89 アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2013/07/17(Wed) 00時頃
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今ではない何時か
こことは違う何処かの国の何処かの町
(#0) 2013/07/17(Wed) 00時頃
それはこの国に古くから存在した風土病
不治の感染症
感染者は隔離され衰弱してゆくのを待つほかなかった
けれどそれは今までの事
突然変異を起こしたウィルスは街全体へと蔓延し人々の命を食い尽くし、また息を潜める
これはアウトブレイクに襲われた一つの町の物語
(#1) 2013/07/17(Wed) 00時頃
アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜
(#2) 2013/07/17(Wed) 00時頃
―XXX年4月23日新聞一面―
政府保健省はM州K町にて今月20日、3人のWWS感染者が発生した事により4月23日付けでK市周囲20kmを封鎖に踏み切る声明を発表した
現在感染者による襲撃の事実は認められないが、政府関係者の見解ではアウトブレイクは免れないとし地区封鎖及び軍部所轄の特別機動隊の編成を施行。機動隊は本日にも現地入りの予定
(#3) 2013/07/17(Wed) 00時頃
―5月1日未明 極秘メール―
――との理由から市からの要請という名目での住民投票による処刑を実行する事が決議された
なお本件に関わる者に拒否権はない事も書き添えておく
処刑方法については――
(#4) 2013/07/17(Wed) 00時頃
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―5月1日正午頃、第二封鎖線付近町内部―
[涼しげに吹く風とオレンジの花の香り。そよぐ白い花もなびく葉も青い青い空も丘の上に放された羊の群れも、何もかもが変わらない町。のどかさだけが取り柄だと思っていた、馬鹿にして飛び出した、けれどどうしようもなく懐かしい5年ぶりの故郷]
つかなんだったんだろうな、俺の人生 やっぱ体の良い人柱だよなぁ、これ
[ボソリ呟く。臨時階級特進の上での指揮権限。今朝までは。夜明け前に届いたメールは出来れば見なかったことにしたい…けれど開封通知はとうに届いていることだろう。どうやらお上は下っ端隊員の立場など知った事ではないらしい、というよりは使い捨ての駒だと宣告を受けたようなもの。感染して命を落とすか食われるか。生き延びたとて恐らくは塀の中]
(1) 2013/07/17(Wed) 00時頃
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[ふざけるなと叫びだしたい気持ちの中にけれどひとしずくの安堵が滲む。どうやら無粋な上官にこの土地を踏み荒らされる心配だけはないらしい。守れるものなら守り通したい…せめて近しい者だけでも。全てを守り通すには力の足りない両手を握りしめて強く思う。そんな気持ちも暗澹たる未来を思えばすぐに暗く沈んではゆくのだけれど]
やれるだけやるしかないって事だよな…にしたって下っ端は死んでも構わねぇって? あー、マジでふざけんなあのファッキン豚野郎 どう考えたって俺に責任押し付ける気満々じゃねぇか
(2) 2013/07/17(Wed) 00時頃
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[結局の所言葉は口から零れた。押し込めるなどという芸当は向いていないのだ。そして巡らせた思考はマーケットの主人の声に遮られて霧散した]
ああ、オーズリーのおっさんか その荷物は上の方に乗せといてくれ パンだから潰れちまう
[ボランティアの町民の手を借りてヘリコプターで運ばれてきた物資の箱を手際よくトレーラーの荷台へと詰め込んでゆく。ずしりと手に食い込むのはこの町の皆を担う重みだ。知らぬ間に額から伝った汗をシャツの袖で拭って上を見上げる。青く透き通ってどこまでも高い空は、やはりあの頃と変わらない色を湛えていた]
(3) 2013/07/17(Wed) 00時頃
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―5月1日正午頃、第二封鎖線付近町内部―
[賑やかな人の波…時折苛立った怒鳴り声が耳に届く。祭り時でもこんなに賑わった事は無いだろう普段はのどかな町並みを想い、両腕はしっかりと荷物を抱え足を踏み出すものの視線はきょろきょろと周囲を見渡し]
……わわっと!ご、ごめんね?!運んでるよっ、ちゃんと運んでるからねー!!
[荷物ごと厳つい男の背にぶつかり、鋭い視線を受けると慌てた様子で背筋を伸ばし素早くその場を離れた。一旦地面へと荷物を降ろし屈んだ姿勢で大きく溜息を吐き出す]
何か皆怖いんだもん…やーな感じ…仕方ないけどさ。
[もう一度息を吐くとゆっくりと身を起こす。真っ直ぐと見据えた視線の先遠くに見知った姿を捉え大きく見開いた双眸が輝きを増した。知らず駆け寄ろうとする足は先程の厳つい男に襟首を捕まれ空を切る…投げるように地面に下ろされると男の太い指が荷物を指した]
(4) 2013/07/17(Wed) 00時頃
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…えーっと…そうだね、お仕事終わらせないっといけないよね。 ……よっと、ほいっほいっほいほいっと!…取り敢えずこれで問題ないよね?じゃあ、俺あっちの方手伝って来るねー。
[荷物の一つ一つが結構な重さの物を軽々と抱え、呆気に取られる男を尻目に往復を繰り返しリズムを取る様に積み上げて行く。最後に両手をぱんぱんっと打つとにこやかな笑顔で踵を返した。そして漸く幼馴染の彼の元へと駆けて行く、時折手を振っては跳ねてみるが離れている所為か反応は無い]
……おーい、ナユター!ナユタってばー!…聞こえないみたい?うーんと、 ……ナッちゃーーーん!!
(5) 2013/07/17(Wed) 00時頃
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―5月1日正午頃、第二封鎖線付近町内部―
>>5 [聞いた事のあるような声、というよりはむしろ5年前までは勘弁して欲しいと思う程に聞き飽きていた声。今なお用事もないのに電話をかけてきては何やら楽しそうに話し込むせいで忘れたくとも忘れられない声が聞こえたような気がした。と思い込みたい]
…………あー、クッソ!!! んの呼び方やめろって何度言ったら分かるんだ! お前の頭にはブラマンジェでも詰まってんのかこの馬鹿チアキ!
[幼い頃から変わらぬ呼び名が耳に届くと眉間に刻んだ皺が深くなった。抱えた重みそのままの音を立ててダンボールを投げるように積み込んで後ろを振り向く。まるで子供のように手を振り跳ねる姿が懐かしいだなんて、思わない。けれど変わらないその笑顔には籠っていた力が抜けるような気がした]
[ちなみにどうでもいいことだけれど脳みそとブラマンジェの硬さは似ているらしい]
(6) 2013/07/17(Wed) 00時半頃
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―5月1日正午、第二封鎖線付近町内部― [彼女がここに居る理由は特にはない。ただ、その時居た場所がたまたまそこだった、というだけである。 ヘリコプターが降りてくる。この街をおいて他に行き場の無い己にとっては、忌々しい爆音であっても、生命線の一つであることは流石に解っている。 もう何もない己にとって、生命線の意味もあまり無いのだが―――] ……なぁ……ぉん。
[さながら猫の鳴き声のように、意味もなく――あるとすれば、声を出すために――声を出す。 声を出しつつ、眼前を眺め。双眸は、二つの影を捉える。]
(7) 2013/07/17(Wed) 00時半頃
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[一つは……どうやら機動隊の者のようだ。以前、会ったことが有るだろうか?しかし思い出せない。己の中で無意味なガラクタのように積み上げられた4年以上前の記憶の中を探せば、もしかしたら思い出すこともあるのだろうか。しかし彼女の意思は、その記憶の将棋崩しを拒否する。 もう一つ。こちらはなんとか覚えている。以前、自分のことを友愛組合とかいう組合に誘ってきた男だ。それといつだか、自分に手を差し伸べようとしたのもこの男じゃなかったか。……信用しないと決めた事が、つい昨日のように思い出される。対価を求めない庇護など、存在してたまるものか。] ……冗談じゃない…… [吐き捨てるように独り言を言い。しかし、ここから動く理由もなく。彼女は、機動隊の青年と、友愛組合の青年の労働を眺めることにした。**]
(8) 2013/07/17(Wed) 00時半頃
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/* 始まったな 今日が来んのをどれだけ楽しみにしてたかっつー話 相変わらず独り言もC口調モードで行かせてもらうぜ てかそうしねぇと口調ブレそうな予感がすんだよな
でもってチアキウザ可愛い予感w */
(-0) 2013/07/17(Wed) 01時頃
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- 5月1日 深夜 町はずれ(南)・土産屋2F -
[月が明るく照らす。控えめに灯された蝋燭は、部屋の人物を浮かび上がらせるだけの力もなくただただゆらゆらと揺らいでいた]
--必ず、この町を取り戻します。彼らの好きにはさせるわけにはいきません。ワクチンの精製だなんて…恐らく、町ごと焼き討ちにするための時間稼ぎの戯言でしょう。その前に必ず、機動隊を壊滅させなければこの町に未来はありません。
[ピリッとした空気があたりを包む]
--では、手はず通りに。
[誰かが吹いた息によって蝋燭が消える。やがて、人気はなくなり静けさだけが部屋に残った]
--ねぇ、見ててくれていますか?貴方の信念を必ず貫いてみせますから…。もう、貴方に守られてばかりいた僕とは違うんです。だから…xxx。
[親友の名を呟く声は蚊がなくソレよりも小さく、闇へと溶けた**]
(9) 2013/07/17(Wed) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/17(Wed) 01時頃
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―5月1日 0時過ぎ 街内部・裏通り―
[煌々とした月が飾り付けた、満天の星空。ほんの何日か前まで、この街の夜空はこれ程透き通ったものではなかった。裏通りに佇んで視界を切り取るような建物の狭間から夜空を見上げ、薄らと口元が笑みを刻んだ]
──あァ、綺麗なモンだねえ。 田舎だ田舎だと思っちゃいたが、…元からこんなに綺麗なモンだったか。
[否、違うだろう。火が消えたように…実際に多くの灯りがこの街から消えてしまった。たった数日の間に。息を殺し、笑い声を潜めさせ、夜空がこれ程美しいものだったと、感傷から程遠い自身にまで気付かせる程に。知らず咽喉を鳴らしたような呼気が漏れ、微かな笑い声になって零れた。俯き、微かに肩を、頭を暫し揺らす。やがて長い息を吐き出して、顔を骨ばった片掌で覆い]
(10) 2013/07/17(Wed) 01時半頃
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>>6 ……?…何だろ、怒鳴ってる?うーん…ま、いっか!
[それよりも何だか美味しそうな名が聞こえた気がして一瞬小首を傾げるが直ぐに満面の笑みを浮かべ軽やかな足取りで通り過ぎる人を避けつつ、時折くるりとターンをし踊る様に相手へと近付いて行く。その動きはきっと誰であっても予測不可能だろう、思うままに身体を跳ねさせるとそのまま相手に飛び付いて抱き締めた]
もー…ナッちゃんってば、電話には出てくれるけどメールも手紙も全然返事くれないんだもん。
[不満を零しながらも口元は弧を描いたまま声色は楽しげで]
(11) 2013/07/17(Wed) 01時半頃
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…嫌になんね。全く。 [指の隙間から視線を落とす。石畳の上、──自身の足元に横たわった男の体を、無言で見つめてからブーツの硬い爪先で突付く。男が呻いて寝返りをうった事にまた溜息がひとつ、零れ落ち] おおい……オッサン。街は怖ーェ…病気持ちがウロついてんだぜ? 酔いてえ気持ちはわかるが、…おら、起きろ!これだから…酔っ払いは嫌いなんだ!
[赤ら顔の男のわき腹を、軽く蹴るとうめき声が上がり。うんざりした様子で天を仰ぎ見て]
ああ、全く!なんで俺は──こんな時まで食えもしねえ金稼ぎ、ってか!オッサン起きろ、奥さん探してんだって!
[漸く起きた酔っ払いが、のろのろ起き上がる背を押して。男を無理やり、彼を待つ者の元へと送り届けて得るものは、僅かな現金と林檎が一つ。今は金等意味を為さない──しかし、手放す事もできないそれをポケットに突っ込んで、今は何より貴重な瑞々しい林檎にあえて雑に丸ごと齧りつき。死に近い…深い眠りについたような深夜の裏通りを、未だ眠れぬ己が当てもなく歩み出したのは暫し後の事]
(12) 2013/07/17(Wed) 01時半頃
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―5月1日早朝、第二封鎖線―
[まどかは、第二封鎖線付近のコンクリート壁にもたれかかり、にごった目で空を見上げていた。つい数時間前までは、変わってしまった日常と過去の穏やかな生活のフラッシュバックを繰り返し苦悩に喘いでいたが、ついには精根がつき、思考を放棄してしまっていた。]
(お腹減ったなぁ…)
[それでも空腹は押し寄せるようだ。最後に食べ物を口にしてから、かなりの時間が経っている。特に何の用意もせず、逃げ惑っていてばかりだったせいで、状況もろくに把握できず、配給などにもありつけていない。幸い体は疲労しきっているので、まどかは空腹をごまかすように、ゆっくりと目を閉じ、仮眠をとることにした。]
(13) 2013/07/17(Wed) 01時半頃
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>>11 [予測不能というよりは気違い沙汰に近いそのステップ。怒鳴った手前素知らぬふりも決め込めずに薄っすらと覚える目眩は、果たして日差しのせいだけではないのだと思う]
――ッていきなり何しやがんだ! 暑いっ!は、な…れろッ!!!
[不意打ちのように抱きついてきた相手に傾いだ身体は積んだ荷へとぶつかった。鈍い痛みと背後で崩れゆく重たい物音に覚えた怒りをそのまま足へと乗せ、自分よりも一回り小さな身体を遠慮なしに蹴飛ばす。冗談みたいに変わらない、まるでこの街の象徴のような幼馴染を見下ろす表情は逆光に遮られて恐らく判別不能]
電話出ねぇといつまでも鳴らしてくっからだろ 好きで出てる訳じゃねぇっつーの てかなぁ…お前もうちょっと緊迫感とかねぇの?
(14) 2013/07/17(Wed) 02時頃
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>>8 [暑っ苦しい幼馴染を捌きつつ視界の端に映る妙に目立つ黒い猫の耳。――5年前に見かけた事はあったかとしばしの自問自答の末に思い出せぬまま思考を放棄した]
あんたそんな所で突っ立ってるならちょっと手を貸してくれっと助かるんだけど
[まさに猫の手でも借りたいのが現状。何しろ仕事は山程あるのだ。例えば頭の隅にこびりついて離れてくれない処刑について。明日にでも市議会に赴かねばならない事を考えると頭よりは胃が痛くなる。離れた場所で茫洋と立つ――多分少年であろう人物に声を掛けた]
(15) 2013/07/17(Wed) 02時頃
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―5月1日正午頃、第二封鎖線付近町内部―
[ざわざわと騒がしい声を聞きつけ、いつもの化粧もせず、ストールをひっかけ眠い目をこすりながら表に出る。辺りを見回すと大勢の人に、空にはめったに見ないヘリコプター。ぼんやりとそれを眺め、目に見える形の“閉鎖”に溜め息をつく。]
折角の良い天気なのに…。
[壁にもたれ、今後の自分に思いをはせる。親しい人はいない、大事にしたい人もいない。このまま何が何だか分からないうちに殺されてしまうのか。仲の良さそうな騒いでいる2人組を見て、もう一つ溜め息。]
なんだかなぁ…。
(16) 2013/07/17(Wed) 02時頃
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/* 荒んだ人間ばかりが集まってる町な件についてw ヨーロッパの片田舎ってよりはアメリカのスラムになってきた気がするぜw */
(-1) 2013/07/17(Wed) 02時半頃
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―5月1日 早朝 第二封鎖線―
[危険は承知していた。それでもまだ、どこか現実感がない危機に自ら身を投げやりに晒すかのように眠れぬ夜を彷徨い歩き、やがて辿りついたのは第二封鎖線にも程近い場所。否応無く、街の現状を視覚から見せつけられるような風景を眇めた瞳で眺め、長い溜息を吐き出して]
あー…、…クッソ眠ィ…。 俺が眠いのも、街がこんななのも、腹減ったのも太陽がまぶしいのも何もかも全部政府の所為だ──なァんて言っても、……、
[半ばまで齧って、しかし途中で失せた食欲のため半端に残った林檎を片手の中で遊ばせながら、悪態のような、呻くような独白を漏らし。コンクリート壁を軽く握った拳で打ち、返る冷たい硬さに痛んだ腕を片眉を顰めて戻し──ふと、巡らせた視線が壁に凭れた少女の姿を捉えた。ゆっくりと瞬かせた垂れ目を薄め、瞬間、逡巡するよう小首を傾げて。刹那、他者の目がない中で面を掠めたのは疑心を抱いた時にも似た計算の色、しかしすぐ表情は霧散し。少女の傍へと、足を進めていき]
──おい。死んでたら返事しろ。[第一声。少女に無茶な言葉を向けたのと同時、足でマドカの腰横を突付き]
(17) 2013/07/17(Wed) 03時頃
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>>16 [そしてもう一人目に付いた少女。荷物を積み終えたトレーラーが走り去る土煙に目を眇めながらその疲れ果てたような表情を見遣る]
そっちのあんたも 人手が足りねぇんだよ
[仄かな苛立ちは声音に滲んでいただろうか。それは決して離れた場所へ立つ少女へと向けたものではなかったけれど。本当に…どうすればいいのだろう。迷いと葛藤は己の胸の内だけに、けれど平静を装える程人間できていないのが実際の所]
(18) 2013/07/17(Wed) 03時頃
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>>14 はうっ…!
[身体を襲う衝撃に逆らう事も出来ず軽い身体は地面をころころと転がった。くるくると回る世界に座り込んだまま目を回し落ち着くまで頭を抱える]
……うう、久々過ぎて防御遅れた…いや、した事無いけど…。
[ふと影が出来た…顔を上げれば相手の背に青空と眩しい日差し。落とされた言葉に瞳を細めて暫く探る様に表情の見えない相手の顔を見詰めた]
……俺まで怖い顔するとハルナが泣いちゃうから、さ。
[妹の名を口にして眉尻を下げて笑い、服に付いた泥を払いながら立ち上がり]
お帰り、ナユタ。
(19) 2013/07/17(Wed) 03時頃
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―5月1日 早朝 第二封鎖線― >>17 [メールの文面を幾度も読み返した。幾度読んだ所で納得できる筈がないのを知りつつ、最早目に映る文字は意味を成さない記号の羅列にしか見えないと知りつつ、またそれを繰り返した。文字を追う事に疲れ果てた視線を窓から覗く白み始めた淡紅の空へと移す。無性に外の空気が吸いたくなった。彷徨い歩いて辿り着いたのは無機質に張り巡らせた鉄条網の境界。靴の底で乾いた音を立てて枯れ葉が崩れた]
……ん? なんだアレ…おい、んなトコで何やってんだよ 答え次第じゃ、しょっ引くぞ
[薄靄に霞む先、長身の…男と横たわる人影。脳裏に過ったのはまず犯罪、そして次には人狼病。肌身離さず身に着けているホルターへと指を滑らせ冷たい相棒を引き抜く。トリガーに掛けた指先が少しばかり震えているのは眠気のせいだと心の中嘯いて、銃口を男へと突き付けた]
(20) 2013/07/17(Wed) 03時頃
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>>17 [うとうとと意識を手放しかけたとき、わき腹に小さな衝撃が走る。 襲撃があったのかと、声にならない悲鳴をあげ、飛び起きて逃げ出そうとするが、栄養不足の為、目はかすみ、思った以上に力の入らない体は、無様に地面へと倒れ伏した。手に届く範囲でつかめる小石などを必死に投擲するも、すべてあさっての方向へ、たいした威力もなく落下してしまう。]
私は食べてもおいしくない… どっか…、どっかいってよぉっ…! あれ…?
[ふと、かぎなれた果物のにおいを嗅いだ気がする。]
林檎…、林檎のにおい…。
[マドカは、ゆっくりとかすむ目をこすりながら、ゆっくりと匂いのする方向へ向き直った]
(21) 2013/07/17(Wed) 03時頃
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/* はい、安定の誤字来た ホルスターとホルダーが混ざったぜ_(:3 」∠)_ もういつもの事だから! 突っ込むなよー 誰も突っ込むなよー */
(-2) 2013/07/17(Wed) 03時半頃
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>>20 [落ち着きかけたところに、自分に近づいてくる新しい物音に気付き、びくりと体を震わせる。突然現れた男の詰問めいた問いかけは、てっきり自分に向けてのものだと勘違いをしてしまい、つい数時間前、封鎖エリアを越えようとした仲間が、射殺された件を思い出す。マドカは強く体を抱えこみ、小さく悲鳴を上げるように訴えた。]
私、何もやってません…! 何も、何もしません… 病気にもかかってません… お願い、お願い、死にたくない…!
(22) 2013/07/17(Wed) 03時半頃
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[自身が少女を突付いた反応>>21と、恐らくは見覚えの無い男が己に銃口を向けた>>20のはほぼ同時の出来事だった。仕事柄もあってだろうか、嗅ぎ慣れた危機に対する匂いに思わず背筋が伸び揺れ、反射で武器が無いことを示すかのよう林檎を握った左手ともども両手を半ばまで上げ──少女が怯えきったような様子で倒れ伏した>>21のがその時だった]
あ?おい、なんだ俺は女なんざ食う趣味ねーってかおい、違ェぞ! 俺は優雅にこの惨状見物に来ただけの一般人で──まずその物騒なモン下ろしてくれって!可愛い兄ちゃんよゥっ、 [流石に、銃口を向けられた上での投石攻撃には、全く当たらずとは言え腰と足が背後に引けて。傷付けられる事を何より怖れるようにも、己の顔をまず腕でガードし、政府関係者と思しき男に喚いた言葉は、しかし確り男の顔面までこの状況でも判断したものであり]
(23) 2013/07/17(Wed) 03時半頃
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>>19 [ある意味全ては様式美。繰り返されてきた日常茶飯事。吹っ飛ばされた幼馴染に手を貸す事もなく暫くの間は無言が周囲を包んだ]
防御したって無駄だろ お前はウェイト軽すぎんだよ…まあそれで怪我もしねぇってのは尊敬するけどな 取り敢えずアレ、積み直すから手伝え 相変わらず腕力には自信あるんだろ?
[ふっと、息と共に言葉を吐き出して身を起こす。顕になった口元が描くのは緩い弧。微かに目を細めて早く立ち上がれとばかりに靴先でせっつき、背後に崩れ落ちたダンボールの山を顎先で指し示した]
ハルナは元気にしてんの? あいつも随分デカくなったんだろうな
[後悔は先に立たないもの。心を刺す僅かな悔恨を口にするのは憚られて記憶に残る幼い少女の名を口に出す。謝罪の代わりに差し出した右手、彼が握ったのならば力を込めて引き上げただろう]
………ただいま
(24) 2013/07/17(Wed) 03時半頃
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──は?…ん、林檎…?……あ、ああ。こいつか?
[少女の攻撃が止んだ>>21事に、まだ状況把握をしきっていないながらも、耳が拾った単語を意味を理解するより先、口で繰り返してから。僅かに瞬き、自身の手に持った食べかけの林檎を思わず見て。──やおら身を縮こませた少女の声>>22に意識を引き戻させられた]
……、[自身が半端に、無抵抗を示す格好はそのまま。男への訴えも瞬間止めて、少女を見遣った双眸が色を抜けさせ、すぐに苛立ちににた揺らぎを顰めた表情と共に浮かべて。舌打ちをし]
なあ、…おい。こいつは、…人間だろ。人間だ。[喉で僅かに燻るように低まった声は、政府の男に向けたともつかず]
(25) 2013/07/17(Wed) 03時半頃
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/* 感染者=化け物って認識、って説明不足すぎた!あうち! 描写が追いつかないいいい頑張りますううう
(-3) 2013/07/17(Wed) 03時半頃
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>>8>>15 ……あれ?クーちゃんだ。
[ナユタの視線の先を追って視界に入った黒い猫耳フードの…少女。彼女の事を知ったのは何時何処でだっただろうか、何度か接触を試みるものの既の所で逃げられるか行き違い。本当に猫の様な少女にこんな所ででも出会えた事が嬉しく両手を振ってみる]
クーちゃんもボランティア?気が合うね。
(26) 2013/07/17(Wed) 04時頃
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>>22 >>23 [向けた銃口は逸らさぬままに倒れ伏した少女と両手を上げる青年を交互に見遣る。凍りついたような空気を少女の悲鳴じみた声>>22が切り裂いた]
あんたじゃねぇよ、そっちの男 てかあんた襲われたりとかしてねぇよな? 取り敢えず見える所には噛み痕はねぇみたいだけど
[己を守るかのように丸くなる少女へとまずは声を掛ける。その合間にも男から目を離す事はない。掌がじわりと汗ばむのを自覚して乾いた口中を湿らせようと喉を鳴らし、再び口を開き]
事情を詳しく説明しろ 銃を下ろすのはそれからだ …ついでに俺は可愛くもなんともねぇから…ふざけた事言ってっと臭い飯食わせるぞ
(27) 2013/07/17(Wed) 04時頃
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>>25 なんでそれがわかるんだ 目に見えねぇ場所に噛み傷って場合もあんだぞ?
[無抵抗を示す仕草にも標準はぶれない。油断はするなと上官に幾度も叩きこまれた――忘れた事はない。踏みしめた両足の下でまた枯れ葉が小さく音を立てる。夜明けの静寂の中で真意を探ろうと双眸を鋭く光らせ、男の顔を無表情に見詰めた]
(28) 2013/07/17(Wed) 04時頃
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>>18
[ぼんやりと考えていた思考を遮る声。聞こえた方に意識を向ければ、それこそ今まで眺めていた二人組の生真面目そうな男の子。にこりと微笑み、少し首を傾ける。]
それは、私のことかしら? 別に手伝ってもいいけれど、このとおり、力仕事には向かないわよ? 怪我した子の手当ぐらいなら出来るけど。
[笑いながら両手をひらひらさせ、先ほど蹴飛ばされていた子に目を向ける。]
(29) 2013/07/17(Wed) 04時頃
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なんだよ、俺だけロックオンってか──撃ち抜かれんのはハートだけにして欲しいね。 食えるのは飯か?鉛玉じゃねーの?
[危機感は、無論ある。しかし、元来よりの性質にここ暫くの現実感のなさも手伝い、この状況においても軽口混じりになる声を発して、しかし体は素直に男から離れたがるように踵をにじり下げさせ、コンクリ壁に足が辺り。逃げ場が無いこと以上に、己の動きを遅れて理解した事への舌打ちを落とし]
──ッ。……事情たって、…あー、ったくよゥ! 金と林檎一個っぱかしに釣られて深夜に人探し!で、そのまま寝れねーでこのクソ悲惨の元を見に来た、おっ死ぬ前にいっぺん笑ってやる為にな!…これで良いのかよ! なんなんだテメーら、病気持ちの化けモンならともかく、ちょっと境界越えたぐれーで──人間まで殺しまくってどうすんだってーの!ふざけんな!
[次第、眼前の青年へのものだけではない苛立ちを伴った言葉を、自身の状況忘れかけたような一度溢れさせた勢いに乗せてぶつけ。最早無抵抗を示す気も失った腕は落ち、苛々と髪を掻き毟って]
(30) 2013/07/17(Wed) 04時半頃
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…。人間だろ。…人間だろ。 どう見たって、こいつは、ただの女だ。…餓鬼じゃねえか。怯えてるガキだ、ただの、…ッ…人間じゃなけりゃどうすんだよ…、
[化け物、と。自ら感染者をそう呼び、そして感染者がただの人間にしか見えないことは知りながらも、理性と眼前の現実が噛み合わず。林檎を握った手指に力が篭り、ともすれば、撃たれる事と引き換えに非力過ぎる抵抗を示そうとでもいうよう体が少し重心を低め]
(31) 2013/07/17(Wed) 04時半頃
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>>29 配給の仕事なら非力でも出来んだろ? つってもそれはここでの作業が終わってからになるけどな…まあ取り敢えずはボランティアの奴らに飲み物でも配ってくれ そこで定食屋の女将がやってるだろ てか俺達にも一本ずつ頼む
[己は崩れたダンボール>>24をチアキと共に積み直しながら生真面目とは程遠くぶっきらぼうに視線を向けた。少しばかり離れたその場所では中年の女性がペットボトルに入った水をボランティアへと手渡している]
(32) 2013/07/17(Wed) 04時半頃
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>>30 そりゃそうだろ どういう意味合いにしろ襲ってるように見えんのはあんたの方だ ……どっちを食いたいかはあんたに任せる。飯が食いてぇなら…動くなッ!
[微かな音と動きがトリガーへと掛けられた指に緊張を走らせた。こめかみを伝う冷たい汗を拭う事もなく、鈍く光る銃身はただ真っ直ぐに眼前の男へと向けられる。言葉は脅しではないと伝えるように眼差しは鋭さを増して男を射抜いた]
……OK 取り敢えずは信じる…が、身元は確認させて貰うぜ IDカード寄越せ。所持してねぇとは言わせない
[後半の言葉には刹那苦渋に満ちた表情を浮かべたけれど、それすらもすぐに消し去った。出来る事ならば誰も殺したくはないのだと、胸の内の感傷を口にする事なく、けれど取り繕うかのように眉を寄せる。銃は右手に、苛立ちを隠さない様子の男を急かすかのように左手のみを差し出した]
(33) 2013/07/17(Wed) 05時頃
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>>31 そうだろうとは思う…が、確証はねぇだろ? …人間じゃねぇなら隔離、その後の事は俺の管轄外だ ………つーかな、お前ら二人共人間なら、こんな時間にうろついて無事で済んでる事をありがたく思えよ! いつ食われんのかわかんねぇんだぞ!?
[感情は引きずられるものだ。一夜の苦悩が呼び起こされるような感覚に、堰を切った言葉が溢れ出す。なんでこんな事を、馬鹿らしい、言い捨てたくなる気持ちだけは腹の中へと飲み下し、それでも抑えきれない怒りを吐き出すと、肩を震わせて目の前の二人へと感情を隠せないままに揺れる視線を向けた]
(34) 2013/07/17(Wed) 05時頃
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>>32
[きちんと作業してるところから、生真面目かと思いきや話してみると違う様子。でも荷を積み直してるところを見る限り、やはり根は真面目なのだろうと笑みがこぼれる。言われたとおりに顔見知りの女将さんに朝の挨拶と水をもらいに。「久々にあんたのすっぴん見たよ」と笑われ自分が化粧をしていないのを思い出し、ストールをひきよせ顔の下半分を気持ち隠し、ペットボトル二本だけもらい戻る。]
はい、ご所望の物はコレでいいかしら?
[とりあえず渡したら一度家に帰ってまた戻ってこよう。今は顔を見られたくなくて俯きながらペットボトルを手渡す。]
(35) 2013/07/17(Wed) 05時頃
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>>35 [空は快晴、浮かぶ綿雲を流す風は浮いた汗を冷やして心地良い。本当に変わらない空と風。空を切り裂くヘリコプターのモーター音だけが異質な存在のようだ――と考えるのは心が疲弊し始めた証拠なのだろうか]
おう、ありがとな 一仕事終わったらあんたも一本貰って帰るといいぜ…とはいっても水道に関しちゃ規制もねぇしそこまで役には立たねーかもしれないけどな
[WWSウィルスはごく弱いウィルスだ。流水と乾燥でいとも容易く死滅する――とはいえその症状と感染経路は危険極まりなくあるのだが――故に町に上下水道の規制は敷かれてはいないが、せめてもの労いをと言葉を掛けた]
(36) 2013/07/17(Wed) 05時半頃
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>>15 >>26 [「手を貸してくれると助かる」、と。向けられた言葉は自分へのものだろう。 手を貸す道理も義理もない。ただ、無下に断るのは、処世術としては無いだろう。 そこまで考えて、ひとまずは歩み寄り。ナユタに向かって話す。]
……あたしは、そこの友愛組合の人[と、チアキに一瞬目を向けて]みたいに、無償で手を貸すほど物好きじゃない。 ボランティアとか……彼と一緒にしないでくれる? それに、か弱い女の子にやらせるには少し重そうだよ、この仕事。
……ツナ缶くれたら、手伝う。キャットフードがあったらその方がいいけど、無いよね。 [自分は絶対に、無償でなんか手を貸さない。対価を求めるために対価を提示する。 ナユタかチアキが承諾さえすれば、遠慮なく仕事をするだろう。 この19歳の少女は、多少コミュニケーションが苦手なものの、動くことには慣れている。役には立つだろう**]
(37) 2013/07/17(Wed) 06時半頃
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―5月1日未明 町内部・裏通りと表通りの境界―
[表通りから暗い路地へ入り込んだ場所、それでも裏通りと言うにはまだ表通りの光が見える程度の、そんな曖昧な場所。
其処に、薬屋「三元道士」は在った。
赤を基調とした鮮やかな色彩とこの地方の物とは様式の違う家具の数々は訪れる者に異国情緒と異邦感を与える]
――……じゃア、御代は確かニ。毎度ありヨ♪
[明らかに堅気では無い男に軽く弾む声と共に小さな包みを手渡すと、化粧で飾った顔で笑みを浮かべる。 結った髪も、紅を乗せた唇も、手入れした爪も女性を象徴するものだが、それらを持つ店主は見る者が見れば“青年”である事が分かるだろう。特に吹聴する気も無かった為に、この地を訪れて3年、馴染みの客にもまだ知らない者も居るかも知れない。 もっとも、特に女性としても振舞ってもいない為に、彼の性も店の場所と同じように曖昧になっているのが実情だが]
(38) 2013/07/17(Wed) 09時半頃
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[客を送り出す為に店先に出て、片手をひらり。 途中腰に伸びかけた男の手を、もう一方の手に握られた扇子で叩き落してやった。どちらの性を望まれたかは知らぬが、生憎と男の顔は好みではない。 舌打ちして手を引く顔に出来るだけ艶やかに見えるような微笑を返すと、またのお越しヲ、と静かに送り出した。
その背中が見えなくなるとふっと呆れた様な吐息を零し、何気なく周りを見渡す。 “病”のせいで裏通りの危険度は上がっているのに、閉鎖で追い詰められた一部の住人の心は、同時に闇を濃くもする]
………商売の加減が難しいネェ…
[商品の仕入れもだが、増える一方の悩みに面倒くさそうに一人愚痴を零しながら店へと戻る。
背中で扉を閉めれば、故郷の風を思わせる店内は感染症など無縁なのだと錯覚させた]
(39) 2013/07/17(Wed) 09時半頃
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/*とりあえず、男性陣は露蝶のお店でボラギノール買っとくべき!*/
(-4) 2013/07/17(Wed) 09時半頃
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/* そういえばトレイルとマドカに名乗ってないんだよなぁ…ヤベェ俺のが不審人物っぽくね? */
(-5) 2013/07/17(Wed) 10時頃
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/* ああ、一応しょっ引くつったからには警察か機動隊って事はわかってんのか */
(-6) 2013/07/17(Wed) 11時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/17(Wed) 12時半頃
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ッは…まあな。俺でもそう思うぜ、女もガキも襲う趣味はねーがな。 ──っ [制止を求める警告声>>33に、再度の舌打ちと共に口を曲げ、渋々変えかけていた体勢を戻し。投げやりに力を抜いた腕を示し、頭元に手を上げた。早朝の、肌をまだ冷えさせる五月の空気を張り詰めさせた更なる冷気…恐らく殺気、とも言い換えられるそれに冷やされた頭は、流石にそれ以上の抵抗も今する気を失せさせ。男の眼差しの強さに、ああ、と微かな息を漏らして]
……ったくよゥ。可愛い顔して──犬か、…猟犬ッつったら聞こえは良いな? [あえて、相手にも届くかもしれない、その程度の音量で独白し。しかし、男が浮かべた表情を映した双眸は、どこか意外なものを見たかのように少し政府の男を見た後に薄まり。 刹那天を仰ぎ、直ぐ視線を戻して大儀そうに銃器がない事を示すような所作で男にのろのろと背と尻を向けながら、デニムの後ろポケットに挟んでいたカードケースを取り出し。IDカードが入った革製のカードケースを手に、眉を上下させて見せ]
(40) 2013/07/17(Wed) 12時半頃
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アンタが来い。善良な市民さまでも、動いちゃいけねーんだろ? [せめてもの、腹立たしさを篭めて、神経を逆撫でさせる様な声を向け。瞳は動かされない銃口を見つめ、知らず冷たい汗を浮かべた背を、虚勢をはるように伸ばし]
……化けモンなんざ実際見た事ねえんだ。実際のトコは知らねーがな。 化けモンでこれなら、…俺やテメーの方が化けモンに見えるぜ。俺にはな。…、管轄外ね。便利な言葉だわ。
[更なる挑発を投げかけ──ぶつけられた感情に、先より意外さを覚えた瞳が今度は隠す様子もなくやや丸くなり。僅かに開いた唇を、一度閉ざして。また何かに苛立ちだしたとも焦燥感を覚えたともつかず一瞬歪んだ表情を嫌そうに顰めさせて]
……。市民様の心配でもしてくれてんのかい?一応は。 うろつくのが正気の沙汰じゃねーのは同意すっがな。はっは……正気じゃねーんだ。勘弁してくれ。
(41) 2013/07/17(Wed) 12時半頃
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―5月1日 とある民家の一室―
(どうしようどうしようどうしよう……)
[強盗に入られたかのように荒らされた部屋。棚は倒れ中身が散乱し足の踏み場はない。その中に小さな山が一つある。頭から布団を被り小さく震える女性だ。その顔はひどく青ざめ、睡眠をとっていないのか目の周りに隈ができている。]
(封鎖って何よ!私はなーんにも悪くないじゃない。どっかの誰かが勝手に感染して勝手に死んだだけでしょ!なんでこの街で感染するのよ!他にも街はあるでしょ!?なんで…この街なのよ…)
っなんっで…なのよ!
[被っていた布団を床に投げつけ叫ぶ。丸一日言葉を発していなかった喉が不自然な発音をして恥ずかしく思ったがどうせ誰も聞いていないのだからと開き直る。]
だいたいなんでアタシ布団被ってるのよ!?暑いじゃないの!今何月だと思ってるのよぉ!あぁぁもう!汗くさっ!!
[ぐちゃぐちゃのタンスから服を取り出し着替える。身なりを整えた事で少し冷静になったのか、封鎖されてから何も食べてない事を思い出す。室内を見渡し食糧を探すが見つからない。]
(42) 2013/07/17(Wed) 12時半頃
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お腹…すいた…
[ふと、夜にヘリの音がしていた事を思い出す。窓に目をやると街の中心に向かって歩く人の流れが見えた。おそらく配給がきたのだろう。しかし、外に出ると感染のリスクがある。]
どうしよう…お腹すいたけど…感染したくない…でも…
[しばし考え込む。が、やはり空腹には勝てず、意を決して配給場へとむかった]
(43) 2013/07/17(Wed) 12時半頃
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>>37 [親しげに呼ぶチアキ>>26と黒いフードへと交互に視線を向けつつ、あたし?何やら引っかかる一人称とその後に続いた言葉で己の勘違いに漸く気付いた。少年のようには見えるがどうやら『彼女』だったらしい]
あー…あ、つってもこれボランティアだからなぁ てかキャットフードって事はお前の食いもんが欲しいって訳じゃねぇんだよな?
[恐らくは猫の餌だろうと暫しの逡巡。何分実家には家畜と云う名の牛や羊がいるのだ。動物には弱い。喉奥で唸り声を上げると漸く口を開いた]
内緒、だぞ? 誰にも言うなよ…一日ツナ缶一つ これで毎日手伝ってくれるか?
[提案一つ。繰り返すようだが今は猫の手も借りたい。というのは理由の半分程。飢えるであろう猫を放っておける筈もなく条件を口にしてみた]
(44) 2013/07/17(Wed) 13時頃
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―回想・5月1日 未明 町内部・裏通りと表通りの境界―
>>38 [紅い林檎を、放り投げて受ける。一口齧ったものの、進まないそれを玩具にして、裏通りから表通りに抜ける道をどこかわざと何かを誘うかのようですらある無用心さで足音も殺さず歩み、曲がり角を曲がりぬけて。──ふと、死んだような通りの中で、動いた背が扉中に入る姿を夜目に見止めた。明瞭には見えなかったが、他と間違えようもなく暗い闇でも目立つだろう姿は、自身の視線からは遠目に見るだけでも明らかだった。いつの間に、 露蝶の店近くまで来ていたらしい。
──ルーティエ。蝶の字を持つ音だと、いつか聞いた。 初めて知ったのは街に戻って間もない頃だっただろうか──女性の装いを纏ってはいるが、すぐに綺麗な男だと思った覚えがある。目立つ顔立ちではない、だが、言動もあいまった表情…何よりその腰つき。一目で気に入り、第一声でその晩へと誘った事はまだ記憶にあった。
…食欲が、ない。痛んでいる訳でもない胃の腑の上辺りを押さえ、溜息混じりにも、気を向かせて薬屋へと足を進めた。閉ざされた戸を軽く拳で叩き、暫し反応がなければ片眉あげながらもそのまま離れるつもりで]
(45) 2013/07/17(Wed) 15時頃
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>>40 だろ? ……男は襲うってのかよ 悪趣味だな
[男の噂については知る由もなくただ思うままに吐き捨てた。澄み切った空気を乱すような息のおとに緊張感は僅かに途切れる。それでも男の右足へと向けた照準を逸らす事はないのだけれど]
っうかなぁ…軍人と見りゃ猟犬かよ、テメェのオツムは随分と短絡的に出来てんだな 守ってやってるだなんてキレイ事言うつもりはねぇがこっちもお遊びでやってる訳じゃねぇんだ 命かかってんのは俺だってテメェらと同じなんだよ! それがわかんねぇなら家帰ってマスでもかいてろこのクソ野郎!
