162 冷たい校舎村3-1
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が10人、人狼が1人いるようだ。
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まさかあの時、あのひとが……? 人殺しと一緒にいるなんて……!へや…、部屋に戻らせてもらいます!
(0) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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[本音を言えば、こんな訳のわからない状況から逃げたいし、取りまとめもやりたくはない。
要は慣れだ。 この立場にいることの、慣れ。
まだ、大丈夫。 立っていられる。]
(-0) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* あああああああああああああああああああああああああああああああ
(-1) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* おし!すむら!そくし!(*`・ω・´*)
(-2) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* な、なっちまった まじかよ
(-3) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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────キーンコーンカーンコーン……
(#0) 2015/06/20(Sat) 00時頃
[聞き慣れた、始業のチャイムが鳴り響いた。
午前8時50分。時計は、きっかりその時刻を指しているはずだ。
さあ、扉を開けてみて。そこに広がるのは、]
(#1) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* お、狼って2人いる?とか?そういう?(※いません
(-4) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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[──確かに君たちが夢見た、あの日のままの校舎だ。]
(#2) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* わー…間に合ってないと思ったら間に合ってた。プロの最後の発言取ってしまったぜ。 さーて狼…ホストさんだれかなー
(-5) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* 相馬風子さんの>>0に心が痛みますね がおーん
(-6) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* ………ひとりごとめっちゃ村建て発言に挟み込んだ。ごめん。だいなしすぎる。ごめん。どげざ。
(-7) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* あっ、はい はい 考えますね、はい
(-8) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* ふつうに人狼人生初希望弾かれましたが、今までで一番落ちロル練れてるのでこれでいいんだと思います!!はい!!
(-9) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* え、おれおおかみ?だよね?このあかいやつおおかみだよね、うん
(-10) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* すみません弾かれると思ってましたまじすみません wikiぱっと確認して30分内には!
(-11) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* ろ、ロル回したいお……大丈夫かな……
(-12) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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/* できれば今後このシリーズの村が立つ場合〜狼になったあなたへ〜シリーズの回答は準備しておいてくださるとうれしいです!0時〜長引かせるのリアルに優しくないし、早く表も回したいので。落ち順組みたい! というのをwikiに書くべきなのだな。
(-13) 2015/06/20(Sat) 00時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 00時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 00時半頃
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/* おお、狼そこか。そこなら普通に残留せず落ちることになりそうかな…?多分4d落ちあたり?ランダム的に3回目に落ちそうだなと思った記憶
(-14) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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[七尾が滑りこんできた。 そのすぐ後に鳴るチャイム。 時計の針は、8時50分を差している。
やっぱり、学校は静かだった。 チャイムが鳴ったら、いつもどおりになる。 なんて、そんなファンタジーなことを考えていたわけじゃない。けれど、既に重い気がまた一段と重くなるのは仕方ないことだった。**]
(1) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 00時半頃
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―少し前:教室―
えぇと。 俺ら……ここのメンツ以外は、人が居なかったんだよな。
[職員室に、事務室。いつでも人が居そうな場所にも、やはり人影は無かったらしい。 頷いて、こちらも見聞きしたものを伝える。]
俺も職員室に行こうと思ったけど、先にこっち来たんだよな。……忘れてた訳じゃねぇけど。
ともかく、その前には購買に行った。 やっぱり、生徒も、レジのオバちゃんも居なかったな。
けど、シャッターも開いてたし、電気もついてた。
[この教室だってそうだ。暑くも寒くもない。多分、空調が効いているのだろう。]
(2) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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/* あーーーーいやーーーーいや自分で希望出したんですけどいざなると狼狽えるね。 ぜったい狼希望弾いてしまったひといると思うので、その分も精一杯がんばります、ね……はー……びっくりした。
(-15) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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[小さく息を吐いて、続ける。]
……あぁ、あと、知ってるかもしれないけど、電波も通じない。 携帯使えねーとか、マジ不便だよな。
[とりあえずは、こんなところか。 他にある?と、問いかけようとした矢先
―チャイムが鳴り響いた。>>#0]
(3) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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/* これ残ってほしいって言うのすごい勇気いるぞ。
(-16) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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[当たり前といわれればそうだ。 8時50分。始業の時間なのだから。
けれど、やけに異質な、不快な音に思えたのは、きっと、こんな奇妙な状況のせい。
気を取直して、さて、と話を戻す。]
で、どうするか。 先生こねーなら、帰るのもアリだろうな。
……ってか、授業あると思うか?これ。
[苦笑しつつ、扉を振り返る。 やはり、教師がやってくる様子はなかった。*]
(4) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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/* 落ちロルありでもなしでも、どっちでも美味しい。 両方の想定ができててちょっと迷ってた(
あとは、秋野が誰と残りたいか、誰と残ったほうが美味しいかだなー。
(-17) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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/* 繰り上がりで残留かも?落ちロルはぼんやり考えてはいたし落ちる方が悩みのこと色々出したりできるけど… まあ、上手く表で出せそうにない時は最終手段:寝た時に夢で悩み関連の回想っていう手段あるし大丈夫かなって…落ちロル書いてみたいけどそれは灰でIFで落とせるし
(-18) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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/* ソロルとか心情描写がめんどくさい女感満載でアアアアってなってる 絡みづらくてごめんね 中身は楽しい
(-19) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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/* 希望もらっててワシは二度見してるし那由多が嬉し泣きしそうで顔覆ってる
(-20) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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/* ごめんーーーー那由多コア早めだろうし、大変かなとか、ほんとにこれ言うの迷ったんだけど、迷ったんだけど……ごめん……胃が死にそう
(-21) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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/* あっなんか、早く帰る組に縁故投げないとか!そういう話じゃないので!全員と絡めるだけ絡みたいので!嫌な言い方になってたらごめんなさい!
……あかん、いがすぬ
(-22) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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─ホームルーム─
授業……も何も、
[この人数で?って言いたい気持ちは、多分伝わったと思う。 え?って顔で、教室を見回して。
あ、文化祭の前、このメンバーで、居残りしたり、色々やったなあ、って。
場違いなことを、少し考えた。 ひとまず、自分の席に鞄とビニール袋を置いて。]
せんせー、来ないんじゃ、どうしようもないよね。
[一体何がどうなったのか、首を捻る。 けど、そうしてたって、何にもならないなって、 うん、こうしてても仕方ない。トン、と一瞬座った席を立つ。]
(5) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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流石にこれはおかしい! ってことで、探索いくひと!
[この指止まれ、って勢いで腕を振り上げた。 とりあえず、誰か探そう、って。目的はそれだけ。]
(6) 2015/06/20(Sat) 00時半頃
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[七尾が教室に滑り込んで、扉が閉められる。
チャイムの音を、聞いた。>>#0
時計を見る。8時50分。何もおかしくはない。 ……これ以上、誰もやってくる気配が無さそうなこと以外は。]
分からない。 だが……。
[>>4織部の問い掛けに、曖昧な返事を。 窓の外を見る。やはり、他に登校してきそうな生徒はいない。 広々と校庭が広がっているだけ。
目を凝らしてみても、変わらない。]
(7) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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[ふと、目の前の窓ガラスが煩わしくなって、鍵を開けて身を乗り出そうとしてみた。 本当に誰も登校して来ないのか、念入りに確かめるつもりで。
しかし。]
……?
[ぐいぐいと、何度も鍵のツマミを回そうとするも、動く様子はなかった。
――この教室、こんなに立て付けが悪かったか?]
(8) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 01時頃
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/* 何あの直近の誤字 あーーーだまります、ロル専念します後にひけない
(-23) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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/* 落ちでも残留でもどっちでもいいけど、タイミングによって回想を落とすペースを変えなければというのはある。
(-24) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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/* 一瞬水瀬残留にしようかと思ったんだけどね、 動き悪くなる申告してる人よりも、残れるよって言ってくれてる人に残ってもらう方がいいかなって
(-25) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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せんせい、来ない、ね。
[チャイム>>#0は普段通りに鳴り響く。 けれど、今の状況は決して普段通りとは言えなかった。
見ないふりをしてきたものが段々目の前に転がってきて、 足場が揺らされたようにぐらぐらと落ち着かない。]
わたし、行きたいな。 忘れ物も取りに行きたいし。
[じっとしても居られなくて、先程思い出した忘れ物を理由に、立ち上がって彼女>>6の元へ歩いていく。 忘れ物について尋ねられたなら、素直に答えただろう。]
(9) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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……? 帆北、なにしてんの?
[ガタイのいい帆北が、何故か窓に向ってもだもだしている>>8のは、 傍から見ても、どうにも不可思議で。 力勝負で帆北に負ける人、いないでしょ、って。 多分、そういうイメージも相まって、パチパチと数度瞬きをする。]
──窓、開かないの?
[その時、背中をすうっと撫でていったのは、何だったんだろう。 何か、予感というか、不吉な何かが背を押して、 嫌な予想が、声にだって、教室の中をふよふよと漂った。]
(10) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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/* 思わず1村見に行ったけど、なんであの村の狼さんあんなに落ち着いてんの……貫禄の違いを感じる。
(-26) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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[ 万里の細い髪から、手を離したその時。 チャイムが鳴った>>#0。 ] ……あれー。
[ 首を傾げる。 思い浮かべるもの、やっぱり、ジェニファー先生。
遅刻することはそりゃあ、あったけれど。 いくらなんでも、こんながらんどうの学校で、 生徒を放り出していくほど、非情じゃない、よね? ]
………ん。んー。
[ 唸る。表情が、ちょっとだけ曇って。 心臓が、またちょっと、重くなる。 だけど、だいじょーぶ、自分に言い聞かせて、 滑り込んできた七尾から投げかけられた声>>6に、 はいっと手を挙げる。 ]
(11) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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/* >>9 「見ないふりをしてきたものが段々目の前に転がってきて」 落ちるまでにできるだけこれをばら撒いていきたいなって
あとはメイの精神状態を追い込みつつ。
(-27) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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わたし、いく! …どのあたり、探索すればいい? 学校案外広いから、手分けっていうのも、あり?
[ やっぱり、ふわふわとした口調。 鞄を机の上に置いて、とん、とん。 また教室の入り口に立って、行く意思を示してみた。
遠くの方、帆北が窓を確かめているのに>>8、 七尾につられて、 どうしたんだろうって、首を傾げつつ。 ]
(12) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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/* fortune9からの残留イェーイ
秋野をうまく説得できるかは分からないけど、 七尾がいてくれるなら俺としても美味しい。 縁故回収したい。
(-28) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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……んー?
[秋野の零した言葉に、桂一が何事かを呟く。>>424 小さな声は、その内容までは拾えなくて、何を言ったのかと頭を起こす。 ねえ、今なんか言った? そう、桂一に問いかけようとしたけれど、派手な音を立てて開いた扉にそれは遮られた。>>422 ぱちくり、と目を瞬いて、視線をそちらへ。 七尾朱美の姿がそこにあって、他の人にそうしたように、おはよう、と声をかけようとした、その時。
──チャイムが、鳴った。>>#0]
(13) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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[探索に行きたい、と朱美ちゃんの元へ歩き出すと、 彼女は何かに気付いたように窓際に視線を向ける。 それにつられてそちらを見ると、帆北くんが 窓の鍵を開けようとしている様子>>8が見えた。]
……開かない?
[おかしいな、数日前は「暑いから」って普通に窓を 開けていたような気がしたのだけれど。 たった数日で開かなくなるようなものなのだろうか。
ずん、と胃に重いものがのし掛かるような 感覚に襲われた。]
(14) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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/* 探索行こうかなと思ったけどこの状況(女子3人が探索したいって言ってる)で挙手したらお前またハーレムっぽい状況狙おうとしてんのか!ってならない?だいじょうぶ???
(-29) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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―少し前・教室― [問に似た確認>>2に頷く。そう、誰も居なかった。 購買にも居ないと聞いて、これは本格的に管理側の人間は居無さそうだと結論をつける。
にもかかわらず、シャッター開いていたり、明かりがついていた矛盾。
静かな校舎と相まって、どうにも気味が悪い。]
変、だよな…… ああ、電波はさっき気づいた。なんか調べる、ってのも無理そうだよな。
[携帯を手にとって、くるりと無意味に回す。 こんなところだな、と頷いて、そしてチャイムを聞いた。*]
(15) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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/* そういえば前になべさんが、初回落ちの人がその後の 村の落ちの雰囲気決めるとかそんなことを言っていたような 気がして
えっと今回こんなんですみません……(土下座) 寺田くんがきっとなんとかしてくれる(他力本願)
(-30) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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/* 発言作ってたらちょっと落ち着いた。お見苦しい灰をすみませんでした…… 中の人都合的に、もしかしたら比較的しっかり時間のとれる村が(今後しばらく)これ最後になる可能性があるので、精一杯やります。がんばろう……!
そして那由多はワガママきいてくれてありがとう、仮決定だけど他の残留組もありがとう。たのしい文化祭にできるように頑張る。
(-31) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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先生居ないし、無いだろうなあ。 帰っていいだろ。
[織部>>4に理由を一つ隠して、帰ることを提案する。 隠した理由。それは、一刻も早く、ここから出たいという願望だった。
故に、]
あ、俺もその辺回るわ。
[七尾の呼びかけ>>6に手を挙げる。 探索というよりも、さっさと昇降口に向かって帰れることを確認したい、という思いのほうが強かったことは言わなかった。
ついでに教室内を見渡す。 窓の近くの帆北>>8が窓のつまみをいじっているのを見て、そして七尾の声>>10に背筋が凍った音が聞こえた。**]
(16) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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/* でもちょっと時々灰で胃が痛いっていうのは許して 楽しんでるから、ちゃんと、めっちゃ楽しんでるから ちょっと赤窓に慣れてないだけなんです
(-32) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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開かない……。
[>>10不思議そうな顔をする七尾に、正直に告げる。 どれだけ力を込めてもビクともしない。 指が赤くなるまでチャレンジして、ようやく諦めた。
力には自信があったのだが、それが通用しないとは。 首を傾げるが、今はさすがにガラスを割ることまではせず。]
何かの接着剤で固めた……ってことも無さそうだが。
[軽く唸って、辺りに指紋をベタベタくっつけるが、何の変哲も無い……はずだ。]
(17) 2015/06/20(Sat) 01時頃
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[少し遅れて、入り口を潜ろうとして頭をぶつけながら、帆北が教室に入ってくる>>0:391 彼は体格が体格だけに、いつもどこでも狭そうだ。
「帆北くんがいるだけで、教室ちょっと小さく見えるね」なんて悪気なく口にした事がある。 大きくて強そうで羨ましいな、なんて、胸の内は、彼にどこまで伝わったものか。
少し後で、批難してるみたいにも取れると慌てて前言撤回したものだった]
帆北くん、おはよう。
[辺りに漂う緊張を少しだけ緩和してくれた彼へ、恵冬は小さく挨拶を返す。 しかめっ面が可愛いなんて、さすがに恵冬でも口には出さないけれど]
(18) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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閉じ込められた? まさかな。
[ホラー映画のことを思い出したせいで、そんな発想がすぐに出てくる。 しかし、それは有り得ないと瞬時に否定した。 何かの偶然で窓の鍵が歪んだだけだろう、と、楽観的に思うことにする。
だって、窓はともかく、教室の入り口は普通に開いてたじゃないか、と。**]
(19) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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[彼の机の上に置かれたのは、小説『舞姫』
その表紙を目にすると、恵冬はいつぞや、彼に内容の解説を頼まれた事を思い出す。 あの時も、『舞姫』の表紙を、少し困惑して眺めていたものだった]
……舞姫は、ベルリンの街に留学した主人公が、エリスという名前の踊り子を助けて恋仲になるお話、かな。 でも、主人公は彼女と関わったことで、誹謗中傷を受けて免職になったり、母を失ったりするの。
[主人公の豊太郎は、エリートだ。 「お国のために」私情を捨てるのが当然とされる時代において、それはとても不名誉なことだった。
苦悩と、胸を貫くような罪悪感に満ち満ちたこの物語を、恵冬は決して嫌いではない。 暗く重たいお話は、不思議とすとんと胸の内に沈んで、深いところで馴染んで溶ける]
(20) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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そんな中、再会した親友のおかげで、豊太郎は出世して日本に帰る機会を得るの。 でも、そのためにはエリスとの縁を断たなければいけない。
エリスのお腹の中には豊太郎の子供がいて、彼はそれを知っていたのよ。 それでも、豊太郎は日本に帰る事を選んだの。
そうして、それを知らされて心を病んでしまったエリスを置いて、帰国していくのよ。
[豊太郎はあまりにひどいと、批難する者も多いという。 恵冬自身も、初めてこの物語を読んだ時は、やるせない気持ちと共に、主人公を責める気持ちもちらりとあった。
けれど、当時の時代背景を知れば、そんな思いは薄れて消えた。 後には、何とも言えない後味の悪さばかりが残ったけれど]
(21) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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……帆北くんは、豊太郎の仕打ちを酷いと思う?
[彼が何を思って恵冬に解説を頼んだものかはわからない。 でも、そう聞かねばいけない気がして、恵冬はあの時そう問いかけた。
見た目は恐ろしいけれど実は心優しい人だと、知ったのはいつのことだったろう。 きっと、日々のさりげない気遣いや、言葉の奥に秘められた優しさが、自然とそれを悟らせたのだと思う。
――そんな彼が、あの時はどこか悲しげに見えたのだ]
このお話、きちんと理解するには、当時の時代背景も知った方が良いと思うの。 帆北くんが嫌じゃなかったら、そういうお話、続けてもいいかな?
[彼の答えがどちらだったのか、恵冬はきちんと覚えていない。 それでも、そんな風にして長話に付きあわせてしまったのは忘れていない。
今の彼の中で、この『舞姫』の物語は、どんな風に胸に収まっているのだろう。 気にはなるけれど、それを問えぬまま、恵冬はチャイムの音>>#0に顔を上げた*]
(22) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 01時半頃
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うっそ……。
[冗談でもなく、真剣に力を込めていたらしい帆北の言葉に、 ただ、それしか言えず。割ろう、という発想もなかった。]
──と、りあえず、外、見に行かない? 探索も、だけど、もう、こんなんじゃ、 普通に帰っちゃって、いいんじゃないかなあ。
[奇しくも、寺田が似たようなこと>>16を考えていたとは知らず。 できるだけ明るい口調でそう言って、 ひなこが立っている>>12、その横から、 今しがた入ってきたばかりの扉に手を伸ばして、力を込めて、]
(23) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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/* うわあああああああああああ
想像以上にがっつり解説してくださった!!! ごめんなさい、でもありがとう!!! まとめるの大変だったよね!!!
(-33) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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/* 2d落ちとは絡む時間少なくなってしまうの寂しいんだけど、予定通りなら委員長落ちだな。 連絡とかはそこからお任せできそうかなぁ……自殺をはかった状況とかって、分かってないと動きにくい? ちょっと2dはいったらここは落ちる人に聞いてみよう。
(-34) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 01時半頃
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[ ────するり。 と、それは、何の違和感もなく、開いた。]
(24) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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/* さらっとでもよかったんだ……ヒエエ
でもこれ貰ったからには気合入れないとな。
(-35) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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[どこからともなく、食べ物のおいしそうなにおいがする。]
(25) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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[チカチカと瞬く豆電球の装飾が、
ようこそ、非日常の世界へ。
そう、囁いている気がした。
咄嗟に、となりのひなの腕を掴む。 息が、止まった。ような気がした。]
──……ひな、
[ああ、強く握っちゃだめなのに。 ぐっと力を込めかけた掌は、強ばっていて、 それでも、ぎこちなく尋ねる。 だいじょうぶ?って。
……大丈夫じゃないのは、どっちだか。**]
(26) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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― 回想・かつての帆北健五郎 ―
[兄貴たちの名前は上から、翔一郎、駿二郎、雄三郎、衛四郎。 そして、大きく年齢に差を開いて、五兄弟の末っ子として生を受けた、健五郎。
一番上の兄・帆北翔一郎は、プロ野球チーム「オクトパス」の看板選手として大活躍している。 テレビでも有名なので、野球に少しでも興味がある人間ならたぶん、知っているだろうと思う。
そんな兄貴が家族の誇りだったし、年齢の大きく開いた俺は、兄貴の活躍に純粋に憧れていた。
「翔一郎兄ちゃんみたいにカッコイイ男になりたい!」
……口癖のように言っていた、幼い頃の言葉。 兄貴は、まるでヒーロー番組に登場する主人公のように見えていたから。
俺だって、主人公になれる。 そう思って疑わなかった。
野球部のエースとなり、試合で功績を上げ続ける、中学時代まで。]
(27) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
|
|
[主人公に相応しい、強い力を。
弱い者を守ってやれる、大きな体を。
誇りを汚さないための、ぶれない芯を。
それは確かに、かつての俺自身が望んだもの。
だけど。
――たった一瞬で、その想いは霧のように消え、二度と戻ることはない。**]
(28) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
|
|
[状況を整理するようないくつかの声が行き交って、たぶん、教室内には少し不安の色が濃くなってきていたと思う。 そんな空気を、ぱきん、と割るように、朱美の声が響く。>>6 ぱ、と振り上げられた指先。 その勢いの強さが、文化祭会議の時を彷彿とさせて、口元を緩ませる。 お祭りが始まるみたい、だよね。 自分がつい先ほど言った言葉が、脳裏を過った。>>0:272
と、その朱美がふいに帆北に目を止めた。>>10 彼女の不審そうな問いかけに、帆北が答える。>>17 開かない。閉じ込められた? そんな声を聞きながら、たぶん、幾人かが表情を凍らせたかもしれない。 普通に帰っちゃっていいんじゃないかなぁ、と言う声に、少しだけ気持ちが落ちた気がする。>>23]
(29) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
|
|
[もったいないなぁ、浮かんだのはそんな感情。 探索、しないで、帰っちゃうの?もったいなくない? だから秋野は、少し首を傾げて、安心させるような言葉を吐いた。]
だいじょーぶじゃない? だって、さっき、朱美ちゃんが、そこ開けてたじゃん。
[教室の扉を指し示す。 その言葉が届いたか届かなかったか、朱美が半ば急くように扉をあけた。 その様子を、見守る。]
(30) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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|
/* 前回みたいに回収できないってことがないように頑張って自分に関してもゴリゴリ回すぞ!!!!
(-36) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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[時計は8時50分。 教室を見回せば、恵冬が物思いに耽る間に、七尾が滑り込んできていたらしい。
それでも、全部で11人。 クラスの半数にも満たない数と顔ぶれは、やはり意図的に文化祭の中心メンバーを選出したとしか思えない。
肌寒さを覚えた恵冬は、心許ない気持ちで校庭の方に視線を向けた。 自分自身を抱くようにして腕を回して、ゆっくりと目を瞑る。
怖ろしさの中に、まだ、「これは現実なんだから、お話みたいな事は起こりっこない」という気持ちがあった。 そうしてそれと同じくらい、「お話みたいな事があってほしい」という気持ちもある]
(31) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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……探検、私も行きたい。
でも、これが先生の悪戯だった場合、誰もいなかったら先生困るかなぁって思うの。 ほら、ジェニファー先生、どこかに隠れててわって脅かすの、好きそうでしょ?
だから私、もうちょっと残ってみるね。
[改めて顔を上げた恵冬は、そう意思を表明した。 そう恵冬に言わしめたのは、いったいどちらの気持ちだったろうか。
窓が開かないという帆北>>17の言葉に薄ら寒いものを感じたけれど、鞄から文庫本を取り出して、ページを開くのだ**]
(32) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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──あの日の校舎:×××──
[ほら、開けて。 早く、開けてみて。 そこに、楽しいお祭りがあるから。
気持ちは、わくわくとして瞳を輝かせる子どものよう。 こんなものを準備したんだ、って。 えらいね、って褒められたい、子どものようだった。]
(*0) 2015/06/20(Sat) 01時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 02時頃
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──え?
[朱美の手によって開いた扉の向こう側。 それを目にして、秋野も流石に当惑の声を上げた。
まるであの日がそっくりそのまま帰ってきたみたいに、折り紙の輪っかを繋いだ飾りや豆電球の灯りがきらめいている。 教室の扉という、狭いその四角の向こうからは、それだけの情報しか読み取れなかったけど。 それでも、数日前にも見たその光景を、忘れてはいなかった。]
……ぶんか、さい?
[困惑の滲んだ、単語だけの声がぽつりと零れ落ちた**]
(33) 2015/06/20(Sat) 02時頃
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[──さあ、お祭りの、始まりだ。**]
(*1) 2015/06/20(Sat) 02時頃
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/* ごめん、自分で見てても赤窓と合わせ見るとだいぶホラー
(-37) 2015/06/20(Sat) 02時頃
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[ どうやら、窓が開かない、らしい。 うそだあ、って。そう思いはすれど。 力のあるだろう帆北が言うと、信じざるを得なくて。 ]
……あかないの?
[ ようやく口に出す。 ああでも、ひょっとしたら、もしかしたら。 ほんとのほんとに工事なのかもしれない。
思考は逸れて、ずれて、違う方へ。 そうして、帰って良いかもしれないって。 そんな意見に、ふわり、乗っていく。
そうだ、帰ったら、夜ご飯。何が良いかなあ。 おかーさんにも、作り置きしておかなくちゃ、って。
そうやって、日常にねじれていって、 横を通り過ぎる七尾>>23>>24を、見やって。 ]
(34) 2015/06/20(Sat) 02時頃
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[ ちかちかとした非日常が、 眩しく、目に飛び込んできた。 ]
(35) 2015/06/20(Sat) 02時頃
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[七尾が教室に入ってきて、それからすぐにチャイムの音が鳴り響く>>#0ものの、先生が来る気配はない。この様子だと授業無いことはほぼ確定だろうか。 とりあえず七尾に「おはよ」とだけ挨拶して、周囲の様子を窺う。やはりというべきか、複雑そうな顔や不安そうな顔が多いように見える。 七尾が探索しよう、と言い出して、帆北が窓相手に苦戦してて。あれ、マジで開かないのか。とは思ったものの、焦りのようなものは感じなかった。ちょっとした傍観者のような、そんな目線で見ていたのかもしれない。]
(36) 2015/06/20(Sat) 02時頃
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[ 思い出す。 寒い日。雪の降った日。
塾から帰ってくる、いつも通りの日常。 変わらない、街のイルミネーション。
―――――― の姿。 ]
(37) 2015/06/20(Sat) 02時頃
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[ ぱちん。 ]
(38) 2015/06/20(Sat) 02時頃
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[ 豆電球の瞬きと共に、駒鳥ひなこの瞳も、瞬いた。 跳ねかけた心臓は、ふき出しかけた汗は、 逆流した思考は、恐怖を浮かべかけた、表情は。
七尾に握られた腕の感覚で抑えられて、 自分の異変に気付こうとしないまま、彼女を見やる。
息を吸って、ゆるり、声を発して。 ]
わたしはだいじょーぶ、だよ。ねっ。 ……でも、外、なんだかすごいねー?
[ ふわり、無意識を意識して笑う。 不安なことなんて、なにも無いんだって。 そう、言いたげに。 ]
(39) 2015/06/20(Sat) 02時頃
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…ま、帰れるなら帰って問題ないんじゃねえの。
[七尾の発言>>23を聞き、多分他から見れば不穏にも聞こえるだろう言葉を無感情に放つ。 折角だから俺も探索してみようかな、と思いつつ立ち上がって、扉を開けた七尾の様子が変なこと>>26に気づいた]
どーした?
[廊下に何かあるんだろうか。少しの期待を胸に、自分の席に近い、駒鳥と七尾の居る入口ではない方の入口にすたすたと近寄り、ゆっくりと扉を開ける。 微かに香るおいしそうな匂い。見えた豆電球の装飾。 どくん、と僅かに心臓が跳ねる。 ひょいっと廊下から頭を出して廊下を見渡せば―ーそこには、数日前の、あの時の風景が在った。]
(40) 2015/06/20(Sat) 02時頃
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[ 異変に気付いたらしい秋野から、 文化祭>>33という単語が出てくれば。
そうだねー、と。 やっぱり、ふわふわした声で言うのだ。 ]
…わたしはだいじょーぶ、だけど。 あけみちゃんは、へーき? きつそーなら、わたしが探索行くよー。
[ ぎこちない様子の七尾の顔を、覗き込む。 その表情は、ずうっと変わらないまま。 七尾が安心できる様な、可愛いって言ってくれた様な、 きっとそんな笑顔で、答えを待つ。
冷えた背筋は、やっぱり、見ないふりをした** ]
(41) 2015/06/20(Sat) 02時頃
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/* 一応これまでの村も目を通してはいるんだけど(1村のみ参加)、2村は鯖の仕様に困惑し過ぎてほとんど読めてないんだよな。 読んでおくか……と思って目を通し始めたら、この村の狼さんも落ち着きはらってる。 なんなんだよ!みんなもっと取り乱してくれ!
