199 獣[せんせい]と少女 2
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[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、少女が6人、囁き狂人が7人、人狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[獣の中で、蠍は年齢こそ重ねていたが、 せんせいをやるのは初めてだ。 だから、神話の獣と言えるほど、 齢を重ねた獅子と出会うのも初めてのこと]
初めて、お目にかかります。
私はニコラスと申す者。 宜しければ、御名をお聞かせ願えまいか。
[■■■■■と名乗れば、 金色の獅子は、すぐに思い当たるだろうか。
けれど、今の蠍の名はニコラス。 それは遠い国の子供を守護する聖人の名だ。
緊張した面持ちで、屋根の上にくつろぐ獣に頭を下げた*]
(1) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/*やっっっっと抽出できるぅううう!!!
(-0) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[ ゴーーーーン、 ゴーーーーン
ゴーーーーン、 ゴーーーーン
ゴーーーーン、 ゴーーーーン…… ]
(#0) 2016/10/10(Mon) 00時頃
[ 鐘楼の鐘が鳴る。
誰が打つわけでもなく ひとりでに鐘が鳴るのは
数十年に一度 此の日だけ。
響く鐘の音は 巣立つ少女と同じ数。
巣立つ獣と同じ数。
10年続いた いつもと同じ朝は、もう来ない。
選び 選ばれ 手を取って
別れた先に
更に多くの出会いと幸が、あらんことを。* ]
(#1) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* ニコ、どんまい♡♡♡♡(いいえがお
(-1) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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おはよう。 きょうもいい天気だって、せんせいが言ってた。
[太陽が山の隙間から顔を出し、表面を光が照らしていく。 星のない、真黒い空の色がその色を変えていく。 夜明け前がいっとう暗いというのは、 どの本で読んだのだったっけ。
野菜畑の隅、去年はまだ小さな芽を出したばかりのそこには、小さな木が育っていた。 木の成りかたと、葉のかたち。それはよく見慣れたもので。 自分の大好物の桃のそれだということはすぐにわかった。 実を収穫できるのは何年後になるのやら。 その時に、もう自分はいないのだろう。]
(2) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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やっぱり、まだ届かないな、
[沢山実った桃の木に向かって、背伸びして、手を伸ばして。 それでも触れることの出来るのは指先だけ。 まだ自分ひとりで収穫できそうもなかった。
もう少し粘ってみるのもいいかもしれないけれど、 今日はホレーショーせんせいに見せたいものがあるから。 去年より少しだけ小さく感じる(僕が大きくなったから?)、底に少しだけ水の溜まった卵を片手で抱え直す。
足を向ける先は家畜小屋と忘れられた家の真ん中。 一番西の、太陽があまり差さない部屋。 そこに辿り付けば、ノックもせずに扉を開いた。]
(3) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* くっそwwwwwwwwwww見られてしまったwwwwwwwwww
(-2) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* まりお………!おまえ………(できるこ……!
(-3) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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─回想:いのちを育むちいさな木─
[ホレーショーせんせいはいつもわたしに楽しいをくれるわ。 ぐるん、と一回転>>0:902 その間、わたしの足はステップを踏む。 すべてから自由になったような感覚に、わたしは寂しかったこころをすこし落ち着かせることが出来たの]
ほんとう? なら楽しみねっ! ランプを灯していっしょに夜更かしできるかしら。うーん。お昼に聞くのも素敵ね。
[お客さんの存在も大きかったわ>>0:904 言葉を交えたのはすこしの間だったけれど、とてもやさしい猫さんだから。 また後で、おはなしできるときにおはなししに行きましょうって考えたの]
(4) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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せんせ、朝だよ。 ……起きてる?
[寝ているのならば、素敵なアートが施されたその布団の中に潜りこんで、一緒に二度寝するのもいいかもしれない。 卵を落とさないように抱え込んで、小さな欠伸をこぼす。 この一年で、 こげ茶色から青色に変わった瞳を、眠そうに細めた。**]
(5) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[文句を言わないのは、この時間がとっても楽しいからよ。 でも、せんせいにとっての時間とわたしにとっての時間の感じ方はすこし違ったみたい>>0:944>>0:946
それはすこしだけ悲しくなってしまったけれど、わたし達とせんせい達はちがういきものだから仕方がないのね。 そう、わたしは言い聞かせることにしたの。
でも、ホレーショーせんせいが言ってくれる言葉>>0:948には、あたたかい気持ちが流れ込んできたわ。 それを素直に受け止められるのは、誰かが祈ってくれたお陰かもしれない>>0:905]
わたしが、びっくりさせることが好きなことはせんせいも知っているでしょう?
[いたずらな顔をしてわたしは、はにかんだの]
(6) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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それなら夢の中で会ってくれたらわたし、嬉しいわ。
[なんて。 せんせいがお腹が空いたのを誤魔化すために眠っていることは知っていたから。 なら、そのほんのスペースにわたしの居場所もちょうだいってお願いしてみたの]
それにまだ、さいごの一年があるから、せんせい。 楽しい時間はまだ、過ごせるわ!
[そのまた一年後はどんな年になるかは分からないけれど。 わたしの、運命もわからないけれど]
………真っ黒色の中でも、わたしを見つけてくれたら、そんな嬉しいこと、ないかもしれないわ。
[ほんの少し。 織り交ぜたのは、ちいさなちいさなお願いごと。 星空に紛れてしまうほどのささやかなもの]
(7) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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見つけたら、呼んでね。
[わたしは、何色になるんだろう。 色の変わってしまった長い髪は風に吹かれて揺れた。
せんせいが教えてくれたのは残された1年分の使い方>>0:955 ちいさな木にわたしはあたらしいいのちを生み出すことは出来たのかしら]
きっと、伝えに行くからせんせい。 その時は、ちゃんと起こすから、覚悟していて!
[なんて。 弾けるように笑ってみせたわ。 すこしでも太陽のように見えるように。 その時は、同じものを見て、笑って。 あたらしい実ができたらいっしょに食べてねってお願いしたの。
一年後がホレーショーせんせいにとっての特別な日にもなるように]
(8) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[それから、一年が経ったの]*
(9) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* みんなの男らしい転換に村建て涙出るどころかおそれをなす
(-4) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* >>9 思わずふふった。
さて、誰にどうしようとか、全く考えていない…わけではないけれど、緊張する。
(-5) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* 加齢変化、ぼくこのまま身長でいいんじゃないかと()
(-6) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* デメテルの返事が早くて、表を確認せずメモを投下した俺は( 色々と、落とす前に更新しようなぁ!
(-7) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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― 朝 ―
……よし出来た!
[出来上がった人数分のサンドイッチを前に俺はばたばたと尻尾を振った。 今日は妖精さんにありがとうの日だから。
……この店の屋号が、『三本フォーク』から『四本フォーク』に変わる年。 まあ、食べるのはもっと先の話だけれど。
一年前と変わらぬ風景。 だけれど少しずつ変わっていく。
……誰でもいつでも持っていけるように、食堂のテーブルにサンドイッチを並べたら、今日は気ままに歩いていこう。 さて、誰が一番食べ頃なんだろうと。]*
(10) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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―回想・一年前、食堂にて―
[甘ったれのエリが拗ねた顔を向けてくるが>>789 しかしそれでも、話を聞く姿勢はきちんと見せる。 これは恐らく、他の獣達の教育の賜物であろう。
うんうん、と成長を喜んでいるその傍で、 “ヘン”だと思われているだなんて、夢にも思わず。>>788]
セイレーンっていうのは、海に住む生き物さ。 俺もまだ会ったことないんだけどな、 その姿は人のようだとか、鳥のようだとか。
んで、そいつはめちゃくちゃ歌が上手い。 ひとたび聞けば誰でも惚れ込むって、噂になったほどだ。
(11) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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[それで船乗りを海底に引き摺りこむ…なんて伝承も、 地域によってはあったりするのだけれども。 そんな恐ろしい話は真実でないので、ここでは語らない。
この石の出す音がその歌声に似ているんだと、 そう言いながら促せば、優しい音色がその場に響いた。
続いて冷やしにかかるのを、助けはせずにそっと見守る。>>790]
(12) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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おぉ!鳴いたな! 俺も、たしかに聞いたぞ。 よくやった!
エリ、なかなか才能あるんじゃないか? もう少し練習すれば、すぐにできるようになるさ!
[さっきまでムスッとしていたくせに。 今はぱっと顔を輝かせて、鈴のように囀るエリ。
少女が卵を撫でていたのと同じ手付きで、 今度は乱暴にではなく、優しくその頭を撫でてやった。]*
(13) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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/* お花は押し花にして栞にする。(メモ)
(-8) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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―回想:一年前、カリュクスと畑で―
[ふわふわの毛皮の代わりではないカリュクスの手。 魚の鱗の代わりではない私の手。>>0:919
お互いに、代わりにと思って重ねた手だったけれど 代わりではないことが嬉しいと カリュクスの言葉に同意して]
寂しくなったらいつでも 触りに来てくれて良いんだよ。
私は大きいから、見つけるのも難しくない。 かくれんぼは苦手なんだ。
[だから、困ることはないんだと、 くすくすと笑う少女を見つめながら私は微笑んだ。>>0:920]
(14) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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——回想——
[それはどうしてだか、見過ごすのが苦手だからか。 手を差し伸べたいからか、なにもない終わりを見たくないからか。 そもそも生来真面目な気質だったからか。
がっこうに来てすぐから雷を落として、目付役にすっぽり収まってしまうと。 日々、散歩と称して高く空から学び舎を見下ろし、 東に悪戯あればこれを諭し、西に危険あればこれを取り除いた。 夜もよく外に出ては月を横切り、黒いシルエットを映したものだ。
小さな訪問者が訪れたのも、 そういった夜の散歩に出かけようとしたとある日のこと。]
(15) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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——回想:或る日、星の降る夜——
星に触れたいのかい?
[少女が屋根から足を踏み外しそうになったのを、 間一髪、流れる風で受け止めて、滑り込むように抱きとめた。
獣が少女に問いかけたのはこっぴどく叱った後だったから、 もしかしたら言いすぎて、 しゅんとさせたり、泣かせてしまったかもしれない。
あれほどヒヤリとしたことは相当なかったことだから。]
(16) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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誕生日だからね。 ご馳走も用意して貰えるのだろうけど 私からのプレゼントとして受け取って貰えると嬉しいよ。
[畑を見渡すカリュクスに私は言って 選ぶ様子を微笑ましく眺める。
リクエストは無花果と真桑瓜。 それから、向日葵の種。>>0:921
カリュクスの好きがある場所を 畑を見渡す目で確認をしてから 無花果はその場で数個とって手渡すと、 また手を繋いで畑の中へと進んだ。]
(17) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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/* 鐘の音拾いたいし本仲間振ってくれてありがとうだしうれしい。 ホレーショーせんせいはいきなりねこみおそってごめん…… ねる。。
(-9) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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[ああ、その日のことは忘れようがないだろう。 それは、たいそう星の綺麗な夜だった。
月が欠けきって、いっとう明るく青や赤、白に燃えた星々が、 大河のように紺青の空にかかって煌めいていた。]
星はね、とても遠くて空のその先のずっと遠くにあるから。 空を飛んでも触れるのは、とても、とても難しいんです。
[一生懸命に手を伸ばして飛んでいた少女にそう告げるのは、 ひどく空しい話だったから。 あの日はひとつ提案をした。]
けれど、限界まで近づいてみることなら。 魔法の絨毯ではないけれど、乗ってみますか?
[獣の姿にさっと変わったら、草地に四つ脚で膝をついた。 暖かい風を纏わせて、飛べる限りで一番高いところまで飛んだだろうか。 山の向こうに夜空から一筋、流星が落ちていった。]
(18) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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[地に身を屈めて、 一緒に手に土をつけながら真桑瓜を収穫して。
空へ伸びる向日葵は花ごと持って帰れるように 高い位置大輪の花をひとつ、
誕生日おめでとうと告げてカリュクスに渡した。
そうして、またひとつひとつ好きを取り込んで、 成長していく様子>>0:917を私は大切に記憶に刻んだのだった。*]
(19) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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―回想・水を入れた紙風船―
……なるほど。 これはカリュクスが考えたのかな?
[風船の折り方は兎も角として。
見つからないように隠れる場所や、 上手な紙風船の投げ方。
多彩な創造力溢れる、 水遊びの――悪戯のやり方に感心するばかりだ]
こうするのかな。
[教えられた通り、紙風船をカリュクスに投げるや 脱兎の如く――とは行かないが、 杖を突きながら物陰へと隠れる。
さて、風船をぶつけられた少女は、どんな顔を見せてくれるだろう]
(20) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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―現在・自室にて―
[……そんな一年前の夢を見たのは、 きっと今朝、窓際で小鳥が囀っていたからに違いない。
とうとう最後の一年が経ってしまって、 昨晩は、悶々として全く眠れなかったものだから。 朝方になって少し、うつらうつら。
…い、いやいや、いけない!今日はダメだろ!]
(21) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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[気がつけば、夢中で風船を投げ合って。 メルヤが呆れるくらい、蠍もびしょ濡れになっていた]
こういうのも、良いものだね。 [肩で息をしながら、乱れた髪を撫で付け 楽しかったよ、と笑う。
『――またこうやってあそんでほしいな』 耳に落ちる、少女のささやかな、心からの願い。>>0:935]
ああ、勿論だ。 また一緒に遊ぼう。
……けれど、いきなり水浸しにするのは 勘弁してほしいけれどね。
[カリュクスの言葉の裏に 隠れた気持ちは受け取ったから。 メルヤは少女と共に蠍を叱ることになるのだろう*]
(22) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 00時半頃
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よぅ!マリオ! おはよう、今日はおまえが一番乗りだな!
お、俺はちゃぁんと起きてるぞ! おまえの方こそ、欠伸混じりかー?
[悩んだ末に、結局使い続けている花柄のシーツ。 飾っていても勿体ないし、やっぱり大事な宝物だ。
まだベッドに座っていたから、 ノックもせずに飛び込んできたマリオを引き寄せて。>>3
その綺麗な空色に浮かぶ涙をそっと拭ったあと、 ごろりと一度横になって、クスクスと笑った。>>5]*
(23) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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/* せんせ、ニコせんせ
スーツで水遊びで触れられないとか ちょっとEROすぎませんか ねえ あの とても性的(濁った心)
(-10) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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―― 一年前:誕生日 はたけ ――
[ 真桑瓜と無花果と それから陽に向かって咲く花と。
差し出されたおめでとうを抱きしめて>>19]
せんせ、ありがと。 たくさんプレゼントもらっちゃった。
[ 物よりもたくさんの贈り物をもらったと もう一度強く、せんせいの手を握ったのだった。*]
(24) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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——現在、神木にて——
[時は巡る。 プレゼントに砂糖水を振舞ったり、空の旅と背に乗せたりとした、 1年前の誕生日も星が瞬くほどの間に過ぎ去り。
少女たちも1年分、体や心が成長したことだろう。 夢のように過ぎ去った時や、新しく紡がれていく時。 過去と未来が胸にさまざまに去来する。
重々しく荘厳な鐘の音。>>#0 朝の散歩で鐘楼の近くまで飛んでいた獣は、 鐘の音を耳にすると踵を返して、神木の陰に降り立った。 祭壇に祈るより、神木に感謝を告げる方が合っている気がしたから。]
(25) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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/* マリオの開幕突撃がかわいいー!ぎゅっぎゅー! あれだろ、練習の成果見せてくれるんだろ。 去年褒めてやれなかった分、たっぷり褒めるぞ!
そして卵in卵はずっと考えていたので、ピッパが出してくれてニコニコしてる。 今年は、小鳥さんを気にする子が多かったから、誰か出すかなーって思ってたんだ… こっちから薦めると不公平な気がして、出さなかったけどもw
さて、誰と旅に出ようか。 どの子も可愛くてなぁ、おっちゃん、一人に選べないのよ。 もう少し様子見て、こっち見てくれそうな子を探そうかな…(そわそわ
(-11) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 00時半頃
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[少女らと、私たち獣にとって特別だったあの日、 私はプレゼントをきちんと渡してあげることはできていたろうか。
デメテルに渡した雛罌粟の花。重ねた約束。 サルビアの蜜の味を知ったことを報告しただろう。 次に顔を合わせる頃にはご馳走が待っていただろうから、 サルビアを摘んで帰りはしなかったけれど。
マリオが神木にお礼を告げに行った後、 私からの果実のプレゼントを配ってくれたことには 改めて御礼を言って。
ピッパが季節はずれの熟した葡萄をヴェスパタインと共に 食べたことを知れば、たくさん食べて大きくなってほしいと 彼女には不本意なそれを悪気なく告げた。
カリュクスと畑から向日葵の種を乾かしに行く時は 再び握られた手をひいて。]
(26) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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[あの日は木登りの練習はしなかったとしても ジャムになるような木の実を見繕ってシルクに渡した。
その日エリが鳥のことで泣いていたことは 知ることがなかったかもしれないけれど プレゼントとして果実と共に 持ち帰った花は鳥のベッドに添える花となったろうか。
私の記憶では、少女らに教えてもらうことや 嬉しいと思うものを貰うばかりだったように思える一日。
その後の一年も、それは変わらず私は少女らの記憶を 右半身ではなく、心へと刻んで過ごした。]*
(27) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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/* この村は契るまで大変、というか見るロルが多くて目が回るんだけど、 なんかもうプロだけで村中盤くらいまで過ごした気分だ!
追いきれてないのがあって、本当に悔しい… どこかでフラグとか見落としてないといいのだけれど。 美味しい物語を持って来てくれる少女達にちゃんと返事したいのだよ。
(-12) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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/* 安易にいつもの場所>>0:30スタートしようかと 思ったんだけど、確かデメテルちゃんがヴェスパせんせいと毎朝の挨拶を確か祈りの堂でする、的なロルを回してた気がするから どこスタートにしようかな!!
とりあえず悪い子になります。フラグはわかりません!
(-13) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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― 去年:エレノア ―
[ 置かれた桃>>0:606に手を伸ばした。 ひとくち食べた途端、ああ と このフルーツの贈り主が、わたしにはわかりました。
こんなに美味しい桃を選べるともだちを ようくようく知っていますから お夕飯の時に会ったら、ありがとうと伝えなくちゃ。]
うん。 へーーーえ、……それで?
[ せんせの話>>0:953に、にこにこ耳を傾けます。 その口から知らないコの話がぽつりぽつりと出るたびに せんせ>>0:956の中ではきっと たくさんの思い出が蘇るのでしょう。
わたしは、それでいいとおもったのです。 ]
(28) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ 思い出すことがあればあるほど エレノアはもっとせんせいの傍にいるって思う。
( わたしも だれかに食べてもらえたら こんなふうに思い出して貰えるのかな。)
すこうし…… いいえ とっても。 エレノアが羨ましいって 思ったのです。
甘い桃が口の中に広がって 頬はにっこりと笑んでいるのに 心の中はちょっとだけ、苦くて。
せんせに”この1年”のおまじないをしてもらい>>0:957 「 ありがとう 」って答えたわたしは 嬉しいと不安が 入り交じった笑みを浮かべていたことでしょう。*]
(29) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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――回想:一年前の誕生日と名前の付いた砂糖水 ――
[ それは多分たくさんつまみ食いをして お腹がいっぱいになった後のこと。
食堂に戻ってきたわたしを待っていたのは 『カリュクス』と名前を貼ったコップが一つ>>0:556
その中身が透明だったから メルヤせんせいにお願いした砂糖水だって すぐに気がついた。]
(30) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ 甘い、甘いコップの中身 花の蜜と似ているのに、たくさん飲める砂糖水。
なくなっちゃうのがもったいなくて 舐めるようにちょびっとずつ飲んでいく。
だから飲み終わるまでには だいぶ時間がかかったけれど。
『プレゼント、ありがと。』
空っぽになったコップの上 ラベルがあったところに新しいラベルをぺたり。
ありがとうの言葉を貼り付けたなら コップを片付けに厨房へ。]
(31) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ 空っぽになったコップを洗って 中に新しくお水を入れる。
その中には、井戸へ行く途中に摘んだ小さなお花。 メルヤせんせいがいない時を見計らって せんせいの部屋にこっそり置いた。*]
(32) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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―回想・一年前、誕生日のよる―
どうぞ、入りなさい。
[ノックと共に、名前を告げるピッパを自室に招き入れる。 夕食時に要件>>0:928は耳打ちされていたから、 何を欲しがるのか、興味深げに彼女が口を開くのを待つ。
少女が望むのはささやかなもの。 数色の絵の具と絵筆だ。 それは蠍にとって、むしろ嬉しいお強請りだった]
ふむ、それならすぐに用意しよう。 他に必要なものがあるなら、遠慮なく言うといい。 [上機嫌な様子を隠さず、ピッパの希望に応える]
(33) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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|
アトリエなら、いつでも使ってかまわないよ。 ……ん、アトリエは使わない?
ふむ、描きたいものは外にあるのかな。
[水を向けても、お強請りの他は、 何を聞いてもないしょばかりだ。>>0:929]
(34) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[秘密にしたい大切なものは、誰にでもある。
だから、ピッパが何を描くつもりなのか、 教えたくないのならば、聞くつもりはない。 せんせいに必要なのは、助言を求められたときに 全力で応えることだと思うから]
そうか。少し、寂しい気もするけれど。 頑張って一人で、やってごらん。
[そう告げて。ピッパを伴いアトリエへと向かう。
少女が湯冷めしてしまう前に>>0:930 真新しい絵の具と、画材を揃えて渡さなければいけないから*]
(35) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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|
―現在・畑―
[朝陽が昇る。
これは、幾度目の朝陽かわからないほど繰り返された朝陽。 けれど、数十年に一度の特別な朝が鐘の音と共に訪れた いつもとは同じに見えて違う朝陽。
この一年で少女らの糧となってくれた 畑に彩られた多くの色たちに私は礼を告げる。
あの日よりも鱗の剥げた 生命の記憶を刻んだ右腕の赤と あの日からたくさん少女に触れて 心へと大切な記憶を刻んだ左腕の青を
朝陽と共に瞼の裏に閉じ込めた。*]
(36) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[びっっっっくり、し、た!!#0]
(37) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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|
―― 回想:一年前の誕生日とたまご ――
たまご? せんせ、ケーキつくるの?
[ 目の前にごろごろ転がった大きなたまご>>0:48
これがヘクターせんせいだったら 料理の材料だと思うところだったけど ここにいるのはホレーショーせんせいだったから たまごとせんせいを見比べて目をパチパチ。
けれど、一つ選ぶようにっておそわって ようやく誕生日プレゼントだって理解したから。]
(38) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 01時頃
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んー………
[ どれにしようかって 上から見たりしたから見たり。
全部がとても魅力的だから 選ぶのがとても難しかったけど。]
このこにする!
[ 悩んだ時は感覚に頼ろうって 瞼を閉じて、その場で三回くるりと回る。 そして目をつむったまま、選び取った一つのたまごは。]
(39) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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せんせい、これ あのときのシーツみたいね。
[ 透明の殻の中、揺れる赤と青。
角度を変えれば赤は青に、青は赤に そして混ざり合って紫に。
浮かべばそれは星のように輝いて 沈めばそれは、花のようにそよぐ
あのとっておきの悪戯を仕掛けた日 デメテルちゃんとわたし、そしてせんせいで 仕上げたシーツの模様に似ているようで。]
ありがとう。
[ 嬉しいなって、手のひらで包んだ。*]
(40) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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―祈りの堂→おそと―
[ 同じ部屋のエリを起こしちゃいけないから。 そしてびっくりさせたいから。ぼくはすこぅし 早起きして、いつもの通りステンドグラスの光に あたりながら刺繍の最後の仕上げをしていた。
できた、そう思った瞬間に鳴り響いた鐘。
それに身体がビクリ!と跳ねる。 今までこんなこと、なかった。がっこうじゅうに 響く音を、ぼくは間近で聴いたんだもん。
どきどき、こころが落ち着かなかったけど、 しばらく経って、ぼくは改めて完成した刺繍達を見た。 ぼく達の人数と同じ。六つ。]
(41) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[こころ、と言えば。
ぼくの胸の左のあたり、“こころ”があるあたりから 広がっている鎖の模様は、少しずつ大きくなった。 みんなでお風呂に入った時、誰かに言われたかも しれないけど…みんなも少しずつ、変わってる。]
(42) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ 間に合った、よかった。そんな安心がぼくの顔を きらきらさせる。 一つ一つを見ていると、これまでのみんなとの 思い出が浮かんできた。
待っていたけれど、待っていなかった日。 みんなに一つ一つ、刺繍を丁寧に折りたたむ
きょねんは、エリと“けんか”したり、デメテルと 夜にぎゅってしたり、せんせい達にプレゼントを もらったっけ。
ワクラバせんせいから貰った木ノ実は、 ぼくが採った時よりも沢山だったかな?>>27 またジャムにして、別の日にぼくは木の上で、 せんせいは下で食べた。食べ終わったらまた飛んで 受け止めてもらった。ふふん。]
(43) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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ゎ、 てっきり未だ寝てると思ってた。 ホレーショーせんせ、おはよ!
1番にせんせいに見てもらいたくって。 桃も諦めて、急いできたんだ。
[だから、後で一緒にとりにいって? そう言外に含ませて。 欠伸混じりなことを指摘されれば>>23、 僅かに頬を膨らませた。]
(44) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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だって、昨日も遅くまで練習をして……
ゎ あ!?
[腕を引かれれば素っ頓狂な声を上げて引き寄せられる。 身長が少し伸びたとはいえ、小さな身体なのは違いないから。
目尻に溜まっていた涙をぬぐってもらって、 その隣で寝転がる。 クスクスと笑うせんせいにつられるように笑みをこぼせば、ふたりの笑い声は暫く続いた事だろう。]
(45) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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/* >>37 シルク、君に何が起こった?
(-14) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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ふふ、もう。なぁに せんせ。 急に引っ張るからびっくりした、
聞いて。 去年せんせいからもらったの、 雪を降らせられるようになったんだ。 それから、オーロラも、
すごい?
[卵は腕の中に閉じ込めたまま。 ほめてっていう風に視線を合わせた。**]
(46) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ エリと仲直りできたご褒美に、ニコラスせんせいと、 ヴェスパせんせいと、4人で手を繋いだ花畑。 焦げた香り……あれは、パンだったっけ?
………あれ?違う、ね。 それよりも前から、香っていたもん。
途切れていたぼくの記憶の糸は、繋ぎ直された。 糸は切れても、繋ぎ直せるから。>>0:192
まさか、ううん。そんなことは。 その時、ぼくの心の中にある色んな“いと”の縺れは ……大きく、大きくなって。]
(47) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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ダメ、ダメ。“こうかい”するような子になっちゃう。
[ 今までこんな気持ちになったことが、ない。 だからどうしていいのかわからない。
この気持ちは、本で読んだ。“いかり”だ。 そんな気持ちを、しかもせんせい達に持つなんて。
食べて“こうかい”されないような良い子でいようと 思っていたぼくは、まさか、こんな時に良い子じゃ いられなくなったなんて。 このままじゃ食べてもらえない――――そうして食べてもらえないぼくは、ダメに、なるかもしれない。]
(48) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ バン!って今までした事もないくらい強く 木の扉を開けて、お祈りの場所を飛び出した。 六つの刺繍は大切に抱きしめていたけど、いつの間にか一つ落として。
ぐるぐる心の糸は絡まったまま。 おそとをずんずんと歩くぼくは、ヘクターせんせいを 見かけても、挨拶もしない。>>10]*
(49) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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― 去年ねだったプレゼント ―
じょ、……じょうずにできたら……ね。
[ わたしは、ニコせんせの寂しい顔が苦手だ。>>35 ”寂しい”なんて言われたら、もっと苦手だ。 だからつい、内緒のつもりがそんなことを言ってしまう。
一人で、ってことばには、ウンウンって頷いて せんせの後ろをついてアトリエへ向かっていく。
あおいそらを描かせてもらったその場所は そんなにたくさん訪れるところじゃないから すこうしだけ緊張。 足がぴいんと張っている。
せんせの後ろから覗き込んだ暗いアトリエには いったい何があったでしょう。 ]
(50) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ 前のままなら、描き途中のクロッキーだとか 画板に水張りされた水彩紙だとか いろいろ いろいろ……
その中にせんせがよく持ち歩いて 絵を描いている画帖>>0:567を見つければ
”見たいなぁ” っておねだりが 発動するはず。* ]
(51) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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/*.なんでせんせいを無視してるんだろう?
(-15) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ そんな去年の一日の記憶を夢に見たのは きっと今日が、誕生日だから。*]
(52) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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─はじまりの日─
[鐘楼の音が鳴る>>#1 小さな鈴の音よりも深く重く、響き渡ったの]
…………、あさ。
[囁いた声は掠れてた。 日に透ける髪は、ほとんど金色に。 あの日作ったおはなしにはなかった黄色に近い色合いに変わったわたしは、流れる糸を見つめて瞳を細めたわ]
…………おはよう。
[隣のベットにいるピッパはもう起きていたかしら。 一年前のこの日は、隣のベッドで語らった時の笑顔はもうなくて。 代わりに少しだけ寂しそうに笑ったわ]
(53) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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/* どの少女もかわいくてせんせい誰にしたら良いのかまだ決められておりません。 (畑に突っ立ってさあどうしようかなと考えているなう
(-16) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[わたしの机の上には、たくさんのおはなしを綴った羊皮紙が重なっていて。 栞の中に飾れたヒナゲシの押し花>>0:39がひとつ。 一年分くらい大きくなった小さな苗木>>0:955がひとつ、飾ってあった。
実ったのは実ったの。 駆け足だけれど春夏秋冬の温度調節はせんせいが教えてくれたから。 でもまだ青いのは、その時じゃないという証拠なのかしら。
一年経ってわたしは、難しい文字も読めるようになった。 エリやシルクには敵わないけれど、ボタンを縫い付けることくらいも出来るようになったわ。 それでも未だに寂しい夜はシルクを抱きしめてしまう辺り>>0:959 甘えん坊なところは残っているけど、ちょっぴり悔しいわ。
でもきっと、お別れの時までには実らせてみせるの。 それに、……みんなとのおはなしも完成させたいから、頑張らなきゃね]
(54) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[せんせい達は、わたしと交わした約束を覚えてくれているかしら。
叶えてくれたものも、そうでなかったものも、きっとあったでしょう。
たとえばワクラバせんせい>>26 せんせいと同じものを共有できたことにわたしは喜びを感じたわ。 でもわたしはせんさいの手からサルビアの花も欲しかったから少しだけ拗ねた顔をしたわね。
ヘクターせんせいが用意してくれたご馳走は確かに素敵なものだった。 だからといって、何かと比べるつもりはなかったから。 だから来年また渡してねってお願いを重ねたことも、懐かしい思い出。 その時はこっそり、せんせいの右手にも触れてみたいなんて思ったのはわたしだけの秘密。
それから…。 星の綺麗な夜に思い出すのはメルヤせんせいとのおはなし>>16 とても、たいせつなことを教えてくれた夜だったの]
(55) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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─回想:星降る夜に願うはひとつの─
[メルヤせんせいはすぐに雷を落とすの>>15 せんせいの声はよく通るからわたしはいっつもびっくりしちゃったわ。 でもあの日は一等にせんせいは強く雷を鳴らしたの。
さすがのわたしもベソをかきそうになったけれど、やっぱり雨は降らないみたい。 代わりに曇り空みたいにしゅんと暗い顔をしていたの]
……触れたいの。みんなの分だけ用意できたら、どこで離れていても繋がっていられる気が、した…から。
[いつもの元気の良さはどこへやら。 途切れ途切れの声でわたしは呟いたの。 月のない夜だった>>18 お星さまは死んでしまったいのちの光だと知ったのは、その時だったかもしれないわ。
メルヤせんせいであっても、星には届かないんですって。 ワクラバせんせいの時と同じね。 せんせいは完璧なまほうつかいじゃない。 救えないものだって、触れてはいけないものだって、あるの]
(56) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ヴェスパせんせいみたいに泣いてしまう事だってある。 それにホレーショーせんせいも眠らずにはいられないし、お野菜が切れたときヘクターせんせいも無限に生み出せるわけじゃない。 絵を描くのが上手なニコラスせんせいにもだって、触れられないものはあるもの。
わかっていたわ。でも、すごく悲しかった。 伸ばした手は垂れ下がって胸の位置でギュッと握りしめて。 せんせいにさよならのあいさつをしようとしていた……そんな時だったわ]
…………近づけるの?
[メルヤせんせいが、姿を変えて。 わたしにひとつ、提案してくれたの。 断る理由なんかなかったわ。 だからわたしは素直にせんせいの体に身を寄せたの。
風をきるために存在する身体。 わたしにはないものを持つせんせいに預けて、高くて遠くて届かないと思っていた場所に近づいた]
(57) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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/* ごめんよwwwごめんよシルクwww
びっくりしてそんなに髪の毛立っちゃったのかな (ちがうよ
ぼくはざああーーーっと去年のまとめ みたいな喉を書きたいんだが なかなか まとまらぬ
どこからかきはじめようかなーー
(-17) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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/* 身長何センチ伸びた?7
(-18) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[満天の、………星空だった]
(58) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[きらきらと眩いくらいに散りばめられた星々が。 真っ暗闇の中でも光り輝いていたの]
せんせい、わたし。 黒色は苦手だったの。 わたしの色も分からなくなってしまうから、少しだけ、こわかったの。
[暖かい風を纏いながら、わたしはせんせいに語りかけた。 そっと、頬をせんせいに寄せて、ちいさく、ちいさく、ささやいたの]
でもね、こんなに綺麗なものがたくさんお空にはあって。 ひとりじゃないのね。…ありがとう。メルヤせんせい。
[触れて、撫でて。顔を上げて。 そんな時に、流れ落ちた綺麗な星]
流れ星!せんせいもお願いしないと! こころの中で3回、唱えるんですって!
(59) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ねえ、素敵な思い出たち。 わたしの大切なたからものたち。 わたしのお願いをひとつ、叶えてくれないでしょうか。
その日、わたしが願ったひとつのお願いごと]
( せんせいが、みんなが、しあわせなおはなしを、紡げますように! )
[そこにわたしも、誰かの傍にありますように。 強く、強く、願ったの。
この日、叶えられなかったとしても、新しく手に入るものもあるんだって、わたしは知った]*
(60) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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[少女の命を宿す白木は今日もそこにあった。 さらさらと風が流れるごとに葉が触れ合う音がする。
空から見る木も、浮かぶ一点の白が世界とがっこうを隔して神々しいが、 大地に立って見上げると暖かさを含んだ厳かさに圧倒される。 目を閉じて手をかざすとそっと感謝を捧げた。
一人として欠けることなく少女を見守ってくれたことに。]
(61) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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——回想:水風船のあと——
なんでニコラス先生まで濡れネズミになってるんですか。 [ある日、井戸に水を汲みに来てみれば、 カリュクスとニコラスが揃ってびしょ濡れになっていた。 それも両方とも表情が輝いていたのだから、 こうなるまで止めもしなかったのだろうとすぐに分かる状態で。]
ほら、カリュクス隣に並んで。 先生も指先までピンと伸ばして立っててください。
[二人を並べて、ぴたりとまっすぐ立てさせるようにすると。 そのまま待っていなさいと告げて獣の姿に転変し、 風を巻きおこして建物と井戸とを往復した。]
二人とも手を出して。風邪を引くでしょう?
[洗濯が終わって干していた、乾いたばかりのタオルを渡して。 その後にお説教をひとつ、垂れていたりもしたのだろう。]
(62) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 01時半頃
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[ふらりと食堂を出て、どのくらい歩いたろうか。 たくさんの思い出を一つ一つ思い返して歩くのは、とても楽しかった。
すると……]
きゃん!!
[突然聞こえた物音>>49に全身の毛を逆立てて思わず吼えてしまった。力任せにドアを閉める音は、きぃん、と耳鳴りがするようで。 走り去るその姿を見かければ]
……ふぁ?おい、シルク?
[そんな力任せなことをする子じゃないだろうに、手元から落ちる刺繍にも気付かないまま走るその背を追いかけた。]
(63) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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/* せんせいのことは好きだけど、隠し事は、いとじゃない
みたいなよくわからん神経
(-19) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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―回想・昔のこと、勿忘草―
[それはいつの日のことだろう。 きっと蠍ががっこうを訪れて、まだ日が浅い頃。 それまで、ねじくれた心の蠍と親しくする相手など、蝙蝠しかいなかったから。
触れられない理由を上手く説明することも出来なくて。 少女たちの誰とも馴染めずにいた、或る日。
中庭の芝生に座り込み、どうしたものかと頭を悩ませていたら。 不意に目の前に小さな影一つ落ちた。
見上げれば、少女が其処にいた]
(64) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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君は、確か――デメテル?
[疑問形で名を口にしたことに、 もしかしたら少女は気を悪くしたかも知れない。
困ったような表情を浮かべる蠍に、 少女は後ろ手に隠していた何かを差し出した。 ――それは可憐な勿忘草。
>>0:933涼やかな紫色が、いやに目に染みた]
(65) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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これを、私に?
[驚いて、ぱちくりと瞬く蠍に少女は言う。 『せんせいの手に触れられなくても、 お花を介してなら同じものを触れるでしょう』と]
……ありが、とう?
[思わぬプレゼントに、まるで白昼夢でも見るかのように 阿呆な面を晒したせんせいを見て。 デメテルはどんな表情を浮かべただろう。
蠍ががっこうに馴染むことができたのは、 あの日の勿忘草の――ささやかなプレゼントのおかげだ。
だから、口に出来ずにいるけれど。 今も蠍はデメテルに感謝をしているのだ*]
(66) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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─現在:畑─
[今日は必ず馳走が用意されているわ。 だってわたし達の誕生日だもの。 きっと、去年よりも素敵なお料理をヘクターせんせいが作っているに違いないの。 もしかしたら、ホレーショーせんせいがジャムも用意してくれるかもしれないわ。
どうかしら。実際にそんなことを思いつつもわたしが向かったのは畑よ。 花は早くに顔を覗かせるように、お野菜もとれたてを持っていった方がきっと美味しいと思ったから。
………いちばん、美味しく食べられるものに、触れたかったから]
おはよう。ワクラバせんせい。 ……誰かを待っているの?
[そんな時。 見かけたひとりのせんせい>>36にわたしは声をかけたの。 一年前、せんせいがわたしにかけてくれた言葉とそっくりものを。 ただ、わたしの手には、綺麗なヒナゲシの花はなかったけれど。 せんせいの右手は一年前よりも、赤色が増えていた]*
(67) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 01時半頃
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―― 現在:神木 ――
[ 一年前と同じように眩しい朝の光。 目眩まで起こしそうな金の色。
今日が誕生日だということも、もう 一年前のように忘れはしない。 日に照らされ、金色の影が落ちる土の上 一歩一歩と、神木の根元を目指していけば。]
―――綺麗
[ 離れていてもわかる白い枝と重なり揺れる葉の音。 何より先にこっちに挨拶をしたかったから。 ほんの少しだけ早める歩み。 そして、目的の場所にたどり着いたなら]
おはよ、メルヤ先生。
[ そこにいた先生に挨拶を。*]
(68) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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─回想:むかしむかしのおはなし─
[新入りさんは、あまりおしゃべりが得意じゃないみたい>>64 ここにいるみんなは、誰かとおはなしすることを厭う子はきっといなかったけれど、ニコラスせんせいはいつも距離を置きたがっているように見えたの。
中庭の芝生はわたしのお昼寝する場所のひとつ。 ゆっくり眠って考えるのも悪くないわ。 そう思ったのだけど、道端に咲いている素敵なお花を見つけたの。
ワクラバせんせいはお花に詳しかったから、お名前は聞いていたわ。 勿忘草。わたしは一輪それを摘んだらゆっくりと足を動かしたのだけど…先にお客さんがいたみたい>>64
いつもはわたしが見上げているのに、せんせいのお顔は下にあったわ。 なんだかそれだけで面白くってわたしはせんせいを見下ろしたの]
(69) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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そうよ。わたしはデメテル。 おはよう、ニコラスせんせい!
[せんせいがわたしの名前を覚えていてくれたことが、わたしは嬉しかったわ>>65
だって初めてお名前を名乗った時は、せんせいあんまりこちらに近づいてくれなかったから。 だから、きらわれていたわけでも、避けられていたわけでもなかったんだわ。 そう思えたから嬉しかったの]
そう!せんせいに。 わたしの大好きなお花のひとつよ。 [だからせんせいにはもうひとつ教えてあげたの。 このお花は、友情と思い出、という意味もあるのよって]
せんせい、わたしとお友だちになって?
[わたし、せんせいの体に宿っているものを知らない>>0:405 でも、わたしは逃げることをせず、視線をせんせいに合わせるようにしゃがんだの]
(70) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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ここは、日向ぼっこをするには最高の場所だけれど。 いっしょにここにいるなら、わたしとおはなし、して欲しいの。
[ここは暗い場所ではないわ>>0:596 おひさまはきらきらとわたしたちを照らしているもの。それに]
独りは寂しいから。
[せんせいが断ってしまっても受け入れてくれたとしても、わたしは笑ったわ]
忘れないでね。わたしとの約束。
[あなたの求めるものが何かはわからなかったけれど>>0:600 それでも、ここで過ごす時間を楽しまずにいるのは、もったいないから。
だからニコラスせんせい行こうって。あなたの瞳を覗き込んだ。
でも、それから間も無くしてせんせいはみんなに引っ張りだこになっちゃうのだけれどね。 たまに、おはなしの挿絵を描いてってお願いをしに行く時に、お土産にお花を持っていくのはあの時の名残り]*
(71) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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/* そもそもヴェスパせんせいに無茶振りをしたのは シルクなんだけど…なぜ怒ってるんだ…申し訳ない…
(-20) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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―回想・去年ねだったプレゼント―
[ピッパが蠍の寂しげな様子を、 苦手としていることを知らない。>>50
もし知ったなら、極力、寂しさを隠そうとして。 隠しきれずに、むしろ彼女を困らせてしまうことになるのだが]
それなら、期待しているよ。
[上手に描けたら見せてあげる。と 内緒のつもりを譲歩されれば、嬉しさを隠せない。
蠍はピッパが上手に描けることを微塵も疑わない、 傍からみれば、親馬鹿の一種のようなものになっていた]
(72) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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[アトリエをしげしげと眺めるピッパが画帖に目を留める。>>51 "見たいなぁ"なんて、そんなおねだりに。逆らえる蠍などいないのだ] 見せるのは、構わないが。
ほら、これを羽織りなさい。 湯冷めしてしまうよ。
[夜、アトリエで作業するときに使うブランケットをピッパの肩に掛け。ランプに灯を点し、明るさを確保すると。画帖を渡して、手元を照らしてやる。
夜のアトリエで眺める絵。>>0:567 これもまた"とくべつな日"に相応しいのだろう。 少女がどんな感想を抱くのか楽しみにするうちに、夜は更けていく**]
(73) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 02時頃
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[瞼の裏に閉じ込めた私の色は黒の背景に じわりと溶けて紫色になった。
赤と青。 混じりあったらもっと素敵な色になると 私に教えてくれた少女の言ったとおりだと私は思う。>>0:696
思い出していた声と同じ声がして、私が瞳を開くと視えたのは 一年前、私がそれとそっくりなかけたも問いをかけた時より 少しばかり大きくなった、けれどまだ小さな影。>>67]
おはよう、デメテル。 私は、お日様を待っていたんだよ。
それから、この畑にお礼と、お別れを言いに。
[昇った陽を指して、特別な朝の訪れを待っていたことを告げる。]
(74) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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/* おや ばか とか もう ほんと この 蠍(悶
あああああーーーーー好きだなーーーー 好き、だなーーーーーーーーー
告白したいけど(SUKI) 何がしづいらいってさあ わたし全裸族でしょう??? あのあたり とか あのあたりのひとには ガン透けでしょう????
村建てが矢印向けたら遠慮させちゃうかなあって うううううううーーーーむ でもいちPLとして、いつも通りに遊んでええやん!って気持ちも あり。
ううううううううーーーーーーむ
(-21) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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今日の素敵なおはなしは、もう思いついたかな。
[一年前の誕生日の朝を思い出しながら問いかけて、 それならば畑の樹木ではなく神木に話しに行くだろうかと思えば]
デメテルは、収穫に来たのかい。 誕生日の料理に使ってほしいものを見繕うなら、私も手伝おう。
[果実も野菜も、採れたてが一番であると少女は知っている。
特別な日のご馳走に見合うものとして、 糧となる命として、少女は何を選ぶのだろう。*]
(75) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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/* プロの一角獣ってエフせんせいなのになぜ勘違いをしているのか。 羊皮紙は拾ったけど、ぜんぜん過去村ひろえてないなぁ。 うぬうぬしつつマリオちゃんの瞳の色の変化すきだなぁ。
(-22) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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―おそと―
『きゃん!!』
[ ヘクターせんせいの声。だけどぼくはいつも みたいにおはようございますをせずに、 らんぼうに足をすすめる。>>63 だけどせんせいに追いかけられたら、 ぼくはすぐに追いつかれる――し。 名前を呼ばれたら、怒っていても立ち止まっちゃう。]
………ヘクター、せんせい
[ ぼくは、せんせい達がだいすき。それは変わっていない。だいすきなのに。いと、絡まってる。 それを解く方法がわからないまま、ぼくの口からは いつもより低い声が出た。ぼくも、びっくりした。]
(76) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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せんせい、パン……ほんとうに、焦げてた?
(77) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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/* なにこの私の文章ひどい。
>>74 私がそれとそっくりなかけたも問いをかけた時より → 私がそれとそっくりな問いをかけた時より
(-23) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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[ ぼくは記憶の糸が繋がったばかりだけど、 ヘクターせんせいにとっては違う。 だからぼくがいきなり何を言ったのかわからないかも しれない。なんのことか聞かれたら、答えるけれど… …でも今はいつもよりうまく言えなくて。
花畑の頃から漂っていた焦げた香り。>>0:553 その正体を、ぼくは知らない。
ほんとうに、ヘクターせんせいはパンを焦がしたのかもしれない。>>0:720 どんな答えが返ってきたって、ぼくは信じる。 信じるよ。せんせいだもん。たいすきなんだもん。 でも絡まって、どうすればいいかわからないよ。
せんせいの目をジッと見る。 ぼくの糸は、せんせいに、せんせい達にちゃんと 繋がってるのか……確かめたくて。**]
(78) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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―― 回想:水を入れた紙風船 ――
かみふうせんのつくりかたはね しょこのほんでみたの。
[ 感心してるようなせんせいに>>20 わたしが考えたんじゃないよって 首を左右に振って見せて。
隠れ方や投げ方は、オナモミの応用だったり デメテルちゃんとの研究の成果だったり だからわたし一人の成果とは言えないなって
そんなこと考えてたら、油断していたようで。]
せ、せんせい!??
[ おでこに当たって弾けた風船。 濡れてぺったり張り付いた前髪をかき分けたら 逃げてくせんせいの姿が見えて。]
(79) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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[ えいやっと、投げた紙風船はせんせいの肩辺りへ。
ぶつかったかどうかも確認しないまま 井戸の後ろに隠れたわたしは次の一撃を製作して。
互いにいくつ投げたかわからないくらい 雨に濡れたどころか、水たまりに寝転がったくらい びしゃびしゃの姿になったけど。]
わかった!それじゃあつぎは なげるよっていいながらなげるね。
[ 『また』の約束>>22に大きく頷いたその後は
メルヤせんせいのお叱りの予感がしたものだから ニコラスせんせいの影に隠れるようにして。*]
(80) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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/* さて。 書き始めようか。
(-24) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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/* デメテルは来てくれてありがとう。
私チップ予約すげえ遅かったのですけど 獣選ぶ気しかなかったから少女埋まりが早かったのは むしろありがたかったりしたのですがみんなほんとかわいいね。 村内で相手を選ぶ村は選ぶ側選ばれる側半々やったけど、選ばれる側のときの方が他者と接触はしやすく選ぶ側のときの方が気楽さがあるなあとかそんなことを思う。 いや、私でよいのだろうかという意味では気楽さというのはあれだが。
(-25) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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/* うーーーん…デメテルちゃんピッパちゃんのように 誰がきてもオッケーな感じにしたいけど…… 過去の捏造が苦手すぎる……がんばれ……!
どのせんせいもみんないいせんせいだから、 しょうじきこんな私でよかったら! 精神なんだけど、とりあえずエンカ…
怒るのは 無理して内緒にしたヴェスパせんせい 話してくれなかったニコラスせんせい、であって ヘクターせんせいはとばっちりすぎる…みんないい子なのに劣等生すぎるぜ……
そして過去に生きられない……生きたい…… 回想は、少しずつやりたい……(願望)
(-26) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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─現在:畑─
[せんせいと同じくらい大きくなる。 一年前せんせいに告げた野望はもちろん同じ部屋のピッパにも伝えたわ。
彼女はわたし達とは頭数個分くらい抜きん出て背が高いけれど、せめてピッパと同じくらいの身長なら、あの子の髪だって簡単に結えるもの。 わたしはピッパの柔らかい髪が好きだったから、まずはその高さを目指してたくさん食べたの。
そのお陰かしら。 3cm大きくなったわたしは、ほんのちょっぱり縮まった距離に笑みを深めたの]
そう。今日は、はじまり日だものね。 たくさんのおわかれをしてから、たくさんのものを見にお外に出る日。
[せんせいの隣に立つために、わたしは一歩踏み出したわ]
(81) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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/* デメテルとカリュクスは振りを下さって、本当に助かりました。 大切なことなので、二度言います。 助かりました、ありがとう!
(-27) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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素敵なおはなしは、かみさまの木の下でおはなしするのも素敵ね。 でも……完成してないの。 だから、完成したらせんせいも聞いて欲しいわ。
[残念ながらまだなの。 出来ていたらきっとわたしも胸を張ってせんせいの左手が欲しいって右手を伸ばしたでしょうけど。 でも代わりにせんせいはたからもの探しに協力してくれるみたい>>75
ありがとう、とお礼を言ったら、わたしが進んだのは一本の大きな木。 そこに実っていたのは真っ赤な果実。 そう、昔わたしが雷の実だって間違えて覚えていたもののひとつなの]
うふふ。わたしね、あの日いっしょに食べれなかった焼き林檎、ワクラバせんせいとも食べたくて。
[さいごのばんさん、って言うのだったけ。 そんなつもりではないけれど、わたしは背伸びをして林檎を取ろうと腕を伸ばすの。星ほど遠く離れているわけではないけれど、あと数センチ足りないみたい。 でも、ジャンプしたら届くかしら?
そう思ってジャンプをした瞬間。指先が赤い果実に届いて、わたしはやった!と叫んだのだけど]
(82) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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あ。
[おざなりになった足元。 バランスを崩した時に助けてくれるメルヤせんせいの姿は見えなくて。 近く大地に目を瞑った]*
(83) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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/* 他のせんせいたちと比べて、蠍の言葉に説得力がないこと、山の如し。 キャラクターは作り出した人間の能力を越えないんだなあ、としみじみ。
でも、そんなせんせいがいても、いいよね。
(-28) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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―― 回想:水風船の後 ――
[ 案の定怒られたニコラスせんせいとわたし>>62
予想通りなメルヤせんせいの反応に 友達と一緒なら逃げ出すところ だけども今日、一緒に叱られているのは ニコラスせんせいだから。]
せんせいがぬれたのはね、わたしがなげたの わたしがぬれたのはね、せんせいがなげたの
[ 一応説明はしたけれど これじゃ説明になってないのはわかる。
メルヤせんせいの指示通り 揃って並んで、指先までピンてしたなら。]
(84) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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わぁ、ふかふか
[ 渡されたのは乾いたタオル。 お日様の匂いがするそれに ほっぺたをつけて、しばらく感触を楽しんだ後。]
せんせ、かわいた!
[ 肌や髪についた水気を拭き取って お説教もちゃんと受けようって メルヤせんせいの前に待機したのだった。*]
(85) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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/* ふぁー怒られた尻尾丸めちゃう
(-29) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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/* そろそろ寝よう
(-30) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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―― 回想:もうひとつの紙風船の記憶 ――
[ 記憶力はあまり良くない方だけど お仕置きされることもそれなりに多いけど それでも、記憶に残るお仕置きもある。
それはそう、ご飯抜きの刑や くすぐりの刑 それに素敵なお仕置きも――――]
(86) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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[ その日、わたしがいたのは井戸の影 手にはおきまりの水入り紙風船が二つ三つ。 いつものように獲物を狙うようにして 誰か通り掛からないかな。なんて狙ってた。
だけどその日はなかなか誰もこなくって もう戻ろうかなっておもった時 こっちに来る影>>0:889に気がついたんだ。
普段なら狙わないヴェスパタインせんせい だけど狙おうって思ったのは
井戸の影にいる時間がちょっと長かったから。 ひとりでいる時間が寂しかったから。
だから、怒られてもいいやって 投げた紙風船は、綺麗に飛んで>>0:890]
(87) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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[ 頭から水をかぶったせんせいの姿に>>0:891 やっぱりやめればよかったって 後悔する気持ちは、飛び跳ねて隠した。
どうせ怒られるなら思いっきり 『こらっ!』ってされた方がいいと思うから。
でも、やっぱり怒られるのは怖くて 本当は不安でしかたなかったけど。
けれどせんせいの反応は わたしが思っていたのとは全然違った。]
(88) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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[ お説教の雨の代わり わたしが浴びたのは、たくさんの水しぶき。
犬と鳥を合わせたような姿のせんせいが 『わんっ!』て鳴くなんて この時初めて知ったような気がするけど。
びしょ濡れになったわたしを乗せて 学校を走りまわったヴェスパタインせんせい0:893
早いスピードには慣れていなかったから 最初は必死でしがみついていたけれど 途中から面白くなってきて。]
えー、おかわりっ!
[ 終わる時、そういったのを覚えている。*]
(89) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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——現在、神木の下——
[目を瞑り、手をかざして。一心に念じていると。 かさり、下草を踏む小さな足音が混じったのに振り返った。
見れば、少女が目の前に立っている。 こんなにも近くに来るまで気づかなかったのは、 集中していただけでなく、揺れる枝葉の囁きが響いていたせいだろう。]
おはようございます、カリュクス。 ——いい日になりましたね。
[少女のさらさらとなびく髪は、 木の葉ずれの音のように涼やかで、金の影のように光を弾いていた。 大樹越しに見る空は、薄くて透明感のある水色。]
本当、綺麗になりました。
[空を見上げてぽつりと呟くと、一年前のことも鮮やかに蘇る。]
(90) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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——回想:去年の誕生日とプレゼント——
[ピッパにねだられれば背に乗せて空を飛び、 果実の大量消失に気づけばああと顔を覆い、 ずっと昔の鳥の墓に供えられたものをみて祈りを捧げたり。
昨年の、少女たちの誕生日はやたらに充実して。 それでも楽しい忙しさだった。
部屋に帰ることになったのは夜も遅くのこと。 あらかた片付けや雑事に見回りを終えて、 疲れを覚えはじめた体を伸ばしながら歩いていた。]
(91) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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おいおい! 一年前のこと、忘れちまったんじゃねぇだろな? 大事な日には俺だって、早起きすんだよ!
[なんて、膨らませた頬をつついてカラカラ笑う。>>44]
あー、身長はちゃあんと伸びたけどなぁ、 今年もあの桃に届かず終いだっtくぁ〜あ〜…
[夜遅くまで起きていたのは自分も同じこと。>>45 空に浮かぶにわか雨を拭っていたら、 マリオの欠伸が伝染して、時間差でこちらも大欠伸。]
(92) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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[最後、水回りの点検にと立ち寄った食堂は、 昼間とは打って変わってしんと静まり返っていた。
並んでいたものは皆片付けられ、カリュクス宛のグラスもなくなって。 その時は、ああ、多分飲んでくれたのだなと。 グラスがひとつ少なくなっていることにも気づいていなかった。
だから疲れ目を拳で拭って部屋の扉を開けた時は、 驚きと嬉しさで落ちかけた瞼がぱっと見開かれるほどだったんだ。]
(93) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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[コップの水に差し込まれて咲いた、小さな花。 ベッドテーブルに置かれたそれは、扉を開けてすぐ目に飛び込んで。 ふらと近寄れば柔らかい香りがした。 包み込むように手に取ってみると、真新しいラベルのメッセージ。]
ありがとう。
[ぎゅっと胸の前で抱いて、ベッドテーブルに置きなおす。 柔らかい香りが疲れを一気に眠りに変えて、心地よく落ちていった。*]
(94) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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[たまらず二人で笑い合って、満足いくまで寝そべったのち。
昨年の約束を果たそうと。>>0:305 キラキラした瞳でこちらを見上げてくるマリオに、]
おう、雪なぁ、できるようになったか。 すごいすご…って、
えぇぇぇッ?!
なんだって?オーロラ?! おいおい、そんなの教えた覚えないぞ!
[がばりと上半身を起こして、思わず叫んだ。 一瞬、聞き間違えかとも思ったが、空色が肯定を返す。]
(95) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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自分で見つけたってのか? すごいなそりゃあ! よく頑張った!
…どれ、見せてみろ。 俺もオーロラはまだ、作ったことがないんだ…、
[そわりそわりと、まるで子どものように。 驚きと称賛、そして期待を込めた目で、じっと見つめ返した。]*
(96) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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/* もう、マリオくっそ可愛いなコイツぅ!!
今すぐモグモグ食べちゃいたい。 きっと桃みたいに、いんや桃よりも甘くて美味しいんだろうねぇ…
俺の能力で、外で何か貢献できるかはわかんないけど、 もし懐いてくれるんなら、…って思っちゃうよね。
お察しの通り、PLもPCもちょろいです。 すぐ絆されちゃう〜〜〜
(-31) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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/* 結構みんな過去に生きてる…( あたしは現在軸を生きることにしよう。
(-32) 2016/10/10(Mon) 02時半頃
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― 回想:去年ねだったプレゼント ―
[ ( だまってる、つもりだったのに……… )
”期待してる”>>72 と言われれば、 お風呂上がりだからって理由じゃない熱が ほっぺたに集まるのがわかる。
せんせの顔が またふんわりと緩むのを見て わたしは目をそらしてしまいたいのに
瞳は勝手にずっと見ているから また ひとつ ”―――――” が増える。
ランプが照らすのが、足元だけで ほんとうによかった ……なんて思いながら
わたしは黙ったまま、大きくひとつ頷いた。 ]
(97) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[ せんせのにおいと、絵の具のにおい。 手渡されたそれ>>73に ふふふっと頬を緩ませながら わたしは少し重たい表紙をめくる。
せんせの手のかわりに 肩を温めるブランケットを よいしょ、と自分でも羽織り直して ほんとはぽかぽかしてるから要らないって思ったけど かけてもらったのが嬉しいから 黙っていた。
ゆら ゆらりと揺れるランプの光。
その中でひらいたせんせの絵の世界は ”絵”は動かないはずなのに 線がゆらあり動くものだから なんだかとっても ]
……みんな、生きてるみたい。
[ 食堂の”みんな”の姿に、ほっぺたが緩んだ。]
(98) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[ なんだか忙しそうにしてるめるやセンセの姿には ”ほーせんせはまたサボってたの?” と聞いてみたり
砂糖水に喜んでるだろうことがひと目でわかる エリやシルクやデメテルたちの姿には ”いいなあ!わたし飲みそびれた!” と 欲張りさんなひとことを。
めくって めくって そっと絵に触れて。 たくさん出てくる”みんな”の過去の中に わたしの姿もあったでしょうか。
( あなたの視界に、わたしも居るかな ) ]
……ね ニコせんせ。
絵って、すてきね。
(99) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[ せんせが求めた感想>>0:567とは もしかしたらちょっと違ったかもしれないけれど
何年たっても みんなが此処から居なくなっても ………わたしがおしまいをむかえても
この絵はここで 笑い続けているんだって、 みんなはこの画帖の中で ずっと一緒にいられるんだって おもったら
ページをめくるわたしの顔は ちょっと泣きそうで けれど 幸せそのものでありました。
( ”エレノア”も、絵があったらよかったのにな )
そう思ったらまたひとつ ”―――――”が増える。 ]
(100) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[ もっとたくさん見ていたかったけれど キリがないなって
今日はもう遅いから、と画帖を閉じ。 ]
………あした、また見せて。
[ 楽しみは ”またあした” にいたしましょう。
パタリと画帖を閉じ、くるり回して 触れられない彼の手へ。
今度こそは大人しく おねだりしたものが纏められるのを いい子に座って待っているつもり。* ]
(101) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[今年も、空は晴れていた。>>2
おんなじ部屋のシルクちゃんが出て行く気配には気がつけなくって>>41、投げかけた「おはよう」は宙に霧散した。 ねむたい眼を擦りながらベッドを出て、寝呆けた頭で服を着替える。 お腹がすいたから、食堂にいって、ヘクターせんせいに朝ごはんをつくってもらおう。
一見、なんにも変わらない朝だとおもうのに、鳴り響く鐘楼の音だけが確かに異質を告げていた。>>#0>>#1]
(102) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[昨年の誕生日のことは、よく覚えている。
去年、ヘクターせんせいにお願いしたサンドイッチのこと。 今年は、おねがいね。って前日に言えたから、朝のうちから準備してくれていたの。>>10 義理堅いせんせいのことだから、あたしがお願いしなくても覚えていてくれたのかもしれないけれど。 …そういえば、去年のサンドイッチは、どうなったんだったかな? なくなっていたのは、妖精さんが食べてくれた、んだとおもう。
ホレーショーせんせいにもらった卵は、ベッドの枕元にころんと置いてある。 せんせいと一緒じゃないとうまく温度の調節はできないけれど、去年よりも冷やすのはうんとうまくなって、あっためるのもじょうずになって。 眠れないときは、せんせいにおねがいしてセイレーンに歌をうたってもらった。>>11>>12>>13]
(103) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[カリュクスちゃんとふたりで砂糖水をくるくるしたのは、もう、いつのことだっただろう。>>0:923 メルヤせんせいが水色の水を掻き混ぜるのは、妖精が魔法の鱗粉を落とすときに似ていたし、おとぎ話の魔女のお鍋みたいにも見えた。 あたしとおんなじ黒の髪の毛だから、魔女、って言ったら怒られるかな。 差し入れてもらったマフィンと、林檎ジャムのトーストと、お腹いっぱい食べさせてもらえるのが誕生日の良いところ。
ニコラスせんせいとふたりで、ふたりでお絵かきだって、できた。鳥は飛んでいって描けなかったから、神さまの樹と、いたかもしれない妖精さん。 やっぱり下手っぴで、ちょっぴり泣いちゃったけど、せんせいが褒めてくれたから、あたしの机の引き出しの奥にしまったまんまにしてある]
(104) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[ワクラバせんせいは、果物と、お花をたくさんくれた。>>27 あたしはきっと、鳥さんのことは話さなかった。けれど、お花を貰った時、すこしだけしゅんとしてから、ありがと。って笑った。どっちの顔も本心だった。 あの日散りばめたお花のベッドは、今は草が生えしきり、すっかり周りの地面との区別が分からなくなっていた。 今でもお花を供えてはいるけれど、少しずつその頻度は落ちていた。
あとね、 比べるわけじゃないけれど、ヴェスパせんせいのお誕生日プレゼントが、一番うれしかったのは、内緒だよ。 あれから、ニコラスせんせいと手を繋ぐことはきっとなかったけれど、時々思い出して手をぐーぱー。 ぎゅって握ったヴェスパせんせいの手だってあったかかったの、あたしは覚えてる。 おまじない、きっと、すっごく効いたんだもの。だって、この一年、あたしは今までよりも泣かなかった。
命の短い少女の頭は、毎日を脳裏に刻み込む]
(105) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[あたしの身長はすこしも伸びなかったけれど、今年の誕生日はこれまでと同じじゃない。 今日は新しい旅立ちの日。 ただひとりのせんせいを除いて、みんなとお別れをする日。
この日にむけて、準備をしていたひともいたみたい。 シルクちゃんがこっそり何かをしていて、時々指に傷を作っていたの、あたしは知っていた。>>0:909>>41>>42 それがきっと今日のためなんだって、あたしは分かっていたけれど、
あたしは、今日のために何をする気にもなれなかった。**]
(106) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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―回想・昨年、家畜小屋へ向かいながら―
[ふらりふらり。 家畜小屋へ向かう道すがら、考え事。
ゆらりゆらり。 普段は殆ど主張しない虎の尾が揺れる。
数年前、死んでしまった椋鳥のこと。 これから殺して夕飯にする、鶏のこと。 育てて、愛でて――やはり喰らう、少女のこと。]
(107) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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/* すっごい自分の言語でしゃべった!って感じだけど、すっっっっごい浮いてる気がする…! や、いいけれど、いや、いいのかな? おやすみなさーい。
(-33) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[少女を喰らうことに抵抗を覚える獣は、珍しくない。
特に最初の数百年。大半はここで、篩に掛けられる。 衰弱するまでに“食事”を口にできるか、どうか。 ここを越えられなかった獣はただ、衰弱死するのみ。
まだ誰とも契ったことのないニコラス。 初めての子を想い続けるヴェスパタイン。
がっこうに来ると、毎回一人か二人はいるのだが。 危うさの見え隠れするそんな同胞達が、時折心配になる。
まぁ、ここに来ている時点で大丈夫とは思いたいけれど…、 自分もまた、同じような経験があるが故に。]
(108) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[俺は最初の100年が過ぎた頃、何の疑問も持たずここへ来た。 先達に教えられるまま。生きるため、空腹を満たすため。
そうして無垢な少女と共に生活し、 それはそれは、幸せな十数年を過ごしたが。
その後400年は、“食事”を拒否し続けて。 心身共に衰弱してから――ようやく、二度目に踏み出した。]
(109) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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/* ふむ。 ゆらりとラインは見えているかな。それなら。
(-34) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[その間、空腹を満たそうと喰らった肉の行方を思う。
食べても食べても虚しくて、腹が膨れることはない。
それは鳥獣であったり、植物であったり、様々だが。 どれもこれも生きていて、そのままであれば子孫を残し、 或いは他の生き物の糧となって、命を巡らせたはずの者達。
自然の理から少し外れた存在である獣は、 糧として彼らを喰らう必要などないはずだけれど。 腹が減れば、本能はそれを紛らわせようとした。
意味はなくとも、美味いものはやっぱり美味いし、 だから不要と知っていても、つい手を伸ばしてしまう。 …それに関しては獣に限らず、動植物も皆、変わりなかろうが。]
(110) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[あの椋鳥が死んだ日、 食べてもらえないのが可哀想だと、少女らは泣いた。
その翌日に、俺は躊躇いなく家畜を絞め、 皆の夕飯にせんと燻製小屋に吊るした。 …そして数日後、それはちゃんと食卓に並んで、 俺や、他の獣の腹にも収まった。
椋鳥が地に還り、命を巡らせたことを知る俺は思う。
獣に喰われ、栄養にもなれず、 空腹を紛らわせる嗜好品になってしまった家畜の方が もしかしたらずっと、可哀想なんじゃないかって。]
(111) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[…そこまで考え、俺はふるりと身を震わせたのだ。
少女は家畜と違い、喰らえばこの身の糧となる。 けれどもし、――もし。
彼らを嗜好品として、求めるようになってしまったら? 美味しくて、その味が忘れられなくて、 思い違いかもしれない、少しの空腹にも耐えきれないような。
そんな状況に今、 …俺が陥っているのだとしたら?