[透き通り張り詰めた空気の中聞こえた微かな声に感情は否応なしにささくれ立った。抑えきれない苛立ちを示すかのように揺れる銃口を片手で突き付けながら男との距離を詰める。半ば八つ当たりな自覚はあったけれど挑発をやり過ごせる程穏当な性格じゃあないのも自分が一番知っている。仕草だけは従順を示す男の手、カードケースへと視線を落とした]
(46) 2013/07/17(Wed) 15時半頃
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>>41 言われなくてもそうする [乱雑に足音立てて近付くと引ったくるようにしてIDケースを受け取った。銃の切っ先は変わらず右太腿へと。押し当てる事まではせずとも距離は、近い。開いたケースに差し込まれたカードには目の前の男と違わぬ顔の写真、そして綴られた名前は――]
トレイル・トイ。で合ってるよな? 化けモン…か あんたと同類ってのは気に食わねぇけどこの子よりはってのには同意してやるよ ……便利な言葉に聞こえるんだろうが実際管轄外なんだから仕方ねぇだろ 俺みたいな下っ端は知らねぇ事が沢山あるんだよ
[向けられた瞳が見開かれる様にバツ悪げに視線が一瞬泳ぐ。小さな溜息ののちに零した言葉が先程よりは刺をなくしているのは気勢を削がれた、というよりは気恥ずかしさ故か。笑い混じりの声に滲む色に複雑そうに表情を歪め、パスケースを男の足元へと放るとおざなりなボディチェックを済ませてから銃をホルダーへと戻した]
(47) 2013/07/17(Wed) 15時半頃
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市民様じゃねぇよ…ここは俺の故郷だ 町の奴らを心配すんののどこがおかしい ……出来りゃ誰一人死なせたくねぇんだよ…例え正気じゃねぇとしても
[近い日に実行される処刑の事を思えば、ちくり、胸の奥を刺されるような感覚に襲われた。ぶつける術のない想いは巡るばかりで飲み込めやしない]
(48) 2013/07/17(Wed) 15時半頃
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/* 明後日チップは青いから自分の発言追うのが楽だぜ と思った てか文字が多すぎますとかどんだけ喋るんだよ俺的な/(^o^)\ */
(-7) 2013/07/17(Wed) 15時半頃
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―5月1日 昼 町内部・表通りの片隅―
[薄汚れた壁に背凭れて佇む青年がひとり。イヤホン耳に突っ込んで外界の喧騒をシャットアウトして、目の前を行き交う人々の様子を他人ごとのように眺めている。 この街で暮らす以上、WWSが他人事であるはずもないのだが、それでも遠い世界で起きている出来事のように感じられてならず。 お気に入りの音楽にも今ひとつ乗り切れないまま、ふん、とつまらなげに鼻を鳴らし]
――いっそ、全員死ねばいーのに。
[不吉な独り言をぼそりと吐く。直ぐ傍を通りかかった人間がぎょっと此方を見る。 イヤホンはめてたせいで、独り言と云うには声がでかすぎたのかもしれない。 これ以上不審がられる前に立ち去るのが得策だろう。 もたれていた壁から背を引き剥がし、ふらりと町の何処かへと姿を消し**]
(49) 2013/07/17(Wed) 15時半頃
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>>24
ナッちゃんのお陰で打たれ強くなったんだよ。うん?…あ、本来の目的忘れてた。勿論勿論♪その為に来たんだからねー。
[差し出された手を嬉しそうに掴んでは引き寄せられるままに身を起こし、改めてその手を握り返すと微かな己の震えに気付かされた。長年の付き合い気心知れた相手への安堵だろうか、不安な訳では無かった自分を自覚し僅かな気恥ずかしさに手を離しては頭を掻いて。気を取り直し山積みの荷物へと挑む腕をくるくる回しながら]
うん、益々可愛くなっちゃって…見てみて!…ナッちゃんは年が離れ過ぎてるから…ダメだよ?
[首元の銀の鎖を手繰り、ロケットを開くと細身の女性と明るい笑顔の小さな女の子の写真。相手へ自慢する様に見せ付け、一頻り自慢した後は大事そうに胸元へと仕舞った。実はもう一枚その後ろに幼き日にナユタと二人で撮った写真を忍ばせているのだが、それは彼には秘密なのだ]
…っしょ、…荷物ってまだまだ有るのかな?
(50) 2013/07/17(Wed) 16時頃
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>>46 同意がねえとほとんどヤんねーぜ?コレでもな。そんだけ守りゃあ上等の趣味だろ。
[わざとらしいまでに、あからさまな内容で応答し、逸らされない銃口からも感じる男の意識の高さが己にはおもしろくなく、また軽い舌打ちを一つ。男から近づきくるのには少々溜飲を下げるも、直には触れはしなくとも間近く見るだけでヒヤリとしたものを押し当てられたような心地がする銃の鈍い輝きから目を離せず。唾を飲み、眉根を寄せて]
──いっきなり銃口突きつけといてよく言うぜ?あんぜんほしょうのためー…国民のけんぜんなくらしのためー…撃たれそうになってる方の身にもなれよ。何もしてねーっつーのによォ。 軍人サマとしちゃァ、アンタは正解なんだろうさ?…、このクソみてえなトコに来ちまった時点である意味同類だろうよ、ご愁傷様! マス掻いてやらァ、とっととケツ出せクソ野郎が!
[間近い男に唾を飛ばす事も構わず、更なる煽りを向けてわざとらしく歯を剥かせ。名を確認する声に口を結んで横を向き、鼻息を落としながらも僅かな頷きを返し]
(51) 2013/07/17(Wed) 16時半頃
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>>47>>48 ……よく覚えとけ。「営利政府」のT・Tさんだ。…、ケツ揉むんじゃねーぞ。 同類なんざ願い下げだぜ、このワンワンヤローが。
[ボディチェックへと、一声。思わず荒くなった息を──自分の中に残っていた諦めきれない事に対する苛立ちを表してしまったような声を、恥じて抑えるように、何度か唾と息を飲み下して呼吸を整え。横目で、こちらも少し勢いを失った様な男の顔を眺めて、銃が視界から引っ込んだのと共に継がれた言葉に、首を相手の元へとゆっくり戻して向き直らせた]
……。 そうかい。……そいつは、ご愁傷様だな。…マジでよ。──ガキの時分に。どっかで会ってたかもしれねーな、アンタとも。…全く嫌な気分だぜ。 [眼前の…政府の男、ではない青年としての男を、初めて見た気分で。男の顔を眺め、またこみ上げる何かが胸元で焦がされたような…苛立ちに舌打ちして、パスケースを拾い上げて埃を払った]
(52) 2013/07/17(Wed) 16時半頃
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/* 俄 然 漲 っ て き た */
(-8) 2013/07/17(Wed) 16時半頃
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/* チアキ可愛いな…和む フラグ立ってる感満載だし蹴飛ばしながらイチャイチャとかもいいかもな そしてトレイルとの舌戦が楽しくてやめらんねぇw が…そろそろパラレスになっちまうからまとめに入る(´・ω・`) */
(-9) 2013/07/17(Wed) 16時半頃
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―回想/5月1日未明 薬屋「三元道士」店内―
[のんびりと定位置の長椅子へとのろのろ脚を進めながら、くぁりと欠伸を一つ。店仕舞してしまおうかと思案し始めた矢先に、小さな音が戸口で聞こえた>>45。
ほんの少し気だるげにも、人差し指を紅乗せた唇に乗せて睡眠と来訪者を天秤にかけた]
――ハイハイ、開いテますヨ。ウチはいつモ千客万来! 御用の方ハ、扉を開けてお進みクダサイ♪
[気分が乗らなければ居留守も狸寝入りも使う事は知られているだろうが、どうやら天秤は来訪者へ傾いたようで。 軽口を叩きながら、自分では扉を開ける気が無い不真面目な店主は長椅子へと腰を下ろし。 気だるさ隠さず欠伸を落とす口元を扇子で隠して、扉を見やる。鍵はかけていない。
そのまま入るも立ち去るも、客の自由、と]
(53) 2013/07/17(Wed) 16時半頃
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―回想/5月1日 未明 薬屋「三元道士」店内―
>>53 [こうしてわざわざノックで来訪を告げた際、彼の応答があるかどうかは半々と言った所だったろうか。寧ろ応答がある事の方が少なかったかもしれない。その為もあってか、普段はノックもせず入る事もままある体を今宵は乗り切らない気分が故に暫し扉の外で待たせて。やがて届いた声の響きに、少し忘れかけそうになっていた笑いが口端を掠め]
──おうよ、ンじゃあ遠慮なく。邪魔するぜ? [林檎を、もう一口齧って。甘く瑞々しい香りに瞳を薄め、ゆっくり咀嚼しながら扉を押し開けると、店内を見回し直ぐに見つけた店主の姿に眉を上げた]
こりゃまた、いつ見てもやる気に溢れた姿だな。誘ってんのかい?──儲かってるかね露蝶。 [軽口を向ける、自身は既に現業としても、個人としても度々この薬屋には「ありとあらゆる意味で」世話になっており。言って、店内に入り込むと、長椅子の背に空いた方の右手をかけて店主の顔を軽く覗き込み]
(54) 2013/07/17(Wed) 17時半頃
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>>44 [1日の労働でツナ缶1つ。普通に考えれば、労働への対価としては釣り合っていない。いつもなら、もっと吹っかけてもいいだろう。 だが、現状はどうだ。街は封鎖され、他の街へ赴くのは極めて難しい。よしんば出来たとしても、今度は帰ってこれない。 だとするならば、ツナ缶1つであっても、その価値は高騰する、ということなのだろう。]
1日ツナ缶1つ……ありがとう。手伝う。約束だよ。 [そう言って、ボランティアの人が運んでいる荷物を眺め……] あのくらいなら、あたしでも運べる。 あ、それと…… [キャットフードもツナ缶も、ペットの動物にあげるものじゃないよ、と。一瞬言いかけたが、あえて言わないことにした。「ツナ缶もキャットフードも、仕事道具だよ」と言った所で、恐らく意味は解らないだろう。それ以上を説明してしまえば……よりによって、目の前に居る、恐らく警察組織と似たような権力を持っている人間に言ってしまえば……自分の自由が拘束されるだろうことは、想像に難くない] ……ううん、なんでもない。
[ボランティアの人に混じって動き始めた。**]
(55) 2013/07/17(Wed) 18時頃
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>>54 [扉越しに聞こえた声は聞き覚えがある。覚えがあるからこそ、その珍しさに目を瞬いた。
トレイル――自分はトーイと呼んでいる彼。初対面にも関わらず自分を“男”として口説いてきたのはこの町では今のところ彼しか居ない。無遠慮さと、何よりその顔を気に入って二つ返事を返した店主も店主だが。
それ以来懇意にしている彼は、店主の“営業態度”を知ってからは大体勝手に店に入っていたと記憶している。 長椅子でつい転寝をしていた時に勝手に入り、脚を撫でられて反射的に引っ叩いたのはいつの話だっただろう]
今日の稼ギは十分ネ。明日はイイもノ食べられそウ♪ 誘ってもイイけド、具合悪いんじゃないノ、トーイ。 お腹でも下しタ?
[軽口には軽口の応酬。気遣いなのか彼の性癖への揶揄なのかは彼の感性次第。此方に落ちる顔に首を傾がせて見上げ、じっとその顔色を観察してみる。 普段の彼と、何か変化はあるのかと]
(56) 2013/07/17(Wed) 18時頃
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―回想 数日前、あるいはもっと前、裏路地の通りにて クシャミにとってはありふれた、「仕事」の光景―
[路地に、猫のように座るクシャミ。その服装は、素肌の上に厚手の大きな毛布一枚、首輪に大きな金色の鈴という、いささか過激なものである。 目の前にはキャットフードの箱、牛乳瓶、真鍮製のペット用食事皿、金銭を入れるためのダンボール箱、そして文字の書かれたプレートが1枚。 プレートには、「猫の食事光景を見たい方は、箱にお金を入れてから、食事をあげてくださいね」と書かれている。
彼女の前に一人の男が訪れる。箱にお金が入れられ、牛乳とキャットフードが食事皿に入れられる。クシャミはまるで猫のように、キャットフードを貪る。時折、猫のように鳴くことも忘れない。 物好きな者はいつの時代も存在し、夜の裏路地にはそういう者が集まる。クシャミが生きながらえているのは、彼らのお陰と言っても過言ではない。 たまに、それこそ本当の猫にするように、クシャミの喉を撫でる客もいる。それに対して「なぁご」と鳴くことも、もう慣れきってしまった。
彼女は現状、そうやって生きている。]
(57) 2013/07/17(Wed) 18時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/17(Wed) 18時半頃
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>>55 [人混みが見えてきた。あそこで配給があるのだろうか。早く受け取ってさっさと帰りたい。早足で一番短い配給の列に並ぶ。]
うっわ…あれって…
[ネコミミのフードの少女が配給を手伝っているのが見えた。彼女の存在は噂で知っているが実物を見たのは初めてだ。噂の内容が内容なだけにあまり良い印象を持っていない。道理でここだけ列が短い訳だ、と納得する。他の列に並ぼうかと思ったが、あと2人で自分の番だ。今列を離れるのは腹の虫が許してくれない。あと1人。ぱっと受け取るだけだ、特別な会話などせずすぐに離れればいいのだ。ネコミミフードの前に歩み出、さぁよこせと手を差し出した。]
(58) 2013/07/17(Wed) 18時半頃
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>>36 [疲れたような彼の表情に心配になりつつ、今の町の現状ではそれも仕方ないかと考える。自分にはどうにも出来ないし、自分のことすらままならない状態だ。]
それじゃあ、遠慮なくもらっていくわ。 疲れた顔してるけれど、あんまり無理し過ぎないよう気を付けなね、おにーさん。 お店にくることがあったら一杯ぐらいお酒出したげる。
[手伝うと言ったからには手伝おう。女将に一言つげ、化粧と、ついでに動きやすい格好になるために自分の部屋に戻ることにする。いつもの自分ならこんな時間に、しかもこんな健全な!ボランティアだなんて絶対しないが、緊急事態だ。]
それに、体を動かしたほうが何も考えずにすむ、ってね。
[そうして人波の中に消えていった。**]
(59) 2013/07/17(Wed) 19時頃
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>>56 [打てば響くように返る言葉は、常と変わらぬ異国情緒に彩られた店内の空気も相まって。霧のように晴れず己の内に篭った苛立たしさを、瞬間忘れさせてくれるようでもあった。僅かに疼いた感覚と共に、自然に彼の腰──眠る彼へと悪戯する対象として、普段好きにはできない形の良い脚腰の存在はいつでも魅力的だ──へと落ちた瞳は、己を見つめる黒曜石の双眸に気付いて彼の顔へと再び上がり]
……どうした。見惚れたか?
[口ぶりだけは、常と同じ軽さであり。しかし声底が低く翳んだ響きは隠しきれなかっただろう。ソファについた腕を曲げ、露蝶の鼻先へと自身の顔を緩やかに寄せ。フッ、と悪戯に息を噴きかけて、形ばかりに唇が歪み微笑って]
そいつは良いねえ、何か奢ってくれよ。──露蝶のステーキでも良いぜ。アンタの脚なら齧る気になれそうだわ。 …、ここ数日ほとんどご無沙汰でな。そっちも、胃もよ。…何か見繕ってくれねェ?胃薬かなんか。
(60) 2013/07/17(Wed) 19時半頃
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>>58 [ボランティアの手伝いの一環としての荷物運びの後、今度は配給の作業。 こちらの作業には少し苦手意識もあったものの、案外なんとかなる。やってしまえば、単に渡すだけのこと。 その中に、挙動不審な女性(ミルフィ)の姿も見える。見えてはいる。 とはいえ、そんなことを一々指摘する必要もない。
無遠慮に出されるミルフィの手に、規定の配給内容を、無言で差し出した。]
(61) 2013/07/17(Wed) 19時半頃
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>>50 ……それって地味に人聞き悪くねぇ? つーかなんかアレだよな…お前ってホント
[お人好し――妙な居心地の悪さを覚えて出かけた言葉を飲み込んだ。幼い頃から変わらない彼に甘えている部分もあるのだろうと…認めたくはないけれど。握りしめた手から伝わる震えに眉尻を下げ、一瞬無言で強く握り締めてから離す。何やら落ち着かない様子に今は突っ込む事なくダンボールをひとつ持ち上げ]
……言っとくが俺はロリコンの気はねぇぞ っと、へぇ…随分デカくなったよな 俺が見た時にはまだまともに喋れなかったのにな…
[眼前へと寄せられた小さな写真の中には5年前の面影を残したままに年を経た二人の姿が。チアキと――いやチアキが、だ。そっくりな笑顔で微笑む女性と愛くるしい表情の少女。…この手ができうる事なんてほんの僅かだろうけれど、それでも守らなければ、幾度めか強くそう誓った]
配給分は 残りは商店に卸す品物だけだな…つー事でもう少し頑張ってくれよ
[町内各所で行われる配給の物資を載せたトレーラーを見送って返す。配給はあくまでも補助的なもの。主要な商品は商店にて販売をしている――棚が大分寂しくなった事は否めないが]
(62) 2013/07/17(Wed) 20時頃
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>>60 見惚れルには見過ぎタかナ。 トーイも化粧してみル? それなラ見惚れルかもヨ。
[顔馴染みの顔に新鮮味は感じなかったが、顔に飽きた訳では無いのは彼自身身体で解るだろう。 彼の胸中は知らぬものの、腰辺りに落とされた普段通りの彼か、と。 ただ何処か曇るような声音に、寄せられる顔は普段なら軽く頭を叩いてやるところだが、ほんの少しの珍しさに興味惹かれたらしく、扇子で彼の笑う唇にやんわり触れる程度に止めて]
――それなラ、ワタシはトーイの舌をもらおうかナ。 よく回ルから、柔らかくて美味しそウ。 胃薬ネ。出してもイイけド、ご飯食べなイと駄目ヨ。 それニちゃんと寝てル?
[傍から聞けば病で過敏になった者は意識するかもしれない。それでも平素と変わらぬ食えない笑みで告げると、彼の横から抜け出すように立ち上がり。 気遣うような言葉は、労りにも単に営業トークの延長とも取れる]
(63) 2013/07/17(Wed) 20時頃
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―5月1日午後4時頃、第二封鎖線付近町内部―
[手伝えることもなくなり、各々が解散し始める。少しだけのつもりが、なんだかんだとこの時間まで残ってしまった。手には水と、女将さんがくれた林檎が一つ。]
もうこんな時間。 仮眠を取るには時間が足りないし、店の用意をし始めるのには早いし。
[今の酒場にはナッツとお酒ぐらいしかないが、客も来ないのだからさしあたって問題はないだろう。用意と言えば掃除と洗いモノぐらいか。何人かの仲間の女の子は店に来なくなったが、それでも暇を持て余すのが現状だ。惰性で今も店には行くが、働く意味はあるのか。]
…まぁ、やることもないしね。
[この格好ならそのまま店に行っても大丈夫だろう。作業の為に一つに纏めていた髪をほどき、結局は店の方向へと足を向ける。逃げたいとは思えない、一緒にいたい人もいない、いつ死ぬかも分からない今、いつも通り過ごすしかないのだし。]
(64) 2013/07/17(Wed) 21時頃
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>>27〜>>52(ナユタとトレイルの会話)
(2人とも私を殺しにきたんじゃないの…?)
[マドカは状況を把握しようと、ぼやける目を着ているジャージの袖でごしごしとこする。顔はきっと泥だらけになっているだろう。だんだん腹痛や頭痛などの症状も出始め、いよいよ体の衰弱を感じてきた。男2人を振り切って立ち去こともできそうにないので、とりあえず、2人の会話が終わるまで、この場で待つことにした。怯えきっていたマドカだが、頭上での男たちの会話を聞いているうちに、自分に敵意がないことがわかってきたが、会話に混ざろうにも、男たちは会話をさっさと進めていく。時折まじる下品な会話に、本当に信用していいものか逡巡し、不安げに2人を見上げる。]
(でも、林檎の匂いの人は、なんだか庇ってくれてるし、 もう1人の人も、感染者を警戒しているだけみたい…)
[マドカは再度、コンクリートの壁にもたれかかると、背負っているリュックサックから、提示を求められたIDカードを取り出した。]
(65) 2013/07/17(Wed) 21時半頃
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>>64 [そういえば、と。 ボランティアとして働いている人の中に(自分は厳密にはボランティアではないのだが)、何か、自分に似た匂いを感じた気がした。 身体そのものの匂いではなく、生き方の匂いである。 多分、この人だ。 この人は前から何度か、自分の“仕事場”の近くで見た気がする。 話しかけたいと思い、彼女の後ろから近づき、声をかける]
……なぁご[それはとても、子猫のような声真似で]。 ……こんな時でも仕事に行くの?……熱心だね。 [何を話していいかは解らない。そもそも自分から人に話しかけることは少ない。 しかし、今、なんでもいいから話しておくべきなのではないか。己の直感が言う。 だから。何を話していいか解らないけれど、問いかけてみた。]
(66) 2013/07/17(Wed) 21時半頃
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-5月1日 早朝 自宅-
----8年前 夢回想----
[視界いっぱいの赤。ごうごうと燃えるそれはつい数時間前まで自分が過ごしていた家だった。 優しい、聖母という名がぴったりと当てはまるシスターとたくさんの可愛い兄弟たち。 その何もかもを燃え尽くすように炎はすべてを包んでいた]
あ…あぁ…
[小さな消えてしまいそうな声が漏れる。炎は、こちらの思いなど知らずに更に勢いを増す。 やがて、ドォン、とすべての終わりを告げる音があたりに響く。孤児院で一番大きな梁が崩れ、建物は見る影をなくした]
----夢回想 終了----
(67) 2013/07/17(Wed) 21時半頃
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う…あぁぁっぁ!?
[ガバっと、その体を起こせば見慣れた真っ白な天井。外を見やれば赤い色はしておらず、微かに朝日がさしていた]
また、あの時の夢…。
[親友が亡くなってからというもの、また毎晩見るようになった悪夢。いつまでこの過去のトラウマは自分を蝕むのだろう。 ---いや、すべてに決着がつくまで忘れてはならないということか。と、自嘲気味に笑みを浮かべる。 そろり、と起きだして蛇口をひねる。コップ1杯の水を流しこみ、街の地図を眺めた]
…今日はこのあたりに掃除に行きましょうか。
[日課となってしまった掃除は、街が閉鎖された今でも辞められない。--賃金がもらえないとしても、だ。 むしろこれをしないと体調が悪くなってしまうだろう。冷水で顔を洗いテキパキと着衣を身に付けると、最後にスカーフを結ぶ。 就職祝いに、親友がくれたものだった]
…いってきます。
[誰に聞かれるわけではないけれど日課となった言葉が狭いワンルームの部屋に虚しく響いた]
(68) 2013/07/17(Wed) 21時半頃
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>>63 ははっ、そうかい。アンタはずっと変わらず綺麗だぜ、露蝶さんよ。 ──冗談。俺の顔は元のまんまで十分うつくしーんだよ。じゃねえ?
[男の評価に無駄な嘘は吐かない。己の顔を愛している。そんな自身の性質の侭、冗談でもない言葉をそこばかりはごく当たり前故の軽さで返し。薄めの唇に触れさせられた扇、普段なら頭や鼻先のひとつも弾かれそうなものだが──その意外さに、自身が逆に気を引かれた様にも露蝶の細い面をじっくりと視線で追うと、彼が動く合間、ソファの背凭れに腰を軽く預けて半端に立ち座った格好になり]
……どうしたい。今日は特別、甘やかしてくれる日ってか?雹でも降ってくるんじゃねェの。 ─…噛み切る時は優しくしてくれよ。コレで、結構な痛がりなんだ。 [営業用の言葉、とも響くそれは、しかし矢張り常の彼を思えば少々甘く自身の耳孔を擽るようで。却って落ち着かなかった様、少し尻を動かし、こめかみを掻いて──ふと息を落とした]
アンタは、眠れるかい?[問い返す事で答え、眠気を含んでも冴えたままの目蓋を緩りと薄めさせ] 自分でも意外だったわ。笑っちまうがなァ。……ああ、だが、睡眠薬はいらねーぜ。
(69) 2013/07/17(Wed) 21時半頃
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>>51 「マス」ってなんだろう…? お尻出せって何?怖いよ〜(>_<;)
もう1人の人も言葉遣いが怖いよ〜!
(-10) 2013/07/17(Wed) 21時半頃
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/* と、独り言でもちゃんとRPしてみようと思う。 私的にはケツ出せマスかけ、わっしょい!わっしょい!なのです。ヽ(・ω<)ノ */
(-11) 2013/07/17(Wed) 21時半頃
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―5月1日昼頃 第二封鎖線付近町内部―
[零れそうになる欠伸を噛み殺しながら、のんびりとした足取りで人込みを歩く。町の中でも珍しい部類の自分の装いは、それでも来た当初よりは人目を集めなくもなっただろうか。
青い空の下、眩しげに瞳を細めながら視線を巡らせると、仲良さげにじゃれ合う青年二人>>14>>19の姿。 賑やかな方は見覚えがあるが、足捌き鮮やかな方は見覚えが無かった。それでも、町人全員の顔を覚えている訳ではない自分の頭ではそれが普通だろうと、ほんの少しの微笑ましさを感じつつも視線を外した。
途中すれ違った少女、と言うには熟れた身体を持つ女性>>29の顔にはほんの少しの既視感。はて、と首を傾げるも思い出すだけ深刻な問題でもなければ歩いているうちに思考は失せた。 化粧を施した顔を見れば、客引きする姿を見かけた事はあったかも知れない。それでも思い出せない自分の頭では考え至りはしないけれど]
(70) 2013/07/17(Wed) 22時頃
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[配給の列では気の強そうな少女>>58が猫っぽい少女>>61から配給品を差し出されている。 気の強そうな方は育ちの良さそうな佇まいもあり、見覚えは無かったが、猫っぽい方は前に裏路地で『仕事中』>>57の姿を見た覚えがあった。 他の客が餌を与えている現場に立会い、まるで本当の猫のような姿に興味を覚えて自分も餌を与えた事がある。 相場は解らないながらも面白い見世物に感心して、その日の稼ぎの1/5程度を与えた記憶があるが、彼女が覚えているかは知らず。
様々な人の姿を視界に入れた後、再び空を見上げる。暮らす人々の内心など知らず、ただ晴れやかな色を見せる蒼穹につい皮肉げに口元が歪む]
――……ホント、平和だネェ。
(71) 2013/07/17(Wed) 22時頃
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-5月1日 夕暮れ 石畳の通りの一角-
[あらかた掃除は終わり夕暮れにしては少し強めの日差しが照らす中、デッキブラシに水を浸け石畳をこすっていた]
今日はいいお天気だったので、お掃除のやり甲斐がありました。
[少し汗ばんだ額を拭いながら近くにいた老人に微笑みながら話しかける。病気が蔓延している今、清潔に保っておくことが衛生面、また、精神衛生的にもよいだろう。「市民としてのラルフ」にとってはこれが生き甲斐になっているとも言えるが。最後のスパートをかけるべく、再びデッキブラシをバケツに入れた水に浸した]
(72) 2013/07/17(Wed) 22時頃
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>>51 撃っちゃいねぇだろうが…つか人撃ったことなんてねぇから安心しろ 俺は非力な犬っころだぜ? 同類結構、お前もただの野良犬だろ? 犬のケツ見てマスかくって、オカマどころかただの獣姦じゃねぇかよこの変態野郎
[『殆ど』なのかと突っ込むには怒りのボルテージは下がり過ぎていたようだ。とはいえ威嚇の表情露わに続いた言葉には口を引き結んだのちに低い声音で憎まれ口を返す。つくづく黙っているのには向かない性格らしい。飛んできた唾を顰め面浮かべて手の甲で拭い、更に態とらしく相手のシャツへとなすりつけた]
(73) 2013/07/17(Wed) 22時頃
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>>52 誰が野郎のケツなんか揉むかッ 誰もがテメェみてーに節操なしの変態だと思うなよ ……あんたの名前には覚えがねぇ…けど、お世辞にも記憶力がある方とは言えねぇからな……『ナユタ=ミナカミ』だ 何かあったら機動隊本部に顔出せ あんたははっきり言って気に食わねぇファッキン変態野郎だけどな…それでも市民の生活を守るため犬っころは働かなきゃなんねぇからな
[聞き覚えのあるような言葉――営利政府。すぐには思い出せずに記憶の棚へと仕舞いむ。幾許かの感傷と苛立ちをないまぜにした瞳でパスケースを拾い上げる男を見詰めた。お節介も直らない癖らしい。この性分のせいで幾度チアキの尻拭いをさせられたか…などと考えれば場違いな笑みが口元へと浮かんで、また消えた]
(74) 2013/07/17(Wed) 22時頃
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>>65 [政府の男と己、その隣りで翻弄されているような少女にふとまた目を向けたのは、IDカードを拾ってデニムの後ろポケットにしまい直している最中。見るからに、力の抜けたような体で、それでも進んでカードを取り出す様子に少し片眉を動かすのみに留め、自身からはカードに関しては言及せず]
……そういや、林檎がどうしたんだった。欲しいのか?
[今更の問いを、また少女に向けると。齧りかけで残っていた林檎を、今となっては持て余す侭、何気なく少女の手元に向けて軽く放った。林檎が落ちようが拾われようが構わず]
(75) 2013/07/17(Wed) 22時頃
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>>65 [地面へと這いつくばっていた少女の挙動に気が付くと、幾分かの気恥ずかしさにぎこちない笑みを浮かべてみせた。歩み寄り差し出されたIDカードを受け取って氏名のチェック。どうやら彼女の名前には覚えがある。確かパン屋の隣の――]
あんたマドカだろ?パン屋の隣の家の…つっても俺の事なんて覚えてねぇか お前のお袋さんにはよく叱ら…じゃなくて世話になったんだ 取り敢えず送って行ってやるから立ち上がれ
[泥に塗れた顔へと今度は緩やかな微笑みを向けた。差し出した手を彼女が取るのか否かは知らず、けれどIDカードを持たぬ左手を差し出して引き上げようと]
(76) 2013/07/17(Wed) 22時頃
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>>75 [突然目の前に飛んできた、林檎を何度もお手玉しながらキャッチする。久々の食べ物の匂いに数秒戸惑い、固い表情のまま林檎を見つめる]
ありがとう…。
[いつのまにか、涙がこぼれ始める。空腹のはずだが、林檎を握り締めたままぼろぼろと涙を流した。]
ありがとう、大事に食べます…
(77) 2013/07/17(Wed) 22時半頃
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>>37>>55 [そこの友愛組合の人、と向けられた視線に目に見えてショックを受けた情け無い表情のまま]
…チアキだよ、…チーちゃんって呼んで良いから…覚えて欲しいな…。
[ナユタと彼女の会話を遮る事は出来ず、それでも思わず呟いた言葉は届いただろうか。何やら纏まったらしい話に、はっとした様子で自分のポケットを探る。出て来たのは妹がぐずった時の為にと常備している数個の飴玉…こんな事なら嵩張ろうが缶詰なり煮干しなり詰め込んで置けば良かったと後悔しながら]
あ、待って待ってー。…ごめんね、俺これ位しか持ってなくて…でも甘いの食べると元気出るから!
[少女の後ろ姿を呼び止めその手に飴玉を握らせる。触れた手は妹の小さな手を思い起こさせ離すのにワンテンポ遅れたのは、きっと気付かれなかった筈。何時もの様にへらりと笑うと荷捌きへと戻り]
(78) 2013/07/17(Wed) 22時半頃
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>>76 [マドカは返却されたIDカードをポケットにしまったところで、呼ばれた自分の名に反応する。]
私を知ってるの…?
[そしてその後続く、ナユタの「お前のお袋」というキーワードに、顔がゆがむのを感じる。生存が望めない家族のことが嫌でも浮かぶ。「送る」というのは家まで、ということだろうか。荒らされ、変わり果ててしまったあの家では到底生活などできそうにもない。一度緩んだ涙腺は、止めようもなく、勢いを増して流れ始める。]
もう、帰る家がないんです…
[マドカはナユタの手に引き上げられながら、泣きじゃくった不明瞭な発音で、ようやく自分の状況を説明するのだった。]
(79) 2013/07/17(Wed) 22時半頃
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>>78 [問い掛けにはゆっくりと頷いてみせた。歪む表情と止めどなく流れる涙、漏れた嗚咽混じりの言葉に事情はすぐにも察せられた。泥に塗れた己よりも小さなその手を包み込むように握り締める。守るから、大丈夫と、言外の想いを伝えようと強く力を込めた]
…うちに来るか? 俺は昼間は留守にしてっけどジイさんとバアさんと牛共がいる 飯も食わせてやれるし寝床も用意できるぜ んでもって少しばっかりボランティアの手伝いなんかしてくれたら宿代はチャラでいいからさ
[添えた言葉は気遣いの為。マドカが引け目を感じなくとも構わないようにと]
(80) 2013/07/17(Wed) 22時半頃
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−回想− >>78 [情けない表情を見て。恐らくこの人は、嘘をついていないのだろうという、感覚。それを、真っ黒に塗りつぶす、過去の自分からの警告。]
……チアキ。名前だけは、覚えてもいい。 ……だけど、ごめん。あたしは、チアキのこと、信用出来ない。 [信じろという感覚と、信じるなという恐怖を伴った警告。こんな状況においてなお、過去の恐怖は、チアキの態度にも疑念を抱かせるに十分だった。 それでも、呼び声には答え、半ば無理矢理な形で飴玉を受け取る。]
……言いたくないけど……ありがとう。 [その後もらった飴を食べてみようかどうか悩み、食べることにした。チアキのことは信用できなくても、この飴玉に悪意を込める理由がないから。結局、飴玉はボランティア作業中には消化され、彼女のエネルギー源となった]
(81) 2013/07/17(Wed) 23時頃
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―5月1日正午頃、第二封鎖線付近町裏通りの片隅―
[異国風のいでたちの少年が気だるそうに空を見上げた。町の状況をよそに、空はいつも通りの色で目の前に広がっている。再び町に視線を戻すと小さくため息をついた。その表情はうんざりとしているようにも見えた。]
はぐれてから結構たつけど大丈夫かなあ。
[ぼんやりと呟く。 元々、少年は二卵性の双子で一緒に旅をしていた。だが、旅の途中、片割れとはぐれてしまったのである。 待ち合わせ場所である、この町にたどりついても会えることはなく・・・。日雇いの仕事をしながらなんとか暮らしていた。]
ま、アイツのことだし、心配することはないだろ。
[思考を中断すると市場に足を向けた]
(82) 2013/07/17(Wed) 23時頃
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>>66
[急ぐ理由もなし、心持ゆったりと歩いていると何処からか子猫の声らしきものが聞こえた。辺りを見回そうとすればすぐに聞こえた少女の声に振り向いて見れば、そこには猫耳の付いたフードを被った人物が。何処か見覚えのあるシルエットである。]
あなたは…クーちゃんだったかしら?
[先程の朗らかな男の子が呼んでいた名前を思い出す。それと同時に仕事場近くの路地で後姿を時々見かけていたことも。初めて対面してみれば、可愛らしい容姿に自然と笑みがこぼれる。]
えぇ、することもないし、どうせならって。 あなたもこれからお仕事?
(83) 2013/07/17(Wed) 23時頃
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>>73 ──おい、この顔見やがって野良犬はねーぜ?気高い狼にでもしときやがれ。 …初撃ちの的も勘弁、だぜ。おい。
[一度押さえ込んだ苛立ちは、確かに身中で燻りながらも弾ける程の熱量は持てず。顔をいかにも嫌そうに歪め、唾を擦り付けられた服を掌で擦り] へえ、そんじゃ節操ありの変態ってか。大差ねーよクソワンコロ。 ──気に喰わねーのなんざ俺も…、
[反射でまた言い返しかけた唇が、ふと僅かに閉ざされて。遅れて脳に届いた名前──ナユタ=ミナカミ?──何か遠い記憶に引っかかるそれに思わず、まじりと、改めて眼前の青年を見遣った。恐らくは、ほぼ初めて苛立ちを含まない、しかし何かひどく奇妙なものを発見したかのような表情で]
……ナユタ?…、…クッソ、…気のせいだと思いてーがな。 [乱雑に、頭をかきむしる。己にとっては忘れたい──しかし忘れがたい遠い日々の記憶。下働きだった父が、いつものように蒸発した一時期。飯の種を拾わなければのたれ死んでいた、己の僅かな間の奉公先…拾ってくれた老夫婦の記憶。…忘れ難い、温かく甘い…そう、確かにあの家には子どもがいた]
(84) 2013/07/17(Wed) 23時頃
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……昔、…ちょっとの間だけ。手伝いに行ったミナカミさんとこの…ガキだったりすんのかテメー…?
…ああ、…マジで、嫌になる…[彼は覚えてもいないかもしれない。しかし、──本当に、このめぐり合わせにうんざりと顔を天へと向けて、溜息をついた]
(85) 2013/07/17(Wed) 23時頃
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うん… お手伝い、する… いっぱいお手伝いする…
お腹痛い…お腹すいた… お風呂入りたい…林檎食べる…
[泥に汚れた袖をぐしょぐしょにぬらしながら、何度も涙をぬぐい、ナユタについていく]
(86) 2013/07/17(Wed) 23時頃
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>>83 [ローズマリーの応答を確認して。無表情の中に、ほんの微かに、親近感を感じたかのような笑みを滲ませて] ……クシャミ(Sneeze)って……呼ばれてる。クシャミでも、クーでも、いい。
……あたしは、どうしようかな。仕事する日もしない日もあるし。 『三元道士』……だっけ?こういう時期だと、あの薬屋さんに情報集まってそうな気がするから、行ってみようかとも思ってる。 [他愛もない話。だが、何故かこの人のことを知りたいと思ってしまう。仲間の香りを聞いているような、感覚。]
(87) 2013/07/17(Wed) 23時頃
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>>77 [林檎を受け取った、それだけで不意に泣き出した姿に、思いがけずややぎょっとした様に自身の表情が固まり。暫し、少女と青年のやり取り>>80を眺め、──長い息を吐いて、髪を掻いた]
……、…食いかけだぜ。──さっさと食っちまや良い。俺は、食えねえから。
[青年の返答、そして少女の言葉。それらを、どうにも力を入れられなくなってしまった腑抜け気味の顔で聞いた後、自分は少しの間境界の様子を見詰めてから、まだ眠れぬ身を引き摺るような足取りでその場を離れていたのだろうと]
(88) 2013/07/17(Wed) 23時頃
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/* ナユタ吊り&噛みにいけない→RP的勝ちはナシ 軍服姿のナユタの前に出にくい→絡みにいき辛い
/(^o^)\オワタ */
(-12) 2013/07/17(Wed) 23時半頃
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/* とりあえず、せっせと街を綺麗にします。 他の伝染病は恐らく流行らないでしょう。 みんな、褒めて褒めてー! */
(-13) 2013/07/17(Wed) 23時半頃
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>>88 [ナユタとのやりとりで、トレイルがいつのまにかいなくなっていたことに気付かなかった。]
(何かお礼がしかったんだけど…、また会えるかな。確か、トレイルっていうんだっけ…?)
[かすむ目の為、視覚的情報はないが、ナユタとのやり取りで聞いた、名前、話し声、林檎の香りをマドカは忘れないよう、心に刻み付けた]
(89) 2013/07/17(Wed) 23時半頃
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/* 厨二病設定だよなー。これ。 …そして!どうみても!初手吊り設定!! わほーいヽ(*´∀`)ノ
…orz */
(-14) 2013/07/17(Wed) 23時半頃
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>>69 そりゃア、日々磨いてルからネ。 トーイのそうイう所、嫌いジャないヨ。
[くつくつと愉快そうに喉を鳴らすと、軽やかな声に改めて相手の顔を見る。咲く姿がそのまま絵になる華もあるかと、彼の性格を思えば彼の自己評価は妥当とも思う。それでもあえてそういう華を飾り活けるのも道楽か、と思考の寄り道。 顔色、瞳、舌――薬屋目線、彼に特別気になる点も無く。町の状況から来る精神的なものだろうかと適当に中りをつけて、探すでもなく、最近昼の方でも売れ行きが上がっている薬を適当に紙袋へ詰めていく]
『コレ』も薬だヨ。最近多くてネ。無駄ニ苛めテ悪化されてモ面倒なんだヨ。……あァ、トーイは苛めらレた方が効いたかナ? それナラ、飛び切リ痛くしテあげないとネ。捕まえるノに骨が折れそウ。
[処方を間違えたと言わんばかりの口ぶりの後、紙袋片手に長椅子前の、彼の元へと。袋の中には精神安定の為のものと強過ぎない胃薬。追加の薬は要らないのかと、わざとらしく残念そうに肩を竦める。自分への問いは、少し曖昧に]
それハ結構。ワタシは眠たイ時にハ眠れテいるヨ。 ……寧ろトーイはそうイう時コソ、男を引っ掛ケてくると思ってタんだけド。
(90) 2013/07/18(Thu) 00時頃
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>>87
[今まで見かけて気になっても話しかけれなかった相手とこうやって話をしてることに少しくすぐったくなる。でもとても嬉しい。]
私はローズマリー、長かったらローズでも、マリーでもかまわないわ。 よろしくね クー。
[ローズマリーにしては珍しい照れた笑い。相手の今後の予定を聞くと少し考え、男性を相手にするよりも少し緊張しながら手の中の林檎を指さして提案してみる。]
もしちょっと時間があるのなら、一緒に林檎を食べない? 今日のお手伝いのお礼と言うことで林檎を貰ったのだけれど、一人で食べるのには寂しいし、お客さんに出せるかどうかは分からないし…ダメかしら?
(91) 2013/07/18(Thu) 00時頃
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ー回想ー >>29>>35 …はへ?あ、だいじょーぶ、だいじょーぶ!怪我なんて何処にもないよー。
[その場でくるりと回り両手を広げて、にこにこと笑んだ表情のまま。少女の顔には見覚えあるような無いような…大抵の町人は顔馴染みの為小首を傾げる]
わーい、飲み物助かるー!今日は暑いし君も無理しないようにね。
[ペットボトルを受け取りはしゃぎながら、恐らくかなりの年下だろうと判断した少女の頭を撫でる。それが地雷かどうかは分からない]
(92) 2013/07/18(Thu) 00時頃
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>>73 寝言は寝て言えよ それに的ならもっとマシなの選ぶから安心しろ
[留まる事のない煽り合いに小さく息を吐き出して肩を竦めてみせた…が向けられた曰く言い難い瞳の色に訝しげに目を眇める。苛立ちは消え何かを探る…いや、探っているのはナユタの事ではないのだろう。漏れた声に更に疑問は深まった]
……………
[暫し思考停止、ののちに奥深く仕舞い込んだ記憶を辿る。目の前の男、トレイル、――お兄ちゃん。過ごした日々は短かったけれど、いつも一緒に遊んでくれた。幼い自分の手を引く優しい指先は忘れがたい思い出だ。昔日の面影と目の前の男の姿が重なると自然と深い溜息が漏れる]
……嫌になんのはこっちだ…クッソ…思い出踏みにじりやがって
[ボソリと漏らした憎まれ口が去りゆく>>88彼の背に届いたか否かまではわからない]
(93) 2013/07/18(Thu) 00時半頃
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>>89 [トレイルの背へと向けていた視線をマドカへと戻す。傍目から見ても衰弱した様子の彼女の頭をくしゃりとかき混ぜるように撫で]
町に住んでんならいつかまた会えんだろ ……歩いて行くのは難しそうだなぁ…ちょっとの間だから我慢してろよ
[言いおいて腰を屈めると早く背に乗れと背後へと回した手で招く。彼女が身を寄せたならばそのまま背負いあげ、段々と明けゆく空の下祖父母の待つ自宅へと帰ってゆく事だろう]
(94) 2013/07/18(Thu) 00時半頃
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―5月1日午後4時頃、第二封鎖線付近町内部―
[日課を切り上げるのはまだ早い時間。ゴミを拾いの最中遠くに見つけた二人の少女を見つけ、手を止めた。珍しい組み合わせの二人組。影と陽、それぞれ違う雰囲気を持つ相反する二人。自然と興味を惹かれ意味もなくなんとなく眺める]
ローズマリーさんとクシャミさん…珍しい組み合わせですね。 女子会…とも違う雰囲気みたいですが。
[なんとなく、入り辛い雰囲気を感じ取り苦笑いを浮かべる。そして、目線は再びゴミのほうへ**]
(95) 2013/07/18(Thu) 00時半頃
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―回想― >>92
[相手の頭から足まで見て、砂は付いているけれど怪我はないことを確認する。]
…確かに怪我はなさそうね。 あれだけ派手に蹴られたのに凄い、反射神経が良いのね。
[水を手渡し、少し顔をストールで隠しつつも感心したように微笑む。が、頭を撫でられる感触にすぐさま驚きに表情が変わる。近頃は化粧で童顔をごまかし、職業柄、子供扱いをされることも無かったので怒るよりも何よりも新鮮さが勝つ。徐々に表情は苦笑に変わるが、相手の手をはねのけることはなく、されるがままに。]
あなたも、気を付けて。
(96) 2013/07/18(Thu) 00時半頃
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―5月1日 昼過ぎ 第二封鎖線付近町内部―
[徹夜明けの目には最早凶器としかならない明る過ぎるほど明るい──平和そのものを象徴するかのような温かな陽射しの下。軍から物資が卸されると聞き、この眼で見物しておくかと足を運んだまでは良くとも、陽に焼かれるばかりの目蓋を指で押さえ、既に半ば後悔の念を募らせており]
っあー…、…クッソ眩しィ…。 …おーおー、クルクル働いてんなァ。結構な事だわ…。……。
[行きかう、機動隊員と思しき制服姿が間近を通るのにはややと眉上げ、しかし──今朝出会った青年の言葉も頭を過ぎる]
──市民の生活を守るため。ねェ。
[事実、そうなのだろう。この場での、彼らの働きは、彼らに協力する市民の姿はなるほど確かに一見美しいものと見えるかもしれない。…ただ、それはやはりこの街に市民を留め置く彼らの側の理論だ。 纏まりきらない感覚を持て余し、息を漏らしてかぶりをふり]…ったく。らしくねェな。
(97) 2013/07/18(Thu) 01時頃
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―5月1日正午から少し経過した頃、ミナカミ家―
[ナユタに事情を話してもらい、居候の許可をもらったマドカは、出してもらった朝食を一瞬で平らげ、シャワーを借りると、髪の毛も乾かさないまま眠りに落ちた。目覚めた頃には日が高くなっており、体調もかなり回復しているようだった。目のかすみもかなりとれた。誰にも頼れず、恐怖を抱えたまま街を歩いたせいで、悲観的になっていたが、まだ希望はあるはずだ。マドカはナユタの仕事の手伝いの傍らで家族を探してみようと決意した]
よし!