(-38) 2015/06/20(Sat) 02時半頃
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[皆とホラー映画を見ていた時は平気だったのに、 何処にも怖い怪物なんていないはずなのに。 得体のしれない恐怖がぐらぐらとわたしを揺らしていく。
繋がらない圏外の携帯をお守りのように握りしめて、 大丈夫、と自分自身に言い聞かせる。 そう、先生が来ないことぐらい。窓が開かないくらい。 普通に起こり得ることだもの。
少しだけ落ち着いてきて、ドアの方へ視線を向ける。 飛び込んできたのは、既視感のある光景。
あの日の文化祭が、そっくりそのままそこにあった。 さっきまで、普通の廊下だったはずなのに。
―――おにいちゃん。 無意識に唇はその名前を模る。]
(42) 2015/06/20(Sat) 02時半頃
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……わすれもの、取りに行かなきゃ。
[おにいちゃんから貰った裁縫道具。 ちゃんと家に持って帰らないと。
よく考えれば、突然景色が変わることなんて珍しくない。 だって、いつものことだもの。 きっと今だって、そういうことなんでしょう。
家に帰ろうとか、そんな単純なことも思い浮かばずに ふらりと、非日常へ溶けていった。*]
(43) 2015/06/20(Sat) 02時半頃
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[どくん。また心臓が跳ねた。 だって、コレ、もうほぼ確定じゃん。
此処が、普通のセカイじゃないって。 一緒に居るのは、信頼する仲間達だけで。 屑みたいな人間達は、此処にはいないんだって。
浮かんだ感情は、歓喜に似ていた。
でも、ふと、先ほど見た他の皆の不安そうな表情を思い出して、我に返る。]
(44) 2015/06/20(Sat) 02時半頃
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/* あっちの鯖赤メモ貼れるの!?と思ったけど、あー、うん?こっちは無理だな。 というか貼ってもたぶん表に見えないからそんなに使い道ないな、はい
(-39) 2015/06/20(Sat) 02時半頃
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―視点:ハル―
『……なんだこりゃ。』
[訪れない担任。開かない窓。文化祭の光景。 そのどれもが非日常的すぎて、思わず呆けた声を出してしまった。その言葉はメイにでさえ届くこともなかったが。
メイの精神が不安定になってきている。根幹が同じだから、そういった心の揺れ動きについては手に取るようにわかる。不味いな、なんて眉を顰めるも、今のオレに何か手立てがあるわけでもない。
これ以上歪んでしまったら、メイは一体どうなるのか。 不都合なものから目を覆って、遠ざけて。そうやって守ってきたつもりだった。
果たしてそれは、正しかったのか。**]
(45) 2015/06/20(Sat) 02時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 02時半頃
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/* 初回落ちだからSAN値削りに削った状態でスタート
>>42 有り得ない光景にストレスマッハ
>>43 家に帰ることを思いつかなかったのは、無意識に「家におにいちゃんが居ない」ことを知ってるから。
(-40) 2015/06/20(Sat) 02時半頃
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[廊下から頭を引っ込めて、教室内に向き直った。]
あー……なんかやばそうだし、不安な奴とかは、ここで待機した方がいいんじゃねえの。 俺は平気だから、探索行くつもりだけど。
[出来るだけ"普通"っぽく見えるように意識しながら、教室内に居る皆にそう告げる。 先程は何人も探索に名乗り出ていたと思うが、この光景を見ても行きたがる者は、何人居るだろうか。沢山要るようなら手分けした方がとは思うが、果たしてそこまでの人数になるだろうか。 そう思っていたが、駒鳥>>41と藤堂>>42の声が耳に届いた。お前ら、ほんとに大丈夫なのかよ、とは思うし心配にはなるが、行こうとするなら止めることはないだろう**]
(46) 2015/06/20(Sat) 02時半頃
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/* メイとハルのロルについては改行のタイミングとか変えてたりする(ただし途中から) メイがいつも通りに何度も改行、 ハルが何文か纏めておいて改行。
(-41) 2015/06/20(Sat) 02時半頃
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/* アカーン たぶん2村の狼さんうまく回してるんだと思うんで参考にしたかったけど、あの鯖の見方がどうもわからなくて断片的にしか読めない 俺は俺の道を貫くね……アッ胃が
(-42) 2015/06/20(Sat) 02時半頃
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/* なんかいつも以上にロル書くのすすまん…ひええ…もうしわけない…
あとコイツなんなんだろう。傍観者気取りなの?歪んでるの?病んでるの?あと空気読まないつもりだったのになんか読んでた。なぜだ。
(-43) 2015/06/20(Sat) 02時半頃
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/* 今気づいて飛び起きたんだけど、この悩み地雷の人いるんじゃないか。 あー、どうしよう。村ならPCを近づけずにさらっと流してもらえばいいだろうけど、狼だと残留組は噛んでくる可能性あるから、苦手な人には回避してもらっておいたほうがいいかな、というのと、でもそんな濃く描写する気ない、というのと。
(-44) 2015/06/20(Sat) 03時半頃
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/* そもそもそれについては誰にも話すつもりがないんだけど、村でのつもりって当てにならないし。予定は未定だし。 誰かに後から嫌な思いさせるよりは、聞いた方が安心かなぁ……ごめんねせっかくまとまりかけてるところ水をさしてしまったら。 怖いのでたぶん明日聞きます、本当にごめん。 あと史上最高にばたばたした狼でごめん、村建てさん……
(-45) 2015/06/20(Sat) 03時半頃
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/* 考え過ぎて寝れねーー……おちつけ。 主役はみんな、主役はみんな。 狼はちょっとたまたまこんな世界作っちゃっただけの存在。 以上。寝ます。
(-46) 2015/06/20(Sat) 03時半頃
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/* なんか一晩考えてたら、多分落ちたとしても解決する問題でもなくて、 それなら、残って少しでも何かに貢献できたって思える方がいいのかなってところにおちつきました 落ちロルはどこかでリサイクルしよう
(-47) 2015/06/20(Sat) 08時半頃
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[いつもと同じはずなのに、チャイムの音は後味の悪い人口甘味料みたいだった。]
(47) 2015/06/20(Sat) 09時頃
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/* そういえばあれだね。 毎回、ちびっこ男子がいるイメージだったけど、今回いないんだね
いたら持ち上げたかった
(-48) 2015/06/20(Sat) 09時頃
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[みんなが続々と教室を出ていく姿に、どん臭い…でもやっとわかる。何かがおかしい、日常ではない、と。 ジェニファー先生のパーティーではないのだろうか?だったら、いったいこれは何? 奇妙な空間となり果てた教室をくるくると見回し、じんわりと背中に冷や汗を感じた。]
おにいちゃん……
[消え入るほど小さな声で、兄を呼ぶ。それでも、それだけで心が軽くなった気がして、…は冷静を保つことができた。
今は、まだ。]
(48) 2015/06/20(Sat) 09時頃
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[神楽が教室から出ていこうとする姿を見て、咄嗟に駆け寄って横に並ぶ。>>46 こんな状況で、兄替わりから離れるのは恐ろしいことのような気がしたのだ]
神楽くん、一緒に行ってもいい……?
[彼が拒否しなければ、そのまま肩を並べて教室を出ただろう*]
(49) 2015/06/20(Sat) 09時頃
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/* あ、しまったたいふまちがえた **だった すまぬ
(-49) 2015/06/20(Sat) 09時頃
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[トドメに聞こえた、帆北の声>>17。 開かないって、何。何が起こってるんだ。 苛立つ心境を、首の後ろをかく行為で収める。さっき落ち着いた許容量が再び溢れそうになっているのを感じて、大きく深呼吸をした。]
ホラー展開やめてくれよ。 また帆北の背中に隠れんぞ。
[自身を茶化す言葉を言って、今度は扉に近づく七尾に目を向けた。 これで扉も閉まってたら……というのは杞憂>>24だと知る。
もしかしたら、開かないほうが精神衛生上は……いや、どっちにしろダメージを受けていた。
扉の向こうは、あの日の文化祭だった。]
(50) 2015/06/20(Sat) 10時頃
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……
[驚きすぎて、一周回って落ち着いた頭で考える。
ドッキリ。この短時間で、ここまで大掛かりなことが出来るか? 却下。 夢オチ。一番平和だが、そうならさっさと覚めてくれ。保留。 集団幻覚。現実味がない。却下。 誘拐。いつそんな目にあったんだよ。却下。
あとは、何か本で読んだような。 …………思い出せない。水瀬なら知ってるだろうか。 聞いてみるだけ聞いてみて、そして校舎を回ってみよう。]
ちょっと、辺り見てくるわ。 ……そうだ、水瀬。ちょい時間くれ。
[一歩だけ扉に近寄って、そして踵を返し水瀬の元へ。 内緒話をするように、彼女の耳元に顔を近づけた。]
(51) 2015/06/20(Sat) 10時頃
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[眉間に皺を寄せた、あと一歩で思い出せそうなのにそれが出来ない。そんな顔で、曖昧な言葉を紡ぐ。]
なんか、さ。 小説、だったかな。見たような、いや、違うかも。 心当たりない?
[抽象的すぎるよな、と苦笑いを浮かべた。]
(-50) 2015/06/20(Sat) 10時頃
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[何度か言葉をかわしただろうか。 水瀬から一歩離れて、そのまま扉へと向かう。]
忘れてなければ、10時目安に一旦戻ろうかな。
[そう言い残し、既に藤堂が抜け出た教室から一歩出る。 途端に飲食物の匂いと、細工された照明が襲ってきた。
ああ、なんて。 現実味がない。*]
(52) 2015/06/20(Sat) 10時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 10時頃
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[ がさ がさ がさ
歩く度に、鞄の底から紙の音が。
がさ がさ がさ
うるさいな、黙っててくれ。
ビッ
紙に赤線が引かれる。
何本も、 何本も。白い紙の一番上のマス目が赤で埋まっていく。
黒のボールペンで書かれた自分の意志が、赤に潰された。**]
(53) 2015/06/20(Sat) 10時頃
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[教室の扉から廊下に出た七尾たちが足を止め、絶句した理由。 それは俺もすぐに分かった。
窓から離れて、彼女らに続き、目にしたのは。 色とりどりの装飾に満ちた――そのどれもが見覚えのある、いや、 数日前に終えた、文化祭の時に見た光景そのもので。
一瞬、時間が逆行したかのように思えた。 しかし俺たちの他に人の気配が無いのは変わらず、装飾の賑やかさとは裏腹に、不気味な静けさを孕んでいる。
――まともに考えてはいけない。脳がそう叫んだ気がした。
だって、俺たちが教室でチャイムを聞いている間に、誰がこんなことをしたというのか? そもそも、たった一瞬で誰かにこんなことができるのか?
明らかに、異常な空間と化していた。]
(54) 2015/06/20(Sat) 11時頃
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[校舎内を探索しようという話になるのに時間はかからなかった。]
俺も行く。 窓、開かなかったし……嫌な予感がする。 本当に閉じ込められてないか見てくる。
[探索するにしても目的をはっきりさせたほうがいいだろう。 まず調べるべきは昇降口か?
……その時、動揺するみんなに紛れて、藤堂がふらりと出ていくのが見えた。>>43
この状況で、一人にして大丈夫だろうか。 彼女の中にはハルがいる。そういう意味では一人ではないだろうが……。
既に文化祭の景色に紛れ、どちらに行ったか分からない藤堂を、 半ば追うような形で、俺も教室を出た。**]
(55) 2015/06/20(Sat) 11時頃
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/* 独り言誤爆する夢みた……
(-51) 2015/06/20(Sat) 12時半頃
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/* 長いしダメかと思ったら普通にメモ貼れた。今更すみません、ほんとに! 昔ハマってた同人ゲでも某キャラルート(近親相姦含む)が一番きついって言う人多かったの思い出してあーーーどうしよってなってしまって……
(-52) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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[手にした文庫本。 もう既に一度読み終わってしまったはずのそれを開いて、ぱらぱらとページを送る。 探す章は、少し後で見つかった。
外国の、仲良しグループ失踪事件。 ひとり残された小さな妹と、娘を病気で亡くした刑事が言葉を交わす章。
物語の、核心に迫る箇所。
目印代わりにそこにしおりを挟んで、文庫本から顔を上げた。
……その頃には、出入り口の辺りがざわついていて]
(56) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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……?
どうしたの?
[何事か、あったのだろうか。 漏れ聞こえる『文化祭』>>33というキーワードに促された事もあって、恵冬は文庫本を机に置いて席を立つ]
みんな、何か怖いこと、あった?
[問いかけて、皆の後ろから覗いた廊下。
――そこには、非日常の景色が広がっていた]
(57) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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……うそ。
[文化祭。さっき聞こえた秋野の声のとおりだ。 まだ記憶に新しい、賑やかな文化祭の風景。
お祭りの屋台みたいな、様々な食べ物のそれが入り混じった匂い。 ちかちか瞬く豆電球、色とりどりの輪が連なる折り紙の装飾。 色んなクラスの、それぞれの出し物をアピールするポスター。
思い出が、蘇ってきたみたいに]
(58) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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[思わず足が竦んで、ふらっと半歩後ずさった。 違う、先生の悪戯じゃない。
目の前の光景は、嫌というほどにそれを知らしめてくる。
両手を胸の前で組み合わせ、祈るみたいにして身震いした。 私はほんとうに、物語の世界に迷い込んでしまったのだろうか。
……それとも、これはものすごくリアルな夢の中?]
(59) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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時間、大丈夫だけれど……。
[時間をくれという寺田に、戸惑ったようにそう応じた。 今置かれたこの状況は、ささいな時間なんて気にする場面ではないように思える。
でも、こんな時にそうやって現実的な事を気にするのは、実に彼らしいような気がした。 そう思ったら、現実と夢が溶け合ったような空気への酩酊感が少し薄れて、気持ちがすっと落ち着いた。
我知らず、背筋が伸びる。 これは夢の中のできごとじゃない。現実だ]
(60) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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……私、少しだけ心当たり、ある。
確信はもてないけれど。
[寺田君が貸してくれた小説、少しだけ似た状況だったでしょ、とまではまだ言えない。
だってあれは、娘を亡くした刑事が、外から事件を解決しようと奮起するお話。 行方不明になっていた子供たちの視点から、綴られた物語じゃないから]
(-53) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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徹くん、いなくなったのは、学校のみんな?
それとも、私達のほうなのかな?
(-54) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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[そっと寺田に囁き返して、握った指に力を込める。 そうやって自分を奮い立たせて、真っ直ぐに彼を見つめた]
私、ちょっとだけ図書室に行ってくる。 調べもの、したいから。
[今起きていること。 もしかしたら、自分たちの身に降りかかっているかもしれないこと。
仮定はあっても、確信は持てない。 パズルを組み合わせて絵柄をつくるには、まだピースが足りてない。
ひょっとしたら、他の皆には「何のんきなことを言ってるの」と言われるかもしれないけれど。 これが、非現実的な世界に対する、恵冬の向き合い方]
(61) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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見たい本、わかってるからそんなに時間はかからないと思うの。 知りたい事がわかったら、すぐに返ってくるね。
だからみんな、他の場所のこと、わかったら教えてね。
[もし、誰も帰れないようだったら。 その時には、恵冬の懸念は現実味を帯びる。
今や異世界への入り口のようになった出入り口の前で、すっと息を吸い込む。 やっぱりまだ怖いけれど、挑むみたいにしっかり前を向いて、廊下へと踏み出した**]
(62) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 13時頃
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/* んー、今出てく人、結構どこも絡めてないな。 委員長かめいちゃん(帆北)だなぁ、委員長はちょこちょこ回想で構ってもらってるので、めいちゃん行こうか。 教室入ってきたときも挨拶し損ねてるんだよね……
(-55) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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[立ち竦む、女子2人。>>26>>41 ひなこの方は、朱美を安心させるように柔らかい笑みを浮かべていたけれど、その笑顔の奥に不安があるのかどうか秋野には読み取れない。 だから、彼女たちのことは、いつの間にか動きを見せていた桂一の声かけ>>46、それに対する反応に任せることにして。 教室の外を見てくる、という者が数人。 いつの間にか、藤堂芽弥の姿もなくなっていた。>>43]
あ、待ってよ。俺もいくー。
[外へ行く、という健五郎。>>55 そのタイミングで、秋野もまた、立ち上がる。 だって、なんだかじっとしてらんない。]
(63) 2015/06/20(Sat) 13時頃
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[教室の外へ一歩踏み出した途端に、ふわ、と香る匂いがある。 あ、この匂い。 鼻をひくつかせる。お祭りの匂いだった。 文化祭の時も嗅いだ食べ物の香りが、そのまま、綺麗に再現されていた。
教室の外へ出ても、きちんと足は廊下について、目の前の風景もまた変わらない。 揺らいで消えたりなどしないそれに、いささか気を良くする。 健五郎の大きな背中が廊下を行こうとするのを見て、少し足を早め、隣に並ぶ。 彼がこちらを向いたなら、「どこ行くの?」と尋ねてみるだろう*]
(64) 2015/06/20(Sat) 13時半頃
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/* おれ何度か芽耶ちゃんの名前間違えてる……orz
(-56) 2015/06/20(Sat) 14時頃
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/* 自分があまりにもポカ多くて胃が痛くなってきたよね?? あと那由多ありがとう><
(-57) 2015/06/20(Sat) 14時頃
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―回想:去年の夏休み―
うん。わたし、ここ受けるよ。
[広いキャンパスの舗装された道を歩きながら、 隣を歩く兄にわたしの意志を伝える。 大学説明会で貰った手提げの袋は少し重い。 けれども兄へと近付いた第一歩の証のように感じて、 心は不思議と軽かった。]
……だめ?
[喜んでくれると思ったのだけど、予想に反して 兄は複雑そうな声を漏らすのみだった。
受験科目に数学も英語もないし、きっと受かるよ。 そう告げるわたしに、兄はそうじゃないと首を振った。]
(65) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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でも、わたし、ここがいいの。 おにいちゃんと一緒の大学に行きたい。
[もっと上の大学に行けるだろうと宥めすかすような声を 振り切って、いやいやと首を振る。 確かに偏差値は結構……大分低いけれど。 おにいちゃんの居ない大学に行くつもりはなかった。
高校で配られた少し早めの進路調査票にだって、 第一希望しか埋めていない。 ジェニファー先生にも兄と同じようなことを言われたけれど 偏差値が上なだけの大学に行く気はさらさらなかった。]
(66) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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そういえば、10月に文化祭があるんだよね。 わたし、行きたいな。
[話題を変えるように笑って言えば、兄は 納得のいかない顔だったけれど頷いてくれた。]
おにいちゃんと一緒の大学行くの、楽しみ。
[高校のものより大きな校門をくぐって、 明るく声を弾ませながら横断歩道へと足を踏み出す。 すると兄は少し前を歩くようにして、 わたしの方に振り返りながら、決したように口を開いた。]
『――――――――』
[初めて言われたことじゃない、何度か聞いた言葉。 聞こえない。聞きたくない。
耳がきぃんと高く揺らされる。 大きな音と認識できない色がぐるぐると混ざり合って――]
(67) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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[――思い出せない。*]
(68) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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―現在:被服室前―
[ふらふらと飾り付けられた廊下を歩いていると、 目的地は目の前にあった。 ゆっくり歩いていたし、教室からそこまで遠くないから 誰かが追い付いていたかもしれないけれど。
そういえば、兄と文化祭に行く約束をしたなあ、と 日常からかけ離れた光景を横目に思い出す。 ああ、でも、去年のことだっけ。 覚えてないや。
被服室の扉に手を掛け、横にがらりと引く。 どこのクラスや部活にも宛がわれなかったその場所は、 誰かの荷物や使われない道具が散在していた。]
(69) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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―被服室―
……あった、よかった。
[扉から一番近い机の中を覗き込んで、 見慣れた裁縫箱の取っ手を掴んで取り出す。 手元にあるだけで、おにいちゃんが傍に居てくれて いるような気がして少しずつ落ち着いてきた。
微かに震える手で、裁縫箱にマジックで書かれた 歪んだ文字をなぞる。
『と どう るや』
一部が掠れてしまっているけれど、 間違いなく幼い頃の兄の字だった。**]
(70) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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/* >>67 この直後におにいちゃんが事故に遭ってる
(-58) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 14時半頃
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──回想:文化祭準備期間──
この黒い布、何になるの?
[衣装係のメンバーが何人か作業をしている脇に置かれていた、黒い布を手に取って首を傾げる。 衣装の図案も近くに散らばっていたけれど、それとこの布とがどう関連づくのかさっぱり分からなかった。 巻くのかな。そう思って、なんとなく自分に合わせてみる。 窓ガラスを見れば、そこに映った自分が死神みたいな出で立ちで、愉快な気持ちになった。
「秋野くん、あんまりもの動かさないでよ」
黙々と作業をしていた衣装係の女子のひとりから呆れたような叱責が飛ぶ。 針とか、細かいものもいっぱいあるから。危ないから。 完全に秋野をものの分からない子ども扱いした説得に、肩をすくめてすぐに布を元に戻した。]
(71) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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[衣装を担当する藤堂芽耶とは、こちらがヘアメイク担当ということもあって、何度か打ち合わせをする機会があったと思う。 秋野は、はさみとノリは使えても、針と糸は使えない。 装飾の手伝いは出来たとしても、衣装の方は全くと言っていいほど役に立たない。 芽耶と恵冬が並んで手際よく作業を進めているのが物珍しくて、隣でずっと眺めていたこともあった。
忙しそうにしている中、何もせずに居座る秋野は、少々──かなり、邪魔っ気な存在だったかもしれない。 ただ、「そこの布を切れ」だとか言いつけられたならば、一応、そのぐらいは手伝えただろう。*]
(72) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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大丈夫だよお、あたしは、
[空元気。ぶんとガッツポーズを作って笑う。
だから、大丈夫?なんて、聞かないで。 大丈夫に決まってんじゃん、あたしだし。 七尾朱美に弱音は似合わない。わかってる。 わかってることも、わかってる。]
いこ、探検。 とりあえず、外、だれかいないかな。
[確認しなきゃいけないことは、たぶん、たくさんあるけど。 まずは、出口を、って、 そんな、当たり前の思考が通じる場所だろうか、ここは。]
(73) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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あたし、昇降口から見てくるよ。 すぐ戻る。 だれか、一緒にそっち行く?
[努めて明るい声で募る。 もしかすると、先を行った面々が向かっているかもしれないけど、それはさておき。 ある程度、なにかしらの反応が返ってくれば、 まずは一歩、外に踏み出そうと。*]
(74) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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[ 明滅する視界で映る、ガッツポーズ。 離れる手。掴まれた感覚が、まだ残っていた。
七尾を見ているその後ろで、人々が教室を出て行って。 彼ら彼女らが何処に行くのかはわからないけれど、 とにかく、自分がいつも通りじゃない"らしい"学校で、 するべきことは、しなきゃいけないことは。 ]
(75) 2015/06/20(Sat) 15時頃
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―――じゃあ。 [ ふわり。 こんな状況の空間では、浮く、 駒鳥ひなこの、柔い声。 ]
わたし、上の階いってくる。他の教室。 ここが駄目でも、別の窓はあくかもだし、ね。 やっぱり、建てつけ悪かった―、って、なるかもだし。
[ いつも通りを、平穏を、見つけること。 誰かを、そして自分を、 安心させるものを見つけること。
すぐ戻る、って言う七尾の明るい声に。 それ以上、突っ込もうとはしない。 突っ込んでは、いけない。って、 が叫ぶ。 ]
(76) 2015/06/20(Sat) 15時半頃
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[ 雛鳥が、叫ぶ。 ]
(-59) 2015/06/20(Sat) 15時半頃
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[ 七尾に微笑む。
たとえ彼女に映る駒鳥ひなこの顔が、 ぎこちない笑顔であっても。
自分は絶対気付かないふりだし、気付いてほしくない。 そんな、盾の様な笑顔。 ]
わたしもね、ぱーって確かめたら、すぐ戻ってくるよ。 だいじょーぶ。
[ とん。変わらぬ音で、声で、一歩。 廊下、そして階段へ向けて、歩み出した** ]
(77) 2015/06/20(Sat) 15時半頃
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[次々と教室を出ていくクラスメイト達。皆も割と平気なのだろうか。いや、こんな状況だからこそ、何かしていないと落ち着かないのかもしれない。 そんな中、万里がこちらへと駆け寄ってくる>>49。平気そう…には、あまり見えない。 ふと、文化祭準備期間に皆でホラー映画を見た時のことを思い出した。映画を見終わって万里が倒れた時には、やめとけと言えばよかったと罪悪感を感じたものだ。 校舎に入る前はへっちゃらだと言っていたが、今になって怖くなってきたのかもしれない。多分、本人曰く兄に似ているらしい自分からあまり離れたくない、とかだろうか。]
(78) 2015/06/20(Sat) 16時頃
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/* しまった、近親相姦ネタ被っちゃったな…… まあメインはそこじゃないからいっか
(-60) 2015/06/20(Sat) 16時頃
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おう、一緒に行こうぜ。 あ、もし怖いんなら、手でも繋いでおくか?
[その方が安心できるかと思って、笑いながら"おにいちゃん"気取りで手を差し出してみたが、万里の反応はどうだっただろうか。 それから教室内に向き直って、まだ居る面々に声をかける]
じゃあ、俺達は職員室にでも行ってくる。確かあそこ、電話あったよな?圏外でケータイ通じなくても、固定電話なら通じるかもしれないし。 校舎から出られなかった時用に、一応確かめてみる。
[誰か一緒に来るか?と聞いてみて、もし誰かついて来るようならそいつも一緒に、そうでなければ二人で職員室へと向かっただろう*]
(79) 2015/06/20(Sat) 16時頃
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/* 普通そんな簡単に高校生の男女が手繋がない気がするけどまあおにいちゃん気取りだからしかたないよね!まあ偽物だし断られる可能性もありそうだが
(-61) 2015/06/20(Sat) 16時半頃
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―図書室―
[学校内は、どこもかしこも文化祭の時のままだった。 騒々しさすら感じるような、お祭りムードの楽しげな風景。
けれど、そこにはやはり人の姿はなくて、その事がひどくちぐはぐな印象を投げかけてくる。
先ほどまで、大勢がわいわい騒いでいたみたいな風景の中、人だけが欠けている。 その事で、こんなに恐怖感を煽られるとは思わなかった。
だから、恵冬は図書室に足を踏み入れた時、変わらぬその景色にほっと胸を撫で下ろした。 図書室は、いつだって図書室のまま。
文化祭の賑わいなど素知らぬ顔で、ただ静かに訪れるものを受け入れる]
(80) 2015/06/20(Sat) 18時半頃
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[本が傷んでしまうから、とカーテンを下ろされた窓の代わりに、書棚に収まる本の背表紙を天井の蛍光灯が照らしている。 司書の先生はもちろんいなくて、せっかくだから試してみよう、と恵冬は窓の方へ歩み寄った。
カーテンを開いて、陽光の眩しさに目を眇める。 そうしながら鍵を外して、窓を開こうと試みた。
予想通りというべきかなんというべきか、戻ってきたのはカタカタとすら鳴らない硬い感触。 頑として開く気配のない窓を見て、少しだけため息を吐く]
一階だから、空けば出られるかなと思ったけれど……。
[だめなのかな、と肩を落とした]
(81) 2015/06/20(Sat) 18時半頃
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[気を取り直して向かうのは、図書室の奥の方の書棚だ。 角にある、明かりの届きにくい薄暗い一角。
そこに、確かめたかった類の本が集まっている。 ミステリーとか、超常現象とか、そういうものに関する資料類。
寺田に借りた小説は、フィクションのはずだったけれど。 ……たしか、実際に起きた出来事をモチーフにしていたはずだ。
本を借りる時に、そう教えてもらった記憶がある]
この辺とか、この辺の本が詳しかった気がする……。
[呟いて、目星を付けて数冊の本を抜き取った。 それらを積み重ねて抱えると、読書机の方へ向かう。
そうして、読みたい記述を探して、目次に目を凝らし始めた**]
(82) 2015/06/20(Sat) 18時半頃
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― 廊下 ―
[廊下に出れば、どこからともなく漂ってくる、覚えのある香り。 数日前の文化祭で、喫茶や飲食店を開いていたクラスを思い出す。
見た目だけではなく、全身で感じる。変貌したこの空間を。 それは不気味で信じがたいのに、――どこか安心できるような気がしたのは、何故?
見失った藤堂の姿を探しながら歩いていると、背後に誰かが近付いてきた。 振り返ればそこにあった顔は、秋野。 どこ行くの、と聞かれれば]
出られるところ、確認する。 閉じ込められてなければいいんだが。
……どう思う?
[聞いてみても、何かが分かるとは思えなかったが。 秋野はこの光景を見て何を感じたのだろう。 返事を聞きながらも、通りすぎる窓のひとつひとつの鍵を確かめる。やはりビクともしない。]
(83) 2015/06/20(Sat) 18時半頃
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……文化祭、楽しかったよな。
[ぽつりと、唐突に漏れるのはそんな呟き。 準備期間も含め、充実した日々。 終わってからの、片付けをする手はなかなか進まなかった。 過ぎ去って間もないので、鮮明に思い出せる。
……いくら不気味な雰囲気であっても。 こんなものを見せられて、何の想いも抱かないはずはないだろう?
