも、見えてねえから。
[ その見かけのせいだか、隣にいるのがおとなだからか、 空気みたいな空木だからか、知らないけれど。
知らないけれど、根拠もなく、 空木は、「だいじょーぶ」と、繰り返す。]
補導、されたら。そんときは、そんとき。
[ どこまでもお気楽な声は、夜の街に響く。]
でも、今夜は、弓木に会えたから、ラッキー。 弓木は、もう、家帰んの?
[ ──って、名残惜しそうに。 見上げる。友人の顔と、ついでに夜の空。*]
(278) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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― 現在:保健室へ ―
[ ふわりと体が浮き上がります。 膝裏に差し入れられた手が少しくすぐったいです。 しっかりつかまってと言われましたので、 わたくしはぎゅっと体を密着させます。 確か隙間がない方が、荷物は軽く感じるはずです。 わたくしの非力さでは掴まる力に限りがありますから ]
視界が高くて変な感じです。
[ 負ぶわれた記憶も、肩車などの記憶も 抱き上げられた記憶も、わたくしにはございません。 なので、このように人に抱え上げていただくのは おそらく初めてのことです。 保健室へと向かう途中、昇降口のあたりが騒がしい気がしました。 けれどわたくしは運ばれている身です。 少しばかり気になりましたが、口にすることはありませんでした ]
(279) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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— 回想:空木と —
そりゃ、俺のノートが火を吹く案件だな。 いいよ。
[>>0:1101と、そんな調子で、 机の前で拝んできた奴に頷いて、ざっと必要そうな範囲をメモする。 自宅の本棚からまとめて引っ張りだして、後日貸し付けてやろう。]
なるほどね。 留年して、もう1年学校で過ごすって選択肢は無し? 強くてニューゲーム、ってやつ。
[なんて。冗談っぽく言ってみる。]
(280) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ 保健室へと到着し、 丁寧におろされ、案内されたベッドに座ります ]
いいえ、休んでいる暇はないと思うのです。 このまま帰れたらよいのですけど、 わたくしなどは迎えが来なかったら帰れそうもありませんし ほかの方も、この雪で帰宅不可能になったら 学校で夜を明かすしかありませんから。 まずは備蓄を確認して、あとで日夏さんと これからのことをお話ししないと。
ですので、もし湿布のある場所がわかりましたら とっていただけますか?
[ 保健室に来ることはあまりないので わたくし、備品のありかが全く分からないのです ]*
(281) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[空木というクラスメートが、夏頃まで休みがちだったのは知っている。 詳しい事情まで聞き出すつもりもなくて、 まあ、初めて顔を合わせた時に、耳に開いているピアス穴やら、 染まった髪やらを見て、脳内で勝手に、そういうカテゴリの奴だと補完したのだけど。
言葉を交わせば、案外気安くて。 内心で、これは……怒らせたら、ぼくは体の至る所に穴を開けられてしまう……! と勝手に危機を感じていたのも、どこへやらと消えた。]
(282) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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/* トシくんめっちゃかわいくない?
(-76) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[卒業できない危機に貧している空木に対し、ぼくはと言えば、 3年になってからの成績は問題なしで——進学希望ではないのだけど——特に成績面で致命的な欠陥は無い。
2年までの頃も、入院生活の間も勉強はしっかりやっていたし、 試験を受けられなかった時も、補習をこなして特別に合格点を貰うことができていた。]
……成績を交換できるものなら、してやってもいいんだけどね。 そればかりは貸し借りできないよな。
[そう軽口を叩いて、口角を緩める。 それからというもの、成績の代わりに、漫画などを貸し借りして、 おすすめ作品を教え合うような仲になっていっただろう。 ちなみにぼくが勧めるジャンルは広く浅くで、大体が少年漫画に偏っていた。*]
(283) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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─ 回想:王子様とは ―
…桜ヶ台さんはわたくしを 一体なんだと思っていらっしゃるのです? パーティーに行ってもお会いするのは お年を召したおじい様ばかりですのに。
[ もう、と少しふくれて見せます。 一般人と会える王子さま、なんて きっと、お話の中にしか存在しないのです ]
(284) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ 練習、といって桜ヶ台さんはわたくしの前に跪きました。 するりと手が取られます。 練習と分かっていますが、少し胸が高鳴ります。
くちづけとともに伝えられる言葉>>261に 胸が締め付けられるようです。
練習ではなく本気でそういってくださる方が わたくしはほしかったのです。 助けを求めたら、桜ヶ台さんなら助けてくれるでしょうか ]
(285) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ 家の中ですら誰一人味方がいないのに 外で味方になってくれる人がいるなんて どうして信じられるでしょうか ]
(286) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ 涙が滲みそうになって、唇をかみしめます ]
えぇ、とてもお上手だと思います。 ときめきました。
[ ふふ、と笑ってほめます。 赤くなっている様子がとてもかわいらしいです ]
照れずにできるようになれば、 きっと勝てますよ。
[ そもそもの勝ち負けの基準がよくわかりませんが、 わたくしはそう請け負いました ]*
(287) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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― 現在・教室 ―
へ?塩でも盛れと? やだよ。五体満足で生きて戻って。 ゾンビは門前払いですよ。
[鳩が豆鉄砲を食らったような顔で瞬きしてそう返す。 何の話>>186だろう?映画かな、知らないけど。 教室で待ってるか>>187聞かれたら、 少し迷って首を縦に振る。 扉から向こうは、変わってしまった世界だ。 難なく境界を越える日夏を見送った。]
え。
[帰る、という一言>>171で席を立ち、 弓木くんは横をすり抜けていく。]
(288) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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封都さんも?>>181……あ。
[扉をくぐり出て行った封都さんを追って、 カネさんも教室を出て行く。>>193
最後に残った空木くんの声が、 静かに教室の中に響いた。>>246]
縁起でもないこと言わない。
[振り向けば、空が見えた。 窓の向こう側は、変わらず雪景色。 空にひらり、薄い毛布が舞うのが見えた。>>247]
(289) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[存外近くから聞こえた声>>228に、 乃歌はびくりと肩を震わせる。 こないで、という4文字すら 喉に貼りついたように発することが出来ない。
そっと触れた手の主>>235の方を 助けを求めるかのように振り向いた。 小さく首を横に振る夜子を、その話>>236を 乃歌は、今にも泣きだしそうな表情で聞いていた。]
(290) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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…寒。
[室内装備じゃ外気に負けてしまうから、 扉を離れて自分の席にかけたジャージの上を掴む。 羽織りながら開けた窓に歩き出すけど、 空木くんはじっと外を見たまま動かない。]
どうしたの。 そこから降りるとか言っちゃう?
[飛び降りても大丈夫か、微妙なラインだ。 ぎこちなく窓が締められて、 空木くんはしゃがみこんだまま動かない。>>253 流石に変だと窓の傍まで歩み寄って、 窓枠を掴んだままの右手に上から右手を重ねる。 窓枠から離そうと、掴んで持ち上げようとして。]
(291) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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手、冷えるよ?どうしたの。
[しゃがんだままの背中を撫でみる。 その身体は、少し震えているような気がした。*]
(292) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[夜子は真面目で優しい人間だ。 乃歌の傷には決して触れようとしない。 そんな彼女が、冗談でこんなことを言う筈がない。
だから乃歌は、目の前の壁のような扉と一緒に その荒唐無稽な話を信じるしかないのだ。
冷たい自分の手をぎゅと握りしめる。]
(293) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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夜子は―― 夜子は、誰だと思う?死のうとしてる人。
[問う。もう一つ。一番の問題を。]
どうやったら、ここから帰れるの?
[精神世界、生死の境を彷徨っている。 発された単語をゆっくりとかみ砕きつつ けれど、それだけは分からないままだ。
ちら、と上ずった声>>265を横目で見て、 乃歌は視線を落とした。 泥のない、綺麗なタータンチェックのスカートに ぎゅ、と皺が寄る。]
(294) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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また文化祭をやれっていうの? …………ばっかみたい。出来る訳、ないじゃん。
[吐き捨てる。 夜子の言葉が真実だとすれば、 メールの送り主はえらく自分勝手だ。そう思う。]
(295) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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―― 回想:ジョバンニとカムパネルラ ――
[小さい頃は、ストーリーを深く考えたことは ありませんでした。
夜を走る列車の絵が綺麗で、 私の名前と同じ夜のお話で、 なによりも、母が私に買ってくれたもの。 私にとってはそれがすべてで、 それだけで十二分に意味のある宝物でした。
もう少し大きくなって、 ストーリーが理解できるようになると、 ただただ、カムパネルラが死んでしまったことが 悲しくなりました。 幼い私は、カムパネルラではなく、 ザネリが死ねばよかったのに、なんて考えたものです。]
(296) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[読むたびに、私の感想は変わりました。 ある時は、2人が一緒に行けなかったことが悲しくて、 ある時は、カムパネルラを死なせてしまったのに、 自分は助かってしまったザネリのことを考えると 胸が苦しくなりました。
何度も、何度も、何度も読んで、 ある時気づいてしまいました。 私は、誰にもなれないということに。
主人公のジョバンニにも、 ジョバンニの親友のカムパネルラにも、 命を懸けて助けてくれる友達のいるザネリにも。]
(297) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[私には、何もない。 私を唯一と思ってくれる人は、誰もいない。 私を親友だと思ってくれる人も、 私が親友だと思える人も。
それも当たり前でした。 だって私は、唯一の肉親の母にすら、 愛されていないのですから。]
(298) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[日夏君に、絵本の感想を言われたことがあります。>>226 私は少し首を傾げて、こんな返事をしたのだと思います。]
置いていったのは、どっちなのかな。
[最後まで銀河鉄道に乗っていたジョバンニ。 途中下車したカムパネルラ。 置いていったのは、置いていかれたのは、 果たしてどちらの方なのでしょうね?*]
(299) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[けれど――
“誰かに相談すればいいのに”>>266 その言葉に俯く。温かくなり始めた手の代わりに、 胸の奥が重く、冷たくなっていく気がした。]
無理、でしょ。 阿蘇は、出来るの?
……いつだって、 相談なんかしないし、出来ないくせに。
[話す勇気なんて、あるわけがない。 ましてや、命を絶ちたいと思うほどの悩みであれば猶更。]
(300) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[恐怖だけだった眼差しは、今や責めるような色も纏って。 薄く口紅を引いた唇は、よわむし、と動いた。
彼だけを責める道理はない。分かってはいる。
それでも、変わっていく外見の理由も 知らされなかった幼馴染は 何時まで経っても見慣れない金色を き、と睨みつけるのを止めない。*]
(301) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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— 教室 —
[様子を見ていたら、一人、また一人と廊下の向こうへ消えていく。
ぼくも遅れて、廊下へ顔を出してみた。 ——瞬きをする。
そこには、まるで文化祭の頃に戻ったかのような、 そのままの姿の、装飾がされていて。
脳がこれを理解できなくて、無言で後ずさりし、自分の席に凭れ掛かって、 ただじっと、耳に馴染む音楽を聴いていた。]
(302) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[そして、>>273安藤も帰ろうかと教室を出た後、 部屋の中に残った人間の数を確認しようと振り返れば、 もう、ここにはぼくと空木しかいなかった。>>246]
そうだなー。
[へらへら笑う空木の調子に合わせて、ぼくも笑ってみる。 不思議で奇妙な感じはする。常識で考えればおかしい状況にある。 でも、何かをするよりは、諦めのような感情が湧き出ていることを自覚していた。
だから。 自分の席で、さっき買ってきたカレーパンを開けて、かぶりつく。 起床時からずっと空っぽだった胃に、スパイスと小麦粉と油っぽさが染み渡った。
もぐもぐしながら空木の行動をなんとなく見守って、 ぶどうジュースにストローを刺す。]
(303) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[——刹那、吹き込んだ風。
廊下への扉が開けっ放しであり、その状態のまま窓を開けたのだから、 物理的に風通しのよくなったこの教室は、 窓の外へと勢い良く毛布を飛ばしていく。>>247]
うおっ?
[咄嗟に、私物が飛ばされないように手で押さえる。 冷え込んだ空気が肌を撫でて、外の天気の酷さを思い出した。
>>253やがて窓を閉めたらしい空木が、 何か妙な様子でしゃがみこんでいたので。
ぶどうジュースを啜りながら、ぼくも窓のほうへと近寄った。]
(304) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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何か見えた?
[窓の曇りをきゅっきゅっと指先で撫でてから、ガラス越しに外を覗き込んでみる。 流石に、自分も同じように開け放とうとは思えなかったから、 空木から何か説明されない限り、ただ首を傾げるのみだったが。*]
(305) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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― 回想:お祭り ―
[ 文化祭準備のお仕事をしていると、 弓木さんがお祭りに行こうとお誘いくださいました>>242
近所の神社のお祭りですから、 わたくしの家からも賛助金が出て、 どこかにテントがあるはずです。 ですが、お祭りというものに、 わたくしは行ったことがございません。 「人ごみは危険なのです。誘拐されてしまいます」 と、ばあやが何度も言い聞かせてくださいましたから ]
(306) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ 一度くらい、お祭りでしかお目にかかれない わたあめとか、甘いものを食べてみたいものです。 以前リンゴ飴が食べたいと料理人に言ったら きれいに櫛切りにされて パリパリの飴がかかったものが出てきたので これは何か違うとそれ以来おねだりするのはやめました ]
行きたい方がいましたら急ぎのお仕事なら、 わたくしが引き受けますから、 行ってきたらよいと思います。
[ ですからわたくしは、 書き終えた書類をまとめながら、そう言いました ]*
(307) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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/* 阿蘇のメモ一言のノリが良くてしゅき……ってなるとこある
(-77) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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/* 仁鳥さんは委員長についていくもんだと思って、読まないままロルを落としてしまったなど ごめんー
(-78) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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/* ロルでわたしは外には出ねえからな… って書いたつもりだけど、 伝わりにくかったならすまないさんなのですよー。
(-79) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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/* 乃歌ちゃん「枝毛を切りに行くのか 私も同行しよう」 ワイ「美容院」
しかしノッカチップ可愛いな(数時間ぶりn度目)
(-80) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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―― 現在:昇降口 ――
……わからない。
[誰だと思う? という乃歌さんの問いに、>>294 私はゆっくり首を横に振って、 そうとしか答えられませんでした。
モブである私に、死にたいと思うほどの悩みを 打ち明けてくれる人なんているわけがありません。 乃歌さんの悩みの欠片を持っていることだって、 ただの偶然なのです。]
(308) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
|
|
帰る方法は、はっきり書いてなかった。 でも、大体無事に帰ってくるって。 ここでの記憶も、ちゃんと残るみたい。
[今この場所にいることが苦痛である乃歌さんに、 その情報が慰めになるかはわかりません。 でも、私の持っている情報は、その程度でした。]
(309) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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|
[誰かに相談すればいいのに。>>266 阿蘇君の言葉が刺さります。 私は、乃歌さんの相談に乗ってあげられませんでした。 乃歌さんをこれ以上傷つけないように、 彼女の傷に触れずにいるので精一杯でした。>>293
無理でしょ。>>300 乃歌さんの言葉が刺さります。 そうですよね。 私に相談なんて、できませんよね。
そんな風にちくちくと胸の痛みを感じている私は、 完全に自分自身のことを棚に上げていました。
私もまた、私の心の奥を、 誰にも打ち明けられずにいるのに。*]
(310) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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―― 忘我 ――
「そんな理由で、今練習してる劇に穴あけたくないの」 「先生にチクって、それで取れる役なんてやだよ。 ■■■も……わ、わたしも、そう思ってる」
[「意味がわからない」って怒った。 であった頃より、随分髪が歪に短くなったそいつに。
好きな恋人の傍にいるくせに ぼろぼろになって、恋人をかばってるそいつと ……その恋人に対して。 ―ーそうまで守りたいものってなんなの、と問いかけた。]
(311) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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──現在/教室──
[ ドキドキ。って表現を最初に考えたやつは、 一体どこのどいつだってんだろう。
どっちかといえば、ドクドクとか、 どっどっどとひたすらに波打つ。 心臓、というか、頭の中が、 膨れ上がっていくみたいだ。と空木は思う。
大きく息をー吸ってー吐いてー。 と、頭の中で、平和な音頭をとってみる。
吸って、吐いて、ちょっと静まったところに、 突然、手の上に重なるものがあって>>291、 空木の心臓は、またびゅんと飛び上がる。]
(312) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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……び、ビビった。
[ ははは。と、空木は乾いた感じに笑う。 仁鳥と黄楊が、空木を覗き込んでいる。
「何か見えた?」と言う黄楊>>305は、 窓の外。じゃなくて、空木を見つめてる。
その、不思議そうな顔を見て、やっと、 ほんの少しばかり落ち着いた空木は、
一定の間隔であやしてくれているその手が、 仁鳥のものだと知って、またきゃっと叫びそうになる。
心臓が跳ねた。別の意味で。 所詮、いたいけな高校生男児なのだ、空木は。]
(313) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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[ すげえだせえな。って、 ようやく回り出した頭で思いながら、 空木はふたりの顔を見上げている。
数秒、細い目を見開き、 ぽかんとした顔をしたまま、 ようやく、細い息と一緒に、言葉を吐き出す。]
……──見えなかった。
[ 黄楊の問いに反する答えを返すように。 繰り返して言う。違和感を思い出して、 語尾が少しだけ震えて、尻すぼみになる。]
見えなかった。地面も、何も。
[ ここって、2階だよな? って、 あまりにも情けない声で、空木は言う。*]
(314) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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|
「ヨスガにはわかんないよ」
[そいつは、泣きながらそう言った。 鞄も制服も汚れているのに、
台本だけは手垢や読んでいるうちについた皺以外 綺麗な、白いままで保たれていて
わかりたくもねぇよ、と吐き捨てても わかりたかったよ、と心が悲鳴をあげた。]
(315) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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|
[そんなやりとりはしたことはないけれど。
死に方談義をするなら、 きっと否定して回る側。
首吊り? やめとけよ。死んだ後汚いの垂れ流しだから。 首も伸びるよ。目の前で見たよ。
飛び降り?
――ははっ。ウケる。めちゃくちゃ汚いぞ。
おすすめは凍死だね。]
(316) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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(……あの手を掴めたら何か変わってたんだろうか。)*
(317) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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|
―― 現在 / 昇降口 ――
……出来る訳、ない? 俺は、文化祭に戻りたいよ。 あの日まで、俺はおまえと普通に話ができた。
[馬鹿みたい>>295と、吐き捨てる一色の言葉に 反射的に言い返してしまう。 言ってから、しまったと顔を顰めるが すでに後の祭りだ]
(318) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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|
悪かったな、弱虫で。 俺は昔っからそうなんだ。知ってただろ。 校庭のすみっこで泣いてるのがお似合いの、弱虫だ。
[くしゃり、と金髪を掻き上げる。 違う。そんなことが言いたいんじゃなくて]
(319) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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|
おまえだって、そんなになっても 何も相談しないくせに。
お互いさまじゃないか。
(320) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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[つい、感情のままに捲し立ててしまった。
責めるようにこちらを見つめる一色の瞳と、 目を合わせることが、できない。
庄司の表情に翳が差した>>310ことにも 気付かないくらい、俺は興奮していた。
大きく、ため息をつく]
……ごめん、言い過ぎた。
[そう呟くのが、やっとだった]*
(321) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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/* >>311 よすがくん。めもめも。 明日なんとかなんとかろるにくみこみしたいなー。てする。
(-81) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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[ 万策尽きた と呆然としていれば 何やら廊下が騒がしくなり、 どうやら乃歌と夜子と連太郎の三人が 昇降口まで降りてきたようであった。
この辺りは学校祭に流れていた音楽も 大分絞られて小さくなっていたが為に 彼等の会話というものは 何か鍵らしいものは無いか漁る英司の耳にも はっきりと、良く耳に入る。
聞き捨てならない話であった。 頭でも可笑しくなったのか と笑うよりも こんな異常なことばかり示された今は 信じる方が利口である と感ぜられる。 ]
(322) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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[ 何やら険悪な雰囲気が立ち込めていたが 空気を読むことも諦めている英司は 携帯片手に廊下へ進み出た。 ]
それ、マジなの
[ メールの文面をもう一度読み込んでも 送り主は誰であるのかは分からない。 分からないように出来ているのかもしれない。
ちなみに、こんにちは などという言葉から 英司でないと判断したやつがいるらしいが 遺書を書くとしたらネットで調べて コピー・アンド・ペーストするのだろうから 英司らしい文になるかは期待しない方が良い。 ]
(323) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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閉じ込められんなら、帰れねえじゃん だる
[ 開いていたメール画面をスライドして 消した後に顔を上げた。 ]
昇降口全滅、窓も割れなかったから その辺から脱出は 諦めろよ
[ 荒っぽい事はしなさそうではある面子に 一応 情報共有のように吐き捨てる。* ]
(324) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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[雪景色にブラックコーヒー。 白と黒。 光と闇。
一寸先は、光でしょうか? 一寸先は、闇でしょうか?
