143 【R15】善悪の彼岸
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が9人、人狼が1人いるようだ。
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大変、人狼が出たよ! いつもは嘘だけど、今度は本当の本当に本当!
(0) 2014/12/18(Thu) 00時頃
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―キーンコーンカーンコーン‥‥
[1日の始まりを告げるチャイムの音。
それを聞きながら目覚める者、はたまた、用意された食事に手をつけながら聞くもの、様々だろう。
そして、チャイムの音に続いて、教師から告げられる簡単な連絡事項。
普段の、本が追加されただとか、新しい花が植えられたとか。
今日の連絡事項は、そんな、取り留めのないものとは違った]
(#0) 2014/12/18(Thu) 00時頃
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[かつり、靴音と共に食堂に足を踏み入れる]
おはようございます。 今日も1日元気に頑張りましょうね。
[食堂の前に立ち、マイクを持って、書類を読み上げる。 寮内に響いているからか、少々音量が大きいのは御愛嬌だ]
それから、連絡事項です。 キャサリンさんは、模範生として認められました。 おめでとうございます。
[彼女がそこにいたならば、にこりと温和な笑みを向けて、続けた]
今日の就寝時刻には、外の世界に出ていく事となりますので、支度をしておいてくださいね。
[ぷつん、とマイクを切る音と共に放送が途切れる。 食堂にいた者には会釈をして、部屋を出ていくだろう*]
(1) 2014/12/18(Thu) 00時頃
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/* なんだろう この お見合い的な誰も動かない 感じ。 動いちゃおう、かな。かな…。
あ。改めてまして、よろしくお願いします(ぺこん)
(-0) 2014/12/18(Thu) 01時頃
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―食堂―
[昨日と変わりない筈だった朝食の席に、珍しい姿――キャサリンを見つけて、少女は目をまんまるくして驚いた。 彼女は物静かに…言葉少なに席に座り、朝食のサンドイッチへ申し訳程度の手をつけている]
……!
[声を掛けにいこうと思ったが、今は食事中だ。 まずは食べ終わってから…と、少女は自分の席につく。
他には誰がいただろう。 なるべく寝坊せずご飯を食べるのは、模範的な行動に必要なことだが、それでも誰だって、時には少しベッドでのんびりしたくもなる]
(2) 2014/12/18(Thu) 01時頃
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[靴音>>1に、背筋が伸びる心地がした。毎日体験しても、どうにも慣れない。 ぴんと意識を張って、少女は緊張気味に教師リンダを見つめた。
連絡事項は、常なら牧歌的で平和なもの。 それでも聞く時に緊張してしまうのは、教師リンダが醸し出す穏やかな凄み――が原因といったところだろうか]
…――― !!!?
[そうして、彼女の口から発せられた驚愕の連絡事項。 思わず、教師リンダとキャサリンとを交互に見てしまった]
(3) 2014/12/18(Thu) 01時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/18(Thu) 01時頃
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―食堂―
[朝。 規則正しい時間に起床し、朝食をとろうと食堂へ。 既に誰かの姿はあったか。 静かに席に座り、朝食のサンドイッチを口に運ぶ。
朝のいつも通りの――そう、最近姿を見かけなかった、 キャサリンの姿があること以外は、いつも通り。 昨日、ドームの外の、きっと此処とは違うだろう空について話したサミュエルの姿は、あっただろうか。
そして食べている最中。 先生がいつもの様に来て、いつもの様に何かを告げる。 …筈だった>>1。]
(4) 2014/12/18(Thu) 01時頃
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………、っと。 [突然の大きな――この世界では、とても大きな出来事に。 思わず持っていたサンドイッチを落としかける。 模範生として、キャサリンが認められた?]
……おめでとう?
[どうして疑問形になったのかは分からない。 突然のことだったからだとは、思うけれど。
そうぽつりと呟いた言葉は、誰かに聞こえていただろうか。
視界の端。声には出せないものの、 同じく驚いている様に見えるホリーの姿が、見えた**]
(5) 2014/12/18(Thu) 01時頃
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[模範生は、すごいことだ。 …キャサリンが外へいってしまうのは、淋しいけれど。 これは、お祝いすべき ことだから]
『おめでとう』
[メモ帳に書いた祝福の言葉を、キャサリンに向かって掲げる。 彼女は病人特有の薄青い表情で、黙って穏やかに笑って*いた*]
(6) 2014/12/18(Thu) 01時頃
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……、…?
[耳に飛び込んできた疑問符>>5に、声の主を探すように少女の視線が揺れた。 模範生になりなさい、というのは、教師が重ねて言う言葉だ。 ただしいことばだ。
なのに、なぜ。 …疑問? ……よく、わからない]
…――、
[相手は不審に思っただろうか。 だがそれでも視線の先に在る藤乃から、しばらく目が逸らせないでいた**]
(7) 2014/12/18(Thu) 01時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/18(Thu) 01時半頃
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―食堂―
[朝、食堂に出向いたら、キャサリンがいた。 おはよう、キャシー。そう何気なく挨拶をしたものの、通り過ぎて、席についてから首を傾げる。 そういえば、彼女の姿を目にするのは、久しぶりな気がする。 これは一種"特別"な出来事なので、今すぐにスケッチブックを取り出したい気持ちは山々だったけれども、お行儀が悪い、と言われるのが目に見えていたので、 食事が終わったら彼女を引き留めなければいけないな、と思う。]
(8) 2014/12/18(Thu) 02時半頃
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[黙々と、いつもと同じように用意された朝食を口に詰め込んでいたら、 いつもと同じようなアナウンスの中に、ビッグニュースが紛れ込んでいた。 思わず叫び出しそうになったけれど、口にものをいれたまま喋らないように、とは随分と昔から言われていたことだったので、 ただ、驚愕の視線を、当事者である少女に送るしかできなかった。]
……!