この身に取り込まれる少女は、望み通り喰われたとて。 “可哀想”なのではなかろうか……?]
(112) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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/* なるほどねえーーーーーー (確かに って頷く村建てであった
(-35) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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―― 回想:エリちゃんと砂糖水 ――
[ いつもは賑やかな食堂も おやつの時間が過ぎた後は少し、静かになる。
その日のわたしは、少しのつもりのお昼寝で すこしどころか、おやつの時間にも起きなくて 目が覚めた時には、おやつと夕ご飯の間の時間だった。
遊んだりしないで寝てただけ なのにお腹はすっかり空いていて でも、おやつを食べるにはおそいから
ヘクターせんせいに習った砂糖水を作ろうかなって わたしは一人で食堂に行ったんだ。]
(113) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[ メルヤせんせいにお願いして コップにお水を入れたときだったかな エリちゃんの姿が見えたから。
水の中、くるくる消える砂糖の白と 透明だけど確かに甘い、花の蜜に似たそれを 一緒に作ろうって、手招きしたんだっけ。
完成した砂糖水はわたし一人で作るより ずっと美味しいって思ったのを覚えてる。*]
(114) 2016/10/10(Mon) 03時頃
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[ 長期に渡る拒食と、その後の過食。
身体が絶食の埋め合わせをしようとしているのか、 或いは単に、空腹が癖になってしまったのか。
俺はこの100年で、もう3人も少女を喰らった。 はたしてそれが、正しいのかもわからずに。
…その全てを知る先達の視線が、俺は、怖い。>>0:201>>0:204]
(115) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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/* そんな獣が居たっていいと 村建てはおもう。
そんな獣を、殺そうとする獣がいたっていいとおもう。
結局は餌の取り合いなので 乱獲するようなやつがいる=自分のごはんがなくなる 度が過ぎるやつは淘汰される気がしますね………
(-36) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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/* 基本的には そんなお腹すかないのがふつうと思っとるけど うまいわーーー!!!! で食べ過ぎるのは人間もおなじですし そんな獣はふつうにいるだろうなあ。
あの味が、ひとりめの味が忘れられない 食べても食べても満たされない あ、地獄だな?(素敵!って顔
(-37) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[こう考えてからの一年間、 俺は“嗜好品”を口にする回数を減らしている。
必要なものを食べることに、抵抗はない。
けれど俺はもう、 これが空腹なのか、或いは別の何かなのか、 自分では、よくわからくなってしまったんだ。]
(116) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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― 食堂 ―
[食堂にはヘクターせんせいはいなくて、代わりにサンドイッチが置いてあった。 人数分があったけど、あたしは自分の分をひょいと抱えて、妖精さんへお供えにいこうと、踵を返した。
お供え、って言い方は違うのかもしれないけれど。 神樹があたしたちを見守ってくれていて、あたしたちのお母さんだもの。きっと、そう変わらないんだ]
(117) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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― 外 ―
[今日でお別れ、なんて言われても、全然実感が沸かなくって。 地面の土を蹴り上げて、茶色が舞うのをじっと見つめながら歩いた。 きちんと「お別れ」しなくちゃ、後悔する。そんなようなこと、言っていた子も居たっけ。
特別な事をすればそれだけ、それは現実味を以てあたしに迫る。 それが怖くて、見ないふり。せっかくサンドイッチを抱えたのに、まっすぐ神樹に供えにいくのもいつもと違う。
こういうとき、どんなことをしたら良いかわからない時、ヴェスパせんせいにおまじないをしてもらうの。 ゆるりと顔を上げて、せんせいを探す目線は真剣さに欠ける。見つけるまでの時間を引き伸ばしている、そんな感覚]
(118) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[なぁ、誰か。 何でもいいから、満たしてくれよ。
――……俺はどうにも、腹が減って仕方がない。]**
(119) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[きゃん!と犬の悲鳴が聞こえた。>>63 あ、ヘクターせんせいだった。なにしてるんだろ、って思ったけど、その前を行くのはシルクちゃん。>>76
あたしより早く起きていたけど、何してたのかな。 でも、いまのあたしはそれをあんまり聞きたくなかったけれど、でも、ムカムカしていそうなシルクちゃんは珍しくって。 声をかけるのをちょっと躊躇ったけど、すっごく珍しいシルクちゃんが心配で、気付けば傍観者姿勢。
お話している声は、聞こえる距離、だったかな。>>77>>78 おおかみみたいなせんせいの眼を覗き込むシルクちゃんのお顔は、すこし、こわかった。**]
(120) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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——現在、神木の下——
[成長した姿はいままでと何かが変わってきていただろうか。 眩しさに目を眇めたのも少しの間。まずは深々と頭を下げて。]
誕生日おめでとうございます。 いい天気ではありますけれど、調子はいかがです?
[もうすぐ少女も獣もがっこうを去り、別々の道を歩むことになる。 旅立ちの年になったからといえ、すぐ出て行くわけではないけれど。 何か思うところはあるのかと思いもする。]
(121) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[実のところ緊張をしているのは獣の方かもしれない。 先達の屍から目覚めて100年の、前の契りの年。
大気から成った獣は長い間意識も掴み難く、 あの頃は自我が今ほどしっかりはしていなかった。 夢のように目覚めて、夢のように眠りに戻る日々。
表情の乏しい顔で規則にだけは無駄に厳しく、 雷だけを落としていたりしたのだから、 それはもう怖がられたり避けられたりで思い返せば酷いものだ。]
(122) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[それでも最後に手を取らせてくれたあの子は、 なぜ私に選ばせてくれたのだろう。 息が止まる最後まで、薄い心に甘さを染み通らせてくれたあの子は。
薄情なことだ、獣はまだそのことを夢のように思っているのだから。 だからこうしてのこのこと、罪の意識も薄く食事を取りに来ている。 前と変わったのは、良いか悪いか今回はとても豊かな時間を過ごしたことだ。
あの子の残した終わりが、今は世界に色をしっかりとつけてくれている。 あの少女も、この少女も。鮮やかに記憶に刻まれている。]
(123) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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― 思い出 ―
[ 夏の水入り紙風船合戦には、わたしは最終兵器って顔をしながらへくたーせんせいを連れてって、とびきりつめたい氷水のBOMを作ったり。
べすぱせんせのところへは、時折こっそり遊びにいって「さみしくない?」なんて聞いては逃げるを繰り返したり。
誕生日の晩餐は、へくたーせんせいが超必死>>0:914な思いをして作ってくれた晩御飯を「また大きくなっちゃう…」ってうなだれながらもばくばく食べた。( ワクラバせんせいとまりおにも、ちゃあんと御礼を言って )
シルクがデメテルをぎゅっとしてる>>0:959なら、空気も読まずに「まぜてー!」とサンドイッチしにいったし。
誕生日が終わってしまう夜。>>0:937 デメテルと星を見に行った屋上で。とびきりの誕生日にあったことをたくさん話して……ちょっと泣きそうな顔で 「来年もまた」星を見ようって約束した。]
(124) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[ 9歳。ここに居る最期の年。 もっと前からその日を実感していたシルクと違って わたしはずいぶんお気楽に日常を過ごしていたから この全員で、これから過ごす季節はもう無いのだと 実感できたのはここ3ヶ月になってから。
ふと、その事に気付いたのも あの”ししねこ”に「いつまでいるの?」と問うたとき ” わたしたちがここから居なくなる日まで ”
と、答えられたからだった。
昨夜、9歳最後の夜。 全員が必ず居るって決まっている 最後の夜。
わたしは途端に、また別れが信じられなくなって 寝ることも、泣くことも、寂しがることすらできず ぽけっとしたまま、ベッドに居た。 ]
(125) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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― はじまった感じがしない はじまりの日 ―
…………ぉはょぅ………
[ 隣のベッドのデメテル>>53に、全然起動してない顔で おはようの挨拶。
鳴り響いた鐘楼>>#1もぼんやりするほどに わたしのねぶそく顔はひどかった。
デメテルは3cmおおきくなった>>81けれど いっぽうわたしは2cm伸びてしまって 結局縮まった差は1cmなんだけれど…… それでも、ちょっとでも近くなった距離は嬉しい。
ベッドに座ったまま、髪を結って、と頭を差し出すけど それでもまだ顔はぼんやりしたまんまで 晴れ晴れしい門出の日って感じは まだ。 ]
(126) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[ デメテルは畑に行くっていうから わたしはあくびをしながら手を振って。
「 ぴい 」
と、もうすっかり馴染みになったはずの小鳥も わたしの頭の上に鎮座して いっちょうまえに、デメテルをみおくった。* ]
(127) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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― 小鳥 ―
[ わたしの頭の上に居る小鳥は… わたしが孵した。
ほーせんせのくれたたまごを温めて あれは何日目のことだったっけ。
ピキ、ってちいさな罅が入って わたしが目をまんまるくしたのは 多分お昼に月がひとっつ出る頃あたり。
今はもうすっかり餌も自分で取るし わたしが呼べば、 みたこともない色とりどりの羽根を広げて 頭の上にやってくるけれど
雛のときは、ほんっとおおおおに大変だったんだ。 めるやセンセや、ワクラバせんせいに聞きながら 夜なべして見守った日もあった。 ]
(128) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[ たまごから生まれたから「タマ」
鳥は卵から生まれるものだよって言われても わたしは「タマ」って名前を譲らなかった。 ]
…………たまぁーーー。
[ ねぼけ声で、頭の上へと話しかければ タマの方が今日が何の日かわかっているようで]
いったあああああい!
[ …………思いっきり脳天をつつかれた。]
(129) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[ さすがにちょっと目の醒めたわたしは とりあえず顔を洗おうとおもって のーーんびりと、お風呂についてる洗面台へ。
目の下にくまをつくって あたまにタマをのっけて 歯ブラシをしゃこしゃこしている……
そんな”可愛くない” ピッパを 選んでくれる獣は、いるのでしょうかねえ。** ]
(130) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[この一年でたくさんの糧を取り込んで 3cm大きくなったデメテルは、 少女らの中で一番大きなピッパよりまだまだ小さいけれど 少し縮んだ私との距離を誇らしげな笑顔の中に感じたから 視線を合わせるために屈まなくても おねえさんに見えると私は微笑みを返す。>>81]
今日の朝陽は、特別に綺麗な色に見えたよ。
特別の始まりだからかな。 たくさんのお別れの分、たくさんの素敵な色が 外の世界では見ることができるはずだから。
[外の世界でたくさんの色を知り、吸収していけば 少女はより素敵なおはなしを作るのだろうと思いながら、 此処で過ごす最後の日に彼女がどんなおはなしを思いついたのか問いかけた。]
(131) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[それはまだ、完成はしていなかったようだけれど、>>82 私はそれを聞けるのを楽しみに思う。 完成したら、きっと聞かせて欲しいと私は言って。 おはなしを聞かせてもらう前払い、ではないけれど 少女のご馳走のための宝探しに協力しよう。
デメテルが目指したのは林檎の木。 一年前、重ねた約束のひとつ。
いつか一緒に食べようと言った焼き林檎。 少女はそのことを覚えてくれていた。
私も勿論、忘れてはいない。
私は、林檎の実を取ってあげようと声をかけようとした。 けれど、腕を伸ばす姿を一度見守ることにして。
少し足りない距離を跳んで埋めようとした指先が 赤い果実に触れるのを近い距離で見つめ、自分ひとりで取れたことを褒めようと左手を伸ばしかけた刹那、視界からデメテルが、ふ、と消えた。]
(132) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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―前日の夜―
うぅぅ……、 お、落ち着かねぇ…。
[明日が契りの日と思えば、流石の俺も安眠といかず。 星明かりの美しい外へ、ふらっと散歩に出ることにした。
同じようにして過ごしていた者は、いただろうか。 もし見かけたなら、何とは無しに声をかけよう。
誰が、誰を選ぶのか。 皆の心は、決まっているのだろうか。
…10年間、共に過ごした少女と獣の顔が、脳裏に過った。]**
(*0) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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ッ…、デメテル…!!
[普段あまりださない大きな声を出して、 常の緩慢気味な動きより速く、 私の想定では着地したデメテルの頭を撫でるはずの位置にいた左手を身体ごと低く落として、バランスを崩した少女を支えようと。
――…ズシン
地に響いた音は私が地に膝をつけた音。
左腕で小さな体を前から抱えるようにして デメテルが地面に衝突することはなかったけれど その時、私は反射的に右の腕で少女の背中に触れてしまっていた。
私の左手の出力は私の意志で制御できるけれど 私の右手は力の加減が制限できるくらいで 何も意志を乗せないまま触れれば僅かは相手の力を吸ってしまう。
だから、私は右手で少女に触れることはなかった。]
(133) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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[慌てて右手を離したから、 鱗が落ちるほどの力は出なかったが それでも少しだけ右腕に痛みが走ったから、 例えば全力で走った後くらいには、疲弊させてしまったかもしれない。]
怪我は……いや、それ以外も、
――すまない、デメテル。
[私は眉を下げて謝ると、大丈夫だったろうかと、 不安な面持ちでデメテルの顔を覗き込んだ。**]
(134) 2016/10/10(Mon) 03時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 03時半頃
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——鐘の鳴る、少し前——
[去年、ニコラスが食堂で描いたスケッチはどこかに飾ってあったか、 あるいは中身を見た少女から話を聞いたりしたのだろうか。 あれから一年もう過ぎたとはとても信じがたいことだけれど。
年を経るごとに一年が早く過ぎると学術書に乗っていたから、 こうしてがっこうに訪れるたび、一年が短くなっていくのかと淡々と思う。 もしもあの場にピッパがいてたならば>99
今日のホレーショー先生は、 ねぼすけさんからランクアップしておサボリさんですから。
とでも、呆れたような物言いでありつつ、 口元は緩くあげて答えるような一幕もあったのかもしれない。 あの日は、珍しくホレーショーが早起きをしていたから、 エネルギーが途中で切れてしまったのだろう。
今日も特別な日だから、きっと早起きをしているに違いない。>>92 鐘の鳴るのを滑空して待ちながら、そんなこともちらと考えていたりした。]
(135) 2016/10/10(Mon) 04時頃
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/* なんでだ!可愛いだろうよ!(ちゃぶ台返し いい意味で選べないけど、皆も悩んでいるのかなー。
さてまず残ったフックはどこだ……!
(-38) 2016/10/10(Mon) 04時頃
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―― 現在:神木の下 ――
[ かさりと踏んだ下草の音と、靴の底で折れる枝の音。 こうして立てる音さえも、この一年で少し大きくなった。]
うん、眩しすぎて目眩がするくらい
[ 天候のことなのか、それとも別の何かなのか 私にはわからないけれども せんせいのいうとおり、本当にいい日>>90だったから。
空を見上げるせんせいの隣へと近づいて ぽつりと呟く姿を、真似っこするように視線を空へと動かし。]
(136) 2016/10/10(Mon) 04時頃
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[ 強い光にくらりと一瞬、視界が霞む きつく目を瞑ったなら少しの間、自分だけの闇で休憩を。]
ありがと、先生。 調子……具合はね、悪くないよ でもちょっとね、心の中がシンてする感じ。
お腹が空いてるのと似てるけど 何かが食べたいわけじゃないの。
[ 深く頭を下げたメルヤ先生。 先生がそんな仕草をするのは、特別なことじゃなかったかもしれない。
けれども、誕生日の今日だから。 その仕草が、紙風船でびしょ濡れになったときや 一年前の誕生日のことを、遠くに持って行ってしまうみたいだから。]
(137) 2016/10/10(Mon) 04時頃
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[ いつも通りにって、持ち上げた口の端。 もしかしたら、気付かれてしまうかもしれないけれど。
それでもかまわず、いつものように。]
あっ、あのね、メルヤ先生 今年もお誕生日プレゼント あるなら今度は、空が飛んでみたいの。
……鉤爪ぶらーんはいやだよ? [ ケラケラって笑ったけど 先生の顔をまっすぐには見られなかった。**]
(138) 2016/10/10(Mon) 04時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 04時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 04時頃
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―前日の夜―
[私は特別な日の朝陽を見るために、少女たちが部屋へ帰り寝静まった頃から外へと出た。 眠る気にはあまり、ならなかったのも少しだけ。
赤い陽は未だ遠く、空は黒地に輝く星たちばかり。 空を見上げながら歩いていると、ホレーショーの声が聞こえて歩みを止めた。>>*0]
眠れないのかい。 明日は特別な日だから寝坊しないように 早く寝たほうが良いのでは。
[そう言いながらも、眠れない気持ちはわかるから、急かすような響きは殆どなく。
明日は契りの日。 私は誰を選ぶのかを自問するために、暫く少女らとの思い出を頭の中で反芻しただろう。
どの少女も大切には変わりないが、契れる少女はひとりだけ。 私の心はおおよそ固まってはいたが、はっきりとした結論は未だ出せていなかった。**]
(*1) 2016/10/10(Mon) 04時半頃
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/* フラグわかんないんだよなぁ…… エリちゃんはヘクターせんせい?どうだろ…? ホントわかんないわ……私とちぎってくれる せんせいが存在するのかな……
え?せんせいと少女って同じ数???私あぶれない?
(-39) 2016/10/10(Mon) 06時半頃
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/*同じ数でした
(-40) 2016/10/10(Mon) 06時半頃
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/* Q.どうして刺繍を一つ落としたんですか? A.怒ってるぞ、的なものと 星の色が5色だからです(しろめ
デメテルちゃんが青、はもう固定だ あったかい、幸せな色、あたり。 後の子はどうだろうなぁ……
(-41) 2016/10/10(Mon) 06時半頃
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──回想・ここのつの誕生日──
[ 「 ありがとう 」と言った君が、>>29 胸の内に不安を抱えていたなんて 私はついぞ気付かなかった。
言霊を繰る獣は、相手の心を読む時 その者の“聲”を聞く。 想いの込められた“聲”は、何よりも雄弁に 話し手の気持ちを伝える。
それ故、獣は普段なら聞き役に回るのだ。 少女たちの“聲”を聞き、想いを聞き その傍にそっと寄り添っていたいから。]
(139) 2016/10/10(Mon) 07時頃
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[ けれど、あの日 ピッパにエレノアについて語った日。 私は自分が話すことに夢中になってしまった。
普段なら取りこぼすことのない 君の想いを聞き逃してしまった。
エレノアのことを想うと今でも胸は痛む。 それでも、心をちくちくと刺す針が いくぶんか少なくなった気がするから。
笑顔で君を送り出した私の心は、君と違って 澄んだ青空のように晴れていたことだろう。]*
(140) 2016/10/10(Mon) 07時頃
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[ “学ぶべきは獣も同じ”とは誰の言葉だったか。>>0:530
軽くなった心で誕生日プレゼントを 渡せていない少女を探す道すがら、 奇妙な叫び声を聞いたのは。>>0:914 ]
…… ボール?
[ いや、卵だろう。 ヘクターが追いかける先、 ころころと転がる丸いもの。
どう見ても卵にしか見えないそれを口に 咥えようとしてハッと動きを止めた大狼。]
…あいつは、何をやってるんだ。
[ キョロキョロと周りを見回しながら 立ち去った彼に思わず漏れた呟きは、 先達に対する敬語も忘れ呆れを含む。]
(141) 2016/10/10(Mon) 07時頃
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[ 同じように事の顛末の目撃をしていた 蠍の存在に気づいたなら お互い肩を竦め合ったことだろう。>>0:954
その後、再び訪れた食堂でお説教を 食らったわけだが、威厳を全く 感じられなかったのはここだけの話。>>0:680
私のしてしまった無茶のせいで 吐かれた優しい嘘がシルクの“糸”を 縺れされることになるとはまだ知らず。
自分のしたことが本当に正しかったか。 それを考えるようになるのはきっと一年後。]
(142) 2016/10/10(Mon) 07時頃
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[ 罰として夕食の手伝いを命じられ ( 罰がなかったとしても勿論手伝いはするが ) 見事なまでに不器用さを発揮し、 逆にヘクターの手間を増やしたことは 今でも覚えている。
それでも、特別な日のための夕食作りを 手伝えた事実はとても嬉しかった。
厨房に集まってきた少女たち。>>0:947 マリオにも“おまじない”をして、 御神木に備えられたプレゼントの話を 聞けたのもこの時。
与えるよりも与えられてばかりの未熟な私は、 一年後、彼女たちと共に成長できているだろうか。]*
(143) 2016/10/10(Mon) 07時頃
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[ 元気で活発な少女たちは ひとつの場所に留まらない。 カリュクスを探し出すのにはたいそう 骨が折れたかもしれない。
いつかのように湧き水の井戸で見かければ 水の掛け合いっこをしたかもしれないが。 残念なことに立ち去ってしまった後のよう。>>0:686
あの時、>>88 ぴょんぴょん跳ねながらも 内心では君が不安に思っていたこと。 きちんと分かっていたよ。
どうしてと聞かれれば、それが 私の魔法だからさと誇らし気に応えよう。]
(144) 2016/10/10(Mon) 07時半頃
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[ 氷を操ったり 綺麗な絵を描いたり 空を飛ぶことも、もう出来ないけれど。 誰よりも君たちの心の傍にいたいと。
そう、願っている。
きっとそれは他のせんせい達も 同じ気持ちなのだと思うけれど。]
(145) 2016/10/10(Mon) 07時半頃
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[ 私の背の上で、初めは必死に 羽毛にしがみ付いていた君が最後には 楽しそうな笑い声をあげてくれたから 悪戯のお仕置きは大成功。
おかわりと言ったらヘクターは 前足を差し出すのかもしれないが、 私はもう一度がっこうを一周り。
今年の誕生日も、君を背に乗せて がっこう中を走り回ろう。 他の子をこの背に乗せたことはまだない。
これが特別なプレゼントになるだろう。]*
(146) 2016/10/10(Mon) 07時半頃
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[ さぁて、最後まで見つからなかった 隠れん坊が得意な少女はどこにいるだろう。 君を見つけたのはやっぱりこの場所だったね。>>0:933 正確には見つけた、というより 会いに来てくれたと言う方が正しいかな。]
今日はおはようじゃなくて おやすみなさいの時間だな、デメテル。 なかなか見つからないから プレゼントはいらないのかと思っていたよ。
(147) 2016/10/10(Mon) 08時頃
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[ 祈りの堂で待っていた私は そう言って笑うのだ。 本当は、絶対に挨拶をしに来てくれると 分かっていたけれどね。
でも、こんな時間では君にプレゼントを 渡すのは私が最後だろうから 少しくらい意地悪を言っても良いだろう?
少女たちの特別な日を 一番に祝いたいと思っているのは どのせんせいも同じなのだから。
君の一番は、一体誰が貰ったのだろうな。]*
(148) 2016/10/10(Mon) 08時頃
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―回想・一年前の夜―
[ ぼくはデメテルとピッパのお部屋に行った。 ぼくの方から、デメテルのところに行きたかった ……それは、ぼくの、わがままだ。
ぼくはせんせいだけじゃなくて、エリやみんなにも よく抱きついていたし、お話を聴いたり、歌をうたいに2人のお部屋によく遊びに行ったから、もしかしたらピッパには不思議に思われなかったかもしれない。>>124
どうしたのって聞かれたら、ぎゅってしたくなったのって答えるつもり。]
デメテル……!
[ いつもより強く抱きしめたいけど、そうしたら きっとデメテルが痛いから。 ぼくは言葉に出来ない色々を表現しきれないまま、 デメテルに抱きついた。]
(149) 2016/10/10(Mon) 08時頃
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……だいすき。だいすきなんだ。
[ まるで言い訳みたいで、自分にチクリ。 だいすきなのに、ぼくは、どうしてデメテルに こんな事を思っちゃうの?>>0:863
――ぼくは、デメテルに“かくしごと”を、してる。
小さな縺れは、絡まって大きくなっていく。 糸をよく使うはずなのに、ぼくはわかってなかった……――“いと”だって同じこと。
「混ぜて」って抱きついてくれたピッパに、 ぼくはデメテルをサンドイッチしようってお願いした。 前にホレーショーせんせいとピッパにサンドイッチされた時、ぼくはとっても嬉しかったから。デメテルにとってはどうだったかな……]
(150) 2016/10/10(Mon) 08時頃
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/* いいんだよ…みんな見てる前でボール投げてくれても…
なんか図らずも一番年上になってしまって、先輩風吹かしてるみたいになっちゃったんで…こう…アレしたかったんだけど…!
(-42) 2016/10/10(Mon) 08時頃
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[ デメテルをはさんだ向こう側のピッパに手を 回しながら、ぼくは、ピッパにもありがとうって いっぱいいっぱい心の中で言った。
言葉にしないと伝わらないのに、いきなり 言ったら変だから。だから。言わずに。
ベッドにサンドイッチのままごろんってしたり、 ピッパをぼくとデメテルでサンドイッチしたりして、 お部屋を出る前にもう一度デメテルをぎゅっとして、 それから、また明日って言って、ぼくはお部屋を出た。
あと何回、出来る?あと何回、言える?]*
(151) 2016/10/10(Mon) 08時頃
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天にまします我らの父よ この特別な日に 立ち会えたことを感謝します
彼女たちが 今日も明日も 健やかに育つことができますように 傷つくことのないように 旅立ちの日までお護りください
─────彼女たちの未来に、幸あれ
(152) 2016/10/10(Mon) 08時半頃
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[ デメテルを送り届けた後の祈りの堂。 がらんと誰もいなくなった礼拝堂で 私の“聲”だけが響いている。
旅立ちの日まで 私はここで祈りを捧げ続けよう。
命儚き少女たちが“しあわせな” 夢を見続けられるように。 笑って旅立つことのできるように。
…願わくは、そこに私も立ち会えるように。]**
(153) 2016/10/10(Mon) 08時半頃
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ー シルクを追って ー
[呼びかけたってその背中は止まりゃしない>>76明らかにいつもと違う様子に妙な焦りを覚えて追い掛ける。わざわざ獣に戻らなくても、コンパスの差でわりと早く追いつけたから立ち止まったその肩をぐっと引き寄せることは出来るだろうか。
けれどいつもより低い声で漸く返答がきて]
……パン?
[一体それは何の話だと首を傾げた。何せ1年経っているのだ。最近パンを焦がしたことは無い。というか俺が厨房を預かってからそんなものは数える程度にしか……]
(154) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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……あ、
[そう言えば、一年前。食堂に漂う焦げた臭いを誤魔化すために、パンを竈に落としたのだと嘘をついた。ちくり、忘れかけていた心の痛みが、今になってぶり返してくる。
……けれど不思議だ。心は痛いけれど、無知な少女がこうして自分の嘘を暴けるくらいに成長したのだという事実がこの上なく嬉しい。 だからついつい、にやけた顔で答えてしまう。]
パンじゃないなら、何だと思う?
[尤も俺は事の顛末の詳細を知らない。けれど、唯ならない仲間の様子を見て、真実と思しきところへ行くのを通せんぼしただけ。]
(155) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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─わたしのおとなりさんはすごいのよ─
おはよう。お寝坊さん。 今日も一年前と同じくらいのいい天気だわ。
[まだ本調子ではないピッパ>>126に、わたしはようやっと少しだけ笑みを浮かべたでしょう。 ここ一年でピッパと埋まった身長の差は1cm。 それでも確か近づいた気はしたから気分はよかったわ]
今日はどんな風にする?
[問いかけながらわたしの指の動きは慣れたもの。 ピッパにリクエストがあればその通りに。 なかったら編み込んで横に流しておいたわ]
(156) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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…………、ピッパぁ。
[いつもならそれで完成して終わりなのに、名残惜しげにわたしが彼女を呼んだのは、今日がどういった日か知っているから]
星、見ましょうね。
[一年前に交わした約束>>124をわたしは覚えてたの。 だから、ひとつ、あなたの背に抱き着けば小さなお願いごとを。 ここにシルクがいたらサンドイッチできたかもしれないのに、と思いながら。
それも、もうできなくなるかもしれないことに悲しくなったの。
だって、ピッパは素敵な子だもの。 きっと、“素直で明るくて可愛いピッパ”は誰かに連れられていなくなってしまう。 そうすれば、わたしもうあなたの髪を結えなくなるかもしれなくて、寂しくなったの]
(157) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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[誤魔化すようにわたしは畑に行ってくるとピッパに伝えたわ。 そうするとピッパの片手と小さな声>>127がわたしの耳に届いたの]
ふふ。おはよう。タマ。 もう一人のねぼすけさんは、わたしの声じゃ起きてくれないみたいだから、わたしの代わりに今日が特別な日だって教えてあげてね?
[同じ部屋だったから見る機会はそれなりにあったと思うの。 タマと名付けられたこの子>>129が、夜なべして大事に大事に育てられていた場面>>128
わたしもお手伝いが出来ることならきっと手伝ったわ。 たとえいつか失われてしまう命でも、たくさんの色を見せて、長く楽しい時間を過ごして欲しかったから。
きっといろんな人に愛された子は、珍しい羽の色を持っているの。 まるで、ピッパの心の中みたいにね]
(158) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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[誰かを笑顔にすることができるあなたの力>>140と、こうしてお寝坊さんなところと、いつか食べてもらえないことに驚いていた、たくさんのあなたを映した鏡。
そんな風に考えていたからわたしはあなた達に見送られて部屋を後にしたわ。 一種、未だに赤く色付かず、青い実を見てため息をつくことを忘れずにね]*
(159) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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シルクはそれを知って、どうしたい? 確かに、嘘を付くのは悪いことだ。 けれど、秘密を知ることで傷付く人がいるなら、どうする? お前のこと守りたい、大事にしたいせんせいの気持ちは、どうなる?
[ここまで言えば、パンが焦げたのではない事くらいは分かってもらえるだろうか。だけれど問題はその先にある。 それを知ったこの子がどう動くか。 そしてなぜ今になってそれを知りたがったのか。
縺れた糸の苦しみは、針を持たない獣には分からない。だが少女の意図が何であれ、より苦しくない方へ導くのがせんせいの役目だろうか。]*
(160) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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[歩きながら考えていたのは昔のこと。 これは一年前のおはなし>>147]
(161) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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─回想:いじわるなせんせい─
[あの時とひとつ違うのは、わたしは蹲っていないこと。 ヴェスパせんせいがいてくれるって信じていたわたしは、得意げな顔をして歌を口ずさんでいたでしょう]
Twinkle, twinkle, little star♪ How I wonder what you are♪
[あなたは何者なの? なんてわたしは答えなくても分かっていたけれど。 待ってくれていたあなたに、お詫びとばかりに歌ったのだけど]
せんせいったらひどい! ちゃんとお祈りもするつもりだったのにっ。 ………特別な日だもの。 今日はわたしが一番さいごにせんせいに眠りの挨拶をしたかったの。 おはようは、みんなが言えるでしょう?
[いじわるなヴェスパせんせいには、少しだけ拗ねたような顔をしたわ。 でも本気じゃないのはきっと、せんせいなら分かってくれた筈よ]
(162) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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ねえ。せんせい。せんせいは、わたしに何をくれるの?
[わたしは何が欲しいとは言わなかったわ。 わたしがだいたい欲しいとお願いするものは、物じゃなくて約束だもの。 だから一番さいごのとっておきにとっておいてくれたそのプレゼントに期待してもいいのよね?ってわたしは問いかけたわ。……でもね]
せんせいも毎日ここに来て挨拶とお祈りをしているでしょう? 何にお祈りをしているのかわたしは分からないけれど……。 きっと、届いていると思うの。 毎日ありがとうって。
[プレゼントを欲しがる前にわたしは思っていることを伝えようって形にしたわ]
(163) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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それに、わたしからもせんせい、ありがとう。 覚えていてくれて、忘れないでくれて、ありがとう。
[ひとつ、お礼を口にしたの。 せんせいの瞳はまた涙を流していないかしら。ちゃんと、笑ってくれるかしら。 わたしはせんせいの心をちくちくと刺しているその人を知らない。
知らないけれどあの日。 わたしの代わりに泣いてくれると言った優しいせんせいを忘れてはいなかったから、今日までありがとうを伝えたの。
ピッパとヴェスパせんせいの中にあったむずかしいおはなしのことは、知らずにね]*
(164) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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─回想:一年前の夜─
[夜に訪れてくれたお客さんは、猫さんじゃなかったわ。 わたしの大切なお友だちのひとりであるシルクだったの>>149]
………シルク? ぁ………っ!
[ぎゅってしたくなった。 その言葉にわたしは花畑で結んだ約束を果たしに来てくれたんだわって、椅子から腰を上げたの。 でもね、きっと驚いた声を上げたのは、いつもよりは少しだけ強く、でもまるで、迷子みたな腕が伸びてきたから、目を見開いたわ]
…………シルク、
[シルクが言葉を重ねるたびに、わたしは少しだけ悲しくなる>>150 わたしもだいすきよ。 それは本当のこころの筈。 あなたの言葉にわたしのこころも、キュッと引き結ばれるの]
(165) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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わたしも、だいすきよ。嬉しいわ、シルク。
[でも、わたしはやっぱり笑ってしまう。 だって、大好きは、嬉しいこころの筈でしょう? なら、泣いたりなんかしちゃいけないもの。
でも、ほんの、ほんの少しだけ瞳が揺れたの。 ゆらゆらとランプの灯りが混ざったわたしの瞳。 それはもう蕩けそうな熱さを含んでいたかもしれない。
それでも雫が落ちることはなかった。 小さな縺れは螺子に絡まって、ピンっと伸びた糸は擦り切れてしまう。
わたし達は、わたしは、せんせいが大好き。 だから旅に出られることは嬉しいことなのに。 わたしのこころは、悲しいと思ってしまっている。
みんなには言えない“かくしごと”が出来てしまったの]
(166) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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( みんなと、お別れ、したくない。 )
(167) 2016/10/10(Mon) 09時頃
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[でもね、ここで一人忘れ去られてしまうのもいやなの。 ここにいるみんなは、みんな、違った色を持ってる。 ホレーショーせんせいが渡してくれた卵と同じように、みんな違うものを持っている。
サンドイッチは温かかった。 3人で縺れ合うみたいにぐちゃぐちゃになって温もりを分け与えた>>151 でも、どう頑張ったってわたし達はひとつにはなれないのね。 ピッパに抱きつきながらわたしはそんな事を考えたわ]
シルク。
[もう一度、抱きしめてくれたあなた。 ほとんど変わらない目線で、そっと踏み出した一歩。 あなたの頬にわたしはそっと、おでこにくちびるを寄せた]
(168) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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わたしとお友だちになってくれて、ありがとう。 あなたのお星さま、楽しみにしてるわ。 ……おやすみなさい。また、明日。
[あと何回、できる?あと何回、言える? それを知るのはわたし達じゃない。
日を増すごとに大きくなる鎖の模様>>42 それが何を示すのか。それもまだ、知らないの]*
(169) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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─現在:実のなる木─
[今日はあの人はまた違うわ。 せんせいに屈んでもらわなくても、わたしはおねえさん顔をやめはしないの。 はじめて出会った時と同じ、優しいせんせいのお顔>>131を見つめながら口にしたわ]
きっと、ワクラバせんせいにとっても特別な日だから、そう見えるんだわ。 でもそうね。外の世界は………。 広くて、たくさんの色に、溢れてる。
[楽しみな気持ちも勿論あるの。 でも、それだけでもなくて……。 ここから一歩、踏み出した先は、わたしの知らない世界。 少しだけ、怖くなっちゃって]
せんせい、手、つないでも…いい?
[面積が広がった赤色と相変わらず綺麗に鱗が並ぶ青色。 わたしは近くにある知っている色が欲しくなって、林檎の木がなる場所までのお願いをひとつしたの]
(170) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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[おはなしが完成していない理由。 それは、わたしがこの先を想像できなかったから。
がっこうから離れた先を見たのはきっと、メルヤせんせいの背中に乗った時が一番鮮やかに残ってる。 あの時は真っ暗闇の中でも散り散りに光る星の数にビックリしたの。
だから、寂しくないんだって思えたのに、別れが近づくとまた、違うのね。
誤魔化すように林檎の木を探した。 寂しさを埋めるために、昔を振り返ったの。 だからいつも以上に意地を張った、それがいけなかったのかしら。
ワクラバせんせいの声>>133が響いたの]
(171) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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[バサバサバサッと、鳥の羽ばたく音。
目をぎゅっと瞑っていたけれど、痛みは訪れなかった。 その代わり、肩が上がったの。 全速力で走り出したような感覚>>134
何が起きたかわたしは分からなかったけれど、いつもはのんびり歩いて、大きな声を出さなかったせんせいが、わたしを助けてくれたんだってことはわかったの]
せ、んせい…、助けてくれて、ありがとう。 触れてくれて、ありがとう。
[あのまま転けていたらきっと、怪我をしていたわ。 わたしはあの時>>0:106みんなで見守った、眠ってしまった鳥さんとは違うけれど。 せんせいが救ってくれたことに感謝をして、笑いかけたわ]
(172) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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せんせい、だから、だいじょうぶよ。 わたしは痛くないもの。でも…… せんせいは、痛そう。
[わたしが視線を下げた先に見つめたのはせんせいの右手。 昔よりも減ってしまった青色。 せんせいの背に流れるのは昔よりも薄くなったわたしの]**
(173) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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/* シルクちゃんに恋してるPL ピッパちゃんの天使具合とカリュクスちゃんのふんわり可愛らしさ加減。 エリさんは細かいところまで拾ってくださるし、マリオさんのオーロラ作成能力は胸熱だった。 天邪鬼故にたまご孵化させなかった…。次、ホレーショーせんせいとおはなしできたらレッツチャレンジするんだ…んだ。
(-43) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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―回想・おんなじおへや― [ デメテルに星の刺繍がいいって言われた日から。
ヘクターせんせいに、星の形のニンジンやクッキーをつくってとねだったり
ヴェスパせんせいにお祈りの場所で縫いながら寝てるのを起こされたり
ホレーショーせんせいに、借りた沢山の星や刺繍の本を運ぶのを手伝ってもらったり
ワクラバせんせいに植物の色で糸を染める方法を教わりに行ったり
ニコラスせんせいに、心の中の絵がごちゃごちゃしすぎて駄々をこねたり
メルヤせんせいに、夜、月明かりの中で針を使おうとして注意されたり
……そんなことをしていたから。せんせい達にはぼくが何をしているかまではわからなくても、何かをしようとしていることはバレていたかもしれない。
でもせんせいだからいいって思ってた。]
(174) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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[ ぼくはエリとおんなじお部屋だし、お裁縫のコツを 教えてもらっていたりした。だけど誰にも内緒だから お部屋ではお裁縫をしなかった。 ……それならバレない、大丈夫って思ったんだ。
ぼく達は一緒にいることが多い。普段ならエリを 残してぼくだけで食堂を出て行ったりしない。 早起きしてエリより先にお外に出たりもしない。 優しくてよく気がつくエリだから……エリにも ぼくが何かしてた事に気づいていたなんて知ったら。恥ずかしくなってシーツから出られなくなりそう。 言わないエリはやっぱり、やさしい。>>106]
エリ……手握って寝よう?
[ 針が刺さっちゃったから、今日は刺繍はおしまい。 それに寂しくて、ぼくは寝る前、エリにそんなお願いをした。 ニコラスせんせいやヴェスパせんせいと手を繋いだこと、嬉しかったねって色々お話ししながら2人でいつの間にか寝ちゃった。]*
(175) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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/* ねえみんな?!!!????? 夜は寝よう????????(うろたえるむらたて
(-44) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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/*ヘクターせんせいがめっちゃせんせい(語彙力
(-45) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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/* 前村は少女同士とせんせい同士の回想はふんわりしていて現軸で拾う形が多かったから、その違いがおもしろいね。
(-46) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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/* 何が言いたいかというとシルクさんの立ち回りに震えてるって話だよ………。 ピッパちゃんが同室縁故振ってくれたおかげで本当なんとかなってる……。 後はマリオちゃん、エリちゃんとも深めたいし、すきあらばカリュクスちゃんにも、もうちょっと何か投げたい。
(-47) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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/* 少女見てるとなんでわたし契約できないのん????? って思ってしまって自分の役職を見直す始末。 せんせいもみんな可愛すぎてずっと唸ってる。
(-48) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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/* まさかこんな24h営業村になるとは……wwww
あれか。ジューキさんがわるいな!!!(おしつける あとナギ吉な!!!!!!宵っ張りーズめ!
しかしみんなの超濃厚な接続のお陰で むらたてとってもお腹いっぱいだよ……♡ しあわせです…………☆♫ ٩( ´ᆺ`)۶♫ ★
(-49) 2016/10/10(Mon) 09時半頃
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ヴェスパタインは、ここまで読んだ。
2016/10/10(Mon) 10時頃
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/* デメテルとできたロール的距離を「同室」で全て解消するずるい俺 (よーーしぎゅっぎゅしてくるぞおおお
(-50) 2016/10/10(Mon) 10時頃
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/* シルクの糸は意図もあるのかしら。 それとも糸し糸しと言う心?戀の字は好き。 しかしpr発言重要そう?というか拾えたらと思うところせんせいだけでもと抜き出したらすごいことなった…。 少女側はスクショ撮ったんだ…んだ。
ししねこさん >>0:938>>0:939>>0:942
(-51) 2016/10/10(Mon) 11時頃
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/* まあロールの前に何はともあれお犬様の散歩なうな訳ですが
何となくほんやりと方針をきめた、ぞ。 自分でもゆってるもんな 少女からのアプローチは激しく推奨って!!! (こころをつよくもつ
蠍……蠍よ…………
「かんこちゃんは遠隔ロールで殺しに行くよね」
と、ししねこの中の人に言われたばかりだというのに 今回もそうなりそうで吐血がとまらない←←←
靡いてくれるかは蠍次第だから!(という藁に縋る
ああでもほんと。 巨大矢印陣営としては、なかなか選ぶ方には行きづらいし、さらにはむらたてで全裸陣営という救えなさとか、いろんな意味で……わたしは獣に陣取らなくて良かった……!!!
(-52) 2016/10/10(Mon) 11時頃
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/* ほーせんせのとこ、面白いよね 過食ちょっとぐっときてるわ……
あーーーーがんばって愛叫んでこ。 みんなーーー!!!愛してんよーーー!!!
(-53) 2016/10/10(Mon) 11時頃
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――― 一年前:屋根上からご挨拶 ―――
[さて、これは中庭の方角>>0:914から それはそれは大袈裟な獣の声が聞こえた
そして、吸ってしまった 肺腑に留めてしまった
――― 後のことじゃった。]
………
[獅子は猫口の端を持ち上げて のんびり眼下を見守っていた、その先。 身形の整った、色白い獣>>0:958 年齢こそ些事である俺にとって 気付くこと、ああ、あれは、喰らうておらんな。]
(176) 2016/10/10(Mon) 11時頃
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[投げ掛けられた挨拶>>1は 成る程紳士的で、獅子、尾を揺らす。]
お初とお目に掛かろう、ニコラス。
俺は、客人、ししねこ、散歩者。 レティーシャとも、呼ばれておる。 なあに、堅くならずともよい。
["はじめまして" それは正しい。 手繰り寄せるまなびやの記憶に彼の顔はなく 獅子はその過去も、必要以上の介入も望まない。
ただ、おぬしが何であれ 思う通り、願う通り、過ごすが良い。 獅子は柔らかく、青を細めた。 寛容と勝手を綯交ぜにした、色で以て。]
(177) 2016/10/10(Mon) 11時頃
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良き一年を過ごせ、ニコラス。
[獅子は、息を吸う。*]
(178) 2016/10/10(Mon) 11時頃
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――― そして、現在、まなびやの屋根 ―――
ひぎゃあ、
[この一年を、まこと客人らしく好き好きに過ごしていた。 獅子の耳に届くは、鐘の音>>#0
幾度か聞いても、慣れぬもの。]
……… ああ、そうか、今日か。
[叩き起こされた獅子は伸びをして、佇む。 まなびやの屋根の飾りのように。 今日もさて、さいわいな一日であると良いのだが。 獅子は見守る、切り取る、吸う、今日が今日であるために。**]
(179) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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──契りの年・おわかれ──
ゴーーーーン、 ゴーーーーン、 ゴーーーーン、………
[ 頭の中で鐘が鳴ってる。
ひとうつ ふたぁつ みっつ ……… むっつ
あぁ、あの子たちと同じ数だ。 低く 高く 近く 遠く
繰り返し鳴る鐘は 少女たちを祝福しているかのよう。 今日はいったい何の日だったろう。]
(180) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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………、ん……… ……かね、の、おと、…
[ 長めの睫毛に縁取られた瞼がぴくり。 浮上しかけた意識は そのまま微睡みに沈みそうになったが、]
………… 鐘 ? [ 自分の声に浮かぶ疑問符。 そして、]
〜〜〜〜ッ!!!
[ 柔らかなベッドから跳ね起きた。]
(181) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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―現在・ヘクターせんせいと―
[ ぼくはとっても怒ってるのに、せんせいは にやって笑う。>>155]
なんで!笑うの!
[ いつもからかわれたらほっぺを膨らませる ぼくだけど、今はぼくの肩を掴んだヘクターせんせいの大きな手を強く握っただけ。>>154
焦げた香りがなんなのか、せんせいに 聞かれたぼくは……ちょっと考える。 その間のせんせいの言葉もジッと聞く。>>160
去年のお誕生日。あのあたり。 エリが、ニコラスせんせいが、ヴェスパせんせいが、 花畑が、メルヤせんせいが、ホレーショーせんせいが、ヘクターせんせいが、デメテルが、頭の中でぐるぐる。 パンじゃないなら――パンじゃないなら? なにが、あった?そこまでは考えてなくて……]
(182) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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ヘクターせんせい…… [ せんせい達はいつも何かを教えてくれる。 何を教えてくれようとしてるのかまでは、わからない。 これまで、わからないなりに考えて過ごしてきた。
――今。良い子じゃないぼくにはわからない。 やだ、良い子でいたい。]
…………………。
[ 考えても、考えても。こんがらがる。 それがまた嫌で、ぼくはせんせいの手をばちんって 振り払って――そんなことした自分が、悲しい。]
(183) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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わからないよ!誰が傷つくの!なんで傷つくの! 傷つくってなんでわかるの!! せんせいはぼくを守ってくれる! なんでも知ってて大事にしてくれる! わかってる!わかってるよ!わかってるけど!!
嘘つかないと切れるくらい、それくらい ぼく達の糸が細い……な、ら………
[ ぼくだって、デメテルに、うそ、ついた。]
……………………ぁ、ぅ
[ 目をごしごし擦る。擦っても涙が止まらない。]
(184) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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ぼくがダメにならないのも……うそ、だった、の?
[ あの時の言葉は、ぼくを泣かせないための言葉?>>0:747
チクチク、チクチク。痛い……痛いよ。 エリが見てるなんて気づいてないまま>>120 ぼくはせんせいのお顔が見ていられなくて、 その答えを聞くのが怖くて、走り出した。*]
(185) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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/*可愛げがなさすぎてつらい
(-54) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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/* おねぼうのべすぱせんせ可愛すぎかな????
蠍の名前はなんなんだろ。アンタレス? 神話関係なのかな。そういった教養が皆無であるからして その点蠍に愛を叫んでいいのだろうかとは、おも、う
(-55) 2016/10/10(Mon) 11時半頃
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/*ワクラバせんせいが入らないのが辛い
いや、逆にワクラバせんせいだけは信じられ…… ダメだぁああああなんでこんなに駄々こねたんだぁあああ
(-56) 2016/10/10(Mon) 12時頃
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― 回想:デメテルのサンドイッチ ―
[ シルクがお部屋に遊びに来ることはよくあったし その日>>149>>165も不思議に思ったりしない。
でも、抱き合う2人のようすがちょっとへんで 理由はぜんぜん知らないけど 何かあった とわかるくらいには 一緒の時間を過ごしてきたつもり。
ほんのちょっとの 疎外感。 それと、「何か暗いぞおおおーーー!」っていう ぽーんってしちゃいそうなきもち。 ]
わたしも! まーーーぜてーー!
[ ぽーんって弾けたポップコーンみたいに わたしはふたりに飛び(抱き)ついた。]
(186) 2016/10/10(Mon) 12時頃
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[ みんなより随分でっかいわたしは やろうとおもえば二人一緒にぎゅうぎゅうできそうで そこに蟠る もにゃんとしたものや ふにゃんとしたものを 吹き飛ばしちゃえ!みたいなきもちでむぎゅっとした。
わたしよりもずっと思慮深い>>168ふたりだけど もみゅもみゅしてる間くらいは わたしくらいおばかになっちゃえって 願って。]
でーーめーーてーーりゅーー!
しーーーーーるくーー! っふふふ!
[ いっぱい擽って、いっぱい抱きしめた。 ふたりがかりで抱き締められたとき、 わたしまでつられて泣きそうだったのは ひみつ。]
(187) 2016/10/10(Mon) 12時頃
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[ あと何日、あと何回 なんて わたしは思わない。 おもうくらいなら、 その時間すらもぎゅっぎゅしていればいい って 残り時間をあんまり深く考えていなかったわたし。
けれど ”残す”手段を知っていたわたしは
そのためにひつようなものを ニコせんせにおねだりにいったんだ。* ]
(188) 2016/10/10(Mon) 12時頃
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/*大天使ピッパ……サンドイッチ幸せで死にそう……
(-57) 2016/10/10(Mon) 12時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 12時頃
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/* もっとこう男の子!っぽい乱雑な口調にしていいものか迷う
(-58) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ 何ということだ! こんな特別な日にあろうことか 私は寝坊してしまったのだ。
大切な日には普段は寝坊助のホレーショー だって早起きするというのに。>>92
悲しいことに私を起こしに来てくれる 少女もいなかった。>>5 ( 寝坊すること自体 あまりないからだと思いたい。 )
契りの年の始まりに、 昨日の夜は何だか落ち着かなくて 明け方まで礼拝していたのだ。]
(189) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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/* くっ……返し、たい!しかし返すと際限がなくて 2人を困らせてしまうのは火を見るよりも明らか……! 耐えよ……
(-59) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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→→→祈りの堂
[ それで寝坊してしまうなんて 元も子もない気がするが、 私の足が向かうのはやはり祈りの堂。
鐘はとうに鳴り終わり、訪れる静寂。 寝坊さえしなければ刺繍を仕上げた シルクに会えたかもしれないが>>41 既にここを立ち去った後だろう。]
(190) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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/* さあ どう書こうね >>0:411
(-60) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ あの子がここで 一生懸命刺繍をしてしたこと。
一度覗き込んだ時があって、そうしたら 慌ててそれを隠したものだから 何をしているんだい、とは聞かなかった。
それ以来、礼拝が終われば 少し離れた位置からシルクを見守っていた。
刺繍は間に合ったろうか。 そんな思いを馳せながら、 いつも腰掛けている椅子に座り両手を組む。
まさか外であんなことが起きているとは 思いもせずに。>>77>>160 ]*
(191) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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― 朝 ―
[ 歯も磨いて 顔を洗って いつもだったら食堂に「おなかすいたー!」って 道場破りみたいに乗り込むのに 今日はひんやりとした空気のお外を歩いている。
「 ……いつもとおんなじがいい。」って言って 器用なデメテルに結って貰った編み込みは わたしの視界をひろおくして、おデコが寒くて、 ( いつもとおなじ )はきっともう最後に近いと ちくりと心がいたくなった。 ]
でも、約束したもんね。
[ 今夜の星をいっしょに見ようって頷いた。>>157 だからきっと もういちどくらいは”いつもとおなじ”ができるかな。 ]
(192) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ 誕生日はとくべつな日。 みんなのおねだりがひとっつ叶う日。
わたしはその”とくべつ”を 今夜みんなで星が見られますようにって言いたかった。
そのおねだりは誰にしたらいいんだろう? ふと 思って 空を見上げれば、抜けるような蒼穹。
( ………みんな、よね。 )
簡単なことでした。 みんなにおねだりすればいいのです。
………けど、もしかしたら 今日いなくなっちゃう友だちも いるかもしれない。 そのことが、わたしの口を塞ぐのでした。 ]
(193) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ かさり かさり 朝に響く草摺のおと。 わたしの足は、ゆるやかに けれど次第に力を込めて或る場所へと向かう。
その途中で ふと 見た場所に、小さなベリーの枝>>0:411が 空へと伸びていた。 ]
…………あそこ、 ……………。
[ 忘れもしません。 両手で看取った小鳥を埋めた場所の、すぐ近く。 椋鳥が、赤いベリーの実を啄んでいます。
まだ株は育ちきっていなくて、抱える実も少ない。 けれど、 いのちは生まれて 新しい命を支えている。 ]
(194) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ きゅ、と下唇を噛みました。
ちょっとだけ滲む血の味は、 わたしが「いのち」である事の証明でもあって それは即ち、 ”だれか”の命を支えるということ。
――――頭の上のタマが、とっても暖かい。
わたしはほーせんせのプレゼントで ”温度”を保つやりかたもきちんと覚えたけれど それ以上に学んだものは、タマと向き合うこと。
わたしはタマのいのちを支えました。 わたしはせんせい達にいのちを支えられました。
――――ねえ、じゃあ わたしは? ]
(195) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[ わたしはそれを、知っています。 うまれたときから知っています。
けれど、 知っていたことが 今ようやっと 理解った気がして。
赤いベリーを啄む椋鳥が わたしを見て
「 キュイ、キュイイ 」
”美味しいよ” って誘うみたいに、啼いている。*]
(196) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[そう。 少女にとってだけではなく今日は私にとっても特別な日。>>170
全てではないけれど私は既に知っている外の世界。 されど新たな少女と共に見る世界は知らない世界。
それは、世界の理(ことわり)のひとつで、 それを怖いと思ったことは――… ないとは言い切れないのかもしれない。]
ああ、これから外の世界を見る前に 長くたくさんお世話になった学び舎の色を見ておこう。
[林檎の木までの短い距離、手を繋いでも良いかと聞かれれば、 勿論、と私は彼女のよく知る青色でその手を取った。
赤色では、触れることはできないから 朝陽の色と、林檎の色と、違うけれど似ている色に任せようと そんなことを考えながら林檎の木までゆっくりと歩く。]
(197) 2016/10/10(Mon) 12時半頃
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[おはなしが完成していないこと。 短い距離にねだられたよく知る色。 特別な日は、一年前の特別とは形が違っていて。
それを不安に思わないはずはないのだ。 多くの思い出との別れを寂しく思わないはずもない。 瞳から雫は零れていないとしても。
けれど私は、 少女にとって今日は喜ばしい日だとばかり思っているものだから 林檎の木に手を伸ばすデメテルを見ていながら いつも以上に意地を張っていたことに気づけなくて。>>171
大きな声を出した瞬間もそう、 少女を抱きとめるまで気づきもしなかったのだ。]
(198) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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[私の声か、地に膝をつけた音のせいか 鳥たちが羽ばたいていく音は私にはよく聞こえていなかった。
右手で触れた一瞬、僅かな痛みと共に感じたのは デメテルの今の不安や寂しさ、きっとそういう魂の欠片なのだと思う。 肩を上げるデメテルを見て、心配と思う気持ちとは別に 心が締め付けられる感覚がしたから。
大丈夫かと問いかけたのは、そんな、いろいろが混ざった理由。
右手で触れてしまったことを 少女の不安に気づけなかったことを 謝る私にデメテルが返したのはお礼の言葉で。>>172]
苦しくないかい、辛くはないかい。 ――…痛くないのなら、良かった。
[大丈夫だという笑顔に、私は、微笑み返そうと思ったけれど 痛そうだと見つめられた右手に視線を落として、>>173 大丈夫だよと告げた顔はうまく笑えていたかはわからない。]
(199) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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[デメテルの体調が落ち着くのを待ってから、 自分で立てるように地へと彼女を降ろす。
デメテルの触れた林檎は彼女の手の中に。 私はその林檎へと左手で触れて、 少女から貰った僅かな命の欠片を還す。 糧となることで、その体に返せるように。
林檎から手を離すと、私はデメテルへ左手を差し出した。
手を取ってくれるならば、私はその手を引いて 林檎の木から畑の近く、畦道へ足を向けよう。
青いサルビアの花が咲いている場所へ。]
(200) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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[一年前、サルビアも欲しかったと拗ねた少女に 来年は、と約束を重ねたことを私は覚えていたから。>>55
その時彼女が私の右手に触れたいと思った内緒のことなど 想像もつきはしなかったけれど 私がサルビアを持ち帰らなかったのは、 一緒にその場所へ行ったほうが あの花の蜜の味もきっと美味しいと思ったからだということは
私にとっての、内緒の話、だったんだよ。*]
(201) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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/* ワクラバせんせいの この 安定してかっこいいとこ そしてかわいいとこ すごいとおもうの
(-61) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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―回想・むかしむかしのおはなし―
[――ともだち。おはなし。
デメテルの紡ぐ音が、物語のように蠍の上を流れていく。>>70
この少女は何を言っているのだろう。 いや、"何を"ではなくて、 "どうして"、蠍にそんなことを言うのだろう。
余所者の、正体も分かず無愛想な蠍のことが 怖くないのだろうか? 疎ましくはないのだろうか?]
(202) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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『独りは寂しいから』
[そんな言葉が聞こえて。>>71
弾かれたように、灰白色の双眸を掌の勿忘草から上げる、 そのとき――風が吹いた。
蠍のこころを覆う、厚い雲が動いて。 一筋の差し込む光を確かに見た。
そこには、ひなたの匂いをまとった少女がいる]
(203) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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/* あ。今日が契りの日というようなことを赤に落としてしまった気がするが別に今日じゃないな。 眠かったのかな…。訂正フォローしとかないと…。
(-62) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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[こくり、頷いて。 デメテルの提案を受け入れる] 『忘れないでね。わたしとの約束』
[覗き込む瞳に映る、蠍の貌に浮かぶのは。
これまで、誰にも見せたことのない、 この先、誰も見ることなどないかも知れない、 そんないろ。
――少女がくれた紫色は、蠍の大切なたからもの。 いつまでも、手放すことなどない**]
(204) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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[頬を膨らせて怒るのを見ても、緩む頬は引き締まらない>>182怒りの感情を覚えたんだね、よくやった、なんて今の俺が言えることじゃあない。 本当は心の底から謝るべきなんだろう。 小さな手に振り払われた手は痛くない>>183 痛みはもっと別なところから。]
……せんせいは何でも知ってるわけじゃないさ。 だけれどお前のために出来ることならなんでもしてやれる。
嘘をつかれるのは嫌いか? 内緒ごとされるのは嫌か?
[以前内緒で厨房に入ったよな、とわざと我が身のことに言及して。零れる涙を更に流させようとしたわけじゃない、ただ、もう少し分かって欲しかっただけ。 決して悪意のために嘘をついたわけじゃないんだと。
けれど、また俺は何も言えなくなる>>184]
(205) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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[それは本当なんだ、と。ただその一言を信じてもらう術なんかもうなくて。
シルクは彼女自身だけじゃなく、俺自身もダメになるのも嫌だと言った。 そんなワガママ、他に誰が聞いてやれる。
けれど、彼女はもう俺を信じてはくれないかもしれない……そしてほかのせんせいに喰われるのも、また一つの道だろうか。俺は、もうその背を追う事はしない。]
(206) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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……ほらなァ、簡単に切れるんだ。
[牙を閃かせその喉首を噛みちぎらずとも、言の葉一つで10年の信頼も脆く崩れ去る。]
[重苦しいため息をひとつ。さてまた歩き出そうとして、ひっそりと佇むその姿を見止める>>120]
おう、エリ。おはよう。 ……見てたのか?今の。
[これだけシルクが大泣きしながら声を張り上げていたんだ、唯ならぬ雰囲気くらい伝わってしまったかもしれない。それをもう誤魔化そうとはしない。]
(207) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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/* 村建ていま少女やってて やりながら 少女ってもんを理解しつつあって なんか申し訳ないきもち()
(-63) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 13時頃
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/* ついさっきまで遠隔ロールで蠍にのしかかろうと思ってたんだ でもなんか椋鳥見たら ピッパは蠍に食べられたいって言いに行きたくなってて いま PLは真顔になっている(AKAN)
どうしよう………
(-64) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 13時頃
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───── 我らの父よ 今日のこの良き日まで あの子達を お護りくださったことを感謝します
彼女等の旅立ちに祝福を
( 選ばれぬ少女がいないよう )
これからは天からお見守りください
( 旅立った少女は獣が護るもの )
皆が笑顔で旅立てるよう 悲しみと苦しみが取り除かれますように
(208) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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[ 獣は静かに祈り続ける。]*
(209) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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/* よし、エリがいける 今みんなどこだろう?
デメテルがワクラバせんせい ピッパは洗面所 エリはヘクターせんせい マリオがホレーショーせんせい ヴェスパせんせいが祈りの堂 ニコラスせんせいどこだ?
わからないけど、1人で考え事したいな
(-65) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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ヴェスパタインは、ここまで読んだ。
2016/10/10(Mon) 13時頃
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/* ひい!へくたーVSシルクがあつい
(-66) 2016/10/10(Mon) 13時頃
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―この一年の記憶―
[特別の年の始まりを告げる鐘の音が聞こえるまでの一年の間、 当然の話だけれど、少女らはそれぞれが共に、 されど別の形に成長していった。
この一年の間、幾度シルクの木登りを私は見守ったのだったか。 誕生日に渡した木の実で作って貰ったジャムと>>43 その他の日に食べたジャム、どれも違った味であり、 忘れえぬ味で、一人で昇り降りするのではなく、 木の下で待つ私に飛び込んでくるのを、 変わらず受け止められることが私は嬉しいと思った。 学び舎の畑での光景。 それを見る機会はあと何回、あるのだろうか。 この一年で幾度と思ったそんなことは、 今日もまだ変わらず思っているが、 今分かるのは、その機会はもう、とても少ない―或いはないかもしれない―ということだ。
ジャムのための食物とは別に、染色のための植物を尋ねられて教えることも幾度かあったけれど、>>174 内緒のそれの完成については、私は知ることがあるだろうか。]
(210) 2016/10/10(Mon) 13時半頃
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[誕生日の日、花を渡したエリがお礼を言って笑う前、 僅かに落ち込んだように見えた>>105のは おそらく気のせいではなかったと私が知ったのは、 その後、花畑の近くで何かの墓標と思しきベッドを見つけた時のこと。
今はそれももう、大地へと還り、見た目には他の地面と同化していたが、それでも時折花が添えられていることを私は知っている。
頻度の減ったそれが、完全に途絶えるのが これからの一年のうち、 いつになるのかということを、私は知らない。
尤も、それは未だ誰も知りえない話だ。
身長は去年と変わらないままの小さなエリは、 この一年間で泣き虫を卒業したかは、さて、どうだろう。
泣いている姿を見かけることがあったなら、 私はその涙を止めたいと左手を伸ばしたけれど 完全にその泣き虫を卒業してしまうことは、 少し寂しくも思えたりする。]
(211) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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/* うーん、流し読みじゃわからんな。 獣だけじゃなくて、少女側のも抽出して見るべきなんだろうけど(
ワクラバとニコラスはデメテルかなーと思ったり。 ヘクターはシルクかエリ、だろうか。 メルヤはカリュクスかなー、どうかなー ヴェスはピッパな気がする。うぅーん。
(-67) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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―はじまりの鐘が鳴る― [蠍はまなびやの尖塔に登り、夜明けを待っていた。 色の薄い双眸に映る世界は未だ昏い。
ともだちと、せんせいと別れ、 巣立つ少女たちの心を思い、蠍の心臓はちくりと痛む。
外の世界に待つものは、 決して、うつくしいものばかりではない。 悪いことや、悲しいことばかり、多くても。
それでも、少女たちは行かねばならない]
(212) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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[だから、せめて。
ルビーよりも赤くすきとおり リチウムよりもうつくしく酔ったような、 あの、さそりの火のように。
この心臓を燃やして。 旅立つ君の道を照らす、灯火となろう]
(213) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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[やがて、東の空を覆っていた夜のヴェールの裾裳が解け、 地を満たし始める黄金は、終わりの始まりの色。
――旅立つ獣と少女の行く先に、"さいわい"がありますように。
祈りながら。 祝福の光を、蠍は写し取っていく]
(214) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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[今、はじまりの鐘が響く*]
(215) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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/* 朝一で会いに来てくれたマリオと、現軸で会えなくてもたくさん絡んでくれるピッパは、こっちにアプローチかけてくれてると思うんだけども。 ……自意識過剰か?www
でもたぶん、契りに行くならここ二人だなぁ。 どこかでラインを決めて動かなきゃと思いつつ。
…でも!どっちもかわいいんだよ!!! かわいいのベクトルが違うんだけど、 もぉぉぉぉ!両方連れていきたいぃぃぃぃ!!(ジタバタ
(-68) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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/* だめだ……だいぶニコせんせが好きだ……・ でてくるだけで涙でてくるわ………(重症
これはなんだ、もうしわけないけど 突撃させてもらおうかな… 言わないでいたら後悔する って ぴっぱとPLが(ふるえ
(-69) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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/* 何を悩んでいるかって、俺はどっちとも約束しちゃってるんだよね。 たくさん桃食わせてやるとか、誰も選んでくれなかったら食ってやるだとか。
わー軽率だろおまえ、罪だわー。 少女にとって約束は大事なもんだろ…あの頃の俺は愚かであった。 二度目の参加とは思えん。 どっちかの約束破らなきゃいけないかも、って考えて死んでる。うぐぅ。
(-70) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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[また大きくなってしまうと項垂れながらも 誕生日のご馳走をたくさん食べていたピッパは>>124 この一年でまた少しだけ大きくなった。
ホレーショーから貰った卵より孵った雛、 夜なべをしながら小さな命を見守る彼女に>>128
早くこの子に元気に大きくなって欲しいと思うだろう? それは、私たちが君らに思うのと同じことなんだよ。
と、私は言って。
勿論それは身長だけの話ではないのだけれど、 成長する姿は厭うものではないのだと伝えてみたつもり。
それでも気にしてしまう姿も可愛らしく見えるということを 彼女は知っているだろうか。おそらく、知らないのだろうけれど。
それを知っていくのは、獣と契りを交わし、旅立った先になるのだろうか。 大きくなった少女の成長は、まだこれから、なのだと私は思う。*]
(216) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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──前日の夜・祈りの堂──
[ 宵闇が影を潜め 東の空が白み始めた頃、 言霊の獣は未だに祈りの堂にいた。
明日(正確には今日)、少女たちは 契りの日を迎える。 少女たちにとって“特別な”日だ。
私にとっても特別な日になるかもしれない。]
(*2) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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/* まぁ、まずは拾えるところを精一杯拾ってく!
ピッパとカリュクスな! 卵の捏造してくれてほんと嬉しかったんだぞ! 会いに行けなくてごめんなぁ!