[小さくつぶやき、ミナカミ家を後にする。おじいさんにナユタの所在を聞くと、既に出かけており、第二封鎖線付近の町内に向かったらしい。マドカは背負われてきた道順を思い返しながら、ナユタの元へ走り出した。**]
(98) 2013/07/18(Thu) 01時頃
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>>62 ナッちゃんがロリコンだったら俺が困るよ。…一度電話口に立たせた事も有るんだけど…何だか照れまくって逃げちゃったんだよね。
[若しかして初恋…いや、そんな馬鹿な。そりゃ毎日毎日ナユタの話を聞かせていたりもしたけどそんな馬鹿な。ついでに写真付きだったりもしたけどそんな馬鹿な。ぐるぐると回る思考に軽く目眩を覚えつつ、踏み止まった身体はそれを忘れる様に段ボールを運び込み]
…よーし、じゃあ残りも頑張る!
[両腕を空に向けて意気込むものの漸く落ち着きを見せ始めた辺りに響いたのは、自分の腹部から盛大に鳴る腹の虫の音だった。緊迫感の無いそれにひっそりと周囲から失笑の声が漏れるが当人それ所では無く]
う、…ね、燃料が…あ、飴…うう、あげちゃったんだ…。
(99) 2013/07/18(Thu) 01時半頃
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…?あ?…俺は無料で働く気なんざ…って、おい、 [陽射しを避ける様に、近く物資が積み上げられた物資箱の傍に寄っていった先。不意と肩を叩かれ、顔を顰めて振り返ると見知った商店の店主の姿。ボランティアを褒める店主に首を振りかけるも聞く耳もたれぬ様子で、渡された箱の重みに力が入りきらない体がやや傾ぎ]
──っ〜…、…クッソ、なんだよ、後で飯奢れやオッサン…! [渡された荷物──市民の生活に、自分たちの日常の為に確かに必要な命綱を投げ落とす事までは、流石にできず。去る店主の背に喚いて、眉寄せた侭にも渋々トレーラーへの荷運びを始め]
……。 […始め、て直ぐに。どこかとても最近に見た覚えがありすぎるような機動隊員の背と、彼の近くの見覚えがある明るい青年の姿を見止めて、表情が急激にむっつりと不機嫌さを増した]
(100) 2013/07/18(Thu) 01時半頃
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[1人は、今朝最悪な出会いをした挙句の──まさかの過去の知人であり。 もう1人の青年は、確かチアキと言う名の郵便局員…だった筈だ。街中を自転車で駆け巡る彼に声をかけたきっかけは何だっただろうか。確か──そうだ、確か落し物をしたとわざわざ追いかけてきたお人好し…気の良い青年、が彼だった。華やかで明るい顔立ちは好みではあったので、軽く誘って挨拶に腰でも撫でたのだったか。 …遠く幼い日々。チアキにもまた、確かに出会っていたかもしれない日の事は、まだ彼本人からは思い至っておらず。
取り留めない、過去の記憶もない混ぜになった感情。トレーラーに向かうには傍にいかざるを得なかった彼らの傍へと、重い足取りを進めて]
──…よゥ。…今日もキリキリ、元気そうだなァ? [彼らに何かを言われるよりも、先にと。複雑に低まった声を向けた]
(101) 2013/07/18(Thu) 01時半頃
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>>99 俺がロリコンなのとお前が困る事の関係がいまいち分かんねぇんだけど ……つーかそんなに照れる事もねぇのになぁ
[相手の考えなど与り知らぬ事。幼い少女からの好意とはいえ、悪からぬ気持ちは柄にもなく緩んだ声音に滲んでいただろう。もう幾つ目にもなるかわからない荷を積み込んで僅かに上がった息を吐き出す。膝へと両手を当てて一息、そのまま大きく伸び上がって仰いだ空には呑気に漂う綿飴のような雲。涼し気な5月の風が汗で張り付いた前髪をさらう心地よさに目を細めた]
まあ頑張れ……って、ック、…ハハッ、 そろそろ飯にでもすっか?
[勢い良く響いた音に上体を逸らしたままに一瞬動きを止める。さざなみのような笑い声と脱力気味の言葉で気の抜けた音の正体を知ると瞬きもせずにチアキの顔を見詰めて――堪え切れずに吹き出した。燃費の良い、というよりは人一倍動いていただろう彼が腹を減らすのも仕方ないと声を掛けたその刹那、忘れたくとも難しい声>>101が耳に届いた]
(102) 2013/07/18(Thu) 02時半頃
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>>101 [先程まで纏っていた穏やかな空気はどこへやら、剣呑な表情を浮かべて声の主へと顔を向けた。上がっていた前髪がはらりと額へと落ち、鋭い眼差しへと覆い被さるのを首を振って振り払う。唇を開きかけてはまた引き結び、逡巡にも似た小さな溜息の後――]
どこかの怪しい不審者のせいで思いっきり寝不足だけどな…元気じゃなくたってキリキリやんねぇと終わんねーんだよ 見ててわかるだろ? あんたも暇なら手伝ってくれよ、トレイル『お兄ちゃん』
[厭味ったらしくも付け加えた言葉は殊更ゆっくりと口に乗せる。決して意識した訳ではなかったけれど、言葉の意味にチアキは気付くだろうか。荷物の山へと右手を付いて相手の挙動を伺うように顎を引いた]
(103) 2013/07/18(Thu) 02時半頃
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>>70 [じわりと額に滲む汗を拭い、ペットボトルの蓋を開けると中の水で喉を潤した。流石に朝から身体を動かし続けた疲労が襲う…その三分の一程は無駄な動きの所為でも有るが。もう一口とペットボトルを傾けた所見知った姿が瞳に映り込む。最近も妹が熱を出した際お世話になった薬局屋の店主だ。気付くだろうかと手を振ってみる、何度か跳ねれば開けっ放しだったボトルから水が飛び出し上着を濡らしてしまった]
…あ、……なんてこったい…。
(104) 2013/07/18(Thu) 02時半頃
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/* 俺の発言回数がぶっちぎりすぎて笑えない */
(-15) 2013/07/18(Thu) 03時半頃
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―回想/5月1日昼頃 第二封鎖線付近町内部―
[晴天の眩しさに目が眩みかける中、暑さに片手の扇子を広げて一扇ぎ。
と、何やら人込みの中でぴょこぴょこと飛び跳ねる動きに目を瞬いてそれを見れば、仲良し二人の片割れか。 どうやら此方に手を振っているらしき動き。必死に目を引こうと跳ねる姿は小動物を髣髴とさせて、つい微笑ましさに負けて空いた片手を彼に見えるように、ひらり。
昼の店に、妹が熱を出したと悲壮な顔をした彼を出迎えたのは記憶に新しい。元気に仕事に励んでいるらしい姿を見れば、彼の妹は良くなったのだろうと勝手に推測。 名前を聞いただろうかと更に記憶を遡れば、薬を渡した時の笑顔と共にチアキ、という名が脳裏に浮かんだ。多分コレだ。
買い物の後で、改めて彼の元へ脚を運ぶのも悪くない。そう思いながら歩を進めた。
彼が飛び跳ねる末に上着を濡らす様を見ればつい笑ってしまっただろうが、その時には彼から視線を外した後で]
(105) 2013/07/18(Thu) 03時半頃
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―5月1日昼過ぎ 第二封鎖線付近町内部―
[品揃えは閉鎖前より格段に落ちたものの、数日分には十分な量の食料と少しの生活雑貨。気の利いた店員のくれた大き目の紙袋にそれらを入れて片手に抱える。 ほんの少し前に見かけた小動物への手土産は別の小袋に入れて。両手を軽く塞がれたまま、少しは落ち着いてきた人込みをするする泳いで行けば、目的の人物は程なく見つける事が出来た>>99]
チアキ、仕事終わっタ?
[荷運びの手が止まる様子だけ見て適当に声をかけつつ、何やら楽しげな空気に目を細める。 と、そんな空気とは対照的と言ってもいい空気を発する二人>>101>>103に細めた目を再び開いて、瞬き数回。 片方の知人は、どちらかと言えば男とは“仲良く”しているイメージが強くて]
――トーイ、どうしタ?フラれたカ?
(106) 2013/07/18(Thu) 04時半頃
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露蝶は、意外、という視線をトレイルとナユタに投げたまま首を傾がせる**
2013/07/18(Thu) 04時半頃
三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/18(Thu) 04時半頃
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>>91 [相手の自己紹介を確認して] ローズマリー…… [自分の本名を思い出したのはいつぶりだろうか。“リリー”も“ローズマリー”も花の名前だ。“ローズマリー”はスパイスの名前でもあったような……と、自らの記憶の引き出しを開けていく。 一瞬思い出しかけた自分の名前を、また記憶のガラクタ山に戻し] ……それじゃあ、マリーって呼ばせてもらう。よろしく、マリー。
[林檎を食べない?という自己紹介に対して] 林檎?…………うん、嫌いじゃない。……マリーの言葉に甘える。 [若干の間を空けて回答する。無償の施しは受けないとは決めているが、これはそういう類のものではなさそうだ。とはいえ、本当は自分からも何かを出したいところだが、ナユタからツナ缶をもらったことは秘密になっているし、チアキからもらった飴は消化してしまった。 結局何かを返すことも出来ず、林檎をもらうことにして]
……明日もここに来るなら会えるだろうから、あたしもなにか、思いついたら持ってくる。 [しかし寝床にはそれっぽいものが無いので、若干困りもするが。さすがにキャットフードを持ってくるわけにも行かない。何かあっただろうか?と少し悩んでいる。]
(107) 2013/07/18(Thu) 07時頃
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>>102 え…、う、ん…ナンデダロー?
[一瞬時が止まった風に瞬きもせず自分が言った意味を一人で理解し目元を染めるが、どう言ったら分からずにかしかしと頭を描いて棒読みの一言を返した]
うんうん!ご飯食べ…る……。
[力無く俯いた顔を一気に上げ嬉しそうに頷く。そして久々にみるナユタの笑い顔に目を奪われた。高く澄んだ心の音は素直に好きだと告げるが、もしそれを口にしたなら彼は本当に本気で困るだろう…長年の友情の行き着いた先の想いに気付いたのは極最近。自分自身の戸惑いと現在の状況相まって、ただ眩しげにナユタを見詰めていた。そんな中>>101の声にそちらを振り返る]
(108) 2013/07/18(Thu) 11時半頃
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>>101 [現れた青年には何処と無く見覚えが有る。切っ掛けは何だっただろうか…言動が面白かったと引っ張り出した記憶にプラスされていたのは何となくの懐かしさ。不思議に思いながらもあからさまに変化した肌を刺す空気に珍しくも空気を読んで口を閉ざし、ただ視線だけは何かを探す様に青年を見詰め]
>>106 [ふわりと届いた声に僅かに安堵する。先程手を振り返してくれた事も嬉しくて表情が緩んだ]
ルーさん、…えっと、取り敢えずご飯休憩…な、筈なんだけど…
[お腹も空気を読んで控えめに主張している。我慢我慢と眉尻を下げながら腹を撫でて]
(109) 2013/07/18(Thu) 13時頃
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>>103 ………え、…あ、そっか!トレイルお兄ちゃ…っ!
[自分の中にすとんと落ちたナユタの名に思わずトレイルを指さして、ただ直ぐ様その両手は自分の口元を塞ぐ。幼い日ナユタと共にその後を追いかけた懐かしい記憶…けれど、今の二人の空気とは結び付かず二人を交互に見遣る]
(110) 2013/07/18(Thu) 13時頃
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ー回想ー >>81 [話したい事が山程あった…今までならこんな機会絶対に逃す筈も無かっただろう。彼女の両親には恩義が有る。報いる為には出来る限りの事はしたいと思うのに上手くいかない現状]
信用出来ないなんて…信じたい気持ちも有るって事じゃないか…。
[小さな呟きは誰にも拾われる事は無く、取り敢えずは名前を覚えて貰った、今はそれで充分じゃないかと…本当に?ぶんぶんと頭を振っては作業に没頭した]
(111) 2013/07/18(Thu) 13時頃
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-5月1日 夕暮れ 石畳の通りの一角-
>>72 ふんふんふーん♪
[デッキブラシ片手に鼻歌を歌いつつ…音痴である事は否めないが本人は全く気にしてない様子、軽やかにステップ踏んでラルフの前に立つ]
ラル!お掃除助手君がやって来たよー……って、もう終わる?
[配達員として自転車で走り回る中、街のあちこちを清掃する青年の姿に一度声掛ければ後はもう此方のペース。見かける度に話し掛け偶に暇が出来ると勝手に手伝いに参上する。それが迷惑かどうかは相手次第なのだけれど]
(112) 2013/07/18(Thu) 14時頃
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>>61 [ネコミミから配給のパンを受け取り列を離れる。近くの壁にもたれかかりパンを小さく千切って口に放り込む。パサパサしてお世辞にも美味しいとは言えなかった。]
もうやだぁ…
[ぼやいてその場にへたれこみ、泣き出した。封鎖はワクチンが出来るまでと聞いているがどれくらい開発が進んでいるのかミルフィにはわからない。いつまでこんな生活が続くのか。そんな不安に早くもミルフィの心は限界に近づいていた。]
(113) 2013/07/18(Thu) 15時半頃
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>>108 いや、なんでだろうって俺に聞かれても困んだけど
[一本調子な相手の声に違和感を覚えて訝しげな視線を向ける。薄っすらと色づいた目許を暫し眺めてはみたもののこれといって理由は思い当たらない。寝不足で回り切らない頭はこれ以上の思考を放棄した]
……腹減り過ぎて頭ヤラれてんのか?
[投げ捨てた思考の落とし所はそこだった。眩しげな相手の顔の前でひらひらと手を振ってみせたり。
――むしろ眩しく感じているのがナユタだという事にチアキは気付いていない。変わってしまった現実の中で変わらないその笑顔。慰められているのはハルナだけではないのだ。寄る辺のない想いを抱える中でどれだけチアキの笑顔に安堵させられるか――なんて口に出す事は今はないのだろうけれど]
(114) 2013/07/18(Thu) 17時頃
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>>106 >>109 [愚にもつかないやり取りの中チアキへと掛けられた声>>106の先へと視線を向ける。艶やかな朱と結い上げた黒髪。紅を掃いた目許も相俟ってかなり印象的なその姿を5年前に見かけて事はないようだ]
知り合いか?
[遣り取りを眺めつつの率直な疑問。隣に並ぶ友人へと小声で尋ねた。随分とハスキーな声だが恐らくは女性だろうと――また誤認しているとは露知らずに思い込む。無遠慮にその姿を眺める中、開いた唇から漏れた言葉に思わず鳥肌が立ちかけた]
フッてねぇし口説かれてもいねぇよ
(115) 2013/07/18(Thu) 17時頃
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>>90 アンタのそういうトコ、俺も気にいってんぜ。 惚れてるって言えよ。笑ってやるから。
[交わす言葉は、今まで通り。彼の惹かれる腰つきも、何より内から滲みだすような表情の艶が堪らなく良い──それもまた、今まで通りで、何一つ変わった事などないように思える。いや、実際に変わったことなどないのかもしれない。彼が己の様子へつけた見当はおおよそ正解だっただろう。問題は恐らく体ではなく、……薬を選び出す姿から、外した目線を華やかな覆いをされた天井の灯りに向ける。独特の香りが少し篭った空気を鼻から吸い込んで、ゆっくり吐き出し]
…ここが、薬だわ。俺には。 [双眸を伏せ、独白の響きの声をぽつりと漏らし。一息の後、ハッ、と喉から呼気を少し笑ったに似た響きで切り出させ] そりゃあ効くだろうさ。クソみてえな言いあいの方が随分マシだ。アンタも柄じゃねーだろう? ──簡単に言ってくれんねェ。返してやるさ。おんなじだけ。
[露蝶の気配が傍に来て、漸くまた瞳を薄く開くと。言い草に首を竦め、可笑しげに緩んだ口許から犬歯をちらりと覗かせ。デニムのポケットを探り、直に出した紙幣を指に挟んで露蝶へ先に差し出し] これで足りるか?…、
(116) 2013/07/18(Thu) 17時半頃
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…この状況で、壊したらヤベーだろ。さすがに。 [違う病気を疑われるわ、と。己の、精神安定しきっていないが故の衝動が問題なのだと緩りと吐いて、再度の溜息、どこまでが本音かも曖昧にする笑いが唇端を掠めた]
(117) 2013/07/18(Thu) 17時半頃
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/* はいまた誤字ったー 今気付いたぜ(゚∀゚) もうさー、マジで俺どうにかなんねぇのかな…_(:3 」∠)_ */
(-16) 2013/07/18(Thu) 18時頃
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──ぶっ壊してェがなあ。…何もかも、 [本当に微かな声は、咽喉の奥へと滑り込むように消えた。それもまた、本音であり、嘘なのだ。全てを諦め、全てをまだ諦めきれない。どうしようもない己自身にこそ苛立ち、胸が焦げ付く思いがするのだと、真正面から見詰めて言うにはまだ自身の肝は座りきってもいなかった]
(-17) 2013/07/18(Thu) 18時頃
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/* つか今回は割と独り言多め やっぱ推理あると余裕ねぇんだなぁって自覚した IJTの方でも独り言の喉使い切ったのって狩人の時だけなんじゃねぇかな…それも日記ってか考察延々書き込んでだし ほかのやつみたいに面白ぇ事いえねーんだよな もっと修業が必要だよな */
(-18) 2013/07/18(Thu) 18時頃
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>>107
[ローズでもマリーでも、どちらでも良かったけれど、“マリー”を選んでくれたことに更に嬉しくなる。だってそれは母が付けてくれた自分の本名だったから。…まぁ、当の本人は考えるのが面倒くさくて自分の仕事用の名前から取っただけなんだろうけれど。]
ここから店まではすぐ近くなの。 開店前だからお客さんもまだいないし、どうぞ寄って行って。 って言っても、ここ最近の騒ぎで元々お客さんもあまり来ないのだけれど。 お礼とかそういうのは気にしないでも大丈夫よ。 クーだってボランティアしたんだし、2人に貰ったようなものだもの。
[お互いに対しての正当な報酬だ、と言って何処か悪戯めいた笑みで片目をつむり、店に向かって歩き出す。]
(118) 2013/07/18(Thu) 18時半頃
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>>95
[店に向かう道すがら、ふとゴミを拾い集めているラルフに気付く。傍らにいる青年はさっき頭を撫でられた明るい青年だろうか?]
こんにちは ラルフさん。 お掃除いつもありがとう。 もし良かったら、またお店にも来てね。
[お客様用よりは素に近い笑顔でにこやかに手を振る。今夜来たのなら、何かサービスしよう。タダ働きをしたせいか今日のローズマリーはどこか緩んでいる。元々お客さんは少ないし、店のママもついに昨日ローズマリーに店は任せ男の元へ。皆もう、商売どころではないのだろう。きっと問題はない。]
(119) 2013/07/18(Thu) 19時頃
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>>118 [店?そういえば、どういう職業の人かは聞いていなかった。……ただ、なんとなく……「こういう聞き方」をしておいたほうがいいような気がして、聞くことにした。] ……飲食業の、人?こういう風になっちゃうと、客商売って、大変そう。 不安だから……ゆっくり外でお食事とか、考えにくい……よね。
[自分も広義で言えば「客商売」ではあるものの。そして、自分の場合、むしろ最近になって興行収入(とでもいうのだろうか?)は上がっている。蔓延する不安が、人々を過激な娯楽へと引き寄せるのだろう。]
人多い所苦手だけど、まだいないなら……お邪魔、します。 二人に対する報酬、か……うん、それなら、私も遠慮しない。 [その、こじつけめいた理由に少し笑みを浮かべて。 こういう風に、若干無理にでも理由をつけてなんとかするという行為は、嫌いではなかった。]
(120) 2013/07/18(Thu) 19時半頃
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>>112
[少し、独特な鼻歌と共に軽やかに目の前に青年が前に立つ。危うく、デッキブラシをぶつけそうになり手を止めて見やる。そこには、いつも元気に郵便を自転車で運んでいる青年の姿があった。今日は、愛用の自転車はないらしい]
チアキさん、こんにちは。 今日のお仕事は終わったんですか?
[こんばんは。の方が今の時間だと正しかっただろうか?と考えながら微笑みかけ。--いや、恐らく、この青年はそんな小さなことは気にしないだろう。一人で掃除するには大きすぎるこの街では青年の言葉はありがたいものであり、今回も素直に甘えることにする]
もう少しかかりそうなんです。 すみませんが、先にそちらのゴミ袋を縛っておいていただけますか?
[活用されることなく地面に置かれたデッキブラシに心の中で謝罪をしながら、ゴミが少し入った袋を指し示した**]
(121) 2013/07/18(Thu) 19時半頃
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>>114 ………そうかもー…。
[容赦無い言葉は何時もの事。目の前でひらひら揺れる手の平に合わせて思考も揺れる。実際お腹が空き過ぎてるのも事実で、力無く一言返すと項垂れた。一旦開きかけた想いに蓋をして瞼を伏せる]
>>115 [露蝶の方へと足は向かうが耳に届いたナユタの囁きに足を止めて、同じように小声で答える]
うん、お薬屋さんなんだよ。この間ハルナが熱出た時薬買いに行ったんだけど、本当に助かったんだ。今病院も人が溢れてるし、さ。
[ナユタの露蝶を眺める視線にその上着を軽く摘んで引き、恩人だからねと目線で訴えてみる]
(122) 2013/07/18(Thu) 19時半頃
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>>95 >>119 [マリーの指す方向にラルフの姿を見つけ。 この人のことは見たことが有る。 裏路地の常連の自分にとっては(そして、裏路地で、時と場合によっては素肌を晒すことすらある自分にとっては)、彼の仕事はある意味、自分の生命線だ。 名前すら知らなかったが、どうやらマリーは彼と面識が有るらしい。]
ラルフさん……っていうのが名前なんだ?
あ、あの…… [ラルフの方におずおずと歩み寄り] ……いつもお仕事、お疲れ様です。ありがとうございます。 [精一杯の感謝を込めて、恭しく一礼した。彼が自分のことを(そして仕事のことを)知っているかどうかは解らないが。それでも、お礼くらいはしておかねばなるまい。……そして] ……なぁご。 [不慣れなことをしたので、最初に鳴いておくことを忘れたのをフォローするように、ひと鳴き。]
(123) 2013/07/18(Thu) 19時半頃
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>>121 こんにちはー。うん、幼馴染に会ったから、ちょっと遅くなっちゃったけどね。
[ラルフの笑顔に明るく笑んで返す。自分より一つ年下の青年はとても落ち着きが有り礼儀正しい。賑やかなのも好きだがこうして和やかに過ごすのも好きなのだ。ボランティア、手伝い、とは言え何方かと言うと人に関わる事が自分にとっては重要な事だった]
そっかそっか、じゃあ来て良かったんだね!…うーんと、これ?
[手にしたデッキブラシを置くとゴミ袋の前で屈んで縛り]
ラルってさ、お休みの日は何してるの?
(124) 2013/07/18(Thu) 20時半頃
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>>103 [先ず返されたのは、今朝方にも嫌と言うほど見たばかりの、強い意思を含んで感情を冷えさせる眼差し。ただ、今朝のそれとは僅かに含む色が違って見えるのは、隠されず見えた迷うような所作からだろうか。──気には食わない、しかしどうにも調子が出ない。僅か口端下げて小さく唸ると、あからさまに顔を顰め]
──眠れてねーのはお互いさんだぜ?朝も早くからお盛ん過ぎるどっかのワンコロのお陰もあってなァ? [嫌味の応酬をして、一拍。ナユタからの呼称に思わず黙した唇端を歪めて] ……わかって呼ぶんじゃねーよこのクソ野郎が!おい、ふざけんな──ナユタ! 鳥肌ひかねーだろ、どうしてくれんだ!
[暇なら云々、言われて無言で抱えた荷物を投げつけかけたように腕を動かすが、なんとか留めて箱を抱え直し] ただ働きなんざふざけんじゃねー。最低飯でも奢れや?あ?機動隊さまよゥ?
(125) 2013/07/18(Thu) 20時半頃
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5/1 16時頃 第二封鎖線付近町内部
[仕事を淡々とこなし、宿へ急いでいると猫の鳴き声に足を止める。その外見も声も人間そのものであるのに、『猫らしい』と彼の眼には映った。]
(・・・猫、な。そこらの猫よりもよっぽど猫らしいような気がするな。面白いもんだ。)
[珍しげにぼーっと眺めているのはさすがに相手にも失礼だろう。慌てて視線を戻すが、興味を引かれたのか、しばらくその場に留まり、少し離れた場所からその様子を観察している。片手に持った晩飯がわりのホットサンドをぱくつきながら。]
(126) 2013/07/18(Thu) 20時半頃
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>>120
酒場で働いてるの。 ウチはソーセージとか果物とか、お酒はあっても食べれるものが少ないからお客さんもね、今はあんまり。
[来たら来たで自暴自棄でか厄介な客が最近は多いけれど。今日は何人で働くことになるのか。正直1人だとそういうお客さんの時困るなぁ、と内心で溜め息をつく。]
うん、遠慮しないで。 人が多いところが苦手とか、本当に猫ちゃんみたいね。
[クスクスと笑いながら、気になっていたフードに付いている猫耳部分をふにふにと軽く触ってみる。]
(127) 2013/07/18(Thu) 20時半頃
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>>106 [機動隊員の青年に向けて、今は苛立ちとは違った…ある種気恥ずかしさを誤魔化すにも似た声をぶつけていれば、近く、チアキの傍まで来ていた目立つ姿に気付かず]
……フラれてねーよ!ちげーし!
[思わずに、奇しくも眼前の青年と同じような返し>>115を反射でしてから、よく聞き慣れた響きであった事に遅れて理解し、血が上がりかけていた頭をチラリと振り返らせ。露蝶と、常の勢いを押さえた様子の青年>>109の姿を緩と見比べ、片眉を上げると、小さく舌打ちして目を逸らし。 何か誤魔化そうとでも言うよう、雑に髪を手櫛で掻いて、ダンボール箱を抱え直した]
…。…ってかアンタか。なんだい、仕入れの荷でも下見に来たのか?
(128) 2013/07/18(Thu) 21時頃
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>>127 酒場……? [それはもしかすると、自分の「職場」の近くではないだろうか。 ……とすると、マリーはあたしを知っている?マリーの態度を見る限り、そうは見えない…… 働く人も訪れる人も多い場ではある。職場が近いとはいえ、知られていないのかも。 そう考え、一瞬マリーを警戒しかけたが、すぐにその警戒を解除した。] ……ん、ごめん、なんでもない。
[猫耳フードの猫耳部分は、触られるがままに任せている。 そうしていると……自分達に向けられる、一つの視線(>>126)に気づいた。]
(129) 2013/07/18(Thu) 21時頃
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>>122 あー…マジかよ 糖分大事って言うしな さっさと飯って言いてぇトコだけど…
[項垂れるチアキの姿にそこまで腹が減っているのかと勝手に納得。歩きはじめたチアキとトレイル、二人の顔を眺めやりつつ上着を引く手に片眉を軽く上げ]
んでハルナはもう回復したのか? つーか薬屋か…そういやアイツどうしてっかな
[最後は独白じみた小さな声。薬屋と聞いて思い出したのは衰弱したマドカの姿だ。何か買って帰った方がいいのだろうか…一瞬思案気に空を見詰めた目線を下ろすと、何やら此方を見つめるチアキと目が合った。幼い頃から良く見たような気がするその表情――主に喧嘩の寸前などに。恐らくは穏当にしませろという事なのだと解釈して頷きを返した]
(130) 2013/07/18(Thu) 21時頃
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>>126 [自分達に向けられている視線。いや、そうじゃない。「あたし」に向けられている視線。 ……ただの好奇の視線には見えたけれど、こういう視線は……あまり、好きじゃ、ない。 それに……もし私の「仕事」のことを知っている人で、……他の誰に知れてもいいけど、マリーに知られるのは、嫌だ。その時には自分から言いたい。
この視線の主は危険なのではないか。酷く冷静な自分が、今の自分に警告する。 逡巡もせずに、自分からの警告を受け入れる。 彼女はさっと、マリーの背後に身を隠し、オスカーからの視線を遮断した。]
(131) 2013/07/18(Thu) 21時頃
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>>110 [本当に──落ち着かない。己の苛立ちひとつすら制御できない。再度の舌打ちは微かなもので、己の頭を冷やそうとするように小さく首を振りながら溜息を吐いた…動きが、チアキの声に停止した]…………あ?
[……お兄ちゃん?──暫し、彼にまでそう向けられた呼称の意味を脳が回って噛み締めるよう探り。唇がぽっかりと開いて、思わず何か言葉にしきれなかった思いを喘いだような苦い息が零れた]
……おい………マジかよ…。 ──アンタ、…あのチアキか。いっつもナユタにくっ付いて…しょっちゅう転げまわってた、
[遠い記憶の中、思い出されたのは、それこそ仔犬のようにナユタと共に走り回る少年の姿。過ぎた年月の為に、すぐには眼前の青年と結びつきはせずとも、言われてみれば成る程確かに面影はあって。…色々と迫り来る感がある現実に呻き] ……マジでちょっとな…。…懐かしいとか、ンな話じゃねーぜ…。[かつて撫でた腰は、割合に良い感触だった筈]
(132) 2013/07/18(Thu) 21時頃
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>>131 (おっと。のぞき見がばれたかな。) [たいした意味はなかった。単に好奇心。だが少しだけ良心がいたんだ。 それも一瞬、すぐに興味を失う。ホットサンドも食べ終わったことだし、今日の宿を探さなければならない。そう思考すると酒場などが並ぶ通りへ足を向ける。]
(133) 2013/07/18(Thu) 21時半頃
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>>125 [結局あの後一睡も出来なかった。入り乱れた思考の池の中、また波紋が一つ。投じられた小石は思いの外の存在だったらしい。ただでさえ出来れば時間を置かずに見たい顔ではなかった、というのは相手も恐らく同じ思いだろう事はその表情を見れば明らかだ。大仰に溜息を付いてみせながら口を開く]
テメェのは自業自得だろ つーか卑猥な言い方するんじゃねぇ! お盛んなのはテメェの脳味噌だけにしておけっつーんだよ、このクソッタレが
[冗談じゃないと眉根をきつく寄せて怒鳴った。ああ、本当に何もかも苛つく。思い出を踏みにじられたなんて事、勝手な想いだと自覚があるからこそ余計に。チアキはどうなのだろう、どうやら思い出したよう>>110ではあるけれど]
(134) 2013/07/18(Thu) 21時半頃
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わかってっから呼ぶんだろ ふざけてねぇし、テメェが鳥肌立てようが俺には何の関係もねぇんだよ――トレイルお兄ちゃん
[また一度苛立ちを誘うように呼んでから応酬ののちに投げられた言葉に暫しの考慮。眠れない合間に引っ掛かった言葉を調べてみた――営利政府、T・T、ネット界隈では名の知れた便利屋。聞き覚えがある筈だった。そして今朝方届いたメールにあった文字『パルチザン』彼ならば何か情報を持っているのかもしれない]
……ボランティアはボランティアだっつーの けど、まあ飢えた野良犬が飯を恵んで欲しいってなら善良な政府の犬は無碍に出来ねぇよな…夕飯位なら構わねぇよ
[伸るか反るかは彼次第]
(135) 2013/07/18(Thu) 21時半頃
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>>129
うん、もしかしたらクーも知ってる店かも。 店の近くでたまにクーを見かけていたし。 でもいつも後ろ姿で、だからこうやって話せて嬉しい。
[楽しそうに猫耳フードを触って話していたが、どこか硬くなった雰囲気に気付き思わず手を離す。]
あ、こちらこそ、ごめんなさい。 もしかして耳を触られるのは嫌だったかしら?
[ついいつも触ってみたいと思っていた猫耳部分に触っていたが、相手は今日の今日まで自分を知らなかっただろうし、触られるのは不愉快だろう。そのことに気付き、申し訳なさそうに視線だけ俯く。と、同時にクーに後ろに回られて慌てて視線をそちらに移す。]
え、えっ?
[鈍感なのか、それともいつも(特に胸部分)見られているせいか、視線(>>126)には気付かない。]
(136) 2013/07/18(Thu) 21時半頃
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>>130 ご、ご飯…が、頑張る…
[燃料切れの直前まで本人気付かない為、その前後の落差は激しい。僅かに足取りも覚束無いまま、何を頑張るのか分からないけど自分に言い聞かせて気力を保ち]
うん、一晩で元気になったよ! ………?
[大きく頷いて返して続く呟きにはアイツって誰?と疑問符を浮かべたが、それよりも自分の意思を汲んでくれたらしい相手に安堵の笑みを零し。けれど直ぐに困った様に表情を曇らせて]
………何か…トレイルお兄ちゃん、思い出と違う気が…する。
(137) 2013/07/18(Thu) 21時半頃
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>>119 >>123
[掃除の仕上げをしている最中、店へ向かうローズマリーとその後ろを歩くクシャミが目の前へ。道すがら最初に声をかけてきたのはローズマリー。彼女の店には仕事でも、客としても行ったことがある。年の割に落ち着きがあって何かと気の利く彼女は客からの人気も高くて。その魅力に落ちた男は数知れず、と聞いている]
こんにちは、ローズマリーさん。今、僕が出来ることはこれくらいしかないんです。…お店、今日も開くんですか?あとで伺いますね。
[営業スマイルとは違う笑顔で手を振られ、こちらも笑顔で手を振り返す。彼女と共に通り過ぎるものだと思っていたクシャミ--噂と名前は聞いていて、遠くから見たことはあったが実際に近くで見るのは初めてだった--が不自然に歩み寄ってきたので彼女の声を聞き取るために耳を澄ませ]
いえ、ローズマリーさんにお話をした通り好きでやっているだけなので気になさらないでください。
[突然綺麗なお辞儀をしたクシャミに驚くも、彼女なりの精一杯の気持ちなんだと察し頭を撫でる。ネコミミに少し当たってしまったが問題はないらしい。ただの飾りのようだ。最後に聞こえた鳴き声は、彼女なりの挨拶か照れ隠しか]
(138) 2013/07/18(Thu) 21時半頃
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>>116 お気ニ召しテ頂けレバ何よリ♪ 残念、愛の安売りハ床の上だけヨ。“啼いテ”頼めバ別だけド。
[彼の前にいる自分が変わらないとすれば、彼の魅力が変わらぬからだろう。故郷離れた身にとって彼の遠慮ない言葉は一つ失った掛け替えの無いものに似ていた。 何事が呟いた音は聞こえたが意味までは拾えず。彼にとってそれが望んだものか望まないものなのかは解らぬが、きっと聞こえても聞こえないフリをしただろう。 柄じゃない、と言われればさも心外という風に大袈裟な身振りで扇子持つ手を胸に添え。面白がるような表情は変わらぬままであった為、説得力はほぼ無いに等しい]
まさカ!ワタシはとってモ優しイヨ?苛めルのはトーイだケ。 お揃イって言うのモ悪くナイけド、どうせナラ別のモノで返しテほしいナ。 ――トーイはホントに不器用ネ。
[差し出された紙幣と中途半端に座ったような彼の姿勢でいつもより低い位置の顔を見て少し思案顔。徐にその顔に顔を寄せて、押し付けるだけの口付け。念入りに唇を押し当ててから離し、彼の唇に己と同じ紅が乗れば、満足そうに笑って紙幣を押し返すように紙袋を差し出した]
――差額分ハ今日の奢りネ。毎度有リ♪
(139) 2013/07/18(Thu) 22時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/18(Thu) 22時頃
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/* もうさぁ 俺の誤字ってどうにかなんねぇのかなぁ…もうぜってぇ突っ込みたくなんだろこれ つーか死にてぇ_(:3 」∠)_ */
(-19) 2013/07/18(Thu) 22時頃
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―5月1日夕方 酒場前― [走り出したもののなかなか配給所に着かない。途中、道に転がる遺体や不審な言葉をつぶやく人物>>49等を、避け続けた結果、どんどん目的地から遠のき、普段あまり来ない繁華街の方まで出てきてしまった]
(手伝いするって約束したのに…)
[と、辺りを見回しながら角をまがったとたん、突然に何かにぶつかった。やわらかい感触と共に、2、3歩後ろへよろける。人にぶつかったのだと、すぐに気付き、謝ろうと顔をあげようとすると、大胆に露出された豊かな胸部が目に飛び込んでくる。マドカはしばらく呆然と見とれた後、はっと我に返って謝罪を述べた。]
………… はっ!す、すんません!急いでたっす! くしゅ!あれ?くしゅん!なんか、くしゃみが…!
[突然謎のくしゃみに襲われ、マドカはあわてふためく]
(140) 2013/07/18(Thu) 22時頃
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(すごいおっぱい!サイズどれくらいなんだろ…!)
[マドカは比較しようと、自分の胸をそっと見下ろし………、見なかったことにした。]
(-20) 2013/07/18(Thu) 22時頃
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>>137 んなに頑張んなくたって飯は逃げねぇよ
[零れた言葉を聞けば険し気な表情も一瞬緩んだ、が、食事の前に片付けなくてはならない事が幾つか。例えば目の前の男について]
一晩でか んじゃそれなりに効くって事だよな…実は今朝方アイツと再会したっつーか、まあそこで女の子拾ったんだわ マドカって覚えてっか? あのパン屋の隣の怖いオバサンとこの娘 そいつがちょっと衰弱してるみてぇだからいい薬があればな、と
[チアキは本当にわかりやすい。浮かぶ表情に瞬き一つ、己に苦笑しつつ事情を口にしてみせたが、またわかりやすくも浮かんだ困惑に幾度目かの溜息を付いた。果たしてどう説明したものか――さすがに今朝の一件を話す事は憚られる。
まさかチアキが腰を撫でられていたなどと知る由もないのだから
喉奥を小さく唸らせるとトレイルに聞こえるか聞こえないかの声音で囁いた]
いいかチアキ、トレイル…お兄ちゃん…の事は忘れろ アイツは同じ名前で同じ顔はしてっけど別人だ …つー事にしとくべきだと思うぜ
(141) 2013/07/18(Thu) 22時頃
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>>136 [隠れた後、ちら、と視線先を見つつ、視線が去ったのを確認(>>133)。マリーの陰から元の位置に戻りつつ] ……ごめんマリー。こっちをじっと見てた人が居たから、気になって。 あたしダメなんだ……ああいう風に見られるの……。
耳を触られるのは、大丈夫。誰にでも、っていうわけじゃないけど。マリーなら、いい。 [どうぞ、とばかりに顔(というか耳)を上げながら言う]
……ああ、でもやっぱりあたし、結構見られてるんだ…… 嬉しいって言ってくれるのは……あたしも、嬉しい。 [(ただ、気づかれてることに関しては)ちょっと気をつけた方がいいかな、小さく独り言を言いつつ。]
マリーの店、早く見てみたい。……行こう? [移動を促しつつ。そろそろ到着する頃だろうか。]
(142) 2013/07/18(Thu) 22時頃
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>>124 チアキさんの幼馴染みですか? きっと素敵な方なんですね、今度紹介してください。
[幼馴染み、という言葉にズン、と胸が痛くなる。つい先日帰らぬ人となった親友も自分の幼馴染みだったのだから。けれど、目の前にいる彼には関係のないこと。笑顔を崩さないでいられるかと少し不安になるが、恐らく大丈夫なはず]
チアキさんが来てくださるので助かっています。 そうです、…はい。ありがとうございます。
[テキパキとゴミ袋を縛る彼の側でデッキブラシの片付けを始める。さらり、と問われた言葉。彼は自分の何者なのかを知っているのだろうか、と警戒する]
お休みの日はそうですね… 家のシーツを洗ったりとか、お布団を干したりとか…
[指折り数えるようにして行動を思い返す。あながち嘘ではないコレを、目の前の青年はどうとってくれるのだろう]
(143) 2013/07/18(Thu) 22時頃
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[目の前で繰り広げられる喧騒…ナユタのそれは慣れっこで特に動じる事も無いのだが、問題はもう一人の青年。確かに幼かったし人は変わりゆく、若しかすると思い出は美化されていたのだろうか…瞳を丸くして二人を見ていたが]
>>132 [自分へと掛けられた言葉に動いたのは衝動からで、トレイルの元へと向かう足は時折地面に突っかかりながらも間近まで近付き。じっと双眸で見詰めた後予測不能の手はその前髪へと伸びて、緩く掴んで生え際を確認するとよく見ないと分からない程の微かな傷跡]
あ、やっぱりトレイルお兄ちゃんだった!ナッちゃん、お兄ちゃんがナッちゃん庇った時の傷あったよ!あの小さなハゲになってたやつー!
[手を離せばそのままナユタを振り返り、とても晴れやかな満面の笑顔で手を振る。本人的には憧れの象徴であるものが見付かり、ただただ嬉しいだけなのだが]
何かナッちゃんが二人いるみたいで吃驚したけど、本物で良かったー。
(144) 2013/07/18(Thu) 22時頃
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>>142
[言われて辺りを見回してみるがもう視線はなく。少しかがんで心配そうに相手の瞳をのぞき見る。]
ごめんね、気付かなかったわ。 クーは可愛いかんだから、気を付けなきゃダメよ? って、言ってもこういうのって向こうから勝手に来るものだし気を付けようはないかもしれないけれど。
[そう言って、最初は少し恐る恐る、次第にしっかりとクーの頭を撫でながら苦笑をこぼす。]
店にはもう着くわ。 こうやって楽しくお店に向かうなんて初めて。
[嬉しいと言われた言葉に気を取り直し、リンゴと水が入ったペットボトルを入れていた小ぶりなカゴから、見え始めた店のカギを取りだす。]
(145) 2013/07/18(Thu) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/18(Thu) 22時半頃
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―5月1日夕方 酒場前―
>>140
[店のカギを取りだした瞬間、胸に飛び込んできた何か。思わず癖で抱きしめそうになるが、その前に相手が離れ、目を瞬きながら首を傾げる。]
こちらこそ、前を見てなくてごめんなさいね。 怪我はなかったかしら?