一向に開かない窓たちと格闘しながら移動するうち、 やがて、装飾の向こうに、ドアの開いている被服室>>69を発見しただろう。**]
(84) 2015/06/20(Sat) 18時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 18時半頃
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/* あまりこの雰囲気を否定しちゃうと非ホスト剥き出しなので、 舵を変えてふよふよ
(-62) 2015/06/20(Sat) 19時頃
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[恐る恐る、教室の外へと足を踏み出す。 ちらりと見えた、外の景色。それは、俄には信じ難いものだった。]
……どうなってんだ、これ。
[絞り出すような問いかけは、誰に届くでもなく、消えていった。 そもそも、問うたところで、誰かが答えられるはずもない。
装飾が派手に施された廊下に、漂う、食欲をそそるような匂い。 そこにあったのは、文化祭の景色。とうに終えた筈の思い出が、当然のように鎮座していたのだから。]
(85) 2015/06/20(Sat) 19時頃
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[その光景に抱くのは、戸惑いと、少しの恐怖。自分が足を踏み出せずにいるあいだに、教室にいた面々は、殆ど何処かに向かってしまったようで。]
……。
[さて、どうするか、と。 教室に残されたままの皆の荷物を見回して、ため息をつく。
正直、さっさと帰りたい。そう思う自分も確かにいる。 けれど、全部ほったらかして帰るのも、なんとなくばつが悪い。 かと言って、この場を離れてもいいものか。残された荷物達を見回した。]
(86) 2015/06/20(Sat) 19時頃
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/* 無茶な理屈でいいんで、誰かに「お前がホストか?」ってミスリードごっこしてみたいな。
(-63) 2015/06/20(Sat) 19時頃
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[さて、と。思案すること数秒。 職員室だとか、昇降口だとか。そういった場所は誰かが見に行ってくれているだろう。
なら自分は、この近辺を。 教室の周囲に、何かめぼしいものがないか、探してみることにしよう、と。 教室に誰かが戻って来たなら、すぐにわかる。周囲の様子も探れる。一石二鳥だ。
そう結論付けて、賑やかな空気の廊下へと、恐る恐る足を踏み出す。 装飾だけが活気を醸し出す、人の気配のない文化祭。それはなんだか、やけに物寂しい。そんな気がした。*]
(87) 2015/06/20(Sat) 19時頃
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[数分前の帆北>>17に倣って、廊下の窓枠に手を掛ける。力を込める。びくともしない。 壁と一体化したようなその感触は、奇妙で、不気味としか言い様がない。
なんでだよ、とか、誰がこんな真似を、とか。 もやもやした、言い様のない感情を飲み込む。 言葉にされなかった不快感は、ゆっくりと沈んで、何処かに消えていったような。そんな気がした。*]
(88) 2015/06/20(Sat) 19時半頃
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―廊下―
おー、すげえ。どこもかしこも文化祭の時と同じじゃん。
[万里と共に校舎内を歩きながら、口元を緩ませつつ周囲に視線を走らせる。 数々の装飾がされていたり、看板が設置されてあったり、美味しそうな匂いが漂ってきたり。それは数日前の楽しかった文化祭の風景そのものだ。 唯一、人だけがその場から欠けていたけれど。]
どうせなら俺らの教室もこうなってりゃ良かったのになー。 …いや、この状況で、集合場所になってるあそこがお化け屋敷になっちまったら怖いか。
(89) 2015/06/20(Sat) 19時半頃
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─昇降口へ─
[トントンとリズミカルに床を蹴って、 響く音は軽い。足取りだけは。
色とりどりに飾られた廊下を抜けて、 昇降口も、靴箱に吊るされた電飾。
これ、生徒会の管轄なのかな、大変だなって、 文化祭の日、登校してすぐ、 いつもと違う一日のはじまりを予感させる、 その装飾に、目を輝かせて語った。
それも、あの日と同じ。]
(90) 2015/06/20(Sat) 19時半頃
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だーれーか、いませんかあ。
[恐る恐る上げたのはそんな声で、 だけど、当然返事はない。
ブワッと背中から広がった嫌な感覚に、 犬が水をきるみたいに、身を震わせた。
目を逸しちゃいけない。逃げてちゃいけない。 意を決して、玄関の扉に手を伸ばす。
さっき、ついさっき、恵冬と、ひなと、三人してくぐった。 いつもと同じように、勢い良く駆け込んで、はしゃいでいた。
ドアノブを握る。少し、ひんやりとした金属の温度。]
(91) 2015/06/20(Sat) 19時半頃
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[ ……──ガチャン ]
(92) 2015/06/20(Sat) 19時半頃
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[開かない。ビクともしない。 鍵がかかっている時の引っかかりとも、どこか違う。 ただ、開かない。空間が固定されてしまったみたいに。
もう一度、力を込めてみる。変化は、意味なんて、ない。
途方に暮れてしまう。 開かない理由なんて、ないはずなのに。 さっきまで、普通に開いていたのに。
楽しかった文化祭は、もう終わったなのに。]
(93) 2015/06/20(Sat) 19時半頃
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[自分はそうなっても怖くはないが、女子とかは怖がるんじゃないだろうかと思って苦笑する。作ったのは自分達だから仕掛け等は全部分かってるが、状況が状況だし。 そんなことを話しつつ、隣に居る万里の方に視線を向けた。果たして手は繋がれていただろうか。]
…あー…もし怖いんなら、教室戻ってもいいからな。俺が近くに居た方がいいなら、一緒に戻るし。
[以前彼女に兄に重ねていると言われたからか、彼女を兄目線で見たりもするけれど、自分は本来、気遣うという行為にはそこまで慣れていない。どこかぎこちなくそう言ってみたが、万里はどんな様子だっただろう。 この状況は興味深いし心躍る気持ちもあるが、彼女や他の皆が怖がる様子を見たいわけじゃない。 探索もしてみたいが、そうする機会は今じゃなくてもまたいずれあるだろう。すぐにこの校舎から出られそうだとは、あまり思えないし*]
(94) 2015/06/20(Sat) 19時半頃
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/* 終わったはずなのに+終わったのに=終わったなのに
(顔覆い)(突っ伏し)
(-64) 2015/06/20(Sat) 19時半頃
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じゃあ、出口探すついでに、校舎探索だね。 こんだけ食べ物のにおいすんだったら、他に誰かいるかもしんないし。
……ほんとーに、文化祭だぁ。
[健五郎の言葉を受けて、了解、と頷く。>>83 どこか物珍しそうに周囲を見回しながら、改めて感嘆めいた声を漏らした。 「どう思う?」と、問われて、回答を保留するように、んー、と曖昧な声を零す。]
(95) 2015/06/20(Sat) 20時頃
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[彼が窓をひとつひとつ確認してゆくのを眺めながら、自分もまた、窓に手をかけてみた。 びくともしない。そりゃそうだ、健五郎で開けられないものが、秋野に開けられるはずがない。 結局、窓を開ける試みはその一度で諦めて、彼に向き直る。]
健五郎って、寝てる時に、夢とか見るタイプ? 夢ん中って、いきなり場面が変わってたりとか、辻褄の合わないことが堂々と繋がってたりしない?
[歩きながら、片手で壁をなぞる。 各クラスの企画のポスターが、所狭しと貼り付けられていた。 人のいない校舎内だけれど、そこは色とりどりのポスターによって、うるさい程色彩に満ちている。]
朱美ちゃんが教室入ってきた時は、普通だったと思うよ? で、一瞬にして学校が文化祭に塗り変わりましたー、って。
そんなことできるの、──夢の中、ぐらいじゃない?
(96) 2015/06/20(Sat) 20時頃
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[不可思議。だから、夢。 そんな、シンプル過ぎるほどの、ひとつの仮説を投げてみる。 郷愁の滲んだ呟きに、笑顔を返した。>>84]
ねー。楽しかったでしょ? だったら、いーじゃん。 殺人鬼が追っかけてくる夢とかより、ずっと平和だもん。
……あ。ねえねえ、クレープ売ってるよ、こっちの教室。 あん時も、誰か食べてたよね、クレープ。
[ひとつの教室の中を覗き込みながら、楽しげに声を跳ねさせる。 そんな会話を交わしているうちに、前方に被服室が見えてきた。 中を覗き込めば、そこには芽耶がいて、何かを手に持っているようだった。>>70]
めいちゃん、どしたのー?
[とりあえず、声をかけてみる。 彼女の反応は、どうだっただろうか*]
(97) 2015/06/20(Sat) 20時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 20時頃
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/* 夢だって思ったら怖くないよーここにいよーよー出るの焦らなくていーよー?(要約) なんでこんなに長くなるんだろうね。つらい。。。。
(-65) 2015/06/20(Sat) 20時頃
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[扉が開かない、って、どういうことなんだろう。 困ったな、って思う。また、もう一回。思い切り力を込めてみるけど、 ガン、って派手な音がして、それだけ。 最後の悪あがき、って、体ごとぶつかってみるけど、 変化は、何もなかった。泣きたくなる。 場違いに、どこかで、甘い、バニラのにおいがした。
みんなに、なんて言えばいいのか。 きっと、怖がりのあの子は怯えてしまう。]
(98) 2015/06/20(Sat) 20時頃
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[……ああ、うん、でも、だから。 あたしが怯えてちゃいけないなって。多分、それも魔法。 数秒間、ドアノブを見つめていたら、気持ちは少し落ち着いた。
仕方ない。開かないんだもん。何か、他のことを考えよう。 なにも、雪山で遭難したわけじゃない。大丈夫だよって。 笑っていよう。そうしよう。合宿みたいだねーって言えばいい。 ひとまず、教室に戻って、それか、数人がかりなら開いたりしないかなあ、とか。 考えながら、足は唯一、取り残された我らが教室へと向って、 視界の隅っこで、ぼやけた誰かが口角を上げた。*]
(99) 2015/06/20(Sat) 20時頃
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―→三階―
[ 階段を軽いリズムで、ステップで。 ふわり、髪やスカートを揺らして登っていく。 いつもなら先生に眉をひそめられるのに、 今はもう、影すら見当たらない。
チラシの貼られた壁、ああ、やっぱり文化祭なんだって。 どうしてか、わくわくもどきどきも、感じなくなった。
ちかちか、ちかちか。出し物のせいだろう。 装飾の光が強くなった気がした二階には、 何故だか踏み出すことが、出来なくて。
うるさい心臓をどうにかおさえて、 また、いつかに逆流しそうな思考を振り払って、 そうして降り立ったのは、踏み出したのは、三階。 ]
(100) 2015/06/20(Sat) 20時半頃
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/* 夢やで、夢 夢たのしいよ〜(勧誘)
(-66) 2015/06/20(Sat) 20時半頃
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[ いくらかマシになった眩しさに、目を細めた。 だいじょーぶ。小さく呟いて、ああ、そうだ。 窓もそうだけれど、 この階には、非常階段があった、はずだ。 ]
どっちだっけ…。
[ 装飾で固められた学校内。 非常階段の扉すら、隠されてしまった気がしたけれど。 三年通ってきた校舎だ。割とすぐに見つかった。
緑と白のランプ。その下の、外への扉。 普段は対して気にも留めてないのに、 今は小さい自分にとって、どこまでも、大きい。
―――息を吐く。 ドアノブに手をかけて、押す。びくともしない。 もう一度、手をかけて、引く。びくともしない。 ]
(101) 2015/06/20(Sat) 20時半頃
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……む、う。
[ 鍵でもかかっているのだろうか。 でも、これって、中で何かが引っ掛かっている様な、 そんな閉まり方じゃない、って。 そう、いやに冷静な自分が言っていた。
まるで扉ごと、かたまっちゃった――みたいな。
どうしよう。 また、きょろきょろ、迷子みたいに周りを見渡す。 視界にちらつく光は、増してきた気がして。 ああ、離れてなんて、くれない* ]
(102) 2015/06/20(Sat) 20時半頃
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─回想/文化祭準備期間─
あたしだって。 カツラなんて、どこに売ってるか、知らないよ。 ずっと最初から、家にあった、ってだけ。
[ふつうに高校生はそんなこと知らないでしょ、って。 堂々とした口ぶり>>0:361に返したのは、 やっぱり呆れたような声色だった。]
わかんないならさー、調べればいいじゃん。 うち来たら、多分、色々教えてくれるけどさあ、 最終的に仕事すんの、秋野なんだからね。 せーぜー学んで帰れよ、せーしょーねん!
[ベチン、って背中を叩く。 おんなのこにするときより、少しは強めに。 その時触れた感覚に、思わず「ほっそ!」なんて叫んだことを、 彼が気に病んでいないと良いけれど。*]
(103) 2015/06/20(Sat) 21時頃
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/* まったくもってその通りだと思う>>>103
(-67) 2015/06/20(Sat) 21時頃
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[>>79差し伸ばされた手を、目を輝かせてぎゅうと握る。そしてすぐに、我に帰って。カーディガンより顔を赤くして、慌てて離れた。嬉しくて、思わず握ってしまったけど、なんてはしたない事をしたんだろう! 神楽はもしかしたら、社交辞令や冗談で言っていたかもしれないのに。 途端に恥ずかしさと申し訳なさで、…は縮こまる。]
ご、ごめんなさい! つい握っちゃって、あっ、でも、神楽くんが嫌なんじゃなくて、そうじゃなくて……!
[わたわたと。両手を顔の前で振りながら、必死で言い訳をした。 でも、少し彼の表情を伺いながら、少しだけ勇気を出して。 もし彼が何十回考え直しても嫌がってなさそうな顔をしていたら、小指くらいは握っても許されるだろうか。 そう思いながら、ちらちらと遠慮がちにそっと小指を絡ませた。]
……まるで、ゆびきりしてるみたい。
[小さくそう呟いて、…は頬を赤くしたまま笑ってみせた。]
神楽くん、ありがとう。 心強い。
(104) 2015/06/20(Sat) 21時半頃
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―廊下にて―
[きらびやかに彩られた廊下を見て、…は感嘆のため息を漏らす。 文化祭の時は人がたくさんいて、装飾なんて見えなかった。でもそれでいいと思ってた。文化祭とは、人に見てもらわないと意味がないのだから。 しかし今、人気のない廊下がネオンや色とりどりの装飾で輝いているのは、浮世離れした雰囲気を出していた。
音が、あまり聞こえない。 静かで、時折聞こえるジジ、という音は電飾だろうか。 声を出したら、連れていかれそうだと思った。]
(105) 2015/06/20(Sat) 21時半頃
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[楽しげな神楽の言葉に>>89彼を見上げながら少し笑をこぼした。 兄も、怪異を好む人だった。小さい頃から臆病だった…が、夜中に兄を起こす度に、彼は馬鹿だなと…を笑いながら一緒に寝てくれたのだ。
おにいちゃん、クローゼットからライオンの鳴き声がするの。 あの奥から、きっと私は違う世界に行ってしまう。 おにいちゃん、私、おにいちゃんがいないところに行きたくない。
馬鹿だなしずく。 クローゼットにはお前のちっせー服しか入ってないって。 でも、そうだな。クローゼットの隙間を少しだけ開けておくと、そこからおばけがのぞき込む事があるらしいぜ。 なぁしずく。お前、ちゃんとクローゼットは閉めたか? 閉めてないなら、このまま夜中まで待ってみよう。もしかしたら、何かが起こるかもしれないぞ。]
(106) 2015/06/20(Sat) 21時半頃
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[結局、クローゼットにおばけは来なかったけれど、怖がって泣きじゃくる…を抱きしめながら夜中を待つ兄の目はきらきらと輝いていた。 神楽からは、そんな兄と同じ雰囲気を感じた。不思議なこと、非日常なこと、それを、待ち望んで楽しんでいるような。]
ううん、私も、少したのしい。 神隠しだったら、私達かみさまに会えるかな? かみさまに会えたら、ねがいごと叶えてくれるかな? たとえば幽霊にも会えるかな?
[>>94神楽の気遣うような言葉に、嬉しさと期待を滲ませた微笑みで答えて、小指をきゅっと握り返した。]
ねえ、神楽くん。 わたし、あの世に行ってみたいの。 かみさまは、叶えてくれるかな?
[こそこそ話をするみたいに声を潜めて、内緒だよ?と人差し指を口の前に立てながら、…は笑ってみせた。]
(107) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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/* おかしい、もっと可愛い子にするはずがなんか狂気になりつつある。 神楽くん優しくてうれしい
(-68) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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/* なんか小指握ってる方が見てるこっちが照れるから!!(全身全霊でつっこむ
(-69) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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/* あとこれ絶対しずくちゃん狼希望弾いたなって思う。ごめんねごめんね。
(-70) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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/* あー……やっぱりそうなのかな。
(-71) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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/* 1d中にあとやっておきたいこと
・精神世界ということに思い当たる ・ホストがどいつかを考える ・相馬をできるだけいじる
(-72) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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/* >>107 これ本気でかぶってる気がしてならない(土下座)
(-73) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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/* いやでもおにいちゃん死んでたらあのメールは一体 幽霊……? それか定時に着信するように設定してあるとか
とりあえずエピったら土下座の準備を
(-74) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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夢?
[>>96秋野からの、唐突に聞こえた問い。 目を丸くし、どうだったかと思い返す。 夢はよく見るのだが、起きた直後は覚えていても、それをいつまでも覚えていることはあまりない。]
……そうだな。 夢を見ている時は、その中の世界が当然だと思ってるが。 起きてから冷静になってみると、どう考えてもおかしかったり……する。
[――夢に見るのは、かつての自分の記憶なのではないかと。そう思ったこともあったが。 起きてしまえばそれは現実ではないと分かるのだから、意味が無いのだ。]
今、俺が見ているのは、夢?
[秋野の話はそういうことらしかった。 この文化祭も、目の前にいる秋野も、もしかしたら、俺が見ている夢なのか。
――あまりにリアルすぎる感覚を伴っているのに。]
(108) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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本当に夢なら……いつかは覚めるんだな。
[>>97秋野の笑顔に頷いていいのかは分からなかった。 あの文化祭が楽しかったから、あの時のことを夢に見ている。本当にそうなら、彼の言うとおり心配することなど何もないのだろうが。
クレープの話題を出されると、それっぽい香りが近くの教室から漂っていることに気付いた。]
ああ。誰だったかな。 俺は焼きそばを食ってて、その近くで相馬がジュースを啜ってて、あとは……。
[食べ物の話を思い返す。考えることから逃げるように。 この不可思議な現象に、頭を使うことが馬鹿馬鹿しいのかもしれない。
ある意味、彼の言うとおりだ。 これが夢じゃなければ、何だ?
まさか、どこかのテレビ番組で耳にしたような――精神世界だの、そんな話じゃあるまいに。]
(109) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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[そして、やってきた被服室で、中を覗き込む秋野に続いて、中に藤堂の姿を発見する。 彼女はどうしてこんなところにいるのだろうか。]
……忘れ物か?
[何かを手に持っているように見えた。 もしそれを隠す素振りを見せるようなら、それ以上の追求はするつもりはないが。*]
(110) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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/* あっ発言削除したら完全に消えるんだ、なるほど
(-75) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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秋野くん、と、帆北くん?
[背後から突然掛けられた声にびっくりして振り向くと、 ドア付近に二人>>97>>110の姿があった。
どうしてふたりがここに居るんだろう。 もしかして、追いかけさせちゃったのかな。 未だにふわふわとした、 夢から醒め切らないような頭で考える。]
わすれもの、取りに来たの。
[これ、とふたりに見えるように裁縫箱を差し出す。 度々わたし達の作業を手伝いに来てくれた秋野くんなら、 この裁縫箱に見覚えがあっただろうか。*]
(111) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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/* (アキノ・▽・)<俺、どーやって自殺したのか、そろそろ考えて。 (アキノ・▽・)<背景ばっか練って、方法考えてないよね?ばかじゃないの?
はい。
(-76) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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/* けんごろー、ただでさえ記憶不確かなところに洗脳めいたことしてすまない
(-77) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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―回想・教室内― [水瀬の返事に、そうかと頷く。 自分が感じている心当たりは酷く希薄で、すぐにでも溶けてしまいそうなものだ。ここは、任せたほうがいいかもしれない。
そして、続いた質問には答えない。答えられない。 眉間に皺を寄せたまま、目を閉ざし、そして開く。 一度首を横に振った。わからない、と呟く。 観測している者の視点で、この問は答えが真逆になる。]
……頼む。
[心当たりを水瀬>>61に任せ、そして踵を返す。
そしてそのまま教室を後にした。]
(112) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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/* おっと衣装の作り方なんてわからないぞ……
>>リアル家庭科8/100の知識不足が光る!<<
(-78) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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[>>111藤堂が差し出したものは、裁縫箱。 ああ、たしか、衣装を作る際に使っていたような気もする。
裁縫というとまず思い出すのは、俺の家庭科の成績。 手がでかいせいで器用な作業は何一つこなせないし、針がやたらめったら手に刺さった。
血が流れるたびにいろんな奴に心配させただろうが……それ以上に、去年の後半あたり?からは、一層気をつけるようになった。 “ハル”が現れるようになったから。]
忘れ物、見つかってよかったな。 ……何があるか分からないし、どこかに行く時は誰かに言ってからのほうが、いい。
[そんなことを伝える。 ここが本当に夢であるならば、杞憂なのかもしれないが。*]
(113) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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/* あ、ちょっと踏み込みすぎたかな。
(-79) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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―現在・校舎内― [セロハンを巻きつけられた蛍光灯。 教室から漏れる、砂糖と茶の香り。 廊下に張られたポスターは、色の洪水を作り出す。 ふと、音楽が聞こえてきた。確か、隣のクラスが流していた。映画、だったっけ。
映画は苦手だ。
何かに引きずられるように足を動かす。 目的地。えっと、昇降口……はいいや。誰か行ってる気がする。 なら、別の所。そうだ、体育館との連絡口。
足の動きが少し早くなる。 まとわりつく色と香りを振り切るように、少しずつ歩みは早まっていく。そして、数分もしないうちに連絡口へとたどり着いた。]
(114) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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[扉を無感動に見つめる。無いかもしれないと、そんなことも考えていた。窓が開かなくなって、文化祭に放り出された時から、夢の中にいる気分から抜け出せない。
ゆっくりと取っ手に手をかけ、そして、
――ガタン
取っ手から手を離す。開かない、か。 ゆっくりと天井を仰ぐ。か細く息を吐いた。
落下しているような感覚から抜け出せない。*]
(115) 2015/06/20(Sat) 22時半頃
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/* 藤堂に吹っ掛けたいことがひとつ思いついちゃって
(-80) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[ ちかちか、ちかちか。光が瞬く。 文化祭の装飾。ちいさなイルミネーション。
楽しい筈のものなのに、 楽しいって、あの時はそう思っていたのに。 どうしてか、今は別のものが過って、 不安ばかりが、あの日の がせり上がって。 ]
(116) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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─回想:文化祭準備期間─
そっちの布は、受付の子のメイド服用の生地だよ。
[だから秋野くんは着ないだろうね、と黒い布地を纏った 簡素な死神のような恰好の彼>>71に笑って告げる。 そっちの布はまだ何も手を付けていないから、 待ち針などで怪我をすることもない、はず。
興味深そうにわたし達の作業を見つめるその目が 母の裁縫を眺めていた小さい頃のおにいちゃんと重なって、 なんだか微笑ましく思った。]
(117) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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…だいじょーぶ。 だいじょー、ぶ。だよ。
[ だいじょーぶ。 自分を守るための言葉を唱えて。 少し背伸びをして、扉の横、今度は窓に手を伸ばす。
教室の窓は開かなかったのに、 この窓は開くのかなあ。 七尾にはああ言ったけれど、 そう不安に思ってしまうのは、しょうがないかなって。
だけど同時に、開いてほしいなって。 ずれていく、逃げていく思考は、 そう願ってしまうのだ。 ]
(118) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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ねえ、よかったら切ってみる?
[型紙を貼り付けてある黒い布地を差し出して尋ねてみる。 昔の兄は喜んで母を手伝っていたのを思い出しながら。 高校生の彼が、同じような反応をするとは 限らないのだけれど。
大まかに布地は切り取ってあって、後は型紙に沿って 切るだけの簡単な作業だから、彼にもできるだろうと。*]
(119) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[ 指をかけて。
――――ぱちん。
窓の鍵は、いとも簡単に、開いた。 ]
(120) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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へ? ……えっ?
[ 間抜けな声が出てしまった。 でも、だって、あれ?なんで? そう、疑問符をひたすら浮かべていても、 悲しいかな、縋るみたいに、 白い手は、今度は窓を開こうとする。 ]
(121) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[ ―――今度は、派手な音と大きな声が廊下に響いた。 ]
わ、あっ!?
[ 力を入れすぎたせいだろう。 横にスライドさせた窓は、 ガン!と派手な音を立てて開いて。
そして、今度こそ目を丸くする。 まさか、そんなことが、開いた窓を二度見する。
歓喜じゃなくて、戸惑いが最初にきたのは、 どうしてなんだろう。よく、わからない。 ]
(122) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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─回想/昔の話─
……サインください!
[そう言って、勢い良くノートを差し出したことも、 当然帆北は忘れているんだろう。 それでいい。その方がいい。 なんて思っていて、ごめんなさい。]
(123) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[おとーさんは野球が好きで、 でも、おにーちゃんは、サッカーの方がいいって言った。 おとーさんがガックリ肩を落として、 倉庫に仕舞ったこども用の野球道具を、 3歳のあたしが引っ張りだした。
それが、はじまり。]
(124) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[気に入らない。 文化祭に居るからじゃない。 外に出られないからじゃない。
自分がどこかぼんやりしているのが気に入らない。
思考にかかる靄を振り払おうと、立ち止まって頭をゆっくりと振る。
まずは、落ち着こう。 ――甘い匂いが苦手だ。 連絡口は開かない。 ――映画も苦手。 窓は、上の階なら開くだろうか。 ――原色も見たくない。 行ってみるしか無いか。 ――お茶は好き。
ああ、駄目だ。思考が散らかる。 壁にもたれかかり、ズルズルと座り込み、顔を片手で覆う。 そのまま満足するまで、その場から動かなかった。*]
(125) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[しょーがくせい。地域の野球チームで、男の子に混じって練習してた。 あの頃は、まだ、あたしは背が大きいくらいで、 喧嘩したって、負けることなんてなかった。
ちゅーがくせい。また、男子に混じって野球部に入った。 実は、中学までは女も一緒くたに試合に出れる。 そういう風に、ルールが決められてる。 短く髪を刈ったあたしを、兄は笑って、父はオロオロして、 母は、呆れた顔で短くなった髪を整えてくれたけど、 あたしは、とても満足していた。
中学でも、これまでと同じようにやれるなんて、 そう思い込むほど、バカだったわけじゃない。 ただ、キツイ練習も、楽しくて、本当に、毎日、楽しくて。]
(126) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[ひとつ、誤解しないでほしいのは、 中学校生活は、部活は、 とっても楽しかった。充実していた。 あの日々を、力いっぱい生き抜いた自分を、 人生の中で、なにより誇らしく思う。]
(127) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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─回想/中学時代 放課後─
──帆北のおにーちゃん、あの帆北選手なの?!
[ガバっと顔を上げて食いついた朱美を、 別の部員が笑った。知らなかったのか、と。
期待の新人と、今年のイロモノ枠。 的な扱いなのは、分かってはいるけど、 でも、同じ部の仲間じゃんね、って思えてしまう。 あの頃のあたしは、やっぱりバカで、幸せだったかもしれない。]
聞いてないし知らない! えっ、すごい、ほんと。すごい。 あたし、よく、お父さんと試合観に行ってた。
[お前、鞄に振り回されてる、と笑われる、 エナメル質のクラブバッグから、ノートを取り出して、 勢い良く突き出して、頭を下げる。]
(128) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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だから、あの、サインください! もらってきてください!超お願い!
[直後、ぱすんと何かで頭を引っ叩かれる。 がっつき過ぎ、と笑う部員がいた。 手に持っている野球帽が、間抜けな音の発生源だろう。]
やー、だって、あの帆北選手だよ? いいなあ。帆北も体格いいもんね。
[すっげーなーって、随分身長差のある帆北を見上げて、 はーって、感嘆。いいなーすごいなーって、バカみたいに繰り返して。 多分、そんな何気ない日常も、全部。 きっと帆北の中からは、きれいさっぱりなくなっていて、 そのことに、ほっとする自分がいる。サイテー。*]
(129) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[ でも、後は簡単だ。 自分が何を感じたにせよ、この窓は開いたのだ。 それを、この目で見たのだ。 なあんだ。やっぱり、工事って可能性は、あるんだ。 ちょっと高いけれど、だいじょーぶ、だよね。
そう、ほっとしながら、思考を逸らしながら、 窓の淵に手を、そして体重を乗せて、 のんびりした、だけど身軽な動きで上半身を乗り上げる。 ぷらん、と、校舎内に残ったままの細い脚が揺れた。
後方を確認して、それから、地上を、見て、
見て、 ]
(130) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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/* そういえば、教室はナチュラルに1階にあるみたいな描写しちゃってたごめん(開かない窓
(-81) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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………………、 えっ、とー…。
[ 瞬く。心臓が、今度こそ跳ねる。
ここは、何階だったっけ。 ああ、三階だった、三階。うん、そりゃ、高いけれど。 でも、三階って、高層ビルみたいな、 あんなに高い、場所だったっけ。ここは。
ぐおん、って。 冷たくなった風が、頬と髪を撫でていく。
見える筈、だった。 今までいつも通りに見えていた筈の地面は、 遠かった。ただ、ひたすらに。
気を抜いたら見えなくなるくらい、 とても、とても、遠くにあった。 ]
(131) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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/* 七尾がこうして拾ってくれることがめっちゃ嬉しいので、 やっぱり過去回想は早めに出したいねえ……。
(-82) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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うん、きっと、夢。
[どことなく素直さの感じられる健五郎の言葉を聞きながら、笑みを浮かべた。>>108 彼の表情に戸惑いが見える気もしたけど、だからこそ断定するように、はっきりと頷く。 呆れられてしまうかな、と頭の隅で思ったりもしていたのだけど。 どこか柔軟に受け止められてしまったようにも思えるのは、彼の性格か。 或は、記憶喪失、という不安定さからくるものかもしれない。]
自然に覚めるなら、それでいーし。 覚めなかったら、……んー。 まあ、それは、それで、いいんじゃない?
(132) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[健五郎の方をを見ずに、壁に貼られたポスターばかりに視線を向けて。
『タロット占い喫茶 〜未来を覗いてみませんか?〜』 『写真展覧会─この街の小さな発見─ 2F奥 突き当たりへ』
色とりどり、鮮やかに。 紙面の上で、おいでおいでと誘うような、それらの文面を眺めながら。]
だって、こっちが夢で、あっちが現実、なんて。 誰にも証明できないし。
[現実なんて、そんくらい、不確かなものだよね。 そう切り上げて、食べ物の話に移る。 何故だろう、とても珍しく、お腹がすいているような気がした。*]
(133) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[手を差し出したら、顔を輝かせてその手を握られる>>104。もしかしたら流石に馴れ馴れしいかとも思っていたが、予想以上に喜ばれて一瞬ぽかんと呆けた。 しかし、すぐに手は離れて、顔をりんごみたいに真っ赤にしてわたわたと慌てるものだから、思わず吹き出して笑う。そんなに慌てなくてもいいのに。]
…っぷ、くくっ…大丈夫、分かってる分かってる。 俺は手繋ぐの全然嫌じゃねえし、遠慮しなくていーよ。
[笑いながらそう言えば、遠慮がちに小指が絡まった。 繋がった、自分の指よりも小さくて細い手。そういえば、誰かと手を繋ぐのなんていつぶりだろうか。思い出せない。]
いえいえ、どーいたしまして。 俺の手なんかで良ければいつでも貸し出すぜ?