(-71) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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/* ワクラバせんせの深い愛に ぼくは……ぼくは………(むせびなく
ほんとみんな愛してるよ……まじで……… ひとまず蠍にはぶちかましたいとおもってるけど ほんっっっとみんな愛してるから…………
あーーーーーー
(-72) 2016/10/10(Mon) 14時頃
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( ……落ち着かない。 )
[ 誰が誰を選ぶのか。誰が誰を想うのか。 彼女達に“さいわい”を与えるのは誰なのか。
他のせいせいたちも同じように 悩んでいるとは露知らず、>>*0>>*1 年若き獣はそわそわと落ち着かない様子で 両の手を組み直した。 もしかしたら、祈りの最中も 心ここに在らずだったかもしれない。]
( ……私は、私の力を 必要としてくれる子の傍にいたい。 )
[ そんなことを考えていたから。]**
(*3) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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― 妖精 ―
のう、おんし。 見たいものは見られているかな。
[ 鐘の音が鳴り響く朝、まだ誰もいない神木の影で ぼくは金色の存在へと語りかけた。
……とはいっても目の前に彼は居ず 唯その存在、イメージへと。
今年の幼子はさみしがりが多いね と 送り出した数多の背中を思い返しながら 今日もぼくは観測を続けている。
幸あれ、と願う心は 今迄の日々と同じく。**]
(217) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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/* ひいいいいいいいいいいい
(赤ログ見えてめっちゃ心臓止まった
ひいいいいいいいいいいい
これは だめだ わたしは見てはだめだ そっと内緒発言をオフにするぼくだった
(-73) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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ヴェスパタインは、ここまで読んだ。
2016/10/10(Mon) 14時半頃
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[尖塔を降りて、大広間に差し掛かったとき。 開け放たれた扉の向こうから、諍う声が聞こえた。>>184>>205
外の世界でなら、いざ知らず。 それは、がっこうではあり得べからざること。
何事が起きたのかと訝しみ。様子を見に出た蠍の横を。 涙を零したシルクが、何処かへ走り去ろうとする。>>185]
シルク? 一体、どうしたんだ。何かあったのか?
――待ちなさい。
[制止する言葉が少女の耳に届いたかなど、分からぬまま。 後を追おうとするが、不自由な脚では追いつくことなど、到底叶わない]
(218) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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/* …あー、少女側からのロルも見なきゃ、やっぱわからんな??
うん、契り先のフラグについて考えるのはやめよう( 誰が誰と旅に出ても、きっと幸せになれると信じてるしな。
(-74) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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/* ンンンンンンン ああああああどうしよおおおお
自分でwikiで推奨してんのに ああああああああああああ
愛ぶちかま、かま ……して いいのか 蠍よ…… わたしの愛はめいわくですか……?
ンンンン くっそなやむ PLがしぬほどなやむ
(-75) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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― 砂糖の水のはなし ―
[その日のカリュクスちゃんは、お寝坊さんだった。>>113
デメテルちゃんと一緒に悪戯をして、たまには怒られてたりする子。だけど、あたしには優しいし、いやなことなんてしない子。
あたしはあたしで、その日はお寝坊さん。 なんだか身体が起き上がらなくって、もう少し、あとちょっと、とお布団と相談しているうちに、気付けばお日さまはさようならの時間。
たくさん寝たから喉がかわいて、お腹も空いて。 たぶん、そのときのカリュクスちゃんと、おそろい]
(219) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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[食堂に入った時、あたしは、コップのなかに透明の水越しに真っ白なカリュクスちゃんの姿を見た。>>114
あたしは、シルクちゃんやカリュクスちゃんみたいな銀色の髪の毛が羨ましかった。透明で、きれい。 でも、真っ黒い髪はメルヤせんせいとおそろいだから、嫌いじゃなかった。
水色をしていない水の中のカリュクスちゃんは、コップの曲面でくるりと歪んで、お砂糖と一緒に溶けていきそうなくらいきれいだった]
…あ、 カリュクスちゃん、おはよう。
[うっかり見惚れて、声をかけるのが遅れた。 すっかり時間感覚を失って、おはよう、って言っちゃったけれど、カリュクスちゃんはなんて返してくれたかな。
それからカリュクスちゃんの隣に座って、メルヤせんせいにあたしの分も用意してもらう。 お砂糖が溶けなくなるくらいまでたくさん入れて、くるくる。 今日は、色の氷はいらないの。ってせんせいに言って、透明な砂糖水をくい、と喉に滑らせた。*]
(220) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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/* 昨夜の私は完全に今日(誕生日)に旅立つ気満々だったようだとロル読み返しながら…(すみません… 2d中に契約というのを長い一日と思い込んでたくさいな… 紛らわしく混乱させてしまった人がいたらほんとごめん。
(-76) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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― シルクちゃんと、ないしょのこと ―
[シルクちゃんのかくしごと、あたしは知らないふりをしてたんだ。>>175
何をしてるの、って聞いてしまってもよかった。 恥ずかしがるシルクちゃんはとってもかわいいから、偶にはからかって笑ってみてもよかった。
でも、あたしたちのいつもの一日は、ずっといつものままで居てほしかった。 あたしたちのとくべつなこと、そんなのはちっとも特別でいてほしくなんてなかった]
う、ん……? うん、いいよ、…どうしたの?
[聞いてみたけれど、答えはあったかな。 二つ並んだベッドに橋をかけて、ぎゅ、って握った。 針の刺さった指先は絆創膏をしていたのかな。それとももう血は止まっていて、見た目にはわからなかったかも]
(221) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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[シルクちゃんのさみしい気持ちがなくなるといいな、って思いながら、お話をする。 9つの誕生日のとき、シルクちゃんがあたしの"さみしい"をなくしてくれたみたいに。ニコラスせんせいとヴェスパせんせいと手を繋いだときみたいに。
あたしも、おんなじみたいに、できてるかな。*]
(222) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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[振り返れば、向こうには。 悄然とした様子で何事かを呟くヘクターと>>207 僅かに表情を強張らせたような、エリがいた。>>120]
……ヘクター。何があった。 只事ではないようだが。 [シルクとヘクターの間で、何かがあったことは理解できた。
だが、少女たちが小さな喧嘩をすることはあっても、 獣と少女が諍うことなど、殆どなかったはずだ。 それに子供たちのあしらいが上手く、 常に陽気さを示す、白狼のこんな姿を見るのも初めてだなと思いながら。
眉根を寄せ、ヘクターの言葉を待つ*]
(223) 2016/10/10(Mon) 14時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 15時頃
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/* おさとう水大流行だな!
(-77) 2016/10/10(Mon) 15時頃
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/* 美味しいよねえ そこ 美味しいよねえ(わかるよ って顔
しかも自分絡みのアレで其れだしねえ。
わたしどっこいこっかなーー そろる無限に書いていられる勢だから ある種こまるね!
(-78) 2016/10/10(Mon) 15時頃
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——現在、神木の下——
[カリュクスの言う通り降る陽光は眩しくて、 額の方へ手をかざして覆いを作っても、目を眇めずにはいられない。
そうして見上げていると、腕に少女の服が触れて視線を下ろす。 眩さにふらりと体制を崩すようなことがあれば、肩に手を回し。]
お腹が空いているなら食べさえすれば治りますが。 心に穴が開くような感じというなら、それは寂しさかもしれないね。
……カリュクスは、少し大人になったのですね。
[辺りには鳥のさえずりも聞こえ、取り立てて音のない朝ではなかったけれど。 確かに雪の降る前のようなヒヤリとした静けさが、獣と少女の周りにあった。
寒くもないのにぶるっと身を震わせる。 今日が嬉しいと感じる一方、 体を風が通り抜けるように思うのは不思議なことだ。]
(224) 2016/10/10(Mon) 15時頃
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あ、そうでした! 今年のプレゼント。
[空を飛びたいとねだられ、笑みを浮かべて振り返ると、 少女の顔はやや俯いて見える。
前のようにわかりやすく口を開け閉めこそしなかったけれど。 笑っている口元も、浮つく声の調子も。 お説教からの言い逃れや、たくさんの言葉で願いを覆う時と同じもので。
ケラケラと笑う頭をぎゅうっと抱きよせる。]
ご所望なら、今年は空の旅を贈りましょう。 もう大きくなったから、ぎゅっとは卒業かな。
[もちろんは鉤爪ぶらーんはナシで。 と、からかいを混ぜた言葉を投げればパッと手を離して。 逸らされた瞳を覗いてみたらどんな色をしていただろう。]
(225) 2016/10/10(Mon) 15時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 15時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 15時頃
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/* はーーーーーーめるやセンセは安定してイケメンだよね ずっこけデメテルを華麗に支えるスパダリだよね
せんせの可愛らしさスケールとイケメンスケール考えるだけで ぼくはちょっと目眩するほど楽しい。 (へくたーせんせいはだいぶ可愛らしさスケールもイケメンスケールも高くて困る
(-79) 2016/10/10(Mon) 15時頃
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/*ニコラスせんせい?!今怒ってる、よ?!
ごめんなさいごめんなさいしてる、の、に!
(-80) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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―おそと→花畑―
『嘘をつかれるのは嫌いか? 内緒ごとされるのは嫌か?』
[ ……嫌だ。嫌だ、けど。 ぼくも、ヘクターせんせいの言ったとおり内緒で ジャムを作ろうとした。>>205 みんなに内緒で、刺繍を作ってた。 デメテルに、本当の気持ちを……言えてない。]
………………。
[ ヘクターせんせいの答えを聞きたくない、 聞くのが怖い。ぼくは答えを聞くのが怖くて 逃げ出した筈なのに、名前を呼ばれてまたぼくは つい立ち止まった>>218]
(226) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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………っ
[ ずっと一緒にいるんだ。ニコラスせんせいの 声だってすぐにわかる。]
……………ニコラス、せん、
[ だけどニコラスせんせいが、ヘクターせんせいに 話しかける声がして>>223ぼくはまた走り出した。 ヘクターせんせいがなんて答えるか、怖いんだ。
少し走ったら、花畑が見えた。 一年前を思い出して、ぼくはそこに足を踏み入れた。]*
(227) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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……ねえ、椋鳥さん。 わたしはその実みたく食べて貰えるかな。
せんせのいのちの一部になりたい…なんて言ったら こまらせちゃうかな。
[ がさ、 がさ、 足元の雑草を気にもせず わたしは見えなくなった小鳥の墓と ベリーの株へと近付いて たったいま気付いたことを、吐露しはじめる。
当然だけれど、椋鳥の返事は無くって わたしがしゃがんでも夢中で赤い実を啄んでいるから はあ、とでっかい溜息と 片手を上げる。
チ、と啼いたタマが 指先へと降りてきた。]
(228) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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タマは、どうしたらいいとおもう?
[ タマだって喋れないことくらい さすがのわたしも知っていますけれど それでも聞いてくれる誰かがほしくて。
赤い実は、自分から椋鳥の嘴に飛び込まないし 静かに枝に下がるだけってことも理解ってるし だけどわたしは木の実じゃないから 困って(迷って)相談しているのに
ぴい、とひとつ啼いたタマは 真っ青な2色の翼を広げて 朝の空へ 飛んでいってしまいました。
逃げてしまう事は無いって、何故か思っているけど それなりに焦って影を追いかけた先―ー―]
(229) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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[ そこは、祈りの堂の前だった。
見上げたそれは、竜になったワクラバせんせいより ずっとずっとおおきくて 潰されそうな威圧感。 タマは、入り口の屋根にとまっている。]
……かみさま、かあー。
[ 迷ったときに助けを求めるばしょなんだって いつだったかシルクがおしえてくれた。
わたしがいつも抱えている迷いといえば、 今日は林檎を食べようか葡萄にしようか とか。 だから、来ることはなかったんだけど。
ふと、その扉の前に ちいさな布地が落ちているのを見つけて>>49 ]
(230) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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―花畑―
[ 小鳥さんのお墓だった場所。 今はお花が咲いている。ヘクターせんせいの言葉を 思い出して、また目を擦る>>0:751 焦げた香りは、ここからしてた。 デメテルに会うよりも前――エリと仲直りした時。 お花の咲いていないあたりにしゃがみこんだ。]
『パンじゃないなら、何だと思う?>>155』
[ ……なんだろう?お花畑は燃えたりしない。 だってあの時、ぼくはエリと仲直りして、ご褒美に ニコラスせんせいとヴェスパせんせいと手を繋いだ。 燃えたりしていたら、せんせい達はすぐに気づくもの]
(231) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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―回想・一年前、とくべつな日―
[お絵かきをしたい、そんなエリの願い>>0:471に応えて、 二人連れ立って神木を訪れる。
そこに妖精がいたとしても。 少女ならざる蠍の瞳は、その姿を映さず。>>0:1 紡ぐ言葉だけが、風の音のように微かに耳をかすめるのだろう]
エリの為に、特別に用意したんだよ。 [そう口にして、小さな木箱を渡す。 中身は色とりどりのパステルだ。
これまで絵画の授業を受けなかった少女が どうすれば、興味を抱いてくれるだろうと頭をひねり。 まずは、見た目の楽しさからのアプローチを考えた結果だった。
エリが喜んでくれたなら、蠍も歓びを隠せないだろう]
(232) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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[ わたしはそれを拾い上げ タマを肩に乗せて、静かな堂へと足をすすめる。
此処で祈るに相応しいのか そうでないのか よくわからない、迷いを抱えて。
星の刺繍された”それ”の落とし主の抱えた叫びも>>185 獣の重い溜息も>>207
静寂と、ステンドグラスの光が支配するその場所には どれもこれも、届かない。
そこに祈る姿はあっただろうか。>>209 在れば、わたしは静かに問う。
「 せんせいは、何をお祈りしているの 」 と。*]
(233) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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[描き終えた絵を、自信なさげに見せるエリの目元には、 蠍が何かを口にする前から、じわり涙が滲んでいた。
>>104 描かれていたのは神木と。 いたかも知れない、蠍の目には映らない妖精。 少女の描く世界を眺め、相好を崩す]
とてもよく描けているじゃないか。 それなのに、どうして泣いてしまうのかな?
[拙い線で描かれた神木を指して]
ほら、この神木はとても、優しい貌をしているね。 この表情は誰にも、私にだって描けないだろう。 [――君だけにしか描けない、素敵なものがあるんだよ。 触れられぬ手の代わりに、 言葉で少女の頭を撫でるように*]
(234) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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[ ……なんで、“ご褒美”、なの? せんせい達は手を繋いだり抱きついたりすること、 いつだって受け入れてくれる――ニコラスせんせい以外は。]
………ぁ…ない
[ ヘクターせんせいは追いかけてこない。 エリがそこにいた事を知らないぼくは、それをぼくがやっぱり、ダメだったからだとしか思えなかった。
ちゃんと持っていたはずの6つの刺繍。 気づけば5つになっていた。ぼくの分だけ地面に落ちて、カビが生えてるような気持ちになった。*]
(235) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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/*サンドイッチごめんなさい!
(-81) 2016/10/10(Mon) 15時半頃
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/* 蠍尊い………………(顔を覆う
(-82) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* カビwwwwww黴wwww
はえてないよ!!!すっごいきれいだよ!!! (と、ぴっぱは申しております
(-83) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* すべての少女の名前の上に大天使つけるの どうにかしたいけどつけてしまう
(-84) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* ええええここでニコラスせんせい来るのはなんで
(-85) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* シルクも蠍希望かなーーーどーーかなーーー
ンンンン
毎度だけどこの村は、フラグ線がほんとうに読めない。 デメテル=べすぱ くらいかなあ わたしがほんのり感じるのは。 わたし→蠍はけっこうばれてるとおもうんだけど
エリはどっち向いているんだろう。 こわい、って言ってるへくたーせんせいちょっとにおうくらい? 恐怖心はフラグだよねという単純な脳みそ
(-86) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* ワクラバせんせい >>0:107>>0:108 巡る命の意味を“知っている”から“わかる”に変わる頃、彼女らはどう変るのか。 其れを取り込み、私も何か変わるのだろうか。 >>0:195 少女は、私の力を期待外れと思ったろうか。 せんせいの癖にと、残念に思ったろうか。 >>0:197 いつか貰う命を、今は僅かも手をつけたくないから。 >>0:280 近くにもたくさん素敵な色は溢れているから、焦ることはないんだよ。 楽しいはとっておいたほうが、いつか遠くを見たときに感動も大きい。 >>0:554 ワクラバせんせいが近くの色に素敵なものを見つけたら教えてほしいってデメテルに約束した。 >>0:579 せんせいはみんな魔法使いだ。 >>0:619 サルビアの花の蜜を吸ったせんせい。畑の片隅、一つの樹木がせんせいのエネルギー源>>0:620 少女がよく好んで食べていた果実の成るその木は、在りし日の少女の記憶をたくさん抱えている。 少女を糧とすることは少女が果実を糧とすることと同義の世界の循環の一端であると私は考えている、はずなのに。 こうして今でも同じ少女を食べ続けているような。 >>0:778 もふもふを気にしている
(-87) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* いや素直にエリとの会話に割り込んだ理由は知りたい。怒ってはないけど。 エリ待っててくれてるんだと思うんだ。退出打ち忘れた私も悪いがよ
(-88) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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[ヘクターは事情を説明してくれただろうか。
聞かされた――或いは、聞かされなかった事情がどうであれ、 白狼に追うつもりが無いのであれば。>>206
制止の声に足を止め、振り返ったシルクを、>>226 例え追いつけなかったとしても、追うべきではなかったのか?]
――――……。
[ぎりり、奥歯を噛み締めると、 焦る気持ちとは裏腹に、言うことを聞かない足を引き摺り 小さな背を追いかける]
(236) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* あーーーーもうーーーーー!!!!!!!
シルクと蠍のところがおいしい匂いしかしない (こんがりこうばしい (ちがうよ
ああああああああああああ 尊さで死ぬ予感しかしない。ほんとに。
(-89) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* >>0:616 確認
(-90) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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―花畑―
[花畑にしゃがみ込む少女を見つけて。蠍は小さく息を吐く]
どうして、泣いている? どうして、逃げるんだ? ……今日は最後の日なんだ。 君が誰と共に行くとしても、このままではいけない。 どうか、話を聞かせてくれないか。
[額に汗を滲ませたまま。 乱れた息を整えることもせず、傍らに近づこうとする]
(237) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* >カビが生えてるような気持ちになった っていいなあ。
ところで、それを見る前から、「シルクちゃんは追いかけてほしいなじゃないの…?」みたいなロル書いてました。 なかよし(勝手に)
(-91) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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― 10歳の日・がっこう ―
[聞こえてくる二人の声は断片的で、せんせいの低い声は届きづらくて、高くて、叫ぶようなシルクちゃんの声だけがよく聞こえた。 怒ってるみたいなシルクちゃんとははんたいに>>182、せんせいはわらっていた。>>155
せんせいが何を言ったのかはきこえない。シルクちゃんのおこった声がして、それから、泣いて、走り出しちゃった。>>184>>185 その後のせんせいの顔は…わらってなかった。>>205]
(238) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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[あたしは、ヘクターせんせいはシルクちゃんを追っかけていっちゃうんだと思った。 あたしが隠れたくなっちゃうとき、逃げたくなっちゃうとき、啼いちゃうとき。心の何処かで、「追いかけて欲しい」って思うから。 せんせいはいつだって、あたしたちがしてほしいことをしてくれる。
でも、せんせいはシルクちゃんを追いかけなかった。>>206 追いかけないのが正解なの? シルクちゃんは、一人にして欲しいの?
でも、あたしがシルクちゃんに出来ることなんて分からなくって。 せんせいの代わりにシルクちゃんを追いかけても、あたしが何をしてあげられるというのだろう。 いつもあたしが泣いちゃったときにしてくれるみたいに、ぎゅっとしてくれて、慰めてあげたらいいのか。 ――それがあたしでいいのか、分からなかった]
(239) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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[そんなことを考えているうち、ヘクターせんせいがあたしに気がついた。>>207 せんせいの「おはよう」はいつもとおんなじに聞こえて、なんだかそれがおかしい気がして、こくんと一つ頷いて返した。
なにか、言わなきゃ、と焦るほどに言葉は出てこなくて、じわ、と泣きそうになる。 ヘクターせんせいは言葉を待っていてくれたかもしれない。けれど、沈黙を割いたのはニコラスせんせいだった。>>223]
なに、か… あったの、せんせい。
[ニコラスせんせいの言葉をなぞるようにして、ヘクターせんせいをみあげる。 問いかける言葉も、問うこと自体も正しいのか、わからなかったけれど]
(240) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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[エリへの問いかけを遮るように現れたのは、予想が正しければ『焦がした』張本人の姿>>223その寄せられた眉根を睨み返して唸り返す。]
逆に知りたいもんだね。あん時……去年何があったのか。
[あの時何があったか知らないが、ヴェスパタインの負傷を隠すために嘘をついた。何故そうなったかなどこちらが聞きたい。 けれど、ニコラスに責任転嫁して責め立ててどうなるものでもあるまいに。
一人になりたいと思った。俺が真実を知ったところでどうにもなるまい。]
(241) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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[探していたはずのヴェスパせんせいは、まだみつからない。 あまり真剣さのある探し方ではなかったけれど、でも、心当たりは覗いたし、まさか寝坊してるだなんて思わなかったんだもの。>>189 せんせいがお祈りに向かうのには、すれ違っちゃったかもしれない。 大丈夫、のおまじないは貰えなくて、でも、今はシルクちゃんにおまじないをかけてほしい、って。自分ではなにも出来ないあたしは、せんせいに勝手を押し付ける。
ヘクターせんせいがなにを話してくれたか、何も話してくれなかったかはわからない。>>236 けれど、脚がすくんだあたしと、ヘクターせんせいに代わって、ニコラスせんせいは後を追う。
あたしは、――――]
(242) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* あぁぁあもう なんだろう それだけで蠍が尊い。
眼福です。まじ 眼福。 わたしやっぱり見守るマンになりたい……(本末転倒
あのイベントおこしたべすぱに 泣きたいくらい感謝してるいま。。。。。
ンああああ(しあわせ
(-92) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* んんんんんん分からん
(-93) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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[めぐるいのちの意味をわたしは、知っているからわかるに変わる頃>>0:108 わたしはきっと、違う色になっていた。 がっこうの色は何色なのかしら。
わたしが10回の誕生日を迎えた場所は……。 そんな事を考えながらわたしは、ワクラバせんせいと手をつないだの>>197
ほんとうなら今日は、きっと喜ばしい素敵な一日なんでしょうね。 特に“わたし達”にとっては>>198 せんせい達がわたし達を、食べてしまうことと同じくらい>>0:620
あたらしい色を見ることがこわい。 みんなと離れてしまうのがさびしい。 もし、ひとりぼっちになってしまったら……]
(243) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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[ヘクターせんせいにぺこりと頭を下げて、ニコラスせんせいと一緒に後を追う。 あたしは駆けていって追いかけることも出来たけれど、ニコラスせんせいの速度に合わせて、シルクちゃんを見失わないように。
去年あたしが泣いたお花畑に、今年はシルクちゃんがいた。**]
(244) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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[そんなの、つらくて、いたくて、くるしい。
せんせいに流れた一瞬>>199は、どれくらいわたしのこころの声を拾ってしまったのでしょうか。 せんせいは、怪我の心配をしているんでしょうに、見透かしたかのような言葉にわたしはきっと、下手くそな笑顔を見せた。 でも、せんせいの笑顔もどこか痛くて苦しそうに見えたから]
…………だいじょうぶ。
[わたしは、笑ったの]
(245) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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[肩が上がらなくなって、全身の赤色が落ち着いたら、せんせいの協力>>200で再びわたしは降り立った。 結局、せんせいが林檎を取ってくれたの。
それじゃ一年前と変わらなくて少し、しょんぼりしたわ。 でも、せんせいが手を差し出してくれたからわたしはその手を取ったの。 右手に秘められた内緒のことは知らずにね>>0:197
二人で歩いたのは、わたしも少しだけ心当たりのある場所]
…………ワクラバせんせい。
[わたしが好きなお花の中でもまた特別に好きなお花のひとつ。 青い、サルビアの花。
せんせいにとっての、秘密のおはなし。 わたしは今、少しだけ触れているのかもしれない。 わたしが触れてもせんせいのおもいでが流れ込んでくるわけでもなかったけれど]
(246) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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近くにも、たくさん素敵な色は溢れてる。
[あの時のせんせいの言葉>>0:280も、約束>>0:554も、わたしは覚えていたから。 青色を見つけたわたしはそっと、せんせいにはにかんで、指をさしたの]*
(247) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* もしかして、あたしのロル、文字つまりすぎ…? みんなに比べると一文長くて改行少なめ、かな。 もっと空白あったほうが読みやすいのか、ちょっと聞いてみたいかも。
(-94) 2016/10/10(Mon) 16時頃
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/* >>241 はからずもひとりにしていた。 うーーーんヘクターせんせのとこにもいたい…でも、シルクちゃんのあともおっかけたい…
(-95) 2016/10/10(Mon) 16時半頃
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― 内緒の*** ―
[ シルクが内緒で”何か”をしていたように わたしも内緒で何かをしていた。
いちねんまえの、誕生日のひ 裾野の街から届いたおくりものにあった”それ”を わたしは目ざとくみつけて、 こっそり自分のものにしちゃったのが、はじまり。
”行った先の景色を描いたらいい” これを贈ってくれたひとはきっとそんな気持ちで 荷物に混ぜてくれたのだと思うんだけれど
わたしは、見つけたちいさな画帖に すこうしずつ絵をかいた。
へたっぴで、ぜんぜん似てないみんなの絵を。 ]
(248) 2016/10/10(Mon) 16時半頃
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[ ”残したいもの”ができたら >>0:355 そう言ったときに在った「残したいもの」は ニコせんせの柔らかな笑顔>>0:587だけだったのに
それから また増えて>>97 また増えて>>100
ししねこに みんなと離れる日が来ることを気付かされてからは もっともっと増えた。
わたしがちょくちょく行方不明になるのを みんなも知っていたとおもうけど ごはんの時間には必ず 「おなかすいたーー!」と、 元気な声を響かせますから あんまり心配はされなかったはず!って思ってる。
そんなわたしの秘密基地は、 井戸の裏にある、小さな小屋でした。]
(249) 2016/10/10(Mon) 16時半頃
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[ わたしが画帖に何を描いていたかって?
………それは、まだ ”内緒”
でも、 ニコせんせに”貸して”もらった絵筆は>>0:929 もう返せないくらい ぼさぼさになった。* ]
(250) 2016/10/10(Mon) 16時半頃
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―花畑に向かう、少し前―
あん時……? 去年?
[>>241 白狼に睨まれる覚えはなかったし、 彼が口にする言葉にも、思い当たる節がない ――そう、口にしようとして。 不意にヘクターと交わした言葉を思い出す。>>530>>540]
もしかして、あれが原因なのか。 [蠍の毒が引き起こした、小さな騒動。 そして、言霊の獣と共に隠そうとした秘密。
それが、シルクとヘクターの仲を引き裂いてしまうのなら、 全ての責任は蠍にある。
けれど――どうして、今になって?]
(251) 2016/10/10(Mon) 16時半頃
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すまない。ヘクター。 全て私が原因だ。
……事情は後で説明する。
[結局、毒虫は其処にいるだけで、 誰かを蝕んでしまうのだろうか。
傍らにエリがいるのに、苦しげな表情を隠せぬまま。 白狼に詫びると、シルクを追うため踵を返した*]
(252) 2016/10/10(Mon) 16時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 16時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 16時半頃
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[見ていたのか、と問いかけ頷くエリを見て>>240まるで計らったようにニコラスと同じことを口にする。 ニコラスがシルクの後を追うのを横目に見ながら、その質問に答えず問いかけた。]
エリは、まだ俺が怖いか?
[この一年、少しでも距離が縮まっていれば、彼女が俺を恐れていた理由は聞けたんだろうか。……いや、その目に滲む涙を見れば、俺がそう思い込んでいただけだろうか。]
嘘をつくのは悪いことだ。 だが、守るための嘘をつくのも、悪いことなのかな。
[最後のは、俺にも分からないこと。問いかけたって誰も答えてくれやしない。その小さな身体がニコラスの後を追うのなら、それも止めることは無い。 とにかく、ひとりにさせて欲しい。]*
(253) 2016/10/10(Mon) 16時半頃
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——思い出:洗濯干し日和——
[さて、いつの朝だったか。 すばしっこく抜けるのも上手なマリオをうまく捕まえた日があった。
理由はなんだっただろう。 つまみ食いだったかもしれないし、別のことだったかもしれない。 捕まった少女はいったいどんな顔をしていたのだったか。]
今日はせんせいをたくさん手伝ってもらいます。
[その日は雨が降り続く月の久しぶりの晴れ間だったから。 ずるいなどと思われたかもしれないけど、 空中散歩や、立たせ待ちや反省文などではなく、 たくさんの洗濯物を手伝ってもらうことにしたのだった。]
(254) 2016/10/10(Mon) 16時半頃
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[部屋まで連れ歩いてはベッドのシーツを片っ端から引っぺがし。 洗濯場の大きな水溜めでは、 泡の水に浸したシーツを裸足で踏みつけて汚れを落とす。
大々的にやっていたから途中、他の少女も見に来たかもしれない。
最後にはクモの網のように放射状に紐が張り巡らされた庭先で、 真っ白になったシーツをパチリ、パチリと紐に止めて。]
お疲れさまでした。
[お手伝いが終わったら、手伝ってくれた少女に声をかけ。 布に包んだ干しイチジクを分けて食べたのだと思う。 なにげない日常にある思い出のひとつ。*]
(255) 2016/10/10(Mon) 16時半頃
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/* それね めるやセンセの洗濯ね
さいこうにそのシーン好きなのよ(妄想だけしてた
(-97) 2016/10/10(Mon) 16時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 16時半頃
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[ 少しだけくらくら揺れた視界。
だから、先生が肩に手を回してくれたなら>>224 そのまま今は甘えておくことにして。
『―――寂しさ、なのかな? へんね、いまは先生も 友達もまだみんな一緒なのに。』
声に出さずに心の中で紡いだ言葉。
その中にある『まだ』に気がつけば 自分の手を一度、強く強く握って。]
(256) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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[ 気のせいかもしれないけれど 震えているようだった先生の身体。
わたしの中にある『寂しさ』 もし先生のなかにも それと同じ寂しさがあるならば
嫌だけれども、良いな。なんて 背中合わせ、正反対の気持ち。
寂しいって思う時間は嫌だけれども。 寂しいって思えるのは、悪いことじゃない気がした。]
(257) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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[ 今年もプレゼントはちゃんとある。 そのことに心の中でホッと胸をなでおろす。
全部が遠くに行ったような気がしたから。 わたしだけが遠くに行ったような気がしたから。
だから去年と変わらない"プレゼント"という形が まだあることに救われたような気がして。
前よりも少しだけ隠すのが上手になった私。 けれども誤魔化し切れてはいなかったんだって 俯いた状態のまま、抱き寄せられながら小さく苦笑い。]
(258) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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―回想・昨年のプレゼント―
[練習の成果を示してくれるマリオを見ていると、 昨年の少女達の様子を思い出す。
卵を選びに木陰に座った時、 優しいデメテルのかけてくれた言葉。>>6 早く起きて、たくさん遊びたいと。 俺が寝坊していても、驚かせるのが好きだからと。
そんな少女のはにかんだ笑みは、 起きていようと、夢の中にいようと、>>7 陽だまりのように変わらず、この心に留まり続けている。]
(259) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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おまえならどこにいたって、見つけられるさ。 真っ暗闇の中でも、人混みの中でも、
…きっと、すぐに。な。
[この年で口にするには細やかすぎるほどの願いに、 見つけたら必ず、と約束して、頭を撫でてやった。
デメテルの髪が靡いて、きらり輝く。 赤から橙へ、まるでそれは炎のように、光のように、 短期間に燃えゆく彼らの命――その煌めきのように。
それが、命を代償に光を操る友人の姿を彷彿とさせて。 ほんの少し、切ない気持ちになってしまったのは秘密だ。]*
(260) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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なあ、マリアンヌ。 お前は誰より(横に)大きな子だったな。 だけれど、誰より自分に正直だった。
なあ、ゾーイ。 お前は誰より俺を可愛がってくれた。 犬になるのは閉口したが……それでもお前は俺に節度を教えてくれた。
……なあ、誰でもいいから、答えてくれよ。
俺はどうすりゃ良かったんだよ。 形を変えても俺のそばにいてくれているのなら、マリアンヌ、正直なお前は、ゾーイ、慈愛に溢れるお前なら、一体どうしたかな。
[空に問いかけても、誰も何も答えなかった。]*
(*4) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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……ぎゅっとは、卒業なしで 鉤爪ぶらーんは、卒業ね?
[ 頭を抱く腕に安心してた。
だからその手が離れたとき 私は誤魔化すこともすっかり忘れて 縋るように瞳の赤を先生へ向け。]
背中に乗って飛んでもいい? [ 贅沢かな。なんて*]
(261) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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/* >>259>>260 あーーーすごい好き。ありがとう。ありがとう。 〆とかでも使いたいなぁ。
(-98) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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[午後に入ってから、二人の少女にプレゼントを渡した。
ピッパが選んだのは、本物の卵が入ったもの。>>0:910 あの日、椋鳥の雛の死に心を痛めていた少女の一人だから。 これを選んでくれたことが、俺はとても嬉しかった。
他の皆には、懇切丁寧に扱い方を教えてやったけれど、 ……ピッパに出した指示は、一つだけ。]
あぁ?だから言ったろ? そのままずっと、温め続けてりゃいーんだよ!
それともなんだ? 俺がおまえに、意味のないもんあげたってか。 …ほぅら、いいから。 せんせいのこと信じて、今は言うこと聞きなさーい。
…ま。 要らないんなら、他のに替えてやってもいいけどなぁ。 そしたらコレがどうなるかは、一生教えてやれねぇけど?
(262) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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─回想:しあわせのおもさ─
楽しいより、深く、面白い、より難しい。
[しあわせは難しいもの>>0:938]
猫さんはきっと、知ってるのね。しあわせのおもさを。
[猫さんの願いも、猫さんが食べてしまった誰かの望んだこころも>>0:939 わたしは知らなかったけれど、見かけたとき、いつも猫さんは自由に歩いていたの。 ひとりなのに、ひとりじゃない。 そんな風にわたしは見えてたわ]
猫さんはお部屋に入らないのね。
[ある日、声をかけたわたしは、隣に座り込んで。 誰かの真似>>0:942をした。 すぅ、っと息を吸い込んだの]
(263) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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猫さんは、今も……しあわせ?
[膝を抱えながらわたしは、尋ねてみたわ。 気まぐれな猫さんが答えてくれるかは分からなかったけれど、お別れしてしまう前に聞きたかったことだったの]*
(264) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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[こんな時ばかり、先生面なんかしたりして。 けれど最後はまた、いつものように意地悪く笑うのだ。
暫くはつまらないだろうが、きっといい教材になる。 そう信じたから、足繁く通うピッパには もう少し、もう少しと、待てを繰り返したのだった。
椋鳥が土に還ること、そして命が巡るということ。 それがどういうことなのか、 ――俺はまだ、ピッパに教えてやれていない。]*
(265) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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─回想:ぎゅっと詰まったサンドイッチ─
[シルクとわたしだけじゃきっと、湿った布みたいにしおしおになっちゃってたかもしれない。 だからね、ピッパみたいな弾けるような明るさ>>186は、あのときとても助かったの]
っふ、……くすぐ、ったい! も……っ、ピッパぁ…。
[シルクの少しだけ冷たく感じる手も。 ピッパのいたずらな温かい指>>187も、わたしはだいすき。 全部が全部、いたいいたいものが飛んでいくわけじゃあなかったけれど。
今の、わたし達は、確かにここに、いるんだって。 それは、わたし達が、わたし達でなくてもつながった糸、なんだって。
ああわたし、泣いちゃいそう。 滲んだ瞳はそれでも落ちなかったけれど、ふかく、ふかく、息を吸ったの。 しあわせを溜め込むように。
それから一年後の約束を果たすために>>192]
(266) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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だいすきよ。シルクも、ピッパも、……忘れないでね。*
(267) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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/* いますごく笑ってる。すごく。
命を代償に光を操る友人>>260 ってもしかしてもしか…… えっと 、うん そうよね わたしもそんな気がしているわよ(んふふふふふふふ
わらうwwwwwわらうwwwwww
(-99) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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─回想:あたらしいお友だちのおはなし─
[どうして?>>202 きっと、問いかけられていたらわたしは答えたわね。 友だちになるのに理由なんかいらないわって。
でも、尋ねてもらえなくても伝わるわよね。 わたしの瞳にあなたに対するこわいっていう気持ち、いやだっていう気持ち。 そんなの微塵もない!ってね。
風が吹いたとき>>203 わずかな隙間から零れた木漏れ日がせんせいの頭にも光を射したの。 きらきらと輝く金色。 それと、また、わたしの知らないせんせいの色>>204
口にするのは簡単よ。 でも、すべてを知ってから与えることは難しいのかもしれない>>0:445 だけれど今ここにいるわたしは、はじめて見せてくれたせんせいの一部を嬉しく思っていたから、はにかんで]
(268) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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じゃあ、早速、せんせいにとってのしあわせも探さないとね!
[首を傾げたの。
ほんとうのしあわせも、いちばんの、しあわせも。 どんなものなのか知っていても、まだ、わかる、なんて言えなかったあの頃。
でも、自分のしあわせを知らない人が、誰かのしあわせを願うことは出来ないって、そんなことが書かれた本があったからわたしは、いっしょに探そうって誘ったの。
美しく残酷な物語の終わり。 そんなもの、わたしは、知らないから。
今でも、せんせいが持っていてくれている紫色のお花を眺められたならわたしは、嬉しそうなお顔を見せていたわ]*
(269) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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―回想・去年ねだったプレゼント― 『……みんな、生きてるみたい』
[食堂での風景を切り取った素描に、頬を緩めるピッパ。>>98 一枚づつ、めくりながら。 口にする、少女らしい素直な感想に 蠍もまた、頬を緩めて。
画帖を繰る指が止まったのは、 きっと蒼い空に手を伸ばす、 彼女を描いた絵を見つけたから。
蒼穹を描く自らの姿を見つめ、ピッパは何を思うだろう]
(270) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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―花畑・ニコラスせんせいと―
[ ヘクターせんせいにはなんて言われたんだろう? ニコラスせんせいの声がもう一度聞こえて、ぼくはゆっくり顔を上げる。>>237 『今日は最後の日』――みんなと、せんせい達と過ごせる最後の日。]
ぼくは……誰にも食べてもらえないよ ……こうかい、されるから
[ いつも左脚を引き摺って歩くニコラスせんせいが、息切れしていて、白いお顔に汗がじっとりしてた。>>237 チクチクする。せんせいが苦しそうだと、ぼくも苦しくなる――でも今は、どうしても止められなかった。]
ニコラスせんせい……あくしゅ、して
[ 近づいてきたニコラスせんせいに、ぼくは手を差し出す。赤くなったぼくの目は、いつもより真剣に。いつもより鋭く、ニコラスせんせいを見ていた。*]
(271) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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―― 回想:過去最大の悪戯 ――
[ 共犯者の青色と、わたしの赤 二つの色が入ったコップを手にもって そろりそろりと、せんせいの部屋へ。
二つ合わせたら紫色になるって デメテルちゃんのアドバイス>>0:382 もし成功したら素敵だなって 混ぜる分の色水も残しておこうって決めた。
だって、摘み取ったお花から 普通なら、次の命は生まれない
だけど、残ったお花の色が 混ざりあって、新しい色を作るなら それは、次の命につながったみたいで。]
(272) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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[絵って、すてきね。――ほたり、零れる言葉に。>>99 無言のままに頷き返す。 僅かな悲しみと、 たくさんの幸せを浮かべた少女の横顔に。 いつか、ピッパが蠍の空に見た寂しさを、 蠍もまた見つける]
やはり、私の絵は寂しいかい?
[だから、困らせるつもりはないけれど、 そんな埒もないことを口にしてしまう。
そうして、夜は更け。
画帖を返してくる少女に、 今度は大人しく、"また明日"をねだられれば。>>101 約束ひとつ交わし、プレゼントを纏めるのだった*]
(273) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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わたしは、こっちからかくね
[前に悪戯を仕掛けたとき、ホレ―ショーせんせいは 踏んづけてもおきなかったよ。なんて言い足して。
本当はチクチクを仕掛けたときに 起きていたなんて、微塵も思ってはいなくって。 まずは絵をかきやすいようにって せんせいの体をシーツでぐるぐる>>0:614
そうしてせんせいのシーツの上に わたしは赤い色水で、デメテルちゃんは青色で 夢中で花と星を散りばめてから。]
ねっ!すてきなあさだよ
[ 床に腹ばい、ベッドの下に潜り込んだ後 デメテルちゃんの声に>>0:707合わせるようにして 始まりの合図をしたのだけれど。]
(274) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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[ 前の時もそうだったけれど わたしは悪戯の詰めがあまいらしい。
せんせいのあげた大きな声>>0:615 それに『足跡』なんて言われたものだから 反射的に自分の足の裏を確認しようとして。]
ゴン!!!!
[せんせいがまだベッドにいたならば すぐばれてしまうくらいに思いっきり ベッドの底に頭をぶつけて。]
……せんせ、いだい
[ 涙のにじんだ眼を手で拭いて のそのそベッドの下から這い出てみたら ちょうど同じタイミングで 自白してくる相棒の姿>>0:708が見えた。]
(275) 2016/10/10(Mon) 17時頃
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[ 痛い目には遭ったけど、成功した悪戯。
胸を張ったデメテルちゃんの隣 わたしも並んで胸を張って見せた後
せんせいの寝ていた場所の空白 そこの白を一緒に埋めたんだ。
せんせいのお寝坊は 逆にひどくなった気もするけれど。*]
(276) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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/* おれはもうしんでもいい
(はやい
(-101) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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[内に住まう少女達に問いかけてみても、誰一人問を返してはくれなかった。
どうすれば正しいせんせいであれたのか。 どうすれば誰も悲しまずに済んだのか。
俺は独りではないはずだったのに、その答えが俺の中に見つからないことに、俺はひどく怯えた。]
……ダメになっちまったのは、俺の方か。
[せんせいとして失格だ、と独り自嘲して、俺はまた厨房へと戻っていった。]**
(277) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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/* カリュクスちゃん天使すぎてつらい。
(-102) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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─回想:たくさんの色─
[いつか、ヘクターせんせいの授業でせんせいの知らないことも教えてあげるってカリュクスと一緒になって意気込んでいたことを思い出すわ>>0:768
ヘクターせんせいは笑っていたけれど、バカにしているわけじゃないことは、知ってるの。 だってせんせいの目は、嗤ってなかったから]
誰にも習っていないわ。 ふふ、………わたしが考えたの!
[透明な気分>>0:769 早速せんせいにもカリュクスにもお披露目したわ。 自分の力作だって、ね?
でもいろんな色の気分になりたいなんて、ヘクターせんせいってワガママだわ。 なんて思ったけれど、せんせいが教えてくれる“うみ”>>0:770 そのとき、初めてそこには宝石みたいな塩が溶けた楽園があるんだって、わたしは知ったの]
(278) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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海………。
[あの場所では行きたい!ぜったい行くわ!なんて喜んだわたし。 その足で巨大書庫に向かったわたしは、海について調べていたの。
海の色は透明で、空の色を映しているから、色付いていること。 そんなことをわたしは知ったわ。
それってとっても素敵。 きれいで自由で大きなあの色にわたしもなれたら嬉しいって思うもの。 でも…ね?
実際に、透明になってしまったらわたし、誰にも見つけてもらえないんじゃないかしら。
わたしを色付けてくれる人は、どこに、いるの]
(279) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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[一年前。 頭を撫でてくれたホレーショーせんせい>>260 いっしょになって作品を完成させてくれたせんせい。
せんせいが、満たされないことに苦しんでいることについて、わたしは詳しく知らない>>119 でも、せんせいが眠りにつくのは、力を蓄える為だって言うのは知ってる。
ホレーショーせんせい、いつか教えてくれたわよね。星のおはなし>>0:592 あのお星さまがみんな“眠り”を迎えたからこそ光っていると知ったのは、メルヤせんせいと夜をお散歩した夜だったけれど、わたしは口にしたの]
それならわたし、きっとせんせいの中では眠らないわ。 眠ってしまったとき、が一度目。 せかいのみんなに名前を忘れられた時が二度目の眠りだって、言うもの。
(280) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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[たとえ、わたしが眠ってしまっても。 せんせいの糧としての価値しかなかったとしても。 せんせいの生きる為に必要なわたし達に、せんせいが優しくするのはどうしてなのか。
分からないけれどわたしはね、わたしのことを忘れないでいてくれるなら。 キラキラと光る星になるのも悪くないと思ったの。 透明じゃなくて誰を彩らせることが出来るならわたしもきっと、しあわせだわ。
誰にも見つけてもらえないよりも。 誰かに忘れられてしまうよりも。 光る為にお空に逝ってしまうのがしあわせだとわたしはそのとき、思ったの]*
(281) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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[一年前、いや、そのもっと前から、 少女の色が変わっていくのを 私はずっとこの目で見守ってきた。
学び舎の色は思い出と共に 少女と混ざって変えていった色。>>243
そうしてこれから、 少女の色はまた変わっていくのだろう。 あたらしい色と混ざって。
変わって、熟して私たち獣の糧となる。 それは当たり前のことで、 少女にとっても獣にとっても 喜ばしいことなのだと私は思っていた。
それをこわいと、手を繋いだ少女が思っているとは 気づかないままに。]
(282) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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[ひとりぼっちになってしまったらなんて そんな不安が、つらさといたさと、くるしさと共に あることを、右手を通して知るまでは。>>245
心配する声に返ってきたデメテルの笑顔はぎこちなくて、 けれど、私も同じような顔をしていたと思うから だいじょうぶ、と言う言葉に頷いて、呼吸が整うのを待った。
私を気遣ってくれたのだろう笑顔が嬉しかったけれど 林檎を取ることをもう一回挑戦してみるかいと 言ってあげることは授業のときのようにはできなくて。
もう10歳になって去年よりもおねえさんになったはずの デメテルを落ち込ませてしまったようだった。
だから、私が少女に教えてもらった花の蜜の味を思い出して、 重ねた約束のひとつを叶えたら元気になってくれるだろうかと ―それは私のためでもあったのだけれど― 左手を繋いでデメテルの特別に好きだと言った花の場所へ。]
(283) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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……うん?
[私の名を呼ぶ声に、首を傾げて少女を見る。 はにかみながら彼女が指をさした先には、少女の好きな青色。 紡がれた言葉は、あの日の私の言葉。>>247
近くで見つけた素敵な色を教えてくれるという約束を 私の方が叶えてもらってしまったと]
本当だね。 私はせんせいなのに、教えてもらうことばかりだ。
デメテルには、敵わないな。
[私は小さく笑った。]
(284) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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[赤い林檎と、青い花は、 近くに溢れる素敵な色は、 特別な誕生日プレゼントとなるだろうか。]
デメテル、これから先、此処ではない場所で 新しい色をたくさん見つけることになるのだと思う。
だけどね、デメテルの見つけたたくさんの素敵な色は お別れをしても消えてしまうわけじゃない。
デメテルの中にそれはずっと共にあって 一緒に新しい色を見つけにいく大切な一部なんだよ。
[私は右手で自らの心臓の辺り、 思い出が刻まれている場所を指し示す。
だから、新しい場所を恐れることはないと、 皆のいる学び舎から離れることは寂しいことではないのだと 目の前に広がる青い花の色を瞬きの内に閉じ込めて言った。*]
(285) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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[カリュクスが選んだのは、赤と青の欠片の揺蕩うもの。>>40
どれにしようか選べなくて、グルグル回って手を伸ばす。 悪戯好きのあの子に似合いの卵だと、そう思った。
この少女はきっと、勘がいい。 思いのままに、まずやってみる。
裸足で地べたを歩き、靴を放り投げ。 その泥だらけの足でベッドにも飛び乗る。
花の蜜を吸う。それで色水を作る試み。 水に砂糖を溶かしたら?塩を溶かしたら?
オナモミの実だって見つければ……悪戯に。]
(286) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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うぉい、おいおい! そんなことしてたら目ぇ回すぞ。 コケて頭打っても知らねぇよ? かくれんぼしてた時だってぶつけてたろ。>>275
トゲトゲの悪戯した時もさぁ、ベッドから落ちて、 おまえったら、ギャンギャン泣いてたもんな!
[まず、やってみる子だから。 そんな失敗もちょこちょこあるけれども。 考え過ぎて尻込みしない、その素直さが愛らしい。]
(287) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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[ベッドから落ちたカリュクスを泣き止ませたり、 他のせんせいに一連の事件を知られて密かに怒られたり。 そんな懐かしい想い出に浸り、微笑んで。]
ん、本当にそれでいいのか?
……ふ、ふふ。あぁ、ほんとだ。 俺の宝物のシーツと、同じ色だなぁ。 おまえの悪戯はいつだって面白いし、 ありゃあ、一種の才能だと俺は思うぞ。 嫌な思いしたことなんて、一度もないからな。 あぁいう怒られない悪戯なら、いくらでもやっていいのさ。
[なんてことを言いながら、力の使い方を教えた。]
(288) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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―花畑―
私もヘクターも、シルクのことを愛しているのに、 どうして、後悔などするものか。 [シルクとエリ。花畑。 一年前と同じ、とくべつな――最後の日。
けれど、もう秘密は隠せない。
知ればシルクは――きっと、エリだって、 蠍を恐れるようになるだろう。
それでも――
差し出された小さな手と真剣な鋭い眼差し。>>271 壊れそうな少女のこころがあげる声無き悲鳴を、 せんせいは受け止めなければいけないのだから]
(289) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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[卵に入っていたのは、熱で重さの変化する切片。 温めればふわりと舞い上がり、 冷やせば底でユラユラ揺蕩う。
陽の光を浴びて、赤に、青に。 重なり合って、紫に。>>40
想い出はあのシーツだけでなく、 今、少女の手の中にもある気がしたから。 俺もまた嬉しくなって、あの日を思い返したのだった。]*
(290) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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……私には、みんなに隠していたことがあるんだ。 知られたら、きっと嫌われてしまうだろうって。 怖くて仕方なくて、言い出せなかった秘密があるんだ。
[一度、言葉を止め。 少女たちに順番に、眼差しを向ける]
シルク、済まなかった。 私のせいで、ヘクターと喧嘩をさせてしまったね。 心優しい君が、誰かと諍うなんて、さぞ辛かっただろうに。
それから、エリ、君にも謝らなければいけない。 君が寂しがったとき、優しく撫でて上げられなかったね。 だからね。 君たちが忌むべきは、――――私だ。 [黒手袋を外す]
(291) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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/* 8軸回してた………? ちょっとペース落とそう、、みんな可愛くてつい。
(-103) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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/* >>291 わーーー!ニコラスせんせー!!!
(-104) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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/* そろそろみんなのおはなしを考えるべきだな…? 一度動き落ち着かせてから書こう。そうしよう。
(-105) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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/* あーーーーーーーーーーーー(拝む
(-106) 2016/10/10(Mon) 17時半頃
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/* 節操なく少女達との想い出をモグモグ。
今!今しかないからな!! 少女みーんなと仲良しできる時間は!!
(-107) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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/* わたし、あきらめたほうがいい?いいかな?いいよね?
もう拝んでるだけでもまんぞくだよ…………???? やっぱりわたしおそらのほしになって みんなをみまもっていたいよ???????? むらたてまじ眼福すぎてこのまましんでもいいよ????
(-108) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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/* あーーーーーーーーーーーー
(-109) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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[ごう、と音を立て、蠍の両手が燃え上がる。
灼き尽くす、禍々しき焔。 英雄を殺す毒。
たとえ無垢な少女であっても、 ――いや、無垢だからこそ、瞳に映す焔が どれほど不吉なものであるのか、本能で理解できるはずだ]
もう、分かったろう?
どうして、触れることを赦さなかったか。 どうして、触れることが出来なかったか。
[今更、手遅れでしか無いが。 少女たちを怖がらせぬよう、せめて唇には微笑みを*]
(292) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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/* ああ”ああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”
(だきしめたい(遠隔でだきしめたい (くっそ
(ころげまわる
(あなたのみえないところで
(わたしはしにそうです
(灰がきもちわるくてほんとすいません
(-110) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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― 去年:タマ ―
[ まだタマにタマって名前がつく前のはなし。
みんなはたまごのつかいかたをせんせに聞きに行ったら おてほん付きで教えてもらっているのに わたしにだけはすううっっっごく冷たくて>>262
やだもういらない!って 口から出る一歩手前。 せんせのにいいいんまりとした企み顔>>265に わたしの癇癪は押し戻される。
「 うぐぐぐぐぐっっ 」
って動物みたいな声をあげ 返品しに持ってきたたまごのたまごを抱え込んだ。]
(293) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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………やだ。 がんばる。
[ せんせのところに乗り込んでって おんなじよーーうになやり取りをして 毎回必ず「一生おしえてやらない」に折れて たまごを抱えて帰る……の繰り返し。
けれどそれも、 透明なたまごのなかから生命が孵れば
ほーせんせへ、ありがとうと 嬉しいと どーしたらいいの! で わたしのあたまは、てんやわんや。 おっきな体に抱きついて、たくさん御礼をしたのでした。]
(294) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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[ けれどその後もたいへんで。 雛は口をひらいて”ごはんをくれ”ってうるさいし しばらくは夜もあっためておかないと不安で デメテルにもたっくさん手伝ってもらった。
( おれいはしてもしきれないの )
ちいさくて、うっかりしたら死んでしまいそうで 不安だったわたしにかけられた 命の傍にいたせんせい>>216のことばは ちょっと衝撃的だった。 ]
せんせいたちと、おんなじきもち?
[ こんなに不安で、こんなに愛おしくて こんなに、こんなに………? ]
(295) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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[ うまれたときから、ずうっと せんせいたちに大切にされていること。
知らないつもりじゃなかったけれど、 想像していた以上のおおきさと、愛情に わたしはすこしだけうろたえて
ぴい、ぴい、と餌をねだるその子を見下ろし 湧き上がった気持ちをもてあます。 ]
せんせ、 …………ありがとう。
[ ぎゅ、と先生の肩に額を埋めて わたしが言えた言葉はただの感謝の言葉でしたが
( そだててくれて、ありがとう )
ことばには、そんな気持ちが篭っていました。*]
(296) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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/* デメテル宛のは、まぁちょっとあからさまで申し訳ないんだが、 色々と懐かしいもの出してくれて嬉しかったから。 何かしらのお礼がしたかった、みたいな。
雷の実とかね、そういうのね! 俺も三ツ星とか歌を出せばよかったんだけど、一歩乗り遅れてなー
そして、かんこさんが村建て文に色々入れてくれるのも嬉しいくて! 鐘楼の鐘が鳴ってる〜〜〜!!ってさぁ!!!
(-111) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 18時頃
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/* 蠍かっこいい 蠍 かっこいい
蠍ーーーー
(-112) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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/* あと、拾いに行きたいもの。
今の流れで、シーツの悪戯後半部分。 タマが生まれてからのこと
この辺かなぁ。何か見落としてないか。大丈夫か。
(-113) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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―回想・手を繋いで寝た夜―
[ エリはいつも通り。>>221 とくべつなんていらなくて、いつもが良いと思っていることをぼくは知らなかった。 ぼくはどうしたの?ってエリの言葉に、いつもよりすこぅしだけ強く手を握った。]
エリと…みんなと、一緒にいられるのがね あと少しだと思ったら…さびしくて
[ 今、ぼくの指に、絆創膏は貼られていない。 せんせいが貼ってくれていても剥がさないと、 エリにどうしたのって聞かれたら答えられないから。]
(297) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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[ ……隠し事が、嘘になるから。 どっちも“いと”を縺れさせることでも、エリに 嘘はつきたくなくて。
デメテルだったら、いいの?……そうじゃない。 そうじゃないけど…どうすればいいかわからなかった。
それが今更だなんてこと。 ぼくはこの時には気が付けなくて。]
(298) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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よかった…仲直りできて エリとこうして手を繋いで眠れて、ぼく、うれしい…
[ せんせい達にありがとうしなきゃ…って笑う。>>222 “けんか”したままだったら、こうやって 眠れなかったかもしれない。
ぼくは、あと何回こうしていられるんだろう?
さびしくてせつない気持ちと一緒に、手を繋げたことが 嬉しくて、エリにゆっくり笑いかけた。]*
(299) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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─現在:サルビアの花の近く─
[せんせいは魔法使いじゃない。 だけれど一瞬、触れた右手がわたし達に与えてくれたものは、何かのきっかけにはなったかもしれないわ>>283 わたし達に、いいえ。 わたしにとっての当たり前>>282をすこし動かすくらいには。
ワクラバせんせいはいつだって優しいの。 わたしがはじめておはなしを作ったときに聞いてもらったせんせいは、ワクラバせんせいだもの。 その時もかみさまの木の近くで語りかけるわたしをせんせいが見つけてくれたんだっけ。
あのときはとっても緊張したわ。 でもせんせいの纏う空気が優しくてわたしは安心したのを覚えてる。 その時に教えてもらったお花の名前もたくさんわたしは覚えてる。
だから、今度はわたしがやさしいせんせいに教えてあげる番>>284]
(300) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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ふふ。近くの色を探すのはわたしのお仕事だもの。 だから次はせんせいの番よ? 遠くで見つけた素敵なもの、わたし楽しみにしてるんだから。
[青いサルビアの花。 せんせいがようやっと笑ってくれたような気がして、わたしはもう“叶わないかもしれない約束”を一つ口にしたの]
(301) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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[赤い林檎と青い花>>285 まるでせんせいの両手みたいな色は、わたしのこころを温かくしてくれた]
わたしの中に、色は……ある。
[本当かしら。 わたしはせんせいの瞳を覗き込んで。 ……それから、せんせいが右手を置いた場所を眺めてそっと右手を動かしたわ。 そこにあったの赤色のサルビア。 せんせいの左手に向けてわたしは差し出せば、笑って見せたの]
わたしね……せんせいと旅に出ることはこわいと思ってた。 しあわせなことの筈なのに、ここから出たら全部、失っちゃうものだと思ってたの。
でも、ちがうのね。 せんせいのこころの中でわたし達は色づいてる。 わたしの中でみんなは色づいてる。 もうわたし、みんなを知らない頃のわたしじゃないのね。
(302) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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[もらったばかりのサルビアの花。 唇を当てて、はにかんでみせるの]
せんせい、一緒に蜜、吸いましょ。 それで吸った時にわたしのこと、すこしでも思い出して?
[さっきとはちがうわたしの笑顔はもう不器用なものじゃないと思うわ。 せんせいを誘いながらわたしはタイミングを見計らうように目配せするの。 せんせいが口をつけてくれたら、いただきますって、いっしょに言いたくて]*
(303) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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/* >>292 デメテルならわー!すごいわ!せんせい!もう一回やって! なんていいそうで…(ふるえ)
(-114) 2016/10/10(Mon) 18時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 18時半頃
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[触れていたところや、肩に回した手を通して、>>257 違うようで似た心が伝わったのかもしれない。
ほとんどの命は、 翼が触れ合う間もないほどの速さで獣を追い抜いて去っていく。 昔、エリの手の中で亡くなっていた小鳥のように。 起きてすぐ忘れてしまう泡影の夢のように。
だからこうして触れていると、 少女がまだ遠くに行ってしまわないのだと感じられる。 交わしたプレゼントがいつまでも、心に残ってくれるといい。]
(304) 2016/10/10(Mon) 18時半頃
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[腕の中の暖かさを抱いて、内側に吹く風を散らしていた。
もし、これで卒業すると答えられていたとしたら。 部屋に戻って大いに煩悶するところだったのは秘密にしたい。 成長は喜ばしいことなのだから。
縋るような視線に安堵と愛しさを覚えてしまうのは、 未熟な先生のどうにも仕方のないところだけれど。]
しっかり掴まえてくださいね。
[赤い瞳に頷くと、 姿を変えるのと同時に少女を抱き上げ、ひらりと後ろに回す。 腕が届かなくなれば、蛇の尾が巻きついて背の上へと導いた。]
(305) 2016/10/10(Mon) 18時半頃
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どこまで飛んでいきましょうか。
[後脚で大地を蹴れば神木の枝の間を擦りぬけると、 さっきまで二人して眩しがっていた朝日がその姿を完全に現した。
学び舎の朝はどこまでも広がっている。 背を振り返ると、翼から渦巻く風に声を乗せて行き先を尋ねた。 この日が最後なのか、始まりなのかは分かっていなかったけれど*]
(306) 2016/10/10(Mon) 18時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 18時半頃
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―回想・空白を、埋める―
[カリュクスとデメテルの悪戯によって、 古ぼけた白シーツは、随分な別嬪に様変わり。
けれど一箇所、中心はまだ、白いまま。 それがなんだか、俺の腹にぽっかり空いた隙間、 満たされない空腹の象徴のような気がしたから、]
ったぁく、しゃあねぇな!
おい、まだ色水は残ってんのか。 …まさかおまえら、これで終わりなんてないよなぁ? ここがまだ、真っ白のままだろうがよぉ!
[俺も何か描くぞ、と腕まくりして。 広げたシーツの中心、三人で仲良くお絵描きをした。]
(307) 2016/10/10(Mon) 18時半頃
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[素敵な朝だと、少女らが声を揃えて言った。>>0:707>>274
犯人捜しをすれば、一人は得意げに胸を張って、>>0:708 もう一人も同じく、けど目尻には涙を溜めながら。>>275 どうだと言わんばかりに、キラキラこちらを見上げていたっけ。]
あぁ、ほんっと、ここまで酷い悪戯は初めてだ! 一生忘れらんねぇぞ! 素敵な朝を、どうもありがとなぁ!!
[彼らの得意げな表情が愛しくてたまらなくて、 胸をいっぱいに満たした、この幸せを残しておきたくて。 二人に心とシーツの空白を満たしてもらった…その後に。
両腕で思い切り、少女らを抱きしめたのだった。 左に赤、右に青ってな具合に――両手に花とは、まさにこれよ。]*
(308) 2016/10/10(Mon) 18時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 18時半頃
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―花畑―
[ どうしてエリが…? ヘクターせんせいの事も一緒に見られていたなんて 知らないぼくは、ニコラスせんせいの後を追いかけてきたエリに目がぱちぱちってする。
……だけどせんせい達への、“いかり”の気持ちは まだ残っていたから、ぼくはニコラスせんせいの言葉が 信じられなくて、自分の手を握る…痛い。]
そんなこと、ない…!信じ、られない! 悪い子のぼくを食べたって、美味しくない!
[ これまでぼくは、せんせいの言うことは何でも 信じられた。いつもなら、ニコラスせんせいの言葉で、 愛してるって言ってくれて、ぼくは安心できたと思う。 だけど出来なくて、それを口に出してしまった。 出た後は、もう戻ってこないのに。]
(309) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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[ ニコラスせんせいに差し出した手は取られない。 それをぼくは、ぼくのことが嫌いだからだって思って ――だからこそ、ニコラスせんせいがぼく達に今まで 隠していたことがあるって言われて、どきり。>>291
ぼくにも、エリにも、ニコラスせんせいは ごめんなさいしてずっとずっとつけていた 黒い手袋を外した。“いむべき”はニコラスせんせい自身だって、言いながら――――]
………っ
[ 怖い、よりもびっくりして…焼き芋の火よりも強い、 焦げ付きそうなくらいの熱さは…確かに怖い。 手が燃えるなんて思ってなかったから。 だから、ぼく達がお願いするたびに悲しそうに断って それを、隠してた――――………?]
(310) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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信じ……られ、ない!! だって、あの時…ぼく達と手、繋いだのに!!
[ だけど今はぼくのこころの星のほうが 焦げ付きそうだった。ニコラスせんせいはちゃんと ごめんなさいって謝ったのに。
チクチクする、ヂクヂクする。 ぼくのこころの糸は絡まりすぎて、誰とも繋がらずにハサミで切るしかない。エリがいるのに、ぼくはニコラスせんせいに大きな声をだす。 いつもこんなに大きな声、出ないから…びっくりさせちゃう、かな……?]
(311) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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なんでぼくが!ぼく達が嫌うって思うの! ぼく達がせんせいのこと、嫌うわけないのに! だいすきなのに!なんで嘘、つくの!! ニコラスせんせいの――ばか!
[ ニコラスせんせいの笑顔は、ぼくにはいつもよりも悲しそうに見えた。ヘクターせんせいの言葉が思い浮かぶ。>>160
秘密を知ることで傷つく人は ……ニコラスせんせい?それならぼくは、もっと もっと――悪い子になっちゃった?
みんなに会ったら渡そうと思っていた刺繍。 ぼくは、エリにそのうちの1つを無理やり 押しつけるように差し出して、エリがそれを受け取ってくれても、くれなくても、花畑から駆け出した。]*
(312) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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/*ごめんなさいニコラスせんせい(土下座
(-115) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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―前日の夜―
[声を掛けてくれたワクラバには、>>*1 それはそれは、情けない表情で笑い返した。]
寝坊なぁ、そうなんだけどなぁ。 あー…はは、何度やっても慣れねぇなぁ。
毎回、そうなんだけどよ。 どうにも迷って仕方がねぇの。 …もう、これで5回目のはずなんだが。
どの子もかわいい。一緒に連れて行ってやりたい。 でも、そういう訳にもいかねぇだろ?
[すっと空を見上げる同胞の横顔を見て、 俺も決めなきゃなぁ、と呟いた。]
(*5) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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/* ああああああああ
そのシーツのまんなか、白い空白を 空腹と例えるほーせんせMAJIでSUKIだぜ………
ああああああああーーーーーーー
とうといーーーーー
(-116) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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― 回想:去年ねだったプレゼント ―
[ 昏い部屋、揺れるランプのひかりの元に 画帖のなかでうごいているみんなの日常>>270 わたしも知ってるみんなの姿がそこにあって。
わたしは嬉しさと、もっとおおきな…… 絵の持つちから、みたいなものに触れながら 見守ってくれているせんせと ゆっくりとページをめくっていった。
そうして出会った ”わたし”>>270に ページをつまんだ親指が ぱたりと止まる。]
……わたし、こんな顔してた?
[ すごく真っ直ぐ画板を見ているのが、照れくさくて。]
(313) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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[ 鼻の先が赤くなってる気がする。 人差し指で掻きながら、そこに集まった温度を 指先が拾い上げた。
絵なら、みんないっしょ。 絵なら、残っていられる。
けれどそこに……… ]
……ううん。これは さみしくない。 すごく優しい。 けど、
[ めくっても めくっても ひとりだけ居ないひと。 ]
……ニコせんせがいないね。
(314) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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[ あたりまえでしょう、って笑われてしまうかな。 けど、わたしには とてもとてもそのことが ”さみしかったんだ”
わたしのためにまとまっていく絵の具と絵筆。 くるりと帆布に丸められたそれを 片手で胸元に抱きしめて。
帰り際、おわかれのとき 背中をむけたせんせいに、言ってしまった。
出来上がるまで ひみつにしておこうって思ってたのに
”それ” が、あんまりにも寂しかったから ]
(315) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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ニコせんせのことは わたしがかくよ。
じょうずじゃないけど……たくさんかくから!
