255 【ヤンストP村】private eye+Violine
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
|
(着信音)
うぇ、絡まれてる? 言葉通じてないなー。削除削除。ハハハ
ぽち。ぽち。簡単な操作をしてケータイをしまう。
(0) 2018/11/24(Sat) 09時半頃
|
[―――2018年、宮廷にて]
(#0) 2018/11/24(Sat) 09時半頃
|
うム、美味……。 病人とハいえ、こうしテ口にするにハ 役立ってくれルのだから 飼育しているカイがあルというモノ
[『工場』で加工された『肉』のソテー 新鮮な野菜のサラダが添えられた皿をフォークでつつく]
今年モ、宮廷の人員ガ不足してきた。 食用肉ヲ補充モしなけれバならなイな [この世界の覇者であるキングス。 上級種から下級種まで数多くのランクがあるものの アララー伯爵は人員補充の役割を任されている。
食事を中断し、伯爵は横目を従者に流す。]
(@0) 2018/11/24(Sat) 09時半頃
|
|
はい、アララー伯爵様。
[大判のPDAを操作し、資料のデータをピックアップ。 テーブルに歩み寄り、伯爵に向け傾けながら拝読を乞う]
今年ノ対象区域ハ以下の20区とナリマス。 Ergr-stk地方の1区カラ15区。 Ynst-PE地方の3区カラ7区です。
いずれの区画から5名ホド選出しましタ。
労働用人間、繁殖用人間、食料用人間… 用途分類分けのリストはコチラでス
(@1) 2018/11/24(Sat) 10時頃
|
|
[その資料に目を通して…]
アァ、言い忘れテイタ。 工場長ノヨグラージからキノウ申請があっタ。 もうヒトリ労働者を派遣しテ欲しいト。
……イチメイ、過労で死んダからナ。
[死んだ青年は、 伯爵がたった今、口にしている 『ソテー』の一部となった。
食用以外の目的で招集したニンゲンも 役割をこなせなくなれば食用に回る。 一度招集されて下の居住区に戻される事はない――
不条理な扱いではあるが、果たして必要だろうか? ミルクを絞れなくなった牛を 加工工場に送るのと同じだというに。]
(@2) 2018/11/24(Sat) 10時半頃
|
|
[適当に選んだのはYnst-PEの3区。 補欠補充員候補10名の名簿からサイコロを振る―――
かくして、ひとりの少年が選ばれた。>>0]
(@3) 2018/11/24(Sat) 10時半頃
|
|
畏まりましタ。 Ynst-PE-3区の招集人員を6名と変更シ、 アベル・サキヤマを登録しまス。
[まだ若く――未来がありそうな青年が選ばれてしまったが、 これも公平な『運命』が決めたこと。 文句の一つも出すことは皆無。]
デハ、召集予告をメールにて一斉発布しまス。
[Ynst-PE-3地区の6名を含む召集者の個人端末に メールを送信する。
―――― 内容は以下の通り。]
(@4) 2018/11/24(Sat) 10時半頃
|
|
[この伝達はキングス宮廷からの正式通告であること
2018年度の『宮廷行き』に選出されたこと。 また、どの様な役割で召集するか。
■日後に飛空艇が到着する旨。
家族や職場。 知人に選ばれたことを伝えるのは構わないが この召集を免れる術の一切は存在しないこと――――…]
(@5) 2018/11/24(Sat) 10時半頃
|
|
完了しましタ。
(-0) 2018/11/24(Sat) 10時半頃
|
|
よろしく頼ムよ。
[今回の対象となるどの地方も 過去に召集された者は存在する。
アララー伯 D.バルベルデの署名が添付された 同じ文書内容のメールは過去の召集者に送付され それが偽書と違える事は皆無であろう
宮廷の印付きの電子召集令の内容は 小学校の教科書にすら載っているのだし。
たとえばYnst-PE-3地区の記念公園、噴水傍には アララー伯爵の銅像が飾られている。
名前を騙るような命知らずはおるまい]**
(@6) 2018/11/24(Sat) 11時頃
|
鉄騎兵 ソルフリッツィがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(鉄騎兵 ソルフリッツィは村を出ました)
アララー伯 D.バルベルデがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(アララー伯 D.バルベルデは村を出ました)
[遥か昔、人類は、キングスと呼ばれる異形に屈服した。
キングスは人類を『管理区』で放し飼いし
必要な時期を定め定期的に召集を出し、
食用にしたり下僕にしたり
子孫繁栄の唯一の手段である交尾相手として運用する規則を作る。
食用にされる人間は身体が弱かったり
労働力にならない人間が選ばれる事が主だが
下僕にされるのは健康体以外にも
何かしらの基準があるようだ。]
(#1) 2018/11/24(Sat) 11時頃
[数ある管理区のうち一つ、Ynst-PE3区。
木造土壁家屋の町並みが連なる区画であり
区画の周辺は森や海や山、大自然に囲まれている。
旅人が訪れれば何処か懐かしさを感じるのだろう。
――過去50年は訪れた前例など、無いけれども。
何故ならば、区画一帯を取り囲む高塀が存在し
唯一の出入り口であるゲートは封鎖されているからだ。
大自然には下級のキングスが徘徊しているとされるも
ゲート周辺で下級種の嫌う音を24h態勢で流しているので
乗り込んでは来ない仕組となっている。
基本的に自給自足が環境下であり、
インターネット普及率も完全に定着してるといえる。
そんな町に―――、悲報が届く。>>@5]
(#2) 2018/11/24(Sat) 11時頃
[宮廷ではどの様な魔物が存在するのか――
宮廷行きまでの限られた平穏を過ごしながら。
想像を膨らます者たちは、きっと知らないのだ。
魔物は、目に見える驚異だけではなく、
ひとの心にも存在しうるということを。]
(#3) 2018/11/24(Sat) 11時半頃
[
昏く――深き闇の中、
獲物を狙い
潜む魔物の存在に。
光る 眼
( eye )
( 愛 )
( 哀 )
に。
………気づいた時は、もう。
喰われる末路が待つだけ。 ]
(#4) 2018/11/24(Sat) 11時半頃
[ ―――…遠くから聞こえる下級種の雄叫びは、
今日も貴方を欺く。
今鳴いている存在こそが、
身近な『化物』であるのだと ]**
(#5) 2018/11/24(Sat) 11時半頃
|
―宮廷―
はぁ、次の運行予定が決まりましたか。
[飛空挺の整備を終える前に、次の行先を告げられる。 キングスが乗る為ではない、管理区から人間を運ぶ為の鉄箱。
べらり、薄い紙に書かれた航路。]
Ynst-PE3区、ですか。
[航海士兼案内役は目を細めた。 以前降り立ってから何年経ったか。
また、あの花を摘もうと予定を立てる。 肉に添える、あの花を――…。**]
(1) 2018/11/25(Sun) 07時頃
|
アララー伯 D.バルベルデがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(アララー伯 D.バルベルデは村を出ました)
|
[――白く咲く花の、香りこそは甘く、華やかに。**]
(2) 2018/11/25(Sun) 07時頃
|
|
―雑貨屋―
[カーテンの隙間から漏れ出でる陽光。 目を覚まし、その眩しさに眩んだ。
背けた顔を枕に押し付ける。 枕の下に差し入れた指先に感じる紙の手触り。
ロイエの頬が緩む。 今更アナログだと笑う人も居るかも知れない。 一昨日、自分宛に届いた手紙。何度も何度も読み返した手紙。
紙とインクと、仄かに混ざった花の香り。]
お返事、出しに行かないと……。
[身を起こし、携帯端末よりも先に机上へと手を伸ばす。 書きかけの手紙。
あの人への―――手紙。]
(3) 2018/11/25(Sun) 07時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/11/25(Sun) 07時半頃
|
[着替えを済ませ、書き終えた手紙をスカートのポケットに仕舞う。 黒の携帯端末を操作し耳に当てたが、発信先は不通。 プルルと鳴りっぱなし、いつものこと。]
何か、良いアプリとかあれば良いのだけど。
[誰か詳しい人は居たかしらと考えながら朝食を済ませて店先に出た。]
(4) 2018/11/25(Sun) 08時頃
|
|
おはようございます。良い朝ですね。
[右目を隠す前髪をかきあげ、顔を会わせたご近所へと挨拶をする。 微笑みもまた、彼女にとっての当たり前の日常。**]
(5) 2018/11/25(Sun) 08時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/11/25(Sun) 08時頃
|
[パン屋さんの朝は早い。 まだ朝日が昇る前から仕込みをして、 焼きたての美味しいパンを作るのだ]
おいしくなあれ、おいしくなあれ。
[よいしょ、よいしょとパン生地をこねる。 かなりの力仕事だけれど、慣れたもの。 パンを食べた人の笑顔を思えば頑張れる。
美味しそうに食べる人の笑顔を見れれば。 それだけで私は幸せだから]
(6) 2018/11/25(Sun) 08時頃
|
|
[竈にパン生地を入れて、焼いている間はちょっと一息。 美味しい匂いに思わずうっとり。
四角い食パンは外はしっかり、中はふわふわ。 フランスパンはかりかり香ばしくて良い匂い。 クロワッサンはバターの風味が優しくてさくさく。 軽食に美味しいパニーニを用意して。 フォカッチャ、ブリオッシュ、エピ。 それから、それから――……]
ああ、お腹が空いた……! ちょっとだけ、ちょっとだけ……、 ……んーっ、しあわせ!
[竈から取り出した焼きたてパンをたまらず一口! 美味しい、幸せ。 パン屋さんをやっててよかったって。 ほくほくしちゃう毎朝の日課]
(7) 2018/11/25(Sun) 08時頃
|
|
[朝日が昇る頃にはお店を開けて。 美味しい焼きたてパンを並べましょう。 その頃には、ほら。 陽だまりみたいに幸せな匂いが店先にも漂うの。
みんな今日も一日頑張ってね。 美味しいパンを作って待ってます。 カウンターに座って。 さあ、今日はどんなお客さんが来るかしら]
今日も見守っていてくださいね、あなた。
[カウンターの写真立てににっこり笑いかけ。 脇に置いていた指輪を左手の薬指に嵌める。 あの人がいなくなってからの、私の日課]
(8) 2018/11/25(Sun) 08時頃
|
|
― 3年前のある日 ― [旦那に召集の命令が来た時、とても悲しかったわ。 だって私達、結婚して一か月しか経っていなかったのですもの。 いや、行かないで。 置いていかないで。 そう泣いたのを覚えているわ。
でも、あの人は言ったの。 『気をしっかり持つんだよ。 生きてさえいれば希望はあるんだから。 だから君はこれからも笑顔で、 みんなに美味しいパンを作ってほしい』
二人で始めるはずだったパン屋さん。 悲しいけれど、残ったものはこれだけだから。 私、しっかりしなくちゃって思ったの。
だって私が泣いたままだったら。 あの人が遠くで困ってしまうわ!]
(9) 2018/11/25(Sun) 08時頃
|
|
[だから私、旦那が招集される日も笑顔で美味しいパンを作って渡したの]
いってらっしゃい、あなた。 はい、あなたの好きなあんパンよ。 お仕事頑張ってらしてね。
[あの人は宮廷で労働をするのだそう。 食料にされるわけじゃない。 それだけが私の心に希望を灯す。
だから、私は泣かないでいられたの。 あの人の前で、みんなの前で――]
(10) 2018/11/25(Sun) 08時頃
|
|
[そうして、厨房の隅で一人泣いた事を誰も知らない。 私が泣いたら、みんな困ってしまうもの。
次の日のパンは、少しだけしょっぱくなったわ]
(11) 2018/11/25(Sun) 08時頃
|
|
― そうして現在 ― [カウンターに置いた写真立て。 この店の前で並んで微笑むあの人と私の写真。 招集前に撮った写真。 見る度にしっかりしなきゃって思う気がする。
今日もにっこり微笑んで――、 ふと、ポケットに入れた端末に来ていたメールの内容に目を見開き。>>@5]
まあ、まあまあまあ! 私に召集命令が? それも、宮廷の食事係なんて……まあまあ。
[思わずふふと笑ってしまうの。 宮廷に行ける、しかも食事係として! だからこれは私にはきっと、吉報なのでしょう]
(12) 2018/11/25(Sun) 08時頃
|
|
[だから、だから。 生きてさえいれば、希望を捨てなければ。 これからも私はみんなを笑顔にできるはず]
そうでしょう? あなた。
[薬指の指輪に触れて、目を閉じて。 震えを落ち着かせて、言い聞かす。
あの人は生きていると。 そう信じて――。>>@2]
(13) 2018/11/25(Sun) 08時頃
|
|
[そうして目を開いたなら。 いつもの笑顔でパン屋を開けましょう]
いらっしゃいませ。 今日も一日頑張りましょうね。 ふわふわパンが焼きたてですよー。
[てきぱきと棚にパンを並べながら。 朝早く来てくれたお客さん達ににっこり挨拶。
今日のおすすめはふわふわまろやか。 優しい味の玉子サンドです。*]
(14) 2018/11/25(Sun) 08時頃
|
|
[長らく続く支配の歴史に、伝統は形骸化した。 「血を繋げること」に重きを置くその家は、 そればかりに躍起になる。 曰く、イワイは尊い血なのだと。
だが、長子であるタツミは その歴史に連なる事が叶わなかった。 機能自体は問題がないが、先天的に"種"がない、 ――血を繋げられない故に。
己の体を知ったのは、高等教育を受けている時分。 家から不要の存在に成り下がった男に居場所は消えた。 繋ぐことを最上に掲げられて育ったのだから。 代わりの居場所を与えたのは、この薬屋の店主。
「家に不要と言われたのなら、 別の誰かに必要とされる人になればいい」と。
奨学金を得て大学へ通い、薬を扱うことで、店主や街の人に必要とされるように。 新たな目標を見つけ、実現した頃、]
(15) 2018/11/25(Sun) 08時半頃
|
|
[先代店主は召集された。 学生のうちから手伝いを始め、 大学在学中も住み込みで働き、 薬を扱う資格を得たと言うのに。 恩を返し、店主の役に立つ前に、その人は。
……… 以来、大学にほど近い薬屋は、男が切り盛りする。 この薬屋はまだ街に必要とされているから、 男は今日も店を開けた。]
(16) 2018/11/25(Sun) 08時半頃
|
|
……また、来たのか。
[店内のソファでお茶を飲む、 客ではない大学生にため息をつく。 「ご自由に」と書かれたお茶は、 店にさえ来れば飲める物で、言わばサービスだ。
こうやって冷やかしに、…否、くつろぎに来る客がいるのはいつもの事。 男は歓迎はしないが、追い出しもしない。 夏には冷え、冬には温まった店内と言う居場所は誰しも必要だろう。 尤も、ここの場合、嫌味と溜め息もセットでつくが。 店内に貼られた貼り紙は、ひっそりと最近増えたのだが風邪予防に紛れて存在感はいまいち薄い。
"新店長募集" "いなければ、近日中に閉店"
特に2段目は控えめに書かれているせいか、今日まで応募者はおらず、 カウンターの中で、緩やかに店が終わりへ近づいていく。**]
(17) 2018/11/25(Sun) 08時半頃
|
|
[しあわせも不幸も突然訪れるの。]
(18) 2018/11/25(Sun) 08時半頃
|
|
[商店街を走る子どもたちの声を、 明るい八百屋の大声を沢山の声を聞きながら、 女は街を歩く。
商店街の隅にある花屋が女の働く場所だ。 今日は配達へ、黄色の、ピンクの花が重なり合う、 添えられた小さな白色は女が選んだもの。
足の悪いおばあさんが家に飾る花を求めたから。 自転車を使ってもよかったけど歩きたい気分だったから。 歩けば花の、甘く、優しい、香りが ――街を彩る気がしたから。]
(19) 2018/11/25(Sun) 09時頃
|
|
[街を女は歩いた。 『管理』された街を>>#1、 遠くに高堀の重圧を感じたでしょうか。>>#2
昔、>>#3怖い、こわい、 魔物の話を聞いて夜眠れなくなったこと。 布団の中で遠くから聞こえる雄叫びに怯えて>>#5。 ―――泣いたこと。こわいって誰かの手を掴んだこと。
この街ではよくある話でしょう。]
(20) 2018/11/25(Sun) 09時頃
|
|
あ、薬屋さん。
[そうだ、帰りに買いにいかなきゃ。>>16 独り言をつぶやく女は、別に怪我をしているわけじゃない。 花を扱えば自然水を使う、水を使えば手が荒れてしまう。 綺麗な手でいたいもん。年頃らしい女の子の理由。 確かもう塗り薬がないんだって思い出す。]
(21) 2018/11/25(Sun) 09時半頃
|
|
[薬屋の店主は>>16先輩だ。 大学を出た人はみんな先輩って、 簡単な考えでそう呼んでいる。
現在通っている大学の講義は昼から。 真面目に通った1、2年分。暇が出来てしまった。]
(22) 2018/11/25(Sun) 09時半頃
|
|
[だから、暇を持て余す女は、 理由がなくても顔をだす方だろう>>17
それに、それに顔がいい。 誰だって顔が良い人を見ていたいでしょ。 そんな簡単な理由が付属する。]
(23) 2018/11/25(Sun) 09時半頃
|
|
[おばあさんの家は昔ながらの駄菓子屋さんだ。 小さな飴を買って、持って行ってもいいかもしれない。 花の香りを抱えながら、進む商店街。 そこに混じる柔らかな匂い。
ピンク色のリボンを翻し、 エプロンを揺らす足を止めた。]
ココアちゃん、おはよう。
[パン屋の少し上のお姉さん。>>14 ふわふわで焼き上がったパンみたいに可愛いから、 つい『ちゃん』付けで呼んでしまう相手だ。
えへへ、と笑って、抱き着きたいけど。 今日は花を持っているから、諦めなくちゃいけなかった。 いつも笑っている彼女に、尋ねるのは日常>>10。]
(24) 2018/11/25(Sun) 09時半頃
|
|
今日のおすすめ何かな。 配達が終るまで取っておいてもらえない?
[ダメかなって首かしげ。 お願いが叶ったらおばあさんの家にいこう。
穏やかな日差しは、街のそとを。>>#2 異形を>>#1どこか遠い存在。
絵本の中の怖い存在のように。 お化けのように、女にまだ思わせていた。*]
(25) 2018/11/25(Sun) 09時半頃
|
|
[Ynst-PE3区は過去五十年、脱走の経歴はない。
……3年前、一度だけ。 下級種を寄せ付けない音波に乱れが生じて 高塀の一箇所にへばりついていた事があった。
スライムのような不透明で不安定な形状の塊。 幼い子供ら>>19が面白がって ソレ に近寄り、 黄金の炭酸にも似た、酸を吐かれた。
―――自警団に所属していたとある男は 咄嗟に庇い、負傷を負う。]
(26) 2018/11/25(Sun) 10時頃
|
|
[あの後、どうにか同僚達が撃退したのだったか。
飛空艇が“来る”日だったのが幸いして ゲートの修繕は賄えたようではあるが。 顛末を男が聞けたのは三日後の話だ。 三日間、生死の境を彷徨ったせいで]
(27) 2018/11/25(Sun) 10時頃
|
|
[額に走る熱線はこうして跡も残ったが、 脳に届かなかっただけ軽傷と呼べる。
脚は、どうにもまずかった。 右足、左足ともに膝から下が両方骨まで焼け爛れ、 苦痛以前に、鉄か鉛になったかのようで。 壊死した脚は切断せざるを得なかった。 膝から上の肉体的機能を保持する為に。]
(28) 2018/11/25(Sun) 10時頃
|
|
―三番街の蝶―
あんたも老けたな。 絵の中じゃこんなにいい女だってのに。
[自警団を離れてもう三年の月日が経つ。 かつての美人は目皺も口皺も目立つようになり よく言えば味が出た、悪くいえばババアだ。
近頃は帽子を目深に被るようになった 油絵の画材で薄汚れた男の前で モデルとして佇んでいた―― 五十に差し掛かった女は扇子で思い切り両膝を叩いた。]
………くそばばあ
[響く痛みに悶絶し、顰めっ面。
ババアはクソババアに棚上げだ。 ――――歳は、十も変わらないけれど。]
(29) 2018/11/25(Sun) 10時頃
|
|
[大学にまだ学生として通っていた遠い昔から 専攻にしていた美術で油絵を描き、彫刻も少しだけ。 本格的に“これ”に本腰を入れ始めたのは 脚が動かない分、手を動かしたくなったから。
壁に飾られた絵画や彫刻の殆どは 駄作と呼べる“いまいち”だが “三番街の蝶”は唯一の自信作だった。
遠方の――Ergr-stk-1区だったか。 美術展で賑わう地方に送り出し 名ある賞をもらったのだっけ。
今は…… 大学の美術室に飾られている。 週に一度ほどの頻度ではあるけれど 講師として務める場所であり 男も昔は通っていた大学だ。]
(30) 2018/11/25(Sun) 10時頃
|
|
[牧歌的な町並みに引き立つ 蝶のように華やかな晴れ着を着た 貴婦人の見返り姿。
もう二度と同じ絵は描けない。 背景の一部となった楽器店は 屋主が召集となり店じまい。
通りを少し離れ、 手を挙げている若い男は この街にもういない。]
(31) 2018/11/25(Sun) 10時頃
|
|
[駄作ばかりが飾られた面白みのないアトリエの名も 学生時代に描いた唯一の自信作から由来する。]
『その老いぼれシワシワくそばばあを 今になってもう一度描きたいなんて いったい、どういうつもりだい。』
[“蝶” パピヨンという中年女が変わってしまったのは 加齢のせいだけではないだろう。 女の伴侶は、十年前に“そらふね”に乘せられた。 希望を失わずに今も笑顔でいるパン屋の女房>>13と違い この女は喪に服したのだった。]
別にそこまで言ってねえだろ………。 [もう一度、同じ絵は描けない。>>31 けれど今のパピヨンを残して――遺しておきたいのは 今年選ばれ>>@1召集のメールが届いたからだ。>>@5]
(32) 2018/11/25(Sun) 10時頃
|
|
………。
[“傑作”の中で手を振るモデルの片割れ―― イアンがもしも、“向こう”で生きてたら。 この絵を持って行ってやる。 中年女は望みを捨ててしまったが、 労働者として選ばれたなら もしかすれば生きているかもしれない。
男は宮廷とやらで 化物の胃を満たす食材になるらしいが “三番街の蝶”の今を 持ち込んで届けることくらい出来ると思いたい。]
(33) 2018/11/25(Sun) 10時頃
|
|
あんたが寝たきりのミイラになる前に あの絵の横に並べて皮肉ってやろうと思ってな
[―――胸に抱いたひとつの望みは、言えなかった。 そのせいでまたしても膝を打ち据えられたのだから こっちは踏んだり蹴ったりだ。 口にした所で、同じ事だったかもしれないが…。]
(34) 2018/11/25(Sun) 10時頃
|
|
[絵はまだ未完成だが、中年女は帰した。
当時は大学のマドンナだった女だが 今やこのYnst-PE-3番街で一番寂れた道角で 場末の酒場をやってるだけの、ただのババア。]
あんなしみったれた店に人が入るかよ 覚えてたら近いうちに飲みに行ってやる
だから、明日も同じ時間に寄れよ。
[“迎え”が来る前に完成させなければいけない。 あの絵ももう二度と描けやしないけれど この絵だって手がなくなれば、もっといえば死ねば 続きを描くことはできないのだから、期限は近い。
ろくな理由をつけずにモデルをさせていたババアは 何かを察したように暗い横顔を一度見せるも、 泥水をかき集めておくと罵りを口にし、出て行った。]
(35) 2018/11/25(Sun) 10時半頃
|
|
[舌打ち、 独り言―――、]
・・・・・・イアンの馬鹿が 生きてんだか死んでんだかわかりゃあ しみったれた店ごと貰ってやったのによ。
[塩を撒く真似をして見送った男も―――また。 クロッキー帳と手荷物を膝上に乗せ、 電動の車椅子で街に出る。
一枚でも多く、描いておきたい。 生きてい“た”証は モノでしか遺せない――――、
木造家屋の立ち並ぶ商店街。 時折舗装の甘い石畳の上をごろごろと車輪が進む]**
(36) 2018/11/25(Sun) 10時半頃
|
|
[可愛らしい挨拶の声ににっこり微笑む。>>24 ピンクのリボンとエプロンの、とっても可愛い女の子]
まあ、フローラちゃんおはよう。 今日は配達? 偉いわね。
[よく来てくれる常連さん。 いつも通りぎゅっと抱きしめたかったけど。 手元のお花を見たのなら。 小さな子を褒めるみたいに頭を撫でてあげるの。
だって可愛いんですもの。 ついつい撫でたくなっちゃうわ]
(37) 2018/11/25(Sun) 10時半頃
|
|
今日のおすすめは玉子サンドよ。 ふふ、わかったわ。 フローラちゃんの分は取っておいてあげる。 配達頑張ってね。
[お願いにふんわり笑って。>>25 フローラちゃんの玉子サンドをお取り置き。 常連さんにはよくしてあげる事だ]
そうだ、少し作りすぎたラスクがあったんだわ。 よければ配達先の人と一緒に食べて。
[可愛い子をみるとついオマケしたくなっちゃう。 だってだって、可愛いんですもの! そうして、配達に行く彼女を見送ったのだわ。*]
(38) 2018/11/25(Sun) 10時半頃
|
|
[“蝶”は“花”に引き寄せられる。 兄さんが負傷したのは3年前、>>26 大好きな兄さん、自慢の兄さん、>>27
三日間、目を覚まさなかった間、 女はどんな気持ちだったか。
涙を溢れさせながら、 額に傷を走らせ、脚をなくした兄に 抱き着いてしまったこと、隈が出来ていて 普段、きちんとといていた柔らかな髪が乱れ、 わんわんと子どものように泣いたことが、 きっと物語っていた。]
(39) 2018/11/25(Sun) 10時半頃
|
|
『2人っきりの兄妹なんだよ――』
[血が半分だけしか繋がってなくても。 ――『花』を、『絵』を描くことが好きなのは きっと血すじ。同じ道を模索したのも>>30
けど>>31女は『人』を描くことはなかった。 油絵よりも、水彩画を選んだ。小さな違いをもった、 母親違いの妹だったか。*]
(40) 2018/11/25(Sun) 10時半頃
|
|
[――お母さんが、本物のお花。 この地区でも有名なお家の娘だと知ったのも、
お兄ちゃんを連れた父さんに 一目惚れして家を出たと知ったのも その三日間の間だった。]
[オズワルドと名乗る男が告げたのは、 宮廷に『モノ』を卸している家の1つだということ。 用途>>@1分類分ける『モノ』を作っているのだと聞いた。 けど、女には難しくて分からない。
大学には通っている。けど、お金の計算より、 本を読むことが、絵を描くことが、
『花』を作ることが好きだったから。]
(-1) 2018/11/25(Sun) 10時半頃
|
|
[生花は貴重だ。 どこにでも咲いている花ならたくさんある、 けど人の手がかかる花は少なくて より何処にも咲いてない花を。 描くのが、作るのが好き。]
[ 跡取りが欲しいのだと聞いた。 ]
[ 大学を卒業するまで
考えさせてくださいと言った。 ]
[ お金持ちになれば
兄の足のこともなんとかなるかな。って
簡単に、幸福を考えていた。 ]
(-2) 2018/11/25(Sun) 10時半頃
|
|
[頭を撫でてもらうのは嬉しいこと>>37 それが可愛いお姉さんにしてもらうことなら尚のこと。 なんだか甘い匂いがする気がするの。
ココアちゃん。と呼ぶ彼女が 偉いわねって言ってくれたのならはにかんで]
うん、私偉いでしょ? なんてね、こうやってお花を運ぶの好きだから、 花の匂いが街を通っていくでしょう?
[えへへ。パン屋の匂いも好きだけどね。 そう付けして、柔らかな彼女に対しての甘えを見せる。]
(41) 2018/11/25(Sun) 11時頃
|
|
!!!!やった。 ありがとうね、たまごサンド二つで。
はぁいってえ
[取り置きは約束されたから そのまま、にこにこと笑顔のままいこうとしたけど。 足を止めてぱちぱち目を瞬いたのは オマケの存在から。>>38
やったが増えた。お花を持っていなければ、 ありがとうと抱き着いて、ぴょんぴょん跳ねたのに。]
(42) 2018/11/25(Sun) 11時頃
|
|
ラスク美味しいから大好き。 ほんとに、ほんとにありがとうね。
[いってきます。って明るい声で。 鼻歌を歌いだしそうになりながら、見送られるの。 石畳の上をステップしそうな、スカートの下。軽やかに**]
(43) 2018/11/25(Sun) 11時頃
|
|
/* フローラちゃんが可愛い。
そして、私が「あれは三年前の出来事だった……」って設定を付けたらみんなだいたい三年前になんか色々あった感じになってぷるぷる震えてる。(ぷるぷる
(-3) 2018/11/25(Sun) 11時頃
|
|
―― 変わらぬ朝の風景 ――
[『おはようございます』に返す言葉は『おはようございます』だろう。 『こんにちは』には『こんにちは』。 『こんばんは』には『こんばんは』。
では物言わぬものに投げかける言葉は?]
おはよう、行ってくるよ。 母さん、姉さん……あとついでに穀潰し。
[言葉を投げかけても返ってくる言葉はない。 それでも毎日投げかけるのは忘れぬためだ。
私は忘れない、あの日のことを。 私は許さない、あの時のことを]
(44) 2018/11/25(Sun) 11時半頃
|
|
[そう――――
いつか、いつの日か。 >>#2高塀という監獄の中に自分たちを閉じ込めたキングスと呼ばれる異形を世界から消し去る日までずっと]
(45) 2018/11/25(Sun) 11時半頃
|
|
[今日も自警団の制服に身を通し、 内に秘めた仄暗い焔を胸に宿し、 微笑みを絶やさぬよう心掛け、
『管理区』内で起こるいざこざを処理するために、 家の扉を開けて、外へ出た*]
(46) 2018/11/25(Sun) 11時半頃
|
|
―― 大通り ――
[人というものは不思議なもので、 圧倒的強者が存在し自分達が飼われていようとも>>#3、 塀の外から聞こえるソレラの下位種の声>>#5が聞こえていようとも、 人同士が争い合うことを止めない生き物だった。
詰まらないことで争い、時には手を出し合い、殺し合う。 有史以前より続く行動はその武器を拳から石や棍棒に、剣や槍に、乗り物を用い、火器を生み出し、 それでも奴らに勝てなくても変わることはなかったようだ。
彼のDoomsdayにさえ人は人同士で争い合っていた。 結束はせず流される、それが本質なのかもしれない。
脳裏でそんなことを考えながら道行く人に言葉を投げかけていく。 「調子はどうか」とか「困ったことはないか」とか当たり障りのない些細なことだ。 そうした声かけが人の心に火薬を溜め込み爆発させることを抑止する。
そう信じて今日も「Ynst-PE3区」の街で暴動が起きぬように、人が人を押しとどめる]
(47) 2018/11/25(Sun) 11時半頃
|
|
[自分が奴らを倒す手段を講じるまで、 少しも警戒されてはならないのだから、 今日も大人しく、平穏に、飼われていてくれと願いながら――
ふと、記念公園が見え>>@6噴水傍に立っている銅像を遠目に長めた*]
(48) 2018/11/25(Sun) 11時半頃
|
|
― 朝・自宅 ―
[最近は昼夜が逆転する生活だったけれど、 また、朝に起きて夜に眠る生活が戻ってきた。
理由は単純で、夜のバイトを辞めたから。 お酒を飲みながら男の人とお話するバイトだったけど、 あたしにはあんまり合わなかったみたい。
問題を起こしたとか、そーいうワケじゃないけれど。 お酒って、あんまり美味しくないんだもん]
おはよ。
[ベッド脇に立ててある写真に、朝の挨拶。 そこにはあたしと、あたしの家族が映ってる]
(49) 2018/11/25(Sun) 12時頃
|
|
[今こそひとりぼっちだけど、昔は家族が居た。
警備の仕事をしていた父さんと、絵本作家の母さん。 少し年の離れた姉に、妹のあたし。 そこまで裕福な家ではなかったけど、 家族の仲はとっても良かった。
写真に映っているあたしはまだ小さくて、 母さんに抱っこをされながら、 笑顔で二本の指を立てている。
これが、4人で撮った最後の写真]
(50) 2018/11/25(Sun) 12時頃
|
|
[最初は父さん。 外から招集がかかった父さんは、 『エル・ドラードの人達が助けてくれるから大丈夫さ』 って、大きな手であたしたちの頭を撫でて、出て行った。
次は、姉さん。 父さんが居なくなってから数年後、 姉さんにも召集がかかった。 『一足先に、父さんに会ってくるよ』 笑いながらそう言って、飛空艇に乗り込んだ。
最後は、母さん。 頑張ってあたしを育ててくれていたけれど、 父さんと姉さんが居なくなって、 頑張り過ぎたんだと思う。 パートの片手間に描いていた絵本を完成させた後、 過労で倒れてそれっきり]
(51) 2018/11/25(Sun) 12時頃
|
|
[10歳とちょっとの頃にあたしはひとりになって、 そこから高校を卒業するまでの間は、孤児院で育った。
孤児院に預けられた時、 あたしが大切に持って行ったのはひとつの絵本。 母さんの最後の作品として売り出されたもの]
…… ん、大丈夫。破れてない。
[本棚に立てかけてあったそれを抜き出して、 鮮やかな空の絵が絵が描かれた表紙を撫でる。 10年以上前の絵本だから、経年劣化が気になるところ。
『またあえるね』
そんなタイトルの絵本は、 販売されて間も置かずに回収された]
(52) 2018/11/25(Sun) 12時頃
|
|
[旅の最中で仲間を増やしていく主人公が、 連れ去られたお姫様を助ける話。 最後はお姫様の家族と出会えて、大団円。
お姫様は『召集』された姉さんそっくりで、 主人公の仲間のひとりは、父さんみたい。 最後にお姫様と再会できた家族は、 母さんと小さい頃のあたしによく似てる。
この絵本は母さんの最後の作品として出版された後、 『エル・ドラードを示唆している』なんて噂が立って、 すぐに回収されちゃった。
母さんはそんなつもりじゃなかったと思うけど、 でも、大人になった今なら、 そう言われる理由はちょっとわかる。悔しいけどね。
だから、持ってる人はごく僅か。 持ってることを知られたら、何て言われるかわからない]
(53) 2018/11/25(Sun) 12時頃
|
|
[幸いだったのは、 孤児院で、この本が捨てられなかったこと。 優しい先生と、同じ寂しさを知ってる皆。 あたしにとっては、良い環境だった。
そして、あたしは18歳になった頃に孤児院を出て、 アルバイトをする生活を続けてる。
なんでアルバイトしてるのかって言うと――]
………… あ。メール。
[携帯端末に届いたメールに目を通す。 バイトの時間変更かな、って軽い考えは、 すぐに覆された]
(54) 2018/11/25(Sun) 12時頃
|
|
……あ、はは。 ついにあたしも、父さんと姉さんに会えるんだ。
[授業でも見た>>@6、召集のメール>>@5 父さんや姉さんにも届いていたであろうそれが、 あたしの元にもやってきた。
口から洩れたのは空笑い。 いつかこんな日が来るって思ってたから、 まともに働くのなんて馬鹿らしくって。
それなら、好きなことをしてお金を稼ごうって、 あたしは色々なアルバイトに手を出した。 実際、それは性に合っていたと思うし、 働いていることには変わりないんだから、 お金に困ったことはない。
まあ、お金をあんまり使わないってのもあるけれど]
(55) 2018/11/25(Sun) 12時半頃
|
|
大丈夫。大丈夫だよ、母さん。 父さんも言ってたじゃない。 エル・ドラードが助けてくれる、って。
[深い息を吐いた。 メールに書かれた『交尾用』って文字が、 あたしに重く圧し掛かる。
ほんとは、いやだ。 嫌って言ってもどうしようもないことだけど。 でも――あの公園にある銅像>>@6のような、 あんな化け物の道具にされるのは、嫌。
……でも。そんなことは口に出来ないから。 あたしはいつだって強がるの。
寂しくない。怖くない。きっと、何とかなるから]
(56) 2018/11/25(Sun) 12時半頃
|
|
………… バイト、辞めるって伝えなきゃ。
[色んなバイトを掛け持ちしてるから、 早めに伝えておかなくちゃ。
あ、それに。 お金も孤児院に寄付できるようにしようかな。 どうせ余らせちゃうものなんだから、 お世話になった孤児院にお礼くらいしたい]
とりあえず、ご飯食べなきゃ始まんないよね! って、あぁっ!パンがない!
[誰よ、あたしの食パンを食べたの!って思ったけど、 昨日の夜、ついお腹が空いて食べちゃったんだった]
(57) 2018/11/25(Sun) 12時半頃
|
|
/* >>57 パンだ!!パンだ!!!! 美味しいパンがあるよ、おいで!!! パンを食べよう!!!!!(おちつけ
(-4) 2018/11/25(Sun) 12時半頃
|
|
/* アトリエの名前とパピヨンとイアンに関しては だいたいこのうたが影響してる https://www.youtube.com... 聴く度泣けるんよね・・なんかしんみりと
って書いてたんだけど妹かわいすぎなのでは? シスコンまっしぐらのもちもちを必死に押さえつけて殴りつけねば
(-5) 2018/11/25(Sun) 12時半頃
|
|
/* もう出していいかなー?(待ってた
(-6) 2018/11/25(Sun) 12時半頃
|
|
―― 三年前の出来事 ――
[三年前――あの日はとある実験を行った日だった。 下級種が嫌う音>>#2を研究していた自分は音を発生させている装置を無断で弄っていた。 音を嫌うということは「耳」に類似する装置があり、音を何らかの手段で感知し認識しているのだろう。 人でも例えば黒板に爪を立てて掻きたてる音が苦手であるように、下級種だけではなく上級キングスもそうした音を嫌うのではないだろうか。 いや――弱点があるのではないか。 そう考え装置の音の組み合わせを試していると当然のように>>26音波が乱れてしまう]
なるほど、共鳴をさせて――すると振動の……
[そう検証していると「事故」が発生した。 下級種が高塀にへばりついており――それだけならばすぐにどうということはないだろうと放っておいたのだが――>>19幼い子を襲ったのだという。 連絡を受けた自分はすぐに装置を元通りにして現場に駆け付けた。
そこでは>>26自警団の先輩であるヌヴィルが幼い子を庇い重傷を負っていた]
(58) 2018/11/25(Sun) 12時半頃
|
|
先輩ッ! 4班は先輩を救出しろ! 6班は何でもいい! 手にできるものを投げて下級種の注意を引け! 物陰を利用して攻撃には当たるなよ!
[その時分既に班を統括する位置にあった自分は指示を飛ばす。 これは都合が良かった。 街にある品で下級種にでも効果のありそうなものが分かれば幸いだ。 何せ装置は元に戻したのだから下級種は音を嫌がり後は逃げていくだけなのだから。
自分はほくそ笑みそうな頬を、唇の端を引き締め噛みしめることで押し殺す。 >>26>>28倒れた先輩の状態は酷いものだった。 酷く、そして素晴らしい。 足に掛かる黄金の炭酸にも似た見た目の液体は酸であろうか。 額の跡は光線の類だろう。 あの両下肢は切断した後に実験に使わせてもらうとしよう。
嗚呼――これでまた研究が捗る]
(59) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
[胸の内から起こる喜びに震えながら自分は黙々と棒状のものを投げた。 棒の先端に街で入手可能なあらゆる品を塗った「毒」の槍。 投げては下級種の様子を観察し、漸く追い払ったと思えば>>27飛空艇が来るまで時間も僅か。 一息もつく間もなくゲートの修繕を終えた。
その日の搬出は忙しく普段は設けられる最期の一時も行うことは許されなかった。 >>10確かあんパンを持った者が居たが名残を惜しむ暇さえ与えられずに飛空艇に押し込められていた]
(60) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
―― 現在 ――
嗚呼……
[思い出した。 >>@6あの海老のような上級キングスはアララー伯爵というのだったか。 茹でると美味しそうな見た目ではあるが見た目通りのものではあるまい。
尤も、彼の者はキングスの宮廷にいるであろうし出会うこともない。 何かあれば名を騙らせていただくとしよう]
(61) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
[三年前の出来事で分かったことがある、いや、再認識したというのが正しいだろうか。 今の人類では下級種に対抗することが関の山である、ということだ。 それならば、と――自分は『エル・ドラード』を目指すことにした。 >>53十年も前に出版され回収されたとある絵本に出てきた題材。 何もなければ放っておけばいい。 外に出れば危うく、五十年以上前より今に至るまでゲートは強化されてきたのだから噂が昇ろうが檻から出ることは叶わない。 そのはずだ――だから……『エル・ドラード』は本当に存在するのだろう。 そうでなければ行動の一貫性がないのだ。 あるのならば、と――その手段を講じてきた。 下級種を退け対抗できれば「外」を歩くことが叶うのだから。
今日も平穏であれ、自分が事を起こすまでは。 そう考えながら大通りを歩いていた*]
(62) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
― →大通り ―
[バタバタとパジャマから着替えて、化粧して。 あたしは家を飛び出した。待ってろあたしの朝食!]
もしかしてこの時間なら、 出来立てのパンとか食べれるかも……!
[あたしの足は、迷いなく行きつけのパン屋さんへと向く。 起きて暫くしたお腹がようやく覚醒したのか、 ぐう、って空腹の音が鳴った]
あ。おはよーございまーす!
[大通りを行く最中、見知った顔>>62を見かけたから。 シュパッと片手を上げて朝の挨拶。
ちょっと前までは、 バイトの都合で夜に見かけることが多かったから、 『こんばんは』だったけど*]
(63) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
/* (>>0:59 ソウスケ) おれの臭い足が人類の役に立った・・?
(-7) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
/* いるよってメモで書いた矢先に眠くなってきた 眠い……昼寝したい……
(-8) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
― 商店街の本屋 ―
――円になります。 ポイントカードはお持ちですか?
[もうずっと、この商店街の本屋で働き続けていた。 この区域の印刷所はごく小さなものしかなく、再版ばかりでほとんど新作というものも並ぶことのない本屋で、自分はずっと同じ本を飽きもせず売り続けている。
しかし、それでも客はやってくる。 再版ばかりとはいえ、それでもこの世界には読み切れないほどの既刊が存在した。 昔、世界を我々が支配していた時は、一体どれだけの作品が生み出されていたのだろうか。 自分には全く想像もつかなかった。]
(64) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
/* ココアさんにママみを感じたい……
(-9) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
/* そういえば黄金の炭酸はフローラちゃんの肩書きからです! 奴隷じゃなくて子供を運ぶおじさんだよ
(-10) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
―― 大通り ――
[自警団の仕事は簡単なものだ。 制服を着て道行く人に話かける、普段はただそれだけ。 有事の際は身体を張るが有事も最近は少なくなっていている。
>>63元気な声と音が聞こえれば自分は笑みを浮かべて敬礼を返した]
おはようございます、ノッカさん。 今朝も元気いっぱいですね。
[敬礼を下げると視線を合わせて、それからお腹へと視線を落した。 少し前までは夜に出逢うことが多かったのだが最近はもっぱらこの時間。 もしかすると朝食を食べていないからこその先の音だったのだろうか]
(65) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
朝食はまだでしたか? 先ほどからパンの良い香りがしていますからね。 もしかするとココアさんのパンが焼きあがったのかもしれませんよ。
[ノッカのお腹に落としていた視線を瞳へと戻して悪戯気の感じるよう目を細めた。 ココアさんのパンは美味しく、評判も高い。 早くいかないと売り切れてしまうかもしれないと少しばかり急かして――]
そうだ、最近は変わったことはありませんか? 何かあれば相談してくださいね?
[そう、いつもと変わらぬ言葉を投げかけた*]
(66) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
[甘い匂いはきっとパンの匂い。>>41 小麦粉とお砂糖とスパイスと――、 愛用の石鹸の匂いもあるかしら?