[そんな風に言って笑いつつ、教室の外、職員室の方へと足を向けた]
(134) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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─現在/廊下─
……織部?
[教室までの道を戻ろうとして、 廊下の窓を確かめている>>88織部を見つけた。]
窓、開かない、よね。 やっぱ、ダメだよねー。
[ため息をついてみる。 あーあ、って声に出して、こう、軽い落胆っぽく。]
昇降口、見てきたんだけどさ。 やっぱり、開かない。全然ビクともしないし。 力には自信あったんだけどなあ。
[そういう問題じゃないだろ、って、 言われそうなセリフを、紡いで、紡いで。]
(135) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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そっち、どう?何か、見つかりそ? ほんと、よくわかんないことになっちゃったねー。 文化祭、みたいで、ちょっと、ワクワクするけど。
[それが、つよがりだったのか、本心か、 ふわりと浮いた言葉の真意は、自分にだって分からなかった。
剥がれかけの折り紙の飾り。 ピラピラと中途半端な位置で揺れるソレに、少し触れて、 手持ち無沙汰に、ゆらゆら片足を揺らす。
ああ、一方的に喋ってたら、少し、調子が戻ってきた。*]
(136) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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──回想:高1・初夏──
「なあ、帆北のこと、知ってる?帆北健五郎。 あいつ、記憶喪失なんだって。すごくねぇ?」
[1年の頃、今となっては名前もろくに覚えていない男子生徒が、興奮気味に耳打ちしてきたのを覚えている。 何がすごいのかよく分からなくて、秋野は曖昧な顔でその生徒を見る。 帆北と同じ中学だった者から聞いたのだと、彼は言った。
ああ、ほら、あいつだよ。 そう指し示された先に、大柄な体躯の男子生徒がいた。 スポーツとか、似合いそう。そんな感想を抱く。
「記憶喪失のヤツなんて初めて見た」と、物珍しさからか、男子生徒は尚も興奮気味にしている。 記憶喪失だなんていうけれど、そうやって眺めている分には他の生徒と何が違うのか分からなくて、彼が"すごい"のかどうかも、秋野にはよく分からなかった。 だから、特に気にすることはなくて。 結局、秋野自身が、帆北健五郎ときちんと関わったのは、3年になり、彼とクラスメイトになってからだった*]
(137) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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―廊下―
そ?ならよかった。 そうだな、俺も神様には会ってみたい。 幽霊にくらい会わせてくれるんじゃねえの? 神隠しなんてもんされたんだから、一人一つくらい願い事言っても文句は言われねえだろ、多分。
[様子を窺いながら声をかけたが、万里が思ったより楽しそう>>107で安心した。 それでいい。怖がるより楽しんだ方がいい。 続いて聞いた言葉にちょっと考えながら答える。それにしても、幽霊に会いたい、なんて。過去に大切な人を亡くしたりでも、したのだろうか。もしそうだとしても、自分にはそんな経験はないから、彼女の気持ちを察してやることは出来ないけど。]
(138) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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/* (アキノ・▽・)<何この面白くなさそうな企画>>133
ぴえーーー!! こういうの、いざとなると思いつかないな……。。
(-83) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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ああ。大丈夫。俺はこれでも口は堅いつもりだし、誰にも言わねえよ。二人だけの秘密だな?
[内緒だよ、と言う万里に、同じように人差し指を口元に当てて笑ってみせた。]
しっかし、あの世に、ねえ…俺は神様じゃないから分かんねえけど、頼んだら行かせてくれるかもな。 でもあの世に行ったりしたら、こわーい幽霊とか一杯いるかもしれねえぞ。もしかしたら、こっちに戻ってこれなくなるかもしれねえし。
[脅かすようなことを言いながら、こちらに笑いかける万里に視線を合わせて軽く首をかしげる。 それでもあの世に行きたいのか?とそう問いかけるように。]
(139) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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―現在:被服室―
……うん、ありがとう。 次から気を付けるね。
[どうして学校で行先を言わなければいけないのだろう。 そうだ、学校がおかしくなっていたんだった。 あれ、でもいつものことじゃなかったっけ。
脳内で思考がぐるぐる渦巻きながら、 纏まらない頭で帆北くん>>113に頷いておく。]
ねえ、ここ、危ないのかな。
[わからないのなら聞いてしまえ、と、 唐突に感じられるであろう質問をふたりに投げかける。 わたしが立っているここは、日常なのか、非日常なのか。 境界が見えずに、ただ立ち尽くしていた。*]
(140) 2015/06/20(Sat) 23時頃
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[ ―――おりられない。出られない。むりだよ。 そんな、拒否反応にも近い感情が、這い上がって。 脚をばたつかせて、強引に廊下へ降り立つ。 ] ………
[ どうしよう。言っていいのかな、これ。 非常階段の扉は開きませんでした。 窓は開いたけれど、おりられません。って。 言って―――いいの、かな。 みたいに、ならないかな。
ちかちか。装飾にも煽られる恐怖と。
言わなきゃだめだ。 その為に、自分がここに、きたのに、って。 義務感みたいなものがまざりあって、 不自然に、教室に向けて脚だけ動く。
ろくな解決方法も、ないくせに。 ]
(141) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* こわーい幽霊いっぱいかもよーって、子供扱いしてる感はんぱないね…ごめんね…しかし万里かわいい
(-84) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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―→一階―
[ たん、たん。 義務と恐怖とで揺れて、だけど脚は確かに動いて。 少しだけ重くなった、ステップの先で見たもの。 教室へ降りていく階段。廊下の少し、奥。
良く知る人影の、違う様子>>125。 ]
(142) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* とりあえず、3階以上の探索が足りてねえ(駒鳥任せ
(-85) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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[ 息を吸う。 表情、いつも通りを意識して、座る相手を見下ろして。]
"とーるくん"
[ ――って、いつもみたいに、名前だけ、呼ぶ。 ほら、こういう変化って、 どうしたのって、突っ込んじゃだめだもの。
そんな防御にも似たなにかを、何処かに流して。 そうして、返事を待った* ]
(143) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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―回想:去年の秋―
[去年の秋はまだ周囲に藤堂芽耶の変化は知れ渡っておらず、奇異な目線を向けられることも少なかった。けれど"オレ"が異質であることは、他人と接した僅かな回数でよくよく思い知らされていた。
そんな頃だっただろうか。オレがゴローちゃんに初めて話し掛けたのは。家庭科の裁縫で彼が針で指を刺し、流れる血を見て入れ替わったときだった。]
……おい、大丈夫かよ。それ。
[眉を顰めて、彼の手先から流れる赤を指差す。それを後悔したのは困惑したような彼>>0:45の表情を見たときで、まさしく後の祭りだった。 あー、と面倒くさそうな声を漏らしてから、メイがいつも持ち歩いている絆創膏を押し付ける。付けるなり捨てるなりなんなりしろ、と。
その後、彼にはくれぐれも怪我しないようにと釘を指しておいた。理由を問われれば、簡単に事情を伝える。 まあ、事情を告げたところで、すんなり彼が受け入れられるかどうかは別の問題だったのだが。]
(144) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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ああ、それかぁ。 めいちゃん、大事にしてるもんね、それ。
[得心したように、表情を緩ませる。
芽耶が見せた裁縫箱は、見慣れたものだった。>>111 文化祭の準備期間中、彼女がいつだって、それを傍らに置いて作業していたのを覚えている。 他の女子が持っていた裁縫セットは、100均の簡素なものだったり、女の子らしい箱に入ったものだったから、男子向けの絵柄の入ったそれは、少しだけ周囲から浮いていた。 彼女の作業を眺めている時に、何気なく「これ、めいちゃんの?」と尋ねたこともある。
傍らで、健五郎と芽耶がやり取りを交わすのを聞いていたら、芽耶から唐突に質問が投げかけられる。>>140 危ないのかな。首を傾げた。]
(145) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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……分かんないけど。 ここにいるの、文化祭ん時の、うちのクラスのメンバーだよね。
[他に人がいなかったら、だけれど。付け加える。 みんな探索に行っているだろうから、それも、そのうち分かるだろう。]
少なくとも、みんなは、危なくないよ? 一緒にお化け屋敷、作った仲間だもん。
[それが彼女の望む解なのかは分からなかったけど、そう返してみる。 健五郎の反応は、どうだっただろう*]
(146) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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ハル。オレの名前。
[藤堂。 なんの拍子かは忘れたが、呼びかけられた声に訂正を入れる。どこからどう見ても「藤堂芽耶」である自分が何を言っているのだと思われたかもしれないが、オレは"ハル"なのだ。
"ハル"という名前を告げた最初のひとが、彼だった。 そして、兄にもメイにも認識されることのないオレを、"ハル"と呼んでくれた最初のひとでもあった。*]
(147) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* (アキノ・▽・)<ここたのしいよ!あそぼ!
(-86) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* とーるくん結構メンタルやられててごめんね!!! 取り繕うのばっかりうまくなってるこいつ!!!!!
(-87) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* んー。
ぶっちゃけると、音響係希望やめて、すっぱりオバケ役に専念してたほうがまだ話がまとめやすかったな……。 そんな失敗と後悔。
(-88) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* ハルをどこまで知ってるべきかなー。芽耶ちゃんにお任せしたほうがいいかなー。うぬぬ。
(-89) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* 空気を読まずに、今怪我をしようか。 でもどうやって。。。
(-90) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 23時半頃
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神楽くん、今があの世じゃないなんて保障、どこにもないんだよ?
[そう言って、…は神楽の言葉に>>139おもしろそうにくすくすと笑った。]
神楽くんが言ったんだよ? 神隠しじゃないかって。 だったらここがあの世じゃないなんて、わかんないじゃない?
[そう言いながら、嬉しそうに笑う…は、少しだけ、何かから逃避しているように見えたかもしれない。]
私のおにいちゃんもね、神楽くんと一緒で、おばけ、好きだったの。 おばけが見えるようになったって言ったら、きっと誰より喜んでくれると思うんだ。
[ぱちんと、頭の中で音がした。いつまでそうして、目を背けているの?頭の中の自分が、そう問いかけている気がして、…は少しだけ笑顔を消す。 考えたくない。なにも。そうしないと、きっと私は立っていられなくなる。 ぎゅっと目を閉じて、唇を噛みしめて、…はふるふると頭を振った。顔を上げた時には、いつもの笑顔に戻っていた。*]
(148) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* 芽耶ちゃんは、ハルがハルヤで兄って展開に100ジンバブエドル賭けつつ、 みんな伏線はってる感うますぎてもうわしはどうすれば良いのかわからないよ……(ガンガン出していく勢)
(-91) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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―回想・小学校低学年― [金切り声。 甘い匂い。 このたった2つが、小学1,2年時の家での構成要素だった。
それが終わったのが、両親の離婚。 高い声も、甘い匂いもしない親に手を引かれ、家を出た。 すまない、と謝られ、ううん、と首を横に振った。
謝られることなんて無かった。逆に、ありがとうと言いたくて。 けれど、先に謝罪をされてしまって、感謝の言葉を飲み込んだ。 その代わりにせめて、繋いだ手に力を込める。 握り返された手に、ホッと安堵した。
感謝の言葉はついぞ、言えないまま。*]
(149) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* 多方向からおいしいやつたくさんもらってて嬉しい悲鳴!
(-92) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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―現在・一階廊下― [どれ程そうしていただろう。 顔から手を外し腕時計を見ると、しゃがんでいた時間はそう長くはなかった。 天井を見上げ、またゆっくりと息をする。甘い匂いが離れない。 と、壁に触れている頭の骨を通して、足音>>142が聞こえてきた。 そちらを向く気力もなく、しゃがみこんだまま出迎える。
そして、たった一人だけに許した名>>143で、たった一人だけの声で呼ばれる。 寄りかかっていた壁から背を離し、膝を立ててそれに腕を絡めた。顔を横に回して、口を開く。]
駒鳥。
[一瞬『ひなこ』と呼びそうになって、やめた。なるべく、彼女の前では変わりたくはない。 とはいえ、今日は散々ひなこにみっともないところばかり見せているのだけれど。 ああ、カッコ悪い。]
(150) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* たぶん俺よりしずくちゃんのがこわい。この場に馴染んでるこの場を受け入れてる的な意味で。 秋野は迷いがあるからなぁ。はい。
(-93) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* 二期制か三期制かわからなかったがゆえに 去年の後半とかよくわからない表現を ゴローちゃんにぶん投げてしまったことは たいへん申し訳なく思っている(まがお)
(-94) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* 初日落ちじゃなかったら、ここまでメンタル弱らせる気もなかったんだけど。 家でも長男として弟妹の世話やって、母さんの家事肩代わりして、学校でも頼られポジションしてて、こいつ誰に頼ったり弱み見せたりしてるんだろうと思ったら誰も居ないんじゃねーの、と。 敢えて上げるなら親父なんだけど……親父ィ
ひなこちゃんは、女の子だから…………! 常にかっこ良くありたい対象。始まってから、かっこいいとこ一つもないけど。
伏線張るのは好きなんだけど、忘れるっていう。メモ帳大活躍。
(-95) 2015/06/20(Sat) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/20(Sat) 23時半頃
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/* 朱美は腹筋割れてます(謎の申告)
(-96) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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/* そういえば今回、ダミーの悩みへの誘導してないから (母が死んだ関連に誘導すればよかったと今頃) 簡単に兄が死んでそうなこと気付けそうだなあと。
ゴローちゃんには「忘れてたままの方がいいことってあると思う?」みたいなこと聞こうとしてるんだけど ブーメランされたらどうしよう( ˘ω˘) なに話したいんだろうなあゴローちゃん(わくわく)
(-97) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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うん、こまどり。 …そっくりさんじゃ、ないよー?
[ ぺたん。冗談めいたことを言いつつ。 幼馴染の隣に正座で座って、首を傾げる。 ふわり、ブラウンの髪が揺れた。
そして、なにを話そう。ちょっと、考えて。 教室に戻ろうって、本当は言うべきなんだろうけど。 強引に引っ張れるほど、度胸も力も無かった。 だから、せめて気を紛らわせる様に、考える。
誰の気を紛らわせるのか、 それはやっぱり、見ないふり。 ]
(151) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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[ まず、出す音は決まってる。 ]
とーるくん。
[ 次は、ああ、だから、 こういう時に言う言葉も、浮かべる笑顔も。 いっつもこうなっちゃうんだ、きっと。 ]
……だいじょーぶ。
[ でも、いつだって、こうしてきたから。 だから自分は、ずっと言い続ける。 彼の為に、自分の為に、ずっと* ]
(152) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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っはは、そりゃ確かにそうだ。
[くすくすと笑う万里>>148に対して、こちらも楽しそうに笑い返す。 神隠しって、あの世に連れ去るんだっけ。なんか、こう、神域?とか、そういう場所かと思ったけど、まあ現実世界じゃないという点では対して変わらないだろう。 ただ、万里がこういう内容で笑うというのは少し意外だった。ここがあの世かも、なんて、他の奴らに聞かれたら"縁起でもない"って言われそうだし。 それに、今の笑顔は普段の笑顔とはどこか違うようにも感じた。]
(153) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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[>>140藤堂の返事は、どこかぼんやりとしているような気がした。 大丈夫だろうか。
藤堂はハルのことを知らない。 だから、ハルから藤堂に戻った時、記憶に補正がかかっている。 ……この不可思議な状況に怯えも見せないのは、いつものことと割り切っているからだろうか。
視線が突き刺さる。ここは本当に危ないのか? >>146秋野は、危なくないよと答える。
俺自身も、先程の秋野との夢の話で、ここが本当に夢の世界なら危なくないとは思った。 夢ならいずれ醒めるから。
しかしその後の――>>132「目覚めなかったらそれでいい」には、頷けずに黙った。
>>133こっちが夢なのか、それともあっちが夢なのか。 胡蝶の夢の話。どちらが現実か夢かなんて、証明しようがない。]
(154) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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[だからこそ、俺はあと一歩のところで理性を踏み留める。 これ以上、この空間に恐怖を感じなくなること自体が、恐怖なのではないか?
醒めない夢は、悪夢だ。 ――確かな記憶も無く、不安定な立ち位置にずっといるような、今の俺の感覚そのもの。
現状から一歩でも早く抜け出したいと願っても、どちらに抜け出せばいいのかが分からない。 気付いた時にはもう、抜け出せなくなっていることだってある。
――それを知ってしまったからこそ。]
(155) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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上手く言えないけど。 ……物理的に危ないってことは、ない、と思う。
だけど、窓も塞がってて、閉じ込められてるかもしれない。 ここから出られなくなっても、いいのか?
[頭痛と共に、額に滲む脂汗。理屈で説明できなくて悲しいやら情けないやら。 俺の感覚が正常なのか、秋野や藤堂の感覚が正常なのか、どちらが正しいのかなんて、それこそ証明できない。]
……ひとまず、教室に戻らないか。 いや、でも今はみんなで校舎を探索中か……。 とりあえず、どこか行こう。
[2人に背を向けて、逃げるように被服室から出ようとする。*]
(156) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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へえ、そうなのか。そりゃ確かに俺とちょっと似てるかもな。喜んでくれるといいな、万里の兄さん。
[本当に彼女の兄と自分が似ているのか疑問だったが、確かにそう聞くと似ているのかもしれない。 そう思いながら言葉を返して、また彼女の方を見てみれば、笑顔が少しだけ消えていた。 それから頭を軽く振って、上げられた顔には普段のような笑顔。
『無理すんな』とか。そんな感じの言葉をかけようかとも思ったが、何が原因かも、かける言葉はそれで正解なのかも分からない。それに、何のこと、とか、何でもないよって誤魔化されそうだと思ったから。 声をかける代わりに、繋がれた小指にぎゅっと軽く力を込めた。]
(157) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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──回想:文化祭準備期間──
メイド服、かぁ。 こんなのが、あんなヒラヒラしたのになるんだ?
[衣装係の女子の叱責を受けた後、芽耶から布の正体を教えてもらう。>>117 すごいね、と感嘆したような声をあげた。 これは何、と聞けば、芽耶は丁寧に教えてくれるので、ついついいつも居座ってしまう。
芽耶に黒い布地を差し出されて、目を瞬く。>>119]
え、いーの?
[最初の頃、なんとなく手に取った布に待ち針が刺さっていて、あわや怪我をしかけたことがあったせいか、他の女子は秋野に少しばかり厳しい。 だから、触らせてはもらえないかと思っていたのだけれど。]
(158) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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[差し出された布に視線を落とす。 既にそこには型紙が張り付けてあって、なるほど、確かにこれぐらいなら秋野にも出来そうだった。 目を輝かせて、頷く。 それは、高校生にしては、たぶん子どもじみた反応。 だけど、やることを与えてもらえること。 構ってもらえること。 秋野には、そのすべてが楽しい。]
やるやる。 これに合わせて、切ればいいんだよね?
[意気揚々とハサミを手に取って、秋野なりに慎重に切っていく。 少しばかり刃先が曲がったところもあったかもしれないが、程なくして作業を終える。 ありがとう、そう言って彼女にそれを返した*]
(159) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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/* まだ1dだし洗脳されててもいいかなって思ったけど、 油断してると脱出不能になりそうなので抗ったよごめん(
(-98) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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/* けんごろー氏の方がどう見ても正常です、うん
(-99) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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/* どうとでも動かせるからこそ、感情の理由付けが難しい。
健五郎は、この空間が居心地が良くて楽しいっていう感覚は持ってるんだけど、 「ここから永遠に出られない」ってなるとダメ。
自分の記憶が曖昧で、昔の健五郎に戻りたいのか、新しい自分として生きたいのか、その結論が出てないため。 このままの状態が一番楽であり、それでいて一番嫌だということを自覚している。
どちらかを選ばない限り、苦悩は終わらない。
(-100) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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/* まあ、もしホスト引いてた場合は、 この世界に閉じこもる=永遠の思考放棄 を選んだということにしたかな。
(-101) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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/* 結構自分をだまして生きてる人が多くて、正常な人の感覚が狂わされそうな村ですね
(-102) 2015/06/21(Sun) 00時頃
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/* なんかあった時のために、健五郎の設定を箇条書き。
・中学時代に病弱の美少女と出会ってた ・主人公っぷりを発揮して美少女に生きる希望を取り戻させた ・その美少女の名前はエリスであり、舞姫を借りた相手
・事故で記憶喪失になり、エリスのことも全て忘れる ・エリスは絶望して自殺、健五郎はその死に顔を見る
・過去の自分の記憶を思い出せば、エリスのことも思い出して苦しむことになる ・過去の自分の記憶を思い出さなければ、エリスとの思い出からは逃げられる ・しかし家族の薦めによって、めっちゃ最先端の脳手術を受けさせられそうになってて、逃げられそうにない
こんな感じ
(-103) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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ああ。
[疑ってなんかない。そう意味を込めて頷いた。 隣に座るひなこ>>151を別段止めること無く受け入れる。
沈黙。 でも、それを破る気力が今はない。 少しだけ、ほんの少しだけなら甘えてもいいだろうか。 ちょっと、疲れてしまったのかもしれない。]
うん。
[いつものように名を呼ばれ>>152、そしていつものように返事をする。 何度も繰り返されてきた行動に、いまさら戸惑うこともなかった。 だから、]
(160) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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……うん。
[『大丈夫』にならないと。 立ち上がって、それじゃあ行こうか、とか。そんなことを言わないと。 けれど、]
大丈夫だから、あともう少し。 少しだけ。
[まだ立ち上がれないから。それには少し、元気が足りていないから。 だからあと少しだけ待って。 いつもの、頼れる寺田徹に戻るまで。**]
(161) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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―現在:被服室―
うん、おにいちゃんから貰ったものだから。
[大切なものを抱えるように、ここに居ないひとに縋るように、裁縫箱をぎゅっと握りしめる。 秋野くん>>145には衣装を作っている際に、 兄のお下がりであることを話していたかもしれない。]
そっか、そうだよね。 みんな優しい人達だから、危なくないよね。
[曖昧な質問>>140に対する彼の返答>>146に、 ほっとしたように頷く。 いつものことだと、何も変わっていないのだと 思い込んでしまいたかった。
夢なら醒めないままで、それで良かった。]
(162) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 00時半頃
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―職員室―
じゃ、入るぞ?…お邪魔しまーす。
[万里と話しているうちに職員室の前に辿りつけば、一度万里に確認してから、ノックもせずに扉を遠慮なくガラリと開ける。 その先に在ったのは静寂だけで、室内を軽く見渡してみたものの、そこには誰も気配もなかった。]
…んー、やっぱ誰も居ねえな。
[まあ、そうだろうなとは思ってたから、対してショックは受けなかったが。万里の様子を少し気にしつつ、職員室に備えられている固定電話の方へと足を進める。]
(163) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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出られなくなっても……?
[帆北くんの返答>>156に首を傾げる。 ああ、そういえば窓が開かなかった。 ひょっとして外へと繋がる扉も閉ざされているのだろうか。
ここから出られなかったら、 おにいちゃんにご飯を作ってあげられない。 危機感は持たず、ただぼんやりと考える。]
うん、出られないのはちょっと困るかなあ。 わたしも行くよ。
[焦った素振りもなく、被服室を出る彼>>156の後に続く。 霞みがかった思考とは裏腹に、わたしの精神は 細い糸のようにぎりぎりのところで均衡を保っていた。*]
(164) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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[「出られなくなってもいいのか」と聞かれて、答えに迷う。>>156 自分の胸に問うように、少しだけ視線を落とす。 不安感は、まだ胸に湧いてはこなかった。 鈍いのかな、俺。 まあ、確かに、いつも楽しそうだよね、ってよく言われるけれど。 だけど、それを言う健五郎が少し苦しそうにも見えて、ひとまず口を噤んでおいた。]
どっか、かぁ……どうしよ。 でも、たぶんみんな結構あっちこっち見にいってるよね。 誰がどこに行くって言ってたか、覚えてないけど。
[何処に行っても誰かと鉢合わせするか、或は既に誰かが確認をした後のような気がする。 手分けして確認をするなら、もう少しちゃんと行き先を聞いておくべきだったのだろう。 被服室を出てゆく健五郎と芽耶をぼんやりと眺めて、後に続こうとして。]
……あ、待って。 まだ、試してないこと、あるよね?
(165) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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えーっと。ケーサツ…はまだ早いか。閉じ込められたって決まったわけじゃねえし。時報でいいや。
[片手は塞がっているため、万里と繋いで居ない方の手で受話器を手に取り、受話器を肩と頬に間に挟めるようにする。 それからその手を使い電話の番号の"117"のボタンを押してみたものの、受話器の向こうから時報が流れることはなかった。]
あー、ダメだ。繋がらねえ。 これで連絡手段はなし、っと。
[正直、最初から大した期待はしていなかったから、平然とそう言って受話器を元の位置に戻した。]
(166) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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/* あれ?
健五郎の設定見返してみたら、結局今のコイツもヘタレじゃね?
(-104) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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/* ちょっとまてちょっとまておい。
今回の目標:ヘタレ脱却だったのに、なんでやねん。
おい。おい。
(-105) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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/* (一人で勝手に頭を抱える中の人)
(-106) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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[2人の背中に向かって、呼びかける。 なんだ、と、怪訝な視線が突き刺さっただろうか。
被服室を見回す。 入口のあたりに、使ってないのだろうか、少し埃を被った椅子が重ねられているのを確認する。 そのうちの1脚をずるずると廊下まで引っ張り出した。
目指すのは、廊下にある、窓。 先程、健五郎が何度か確認しても開かなかった、それ。 2人に向かって、にこりと笑いかける。]
──危ないかもだから、ちょっと離れててね。
(167) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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[2人が怪我をしない程度の距離にいるのを確認して、よいしょ、と椅子を振りかぶる。 いくら背ばかり高くて痩せていたって、それぐらいは持ち上げられる。 透明な窓ガラス。そこに、狙いを定めて、]
……っ、せー、のっ!
[力いっぱい、振り下ろした。]
(168) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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[────ガンッ!!!]
(169) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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───っ、たぁー………
[派手な音と共に、ガラスの破片が──飛び、散らない。 その代わり、秋野の手首には鈍い痛みが走る。
窓ガラスは、椅子を打ち付ける前と何ら変わりなく、そこに存在していた*]
(170) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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[とりあえずこの場を離れようと部屋を出る背に、2人がついてくる気配を感じる。 ……逃げるような提案だったから、どこに行って誰に会うかなどは考えていなかった。後先考えずの行動。
廊下に出て早速困っていると、秋野が何かをしようと>>167椅子を持ってきたのが見えた。 にこりと笑った瞬間、何をするのかは想像ができた。 最終手段として、割る、というのは、俺も考えていたので。
後ろに下がり、藤堂を庇うような位置取りをする。]
(171) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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[>>169しかし、椅子がぶつかる大きな音とは裏腹に、ガラスには傷ひとつつくことはなく。 手を痛そうにしている秋野がそこにいるだけだった。]
……お前。 そういうのは俺がやったのに。
[近寄り、椅子を拾い上げる。 秋野の真似をして打ちつけようとして――やめた。 おそらく俺がやっても変わらないだろう。少なくとも、椅子では。]
開かないし、割れない。 窓は、完全に駄目だな。
[一種の諦めではある。 閉じ込められた可能性がより強固になったからこそ、他の可能性を探さなければ。]
……戻るか?
[他を探索していた奴らが、何かしら良いニュースを持ってきてくれればいいが。 そう思いながら、教室に戻ることを提案した。]
(172) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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/* 健五郎が殴り役やるの似合いそうだと思ったけど、 何回もガンガンさせるのは申し訳ないので(
(-107) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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[ 疲れてる、と、感じた。感じてしまった。
沈黙があったこと、単純に、元気がなさそうなこと。 いつもなら、すぐ立ち上がる筈、なのに。 少しだけって、縋るみたいに呟いていること。
なんだ、全然、"だいじょーぶ"なんかじゃなくて。 でも、それなら、わたしはなんて言えばいいのかな。 自分を守るための言葉しか、やっぱり言えないのかな。
違う、知ってるんだ。 どうしたの?なんでもきくよ、って。 そう、頼って良いんだ、って、言ってしまえばいいのに。
が過って、 踏み込んでしまうことが、怖くて。 ]
(173) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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/* いつも投下するタイミングが人とかぶって、なかなか投下できないマン! トイレいきたいけど、投下できるまでがまん
(-108) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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うん。 ………、うん。待つ、ね。
[ だから、それを言っていいのかすら、わからないまま。 幼馴染の領域に踏み込んでいいのか、迷うまま。 あの時から、あの冬の光景>>37から、 変わっていいのかすら、わからないまま、俯いて。 ]
…とーるくん、
[ また、名前を呼んだ。自分が安心したいから。
そして、何処へやろうとしたのだろう。 幼馴染の制服を掴もうとしたのか、 肩に触れようとしたのか。
終ぞ何もできないまま、ただ、白い手が彷徨って。 空を切って、ぱたり、下がって。 今度は小さく小さく、息を吸った。 ]
(174) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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試してないこと?
[被服室を出ようとしたわたし達を呼び止める声>>165に 立ち止まって、どうしたんだろうと彼の方を振り向く。 彼は入口の傍に寄っていき椅子を一脚手に持つと、 被服室から廊下へと椅子を引き摺っていった。]
え、え、秋野くん――
[彼が笑顔を浮かべた>>167辺りで意図に漸く思い当たり、 まさか、とぼんやりしていた思考も覚醒していく。 予想通り彼は椅子を持ちあげて、窓に向かって構える。
次の瞬間に訪れるであろう衝撃を想像して、 思わず背を背けて耳を塞いだ――のだけれど。]
(175) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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……あれ?