どちらでもいいと思います。 どちらかでもあればいいと思います。
私にとって、一寸先は、
きっと、奈落。]
(325) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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[出番をなくした登場人物は退場するしかないのです。*]
(326) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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[――窓の外を、毛布っぽいものが過ぎって、瞬いた。 ……見覚えのある布だな、 と思ったのは一瞬の事だった。]
……、
[いやいや、それより。 下が見えないってどういうことだと、 考えていたことを忘れて、窓を閉める。
へっくしゅん、とくしゃみをひとつして、 暖かい室内に戻っていった。]
……まさか一瞬のうちに めちゃくちゃ校舎が伸びた、 とかなら笑うんだけど。
(327) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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/* あっ、やばやばのやば……多角についていけるかな…… ぴえ……ちひつ……にくい……
(-82) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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[そんなわけないか、と思いながら、 元の教室に戻ることはなく、 二階に赴いて、食堂に向かう。
向かった理由は、食材があるかどうかの確認。 別に購買でもよかったのだけれど 食堂の方が近かったから。]
(328) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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[扉を開けて、また絶句。 ……覚えがあるにおいがしたからだ。
赤毛のアンの苺水…とか 注文の多い猫スープとか
かぎなれたそこらへんの匂いに、 薄笑いを浮かべた。]
……どーにも、正気じゃないね。
[ここまでリアルに再現するなんて。 どんだけ戻りたかったんだよ、って。]
(329) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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─── 回想・お祭り
[ お祭り。て言葉に、>>242 アタシの瞳はやけに明るく輝いだ。 ]
……ううん、みんなでいこ。 一旦休憩しよーよ。 今日の分、明日がんばればいい ね、委員長?
[ 落花の言葉に、アタシはそう告げる。>>307 そもそも、この場を抜け出して、 お祭りに足を運んでいる奴らは、 大勢、いたので。
同意を求めるように、 ヨスガに言葉をかけた。>>269 ]
(330) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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アタシはー……、 りんご飴、たべる! 落花も、いこ?アタシも一緒にいるから、
[ お祭り騒ぎが大好きなアタシは、 本当はお祭りに行きたくて堪らなかった。 ─── ……ので。
手当たり次第に声をかけるのだ。 落花の手を取って、誘いもするし、 やすとしもその場に居たのなら、 ほら、やりたいことあるんでしょ? だなんて、脅迫顔で詰め寄ったのだと思う。 ]**
(331) 2018/08/22(Wed) 23時半頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2018/08/22(Wed) 23時半頃
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[――片隅に置かれていた小さなパンを さくらのために持っていくことにした。
何せヨスガ視点、下に誰がいるかは知らないから ひとまずは、上に戻ることになる。]
ただいま。 ゾンビには襲われずに済んだよ。
[元の3年5組の教室に戻れば、 まだ、三人ほど残っていたのだろうか ちぎったパンをさくらに分けてやりながら]
隣に3年5組の喫茶店ができてたぞ。 食堂には文化祭の時使った食材がずらり。
文化祭の再演でもやるかね
[そう、苦笑していただろう*]
(332) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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── 回想/休憩 ──
[ 怯えたようにも見える夜子は 声を掛ければ目を丸くし、それから 慌てた様子でメモを読み上げる。
ミルクティー、サイダー、スポドリ、カフェオレ、 レモンティー、それに英司が頼んだコーラも加わる。 指折り数える必要も無く ]
どー考えても 無理じゃね
[ 馬鹿じゃねえの と夜子も同じように 思っていたことを声にする。 ]
(333) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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[ カフェオレは自動販売機には売ってない為に 購買へと足を向かわせることになった。 その頃には学校祭の準備も進んでおり、 廊下の所々で作業中の生徒が伏せていた。 ]
…… お前、パシられてんの ?
[ 飲み物を買って、二人で両手いっぱいに たしかな重みを感じながらも それが余りにも重かったのだから ふと思い出したように尋ねる。* ]
(334) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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[私は、自分を乃歌さんの親友だなんて言えません。 乃歌さんの秘密の欠片を知ったのは、まったくの偶然で、 そして、唯一乃歌さんの秘密に触れたのに、 なにもしなかったし、できなかったからです。
たとえば、阿蘇君だったなら、 何が何でも、それこそ乃歌さんに嫌われても、 一時的に乃歌さんをもっと傷つけることになったとしても、 誰が乃歌さんにそんなことをしたのか 聞きだすのだと思います。 そうして、問題の解決を図るのだと思います。
私にそんなことはできません。 そして、親友というのは、 そういうことができる人のことを言うのだと思います。 私はただの臆病者です。]
(335) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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[阿蘇君と乃歌さんのやりとりに、 口を挟むことはできませんでした。 ただ、男の人がきっと怖くてたまらない乃歌さんに、 少しでも寄り添うつもりで、その背に腕を回していました。
弓木君が姿を現したのは、そんな時でした。>>323]
こんな作り話、できないよ。
[マジなの、と言う弓木君に、 私は眉を下げてそんな返事をしました。 きっと情けない顔をしていたと思います。
弓木君は辺りの扉や窓を確認してくれたようです。>>324 そうだろうな、と思いました。 精神世界にそんな簡単な脱出口があるとは とても思えなかったからです。]
(336) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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ありがとう。
[情報共有にそうお礼を言って、考えました。 私よりも今は乃歌さんです。 閉じ込められて、出口が見つからない閉鎖空間。 そこに男の子と一緒にいる。 しかも、舞台は文化祭。 精神的に追い詰められるには十分すぎると思います。
文化祭と関係ない、日常を保った場所は、 3年5組の教室と、]
(337) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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……乃歌さん、保健室行く?
[あそこなら、文化祭の喧騒とは無縁でしょう。 ベッドだってあります。 どうする? と首を傾げました。*]
(338) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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/* わーーー、庄司は交通整理ありがとな!!!! 多角弱い勢俺、歓喜の舞!!!!!!
(-83) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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― 回想:少女とパンケーキ ―
来るって、庄司さん。
[文化祭準備、調理準備の時のこと。 メールの着信>>12を二人に告げて、焼きにかかる。 状況は教室を想定。 百均で買った丸いシリコンケースをホットプレートに置き、 タネを落とせばふんわりと膨らんでいく。 焼き上げた後、スキレットに乗せれば、 絵本のパンケーキの出来上がりだ。]
(339) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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― 回想:少女と本屋とわたし ―
[彼女を誘ったのは提案してくれたから、だけど。 夜に本屋で会って>>0:1075少し話したことも、 理由の内にあるかもしれない。
評判が良いの言葉>>0:1076に へえ、と感嘆の声をあげて、 店員さんがそう言うなら安心。と笑った。]
何言ってるの。 自分のお小遣い>>0:1077を自分で稼ぐの、偉いよ。 卒業したらわたしも探さなきゃ。
[会社訪問の体験学習はしたことがあるけれど、 実際に賃金をもらって働くのは意味が違うだろう。]
(340) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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あ。もしかして学校には内緒? なら黙っておくけど。
[唇の前に指を一本立てるけど、 次にお客さんが並んで、横に避ける。 待つのも悪いかな、と軽く手を振って店を出た。]
[彼女の答えはその場では聞かなかったけれど。
それでも教室の外での出来事がわたしの中で、 彼女を近しく感じるきっかけになったのは、事実。*]
(341) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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なんでさ。ゾンビじゃないよ。 ほらー、生きてるでしょ?
[ビビった>>313と言われると、少しむっとして、 掴んだ手をうりゃっと言って、 握っては緩めてを二度繰り返した後、離した。
病人相手のように背中を撫で続けるのは、 子供の頃の癖みたいなものだ。 窓の外を見る黄楊くん>>305を見た後、視線を降ろす。]
…おちついた?
[内心の驚きには微塵も気付かず、首を傾げる。]
(342) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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……え?
[搾り出すような声>>314に、頭には疑問符が舞う。]
え、地面が見えないって。 雪で、とかじゃなくて?
[これは。これは自分で確かめるしか無い気がする。 でも直ぐに実行する勇気は出なくて、 黄楊くんに視線を向けた。*]
(343) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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— 回想:仁鳥さんと —
[>>0:1002>>0:1003仁鳥さんの好きなバンドの話を、 後半はほぼ頷きながら、圧倒されて聞いていた。
いろいろと良さをアピールされたけれど、 まあ、この場ではよくわからないままで、 印象に残っているのは、ボーカルが死んだらしいことだけ。
後日、実際にCDを聴いてみたら、なんとなく。 なんとなくだけど、理屈とかどうでもよくて、 音楽にはパワーがあるものだなあ、というぼんやりした感想を抱いたりしたっけ。
言われた通り、傷だらけだったCDは、 一度データ化してプレーヤーに取り込んで、それで終わり、じゃない、 確かな想いが込められた証拠であるのだろう。]
(344) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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[そしてぼくも、お返しに個人的な趣味の音楽を教えた。
切ないギターの弾き語りが美しい、男性アーティスト。 ……の、インディーズ時代のCD。
ふとした切っ掛けで人気が爆発し、有名になって、 アニメの主題歌を担当するまでにもなったんだけど。 ぼくは、有名になる以前の音楽が好きだったりした。]
(345) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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受験?
[>>0:1006話題が、進路の話になった時。 ぼくは少し迷ってから、答える。
——半分嘘で、半分本当のことを、織り交ぜて。]
……私立の、医学部。 1ヶ所だけやってみて、無理なら就職。
実はさ、父方の実家が農家やってるんだけど、 人手が足りなくなってきてるから、来いって言われていて。 まあ、夢破れたら、それでもいいかなって。
[鼻の下を撫でながら、言葉をゆっくりと紡いだ。 医学部を志望する明確な動機など持ち合わせてないし、 仮に試験に受かったとして、親族の同意が無い、金銭的な支援も無い。 ぼくにはそちらの道は、閉ざされている。]
(346) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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[……もしも大学進学の道があるとして。
その本当の動機が、“青春を取り戻したいから”だなんて、 飾らない本音を口にしてしまったのなら。
将来のため受験戦争にその身を投じる級友や、先生たちには、 間違いなく、怒られるか、呆れられるか。そのどちらかだろう。*]
(347) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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──回想/黄楊と──
[ 黄楊は気安い雰囲気で言う>>280。]
マジ? チョー助かる。 サンキューな。
[ 空木は、ばっと顔を上げて、 わかりやすい笑顔で言ったんだろう。
手馴れたふうにメモを取る黄楊に、]
なんか、商売人みてえ。ウケる。 プロじゃん。金払ったほうがいい?
[ 冗談めいた声音で、ゲラゲラ笑ったけれど。]
(348) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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―― 回想:休憩 ――
[どう考えても無理。>>333 弓木君の指摘に、私は情けない笑みを浮かべることしか できませんでした。]
だよね……。
[お見それしました。おっしゃるとおりです。 ぐうの音も出ないとはこのことを言うのでしょう。]
助かる。ありがとう。
[自分の見通しの甘さと弓木君への感謝をかみ締めます。 私がもう少し弓木君と気安い仲だったなら、 「ははー!」とばかりに平伏していたかもしれません。]
(349) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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へっ!? えっ!? 違うよ!?
[両手いっぱいに飲み物を抱えて教室に戻る途中、 思わぬことを言われて、>>334 思わず飲み物を落としそうになりました。 私の抱えている飲み物の中にはサイダーもあったので、 そのまま落としていたら大惨事になったところでした。]
(350) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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飲み物欲しいねって話になった時に、 名乗り出ただけ。 身の程知らずだっただけです!
[自分の無能さをさらけ出すというのは、 どうにもいたたまれませんが、 自業自得なので仕方ありませんでした。*]
(351) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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──やだよ。 来年になったら、おまえらいねえじゃん。 一緒に卒業してえもん。
[ 空木はすこうし、照れくさそうに笑う。]
(352) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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[ ──怒る。ということを、 たぶん、空木は黄楊にほとんどしなかったと思うし、 それは黄楊相手にかかわらず、そう。
能天気な顔をした男であったと思うけれど、 黄楊の心の声>>282を知ったなら、 傷つくんですけどお、と笑って、
意外とハマるかもよ、やってみ? って、 からかうように、迫るくらいはしたんだろうに。]
(353) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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[ ──そういうことも、なかったからか、 黄楊の身体が穴ぼこだらけになることはなく、 ふたりは高校生らしい、平穏な会話を交わしている。]
やべえな、それ。借りても返せねえじゃん。 おれ、黄楊になにを捧げればいいんだよ、代わりに。
[ 黄楊の言う冗談に、空木はくつくつと喉を鳴らす。]
つか、一緒に卒業しよーぜっつってんのに、 おまえが留年ギリになったら意味ねーじゃん。ウケる。
[ だから、黄楊の積み上げた成績じゃなくって、 ていねいにまとめられたノートを、空木は借りた。]
(354) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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[ ──以来、貸しては借り、返しては返され、 という、奇妙な関係を続けていく中で、 空木は、黄楊は少年漫画が好きなのだな。と悟る。
……だから、空木の貸し付ける漫画やなんかが、 本当に空木の「おすすめ」であったことなんて、 最初のほんの数度でしかない。って言ったら、 黄楊は傷つくんだろうか。怒るんだろうか。
「おれ、新刊買っちったあ」と言うときも、 「は? これ必読の名作だから」と言うときも、 毎週少年たちが心待ちにしているレーベルの、 いたってきれいなまんまの本を差し出す空木は、
実のところ、数多の蝶に街が呑まれて、 それが物語の結末か、主人公の見た夢か。 それさえもわからない。 ──みたいな、奇妙な物語が好きだ。*]
(355) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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―― 現在 / 昇降口 ――
だるいとか、そういう問題でもないだろ。 弓木、おまえいやに落ち着いてるのな。
[この異常事態を「だる」>>324のひとことで 片付けてしまう弓木に、大物臭を感じた。 それと比べて、俺の狼狽ぶりは、なんだ?]
物理的な出口なし、ってことか。
[大きく肩をすくめて、 それから庄司に向き直った]
(356) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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―回想:断片―
[一通の封筒を手に、乃歌は校舎裏を駆けていた。 その顔は白く、死人と見まごう程に白かったと思う。
封筒の中には写真が入っていた。 一枚どころじゃない。数十枚。
そのどれもに、乃歌の姿が写っていた。
明らかに、ここ最近だけのものではなかった。 中学の頃の制服姿や、数年前の旅行先での浴衣も写っている。
メイド服で接客をする姿や、弓木と夜道を歩く背中もあった。 最後は、カラースプレーを握って 驚いたようにカメラの方を見る乃歌が写っていた。>>0:524]
(357) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[保健室に行こう、と>>338 やさしく一色を促す庄司を見遣る。 数瞬の躊躇いのあと、その背に近づいて]
あのさ、庄司。
[庄司の耳元に、ひとこと囁く]
(358) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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今の一色、見てて不安だから そばにいてやってくれ。
俺はきっと――……
(-84) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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……いない方が、いい人間だから。
(359) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[囁きの最後の方は 一色や弓木にも聞こえてしまったかもしれない]
俺は教室に戻って、 このことを皆に伝えてくる。 弓木は、どうする?
[もしも同行しないようなら、 ひとりで3年5組の教室へ歩き出そうとする]*
(360) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[がさ、と草を踏みしめる音がした。 現れたのは、バイト先で、幾度か見たことのある顔だった。]
(361) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[確かに、バイト先では面倒な客も数多くいた。 けれど、現れたその男に対して 面倒だと思ったことは一度たりともない。
むしろ、善人である、と。そう思っていた方だった。
それでも、彼の手にあった、小さな子供用の鋏で 乃歌はそれが誰であるか たちどころに理解してしまったのだった。]
(362) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[耳元で、金属が擦れる音がした>>91。*]
(363) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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―現在:昇降口―
[かっと頭に血が上るのが分かった。 わなわなと唇を震わせて、阿蘇を睨みつける。
恐怖と怒りがないまぜになって、 ぼろぼろと大粒の涙が溢れた。]
(364) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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相談なんか、出来る訳ないじゃない! アタシの事なんか、これっぽっちも信用してないくせに!
なーにが、普通に話が出来た、よ。 ずっと前から、大事なことは ひとつも話さなかったじゃない! 何考えてんのか、全然わっかんない。男なんて。
……最ッ低!
[大きく首を横に振る。 ウェーブがかかった栗色の髪が、ばさばさと肩で跳ねた。]
(365) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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/* 一色が泣いてる;;;;つら;;;;;;;
(-85) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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/* あはははははは、超罵られてる。うひょーーー。 滾るぜこれは。テンション上がる。
(-86) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[夜子と弓木が話していることは、殆ど聞こえなかった。 漸く落ち着いた頃、夜子に 背中を摩ってもらえてるのに気付いたくらいだ。>>336]
……うん、行く。
[ありがとう、と、力なく呟いて、 乃歌はよろよろと立ち上がる。
金の髪を振り返ることはない。 聞こえた謝罪>>321も、囁き>>359も、 聞こえないふりをした。*]
(366) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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――回想 銀河鉄道の疑問――
( ――置いていったのは、どっちなのかな。 )
[そう、>>299 感想には、そんな不思議な返答があったように思う。 その言葉すら、ヨスガにはわからないものだった。]
……置いて逝ったのは、 カンパネルラの方じゃないのかい 彼は死んでしまった。
[ぼくたちずっと、どこまでもいこうねえと、 そうジョバンニは言ったのに。
けれどジョバンニが持っていたのは緑色の切符だ。 どこにでもいける切符だ。
――……おいていってしまったのは 緑の切符をもっていた方なのか?]
(367) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[星の王子様のようには明瞭ではない。 どちらがどちらを置いていったのかわからないから、 知りたいと思って問いを投げてしまった。]
……庄司さんは、どっちだと思ったの? [意見を聞かれることをきらう書記に問いかけるのは 委員長の悪い癖だった*]
(368) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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/* ありがと一色。さんくす一色。 女の子に罵られるの超ご褒美ですもっとやって。 はーーーーーーーー、たのし。 久しぶりにドM心がうずいている。
(-87) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[置いて逝かれたジョバンニは、 カンパネルラに叫ぶだろう。
宮沢賢治が唱えた宗教観は、 並みの学生には重過ぎるから。
ひとりの修羅には、なれないものだから。
” きみと一緒にいたかった ” と
――そう、叫んで たった一人。唯一を選んで、 それでも届かずに泣くのだろう。]
(369) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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/* おっこれ使えそうやんけと思ったら ひょいひょい設定変えてまうとこあるから 矛盾ないかだけが心配やなこれ……
(-88) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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……おれがジョバンニだったなら。 ザネリを助けてしまうカンパネルラは、
……ちょっときみは、って殴りたくなるから わからなくってな……。
[そんな呟きが彼女に届いたかはわからない。*]
(370) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[カレーパンに夢中で空木しか目に入っていなかったけど、 >>291>>292>>312仁鳥さんが、空木のところへ駆け寄っていた。
ぼくには、空木が何を感じたのかは分からない。 ただ見つめて、落ち着くのを待つだけ。]
見えなかった? 地面が?
[うん? 要領を得なくて首を傾げる。 >>343仁鳥さんも、たぶん同じ考えだろうか。
ジュースをじゅうううっと吸って、ごくんと飲み込んで、 パックを床に置いてから、窓の縁に手を伸ばす。]
(371) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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風、吹くから気をつけて。
[それだけ言った後、がらり。ぼくは窓を開ける。 短時間で、空木の言葉の意味を確かめてからすぐに閉めようと——見下ろして。]
えっ、
[本能で、すぐに顔を引っ込める。]
……ここ、何階建てだっけ! なんか、高層ビルの最上階みたいな、感じ。
[とりあえず感想をまとめて、窓を閉めて離れようとしたけど、 もし仁鳥さんも見ようとしたなら、そのまま場所を譲る。]
(372) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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この窓から飛び出たら、死ぬよね?