パンの匂いが私の匂い。 少しお腹が空いてきちゃうのが困りものだけど]
お花の匂いって素敵よね。 私もお花は好きよ。 今度買いに行こうかしら。
[パン屋にお花を飾れば素敵かしら。 匂いもそうだし、見ているだけでも幸せな気持ちになれるもの。
甘えん坊な彼女にふふと微笑む]
(67) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
[ラスクを渡せば明るい声。>>42 ぴょんぴょん跳ねだしそうな様子に私まで笑顔になっちゃうの]
うふふ、喜んでくれてよかったわ。 フローラちゃんが笑ってくれると、 私まで笑顔になっちゃうの。 だから、嬉しいわ。
[石畳を軽やかに歩いて行く後姿。>>43
――ああ、でも言い忘れちゃったわ。 もうすぐ会えなくなるって。 美味しいパンを焼いてあげれなくなるって]
(68) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
……この店とも、もうすぐお別れね。
[ぽつりと呟いて、ぐるりと店内を見渡して。 常連さん達に店じまいのお知らせをしなくちゃって。
悲しむ顔を、残念そうな顔を。 思い浮かべて胸がしくりと痛んだ]
ううん、ダメね。 私がしっかりしてなきゃ。
[それから首をふるりと振って。 最後だからこそ笑顔でいようって。
またお客さん達を笑顔で迎えるの。*]
(69) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
あれ、おばちゃん お店まで持って来てくれたの?
[客も帰ったところで、隣の店のおばちゃんが、作ったかぼちゃサラダの差し入れを持って来てくれた。 食物は区域ごとに自給自足だ。 おかげ様で気象対応管理はしっかりしているようで、生まれてこの方あまり飢饉や水害が起こった記憶はない。 我々を管理する者たちの技術力もなかなかのものだ。]
明日タッパー返すね ありがとう
[おばちゃんに微笑んだ。 物心ついたときには既に両親は居なかった。 管理者に連れていかれたのか、無理やり外に出ていったのか、自殺したのか殺されたのか。 さっぱりわからないが、私はここまでこの商店街の人たちに育てられた。 商店街の人たちは、皆、私の味方だった。**]
(70) 2018/11/25(Sun) 13時頃
|
|
そーさんも元気そうでなによりです! ……って、いま聞こえてました?
[>>65ソウスケさん(あたしはそーさんって呼んでる)の 視線が、あたしのお腹へと向く。 ってことは。今の、聞こえてたのだろうか]
は、恥ずかし……! 今のナイショですよ、ナイショ! ちょっと今朝食べる予定だったパンを、 夜に食べちゃっただけですからね!
[いつもはちゃんと食べてるってことを言おうとして、 逆に墓穴を掘った気もする。 もう良い。この件に関しては口を開くまい]
(71) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
あっ、ホントですか? やった!焼きたてのパン、大好きなんですよね!
[>>66期待していた通り、 パン屋さんには焼きたてのパンが待っている。
俄然お腹が空いてきたけれど、 またお腹が鳴ったら笑われてしまいそうだし、 ぐっと我慢(して欲しい。頑張れ私のお腹)]
変わったこと。 ………… あー、えーっと、
[いつもと変わらない言葉。 その問いに、あたしはいつも「大丈夫!」って答えてた。
―― でも。今日は、答えられなかった]
(72) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
あ、っと……。 もしかしたら、もうすぐ会えなくなるかなーって。
[『召集された』って、口にしたくなくって。 でも、一度言葉に詰まってしまった以上、 何か答えなきゃって焦って、口早に言葉を紡いだ。
しまった、って思った。 自警団の人ならば、いつ召集がかかるのか、 いつ『搬出』が行われるのか>>60 知っているんじゃないかって気付いたから]
っと、早く行かないと、パンが売り切れちゃう! そーさんもお仕事頑張ってくださいね!
[誤魔化すように笑って、あたしは大通りを駆けだした。 あたしが召集されたってこと、 気付いてくれなければ良いのだけど*]
(73) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
― 三年前の見送り時 ― [その日はゲートの傍で事故があったのだそう。 自警団の人が忙しなく駆け回っていたのを覚えているわ。 だから、飛空艇の見送りも慌ただしくて…。>>60
お別れの為に考えてた言葉も、笑顔も。 あの人に届けられず、人波に押し流される]
通して、通してください……! あっ…!
[渡そうと思っていたあんパンが地面に落ちる。 ぐしゃりと。 忙しなく駆けていく人の足に踏みつけられる]
(74) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
[お互いに伸ばした手は絶望的に遠く引き離され。 そうして飛び立っていく飛空艇。 私、その場で見上げていたわ]
…………。
[踏みにじられたあんパンを拾って、紙袋に包んで。 ぎゅっと胸に抱きしめて。 黙って、俯いて。 私、しばらくその場で蹲っていたの。*]
(75) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
/* うおい、そこ拾われるのですか お店で別れたものだとばかり思ってました。
(-12) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
[商店街の合間を車で走り抜けるわけにもいかず、 ガラガラと手押しの台車を押し、目的の店へと急ぐ。
吐く息は楽しんでいるようにリズムを刻んでいる。 瞬いた双眸も陽の光を吸って揺らぎ、 落ち着いた色合いの制服を商店街の彩として足す日課。
台車には小麦粉の袋、何やら骨董品らしき箱、 天地無用のシールが貼ってある、より丁寧に運ぶ品々。 乗せた荷は重く、必要とされる店を一人で巡るには、 相応の体力も筋力も必要なことは明らかだった――が。
運ぶ仕草も淀みなく、浮かべた笑顔も強張ることなく、 配達人の領分を楽しんでいるのが覗えるだろうか]
(76) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
こんちゃー、今日は3箱あるね。 重いから運ぶよ、何処に置けばいい? いつものことだろ、遠慮しなくていいからさ。
[店先で愛想よく応じる店の女性に人懐っこく笑い、 望まれれば荷物を運び入れるサービスを足す。
招集制度のせいで一人で切り盛りする店主も多く、 その分荷が少なめになったとしても重量は変わらない。 女性の細腕には厳しい荷を運ぶ程度なら疲れにもならず、 なら、自分がすると提言するのは自然な流れだった。 人憶えが良ければ次の仕事に繋がる。 それに、そうして繋げた縁の温かさは、 招集で親を失い孤児となった己には悪くはなかったし]
(77) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
[あれは幾つの時だったろうか。 母親は綺麗な人だった―― 息を飲む程に、と父親の毎日の惚気を今も憶えている。
その母親が招集で消えて、父親は“消えて”しまった。 化物の交尾相手に選ばれた母親の境遇に耐えきれず、 かといって化物に抵抗することもできず、 結果、自死を選んだだけのことだと知らされたのは、 孤児として院で育って暫くしてのことだ。
真実を知らされた時に去来した思いは色褪せている。 勿論、悼みはする。 けれど知らされた頃には既に院に馴染み、 沈む時間を生活の為に傾けねば、 孤児院育ちの自分は生きていけなかったものだから。
大学まで出させてもらった恩を返さねばいけない。 稼いだ金の殆どは寄付で消えるが仕事は嫌いじゃない。 だから今日も、恩を返すべく仕事に勤しんで――…]
(78) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
[>>71問いかけに応えたのは視線であった。 目は口よりも物を言ってしまうものらしい。
恥ずかしいと言いながらも問うてないことまで教えてくれるのは何時ものことだったか。 どうしてかノッカはいつも余分に情報を伝えてくれる。 元気がありとても良い子なのだがそこだけが珠に傷というのだろうか]
お腹が空くのは元気な証拠ですよ。 それに少し前まで夜のお仕事をされていたのですから、 もしかしたらそれでお腹が空いたのかもしれないですしね。
[それに若いので少し夜に食べても大丈夫だろうとにこやかに笑みを浮かべる。 ほら>>72パンの話題にも食いついてくるし、きっとすごくお腹が空いているのだろう。
だから普段と変わらぬ問いかけをしたのだ。 いつもと変わらず「大丈夫!」と元気な声を聞かせてくれると思ったから。 それで終わり、「またね」か「バイバイ」か。 軽く挨拶をして別れるはずだった――のに]
(79) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
おや、……何か、……そう、ですか。 会えなくなる……。 それは、残念ですね。 ええ、ありがとうございます。 転げないように気をつけてくださいね。
[>>73返された答えは『招集』を思わせるものだった。 「もう会えなくなる」。 母も、姉も、そう言って二度と帰ってこなくなった。 この街の中だ、皆が皆顔見知りなのだ。 毎日とは言わずとも数週に一度は顔を合わせよう。
それが会えなくなるというのは、それ以外に考えられない。
そう、表情が浮かんでしまわぬように努めて冷静に。 微笑を浮かべたまま手を振って、駆けだしたノッカを見送った]
(80) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
[そう――そう言えば次の『搬出』の日も近いのか。
一度に十人弱は搬出されていく。 とすれば他にもその知らせが来た者がいるだろう。
心の中で舌なめずりをする。 キングスに求められる存在。 贄であり、その用途は様々であろう。
――そう、彼ら・彼女らがどうして狙われるのか。 そろそろ調べ始めても良い頃合いではなかろうか。
嗚呼、ノッカが今振り向いたら見える自分の瞳は獲物を狙うものなのかもしれない。 そうならぬようにと瞳を閉じて、奪取の計画を練り始めた*]
(81) 2018/11/25(Sun) 13時半頃
|
|
[二つの車輪椅子に運ばれると自然と顔は前に そして石ころを踏んで軸ずれを起こさないように 足元にも向かうことになる。
黒い長ズボンの先は短いものにしてあり 既に包帯も取れたものの サポーターに包まれた先に 三年前まで存在した部位は繋がってはいない。
パピヨンが生まれて数年で設置された装置なのだから 50年も過ぎていれば故障もあるのだろうと 原因に関して深く考えてはいなかった。>>58
庇った孤児院の子供がかすり傷程度で済んだことや 五体のうち欠けるものが二つで済んだのだから 不幸中の幸いであるとも。]
(82) 2018/11/25(Sun) 14時頃
|
|
[意外なことに――いや、ゲルのような形状からして 粉っぽいものは水分が奪われて嫌なのか、 投げつけた小麦粉>>76に怯んだだとか 後日談を聞いたのは男が目覚めた後の話だ。
起きた時には既に半分以上溶けて細胞が崩れた両足は 綺麗さっぱり手術で無くなっており、 膝から下がどう“処分”されたのかは もう繋がることのない汚い足がどうなろうが 男にとってはさしたる興味も無かった。
不要箇所の処理をする担当になった看護婦だかと
もしかすれば異母妹と>>40
――預かり知らぬ暗躍をしていた後輩が
知る所では、なかろうか。]
(83) 2018/11/25(Sun) 14時頃
|
|
[パン屋、雑貨屋、花屋に、治療院。 利用してくれる客を待たせてはならない。 つまりはボーっとしてる暇はない。
そんな風に気持ちを入れ替え、進もうとしたとき、 制服の胸ポケットに突っ込んだ古い端末が鳴る。>>@5 緊急の仕事かなと首を傾げて覗き込み―― その日、初めて笑顔を曇らせて。
呆然と商店街の真ん中で立ち止まった*]
(84) 2018/11/25(Sun) 14時頃
|
|
/* めっちゃチップ探したのと、 各キャラどこにいるのか誰と話してるのかの把握が手間取ってしまった
宜しくお願いします。 フローラちゃんとソウスケさんとヌヴィルさんのチップめっちゃ好み。
(-13) 2018/11/25(Sun) 14時頃
|
|
―― 三年前の『搬出』時 ――
[「事故」により全てのスケジュールが狂っていた。 『搬出』が遅れれば怪しまれよう、不快を買おう。 それではいけない。 自警団総出で準備を整えた。
それは慌ただしく残される者にとっても『搬出』される者にとっても不運なことに別れの時間も残されておらず――。
設けられた狭い導線を見送る人たちは押し合い圧し合い。 人は波となり津波となり弱者を飲み込んでしまった>>74。
無事に見送れた者も居たことだろう。 見送られた者も居ただろう。
そして、それが出来ぬ者たちも当然居た。 悲痛な声が挙がっていたがスケジュールは守らねばならないのだ。 全てが終わった後でその場に居たのは>>75蹲っているココアの姿。 美味しいと評判のパン屋を営む夫婦だったはずだが――]
(85) 2018/11/25(Sun) 14時頃
|
|
……嗚呼、そうか。
[『搬出』された一人はココアの夫であったのか]
ココアさん、この場所はじきに閉めないといけません。 ですが……落ち着いたら教えてください。 それまでは待ちますから。 後でお送りしましょう。
[『搬出』が終われば上級種たちの目もなくなる。 スケジュールが終われば安全、安心だ。 飛空艇の発着場は封鎖しなくてはならないが時間の猶予は作れるし、 「事故」の解決で英雄視されるようになった自分の言葉ならば待つこともできよう。
そう、蹲ったココアが立ち上がるまで待ち続けて、 それからパン屋まで見送ろうと申し出たのだった*]
(86) 2018/11/25(Sun) 14時頃
|
|
[それよりも、男が意識不明の境を彷徨っていた間、 妹がずっと付き添い泣いていたそうだ。>>39 そちらの方が覚醒後の男にとって重要な問題だった。
鎮痛剤が効いているから大丈夫だとあやしても 腫らし、隈の色濃く残る目でから 大粒の涙を流しては泣きじゃくる彼女を 泣きやますのは妹がまだ赤子だった頃より苦労した。
足がなくても絵が描けるからいいんだ。 それに―――生きてるから
何度も耳元でそう告げたのを、…憶えている]
(87) 2018/11/25(Sun) 14時頃
|
|
[男の実母は“繁殖用”として物心つく前に “そらふね”に持って行かれてしまったが 脳溢血で急死するまで 結局“迎え”が来なかった父親が 再婚相手の継母と出会ったのは 妹が被正式雇用に肖る花屋>>19の前であったらしい
そして、――妹の名前にも一つの意味を残した。
今はもう頼りに譲ってしまったけれども、 父親は義母と羊を飼育して羊毛を加工毛の材料にしたり 農場を管理し野菜を作り>>70生計を立てていた。
自警団に所属して街を守る事も有意義ながら 芝絨毯の上で気儘に絵を描く時間が好きだった。 男は人物に限らず自然や建造物も描くが、 水彩画を嗜む妹を保有する土地を背景にして スケッチする>>40こともあって。 父親には、…妙な絵を描くものだと笑われたけど。]
(88) 2018/11/25(Sun) 14時頃
|
|
[場末のスナックことパピヨンの酒場には ババアのやってるスナックは流行らないだろうと 口喧嘩目的とイアンを連れて行かれた彼女が気になり 通っていたものだから、常連といえる。
飢饉や物資不足で窮鼠することはないにせよ 娯楽の少ないこの環境だ―――― 胸元の開いたドレス、足が際どく出るスリット 美容院へ出勤前に通わせて 若い娘らを商品のように並べる派手な店もあるが 孤児院で育ち金回りの良い仕事を探す娘らを 預かり半分、従業員として働かせてもいるらしい。 ドレスは地味な上お下がりだし店主が五十過ぎてれば 若い客などありつかず、どうかと思うも 美容院に通わせもしないし化粧も教えているらしく 懐が厚くない孤児の娘らにとっては ていの良い勤め先の一つともいえようか。]
(89) 2018/11/25(Sun) 14時半頃
|
|
[そのうち一人は、辞めたと>>49 つい先ほどアトリエで聞きはしたが
下手なおべっかを口喋らなくていいし 酒をつくるのはババアにやらせとけと告げ、 お前は黙って動くなと言いつけて スケッチを取る男の扱いが まずかったのかもしれないと
パピヨンには言われていないが気にはしていた]*
(90) 2018/11/25(Sun) 14時半頃
|
|
― 三年前の見送り時 ― [俯いていた頭上から声が聞こえた。>>86 顔を上げてその人の顔を見る。 確か、ソウスケさん。自警団の人だ。
こちらを落ち着かせようとする声に、 ほっと気持ちが和らぐのを感じた]
待っていただけるんですか? あの、あのっ……
[もう会えないと思っていたあの人に会える。 それが意外で、驚いてしまって。 思わずぱたぱた慌てて身なりを整える]
(91) 2018/11/25(Sun) 14時半頃
|
|
[待ち続けてくれるかのような姿に微笑む。 ああ、この人は優しい人だな、と。 そう思ったの。 そうして、なるべく早く立ち上がって頭を下げるの]
ありがとうございます、ソウスケさん。 本当に、ありがとうございます。
あっ……
[安堵から涙が一粒零れ落ちて、慌てて拭う。 今はその時間すら惜しかった。
待っていてくれるなら、すぐにでもあの人の所へ。 そうして、私はなんとか夫を見送る事ができた]
(92) 2018/11/25(Sun) 14時半頃
|
|
[その後、パン屋まで送ってくれるらしいソウスケさんに何度も頭を下げて、二人で歩いた帰り道]
今日は本当にありがとうございました、ソウスケさん。 このご恩は忘れませんわ。
ふふ、次にあの人に会う時には、 もっと美味しいパンを作らなきゃ、ですね。
[潰れたあんパンを胸に抱いて。 待っていてくれた彼に笑顔を見せる。
仕事熱心で優しい人。 それが私の知るソウスケさんだった。*]
(93) 2018/11/25(Sun) 14時半頃
|
|
/* 読み違えないかそわそわする……。 見送れた、よね……?(おろおろ
(-14) 2018/11/25(Sun) 15時頃
|
|
そういえば、今日はピスティオ君遅いわね。 いつもは来る時間なんだけど……
[壁の時計を見て小首を傾げる。 彼に頼んだのはパン用の小麦粉。>>84 定期的に頼んでいるので備蓄もあり急ぎでもない。 なので、特に問題はないのだが]
お礼に作っていたカツサンドが冷めちゃうわ。
[いつも元気なピスティオ君。 年は近いのに私より若々しい気がして君呼び。 いつも配達のお礼に代金と一緒にパンをあげるの]
(94) 2018/11/25(Sun) 15時半頃
|
|
急ぎではないからいつでもいいんだけどね。
[むしろ、いつも早すぎるくらいだ。 少しはゆっくりでもいいかもと。 のんびり待つ事にした。*]
(95) 2018/11/25(Sun) 15時半頃
|
|
ぜひ、ぜひ ココアちゃんに似合うお花を選ぶから
[好きなものを好きと言って貰えるのは嬉しい。 それが可愛いココアちゃんならなおのこと。 私も、ココアちゃんのパンがすきって、
伝えれば、>>67彼女からのおまけをもらい。 喜びが広がっていった。花の色で例えるのなら、薄い色 淡く幸せな桃色のようにはにかみは浮かび上がり]
(96) 2018/11/25(Sun) 16時頃
|
|
そっか、嬉しいがいっぱいね。 ねえ、ココアちゃんの笑顔もっとみたいな。
[3年前のこと、 彼女の旦那が連れていかれたことを覚えている。 あの頃の女は余裕がなかった。 『事故』によって>>85崩れたスケジュール 女はそれを見てもいない。]
笑っているココアちゃんね パンみたいにふわふわだから
[だからちょっと後ろめたかったのかも。 もうすぐ会えなくなるなんて 女は知らない。
生きているから、また会えるって何処か甘く 無知を晒すように石畳の上を歩いていった。**]
(97) 2018/11/25(Sun) 16時頃
|
|
[兄が意識を無くしていた三日間。 『事故』を聞いて駆けつけた女の目に写ったのは、 病院へ運ばれる兄の姿だった。
その、顔は、足は、悲鳴を上げるのに十分な状態だった。]
『いやぁぁぁぁぁぁ、!!!』
(-15) 2018/11/25(Sun) 16時半頃
|
|
―― 三年前『搬送』時 ――
[>>91顔をあげたココアに、人差し指を唇に当てて見せる。 待つことはできるが時間は有限だ。 無限の時間などありはしないし別れの時間はすぐそこだ]
なるべくお早目に。 上級種のキングスに目をつけられませんように。
[そうなってしまえばココアはその場で殺されてしまうだろうか。 どうなるかすらも分からない。 自分たちは奴らにとっては家畜なのだ。 鳥を絞め殺して食すように奴らにとっては家畜の意志や思考など大した意味を持たないだろう。
>>92お礼を言われれば首を横に振り見送った]
(98) 2018/11/25(Sun) 17時半頃
|
|
お礼を言われる身分ではありませんからね。
[立ち去る背にそう呟いた。 今回、時間がなかったのは自分が起こした「事故」のせいだろう。 そのことくらいは分かっている。 だから別れの時間くらいは作ってあげても良いだろう]
(99) 2018/11/25(Sun) 17時半頃
|
|
[どうせ二度と会うこともないのだから――。
>>93帰り際、何度も下がる頭のつむじを見つめてはそう考える。 見送るのは告別式にも似たものだ。 この街で生まれ、天命を迎えることができる者はそう多くはないだろう。 皆、いくつになっても迎えがいつかあるかもしれない。
笑顔を見せられれば、それを浮かべられる胆力に称賛を送る。 母を、姉を奪われた時、自分はただ泣いて叫んでいるだけだったからだ。
どうせ二度と会えないのに――だから、ちゃんと、別れを言えたのならば]
(100) 2018/11/25(Sun) 17時半頃
|
|
ええ、明日からも美味しいパンを期待していますね。
[明日からも美味しいパンを作ってくれるだろうか。
そうしてパン屋まで送り届けて、 自分はまた翌朝も変わらず自警団の仕事を続けていく。
何日に一度かパンを買いにパン屋に寄る。 そんな習慣が始まったのはこの日からだった*]
(101) 2018/11/25(Sun) 17時半頃
|
|
[あたしは、振り返らなかった。 振り返ったら、 嫌だって感情が悟られてしまう気がして。
だから、その瞳>>81に気付かなかった。 気付けなくて、よかったのかもしれないけれど]
…… あたしのバカ。
[いつものように、 大丈夫って答えれば良かっただけなのに。
でも……誤魔化したところで、気付かれていたかも。 そういうところ、目ざとく感じ取りそうだもの。
ため息をつきながらも、 足はパン屋さんへ向かい続ける。 こんな時でも、お腹は空くんだから]
(102) 2018/11/25(Sun) 17時半頃
|
|
― 『陽だまりパン工房』 ―
[焼きたてのパンの匂いが鼻に届く。 我慢していた腹が、もう一回鳴った]
ココアさん、おはようございます! 焼きたてのパン、まだありますか!
[行きつけのパン屋さんに飛び込んで、 店内をきょろきょろと見回してみる。
昔。あたしが孤児院を出た後、 一番最初にアルバイトを始めたのがこのお店だった。
それはココアさんの旦那さんが召集された 少し後のことだったのだけど>>10>>11 あの時は、そのことを知らなかったっけ]
(103) 2018/11/25(Sun) 17時半頃
|
|
[ココアさんはお母さんみたいに優しくって、 ついつい、甘えてしまいそうになる。
甘えんぼになっちゃダメだと思って、 半年くらい働いて、やめた。
仕事がキライになったわけじゃない。 寧ろ、大好きだった。 でも、たまにお母さんを思い出しちゃうし、 甘えんぼになったら、これからが辛いと思ったから]
食パンの6枚……あ、やっぱり5枚切りと、 どうしよっかなぁ。
[ココアさんの作るパンはどれも美味しいから、 どうしても悩んじゃう。
丁寧に並べられたパンを前に、 あたしはうんうんと唸り始めた*]
(104) 2018/11/25(Sun) 17時半頃
|
|
/* 村久々すぎていつでもやらかしそう(ここ数年毎回言ってる)
(-16) 2018/11/25(Sun) 18時頃
|
|
[《液晶に並ぶ文字列に意味など求めてはいけない》
母を奪われ、父も亡くして、拠所を孤児の館に寄せて、 それでも背を伸ばして笑っている毎日が、 延々続くわけがないと、どこか遠くで理解してもいた。
諦観とも違う。達観のような齢でもない。
ただ、自覚が薄かった――自己への関心の薄さで、 どうにか持たせていた感覚がじわりと背筋を侵して、 端末を覗く双眸を僅かに曇らせる。
そこに並ぶ文字はこの平穏の終結を知らせていて、 招集の目的の項には不穏な文字。 食用には至らずとも平穏とは程遠いそれに灯す感情は、 仕事中だと思い出し端末をしまうまでの仕草も淀む]
(105) 2018/11/25(Sun) 18時頃
|
|
そうかー、俺の番かァ…… まぁそういうモンだよな、はは。
[乾いた言葉を残して苦笑する。 苦くとも笑顔が戻ればいつもの調子へ回帰して、 台車を握る手に力を籠めて押しながら]
(106) 2018/11/25(Sun) 18時頃
|
|
[その程度の関心であったらしき己の認識は未だ薄く、 心配事と言えば孤児院の子供たちの事で。 既に孤児院を出た同胞たちが、>>104 自分のように時折寄付なんかしてくれてたらいいのに。
なんて夢想する程度にはふわふわとお目出度い頭で、 最寄りであるパン屋へと急ぐ―― まさか過った同胞のひとりである娘がそこにいるとは、 お目出度さでいえばNo1を競える己にも予想外だったが]
(107) 2018/11/25(Sun) 18時頃
|
|
―陽だまりパン工房―
こんち……お、ノッカじゃん。 お前も元気にしてたんだな!
[がらがらと音を立てる台車を店前で停め、 安全ロックを掛ける傍ら目についた娘に笑顔を向ける。 自分より少し下だったか、 孤児院にいる間は大雑把な齢の把握しかしておらず、 さりとて彼女と仲が悪かった記憶はない。 年上だということは世話する側に回ることが多く、 そういった中で幾度か会話もしたはずだ。
そんなホームが同じ気安さで、 笑顔はそのまま、小麦袋を抱えて担ぎながら店へ入り]
(108) 2018/11/25(Sun) 18時頃
|
|
こんちは、ココアさん。 いつもの小麦粉、いつものとこ置けばいいかな。
[重いから貯蔵庫まで運ぶのはいつものこと。 穏やかな女性に対しての免疫は薄く、 緊張気味に応じる言葉は丁寧で僅かに上擦ったまま。
待ってくれたらしきお得意様の了承を得て>>95 荷を運び入れ伝票にサインをもらうまでが仕事だ。
いつものパンのごちそう>>94は仕事外。 そういうことにしなければ貰えない昼飯を楽しみに、 代価を受け取り、そうしてパンを渡されたなら]
(109) 2018/11/25(Sun) 18時半頃
|
|
あ、そうだ。 近々担当が変わると思うんで。 次のやつも荷運びするように伝えときますから。
それとテキトーにパンを見繕ってくれますか。 日持ちするやつを大量に、予算は――…
[ああ、このパンの味も最後なのかな、なんて。 そう過って初めて寂しさを感じるのだから、 我ながら自己認識がどうかしていると苦く笑った**]
(110) 2018/11/25(Sun) 18時半頃
|
|
[>>108パンを前に唸っていれば、 お店の外から聞き覚えのある台車の音。
同じ孤児院の出の、おにーちゃん。 あたしが孤児院に入ったのは10歳の頃だったから、 あんまり、人に甘えるってことは無かったけど。
面倒を見てくれるおにーちゃんのことは 嫌いじゃなくって、よく、遊んでもらった]
ピスティおにーちゃん、おはよ! おにーちゃんも元気そうで何よりだよ。 [>>109ココアさんの前で、緊張してるのかな。 上ずった声に気付いてこっそり笑う]
(111) 2018/11/25(Sun) 18時半頃
|
|
[少し前までのバイト先>>89に行ったら、 絶対顔を真っ赤にするんだろうな、って。
無口で、絵を描くあのひと>>90とは大違い。 あとで見せて、なんて絡んだこともあったけど、 そういうの、嫌いな人だったのかもしれない。
でも、少なくとも。 お酒を飲んで、男の人に愛想を振りまくよりは、 幾分か気が楽だったっけ]
んー……。 ど、れ、に、し、よ、う、か、な♪
[重たそうな小麦袋を運び込むおにーちゃんを横目に、 あたしはパン選びに戻る。
もう、この美味しいパンを食べられることは なくなるんだなぁ、って思うと、 全部買っちゃおうかなって気にさえなってくる]
(112) 2018/11/25(Sun) 18時半頃
|
|
── 執務室 ──
[新たな告示>>@5は、飛空挺の到着予定及び招集者の総数確認のため、区長の元へも届けられる。電子署名>>@6付きの内容を態々打ち出すと、証人としての己が名を書き添えて、黒檀の卓上へと差し出した。 窓を覆うカーテンが、四角く切り抜かれた場所へと花鳥の彩りを添えている]
どうぞ、区長。
[眼前の区長は終始無言を貫いていたが、藍の筆跡が闇に沈みきるまでには、差し出された紙へと筆先を滑らせ始めた]
(113) 2018/11/25(Sun) 18時半頃
|
|
[そんな中。 おにーちゃんの言葉>>110が耳に飛び込んできて、 息が詰まる。
もしかして、おにーちゃんも?
そんな言葉を飲み込んだ。 だって、聞けるわけないでしょう? 会えなくなる理由を隠したい気持ちは、 あたしだって、よくわかってる]
決めた!あたし、これにしまーす。
[トレーの上には5枚切りの食パンと、 外はふわふわ中はしっとりのクリームパン。 サクサクのも食べたかったから、 見た目が可愛らしいクロワッサンも追加して]
(114) 2018/11/25(Sun) 18時半頃
|
|
[人は弱い──そう評する者もいるのだろう。 確認作業の度にこの様にして立合者を置き、記録を紙面に移して通し番号まで振るのは、ひとえに区長による隠蔽を防ぐため。名を騙り>>@6はせずとも秘匿を試みることは出来る。当該召集者のみにしか用途の通達が届かないこと、区長には数字しか知らされないことを利用して、過去の区長には、召集された娘の逃走を画策したものがいたのだという]
[セイルズが生まれるよりも、さらに前のこと。 ──セイルズにとっては、職のひとつを得る切欠に過ぎない昔話]
[当然、数字で語られる召集に対しても、心を痛めることなど何もない。 セイルズ・マイルストーンにとって──人間の、適正に沿った運用というものは、至極当たり前のものだった]**
(115) 2018/11/25(Sun) 19時頃
|
|
[忘れようとしていた。 考えないようにしていた、 自分に待っている未来を想像してしまって、 心がきゅう、と痛くなる。
ううん、多分あたしの勘違い。 担当が変わるってだけだもの。 もしかしたら違う仕事に就くのかもしれないし。
パンの乗ったトレーをココアさんの前に差し出して、 えへへ、って笑ってみせた。
悲しいのを誤魔化すときいつもしていた笑顔だって、 おにーちゃんは、きっと知ってる。 ココアさんだって、見たことがあるかもしれない*]
(116) 2018/11/25(Sun) 19時頃
|
|
/* セイルズさん挟んですまねえ……すまねえ……
ところで焼きたてのパンってめっちゃおいしくないですか? 仕事行く時にパン屋があるんで いっつも寄っちゃうんですよね あれは神の食べ物だと思う 焼きたてパンさいこー
でも最近カレーパンが食べれなくなりました めっちゃ美味しいけど、朝に揚げ物が辛い
(-17) 2018/11/25(Sun) 19時頃
|
|
/* 大急ぎできたら思いっきり挟まった ノッカさん失礼…
雑貨店にインクを買いに行きたいのと、本屋さんに顔を…出したい…! (メモしておかないと忘れそう)
(-18) 2018/11/25(Sun) 19時頃
|
|
/* ぐう、腹痛でさっぱり動けず。 ところでわたしとすだちさんが割り振ったチップを 使って頂けてるってすごい感動があるね・・。 もうちょい深い感想はまた別途。
(-19) 2018/11/25(Sun) 19時頃
|
|
/* この、被害者サイドの節々から感じる哀愁がとてもすき ストーカーサイドに対する独占欲の火種になればいいが。
(-20) 2018/11/25(Sun) 19時頃
|
|
―― 知の蓄積 ――
[三年前の「事故」は大方有意義なものだった。
>>83ヌヴィル先輩の両下肢は検証に使わせてもらい、 黄金の炭酸が効き難い物質を見つけるに至ることができた。 足が溶け行く過程も克明に判明しどういう種の酸か分かれば"利用する"ことも不可能ではない。 無論ご家族が望まれるならば足も渡されたろうがじゅくじゅくと溶けてイヤな臭いのするモノを欲しがったろうか。
それに>>83小麦粉が効果があることが判明したことは最大の利だった。 キングスには多様な種が存在するのでゲルのような種にしか効かぬかもしれないが「弱点」が存在するという点は希望を見いだせた。
あまりにも上機嫌になってしまい小麦粉の事を先輩の見舞いに言った際に口にしてしまったのは失態であったが、気にはされていないようだったので良しとしよう]
(117) 2018/11/25(Sun) 19時頃
|
|
[音を発生させる装置の小型化。 小麦粉を用いた武器の開発。 酸を防ぐ盾。
それらを装着させて高塀の外に放り出した実験体(父)はそこそこの成果をあげて死んでいった。 やはり多様という点において改良を重ねなければならないだろう。
それはそうと小麦の調達には手間がかかる。 食料として使うこともあり目を誤魔化すためには手段を講じなければならなかった。 そこで使ったのは宅配業者。 確かピスティオと言う名の青年に依頼をしダミー商店に納品させている]
(118) 2018/11/25(Sun) 19時半頃
|
|
[その彼とも表では顔見知りであろうけれど、 自分の裏の顔を知る者は――存在しないはずだった*]
(119) 2018/11/25(Sun) 19時半頃
|
|
/* 帰ってきたら6ページある!
ヤンストP村お邪魔します。 ニッチな設定と言うか何と言うか……申し訳ないです。 ちなみに「イワイ」は漢字だと一字なんですが明かすタイミングはない死に設定。
(-21) 2018/11/25(Sun) 19時半頃
|
|
/* ところで、召集理由も決まってなければ、先代の性別も決まってない。 性別、DDと同棲と書いたから、男性、か…な…? チップ見てこよう……
(-22) 2018/11/25(Sun) 19時半頃
|
|
[元気な声とお腹の音!>>103 飛び込んできたのはノッカちゃんだった。 思わずふふと笑みが零れる]
おはようノッカちゃん。 ふふ、慌てなくてもパンはまだあるわよ。
[丁度、今竈から出したメロンパンを棚に。 ほわりと甘い匂いに思わずうっとり]
(120) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
[あれは旦那が招集された少し後だったかしら。 ノッカちゃんにお店の売り子として一緒に働いてもらっていた時期があったわ。>>103 明るくて元気でよく働いてくれて、 あの人がいなくて寂しかった店が賑やかになったものよ。 娘がいたらこんな感じかしらって思ったりもしたわ。
だから、やめるって聞いた時は寂しかったわ。 でもこれもお仕事だもの、私情は禁物。
せめて最後の日にノッカちゃんの好きなパンを。 そしてぎゅっと抱きしめてお別れしたの。
『いつでもパンを買いに来てね。 美味しいパンを作って待ってるわ』、って]
(121) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
[それから来てくれる度に笑顔で出迎えるの。 食パンを頼むノッカちゃんに頷いて。>>104 悩む様子を微笑ましく見守っていたら]
あら、ピスティオ君いつもご苦労様。 小麦粉はいつもの所にお願いね。
[ピスティオ君をにっこり歓迎。>>109 いつ来ても緊張してるように見えるのは、 小麦粉を落とさないよう気を付けてるから!
なんて、私は思ってるけど、どうかしら? 分からないけど仕事熱心なのは分かるから。 いつも笑顔で頑張りを労うの]
(122) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
[小麦粉は厨房の奥の貯蔵庫へ。 いつものように運んでもらって]
はい、今日のお駄賃。
[料金とカツサンドをにっこり手渡すの。 担当が変わると聞けば驚いて。>>110]
まあ、そうなの? 寂しくなるわね。 日持ちするパンね、分かったわ。 その予算だと量はこのくらいで――…
[予算を聞いて、量と質の両立するパンを選んで。 それから、それから――]
(123) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
[ちらりと、ノッカちゃんを見て。 努めて平然と、のほほんとした笑みで]
担当の話だけれど。 もう小麦粉の配達はいいわ。 お店、もうじき閉める事になったの。
[そう、悲しむ事じゃないよう告げた。 ノッカちゃんの選んだパンを袋に入れてあげて。>>114 いつものようにパンを笑顔で渡す]
私、宮廷に行く事になったの。 だからもうじきお別れになるわ。
[ノッカちゃんの頭を撫でて]
(124) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
[悲しいのを誤魔化すような笑みのノッカちゃん。>>116 時折見るその顔に、 私、いつものようにぎゅって抱きしめてあげるの]
寂しくなるわね……。 でも、平気よ。 生きてさえいれば、希望はあるんだから。 ね、だから美味しいパンを食べて笑って? 美味しいパンは人を幸せな気持ちにしてくれるから。 はい、私からのサービス。
[クリームパンとクロワッサンに。 私の好きなメロンパンも追加して。 にっこり笑って頭を撫でてあげるの。**]
(125) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
/* そういえば、ココアさんが交尾用での召集だったら 労働力で召集されるつもりだったりとかなんとか
(-23) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
/* ま、ママ〜〜〜〜〜〜!!!(すき)
(-24) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
/* おっぱいにつつまれてる……
(-25) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
/* こんなん男も女も放っとかないでしょわかる
(-26) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
―本屋へ―
[公園か町並か、或いは明け渡したファームか。 訪れたい先は幾つか目星はあったが 図鑑を一冊買わなければいけない事を思い出した。
本屋に置かれている種類といえば 子供の頃からあまり代わり映えはしないし>>64 小説などに比べ需要供給率の低い図鑑などは 実、全てアトリエにあるのだが―――
先日、不覚にも煙草の灰を 目的の頁に落としてしまった。
作画徹夜で没頭していた男が 転寝をした男が落とした火種が 小火まで広がらず済んだのは 妹が焼きたてのパンを籠に入れて アトリエに足を運んだ御蔭だろう。]
(126) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
[描き遺したいものは数多く。
そのうちの一つは――― 農場の先にあるラベンダー畑だが、 この時期は花がついていない。
全景をこの目で見ながらスケッチは出来るが 開花時期を前提に細部まで描くなら 当然、資料は必要で。
記憶だけを頼りに描くよりも 実物が近くにあれば尚良いし、 それで駄目なら写真を資料にしたい。]
(127) 2018/11/25(Sun) 20時頃
|
|
[そういえば、ラベンダーといえば 額の火傷に付けていた薬>>17の成分にも いくらか入っているらしい。 不思議なものだ。 眺めることで飾ることで心を癒すだけでなく 身体にも作用―― 回復を来す力があるというのは。
文明は兎も角。何処か退廃した空気を纏うこの世界で 男の遺作も、実物のように何かに響くものとして 生憎とただ一つの傑作を除いてはその力は感じられない]
(128) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
[ココアさんはいつだって、 春を思わせる柔らかで優しい香りがする。
パン屋さんのお仕事を辞める日、 抱きしめてくれた>>121あの時、 あたしは、このお店を辞めて正解だと思った。
温かさに、泣きそうになってしまったから]
メロンパンもいいなぁ。
[竈から取り出されたメロンパン>>120に、 選択肢が増えてしまってうんうん唸る。
結局、あたしが選んだのは、 三種類のパン>>114だったのだけど]
(129) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
え。お店、しめちゃうの。
[>>124渡された袋を、取り落としそうになった。 あたしの誤魔化すような笑顔が凍り付く。
だって、だって。 このタイミングで、 ずっと続けていたパン屋さんを閉めるって。
そういうこと>>125でしょう?]
うそ……。
[じわりと涙が滲む。 ううん、だめ。泣いたらだめ。 袖口で涙を拭って、ぐっとこらえた]
(130) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
うん。ココアさんのパンは、おいしいもん。 いつも、笑顔になっちゃうんだから。
……やった、メロンパンだ。 買おうかなって、とっても迷ってたの。
[ありがとう、って。 泣きそうな顔で、笑顔を浮かべる。 ここで泣いちゃったら、ココアさんも困っちゃうもの]
あのね、あの、 ……。 もしかしたら、『向こう』で会えるかもね!
[やっぱり、 『召集された』って事実は口にしたくなくって、 でも、暗に自分も召集されたんだって告げる]
(131) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
[ぐぅ、ってお腹が鳴った。 こんなタイミングで、って思ったけれど、仕方ない。 空気の読めないお腹に、困ったようにあたしは笑う]
えっと……じゃあね! ココアさん、メロンパンありがとう!
[おまけへのお礼を告げて、お店を飛び出す。 ピスティおにーちゃんも居るのなら、 またね、っていつものように挨拶して。
近くの公園で食べようかなとも思ったけれど、 悪趣味な銅像>>@6を見ながら食べる気分には、 とうていなれなかった*]
(132) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
[車椅子では高い棚に手が届かない。
目的の図鑑の名前を告げて取って貰い それから、購入するつもりだった。
レジカウンターを目指し車輪を進める途中。 妹が字も読めるくらいに歳を重ねた頃 誕生日に渡したのは>>25 10年くらい以前発刊されたばかりの 一冊の絵本だった>>52
その絵本が回収となったことを知らずに>>53 子供の為に背の低い棚に並べられた背表紙を確かめ 探してみたが、見つからなかった。 再販図書が多い筈だから、 あるものと思ってはいたが……。>>64
このご時世だ。 電子書籍も流通しているものだから 在庫に無くても不思議とは思わなかったが――]
(133) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
― 治療院 ―
はぁい、おはようございまーす! お熱計りましょうねぇ。
[治療院の朝は早い。 起床時間になれば入院患者達を起こしてまわり。 ざっとカーテンを開けて体温計を手渡す。 明るく笑顔で挨拶しながら体温チェック。]
んん、ゾーイちゃんちょっとお熱高いなぁ? あとで先生に診てもらおうね。 食欲はある? ご飯、ちゃんと食べられるかな?
[体温チェックが終われば朝食を配ってまわる。 患者の顔色を見たり食欲をみたり。 看護師の朝は忙しい。]
(134) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
[全てが終わって、書類の整理が終わったら。]
あ、お疲れ様です。 えっと、患者さんの様子は……。
[やっと交代の時間がやってくる。 昼勤務の看護師がやってきて引き継ぎをして。 それからナース服を脱いで私服に着替えると。 ほう、と息をついた。
今日は急患もそんなにいなかった。 だから何時もよりは少しだけ体力が残っていて。 だからちょっとだけ寄り道しようかななんて。 そんな事を考える。
(135) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
たまにはお義姉さんに会いに行こうかぁ。 相変わらず丸っこい顔してんのかな、あの女。
[脳裏に浮かぶのは兄の妻である女の顔。 兄は三年前にいなくなったのに。 ほんわりふわふわ笑っているのが気に食わない。 でも兄を知っている数少ない身内ではあるので。]
サンドイッチ食べたいなぁ。 そんでカフェオレ飲んで。
[その前に色々買い物もしておきたい。 なら雑貨屋に行くのが先。]
(136) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
[そして休憩が終わったら。 行かなきゃいけない場所がある。]
ヌヴイルさん家行かなきゃねぇ。 今日はお買い物頼まれるかな。 ご飯作らなきゃいけないかな。 何を頼まれるんだろうねぇ。
[身体の不自由な男性の介助。 これも仕事の一つだ。 頼まれればなんでもするけど。 さて、今日は何を頼まれるのだろう*]
(137) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
― 荷物の納品 ―
いつもありがとう
[配達人の彼が今日も店を訪れた。>>84 持って来てもらうのは、印刷された本や、鉛筆や画用紙などの文房具などの雑貨品だ。 それぞれ複数の工場から運び入れが行われており、納入周期は物によって様々だ。 納品書にサインをしながら彼に言う。]
確かに発注通りです こちらが受領書
[顔を上げて彼に少し苦笑いして告げた。]
この工場からの荷物、来月は多分重い荷物になると思うけど、宜しくね*
(138) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
/* おおおおっ!!義妹縁故キター!!!! 不縁故気味でちょっとゾクゾクしますよっ!!!