[塞いだ耳越しに大きな音>>169が聞こえたけれど、 予想していた鋭い音ではない。 恐る恐る目を開いて、帆北くんの背越し>>171に覗くと、 ヒビひとつない窓ガラスがそのまま存在していた。
あれ、この学校の窓、強化ガラスだっけ。 そんな疑問も、痛みを訴える彼の声>>170に遮断される。]
(176) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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こわれないで。
(-109) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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だ、大丈夫!?
[慌てて駆け寄って彼の手を確認する。 見たところ異変は見当たらないけれど、 恐らく手首を痛めているだろう。]
教室……の前に、保健室に行って、 秋野くんの手首冷やした方がいいかも。
[怪我に詳しくないけれど、軽く応急措置だけでも しておいた方がいいかもしれない。 帆北くんの提案>>172があったけれど、心配だった。]
(177) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 01時頃
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―職員室に入る、少し前。廊下にて― [少し強めに握られた小指をこそばゆく思いながら、目の前の神楽を見上げる。>>157 こういう時、兄ならどうするだろう。きっと、馬鹿だなしずくって言いながら、頭を撫でてくれる。負けんじゃねえよって、乱暴な口調で、でも抱き寄せる手は優しくて――]
[そこまで考えて、もう一度、ふるふると頭を振った。 だめだ。神楽圭一は自分にとって、兄と似ていなければいけないのだ。 だから似てない所を探してはいけない。似ている所を、探さなければならない。 神楽圭一は、万里しずくにとって”兄”でなければならないのだ。]
(178) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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[ 呟いた言葉。 それは、変化を察していたというのに、 "無理しちゃだめだよ"なんて言葉じゃなかった。 それは懇願で、ただ、自分の為だけの言葉だった。
そんなの間違ってるって、自分ではわかっていたのに。 ちかちか。 ちかちか。
瞬く装飾が、あの景色が、 が、 おまえのせいだって、 おまえが勝手に踏み込んだせいで、 踏み込んで、壊したせいでこうなったって。 "いつも"から変わることを、赦してくれないんだ** ]
(179) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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―回想― [万里しずくは、自分に自信のない子だった。 いつでもびくびくとしていて、相手の顔色を伺う。相手に嫌な思いをさせまいとするあまりに、相手を辟易とさせた。すぐに謝るし、すぐにパニックになる。要領も悪い。その結果、友人などいないし、いじめられる事も多々あった。髪を引っ張られ、泥の上に突き飛ばされ、プールでは足を引っ張られた。 そんな万里しずくには、自信などない。
ただ一つだけ。兄がいることだけは、…の自慢だった。 かっこよくて、優しくて、いじわるな時もあるけれど、いつも味方でいてくれる兄。 母子家庭で母はいつも仕事で不在だったこともあり、…には兄が全てだった。 学校のいじめっこたちとは違う。唯一、自分の味方であると信じられる存在。 …は兄が大好きだった。
その大好きが変わったのは、たぶん、高校生の頃。 唐突に気付いたのだ。これは、この好きは、もしかして。
いつしか、万里しずくは、兄に恋していた。
]
(180) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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―職員室にて― [てきぱきと作業をする神楽を見て、>>163,>>166そしてまだ律儀につないでいてくれる小指を見て、くすぐったそうに笑いながら、…も手伝うように辺りを見る。 職員室は昨日までの風景とまったく変わりはないのに、なぜか少しも人が居た気配を見せない。]
やっぱり、おかしいね。 ジェニファー先生の鞄、置いてないよ。 学校にきてないみたい。 他の先生も、だれも。
[一つ一つ机を調べながら、そう言った。そこでふと、疑問が浮かび上がる。 例えばここが…や神楽の望む通り異界だとして、ここで一体、何をすればいいのだろうか。 見たところ、怖いおばけも世界を救う使命もない。 だったらそれなりの人数がまとめて隔離されているここで、自分たちは何をすればいいんだろう。何もせずに、ずっと未来永劫このまま、ここで暮らすのだろうか?
そんなことを考えると、きゅる、と小さな音が鳴る。
一瞬、何の音だろうと首をかしげて、すぐに自分のおなかが鳴った音と気付いて、わあ!と声をあげた。顔が熱い。恥ずかしい。]
(181) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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い、いまのは、えっと、ご、ごめんなさい、はずかしい……。
[少し早めのお昼を知らせる腹時計に、…は再び真っ赤になった。**]
(182) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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/* ふえええすごい気を使っても結局割り込んでしまっている……芽耶ちゃんが投下してるしもうひなこちゃんはいいかな?って思いつつ、芽耶ちゃんがメモ投げたから今です!って投下したらひなこちゃんがまだ投下中だったーー!ごめん!
(-110) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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[>>177藤堂が秋野に駆け寄る。 それで初めて気付くのは、秋野が手首を傷めているかもしれないこと。 ……俺の手とは違って、あまり筋肉がついていないように見える手首。 そうだ。配慮が足りなかった。
頭を掻きながら、大丈夫か、と聞く。 秋野がどんな反応をするにせよ。]
……藤堂。 秋野を、保健室に連れて行くの、任せていいか。
俺は、窓のことを教室の黒板にでも書いてくる。 他に何かあればすぐに報せに行く。
[こう提案をした。 ……我ながら、友人の身の安全よりも脱出を優先するなんて、薄情な気はした。 それを、藤堂に全て任せてしまうのも。
心の底で。整理する時間が、僅かでも欲しかった。]
(183) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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/* 秋野くんの雰囲気が、かわいいのに怖さ?不気味さ?を併せ持ってて好きだなあと。
(-111) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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/* 万里かわいい(定期)
(-112) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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/* まさかの狼さんと被るなんて不運すぎる……。 ほんとに申し訳ない。 ちょっと最近悩み被る率多すぎだから、もうちょっと安直なネタじゃないのを考えられるようにしなきゃ。
(-113) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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/* >メモ 悩み被りは仕方ないさ、もうシリーズ3村目(実質4村目)だもの(
私もたぶん今回でネタ出し切るからな……3.5がちょっと不安である(
(-114) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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校舎の窓ガラス破壊、って。 なんかそういう歌、あったから。 どうせ夢かもしんないならいーかなって、思ったんだけど……。
[椅子を拾い上げる健五郎を眺めながら、ぼやく。 重いものをぶつけ、それが跳ね返されたことによる鈍い痛み。 その痛みで、微妙にテンションが下がった。 痛いのは、よろしくない。 大柄で丈夫そうな彼ならば、もう少しうまく衝撃を逃がせたのだろうか。]
うん。 窓は、ダメだね。
[健五郎に同調するように、秋野も言う。 窓は、ダメだ。開かないし、割れない。]
(184) 2015/06/21(Sun) 01時半頃
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[と、芽耶が駆け寄ってくる。>>177 慌てた様子に、むしろ秋野の方がきょとんとしてしまった。]
たぶん、だいじょーぶ。
[鈍い痛みは残っているけれど、見た目には何ともない。 そんなに心配しなくてもいいのにな、と思う。 けれど、健五郎からも言葉を重ねられて、少し迷った。>>183]
……んっと。じゃあ、一応、保健室行ってくんね。 ついでに、保健室回りとか、見てくる。
ひとりでも、平気だよー?
[報告はお願い、と健五郎に伝えて、芽耶には、ありがとね、と笑いかける。 彼らが立ち去るようなら見送って。もし芽耶が一緒に来てくれるというなら、彼女と一緒に保健室へ行くだろう**]
(185) 2015/06/21(Sun) 01時半頃
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/* ○校舎の窓ガラス破壊ごっこがやりたかった ×窓が割れるかを確認してみたかった
(-115) 2015/06/21(Sun) 01時半頃
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─回想:文化祭準備期間─
うん、後はハサミで切るだけだから。 あ、でもハサミも刃物だから気をつけてね?
[目を瞬かせた秋野くん>>158にひとつ頷く。 裁縫箱からもう一つの大きなハサミを取り出して、 刃の部分を手で掴み、持ち手の方を布と一緒に差し出した。
楽しげに布にハサミを入れていく様子>>159を 温かく、時にハラハラしながら他の女の子たちと見守る。 時折自分の手元が止まっていたりもして、 慌てて自分の作業に戻ったりを繰り返していた。
そうして切り取られた布地とハサミを受け取って、 こっちこそありがとね、と告げる。 やっぱり彼は、幼い頃のおにいちゃんを想起させた*]
(186) 2015/06/21(Sun) 01時半頃
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|
―現在:被服室前廊下―
うん、大丈夫だよ。 保健室から保冷剤貰ってくるだけだから。
[帆北くんの提案>>183に、今度は頷いて了承する。 何かあれば、と彼は言うけれど。 楽しそうな文化祭のままの学校で、 一体何が起きるというのだろう。 取り留めもなく考えたことが像を結ぶことはなかった。]
でも一応、わたしも着いていくよ。 帆北くん、そっちはお願い。
[文化祭準備のときの彼の様子を思い出して、 ひとりで送り出すのがなんとなく阻まれた。 彼も高校生なのだし、心配しすぎ、なのだろうけれど。
そうして、教室に戻るであろう帆北くんを見送って、 保健室へと向かう秋野くんの横に並んだ。**]
(187) 2015/06/21(Sun) 01時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 01時半頃
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/* あーごめんねごめんね、思わぬところに。 たぶんこっちしずくちゃんの10倍ぐらいはえぐいやつだと思うし、そもそもこういうのは先出ししたもん勝ちというか、シリーズ4村もやってれば悩みなんぞ被ってもしゃーない、だろうし。 本当に、お気になさらずに。 というかしずくちゃんの可愛いから。全然大丈夫だから……
(-116) 2015/06/21(Sun) 01時半頃
|
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/* 3D(×)2Y ↑ ふと思い浮かんだこと(本当にどうでもいい)
(-117) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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/* (アキノ・▽・)<えっ俺の過去そんなにえぐいの?
個人的には、悩みの全貌をみんなに知られたら、縁切られても仕方ないと思うネー
ちなみに顔文字会話りさちゃんえたくんの人のやつパクってる。かわいかったので。
(-118) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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―教室付近の廊下―
[一冊の本を抱えて恵冬が図書室を後にしたのは、十数分ほど後のこと。
探していた記述は見つかった。 後は他の皆の話を聞いて、必要があれば恵冬の仮説を打ち明ければいい。
ぱたぱたと上履きを鳴らしながら、小走りに廊下を走る。
何かから逃げるみたいに。 ――もしくは、興奮して浮かされたみたいに]
(188) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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/* うん、まあ、中の人がBAD脳をしてないっぽいので、たぶん村の空気的にも帰還ENDが収まりいいだろうと思ってるけど、残留ENDも視野にいれてる。 めいちゃんがやさしい。聖母だ……明日お返ししよう。**
(-119) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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[そうやって、息を弾ませながら引き返してきた教室の側。 窓際に七尾と織部の姿を見つけて、ほっと安堵の笑みを浮かべて足を緩めた]
ななちゃん、織部くん!
[右手を上げてぶんぶん振って、二人の方へと歩み寄る]
二人とも、どうだった? その、なにか新しいこと、わかったかな?
[問い掛けながら、ぎゅっと抱き寄せるのは左手で抱えた本。 恵冬が、得た情報*]
(189) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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[隣のクラスの映画も、はたまたその隣の出し物まで。 どこもかしこも、この間の文化祭をそのまま持ってきたような光景が広がっている。
けれど、やはり人の気配はない。 積み上げられたパンフレットの売り子はいないし、店員も然り。 それを楽しむ客だって、いやしない。
なんだか、お化け屋敷以上に不気味じゃないか、と。そんなことを思ってしまう。 勿論、幽霊もいない。不気味な装飾が飾られているわけでもなく、むしろ空気は華やかなのだけれど。]
(190) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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[万里の言葉>>181を聞き、改めて職員室を見渡す。確かに、先生方の鞄はどこにも見当たらなかった。]
やっぱ、ここには俺達…3-1の文化祭の中心メンバー以外、誰も居ないんじゃねえかな。なんでかは分かんねえけど。
[そういえば、どうしてこのメンバーなのだろう。 これが神隠し…のような何かで、異世界のような場所に閉じ込められてることはほぼ確実だとは思うが。どこかに黒幕のようなものが居るのだろうか。それならソイツの目的はなんなのだろう。 これがゲームなら、探索を続けていくうちに真相が分かって、最終的には元の世界に戻るのだろう。途中で選択肢を間違えて即死エンドとかにならなければ。 まあ少なくとも、今のところバケモノに追いかけられたりしているわけではないし、この世界を楽しみながら気長に考えればいいだろう。折角こんなに面白い世界にいるのに、早く終わってしまってはつまらない]
(191) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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…ん?
[考え事をしていれば、きゅる、という小さな音が鳴った。 何の音だろう、と思っていれば、わあ!という万里の声と真っ赤な頬、ごめんなさいと謝る声>182。そこまであれば流石に理解するもので。]
っく、っはははは…!
[思わす笑いがこみ上げてきてしまい、声を上げて思い切り笑った。 だって、きゅるって、なんかもう嘘みたいに可愛い音だし、真っ赤になってる万里がおかしくて。なんか、和んだ。]
あ、や、笑っちまって悪い…!随分可愛い腹の虫さんだと思ってな…! お前が謝ることじゃねえよ、生理現象なんだし仕方ない仕方ない。
[未だに笑いは抑えられていないまま謝ってから、仕方ないと言いつつ万里の頭を軽くぽんぽんと叩いた。]
(192) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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[息を吐く。不安だとか、恐怖だとか、苛立ちだとか。そういう、面倒くさい感情を吐き出すように。悪戯に不安を煽る真似なんてしたくはない。
そんな時に聞こえてきた、軽い足音。>>135 振り向いた先に居たクラスメイトの姿に、何故だろう、酷く安堵を覚えた気がした。
軽く手を上げて、こちらも数歩歩み寄る。]
開かねぇの? 鍵開け忘れたとかじゃなくて?
[彼女の言葉を聞き返してはみるけれど、真実だろうと思う。こんな質の悪い冗談を言う奴とも思えないし、窓の異変だってある。 似たような感じだったのだろう。きっと。
開かない昇降口って、一体、何の為に有るんだ。湧き上がりそうな恐怖を内心で茶化して、無理矢理沈める。 他の奴の前で取り乱すような真似なんてしたくない。ビビってるとか、なんだかかっこ悪いじゃないか。]
(193) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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ああ。 また後で。
……すまん。
[>>185>>187保健室に行くついでにそちらを見てくるという秋野と、彼に付き添う藤堂。 この場から逃れようとしたことへの罪悪感から、小さく謝った。
――2人といると、やはり、自分の感覚が間違っているのだろうかと思ってしまう。 醒めない夢の中で、いつまでも楽しい文化祭の思い出と共に過ごす、なんて。
確かにそうしていられれば、どれだけ楽だろうか。
この奇妙な空間は。 ……まるで、俺の内心を映し出しているようにも思えてきて。
何の決断もしなくていいと、甘い毒を撒かれているようで、それが一番怖い。]
(194) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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[いつだったか、テレビ番組で見た覚えのあるような話。 人が人の中に閉じ込められるという、冗談のような話。
仮にそれが実話だとして、ここがそうだというのなら。 ――“それをしたのは、誰?”
首を振って、浮かんだ妄想を否定する。 そう、妄想だ。根拠なんて何一つない。
他の誰かが、その話を持ち出してでも来ない限りは、俺の妄想遊び。]
……。
[教室へ向かう道すがら、ふと窓の外の景色を見る。 いつの間にか太陽の方向は変わっていた。もう昼を過ぎたのだろうか。 時間の流れが、どことなく早く感じる。
……悩んでいても仕方ないのだろうか。空腹が思考を邪魔する。 この図体は余計にエネルギーを食うから、仕方ない。]
(195) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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/* あ、時間は進めとかないとまずいと思いまして(
(-120) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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こっちはあんまり。 文化祭の時と全く同じだよなってことくらいしか。 ……人居ねぇけど。あと、やっぱり窓は開かない。
[はぁ、と困ったようにため息を吐いて、こちらも苦笑してみせる。軽く。彼女に合わせて。 ぐちゃぐちゃとした内心なんて、悟られないように。]
ホント、訳分かんねぇよな、これ。 手品かアトラクションかっつーの。
[それでも、ワクワクするという言葉には、些か同意し難かったのだけれど。]
(196) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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じゃ、教室行く前に食堂か購買にでも寄るか?なんか俺も腹減ってきたし。
[落ち着いてから、お腹が空いているらしい万里にそう提案してみる。一旦教室寄った方がいいかもしれないが…少しくらいの寄り道なら許されるだろう。多分。]
…あー、食堂行っても、この様子じゃおばちゃん居なさそうだし、俺は料理はあんま得意じゃねえから、美味いもん作ったりとかはできねえけど…
[少し気まずそうにそう告げる。正直言って料理は得意じゃない。迷惑かけずに手伝うくらいなら出来る、という程度だ。 万里の兄ならばもしかしたら妹に美味しい料理を振る舞ってやれるのかもしれないが、こればかりは現時点ではどうしようもない。 万里からどっちがいいか意思表示があったならそれに頷いて、職員室を出てそこへ向かうだろう**]
(197) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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[そんなことを話していれば、ぱたぱた、再び聞こえてきた軽い足跡。]
よー、水瀬。おかえり。
[程なくして現れたクラスメイト>>189にも、七尾へと同じように、軽く手を振って。]
どーやら、窓は開かない。あと昇降口も。七尾が見てきてくれた。 ……水瀬は?何か見つけた?
[問いかけにはそう答えて、彼女の抱えた本に、視線を向けた。**]
(198) 2015/06/21(Sun) 02時頃
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/* 秋野とは家庭環境とか近親相姦とか色々被ってるっぽくてほんと申し訳ないと…(震え声) 近親相姦は、まあ、父親を変態ドSからドSに弱体化させればなくせなくはないよなあと思いつつ…今更ながらドロドロしすぎだよな…なんか万里とかのピュアな悩み見てると申し訳なるくらいに…
(-121) 2015/06/21(Sun) 02時半頃
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― 回想・去年の秋 ―
[>>144家庭科の授業中、針で手を刺してしまい、玉のような赤が浮く。 けっこう深く刺さったようで、なかなか痛い。
その時、誰かの声が聞こえた。 ――聞き覚えのある声に、聞き覚えの無い口調で。]
……?
[困惑した顔を向けると、彼女はめんどくさそうに絆創膏を恵んでくれた。 名前を呼ぼうとしたその時、>>147即座に訂正が入る。 “藤堂芽耶”だと思っていたその人物の口から。
伝えられた事情。 すぐには受け入れられなかったが、だが、そう語る“彼”はふざけている様子ではなく。
その時は、まあ、俗に言う中二病とやらかと思ったものだが。]
(199) 2015/06/21(Sun) 02時半頃
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[それから、何回か“彼”に会う機会を重ねて。 俺はようやく、そういうものなのだと理解をした。
記憶を共有していない、もうひとつの人格。 それはある意味で俺に似ている……ような気がしたから。 否定することもできなかった。
俺の中にいるのは――記憶を失う前の俺。 それは入れ替わることができない、もうひとつの人格のようなもの。
だからこそ、俺は。彼を羨ましいと思う時があった。 “ハル”の存在を認め、“ハル”と名を呼び、男同士の会話をした。
何の変哲も無い、友人のひとりだった。*]
(200) 2015/06/21(Sun) 02時半頃
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― 現在・廊下 ―
[……>>140>>164さっきの藤堂のぼんやりとした表情が、頭から離れない。
あの少女が、内にもう1人の人格を眠らせている。 普段見せないような表情と性格。同じ体を共有していても、明らかに男子の人格を。
俺の友人、“ハル”。
この状況下で。俺が話をするべきは――藤堂ではなく、彼だと思った。
だから、俺は後先考えずに拳を振り抜き、ぶつける。 散々試して、割れないと分かりきった窓ガラスに向けて、一息に。]
(201) 2015/06/21(Sun) 02時半頃
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[ ゴンッ!
思ったより大きく響く音と、無傷のガラス。 殴った俺の拳に、小さな傷ができた。
そこから、血が、少しだけ滲む。
痛みなど、どうでもいい。
俺の覚悟が固まった時。 “これ”を使って、ハルを呼ぶつもりでいる。*]
(202) 2015/06/21(Sun) 02時半頃
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/* たぶん藤堂は、相馬のマネキンを見てハルになるつもりなんだろうけど、 まあ、この「ハルに会うための」自傷プレイはやりたかった(
マネキン出てくるなんて健五郎は知らないもんね、仕方ないよね
(-122) 2015/06/21(Sun) 02時半頃
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[恵冬の問いに、真っ先に簡素な説明をくれたのは織部だった>>198
窓が開かない。昇降口も同様。 その事実が示すのは、学校に閉じ込められた、という事だろう。
それでも、恵冬がさほど動揺せずにいられるのは、この場にいる二人が心強いからだ。
七尾はきっと、恵冬より強いから。 だから、何を話しても動じないでいてくれる。 いつもみたいに笑って、なんてことないよって言ってくれるはずだ。
織部だって、クラス委員として活動してきた期間に、あまり表には出ないけれど頼りになる人だと知った。 直接前に出てクラスを引っ張るタイプではないけれど、後ろからそっと支援してくれるようなやり方に、何度感謝したものか]
(203) 2015/06/21(Sun) 03時頃
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[この二人になら、きっと打ち明けても大丈夫。
信頼は、時に盲目となるものだけれど。 恵冬は今まさに、七尾の内心の動揺に、気付く事はできていなかった]
……わたし、ずっと引っかかってる事があって。 だから、そのことについて調べてきたの。
[織部からの問い>>198にそう応じて、抱えた本の表紙を二人の方へ翳す。 『世界の超常現象ファイル』と記された、日頃であれば眉唾ものとネタにされてしまいそうなそれを]
(204) 2015/06/21(Sun) 03時頃
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/* とりあえず現時点での悩み関連草案ざざっとまとめ
・小さい頃から、父親は自分に無関心。母親は最低限の面倒は見てくれる。でも愛してるかと言われれば違う。 ・時々、夜に押し入れに閉じ込められることがあった。朝になれば出してもらえる。その間、両親が何をしていたのかは知らない ・小学2年生の時、母親が離婚を提案、そのまま離婚することに。父親はあっさり受け入れる。 桂一は父親と暮らすことに。 ・父との暮らしは、叱られることもないし強請ればすぐ金をくれる。やったね遊び放題! ・しかし中学生に上がってから、父親に性的・肉体的暴行を受けるようになる。not愛情、yes性欲&ストレス発散。しかも肉体的暴行は拳じゃなくナイフだからタチが悪い。しかも目隠しとか拘束とかするからタチがry
(-123) 2015/06/21(Sun) 03時頃
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/* ・父親の言動から、昔押し入れに閉じ込められていた時、父は母に、今自分がされているようなことをされていたと発覚→母親は知ってて俺を見捨てたのかちくしょう ・父親がクズゥ…すぎる。周りが羨ましい。自分が惨めに見える→いや、きっとみんなクズなんだ。同じようにクズからひどいことされてるやつ一杯居るんだ。それなら俺は惨めじゃない。 ・世の中(一部を除き)みんなクズだと思い込む ・それと比べてゲームの中は家族愛から友情に溢れてなんてすばらしいんだ!→ゲーム信者化 ・父親からのエトセトラは次第に慣れる。衣食住とか金もらってる代わりだ。大学終わったら出てってやる。 ・文化祭準備期間中母親から「もう一度一緒に暮らさない?」と誘われる ・あの時捨てたくせに???何言ってんの???と思いつつどう答えるか【悩む】
…長い!!!文章にすると長い!!!これ小出しにしないと後々ハイパー長い回想になるやつかもしれない
(-124) 2015/06/21(Sun) 03時頃
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ひとりの人間の中に、複数の人間が閉じ込められる。
……そういう事件って、テレビとか雑誌で見聞きした事ある?
[そうして、真剣な目をして問いを投げた**]
(205) 2015/06/21(Sun) 03時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 03時頃
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/* つか離婚小2か…随分小さい時ですね…それから中学までの4年間金貰って遊びほうけてたんですね…ぅわあ…でもその間父親からは「食べごろになるのが楽しみだ…」的な視線を…ぅわあ…
(-125) 2015/06/21(Sun) 03時頃
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/* 現実世界はクズばっか理論形成へときっかけとして、女子に告白されたけど「アイツ金持ちらしいから貢がせて捨てるんだー」って言ってるの聞いちゃったり。 そこそこ仲良かった友達がいじめられて、軽く文句言ったらいじめの矛先がこっちに向いてでも友達はこっちを助けてはくれなくてーとか。(ついでにいじめっこに復讐するの楽しくて「あ、俺もクズだ」って認識したりとか)
そういうの入れたいけど入れれるだろうか…(ゲンドウ)
(-126) 2015/06/21(Sun) 03時頃
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/* 帆北ありがとな…(メモ見つつ)なんか、もしかしたら考えすぎかとは思いつつも、万里と秋野のやり取り見てたら気になってしまって… 家庭環境似てるからってのもあるし…
(-127) 2015/06/21(Sun) 03時頃
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/* 水瀬任せにしてすまんな! なんか!
(-128) 2015/06/21(Sun) 03時頃
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/* >>202 Q.ハルを呼ぶ前に血が固まったらどうすんの? A.うるせえ黙れ
(-129) 2015/06/21(Sun) 03時頃
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― 回想・水瀬との会話 ―
[>>20>>21>>22それは、いつだったか。
記憶を失う前の俺が持っていた小説「舞姫」の解説を、軽い気持ちで頼んだ時。 返って来たのは想像以上にがっつりとした考察で、少し慄いた。 ……これが文学少女か。
自分なりに読み込んではみたものの、こうしてまとめられると分かりやすい。 読書は嫌いではないが、古い文学ゆえに、分かり辛い表現もあるのは不得意だった。]
最初は。 ……なんでこんな救いの無い話なのか、と思った。
豊太郎の心情が説明されてるから、理解はできる。 悩んで、苦しんで、流されて。……どうしようもなかったんだろう。 でも、結局は言い訳だろ。って。
[それは最初に読んだ時の率直な感想。 時代背景やらも文学のブの字も何も知らない平凡な読者の、平凡な感想。]
(206) 2015/06/21(Sun) 03時半頃
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[繰り返し読んで、解説を聞いて、そして考える。 どうしてこの物語を、かつての俺は持っていたのか。 何の意味が隠されているのか。……それとも、何の意味も無いのか。
>>22水瀬からの最後の問いには、散々悩んで、正直に答えた。]
そうだな……。酷い、とは思う。 だけど、許せない、とまでは言えない。
[主人公の豊太郎の立場になって考えれば、そういう結論になる。 でもこれは一方的な見方だな、と、自分でも分かっていた。
捨てられた舞姫エリスの心境を、想像していないから。
人は、自分の想像が及ばない範囲のことを、無かったことにして考えられる生き物。 だから、俺は無かったことにした。
俺の、記憶の及ばない範囲のことを。]
(207) 2015/06/21(Sun) 04時頃
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[水瀬は、俺とは違う感想を抱いていたのだろうか。 彼女の言うとおり、時代背景を知ればまた見方が変わるだろうか。 ……舞姫を見捨てた罪悪感が、それで薄れるだろうか。
>>22彼女の申し出をありがたく受け取り、長話には眠くなるまで付き合った。 舞姫の内容については置いておいても、こんな話をする経験は珍しいものだったから、楽しくもあった。
そして現在。 「舞姫」を繰り返し読んでいるのは変わらないが、現在の感想はもう少し深まったとは思う。 水瀬のおかげで、新しい趣味に目覚めることに繋がった。
だけど、それでも、今もなお。
――舞姫エリスの心境を、上手く想像することができていない。**]
(208) 2015/06/21(Sun) 04時頃
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/* 創作の中で実際の文学を取り扱うのは難しいね……。 PCの感想、というのがまた。 うまくまとめられるかな(ふるえ
中の人も、時代背景とか深く考えずに舞姫を読んで、 世間の評価とかもさらっと見たけど。
なんか、男性と女性で見方が変わるっていうのをどこかで見た。 豊太郎に感情移入するか、エリスに感情移入するかで全く違いそうだなーと。
(-130) 2015/06/21(Sun) 04時頃
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/* ソロルが長ったらしいのはいつものことですが、 たぶん今回はいつも以上に長いと思うごめん
読むほうが大変だよね……うん
(-131) 2015/06/21(Sun) 04時頃
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[悪いことをした。 あんなことを言えばひなこ>>174が待ってくれると分かっていて、そう知っていて『待って』だなんて。]
うん。駒鳥。
[精一杯の甘えに応えてくれたひなこの横で、肺の中の空気を追い出すように深く呼吸を繰返す。
ここは、あまり甘い匂いがない。
時々、閉じた目を開けて、すぐに閉じて。 何度目か。瞼を閉ざしていてた時。 耳元で聞こえた声に、ゆっくりと顔を上げた。]
(209) 2015/06/21(Sun) 08時頃
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――そんなことにはならないよ。
(-132) 2015/06/21(Sun) 08時頃
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[苦笑を交えて、呟きを返して。 そして両手を確かめるように、握ったり開いたりを繰り返す。
……うん、大丈夫。いつもの感じに戻ってきた。]
おまたせ、駒鳥。 もう、立てる。
[緩い笑みを浮かべ、待っていてくれた駒鳥へと告げる。 壁に手をついて、少しだけよろけたけれど立ち上がった。床においたままの鞄を手に取る。]
もう、大丈夫。
[そう、安心させるように微笑んだ。]
(210) 2015/06/21(Sun) 08時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 08時頃
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/* 別に、自分の限界を超えて頼られることは悩みでも嫌でもなくて、ちょっと申し訳ないなーとか力不足だな、と思うにとどまってる。 むしろ、誰からも頼られなくなったら寂しくて死ぬタイプ。
本題への入り方、というか落ち方どうしよう。 進路指導室で、赤く染まった進路表に押しつぶされて、大学パンフに追いかけられて、窓から飛び降りようか。
(-133) 2015/06/21(Sun) 08時頃
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違う違う。さすがにそこまで抜けてないって!