[パチパチ、とおざなりな拍手を送りながらも、考えることはいくつか。 一つ、これはとてもおめでたいことだということ。 二つ、彼女を、この衝撃的なシーンを、描かなければ、ということ。 最後に、うっすらと頭の片隅で点滅した疑問。どうして、彼女だったのだろう。**]
(9) 2014/12/18(Thu) 02時半頃
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―朝:食堂―
[少女は、朝には強い方ではない。 目覚まし時計に叩き起こされながら目覚めて、半ば机に突っ伏すようにして食事を採るのが何時ものこと。 教師が運んできた連絡事項>>0は、そんな眠気を吹き飛ばす程の衝撃だった。
むくりと頭を起こし、前髪の隙間から見えた少女―名を呼ばれた病弱な彼女を凝視した後、小さな拍手を送る]
……良かったじゃない。おめでと。
[口元に薄い笑みを湛えて、祝福の言葉を送る。 どこかぎこちなくなってしまったのは、きっと、まだ夢現だったせい**]
(10) 2014/12/18(Thu) 07時頃
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そだね。器用なのはいいことなんだと思う。けど、藤之助のような落ち着いた雰囲気や、読書に集中出来るそういうのも大事だって俺は思う。
[少しばかり口角を吊り上げて彼の言葉に返す。ボールの音を越えて届いた彼の声を聞きながら、リングにぶら下がる手を放した。]
....シキがあるの?へぇ、面白そう。暑かったり寒かったりするんだよね。快適な此処とは違って。
[星が綺麗に見えるとか、シキが存在するとか、やはり”本物”の外の世界には自身の知らない事がたくさんあるようだ。”人工の世界”は何不自由なく自分たちを生かしてくれるが、”本物の世界”は季節という概念があり、その時その時に適応出来るように過ごさなければ快適な暮らしは望めないのだという。]
(11) 2014/12/18(Thu) 08時頃
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俺は出てみたいかも、外に。”本物”の外の世界、見てみたい。星が綺麗な夜空も、暑かったり寒かったりする四季も、全部見たいし、感じてみたい。
[藤之助の問いに返す。外の世界のこと、少し聞いただけでもかなり興味がそそられた。だけれど、問題は一つ。それは、サミュエル自身が”モハンテキ”生徒に果たしてなれるか否か、だ。**]
(12) 2014/12/18(Thu) 08時頃
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[見えた姿は、自分の呟きを聴き取ったのか。 此方に視線を向けてきた>>7。]
あ、…ああごめんね。 ほら、突然のことだから、びっくりしたんだと思う。
[言葉が発せず、筆談で会話するホリーと話す時は。 ペースに合わせられる様に、ゆっくりと。
自分でも上手く言えなかったけど、うん、きっとそうだ。 だって、先生に模範生として認められる事も、 そうして"大人"になる事も、正しくて、素晴らしくて。 自分たちはずうっと、それを目指していたから。
苦笑して、気まずさを誤魔化す様に手をひらひらと振る。 幸いにも、先生は既に部屋を出た後だ。 この様子は見られなかっただろう。少しほっとする。]
(13) 2014/12/18(Thu) 12時頃
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……キャサリンは、外の世界を見るんだね。
[ちらと、病弱な彼女>>0を遠目に見る。 白い顔の彼女。 模範生と認められて、外の世界へと出る彼女。
昨日、サミュエルと話したこと>>12を思い出す。 外の世界を、彼は見たいと言った。 本でしか知らない世界を――知識を、実際に見られたら。 それはきっと、素晴らしい事だと。 自分もそう思って同意を示した。
…もっともそんな淡い期待も、興味も。 キャサリンの様に、模範的にならないと駄目なのだけど。]
外の世界、あの子の体調も、良くなればいいね。 ここより快適なのかは、分からないけど。
[そう、昨日のことが過れば、苦笑は抜けて、柔い笑みへ。 キャサリンと似て病を持つホリーは、何を思ったか**]
(14) 2014/12/18(Thu) 12時頃
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[ゆっくりになった藤乃の口調>>13に、少女の目元が綻んだ。優しい彼は、自分と喋る時は必ずこちらに合わせてくれる。 いつものことだが、何度繰り返しても、嬉しいものは嬉しい]
……?
[謝る様子に、今度は反対側に首を傾げた。 メモ帳と黒クレヨンを取り出し、綴る]
『おどろくは』 『わるいことじゃ ない』
[ただ驚いた時に言葉が正しく出てこないのは、少女にも分かる感情だから。ひらひらした手に、こくりと頷いておく]
(15) 2014/12/18(Thu) 13時半頃
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『ほんものの たいようは』 『からだに いいって』 『ほんで』 『よんだよ』
[自分やキャサリンのような、病持つ子供が元気になるにはどうしたらいいのか。知りたくて、図書室の主みたいな藤乃に、分かりやすそうな健康の本を、見繕ってもらったことがある。
そこに、書いてあった。 本物の太陽は、人にとって大事な健康の種素を作り出すのだと。 少女はその記述を、よく覚えていた。外に出られれば…という憧れとともに]
『だから』 『きゃさりんは だいじょうぶ』
[彼女も、…そしていつか、自分も。 相手の柔らかい笑みに、こくこくと強く応じてみせた**]
(16) 2014/12/18(Thu) 14時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/18(Thu) 14時頃
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ー朝・食堂ー
[模範生となる為には、しっかりとした生活習慣を整えなくてはならない。だから僕は今日もしっかりと朝食の時間に間に合うように起きて支度をした。 そして聞く、アナウンス>>1]
へぇ、おめでとうだね、キャサリン。
[パチパチと手を叩いて祝福の意を示す。あれこれも良くないのだっけ?そんな事を思いながら食事を再開する。
どういう評価が為されて、彼女は模範生となったのだろう。 羨ましいと思っても妬ましいとは思わない。思ってしまうのは模範的じゃない気がするし、模範生となってないのは自分に足りないところがあるからだ。]
(17) 2014/12/18(Thu) 14時半頃
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―食堂―
[あれ、キャサリンが居る。体調が悪くて、部屋にいることが多かったように思うのだけど。浮かんだはてなマークを隠すこと無く、食堂の入り口で立ち止まり首を傾げた。 それもつかの間、すぐに食べ物の匂いに気を取られる。今日はサンドイッチみたい。てくてくとテーブルに歩み寄って、自分の場所に座った。目の前に置かれた朝食に手を伸ばし、かぶりつく。]
今日も美味しいねえ。