[ ノートにばっかり増えたせんせいを>>0:587 今度はちゃあんと、画帖に描こうって。
恥ずかしいし、上手にかけるかわからないし 出来上がらなかったら黙って捨てちゃおうって そんな”計画”だったのに
ランプを持った手が震えて わたしの影が、焔のようにくらくらと揺れる。
”計画”は、さいしょっから 計画通りにいきませんでした。*]
(316) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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/* ばか!!!!(シルク超KAWAII
ああああああああもうほんと生きられる気がしません。
ほんとうだいすきみんな もう あーーーーーーーーーーーー
ばか!
かわーーいいーーーーーー
(-117) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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[ どうして? だってあの時、ぼく達はニコラスせんせいと手を 繋げたのに。ぼくもエリも燃えなかった。
………………だから、やっぱり。 ニコラスせんせいは嘘をついたんだ。きっと、そう。 そうでしょう?]**
(317) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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/* 愛が2喉を倍にさせる(ニコせんせ ごめんね
(-118) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 19時頃
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[ 静かな堂へ声が響く。>>233 “ ぴぃ ぴぃ ”って歌声も一緒に 聞こえてきて私はすぐに誰なのか分かった。]
…おはよう、ピッパとタマ。
今日まで君たちが元気に育って くれたことへの感謝と、旅路の無事を。
[ 振り返って微笑んで、その手に 持つ布地に>>233 おやと首をかしげる。
きっと誰かに渡すために 縫っていたのだろうシルクの刺繍。 もうシルクから受け取ったのだろうか。]
(318) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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ピッパもお祈りしたいことがあるのかい?
[ けれどその前に。 めったに礼拝堂へ来ないピッパ。>>230
彼女の“聲”が伝える迷い。 今度は聞き逃すことはなかった。 私も、少しは成長できたのだろうか。
祭壇の前の椅子を引いて、おいでと手招き。 彼女は悩みを話してくれるだろうか。 それとも、その口が紡ぎだすのは 別の物語だろうか。
…私は、静かに時が動き出すのを待つ。]*
(319) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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|
―― 現在:神木から空へ ――
うん。もちろん!
ぎゅって掴まるから、先生こそ 引っ張られていたかったら言ってね。
[ こくりと頷く先生の瞳>>305 その中に私の赤が映って見える。
頷く顔に、真面目な顔で頷きを。 抱き上げられ、背中へと私の居場所が代われば 離れてしまった腕のぬくもりの代わり
落ちないようにって自分に言い訳しながら せんせいの背中へぺたり、体を寄せて。]
(320) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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[ 尋ねられた行き先>>306 行きたい場所は三つ、私の中にあった。
一つは、誕生日プレゼントには過ぎた場所。 一つは、身近すぎてねだるには少し寂しい場所。 一つは、願ったとしても行けるかわからない場所。
去年の誕生日。 ホレーショー先生からもらった卵のように 私の中で温めていた三つ。
その中から過ぎた一つは、外すことにして。]
(321) 2016/10/10(Mon) 19時頃
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[ぼんやりと空を眺めながら、独り言のように。]
俺ときたら、ほら…、軽率だから。 あいつらと色々、約束しちゃってんだよなぁ…
契れるのは一人だけだし、 約束、全部叶えてやるなんて、できやしないのに。 バカだなぁ…俺は。ほんと、酷い奴だよ。
[楽しくなると、つい。…などと苦笑しながら。 期待させておいて裏切るなんて、あぁ、本当に酷い話だ。]
(*6) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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えっとね、まずは学校の周りを一周。 ずっと近くにあった場所だけど 違う高さから見てみたいから。
それとね次は、もしあるのなら せんせいのお気に入りの場所を上から
[ せんせいの翼が起こす強い風>>306 煽られて私の髪が後ろへなびく。 声と一緒に体まで流されてしまわないように ひときわ強く、指へと力を入れたとき。]
――――……―――
[ 陽に照らされた私の指先が、ほんの少しだけ 色ガラスのように透き通っているのが見えたから。
風から逃れるふりをして せんせいの背中に額をつけた。*]
(322) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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でもま、俺が少女ならさ、 俺より優しいワクラバと契りたいと思うしなー。 あの子らにもそれぞれ、色んな想い出があるだろうから。 あんまし、気にすることでもねぇかもしれないが。
は、はは、 本当は自分で全員、幸せにしてやりてぇけど。 今年のせんせい連中だったら――俺は、誰に託しても安心だ。
[自分より大きな獣の、その穏やかな双眸を見つめ。 ゆぅるり口の端を持ち上げて、ポンとその肩を叩いたのだった。]*
(*7) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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―花畑―
……そうだね。
君が、私を嫌うなんてあるはずがないのに。 どうして、隠してしまったんだろうね。
[少女の潔癖な怒りも、罵倒も。>>311>>312 全て、蠍の我が身可愛さに隠し通した秘密のせい。
自分は嫌われても、憎まれても構わない。
けれど、怒りを宿したままの シルクを旅立たせるわけには行かない。 このまま別れてしまっては、 それこそ少女の裡に、消えない後悔を遺してしまう]
(323) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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シルク、行くな。 話を――
[話? 何を話せば良い? 嘘つきの蠍が、何を語るというのか。
躊躇いの間に、シルクはエリに刺繍を押し付けると。 制止の声にも最早、耳を貸すこと無く花畑を走り去ってしまう]
(324) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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/* ヘクターせんせいにもニコラスせんせいにも ごめんなさいしてる……
(-119) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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/* うわぁああああこんなやつ 誰ももらってくれないよぉおおおおお
(-120) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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/*自業自得です
(-121) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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/* 灰を見るのがこわい……
(-122) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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[黒手袋を拾い上げ、両手に嵌める]
すまないね、エリ。
私が不甲斐ないから、君たちを困らせてしまった。 こころが弱かったせいで、"ほんとうのさいわい"どころか、 不幸を持ち込んでしまったよ。
こんな私が何を言っても、信じてもらえないかも知れないが、 シルクのことは、せんせいたちで何とかするから エリは旅立ちに備えなさい。
[一方的な言葉だとは分かっているけれど。 納得するはずもないと思うけれど。 少女には、ともだちやせんせいとの別れの時間が必要だから*]
(325) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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/*ウアアアア………… カリュクス透き通っちゃう……透き通っちゃうの……
ァァァアアア_(┐「ε:)_ つら、つらい、ほんとつらい、ァァァアアア
俺が俺好みの設定を組んで遊んでくださる方がいるって現実がちょっと常識的に考えて幸せすぎるな…………やばいわ……やばい……
(-123) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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― 一年前:小さな命 ―
[ホレーショーの誕生日プレゼント。 少女がそれをどんな風に教材としているかは 一年前の誕生日にマリオの雲を間近で見たのが私には最初。
ほかの少女らの卵も見る機会は一年のうちにあっただろう。
中でもピッパの持っていた卵は変わっていて ―見方によっては変わっているのは ほかの卵でピッパのものが普通なのだが― 卵を使って少女の力を高めるものではなく ホレーショーとピッパが返す返さないの問答をしながらも 結局持ち帰って温めている様子はよく見かけていた。>>294
ある日から、ピッパの傍らには いつも小さな命が寄り添うようになり、 私は、少女と雛とふたつの姿を見守った。 雛を見る少女の瞳は私たちの少女たちへ向ける視線と とてもよく似ていると、私は思った。>>295]
(326) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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[少女は、知っている。
私たち獣が少女を育て、そして、 少女はいつかその糧となることを。 巡る命の運命を。
私たちが少女に教えられることは、様々。
けれど、その運命より先に大きな前提として 存在する少女への愛情。
小さな命を通してそれが伝わったなら こんなに嬉しいことはないと、 少しうろたえた後に、私の肩に額を埋めて 短い礼を告げるピッパの背を 私は左手でそっと撫でたのだった。>>296
(生まれてきてくれて、元気に育ってくれて、ありがとう)
少女に触れる手に、そんな気持ちを篭めて。*]
(327) 2016/10/10(Mon) 19時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 20時頃
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―現在:サルビアの花の前で―
[私は獣だから、せんせいだから、 ひとや少女が持っていない力を持っている。
私はいつだって、少女のための魔法使いになりたいと思うけれど 何でもできるわけではなくて。 特に、この右手は、少女に触れさせるものではない。
起こったことをデメテルがどの程度わかっているかは 私にはわからなかったが、触れてくれてありがとうと言った彼女に 私はとても救われる思いだった。
初めてデメテルのおはなしを聞いたとき、 私はとても温かい気持ちになったことを良く覚えている。>>300
それからも、彼女の作るおはなしを聞くのが私の楽しみであり 少女の成長を知ることが出来る大切な時間となっていた。]
(328) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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[私はたくさんの花の名前を少女に教えて、 少女はたくさんの言葉を、気持ちを私に教えてくれた。
それは今も変わらない。 私は今でも少女から多くのものを貰い続けている。]
そうだね。 デメテルに見つけてもらった素敵な色に 負けないくらい素敵なものを 私も見つけて教えなければ。
[楽しみに待っていてほしいと、私は叶えられた約束と 叶えた約束に、まだ叶えていない約束を重ねた。>>301
特別な日だからこそ、いつものように。 デメテルのおはなしの完成を私が待っているのと同じように。]
(329) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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[私の言葉を反芻して、私の瞳を覗き込む二つの瞳。 本当だよ、と私は視線の中で返す。 私の右手は私の胸の上。 デメテルの右手は赤色に伸びた。
差し出された赤いサルビア。 私はそれを左手で受け取って、笑顔を返す。>>302
これからの旅立ちを、こわいと思っていたと紡ぐ言葉に じっと耳を傾けて、思い出の色を取り込んで 日に日により素敵な色へと変わったデメテルの色を見ていた。]
こわいと思うことは悪いことじゃない。 失くすのがこわいものがあるってことは、幸せな証拠だからね。
でも、そうだね。 私は君たちの色を失くすことはない。 デメテルが、皆の色を失くすこともないんだ。
(330) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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/* このままシルクと蠍がゴールインしたら みんながいた記憶、は、がっこうに置いていこ♡♡♡
わたしの画帖はわたしの画帖でわたしの姿だけは無いけども それも乙よね……たまらんよね………… 裏表紙に 「ありがとう、ぴっぱ」ってウサギだけ描こう……♡
ァァァアアア_(┐「ε:)_ どう転んでも美味しい、美味しいよ………… (モグムシャァ
(-124) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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[この胸の内に、溢れんばかりの思い出があることを それは決して色褪せたりはしないことを、 私は知っているから、少女の言葉を真っ直ぐに肯定することができる。]
ああ、一緒に。
…去年の今日、此処で、 一人で吸った蜜の味は忘れていないけれど その時私は、確かに、デメテルのことを思い出していたよ。
デメテルとこうして一緒に吸った方が美味しいだろうと、 そう思ったから、持っては帰らなかったんだ。
[一年前の誕生日の日、内緒にしていたことを私はひとつ告白して。
せんせいの私に、多くを教えてくれる少女が 唇にサルビアの花を当てるのに倣って 私も渡された赤い花を唇に当てた。>>303]
(331) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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/* ヘクターせんせいが今誰ともいない、のかな? さぁ!どうしようか…まだ怒りそうだけど 少しでも少女と話したい、よね(ぼく以外の
(-125) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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/* オーロラどうやって作るの……??? 水だけじゃむりじゃない???
(-126) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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―― 回想:授業と塩の結晶 ―
[ポイっと口の中に放り込んだ塊。
水を頂戴って手をパタパタさせながら ヘクター先生>>0:770に抗議する。
勝手なことをしたのはわたしなのだから ひどい目に遭っても当たり前。
それはわかっているけれど 口の中を突き抜けた辛さと苦さは 八つ当たりしなければいられなくて。]
せんせ、いじわる あしたのおやつ、ぞうりょうして……
[ じゃないと仕返しするからって 言いかけた口は空いたままで止まった。]
(332) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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/* ろぐめっちゃ進んでて追いつけなくて泣きそう。 と、とりあえずおへんじ、お待たせしてごめんなさい
(-127) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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[ 溶けて固まった大きなお塩 それが集まってできるという山のこと その山に花は咲くのか 遊びに来る動物がいるのかどうか。
お塩が溶けた水の集まりも そこに生きる魚のことも 白いお塩と透明な水が作る青も わたしはなにも見たことがなくて。]
いつか……
[ 『外を出たら』って先生の言葉に 心が惹かれるのと同時に
ほんの少しだけ、口の中の塩味が さっきよりも苦くなった気がした。*]
(333) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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―ぼくが作ったもの―
[ 最初は、デメテルに。それがだんだん、みんなに。 ぼくが色々やり直したりしながら作っていたのは、 星の刺繍が入ったハンカチだった。
途中…ハンカチには“てぎれ”や“かなしさ”の 意味があるって知って。ちょっと落ち込んだ。 作り直そう…別のものにしよう、ってほどいた。
だけど――ぼく達にはぴったりかもしれない。 ぼく達はいつまでも一緒にいられない。 がっこうから出て、お別れ、するから。だから結局 ぼくは作り直した。
ハンカチにはそれぞれ色が違う星の刺繍をした。 お別れしても、手を繋いだりできなくても“いと”が繋がっていてほしいなって お願いしながら一針、一針。]
(334) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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/*ワクラバせんせいがほんっっっっとおおおおおおにいいせんせいでわたしはふるえる(ぶるり
はーーーーー(十字を切るのに忙しい
そしてわたしは、べすぱにあいに、ゆき、たい (が、犬散歩に阻まれる (お時間頂いてばかりですみませんべすぱさん……
(-128) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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[ ワクラバせんせいに染め方を教わった時、 ぼくは星の色にしたいって言った。>>210 赤、橙、黄、白、青の5色。ぼく達は6人だけど、 星の色は5つだって本で読んだから。 ぼくの分を最初は作る気、なかったんだけど、ね。
ヴェスパせんせいが覗き込んできた時は びっくりした。びっくりして針が指に刺さってからは 覗き込むことはやめてくれた>>191]
(335) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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[心からの笑顔に見えたデメテルの表情に 眩しそうに目を細め、目配せを返すと、
す、と花の香りのする空気を吸って]
――…いただきます。
[発した言葉はデメテルと上手に重ねることができたろうか。
少女と共に同じタイミングで吸った蜜の味は、 私の思い描いていたとおり、 一人で吸ってみたときよりずっと、甘かった。]
(336) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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[ さっきエリに無理やり押しつけたのは 黄色い星の刺繍がいくつか入ったハンカチ。 エリがいつも着ている服と、鳥が好きなエリに。]*
(337) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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誕生日おめでとう、デメテル。 [私は少女にそう告げて、左手でそっと頭を撫でた。
叶えた約束と、重ねた約束と。 それらを大事に胸に刻んで。]
林檎はヘクターのところへ持っていくかい。
[一年前はお腹を空かせた彼女と共に食堂へ行ったことを思い出しながら首を傾げる。
今日は特別な日。
少女には行きたい場所や しておきたいこともあるだろうから、 彼女がどうしたいだろうかと言葉を待った。*]
(338) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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―この一年間のこと―
[少女達の成長を見守ることができる、最後の年。 旅立ってしまえば、会うことも難しいかもしれない。
後悔のないよう、一日一日を大切に。 たくさん遊んで、たくさん笑って。 教えてやれることがあれば、その知恵も託そう。
共に過ごした日々、俺は少女らに何か残せたろうか。 この胸は、彼らの笑顔で幸せに埋まっているけれど。]
(339) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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―回想・ピッパとタマ―
[ピッパの温めた卵は雛になり、 やがて鮮やかな羽をもつ小鳥になった。>>128]
やー、ピッパ、まぁた背ぇ伸びたか? こいつが頭に乗ってると差が際立つな! …さ、おいで、タマ〜 ほーれほれほれ、良い子だぁイータタッ!! や、やめっ、つつくのやめッ! 俺はおまえの餌じゃないって! 美味くねぇ、食べれねぇからぁ!
[世話してくれた恩義か、ピッパにはよく懐いているが。 なぜだかこの鳥、俺にはこの塩対応である。
つつかれるのが少女を揶揄ったタイミングだと気付いたのは、 ずいぶんと後になってからであった…。]
(340) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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/* シルクちゃんわたしにはなにくれんのかな(ハァハァ 完全にノリが変質者のろりこんだけど 本家のジューキさんには負けますんでそこんとこひとつ。
加齢のあれそれ、どーしよっかな。 お相手によって変えようかななどという目論見も多少あったり 身長でいいか?なんて甘えもあり(死ぬとき185cmとかやで
(-129) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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[去年の誕生日から暫くのち。
卵に罅が入ったと、大慌てで駆け付けた少女。 そのまま、出てくるまで夜通しで見守って。 小さな命が一声鳴けば、二人で手を叩き合って喜んだ。 (生まれた後は?メルヤやワクラバにバトンタッチさ。>>128)
この子は何が好きなのと尋ねられても、 俺はただ、知らんとしか答えられなかった。
一般的な小鳥の好むものを片端から与えて、 それはもう、周りを巻き込みてんやわんやの大騒ぎ。]
(341) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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[自分が与えた卵なのに、どうして知らないのかって。 それはこれが、“ピッパの孵した子”だからだ。
小鳥の羽は、育てたあの子が卵や雛に向けた感情の色。 それは一色に留まらず、華やかに、鮮やかに、温かく。 そして感情豊かなピッパらしい、元気な性格の子に育った。
孵してくれた“親”の心を反映する鳥。 南の小島にひっそり生息しているんだが、 あまり知られていないから、世間には秘密な。]
(342) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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[この鳥が何を好むか正確にはわからなかったが、 実は、推測することならできるのだ。なんとなく。
ピッパには言わなかったけれど、たぶん蜂蜜辺りかなと。 …あの子はハニーミルクが好物だから、それで。]
ほほぅ、名前はタマにすんのか。 あー…、うん、悪くねぇな。 ははは、おまえのは由来がちったぁ…あ、いやいや?
タマってのは、良い名だぞ。 東の方の国じゃあ、綺麗な宝石を表す言葉だからな。
[強情な少女が付けた名前に、目を細めて。>>129 こいつがおまえの宝物になってくれれば嬉しいと、 そう思った俺は珍しく素直に褒めてやったのだった。]**
(343) 2016/10/10(Mon) 20時頃
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[ なぁ、シルク。
泣きたいときは泣いてもいいと 一年前のあの日 私は君にそう言ったけれど、>>0:103
ひとりで泣いたりしたら、ダメなんだよ。 いつかそう言ったことも 君は覚えていてくれているかな。 ピッパの持っている刺繍を見て 何故か私は胸騒ぎがしたんだ。 君が苦しんでいるんじゃないかって。
気のせいだと、…良いのだけれど。]*
(344) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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/*このM男体質……(こころあたる
ほーせんせといっしょめちゃめちゃたのしいよなーーー 揺れるなーーーーー もうみんないっしょにいよう(こら
それな、このシナリオの致命的な点がそこで 少女指揮下に入った時点で、主権は少女になって 「ここから出ない」って選択肢を排除できないんだよねえ。
重箱の隅的なアレだけども。
(-130) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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/* とりあえずここから回想回収のターンしつつ 誰とエンカするか……決めよう…… 今エンカしても言いがかり野郎だから… ………土下座するけど
(-131) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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ええー?そうだっけ? せんせい寝坊助な事が多いからすっかり忘れてた。
[そんなことは勿論嘘で。 1年前せんせいが早起きした事も、桃を採ってもらったことも、 きちんと覚えている。 今日こうして約束を果たしにきた事が何よりの証でしょう?
頬をつつかれれば、唇を尖らせる。]
(345) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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気付いてくれた? 4センチも伸びたんだー。
ふぁ あ、 ん。まだ桃には届かないみたい 届くようになるって、思ってたんだけどなあ。
[欠伸をこぼしながら、小さな掌を閉じたり、開いたり。 天井を仰ぎながらぼんやりと寂しそうな声音を漏らす。]
(346) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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せんせいを驚かせようって、内緒で頑張ったんだ。 色々調べたんだよ?
[虹とか、ダイヤモンドダストとか。 小さな竜巻とか。悩んだけれど。 オーロラに一番、目も心も奪われたから。 せんせいと一緒に見たくて。]
写真でしか見た事無かったけれど、出来るもんなんだね。 えへへ、凄いでしょ。
ちょっと待ってね、
(347) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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[ベッドの上に座り直すと、両手で卵を包み込む。 巨大書庫に籠って調べて分かったことは、 オーロラを造り出すのは不可能に近いということ。 けれど、せんせいから貰った魔法の卵があれば出来ないことはないでしょう? 大切なのはきっと、強くイメージする力。
水が沸騰して、気体になって、 それをさらに温め続けたら原子になるらしい。 難しいことは良く分からないけれど。 卵の中は、まるで太陽のように熱く熱されている事だろう。 暑く熱された状態のまま、卵の蓋を開く。 温度が下がらないように、集中をして。]
(348) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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……っ、よし、
[気体が天井まで舞い上がる。 部屋の中に漂っている酸素や窒素とぶつかって、]
……ね、綺麗でしょう。
[天井いっぱいに広がった光のカーテン。 ゆらゆら揺れては、様々な色に変化していく。 それは数秒もしないうちに霧散した。
成功したことに安堵の息を吐く。]
(349) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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せんせいに見てもらいたかったんだ。 ……だって、
[もうすぐ、この日常が終わってしまうから。 言葉は続かず、視線だけ地に落ちた。*]
(350) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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―前日の夜―
[私よりも長く生きていて、 私よりもずっと多くの少女を糧としている ホレーショーでも慣れないものなのかと その何ともいえない笑顔に、
私は少し安心したような気持ちになると同時に 世界の理とはいえ、私たちには それを選択しなければならないことが 大きな責任としてあるのだと改めて思う。>>*5]
回数を重ねても、やはり、迷うものなのだな。 どの時の少女も一人として同じ少女はいないから 当たり前なのかもしれないが。
…そうだな、どの子とも離れたくはないと そうはいかないとわかってはいても思ってしまうよ。
[私は少し眉を下げて、笑みを返す。]
(*8) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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[空を見上げた横で、呟かれたホレーショーの言葉。>>*6
星の瞬きを数えながら、 私もまた独り言のようにぽつぽつと言葉を紡ぐ。]
君の少女らへのプレゼント、 あれはとても素晴らしいものだと私は思った。
契れるのは一人だけだと少女はちゃんと知っている。 悲しませるために約束をしたわけじゃない、 君が少女らを大切に思っていることは 私も、少女らも知っている。
反故にしてしまう約束があったとしても 誰も君に怒ったりはしないさ。
[それは、半ば自分に言い聞かせるような思いもあった。 どの子も大事で、 叶わないかもしれないと知りながら いくつもの約束を重ねたのは私も同じ、だったから。]
(*9) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 20時半頃
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――…優しい、か。 ホレーショー、私はね、畑で採れる作物のように 木の実を食べて土へ還る小鳥のように 少女らも、私たち獣もただ世界の一環として考えている。
[小鳥の亡骸を見て悲しむ少女らを見て 私は冷たいのだろうかと、思ったりもした。
だから、優しい、というのは私に見合う言葉なのか。 ゆる、と自問に首を振り、ありがとう、と呟いて]
私が選んだ少女は、勿論、幸せにすると誓おう。 だから、安心して君も、 君の選ぶひとりの少女を幸せにしてほしい。
[肩を叩く先の、私と同じく少女らを愛する、 自分で全員を幸せにしたいという欲張りとも思える考えを 隠さない正直な獣に、小さく笑みを返した。*]
(*10) 2016/10/10(Mon) 20時半頃
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[せんせいの左手に触れられて育ったいのちをわたしは知ってる。 でも、せんせいの決して触れてくれない右手は、わたしの力を吸い取っちゃった。 さっきは驚いて理解が追いつかなかったけれど、ゆっくりとせんせいの秘密にも触れたような気がしたわ>>328
でもそれとこれとはまた別。 せんせいの手が抱えるものは何か分からなくても助けてもらった事には変わりない。 だからきっと、何度でもありがとうをせんせいに送るわ。
特別な日だからこそ、いつものように>>329 ねえ、ワクラバせんせい。 でもそれって、叶えてもらえなかったらすごくさびしいのよ。 なんてわたしは言わずに頷いて、楽しみにしてるわね!と笑ったわ。
せんせいはたくさんのことを教えてくれる>>330 わたしはその中でも尋ねたいことはたくさんあったわ。 でも今は口を挟まずに黙っていたの]
(351) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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せんせいにも、失くしたくない思い出がきっと……あるのね。
[わたしにとっては約束を結び続けることのように。 せんせいにとっても、せんせいが知らない間に繰り返して続けているものもあるのかもしれない>>0:620
色褪せない何かを知っているからこそ、せんせいはきっと言葉に出来たんだと思ったわ]
じゃあ、お揃いね。せんせい。 わたしもせんせいの隣でおはなしを聞いてもらうと楽しいもの。 だからせんせいに声をかけたのよ。
[打ち明けてくれた秘密。 わたしはそっと、こぼれ落ちないように手を伸ばしたわ。 それからわたしはせんせいにも、教えてあげたの。
せんせいが上を見て遠くを見るとき わたしは下を見て近くを見ている。 それも確かに楽しいのだけど、隣でこうして過ごす時間も素敵だっていうこと。 当たり前が当たり前じゃなくなるかもしれないなら、ちゃんと伝えなきゃって思ったの]
(352) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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[だから、せんせいにとっては必要のない食事>>331も勧めたわ。 それはいつかヘクターせんせいも言っていた言葉を思い出したからね>>0:339]
ふふ、いただきます。
[重なる声>>336 どこか眩しそうに目を細めるせんせいと見合わせて、わたし達は挨拶をしたの。
唇を寄せて広がるのは果実よりもやさしい味。 でもいつもよりちょっぴり、ううん、ずっと美味しく感じられて、せんせいの隣で笑ったの]
ありがとう。ワクラバせんせい。 素敵なプレゼント、嬉しいわ! あーあ。せんせいよりも大きくなれなかったのは残念だわ。
[頭を撫でられながら悪態なんかつきつつ、もっと撫でてって頭をぐりぐり押し付けちゃった]
(353) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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[吸った後のお花は欲しいって言ったけれど、ワクラバせんせいはどんなお顔をしたかしら。
頭の中に過るのはカリュクスとの色水遊び。 昔、ホレーショーせんせいのキャンバスに乗せた赤色と青色が混じりあった、たくさんのお花。 おはなしの端に飾れたら素敵かしらとわたしは考えたの]
そうね。あのときはヘクターせんせいにもあげられなかったもの。 3人で食べても、うぅん、みんなで食べても美味しいかもしれないわね! 林檎を持って焼き林檎を作ってもらいましょ。
[せんせいの声に応えるように次の目的地を指差すの>>338 行きたい場所はたくさんあるわ。 せんせいに、みんなに、ねこさんに、妖精さんに、時間が許す限り会いたいもの]
(354) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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[そこまで考えてわたしはふと気づいたの。 他の子もせんせい達に会いたいかもしれないって。 だから無理についてきてとは言わないわ。 また後でいくらでも時間はあるのだから。
でもついてきてくれるならわたしがまたしばらくの間、せんせいの左手をひとりじめ、しちゃうかもね?]*
(355) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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─食堂─
[そうして食堂へと足を踏み出したとき、わたしは一人だったかしら。 それともせんせいといっしょだったかしら。 他の子も途中で会ったならいっしょに連れ立って向かったわ。 もちろんせんせいも大歓迎よ。
食堂には美味しそうなサンドイッチが並べられていたの>>10 思わず瞳を輝かせながらも向かったのは厨房の方へ>>277]
ヘークターせんせー! わたし、焼き林檎も食べたいわ!
[ヘクターせんせいはまだそこにいたかしら。 一年前きちんと大きなレタスをホレーショーせんせいに手伝ってもらって抱えて帰ってきたわたしにヘクターせんせいはどんなお顔をしたっけ。
少し懐かしくなっちゃって緩んだ笑みを浮かべていたわたしは、ヘクターせんせいがダメになっちまったことは知らなかったの]*
(356) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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―― 回想:シルクちゃんと ――
[ わたしと似た髪色をしている子 エリちゃんと仲良しの、優しい友達。 櫛とリボンを持って、わたしはよく シルクちゃんのところへ行った。
いつも同じお願い事 それを頼むときにはわたしの髪はボサボサで 畑のお芋の蔓みたいに絡まってた。
だからお願い事を言わなくても バレちゃっていたかもしれないけれど。]
(357) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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[ 最初に髪の毛を結わえてもらったきっかけは シルクちゃんに頼まれたからだったかな。>>0:736
それとも、櫛と格闘するのに疲れたわたしが なんとかしてってお願いしたからだったかな。 何度もなんどもお願いしたから どっちが先だったかは、思い出せないけれど。
髪の毛を結わえてくれるシルクちゃんの手が 暖かくて心まで、梳かしてもらってるみたいだったから。
そんなに寝癖がひどくなかったときも お願いって言ったのは、内緒。*]
(358) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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/* 私「反故にしてしまう約束があったとしても 誰も君に怒ったりはしないさ。」 (自分に言い聞かせるように)
直後デメテル 「ねえ、ワクラバせんせい。 でもそれって、叶えてもらえなかったらすごくさびしいのよ。」
>突き刺さる<
そうだよね、わかってるよ…先生ちょっとアレなの 人の気持ちわかんないとこがあるの…!!
(-132) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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[ エリに刺繍のハンカチを渡すとき、ぼくは 誰に向けて作ったハンカチを落としちゃったんだろうって確認した。
……よかった。やっぱりぼくの分だ。涙は出るけど、ちゃんとハンカチは濡らさないようにした。だってこれは、みんなのだから。 まさかピッパに拾ってくれてるなんて思わなくて、 ぼくは自分の分を諦めた。>>230]
『ひとりで泣いたりしたら、ダメなんだよ。』
[ ヴェスパせんせいに言われたことを、ぼくは守れていない。>>344 いいんだもん……ダメなぼくはもう何回もしてる。 ごめんなさい。ダメなことをして。
今、どんなせんせいに会ったって。ぼくはきっと信じられないから……誰にも会わないような場所を探す。]*
(359) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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― 祈りの場 ―
こぉら、静かに……って!
[ 肩でぴいぴい言うタマに、しぃぃぃってするけれど わたしに似たのか ほーせんせに似たのか(って私は思ってる) おしゃべりさんは、静かな場所で目立ってしまいます。
せんせにきちんと朝の挨拶を貰って>>318 はっとするわたしは、礼儀作法がなってないみたい。 手元の刺繍をもじっと握って 「 おなよう、べすぱせんせ 」って挨拶を。
せんせの視線が手元に集まったのを見て わたしも おやと首を傾げる。
まるで小鳥が首を捻り前すみたいな動作だ。 ]
(360) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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これはお祈り……なのかなあ。
[ 胸につかえたもんにょりとしたもの。 わたしにもそれの形はよくわからないけれど >>319 せんせが椅子に誘ってくれたから おとなしーくちょこんと座る。 ( ちょこんというには大きいけど )
両手を軽くグー、膝の上におく。 見上げた祭壇はしんと静まり返っていて なんだか少し緊張した。
タマにそれが伝わったのか グーにした手の上に降りてきて わたしの手の甲を温めだすから
刺繍が汚れちゃいけないって思って…… 集会席の隣の椅子にかけておいた。 ]
(361) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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[ わたしは蓮華のように 2つのてのひらを開く。 タマがそのまんなかに居座って ほかほか ぽこぽこ そこだけ暖かい。
”今日まで元気に育ってくれた感謝”>>318 あまりにせんせらしい祈りに、すこし微笑った。]
……わたしは………
[ みんなの旅路の無事でもなく 今日までのせんせへの感謝でもなく 自分の足が此処へ入った理由を考えたら なんだかとても恥ずかしくなって
語が、なかなか続かない。 ]
(362) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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せんせいは どうやってエレノアを選んだの?
エレノアはせんせいに ”たべられたい” って、言った?
[ へんなことを聞いてるなあ ってわかってるけど 取り繕うだけの小細工ができるほど わたしのおつむはよくありません。
ざわざわ、となりにある刺繍のハンカチからは ひとりぼっちのような 寂しさが漂ってきて ますますわたしの”寂しい”にも拍車がかかる。
タマの羽根をゆるゆると撫でながらも わたしの声は、震えていました。* ]
(363) 2016/10/10(Mon) 21時頃
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ー 食堂 ー
[誰もいない食堂にはまだ手の付けられていないサンドイッチが並んでいたか。それを一瞥することなく厨房へと戻っていった。
俺がせんせい失格だとしても、獣の性は変えられない。 動けば腹は減る。糧になるものは少女。 少女を喰わねばこの空腹は永遠に癒える事はない。
いつぞやのように、氷水を張った樽の中に取っておいてある野菜をそのまま齧って空腹を誤魔化そうとする……だけれど、口の中はちりつくばかりで満たされることはない。]
……う、
[手に持った齧りかけのトマトを八つ当たりのように壁に投げつけようとして……動きを止める。
食べ物を粗末にするのは悪いことだ、それは俺が教えてきたこと。 ……マリアンヌから教わったこと。 トマトを手に持ったまま壁に凭れてずるりとしゃがみ込む。 ……そんな頃だったか、デメテルの声が厨房に響いたのは>>356]
(364) 2016/10/10(Mon) 21時半頃
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[一年前、妖精さんへのプレゼントの大事な具材になるレタスを取ってきた時は、あまりに大きなレタスにビックリしたものだ……だけれどその健気な頑張りが愛おしくて愛おしくて、尻尾をちぎれんばかりに振りながら腕の中にその身体を収めたっけ。]
……デメテル、おはよう。 焼き林檎……そうだな、もうこれが最後になるかもしれないのか。
[せんせいを名乗るにはあまりに無力と思い知ったけれど、それでも俺の料理を慕って顔を見せてくれた事は嬉しい。手に持っていたトマトをそっと調理台に置くとそっと立ち上がる……きっと尻尾は丸まって足の間にあったろうけれど。]
(365) 2016/10/10(Mon) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 21時半頃
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―おそと・木の上―
[ ニコラスせんせいが足を引きずることを 知っていて、花畑まで追いかけて来てくれたことも 知っていて、それでも走って逃げたぼくは…ずるい。
周りに誰もいないか確認して。 木の上によじ登る。どうせ食べてもらえないんだから。木の上に登ったって地面に落ちてカビるしかないん……だけど。
ぼくのチクチクは、針が刺さるんじゃなくて ぼくってごはんが傷んでいただけ。
もっともっと高いところまで登ろうかな……誰にも見つからないように。そう思って上を見たら、木の葉の間から、屋根の上で寛ぐ“ししねこさま”がちらり。 ぼくの目は、ししねこさまにも鋭くなったけど、 気づかれたくない。木の葉に紛れてかくれんぼ。
……せんせい達なんて。きらい――だいすき。]*
(366) 2016/10/10(Mon) 21時半頃
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[ふと、雷の実授業のことを思い出す。 形を変えてもそこにある……物体はそうだ。けれど魂は目に見えない。それが何処にあるのか、教えた張本人の俺が分からないでどうするのだ。 デメテルは、「私が教えてあげる」と言ってくれた。 彼女は知っているのだろうか。少女らの魂の行方を。]
デメテル、質問していいか?
……寂しくて寂しくて仕方がない時、デメテルはどうする? 皆一緒にいるんだと思っていたのに、いつの間にか独りで……俺は、今とてもとうめいな気分なんだ。
[彼女はこの旅立ちの日に何を思うのか。もしかすると解をくれたりしないか。そんなふうに小さな彼女に甘えを見せた。]*
(367) 2016/10/10(Mon) 21時半頃
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―― 回想:一年前の誕生日 思い出色の卵と ――
[ 思い出色をした大きな卵>>286を手のひらに包んで 宝物をくれた先生へ、はしゃぎ声のありがとうを伝えた後のこと。]
……そ、それはかんけいないもん ギャンギャンて、ないたわけじゃないし…… [ 贈り物は嬉しいけれど 不名誉な過去には>>287一応反論。
怒ったように膨らませたほっぺたは やっぱりすぐに緩んでしまって。]
(368) 2016/10/10(Mon) 21時半頃
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うん!もちろん。 わたしをえらんでくれた、たまごだもん。 とりかえたりなんて、するわけないよ?
[ 目を閉じて選んだとき きっとこの卵の方も、わたしを選んでくれたんだって そう思うのは、すこし勝手かもしれないけれど。
せんせいからもらった、特別な卵の思い出は もっと特別にしておきたくて。]
ねっ、ほんとに あのときのシーツがたまごになったみたい。 あとでデメテルちゃんにもおしえなきゃ。
[ ついでに怒られない悪戯の相談もしようって 聞こえるように付け足して
そして習った、力の使い方>>288]
(369) 2016/10/10(Mon) 21時半頃
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[ 熱で変化する二つの重さ。
冷やせば卵の中で咲く、欠片の花に。 熱せば卵の中でまたたく、欠片の星に。
冷たさと熱さ、赤と青。 背中合わせの二つが混ざり合ったのが 今のこの、卵なら。]
どちらかによせて、そだてたら いちめんのほしぞらになるのかな いちめんのはなばたけになるのかな。
それならまんなかにしたなら……
[ 触れれば手の熱で星空に近づいて 机におけば、冷えて花が咲く。
すこしの変化でバランスの崩れる中間 その状態を見てみたいなって思ったんだ。*]
(370) 2016/10/10(Mon) 21時半頃
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―回想・みんなサンドイッチ―
[ ぎゅってしに行ったぼくに、デメテルはだいすきって返してくれた。 笑ってるのに、やっぱりランプの光に照らされた 瞳が、何かで揺れているように見えて、ぼくは――――だいすき、嬉しいって言ってくれるデメテルに やっぱりチクチクする。
ぼくだってだいすきだし、嬉しい。 でもくるしい。ホレーショーせんせいが今日くれた卵だって、ぼくたちの巣立ちが近づいてきているようで。
――……ぼく達、どんな鳥になるんだろう。 今年も完成できなかった刺繍が心に浮かんでくる。
どんな味がして…せんせい達に美味しいって 思ってもらえるんだろう?だけどそのとき、ぼく達は 離ればなれ。かなしい、さびしい、せつない。
そんなぼく達にポップコーンみたいにピッパが 弾け飛んできた。そこから、ぼくとデメテルと ピッパのサンドイッチ大会が始まった。>>186>>187]
(371) 2016/10/10(Mon) 21時半頃
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[ ピッパをサンドイッチ。デメテルをサンドイッチ。 ぼくもサンドイッチ。嬉しいと、せつないが具材に なったけど――さびしさはその間だけ小さくなった。
お部屋にそろそろ帰らなきゃ。そう思ったとき ぼくとほとんど変わらないデメテルのお顔が 目の前にあった。>>168]
……デメテル?
[ ほっぺと、おでこに、ちゅーされた!! ぼくのお顔は真っ赤になる。シーツに隠れたいけど ここはぼくのお部屋じゃない。うううううう
嬉しいけど、恥ずかしい――くすぐったい。 ……やっぱり嬉しい!ぼくも2人にちゅーした。 おやすみなさいだから、いい、の!! ぼくも友達でいてくれて嬉しい――嬉しいけど。]
(372) 2016/10/10(Mon) 21時半頃
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[パタリ、2人のお部屋の扉を閉めたら。 小さくなっていたさびしさは、余計に大きくなった。
友達に嘘を吐いてるって、知ったら嫌われるかな? だからぼくは数えられないあと何回を、刺繍みたいに ひっそり気持ちを隠して過ごす。
本当の事を知ったら嫌いになるんじゃないか ――同じことを考えていたせんせいがいることも、 その時は知らない。>>291
ひっそりひっそり、ぼく自身の糸が縺れていく。]*
(373) 2016/10/10(Mon) 21時半頃
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/*大天使の口付けをスルーするわけもない!
(-133) 2016/10/10(Mon) 21時半頃
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―回想・水風船のあと―
[悪戯をしたなら、叱られるのも作法のうちなのだろう。>>85
カリュクスと並んで立たされて。 早速、お説教されると思いきや、渡されたものは柔らかなタオル。>>62]
ああ、ありがとう。
[お日さまの匂いのするタオルで髪を拭き。 顔をあげれば、呆れ顔のメルヤと視線が交わって]
こういうのも、たまには良いものだね。 次はメルヤも混ざってみないかい。
[悪戯に誘う子供のように、有翼獅子に笑いかけるのだった*]
(374) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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―回想・あたらしいお友だちのおはなし―
しあわせを一緒に探す?
[>>269 新しいともだちのために、何ができるか。 デメテルの提案、ぱちり、瞬いて]
なるほど、私が君に与えるのでも、 君が私に与えるのでもなく、一緒に、か。
[感心した様子で、嬉しそうな少女を見つめた]
(375) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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[少女をしあわせにする為の方法を、 がっこうに馴染めないなりに、考えてきた蠍だったが、 しあわせは、せんせいが少女に与えるものという発想を 抜けることはなかったから。
デメテルの、提案は蠍に小さくない驚きを呼び起こす]
それは素敵だね。 宜しく、お願いするよ。
では、どこから探しに行こうか。
["少女たちには、驚かされることばかりだぞ" がっこうへと旅立つ蠍を見送る蝙蝠が、そう言っていた。
今なら、旧友の言葉の意味がよく分かる。 少し前を弾む足取りで歩くデメテルを眺めていると これから、楽しくなりそうな。そんな予感がした*]
(376) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 22時頃
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/*大天使カリュクス……
(-134) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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/*大天使カリュクス!!(二回目
(-135) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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/* なんで少女みんな死んでしまうん……
(-136) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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/* っはーーーーー尊い っはーーーーーーーーー
はーーーーーーーーー
幸せになってくれ 幸せになってくれよ 蠍
私が願うのはただそればかりだ
(-137) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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―過去:ハニーミルク?ミルクハニー?ジャムミルク?―
[ タマが雛って呼べるくらいになった頃は まだ飛べないから、胸のポッケにいつもいれてた。 顔だけ出してて、可愛くて どこに行くにも(おふろいがいは)連れて歩いた。
だからキッチンにも(こっそりだけど)いっしょ。
「 ねえシルク、蜂蜜にも種類があるんだって!」
ジャムが大好きなシルクと、蜂蜜が好きなわたし 似ているけどちょっと違って いっしょに甘いものを作って味見をし合うのは とってもとっても楽しかった。>>0:736
苺のジャムをいれたミルクと 苺の花の蜂蜜ミルク。 どっちもすごく美味しくて、 2人してヘクターせんせーに自慢したっけ。 ]
(377) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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[ そうこうしていると 胸元のタマがとっても騒いだ。
ぴいぴい ぴいぴい ぴいぴい ぴいぴい
ごはんの時間はまだのはずなのに これはごはんが欲しいときの声。
”おかあさん”がすっかり板についてきたわたしは すぐにわかったのですけれど
「 今日はおなかがすくのがはやいのかな?」 タマからしたら、ちょっと見当ハズレの答え。
ぴいぴい ぴいぴい ぴいぴい ぴいぴい
まだまだタマは啼いているけど わたしは頭の上に、はてなまーくをぷかりぷかり。 ]
(378) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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[ そんなわたしの前に、 蜂蜜とジャムをそれぞれちょろっと付けた ちいさな白いゆびさきが タマのまえにでてきました。
「 ええっ? 食べるかなあ? 」
わたしは半信半疑でしたが シルクはなんだか自信がありそうに ( こんなに美味しいんだから みたいな顔で ) タマにそれを差し出しています。
固唾をのみながらタマをじっと見ていれば 飛べないのに羽根をばたつかせようとまでして 蜂蜜に興味しんしんではありませんか。>>343
!!!
わたしはポッケから いそいでタマを出しました。]
(379) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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[ その日から、タマのごはんは少しの蜂蜜。
ほーせんせにそれを報告しにいったら なんだかしらないけれど ”知ってた”>>343 みたいな話をされて
「 なんでおしえてくれなかったの!!! 」
って ぽかぽか背中を叩いたのも、 今となってはいい思い出です。* ]
(380) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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[シルクが本気で逃げてしまえば、 跛行の蠍に追いつく術はない。>>366 名を呼ばう声だけは、樹上にも届くだろうか。
あの物語の様に、自らの命を焔に焚べれば、 憐れんだ神様は"まことのさいわい"を与えてくれて 全てはめでたしめでたしで終わるのかもしれないが。
それは、自らを灼くことの出来ない蠍には、 決して叶わない願いだった*]
(381) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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/* もうMAJIで抱きしめたいこの蠍
誘い受けスキル高すぎだろう………(やられる くらりとやられる。
べすぱせんせを恋愛相談にしてしまっていそうで もうしわけなさがすごい(けどせんせもだいすきなの()
(-138) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 22時頃
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[私が触れない右手で触れた後も 少女はそれを言及はしなかった。
私は言葉の足りないところがあるし 敢えて言わないことも、多々。
それでも、私の爛れた右手を、その力を垣間見ても ただ、ありがとうと言葉をくれる少女の優しさ。>>351
叶えられなかったらという、 今日という始まりの日のことを思えば 当たり前に浮かぶ懸念を口にはせず いつものように重ねる約束に、 楽しみにしていると笑う少女の気遣い。
それらに私はどれほど甘えているのだろう。]
(382) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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長く生きているとね、思い出は増えていくものだから。
[そう、失くしたくないもの、色褪せないものを 私は胸に刻んで生きている。
でも、長い生の中でもこの10年間は特別な思い出のひとつで 失くすことはないだろうことは、少女と変わらない。
私が遠くを見るとき、デメテルが近くを見る。 素敵なものをたくさん見つけるための役割分担。
けれど、隣にいる時間の中で、互いを見て言葉を交わすことが 素敵なことであると君は教えてくれた。>>352
私はその当たり前のことを、当たり前だからと 見落としてしまうところだったと、 言葉にしてそれを伝えてくれたことに感謝して 一緒のタイミングで、花の蜜を共有するように吸う。]
(383) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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こちらこそ、ありがとう。デメテル。 喜んでくれて、私も嬉しい。
私より大きくなっていたら 撫でづらくなってしまうからね、 私を超えていない今のうちにたくさん撫でておこう。
[左手に押し付けられる髪の感触がくすぐったく、 私は応えるようにまだまだ低い位置にある頭をゆっくり撫でた。>>353]
(384) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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[蜜のなくなった花弁を、欲しいと言われれば 不思議そうに幾度か私は瞬きをしたけれど 鮮やかな赤は変わらずに綺麗な色をしていたから、 後で土に還そうと、けれどまだそうするのは惜しい気がして 頭を撫でる前に一旦懐に仕舞っていたそれをデメテルに手渡して。>>354]
じゃあ、皆の分の林檎も取っていこうか。 デメテル、林檎を持るのを手伝ってもらえるかな。
[そう言って、私は再び林檎の木へと寄ってから 収穫用の袋を取り出して いくつか林檎をいれるとデメテルに手渡した。
片腕に下げられるようにそうしたのは、 デメテルの右手に私の左手を差し出すためだ。>>355*]
(385) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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/* 大天使ピッパ……
(-139) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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―食堂―
[私はデメテルと共にあの日と同じように食堂へと赴いた。 途中、誰かに会うことはあったろうか。
ヘクターに元気よく焼き林檎をねだるデメテルの手を そっと離して、林檎を渡してくるように促した。>>365
厨房から顔を覗かせたヘクターが 何と言うか、元気がなさそうに見えて>>367 私は首を傾げたが、デメテルに何か問いかけるのは 少し離れた席に腰掛けて眺めることにする。
私の倍以上は長生きの獣が何をそんなに気をもんでいるかは 興味がないわけではなかったけれど 聞かれたくない話のようであれば、聞こえないふり、くらいはできる。]
(386) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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[ “ぴぃぴぃ ぴぃぴぃ”
慌てた様子のピッパに楽しそうなタマの声。 ピッパが一生懸命育てたこの子は “お母さん”に似てずいぶん声が大きい。 そんなことを言ったら怒られてしまうかな。
二人の様子にくすくす笑いが零れる。
ビッパが椅子に座ったら きちんと挨拶のできた君の頭を撫でよう。 君の手が私の心の針を減らしてくれたように 君の緊張をほぐすことはできたろうか。
どうやらタマも 同じことを考えていたようで。>>362 掌を暖める、あたたかな命に目を細めた。]
(387) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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[ なかなか続かない言葉>>362 先を促す助言をしても良かったけれど 彼女自身の言葉で聞きたくて 黙して時が来るのを待つ。
そうして投げられた問い。>>363 少し不思議で少し意外だった内容の その奥の本質、“寂しさ”と“不安”は しっかりと私に届いた。]
私がエレノアを選んだ理由は、 終わりのとき彼女の傍に いたいと思ったからだよ。
君たちはみな可愛くて大切な存在だけれど その成長を見届けた先に何があるか 見たいと思ったのが彼女だった。
(388) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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[敢えて聞き耳をたてはしなくても 聞こえてしまった分は仕方ないと諦めてほしい。
ヘクターが困るようなら、 そっと席を立ち、焼き林檎が出来るまで香りの届きそうな辺りで待つくらいはするだろうけれど。*]
(389) 2016/10/10(Mon) 22時頃
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[ 震える声に、大丈夫だよって。>>363 今度は私が君を撫でる番。 あの時貰った温かさや嬉しさを今返そう。
こうやって、彼女のことを 話せるようになったのも君のおかげだよ。]
(390) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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―回想・長い髪―
[ デメテル、ピッパ、ヴェスパせんせい。 長い髪を見ると、綺麗な糸に見えてつい触ったり結んだり編んだりしたくなる気持ちが湧き上がるぼくだけど。
カリュクスが髪を触らせてくれるから、なんとか がまんできてる。>>357 ぼくがウズウズががまんできずにお願いしてから、 櫛とリボンを持ってきてくれるようになった。
話しながらお芋の蔓みたいに絡まったカリュクスの 髪を、切れたり縺れたりしないように、痛くないように 櫛で梳くのが、楽しい。 サラサラで綺麗な髪になって行くのが、嬉しい。
時間があるときには、ときどき色んな髪型に 結わせてほしくなってまたお願いして。
カリュクスが、せんせい達に悪戯したり色水を作ってはしゃいでいるのを見るけれど。あの元気よく靡く髪はぼくが櫛を通したんだもんねって、ぼくはふふんって、ちょっぴり笑う。]*
(391) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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″ せんせぇ、わたしのこと食べて ちゃぁんと糧にしてね 泣いちゃダメよ わたしちっとも怖くなんかないもの ″
(392) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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[はじまりと、おわりを告げる鐘のおと >>#0 誰かが悪戯で鳴らしたのを聞いたことは何度もあるけれど (勿論、僕も鳴らしたことがある) それは、その時のものとは違って、どこか厳かで。
僕は知っている。
せんせいが選んでくれること。 せんせいが護ってくれること。 せんせいが愛してくれること。 せんせいが喰べてくれること。
日常が終わり そして始まる。 さみしくって、少し怖いけれど。]
(393) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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…そう、エレノアは言ってたな。 あの時の私はそのことを中々 受け入れられなかったけれど。
[ たいせつなエレノアの言葉。 一語一句忘れずにちゃんと覚えている。 君が私の中で生きている証だ。
なぁ、そうだろう?エレノア。]*
(394) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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/* メルヤせんせいの髪の毛よ、伸びろ!(おそい
(-140) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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もう、朝……?
[沢山の本が散らばったベッドから身体を起こす。 嗚呼、オーロラを造り出すのにやっと成功して、 片づけもせず寝てしまったのだったっけ。 大きな大きな欠伸をこぼすと、本をひとつ手に取った。
そとの世界の写真が沢山散りばめられたものだ。 オーロラに、満天の星空。 寒い土地なのか、皆一様に沢山の服を着込んでいた。]
(395) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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いつか、見に行きたいなあ、
[写真を手で撫でて、小さな声を漏らす。 読み聞かせて貰う方が好きだった本は、 同じくらい自分で読むのも好きになって。 そのたびにデメテルと色んな話をしたのだろう。 絵は下手くそだけれど、ニコラスせんせいに褒めてもらいたくて、白い紙に絵具を乗せるようになった。 ヘクターせんせいの所にも、料理を教えて!って詰めかけたっけ。 何度作っても上手くいかなくて、諦めてしまうことも多かったけれど。
ぼんやりと考え事をしながら身支度を整える。 忘れないように、底に水の溜まった卵を手に持って。 自室を出たのが畑に向かう前のおはなし。*]
(396) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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/* 回想がまわせる! 待ってろワクラバせんせい!大天使ピッパ!
シルクトラブルメーカーすぎて泣くごめん泣く
(-141) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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/* は。何か普通に今人のいなさそうな食堂ついていったけどマリオとすれちが、すれちがってしまったかな、これ。
(-142) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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/* そして私はロル投下後に気づいてしまった。 今木の上にシルクがいることに。
ん。ん。よし、出よう、その場を離れよう。
(-143) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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/* どうなんだ、これ、私が見つけていいのか? と、読み返しつつ。 ええと…デメテルとヘクターの様子見て お邪魔になりそうならそっと席立とう。
(-144) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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/* お母さんて表現見てないのにかぶってた! こういうのあるとなんか嬉しくなるなぁ
(-145) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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/* E:シルクの刺繍wwwwww 装備されてるwwz
(-146) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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[ヘクターせんせいが、怖いか、と聞く。>>253
ふるりと首を横に振った。 それは迷う間もないくらいの即答で、けれどせんせいの不安を、いやな気持ちを取り除くには、足りなかったかもしれない。
せんせいの心をちくちく刺す針も、せんせいの内に棲まう少女たちのことも、あたしは知らない。 お裁縫が上手でも、布を離れて飛んでいった糸を手繰るのは大変なこと。
ニコラスせんせいを追いかけるのは(申し訳ないけれど)難しいことじゃない。 だけど、その背中は少しずつ離れていく。
シルクちゃんは大事な友だち。 でも、せんせいのことだって大事で、……せんせいを置いて、シルクちゃんを追いかけたのは、あたしの選択。 ヘクターせんせいをひとりにしてしまったこと、その表情を思い出すと、きゅうと胸が詰まる。
サンドイッチのお礼も、まだ、言えてないのに。*]
(397) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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― 9歳さいごの日 ―
[夜、あたしは一人で厨房を訪れた。妖精さんのサンドイッチをヘクターせんせいにお願いするため。 準備の良いせんせいは、もしかしたらとっくに下拵えを始めていたかもしれないけれど。
なにか、お手伝い出来る?って聞いたら、難しくないことだけ任せてくれたの。 転がるまるいものが苦手だって言われたから、卵を触るときは慎重に。 そのくらいには、もうヘクターせんせいに慣れていた]
(398) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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[それも全部終わっちゃって、手持ち無沙汰に作業するせんせいの背中を眺めていて、急に言いたくなって、せんせいの尾っぽを見ながら言ったの]
あのね、あたしね、 ……狼さんがこわかったんだ。
[せんせいは、あたしが白狼のせんせいを知っていたって聞いて、驚いたかな。 それとも、すんなり受け入れてくれたかもしれない。がおーってされたら、やっぱりまだこわいかもしれない。 でもね、]
せんせいの狼さん、また、見たいな。
[白くて、銀色で、きらきらした雪の上だと、きっときれいなんだ。 そんなふうに言った時のせんせい、どんな顔をしてただろう? ヘクターせんせいだとわかっていれば、きっと怖くない―――…と、おもう。*]
(399) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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/* お花畑編は涙腺ストップがかかりました。(ぼろぼろ)
(-147) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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/* エリ、現軸だいじょうぶかなあ。戻ってこられるかなあ。
休日でないとちょっと追いきれないログ量だよね……
(-148) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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/* あ、心配した途端にかえってきた。
もうこれは運命だな。嫁にもらおう。(
(-149) 2016/10/10(Mon) 22時半頃
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/* >>360 今気付いたけど酷い誤字だなこれ
< おなよう
(-150) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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―回想・去年ねだったプレゼント― [蒼穹に手を伸ばす少女の絵。 描かれた彼女は、照れくささを隠せないのか 視線を逸らす。>>313 わたし、こんな顔してた?――などと問われて]
よく描けているだろう? モデルが良かったからね。
[からかうように、滅多に口にしない軽口を投げる]
(400) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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……絵の中に、私がいない、か。
画家によっては、中には作品の中に 自分の姿を描き入れる向きもあるようだが。
私の絵には、合わないだろうな。
[途切れながら、紡がれる言葉を受けて。>>314 ピッパが何を言いたいのか 理解した上で、敢えてずれた返事を返す。
蠍が描きたいもの、残したいものはうつくしいもの。 そこに、蠍自身の姿はない。
だから――]
(401) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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"ニコせんせのことは わたしがかくよ"
[少女の強い言葉に。>>316 蠍は纏めていた画材を、思わず取り落としそうになる]
この私が、君にとって、残したいもの――? まさか、
[零れる言葉は、何かを恐れるように。 火明かりが照らす、二人の影が揺れたのは、 ピッパの手元が揺れたからだけではなかった]
いや、済まない。 正直なところ、少し驚いてしまったよ。 [取り繕うように、微笑んで見せた*]
(402) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 23時頃
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/* そ こ で き る の (生殺し感
ねえ わたしとってもあなたに抱きつきたいの(死 ねえ これ すきっていっていいの
ねえ(瀕死
べすぱせんせ……たすけて…… 「大丈夫」って言って……………
(-151) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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——回想:流れ星に託す願い——
ほら、見てください。あれが蠍の星。
[高く高く、空気を動かし留めるのが難しくなるほど高く飛んで、 たまたま指をさしたのは真っ赤に燃える蠍の心臓。 語り部から教わった話はとても有名なものだから、 マリオやシルクだけでなくデメテルも知っていたのかもしれない。]
死んでしまった命は、ああして天に昇るんです。 だから、どんなに高く手を伸ばしても届かないのかもしれません。
[空の向こうには真っ暗な闇が横たわっていて、 生きているひとはそこを越えられないと話したのだった。
真っ暗な闇の中、獣も少女も一体の影になって。 風をまとった翼の先も、伸ばした尾も、背に掴まる少女の輪郭も、 端から溶けて消えてしまいそうなほど天に近づいたのだった。]
(403) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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[星の僅かな明かりだけが、少女のかたちを作っている。 闇を怖がる告白にはふふりと笑って、 昔は獣にも怖くて眠れないような時があったことを語ろうか。
闇の中で眠ってしまうと形がなくなって、 もう起きられないような気がしていた夜のことを。
密やかに寄せられた頬と、肩口に触れた小さな手。 自分も腕を上げ、手探りで曖昧な輪郭の髪を撫でて梳いて。
少女の小さな囁きも風に溶けるようだったけれど、 耳をありったけ傾けて一言も漏らさないよう聞き分けた。 そう、はっきりと覚えている。]
(404) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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- 想い出/今日もいい天気! -
[それは良く或るとても天気のいい朝のこと。 つまみ食いは日常茶飯事だったから、 きっとメルヤせんせいも呆れたように 首をすくめているだけに違いないでしょう? ならきっと、怒られたのは書庫で借りた本を 返却期限も守らずに、独り占めしちゃったからだと思うんだ。]
…… はぁい
[その日に捕まったのはある意味幸運だったのだ。 空中散歩や、立たせ待ちや反省文などではなく、 メルヤせんせいのお手伝いをすることが出来たから。]
(405) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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あ……! 願いごと、考えてなくて。
[一筋の光が長く尾を引いて山の方に落ちていったことも。 しり切れとんぼの願いで、皆が幸せな最期を辿れるよう祈ったことも。
3回間に合っていたら嬉しいのだけれど、 自分一人で3回は間に合わなかったかもしれない。
その後はすいと翼を広げて降りていったが、少女は起きていられただろうか。 どちらにしても、両腕に抱えてベッドまで運んだような気がする*]
(406) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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メルヤせんせい、お洗濯すき?
[せんせいの後ろを金魚のフンみたいに付いて歩く。 せんせいが取ろうとしているシーツの上に 寝転んで邪魔をしたり。 あわあわのシーツを足で踏んづけるのはとっても楽しかった!]
(407) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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——小鳥——
[一羽の鳥とすれ違ったのは空の旅の途中でか。 真っ青な翼は他の鳥よりずっと毛並みが良くトリ違えたりしなかった。 その後から祈りの堂へ、後を追いかけていく姿を見ればなおのこと。]
タマも、大きくなったね。
[卵から孵ったばかりの雛のときは、それはもう大騒ぎだった。 羽毛が生えそろうまでは冷やしたらいけないから、 綿を抜いて洗ってと温める準備が整うまで、寒気の流れを断ち続けたりした。
夜を徹して労を裂いたピッパの辛抱強さにはとても驚いたけれど。 ワクラバとも協力して仮設の寝場所で交代に寄り添うようにいたあの時は、 今になって思い返すと懐かしい。]
(408) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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楽しかったー!
[白い布が舞う庭先で、みんなでかくれんぼをしよう。 そう提案すれば、折角洗ったシーツが汚れる、 と咎められたのだったか。 みんなでイチジクを食べた後、 お日様の光をたっぷり吸いこんだシーツを取り込んで。 メルヤせんせいが次のシーツを取り込もうとしている隙に、 シーツの中に潜りこんだ。
あたたかいお日様の匂い。 せんせいに見つからないよう足先までくるまった。 僕はとっても楽しかったけれど、 せんせいは普通にお洗濯する倍以上疲れたのかもしれない。*]
(409) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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卵から生まれたから? それだと……みんな、タマになってしまいますが。
[名前をつけようと最初に提案したのは少女か、ワクラバか。 安直な名前にくすくすと笑いを漏らしたけれど。 夜を徹するほど意志の強い子だ、頑として変えることはなかった。]
(410) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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[元気に翼をはためかせている青い鳥を見ていると、心がすっと軽くなる。 今ならば、昔のほとんどなにも、偲ぶ感情すら満足にやれなかった小鳥に、 祈りを返せるような気がするのだ。]
(411) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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― 旅立ちの日前日 ―
[明日はこのメンツで祝う最後の誕生日……俺は妖精さんへのプレゼントにするサンドイッチに使う具材を作業台に並べては一人満足げに尻尾を振っていた。 夜の帳も降りたころ……少女は皆寝静まったものだと思っていた。 だから、そっと厨房の戸が開いたら>>398ほんの少しびっくりしたと思う。]
おう、エリ。なんだ寝れねえのか? ……ああ、妖精さんへのプレゼントならちゃんと。 だって去年もそうやってお祝いしたもんなァ。 今年は貰えないってなったら、妖精さんはきっと悲しむだろう?
[同じことを考えていたことに少し微笑んで、手伝いたいと申し出てくれたなら卵をつぶすのを手伝ってもらったんだっけ。旅立ちの日を前に手に怪我でもさせたら、俺は俺を許せなくなると思ったから。 そしてこれが怖いものを打ち明けたら、卵が転げ落ちることにも細心の注意を払ってくれることをちゃんと知っていたから。]
(412) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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[ふと、思い出話みたいに語られるのは>>399彼女が俺を恐れた理由。 変身を解いたところを見られたことに驚きはあったけれども、それでもこうして話に来てくれることの方がよっぽど嬉しい。 ……そして、ワンちゃんではなく、れっきとした狼として見てもらえることにも。]
……なんだ、ちょっと恥ずかしいな。 いつでも、エリが乗りたいなら背中に乗ったっていい。 メルヤみたいに空を飛べたりはしねえけど、風みたいに速く走れるからな。
[ずっと怖がって背に隠れてしまっていた少女が、いつの間にかこんなに大きくなって、こんなにも、近くにいてくれる。 くん、と鼻を鳴らして尻尾を振って。 近付いたらまだ怖いかもしれないから、これが俺の出来る最上の愛情表現。 少女がまた大きくなる、熟れた香りに近付いていく。 それが本当に、嬉しくてたまらなかったんだ。]*
(413) 2016/10/10(Mon) 23時頃
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/* いやなんというかキャパオーバーで申し訳ない…全然目の前に来たものしか反応してないという… 多軸も多角も苦手でございます…食堂のおばちゃんになったのを若干悔いたレベル…
(-152) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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[ 椅子にすわって、あったかいタマを両手で包んでも それでも緊張はなかなかなくならなかったのに せんせいの片手が乗ったら>>387 両肩に乗っていたずっしりしていたものが 半分になった。
せんせいはみんな魔法つかいだと思っているけど べすぱせんせのおまじないは一番ふしぎだ。
だっていま”ことだま”は せんせの口から出てないはずなのに こんなにわたしを楽にしてくれた。 ]
………成長を、見届けた……先。
[ それが身長のことでないことは、 さすがのわたしでもわかりました。]
(414) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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[ >>390 せんせの優しい手が、 まっすぐなばっかりのわたしの髪を撫でていくたび 呼吸はひとつずつ楽になります。
空からふるステンドグラスの採光が 朝灯よりも すこし角度がきつくなって ちらちら ちらちら 照らされた埃が光の粒のよう。
”おわりのとき” ”そばにいたい”
エレノアのはなしをするせんせを見るのは好き。 長い銀糸がさらりと揺れていて おおきな図鑑で見たてんしさまのようで
光のなかに、 まるで”さんにんめ”>>392が居るみたいだった。 ]
(415) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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─少し前:花畑─
[いつか、なんてもうないもの。 だから今をこうかいしないようにしないといけないわよね。
ねえ、せんせい。 わたしとっても今せんせいに甘えてるの。 だからもし、せんせいがわたしに甘えてくれていたなら、それもまたお揃いだったかもしれないわね?>>382]
………増えた思い出。 わたし、どれも、忘れたくないわ。 忘れないために、わたし、お歌を歌ったりおはなしを書いたり、誰かに伝えてしまうかも。
[それは囚われてしまうことになるのかしら。 でも、わたしの中で二羽の小鳥は生きてるの。 夢で出会ったときに抱きしめてあげているの。 それは、悪いことかしら。
わからないけれど、でもこれも。 なくしたくないと思えるものだとしたら、わたしはきっとしあわせものなのね]
(416) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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わたしのおわりを みてほしいひと……。
うん。……悲しい顔をさせたくもなくて。 ……むずかしいね とっても。
[ エレノア、あなたは 選ばれる日に一体なにを思っていたの?
”ひかりのなか”の3人目への問いが たとえせんせに届いたとしても せんせのなかのエレノアにまで届くとは さすがのわたしも思っていません。
だから ”それ” はだまっていました。]
(417) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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[当たり前の素敵な日々>>383 わたしはそれもまた特別なものだと知れば、離したくなくなって少しの間、せんせいの近くで息を吸ったの]
そのときは、……そうねえ。 ふふ。わたしが屈んであげる。
[だけど、わたしが大きくなってからはせんせいもう撫でてくれないのかなと思うと少し寂しくなってしまって>>384 出来ない強がりを残しておいたわ]
ええ。もちろん!焼き林檎もまたみんなの分あれば嬉しくなるわよね!
[りんごは確かカリュクスの好物だったような気がするの。 ぶどうはピッパだったかしら。そうなるとたくさん詰めたくなっちゃったけれど、わがままはダメね。 わたしはせんせいと協力して赤い実をたくさん集めたわ。
そうして差し出してくれたせんせいの左手をわたしはつかんだの]
(418) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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いまはもう受け入れられた?
……エレノアと これからは、もうひとり。
ねえせんせ。 その「席」に、自分から座りたがる子がいたら
……せんせいはへんな子だって思う? 困る?