[鍵がかかってるんじゃ、という指摘に、 笑って今度は手をブンブン横に振る。 いつもと変わらない織部の口ぶりに、今、確かに、ほっとした。
そうであればどんなに良かっただろう。 とは言わない。きっと、彼もそのくらい分かってる。
分かって、言ってる。この空間はおかしい。]
(211) 2015/06/21(Sun) 09時頃
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ぴとって、くっついちゃったみたいにさあ。 やっぱ、窓もダメなんだ。だよねえ。 ほんと、文化祭まんま。 昇降口も、めっちゃ飾り付けられてたよ。
[あの日、感動したはずの、はしゃいだはずの光景に、 どうしてこうも心が騒めくのか。見ない、振りをしよう。
手品だかアトラクション、という言葉に、 なんとか、笑い声を立てる。軽く、軽く。]
でも、こんな大っきいお化け屋敷は、勘弁してほしいなー。
[ああ、ダメ。わざとらしい笑いが、虚しく響いた。]
(212) 2015/06/21(Sun) 09時頃
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[あ、どうしよう。グルグル、また考え始めてしまう頭に、制止をかけて。 悩みこむのも、"あたしらしく"ないんだ。たぶん。
だから、パタパタと廊下を駆ける、その足音は、ちょっとした救世主。>>189]
──恵冬! おかえり、ひとりで大丈夫だった?
[明るく、明るく、張った声。 こんなにおとなしそうな、か弱い女の子だって、がんばってるの。 不思議を解明するために、動き回ってるの。
だから、 笑わなくちゃ、立たなくちゃ。 あたしは、強く、前向きに、おどける道化でいなくっちゃ。
魔法の呪文を唱えると、少し、バクバクうるさい心臓が、おとなしくなった、気がする。]
(213) 2015/06/21(Sun) 09時頃
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[泣かない。落ち込まない。 ネガティヴなことを言わない。 前を向く。立ち止まらない。 微笑むんじゃなくて、思い切り笑う。 女の子は守ってあげる。前に立つ。盾になる。 だから、怖がらない。怯えない。 シリアスなこと、言わない。笑い飛ばしちゃう。 走る。跳ぶ。大きく動く。 たくさん食べる。痩せたいとか、考えない。 おんなのこになりたい、とか、考えない。 誰かが好き、とか、おこがましいことも、考えない。 身の丈に合わないことは、しない。]
(214) 2015/06/21(Sun) 09時頃
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[呪いは、枷は増えていく。 雁字搦めにして、あたしのすべてを縛って、 七尾朱美を作り上げていく。 正しく、築きあげていく。]
(215) 2015/06/21(Sun) 09時頃
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─現在/教室前廊下─
……人の中に閉じ込められる?
[思わず、復唱した。 聞いたことない、って意思を示すように、 ゆるやかに首を横に振る。 織部、知ってる?ってもうひとりを見上げる。何気ない風を装って。 恵冬の、あの子の顔を見れない。
ああ、でも、なんだろう。嫌な響き。 また、見えない手がそっと背中を撫ぜるように、 何かが背中を這い上がる。喉が渇いた。 口の中、カラカラだ。
おなかすいたな、とは、思わなかった。*]
(216) 2015/06/21(Sun) 09時頃
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/* あけみちゃんとひなこちゃん、徹くんあたりが異常空間への対応にめっちゃ息苦しそうで 健五郎氏もですね いやこれに関しては秋野が全面的に追い討ちかけた感ある み、みんな早く帰らせてあげたい……←
(-134) 2015/06/21(Sun) 09時頃
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/* 連絡通路でうずくまってる時にきたのがひなこちゃん以外だったら、もっと立ち直りは早かった。 名前呼ばれた時点で多分立ってる。
ひなこちゃんだから、駄々こねられた。 けど、女の子の前だから、ちょっと休んでまた立った。
誰にも会わなかったら、次のチャイム鳴るまでそこで寝てたかもしれない。そうはさせないけれど。
そしてすっごく七尾ちゃんを応援したい。
(-135) 2015/06/21(Sun) 09時半頃
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/* 連絡手段:タッチパネル式折り畳み携帯電話 スマホじゃない
(-136) 2015/06/21(Sun) 10時頃
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ひとりの……? 何だそりゃ。
[聞いたこともない。生憎、読書家でもないし、テレビっ子でもないのだ。2人>>205>>216の問いかけには、まとめて首を振って見せた。
ぱっと思い浮かんだ光景は、巨大な着ぐるみに閉じ込められている人達の姿だけど、そんな話じゃあるまい。]
その事件は、えぇと……どういう事件だったんだ?
[引っかかっていること、と。彼女はそう言った。 なら、今の状況と何か関係がある事件だったのだろうか。 茶化す事はせずに、つい、と。彼女の抱えた本を指差す。話の続きを促すように。
序でに、そんな物騒な話でもありませんように。内心、そう願っておいたのは、悟られませんように。*]
(217) 2015/06/21(Sun) 10時半頃
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/* 七尾と水瀬が混ざって七瀬になってて慌てて消したわ…… 美雪ちゃんかな!?
(-137) 2015/06/21(Sun) 10時半頃
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──廊下→保健室へ──
[健五郎を見送って、芽耶と2人で保健室へ向かう。>>187 ひとりで大丈夫だとは言ってみたものの、こういう時の処置の仕方はさっぱりだ。 彼女がついてきてくれたことは、正直有り難かった。誰かが一緒にいてくれることは、心強い。 ほら、少しだけテンションも下がっていたことだし。>>184
保健室に入り、辺りを見回す。 いくつかの棚があったけど、どこに何があるのか分からない。少し困って芽耶を見る。]
冷やすもの、って、どこだろ。
[呟けば、彼女も一緒になって保冷剤を探してくれただろうか。]
(218) 2015/06/21(Sun) 10時半頃
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[ふと、保健室の時計の針を見る。 針は、昼食の時間を過ぎたぐらいの時刻を指していただろうか。 始業のチャイムがなってから、それなりに時間が経っていたのだと、そこで漸く知る。 もう一度保健室を見回した。 棚の他に、ベッドが1つ、2つ。大きめのソファが1つ。]
……もし、夜になっても帰れなかったら。 みんなで、合宿みたいに寝泊りしても、たのしそーだよね。
[文化祭の装飾に彩られた校舎でのお泊まり会。 それを想像すると、少しだけわくわくが跳ね上がる。 それに、時間は正常に歩みを進めている。 ここが夢なのはそうでないのかは定かではないけれど、11人もの子どもたちが家に帰らないということになれば、秋野の家はともかくとして、どこかの家が気付いて探すんじゃないか、なんて思う。 だから、夢が覚めるまでは、楽しんだって許される。 そう思うと楽しくなって、秋野の声は弾んだ*]
(219) 2015/06/21(Sun) 10時半頃
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──秋野智広の家庭について──
[秋野智広の家は、かつて、3人の人間で構成されていた。 父と母と、それから秋野。 今、秋野の家に母という存在はない。 最も、父親も仕事でほぼ不在の家には、家族という構成そのものが、もはや存在しなくなっているようなものだったけど。
小学生の頃、衣服のボタンが千切れたことがあった。 どうしよう、と思ったけど、着られないわけではなかったからそのまま放置した。 担任の教師が気付いて、それを指摘する。秋野くん、ボタンが取れてるよ。 秋野は答える。千切れたからです。 担任は困った顔をして、秋野に尋ねた。
「……お母さんに、つけてもらえない?」
こういうのは、"お母さん"につけてもらうのか。 どこか不思議な気持ちになりながら、その日秋野は家に帰って母に頼んでみて、その翌日にもボタンの千切れたままの同じ服で登校した。 秋野くん。担任の、困ったような哀れむような声を今も覚えている。 先生が、つけてあげるね。こっちにおいで。]
(220) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[中学の時に、制服の上着の釦が外れたことがあった。 ボタン、外れちゃった。 近くにいる女子生徒に聞こえる声で、秋野は呟く。 しょうがないなぁ、つけてあげる。ほら、それこっちに貸して。 裁縫が得意だという女子生徒が、満更でもない顔で秋野の制服を手にとり、すいすいと縫い付けてゆくのを眺めながら、秋野は思う。
──何だ、"お母さん"じゃなくてもいいんじゃないか。]
(221) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[お母さん、ボタンが外れちゃった。つけてくれる?
小学生だったあの日、母の背中に向かって、秋野は呼びかけた。 母は鏡に向かって、唇に紅を引き、此方を向くことはしない。凛と張った背中だった。 お母さん。何度か呼びかけた後に、秋野は諦めた。 父と母。彼らとの生活の中で、諦めはとても大切な感情だった。
手をあげられたことはない。暴力が振るわれたことは一度もなかった。 けれど、子の世話をすることに興味を持てない親というものは、いる。 秋野の家は、たぶんそういう家だった。 時折気まぐれのように此方を向く親たちの、その気まぐれにしがみついて、秋野は生きてきた。]
(222) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[──現在の秋野智広は、彼女のことを、母とは呼ばない。
中学の終わり頃に両親の離婚を告げられて、母が家からいなくなった日。 彼女はその役目を完全に放棄することを選んだし、秋野もまた、そのことを認めた。**]
(223) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[ 耳に届いた呟きに、正直、安心してしまって。 だけど同時に、不安も抱いてしまった。 罪悪感の様な、そんな不安。
それが消えないままに、柔い笑みを浮かべて、 視界に映る、"いつも"に戻った、幼馴染に。 ]
うん。 だいじょーぶ、だね。
[ やっぱり、いつも通りの声を、返してしまうんだ* ]
(224) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[ 立ち上がって、装飾されている廊下を、歩いて。 ちかちか。光から逃れる様に、隣の幼馴染を見上げる。
―――おおきいなあ。って、思う。 いつの間に、こんなに差がついたんだろう。 身長差すら、見ないふりをしてしまっているんだって。 そんな自分に、また、ずしんって、心臓が重くなる。
目を細めて、脳裏に浮かんだもの。縋りたいもの。 とーるくんならだいじょーぶだよねって、 そう訴える自分自身。
こんな状況で、さっきの様子を見て。 それでもなお、きっと自分は縋る。彼を追い詰める。 ]
(225) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[ そして自分は、それすら見ないふりで、口を開く。 ]
……あのね、とーるくん、 三階の非常階段のドア、開かなかった、よ。
[ どろりとした心境とは裏腹に、 出した声は、柔いもの。 ]
窓は、開きはしたんだけど、さー。 地面、あれじゃ、おりられないなって。 へんなかんじ、したの。
[ のんびりと、それが"いつも"であるみたいに言って。 少し重くなったステップで、くるり。 朝の様に後ろ歩きになって、 彼の正面に立って、ふと、立ち止まる。 ]
(226) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[ ―――自分がこれから言うことって、多分、卑怯だ。 そんなことをぼんやり思って、だけど、問うのだ。 とーるくんなら、おしえてくれる。って。 そんな酷い言葉を利用して。 ]
……これ、言って、いいのかなー。 みんな……、怖がったり、しない、かな? 言うべき、かな?
[ ちか、ちか。 見上げた幼馴染の周りで、光が瞬いた。 ]
(227) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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/* この村の人みんなすごい手際いいしロル上手いから大丈夫そうだけど、風子ちゃんの離脱タイミングは気をつけておかないとだなぁ。 だみーだみー 風子ちゃんの悩みってなんだろうね
(-138) 2015/06/21(Sun) 12時頃
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うん、そう。 具体的には、『誰かの精神世界に閉じ込められる』っていうのかな。
[オウム返しに呟く七尾>>216に頷いて、本を手元に引っ込める。 七尾と共に織部へと視線を流すと、彼もまたそんな話は聞いた事がないという様子>>217だった。
だから恵冬は本を開き、しおりを挟んだページを示す。 二人の方へ、見て、と促すように。
二人とも、いつもと変わりない風に見えたから。 やっぱり七尾も織部も強いから、大丈夫だって安心して]
(228) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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ここの章を見てほしいの。 世界各地で起きた、集団失踪事件を取り扱った章なんだけれどね。
その、ここに。ほら。 人の中に閉じ込められる例、って記述、あるでしょう?
[開かれた本の上には、文字の羅列に加えて、どこか遠い異国の街の写真と簡素なイラストが描かれている。 簡略化した人の図の頭部から、考え事をしてるみたいに浮かぶおおきなふきだし。 その中に、小さく描かれた5人の少年少女の姿]
例として挙げられているのは、ラトビアの子供の失踪事件。 いつも仲よく遊んでいた子供たちが、ある日忽然と姿を消してしまったの。
大人たちが必死になって探したけれど、遊び場になっていた森で、かろうじて見つかったのは小さな女の子がひとり。 その子はとても脅えてて、憔悴してて、まともなことが聞きだせる状況じゃなかった。
聞きだせたことは少なくて、「お兄ちゃんが友達と喧嘩した」「すごく怖かった」って、それだけ。
(229) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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[そうして、その子もまた日々をベッドの上で費やし、ほとんど言葉を交わせる状態じゃなくなってしまった。 本には、そう記載されている。
それを語る恵冬は、いつしか本の中に掛かれた不思議なできごとに引き込まれ、すっかり周りが見えなくなっていた。 誰かが後から加わっても、それに気付きはしないくらいに。
恵冬は、いつだってそうだ。 本の話になると途端に周りの様子が頭の中から抜け落ち、普段控えめにしているのが嘘みたいに饒舌になる]
結論から言うと、子供たちは一カ月くらい後に、皆ひょっこり帰ってきたの。 それと同時に、寝込んでいた小さな女の子も無事に回復したんだって。
[そこで初めて言葉を区切り、二人へと視線を向ける。 怖くないよ、大丈夫だよって、そう意思を表明するために]
(230) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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こういう事件、あちこちであってね。 アメリカでは、末の娘をひとり残して、家族が全員消えちゃったんだって。
その事件も、消えた時と同じくらい唐突に、その家族は返ってきたの。 それで、こう証言したんだって。
「娘の中に閉じ込められていたようだった」って。
[ページをめくり、新たな項目を示す。 『集団失踪事件のメカニズム。解明されない謎!』太文字が、煽るみたいに踊っている]
その家族、父親が妻や娘に暴力を振るうひとでね。 失踪したその時も、酒で酔って暴れて、末の娘をひどく殴打してたんだって。
珍しい事じゃなかったみたいだけれど、その時は特に容赦がなくて。 打ち所が悪くて、その娘は生死の境をさまよってたみたい。
(231) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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こういう事件が起こる時って、だいたい「そう」なんだって。
パニックになるくらい脅えてたり、思い詰めてたり、生死の境を彷徨ってたり。 そういう人が、中心にいるの。
[言って、指し示すのは左上に出ているグラフ。 『ホストになりやすい者の傾向』として、性別と年齢別に円グラフが提示されていた。
半数以上を占めるのは、女性や幼い子供。 グラフの下に、米印で『全体的な傾向として、精神的に衰弱した者が多い』と注釈がある]
アメリカの事件では、父親が「娘にこんなことまでさせてしまうなんて」って反省して、そしたら現実に戻れたって書いてあるの。
ラトビアの事件も、そう。 戻ってきた子供たちは詳しい事を覚えていなかったけれど、「喧嘩している場合じゃない」「仲直りして、協力しなきゃ」って思ったって。
(232) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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それで、こう仮説が立てられたの。
事件の中心にいる人物、ひとりだけ取り残される者を『ホスト』と呼ぶ。 その『ホスト』の身に何かが起こって――、パニックになったり、事故や自殺未遂で衰弱したりすると、近しい人やその時のトラブルに関わりのある者が、『ホスト』の精神世界に取り込まれてしまうんだろう、って。
『ホスト』の精神世界がどんな場所なのかは、明記されてないからわからない。 そこだけは、皆記憶があいまいなんだって。
――でも、原因の出来事が解決すれば、皆無事に帰ってこれる。
[重要なのは、そこだ。 取り込まれる。失踪してしまう。
けれど、無事に戻る事ができるなら。
今置かれた状況がそれだったとして、何か怖い事があるだろうか?]
(233) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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はっきりしたメカニズムは分かってないし、科学的には解明されてないみたいだけれど。
私、今のこの状況は、そういう事なんじゃないかなって、そう思ってる。
[そう締めくくって、ぱたんと本を閉じた**]
(234) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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/* やばいぐらいけいちゃんの人が上手い 本の世界にのめり込む熱っぽさすごく感じる みんなうまいよなーーーあーーーすごい村だ
(-139) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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[『大丈夫』という言葉は多分、ひなこから移った。 不安になった時、怖い思いをした時に唱えるおまじないのようだったものが、最近は別の時に唱えている気がする。
別の時が何かは、わからない、わかりたく、ない。 追究して折れてしまうなら、追求せずにそのままでいい。
折れる訳にはいかない。 そんなこと、誰より自分が許さない。
柔い笑みを浮かべて、自分と同じことを言うひなこ>>224に、そっと頷いた。]
(235) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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[色とりどりのポスターに目を向けず、ただ行く先だけを見る。 ふと、時計に目をやるととっくに10時を過ぎていた。時間は守れよ、なんていつも言っているのに。 これじゃ、弟妹にからかわれるな、と苦笑を漏らした。
やんちゃ盛りで好奇心旺盛なのに、妹には弱い上の弟。 大人しく、少し引っ込み思案で本の虫な、妹に弱い下の弟。 おしゃべりで気が強くて、けれど寂しがりで泣き虫な、多分兄弟の中では最強の妹。 そして、甘さのない柑橘をまとう、仕事人間な母さん。
帰る度に思う。 ああ、なんてここは暖かい。]
(236) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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[自分には過ぎる程に。]
(237) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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そっか。開かないか。 そこの、体育館への連絡扉も駄目だ。 昇降口は、どうだろうなあ。
[軽く握った手を口元へ運ぶ。 教室の窓が開かない時点で予想はしていた。けれど、実際に証言が積み重なると、やはり気が重い。
が、窓は開く>>226と聞いて瞬きをした。]
開いた、んだ? けど、変な感じ? どういう……
[最終的には自分で言って確かめるしか無いけれど。 でも、三階の窓が開いて、変な感じって。 それって。
簡単についた嫌な想像に、ゆるやかに首を振った。]
(238) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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[くるり、くるり。 ひなこはステップを踏み、正面へと移動する。
そして投げかけられたのは、少しばかり重い問>>227。 けれど、委員長である以上決めなければならなかった問。
考えたのは一瞬。 選ぶのは、委員長としての回答。]
(239) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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様子を見てから、だな。 異常に怖がっている子がいれば、少し待とう。 そうでなかったら言っていい。 どっちにしろ、報告はする予定なんだ。
[そこで一旦、言葉が途切れる。 再び一瞬の間。 そして、もう一度口を開いた。]
窓の、変な感じ、ってやつ。 怖がってる子がいたら、積極的に公開はしないほうがいいかも知れない。
[そう付け加え、口を閉ざした。]
(240) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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/* つーか委員長かっこよすぎ あなたが神か はーーー目が肥える肥える みんなほんとにすごすぎ
(-140) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 12時半頃
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[一歩。また一歩と教室に近づいていく。
その前に、一つ聞いておきたいことがあった。 一度、立ち止まる。]
駒鳥。
[ひなこが振り向き、目が合ったなら、また口を開く。]
お前も、大丈夫?
[ちゃんと立っていられるか。 落ち着いていられるか。 そんな万感の思いを込めて、そう尋ねた。]
(241) 2015/06/21(Sun) 13時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 13時頃
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/* けいちゃん原作知ってる人なのかなぁ。描写がほんとに詳しいよなぁ。 本関連で無茶を振りたいけど、あっちこっちから振られてるよね、うん、どうしよう。
ところで今蚊にさされながら外にいる あつ かゆ
(-141) 2015/06/21(Sun) 13時半頃
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―回想・小学校低学年―
[ ふわふわとした黒い髪が、校舎の裏で、揺れた。 見つけるものは、しゃがむちいさな人影。 まだ、自分と変わらない背丈の、幼馴染。
見つければ直ぐに、ソプラノを、風に乗せる。 ]
とーるくん、ここにいたの? …おばけ、こわいの?
[ その日の出来事は、小学校でありがちな話題。 きっかけ、七不思議の話を、誰がしたのか。
給食の時間、更には昼休みの時間まで。 いつまでも教室で膨らんでいく恐怖話は、 たとえ信憑性があろうとなかろうと、 幼馴染を震え上がらせるに十分だったのかも、と、 今では思う。 ]
(242) 2015/06/21(Sun) 14時頃
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[ もっとも、その時の彼の抱くものは、 それだけではなかったのかもしれないけれど>>149。 あの時の自分は、気付くなんてこと、できなかった。 ]
(243) 2015/06/21(Sun) 14時頃
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[ 単純に、おばけが怖いんだなって。思ったのだ。 本音を言うと、七不思議も、そこから発展した怪談話も、 あの時の自分は、少し怖かったけれど。
だけど、それよりも彼に安心してほしくて、 幼い口調で話しかける。 ]
だいじょーぶ、わたしがいるよ。 わたしはおばけ、こわくないよ。 …やっつけは、できない、けど……。
[ ねっ、て。自分を見上げる幼馴染に、微笑む。 おぼろげな記憶の中、彼は、どう返してくれたっけ。 でも、それから手を引っ張って、一緒に帰ったんだ。
―――ああ、まだあの時は。毎日が楽しくて。 誰かの為に、"大丈夫"って、言えたのになあ* ]
(244) 2015/06/21(Sun) 14時頃
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―現在―
[ 光が、瞬く。 ]
[ 地面が、ありえないくらい、とても遠かった。 頬を撫でる、冷たい風が、怖かった。 戻ろうなんて、降りようなんて、考えられなかった。 …なんて、そう言ったとしたら。 問いかけてきた彼>>238は、どう返すのだろう。 どう、思うのだろう。
わからなくて、でも"もしかしたら"と思うと。 言葉が返って来るまで>>240、 ただ口を閉ざすしか、出来なかった。 ]
(245) 2015/06/21(Sun) 14時頃
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……うん、わかった。 言わない、ね。
[ ようやく口を開けたと思ったら、 相手に合わせる、それだけしか、できない。 ]
(246) 2015/06/21(Sun) 14時頃
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[ そうしてまた、罪悪感が圧し掛かって。 幼馴染の前、一歩ずつ、教室へと向かって行く。
ああ、来た時は、こんな様子じゃなかったのに。 光が、 が、ちらちら過って、 見たくないなあ、って、視線が泳いで。
―――そして、呼ばれて。 引き戻されるように、目が合った>>241。 ]
(247) 2015/06/21(Sun) 14時頃
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[ 振り向いた瞬間は、多分、ほっとしたんだと思う。 それがほんの少しだけ、表情に出たんだと思う。
だけど、尋ねられたら直ぐに、微笑みに戻って。 いつも通りの、変わらない、駒鳥ひなこの柔い表情へ。 出す声も、まるで、変わらない。 ]
ん? だいじょーぶ、だよ。
[ 誰かの為の言葉は、今は自分を守る言葉になった。 ]
いきなり聞くなんて、どーしたの? とーるくんはしんぱいしょーだねー。
[ ふにゃり。 すぐさま言葉を継ぎ足して、なんともないよって。 そう、取り繕う様に笑った* ]
(248) 2015/06/21(Sun) 14時頃
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えぇと……。
[本気で言っているのか、と。正直、そう思わないでもない。 けれど、彼女>>234は大真面目らしい。 その顔に、茶化すような、からかうような色は、一切ないのだから。]
……つまり、その事件みたいなことが、今起こってて。 俺らも、そのホストとやらの中に閉じ込められている。
で、帰る為には、原因の出来事とやらを解決すりゃいいんじゃねーか、って話か?
[若干しどろもどろになってしまったのは、理解が追いついて居なかったから。
問いかけるような確認に同意が得られれば、息を吐く。安堵か、落胆か、はたまた、それ以外か。良く分からない感情を吐き出して、頬をかく。困ったな。咄嗟にそう思ってしまった自分がいた。情けない。
そうして、ちらり、と七尾の方に視線を遣る。 さっきとは逆に、彼女の意見を求めるように。*]
(249) 2015/06/21(Sun) 14時半頃
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―回想・小学校低学年― [怖い話は嫌いだ。 正確に言うと怖い話に必須の、悲鳴が嫌いだ。
どうしても、重なってしまうから。
この日も、教室内で盛り上がる怖い話から逃げ出した。 人通りのない、校舎の裏で小さく丸まる。
固く目を閉じていると、聞こえたのはソプラノの声>>242。]
(250) 2015/06/21(Sun) 14時半頃
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ひなこ……
[顔を上げて、鼻をすする。 声変わりをしていない、高い声は少し濡れていた。]
やっつけにいかないで。 ここにいて。
[もう一度鼻をすする。 ひなこの笑顔に頷いて、ぐしぐしと涙を拭った。
お化けだけが怖いわけじゃない。 けれど、ひなこが居るときはあの人も金切り声を出さなかった。
ただ、ひなこが側にいるだけで良かった。*]
(251) 2015/06/21(Sun) 15時頃
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―現在・廊下― [変な感じ、の答えはなかった。>>245 感覚的なことだから、最後は自分で確かめるしか出来ないのだけれど。でも、黙っておきたい理由があったんだろうか。
丁度、進路指導室も三階だ。 あとで行ってみよう。窓を確かめるためにも。]
(252) 2015/06/21(Sun) 15時頃
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[名前を呼んで、振り返ったひなこの表情に安堵が浮かんでいた。>>248 それもすぐに、緩い笑みの向こうへと消えてしまったけれど。 馬鹿。気づくのが遅すぎるだろう。 こんな状況で、自分だって耐えられていないのに。 大丈夫だなんて、そんなこと聞くだけ野暮に決まってる。
思った通りの答えに、少しだけ表情が歪む。 言わせて、ごめん。ごめんな、ひなこ。]
……そりゃ、心配だよ。
[一歩、また一歩と近づいて、一瞬頭を撫でようか悩んでやめた。 代わりに背中を優しく叩く。
何かを隠したような笑みに、もう一度。ごめんと零した。 教室はすぐそこだった。*]
(253) 2015/06/21(Sun) 15時頃
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―回想・高三春― [前から回ってきた、形式的な紙。 提出は、三日後。
いつも一番上に書いてきた二字は書けなかった。 代わりに、別の二字を書く。
二番目、三番目のマスには何も書かない。 母さんから、そして教員から何か言われるだろうな、って。 そんな想像は簡単だった。 波風を立てたいわけじゃない。 心配させたいわけでは、断じて無い。
ただ、ただ少しだけ。 この暖かい場所は、自分には過ぎるだけ。**]
(254) 2015/06/21(Sun) 15時頃
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[お腹の音はやはり神楽にも聞こえたようで、楽しそうな笑い声が聞こえてきた。>>192 こんな状況ですら、お腹は減るものなのだろうか?とにかく自分の緊張感の無さと無神経さにとてつもなく恥ずかしい。]
もう、やだ……恥ずかしい……。 か、かぐらくん、これも誰にも言わないでね、内緒だよ……。
[うううと泣きそうになりながらそう言って、うなだれていた…の頭を、ぽんぽんと優しくたたかれた。その手が兄を思い出させて、少し気持ちが落ち着く。 食堂か購買に行こうかと聞いてくれた神楽に>>197頷き返しながら、職員室から出た。 相変わらず人気のない廊下を二人でてくてくと歩きながら、何を食べようかと考える。 あんぱん。コロッケパン。今日ならきっと、いつも競争率が高くて買えないやきそばパンが買えるかも。 そう思いながら、少し嬉しくなると同時に、ふと、…の中に疑問が浮かび上がる。
はたして、幽霊には空腹という感情があるのだろうか、と。]
(255) 2015/06/21(Sun) 15時頃
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……神隠しにあった子とか、幽霊って、おなかって減るの……? おなかが減るってことは、ここはあの世じゃないのかな。 それじゃあ、神様にも、幽霊にも、会えないのかな……。
[ここがあの世じゃないとして、自分たちがただここに閉じ込められるだけの存在だとしたら、…にとってここは牢獄だ。兄もいない。神様に会って願いを叶えてもらう事もできない。それは、とても恐ろしく思えた。 ぶるりと体を震わせて、初めての恐怖と焦燥にかられる。 パニックになりそうな自分を抑え込んで、小さく深呼吸した。そうでないと、泣きだしてしまいそうだった。繋がれた小指を確認するようにぎゅっと握って、…は今はまだ、それを考えないことにした。 だって、幽霊も神様も、お腹が減らないと決まった訳じゃない。]
私、いつものろのろしててやきそばパン買えなくて、食べた事ないの。 今日は買えるかな? 神楽くん、何たべたい?
[ごまかすように笑顔をみせて、…は神楽と並んで食堂へと向かった。]
(256) 2015/06/21(Sun) 15時頃
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―購買にて―
すみませーん、おばさーん……。
[シンとした空気に溶け込んでしまいそうな程小さな声で呼びかけてみたのに、…の声はホールにとても良く響いた。それなのに、いつものおばさんは顔を出さない。やはり、誰もいないようだ。]
だめだね、ここにも、誰もいないね。
[そう言って、カウンターにずらりと並んだ数々を不思議そうに見た。これは、誰が用意したものなんだろう。食べられるのだろうか。 念願のやきそばパンを手に取って、お金をカウンターに乗せながら、神楽を振り返る。]
みんなの分も持っていってあげたほうがいいかな? みんな、お腹へってるかな。
[そう言って、お茶のペットボトルを人数分集めて、腕いっぱい抱えてみたけれど、小さい…の身体では支えきれずに、何本か腕から落としてしまった。**]
(257) 2015/06/21(Sun) 15時頃
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/* 日本語くずれまくり……出かける前で慌てて書いて見直し適当にしたからこうなるんやで! わかったか工藤!