[幸せそうに呟き、目を細めてもう一口。うん、食べている瞬間が幸せだ。モゴモゴと咀嚼していると、靴音>>1が聞こえてきた。手の中のサンドイッチを名残惜しそうに置いてそちらに目を向ける。 どうやらキャサリンがが模範生となったらしい。ずっと部屋にいても模範生になれるんだろうか。ふっと湧いた疑問は、目の前の食べかけのサンドイッチの前には勝てなかった。それに、今日はやりたいことがある。早く終わらないかなあ。]
(18) 2014/12/18(Thu) 16時半頃
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[先生が立ち去った事を確認し、再びサンドイッチを食べ始める。先程より味のしなくなったそれを胃に収めると、お皿を重ねて置いておいた。 椅子から立ち上がり、キャサリンの元へと歩み寄る。]
おめでとう、キャサリン。
[ありきたりな応援の言葉でも、少女にとってはこれが最大限のお祝いの言葉だった。 模範生となるのは良いことだ。だから、それになれた彼女は良いんだ。そんな単純な方程式に従って、モニカは笑いかける。]
外の世界でも、頑張ってね。
[そう激励すると、キャサリンは頷いただろうか。もう一度ニッコリと笑って、モニカは食堂を後にした。]
(19) 2014/12/18(Thu) 16時半頃
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―図書室―
[周囲に誰かいないかを確認して、ソロリと図書室の扉を開ける。小さく空いた隙間に体を滑り込ませ、モニカは図書室へと侵入した。向かったのは、この前見ていた棚の前。一番厚い本を取り出し、とあるページを開く。そこには、幾重にもティッシュにくるまれた何かが挟まっていた。]
秘密秘密、っと。
[先生に知られたら、当然怒られてしまう。そうなったら食べる物が減らされてしまうかもしれないし、寝る時間になっても怒られるかもしれない。それは嫌だ。 静かにティッシュを一枚一枚取り除くと、そこには一輪の花があった。本の重みに潰されて平たくなっているが、形は綺麗に残っている。 それにそっと触れながら、モニカは小さく唸った。]
もう少し、かな。
[新しく持ってきたティッシュに花をくるみ直し、再び本に挟む。そしてその本を元通りに戸棚に戻した。]
早く出来ないかなあ。
[浮かれたように呟いて、少女は静かに図書室を出て行った。**]
(20) 2014/12/18(Thu) 17時頃
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ー食堂・朝ー
へぇ、あの子が。
[アナウンス>>1を聞いた第一声はそれだった。身体が弱く、病に冒され気味だった彼女には、これが良かったのかもしれない。]
良くなるといいね、その病気。
[それだけ言って、朝食を取り静かに食べる。どの辺が模範的とされたのかは全くわからないが、彼女が不真面目な少女では無いということだけは分かった。自分も、真面目を意識するでなく、不真面目な生活を送らないよう心がければ良いのではないのか。頭のよろしくない自分に模範生になれる未来が来るかは、分からないが。]
(21) 2014/12/18(Thu) 17時半頃
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[朝食を食べ終わればもう一度、彼女におめでとうと言いに行って。 それだけ言えば何処かへ行こうかな、と思う。
彼女とはあんまり話した事がないから、お話は聞けないだろうと思ったのだった。 さて、どうしようか…なんて考えつつ通路を歩く。]
(22) 2014/12/18(Thu) 17時半頃
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ー食堂→図書室ー
[朝食を取り、その後食堂を出た。しばらく歩いて行けば、ちょうど入れ違いなのだろうかモニカが横を通り過ぎて行った>>20。浮かれ気味の楽しそうな様子に少し口元を緩める。その後、目的の教室にたどり着いた。上のプレートには『図書室』の文字。自身とはほぼ縁のなさそうな場所だ。]
......どう並んでんだろ、よくわかんねー。
[ジャンル分けされて並べられた本を見ながら、うーんと唸り考えていた。あの本は、どのジャンルになるのだろう。]
ここでもないし、あそこでもないな.....
[書棚をウロウロと歩き回ること十数分。ようやく見つけたのは『科学・生物』のコーナーを歩き回っていた時だった。]
あった。
[一冊の本を手に取る。表紙には「四季の星座」と書かれていた。図書室のテーブルの上にそれを置き、手近な椅子を引いて着席する。分厚い表紙をパラリとめくれば、そこに移されていたのは暗い夜闇を彩る鮮やかな星々の写真だった。]
ふーん、こういうの、見れるんだ.....
[今まで、空を気にして生きて来た事はあれど、それは昼間の空だった。夜空を見上げたり、星の煌めきに関心を持ったり、そんな事は、ほとんどなかった。 ]
(23) 2014/12/18(Thu) 18時頃
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なぁ、キャサリン。お前が外に出て、綺麗な星空を見たらさ、写真、撮ってくれよ。俺にさ。
[図書室には誰もいないだろうと1人、様々なことを呟きながら星座の写真をめくる。聞かれていれば机に突っ伏してしまっているだろうが。]
(24) 2014/12/18(Thu) 18時頃
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ー図書室ー
[許可をもらって図書室に入る。 シリーズ物の推理小説の続きを借りたいな、なんて思ったから。 人の想像を最大限に掻き立てる、小説。
それを紡ぐことは凄いな……と言うことは常に思っていた。 ブツブツ言う音が聞こえたから>>24、そちらの方へ近づいて行こうか。]
(25) 2014/12/18(Thu) 18時頃
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[メモ帳に黒の文字が刻まれていく様を、眺める。 綴られた文章。 悪い事じゃないと言ってくれるもの>>15と。 そして、それから。]
そう、だね。 [いつか自分が彼女に見繕った、本のこと>>16。 植物が本当の陽の光を浴びて成長する様に、 ひとの身体にも、良い影響があるのだと。]
(26) 2014/12/18(Thu) 19時頃
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[だから、キャサリンは大丈夫。 そう。きっと、良くなるのだ。]
キャサリンみたいに…。 外の世界に出れば、ホリーの体調も、きっと。
[話せない彼女。 太陽の力でなくても、何か見つかれば良いと思う。 自分の狭い知識では、その何かは分からないけれど。
だけど――信じて頷く彼女に、自分も強く頷きかえして。 サンドイッチを食べ終われば、席を立った**]
(27) 2014/12/18(Thu) 19時頃
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[聞こえてきたのは微かな足音>>25。ばっとそちらをむけばそこにいたのは見慣れた顔の友人だった。まさか、今までの聞かれていたのだろうか。]
チアキ。今のはえっと、その.....聞こえてた?
[ここで肯定の意を示された場合、何て言って彼に説明しようか。説明のしようがないのでは無いか。あーでもないこーでもないと頭をうーんと捻らせる。今、この場に穴があれば飛び込むのだけれど。だって独り言を友人に聞かれた時の気まずさというか恥ずかしさというか、そういうものがあるだろう?]