[と、同時に聞こえた連続するクシャミ。あらあら、とカゴの中からハンカチを取りだし相手に向ける]
良かったらコレ使って?
(146) 2013/07/18(Thu) 23時頃
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休憩カ。お仕事ご苦労様ヨ〜♪
[表情和むチアキの顔>>109に頬を緩ませ、お腹撫でる様子に空腹を察して、包みが無駄にならなかった事には少し安堵。初対面のこの地方の人間ならば珍しくもない視線>>115を受けながら、特に気にする事もなく穏やかな――主な用途は接客用の微笑みを返す]
チアキのお友達かナ? ワタシは露蝶ネ。薬屋ヲやっテいるヨ〜 具合が悪イ時は宜しクネ♪
[同じ紹介>>122がなされているとも知らず、にこにこと自己紹介。と、何やら似たような突込み>>115>>128が入ると、ああ、と“あえて”微笑ましさ隠さぬ笑顔を浮かばせて]
トーイの友達ネ!仲良シは良い事ヨ〜♪ ――ア、チアキ。コレ、お仕事頑張ってルご褒美。三人でお食ベネ。
[知ってか知らずか――否、確実に面白がる風で。と、うっかり忘れかけていた小袋をチアキに押し付けるように手渡す。中身は屋台のホットドックが3つ。一つは自分の物であったが、気分の良さにまぁ良いかと進呈。 ダンボール抱えるトレイルの姿>>128をしげしげと見る目は物珍しさと、面白いものを見つけたと言わんばかりに興味に光る]
否、オイシイご飯ノ買出しヨ。トーイもお仕事?こういウ仕事もしてたっケ?
(147) 2013/07/18(Thu) 23時頃
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>>146 [自分の無遠慮な視線に気付かれていないか、そわそわしながら、目の前に差し出されたハンカチを受け取る。]
あ、わ、わ! ハンカチ、あざっす! ふぇ、へ、へくし!!
[大きなくしゃみに抗えず、体を大きく前に倒してしまう。ふと視界が暗くなり、やわらかい感触が顔を包む。何の匂いだろうか、香水のとてもいい香りがする。]
(148) 2013/07/18(Thu) 23時頃
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死ね死ね団 サミュエルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(死ね死ね団 サミュエルは村を出ました)
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>>148
[ハンカチを渡し、改めて手の中のカギとカゴを持ち直した瞬間また来た二度目の衝撃。再びあるとは思ってなくて思わず一瞬動きが止まるが、あまりの可愛らしさに珍しく大きな笑いが溢れギュっ、と両手で胸に抱きこむ。]
あはっ、そんなにお姉さんの胸に飛び込みたかったかー。 好きなだけおいでー。
[カゴがなかったら頭も撫でていたかもしれない。男性では感じることのできない柔らかさ、またすっぽりと抱きしめれる感触に胸が暖かくなる。妹がいたらこんな感じなのかしら、と唐突に思った。]
(149) 2013/07/18(Thu) 23時半頃
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くぁwせdrftgyふじこlp! どうしよう!おっぱいで溺れちゃうよ!
(-21) 2013/07/18(Thu) 23時半頃
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あ!なんか!くしゃみがとまった!
(-22) 2013/07/18(Thu) 23時半頃
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>>149 [抱きしめられるとは思っていなかったので、しばし硬直する。そういえば、誰かに抱きしめてもらうの久しぶりだなー、とか全然関係ないことを考える]
はっ! ご、ごめんなさい!悪気があったわけじゃないっす! 苦しいっすよー!
[抱きしめられた状態で、もぞもぞと頭をうごかし、顔だけぷはっっと胸部から脱出させる。まとめた髪の毛も乱れてしまったようだ。]
あの、お姉さん。実は道に迷ってるんすよ… 第二封鎖線はどっちか教えてほしいっす!
(150) 2013/07/19(Fri) 00時頃
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>>141 え…、マドカちゃん?拾った?衰弱?…だ、大丈夫なの?今何処に? う、ん…そう言う事ならルーさんの所はお勧めだけど。
[頭の中にパン屋が浮かび続いて怒鳴る体格の良い女性とそして小さな少女が浮かんだ。心配そうに眉を潜めるがナユタの様子からでは、きっと大丈夫なのだろうとも思う]
そうかな?やっぱり別人なのかな?
[すんなりと幼馴染の言葉を受けて青年の方を見遣る、何か確信は得られないかと思い立った行動は>>144へと繋がり]
(151) 2013/07/19(Fri) 00時頃
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>>145 [猫耳越しに頭を撫でられ、少し気持ちよさそうな、くすぐったそうな。そんな表情を浮かべ。 やがて、店にたどり着く。] ……ここが、マリーの店……なんだね。 [「繁華街の酒場」としか形容できない、ありふれたといえばありふれた佇まい。内装を見たい、と思っていた矢先、マリーが戸を開けようとした時に飛び込んでくる陰に驚く(>>140 >>146)。] ……にゃう?[いつもとは少し違う、驚きの鳴き声]……
[少女(マドカ)がくしゃみをしているのに気づき] ……多分、そのくしゃみはあたしのせい。 このパーカー、今猫の毛まみれだから……時々、これ来たまま抱いて寝ちゃってさ。……どうしようもないけど、ごめん。 もし続くようなら……専用の薬あるから、言って。急いで持ってくる。
[と言って。ひとまず、マドカのことはマリーに*任せることにした*]
(152) 2013/07/19(Fri) 00時頃
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>>147 [此方も浮かべるのはよそ行きの笑み、とはいえ先程からのトレイルとの遣り取り>>134で些か引き攣ったものとはなったが]
ああ 俺はナユタだ 今チアキから聞いた所だけどあんたの所の薬、よく効くそうじゃねぇか 今度店に行かせてもらうよ
[どうやら彼女はチアキとだけではなく目の前のムカツク男とも知り合いのようだ。――会話>>128を追う限りでは知り合いと言うよりはもう少し親密な何か、のような気もする。何にしても同じような反応を示した事はバツが悪い。誤魔化すような苦笑いが浮かぶ]
いや、こいつとは友達じゃねぇっつーか今朝…とそれも違うのか とにかく友達じゃねぇし仲も良くねぇから
[知り合って間もない人間、特に彼女のようなタイプの表情を読む事は得意とはいえず、面白がる風情には気付かぬままに顔を顰めて述べた]
(153) 2013/07/19(Fri) 00時半頃
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>>143 ……素敵、だと思ってるんだけど…その、ちょっと…ちょーっとだけ口が悪いけど気にしないでね?
[紹介と言われれば喜んでと思うものの少しばかり心配そうに相手を見詰めれば、返ってくる笑顔は何時ものそれで。一瞬彼の瞳が揺れたのは気の所為だっただろうかと]
君が掃除してくれるから皆も助かってるし、お互い様だよね。…っと、これで最後かな?
[纏めたゴミは傍らに立ち上がり、何気なく問いかけた返しに笑顔を向け]
一緒だねー。仕事が楽しくて遊びに行く事も無かったな…、もし、……ん、何でも無い。
[皆を誘って何処かへ遊びに行こうなんて言える筈も無く、所在無さげに投げ出した言葉に頭を掻いて]
(154) 2013/07/19(Fri) 00時半頃
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>>151 取り敢えず今は俺んトコで面倒見てるよ 外傷も見当たらなかったしよく寝て食えば問題は無さそうだな で、俺もまださっくりとしか聞いてねぇんだけど、なんか帰る家がねぇって言ってたな…あの界隈、今どうなってんのかお前知ってる?
[町中を巡る彼ならば恐らく何か知っているのではないかと、ふと思いついて問い掛けた。帰宅すれば顔を合わせる彼女に直接聞く事もできるが…今朝の泣き顔を思い出せば今はそっとしておいてやりたい気持ちが勝った]
……いや、まあなんつーか物のたと――ッて何やってんだチアキ!?
[突飛としか思えぬ行動>>144に声が裏返る。向けられる邪念も曇りもない真っ直ぐな笑みが妙に憎々しく思えるのはきっと気のせいではないだろう。大股で二人へと歩み寄ると情け容赦のないゲンコツをチアキの頭へと叩き込んだ]
こんなクソ野郎と一緒にすんじゃねぇ! お前マジで一度病院行ってそのスカスカの頭の中身診てもらってこい!
(155) 2013/07/19(Fri) 00時半頃
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―5月1日正午頃、第二封鎖線付近町内部―
[どこからか強い羽ばたきに似た音を聞き取り、手元の本を閉じる。何事かと窓に近寄ると、遠くに黒い影が浮かんでいた。そういえば物資搬入があるのだったか。そうしてここ暫くですっかり様変わりした街を思い出し、]
どうせ、遅かれ早かれこの街は……
[溜息に次いで口からこぼれた悲嘆に、どうしようもなく脱力する。駄目だ、一人きりではどうにも思考が後ろ向きになっていけない。]
……そうだ、気分転換に昼は外で食べよう。
[手早く本の山を片付け支度を整えて外へと出る。扉にかかったプレートをOPENからCLOSEに、変えたところで客など殆ど来なくなったのだが。溜息をもう一つ追加して、この状況でも開いていそうな店をひとつふたつ思い出しながら歩きはじめた。]
(@0) 2013/07/19(Fri) 01時頃
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>>150
[名残惜しく感じつつも胸の中でもぞもぞしている体を離すことにする。近くで見ると少女の髪は乱れており、軽く撫でつけてみるが、完全に崩れてしまってなおらない。]
あぁ、折角可愛らしく結ってあったのに乱しちゃってごめんなさい。 店にクシと鏡があるからどうぞなおしていって?
[道については「そこの角を左に曲がって真っすぐ」と教えはするが、彼女のクシャミが気になる。自分自身は幼いころから親がいなく、祖母もすぐに亡くなった為に「病気は寝れば治る」といつも一人ベッドで動けるようになるまで蹲っていたので、こういう時にどうするべきなのかが分からない。クーの口から“薬”という言葉を聞き、尚更心配になる。]
アレルギーかしら。 無理はしないほうがいいわ。
(156) 2013/07/19(Fri) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/07/19(Fri) 01時頃
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>>134 あーあーあー、聞こえねーなァ。正気じゃねーからわっかんねェわ。 ナユタなんつー名前のワンコロが…とも言ってねえぜ?はっは、…むっつり野郎に言われたくねーよ。
[朝からの己や周囲への対応と言い、現在の彼はこの短い時間の中接する感触だけでも、軍の犬であろうとも根まで腐りきった男には見えてはいなかった。…それ故に、全くもって、余計に腹立たしい。彼の職務に対するような真面目さ、それに対する形容は酷い軽口になって向かい]
…テメーもよっぽど良い性格してんな?あ? [煽られる侭、少し血管に血を上げたこめかみを少し浮かせた指爪でガリッと掻いて。どうにも乾燥気味の唇を湿らせながら、ふと、僅か言葉を捜したようにナユタの顔面を眇める瞳が眺めた。──可愛い面、の評価は本音だ。どれ程憎々しい表情が浮かんでいようとも。薄く、記憶の中の少年の顔が浮かび上がって重なり、消えた]
……いつからそうなった、昔っからそうだったってか?もうちょいぐらいは可愛げあった気ィがしてたぜ? [ゆっくり、息と共に落とした言葉もまた、そこばかりは本音を含んだ唸り混じりに]
(157) 2013/07/19(Fri) 01時半頃
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>>135 ─…おいコラ。誰がお恵みくださいなんて…、
[明らかに苛立ちを含んだ一声を反射で返しかけ、しかし、眼前の彼がそうして発した意味自体へと遅れて薄らとでも思考が到り。眉を上げ、探り、値踏みするような視線を露骨に政府の男へと注ぎ]
……言うからにゃ、そりゃー良い餌用意できんだろうな。 消化に良い、デザートの一つでも用意しろや?…ここ数日、お陰さんでロクに食えてねーからな。[遠まわしの、応を継いだ]
(158) 2013/07/19(Fri) 01時半頃
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あ、猫ちゃんの毛だったんすね!今ちょっと体弱ってるっポイんで、普段だったら大丈夫なはずっす!
[申し訳なさそうにするクシャミ>>152と、心配するローズマリー>>156に慌ててフォローを入れる。]
猫ちゃんのパーカーかわいいっす! 猫ちゃん、好きなんすか??
[どこで売ってるんだろうと、しげしげと眺めていたところに、ローズマリーからお店に招待を受ける。乱れた髪も恥ずかしいので、寄らせてもらうことにした。]
じゃあ、ちょっとだけお邪魔するっす! 酒場入るの始めてなんすよ!
[マドカは嬉しそうに、表情を明るくする。好奇心は隠せないらしく、ちらちらと店の方へ視線が動く。マドカは急かすように、ローズマリーの手をとった]
(159) 2013/07/19(Fri) 01時半頃
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>>152
えぇ、普通の酒場でしょう? 中も来るのは男の人が多いから、殺風景なのよねぇ。
[その分、掃除がしやすく、辺りの店に比べればなかなか清潔なのだが、やはり面白みがない。時々店内では特殊なことも行ってるが、それはそれ。だからついつい自分が嗜好品やおやつを隠し溜めても仕方がないことなのだ、とつい考える。]
あぁ、私こういうのに縁が無いから気付かなかったわ。 こういうのって、お薬を飲むものなの?
[少女のとまらないクシャミにどう対応すればいいのか。最近は人並みの生活をおくってはいるが、元は埃っぽいところは当たり前、幼い頃は野生児のような過ごし方をしていた為に自分は慣れきっている。とりあえず少女の背中を撫でてはみるが自分でも何処か間違っている気がしている。]
(160) 2013/07/19(Fri) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/07/19(Fri) 01時半頃
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>>159
だったら、店内で少し様子をみましょうか。 どうせお客さんも来ないだろうし、少しぐらい開店の時間が遅れたって誰も気にしないわ。
[とりあえず、看病にはうさぎ林檎なのだろうか?お茶はこの前気になって買ったハーブティーを隠してあるし、どうにかなるだろう。“ハーブ”というだけで咽にも良い気がする。つらつらと考えながら少女にひかれる手に応える。カギを開けてドアを開き、マリーは片手が使えない分、中へ誘うようにゆるやかにクーへ微笑みと視線を向けた。]
クーも、どうぞ中へ入って?
(161) 2013/07/19(Fri) 02時頃
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>>147 ……へ?……いいの?ルーさん有難う!大好きだ!
[手渡された袋は手の中でかさりと音を立てて、隙間から香るのはパンの匂いか。途端にそれを寄越せと腹の虫が鳴るので、気恥ずかしそうにしながらも嬉しそうにお礼を告げる。最後の言葉は食べ物に釣られなくても本心からで]
……、…
[今直ぐにでも齧り付きたい気持ちではあったが、 露蝶に三人でと言われたので二人に視線を移すそして手元の袋を見る…ちょっと泣きそうだ]
(162) 2013/07/19(Fri) 02時頃
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>>144 [チアキの己に対する呟き>>137は、血が抜けきらない頭にも一応届いてはいたが、答える気もなく黙って居た。…変える為にこの街を出て、変え終える為に戻ってきたのだ]
──ガキの頃とまったく一緒、なんざ。それはそれで気持ち悪ィだろ。
[ただそれだけ、チアキに投げやりな言葉を返した。
過去、幼い彼らと過ごした日々の中、己は今思えば随分と口数の少ないガキだった、と思う。子どもらしさの欠片もない、しかし世を捻た態度は今以上に青臭く、どうしようもないガキであったのは確かだ。…自分こそが、可愛げとは無縁の子どもだっただろう。
半ば老夫婦の厚意で与えて貰っていたのだろう仕事の合間、幼い彼らと過ごす時間は、忘れがちだった子ども時代の温かさを確かに己にも分けあたえてくれていた。…自身よりも弱い相手だったからこそ、ただ無条件で、可愛らしさを認め共に時間を過ごす事ができたものでもある。そんな、当時からの自身の性根の歪みっぷりは、忘れたくとも忘れられぬ記憶となって刻まれている。
ナユタがチアキに囁く言葉>>141はきこえていても鼻息をわざとらしく落として笑ってやろう──としていたのだが、]
(163) 2013/07/19(Fri) 02時半頃
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>>144 [不意に距離を詰められた動きは予想の外、荷を両手で抱えて逃げ場がない己は、思わずに双眸瞠って顔を後ろに引かせる程度しかできず。注がれる、真っ直ぐすぎる視線に、それでもどうにか何か言おうと開きかけた口は、開いた形のままで止まった]
は?……っ!…、 [己の愛する顔に、僅かに刻まれ残った過去の記憶。長めに垂らした前髪で覆い隠していたそれを、無遠慮に覗きいった動きに、対処しきれず呆然とされるが侭になり。──ナユタが明る過ぎる大声を上げたところで、漸く自身は理解に到った。 ……ゆっくりと立ち昇りだした、殺気、に近い空気の冷えに彼は果たして気付いただろうか]
──アンタは…、……その頭より先に手ェ出る感じ、…まったく、変わっちゃいねえなァ…? [左のこめかみ近くに刻まれた額の痕は、遊ぶ少年達に倒れ掛かった木柵から咄嗟にナユタを庇った際にできたもの。…自身の顔を傷つけたもの等、あえて思い出したい記憶でもない。静かに片爪先を引き、チアキの脛を蹴ってやろうと試みかけたが、その前にナユタの拳がチアキを襲った>>155事に少々気を抜かれて、…長い溜息を落とした]
(164) 2013/07/19(Fri) 02時半頃
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…随分嬉しそうだな。おい。
とりあえず、こっちこそコレと一緒にするんじゃねーよ。全然違ェだろ、美形度からして、あ?
(165) 2013/07/19(Fri) 02時半頃
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>>161 お邪魔しまーす! [マドカは無邪気に扉をくぐる。すでにお手伝いの件は頭の片隅に押しやられている。マドカは初めての酒場で、しばらく体を休めさせてもらうことにした。**]
(166) 2013/07/19(Fri) 02時半頃
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>>157 ――〜〜ッ!!! テメェ、マジで死ねよ 誰がむっつりだッ、犬のケツでマス掻く野郎にだけは言われたくねーなぁ!
[短い奉公を終えて彼が不意に姿を消した時には泣いて祖父を詰った。その程度には慕っていた――優しいお兄ちゃん。思い出の中で優しく自分を呼ぶその唇が今は挑発しか口にしないのが悔しい、というよりは恐らく寂しいのだ。再び出会う事があればと想像したあれこれは時の流れに追いやられて溶け去ってしまったけれど、それでも想いだけは胸の内、今でも鮮やかに思い返すことが出来るだけに]
…誰かさんには敵わねぇよ
[その視線は居心地が悪い――無防備に探られているような気持ちになるから。見返せば心の何処かが痛むようにも思えて向けていた瞳を逸らす。浮かんで消えた戸惑いの表情に彼は昔の面影を見たか否か]
…クソッ、どっちがだよ 変わったのはテメェの方だろうが…
[どこか疲れたような小さな溜息…本当に――悔しくて寂しい。憎まれ口しか叩けない自分、も]
(167) 2013/07/19(Fri) 02時半頃
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>>158 [伺うような気配に逸らされていた視線は再び目の前の彼へと移る。まあ手段なんて他にもない訳でもなく…面倒臭さと引き換えにすれば。ただ手間と僅かな好奇心、それを上乗せすれば天秤の傾いた先は自ずと知れた]
野良犬は肉でもご所望かと思えばデザートか テメェは女かよ…つぅかいい店教えろ 何しろ5年ぶりで町も変わっちまったからな
(168) 2013/07/19(Fri) 02時半頃
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>>166
はい、どうぞー。 ゆっくりしていってね。
[自分の店ではないのだが、ママは今日も来ないだろうし別にかまわないだろう。2人を店内のテーブルに案内し、自分は林檎とお茶を用意しに一声かけて奥へいく。楽しいお茶会の予感に、心が浮き立つのを感じた。**]
(169) 2013/07/19(Fri) 02時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/19(Fri) 03時頃
三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/19(Fri) 04時頃
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>>155 そっか…良かった、安心した。 う、ん…最近は見回りも兼ねて走ってるけど、俺が見た時には何も…。後でちょっと見て来ようかな…。
[知ってる限りでは数件家が荒らされたと…確実に「人」の手によるもので、マドカの家付近では起こっていなかった筈。見回り時も普通に静かで…何処か見落としが有ったのかと眉を潜めた]
…え、だってハゲ…はぐうっ!
[有無を言わせぬゲンコツ。目の前で火花が散り勢いで前のめりになる、痛かった…今まで何度も経験した中でも飛び切りに痛かった。じわじわと目尻に涙が浮かぶ]
ちゃ、ちゃんと貴重なものが詰まってるもん…。 ナッちゃんこそ何で…久々にお兄ちゃんに会えたのに…。
(170) 2013/07/19(Fri) 04時半頃
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>>163 [それでも変わらぬ物も在る筈だ…その想いは口から溢れる事は無く、上着の上から胸元のロケットを爪先で確認する。もし本当に彼が自分が憧れた「お兄ちゃん」で有るなら]
>>164 [ずんずんと此方に向かってくるナユタをきょとんとした表情で見詰める。二人に対し警戒心ゼロで例え後ろの青年が自分に対し警告を与えようが気付くことは無い。そして頭の頂点を襲う衝撃に頭を抱えた]
…うぐぐ、…あ、思い出した…あの時何か拾って届けたんだ。うーん…、確か腰に手当てられて一晩…何だっけ。
[あの時は仕事が忙しくて忘れてしまっていた。それでも最後に何言われたのかまでは思い出せなかったが口調はもっと優しかったし、あの腰に触れる手は労りのものだったに違いないと判断しやっぱり「お兄ちゃん」なのだと自己完結した頭を上げた]
うん、会えて嬉しい。
[目に滲んだ涙とじくじくとした痛みに乗せた笑みは複雑な表情を作り。今も焼き付くのはあの日ナユタを颯爽と庇う姿…あんな風に自分も誰かを守れたならと彼に憧れたのは今も尚変わらず]
美形……俺、ナッちゃんの顔も好きだよ?
(171) 2013/07/19(Fri) 05時頃
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[聞き取った音>>153の響きを確かめ、頭に刻むように名前を転がす。荒い口調ではあるが言葉に五月蝿い訳でもなく、寧ろ若者らしさに触れた気がして微笑ましさが増した]
ナユタ、ナユタ、宜しくネ♪ ウチの薬ハ露蝶さんノ特別製だからネ。チアキの友達なラ歓迎ヨ。いつデモどうゾ♪ ――フム?喧嘩すル程仲が良イ、じゃないノカ。 喧嘩出来るノモ生きてルうちヨ?大事にスルネ、ナユタ。
[顰められた顔には思うところもあって、軽さ抑えて宥めるように告げる。半ば無意識に空いた――細くはあるが特に柔らかくも無い手を、僅かに自分より高い位置の頭に乗せてぽんぽんと軽く撫でた]
イイヨイイヨ〜♪ ワタシもチアキ大好きヨ♪
[裏もなく寄せられる好意>>162にはほんの少し擽ったさを感じるが、好感を覚えた事は変わらず。ナユタを撫でた手をそのまま滑らせるように、チアキの頭も撫でて。と、その表情が曇るとはて、と首を傾がせた。 意図せずお預けしてしまったのなら、よしの言葉はかけるべきか、否か――]
――…トーイとナユタはご飯ヲ食べなくテモ元気ソウだかラ、チアキ一人で食べてモイイヨ?
[しょんぼり伏せられた耳が見えた気がして、『よし』を出してみた]
(172) 2013/07/19(Fri) 10時半頃
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>>154
[口が悪い、と聞いて浮かんだのは栗色の髪の彼。しかし、幼馴染みという遠まわしな表現をしているからには恐らく自分が想像している人物とは違うのだろう]
えぇ、それで最後です。ありがとうございます。
[さきほどデッキブラシを片付けた掃除道具入れの台車にゴミ袋を放り込む。向けられた笑顔に淀みはなく、先ほどの自分の心配が杞憂であったのだ。とそっと胸を撫で下ろす。言いかけた言葉はなんだったのだろう?と気にはなるが、わざと言葉を切ったのであれば掘り返す必要はない]
あぁ…そういえば。 ローズマリーさんのお店に誘われたのですが、ご一緒にいかがですか?
[あまり酒場というものに客として行くのは慣れていないので-別件、で行くことは時々あるが-彼が共に来てくれると嬉しいと思いながら誘いをかける。恐らく、店に誘ってくれた彼女も客が増えることを喜んでくれるだろう。目の前の彼が共に来てくれるかはわからないが**]
(173) 2013/07/19(Fri) 11時半頃
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覆面嫉妬団 ミルフィがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(覆面嫉妬団 ミルフィは村を出ました)
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―5月1日夕方 酒場内―
[酒場の奥、人2人がやっと入れるような小さな洗い場で聞こえてくる小さな鼻唄。そこを見るとサイドに長い髪を一纏めに結わえた少女がいるだろう。湯を沸かしてる間に手際良く林檎をウサギの形に作っていく。それとは別に小ぶりな皿に盛りつけてあるのは少女が隠しおいていたチョコレートだろうか。全ての準備が終わるとお盆へカップ、ソーサー、ポットにフォークとウサギ林檎、チョコレート。クシと手鏡も一緒に2人の少女が待つフロアに運んで行く。]
お待たせ。 招待した本人が席をはずしてごめんなさいね。
[2人を案内していた、店の5卓あるうちの真ん中にある席に着くとそれぞれの前にカップ等を置いていく。ハーブティーはまだ蒸らしている最中か。林檎とチョコレートは小さなテーブルの真ん中に置き、髪を乱してしまった少女の近くには持ってきたクシと手鏡もおく。そこまで終わって髪をほどくと4つあるうちの余った椅子に腰を落ち着かせ、2人にどうぞ、という声とともににこやかな笑顔でテーブルにあるものをすすめるよう手を向けた。]
(174) 2013/07/19(Fri) 16時半頃
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―5月1日夕方 酒場内― >>159 >>160 [まずは、マドカからの質問に対して。 猫のパーカーについて聞かれたので。] ……うん。猫、大好き。 ……あと、猫の格好は……あたしの……なんて言えばいいんだろう……シンボル? [何故か、今日は饒舌になってしまう。こんなに、意味のあることを一日に話したのは、本当に久しぶりだ。 そう思って、彼女は一つ、気づき……しばしの間、目を閉じる。]
[そしてマリーに、店の素直な感想を述べることにした。] 殺風景と言えば殺風景だけど……でも、素敵な店だと思う。 必要とされているってだけで、素敵な店だってことは、わかる。
[マリーから聞かれた、止まらないくしゃみと薬の件について、まずは自分の知識を開示することに決めた。] ほら、あたしこんなのだから、何度か見てきてるんだ…… 一過性のものだから、普通の薬局に売ってる薬で大体治ってた。 その薬なら[と言ってしばし逡巡し]、うちにいくつか、置いてある。普通に買える薬は、副作用ってそんなに強くない……って、昔、聞いた。
(175) 2013/07/19(Fri) 22時頃
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>>175 >>174 [さて。これだけ話したところ(>>175)で、マリーは準備に入っていった。手伝おうかと提案する間もないほど、マリーの動きは機敏で無駄がなかった。何の技術もない自分が手伝う隙間は、ついぞ無いまま、準備に入ったマリーが戻ってきた(>>174)。]
……素敵。 [普段の自分の“食事”とは、似ても似つかない料理と食器。それらがマリーによって、次々と運ばれてくる。 ふと。記憶のガラクタ山の奥底に眠っている、幸せな頃の記憶が、脳内に一瞬フラッシュバックする。両親と共に、笑いながらとった食事。これまで、ずっと思い出さずに居たのに。もう思い出すだけ辛くなるから、思い出したくもなかったのに。 一度呼び出された記憶はとどまらず……自然に、涙が一粒、零れ出した。]
…………あれ? [まさか。こんなことで涙を流すなんて。ありえない。……じゃあ、これはなんだ? 自分に起きていることが、自分でも理解できない…… 涙はほんの少しだけ流れて、そこで止まっていた。だが、頭も、身体も、ろくに動かない……]
(176) 2013/07/19(Fri) 22時半頃
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―5月1日夕方 酒場前― [宿酒場のある通りに足を向けていると、ふと傷薬を注文していたことを思い出す。受け取りは今日のはずだ。慌てて足を見せに向けるが、店主は不在であった。どうやら、行き違いになってしまったようだ。] (急ぎの用事でもないし、明日にでも立ち寄るか。すぐ必要というものでもないし。) [店を後にすると、再び宿酒場の方へ足を向ける。先程、軽く腹には入れたが物足りない。近くの酒場から漂ういい香りに釣られながらどこに行こうかと思案し。]
(177) 2013/07/19(Fri) 22時半頃
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>>139 はっは…それこそ冗談、だわ。悪趣味過ぎんぜ。
[彼の故郷を、身元を、この街で目の前に在る彼以外の事を己は何も知らない。彼の口から語られる以上の事を訊こうとした事もなかった。──馴染みいく中でも眼前の人物の魅力はいささかも衰えない。それで十分だったからだ。語られる事があったならば、勿論おもしろがって聞いていただろうが。 この街にとっては異邦人である筈の彼の在り方が、この店の存在そのものが、自身にとっての再会したこの街そのものであり、好くに値し生きるに値する「現実」の一つの形だった。…当たり前のように存在していた現実の空気に、この瞬間だけでも安堵する。
いかにも演技らしい仕草に、己もまたわざとらしく鼻で笑い]
そうかい、そいつは初耳だ。そこまで言うなら、もう少しぐらいなら俺にも優しい露蝶さんで居てくれても良いぜ?貴重な経験、せいぜい楽しませて貰うんでよ。 …痛みの返しに?咥えてやろうか?
(178) 2013/07/19(Fri) 23時頃
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>>172 [心地良い手の重み癖っ毛を撫ぜられ嬉しそうにその手の平に頭を擦り寄せるが、最早鳴り止まない腹に途方に暮れる]
……ッ、…!
[露蝶からの合図、チアキの周りにお花畑が召喚される。瞳を輝かせ袋を大事に抱えたまま、こくこくと何度も頷いた。そして袋からホットドックを一つ取り出すと大きく齧り付く]
……おいひい…
[幸せそうにあっという間に平らげて、あまりの美味しさについ手が伸びそうになるが踏み止まって袋を閉じた]
(179) 2013/07/19(Fri) 23時頃
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[冗句の流れが、露蝶の意図への気付きを遅らせた。 薄く温かな口唇が、僅かに呼気の気配を伝える。眼前、見慣れた男の、鮮やかな化粧で彩られた双眸を軽く瞠った瞳がごく間近に捉え。彼の顔横、挟む紙幣と一緒に曲がった指が緩と引っ込み]
……、…マジ噛み千切られっかと思ったぜ。
[不意を突かれた事を誤魔化すかのようにも、ふざけ囁き袋を受け取り、笑みを薄めた瞳で眺めると、彼が離れきる前に腰裏に腕を添わせ。彼の唇を、紅の上から獣のような所作で遠慮なく舐めてやろうとし]
──良い趣味してるわ、本当。 [今度こそ体ごと離した唇を、親指で拭って紅を薄めさせ。肩を竦め、口端緩めて。ソファの背から腰を浮かせると、そのまま一歩床に踏み出し]
純情なんだよ。これでもな。 [不器用、への遅れた返し。店主を眺めて再度肩を竦めさせ] ありがとさん。コレ飲んでおとなしく──は、まー、しねえがな。 ……助かったぜ。
[別れの言葉は言わない。今夜はここらでの別れが適当だろうと、礼を挨拶代わりにして、店主に背を向けた。それ以上彼が何事かする事でもあれば、暫し爪先を止める事もあっただろうが、今はそのまま戸を抜け馴染みの薬屋を後にしていた]
(180) 2013/07/19(Fri) 23時頃
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[薬入りの紙袋を、己の狭苦しい根城に放り込んで、──明けはじめる街の空を窓越しに眺め、横になる気にもなれず、宣言通りに再び彷徨わせた身が早朝の妙な出会いと再会に繋がったのはまた別の話]
(181) 2013/07/19(Fri) 23時頃
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>>170 表からじゃわかんねぇのかもな…取り敢えず近所の家に配達行く事あったらそれとなく聞いといてくれよ 俺の方も手がかりねぇかボランティアの奴らに探り入れてみるから
[述べられた助力には素直に感謝の念を抱く。口に出さずともわかってくれているだろうと、ここはまあいつもの甘えではあるが。それにしても思った以上に治安は悪化しているらしい…そちらの対策も明日の会議で早急に話し合うべきかと考えると胃の奥がチリ、疼いた]
お前時々ホンッっっとに無神経だよな いくらファッキン変態野郎にだって言っていい事と悪い事があんだろうが
[上体を折る相手へと情け容赦のない追撃を掛ける。涙目になっているが知る事かとばかりに鼻を鳴らして見下ろした]
貴重なものってなんだ? 夢とか希望とか言うなよ? ……それにはややこしい事情ってのがあんだよ てかお前こいつに何された
[腰に云々>>171聞いて思い切り目を眇めて問い掛けた]
(182) 2013/07/19(Fri) 23時半頃
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>>172 特別製? 普通の薬屋じゃねぇって事か 仲良くなる間もなる気もねぇからな ……まあ…それはそう思うけどよ
[遠い記憶――あの日のナユタは機嫌が悪かった。隣町のレストランに行こうと誘う父にひどい暴言を吐いた…不機嫌の理由はとても些細な事だったように思う。結局はナユタを置いていった両親が事故に巻き込まれたと聞いたのは僅か一時間ほど後の事――未だに胸を刺す後悔の記憶。
思い出に引きこまれた意識が浮上したのは頭へと乗った重みのせい。過去に引きずられたような無防備な表情浮かべて、ただされるがままに露蝶を見詰めた]
(183) 2013/07/20(Sat) 00時頃
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>>175 >>176
クーがさっき言ってた通りなら、大丈夫そうね お嬢さん。 これも何かの縁だし、これからよろしくね。
[「私はローズマリー、好きなように呼んで?」そう言って髪の乱れた少女に目を向け微笑み、それぞれのカップにお茶を入れだす。お茶の色はとても綺麗に出ていて白いカップに良く映え、ローズマリーは満足そうに一つ頷いた。そうしてもう一人の少女に目を向ければ頬を伝う涙が目に入る。思わずすぐさま立ち上がり、でも驚かせないようゆっくり傍に寄り。]
どうしたの クー、何処か痛い?
[腰をかがめ目線を少女の高さに合わせ、出来る限り優しく少女の頭をフードごしに撫でる。もう片方の手は一粒流れた涙を親指でぬぐい、少しでも痛みを和らげようと、そのまま少女の頬をゆるやかに撫で続ける。どうかしたのだろうか、それとも何かしてしまっただろうか、胸に不安が広がっていく。]
(184) 2013/07/20(Sat) 00時半頃
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>>147 おいやめろ。友達はやめろ。 ……うっかり、…出会ってみたら腐り落ちそうなぐらいの腐れ縁だっただけ…だっつーか、…そんだけだっつー。
[己の過去>>84>>85と今朝の出来事>>20に直に触れる事を避けて言う口は、常にない言い難さに少々言葉を篭らせがちになり。明らかに彼が楽しんでいる時の表情が読み取れた露蝶に、どうにも感情のふり幅に振り回されがちな事に疲労しがちだった今ばかりはすぐさま冗句で返す気力もなく、チラと戻した瞳を眇めてあからさまに顔を顰めさせ]
…へえ。目ぼしいモンは争奪戦かね、ちゃんと勝ち取れたか? ──。……美味しい夜飯、って報酬をこの兄ちゃんが払ってくれるそうなんでなァ?ただ働きなんて冗談じゃねーぜ、…この俺が! [言いつつ、止まっていた足をのろりと進めて、抱えていた荷をトレーラーに積み込み掌を払った]
(185) 2013/07/20(Sat) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/20(Sat) 00時半頃
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>>173 [思っていたより早く終わってしまった助手仕事にこれからどうしようかと思案する。すっかり日が落ちた辺りは涼し気な風が吹き癖っ毛を揺らす。自転車は置いて来てしまったから遠出は出来ないし、…ラルフはこの後どうするのだろうか]
…え、…一緒に行っていいの?行く行く!
[じわりと滲んでいた寂しさを吹き飛ばす思い掛けない誘いでに、畳み掛ける様に早口で捲し上げて頷く。…酒は飲めないけどとの言葉は飲み込んで、溢れでた嬉しさで頬を緩ませ]
(186) 2013/07/20(Sat) 01時頃
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>>174 わー!リンゴっす!ウサギっす!
[マドカは胸の前で小さく拍手を打ち、ぱぁっと笑う。「頂きます」もそこそこに、早速林檎を口に頬張る。シャクシャクと咀嚼を繰り返しながら、お皿に残っている残りのウサギ林檎をじっくりと観察する。]
林檎を美味しいっすね! !?
[と、同意を求めようと、クシャミをみたところで、固まった。クシャミが涙を流していたからだ。(>>176)]
(187) 2013/07/20(Sat) 01時頃
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>>186 [間髪を入れずに入ってきた肯定の言葉に笑みを漏らす。頬を緩ませる彼の姿は年上であるにも関わらずどこか愛らしい]
では、これを片付けてきますので、お先に行っていただけますか? 僕もすぐに伺います。
[これ、と言って指し示したのは愛用の掃除用具一式が入った台車。このまま酒場へ行くのはさすがにマズイだろう。とはいえ、誘っておきながら先に行ってくれというのは少々無責任かもしれないと思いながら]
(188) 2013/07/20(Sat) 01時頃
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ー5月2日早朝、住宅街マドカ自宅前ー
郵便屋さん♪手紙が落ちましたよ、拾ってあげましょ、一枚二枚三枚…♪
[まだ朝日が昇りきらず薄暗い中、愛用の自転車のペダルをこぐ。古いそれは前に進む度に金属音を奏で、口ずさむ音程は破滅的だ。ただ本人だけが気持ち良さげに風を切りながら走って行く]
にひゃくよんじゅうご、まいっ…ありがとおっ♪
[シャッターが降りた店先で自転車を斜めにし、地面に片足を擦らせるとそのままブレーキにして止まった。目当ては隣の家…自転車を端に置いて周囲に気を配る。いやに静まり返った空気が僅かに不安を煽るが、玄関先に立つとインターホンを押した]
(189) 2013/07/20(Sat) 01時頃
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/* チアキがアホ可愛い…和む */
(-23) 2013/07/20(Sat) 01時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/20(Sat) 01時半頃
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>>184 [すこしだけ、回想。クシャミの涙に気付く前のこと] あ、私はマドカっていいます!私も好きに呼んで欲しいっす! ローズマリーさんっすか!きれいな名前っす! じゃあ、マリーちゃんって呼ぶっす!
>>176 わわわ!どうしたんすか! [慌てふためき、先ほどローズマリーに借りたハンカチを貸そうと、ポケットに入れた(後で洗って返すっす)ハンカチを差し出そうとして、自分のくしゃみで汚していることに気付き、さらに慌てる。どうにか励まそうと頭をめぐらせ、先ほどの会話(>>175)へ思い至る。]
あ、そうだ!これっす! これあげるから元気だすっすよ! お近づきのプレゼントっす! 猫ちゃんっすよ!ほらほら!
[リュックをごそごそと漁り、中から小さな紙袋を取り出す。急いで封を切り、中身を取り出す。小さな銀色の猫のチャームだ。家出の際、友人とアクセサリーショップへ入り、購入しておいたものだ。マドカは、椅子から急いで立ち上がり、クシャミのもとにかけよると、猫のチャームの頭部についているカニカンの金具を、クシャミのパーカーのファスナーに取り付けてみせる。]
(190) 2013/07/20(Sat) 01時半頃
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>>162 …。……いや、勝手に食やあ良いぜ。俺は要らねー。…ンな目ェすんな。マジ犬かよ…。 [露蝶とチアキのやり取りを横目に見て>>162。露蝶の言葉>>172に頷くでもないが、自身は必要ないとかぶりを振って一応言っておき。殊更、幸せそうにホットドックを齧る様子に、大した食欲もない自身は手出しをする気もわかず]
>>171 ……。もう忘れろ、その辺は。…マジ滅入ってくるっつー…あのちまっこいチアキだとか、クソ…育ちすぎだろテメー…。 [「一晩試しに咥えてみんかい?」──実に何気なく、軽くかけた声すら今は気鬱を呼ぶ記憶だ。過ぎた年月の上で育つ事など当たり前なのだが、それすら今は理不尽な八つ当たりの対象になっており。己を振り向いた涙目からの視線に、正面から出合わされた自身は思わず片眉を寄せ、居心地悪く僅かに視線を外し] ──、思い出したくなかった。俺は。
…面がカワイラシーのは認めてやるがな。アンタもよ。…俺は犬ッころじゃねーから一緒にすんなって事だ。覚えとけ。
(191) 2013/07/20(Sat) 02時頃
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>>187 >>190
(少しだけ、回想。 クシャミの涙に気付く前のこと。)
いっぱい食べてねー。
[またもや“マリー”と呼んでくれる子がいたことに胸が暖かくなる。店にいる女性はもう“大人”であったし、店に来る男性も口説いてくる男も勿論しない、彼女の夢中で林檎を食べる姿やあどけない笑顔に、母性本能ってこういうことかな、と暖かい眼差しになる。]
>>190
[不安が胸を覆う中、マドカのクーを一生懸命元気にさせようとする姿に、自分が暗くなってはいけないと言い聞かす。今は自分のことではなく、彼女を笑顔にさせることに集中するべきだ。何が彼女に涙を流させたのか、見逃さないようクーの顔を少女は見つめ続ける。]
クー…。
(192) 2013/07/20(Sat) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/20(Sat) 02時半頃
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/* 裏ラルフくん劇場
-5/2 1:00 土産物屋2F-
モブ「でも、今日の掃除は役に立ったんですよね。何か直接の手柄はなくても今日という日は、我々の反撃の糧になったんですよね」
ラル「もちろん・・いや・・今日の掃除で僕は、いや、今回も・・何の成果も得られませんでしたぁぁ! 僕が無能なばかりにただいたずらに街を綺麗にし、彼らの指揮隊長の正体を突き止めることが、できませんでしたぁぁ!!」 */
(-24) 2013/07/20(Sat) 02時半頃
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―5月1日午後7時、酒場内―
[いつもより30分ほど遅い開店時間、フロアから見えない階段下の倉庫内で手鏡を手にアイシャドウやチーク、口紅を付け化粧を直す。一度だけ見た、今はもうおぼろげな鏡ごしの母の笑顔と言葉を思い出す。『夜の女はね、男に夢を売って、生きてくの。幸せになりたいなら、男の前ではいつも着飾って、可愛らしく、笑顔でいなさい』。そう言って鏡台の前で化粧を直していた。]
幸せになりたいなら、ね。
[本当にそんなことで幸せになれるとは、思えないけれど。気分を変えるよう一度強く目を閉じ、開く。そう言えば、クシャミは薬屋さんに行くと言っていたが、マドカはどうだろうか、用意の為一人置いてきてしまったが、まだ店内にいるのだろうか。酒場らしく酒だけは豊富で、無くなりそうになっていたモノもついでに手に持ちながら倉庫から出る。今日誘ったラルフも来るだろうか。]
(193) 2013/07/20(Sat) 02時半頃
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ー5月2日早朝、住宅街マドカ自宅前ー >>189 /*ちょっとだけお家の描写かえますね。インターフォンは家の周りを囲っている塀の壁に付属していることにします(*´∇`*)*/
[チアキがインターフォンを鳴らしても、応答はなかった。静まり返った早朝の空気の中、簡素なブザーの低い電子音がビー、ビーとうっすらと聞こえてくる。マドカの家は2階建ての一軒屋で、小さな塀に囲まれている。塀の中央に門扉があり、郵便受けやインターフォンはその右隣の塀に取り付けられていた。塀から家の扉までは少し距離があり、小さな庭になっている。庭には木々が植えられており、家の一部が目隠されていた。その木々に隠れる位置に(家の正面左側にあたる位置)にガラス窓が配置されていることは、何気なく家の前を通り過ぎるだけでは気付かないだろう(>>170)インターフォンを鳴らすために、門扉の位置で立ち止まったチアキは気づくだろうか、少しだけ、塀の外側から身を乗り出して覗き込めば、いびつな形に叩き割られたガラス窓が見えることに。]
(194) 2013/07/20(Sat) 03時頃
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―5月1日午後7時過ぎ、酒場前―
[掃除用具の片付けと軽いシャワーを済ませ、ローズマリーが働く酒場へたどり着く。店内から少し光が漏れているということはもう営業は始まっているのだろう。チアキは既に店内にいるのだろうか?と考えながら酒場の扉に手をかけた**]
(195) 2013/07/20(Sat) 03時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/20(Sat) 03時半頃
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―5月1日午後7時、酒場内― >>193 [ローズマリーが開店準備を始めたところで、マドカは自分が思ったよりも長居してしまっていたことに気付く。]
あちゃ〜、やっちゃったっす!