(-27) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
[そうして、手ぶらでレジカウンターに進む。]
よう、 ―――今日はピスティオのやつは来てねえのかい。
[図鑑一冊なら車椅子の籠に積んでも、重くはならない。 男が必要としているのではなかった。 嵩張るもの… 食料品の類は買い出しに苦労するだけあり 障害者のヘルパーをしてくれる看護婦もいる>>137
この時間は印刷所から本が届けられたり ダンボール箱に入っている雑貨品だとか>>138 区の機関>>113が発刊している 区町新聞が届けられる事が多い気がして。]
今日は植物図鑑Uと…それから。 タイトルは忘れちまったが、……。
[そう前置き、うろ覚えで絵本の内容を話す。>>53]*
(139) 2018/11/25(Sun) 20時半頃
|
|
― 三年前の見送りの時 ― [人差し指を唇へ、早くと促す彼に頷く。>>98 もしかしたら殺されるかもしれない。 でも、それでもと。 足早にあの人の所へ駆けていく。
呟く声も>>99、耳に入らないほど急いでいた。
ちゃんとお別れが出来たのも彼のお陰。 そうでなければ今のように笑えなかったかもしれない。 人前で泣いていたかもしれない。
でも、これでもう大丈夫。 だってまた会えるはずですもの。>>100 生きてさえいれば、必ず――]
(140) 2018/11/25(Sun) 21時頃
|
|
[帰り際、ソウスケさんににっこり微笑んで。 また明日から美味しいパンを作ろう。 待っていてくれる人がいるのだから>>101]
はい、期待しててくださいね。 美味しいパンを作って待っています。
[そのパンの味に困ったように笑って>>11 それからかしら。 ソウスケさんがこの店に来てくれるようになったのは。 いつもお仕事ご苦労様です。 そう言って私、いつも笑顔で出迎えるの。*]
(141) 2018/11/25(Sun) 21時頃
|
|
/* 今日仕事だから入村夜になるけど大丈夫だろうと思ってたら、帰ってきてログ見たら最後の入村私だし、ログ100以上あるしで焦った。
(-28) 2018/11/25(Sun) 21時頃
|
|
/* どうしようかな〜
(-29) 2018/11/25(Sun) 21時頃
|
|
/* バイトあるんだ〜ってバイト入れちゃうと そこから動けなくなりそうだし、 今日はお休み日ってことにしよかなぁ
(-30) 2018/11/25(Sun) 21時頃
|
|
― お客さん ―
こんにちは
[店の中で一人、カウンターの中で椅子に座って物思いに耽っていたその時、カウンターの前に現れた彼>>139に気づき、立ち上がると微笑んだ。
彼はたまに商店街を車椅子で訪れる。 この商店街を利用する者で自分が知らない者は少ない。 逆にここから離れた場所に住み、日々を過ごす人々のことはほとんど知らないのだが。
本の話かと思いきや唐突にピスティオのことを聞かれ>>139、応える。]
配達屋さん、今日はまだ来ていないわ でも、今日納品予定のものがあるから暫くしたら来ると思う。 彼になにか用事でもあるの? 必要なら伝言しておくけれど
(142) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
[次に、彼が本の名前を挙げ始めた。 これは、棚から取ってほしいという意味だ。 カウンターから出ると、いつものように車椅子の彼と共に目的の物がある棚まで移動する。]
植物図鑑U。 これでいいですか?ヌヴィルさん。
[高い棚から本を取り出すと、彼の両手の上に差し出した。]
(143) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
ああ、その絵本 家にあるわ。
[次に彼に聞かれた質問にはあっさり答えた。]
ただ、発禁本みたいで多分再版はされないと思う。 読みたければお貸ししますよ 私が読みたくて買ったものでもないし
[以前家の片付けをしていてやっと存在に気が付いたものだ。 管理後に作られた新しい本のように見えるわりに、本屋でも見たことのない絵本だったため、調べたところ一度回収処分を受けていたことを知った。
恐らくずっと昔、商店街の誰かが自分のために買ったものの、自分も読まず買った人も存在を忘れたことで回収も免れそのまま棚の奥に突っ込まれていたものと思われた。
正直、別に本は好きではない。 この店もただ、見知らぬ親の後を継いだだけだ。]
それにしても、ヌヴィルさん、絵本にも興味がおありなんですね。
[車椅子の彼に微笑んだ。]*
(144) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
[悩むノッカちゃんを微笑ましく見守る。>>129 こうしているといつもの日常のよう。 その明るさに何度となく救われたもの。
だから、その笑顔が凍る様子に。>>130 涙が滲む姿に。 私の胸がしくりと痛む。 ふにゃりと、悲し気に眉が下がる]
私は平気よ、大丈夫。 だからそんな顔しないで……
[なんて声をかけていいのか悩んで。 困ってしまうの。>>131 優しいノッカちゃんを悲しませた事に]
(145) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
ノッカちゃん……。
[『向こう』で会えるかも――、 その言葉に目を見開いて、 ノッカちゃんも同じく招集されたのだと察して。
私、私、なんて言えばいいのか…。 迷っていると、ぐぅと長閑に響くお腹の音。 そしてノッカちゃんは飛び出すように外に出て行ったわ]
あっ……、じゃあ、”また”ね。 ノッカちゃん。
[これでお別れじゃないもの、生きてさえいれば。 だから、またね、と。 辛い時にはここで食べたパンの味を思い出してねって、そう祈りながら彼女の後姿を見送ったの。*]
(146) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
/* ……セイルズ、まじまじと見つめてもやはり目がなんかおかしいタイプで、もちもちさん&すだちさんの絶妙な采配に感動するしかない…… 自分では中々回さないだろうけど、差し出されると好みに気づくみたいな絶妙さ……
よし、帰宅まででもあれこれしよう
(-32) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
[お行儀は悪いけれど、 ホカホカのメロンパンをかじりながら歩く。
落ち込み気味だった気持ちも、 美味しいパンを食べたことで上向きに変わる。 でも、重たい感情はずっしりと残ったまま。
今日がバイトを入れていない日で良かった。 働く気持ちにならないんだもの]
………… どうしよっかな。
[とりあえず街の中を歩いてみようかな、なんて。 だって、もう見れなく街並みなんだから、 この目に焼き付けておこうかなって、思ったの]
(147) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
[兄が意識をなくしていた三日間。 その三日間の間に様々なことがあった。 『事故』を聞いて駆け付けた女の目に映ったのは、 運ばれる兄の姿だった>>28>>26>>27 まだ十代の少女の目に映るには
――聊か、酷すぎる光景だった。]
(148) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
『いやぁぁぁぁぁぁ』
[甲高い声が響き渡る。 兄を『助けてくれた』兄の後輩>>59のことを 聞いたのは後になってだろう。
『事故』の裏側を女がそのときしることはなく 助けて貰った事に感謝して、ありがとうございますと 後ほど、頭を下げにいった程だ。]
(149) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
/* なんか縁故振っていかないとなぁって考えてて。 取り敢えず同じストーカー側は置いといてされる側に振らないとって考えてるんだけど中々難しい。 ココアちゃんはもう振ってるからよし。 ピスティオとタツミさんは仕事絡みでいいかなと思うんだけど、ノッカちゃんどうしましょうかね。
(-33) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
[何もかも突然だった。
そらふねを見送ることもできなくて]
『兄さんの足をどうするの!!』
[黄金に犯された足を切ると聞いたときは 顔を真っ青にして、立っていられなかった。 やだ、だめ。も分かってくださいという声に遮られ 看護師さんに声を掛けられたか、止められたか。 その後、兄の足が>>83どうなったか ――いっぽんは、知っている。
けどもういっぽんを。女は知らない>>117 目まぐるしく押し寄せる不幸に泣いて怯えて、]
(150) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
[思いがけない、幸運に。 対処できなくなっていたから。 それが幸運と呼べるのかは、詳しくは分からない。 眠ったままの兄の傍、待っているだけの身に
訪れたのは、『オズワルド』と名乗る男だった。 母が、とある会社の令嬢だったと聞いたのはそれが初めて]
(151) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
こりゃあ油を食っていやがるな。 それか、届け先が多いと見た。
[今日はまだ来ていない、と聞けば薄く笑う。>>142 用事があるのかと尋ねられたので、 特に荷物の運搬を頼む予定こそないけれど それならばと無精髭を摩りながら口を割る。]
そうだな、じゃあ。 治療院に配達行くならイルマのやつに 伝えてくれって頼めるかい? “鶏肉のトマトソース煮が食いたい”ってな
[この便利な時勢だからメールでも電話でも 伝達方法は数あるとはいえど、 近所周りのついでに伝えて貰えれば楽だ。>>137 治療院に点滴剤やらの医療品を届けるのが 今日で無かったらそれはそれ。 イルマから御用立ての確認が入るだろうし。]
(152) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
[花屋の前で父と会った話なら聞いたことがある。 祖父が最初結婚に反対をしていたことも。
『でも、幸運って突然現れるのよ』
母の口癖はラッキー。と軽いものだった。 農場を営んでいた脳震盪で亡くなってから後を追うように 母も、『事故』で命を落とした。>>88]
(153) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
[その母が、実は令嬢だったなんて。 話に頭が追いつかず、心は動転して聞いてなかった。 だって目の前には目を覚まさない兄がいる。
表向きは卸業を営む会社が、
魔物に『モノ』を卸す、……斡旋するリスト>>@1を 作っているなんてのも、知らなかったことだ。]
(154) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
― 義理の妹さんの話 ― [あの人には妹さんが一人いた。>>136 看護師をしているのだと、 病気の人たちに笑顔と希望を与える仕事なのだと。 あの人はいつも妹――、イルマさんの事を誇らしそうに語って聞かせてくれたわ。
だから私、すごいなって。 イルマさんの事を尊敬の目で見てたの。 彼女がどう思っているか、は分からないけれど。 私、いつもイルマさんの前では笑っていたわ。
心配させてはいけないもの。 困らせては、いけないもの。 だから笑顔でいるのは当然の事!]
(155) 2018/11/25(Sun) 21時半頃
|
|
[時刻はそろそろ朝も過ぎてお昼ごろ。 看護師のお仕事も一段落する頃かしら?>>135]
えぇっと、玉子サンドの残りが4個で、 カツサンドの残りが5……、 それから、それから……
[イルマさんの好きなサンドイッチの量を確認する。 大丈夫そうかな、なんて。 来るかも分からないけど考えてみる。
来てくれたならまた笑顔で出迎えよう。 それはあの人が招集されてから変わらぬ日常。*]
(156) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[ 後取りが欲しいのだと聞いた ]
(157) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[母の弟が血を残さずなくなったと。 夢物語のようだった。
けど詳しく聞けば、悪夢だった。 そらふねに乗せるものを 立ち合い人とともに、区長が署名をすることを。>>113 リストとの繋がりから密接であることも そのとき、詳しくしった。>>115
孤児院に出資しているという零れ話も>>107>>111 ――伯爵の適当の中、孤児が選ばれやすい>>@0>>@3 など、気のせいであってほしいことばかり
女の心はいっぱいいっぱいだった]
(158) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[ここ最近は家族で暮らしていた家には戻らず 余暇を惜しみアトリエで寝泊りして過ごす事が多い。
妹が作りに来てくれることも頻繁だが 曜日に寄って花屋のバイトに重なる為 調理まで頼んでしまうこともある。]
いつも悪いな。 万引きに遭ったら言えよ。 腕利きの後輩に頼んでやるから。
[カウンターを開けると 店内見渡せるレジ周りが無人になってしまう>>143
この3番街という区画から 出る事も入る事もできない環境なだけに 滅多に万引きなど起こることも無かろうが 民間の揉め事を収める為に備えある自警団では 監視カメラの類は貸出を行っている筈だ>>46]
(159) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[ 兄が目を覚ますまで何も聞きたくない ]
(160) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[最初の断り理由がそれだった。 目を覚ました兄に、そのことを話したことはない。 赤子のときのことなんて覚えていないけど。
何度も耳元で安心させるように 告げてくれた兄の言葉を覚えているから。]
(161) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[家に不要の烙印を捺されたのは、今から10年近く前。 家が独自に行う健康診断で、欠陥が見つかった。
イワイの家の伝統は、結局のところわからない。 一般家庭よりは裕福の部類に入るのだが、その程度。 それは男の父母だけでなく、親戚も異口同音に。 伝わるはずの伝統が途絶えたからこそ、 せめてもと続いた血に執着するのだろう。
当時アルバイトをしていた薬屋の店主、 ……サイラスはそう言っていた。 長子だからと期待を込めた目が変わる。 受けさせた高等教育も無駄だと罵られる。 キングスには従わねばならない事と同等の"当然"が消え去った日。
そんなぐらりと崩れた小さな世界から、男を連れ出したのが その言葉だった。>>15]
(162) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[―――でもでも、と泣きながら 悔しがった記憶がある。
お見舞いに来た兄の後輩さん、ソウスケさんが 話しをするとき、自然と林檎を剥く手が 震えていたのは、小麦のことでも>>83 うっかりが原因でもなく>>117
悪魔の事を怖がって、が大半を占めていた。 自警団のことを聞くときもうわの空。 ただ女は知らなくても
オズワルドという男が務める会社は 出資をしていた。 『お金』を『警備』のために使ってほしいと。彼を
通して 自警団に――>>118 そのお金が少し減って居ても会社は気にしないだろう。]
(163) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[ 絵本>>53の中。 連れ去られたお姫さまに同情して。 連れ去る相手を怖がった幼い頃からなにも変わらない。 大事にするから、と抱えた本>>133
字が読めるようになったのに お本を読んでと小さな腕で抱え込み、ちょこんっと お膝の上に座ろうとした頃から。ずっと。
女は何処かで怖がっていた。]
(164) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[3年前、先代の店主はあっさりとその召集を受け入れた。 曰く、働く場所が変わるだけ。 言い渡された事は労働、 主に薬の調合とその材料となる植物の育成管理。 人間の薬は上級種に効くのかなぁ等と彼は笑っていたほど。
そうして告げられる。 『君が居てくれて良かった』と。 『薬学を修めてくれたから、店を任せられる』と。 『だから、安心して街を出られる』と。]
[―――『"ココ"には君が必要だ』と。]
(165) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[ろくに役に立つ前に告げられた別れは、確かに悲しかった。 しかし、店主が宮廷に必要と言われたのなら、 そしてこの店に男が必要と言われたのなら、 泣き言等言えるはずもない。
涙こそ見せはしなかったが、 その笑顔に対して晒した顔はきっと酷いものだったろう。]
――はい、
[その時はそう返事をするのが精一杯だったと記憶している。]
(166) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
/* ちょっとみんなのコアタイム時間になってきたからかログ量が滝になってぷるぷるふるえてる(ぷるぷる
(-34) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[そうして、その時に見た同じ文面が、 数日前に店ではなく個人宛のメールボックスに届いた。 選定には誤差があるのか、男には少々早くに。>>12>>54>>84 恐らく、名簿は出揃った頃に送られるのだろうが。>>113
先代との約束を反故にする罪悪感と、 誰かの居場所を取り上げるやもしれないいたたまれなさ そのどちらも過ったのだが]
――食用、じゃない。
["まだ、必要とされている"
その召集はその証左でもあった。 たとえそれが人外であっても。*]
(167) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[図鑑の少し厚めな頁を捲る。 目的のラベンダーの写真が何点か確かめられた。 やはり図鑑はいい。 パソコンで拡大する画面よりも細部が見やすい。 こういう点はアナログに分がある。
それから、ついでの様に尋ねた話だが、 思い当たる節はあるようで仔細を聞く事が出来た>>144]
発禁が掛かってたのか…あの絵本。
[この町にとって有害な図書には思えない。 と考えれば何処が抑えたかは頭を使うまでもない キングス宮廷が刃を入れたのだ。]
(168) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[冬の季節は、花が少ないから寂しいわと 老婆が話すのを、届けた花束とともに聞いていた。 『フローラ』その名の意味は
――女が知るものなら、老婆はにこにこと笑うだろう。 彼女の夫は少し前に病気で亡くなっている。 近くには娘もいる。幸運な老婆だ。 何もかも奪われずにいた。
紫色の甘い飴玉をお駄賃だってもらえば、笑顔で お礼をいって。駄菓子をいくつか買い 配達は終わりを告げ、背伸びをした。]
(169) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
となると、……エル・ドラード関連か?
…それにしても御伽噺だと思っちゃいたが 案外、実在するのかもしれねえな。
[ありもしないものを連想させるだけで 発禁を掛けるのは狡猾な連中の施策にしては 笑い話ともなりそうで――、]
(170) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[パンを買いに行くのもいい。 途中、本屋によるのもいいかも。 花の図鑑、貯めたお金で新しいのが欲しいもの。>>64
絵を描くときの資料にしたい。 枯れそうになった花をしおりに使ってくださいと 渡した事もあっただろう。
後、兄のお世話をしてくれるお姉さんが務める>>134 治療院に飾る為のお花を用意しなくちゃ。
――病室や受付に飾る為の花だから 女の手では多すぎて>>77配達人に頼んでいたはずだけど。 店長は花を用意していたかなって確認のメールを送る。
花は作ったけど、配達人 ピスティオくんにお願いの連絡をしてなかったらしい。 仕方ないって溜息半分、いつものことだからって笑顔半分]
(171) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
『ピスティオくん
また病院へお花の配達お願いします』
[機械音痴な店長に変わって そうやって連絡を入れるのも>>84女の仕事の1つだ。
そうだって、思い出したのは
ノッカちゃんのこと]
(172) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
そうだな。 いや… あの絵本をこの本屋で見つけた時が 急に懐かしくなってよ 立ち読みでもしていこうと思ったのさ。
捨てられてなきゃ妹が持ってるはずだ。 家で読むから大丈夫だ。
[金を払わず中身を読むのは若者の専売特許だから 少しばかりおどけた言い回しで肩を竦めてみせる。 購入――できるのなら。 向こうで生かされている僅かな時間に 追憶に浸る為、読み返そうとも思っていた。
筋書きをワカナに説明できるくらい 内容を覚えた絵本だというのに>>164 借りたまま消えてしまうのは流石に悪い。]
(173) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
それで、いくらだい?
[図鑑を紙袋に包んで貰おう。 支払いを済ませてそれから―― 本屋を退店するつもりだ。]*
(174) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
[花屋が忙しいとき。 卒業シーズンや、イベント事があるときに。 アルバイトを>>55頼んだ相手だ。
同じ歳だからって、ついつい仕事を頼んでしまうけど 今回もそれが理由だった。]
(175) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
『今度 商店街のお店でイベントを行うから 花を沢山用意してほしいんだって、手伝ってくれる?』
[勿論、アルバイト代は店長が出す。 ということでメールをうって
お昼からは 大学の講義があるから、
そろそろ用意しなきゃと思案に耽りつつも、 商店街を歩きだした。携帯の飾りがゆらゆらと揺れる。 『春』の訪れが遠いなか、次の題材にも思考が飛んで コロコロと口の中で紫色の飴玉を転がせば
優しい匂いのラベンダーが、頭に過った。 農場に咲いて居た花の事を思い出す、 先日の事も誘発的に頭に浮かび。]
(176) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
/* どーしよっかな ワカナさんところもひと段落ついたみたいだし、 ワカナさんかイルマさんとこ顔出したいけど
(-35) 2018/11/25(Sun) 22時頃
|
|
…兄さんには私がいないとダメなんだから。
[最近、兄は家に帰ってこない。 その分、たくさんの絵を描いている。心配じゃないと 言えばウソになる。だってたった二人の兄妹だ。 妹はまだ招集をしらない。
――危うく、火事になりかけたし。 あわてて、水を顔どころか、お布団に、床にまで掛けて 焼きたてのパンをおもわず口につっこもうとした。
何しているのって、女が泣き虫になったのは きっと兄のせいだ。]
(177) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
[水彩で描く花は空想でもある。>>88 見て描くのも好きだけど、ないものを風景の中に。 図鑑を見てかいたり、頭の中でイメージして
描くのが好きだった。
お話を受ければ、好きなだけ絵を描いてられますよ
その声に 女はまだ返事をしていない**]
(178) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
― 街中散策中 ―
[お散歩するなら、馴染みの深い商店街へ。 あたしがバイトしてる店も少なくないし、 街並みを見ているのも楽しい。
お花屋さんに、本屋さん。 雑貨店でも働いたことがあったっけ。
ぼうっと街並みを見ながら歩いていたけれど、 ふと、前を見れば見知った顔]
イルマさん、こんにちは!
[>>136片手にパンの入った袋を抱えながら、 あたしは彼女に声をかけた]
(179) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
[イルマさんの勤めているところには、 清掃員としてバイトしていたことがある。
お掃除のバイトは、結構好きだった。 色んなところを見ることが出来るし、 色んな人と出会えるから。
イルマさんもその中のひとり。 おはようございます、って元気に挨拶をして、 彼女が退勤する時間だったら、 お疲れ様ですって声をかけてた]
さっきまで、お仕事だったんですか?
[この時間に歩いてるってことは、 さっきまで、お仕事中だったのかなって>>134]
(180) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
[たまに、風邪をひどく拗らせることもあって。 普通の風邪なら薬屋さん>>16にお世話になるのだけど、 我慢できない時は、治療院にも足を運んでた。
その時にイルマさんが居たことも、あったっけ。 止まらない咳と鼻水、熱に浮かされた頭に、 どうにも不安になっちゃって、 わんわん泣いてしまったこともあった。
今では、笑い話だけどね!]
……あ。
[ポケットに入れていた端末が、 メールの着信>>176を告げる。 ちらりと画面を見れば、 フローラちゃんからのメールだった]
(181) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
[フローラちゃんはあたしと同い年で、 たまにお花屋さんのアルバイトを回してくれる>>175
同じ年齢ってこともあって話しやすいし、 あたしはお友達だと思ってる……けど、 向こうがどう思ってるのかはわかんない。
少なくとも、街中で出会えば挨拶するし、 仲が悪いわけではない、ハズ]
………………。
[イルマさんに断って、メール画面を確認する。 『今度』>>176 ――その文字を見て、 端末の画面をそっと切った]
(182) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
[このお返事は、少し後にしよう。 いま、イルマさんの前ですることでもないし、 冷静にお返事を出来る気もしない。
もう、アルバイト出来ないんだ、って。
平静を保って返事を出来るくらい、 強い心があったらよかったのにね*]
(183) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
[まずは雑貨屋に向かおう。 そう思っていたけど見知った顔がいて。 しかも声を掛けられたとあれば>>179]
こんにちは、ノッカちゃん。 そうだよぉ、さっきまでお仕事。 眠いんだけどお腹空いちゃったから お義姉さんのお店行こうかなって思ってたとこ。
[言いながら視線が向くのはパンの入った袋。 美味しそうだ。 雑貨屋に行こうなんて思ってたけど。 これは先にパン屋に行くべきかもしれない。]
(184) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
[ノッカは以前治療院で清掃員をしていた。 清掃の仕事なんて若い子がするものではない。 大抵は身体も満足に動かせなくなった老人達の仕事。
でも彼女はその仕事が嫌いではなかったらしい。 いろんなところを見られるし。 いろんな人と出会えるからって。
なら看護師になってみたら、なんて誘ってみたけど。 それを是としなかったから今がある。 彼女が同僚になっていたらきっと楽しかっただろうに。]
(185) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
パンはまだ残ってた? あそこのパン美味しいでしょ。 だからタイミング悪いとあんまり残ってないんだよねぇ。
[勿論、一日に何度かは焼くだろうから。 たまたま行く時間帯が悪いんだろう。 仕事帰りに寄ると食べたいパンがない事もあった。]
悔しいけど私、料理は出来るけどパンは焼けないから。 そこだけはお義姉さんに勝てないんだ。
[なんて話していたらノッカが端末を手にした。 メールか何かを見ているのだろうけど。 誰から、なんて聞けるはずもないので。 そこは黙って彼女が端末を弄り終わるのを待った*]
(186) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
/* 女の子がかわいい村は開くたびにしあわせになれる これはだれになんと言われようがもう間違いない、ど正論。
でも切なさに涙滲んじゃう・・歳かな・・。
(-36) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
[大学に近い立地と言う事もあり、 講義の合間の学生はよく薬屋を訪れる。>>22 そこに多少なりとも 男の美醜が関わっている事まで気付けはしないが。
花屋でアルバイトをしている彼女は、 薬を求める客でもあり、>>21 また、男が顧客となっている。 ラベンダーをはじめとするハーブ類は 彼女の勤める花屋へ依頼をしていた。 薬はもちろん、 サービスとして振る舞う紅茶等にも。
だから、嫌味が多少鳴りを潜める一人。]
(187) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
そう言えば、 花屋への連絡もまだだった。
[雑談の拍子にそこの大学の出と知ったフローラは、 一年たりとも重ならない男も"先輩"と呼ぶ。 間違いはないから、好きなように呼ばせている。
男のもとにメールが来てからまだ仕入れていなかった事からの不覚。 製薬工場には伝えているが そこから薬を運ぶピスティオにも、まだ。 数日前から減り始めた荷は、今日が最も少ない。
処方箋もこの店で受け付けているため、 街の別の薬屋を勧めてほしいと取引のある治療院にも伝えた。>>134 店主が変わってもこの店を信頼してくれた客がいる。>>128 だからこそ、取引を終える連絡は気が重い。*]
(188) 2018/11/25(Sun) 22時半頃
|
|
そうなんですね。お疲れ様です!
[>>184夜勤、というか。 夜のバイトをしたことは少なくないけど、 看護師さんのお仕事は大変そうだと思う。
前に一度誘われた>>185こともあったけれども、 飽き性だから一つの職につけないと思う、って。 断ったことがある。
イルマさんと働くのは、 きっと楽しいんだろうなって思うけど!]
(189) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
パン、残ってましたよ。 今ならまだあったかいかも。 さっきはメロンパンが焼きあがってました!
[>>186問いには大きく頷いて、 今なら間に合うと思うって言葉に込める。
イルマさんの言葉の節々には、 なんとなく、お義姉さん……ココアさんへの 対抗心のようなものが伺えて。
でも、そこに触れるつもりは無かったから、 あたしはパンの美味しさだけを、 イルマさんに伝えることを選んだ]
(190) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
……ぁ、っと。ごめんなさい。
[メールを確認して、すぐ。 あたしの表情が一瞬凍ったのを、 イルマさんに気付かれてしまっただろうか]
お腹空いてますよね! 引き留めちゃってごめんなさい!
また、 ………………
[バイトの時に、って言おうとして。 もう辞めるんだったって、口を閉じちゃった]
(191) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
…… えっと、またバイトの時に!
[言い直したけれど。 なんかおかしいなってことは、 伝わっちゃっただろうな*]
(192) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
/* おんなのこたちに頬ずりして回りたいけど ストーカー以上の不審者だから断念
(-37) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
/* 女の子たちがかわいい キラキラ華やかだ……かわいい(二度言う
(-38) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
―小言―
[治療には金が掛かる。 どうせ処方箋で薬屋の世話になるからと言う理由でか、 それとも違う理由もあるのか、 病院や治療院を省略して薬屋に来る者がいる。 そう言う奴を客とは言ってやらない。]
素人目で診断して、 悪化したときの方が金かかるぞ。
[拗らせた風邪や酷い傷を見れば、 頼まれた薬を準備もせずに、表情なく小言を処方する。]
(193) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
/* 。0(ココアパンとか作ろうかなあ……)
(-39) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
薬で何とかならないって そんな悪評立てられても困るんだよ。 ちゃんと処方箋持ってこい。 それで本当に風邪だって診断受けたら 俺を馬鹿にしろ。
[ちゃんとまずいと判断したら治療院へ行く若者もいるのに。>>181 そう"お客様"を思い出してため息をつくと、 明らかに色々拗らせてる奴は怒りながら店を出て行く。
一応心配しているから告げているのにと、 またため息をついた。*]
(194) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
/* リアタイで僕の発言のアンカ見えたから小躍りして先に書いてしまった。
三年前の時間軸見てこねばー (数字を他と揃えたので予定より2歳若返ったタツミ)
(-40) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
/* こう、エンカと縁故投げ下手くそか!ってなる。毎回。 進歩したい。
あと、サイラス、肩書見て決めました。 芙蓉(フヨウ)と悩みましたが、女の子に相談する悩みじゃねぇなってなった。
(-41) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
/* タツミ君にもパンを食べさせたい!! ワカナさんにも!! セイルズさんにもっ!!
みんなに美味しいパンを配って笑顔にしたい。(やんすと村において謎ベクトルに特化した情熱←
(-42) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
ありがとう。 ノッカちゃんは今から仕事?
[何時でも忙しそうなイメージの彼女。 今は何の仕事をしているのだったか。 何時聞いても仕事が変わっているから分からない。]
メロンパンかぁ。 サンドイッチにしようかなって思ってたけど。 おやつにメロンパン買っちゃおうかな。
[ノッカが敢えてお義姉さんの事に触れないでいる。 それに気づかない程愚鈍ではないつもり。 だからこっちもお義姉さんへの複雑な気持ちは隠して。]
(195) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
お腹空いてるけどノッカちゃんと話すの楽しいから。 だから気にしなくていいんだよー?
[明るくそう返すけど。 メールを見てすぐの彼女の顔。 なんだか硬いなって感じた。 これでも看護師だから人の顔色を見る事は得意で。
彼女はきっとそれに触れられたくないのかなって。 そう思ったけど。]
また、バイトの時? 清掃員のバイトまたするの?
[今は違う仕事をしていて。 どうしても人手が足りない時は頼む時もあったけど。 でも今、そんな話は出ていなかったと思う。 だからそれだと次に会うのは随分と先の事になるし。 それに。]
(196) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
なんかねぇ、これ言っていいのか分かんないけど。 ノッカちゃん泣きそうな顔に見える。 あの日、治療院で泣いたあの時より。 今の方がずっとずっと泣きそうな顔。
まあ、深くは聞かないけどぉ。 もし悪い大人に無理やり嫌な仕事押し付けられてるとか。 そういうのあったら言ってね。
愚痴くらいは聞くからねぇ。
[彼女に招集命令が下された事は知らないから。 だから単純に心配そうにそう言った*]
(197) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
/* イルマちゃんの複雑な感情……熱い!!! 負縁故に怖気づいて「さん」付けしたけど、今からでも「ちゃん」付けにしたい、したいっ……! でも、チキンだから心の中だけでそう呼ぶ←
(-43) 2018/11/25(Sun) 23時頃
|
|
今日はお仕事、お休みなんです。
[>>195バイトを入れない日はそうそうなくて、 月に数日、あるかないかってくらい。 偶然にも今日が休みだったのは、 ある意味、あたしには運が良かった]
あ。えと、えっと。
[>>196誤魔化そうとした言葉が、 更に墓穴を掘って行く。 なんだってこう、墓穴を掘っていくんだろう]
そ、そうじゃなくって、その。 また……今度、っていいたくって、
[でも。 かけられたのが優しい言葉>>197だったから、 誤魔化しの言葉は、止まっちゃった]
(198) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
その、あの。 もう会えないかもしれない、から……。
[あたしの誤魔化すような笑い方は、 泣きそうな顔にも見えちゃうかもしれない。
さようなら、って言うのは憚られてしまって、 言葉にできなかったけど。 お別れってことは、伝わったかなぁ*]
(199) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
更なる前進 ココアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(更なる前進 ココアは村を出ました)
|
[てきぱきと。 パンを棚に並べていく。
丁度カレーパンを揚げ終わりました。*]
(200) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
/* カレーパン……たべたい…… あ、賞金稼ぎはゆびさしかくにん!
(-44) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
[直ぐにお返事が来ることはない。 けど、忙しいのかなって彼女の事情も知らず 女はそんな風に考えていた。
同じ歳の女の子。>>182>>183 女は友達だって勝手に思っていた。 薬屋さんの先輩が格好いいんだって 年頃の話を振ったり 誰か好きな人がいるって聞いたり、 アルバイトをお願いしたり。
大学にも友達はいるけど、ちょっと違う感じ。]
(201) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
[ノッカちゃん、ノッカちゃんって呼んじゃう そんな感じを女は持っていた。
だって、どこか守ってあげたくなる。 そんな雰囲気が、少し心配だったのかもしれないけど 気兼ねなく話せるのが嬉しく、楽しかったのも事実だった]
(202) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
え……もう会えない?
[その言葉に脳裏を過るのは三年前の兄の事。 あの時ももう会えなくなるからって。 最後の晩餐はお姉さんに譲ったけど。 その前の日は兄を独り占めさせてもらって。
それから一度も顔を見ていない。 生死も分からない。 生きてるんだって信じたいけど。 それを一途に信じられる程純な人間じゃないから。
もう……じゃないかって思ってしまうんだ。]
(203) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
― 雑貨屋さん ―
こんにちは
[パン屋さんにパンを貰いに行く前 足を運んだのは雑貨屋さん。ちょっとミステリアスなロイエちゃん。>>4彼女の姿があったのなら、近くによって]
ねえ、イイ感じの小瓶ないかな こんど、絵で描こうと思って………
[そう問いかけただろう。 ミステリアスな雰囲気が綺麗でちょっと憧れていた。 だからちょくちょく顔を出していたのだけど。
さて、返答はどうだっただろう。 携帯の端末が鳴れば、その場を後に*]
(204) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
あ、ああじゃあ、私なんかより、
[笑った顔はどこか泣いているように見えた。 どう慰めたらいいんだろう。 分からない。 こういう時どんな顔をしたら分からない。
笑ったらいいのか、泣いたらいいのか。 驚いたらいいのか、悲しんだらいいのか。
分からないから最終的に困ったような顔になって。]
大事な人に会いに行った方がいいね。
[内心の動揺を隠す事で精一杯だったから。 そう告げた声は事務的で冷たく聞こえたかもしれず**]
(205) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
[続いて訪れたのは薬屋さんだ>>187]
先輩、こんにちは いつのも塗り薬ありますか?
[先輩。と呼ぶ事を否定しないから いつものように笑って声をかけた。ラベンダーを始めとした ハーブ類を依頼されていることもあって。
ついつい足を運ぶんだけど]
(206) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
―公園―
[石畳を緩慢に、緩慢に、車輪が駆ける。 少し肌寒くはあるが毛布は持参してある。 膝にかけて、クロッキー帳を開いた。
自然と建造物の調和した公園や 遊具で遊ぶ子供らを描くうち 嫌でも目につくものがある。>>@6]
(207) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
[実寸大かそうでないかは分からないが 人間のように 否、人間以上に 洒落た衣服を着込んだキングスの銅像だが。
―――この像の製作には、男も一枚噛んでいた。 と言っても設計は飛空艇で派遣された人間が行い 服の一部に彫刻刀を入れたに過ぎないが。
エビともロブスターともつかない独特な顔面。 ただ眺めているだけだと 鶏ではなく海老の煮込みを頼むべきだったと 少し後悔してしまうくらい捕食意識も生まれるが 実際に此奴らに喰われるのは、己なのだ。]
(208) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
そうだ、新しいしおり作ろうと思ったんですけど 本屋さんに置いてもらおうかなって
ハーブ系だとどれがいいと思います?
[基本的に枯れてしまいそうな花を お願いしているのだけど。
その中でも可愛い花を選んでいるから。 ――新作に、紅茶の香りが移ってくれないかな。 彼ならその術を知っていないだろうか。と考えて
相談事を続ける身はやっぱり何もしらない>>188**]
(209) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
こいつが一番の駄作だわな
[製作作業に携わりたかった訳でもない。 だからこそ、“心がある”作品ではない
つぶらな目が憎たらしいのか 肉を溶かし骨を焼き切る酸をかけられ 絶叫したものの“上”にいる存在。 とはいえ、キャビアのような目だけ見てれば なんともいえない可愛い気もある。
この世界のカースト頂点に君臨する存在で キングスの条例には絶対服従であることなど 義務教育で耳にタコが出来るほど聞いているが 尊敬をしろと言われてもそれは土台無理な話だ。
屠殺される牛が屠殺者を崇めるものだろうか>>@2]
(210) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
その、だから。えっと。 イルマさんもお元気でって、ほんとは言いたくて。
[困らせちゃったかなって、 イルマさんの顔を見て思った>>205
だから、それだけ。 元気で居てほしいって、言葉だけ。 イルマさんに伝えたの]
大事な人……。 バイト先には、連絡するつもりです。
[家族はもう居ないし、大切な人も居ないから。 強いて言うならバイト先くらいって、 肩を竦めて笑って見せる]
(211) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
/* 兄さんと発言タイミング被りすぎでは? 運命かな()
(-45) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
[ただ。 こいつらに唯一感謝をすることがあるといえば 妹ではなく自分を召集にかけたことだろう。 先か後かの違いがたとえあるにしても―――、だ。
妹を恐怖に陥らせる直接の原因はこいつら、 というよりもショッキングな出来事や>>150 男が目を覚ますまでに迫った 不安にさせうる事実>>163かもしれないが
人間を脅かす怪物、悪魔、 そういったものに過敏だったように思う。>>164]
(212) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
[これ以上イルマさんを困らせる気はないし、 あたしが泣きそうな顔したら、もっと困っちゃう。
だから、あたしは笑ってみせた。 泣きそうな気持ちをがまんして、強がるの。 いつだってそうしてきたんだから、大丈夫]
あ!焼きたてのパンが売り切れちゃいますよ! あたしも、イルマさんとお話するの、 とっても楽しくてすきでした!
[楽しい、って言ってもらえた>>196から。 あたしもそうだったって、イルマさんに告げて。 パン屋さんへ向かうことを急かした*]
(213) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
|
/* ………うん、人形遣いになるのは、1日目になってからだ、ね!!!!
少年Aを動かそうとしてたよ……(とほほ
(-46) 2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/11/25(Sun) 23時半頃
|
[自分より年下はみな弟妹のようなもの。 そうして育った孤児院出身の性は、 暫し会わなかったノッカに対しても人懐っこく。
互いに孤児院を出て会わなかった期間は長くとも、 彼女がどんなバイトをしてたかすら知らなくとも。 そこに元気でいることが分かれば――
――笑顔を見れば嬉しくなった。 元気そうな返事を聞けば心が浮く。>>111 そのせいかこっそり笑うのを見逃して突っ込めず、 大きな口が笑いを描くのみを彼女に残し荷を運ぶ]
(214) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
まいどー、ありがとうございまッす。 もうこれがいつも楽しみになっちゃってたんすけどね、 残念だけどもう配達ができなくなっちゃってさ――
あ、前の卵の入ったヤツ、すげー美味かったです!
[手渡された料金と好意の昼飯>>123に、 仕事なんでと遠慮したのは最初の数度きりだった。 今は素直に受け取って頭を下げて、 装飾無き感想を伝えるのが常のことになっている。 美味かった。 この店で会話するのは緊張したけれど、 嫌いというわけでは決してなかった。
これが最後だという事実に笑顔が曇ろうとしたけれど、 それでも仕事中だと内に押し込め笑顔を保ち、 そうして流れるように業務連絡を済ませて]
(215) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
[男と母親違いの妹は20以上の歳の差がある。 妹にこんな話をしたことはない。 知っているのは他界した父親だけだ。
母親が連れて行かれ十数年がたち、 男が二十歳そこいらになって 令嬢の家柄の女と再婚すると聞いた時>>151>>154 男は、父親を殴ってしまった。
実母が帰ってくる事はない、判っている。 でも、向こうで今も化物の子を産まされたり 望まない存在の子供を育てているかもしれない
飛空艇に乗って連れて行かれて帰った者はいない でも、もしかしたら、 そうじゃないかもしれないではないか。 何かの奇跡が起こりでもしたら この地に帰ってくるかもしれないじゃないか。]
(216) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
[金が目当てなのかと口汚く罵りもした。 羊を育てるにも農業を営むにも 維持費や人を雇う手間代は掛かる。
義母を母と直ぐには呼べなかった―― 向こうで生きているかもしれない。 生きて帰ってきたら 信じた夫が別の家庭を築いていたら あまりにも報われないではないか
義母が令嬢の出であったことを 実の娘にも語らなかったのは 義息の憤怒を目の当たりにした事もあるだろう。
怒りは、きっと何処かにある。 生まれてきた妹を抱いた時に鎮めただけに過ぎない。 でも、もう、文句を言う相手の父親は死んでしまって 慰めてやりたい母親は、きっともう、生きてはいない]
(217) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
[そうして気付いたのは、寂しい笑いの気配。>>116 晴れやかに笑うのではなく、色彩を欠いたもの。
その意味するものを知っているからこそ、 自然と手が伸び、頭に掌を乗せ、ぽふんと柔く叩いて。
いつか孤児院でしたときと同じように……ではなく、 その悲しさを紛らわせる方法がないから、 せめて気付いているから無理するなと言いたげに。
言葉は連ねず触れるのも一度きり。 その手は穏やかな店主の選ぶパンの山を受け取って、 お礼を述べようとしたその刹那。
彼女が紡ぐ言葉>>124に、双眸が揺れ、口を開いた。 やはり言葉は出ずに、喉奥の呼気だけがひゅうと啼く]
(218) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
/* お兄ちゃんとお姉さんに撫でて貰える役得!いえーい!
(-47) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
[母親に“会う”日が来たのだと考えれば 食用としての“出荷”は悪くないのかもしれない
ただ、遺していく ――怖がりな妹はどう生きていくのだろうと 言いようのない無力感はある。
あのように怒りをぶつけても 実子同然に男を扱ってくれた 義母の血を引くだけに嫁ぐまで見守りたかっただとか
それに。 こんないい歳まで独り身でいる原因のパピヨンが 心残りで、気がかりで。]
(219) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
[描く手は重く。 鉛色の線が白面に伸びる速度は緩慢だった
捗らない――]**
(220) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
[まるで観劇でもしているようだった。 薄幕に映し出された光景のように、 交わされる言葉に現実感を感じ得ず呆然と息を飲む。
今、ノッカはなんていっただろう。 さっきココアは何を言っただろう。
此処ではないどこかで会える。 宮廷に行く。
つまり、知己たる女が2人招集される。 そう、認識した脳が拒絶を起こし停止して、 2人が交わす言葉に対して、同じように]
(221) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
あぁ、“また”な――…
[去る姿を見送って出た言葉がこうだった。 会えるのかは己の招集の文字を見れば微妙な所だ。 健康的過ぎる身体故の、実験体としての招集。 下僕として何を要求されるのかは想像できないが、 女性の立場の危うさよりはましだろうか? いや、未来の昏さなど、比べるべくもない。
手を振れたのが精一杯で、そうして、 仕事を思い出すまで深呼吸にして3往復程度を掛けて]
(222) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
―三年前―
[その日は引き継いだ店を早めに閉め、先代を見送ると決めていた。 扉の札をcloseに変えるべく、店の外に出た時に、その声が耳に飛び込んだ。
自警団の、確か四班に所属していた男だった。 下級種に人間が襲われたのだと、>>26 そして何か対策になり得るものはないかと。>>59
すぐさま頭に巡るのは、劇薬に類するカウンター奥の棚。 薬屋が扱う薬は、何も治療に関するものばかりではない。 害獣や害虫用の薬品もあり、普段は客の手に届かないところに保管している。]
緊急事態だ、 好きなだけ使っていい。
[麻痺するだけの弱いものから、 人間も摂取したらひとたまりもない強いものまで、 店にあるだけの毒を全て、自警団へと提供した。 使い渋って被害が広がっても困ると、返却については特に告げずに。]
(223) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
―雑貨屋―
[あくまで雑貨屋だと言い張りながら、店内の品揃えとしては多種多様。 先週は食パンも取り扱っていた。ココアとは1週間の約束で。 ハンドメイド用のスペースもある。
求める小瓶>>204は、6種類程。]
フローラ、おはよう。 そうね……どういった小瓶が好みかしら。
[彼女の背に手を回し、店内へと促す。]
(224) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
[もし余ったのなら、きっと返却はなされるだろう。 その程度には自警団には信頼を置いている。
提供された毒は無事、対峙する団員に届けられたらしい。>>60 らしい、と言うのはその毒がどの程度役に立ったかは定かではないから。 男は追い払った現場を見てはいない。 それどころではなかったのだ。
怪我人の存在も聞けば、簡単な薬を持って向かう。 医者ではないが、 擦り傷程度の応急手当は出来るだろうと駆り出された。 場所がゲートと聞けば、そこは間違いなく人混みで、>>74 混乱もおきかねない。 男は本来の目的とは違う理由で向かわざるを得なかった。]
(225) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
[庇ったと言う団員はさすがに専門家に任せた方が良い。 そちらに人員が割かれるのなら、 応急手当しかできなくとも、男は来て正解だった。
庇われたはいいがそのまま転んだ子どもや、>>26 人波で怪我をした者、>>85 彼らの処置が終わった頃、 既に人波は引き、宮廷へ向かう人も見送る人もその場にはいなかった。]
……サイラス、いってらっしゃい。
[その声はゲートに向かって。 しかし、見送れなかった"役立たず"の声は、 きっと届かない。**]
(226) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
あ、えーと……了解です。 今までのご愛顧、ありがとうございました!
[パン屋の店主に深々と頭を下げて、 無理矢理の笑顔を貼り付け台車のロックを外せば。
古い台車は軋みを上げて、 早く進めと言わんばかりに商店街の路を僅かに転り出し、 自然と添えた手も台車を操る為に忙しく、 店前を去るのは速足となっただろうか。
最後に振り向いたときにココアの姿が見えたなら、 ぐっと唇を噛み締めて手を振り、次の配達先へと急ぐ*]
(227) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
/* ホェーー 駆け足で帰って来て書いたけど拾い損ないがありそうこわい
(-48) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
/* フローラ返したら、ねよう!