...聞こえてたんなら、忘れといて。 ところで、チアキは何をしにここへ来たんだ?
[顔を俯かせ本に目を落とす。それから少しして顔を上げて話題を変えようと話を振った。]
(28) 2014/12/18(Thu) 19時頃
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―運動場―
[寝ぼけ眼で朝食を済ませた後、病弱な少女に軽い挨拶を済ませた後、食堂を出た。 広々とした運動場の片隅。穏やかな光が降り注ぐこの場所で、少女はごろりと寝転がっていた。 砂で出来た大地に長い髪をまき散らす様は、傍から見ればかなり異様かもしれない。けれど、そんなことはどうでもよかった。
考えるのは、朝の出来事。病弱な彼女が認められたと聞いた、その時によぎった僅かな感情。 強いて言うならば、羨望、嫉妬、劣等感。余りにもらしくなさすぎる]
……は、笑える。
[人なんてどうでもいい。私は私だ。 バスケが出来るわけじゃないし、勉強に貪欲な訳でもない。 本が好きな訳でも、絵が得意な訳でもないし、誰かを思いやる優しさもない。 私はただ、自分の出来ること、得意なことを伸ばしていくだけ。
けれど、あの時。彼女の名前を聞いた時に、考えてしまった事]
(29) 2014/12/18(Thu) 20時半頃
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[―――どうして、彼女が。 病弱で、寝てばっかりで、尊敬できるところなんてないじゃない。
そんな事を少しでも考えてしまった、自分の醜さに反吐が出そうだ。 あぁ、苛々する。
苛立ちに任せて、ハサミを握った右手に力を込める。 しゃきん、と金属が擦れる音が、いつもより荒々しく響いたような気がした]
(30) 2014/12/18(Thu) 20時半頃
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/* 伸ばした前髪は、他人との距離を取る為。 必要以上に近付かせない為のモノ。
(-1) 2014/12/18(Thu) 21時頃
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[食堂を出て、今日はどうしようかと歩く。 どうしようか、とは言っても、 結局いつも通り、図書室へ足は向かうのだけど。
サミュエルやホリーと話していたのとは違う。 人工的な光の射す廊下を歩く。
外の世界。キャサリンが見る本当の太陽の光は、 これよりももっとあたたかいのだろうか。 それとも、冷たいのだろうか。 模範生に――大人になるまで、それは分かりようも無い。]
…? どうしたの?
[ぼんやりとそんなことを考えていた中。 楽しげな様子ですれ違うモニカ>>20がいて、顔を上げる。 一体何があったのだろうと、ふと問いかけた。]
(31) 2014/12/18(Thu) 21時半頃
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[図書室を出て歩いているとサミュエル>>23とすれ違う。図書室に用があるのかな。そこにいるイメージがあまりないのだけど。 パチリと瞬きをひとつして、再び歩き出した。と、今度は藤乃>>31に出会う。]
あ、藤乃。ちょっとね。楽しみにしてる事があるんだ。
[口の前に一本指を立て、イタズラが成功した時のような笑みを浮かべた。]
(32) 2014/12/18(Thu) 22時頃
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え、何?
[>>28 聞こえていなかったらしい。 彼が見ている本を眺めてから、暫し考え。]
星座……僕も本物を、見てみたいものだね。 小さなプラネタリウム位なら此処にもあるのかもしれないけれど。
[そんな事を言って笑いかける。 どうして来たのか、と問いかけられれば。]
好きなシリーズ物の小説を借りる為に、ね?
[藤之助に紹介してもらったりしているんだ、と言ってほら、と手に持った本を見せた。]
(33) 2014/12/18(Thu) 22時半頃
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楽しみにしてること?
[返ってきた返事>>32に、少しばかり、目を丸くする。 彼女は、本を読まないイメージだったのだけど。 図書室から出てきたということは、関係していること?]
新しい本でも、くるとか…。 でも先生、言ってなかったしなあ。
[口元に指を添える。彼女と違って、悩ましげに。 そしてふむ、とか。むう、とか。 唸って呟いてみるものの、当たっている気はしておらず。 悪戯っ子の様な笑顔を見て、]
それって、秘密だったりする?
[何でもない日常だから。 こういうのは、ちょっと聞いてみたくもなるものだ。]
(34) 2014/12/18(Thu) 22時半頃
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[藤乃>>34が並べる推測をニヤニヤしながら聞く。新しい本か、一番ありえる答えだと思う。でもハズレ。そうじゃないんだ。]
ブブー、違うよ。 本読むと眠くなっちゃうんだよね、私。
[頭を掻いて、今度は困ったような笑みを浮かべる。次に藤乃が聞いてきた質問にはニンマリと笑みを深めた。そう、正解。]
うん、秘密だよ。怒られちゃうからね。
[誰に、とは言わなかった。言わなくても分かるだろうから。]
誰にも言わないって約束してくれたら、教えてもいいよ?
[秘密にしておきたかったのは本当。でも、共犯者を作って楽しみなことを話せる相手がほしいのも、紛れも無い本心だった。]
(35) 2014/12/18(Thu) 22時半頃
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[こちらに添うような頷きを返してくれ、自分の体調も気遣ってくれた藤乃の態度>>27に]
『ありがと ふじの』
[手書きのお礼をかざして、少女ははにかむような笑みを散らした。
外の世界に何が待っているかは、本当のところはよく分からないけれど。 信じていれば、きっと素敵な場所の、はずだ――…。
食事を終え、席を立つ藤乃は目線でお見送り。 少女は食べるのが遅いので、ゆっくり食べているとだいたい終わりの方になる。 いつものように時間を掛けて、少女はキャサリンと一緒の最後の朝食を終えた*]
(36) 2014/12/18(Thu) 23時頃
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[予想は外れ。 しかし続けた問いは、当たっていた様だ>>35。 怒られちゃう――誰にとは、言われずとも察せた。 そうか、彼女はそういう事をしている。
模範生には、大人になるためには。 きっと、やっちゃいけないのかもしれないけど。 むくりと、未だ子供の好奇心が勝った。 こういうのって、きっと子供のうちしかできないし。]
……うん。秘密にするよ。 それとも僕、口が軽いと思うかい?