[ね? と、同意を求めるように2人を順番に見やる。
ぼくの表情は、そんなに変わっていないだろう。 心臓は、ばっくんばっくんしているけど。*]
(373) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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―― 回想:パンケーキ ――
[私が、仁鳥さんのお誘いに浮かれたのは、 ふわふわのパンケーキを食べたことがないから、 という理由もありましたが、 それだけではありませんでした。]
……嬉しいな。
[いそいそと向かいながら、小さく呟いたその声は、 きっと噛み締めるような響きだったと思います。]
(374) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[外食したことは、もちろんあります。 けれど、私はそういう、お金を払って食べる食事以外の、 “誰かが私のために作ってくれた料理”を食べた記憶が ないのです。
記憶あるのは、私に菓子パンを与えて出かけていく 着飾った母の背中でした。]
(375) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[私の生活費は、一週間に1万円。 私が何より恐ろしくて、 バイトをせずにいられなかったのは、 病気になった経験からでした。
中学生になったばかりの頃、 まだ料理にも慣れていなかった私は、 何度も外食をして、一週間に1万円をきっちり使い切る 生活をしていました。 そうして、ある時風邪を引いたのです。
病院にも行けず、薬もなく、 寝ていることしかできなかった時、苦しくて辛くて、 そんな時も私はひとりぼっちでした。]
(376) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[もう、二度とあんな思いをするのはごめんです。 だから、体調管理はしっかりしました。 きちんと自炊するようになりました。 体調不良の兆候には敏感になりました。 医療費を取り分けておくようになりました。
全部、全部、 苦しくて仕方なかった時に、ひとりぼっちが辛かった。 そんな思いをもう二度としたくない。 そんな子どもじみた理由でした。
だから私は、ちっとも偉くなんかないのです。>>340]
(377) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[ふわふわのパンケーキはとても美味しくて、
きっと私は、一生懸命涙をこらえたのだと思います。*]
(378) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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──現在/教室──
はー、……はは。 生きてる仁花さんだあ、よかった。
[ ゾンビになるのは、日夏の予定だった。 ──というのは、その瞬間、空木も忘れていた。
むっとしていた。って言われたって、 冗談みたいな話>>342をしてりゃ、 日常みたいで、安心もする。した。
大きく息を吐いて、肩の力を抜いたものの、 要領を得ない説明には、首を傾げられるだけ。]
(379) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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……雪で。とかじゃなくて。 たぶん、地面なんて、ないのかも。 って、思うくらい、深えんだよ。
[ 黄楊と仁鳥の顔を交互に見て、 空木は、ばかみたいに言う。ばかげた話だ。
そんなばかげた言葉も笑い飛ばさず、 存外チャレンジャーな黄楊>>372は、 勢いのよい手つきで、窓を開けた。
びゅうっと風が吹いて、 空木は思わず、また身をすくめる。]
(380) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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……死ぬ、よなあ。 エーエンに、落ちることになんなきゃいーけど。
[ わりあい、平然とした顔をしている黄楊>>373に、 なんだよ強かだな。って思いながら、 空木はちょっとだけ疲れたような声で、言った。*]
(381) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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/* 庄司ちゃん…。
(-89) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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── 回想/深夜 ──
[ 寒い と半袖で言う馬鹿を>>274 ならば温かい目で見てやるのが正解だろうが 上手く育たなかった生き物にその機能は無かったので 非常に冷たい視線を送ることになった。 ]
ねえけど
[ 鯨が見たい と言う自称弟の話を聞いて 老人と海 と 白鯨 を混ぜて思い出した英司は 彼の叩く地面の方及びに>>276 眠っている知らない男の方へと歩いた。 ]
(382) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[ そうこうしているうちに、 教室には日夏>>332の姿があっただろうか。
窓際に固まっている三人。 であっただろう様子は、はたから見ると笑えたかも。
団子状態でいるまんま、 空木が言ったのよりずっと、 意味の通じないことを言う日夏に、 空木は「ははは」と笑う。笑うしかない。]
(383) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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──ウケる。超常現象かよ。
[ 実際、全然笑えねえけど。って、 空木の頭の中はぐちゃぐちゃのまんまだ。
文化祭。戻れたらいいなあ。 そんな内容だった気がする。さっきのメール。
それは、確かに、言えてる。って、 空木はそのとき思った。戻れたら、いい。
気配はあるのに、どこにもいない先生たち。 なぜか、級友の半分もそろわない教室。
……よりも、いいのかもしれない。って、 空木は思って、ゆっくりと立ち上がる。]
(384) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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──おれ、ちょっと隣、見てくんね。
[ ふらり。と、急に気まぐれを起こしたみたいに。 空木はようやく、文化祭の様相の廊下に出ていく。*]
(385) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[ 理 に付き合うつもりで その黄色い箱から一本取ったというのに 当人は黒い箱から抜き出しやがったので 死ね と心の中で二度目を言った。 煙草を咥えていたので声には出ないが 視線には、まじまじ と現れてたろう。
実の所好みなど無いし、敢えて言うのなら 普段癖の様に吸っている弓矢のパッケージのそれは 洋祐の友達が無理に吸わせてきたのが馴染んだだけだ。
おっさんくさい と揶揄われれど いつも買うのは決まって其れであるから 好みと言ってしまえば好みであるかもしれない。 ]
(386) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[ 誰にも見えない。 と、理 は魔法の呪文のように唱えるので 透明人間だと思い込んでいた幼少期が過る。 今は如何だろう と考えたところで 大して変わっていない と結論を出すには 煙草の火が赤く二回強まるまでも無かった。 ]
そ
[ 彼の声は何処までも気楽なもので>>278 本人が言うのであれば大丈夫なのだろうから は、と煙を夜の街に吐き出した。 ]
(387) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[ 平常よりやや長めに吸い残された煙草の灯は 靴裏に踏みつぶされて消えて行った。 口と舌と肺に残る後味を、眉間に皺を寄せながら 噛むようにして飲み下していた時 理 の顔が此方を向いた気配があった。
名残惜しそうな声に、なんとなく 何処かで野良猫と称されてる男に対して 好きでもない犬の姿を思い浮かべる。 ]
…… どっか行きてえとこ、あんの
[ ゆっくりと点滅する夜景を眺めながら 会話を続けるだけの声で話した。* ]
(388) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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/* お祭りも行きたいんです! 行きたいけど、これ以上軸を増やす自信がない!(号泣
(-90) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[一色に言い返す言葉などあるはずもない。 俺は、最低な男だ。>>365
泣き虫だった俺が まさか一色を泣かせる日が来るとは 思っていなかった。
一色を信用していないわけではない。 けれど、俺が信用に足る人物であるわけがない。
―――だって、俺は××××のだから]
(389) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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(正直にすべて話して嫌われるのと、 今こうやって罵り合って嫌われるの、 どっちが俺にとってよかったんだろうな)
(390) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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[ばっくんばっくんと踊る心臓の音が、思い起こさせる。]
(391) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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[答えなど出るはずがない。 ただ、どちらにせよ辿る結末は同じだ。
俺は一色を信用している。
すべてを包み隠さず相談すれば、 きっと一色は俺を軽蔑するだろう。
黒髪が金に染まったときも、ピアスの穴が増えたときも、 俺への態度を変えなかった彼女は きっと俺を見放してしまうだろう。 俺は、一色の善性を信じている]
(392) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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[引きこもりから心機一転、高校生活をエンジョイしよう。 中学までに無駄に消費した時間を今からでも取り戻そう。 ぼくは、やればできるのだ。
そう決めた矢先に、心臓に違和感を覚えて通院することになった。
脈に少し不正がある。 体質的なものが原因。 時間はかかるけど、生活環境を整えれば治せる。
……掻い摘むと、そんな感じだった。 担当医の、深刻さが全くない優しい顔を、よく覚えている。]
(393) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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[入院しては退院、そしてまた少しして再入院、を繰り返し、2年。 もう入院する必要はないという宣言を受け、ぼくはようやく普通の学生生活に復帰した。 今はもう、生まれ変わったようにすこぶる体調がいい。
……学生生活の終わりまで、気付けば1年しかなかった。
ぼくはまだ少しも、青春の時間を取り戻せてはいないのに。]
(394) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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信用してるからこそ、話せなかったんだよ。
[保健室に去りゆく背に投げた言葉は きっと君には届かない]
(-91) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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本当に最低だなクズ男。 死んだ方がいい。
[3年5組の教室へ足を向けながら、 吐き捨てるようにして、言った]*
(395) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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[いっそ心臓の病気が急激に悪化して、 眠っている間に死ねたら。なんて想像する。
ずっと夢を見たまま、 ——蝶の姿で、どこを羽ばたくも自由でいられたなら。*]
(396) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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[立ち上がる乃歌さんに手を貸しながら、>>366 私は阿蘇君の方に顔を向けました。 落とされた囁きを耳に入れて、>>358 唇を噛み締めます。]
(397) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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うん。いるよ。 阿蘇君の分まで。
……だから、そんなこと言っちゃ駄目。
(-92) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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[きっと、本当に乃歌さんに必要なのは、 私ではないのだと思います。 でも、今は駄目です。 この世界は、乃歌さんにとって過酷すぎます。
立ち上がった乃歌さんの背中に手を添えて、 私は保健室の方へ促します。
でも、本当は、 私はただ、乃歌さんの傷に触れずにいる、 言い訳をしているだけなのかもしれません。**]
(398) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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― 回想・バレー部の話 ―
[わたしの言う事に本当はどれだけ含まれているか。 それはわたしにもわからない。 マネージャーで良いっていうのは、 本当で嘘で、やっぱり本当。でも嘘。 人間は明確な答えが出ない、無理数みたいだ。
それでいいなら、と腑に落ちない様子はあるけれど、 一応の納得>>100をしてくれたなら、少しほっとする。
嫌だったのは向いてないと人に指図されたことで、 嫌いじゃ無いんだよ? トスあげも、裏方の仕事も。 だからどうか、笑って欲しい。 ふざけたポーズと言葉>>101は、 ふざけた言葉>>102で返してもらえて一緒に笑った。 約束が欲しいわけじゃなかったから、それでいい。 そもそも翼成は進学校。 上位に残るのはとてつもなく厳しいって分かってる。]
(399) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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[カネさんの心の内なんて、知る由もない。
そんな他愛も無い天国と地獄を、 君はいつも、わたしにくれる。]
(400) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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/* 庄司ちゃんの心情ちょう理解しつつ 歩み寄りたい気持ちはありつつ
こいつ主人公って言うか主人公の真似して自分を失ったモブだからなんていうか、うん
(-93) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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― 回想・音楽の話 ―
[音楽のこともそうだ。 今度聞かせて>>103、と言われて心が沸き立った。 CDを貸したこともあったし、 自分で和訳することもあると告白したこともある。]
言葉って多彩だよ。 翻訳の仕方で雰囲気が変わるの。 I love youの訳が沢山あるでしょ。あれと同じ。 和訳は自分に聞こえる言葉を探ってるみたいで面白いよ。
[そんなことを話したりもしたのに。
訃報のニュースが出た時悪気無く言われた言葉>>104に、 わたしの目のダムは容易く崩壊した。 変わらない表情のまま、零れた涙が頬に落ちて、 自分が泣いていることに気付いた。]
(401) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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あ、ごめ。ごめん、カネさん。 うん。そ、だね。もう、新譜……っ、ごめん!
[こんな目立つ人前で泣くの、 迷惑だって思って慌ててトイレに駆け込んだ。 感情はどこか痺れたまま、 ぼろぼろ零れる涙をハンカチで吸い取る。]
なんで、涙出るの。
[自分を哀れんで流れているなら、反吐が出るなと思った。 くそったれ。
胸の中を荒れ狂う波を落ち着けてから教室に戻ったけれど。 結局その日、どう過ごしたかは覚えていない。*]
(402) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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──現在/喫茶へ──
[ 文化祭仕様の廊下は、 教室の中から見ていたのよりずっと、 目にも、耳にも、鼻にも賑やかだ。
それは、明らかにいつか見た景色で、 何度目かわからない「文化祭だなあ」を、思う。
隣。と日夏は言っていて、 だから空木は廊下に出てすぐ、 見覚えのない隣の教室に乗り込んだ。
扉を開けて、すぐ。 廊下で見た何よりもよく知っている光景が広がって、 空木は人知れず、顔をほころばせた。]
(403) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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──文化祭だ。
[ って、呟く。 空木にとって、それは象徴だ。
ふんふんと確かめて回るように、 きれいに整えられたテーブルや、 そこに置かれたメニュー、装飾に触れていく。
試しに、ドリンクを準備するのに使ってた、 台のひとつの前に、立ってみる。
──そう、こんな感じ。 って、空木は思って。客のひとりもいない空間で、 グラスにそうっと何かを注ぐ、フリをしてみる。]
(404) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 01時頃
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[ ふうん。悪くないかもしれない。 ……と、空木は思う。
そう、たとえばあの日、 それぞれに役割を担って、 みんなで連れ立って楽しもうとはならなかったけど、
あの日のお祭りみたいに、 そういうことができるんじゃないかな。
そんなことを、想像してみたり、する。*]
(405) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 01時頃
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──回想/お祭り──
[ 言い出したのが、想像上の兄であることに、 空木は心底驚いて目を見開いたものだ。
メニュー考案中。の兄を、 手伝うそぶりを見せたのは最初だけで、
これは、弓木に任せたほうがいいな。って、 だんだん口数の減っていった空木は、
今や、ひたすら弓木の手元を見ていたりする。]
(406) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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行く、おれも、行く。
[ 空木はしゅっと素早く挙手をしたし、 教室に残っていた何人かも、乗り気だった。
あれがしたい、これが食べたいと、 思い思いに要望を口にする級友に混じって、 空木も、へらりと笑いながら、言う。]
おれ、金魚すくいやりてえ。
[ インコって魚、食べんのかなあ。って、 いつか交わした会話を、うっすら思い出してる。*]
(407) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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/* むずかしいなぁ 恋愛的な方向ではなく踏み込んでみたい気持ちはある 同性同士ならもうちょい簡単そうなんだけど 異性だとなんか違う…かな? どうかな? っておもってしまう自分が居る。 あと少なくともクラスの人にとってモブじゃなくね…とかいいたいけどおまえがいうな案件過ぎる (アイデンティティがないおとこ)
(-94) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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/* うつぎのしぐさめっちゃかわいいよね。
(-95) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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[ 男性恐怖症であるだとかの そういった詳しい 乃歌の事情は知らないし、 ただ只管に力任せに弱さを主張するような あまりにも女らしい叫びというものや 手本のような取り乱した姿に 咽返りそうで 眉を顰めた。
英司が動かなくとも場は 乃歌に付き添おうとする夜子と 教室に戻る連太郎と英司で対するようになり 男女の線引きみたいなものが ごくごく当たり前のように出来ていた。
見えない壁があるようであった。 ]
(408) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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俺も教室戻るわ
[ 連太郎は夜子に何かを囁いた後に 此方の動向を伺うのであったから ここに居ても仕方が無い と結論を出し 多少なり馴染んでいる教室へと戻る意思を示す。
場の雰囲気に酔っては吐き気を催すので さっさと帰ってしまいたかったが 英司は少し足を止めた後 女二人を振り返った。 ]
(409) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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[ 恐らくはもう先を進んでいるやつらの 顔も視線も見えないのだろうが、見えたとしたら 乃歌の瞳は何時か見たような憎悪が 地獄の業火のように燃えているのだろう。
大して声を張り上げなくとも 静まった廊下に、英司の言葉は良く響く。 ]
一色、
(410) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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お前 やっぱ間違えてんぞ
(411) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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[ 何を とか言わない不親切な話ではあるが 親切に言ってやるほど機嫌は良くない。 ギリ と奥歯を食いしばるだとかいう 古典的な苛立ち方をするほどであった。
苛立ったとしても意味は無いのだと 成績はクラスの下から数えた方がはやい 英司でさえ頭で分かっていたのだが、 腹の立たない方法など知らない。
既に教室へ歩いている金髪の男の後ろへ 足跡を重ねるように進んでいった。* ]
(412) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 01時頃
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/* ちゅーかあれやん
こいつの悩みというか闇「ひとの気持ちがわからないまま他人のふりをつづけて心が空っぽになりました」なので……いや悩み?? 病みじゃね?? っておもう
ので、どう消化すんのかPLもわかんなかったりする。 おまえどうすんのまじで からっぽじゃん
そもそも決めた日付に死の☆とか考えてた男やぞ
あっエージ君すてき
(-96) 2018/08/23(Thu) 01時頃
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──回想/深夜──
じゃ、見たことないっしょ。鯨。 鯨、水族館にはいねえもん。
[ だから何ってわけじゃないんだけれど、 空木はふふんと鼻で笑う。 雑談に意味などあってないようなものだ。
とにかく、空木の小さな裏切り>>386に、 弓木が声ならぬ声で「クソ」か「死ね」か、 そういうたぐいのことを言ったこと、 空木はちゃんと気が付いていたし、
予想通りの反応に、咥えたたばこを一旦摘まんで、 ゲラゲラと笑う。「だって」と言う。]
(413) 2018/08/23(Thu) 01時半頃
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それ、辛くてまじいじゃん。 って言ったら、じーさんが、 それがそのうちよくなるんだっつって、くれた。
なんで、だめなおとなって、 すぐばかな子どもに、 残りのたばことライターあげたがるんだろ。
[ 聞かれてもいなくたって、空木は話す。
沈黙。ならば、家に山ほどストックがあるので、 今はそんなものはいらないのだ。
隙間を埋めるみたいに、空木は話す。 短い言葉で返してくる弓木とは、 それでもきちんと会話ができるので、空木はうれしい。]
(414) 2018/08/23(Thu) 01時半頃
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[ 空木は、猫になったり犬になったり忙しい。 まだ当分、二股になる気配のない舌を操って、]
行く当ては、ねーけど。
[ そーだなあ。と言いながら、 短くなったたばこを、 ほんの少し残ったカップ酒に落とす。 じゅっと火が消えたのを確認して、 空木は、また一本。と細いたばこの火をつけた。
あえて名前をつけるなら、 空木はヘビーというよりチェーンな愛煙家だった。]
(415) 2018/08/23(Thu) 01時半頃
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[ いる? って、今度は黒い箱を差し出して、 空木はよいしょと立ち上がる。
繁華街。と書けば夜の街。だけど、 日付も変われば、だんだん暗がりが増えていく。]
付き合ってくれんなら、今から、考える。
[ あはは。と空木は笑う。なじられるのを予測して。]
弓木も、仁花さんも、 めんどーみ、いいよなあ……
[ って、わざわざ労働後に足を止めてくれた友人に、 ご機嫌なワン公はふんふんとひとりで頷いて、
……本当に行く当てはないので、 或いはここで、深夜の冒険譚はお終いだ。**]
(416) 2018/08/23(Thu) 01時半頃
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なにそれ。じゃあここ、学校じゃ無いの?
[窓の外のことを説明>>380されてもピンと来ない。 異常な現象は既に起きているから、不思議はないけれど。 三人で顔を見合わせた後、促すように見た視線の先、 黄楊くんが窓を開ける。>>371 何の問題もないみたいに窓は開くけど、>>372]
へ?2階だけど。……まって、わたしも、見る。 押すなよ?ぜったいお… 前振りじゃないからね!?
[いつかの自分を棚にあげ、 念押ししてそっと窓の外を覗き込む。 恐る恐る下を見れば、得体の知れない恐怖が 腹の底から湧き上がってくる。]
(417) 2018/08/23(Thu) 01時半頃
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|
っ……!
[勢いよく身を引いて、しゃがみ込む。 震える身体に、ようやく納得をして。]
ていうか、無理。そもそも出れそうにないよ。 延々落ちるなら途中で気絶しそうだし餓死しそう。
[死ぬよね?>>373とか、永遠に落ちる>>381とか、 物騒なことこの上ない。 無意識に空木の服の布を掴む。]
おかえり、身体もついてる日夏委員長。 となり?どれだけ文化祭仕様なの、ここ。 むしろこの教室の方が異質だったりして。なんてね。
[隣に文化祭のこの教室が増えていた、なんて。 異常にもほどがある。]
(418) 2018/08/23(Thu) 01時半頃
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とっくの昔に謎ワールドだよ。 あの着信メールからね。 ……。
[返信できないかな、と思った。 話ができたら、聞いてみるのに。 故人との会話、なんてちょっと寒気がするけど。]
うん。……あ。
[隣を見てくる、という空木>>385に頷くけれど、 掴んだままの手が動いて、 漸く彼の服を掴んでいたことに気付く。
うわ、子供みたいなことしてた。
なんて赤面するような思いで手を離す。 外に出る勇気は、まだ出て来ない。*]
(419) 2018/08/23(Thu) 01時半頃
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―― 現在 / 教室へ ――
[弓木と連れ立って、3年5組の教室を目指す。 柄にもなく声を荒げるところを見られてしまい、 なんとなくバツが悪くなってしまう]
……弓木は誰だと思う? あの遺書を、書いたやつ。
[気分を変えようと口を開くが、 やはり出てくるのは暗い話題だ。
こんなにも校舎は華やかな飾りつけに彩られ 文化祭の陽気な雰囲気に満ちているというのに。 俺の表情は、ひどく陰気なものだったに違いない]
(420) 2018/08/23(Thu) 01時半頃
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自殺考えるくらい 思い詰めてる奴がクラスメイトにいるだなんてな。
[自分の事は、棚に上げる]
あ。遺書で敬語を使ってる弓木は あんまり想像できないから、おまえは除外してる。
[もちろん冗談だ。すこしだけ、明るい声が出た]*
(421) 2018/08/23(Thu) 01時半頃
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/* なんていうか、れんたろーは野郎友達で、日夏は交信仲間で、調理班のふたりは、オアシスという気持ちでいます。おーがだいは、ペット談義の時はダチ(女!)。だったけど、どう転ぶのか、怖い。 調理班のふたりに会うと、うっかり腹を見せてゴロゴロ言いそうになる。
(-97) 2018/08/23(Thu) 01時半頃
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―― 回想 / 王子さま ――
あっ、ずりーぞ! 桜ヶ台!
一色の理想の王子さまってことは、 もう一色の票はおまえが得たに等しいじゃないか!
[そもそも王子さま対決は、選挙制なのだろうか。 それすらも定かではないまま、 一色に“理想の王子さま”衣装をねだる桜ヶ台に 形だけの抗議した>>123]
おのれ手堅く票固めに走ったな、むむむ。
[これは、こちらも協力者を仰がねばなるまい]
(422) 2018/08/23(Thu) 02時頃
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|
[まっさきに頭に浮かんだのは空木の顔であった。
しかしまさか、 空木の助言によりマスターした指パッチンが この王子さま対決の勝敗の決め手になるだなんて。
まだこのときの俺は、思ってもいなかったのだ]
ぜってーに負けないからな!