(-142) 2015/06/21(Sun) 15時頃
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[ 心配させたんだな、って。思った。 心配してるんだって、言わせてしまった。 ああ、そんな顔、しないでほしいな。 みたいに、壊れてしまいそうで、怖いんだ。
こういう時、何を言って良いのか。 何を言うべきなのか、声をかけるべきなのか。 分かっていた筈なのに、分からなくなってしまった。
だから、近づいてくる幼馴染を、 何も言わずに、じっと見上げて。周りには光が、瞬いて。
力を抜いたら、あの冬に戻ってしまいそうな。 そんな自分の背を押した手は、 過去のいつよりも、ずっと大きかった。 ]
(258) 2015/06/21(Sun) 15時半頃
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………ただいまー?
[ 染まったブラウンと、短くなったスカートを揺らして。 ただいま、って、それだけ言って。 強引に軽い足取りで、教室の中へと踏み出す。 何かを話していたらしい、数人の姿が、見えた** ]
(259) 2015/06/21(Sun) 15時半頃
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[拳の傷を、いつもポケットに忍ばせてある小さな絆創膏で隠して、教室への道を歩く。
周囲から漂う香りに、刺激される空腹。 他の皆も同じように腹が減る頃だろうか。俺だけだったら情けないが。
ふと思いついて、近くにあった、喫茶を開いていた教室に飛び込む。 そこにも案の定、誰もいない。だが、机の上にはしっかりと飲食物が並べられていた。 ……この空間のことを考えると得体の知れないものだが、食えそうではある。
毒見をするつもりでひとつ、サンドイッチを手に取り、頬張る。 文化祭の時に口にした味そのもの。ハムとレタスの、ポピュラーな風味。
無事に食えたことを確認すると、そこにある飲食物を持てるだけ持って、 テーブルクロスに包んで運び出した。
……立ち去り際、誰もいないといえど、さすがに無断で持っていくのは変な罪悪感があったので、 書き置きと、千円札を数枚残しておく。]
(260) 2015/06/21(Sun) 15時半頃
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― 教室付近の廊下 ―
[テーブルクロスに包んだ飲食物を運びつつ、教室へ。 すると、教室前で立ち話をしている、織部、七尾、水瀬が見えた。 何かあったのだろうか。 近付きながら聞き耳を立てていると、――>>228聞きたかったような、聞きたくなかったような言葉が、聞こえた。]
……俺も、聞いたことある。 テレビでやってた。
[話に割り込んでいき、理解を示す。 水瀬が本から見つけてきた話は、テレビでは面白おかしくワイドショー調に演出されていたが、概ね俺の聞いたことがある情報と同じ。 ただの俺の思い込みだと思っていたのだが、水瀬がそれを口にしたことで、その考えを捨て去った。]
(261) 2015/06/21(Sun) 15時半頃
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もしこれが、みんなで同じ夢を見てるっていうわけじゃないなら。 そういうこと、だろうな。
[ここは『ホスト』の精神世界――それを認めることは、たやすい。 他の可能性を探すより、そう考えてしまえばしっくり来てしまうのだから。
だとすると、ここを出るためには――次に考えるべき問題が、あるのだが。]
……『ホスト』が誰なのか、か。
[重々しく、それを口にした。 ――もしかしたらそれは、自分なのかもしれない。その思いを十分に含んだ上で。]
(262) 2015/06/21(Sun) 15時半頃
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[とりあえずそれだけ言ったところで、手に持ったままの飲食物の重みを思い出す。 ひとまずこれを教室に置こうと、中へ入る。
教卓の上にテーブルクロスを下ろし、広げると、喫茶店で置いてあるいくつかの飲食物が顔を出した。 その横に『2−3の喫茶店から』と書き置きを残し、後は食いたい奴が食えばいいと放置する。
どこからともなくやってきた相馬が覗き込み、「おなかすいてたんだ」と言って笑った。 ドーナツを手に取って席に戻る彼女の顔を見届ける。 ……心なしか、笑顔の裏に、底無しの不安を押し隠しているようにも見えた。
そしてその後、黒板の隅に書き置きを残す。
“窓、どこも開かない、割れない”……と。手短に。*]
(263) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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/* 駒鳥、みんなが話し込んでるのは教室前の廊下らしいぜ(
(-143) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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/* 教室内:相馬、帆北 教室前:織部、七尾、水瀬、駒鳥?、寺田? 保健室:秋野、藤堂 食堂:万里、神楽
(-144) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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/* アンビリ○ボーとかでやってそうだよね
(-145) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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だけど、あたしたち、喧嘩してない。
[ぽつんと、こぼれたのはそんな言葉だった。
穏やかに、恵冬が語った『仮説』。 そんな、突拍子もない、なんて、 言える段階はとうに過ぎていた。 だって、現に、あたしたちはここにいる。 突然現れた数日前の世界に、とじこめられている。]
(264) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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それが、正しかったとして、 あたしたち、喧嘩してない。 誰かが誰かをぶった、なんてことも、たぶんない。 みんなまとめて事故にあった……ってことも、 ないよ、たぶん。なにも、覚えてない。 こうなるまで、本当に、ふつうの朝だった。
[するするする。言葉は淀みなく産まれる。 言わなくていいところまで。不自然に、饒舌なくらいに。 恵冬が、織部が、こっち見てる。知ってる。 笑わなくちゃ。あっけらかんと、なんとかなる、って。 言わなきゃならない、のに。]
(265) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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あたしたち、なにしたらいいか、 どうして、閉じ込められたのか、 最初から、わかってるはずの"原因"が、 わかんないのに、どうして。
[ホラー映画は苦手だ。 深い理由なんてない。怖いものは怖い。 この場所と同じ。楽しかったはずの空間だけど、 怖いものは怖い。理由なんて、ない。]
(266) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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待ってよ。 ほんとに、ここが、誰かの頭の中だとして、 なにか、解決しなきゃいけないんだとして、 みんなに、このことを言うの?
[この、不可解な状況に、怯えてない奴なんているもんか。 なのに、こんなことを言っていいの? きっと、あの子は、しずくとかは、泣いちゃう。 とか、うそ。いい人ぶりやがって、って、ほとほと自分に嫌気がさす。 怖いんだよね。自分が。犯人探しも、怖いんだよね。それだけ。
頼むから、そんな目でこっち見ないで。あたし、そんなに強くない。]
(267) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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今の時点で、みんなが共通してる出来事って、思いつかないし、 だけど、この中の誰かが、"ホスト"です、って。 苦しんでたみたいだから、みんなで助けてあげましょう、って。 そんなの、なんか……
[悩みを書いてください。 何かにつけて、学校から配られるプリントに、 正直に思いをぶつけたことがある人って、 どのくらいいるんだろう。
あたしには、無理だった。]
……晒し者にするみたいだ。 みんなのこと、好きだけど、悩んでるなら、力になりたい、けど、 キツイよ、それ。踏み込んで、いいのかな、そこまで。
[ごめん、いったん、口を閉ざそう。 頭、回ってないなあ、あはは、ごめんね。 気を悪くしてたら、ごめん。]
(268) 2015/06/21(Sun) 16時半頃
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/* そういえば、男子<女子の人数比の空間になったら めっちゃ逃げる素振りを見せようと思ってたんだけど、 なかなかそういう状況ないね
(-146) 2015/06/21(Sun) 16時半頃
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…….ごめん。ごめん、そういうことじゃ、ないよね。 頭、回ってないや。ちょっと待って。
[自分にストップをかける。 人差し指で、ぐいって口角を押し上げる。 考えてます、って素振りで。そんで、]
……うん、でも、やってみるしか、ないよね。 ふつーに考えて、おかしいもんね、ドア開かないとかさあ。
[オッケー。調子が戻ってきた。軽い調子で続けよう。]
とりあえず、戻ろ。みんな心配するし。 それにさ、そういうことだったとして、 みんな、無事に帰れるなら、それはいい報告だよね。 大丈夫、たぶん、なんとかなるよ。
(269) 2015/06/21(Sun) 16時半頃
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[よし。って顔を上げる。 どーだ、あたしらしいだろ、って。 たぶん、こういう答えでいい、よね。]
それにさ、今何時? なんかあたし、おなかすいてきたなあ。
[ゆらり、身体を揺らして、促す。 帰ろ。むずかしーことは、あとから考えよ。 なるようになるよ、きっと。 大丈夫、あたしたちなら。 なんとかなる、よね?]
(270) 2015/06/21(Sun) 16時半頃
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[解決になんてならない。役にも立たない。 前向きさだけが取り柄の七尾朱美は、 そう言って、今日もにいって笑う。**]
(271) 2015/06/21(Sun) 16時半頃
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/* 自殺はかったときの状況についてつらつら書いてたら、読まされる方が苦痛そうなすごいまとまりのない長文が出来た 却下だ却下
(-147) 2015/06/21(Sun) 19時頃
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[人が、自ら生と死の境界線を踏み越えてしまうその理由は、なんだろう。 深い絶望?やりきれない悲しみ?それとも、虚無? そうは言うけど、絶望や悲しみの深さなんて、誰に測れるっていうんだろう。 そして、それが弾けてしまうきっかけは?
人が聞けば怪訝な顔をするかもしれないけど、笑われるかもしれないけど。 秋野にとってそれは、1人の女性のたった一言と、未来への慢性的な不安。
それでも、その時までは、確かに耐えていたのだ。 だけど、覗き込んだ、空っぽ同然の冷蔵庫。腐り落ちた野菜。 たった、それだけのことで、全部壊れた。*]
(*2) 2015/06/21(Sun) 19時頃
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分かってるって。言わない言わない。
[恥ずかしそうにしている万里>>255に笑いながらそう言いつつ、二人で職員室を出て購買の方へと向かう。 その途中、万里が心なしか気落ちしたような様子で言ってきた言葉>>256について、うーんと考え込む素振りをみせた。]
んー…神隠しされた奴は分かんねえけど、幽霊は原減らなさそうだよな。 …ま、どっちにしろ会えないと決まったわけじゃねえだろ。 もしここがあの世じゃなくたってさ、幽霊には会えるかもしれねーじゃん。成仏してなければ、だけど。
[と、そう返してみたが、自分でもこれはどうなんだろうとは思った。一般的に考えて、幽霊は成仏してた方がいいんだろうし。多分。だがまあ、これで多少は元気を出してくれればいいのだが。]
(272) 2015/06/21(Sun) 19時頃
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/* 死因:冷蔵庫とキャベツ(腐ってる)
いやごめんまだ死んでないね……まだ自殺未遂だね……
(-148) 2015/06/21(Sun) 19時頃
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―→購買―
ああ、焼きそばパン人気だよな。俺も時々食べるし。まあ今日なら買えるだろ。 俺は…コロッケパンでも食うか、アレ結構美味いし。
[昼食の話題になれば笑顔を見せてくれたので、少し安心して。そのまま購買へと向かったものの、やはりそこに購買のおばさんは居なかった。]
だろうな… でもまあ、金置いていけば持ってっても問題ないだろ。
[カウンターへと歩み寄って、コロッケパンとその近くにあったサンドイッチを手に取る。 財布から金を出そうとしたところで、皆の分も、という万里の提案が聞こえたので、頷きつつ財布の中に居た英世を何枚かカウンターに置いた。]
(273) 2015/06/21(Sun) 19時頃
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そろそろ腹減る頃だろうし、持ってくか。 その分の金は俺が払っとく。
[どうせ、金くらい父親に言えばいくらでも貰えるし。 しかし、2人で11人分か。なかなかの量だ。そう思いつつ万里の方を向けば、一人で人数分のペットボトルを抱えようとして何本か落としているところで、軽く苦笑する。]
あーあー、無理すんなって。ちょっと待ってろ。
[一声そう声をかけると、レジカウンターの内側へと回り込み、近くをごそごそと漁った。 おばちゃんごめんな、金は大目に払ったから許してくれ。 そして目当てのもの――レジ袋を見つけると、大きめのものを3枚、小さめのを1枚手に取った。 小さめの袋に自分とコロッケパンとサンドイッチ、万里の焼きそばパンを入れて、万里の元へと持っていく。]
ほい、お前はこれな。他の奴らのと一緒にして、折角の焼きそばパンが取られちまったら嫌だろ。
(274) 2015/06/21(Sun) 19時頃
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[笑いながらそう言ってパンの入った袋を差し出す。 そうすると次は大きめの袋3枚に、残りの人数分のパンやペットボトルを入れていき、袋の手持ち部分を掴む。 右手にペットボトル5本とパン十数個。左手にペットボトル6本。 体育の授業以外では運動はほとんどしないので力はそこまで強くないが、まあ、持てない量ではないだろう。パンは嵩張るものの重量はそこまで無いし。 流石にこの状態で万里と小指を結ぶのは無理そうなので、申し訳なくもあり残念でもあるが。]
…っとと、うし、じゃあ教室戻るか。
[パンとペットボトルの入った袋を持ち上げて、万里の方を振り向き声をかける。 無理矢理ほとんどの荷物を持つ形にしたが、万里はどうしていただろう。やっぱり"おにいちゃん"らしく見栄を張りたいし、荷物持ちを譲る気はあまりないのだが。]
(275) 2015/06/21(Sun) 19時頃
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/* リストカットの致死率って5パーセントなの!?(調べた 低いなぁ……痛そうなのにね。
(-149) 2015/06/21(Sun) 19時半頃
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/* 神楽のこれを見て気付く。 万里がメシを運ぼうとしていたことを見落としたことに
……余計なことをしちまった感である。
(-150) 2015/06/21(Sun) 19時半頃
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[万里と共に居ると、時々感じることがある。 もし俺に、こんな風に懐いてくれる妹とか、兄弟が居たら。 もっと、"家族のあたたかさ"ってやつを、感じることができたのかな、って。]
(276) 2015/06/21(Sun) 19時半頃
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―回想:幼少〜小学校―
[神楽桂一の家は、父、母、息子の3人家族だった。 父親はほとんど家に居ることはなく、話す機会なんてほとんどなかった。時折話しかけても、「そうか」とかぶっきらぼうな返事しか返ってこなかった。おれのことすきじゃないのかな、と思ったけれど、別に叩かれたり悪口言われるわけじゃないから、対して気には留めてなかった。 自分や母さんのために毎日働いてきてくれているわけだし。
一方、母さんはいつも疲れたような顔をしていた。そんな顔をしながらも、ご飯を作って、欲しいおもちゃを買ってくれて、ちゃんと面倒を見てくれた。 ただ、手をつないだり抱きしめたり、一緒に遊んだりはしてくれなかったから、それが少しだけ、寂しかったけど。]
(277) 2015/06/21(Sun) 19時半頃
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[時々。夜、母親に物置に閉じ込められることがあった。]
「ごめん、ね。きっと、朝には出してあげるから。」
[母は悲しそうな顔をしながらそう言って、物置の戸を閉めて俺を一人にした。 最初はどうして、と思ったが、段々気にしなくなっていった。夜なんて寝るだけだし、朝になればちゃんと出してくれるから。
でも、閉じ込められている間。外から、母親の喘ぐような声と、泣き叫ぶような声が聞こえてくることがよくあって。それを聞きたくなくて、イヤホンを耳に突っ込んで、持ち込んだ音楽プレイヤーで、寝付くまでひたすら音楽を聴いていた。 翌朝、母親が開けてくれる時は、母はいつもより一層やつれて見えたけど、何をしてたのって聞いても、答えてはくれなかった。 閉じ込められるのはいつも父が家に居る時だったから、二人で何かをしていたのかな、とは思ったけど。]
(278) 2015/06/21(Sun) 19時半頃
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[そんな風に日々を過ごして、小学校4年生の時。 両親が離婚し、母が一人で家を出ていくことになった。]
「……っ、さよ、なら。」
[別れ際、母が申し訳なさそうな顔で、俺に何か言いたげにしていたけど、結局別れの言葉だけ言って出ていった。 父より母と過ごす時間の方が明らかに多かったから寂しく思ったし、暖かいご飯が食べられなくなるのは嫌だと思ったけど。 でも、母さんがあの疲れたような、やつれたような顔じゃなくなるなら。元気になってくれるなら、いいかな。 そう思って、手を振って母を見送った。父は、笑っていた。
母が、俺を生贄に差し出して父から逃げたのだと知ったのは、それから数年後のことだった*]
(279) 2015/06/21(Sun) 19時半頃
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/* 結局小学校4年にしたやつな。 いや流石に…この父親のとこに小学2年で置いてくのはえぐいかなって…まあ4年でも十分アレなんだけど…
(-151) 2015/06/21(Sun) 19時半頃
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[まくし立てられた言葉達>>268に、そうだよなぁ、と思う自分と、それでいいのだろうか、と疑問に思う自分がいた。
彼女の主張もわかる。けれど、鍵らしいホストへ働きかけなければ、この状況を打開できないであろうというのも事実じゃないか、と。そうも思うのだ。
けれども、だ。 ホストと、その原因を探り当てた所で、それが自分には解決しようのない話だったら? そうだな、嫌だったよな。でもガンバローゼ。そんな安っぽい言葉で解消しようのない原因だったら?
なら、自分はどうすればいい?どうにか出来るのか?]
(280) 2015/06/21(Sun) 20時頃
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──回想:秋野智広が死のうとした時のこと──
[それはとても唐突だったけど、遅かれ早かれいつかは起こりうることだったのかもしれない。
自宅でひとりきりの、静かな静かな夜のことだった。 お腹が空いた気がして、秋野は周囲を見回す。目につくところに、食料はなかった。 昨日、一昨日。俺、何を食べたっけ。 冷蔵庫には、何か残ってたかなぁ。 思いながら、冷蔵庫の前まで歩み寄り、中を覗き込む。 そこにあったものに、目を見開いた。
殆ど空っぽの冷蔵庫の真ん中に、キャベツが置いてある。 一目見て、それがもう腐っていてとても食べられないものだと気づく。
──これ、いつから此処にあるんだっけ? その疑問への答えを思い出してしまったから、もう駄目だった。 きっかけなんて、たぶん何だって良かった。思い出してしまったことが、駄目だった。]
(*3) 2015/06/21(Sun) 20時頃
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[……ああ、そうだ。 これ、あの時から、ずっとここに──]
(*4) 2015/06/21(Sun) 20時頃
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[これは、決して弁護のつもりじゃないのだけれど、聞いてほしい。 その日まで、秋野は、本当に上手くやっていたのだ。 秋野なりに、壊れてしまったものに、きちんと蓋をし続けていた筈だった。 直すことは出来なかったから、せめて見ないことで凌ごうと、隠し続けていた。
毎日のように、文化祭の準備に追われながら。 クラス委員や実行委員のメンバーと、力を合わせてひとつのものを作り上げる日々を送りながら。
その輝かしい日々を、どうしようもなく正しい時間を盾にして、秋野はずっと上手に蓋が出来ていたのだ。 それは、どうしようもなく愚かな子どもの、精一杯の自己防衛。
それがその時、全部崩れた。]
(*5) 2015/06/21(Sun) 20時頃
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……えぇと。 いつかは出られる、っつーなら、ホストってやつを、そんな焦って探す必要は無い訳だよな? なら、その話を皆にするのは、もうちょっと後でいいと俺は思う。 ……多分、まだ皆混乱してるだろうし。
[混乱する頭の中、緊急脳内会議の末に下した結論は、保留にすること。 この場所にずっといる訳にはいかない。けれど、今、焦って探す必要もない。どうやら、危険はないらしいし。
それが多分、不快になる者も少ない、最善なのだろう、と。狡い頭は、そう考える。]
……まぁ、とりあえず、飯にしねぇ? いい時間みたいだしな。
[揺れる赤毛に同調するように、その場に居る者達に笑いかけて、教室へと身を翻す。 帰ってきた帆北の土産>>263のサンドイッチを手に取って、恐る恐る頬張りつつ、黒板に書かれる文字を見遣る。 割ろうとしたのかよ。なんて不躾なツッコミは、言葉にはしなかった。]
(281) 2015/06/21(Sun) 20時頃
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[本当に長い間、そのまま固まってから、ふらりと秋野は立ち上がる。 冷蔵庫の横、水切り棚に放置してあった包丁が目に止まる。手を、伸ばした。 細い足首は、かくりと頼りなく揺れるのに、包丁を持つ手にはいやに力が入っていた。
どこを切れば、死ねるんだろう。 考えて、秋野はまず、手首を切ってみる。 瞬間、痛みにぎょっとした。流れる血がひどく赤かった。 ざわり、と背に走るものは何だろう。 少し油断をすればそのまま手を止めてしまいそうでそのまま数度切りつけてみたけれど、それだけじゃあなんだかとても頼りなかったから、赤く濡れた包丁を今度は腹部へ運ぶ。 ざく、と突き立てた刃の鋭利さに、叫びそうになった。]
(*6) 2015/06/21(Sun) 20時頃
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……いた、い、
[痛い。いたい。いたい。いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい、
───怖い。]
(*7) 2015/06/21(Sun) 20時頃
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[死ぬの、こわい。 明確にそう自覚した時には、もう殆ど意識は遠のいていた。
赤く仄暗い視界が完全に閉ざされる寸前、秋野の脳裏に浮かんだものは、きっと──*]
(*8) 2015/06/21(Sun) 20時頃
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/* わたしにホラーの才能はない!はい!(>>*7あたり怖さを狙おうとした) ぼかしてるけどこれ続きあるんですか!あります!!長いな!
(-152) 2015/06/21(Sun) 20時頃
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/* あと秋野くんは自分が蓋をしたものぐらい覚えておいてほしい うっかり開けやがって……
(-153) 2015/06/21(Sun) 20時頃
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[弱いなぁ、と思う。自分は、弱い。 いつも受け取っているような、励ましの言葉を返せる程、強い人間と言うわけでもないらしい。
垣間見えた、意外な一面。あれの、どこまでが本音なのか、建前なのか、自分には分からない。全く、情けないことこの上ない。
視界の隅を過ぎった、夕焼けのような赤色。逃げるように、ふ、と、目をそらした*。]
(282) 2015/06/21(Sun) 20時頃
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/* この村のPCさんたちの、張り詰めてるのに、それを壊さないように慎重に立ち回ってる、微妙な均衡ものすごくすきだなぁ。
(-154) 2015/06/21(Sun) 20時半頃
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―保健室―
ちょっと座って待っててね、探してくるから。
[困ったようにわたしを見詰める彼>>218に、 近くの椅子を指差して、待っていてくれるようお願いする。 座って、とはいっても足に怪我はしていないようだし 歩き回っていてもらっても構わなかったのだけど、一応。
保冷剤はきっと、冷蔵庫に仕舞われているはず。 あまり見慣れない部屋をぐるりと見回して、 奥の方で見つけた小さい冷蔵庫の扉を開く。
中からひんやりとした冷気が流れ込んでくる。 そこにあった手ごろな大きさの保冷剤をひとつ取った。]
(283) 2015/06/21(Sun) 20時半頃
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[見上げてくる幼馴染>>258を見返す。 変なことを言っただろうか。ただ、心配していることを告げただけなのだけれど。
自分の心配しろよ、という抗議なら甘んじて受け止めるのだけれど、それとは違うような気がした。 それだけじゃないような気がした。]
(284) 2015/06/21(Sun) 20時半頃
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えっと、直接肌に当てないほうがいいんだっけ……
[朧げな応急手当の処置の記憶を掘り起こして、 デスクの上に置いてあった薄い布巾を保冷材に包む。 布巾を手に取るときに湿布の袋を見つけたけれど、 たぶん酷くない怪我なら使わない、はず。]
はい、これ手首に当てててね。
[布巾で包んだ保冷剤を彼に向かって差し出す。 勝手に借りちゃったし、一言残しておいた方がいいよね。 入口付近に置いてあった生徒用の鉛筆と紙を手に取って、 借りたものとクラス、名前を書きデスクの上に置いた。]
(285) 2015/06/21(Sun) 20時半頃
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[教室の前で、水瀬に織部、七尾を見かける。 水瀬の手の中に本があるのを見て、任せてよかったと無責任に思った。
話は後で聞こう。 教室へと入る。
ひなこに続き、ただいまと言って黒板>>263に目を向けた。 確かに、これが手っ取り早いか。 しかし、割れないって。割ろうとしたのかよ、危ないな。
ひなこと別れ、黒板へと近づきチョークを手に取る。 そして、帆北の文字の下に一文綴った。
"体育館への連絡通路 開かず"]
(286) 2015/06/21(Sun) 20時半頃
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……そっか。 夜までに帰れないかもしれないんだ。
[時間のことを示唆>>219されて壁時計に目を向ける。 始業のチャイムが鳴ってから思ったより時間は経っていて、 いつになったら帰れるんだろうと心配になる。
あれ、でも、帰りたいのかな。わたし。 帰りたい、はず。 家に帰ったらやること、たくさんあるんだから。]
学校でみんなとお泊りかあ。 修学旅行の夜みたいだね。
[皆、そんな気楽な状況だと考えているはずがないのに。 秋野くんと話していると、楽しい夢を見ている気分になる。 怖いことなんて無くて、ずっとこのまま。 楽しい頃の、醒めない夢を。]
(287) 2015/06/21(Sun) 20時半頃
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お昼の時間過ぎちゃったし、教室戻ってみる? みんなお昼ご飯食べてるかも。
[少し前に別れた帆北くんを思い出して、 教室に戻ることを提案する。
ここに来るまでにいくつもの食べ物の模擬店を見かけた。 そのどれもが、数日前の光景とそっくり同じ。 食べるものには困らないね、なんて付け足して笑った。*]
(288) 2015/06/21(Sun) 20時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 20時半頃
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/* 秋野くんと話してるとメイのメルヘン思考が加速する この二人絶対一緒にしたらいけないやつ
(-155) 2015/06/21(Sun) 20時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 20時半頃
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/* ひたすらソロル、というか。 回想を書き連ねていく作業。
生きる時間が短い分、出し惜しみしないでじゃんじゃか投下できるのは嬉しい。 多分後で、『これ落としておけばよかったあああ』が発生するのは目に見えてる。
(-156) 2015/06/21(Sun) 21時頃
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[ 教室で見かけた数人。 この様子だと、多分朗報は無いんだろうな、なんて。 そう感じて、息を吐いて、席に着く。
いつかの準備の様だった。 黒板の方では、校舎の状況を書いている様子があって。 自分はもやりとしたものを抱えながら、 ぼんやり、それを見ているんだ。
でも、ああ、座るのは駄目だ。 あそこにわたしも、三階について書かないと。 義務感だけが働いて、のんびり席を立った。
ちらと見た、水瀬と七尾と、織部の方。 水瀬の手には本があって、 多分、あれになにかあるんだろうなとは思うのだけど。
読もうという気には、あんまりなれなかった* ]
(289) 2015/06/21(Sun) 21時頃
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―回想・コマドリの話―
[ 本を読むのは、あまり得意では無かった。 たった一冊、一篇を除いては。 ]
――けいとちゃん。
[ ある休み時間のことだった。 よろしくね>>0:262、と、 そう言ってから、まだ数日のことだった。 慣れない愛称で、水瀬を呼んで、 本を読んでいる彼女の前の席に、座る。
躊躇った後に、"Who Killed Cock Robin"と。 そう書かれた本の表紙を見せた時の、 彼女の反応はどうだったのだろう。
本に隠れる様にして、 やっぱり、数度躊躇った後に問いかけたのは。 ]
(290) 2015/06/21(Sun) 21時頃
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/* 誰が駒鳥を殺したの
(-157) 2015/06/21(Sun) 21時半頃
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コマドリは…どうして殺されちゃったんだろう。
[ そんな、こどもみたいな疑問だった。 だれがこまどりころしたの、って。 そんな風に訳されることもある有名な詩、らしい。 スズメに殺されてからの、可哀想なコマドリの葬式の詩。 血を抜かれて、その身体を棺に入れられて。 様々な生き物が、コマドリの為に歌い、泣く、そんな詩。
初めて読んでしまった時は、確か中学生の頃だった。 図書室にあったそれを、 たまたま手に取ったのが、きっかけ。
手に取ったのは、自分と同じ名前だったからだろう。 読み切ったその日、ひとりでひっそり泣いたのも、 きっと、自分と同じ名前だったからなんだろう。 ]
(291) 2015/06/21(Sun) 21時半頃
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……ええと、突然こんな話してごめんね! ほら、わたし、本読むの苦手でさ…
[ 答えが返って来る前に、慌ててそう付け足して、 声が聞こえてくるまで、ずっと俯いていた。
だって、所詮詩の話でしょう。って、 そう言われてしまえばそれまでだったから。 そもそも、彼女がこの詩を知っているかすらも、 知らなかったというのに、聞いてしまった。
ただ、明確な答えを出してもらわなくても、 たとえ知らなかったり、躱されたりしても、 話を聞いてもらうだけで、良かったんだ。
"コマドリ"が死んでしまうのを想像してしまっただけで、 どうしても不安になってしまった。 だから誰かに話して、不安を和らげてほしかった。
ただ、きっと。それだけの行動だったと思う* ]
(292) 2015/06/21(Sun) 21時半頃
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[鞄を机の上に下ろし、席につく。 ふう、と一息吐き出して、椅子の背もたれに寄りかかった。
さて、どう動こうか。
天井をぼんやりと見つめながら、次の行動を考える。 誰も言っていなければ昇降口へ行こう。 もし行っていて、開かないのであれば。]
三階、か。
[小さく呟く。 三階は窓が開く。 それに、行っておきたい、行かなきゃならない場所がある。
昇降口が閉じていたのなら、そこへ行こう。
目的地を定め、休むように目を閉じた。 甘い匂いに当てられたせいか、腹は全く空いていなかった。]
(293) 2015/06/21(Sun) 21時半頃
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別に、…… うん、分かったー。
[椅子を指し示す芽耶に、本当は「別に歩けるよ?」と、返そうとした。>>283 けれど、言いかけた言葉を呑みこむ。 代わりに了承の返事を返して、大人しく椅子に座り込んだ。 自分のことなのに、と思わなくもないけれど、冷やすものを探して歩き回る彼女に、たぶん、自分でもよく分からない何かを見て。 秋野は、自分勝手な甘えを優先することにした。
そうして大人しく待機していれば、差し出される保冷剤。 こやって当ててたらいいのかな、と呟きながら、先ほどよりは痛みの引いた腕に当てる。 ひんやりとした感触が気持ちいい。 この分なら、もう少しだけ保冷材にお世話になっておけば、恐らくは問題なさそうだ。 視線を自分の手に落としたまま、「ありがと」と言葉を落とす。]
(294) 2015/06/21(Sun) 22時頃
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[入口付近の鉛筆と紙を手に取って、メモを書き始めた芽耶の後ろ姿をぼんやりと眺める。
そこらに置いてある布を手に「これは何」と問えば、返ってくる丁寧な返事。 下手くそな手つきでハサミを扱う秋野にかけられる「気をつけてね」という心配げな声。 「大丈夫?」と気にかけて、保冷剤を探す後ろ姿。
振り返らないいつかの背中を、どうしてだろう、思い出す。>>222 思い出したけれど、それを何と結びつければいいのか、秋野には分からない。 ただ、少しだけ。やっぱりどこかふわつく気持ちを笑顔の形にして。]
ありがとね。
[メモを書き終えて、顔をあげた芽耶にもう一度。 今度は顔を見てはっきりと、笑いかけながら、そう伝える。]
(295) 2015/06/21(Sun) 22時頃
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ほんとだ、修学旅行みたい。 学校貸切って、ある意味すごいぜーたくだよねぇ。
[修学旅行みたい、という声には、やっぱり弾んだ声でそう返した。>>287 やっぱり、これは楽しい夢、っていうのがいちばんいいな、頭の隅っこでそう思う。 教室に戻ろうかという提案に、頷く。>>288]
戻ろ、戻ろ。 なんか、誰かが、新しい情報とか、あとごはん持ってきてくれてるかもだし。
[なかったらなかったで、どこかの教室からかっぱらってくればいい話だ。 芽耶の言う通り、食べ物はそれこそありすぎるぐらいあるだろう。 椅子から、弾みをつけるように立ち上がる。 行こっかぁ、と間延びした声をあげて、歩き出した*]
(296) 2015/06/21(Sun) 22時頃
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/* 雑な奴だなと思われそうですけど!被るの気にしてたら!動けない!という気持ちでいってます!><
(-158) 2015/06/21(Sun) 22時頃
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[方向性は定まったよう>>281で、よかった、ほんとに。微かに息を吐く。 ごめん、ごめんね。結局、最後は投げ出して。
助かりました、サンキュー、とは、言えないで、それがまたひとつ、気道を塞ぐ。 きらびやかな空間だけど、どうにも空気は薄いようだ。気のせい?