[しー、と。 添えた指は彼女を真似て、内緒のポーズを。 表情はなおも柔い笑みだけど、 きっと、悪戯めいたものも混ざっていただろう。]
(37) 2014/12/18(Thu) 23時頃
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―運動場―
[外に出るキャサリンに、お祝いをあげたい。
そう思った少女は、さて何をあげようか…としばし考えた。 なにか、きれいなもの。このドームの中でも……外の世界に負けないくらい、きらきらしているもの]
――…!
[その時思い出したのが、食堂で片付けた色とりどりの色紙だった。 世界の色を切り取ったみたいな、多様な色彩。 見ているだけでわくわくしてしまうような、立体的な折り紙の造り。
ああ。そうだ。 それなら、きっと喜んでくれる――…]
(38) 2014/12/18(Thu) 23時半頃
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|
[少女はヨーランダを探してドーム内をあちこち歩き… きょろきょろ、と飛ばしていた視線が、やっとのことで目的の相手を補足した>>29]
――、
[呼びかける、という行為は出来ないので、自分の足で傍に寄って気づいてもらうしかない。 砂に寝転んでいる彼女は、あのままだとせっかくの長い髪が汚れてしまいそうで、ひとごとながら気に掛かってしまう。洗えばいい話では、あるのだけど。
もうすぐ向こうの視界に入りそう、というところで、
しゃきん。
不意に甲高い音が鳴った>>30。反射的に、少女はびくりと大きく肩を竦ませる]
(39) 2014/12/18(Thu) 23時半頃
|
|
[秘密にする、と藤乃>>37は言ってくれた。素直にその言葉を受け取り、チョイチョイと手招きをする。 口元に手をメガホンのようにしてあて、彼の耳元で囁いた。]
押し花を作ってるの。図書室の右側の棚。一番下の、一番分厚い本に挟まってるんだ。
[誰にもバレないようになら、見てもいいよ。そう付け加えて離れる。]
秘密だからね?
[再び一本指を口の前に添え、目を細めて微笑んだ。]
(40) 2014/12/18(Thu) 23時半頃
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/* ただの問題児になっておる、この子。 リンダさん、コイツです
(-2) 2014/12/18(Thu) 23時半頃
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[まだどきどきする心臓を抑えながら。 少女はメモ帳にお願いを書き綴った]
『よーらんだ おねがい』
『おりがみの おはな』 『ひとつほしいの』
[相手が今、何を考えて寝転がっていたのか。 少女はなにひとつ想像しなかった。 ただ、自分の希望だけを告げるという身勝手で乱暴な行為を、無意識にやっていた――…]
『きゃさりんに おいわい』 『あげたい』
[相手がよく見えるようにメモ帳を掲げて。 お願いを受け入れてもらえるだろうか、と心配そうにヨーランダの顔色を窺った]
(41) 2014/12/18(Thu) 23時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/18(Thu) 23時半頃
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/* そして押し花を藤乃にあげるフラグが立った。 ものすごく行き当たりばったりです、ハイ。
(-3) 2014/12/18(Thu) 23時半頃
|
|
[各々に動き出す友人らを、席についたまま眺めながら、紙の上でせわしなく手を動かす。 朝食は食べきったのだから、多めに見て欲しい。
だって、"特別"なんて!どうにも浮ついた空気が面白くて、作業に夢中になっている間は疑問も吹き飛ぶ。 どこか照れくさそうなキャサリンと、徐々に少なくなっていくその他の友人たち。 だんだん人が減っていくのもお構いなしに、ただ、描く。]
(42) 2014/12/18(Thu) 23時半頃
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|
[――気付いた時には、食堂には、当事者の少女も含めて、自分の他にはほとんど誰もいなくなっていた。]
(43) 2014/12/18(Thu) 23時半頃
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[招かれるままに、彼女>>39に近づく。 身長差があったから、僅かに屈んで。 ひそひそ話を受け取った。
成程。押し花か。 それは確かに、ばれてしまったら怒られてしまう案件だ。
思わず周りを見渡して、 自分たち以外に誰もいないことを確認。 ほっと一息吐けば、モニカに改めて向き直る。]
(44) 2014/12/19(Fri) 00時頃
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―――うん。秘密。
[そして、頷く。きっと、綺麗なものが出来るだろう。 そう思って優しい笑顔で、彼女の微笑に応えた。]
…あ。 もし出来たら、僕にも見せてくれる?
[秘密を共有したこどもの、問いも一緒に。 ばれないのなら見てもいいと言うけれど、 どうせなら、完成してから見たいから。]
(45) 2014/12/19(Fri) 00時頃
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[時系列を追うように、数頁続くスケッチを一瞥して、パタンと表紙を閉じる。 なんだか空っぽみたいな気分。 おめでたいはずなのにな。首を傾げる。]
なんで――
[モハンテキって、なんだっけな。 一度は立ち消えた疑問がふつふつと再び湧き上がるのを感じながら、少年もまた、食堂を後にした。**]
(46) 2014/12/19(Fri) 00時頃
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[周囲を見渡す藤乃>>44の姿に、そういえば誰も居ないところで話さないといけなかったんだと気づく。幸い誰の姿も見えない。ああ、よかった。
視線を戻せば、優しく笑う彼と目が合った。]
いいよ、もちろん。 もうすぐ出来ると思うんだ。
[多分三日以内には、もしかしたら明日にも出来ているかもしれない。そうなったら、藤乃に一番に見せよう。そう決めた。]
一番最初に見せてあげるね。
[さっきの決意を忘れないために、少女は彼に約束の皮を被った決め事を告げた。]
(47) 2014/12/19(Fri) 00時頃
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もうすぐなの? …そっか、案外すぐ出来るものなんだね。
[少し驚いた。 押し花の存在自体は知っていたけれど、 どれほどで出来るのか。それを体感で知ることは無かった。
でも、驚きよりも興味や期待が大きくて。]
有難う。 楽しみに待ってるよ。
[承諾されれば、声も弾んだ。
それは自分にとっては、秘めた約束事。 彼女にとっての決意>>47だとは、知らず。
そして、礼を言った後は、またねと手を振って。 再び図書室への道をふらりと歩き出した。*]
(48) 2014/12/19(Fri) 00時頃
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[藤乃>>48の疑問に頷いて答える。]
そうそう。私もびっくりデス。
[少しおどけたような声音で笑う。 かけられた期待には笑顔を返し、振られた手を振り返した。]
うん、またね。楽しみにしててよ。
[そう背中に声をかけると、図書室とは反対側へと歩き始めた。**]
(49) 2014/12/19(Fri) 00時半頃
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/* 図書室行こうと思ってたけど被るな 廊下でモニカと鉢合わせか、ジャック待ちかがよさ気かね
(-4) 2014/12/19(Fri) 00時半頃
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聞こえてないんならいいんだ、ああ.....