[ 両目をぱっちりひらいてみつめる。
恥ずかしい話題なのに、目をそらさずにいられるのは たぶん、せんせいが先に わたしに”恥ずかしい”ところを見せてくれたから。
こんなこと聞けるのは、べすぱせんせだけなのです。*]
(419) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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わたし、せんせいの手がだいすきよ。 どっちもわたしの命を助けてくれて、覚えてくれている手だから。 ありがとう。
[きゅっと、一度力を込めて、そのまま歩き出しましょう。 みんなを驚かすとっておきのためにね]*
(420) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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─現在:食堂─
[ワクラバせんせいといっしょに食堂には来たの。 途中誰かと出会ったらりんごを見せて誘ったかもしれないわ。
一年前と同じことをなぞりながら、たどり着いた先でわたしはワクラバせんせいから、りんごの入った袋を受け取ったの。 いつものおつかいを思い出したからそっと大きな声を出して厨房を覗いたとき、ヘクターせんせいのお顔にびっくりしたわ。
せんせいらしさなんてわたしには分からない。 だって、涙を流すこころやさしいせんせいだっているし。
わたしが大きなレタスを取ってきたら、尻尾をぶんぶん振って喜んでくれるかわいいせんせいだっているんだもの>>365]
(421) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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[動いたらお腹が減るわ。 だからわたし達もせんせいも食べるの。 食べ物を粗末にするのは悪いこと。 だからいただきます、と、ごちそうさまをするってせんせい達に教えてもらってきたわ。
だからわたし、別に食べられることが嫌だとは思わないのだけど……。 今日のヘクターせんせいは元気がないみたい見えるわ。 とくべつな日、なのに、ね?]
おはよう。ヘクターせんせい。 そうね。さいごになるかもしれないけれど、お腹が空いたから食べに来たの。
[でも、とくべつな日だからこそいつも通りが大切だってさっきワクラバせんせいとのやりとりからも、感じたわ。 ワクラバせんせいに見守られている中、わたしは目元を和らげた]
(422) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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さびしくて……仕方がないとき。
[わたしの頭の中によぎったのはヴェスパせんせいの言葉>>0:802と。 あの夜、わたしを抱きしめてくれたピッパとシルクのお顔だった。
わたしはそっと一歩踏み出したわ。 そのまま、せんせいに屈んでってお願いしましょう。 屈んでもらえなくてもそうね、足にわたしは抱きついたの]
たくさん、知っているわ。たくさん。みんなに教えてもらったもの。
[まずはひとつめ。ねえ、せんせい。 こうして触れ合ったら、伝わる温度があなたにも流れるかしら。 ひとりじゃ決して感じられない温もりをせんせいにあげる]
せんせい、名前を呼ぶの。 せんせいが名前を呼んでくれる限り、その子はいなくなったりしない。 せんせいの中で、こころの中で、生きてるの。
(423) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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[呼んでとヴェスパせんせいは教えてくれた。 こころの中の色が失われないことをワクラバせんせいは教えてくれた]
それでも寂しかったら…とうめいだってせんせいが言うなら、塗ってあげる。 せんせいがせんせいらしく在れるような色を、わたしも探してあげる。みんなで、探せばいいのよ。
[思い出したのはホレーショーせんせいと、カリュクスと遊んだときのおはなし。 真っ白のキャンバスが3人分の跡を残したことを思い出せば、提案してみたの]*
(424) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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/* >>398 エリちゃんきゃんわゆううううういいいいいいいい
ヘクターせんせーの扱いをおぼえたエリちゃん きゃんわゆううううういいいいいいいいーーーーー
(-153) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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― → 花畑 ―
[ニコラスせんせいとヘクターせんせいのお話の中身はわからなかった。>>251>>241 去年って、なんのこと?
去年のお誕生日の日、あたしがニコラスせんせいとしたことは、 お絵かきの約束。それから、お手てを繋いで歩いたこと。
ニコラスせんせいは、自分が原因だ、って。>>252 なんのことかわからなくても、でも、泣いて逃げ出しちゃったシルクちゃんを放っておけないから、何の解決手段を持っていないのに、ニコラスせんせいの斜め後ろからシルクちゃんを追いかける]
(425) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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[お花畑で蹲るシルクちゃんは、あたしを見て驚いたみたい。>>309 それから、シルクちゃんのおねがいごと――というには少し趣がちがっていて>>271、甘えてねだるようなものでは全然なかった。
あたしは、シルクちゃんとニコラスせんせいの顔を交互に見上げる。 せんせいの"かくしごと">>291、忌むべきもの、なんて。
いつもせんせいがしていた、黒い手袋。 外す所、はじめてみた。せんせいの、骨張っていて細い指がするりと抜き出る。そして、]
―――…!!
[虚空を燃やす音が上がり、その手が炎に包まれる。
せんせいが、あたしたちに触れようとしないこと。 あたまを撫でてくれないこと、手を繋いでくれないこと。 それは瞬時に理解された。
あたしは、 気がついたら、また、ぼろぼろと泣いていた]
(426) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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[せんせいが隠し事をしてたなんて、そんなことが悲しくて泣いているわけじゃない。 せんせいが、あたしの手を握れないこと、…せんせいはきっと、あたしたちのこと、撫でたくなかったわけじゃないんだ。
けれど、シルクちゃんは、あたしとは正反対におこっていた。>>309>>310>>311 あたしは、怒れなかった。 気持ちはおんなじで、ニコラスせんせいのこと、あたしだって大好きだもん。 おこって、泣いて、ニコラスせんせいにばかって言えるシルクちゃんと、言えないあたし。
駆け出していったシルクちゃんの背中を、今度は追いかけられなかった。 引き止めようとしたせんせいの声も届かない。>>324 手の中に半ば強引に押し付けられたハンカチを、ぎゅ、と握りしめた]
(427) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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―回想・木の上と下―
[ ワクラバせんせいが受け止めてくれるように なってからは、ぼくは安心して木に登った。 ぼくが木の枝に座ってぶらぶら足を揺らしても、 その下でワクラバせんせいがいると全然怖くない。
蜂蜜がとれるんだから、花をジャムにしたら 美味しそうなんだけど…もし、カリュクスやデメテルの 好きなお花だったらぼくが悲しいから、しない。
木の実のジャムは、いつもと違った味がするし 普段食べないから、なんだか特別。誕生日に貰った木の実はジャムにして、今度は前より沢山できたから……
例えせんせいの栄養にならなくても、分けっこして食べたかったのは。 ぼくが木に登ってる間、ワクラバせんせいがずっと下にいてくれるから――そのお礼。
多分一番のお礼は ぼくが美味しくなること、なんだろうけど。]
(428) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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[――シルクちゃんがいなくなったあと、花畑には少女のしゃくり上げる声だけの静寂が戻った。 ニコラスせんせいは、すまないね、と言って手袋を嵌め直す。>>325
せんせいは、泣いているあたしをみて、どう思ったんだろう。 また、あたしが泣くことで、傷つけてしまったのかもしれない。
反射的にハンカチで顔を拭おうとして、黄色い星の刺繍が目に入り――それは使わず、ぐし、と手の甲で顔を拭った]
(429) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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ちが、う……ちがうの、せんせい。 ……せんせい。
[せんせいは、とっても身勝手なことを言う。]
…ちがうの! せんせい、聞いて!
[つまんないことでお話を終わらせようとするせんせいに、大きな声が出た。 さっきのシルクちゃんほどじゃないけれど、もしかしたらせんせいを静止させることが出来たかもしれない]
(430) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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植物って、すごいねぇ
[ どんな形でも、ぼくのこと、ぼく達のこと、 楽しくさせてくれるから。 ぼく達が生まれるから?もっと違う理由から? 何が、とか。どこが、とか……うまく言えない。
眠った小鳥さん達が、巡ってる場所。 “いと”がずっとずっと、続いてるような気持ち。
ぼくは落っこちても、ワクラバせんせいが 受け止めてくれるから…せんせい達が食べてくれるから。そうやって巡るんだねって、呟いて、さびしいけど、笑うことができた。]*
(431) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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せんせい… ニコラスせんせい、
[すう、とひとつ息を吸った]
あたしね、ハンバーグに入ってたたまねぎ、ピッパちゃんのお皿にこっそり乗せちゃったことあるんだ。 あとね、ヘクターせんせいもね、ほんとはもふもふーってしてるの隠してるんだよ。
[あ、これは、内緒かも…って、人差し指をくちびるにあてる。 せんせい同士は知っているのかもしれないけれど、それはあたしにとっての"ナイショ"だから。 勝手にばらしちゃってごめんね、と心のなかでヘクターせんせいに謝って、また一つないしょのことが増えた]
(432) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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あたしね、 せんせいのこと、すき。
せんせいは、あたしに、わるいことしないもの。 せんせい、
[もしかしたら、遮られてしまうかもしれない。 けれど、半ば強引に、せんせいの腰に抱きつこうとした。*]
(433) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 23時半頃
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― 過去・水風船 ―
[ピッパに水入り紙風船合戦に誘われたとき>>124俺の顔はひどく渋いものだったに違いない。 なにせ、丸い風船が……ボールのようなものが、頭上をびゅんびゅん飛び交っている状況で俺は理性を保てるとは思わなかったから。
水風船を片手に、中の水に念を込めて、とびきり冷たい水風船を作ったっけ。
けれどそれを投げるピッパの姿も、それを食らった者の悲鳴も、意識の外に置くようにして。
……だって、俺がしっかりしていないといけない。 せんせいが見せる情けない姿なんか、きっとみんなガッカリするから。]
ピッパ、すまんが……背中に乗っててくれると助かる。
[うっかり走り出さないようにと頼んだら、大きくなることを気にするピッパはどんなふうに返しただろう。 けれど、一人だけ合戦の蚊帳の外でばかりいられない。
ふと目の前に転がるボールがあったら……俺は……!]
(-154) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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/* (投稿した瞬間素面に戻り恥ずかしくなってきた)
おおうもうこんな時間…!難産だった…!!遅くなって申し訳!ない!
(-155) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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ばうばうばうばう!!!……あ、いや待て違う!!! ゲェーホゲホゲホ!!あー!!!
[そんな風にわざと咳き込んで誤魔化した。果たして、急に獣の姿に転じて三歩ほど風船を追いかけてしまったことが傍目に誤魔化せたかどうかは知らないけれど。]*
(-156) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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/* なんで灰に落とすのかって……そしたら皆ボールのこと分かっちゃうのかなって。エリにだけ弱点を教えた意味が無くなる。
(-157) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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/* みんなかわいいいいい私少女しか見てないのよくない せんせいをみて!!!!!
(-158) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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/* エリちゃあああああん!!??!?!??!
蠍の競争率に前俺が躊躇
(-159) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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/*大天使マリオかわいい…(懲りない
(-160) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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―― 回想:一年前の誕生日 羽毛の上で ――
[ 今より4cm身長が低かったあの日。 一年の中で特別な一日は、特に忙しい一日だった。
メルヤせんせいにお願いしたり砂糖のお水 ピッパちゃんと触った獅子の感触に マリオちゃんと交わした井戸端での会話 ワクラバせんせいからもらった、果実の味の時間。
ひとつひとつ挙げたらきりがないくらい たくさんの『特別』を閉じ込めた一日だったから 次は何があるかな?って目移りしてたわたしは あっちにふらふら、こっちにふらふら
だから、ヴェスパタインせんせいがわたしを見つけたのは もう、空がもう赤く染まっていた頃のこと。]
(434) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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[ 強がりの中に隠した不安を>>88 ヴェスパタインせんせいがわかってたなんて わたしには想像もできなかったけれど
せんせいがわかっていたことに>>144 もし気がついたなら『ハズレ!』って 強がりに強がりを重ねて わたしはまた、隠しただろうって思うんだ。]
(435) 2016/10/10(Mon) 23時半頃
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/* ハンバーグに入ってたたまねぎをよけるとは かなりのスキルだぞ エリちゃん。 それはきっと添え物の輪切りのグリルのことだよね?! まさか挽肉のなかにねりこまれてる飴色たまねぎじゃないよね!?
あ。牛100%でしたか。すみません←
(-161) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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/* やっと着席できたー! このまま!マリオを連れていっちゃっていいかなぁ!w
(-162) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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[ せんせいがわたしの前に来た時 紙風船を投げた時よりもずっと落ち着いて せんせいからのプレゼントを受け取った。
大げさに跳ねたり、笑ったりはしていなかったけど 前よりずっと、わたしの中では笑っていたんだ。
せんせいの背中から見る景色は お仕置きの時に見たのと同じ景色だったけど こっちのほうがずっと素敵に見えたから
次は悪戯せずに、お願いできたらいいな。って そう思ったんだ。*]
(436) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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/* さて…せんせい達。 どのせんせいも包容力がありすぎてヤバい シルクはとりあえず後はヴェスパせんせいに 一発かましたら暴走終了かな。
しかし誰ともフラグは立ってないと思うし みんなのフラグが把握出来てないので…… みんな幸せになってくれ……
(-163) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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/* もえあがーれーーー もえあがーれーーー
もえあがーれーーー がんだ(略
うそだよ!!!!燃えちゃやだよエリちゃん!!! エリちゃあああああん!!!!
(-164) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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/* 今はとにかく、一年前にヘクターせんせいが 嘘ついた!からの激おこなので…… 誰がどう、とかじゃないんだよなぁ……
せんせいの事が信じられてないのに 誰がいい、とか、ないよね
(-165) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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―食堂―
[食堂の片隅に腰掛ける私の視線の先、 ヘクターとデメテルの会話は断片的に耳に届いていた。 デメテルがなにか温かい言葉をヘクターにかけていることだけは 雰囲気でわかって。>>423 少女の口から、色、という言葉が聞こえた気がした。>>424
私は一度、ゆるりと目を瞑って、開く。
二人から視線を外して、 朝食に用意されていたと思われるサンドイッチをちらと見、 夜は去年よりもご馳走になるのだろうかと考えた。]
ヘクター、夕飯の食材でも取ってきておこうか。 使えそうな野菜をいくつか、見繕ってくるよ。
[リクエストがあれば聞くけれど、 と話を遮らないタイミングがあれば付け加えて。]
(437) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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[…きっと、ヘクターは大丈夫だろう。 彼の思い悩むことの原因も私にはわからないままだったが、 私は料理のうまい年長の獣を少女に任せて席を立つ。
焼き林檎は完成したら食べに来るよと 来なかったら夕飯に一緒に出してくれないか、なんて そんなお願いをして、二人の会話を邪魔しないように ゆるりと手を振ると食堂を後にした。*]
(438) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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——現在、空へと——
大丈夫、カリュクスになら多少引っ張られても痛くないですよ。 全力でぶちぶちと抜かれたら困りますけれど。 [先生こそと言われたのには大真面目な冗談を切って。>>320 実際、落ちられたりすればもっとヒヤリとするのだから、 こうしても言い過ぎというほどのこともない。
背にぴったりと身を寄せられるとじんわりと暖かった。 行き先を告げる声がくっついた背から振動とともに伝わる。]
(439) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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お任せあれ、今日は貸切ですから。 まずはぐるっと一周して、次の行き先を考えましょうか。
[泳ぐように前脚を掻いてくるりとターンを描くと、 学校の屋根の上や空中連絡通路の間を抜けたりして。 祈りの堂の方に向かう途中ではピッパの青い鳥とすれ違ったか。]
せんせいのお気に入りの場所だと、 鐘楼の屋根の上とか、あとは裾野の街の時計台とか。 それ以上遠くへは——
(440) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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[ね、カリュクス。 このまま先生がカリュクスを攫っていったらどう思います。
——なんて。言ってみたらどう答えるのだろう。
馬鹿な話だ。 今この瞬間が永遠に続くような錯覚がしていたから。 そんなことを思って、指先に込められた力がふっと薄くなったのに気付かずに。
ただ、額がぴたりと背にくっついたから。 出かけた言葉を飲み込み、ひと振るい翼を動かして、 滑るように飛んでいた屋根の上から沈み込んで建物の陰へと入りこんだ。]
(441) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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―花畑―
[どうすればシルクを説得できるだろう。 今は蠍の言葉に耳を貸すことは無いだろう]
「ちが、う……ちがうの、せんせい」
[本来、あの子は聡い子だ。 時間が赦せば説得も出来たはずだ。 だが、肝心の時間がない]
「……せんせい」
[他の獣たちの力を借りるしかないか? 既にヘクターを巻き込んだ心苦しさはあるが――]
(442) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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「…ちがうの! せんせい、聞いて!」
[シルクと蠍の諍いにしゃくり上げていたエリの これまでに、聞いたことのないような大きな声に打たれて。>>430 焦りの余り、散漫になっていた思考と意識が、少女の上に収束する]
(443) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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あ、ああ。……すまない。
[灰白色の瞳を向け、エリの話に耳を傾ける。 少女の口にするは、他愛のない話。>>433 何を伝えたいのだろう?
そんな蠍の困惑は、内緒かも…と唇に当てられた指先を見て、 理解へと変わる。
彼女のしたいこと、それはお互いに秘密を隠していたのだと蠍に教えることだった]
(444) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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/* 切ない予感しかしない せつない ログおちてくるまえなのにもうすでにせつない
(-166) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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[不意に、告げられる好意に驚き。>>433
瞬くその間に、腰に抱きつかれてしまえば、 もう、少女を引き離すことなどは出来はしない]
私もエリが好きだよ。
……だが、私は、
[呪われた手では、触れることなど叶わない。 だから、少女の柔らかな体温を一方的に与えられて。 蠍は呻くように*]
(445) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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― 現在・食堂でデメテル、ワクラバと ―
[焼き林檎にするための林檎を手渡すワクラバの姿を見れば>>386ほんの少し頬を上げて笑って見せようとした。 何事もないのだと、責めても示そうとして。 けれど出来なかった。どうしても、せんせい失格の文字が背中に圧し掛かって、どうにも取れそうにないのだから。 お腹が空いたのだというデメテルに>>422、無垢な魂の少女に、何百年も先に生きているはずの俺が全力で縋り付いて、一人ぼっちは寂しいのだと啼いた。
そして乞われるがままに膝を突けば>>423ふわりと香る甘い匂いと……小さな腕の暖かさ。 とくとくと脈打つ鼓動も、呼吸の音も、よく聞こえる。 俺が、獣たちが、教えたことが、彼女の中でしっかりと息づく音。]
(446) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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[言われたことの一つ一つに、うんうんと頷き返す。 彼女が10年かけて覚えて吸収してきた、大事なものだ。]
俺の中にいても、答えちゃくれない。 どうしても、目の前にいてほしくてたまらない。 形を変えて傍にいるとしても、どうしたって苦しくてたまらない。
[年若いワクラバの前で、今まで自分が教えてきた少女の前で、無様に尻尾を丸めて駄々をこねる。そんな子供の理屈にも、ちゃんとデメテルは答えてくれた>>424]
(447) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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/* あ、なんだ 手以外ならへいきなの…!(ほっ
避けられるエリちゃんとか想像して かわいそうすぎてひとり死にそうだった 杞憂でよかった。ほんとうによかった。
そしてわたしは企むのだ。 ( よし だきついてやろう (なんという
(-167) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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…………。
[暫し、返す言葉を失ってぽかんとデメテルの顔を見返した。 そして、もう一度だけ、彼女の体を強く抱きしめ返すと……そっとその身体を離す。]
……ありがとうな、デメテル、教えてくれて。
[少女の中に、少女らが、獣たちが塗り重ねた極彩が見えた気がした。彼女の中に息づく色になれたら、それはきっと幸いなことか。 ぷるぷると身体を震わせたら、今度こそ、いつもみたいに笑えるだろうか。 まだ俺の中の少女たちの行方は分からないけれど、デメテルの中に、幸せな一頁として、美味しい料理の記憶が残せたら、俺はそれで幸せだ。]
(448) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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……さーて!焼き林檎、作るからな! ワクラバはいるか?腹の足しにはならねえけどさ。
[そう言って用意した焼き林檎は、いつもの味と違う味だろうか。 けれども、俺の中のマリアンヌはきっと、こんな時に不味いものを出させたりはしないだろうから。]*
(449) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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——前日から——
誰を攫っていけばいい。地平線の彼方まで。
[窓の外を見ればようよう空が明けてゆくところだった。 被りを振ってカレンダーのチェックを一つ増やす。 ケーキの印が刻まれているマスだった。
昨日、夜空を巡る合間にホレーショーやワクラバと会い、 年を経た者でも緊張するのだなと少し安堵したりもした。
ぼんやり空を眺めているところにタイミング良く獣が過ぎったから、 ホレーショーに少しバツの悪い思いをさせてしまったかもしれない。]
(*11) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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何回あっても迷うものなのですね。
[一回目の記憶は大切だったということの他は茫漠としているから、 まるで初めての選別に立ち会う獣のように、二人の会話に聞き入った。
獣と少女が世界の仕組みだというのなら、 前回の私は世界の仕組みそのものだったのだろう。
今回選ぶことは、後悔を生み出すのか希望を生み出すのか。 低い屋根の上に四つ足の獣が寝そべるような格好で座り。 黒地に輝く星々を、しばし見上げていたのだった。]
(*12) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 00時半頃
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/* >>445 これまで少女たちに抱きつかせなかったのは、 万一の事故が怖かったのと、 触れられて温もりを与えられるのを、恐れていたから。
……着地点見つけるまで、ぶれてしまったなあ、と。
(-168) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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[私が食材を取りにいこうと提案しようとした時、 ヘクターは元気を取り戻せたろうか。>>448
今から焼き林檎を作るというなら待っていよう、と 私は食堂を出る前にまた一度席へ座りなおす。>>449
断片的に聞こえたヘクターの言葉。 かつて食べた少女の記憶を無花果の木より 右手で取り込み反芻している、私の中の、名も知らぬ感情。
もしかしたらそれは、 ヘクターの言う一人は寂しいと思う感情なのかもしれない。>>447
そんなことを考えながら、私は腹の足しにはならない、 けれど心には刻まれるはずの、 デメテルとヘクターと、同じときを共有する時間の食事を 感謝を篭めていただくことにした。*]
(450) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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―現在・魔法使いのオーロラ―
[実際に見たことのないものを再現するのは、難しい。 それをマリオは、俺のためにと頑張ってくれた。>>347 足繁く書庫に通っているとは知っていたけれど、 それがこの日のためだったとは、思いもしなかった。]
ふんふん…最初は加熱するんだな…?
[てっきり卵の中にオーロラを作るんだと思い込んで、 じっとその手元を見ていた。…のだけれども。>>348
やがて水が蒸発して、それでもさらに加熱し続け、 水蒸気の雲すら、失くなってしまって、]
(451) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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っん、な……、はぁぁッ?!
[あろうことか、マリオは卵の蓋を開いた。
上を見上げた夏空の碧、それを追って天井を見れば。>>349 そこにはひらり、音もなくカーテンが揺れていた。
…驚いた。そりゃあもう、驚いた。
温度変化だけでどうやって、と楽しみにはしていたが、 これ程までに美しいものが、まさか自室で見れるとは。]
(452) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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……………ッ、
[消えゆくまでの時間が惜しくて、 一瞬たりとも見逃したくなくて。
せっかく、綺麗でしょうと問うてくれたのに、 ただ息を詰め、天井を見上げ頷くことしかできず。
やがてそれが幻の如く掻き消えてようやく、 少女と揃って、息を吐いたのだった。]
(453) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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―食堂に行く少し前:デメテルと―
[焼き林檎が出来るのを待つ間 サルビアの花の前でした、デメテルとの会話を私は思い出す。
増えた思い出を忘れないために、少女は歌を歌い、 おはなしをつくり、誰かに伝えるかもと言った。>>416
私はそれを、悪いことだとは思わない。
だから]
私はデメテルの歌を聴くのも、おはなしを聞くのも好きだよ。 だから、デメテルが忘れないように、思い出を時々取り出して 誰かと共有することは素敵なことだと私は思う。
[花の蜜を二人で共有できたように、 焼き林檎を、皆で食べたいと思うように。
同じ空気を、吸っている当たり前の特別のように。>>418]
(454) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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/* ほーせんせに めっちゃくっちゃキュンとする
(-169) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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〜〜〜ッ、マリオ! すごい、すごいな!! 一体何なんだ、アレは?!
はぁー…、 ほんと、驚いたなんてもんじゃねぇぞ。 さてはおまえ、天才だな? 俺よりよっぽど、魔法使いみたいだ。
[こちとら勉強嫌いで、物事は全て経験頼りなものだから。 その努力と、勤勉さと、挫けぬ心に頭が上がらない。
一体これを作り出すのに、どれほど本を読んだのだろう。 これを見せるためだけに、どれほどの練習を――…、]
(455) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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[私よりも大きくなったら屈んでくれる、という強がりには、それなら安心だと私はクツクツと笑う。
それから、皆でわけるためのたくさんの林檎を集めて。 一年前と同じように、私は少女の手を取って食堂へと歩いた。
私の手が好きだと告げたデメテルの言葉。 どっちも、というそれに私は少し驚いた顔をする。>>420]
……ありがとう、デメテル。
[私の右手から取り込んだ君の不安な気持ちも、 左手から伝わる温もりも、私は大切に心に刻もう。
一度強く握られた手を握りなおして、私は驚いた顔を笑みに変えた。]*
(456) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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―前日の夜―
[旅立ちの前夜、ふと思い立ち、 夜の散歩に出かける。
意味など無い。 ただ、明日には契りの日を迎えるのかと思うと、 やけに胸がざわつくのだ]
おや、眠れないのは私だけでは、 なかったのだな。
[そぞろ歩く獣たちの声が聞こえた。 何度経験しても、契りとは、緊張するものらしい]
(*13) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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[驚きと、嬉しさを隠しもせずにマリオに抱きつき、 興奮冷めやらぬまま、すごいと連呼し頭を撫でた。
惜しいかな、ここがゴミゴミした自室でなければ、 この子を持ち上げて一回転していたところだ。]
……なぁ、 これ見たの、本当に俺が一番か?
[笑いながらもそう問うのは、 誰かに練習を見てもらったのかなと思ったからで。
せんせいに見てもらいたかった、と返ってくれば>>350 ぎゅうと抱いていた腕を弛め、落ちる視線に目を細めた。]
(457) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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んー…、 そうだなぁ、マリオ。
おまえはさ。 一年前、俺とした約束 ――覚えてるか?
[さてあの日、俺はおまえに何と言ったか。 もし、覚えてくれているならば。……もし。]*
(458) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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[他の獣たちは兎も角。 蠍と契りたがる少女など、いるものだろうか。
結局、独りきりで死ぬのが怖いから、 少女たちと過ごせば、醜いこころにも いつしか、うつくしいものが宿るかもしれない。
つまり、ホレーショーが憂いたように>>108 蠍は糧を得る為ではなく、救われる為に、がっこうを訪れたのだ]
(*14) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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[蠍のこころには迷いがある。
少女を糧にするのか、 少女と共に、朽ちるべきか。 獣たちに胸中を語れば、得られるものは如何なる答え?*]
(*15) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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/* マリオ可愛い!を貫き通すことにしたぞ!
テーマが桃だったのもな、これはもう、最初から運命だったよな!! (って、向こうからは後付けにしか見えないかもしれないけどw
俺は当初の通り、正体を桃の木にする! そしたら、この姿でいる理由も回収できそうだしな?(
…って、これでフラれたら笑ってくれwww
(-170) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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ニコラスは、みんなだって、エリのことを愛しているよ、と。**
2016/10/11(Tue) 01時頃
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―回想・蜂蜜の勝ち―
[ 蜂蜜にも種類がある。>>428 ぼくがそれを知ったのはピッパが教えてくれたから。 並べてみると、確かにお花によって色や味が違う…
苺のジャム。苺の花の蜂蜜。>>377 ミルクと一緒にすると……ああ、ジャムって 万能な気がしてくる。でもさすがに、果肉が底に のこるから、蜂蜜には負けちゃう。
ヘクターせんせいにジャムミルクとハニーミルクを 自慢した後、どっちもパンケーキにあうよねぇ…?っていつかの朝ごはんの時みたいにおねだり。]
『ぴいぴい ぴいぴい ぴいぴい ぴいぴい』
[ タマだ!ぼくはピッパポッケにすぐ目を向ける。]
(459) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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/* 赤窓にも反応を返したい。
ワクラバ本当にありがとうなぁ! 俺はなんだか、とっても救われた気分だぞ!
メルヤとニコラスが来てるから、そこの若い子()達ともお話ししたいのだ。 せっかくの赤窓だし…っていう。
(-171) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 01時頃
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[ ホレーショーせんせいから貰った卵が孵ったタマ。 ピッパのポッケからそのお顔が見えると嬉しいのは ……冷たくなった小鳥を抱えて泣いていた、あの時の ピッパとは、違うから。ピッパが笑顔だから。
だけどさすがに厨房の中に連れて行く時 ぼくはシーッて、ポッケの中にぜんぶ入ったタマに ナイショのポーズをしていた。それなのになぁ…
ピッパはタマのおかーさんだから、まるでタマが何を言っているのかわかるみたい!で、羨ましい。>>378 だけどピッパが声をかけても、タマは啼いてばかり。お腹空いたなら……美味しいものは、分けっこ!]
タマはジャムが好き?それとも、蜂蜜が好き?
[ 食べるかなぁ?ってピッパの言葉。>>379 だって、どっちも美味しいもん。大丈夫だよ]
(460) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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― 回想:去年ねだったプレゼント ―
[ ニコせんせは、いつもスーツをかっちり着てて 真っ黒の手袋までしてて いつもどっか控えめで、物静かで、落ち着いてて… そんなわたしのなかのイメージ。
だから「事実をそのまま描いただけ」 みたいな返答が来るかもな って 問いかけた>>313とき、想像していたんだけれど 返って来たのは、ヘクターせんせーが言いそうな ちょっと浮ついた答え。>>400 ]
ふぇっ!? え、 んっ???!
[ 赤くなったのが鼻だけ>>314なんて 嘘でした。]
(461) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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[ 蜂蜜をちょっとつけた指の方を見て、 飛んだところを見たことがないタマの翼が動いて。]
やっぱり!ピッパがおかーさんだからだね!
[ ふふんって気持ちと、蜂蜜に負けちゃった気持ち。 ぼくは指先についたジャムをぺろり。 蜂蜜に負けちゃった気分……でもどっちも美味しいから気持ちはわかるよ。その時から、美味しそうに蜂蜜を食べるピッパとタマを見るたびに…ぼくは、にこにこしちゃうんだ。]
[ ところで、もしホレーショーせんせいがタマの好物を知っていたことを、ピッパから聞けたなら。]
……ホレーショーせんせいジャムかぁ
[ ワクラバせんせいに見せよう、なんて言って、めがとんプレスをたたき込む朝があったかもしれない、ね。塩味。]*
(462) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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[ ヘクターせんせーが言ったなら 「 でっしょーーー?」 くらい言っただろうし
ほーせんせが言ったなら……………… ( そもそもほーせんせはあんまりわたしを ほめてくれない!>>343 )
めるやセンセに言って貰えたのなら 「 そうかな、そうかな、」って素直に照れる。
ワクラバせんせいとべすぱせんせは…… ニコせんせと同じくらい想像ができない。
…………兎に角。
そんなこと>>400をニコせんせに言われたわたしは だまりこくってしまったのです。 ]
(463) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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[ ページをめくるたび、 楽しいみんなが紙の上で生きていて わたしはどんどん嬉しくなる。
けれど同時に めくってめくってもせんせが居なくて わたしはどんどん寂しくなった。
落ちた声は>>314、それを隠せず 返って来た返事>>401も、
( ………そうじゃ なくて )
画帖を握った指先が、少し震えて白くなった。 ]
(464) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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[ わたしが秘密の予定を秘密にできなくなったのも
たぶんこの焦りみたいな もどかしさみたいな せんせに伝わっていない悲しさとか ほんのちょっとの怒りとか
いろんなものが、混ざり合って爆発したせい。 ]
………どうして、おどろくの。
[ 少しばかりの、問いただすような鋭さを帯びて ]
だって、ずっと わたし……
[ 泣き崩れそうな脆さにも変わる。]
(465) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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[ 焔のように揺れた灯りは せんせの声>>402も わたしのこころもいっしょくた。
急いで貼り付けたみたいな笑みは、いらない。 ぜんぜん”残したい” ものじゃ、ない。 わたしが残したいって思ったのは、 ]
わたしが残したいって思ったのは、 描かせて貰ったあの「空」と……
お礼のうさぎを見たときの せんせの顔>>0:502だもん。
[ あんな一瞬を、せんせが覚えているなんて たぶんそんなことはないって思ってるけど
その繕った笑顔を剥がすために ぜんぶぜんぶ吐き出してしまおう。 ]
(466) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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………ずっと練習してたの。 せんせみたいに鉛筆だけで。
でも、色をつけたくなって ちゃんとかたちにしたくなって
だから、だから…… お願いした絵の具のいろは、
[ 白と、黒と、青と、ももいろ。>>0:929 ]
……ニコせんせのための色だよ。
[ ”まさか”>>402 なんて、疑う余地を あなたから奪いたいって、思ってる。 ]
(467) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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[ わたしの手にあるランプはもう、揺れていない。 見つめた瞳も 揺れていない。
八つ当たりじみた思いの丈と 怒りと悲しみを わたしの大事なひとを軽視するようなことを言った せんせい自身へ。>>402
全身からそいつらを滲ませながら ありったけをこめた言葉をぶつけたとき はじめて このでっかすぎる身長を愛せた気がする。
少なくとも わたし自身が逃げ出さないよう 長い両脚でふんばることができたから。* ]
(468) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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/* 俺のイメージ#とは
(-172) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 01時頃
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/* シルク、可愛いすぎかな????可愛いすぎだな???
ねえもうほんとうここ天使しか居ないの???? ねえ????死ぬよ???わたし?????
(-173) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 01時頃
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/* wwwwww 塩味wwwwww
そういえばロル追いかけるのに必死で、灰をあまり使ってないんだよな! ツッコみたいところも色々あったぞwww ピッパのジャムプロとか(それはメモだが
腹にメガトンプレスしにくるシルクが可愛いよぉ!!
(-174) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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/* 基本的に、怒らないって意味では優しいせんせいだったかもしれないホレーショーだけど、 意地悪してくるって点では全っっっく優しくないヤツであった。
…や、悪気は、ないんだよ?(
ピッパやエリは、もう少し優しくしてやれば良かったな! って思わんくもないけど。ごめんなぁw
余談だけど、 PLがピッパみたいな子がタイプなのはまぁ、納得の結果なんだよね。 去年の自PCを少し、思い出すのさ…(跳ねっ返りや元気な子が好き 必然、見るとからかいたくなっちゃうの。おじさんの悪い癖だねぇw
(-175) 2016/10/11(Tue) 01時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 01時半頃
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―回想:木の上の少女―
[木に登るときは私が見ているときに。
その言いつけをきちんと守ってくれているシルクが 少しばかり危なっかしい動きで枝を揺らすのも 私が受け止めることを信頼してくれているのだと思えば 咎めたりすることもなく、その様子を眺めたたくさんの時間。
木の上と下で、分け合って食べるシルクのジャム。 作るのに手間もかかるだろう大好物のそれを分けてくれることは 見守っているお礼と言われるとくすぐったいような気持ちだった。>>430
植物はすごい、と言うシルクに]
そうだね。 この木はシルクが登っても支える強い力があるし 実は君たちや鳥たち、動物たちの糧になる。 美味しいジャムになって私やシルクの心も満たしてくれる。
(469) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
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ピッパは、でも実はちょっと震えそうかも。**
2016/10/11(Tue) 01時半頃
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[木の実を食べて育った鳥が土へと還れば植物の糧になる。
植物や、植物を取り入れた生物を食べて育った少女は 私たちの獣の、糧になる。 いつか私が死んだ後は、土へと還り、そうやって命は巡っていく。
少女はそれを知っている。 教えたことを吸収し、成長して、 その意味もちゃんとわかっている。>>431
その意味を理解している呟きと共に浮かべたシルクの笑みが どこか寂しそうに見えたのは どうしてだろう、と私は不思議に思ったのだった。]
(470) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
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[小鳥が眠った日、シルクの様子が不安げだったことに 気づいたのに、手を伸ばせなかったことを私は思い出して おいで、と木の上に左腕を差し出した。 その寂しそうな笑みの理由はわからないままに 不安があるならば取り除けるように頭を撫でようと思って。
少女の寂しさの理由を私が知ることはあったろうか。
そのシルクが、今一人で木の上にいることを知ったら、 私の感じる気持ちはもしかしたら、寂しい、なのかもしれない。*]
(471) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
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[ 頭の上に乗せた掌。
ピッパの身体の強張りが緩んで 私は魔法が成功したと心の中で微笑んだ。
声にしてないのにどうして?って 尋ねられたら、私の想いを君が受け止めて くれたからだよと教えてあげよう。 想いは、受け取り手がいて初めて その力を発揮することができる。
私はその手助けをしているだけ。]
(472) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
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そう、成長を見届けた先。 身長のことではないよ。
[ ふふって笑って。
たった1センチだけれど、伸びてしまった 背を気にしていた君だから こう言ったら怒るかもしれないな。 君が許してくれても、君の相棒が その鋭い嘴で抗議してくるかもしれない。]
(473) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
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そうだな…、とっても難しいことだよ。 せいせいたちだってこの年が来ると みんな悩むんだ。
選ぶことのできる子はひとりだけだからね。
[ 彩り鮮やかな色彩のガラスから差し込む やわらかな光が、道となって まるで天からのお迎えが来たかのよう。
微かに香る蜂蜜の匂いは ピッパの髪からなのか、タマからなのか。 優しい香りに包まれてあの時のように 神木の幹でお昼寝をしたくなった。]
(474) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
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[ 静かで穏やかな時間。 天国があるとするならこんな風に 暖かなのかもしれない。]
( 今も君は、そこから 見守ってくれているのかい? )
[ だから、ピッパ。 言葉にしなかったとしても、 エレノアには伝わっていたかもしれないね。
その答えは、君の中にある。]
(475) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
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だから、ピッパもよく考えなさい。 “ こうかい ”することのないよう。 私も、少しずつ彼女のことを 受け入れられるようになった。
まだ完全にとはいかないけれど、 前に進むきっかけをくれたのは君だよ。
[ 正直に話すことができるのは、 神木の前で君が懸命にまっすぐな言葉を 紡いでくれたから。
せんせいとして、ではなく ヴェスパタインとして話すことができる。]
(476) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
|
|
ありがとう、ピッパ。
君が私たちに食べてほしいと 思うことはおかしいことなんかじゃない。 そう思ってくれたら私は嬉しい。
もちろん、私だけじゃなくて ここの先生たちはみんなそう思うさ。
[ 嘘偽りのない真の言葉は君に届いただろうか。]*
(477) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
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[ 時々、メルヤ先生の言葉は>>439 真面目なのか冗談なのか、わからない時がある。
他の先生なら冗談だってすぐに分かることでも メルヤ先生だと、冗談じゃない気がしてしまう その理由を聞かれたら、自分でも首をかしげてしまうけど。
だから『全力でぶちぶち』なんて聞いた時 先生が困ることのラインに安心したのと同時 そんなことをしたら先生が禿げちゃうよって しっかり掴まっても、引っ張らないように決意して。]
(478) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
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[ 先生の背中から見たがっこうは>>440 見たことのない、見たことのある景色。
毎朝通った食堂 その屋根には、初めて見る古い鳥の巣。 紙風船を投げて遊んだ湧き水の井戸 その上から見た形さえ、わたしには初めて見る馴染みの深いもの。
そして祈りの堂へと向かう途中、すれ違った青には>>408]
いちねん、だものね。
[ 正確にはピッパちゃんが卵のタマと出会ってから一年だからちょっと違う。
けれど、翼で風を切るその青をみれば 去年と今、一年という時間の大きさがわかるようで。]
(479) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
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[ 先生の背中におでこをくっつけたまま、指先へと視線を注ぐ。
色のついた硝子のようなわたしの指先。 本当の硝子になら、こうして空は飛べないだろうから 食べてもらう時、口を傷つけてしまいそうだから
透ける指先が私の指であることに感謝を。]
(480) 2016/10/11(Tue) 01時半頃
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―――鐘楼の屋根の上と、時計台 それが、メルヤ先生の好きな場所なのね?
それ以上遠くには、もっと好きなところがあるの?
[ 好きな場所。好きな色。好きな花。 ずっと、そんな簡単なことも上手く聞けなかった。
けれど今、聞かなかったなら 二度と聞けないかもしれないと思ったら ずっとしまいこんできた言葉が なぜだか容易く出てきたから。]
もっともっとはやくから、背中に乗せてって 一緒に飛びたいって言えばよかったな
先生の好きを、ずっと知りたかったから……
[ 建物の影へと滑空する瞬間、溢れた一言**]
(481) 2016/10/11(Tue) 02時頃
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―前夜・星明かりの下で―
[グズグズとした迷いに、同意を返してくれたワクラバ。>>*8 昨年渡したプレゼントが素晴らしかったとの言葉に、>>*9 一瞬虚を突かれ見つめたものの、照れてすぐに視線を逸らす。 続いて紡がれる言葉が温かくて、少し目頭が熱くなったから。]
うん。…うん、そうだな。 あいつらは、ちゃあんとそれを知ってんだ。 もしかしたら、――俺らよりも、ずっと。
[穏やかな声音からは、宵闇に溶ける子守唄が“聴こえる”。 ざわざわ落ち着かなかった心も、ふわりとそれで軽くなった。]
(*16) 2016/10/11(Tue) 02時頃
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/* もう、全体的に、尊すぎて、おかあさんつらい……
べすぱ……………… カリュクス………………
ほんとべすぱせんせ、ありがとう。 あなたの言霊にほんまぴっぱは励まされる。 あーーーー
(-176) 2016/10/11(Tue) 02時頃
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あぁ、俺たち獣も、世界の一環、…か。 そうか。…そうだと、いいなぁ。
少女に…世界に生かされてると、 ここ100年で俺は、強く感じるようになったよ。 [植物に詳しいワクラバには、隠し事ができる気がしない。 何せまぁ、自分の正体は樹木の分身であるものだから。
…もう少ぅしでも喋っていたら、 俺はうっかり、正体を明かしかねない。]
(*17) 2016/10/11(Tue) 02時頃
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なぁ、ワクラバ。 おまえに選んでもらえる少女は、すんごい幸せ者だな。 俺が連れて行くやつも…きっと、幸せにすると誓おう。
……ありがとな。 おまえのお蔭で、その誓いが聞けて、俺は踏ん切りがついた。
[そう微笑み返して、スンと鼻を啜ったら。>>*10
目の前の空を、サァッと影が横切ったもんだから。>>*11 あぁっ、コイツぅ、と思わず笑った。
……だって今、絶対いい場面だったろ?]
(*18) 2016/10/11(Tue) 02時頃
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[いつもより近くなった距離>>446 わたしはそれに合わせて腕を伸ばしたわ。 みんなが教えてくれたようにぎゅっとせんせいの身体を抱きしめたの。 ヘクターせんせいがこんなに弱っているのを見るのはきっと初めてね>>447
何度も頷くせんせいを眺めながらわたしは耳を傾けたわ。 するとね、せんせいの言葉がわたしのこころにも流れてきたの]
…………うん、せんせい。 怖がりなヘクターせんせい。 わたしもそうよ。形あるものを探してるの。
[食べられてしまった後、わたしたちはどこへ行くんだろう。 それはさすがのわたしも分からなかった。 でも、忘れられないでいてくれたら、その後もそばにいられると思っていた。 そして、それは証明されたの]
(482) 2016/10/11(Tue) 02時頃
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初めてだろうと、100回目だろうと、 きっと変わんねぇだろなぁ。
そこんとこ、 百戦錬磨の金獅子にでも、聞いてみるか? 今日明日なら、まだいるだろ。
[くつくつと笑い、屋根を見上げる。>>*12
二人目だというメルヤは、きっと今が、とても大事な時期だ。 今回契る子と何を育み、どう生きて行くだろう。
この先、もし迷うことがあれば… …とは、己も若輩の身であるから自信はないが。]
(*19) 2016/10/11(Tue) 02時頃
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せんせい。
[離れてしまうせんせいを見ながらわたしは唇を動かしたわ>>448]
ヘクターせんせいみたいな人がいるから、わたしたちはずっと、あなたの中で生きてる。 ねえ、せんせい、思い出して。
あなたが生きている中で、何気なくしているいつも通りが、傍にいてくれてる証拠にならないかしら?
[笑ってくれたせんせいに合わせて、わたしも笑いかけましょう。 知らないことを教えてあげたとくべつな日。 せんせいにとっても、新たな旅立ちの日。 笑顔で迎えられますように。 頭の中できらりときら星が輝いた]*
(483) 2016/10/11(Tue) 02時頃
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[それからはいつも通り元気な声でヘクターせんせいが焼き林檎を振舞ってくれることになったの!>>449]
えっ!ワクラバせんせいも!いっしょにたべて!
[だから思わずせんせいを引き止めちゃったわ>>437 ヘクターせんせいが焼き林檎を作るなら、わたしはお皿の準備を手伝ったの。 コップにお水を入れて、人数分、用意しましょうか。 なぜ?って聞かれたらみんなで食べたいからって答えたわ]
ふふ。一年前はね、ひとりで食べちゃったからこうやってみんなで食べれるの、うれしいの。
[そう言って出来上がった焼き林檎をあのときと同じように用意してもらえたなら、フォークで刺してあーんって。 二人のせんせいにプレゼント。 さいごにわたしも甘くて美味しい蜜の味をひとくち。 ほっぺが落ちそうなくらい美味しいお料理にわたしの頬は赤らんだ]*
(484) 2016/10/11(Tue) 02時頃
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[そんな風にぽつりぽつり、語り過ごしていれば。 さてもう一人、足を引く獣の姿も見えて。>>*13]
よぅ、ニコラス。 見ての通り、集まっちまったな。ははは! おまえも何か、考え事か?
…たしか、今回が初めてだったもんな。
[努めて明るく、声を掛けてみたけれど。 初めての子に会いに来るまで400年以上かけたおまえが、 俺はやっぱり、心配なのさ。]**
(*20) 2016/10/11(Tue) 02時頃
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/* ワクラバせんせいを 寂しい気持ちにさせるとは何事か!!!
木の上隠れんぼと言う名の過去回想ターン ホレーショーせんせいはジャムにする。
(-177) 2016/10/11(Tue) 02時半頃
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/* みんなメモもかわいいなぁ… ピッパ…ぼくのことメモでかわいいって言ってくれてありがとう……でもぼくは少女達のことを大天使呼びしてる残念なやつだから、かわいいのはキミ達なんだよ……
少女達を大天使呼びしつつ、せんせい達には激おこしているこのよくわからない感じ……せんせい達はごめんなさい
(-178) 2016/10/11(Tue) 02時半頃
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[ 身長じゃないよ。ってわざわざ言われて>>473 まるでこころのなかを読み上げられたような心地に わたしはちょっとせんせをにらみました。 ( ほんの、ちょっとだけね )
でも、タマはわたしの手の中で いいこに大人しくしています。
わたしが怒っていないって タマもわかっているんでしょう。 ( つっつきに行くのは大概ほーせんせだけですし )
撫でているタマの青い2色の羽根は、段になっていて まるで2つの( 同じで違う )蒼穹のよう。
丸い目が、くりん、とわたしを見ています。]
(485) 2016/10/11(Tue) 02時半頃
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[ わたしは、わたしたちばかりが 悩んでいるんだと思っていました。
せんせいたちは、何でもできるし ながーーく生きているし 迎えた10年目の今日という日も ”いつも”なんだろうって、勝手に思ってた。
だから、せんせも悩む って聞いたときは>>474 ぱちりと目が大きくなったんだ。]
せんせいたちも???
[ ふわりと香る蜂蜜を 普段から纏うわたしは気付かない。]
(486) 2016/10/11(Tue) 02時半頃
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[ 静かに 厳かに ゆっくりと せんせの口から語られるかざらない言葉を>>476 ひとつずつ飲み込んでは、じわりと胸が温まる。
せんせいがお世辞もなにも言っていないって 信じるよりも確かなものとして理解ったのは きっと、せんせの魔法のおかげでもなくて わたしが寄せた信頼なのでしょう。
べすぱせんせの長い長い生のうちで わたしがきっかけのひとつになれたのなら
わたしの”いのち”の片鱗が せんせの中にも残ったのなら
こんなに嬉しいことは、ありません。]
(487) 2016/10/11(Tue) 02時半頃
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[ 貰えることばを、口を噤んで受け取って さいごにゆっくりと瞼を閉じました。
手の中から温度がふわりとなくなり とつ、と揺れたのは いつもの頭の上。 タマのときを思い出す。
”こうかい” しないように
投げ出したくなったたびにほーせんせの所に通って 「やっぱりやめない」心を貰ったこと。
眠いのもつらいのも全部放り出して めるやセンセとワクラバせんせいにも頼り切って 孵ったばかりのこのこに尽力したこと。
どっちも”こうかい”したくなくて、頑張った。]
(488) 2016/10/11(Tue) 02時半頃
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…………せんせ、ありがとう。
わたしもいま、せんせに貰ったよ ”前に進む きっかけ”
………………………ありがと。
[ あの日みたいに、せんせへ両腕を伸ばす。
含む意味は全然違うのに 表に出る行動は同じなのね って わたしはすこし 不思議なきもちがしました。
98%の感謝と、1%の寂しさと、1%の ” ”
嘘偽りの無いわたしのきもちは、 きっとまるごとぜんぶ届くのでしょう。**]
(489) 2016/10/11(Tue) 02時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 02時半頃
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/* オフ詐欺をきめた(見えてしまったので
起きざるを、得ない
(-179) 2016/10/11(Tue) 02時半頃
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―現在:食堂―
[一緒に焼き林檎を食べること。 それはデメテルと一年前に重ねた約束のひとつ。
だから、少女に引き止められれば ―引き止めなくてもきっとそうしていた― 私は一度立ち上がった体を椅子に戻した。>>484
人数分の皿と水の入ったコップを用意する少女が みんなで食べることを喜ぶ姿は、当たり前で特別な光景だと 私は彼女に教わったから。
それに、ヘクターの料理を 食べる機会はあと何回あるのだろうかという思いもあって。]
(490) 2016/10/11(Tue) 02時半頃
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[デメテルに差し出されたフォークに刺さった焼き林檎を 口を開いて食べさせて貰うと大切にその味を噛み締めた。
それから、少女の林檎のような頬の色を瞼の裏に刻んで
こんな素敵な色を少女に彩らせることが出来るヘクターが 透明でも、ダメなせんせいでも あるわけないだろうと、私は思った。
そうして、ごちそうさま、と ヘクターとデメテルに告げてから 私は食堂から外へとでかけていった。**]
(491) 2016/10/11(Tue) 02時半頃
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/* 赤窓補完はまた明日やるゆゆ。
(-180) 2016/10/11(Tue) 03時頃
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―回想・木の下のせんせい―
[ やっぱりせんせいってすごいなぁ…植物について ぼくがうまく言えないでいたところまで、ちゃんと 言ってくれたんだ。>>469
おいでってワクラバせんせいが左腕を伸ばしてくれたら、うん!ってぼくはその腕に飛び込む。 そのあと頭を撫でてくれるなら、ぼくのお顔はもっと にっこり。嬉しいから。
笑う、け、ど――
次の誕生日、ぼく達は離ればなれ。 その次の誕生日から、ぼく達は一緒の場所にいない。]
(492) 2016/10/11(Tue) 05時頃
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ねぇ…ワクラバせんせい ぼく達はせんせいに美味しく食べてもらって ……せんせいの“かて”になるけど
その時、ぼく達は、離ればなれなんだねぇ…… 巡っても、一緒になる事は出来ないんだ
食べられることで、せんせい達とぼく達の間の “いと”はずぅっと続いても…
(493) 2016/10/11(Tue) 05時頃
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[ あの時。眠った小鳥さんのベッドを作ってから、 デメテルに刺繍をしようと決めたのは少しして。 糸の染め方を教わりに行ってから随分経っちゃった。
あとどれくらい、ぼく達は一緒にいられるの? そこまではせんせいに聞かない。それでもぼくの さびしさは少し、口からこぼれた。
“せんせい”がいて、ぼく達“少女”がいる。 せんせい達に食べてもらえることを、ぼくは当たり前の ことだと信じきっていた。]*
(494) 2016/10/11(Tue) 05時頃
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―回想・ひとりで泣かない―
[ エリほどじゃない、にしても。ぼくも泣く。 みんなから泣き虫だって言われないのは……例えば他の子が泣いているのを見て泣くに泣けなくなったり、 ほとんど誰も来ないお祈りの場所で泣くから。 あとは、泣きそうな時にせんせい達に助けてもらって、反対に嬉しくなってぎゅってすることが多いから。
あのとき、くらいだもん……多分。>>0:55]
………………んむ
[ だけどヴェスパせんせいには、泣き虫って 思われてるかも、しれない。>>0:103 本当は他のせんせい達にもお見通しなのかも しれないけど――ヴェスパせんせいには、って ぼくが特別に思うのは。 泣いてるところを見られるのが、たくさんだから。]
(495) 2016/10/11(Tue) 05時頃
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[ いちねんまえ、ヴェスパせんせいは泣きたい時には 泣いてもいいって言ってくれた。それをぼくはちゃんと守っていた。 だけどそれは、せんせいに泣いてるところを 見られるのが、これまで以上に増えるってこと。]
なんで、ひとりで泣いちゃ…だめ、なの?
[ ステンドグラスの光に当たりながら、泣いていたら いつの間にか寝ちゃってた。ヴェスパせんせいに起こされて――いつもみたいに、すっきり、しない。
涙のあとをごしごししながら、ぼくは聞いた。 今から泣きますって、誰かに言うの? そんなの、ぼく……恥ずかしい。 泣くことを恥ずかしいと思ってるわけじゃないけど……]
(496) 2016/10/11(Tue) 05時頃
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[ ぼくにはひとりで泣いちゃいけない理由がすぐに わからなかった。ヴェスパせんせいとお話しして、 その理由がわかったら。]
…………せんせいがいてくれるな、ら、ね
[ そう言って、ぼくは確かにせんせいの言う通り、 ひとりじゃ泣かなくなっていた。 ――別に、呼んだりしてないもん。泣いてるとき ヴェスパせんせいがいただけ。 だって、ヴェスパせんせいはよくここに、お祈りしにくるから。]*
(497) 2016/10/11(Tue) 05時頃
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―現在・どこかの木の上―
[ ニコラスせんせいの声、ぼくの耳にはちゃんと 聞こえてた。ちくちく。ごめんなさい。>>381
ちゃんと聞こえていたし、ぼくの糸は、木の上に巣を 作る蜘蛛さんのような綺麗なレースの形にはなれないけれど。木の上にジッと小さく座っていた 刺繍のハンカチは大切に持って。
ぼくが、いつか手を伸ばして、壊した。 触っただけで壊れるほど、脆い糸。>>0:92
ずっと一緒だったのに“いと”は簡単に切れちゃうんだ。ぼくは、ぼくの場所と“いと”を今やっぱり壊してる。>>0:94>>207
蜘蛛さんと同じに考えちゃ悪いよね、ごめんなさい]
(498) 2016/10/11(Tue) 05時頃
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[ “こうかい”――どんなに謝ったって、口から出た 言葉は戻ってこない。ヘクターせんせいにだって、 ニコラスせんせいにだって、酷いことを言っちゃった。
それなのにぼくの縺れは、“いかり”はなおらない。 ぼくは、何に怒ってるんだろう――わからない。
ヘクターせんせいが、パンを焦がしたって嘘ついた。 ニコラスせんせいが、触らない理由を隠してた。
ぼくだって……おんなじなのに。
焦げていたのは。なんだったの?……嘘つきって 言ったけど、ニコラスせんせいの手から火が出てるのは ちゃんと目の前で見たから嘘じゃない。
ヘクターせんせいの言葉がずっと頭から離れない。>>160]
(499) 2016/10/11(Tue) 05時半頃
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[ ぼくはひとり、木の上。 それを寂しいと思うせんせいがいるなんて。>>471 拾われた刺繍を見て胸騒ぎしてるせんせいが いるなんて。>>344そんなことは知らずに。
ぽたりと、こっそり、雨を降らせる**]
(500) 2016/10/11(Tue) 05時半頃
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/*(´-`)←わかったわ、連れて行けばいいのねって顔
オッケー(^^)オッケー任せろ……♡
ハイパーお助けNPCのタマがどんなところにいてもシルクを見つけるよ……!!!(最初に蜂蜜くれた話があってよかったなあ。
発見は、でも、せんせのがいいよね♡ 近くまではタマにお願いしよ。
ただ、な、 そこに、あの、蠍もいるの、よね…… (途端に動きがロボロボしくなる系恋するぴっぱと中身
蠍……ほんとまじ蠍…………殺して……♡←
(-181) 2016/10/11(Tue) 08時頃
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[ 大きなまん丸の瞳が細まって じとーっとピッパがこっちを見つめてくる。
そんな風に可愛らしい反応を見せて くれるものだから、私だってたまには 君を揶揄いたくなるのさ。
青と碧の翼を持った小さないのちにも どうやら嫌われずに済んだようだ。 ( よく突かれているホレーショーが 嫌われているとは思っていないが。 )
くりんとした、まぁるい目。 そんな所もお母さんに似たんだね。]
そうだよ。 君たちが、私達をだいすきで いてくれるように 私達も君たちが大切で愛おしい。
(501) 2016/10/11(Tue) 08時半頃
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君たちはみな“とくべつ”な存在なんだ。
[ エレノアを喰べて以来少女を選べなかった 私だけれど、それでも今まで出会ってきた 少女たちはみな可愛らしかった。
“同じ”なんかじゃない。 何度繰り返そうとも、唯一無二の存在。
その中から誰かひとり。 選ばなくてはならないのだから 迷わないせんせいはいないだろう。
…彼らの心はもう決まったのだろうか。
私はよく聞こえる笑い声や、厨房の料理や、 いつかの花の香りや爽やかな風、 それから絵の具の匂いを思い出す。]
(502) 2016/10/11(Tue) 08時半頃
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( …………私は。 )
[ また誰かを選べるだろうか。 選ぶとするならば、
私は、私を、私の力を 必要としてくれる子の傍にいたい。 私がエレノアを必要として、 彼女がそれを受け入れてくれたように。 今度は私が誰かを支える存在になれたら。 それは、とっても“しあわせ”なことだろう。]
(503) 2016/10/11(Tue) 08時半頃
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[ 少女たちから貰った いのちの欠片は、決して消えない。 ずっとずっと、私の中に残り心を暖める。
形には残らないものだから 時に不安になったり信じられなく なったりすることもあるけれど。
そんな時は、言葉にすれば良い。 言葉にはその力がある。]
(504) 2016/10/11(Tue) 08時半頃
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どういたしまして。
[ 伸ばされた両腕。
私は迷うことなく、彼女を抱きしめる。 頭の上の存在を驚かせないよう 優しく優しく。]
……ピッパなら、きっと“大丈夫”。
[ 腕の中に収まったぬくもりは あの日と変わらずに暖かくて、 まっすぐなその髪をゆっくりと撫でた。
受け取った気持ちと想い。
私の中に君の欠片が残るように。 たとえ君がどんな選択をしても 君が忘れさえしなければ、 私の欠片は君の中に在り続ける。]**
(505) 2016/10/11(Tue) 08時半頃
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/* まじか……朝コアあるの……せんせ……♡ お昼にきばれるかなー。
べすぱせんせほんま可愛いわ…… 役得……役得です……♡
(-182) 2016/10/11(Tue) 09時頃
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/*ウアアアア
ここでかなり前のわたしのはいろぐをさんしょういただきますと
「大丈夫」って言ってべすぱせんせ……
と言っているはず。 ほんま、これ、あーーーー(おがむ
(-183) 2016/10/11(Tue) 09時頃
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/*【速報】ぴっぱ氏の中身、もう泣きそう
ねえこれ、やばない???? 本気で、やばない???? カリュクスの指先透けただけであの動揺加減といい みんなの死ロルまともに読める気がしない← 涙で前も未来も見えなくなりそうな気しかしない。
あーーーー
(-184) 2016/10/11(Tue) 09時頃
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シルク、私の声が届くなら、話を聞いてほしい。
ヘクターはおそらく、私の隠しごとを知らない。 察して黙ってくれているんだ。
あの日、私が君たち二人の手を取れたことを覚えているかい? あれはね、ヴェスパタインが、二人の為に、――私の為に、 その身を灼かれてくれたからなんだよ。
悪いのはすべて私だから。 せめて、ヘクターのことは誤解しないであげて欲しい。
……シルク、君は聡くて勇気のある子だ。 だからヘクターと話して、仲直りすることが出来るはずだ。
[この場を動くことが出来ないから。 せめて、言葉だけでも届けなくてはならないから。**]
(506) 2016/10/11(Tue) 09時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 09時頃
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─回想・小鳥は唄う─
[ 小鳥の囀りのような可愛らしい歌声。>>162
その声に私の顔は綻ぶのに、 反対にデメテルはむくれ顏。
( 意地悪をしたせいだね。 )
私は君の“せんせい”だよって答えれば 良かったかい? その膨れた頬を指先で突いたら、 君はもっとむくれてしまうかな。]
(507) 2016/10/11(Tue) 10時頃
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おや、それは知らなかった。 確かにここに来たのは 君がいちばん最後だ、夜更かしさん。
[ 君の一番最初は貰えなかったけれど、 そんな嬉しいことを言われたら 随分と遅い時間であったとしても ついつい許してしまう。
それに今日は特別な日だから。
少しくらいの夜更かしには、 目を瞑ることにしよう。]
(508) 2016/10/11(Tue) 10時頃
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[ 求められたプレゼント。 それに続いた言の葉。>>163
知らずともその本質を理解し、 相手が欲しかった言葉を伝えられる 聡い幼な子。
君自身が欲しい言葉を 私は与えられているだろうか。]
私も君にお礼を言って良いかい?
毎日お祈りに来てくれて、 忘れずに挨拶をしてくれて 約束を守ってくれて“ありがとう”。
[ 忘れない。 君たちの誰ひとりとして 私はこの先忘れることはないだろう。 その想いを込めて私は君の頭を撫でる。]
(509) 2016/10/11(Tue) 10時頃
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[ そうして、プレゼントのことを 思い出してすこしの間思案して。 キラキラした瞳の期待に応えて 私の“特別”をあげることにしよう。]
デメテル、誕生日おめでとう。 これが私からのプレゼントだよ。
[ 差し出したのは約束ではなく、 一枚の白い羽根。 焼け焦げたものではないそれは 私から生える一欠片を摘み取ったもの。]
これはね、私の力を込めたお守りだ。 どうしても叶えたい願いができたら 使いなさい。 必ず君の想いを助ける力になってくれる。
[ そうっとその手に握らせて。 いちばん最後のおやすみなさいを君に伝えよう。]**
(510) 2016/10/11(Tue) 10時頃
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―木の上→井戸―
[ ニコラスせんせいの声が聞こえる。>>506 木の葉に隠れているぼくは、エリがニコラスせんせいに抱きついているのが見えないから……ぼくは、じぃっと静かにしてる。
ぼくのお顔が見たくないからだって、本当に嫌いだからだって思いたく…ない。嘘つきって、信じられないって、言ったのは――ぼくなのに。]
…………………
[ そうしてぼくは、あの時。ニコラスせんせいが ヴェスパせんせいに大きな声を出した理由がわかった。
お花畑で焦げたのは、ヴェスパせんせい ――どうして、ヴェスパせんせいは、灼けちゃうような ことをしたの?痛いのに。苦しいのに。]
(511) 2016/10/11(Tue) 12時頃
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[ ぼくが、ヴェスパせんせいに、どうしようって 目で見たから、じゃないの?>>0:459
ヘクターせんせいに嘘をつかせちゃったのも、 ニコラスせんせいを傷つけちゃったのも、 ヴェスパせんせいが灼けちゃったのも、ぜんぶ。
ぼくが、手を伸ばして、自分で、壊しちゃったんだ。
“こうかい”
“こうかい”
“こうかい”
だって今日は最後の日。ぼくが自分で生きてきた これまでの“いと”を壊しておいて、それをまたつなぎなおそうとしても、時間が足りない。
――――――――きらい、きらい。 きらいきらいきらい!!!大好きなせんせい達に、大切な友達に、ひどいことするぼくなんて!]
(512) 2016/10/11(Tue) 12時頃
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……………っ
[ ぼくは思いっきり木から飛び降りる。 本当はワクラバせんせいがいなくたって、もうちゃんと木から降り――いったい!!! だけど、転んで擦りむく前から泣いてるから、今更。 膝より、こころの方が、ぼくの星の方が痛い。
せんせいに向いていた“いかり”は、ぼくに向く。 だけどぼくへの怒り方が、わからなくて。]
(513) 2016/10/11(Tue) 12時半頃
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ニコラスせんせいの、ば、か!!! なんで自分が全部悪いって、言うの!
悪いのは――悪いのは せんせいじゃなくて!ぼくでしょ!!! 知ってるくせに…知ってる、くせに!
[ いちねんまえも、ニコラスせんせいはエリを 見ていたから、ぼくがヴェスパせんせいを見たこと ……気づいてなくて知らないのかもしれない。
もしも、知っていてあんなこと言ったなら そんなの――――そんなの、嬉しく、ない。
怒らなきゃいけないのはぼくなのに、どうしても せんせいに酷いこと、しちゃう。]
(514) 2016/10/11(Tue) 12時半頃
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/* お昼休みにTwitter見たら、かんこさんとヨキさんが睡眠時間足りてない系の叫びをツイートしていて、わらいました。 あたしも、早く寝たはずなのに寝付けなくてねむい…、 みんな健康してね。
(-185) 2016/10/11(Tue) 12時半頃
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せんせい達なんて……だいっきらい!!! ………………ぁ、……ぼ、く
[ 言ってから、言った後で、冷たくなる。 冷たいのに、じりじり、と胸のあたりが灼け焦げるような気持ち。 言わなくちゃいけないのは、ごめんなさいなのに。 きらいなのは、せんせいじゃなくて、ぼくなのに。 ことばにはちからがあるのに。
ニコラスせんせいは、どんなお顔をしただろう。 だいすきなせんせいに、こんな酷いことを言うぼくを エリは今度こそ、嫌いになって――そうしてもう いちねんまえみたいに、仲直りは、できないのかな。 こうかい。こうかい。
ごめんなさいって、こころの中でしか言えないまま ぼくはさっきまでよりもゆっくり走って井戸の方向に ……地面に落ちる血だって、せんせい達のご飯の 一部だったのに。洗い流さなきゃ。]**
(515) 2016/10/11(Tue) 12時半頃
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/*フラグ大崩壊大会にしか思えない
好きなんですけどね!せんせい達!
(-186) 2016/10/11(Tue) 12時半頃
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/* まだ読めてなくて直近しか見えてないのだけど、これ、どうしようかしら。 シルクちゃんはきっと、わるくないよ。って言ってほしいんだとおもうけど、果たして言葉を届けさせることはできるかな(。ŏ﹏ŏ) と、いうより。そこを私が受け持っていいのか、という。せんせい側へのフックなんだろうし。
(-187) 2016/10/11(Tue) 12時半頃
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/*アグレッシブな移動
ニコラスせんせいとお話するべきだなって思うんだけど 声が届く範囲の木だと多角になっちゃうかなって 猫並みの知能しかない…本当に10歳なのか……?