あと、三年前が齟齬ってないか不安でござる。 薬剤師が治療できない制度なのは我が国なので(確か)、たぶんこの世界ではできるんだよ…って思ってる。
(-49) 2018/11/26(Mon) 00時頃
|
|
[イルマさんを見送ってから、 あたしはメール>>176を読み直した。
それはやっぱり、アルバイトのお誘いで。 あたしに『今度』は無いんだって、 現実を突き付けてくる]
『この街を離れることになっちゃったから、 もうお仕事のお手伝いできないの。 ごめんね!』
[>>201フローラちゃんとは、よくお話した。 彼女の先輩のお話とか、オシャレの話とか。 好きな人の話は、笑って誤魔化したり。
大学に通っていないあたしにとっては、 とっても楽しい時間だった]
(228) 2018/11/26(Mon) 00時半頃
|
|
[台車が軋む。 ぎしぎしと音が鳴る。 まるで罅割れていくようだと感覚が訴え、 初めて早足を緩め、本来の安全速度に戻った。
誰も彼も居なくなるような仄寒さだ。 錯覚だと分かっていても背筋が震えて、 そうして溜息を吐き、呼吸を整える。
次の行き先に早くいかねば。 少し早い時間に出ているとしても、 配達時間は既にぎりぎりの領域となっている。 次も小麦粉袋がたくさんで、>>118 荷運びに時間がとられることが予想できるだけに。
台車を押す手にまた力を籠めた。 狭い裏道を通ればまだ時間前に辿り着くはずだ。 客を待たせてはいけない―― そう教え込まれた商売魂は招集が出ても生きている]
(229) 2018/11/26(Mon) 00時半頃
|
|
炎、水、壁、冬の日差し、茸、それに――虹。 それぞれモチーフも色も形も違うから、気に入ったものを選んでちょうだい。
その間に――…そうね。買い付けたい花を、選んでいるから。 ブーケをね。置きたいの。
[目を伏せる。 別れの手向けにせめて、せめて。誉れの花を。
三年前のあの時は、誰の手にも花は渡らなかった。 地面に落ち、踏まれ、無惨に散った花弁は殊更痛ましかった。]
……ゆっくり選んでね。
(230) 2018/11/26(Mon) 00時半頃
|
|
[だから、迷惑かけたくなくって。 気付いたら連絡が取れなくなってた、なんて 心配もかけたくなくって。
ここを離れるってことを、メールで伝えた。 暗さを感じさせるのはイヤだったから、 文面だけでも明るくなるように、元気よく。
あたしは大丈夫だから。 そんなふうに伝わればいいな、って思いながら]
泣かない、泣かない。 父さんや姉さんに、会えるかもしれないんだから。
[助けてくれる誰かが、いるかもしれないから]
(231) 2018/11/26(Mon) 00時半頃
|
|
どーもー。 小麦袋お届けです、運びますか?
[そうして辿り着いた商店の軒先に台車を留め、 店主か店員かを確かめるように顔を覗かせる。 暫く仕事に集中したせいで陰りはなく笑顔も戻り、 台車の上の大きな袋を3つ指さし、訪ねる。
今日はまだ運ぶ先がある>>142のだ。 ゆっくりしてはいられないが、 近道のおかげで少し時間の猶予ができていた**]
(232) 2018/11/26(Mon) 00時半頃
|
|
[瞳に落ちた陰は数秒。 フローラの邪魔にならぬ用にレジの傍へと移動する。
カウンターに隠れた手が弄ぶ白の携帯端末。 発信履歴から選んだ一件。
…――また、繋がらない。]**
(233) 2018/11/26(Mon) 00時半頃
|
|
― 昔の話 ―
[あたしがひとりぼっちになった頃。 つまり、孤児院に預けられた頃だ。
ひとりで居るのが怖くて、寂しくて、 でも、泣きつけるほど信頼している相手もいなくて、 いつも笑ってた。
そんな感情を、ピスティおにーちゃんも 察してくれていたのかもしれない。 よく、頭を撫でてくれていた>>218
それでもあたしは人前では思いっきり泣けなくて、 公園の端っこで、ひっそり泣いてたの*]
(234) 2018/11/26(Mon) 00時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/11/26(Mon) 00時半頃
|
…―――ツナガラナイ。
(-50) 2018/11/26(Mon) 00時半頃
|
|
[泣いたら更に悲しくなっちゃうって知ったのは、 あたしがひとりぼっちになった時のこと。
泣いて、泣いて、でも、人の前では泣けなくて。 強がりのあたしは、泣くことを我慢することにした。 でも、我慢できない時もあって。 そんな時は、毛布をかぶって静かに泣いた]
………… 。
[街並みを行くあたしの表情は、 やっぱり、どこか浮かない顔**]
(235) 2018/11/26(Mon) 00時半頃
|
|
[そんな刹那、また懐にいれた端末が震えた。 招集は間違いです、とかだったりして――
なんて夢みるようなお年頃ではなく、 客に頭を下げて端末に届いた注文を瞼を読み取って。
花屋に集荷、そして病院に配達。
ああ、あの花屋のお姉さんか。 彼女もかわいかったな、なんて頬を緩めて、 客前だと意識を切り替え手早く返信を返す]
(236) 2018/11/26(Mon) 01時頃
|
|
『りょーかいッス。 まいどありがとーございまーす!
ちょっと今すぐは無理ですが向かいますので』
[そんな軽い文章も彼女が年下だからこそ。 実際、顔を合わせても同じように会話ができるし、 冗談を言い合うことだってあったのだけれど。
彼女にもこうして配達できるのが最後だからと、 伝えなければならないのかと思えば溜息をひとつ。 重く吐き出し、とりあえずは今の客を優先することに**]
(237) 2018/11/26(Mon) 01時頃
|
|
―現在―
[扉をくぐり現れたのは、フローラだった。>>206 暇を持て余し、読んでいた本を閉じ、 棚から包みを取り出す。]
あるよ、勿論、切らしてない。 上得意には贔屓くらいしないと、な。
[ちらっと見るのは、来る割にお買い求めにはならない学生ら。 薬の世話にならない事が一番ではあるが、 薬以外にも取扱はある。 ハーブティーとか。]
(238) 2018/11/26(Mon) 01時頃
|
|
しおりにする花、か。
[一つ分のクリームの料金を受け取り、商品を渡す。 ハーブの仕入れの断りを入れる前に相談を持ち掛けられ、>>209 ひとまずその話題を飲み込んだ。
押し花にするなら乾きやすい花がいいとは思う。 が、そちらの方面は専門外。 本屋に置くのだからと、読書に合うものを選んだ。]
カモミールかセージ… 季節を考えるとセージか… その辺りはどうだろう。
[カモミールは紅茶として店にも扱う可憐な花、 セージは確かぎりぎり開花時期だったはずと リラックス効果を持つ二種類のハーブの名前を答える。]
(239) 2018/11/26(Mon) 01時頃
|
|
それと… あとで花屋の店長にも挨拶に伺うけど、
近々店を畳む事になりそうだ。
[差し出した包みの中には、クリームが2つ。 料金は一つ分だから、もう一つは"贔屓"。 在庫処分、とも言う。
告げる声は少しひそめながら、控えめに。 隠しているわけではないが、やはり申し訳なさが勝った。**]
(240) 2018/11/26(Mon) 01時頃
|
|
/* ワカナさんとこ荷物受け取ったのは今日……じゃなくて前日とかかな……? 今日はきてない、っていってるしどうだろう? 時間軸がちょっとずれてるのかなー、ちょっと前にも荷物届けて今日も御用聞きに行くくらいでいいのかな。
(-51) 2018/11/26(Mon) 01時頃
|
|
/* 初日からコア千切る。
ほぼ対学生の接客態度だからアレだけど、 年上にはちゃんと敬語使う人です。よ。
(-52) 2018/11/26(Mon) 01時頃
|
|
―― 三年前「事故」と柵と ――
[ヌヴィル先輩が足を失った「事故」から自分の生活はいくつか変化が現れた。 研究を進める合間にやる事が増えた。
ココアのパン屋にパンを買いに行くこともそうであるし、 人に頭を下げられるようになったのもそうだ。
>>149ヌヴィル先輩に歳の離れた妹が居たことにも驚いたが、 それが>>150足を失う際に最後まで食ってかかってこられたことにも驚いた。 足がついたままでは死んでしまうかもしれないのだから諦めてしまうしかないというのにだ。
だから全てが終わった後の感謝の言葉を受けた時、 自分は珍しく頭を掻いていた]
(241) 2018/11/26(Mon) 02時頃
|
|
フローラさん、でしたか? 自分は自分の責務を果たしただけです。 それはヌヴィル先輩も同じで、彼は彼の責務を果たした。
そのお陰で幼い生命は救われたのです。 脚のことは残念でしたが人として彼の行動は正しいものだと思いますよ。
[言葉は慰めにはならぬだろう。 それでも自分は大したことはしていないことは伝えなければならない。 事実、自分は何もしていない。 自作自演の劇で名が売れてしまっただけだった。 本来勇名を馳せるのは先輩であったはずなのに]
(242) 2018/11/26(Mon) 02時頃
|
|
[それが柵の始まりだ。
>>163見舞いに行けばどうしてかフローラとは出会ってしまうし、 話す内容にも気配りをしなくてはならない。 何せその話をする時、どこか怯えたようになってしまうことが見てとれてしまっていたから――]
(243) 2018/11/26(Mon) 02時頃
|
|
フローラさんも、何か困ったことがあればいつでも相談してくださいね。
[そう声を掛けたのは自警団の責務としてでもあり、 >>163『警備』の対象に支払われた『お金』の為でもある。
オズワルドという男は賄賂を送ったのだ。 自警団に金を渡し、特定人物を優先的に守れ、と――。
その護衛対象がフローラであり、スポンサーの意図を組めば様々なことを融通しなければならない。 何せその金を自分の研究に使わせてもらっているのだ。 便宜は図る、……がそれはフローラがそれを求めてきてからの話だろう。
そう遠くない未来の柵を想うと少しばかり煩わしさを感じてしまうのも仕方のないことだった*]
(244) 2018/11/26(Mon) 02時頃
|
|
―― 三年前・下級種キングス撃退戦時 ――
[下級種とは言えキングスの力は絶大なものだ。 そう教えられてきたし、そう信じきっている。 目の前でヌヴィル先輩の惨状を見た者たちの足腰が生まれたての小鹿のようになってしまったとしても仕方のないことだろう。
そうした者たちは役立たず。 居るだけでただの的になってしまうことは間違いがない。 だから下級種と相対はさせずに撤退させ物資を集めさせた。
或いはヌヴィル先輩や助けられた幼子、近隣住民の避難をさせた。
その一つが>>223薬屋から送られてきた薬物だ。 それらの種類は多種多様。 神経毒に血液毒、筋肉を溶かしてしまうものまで存在した。]
(245) 2018/11/26(Mon) 02時半頃
|
|
有難い、皆、これらも投擲せよ! どれが効果があったか覚えておくんだぞ!
[そう指示を出し、撃退を担当する班全員でありったけの毒物を投げつけたのだった。 それだけの毒物を提供してもらったにも関わらず、最も効果があったのが小麦粉というのが笑えてしまう話ではあったのだが]
(246) 2018/11/26(Mon) 02時半頃
|
|
[>>225余った毒物は数も量も少なかったが後日返却に赴いた。 それは純粋に感謝の気持ちからで、自分自身が向かい、薬屋の店主――タツミと言ったか――に感謝の言葉を告げた]
貴方のご協力のおかげで被害も最小限となりました。 聞けば簡単な治療もしていただけたとか。 この街では医者も有限ですからね……助かりました。
[それに、自分の研究にも役立った。
様々な毒物がこの薬屋にあることも知ることができた。 情報は、知こそが人の武器である。 今後も贔屓にさせてもらうとしよう。
そう、三年前のあの日から、加わったルーチンの一つが薬屋に赴き他愛のない話をしては虫よけなどの簡単な薬品を貰うようになったのだった*]
(247) 2018/11/26(Mon) 02時半頃
|
|
[宮廷からの連絡は、はじめ>>113に受けた一件きり。 平時と何ら変わりない]
[契約上毎日顔を出してはいるが、宮廷の彼らが数十>>@1も存在する中の一区へ長々係うことなどそうないのだ。男の記憶では、三年前>>60を含めても片手で数えられる程度のこと。
“機器の作動不良による事故。 重傷者が一人>>27、脱走者はゼロ 。 自警団の報告は以上ですが、映像が必要ですか”
秘書紛いの質疑応答という、明らかな範囲外業務まで求められた事ともなれば、三年前の一回きり。 面会も十分に出来ない慌ただしさ故>>74区長も自警団>>85も移送作業に従事しており、人間管理担当者のキングスにとって、新鮮な話題を以て水を向ける先はセイルズしかいなかったのだろう──女性が一人通りがかった>>92のは、彼女にとって幸いなことに>>98その少し後だったもので]
(248) 2018/11/26(Mon) 02時半頃
|
|
[──キーを叩き続けた両指を、そっと休ませる。 無心に体裁を整えていたせいだろう、要らぬ思索へ意識を割いてしまった]
……終わりました。
4番地の路面補修、発注が間近でしょう。 遅滞なく反映して下さい。
他には勘定科目の変更を要する箇所がありますが、 こちらはリストを作りましたので 各々の発注担当者へ確認を。
[会計士としての業務も、ひとまずここまで。あちこちに付箋を付けた書類を区長へ手渡すと、本日業務終了の連絡に代えた。 愛用の万年筆を鞄へ仕舞い、会釈のみで退室する]
(249) 2018/11/26(Mon) 02時半頃
|
|
[腕時計を検めれば、どうにも中途半端な時間。次の仕事先は午後からだ、今から行くには早すぎる。 指折り数えたのは手持ちの作業。目下必要なのは食事、次点は私用だろう、食材の補充と──]
……インクと茶葉、 予備が無くなったな、
[その時ばかりは足を止めて、一言。 次の一歩は、先刻と30°ばかり逸れている。爪先の延長線上に敢えて視線を遣らずとも、その先にとある薬屋>>16があることを、学生時代から通ったセイルズはよく知っていた。四年前までは眠気防止薬・カモミール・ミントの三種を、四年前からはミントのみを、まとめて買うのがそこだった]
[店主が手を尽くして品を揃えようと、淡々と決めたものだけ買い続ける男が、二人の店主にとって良い客かどうか知る由もないが。 こうして突然の来訪をしても、もう長いこと、入荷待ちの宣言を返されていないように思う]
(250) 2018/11/26(Mon) 02時半頃
|
|
[だから今日も、平時の様に扉へ手を掛けた。 差異はその後]
[他客の有無を確かめようとぐるり巡らせた視線が、これまで無かった紙片>>17にぶつかり止まる。ひそりと添えられた文言>>17が示す事項は、機微に疎い男であろうと読みとれる]
……■日後か。用途は。
[状況を理解した所で開口一番、通達>>113>>115へ記載の無い事柄を確かめるのは、機微に疎いどころの話ではなかったかもしれないが──労働用や繁殖用であれば“応援している”、食用であれば“世話になった”、本心からそんな言葉を贈ろうとするセイルズに、揺れ動く心の内は難しい]
(251) 2018/11/26(Mon) 02時半頃
|
|
[人とは、適性に合った役割を果たすものである。 そう信じ切っている男は、適性と嗜好は別なのだと、向いていても嫌な事柄だってあるという当然の事実を、これまで知らずに生きてきた]
(252) 2018/11/26(Mon) 02時半頃
|
|
[故、確認と送別の一言が済んでしまえば、イワイや他客に遮られない限り、特段彼を悼むこともなく]
ミントを1kg、と思ったが。 ……それならば、あるだけ貰って良いだろうか
[ここへばかり頼んでいたから、他の店は知らない、と。 そうしてすこしばかりの困り顔を見せるであろうセイルズは、ともすれば、随分浮いて見えたかもしれない]*
(253) 2018/11/26(Mon) 02時半頃
|
|
―― 現在:ダミー商社 ――
[大通りを見回り終えた自分が向かったのはダミー商社。 名前すらも適当であり怪しまれぬ程度の名の会社は様々なものを仕入れては奥の倉庫にしまい込み必要な客に売りさばく。 転売屋とも言われかねない行為ではあるが、何処で探してきたのか分からぬ物もあるので需要はある。
それらの物資は街のことを良く見聞きし知る自警団の情報を元に集められており、 その資金は>>163護衛料から払われていた。 公から頂いた資金は自警団の名で使用するが、献金はそうもいかないものだ。
>>249何せその辺りはきっちりした男がいることであるし、 研究に回す費用を捻出するにも苦労する。
そんな商社に顔を出したのは今日が>>232小麦粉の搬入日だからだった。 店主は置いており、自分は客風ではあるが小麦の搬入日には必ず立ち会うのでピスティオとも顔なじみであろう]
(254) 2018/11/26(Mon) 03時頃
|
|
やあ、ピスティオ君。 今日も壮健そうで何よりだよ。
[手をあげて、ひらりと振る。 店主より先に声を掛けてはどちらが店主か怪しかろうか。 示されるままに店主と共に台車の上へと視線を向けて、店主に視線で指示を出す]
(255) 2018/11/26(Mon) 03時頃
|
|
『今日もご苦労様、倉庫には私が運ぶから店の中に入れておいてくれ。 台車を取ってくるからね』
[店主はそう告げると、店内用の手押し車を取りに奥へと姿を消した。 さて、今日の小麦の具合はどうだろうか。 運び入れてくれるのを待っていると>>236端末に連絡がきたのかそれを見ては何やら重い溜息めいたものをしているのを見て首を傾げた]
ピスティオ君、どうかしたのかい? 何か困ったことでもあったのかな?
[相談に乗るよと何時も誰にでも告げるように声を掛けて、 なるべく平穏に済むように胸の内で祈りを捧げておいた*]
(256) 2018/11/26(Mon) 03時頃
|
|
―― 随分と昔の話 ――
[11年も前の事だ。 その頃、自分は大学に進学しながら自警団の仕事も始めていた。 知者であったわけではない。 ただ直向きであっただけの自分は寝る間を削って知を求め、情報を得るのに適した地位を求めていた。
高過ぎる地位はキングスとの交流もあるであろうし、そこまでは求めてはいなかった。 丁度良いのが自警団、人に触れ、市井の情報を多く耳にできる仕事。 仕事を始めて幾分かした頃、一人で見回りをしていた時があった。 公園を歩き、その頃に>>208既に像が完成していたら見上げては心の内でいつか煮込んでやろうと決意を新たにしていた。
そんな折に聞えたのは>>234少女の声だ。 少女は声を押し殺していたのだろうか。 ひっそりとした泣き声は幼き日の自分を思い出すかのようであった。
自分は頭を掻く。 そうした声は苦手だった。 自分が自分として立っていなかった時の恥ずかしい過去を思い出してしまう。 泣いて、叫んで、それしか出来なかった頃のことなのだ]
(257) 2018/11/26(Mon) 03時頃
|
|
あー……お嬢ちゃん、腹でも空いたのか? パンでも食う?
[近づいては声をかけて、焼きたてのパンを差し出して。 >>235浮かない表情など早く消してほしくて仕方がなくて、 子どもをあやすときの秘訣として頭を撫でてやろうと手を伸ばしたのだった**]
(258) 2018/11/26(Mon) 03時頃
|
|
/* >>0:158 フローラ >>0:254 ソウスケ
フローラさんのをどう拾おうかなあ、と考えてたら結論が出なくなってきた とりあえず寝るべきか…
(-53) 2018/11/26(Mon) 03時頃
|
|
[ピスティオ君とお昼ご飯のお話。>>215 最初の頃は遠慮がちだったけど、 今では色んな感想を話してくれる仲にまでなれた]
ふふ、実はあれは新商品なの! 今度お店にどうかと思って。 気に入ってくれたみたいで嬉しいわ。
[楽しくて、和やかで、温かくて。 ――でも、これも今日で最後。 そう思うと、胸がきゅうと切なくなったわ]
(259) 2018/11/26(Mon) 09時半頃
|
|
[それでも業務報告とお別れの挨拶を。>>218 ピスティオ君の動きが止まるのが分かる。 ああ、また悲しませてしまった。>>221
そう、思った直後――。>>222]
……まさか、ピスティオ君も……?
[聞こうとした声は小さくて、 動揺している彼に届かなかったかもしれない。 そうしている間に彼も店を後にするよう]
(260) 2018/11/26(Mon) 09時半頃
|
|
[深々と頭を下げる姿。>>227 なんだかそれが、とても心許なく見えて]
……ええ、今までありがとう。 辛くなった時はここのパンの味を思い出してね。
[それだけ言うのが精一杯だった。 無理した笑顔で台車を引いて足早に、 去っていくその背を見えなくなるまで見送ったの。
振り向いた彼が手を振ってくれるから、 私も手を振り返して見送って――、
ここも寂しくなるわね、って。 私達がいなくなった後の街を思って、残される人の事を思って、一人になるとふぅとため息が零れ落ちた。**]
(261) 2018/11/26(Mon) 09時半頃
|
|
/* かえったらぴすちおにーちゃんのひろうめも
(-54) 2018/11/26(Mon) 09時半頃
|
|
/* すごく言い損ねてたんですが、 イルマさんのココアさんに対する感情が たいへんかわいらしくて私そういうの大好き にっこりしてしまう
(-55) 2018/11/26(Mon) 10時頃
|
|
/* 目標は全員に甘えることですが 目下難易度が高そうなのはセイルズさんですね
(-56) 2018/11/26(Mon) 10時頃
|
|
/* 日中ログ動かないのありがたい(日中は日曜ワンチャンしかない人)
(-57) 2018/11/26(Mon) 12時頃
|
|
[零れた溜息の重さに擽られる感傷は酷く滑稽だ。 吐くたび気が付かされる感情に気付きたくはないのに、 こうして客の声が聴こえると、>>256 より現実の重さに抗いたくなる自身に苦笑が滲む。
今日の出迎えも柔らかな声だった。>>255 店主ではないのは幾度目かの配達で既に知る、 けれどそれより上の立場でありそうな存在。
普段であれば他愛ない会話で過ごす相手が、 運んだ小麦の検めを停めて此方を伺っていることに、 ふっと視線を伏せて笑顔のほろ苦さを隠すと]
(262) 2018/11/26(Mon) 14時半頃
|
|
いえ、俺、招集受けちゃって――… そんなわけで、次から配達人が代わります。 引継ぎに小麦の管理については伝えときますんで。
[パン屋に届ける小麦より厳重な小麦の扱いは、 一見、普通な荷にみえても特配品とされている。 商売人としては気にかかるであろうことを伝え、 また、無意識にとろりとした溜息を一つ]
(263) 2018/11/26(Mon) 14時半頃
|
|
[幼い頃に両親を奪われ、亡くして、ひとりきり。 拠所は孤児院の子供たちであり、 その家族ごっこに生来の世話好きが重なって、 気付けば知らない相手へも垣根なく接するようになった。
――年上を例外として。
幼い頃から見た母親、父親を、思い出す存在。 10にも満たない頃の思い出は、 丁度、眼前の客へも秘めた感情を擽り 無意識の――拗ねた甘えを引きずり出している]
(264) 2018/11/26(Mon) 15時頃
|
|
最後には喰われるのかなって思うと、ちょっと。 怖いですよね、どうにもならないモンですけど。
とゆーか、残される家族たちに、 もう何も出来ないってなっちゃうと――…
[制服に押し込んだ端末を上から撫でたり、 或いは台車の上の荷を上を視線が彷徨ったり。 世間話では終わらない零れた本心を呟いて、 居心地悪くなった挙動不審が溜息をまた重くする、が]
(265) 2018/11/26(Mon) 15時頃
|
|
――あ、すいません、重い話しちゃって。 伝票にサイン、お願いできますか。
[辛うじて仕事を思い出して無理に笑顔を作り出し、 台車に括られた伝票の束から慌てて引っこ抜く。
最後の仕事でしんみりはしたくない以上に、 嘗ての父親と似た柔らかな印象を持つ彼の前では、 せめて最後まで笑顔のままでいたい。 そう自分に言い聞かせれば無理な笑顔も自然と傾き、 丁寧な文字で書かれた伝票を元気よく差し出した]**
(266) 2018/11/26(Mon) 15時頃
|
|
/* 焼きたてのパンってほんと最高じゃない?(半日ぶり2回目)
(-58) 2018/11/26(Mon) 16時頃
|
|
[ピスティオ君を見送ってからふと気づくの]
……そうだわ。 常連さん達にお店を閉める事お知らせしなきゃ。
[ぽんと手を胸の前で打ち合わせて頷いて。 パン工房の入り口ドアに張り紙を貼るの。
『■日に閉店する事になりました。 皆さま長らくのご愛顧ありがとうございます』
最後に可愛らしいパンの絵を描いて。 私の丸っこい顔の似顔絵も描きましょう。 うん、可愛く描けてにっこり笑顔]
(267) 2018/11/26(Mon) 16時頃
|
|
[そうして張り紙を店の前で眺めて。 やって来るお客さん達にも説明して。
『寂しくなるわ』
『ここのパンが食べれなくなるなんて』
『旦那さんに会えるといいね』
色んな人から惜しまれて、応援されて。 なんだか寂しくなっちゃうけれど]
私は大丈夫です。 みなさんもどうかお元気で。 偶にここのパンの事も思い出してくださいね。
[そう、いつもと変わらない。 のほほんとした笑顔でパンを売るの。**]
(268) 2018/11/26(Mon) 16時頃
|
|
/* 出勤途中にパン屋さんがあるから 焼きたてパン食べて仕事がんばろってなるくらいには 焼きたてのパン大好き
ハード系のパンが焼きたてなのが一番さいこー 冷めるとかたいけど、 焼き立ては外はパリッ中はふわっなの素晴らしくない……?
ハードパンの中に飴色玉ねぎとチーズが入ってる オニオングラタンパンというのが最高に美味しいです
(-59) 2018/11/26(Mon) 16時頃
|
|
― 少し前、陽だまりパン工房にて ―
[柔らかなココアさんの手も>>124 男らしい大きなおにーちゃんの手も>>218 どちらも優しい温かさがある。
落ち込んでるって、気付かれてる。 あたしって何でこんなに、 誤魔化すのがヘタクソなんだろう。
それでもあたしは涙をこらえて、 『じゃあね』って、笑おうとする>>132 泣いてる顔なんて見せたくないから]
(269) 2018/11/26(Mon) 16時頃
|
|
………… そういえば、
[ピスティおにーちゃんは、何て言ってたっけ。
『“また”な――…』って。言っていた。
そう気づいたのは、パン屋さんを出てから、 暫くした頃だった*]
(270) 2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
|
そういうの、別れの挨拶っていうんだっけ。 なんか寂しいけど。
ノッカちゃんも元気でね。 でも今すぐってわけじゃないんだよねぇ?
また会うかもだし。 その時はお話しようね。
[彼女が招集されてどうなるのか。 それは知らない。 労働ならいい。 孕み腹にされるのは考えたくない。 食料は論外だ。]
(271) 2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
|
[ノッカの笑顔に私も笑った。 困った顔をしていたら心配させてしまうから。 それからふに、とニッカの頬を摘んで。]
きっと笑っていたら救われる、向こうでも。 だってノッカちゃんの笑顔素敵だもん。
わたしも、ノッカちゃんとお話するのも その笑顔も好きだよ。
[過去形では言わない。 過去形にしてしまうと悲しくなるから。]
(272) 2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
|
じゃあ、またね。
[何時ものようにまたねって挨拶をして。 それから私は促されるようにパン屋を目指した。]
(273) 2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
|
[パン屋についてまず目についた物。 それはドアに貼られた一枚の用紙。]
……は、なにこれ。
[呆然と呟いて。 それから慌てて店の中へと入っていけば。 見慣れた顔はそこにあった>>267]
お義姉さん! どういう事ですが、閉店なんてそんな勝手な。 このお店閉店しちゃったら、
(274) 2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
|
私の中のお兄ちゃんが消えちゃう……っ!
[声を絞り出して訴える私は。 泣きそうに見えただろうか。
お義姉さんがどうして店を閉めるのか。 理由を聞かなくても分かる。 きっと兄と同じなんだろう。 なら彼女は兄と同じ場所に行くのだから。 だからきっと幸せなんだろうか。
じゃあ、残された私はどうなるの**]
(275) 2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
― ひとりぼっちになった頃のお話 ―
[布製の手提げ鞄に入れた絵本を抱きしめて、 公園の隅っこ、木の陰でひとり泣いていた。
そんな時だった。 ちょっと困ったような声で、 焼きたてのパンを目の前に差し出してくれた おにーさんが現れたのは>>258
声を掛けられるなんて思ってなくて、 驚いて、涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔を 勢いよく上げた。
泣き止まなきゃって思った。おもった、のに]
う、うええぇ、えぇぇ…………。
[涙の止め方がわからなくって、 返事をしようにも、嗚咽ばかりが口から零れていく]
(276) 2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
|
[おにーさんは、 そんなあたしの頭を撫でてくれて。
焼きたてのパンがすこし冷めてしまった頃、 あたしの涙はようやく止まった]
パパもママもおねーちゃんも、 みんな、のっかをおいてっちゃったの。
[ぐす、と鼻をすすって、 おなかはすいてないよ、って首を横に振る。 絵本の入った手提げ袋は、手放さないまま]
のっか、ひとりになっちゃった。
[認めたくない、けれど認めなきゃいけない現実。 言葉にしたら、心にストンと落ちてきた]
(277) 2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
|
[それから、おにーさんがくれた、 ほんのりあたたかなパンを半分もらって。 それを食べながら、お話を聞いて貰った。
孤児院の皆や先生には話せない、 寂しいって気持ちや、悲しいって気持ち。
知らないおにーさんだったからこそ、 話せたんだと思う]
あのね、あのね。 のっかのママはね、絵本かいてたの。
[その頃のあたしに警戒心なんてものはなくて、 最終的には、母さんの描いた絵本>>53を 自慢げに見せたっけ]
(278) 2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
|
こっちがおねーちゃんで、こっちがパパ! それでね、これがママと、のっか!
[問題が起きて、 回収されたなんてことは知らなかったから。
この時であったのがおにーさんでなければ、 もしかしたら、 絵本は没収されていたのかもしれない。
……この絵本を人に見せてはいけないよって、 そう教えてくれたのは、おにーさんだったっけ?*]
(279) 2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
|
/* タツミさんの治療院には伝え済みをどこで拾えばいいのか迷い中。 治療院に伝えただけで私に伝えたわけではないので拾いにくい、もう治療院出てるし。 直接伝えてほしかったな……。
(-60) 2018/11/26(Mon) 16時半頃
|
|
[いつも通り店を切り盛りしていると、 イルマさんが慌てた様子でやって来る。>>274]
イルマさん? お、落ち着いて、落ち着いて……、
[事情を説明しようにも、悲痛な声におろおろ。>>275 とにかく落ち着いてもらわなきゃと慌てて駆け寄る。
泣きそうな顔に見えた。 あの人が消えると、怯えているように見えた。 そうか、イルマさんにとって、 このパン屋が残されたあの人との繋がり――]
(280) 2018/11/26(Mon) 17時半頃
|
|
[「ベーカー」という名字からも予想できるように、 あの人の家系はパン屋を営む人が多かったのだそう。
このお店も、先祖代々続いた店なのだそう。 みんなに美味しいパンを作って笑顔になってもらう。 その事をあの人、いつも誇らしげに語ってくれていたわ。
ご両親の事は私には分からない。 『いつか話すよ』 そう、あの人は言ってくれていたけど。 招集で結局は聞けずじまい。
あの人の家族はイルマさんしか知らないけれど、でも。 あの人はイルマさんの事が大好きだった。 最後の日だって、>>203 あの人はイルマさんの事を気にかけていたわ。 『イルマはイルマの道を見つけてほしい』って]
(281) 2018/11/26(Mon) 17時半頃
|
|
[先祖代々続いたお店、あの人との繋がり。 イルマさんの気持ちを察して私、慌てて告げるの]
ご、ごめんなさい。閉店なんて…… あの人が残したお店なのに、軽はずみだったわ。
せめて、私が招集された後、 誰かお店を続けてくれないか探してみるから。 ね、おちついて、イルマさん……
[ぽんぽんと落ち着くように肩を叩いて。 安心させるように笑みを見せて]
(282) 2018/11/26(Mon) 17時半頃
|
|
それに、あの人は生きてるんですもの。
だから、落ち着いて。 お店がなくなってもあの人が消えるわけじゃないわ。
[にっこりと、あの人の生存を疑わない顔で。 消えるわけじゃないのと言い聞かせたの。
だって、あの人言ったもの。>>9 生きてさえいれば希望はあるって。 だから、あの人が簡単に死ぬはずがないもの。 そうしてはっと口元を押えておろおろ]
あ、もちろんお店はなくさないよう努力するわ。 あの人との大事な思い出ですもの。
[安心させるように、もう一度笑いかけて。 大丈夫だよって優しく言うの。**]
(283) 2018/11/26(Mon) 17時半頃
|
|
/* (>>0:257 ソウスケ) 煮込もうぜwww とまと缶がいいがクリームソース煮でも可
(-61) 2018/11/26(Mon) 19時半頃
|
|
―雑貨屋―
[6種類の小瓶を眺める。 雑貨屋というけど、まるでおもちゃ箱のようで。 宝もの箱や、物置のような、言葉にあらわせないお店の中。 店内に促されて、どういった。と聞かれると
少しだけ悩んでしまう。 風景画を描くときに自分の手で、 風景にものを付け足す方法があった>>224 自然物に、自然物を人の手でくわえてしまう、
――女が悩んだのは、風景に溶け込む色を考えて]
(284) 2018/11/26(Mon) 20時頃
|
|
…わあ、色々あるね。 ?ん、ブーケを?…ブーケ、結婚式でもあるの?
[炎なら、絵は燃えさかってしまいそうだ。 それだと描きたいイメージと異なる。 なら、茸、水、冬の陽ざし。虹色。
いくつもの考えが、頭に浮かぶ。けど、 触れようとして手を止めたのは、 彼女が、花を選ぶといったから>>230]
(285) 2018/11/26(Mon) 20時頃
|
|
[女は勘違いをしていた。 どこかお気楽だったのかもしれない。 ブーケで思いつくのは、綺麗な花嫁の姿。 ロイエなら真っ白なウエディングドレスが似合うだろうなと 白い肌、黒い髪をみて考え。
手は、自然と水のモチーフをとった。 冬を描きたいわけじゃない、秋でも夏でもなく]
(286) 2018/11/26(Mon) 20時頃
|
|
これにしようかな。 あ、買い付けたいお花どんなイメージ? 可愛いの、それとも綺麗なの?
この季節は赤や、黄色のが人気だよ
[温室で育てているから 少し高価だけど。と言葉を添える目は カウンターに隠れた手が弄ぶものに気付かず、 >>233お代を払うためにレジに向かい
水をモチーフにしたものをわたし カエルさんのがま口を取り出してありがとうとお店の外に*]
(287) 2018/11/26(Mon) 20時頃
|
|
―― 現在・ダミー商店 ――
[問いかけは何時もと変わらぬものだ。 その答えも何時もと同じものを求めていた。 だが先刻ノッカが漏らした所作で自分は再びその時が来たことを認識してしまっていた。
>>262その事は言いにくかろう。 浮かべる表情は物憂げなものに映ってしまう。 それはそうだろう――]
嗚呼……やはり『招集』が……もうそんな時期なのですね……。
[瞼を瞑り、天井を見上げる。 目を細めそこにある人が過ごした跡を数え、心の奥底で安堵の吐息を漏らしていた。
嗚呼、今はまだ早い、早いのだ。 上級種に対抗する術を自分はまだ見出せてはいないのだ。 まだだ、まだなのだ。まだ時間が必要だ。 その時間を、他の誰かれかが稼いでくれるのだ]
(288) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
|
|
ええ、それは助かりますが無理はなさらずに。 残る時間を大切に過ごしてください。
[そこにあるのは感謝の気持ちだ。 自分本位な、自分中心の考えの中で自分は生きている。
上級種キングスをいつの日か打倒す。 その目的のために――>>264向けられる感情すらも利用して、 自分は数多、犠牲の上に前に進めるのだ。
口調も自然、優しく温かなものになろうというものだ]
(289) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
|
|
その口ぶりからすると『食用』ではないようですね。 幸いといいますか、それならば壮健な間は無事でしょうね。 下級種のキングスは智慧を持たぬ獣でしかない。 上級種のキングスとしては言うことを聞く存在が必要不可欠でしょうからね。
[それはアドバイスとも言えないアドバイス。 >>265『食用』でないならばすぐに死ぬことはない。 恐らく上級種の数はそう多くはない。 上級種の中である程度のヒエラルキーは存在したとしても、下働きをさせることはないだろう。 本来それを担当するべき「中級種」というキングスは存在しないのではないだろうか。 いるとすれば自分たちは皆が皆、家畜の運命しかないはずなのだから――。
それは考察だ。 事実かどうかは定かではなく連れ去られた者のみぞ知ることだ。 絵本に出てくる『エル・ドラード』並みに疑わしい。 それでもその話すら希望になりそうであるならば――自分はそれを用いよう]
(290) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
|
|
せめて長く生きてください。 もしかしたら、『エル・ドラード』の者たちが助けてくれるかもしれませんからね。
家族……孤児院の子たちでしたか。
[自分は顎に指を這わせ、逡巡するように見せて口を開いた]
そちらは自分が為しておきましょう。 自警団であればいつでも仕事はありますからね。
[自分は笑みを浮かべ>>266ピスティオに近づいた。 腕を持ち上げ、差し出された伝票は素通りして肩を叩く]
だから安心してください。 お別れだけはしっかりと、ね?
[そう告げてから伝票を受け取り――、 店主が戻らぬからと代わりに店主の筆跡でサインをして伝票を返した*]
(291) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
|
|
―― キングス考察 ――
[上級種のキングスたちに招集される者にはいくつかの役割が割り当てられている。 ある者は『食用』であり、 『労役』『使役』であり、 女性限定で『繁殖』というものがあるらしい。
役割別にどういう者が招集されるのか。 それを調べてみるのも一考の価値があるのではないか。 事実ではなく考察と推測で重ねるキングスの実態。 正しいのか間違っているのかもわからぬ霧中の中で、 また一つ光明を見たような気がした*]
(292) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
|
|
―薬屋―
[手提げ袋を持ったまま 向かった先輩のお店。本を閉じる姿に 様になっているなあなんて考えつつ、女は近づき。 求めるものがあることに喜び 手を叩いた>>238]
ほんと?よかったです。 あれ、上得意さんって言ってくれます?
[視線を追いかければなるほど。と納得した。 学生の姿には見知った顔もいる、よおと声をかけられれば 手を振って、こんにちはと勿論挨拶はするのだけど。 ハーブティーのハーブも花屋から 卸しているから 此方も先輩は上得意なんだけど]
(293) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
|
|
そうそう。 店長がね、冬になるとどうしても花が減るからって 色々手を出そうとしているのもあるんですけど
[商品を受け取り、相談事を話せば 先輩は嫌がることなく答えてくれた。彼の口から出てくる ハーブの名前にあわてて、メモを取ろうと エプロンのポケットからメモ帳と ペンを出そうとして。 受け取った包みの重みがいつもと異なることに気付き。
――あれ、とぱちくり。あれ]
(294) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
|
|
え、え…なんで?
[なんで、お店を畳むの。>>239>>240 そう口にした声は幼く、理解しきれないような。 いや、この街にすむかぎり、理解は出来る。
少し顰められた声、控えめな姿勢。 結婚とか栄転とか、そういうものじゃないのは分かる。 そう分かってしまうのは街の教育の賜物だ。 包みを持った手が震える、]
………嘘、ですよね?
(295) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
|
|
[先輩。と慕った声がそう尋ねる。 最初の出会いはどこだっけ。 確かまだ前の店主>>16さんがいた頃だったろうか。 紙で手を怪我をして、それで絆創膏が欲しくて …それから、雑談をすることになって。>>187
先輩って呼び始め>>188
相談事をもちかけたり、構ってもらえるのが嬉しく 視線が下を向く、何か言わなきゃ 口は何度か、形をつくるけど
――何も言えず、代りに>>236>>237 お仕事用のメール音が、のどかなカエルの唄が鳴り]
(296) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
|
|
あ、あ、えっとすみません ……
[そのときだったか。 薬屋に新しい来客があったのは>>251>>250 とある会社と絡みがある、など今の女は気づく事もない。 薬屋でよく会う、常連さんというのが現在のイメージだ。 言葉を交わした事もあるかもしれず
ただ、『用途』という声に息を詰まらせ]
(297) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
|
|
っぬり薬!! …あ、ありがとうございましたっ…
[あるだけ>>253という声が聞こえていたのなら 思わず顔をひっぱたいていたかもしれない。けど、 その声を聞く前に耐えられず
足は店の外に。
走り出し、後ろを振り返らなかった。*]
(298) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
|
|
―― 遠い昔のお話 ――
[少女の持ち物は簡素なものだった。 >>276布製の手提げ袋が一つだけ。 あとは着の身着のままの身なりであり、 これぐらいの年齢の少女が一人で出歩くことも学校以外ではあまり考えられないことだった。
なによりも公園の隅で泣いているのだから尋常ならざる理由があるのだろう。 だからパンを与えて、頭を撫でて、それで泣き止んでくれると非常に助かると思ったのに、 それは自分の妄想でしかなく少女は泣きたいだけ泣き叫ぶ始末で自分は]
あ〜…………。
[口から煙草も吸っていないのに靄のようなものを吐き出したような感覚を受けながら空を仰ぎ見たのだった]
(299) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
[少女が泣き止んだのは>>277それから暫くしてのことだった。 パン屋で焼きたてで買ったパンが冷えてしまう程度の時間。 自分は公園の隅で少女の頭を撫でていた。 通報されれば間違いなくお縄であったろうが通報されるべき自警団は自分である。 先輩に頭を殴られなかったことは助かったと言えよう。
そう、その少女の言葉は幼い子が口にするには重たいものだった。 恐らくは家族全員が『招集』されてしまったのだろう。 それは泣きたきもなるだろう、叫びたくもなるだろう。
ノッカと名乗った少女は自分と同じなのだ。 自分にはまだ父が居たが、アレは飲んだくれてもうダメだ。 早く『食用』ででも『招集』されはしないかと望んでいた]
(300) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
そうか……一人になっちゃったか。 自分と同じだな、自分にはまだ父がいるが……そうだな、 寂しいよな、悲しいよな。
自分もな、随分前に母さんや姉さんが行ってしまったんだよ。
[>>278急かしはしなかった。 語りたいだけ、喋りたいだけ、ノッカの速度で話させて、 話させては頭を撫でてやっていた。
そうしているとどうしてか懐かれたようで、自慢気に取り出した絵本を見て自分は今度は別の意味で空を仰ぎ見た]
(301) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
知ってる……自分はそのお話、好きなんだ。
[『エル・ドラード』 それは自分の目標の一つだから。 自分の希望の一つだから。 いつの日にか上級種のキングスを駆逐するために、例え御伽噺であったとしても希望は心の燃料として燃えてくれるのだ。
>>279ノッカが告げる絵本の内容。 登場人物はノッカの家族であることは驚きであったが、ノッカの母が作者ならそういうこともあるだろう。 頷きながら話を聞いて、最後に絵本を指さし、ノッカの眼を見つめながら告げた]
(302) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
その絵本、人に見せてはいけないよ。 禁書として集められて、焚書指定されている本なんだ。 自分が今見たことはヒミツにしてあげるから、 ノッカも気をつけてるようにね。
[人差し指を唇にあてて、そう告げた。
絵本を人に見せてはいけないと教えたのは自分だ。 それは同時に禁書指定の本をノッカが持っていることを知っているというヒミツを握る存在になったということでもある。 ノッカがそれに気づくかは関与しないことであるがして――]
何か困ったことがあったらいつでも自分に相談においで。 いつでも聞いてあげるからね。
[幼気な少女に、おにーさんがイイ人のように擦りこんだしまったのもこの時だろう*]
(303) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
/* すげぇ、段々クソ野郎になってきたぜ
(-63) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
[ベーカー家は代々パン屋を営む人が多い。 父も、祖父も、その前の代もそうだった。 勿論兄だってそうだ。
美味しいパンを焼いて。 それを皆に食べてもらっって。 笑顔を見る事が幸せ。 それがベーカー家の生き方。
でも私は逆らった。 どうして逆らったかって。 それは父と母がいなくなったからだ。]
(304) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
[兄は私にパンの焼き方を教えようとしたけど。 私はそれを拒絶して。
『お店はお兄ちゃんが継げばいいよ』 『私は看護師になるの』
突然看護師を目指した私を兄は応援してくれた。 罪悪感がなかったわけではない。 兄一人で店を切り盛りする事は大変だったはず。 きっと私の手伝いも欲しかったはずで。
それでも私は私の道を進んで欲しいって。 そう笑っていた。]
(305) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
[そんな優しい兄が大好きだった。 大好きだった兄が愛した女がココアで。 兄の隣に誰かいるのは耐え難かったけど。 でも兄が選んだ人だから私も受け入れた。
なのに、なのに、なのに。
兄がいなくなっても笑って。 そして今度は兄の居場所を閉めるなんて。 それは許し難い愚行だ。
怒鳴りつけようと口を開きかけたその時。 肩を柔らかく叩かれた。 目の前には笑顔を称える顔。]
(306) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
お兄ちゃん、生きてるって、まだ信じてるんだ。
[人間は簡単に死ぬのに。 治療院にいれば人の死は身近だ。 兄は健康体だったからそれらの死から遠かったけど。]
……うん、そうだね。 きっと生きてるよね。
[でも会えないのならそれは死ぬ事と同じ。 それは言わなかったけど。 死別と離別とどう違うんだろう。 ずっと私の中で燻っている感情。]
(307) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
お店なら孤児院から誰か引き取ったらどうかな。 大きい子ならパンを焼ける子もいると思うし。
ピスティオに相談してみよ。
ここがなくなるのは私は嫌だよ。 だってここはお兄ちゃんの居場所だもん。
[孤児院なら多少は料理が出来る子もいるだろうか。 ピスティオに相談してみよう。 そうしたらきっといい子が見つかるかもしれない*]
(308) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/26(Mon) 21時頃
|
[結局のところ、男は他の人間に関心がなかった。
生まれた時から与えられるだけの環境があり、 与えられたもので成長したのは自尊心。 父母が喜ぶ、親戚から期待される、――それらに満たされていた。 そこに中身がなくとも、プライドだけはふくよかに育ち、 ………そして折れる事となる。
「他人から必要とされる」 一見、身を削るような振る舞いも、 真に他人を思った行動ではなく、ただ肥大化したプライドを満たすため。 男のために喜んでほしいが、そこにあるのはやはり共感ではない。
結局のところ、男は他の人間にも伝統にも、関心等なかった。*]
(309) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
―三年前―
[正式に店主が変わって数日。 まだ業務をこなす、それだけに日々が回っていた頃、 自警団に渡していた毒薬が返ってきた。>>247 名乗られた名前は知っている。 あの日の英雄、そして副団長へと昇格を果たしたのだと、 店に来るおしゃべりな客が言っていた。]
……副団長がわざわざ。
[暇を揶揄するような嫌味ではなく、 渡した団員が返しに来ると思っていた故の言葉。>>245 言葉を選ぶような性格をしていないだけ。]
(310) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
[感謝の言葉に、少し驚いた顔を緩める。]
俺は殆ど何もしていない。 でも、少しでも役に立ったんなら、 それでいい、十分だ。
[男が提供した毒薬より小麦粉が効いた事等知らず、>>246 したことと言えば素人に毛が生えた程度の処置が殆どだ。 だが、英雄…副団長がわざわざ来るのなら、 役に立った事は間違いない。 そして、彼の行動だけで、男の自尊心は満たされた。
そのやり取り以来、副団長――ソウスケは店の常連に名をつらねるようになる。 彼が求める薬は回転も早く、切らす類いの物ではないが、 閉店の可能性が高い関係上、今はやや品薄。 それまでの数日、余程もつだろうけど。*]
(311) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
[届けた荷物を確認して受け取り印を貰い、 代わりに運ぶ荷がないかを訪ねて仕事はおしまい。
流れるような作業に遅延はないはずだった。 実際のところ何事もなく伝票を差し出したし、 なら会話を続ける必要などなかったのかもしれない。
けれど、それでも。 優しい声音がアドバイスを授けてくれたのなら、>>290 鳶色の双眸を細め、口端を緩めて言葉を綴る]
(312) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
俺、元気だけが取り柄なんで頑張ります。 っつーか、体壊したらやっぱ食用なんですかね?