[胸を撫で下ろしたように安堵して、チアキの方を見た。彼の言葉には肯定の意を示す頷きを返した。]
うん。俺も見てみたいよ、本物の星空。
[きっと人工では作り出せない美しさがあるのだろう。そう思った。]
藤乃に本をねぇ.....
[読書家の彼の薦める本はきっと面白いのだろう。自分にも読めればいいのだが生憎気力と集中力が持つかどうか。]
ふーん。おもしろそだね、それ。
[チアキが手に持つ本を指して言った。シリーズものの小説と言っていたか。1度くらいは、そういうものも読んでみたいとは思うのだが。]
俺にも読みやすい小説とかあればいーんだけどね。
[少し肩を竦めて苦笑いを零した。]
(50) 2014/12/19(Fri) 00時半頃
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[ふらふらと廊下を行く。 足を振ったり、くるりと回ってみたり、気ままに動き回りながら。 廊下は走っちゃダメって言うから走らないけれど、回ると走るは違うはずだよね? 身体を動かすことは好きでも、ボール遊びはダメなんだよなあ。 だからモハンテキじゃないのかもしれない。あの子も、運動は得意じゃないはずだけど。
頁を閉じれば疑問が顔をもたげるし、思うままに動いても、気分は晴れない。 なんだかなあ、と思っていた矢先、進む方向に見えた少女>>49を呼び止める。]
やっほー、モニカ。
[勢いを殺して、立ち止まる。 思うままに、投げるは疑問。]
な、モハンテキって、なんだと思う?
[本当は先生に聞くのが良いんだろうし、機会があればそうするけれど、正直者の口は思ったことをすぐに吐き出す。 とってもおめでたいことだけど、どうしたってあの子だったんだろう。**]
(51) 2014/12/19(Fri) 00時半頃
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―自室、からの廊下―
[チャイムの音は一応耳に届いていた、ような気がする。けれど気のせいだったかもしれない。本日きちんと意識に届いた最初の言葉は――]
そとのせかい。
[そこでジャックは目を開けた。けれどまだ世界は真っ暗。頭まですっぽり毛布をかぶっているせいで、瞼をおろしている状態と大差ない。そのまま脳内で反芻をする。
外の世界。
なんだか楽しそうだと不意に思った。 そういう場所がある事も、自分達に行ける可能性がある事も、元から知っていた。このタイミングで突然羨ましくなったのは、友人が行くことが決まって、リアリティが生じたせいかもしれない]
いーな、すごいな。すごいね、っていわなくちゃ!
[思いついたら行動は迅速。手探りで枕元のお面を引き寄せて、顔を覆うと毛布を払い除ける。勢いのまま廊下へと駆け出した。 キャサリンの居場所なんて知らないから、方角はまるきり当てずっぽう]
(52) 2014/12/19(Fri) 01時半頃
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何を呟いていたんだい?
[>>50 でも隠したがっていたから、きっと知ることはなさそうだなぁ、とは思いながら尋ねてみる。]
外の世界で気になる事の先に来るのはそういう違いだよねぇ。 彼女はなんだか羨ましいや。
本……短編集とかどうだい?
[そう言ってそちらの棚へ向かってみようか]
(53) 2014/12/19(Fri) 02時頃
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.....笑わないなら、教えてやってもいーよ?
[ちら、と相手を上目で伺う。聞かれては恥ずかしい事だが別に疚しいことではない。]
うん。俺もあの子が羨ましい。たくさんの”ほんもの”が見れるんだろう?
短編集....それなら俺にも読めそうだね。
[椅子を引いて立ち上がり、チアキの後をついて行った。]
(54) 2014/12/19(Fri) 08時頃
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……はぁい、何か用?
[ざり、と砂を踏む音>>41に頭を向ければ、目に入った黒髪、それから、メモ帳。見慣れた、声のない少女。 かけた声が存外冷たいものになってしまったのを取り繕うように、すぐさま身を起こしてを相手を仰ぎ見て――固まった。
――『おりがみの おはな』『ひとつほしいの』 ――『きゃさりんに おいわい』『あげたい』
視界に入った言葉の羅列。今の自分には残酷すぎるそれを並べ立てる彼女を、き、と睨みつける。
どこか心配そうに此方を伺う彼女。その様子に何ら疚しいものはない。ただただ、外へ行く者に何かを贈りたいという、純粋さはひしひしと伝わってきて――]
(55) 2014/12/19(Fri) 08時頃
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……ホントにいい子よね、貴方は。
[人の幸せを自分の事のように喜べる。 祝ってあげたいと、自然に考えることが出来る。 その優しさは彼女の長所ではあるけれど、時に残酷なものでもある。 少なくとも、今の自分にとってはそうだ]
……悪いけど、後にしてもらえる? 今は作る気になれないの。
[二つ返事で引き受けるいつもとは事情が違う。とても、祝う気になんてなれないし、贈り物なんて尚更だ。 こんな気持ちになる自分が嫌になる。けれど、押さえつけることも出来やしない。
ごろりと再び地に横たわって、彼女に背を向けた。それは、明らかな拒絶。
これ以上、惨めな気分にさせないで。 八つ当たりの言葉を投げつける代わりに、彼女に背を向け、瞼をきつく閉じた]
(56) 2014/12/19(Fri) 08時頃
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……人の夢ってそこにあるだけでいい物だと思うし?
[>>54あぁでも、不老不死とか世界征服とかはそうは言ってられないかも、なんて笑ってみながら。]
此処は此処で、全てが偽物とは言えないのだろうけど。 ………やっぱり、「外」というものは、本物って感じがするよね。
[だから、僕らもいつか出られるといいよね、と。そんな事を言いながら短編小説作家の棚へ行って。]
………最初は、こんなのとか良いかも?
[あぁでも、専門家に聞いた方が良いかも、なんて言いながら。 彼が借りるなら2人で。借りないのなら1人で貸出手続きをして。 図書室からは出るつもり。**]
(57) 2014/12/19(Fri) 08時半頃
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/* みんな凄く違いあっていい面子だよなぁ。 個人的にはチアキ好きだわー
(-5) 2014/12/19(Fri) 09時半頃
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/* そんな中1人うじうじしてるヨーランさん! これだから毒タイプだの闇タイプだのって言われるんだよ!!