(-188) 2016/10/11(Tue) 12時半頃
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/*ただ少女やせんせいを愛でる存在になりたい
(-189) 2016/10/11(Tue) 12時半頃
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/* 猫並みの知能は猫に失礼と気づく
もうダメです。村の趣旨に反してそうで怖い……
(-190) 2016/10/11(Tue) 12時半頃
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/* せんせいのことすきなんだけど!!! もう!だめ!です!
ヘクターせんせいのところは…行きたいけど 誰もエンカしてないとき、かな というか私がいろんなところに行きすぎてるよね 待てをしろ、とプロローグのときに言ったのに…
(-191) 2016/10/11(Tue) 13時頃
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/* あっれ、昨日、マリオのメモ見落としてたな? や、俺は日中動けないし、全然拘束されてるとか思ってないぞ! むしろプロで長いこと捕まえてたのこっちだしなぁ。 あれで色々時間足りなくなってたら申し訳ない。
(-192) 2016/10/11(Tue) 13時頃
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/* おりた、だと……・(ごくり
んんんんん どうしようかまた考えようね これね
(-193) 2016/10/11(Tue) 13時頃
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/* えーーーーーーー っと
んーーーーーーーっと
シルクのハンカチでお膝くるくるしてやりたいけれども これはきっと蠍とエリちゃんがおっかける?
んーーーー展開的には若干冗長みあるからシルク手放すかな。 そこ見てから動きたい感もあるが…… んーーーー
んーーーー 「行けるよ」って匂わせくらいにしておけたらベスト?
(-194) 2016/10/11(Tue) 13時頃
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[ せんせ>>504に触れた指の先から ぽちゃんと何か、こころの(おなかの)なかに きらきらとした欠片が落ちたような気がして。]
わたしにとっても、 せんせたちみーんな ”とくべつ” だよ。
[ 頭の上のタマを、わたしはあんまり気にせずに そうっと抱きしめてくれるせんせ>>505を ぎゅーーっと ぎゅぎゅーーーと抱きしめました。 ( ポップコーンレベルはがまんしました )
「だいじょうぶ」
せんせのくれるおまじないが、ぽかぽか温かい。]
(516) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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[ わたしは、この優しい力がだいすきだ。 ”エレノア”を想い続ける弱さもだいすきだ。 わたしを見て わたしへも見せてくれる 「せんせいだから」と逃げない強さがすきだ。
だからわたしも、同じ位置に立って ]
……うん。 ”わたしは大丈夫”。
[ せんせいの言の葉のおまじないは、自分へ。
”完全にとはいかないけど”>>476って言ってたけど べすぱせんせなら おまじないが無くても 「きっと」じゃなくって 「大丈夫」だから
わたしが唱えてあげなくても……平気よね。]
(517) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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[ 閉じたまぶたをゆうっくりと持ち上げる。
広がるのは静寂とステンドグラス越しの陽光。 がらんとした聖堂と たくさんの集会席。
ひかりの落ちた祭壇はそこだけ異世界のようで そのまんなか ちいさなおんなのこが微笑った気がした。]
ありがと、 ( エレノア )
[ せんせと 見たことのない”ともだち”へと わたしはもうひとつ御礼を言って。
目元が濡れてしまうまえに、 腕に込めたちからをゆっくりと解きました。]
(518) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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……わたし行くね。 ”こうかい” しないために。
[ せんせの両手を前に揃えて、きゅっと握り いつもの元気なピッパの笑顔を見せましょう。
いざゆかん!と思えども、気になる事がもうひとつ。 隣へ逃したレースのハンカチです。
せんせはコレを見た時、んっ?って顔をしてたし このがっこうの中には、わたしたち以外のひとは 滅多に来ません。
両手でぴらりと広げて「知ってる?」と問いながら 外に落ちていた委細をお伝えしたのなら 何か心当たりを教えて貰えるでしょうか。]
(519) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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[ その内容如何によっては……… 頭の上の ”タマ” に
さいしょにあなたに蜂蜜くれたのは だあれ?
と、道案内を頼むことも きっときっと、できる筈。**]
(520) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 14時頃
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/* いまたいへんなことに気付いたんだけれど
蠍にちゅーはできますか?
(黙りましょうね ぴっぱちゃん
(-195) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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─回想:赤と青と紫色とそれから─
[ふと、頭の中で過るのは昔のおはなし。 カリュクスとホレーショーせんせいにいたずらを仕掛けた朝のこと。 カリュクスがこっちから描くというなら>>274 わたしはあっちから描くわねって、花と星を描いていったの。
ついでとばかりにそぉ、っとホレーショーせんせいの体を踏んづけていったのも後で見つかる材料になっちゃったのかもしれないわ。
でも、カリュクスったら少し抜けているところもあるから…なんて思ってたらすごい音がしたのよね>>275 心配で覗いたときに、キィって音がしたわ。 うん、これじゃバレちゃうから諦めてなどやぁとした顔でわたしは胸を張って、相棒の傍で同じポーズ>>276をしたの。
ちょっと怒られちゃうかしら。 なんて思っていたけれどホレーショーせんせいは違ったの>>307>>308]
(521) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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[“一生忘れられない素敵な朝” わたし、せんせいの言葉がとても嬉しかったの。 思わず隣にいたカリュクスに飛びついて成功を喜んじゃったかもしれない。
そんなカリュクスが選んだ卵があのときを思わせるような色だってわたしは知ることができたら>>290>>369 とても懐かしい気持ちになってたまに突かせてもらっていたかもね。
それだけじゃないわ。きっと可愛らしく結わえられていた髪>>358があったとしても、その頭にキスをしたかも。 今も忘れない、しあわせなおはなし。
わたしの作るおはなしに、あのときみんなが描いた絵がこっそり描かれているのは、まだ秘密のおはなし]*
(522) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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─回想:わるいこだぁれ─
[わたしはきっと、悪い子なの。
だからそんなわたしが、小さな雛に温もりを与えてあげられるか、実はとっても心配だったわ>>295 かくしごとは嘘になるのかしら>>298 わからなかったけれど、悪いことのような気がしてしまった。
せんせいやみんなに伝える言葉に、嘘をついているつもりはないの。 ほんとうに伝えたい言葉を渡しているつもり。
だけど、言えないことも、あったの。 言いたくないんじゃなくて、言えない。 だって、そんなこと言っちゃダメだから。
みんなが、せんせいが、たくさん言葉をくれているのに。 全部言えないわたしは、悪い子。 それってもしかしたら、嘘つきなのかもしれないわ。 他の場所で、嘘をついているかもしれない人>>291>>373を知らないまま]
(523) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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[わたしは今でも瞼を閉じると思い出すの。 柔らかくてあったかい日常を>>371 最近練習し始めたピッパの髪を撫でるのうに、シルクの髪も撫でたの。 誰かさんの気持ちも知らず>>391
赤く色づいたシルクのお顔>>372 きゃらきゃらと笑うピッパの声。 ちょっとだけ、静かになった一瞬。
鳥の羽ばたく音が、どこか遠くで聞こえたような気がした]
(524) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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─回想:新しいお友だち達─
[ページを捲る度に思い出すの。 いつか、見に行きたい風景を描いたわたしの夢の軌跡。
空を飛ぶ汽車が星屑が散らばった中、動いていくおはなし。 林檎を食べて眠ってしまったお姫さまがキスで目を覚ますおはなし。 鳥さんの為に編んだセーターが、奇跡を生み出すおはなし。
よくマリオとはこの絵本が好きだっておはなししたわね>>396 どうしたら素敵なおはなしになるかしらって相談することもあったわ。
そのときにいっしょにマリオが見たい風景はなぁに?ってわたしは尋ねたの。 答えてくれたらそれをわたしは絵に描いてみたっけ。
わたしの絵が上達したのはきっと、わたしのお友だちのおかげよ>>376 せんせいなのに、お友だちにもなってとお願いしたニコラスせんせいのお陰]
(525) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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一緒にだから、できることがしたいの。 どちらかがしあわせになるんじゃなくて、一緒にしあわせを探すのよ。
[“まことの幸”が何なのか。 わたしには、まだ、分からない。 分からないからこそ探すことが出来るのよね、きっと]
そうね。まずは、綺麗なものを探しに行きましょう!
[どこから行くかは決めてなかったわ>>376 でもわたしはわたしの綺麗だと思うものを自慢していったの。
それは、朝露が光る花びらだったり。 新しく実ったまぁるい果実だったり。 鳥さんの達の奏でるお歌だったり。 色んな色を帯びて光る硝子だったり。 夜に浮かぶ月を指差したり]
(526) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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[せんせい、これはどう?好き? って言いながらわたしもせんせいは何が好きなのか尋ねていったわ。 その内に、残す方法としてせんせいにお絵描きを教えてもらったのも懐かしい記憶ね。 いたずらとして絵の具を隠したりもしたこともあるけれど、どれも大切な思い出。
わたしの描くおはなしに綺麗な色が残されていった]*
(527) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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─回想:星に願いを─
[せんせいが指差す方向に見えたのは、真っ赤に燃える蠍の星。 星は5つに光るんですって。 その中の1つをわたしは見つけて、きれい!って声をあげたの。
でも、せんせいから聞いたおはなし>>404にわたしは目を見開いたわ。
死んで、しまった、いのち。
あの時のわたしは、まだその言葉をうまく飲み込めなかったの]
………でも、そう。しんで、しまったら。 あの星たちとお友だちになれるから、寂しくないのね。
[ねえ、せんせい。 あの時、わたしが口にした言葉は正解だったのかしら。ハズレだったのかしら。
高く、高く、空気を動かし留めるのも難しい場所で。 真っ暗闇に包まれ中、わたしはポツリと零したの]
(528) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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[でもね、せんせいが話してくれるせんせいのむかしばなし>>404 せんせいにもそんな時があったんだって、わたしは驚いたの。
星明かりの中、わたしは目を丸くして、その時のせんせいにも会ってみたかった、なんて惜しんでみたわ。 だって、そのときにあっていたら二人で怖がることもなかったからって。
そう、せんせいが撫でてくれたように、わたしもメルヤせんせいを撫でることが出来のかしらって、ちいさく、ちいさく、思ったの。
だからね、星空に願ったのはメルヤせんせいのこともいっしょに願ったの]
(529) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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せんせい、頑張って!こころの中よ!
[でもせんせいはお願いごと>>406を考えていなかったみたい。 わたしは自分の中で願いながらもせんせいを応援したわ。 その願いも叶いますようにって。
お願いごとが終わった後、しばらくその景色を見ていたの。 瞼の裏側に閉じ込めた光景を忘れないように。
せんせい、また、連れて行ってね。 わたしを、さらってね。
そんなことを言いながらそっと、背中に身を寄せて。 次に起きた時は、柔らかいシーツの上だったけれど、今でもあの景色をわたしは忘れていない]*
(530) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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─少し前:ワクラバせんせいと─
[わたしの声は、誰かに、届くのかしら。
少しずつ、少しずつ、わたしの声はちいさく、透明になっていることに、誰も気付かなければいいとわたしは思っているの]
ふふ、ありがとう。せんせい。 ワクラバせんせいがそう言ってくれたこともわたし、忘れないようにするわね? だからせんせいも、覚えていてくれるとわたし、うれしいわ。
[だけれどね、せんせいの言葉>>454はやっぱりいつも優しいの。 だから、お別れするかもしれない時にこの声が掻き消えてしまわないことをわたしはちいさく祈ったわ]
(531) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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[わたしが大きくなった時。 わたしのそばにいてくれるのは誰かしら。 わからない癖にわたしは言葉を重ねていく。
まぁるい林檎は知恵の実って言われてるんですって。 わたし、それを見るたびに思うのよ。 何も知らなければ、わたし、何も知らないまま、 “しあわせ”だったのかしらって、ね?
ゆらり、ゆらゆら、揺れる手。 さいごの日かもしれないから、わたしは飛びっきりの笑顔でわたしは応えたの]*
(532) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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─現在:食堂─
[わたしがワクラバせんせいと昔に結んだ約束>>490は叶えられて、なくなっちゃった。
それにヘクターせんせいとの約束だわ。 覚えていないかもしれないけれど、わたし、焼き林檎が食べたい!って言っていたから。
普段はピッパみたいに背は高くないから、せんせい達にあーんなんて出来ないの。 でもね、今日は頑張ったわ。 林檎と同じ色に染まりながら、色づいた時間を過ごしたと思う。 それはわたしが昔ニコラスせんせいと探したしあわせ探しを見つけた時と同じように]
(533) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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[ごちそうさまの挨拶をする時は、みんなと重なったのなら。 わたしは、きっと、笑っちゃったわ。 お皿の片付けをして、食堂を出ようとするワクラバせんせい>>491には]
おはなしが完成したら、きいてね。
[って、一言声をかけて。 お皿の片付けを手伝うためにヘクターせんせいの元に運びながらわたしは一年前と同じことを尋ねたわ]
せんせい、何かお手伝いすることはある?
[ってね。 食堂にはあまい焼き林檎の香りと、一人分は確実に減ったサンドイッチ。
まだみんな食べにここに来るかもしれないから、あまり長くおしゃべりするのは我慢しなきゃって言い聞かせながら]*
(534) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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/* 加齢による変化:全体の色素が抜ける+声帯を失う。
(-196) 2016/10/11(Tue) 14時頃
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/* 全員分。実は、あります。(真顔)
(-199) 2016/10/11(Tue) 14時半頃
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─回想:羽根のお守り─
[せんせいの声が聞こえていたのならわたしは答えたわ。 そうよ!せんせいの、せいっ!ってね。でも、その時はきっと笑いながら抱きついたでしょうけれど。
せんせいの指は、わたしのほっぺたに触れる>>507 ぷすっ、と抜ける空気といっしょにわたしの膨れたこころも萎んでいって]
いじわるなひと。
[ただひとつ、せんせいとも呼ばずにわたしはあなたを見て、笑ったわ]
(535) 2016/10/11(Tue) 15時頃
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せんせいも知らないことを教えてあげるのが、わたしなのよ? うふふ。いちばん、もらっちゃった!
[でも、反撃はいくらでもしてあげるの。 夜更かしさんなわたしだからできるとっておきを一つずつ開いていったわ。
ねえ、あなたは怒らないでしょう?
なんて、いたずらなわたしの目で映しながら瞑られた目>>508に、嬉しそうにわたしは肩を揺らしたの。
泣き虫さん。だけれど、欲しい言葉をくれるひと>>509 そんなひとだからこそ、笑って欲しいと思うのは、わたしのワガママなのかしら。 それでも、わたしは笑って欲しかったのに]
(536) 2016/10/11(Tue) 15時頃
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………せんせいったら、ズルいわ。 わたし、うれしいのにちょっぴり泣きそうになっちゃったもの。
[左胸が、痛くなっちゃったから。 でも、そういう涙もあるってせんせい教えてくれたものね。 なんて言いながら困ったようにわたしは笑ってしまって]
ねえ、せんせい。 あの夜も今日も、わたしを見つけてくれて、忘れないでいてくれて、ありがとう。 ………約束を守ってくれて、ありがとう。
[最後は少しだけ掠れた声で囁けばそっと、はにかんだの]
(537) 2016/10/11(Tue) 15時頃
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[せんせいがわたしにくれた“特別” 受け取ったのは一枚の白い羽根>>510 わたしが生まれた日にくれた贈り物は、せんせいの力がこもったお守りなんですって。
どうしても叶えたいお願いごとができたら……わたしの想いを助ける力になってくれる、そんな素敵なプレゼント。
わたしはそっと握らせてもらった手を開いたわ。 そのまま、唇を寄せてキスするの。 せんせいがわたしの掌にキスしてくれたのと同じようにね]
ありがとう。せんせい。 せんせいが傍にいてくれるなら、支えてくれるなら、お願いごともきっと、叶うわ。
こんな嬉しいこと、絶対に忘れないわ。だからね、せんせい。
(538) 2016/10/11(Tue) 15時頃
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せんせいも、忘れないでね? せんせいが泣いてる時、わたしが傍にいてあげたこと。 あげたいって思ってること。 ………おやすみなさい、ヴェスパせんせい。
[いちばん最後のおやすみなさい。 それをあなたに伝えたら、わたしはそっと離れましょう。 ステンドグラスが虹色に輝く中、わたしの手にある白い羽根を、抱きしめた]*
(539) 2016/10/11(Tue) 15時頃
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[……あれから。
お守りのようにわたしが持っている白い羽根。 まだ、一度も使ったことのない、お願いごと。
ヴェスパせんせいは、出来たのかしら。 どうしても叶えたいお願い。
もう、朝とはいってもホレーショーせんせいにいたずらをした時よりかは遅い時間。 きっと、いちばん最初のおはようは難しいわ。 なら、いちばんの最後のおやすみをまた伝えに行こうと思ったのだけれど…。
時間はもう、限られてる。
今ばかりは止まってしまえば、いいとわたしは思った。 そうすればもっと、もっと、ずっと。 ここにいるみんなで続けていくことができるのにって]
(540) 2016/10/11(Tue) 15時頃
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[赤い実はまだ実りの兆しを見せない。 どうしてかしら。何が足りないのかしら。
温かいキスも、ぎゅぅ、も、細くて柔らかい髪も、小鳥の鳴き声も。 あまい林檎の味も、美味しいサンドイッチの味も、
優しいサルビアの花の味も残っているのに。
ああ、やっぱり、寂しくなってきちゃった]**
(541) 2016/10/11(Tue) 15時頃
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/* ワクラバせんせい→おはなしを聞いてもらう ヴェスパせんせい→わがまま言いに行く ホレーショーせんせい→赤い実はじけた!やる ニコラスせんせい→しあわせは見つかった?ってきく メルヤせんせい→お願いごとは叶った?っていう ヘクターせんせい→色を塗るべたぁ
シルク→キスするしぎゅうする ピッパ→今夜〜ほ〜し〜を〜見に行こう〜♪ エリ→花占い縁故投げたい マリオ→おはなし書いたの!どう?ってやりたい カリュクス→天使なのでなにか最後にド派手にいたずしたい
(-200) 2016/10/11(Tue) 15時頃
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/*ずっとデメテルのターンwwwwwwwwwwww
(-201) 2016/10/11(Tue) 15時半頃
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──回想・泣き虫シルク──
[ シルクはエリほど泣き虫ではない 筈なのに、どうにもよく泣く子 というイメージが私の中にある。
それは小鳥が眠ってしまった夜に 出会ったからかもしれないし>>0:55 一年前の誕生日に祈りの堂で 泣いていたからかもしれない。>>0:84
誰もいない祈りの堂で、 君の泣き声を聞いたことも何度かある。]
(542) 2016/10/11(Tue) 15時半頃
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[ 泣きながら眠っていた君に贈った言葉。>>344 君はどうしてって >>496 目元を赤く 腫らしながら尋ねてきたんだったね。
だから、私はいつもの様に膝を折って 目線を合わせてこう言うんだ。] シルクがひとりで泣いていたら、 私が悲しいからだよ。
[ そんな理由で? って君はあの時思ったかな。 でもね、]
シルクは、エリやピッパが誰もいない所で 泣いていたらどう思う? カリュクスやマリオやデメテルが 苦しい思いをしていたら?
[ それは、とっても“さびしい”こと。]
(543) 2016/10/11(Tue) 15時半頃
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それとおんなじことだよ。
私は“たのしい”時だけではなくて “くるしい”時も“かなしい”時も“さびしい”時も、 どんな時だって君たちの傍にいたいんだ。
だから、泣きたくなったら私を呼びなさい。
[ 本当はせんせい達を呼びなさいと 言っても構わなかったんだ。 “私を”と言ったのは、この子達の気持ちを 独り占めしたい私の子供じみたわがままだ。]**
(544) 2016/10/11(Tue) 15時半頃
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/*ゔぇーーーーす!!!
わたしこのゔぇすのちょっと子供なところ大好きなん…… せんせいよりも、自分であるとこをつい優先するとこ大好きなん。
あーーーーかわいいねーーー
(-202) 2016/10/11(Tue) 16時頃
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/* ちょうどうでもいいけど、わたしは少女の「おでかけ」が2dからなところもとても気に入っています(にこにこ
おそとはこわいところだよ。 でも、ぼくたちにはせんせがいるから平気だよね。 ふふふふふ。
ほんとは獣を狼にしたいんだけど 襲撃事故が怖いからなー。
あーーーーたのしい。 たのしいです。 みなさんありがとうございます…… むらたては常にフルコースを出し続けられている感覚です……
(-203) 2016/10/11(Tue) 16時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 17時半頃
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――回想:思い出色の卵 ――
[ デメテルちゃんに駆け寄ったのは、何処でだったかな。
できるだけ落ち着いて話そうって思ったけど どうしても心が急いてしまったから、体と一緒にわたしの声も前のめり。]
みて!これ!!
[ ぶつかってしまうくらい勢いよく 友達の前に出したわたしの手。
その中にはもちろん、大きな卵がひとつ 中に揺蕩う色は、あの日の思い出色。]
(545) 2016/10/11(Tue) 17時半頃
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[ 悪戯の相棒に一番最初に見せたかったから>>522]
ホレーショーせんせいからもらったの。 ねっ、あのときのシーツにそっくりでしょ?
[ いつでも触っていいんだよって、卵をこつり。
揺れて卵の中にきらめく星を見ながら そっちは何の卵をもらったの?って聞いてみたり
わたしとは違う色をしたデメテルちゃんの髪 いつかシルクちゃんにお願いして お揃いの髪型にしてみようって提案してみたり。
この時間を卵に閉じ込めるなら 何色の光になるんだろうって少し思ったんだ。*]
(546) 2016/10/11(Tue) 17時半頃
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いつも通り生きているのが、傍にいてくれる証拠、ね。
[デメテルの言葉に>>483深くまた頷いて。 食堂での顛末を静かに見守る三本フォークの中にだけじゃなく、関わったすべてのものから繋がりの糸を貰って、返して。 それを色んな色で染めたら、きっと綺麗な色に染まるんだろう。
人数分のコップを用意してもらって>>484ワクラバも席に着けば>>490さて焼き林檎を食べようじゃないか。デメテルと約束した焼き林檎のことだって、デメテルが食べたいものに嫌というわけがないだろう>>533
一切れ、彼女の手で食べさせてもらった焼き林檎は……熱くて、とても甘かった。ワクラバは味の感想を漏らさなかったけれど、嫌な顔はしなかったようだ。]
(547) 2016/10/11(Tue) 18時頃
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[食堂を後にするワクラバ>>491に一言だけ。]
……ありがとうな、食ってくれて。
[糧ではないのだから腹も膨らすことはできないが、それでもこの場に一緒にいてくれたことへの礼として。彼とデメテルの間にかつて交わされた約束のことは知らなかったが、それでも作り手としては嬉しいものだ。
いつもの通り、デメテルはきちんと皿を下げて……いつもの通りに手伝いを申し出てくれた>>534 いつもの通りなら、「まなびやでもっと遊んで、もっと勉強して、もっとおいしくなれ」とでも返すのだけれど。 俺は少しだけ考えて]
(548) 2016/10/11(Tue) 18時頃
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デメテル、皿は洗わなくてもいいし、レタスも取ってこなくていい。 ……俺、嘘ついてシルクを怒らせちまったんだ。 それで俺はもうせんせい失格だなって思ってここにいたんだけど、
皆のことは大好きだ、それは嘘じゃあない。 大好きだから、嘘をついた。 でも、今ごめんってどうやって伝えたらいいのか分からない。
だから、ちょっと「コラ!」って言ってほしい。 せんせい、ちょっとダメになっちまったから。
[自分に教えてくれたデメテルにもうちょっと背中を押してほしいと甘える。 やるべきことは決まってる。なんとしてもシルクが誰かと旅立ってしまう前に、謝りたい。たとえ今日俺が旅立つことなく、次の実りまでずっと飢餓と戦うことになったとしてもだ。]*
(549) 2016/10/11(Tue) 18時頃
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― 三人目の少女 ―
[このまなびやが出来てから、何匹飢餓のために息絶えた獣がいただろう。 もし少女らや人らが口にするような食べ物が、寝食を共にし、言葉を交わし、ともに愛情を紡ぐことがあったら、同じように人は飢餓のために朽ちることはあるのだろうか。
俺の三人目の少女……――は、ずっとそのことを考えていた。
「このプリンはどうしてしゃべらないの?」 「ねえ、このベーコンはどうしても焼かれたいって言ったの?」 「林檎はジャムになりたかったの?それとも鳥に食べられたかったの?」
彼女自身食べられることには抵抗は示さなかったけれど、どうしてものを食べるのか、どうして獣と少女は言葉が通わせ合えるのか、いっそ言葉が通じなければ飢える獣はいないのではないか。
そんなことばかり考えている子だった。]
(-204) 2016/10/11(Tue) 18時半頃
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[マリアンヌみたいに四六時中食べ歩きもしない、ゾーイみたいに旅そっちのけでボール遊びをしたりもしない、――は、まなびやの外の人間が求めるような、正に『少女』だった。 俺の力を使って砂漠に水をもたらしたり、子供たちにアイスを作ってみたり。
けれど、終わりの時は誰にでもある。
俺は、彼女のことが大好きだった。 獣が飢えて死ぬことを真面目に考えてくれていたから。 なのに、彼女は獣の死を憂いてくれていたのに、どうしても俺は彼女を食べてしまいたくなかった。 目の前から消えてしまうのが嫌だと言って、弱る彼女に駄々をこねた。]
(-205) 2016/10/11(Tue) 18時半頃
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[そしたら彼女はこう言った。
「わたしのことは忘れてね」 「きれいに忘れてすっきりしたら、わたしをたべてね」 「それで、つぎの子たちと、たくさんたくさんあそんでね」
……それで気が付いたら俺の前から彼女はいなくなっていた。 どうやって食べたのか、いつ食べたのか……いや、俺は一体何を食べたのかすら俺は分からなくなってしまって。
まなびやに帰ったら、まず食堂にフォークを一本足した。 食いしん坊のマリアンヌと、生意気ゾーイ……俺の中で隠れんぼしてる大事な誰か。 俺が食べた少女の数だけフォークが並ぶ。
三本目の記憶は、思い返そうとすると頭の中に靄がかかったようになる。 だけれど、見えなくても、きっと彼女は俺の中にいると思う。]
(-206) 2016/10/11(Tue) 18時半頃
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/* 突っ込まれたら出そう……(ちきん
(-207) 2016/10/11(Tue) 18時半頃
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/* ヘクターせんせいのところに行けばよかったかな…って悩みも、あるけれど。 でも、それはシルクちゃんと一緒に行ったほうがいいよね、とも。
(-208) 2016/10/11(Tue) 19時頃
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/* あーでも、秘する意味な……んひぃ
(-209) 2016/10/11(Tue) 19時頃
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― 三人目の少女 ―
[このまなびやが出来てから、何匹飢餓のために息絶えた獣がいただろう。 もし少女らや人らが口にするような食べ物が、寝食を共にし、言葉を交わし、ともに愛情を紡ぐことがあったら、同じように人は飢餓のために朽ちることはあるのだろうか。
俺の三人目の少女……――は、ずっとそのことを考えていた。
「このプリンはどうしてしゃべらないの?」 「ねえ、このベーコンはどうしても焼かれたいって言ったの?」 「林檎はジャムになりたかったの?それとも鳥に食べられたかったの?」
彼女自身食べられることには抵抗は示さなかったけれど、どうしてものを食べるのか、どうして獣と少女は言葉が通わせ合えるのか、いっそ言葉が通じなければ飢える獣はいないのではないか。
そんなことばかり考えている子だった。]
(550) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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[マリアンヌみたいに四六時中食べ歩きもしない、ゾーイみたいに旅そっちのけでボール遊びをしたりもしない、――は、まなびやの外の人間が求めるような、正に『少女』だった。 俺の力を使って砂漠に水をもたらしたり、子供たちにアイスを作ってみたり。
けれど、終わりの時は誰にでもある。
俺は、彼女のことが大好きだった。 獣が飢えて死ぬことを真面目に考えてくれていたから。 なのに、彼女は獣の死を憂いてくれていたのに、どうしても俺は彼女を食べてしまいたくなかった。 目の前から消えてしまうのが嫌だと言って、弱る彼女に駄々をこねた。]
(551) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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[そしたら彼女はこう言った。
「わたしのことは忘れてね」 「きれいに忘れてすっきりしたら、わたしをたべてね」 「それで、つぎの子たちと、たくさんたくさんあそんでね」
……それで気が付いたら俺の前から彼女はいなくなっていた。 どうやって食べたのか、いつ食べたのか……いや、俺は一体何を食べたのかすら俺は分からなくなってしまって。
まなびやに帰ったら、まず食堂にフォークを一本足した。 食いしん坊のマリアンヌと、生意気ゾーイ……俺の中で隠れんぼしてる大事な誰か。 俺が食べた少女の数だけフォークが並ぶ。
三本目の記憶は、思い返そうとすると頭の中に靄がかかったようになる。 だけれど、見えなくても、きっと彼女は俺の中にいると思う。]**
(552) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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─現在:食堂─
[今日は、昨日のつづき。 だから何気なくいつもしていること。 それがわたし達が取り込んできた色を鮮明に見せてくれるはず。
それを教えてくれたのはワクラバせんせい。 そして、それを伝えてヘクターせんせいにもつながるの。 ひとつの大きなおはなしとして、ね?]
だから、ヘクターせんせいは、とうめいなんかじゃないわ。
[食堂に名付けられた三本のナイフ。 それもあなたが生きてきて誰かをこの世界に残そうとした結果。 直接触れ合えなくても、あなたが何気なく行ったこの料理も、今のあなたと昔のあなた達をつなぐ証となるんだから。
いっしょにごはんを食べましょう。 食べたいのちがきっとわたし達を染め上げてくれるから]
(553) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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[ふたりのせんせいといっしょに同じ楽しみを分かち合ったわ。 熱々の林檎>>547は、ほんとうならせんせい達にとって必要のないものかもしれない>>548 でも、約束だとしても、約束じゃなかったとしても、同じものを食べてくれたことが嬉しくてわたしは笑ったの。
お片づけの最中。 わたしはいつも通りヘクターせんせいのお手伝いをするために戻ったわ。 でも、今日は違ったみたい>>549 瞬きを、いち、に、さん。 わたしはせんせいの頭を見つめて、それから自分の右手を眺めたの]
(554) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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/* ヘクターせんせいいいいい 仲直りしにいき、たい!!!
(-210) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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…………こらっ!せんせいのバカ!
[わたしはせんせいの言う通りに声を張り上げてみたの。 でも、それが全力だとしても、少し弱いものになってしまったわ。 せんせいが気付いたとしてもわたしは瞳の奥で笑うだけ。 そのまま、右手と左手をせんせいの右手に添えれば、一度強く握ろうとしたでしょう]
わたしも、シルクも、みんな、せんせい達のこと、だいすきよ。
[口端を上げて、諭すようにわたしは続ける]
………だいすきなの。 それは、わたし達がわたし達でなくたってきっと、好きになった。
[まだ、林檎の匂いが残る場所。 その中でわたしは、眉尻を下げたの]
そのまま、伝えて。せんせいの本当の気持ち。 わたし達がだいすきだから嘘をついたって。 シルクは優しい子だからきっと、聞いてくれる。
(555) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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/*大天使デメテルの出力見習いたい
(-211) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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[ねえ、シルク。 あなたがわたしとピッパにキスをしてくれた日、しっかりと覚えてるわ。
あなたはいつも何か言いたげだけど、わたしちゃんと聞いてあげられなかった。 もっと、きちんとあなたに耳を傾けていれば、あなたのことをもっと抱きしめられたのかしら。 そんなことを思い出したから、わたしは付け加えたの]
それとね、シルクの声も聞いてあげて。 言いたいこと、あるかもしれないから。 ちゃんと伝えて、聞いて、そうしたらきっと、せんせいの気持ちも、シルクの気持ちも、伝わるかもしれないわ。
[あなた達がうまくいくかどうかは、わたしにも分からない。 でもね、二人を信じてるの。 全身の力を抜けば、わたしはそのまま一歩下がるわ。
見送る人が必要なら見送りましょう。 ひとりが怖いならいっしょに探しましょう。 わたしは、今、ヘクターせんせいの味方でもあるし、シルクの友だちでもあるから。 あなた達に味方したい]*
(556) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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/* 書きながら泣きそうになってた。 ヘクターせんせい素敵な言葉をありがとう。 弱みを見せてくれたから弱い自分をみとめられそうになったのよ。
(-212) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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――現在:空で ――
[ 他のみんなの卵のこと。 教えてもらったのはいつのことだったか。
たった一年前のことなのに、思い出せないくらい たくさんの思い出が、私の中に積もっていたから。]
書庫なんて、大っ嫌いだったのに……
[ そう、きっと私も少し変わった。
本を読むよりいろいろ試してみたくて 書庫に行くことなんて数えるほどだったけれど
ホレーショー先生から卵を貰ってからは もっとうまく使いたくて、何度も足を運ぶようになった。
最初のうちは熱があるんじゃないかって、心配されたりもしたっけ。 先生にからかわれたり、驚いたりもされた気がするけれど。]
(557) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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[ 当たり前のように降り積もっていた日々。 けれどそれは、卵から孵った鳥が空を飛ぶには充分すぎるほど。
ピッパちゃんの青い鳥。 雛の世話を一生懸命にする友達の姿に>>295 頑張れって応援したりして
その実、私が力になれたことといえば タマにではなく、ピッパちゃんにおやつを運んでくるぐらい。 あまり役に立てたとは言えないけれど。
それでも賑やかな雛の声が嬉しくて ときどきは、触らせてってお願いしたりもした。]
(558) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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/*?!
(-213) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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/*?!?!?!?!
(-214) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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[ シルクちゃんにいろんな髪型へ結わえてもらったこと 暑い日には、紙風船片手にマリオちゃんを水遊びに誘ったこと 少し寝坊した日には、砂糖水を作ろうってエリちゃんを誘ったこと。
この一年を卵に閉じ込められたなら 今までを全部、閉じ込められたなら きっと、卵の大きさでは足りない。
胸元の二色にそっと触れ、ほんの少しの間だけ目蓋を閉じた。**]
(559) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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/* うううううう、ヘクターせんせいも 仲直りしたいと思ってくれた嬉しいぞ……
(-215) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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/*ァァァアアアァァァアアア(尊い
タマ、みんなになでこなでこされてそだつよ…… つっつくのはほーせんせだけだよ…………♡←
(-216) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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─回想:思い出の卵─
[わたしがカリュクスと出会ったのはお部屋が並ぶ廊下でのこと。 たんたんたんっ!>>545って前の方から音が聞こえたの。
わたしは耳をぴくりと動かして構えたわ。 だって、その音は聞き覚えがあったからね!]
カリュクス! ふふ、なぁに? また何か………あっ!
[前のめりになるなら支えようと伸ばしたわたしの腕。 固まったのはあなたが差し出してくれた卵が見えたからだったわ]
この色………! あの時と、同じ色ね……!
[ホレーショーせんせいのお部屋でいっしょに作った素敵な作品。 覚えてる。覚えてるわ! わたし、それをあなたが見せに来てくれたことがとっても嬉しかったの! それがしかも一番さいしょだって教えてくれたら堪らず跳ねて喜んだわね]
(560) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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[卵を撫でながらわたしは、昔のことを思い出したの。 あのシーツ、まだ飾られてるわよね。 でも、もしかしたらせんせいのお寝坊さんも治るかも…しれないわ? なんて、今日話した端々をあなたにも伝えたの。
その中にわたしがもらった卵についても伝えたわ。 小さな苗木のついた卵。 春、夏、秋、冬、頑張れば実がなるかもしれない小さな木を。 もしも実がなったらいっしょに食べて、その時もまた種を植えられたら素敵よねっ!ておはなししたの。
その時にお揃いの髪型にしてくれるおはなしが出たらわたしは迷わず頷いたわ]
わたし、カリュクスとシルクの髪の色、とても好き。だからね。 お揃い、うれしい。 でも、どうせならみんなにもお花を飾って、かわいい髪型にもしたいわね! エリにいったら可愛いお花の場所、教えてくれるかしら。
(561) 2016/10/11(Tue) 19時半頃
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[少しだけ照れたようにはにかんだら、腕を伸ばしてあなたの頭を撫でてみた。 シルクも触れたその絹糸に触れたあと、おはなししましょうって二人で歩き出したのよね。
それはもちろん、楽しいドッキリを企画するためにね?]**
(562) 2016/10/11(Tue) 20時頃
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だめなの、ちがうの。 せんせいの手、せんせい、…
[ニコラスせんせいのうすっぺらな腰元に抱きついたまま、えぐ、と嗚咽を漏らす。>>445 せんせいの手はあたしを触れない。抱きついたあたしをせんせいは振りほどけはしない。
少女は知っている。 獣は、少女という糧を得なければ生きていかれないこと。 せんせいが、あたしたちに隠さなくっちゃいけなかったこと。
拙い言葉は幼さを増して、もう言葉にはならなかったかもしれない。 あたしを撫でられない手に、頭を擦り寄せたかった。大丈夫だよって、根拠なく言いたかった]
(563) 2016/10/11(Tue) 20時頃
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ちがうの、あたし、… せんせいの手、だいすきだもん。せんせいは、撫でられなくても、絵が描けるんだもん。 手であたしのこと撫でられなくても、じょうずだよ、って撫でてくれるんだもん…
[引き出しの奥の奥、大事に仕舞われた絵のこと。>>234 時々引っ張り出して、せんせいが褒めてくれたこと、あたしは覚えていて。 手で撫でてくれなくても、腕で抱きとめてくれなくっても。 ニコラスせんせいの側があったかいこと、あたしは、知ってる。
嗚咽混じりに途切れた言葉は涙に濡れて、せんせいの服を身勝手に濡らした。*]
(564) 2016/10/11(Tue) 20時頃
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/* い ま か ら 読 む
(-217) 2016/10/11(Tue) 20時頃
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―回想・ひとりで泣いたら―
……ヴェスパせんせいが、悲しいの?
[ ぼくの赤くなった目と高さを合わせて話してくれる ヴェスパせんせい。ひとりで泣いちゃダメな理由。 ぼくじゃなくて、ヴェスパせんせいが悲しいなんて… ……へん、なの。>>543
それがお顔に出てたのかな。せんせいはもっと お話ししてくれた。せんせいの言葉にぼくの心は どっきり、して、それから痛い。]
…………それは、ちくちく、するんだ ううん……ぢくぢく…する。
[ 誰もいないところで、エリやピッパが泣いていたら。カリュクスが、マリオが、デメテルが苦しんでいたら…――――デメテルは。]
(565) 2016/10/11(Tue) 20時半頃
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[ 考えただけで、ぼくの心に針がまた刺さる。 ……ぼくはきっとまた何も出来なくなっちゃう。 でもせんせい達は違う。 せんせい達なら、ぼく達のこと、助けてくれる。]
せんせいって、すごい、ねぇ……ありがと
[ せんせいは、ぼく達のそばにいてくれるし そばにいたいって、言ってくれる。
それは、ぼくには出来ないことだから…うらやましい。 だから、ぼくは「せんせいがいてくれるならね」って、頷いた。>>497
だけど…やっぱり呼ぶのは恥ずかしいから、 来てくれるのを待って、た。そこまでお見通しなら せんせいはやっぱり、すごい。]
(566) 2016/10/11(Tue) 20時半頃
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[ お祈りの場所。 ぼくはひなたぼっこもするし、刺繍もするし、泣く。 最近は、祭壇の前でお祈りも――時々する。 叶うことのない、お祈り。
あと何回が、寝て起きるたびに。 刺繍が段々出来ていくたび。どうしようもないことが どうしても近づいてくる。
少し離れたところだったり、思いっきり抱きついたり 気分によってぼくが泣く場所は色々変わったけど ちゃんと、ひとりじゃなかった]*
(567) 2016/10/11(Tue) 20時半頃
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/* こっちは悩むなあ。 着地点というか、行動は決めているから、心情は後回しでいいか。
(-218) 2016/10/11(Tue) 20時半頃
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――― まなびやの屋根 ―――
[太陽の陽を背に受け 金色の影を落とす、一年一日欠かすことなく。
実った実は 咲いた花は 落ちた虫は 縺れた糸は
獅子は、見ている、息を吸う、記録する。 獅子は、聞く、空耳のような"声">>217 獅子は、答える、空に向かって。]
さて、おぬしも 見たいものを見られておるかな。
……… 俺は、見ておるさ。
(568) 2016/10/11(Tue) 20時半頃
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[せんせいは、どこにいるかわからないシルクちゃんに言葉を送る。>>506
あたしも泣いちゃって、シルクちゃんも怒っちゃって、せんせいは大変だ――なんて全然考えてられなくって、あたしはあたしの小さな世界を守るのに精一杯だった。
そしたらがさりと物音がして、振り返ったら、シルクちゃんが降りて(落ちて)きた。>>513 あっ! って声をあげるより早く、大丈夫?って心配の声を掛けるよりも早く、シルクちゃんの叫ぶ声がした。>>514>>515
せんせいに抱きついたまま、それを聞く。 二人の会話の中身は、あたしはまだ理解が追いついてない。でも、それでも絶対に、分かってることがある。 また、どっかに行っちゃおうとするシルクちゃんの背中に向かって、すう、と息を吸い込んだ]
(569) 2016/10/11(Tue) 20時半頃
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…シルクちゃんのばか!!!!!
[今まで出したことのないくらい、おっきな声がでた。
わんわんと泣いているときよりも、怒ったシルクちゃんの声よりも、ずっとずっと大きく聞こえた気がする]
きらいじゃない! シルクちゃんはせんせいのこと大好きだって、あたし知ってるもん!!! あたしはシルクちゃんのことも好きだもん!! お友達だもん!!! シルクちゃんは悪いことしてないもん!! あたし、知ってるんだもん…!!!
[一生懸命おおきなこえで、シルクちゃんの背中に向かって叫んだけれど、届いたかな、止まってくれたかな。 ぼろぼろ泣きながら声をだすのに一生懸命で、前なんてもう見ていられなかったけれど。
知らないうちに手の中でぎゅう、と握りしめたハンカチはくしゃりと皺になっていた。*]
(570) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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凄いでしょ! 全然上手く出来なくって、 昨日の夜にはじめて成功したんだ。 今だって出来るか不安だったんだけど、 せんせいが隣にいてくれたからかなあ。 ……えへへ。 ほんと?魔法使いみたい?
[それだけ驚いてくれれば、頑張った甲斐があるというもの。 照れたように笑い、僅かに頬を染める。
せんせいの嬉しそうな表情が見れるなら、 こうやって抱きしめて頭を撫でてくれるなら。 僕はなんだって、どんなことだってしたいって思う。]
(571) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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/*大天使エリですね。わかります(頷く
(-219) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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―回想:巡る命と糸―
[見上げた木の上、シルクの笑顔が寂しそうに見えたから 私は降りてくるようにと左腕を伸ばした。>>492
素直に飛び込んできた小さな体を地面に降ろして、 笑顔が晴れるようにと頭を撫でる。 嬉しそうな笑顔は見上げた時の物より明るくは見えた、 が――
シルクはやはり元気には見えなくて。 ぽつぽつと紡がれた言葉に私は耳を傾ける。
少女が獣の糧になる、その時の話、その、後の話。]
(572) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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ふふ、くすぐったい
[そう呟いた言葉は、唯の照れ隠し。 ぎゅう、って抱きしめてくれるせんせいの体温が心地よくて。 頭を撫でてくれる手は、酷く優しい。
僕だけがそうやって、 優しい温もりを与えて貰うのは不公平でしょう? 小さな両腕をせんせいの背中に回して、抱きしめて。 その後に頭を撫でようと伸ばした手は届いたのかな。]
(573) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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シルクの思う離ればなれ、は 体の距離かな、心の距離かな
糧になることで少女は獣の、せんせいの一部になるけれど そのとき心が通っていなかったらそれは 離ればなれと変わらないかもしれないね
だけど、私は、私たちは、君たちも こうして過ごした時間を心で食べているから 遠く、体や魂が離れてしまっても 傍にいる、とずっと感じることができると思うよ。
(574) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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うん、ホレーショーせんせいが一番だよ?
……ぁ あのね、見たのは僕が一番かなあ。
[質問の意図が分からず、僅かに首を傾げる。 その後、思い出したように小さな呟きを付け加える。 昨日の自室での出来事を誰にも見られていなければ、だけど。 オーロラを作ろうとしている事さえ、 誰にも言ったことはなかった。
けれどオーロラに関する本ばかり読み漁っていたから。 目聡いせんせいには察せられていたのかも。]
(575) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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なぁに、ホレーショーせんせ。
[弛められた腕。 少しだけ、さっきより真剣に聞こえる声音に 落ちていた視線を上げて、耳を傾ける。]
(576) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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あったりまえ! 約束、ちゃあんと憶えてるよ。 一生分の桃をプレゼントしてくれるんでしょう。
……破ったら、はりせんぼん だよ?
[あの日のように、僕の小指をせんせいのそれに強引に絡めて。 せんせいがその約束を本当に守ってくれるというのなら、僕は。 なんて。早とちりにも程があるかもしれないね。
せんせいの瞳を覗き込んで、言葉を待った。*]
(577) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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[小鳥は死んでしまったけれど まだ、シルクの心の中では生きているのではないかと私は思う。 デメテルのおはなしの中に小鳥が生きていたように。
糸の染色を教わりにきていたシルクが何を作っていたかは 具体的には私は知らないけれど それが誰かのためのもの、ならば、 距離が離れてしまっても、シルクの作った何かを通して 繋がっていくのだろうと。
糸のように細く繋がる縁だけではなく シルクの思い出と共にそれは、 託された誰かの中にシルクがずっと 居続けることになるのではないだろうか。
獣は少女を食べ、糧とする。 それは私にとって、当たり前のこと。 それを寂しいと思ったことは――…… 私の右手が小さく痛んだ。 小さく頭を振ると、私は左手でシルクの頭をただ、黙って撫でた。*]
(578) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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/* すごいサンドイッチした・・・すまないマリオ。
(-220) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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[懸念が無いと言えば、嘘になろう。
何時だって答えは難解で 何年生き永らえようが、俺は答えを持たない。 昨夜の声、それは、"声"
―――俺は、散歩に耳聡い。]
ぴい、 ぴい。
[獅子は、鳴く。
この一年、肺腑に溜めた鳥の声を。 ああ、これは、どの鳥の声だったかな。*]
(579) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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――― 回想:約束の通り ―――
[獅子は、散歩をする。
勝手に居なくならなかったであろうと 客人は踏ん反り返る真似をした。 獅子が顔を仰け反らせただけでもある。]
知っておるのではない。 教えられたのじゃ。
……… おぬしらのような子達に。
[皺がれた声で答え、少女>>263の横に座る。 獅子は、息を吸う、留める、デメテルの声を。 こうして獣と少女の記憶の断片を 肺腑に溜めている。誰かが願った通りに。]
あれは、おぬしらと"せんせい"の場所だの。 俺は、それを守りたい。
(580) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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[ばか!の一言は思ったより弱々しいけれど……ずん、と重かった>>555瞳の奥で笑うのを、またこちらも笑みを浮かべて見返した。 俺の右手は何も見せてはくれないし、肉球も今はついてない。けれどそんな手でも、小さな両手でしっかり掴まえてもらえたなら、無理に言わせてしまったことを一言詫びようか。]
俺も、大好きだ。今それを伝えられたことが嬉しい。
[そう言ってするりと離れる身体を見送る>>556だってもう寂しくはない。 とうめいにはならない。 目に見えなくたってそこにいる。 教えてもらえば、もう大丈夫。]
(581) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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……じゃあ、行ってくる。 ワクラバ、多分食堂の外で待ってるんじゃないか?
[見送ろうとするのを辞して。さて、ちゃんとやらなくちゃならないことをするために、三本のフォークが見守る食堂から出ていこうか。]
(582) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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——現在——
[同じ場所、同じ風景。 それなのに少女といれば同じ道筋も変わった顔を見せる。
食堂の窓からヘクターの作ったサンドイッチの山を見つけ、 中の様子を伺おうと窓の桟に止まって覗いてみたり。 屋根の上の古い巣に昔のことを話したり。 井戸を通りざまに思い出し笑いが漏れたり。
空を巡る旅はここで過ごした時間の縮図のようで。]
ええ、あっという間でした。
[すれ違う青い鳥を目で追った先に、風に髪を靡かせる少女がいる。 神木の下で少女を持ち上げた時、 去年に比べて4cmも目線が近くなっていたとどうしてすぐ気づけただろう。 毎日会っていると些細で忘れてしまうけれど、時は流れ変わっていくのに。]
(583) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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そうですね、もっと遠くには。 水に浮かぶ都や、凍った森。炎を吹く山に極光のカーテン。
ここからは想像できないほどたくさん。
[ここではない遠くの景色を見つめて話すと目を細める。 獣の背にくっついた額がほんの少し動いた気配がした。
建物の影に入ると、煉瓦の道に獣の影がでこぼこと落ちている。 溢れ出した言葉が痛切に胸を刺し、 飲み込みかけた言葉をようやく口にした。]
(584) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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話そうとすると、全然時間がありませんね。 先生の好きなものは世界の端から端までたくさんあるんですから。
[獣自身でもわからない好きや、言葉にできない好きなもの。 北の大地に揺らぐ極光のカーテンの美しさも、 実際に目にしてみないと、意味の全てはとても伝わらないだろう。
長い小径の上の影は緩やかに滑りながら、 獣は少女へ静かな告白をぽつり、ぽつりと落としていく。]
(585) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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[少女の質問>>264の真意は分からない。
――― ただ、少女は静かだった。 大事な問い掛けのように、俺には思えた。 獅子は、目を細める。]
しあわせじゃった。 ししねこは嘘を吐かぬ、信じよ。
今も、昔も、だからこうして在る。
おぬしらのしあわせは楽しいより深い。 おぬしらのしあわせは面白いより難しい。 難しきゆえに、おぬしらがしあわせなら 俺は、とてもしあわせだ。
[少女の声に馴染むように、低く、静かに答え ししねこは金の毛並を、少女に懐かせた。 色褪せぬ幸を、体現せしめよう。*]
(586) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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——実は、後悔しているんです。
いつもカリュクスから話してくれるのを待ってばかりで、 自分から聴きに行けなかったことを。
こんな近くにいたのに、ちょっとした望みすら知らなかった。 ……あなたのことをもっと知りたい。
[緩やかな滑空から地面へ足をつけると、 風の残滓が草を揺らして円を描いたかのように倒れていた。 数歩たたらを踏んで止まり、背を振り返って少女の赤をじっと見つめる。]
(587) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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ね、カリュクス。カリュクスさえ良ければ、 先生に……いえ、私にその為の時間をくださいませんか。
[最後は、なぜだか穏やかな心持ちで告げることができた。 どんな結果が返ってくるとしても、言葉にしない後悔よりはずっといい。 体を捻って差し出した手は取ってもらえるだろうか。]
(588) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 21時頃
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[焼き林檎は獣の糧じゃない。
見えない妖精のためのサンドイッチだって。
他に何を作ったっけ……マリアンヌから教わった料理をたくさん作った。
だけれど獣の糧になる少女の中に、その料理の残した色が残っていてくれるのなら、それはそれで嬉しい。
……そんなことを考えながらすっと食堂を出て行こうとして、調理台に思いっきり膝をぶつけた。 その拍子に、ああ……上に置いたままの齧りかけのトマト>>365が床に転げて……]
(589) 2016/10/11(Tue) 21時頃
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ばう!……ごほごほ、 ……それじゃあ、行ってくる。
[ついまた追いかけかけたのをぐっと耐えた。 流石に別れ際に醜態は晒せない。口をついて出た吠え声を咳払いでごまかしたら、今度こそ食堂を後にしよう。]**
(590) 2016/10/11(Tue) 21時半頃
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―少し前・木の下→井戸―
[ せんせいになんてこと言っちゃったんだろう……冷たいのに灼けるような胸のまま。ぼくは痛い足で走る。 ビクリ、って身体が跳ねて、ちょっと立ち止まった エリのあんなおっきな声――ぼく、聞いたことなくて。 ヘクターせんせいとの事も見てたことも知らなくて その1つ1つが、嬉しいのに。今は刺さる。>>570]
したもん!ぼくは悪いこと! いっぱいしたもん!!!ぼく良い子じゃない! せんせいにひどいことした!言った!!お友達……
[ エリは優しい……でもその声が、泣いてるのが わかって。ぼく、エリをまた、いちねんまえみたいに 泣かせちゃったんだ……。
ごめん、なさい。しなきゃいけないのに。 ぼくは出来なくて、そのまま駆け出した。]*
(591) 2016/10/11(Tue) 21時半頃
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―現在・食堂から出て直ぐ近くの外―
[デメテルと、ヘクターの作ってくれた焼き林檎を 三人で食べて過ごした時間。
デメテルが嬉しそうで、楽しそうだったから>>533 私は自然と幸せな気持ちになれたし、 ヘクターもきっと、そうであったと思っている。
ごちそうさま、と告げて席をたつと 食堂を出ようとした私に、ヘクターからの礼が投げられて。>>548 私は不思議そうに首を傾げた。]
いや、礼を言うのはこちらの方だよ。 ……美味しかった。
そして、楽しい時間だった。
[糧とならずとも、私は植物から、少女から、 ヘクターの心の篭った料理から、様々なものを吸収している。]
(592) 2016/10/11(Tue) 21時半頃
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[だから、礼を返して。
深くは私は触れなかったが いつも、少女らに美味しい食事を作ってくれている彼を悩ませる問題が解決することを胸の内で願ったのだった。
デメテルとの思い出はどれも鮮やかで、瞼の裏に刻まれている。
おはなしが完成したら、と言ったデメテルに 勿論、楽しみにしているよと私は答えて、食堂を出た。
そのどちらも鮮明に思い出せることを嬉しく思う私は 食堂を出て外へと向かう足を一度、止める。
林檎の味と、サルビアの味。 ヒナゲシの花の香りと、色。
赤と、青と、白と、 デメテルと共に過ごした時間の色を思い返そうとして――]
(593) 2016/10/11(Tue) 21時半頃
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[――私は、動悸がするのを感じた。
いくつも言葉を交わしたのだから、 その色を思い出せないはずは、ないのに。]
―――……
[食堂から獣の吠えるような声が聞こえて、 は、と、私は顔を上げる。>>590
あれが思い出そうとしていた デメテルの声の色でないことは当然わかっている。
その後間もなく、 ヘクターが食堂から出て行く姿が見えれば、 誰かの元へと向かうのだろうその背に そっと、がんばれと胸の内で声をかけた。*]
(594) 2016/10/11(Tue) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 21時半頃
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/* こう……自分から弱点を提示するのは信用と親愛だと自分では思っていても分からないよなぁごめんね
(-221) 2016/10/11(Tue) 21時半頃
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/* どこいこっかなーと思っていたけどヘクターが助け舟をくれたのでわたしはここにいます。 しかしデメテルいきたいとこあったらきにしないでほしい。デメテルストーカーみたいにわたしなってるけどきにしないでほしい。
(-222) 2016/10/11(Tue) 21時半頃
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/* ワクラバせんせいにおっおっ?としてる
(-223) 2016/10/11(Tue) 21時半頃
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/*ワクラバせんせいの包容力マックス
(-224) 2016/10/11(Tue) 21時半頃
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/* うぇ、そうなるのかあ。 うーん。シルクちゃんがどうしたいのかわからないぞ…他の人と関わり持ちたいってことだったのかな。ちょっとせんせい待ってみよう。
(-225) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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/* これは…仲直りパートなの、かな?
(-226) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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[謝ってもらわなくても大丈夫。 それはわたしの笑顔でヘクターせんせいに伝わったと思うわ]
わたしも、うれしい。 うん……きっと大丈夫よ、ヘクターせんせい。
[せんせいの言葉>>581が伝わったってわたしは左胸に右手で触れたの。 せんせいがお出かけするなら見送ろうとしたわ>>582
でも、ころころと転がる赤色>>589にわたしは固まったの。 転がったトマトをわたしは追いかけようとして、大きな、声!>>590]
………ばうばう、ばいばい?
[我慢しようと、したのよ? でも、ダメだったの! すぐにわたしは肩を揺らして右手を振ったわ。 笑いながら、せんせいを結局見送ることにしたの]*
(595) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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─現在:おそと─
[齧りかけのトマト>>365は拾って食堂のテーブルに置いておいたの。 姿が見えなくなったワクラバせんせい>>592 ヘクターせんせいは食堂の外で待っているかも…なんて言って、いたけれど…。
せんせい達は忙しいんだからひとりでたくさんおはなしするのもね、ってわたしも遅れて食堂を後にしたの]
Twinkle, twinkle, little star, Like a diamond in the sky♪
[わたしが口遊む歌はすぐ近くにいる誰かさん>>594の耳にも届いたかもしれないわ。
上機嫌に両手を揺らしたわたしの頭の中で描かれるおはなしはいつもしあわせの色]
(596) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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[赤、青、白>>593 それだけじゃなくて混ざり合った紫色。 それだけじゃなくて、また加わる未来の色。たくさんの色。 わたしは求めて歩き出したけれど、そこにワクラバせんせいはいたかしら?]
………ワクラバせんせい、どうかしたの?
[わたしの手元には白い羽根>>510 お祈りをするのなら、向かう場所はただ一つだったのだけど…。 何か悩んでいる様子ならわたしは気になってそっと、不思議そうに声をかけたの]*
(597) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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/* デメテルもありがとありがと…! どこいくかはゆっくり考えよう(時間…ま、まだあるからだいじょうぶだよね)
(-227) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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/* すぐ近くならエンカウントするかな?と思ったのでお声がけしたけれど、せんせいもせんせいでやりたいことあるだろうしなっと。 ヴェスパせんせいにもお声がけしたみあるので祈りの堂匂わせつつ。
(-228) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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/* デメテルがヴェスパせんせいのところ、かな? ピッパはワクラバせんせい?
(-229) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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/* 大天使デメテルの拾いの丁寧さ見習いたい…… うー…そう!私!現在軸でワクラバせんせいと 会ってないんだよね!!(絶望の音
(-230) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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[どこかへ向かうヘクターの背を見送った後、 私は瞼を閉じると少女の声の色を思い出そうとした。
歌声が聴こえた気がして、瞳を開く。>>596
そうだった、少女の声の色は――]
…あ、ああ。デメテル。 忘れてはいけない大切なことを思いだそうとしていてね。
でも、大丈夫だよ、おかげで思い出せたから。
[食堂の近くでまだぼんやりと突っ立っていた私に 不思議そうに問いかける少女に、私は少しだけ眉を下げて答える。>>597]
(598) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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[少女の手元には白い羽根。 それが誰のものかは私にはすぐは思い浮かばなかったけれど 特別な日に、やりたいことはたくさんあるだろう。 会いたい人も、きっと、たくさん。
少女が何処かへ向かうならば、 いってらっしゃいと声をかけて、 聞こえた声を今度は忘れないように、胸に手を当てて小さく息を吐いた。*]
(599) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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[腕の中にいる小さな身体が、>>573 きゅう、と背に腕を回してくれる。 懸命に伸ばした手が頭に触れると、 ふわり、桃の香が鼻腔を擽った。
その優しさか、甘やかな香りか。 温かな何かがゆったり、胸に染み渡る。
問いへの答えは些か的を外れていたが、>>575 それすらも嬉しく思えるのだから、俺も大概だ。]
(600) 2016/10/11(Tue) 22時頃
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おう、ちゃあんと憶えてたな。 そうだ、一生分の桃をやるって話だ。
おまえはたくさん練習して、 今日、真っ先にここへ来て、 俺でも思い付かないようなすごい成果を見せてくれた。
だから俺も、…えー、ゴホン。
……おまえとの約束を、果たしたいと思う。
[打てば響くというような、即座の返答。>>577 それに対してこちらは刻むように、慎重に言葉を紡ぐ。
半ば強引に絡められる指を解こうとはせず、 けれどまだ、強くは握り込まぬままで。
まぁ待て待て、と苦笑しながら先を続ける。]
(601) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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——回想:水風船の後——
[説明になっていない説明に並べた二人を交互に見て。>>84 足元に落ちていた紙風船を拾い上げ、手の中で風船を弾ませた。]
えー、つまりこういうことなのですね。
[怪訝な顔で投げ上げ、受け止めを繰り返し。 二人が濡れた体を拭き終わるのを待つ。
タオルの感触に喜ぶ少女を見ていると諭す言葉が霧散しかけ、 ため息混じりに被りを振れば、ニコラスの視線と交わった。]
(602) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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……はぁ。
[自然な悪戯の誘いに手の中で遊ばせていた紙風船を見やり、>>374 確かに面白そうではあるがとぼんやり、ほんの数秒考えて。
慌てて顔の前で手を振って考えを外に追いやると、 紙風船を握りしめて蠍を下から睨めつけ。]
せ・ん・せ・い?
[次は投げつけますからねと投げた言葉は後半分が笑っていた。*]
(603) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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あー、でもな、 おまえに桃をプレゼントしたいってのは、俺の願いだ。
おまえはおまえで、他に願いがあるかもしれねぇし、 それをもしかしたら、他の誰かが叶えてくれるかもしれねぇ。 …おまえが、“その人”と叶えたい願いだって、あるのかも。
だから、その…つまり。なんだ。
好物になんかつられて、“一生”を棒に振るなと言いたい。
……い、い、言ってる意味、 わかるよな?
(604) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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[ 優しく抱きしめた私と ぎゅうぎゅうと私を抱きしめる君。
まるで、あの時と反対だね。>>0:740>>0:823 私は今はちゃんと 君のせんせいになれているかな。
せんせいだというのに自分の弱さを 曝け出してしまう未熟な私だから、 時々不安になることはあるけれど。
こくりと頷いて
“ だいじょうぶ ”と
君が言ってくれたから。
私はその言葉を信じよう。 飾らない嘘偽りのない言葉として。]
(605) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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[だって、今日は契りの日だ。
契りの日の、朝一番。 いつものように、軽率に交わしていい約束じゃない。
夜汽車が発つまでに、まだまだ時間はあるのだから。 この子と契りたい獣が、他にもいるかもしれない。 マリオも他に、甘えたいせんせいがいる…かもしれないだろ。]
(606) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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[ 何かを決意したように立ち上がった君。>>519 けれど、視線は 刺繍の入ったハンカチへ戻ってしまう。
ひらりと広げられたそれは、 やはりシルクが縫っていたもので。 私は口を開いて説明しようとして、 再び口を噤んでしまった。]
それは …………、……
[ 彼女がこっそり、おそらくはみんなの ために縫っていた刺繍。
きっと今日のこの日まで大切に しまっておいたのであろう秘密を 私が安易に話してしまって良いものか。
そう、考えて迷いが生じたのだ。]
(607) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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…その落し物は、私が預かっておくよ。 ちゃんと持ち主に送り届けるから ピッパは自分のやるべきことをやりなさい。 “こうかい”しないと決めたのだろう?
[ そうして私は沈黙を選んだ。 ピッパはそのことを問いただしたろうか。
仮にこれがピッパに渡すものだったとして。 それを伝えるのはシルク自身であるべきだ。 これまでのシルクの努力大切にしたいと、思った。]*
(608) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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おっ、俺は、本気だぞ! 一生、毎日、桃ばかり食わせるからな? この約束を受けたらおまえ、桃が嫌いになっちまうかも!
…だから、マリオ。 じっくり考えて欲しい。
一生桃漬けでも泣かない自信があるなら、 最後まで傍にいるのが俺でも構わないなら、
――……後でまた、俺のところへおいで。
(609) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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——思い出:いい天気の日——
[巨大書庫は埋もれた記憶の匂いがする。 手入れされた書架に新しいものから古いものまで数々の蔵書が納められ、 ハタキをかけたばかりなのか窓からの斜光に埃の粒子が舞っている。
とうに返却期限を過ぎた貸出カードを見つけたのは、そんな月末。 部屋を襲撃しに行ったら丁度少女が本を読んでいるところで、>>405 片方に本を抱え、もう片方で首根っこを掴んで連行したんだった。]
(610) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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[カルガモの雛のようにマリオが後をつけてくるのが面白く、 行く先々で後ろを振り返りながら部屋を回った。
毎日の仕事は変化が乏しく、途中飽くこともあるけれど。 陽光の匂いがする、まっさらになった布をたたむときや、 ピカピカにした食堂で少女や先生らが寛いでいるのを見るのは気持ちがいい。]
ええ、好きですよ。
[全部一人でやると退屈することもありますけれど、と。 何部屋目かで問われたことは笑顔で答え、 シーツの端を持ち上げ、寝転ぶ邪魔者をごろごろ転がした。]
(611) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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[洗い物で舞い上がる泡にはしゃいだり、 シーツとシーツの間から顔を出してかくれんぼを始めそうになったり。
仕事の手伝いというより遊びのようなものになっていたのかもしれないが、 楽しい道連れのおかげで飽きを感じる暇もなかった。
日が傾き始める前、姿の見えなくなったマリオを探して呼び回った後、 取り込んだシーツに包まれている少女を見つけた時などは、 気が抜けて思わず膝をついてしまったりもしたけれど。
包んだシーツをそのままサンタクロースのように背負って帰る道々、 疲れを覚える体とは逆に、心は隅まで満ちていた。*]
(612) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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[静かな、どこかぎこちない笑みを浮かべ。 澄んだ夏の碧を、真っ直ぐに見つめ返す。
迷い、言い淀みながら。時に茶化しながら。 けれど珍しく真剣な声音で、少女に伝えよう。
けっして、後悔のないように。 少しでも気になる人がいるなら、 思い残すことがあるのなら、 それを終えてからでも、遅くはないのだから。]**
(613) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 22時半頃
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/* ホレーショーせんせいすきです……ありがとうございます。 プロポーズされてる気分。きっと間違ってはいない。 選んでもらえると思ってなくって顔がにやけてる……
(-231) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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/* もっと格好の良い言い方もできたんだけど、 こいつはまぁ、こうだよね。
マリオが他の人と絡んだ後だったら、も少し遠慮がなかったけれども。 まだ朝軸にいるのと、他との兼ね合いがイマイチわからんかったので、こんな形で…! 少々消極的な誘い方でごめんな。俺はヘタレですwww
(-232) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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/* マリオとホレーショーせんせい カリュクスとメルヤせんせい、かな?