たぶん、安堵の笑みを浮かべていた。 それも、七尾朱美には似合わないから、にって歯を見せて笑い直して、 トンって床を蹴って、また恵冬の腕に、手を添えて、]
さーんせい!それがいいと思う。 ね、いいよね、恵冬。
[顔を覗き込んだ。 いいよね。急ぐ必要、ないよね。 そういう眼で、彼女の、光を受けて色を変える、澄んだ瞳を見ていた。]
(297) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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ね、帰ろ。みんな待ってるよ。
[ふいって視線をすぐそこの教室に向けて、 朝と同じように、また、軽い足取りで駆け出すのだ。]
いっちばーん、
[って、今度はあたしがゴールを切った。 がらっと音がして、教室の扉は当たり前のように開く。 唯一、日常に取り残された教室が、そこに広がっている。*]
(298) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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─教室─
あ、あたし、これもらうね! おいしかったんだよ、ここのサンドイッチ。 キッチン責任者、誰だったんだろ。
[帆北が持ち込んだらしいサンドイッチ>>260を我先にと手に取る。 そっか、あの時持ってた包み、これだったのか。 って、思い返してはまた、背中がぞわっとした。
保留。それが、"みんな"にとって、正しい判断だったのか。 それは、わからない。あたしには、わからない。 だけど、少なくとも、あたしは──]
……帆北、サンキュー、でかした!
[声張り上げて、言うなり、かぶり付いて、 ぐるぐるするのら、忘れてしまおう。食べなくちゃ。そうそう、そうだった。食べなくちゃ。]
(299) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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[パンを片手に持ったまま、自分の席からビニール袋を手繰り寄せる。]
お菓子買ってきてたんだ。 みんなで食べようよ。 ね、ちょっと、遠足みたいだよね。
[にかって笑って、袋の中身、欠席者の机に広げておく。 お菓子パーティー。そういうの、みんな、好きでしょ。 悲しいよりは、不安に身を竦めるよりは、今だけでも、楽しいほうがきっといい。
そのまま、次は、黒板に駆け寄って、叩くみたいに書き付ける。*]
『昇降口 あきませんでした ごめんね! ナナオ』
(300) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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/* 黒板何処かにまとめたい……めも? 表発言におりこんだらいいのかな。匿名メモが欲しくなるねぇ。
(-159) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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/* 「回想」が、 かつて経験したことを思いめぐらすこと。過去のことをふりかえって思いおこすこと。
……という意味なのだけど。 失った記憶の場面は、はて、どう呼ぶべきか。
(-160) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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[七尾の声>>298に、目を開けた。 よく通る声に、眩しげに目を細める。 ――その声が、耳の奥をざらりと撫ぜた気がした。
サンドイッチを持ったまま、七尾が黒板へと書きつける文字>>300を眺める。 そうか、昇降口も開かないか。
なら、行き先は一つだ。 もたれかかっていた背もたれから身を起こす。 すぐにでも向かおうと足に力を入れようとして、]
…………
[少しばかり、体が重い。 もう少し、あと少しだけ休んでからにしよう。
再び、眠るように目を閉じた。]
(301) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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―回想・中学一年― [親の離婚から七年。 親父は会社へ生活費を稼ぎに行き、自分は家の事を出来るだけこなしてきた。 嫌だとは思わなかった。弟妹が居ないのも幸いだった。 放課後は帰る時間は少し早かったが友人と遊べたし、洗濯とか掃除も嫌いではない。 料理は、最初の頃は色々とやらかした。けれど最近はそれなりに旨いものを作れている。
多分、世間一般から見れば父子家庭は大変なんだろうけれど、自分は幸せだった。 同時に、親父にも幸せになってほしいなという思いはあって。照れ臭いから言ったことはないけれど!
だから親父から、ある女の人と最近仲がいいと聞いた時も、そりゃ寂しさはあったけれど。それよりも、祝福しようという思いのほうが強かった。]
(302) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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[その女性と初めて会ったのは、一年生の冬。 親父と同い年かと思ったら、親父と比べて随分と若くって。 犯罪でもしたのか、と思わず言ったらデコをチョップされた。超痛い。
しばらく呻いていると、差し出された手が目に入る。 大丈夫? と、甘さの薄い、けれど穏やかな声が降ってきた。
今まで女性は苦手だった。 金切り声、甘い匂いをまとわせているのが、自分にとっての女性像だったから。
差し出された手を取る。そして立ち上がった。背丈は、自分のほうが大きいかもしれない。 少し顎を引いて、女性と目を合わせる。ふわり、と鼻腔をくすぐったのは、柑橘のような爽やかな香り。
大丈夫、です。 乾いた喉から、少しかすれた声が出た。 なんだ、緊張してんのか。そうからかう親父の腰に平手を入れる。言うなよ、カッコ悪いだろ。]
(303) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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[腰を擦る親父と、むくれたようにそっぽを向く自分。クスクスと笑う女性。 三人だけかと思っていた。その時までは。
ピコ、とどこかで聞いたような音が鳴る。
出処は女性。いや、その奥だ。 女性が着ている落ち着いた色のツーピースが、小さな手に握られて不自然な皺を作っている。 思わず、女性の背中を覗きこむ様に身体を傾かせる。 そこには、まだ小さい――小学生ですらなさそうな――子供が三人。 何度も瞬きをしてみるが、三人は消えない。現実だ。 ついと、視線を下げる。 真ん中の子が履いている、自分も幼いころに履いたサンダルを見て、さっきのピコピコ音はこれだったのかと納得した。*]
(304) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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[ 黒板の前に立って、チョークを手に取る。 たどり着くまでに、先に書かれていたもの。 窓が開かない、割れないとか。 連絡通路も開かないとか。 昇降口も開かない、とか。
やだなあ、って、それだけ思いながら、 やっぱり思考を、少しだけずらす。 あの時から、もう癖みたいなものになってしまった。
逸れて、視界の端、サンドイッチを見て、 それが帆北の持ってきたものと知れば、 ありがとうと言って、一息。強引に、思考を戻す。
チョークの滑る音が、小さく響いた。 ]
(305) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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…?うん。お大事にね。
[二度目のお礼を不思議に思いながら、 わたしも彼に向かって笑いかけた。 文化祭の雰囲気から離れたこの場所に居ると、 やっぱりいつもの日常ではないかと錯覚しそうになる。 普段と変わらないように見える、彼の笑顔も。
自分でも気付いていないけれど、彼の怪我を手当したのは、 きっと責任感とかそういうものだった。 勿論彼が心配だった、という気持ちもあるのだけれど。
彼がわたしの向こう側に誰かを見ていた>>295ように、 わたしもまた、彼の向こう側に他のひとを見ていた。]
(306) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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『三階、非常階段は開かない。窓は開いた。 でも、』
[ でも―――でも、なに? 迷う。チョークを持った手に力がこもって、 黒板に強く擦れた先、欠片が落ちた。 う、って、何かが逆流しそうになる。 誰も見ないでほしいな。 今のわたしはきっと、少し、顔が青ざめてる。
どこからも出られないって、それに向き合うのが怖い。 自分の言葉が、決定打になってしまいそうなのが、怖い。 でも――でも、言って良い、よね。そうだよね? だって、そんな怖がってる人、多分、いない――よね?
ぱきん、チョークがまた、砕けて落ちる。 ]
(307) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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―回想:家族―
[料理も、裁縫も、誰かのお世話も好きだった。 それがわたしの役割だったから。 計算はあまり得意にはなれなかった。 それはわたしの役割じゃなかったから。
自立できるようになる前に母に置いて逝かれ、 ふたりきりになってしまった。 わたしが高校生に、兄が大学生になる前のこと。
母は親族とはあまり仲が良くなかったらしく、 頼れる大人も居なかった。 突然放り出されてしまった子供ふたりは、 お互いだけが頼りだった。]
(308) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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/* 情報小出しにしていくの楽しいんだけど、 自己満になってないかっていうのと、 何を投下したのかわかんないっていう2大弊害
(-161) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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『たぶん、出られないと思う。』
[ 迷った末の、ぼやかし。誤魔化し。 書き終えて、また、罪悪感の様なものがこみ上げた。 どういうことだよって言われたら、 どうしたらいいんだろう。 みたいに責められたら、どうしたらいいの。
不安が消えてくれなくて、離れてくれなくて。 そのせいだろうか。 綺麗だねって言われていた字は、少し、崩れていた* ]
(309) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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[なんでもない日常の生活は、慣れないうちは大変だった。 兄はバイトも大学生活も初めてだったし、 わたしは母が受け持っていた家事の多さに翻弄されていた。
母の死を悲しむ暇もないくらいに忙しくて、 それでも、ふたりだけの日常は幸せだった。
兄がお金を工面して、わたしが家で家事をする。 わたしは兄が、兄もわたしが居ないと成り立たない。 お互いがいないと生きていけない。 ――そう、思っていた。*]
(310) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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―現在:保健室―
わたし学校にお泊りしたことないから、楽しそうだなあ。 それに、夜の文化祭なんて中々見られないから、 ちょっと不思議な気分になりそうだね。
[弾んだ声>>296に、直前までの思考はかき消される。 お昼ご飯の話をしたから、お腹がすいてきた気がした。]
じゃあ、行こうか。
[勢いよく立ちあがった彼に続いて、保健室の扉をくぐる。 相変わらず、非日常は視界いっぱいに広がっていた。*]
(311) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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/* なんだか兄妹の設定、鹿島(1.5村)と似てるんだよね まるで差別化できていない
そういや落ち考えてるときに以前の村の記憶思い出してたら、鹿島悩み解決してたっけと今更になって(真顔) あのひとマネキンに包丁ぶっさして返り討ちにあった記憶しかないんだけど……
(-162) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 23時頃
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― 消失した回想・中学時代の野球部 ―
[野球をやっていれば、翔一郎兄貴の話はたびたび巻き起こる。 あの日だってそうだ。クラブメイトの七尾がそれに食らいついてきた。>>128>>129]
おう、いいぞ! 俺にまかせろ!
[サインを貰ってくることをせがまれるのは、初めてではない。 預かったノートや色紙を、たまに家に帰ってくる兄貴に見せて、それを伝えれば。 兄貴は機嫌よく笑って応じてくれるのだ。
サラサラと記されていく、お洒落に崩れた『帆北』の文字。 それを見るたびに誇らしい気持ちになったものだ。
翔一郎兄貴は、みんなのヒーロー。 誰もが知ってる、この世の主人公。
野球が全てだった中学生の俺は、兄貴の真似をして笑う。]
(312) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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兄貴は兄貴だぜ。俺はまだまだだ。 体力も全然かなわねーし……。 とりあえずさ、今度の地区大会は軽く優勝したいし、頼むぜ七尾。
[七尾の感心したような視線に、ちょっとくすぐったくなりながらも。 兄貴と同じ血が流れている俺としては、誇らしい気持ちと一緒に、負けじと活躍してみせるという気力が沸く。
このチームは大好きだ。 たった1人が活躍してもどうしようもないのが野球。 だから、各々の得意なことを知り、支え合って、高みを目指す。
七尾がクラブメイトだと知った時は、俺も他の男子部員と同じく目を丸くしたもので。 でも、少しの驚きはあれど、髪を短くしてバットを振る彼女の姿を、すぐに仲間として認めた。 ――俺たちと、何が違うのだろうと。そう思ったから。
たしかに彼女は、俺の知る“女子”の姿とは違う。 けれどむしろ、だからこそ、野球という繋がりが全てを受け入れる。 他の細かいことなんてどうでもよかった。
主人公は、仲間を決して拒絶しない。そうだろう?*]
(313) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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/* あと1時間や。
とりあえず今やることは他の人の補助でいいんだが、 せめて相馬をどうにか離脱させたいところ。
(-163) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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[もたもた。よたよた。 ペットボトルを取り落した…に袋を探してくれた神楽に>>274ありがとうと笑顔で答えて、袋を受け取ろうとした。 しかし神楽はあっという間に…の手からボトルを取りあげると、手際良く袋に詰め込み、小さい袋をこちらに渡してくる。 手に渡された袋と、神楽の手に持たれている重たい袋を、交互に見比べて、慌てて近寄る。>>275]
だめだよ!私も持つよ! あ、ちょっと、神楽くんてば……!
[問答無用で持たれた袋の数々を追っかけるけれど、知らぬ存ぜぬという顔ですたすたと歩く神楽は譲ってくれなそうだ。離された小指が少し冷たくなっていて寂しいのもあり、教室に着くまで、…はずっと神楽の袋を奪おうと奮闘していた。*]
(314) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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[あぁ、あの感覚だ。
例えば、甘やかされる女子への嫉妬を聞いた時のような。 例えば、自分の気に食わない奴がでしゃばってることへの不満を聞いた時のような。 例えば、出来損ないの息子への苛立ちを、扉越しに聞いた時のような。
自分に向けられたものでなくとも、毒は毒でしかない。 分け与えられたそれが、体中に染み込んで煮詰まっていくような、奇妙な感覚。]
/* どっかで使いたい。φ(゚▽゚*)メモメモ
(-164) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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/* あっなんか書いた人は意図してないのかもしれないし、そうだとすると大変申し訳ないんだけど、>>313のえぐみめっちゃすきだ それと同じで、書いてる人は意図してなさそうなんだけど、実は中身がめちゃくちゃひなこちゃん怖い
(-165) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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/* 夜の8時50分までもっていける気がしません
(-166) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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──保健室→教室へ──
ただーいまー。
[間延びした声で言いながら、芽耶と共に教室へ入る。 真っ先に目に入ったのは、机に置かれた食べ物>>263と、黒板に散らばる文字たち。
『窓、どこも開かない、割れない』>>263 『体育館への連絡通路 開かず』>>286 『昇降口 あきませんでした ごめんね! ナナオ』>>300 『三階、非常階段は開かない。窓は開いた。でも、たぶん、出られないと思う。』>>307>>309]
わー、すごい。 駅の伝言板みたい。
[確かにこうやって書いておけば便利だなぁ、と。その内容よりも、書置きを残すことの便利さに感心する。 ついでに、なんとなく黒板に近づいて考えてみる。 窓が割れなかったことは、健五郎が既に書いてくれていたし、後は。]
(315) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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……。
[書くことが、特に何もなかった。 伝言板に仲間入り出来なかったことに少しばかり肩を落としながら、今度は飲食物の山の方へ。]
あ、このサンドイッチ、文化祭ん時、食べてない。 もらうね、あんがとー。
[書置きを目にして、喜んでサンドイッチを摘まむ。 ついでに、近くの机に広がっていたお菓子にも手を伸ばす。>>300 文化祭の時も何だかんだやることは多かったから、あまり他のクラスの企画を満喫出来なかった者もいるだろう。 こうやって、あの時出来なかったことも味わい直せるんだから、いいじゃんね、なんて。 黒板の文字の意味を把握したって、思考は未だ、危機感のないものだった*]
(316) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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―教室―
[保健室から、秋野くんと共に教室へ戻る。 教室に入った途端に気付くのは美味しそうな匂い>>299。 少し遅れてから、黒板に書かれている情報に気付く。 そのどれもが学校から出られそうにないことを示していた。
やっぱり学校でお泊りかな、なんて考えて教室を見回すと、 瞳を伏せている委員長の彼>>301の姿が目に留まった。]
……寺田くん?
[寝ていたら起こしてしまうのは申し訳ないと、 囁くように小さく声を掛ける。 思わず声を掛けてしまったけれど、 特になにか用があった訳ではなかった。
ただ、うまく言葉にはできないけれど、 彼の様子が普段と違う気がして*]
(317) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* プロで、『ひなこちゃんと沈む〜』と書いたのだけど。 女の子強いね…………徹がずんずこ沈んでいくのに、ひなこちゃんその度に引き上げてくれて、ヒーローだよ…………
徹はほっとくと、底突き抜けて沈む。
(-167) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* 普段と変わってないひとなんて秋野くんぐらいでしょって思わざるを得ない
(-168) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* これまでの秋野 ・文化祭ひゃっほう! ・手首痛くてテンションが下がる ・お泊り会!と思ってテンションが上がる ・伝言板に書くことなくてテンション下がる ・サンドイッチ食べられてテンション上がる
………。
(-169) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 23時半頃
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―現在・教室― [名を呼ぶ声>>317に、ふっと意識が急浮上する。 ゆっくりと開けていく視界が写したのは、藤堂だった。]
藤堂。どうした? どっか、行ってみた?
[いつものような声音で、少し首を傾ける。 机の上に無造作に放っていた鞄を下げ、机の横にかけた。
自分だけ座っているのもなんだか悪い気がして、自分の前の席の椅子を引く。 座るように勧めてみたが、どうだろうか。]
(318) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* 神楽と万里以外、教室に揃っちゃったか。
毎度、多角になりがちだよなー むー うまい回避方法を編み出したい
(-170) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 23時半頃
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[ 崩れた文字をぼんやり、見ていて。 どれくらい経っただろう。人の声がした>>315。 チョークを置いて、すごい、と言った、 似た雰囲気のクラスメイトを見上げる。 ]
伝言板…かー。
[ 話を合わせようにも、なんとも微妙な返しだった。 そのせいで、ふ、と言葉は消えて、 視線だけ、彼>>316の背を追う。 ]
(319) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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[ ああ、サンドイッチ。食べた方が良いのかな。 食べなきゃ、多分駄目だよね。って。
そうやって、校舎から出られないことから、 そっと目を逸らして、置かれている場所へ向かう。
サンドイッチをつまんで、口に入れる前に。 もう一度、手に取っている秋野を見上げて、 ]
…あきのくん、かわってないね。
[ 少しだけ羨ましさを混ぜて、呟いた。 ]
(320) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* >>318 寺田くんがジェントルマンだ
(-171) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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[どうやら、脱出手段は無いらしい。黒板に並んだ文章を反芻する。 もし、水瀬の言うことが真実なのだとしたら、そういうものなのだろう。 察するに、自分達は、ホストの抱える原因とやらを解決しなければ出られない。そういうものらしい。
それにしても。 ホストについての件は、保留、と。 そう下した自分の判断は正しかったのだろうか。
分からないけれど、少なくとも、目に見える分裂は無い。今のところは。 なら、きっと今はこのままで構わないのだろう。
サンドイッチの最後の一口を飲み込んで、鞄の中、購買で手に入れた炭酸飲料を胃に流し込む。 一緒に買ったおにぎりは、悩んだ末に1つだけ包みを開けて、頬張る。
普段なら、真っ先に分け与える相手は、サンドイッチやらお菓子やらを満喫しているらしい>>316。なら、自分の出る幕はない。
そうして、昼食を済ませた後は、適当に校舎を歩き回る。それでも、やはり収穫はなかった。*]
(321) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* フィルタで注目選択しようとしたんだけど、ひなこちゃんの発言数51回てすごい(この時点でおれ36回、少ない人で16回
(-172) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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[戻ってくる面々を横目で見つつ、黒板に次々と記されていく字を見る。 >>315やはり、どこも開かないらしい。本格的に閉じ込められているということだろう。
3階以上の窓についての記述が少し気になるが、見に行ったのは駒鳥だったか? どちらにせよ、ここが精神世界だというのなら。普通に脱出することは、諦めたほうがいいのだろう。
誰が『ホスト』なのか。 ……まだ、深く考える気にはなれなかった。 自分のことさえ、全然整理がついていないのに。
頭痛がする。 微かに、深く。
>>300七尾がどこからか持ち出した袋から出てきたお菓子と、遠足みたい、という言葉が聞こえた。]
(322) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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遠足なら、あらかじめ準備したかった。 遊べそうなもの、ありったけ持ってきたんだが。
[ぼやきながらポテットチップスを、もらう。
兄貴の誰かに聞いた話では、俺は遠足や旅行の時も荷物が多いタイプだったらしい。 余計なものまでバッグに詰め込んで、もっと絞ったほうがいいと言われても、 「持てるから大丈夫」と、体のでかさと体力を言い訳にして聞き入れなかったという。
それは中学の野球部の、合宿の時も同じだったと。 ……一欠けらも覚えてはいないのだが。]
(323) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* あーーー!!!あーーー!那由多ーーー!!!それおれのーーー!!!あーーー!!ほしかったーーーー!!(自業自得) ま、待てばよかった ぐぬぬ
(-173) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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[目を開いた彼から出た声は、至って普段と同じ>>318。 気のせいだったのだろうかとすぐに思い直す。 引かれた椅子に横方向に座って身体を捻り、 兄の裁縫箱を膝に置いて彼に顔を向けるようにした。]
ううん、わたしの気のせいだったみたい。ごめんね。 被服室と、保健室に行ってきたの。 忘れ物取りに行ったんだけど、 一緒にいた秋野くんが怪我しちゃって。
寺田くんは、どこかに行った?
[詳細を尋ねられれば、そのときのことを話しただろう。 そして彼はどうだったのだろうか、と質問を返した。*]
(324) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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だーめ。こーいう力仕事は男に任せときゃいいんだって。
[私も持つ、と言う万里>>314に対してからかうように笑いながら、購買を出てすたすたと教室への道を歩く。 途中何度も袋を奪おうとしてきたが、その度にひょいっとその手をかわして袋を死守した。そんな風に攻防戦を繰り広げているうちに教室の前へと辿りついただろう。]
奪えなくて残念だったな?
[そう言って万里に向けて意地悪そうにくくっと笑ってみせる。もし教室の前にまだ水瀬達がいたようなら、「戻ったぞー。先教室入ってるからな」と軽く声をかけてから、教室の中に入るだろう。]
(325) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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―3-1教室―
たっだいまー。コレお土産…あ、先越されてた。 ま、いいや。とりあえずここに置いとくな。
[教室に入り、袋を軽く持ち上げて示してみせたが、既に教卓の上には誰かが持ってきた飲食物があるようだった>>263。なんということでしょう。 まあ出られないんなら夜ご飯に出来るだろうしいいや。 そう思いつつ袋を最前列の空いてる席の上に置いて、自分の分のペットボトルをそこから取り出した。 それから何やら色々書いているらしい黒板へと目を向ける。 どうやら脱出方法はどこにも見つからなかったらしい。3階の窓は開くけど出られないと思う、というのは少し気にはなったが。]
(326) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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/* ホストのことは、別段知らなくてもいいかな。 水瀬に会えるかどうかで決めよう。どっちでもかまわない。
寺田的には、あとで水瀬に聞こうと思ってるし、 PL視点では、これ以上寺田に背負わせたらアクロバティック自殺しそうで怖い。 多分、俺ホストかも、と自己疑心に陥って、アグレッシブに自殺する。怖い。
(-174) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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[――そうしていると、いつの間にか窓の外は暗くなってきたように思う。 登校してから、もうそれだけの時間が経ったのだろうか? それとも、時間の流れそのものが早くなっているのだろうか?
開かない窓ガラスの向こうを見ていると、俺の後ろを誰かが横切った。]
……相馬?
[振り返ると、ふらふらと教室を出て行く相馬を見た。 何やらさっきから様子がおかしい気がする。
どこへ行くというのだろうか。 先程、同じように教室を出て行った藤堂を思い起こす。 忘れ物を取りに行っただけかもしれないし、追いかけるべきかどうかは迷った。
迷っているうちに。 どちらへ行ったのかは、また分からなくなる。*]
(327) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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[分かったことはここに書く流れなんだろうなと察して、黒板の前に立つ。チョークを持って、色々書いてる文章の下に『職員室の電話、使えない』とだけ簡単に書いてチョークを置いた。]
さて、じゃ、腹減ったから早速食うかなー。 万里ー、俺の分のパンちょーだい。
[くるりと反転して黒板に背を向けて、二人分のパンの袋を持っているだろう万里の元へと歩み寄る。彼女が袋の口を開けてくれたなら、そこから自分のコロッケパンとサンドイッチを取り出して、適当な席に座って食べ始めるだろう]
(328) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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/* やべ!あと10分なのに風ちゃんの離脱フラグ……!って青ざめてたら健五郎の軽やかな、この、この すごい
(-175) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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/* THE☆進行厨
(-176) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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/* >>323「ポテットチップス」 不意打ちで笑った
(-177) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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[気のせい>>324って、なんだろう。 眉をほんの少しだけ顰めて、心当たりを探る。が、出てこない。 まあいいか。
次いで聞いた、秋野が怪我をしたという報告には、困ったような顔になる。]
怪我って……今、医者にもかかれないんだから。
[肩を落として、溜息。 無茶はよしてくれ、と後で言いに行こうと決めた。丁度、教室にも居る>>316ことだし。]
忘れ物、回収できたか? 俺は、体育館の連絡通路に行ったよ。やっぱり開かなかったけれど。
[つい、と黒板>>315を指さす。 見ない間に増えていた文字>>307>>309に目を通して、ひなこの声>>226が蘇った。
へんなかんじ、か。]
(329) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/22(Mon) 00時頃
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/* 「だーめ」とか「ちょーだい」とかちょいちょい子供っぽい気がしなくもない。そして相変わらず万里はかわいい(定期)
相馬のマネキンはどうしよっかなー。なんか見たい人多そうな気がしてだな
(-178) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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─教室─
[ふいと寄ってきた帆北>>323に、 ポテチチップスをおすそ分けしながら、 独り言のような言葉に対する返答らしいセリフに、 数度、まばたきを繰り返した。
帆北がいた。 七尾朱美の知っている、帆北健五郎が、そこにいた。]
(330) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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―夜:1F廊下―
[いくら、訳のわからない世界といえど、生理現象は存在するらしい。 和気藹々としている教室を離れて、用を済ませて。 そうして、教室に戻ろうとした所で、ふらり、何処かに向かう影を見た。]
……相馬?
[呼びかけても、彼女は歩みを止めることなく、階段の方へと姿を消す。
ぞわり、妙な胸騒ぎがしたのは何故だろう。 彼女が消えた方向に、足を向ける。]
(331) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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─回想/中学時代─
なにその大荷物! 旅行じゃなくて、合宿だよ?!
[素っ頓狂な声をあげたけれど、 多分、とうにいろんな人に似たことを言われた後のようで、 憮然とした、というか、拗ねたような、そんな表情は、その体格の良さとチグハグで、 思わず周囲のチームメイトと、ゲラゲラ笑った。]
練習のあと、そんな遊ぶ元気あんの、帆北くらいだよ。
[パンパンに膨らんだ鞄を、からかうように誰かが叩いた。 それに便乗して、下らないけれど、バカみたいに盛り上がって、大受け。
結局、そうは言っても、夜になれば、 カードゲームや、馬鹿話でまた盛り上がるのだ。
それも、帆北は忘れている、のだろう、当然。 それは少しかわいそうだな、と思う。]
(332) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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─現在/教室─
UNOとか、トランプとかねー。
[代わりに、口にしたのは軽い同意。 ケラケラと笑い飛ばして、自分もポテチをつまんだ。 しょっぱい。]
まあ、遊び道具もだけど、 夜が来るならさ、寝袋とか、持ってくるべきだったかもね。 保健室は、女子に譲るにしてもさあ。
[雑魚寝かあ、って言いはするけど、まあ、それも楽しいよね。 軽い、軽いやり取り。その調子のまま、ふと、 人の動く気配に、振り返る。]
風子?どこいくのー?
[トイレかなって、思って、いってらっしゃいって声をかけた。 ケラケラ、笑ったまま、ひらりと手を振って、]
(333) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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