[なんだか家畜みたいな気分だ、なんて。 言葉にせず飲み込めたのが僥倖というものだろう。
現実感はひしひしと背筋を遡り脳髄までを侵し、 寒気というにも奇妙な感覚が頬を引き攣るまでに至る。
何がそんなに怖いのかと自問すれば、 食用の未来よりも家族めいた存在との別れなのだから、 きっと己は歪んでいる──その自覚がある。
別れが辛い理由を、はっきり理解しているだけに]
(313) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
/* 一晩で毒がめっちゃ強くなってた。
僕にタゲらなくても、ソウスケに限らなくても、 毒は盗んで使って構わないフリー素材なので、 早々に場所を明記する。>>0:223
(-64) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
[沈む思考に耽って現実を疎かにしていたのは数拍。 それでも素通りする腕>>291に不審すら抱かず、 肩に触れられ始めて認識し飛び上がる──
一歩どころか数歩下がって、呆然として。
そうして浮かべたのは誤魔化し笑い。 肩に触れた他人の掌の熱が今もまだ残ることに、 表情は強張ったままだから誤魔化しも強引で]
す、いませ……ちょっとボーっとして。 あの……自警団、ですか。 ありがとうございます……!
[礼と同時に頭を下げて、その誤魔化しさえも曖昧に。 そうして伝票を受け取る頃には笑顔を戻して、 深く頭を下げ、台車のロックを外して引く]
(314) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
[中途半端にラフを描いたクロッキー帳を 閉じようとして 捲った数枚のうち、一枚で止まる。 孤児の娘を描いたものだ。>>112 作られた笑顔を浮かべて今日は何軒目だとか 幾つなのかと定型句を尋ねてくる娘たちは 会話を切り黙ってそのままで居ろと命じられる事で 人から人形という別の商品に 扱われた気分になることが多いのか けして、いい顔はしない。 または――、笑顔ではあるが内心は知れたもの
パピヨンには、態度を柔らかくしてやれと 何度も謂れはしたが、客はこっちだ。 少女とはいえ商売女に客が合わせる道理はない。]
(315) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
[こうして“描いたまま”を見る限りでは 存外嫌な様子でもなく、 絵の中の少女は此処に居る。
モデルに見せてほしいと乞われて断る訳もない。 描き終わった後に好きなものを飲めと告げ 二杯程飲ませてやった少女に惜しむことはなく見せた。
ミラーボールの灯りを濃淡で再現した店内を背景に ソファにお行儀よく座った少女の姿。]
……何処かで描いた気がするんだよな。
[こうして集中的に絵を描くようになったのは三年前だが それ以前の古い作品もアトリエには展示している。
その中の一つに、農場の裏にあるラベンダー畑で 花見をしにきたひとつの家族>>50がランチを広げ 団欒をする一枚のキャンバスがあった。]
(316) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
[ふと、食欲を誘う匂いが鼻腔に届いた。 カレーの香り>>200とパン屋の紙袋を手にした 大学の生徒がベンチに座って昼食をしている。 カレーパンだろうと察するは易い。 それにしても、平時に比べて 歪な林檎の兎を齧りながら>>163聞いた話――
パンの材料が化物に効く>>117とは驚きだが、 後輩が機嫌よく語ったのは あれだけの騒ぎとなっても 重症者が自分一人で食い止められた功績も あったのだろう、くらいにしか感じていなかった。
薬屋が提供した>>225毒物や劇薬より>>246 小麦粉がたまたま効いたのか何なのかまでは 対抗策の検証を知らないだけに>>118 分からないけれども。]
(317) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
[それにしても、突如の事でどうにもならなかったが うまく立ち回れてさえいれば 騒動は混乱を招かずに済んだだろうに。 少しばかり、立つ瀬がない。 意識不明の重体に陥っていたものだから 話は全て後から聞いたものではあったが “出荷”と被ってしまったせいか 名残惜しい最後の挨拶もろくに交わせず 離れ離れになった縁者達が多く出たらしい。
見舞いに来た他の同僚から聞いた話では パン屋の女房も別れが出来ずに>>74 離れ離れになる所で、 危うく猶予を貰えた>>92とも聞いているし 男が庇った幼い孤児を含む軽傷者を 治療する為に駆けつけた薬局の新たな店主は>>225 その日飛空艇で発ったサイラスを 見送る事も叶わなかった、だとか。>>226]
(318) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
助かります、ミナモトさん。 皆も喜ぶと思うんで──俺も安心できます
[乾いた唇で乾いた言葉を吐き出して、 歪んだ笑顔を貼り付けながらそう伝えて。
大人を前に逃げる子供のように、 台車を押す速度を早めてその場を去っていく。 背は、きっと、目に見えて震えていただろう*]
(319) 2018/11/26(Mon) 21時頃
|
|
―商店街―
[大学にいかなければいけない。 そろそろ時間だ。取り置きしてもらったパンだってある。 分っているのに足は走るのを止めなかった。
――息が、切れ。かちかちと歯が震え]
(320) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
[貧しいと―――――心は荒むという。
金銭に限った話ではない。 家族が居る家といない家には“貧しさ”がある。
今まで当然のように傍にあった存在が ぽっかりと穴を開け、満ちない空洞が生まれた。
新婚に浮かれて酒を飲む男の若造の隣に 婚約者の女が連れて行かれた侘しさを 酒で誤魔化す若造が座る事もある
酔っ払いの青年同士のいざこざを納める為に 仲裁で怪我を負うことなんて 自警団では日常茶飯事だった。]
(321) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
/* イルマちゃんがお兄ちゃん思いの良い子で抱きしめたい。 みんな大好きほーるど(ぎゅー
(-65) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
………あっ
[並びの悪い石畳みの上で 縺れ、転んでしまう。その拍子に雑貨屋で買ったものが 割れてしまわないかと慌てたけど幸い 無事だったようだ。
手から離れた包みを掴み、 大丈夫、と親切な街の人に 声を掛けられる前に立ち上がれば、 道の端に足を向けた。]
(322) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
[治療院に通うほどでもない擦り傷や打身は 薬屋で買う傷薬や湿布で事足りた。>>188 当時、世話になったサイラスは 今も向こうで元気でいるものなのか。
化物に通用する薬を開発しているのか>>165 それとも体調を崩したり精神的に疲れてしまった 労働者に治療薬や気休めの嗅ぎ薬でも 振舞っているのだろうか。 救えなければ末路は想像もつくだけに>>@2 使えなくなった者を見送る役割は 彼自身が心を脆弱にしていないか気がかりだ。 男の知るサイラスの最後の姿は、 飄々としたものであったけれども。]
(323) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
[正直いって、通告の内容はあまりに薄い。 同じ地へ向かうとて、旧知の知人と 顔を合わせる好機があるか否かは、怪しい。
だからこそ。 描きかけのキャンパスを完成させたところで>>33 届ける術が、自分にあるのだろうか。
何も、男一人を迎えに来る訳では無いこと。 四十と少し生きていれば経験で解る。 今年選ばれたのは他の――誰だろう。 男と同じ食用以外の選出でさえなければ 絵を預けられないか。 しかし誰が選ばれたかは当人以外に分からない仕組みだ。 人数だけは区で把握しているようだが>>113
最悪、飛空艇に乗せられてからでも 絵を預かって貰うのは遅くはないが 面倒がらないでくれる相手に託したいものだ。]
(324) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
…………
[こけたときに擦りむいたのか 足に傷があってそれがまた先輩を思い出させ 涙が滲んだ。
そうだ、返信がきてたんだったって>>236 端末を開く。落着かなきゃって整える息。 ピスティオからの返事にほっとして、忙しそうな様子に]
(325) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
[それ以上の心配もある。
非常勤とはいえど 職場と同僚には昨日赴いて伝えてはいるものの、 講義で生徒らに離職の話はせねばなるまい。
先に伝えず生徒の一人として報告するのは 流石にまずいのではないかと考えるも なんと口にすれば妹にとって影響が少なく済むか どれだけ考えても答えが出ない。
実母は、なんと言ってこの地を発っただろう。 ――あの頃の男は幼すぎて、思い出せない]
(326) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
[―――と。]
おい、やめろ。
[ボール遊びをする児童の投げた球が、 危うく銅像に当たるところで。 車椅子を動かし、少年らに声をかける。 なぜ止められなければいけないのか。 道徳をきちんと聞いていないらしい彼らは きょとんとした顔でこちらを見ていた。]
(327) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
…それは、キングスの像だぞ。 危ない遊び方はしないことだ。
誰が見ているか、分からないんだから。
[男が今まで生きていて察するに、 ひとつの結論がある。
ある程度の“選別”を行い召集をかける。 男が食用で迎えられるのも この三年間の現状を知っているからだろう。 自分でいうのも何だが、 足を失わなければまだ充分働ける身体だ。
だからこそ、住民の状態を把握し、内通する 監視者はこの町に存在するのだろうと。 反キングス社会的な行動を公にする者なら 子供とて報告されれば“乗せ”れかねない ―――というのが ひとつの見解だ。]
(328) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
[説教を垂れたはいいが、子供には伝わらない。
おっさん足がない癖に偉そうなことをいうなと 口々に笑っては、投げるのを止めないものだから。]
聞けよ、話を!
[車椅子を進め、中断させようとした所で、 ボールの放物線に入り、額に当たる。]
ってて………、あ、こら。
[頭を抑えているうち、ボールを抱えた小僧共は 蜘蛛の子を散らしたように駆けていった]*
(329) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
『ありがとう。 急ぎじゃないし、いつでも大丈夫だから 店長には私から言っておくね』
[そう返した。>>237 何度も、ボタンを押し間違えそうになりながら 軽い文章に、安堵を感じて 手は端末を握りしめた。 冗談を言い合える仲の彼の存在が今はありがたかった。 花屋の店長が宅配のお兄さんだって紹介してくれたとき その明るさについつい、お兄さんってよりも くんのが親しみやすい気がすると 口を挟んだこと。
髪の色にススキを見て、こっそり宅配の箱の上に 置いてみたことを思い出す。 彼もまた、『会えなくなるのだ』と――まだしらず]
(330) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
……え。あ。
[動転しそうになる心を落ち着かせようとする手が もう一つの、返信に気付いた。
顔色が青くなったのはその内容のせい]
……ノッカちゃん?
[誰も聞かない声を、呟いて。]
(331) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
……………いや、違うよね。 街を出るだけだもん。
[先輩の不穏な言葉を聞いたせいだ。 きっと、きっと>>228気のせい。 三年前を思い出す
あのときだってたくさんの人が、 そらのおふねに乗せられた。 全体から見れば少数かもしれない、けど。 知っている顔がいつもあった。
――其れ処じゃなかった。 『別れ』を泣く、余裕すらなかったから]
(332) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
……、どうしよう。
[現実は重くのしかかる。 足はのろのろと、商店街をいく。
ノッカちゃんにお返事しなきゃ。 でも、お返事することで確かめる事になるのが 女には怖くて恐ろしかった。
知っている人に会いたくない。――あえば その人も、連れていかれてしまう気がして、怖くて]
(333) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
|
|
― 本屋内 ―
そうね。 ただ、狭い街だから。 色んな噂もよく周るし、万引きなんかしたら、した方がきついでしょうね。 でも、ありがとう。
[彼の言葉に笑いながら一緒に棚に向かう。>>159 特に車椅子の介助もしない。 彼は一人で十分乗りこなしていることを知っている。]
(334) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
どう?参考になりそう?
[図鑑のページをめくる彼>>168を見ながら、暫しの雑談に興じる。]
本当、絵本を見つけて読んだ後、発禁になっているのを知った時には驚いたわ。 正直、似たような筋書の小説ならこの本屋には沢山あるし。 何か絵の方に問題があったのかしら?
「招集」の際はメールでの呼び出しがかかるらしいし、管理者が文字を読めないということはあり得ない。 本を読むのがかったるいのかしら? ふふ、管理者連中とわたし、割合気が合うのかもしれないわ。
[不謹慎な冗談を言って微笑んだ。 正直、自分たちが置かれたこの理不尽な状況は笑いの種にするくらいしか道がない。 毎日落ち込んだり怯えたりしたところでどうなるものでもないのだ。
実際に「招集」を喰らった者ならまた別なのだろうが。]
(335) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
[母親が『消え』て、 父親が母を追いかけるように『死ん』で、 ひとりになったことを、じんわりと理解して。
招集の──母親がどんな目的で奪われたかを、 口さがない大人の陰口で知った。 父親の自刎はこの目で見たのだから、 今も脳裏に鮮烈に焼き付いている。
学校から帰って迎えたその死体を前に、 よぎった思いは”おいていかれた”。
数日その死体と過ごして保護されるまで、 何をして過ごしていたか思い出せないのに、 死体とあの感情だけは強烈に胸の中に残っている]
(336) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
― 昔のお話・おにーさんと ―
ママは、こないだ、しんじゃった……。 パパとおねーちゃんは、おそと。
……おにーさんも、いっしょ?
[>>301悲しいのは、あたしだけじゃない。 寂しいのは、あたしだけじゃない。
孤児院の皆も、きっとその感情を知ってる。 だからこそ、身近な存在である彼らに、 あたしは泣きつくことが出来なくて。
そんな時におにーさんに出会えたのは、 あたしにとっても、運が良かったんだと思う。
少なくとも、 あたしの心を救ってくれたひとりだった]
(337) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
あら、家にあるのね。 それならこれからいつでも読めるじゃない。 ふふ、そんなにお気に入りなのね、あの絵本。 確かに、とても温かみがある絵だったわ。 エル・ドラードか…
[彼の呟き>>170>>173に絵本の絵を思い出す。 まあ、たどり着けない土地のことなど正直どうでもいいのだが。 少しだけ空想に浸りながらレジカウンターまで2人で戻ると、図鑑の会計を行った。>>174]
―――円です。 ありがとうございます。
あ、ピスティオさんには伝えておきますよ。 「治療院のイルマさんに、「鶏肉のトマトソース煮が食いたい」と伝えてほしい」ですね。 すごい伝言ゲーム。
[彼の伝言>>152を繰り返し、最後に笑うと、店を出る彼に頭を下げた。]*
(338) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
ほんとう!?のっかもね、だいすき!
[>>302おにーさんの言葉に喜んだのもつかの間。 続く言葉>>303に、あたしは目を丸くした。
どうして、お母さんの絵本がダメなんだろう。 こんなに素敵なお話なのに。 子供の頃のあたしは、 まだそのことが理解できなかった。
けれど、おにーさんが言うなら、そうなんだろう。 悔しかったけれど、あたしは素直にうなずいた。
それ以来。 手提げの袋に大事に仕舞って、 ベッドの下だったり、本棚の裏だったり、 あたしが孤児院を出るまで隠し続けてた]
(339) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
うん!わかった! 困ったことがあったら、 おにーさんに会いにいくね!
[あたしの中では、 彼は『やさしいお兄さん』だったから。
あたしの秘密を握る人、なんて思いもしなくて。 寧ろ、秘密を共有する人ってくらいの、 そんな気持ちだった。
すっかりおにーさんに心を開いたあたしが、 おにーさんに相談をするために 街中を走り回って探したことは、 今では笑っちゃうくらい子供っぽい話*]
(340) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
― 街中散策 ―
[歩いていた足が、ふと立ち止まる。
『困ったことがあったら――……』
そう言ってくれたおにーさん。 ソウスケさん、って名前を知ったのは、 知り合ってから大分後のこと。
大人になるにつれて相談することは減ったし、 甘えることもやめようって思って、 出会ったら挨拶するくらいの関係に至るけど]
………………。
[絵本のことを見逃してくれたそーさんなら、 『嫌だ』って言葉も、見逃してくれるかな。
……って。ちょっとだけ、思った]
(341) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
ん、ん……
[半ば駆け足で商店街の裏道を征き、 荷が台車の中で踊るのを見て立ち止まった。
未だ肩が焼けるように熱い気がして、 片手が叩かれた箇所を抑えて錯覚を自覚して。
ふ、っと吐息を逃し、瞼を鎖してしゃがみ込む。
家族を連想する相手に触れられると蘇る、 あの強烈な死と、暗雲足る思いが蘇ることに 慣れなど永遠にやってこないのだろうか]
(342) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
[イルマちゃんはお兄さん思いの良い子だ。>>306 いつだってその愛情は真っ直ぐで、 だから私、嬉しくて微笑んでしまうの]
……? もちろん、信じてるわ。 あの人が簡単に死ぬはずがないもの。 そう、言っていたもの。
[人は簡単に死ぬ。>>307 それでも私は信じているの。 だってそうじゃなければ、 私は生きてはいなかったでしょう。 あの人への想いが、今の私を生かしている。 あの人は確かに私の中で”生きている”]
(343) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
[きっと生きてるって。 そう言うイルマさんににっこり頷くの]
宮廷で会えたらイルマちゃんの事教えるわ。 立派に看護師の仕事をしているって。
[だから安心してって胸に手を当て微笑むの。 遠く離れていても想いは伝えられるはずだから。
自分の道を真っ直ぐに進む人。>>305 孤独の中でも自分を持つ人。>>304 どうかどうか、離れていても、 イルマさんの想いがあの人へ届きますように]
(344) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
[孤児院の話が出てぱあと顔を輝かせる。>>308]
まあ、孤児院の子達に? それは名案ね! 今からなら仕事を少しは教えられるだろうし、 ええ、ピスティオ君に相談してみるわ。
[パン屋も閉めなくていいし、孤児院にも働き口が出来る。 すごく良い案だと何度も頷いて]
任せて、このパン屋は終わらせないわ。 招集される私に出来る、最後の仕事。 絶対にあの人の居場所をなくさせないわ。
[力強く眉をきりりと引き締めて。 イルマさんに宣言するの。*]
(345) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
/* 抽出できないのがしにそうである ちょっと様子見て、動こうかな〜と思ってます
(-67) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
よし、っと……
[しゃがみ込んだ姿勢からふらりと立ち上がり、 このまま裏道を通ってゆくことに決めて。 道が悪いせいで普段は通らないそこを、 慎重に進み、ガタガタと音を立て雑貨屋の裏口へ。
表に回ったほうがいいだろうか。 まあ、今日の荷物はそれほど重くはないし、 先日の届け物>>138のときに頼まれた品だ。 表に回る時間も惜しく、 コンコンと裏口を叩いて笑顔を改めて]
(346) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
/* 性格をもっと悪い方へもっていこうか良い奴にしようか方向性が行方不明 まあ所詮ストーカーだしな…
(-68) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
こんちゃー、配達でーす!
[張り上げた声音はいつもの呑気さで、 ちょっぴり疲れた笑顔で、店主を待った*]
(347) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
……でも、いま行ったって迷惑だよね。
[ふるふると首を横に振って、あたしは歩き始める。
別れ際。 イルマさんが摘まんだ頬>>272に、笑顔に、 優しい言葉に、『またね』って挨拶>>273に、 なんとなく、救われたような気がして。
ああ、あたしはこの街に居るんだって。 あたしのことを覚えていてくれる人がいるんだって、 思うことが出来た。
あたし、自分が可哀想だって思いたくないから。 こうしてちょっとだけ、強がってみせるの]
(348) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
/* めちゃくちゃ書く速度が遅い 推敲がままならない……うぉぉん
(-69) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
― 本屋 ―
[客の居ない本屋で暫くぼんやりと物思いに耽る。 ぽつりぽつり、外を歩く人の姿がガラス越しの遠目に見える。 きっと、わたしのことをよく知らない人も多い。 でも、わたしは彼らのことをとてもよく知っている。 こうやって、毎日、幼いころからずっと時を過ごしていた。]*
(349) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
/* 妹ちゃんが動いてくれてるんで 今日までは待機の動きでいいかなーと。
(-70) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
/* まだ様子見ではあるが、23時には移動するかな。 暫く赤が来なさそうな場所はというと、パン屋あたりか。
(-71) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
/* 私とっても涙もろいから、 プロローグの時点で;;;;;ってなってる 多分プロローグが一番泣くところでしょお別れって感じで
(-72) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
[私の中の兄は生きている。 でも私は死んでいるんじゃないかって感じている。 私とお義姉さんは同じなのに。 見ている物が全然違う。
優しい言葉を優しい声で紡ぐ彼女。 笑顔でふわっと暖かくて。 まるで私と違う。
ああ、なんて気持ち悪いんだ。
気持ち悪いのは彼女なのか私なのか。 それすら分からないけど。 胃の中がぐるぐるするように気持ち悪い。]
(350) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
お義姉さんはそんな事も思いつかなかったんですかぁ? 簡単にお店閉めちゃうなんて考えるの。 私、許しませんから。
もうちょっと、頭使ってくださいねぇ。
[気持ち悪いのを隠して。 私は何時ものように棘の混じった言葉を返す。 顔色は少々悪いけど。 それでも何時ものイルマに戻っている。 そう見えただろう。]
ピスティオにちょっとメール送ってみようよ。 仕事終わったら返事くれるかもですしぃ。
[そう言って端末を取り出して。 それからポチポチメールを打って送信する。]
(351) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
[to:ピスティオ
こんにちは。 お義姉さんがお店閉めちゃうとか言い出したんだよ! それは困る! 断固阻止!!
なので相談です。 これは真面目な相談だよ。
孤児院の子でパン屋で働ける子いないかな? 料理が出来る子で頑張れる子。 お義姉さんが仕込んでくれるから。
あと、これ大事! 笑顔の可愛い子がいいなぁ。
考えてみてね。 from:イルマ]
(352) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
うん、これでいいかなぁ。 返事きたらお義姉さんに連絡するんで。
[端末は仕舞って。 それから店内をきょろりと見た。]
そういえば私お腹空いてるんですぅ。 何時ものサンドイッチと、あとメロンパン。 買わせてくださいねぇ。
[その二つを買って。 それから他に買い物もしないといけないから。 だからそろそろパン屋を出ようか*]
(353) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
/* んーと、ワカナさんフリーかなって思ったら ぴすちおにーちゃんがエンカしにいったので 薬屋さんに突撃隣の朝ごはんしようかな?
今フリーなのはそーさんっぽいけど、 過去編で存分にお話させていただいたので いまエンカしに行くのは忍びない また後でお邪魔しよう
てかプロ長いなー!ネタ切れ起こしそうだ
(-73) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/26(Mon) 22時頃
|
―公園―
[大学をサボってしまう。 その事を気にしているのに頭が追いつかず。 感情は整理をつけられずにいて
――足は、嫌いな公園に。]
(354) 2018/11/26(Mon) 22時頃
|
|
/* だってさー! イルマさんの、お兄ちゃんのお店がなくなっちゃう話とかさー! フローラちゃんの別れを感じさせる怖さとかさー! アポロさんの絵の話とかさー!
泣くじゃん………………??? 鼻すすって泣いてる;;;;;;
(-74) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
/* 噛みあってるようで噛みあってない。 ココアとノッカの組み合わせ……いいね!!
ココアはね、あの人が生きてると”信じてる”から。 ある種の狂信のようなものだと思っていただければ。 そうしないと生きていけないんだぁ!!!
(-75) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
―現在―
「いつもの」って言って目的の物が出てくれば、 上得意じゃないか?
[視線の先の学生とはやはり知り合いか。>>293 少しは見習って欲しくはある。 押し売りなどするつもりは毛頭ないが。
冬はどうしても花の品種は減る。 先代が始めたハーブの取扱同様、 街は限られた設備で回り、 人間はその中で新しい事を始めねばならない。>>294
彼女の期待に応えられただろうか。 メモを取るのなら待とうとは思ったが、 包みの重さに気付かれたら仕方ない。>>294]
(355) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[兄が携わっていると聞いても>>208 好きになれない、怖い銅像を見に向かった。 蹴っ飛ばしたかったのかもしれない。そんな事すれば、 どうなるか、もう子どもじゃないから 分っているはずなのに>>327
押し寄せてくる理不尽さにどうしようもなくなって]
………あ、兄さん。
[足は止まった。 ボールにぶつかる兄の姿が其処にあったから>>329 何しているのかって声は今日ばかりは出ず
車椅子姿の兄を、公園の入り口から、見ていた。*]
(356) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[>>313『食用』とされて『招集』される者が身体の弱い者に多いのだからそれは事実に近しいことなのだろう。 他の役割であれども身体を壊せば『食用』行きだろう。
自分はそこでは希望を持たせることなく頷きを見せた。
自分たちは産まれた時から既に家畜なのだ。 そのことに気づくか気づかないか。 気づいた上で認められるか認められないか。 選択はいつでも可能であり、選択した者だけが先へ先へと歩んでいる]
(357) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
えっ…… 何でと言われても。
[その反応が返されるとは思っていなかった。>>295 この街で育ったのだから、唐突に店を畳むとなれば、 理由なんて限られている。 わかっているはずだから、"信じられない"と言う反応がわからず、 一瞬だけ、眉をひそめる。]
そんな嘘をつく必要はないだろ。
[上級種の名を騙る禁忌に触れかねない嘘は、冗談に相応しくない。 彼女は先輩と呼ばれて、学生のうちでは親しい"後輩"だった。 試験の甘い教授の話や、他愛ない商店街の噂話等、 店に来る度言葉は交わしていた。 今日のこれも、その雑談の一つに過ぎないのに。]
(358) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
それは、間違いないと思うよ。 だから自分に言えることは「壮健たれ」だけなんだ。
[ピスティオは三年前のことを知っているだろうか。 下級種のキングスにさえ"あの時"は手も足もでなかった。 それが一般的な見解なのだ。
だから逆らうことなかれ。 >>328選別は既に行われ、贄は選ばれてしまったのだから。
だから逃げぬように優しくする。 情を抱かせるのは最後は結局は優しさなのだろう。
そう手を掛けたのだが>>314返ってきたのは予想外の反応だった。 飛び上がり、脱兎の如く下がったピスティオに向けるは流石に怪訝な表情であった]
(359) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
……そう、ですね。 想いを馳せるのも仕方がないことです。
ええ、喜んでくれれば幸いですから――。 ピスティオ君、落ち着いて、気をつけて行くのですよ。
[そう願うならそれに沿おう。 伝票を渡せば逃げるように台車へと向かい、>>319去ってしまう。 その背があまりにも小さく見えて、まるで子供のような背に声をかけ、 姿が見えなくなるまで見送ったのだった*]
(360) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[こう黙られた時、 どのような反応をすればいいかわからない。
結局、続きの言葉が出る前に、 フローラにはメールが、>>296 男には別の上得意が現れる。>>251]
(361) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
/* どこかで拾おうねメモ>>315>>316
(-76) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[現れたのは、セイルズだった。 男がまだアルバイトの頃から既に常連だった上得意。 ハーブを多く買い込むから、男もよく覚えている。 扱い始めた頃から買ってくれているらしく、 店主が上機嫌になっていたおかげで。 また買ってくれるように、常連にこそ気を使えと、 定量を切らさないよう、言い付けられていた。
店を継ぐ前の頃、買う品が減った事は知っている。>>250 その理由を聞かない先代ではなかったが、 彼は話していたろうか。
いつものミントの入った袋を準備していると、 いつもとは違う声が掛かる。>>251]
(362) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
用途…?
[何の話だろうと顔を上げると、 セイルズの視線の先で答えがわかる。]
ああ、それなら――
[答えようとしたのだが、その前に。 大きな声が遮る。>>297]
………… ありがとう、ございまし…た。
[言葉の先を聞かないまま、フローラは退店した。 少しだけ呆気にとられながら、見送る。]
(363) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[召集がかかったとして、家を出た今、 それは住処が変わる程度の事。 かつては役目を終えるまでは来るなと静かに呪ったものだが、 仕事をするのなら何処でも同じではないだろうか。 サイラスの召集は確かに堪えたが、 それは彼へ恩を返す前だった事に起因している。]
俺は労働で呼ばれた。 食用だったらたぶんとっくに店閉めてるよ。
[そう伝えたら、"応援している"と返された。>>251 フローラの反応より、セイルズの反応の方が理解できる。 客と店主、なのだから。
僅かに安堵が浮かぶ。 食用での召集への違いがない事まではわからないまま。]
(364) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
ミントをあるだけ、は困るな。 他の客の分もあるんで、 出せるだけで勘弁してくれ。
[この時期に追加注文は避けたい。 花屋にも迷惑を掛けかねない。]
ミントの扱い店舗わからないなら、探しとくよ。 ………召集されるまでには。
[用意していた袋に、更に追加で二袋。 困り顔にはそう続ける。 花屋に聞けばいいかとは思うのだが、 先程のフローラがよぎる。 猶予は少し貰おう。*]
(365) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
/* 被ストーカー側のみんな、 めっちゃストーカーしたくなる感じしてて すげーーーーーわかるわ!ストーカーする気持ち! みたいな感じになってる
あたしも同じ側だからストーカー出来ないんだった……
(-77) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
/* 抽出……PCの個別抽出が欲しい…… (深海と三日月に飼いならされた体)
(-78) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[ピスティオが立ち去り、店長が戻ってくれば伝票に署名した旨を伝え小麦粉を運んでもらう。 この小麦粉は下級種キングスが最も嫌がる配分の粉であり、それは「陽だまりパン工房」で使われている配分に近しいものがあった]
あまりサボリ過ぎていてはいけませんからね。 店長、また来ますから適時対応を。
[それだけ告げ、自分もまた店を後にした。 仕入れは順調で、研究も順調であった。
一つ違い始めたのは街の空気。 どこか忙しない、そんな風に肌に感じるのは長年自警団で街を歩いてきていたからだろう*]
(366) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
ああ、お疲れ様です。
[裏口からの挨拶にふと我に返り立ち上がると、レジカウンターの近くにある裏口への扉をあけた。 配達人のピスティオだ。]
今日はなんでしたっけ。 えーと、伝票は…ああ、あの工場からね。
[彼は色んな会社の配送を請け負っているようで、なんだかんだ頻繁に姿を見る者の一人だ。]
はい、確かに
[伝票にサインをして返しながら、彼の顔>>347を見て苦笑いを浮かべた。]
いつも使わせてもらっている私が言うのもなんだけど、配送の量や頻度、少し加減した方がいいんじゃない? あんまり顔色好くないわよ。
(367) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
と、言いながらさらに追い打ちなんだけど。 ヌヴィルさんから、「治療院のイルマさんに、「鶏肉のトマトソース煮が食いたい」と伝えてほしい」と貴方への伝言預かってる。
イルマさんのところへ行くようだったら伝えてほしい、くらいのようだったけど、どうかしら?
[と、少し申し訳なさそうな声を出して彼に伝えた。]*
(368) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
/* さてさて どこいこう
(-79) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
/* タツミさんとお話できるかな 後々セイルズさんともエンカ出来たらラッキーってことで
(-80) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[ふう、と深い溜息。]
クソガキどもめ。
[暴れてしまった毛布を畳み、 包んで貰った図鑑>>338を乗せた 車椅子の下網の上へと戻すことにした。]
(369) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[とりあえず。 召集されたってことを口にするのは嫌だけれど、 バイト先には挨拶をしていかなくちゃ。
まずは商店街。 並ぶ店のいくつかは、あたしのバイト先だから。 挨拶しに行くついでに、本も買おうかな。 気晴らしに一冊くらい、 明るい気持ちになれる本が欲しい。
商店街に向かう途中。 大学の近くの薬屋さん>>16 病院に行くほどでもない体調不良の気を感じた時に、 いつもお世話になっていた]
(370) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
伝言ゲームは捗っているものかな。
…夕飯を頼んだはいいが…… 流石に講義の前に何も食わないのもな。
[一時間と少し前に発った本屋に 配達員が訪れたことは知らないし>>347 順調の気配も悟れはしないものの>>368
雑貨具だけではなく食料品も扱いのある 品揃えが秀逸過ぎる雑貨屋で>>224買った 握り飯を朝に口にしたきりで (アトリエに放置していたものだから 2日ほど賞味期限は過ぎてしまった)
流石に良くないと考えはする。]
(371) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
──或る企業の来訪──
[意識的に思考をしたことは無い。けれど思えば、“何故宮廷の者達は、視察も無しに用途通りの人材を指名するのか”という疑問は、浮かんで然るべきだった。区民全員の経歴と近況が、宮廷へと渡っているとしか思えない適切さなのだから>>328。 故にある夜半、唐突な来客が“区長へ取り入りたいのだ”と彼らの業務>>158を説明したその時、胸中に訪れたのは納得だった]
[とはいえ、自治区運営に於ける公証人の役割は“公人に私情を挟ませないための装置”だ。 職業人として在る以上、誘いへの答えは決まっている]
(372) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[ふわりと優しい微笑みはいつも変わらない。>>350
温かな春の日も、 熱い夏の日も、 実り豊かな秋の日も、 寒いさむい冬の日も、 365日、変わらぬ笑顔。 それを繰り返す事、もう三年――。
そういえば、昔は泣いていた事もあった気がする。>>9 笑顔以外の表情豊かだった気も。
いつだっただろう? 覚えていないけれど、今日も微笑む。 写真の中と同じ笑顔で。>>12]
(373) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[……断った後も企業からはその後も時折連絡が来るし、路地で情報を囁かれることもある。セイルズはその全てを在って無いものとして扱い、会計士として淡々と帳簿の使途不明金を洗うことで、区長への経路を執拗に絶った]
[地下組織の動き>>254自体を縛る振る舞い。 ──ただし“企業”の告発だけは今も、していない]
[その采配が適切で在る限り。 己が間接的に利用されていようとも、セイルズにとって──“企業”を悪と断じることは難しい]*
(374) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[若干棘の混じる声にあうぅと苦笑する>>351 イルマさんはいつも私の抜けた所を指摘してくれる。 それを助かりこそすれ、嫌いはしない]
ご、ごめんなさい……。 私も召集の事で気が動転してたのね。 ひとまず入り口の張り紙は外しましょう。
[ぺりぺりと入り口の張り紙を外してくず籠へ。 その頃にはイルマさんも落ち着いたよう。
ほっと安堵しつつ、 メールをしてくれる様子を横で見ていた。 よかった、私、メールの存在を忘れて店を駆け出すところだったわ。イルマさんにまた怒られちゃう]
(375) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[的外れな暴走をせず済んで人知れず安堵しつつ。 端末をしまうイルマさんにぺこりお辞儀>>353]
ありがとう、イルマさん。 私、頑張るからね。
はい、いつものサンドイッチにメロンパン。 今日もお仕事ご苦労様です。
[パンを袋に入れて代金を受け取って。 店を出て行くイルマさんを見送る事にした。*]
(376) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
挨拶していこっかな。
[バイトの合間の時間を埋めるため、 パンの差し入れを持ってお茶を飲みに行くことも>>17
薬屋さんの静かな空気は、 たとえば、客引きをするような店先のバイトだとか、 賑やかな飲食店とかとは全然違って、 ほっと息をつきやすい空気で、好きだった。
確か、店主さんは、 フローラちゃんの先輩なんだっけ>>201]
(377) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[お義姉さんが貼り紙を剥がして。 そしてやっと私は安心した。 兄の居場所がなくなる事はもうなくなったんだって。
私はパンを受け取って。 勿論ちゃんと代金も支払って。]
ありがとう。 お義姉さん、またね。
[何時ものように別れの挨拶をして店を出た*]
(378) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
/* 滝ログすぎてちょっと草が生えるよwwwwwww
(-81) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
/* そういえば、ダウナー系でいくつもりだったんだよね ……最初にココアちゃんにあってテンションあがりまくったけっかです、はい。(反省ざる
(-82) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
雑貨屋でもいいが……
[―――カレーパンの匂いに胃袋が刺激された。 決めた、昼はパン食にしよう。
■日後には喰われる身の上と思えばこそ 食欲が機能していない気で居たが そうでも無かったらしい。
物思いに耽りながら先を決めたこともあり 揃いのマフラーを巻いたカップルが 連れ立っていく姿が死角を作ったこともあって。
立ち竦む妹に気がつかず通り過ぎたのを>>356 気が付けなかったのは我ながら間が抜けている。]
(379) 2018/11/26(Mon) 22時半頃
|
|
[またね、と。>>378 いつものように挨拶してくれるイルマさんを いつものように笑顔で見送る]
ええ、また。 孤児院の子が来てくれたら連絡するからね。
[今度は携帯端末がある事を忘れないようにしよう。 誰にも秘密のうっかりを胸にしまい込みつつ。 またお店の切り盛りを始めた。*]
(380) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
[電動車椅子は女子供の歩行と変わらない程度。
声を掛けそびれた妹が 男の向かう方角を辿るのは造作もないこと。
イルマがいくらか前に退店したパン屋には 張り紙こそ無かったものの>>375 通りすがる客たちの噂>>268が耳をつく。]
……そうか。
[“何用”で召集されるかによっては 頼る先として丁度いいかもしれない。]
(381) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
― 治療院 ―
[パンを持って訪れたのは治療院。 訪れたというよりは戻ったが正しいのだけど。 忘れ物に気づいたから戻ったのだけど。 戻って正解だったのだろう。]
え、薬屋さん閉まっちゃうんですか? そういうわけでもないんですか。 でも別の薬屋を勧められたって。 なんででしょう……?
[薬屋のイワイには個人的にもお世話になっている。 ちょっとした風邪だとか頭痛だとか。 手荒れに効く軟膏だとか。 そういった物を処方してもらっているから。 だから少し気になった。 院長も少し困り顔だ。]
(382) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
/* パン!!!パン食べる!!??(おちつけ
(-83) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
そう言われちゃうと仕方ないんですけど。 んー…でも私も気になるんでぇ。 丁度手荒れの軟膏も補充したかったし。 後で行って聞いてみますねぇ。
[軟膏を貰うついでに理由を聞いてみて。 理由を教えて貰えなかったとしたら。 それはそれで今までの労いの言葉を掛ければいい。
カーテンがふわりと靡いて風が入り込む。 その風に乗って花のいい香りが広がった。 フローラが選んでくれる花は何時でも綺麗だ。 部屋を明るくしてくれるから。 患者さんも明るい気持ちになれる。]
(383) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
[忘れ物を取って院長に挨拶をして。 それから治療院を出た。
今日、ノッカとココアがいなくなると聞いた。 招集の命令が下ったのが二人だけとは限らない。 他にもいるんだろうか。 もしかして薬屋のイワイもなんだろうか。
知り合いがどんどん消えていく。 それはとても怖い事だ。 何時か私も同じ様に招集されるのかもしれないし。 招集されずに一人残されてしまうのかもしれない。
それはとてもとても怖い事で。 水に落としたインクのように。 不安がじわりと広がっていくようだった*]
(384) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
―陽だまりパン工房―
[ゆっくりと車椅子を進め、ベーカリーを訪ねる。 昼食としてのパンも目当てだが、 丸いパンを想起させる女主人と話をする目的が強い。]
邪魔するぜ。 カレーパンはまだ余ってるか?
[本屋もそうだが。 いかんせん棚の高さは歩行者の目線に添う高さ。 とはいえ、客の通用口がバリアフリーなのは助かる。]
(385) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/26(Mon) 23時頃
|
―薬屋―
[それもそうだ。 そう言われるとなんだか嬉しくなって 鼻歌を歌ってしまいそうだった>>355のだけど。 流石に同じ大学の生徒がいる場面では 遠慮した。いや、自重したか。
メモをとる為に出すはずだった紙とペンは使われず 冬の訪れは、心に傷みを走らせる事になった。 花が咲かないことよりも
ずっと酷い事だ。]
(386) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
/* セイルズさん待った方がいいかな 追うもの増やしたら大変だと思うし
(-84) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
あぁ、あと。 通りで小耳に挟んだんだが。 今年の召集に選ばれたんだって?