(-233) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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/* あ、ヘクターせんせいか、な…? にゃむ。ニコラスせんせにぺったりしてよう。ぺたぺた、
(-234) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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―花畑―
[腰にしがみつき、泣きじゃくる少女の、 止めどなく溢れる涙を拭ってあげたかった。 安らぐように、頭を撫でてあげたかった。
けれど、蠍に出来るのは。 服を濡らす涙を――拙い言葉を、ただ受け止めることだけ]
私はね、ずうっと、 うつくしいものに憧れていたんだ。
みんなの幸の為、闇夜にまっ赤な火を灯す、 あの物語のさそりに私はなりたかった。
けれど、なれるはずがないんだって、そう思っていたよ。
(614) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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ー 食堂→外 ー
[背後から聞こえる微かな笑い声に>>595に死にそうな程に恥ずかしくなりながら、あたふたと歩き回った。
……俺の弱点を打ち明けたのはエリだけだ。俺を怖がるエリに少しだけ近づいて欲しくて。だが弱点は弱点だ。恥ずかしいものは恥ずかしい。せんせいとしてのいげんとやらがガラガラと崩れていくようで。 だから、今のはデメテルの心にだけ秘めていてもらえれば……なんて。
(とっくの昔にエリによって秘密はバラされている>>432上にもっとたくさんのまなびやの人間に知られていると知ったら多分恥ずかしさのあまり独り逃げ出すと思う)
しかし、ヒトの体はまだるっこしい。脚は二本しか使えないし、鼻は利かないし。早く会いたい、縺れた糸は切れてしまいやしないか。
……少しだけ逡巡したら俺は下らない自尊心を捨てて、獣の形に戻った。地面に残った匂いを辿って、遠吠え一つ。逃げてしまった背中を今更ながら追いかける。]
(615) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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―前日の夜―
[私が、私に言い聞かせる意味も篭めて ホレーショーへと話した言葉。
其れが彼の迷いや心配を少しでも軽くする手助けになったなら 私は同じ少女らを想うせんせいとして、嬉しく思う。>>*16]
少女に、世界に生かされている、か。 そうだな。私たちは少女がいなくては生きられない。
その分、多くのものを与えてあげたいと 幸せにしたいと思えることは、 私たちにとっても、幸せなことなのだろう。
[ホレーショーの正体、というものを 私は想像もしたことはないけれど。>>*17
同じ少女らのせんせいであることには変わりがないから。]
(*21) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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……君に選ばれる少女も、とても幸せだと私は思う。 選べないくらい大切な中から選ぶひとりを お互いに幸せにできることを、私は信じるよ。
[お礼の言葉は、少しくすぐったかったので、 私は、どういたしまして、とだけ答えると空を仰ぐ。
隣から鼻を啜る小さな音のすぐあと、笑う声が聞こえて 少しばかりセンチメンタルな空気はにぎやかなものになったろうか。>>*18]
(*22) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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[メルヤも、眠れなかったのだろうか。
何回あっても迷うものなのですね、と言う言葉に 私と同じような感想を抱いていることを知って>>*13 今此処にいない獣も同じような迷いを抱いているのかもしれない。
迷う理由は、様々あるのかもしれないが。>>*15
今回が初めてというに蠍の方を、ちらと見た。
彼は今まで、何故、とは少女を糧とすることを 当然の理と考えている私には些か疑問ではあった。*]
(*23) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
|
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[少女たちの傍らに居られたなら。、 ねじけた蠍のこころにも、いつか蝙蝠と同じように、 こころに、うつくしいものが宿るかもしれないと。 そう想い続けてきたから]
だから、君が私の隠し事を知って、 それでも――"だいすき"って言ってくれて、 本当に嬉しいんだ。 [少女のくれる"だいすき"のおかげで、 蠍にもこころにも、うつくしいものがあるのだと、 思えてしまうのだ*]
(616) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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[嘘>>598
ねえ、せんせい、何か、隠し事、してる。 そんなことをわたしのこころは受け取ったの]
…………ワクラバせんせい。 ほんとうに、だいじょうぶ?
[わたしは心配で一歩だけ踏み出したわ。 どうしようか少しだけ考えて。 白い羽根を服の中に隠してからそっと。 朝机の上に置いておいたヒナゲシの栞を取り出したの]
無理だけは、しないでね。 せんせいだって、生きているんだもの。 でも、そうよね。 せんせいも、いきているんだもの。 忘れることだって、あるのよね…。
(617) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
|
|
[わたしの声は、なぜか、震えていた。 そっと、せんせいの手にそれを押し付けたの。
覚えてくれてる、わよね?って]
…………わたしの、ことは、忘れないで、ね?
[ねえ、せんせい。さいごまで聞ける自信なんか、なかったわ。 だからわたしはせんせいの反応も待たずに走り出したの。
いってらっしゃいの声>>599を後ろで聞きながら]*
(618) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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|
[獣の姿で地面を嗅ぎながら、木の近くまで。そこにニコラスとエリの姿が遠目に見えたら……もう一度地面を嗅いで。 獣の姿を見たいとエリは言ったけれど、お披露目している場合じゃないだろう。
10年暮らせば匂いは染み付く……少女も獣も。 何度か道を間違えて、何度か木にぶつかったりしながら、ようやく井戸に辿り着く。 そこにシルクはまだいたろうか。]
……おい、
[真っ白な狼の姿のまま呼びかけて。返事が無ければ他を探すまで。 もしその姿が見えたとしても……なんと喋るべきなのか、ちょっと迷って押し黙るかも。]*
(619) 2016/10/11(Tue) 22時半頃
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/* 合流したいけどNG踏んじゃうよね。どうしようかしら。 まったりお話モード入っても大丈夫かな? せんせいが大丈夫なら。
(-235) 2016/10/11(Tue) 23時頃
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[私は嘘を吐くのが下手なのだろうか。
大丈夫かと再び問いかけるデメテルに、 大丈夫だと笑ってみせようとしたけれど 一歩詰まる距離に、取り出された雛罌粟の栞に 私は言葉を詰まらせた。>>617
私が少女に教えた白い雛罌粟の意味は、「眠り」。 眠る小鳥のことを思う少女のためにと渡したそれの、
もうひとつの意味は、「忘却」。
その意味を少女は知らないかもしれないけれど 私の胸の内の不安が見透かされたようで。
尤も、私が少女にうまく隠し事などできるはずはないのだが。]
(620) 2016/10/11(Tue) 23時頃
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[震える少女の声は耳にしっかりと届いている。>>618 それなのに、何故私はこんな気持ちになるのだろう。]
……忘れたり、しないよ。 忘れたり、したくはないから――…
[叶うならば、その声を、君の色を、この先も―――
手に触れた栞を潰してしまわないように手の中にそっと握った。
いってらっしゃい、の後に小さく呟いた私の声は、 走り出した少女にはおそらく、 届かなかっただろうけれど。*]
(621) 2016/10/11(Tue) 23時頃
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/* まあ、お察しとは思いますけれども。 という。みんなかわいくて選ぶのほんとしんどいくらい愛おしいのだけれどね。
(-236) 2016/10/11(Tue) 23時頃
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[勢い良く、シルクが木から飛び降りてくる。>>513
蠍に向けられる眼差しに滲むのは、 混ざり合う"こうかい"と"いかり"。 持て余す感情のいろ。
今、少女の怒りは自らを傷つけている。 全ての原因は蠍の自己保身にあるというのに。 自らの言葉で自らを切り刻み、、 心から血を流すシルクの姿を双眸に映して。
蠍は、エリが照らし出してくれた、 こころの中のうつくしいものを見失いかける]
――ちがう、そうじゃないんだ。
[言葉は音を結ぶことなく、虚しく消えて。 走り去る小さな背中を前に、跛の足はただ竦むばかりだ]
(622) 2016/10/11(Tue) 23時頃
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/* ええと、読み落としてたら申し訳無さMAXだけれど、さそりのお話は既にあるものなのか、創作なのかどちらだろう? どちらにしても知らないから、教えて、でいっか。
(-237) 2016/10/11(Tue) 23時頃
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/* ほーせんせ……♡ そっかーーーほーせんせ、そこいったかーーーー!
わたしどうなるでしょう。 蠍の微笑みの糧になりたいってわりとまじめに言いに行く機会は来るかなあ……。
そしてぼくは早く家に帰りたい……
(-238) 2016/10/11(Tue) 23時頃
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/* 銀河鉄道の夜か!(ググった) マリオちゃんが読んでたね。
基本的にすでにある物をしらないから、こういうとき大変困るである。 あ、あたしがニコラスせんせいに行くのは、物足りないのではないだろうか。せってい大事にするひとはこういうの、知らないとがっかりしちゃわないかな…?
(-239) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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―井戸―
………
[ みんなの刺繍はポケットにおさめて、つめたい お水を膝にかけようと思って、井戸を覗き込んでいた。
びくり。ヘクターせんせいの声。>>619 ニコラスせんせいの言葉が、ぐるぐるする>>506 謝らなきゃ。だけど、ぼくは――――!!]
……なに、か!
[ …………?真っ白な大きなもこもこ。 ぼくはヘクターせんせいの“じゃくてん”を聞いてない。 だから、しばらく固まった。]
………………。
[ 今ぼくに話しかけたのは、ヘクター、せんせい……だよね?*]
(623) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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[エリの悲痛な叫び声が響いた。>>570 それは、ともだちを案ずる純粋な想い。
うつくしくて。眩しくて。 思わず、目を逸らしそうになるけれど、 腰にしがみつく、少女の体温が逃げることを赦さない]
そうだね。 エリの言う通り、シルクは悪くない。 ただ、遣り方を間違えただけなんだ。
私も、きっと、遣り方を間違えた。
……本当に、駄目なせんせいだね。
[けれど、駄目なままで終わるわけには行かない。 エリとシルクの心に悲しみと後悔を残したままには出来ない*]
(624) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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/* あ、井戸のお水もうくんでた……!
(-240) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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[わからないこと、知らないことがたくさん出てきて、あたしは混乱しっぱなしだけれど。 とりあえず、今は泣くだけ。目の前のせんせいを、置いてきちゃったヘクターせんせいを、傷ついたシルクちゃんを想って。
シルクちゃんを呼んでも、引き止めることはできなかった。 けれど、そこに聞こえた遠吠えひとつ。それから、遠くに白い狼さんの姿が見えたから。>>619 ―― ちょっとだけ、びくってしちゃったけど、すぐにヘクターせんせいだってわかって。 すぐに、シルクちゃんを探してるんだ、って分かったから。
ほんとは、首をつっこみたいけど。 ふたりのとこに行って、ごめんなさい、でも、仲良くして!って、変なこと、言いたかったけど。 背中に乗せてくれる約束だけは、後で叶えてもらうことにして。
ぎゅう、ってニコラスせんせいのお腹に額を擦りつけて、ちょっとの間だけ甘えん坊を許してもらおう。 ぐしぐし、ってせんせいの服の裾で拭いたら怒られちゃうかな。 >>614>>615]
(625) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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/* あっやべすれ違った。 なおせーーなおせーー
(-241) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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…ほんとうのさいわい? みんなのさいわい?
[せんせいが、さっき言ってたこと。>>325 ほんとうのさいわいが、みんなのさいわいで、闇夜を照らすさそり。 さそりのお伽噺を、あたしは知らない。
きれいなものって、たくさんある。 シルクちゃんやカリュクスちゃんの白い髪。 七色の歌う石、色の氷の砂糖水。 白い狼。 それから、ニコラスせんせいの絵]
せんせいだって、きれいだもん。 せんせいがおえかきしてるときの手がね、すきなの。
[黒い手袋越しの細い指が、滑るように画帖をなぞるのを見ているのは、すきだった。 あたしのおえかきはもっとたどたどしくって、下手っぴだし、全然ちがう。
でも、せんせいが嬉しいって言ってくれたから。 ごしごしと眼をこすって、ちょっとだけ頑張って笑ってみせた]
(626) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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──回想・“特別”──
[ あの時、そっと微笑んだ君は 随分と大人びて見えた。>>535
君たちの何十倍も生きている私だけれど、 私のことをせんせいと呼ばなかったのは 君が初めてで、最後になるかもしれないな。
こんなにも私の“いちばん”を 知っているのはきっと君だけだ。 まったく……デメテルには敵わないな。
そう思えば、私も自然と笑顔になった。]
(627) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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意地悪なのは、デメテルが来るのが 遅くて寂しかったからさ。
[ くすくすと笑いながら話しているから 怒っているわけではないと分かるだろう? ……おや。
私が笑っているのに、 君が泣きそうだなんて珍しい。>>537
私が泣きそうな時に笑わせてくれると 言った強い君だけれど、そんな風に 弱さを見せることもあるんだな。
私はそのことが嬉しかった。 君からの“特別”を貰った気がして。]
(628) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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デメテル。 泣きたい時は泣いても良いんだ。 その時は、私が傍にいる。
[ そう言うと手を伸ばして 誓いのキスをした少女の頭を撫でた。 約束を重ねる少女へ 形あるものを残してやりたかった。 見えるものならば、確かにそこにあると 信じられるだろう?
大人びた君が 本当は誰よりも不安なのだと 重ねた約束の数だけ、そう思うから。]
(629) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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…………おやすみ、デメテル。 君の欠片は確かに私の中にある。
[ その一言にすべてを集約させて。 私の言の葉が君へと届くよう祈りを捧げよう。]*
(630) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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せんせい、…せんせいは、駄目なんかじゃないもん。 好きだって言ってるもん。聞いてよ、せんせい。
[せんせいの顔が曇るのを、ぎゅ!って抱きとめて、引き止めた。>>622>>624 泣き虫で、ちょっぴり頑固な少女の表情は、泣いたり笑ったり拗ねたりと忙しい]
シルクちゃんは、 ヘクターせんせいが、行ったから、大丈夫だよ。
[ヘクターせんせいを傷つけちゃったこと、あたしもごめんなさいしないといけない。 シルクちゃんを怒鳴りつけちゃったこと、ごめんなさいしないといけない。
あたしも、二人のところに行きたい。 でも、みんなでどかどかって押しかけたら、またシルクちゃんを傷つけちゃうかもしれないから。
本心だけど、ちょっぴり言い訳。 だからもうちょっとだけ、せんせいに甘えたいの。
手で撫でられなくっても、せんせいが心からあたしを撫でてくれてるの、あたしは知っている。*]
(631) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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すみません、いいところに居合わせてしまって。 頑張ってなかったことにしてください。
[話の端から感動的な一場面にうっかり登場してしまったようだが。 ホレーショーの笑い声が耳に止まったから、>>*18>>*22 さっと高度を下げて近場の低い屋根に降りると、 いっそ笑い話にしてやろうと、拳をぐっと握りこんでいい笑顔で言い放った。]
あの御方、ですか。 ウン千年もとなると流石にとても遠い気がして。 想像の外というか、聞くことすら考えになかったですね。
[蛇の尾をゆらゆらと考えことの癖で揺らし、先達の二人を見下ろして。 夜の集会に見慣れた顔がまた一人現れたのに気がつけば>>*13]
(*24) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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― →畑 ―
[走っていくデメテルを見送り、私は畑の方へと再び向かう。
道すがら、大きな獣の足跡が点々と見えて>>615 この特別な日のためのご馳走をこの足跡の主が 晴れやかな気持ちで作れたら良いと思いながら、 その材料を探すために畑へと歩みを進めた。
野菜を探す前に、私は畑の端、無花果の木の前に立って。 右手をつけようとして、留まった。
代わり、この10年の少女らとの記憶の詰まった木に 右手を触れさせて回り、ぽつぽつと、雨跡のように鱗が落ちた。
――大丈夫、私は忘れたりしていない。 忘れたりはしない。
右腕に走る痛みと共、私は私に言い聞かせる。*]
(632) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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/* うーーーん!!!
(-242) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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いったいぜんたい、何人眠れているのやら。 こんばんは、ニコラス先生。
[布団でぐっすり眠れる獣がいるなら是非ともご教授願いたいところだが。 かぎ爪でかりと屋根を掻いて、苦笑いで手を振った。
祈りの堂で眠れない夜を過ごしていたのは知らなかったけれど>>*2 ヴェスパタインも確実に眠れなさそう性格だなとぼんやり思う。
若輩者に迷いを照らす灯はないが。話を聞くくらいはできる。 胸中を語るなら佇まいを直して、ただ聞きに徹しよう。 人の話をゆっくり待つのは、先生として慣れているしね。]
(*25) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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[ 空を飛べたらばどんな感じがするのだろう そんな風にずっと思っていた。
幾度か夢で飛んだ空は、水に似た感触 もがくようにして空を掻き、先へと進む 手を止めれば即座に落ちていく、そんな場所だった。
けれど先生と共に味わった空の感触は 水を泳ぐよりもむしろ、夢へ落ちる瞬間に似て。]
(633) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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……いろんな景色があるのね 先生は、私の知らない場所のこと いっぱい、しっているのね。
[ 語られた景色>>584を心の内に思い描けば それはやっぱり夢と似たものになる。
幾つかは本の記述に読んだことがある けれど文字だけの情報で夢に描いたそれらは やっぱり薄くぼやけてしまう。
近くなる建物の影が告げるこの旅の終わり。 それが夢から引き上げる手に見えたから まだ空だけを見ていたいと、視線を上へ持ち上げ]
(634) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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[ 世界の端から、端まで>>585 先生の云う世界と 私の思う世界の広さはきっと違う。
ここにいる間、狭くはなかった? そんな不安が心の中に滲んで広がりかけ]
―――先生と私、少し似てるね。
[ 知りたいと思いながら、近づけなかった私 それでも、上手く言葉にできなくても先生は 欲しいものをちゃんとくれていた。
私が先生に欲しいものをあげられていたかは、わからない。
けれど今この瞬間でさえ先生の言葉は 私の中の不安を雨のように流してくれるようで]
(635) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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[ たどり着いた地面は旅の終わりを告げるもの。 それが始まりを告げるものなのかは、私にはわからない。
けれどこっちへ向けられた瞳の中に 私の赤が見えたから。]
ねぇ、先生。 もし、今日中に話終わらなかったら 明日も続きのお話しをしてくれる?
[ できるならその先も。 そう続けたかったけれどそれはしまって
そっと、先生の手に自分の手を重ねる。*]
(636) 2016/10/11(Tue) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 23時半頃
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[ 契りの前夜にひとりふたりと獣が集う。
本当に悩み迷っているのは せんせいの方かもしれないな、なんて。 結局全員が全員、揃いも揃って夜更かし だと分かればそう思ったことだろう。
けれど、言霊の獣はただひとり 誰もいない礼拝堂で祈り続ける。
少女たちの“ しあわせ ” を願って。]*
(*26) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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[遠目に此方を窺う白狼の姿が見え、 何かを探すように、匂いを嗅ぎながら何処かへ去る。>>618
シルクを探しているのだろう。 手分けをしようかと、そんな蠍の足は、 ひっつき虫のようにしがみつき、甘えてくるエリに止められる。>>625]
……そうだな。 今は、ヘクターに任せる他、ないのかも知れない。 [今の蠍がシルクに追いついても、 同じことを繰り返してしまうだけだろうから。 エリの傍らにいることを選ぶ]
(637) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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ヴェスパタインは、ここまで読んだ。
2016/10/12(Wed) 00時頃
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[井戸を覗き込む姿が見えたら>>623流石に慌てて駆け寄ろうとする。落ちる気なのか、なんなのか。 だけれど、一歩踏み出す前に強い語気が向けられて。
そして、ようやくシルクと目が合った。 ずっと直視できなかった。 向き合ってやれなかった。 ……だけれどその言葉が出ない。
暫くそうやって見つめ合うが……なんだか様子がおかしい。そう言えばシルクは俺の獣の姿を知らなかった。]
……悪りィ。 こっちの格好の方がお前を探すのには便利でな。 うまそうな匂いを追って追って……やっと会えた。
[くん、と鼻を鳴らして。すぐにヒトの形には転じないで、狼の姿で伏せの姿勢。 そこで漸く膝に負傷しているのに気が付いた。]
(638) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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[強引に絡めた指先は解かれることはなかったけれど、 せんせいから握りかえしてくれることもなかった。
今にも解けそうな指先を、繋ぎとめるように。 せんせいの分まで強く握って。 紡がれる言葉は、時々つっかえたり、小さくなったりして。 部屋の中に響いては消えていく。
手を離すことは無かった。 目を逸らすことも、無かった。 せんせいの口からこぼれる言の葉を全部拾い集めた後、 声を紡ごうと、小さな口を開いた。]
(639) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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あー、勿体ねェな……。
[黒いワンピースの下から見えている膝小僧に顔を寄せて、ぺろりと赤を舐め取った。甘い甘い、渇いた喉が満たされる感触……。 彼女の中を満たす大事な思い出の一滴がこの中に宿ってる。流れ出ちゃいけないはずだったのに。 もう一舐めしたいのを我慢して……フッと傷口に息を吹きかける。薄く凍らせることによる、部分的な血液凝固だが……応急処置くらいにはなるだろうか。
血を止めることが出来たなら、一歩後に引いてからヒトの形に戻ろう。いくら見慣れた氷の力を使ったとしても、このヒトの形こそ彼女の中のヘクターせんせいじゃないんだろうか。]
(640) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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せんせい、さそりはね 喰べられるのが 死ぬのが嫌で、逃げて。 井戸におちて溺れそうになったところを 神様に願って星になったと云うの。
……ここで考えるって言って逃げて、 井戸に落ちたらどうするのっ
[ホレーショーせんせいにも何度か読んで貰った空を汽車が駆けるお話を、せんせいは覚えているだろうか。 どちらにせよ、突拍子もなく始まったその話には戸惑ったかもしれない。
こたえは決まっているから。 逃げて井戸に落ちて、なんて。 そんな後悔をしたくないから。]
(641) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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[閉ざされた小さな世界で。 せんせいがもしもこんな僕のことを選んでくれたら、僕は。]
言ってる意味 わかるよ、せんせい。
[僕は、せんせいの傍に居ようって、決めてた。
契の日の、朝一番。 この日の為に在ったような、十年間。]
(642) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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/* ご成婚を仏のような笑顔で見守る母がわたしです
(-243) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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僕も本気だよ。 9歳の誕生日からの一年間……ううん。 生まれてからの10年間、ずっと考えてきたんだから。
一生桃漬けでも構わな…… いや、たまには他の物も食べたいけど! 最期まで傍に居るのは、せんせいがいい。
(643) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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ホレーショーせんせいじゃなきゃ やだ。
[夏の空のような瞳は、揺れることなく、 その中に雫を溜めることなく。 まっすぐにせんせいを見つめ返す。
後悔なんてない。 けれど少しだけ、気になることがあった。]
(644) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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せんせいは、僕でいいの……? 僕の他に、せんせいに選んでほしいっていう子がいたら、 せんせいは、
せんせいは 後悔しない?
[青の瞳が、僅かに揺れた。 声も、繋いだ指先も、震えてしまう。
僕は、選んでもらえなくてここで朽ちていくことより せんせいが後悔することの方が、よっぽどつらい。**]
(645) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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/* さあ どうすっかなー。
ぴっぱっぱがあのあたりに顔をだすのはややこいだけなので回避すると、
\( そろるだな )/
よし………
(-244) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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/* マリオぉぉぉぉぉぉぉぉ なんという尊さ………ま、まぶしい(拝む)
(-245) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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[ 手にしたハンカチの刺繍は ”外の世界”の人たちがたびたびくれるような 豪奢なものではありませんでした。
どこかで、見たことがあるような感じで ひと針ひと針縫った跡がはっきりしていて やさしい草木のいろの、おほしさま。
だれかが、と わたしも考えなかった訳じゃないけど せんせが明らかに言葉を濁すから>>607 だから、きっとこの沈黙>>608 には せんせいの気持ちが入っているんだって 言葉を操るせんせいから 消えたことばを掬い上げる。
ハンカチの角から角へ 指先を二度なぞらえれば、小さくなった白い四角。 刺繍のされた場所をやさしく撫でて 持ち主のことを思い浮かべる。
やさしい やさしい ”誰か” ]
(646) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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………わかった。 はい。
[ せんせの手。 触り心地の違う右の掌へ、そっと置いた。
普段なら、拾ったのはわたしだもん! とか あれやこれや 素直には渡さなさそうなわたしですが 今日はそういう日じゃないって ようやくすこし、わかってきたから。 ]
じゃあ、伝言。 伝えてあげて? 「 もう落としちゃだめよ 」 って
[ わたしのやるべきこと、やりたいこと 伝えたいこと。 わたしはそれに応えるために、踵を返した。]
(647) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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シルク、まずは、嘘ついてごめんな。 それは俺がバカだった。許してくれなくていい。
……シルクが嘘をつかれて傷つくか傷つかないか、それはシルクが決めることだったな>>184 それを俺が勝手に決めつけて、多分シルクが傷つかない方を選んだ。だから嘘をついて誤魔化した。
知ったらシルクはもっと傷つくの、俺は気付かなくちゃいけなかった。でもあの時俺がどうしたら良かったのか、今でも分からない。
[まず一つ一つ、自分の気持ちを言葉にして伝えよう。少し少し言葉を選びながら、ゆっくりと。そして、あの時の会話を思い返してふと思い至る>>185]
……お前がダメにならないのも、嘘はついてない。 それをちゃんと言わなくちゃならねえと思って。
[血の味の残りをもう一度味わうように、ぺろりと唇を舐める。]*
(648) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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[ てってってて、走る足音は聖堂によく響く。 ”走らないの!”ってよく言ってるめるやセンセは ここにはいないから わたしはタマが頭に乗っていられないくらい勢いよく 聖堂の出口へと走っていった。
重たい扉を押し開く前 くるりと背中を押し当てて 外の光を招き入れながら わたしはせんせに大声で叫んだ。]
べすぱせんせ! だいすきよ!!!
[ でっかくでっかく ながーい片腕を振りまして めいっぱいの元気をせんせへ。 弱気なピッパは、せんせのお陰で いつものピッパになれました。 ]
(649) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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/*うおお……一途だなぁ……
(-246) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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[ 薄闇を白く切り取ったような扉から わたしは外へと消えてゆきます。
重たい扉の閉まり際
「 ぴい 」 と
タマが声高らかに啼きました。*]
(650) 2016/10/12(Wed) 00時頃
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/* あーん へっくんごめんね♡ ふたりして待ってた系ね♡ けっこんしよ♡←
残るが ワクラバ、べすぱ、へっくん、蠍 デメテル、シルク、エリ、あたし
なんか蠍のひとを困らせていそうでこわいわ…… ごめん、好きになって ごめん………
(-247) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 00時半頃
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/* 平日にこんなに時間とれないものかと頭を抱えてる……ホレーショーせんせいほんとお付き合いありがとうございます…… メルヤせんせいもお返事できなくてすみませ……
(-248) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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さそりの物語を知らないのだね。 いつか、本を読んであげられると、良いのだけれど。 [蠍の憧れた物語を、知ってもらうには。 残された時間はあまりに少なかった。>>626]
……ありがとう。エリはきれいなものを見つけるのが、上手だね。
がっこうにきれいなものは沢山あるけれど。 外の世界にも、きれいなものはたくさんあるよ。
……私は上手く見つけられなかったけれど、 君なら、たくさんのきれいなものを、見つけることが出来るはずだ。
[蠍が見つけたのはうつくしいものは、少女だけだったけれど。 呪われたこの手にさえ、"きれい"を見つけてしまうエリだから。 きっと、がっこうの外の世界にも、うつくしいものを見つけ出すはずだ。
そのとき、彼女の隣に居られたら。きっと、蠍も]
(651) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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[ヒナゲシの花言葉>>620 せんせいはわたしに眠りの意味を持つと教えてくれたの。 もう一つの言葉の意味。 それをわたしは、……調べたことがあるわ。
それはきっと、書庫で本を探していた時。 マリオと面白い本はないか見ていたの。
そんな時に見つけたのは表表紙に花の絵が散りばめられたもの。 花言葉辞典と名付けられたそれの中、わたしは真っ先にヒナゲシの花を探したわ。
ページに残されていたのは、 “忘却” という二文字。 むずかしくて意味がわからなかったわたしは、ワクラバせんせい以外のせんせいに尋ねたわ。 誰が教えてくれたっけ。 どのみち、わたしは自分でももう一回調べて、その花の持つ意味を知ることになったのだけれど]
(652) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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ど、……うして、……。
[今更そんなことを思い出したのかしら。 風を切りながらわたしは走るの。 ワクラバせんせいが何か言っていたような気がしたけれど、途切れ途切れで耳に入る声は、言葉を完成する前に、薄れていった]*
(653) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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─現在:祈りの堂─
[鳥の鳴き声が聞こえたような気がしたの>>650 すれ違ったかもしれない誰かは誰なのか。 わたしはろくに確認も出来ないまま、その場所に向かったわ。
────ガタン!
大きな音を立てたの。 勢いづいてわたしは頭から転がるようにその中に入った。
そのまま、バランスを崩せば軸がぶれたわたしは簡単によろけて。 そのまま、転んでしまったかもね]
(654) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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ヴェスパ、せんせ……ぃ、
[せんせいはそこにいたかしら。 もしかしたら誰かの落し物を渡しに出て行ってしまっていたかしら>>608
ろくに顔を上げないままわたしは座り込んで、一年前のことを思い出していたわ]*
(655) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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/* 蠍、いいのよ、そのままエリと行って、いいのよ……?
ただ、あの、いちどおはなしだけ…させて………(崩れる
(-249) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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/* そしてデメテル、待たせてたかな!!! GO!ME!N!
(-250) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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[がっこうを、誰ぞが駆ける。 空の上を、なにかが影を落とす、旋回する。
その足跡を、見ている。 その影を、見ている。 その声を、聞いている。
獅子は、屋根上で、ぱたりと尾を揺らした。**]
(656) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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/* どうしよっかなあ
蠍にあいをさけんでいいものか。 なやむ。 (つかもう既に叫んだだろっていう (はい
(-251) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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[泣いたり笑ったり拗ねたり――目まぐるしく変わる少女の表情。>>631 うつくしいものが、ここにもある**]
(657) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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/* ンンン、そっかぁーーー
あーーーーでもいいぞいいぞ それもおいしい 原点に立ち返るな。 「やっぱりわたしは選んでもらえないんだ」って めっちゃ泣きたい(よだれ
そんでほーせんせのとこ行って 一緒にいるまりおに「いってらっしゃい」って言いたい。
そんで忘れられた家でひとりで泣くんだ。 タマといっしょに。 (これなんていう前回のコリンだろう(まがお
(-252) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 01時頃
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[ うまそうな匂い……それ、本当? ぼくに、嘘、ついてるんじゃないの? ヘクターせんせい?に嘘をつかせちゃったのは ぼくなのに、そんなこと、考えちゃう>>638
大きな白い犬のヘクターせんせい?は、 くんくん鼻を動かしてから、ぼくの膝に近づいた]
………、や、っ
[痛い。ちょっとあったかくて。 そこから冷たくなる。>>640 ぺろってされたってすぐにはわからなくて、 ぼくがお膝を見た時には、もう血は止まっていた。 その間に、白くて大きなヘクターせんせい?は ヘクターせんせいになってた。]
(658) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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……ちがう、でしょ
[ せんせいは、ぼくに謝る。 ぼくの方が謝らないといけないのに…ちくちくする]
ちがうでしょ!ぼくが、ヴェスパせんせいに 悪いことしたんだ!ニコラスせんせいにも! それを……それを……
[ ヘクターせんせいは守ろうとしてくれたんだって、 ニコラスせんせいは、言ってた。]
……もう、ダメだもん…… ぼくを食べたって……“こうかい”する、よ!!!
[ がっこうの中が今までのぼくの世界だった。せんせいを嫌いだなんて言ったぼくは、どこにも居場所なんてない。]
(659) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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[どこなら、いてもいいの? せんせい達との“いと”はぼくが自分で壊した。 ぼく達との“いと”はもうすぐ、切れる。 だからみんなががっこうにいるうちに、刺繍だけ 渡して、それで、おしまいなのに。 ヘクターせんせいがぺろってお口を舐める。>>648 せんせい達はずっと、もっとお腹を空かせてる。 だけどお腹を壊して“こうかい”してほしく、ない。*]
(660) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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/* ヴェスパせんせいにおこ!する前に せんせい達の包容力に浄化されそうになる… シャイニング…
(-253) 2016/10/12(Wed) 01時半頃
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/* 3人のせんせいに ごめんなさいしに行きたいね…大騒ぎだから
(-254) 2016/10/12(Wed) 01時半頃
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[ ピッパの長い腕と同じように長い指先が すっと滑らかに布地の上を走る。
四角に整えられた白い布が 火傷の痕が残る右の掌へ収まった。
ハンカチの持ち主が誰なのか。 きっと気になるだろうに、 私の気持ちを汲んでくれた優しい子。
君の気持ちが、伝えたいと思った “誰か”に届くことを祈っているよ。]
(661) 2016/10/12(Wed) 01時半頃
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あぁ、約束だ。必ず伝える。 [ 頷けばピッパは軽やかに駆け出して。>>649
その自由で天真爛漫なこと。 やはりエレノアによく似ている。 私は注意もせずにその姿を眩しく見つめるのだ。
けれど、不安定な頭の上でバランスを崩し ぱたぱたとはばたくタマを見かねて、 もう少しゆっくり走ってあげなさいと 言おうとしたその時。]
…!
[ くるりと振り返った少女が言ったのだ。]
(662) 2016/10/12(Wed) 01時半頃
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[ それは図らずとも エレノアの最期と同じ言葉で。 私は小鳥のひと鳴きが聞こえるまで、 動くことができなかった。]
…………ありがとう、ピッパ。 私も君が大好きだよ。
[ ゆっくりと息を吸い込み、 閉じられた扉へ向けておわかれの挨拶を。]*
(663) 2016/10/12(Wed) 01時半頃
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/* せええええんんせえええええええええ(もう泣いてる
(-255) 2016/10/12(Wed) 01時半頃
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[ぺろりと血を舐めると頭上で声が上がる>>658もう少し甘露を味わいたいけれどぐっと堪えて……人の姿に転じて少女に頭を下げる。
返ってきた少女の気持ち>>659>>660を聞けば……あれもしかしてやっぱりあの時と同じ>>184。怒りは内に向いているのか。]
うん、ちがくない。 俺は俺で悪い。シルクはシルクで悪いことしたんだな。 そしたら、ごめんなさいって、ちゃんと言えたらいいんだ。
[俺も目を見てごめんなさいって言わなくちゃならなかったのに、目を逸らした。けれど、もう逃げない。 俺はシルクにもう1歩近付いて……しっかり腕の中にその身体を収めた。]
(664) 2016/10/12(Wed) 01時半頃
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/* マリオーーー!! かわいすぎかよマリオぉぉぉぉぉ!!
後悔なんて!するわけないだろ!! 後悔しそうだと思ったらここで踏み切ってないーーー!
でも残業だったりお腹の調子悪かったりするから今日はごめんねして寝ちゃう。 全ては、今後の日程でマリオを猫可愛がりするため(
(-256) 2016/10/12(Wed) 01時半頃
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これから知っていけますよ。 外に出ればきっと、色々なところを見て回れる。
[どんな景色をこの少女は好きになるだろうか。>>634 そんな想像の翼を広げてみるのは、それはとても面白かった。 隣にいる獣が誰であっても、たくさんの景色を目にするだろうから。
それは夢のようでありながら、確信的な想像だった。 旅の終わりを目前にして旅の始まりを描いている。]
(665) 2016/10/12(Wed) 01時半頃
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[閉じた学び舎の世界は、広くこそないかもしれないけれど、 少女たち、先生たちと過ごした時間はかけがえのないものだ。
もし、少女が不安を口にしていたら。 星のように輝く思い出の数々を取り出して、 そんなことなかったよと言い切ってあげられるのに。]
——かもしれない。
[気づきたいと思いながら、うまく汲み取れない獣に、 少女は全身で声を伝えていてくれた。 ゆっくりと伝えたいことを奥から取り出して。
一所懸命になる姿、繊細にものごとを感じる姿。 見せてくれる様々な表情が透明な人生に色をつけていった。 そのことを言葉にするにはまだ獣の方も拙すぎたけれど。]
(666) 2016/10/12(Wed) 01時半頃
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[空の旅の終わりに少女が口にしかけたことは、 ようやく話す前から察することができたのかもしれない。]
ええ、望むなら明後日のその先も。
[重ねられた手の先はガラスのように透けていて、はっと目を瞠った。 時の砂がさらさらと落ち始めているのがわかる。
透けた指先を握り込んであるはずの温度を確かめて。 振り払うかのように首を横に振る。]
(667) 2016/10/12(Wed) 01時半頃
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さ、お腹も空いたでしょう。朝食でも食べてらっしゃい。 先生もやることがまだありますし。
話したいことがあれば、また後で。
[すとんと背から少女を下ろして手を打つと、 飛ぶ前と同じようにぎゅっと抱き寄せてからお別れを。*]
(668) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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― 胸騒ぎ ―
[ 聖堂から出て見上げた空は、とても高かった。 風がざわついているのは 空を掛けた鷲獅子が居たからか
それとも――――。
( こころのうちが騒いでるだけならいいんだけど )
じくりと胸の奥のほうが痛い。 白いワンピースのレースをくしゅりと握ったら タマが視界を横切っていった。
長い髪がふわと持ち上がる。
風を読むことも 星を読むことも 空気だってあんまり読めないわたしだから、]
(669) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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[ 何処かで怪我をしているともだちの事がわからない。 何処かで傷んでいるこころの悲鳴は聞こえない。
ただひとつだけ在るのは、おっきなおっきな胸騒ぎ。
潮騒のようにさざめく風音は さっき閉じた扉の立てた音>>654すら 攫っていってしまった。]
……わたしは、大丈夫。
[ ――――こうかいしない って、 べすぱせんせと約束したから
わたしは”あれ”を取りに行くために 走って、部屋に帰った。]
(670) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 02時頃
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― まなびや ―
[ わたしはいっつも”それ”を、 タマのベッドの下に隠している。 タマがすやすや寝ているのを起こしてまで 稲藁を持ち上げるひとはいないでしょう? ]
でめてるーー?
[ 呼びかけながら扉をあけても、だれもいません。
ちょっとだけしょんぼりしながら”それ”を抱えて 違う部屋の扉も開いてみたけれど
――――どこにも だれも いません。]
(671) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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[ たったそれだけの事なのに、急に背筋が寒くなる。
わたしだけ、置いて行かれちゃったみたいな みんなもう、いなくなっちゃったみたいな もう誰も此処へ帰ってこないんじゃ って。
( そんなことないよね? おほしさまを見るって )
デメテルとの約束を思い出しながら わたしは足早に食堂へと向かいました。
ヘクターせんせーは、いつだってそこに居たから]
………いない、
[ 食堂はみんなの笑顔がたくさんある場所だった。 だからこそ、誰もいないのがすごくすごく怖い。]
(672) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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[ わたしを迎えてくれたのは誰かのためのサンドイッチ。
みずみずしいレタスとトマトとたまごが挟まった みんながだいすきなサンドイッチの具。 ヘクターせんせーのメニューだってこともよく知ってた。
わたしは”それ”をぱたりとテーブルに置き いつもの「ピッパのせき」に座って ひときれ、サンドイッチを口にしました。
せんせいとみんなが居た日が、 ここに座れば見える気がしたから。
デメテルとカリュクスがほーせんせにいたずらしてて まりおがワクラバせんせと果物を剥いていて めるやセンセの砂糖水に、エリがコップを用意してて 厨房からはご馳走を持ったヘクターせんせー、 ヴェスせんせのお皿にシルクがジャムをよそってて…
ニコせんせが、絵を描いてる。]
(673) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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[ べすぱせんせのおまじないは いまもちゃあんとおなかにあるのに サンドイッチは、なんだかパサパサで喉につまりそう。
あしたか あさってか その次か きっと だあれも居なくなる。
そのときわたしは、どこにいるの?
わかっていたのに わかっていなかった。 あんまり頭はいいほうじゃないから 実際に目の前にするまでわかんなかった。
ヘクターせんせーのサンドイッチが なんだかいつもよりしょっぱい。 ]
(674) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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[ 食べ終わったのにお片付けもしないで わたしはお行儀わるく、椅子で立て膝。
だれも かれも いなくなっても ここにみんなが居るように
ピッパの席から見えるみんなのすがたを ”それ”に、ひとつずつ鉛筆で描いていく。
これでもう何枚目になったかな。 まっしろのまま残っているページは、あと…―ー**]
(675) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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/* そういえばまだ一度も灰を使ってなかったとか………
つかった!つかったから!いま
(-257) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 02時頃
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[ ピッパを送り出して、少しの間 私は昔に思いを馳せていた。 彼女の最期の言葉にエレノアを見たから。]
( 私が次の主人を見つけたとしたら、 あの子はどう思うのだろう。)
[ 心の中で湧いた疑問に答えは返ってこない。
けれど、己を糧にして私に生きて欲しいと 願ってくれた少女がそのことを疎ましく思う とはどうしても思えなくて。
前に進んでも良いんだよとエレノアが 言ってくれているような気がして。
シルクを探そうと、再び腰掛けていた 椅子から立ち上がった。]
(676) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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[ その時だったろうか。 ガタンと大きな音を立て扉が開いたのは。]
デメテル………?
[ 小鳥が眠ってしまった夜と同じ。 蹲る君に、呼ばれた名前に、>>655 私は約束を思い出す。>>0:802 ]
何か寂しいことでもあったのかい。
[ ほら、忘れてなんかいないだろう。 だから大丈夫だよ。 怖いことなんて何にもないんだ。]**
(677) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 02時頃
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俺が“こうかい”するかどうかは俺が決めることだろ。 少なくとも、俺はお前を食ったって後悔しない。
行き場が無いなら、ここにいろ。
[ぎゅっと離すまいと両の腕に力を込めて……。 叶うならば、このまま頭から喰ってしまいたい。
……シルクと仲直りさえ出来れば良かったんじゃなかったっけ。だけれどこのダメな悪いせんせいは、もっともっと違うことを考えている。]
シルク、自分だけとうめいになろうったってそうはいかないし、させねェよ。お前の良いところも悪いところも、全部飲み込んでやる。 だから、安心して、ゴメンナサイって言ってみろ。
[背後に俺がいて守ってやる。いつだって守ってやる。 そんなふうに、背中を軽く摩って宥めながら誓いを口にした。]**
(678) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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[ヘクターに渡すための料理のための野菜と 少女らの好きな果物をひとつひとつ、 思い出しながら収穫していく。
林檎は食堂にまだ余っているだろう。 マリオの好きな桃と、カリュクスには無花果。
エリはどんな果物が好きだったか、 去年渡したものは喜んでくれたと記憶しているが。
シルクには、と木の上を見上げて、当然そこにはシルクはいない。 ―私の知らないうちに登って、 降りる時に怪我をしていたことは知らず― ジャムを作って貰う時間は今年はもう、 あるかはわからないけれど 私はそれも手にとって。
葡萄はやはり去年と同じくまだ熟してはいなかったが ピッパが食べたがるかも知れないと思えば 左手の力を与えてから袋の中へと入れた。]
(679) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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[――それから、これを収穫するのは多少悩んだが いただくよ、と感謝と謝罪をして 右手で植物ではないそれを木の枝の間から取って別の袋へと入れる。 物理的な意味でも右手が傷ついたがそれはあまり気には留めなかった。
多くの作物などが入った袋を両の手に持って とりあえず食堂へ置いてこようと私は歩みを進めた。
食堂へ入ると、何かを描いているピッパの姿が見えた。>>675]
ピッパ、食べた後の片付けは…
[熱心に何かを描いているのが見えれば私は首を傾げて 後でちゃんと片付けなさい、とだけ言って。]
(680) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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[取ってきた葡萄と、蜂の巣をピッパの前に置くと]
誕生日おめでとう、ピッパと、タマにも。
[そう声をかけた。 描いている何かは見られたくないものだろうか。 普段はそれを描いている姿を私は見かけなかったものだから。
少女が皆で過ごすことになるのが最後になるかもしれない日、 後悔のないようにと私は願い ―彼女の表情を見れば、その心配はなさそうにも思えたが、 邪魔をしないようにとそれを覗いたりはせず 厨房へと野菜類を置きにいった。**]
(681) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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/* またしてもこれですよ 遠隔ロールで愛を叫ぶスタイル(← オニーサンにわらわれちゃう(つд∩)
ニコてんてーすきなんだもん…… えんかたいきをしても誰も来ない気しかしないが、 いいもん!泣いてなんかない!(ないてる
(-258) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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/* き てくれ た(泣きそう
(-259) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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/* ホレーショーとマリオ メルヤとカリュクス
は、ほぼ決まりっぽいかな。
(-260) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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[別れてからは再び学び舎を目指した。 道すがら鳥の墓所に寄ろうと近づけば、椋鳥がぱたぱたと飛んでいく。 墓所の近くに植えたベリーの木には実を啄ばまれたあとがあり、 なぜだか目頭が熱くなって眉間を指で摘んだ。
手を合わせて深く祈る。 巡る命に、巡り合わせに。 命をようやく命として想えるようになったことの感謝も。
そうして一通り祈りを終えると、学び舎の大広間の椅子に腰掛けて。 最後の書類を整理するうちにうつらうつらと船を漕いだ**]
(682) 2016/10/12(Wed) 03時頃
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[ 終わりのページが始まりのページ それなら逆に、始まりのページは終わりのページ。
大っ嫌いだった書庫に通うようになり この一年間で、だいぶ多くの本を読んだ。 いつだって新しい本の表紙を捲るのは楽しみで けれど、本の最後の一ページを捲るのは寂しかった。
それでも、本を読むことを止めなかったのは 終わりの先の次を見ることが楽しみだったから。
世界を知るためのこれから。 そのために離れるこれまで。
どちらもつながっているのだと 先を語る言葉>>665にひとつ、自分の中に灯がともる。]
(683) 2016/10/12(Wed) 03時頃
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[ 私が思う先生との類似点。 改めて挙げたりはしないけれど
私が掴みたいと思っていたものを 先生もまた、掴みたいと思っていたのなら それだけでまたひとつ 先生のことを知ることができたようで。]
(684) 2016/10/12(Wed) 03時頃
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[ 私が音にしなかった言葉を語られたなら 心の内を読まれてしまったみたいで 嬉しさの中に混ざり込むのは、擽ったさと]
明日もその先も、ずっとだといいな
先生が話し終えたなら 次は私も一緒に―――……
[ 全てを話し終えるのはきっと、旅が終わる時。 そして、旅が始まる時だから。
重ねた手のひら。 指先を透かす光に目を留めれば 存在を確かめるように私の手を握る先生>>668 その仕草に、大丈夫だよ。って小さく笑って。]
(685) 2016/10/12(Wed) 03時頃
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うん。行ってくるね。
ねぇ、空を飛んだのは先生で 私は乗ってただけなのに 私のお腹が空くのは不思議ね。
[ 靴の裏が草を踏む旅の終わり。
抱き寄せられた姿勢のまま 青い匂いを胸一杯に吸い込んで。]
せんせ、またあとで。
[ するりと腕から抜けた。**]
(686) 2016/10/12(Wed) 03時頃
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/*ヘクターせんせいのせんせいらしさ好き
(-262) 2016/10/12(Wed) 03時半頃
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―回想・おなかいっぱい―
[ 木の上から飛び降りることが怖くなくなったのは、 ワクラバせんせいが受け止めてくれるから。 だからぼくはできると思って――もっと後 大失敗することになる。けど。それは今じゃない。]
せんせい……ぼく達は、せんせいとそれぞれ そこからはがっこうから出るんだねぇ… ……“みんな”とこうしていられるのは、終わり
今、こうやって毎日過ごしてるのが、心の お食事になるなら……大切、だね 体と、たましいが別々――ぼく達同士もなら たとえ傍にいなくても……一緒、かな
[ 一緒にいるのが当たり前。 それが、一緒にいないのが当たり前になっちゃうんだ。 それを怖いと思うぼくは、臆病者なのかな。]
(687) 2016/10/12(Wed) 03時半頃
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[毎日、ぼく達は泣いたり笑ったりの中で大きくなってきた。それがせんせい達にとって心のお食事になっているなら――]
ねぇ…せんせい だけどぼくが、ぼく達がたくさんせんせいの中に 生きるようになったら ……せんせいの心は、破裂しない?
[ 水風船、ほど簡単じゃなくても。心のお食事が 沢山すぎて、いっぱいなのに食べすぎて、破裂したら ――……ぼくは、悲しい。から。>>632]
忘れた方が、楽になることも……ある?
[ 忘れられる。それは、とても怖いこと。 だけどぼくはせんせい達じゃないから、わかることができない。>>552 でもぼくだって、気がつかないわけじゃない。>>0:364 もっと別の痛みがあること、今は気づけない>>632]*
(688) 2016/10/12(Wed) 03時半頃
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―現在・井戸―
[ 悪いことをしたらごめんなさい。 いつも当たり前に出来ていたこと。 今日はどうしてか……出来ないこと。>>664
ぼくは悪いことを沢山して、何回ごめんなさい しないといけないんだろう?これまで、いっぱい 逃げちゃったからかな、せんせいはぼくが逃げないように してるみたいだ。]
…………ヘクター、せんせ
[ ぼくは、せんせい達にごめんなさいしないまま、 お別れしたら。きっと、もっと“こうかい”する。]
(689) 2016/10/12(Wed) 03時半頃
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[背中を撫でてもらって、ようやくぼくは、 いつもみたいにせんせいに抱きついた。>>678]
ごめ……なさい……ごめん、なさい…… 嘘、つかせちゃ……て。 うそだっ、たのって、言って、ごめんなさい
ぼく、ぼく――甘えてばかり、ごめんなさい せんせいが嘘ついたって思ったら…嫌だったんだ……
[ 食べて“こうかい”しないって言ってくれることが、嬉しい。]
なかなお、り……したいぃ
[ せんせい達にちゃんと謝りきるまで。ぼく、まだぼくのこと……いっぱいおこってる。 いとだって、まだ大きなもつれがある。だけど、 よかった――って、安心しちゃうのも、本当。**]
(690) 2016/10/12(Wed) 03時半頃
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―回想“みんな”でおそろい―
[ ま さ か! ぼくのこっそりとした“やぼう”が叶うなんて! 思ってなかった、から。>>546>>561
言われた時には嬉しくてぶるぶるした。 どんな髪型がいいのかなって言いながら カリュクスとデメテルの髪に櫛を通す。
ずっとずっとがまんしてたから、ピッパにも 「……いい?」って、聞いてみたり。
デメテルの髪のお色……変わった。 だけどみんな少しずつ、変わっていく。 その意味をぼくは、まだわかっていない。
ぼく達は、毎日大きくなって、食べられるものが 増えたり、出来ることが増えていくばかり。それとおんなじでしょう。]
(691) 2016/10/12(Wed) 09時頃
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[ エリが可愛いお花の場所を教えてくれたら。 ぼく達はそれぞれ、この色がいいかな、こっちが いいかな、ってお互いに決めたかな。
髪の長い子だけじゃなくて。 エリも、マリオも、ぼくも。みんな髪にお花を飾って、 せんせい達に見せに行く。
だけどそうしたらせんせい達にもお花を飾りたくなっちゃう……がまんしなきゃダメ、かな?
みんな、は“みんな”なんだから。 せんせいも一緒じゃダメかなって、ぼくが言ったら せんせい達を捕まえに行けるかな? 髪の短いせんせいも、長いせんせいも。 ……ってこっそり]*
(692) 2016/10/12(Wed) 09時頃
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/* 相変わらずフラグがわからないワタクシですが ど、どうなる……? とりあえずヴェスパせんせいだけはまだ怒りそうで 鎮まれシルク…と祈祷する
(-263) 2016/10/12(Wed) 09時頃
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/* >>691>>692 大天使たちの髪が触りたくてやりました すみませんでした。マリオとか髪の短いせんせいは 花冠……かな
(-264) 2016/10/12(Wed) 10時頃
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/* せんせい髪半分しかなくてごめんな…!(
(-265) 2016/10/12(Wed) 10時頃
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/* ワクラバせんせい切なすぎませんか? あああああああ
(-266) 2016/10/12(Wed) 10時頃
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―― 食堂へ ――
[ 空の旅を終えて歩く地面。 ほんの少しの間、離れていただけなのに 足の裏に伝わる感触は、硬くて柔らかくて不思議。
メルヤ先生に言った通りお腹は空いていて きゅるると鳴る音が、猫の喉の音みたいで苦笑い。 誰かに聞かれてしまわないようにお腹を押さえ]
朝ごはんの時間じゃないね……
[ 草を照らす陽の色は、朝のものとはだいぶ違い 朝ごはんの時間はもう、過ぎているのだと教えてくれる。 それは同時に、皆が揃う時間 その残りが少ないのを意味していて。]
(693) 2016/10/12(Wed) 11時頃
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急がなきゃ……!
[ ハタハタと衣服を揺らす風が急に冷たい。
暖かな時間が奪われていくような気がして 必死で土を蹴り前へ。
目指すのは、暖かな記憶の結晶のような場所。 皆と食卓を囲んだ食堂で。]
……あぁ、やっぱり お腹が空くのと、寂しいは似てるんだね。
[ 食堂の扉の前、開こうとして一つぽつり。
朝方。先生に言ったこと、言われたこと 今更はっきりとわかったと、息を吐きながら扉を開き。]
(694) 2016/10/12(Wed) 11時頃
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/* みんなでおそろいの髪型してお花つけるとか どんだけかわいいの………………(むせびなく
(-267) 2016/10/12(Wed) 12時頃
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/* かりゅくす、ぼくらの時間軸に来るのかなあ
投稿途中だったんかなあ???
(-268) 2016/10/12(Wed) 12時半頃
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[ みんなの素描をしていたせんせの、 鉛筆の滑る音はなかなか聞こえなかったのに わたしの鉛が目減りする音は、とってもよく響く。
井戸の裏の秘密基地で、 ひとりこっそりお絵描きしているときみたいに
シャ、シャ、
黒い軌跡を残した音が、消しゴムのカスみたいに 白い四角の上からこぼれていった。]
(695) 2016/10/12(Wed) 12時半頃
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[ 引いて、引いて、引いて、消し 引いて引いて引いて引いて引いて また少し消して、カリカリサッサ、増えてく黒。
いたずらされてるほーせんせの眉毛は八の字 いたずらしてる2人のおくちは半月形。 その手前に果物で手をべたべたにしたまりおがいて、 それを見てるワクラバせんせいは……>>680 ]
…………せ、せんせい!!!いたの!?
[ わたしは描いていたそれを大慌てで胸へ抱きかかえ そばを通り過ぎてゆくおっきなせんせいを見上げた。]
(696) 2016/10/12(Wed) 12時半頃
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[ 「……はぁい」
……あとでするつもりだったもん。(たぶん
お片づけの指摘には、ちょっぴり口先をとんがらせて。 でも、椅子の上で膝を抱えたお行儀の悪いポーズは そのまんまです。
描いてたそれを、太腿とおなかでプレスしながら やっと、せんせいが すごくたくさんの荷物を持っている事に気付きました。]
それ、おひる??? それともばんごはん用のケーキになる?
[ せんせいはむやみに収穫なんかしませんから それはきっとみんなで食べるぶんなのでしょう。 そのことに、わたしの声がぴこっと跳ねます。]
(697) 2016/10/12(Wed) 12時半頃
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[ そして食いしん坊がくんくんと鼻を鳴らせば 何だかとても甘いにおいが……
「ぴいぴいぴいぴいぴいぴい」
タマがテーブルに降りて啼いています。 この反応は………? ]
わー!!!せんせいの葡萄! ……それに…… これは、蜂蜜?
[ 目の前に出されたそれ>>681に大きくまばたき。 いままで蜂蜜は瓶に入っているのしか知りませんが タマは「蜂蜜だ」って言っています。]
(698) 2016/10/12(Wed) 12時半頃
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[ 人差し指でつやつやしたそれを掬い、ぱくりとすれば 鼻に抜けていくだいすきな蜂蜜の香り。
思わず、ふふふっ と笑顔になりました。]
そっか。 今日は……たんじょうび。
[ みんなとお別れの日、とばかり思っていたから ”おめでとう”と言われたことに>>681 ほんのすこうし、違和感。
厨房に向かっていくせんせいの背中を見つめながら わたしは抱えたナイショのものを 急いでおようふくの内側にかくしました。]
(699) 2016/10/12(Wed) 12時半頃
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[ ( なんだろ…………??? )
「 あまーい! 」って大好きな葡萄を頬張って タマの蜂蜜もちょいちょい横取りして ほんのすこうし経った頃のこと。
せんせの右手が赤く腫れているのに気付きました。]
ワクラバせんせい、手、どうしたの?
[ 蜂蜜と蜂、蜂と刺し傷。 わたしのなかでは繋がっていませんでしたが 何だかこころがチクリと刺さるような気持ち。
蜂蜜に夢中のタマを置いて、わたしは (おなかに隠したモノが落ちないように) ゆっくりと立ち上がりました。]
(700) 2016/10/12(Wed) 12時半頃
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[ ぺた、ぺた、と ゆっくりの足音。
ニコせんせと似たようなかんじで せんせいが避けている右手だけれど 気になるものは、気になるし 気になってしまったら、我慢ができないのです。
” みせて ” と 片手を差し出した。**]
(701) 2016/10/12(Wed) 12時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 12時半頃
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/* 書いてる間に電話が来て離席してたけど 戻ってきたらピッパちゃんが落としてた。 うん……逆に良かった!
(-269) 2016/10/12(Wed) 12時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 13時頃
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― 回想:みんなでおそろい ―
[ みんなは、かわいい。 とおおおっても、かわいい。 みんなが髪を結ったり、リボンをつけたり お花を飾ったりするのを見ているのは、とても好き。
でも、わたしはかわいくないから 髪を結ったりは……したことなかった。 したいとも思わなかった。
( きっと似合わなくって、悲しくなるから ) ]
………ぇ、 わたしも…?
[ だから、シルクに誘われたとき>>691 わたしはごくりと生唾をのみこんだんだ。]
(702) 2016/10/12(Wed) 13時半頃
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[ みんないっしょがたのしいのも知ってるし ”やだ” って言われるのはかなしい。
シルクの顔には「やりたいな」って書いてあるし、 もう出来上がった様子のカリュクスとデメテルは とってもとっても可愛かった。
もご、と口の中に言葉がたまる。 視線は右へ左へふわふわ泳いでから やっとのことでシルクを見た。]
………うん。 いいよ。。
[ 気恥ずかしさでほっぺたが赤くなるせいで そっけない返事になっちゃったけど 床にぺたりと座ったわたしの髪を シルクはどんな顔で結ってくれたでしょうか。]
(703) 2016/10/12(Wed) 13時半頃
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[ みんなで頭にお花を飾ろう、なんて事になった頃には わたしの恥ずかしさはお天道様より高いところ。
みんなに可愛い色を「これはどう?」って言えるのに わたしに向けられるお花には 言葉が詰まって何にも言うことができなかった。
エリもまりおもそろって せんせい達へ見せに行く頃には はずかしくて、はずかしくて、俯いてばっかり。
みんなが飾ってくれた頭のお花を見ると ぼぼぼぼぼって顔が赤くなってしまうんだ。]
(704) 2016/10/12(Wed) 13時半頃
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[ ……………それが今 「 編んで 」って自分からデメテルへ お願いするようになった理由は、
みんなでよってたかって、せんせいにお花を飾るのが とおおおおっても楽しかったのと ( 逃げるせんせが居たのなら、 ここぞとばかりにピッパは頑張った!) 可愛い って言ってくれるひとがいたから。
とってもとっても恥ずかしかったけれど ………うれしかった。
その日から、たまに髪を結って貰う。
結んで欲しいってお願いが恥ずかしくて言えないから 黙って頭を差し出すか、 ちょん、と袖を掴んで その場に座るのが わたしの「 結って 」のお願いのしかた。**]
(705) 2016/10/12(Wed) 13時半頃
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―― 食堂 ――
[ かちゃりと開いた扉。 わずかに空いた隙間から頭を入れて 誰がいるのかなって、中をきょろきょろ。
いつもなら誰かしらの姿がある食堂 ご飯の支度をするヘクター先生や 洗い物をするメルヤ先生。 居眠りするホレーショー先生に それを見ているヴェスパタイン先生 そしてニコラス先生は誰かしらの絵を描いて。
なんてことのない日常の欠片 今私が思い浮かべた風景さえ 本当にあったものなのか、いつのものなのかもわからない。 それくらい、皆の姿があるのが当たり前だったけど。]
(706) 2016/10/12(Wed) 13時半頃
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あ。
[ 見つけた、厨房の方に日常の欠片が二つ。 ううん、二つと一羽。
ワクラバ先生>>681のそばにいるピッパちゃん>>701 それに、漂う甘い香り。
なんだか安心してしまって私は自分の席へ サンドイッチを一切れ掴み、口へと運ぶ。
少し離れたところにいる二人 何してるのかな。なんて、気になったけれど 心もいっぱいになるまで こうして食事していようって。**]
(707) 2016/10/12(Wed) 13時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 14時頃
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─回想:ししねこさん─
[ししねこさんは嘘をつかなかったわ>>580 なんだかえっへん!としているように見える姿はホレーショーせんせいにいたずらが成功した時のわたしとカリュクスを思い出して、そうね、なんて言って笑いながらおはなしをしたわ]
わたし達のような誰かに。
[あなたの言葉をなぞりながら、隣から聞こえる声に耳を傾けるの。 そしてあなたが守りたいものを知ったわ。 それから、わたしの尋ねたかったことについても、ししねこさんは答えてくれた>>586
ししねこさんは嘘をつかずにわたしとおはなししてくれたわ。 だからわたしが疑う理由なんか、ちっともなかったの]
(708) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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そう。……しあわせだったのね。 ならきっと、その子もしあわせだったと思うのよ。
でも………わたし達にとってのしあわせは、深くてむずかしいのね。 わたし、いつもしあわせなおはなしを書くわ。 みんなのことを思いながら書くときは本当にしあわせなの。 しあわせだと、思っていると思いたいの。
[両手を膝の上に置いて、わたしはぎゅっと握ったの。 視線は下に向いたまま、上がることはなかったでしょう]
(709) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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……でも、いつかなくなっちゃうしあわせだわ。 誰かともし旅に出ることが叶っても、いつかお別れしちゃうわ。
忘れないでいてもらえるなら……ひとりにはならないし、きっと誰かのこころの中で生きていけるんじゃないかって思ったけれど……。
ししねこさんみたいに今も昔も変わらずに在ってくれる人じゃなかったらわたし、ひとりで死んでしまうのかしら。 もしそうなったら……わたし、ふしあわせね。 [言い切ってからわたしは笑ったわ。 わたし達とせんせいの場所だから守りたいと言ってくれているししねこさんに、なんてことを言ったのか。 遅れてやっと気付いたら、バツが悪そうに顔を上げて。
ひとりぼっちが怖いわたしを隠そうと、もっと、もっと、しっかりと、わたしは笑ったの]*
(710) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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─むかしのおはなし─
[かくれんぼうは得意よ。 よくみんなとせんせいを誘って遊んだわよね。 その時に誰かがわたしの名前を呼んでくれるの>>671 わたしは笑うのを我慢して、口元を手で隠したわ。
クローゼットの隙間から聞こえてくる“みぃつけた”の声。 次は誰が見つかるのかワクワクしていたの。
でも、待っても、待っても、待っても、 誰も、わたしを、見つけて、くれない。
どうして?わたしはここにいるのに。 すごくわたしの身体は冷たくなったの。
悲しくって、体が、震えたわ]
(711) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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[まだ、10回目の誕生日をわたしたちは迎えていなかったから。 だから、誰かがいなくなるわけではなかったのに。 暗いクローゼットの中にいると、まるでわたしだけが世界に切り離された気分になった。
“わたしを、みつけて” “ほんとうは、こわがりのわたしを” “甘えんぼうの、わたしを”
こころの中で、そんなことをたくさん考えた。 それからね、わたしがたくさん約束を結ぼうとしたのは。
忘れないように、忘れられないように。 わたしは、約束を結んだの。 叶えられなくたって構わなかった。 約束があることでわたしは、しあわせになってたの。 そこに、居場所を見つけられたから。
“それだけ”で、よかったの]
(712) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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[ でもきっと、 それも嘘になる]*
(713) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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─現在:祈りの堂─
[今はいつ頃かしら。 まだ日が高いままかしら。それとも日が傾いていたかしら。 太陽の場所、月の満ち方によって色を変えるステンドグラスのある場所で、わたしは何も知らないまま、蹲っていたの。
いつかの、かくれんぼうの時や、 真夜中に結んだ約束の時と同じように]
………せんせい、
[そう。寂しいの。 そう言ってわたしは腕を伸ばそうとしたわ。 でも、よく、よく、見たの。 せんせいはどうして立っていたんだろうって>>676
もしかしたら出かける前だったのかもしれないわ。 そう思ったら自然とわたしの腕は下がっていったの。
同時にわたしの頭の中ではむかしのおはなしが、もう一度語られていった]
(714) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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[何かをガマンするようなお顔じゃなくて、ヴェスパせんせいが見せてくれたお顔>>627をわたしは忘れていないわ。 それに、続いた言葉も>>628
わたしが来るのが遅くて寂しかったなんて。 わたしそんなこと言われたことあったかしらって、目をまんまるにしたわね。
せんせいったらそんなことみんなにも言ってるんでしょう。 ってわたし、尋ねようとしたの。 でもね、尋ねなかった。 だって、うんって言われたら……なんて。 なんてことない筈なのにね。
だって、せんせい達にとってわたし達はみんな“いっしょ”だと思っていたから。 だから、特別なんてないのよ>>502>>544 そうに違いないってわたしは思ったわ]
(715) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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[でも、手の内にある白い羽根と、せんせいがくれた言葉>>629は、 タルトタタンやドライフルーツ、蜂蜜よりも甘かった。
せんせいのおまじない>>630は、すべてがすべて叶うわけではないかもしれないけれど>>0:488>>0:489
わたしはあのとき確かに、しあわせを感じたわ。 それは誰かのお祈り>>152が届いたお陰かもしれない。 でもね、それと同時にかなしくなったわ。
その理由をわたしは言わなかった。 言いたくなかったの。 わたしのこころを見透かしてしまう聡いひとだから、言わなかった。
これ以上やさしくなんかしないでって]
(716) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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さびしくなんか、ないわ。 怖くも、ない。悲しくなんかも、ないのよ?
[わたしは笑う。 笑ってからわたしは知った。
わたし、嘘をつくときは、いっそう笑うのね。
それを今日知ることになったのは今日が他ならないとくべつな日、だからかしら。
わたしの嘘はバレてしまうかしら。 バレてしまうかもしれないわね。 だってわたしは笑いながらも、世界がなくなってしまうかもしれない顔をしていたから。
そんなわたしを笑いますか。 デメテルはダメねって言ってくれますか。 とくべつな日だから痛いのはごめんなのにね]
(717) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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でも、……わたしが思っていたよりもこのせかいは、さびしいのね。
[優しい誰かさんとはまったく反対の言葉>>0:663を口にしたわ]
みんな、傍にいるわ。 わたしも今までそう、信じてた。 形あるものも、ないものも。 いつまでも忘れない限り失わないって。 でも、どんなものでも壊れてしまうし、生きているのだから忘れることだってあることくらい、わたし、知ってた筈なのにね。
どうして、忘れていたのかしら。
[でもわたしはその子の名前を知らないから。 その子に似た誰かさんがここで残した言葉も知らないから、ただ、わたしの言葉をぽつり、ぽつりと落とすだけ]
そばにいるのに信じられないわたしは、ダメな子ね。 本当は、感謝しなくちゃ、いけないのに。 忘れてしまっても、思い出してくれたもんだから。 忘れないでくれてありがとうって。
(718) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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[ワクラバせんせいの声>>598がわたしの頭の中で響くの。 そうよ。忘れてはいけない大切なことをせんせいは、思い出していたもの。
だから大丈夫の筈なのに。
わたし、最後までそこにいられなかった。 せんせいのおはなし>>621をちゃんと聞けなかった。 わたしの知らないどこかでせんせいが傷ついてしまうかもしれないのに>>632 わたしは、逃げたの。
だってね、ほんとうは、こわかった。 わたしもこのまま、忘れられて、思い出してもらえなかったら]
(719) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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[わたし、……ひとりぼっちじゃない]
(720) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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[そんなの嫌。
嫌なの。いや。わたし、ひとりになんか、なりたくない!