[ずびし、と桜ヶ台を指さす。 人差し指をヒトに向けてはいけません。
こうして王子さま対決の火蓋は、切って落とされた]*
(423) 2018/08/23(Thu) 02時頃
|
|
/* そうだ。めも。 >>1:332 日夏がパンをやった。
この鳥は餌をやり忘れると死にます。
(-98) 2018/08/23(Thu) 02時頃
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|
─ 回想/お祭り ─>>241>>242
残念、今日塾だ。
[紙を切りながら、軽く笑って答えた。 一緒に行かないのは残念だけど、良いな、と思った。 えーちゃんが、自分から声をかけてる。
段々と口が悪くなり距離が置かれ、 遠巻きに見知ることの多くなった幼なじみは、 子供のころから素直でひねくれてる。 きっと、甘え方が下手なんだろう。>>166 自分から進んで声をかけるのは、 なんだか珍しいけれど。 誰だって成長すれば変わっていくのだろう。 いつだったか、弓木と一色が夜、 一緒に歩いているのを見かけたこともあった。 お、仲良くなったんだ。 と遠めに見て、ただ目を細めたことを覚えている。]
(424) 2018/08/23(Thu) 02時頃
|
|
いいな、楽しんで来てね。
[正確な気持ち的には楽しんでおいで、 なんだろうけど、多分これで正解だと思った。**]
(425) 2018/08/23(Thu) 02時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 02時頃
|
/* お風呂入って戻ってきたけどいないね!よしねよ!! 睡眠時間三時間がみえてきたぞあっはっは
(-99) 2018/08/23(Thu) 02時半頃
|
|
[ 煌びやかな校舎は楽しげでいて 其の中に居る連太郎たちは 不気味だ として扱っているのを 箱庭の外から覗くような感覚で眺める。 ]
さーね
[ 手元の携帯電話で時間を確認しようとして 圏外を示していることに漸く気が付いた。 誰かの精神世界だ と信じたというのに 簡単に電話の繋がる方が驚くのだし 当然と言えば当然の話だ。 ]
(426) 2018/08/23(Thu) 03時頃
|
|
[ 連太郎はお喋りな方であるのか、>>421 果たして恐怖で口が動くのか、は置き 暢気なことを言う男に目を向ける。 ]
喋ってやろうか、敬語
[ 閉じ込められた同級の中には 封都 落花 と言う名の女が居て 笑える位丁寧な言葉で喋る。 そいつ位では無理であるとしても 英司は敬語を喋れない訳では決してない。 ]
(427) 2018/08/23(Thu) 03時頃
|
|
[ 自殺を考えるくらい、などと言うが 此の世界では若者は次々命を絶つし 英司は一度本気で死のうと試みたので 鈍いよなコイツ、などと思った。* ]
(428) 2018/08/23(Thu) 03時頃
|
|
神様が「失敗した」と呟いた
(429) 2018/08/23(Thu) 03時頃
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|
[ 本当に、熱が出た。 ]
(430) 2018/08/23(Thu) 03時頃
|
|
[ 残暑の厳しい日のことだった。 目が覚めたら首の後ろが 重しを乗せられたよう気怠く、 吐く息がやけに熱っぽい。
洋祐は当然のように居ない家で 締め切っていない蛇口の水滴の落ちる音が 茹でた脳みそによく響いた。
状況の悪さと言うものを理解して 病院に行かねばならないと思ったが 頼れる人も居ないの上金も無いので 迷惑にも公共機関を利用するしかなかった。 ]
(431) 2018/08/23(Thu) 03時頃
|
|
[ 這いつくばりながら人と認識してもらえるよう 最低限外に出れる着替えを行って、 知らない家の壁に手をつきながら歩み、 やっときたバスのエンジン音に顔を上げ、 しゃがみこんでいた英司は立ち上がる。
乗りあがる時の僅かな段差ですら 背筋の ひやっ とするとこがあり 休憩だ と振動に瞼を閉じたのならば、 次に開けられたのは病院を過ぎてからだった。
一度だけ終点まで乗ったことが有るが たしかこのままいけば、隣町の海に着く。 ]
(432) 2018/08/23(Thu) 03時頃
|
|
[ こう見えて ロマンチックなとこがあるので 死ぬときは海に飛ぼうと思っていたのだから
ああ、じゃあ、死ぬか と考えた。 ]
(433) 2018/08/23(Thu) 03時頃
|
|
[ 息を切らして赤切れた手を伸ばしながら 惨めな風に登った岩崖で 丁寧に靴を脱いで揃えたのは それが それらしい という理由で無く、 遺体も何も無くなるだろうが 唯の行方不明と処理されるのは気に触る などといった理由ではあった。
歯や身体が小刻みに震えているのは 恐怖よりも熱から来る寒さのせいであって 心持ちというのは妙に落ち着いている。 そう酷く寒かったので 早く死のう、と思った。 ]
(434) 2018/08/23(Thu) 03時頃
|
|
[ 運命のような思い付きで死ぬのだから 遺書など勿論用意していなかった為 携帯のメモでそれらしい意志を記しておこう と 薄くて硬い金属に触れる。
指紋認証で一瞬で開いてしまったが なにか通知が来ていたのが見え 流れる様ないつもの癖の動作で 何の気なしに、メールを開いてしまった。
送り主は家族ごっこの二人からで それこそ何の気なしの短い文であったが、 英司は頬の肉を噛み顔を上にあげた。 ]
(435) 2018/08/23(Thu) 03時頃
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[ 朝から随分経っていたようだ。
其処には あかね色の空が広がっており 不意に学校祭準備の記憶が刺激されては 息が詰まるような心地になった。
楽しかったよな と言ったヨスガの声が 耳の奥で再生されたのを皮切りに いろいろな同級の顔が走馬灯のように過る。
英司は。 死ぬのが面倒になった気がしたので 靴を引っ掛け踵を踏みつぶして、 折角上ったところを慎重に降りると 熱で はあはあ と苦しみながら 岩陰で蟹と戯れるようにして、少し寝た。** ]
(436) 2018/08/23(Thu) 03時頃
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俺を作ったその瞬間に
(437) 2018/08/23(Thu) 03時頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 03時頃
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[心臓の鼓動が収まってくる。 やがて、>>332委員長が戻ってきて。 隣の3年5組についての情報が齎されただろう。
……隣の3年5組???]
どういうこと? この教室が、もう1つあるって?
[さくらに餌をやる委員長を見やりつつ、頭の中で整理をする。 ……いや、いいや、もう。
さっきから訳の分からないことばかりだから、 やはり諦めたほうがいいのかもしれない。
これは夢か現か幻か。 現ではないとして、夢でもない。 ——僕が思う夢は、こんなものじゃないと信じているから。 なら、幻か。なるほど。]
(438) 2018/08/23(Thu) 03時半頃
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文化祭の再現、なー。
[どうやらそういう仕様になっているらしい、この校舎。 さっきの、迷惑メールじみた遺書らしきものを思い返す。 あの送り主が、望んだ世界?]
そういや、さ。
[ふと思い出したことを、口に出す。]
(439) 2018/08/23(Thu) 03時半頃
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深夜番組で、心霊特集やってたことあって。
「もしもあなたが、現実のようで現実でない場所に迷い込んだとしたら、 そこは誰かの精神が生み出した世界の中なのかもしれません……」
って。
[おどろおどろしいナレーションの声真似をしながら言う。 この眉唾話に興味を示す人がいたのなら、ぼくは、 その番組で取り上げられていた内容の続きを、話してみただろう。
別の場所で、誰かが話しているのと同じように。>>238
ぼく自身は、あまり本気にしていない話だったのだけど。]
(440) 2018/08/23(Thu) 03時半頃
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俺も、回って見てくる。 本当に出られるところが無いのかも、確かめたいし。
[話が一段落してそう言えば、ぼくは廊下へと出ようとしただろう。
出口を探す、という理由は本心ではない。 ……もしも本当にここが、あの文化祭のままならば。 ぼくは、自分の気持ちを抑えられなくなるかもしれなかったから。*]
(441) 2018/08/23(Thu) 03時半頃
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— 回想:それはできなかったこと —
[>>110桜ヶ台さんのにんまり顔を、見ることすらできない。 >>111ペンでつつかれた箇所が赤くなり、そこから顔全体に赤が広がるように、暑くなる。
聞かれたことに、目を見開いて。 >>112見せつけるようにハートマークなんて書かれて、ああ、くそ。 なるほど、こういう感覚は初めてだ。 こういうものなのか。 漫画の中ではよくあるシーンで、巷の高校生はマジでこんな甘酸っぱい会話をしてるのかと、 半信半疑、いや3割信7割疑くらいで捉えていたのに。]
(442) 2018/08/23(Thu) 04時頃
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……気になる子、が、いないわけでも、ないっていうか
(-100) 2018/08/23(Thu) 04時頃
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[口の中が乾いて、舌先が燃える。 自分は何を口走ってるんだと情けなくなって、下向きの顔は更に低下した。
流石に、それ以上は何も言わなかったけど。 そのうち、準備期間や文化祭当日でのぼくの挙動を見れば、 目聡い女子には簡単にバレてしまったことだろう。>>0:833>>0:834
——もちろん、ただの一方的な感情だったから、 ぼくはその子のことには詳しくもなんともないし、 どういう知り合いがいて、どういう昔馴染みがいるのかも、全く知らないのだけど。
こういう会話に慣れていないぼくは、 何かを言い返すなんて思い浮かばないし、上手い逃げ方も知らないから、 耳の裏まで真っ赤になったのを元に戻すのに、とても苦労をした。]
(443) 2018/08/23(Thu) 04時頃
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[>>241>>242弓木の声がけで、祭りに誘われた日には、 行くかどうかを悩むよりも素早く、脅迫的な声をかけられただろう。>>331
——祭りのその会場は。 ぼくにとって、やはり“初めて”だった。
家族に連れてきてもらった記憶は、幼少時にあったかないかで、もう覚えていない。 高校2年まで、一緒に行く友達もいなかったから、一人でちょっとだけ覗いたことがあっても、すぐに帰ったし。
近くに級友がいるという状態で祭り会場にいるなんて、 ぼくは、本当に、今まで一度の経験だってなかった。]
(444) 2018/08/23(Thu) 04時頃
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[——ああ、そうか。 現実にこういうことってあったんだな。
今更ながらに味わった、形容し難い感情。 ここで知ることが無かったら、もっと諦めを良くできていたのだろうか。
提灯の明かりと夜空を見て無性に泣きたくなったのを、 激辛焼きそばを勢いよく掻っ込んで、辛さで涙を零し、ごまかした。**]
(445) 2018/08/23(Thu) 04時頃
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/* お祭りなんで日夏さんのところにつなげるようにしなかったのか。 繋げようと思っていたことを忘れてたからです。
あと胸のサイズ決めとこう→3
(-101) 2018/08/23(Thu) 07時半頃
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/* ということでCになりました。ふつうふつう。
(-102) 2018/08/23(Thu) 07時半頃
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―― 現在:元の”3年5組” ――
ただいまー。
[と、仁鳥さんに返しながら、 パンをちぎってさくらにやっていた。>>418]
何みんなで窓の外見てんの… 深すぎて降りられやしないだろう。
[ちょっとコントみたいに見えて 窓際に固まる三人を一瞥し、肩を竦めた。 意味の通じないことをいっている自覚はあるが 見たものはごまかせないわけで つまりここはすこしふしぎワールドなのだよ、空木くん。 わはは。夢かな。]
(446) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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かもねぇ。
[超常現象>>384じゃん、にも、 謎ワールド>>419、にも 苦笑を返すしかあるまい。]
そうそう。隣にもう1個できてる。 建築物ってねじまがるものなのだね。
[と、黄楊に返し>>438 それから、彼が言った”心霊特集”について 瞬き、首をかしげ、「そうなのかい?」と はじめて聞いたような顔をして続きをねだるだろう。 そうして、別の場所で別の人が話しているのと 似た内容を聞くのだろう。>>238]
じゃあ、遺書を送ったのはこの中の誰かで これは死にかけた人の精神世界、とか? そういうことかい?
(447) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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[なんとなく、 文化祭が楽しかったのに、 その世界に本人がいないのは変だから そう、結びついたけれど。
ほんとかなあ、という顔をしてそれを聞いた。 中々興味深い内容だった。 ”誰が”遺書を送ったのか、ということは その時は深くは考えないようにした。]
(448) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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[考えてしまえば、正気ではいられない。]
(449) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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[ゆるりと立ち上がり、外をみてくるらしい空木を見た。 >>385 黄楊も外を見てまわりたいとのこと。>>441 ヨスガは2人に笑って「いってらっしゃい」を言う。]
ほんとうに文化祭ワールドだから、 びっくりしてらっしゃい。
[なんてのんきに言って、二人を見送るだろう。
黄楊にもらったメールを思い出したのはその頃だが ぶっちゃけ今は漫画とかいってられんな、と パン生地をつつくさくらを見ながら思ったのだった。]
しかしまあ、 誰かの精神世界だとしたら、 未練がたんまりなんだろうな……。
人ってどういう時に死のうと思うんだろう。
(450) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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[教室に残ったままの仁鳥に>>419 話しかけるでもなく話しかけて
パンを崩し終えやりおえたヨスガは、 ぼんやりと雪の降る外を見遣った。*]
(451) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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[なんとなく、死のうとしたのは 自分ではない、気がしていた。
死ぬ予定があったのはもっと先、 高校を卒業してみんなと別れた後。 春にでも死のうと思っていたところだから。
誰にも訃報は報せまい。 誰も、巻き込むまい。 夜に消えるように死のう。]
(452) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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[けれど予定がずれて、死んだのが自分だったなら。 まきこんでしまったことを、ひどく申し訳なく思う。 ……思うだけ。**]
(453) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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―― 現在 / 教室へ ――
[自分が鈍いヤツ、と>>428 弓木に呆れられていることには気付かない。
ただ冗談に対して 存外にノリの良い答えが返ってきたので>>427 弓木なりに気を遣ってくれているのかも、とは 俺なりに思い至っていた。
弓木の辛辣な物言いは お家芸みたいなものだと思ってたからな]
お、喋ってみろよ敬語。 俺はそれを鼻で笑って差し上げましょうかね。
[軽い調子で弓木に返し、 やがて3年5組の教室前に辿り着く]
(454) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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[がらりと扉を開ける。 3年5組の教室の中に残っていた生徒は、 存外に少なかった。
日夏と仁鳥と――― もしかしたら、黄楊は教室から去ったあと だったかもしれないが>>441]
昇降口の扉が開かない。 1階の窓もびくともしやしない。
弓木曰く……窓硝子も、なんでか割れないみたいだ。
[隣にいた弓木に、同意を求めるように目配せをする]
(455) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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俺たち、完全に閉じ込められたみたいだ。 この校舎の中に。
(456) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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[口にした途端に、 それが重い事実となって俺の両肩にのしかかってきた]
ここ、現実世界じゃなくて クラスメイトの誰かが作った精神世界なのかも、って 庄司はそう言ってた。
[その口調は、段々と自信のないものになる]
女や、子どもや…… あと生死の境を彷徨ってるやつも こういう空間を作りやすいんだって。
[おずおずと、教室に残っているメンバーを見回す]
(457) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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あの遺書みたいなメール、ってさ。 もしかして。
[皆まで言わずとも、伝わると思った。 文化祭の喫茶店の陽気なBGMが 場違いに廊下から教室へ響いていた]**
(458) 2018/08/23(Thu) 09時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 09時頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 09時頃
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[文化祭の日に作り上げた 理想の王子様の衣装を思い浮かべる。
可愛いではなく、かっこいい王子様。 ふわふわしたイメージは、 おおよそ乃歌らしくない着地点を迎えた。
それでも、黒が好きだったのだ。
幸せな王子様のような金色じゃなく、 黒を着こなす王子様を乃歌は夢見ていた。 口が裂けても言わなかったろうけれど。]
(459) 2018/08/23(Thu) 09時半頃
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……やっぱり、信用してないじゃない。
[似合ってない、も、意気地無し、も。 何度言えば分かってくれるのだろう。
わかったようなフリをして、 乃歌の言葉になど全く耳を貸さないのだ、この男は。]
(-103) 2018/08/23(Thu) 09時半頃
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[>>411一瞥する。涙はとうに止まっていた。]
何よ、何がよ。
[問う。答えは返ってこない。
――『自業自得だろ』と兄は言った。
やっぱり似ている。おんなじだ。 乃歌は眦を吊り上げる。]
(460) 2018/08/23(Thu) 09時半頃
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……そうやって、すぐ私ばっかり悪者にする!! 最ッ低!
[―――死んじゃえ、という言葉は飲み込んだ。 流石に、夜子のあの話を聞いた後に、 それを言うのはいけない気がした。
また、泣いてしまいそうだった。 夜子に半ばもたれ掛かるようにしながら、 乃歌は保健室へよろよろと歩いていく。**]
(461) 2018/08/23(Thu) 09時半頃
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/* 昨日から!マークめっちゃ使ってて脳の血管切れそう ぷちっと
(-104) 2018/08/23(Thu) 09時半頃
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/* 悩み落としちゃったし桜ヶ台さんのおかげで落としときたかった人間不信感も出せたし特に動くことがない感じ。 落花はベッドにちょこんと座って湿布まだかしらって足をぶらぶらさせてます。動け。
一色さんと庄司さんがきたらここを女子部屋にしましょう宣言する。 湿布貼って動けるようになる。 外に出られないっていうことを教えてもらって日夏さんと状況確認分担確認あたりの事務話する。 ってあたりができたらしたいけど。
(-105) 2018/08/23(Thu) 10時頃
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[ アタシは、登場人物になれない花だ。 ]
(462) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
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─── 現在・保健室にて
[ ぎゅ、と力の篭る落花の腕。 ぎゅ、と密着する落花の身体。 背中に当たる柔らかな、……コホン。 アタシは、女だ。思春期の男子たちとは、違う。 そう、違うのだ。 ]
落花、ちっちゃいもんね
[ 雑念を払うように、笑って誤魔化した。 その所為で騒ぎに気付けなかったとか、 そういうわけじゃ、決してない。そう、決して。 ]
(463) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
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|
[ 保健室では、やはり副委員長。>>281 立派な回答を受けて感嘆の声が漏れる。 ]
さっすがぁ〜…… そうなったとしても、アタシは、 合宿みたいでちょっと楽しいけど。
[ 楽観的な思考。 まだ、件のメールや霊的現象、 はたまた超常現象である可能性を、 知ってはいない、ものでして。 ]
(464) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
|
|
[ 落花を下ろした後、 アタシはすぐに棚を漁る。 絆創膏を見つけて手に取れば、 お願いを受けて、再び棚の中へと手を伸ばす。 ]
ああ、うん。 じゃあ、学校にいる間は、 アタシ、落花の執事代わりにでも、 ──── ……っと、あった。
[ 湿布を見つけて、棚から取り出して見せる。 ]
(465) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
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|
なろっか? ……と、どこに貼る?
[ 落花の目の前に跪いて、 恭しく彼女の掌を取る。 今度は照れたりすることなく、 落花のことを見上げていた。 そして、手伝うよ、の意思を伝えるのだ。 ]
(466) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
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─── 回想・王子様について
……翼成国の、お姫様…?
[ こてん、と首を傾げて、 至って真面目に、そう告げた。 お年を召した王子様たち、てこと? なんて、勉強はできる筈だが、 頭の悪い回答をしてみせる。 ]
(467) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
|
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[ もしも、貴方が望むなら、 ]
(468) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
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|
[ きっと、味方になろうとするだろう。 この柔い手が、女でしかない手が、 役に立てるかどうかは、別として。 信じてもらえたとして、 この力が役に立つかどうかは別として。 ]
……ほんとに、ときめいた?
[ 指の隙間から、落花を見て問いかける。 向けられる微笑みが、 何処までも美しい花のように感じて、 手折られる想像などできなかったのだった。 ]*
(469) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
|
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─── 現在・保健室にて
[ 落花に湿布を渡して、 手当てが終わった頃だったろうか。 保健室の扉が、開いた。>>398>>461 ]
夜子……それに、乃歌、
[ 視界に入った人物に瞳を細めた。 支え合いながら入って来た二人。 アタシは、乃歌から視線を外して、 ]
(470) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
|
|
……どうしたの?何かあった?
[ アタシは、夜子を見つめた。 ]
(471) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
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[ 桜ヶ丘あかね は、女だ。 ]
(472) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
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[ 気負う必要など、何もない。 ]*
(473) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
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/* ここまでかいて、ねむさに落ちそうになる。いえかえってねるか
(-106) 2018/08/23(Thu) 10時半頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 10時半頃
|
― 現在:保健室 ―
[ 桜ヶ台さんが湿布を取ってくださるのを 足を揺らしながらお待ちしておりました ]
執事ですか。ふふ。 それはとても贅沢ですね。
[ 何もできないわたくしの面倒を見てくださるなんて 奇特で、お優しい方です ]
ではお願いしてもよろしいかしら。
[ とられた手と、こちらを見つめる目に 以前の赤くなっていた姿が重なります。 あの時と違い、照れを見せない桜ヶ台さんは 本当に王子様のようです ]
(474) 2018/08/23(Thu) 11時頃
|
|
[ わたくしは、上履きとハイソックスを脱いで、 ベッドの上に足を伸ばします。 膝下までのスカートは太もも半ばまでめくり上げました。 はしたないと怒られてしまうかもしれません ]
ここから、ここまで、貼ってくださいませ。
[ 足首から太ももまでを指差しました ]
面倒でしたら自分でやりますから。
[ わたくしだって湿布くらい貼れます。 大丈夫です。やったことありませんけど ]*
(475) 2018/08/23(Thu) 11時頃
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[ そして、湿布を貼り終えて 靴下と上履きを履きなおしたころ 扉が開きました>>398 >>461 ]
まぁ、一色さん、顔色が悪いです。 ベッドに横になりますか?
[ 入ってきたお二人を見て、 わたくしは、一色さんを空いているベッドへ促しました ]
(476) 2018/08/23(Thu) 11時頃
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/* なんかえっちじゃない!?(!?)