俺も今年“艇に乗る”んだが、 ちっと困った事があってよ。
あんたがよけりゃ、 頼まれてほしいことがあるんだが。
[繁殖用に選ばれてしまった可能性もあるが、 この店の持ち主からして労働用の可能性が高い。 ついでに言えば此処のパンは旨いことで評判だが 店主は人柄が良いことで評判だ。
特に“背後を気にする事はなく” 切り出す事にした。]*
(387) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
……え。
[いや、だってでも。 いくつもの言葉が口の中で泳ぐ。 一瞬だけ眉を顰める先輩に、息を深く飲んだ。]
……っ、だって。 だって先輩、………会えないんですよ。
(388) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
[もう会えない。 『魔物』、『悪魔』の元に行ったらかえって来れない。 兄の母がそうだったと昔、父から聞いた記憶がある。 他の人たち、たくさんの人を見送った。
そのひとたちだってそうだ。 いくつ重ねても、傷痕のように残る。 親しい人なら尚のこと―――
『先輩』と他愛のない日常の続き]
(389) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
[そうは、思えなかった。]
…わたし
[何を言えばいいのだろう。 先輩は何も言ってくれない。>>361 響いたのはメールの音。そして来客の足音。>>362 そうして、耳にしたのは現実だ。>>363 彼らの話を聞いていても
女には理解できなかっただろう]
(390) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
/* 好かれる理由が見つからなくて顔を覆う (直近のフローラを見て)
(-85) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
[親しい『先輩』だって 思っていたから、だから何も言わず 何も聞かず、出ていってしまった。
亡くなった父のことを、母のことを思い出す。けど ――死に別れるより、死ぬ姿をみるより、ずっとずっと
怖いものだって、感じる足は逃げるように。 怯えるように、馴染みのはずだった お店から出ていってしまった*]
(391) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
/* フローラが企画人と言う事は!知っているけど! 人間として……こう………
(-86) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
― しおり ―
…あなたが欲しいの?
[枯れそうな花をフローラから貰い>>171、一瞬戸惑いの声を上げた。]
ええ、押し花にしてお渡しすることは出来ると思うけど…
[少なくとも自分はいらない。 この花の一番美しい瞬間はもう過ぎてしまった。 一番美しい瞬間の花の時を止めるように、潰して手元に残すならともかく、枯れかけの花であれば、その花の一番美しかった瞬間を知っている彼女の手元におくのが道理だろう。]
うん、うまく作ることができれば後日、お渡しするわ。 本職じゃないから、そこまで期待はしないでね。
[フローラにはその後、それなりにうまく出来た押し花のしおりを渡すことができただろう]*
(392) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
/* この村魅力的な人がおおすぎるんじゃああ 華やかなの堪らないすきです
はい
(-87) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
[今度扉をくぐったのは、確かフローラと同い年の女性。 開放している待合のソファで、しっかり休憩を取る者。>>377 ただ、体調管理については学生よりも良い。 用が 店を訪れるタイミングが一定でない事の理由を知れば、 食事時にハーブティーを添えた事もあるだろう。 備え付けてあるものだが、基本はセルフのサービスだ。]
どうした? 飯時には少し早めだな。
[入ってきたのならそう声を掛ける。 さすがに無言で店内は使わせない。 そこに居たいだけの者もいる事は知っているから、 男が話し掛けるのは入る時と出て行く時。 それ以外は向こうが話し掛けて来る時くらいだ。*]
(393) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
[また新しいお客さんがやって来る。>>385
車椅子でも来店しやすいよう段差の無い床。 棚は子供も取りやすいようやや低め。 誰でも気兼ねなくパンが食べれるよう。 あの人が配慮してくれた設計の賜物だ]
こんにちは、ヌヴィルさん。 カレーパンならまだありますよ。
[にっこり微笑み出迎えて。 カリカリ触感の辛口カレーパンを袋に入れよう。 他にも手が届かない棚にパンがあるなら手を貸そうかとととっと近寄って]
(394) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
[招集の話にまあと目を見開く。>>387 そのまま、真面目な顔で話に耳を傾けた]
ヌヴィルさんも宮廷に行くんですの? まあまあ……、 フローラちゃん、悲しむわ……。
はい、なんでしょう? 私に出来る事なら何でもしますわ。
[頼み事があると言われ、内容を聞く前から頷いてしまう。
だって宮廷に行くんですもの。 きっと大事な頼みがあるはずだわ。 残していく人がいるなら尚の事。
だから私、しゃがみ込んでヌヴィルさんと目線を合わせて親身に聞くの。ぽすっと彼の膝にカレーパンの紙袋を置いて。*]
(395) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
― 薬屋さん ―
こんにち、……。
[あ、って思って、口を閉じた。 お見せにはお客さんが居た>>251から。
セイルズさん。 バイト中に、よく見かけるひと。
たとえばガーデニングのバイト中だったり、 道路整備のバイト中だったり、 カフェ店員のバイト中だったり。 たぶん、セイルズさんの仕事場とバイト先が近いことが、 よくあるんだとおもう。
定職に就かないあたしが セイルズさんからどう見えてるのかは、 わかんないけれど]
(396) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
/* 後、エンカできてないストーカ勢のワカナさんとセイルズさんにも会いたいけれど、けれどっ、パン屋さんが繁盛してなかなか会いに行けないぐぬぬ。
(-88) 2018/11/26(Mon) 23時頃
|
|
こんにちは。
[>>393出迎えてくれた店長さんと、 そしてセイルズさんに、改めてぺこっと挨拶をして。 店長さんの問いかけには、苦笑を浮かべた]
えっと……そうじゃなくって。 あたし、この街から離れることになったので、 挨拶していこうかな、って…… 、
[おもって。 控えめな張り紙>>17を見て、言葉が止まる]
(397) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[裏口の訪問は初めてでしばし待つのは想定内。 その間呼吸を整えて待っていれば端末が震え、>>330 確認すればその相手に自然と頬を緩ませた。
気遣いの感じる文字に送り主を思い浮かべ、 花咲く笑顔の彼女が過去に贈ってくれた── 彼女の思惑とは違えど贈られたススキを思い出す。
その時は何も考えずに部屋に飾って、 お返しにと次の配達で彼女に伝票ごと渡したのは、 そこらで売ってるなんの特徴もないチョコレート。
子供が喜ぶ品にしかいきつかない己はともかく、 それ以来、気安く話せる相手の一人として認識している]
(398) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[今までの感謝の気持ちを伝えて、 複数個買ったクロワッサンのいくつかを おすそ分けして、お別れの挨拶。
それだけのつもりだったのに]
お店……閉めちゃうん、です?
[張り紙がまだあるってことは、応募はまだってこと。 頭に浮かんだ『期限』は――……*]
(399) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
『フローラは今日は店番じゃないとか? できれば直接、会いたかったんですけど』
[ここまで打って、なんだかナンパみたいだと苦笑して。 さりとて変える気もなく、緩い返信を指先は継いでいく]
『ってーか、店長サン話長いんですよね。 ともかく了解、なるべく急ぎますので!』
[そうして送信を押して息を吐く──]
(400) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[棚の高さは顧客に添っている。 男が買い求めに来たカレーパンは しっかりとスパイスが効いていて 大人の舌に合うものだ。>>394 椅子の上で背伸びするよりは彼女に訊くのが早い。]
お、そりゃ良かった。 一つ包んでくれ。
[見やすい位置に並ぶ中には、 子供が喜ぶ形に整えられた菓子パンがあった。 特にパンダなんかは目を引くが 流石に路上や大学の構内で いい歳の中年が口にするのは人目が気になる。
トングでセルフサービスをする手間を 代わりにこなして貰えた。 辛口カレーパン以外も美味そうなパンはあるが 件の話を挟むのを、先にしておきたい。>>395]
(401) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[──間もなく、また着信音が響いて>>352苦笑する。 今日はずいぶんと忙しく鳴る端末だ。 普段はそれほどうるさく鳴かない『いい子』なのに、 この時期は特別なんだろうか……なんて思いながら。
端末を出していたおかげで送り主はすぐに分かった。 イルマが憤慨しながら文字を打つ姿は直ぐに想像できて、 なかなかに、お義姉さんとやらは大変そうだ]
あーぁ、癇癪でも起こしてンのかね。 あの気の強さでよく看護師できる……いや、適任か?
[同い年の気安さは独り言にも滲んで、 返信も軽い気持ちで応じる言葉をすらすらと]
(402) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[誰かに相談出来たのなら 心は軽くなったかもしれない。 けどお世話になっている花屋の店長さんに 話すのは、気がひけた。
例えば、自警団の人。兄の後輩さん>>242なら、 誰が乗るか知っているかも そう思ったけど。でも 聞いてしまうのが怖かった。>>244
優しい人だって思うのに。兄を助けてくれたこと。 謙虚な姿勢が好印象だったからこそ。
聞いていいのか分からず]
(403) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
―少し前―
[『会えないんですよ?』
フローラはそう言った。>>388 そんな事くらい、理解している。 幼い頃から見ていた。 学校へ通い始めればそこで習った。 ――召集されれば、二度と戻っては来れない。
エル・ドラードはおとぎ話で、 それを描けば絵本でも回収される。
労働として召集されても、いずれは食用となる。 猶予があるだけ。 衣食住がどうなっているかすらわからない宮廷に、絶望を思い描く者は多い。 いくら聞いても。 いくら学んでも。]
(404) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[ ―――なら、彼女は>>392 しおりを作って欲しいとお願いしたときの反応は ちょっと不思議な感じがしたけど。それはそれと置いて。
一瞬、過った枯れた蝶の事。]
……あ。
[声をかけそびれ、兄とすれ違う>>381 仕方ないか、とあきらめるには、今日の女は不安で いっぱいだった。>>379
兄は最近家に帰ってこず、作品を作ってばかりいる。 ――アトリエがあるのだから。 と言い聞かせていた。
けど …何か、理由があるのでは 1つ、2つと積み上がっていく、不安は大きくなり。]
(405) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
――だって、しょうがないじゃないか。
[苦しそうな声を聞き、するりと出た声は、 届いたかどうかもわからない音量だったろう。
悲しんだって、悔やんだって。 召集はされる。 それに抗う事はできない、受け入れるしかない。 そこにエネルギーを使う事は無駄なのだから。
思い出すのは、サイラスが召集を受けた時の複雑な感情。 恩を返せないからだと結論付けたが、 それはフローラと同じだったのだろうか。
……考えても男はよくわからない、その感情も、彼女の気持ちも。 わからないから言葉も出ず、>>390 出来たのは去る背を見送っただけ。>>391*]
(406) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
『おー、働き口が見つかるなら大歓迎! てか笑顔が重要ならイルマが選んだらいいと思うぜ。 仕事終わったら案内するから院に来ないか?
後日ってのは俺が無理なんで、 来れないなら俺が料理好きなやつを選んでおくよ』
[送信までは実になめらか。 仕事柄よく擦りむいたり怪我も多めだったりで、 世話になることも多い故に、遠慮も緊張もない]
(407) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[それが、良いものだったのなら 妹として、女は祝福しただろう。 結婚せずただ酒場に通う姿を見て、詮索してはいけないと 踏み込んではいけないのだと思ったのは何時の日か。
ただ、寒い日に外套を羽織ってと掛けるのが 女の仕事だった。]
(408) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
/* あっかんねむい 申し訳ないけど明日は知らん場所まで運転する予定あるし 早めに寝させてもらおう
(-89) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[別に後をつけるつもりじゃなかった。 ただ、後を追いかけて
少し話をしたかっただけ。 今日は家に帰ってきてと、怖がりの声が云いたくて。 向かった先にあるパン屋さんの姿に
そうだって思ったんだ]
(409) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
ああ。
まあ、――――…なんだ。 俺としちゃ遅かった方だと思うね。
足をやっちまった日に、来ただろ。 食用としてついでに乗せられたって 何一つおかしくは無かったからな。
[暗に示す。 労働用で“向かう”訳ではないという事。 まあ、膝下から先の無いこの状態を見て 召集が掛かるといえば食用一択なことくらい 察するのは難しくも無さそうではあるが]
(410) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[そうだ、ココアなら 話しを聞いてくれるかもとそれか、イルマなら。>>383 優しいパン屋の奥さんに。 治療院の少し年上のお姉さん。>>382 明るい雰囲気の彼女をみれば、ついつい花も 華やか目なものを選んでしまっていて]
………
[気持ちが上がった瞬間 息を飲んだ。>>387>>395 キィとドアが半開きになった状態で止まる。
それは耳を疑うような言葉の数々だった。]
(411) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
/* >>411つらい……
(-90) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
ん。 …そういやあ。 あの日だったな、旦那が連れて行かれたのは。 悪かったなあ、慌ただしい事になっちまって。
ちっとでも時間が貰えたって聞いたけどよ。 すまなかった。
[足がこうなって以降、妹が買ってきてくれたり イルマが買い出して届けてくれたりで こうして赴いて買いに来る機会は減ったもので。 ようやっと、まともに謝罪を言えた。]
そう、だな。 まだ打ち明けては、いないんだが その……なんて伝えたらいいか分からなくてよ。
[妹の名が出ればいくらか口を渋くする。]
(412) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[タイミングよく鳴るメールの着信音>>400 今日は本当にタイミングがいい。 ケロケロと場違いな、可愛いカエルの唄が響く。 ――『しょうがない』
耳が拾ったのは、気のせいだっただろうか>>406 先輩の言葉が蘇るなか、 2人の顔が振り返るのが怖くて、一歩下がる。 言われたら、耐えられない気がして]
………、ぁ
[その場を後にしようとしたが それすら叶わないかもしれない>>410 『食用』として、というワード一つが 「わたし」に圧し掛かり、
呼吸を忘れさせたのだから**]
(413) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[そうしている間に住人の、>>367 扉を開けてくれるらしき気配を察し端末をしまい込む。
メールのやり取りは仕事の範囲内なら許されるとはいえ、 客前で長々とするようなものでもなく。
顔を出してくれた店主に僅かに緊張しながら、 笑顔で小さな箱を手渡して]
アンティークの小物らしいですね。 破損とか確かめてもしあるようなら、 いつもの営業所の方に連絡を入れてください。
[伝票を差し出して、お決まりの言葉を言い添える。
殊更丁寧に運んだ品だ。 多少揺れたりはしたものの箱に破損は見られないし、 クレームを付けるような客ではないことも知っている]
(414) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[端末が震えてメールの受信を伝える>>407]
『私が選んでいいんだったら行くよぉ。 久しぶりにあの子達とも遊びたいしねぇ。
後日が無理って最近忙しいから? 愚痴なら聞くよ。
じゃあ、また後でね。』
[返信すると端末を仕舞う。 ピスティオが仕事終わったくらい。 それは早くとも昼過ぎだろうか。 早めに行って孤児院の子供達と遊んでいてもいいし。 取り敢えずは先に別の用事を済ませよう。]
(415) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
― 雑貨屋 ―
[雑貨屋へとやってきた。 欲しいものは生活雑貨の類。 それと噂話。]
こんにちは、ロイエさん。 今日、何人かが招集されるって聞いたんだけど。 もしかして薬屋さんのイワイさんもそうなのかなぁ?
治療院に別の薬屋探してくれって。 そう連絡があったらしいだよ。
知り合いがどんどんいなくなっていくみたいで。 寂しいし、怖いな。
[話しながら欲しい物を手に取って。 そしてロイエに渡して代金を支払った*]
(416) 2018/11/26(Mon) 23時半頃
|
|
[目線を合わせて相談事を 受容してくれる様子の店主に ほっとしていたせいか>>395 微かな――背後の物音を聞き分けず。>>411]
もう10年前に連れてかれたから まだ居るか定かじゃねえが 労働用で働いてるイアンって男が居てよ。 今描いている絵が出来上がったら 渡してやって欲しいんだよ。 渡して欲しいのが、そいつの女房の絵で―――
(417) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
[判らぬことを聞いた>>251。 答えようとする店主>>363を待った。 ──それだけのつもりだったのだが、先客の大声>>298は意図的としか思えないタイミングで会話を切っていく]
[大声を出させる要素などあっただろうか、と怪訝な顔をすること数秒。店主が話題を引き戻し>>364、ようやく平時の表情へ戻る]
労働か──だろうな。 薬の調合には知識と技能が要る、 種族が違えど入り用だろう。
[本心からの応援。それを受けた店主は、面にちらりと柔らかい──安堵のような何かを過らせた、ように思う。 それが何故か少し気に留まった。 ──けれど決して会話を止めるほどではなく、先客の声に比べればほんとうに、砂の一粒程度のもの]
(418) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
そうか、無理を言ってすまないな。 探してもらえるならば有り難い。
[出せるだけでも十分なのだ>>365、売ってもらえた茶葉の量を、そのまま店を探す時間に転じようとしていたのだから]
……結局、最後には発着場で会うだろうが。 またここにも来よう。
[飲用の植物について花屋に聞くなどと言う発想はセイルズに無く、 花屋を紹介された日には、それがキングスの前だろうと目を丸くしただろうから──最後の別れがそれにならなくて良かったのだろう、多分]
(419) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
/* 先輩めっちゃえぐってくる すきだな、
(-91) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
――――で、
[妹が設定している着信音が背後で聞こえ>>413 仔細を打ち明ける言葉は、途中で途切れてしまった。
まさかと思い。 車椅子を回転させるよりも―― 上体を捻り、首を横向け背後を見る。
ドアに手を掛けたまま硬直している妹の>>411 呆然とした顔と目が合った。]
(420) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
[新たな客の来訪>>396を知り、手早く代金を支払った。 常より二袋増えた茶葉を抱き抱えると、カウンターから一歩退く]*
(421) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
/* >>411 修羅場キターーーーーーーー!!!!! さあ、盛り上がってまいりましたぁっ!!!!(きゃっきゃ
(-92) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
[だからあとはのんびりサインを待つだけ。 だったのだけれど。
予想外の言葉に顔を上げて店主の顔を間近に覗く。 視線が絡んで合うことに緊張は表情にも顕となって、 子供っぽくぱちぱち瞬く仕草が素で出てしまった]
あ、え。 いや、……顔色、悪いですか?
うーん……ちょっと心配事があるから、かな。 具合悪いってわけじゃないんで……
[サインされた伝票を受け取りながらの言葉は、 歯切れも悪く、それを自覚し、苦笑して。
荷の減った台車の上へ視線を逃してから、 この場から逃れられる言い訳がないと諦め、 へへ、と笑いを零して店主へ向き直る]
(422) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
……………。
[何処まで聞かれていた。
何処から、何処まで。
確かめなくてはいけないと 頭では思うも、口の中が渇いていた。
妹には、伝え方に迷うままではあったが 真実を告げるのは憚られ こう伝えるつもりでは居た。 絵が褒められた、宮廷でも描いて欲しい と。]
(423) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
次から配達担当が俺じゃなくなるんで、 多分、数日くらいは休めると思うんで平気っす。 イルマんとこは……病院なら行く予定なんで、はい。 てかなんでヌーさん自分でメールしないんですかね?
イルマにナニか……やらかしちゃったとか……?
[とんでもない案件事案を想像して身震いした。 真顔なあたり、冗談のつもりでも冗談になっていない*]
(424) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
よう、お前も昼飯買いに来たのか? どのパンだ、パンダか、カエルか。
ついでだ、一緒に包んで貰おう。 今日は講義の日だろ? [火傷痕の走る額に――滲む脂汗を。 手の甲で拭いながらではあるが。
なるべく、いつもと変わらぬ口調で問いかけた]**
(425) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
―現在―
[先客の存在で言葉を止めたのはわかったが、>>396 声を掛けるのは決めている。 パン屋の袋を抱えているのに、食事に来たわけでもないらしい。>>397 街から出て行くのなら、このタイミングだ。 同じだろう、と。]
ちょうどセイルズにも話していたところだけど、 俺にも召集が掛かった。 多少猶予があったから募集してみたんだが… さすがにこれ以上は待っても来ないだろうな。
(426) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
……ノッカも、か。
[サイラスや男のように専門職につかない彼女が、 労働用として召集を受けるかは怪しくもある。 だからと言って(男の主観ではあるが)食用として選ばれたような感じも見受けられない。 食べ物を持ってきている事も、ある。 そして、男性にはない第三の選択肢もよぎる。 男にとってはその体質から食用同等に忌々しいものになるのだが。
だから、同じ括りにして良いか悩んだが、 出立日が同じという点では違いはない。 特に訊ねもせず、そう告げるだけ。*]
(427) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/27(Tue) 00時頃
|
[子供たちが喜ぶようにと作った動物シリーズパンは意外な事に大人にも好評だった。>>401 パンダに猫に犬にカエルさん! 可愛いパンにみんな思わず笑顔になるの。
だから、ヌヴィルさんの目がパンダパンに注がれて。 私、ふふって見守ってたわ でも、大事なお話があるみたいで――]
まあ……、まあ……、 そうね、でも……、
[違うと思いたかった、食用だなんて。>>410 なんて言えばいいか分からなくて、 曖昧な相槌を返すばかり。
朝のフローラちゃんの笑顔を思い出して。 悲し気に眉が下がってしまうの]
(428) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
[謝られて首をぶんぶん横に振る。>>412 そうしてヌヴィルさんの手をぎゅっと握るの]
いいえ、ヌヴィルさんが謝る事じゃないわ。 あの人とはちゃんとお別れできたんですもの。
化け物も追い払ってくれて、 子供達も守ってくれて……、 あの人ともちゃんとお別れさせてくれて。
自警団の人は私の、そして街の英雄ですわ。 感謝こそすれ、謝ることなんて……、 ね? だから、そんな事言わないで?
[目を見つめて真摯にそう言うの。 私の感謝の気持ちが伝わりますようにって]
(429) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
[真剣に話を聞きすぎてドアの音に気付かない。>>411 気付かないまま頼み事を聞こうとする>>417]
イアンさんですわね。 奥さんの絵をその人に渡せば……
……?
[携帯の着信音に注意が削がれる。>>420 聞こうとした言葉が止まってしまう。
だって、だって。 視線の先にフローラちゃんがいたんですもの]
(430) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
ふ、フローラちゃん……。 ええと、えぇっとね……、
[なんて言えばいいのかおろおろと。>>423 そうしていればヌイヴィルさんの返事。>>425 私、慌てて話を合わせるの]
お、お使いは済んだの? 偉いわね。 取り置きしていた玉子サンドがあるわ。 よかったらパンダのパンもいかが?
[なんて、ぎくしゃく立ち上がりながら。 ぎこちない笑みで聞くの。**]
(431) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
……そっかぁ、店長さんも。
[>>426当たってほしくなかった予感を、 店長さんはいとも簡単に肯定した。
今日は、なんて日なんだろう。 見知った顔が、仲の良い人たちが、 『召集』されてしまうなんて。
それはあたしも含めて、だけど]
お薬のことは難しいから……、 たしかに、なかなか。
[お弟子さんとかが居ればまだしも。 店を引き継ぐ、なんて申し出る人は、 確かに、そうそう居ないだろうなって思う]
(432) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
[問いかけ>>427には、小さく頷いてみせる。 えへへ、と笑ったあたしの顔は、 いつもの誤魔化すような笑い。
でも、そうやって笑うしかないじゃない。 嫌だって言ったってどうにもならないことだし、 子供みたいに泣きわめく訳にもいかないんだから]
なら、店長さんも出発は一緒ですね。 ……知り合いが多くて、ちょっと、安心かも。
[ほんとは、いやだけど。
特に仲の良いわけではない人達と共に出発するよりも、 こうしてお話しできる人達と一緒の方が、幾分か良い]
(433) 2018/11/27(Tue) 00時頃
|
|
あたし、学校で習ったことくらいしか知らなくて。 どういう感じなのか、よくわかんないですけど。
その…… お互い、がんばりましょうね。
[結局、なんて言えば良いのかわかんなくって。 当たり障りのないような、そんな言葉を紡ぐ。
あたしも、店長さんも、 そしてピスティおにーちゃんやココアさんも、 ほんとはこの街を離れたくないって、 思っているだろうけれど。
どうにもならないことって、理解しちゃってるから]
(434) 2018/11/27(Tue) 00時半頃
|
|
あ、これ。良かったら食べてください。 焼きたてをいっぱい買っちゃって、食べきれなくって。
[思い出したように、 複数個買ったクロワッサンのいくつかを、 店長さんにおすそ分け。
もし、まだセイルズさんが居るのならば、 セイルズさんも如何ですかって聞いてみるけど**]
(435) 2018/11/27(Tue) 00時半頃
|
|
―ノッカが来る少し前―
[フローラの声は、少しだけ店内の時間を止めた。 しかしそれは秒針が一周するより短く、また時を刻み始める。
セイルズの問いに答えを返すと、更に労いが返ってくる。>>418]
サイラスも言ってたけど、 人間の薬がキングスに効くんだか。 きっと効くから呼ばれるんだろうけど。
[毒は下級種に効くようだが、毒は暴力のようなもの。 思いきり殴る事は簡単だが、そんな拳で肩たたきはできない。 その認識は間違っているのだが、訂正の機会もなく、 ここでセイルズに言う事でもない。 安堵で多少口は軽くなったが、その辺りは弁えている。]
(436) 2018/11/27(Tue) 00時半頃
|
|
最悪の店主って印象で終わらせたくないからな。 その辺はサービスで。 発着場…よりは前に伝えられるよう、 努力はする。
[湿っぽい別れ等期待してはいないが、 それが最後の会話だというのも味気ない。>>419
その後、ノッカが入って来る。>>421 会計が手早く済むのは、さすが常連。**]
(437) 2018/11/27(Tue) 00時半頃
|
|
―宮廷―
〜♪ 往復の燃料と人間共の食事分の積み込みが終われば準備完了ですな。
[行きは良い良い。 帰りは重量と気遣いの問題だ。 最新の計測データは管理区自体から送られてくる。 搭載限界ギリギリであることは滅多にないが。]
(438) 2018/11/27(Tue) 01時頃
|
|
あー、忙しいイソガシイ。
[そう言いながらも、髭を触りて一服。]**
(439) 2018/11/27(Tue) 01時半頃
|
|
/* エピ入り後に飛行挺を到着させると、召集すべき人が居ないから、キングス側から何か〜って大事になりそうだから、むしろ事故って到着しなかった事にしたらどうしよう? …――だなんて。思ってる。
エピまでの様子見とエピ入り時に皆さんに意見聞こう。
いや、既に企画側で決定事項があるのかもしれない。
(-93) 2018/11/27(Tue) 01時半頃
|
|
── 珈琲と万年筆 ──
[カモミールと眠気覚まし>>250を常用していたのは、今はもういないセイルズの叔父。“再販ではない本”を次々作る珍しい男>>64だった。この区画制度においてヒット作など望むべくもなかったが、男二人が普通に暮らせるだけの本を書き、自身も多くの“新刊”を集めていた辺り、確かに向いてはいたのだろう。
“お前は数字の学問をやれ。 ……絶対にそれがいいから、”
片足を痛めた父が食料となったとき、養父となった叔父は、幼いセイルズへそう言い聞かせた。……普通の仕事は無理だと断じ、文筆で身を立てると成人前から決意した男だ。一芸に依ることしかできない同族達を、それとなく悟ることもできたのだろう]
(440) 2018/11/27(Tue) 01時半頃
|
|
[叔父の勧めてきた道は叔父自身の専門と似ても似つかなかったが、セイルズは後悔を抱いたことなど無かったし、叔父は叔父で無理に話題を合わせようともしなかった。 例えば、創作手法の要だとか。 例えば、勉学への向き合い方だとか。 細かいものであれば次回作のテーマだとか、原稿に使う筆記具への拘りだとか、締切に対する愚痴だとか]
[時事話題の半数は近刊のことで、珍しく発禁を受けた絵本>>52>>53の時であれば、予約時と購入時と発禁時で少なくとも三度、同じ作者名を聞いたりもした]
[セイルズは殆ど聞き手に回っていたが、二人で過ごす時間を避けた覚えは一度もない。 ──あれでいて好ましい叔父だった]
(441) 2018/11/27(Tue) 01時半頃
|
|
[叔父の最期は突然死。 締切間近で籠もりきりだったのが災いしたのだろう。頼まれたポットを持って行った先で、撒き散らされた原稿用紙の上に倒れ伏していた。叔父へ触れる前に床へポットを置くことは出来ても、血栓症だろうと告げる医者の声はどこか遠かったことを覚えている]
[身近で埋葬などした事が無かったものだから、手続きの類が後手後手になり暫く忙殺され──薬屋で聞かれるまで>>362叔父の死を誰かに話すことさえ忘れていた。 注文数が違うことを思いだし、店主の問いで叔父が(姿こそ見せないが)常連だったと思い至り、その次でようやく、埋葬前にその死を知らせるべき相手ではなかったかと考える]
[確か、その時ばかりは。 己がどうにも気の利かぬ事を、彼等に短く謝ったのだ]*
(442) 2018/11/27(Tue) 01時半頃
|
|
──薬屋──
[訪れた少女>>396には見覚えがある。 名字は確かリリィベル。 本人に尋ねたことはないが、あの絵本>>53作家の家族、だった筈だ]
[あちこちと同時に契約しているセイルズは、あちこちを渡り歩く彼女を見かけることも多い。最初に顔を覚え、契約先で新入りアルバイターの名を聞き──その一月後位に、叔父が話していた絵本作家のことを思い出した。 孤児院故、苦学生故の困窮……にしては労働漬けになっている様子もなく、家族のことも相まって、一言で表すと捉え所のない娘。あれだけ色々な姿を見かけているのに、どれが特段馴染んでいるとも言い切れない]
[けれど──ああ、そうか。 召集が掛かった>>397>>433ということは、何かしらの適性を見いだされたのかと思い至る]
(443) 2018/11/27(Tue) 01時半頃
|
|
[店主と彼女の会話>>427>>433は曖昧なもの。 セイルズには昼食が必要で、彼女はクロワッサンをこちらにも勧めてくれるらしい>>435。断る理由などなにもなく、有り難くご相伴に預かることにする]
[束の間、彼女ひとりに意識が向く。 別れの言葉を贈るのはこんな時だと、頭の隅が認識する]
……これまでいくつもの召集を見たが、 いずれも適性を考慮されていた。 勝手こそ変わるだろうが、大丈夫だろう。
[応援している、と。 ぽろり告げたのは、笑うしかない>>433内心を理解しない言葉──至って真面目な、冗談も嫌がらせも含まれない面持ちで]**
(444) 2018/11/27(Tue) 01時半頃
|
|
/* ものすごい場違い感を感じる みんな拾いがすごいな……
(-94) 2018/11/27(Tue) 02時頃
|
|
[ 首を横に向ける兄と目があった。 そのとき、わたしはどんな顔をしていただろう>>420 その反応が先ほどまでの話を、 嘘ではないのだと理解させた。 手に持った包みを指が掴む、ぎゅっとしわくちゃになる。
息ができない>>423声がでない。 ココアちゃんの方を無意識に見たのは>>428 助けを求めて>>430 でも]
(445) 2018/11/27(Tue) 07時半頃
|
|
………ねえ。
[二人の反応は、わたしを子ども扱いするような。 昔、わがままを言って 泣いてしまったわたしをあやすときに。 似ている気がして>>425
また、どうしようもない事を誤魔化すような。 ぎこちない笑みに、いつもと変わらない振りをする。 ねえ、と再度聞く声は、 呼吸を忘れたように掠れ、喉を傷む。 パンダのパン。カエルのパン。
かわいいキャラクターものは大好きだけど]
(446) 2018/11/27(Tue) 07時半頃
|
|
………ココアちゃんいなくなるの?
[ねえ、と大好きな甘い匂いに甘えて それで、それから]
お兄ちゃん、は
[死ぬの。全部聞いていた声は最後まで出ない。 絵を描いていたのが、死の身支度なんて。
そんなのってない。 二人のやさしさが、残される身には酷く痛い。 酷く、怖く震えて足を一歩下がらせた**]
(447) 2018/11/27(Tue) 07時半頃
|
|
[あの後即興の割に頭の回る対応策に動き 的確な指示を出して事態を鎮圧に導いたのは 意識を失っていた男ではなく後輩だ。>>429]
あのまま混乱してたらこうしてカレーパンも 買いに来れなかっただろう。 感謝はミナモトの奴と現役の連中に、な。 そう言ってくれるのは嬉しいし、 救われるけどな。 ……あれからもう三年だが、まだ三年だ。 旦那と再会できるといい。 [手を取って訴えかける店主へと控えめに告げる。 言わんとしている事は伝わっていた。
だが、非常時に石畳の上で 意識不明に陥っていた自分を 活躍した自警団として 客観的に数数えは出来ないだけだ。]
(-95) 2018/11/27(Tue) 08時半頃
|
|
[ココアに恩を売るどころか 返せない恩を押し付ける事になる>>430 すまないと思いはするけれど…]
……卵サンドか、あれは旨い。 [だが、それ以上の話は 少なくとも今は出来なくなった。>>445
善良で人柄の良い女は嘘も誤魔化しも苦手で>>428 希望のない不幸を取り繕う狡猾さを 持ち合わせていない事は目に見えている。 しどろもどろな今の姿が証拠。>>431]
(-96) 2018/11/27(Tue) 08時半頃
|
|
/*
(>>0:447 フローラ)
(-97) 2018/11/27(Tue) 08時半頃
|
|
[真実は、どう柔らかく告げようが怯えさせる。 聞き間違いを装うしかない。
しかし、相手は絵本の音読を願う歳ではない。 パンを買ってやると口にしたところで 誤魔化せるほど簡単な話でも、無かった>>447]
…………。
[一度、ココアを車椅子から見上げた。 彼女自身の身の上だ。 当人が伝えるのが一番いい。 だが、その前に一言挟もうと。]
フローラ、落ち着け。 でなきゃ、ベーカーさんが困るだろう。 いい子だから……解るな?
(-98) 2018/11/27(Tue) 09時頃
|
|
[妹が触れたのはバン屋の女房の今後だけではない。 そうは解っている。 だが、自身のことは何も語らない。
これから喰われるのだとはっきり伝えようが 穏やかな言い回しで諭すように語ろうが もう煙草の不始末で迷惑はかけないと皮肉に交えようが
三つの解―――どれもが、後退りする妹を、 宥める最適解には ならないだろうから]
ほら、こっちに来て決めなさい。 そこに立っていると営業妨害になる。
おいで、フローラ。 [車椅子を滑らせ、少しだけ距離を詰めた]
(-99) 2018/11/27(Tue) 09時半頃
|
|
[あの後即興の割に頭の回る対応策に動き 的確な指示を出して事態を鎮圧に導いたのは 意識を失っていた男ではなく後輩だ。>>429]
あのまま混乱してたらこうしてカレーパンも 買いに来れなかっただろう。 感謝はミナモトの奴と現役の連中に、な。 そう言ってくれるのは嬉しいし、 救われるけどな。 ……あれからもう三年だが、まだ三年だ。 旦那と再会できるといい。 [手を取って訴えかける店主へと控えめに告げる。 言わんとしている事は伝わっていた。
だが、非常時に石畳の上で 意識不明に陥っていた自分を 活躍した自警団として 客観的に数数えは出来ないだけだ。]
(448) 2018/11/27(Tue) 09時半頃
|
|
[ココアに恩を売るどころか 返せない恩を押し付ける事になる>>430 すまないと思いはするけれど…]
……卵サンドか、 あれは旨いよな [だが、それ以上の話は 少なくとも今は出来なくなった。>>445
善良で人柄の良い女は嘘も誤魔化しも苦手で>>428 希望のない不幸を取り繕う狡猾さを 持ち合わせていない事は目に見えている。 しどろもどろな今の姿が証拠。>>431]
(449) 2018/11/27(Tue) 09時半頃
|
|
[真実は、どう柔らかく告げようが怯えさせる。 聞き間違いを装うしかない。
しかし、相手は絵本の音読を願う歳ではない。 パンを買ってやると口にしたところで 誤魔化せるほど簡単な話でも、無かった>>447]
…………。
[一度、ココアを車椅子から見上げた。 彼女自身の身の上だ。 当人が伝えるのが一番いい。 だが、その前に一言挟もうと。]
フローラ、落ち着け。 でなきゃ、ベーカーさんが困るだろう。
いい子だから……解るな?
(450) 2018/11/27(Tue) 09時半頃
|
|
[妹が触れたのはバン屋の女房の今後だけではない。 すべて、聞かれてしまったのだろう。 だが、それでも。自身のことは何も語らない。
これから喰われるのだとはっきり伝えようが 穏やかな言い回しで諭すように語ろうが もう煙草の不始末で迷惑はかけないと皮肉に交えようが
三つの解―――どれもが、後退りする妹を、 宥める最適解には ならないだろうから]
ほらこっちに来て、決めなさい。 そこに立っていると他のお客が通れない。 営業妨害だろうよ。
さあ。おいで、フローラ。 [車椅子を滑らせ、少しだけ距離を詰めようと]**
(451) 2018/11/27(Tue) 09時半頃
|
|
[ヌヴィルさんが身を挺して子供を庇ってくれたから、子供達は救われた。 だから、私にとってはヌヴィルさんもすごい人。>>448 なのに、なのに。 こんな悲しい事ってないわ。
誤魔化すような言葉も、笑みも。 掠れた問いかけに続けられなくなる。>>446 いなくなるのか聞かれて、静かに頷くの。>>447]
……、ええ。 朝に言おうと思ってたんだけど、言いそびれちゃって。
[ヌヴィルさんの見上げる視線に悲し気に目を伏せる。>>450 こう言う時、どう言えばいいのか。 誤魔化せるほど私の頭は良くないみたい。>>449]
(452) 2018/11/27(Tue) 14時頃
|
|
[ヌヴィルさんの話になれば顔が曇る。 そのまま黙り込んで俯いて。 ヌヴィルさんを困ったように見つめるの。
後ずさるフローラちゃん。 距離を詰めようとするヌヴィルさん]
フローラちゃん……、 ヌヴィルさん……
[私、どうしたらいいのか分からなくて。 そのままおろおろ二人の事を見ていたわ。**]
(453) 2018/11/27(Tue) 14時頃
|
|
/* 全員と縁故、判ってたはいたけどハードルが高いなあ…すごいなみなさん…(ノッカちゃんが来てくれたのでありがたく話しかける男) 普通にやったらストーカーさんにばっかりふりそうになってたからな…雑貨屋とか…!
ノッカちゃんのこと、モラトリアムかなーとか思ってそうなセイルズ。わりかしどうしようもないやつだな…(再認
(-100) 2018/11/27(Tue) 17時頃
|
|
/*あと薬局とパン屋にいく
(-101) 2018/11/27(Tue) 18時頃
|
|
[風邪を引いたことはあっても、 大きな病気にかかったことはない。 バイトを掛け持ちできるくらいには健康体。
でも―― 特別、光るものがあるわけでもない。
だから、『交尾用』。 向こうからすれば、 そういう女に適性>>444があるんだろうなって]
あ、はは。そうですかね。 どうなるのか、想像できなくって……。 ちょっと不安なんです。
[セイルズさんの言葉には、やっぱり、 誤魔化すように笑って返すしかできなくて]
(454) 2018/11/27(Tue) 19時頃
|
|
[その言葉に悪意は感じられなくて、 それこそ、誠実な声色だったから。 だから、怒ることも悲しむこともできなかった。
化け物の子供を産むだけの役割に、 適性なんてあるものか、って言葉は、飲み込んだ]
そ、いえば。 パン屋さん……ココアさんのところも、 お店を閉じるそうですよ。
焼きたてのパンが食べたかったら、 早いうちに足を運んだ方がいいかもです。
[店を閉める>>124って聞いたあと、 どのような話>>308>>345になってるかも あたしは知らなかったから。
パンの入った袋をちょっと揺らして、そう言った。 店を閉める理由は……あたしが、言うことじゃない]
(455) 2018/11/27(Tue) 19時頃
|
|
[ホントは、言おうか迷ったけど。 どうせいずれは耳に届くだろうし、 それが早いか遅いかだけの話。
なら、早めに知ってもらって、 ココアさんのパンを楽しんでもらった方が――、 たぶん、ココアさんも喜ぶだろうなって思ったから]
薬屋さんもパン屋さんも、閉まっちゃうんですね。 あたし、どっちも大好きなお店だったんで、 かなしいです。
[さみしいなぁ、って呟いた。 そんなあたしも、街からいなくなっちゃうワケだけど**]
(456) 2018/11/27(Tue) 19時半頃
|
|
[男の記憶の中ではパン屋の女房は 概ねこの店で見る限り、笑っていた。 思いがけない空気になったのは 運命の悪戯だかなんとやらにしても あまり良いといえないタイミングで 打ち明ける事になってしまって>>452
…なんと詫びればいいのかが分からない。]
朝っぱらから召集の話をしたら 一日沈んで過ごさせちまうって お前に気を使ってくれたんだろうよ。
[気まずそうな顔をこちらに向け、 唇を閉ざす様子を横目で見ながら>>453 男の見解を口足す事にした。
実際のココアの内情はどうか知れないけれども、 日常的に通う店、顔馴染みと会えなくなると知り 残念だと思うのが普通の受け取り方ではあるし]
(457) 2018/11/27(Tue) 19時半頃
|
|
[最も。 男は、感傷をあまり感じない性質ではあったが。 否、慣らされたというべきか。 数年に一回、或いは毎年の周期の頻度もあったが 同じ町で生きる者が化物の巣窟に送り出される暮らしを 子供の頃からずっと――四十年以上も日常にしていた。 痛みは、続けば麻痺をする。 だが、それでも。 何も感じないといえば嘘にはなる。
妹は、男の半分しか生きていない。 それに、怖がりで優しい子だ。 感受性が高くておかしい事は何もない。
ただ、今年は知人だけではなく 家族が連れて行かれる訳で、]
(458) 2018/11/27(Tue) 20時頃
|
|
[ココアの夫――イルマの兄だが。
家族である妻や、妹に 化物に呼ばれた事をなんと告げたのだろう。
こうして窮鼠の今に至る前に、 聞いて置かなかったのを後悔した。 参考くらいには出来たかもしれないし。
はっきりと明言していないにせよ 男もまた“そらふね”に乗ることを 妹は知ってしまったのだろう。
だが、事実を今は繰り返して伝えはしない。>>451 逃げの行動だと自覚はあるが―――― 泣かせてしまいたくはないから。]*
(459) 2018/11/27(Tue) 20時頃
|
|
[大好きなパンが突然食べられなくなる。 其れは当然、悲しいことだ。 親しい人に会えなくなる――それも、それだって同じ。 いくつ重ねても納得できない、怖いことだった。
まだ、3年。もう3年>>448 3年前にココアの旦那は そらふねに乗った。]
(460) 2018/11/27(Tue) 20時半頃
|
|
……兄さん。
[取り置きしてもらっていたパンのこと。 柔らかく、落着けと諭すような声は昔によく聞いた。 いい子って、子ども扱いしないでよ。と>>449 頬を膨らませたのは、まだ20歳になるまえだろうか
―――絵本の中のお話なら。 どれだけよかったか。
怖い話なら、兄さんに話せば、去ったのに]
(461) 2018/11/27(Tue) 20時半頃
|
|
朝、朝にはもう分かっていたの?
[それなの彼女は笑っていたのだろうか。 眼を臥せるココアに対して>>452思わず首を振る。 おろおろする姿に、痛む。分かっているはず。
先輩も仕方ないって言っていた。
――けど、しらず、しわくちゃになった包みと 返事できてないメールの事が頭に過り]
(462) 2018/11/27(Tue) 20時半頃
|
|
…イルマさんは
納得しているの?