(-6) 2014/12/19(Fri) 09時半頃
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[廊下に沿って歩いていると、今度はシメオン>>51がやって来た。声をかけられ、手を振る。]
ハロー、シメオン。 どうしたの?
[立ち止まって聞くと、返ってきたのは抽象的な質問だった。モハンテキの具体的な中身なんて、私はわからないや。]
うーん、よくわかんない。 けど、ご飯を一杯食べて、ぐっすり寝て、本を一杯読める事はモハンテキだと思うよ。
[そのうちの二つなら、しっかりクリアしてるんだけどなあ。本はどうにも眠くなっちゃうや。 苦笑いを浮かべながら、そう自分の考えを告げた。]
(58) 2014/12/19(Fri) 16時頃
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[図書室から出てくる人影を見つける>>57。 サミュエルとチアキ。仲の良いふたりだと思う。
彼らとすれ違うなら手を振って、]
詩集、探しておくね。
[と、声をかけただろう。 勉強熱心に見える彼のことだ。 なるべく早く見つけてあげないと。 あの子の…"キャサリンの様な模範生"になる為に。
あの子も詩集や短編集を好んで読んでいたから、 どうせなら、そういうものを見繕った方がいいかなあ。
そんなことも、過った。]
(59) 2014/12/19(Fri) 20時半頃
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[そして、彼とすれ違うと思い出す。 ―――随分と前。まだ本当に幼かった頃。 自分の名前を書いて練習する最中、ふと。
"ふじのって、おんなのこみたいな名前だよね?"
――なんて、なにとはなしに言ったのだ。 自分は特に気にしていなかったから、 本当に何となく言ったに過ぎなかった。
だけど、それを聞き取っていたらしいチアキが。 どこから引っ張り出して来たのか、ふじのすけ、と。 そんなあだ名で呼んできたのだ。
最初こそ吃驚したものの。 あだ名にわくわくしたのもあって、 断ることも、拒否することも無く、そのまま受け入れた。
彼と仲の良いサミュエルも一緒に、 時折そのあだ名で呼んできて――そして今へ至る。*]
(60) 2014/12/19(Fri) 20時半頃
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そーゆーことなら、なかなかにむつかしいね。モハンテキってのは。
[モニカから告げられた条件>>58に、肩を竦める。 彼女によれば、ベッドの片隅で、眠りもせずに、ただひたすら扉を見つめて鉛筆を踊らせるのは、なるほどモハンテキではないかもしれない。
それにしたって、どうして、なあ。]
……キャシーにオメデトウって言うのも、モハンテキかな、まあ。
[無理やりに、むくむくと首をもたげる感情を抑え込める。 よく食べてよく眠ってよく本を読むことが条件なら、自分はともかく、目の前の彼女の方が当てはまりそうではある。最後の一つが苦手にせよ。
やっぱり、すっきりはしないけれど、一つ礼を言って、その場を去った。*]
(61) 2014/12/19(Fri) 22時頃
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ー図書室ー
[そうして、目指すのは図書室。 今日のうちにもう一度、あの子にちゃんとお別れを告げるべきかなと思うけれど、ひとまず探し物がある。
ほんの数分で終わるはずだから、先生には言わずに来てしまった。 やっぱりモハンテキは遠いかもしれない。]
お邪魔します。
[案の定、先客はいつもの彼>>59だったので、特に気にせず、本棚に近寄る。 求めているものはどこにあるのか。順に、背表紙を目で追って行く。]
(62) 2014/12/19(Fri) 22時頃
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/* ヨーランはキャサリンはどこか庇護対象というか、下に見てた節がある。 だからぶっちゃけ何でこいつが選ばれとんねんってなってるし、選ばれなかった自分が情けないし、何かもうもやもやしてる。
(-7) 2014/12/19(Fri) 22時頃
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―図書室―
[二言三言、言葉を交わしただろうか。 別れを告げて、失礼します、その挨拶は忘れない。
あの子は何が、好きだったか。背表紙を追いながら考える。 心揺さぶられるもの、なのか。それともなんだったのか。 模範生に近づくためには、同じものを読んだ方が、良い?
今までより、少しばかり切羽詰まったような様子。 チアキがなるために探すのか、自分がなるために探すのか。 その境界線が曖昧になったところで――…]
(63) 2014/12/19(Fri) 23時頃
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[―――来客の姿>>62を見て、はっとした。 何かを振り払う様に、首をゆるりと振る。
だけど、特に気に留められなかったらしいので、 安堵の息をそっと吐き。
ちらと、彼の探す様子を眺めることにした。]
(64) 2014/12/19(Fri) 23時頃
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/* 明日はキャサリン[[who]]とシメオン[[who]]が模範生に選ばれる
(-8) 2014/12/19(Fri) 23時頃
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/* もう選ばれとるでキャサリン……
(-9) 2014/12/19(Fri) 23時頃
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…、…!?
[向けられた眼差しの鋭さ>>55に、反射的に身を竦ませる。 なにか、いけないことを言っただろうか。 相手の纏う雰囲気が、いつもに比べて剣呑だった。
けれど、その理由がわからない。
彼女の発する一言ひとことが、どことなく重く棘があって>>56。 見えない何かに、ちくちくと刺される感じがした]
――――、
[返事を書く、暇すらない。 ヨーランダは素早く背を向けてしまう]
(65) 2014/12/19(Fri) 23時頃
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………。
[横たわった彼女の背中を、少女は途方に暮れて見つめた。
なにか、悪いことをしたのだろうか。 それとも、気分が悪いのだろうか。
『よーらんだ』 『どうしたの?』
…だがその言葉は頭の中に浮かんだだけで、実際メモ帳に書かれることはなかった。 無駄だから、だ。 筆談での会話は、文字を見るという相手の善意がないと始まらない代物だ。 相手が拒絶するならば、そこに会話は生まれないのだ。
こういう時だって、声ひとつ、掛けられない。 何があったのか? 自分が悪かったのか? 何ひとつ聞けやしない]
(66) 2014/12/19(Fri) 23時頃
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|
…、…… …。
[自分の無力さに俯く。足元に視線と影が落ちる。 視界が滲んで、握り締めた拳が…痛い。
しゃべれたらいいのに――…
幾度も心に浮かんだ願い。 けれど、現実は残酷だから]
――――… 『ごめん ね』
[少女は足元の地面に、小石で謝罪を刻んだ。 ヨーランダは気づかないかもしれない。 けれど、書かずにはいられなかった]
(67) 2014/12/19(Fri) 23時頃
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|
[そうして、相手の背に向かって、ぺこりと一度お辞儀をしてから。 逃げ去るように、運動場から立ち去った*]
(68) 2014/12/19(Fri) 23時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/19(Fri) 23時頃
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[本棚の前を、なぞるように歩いて、目的のものは結局見つからなかった。 おかしいな。前は見た気がするんだけれど。 もっとも、少年は読み物なんてほとんどしたことがなかったから、その記憶も随分と昔のものだ。 はて。首を傾げて、振り返る。]
フジノ、ジショがない。なかったっけ?