(-107) 2018/08/23(Thu) 11時頃
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|
…庄司さん、何があったのでしょう。
[ 問いかけてから、答えを聞くよりも先に わたくしは、保健室の先生の机を 申し訳ありませんと謝罪しつつ開けさせていただいて、 見つけた紙とペンで大きくこう書きました。 『男子禁制』
丸っこい、迫力のない文字です。 庄司さんのきれいな文字で書いていただけばよかったかもしれません。 一度廊下に出て扉にぺたりと貼り付けて、 鍵をかけました。かかりました。 これで他の人は入ってこられないでしょう ]*
(477) 2018/08/23(Thu) 11時頃
|
|
― 回想:王子様 ―
わたくしは、お姫様なんかじゃありませんわ。
[ 少しだけ、声のトーンが落ちてしまいます。 お姫様のように扱われていると、思っていたこともありました。 実際は、魔法が解けて、王子様のいないシンデレラといったところでしょうか。 いえ、私の今の立場ではそれもおこがましいことでした ]
お姫様なら、もっと、ふさわしい方がいるでしょう。 たとえば、一色さんとか。
[ かわいらしくて皆様に好かれる、 ああいう方が姫と呼ばれるのにふさわしいと思っておりました ]
(478) 2018/08/23(Thu) 11時半頃
|
|
[ 桜ヶ台さんが照れている隙間から確認を求めてきます。 その様子もかわいらしいと思いながら ]
えぇ、えぇ、ときめきました。 桜ヶ台さんのような王子様が 本当にいてくださったら素敵だと思います。
[ 笑顔で何度もうなずきます ]
桜ヶ台さんに守っていただけるお姫様は きっと幸せでしょうね。
[ 王子様対決にはお姫様役もいるのかしらなどと考えていました ]*
(479) 2018/08/23(Thu) 11時半頃
|
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/*
[ わたくしのところにくる 王子様なんて、いるはずがありません。 わたくしは、お姫様ではありませんから ]*
(-108) 2018/08/23(Thu) 11時半頃
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|
/* えーん、かわいい。お返事書く
(-109) 2018/08/23(Thu) 11時半頃
|
|
/*
桜ヶ台さん 落花のこと好きなのかなー? でも落花そういう好意気づいてないし多分応えられない。 日夏さんに少し惹かれてる。 けど、年が明けたら結婚しますし。何も言わない。 このまま特に意識改革がなければ嫁いで1年くらいで 精神病んで自殺する予定です。
(-110) 2018/08/23(Thu) 11時半頃
|
|
[ 喋ってやろうか と尋ねてみれば 喋ってみろよ と煽られた。>>454 ]
鼻で笑う、だなんて 随分舐めたことを仰るんですね
[ 大変、実に平坦な抑揚の無い声で 欠伸を噛み殺すように告げる。 実際に鼻で笑われたのならば うぜー とだけ溢して足を動かすだろう。
そうする頃には教室はもう目の前であった。 ]
(480) 2018/08/23(Thu) 12時頃
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[ 教室と廊下の境界線とも言える扉を 開ききっては横に凭れて、 連太郎の話と言うのを聞いていた。
同意を求めるように此方を見た際には ]
椅子で殴ったけど、フツーに無理 割れねえ
[ とだけ補足して、あとは真面目なやつに任せる。 説明が終わってしまえば教室と言う小さい箱は 何処となく暗い雰囲気に覆われるのだろう。 ]
(481) 2018/08/23(Thu) 12時頃
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|
…… ま、方法は不明だけど出られるらしいし なるようになるだろ
[ 考えたところで仕方が無さそうであったので 英司は自分の席へ着くと 買った昼食を食べ始めた。** ]
(482) 2018/08/23(Thu) 12時頃
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|
[乃歌さんと寄り添って、保健室へと向かいます。 その時、背後から弓木君に声をかけられました。>>410 乃歌さんは振り返ります。>>460
でも……私は、振り向けませんでした。
「間違えている」>>411
弓木君のその指摘は、乃歌さんに向けられたものです。 それなのに、ざっくりと私の胸を抉りました。 抉られるのは、身に覚えがあるからです。
乃歌さんを傷つけないことしか考えず、 傷に触れずにいる私は、 痛みを伴う手当てをしないでいる傍観者のようです。
そう思っているのに、私はやっぱり何もできないのです。 もたれるように体重を預けてくる 乃歌さんのことを支えながら>>461 保健室に向かうことしか、できないのです。]
(483) 2018/08/23(Thu) 12時半頃
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|
―― 保健室 ――
[きっと養護教諭もいないでしょう。 だから私は、無人だと思い込んでいました。 挨拶もせずに保健室を開けた私は、 思わぬ先客の姿にびっくりして目を見開きます。>>470]
桜ヶ台さん、封都さん。 どうしたの? 怪我?
[保健室への用件といえば、 具合が悪いか怪我くらいのものです。 どちらか、もしくは両方が、怪我でもしたのかと 私は眉を寄せました。]
(484) 2018/08/23(Thu) 12時半頃
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[何かあった? と桜ヶ台さんもこちらに尋ねます。>>471 それはそうでしょう。 保健室への用件といえば、 具合が悪いか怪我くらいのものなのですから。
桜ヶ台さんの視線が私の方に向いたことは、>>470 深く気にしませんでした。 乃歌さんの具合が悪そうだから、私に聞いた。 それだけの理由だと思ったからでした。]
うん、ちょっと。 とりあえず、乃歌さんは、横になろう?
[桜ヶ台さんにはそう返事して、 私は封都さんに頷くと、>>476 ひとまず乃歌さんをベッドへと誘導しました。 横になった方がいいと私は思いましたが、 横になるか、腰掛けるかは乃歌さんにお任せします。]
(485) 2018/08/23(Thu) 12時半頃
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|
[それから、私も空いている椅子に座ります。 今度は封都さんから話を促されて、>>477 私はどこから説明したものか、言葉を探しました。
その間に、封都さんは“男子禁制”の貼り紙を 作って、保健室の鍵をかけてくれます。]
ありがとう。
[ちらっと仁鳥さんは……と思ってしまったのですが、 乃歌さんが落ち着きを取り戻すには、これ以上ない 気遣いだと思います。 私は封都さんにお礼を言って、1つ深呼吸をしてから 口を開きました。]
(486) 2018/08/23(Thu) 13時頃
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|
あのね、昇降口のドア、開かなかった。 窓も開かない。 私たち、この校舎から、出られないみたい。
それでね、どうもこの校舎、普通じゃないみたいで。 メールは届いたよね。読んだ?
多分ね、ここは、そのメールの送り主の、 精神世界なんだと思う。
(487) 2018/08/23(Thu) 13時頃
|
|
[そう言って、私は昇降口でした説明を、>>238 もう一度繰り返します。 それから、こう締めくくりました。]
大体無事に帰ってくるって本には書いてた。 でも、どうやって帰るのかとか、いつ帰れるのかとかは、 はっきりわからないの。
[我ながらなんとも頼りない説明です。 申し訳ない気持ちで、私はきっと情けない顔を していたと思います。*]
(488) 2018/08/23(Thu) 13時頃
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/* 自分は昨日お休みだったから喋ってただけなんだけど、 みんな平日だったろうに50発言とかしてるから恐れ戦いてる
(-111) 2018/08/23(Thu) 13時頃
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/* ポエムの在庫が切れそうだから仕事中頑張って考える
(-112) 2018/08/23(Thu) 13時半頃
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―― 回想:お祭り ――
[その日は、みんないつもよりそわそわして、 浮き足立っていたと思います。 お祭りの日だったからです。>>241
私にはもちろん、誘い合ってお祭りに行くような友達は いないので、いいなあと思いはしましたが、 完全に他人事でした。
だから、やる気のない態度を見せる割に、 きちんと準備に参加してくれていて、 その日もずいぶん人が少なくなった教室に残って、 メニューを考えてくれていた弓木君が お祭りに行こうと言い出した時、>>242 私はぽかんとしました。]
(489) 2018/08/23(Thu) 13時半頃
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[みんなの反応は色々でした。 悪くないと言って立ち上がる日夏君。>>269 残った仕事を引き受けるという封都さん。>>307 みんなで行こうと封都さんを説得する桜ヶ台さん。>>330 素早く手を上げて参加を表明する空木君。>>407 塾で行けないという仁鳥さん。>>424 問答無用で連行された黄楊君。>>444
私は、何も言えませんでした。 行くとも、行かないとも。
文化祭準備の期間は、バイトを減らしてもらっていました。 だから、行こうと思えば行くことはできました。
――――でも、私は臆病なのです。]
(490) 2018/08/23(Thu) 13時半頃
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[“その他大勢”のモブだと自覚しているくせに、 しれっと混ざることがどうしてもできません。 「私も行きたい」と参加を表明して、 意外そうな顔をされることが、 どうしようもなく恐ろしかったのです。
“その他大勢”だと思っているのに、 “みんな”ではなく“私”を誘ってもらわないと動けない。
私はどうしようもなく矛盾した人間でした。*]
(491) 2018/08/23(Thu) 13時半頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 13時半頃
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― 回想:お祭り ―
[ 桜ヶ台さんがお誘いくださいました。>>330 わたくしは、少しだけ迷って首を横に振ります ]
いいえ、わたくしが行きますと 皆様にご迷惑がかかりますから。
[ 何か起きてしまっては困らせてしまうでしょう。 それに、問題ごとを起こすわけにも行かない身です ]
誘ってくださってありがとうございます。 どんなお祭りだったか、今度聞かせてください。
[ ふんわり笑ってお礼をいって、 わたくしは日夏さんが持ってる書類を こちらによこしてくださいますよう、 威圧、いえ、お願いをするためにそちらへと身体を向けました ]
(492) 2018/08/23(Thu) 14時頃
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[ 果たして日夏さんは根負けしてくださったでしょうか。 書類を集めたわたくしは、 ふと反応を返していない庄司さんに気づきました>>489 ]
庄司さんはお祭りに行かないのですか? お仕事でしたらわたくしが引き受けますから大丈夫ですよ?
[ 何か迷っておいでなのでしょうか。 もともと準備がある時間です、何か用事があっても 少しくらいでしたらお祭りを見られるのではないでしょうか ]
…あの、庄司さん。 もしもお祭りに行ったらなのですけど。 お金はもちろん払いますから、 わたあめをひとつお土産に買ってきてくれません?
[ 抱えていた書類の端をぎゅっと握ります。 こどもっぽいと思われるかもしれませんが、 庄司さんなら聞いてくれるかしらと思い切ってみました ]*
(493) 2018/08/23(Thu) 14時頃
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/* ……目を覚ましたら、スマフォ握りしめたまま、時計は既に14時を過ぎていた……
(-113) 2018/08/23(Thu) 14時頃
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―― 回想:ジョバンニとカムパネルラ ――
[私は、自分の意見を求められるのが苦手です。 それなのに、私の零した疑問に、 日夏君は私の意見を求めます。>>368
日夏君は、聡い人です。 私が自分の意見を求められることが苦手なことなんて、 きっとよく知ってるんでしょうに。
これは、絵本を薦めた私に対する 日夏君の意趣返しなのでしょうか。]
……わからない。 何度読んでも、わからなくて。
[でも、私に気の利いたお返事なんて、 やっぱりできはしないのです。]
(494) 2018/08/23(Thu) 14時半頃
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でも、思うの。 もしもあの時、ジョバンニがカムパネルラの手を しっかり握っていたら、もしかしたら2人は 一緒に帰ってこれたのかもしれない、って。
(495) 2018/08/23(Thu) 14時半頃
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[そんなことは、お話の中に書いていませんでした。 でも、私はふと、そんな風なことを考えたのです。
あの時、ジョバンニがカムパネルラの手を握っていたら? あの時、ジョバンニがカムパネルラから目を離さなければ? 2人が一緒にいられた未来は、 本当になかったのでしょうか。]
あの時、カムパネルラはザネリを助けてたけど、 カムパネルラの心は、ジョバンニと共にあったでしょう? カムパネルラを助けることができたのは、 ジョバンニだったのかもしれない。
カムパネルラがジョバンニを置いていったんじゃなくて、 ジョバンニがカムパネルラを連れて来ることが できなかったのかもしれない。
(496) 2018/08/23(Thu) 14時半頃
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[そこまで言って、はっとしました。 少しばかり話しすぎた気がしたのです。 私は誤魔化すように笑いました。]
……なんて。 深読みしすぎかな。
[引かれてしまったかもしれません。 慣れないことをさせる日夏君が悪いんだ、なんて、 そんな八つ当たりめいたことを考えました。*]
(497) 2018/08/23(Thu) 14時半頃
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/* なんか、最終日組の日夏君に、空木君連れ帰ってこいよ! というプレッシャーをかけているだけのような気がするww そんなつもりはなかったんです… この子の落ちに使えるなと思って出したんです…まさかこんな深い(?)話になろうとは。
(-114) 2018/08/23(Thu) 14時半頃
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―― 回想:お祭り ――
[桜ヶ台さんが誘っても、 封都さんは首を縦には振りませんでした。>>492
私には、お嬢さんである封都さんの事情を汲むことが できません。 封都さんが迷惑になるなら、私なんかもっと迷惑に なってしまう。 卑屈にもそんなことを考えました。]
えっ。
[それなのに、他ならぬ封都さんから、 お祭りに行かないのかと 水を向けられてしまいました。>>493 動揺した私の声は、上ずっていたと思います。]
(498) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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ううん。 仕事は大丈夫……なんだけど。
[私も行っていいのでしょうか。 楽しい雰囲気に水を注したりしないでしょうか。 まだ私は煮え切らない返事をしてしまいます。
でも、封都さんの“おつかい”に、 私はふと手を止めて、封都さんをじっと見つめます。 それから、そっと首を横に振りました。]
(499) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[私がもっと小さかった時、 1人でそうっとお祭りに行ったことがあります。
初めて行ったお祭りは、 夜の闇の中にお祭りの明かりがあちらこちらに灯って、 まるで不思議な世界に迷い込んだような、 そんな心地になりました。
そして、そんな異界の欠片を持って帰りたくなって、 なけなしのお小遣いでわたあめを買ったのです。]
(500) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[甘くてふわふわの、異界の食べ物。 私はどうしても、それを1人で食べてしまうことが できませんでした。 異界のお菓子を誰かと…… いいえ、母と、共有したくなったのです。
私はいつ帰ってくるかわからない母のために、 わたあめを半分とっておきました。
そして翌朝、私は言葉をなくすことになります。 わたあめは、すっかり形を変えていました。]
(501) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[異界の魔法が解けたわたあめは、 ただのお砂糖に戻っていました。
帰ってきた母は、「なあに? この砂糖」と言って、 ゴミ箱にそれを捨てました。]
(502) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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そういうことなら、封都さんもお祭りに行かなくちゃ。 わたあめは、賞味期限がすごく短いの。
[そう言って、私は悲しい思い出を振り払うように、 封都さんに向かって笑ってみせました。]
明日にはもう、食べられないと思う。 だから、行こ?
[もしも、一緒にわたあめを食べられたなら、 わたあめを共有できたなら、 私の悲しい思い出を上書きできるかもしれない。 私はそんな風に思ったのでした。*]
(503) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[戻って来た日夏くんの声に少し安堵して、 インコにパンをやるのを見た。>>446]
よかったね。……、と、名前何だっけ。
[なんだっけ?インコの名前が頭に浮かんでこない。 おかしいな、クラスのペットなのに。 少し首を捻るけれどそんなの些細なことだ。]
うん。委員長も外、見たんだ。 [深すぎて降りられやしない。認識は同じだ。 少なくともこの場に居る人間は。 ふと思い出したように黄楊くんが話しだしたのは、>>439 テレビでやってた心霊特集の話。>>440]
精神が生み出した世界?どういうこと。
[委員長に続くように、話を促した。 曰く、他の人を精神世界に巻き込むのだという。]
(504) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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ご迷惑をおかけしますって。>>5 最後のチャンス、って書いてた。 どうしても諦められなくて、 未練をなくすためにしたのかも。
[わたしなら、 誰にも何も言わずに逝くのに。 ああ、でも今際の際でやっぱりって、 手を伸ばしたくなるものなのかもしれない。]
…。
[もし、そうなら。 未練を解消したら、死んじゃうのかもしれない。 それはなんだか嫌だな、と思った。
ああ。でもわたし。
さ っ き 、 何 て 思 っ た ?>>34]
(505) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[背筋が寒くなる。でもなんでこのメンバー? ひとりひとりの顔と廊下の向こう側の世界。 わたしたちのつながりは、多分、文化祭だ。]
しにたい。は、しょっちゅう思うけど、 行動を起こすまでいくのは…衝動、かな。 思考が停止したまま行動しちゃうのかも。
[ぼんやりと話す問いかけ>>451にそう返して、 ジャージの裾をぎゅっと握った。]
どうして自分にバツをつけちゃうんだろ。
[もうだめだ、って。生きられないって。 そう思ってしまうのはよくあることだけど。 それじゃあさようならって終わらせてしまうのは、 本当に、どうしてなんだろう。]
(506) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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あ、おかえり。 え。閉まってるの?いつも開いてるのに。 窓。1階は開かないのか。 2階は開くけど、なんか外、変だよ。 降りられるかんじ、しない。
[戻って来た阿蘇くんと情報交換をする。>>455 閉じ込められた、という言葉に口を結んだ。>>456
なんとなくそんな気はしていたから、驚かない。 弓木くんの補足>>481に本当なんだと信じる。]
それ、黄楊くんも言ってた。
……わたしたちを呼んだ、ここの主人。 もう、会ってるのかもしれないね。
(507) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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って。待って、出られるの?
[最後まで言わなかった言葉を曖昧に口にして>>458、 はっ、と我に返り弓木くんに問いかける。>>482 シリアスに決めてみたけど、秒で霧散した。**]
(508) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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─── 現在・保健室にて
[ 王子様、というよりかは、 執事、て方が近い気がしていた。
王子様ごっこ、を再演する。 ]
お任せあれ、だよ。 何なりとお申し付けくださいね
[ ちゅ、と手の甲に口付けた後、 ……そこからが、問題だった。 ]
(509) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[ ベッドの真っ新なシーツの上、 アタシの筋肉質な脚とは違う、 女の子らしい細くすらりの伸びる脚。 何時もは隠されている筈の太腿が、 スカートの内側の魅惑の隙間から覗き、 艶めかしささえ覚える。 しかも、無防備な素足だったし、 ]
………あ、うん、 ここから、ここまで、だね
[ ごくり、と喉が鳴る。 露わになった脚を示す指先から、 視線を僅かに逸らしてしまう。 ]
(510) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[ なんてことない、ことの筈。 ほんのすこしの緊張感を持って、 アタシはなるべく直視しないよう、 さささと湿布を彼女の脚へ貼り付けるのだ。 ]
……よし、これでよし。
[ よく見れなかったから、 少し湿布が斜めになってしまったかも。 でも、案外不器用なんだと言って、 笑って誤魔化してしまおうとする。 ]
(511) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[ だから、二人が来たときはホッとした。 ]
(512) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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ちょっと、落花がね。
[ 夜子の驚き顔には、簡単に告げる。>>484 しかし、肝心の副委員長様は、>>476 テキパキと乃歌を案内してくれていて、 男子禁制≠フ札が貼られる。 ちょっと離れたところからアタシは、 その光景を眺めていたように思う。
そうして、夜子が落ち着いて腰を下ろした後に、 壁に寄りかかって話を聞くこととなる。 ]
(513) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[ 想像していたものより、 随分とホラーだかSFじみた奇妙な話。 目を逸らし続けていた違和感が、 突然迫ってきては、登場人物になれと 脅迫してきたような、感じ。
唖然。というのが正しいのだろう。 ]
は……?閉じ込められた? てか、メールって何。アタシ読んでない 精神世界、って……
[ 何の話?>>487 ポケットの中の端末を取り出し、 アタシはようやくメールを開いた。 ]
(514) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[ 圏外を示した儘なのに、 未読の最新メッセージが一つ。>>6 ]
遺書。
[ 色んな思考がぐるぐる巡る。 精神世界、生死の境、…… アタシの眉間に皺が寄った。 違和感、のまま終わらせた事が、 目の前に突然突きつけられたようで、 これまでの違和感を切り捨てることが、 まるで、できなくなったよう。 ]
(515) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[ 先程からの緊張で渇ききった喉は、 からからで、なんとか言葉を絞り出す。 ]
……此処が、誰かの精神世界としたら、 一体、だれの?