[楽しい時間を過ごし、すっかり忘れていたが、ナユタの手伝いをしにいくつもりで家を飛び出してきたのだ。ナユタとも合流していない、家にもいないとなれば心配をかけてしまうかもしれない。久々に平和な過ごし方をした為、街に蔓延する流行病のこともすっかり頭から抜け落ちてしまっていた。無意識に現実逃避をしてしまっていたのかもしれない。]
かえらないと、まずいっす!やばいっす!
[まどかはリュックから、学校で愛用しているお菓子模様のレターパッドを取り出すと、ローズマリー宛に置手紙を残すことにする。突然いなくなって心配させないためである。]
「マリーちゃん、林檎とチョコレートありがとう! すごくおいしかったっす! 道も教えてもらってありがとう! 貸してもらったハンカチは洗ってから返すっす! 今度お礼にお菓子持ってくるので、楽しみにしてて!」
(196) 2013/07/20(Sat) 03時半頃
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[手紙が風で飛ばないように、お茶のカップの下に差し込むと、マドカはリュックを背負ってお店を飛び出した。日が落ちあたりが暗くなりはじめており、人の姿もほとんど見えない。本当に失敗したなぁ、と涙目になりながら、夕方ローズマリーに教えてもらった道を思い出す。今度はきちんとたどりつけるだろうか。マドカはあたりをきょろきょろ警戒しながら、歩き始めた。]
ん?
[しばらく歩くと、見知った顔とすれ違った気がする。(>>195)たしか、学校で清掃をしていた若いお兄さんだ。高校にあがってから1ヶ月ほどの間に、何度か顔を合わせ挨拶を交わした覚えがあった。話しかけようか迷ったが、男は思ったよりも歩くのが早く遠のいていく。マドカの方も時間に余裕がなく、急いで家に帰らなければならない。]
(もしかしたら、マリーちゃんのお店に行くのかな?今度マリーちゃんに会ったら聞いてみようかな?)
[などと、のんきなことを頭に浮かべる。それにしても、家には何時に辿りつけるのだろう。マドカはため息をついた。]
(197) 2013/07/20(Sat) 03時半頃
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マドカは、ため息をついていると、突然背後から野良犬に吠えられ、悲鳴を上げた。**
2013/07/20(Sat) 03時半頃
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>>178 案外イイかもヨ? 癖になっチャウかも知れナいけド♪
[告げる言葉は冗談半分本気半分。自分が抱くも抱かれるも固執はしないが、彼の反応には興味があって。ただ無理強いする程のものでもなく、あくまで気が向くならの形は崩さずに]
――生憎今日の分ハ完売ヨ。また今度ネ。 あハッ!舌を貰っタ後だト物足りなイかもネ!タだの穴ト変わらナイ。 本当ニ噛み千切ルなラ、もっと堪能しなイとネ♪まだ勿体無イヨ。
[“悪戯”が成功した事もあり、きゅっと目を細めて破顔。間近の灰緑の瞳が揺らぐ様子に傍目にも上機嫌。満足して身を離そうとすると彼の腕に妨げられて>>180つい目を丸くした。 触れた感触が残る唇の上を濡れた質感が這うと背中が粟立つような感覚に僅かばかり口元が引き攣る]
――お互い様でショ? 純情気取ルなラ、もっト落ち着いたラ? ……イイ子見つけなヨ。それガ、一番効く。
[仕返しにへの字口。身体を離しながら人差し指と中指で唇の撫でれば紅と共にしっとりとした感覚が残る。 戻るらしい背中へかけた言葉は、ほんの少しのお節介。寄り掛かれる場所が、今の彼には一番の薬だろうと。 その背中が扉の影に消えるまで、見送る体で見つめていた**]
(198) 2013/07/20(Sat) 05時頃
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−少しだけ回想− >>190 [マドカの自己紹介を受けて。記憶の扉が開く(>>176)よりも、ほんのすこし前のこと。] ……あ……[名乗っていないことを思い出して]
私、クシャミ(Sneeze)って、呼ばれてる。クシャミでもクーでも、好きに呼んで欲しい。 よろしく、マドカ。
(199) 2013/07/20(Sat) 06時半頃
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−回想2− >>184 >>187 >>190(後半) >>192(後半) [二人が心配しているのであろう、戸惑ったような、しかし温かい視線と、フード越しに当てられた手を感じた。 ……いけない。こんなことで心配させては。 それに、こんなことで、疑念を抱かせるのも……よくは、ない。 普段通りの、感情を抑え込んだ表情を取り戻すまで、ざっと、8秒。]
……ごめん。もう大丈夫。マリー、マドカ、ごめんね。 [しかし、どう理由付けをしたものか。……納得させられる理由も思いつかないので、いっそ、部分的に正直に言うことに決めた。] ……なんで泣いてるんだろう。……よく、解らないね。[嘘ではない。一瞬脳裏に流れた光景のせいと解ってはいるが、それがどうして涙を流させたのかは、よく解らない。]
(200) 2013/07/20(Sat) 06時半頃
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>>190(後半) [マドカが猫のチャームを出し、椅子を立ったのを見てから] ごめん、マドカ、何かをもらうってのはしないって決めて……… [決めてるの、と言うよりも、マドカのほうが早かった。 ……無理に断りすぎるのも、良くはあるまい。それに、これはどうやら、友情の証、とでも呼ぶべきもののようだ。それは自分にとっては重荷になり得ると解ってはいるけれど、それでも、彼女の気遣いが有難かった] ……ありがとう。いつか、この恩は返す。
[そう言うと。ようやく、林檎とハーブティに手を付ける気になったらしい。味も舞台も良く、少し、満たされた気がした]
(201) 2013/07/20(Sat) 06時半頃
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>>193 >>196 [マドカが時計を見てパタパタと動き始める。自分も時計を見て驚き] ……もうこんな時間…… [ローズマリーがどこへ行ったかは、さっき見えていた。 階段下までならば、なんとか声も届くだろう。 小さな体から精一杯、届きそうな声で、階段下に声をかける。] マリー! マドカも帰っちゃったし、私もそろそろ行くことにする! 今日は有難う! [そう言って、彼女はその場を*去っていった*]
(202) 2013/07/20(Sat) 06時半頃
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>>179 喜んデもらエテ何よリ♪ チアキは美味しソウに食べル才能があるネ。
[『よし』を出した後の劇的な変化。チアキの周りの空気が一気に輝いた気がした。尾があれば思い切り振られていそう。あまりに美味しそうに食べる様子にそのままぼんやり眺めてしまった事に気付いたのはホットドックが彼の口に全て収まってから。 さほど高くもない買い物の割には面白いものが見れた、と抱いた満足感はきっと自分が食べたとしても得られぬだろう]
(203) 2013/07/20(Sat) 10時頃
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>>183 簡単なノハ予め作り置キしてルけド、混ぜルとこカラやっテるヨ〜 貴方だケノお薬、ってネ♪ トーイも随分嫌わレたネェ? ……マァ、後悔しナいよウにしなヨ。そうイウのニ効く薬ハ作るノガ難しいカらネ。
[忘れさせるだけの薬ならいくらでも準備は出来る――が、想いの強さ故に余計に事態が悪くなる事は良く在る話。彼自身も心当たりはあるような様子。それならば口煩く言う必要もないだろうと。 妙に真面目になってしまった空気と彼の表情に、二人>>172を撫でた手、その人差し指で小さく頬を掻く。と、馴染みの顔>>128を見れば「これだ」と軽い閃き。出来るだけ明るく笑って]
あんマリ辛いとキはおいでネ? 抱き締めテ子守唄歌っテあげるヨ。ナユタなラ“寝て”も良いシ♪
(204) 2013/07/20(Sat) 10時頃
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>>185 ――…ヘェ?トーイもそうイウの気にすルんだネェ…もっト節操無シだと思っテタ。
[初対面での己への反応>>45と耳に届く噂等から勝手な印象を持っていた事は隠さず。珍しくも言い澱む彼の姿に興味を感じない訳ではないが、無理矢理踏み入る程のものでもない。
まぁ、面白い事には変わりはないのでニマニマとその顰め面を堪能し]
当然ヨ♪ちゃアンとオマケもしテもらっタしネ。 …トーイがボランティア?明日は雨…否、雪かナ?上着の準備ヲしておかナいト!
[相手の言葉から金銭が発生しない事を何となしに察すればわざとらしくも驚いた後、ふざけた調子のままに明日の天気の心配などしてみる。
ちなみに明日の降水確率は93(0..100)x1%だったか。当たるか当たらぬかは知らないが]
(205) 2013/07/20(Sat) 10時頃
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−5月1日昼過ぎ、第ニ封鎖線付近町内部− [いくつかのオレンジを詰めた紙袋を片手に抱えて足取り軽く石畳を歩く。幸運にも開いていた馴染みの店で昼食をとった帰り道、雑貨屋のワゴンに控えめに積まれていた果実を値切りに値切って買い求めたのだ。]
ああでも食事療法と薬屋と、どっちが先だったか……
[ストレスで罅割れた口角を親指でなぞりながらぶつぶつと繰り返す道行き、角を曲がったところで何やらその向こうで多くの人の気配がすることに気付いた。 配給の列だ。幾人か見知った姿を見つけたような気がするが、自力で食料を確保できるうちは近寄らないほうがいいだろうか。声をかけるのはやめにした。]
(@1) 2013/07/20(Sat) 11時頃
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>>167 はっ、なんだよ見るだけじゃねーでツッこんで欲しかったてーか?さすがのむっつりだなァ、俺はさすがにそこまで言えねーわ。
[こうして、悪態をつきあう関係だけであったなら、ある意味ではどれ程気楽だっただろうか。 ふと過ぎった、振り切れない己の思いに、皮肉げに唇が歪み、荷を置き終えて空いた腕を軽く組んだ。──過去は最早過去でしかないのだと言うのに]
……おとなしいだけのお兄ちゃん、じゃなかったぜ。俺は、あの時から。 アンタ達の目にどう見えてたかは知らねーがな。 …昔っから大ッ嫌いなんだよ。「非情な現実」なんてー野郎はな。…ぶち壊せねー現実なんざ、あって、堪るかよ。
[…幼い少年達。明るく、温かな暮らしの象徴のようだった彼ら。彼らに憧れ、ただ同じように居たいと思ったそんな日々も、確かにあったのだ。外された瞳は追わない。ただ、青年の表情を掠めた色を見てしまえば、今はこれ以上の毒気を吐く気も萎えた。常ならば、強がりのひとつは重ねていたのだろうが。 彼の感情の振れが、苛立ちと落ち着かなさに揺らいだ己にもまた、らしくない…本音に程近い言葉を、ぽつりと吐かせていた]
(206) 2013/07/20(Sat) 11時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/07/20(Sat) 11時頃
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[青年にとっては唐突に聞こえるかもしれない、だが、当時奉公先から離れざるを得なかった原因の、自身にとって暴君だった父の存在と…今の、あの時以上に逃れられないように追いたてくるばかりの現実。自身にとっては繋げたくなくとも繋がる冷ややかな現実に、すぐには向きあいきれない己の弱腰さ。結局なにも変わってなどいなかったのかもしれないと。──口を一度閉ざし、雑に髪を掻いてから、のろのろと腕を下ろして息を漏らした]
……ナユタ。
[自身も、何を言いたかったのか確とできぬまま、ただ小さく青年の名を唇に乗せ。ばか野郎、と低く悪態を繋いだのは数秒の後。 離れぬ感情を振り払い、「現実」へと戻る為のように振った顎をやや高めに上げ、わざと上方から値踏みでもさせる様な表情を作ってナユタを見返して]
(207) 2013/07/20(Sat) 11時頃
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>>168 はっはー、上品なお育ちなんでなァ。悪ィか。…いきなり重いモンは胃が死ぬわ、さすがに。 ──アンタは飲むのか?俺は要らねーが、美味え飯出る酒場は知ってんぜ。……「話をする」なら、ンなトコが良いんじゃねェの。
[まず脳裏に浮かんだのは、己の仕事の上で機がある時に利用していた酒場>>193の存在。閉まる店も多い中、確かまだあの店ならば営業していた筈だ。ナユタが断れば、適当な他の目ぼしい店を探してはいったのだろうが。 何にせよ、と。肩を竦め、自由になっていた両手を示して見せた]
…まーだ働くっつーなら俺は勘弁だがな。──栃の木通りのでっけェ栃の木。さすがに覚えてっだろ? あそこに来いよ。今晩「遊んで」くれるんならな。 [繁華街に程近い通りの一つ。通りの名の由来にもなった、栃の古木──マロニエの木は、この街に住んでいたならば覚えている筈だろうと]
(208) 2013/07/20(Sat) 11時頃
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-5/2 朝 本屋前ー
[先日のいい天気とはうってかわって、雨が勢いよく降り注いでいた。傘に当たる雨の音は激しく、周囲の音を聞こえにくくする。仕事まで時間があったので街の様子を見に来てみたが、連日のWWSの騒ぎのせいか街に人は少なく、目の前の本屋も閉店中を示すプレートが掲げられていた]
(209) 2013/07/20(Sat) 11時頃
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/* 打ってから思ったけど>>208 これしちゃったらまた大集合になっちゃってやべー。ロルが回しきれない意味でやべーw でも絡みたいしなあローズマリーちゃんおっぱいおっぱい 何でトレイル…本当に…今更だけどゲイにしたし…ww
だが話の展開的にチアキちゃんとラルフくんを巻き込んでおkタイミングだったのかはわからない 別場所がよかったかなー!あー!でもおっぱい!
(-25) 2013/07/20(Sat) 11時半頃
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/* ……ゲイだとラッキースケベもないのか!今気づいたぜちくしょー!
(-26) 2013/07/20(Sat) 11時半頃
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/* …まあ男性陣可愛いから良いんだぜ。本当だぜ。…負け惜しみじゃないんだぜ。 フラグ建築家と呼ばれたい(ゲイ&死亡に向けて的な意味で) 無茶だ!
いや本当いつ死んでも良いようにと思うと難しいですね。どうやって殺されよう…!wktk
(-27) 2013/07/20(Sat) 11時半頃
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/* 酒場にはナッツしかなかった。
…おおおおおおおお……気付くの遅えええええええ…
(-28) 2013/07/20(Sat) 12時頃
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>>198 [トレイルの背中が扉で遮られれば、余韻に小さく笑った後に大きく伸び。眠気はあまり感じないが、体感的に良い時間だろう。扉に鍵をかけて照明を落とせば周囲に闇が落ちる。代わりに手持ちランプに灯を入れて店奥、調剤用のスペースを抜けて私室へ。 故郷の物と此方で購入した調度品が入り混じる室内は店よりは落ち着いた色味。窓越しに空を見上げて見たが、生憎月は見えなかった。
――遠く遠く、何処かで声がする。 酔っ払いの乱痴気騒ぎか――病からの狂声か、犠牲者の断末魔か。実際の町の空気からは、どちらがより可能性が高いかは知れる事。 其処から目を逸らしている事がただの逃避でしかない事を自覚しながら、寝る前の身支度を整える。
虚飾を拭った顔に僅かばかり疲れが滲んでいるのを安い鏡台で確認すると、紅も泣き黒子も失せた顔を自嘲に歪ませる。 寝台へ腰掛けると香炉に火を入れ、自分用に調合した薬を一包水で流し込んで横になる。漂う香りと薬の効果でじわりと思考が溶けるのを感じながら、彼は眠れただろうかと、消える間際の意識で思った]
―5月1日未明 終了―
(210) 2013/07/20(Sat) 12時頃
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-5月1日 午後7時過ぎ 酒場内-
[カラン、という音と共に扉を開ければ商売用の身なりを整えたローズマリーの姿があった]
こんばんは。 お邪魔しますね。
[ジントニックを注文し、一番端の椅子を軽く引いて腰掛ける。店内にチアキの姿はない。まだ到着していないのだろうか? あるいは、家に帰ったのだろうか。思い返せば、お店の女の子ももっといた気がする]
今日の出勤はローズマリーさんだけですか? お一人で大変ですね。
[連日の感染症騒ぎのせいで営業しているお店は限られてきた。ひとつの店に客が集中してしまうと彼女一人で切り盛りするのは大変だろう。だからといって自分にできることは何もないわけだが]
(211) 2013/07/20(Sat) 12時半頃
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-5月2日 昼過ぎ 薬屋「三元道士」-
[勢いよく雨が降り続く中、愛用の仕事道具一式が入った台車を押しながら傘をさすわけにもいかずカッパを被って仕事へ向かう。今日の仕事先は薬屋「三元道士」。独特な雰囲気を持つ異国人の店主と、それと同じくらい独特な雰囲気を持つ店の内装。訪れる時間は伝えてあるはずだが、その時にいるかどうかは店主次第。軽くノックをし声をかける]
露蝶さん。いらっしゃいますか?
[雨の音に負けないように、と少し大きめの声を張りつつ問いかける。返答がなければもう少し待つべきか、と思案しながら今はとりあえず待つことに**]
(212) 2013/07/20(Sat) 12時半頃
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―5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店内―
[昨日の予報通り>>205の天気に何を思うでもないが、高まる湿度にけだるさは禁じえず、粗方調剤済ませれば長椅子の上に寝そべりぼんやりと天上を眺める。 そうして無為に時間を浪費している所に掛かる声>>212に記憶を探れば、そう言えばいつだか店内の清掃を頼んでいたかと思い出した]
――…はァイ、いらっシャいまスよ、ット…… 鍵は開けテルかラ入ってイイヨ〜
[是の声をかけながら弾みを付けて半身を起こす。届かせる事を意識して声は常よりは大きく。眠くも無いのに出る欠伸をくぁり、と一つ漏らして扉へと視線を投げた]
(213) 2013/07/20(Sat) 13時半頃
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>>204 調薬もやってんのか んー…んじゃ近々寄らせてもらおっか…俺にじゃねぇけど作って欲しい薬があんだよ 嫌うっつーか、あー…とにかくまあ馬が合わねぇんじゃねーの? そいつもそう思ってるみてぇだし
[罵倒の遣り取りを続ける相手を顎で指し示して僅か肩を竦めた。続いた言葉にはただ無言で頷くほかなく――言われるまでもなく分かってはいるのだ。目の前の男に対してそんな悔恨を抱くかなどという事は考えたくはないにしても]
いや、その、そういうお誘いが嬉しくねぇかっつったらアレなんだけど、なんつーかもっと自分を大事にした方がいいんじゃねぇの?
[あからさまな誘いの言葉に微かに赤らんだ目許をふいと逸らす。――未だ『彼女』だと思い込んでいるのだから仕方ない。ありきたりな言葉しか告げられない自分の無粋さに内心溜息が出る思いで呟き、どういう人なんだと問い掛けの視線をチアキへと向けた。――がホットドックに心奪われた彼>>179が気付くかどうかは不明だけれど]
(214) 2013/07/20(Sat) 14時頃
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露蝶は、雨の音に耳を澄まして、一つ溜息**
2013/07/20(Sat) 14時半頃
三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/20(Sat) 14時半頃
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―5月1日21時頃、ミナカミ家― [危険な道を避け、遠回りに遠回りを重ね、ようやくミナカミ家にたどり着いた。もともと本調子でなかったこともあり、かなり疲労を感じている。なるべく早く休みたいところだ。ミナカミ家には明かりが灯っており、家人はまだ眠りにもついていないようだった。マドカは扉に手をかけようとして、一瞬手を止める。インターフォンを鳴らしたほうがいいのだろうか。鍵がかかっているかもしれないし、夜分突然誰かが入ってきたら驚くかもしれない。]
(居候の身っすからね…、念のため鳴らしとくっす)
[マドカはミナカミ家のインターフォンをそっと鳴らした。]
(215) 2013/07/20(Sat) 14時半頃
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>>213
[店内から聞こえた店主の声に着ていたカッパを脱ぎひと振りして水滴を払う。そろり、と扉を開ければ長椅子で腰掛ける--というには、少々体勢を崩した店主の姿があった。いつもマイペースな彼のことなのであまり驚きはないが、休憩中だろうか?表情はどこかぼんやりとしている]
こんにちは。お邪魔します。 すみません。もしかすると、休憩中でしたか?
[泥のついた台車を店内にいれることは憚られるので軒先に置かせてもらうことにする。台車の頭に被せたビニール服をを少しだけ中からエプロンと三角巾を取り出し身につけるとハタキを手にとった。店内は綺麗なもので、この分だとあまり時間はかからなそうだ]
そのままお休みしてていただいて結構ですよ。 時々、うるさくなってしまうかもしれませんが。
[にこり、と笑みを向けそのまま窓のほうへ。雨が入ってくる可能性があるのであまり大きくは開けられないが、少しなら大丈夫だろう]
あぁ…それと。 --以前、お願いしたもの。出来ていますか?
[笑みを浮かべたまま、声色だけ僅かに落とし。以前依頼した睡眠薬が出来ているのなら帰りに受け取って帰ろうと思いながら、店主のほうへと顔を向けた**]
(216) 2013/07/20(Sat) 15時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/20(Sat) 16時頃
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>>182
…ん、分かった。
[頷いてから相手の様子を伺う、微かに寄った眉根に情報は早目の方が良さそうだと判断。今日は肝心の足(自転車)を自宅に置いてきてしまった、明日にでも直接行ってみる事にしようと思考巡らせた]
……、…うう。
[ナユタの言葉はぐっさりと突き刺さり過去のトラウマを思い起こさせる。友人は多い方だったが、思った事を思ったままの発言や行動に離れて行く友人も同じ位多かった。それでも以前に比べたら幾分ましになった方なのだが。なのにまたやらかしてしまったのかと、何も言い返せず頭に手を置いたまま喉奥を鳴らす。それからちらりとトレイルへ視線を移す、自分の行動で彼は傷付いたのだろうか]
……腰を擦ってくれただけだよ、労ってくれたんだって。
[思い込みは現実へと変換された。その際何て声かけられたかは思い出せないまま]
(217) 2013/07/20(Sat) 16時半頃
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>>206 テメェにツッコまれんのだけは死んでもゴメンだな つーかんな事言ってるテメェがツッコみたかっただけなんだろ? 所構わず盛ってんじゃねぇよ
[複雑な気持ちの分だけ言葉は刺を纏う。彼がどうあったのかを知る事などなく、ナユタに取っての日々はただ優しい思い出ばかりだったのだ。両親を亡くしたばかりの寂しさの、少なくとも一部を彼が埋めてくれた事は確かで――だからこそ目の前にいる『彼』と記憶の中の『お兄ちゃん』は上手く重ならず、連なる想いもまた咬み合わないままに巡るばかり――]
……少なくとも俺にとっては優しいお兄ちゃんだったぜ? テメェが腹の底で何考えてたかなんて……んなの、知るもんかよ
[言葉ほどには突き放す風でもなく語気は弱々しく半ば独白のように溶けた。今朝方よりも生々しく感じられる彼の感情にどうしようもなく引きずられる。非常な現実を壊せるというのなら今この時を壊して欲しい――なんて神頼みのような言葉を飲み込んだ胸元の疼きが神経を逆撫でるのが忌々しくて舌打ち一つ]
(218) 2013/07/20(Sat) 18時頃
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>>207 …………馬鹿はあんただ
[呼ぶ声に開きかけた唇は結局声を漏らす事もないままに閉じられる。応える言葉など持ち合わせていない。重苦しく場を満たす沈黙の末に悪態に返した言葉には最早刺もなく。ただ彼の所作から漂う苛立ちとそれに混じる計り知れない何かに僅か眉尻下げて幾度目かの重い溜息をついた。どうにも調子が出ないのは彼も同じなのだろうと]
上品が聞いて呆れるぜ…つーか病人は粥でも食ってろ …あんたが下戸っつーのは意外…なんてどうでもいい事か まあ、落ち着いてゆっくり「話がしたい」ぜ?
[彼の一言で現実へと意識が引き戻された。感傷に浸る暇などない…片付けなければならない事は山積みなのだから。出来る事ならば早めに調べておきたい――パルチザン。反政府組織。他の街でも機動隊に対する襲撃があったと聞き及んでいる]
(219) 2013/07/20(Sat) 18時頃
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――そろそろ終わるし勘弁してやるよ あんな馬鹿でかい木、忘れるわけねぇだろ……あんたが遊ぶなんて言うと嫌な想像しかできねぇんだよ 気色悪いからやめろ んじゃ夜の8時頃に すっぽかすなよ
[栃の巨木にはよく覚えが合った――幼い頃に登ろうとして叱られた事もある。 あっさりと約束を交わすともう用はないといった風に目を伏せて肩を竦める。隣に立つチアキ>>217へと視線を向け]
つーかチアキにセクハラしてんじゃねぇ マジでぶっ殺すぞ
[言いおいてその場を立ち去ろうと]
(220) 2013/07/20(Sat) 18時頃
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>>217 ……お前はホント馬鹿っつーか抜けてるっつーか…
[目の前の男の事だ。おそらくは一晩の『お誘い』ってヤツなんだろうという想像は難くなく。取り敢えずは腰の一つで済んだ事にホッとしながらも悪態つく事>>220だけは忘れずに]
取り敢えず飯食いに行こうぜ ってお前なぁ…俺の軽口まともに受け取るなっていつも言ってんだろ
[どうにも落ち込んだ様子の彼の頭へと手を乗せ、当てたままの掌の下へと指を滑り込ませて労るように撫でる。それなりに繊細であろうチアキへと手加減のない言葉を浴びせるのは悪い癖だと、多少の自省もあるから。仕上げにポンと一つ叩いて手を引き、市街地に続く道へと足を向けた]
(221) 2013/07/20(Sat) 18時頃
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−5/2 午前2時 繁華街の裏路地− [労働による汗をシャワーで流し、彼女はそこにいる。 この時刻にここにいる彼女にしては珍しく、普段着の猫耳つきパーカーにやや大きめのカバンを持った出で立ちだった。 普段これくらいの時刻、この場所にいる彼女は、素肌に毛布、鈴付きの首輪のみという服装でいることが多い(>>57)。
安全に着替えられる場所へ行き、仕事の準備をすべきかどうか。彼女は今、悩んでいるのだった。
仕事道具は、全て、カバンの中には有る。安全に着替えられる場所もいくつか把握している。 しかし進んで仕事をする気には、あまりなれなかった。人の暖かさに触れた日は、自分のやっていることが途方も無い禁忌に思えてしまう……いつものことだった。 そして、そういう時こそ、仕事をしなければならないことを、彼女は解ってもいる。 彼女の「仕事」は、同時にリリー・カートライトからクシャミへ戻るための、「儀式」でも有るのだ。
だから本当は、すぐにでも着替えて仕事を始めたいのだけれど。自分の中の何かが、それを拒んでいる。]
…………………。 [ただ沈黙し、いたずらに時を浪費している……]
(222) 2013/07/20(Sat) 18時頃
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>>205 人聞き悪ィな、コレで好みにゃ煩ェんだぜ?確り選んでんだよ、俺は。 ……、下手な腐れ縁なんざ、ツッこむと後が面倒臭ェだろ。泣かれでもしてみろ、…って、いや、こいつはだからちげーがよ。 …気に食わねー、だけだ。
[言い様には、わかりきっていたとばかりそこは息零した。好みに煩い──といっても、顔腰からすぐ入る己の言動は、周囲から見て十分以上に節操ない事など勝手な自身の基準で棚上げ。棚上げついでの下手過ぎる誤魔化しが通じる相手だとも思ってはいなかったが。向けられる笑みの意味はわかり過ぎる程に通じ、「アンタでも怒るぞ」と唸ったような一声を小さく漏らして]
…、露蝶さんとモノを取り合いなんざ、想像しただけでブルッちまうわ。値切り脅しは程ほどにしといてやれよ? [一息をついてからの、悔し紛れの悪態。舌打ちして顎先を露蝶の方から逸らし、横を向いた] あーあー…もういっそ豪雨になっちまえよ。洪水でも起こりゃー、化けモンだろうと機動隊さまだろうと大慌てだろ、ははっ。
(223) 2013/07/20(Sat) 18時頃
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[露蝶とナユタの軽い内容のやり取り>>204>>214部分には、やや片眉上げて2人を見遣って後、軽い笑みを口端が緩るりと戻した。そこで漸くナユタの勘違いに思い至った様子で。2人のやり取りに軽口を横から投げており]
……なァんだ。テメーもやっぱり、「そう」じゃねえかよ。クソワンコロ。 なんなら抱いて貰えば良いんでねーの。むっつりもちっとは解消できんだろ?
[意味に、ナユタが気付くかどうかは知らない]
(224) 2013/07/20(Sat) 18時頃
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―5月1日午後4時頃、ミナカミ家―
はぁ!?アイツ、俺を追いかけてきてんのかよ…ったくまだ本調子じゃねぇだろうに 何やってんだかあの馬鹿 ――ん、ジイさん探しに出てるなら安心かな…下手に俺が動くと面倒な事になりそうだし ああ、じゃあそれで…そうしてやってくれ 俺の方は野暮用で外で飯喰ってくっから、うん、夕飯はいらねぇ…アイツの分だけで
[受話器を置いたナユタの祖母は緩く首を傾げて窓の外を眺める。止める間もなく外へと飛び出していったマドカと出会えてはいないと知れば心配は増すばかり。マドカを探すといって出て行った祖父からの電話はまだない。
3人で暮らすには些か広すぎる家の一階、リビングを出てキッチンへと向かう。冷めてしまった夕食――お手製のミートパイとサラダ――へとラップを掛けて冷蔵庫へと。スープは温め直せばいいだろう。片付けを終えると階段を登り廊下に並ぶ3つの扉の内、中央のノブへと手を掛けた]
(225) 2013/07/20(Sat) 18時半頃
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『掃除、しなくちゃねぇ』
[毎日簡単な掃除はしているのだがマドカを預かるとなればそうもゆかないだろう。思い出の詰まった部屋の奥、白いドレッサーの上に置かれた写真を見詰めて目を細めた。色褪せた写真の中には若い男女と幼い子供の姿。懐かしいその顔に寂しげな微笑みを浮かべるとシーツを交換すべくダブルベッドへと歩み寄った]
(226) 2013/07/20(Sat) 18時半頃
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>>196 >>197 >>202
[倉庫から戻ると、マドカの姿もクシャミの姿も無く、メモがカップの下に残されていた。倉庫でクシャミの声が聞こえたから、これはきっとマドカからなのだろう。手紙なんて貰ったことが無くて、何度か読み返し、自分の名前をなぞる。暫くしてから腰の左ポケットにたたみ直し、折れないよう丁寧に入れた。帰ったら宝石箱に入れておこう。自分がいなくなっても、コレがあれば自分が存在していた証になる。それは、なんだかとても素敵なコトのように感じた。 クーも、大声を出すことは苦手そうなのに、自分に届くよう名前を呼んでくれた。また、自分と会って、話してくれるだろうか。彼女の涙を思い出し、小さく胸が痛む。自分ではどうにも出来なかったけれど、祈ることしか出来ないけれど、彼女のかなしさが少しでも減ればいい。 洗い場で先程使った食器などを洗いながらも、泣き顔が頭から離れない。]
クーには、笑っててほしいなぁ。
[そうやって、洗い終わって食器を立てかけた後、フロアに戻ると丁度ドアの向こう側に人影が見えた。お客さん(>>211)だろうか。場景反射でそのまま『いらっしゃいませー』と少女は声を店内に響かせた。]
(227) 2013/07/20(Sat) 20時頃
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>>200 >>201
―回想2―
[理由を言ってくれないことに少し寂しくなるが、自分たちは会ったばかりだ。それも、仕方がないだろう。それでもやはり手を離しがたく、一つ多く撫でながら顔を笑顔に形作る。]
そっか…うん、女の子だし、そういう時もあるわよね。 でも、無理はしないでね。
[そうやって、先程と同じようみ自分の席にゆっくり着く。暫く眺めて、林檎と紅茶に手を付けるとクーの空気が緩むのを感じた。今日はもう、何も聞かないほうが良いだろう。ローズマリーはこの暗い町の現状の中でも、少しでも2人が元気になれれば良いと、*明るい話題を振ることにした。*]
(228) 2013/07/20(Sat) 20時半頃
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>>218 冗談。俺は美食家なんだよ。シモも上もな? アンタがどうしてもっつーなら考えてやらねーでもねえがよ?
──。…忘れちまえ。優しいだけの『お兄ちゃん』なんざいねェんだ。もう、どこにもな。
[幼い日。初めて対面したその時、親を喪ったばかりだと聞いていた少年の瞳は、どこか心細げな色を隠せずに己を見上げた。…弱いいきものだと思ったのだ。口下手だった性質も手伝い、言葉も出せずに頭に触れ撫でた記憶がある。──哀れみではなかった。ただ、弱いものを壊してしまわないように、…自分がそうして欲しかったように、年下の少年達には接したのだろう。思い出してしまえば、本当に忘れがたく温かで、過去の自身の性質と弱さにこそ反吐が出るような、日々の記憶。 鼻から息を吸い、ハッ、と敢えての如く嘲ったような呼気を吐き出し]
…俺はクソくだらねー便利屋野郎、アンタは政府サマに良い様に使われっちまうクソワンコロ、手ェうつ位置はその辺で間違えちゃいねーだろ? バカ野郎の同類、ってトコだけは、…認めてやろうじゃねーか。クソ忌々しいがな。
[思い出など飯の種にもできない。…だから今はそれで良い]
(229) 2013/07/20(Sat) 20時半頃
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>>219 [決して捨てきれはしない過去を、それでも表面上振り払って、やや意地が悪い笑みを口端に刻むと、ナユタの声に双眸を薄め]
オートミールは嫌いだ。粥食うなんざ死ぬ時だけで良いぜ。 酒は、もっと嫌いなだけだ。死ぬぐれーなら飲む程度にな。
──ケツ磨いて来いよ。そうすりゃ一応忘れねーだろうさ。 [軽口と共に肩を竦め、頷きの代わりに変えた。 彼が知りたい事が何か、までは未だ自身は知らない。だが、この街の裏側に触れんとする内容であろう事に見当はついていた。自身は中途半端な立ち位置故に、深部までを知る訳ではない。ただ、大概の事であるなら、浅く触れるだけでも話をするぐらいはできるだろう。 ──「政府の犬」が、現状何を情報として求めているのか。それを直に確かめる機会を持てるのならば、それ自体が情報になる。
チアキへの、彼の言葉だけは、己もまた複雑な色が一瞬掠めた唇を歪ませて、先までとは別種の笑みを作ったように浮かべさせ]
……おお、怖ェ怖ェ。『カノジョ』に手ェ出すなってな?
(230) 2013/07/20(Sat) 20時半頃
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>>220>>221 …素直じゃねー奴。
[最後の一言は、ナユタのチアキへの接し方を見ての、独白。棚上げであることは、自身にとっては知った事ではない。 去る彼らの背を止める事なぞはなく、自身もいかにもかったるいとでも言わんばかりに手を当てた肩をほぐし、溜息をついて、晴れた昼空を見上げた。 夜。実際に行く先は、その時の気分と彼とのやり取り次第で決まるのだろう。 暫しの後、用もなければその場を後にしていた筈**]
(231) 2013/07/20(Sat) 20時半頃
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>>211
[ドアが開き人物を確認すれば、客はラルフだった。本当に来てくれたのか、と嬉しくなり心からの笑顔を向ける。]
いらっしゃいませ、来てくれて嬉しいわ。 ジントニックね ちょっと待ってて。
[そう言って奥で手早く作ると、おつまみのナッツとチョコレート(チョコレートはサービスだ。誰も知らないだろうが本人の好物である。)をお盆に載せ、ラルフのついた席に持っていく。]
そうなの、どうも最近いろいろあって、商売どころじゃないみたい。 でも、ココは食べ物が少ないお酒メインの酒場だからお客が減っても増えることはないわね。
[お店の女の子の中には、店の少ない食料を持って逃げた子もいる。ママも『この状況ならそんなこともあるさ』と溜め息をついてその話は終わった。その子は一体、今どうしているのだろう。まぁ店の恥は、言わなくても良いだろうと、ラルフには困った笑顔で当たり障りのないことだけを返答しつつ、席に飲み物などを置いていく。]
(232) 2013/07/20(Sat) 20時半頃
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−5/2 午前2時半 繁華街の裏路地 → 繁華街− (>>222続き) [半時間程、そうしていただろうか。 結局、仕事を始めようという決断は出来なかった。 考えるのは今日のことばかり。特に、マリーとマドカとの会話の内容ばかり。
……そういえば。彼女は「ローズマリー」と名乗っていたが。 何故か彼女の振る舞いを昔に見たことが有る気がして、気になって、昔の記憶を掘り起こした。中学生の頃のクラスメートの「マリー」に雰囲気がよく似ているような、気がする。「マリー」と呼ぶことを決めた時、彼女が何か、嬉しがったような気がした。もしかすると、彼女は、マリー本人なのだろうか? どちらかと言えば彼女は「良い子」ではなく、自分は逆に当時は「良い子」のグループにいたから、接点は少ない。あの事故が起きて暫くして、私は学校には全く行かなくなってしまったから、当時のクラスメートは驚いたろう……そんなことを、今更のように、思う。 ……もし、当時のクラスメートが自分の事を知ったら……どう思うのだろうか?そして彼女は、本人なのだろうか?さして意味のない問が、次々と頭をよぎった。]
(233) 2013/07/20(Sat) 21時頃
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−5/2 午前2時半 繁華街の裏路地 → 繁華街(薬局 三元道士前)− (>>233続き) [そんなことをずっと考えていたら、雨が降ってきた。そういえば、今日は雨に注意するようにと予報されていたことを思い出した。 少なくともこのような状況下では、いつもの仕事どころではない。今日は休業しなければならないようだ。
さて。 傘は常に持っているから、このまま歩いて寝床に戻ってもいいのだが、こんな日には考え事を続けるのも悪く無いだろう。 適当な軒を見つけて、雨宿りをすることにした。裏路地にはいい軒がないので、必然、繁華街に移ることになる。
彼女は雨宿りのため、最初に目についた軒の下に移動した。 その軒の上についていた看板に「三元道士」と書かれていたことに気づくことは、ついぞなかった。]
(234) 2013/07/20(Sat) 21時頃
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5月2日昼過ぎ 薬局 三元道士前
[仕事の合間を見計らって、薬局を訪れていた。 用件はもちろん注文していた傷薬の受け取り]
お邪魔するよ。 注文してたものを取りに来たんだけど、できているだろうか。
[人との接触は苦手なのだろう。少し困ったような顔で店主に問いかける]
(235) 2013/07/20(Sat) 22時頃
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>>224>>230 そうってなんだよこのクソ野郎 俺はテメェと違っ…………
[去り際に掛けられた言葉に悪態吐こうと口を開いてはみたものの、その意味を反芻すれば口をぽかんと開いたまま数秒]
――〜〜〜〜〜〜!!! 死ね!マジで死ね!犬のクソでも食って死にやがれ!!! あとチアキは彼女なんかじゃねえから! テメェと一緒にすんな!ぶっ殺す!!!
[己の勘違いに気付くと同時、耳までも這い登ってきた熱を自覚すれば更に顔の赤みは増した。開いたままの唇を戦慄かせると飛び出た言葉は余りにもお粗末な――まるで子供の悪口。八つ当たりの自覚はあっても何かに当たらずにはいられずに怒鳴り散らすと大股でその場を後にした]
(236) 2013/07/20(Sat) 22時半頃
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/* すみません。確定ロルってやつをやってばかりですよね、恐らく… やり辛かったらすみません…。 */
(-29) 2013/07/20(Sat) 22時半頃
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>>188 [促す言葉に台車とラルフを交互に見る。手伝うよと言い掛けて止めた。手伝う箇所が見付からないので却って邪魔になるのでは無いか…そう思えば素直に頷いた]
うん、分かった。先に行って待ってるね!
[酒場へと歩き出しては途中振り返り手を振って、また歩き出しながら。そして気付いた彼女の店には過去一回しか行ってない(友人がローズマリーに一目惚れ。どうしても口説きたいと言うので付き合った、友人はするりするりとかわされ結論振られた)チアキは>>96での彼女がローズマリーだと気付いていない]
…ま、行ったら思い出すよね。
[お約束通り迷う訳だが]
(237) 2013/07/20(Sat) 22時半頃
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/* >>232
.. ''';;';';;'';;;,., おっぱい!おっぱい! ''';;';'';';''';;'';;;,., おっぱい!おっぱい! ;;''';;';'';';';;;'';;'';;; ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;; _ vnm_yvwnym_vynmyn_vy、 _ ∩(゚∀゚)彡(゚∀゚)彡(゚∀゚)彡_ミ(゚∀゚)っ ⊂(゚∀゚ )彡と(゚∀゚ ) ⊂ミ (゚∀゚ )っ (゚∀゚ )つ ゝ⊂彡(゚∀゚ )っ _ ∩ (゚∀゚ ) .(ミ⊃ r し u ミ⊃ r⊂(゚∀゚ )彡 ⊂彡 i_ノ┘ . i_ノ┘ ヽ ⊂彡 しu (⌒) .| 三`J */
(-30) 2013/07/20(Sat) 22時半頃
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―5/1午後8時 栃の木通り―
[私服へと着替えて向かった栃の木の下、常ならば賑わう街はWSSのせいで静まり返っていた。立ち並ぶ商店は軒並み明かりを消して、等間隔に並ぶ黒い街灯だけが石畳を橙色に染め上げる。時折聞こえる酔客の笑い声も、どこか虚しさを含んで聞こえるのは気のせいではないだろう。 夜気に冷えた髪をくしゃりと掻き上げて、思い返すのは夜明けの…そして昼間の遣り取り。噛み締める程に苦味ばかりを増してゆく想いを遣り過せないままに待ち人へと思いを馳せる。
優しいだけのお兄ちゃんはいないと――そんな事分かってはいる、けれど思い出を塗り替える事なんて出来やしない。割り切れるほど大人にはなれない。それならば素直になればいいのにと…器用とはいえない自分を自嘲する
ふと顔を上げれば樹冠から覗く、月と星。街の灯が消えた中煌々と輝く光の粒を見上げて小さく溜息をついた]
(238) 2013/07/20(Sat) 23時頃
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ー5月1日夕方酒場前ー ……あれ?…うーんと…あれぇ?