[ココアちゃんがいなくなったら この店はどうなる。
彼女の夫、その妹は納得したのだろうか。 彼女たちの事情まで詳しくしらない。けど、>>453
視線は下を彷徨い、2人を見なくなる 扉の前に立ったまま。
まるで、2人との境界線のように感じた]
(463) 2018/11/27(Tue) 20時半頃
|
|
[乗れないわたしと。]
ご、めんなさい。
[兄が口にした見解に 目を臥せる。それで足はもう一歩下がる]
えっとね、わたしちょっと落ち着いてくるね。 取り置きしていたの、ごめん
兄さんに渡して
(464) 2018/11/27(Tue) 20時半頃
|
|
/* 昨日の自分のログ見て「何書いてんの…」って思うから早めに寝た方がいいかなと思いつつ、明日は着席遅い日で…、
(-102) 2018/11/27(Tue) 20時半頃
|
|
……兄さん、夕食作って待っているから
[視線はあげない。 下をみたまま、言葉を幾つも重ねていく。 数年に一回、毎年の周期で人はかけていった。>>458 感覚を鈍らせるにはまだ幼く、若い心が痛みを訴える。 仕方ないなんて言えなくて>>457]
(465) 2018/11/27(Tue) 20時半頃
|
|
[『食用』など。そんな
『死』ぬ為になんて
別れるなど]
ごめん、本当にごめんなさい
[パンを買うことも出来ず そのまま、引き留められる前に立ち去ろうとするだろう。 ご飯作るから、落ち着いたらちゃんと話を聞くから
聞かないとだめだって分かっていたから>>459 けど、落ち着かない心のままでは駄目だって わたしはその場を後に*]
(466) 2018/11/27(Tue) 20時半頃
|
|
ばか。 誰が納得しようがしまいが 行くのは決まったんだ。 キングスに人間の事情なんか通用しないさ。
まあ、話は……した方がいいだろうが。
[納得なんか誰もしたくないに決まっている。 寧ろ、嫌だと叫んで連れて行かれなければ この店は夫婦揃って 今も切り盛りしていただろうから。>>463
イルマが男や妹と入れ違いになった事までは 知らない話ではあるけれど。]
フローラ。
[妹は尚も後ずさりする。>>464 一緒に包んで貰うのは別に構いやしないが…。]
(467) 2018/11/27(Tue) 21時頃
|
|
お前、今日は夕方に店番ある日だろう。 大丈夫だ、今日の分は イルマに頼んでるから。
[午後の講義の事には触れなかった。 けれど、夕飯を作る為にバイトを休むなと。
そう長くない日数で別れがやって来るのだから バイトどころの騒ぎでは無いにせよ…
男が呼ばれたという事は 他にも召集は間違いなく掛かっている。 別れを惜しみ感謝の一つの形として 花を贈りたい住人も、いるだろうから。]
(468) 2018/11/27(Tue) 21時頃
|
|
[この場を共に離れるのは 妹の態度から見て難しいのは解る。]
……そうだな。 バイト終わったら連絡しろ。 [深夜から明け方にかけてパピヨンが訪ねに来る。 夜に開く店を閉めた後に モデルを強引に取り付けていたもので。
だから、家で休む――とまでは言わなかった。 謝罪を告げて扉から離れて出て行く姿から 目を逸らしてから、ココアの方を見遣り。]
(469) 2018/11/27(Tue) 21時半頃
|
|
すまねえ、空気を悪くしちまって。
カレーパンと、取り置きの卵のやつ 別で包んで貰っていいか。
[そう告げて財布を取り出し、代金を払おうとする。] さっきの話の続きだが、 イアン・エイムズって男に向こうで会えたら 女房の絵を渡して欲しい。
出立までには必ず仕上げるんでな。
[入れ違いに親子連れの客も入ってきたようだ。 話は短く切り上げる事にし、 パンを受け取れば男も退店しようかと]*
(470) 2018/11/27(Tue) 21時半頃
|
|
[隠しても■日後にはわかる事。 いつか来るこの日のために 弟子かアルバイトを取っておくべきだったのはその通り。>>432 その点、先代は抜かりなかった。]
簡単になれるものじゃないからな。 耳が痛い。
……
[いっそノッカがアルバイトをしてくれていたら良かったと軽口を叩こうとして止める。 彼女も召集を受けたから、この話題が続いているのだ。 不審がられたら何でもない、と適当に誤魔化そう。]
(471) 2018/11/27(Tue) 21時半頃
|
|
[ノッカの笑顔には諦めも交じる。>>433 サイラスが浮かべていた笑みに似ていた。 先代店主は、彼女よりさらに軽い様子だったけれど。
知り合いが多いと言うのなら、恐らく彼女は他の同乗者を知っている。 こうやって挨拶回りをしているなら、そのうちに会ったのだろう。]
知らない人だらけよりはマシだろうな。 気分の問題でも、雲泥の差…か。
[この店のように雑談は出来なくても、 知っている者がいる環境は落ち着ける。 飛空艇内部で雑談を…なんて希望はそれほどないが。]
(472) 2018/11/27(Tue) 21時半頃
|
|
俺だって習った程度の知識しかない。 だから、上級種の薬物耐性から 学び直しかもしれないんだよな。
お互い、うまくやっていこう。
[新天地での彼女の役割はわからない。 だから軽はずみな事も言えない。 ただノッカよりも言葉が淀みなく出るのは、 男がそれなりに納得できる役割だからだ。
勝手は違う、場所が変わるだけ。>>444 セイルズの言葉に頷く。
これでも、励ましているつもりなのだ。>>454]
(473) 2018/11/27(Tue) 21時半頃
|
|
パンを…? えっ、いいのか?
[ちょうど昼時だからありがたいのだが、 この街を離れる前に食べようと買ったものだと思ったから。>>435]
ありがとう。 …確かにもうすぐ最後なんだよな、この味とも
[そうしみじみと呟きながらパンを受け取ったのだが、 パンと共に、彼女は更なる情報も差し出した。]
(474) 2018/11/27(Tue) 21時半頃
|
|
/* ニャンニャン どうしようかなー
(-103) 2018/11/27(Tue) 21時半頃
|
|
……そうか、ココアも。
[思い出すのは、サイラスが召集された頃。 この薬屋と同時期に店主が変わったから、特に印象深く残っている。 そして偶然にも、同時に閉店するらしいとは数奇だ。>>456
その予定が変わった事は、まだ知らない。>>345]
かなしい、か。 ……ここもそう思ってくれる店だったなら、 俺は嬉しい。
[それは目標だった。――独りよがりの感情ではあったが。 薄くだが笑みを浮かべる。 彼女のその感情は、男が役に立てた証左。*]
(475) 2018/11/27(Tue) 21時半頃
|
|
――「陽だまりパン工房」前――
[ダミー商社を出て再び警邏に戻り時は少し経過した。 その頃には腹の蟲が鳴きはじめる頃合いで、自分は制服姿のままココアが営むパン屋へと足を向けていた。
歩いていると街中が妙に騒々しい。 平穏な生活に一石投じられ生まれた波紋のようなノイズは恐らくは『招集』のことが漏れ始めたことによるものなのかもしれない。
そう考えながらパン屋に到着する直前で>>466立ち去っていくフローラの姿を見かけたがそれは既に後ろ姿。 首を傾げ顎に人差し指を当てていると>>470ヌヴィル先輩がパン屋から丁度出てきたところであった]
先輩、何かやらかしたのですか? いけませんよ? フローラさんもお年頃なのですからね。 自分たちの普通の言動がセクハラになることもあるのです。
[パン屋の中で起こった出来事を知らぬ自分は、親子程も歳の離れたヌヴィル先輩がうっかりそうした発言をしてしまったのではと問いかけた*]
(476) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
― 本屋・裏口付近 ―
ええ、疲れてるんじゃないのかと思ったんだけど… 心配事?
[具合が悪いわけじゃない、という彼>>422に首を傾げる。 何か言いたいような言えないような苦笑いを浮かべた後、彼は配達担当が変わる、という旨を伝えてきた。>>424]
それって、仕事を辞めて暫く休むってことかしら? 何かあったの?貴方、仕事は働きすぎなくらいしっかりやって…
[と、そこまで言って何かを察して黙った。 この町ではおよそ競争というものが働かない。 自分がここまでやる気がなく本屋を続けていられるのも競合他社というものがほぼ存在しないからだ。 即ち住人の職は安定している。 一度就いた職を辞めるのは、前向きな転職か、余程の適正の欠落、病気。 これらはどれも何かしらの前兆がある。 そして、唐突な退職といえば…]
貴方、町の外へ行くの?
(477) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
[静かに聞いた後、表情は特に変えないまま、彼の顔を見てぼんやり呟くように聞いた。]
どんな気持ち?
(478) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
[イルマの話になれば、ふっと肩の力も抜いて笑って話をする。]
やらかしねえ。 まあ、ヌヴィルさん、女性の気持ちはわからないタイプなのかもしれないわね。 何か面白いことがあったならまた教えて頂戴。
[彼が次の配達先に向かうのであれば、同じく裏口から見送っただろう。]
いままで長い間ありがとう。 助かったわ。お疲れ様。
[言って小さく手を振った。 流石に、どういう表情をすればいいのかわからなかった。]*
(479) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
/* ふー。ろぐよも。
(-104) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
[想像>>454。それは確かに、セイルズにも出来はしない。キングスとの接触こそあれど、宮殿に行って帰ってきたことはないのだから、実務の状況を見た事があるはずもない]
[けれど例えば、人間の薬そのものが効かない>>436としても、薬効の抽出と調合に関する技能と知識に於いて、薬屋には一日の長があるように──大病に罹らない体力だって、それが良い素質なのだと“認められて”“生かす先を与えられた”のならば、喜ばしいことではないのだろうか]
……?
[彼女の零す不安が解らない]
(480) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
[笑ってみせる彼女に怪訝な顔を向けることしかできず、けれど何を尋ねればよいのかすら解らなかった。己は何が把握できていないのだろう。彼女の内には選定に対する信頼が無いのだろうか。それとも仕事場の環境が解らないことに不安があるのか。いくつもの職場を経験した彼女なら、環境を映ること自体への不安は薄そうなものなのだが]
[……ああそういえば、そもそも彼女の用途は何だったか]
きみは──
[思考を整理し、言葉を選んでいた数秒。 結局その間にはパン屋の話題が滑り込んで来て>>455、続けようとした問いは、喉の奥へと流してしまうしかなかったのだが]*
(481) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
[あんな形で伝えるつもりは毛頭無かったが 起こった事を気に病んでもどうしようもない。 ちゃんとした形で改めて告げなければとは思う所だが。
しかし、惣菜系のパンを渡すのが夜となると…。 食パンのように具が包まれていない上に 自宅でトーストするものなら兎も角として 妹が口にする頃には、味は大分落ちてしまうだろう。 ココアに包んで貰えたなら紙袋を抱えて 店から出て商店へと車椅子の正面を向ける そうすれば、パンを買い求めに来たのか かつての後輩から声を掛けられる。>>476]
(482) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
ミナモトか。
…おいおい、言ってくれるな。 別にスカートが短いだとか 面倒な事は言っちゃいねえよ。 [ジュネレーションギャップが招いたいざこざより、 幾分は面倒な話だった。]
……ったく、どいつもこいつもオジン扱いしてくれる。
休憩か?
[卵パンを押し付けてやっても構わないけれど 時間が押しているなら邪魔にもなるかと 少しだけ考えた挙句、流石に店の真ん前は邪魔だから 車椅子を少し進め、商店と商店の間まで進む。 それから車輪を動かして向きを整え。]
(483) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
[あの人が行ってから三年が経った。>>460
『■日後に宮廷に行く事になったよ』
あの人、悲しそうな顔でそう言ったの。>>459 悲しかった、苦しかった、辛かった。 私、あの人の胸でわんわん泣いたのを覚えてるわ。
でも、あの人はずっと傍にいてくれた。 抱きしめて、頭を撫でてくれた。 大丈夫、だいじょうぶだよって。
そうして優しく私に囁くの。 ――必ず、また会えるからって]
(484) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
[あの人の両親は共に宮廷に。 食事係として招集されていったそう。
いなくなってしまった。>>304 あの人とイルマさんを残して。
食事係として人々に、 そしてキングスにすら愛される。 それがベーカー家のパン屋。
私の知らない、あの人の話]
(485) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
[フローラちゃんの言葉に、困ったように笑う。>>462 だって、あの笑顔を曇らせたくなかったから。 もう少しだけいつもの日常を、なんて。 自分勝手な気持ちもあったの。
ヌヴィルさんの口添えに>>457 申し訳なさを感じながらも聞き入って]
イルマさんにはもう伝えたわ。 このパン屋は孤児院の子に継いでもらう事にしたの。 だから……、
[納得するしかないのだろう。>>463 フローラちゃんと私達。 手を伸ばせば届くのに、届かない距離]
(486) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
今年呼ばれたよ、 まぁ……なんだ、世話になったな。 自警団の他の連中にも伝えといてくれや。 [挨拶に顔を出す事も考えはしたけれども、 こうして此処で会ったなら伝えて貰う方がよかろうと。]*
(487) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
[謝るフローラちゃんを心配そうに見つめて。>>464 兄妹二人の話を間で聞いて]
フローラちゃん……、 せめてお別れの日までは、またパンを食べに来てね。 いっぱいいっぱい、抱きしめてあげたいから。
[俯く彼女にそっと声をかけて。>>466 謝りながらその場を去っていく小さな背中。 私、胸を痛ませながら見送ったの]
(488) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
[そうしてフローラちゃんが去った後。 ヌヴィルさんを気遣わし気に見つめるの。>>470
カレーパンと玉子サンドを二つ。 それに、パンダとカエルのパンもオマケで包んで。 そっと代金を受け取り手渡すの]
絵のお話は分かりましたわ。 私、必ず届けます。
それから、それから……、 あ、いらっしゃいませ……。
[なんて言えばいいのか少し口籠って。 親子連れの来店に慌てて頭を下げて]
(489) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
[でも、これだけは言わなきゃって。 私、ヌヴィルさんの手を握りしめて言うの]
フローラちゃんとしっかりお話してくださいね。 それから抱き締めて、頭を撫でて。 大好きだよって……、
そう、伝えてあげてくださいな。 約束ですからね?
[そうして、手を離して。 ヌヴィルさんが店を後にするのを見送るの。*]
(490) 2018/11/27(Tue) 22時頃
|
|
/* 何処だっけってなる…… (>>0:323 ヌヴィル) (>>0:442 セイルズ)
(-105) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
[そんな冗談ともつかない身震いもまた、 覗き込まれれば>>477消える程度の軽口でしかなく。 端正な顔立ちの瞳に映って背筋を別の意味で震わせ、 眼鏡があって良かったと心底感謝しながら口端を歪める。
常に比べれば不器用な笑いだっただろう。 年上らしき女性への免疫はもう少しつけるべきだった。
後悔はいつも後に立つもので、 頬がほんのり熱くなるのを抑えきれず、 思わず後ろに下がってしまってから 伝票を受け取る筈の指先は所在なげに頬を掻きながら]
(491) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
どんな気持ち、といえば…… 残される側のことが気になりますね。
そこに在るのが当然の日常の一部が奪われたら、 誰だって傷つくんじゃないかって……思いますし。
[招集され日常ごと変化する側の経験など当然なく、 想像でしかないが、後者ならばすでに経験している。
誰へあてたものか計れない呟き>>478に、 こちらは喉に詰まったものを独言のように零しながら、 ああ、そういうことかと吐き出した言葉に納得して。
彼女の瞳に映した己の表情を柔らかく笑顔に変えて、 サインの書かれた伝票を確認してしまい込む]
(492) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
[ロイエからどんな返事がきただろう。 内容がどうであったとしても。 幾つか会話を交わして。 それから生活用品を購入した。]
ロイエさんはもし招集されたら。 そしたらお店閉めちゃいますか?
ここ、便利だから。 だから閉めないでほしいですねぇ。
[なんて事を言って。 それから雑貨屋を出ていった*]
(493) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
[ばか、という言葉に 肩を震わせた。 ――そう、どうにもならない。どうにも 出来ない>>467納得できないまま、
わたしはココアちゃんの 顔を曇らせ、困らせてしまった事に気付く>>486 孤児院の子ども…。でも、その子は果たして甘い、優しい ふわふわした味を作りあげることが出来るのだろうか
唇は彷徨いを告げるように何度と開き]
(494) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
[音を運ばない。 兄は反対に妹の名を呼ぶ。 あ、と小さい声は、自分勝手な事を言ったと気付いたから 午後の講義の事に触れなかったのがきっと
兄のやさしさ。でも]
………わかった
(495) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
[バイトの事を告げられれば、 目の下に涙が溜まる。けど、それは床に落ちない。 柔らかで優しいお店を涙で濡らしたくなかったから。 別れを惜しむ為の花を、作りたいと思ったことはないのに 別れの花を作った事がないわけじゃない
けど、今は辛く>>468>>469 兄のやさしさに、 ――酷さに。 小さく頷いた。]
…………
[声を出せたらどれほど良かったか。 酷い、も、どうしても言えない。
聞き分けの良い子ではなかった。けど。 悪い子であってはならなかったから]
(496) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
ココアちゃん、 抱きしめてくれるの。 ごめん、また 来るから。
[抱きしめて、欲しい。>>488 もしかしたらお母さんを、彼女に見ていたのかも。 ああ、そうだって。
優しかった母を思い出して。 今更になって気づく事実から 背を向けるようにその場を立ち去った*]
(497) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
俺、残されない側になっちゃったんで。 面白いこと、教えられる約束できなくてすいません。
エル・ドラードの御伽噺が本当なら、 ワンチャンあったかもしれないんですけどね。
[先程聞いた御伽噺>>291を信じるかといえば否で、 夢見るような性質ではないからこそ諧謔を含ませて。 柔らかく笑う彼女>>479に、此方も同じ笑みを返す。 片手はすでに台車に手をかけていて、 安全ロックを外せば配達に戻れる──が、その前に]
(498) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
/* パン屋が大繁盛で移動できないにゃああああああ
あっ、あっ、そうだ!遠投だ!!! 過去のやんすと村参加者奥義を思い出すのだっ!! なんとか根性で投げるのにゃあああ(じたばた
(-106) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
―先代―
[大学近くの薬屋の店主と言えば、サイラスを浮かべる人もまだ多い。 特に先代の頃からの常連は彼の顔の方が覚えが良いだろう。 それ程に3年と言う月日は短い。 一応、男も学生時代のアルバイトから数えれば10年近くこの薬屋に顔を出しているが。
現店主のタツミとはタイプが大きく違う。 人懐こい人だった。 聞き辛い事もするりと聞ける人だった。>>442 だから男も言い辛いはずの"悩み"を打ち明けた。 そしてその面倒を見る器量があった。
彼が真に何を思って男を置いたのかはわからない。 立ち回りがうまく、掴みどころのないと言う印象は男も変わらない。>>323 抜かりなく次代の店主として育てたかった事もあるだろうが、 その本心は結局聞けずじまいに。 最後の言葉すらも聞き逃して、男は薬屋を継いだ。]
(499) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
[誰にも届かなかった花。 結局買ったまま、持って行きもしなかった花束は、>>230 彼が旅立って数日、薬屋に飾られていた。
うまく立ち回って生きているんじゃないかとは思う。 そう言う奴だ。 だが、同じ内容での召集とは言え、厳密に同じかはわからないから、 会えるかどうか等、期待も希望もそれほど持ってはいない。*]
(500) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
はい、毎度ありがとうございました。 俺の次の担当にも、よろしくご愛顧お願いします。
[手を振る仕草に応じるのは、 わざとらしい敬礼のような巫山戯た態度で。 笑いなど取れるはずもないが、 せめて明るく去ろうと、台車を押して大通りへ戻った*]
(501) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
ちょっと体調が悪いなって時とか、 お薬、よく効きましたもん。 それに、よく休ませてもらってましたし。
[>>475居心地が良かった、って、 店長さんと一緒にあたしも笑う。
薬関係で召集されるだけあって>>473 お薬もよく効いてくれたし]
あたしも一芸に秀でてれば、 よかったのかなぁ……。
[そうすれば、ココアさんや店長さんみたいに。 きちんとした役割を貰えたのかな。
つい、ぽろりと。 言葉が洩れてしまう。 心の中で考えていただけのつもりなのに]
(502) 2018/11/27(Tue) 22時半頃
|
|
―商店街―
[足取りは歩くたびに重くなる。 出逢うたびに、痛む。背を見ていた人に気付かない>>476 それが兄のかつての後輩であったことも。>>244 『オズワルド』から賄賂を 貰っていることも
まだ何も女は知らなかった。
今は、お返事が出来ていないメールが 受け取れなかったパンが、2つの塗り薬が 兄に突き放されたと感じたことが――心を重くした。]
(503) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
[その言葉で、あたしの役割の予想くらいは ついてしまったかもしれない>>481
女としては知られたくないことだから、 これ以上失言をする前に一旦口を閉じて]
えっと、そうだ。 バイト先に連絡しないといけないので、 そろそろ失礼しますね!お邪魔しました!
[店長さんには、また、数日後。 セイルズさんには、さようなら、って挨拶して。 あたしは薬屋さんを飛び出した。
……また、いらないことを言っちゃったなぁ*]
(504) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
ええ、ミナモトです。 先輩……面倒な事はそれだけではありませんよ? 髪とか化粧とか香水とか。 少し変えた時にはちゃんと言ってあげないと。
[>>483別段自分もそうしたことに聡いわけではない。 が、ヌヴィル先輩よりはマシなことは確かなはずだ]
自分ももうオジサンですからね。一緒ですよ。 どうです、今度オジサン同士で酒でも。
[グラスを傾ける仕草を見せて、問いかけには頷きを一つ]
(505) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
これからココアさんのところでパンを買おうかなと。 自分の仕事は街にいることですから明確に休憩時間というのもないのですけれどね。
[目を細めて笑う。 制服を着た自警団は、姿があるだけで抑止力となる。 特に自分は名が知れているので休憩していようともそれも仕事の内なのだ。
ヌヴィル先輩が進み始めれば道を譲り車椅子が通れるようにする。 本当にあの「事故」がなければ今頃は団長にでもなっていただろうに。
そうすれば幼い犠牲は出たであろうが、 或いは下級種の弱点にも気づかなかったかもしれないが――]
(506) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
……嗚呼、それで、ですか。 フローラさんが先ほどとても消沈しているご様子でしたから。
足、無くなっても自警団にいてよかったのですよ?
[>>487自警団や公的な仕事についている者は『招集』に掛かりにくい。 明確な有意差を出した者はいないだろうが、区長が招かれたと聞いたことはない。 社会的な人材よりも反キングス的な存在が招かれやすいような気はしている。
奴らには中間管理職だとか働きアリの役割をするものはいないのだろう。 つまりは家畜を纏めるための家畜の価値を奴らは知っているのだろうと思っていた]
(507) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
……そう言えば……先輩は何の役割で? 『画家』ですかね、大成しましたか。
[そう冗談で言ってはいけないとは知りつつもそう口にするのはヌヴィル先輩の役割をなんとなく気づいてしまえるからだ。 傷ついた者、弱者の至る未来は―― 一つだけなのだ]
フローラさんとはちゃんとお話しないといけませんよ?
[だから、答えは求めはせずに、そう告げるにとどまるのだった*]
(508) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
/* 今日の目標 とつげきワカナさんのお宅訪問
あと、ワカナさんとこに 薬屋さんとパン屋さん閉店のお知らせ(一部誤情報)を お送りしようかと。 そうすればエンカしやすいかなっていういらんおせっかい
(-107) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
/* イルマさんに叱られてしまう(パン屋閉店の誤情報をばら撒いてる人)
(-108) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
[パン屋での切り盛りをしながら、ふと思う]
……あ、そうだわ、本! 孤児の子に本を贈りましょう。
[ぽんと手を打ち合わせてにっこり頷く。 孤児の子をパン屋の後継ぎに引き取って仕事を教えても、日数が限られている以上限界がある。 その点、本ならいつでも読める。 初歩的なパンの教科書などないだろうか、と。]
(509) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
[あ、そうか。そう思ったんだって。 気付いたのは考えてから]
……お返事しなきゃ
[大学にも行く気にはなれなくて せめてと家に、荷物を置きに戻ったけど。 誰もいない家の中、真っ暗な部屋を見て怖くなった。 結局、家にいることも出来ず
街に出てしまった。けど賑やかな商店街にもいられず]
(510) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
[携帯端末を取り出しメールを入力する。 相手は行きつけの本屋のワカナさんだ。
お互いに商店街繋がり。 店もあるので気軽に会いにいけないけれど。 でも、美味しいパンの本を紹介してもらったり、 紹介してもらったパンを作って持って行ったり。 そうして私達の交流はゆったり続いていた。
『ワカナさんへ。 今日、仕事終わりにお店に遊びに行こうと思います。 初歩的なパンのレシピや教科書があれば数冊、 揃えておいてくれると嬉しいです。
PS.お好きなパンがあれば持って行きます』
メールを入力して、送信。 そして何故かキリっとした顔でうんうん頷く。*]
(511) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
/* >>511 遠投できたよぉ(ドヤ顔←
(-109) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
― 孤児院 ―
[雑貨屋を出て孤児院へとやってきた。]
皆久しぶり、元気にしてたぁ? 台所借りるねぇ。 今日は皆におやつ作るんだよ。 あ、ピスティオ戻ってきたら呼んでね。
[来る途中で食材を買ってきた。 傷みかけの林檎が安かったから買ってきたので。 そのまま食べてもあまり美味しくないそれ。 それをお菓子にしてしまえば美味しく食べられる。]
(512) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
[勝手知ったる台所。 年齢も同じピスティオとは世間で言えば幼馴染の様なもの。 彼がいるここにはよく遊びに来るし。 料理を覚えれば食事作りを手伝う事もあった。
林檎の皮をするすると剥いて、それからカットする。 フライパンに砂糖と少量の水を入れて火にかけて。 茶色く色づいてカラメルが完成した。 カラメルの上に林檎を並べて。 その上にパイ生地を乗せて。 それからフライパンごとオーブンに放り込めば終わり。 後は焼き上がるのを待つだけだ*]
(513) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/27(Tue) 23時頃
|
[商店街と住宅街を挟む階段へ腰を下ろした。 よく夕暮れになると学校帰りの学生が座る場所だ。
けど、今はまだ時間がはやいからか誰も居ず 家よりも賑やかで商店街ほど鮮やかではなく 落ち着いていられた。
機械になれない店長へ、メールを打って。 緩い返信に気付けばちょっとだけ>>400瞬いた]
(514) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
[ずいぶんと軽くなった台車を引き大通りを行く。 今までさして気にしなかった人の流れを── 当たり前の日常を眺めて眉尻を落とす。
笑うというにはほろ苦く、 苦笑とするには妙に晴れやかに。
胸の内側で震える端末に気づくまでの刹那の間、 受信したメール>>415を見て喉奥を震わせる。
ああ、伝言を伝えなきゃだ。 それに伝えるなら直接──愚痴、ではないけれど]
(515) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
/* >>511かわいいの権化
(-110) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
『夕方くらいが都合いいが、無理そうなら時間を作る。 皆と遊んでくれるならその後にでも、かな。 夜は送るし、泊まりでもいいし。 ああ、そうだ。 ヌーさんが鶏肉のトマト煮?が食いたいらしい』
[記憶があやふやなせいで、?マーク入りの伝言を添えて。 そうして送信ボタンを押す前に、 ”俺も食いたい”とだけ付け足し、満足げに送信。
端末を再び、胸ポケットにしまい込むと]
(516) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
/* プロローグが腹痛と眠気で終わりそうな予感がする…… まあ最悪休み取って頑張るんじゃ
(-111) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
/* ウォォン イルマちゃんごめん入れ違った!!!
(-112) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
[店を閉じる>>456と聞いたなら、彼女の先の言葉とは違い、すんなり理由へ見当をつけられた。此度の招集は、彼女と店主で埋まる程狭い枠ではないのだし]
[“かなしい”も解る。 セイルズ自身の感情としては“さみしい”の方が近いだろうが、同次元にはあるものだ。この薬屋で茶葉と薬を買い続けたように、ココアの焼き上げるパン達にも、日々の食事で世話になっていた]
……頂いた分だけでなく、 後で顔を出しにいこう。
[手中のクロワッサンを見下ろして、そう呟く。 抱えた茶葉を置きに、一旦家まで戻るとしても、次の仕事が始まるまでにはもう少し時間があるだろう]
(517) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
ピスティオくん
[彼の気安さは、心を落ち着かせてくれる。 其処に別離の予感を感じなかったからかもしれない。]
『焦らずにね。 私なら、夕方にはいるけど、』
[そこまで打って、店長の話の長さに 確かにと日常が戻る気がしてキモチが軽くなる。>>398 彼らしさは、チョコレートを貰ったときにも感じたものだ。 まさかススキのお返しだなんて思ってもいなくて 慌ててしまったのは過去のこと
『髪の色に、似てたから』
ついって慌てて言ってそれから笑って チョコレートを受け取ったのだ]
(518) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
/* 僕、厄介な物件になってそう、な。
(-113) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
[“又来る”の一言を残すと、彼女が飛び出して>>505そう間を置かず、薬屋を出た。努力するとの答え>>437は覚えているし、急かすつもりもないのだが──店主に頼んだ内容は、花束が行き交うべき時間>>230>>500を削ぐ程の話ではないと、セイルズは判断していたから]*
(519) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
『うちの仕事は何時でも大丈夫だからね
それと店長の話は確かに長いね。 私途中で寝ちゃったことあるんだよ。』
[そう付け足せば、 送信のボタンを押し、身軽になった顔を上げた。*]
(520) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
/* いやこれ縁故より恋心のハードルがあほほど高いのでは????? せめて童貞じゃなくなっておけば……(まじめに考えたけど童貞だと思う)(よくて素人童貞)
長々お付き合い頂いてありたがい…
(-114) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
あとは、薬屋、花屋、病院…… あれ、俺、昼飯食う時間ないんじゃね……?
[伝票を確認し、むむむ、と眉根を寄せる。 走れば周りきれそうだが、 配達人鉄則その3に配達途中で走るべからず がある。
仕方なし、順番を整理してまずは手近な薬屋から。 そういえばあそこの店主には、 孤児院の子供たちの為の煎じ薬を手配してもらったっけ。
まあ苦い飲み薬は不評ではあったが、 色んな意味でお得意様だし、大事な客人だ。
つまり、配達遅延死すべし、慈悲はなどない]
(521) 2018/11/27(Tue) 23時頃
|
|
/* >>521 さりげなくニンジャスレイヤーネタ混ぜてくるピスティオ君ほんと好き。
(-115) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
………。 そんなの気づく訳ねえだろ 妹の匂いなんざ確かめる気起こるかっての。
[そうは言い訳したが、髪型や化粧は、 観察力が備わる画家なら気がつきはするが 散髪や化粧を指摘することが重要だなんて 今まで考えた試しも無かった。
うまい具合に香りに話を向けて誤魔化したが>>505 女心を気にして回り込む魂胆はいまいち>>479のようだ
だから、駄目なのかもしれない。
時間を作り、話をして、家族の尊さを 遺してやれと手を取り訴えかけられる>>490 夕飯の話は家で過ごして欲しい口実だろうに バイトをさぼるなと言いつけてしまった>>496]
(522) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[ほんとうにタイミングが悪かった。 やはり女の事は女が一番心得ている>>497 ココアにアドバイスを貰ってから 妹に一から話を出来ていたら もう少しうまく振る舞えたかもしれない。
じゃあ同じ男のお前は何なんだと 後輩――、ミナモトを見る目が濁るも] お前、まだ二十代か三十そこいらじゃねえのか? 俺とフローラと比べりゃあいつと歳が近い癖に ふざけたこと言ってんじゃねえよ、ったく。 まあ、酒はいいな。 前に行ったとこでも近いうち行くか。
[パピヨンの店か、食事もとれる居酒屋か。 はっきりとは定めはしないが。]
(523) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[端末が震えてメールの受信を伝えてくる>>516]
夕方なら来るのやっぱり早かったよねぇ。 まあ料理作ってると丁度いい感じかな。
で、ヌーさん……ヌヴイルさんが 鶏肉のトマト煮ご希望なの。 ピスティオも食べたいと。
じゃあ、一回買い出し行かなきゃだなぁ。
[ヌヴイルとピスティオの分だけ作る。 そんなわけにはいかないだろう。 孤児らにも振る舞わないと可哀想だ。]
(524) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
― 商店街へ ―
[薬屋さんを飛び出して、あたしは商店街へ向かう。 挨拶、しにいかなくっちゃって。
ちょっとしたバイト先なら、 メールで済ませちゃうんだけど。
まかないを作ってもらったりとか、 売れ残った商品をくれたりだとか、 だいぶお世話になったから]
あとは、ワカナさんとこにも……。
[商店街の本屋さん。 学生の頃は文具を買いに寄ったし>>138 バイトさせてくださいって、頼みに行ったこともある]
(525) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[私はきょろりと視線を巡らせて。 それから目についた一番大きな女の子を呼んだ。]
私、ちょっとお買い物行ってくるから。 だからその間オーブン見ててくれるかなぁ? パイ生地が美味しそうに茶色くなったら。 そしたらオーブン止めて取り出してほしいんだよ。 出来るかな?
[頼めば彼女は快諾してくれた。 きらきらとした目で焼かれているお菓子を見ている。 この子ならパンも焼きたいと思ってくれるかもしれず。 候補の一人として名前を脳内に刻みつけた。]
(526) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[それから私は大急ぎで材料の買い出しをして。 孤児院に戻ってきた時にはタルトタタンは綺麗に焼けていた。 少し焦げ気味だけどご愛嬌だろう。 これなら十分美味しく食べられる。]
ちゃんと見てくれたんだねぇ、えらいえらい。
[見てくれた女の子の頭を撫でて。 タルトタタンはお皿にひっくり返して取り出して。 後は冷めるまで放置だ。]
(527) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[鶏肉のトマト煮は簡単だ。 まず油にスライスしたガーリックの香りを移して。 その油で鶏肉をしっかりと焼く。 どうせ煮込むから中まで焼けなくていいけど。 表面はこんがりと焼けている方が美味しい。 あとは缶詰のトマトを入れて。 今日はボリュームを出す為にひよこ豆も一緒に煮る。 後は塩と胡椒とローリエを一枚。
丁度完成した頃にピスティオは戻ってくるだろう。 そしたらパン屋の跡継ぎの話をして。 それからヌヴイルさんの家に行って。 そこでやっと私の一日は終わる。
なんて忙しい一日なんだろう**]
(528) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[ワカナさんは商店街の人たちに 可愛がられてるみたいで>>70、 別の店でバイトしてるときにも、 よくワカナさんの名前は出てきた。
ワカナさんと特別親しいってワケじゃないのに、 なんとなく色々と知った気になってるのは、 人伝いに聞いた話が多いからなのかもしれない]
本、なに買おうかな。
[重たい気持ちが、上向きになれるような。 母さんの絵本みたいな……っていうのは、 多分難しいけれど。
だってあの絵本は、 あたしの心の支えみたいなものだもん]
(529) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
/* イルマさんこの時間にメシテロはよくないですよ!!! おなかすいてる子がいるんです!!!!!(腹が鳴る音)
(-116) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
─薬屋─
[漂うカツサンドの匂いに挫けそうになりながら、 鳴る腹を鉄の制御心で制し、急ぎ足で薬屋へ。
大股で歩いたおかげで速度はそれなり、 店先に辿り着く時間の新記録を達成しながら、 そこに貼られた張り紙に、あぁ、と察して。
流石に苦笑が滲む。 こう、日常が欠けていく現実が目の当たりになれば、 彼を失い悲しむ誰かを想い、胃が痛むものだ。
けれど己は今は配達人。 今日は少ない荷物>>188ではあったが、 荷物に変わりなく、声を張り上げて店の奥を覗く]
(530) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[――『一芸に秀でてれば』>>502 その言葉で、ノッカは男とは違う役割になったと察した。 ひくりと眉が動く。 ……踏み込まなくて良かった、と。 セイルズが何を聞こうとしたのかはわからないが。>>481]
……あぁ、引き止めてすまん。 パン、ありがとう。 じゃぁ、"また"
[飛び出していく後ろ姿を見送る。>>504 あの姿は元気に振る舞っているだけなのではないだろうか。 男の主観だが。
閉店するのならその前に、パン屋に顔を出そう。 男は口には出さなかったが、セイルズも似たような事を考えていたようだ。>>517]
(531) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
どーもー、遅くなりまして。 荷物お届けにまいりました、ピスティオです。
[配達を承る商会の名より、 普段から通う自分の名のほうが手早く通じるのだ*]
(532) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
班は増える一方だからなあ 昔よりは手が抜けるようになったんじゃないか?
[休憩は押してはいないらしい。
その理由は、推して知れる>>507 自警団の団員は減少が為難い。 死傷者の出るほどの事件なんて よそ者が出入りすることのない環境で 先ず先ず起こることもないし それでも家業を継がねば町人が困るし 連れて行かれた家族に悪いという考えもあるし 団員希望者が殺到するなんてことも無いけれど。]
(533) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
― 本屋さんへ ―
[幾つかのバイト先に挨拶をして、惜しまれて。 何故かあたしは、ビニール袋に入った果物や、 ちょっとしたお菓子を持たされていた。
たぶん、彼らなりの餞別のつもりだったんだろうけど、 こんなに貰っても、出発の日までに食べきれない]
こんにちは、おじゃましまーす。
[どうしようかな、なんて思いながら、 あたしは次の目的地だった本屋さんへ、足を踏み入れる]
(534) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
/* イルマちゃんごめんよー 尊いか……(拝)
(-117) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[ワカナさんの姿を見つけたなら、 あたしはにっこりと笑う。
あ、そうだ。 ワカナさんにもおすそ分けしよう。 ……受け取ってもらえるなら、だけど]
あの、さっき商店街の人に頂いたんですけど、 あたし、こんなに食べきれなくって。
[いります?ってビニール袋を開いて見せた。 本屋さんに入って早々、である。 いったい何をしに来たのかって思われちゃいそうだけど。
袋の中には、リンゴとかオレンジとか、 あとは飴とかチョコレートとか。 細々したものがたくさん入ってた*]
(535) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
/* いやこれもしかして薬局出ない方がいいやつだった…? ビスティオくんと入れ違ったし多分この後ソウスケさんパン屋来るよな…
ええいままよ、今の間にノッカちゃんのやつ>>502を歩きながら考えるロルあたりもってくるんだ イワイさんの>>475は…入れたいんだけど入れ方が思い浮かばなくて困ってるからあとで…
(-118) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[セイルズも見送ると、店内は再び静かになる。>>519 ソファの学生も、講義の時間になれば出て行く。 別の顔がここを訪れるのも時間の問題ではあるが。]
……今のうちに昼取っとくか。
[誰に言うでもなく呟くと、席を立つ。 貰ったクロワッサンに添えるコーヒーを作りに、一旦店の奥へ。]
(536) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
ばかか。 俺に事務員でもやれってのか あー情報処理に強かったらそうしてたかもな。
足をやっちまってからだよ、 携帯でメール打つのもパソコン使うのも 苦にならなくなってきたのはな。
[歩行できない者を上役ポストに置くことはないし>>506 同じ歳の中年女なら兎も角として 電子機器に元から強いわけでもない中年の男が 事務方に回ればそれこそ厄介がられる …表立って言う奴はいないとしても]
フローラは、そう、だろうなあ……… 伝えるつもりだったが、なんだ。 間が悪かったというか…
[不慮の事故同然で伝える羽目になった事。 端的で意味が通じたかは知れないが]
(537) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[湯を沸かしていると、表から声がした。>>532 いつもの元気な声だ。 ポットとカップを持ったまま、また店へと戻る。]
ありがとう、 荷物はそこに置いといてくれ。
…あー、時間あるなら一杯いる?
[行儀悪く、ポットの先でカウンターを指す。 受領のサインは手が塞がっているから、一度横に持ってきたものを置いてから。 配達に忙しい彼だ、長く引き止めるつもりはないが、 時間があればコーヒーかハーブティーを淹れるだろう。
タイミングが良かったので。*]
(538) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
…エル・ドラードね
[大通りへ向かう彼の後ろ姿を見送った後、裏口の扉を閉め、呟いた。 普段の会話で出てくるような単語でもないその言葉を今日だけで2回も聞いている。
しかし、エル・ドラードなどありはしない。 いや、あったとして行けなければ無いと同じだ。 であれば、と物思いに耽ろうとしたところで、カウンターの中のテーブルで充電しっぱなしだった端末が動いた。
揺れるスマホを手に取ると、メールを開く。 パン屋のココアからだ。]
(539) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[商店街にあるそこそこに繁盛しているパン屋さん。 昔は男性が店長をしており、自分に負けず劣らず長い期間、商店街の皆に親しまれていた。
しかし、彼は管理者に招集を受け、今は彼の妻であったココアが店を切り盛りしていた。]
初歩的なパンのレシピや教科書…? 家にないのかしら。
[先ほどのヌヴィル同様、家に元々ある本を求められているような不思議な感覚だ>>511 独り言を呟きながらもメールを返す。]
(540) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
『承知しました。 暗くなったら店を閉めてしまうかもしれないけど、居る間はシャッターを半分開けておくので声かけてください。
レシピは初歩的なもので大丈夫? 在庫を出しておくから適当に見ていって貰って構わない。
あと、お言葉に甘えて、もし余っているようだったら、たまごドーナツを一つ欲しいわ。 旦那さんが居たころから変わらない味が大好きよ。』
[メールを送信した後、やはり一人ごちる。]
残された人、か。*
(541) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
……は。それこそ笑い話だろうが。
[鼻を鳴らして笑い飛ばす。 それから――、些か、声は顰めて。]
奴さん、人間より高等な生命体なんだろう? あいつらに人間の芸術性が分かってたまるか。 講義持ってる生徒には、 そういう話で通すつもりだけどな。
子供だましにも程があるけどよ 美術学んだってろくな末路がねぇだとか そんな風にガキどもに思われたら――大学に悪い。
[向こうでも呑気に絵を描いたり造形に力を入れたり ――好きな事をやれるなんて
そんなうまい話、ある訳がない。>>508]
(542) 2018/11/27(Tue) 23時半頃
|
|
[生徒らには向こうで展示品を作る仕事をすると話す。 けれど、妹に同じ事を言っても明らかな嘘になる。 妹にだって同じ言い訳で逃げるつもりだったのだ。]
別に、今だって三年前だって 死にてぇとか思った事はないけどよ。 三年の猶予を死神に貰ったと思えば 少しばかり得した気分だ。
――おっと、そろそろ行かねえと。 昔話は、飲む日にでもしようや。
[講義の時間が近い事に気がつき、そこで話を区切る。 死にたいと思った事はない。 だが、どうせ人間いつかは死ぬのだ。 一度死にかけていれば尚の事、湿っぽい恐怖は薄く。 別れ際の挨拶もからりとしたものだった]*
(543) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
―春 なつ―
[――昔、といっても子どもだったころ。 今はもう手放してしまった農園で 遊ぶのが好きだった。
農場にはたくさんの花が道をつくっていた。 死んだように静かな冬から、春に変われば咲く花々。 黄色い小さな花があぜ道を作り。]
(544) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
[クローバーが、白い小さな花を作る。 しろつめ草の、花冠。
母は花が好きなひとだった。 天気のよい日は、ピクニックにいきましょうと 父を誘い、歳の離れた義理の息子を誘ったのは>>216 憤怒を知っていたからに他ならない>>217]
(545) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
[20歳を過ぎていた兄が 妹の誕生に鉾を収めた兄が 誘いに乗ったかは分からないけど。 あそんで、とせがむのは幼い少女の特権だった。
――赤子は、最初大きな兄の腕のなかで
元気に泣いていた。
それがいつしか大人しくなり 彼の腕の中から、蝶にてを伸ばしたのはさらにむかし。]
(546) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
[誰かの>>35蝶。 綺麗なひとがカラスアゲハになるのはまだ先。 手を振る>>33青年も、兄も、綺麗な人も
幼い眼には、春のように鮮やかに写った。 だから、たくさん王冠を母にならって作ったの。
『おひめさま、ね』
――絵本のように 渡したのは、綺麗な、ひとにだったか>>53 それとも、そのひとの主人公にか いやもしくは……]
(547) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
[昔から誰かに花を贈るのがきっと好きだった。
季節は巡る 芝絨毯のうえ、春が夏に移り変わる前 ラベンダーを手に。 振り返れば、兄がいた>>88
『にぃー』
にっと笑う顔は、スケッチをする兄に ラベンダーの香りを、両手いっぱい。ばらまいた。 母が、父が笑う。
エル・ドラードとは**]
(548) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
ありがとーございます、 へへ、コーヒーがいいです。
[両手で軽く持てる程度の小さな箱だ。 伝票を片手に指示された場所>>538に丁重に置き、 遠慮もなくへらりと笑って要求を口にする。
薬の匂いは嫌いではなく、 さらにはここは静かで好きな場所だった。
時間に余裕があれば休憩するなどしょっちゅうで、 (今、余裕があるかといえば否だけれど) これは必要な昼休憩と理由をつけ、与るに異論はなく]
(549) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
― 本屋 ―
あら、いらっしゃい
[なんだか今日はお客さんの多い日だ、と思う。 ほぼ新刊の出ない本屋では、冗談でなく本当に人が来ない日もあるのだ。 そして、今回の客であるノッカは、学生時代に文房具など細かい雑貨を買いに来たことはあるものの、普段はさほど本屋に姿を見せる客ではない。>>525
一度勢い余ったかのようにバイトの申し出もあったが、確かこの本屋の流行らなさっぷりを見て、なんとなく立ち消えになった気もする。
それでも、商店街に出入りする彼女のことは良く知っていた。 私の方は。]
(550) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
[手を煩わせるのも何だと、 サインを描きやすいように伝票の皺を伸ばす。 香るコーヒーの匂いに誘われた腹が鳴ったが、 隠す術もなし、袋に入ったカツサンドを揺らす]
ちょっと食わせてもらっていいですか、 昼飯食いそこねてて……、あ、サインあざっす。 そだ、これ一緒にどうですか。 ココアさんとこのパンだから美味いですよ。
[さらさらと描かれたサインを確認し、 満面の笑みを浮かばせて懐にしまい込む。
否はないだろうと思えど一応返事を待ってから、 冷めてしまったカツサンドを一つ差し出し笑う。 場所代にしては少々俗だが、時間も時間だ。 彼が菜食主義者でなければ抗いがたい誘惑に違いない]
(551) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
今日は大荷物ね どうしたの?