[ 心当たりはある?と質問して、 答えを聞く間もなく、 アタシは男子禁制と書かれた扉を開いた。 ]
(516) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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……アタシ、ちょっと見回ってくる 夜子も落花も、此処で休んでて。
[ 一刻も早く、この空間から、 逃げたかったのかもしれない。 扉の外へ出てから、中を一瞥する。 ]
……乃歌も、お大事に。
[ 乃歌の名前をまともに呼んだのも、 文化祭が終わってからの、 彼女の男子への態度が変わって以降、 ほとんどはじめてに近かったと思う。 ]
(517) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[ ─── ピシャリ、と扉を閉める。 そして、改めて線引きを行った。 アタシは、この扉の此方側。 やっぱり、向こう側には、なれない。
男子禁制と書かれた丸い文字から、 乃歌の視線から逃れるように、 アタシは屋上へ続く階段を駆け上がっていた。 ]*
(518) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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─── 回想・王子様について
あはは、お姫様だよ。落花は
[ 否定する言葉を否定する。>>478 シンデレラだってそう、 魔法が解けても王子にとってはお姫様だ。 ]
そだね、乃歌もお姫様だよね
[ 次の言葉は肯定する。 呪いを解いてくれる王子様は、 たくさん、いそうだしね。 だなんて、心の中でぼやきつつ。 ]
(519) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[ 乃歌の理想の王子様になれたとしても、 アタシにきっと、出番はない。 ]
(520) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[ 王子様対決をするのなら、 お姫様だって必要なのかもね。 アタシでも守れるお姫様がいるなら、 アタシでもいーって言うお姫様がいるなら、 それは、きっと、タブン。 とてもうれしい、ことだとは思う。 ]
─── 練習に付き合ってくれて、 ありがとね、落花。 また、なにかあったら、 アタシのお姫様役になってよ
[ 笑顔の落花に、アタシも笑顔を返した。 練習でできたとしても、 本番で出来なきゃ意味がないのに。 ]*
(521) 2018/08/23(Thu) 15時半頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 15時半頃
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[母からしてみれば、 とうに“阿蘇連太郎”は死んでいるのだろう]
(522) 2018/08/23(Thu) 17時頃
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[意気地なし。 これほど俺に形容するのに相応しい言葉はない。
俺は、縋る母を無碍にすることができないでいる。
母が俺に向ける視線は、 到底息子へ向けるべきそれではなかった。
あいしてる。だいすき。あいして。
母は「親」としてではなく、「女」として振舞ったし。 俺は「息子」ではなく、「男」であることを強制された。
まともな家庭でなかった]
(523) 2018/08/23(Thu) 17時頃
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“聡一郎さん”
(524) 2018/08/23(Thu) 17時頃
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[どうしてだろう。 この校舎に閉じ込められてから、 母の声が聞こえるんだ]
(――――きもちわるい)
[ごしごしと、いくら唇を擦ったところで、 あの反吐が出るような口付けの味は消えない。 絡み合う舌の感触が、まだ残っているんだ。
一線を越える前に、母を拒絶すればよかった。 そうするだけの勇気が、俺にあればよかったのに]
あるいは誰かに相談することが―――]
(525) 2018/08/23(Thu) 17時頃
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[―――ばかばかしい]**
(526) 2018/08/23(Thu) 17時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 17時頃
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―保健室にて―
[夜子が扉を開けてくれる。>>484 先客の姿に乃歌は少し驚いて、 けれど、安堵したように二人に微笑んだ。]
ちょっとね。お邪魔します。
[一人と視線が合わない>>470。 きっと、気を遣ってくれているのだろう。多分。 深く考えることはしなかった。]
(527) 2018/08/23(Thu) 19時頃
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[文化祭の後から、彼女に避けられている気がするのは きっと気のせいだろう。
桜ヶ丘あかねは、かわいい女の子なのだから。
乃歌は避けられるようなことはしていない。何も。 全く、心当たりがない。]
(528) 2018/08/23(Thu) 19時頃
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ありがと。ちょっと借りるね。
[落花>>476に促されるままに 夜子の手を借りて、ベッドに横たわる。 カーテンを閉めて、毛布を手繰り寄せる。 目を閉じた。]
(529) 2018/08/23(Thu) 19時頃
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[話し声が聞こえる。夜子がさっきの話を 二人にも教えているのだろう。
ここが誰かの精神世界だとしても、 少なくとも、乃歌のものではない。 それだけは断言出来た。
未だ、文化祭が行われている。男子がいる。 そんなことをどうあったって望むはずがない。
乃歌にとってこの場所は、地獄に等しかった。]
(530) 2018/08/23(Thu) 19時頃
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……。
[後ろ髪を手で梳く。違和感がないことに息を吐いた。]
(531) 2018/08/23(Thu) 19時頃
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[誰かが出ていく音がした。お大事に、と言う声が聞こえる。 ありがとう、と力なく笑いつつ、 少しだけカーテンを開けて、あかねの後ろ姿に手を振った。 目線は合わなかった。
乃歌はぼふりと枕に顔を埋めた。ぽつ、と呟く。]
……お腹空いた、なぁ。
[朝の菓子パンとクレープを吐き出して、 胃の中に在るのは、溶けた飴くらいだった。
けれど、教室に戻るのも、何かを探すのも億劫だった。 この保健室は、酷く居心地が良かった。**]
(532) 2018/08/23(Thu) 19時頃
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/* 顔から火が出ましたね(大火事)
(-115) 2018/08/23(Thu) 19時半頃
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/* 自分の文の頭痛が痛いみたいなのは もうデフォだから大丈夫なんだけど 人の名前間違えるのマジ申し訳ない
どっかでメイク直したいな…… ヒ□インメイクだったら大丈夫な気がするけど (ヒ□インメイクへの絶対的な信頼)
(-116) 2018/08/23(Thu) 19時半頃
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──少し前/教室──
餓死はやだな。 やんなら一思いにやってくれ。って感じ。
[ 物騒なifに、げえって言う。 帰ってきた日夏から得た情報を合わせると、 もはや現実と思える状況ではないが、 どうにも空木はここに実在しているらしい。
試しに、自分の手の甲をつねってみようとして、 仁鳥に袖をつかまれている>>418ことに気づいた。
おお、動かしづれえ。と思って、 空木はおとなしく、ぱくりと閉じた口の中で、 舌に突き刺さった金属を口蓋に押し付けてみたりする。
ごろごろと、触感はあったけれど、 やはりこれが現実、とは信じきれないのが事実だ。]
(533) 2018/08/23(Thu) 19時半頃
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[ ぶんかさいの再現>>439。と黄楊は言って、 空木は口の中でその言葉を転がすように、 心の中で、復唱してみる。ぶんかさいの再現。
続く、突飛なSF話を空木は黙って聞いている。 ふうん。という風な顔をして、最後まで聞いてから、 空木はなるほど。と思う。それがありえたとして。]
──でも、なんのために?
[ って、空木は誰ともなしに呟いた。 ぽつんとこぼした呟きに、答えを求めたわけでもない。]
(534) 2018/08/23(Thu) 19時半頃
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[ ──なんにせよ、空木は些か落ち着かない。
とりあえず、隣にできたとかいう、 もうひとつの教室を見てこよう、って。 ひょいと立ち上がろうとする。
そうしようとしたところ、 びゅっと手を離されて>>419、 空木は「うおっ」って叫んだ。
すっかり忘れていた。 ぱっと離された手に、思わず空木のほうも、 なんにもないです、って風に小さくハンズアップ。
若干の気まずさと、謎の状況への笑いを食んで、 空木は今度こそふらりと、教室を出てったのだ。*]
(535) 2018/08/23(Thu) 19時半頃
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──回想/お祭り──
ええ、仁花さん来ねえの? 祭りは今日しかやってねえのに。 塾の日はまた来週もくんのに。
[ するするとまとまっていく話の中で、 さらりと不参加を宣言する仁鳥>>425に、 空木は露骨に不満げな声を上げた。
たぶん、そのときの教室じゃ、 こういうやり取りがあちこちで湧いてたんだろう。
実際、どこかで怖いまでの勢い>>331で、 クラスメートに迫っているやつがいる。こわ。]
(536) 2018/08/23(Thu) 20時頃
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[ ──塾。なんて、空木は行ってない。 ほんとは、3年になったら行くつもりだったけど、 代わりに夜は公園や道端にいる体たらくだから。
だから、その日一日の塾をサボることが、 受験生ってやつにとって、どれだけ大変か。 ってことは、知らない。けど、祭りに明日はない。]
あの弓木が、行こーっつってんだよ? めったとない末っ子のわがままじゃん。
[ 都合よく、せわしなく、空木は兄にもなる。 弓木をぐっと親指で示して、真剣な顔をする。
それから、まじめな顔を剥がして、へらりと笑った。 交渉は済んだとばかりに、体の向きを変えて、 ほかのやつらにも、言う。祭りは今日だけなんだけど?*]
(537) 2018/08/23(Thu) 20時頃
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/* イメソンとかではないけど、空木にはこれを口ずさんでいてほしい。けど、たぶんこの村の子、大体この歌うたってると、もの悲しい。 http://j-lyric.net...
(-117) 2018/08/23(Thu) 20時頃
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─── 現在・屋上へ続く階段
[ 階段の最上階。 屋上へ繋がる扉の前へ来た。 ドアノブ── いつもなら開いている、 手をかけて、手前に引こうとする。 ]
あか、ない……?
[ 鍵は掛かっていないように見える。 しかし、幾ら動かしても扉は開かれない。 夜子の話していたことは、本当なのか。 閉じ込められた、とは。 ]
(538) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ 扉に背中を預けて、ずるずると座り込む。 そして、力無く溜息を吐けば、 もう一度、メールを開いて目を通した。 ]
死ぬ、か
[ 死にたいと思わないと言えば、 それは、嘘になる。 頭の片隅に何時だって泳いでた。 自分の世界?なんて馬鹿らしいことを妄想し、 違うなと、結論付けていた。 ]
(539) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ ─── 死 と言えば。 とある発言を思い出して、 普段なら浮かべないような、 薄ら笑いを零して、天井を見た。
ただ、その発言がどうしてそうなったのか、 なぜ、アタシは彼と仲良くなったのか。 一部が、靄がかったように思い出せない。 ]
死にそうなところを助けて、 恩を売る、か……
[ 小さな違和感をどうするべきか、 アタシはまだ、決めあぐねていた。 ]*
(540) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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─── 回想・家庭訪問
[ 理の家に遊びに行くのは、たのしかった。 理も嬉しそうだから、うれしかった。 学校なんかに来なくたって、 アタシと理の友情はちゃんとあるんだって、 そう、思えたからこそ、うれしかった。
其の癖して、繋がっていた絆を、 無下に壊したのは、アタシだ。 ]
(541) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ インコだけが、架け橋だった ]
(542) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ 段ボールの海で溺れることはなかった。 目印が、其処にちゃんとあったし、 ひとりじゃ、なかったから。
おおきいとか、ちいさいとか、 まったく関係ないんだって、 この事に関しては、胸を張って言えた。
もっと早く、気付くべきだったのに ]
(543) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ 理 の SOS に気づけなかったのは、 完全に、アタシの落ち度だ。 ]
(544) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ 静まり返った家の中で黙る。 違和感を言葉にしないこと、 それがアタシの後悔だった。 ]
………、
[ 買ってやる>>0:780 その言葉に、アタシは返事が出来なかった。 理の気持ちは分からない。 あの時、何を考えていたのか、 理が、何に後悔していたのか、
……… なんて。 ]
(545) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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─── 回想・家族のこと
[ 喧嘩はしないけど、仲はよくない。>>0:772 気まずそうな理の顔を見て、 アタシも気まずそうな顔を浮かべてしまう。
下手くそな話題転換だって、 上手く話を逸らせたりする訳じゃない。 ]
そ、っか。そーだよね、 アタシも、まだ決まってないんだよね。 何になりたいか、とかも。
[ 理の家のことを、 ちゃんと聞いたことがなかった。 だから、アタシも言わなかった。 ]
(546) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ win-winの関係、てことで。 程よい距離感が心地よくて、 深く、足を踏み入れることを恐れた。 ]
これから、だもんね。 お兄さんもさ、受かるといいね
[ もしも、聞いていたのなら、 飄々とした顔の裏に隠れた、 理の本音 ってものに、 触れることはできましたか?
インコばかりじゃなくて、 真っ直ぐに、理のことを見れてたら。 ]
(547) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ あの日が、最後だった。 ]
さくらだったら、どーしたい?
[ 理の飼ってるインコに会えたのは。 何も気づけないアタシが、踏み込んだ日。
そんな未来が欲しかった訳じゃなかった。 残ったものは後悔と、寂寞の思い、 そして────…… ]
(548) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ 怒った顔した、理の顔だった ]
(549) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ 例えば、此処が海の底ならば、 アタシに一体なにができる? ]*
(550) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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──回想/本屋にて──
[ 文化祭が終わって、少ししたころだ。 空木はふらりと、その本屋に入り込んだことがある。
そのとき、はじめて足を踏み入れた。 空木はどちらかというと、 インターネットで買い物をするひとだった。
けれどその日は、明日の登校時間までに、 どうしても手元に欲しいものがあったから、 空木は、薄っぺらな財布を携えて、 存在だけは知っていた本屋に駆け込んだ。
ゆっくり、店の中を一周歩いてみる。 ふつうの、本屋さん。漫画コーナーで足を止める。 高3のくせ、参考書なんていつから開いてないか。]
(551) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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―― 現在 教室 ――
さくら。 ぜんぜんさくらって色じゃないけど ……そう呼んでた気がするなあ。
[そう、仁鳥には返しただろう。>>504 対するさくらは羽をゆるりとふくらませながら ついついと忙しくパンを食んでいる。 ヨスガはそれにふわと笑って、 外を見たんだ、という言葉に頷いた。
――精神が生み出した世界、という言葉には、 やはり仁鳥同様首を傾げるのだ。]
(552) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ しばらく、漫画コーナーを睨んで、 空木はようやく探していたものを見つけた。
なんと、作者の名前の読み方を間違っていたらしい。 てんで予想外の場所に埋もれていた少年漫画を、 空木は、一冊ずつ、棚から抜き出していく。
一巻。二巻。三巻。四巻……飛んで六巻。七巻。
全部、一冊ずつ取って、腕の中に積み上げる。 全二十七巻。と事前に調べたら書いてあったのに、 空木の腕の中に収まったのは二十六冊。
本と本で、間の本を挟み込むみたいに、 器用に本のタワーを作って、空木はレジに向かう。]
(553) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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そうだねえ……。 未練がなくなって、 ハッピーエンドにしたいのかね この世界をつくったひとは
[相槌を打って、 それから、彼女の表情がこわばったようなのに 少しだけ、内心で首を傾げた。>>505]
思考停止――か。 なるほどね
[衝動によって死ぬ。 考えることをやめることによって死ぬ。 なるほど、納得がいった。
ならばこれは、考えることをやめた人が 最後に求めた幻想ということなのだろうか。]
(554) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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…………。 おれだったら、
……なんにもないから。
とかかな、
[――どうして自分にバツをつけるのか。 (……どうして自分を罰しようと思うのか。)
肩を竦めてそんな言葉を返した。>>506]
(555) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[ 足元も前方も見えづらくって、 やっとの思いでたどり着いたレジで、 カウンターの上に本の山を作って、 空木は大きく息を吐いた。ふう。
店員に、聞きたいことがあって、顔を上げる。] ──て、 あ。しょーじさん。
[ 店員さん。と呼ぼうとしたそのひとが、 見知った顔をしていることに、空木は気付いて、
なんの気負いもなく、その名前を呼ぶ。 へら、と笑って、自由になった片手を挙げる。]
(556) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[たとえばこの挙動一つでさえ、虚か実か判然としない。]
(557) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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[そんなやりとりをしていたところで、 阿蘇と弓木が帰ってくる。 おかえり、と言葉を返して、 ヨスガは彼らに向き合うだろう。 そこに黄楊がいたかどうかはわからない。]
――閉じ込められた……か。 なんのためにだろうね。
[そう返して、 阿蘇と、弓木の話を聞く。>>457>>481>>482 出られるの? と言った仁鳥に そうなのかな? と首を傾げ 昼食を食べ始めた弓木>>482を一瞥する。]
(558) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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バイト、してたんだ。知らなかった。 うち、ここらへんなの?
[ 気まずさを感じさせない、声。 平然としていたのは、空木だけかもしれないけど。
カウンターの上に積み上げられた、 最近話題の少年漫画。その一冊を手に取って、
これ。と示すようにして、空木は尋ねる。]
なあ、これの五巻って置いてねえの?
[ あくまでそれを、店員さんへの質問として、 空木はのんびりと尋ねる。それは、困る。*]
(559) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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……誰かの精神世界でも 腹が減るのは不思議だな。 寝床とかも用意する必要あるんだろうか?
[封都さんと話し合う必要とかあるのかなあ、とか 男子の寝床とかどうなるんだろうなあ、とか そういう事を考えていた。]
隣は喫茶店の3年5組になっていて 食堂には文化祭で使った食材が置いてあるぞ。 久々に文化祭の料理が食えるかもなあ。
[なんて、 料理はつくらなければ出ないとは思うけど。 少しだけ笑ってから、 真剣な表情をした阿蘇を見た。]
(560) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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レン君。 ちょっと話したいことあるがあるんだが、よいかね。
[そういって、彼の腕を引いて教室を出て行こうとする。 向かおうとするのは、階段近くの踊り場である。
もしもついてきてくれるならば、 ヨスガは振り向きこう訊ねるだろう。] ――あの遺書みたいなメールの送り主が ……もしかしたらレン君かもしれない
……とか?
[止められた言葉の行方を、 晴れない表情をしている阿蘇に向け、]
(561) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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ずいぶん真剣な顔してるな。 一色さんはどうした?
[追いかけていってただろ、と そう、深入りすべきでないところに立ち入るだろう。 わざと*]
(562) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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/* ちょっとまってこの展開は予想外ビビるわ まじかよ日夏カウンセラーかよ…… でもまだパソコン触れない待って
(-118) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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/* 感謝しつつ頑張れ俺 はよパソコン前に辿り着くのじゃ
(-119) 2018/08/23(Thu) 20時半頃
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― 保健室 ―
[ 桜ヶ台さんが湿布を貼ってくださいます。 目線が泳いでいらっしゃるのは やはり同性とはいえわたくしの格好が はしたないからでしょうか ]
ありがとうございます。
[ 貼り終えていただき、お礼を言って靴下をはき直します。 曲がっていてもわたくしは気づきません。 だってわたくしが貼るよりきっとずっと上手ですもの。 靴下が湿布の形にもり上がるのも 少しだけ上履きが履きにくいのも仕方ありませんが。 スカートを元に戻してわたくしは嘆息いたします。 これは…寒いです。毛布を手繰り寄せて腰元にかけました ]
(563) 2018/08/23(Thu) 21時頃
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[ そして、庄司さんと一色さんがやってきて、 どうしたのと聞かれるのも当然のことです>>484 ]
雪道を歩いたら筋肉痛になりまして。
[ 簡潔に答えた桜ヶ台さんの言葉を>>513 補うようにそう答えました。 これだけではなんだかわたくしが 軟弱なように聞こえる気はします。 保健室に漂う湿布の匂いはお二人にも届いたことでしょう ]
(564) 2018/08/23(Thu) 21時頃
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[ そして、一色さんがベッドに横になって落ち着くと 庄司さんが説明をしてくださいました>>487 ]
お外には出られないということですね。
どなたかの精神世界ですか…。 だから文化祭で、だから、 文化祭にかかわるわたくしたち、ですか。
[ もしそうなのだとしたら、 ここはわたくしの世界ではありえません。 それだけは確信を持てます。 だってどれだけ文化祭が楽しかったとしても、 文化祭の時には、わたくしは、もう、 ]
(565) 2018/08/23(Thu) 21時頃
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[ 方法はわからないけれど帰れると、 庄司さんはおっしゃいます。 …わたくしはかえりたいのでしょうか ]
帰れるかわからないのでしたら、 まずはここで過ごす方法を考えた方がよさそうです。 では、
[ 立ち上がろうとしたところ、 桜ヶ台さんが苦しそうな声で問いかけてきます。>>516 わたくしが答えようとする前に 桜ヶ台さんは部屋から出て行かれてしまいました。 わたくしは追い掛けることもできず、 ただその後ろ姿を見ているだけでした ]
(566) 2018/08/23(Thu) 21時頃
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[ それから少ししてから、わたくしは ようやくベッドから降りました ]
もし、ここが誰かの精神世界だとしたら わたくしの世界ではないことだけは確かです。 だってわたくしが失ったものは 文化祭では取り戻せませんから。
保健室をもらったと教室へ伝えに行ってきます。 ついでにお二人の荷物も取ってきますけど、 触ってもよろしくて? お昼ご飯は持ってきていらっしゃるかしら。 なければ戻りがてら購買で何かいただいてきますけど。
[ 二人が許可をくれたら、荷物をもらって帰ってきましょう。 庄司さんに鍵はしっかりかけてくださいとお願いして、 わたくしは廊下へと出ました ]*
(567) 2018/08/23(Thu) 21時頃
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/* 副委員長はほんとうにしっかりとしていらっしゃる。
(-120) 2018/08/23(Thu) 21時頃
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― 回想:お祭り ―
[ 庄司さんの言葉>>503に、わたくしは衝撃を受けました。 顔に『がぁん』と書いてあってもおかしくないくらいです ]
わたあめとは、儚い食べ物なのですね。
[ お土産にしていただけないとは思いませんでした。
そして、なぜか庄司さんに行こうと誘われてしまいました。 わたくしが庄司さんの背を押していたはずなのに、なぜでしょう ]
…わたくし、人ごみに行くのを家に禁じられていまして。 お祭りって混んでいるでしょう? ですので、せっかく誘っていただきましたけど、 申し訳ありません。 庄司さんは楽しんでらしてください。
[ 握り締めてしまっていた書類のしわを伸ばし、 わたくしは仕事の続きをしようと自分の机に戻りました ]*
(568) 2018/08/23(Thu) 21時頃
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―― 回想:お祭り ――
封都さんは来ないの?
[立場の違いというものがあるのかもしれない。 そう思いながら、封都に訊ねると むしろ持っている書類をよこすよう威圧… いや、お願いをされた。
なんだろう。弱みを握られている気分だ! 全然そんなことはないのに!]