[確かこの角を曲がって…違う。あっちだったっけ?何やら同じ所をぐるぐるしている。並ぶ店の看板を見上げながら困り果てていた。やっぱりあちらの方向だったかもと踵を返せば>>177の背中に体当たりしてしまった]
はぐっ…!あ、ご、ごめんね!?大丈夫?怪我とか無いかな?
[結構な勢いでぶつかってしまった為、焦りながらも心配気にその顔を覗き込み]
(239) 2013/07/20(Sat) 23時頃
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--5月1日 午後7時頃-- --回想--
[酒場へ向かう道中、どこかで見た顔とすれ違った気がした(>>197)つい先月、仕事で訪れた高校の体操服と同じだが‥と少し考えたあとで、明るく挨拶をしてくれた少女を思い出す。たしか、仲間からは「マドカ」と呼ばれていたはずだ。気がついて振り返った時にはすでに少女の姿はなく。約束に遅れ気味なのも相まってそのまま酒場へと脚をむけた]
--回想終了--
(240) 2013/07/20(Sat) 23時半頃
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―5月1日 午後8時 栃の木通り―
>>238 [昼はまだ落ち着ききらなかった足をふらりと街中にやりながらも、一度戻った塒で少しのパンと共に露蝶から受け取った薬>>90を押し込んでから疲れ果てた身を横たえれば、漸く僅かな眠りを得る事ができた。 真昼に顔を合わせた時よりは、少しばかり表情からも苛立ちを露わにする事を潜めさせるのには成功していただろうか。胃の腑も、気持ち僅かにだが食欲を訴えかけてきている様子で。それでもまだ足りぬ休息に、大欠伸を漏らしながら胃を服の上から擦りつつ、人の気配が薄い──この数日ですっかり死んだような顔を見せている通りをゆっくりと眺め、歩み来て]
──、
[視線を投げた樫の樹下、佇んだ姿の…私服であるが故もあるだろうか、纏う空気が少し違って見えた姿を、数瞬、確かめるように瞳を眇めて眺め。ふうん、と小さく鼻を鳴らすよう息を零すと、ブーツの爪先を彼の元へと近づけさせて]
(241) 2013/07/21(Sun) 00時頃
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…よゥ。ちゃんとケツは洗ってきたか?
[第一声、挨拶は矢張りふざけたようなもの。己なりの「日常」を表すものではあったのだが。樫の樹下、ナユタの数歩手前で足を止め]
そうしてっと、普通ー…だな。アンタ。 [相手の格好を、足から頭までじろじろ見て、余計な一言もついでに追加。親指で、薄暗い道の先、繁華街の方を早速向かうかとでも言うよう示し]
──確認したが、やっぱ飯食える酒場は閉まってっとこも多いみてえだ。…足伸ばせばやってるトコもあるみてえだが。一応、屋台もな。…お好みはあるか?
(242) 2013/07/21(Sun) 00時頃
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―5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店前―
[ミント色の傘をさし、ふらふらと当てもなく歩く少女。夜から降り始めた雨に誘われて、散歩でもしてみようかという気になったらしい。結局なんだかんだで昨日と同じく早く起きてしまった。しかし、以前と比べ閉まっている店も多く、町には雨のせいだけとは言いきれぬほど重い空気が漂っている気がする。化粧をして、お気に入りの服と傘で気分転換のはずが、溜め息をついてしまいそうだ。それとも、自分が呑気すぎるのだろうか。でも…。]
死ぬとか、殺されるとか言われてもね。
[考えはするけれど、実感がまだあまりわかない。でも、昨日会った人たちのことを思うと、笑顔でいてほしいと思う。何故だか…]
しんでほしくないな。
[子どものように舌足らずに、小さく小さくつぶやき、立ち止まる。町の雰囲気にあてられたか、結局一つ溜め息をこぼすと傘を閉じ、近くの大きな荷台のおいてある軒先まで慌てることも無く歩く。店が開いてるとも、中に人がいるとも気付かず、唯ぼんやりと暗い空を眺めた。]
(243) 2013/07/21(Sun) 00時半頃
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>>241 [静かな足音に気付いたのは、夜空に慣れた目が彼の顔を確認出来る程の距離に近づいた頃。薄く吹く風が乱した髪を払おうと鬱陶しげに首振って、見返した表情からは先程までの郷愁は消えていた]
洗ってくるかよ、んなモン つーか好みにうるせぇんだろ? 俺なんて及びじゃねぇっつってたじゃねーか
[昼間の会話>>223>>229を思い返して取り敢えずは軽口を。遠慮なしの視線には不快さを隠さずに眉根を寄せて目を座らせ]
そうもこうも俺はいつも普通だっつーの てかジロジロ見んな、寒気がすんだろ
[他愛のない軽口は悪くない。少なくとも昼間程には苛立たない。示す先、僅かにここよりも明るい町並みへと視線を向ければ、闇に慣れた目を細め]
まあこのご時世だし仕方ねぇんじゃねーの? 好み、なぁ…腹が膨れて不味くなけりゃなんでも メインディッシュは別にあるしな
[上着のポケットへと両手を突っ込み、街灯を背後に立つ彼の長い影へと向かって一歩踏み出す。パルチザン関係者と疑わしきリストは胸ポケットの中。依頼の前金も。果たして猟犬の片棒担ぐ事を良しとするか否か――それはわからないけれど]
(244) 2013/07/21(Sun) 00時半頃
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/* チアキ来るのかな・・・ 早くしないとナユタと遭遇しそうだよ!! ぎゃーーーーー・゜・(ノД`)・゜・ */
(-31) 2013/07/21(Sun) 01時頃
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―5月2日昼頃 第二封鎖線付近町内部 書店―
[雨の降る中、ミナカミ家の傘を借り、マドカは本屋へ赴いた。まっすぐ医療関係の本棚に向かう。初心者でもわかるような応急処置の本が目的だ。この状況下、覚えておいて損はないだろう。きっと訳に立てるはずだ。]
(どの本がいいのかなぁ。お小遣いで足りるかなぁ?あ、あの本はどうかな?)
[と、目についた本は、高い位置に納められていた。マドカはきょろきょろと見渡すと、エプロンを着用している優しそうな男性店員を見つけた。手を振りながら呼びかける]
店員さん、ちょっといいっすか?
(245) 2013/07/21(Sun) 02時頃
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―5月2日午前中 第二封鎖線付近町内部 書店―
[店員を探す際に、店の時計が見えた。なんと時計は午前になっている。マドカは自分の時計を確認する。なんと時間がずれていた。マドカ正しく自分の時計の時間を合わせた。]
(246) 2013/07/21(Sun) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/21(Sun) 02時半頃
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―5月1日夜遅く、ミナカミ家―
[インターフォンを鳴らすと、お爺さんとお婆さんがそろって玄関で出迎えてくれる。2人ともとても心配してくれていた様子で、マドカが無事だったとわかるとほっと胸を撫で下ろしていた。2人とも心労が堪えたらしく、マドカ晩御飯を用意すると、寝室へ向かって行った。]
ただでさえ、お世話になってるのに、さらに迷惑かけちゃったっす…。
(私がいつも怒られてるのは、こういうところがいけないんだろうな…)
[マドカは口うるさい家族のことを思い出す。いつもの小言から始まる些細な家族ゲンカ。最後に見た家族の表情は怒り顔、困り顔、呆れ顔だった。]
…。
[ミナカミ家の夕食はとてもおいしい。だが手の進みが次第に遅くなる。自分には一体何ができるのだろう。マドカはため息をつきながら考え込んだ]
(247) 2013/07/21(Sun) 03時頃
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>>246 [久しぶりに開店直後から客が入っていることに、少しばかり浮かれてしまう。選書の邪魔にならぬよう少し離れた棚の在庫整理をしていたところで、客――淡い茶色の髪をした少女に声を掛けられる。]
お客様、如何なさいましたか?
[こんな状況だろうがなんだろうが接客は常の頃と同じく丁寧にせねば客商売の名が廃るというものだろう。数歩の距離を詰め、出来る限り柔らかな声でもって少女に返した。]
(@2) 2013/07/21(Sun) 03時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/07/21(Sun) 03時頃
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>>@2 あの、あの本とって欲しいっす!「JKでもわかる、本格応急処置」って本っす!
[すぐに丁寧な対応をしてもらい、マドカは安心して微笑む。すかさず目当ての本を指差してみせた]
他にも応急処置で良さそうな本あったら、一緒にとってもらえると嬉しいっす!
(248) 2013/07/21(Sun) 03時半頃
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/* みんなが 5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」 に集合するとお掃除しにくくなるよ! ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!ー */
(-32) 2013/07/21(Sun) 03時半頃
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>>216 こんニちハ、ラルフ。いンヤ、普通ニ営業中ヨ〜 雨の日ハだるくテネ。気にしナイデ〜 雨酷イネ。寒くナかったカ?
[長椅子の背凭れに半ばしな垂れかかりながら片手をひらひら。体調と言うよりは主に気分の問題だが。仮に彼が客として訪れたとしても、行動も言葉も変わらないだろう。 身支度する様は流石慣れていて、それを眺める。彼が掃除に来た時の楽しみの一つだ]
少しクらイ賑やかナ方が気が紛れテいいヨ。 雨の音ハもう飽きちゃッタし。
[開かれた窓から雨音が一層はっきりと響きはするが、夜から聞きっ放しの音には新鮮味が感じられずに。地理的なものもあるが、開かれた窓から町の陰気が入る気がして余計に気が滅入りそうになると再び溜息]
(249) 2013/07/21(Sun) 09時頃
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ん?――…あァ、出来てルヨ〜 出来るダケ強いノでいいんだッケ?量減らセバ加減は出来ルけド。 自分で普通に使うナラ次の日に予定ガ無い時にしてネ。導入ニちょこット麻痺毒入れテルかラ、指先とカ痺れ残ルヨ。
[彼が来る予定に合わせて完成させておいた薬は添え付けの机の上。詳しい用途は聞いていないが、頼まれた時の雰囲気からすると真っ当な方の依頼では無いと中りを付けて持ち運びしやすいように通常の薬と同じく紙で包んだが、一応耐水紙に変えてある。効果はただの強力な睡眠薬だが、出来るだけ自然に睡眠に導入出来るように調整してある。 これは後で彼が『言い訳』し易いよう、ちょっとしたサービスのつもり]
(250) 2013/07/21(Sun) 09時頃
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>>191
……。
[手の甲で口端拭うと要らないの一言に表情が曇 る。大事に抱えた袋…その中に有るのが食料だから ではなく、横に居る露蝶から貰ったものだから。袋 に手を突っ込み小分けに包まれたホットドックをト レイルに無言で手渡す]
……今も、二人には追いつけないけどねー…。
[毎日牛乳飲んだら背が伸びるとか嘘っぱちだ。… 幼い頃から変わらない、トレイルの後をナユタが 追ってその後ろを必死になって追いかけて付いて行 く…後を追い切れずに迷子になった事もあった。浮 かぶ幼き日の投影は拒絶に寄って遮断される。映像 は一瞬の砂嵐の後、受信元を断たれ途切れた]
ぁ…、……
[瞬きを繰り返せば滲んだ涙は散り、口を開いて音を 出したもののそれが何かを紡ぐ事は無く。ナゼカエ ヨウトスルノ、ナゼカエテシマウノ、自分の声が遠 くで鳴っては繰り返すので静かに瞼を伏せた]
(251) 2013/07/21(Sun) 09時頃
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>>214 おヤ、ホント? じゃア、ご来店お待チしておりマス♪ 馬、ネ……そうイウもノなのカナ?
[新たな顧客予定者に笑みを深めて。実際に彼が店を訪れるかは解らぬが、それを迎えるか迎えぬかはまた、その時の己の機嫌次第。 己の見立てでは然程相性が悪いようにも見えなかったが……其処まで踏み込みのも無粋か。既に自分にしてみれば言い過ぎとも言える言葉をそれ以上続ける気にもならず、疑問に疑問を返すような曖昧な言葉を一つ返した]
大事?
[自分が予想した反応と少しずれた言葉と言われなれぬ言葉に、ぽかんと目を丸くした。僅かに染まる目元をマジマジと見つめながら、思考。と、横から入った軽口>>224に漸く“理由”が像を結び、塞がる手では出来ぬから心の中でだけぽんと合点。ナユタ自身も認識のズレに気付いたらしく>>236、繰り出される稚拙な言葉に彼の心情悟り、くつくつと喉を鳴らした。 歩き出すその背中に喜色の気配はそのまま、声を投げて見送った。仲の良さそうなチアキは彼に着いて行くだろうか。彼に着いて行くならその背中には手を振るだろう]
――ま、遊びニおいでヨ!ワタシは“柔らカク”ないけどネ!
(252) 2013/07/21(Sun) 09時半頃
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>>223 ソ?じゃァ、選んデもらッテ有難ウ、って言わなイといけナいノカナ。 ンー……、解らなイでも、ナイけド。 気に食わナいのハ、ナユタなのカ、自分なノカ、ってネ。マ、頑張りなヨ〜
[誤魔化しには攻勢緩めて軽口一つ。どちらかと言えば自分が選んだ印象が強い分、感謝の意は言葉に混ざらない。 添えられた言葉には己の感想そのまま漏らすが、噛み付かれて堪らないとばかりに冗談にするべく適当に言い添えた]
脅しダなんテとんでもナイ!公正な商品品評ト普段の行イの賜物ヨ? …ア、日頃の努力もカ。
[悪態には何処吹く風。後半には解り易いように余所行きの微笑を添えてみたり。 ふてくされたような言葉には小さく吐息染みた笑声零し]
違いナイ。上着よリ船の用意が良イかナ?洪水は勘弁しテほしいナァ。ワタシは泳げナイかラ。 ――ソロソロ行くカナ。腕ガ痛くなっテきタ。
[力仕事とは然程縁が無い身では買出しの重みは腕にくる。日光にも慣れていない分、余計に体力が削られるのを自覚すれば、自宅と言うか過ごし易い日陰が恋しくなって。去り際、トレイルのみに聞こえるように「トーイも若いネ」と呟くと、彼の返答待たず、逃げるようにその場を離れた**]
(253) 2013/07/21(Sun) 09時半頃
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/* 誤字脱字多い・・・!! 穴があったら入りたい!!!! */
(-33) 2013/07/21(Sun) 10時半頃
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/*ラルフとも会いたいので、書店のロール並行してやります*/ [目当ての本が買えて満足げなマドカは店内に見知った顔がいることに気づいた。昨夜道ですれ違った(>>197、>>240)ラルフだった。]
お掃除のお兄さんじゃないっすか!うぇーい!ちょりーっす!
[いつもの軽いノリで挨拶する。そういえば、学校で顔を合わせるものの、マドカはラルフの趣味など込み入った情報はしらない。年齢だけは教えてもらっていたので、大人の男性が一体どんな本を読むのか、マドカは好奇心にかられ、目を輝かせた]
(254) 2013/07/21(Sun) 11時頃
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−5/2 午前3時頃 繁華街の裏路地 → 繁華街(薬局 三元道士前)− (>>234続き)
[雨の中。頭の中で渦を巻く記憶は、結局ずっとそのままで。 今日は仕事も出来そうになく、猫に餌をやりたいという奇特な人もいないらしい。 それ以前に、今日の自分の精神状況は、おそらくそれを自分に赦してくれない。] ……ローズマリー、か。 [ぽつりと呟く。確か、愛の象徴として、花嫁の髪に挿される小枝が、まさにそうだったはず。 そして、昔好きだった、あの曲を思い出す。 周囲に誰もいないことを確認した上で、一度深呼吸し……]
♪Have you been to Scarborough Fair..... [彼女はそれなりに通る声で、歌い始めた。]
♪Parsley, sage, rosemary and thyme, ♪Remember me from one who lives there, ♪For he once was a true love of mine...
[英国の伝統的バラードである、『スカボロー・フェア』の1フレーズ。]
(255) 2013/07/21(Sun) 11時半頃
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[『スカボロー・フェア』では、ローズマリーは愛と思い出の象徴として使われている、と聞いたことがあった。 ……マリーは、強い。おそらくあたしとそれほど歳は変わらない筈なのに、立派に自分の足で立っている。……あたしとは、大違いだ。 この歌は、離れ離れになった恋人たちが、苦難を耐えて、出来ない仕事でも挑戦できる強さを得て、また二人に戻ることを暗示している、とも聞いた。 ……マリーなら。あたしじゃなくてマリーなら、それはきっと出来ると思う。そんなことを思いながら、何フレーズか歌い続ける。
そうしていたら、雨足が若干和らいできた。今のうちに帰っておかねば、いつ雨足がまた強くなるともわからない。今日の思い出を胸に、帰路についた。] −クシャミ視点 5/2 午前3時のシーン終了−
(256) 2013/07/21(Sun) 11時半頃
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>>248 「JKでもわかる、本格応急処置」でございますね、少々お待ちくださいませ。
[復唱の後、細い指が示す本を確認する。確かに、少女の背丈では届かない位置にあった。要望を叶えるべく手を伸ばし本を引き抜く。それから"良さそうな本"、分かりやすさを重視して図説の、値段も手頃なものがいいだろう。条件に合う本を1冊選び、先程の1冊と重ねて少女に手渡した。]
こちら「JKでもわかる、本格応急処置」と、「おうちの医学・別冊応急処置編」でございます。 お確かめください。
[少女がこれでいいと言ってくれたのなら、会計へと案内しようと反応を伺う。それにしてもこの前うっかり壊してしまった脚立をどうせ客も減ったからと片付けだけで済ませるのではなかった。完全な手落ちに内心で溜息をついた。]
(@3) 2013/07/21(Sun) 11時半頃
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/* 自分のキャラのロル書いてて泣くとかマジ想定外 */
(-34) 2013/07/21(Sun) 12時頃
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>>249
気が滅入るような雨、ですね‥。 早朝はさして酷くなかったようですが、急に酷い雨になってしまいました。幸い、近頃は気温が上がってきたので寒くはありませんでしたよ。
[店先から外を一瞥。街の陰鬱とした雰囲気を助長するかのように雨は勢いよく降り注いでいた。雨が入ってこないように玄関先の扉は再び閉じる]
雨、早く止むといいですね。 お掃除もやり辛くなっちゃいますので‥。
[賑やかな方が、という言葉は彼なりの気遣いなのだろうか?少し開いた窓からは雨の音が。幸いにも雨が入ってくることはなさそうだ。店主からは小さなため息が漏れる。この街の雰囲気とこの雨はマイペースな店主さえも少し陰鬱とさせているのかもしれない。振り返りざま、意図を汲み取ってもれえるようにあえて声色を落として聞いたものは既に出来ているという。裏での評判は伊達じゃないようだ]
(257) 2013/07/21(Sun) 12時頃
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ありがとうございます。えぇ‥助かります。 わかりました。気をつけて使うようにしますね。
[先日訪れた際に、特に深くは聞こうとせず淡々と希望する効能だけを聞き取っていた店主の様子を思い出す。キレ者の彼のことだから、何かを察したのかもしれない。念のため自分で試してみる必要性も考慮にいれつつ。外から何かの気配を感じ、この話を続けるのは得策ではない。と口をつぐんだ**]
(258) 2013/07/21(Sun) 12時頃
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―5月2日朝10時頃、市街地中央部―
[会議などと名のつくものは眠気を誘うばかりだと考えていたが流石に今日は違った。集められたのは市長及び市議会各党代表者、それに警察のお偉いさん。まるで縁のない世界に放り込まれての話し合いは頭も痛ければ胃も痛いばかり]
つーか結局話し合いの意味なんかねぇじゃんか ただのなすりつけ合い、つーか出来レースだろあんなの
[処刑実行は機動隊に一任――予想はついていたが頭を抱えたくはなる。その癖投票には関わるなときた。交付は3日朝。実行は4日から。
向けられるであろう負の感情とそれが引き起こす結末――自分の未来を思えば、頭の芯がすーっと冷たくなる。雨に霞む目の前の景色も現実感がなくどこか遠い。降り注ぐ雨に色彩と音を奪われた街中を茫洋と見詰めた]
(259) 2013/07/21(Sun) 12時半頃
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あー…マジで、逃げてぇ…
[ポツリと呟いた本音。逃げる場所なんて、ある筈ないのに。
無性にチアキに会いたいと思った。彼の明るい声が辛い訓練生活の中でどれだけ救いだった事か。自ら連絡を取らなかった理由は何かが崩れてしまうと知っていたから。崩れた自分は際限なく甘えてしまうだろうと気付いていたから。けれど今は崩れてしまいたいとも思う。それが逃避に過ぎないのだとしても。
激しさを増す雨が石畳へと跳ね返っては衣服を濡らす。じっとりと水気を吸い込んだ布は脚へとまとわりついて、重い。歩き出すことも出来ないままにただ雨のカーテンの向こうを見詰める。湿気を含んだ冷気に身体が冷え切るまでその場から離れる事は出来なかった]
(260) 2013/07/21(Sun) 12時半頃
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>>@3 [あまりにも丁寧な対応にマドカはこそばゆく思い、顔を赤らめながら居住まいを正した。丁寧な対応には丁寧に返したい。マドカは受け取った本を、商品に傷がつかないよう注意深く開いて中身の確認を行う。図解が多く挟まれ、手順が丁寧に記載されている。なかなかわかりやすそうだ。これなら自分でも大丈夫だろうと安心してすると、マドカはごそごそとリュックを漁り、キャラクターものの、がま口財布を取り出した。中をあらため所持金に問題がないことを確認すると、マドカはにこりと微笑んだ]
これ、両方ください! すっごいわかりくて、嬉しいです。
[マドカは目に見えて浮かれており、ベネットのため息には気づく様子もない。]
(261) 2013/07/21(Sun) 13時頃
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>>244 [五月始めの夜気はまだ肌に冷たい。少し冷えた首筋を何気なく己の掌で拭いながら、相手の返しを受けた表情は今の応酬を僅かばかりは楽しもうと試み、口端歪めてから眉を上下させ、わざとらしい、人により苛立ちを煽るような笑みを継いで浮かべ]
キャンキャン泣き喚く犬にツッコム趣味はねーって事だ。アンタはクソ煩さそうだしなァ? ちっと黙るなら考えてやるってんだ。面だけは悪くねェ。
[相手にとっては心外なだけであろうと、予想せずともわかるような言葉を敢えて選んでの会話。鼻をまた吐いた息で鳴らして]
善良な一般市民さまに見えねー事はねーさ。…今は都合は良いがね。 ──ついて来い。腰でも抱くか?そっちの方が自然だぜ。
[メイン、と。言われるのには、今は訊かずにただ軽く肩を竦め。デニムの片ポケットに引っ掛けていた指を落とすと、最後の一言はふざけ半分本気が半分。夜を歩む己を誰が見ているかも知れず、いつもの男漁りかと、思われる方が都合は良い筈で──恐らくは、お互いにとって。そこに伴う感情はともかくとして、だ。 己も良い気分ではないと、示すが如く片眉動かして見せながらも、相手が避けなければ伸びた左腕は腰に乗った筈]
(262) 2013/07/21(Sun) 13時頃
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[ナユタの反応はともかくにも。爪先は繁華街へと向かい、このご時世でも酔客と働くものの為に開いた幾つかの屋台と、薄い光をひっそり放って開いた店前までと歩み出して。己が示すのは場所、選ぶ内容は任されなければ相手次第だったはずで]
(263) 2013/07/21(Sun) 13時頃
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/* 別に腰は抱かなくても男遊びだと思われるだけだと思うんだがね!冷静に!ww なゆたくんの腰を抱きたかっただけCO!(`・ω・´)キリリッ 軍にいたなら絶対引き締まってるんだぜ!どうしようPLの脳内まで変態だってばれちゃう!
無駄にテンションあがるんだぜ…どうしよう皆かわいい…レス考える脳がお花畑……速度が追いつかない!ww
(-35) 2013/07/21(Sun) 13時半頃
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─回想/かつて、「平和」な街の日々─
>>173 [街のいたる場所で、細やかな仕事を行うラルフの姿に気が付くようになったのはいつ頃だっただろうか。食べ終わったジェラートの包装紙を道端に投げようかとした時、たまたまゴミを集める彼が目に付き、何も思わず無遠慮に彼が持つ袋に屑紙を突っ込んだ事があった。…あれが初めてまともに顔を合わせた最初だっただろうか?もっと前に出会っていたかもしれないが、遠い記憶に紛れてすぐに思い出せはしない。
──パルチザン組織「BOO」の動きに関わるある件について。警察依頼をいくつかの探偵事務所が引き受けた事があった。己の所属する事務所もその一つで、下っ端として所属したばかりの自身がかり出された仕事は、手引き役…と言えば聞こえが良いだろうか。既に繁華街では己の男遊びと、過去の少しばかり危ない稼ぎ方は知られており、組織末端の男──ラルフも知っているだろう。ゲイだと情報を得ていた若い男──に近づく事自体は、最初のきっかけを乗り越えればそう難しい事ではなかった。…男の顔が好みでなかった事は気にいらなかったが]
(264) 2013/07/21(Sun) 14時頃
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>>173 [ともかく、男の住処にまで押しかけ「情夫」を演じたほんの暫しの期間、彼が語り、持ち出し得た幾ばくかの事は直に見聞きする事も叶っていただろう。どこまでの情報が漏れたかは──彼の組織への忠誠心と、己への傾き方次第、であった。
そのまま、あくまで情夫として彼の元から「飽きた」と突如姿を消した己を、彼の組織のメンバーがどこまで知るかも自身にはわからない。自身が消えた数日後に、彼らの集会情報が警察に嗅ぎ付けられていた事をどう捉えていたかどうかも。
──個人として、かのパルチザン組織に多少の興味を抱き、動く事もあったきっかけは確かにこの一件からだった**]
(265) 2013/07/21(Sun) 14時頃
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/* ガチ秘密組織だったらごめんなさいですしおすし 警察にバレてたらダメだったらごめんねー!アウアウ!
(-36) 2013/07/21(Sun) 14時頃
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/* っていうか「栗色の髪」でトレイルのことだと思ったんだけど(髪色設定してるのトレイルぐらいだった!) 違うキャラの事さしてたらマジアウアウ!www
(-37) 2013/07/21(Sun) 14時頃
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>>262 [眇めた瞳へと映る表情に引きずられたかのように口角上げての舌打ちを落とした。大仰に肩を竦ませてハッ、と息を吐いて唇を開く。呆れているのは何も彼に対してだけではない、なんて今更の事]
試してみないと分かんねぇんじゃねーの? つってもあんたにツッコまれんのなんて死んでもゴメンだけどな こっちにだって選ぶ権利くらいあるんだぜ
[実際問題――恐らくは彼が思う程には何も知らない訳じゃない。男だらけの軍の中での戯れが、なかったとは言わない。けれど口に上らせる事はないままに、向けた視線には幾許かの侮蔑の色を滲ませた]
俺だって善良な一般市民『でも』あるんだぜ? ――行くぞ
[冗談じゃねぇと、反射的に口をついて出そうになる手前で飲み込んだ。言外の意図はなんとはなしに察せられたから。僅か梢を見上げた視線は思索と言うよりは躊躇いに故に。気に食わない――だけとはいえないこの男と、それでも目立たずに動く為には致し方無いと結論づけて肺から空気を吐き出す。腰を抱かれて振り払う事はなかったけれど、せめてもの抵抗とばかりにひと睨み]
(266) 2013/07/21(Sun) 14時半頃
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[慣れない姿勢での歩みはどうにも落ち着かない。身体も、勿論心も。暫くののち窓辺から漏れるぼんやりとした光に足を止めた。人の気配の少ない――どうやら酒場のようだ。彼の示した店>>206とは別の場所 ここでと示すように顎を向けてからペンキの禿げた扉へと手を伸ばす。ドアに掛けられたベルの音と共に店内へと歩み入り]
ここにする 飯が美味いかどうかまではわかりゃしねぇけど…『密会』には悪くねぇだろ
[期待通りに店の中はがらんどう――ともなれば味の方も想像には難くない。寝惚けた顔したマスターに愛想よく笑みを向けると店内奥のボックス席へと足を進めた]
(267) 2013/07/21(Sun) 14時半頃
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>>251 [渡されたホットドッグ。胸元で思わず受け取ると、緩り片眉をあげながらも、気力の無さに突っ返す事はせずに。…ナユタとは違った意味で、この真直ぐ過ぎる青年の言動には…妙に、調子が狂う。──これだから、]
──犬っころは嫌いだ。
[小さく、ごく小さく思わずに呟きとなった声はチアキに届いたかまでは知れず。 迷子になった少年を探して…辺りが暗くなる頃、漸く見つけた彼は…泣いていたのだったろうか?今のように。ナユタを追って走り回る仔犬のような彼の姿が、現実に自然と重なり、頭を振って過去の幻影を払った]
追いついてどうする。 先に見えるモンは、良いモンじゃねェかもしれねェぜ。寧ろほとんどゴミ屑みてーなモンかもしれねー。 ……。…育ちすぎ、は訂正。やっぱアンタは変わんねーよ。…、 [あたたかく、なつかしい、匂いがする。忘れ難い、匂い。…言葉にはせず、ただ、離れる前に彼の頭を軽くはたくようにも、硬く大きな掌でポンと触れた]
(268) 2013/07/21(Sun) 15時頃
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>>243(続き)
[暫く空を眺め、ふと現実に意識を戻すと建物の中から聞こえてきた音と話し声。よく周りを見れば、どうやらお薬屋さんのようだ。今の自分は時間を持て余している。開いているのなら、きっと品物を見るだけでも気分転換になるだろう。傘をもう一度軽く水を払い、足元に泥がついていないか確認する。お財布も持っている。改めて見やれば異国感溢れるたたずまいに少し胸をときめかせ、三度ノックしドアを開いた。]
すいません、お店 あいてますか?
(269) 2013/07/21(Sun) 15時頃
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>>194
[何度かインターホンを鳴らして見る。こんな早朝だ、怒鳴られる事を覚悟していた…寧ろ期待していた、が反応は無い。どうしたものかと辺りを見渡せばポツリと首筋に何かが当たり、その場で跳び跳ねた。ポツポツと空から落ちてくる雫に慌てる]
…うえッ?え、うそー…雨とか聞いてなーいっ!
[きょろきょろと辺りを見渡し、中の様子を伺う為に塀の外から跳ねて見る。木々の隙間から見えた窓…割れてる?壁の上に手をかけ身を引き上げて登ると庭へ降り立った。窓の方へと近付いて行く…足元に窓ガラスが散乱しているのを避けて首を傾げる]
何で外に散らばってるんだろ…中から割った…?何で?
[雨足が強くなる濡れた髪を掻き上げてから窓に触れた。からりと音を立てて開く、恐らくリビングだろう…しかし物が散乱して酷い有り様だ。中に踏み込む為に靴を脱ごうとしたが中にも窓付近にガラスが散らばっている。少し迷ったが靴のまま上がる事にした]
(270) 2013/07/21(Sun) 15時半頃
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/* あくまでも!脇役のつもりだったのに! なんか話題にあがってる!!! 登場人物Aでいさせて!! */
(-38) 2013/07/21(Sun) 15時半頃
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/* うーん、トレイルさんとは仲良くしたかったんだけどな。お仕事の繋がりとかあったらウマーとか思ってたけどどうしようか。 */
(-39) 2013/07/21(Sun) 15時半頃
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/* スイーツ食べにいこっ♪殺伐デート! 〜トレイル&ナユタ編〜 はぶっちゃけ、ローズマリーの酒場に来ると思ってました。私服のナユタみて、(恐らく軍人だって気づかずに)「わー!チアキさんのお友達なんですね!」ってノリで握手でもしに行こうかなあ、と思ってたのでホットドック食べてるのを見てちょっと残念。 あ、トレイルさんにはほっぺチューに見せかけてお仕事の話をコソっと持ちかけようと思ってました。 */
(-40) 2013/07/21(Sun) 15時半頃
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/* っていうか!マジで!! キャラブレブレですみません!! 全然設定決まってないのに、しかも風呂敷広げすぎてるのに、まだ設定を確定しきれてなくてすみません!! しかも厨二ですみません!!! あぁ、これあとでログみる人とかいるのかな、恥ずかしいよぅ‥・ */
(-41) 2013/07/21(Sun) 15時半頃
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−5月2日早朝、住宅街マドカ自宅前− [一人きりの夜を終えて(>>256)、寝床へと向かう途中。気がついたらいつのまにか日が上がっていた。 一度降った雨はいつのまにか上がったが雲行きはまだ怪しく、いつ雨に降られてもおかしくない、というような状況だった。 帰る途中に、一つ気になる光景。
人気のない家。……というより、感染の噂が出た頃、この家からは人気が消えたと聞いている。誰の家かは知らないが。 その家から、妙に緊張感のない叫び声が聞こえた(>>270)。……聞いたことが有るようなきがするのだが。 「好奇心は猫を殺す」とはよく言ったもの。一度、猫と自分を同一視して見ていた時期から、自分にはいくつか変化が起きた。好奇心を全く抑えられなくなってしまったのも、そのうちの一つ。 危険はもとより承知の上。叫び声の方向に行くことにし……チアキの姿を見つける。 この場所は危険な気がする。チアキが自分に対してしようとしていることは信用出来ないが、彼のことは嫌いになれない。だから、手を貸したい、と思った。チアキの後ろに駆け寄り、声をかける。] チアキ!! 多分ここ、独りじゃ危ない!あたし、連れて行って!
(271) 2013/07/21(Sun) 15時半頃
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>>271 [「チアキ」と叫んでから。ふと気づいた。
「いつもの儀式」をやるのを、忘れていた。 いつまでチアキの性根が持つのか、試してやろうと思っていたのに。いつかチアキが折れて、自分を助けたいなどという世迷言の裏にきっと有るであろう、どす黒い本音を聞きだせることを期待していたのに。 本当は、チアキの名前など、とうの昔に覚えている。自己紹介など何度されたか解らない。毎回、昨日したような、初対面のような応答(>>37)をし、彼に自己紹介させる(>>78)のは、もはや儀式のようなものだった。
……まあ、別にいいか、と思い直したのだが。]
(272) 2013/07/21(Sun) 16時頃
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>>253 ハッ……アンタの事だ、そこは「よくわたしのお眼鏡に適ったね」…ってーんじゃねェの。アリガタイコトデス、だ。 ……。露蝶。…アンタもエグイとこ突っ込みやがるな。
[言い添えだけは、本気でなさまで含めて伝わり来た露蝶の言葉の響きに、歯を見せ宙で威嚇でもするかのような所作を、妙にぐったり疲れだした様な表情でも少し作って見せてから。また、小さな息を吐いた]
あー、はいはい。努力と笑顔と若干握った弱みの手綱のお陰ってなァ? ──舟がねーなら、アンタぐらいなら拾いにいってやるさ。溺れる前に悲鳴でもあげとけ。 [見つけ易いように、と。ふざけた内容を続けた口は、囁きおかれた言葉に思わず閉じて。口端を下げて、露蝶の背を眉上げて見送ると、長い溜息を宙へと散らした。「ガキ臭くて悪かったな」と、吐き捨てた独白は明るい太陽が聞いており**]
(273) 2013/07/21(Sun) 16時頃
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/* 無線を傍受されない方法って調べたら無線LANを傍受されない方法がズラっと出てきた! 違う!!そういうことじゃない!! */
(-42) 2013/07/21(Sun) 16時半頃
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-回想 閉鎖から2日後 土産物屋2F-
[SOSを告げる連絡を外部の仲間に送ること2日。待ちわびた返答はWWSの感染の可能性のあるものを受け入れるか否かで、仲間の意見がわかれているということ。そして、現段階では援軍を送ることはできない。という返答だった。それは、WWSへの恐怖と機動隊の囲い込みによって疲弊しきった自分たちににとって状況を更に悪化させるものでしかなかった。街の内部に残った仲間は30名ほど。すでに感染者の餌食になった仲間もいる。「感染者に食い殺されるまで待つか、機動隊に殺されろということか」と誰かが罵声を上げる。いっそ、それも運命だと思って受け入れるしかないだろうとどこか冷静に考える自分がいた。だが、目の前の親友は、違っていたらしい]
『街を出て直接話をつけに行く』
[仲間から批判の声が相次ぐ。彼は彼なりの言葉で周りを説得した。賛同者も少しずつ出てきた。自分も同行させてほしい、と志願したがそっと首を振られ]
『お前はここに残れ。…俺がいない間、頼む』
(274) 2013/07/21(Sun) 18時頃
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[まっすぐと見つめる顔を見ればその瞳に揺らぎはなく。覚悟を決めた表情で。嫌だ、離れたくない。せめて一緒に…そう言いかけた言葉を遮るようにポンと頭に手を置かれた]
『…最期のお願い、になるかもしれないんだ。聞いてくれないか?大丈夫。イイ子にしてたらちゃんと戻ってくる』
[自分にだけ聞こえるようにそっと耳打ちをして、子供をなだめるようにポンポン、と頭を軽く叩く。沈黙を肯定ととった彼はそのまま、数人のメンバーを連れ奥の部屋へ。頭に残った手の温もりは段々と薄れてきた。嫌な胸騒ぎがする。けれども、彼の覚悟を受け継ぐのであれば気丈に振舞おう。例え、それがただの虚勢であったとしても。それが、今、彼にできる唯一のことだと自分に言い聞かせ。--決死の作戦に挑んだ彼が死体で発見されたという情報が入ったのは、それから数日後のことであった**]
-回想終了-
(275) 2013/07/21(Sun) 18時頃
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/* 設定を書けば書くほど厨二臭くなっていくぜ!! いやっほーーう!!(壊 */
(-43) 2013/07/21(Sun) 18時頃
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/* レスリスト
5/1 酒場 ローズマリー(チアキ?) 5/2 午前 本屋 マドカ(ベネット) 5/2 昼過ぎ 薬屋
*/
(-44) 2013/07/21(Sun) 18時半頃
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―5月2日午前中 第二封鎖線付近町内部 書店―
[あたりを一周してくると、本屋のプレートが営業中であることを示すものになっていた。--冷やかし、になってしまうかもしれないが店内に入ろうか。傘の水滴を充分に払い店内へと入る。会計中の(>>248)の横を通り過ぎ、趣味の家庭菜園に関する本を手に取ったところで、不意に声をかけられ(>>254)視線を向ける]
…あ。こんにちは。 マドカさん、でしたよね? 奇遇ですね。何か本を買いに来たんですか?
[テンションの違いに若干戸惑いつつ、昨日のことを思い出す(>>197、>>240)。あれはマドカだったのだろうか。暗かったので表情はあまり思い出せない。今、目の前にいる彼女と学校で見かけた彼女の姿は変わりはなく、元気な女の子そのものだが**]
(276) 2013/07/21(Sun) 19時頃
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>>270 [チアキが侵入したリビングは酷い有様だった。床には割れた皿や花瓶、割れた窓の破片等がそこら中に散乱している。部屋の中央にあったであろう木製の大きな食事用のテーブルは倒れてすらいないものの、配置位置であろう部屋の中央からかなり外れた位置へ移動してしまっている。チアキから見て右側の壁についている電気のスイッチをつければ、床には机が移動されたことを示唆するような跡が見て取れるだろう。机周辺には、テーブルと同素材の椅子が4脚、すべてあさっての方向へ倒れ、内2脚は脚が折れ、使い物にならない状態になっていた。チアキのすぐ左隣にはテレビ台が配置されているが、肝心のテレビは転がり落ち、画面に大きく亀裂がはしっている。部屋の隅に設置された小さめの棚はいくつか引き出しが開け放たれたままで、棚の上におかれた家族写真の写真たても、バラバラ方向を向いており、いくつか落ちてしまっていた。壁も同様に無事ではない。範囲は小さくうっすらとだが、赤黒く汚れていたり、壁紙が剥がれている箇所がある。チアキが侵入した窓や、すぐ隣の壁にも何かをすりつけ叩きつけたようなシミが付着していた。
(277) 2013/07/21(Sun) 19時頃
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>>270、>>271
………。
[相変わらず家はシーンと静まり返っており、チアキと彼を見つけ近づいてきたクシャミ以外に音を発するものはない。さらに家を探索するなら、チアキから見て右側の壁に配置されたドア(玄関、階段前の廊下)、正面に配置されている開きっぱなしの引き戸(キッチン)どちらかへ進む必要がある。]
(278) 2013/07/21(Sun) 19時頃
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>>276 わ!そっす!マドカっす! 覚えててくれたんすね!
[マドカは上機嫌で、ラルフに買ったばかりの本の包みを持ち上げて見せる]
このご時世っすからね!怪我した時の為に、応急処置の本買ったっす!
[と誇らしげに片手だけ腰に手を当てて見せる。そして次の瞬間にはラルフの持っている本を覗き込んでいた]
家庭菜園っすか!意外っす!何作るんすか??作ったやつ食べるんすか? あ、そういえば昨日酒場の近くでお兄さん見かけたっす!マリーちゃんのお店行ってたとか? そういえば、お兄さんの名前知らないっす!
[と矢継ぎ早に質問を飛ばす。ラルフがマドカのテンションについて来れていないことに、全く気がつかない様子だ。]
(279) 2013/07/21(Sun) 19時頃
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ー5月1日夕方酒場前ー
[節約したい気もするけれど、今日はがっつり食べたい気もする。看板の前でぐるぐる悩んでいると、背中に衝撃。少し体勢を崩し、よろけるがなんとか踏みとどまった。]
いや、大丈夫だよ。そっちこそ怪我とかないだろうか。
[相手の少し慌てた様子に苦笑しながら問いかけた]
(280) 2013/07/21(Sun) 20時半頃
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>>261 ありがとうございます。 ではお包みいたしますので、カウンターまでお越しいただけますか?