そう思っていても、言葉になんか出来ないのは、わたしが悪い子だからかもしれない>>523]
引き止めて、ごめんなさい、せんせい。 せんせいも忙しいのに。
[一歩、後ろに下がったの。 笑って、笑って、笑ったわ。
ねえ、ヴェスパせんせい。 あなたのお願いごと>>0:491は叶いましたか?]**
(721) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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[でも叶うなら……誰かほんとうのわたしを見つけて?]*
(-270) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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/* ワクラバせんせいが地雷を踏み抜いて行ってくれたので筆が進む進む………。 もう本当にありがとうありがとう。
誰が誰のところ行くかしらって考えている今。 前村読んできたけれど、2dに入る頃には割と組み合わせが決まっていたのよね……。 せんせい達の動きに迷惑がかかってなかったらいいんだけども…。
ところで今回赤ログが賑やかなのかしら? 前回ご報告以外に使わなかったから楽しみね。
(-271) 2016/10/12(Wed) 14時半頃
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/* デメテル………!!!
(-272) 2016/10/12(Wed) 16時頃
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/* あっ…ただこっそりしてたつもりの回想が ピッパに…ピッパに…大天使め……
(-273) 2016/10/12(Wed) 16時半頃
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[腕にその体を抱いたのは勿論逃がさないでもあるけれど、俺自身が逃げないためでもある>>689少女が自分で謝るのをこの耳で聞きとどけたなら>>690]
ごめんなさいするのは大事なことだ、シルク。 でも謝ることより大事なのは、それで何をするかだ。
……うん、偉い。シルクは自分で言えたじゃないか。 何をしたいか分かっているなら、こうかいしないためにもやらなくっちゃ。 せんせいが食べた時に後悔しないためじゃない、シルクがこうかいしないためさ。
[さっき俺だってデメテルに散々甘えたのだから、本当は甘える相手に少女も獣も関係ないのだろう。身体を離したら、彼女を自由にする。]
(722) 2016/10/12(Wed) 18時頃
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[彼女が傷つくのを恐れて嘘をついて、俺は彼女をさらに傷つけてしまった。ここで俺もやらなきゃいけない。]
いっぱい失敗しておいで。 いっぱい傷付いて、傷付いても大丈夫だから。 ここにはそれでお前を嫌いになるような人はいない。
でもせんせいも、たくさん失敗するから、 その時は、シルク、せんせいのことは怒っていいんだ。
[仲直りする勇気が足りないなら一緒に行こう。俺だって怒ってもらわないとできなかったんだから。そうして一緒に少しずつ道を歩むことだ出来たなら、俺は絶対にこうかいなんかしない。]
(723) 2016/10/12(Wed) 18時頃
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/* 包容力が凄まじいんですがヘクターせんせい
(-274) 2016/10/12(Wed) 18時半頃
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……さあ、行ってこい。シルクがこうかいしないなら、俺がシルクを喰っても俺は絶対にこうかいしないから。
[それまでしっかり言い切ると、俺はまた一歩後ろに下がって……シルクの行動を見届けようとする。]*
(724) 2016/10/12(Wed) 18時半頃
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[ ごめんなさいをして、それから何をするか。 ヘクターせんせいの言葉はすぐにはわからない… …わからないけど、わかったとき、沢山のことに 気づける。そんな言葉。>>722]
ぼくがこうかい……しないため ……まだ、間に合うと、思う?
[ こうかいしないためにはどうすればいいのか、 教えてもらっていたのに。>>0:415 それって、“こうかい”した後からでも間に合うのかな? ……もう一度強くぎゅってしたら抱っこは終わり。]
(725) 2016/10/12(Wed) 19時頃
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わかってる……わかってるんだ せんせい達、みんなやさしい…やさしいから ひどいこと言っちゃったぼくが、ぼくは、嫌い
エリだっ、て………
[ ニコラスせんせいにひどい事言ったぼくを それでも、すきって言ってくれた。>>570 いちねんまえみたいに。 今のヘクターせんせいみたいに、仲直り…したい。]
…………せんせいも失敗すること、あるんだねぇ
[ なんだか一緒で、ぼくは安心。 傷付いても大丈夫――な、ら。ぼくは……ぼくは 刺繍をデメテルに渡す時、ずっと言えなかったことを ――言わなくちゃ。 どこにいるのかわからないけど……まだ、がっこうにいる事を祈って。]
(726) 2016/10/12(Wed) 19時頃
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ありがとう、ヘクターせんせい ぼく……行ってくる。仲直り、ちゃんと出来たら ……ジャム、食べ、たい!
[ 「だから勇気ちょうだい」って、ぼくは ヘクターせんせいの手を握ろうとして手を伸ばす。 握ってくれたら嬉しい。
せんせいから勇気を貰えたら、ぼくは、ニコラスせんせいとエリはまだお花畑にいるかなって、探しに行かなくちゃ。*]
(727) 2016/10/12(Wed) 19時頃
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- 想い出/今日は洗濯日和! -
[一部屋ずつ、 誰のものを忘れることなくひとつひとつ、剥いでいく。 腕の中いっぱいに抱えたシーツの匂いを嗅いで、 せんせいのにおーい、なんて。 はしゃいだりもした。
答え>>611が返ってくれば、]
僕はお洗濯もお掃除も、好きじゃないなあ。 でも、メルヤせんせいのお手伝いをするのは好き!
[だからね、せんせ。]
(728) 2016/10/12(Wed) 19時半頃
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また、手伝ってあげてもいーよ!
[こうしてシーツをかき集めていることが、 なにか悪いことをしてしまったからだというのは、 すっかり頭から抜けていた。
それから、次の晴れの日に。 今日はお洗濯しないの?って、 瞳をきらきら輝かせて、せんせいの元を訪ねたんだ。*]
(729) 2016/10/12(Wed) 19時半頃
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/*エリとニコラスせんせいの邪魔しすぎてつらい いや、即退散、するけど
(-275) 2016/10/12(Wed) 19時半頃
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/* とはいえ、そうなるとヘクターせんせいが 1人になる?でも今、マリオとカリュクスも フリーかな?んんんんん、ごめんなさい配慮足らんかも…でも一緒になると多角になる……な
(-276) 2016/10/12(Wed) 19時半頃
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/* うす。 過去村の拾えるかな?っていうのところスクショしてきたから今から描くゾーーー。 肝心のおはなしなにもかけてないのが本当ダメな!
(-277) 2016/10/12(Wed) 20時頃
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/* えーと デメテルとヴェスパせんせいが祈りの堂 エリとニコラスせんせいが花畑 ピッパとワクラバせんせいが食堂 マリオ、カリュクス ホレーショーせんせい メルヤせんせい
……かな?多分
(-278) 2016/10/12(Wed) 20時頃
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/* みんなもう心は決まってるのかな……
(-279) 2016/10/12(Wed) 20時頃
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[シルクちゃんのところにはヘクターせんせいが(きっと)いて、 あたしのところにはニコラスせんせいがいる。>>637
少女は、今日がどういう日か知らないわけじゃない。 もう、最期に連れる獣を見つけた少女もいるのかもしれない。 ニコラスせんせいも、食べる誰かを、見つけているのかもしれない。 (食べられないのかな、なんて、このときはまだ思い至らなくて)
それなのに、こんな大事な日に、あたしはせんせいにぎゅーって抱きついて離れないでいる。 あたしは、まだ、みんなと別れる勇気も、食べられる覚悟も、全部から逃げ出しているというのに。 やり残したことはたくさんで、シルクちゃんとヘクターせんせいの事をかんがえると胸がきゅうっとなった]
(730) 2016/10/12(Wed) 20時頃
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さそり、……うーん、
[すこし考えてみたけれど、思い出せないみたい。>>651 お空に浮かんだ蠍の星は、大きな男の人を一刺しで倒すつわものだって、これはどのせんせいに教えてもらったんだっけ?]
せんせいが、読んでくれるの? …うれしい! ねえ、絵も描いてくれる?
["いつか"なんて未来の話、せんせいは暈して言ったこと、あたしは気付いてた。 でも、気がつかないふりでねだるの。 こどもはわがままなものだって、誰かが言っていたから、こどもの顔でぎゅって甘える。
でも、せんせいが「外の世界」なんて言うものだから]
(731) 2016/10/12(Wed) 20時頃
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…ねえ、せんせい、 あたし、ほんとはね。…おそと、いきたくないの。
ずっとみんなで、ずっとここに居たいの。 でも、あたしは"少女"、なんだって。
[ほんの小さな世界さえ、少女の小さな手からすり抜けるように零れていく。 シルクちゃんと喧嘩しちゃったって、また明日になったら「おはよう」って言えれば、それでいいのに。 ヘクターせんせいにごめんなさいして、また明日朝ごはんを作ってもらわなくっちゃいけないのに]
せんせい、 あたしね、ここのお花畑が一番きれいで、一番すてきだと思うの。
[曖昧な言葉に変えた甘えたも、もうすぐ破られてしまう。>>727 けれどそれは、少女が少女であるために必要なこと。 ごめんなさいをして、サンドイッチで感謝をして、外に出る支度を整えないといけないんだ。*]
(732) 2016/10/12(Wed) 20時頃
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/* 大天使エリ…待って…謝りたいい(今じゃなくてもいい あとヘクターせんせい ワンワンとのやりとりみたい(個人的願望
(-280) 2016/10/12(Wed) 20時頃
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/* うぉぉぉぉなんという尊さ…!!! お返事!書かねば! 遅筆なのが申し訳ないががんばる!
(-281) 2016/10/12(Wed) 20時頃
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─むかしのおはなし─
[ある日のことだったわ。 巨大書庫で一冊の本を見つけたの。
『めがみのとおいきおく』
それはわたしが生まれるよりずーっと前の、この“世界”のどこかの物語。 人と、かみさまと、それからあくまと呼ばれるいきものの共存の物語を、 ちいさなわたしにも分かるように記されていたわ。
わたしはそれを借りて物見小屋で読むことにしたの。 ここは季節ごとに見える景色が変わるから、わたしはこの場所も大好きだった]
(733) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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[春にはミモザの黄色が一面に。 夏には黄金にたなびく麦畑。 秋には牧草が刈り取られ枯草の山を作り。 冬にはぶあつい銀のじゅうたん。
昼の空はいつも、誰かの蒼い目みたいにわたし達を見守ってくれて。 それが時たまくすんで魚が跳ねて揺れる水面の色を映して雨が降ることがあっても、わたしのお気に入りの場所に違いなかったの]
ぼうきゃくこそが、本当の死?
[ “死ぬですら我々を。 本当の意味で、引き裂くことは出来ない。 忘却こそが、本当の死である。” ]
(734) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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[綴られた言葉の意味はあの時のわたしにはまだ分からなかった。 でも、ヒナゲシの花をもらった一年前にわたしはその意味をゆっくりと知っているから、分かるに変えていったの。
ピッパが好きなハニーミルク。 甘くて美味しい温かい飲み物。 わたしはそこにこっそりジンジャーなんか入れてみたわ。
舌先のピリッとしたところから伝えてくれる、苦さ。 大きい人になるっていうことは苦くなるということなのかどうか。 その時もまだわたしは知らなくて、ただ初めて飲んだハニージンジャーの苦さに舌を出しながらも、言葉を辿っていったの]*
(735) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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/* 削除間に合わなかった…死ですらだよ死ぬですらとはいったい。
(-282) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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―― 回想:思い出色の卵 ――
[ 二つの色が合わさって、新しい色が生まれる卵。 手のひらから覗かせた瞬間に、跳ねた友達の声>>560
わたしにとっての"特別な思い出"が デメテルちゃんにとっても特別なんだって 跳ねた声に、仕草に現れているみたいで 自然とわたしの声も跳ねて。
そして聞いた今日のこと>>561 成功した悪戯の話>>0:936には、そこにいられなかったことが残念で でも、先生の朝寝坊が治るかも>>561なんて聞いたから。]
よふかししすぎて ねなくなっちゃうとかじゃないよね
[ なんて冗談半分。]
(736) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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[ たくさん詰まった一日の話
卵に植わった苗木の話を教えてもらったなら どんな実がなるのか 種を植えるときは、畑じゃなくて平気か
気になることがいっぱい湧いて出て 苗木の成長を毎日教えてね。ってお願いしたり。]
(737) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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[ そのあと、お揃いっこの許可が出たから。]
ふふっ、やったー! わたしもねデメテルちゃんのかみ、すきだよ。
みんなでおはな、かざるのもいいね! あっ、ねぇねぇ ニコラスせんせいには、なにいろのおはながいいかな?
[ 弾んだ声に弾んだ気持ち。 お返しって、デメテルちゃんの頭に手を伸ばして
楽しい企画をしようって、くすりくすり悪い顔で笑った。*]
(738) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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/* シルクのフラグが読めなくて真顔(求む読解力
そんでもってわたしはせめてもう一投せんせいを待ちたい。 感触悪くなければカリュクスと一緒におてて治す! んむむむむむ(念
わたしは2本目どこに伸ばしとくのがいいのかなー デメテルみたいに全方位カバーする筆速ないからなあ。
なーやーむーーー
(-283) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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/* ねえデメテル、あなた前村ネタぜぇぇんぶ盛り込むつもりなの。 ねえ。ねえ????
(-284) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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/* わたしもめがみさまのおはなしは触れようかと思ってたけど 思いの外ピッパのおつむが残念賞で御本は諦めたよ……
ちょっといじけ屋のひねくれっ子したかったけど 始まったら一瞬でいつものわたしPCだった このキャラ幅の無さほんと死にたい
(-285) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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/*ニコてんてには白い百合を
(完全に惚れたフィルター
(-286) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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/* 少女が天使すぎてえっえっなんでわたしせんせいじゃないの
(-287) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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/* デメテルちゃんの拾って広げる力がすごくて惚れ惚れ
(-288) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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/* 大変にニコてんてびいきですが みんな心の底から愛してんよ…………
そして今夜日付が変わるけど、明日に行けなさそうなひとで溢れているね……(´-`) 「今日」だけでリアル6dの方が良かったかしら。 悩ましい。ほんと悩ましい。
でもなーーー ンンンンン。
(-289) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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こうかい、は後から来るもんなの。 間に合わねェ訳はねえ。お前の時間、大切に使え。
[ぎゅっと抱き締めたら>>725また一つ背中を押すように。手を握って勇気が出るなら>>726両手でしっかり握ろうか。]
はは、ジャムか。それでいいのか? ……分かった。とびきりのを作って待つからな。
シルクが自分を嫌いになっても、シルクのこと大好きな人はたくさんいるんだからさ。勿論俺もさ。
[だから何時でも困ったら戻っておいで、と立ち去るその背を見送った。そうやって少女らは美味しくなる。たくさんその身を育たせて。]*
(739) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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/* こういう日に限って箱の調子悪いのなんなんだろう。 いや正しくは回線不調なんだけども。 鳩から頑張れますかね…苦しい…
(-290) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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─回想:思い出色の卵─
[たいせつな、たいせつな、思い出よ>>736 だからわたしはいつもノートに書いているの。
わたしのおはなしのほとんどは、みんなとせんせい達と過ごした1日から生まれたものだったから。 忘れないように、たいせつにしているのよ。
いたずらが成功した時。 カリュクスが隣にいなかったことはわたしも惜しんだわ。
だからね、次の色水遊びや砂糖水を作っている中には混ぜて!ってお願いしたの。 それから次の計画にはもちろんカリュクスの力を借りるわってお願いしたわね]
ううん。せんせいがよく眠れるシーツの使い方を変えるって言ってたの。 たぶん、もっとたくさん遊べるように!
[だから寝なくなっちゃうことにはならないと思うんだけど……。 それはそれで心配だったからわたし、ホレーショーせんせいを起こしに行く時は確かめることに決めたの。 ちゃーんと眠っているかしらってね]
(740) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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[カリュクスとのおはなしは楽しくていつもすぐに時間が経ってしまうの。 苗木に実る果実は紫色だったら…だとか。 でもカリュクスの瞳の色だったら素敵ね、だったり。
種を植えるのは畑じゃないとダメかもしれないからその時はマリオやワクラバせんせいにも聞いてみようって言ったわ。
なんだかんだで苗木の成長がわかるたびに報告していたのはカリュクスが一番多くなったの。 わたしがうまく力を使えない時、いっしょにホレーショーせんせいのところにアドバイスをもらったり、カリュクスにもお手伝いしてもらったこともあるかもしれないわ]
(741) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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[そんなわたしだからこそ、やっぱりカリュクスのことも大好きで。 あなたとのお揃いは本当に嬉しかったの! …それに、あなたは褒めてくれたから。 変わってしまうわたしの色を>>738]
……ほんとう? もう、昔とちがう色だけど、うれしい。 お花のことならエリに聞きましょう!
[だからいっそうわたしは嬉しそうにはにかんで、カリュクスの言葉を聞いていたの。 でもそこに、わたしのお友だちでもあるせんせいの名前が加わったらうーんって少し悩む素振りをしたわ]
ニコラスせんせいはね、せんせいの目の色のそっくりな、白色も素敵だと思ったし、わたし達の思い出の色である紫も素敵だと思うわ。
(742) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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[でも、わたしの頭の中に浮かぶのはメルヤせんせいといっしょに大きな星を見つけたあの時>>403 真っ赤に燃えるしんぞうの色。 しあわせの色はわたし、あおいろだと思っていたのだけれど、きらきらと輝く強いあの色もわたしは好きだったの]
赤色、でもいいかも、ね? 蠍のお星さまの色なのよ。
[それにカリュクスの瞳の色とも林檎の色ともおなじだから、わたしはどう?って尋ねてみたの。 もしかして、ニコラスせんせいに何かするの? ってわたしは尋ねてみたわ。 その時はいたずらのおはなしだと思って声をちいさくしたのはなつかしいおはなしね?]*
(743) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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─回想:世界に1つだけの─
[まさかの、まさか! わたしのだいすきな髪の色をした二人とお揃いの髪型もできるかもしれないって、ワクワクしていたの! カリュクスの隣に並ぶ時、いつかみたいに得意げな顔をしたわ。 ぶるぶるしているシルクにわたしはひとつ頼んだの>>691]
ふふ、可愛くしてね!魔法使いさん!
[って、ね! わたしがお願いしたのはポニーテール。 おねえさんみたいな髪型をわたしはしてみたかったの。 でも、他の髪型も素敵でついつい色々頼んでしまったかもしれないわね。
ピッパの髪型が変わるならわたしも見たいー!っていっしょに誘って。 あ、シルクはどうするの?ってなった時にわたしもシルクの髪を触りたいってお願いしたわね]
(744) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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[花畑にはきっといろんなお花が咲いているんだわ。 エリに教えてってお願いしたら教えてくれたかしら。
みんなでお揃いがしたかったの。 だから、マリオもエリにも着飾りたいってわたしは跳ねていたわ。
せんせい達に見せに行ったら、シルクの声>>692の声が聞こえたの。 わたしもシルクを真似してこっそり付け加えたわ。
「わたし、かけっこも、かくれんぼうも、……とくいよ?」
にっこりと悪戯に笑う顔は、カリュクスといっしょにさくせんかいぎをする時と同じ顔ね。 みんなはどうする?ってわたしは顔を見渡したわ。
もちろん、こっそり…ね?]*
(745) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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[食堂に入ってきた私に気づかないほどに ピッパは作業に集中していたらしく。 驚いた声に私も少し吃驚して、少女が何かを慌てて抱えるのを ぱちぱちと瞬きをして見つめた。>>696
内緒の何かなのだろうかと、隠したものについては言及はせずに 食事の後片付けへの指摘に口を尖らす様子を 微笑ましく眺めながら厨房のほうへと向かおうとして]
そうだよ、これは夕飯の材料と… 果実は新鮮なうちに今食べてもいいよ。
[私の抱えた食材に弾む声音はいつものピッパだ。>>697
食いしん坊の少女と、小鳥に私はプレゼントを渡す。 蜂蜜の原型を知らない少女に、その正体を教えるのは 小さな彼女の相棒。>>698]
さて、何かな。 タマと確かめてみるといい。
(746) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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[少女が蜂蜜を一口指で掬って食べた後に、 笑顔を浮かべるのを見れば私もつられて微笑んで。
誕生日のことを忘れていたかのような言葉に 私は不思議そうな顔をしたかもしれない。
今日は、誕生日だということ以上に、 少女にとってはいろいろと思うことがある日だったと それは、私たちせんせいにとっても同じであることを 忘れていたわけではないけれど。
畑でのデメテルのように、いつかのシルクのように>>687 皆と離れることを、寂しいとピッパも思っているのだろうか。 おそらく、そうなのだろうと思えばいつものように 美味しそうに食事をとる姿を私は大事に瞼の裏に刻む。
その少し後、厨房で袋から野菜類を取り出して並べていると ピッパの問いかけに私は手を怪我していたことを思い出した。>>700]
(747) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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/* 過去回想投げてくれてるのは確認してるんだけど把握できてないごめんなさい。 煮るなり焼くなりしてくれ(五体投地)
(-291) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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ああ、これかい。 蜂蜜を取って来るときにちょっとね。
[たいしたことはないのだと、元々常に痛みを覚えるばかりで 爛れている手を思えばそう答える。
聞きなれたピッパの足音。いつもよりゆっくりに聞こえるそれに 私は向き直って、片手を差し出した彼女に眉を下げた。]
触れると痛むから――… 見るだけだよ。
[そう言って、私は右手を差し出されたピッパの片手より 少し浮かせた形で見せる。
触ると痛むのは私だけの話ではないから、 少女の力を吸ってしまわぬよう、触れないように気をつけて。]
(748) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 21時頃
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蜂蜜はね、蜂たちが集めてきた蜜からできているんだ。 さっきのあれは、蜂の家。 この傷は、それを貰ってきた対価のようなものかな。
[刺された怪我についてはそう、説明をする。]
…私の左手はね、 何もないところから物を育てるわけじゃないんだ。 この右手の爛れはその対価。
[私は、おそらく初めて右手の話をした。 別に隠していたというわけでもないから。]
(749) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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[なんともはっきりしない言の葉を拾い集め、 こちらの意図を正確に汲んでくれた聡い少女。>>641
けれどその口が最初に紡ぐ一言が蠍だったものだから、 はたりと一つ、驚いたように瞬き疑問符を浮かべたが。 …少し先を聞けばわかる。 それが、いつか読んでやった物語を指すということに。]
……っ、マリオ…、
[優しいマリオのことだから、 契約を申し入れれば、きっと断りはしなかったろうが。 だとしても契りの日の、こんなに早い時間から この子の人生の選択肢を狭めてはいけない、と。
…そう、思っていたはず。だけれども。]
(750) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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|
ピッパ、何かを得るには何かを支払わないといけない。 私たちが生きているのは、ほかの生き物たちのおかげなんだ。
君が、誰かを本当に幸せにしたいと思ったとき、 自分が傷つくとしたら、何かを失うとしたら、どうする?
それでも良いと思えることが、本当にひとを愛することなのだと私は思う。
[だから、今日でお別れだとしても、それを寂しいと思っても 皆と離れたその先でも、君が寄り添いたいと、糧になりたいと思う せんせいと共に旅立てることを私は願う。
もちろんそれは、すべての少女がそうであってほしい。
食堂に入ってきて、体と心に好きという栄養を蓄えるカリュクスに視線を一度移して、>>707 またピッパへと視線を移すと、巡る命の授業の一環のようなつもりでゆっくりとそんなことを告げた。*]
(751) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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/* そういうだいじな独白くれるとあっさりなびくからーーー!!!(叫
(-292) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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[俺はきっとこうかいはしない。 けれどふと思うのは……俺に喰われた少女らは、俺に食われたことを後悔しなかったろうか、ということ。
マリアンヌは、美味しく食べてと言った。 ゾーイは、ボールが投げられなくなってただ玉をコロコロと転がすことしか出来なくなっても、俺が取れば喜んでくれた。 (悲しいことに、そのためにトマトや卵が転げた程度で大騒ぎするのが癖になってしまった。遠くまで投げられないのを彼女が悲しむのは嫌だったから)
もう一人の少女は……名前も、このまなびやでどう過ごしたかも、時を経るごとに記憶が曖昧になっていく。私のことは忘れて、と約束したのは覚えているが、それは本当に彼女の真の幸いだったかは、今や誰も知る由もない。]
(752) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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|
あぁ…くっそ 、悪ぃ。 ……逃げてたのは、俺の方か。
[そんなものはきっと、ただの言い訳に過ぎなかった。 ──怖かったんだ。断られるのが。…笑えるだろ。]
は、はは、おまえがいなけりゃ俺は、 危うく井戸に落ちて死ぬとこだったなぁ。
せっかく、朝一番に来てくれたのに、 前の晩に夜更かしして頑張って、 俺のためだけに、オーロラまで作ってくれたのに、
おまえにそんなこと、言わせちまうなんて…っ、
[あぁ、バカだと叱り飛ばして欲しい。 自分が選んだはずの子を、不安にさせてどうすんだ?>>645]
(753) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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── いつか ──
ひら
ーーーーーひらり
(754) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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[ この背に生える白の翼
力を使うたび 誰かの想いを叶える度 すこしずつ少しずつ 抜け落ちて 残った羽根は あとどれだけだろう
喪った力を取り戻すのに必要なのは“糧” けれど 私にはいまだその覚悟がない 前に進む勇気もどこかへ忘れて来てしまった
地に落ちた羽根は黒く染まり朽ちてゆく
…私は、いつ迄 少女たちの願いを叶え続けられる? 君たちの“ せんせい ”で居られる?]*
(755) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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── 現在 ──
[ 静謐な空気を満たす礼拝堂。 物音ひとつ聞こえない静寂の中で 君の “ 聲 ” だけが響いている。>>714
動物も虫も草木も、何もかも 眠ってしまったかのように静かな午後。 色とりどりの色彩を通して、淡い木漏れ日 と同じ琥珀色の光が私達を照らしていた。
差し出されかけた腕は まるで救いを求めるかのよう。 けれど途中で動きを止め、ゆっくりと 君の身体の方へ戻ってしまう。 力なく垂れ下がった腕に、 ぽつり ぽつり紡がれる言葉達に。]
(756) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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………………デメテル。
私は今、とっても泣きそうな気分だ。 何故だか分かるかい?
[ 私は、不器用に笑う君に >>0:833 穏やかな声で問いかける。
もし君が、私の言葉を覚えていて くれたなら >>423 私の言いたいことが分かるだろう? ]
(757) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* 回線!戻ったーーー!!!!
(-293) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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[ 私が泣く時は、君が“さびしい”時だって。]
(758) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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そうだな。せかいは時に残酷で… けれど、一方で慈悲深くもあるんだよ。
[ エレノアは、さびしくないと言ったけれど>>0:663 あの子を失ったせかいは、 かなしくてこわくてさびしくて。
いつあの子の所へ行けるのだろうなんて。 そう考えていたこともあった。 ひとりで死んでしまおうかと思ったことも。
でもね。
前に進むきっかけをくれた少女がいた。>>487 私が泣きそうな時に笑顔にしてくれると 言った少女がいた。>>0:521
このせかいに救いは、確かにあるのだ。]
(759) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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[少女の言葉を全て聞き終え、想いは確と固まった。
僕も本気だと言われて、心底嬉しかった。>>643 生まれてから、ずっと考え続けてきた答え。 最期まで傍にいたいと、…俺じゃなきゃ、嫌だと。>>644]
後悔なんてするもんかよ。 俺が、おまえを選んだんだ。
契りたいんだと誰が泣こうが、喚こうが、 この先、俺が我儘聞いてやれるのは、おまえだけだぞ。
他の、誰でもない、
――…マリオが いいんだ。
(760) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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私が君にプレゼントを渡してから 一年が経ったけれど、叶えたいお願いはできたかい。
[ デメテルの手の内にある私の一部。>>716 持ち主の想いを届けていない羽根は 力を失わず、未だ白く輝いている。]
……もしもまだ決まっていないなら。 その願い、私のために使ってくれないか。
[ 君が、一歩下がるなら 下がった分だけ距離を詰めよう。
君が、その腕を伸ばせないなら 私が代わりに腕を差し出そう。]
(761) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* ホレーショーせんせがすきすぎてつらい。
(-294) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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傍にいて欲しい。
(-295) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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[ そうして腕の中に閉じ込めて 君だけに聞こえる声でそっと囁くのだ。]
(762) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* アーーーーー
ほーせんせーーーーーーーーーー(おがむ
かわいい かわいいよおおおせんせええええ
(-296) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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私がさびしくないように。 今日だけでなく、…これから先もずっと。
[ 明日、世界がなくなって しまいそうな顔で笑う嘘つきなあなたに。
ダメな子だね、なんて言わない。 その代わりに、砂糖で煮詰めた 焼き林檎よりも あまい 甘い言葉を贈ろう。]
( 一緒なら、ふたりとも さびしくはないだろう? )
[ これが、私の今の願いだ。
さて。私の願いが叶うかは、>>721 ────目の前の少女のみぞ知るところ。]*
(763) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* アアアアアアアアアアア
べすぱせんせが尊い まじ 尊い
あああああああああああああああああ
ごめん こんな灰をはさんでごめん
でももうがまんがっ………あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああーーーーー
(-297) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* 秘話はさまってますよね(にっこり
(-298) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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……ありがとう。
すっげぇ嬉しかったよ、 最期まで傍にいたいって言ってくれて。
おまえが俺を選んだこと、 絶対に、後悔させねぇからな。
(-300) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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[何が幸せなのか、俺が何をしてやれるのか、それは分からない。
けれども、今は大事な約束がある。]
ジャム、作るか。
[旅立ちの日に相応しいのは何のジャムだろう。皆で果物を摘んで一緒に作った一つ一つを思い描く。 それがなんであれ、美味しくて美味しくて、旅立つ彼女らが幸せな気持ちになればそれでいい。
俺はまた厨房へと戻っていった。]
(764) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* 秘話はさまってますよね?!??!?!?!?!
ちょお楽しみにしとこ
(-299) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* あれ俺もしかしてジャムおじさん…
(-301) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* ふぉ、お、…お、おぉ、……、 た、タイミング、わらったでござる…
(-302) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* は。ヴェスパはデメテルなのか。 私はっきり伝えてないからデメテルは私のことは、き、気にせず・・・ね!!
(-303) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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[その想いに応えるように、自分の心を伝えるように、 結ぶ勇気のなかった右の小指を、今こそギュッと絡めよう。 空いた左腕でマリオを抱き寄せ、こつりと額を合わせ微笑む。
……さぁ、そうと決まったら。 やることなんて、一つしかないだろう。]
よぉし、そんじゃあ! 善は急げ!
行くぞ、桃の木の下!
こんな汚ぇ部屋で契るなんざぁ、 俺はまっぴらごめんだからな!
[軽々とその身体を持ち上げて、外に出ようと提案する。 一生分の桃、その最初の一つをプレゼントするために。]*
(765) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* このまま厨房から出られなさすぎて死ぬ #konomamajamojisanshiteshinu
(-304) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* ピッパ→ニコラス エリ→ニコラス なのだとは思うのだけど ヘクターはシルクなのかなあ、とも思いつつ、 ここで私の問題としては私がエリと殆ど接触できてないってことなんだよな、これはほんと私の動きが悪かったよね、ごめん。
(-305) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* ほんと すき(語彙力の欠乏)
(-306) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* うぬうぬ、どうしようかな…!
(-307) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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―花畑―
実は私も、外の世界になんか行かないで、 エリや皆と、このままがっこうにいられたらって、
何度も――何度も、思ってきたよ。
[叶うはずのない願いを口にする少女に。>>732 同じだね、と微笑んで]
――だからね、エリ。 君が望むなら、私が君の傍にいよう。
旅になんか、行かなくたって構うものか。 この小さな美しい花園で、最後まで一緒に暮らそう。 [もし、少女が望むなら。 摂理に背いたとしても、蠍は少女の為に全てを捧ごう]
(766) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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/* ぴゃああ(てれた)
(-308) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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/* ロル書いてるときは心の幼女を降ろしてるからいいんだけど読んでるときは素だからてれる。
(-309) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[後悔しないかというマリオの問いに、 昨晩、獣たちと交わした言葉が脳裏を過る。]
(767) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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本だって、好きなだけ読んであげるよ。 一緒にお絵かきもしようか。
神木や、私には見えないけれど、妖精や。 星や風、空のうた。
そんなものを一緒に描いたりするんだ。
[そこは蠍とエリの他にもう誰もいない、 大好きなともだちもせんせいもいない、空っぽの楽園。 悲しみも苦しみもない代わりに、何も変わることのない世界]
(768) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[交わしたのに、叶えてやれないだろう約束があった。 幾人の子らと過ごした日々を振り返って、 その想いの数々を裏切ることに、苦しみもしたけれど。
今こうして、マリオの手を取ることができたのは、 後悔することなく、契りを交わす決断ができたのは、
…俺が、信じているからだ。
10年間、共に過ごしたあの日々を、 輝く笑顔を向けてくれた少女達のことを。
それらを裏切る獣なんて一人たりとも、 このがっこうにはいないはずだと。]
(769) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[たとえ共に歩めなくとも、 俺の心の中にはいつだって、おまえ達がいる。
その泣き顔を、その膨れ面を、その笑顔を、 俺が忘れることは、決してないだろう。
幾百の人混みに紛れていたって、 億に上る星々の中に埋もれていたって、 必ず見つけてやれるくらい、どの子も愛しいのだから。]
(770) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[選んでもらえない子などいない。 食べ残される子だっていない。
けれどもし、 もしも万が一、億が一、 そんなことでも起ころうものなら。
そん時はまぁ、仕方がない。
たとえ契りの理を無視してでも、 俺がその身を攫ってやるさ。]
(771) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[…なぁんて言って。 マリオに嫉妬されたら、目も当てられないけどな。]*
(772) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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/* あーーーーーーーーー
その2人の楽園に画帖置いていきますね!!!!
あーーーーーーーーー!!!!(たまらん
いやあ、そのエンドね うん それ選ぶひと増えそうだよね
(-310) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[甘い匂いは、屋根上まで届くだろうか。 まなびやの上で、獅子は鼻を鳴らす。
泣き声は、今は獅子の耳に届かない。 肺腑のなかに、今までの"声"が溜まっているけれど。
獅子猫は、息を吸う。 気紛れのように此処を去る、その刻まで。*]
(773) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[――――君はどうする? どうしたい?
蠍は灰白色の瞳にエリの姿を映して。 閉じた楽園と未知の世界、どちらを選ぶのか待っている。
けれど、蠍は知っている。 少女がどちらを選ぶかなど、問うまでもないことを*]
(774) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 22時頃
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/* 蠍、その投げ まじで 卑怯すぎて 最高。
(悶え死ぬ (なんなのこのひとほんとうに
(-311) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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うん…だってぼく、まだご飯、食べてないんだ ……ぼくもね、せんせい達のこと、だいすきだよ
[ ヘクターせんせいが手を握ってくれたら、 ぼくはふふふ、ってつい笑っちゃう。 ヴェスパせんせいだけには、おこっちゃいそうで ……こわい。け、ど。 ――――こうかいしないように、頑張るよ]*
(775) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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/* ホントだご飯食べてないな?!
(-312) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[ せんせいの手が片方ずつ違う手なのは さいしょっからそうでしたし、 べすぱせんせの片手の様子が変わったことにも なかなか気づかなかったわたしのことですから 赤くなっていなかったら 多分気付かなかったことでしょう。]
蜂蜜を取るのって……痛いの?
[ ”触れたら痛い”>>748って言われたら 撫でるのも触れるのも躊躇われて
べすぱせんせが居たら”おまじない”ができるのに って思いながら、差し出された右手へ 静かな視線を落とし続けます。
脳裏に浮かぶのは、わたしの目の前で 小鳥の命と 鱗が落ちた日。>>0:106]
(776) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[ 落ちた鱗は、まるでせんせの涙みたいだった。 今もこうして わたしに触れないようにしてくれている。 ほんの少しの距離なのに、すこしさみしい。]
蜂蜜は、蜂の家をこわしてできる…。 対価、 は かわりのもの……。
葡萄と蜂蜜のために せんせいと蜂が、痛い思いをした。
……あってる?
[ 魔法には、タネも仕掛けもあったのだと まだよくわかっていないなりに 言葉にして理解しようとするけれど
声が少し震えてしまうのは、しかたないよね?]
(777) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[ わたしたちは、家畜小屋に居る鶏を食べます。 鶏が産んだたまごも、周囲の森で狩った山ウサギも。
だから、わたしが生きるには 何かのいのちが消えているってことは理解ってる。
だけど、せんせいが痛い思いをしていたっていうのは ぜんぜんわかっていなかった。]
ほんとうに… 誰かを 幸せに………? わたし、へいきだよ! ……へいき。
みんなみんな大好きだもの。 痛いくらいへっちゃら。
[ そうよ、だってわたしは少女だもの。 ”失われる”ことで、報われるいきもの。 ]
(778) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[ でも ]
……でも、 痛いんだってことは知ってたかった。 知らないことは …………さみしい。
[ せんせいが、黙っていた理由もわかるけれど やっぱり 蚊帳の外みたいで。
せんせいがわたしの葡萄や 蜂蜜のために 進んで「愛」って名前の対価を払おうとするのなら わたしたちが払っちゃいけない理由も きっと無いよね?
意を決したようにせんせいを見上げる。]
(779) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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…ねえ、せんせい。 わたし 痛くたってへいきだから
ほんのちょっとだけ、 ”貸して?”
[ ねだったのは、生命揺蕩う海色の左手。
いのちをふきこむそのちからを わたしが受け取り、また還したなら 傷を癒せやしないでしょうか。
”それでも良い”>>751と、思ったから わたしは、微かな隙間を保っていたせんせいの手を
握ってしまおうと する。*]
(780) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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―花畑―
ニコラスせんせ……エリ!!
[ 2人の姿が見えたなら、ぼくは声をかけて。2人に抱きつこうとする。]
ごめんなさい……ヘクターせんせいと 仲直りしたんだ……さっきは ひどいこと言って、ごめんなさい。
ニコラスせんせい…ぼく達を燃やさないように… 守ってくれようとしてくれてありがとう エリ…ぼくに大きな声で言ってくれてありがとう
……だいすき、エリも、ニコラスせんせいも。 また……仲直り、できる?
[ 伝えなきゃ、と思って…ぼくは一気に言っちゃった。言っちゃってから、不安になる。 2人の気持ちを聞くのは、やっぱり…どきどきする]*
(781) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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それは、僕がおいしそう だから?
[僕がいいって言ってくれて、僕を選んでくれて。>>760 安堵したような表情を浮かべながら、 くすくすと笑い声を漏らす。
少しだけ、困らせてしまったのかな。 けれど不安な気持ちを吹き飛ばして欲しくて。 今日、契の日に。 最初に会った少女が偶然僕だったから、 そんな理由で選んでくれたんじゃないって。 確かな言葉が、ほしくて。]
(782) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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たくさん、たくさん我儘聞いて貰うんだから! ワガマママリオなんて、選ばなきゃよかった! なんて、思う日が来ても知らないんだから。
僕だけのわがままを聞いてよね。
[ ……でも、 僕を喰べた後は、きちんと次の少女の我儘を聞いてあげてね。
それを音にすることはなく、小さく微笑んだ。]
(783) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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お礼を言うのは、僕の方。
選んでくれて、ありがとう。 後悔なんてする訳ないじゃない。 だって、せんせいが僕をこんなに想ってくれてるんだから。
(-313) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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[ようやっと、握りかえされた小指。 感触を確かめるように、強く。 そうして身体を引き寄せられ、額が合わさる。
どうしてか、泣きそうになった。 胸のあたりが、ぎゅうって締め付けられて。 これを、ひとはしあわせと呼ぶのだろうか。]
ゎ、 あっ
[軽々と持ち上げられる身体。 身長が伸びて、体重も増えたのに、おかしいなって。 少し不満げな表情。 けれど高くなった視線と、せんせいの言葉が嬉しくて。]
(784) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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僕はべつに、ここでもいーよ? せんせいが嫌なら、仕方ないなあ、
桃も食べたいしね!
[言葉とは裏腹に、声はとても楽しげで。 桃の木の元に辿り付けば。]
(785) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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/* ログ見返してヘクターせんせいの>>0:549と 同じ怒りだとわかってぼくはワクワクが止まらぬ
(-314) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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契るってなにするの?
[ずっとずっと気になって仕方のなかったこと。]
あ、あのね、左から二番目の桃が良い!
[だって、わたしをたべて!って言ってるんだ。]
せんせいって最近、あんまりご飯とか食べてなかったよね。
[ずっと聞きたかった問いを投げながら、 心地よいせんせいの腕の中に抱かれている。*]
(786) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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/* >せんせいめも ちっちがうんです違うの分かってたけどいいたくって…(顔をおおう) しらないものは仕方がないので、書けることを書こう…うぬん…
(-315) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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/* シルク!???!?このタイミングで???!?!?!?!?!?
まって!???!?!? 今そこの2人ほんといいとこだから、 ちょっとまって?????????
はーーーーーーーー蠍 ほんとまじ蠍。 そりゃーそそのかされて林檎も食うわ。
メリバ最高だよよだれでるPLと 村趣旨の瓦解の一歩と心配する村建てと ふたりのわたしが相談をしているwwwwww
本件だけならぜんぜんいいんすけどね 残るー!って子が2組3組ってなってくると さすがにこまってしまうので…
かといってなー 必ず旅に出なければならない理由が 次に生まれる少女と獣が居るから しか無くってな。 次回があるならちゃんとなんか考えようかなー。
(-316) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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――― 回想:デメテルと ―――
[胸を張った獅子猫は 小さく身体を擡げて、猫のように寄り添う。
獅子で、猫、なぞらえる"声">>708を吸う。]
おぬしらと代こそ異なるがの。
本質は同じじゃ。 "せんせい"は確かにおぬしらにものを教えるがの。 教わることも、多いものよ。
[しあわせは、一人で得るものではない。
猫は客人らしく、噛み砕いては喋らない。 学び、教え、共有する、その姿を見守る者として 素直な声にただ、耳を傾けようぞ。]
(787) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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…… あの子の心は分からぬが しあわせであれば良いと、思っておる。 いまも、俺の糧、俺の肺に、おる。
[留めたまま吐き出さぬ声があることを 言外に伝えて、視線を下げた少女>>709を映す。]
物語とは いつでも、終わりがあるものよ。
おぬしは決して、ものがたりの存在ではない。
[獅子は、笑う。]
(788) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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お別れは、寂しいかの。
獣も、子も、忘れる生き物。 獣も、子も、残す生き物よ。 忘れることも、一人では出来ぬ。 残すことも、一人では出来ぬな。
おぬしははじめから、一人ではないさ。 おぬしはしっかりと、残しておる。
[ふしあわせだと言ったら"せんせい"が泣くぞ。
獅子は寛容に、柔らかく、客として告げる。 肺腑に留めるよりもきっと柔らかなものを それもまた、願うように。*]
(789) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 22時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 22時半頃
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/* しかし2人でいるところに乱入は こんなにするのは心苦しいので、2人が契ってから、かな
(-317) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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― タマ ―
[ はちみつは、おいしい。 さいしょっからしってた。
このはちみつは、とくにおいしい。]
ぴ、 ……ぴ?
[ ……ぴっぱがいなくなった。けど まあいいや。 とびらがあくまではぼくははちみつをたべていたい。
そうこうしていたらまたひとり>>707 しってるぞ、”かりくす” っていうんだ たしか。 たまーにぼくをなでにくる。
ぼくは青い羽をぶわりと広げて ぴっぱじゃない頭めがけて飛んでいった。]
(790) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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[ なあ、なあ。おいしいぞ。 はちみつとってもおいしいぞ。
……なあってば。]
ぴっぴ、 ぴぴぴぴ。
[ カリュクスのあたまの上に乗れたなら そのうえで小さくぴょんぴょん。 そのあと肩に降りて、またぴょんぴょん。
ぼくとぎゃく、どこもまっしろなかりくすの髪を ほんのちょっぴり咥えて、 とろとろの蜂の巣が乗ったお皿へ引っ張ろうとする。
なあ、なあ、おいしいぞ。 こいつはとっておきのはちみつだ。]
(791) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 23時頃
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[選ばれなかったら、どうしようって。 そんな小さな小さな不安は、口にするかしないかだけで どの少女の胸うちにも在るのだと思う。
せんせいが選んでくれるって 護ってくれるって 愛してくれるって 喰べてくれるって、僕も知ってるけど。
沢山の果物を、野菜を、肉を。 この身に蓄えてきた。 せんせいのために、生まれてきた。]
(792) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[せんせいのお返事は、思っても居なかったものだった。>>766
だって、あたしたちは、せんせいたちに食べてもらうために生まれてきたもの。 人間でも、獣でも、なくて。 それが運命で、本能で、逆らってはいけないもの。だからあたしは、あたしの「望んじゃいけないこと」に蓋をする。
だけどせんせいは、おんなじだよ。って笑う。 ずっとがっこうの中で、なんて。 素敵なこと。あたしはずっとしあわせで、せんせいもそれがいいっていうのなら]
すっごく、素敵。
あのね、妖精さんに、ヘクターせんせいの作ってくれたサンドイッチを食べてもらうの。 お花畑に新しいお花が咲いたよってみんなに教えて、おそろいの髪型でいろんな髪飾りをするの。 それからね、せんせいとお絵かきをするの。ご本も読んでもらうの。
[せんせいとおそろいで嬉しいはずなのに、夢物語は浮ついて、語る顔はちっとも明るくならない。 大事ななにかが欠けているって、分かっているから]
(793) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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―花畑―
[エリがどんな道を選ぼうと。 もし、今はまだ選べなかったとしても。
蠍は少女を祝福する。 君の選ぶ道に、さいわいあれと。
そして、もう一人。 息を切らし、蠍とエリへの元へ駆け寄る少女が シルクが選んだ答え。
それは―― >>781] ヘクターと仲直りが出来たんだね。 本当に、良かったよ。
……大丈夫。 シルクが私のことを、嫌うわけがないのと同じに。 私だって君を、嫌いになんかなるものか。
(794) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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でも、 みんないっしょじゃ、ないんだもん、……
[じわ、と涙が浮かぶ。 お別れなんてしたくない。誰とも、みんなと。 少女の一生のうち、10年はとても長くて、けれどみんなと最期を共にすることは出来ない。
そのように"出来ている"。あたしとニコラスせんせいが望んでも、みんなをここに押し止め時を止めることは出来ない。 ふたりきりの楽園はすごくしあわせで、同時にとっても不幸なことに思えた]
それに、せんせいは、――でも、せんせいは。
(795) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[僕をホレーショーせんせいが選んでくれたからって、 他の誰かが選ばれないわけじゃない。 せんせいはみんな僕たちのことが大好きでしょう。 知ってるんだから。
もし、もしもだよ? せんせいに喰べてもらうために生み落されて、 せんせいと一緒にこれまでの日々を過ごして。
それでも、 僕たちを喰べたくないってせんせいがいるんだとしたら。 その時は仕方ないよねえ。 僕のせんせいが、攫っちゃったとしても。]
(796) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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あたしを、食べるんでしょ…――?
[少女の命がそれならば、獣の命もそのように作られている。 あたし"たち"って言わなかったのは、ちょっぴり図々しかったかもしれないな、って思うけれど。
蠍の運命を悟れない少女は、せんせいの腰に抱き付いていた腕をゆるりと解いた]
…それじゃ、やっぱり。 ここには、いられないの。せんせいの、せんせいの知ってること全部教えてもらって、あたしのぜんぶせんせいに食べてもらわないといけないの。
[ここから出れないあたしは、きっと美味しく食べられることは叶わない。*]
(797) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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/* せんせいをサンドイッチにするの。
(-318) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[……嫉妬なんてしないよ? それはそれはとっても楽しくて素敵な日々になるのだから。
それに、せんせいが僕だけの我儘をきいてくれるんだから、 僕もせんせいの我儘を聞いてあげなくちゃ、ね。*]
(798) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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/* エリめっちゃかわいいね!!?しってる
(-319) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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だから、何度だって言おう。 私はシルクのことを、愛しているよ。
[頭を撫でることは出来なくとも、想いは伝わると信じて]
シルク、私も君に隠し事をして、済まなかった。 悲しい思いをさせてしまったことを赦して貰えるなら、こんなに嬉しいことはないよ。
[シルクがエリのように抱きついてくるなら。 最早、拒む理由など無い*]
(799) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[私の右手は痛みに慣れていて、 それを大切な少女のために使うことができるならば 痛いうちには入らない、と私は思っていた。>>776
痛いの、と聞く少女が、触れない右手を見つめて どこか、さみしそうな顔をする。
私の言葉を理解しようとして言葉を紡ぐのに 私はひとつずつ頷いて。>>777]
そうだね、対価、は代わりとなるもの。 葡萄と蜂蜜を貰う代わりに私は私の支払えるものを 蜂や、土に還した。
[それは事実としての答えだけれど、 少女の声が少し震えていたから そんな顔をすることはないんだと私は困ったように笑う。]
(800) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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だけどピッパ、それが君やタマの嬉しいに代わるなら 私はその対価よりずっと大きなものを貰えているんだ。
[だから、そんな顔をしないで欲しいと私は願う。 大好きなみんなのために、 痛みくらいへっちゃらと言う君と、私も同じなのだから。>>778
ピッパのへいき、というその言葉に私は安心したけれど、 でも、と続けられた言葉は、私に刺さる。]
……内緒にしていたわけでは、 いや、あるのかな。
[私は少女に、知らず寂しい思いをさせてしまったのだ。 それを知ったら、私からの贈り物を 受け取りづらくなるかもしれないとか 手離しで喜んではくれないかもしれないとか そんな、私の勝手な思いのために。]
(801) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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そうだね、知らないことは、寂しいことだ。
君たちの成長する姿を見るのが私の楽しみ。 その中に内緒のことはあるのかもしれないけれど それを知らないままでいることは、きっと、寂しい。
[だから、すまなかったね、と 私は今更に右手の話をしたことを少女に謝って。>>779
頭を小さく下げた後、此方を見上げたピッパの視線と目が合った。]
(802) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[私は、痛くたって平気だから、と告げた 少女の言葉の意味が一瞬理解できなかった。>>780
少女は、無条件で私の守るべきものであり そのための対価ならば私はいくらでも支払うつもりでいたけれど
少女が、私のために痛い思いをすることなど 糧となるその日までは、 決してあってはならないと思っていたから。
けれど、
少女に誰かのために対価を支払うのが愛情だと 教えたばかりの口で 其れを拒否することは、 ピッパの優しい気持ちを否定するようで
私は、青い鱗ばかりの左手をピッパへと差し出す。]
(803) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[それは、いつものように頭を撫でたり 手を繋いだりするための手ではなく 生命力を送る力を使うための手として。
畑の木々をまわり、取り込んだ生命力や、 この10年間での学び舎の記憶を含んだそれは 少女の中へと流れ込んでいくだろう。
そうして、少女が私の赤い右手に触れたなら 私の手には、少女の思いと、優しさと共に その生命の欠片を受け取ることができただろう。]
(804) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[私がピッパの体を介して生命力を左手から右手に移した、 というよりも、 私から少女へと生命の対価を支払い 少女から私に生命の贈り物を貰ったような、そんな小さな循環。
痛みや、疲れはどうしても、与えてしまうだろうけれど 私は大事にそれを受け取った。
新しく外側から出来た蜂の巣の対価を少女の生命力に 癒されて、腫れや傷痕は収まったように見えた。
そして何より、流れ込んできた少女の優しさに 私の心が満たされたのを、感じた。]
(805) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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/* よく拾ってくれるよなああああワクラバせんせいはあああああ
いけめんだよなああああああほんとおおにいいいいい
はあはあはあはあ
(-320) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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……すまない、そして、ありがとう、ピッパ。
私は、偉そうなことを言っても、 君の優しさや強さを、 本当にわかりきってはいなかったのかもしれない。
君らの幸せを願う私自身に 君から何かを与えてくれることがあるとすれば
それは与えたものによる笑顔だとか、 嬉しいという気持ちばかりと ずっとおもっていたから。
[君たちが、私たちが思うのと同じように 私たちに示してくれる愛情を、私が本当の意味では 気づけて入なかったことを謝ると共、深く感謝して、 左手でその手をただ、思いだけを篭めて握った。*]
(806) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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/* せんせいな、これと似たような動作を契りの方法として考えていたから、?!ってなった。
(-321) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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/* アアアアアアア かわいいいいいいいいいい
(死
(-322) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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/* あとカリュクスごめんね・・・! カリュクスもそこにいてくれてるのに。 ピッパ(タマ)はありがと。
(-323) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[静かな空間を割いたのは、シルクちゃんの声だった。>>781 あたしはせんせいから離れちゃったあとだけれど、まだ距離は近かったから、シルクちゃんにまとめて抱きつかれちゃったとおもう]
シルクちゃん、っ、
[ぎゅ、って抱きしめ返した。 去年はおんなじくらいだったシルクちゃんの身長は、いつのまにかだいぶ上になってしまっていて、あたしのおでこはシルクちゃんの肩に乗る]
(807) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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あたしも、ごめんね、おっきな声だしちゃった… でも、あたし、 だいすき、シルクちゃんのことだいすき。
仲直りじゃないよ、ずっと仲良し。 喧嘩しても、おこっても、泣いても。 いつでも、ずーっと、シルクちゃんのことがすきだよ。
[ほら、ニコラスせんせいだっておんなじきもち。>>794>>799 だから、めいっぱいシルクちゃんの身体を抱きしめた。
ヘクターせんせいにもごめんなさいをしたかったけれど、今は見当たらない。 あとでごめんなさいしなきゃ、っておもいながら、きっとまた泣いちゃった。*]
(808) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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―― 回想:思い出色の卵と、おそろい ――
[ 悪戯仲間の友達、デメテルちゃん。 一緒に話すと、なんてことない話でも楽しくなる。
新しく思いついたっていうシーツの使い方もそう>>740 どっちかが考えたものや、二人して思いついたもの 出し合って計画していく時間が一番楽しくて。
だから当然、色水遊びも 砂糖水を作るのも一緒だよって 胸を張って見せたりもした。]
(809) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[ だって一人でいるより 誰かといるほうが、ずっと楽しいから。 失敗しちゃったとしても 思い出って形が残る気がしたから。
苗木のこともそう 手伝ってって言われたなら>>741 書庫にいって、本をあさるつもり その代わり、わたしの卵で実験するときは 手伝ってってお願いしたり。]
(810) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[ わたしが好きって言った髪の色。
本当はね、色が好きなんじゃないんだよ。 それ自体が好きなんだよ。って、伝えるのは恥ずかしいから隠しておこうか。
"昔と違う色だけど。" そう、デメテルちゃんは言ったけど だからこそわたしは、好きで。
花だって、少しずつ色を変える 木の葉だって、新緑から深緑へ色を変える。 ずっと同じじゃないその髪の色が 新しいページをめくっているみたいで だから、好きで。]
うん!おはなのことならエリちゃんだね
[ そして、小さく続いた言葉には、わたしも声を少し潜めて 悪戯じゃないけど半分悪戯みたいなものだから。]
(811) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[獣と一緒に手の下で眠っていたのは思い出の詰まった紙の束。 カクンと頭が落ちて、慌てて紙に皺が寄っていないか確認する。
空の陽は中天を過ぎていたか。 カリュクスのお腹の音に笑わないよう拳を口元にやっていたら、 少女は一所懸命にお腹を押さえていたのだっけ。
ペンを取り上げて紙の束、日誌に続きを書き込む。 ピッパやニコラスのように絵は描かないから、かわりに文字を残した。]
(812) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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しろいおはなもいいね あ、でもあかもにあいそうだし……
それならいっそ、あかとあおとしろ ぜんぶまぜて、ふじいろもいいかも。
[ 紙風船で一緒に遊んだニコラスせんせい。
わたしたちの髪に花を飾るなら せんせいにも一緒に飾りたいって、 あとでシルクちゃんも、同じことを考えるとは思わずに そんな計画を立てたりした*。]
(813) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[青い鳥のタマがすっかりピッパの頭にいついて、 どこに言っても鳴く声が聞こえるからつまみぐい検挙の数が増えた話。 エリが一人で隠れているところを上空から見かけたことや、 本好きなマリオが話してくれることがとても面白いこと。
正式なものではないし日付も飛び飛びだけれど、 ささやかな日常が綴られている。]
(814) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[たとえばあの夜。 珍しく獣の姿に変わっていながら地上を歩いていた日に、 月明かりの下で縫い物をしているシルクを見つけた話とかも。
こんなところでいったいどうしたのか。 部屋の子と喧嘩をしたのかと訝って手元を覗き込んだら、 ハンカチに作りかけの星の意匠が浮かび上がっているのを見たのだっけ。
話を聞こうとしたら大切な秘密の気配がしたから、 この話はかなりの部分を曖昧にぼかすか、書かないようにしてあった。 これかい?と口元に指を一本立てて首をかしげ、 覆いをつけたランタンとブランケットを持って行ったことも。]
(815) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[直に旅立ちの日を迎えるから、 肝心の契りの日から先は書き記すことはできないけれど。 この記録は次の獣と少女のために今は静かに眠らせよう。
表紙に厚い紙をはって綴じると、広間の棚の中に思い出の束を増やしておく。 ここは歴代の他の想い出も飾られている場所だったから、不都合もないだろう。
最後のページにも作成者の名前はなく、ただ年代だけが記されていた。]
(816) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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―― 現在:食堂 ――
[ 厨房の方から伝わる気配。 葉擦れの音のように聞こえる声のかけら。 サンドイッチを食べながら、私は意識に蓋をする。 聞こえないように、聞かないようにすれば 音は遠く、風のざわめきに似たものになる。
本当はね、わかっているんだ。 今日という日が皆にとっても大切なことを。
皆と過ごせる、わずかな時間 けれど、それは次の時間の形を決めるもの。 どちらも同じくらい大切で 時間は前に向かって進むものだから。
だから、思い出の温度に浸りながら 私は今だけ昔にいるフリをしていたけれど。]
(817) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[ バサバサって音が頭の上。 青い何かが来たと思った瞬間 髪がぐいぐいと引っ張られて。]
(818) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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―回想・たくさんの思い出―
[誰か一人とわかっていても 誰一人の獣として思い悩まないことはないことを私は知っている。 選ぶことのできないくらいに大切な少女らのことを。 それでも、選ぶのはひとりきり。 それは、少女らが契った獣以外とは離ればなれになるということ。 それを寂しいと少女が思わないはずもないことを その当たり前を、私はかつて、シルクに聞いていた。>>687]
そう、今まではみんなと共に見つけて、 取り入れてきた食事を その先は、シルクと契ったせんせいと二人で過ごして シルクを育てていくことになるんだ。
それが、この世界の…
[当たり前の、理(ことわり)。
私は、少しだけ困った顔をして]
(819) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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だけどそうだね、それは、少し、寂しいことかもしれないね。
[だから、それを怖いと思うのは、臆病などではないと私は思った。]
[心の食事はたくさん。 毎日大事に私の中へ刻まれていく。
そしたら破裂しないか、なんて。>>688 シルクの問いに私は笑わなかった。]
私の身体はシルクよりずっとずっと大きいから 破裂なんてしないよ。 ……忘れたりなんてしないよ。
もし君らの思い出で胸がいっぱいになっても それで涙が零れたとしても 私は、それを不幸だとは思わない。
(820) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
|
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[忘れると楽になることも、世の中にはあるかもしれない。 けれど、私は忘れない。 そのたびに鱗が落ちても、痛みが走っても。 かつての少女を反芻し続けているように。
どれだけ痛くても、私は大切な君との思い出を 忘れたりは、しないよ。*]
(821) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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―― タマと ――
――――!?!
[ 危うく上げかけた大きな声 両手で口に蓋をして堪えたならば バサバサする青に向かって人差し指でシーッの形。]
た・ま?
[ 小さく小さくひそひそ声。 どこへ連れて行きたいのって、付け足して。
これは巣材じゃないよって 髪の根元を抑えながら誘導>>791に従えば。]
(822) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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……はちみつ? たべていいの?
[ でもそれ、タマの。 タマのということは、ピッパちゃんの。 いいの?って首をかしげて見せたとき
―――プツンと髪の毛が少し抜けた。]
(823) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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/* わーーーあわてて書いたらハンカチ抜けた!次で書く!
(-324) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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/* ああああ! 気づけて入なかったって摩訶摩訶ってクソゲーと同じ誤字してるううえええ…
お母さん「心配入りません」ってやつ…
(-325) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
|
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/* ああああと、デメテルは私が半端な申し出をしたばかりに悩ませてしまっているならごめんね。(もしもそのせいが少しでもあるなら、だけど。他にも色々あるだろうけど…!)
ありがとう。
(-326) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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|
[ プツンと抜けた長い髪。
タマの体に絡まないよう、折りたたんでリボン結き。 せっかくだし、遊んでいいよって身振り手振り。 その代わり、私も遊ばせてもらうことにして。]
うん。美味しい [ おすそ分けの蜂蜜の味。 小さな青からもらったそれは、体の中に染み渡るほど 甘くて、甘くて。]
ありがと、タマ。 [ 幸せの味にお礼を。
嘴の下を擽るように撫でた後 『好き』を自分の中に取り込んで>>751 そっと食堂を後にしようか。*]
(824) 2016/10/13(Thu) 00時頃
|
|
―花畑―
[ 2人まとめて抱きついたら、ニコラスせんせいは 避けずに、エリは抱きついてくれた。>>807]
ニコラスせんせ…本当のこと教えて、くれて ありがとう……ぼくもだいすき ぼくも、ぼくもね ずっとみんなに内緒で刺繍したり、してたから……
悲しませないため、でも。喜んでもらうため、でも。 相手のことを考えて…るんだよね 優しくしてくれて、ありがとう…
[ ニコラスせんせいと手を繋ぐことができなくても、もう大丈夫。>>799 エリが抱きしめてくれる手が強くて、嬉しくて。 ぼくも2人をもっと強く抱きしめた。]
(825) 2016/10/13(Thu) 00時頃
|
|
[どれだけ歌ったところで。 どれだけ走ったところで、 わたしの腕は空には届かない。 わたしの足は地から離れない。 わたしの背に翼が生えることはない。
だって、わたしは、鳥じゃない。
わたしのしあわせは、どこにあるのかしら?
あおいあおい、そらを見上げて尋ねるの。 自由に空を飛ぶあなた達を眺めながら
しあわせの青い鳥を探したの]
(826) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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|
[エリよりも少し大きくなったことに、ぼくは、今更――きっと今日が特別な日だから。せつない、が強くなる。]
…ふふ…ぼくの方が背、大きくなったのに さっき……エリの方が、声、おっきかったねぇ……
だいすき… ぼくも、ぼくも……エリと、いつまでもずーっと 仲良し…………ずっと、だよ いとは、繋がってる、から
[ これまでも、これからも。 エリの言葉に、“いと”が繋がっているようで… ぼくは嬉しくて笑ってるのに、泣いちゃった。>>808
ちょっとしたら、ぼくはまた探しに行かなきゃと2人から手を離して走り出す。 ぼくの縺れは、どんどん解けていく。全部解けた時にはぼくは……こうかい、しない]*
(827) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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|
[ 静謐な空気を満たす礼拝堂。 物音ひとつ聞こえない静寂の中で あなたの “ 聲 ” も まだ聞こえない。
一人分だけ吐き出されるわたしの言葉。 重なるたびに、ぽつり、ぽつりと、落ちるのは、土の湿り気。 雨が降り出す前のにおいを思い出させたの]
…………、知らない。
[嘘。
知ってるわ。
せんせいとわたしの中で結んだ約束]
(828) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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[ あなたが泣く時は、わたしが“さびしい”時だって ]
(829) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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|
[でも、わたしは知らないって顔で知らん振りを決め込んだ。 駄々っ子みたいに頭を振って、金色に近い髪を揺らしたでしょう。
髪の隙間から覗く耳があなたの声>>759を拾い上げる。 両手は自由よ。だからわたしも防げばよかったのに。 はりつけられたようにその場所から動くことが、……出来なかった。
このせかいはわたしにとって、……ひどい場所。 どうして、お別れしなくちゃいけないの。 どうして、いつか離れなくちゃいけないの。
そんなことに疑問なんか持たなかったわたしのままで、いさせてくれなかったの。
知らなければよかった。 知恵の実なんかに口をつけずに、知らないままのんびりといられたらよかったんだわ]
(830) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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せかいに………やさしさなんか、ないわ…!
(831) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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せんせい達はやさしい嘘ばっかり!
(832) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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どうせわたしを忘れるくせに!
(833) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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みんなに特別だって言って、優しくするんでしょう!
(834) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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お別れすることを、さびしく思わせるんでしょう!
(835) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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|
[白い羽根は、わたしの中で輝いてる。 でも、わたしのこころは真っ黒に鈍く濁っていった。
せんせいの影が、揺らめく>>761 怖くって、わたしはとうとう自分の両手で自分の両目を塞いだ。
何も見たくない。聞きたくない。言いたくない。 呼吸が、うまく、できなくて。 早く逃げなくちゃ、そう思うのに伸ばされた腕からわたしは逃げられなかった。
静かなこの場所じゃ、遮るものなんか、何もない。 囁かれた言葉>>762に]
───、……っ、!
[指の隙間から、しずくが、零れたの]
(836) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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ぅ、……ッ、え、…、うそ……、
[分からない。分からない。分からない。 分からないまま、次に次に溢れ出すものをわたしは拭えなかった。 せんせいの身体がそこにあったから>>763 わたしはそのまま固まってしまったの]
わたしが寂しくないように、 今日、だけじゃなくて、……これから先もずっと、傍にいてくれるの…?
[まだ、まだ、信じきれなかった。 でも、恐々と伸びた背はあなたの背>>755に回るでしょう。 抜け落ち、足りない部分に、わたしは触れながら、もう一度、問いかけるの]
(837) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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………みんなの、せんせいじゃなくて、わたしだけの、ひとになってくれるの?
[ ひら ひらり。
落ちるのは翼ではなく、涙。 せんせいとの約束、守れなくなっちゃった。 わたし、笑えなくなっちゃった。 そんなわたしでも、あなたの力が欲しいって、あなたに助けて欲しいって、言ってもいいのかしら。
でも、わたしのこころの中にはひとりまだ、気になる人がいるのも、真実>>621 爛れた右手>>749で苦しみながらもわたしを守ってくれた人。
時間は限られている。分かってる。 分かってるけれど、大切なことだからどういう形であっても、きちんとおはなしをしたいのもほんとうの気持ち]
(838) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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[ずるいのよね。 とっても、ずるいわたしでごめんなさい。 それでいて、ヴェスパせんせいの言葉も欲しいと思っていて、ごめんなさい。
うまれてはじめて流れた涙は、 うれしい気持ちとかなしい気持ち、それから申し訳ない気持ちで、あなたの服を濡らしていった]*
(839) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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/* 申し訳なさすぎ
(-327) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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