……負けました。
[結局日夏は封都に書類を手渡すことになる。
それから 日持ちしないわたあめと、 誘う、いかない、の問答を見ていた委員長は]
(569) 2018/08/23(Thu) 21時頃
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……小分けにしてポリ袋にいれて、 冷蔵庫に保存すると、わたあめってイケるらしいぞ。 おれもしらんけど。
金魚すくいする庄司さんとか封都さんとか レアそうで見たいな。 行かないのかい? ふたりとも。
”いきたくない”なら、無理しなくていいぞ。
庄司さんと封都さんに ふられてしまったとおれが泣くだけだからな。 ははは。
(570) 2018/08/23(Thu) 21時頃
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[――なんて、わざと強調するように言う。 底意地が悪いとは自覚していて
「あと、家の事情が絡むのなら、 無理に来いとはいわない」と
そうつけたしもしたと思う。
どんな返事がかえってきていたって 桜ヶ台についていくようにして 祭りの騒ぎに紛れていこうとしただろう。]
(571) 2018/08/23(Thu) 21時頃
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射的ゲームとかやろう。 優勝者は……えーと。なんだ。 1000円以内でおれが何かおごってやる
[と、男性陣にいったりもしただろう。 結果? さあな*]
(572) 2018/08/23(Thu) 21時半頃
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──現在/3年5組喫茶──
[ ふざけた一人遊びを繰り広げる空木の元へ、 ふらりとやってきたのは、安藤>>273だった。
おお。いつの間にか消えた男よ。 結局帰ることはできずに、 この凍える校舎を彷徨うしかないのだ。
──って、寒そうな顔して、 喫茶へと迷い込んできた男に、空木は思う。]
……日夏、より断然。 第一犠牲者っぽいよなあ、おまえ。
[ しみじみと言う空木に、 安藤は心底不愉快そうに、「はあ?」と言う。 おそらくそれが、正しい反応だろう。]
(573) 2018/08/23(Thu) 21時半頃
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「っていうかさ、これ、どうなってるんだよ」
[ そう言って、そわそわする安藤がおもしろくて、 空木はへらへらと笑ってばかりいる。]
まあまあ、いいじゃないですかお客さん。 ほら、席へどうぞ。ご案内して進ぜましょう。
[ 空木は、おどけた仕草で一礼をして、 ドリンク台から飛び出した。
入り口付近に呆然と立ち尽くしてる安藤の、 その丸まった背を、ぐいぐいと押す。
空木は接客係をしなくてよかった。 たぶん、言葉遣いも態度もなってないから。]
(574) 2018/08/23(Thu) 21時半頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 21時半頃
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つーかさ、隣、きょーしつに、 みんな……ではないけど、何人かいたっしょ。 なんでこんなとこうろうろしてんの。
[ 無理やり、席につかせようとする空木。 それを嫌がって、足を踏ん張る安藤。
謎の攻防を繰り広げながら、空木は尋ねる。]
「……戻りづらいんだよ。帰るって言った手前」
[ そんなしおらしいことを、気まずそうに安藤は言った。 う。って感じの顔をした安藤の力が弱まる。 隙あり。って、空木はえいやっと安藤を押した。 わあと叫んだ安藤が、怒ったように言う。
おまえこそ、こんなところで何をしている。 さあ。って空木は思う。わかんねえよ。]
(575) 2018/08/23(Thu) 21時半頃
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|
[ 答える間もなく、怒った荒っぽい足取りで、 安藤は嘘の3年5組を出ていく。ばたばた。
足音が響いたけれど、彼がどこにいったのか。 ぽつんと取り残された空木には、 当然ながら、わかるわけがない。*]
(576) 2018/08/23(Thu) 21時半頃
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/*
委員長の知恵袋…>>570
(-121) 2018/08/23(Thu) 21時半頃
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/* >>575 戻りづらいんだよ、自殺した手前、
って空木がいってるのかと空目した。
わはは。んなわけなかった。
(-122) 2018/08/23(Thu) 21時半頃
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/* 桜ヶ丘、か。なるほど。 わたしこの村に入ってしばらく「おーがやま…おー…おーがだい!!!」ってなってた。
(-123) 2018/08/23(Thu) 21時半頃
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/* PLが銀河鉄道を読むときは、あれは真実の幸福の追求のためにカンパネルラは死んだのだ、ジョバンニはカンパネルラがやった自己犠牲の精神をおしまいにつきつけられたのだ、と読むけど、PCはそうは読まんよな。
(-124) 2018/08/23(Thu) 21時半頃
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/* ただまあ、蠍の火は使えるかな。
とはいえ児童文学の銀河鉄道に蠍の火の項目あるのかな? 絵本ではよんだことないんだよね。
(-125) 2018/08/23(Thu) 21時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 21時半頃
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― 現在:3年5組へ ―
[ 教室に向かいがてら、窓を開けてみようとします。 開きません。窓といより一枚の板のようです。
2階へと上がって、窓を開けてみました。 簡単に開きました。 わたくしは、開いた窓から外を見てみました。 吸い込まれるかと思いました。 このまま落ちたらどうなるのでしょう? 試してみたい気もしますが、いまは教室へ行く方が先です。 わたくしは窓を閉めました。 指先が震えています。思ったよりも、怖かったようです。 一度手を握りしめて、わたくしは教室へと向かいます ]
(577) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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[ 教室へと戻ると、わたくしは黒板に 『保健室は女子がいただきました』と書きました。 それから『閉じ込められています』 『外へ出る扉は開きません』『窓は壊せません』 『開く窓の外は奈落です』と書き加えていきます。 ほかに必要なものはなんでしょう。 『食事→購買?食堂?食事係は必要?』 『寝るところ→女子は保健室、男子は?』 『お風呂→シャワールーム?』 と書き込んでいきます。 これなら教室にいない人もあとで情報共有できるでしょう。 わたくしの文字なのが不満ですが、仕方ありません。 ひとまずそこまで書き終えると、 わたくしはスマートフォンで写真を撮りました。 保健室にいるお二人にあとで見せるためです ]
(578) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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―― 回想:銀河鉄道の夜 ――
[わからない、と庄司は語った。 わからないよね、と相槌を打った。
けれど続いた意見に、 委員長はらしくもなく、目を見開いた。
手をしっかり握っていたなら、 一緒に帰れたのかもしれない?
その言葉を、ヨスガは真顔になって ただただ聞いていた。
まるで目の前に宇宙―― いや 夜が。闇が広がったように思えて、 悟られないように己の手を握りこむ。]
(579) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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[ ―― 連れて帰れなかった?]
[目を離したから。 この手を掴んでおかなかったから。 あの時、柵をのりこえて身を乗り出さなかったから。 自分が死んでもいいと思ってあの手を掴まなかったから。]
(580) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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『ヨスガにはわからなくていいことなのさ。 いい友達だった。 きみは、実にいい友達だった。 ――すまない。
……■■や■■に会って謝るのは、 おれだけで構わないから、 きみはわらっていておくれ』
(581) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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[――そういってお前は軽々と柵を越える。 待て、と叫んで、俺は走り出した。 馬鹿なことをするなと叫んで、 ぐっ、と柵が腹に食い込む感覚。 脚が硬いものにあたり、前に上体がつんのめる。 暗闇に伸ばした手。お前のために、伸ばした手が、
何も掴まず空を切り 永遠ともいえる時間を落下していくお前を見て それでも、この脚は柵を越えなかった。
――そうして、 すべての息を吐き出すようにして、 お前の名を呼んだと思う。 それでも。
お前は平らに潰れて、わらわなくなった。]
(582) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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[ そして保健室に持っていくために、 荷物をまとめ始めました ]*
(583) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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[ 掴んでおかなかったから? 「わからなくてもよかった」から? どうしたら、こうならずに済んだ?
――……俺だってできるなら離したくなかったし わかりたかったし、死なせたくはなかったさ。
でも俺はいつだって「わからない」らしい。
それが、ひどく、]
(584) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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「……なんて。 深読みしすぎかな。」
[声がして、 ぱち、と、目の前に広がっていた闇が引いた。 目の前にいた、登場人物は庄司夜子ただ1人。
対するヨスガは、驚くほど表情を蒼白にして ひどく、無表情で、そこに突っ立っていた。]
……いや、 おもしろい、解釈だと思う……。
[ぼそぼそとした声はいつもどおりの張りがなかったから、 血の気が失せるほどきつく握った手を、解いて、 けふっ、と咳き込んだ。
貼り付けるようにいつもの委員長らしく笑う。]
(585) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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もし、そうだとしたら。 ジョバンニがめざすべきは天上でもなく ほんとうのしあわせでもなくって
カンパネルラと一緒に生きる未来、 ただ一つだけだったのかもしれないね。
[そう取り繕うように笑って、 彼女との会話をきりあげてしまったから どうして……と、聞くことがかなわなかった。 いつか聞くことはできるのかと思いながら時は過ぎる。
彼女が、あの本をおすすめだと言った理由に ヨスガはまだたどり着けはしない*]
(586) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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―― 現在:保健室 ――
[ここは誰かの精神世界。 荒唐無稽な私の話を、 桜ヶ台さんも封都さんも否定したりはしませんでした。]
メールには、文化祭の日に戻れたらってあったし。 だから、文化祭なんだと思う。 私たちなのは…… やっぱり、文化祭の主要メンバーだったから、 なのかな。
[封都さんの言葉にそう返して、>>565 ここで過ごす方法を考えようという提案に頷きました。 帰る方法はわかっていません。 いつ帰れるかもわからないのです。]
(587) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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[生活の基本は衣食住です。 着るもの、食べるもの、住むところ。]
とりあえず、ここならベッドが、
[あるね、と言い掛けた時でした。 絞り出すような声が聞こえました。>>516]
桜ヶ台さん。
[桜ヶ台さんのその言葉は、疑問の形をしていて、 けれど誰の答えも求めていませんでした。 返事も聞かず、桜ヶ台さんは保健室を出て行きます。
ピシャリ、と扉を閉める音は、>>518 なぜでしょう。とても冷たいような気がしました。]
(588) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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[おなかがすいたという乃歌さんの声に、>>532 私はそういえば、と部屋の時計を見上げました。 もうじきお昼時です。
購買で何か買ってこようか。 そう言い掛けて、飲み込みます。
乃歌さんのそばにいると、私は約束をしていたのでした。 そんな私に、封都さんの申し出は、願ったりかなったりで。 もちろん、と頷きます。]
(589) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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お昼御飯は持ってきてる。 かばん、助かる。ありがとう。
……それから、私の世界でも、ないと思う。 私は“チャンス”だとは思わないから。
[封都さんにそう言って、私は入り口まで見送ります。 保健室のドアを閉めると、言われたとおり、 しっかりと鍵をかけました。*]
(590) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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/* まだ一色さんと封都さんに何も振れていないホスト………
(-126) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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/* 27冊、ないし26冊は、 1万円をちょっと超えるくらいを想定したつもりでいるが、 まんが、私の馴染のあるころより値上がりしているのでは?
(-127) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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[死にたくなってしまう、というのは、>>272 実のところ正確な表現ではありません。
私は別に、死にたいわけではないのです。 だから、メールにあった“最後のチャンス”という意味が 私にはわかりません。
死ぬチャンス? 正しく伝えるチャンス?
私にはどちらも必要ないと思えます。]
(591) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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[死ぬチャンスなんか、私にはいりません。 でも、出番が終わった役者は、 舞台を降りなければならないのです。 そういうことです。それだけのことです。
正しく伝えたいものなんてありません。 こんなつまらない、“その他大勢”のモブに、 正しく伝わって欲しいと願う何かなんて、 あるわけがないのです。
私には、なにもありません。]
(592) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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[死にたいとは思いませんでした。
でも、生きていてはいけないと思いました。*]
(593) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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/* あと、保健室が女子にいただかれている中、 こっちにいる仁花さんに、ちょっとじわじわ笑ってる。 仁花さんかわいいんだよなあ。かわいい。
(-128) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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“親しい人に、相談すればいいと思う”
[いつか日夏にかけられた言葉が蘇る。 もしも相談していれば、何かが変わったのだろうか]
“相談なんか、出来る訳ないじゃない! アタシの事なんか、 これっぽっちも信用してないくせに!”
[一色の叫びが耳から離れない。 信用していれば相談ができる? 本当にそうなのだろうか]
(594) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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(―――――俺は、)
(595) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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―― 現在 / 教室 ――
[ふっと、我に返る。
この状況下で悠然と昼食をとりはじめる弓木。>>482 出られるの、と弓木に食いつく仁鳥。>>508 真面目にみんなの寝床の心配をはじめる日夏。>>560
反応は三者三様だ。それにしたって]
……弓木、おまえ大物すぎるだろ。
[もちろん、褒めてはいない。 呆れ半分で呟いたとき こちらに真剣なまなざしを向ける日夏に気付いた]
(596) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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ん、どした。日夏。
[改まって話したいことがあると言われれば、 自然と背筋が伸びるのを感じた。
日夏に腕を引っ張られ、半ば強引に 階段の踊り場まで連れてこられる。>>561
くるり、と振り返った日夏の表情は 何かを躊躇しているように、俺には見えた]
(597) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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たはは、面白いこと言うんだな。 その推理だと、俺がこの世界の“主”ってわけか。
[へらり、と笑う。努めて明るく。 冗談きついぜ、といつものように。 その虚勢も、一色のことに話題が及べば>>562 吹き飛んでしまう] はー……。
[表情を翳らせ、金髪を掻き上げる。 そうして、しばらくの沈黙のあと]
(598) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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死んだ方がマシだって、ずっと思ってた。 あの文化祭の日に戻りたい、とも。
(599) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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[ぽつり、ぽつりと。俺は語り始める]
俺は、あの遺書のメールに共感した。 自殺した覚えはない。 こんな世界を作った記憶はない。
……でも、もしかしたらって思ったら。 怖くなった。
[小刻みに震える両肩を、抱えた]
(600) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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一色を、泣かせちまった。 大事なことは、なにひとつ何も話してくれない。 俺が何考えてるのか分からない、って。
[自嘲気味に、口端を上げた]
いま、すっげえ死にたい気分。さいあく。
[顔を上げて、まっすぐに日夏を見据える]
(601) 2018/08/23(Thu) 22時頃
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なあ、日夏。 嫌われたくないから、誰にも相談せずに ひとりで抱え込むのって、悪いことなのか。
[一歩、日夏に向かって踏み出す]
おまえは誰にも相談できずにいる悩みごととか、 なんにもないのか。
[こんなことを日夏に問うて、何になるというのだろう]*
(602) 2018/08/23(Thu) 22時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 22時半頃
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─── 回想・お祭り
[ 祭り≠ニは、 日常から切り離された特別な空間で、 潜在的な共有の理念を実感する場だ。
多種多様な人々が集まる場では、 所謂超常現象的事象が生じて、 一時的に奇妙な物語に遭遇することもある。 そう、夢のようで非日常な現実のひとつ。 ]
えー、来ないの?
[ そうだ。今日の祭りは今日しかない。 バイトも家の事情も仕方がないとは言え、 祭りの熱気を共有できないことに、 しょんぼりと肩を落とさざるを得ない。 ]
(603) 2018/08/23(Thu) 22時半頃
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[ しかし、駄々をこねる訳にもいかないので。 ヨスガの言葉に同意するように頷いて、 アタシも彼女たちの意思を尊重するつもり。
強いていうなら、 やすとしの尻を叩くことはした。 奢ってくれると話すヨスガの言葉に、 男性陣── 含まれていないだろうけど、 アタシも大きく手を掲げて挑戦を挑む。 ]
アタシが勝ったら、 すくうやつじゃなくて、 おっきなデメキンがほしい!
[ 狭い水槽に無理やり詰め込まれ囚われた、 寿命の短い哀れな金魚たちではなく、 大きく育った、美しいものを所望する。 ]
(604) 2018/08/23(Thu) 22時半頃
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[ 尤も、あかね は勝者にはなれない ]*
(605) 2018/08/23(Thu) 22時半頃
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― 回想:お祭り ―
そんなの、行きたいにきまってます。
[ 相変わらず日夏さんの言い方は意地悪です。 とはいえこれで3人目。 さすがにこれだけ誘われては無下に断るのも悪い気がします。 何よりわたくし、お祭りに行ってみたいのです。 だって、これから先のお祭りに行く機会なんて わたくしにはもう、ないのですから。
わたくしは意を決してスマートフォンを取り出し、 教室の隅で、ばあやに電話を掛けました ]
お祭りに行ってみたいのですけど。
[ 切り出した途端、お説教が始まりました ]
(606) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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[ 目の前にばあやがいないのに、 わたくしは思わず床に正座をし、背筋を伸ばします。 床が冷たいです ]
はい、はい、ええ、わかっています。 ですけど、ええ、はい。…はい…。
[ どれだけ人ごみが、暗闇が危険なのか、 今のわたくしの状況がわかっているのか。 何かあった時に責任をとれるのか。 ばあやのお説教は続きます。
そして、長い時間叱られ続け、 わたくしが涙声になってしまったころ、 「それを忘れないようにして楽しんできてくださいませ」と、 ばあやが言いました ]
(607) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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あのっ、わたくしもお祭り、いってよいって 許可をいただけました。
[ 通話を切ったわたくしは、 スマートフォンを握りしめました ]*
(608) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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ぴょんぴょん飛び跳ねたい勢いですが、 正座のあとですので無理です。
(-129) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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―― 回想:アルバイト その3 ――
[いらっしゃいませとレジの方から声がします。 その声にお客様の来店を知った私は、 文庫本コーナーの整頓をしながらいらっしゃいませと 声を上げました。
整頓はすぐに終わって、レジに戻ります。 程なくして、山のように本を抱えたお客様が レジにやってきました。>>553]
ありがとうございます。
[本の山でお客様の顔は見えませんでした。 それにしてもレジカウンターに積まれた本の山は なかなか壮観です。 これが大人買いというものかと思いながら、 レジを通そうとすると、名前を呼ばれました。>>556]
(609) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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――――え。あ。 空木君。
[本の山の向こうに見えたのは、クラスメイトの顔でした。]
あ、うん。そうなんだ。 えっと、そんなとこ。
[さらりと家の場所を聞かれて、曖昧な答えを返します。 これ以上の追及を逃れるように、 積まれた本をレジに通す作業に没頭しました。]
(610) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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え、 なかった?
[積まれた本は少年漫画でした。 見れば、山と積まれたコミックは、 確かに5巻が抜けていました。 ううん、と私は唸ります。]
ちょっと待ってね、在庫確かめる。
[何しろ27巻まで出た漫画です。 最終巻付近の25-27巻ならそこそこ在庫があるのですが、 5巻となると、あまり在庫は抱えません。 売り切れてしまっている可能性があります。]
(611) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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……あ、よかった。あった。
[その漫画は、最近評判になったそうで、 発注をかけていたものでした。 私はバックヤードから在庫を出してきて、 これもレジ通しちゃっていい? と 空木君に尋ねます。]
すごい大人買いだね。 空木君、この漫画好きなの?
[レジ業務をしながら聞いたのは、 ほんの世間話のつもりでした。*]
(612) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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―回想:お祭り―
[祭り行こうぜ、という声>>241>>242と 熱烈なお誘い>>331に、さんせー、と乃歌も手を挙げた。 少しくらい遊んだって、バチは当たるまい。
お祭りは好きだ。 小さいころから、屋台に並ぶおもちゃを見るのが好きだった。
色とりどりのプラスチック製の宝石の指輪を ルビーだのサファイアだのと呼んで、大切にしていた。 お気に入りのものをこっそり薬指にはめて、 絵本のお姫様の真似事をしたことだってあった。
とはいえ、買うつもりはない。流石に。 この年になってから、そんなことをするのは気恥ずかしい。]
(613) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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[イチゴ味のかき氷を片手に、屋台を眺める。 自分が子供の頃より、かなり精巧なものが並んでいた。 何とも言えない笑みを零して、乃歌はかき氷を頬張った。 頭がキーンとなって、眉根を寄せた。
そういえば、集めた指輪はどこに行ってしまったのだろう。 捨てる訳がない。なくさないように、 大切にしまっておいた筈なのに思い出せない。
――まぁ、いいか。唇を舐める。 常より紅くなった舌がちろりと覗いた。]
良い食べっぷりだねぇ。水、もらってこようか?
[涙目で焼きそばを掻っ込む黄楊>>445が見えた。 くすくすと笑みを零しつつ、 乃歌はもう一口、かき氷を口に入れた。*]
(614) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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― 阿蘇と ―
[わざわざ背筋を伸ばす阿蘇は真面目な奴だと思った。 他人がヨスガを「真面目」と形容するそれ以上に。 階段の踊り場は、 あかね が 上って行った屋上に続いていたかもしれないし それは別の階段だったかもしれない。 ともかくとしてだ。
努めて明るく笑うそいつに、>>598 わはは、と朗らかに笑い返してやった。]
ありえなくもない冗談だろ?
[――それから、 金色の表情が黒に翳る頃。>>599>>600 ヨスガもバカみたいに明朗な笑みをひそめ、 ただただ、阿蘇をじっと見るのだ。]
(615) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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[ 死んだほうがマシだ、と その言葉にすこしだけ表情がこわばる。 けれど、語り終えるまで、言葉を挟むことはなかった。
それは阿蘇の言葉だからだ。 そういったら、 きっと狐に抓まれるような顔をするだろうから ――言わない。語り終えるまで。>>601>>602
小刻みに震える肩も、自嘲気味に笑う口の端も、 何一つ見落とさずに阿蘇を見た。]
おれの悩み……?
(616) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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[一歩踏み出し、こちらに問いかけてくる阿蘇は
まるで「俺が何をしたっていうんだ」といいたげで
「おまえだって何かを抱えて 俺と同じ事をしているんじゃないか」といいたげで
……全部、ヨスガの解釈だ。 けれど、阿蘇の行動を、ヨスガはそう見たから、
はは、と笑ってやった。 あざけるのではなく、ただただ笑った。]
レン君を滅茶苦茶心配してんのに レン君が気持ちをわからせてくれないことと、 わかっても何ができるんだ、って
……言ってくることとか? ぶっちゃけ、言われてめちゃくちゃ傷ついたぞ。 ふはは。
(617) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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[悩み。 はて。悩みとは。と思ったけれど うらんでいることは言ってやった。
息を吸って、はいて、 阿蘇から目をそらして考えて、呟く。]
レン君とは……
――レン君と、サト君のように友達じゃない。 レン君と、一色さんのように思い出がない。
だから「嫌われてもいい」。 嫉妬の眼差しをむけられたっていい。 別に、構わない。
(618) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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( ――そう思って君も、俺に教えてくれたんだろ?
「母さんに父の真似をさせられてる」ってさ。 「好かれていたい」と思う相手に俺が含まれないから お前は教えてくれたんだろう?