[営業のためではない笑みが浮かぶのは、客の笑顔ほど嬉しいものがないからだとわかっている。 手早く少女をカウンターに案内し、会計を促した。一度本を預かって裏表紙の金額を旧式のキャッシャーに直接打ち込み、合計額を少女に告げる。]
はい、ちょうどお預かりいたします。
[紙幣と数枚の貨幣を受け取り、少女が財布を探っている間に紙袋につめた本とレシートを代わりに手渡した。]
(@4) 2013/07/21(Sun) 21時頃
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>>277 [チアキが既に家に入ったのに追従する形で、自分も入っていく。 入ってすぐ、あまりの酷さに慄いた。] ぅなぉん………………何これ……ひどい…… [肩を微かに震えさせながら。一度喉の奥で小さく鳴き、それから、絞りだすようにつぶやく。 人気がなくなった、という噂だけは聞いていたし、この建物で何かがあったのだろうとは思っていた。この位置であるというのは聞いていたが、一人で入るのは好奇心よりも恐怖が勝っていて、これまで出来なかった。] ……チアキ、ごめん、あたし暗いのはダメ。電気付けさせて。 [チアキの返答を待たずに、明かりのものであろうスイッチを入れる。 部屋の照明により、これまでぼんやりとしか見えていなかった部屋の全容が、よりくっきりと眼前に広がる。] ……何があったの…… [恐怖。でも今は、隣にチアキが居るということが、ほんの少し、自分の背中を押している。 クシャミは鼻を鳴らし始めた。] ……あたし。3年くらい前から、なんでだか、前より鼻が利くようになったんだ……人より多少、ってくらいだけど。何か気がついたら教える。 [以前に自分に起きた変化のうちの一つをチアキに伝え、鼻を鳴らし続けている]
(281) 2013/07/21(Sun) 21時頃
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ありがとうございました、またお越しくださいませ。
[口に馴染んだ一節を述べて、少女が棚の向こうに歩いて行くのを見送る。次いで話し声が聞こえたが、そういえば先程新たな来店を告げるドアベルがチリンと小さく鳴っていた。 このままカウンターにいた方がいいだろうかと思いつつも、気になってしまい首を伸ばして棚向こう(>>254、>>276)を伺う。]
(ああ、彼か……)
[もう一人の客は、しばしば街で見かける掃除夫の青年のようだ。名前は、確か……。思い出していたところで、青年――ラルフが少女の名を呼ぶ。遠い国の言葉で円満さを示す可愛らしい名だった。]
(@5) 2013/07/21(Sun) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/07/21(Sun) 21時半頃
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/*新しい客にいらっしゃいませも言えず壊れた脚立も直さないとか最低だなこの本屋(´;ω;`) でもうまくフォローできる自信もないし突っ込まれる可能性も低いだろうしいいか……*/
(-45) 2013/07/21(Sun) 22時頃
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>>279 [どうやら、彼女の名前はあっていたらしい。どこか嬉しそうな表情で包みを持ち上げて中身を説明する様子は愛らしくどこか小動物のように見える]
では、僕が怪我をした時にも手当をお願いしてもいいですか?
[自信満々に腰に手を当てて語る彼女に思わず笑いをこぼし、手を口に当てながら笑う。ふいに、手に持っていた本を覗き込まれた。どうやら、本の内容を気にしているようだ]
意外、ですか? 以前はミニトマトなども作っていたのですが、最近は外で栽培するのはさすがに気が引けるので家の中で 作れるものしか栽培していませんけどね。もちろん、自分で調理して食べますよ。
[矢継ぎ早に質問を浴びせてくる少女に対し少々戸惑いながら、やはり、酒場の前を歩いていた少女はマドカであったのだと確信する。マリーというのは、ローズマリーのあだ名だろうか?あの辺りで今も営業している酒場というのは彼女のお店しか想像がつかない。彼女と目の前の少女の接点はわからないが、もし目の前の少女が酒場に出入りしているのであればいささか問題だろう]
(282) 2013/07/21(Sun) 22時頃
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やはり、昨日すれ違ったのはマドカさんでしたか。 あの時間に女の子が一人で歩くのは危ないですよ。 マリー、というのはローズマリーさんのことでしょうか?
[名前。一方的に彼女の名前は知っていたが名乗っていなかったことを思い出す]
申し遅れましたラルフ、と申します。 以後お見知りおきを。
[少女のテンションに少しの差を感じながらにっこりと笑顔を向けた]
(283) 2013/07/21(Sun) 22時頃
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/* 危ないお兄さんにならないように頑張ったぜ・・・!! */
(-46) 2013/07/21(Sun) 22時頃
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/* とりあえず、反乱分子の設定だけでも作ったほうがナユタPL様とトレイルPL様が動きやすいのかな、と思ったのですが、すっごい恥ずかしい。マジで恥ずかしい。 モチベダダ下がりになるくらい恥ずかしい。 うー・゜・(ノД`)・゜・ */
(-47) 2013/07/21(Sun) 22時頃
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>>232
[注文後すぐに運ばれてきた酒には、つまみがついていた。不思議に思い彼女を見れば何かを察したように頷かれた。ありがたい。素直に感謝して頂くことにする]
ありがとうございます。
[苦笑いを浮かべた彼女はどこか哀愁が漂っていて。この感染症騒ぎでなにかあったのだろうか?彼女が笑ってごまかすのであれば、あえて聞く必要もないが]
悲しい、ですね。 以前は街も、この通りももっと活気があったのですが…。
[目の前に置かれた酒を一口飲めば、アルコール独特のそれが喉を刺激する。慣れないものを飲んだせいか胃も少々驚いているようだ。背後の扉が少し開いた気がしてジントニックが入ったコップを一旦置き、顔だけそちらに向ける。チアキが来たのだろうか?]
(284) 2013/07/21(Sun) 22時半頃
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/* チアキPL様ごめんなさい! 勝手に来たことにしちゃいました!! */
(-48) 2013/07/21(Sun) 22時半頃
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/* ベネットさんはどうやって既知設定を作ろうか… 難しい・・・!! */
(-49) 2013/07/21(Sun) 22時半頃
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/* そして、ラルフくんちょっと市民の生活満喫しすぎじゃない?もっと反乱分子らしくしなさいよ、まったく。 中の人がみんなと絡みたいだけなんだけどね・゜・(ノД`)・゜・ */
(-50) 2013/07/21(Sun) 22時半頃
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>>280 [マドカは夜の出歩きの話が出たとたんギクリと表情を強張らせた。その件はナユタにこっぴどく説教をくらっている。あえてそこには触れずに話を進める]
お兄さんはラルフって名前なんすね!覚えました!ラルフさんはお料理もできるっすか!すごいっす!うちの兄貴は、料理なんて…
[と無意識に続けたところで、はっと口をつぐみ、慌てて会話を手当の話に戻す。]
そういえば、手当についてなんすけど、私に任せるっすよ!大船に乗ったつもりでいるっす!
[マドカは取り繕うように、ラルフに頼られたことに嬉しそうに反応してみせるが、まだ決意を決めただけでまったく実力が伴っていなかったことを思い出し、大見得を切りきれず照れ臭そうに本で口元を隠す]
…って言いたちところなんすけど、まだ自信ないので、がんばっておぼえるっす!
[そして最後に心配げにつけたした。]
あと、ラルフさんには、できれば怪我して欲しくないっす!学校がまた再開したら、また朝元気に 挨拶するっすよ。
(285) 2013/07/21(Sun) 23時頃
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/* マドカちゃんの>>285見ててちょっと悲しくなった・゜・(ノД`)・゜・ だって、学校ではもう会えないんだもん・・・ 少なくとも、お兄さんは死んでしまうから。 */
(-51) 2013/07/21(Sun) 23時頃
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―回想・5月1日午後5時半 三元道士―
[電話で聞いた話>>225によれば曰くマドカは自分を追って町へと出掛けたらしい。衰弱はしていたが元来は活発そうなその表情を思えば、きっと止めても聞きはしなかっただろうと安易に推測が出来て小さく息を漏らした。
夜と昼の合間の時間に町の境界線を歩く。全てが曖昧なこの場所に溶けてしまいたいと刹那的な思考が影を落とすが、そんな事は出来る筈もないのだ。 チアキに書かせた下手糞な地図を片手に辿り着いた店の前、掲げられた看板を確認すると疲労混じりの顔には漸く安堵の笑みが浮かび]
つーかなんだこの地図 宝探しでもさせようっていうのかよ ――っとそれは兎も角としてだ
[謎のイラストが散りばめられた地図をパンツの尻ポケットへと無造作に突っ込みながら、異国風の彫塑の施された扉へと伸ばしかけた手の動きを止める。チアキによれば店主の露蝶は気紛れな人物らしい。まずは所在を確かめようと軽いノックの音を響かせた]
(286) 2013/07/21(Sun) 23時半頃
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>>285 [夜歩きの話が出たところで少女の顔が強ばる。なるほど、顔に出やすい子のようだ。何か後ろめたいことでもあったのだろうか?矢継ぎ早に話が進んでいく彼女のペースに圧倒されてそれ以上は突っ込むことはできなかった。マシンガンのように喋る目の前の子は、コロコロと表情がよく変わり見ていて飽きない。--少し、心配そうに付け足された最後の言葉。その言葉がやけに胸につきささる]
ありがとうございます。 なるべく、ご迷惑おかけしないように気をつけますね。マドカさんも怪我をしないようにどうかお気をつけて。また、学校でお会いしましょう。
[学校で、会えることはもうないだろうと思いながらもつい出してしまった言葉。本心と違う言葉を目の前にいる少女に言ってしまったことへの後悔が募る。手にとった本を棚へ戻し、感情を隠すように微笑みながら少女へ軽く会釈。本屋を出る際に、店主と目があった。どこかで会った気がするが、今はまだ思い出せない**]
(287) 2013/07/22(Mon) 00時頃
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―回想・5月2日明け方 ミナカミ家 ―
[ふと目が覚めた時、マドカは涙を浮かべていた。夢の中で、マドカは先日と同様に、家へと戻ってきていた。玄関の鍵をあけ、靴をぬぎ、スリッパに履き替える。玄関左のリビングは見なくても状況が脳に焼き付いている。マドカはリビングへの扉を無視して、奥へと廊下を進む。父と母の部屋だ。リビングよりは、はるかにまともだが、ベッドの上には衣服がばら撒かれており、貴重品などが入っていた戸棚はゴチャゴチャになっている。綺麗で整頓好きの父と母らしくない。父と母の姿が見えないので、マドカは廊下へ戻り、階段を登っていく。手前は自分の部屋、奥は兄の部屋だ。自分の部屋に入ると、そこはいつもの風景。お気に入りのキャラクターグッズ、かわいいデザインのカーテン、眠りやすいベッド。何も荒らされておらず、綺麗なまま。ここにも誰もいないので、奥の兄の部屋に向かう。廊下に何か落ちていることに気づき近寄る。兄のメガネだ。フレームのふちが歪んでいる。マドカが強く不安を感じたところで、夢は終わる]
(288) 2013/07/22(Mon) 00時半頃
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[背筋が凍るような感覚に陥る。家族は無事でいるのだろうか。口うるさくしている家族もきっと、こちらを心配げにしているに違いない。マドカはさびしくなってナユタの部屋を覗く。時間が早すぎることもあり、まだ眠っているようだ。昨晩は、病み上がりでの外出や帰宅時間について、かなり叱られてしまった。見ず知らずの他人なのに、家にも招き入れてくれた。優しい人なんだなと思う。性格や見てくれには共通点はないが、なんだか兄を思い出す。]
(いいこと思いついたっす!)
[マドカは少しの間、感傷に浸っていたが、突如イタズラを閃き、にやりと笑う。なるべく音を立てないようにナユタのベッドに忍び寄ると、起こさないようにそろりと布団にもぐりこんだ。小さい頃、兄に行ったイタズラだ。ナユタが起きた時、どんな顔をするだろうか。これは勘だが、ナユタは怒ったり呆れたりするものの、受け入れてくれるのではないかと予想した。かつての兄がそうだったように。布団の中は思ったよりもあったかい。マドカの緊張はいつの間にかほぐれ、気づかぬうちに眠りに落ちていた]
(289) 2013/07/22(Mon) 00時半頃
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>>281 [明かりをつけてしばらくしてから、クシャミの耳に、何か音が聞こえた。音はちょうどリビングの真上から聞こえる。最初は小さな物音で気のせいに思えたが、次第に物音が大きくなり、はっきりと認識できるようになる。音は足音のようで、誰かが2階を歩き回っているようだ。しかし音は移動して行く様子はなく、リビングの真上をひたすら歩いているように聞こえる。]
(290) 2013/07/22(Mon) 00時半頃
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―5月1日昼過ぎ 本屋前―
――…オヤ、運がナイネ。
[店への帰り道、出かけたついでにと本屋へ立ち寄ろうとするも下げられたプレート>>@0に肩を竦めて。自分のように居留守を使う可能性は、人の良さそうな店主の顔を思い出せば殆ど無いに等しいと打ち消した。 こうして“健全”な道楽が日に日に翳っていくのは、町の実情を象徴するようで。
晴れ晴れとした空を尻目に曇る思考に溜息を吐けば、荷物を抱え直し店先から離れて帰路へついた]
(291) 2013/07/22(Mon) 01時頃
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―5月1日夕方 薬屋「三元道士」店外―
[店先に立ち、腰に下げた皮のウエストポーチから鍵を取り出す。
そう言えば、傷薬を依頼していった少年>>177は結局いつ来るのだろうか。受け取り日は確かに今日の筈であったが、時間の約束をした記憶は自分には無くて。 出先で会った時に渡そうと思っていた傷薬が入った小瓶――直接指で掬い取れるように口が広い物を選んだ――を丸く整えた爪で小突いた後、自宅兼仕事場の扉を開けた]
……まァ、そのウチ来るデショ。
[既に彼が店を訪れていた事など、店主は知る由も無い]
(292) 2013/07/22(Mon) 01時頃
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/* そういえば、クシャミのテーマ曲は自分の中で『アンハッピーリフレイン』に暫定的に決まったので、ト書きやら台詞やらで歌詞の引用をして行きたいと思っていたのですがなかなか出来てなくて困っていたり。 「散々躓いたそれは、もう1回を諦めた」あたりはなんとかして使いたいんだけど */
(-52) 2013/07/22(Mon) 01時半頃
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>>203 ……ルーさんも俺を幸せにする才能があるよ。
[胃が落ち着くと意地汚く一気に食べてしまった事に身を小さくするが、掛けられた言葉には柔らかく笑い。ふと>>214の視線と目が合えば何?と目線で返す。ナユタの露蝶に対する勘違いには気付いていないが自身も何方かと言えば答えられないだろう]
>>220 [どうやら結局二人で食事に行く事になったらしい。そこに自分が交じるのは場違いなのだろうと此れまでの会話から想像する]
(293) 2013/07/22(Mon) 01時半頃
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>>221 ……?
[これもまた何時も言われている台詞なので気にはしないが、今回は何処に掛かるのだろうと思ったが答えてはくれないだろう気配を察すると、まあいいかと思考を投げ出した。]
……うん、ご飯食べる!
[頭に触れる手の平に自らの手は下に降ろし、時折指先が僅かに腫れた箇所を掠めるがそれでも構わないと大人しく。やがて相手の背を追いかけて付いて行く]
>>236 [突如怒鳴りだしたナユタに目を見張る。おまけに自分の名と絡むセクハラとか彼女とかの単語は一体どういう意味だろう]
…待ってよ、ナッちゃん。
[聞けばまた容赦の無い拳骨が襲い来る気がして、大股で去るナユタの後を追った]
(294) 2013/07/22(Mon) 01時半頃
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――5月2日明け方 ミナカミ家―― >>289 [何かとても暖かい感触がする――どこか懐かしい、そんな感触。眠りと現の狭間を漂う意識を手繰り寄せ、睡魔に落ちそうになる瞼を幾度か瞬かせる。 カーテン越しの薄明かりの中でもはっきりとわかる程に近く、己に張り付くようにして眠る少女の姿。小動物を思わせる規則正しく小さな寝息と共に布団からはみ出た肩が緩やかに上下する。驚いたのも束の間、ナユタはすぐに苦笑を浮かべて柔らかな髪へと指を伸ばした。
思えば幼いチアキもよくこんな風に自分のベッドに潜り込んできたものだ。遠い日の優しい記憶が今、手に届くほどの場所にある。埋めた指先で幾度か髪を梳くとマドカは小さな声を上げて身体を丸め擦り寄ってきた。
目が覚めれば小言の一つでも言わなければならないと思いながらも、今は束の間の温もりに目を閉じて浅い眠りへと引き込まれていった]
(295) 2013/07/22(Mon) 02時頃
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>>252 [ナユタの背を追い掛ける途中、露蝶を振り返る。手にはナユタの分のホットドックが入った袋、それを掲げて手を振る]
ルーさん、ありがと!今度お礼持ってお店に行ってもいい?いいよね?行っちゃうからねー!
[聞いて置きながら自己完結して、もう一度手を振ると駆けて行った]
(296) 2013/07/22(Mon) 02時頃
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―5月2日朝10時頃、市街地中央部―
>>256 [マドカ宅からの帰還…余すこと無くぐっしょりと濡れた身体で必死に自転車を漕いだ。雨音は激しく自転車の金切り音は掻き消されている。視界は濡れた前髪と伝う雨水で至極悪い。だから気付かなかった、ナユタの隣を通り過ぎる瞬間に]
……ナッちゃん?
[片足を濡れた地面に擦らせて止めると振り返る、矢張りナユタだ。自転車から降りて手で押しながら相手の目の前まで。彼が纏う雰囲気に違和感を感じるのは気の所為では無い筈]
…こんな所で立ってたら風邪引いちゃうよ?
(297) 2013/07/22(Mon) 03時半頃
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>>297 [瞳は遠くを見詰めていたけれど、その実何も見えてはいない。だから目の前を通り過ぎる自転車にも気付かなかった。ただ跳ね返った水飛沫がまた足を重くさせただけ]
――え…あ、チアキ…?
[それでも声だけは耳に届いたのだ。一番聞きたくて、それなのに逃げ出したくなる、声。虚ろに結んだ視線の焦点を目の前の彼へと合わせる。多分自分は今とても酷い顔をしていると、自覚はあるかららしくもなく狼狽えて目を逸らした]
バーカ 風邪引くのはお前の方だろ? 全身びしょびしょじゃねぇか
[あんなにも言いたかった言葉は喉の奥凝り固まって素直に口から零れはしない。存外に自分は素直にはなれないようだ。とはいえ仕方ないから叩いてみた軽口も今は弱く、きっと思う程には隠し通せていないのだろう――みっともない話だけれど]
(298) 2013/07/22(Mon) 04時頃
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―5月2日午前、住宅街―
ああ…どうしてあたしばっか…
[この街が封鎖されたのは雇い先の一家が旅行に出かけた直後のことだった。 得体の知れない病が蔓延している中、外出もはばかられたため、 主の食料にまで手を出し、凌いでいたが、それもとうとう底を尽きた。 やむを得ず出てきたが、大した賃金も与えられていない。 自分の手持ちだけで、何日分の食料を手に入れられるだろうか。 配給があることも知らず、途方に暮れていた。]
…く…
[あまりの空腹に眩暈を起こし、その場にうずくまる]
(299) 2013/07/22(Mon) 09時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/22(Mon) 09時半頃
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―5月2日午前2時半 薬屋「三元道士」店内―
――…アー…降り出しタ。
[客足が途絶えて暫く。じわりと肌に纏わりつくような空気を感じて溜息を吐く間もなく、石畳を叩く音が聞こえる。
雨はあまり好きではない――雨の夜は、特に。
雨自体が、という訳ではない。 幼かった頃、身体の弱かった自分はいつも独りで室内へ籠もっていたが、雨が降れば姉が共に遊んでくれた。 それがたとえ彼女にとって暇つぶしの一つだったのだとしても、幼い自分は楽しかったし、同じ部屋に人の気配を感じるだけで雨に煙る庭の景色も穏やかに、優しいもののように映った。
――好きだった、筈だ。
]
(300) 2013/07/22(Mon) 10時頃
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[じわりと脳裏から澱が染み出るような感覚を錯覚しながら頭を振る。
思い出したくない想い出が頭を過ぎるのも、一層暗くなる気分も、全ては町を包む空気のせいだ、と自分を誤魔化す。 仕事が出来る心境では無いと、客観視した自分が告げた。誰かに寄り掛かりたくなっている自己の弱さもだが、同時に『露蝶』を纏う事に心が拒否感を訴えている。一夜の、というには自分は少しこの町に馴染み過ぎた。
この町に求められているのは“露蝶”であって、“××”ではないのだ。
認識深める為に心中で唱えれば、自然と自嘲が漏れる。 早く町と自分を切り離さなくては――そう思って扉へ鍵をかけようと歩み寄れば、そこで漸く誰かが居る>>234事に気付いた――]
(301) 2013/07/22(Mon) 10時頃
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―5月2日午前3時頃 薬屋「三元道士」店内―
[鍵の音で誰かの意識が此方に向くのが怖くて、また流石に今の町の状況で鍵をかけず就寝する気にも――元々こんな天気の夜に眠るとろくな夢を見ないこともあるが――なれず、恐々と照明だけ落として、細くした手持ちランプの灯りの中扉横の壁に背中を預けるようにしゃがみ込む。
人の気配に少し孤独が和らいだような心地になりつつも、早く何処かへ行ってくれないかと戸外の誰か>>255に意識でのみ語り掛けた。
と、控えめな雨音の中澄んだ少女の声が響く唐突さに虚を突かれて目を丸くする。 どうやら戸外の『誰か』は『彼女』だったらしい。ほんの僅か、その声が記憶に引っ掛かるような感覚を覚えるも、彼女とちゃんとした会話をした事が無い>>71自分では彼女が誰なのか、声だけでは判別はつかない。 この国の歌だろうか?]
(302) 2013/07/22(Mon) 10時頃
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[歌を聴く機会はほぼ無い。 耳に届く事はあっても意識的に聞く事は無かった――否、あったか?
故郷の歌を歌う幼い姉の姿がぼんやりと頭の中に浮かぶ。そう言えば、あの人は歌う事も好きだったか。 いつだったか、響く雷が怖くて眠れなかった幼い自分に子守唄を歌ってくれた事もあった。
――……こんな記憶もあったのか。
暫くして歌が途切れると、自分が半ばまどろんでいた事に気付く。 少し動くような衣擦れ音の後に小さな足音と離れる気配。気付かれないようにそっと扉の隙間から覗けば、目立つ三角の『耳』が目に付いた。ああ、彼女だったのか、と思うと同時に確かに『らしい』とも。 本当に猫のような少女だ。
胸の内が凪いでいるのは雨足が緩まっただけではないだろう。ほんの少しの感謝を小さな背中に向けた後、名残を惜しみながらそっと鍵をかけて私室に戻れば、身支度の後に床へ就いた。
――悪夢は、見なかった]
―5月2日午前3時頃 終了―
(303) 2013/07/22(Mon) 10時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/22(Mon) 10時頃
露蝶は、ここまで読んだ。
2013/07/22(Mon) 10時半頃
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―5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店内―
>>257 ホントにネェ。晴れの日モ得意っテ訳じゃなイけド、雨の日ハもっト駄目ネ。 残念、寒かったラ温めテあげヨうト思ったのニ。
[気を抜けば直ぐに吐息を溜息にしてしまいそうで、意識して言葉にする。添えた言葉は冗談とも本気ともつかぬ曖昧な調子だったが、彼はどちらと取るだろう?]
早く止むトいいネ。だカらッテ暑いノモ嫌だけド。
[ラルフは仕事、自分は私事――雨が止んでほしいのは変わらず、同意を示す]
帰りニ持ってッテネ。そっちノ机の上の紙袋ダかラ。 御代は掃除代の代わりと――普通の睡眠薬くラいでイイヤ。 使っタ感想、聞かセに来てネ。
[赤く塗った爪で机の上の紙袋を示すと代金の説明。適当な代金ではあったが、試作品だと思えば自分の中では妥当。外から雨音に紛れて足音>>235が聞こえると、相手に聞こえる程度で話を終わらせた**]
(304) 2013/07/22(Mon) 11時頃
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―5月2日、住宅街付近―
...慎重に慎重に。
[立派な戦闘服を着こなして手には銃を握り締めている。おぼつかない足取りと誰から見てもわかる頼りなさは新兵そのもの。]
[左腕の腕章には白い鷹が剣を持ったマークが特徴の政府派遣の戦闘員だ。右腕の階級は線が一本の2等兵。教育訓練を終えた証の赤いマークを付けている]
....でたら撃つ、いいか俺! でたら撃つ...
(305) 2013/07/22(Mon) 11時半頃
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匿名軍団 ゴロウがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(匿名軍団 ゴロウは村を出ました)
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>>268 [呟きが聞こえた気がして閉じていた瞳を開く、見上げようとすれば頭上の手に阻まれた]
……何も、…見えないよりはずっと良い。
[その手に安堵すると同時に砂嵐から垣間見えたのは迷子になった日のその後。目の前に立つトレイルとナユタにへらりと笑った、そして…今の様に頭に手の平が置かれる。途端目に涙が溢れて泣き出す幼い自分。その手の温もりは今も昔も…]
……、お兄ちゃんも変わってないよ。
[あの日の様に全てを溢れさせ泣きに泣いたら楽になれたのだろうか。言えば反論されると思われる言葉を漏らしては相手の元を離れた。駆けてナユタの後ろに追い付くとトレイルへ大きく手を振る]
おにーちゃーん、まったねー!
[叫べば煩いと足元をナユタに蹴られる。痛いよ、ナッちゃん等何時ものやり取りをしながらその場を後に]
(306) 2013/07/22(Mon) 14時頃
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>>266 [返された視線、蔑みの色は無論理解している。自身の言動が招いた事のくせした苛立ちと共に、寧ろそれこそ自身には上等だと、こうしてわざと人を愚弄する度に待ち受けている己が確かに居た。唇端を皮肉げに、歪な笑いが掠めて通り、それ以上は肩を竦めるに留めた。 眼前の青年が実際どこまで純かは知らない。ただ、この場で彼の実際を知ろうと己には然程関係なかっただろう。この曲がらない性根の──本当に面白くはなかったが、そう思えてしまう──青年の顔を見ていると、無性に煽ってやりたくなるのだ。…時折滲む「懐かしさ」なんて毒を蹴散らす為にも]
ああ、そうだったな?今朝からして「マジメなワンコロ」過ぎて忘れちまってたぜ。はっは。 ──演る(やる)気ィがあるなら、もちっと力抜きやがれ。
[「可愛くねーな」と睨みに対して自分も全く心の入らない鼻で笑った一言を足し。感触だけなら悪くない…彼が軍人なのだと物語るよう鍛えられた感を伝える腰を、嫌がらせも兼ねて指先で臀部に程近い腰骨を確り掴んで抱き寄せた格好。話す際に顔を向けるならば、自然と耳元に鼻先寄せる姿は傍目に十分欺けていたのではないかと]
(307) 2013/07/22(Mon) 14時半頃
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[仕事で使うこともある>>232酒場はやはり営業はしている様子だが、飲むなら兎も角として名目上でも食事をする場としては、今宵は避けても良いだろうと。…思い出す時、飲まない癖して時折一人でも顔を出し、酒場の女性を口説くでもなく菓子を齧って──態度だけはなぜか大きく、無遠慮に──居合わせた客や店員から馴れ馴れしく近辺の噂話など聞いて帰る妙な客であるのは違う話。
幾つか、通り過ぎた屋台の先、示された酒場に空いた手で少し顎下を掻く。…素直に、このような状況下でなかろうと己の舌に満足できるとは言えない店だ。万一を思うと、店主の身元が堅かった事は薄ら覚えている点では問題もなさそうなのだが]
…俺ァデザートで良いぜ。やっぱりな。
[特に肉料理が酷かった。そんな事は確り記憶しているものだ。相手に選択肢を示したのは自分、首竦めて息を漏らしながらも、腰から漸く離した腕で──ナユタがマスターに笑んだのと共に臀部を雑に擦らせた。無論、これもまた嫌がらせであり、少々引き攣ったマスターの顔を見れば必要以上の邪魔は入らないであろうと]
(308) 2013/07/22(Mon) 14時半頃
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>>267 [口端で笑って見せて、奥の席につくと、メニューも見ずに「ケーキくれ、適当に幾つか」と大雑把な注文。机に肘つき、ナユタの注文と、頼んだものが運ばれ終えるまでは適当に時間を潰す気]
……、…婆さんは元気か。爺さんも。
[少しの、迷いの後。きっかけに訊いたのはそんな話。訊いた後に、少し『マズった』かと己で軽く眉寄せるも、彼の祖父母の現状が実際気にかかっているのも本音だった。「仕事」の話は忘れていない]
(309) 2013/07/22(Mon) 14時半頃
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>>271>>272>>281 [リビング>>277へ足を踏み入れた所で、自分の名を呼ぶ声に後ろを振り返る。普段絶対に自分の名を口にする事が無い少女が瞳に映るとぱちくりと瞬き繰り返した。何時もなら喜び跳ねる所だが流石にそんな状況では無い]
駄目!絶対に駄目!危ないって言うなら尚更、女の子を危険に晒せない…って言ってるのに、もー… [聞く耳持たず後を追って足を踏み込んだ彼女にガラスに気を付けてと声を掛ける。恐らく自分が何を言ってもこの場を離れないだろう事を察すると、勢い良く降り出した雨の中追い出す事も出来ず小さく息を吐いた。パッと辺りを照らす光に慌てて彼女の傍に寄ると、その手に自分の手を重ねて繋ぐ]
俺の傍から離れないで、分かった? [それにしても、と明るくなった室内を見渡す。クシャミの手を引いてゆっくりと移動。ふと何かを見付けて足元の写真を手に取った…家族の写真…迷ったがその一枚だけ胸ポケットに仕舞った]
……何だか、わんこみたいだね。 [小さく笑ってしまったが彼女の警戒する様子、室内に蔓延する「何か」に表情を引き締めた]
(310) 2013/07/22(Mon) 15時半頃
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─5月2日 午前 住宅街─
>>299 [夜遅くから降り出した雨は、今朝になって一時だけでも降り止んでおり。昨晩も眠りを得る事はあまりできずに、そのままの脚で食料の買出しに行った帰り道、分厚い雲に覆われた空からの薄い陽射しにも眩しげに瞬かせた瞳を眇めて息をつき──何気なく投げた視線の先、蹲った女の背>>299を見止めて片眉を上げた。僅かな逡巡の合間、畳んだ傘の先をトンと地面について足を止めるも、緩と爪先を少女の背方に近づかせ]
──おい。 アンタ、…病気の化けモンか、善良な行き倒れか、どっちだ?
[近づき過ぎはしない。右腕に長パンの頭が覗いた買出しの紙袋を抱え、左手に傘。万一、飛び掛られようと退けられるだけの距離を保っての声かけは、しかし相手にはふざけた風にも聞こえたかもしれない。 …訊いてから、しかし何かその背への感覚にふと眉が寄った。──どこかで見た覚えがあるような。脳が記憶を探りいく、単に気のせいだったかもしれないのだが]
(311) 2013/07/22(Mon) 15時半頃
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>>280 …良かったー。あ、俺は平気だよ!ありがと!
[少年の様子に肩の力を抜いた。次いで自分の事を心配され頭を振る。何だかしっかりした少年だなと感心げに見詰めた先の少年後ろ…探していた酒場を見付けて大声を上げる]
あー!あった、あった、此処だー…漸く見付けたよー…。 [指さした手を少年の視線を感じ引っ込めて気恥ずかしそうに頭を掻いて笑った]
えっと、俺此処探してて…もし時間有るならおいでよ。ぶつかったお詫びに奢るからさ。
[足取り軽く店先まで行くとその扉を開きながら声を掛け。付いて来るかどうかは少年次第]
(312) 2013/07/22(Mon) 15時半頃
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>>284 こーんばーんはー…
[扉を開ければカランと音がした。店内に入り辺りを見渡すまでも無くラルフの姿を見付けると傍に駆け寄って]
ごめん、俺の方が遅くなっちゃった!
[申し訳なさそうにその隣の空いてる椅子に腰掛ける。取り敢えず乾いた喉を潤したくて飲み物を頼もうとするが、普段飲まない為酒の種類にも詳しくなくどうしようかと迷う。ラルフは何にしたんだろうと横を見れば、その目の前に置かれたジントニックを指してローズマリーに声を掛けた]
えっと…、俺もラルと同じのが良いな。
(313) 2013/07/22(Mon) 16時頃
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>>307 [ぞわりと腰骨から背筋へと這い上がる違和感を隠すこともなく表情へと映しはしたものの、振り払おうとした手はポケットの中、きつく握りこむ事で何とか堪えた。いま己に触れている手と遠い記憶の像がどうやったって重なってくれない。いっそそれも救いなのかもしれないと、そんな声が聞こえた気もする。 引き寄せられた分だけ近く、視界の端にちらつく顔だけは今も昔の面影を留めている事が憎々しい――浮かぶ表情は随分と違うものではあったが]
…あんたの目にはそう見えんだな ……そいつはスミマセンデシタ――俺はこんな事には慣れてねぇんだよ、クソッタレが
[平坦な言葉の後に舌打ち混じりに独りごちる。酒場の扉をくぐる迄にも幾人かの――人通りが少ないとはいえ――好奇の視線に晒されはしたのだ。一瞬の後悔がなかったとはいえない。 すれ違った酔っぱらいの下卑た笑いを脳裏から振り払うように浮かべた笑みだが、不意に尻へと触れた感触に引き攣り崩れた。反射的にはたき落とそうと伸びた指を、引き際の手の甲へと滑らせて仕返しのように爪を立てる。せめて情人同士の些細な喧嘩、程度に見られるのならば良いと、己の中で言い訳一つ]
(314) 2013/07/22(Mon) 16時頃
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マジでそれだけでいいのか? …俺は仔羊のロースト…と、エールを
[テーブルの脇へと佇むマスターにメニューから顔も上げずに注文を。忠告などしてもくれないのだから仕方ないのだ。腹に収められれば構わないと適当な品一つ選んでから改めて男の顔を眺めた。僅かに浮かぶ疲労の影には気付かなかった事にしたい。時折不意に覗く素顔のような物なんて、気付いたら引き摺られるばかりと分かっているから。 行儀悪く椅子の背へと身体を預けて足を組む。隣か対面か――座る相手へと視線を流し]
(315) 2013/07/22(Mon) 16時頃
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……ジイさんは殺してもくたばりそうにねぇな…バアさんも元気だ …気になんなら自分で見に行きゃいいのに 多分二人共大喜びで迎えてくれると思うぜ
[虚を突かれたかのように彼を見詰める瞳が一瞬見開かれた。祖父も祖母も5年の月日が長いと感じさせる程度には老いてはいたが、早々にお迎えがくる様子でもなかった――と思う。 質問の意図は掴めないままに漏らした言葉は単なる事実。実際二人はまだ少年だった彼が去った後にもその安否を気にかけてはいた。少年の元へと訪ね行かなかった理由がその父親にあった事までは、幼かったナユタは知らない 店内へと流れるジャズのメロディに混じって厨房からは調理の物音が聞こえてくる。注文の品が運ばれるのはもう少しだけ後になりそうだ]
(316) 2013/07/22(Mon) 16時頃
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>>311 …失礼だね…どっちでもないさ。
[背中から声をかけられ、ふり返ると、少し離れたところに背の高い茶髪の男が立っていた。 化け物か行き倒れか。 相手は冗談のつもりだったのかもしれないが、空腹で少々気が立っている。 苛立たしげにそう答える。とても不愉快だ。 相手が食料を持っているのは気づいたが、物乞いのような真似をする気もない。 その顔をよく確認することもなく、ふらふらと立ちあがり、その場から去ろうとする。 よく見れば、彼と同じく見覚えがあると感じたのかもしれないが。]
(317) 2013/07/22(Mon) 16時半頃
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/* ……パティかわいいな…。 こういうタイプと既知したいハート!(`・ω・´*)どうしよう!
あっちこっちでちゅっちゅロール&お尻撫でロールできただけでもうトレイル殺しても良いかなな気分!はやい!ww いやしかしマジで処刑ロールが今からwktk、いやガクブル楽しみだなあ
(-54) 2013/07/22(Mon) 16時半頃
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−5月2日早朝、住宅街マドカ自宅内 >>310続− [女の子を危険に晒せない、と言ったチアキに対して。普段の彼女のチアキへの態度とは違う、とても真剣な態度で、反論する。] あたし。チアキに……居なくなってほしくないんだ。チアキはたまに無鉄砲だから、こういうところにいると、心配。 本当はね、あたし、チアキもあたしを騙そうとしてるならいいのにって思ってる。でも……もしあたしが間違ってて、チアキが言ってることが本当で、いなくなってからそうだって解ったら、あたし……誰にも謝れなくなっちゃう。 だから……まだ、いなくならないで。あたしがチアキのこと、ちゃんと解るまで。 [その目には僅かに涙が浮かび、すぐに消えた。恐らくは無実のチアキを疑い続ける、己の罪を自覚しているがゆえの涙。 そして、離れるなという言葉を受けたので] ……分かった。……その言葉は、信じる。 あ、でももし、チアキがあたしを見捨てれば助かる状況なら……[ふふっ、と笑って]そうしても、いいよ。 [もしそうしてくれたら、自分が正しかったことが証明されるから。そうなったら、「ほら、言ったじゃない」って表情のまま綺麗に死んでやる。……とは、さすがに言えず]
(318) 2013/07/22(Mon) 17時頃
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−5月2日早朝、住宅街マドカ自宅内 >>318続− [わんこみたい、というチアキに対して。 一瞬。目を丸くする。クシャミがそんな表情を浮かべることは、そうそう滅多にあるものではない。 ……だが。 クシャミがもし本当に猫なら、その言葉を認める真似はしないだろう。 それを解っているからこそ、反論する。] チアキ、それはあたし、ヤだな。 誇り高い猫のあたしを、事もあろうに人に媚びてる犬の連中と一緒にするなんてさ? [そう主張した彼女は、不敵な笑みを浮かべて、「なぁご」と一鳴き。 というようなことを話していると、真上から、音(>>290)。その音がクシャミの鼓膜を震えさせると、瞬時に身を硬くし、真っ直ぐに真上を見据える。] チアキ、待って。上から何か聞こえる。鼻もだけど、耳もちょっと、良くなったの。 [チアキに耳を澄ますように促す。とは言え、その必要が無くなるまで、そう時間はかからなかった。] ……チアキ、どうする?あたしは退いたほうが良いと思う。 でも、チアキが行くならあたしは絶対についていく。 [と、チアキに決断を促した]
(319) 2013/07/22(Mon) 17時頃
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>>298 [マドカ宅の有様を伝える為にナユタの家に急いでいたが、当の本人に思わぬ所で出会し間近の相手を見遣る。多分…纏う雰囲気は知っている。きっと言いたい事はそんな事では無いのだろう。弱音を吐けない彼は何時もそうやって強がって…そして自分はただ傍に居る事しか出来なかった]
……大丈夫だよ、俺は風邪なんか引かないもん。知ってるでしょ?
[本当は殴られようが何だろうが何時もの様に抱き締めたかったけれど、濡鼠な身体ではナユタまで濡れてしまうと。それでももどかしそうに動いた指先はナユタの頬に触れ、伝った雨の雫が頬を流れた]
…だいじょうぶだよ。
[何に対してなのか自分でも分からないまま]
(320) 2013/07/22(Mon) 17時半頃
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ー5月1日深夜チアキ自宅ー
うー…くらくらするー…
[酒場からの帰り道ふらつく足取りは何とか踏み止まり、一歩また一歩と自宅までの道を歩んで行く。やっぱりアルコールは体質に合わない]
た、ただ…いま…
[何とか自宅前まで辿り着くと玄関の鍵を開けた。ドアを引いて身体を滑り込ませる、中は真っ暗でしんと静まり返っていた。気が緩んでその場に崩れ落ちると眠気に逆らう事も出来ず、ころりと横になり胎児の様に身体を丸めて眠りに付いた]
(321) 2013/07/22(Mon) 17時半頃
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/* 自分で書いておいてナンですが、>>318を見る限りクシャミにはテンプレツンデレの素質がありますね。 「べ、別にあんたのことなんか心配じゃないんだからね!?」と意訳してもあんまり間違ってない。テンプレだなあ…… */
(-55) 2013/07/22(Mon) 17時半頃
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/* ちなみに >>319 の「クシャミがもし本当に猫ならば〜」は、「もし私が赤い彗星ならば、ここで立ち止まることはすまい」(『機動戦士ガンダムUC』フル・フロンタル)を流用しております。またガンダムか。*/
(-56) 2013/07/22(Mon) 17時半頃
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−5月2日早朝、住宅街マドカ自宅内 >>310続− −未公開シーン No.1− [チアキの拾った写真を目ざとく見つけ、チアキを制止する。] まってチアキ!その写真ちょっと見せて! [拾った写真を仕舞いこむ前に、その内容をチアキの腕越しに確認する。一瞬見えた髪の色に、とても見覚えがあったためだった。顔を見て、確信する。]
……マドカ!? ……じゃあここ……マドカの家……なの? [昨日、あんなに元気そうだったのに。 しかし、この家は荒らされてからそう時間が経っているように見えない。 ……マドカはごく短期間で、それを乗り越えたとでも言うのだろうか?自分よりも若そうなあの少女に、それだけの強さがあったと?……あたしは一体昨日、あの子の何を見ていたんだ?……クシャミはそう自問した。]
(-57) 2013/07/22(Mon) 18時頃
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/* 未公開理由:書き忘れ&1回の発言量が多すぎるので絞った */
(-58) 2013/07/22(Mon) 18時頃
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―5月1日 午後8時過ぎ 栃の木通り→繁華街・寂れた酒場―
>>314 [僅かながら爪跡を残された手の甲を片眉寄せて擦り]
ヒデェな、愛しい密会相手に。…、 [言ってから、そこばかりは己自身でも何か嫌になった様に自分の言葉に思わず顔を顰め。相手が頼む注文内容、聞く己はわかっていて敢えて口出ししない。期待できない店なのは、ナユタとてわかっていただろうと。最早嫌がらせとも、己の知らず溜まった疲れ故の気力の薄さからくるともつかない少しの無言で注文への肯定とし。座した位置はナユタから見てやや斜めになる対面、脚を開き肘付いた手に軽く頬杖をついて。ふと返された視線の色に、己もまた青年の表情を改めて、とっくりと眺めた。…一人の、祖父母思いの青年の顔を]
……、そうかよ。 この時勢だっつーのに、あの爺さんまだピンピンしてんのか、──元気すぎて何よりだわ。婆さんもな。あんな爺婆、…襲われりゃーひとたまりもねーだろうにな。 …。今更だ、どの面下げて。もう牛の糞に紛れる仕事はする気もねーぜ。
(322) 2013/07/22(Mon) 18時頃
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>>316 [温かな歓迎を、してくれるのだろう。過去触れた彼らの人柄を思えば、…己の父が彼らの元に、少年達の元へと来る前に去ろうとする己を知っていて引き留めてくれた事を思い出し、過去に触れた瞳が少し斜めにテーブルを見てからナユタの顔に戻った。──彼の祖父母の気遣いを無下に断ったのは己だ。今の自身が顔を出すなら、金絡み、仕事絡みだとわざと返して、それでも心のどこかが彼らの無事を確かめ、声底の響きと共に僅かに弛んだ]
──。どう思った、…その目で見て。この街をよ。 [耳を擽るのは、音を抑えた軽快なジャズ曲。料理を待つ合間、先の己の言葉を誤魔化すようにも、問いを繋いで左の口端を皮肉に薄ら歪め上げた。 相手が答えようが答えまいが、まずケーキとエールが届くのはその頃。ローストはやや遅れ、並べられたそれは盛った見た目からして少々崩れ気味だったろうか]
(323) 2013/07/22(Mon) 18時頃
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>>317 なんだ、じゃあ病人か?