[ここは彼の根城のようなもの、だと思っているので、何気なく問いかける。 一瞬、纏う空気に違和を感じて、ぎこちなく首を傾げた。]
(69) 2014/12/19(Fri) 23時頃
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[シメオン>>61が肩をすくめながら言う事に頷く。]
ね。そもそも、これが本当にあってるのかもわかんないや。 当たってるといいんだけどなあ。
[もしかしたら、一睡もせずに本を読んだり、ご飯を食べずに本を読まないとモハンテキじゃないのかもしれない。でもそんなことできるかな。頑張れば出来るのかな。
私に出来るのかな。]
(70) 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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それは良いこと、だと思うよ。 友達を応援してるんだもん。
[モハンテキとの違いを聞かれてもわからないけれど。困ったような笑顔が浮かぶ。 うーんと、モハンテキっていうのは良いことで、あれ、それならキャサリンに声をかけるのもモハンテキなのかな。それでいいのかな。 浮かんだハテナの対処に困っていると、シメオンがお礼を言ってきた。]
うん、またね。
[ヒラリと手を振って歩き出す。 ハテナはあるけど、今は押し花とご飯に集中したいな。
浮かんだハテナはあぶくのように消え去った。]
(71) 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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[なんだろう。 今、自分が抱いた感情が良く分からなくて。 シメオンの背を追いながら必死に噛み砕いた。
なんだろう。これは、なんなのか。 それにたどり着く前に、彼が此方を、向いた>>69。
目が合った時の自分の笑顔は、 ぎこちなかったかもしれない。]
(72) 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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……あるよ。
[問いかけをどうにか拾う。大丈夫。きちんと言えた。 首を傾げる彼へは、なにもないよと。 そう言いたげにもう一度微笑む。
辞書なら、自分の方が位置は近い。 直ぐ傍の本棚から、分厚いそれを丁寧に取り出した。
――――"あの子はこれに触れたのかな" 一瞬そんなことがまとわりついて、再び振り払った。]
…重いから気を付けて。 翻訳のじゃなくて良かったかな。
[そうして、彼へと渡す。]
(73) 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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[すぐ近くの、何かをひっかくような音。 その主の足音が離れていってから、どれほどの時間が経ったか。 彼女の姿がなくなったであろう頃に、漸く起き上がる。
酷く不快だ。 髪やら服やらについた砂の粒も、苛立ちをぶつけた後味も、他人を素直に祝えない自分も。 ――砂の上に刻まれた、少女の謝罪の言葉>>67も、何もかも]
……あぁ、もう。
[がしがしと頭を掻けば、砂の粒がパラパラと地面に落ちる。 前髪に隠れた顔が、くしゃりと歪むのが自分でも分かった]
(74) 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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|
謝んないでよ、ホント。
[ぼそりと呟く。聞こえるはずもないけれど。
あんなの、ただの八つ当たりだ。 彼女の取ろうとしていた行動―大人へとなる者への祝福が、友人としても、人間としても、真っ当な行動だとは頭では分かっている。 分かっているのに、出来ない自分が嫌で仕方ない]
(75) 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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|
[地面に残された謝罪をしばらく見つめた後、ゆらりと立ち上がる。 寮に舞い戻って、真っ直ぐに向かうのは自分の部屋。
未だに、キャサリンが模範生ということに納得は出来ていない。 けれど、それ以上に、醜い自分が嫌だった。 羨望と嫉妬、劣等感。挙句の果てに、苛立ちに任せて人を傷つける。 自分への嫌悪感を振り払うように、色紙たちに手を伸ばした]
(76) 2014/12/20(Sat) 00時頃
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[数時間後、部屋にいた病弱な少女へ簡単な花束を渡して、別れを告げて。 けれど、それを促した声の無い少女と顔を合わせる事はせずに、終日部屋へと引きこもっていただろう。
今は、彼女に合わせる顔がない。 せめて、謝罪は、明日になってから、と*]
(77) 2014/12/20(Sat) 00時頃
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―廊下―
[とぼとぼと気落ちしながら廊下を歩く。 足音まで、なんだかくすんで響いている。靴底を引き摺るような音だ]
――、
[向こうから、チアキとサミュエルが歩いてきた>>57。 図書室の帰りだろうか、手には手ごろな厚さの本が握られている。
挨拶代わりに会釈をした後、少し迷ってから]
『ねえ そうだん』 『していい?』
[黒いクレヨンが綴る声を、相手に掲げた]
(78) 2014/12/20(Sat) 00時頃
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『あいてを ふりむかせるには』 『どうしたらいいの?』
[と、ここまで書いて…… なんだか違う意味に見える、ということに気づいた。 慌てて上から、クレヨンでけしけしと黒く塗り潰す]
(79) 2014/12/20(Sat) 00時頃
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『ちがった』
……、 『おこらせた みたいなの』
『りゆう』 『わからないけど』
[眉尻を下げた表情。しょげた調子で少女は、とつとつと文字を書いてゆく]
『ちあきと さみゅえる』 『なかいい』
『なかなおりの ほうほう』 『しらない かな?』
[長い文章を一気に書き終えて、は、と一息つく。 相手が読んでくれるならば、少女はその様子を上目遣いでじっと見守っていた]
(80) 2014/12/20(Sat) 00時頃
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『いまじゃなくて』 『あしたでも いい』
[すぐにそんな質問をされても困るだろうと、最後に付け加えた。 もしその場で聞けるのならその場で、そうでないなら、ぺこん、とお辞儀をし、またねの代わりに手を振って、2人と別れただろう*]
(81) 2014/12/20(Sat) 00時頃
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