なら、別に遠慮なんかいらないよな。 せいぜい過去問を出し合う クラスメイトくらいの仲なんだから。)
(619) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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/* は????? ちょっと待ってつら……ひえ……死ぬ……
(-130) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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[阿蘇の目を見た。一歩近づく。 その真面目さを隠しきれていない目を、じっと見た。]
…… ……例えばさぁ。
「一色乃歌が自殺したクラスメイトだとしたら 君はいったい何を思う」のかな。
「自分が嫌ってしまうような事実を抱えているなら 何もいわずに死んでほしい」とでも思うのか? 案外薄情なんだぁ。レン君って。
[ウケるね、と笑った。 あからさまな挑発にどう出るか、 ヨスガは、阿蘇の顔をじっと見つめていた。]*
(620) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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/* ぴえ……つら…… 日夏つら……ぴえ……ぴよぴよ
(-131) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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— →廊下 —
[信憑性の無い深夜番組の話題を教室に置いて、 弓木や阿蘇が戻ってくるのと入れ違いになるような形で、ぼくは廊下を歩く。 端から端まで、確かめるように。 ひとつひとつ、教室を覗きながら。
目に入ってくる景色は、まあ、なんとも。 ぼくらの記憶の中を覗き込んでそのまま再現したかのような。 出来のいい文化祭で。]
…………。
[今は同行者が誰もいないから。 少しずつ、泣きそうな表情になっていくのを、抑える気持ちが緩んでいる。]
(621) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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[あの迷惑メールめいた遺書が、本当に、 この世界を形作った誰かの精神によるものなら、 それは誰だろうとは考えるけど、なんとなく、ぼくではないような気がした。
確かに、ぼくは、文化祭の日に戻れたらいいって気持ちを抱いていた。 今までで一番楽しかったと断言できる、あの時期に。
でも、そうだ。 ぼくは、言いたいことは特に何もない。
あえて言い残しておきたいことなど、何一つない。]
(622) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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[認めてたまるもんか。 ここが、ぼくが死のうとした結果見えている世界なのだとしたら、 ぼくはもう、ぼくであってはならないのだ。
死ぬことは、終わることじゃない。 別の誰かとして生きるだけ。……そうであってくれと、思う。]
(623) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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―― 回想:お祭り ――
[私が封都さんをお祭りに誘ったのは、 きっと、封都さんを思い遣ったからでは なかったのだと思います。 私はただ、わたあめを誰かと一緒に 食べたかっただけでした。 思い出を上書きするために、封都さんを誘ったのです。]
……そうなんだ。 ごめんね。
[だから、封都さんに事情を説明されると、>>568 自分の浅はかさを恥じました。 考えなしに誘うようなことをして、 封都さんを傷つけてしまったような気がしたのです。]
(624) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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[冷蔵庫で保存すればわたあめはイケる、そうです。>>570 そんな豆知識を教わりましたが、 封都さんをしょんぼりさせておいて、 私がお祭りに行くのはなんだか気がとがめました。
だから、行かない方向に私の気持ちは 傾きつつあったのですが、 日夏君は意地の悪い言い方をします。]
別に、行きたくないわけじゃ。 でも、
[封都さんの方を見ると、彼女は何かを決意したように スマートフォンを手に教室の隅に行きました。>>606 何をするつもりなのか、決して察しのよくない 私でもわかりました。]
(625) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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……封都さんが行くなら。
[電話をしている封都さんの背中を見ながら、 私はぼそっと日夏君に言いました。
電話は長くなりました。>>607 途中で封都さんが床に正座をした時は、 どうしたのかと思いました。
やがて、長い電話が終わって、封都さんがこちらを 振り向きます。]
(626) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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― 現在:3年5組→ ―
[ わたくしの荷物と、庄司さんの荷物と、一色さんの荷物。 さすがに3人分は結構重いしかさばります。
ひとまず黒板に 『落花は保健室におります。御用の方はそちらまで』 と書いておきましょう ]
よい、しょ、と。
[ たくさん湿布を貼っていただいたおかげで 足の痛みが引いているのが幸いです。 わたくしは3人分の荷物を抱えて、 保健室へと戻っていきます ]*
(627) 2018/08/23(Thu) 23時頃
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一緒にわたあめ食べようね。
[そう言って、私は微笑みました。
でも、金魚すくいはできないと思います。 私に生き物は飼えません。*]
(628) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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[視界の端に、どこかへと向かう安藤を見た気がした。
それを追うつもりもなくて、まあ、何かを言う前に見失ってしまったのだけど。*]
(629) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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/* 封都さん、オフか。コア23時までだもんな……! 反射的に突撃ロるを書いたが、引っ込めよう。
(-132) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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―現在:保健室―
[お腹は減ったし、メイクも直さなきゃいけない。 落花>>567の申し出に、乃歌は一も二もなく頷いた。]
助かる、ありがとう。 おにぎり買って、鞄に入れてたんだ。 だから持ってきてもらうだけでへーき。
……ごめんね、お願いします。
[落花にパシリのような真似をさせるのは気が引ける。 それでも、教室には行きたくない。会いたくない。 だから乃歌は深々と頭を下げて、再びベッドに突っ伏した。]
(630) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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[落花の足音が遠ざかる。 夜子がカギを閉める音が聞こえた。>>590
天井を見上げる。蛍光灯が煌々と光っている。]
(631) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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……夜子。
[ぽつ、と、友人の名を呼んだ。]
夜子の世界じゃ、ないよね?ここ。
[落花との会話>>590は聞こえていた。 けれど、乃歌はもう一度彼女に問うた。]
(632) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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ここが、夜子の世界だったら――― あのメールの送り主が夜子だったら、 ……なんか、寂しいなって思ったから。
[あのメールの主が彼女でない。 そう思える根拠も確信も、乃歌には何もない。 一色乃歌は、庄司夜子の事を知らない。殆ど何も。
――“相談なんて、出来る訳がない” ――“これっぽっちも信用してないくせに” 数刻前の自分の言葉が突き刺さる。]
……違うなら安心した。
[取り繕うように笑って、乃歌は寝返りをうつ。 彼女の顔が、見られなかった。**]
(633) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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─── 現在
[ 気付けば、親指の爪を噛み締めていた。 せっかく、保健室へ行ったのに。 落花の脚に気を取られたまま、 貼り忘れていた絆創膏を取り出して、 親指に、ぐるりと巻き付ける。 ]
おなかすいた
[ 確か、英司に貰ったプリン。 机の上に其の儘になってる気がする。 冬とはいえ、早く食べなきゃ、 悪くなっちゃう気が、する。 ]
(634) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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[ そう思って立ち上がった頃だったか。 階下から、声が聞こえてくる。>>601 声からして、蓮太郎とヨスガだろう。 ただ、内容があまりにも物騒なもの。
時折、笑い声が混じりながらも、 死にたい気分、だとか>>601 悩みごと、だとか。>>602>>616
まるで、盗み聞きをしているようで、 正直、気持ちのいいものじゃない。 ]
(635) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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ねえ。なに、話してんの
[ 一色乃歌。>>620 その名前が聞こえたくらいだった。 階段を降りて、二人より高い位置から、 見下ろすように言葉を投げる。
聞こえてしまったものは仕方ない。 まるで、喧嘩のように聞こえるやり取りは、 アタシからしたら、立派な友人同士に見えた。 ]
(636) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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[ 男女の友情は成り立つもの? ]
(637) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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[ 階段を降りる。 二人よりも目線は低い。 ただ、掻い摘んで聞こえた言葉たちを、 拾った感想を淡々と告げようとする。 ]
ヨスガも蓮太郎も、思ってたよりもずっと。 女々しいんだね、びっくりした ……王子様対決で負けたとか、信じらんない
[ 交互に顔を見比べて、言ってやった。 二人とはただのクラスメイトでしかない。 突然現れた女の言葉に耳を傾けるとも、 思ってなんかいないけれど。 ]
(638) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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[ 二人の間に、入る隙間はない ]
(639) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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[ 間をすり抜けようと進んだ。 ]
………くどくど言ってないで、 はっきりしなよ、ほんと女々しい
[ 吐き捨てるように言葉を紡ぐ。 其処に、へらへらしてるアタシはいない。 ]*
(640) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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食養会 ユエは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 23時半頃
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— 回想:空木と —
そうだよなー。 俺もね、そう思う。
[>>352同意するようにぼくは頷いた。 相手が先に照れてくれたので、ぼくのほうは割と抵抗無く言えた。
留年をすれば、またもう1年、青春を味わえるのかもしれない。って考えたことはある。 でも、その時に周りにいるのは1つ下の学年の、全く知らない顔ぶれだ。 その中で留年男が構いもせずにはしゃぐなんて、想像できやしない。]
(641) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2018/08/23(Thu) 23時半頃
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別にすぐに返さなくてもいいよ。 将来的に、稼いだら奢ったりしてよ。 もしくは身長を1mmくらいずつよこせよ。
[>>354成績を貸し与える対価として、そんなことを提案する。 まあ、別にぼくはどうだっていいのだけど。 本当に成績の貸し借りができたとして、ぼくの持つ成績なんて持ち腐れもいいとこで。]
……あー。そう言われてみればそうか。
[なので、ぼくが留年ギリだのどうのって指摘を受けるまで、 素でそのことを忘れていたりした。]
(642) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
|
|
[さて、それから今日に至るまで、空木というクラスメートとの関係は続いてきたわけだが。
漫画の貸し借りで、最初におすすめされた話は、 ぼくが普段は読まない奇妙なストーリーで、とても興味深かったのだけど、 だんだんと、ぼくのほうに好みが寄ったチョイスになってきていたとは思う。
まあ、気のせいだよな、と考えることにしたんだけど、 もしも空木がぼくに気を遣ったセレクトをしていたとしても、やっぱりか、としか思わなかっただろう。
ぼくにとって物の貸し借りはコミュニケーションの手段のひとつなわけで、 それを満たせるのなら何でも構わないと思っていたから。
空木がぼくとのやり取りの中で何を考えていたのかなんて、 想像して、分かったつもりになることはできても、本当の意味で分かることなんてできない。 それこそ、彼本人になって生きるという内容の、胡蝶の夢を見ない限りは。*]
(643) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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──回想/本屋にて>>609──
[ そんなとこ。と、庄司はあっさり言う。]
ふうん、そうなんだ。 おれ、前はよく通ってんのに、 庄司さんがいんの、全然知んなかった。 今度から、ここで本買お。
[ あっさりとした答えに、ふんふんとうなずいて、 空木は勝手に決めたことをそのまま声に出す。
手際よく、商品をレジに通す姿に、 店員さんしてる。ウケる。と、小さく呟く。
しゅぴしゅぴと読み込まれていく本の山。 流れ作業のようでおもしろいので、それを見ている。]
(644) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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うん。そこだけ抜けてた。 最後のほう、ならまあいんだけど、 頭のほう抜けてっと、困るじゃん。
[ 三人目の男は、注文の多いお客様だ。 在庫を見てきてくれるという友人>>611を、 空木は「頼んだ」って、へらへら見送る。]
お、マジ? よかったあ、サンキュ。 うん。それも、お願い。
[ きれいに揃った27巻。 抱えて帰るのがとても大変。ということを、 空木はあんまり考えていなかった。
だって、配達員のひとたちは、 頼んだぶんだけ持ってきてくれるのが当たり前だ。]
(645) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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や、読んだことねえよ。
つか、好きな漫画。なら、 一巻からまとめて買わなくね? ウケる。 庄司さん、さては探偵業は向いてねえな。
[ コレクター。というたぐいの人間ではなかったし、 空木は揚げ足取りをして、けらけら笑った。]
これ今人気って聞いたから。 そうだ、庄司さん。 今度来たときは、売れてる少年漫画、教えて。
[ いいことを思いついた。って風に、 空木はひとりで、大きくうなずく。
薄っぺらい財布から、カード一枚取り出して、 トレイの上にぽんと放り出しながら。]
(646) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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なんかでも、意外。 庄司さんがバイトしてんの。
[ そんなことを言いながら、 どうにかこうにか、抱えて帰れるようにって、 袋を二重にしてもらってまで持ち帰ったその本を、
空木は翌日、訳知り顔でクラスメートに差し出す。 こーゆーの、好きでしょ。黄楊。 へへへ。と、笑いながら、 1巻から5巻まで、角をそろえて、机に乗せる。*]
(647) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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/* 最終日組、なんでそこで揉めてんの? って、笑いました。 たのしそうやな、空木も殴り合いがしたい。
(-133) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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― 教室 ―
あ、ごめん。 心細くて掴んじゃってたみたい。ごめん。
[掴んだまま付いて行くような、 カルガモみたいな事は流石にしないなと手を離したけど、 逆に驚かせてしまったみたいで、謝る。 いや、でもわたし、何を弁明しているんだろうか 怖かったと告白しているも同然だと思えば 言葉は尻すぼみに小さくなる。 羞恥に顔を反らしたあと視線を戻して、 続くハンズアップのポーズに 手を銃の形にして「ばん」と打つ真似をして。 肩を軽く竦めて笑って、誤魔化した。>>535
ああ、本当に。何をやっているんだろうな。 と思っている間にひとり、ふたりと教室を出て行く。]
(648) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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[怯えて人を頼る、なんて行為はわたしに似合わない。]
(649) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
|
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[そういう事は可愛い人がしてはじめて絵になるんだ。]
(-134) 2018/08/23(Thu) 23時半頃
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あ、そうだね。インコの名前は、さくら。 そうだった。
[委員長の助けを得て。思い出す。>>552 確かに知っているはずなのに、 どうしてすぐ思い出せなかったんだろう。 この姿も名前も、知っていたはずなのに。 頭の中はどこかモヤがかっていて、思考の邪魔をする。]
この場合のハッピーエンドって、 未練を解消して死ぬことじゃない? そんなの全然ハッピーじゃない。
[それならいっそ阻止してしまいたい。なんて思うけれど、 誰がしたのかわからないし、自分が犯人かもしれない。 なるほど>>554の声に頷いて、更に言葉を口にする。]
(650) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
|
結果は行動の後に出来るものでしょ? 例えば飛び込み自殺って、 最後の一歩が無ければ発生しないよ。 周りとか、いろいろ考える余裕が無くなっちゃったから、 ついやっちゃうんじゃないかな。わかんないけど。
[黙って考えた後、委員長が口にした言葉は、 わたしがよく考えることで。顔を上げる。>>555]
……委員長もそんな気持ちになること、あるんだね。 でも、そっか。そうかも。 何か、どうしてもいやなことがあって、 良いことも全て、どうでもよくなったのかもね。
[軽く肩を竦めてみる。 戻って来た二人の話を聞いて、 弓木くんの机に手を置き詰め寄っていたけれど。 どこかのんびりとした委員長の声に振り返る。>>560]
(651) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
|
…そういえば、おなかすいたかも。 文化祭仕様って言ってたね。食材もあるんだ。 作るのはいいけど、……えー。
[ヨモツヘグイ、なんて言葉が頭を過ぎって怯む。 もやもやと考えていると、委員長が阿蘇君を誘う。 そのうち文化祭の教室も行った方が良いだろうか。 なんて考えてた。*]
(652) 2018/08/24(Fri) 00時頃
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|
――回想:お祭り――
[意地悪な言い方をした自覚はある。謝ろう。 >>606
育ちのいいお嬢様が 床に正座して背筋をのばし お説教をされていた。 珍しい光景だった。
その光景を眺めては>>626 「封都さんがいくなら」とぼそりという庄司は まったく、どうにも、 自分に素直になれない困った書記である。
――やがて長い時間を経て、 許可を得て戻ってきた封都の姿に ヨスガはとても感激してしまった。]
(653) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
|
よかったね、封都さん、庄司さん!
[ヨスガは柔らかに委員長スマイルを保ちつつ、 掌でガッツポーズするのを隠せていなかった。
いや、封都に書類を任せきると 学級委員長としての立場が危ぶまれるというか 「いる意味ある?」になってしまうので。
あと封都が嬉しそうだったので。 それから、庄司も祭りに行くことになったので。
――いつも仕事を頼んでいる二人が楽しそうなら 別に金魚すくいなんていらないのだ。]
(654) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
|
— 回想:祭りの囃子と秋の風 —
[>>614聞こえてきた声に、ぐるり、振り返って、 頬いっぱいに辛い焼きそばを詰め込んだぼくは、 もぐもぐしながらだばだばと涙を零し、一色さんの笑顔を見たことだろう。]
もふぁ、もふぁっ、……もごご、ごふっ、ごふっ!
[飲み込んで、喋ろうとしたけど、後味が辛い。やべえ。 咳き込んで咳き込んで、水がもらえるならありがたいと、首を上下する動きで意思表示をした。
激辛焼きそばのおかげで、いろんな感情を誤摩化しつつ、 それでも一色さんの顔を直視することはできなくて、 ぎゅっと目を瞑り、もう一度咽せたのだった。
——青春とは甘酸っぱいものだと漫画で読んだけど、辛いの間違いでは?*]
(655) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
|
[それでも。]
[「アタシは」と、 男性陣に話しかけたときに手をあげた桜ヶ台は 魚が好きであるらしいから>>604]
金魚すくいの金魚じゃなくて ……ペットショップの?
[わはは、と笑った。]
あ……桜ヶ台さん、魚が好きなんだ
[もちろん、男子に声はかけたけれど 女子だって参加していいはずだから。 そう相槌を打っただろう。]
(656) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
|
[……桜ヶ台さん、と彼女を呼ばう時、 うっかり「あかね君」といいかける時があるから そっと言い直したのは、ナイショの話だ。*]
(657) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
|
[カムパネルラを亡くしたジョバンニは、 きっと彼を思って泣くのでしょう。
でも、カムパネルラは、 別に救われることを望んでいなかった気がします。
ジョバンニに余所見をさせて、 その間に姿を消してしまったのですから。
命を救われたザネリには、 きっと一生消えない傷を刻んで。
それは、なんて、なんて]
(658) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
|
──現在/廊下──
[ しばしの喫茶店ごっこを楽しんで、 少しの間、その場に取り残されて、 空木はようやく、動き出した。
これからどうしようとか、 どこかで委員長がしているみたいに、 建設的なことを考えたわけじゃないけど、
さっきよりはずいぶん、心臓はおとなしく、 空木はとりあえず、まあ。と思う。
とりあえず、まあ。変な状況だけど。 ゾンビも、恐ろしい獣もいないわけだ。 ひとりでもないから、大丈夫でしょう。]
(659) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
|
[ 扉をするりと開けて、廊下に立つ。 誰かを見かけたら、「安藤見てね?」って、 そのくらいは気にしておこう、って具合に。*]
(660) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
|
[――――羨ましい。]
(661) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
|
―― 現在:保健室 ――
[ドアの鍵を閉めて、座っていた椅子に戻ろうとすると、 乃歌さんが私の名前を呼ぶ声がしました。>>632]
どうしたの?
[そう声をかけながら、私はベッドに歩み寄ります。 ここが私の世界ではないのかと、 そう確認されて、思わず瞬きしました。]
(662) 2018/08/24(Fri) 00時頃
|
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……きっと、違うよ。
[ゆっくり、穏やかに、私はそう答えます。 あのメールの文章は、私らしくありません。 けれど、メールの文章が“寂しい”と形容されると、 首を傾げました。 あのメールが、寂しい? その感覚は、正直よくわかりませんでした。]
そう、かな。 伝えたいことがあって、 いい友達って言えて、 私は……
(663) 2018/08/24(Fri) 00時頃
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[その言葉の続きを言うのを少しためらって、 けれど結局私は口を開きます。]
少し、羨ましかった。
[寝返りを打って背中を向けた乃歌さんの顔は見えません。 だから、言えたのだと思います。 だから、言ってしまったのだと思います。*]
(664) 2018/08/24(Fri) 00時頃
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私には、言えない。 私のことを、いい友達だって言ってなんて、 そんなお願い……できない。
(-135) 2018/08/24(Fri) 00時頃
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― 普通の教室 ―
あ、おかえり。
[やがて教室に戻って来た封都さんが黒板の前に立つ。 一文字書き付けた文字はまるで海賊のようだ。>>578 続いていく文字を眺めながらぽつりと呟く。]
女子、何してんの。
[しらけた声が出るのはしょうがない。 大方、一色さん絡みなんだろうと思うけれど。 こういう時、どうも蚊帳の外になってしまう。 小さく、諦めの溜息をつく。 いそいそと出て行く封都さんに 声をかけるのも躊躇ってしまって黙って見送った。*]
(665) 2018/08/24(Fri) 00時頃
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…… 庄司が言うにはな
[ 幼馴染の声が飛んで来たために>>508 危うくメロンパンを喉に詰まらせそうになる。 噛んで咀嚼して、飲み込んでから 一呼吸おいて声を出した。
ヨスガ が言ったように、腹は減るし クッキー生地のざらついた砂糖の甘さや パン自体の素朴な小麦の香りは確かに存在していて 異常な事態が起こった今でも 只の不思議な現実世界にしか思えない。 ]
(666) 2018/08/24(Fri) 00時頃
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お前が小物なんじゃね
[ 時間は確かに経っているようであったので 食わないでいる方が可笑しいのではないか と 思ったとしても、確かめようがない。>>596 英司よりも他の生き物たちの方が優れているので もしかすれば可笑しいのは此方かもしれない、 と 腹を空かせたやつらが居ることを 知らない英司は考えていた。 ]
(667) 2018/08/24(Fri) 00時頃
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[ 然し お腹減った と仁花も言うので>>652 連太郎の挙げたような発言は置いておいて 三大欲求のうちの一つに従うことは 恐らくは普通の事なのだろう。 ]
…… また作んのかよ
[ 文化祭使用の食材 などと伝えられ 作るのはいい などと話されるのだから、 当日の忙しなかった裏側を思い出し 甘いパンを食べているのに苦い顔をする。* ]
(668) 2018/08/24(Fri) 00時頃
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