[こちらを向いた、どこか強気な双眸。──自身を確と見詰めた訳でもなく外された視線の、しかしその色にはやはり覚えがあった。脳髄がもどかしく焦れたような感覚、眉寄せたまま僅か、顎を傾けて]
……、アンタ、どう見ても女だよな。
[継いだ声も、己にとってはふざけた訳ではなかったのだけれども。女の顔がこれ程気に掛かる──その事自体が、普段女性の顔に美醜以外の感想を抱かぬ自身にとっては意外さを呼び、彼女への人としての興味に変わった。ふらつく足取りに、「危っねェなあ」と、興味の深さと共にやや弛んだ一声を背から投げて]
そんなんじゃァ、化け物になっちまうのも時間の問題だぜ? …トレイル・トイ。覚えはねェか?
[少女がそのまま去ろうと言うなら引き留めるまでの義理もない。だが、興の引かれる事へ多少の気まぐれを起こす事は嫌いではなかった。問いを継いだのと共に、彼女の傍へと緩と大股に足を寄せ、叶えば一度横からその顔を覗き込もうとしていた。じっくり、瞳を確かめ、探るような視線で。彼女がもし拳でも出せば当たりそうな程の位置]
──悪くねェ顔だ。女にしちゃァな。…どっかで見たんだよなァ。
(324) 2013/07/22(Mon) 19時頃
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>>284
[相手の礼の言葉にクスクスと「これも仕事ですから。それに女性なら、ラルフさんみたいな素敵な男性にはサービスしたくなっちゃうものよ。」と笑って答える。今はラルフの他には店に誰もいない。注文されたものを置いた後もラルフからは離れず、そのまま立ち話を始める。]
本当に。 早く閉鎖が解かれると良いんだけれど…。
[しかし、今だ解明に至らず、ワクチンさえもない流行り病。それも、なかなか難しいだろう。原因不明の病に、配給以外は家から出ようとする人も滅多にいない。逃げるという選択肢もあるが、そこで見つかれば殺されてしまうとなれば、躊躇する人も多いだろう。]
…ラルフさんは、この町から逃げようと思ったことはないんですか?
[ローズマリーらしくもなく、踏みいった話題。思わず口から出たのであろう。しかし、ポツリと質問すると同時に開かれる店のドア。来たであろう客に「いらっしゃいませー」と明るく声をかける。最後の質問は、相手に聞こえただろうか。]
(325) 2013/07/22(Mon) 19時半頃
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>>313
[声をかけ相手を確認すれば、それは昼に頭を撫でられた明るい青年。1日に2度も会うなんて、と、少し不思議な思いにかられながら見ていると、ラルフの元へとかけてくる。そう言えばラルフに声をかけた時に傍にいた気がする。約束でもしていたのだろうか?彼が暫し悩み、やがてラルフと同じものを頼めば笑顔でその注文を受ける。注文されたものを作る為に一度席を離れ戻ってくれば妙な既視感。首を傾げ、尋ねてみる。]
ラルフさんのお友達かしら? 確か前にも…。
[あぁ、そうだ。確か以前、その時も男性2人組でここに客としてきていたはずだ。連れの男性のほうが強く印象に残っており昼には気付かなかったが、今見やれば間違いない。]
チアキさん、だったかしら? お昼はどうも。
[席にジントニックを置きながらにっこりとほほ笑む。]
(326) 2013/07/22(Mon) 19時半頃
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―5月2日午前10時頃、市街地中央部― >>320 [激しさを増した雨粒が傘の表面から滑っては水たまりの中へと波紋を広げる。喧騒の消えた街角、ただ降りしきる雨の音の中チアキの声だけが柔らかく耳に届く]
……馬鹿は風邪引かないって? お前が風邪引いたらそれこそお袋さんとハルナが泣くだろ…早く家に戻って風呂でも入れ
[雨に冷えた指先が触れると途方も無い安堵と幾ばくかの緊張に細い溜息が漏れた。再び上げた視線の先、掻き毟られるように痛む胸の内そのままの表情でチアキを見詰める。 口をつくのは強がりばかりで、そんな自分が、嫌いだ]
大丈夫なんかじゃねぇよ ――…チアキ
[ああもう、本当に泣いてしまいそうだ、と。雨を降ったチアキのシャツへと指を縋らせ、ただその名を呼ぶ。何を告げればいいのかわからずに、幾度唇を開きかけても落ちるのは声にならない吐息ばかり。 シャツを握る手へと少しだけ――ほんの少しだけ力を込めた。もっと触れて欲しいと、口にできやしない代わりに]
(327) 2013/07/22(Mon) 19時半頃
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/*マドカちゃんの苗字「八木」にしたら、ダメかな。ネタに走りすぎるのはあかんかな!*/
(-59) 2013/07/22(Mon) 19時半頃
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>>318>>319 ……心配…してくれる、の? [珍しく饒舌な彼女…紡がれる言葉は透き通っていて柔らかく鋭く自分の心を刺す。嬉しそうに悲しそうに表情を歪ませて]
……君に幸せになって欲しいのだけは、本当だから。 [空いてる片方の手で頭を撫でようとした、が…動かない。ただ繋いだ手を離さない様にしっかりと力を入れた]
そうだね、クーちゃんは猫だった。 [軽く戯ける表情は何時ものもの。フードと長い前髪に隠れる少女の表情に気を取られていたら何かに躓く。バランスを取るために身体に近い場所の壁に手を付いて一息吐いた…手を付いた箇所の壁を見れば赤黒い染み…息を飲んで手を離す。その手の平には何も付いては来なかったが、ざわざわと背筋を走るものに指先を戦慄かせた]
…え?…上から?何? [最初何を言ってるのか分からず戸惑ったが大人しく耳を澄ませる。徐々に大きくなる上から響く音>>290]
……。 [異常な状況…「人」である可能性は低いだろう。けれど迷う…もしマドカの家族だとしたら?見捨てるなんて出来ない。もし感染者だったら?目の前の少女を守れるだろうか?]
(328) 2013/07/22(Mon) 20時半頃
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―5月1日午後8時過ぎ、繁華街の寂れた酒場― >>322 [誰がだ、と舌打ちと共の悪態を。そんな表情をするくらいならば口に出すなと…顰めた顔も相まって尚の事気に触った。 運ばれてきた料理は見るからに――食欲を殺がれる風合いで。多少の恨めしさを込めた視線を送ってからナイフで切り分けて口へと運ぶ。……不味い、というよりは味がしない。筋張った肉を一苦労の後に飲み下し]
家からは出るなつってるけどあのクソジジイ聞くつもりなんかねぇらしい 猟銃持って牛の番してやがる。家畜は放っておいたら死ぬんだとさ …………馬鹿なんじゃねぇの?あんた それともそういうの、わざとやってんのか?
[踏み込みすぎたかと、思う前には転がり出ていた言葉。男の心中はいざしらず酷く踏み躙られたような気持ちになった――祖父母と、そして幼かった自分を。 咄嗟に視線を伏せてエールを一口……口中の苦味と共に決まり悪さも飲み干した。詮ない事なのだと分かってはいる。優しいだけではなかったといった彼――恐らくそれも事実なのだと思う。ただ、触れたその手の全てが幻だった訳ではないと信じたい。その想いが今自分を苛む刺になっているのだとしても、だ]
(329) 2013/07/22(Mon) 20時半頃
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>>323 ――変わらねぇなぁと思ったよ 騒ぎが起きてる事を除きゃあ何にも変わんねぇ…昔通りののんびりした町だ
[新しい店が幾つか、隣の若夫婦の子供も随分大きくはなっていた。写真で見たハルナと同じように。けれど町の本質は何も変わらないように思えたから。口やかましい祖父もおっとりした祖母も、そしてチアキも。 食事と言うよりは作業になりがちな手を止めて、ぱさつく肉をエールで流し込む。ジョッキをテーブルの上へと置くのと入れ替わりに胸ポケットから一枚の紙を取り出した。――プリントされているのはアルファベット順に30名程の名前が並ぶリスト。パルチザン『BOO』関与者と疑われる人間の一覧だ。 無関係の市民の名に混じってラルフ・xxxの名前も連ねられている]
メインディッシュだ ……知っている名前はあるか?
(330) 2013/07/22(Mon) 20時半頃
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>>324 病人扱いすんな…!あたしはいたって健康だよ。
[傍から見ればとてもそうは見えないだろうが、空腹でふらふらだ、などと言うことはプライドが許さなかった。そのまま立ち去ろうとするが、続く予想外の言葉に思わず足を止める。]
…はあ…?当たり前だろ?
[男勝りだとは言われても男に間違われたことはない。失礼だと思うよりも先に拍子抜けしてしまった。 そのうちに、男は自身の名を出し、覚えがないかと問う。自分に見覚えがあるようだ。]
トレイル・トイぃ?…知らな…んん…?
[知らない、と言おうとしたが、何か引っかかる。どこかで聞いたような…。いつの間にか男は傍に近寄り、横から顔を覗き込んできた。普段なら張り手の一発でも喰らわせるところだが、今はそんな気力もない。先ほど聞いた彼の名前が気になったこともあり、初めて相手の顔をまじまじと見つめる。]
それはどうも。褒められてる気がしないけど… あんたこそ、男にしちゃ綺麗な顔だね。
[確かに自分も何処かで見た気がする。このまま思い出せないのも気持ちが悪い。自分も名乗れば相手は思い出すだろうか。名を出してみることにした。]
…パティ・ベルだけど…
(331) 2013/07/22(Mon) 21時頃
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―5月2日夕方 薬屋「三元道士」店内― 夕方の「三元道士」から、マドカは買い物袋を提げて出てきた。夢見心地で店をあとにする。マドカは店の雰囲気にすっかりのまれてしまっていた。この店には初めて来たが、驚いた。異国風の外観の店に入ってみると、そこは赤一色。雨が降り注ぎ灰色に染まった街とは、切り離された世界のように見えた。マドカは気づくとふらふらと吸い込まれるように店内へ入り込んでいた。そこには期待を裏切らず、異国風の店員が佇んでいる。熱に浮かされたようにぼんやりと買い物をしてしまった。自分はちゃんと受け答えができていただろうか。店の中でどんなやりとりをしたか、ふわふわする頭では思い出せない。とりあえず、手に持っている商品を見る限り目的は達成できたようだ。今、自分でも役立てること。疲れ、傷ついた人を助けることだ。まどかは、手に入れたばかりの救急セットを袋の上からなでつけると、浮ついた頭を切り替えれるようにかぶりを振り、止む気配のない雨のなかを傘をさして歩きだすのだった。]
(332) 2013/07/22(Mon) 21時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/22(Mon) 21時頃
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>>326 あれ?覚えててくれたんだー。うーん、あの時は友人が大変ご迷惑をお掛けしました。でもあの後、本気で本当に凹んでたから許してあげてね?
[嬉しそうに笑いながらも、実際困っていたであろう彼女に頭を下げる]
うん、チアキだよ。……お昼?お昼…
[お礼を言ってジントニックを口に運ぶ。昼間の出来事を思い返す…辛うじて引っ掛かったのは怪我の心配をしてくれてペットボトルを手渡してくれた少女。だが化粧をして大人びた少女と結び付かず、眉根を寄せてそれでも漸く重ねて理解すると勢い良く飲み込んだ酒に咽て咳き込んだ]
けふっ…、ご、ごめん…あ、あの時はありがと…
(333) 2013/07/22(Mon) 21時頃
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/* 目標:当て馬
あ、これで良いか。良いかな!?当てられるだけ当てられて頃されたら良いんでね?ヘイト稼いで!頃されよう!
…ヘイトはあれか、私には難しいかな…!不快にさせない へいと むずかしい です というかいかに死ぬかにしか脳が向きません。どうしたら良いでしょうか。まだ配役も決まっていないというのにww
(-60) 2013/07/22(Mon) 21時半頃
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>>327 う、ん…そうだね。きっと泣いちゃうね…
[困った様に小さく笑いながら癖で頭を掻くと、水分を含んだ髪の毛先が水を弾いた。見詰めるナユタの表情…泣きたくても泣けないのだったらと、自転車を掴んだ手は呆気無く離され地面に自転車が叩き付けられるのも構わず相手の手を引いた]
……ごめんね。
[そのまま身体を抱き締める。相手の傘は足元へ…二人に降り注ぐ雨は涙も泣き声も隠してくれるだろうか。抱き締めたナユタの身体が自分と同じように濡れて行くのを感じながら、その両腕に力を込めた]
(334) 2013/07/22(Mon) 21時半頃
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−5月2日早朝、住宅街マドカ自宅内 >>328前半 ちょっとだけ回想− [自分の中から絞り出すように、チアキの言葉に答える。]
うん……心配してるんだよ。あたし………信じてもらえないだろうけど………チアキのこと……嫌いな訳じゃ、ないんだ。
幸せに、って言ってくれるのも……ありがとう。有難いんだ。 でもねチアキ……あたしには、その言葉が、一番、信じられないんだ。 [警告をするのは昔の自分。最初の甘い言葉を信じて、痛い目を見たことは、消せない過去の記憶として。 あたしはもう、幸せな自分ってどんな自分だろう、ということすら解らない。だから、もう、そもそも応えられそうにはないけど……と心でつぶやいて]
(335) 2013/07/22(Mon) 21時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/22(Mon) 21時半頃
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−5月2日早朝、住宅街マドカ自宅内 >>328後半− [上から響く音。悩むチアキ。……彼の考えていることは、大体、解る。] ……この家に住んでる人が、チアキの知ってる人、なのかな。 ……本当は見たいけど、あたしを連れて行って大丈夫かどうか、悩んでる。 それならいい方法があるよ。
[そう言って、手を握ったまま、チアキの眼前に回りこみ。 これまで、チアキには見せたことのない、悪意ある表情を浮かべる] 「君を助けたいなんて全部嘘で、カートライトの娘を保護したっていう事実が欲しかっただけ」……って今言えば、あたし、心配も何もやめて、すぐに逃げるよ。 ……どうする?
(336) 2013/07/22(Mon) 21時半頃
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─5月2日 午前 住宅街─
>>324 [雨の後特有の湿り気のある空気に顔をしかめつつ住宅街を歩く。旅人である彼に帰るべき『家』などないのだが。 あったとしても、それは外側の世界だった。
店が開くにはまだ早い。今日の仕事をこなしつつ、昼休みにでも向かえばいいだろう。そう判断し、仕事先に向かうが雇用主は留守であった。それが、情報の行き違いで既に雇用主が『出かけた』後であることは彼が知る由もないのだが。 思いがけず暇になってしまった。手持無沙汰に歩いていると男女の姿が目に入る。 遠目に見ている彼には恋人同士のようにも見えた。]
(・・・平和だなあ。)
[目のやり場に困りながら、あくまでさり気なく歩いていこうと・・・]
(337) 2013/07/22(Mon) 22時頃
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−独白 4月末?5月頭?あるいはもっと前? あるいは、存在しなかったかもしれない独白− −未公開シーン No.2−
チアキのこと? チアキが、自分を引き取った人達と同じような人である可能性?
最初は疑ってたのは本当だよ。 だから、覚えたような振りと、忘れたような振りを繰り返したんだよ。
何回か繰り返した。 そのうち、彼が、本当に本当に、あたしを心配して、幸せになってほしいから言ってるっていうことも解った。もっとも、パパとママに恩義があったっていうのは、もちろん嘘じゃないだろうけど。
でも、いつかから、あたしが彼を避ける理由は変わってた。 彼はあたしに執着しすぎてる。あたしのせいで、あんな良い人の時間と力を使わせるなんて、間違ってる。 きっと、彼はあたしのことは記憶から捨てて、幸せになってくれると思ってた。
うまくいかないもんだね。
(-61) 2013/07/22(Mon) 22時頃
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−独白 >>336− −未公開シーン No.3− あたしはね。 ……もうこれっきり、っていうことをちょっとだけ期待したんだ。……チアキがそんな事するはずないって、最初から解ってるけど。
……でも、チアキ一人で危ないところに行ってほしくなかったのも、本当なんだ。
(-62) 2013/07/22(Mon) 22時頃
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−5/1日没後 書店にて、転寝−
[カタン、と裏口の方から音がした気がして沈んでいた意識が浮上する。夜のうちにうまく眠れないせいだろうか、カウンターに座ってぼんやりとしているうちに、眠ってしまったようだ。 いつだったかもこんなことがあったのを思い出す。あの時は、気のせいではなく実際に裏口に人がいたのだったが。]
………夕飯、作るの面倒だな。
[のろのろと腰を上げて、カウンター奥の作業場へ向かう。昼間戻ってから作業机に置いたままにしていた紙袋からまあるい果実を1つ2つ抜いて、また口を折りたたみ片手に抱えた。 二食続けて外でというのは多少気が引けるが、変な姿勢で眠ったせいであちこちが軋んで何をするにも億劫で仕方がないのだ。]
(@6) 2013/07/22(Mon) 22時頃
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>>329 ……、爪あとつけんなら背中だろ。考えろよ。
[こればかりは、相手の苛立ちも理解ができる。自身も、自分ながら回し過ぎる口に少々嫌気が差したのだから。しかし今更言い繕うのもかんに障ると、うんざりする言葉を更に足すのが己の己たる所以。この性質で無駄に作った敵もまた、多い。はぐらかした相手もまた多くはあるのだが。 肉を口に運ぶ男の様子を視界の隅に入れた双眸は、やや視線を外して、無言で息を震わせ微かに笑い。自身は運ばれてきたアップルパイとチョコレートケーキ──菓子系は主に外から買い付けているのを知っていた──にフォークを立て、ざっくり大口に切り分けて口に運んだ]
…相変わらずだな。ああ…そう思うとその辺の化けモンより強ェかもしれねーな。化けモンだって、──人、なんだろ?銃で撃たれりゃ…いや、どうかね。 [ふと、最後は呟くような音量で吐息が漏れた。香ばしいパイ生地を、ゆっくり噛み締めて、物が引っかかりがちになっている咽喉を通させ]
──。…今更なのは、…俺だ。 会える訳ねーだろ。今更。今、…この状況。あの人たちになにができる訳でもねえ。……多少の恩ぐれーは、…犬猫並にゃ忘れねえぜ。なら、尚更だろ。
(338) 2013/07/22(Mon) 22時頃
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[わざと、の。言葉に、確かにそうだと、頷いてやろうとしかけて、しかし伏せられた双眸を見遣って僅かな決まりの悪さを覚え。微かな、…本当に小さな舌打ちを落とすと、目線を横手に外してゆっくり言葉を継ぎ足した。…こういう言葉を語るのは嫌いなのだ。変えていない現実への、言い訳にしかならない]
[変わらない。そう答えた彼に、一拍おいて「そうかい」と声を漏らし、緩と瞳を引き戻した。自身から見て、全く変わってしまったようにも──どこか、何も変わらない表情を見せるようでもある、青年を眺めて。残ったパイを、口に運んで咀嚼し]
俺には、何もかも違っちまったように見えたがね。 いつも通りに隣りに住んでるクソ野郎が、人間じゃねーかもしれねェ。自由に出ることすらできねー。 ……人は変わるぜ。きっとな。どれだけ「人間らしい野郎でも」。
[化け物。何度となく繰り返した言葉の意味、…病に侵された人間の末路。自身も実際を理解できている訳ではない。何も、…優しい日常は、人々は、変わってなどいないのかもしれないと知っていても、この閉塞感と焦れるばかりの感覚を、口に出さずには居られずに]
(339) 2013/07/22(Mon) 22時頃
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[彼にはそれも、皮肉と届けば良いと、口端を微かに歪めてみせた。
──水を口に、口内でぱさつく生地を飲み下して。出された紙から、眼前の青年に一度目を向け、己もフォークを置いて緩と伸ばした手でリストを取った。順に目を遣り、幾つかの名で少しばかり視線が止まる。ラルフの名にも、瞳は瞬間留まった。…気を取り直すようにも。ふうん、と呼気を鼻から零して]
……ま、知ってるだけ、ならなァ? 知ってるコレが、何かにもよるが。…味がねー餌、俺にまで食わせる気かい?
(340) 2013/07/22(Mon) 22時頃
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>>313 [扉から入ってきたのはやはりチアキだった]
いえ、僕も今きたところですよ。 お忙しいところお呼び立てしてすみません。
[隣に座った彼が頼んだものは自分と同じもの。もし、趣向が似ているのであれば少し嬉しい。どうやら、チアキとローズマリーは面識があるようだ(>>326>>323)いきなり咽て咳き込んだ彼は何かあったんだろうか?少し、心配になる]
…大丈夫、ですか?
[小さく、大丈夫。という彼に安堵し、良かった。と胸を撫で下ろす。他愛もない話をし、久々に楽しい時間を過ごす。隣の彼がどう感じているかは彼にしかわからない。やがて、ジントニックを口に運びながらポツリポツリ、と話し始めた]
この街の現状は見るに耐えません… 感染症と感染者に怯えて暮らし、殆どの人が外出すら躊躇って街は以前と比べ物にならないくらい閑散としています。機動隊は怯えて逃げ出す人を撃ち殺し、ワクチンを製造していると言いながら進捗状況もわからない。ただイタズラに死者を増やしているだけではないでしょうか。このままでは…みんな、死んでしまうような気がして…
(341) 2013/07/22(Mon) 22時頃
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[もう既に酔いが回ってしまったのだろうか。饒舌に喋る自分に少々驚く。目の前の彼に少し、甘えてしまっているのかもしれない]
すみません、愚痴っぽくなってしまいましたね。
(342) 2013/07/22(Mon) 22時頃
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>>325
[素敵な男性、と言われ慣れない言葉に少々戸惑うが目の前の彼女は、こういうことに手馴れた女性だ。客相手のリップサービスだろう]
貴方のような魅力的な女性に言われると本気にしてしまう方もいらっしゃるでしょうね。
[色恋沙汰には無縁で生きて自分にとっては、あまりわからないことだけれども。彼女に泣かされた、という男性たちはこういうところでドツボにハマってしまったのかもしれない。ポツリ、と零された言葉。どこか寂しそうな表情をしながら零した言葉に慰められるような言葉も浮かばず。声をかけるのを躊躇い、なんとなく目の前のアルコールを口へと運ぶ。不意にかけられた疑問の言葉。自分が街を脱出しようと思ったのは逃げる、とはまた別の思いだった。彼女へ返答する間もなく酒場の扉が開かれた(>>313)]
(343) 2013/07/22(Mon) 22時半頃
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/*
>>330>>340
ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!ー 怖いよう、怖いよう・゜・(ノД`)・゜・
*/
(-63) 2013/07/22(Mon) 22時半頃
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回想―5月2日夕方頃 第二封鎖線付近―
[…体が冷たい。うっすら目を開くと濡れた地面が見えた。]
雨…?
[先ほどまで配給で賑わっていたはずの広場だったが、今は人っ子一人いない。どうやらかなりの時間気を失っていたらしい。]
やだ…サイアク… はやく、はやく帰ってシャワー浴びなきゃ感染しちゃう…!
[全身の汚れを払い立ち上がる。硬い地面で寝ていた体が痛んだ。それでも早く帰らなくては。外にいる、それだけで感染のリスクがあるのだ。]
(やだやだ。私は人間なんだから…!彼のようになんて…あんな化け物になんて…なりたくない…!)
(344) 2013/07/22(Mon) 22時半頃
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[焦る心がしだいに歩を早くする。が、衰弱した体はそれについて来れずミルフィは自分の足に引っかかって盛大に転んでしまった。]
痛っ!
[運悪く右膝に石があたった。じんわりと血が滲んでくる。ただの傷、痛みはほぼない、ないのだが…]
や、やだ…怪我しちゃった… どうしよう…傷口から感染したらどうしよう…
[更なる絶望に飲み込まれ、雨に濡れるのも構わず頭を抱えうずくまった。]
(345) 2013/07/22(Mon) 22時半頃
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―5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店内―
ハイハイ、イラッシャ〜イ♪ ン、出来テるヨ。かぶれルようナ物は入れテないケド、もし使ってテ具合が悪イようナラ来てネ。 調整なリ交換なリするカラ♪
[直前まで続いていた会話>>257>>304の空気を払拭するように殊更声を弾ませるが、身体まではついていかずに気だるげな雰囲気は変わらない。 調剤する上で必要な事柄は確認したが、彼自身の性質については留意しておらず――確認していても気にするかどうかは気分次第、だが――困った顔の彼に手招きして。 彼が自分の元まで歩いて来るならば、長椅子横の棚に置いた薬>>292を手渡すつもり]
(346) 2013/07/22(Mon) 22時半頃
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−5月2日早朝、住宅街マドカ自宅内−
>>336 [目の前の少女の表情を真っ直ぐに見詰めながら思考は駆け巡る。先程の会話>>335…別に嫌われていても良かった、信じてくれなくてもいい、ただ目の前の少女を自分は守らなければいけない。すっと息を吸い込む…天井の音は鳴り止まない中、クシャミに向けたのは満面の笑顔だった]
…やっぱり、怖くなっちゃったから、逃げちゃおう! [少女が突飛な行動に出ないように横抱きに抱えると素早く窓へと向かう。外に出る瞬間油断してガラスの破片を踏んでしまうが一瞬表情歪めただけでそのまま塀の側まで来ると腕の中の身体を塀の上に乗せた]
ん、しょっと…待っててね。 [来た時と同じ様に塀を乗り越えると自転車を取って来る。塀の上の少女を見上げた]
…降りれる?後ろに乗って、この付近は心配だから離れた所まで送る。
(347) 2013/07/22(Mon) 22時半頃
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露蝶は、オスカー>>235を改めて手招きした。
2013/07/22(Mon) 22時半頃
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>>333
迷惑なんかじゃなかったわよ? あれだけストレートに来てくれたら可愛いものだわ。
[「でも、お相手するかどうかは別のは・な・し。」そう言って一つウインクすると可笑しそうにクスクス笑いだす。友人さんにはありがとうって伝えておいてね、と伝言を託す。そして彼が考えだし、固まり、咳込むのを見て『あぁ、やっと昼と今の私が繋がったんだな』となんとなく理解し、昼と同じように苦笑する。]
お役に立てたのなら何よりだわ。 お飲み物は、同じもので良い?
[そう言って咳込んだと同時に中身も零れてしまったグラスを手に取るともう一度同じものを作ろうと奥に下がる。違うものが飲みたいのならきっと何か言ってくるだろうと、昼間に撫でられた恩なのかなんなのか、少しふてぶてしい、気がする。]
(348) 2013/07/22(Mon) 22時半頃
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−5/1夜 酒場−
[自店のものとは音色の異なるドアベルを鳴らしながら扉を開ける。空いている席を探して腰掛け、ローズマリーにオレンジの入った紙袋を渡して注文を告げた。]
これで適当に一杯作ってもらえないかな。もし余ったらその分は好きに使ってもらっていいから。
[他に開いている店も、知ってはいた。ここを選んだのは先程思い出したことのせいだろう。あの時、音に気付いて開けた裏口で蹲っていた人影――荒んだ目をした少女を一晩匿った。随分後になって偶然人づてに聞いた話が少しだけ自身に重なって以来、こうして時折様子を伺いに行くのがお節介もいい所だろうとは、自分でも思う。 手持ち無沙汰になり頬杖をついたところでかけたままだった眼鏡に気付いたが、外して忘れて帰るのも困るのでそのままにしておくことにした。]
(@7) 2013/07/22(Mon) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/07/22(Mon) 22時半頃
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>>331 へえ、なら千鳥足か。……強がりも結構だがなァ。まあ、俺は嫌いじゃねーが。 見た感じ今、イイ餌だぜ、アンタ。色んなモンにとってな。
[普段は到底言う気にもならない「お節介」を、少しばかり口にする気になったのも、彼女に対する引っかかりからだったのだろう。 見詰め返す少女の瞳。記憶の底を浚った指が、──耳に届いた名前に何かを掴み、引き上げた。あ、と小声が思わず漏れて、少女の顔を指でぶしつけに指し]
アンタ──パティ・ベル? あー…そうか。すっきりした。…覚えてねーか?2年ぐらい前、アンタ子守で働いてた家、警察のガサ入れあって…なんだった、ちょい腹が出た…ご主人様が捕まった件。アンタ、証人になったか証言したかなんか…、
[思い出した、思考が繋がる心地よさに、息と共に言葉が漏れ出して……から、その内容が意味する事に今更気付いて、不意と唇が閉じた。僅か言い淀み、ゆっくりと顰めた顔を少女の傍から引き戻し]
(349) 2013/07/22(Mon) 22時半頃
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>>331 ──、…あそこのオヤジの、「若いツバメ」…やってたわ。仕事で、……ああ、くそ、…言うんじゃなかった…。
[滅多にしない失態だと、滑った口に舌打ちした。この数日、気の弛みが酷さを増している。 …見覚えがある筈だ。一ヶ月は、同じ屋根の下顔を合わせる事もあった間柄。交わした言葉も当時は偽、しかし名はそのまま使っていたのだから。自身が警察への協力者だった事は、それとなくとも当時耳に入っていただろうか。彼女がどこまで覚えているかはわからないが]
…忘れてくれ。今のは。[今更ながら、唸るような声での付け足しを]
(350) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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>>304
露蝶さん冗談がお上手ですね。 それとも、皆さんにおっしゃられているのですか?
[雨も気温が高いのも苦手らしい。彼の場合、晴れていて涼しい日でも気怠そうにしていることには変わりはないと思うが。睡眠薬を使った感想。それを自分が伝えることができる日が来るかはわからないけども。特注にも関わらず代金を安く仕上げてくれたことへ感謝。ありがたい。改めて深々とお辞儀をしながら礼を言ったところで(>>235)の足音が聞こえ、店主が客を招く(>>346)。入ってきた少年(>>235)は街で度々見かけた少年であったが、名前までは知らない。とりあえず、挨拶をしておくべきか。と考えながら「こんにちは」と当たり障りのない言葉を選び声をかけた]
(351) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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―5月2日午前10時頃、市街地中央部― >>334 ああ、だからさっさと帰って――ッ!
[強がる言葉は重く鈍い物音と跳ね返る飛沫に掻き消された。バランスを崩した身体は容易く相手へと倒れこみ、手にした傘が舞うように地面へと落ちる。微かな戸惑いに震える指先を握ってはまた伸ばしかけ――結局は彼の背へと回した。
明日になったら――処刑の事を知ったら、チアキはどんな顔をするのだろう…それが怖い。今自分を抱く腕に突き放されるかもしれない恐怖を誤魔化すように、きつく縋り付いた]
…なんで謝んだよ…訳、分かんねぇ
[なぜ彼が謝るのかはわからなかったけれど…理由も聞かずに抱き締める腕の優しさに、きっと今は甘えてもいいと、そう思った。 濡れそぼった髪へと顔を埋めて雨の匂いを吸い込むと鼻の奥がつんと痛む。今にも泣いてしまいそうだと、けれど上手くは泣けないままに喉を震わせる嗚咽を飲み込んで吐き出す言葉は、冷えた空気に触れて白く濁った。濡れそぼった彼のシャツへと食い込む指先の震えが止まらないのは、きっと寒さのせいではないのだろうと――]
(352) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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−5月2日早朝、住宅街マドカ自宅内→自宅前− >>347 [逃げちゃおう!と断言するチアキに驚きの表情を浮かべるも、既にチアキの腕の中。あまりの事に脳の処理が全く追いつかないまま、塀に乗せられるところまで、結局殆ど反応することは出来なかった。……唯一つの事象を除いて。] チアキ、あたしは木に登って降りれなくなるほど間抜けじゃない。[と言って飛ぶ。姿勢を全く崩すことなく見事に着地。] 送ってくれるのは嬉しいけど……[空を軽く見上げて、雨が降っているということを示唆してから] さすがに雨の中、怪我してる人の自転車の後ろに乗るのは、怖くてできないよ。……怪我してるんでしょ?さっき外に出た時小さく喉鳴らしてたし、チアキの足から血の匂いがする。あたしのせいだね……ごめん。 [そう言って、仕事道具の入った荷物の中から、傘を取り出す。幸い、なんとか2人入れる大きさ。傘を差してから] ……心配だから送るっていう言葉だけは信じる。でも、この家以外に、近くで何か起きたっていう話は聞いたことない。今のこの街に本当に安全と言える場所なんて無いし……歩こう。……こっちでいい? [提案。幸い自分の寝床はそう遠くない。そちらの方向を指さす]
(353) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/22(Mon) 23時頃
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>>343
[ラルフの言葉に少し考えると、一度緩く首を振って言葉を紡ぐ。]
そうかしら、男もそんなに、馬鹿じゃないと思うわ。
[そう言って、かつての母の言葉を一緒に思い出しながらにっこり笑う。やがて、彼が目線を落とし、飲み物に口を付ける様子を見て、あぁ失敗したと思う。こんな暗いことを言うつもりではなかったのに。そう思いながらも、彼が気づかい、黙り考えている優しさを何処か心地良いと感じる。そうして新たな客に、自分は身を翻した。]
(354) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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>>341 [暫く咳き込めば漸く落ち着きラルフとの会話を楽しんだ。例えばとてもくだらない事でも思い付いたまま話せば笑って返してくれる、それが嬉しくてアルコールの力も有りとても上機嫌だった]
うん…、あんなに、のどかだったのに。母さんもハルナも…外に出れなくて笑顔も減っちゃって…二人だけでも逃がしてあげたかった。……誰にも、死んで欲しくないな。
[愚痴っぽくと言われてゆるゆると頭を振る]
不安なのは皆同じだよ。ラルはしっかりしてるから、そんな風に吐き出すことも必要だよ。
[言いながら伸ばした腕は彼の頭の上に軽く置かれ、ぽんぽんと優しく撫でた]
(355) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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/*しかしそれにしてもお節介というよりなんか軽くストーカーじゃ……ウワァ…………*/
(-64) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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>>337 [少女とのやり取りの最中、ゆっくり傍を通り抜けんとする姿を、──決まりが悪すぎる己を何とか取り繕うように、髪を雑に掻きながら外した目線が捉え。少し、浅い瞬きを乗せてから細まった]
──おい。オスカー?
[不意の、名指しでの呼びかけ。少年はどう思っただろうか、その様な事は気にする素振りすら見せず、舌打ちと共に人差し指で少年を手招くような所作を見せ]
アンタ今、…どこからどこまで聞いてた?あ? ──ん、ってか俺の事覚えてねーとは言わせねえぜ?……ちょっと声かけたぐらいで出入り禁止たァ、ふざけんなってーの、
[相手にとっては、どこまでも理不尽だろう、その言葉。 …街が封鎖される少し前の事だ。彼の働き先に客として訪れた際、まだ若いが中々の顔だと、呼び止めて名を聞き出した事があった。挨拶代わりに尻を撫でたか撫でないか──悲鳴を上げたかは定かではないが、やり取りを見ていた店主に警察の名まで持ち出し追い出された日の事は、近い嫌な記憶として確り刻まれていた。それ故の記憶力なのだが…彼は覚えていないかもしれない]
(356) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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―5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店内―
ハイハイ、ウチはいつデモ千客万来ヨ〜 あ、一見サンかナ?
[再度開かれた扉>>269に目を向けながらお決まりの台詞を口にする。見覚えのある少女>>70ではあったが、お客として来た事は無かったと思う。 常なら立ち上がりでもしたが、生憎と腰を上げる程の気力までは湧かず。 それでも居住まいは正して座り直す様子を馴染みの客が見れば、珍しいものと認識しただろう]
ヨウコソ、綺麗なお嬢さン♪薬をお探シ?それとも冷やカシさんカナ? 冷ヤかシも歓迎だケド、お客サンなラ嬉しいナ♪ ウチはお客さンの注文ニ合わセテ何でモ作るヨ〜
――…ア、恋の病に効ク薬ハ品切レ中ネ?
[道化じみた口調で口上述べた後、思いついて言い添えた。 彼女が薬を所望なら条件に合う作り置きがあるなら其れを渡すし、無ければ時間を貰い用意するだろう。 本当に冷やかしだとしても店主は気にせず笑顔のまま「ごゆっくリ♪」と変わらぬ口調で告げる。 店内の装飾、調度品は全て故郷の物。この国を出た事の無い者であれば目を楽しませる事に不足はない筈。 全ては少女の選択次第]
(357) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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―5月2日夕方頃 第二封鎖線付近― [三元道士からの帰り道、傘も差さずに道端にへたりこんでいる女の子を見つけた。自分より少し年上だろうか。膝を抱えて座っており、マドカはどうしたのかと駆け寄る。]
お姉さん、大丈夫っすか?? 足、怪我してるっすか?
[マドカは、傘を女の子へ差し出すと、昼のうちに読んでいた応急処置の仕方を思い浮かべ、購入したばかりの救急セットを取り出した。]
(358) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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−5月2日早朝、住宅街マドカ自宅内 >>336の後− −未公開シーン No.4− [とてもぎこちなく。自分の提案通りの言葉を言うチアキに対して……]
……莫迦チアキ……バレバレなんだよ莫迦ぁっ……!! [最初は少しだけ、涙目になっただけだった。 暫くして、ポロポロと涙を零しながら、自然に……とても自然に、チアキに抱きついていた。] ……チアキのことなんてもう知らない[ごめんなさいごめんなさいごめんなさい]、もう絶対に信じない[嘘がバレバレなんだよ莫迦チアキ]、……だけど……
お願いだから、ちゃんと帰ってきて[お願いだから、ちゃんと帰ってきて]
……約束だから、あたしは一人で逃げる。でも。 今チアキが言ったことは……後で絶対問いただす……だから…… ……絶対に生きて、帰ってきて。 [それだけいうと。彼女は力なく踵を返し、マドカの家を後にした]
(-65) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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/*ちょっとセルフ弁護するとベネットの「祖父が親代わり」は「母が物心つく前に病死、父も中学上がった直後に買い付けに出た大きな街で酔っぱらいの喧嘩に巻き込まれて死亡」が原因なので、彼女の「気付いたら片親いないしそのうちもう片親もいなくなった」に共感を覚えている。ということなんだけど、まあ結局………*/
(-66) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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−5月2日早朝、住宅街マドカ自宅内− >>347、>>353 [2人の訪問者が去り、不気味に染みわたっていた何者かの物音は次第に弱まっていく。やがて、家は再び静寂に包まれた。]
(359) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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―回想/5月1日午後5時半 薬屋「三元道士」店内―
[買い込んだ食糧を冷蔵庫や保存庫に収めて漸く一心地ついたと、大きく伸び。暫く荷物を抱えていた片腕はまだ重みの名残とだるさが抜けず、やれやれと肩を回す。
力仕事は幾つになっても苦手だ。
と、軽やかなノックの音>>286が聞こえると体ごと扉へ向き直り]
ハイハ〜イ。入っテますヨ? 御用の方ハ、扉を開けテ入っテ来てネ♪
[とぼけた返答をノック音に返すと、扉の向こうの誰かを出迎える姿勢]
(360) 2013/07/22(Mon) 23時頃
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―5月2日夕方頃、第二封鎖線付近―
[薬屋さんから出た後も、雨の中、なんとなく人気のない町を眺め歩いていると夕方になっていた。もうそろそろ帰るかと、家の方向に足を向ければ目の前に2人の少女。1人は昨日も会ったマドカではないだろうか。そっと近付いて声をかけてみる。]
マドカちゃん?
[と、見覚えのない少女。彼女を見てみると膝を怪我している。救急セットをマドカが取りだすところを見ると、どうやらこんな雨の中で手当てをしようとしているらしい。]
2人とも、こんな雨の中にいたら風邪をひいてしまうわ。 私の家がここから近いんだけれど、もし良かったらウチにこない? お茶でも入れるわ。
[そう言って名を知らぬ彼女の背中に手を当てると出来る限り怖がらせないようしゃがんで微笑みかけた。]
(361) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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[背後から投げられる>>358の声にビクリと肩を震わせる。恐る恐る振り返ると自分と同じ年頃の少女が応急セットを持ってこちらの様子を伺っている]
(誰…?感染者?でもでも全然怖くない…)
あ、あんた…感染…してる…の?
[絞り出すように少女に尋ねた]
(362) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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>>346>>351
ありがとう。不器用だから仕事中に傷を作ることも多くてね。 多分、アレルギーとかはないからそういうのは、大丈夫だと思う。 [お礼と共に小さく頭を下げる。他の客がいるのが見えたが触れてはいけない空気を感じ、挨拶をしてきた相手に小さく会釈するにとどめた。]
えっと、代金は・・・。 [カウンターの方へ近づく]
(363) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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―5月2日夕方頃、第二封鎖線付近― >>361 [マドカは、見知った顔を見つけ、嬉しさを全身で表そうとするが、両手が塞がっている為、顔だけローズマリーの方を向け、嬉しそうに笑った。]
マリーちゃん!ちょりっす!ありがたいっす…!このお姉さん怪我してるみたいで…!お店で手当てさせてもらいたいっす!
>>362 [怯えるような女の子に驚き、マドカは大きく瞬きをした。誤解を解こうと、あわてて口を開く。]
感染っ!?まさか!!私も、マリーちゃんも大丈夫っすよ!あ、このお姉さんはローズマリーさん、マリーちゃんっす!私はマドカっていうっす!マリーちゃんのお店のお茶すっごく美味しいんすよ!覚えたてで悪いっすけど、手当てするっす!さ、行こ!
[マドカは無理やり、目の前の女の子に傘を握らせると、空いた手で座り込んだミルフィに手を伸ばす]
(364) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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―回想/5月1日昼過ぎ 第二封鎖線付近町内部―
オ、それハ中々素敵な才能。 ワタシもマダマダ捨てタもんジャないネェ。
[恐縮するような姿>>293、其れが笑みに変わるならおどけて返す。どちらとも無く噴き出すように一頻り笑い合う。 目線でのやり取り>>214>>293は、チアキ自身が解らない事を付き合いの浅い自分が解る筈も無く。まさか自分の事だなどとは想像もつかず、また気にする性質でもなくて。 去り際、手を振っていたチアキが振り返り置き去る言葉に笑みを深めて]
はいヨー!遊びニおいデー! 待ってるヨー!
[その背中に届くように声を張る。聞こえなくても、彼はきっと来る時は来るのだろうけれど]
―回想終了―
(365) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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>>@7
[ドアベルに目を向けるとそこにはかつてお世話になった青年。今より数年前、自分のことなのに自分ではどうにもならなくて、当てもなく彷徨っていた自分を、一晩何も言わずに泊めてくれた人。追い込まれ、身動きできなかった過去を知るこの人に会うと、調子が狂う。それでも気易い(他から見ると、それは家族に向けるものと少し近いのかもしれない)笑顔を向けると席をすすめる。]
いらっしゃい、ベネットさん。
[そう言って彼から受け取った紙袋には幾つかオレンジの入った紙袋。私があの日に果物しか食べなかったせいなのか、こうやっていつもお土産に果物を持ってくる。まぁ好きなんだけれど。そう苦笑すると、奥に行き飲み物を考える。彼には甘いかもしれないけれど、自分の気分でカシスオレンジを作る。オレンジを使えとのご所望なのでカットしたオレンジをグラスにさし、席まで持っていく。言葉には出さないけれど、今はこうして自分のことを気遣ってくれるのは彼だけなので、感謝はしているのだ。]
はいお待ちどうさま。
(366) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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/* >>364の動作は自分を助けてくれたナユタのまねっこなんだよ。無意識のまねっこ! */
(-67) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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