[商店街の人に貰った、という話をしながら広げられた袋には様々な食べ物が入っていた>>535]
ほんとうに貰っていいの? …いいえ、一緒に食べましょう。 前にバイト希望で来てもらったこと覚えてる? あの頃と何も変わっていないのよ。
[当然のようにノッカの後に続く客はない。 もし時間が大丈夫なようなら、と、近くにある小さな椅子に座ることを促し、自分も向かい側の椅子に座ろうとしただろう。]
(552) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
本当、こんなにお菓子を貰ってどうしたの。 わたしも何か貴方にあげた方が良いのかしら。
[言って、冗談めかして笑った。]*
(553) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
― 花屋 ―
[大学をサボってしまった。 花屋に足を運んだのは時間よりも前のこと。 店長はお店には立たせられない。というかわりに。
お茶を出してくれた。 何も言えてない、けど話の長い店長は今日は女の様子に 何も言わず、花が並ぶ店先の奥、
椅子に座らせた**]
(554) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
そうでしょうね。 自分も人の受け売りなので……というか妹の匂いを確認する兄の姿はちょっと自警団が呼ばれかねませんからね。
[>>522でもそれ以外のことなら。 見目の変化ならばヌヴィル先輩ならば気づけていたのではないだろうか。
先が短いことが分かったなら、今からでも変えればいいのにと、 恐らくそうした不器用なところがあったからこそ三年前この人は幼子をかばったのだろうし、 それがこの人の魅力でもあるのだが――]
来年三十路ですね。 丁度中間くらいではないでしょうか? 十分おっさんですね。 ええ――近いうちに。
[やれやれと>>523向けられる濁った眼を肩を竦めることでいなしておく。 酒の約束ができたことは嬉しいことだが、 今はフローラさんとのことが気になってしまう]
(555) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
班も増えて、人も増えて―― 今は雑用のようなことまでお仕事ですよ。 それこそ公園の清掃仕事だって作ればありますでしょうしね。
毎日あの像を磨くなんていい点数稼ぎでしょう。
[あの海老だかロブスターだか分からない銅像を磨くなんて自分なら御免被る仕事であるが>>533確かあれの政策にはヌヴィル先輩も関わっていたはずなので自作を磨くなら諦めもつくのではないだろうか。 ただ、思うのだ。
『食用』にされる先輩を、見送らなければならないフローラのことが。 先輩は意識がなかった三日間の彼女の姿を知らぬだろうから。 自分に頭を下げにきた彼女のことを知らないだろうから]
(556) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
笑い話にもなりませんよ。 質の悪い冗談です。
そもそも自分にはあの像のことすら理解できませんからね。
[>>542人差し指を唇にあてて、同様に内緒話と伝えよう。 生徒は騙せても、フローラは騙せまい]
先輩、人はね、変われるものなのですよ。 携帯使えるようになったように、がけっぷちになったら、変われます。 「間が悪かった」……で済ませていいわけないでしょう?
[自分は変わったのだ。 幼き日に母を、母代わりに育ててくれた姉を『招集』されたあの日から。
先輩の家族はまだそこにいる。 まだ生きて話ができる]
(557) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
たった三年ですよ、それがいきなり数日となってしまった。 ヌヴィル先輩、酒を飲む日は笑いながら飲みたいものですからね。
[>>543講義の時間を邪魔することはない。 最期は先輩自らが決断することなのだ。
ほら>>537歯切れの悪い物言いしかできないなんて、 きっと心に何か溜め込んでしまっているのだろうから。 次会う時までにはすっきりと、していてほしいと願いながらヌヴィル先輩を見送ろう*]
(558) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
えへへ……。 ちょっと、いろいろあって。
[>>552袋にいっぱいの、果物やお菓子。 あたし、可愛がられていたんだなぁって、 ちょっと安心していたりもする。
ここに、あたしが居たんだって。 暫く覚えていてくれる人が、居るってことだから]
いいんですか?じゃあ、ぜひっ。
[あたしが腰かけたのは、ちいさな椅子。
今すべきことと言えば、 いくつかのバイト先への連絡くらいで、 それもこの数日の間に済ませば良いこと。
ワカナさんの申し出を、 あたしは遠慮なく受けることにした]
(559) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
あはは、そんなこともありました。
[バイトの申し出は、結局。 来客具合>>550の都合で立ち消えになっちゃった。
本屋での仕事ってのもちょっと気になってたから、 本の片付けや手入れで大変になったら 呼んでくださいね、なんて言ったこともあったっけ]
でも確かに……変わらないです。 そこが良いんですけど。
[だからこそ、地域の人に愛される。 触れ慣れた空気があるからこそ、 今日、ここで本を買おうかなって思ったんだから]
(560) 2018/11/28(Wed) 00時頃
|
|
[片手で摘めて、手も汚れず、腹持ちよく、当然美味い。 カツサンドの味は重い感傷に沈んだ胃に優しく染みて、 ソースだけを口端に残し、充分な量が直ぐに消え去って。
コーヒーで後味を流すのも惜しく、 湯気立つそれをふうふうと吹いて覚ますこと数回。 一口含んで口腔を潤してからそっと細く息を吐き出し、 雑談をするかのような軽さで濡れた唇で綴る]
張り紙……タツミさんも招集ですか。
こーゆーのって唐突に来ますよね。 なんかアイツらなりの選ぶ基準とかあんのかなー……?
[同じ未来を暗に示す物言いはことさら軽い。 ただ視線だけはコーヒーに落としたまま、 揺れる黒い面を眺めてタツミを見ようとはせずに]
(561) 2018/11/28(Wed) 00時半頃
|
|
食べきれなくて困ってるのに、 逆に貰っちゃったら困りますよう。
[>>553ワカナさんにつられて、あたしも笑う。 でも、あたしの笑みは、 次第に苦笑へと変わっていくの]
バイトを辞める必要があって。 挨拶しにいったら、いっぱいもらっちゃいました。 ……街を出るまでに食べきれない量、くれちゃって。
[皆さん、やさしいですよね、って。 チョコレートの包みを開いて、ひとつ口に入れる。
甘さのなかで主張するビターな風味が、 今のあたしの心を表してるようだった**]
(562) 2018/11/28(Wed) 00時半頃
|
|
/* 起きてることは起きてるっていうか寝れないんだけど、 座ってるのがただただきついので申し訳ない…… 大人しくお布団でごろごろします…… お薬飲んでるんですけどだめだなあ
月一のものなのでどうしようもない……(どげざ)
(-119) 2018/11/28(Wed) 00時半頃
|
|
[ワカナさんからの返事にふふと微笑む。>>541 やはり、お店の味を褒められるのは嬉しい。 あの人もいた頃から変わらない味と、 そう言ってくれるのが嬉しいのだ。 忘れないうちにメールの返信を送る。
『ありがとうございます。 本はなるべく初心者向けの方がいいわ。 今度孤児の子に贈ろうと思って。
たまごドーナツね、了解しました。 腕によりをかけて作ります』
最後にドーナツの絵文字を付けて送信。 うんうんと一人で頷く。 メールを送る時の癖のようなもの、特に意味はない]
(563) 2018/11/28(Wed) 00時半頃
|
|
[パン作りのコツは全てあの人から教わった。 おいしくなあれ、おいしくなあれ。 食べてくれる人の笑顔を思ってパンをこねる。 そうすれば美味しいパンができる。
だから、店には初歩的な本は一切ない。>>540 あるのはあの人が残したレシピノートが数冊。 もう読まなくても内容を全て記憶している。 でも、時折厨房の隅で読み返して、 読み返して、
水滴でインクが滲んだ箇所もあるけど。 大事に大事に、保管はしていた。
孤児の子にはそのメモも託そう。 あの人と私の想いが伝わればいいと願って。**]
(564) 2018/11/28(Wed) 00時半頃
|
|
──ここを去る、未練ってあります?
[零した言葉に混じった溜息でコーヒーを揺らして。 まだ熱い黒い液体をくっと飲み干し、ふと首を傾げる。
こんな苦い味がするコーヒーは、久し振りだった*]
(565) 2018/11/28(Wed) 00時半頃
|
姉妹 ロイエがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(姉妹 ロイエは村を出ました)
|
── 陽だまりパン工房 ──
閉める、と聞いたのだが。
[開口第一声がそれだった]
[ぐるり店内を見渡しても薬屋のような張り紙がない>>375のだから、セイルズにとってすれば至極順当な質問。とはいえリリィベル経由で話を聞いたセイルズが、リリィベルが店を出た後の顛末を知らない様に、自分の店を切り盛りしていたココアが、セイルズの情報源を知るはずもない]
[驚かせたかもしれないし、閉めないと聞いたならば驚くのはこちら。 この話を一体誰に聞いた>>455説明などしていれば、ココアの口から、招集の来た現状、跡取り>>345を探す旨は聞けただろうか]
(566) 2018/11/28(Wed) 01時頃
|
|
──貴女のパニーニには、 良く食事を担って貰っていた。 サラダが好みで……
[四年以上前、二人暮らしの頃からここへは通っていたが、パニーニを買う頻度がぐっと上がったのは、店主がココアに替わってからのこと。どの具材も生地へと良く調和して美味なので、連日買って帰ることも珍しくなかった]
貴女の腕なら、きっと重宝されるだろう。
[これからも頑張ってくれ、と言葉を贈る]
(567) 2018/11/28(Wed) 01時頃
|
|
[茶葉を片手に抱えたままだ。やや動きは遅いものの、パニーニとカレーパンを選び取ってレジへ向かう。ココアの焼くデニッシュも好みだが、リリィベルからクロワッサンを貰い受けたばかりなのでそっと避けた]
[──リリィベル。 同じく招集されて……恐らくは労働以外の用件を与えられた>>502少女は、セイルズに理解できない不安を口にした──]
……そういえば、 招集とは、不安なものなのか。
[気付けば、ぽつり口を吐いていた。 ココアに問うべきことなのか、考えるよりも早く]**
(568) 2018/11/28(Wed) 01時頃
|
|
[いつも通りなら、サインをして終わり。 店主の休憩を見られてしまったから、 たまには誘ってみる。]
コーヒーと言ってもインスタントだけどな。
[再び奥へ戻り持ってきたカップに ピスティオの分を注ぐ。>>549 来客用の物はないから、先代のカップで代用した。]
(569) 2018/11/28(Wed) 01時頃
|
|
ちょうど俺も昼飯にするとこ。 どーぞ、って俺が答える前に 食い始める奴ばっか来るけど。
[鳴る腹に、勿論否はない。>>551 そう答えたことがないから、答える前に食われる。 ここで休憩する"常連"はそうやって勝手に寛ぐ。]
お前も昼は陽だまり工房、か。 やっぱり閉店するとなると行くよな。 俺も後で行くし、それはピスティオが食べればいい。
[これがあるから、と同じ陽だまりパン工房の包みを持ち上げる。 先程仕入れた話題を交えながら、男もクロワッサンを齧った。 誘惑はある。 だが、肉体労働に従事する年下から、肉を奪う愚行はしたくない。 香りはとにかく良いせいで、軽い拷問になりそうだ。]
(570) 2018/11/28(Wed) 01時頃
|
|
[とは言え、クロワッサンも十分美味い。 さっくりとした何層もの生地にバターの香り。 目の前のピスティオがソースの香りをさせるが、 齧って新たに空気に触れた生地から、負けじと甘い香りがする。 この甘みがコーヒーに合うからと、 わざわざ奥へと引っ込んだのだ。
男二人なら食べ終えるまでも早い。 二杯目のコーヒーを飲みながら、 食後の雑談に興じる。]
ああ、召集受けたよ。 募集って書いてあるけど、たぶん閉める。
[張り紙の事を聞かれたら、それは隠さずに。]
(571) 2018/11/28(Wed) 01時頃
|
|
基準…?役割以外で? ……考えた事なかったな。 キングスの思考は予想出来ないし。
[五体満足なら労働、そうじゃない役立たずは食用、……女はたまに交尾。 恐らくピスティオはそれ以外の部分を聞いてるんだろうが、 生憎、男にその知識はない。]
労働が職の間違いなく与えられるなら 俺たちの事は召集前にある程度知られてるんだよな。
[性別は勿論、職業も。 パン屋は知らないが、薬屋は二人とも薬学にまつわる労働だ。 だがその程度、役場の書類を読めばわかるから、結局結論の出ない雑談とあいなるか。]
(572) 2018/11/28(Wed) 01時頃
|
|
[ピスティオはカップを見ていた。>>561 恐らく自嘲気味の笑みは見えていない。 すぐさま食用に切り替えられたくはないのだ。]
ここを去る未練? 特には……
["いつか"来る事だ。 相応の覚悟はしている。 だが、『ない』と続けようとした言葉はそこで止まる。]
いや、強いて言えば、店を閉めることか。
[自分で淹れたコーヒーを遠慮なく口へ運ぶ。 召集の間際でも、望みの薄い店長を募集したのはそのせい。 サイラスから任されたこの店を閉めてしまう役立たずが、顔を出した。]
(573) 2018/11/28(Wed) 01時頃
|
|
…ところでその言い方、お前も?
[それは『タツミさんも』>>561と言う括りについて。
まだ彼の知り合い、あるいはパン屋の事を指しているかもしれないから、断定はせず、問う。 先程ノッカと話したばかりで、 パン屋も、ピスティオもとなると、身近なところから一気に人が減ると、 不思議な共通点を見つけた。**]
(574) 2018/11/28(Wed) 01時頃
|
|
/* セイルズさんにプロのうちに会いたいけど、 どうやって会おうか考える……
(-120) 2018/11/28(Wed) 01時頃
|
|
/* 早く寝るも守れてないし、なんなら年上には敬語って設定も吹っ飛んでる。 このままだとヌヴィルにもタメ口。。。
(-121) 2018/11/28(Wed) 01時頃
|
|
/* ピスティオは時間かかって申し訳ない…… ストーカー(特に女性)との縁故が薄くて薄くて。 どうしようかなー……
(-122) 2018/11/28(Wed) 01時半頃
|
|
やめとけ、縁起でもない。
なんだって元職場の連中に 連行されなきゃなんねぇんだ。 [間に合っていると言わんばかりに 手で仰ぎながら、苦笑いを浮かべた。 半分流れている血も当然あるけれど 男はどう自己分析しても年上の女が好みらしい 二重の意味で妹に常識を疑われる真似はしない。]
なにが充分だ。 そりゃ鼻垂れてるガキから見りゃオッサンだが。 たしかに俺たち兄弟の歳考えりゃ中間ってとこだが
……普通に考えりゃ兄妹ってそういうもんだよな。 [母親が違う兄妹は父と娘の歳の差がある。 だから。 フローラから見てミナモトは おっさんではなくおにいさんで通用する歳だ。]
(575) 2018/11/28(Wed) 08時半頃
|
|
障害者に肉体労働させんなよ。 今から義足を生やせってか
[義足を付けるにはリハビリが長期化するし 肉体はこの先衰えて難題になる。
召集が掛かってもおかしくない障害の度合いなだけに 車椅子で充分と断ってしまった。
その判断はまあ。 正しかったという事だろう。]
(576) 2018/11/28(Wed) 08時半頃
|
|
あの粗悪品の管理なんて勘弁しろ。 毎日海老が食いたくなってしょうがねえ。
[煮込んで>>257やりたい衝動と戦ってまで 尊敬の対象でもない像を磨くのは御免だ。
確かに作業員として像に携わりはしたが とても傑作とは呼びたくない代物。 だから――>>557]
解る訳ねぇさ、人間の感性にはな。 人は見た目が全てじゃねえっつったって 人じゃねえし。
……美的とは到底言い難い。
[声のトーンを落とした会話。 外見に限った話で纏めはしたが あの像が美しい妖精であったとしても 男はきっと同じ言葉を選んだだろう。]
(577) 2018/11/28(Wed) 08時半頃
|
|
お前、随分食いついて来るな。 フローラが気になるのか?
俺としちゃお前くらい出来た後輩なら もらってくれりゃありがたいに越した事もないが。 [ミナモトの口ぶりは気になる異性へのそれではなく もっと別の所から来るものに感じられ。
妹を大切にしなくていいなんて口にする自警団員も 記憶の中で探したって思い当たらないにしても。]
…冗談だよ、 …… ちゃんと話はするさ。 話す事しか、出来ねえけどよ。
[キングスの命令に背き此処に留まる事は出来ない。 そんな優遇資格は存在しないからだ。 言わんとする所は心得て、>>558頷きはする]
(578) 2018/11/28(Wed) 08時半頃
|
|
あ、待て、そうだ。 花屋に持ってっちゃくれねぇか。 夜に会うつもりだが、 うまいうちに食わねえとココアに悪い。
パン屋に寄った後でも前でもいいから頼むわ。
[離れる間際、卵やおまけのパン>>489の入った サンドイッチの紙袋を押し付けよう]
飲む時は奢るからよ。 最後に先輩らしいことさせてくれよ。
[自分で渡せと説教を貰うかもしれないが やはり、時間が立つと味が落ちるのは嫌だった。 ココアの気遣いを温かいうちに渡したいから。
それから、車輪を滑らせ先を急ぐ]**
(579) 2018/11/28(Wed) 08時半頃
|
|
[お店に来た途端のセイルズさんの第一声。>>566 挨拶を省略して要件に入る所がいついも通りねって。 私、ふふっと笑ったの]
まあ、もう噂が広まってたのね、早いわ。 私にも召集が来てしまって……、 閉める話もあったんですが、やめにしたんです。 孤児院から跡取りを探す事にしましたので。
だから、帳簿の管理はいつも通りお願いします。
[ぺこり、と頭を下げてそう言うの。 セイルズさんにはパン屋の帳簿を管理してもらっていた。 会計士さんってすごいわ。 私なんて数字を見ただけで目を回しそうになるもの]
(580) 2018/11/28(Wed) 09時半頃
|
|
[要件だけと思えば、優しい言葉。>>567 パンの味を褒められて嬉しそうに微笑むの]
うふふ、セイルズさんはパニーニが好きですものね。 私、なんとなく好みが分かるようになりましたよ。
[四年以上前と言えば、まだ私が独身だった頃。 その頃からずっとあの人のパン屋で下働きをしていたのを思い出すわ。 おいしくなあれ、おいしくなあれって。 そうして徐々に私のパンがお店に並ぶようになって。 パニーニを並べられる頃には一人前になっていたかしら。
『今日は私が焼いたんです。 よかったら食べて行ってくださいな』
そう言って、セイルズさんに勧めたのを覚えているわ]
(581) 2018/11/28(Wed) 09時半頃
|
|
[頑張ってくれ、と。そう言われてにっこり頷くの]
ありがとうございます。 セイルズさんもお元気で、お仕事頑張ってくださいな。
[お話をしながら、>>568 パニーニとカレーパンを受け取り袋に包んで。 不安かどうか聞く姿に思わずくすり、微笑むの]
やっぱり不安ですわ、大半の人は。 だって見知らぬ地に行くんですもの。 いつ用済みで殺されるか分からないんですもの。 セイルズさんで例えるなら……、 仕事机の上にずっとギロチンが置いてあるような?
[物騒な例えをのほほんと告げる]
(582) 2018/11/28(Wed) 09時半頃
|
|
[そうして、ほわっと微笑むの]
セイルズさんも人の事が気になるんですのね。 私、なんだか嬉しいですわ。
だってセイルズさん、感情が読みにくいんですもの。 言葉は真っ直ぐで分かりやすいのに。 そう、まるで帳簿を見てるよう!
数字がいっぱいで、分かりにくくて、 でも、しっかり読めばよく分かる。 ふふふ、面白い人!
[私が文系なら、セイルズさんは理系。 分かるような分からないような。 それが面白くて、またふふって笑顔を見せるの。**]
(583) 2018/11/28(Wed) 09時半頃
|
|
―宮廷―
[びよらん、びよろん。 システムオールグリーン。]
おぅや、西側に不穏な雲がありますねェ。 嵐になるには…小さい、ので、出発の邪魔にはならないでしょう。
あぁ、人間用の座布団は柔らかい方で頼みますよー。
[3年前までは、座布団も食事も、座席すらなかった。 召集した人間を詰め込めるだけ押し込み輸送した。 それで問題はなかったのだ。
だが、これから向かう地区で起きたトラブル。 些細なトラブル。 輸送中の人間の精神状況に影響が出て、騒ぎが起きた。]
(584) 2018/11/28(Wed) 10時半頃
|
|
[…―――――ばくり。
一瞬の幸福。長い静寂。強い恐怖。 当時の対処方法としては最善。 けれど影響としては最悪。
労働力は落ち、肉質も落ち、出生率も下がった。]
(585) 2018/11/28(Wed) 10時半頃
|
|
[挺内改装、食事提供を始めとした待遇改善は伯爵の一存と……噂には人間側からの案とも。
繁殖牝には柔らかで美しい衣を着せよう。 労働力には温かな寝床を用意しよう。 食用には栄養価の高い食事を与えよう。
全てはキングスの未来繁栄の為に――…]**
(586) 2018/11/28(Wed) 11時頃
|
|
/* 豚箱みたいな、非人間的な扱いよりは、 こーいう囲い飼いとか、高級食材のみ食べさせて肉質良くさせる…的な。
(-123) 2018/11/28(Wed) 11時頃
|
|
―手紙―
[『少年A』と自称する彼と手紙のやり取り。 その切っ掛けは配送ミス。 時期も悪かった。店への嫌がらせが悪化していたから。
自警団への相談をもっと早くにしておけば良かったのだ。 荒らされた郵便受け。 ひしゃげた段ボール箱は刃物で切りつけられていた。中身ごと。 開封されていた孤児院宛の手紙。 春の訪れを喜び伝える、温かな手紙だった。]
(587) 2018/11/28(Wed) 11時半頃
|
|
あの…この度は申し訳ありませんでした。 折角のお手紙でしたのに……
私からも、この方に一筆宜しいでしょうか? 心からのお詫びをしたくて。
[こうして、『少年A』と『孤児院の少女A』との手紙のやり取りが始まった。
少女Aがロイエと知る者は、院長と、そして――…]**]
(588) 2018/11/28(Wed) 11時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/11/28(Wed) 12時頃
|
/* ココアさん癒しだな………(ほわほわ >まるで帳簿を見てるよう! かわいい 言い方がかわいい
(-124) 2018/11/28(Wed) 13時頃
|
|
/* (>>0:585 D.バルベルデ) こんなにかわいいなら喜んでくわれたい
(-125) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
|
|
/* 立場的に『召集』のが字的には合ってる気がせんでもないけど 招集とどっちなんだろとおもいつつ 召集って最初に使っちゃったから変えられないでいる
(-126) 2018/11/28(Wed) 16時半頃
|
|
[ふと、店の外を見る。 商店街を歩く人が、パンの袋を抱えてた]
やっぱり人気ですね、ココアさんのパン。
[そんなあたしが抱えてる紙袋にも、 5枚切りの食パンと、さっきおすそ分けして 数を減らしたクロワッサンが入ってる]
(589) 2018/11/28(Wed) 17時頃
|
|
[カツサンドと同様、クロワッサンも芳しく、>>571 その職人の腕が奪われる現実が改めて思考を澱ませる。
唐突に未練を尋ねた>>565のは、 澱みに沈んだ感傷の端を掴んだゆえに、 装飾のない素の疑問だった。
残される側の痛みは理解しているからこそ、 残ることなく招集され日常が一変する自分には薄いそれ。 ならば他人はどうなのかと、 傾げた首は薬屋の店主に向けられて双眸が彼を映す]
店……
[彼の拠所、ということだろうか。 未練がないと肯定しかけて覆ったその言葉に、>>573 返す言葉は見つからず語尾が曖昧に溶け消える]
(590) 2018/11/28(Wed) 17時頃
|
|
色んな人に愛される店が閉まっちゃうのって、 やっぱり寂しい気持ちになりますね。
……パン屋さんも、薬屋さんも。
[閉まっちゃうそうですよ。って、呟いた。 新しく更新された情報>>345を、 あたしは知らないのだけれども]
商店街のお店は、長く続いてほしいなぁ。 もちろん、ワカナさんのお店もですよ。
[あたしはこの街を出て行くけれど、 大好きな商店街が、お店が、 賑わっていてほしいって思うから**]
(591) 2018/11/28(Wed) 17時頃
|
|
あ、ええ、俺も招集です。 労働なんたらって書いてありましたけど。 怪我さえしさなきゃ何とかなるかな、なんて…… 甘いっすかね、やっぱり。
[へらりと笑う顔には焦りはなく、 言葉通り楽観──というよりは他人事のように。
どうにも親しい客が消えゆく日だな、なんて。 似たことを彼が考えている>>574のは知らず返答し]
(592) 2018/11/28(Wed) 17時頃
|
|
[珈琲を一滴逃さず空にして、カップを返す。 インスタント>>569としても休憩で緩むに程よい味で、 口端を自然に上げたまま元気よく頭を下げて]
ごちそうさまでした。 向こうでもお世話になるかもしれないんで、 そんときはまたよろしくお願いします。 あ、跡継ぎ見つかったらウチの商会をよろしくどうぞ!
[最後にちゃっかり自分の居ない未来ではあれど、 宣伝を織り込ませて台車を引き、店を出るその前に]
(593) 2018/11/28(Wed) 17時頃
|
|
[ここは静かで好きだった。 香草の匂いも、店主との程よい距離感も。
彼に父の影を感じない理由は遂に分からなかったが、 ほぼ、唯一、年上への緊張がない相手だ。 だからこそ残した空気が重くはならないように、 店先を去る間際に大きく手を降ってから笑顔を置いて]
俺、ここスゲー好きだったんで。 見つかるように祈ってますね!
[それだけ言い添えて、商店街へと戻る]*
(594) 2018/11/28(Wed) 17時頃
|
|
/* こ、これだけ書くのに2時間以上かかってる……(死体)
(-127) 2018/11/28(Wed) 17時頃
|
|
/* 忘れないうちにお伝えだけしておきたかった おせっかいだとはおもいつつ
(-128) 2018/11/28(Wed) 17時頃
|
|
/* ノッカちゃんがよくパン屋の話してくれるのが好き。 大好きほーるど!!!(ぎゅー)
(-129) 2018/11/28(Wed) 17時頃
|
|
[配達自体はあとは小物が数件。 商店街を行く足取りは薬屋を出てから軽く、 小さな荷はならば手渡すだけで運ぶ手間もなし、 さほど時間も浪費せず直ぐに済んで。
各店舗で配達担当の交代を知らせるたび、 惜しまれたことに胸中がじわりと暖かくなっていた。 若夫婦が営む飴細工の店では仕損じの飴の欠片を、 孤児院の子どもたちにと大瓶で頂いたりもしている] んー……これで全部、か……?
[伝票の束を捲る── 受け取り伝票の数と併せて、すべて合致した。 最後の配達までミスがなかったのを確認し、 自然と笑顔を咲かせ、伝票束を戻す。
ならば集荷が残るだけだと至って、 依頼が花屋だけなのを確認しようと端末を取り出して。 そこでようやく、私用メールの着信を知る。>>518]
(595) 2018/11/28(Wed) 18時頃
|
|
[薬屋や本屋で話に熱中しすぎたせいだろうか。 待たせていたら申し訳ないと慌ててメールを開き、 その送り主が誰かを知り、内容に思わず吹き出した。
やはりフローラも長いと思っていたらしい。>>520 けれど『途中で寝ちゃった』だなんて。 あのススキの贈り物もそうだがこの居眠りを知って、 意外に大胆だったんだなと印象がからりと変わる] っくく…… あの店長さん呆れただろーな、コレ。 たしかに話も止まりそうだ。 えーっと、……コレでいいか。
『お言葉に甘えて、夕方頃に行きますね!』 [そんな彼女への返信には端的に。 夕方なら会えそうならそのときに話すほうが早い]
(596) 2018/11/28(Wed) 18時頃
|
|
[それともう一通。 まだ慣れていないのか、 それとも1台だけある古い端末を皆で奪い合ったのか。
文字が多少乱れたメールの送信相手は孤児院の子供たち。 なにか問題がおきたときに連絡しろと渡したそれで、 知らせてくれたのはイルマの来訪だった。>>512>>513 かのじょなの? なんてマセた一言までついている。
その疑問はともかくとして、 相談した直に動くフットワークの軽さに苦笑して、 新規メールを立ち上げ、送信先をイルマへ設定し。
孤児院の子供たちに振り回されているなら、 着信に気づくか微妙なところだが、 夕方まで他で時間を潰そうと院を出たりする前には、 きっと確認してくれるだろうと半ば祈りつつ]
(597) 2018/11/28(Wed) 18時頃
|
|
『いまから一度戻るよ。 わざわざ来てくれてありがとうな』
[それだけを打って、送信した。 出かけてないならメールに気づくか先に会うか、 可能性としては後者のほうが高い気がするけれど]*
(598) 2018/11/28(Wed) 18時半頃
|
|
―大学・美術室―
[男は造形と絵画のどちらも生徒らに教えている。 この日は2コマずつ、どちらも入っていた。
この時期、大学の展示会が近い為、水彩絵を描く生徒と 油彩絵を描く生徒を共に見ることになる。
描き始めと仕上げまでの過程で構想が変わる事もあり 後から空の色や陰の伸び方を変えたくなることがある為 男は油彩を特に好むが水彩も描かない訳じゃない。
この日は生徒諸君、顔ぶれは概ね揃っていたが 一人の生徒は欠席だった>>554]
(599) 2018/11/28(Wed) 19時半頃
|
|
[常勤講師が休みづらくなってしまうけれども 商店街の店が継手を探さねばならないような 困った事にはならないのが救いであった。]
宮廷で造形の仕事をする事になった。 絵画は次の実技を見るので最後になる。
展示会が出立日だからな。 完成した作品をれないのは惜しいが…… ギネス先生にしっかり習えよ。 [男の言葉を素直に信じる生徒も居る。 メールは向こうでも出来ないのかと聞かれた。
キングス政府からの通達はあるとはいえ 向こうで働く者に関しては一律、許されていない。 もし許されていたならパン屋の旦那やサイラス、 パピヨンを置いていったイアンが 今も健在なのかとっくに確かめている。]
(600) 2018/11/28(Wed) 19時半頃
|
|
俺もお前らの作品を見たいのは山々だが 私用の携帯やパソコンの類は没収されるらしい。 ……残念だけど無理だな。
[けれど、今だけはその制度にありがたいと思った。 メールを貰っても返す身体が無くなるからだ。] ああ、あんまりあちこちに言うなよ。 挨拶に行かなきゃならねえ場所が増える。 [釘を刺すのは、子供ならまだ通じる話は 大人を信じさせる説得力に欠けているということだ。 大学から近場なだけに学生が足を運びやすく 召集を貼り紙>>17で仄めかす薬店ばかりは>>187 話が漏れてしまうかもしれないけれど。 男に関しては時限に遅れそうなのを 急ぎで来た為、貼り紙はまだ見れていない。]
(601) 2018/11/28(Wed) 19時半頃
|
|
[……男の言葉で察した生徒も居る。
一番に事情を知らされているべきである フローラからは何も聞いていないから。 沈んだ顔で、これから死にに行く講師を見て 発つ前にアトリエを訪ねたいとだけ告げた。]
(602) 2018/11/28(Wed) 19時半頃
|
|
[絵画の講義が終わった後、休憩が取れた。
完全に冷めてしまったカレーパンを齧り、 食べきる時間すら惜しみ、筆を動かす。
造形の講義にやって来る生徒が来るまで 美術室のキャンパスで一枚のキャンパスを取る。
週に一度ほどしか大学には来ないが、 昨日の日中、此処に来て人物の方は仕上げた絵だ。
背景にしたラベンダー畑は図鑑を資料にし、 たった今描き終え、乾燥をさせているけれど。]
(603) 2018/11/28(Wed) 19時半頃
|
|
[ 中心の人物は――
薄紫色の花弁を撒く幼い妹の絵だった。>>548 絵の外に向けて花弁を届けるような、そんな一枚だった
それを見守るように父親と母親が居る。 男が其処に居ないのは描き手であることや 自画像を好まない性質というのもあるけれど
父親に心苦しい思いをさせ、 義理の母親に気を使わせ>>545た事が 忘れられないということや。 此処に自分を描くと、母親への裏切りになりそうで
理由はまあ……それだけでも、ないが。]
(604) 2018/11/28(Wed) 19時半頃
|
|
[アクリル水彩でその絵――顔の部分に手を加える。 既に乾いているから重ね塗り自体はできる。
絵としては難点が生まれるが。 当たり前の話だが、油は水を弾いてしまう。 一時的には完全な定着をするが、 最終的には剥離することが珍しくない。
乾燥したアクリル絵の上から 油彩で描く分なら起こらない現象だが 月日の経過で自然と削れてしまったり まさかそんな事をする奴は居ないとは思うが かきべらのような器具で顔だけを削れば アクリル部分だけ剥がれてしまうだろう]
(605) 2018/11/28(Wed) 19時半頃
|
|
[現物を見ながら描く方が好きだが。 あの頃の日常は掛け替えのないもので
―――――記憶に鮮明だ。
それでも、手元に資料はある。 昨日のうちに持ち込んだアルバム。 妹が家に居ない時に一度帰って持って来た。 父親と義母の顔を別人の顔に描き、 中央の少女の顔をあの童話に出てくるような お姫様の特徴を真似て描く。>>53 この時妹が着ていた服は おめかししたものだったせいか 違和感は思ったよりも感じられない。
アクリル水彩で上塗りして描く絵の参考は 発禁となった絵本ではあるけれども だからこそ想起する者は少ないだろう]
(606) 2018/11/28(Wed) 19時半頃
|
|
[男は完成絵を常勤のギネスに頼み パピヨンの絵の隣に掲げて貰う。 一家、というタイトルを添えて。
絵の顔を変えたのは、 当然ながら意図的。
今じゃなくて、男が居なくなった後に 気づいて欲しい想い。]
(607) 2018/11/28(Wed) 19時半頃
|
|
[
妹の“家族”は“皆”、 この地で眠っている。
けして、離れ離れにはなっていない。
だから、――そう、だから。 お前も此の街で、三番街で。 天寿を全うして欲しい。
家族は離れ離れになってはいけない そう、なるべきではないから
]
(608) 2018/11/28(Wed) 20時頃
|
|
[忘れないで欲しい。 この“一家”はとても、幸せであったことを。
父親も義母も死に、命は失われてしまったけれど 絵の中ではこうして生きていることを 見て、感じて、大事にして欲しい。
飛空艇に誰ひとり身柄を渡されることなく この地で生まれ、この地で生きた“一家”だ。
描いた瞬間で時は動くことはない。 絵の中の“一家”の絆は、 けして、壊れはしない。
キングスに穢されることもなく
死神に呪われていないひとつの“一家”は
アクリル水彩の下で 祝いの日のように笑顔を浮かべているのだ。]
(609) 2018/11/28(Wed) 20時頃
|
|
[ 男がそんな望みを描いたこと、
いつか 察して欲しい――…。]
(610) 2018/11/28(Wed) 20時頃
|
|
/* この兄妹つらすぎひん???
(-130) 2018/11/28(Wed) 20時頃
|
|
[妹が兄だと思っていた男は 半分>>40は他人なのだ。
向こうで死んでようやく、 ただの他人になる。
兄なんて自分には はじめから居なかったのだと、 そう、受け止めて欲しい]
(611) 2018/11/28(Wed) 20時頃
|
|
[この絵を、遺して逝った意味を。
逃げることしかできない男は、
口ではきっと、伝えられない]**
(612) 2018/11/28(Wed) 20時頃
|
|
/* 泣くじゃんそんなん
時間あったらそーさんとお話ししたいんだよねー というメモ そーさんに泣きごと言ってるときに 家族絵の話も今更ながら拾いたいというか
(-131) 2018/11/28(Wed) 20時頃
|
|
/* 強引に全タイトルねじこみました!
(>>0:609 ヌヴィル) (>>0:612 ヌヴィル)
(-132) 2018/11/28(Wed) 20時頃
|
|
/* ヌヴィルさーーーん!!!
(-133) 2018/11/28(Wed) 20時半頃
|
|
ははっ、違いないですね。 ですからその時は檻ではなく肉体労働に是非。
[>>575先輩の仕草に笑みを返し、目を細める。 揶揄うような口調ではあるがこれでも尊敬と感謝はしているのだ。
三年前、自分は絶対に幼子のために身を投げ出しはしなかった。 その結果は自分の役に立っている]
最近は義足も良いものが多いのですよ。 むしろ義足のほうが早く走れることもあるそうですからね
もしかするとキングスよりも早いかもしれませんよ。
[>>577何よりも早いならばどこまでも逃げることが叶うだろうか。 高塀から高塀まで。 直径であれ産まれた時からこれまでの生であれば知らぬ場所などない街に逃げ場はなさそうではある]
(613) 2018/11/28(Wed) 20時半頃
|
|
……ええ、自分もです。 茹でたら……美味しいですかね?
[人の感性にはソグワナイ。 あれは人ではない冒涜的な存在なのだ。 見ることなかれ。 触れることなかれ。 近づくことなかれ。
触らぬものに祟りはない]
(614) 2018/11/28(Wed) 20時半頃
|
|
ん、そうですね、ちゃんと話、してくださいね。 それが一番で、それだけで十分でしょう……。
もししなかったらその時は自分がもらってしまいますよ。
[>>578こちらも冗談めいた答えを返し、細めていた瞼を開いた。 自分は自分が普通ではないと思っているからそれでは嫌だろうと思っている。 だからできたと言われると少しばかり意外で、まじまじとヌヴィル先輩を見て]
あ、はい、構いませんよ。 奢っていただくの楽しみにしてます。
[>>579押し付けられた紙袋を受け取って、 その後ろ姿に敬礼を――*]
(615) 2018/11/28(Wed) 20時半頃
|
|
/* ソウスケがパン屋付近にいるのなら パン屋行く予定だったタツミが 動くのではなかろうか、と思っているので 今日は待機で居る方がいいかもとも。
ソロルで流すかな。
(-134) 2018/11/28(Wed) 21時半頃
|
|
[さて――受け取った紙袋はまだほんのりと温かかった。 目的地であった「陽だまりパン工房」はすぐそこであるが、冷めたパンなど湿ったポテトチップスのようなものでしかない。
自分は後ろ頭を掻くと脚を踏み出した。 フローラのアルバイトしていた花屋はそう遠くはないはずだ。 昼食はまだであったが先輩の最期の頼みとあらば叶えるのが務めであろう。
そうして――花屋を訪れはしたのだがフローラは居らず途方に暮れることになる*]
(616) 2018/11/28(Wed) 22時頃
|
|
― 本屋 ―
変わらないのが良いねえ… それもどうだか、と思うけど
[彼女の言葉>>560に苦笑しながら、椅子に座った彼女>>559の近くの椅子を引くと、自分もそこに座る。 手を伸ばせば届く位置のカウンターを机代わりに、おやつ会の始まりだ。
食べきれない、と続く彼女の言葉>>562に笑っていたが、その表情も彼女が話続けるうちに真面目なものになっていく。]
(617) 2018/11/28(Wed) 22時頃
|
|
そう、貴方も街を出るのね。
[ふう、とため息をついて視線をそらす。 暫く沈黙が流れた後、よっと、と掛け声を上げて椅子から立ち上がった。]
ノッカちゃん 何か飲む? わたし喉乾いちゃった。 店の前の自販機で飲み物買ってくるわ。
やっぱりあったかい方がいいかな。 もうそろそろ寒いから。
[彼女が何か希望を言えばそれを、何も言わずとも自分と同じ、温かい缶珈琲でも買ってきただろう。]
(618) 2018/11/28(Wed) 22時頃
|
|
― 三年前 ―
[父と母が揃って招集された。 食事係として呼ばれるというのに。 父も母も朗らかに笑っていた。
兄もショックは受けていた様にみえたけど。 でもそれを受け入れてた。 だってベーカー家の生き方だからって。
じゃあ受け入れられない私はなんだろう。 この人達と同じベーカー家の人間じゃないのか。 反抗心がふつふつと胸に内に湧いて。
そして私はベーカー家である事を捨てた。]
(619) 2018/11/28(Wed) 22時頃
|
|
お兄ちゃん、私、看護師になるよ。
(620) 2018/11/28(Wed) 22時頃
|
|
[パン屋は継がないし手伝わない。 別の道を進むのだとそう告げた。 これは最後の賭けだったのだ。 ここで止められていたら。 止めてくれていたら。 そう願っていたのに。 兄はそれはそれは嬉しそうに笑って。
『イルマなら立派な看護師になれるよ』
そう応援したのだ。 この日から兄は兄ではなくなった。 血は繋がっているけど。 とても大事で大切な、でも家族ではない人。
とても大事で大切な、愛する他人になったのだ*]
(621) 2018/11/28(Wed) 22時頃
|
|
[飲み物を買って来た後もおやつ会は続く。 と言っても、なかなかぱくぱくとおやつを食べる気にもならず、珈琲ばかりが減っていく。]
そうね、あそこのパンは昔から美味しいから。
[二人して入口扉の硝子越しに外を眺めながらぼんやりとした会話を続ける。 そして、続く彼女の言葉>>591には、そう、と外を見たまま呟いた。
しかし、そこで、ふと疑問に思う。 ココアがメールで求めてきた「初歩的なパンのレシピや教科書」。 今ならその用途も分かる気がする。 店は、もしかしたら閉まらないのではないか。
しかし…]
(622) 2018/11/28(Wed) 22時頃
|
|
エル・ドラード…
[ノッカにとっては、店が閉まらなかったところで、あったところで行けなければ無いと同じ場所なのだ。 思わず今日よく聞いた単語を呟いた。
そのまま流れで聞いてしまう。]
ココアさんも、薬屋の…タツミさんも一緒に行くの?
[全く、やりきれない話だ。 長く続いて欲しい、という言葉には]
どうかしらね
[と半分諦めたように笑った。 この調子では自分の番も遅かれ早かれのような気もした。]*
(623) 2018/11/28(Wed) 22時頃
|
|
/* イルマちゃんが設定を拾ってくれて嬉しい。 義妹ほくほく。
(-135) 2018/11/28(Wed) 22時頃
|
|
/* ストーカーって都合何日やることになるのかわかってないことに気づいた…! 毎晩怪しいことしようと思ったけど毎晩ていうほど毎晩がない気もするぞ
(-136) 2018/11/28(Wed) 22時頃
|
|
[跡取りを捜すことにしたのだと、ココアは言う>>580。店主と共に味が変わり、売れ筋が移り変わっても、パン工房はこの場に残るという]
──それは良かった。
[店を閉め、彼女が招集に応じたとしても“悪いこと”だとは思わない。 ただ、長い間受け継がれてきた>>281このパン屋が、三年前彼女が受け取ったように、今後も誰かの手に引き継がれ未来へ続いていく──それがどこかしら尊いことのように感じたものだから]
なら、決算はしないでおこう。 ……貴女の後の店主が目を回さないよう、 一通りの整理は要るだろうが。
[珍しく頬を緩めて、そんな言葉を返していた]
(624) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[業務と食事、二種の用件で店に通っているともなれば、嗜好が読まれる>>581のも当然と言える。たまごサラダと照り焼きにした鶏胸肉、あのパニーニなんかは見かける度買っていたと言っても過言ではないし
“有難う。 ……ああ、美味しいな、これは”
そう感想を述べた、彼女の初めてのパニーニも、確か鶏肉を使っていた]
[そのように付き合いが長い分だろう、彼女の言葉は例え>>582ひとつ取っても的確だ。いくら業務が肌に馴染んでも成る程それでは落ち着かないと、思わず頷いてしまう]
(625) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[人のことが気になるのかと聞かれ、薬局の一幕が脳裏へ蘇り ──それが嬉しいと評されて>>583目を丸くする]
……た、しかに 叔父に会って早々、数字をやれと言われたが。
そうか、……なるほど、私が帳簿だったのか。
[この疑問は──他者への興味は、“喜ばしいもの”だったのか]
[頬にぺちりと手を当てて、呟く。顔の筋肉は、力が抜けてど何となく柔らかな胃。初めての指摘、初めての感覚、それらが思考にじわりと染み渡っていくような、不思議な心地がした]
(626) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
……ここを継ぐ子が見つかれば、教えてくれ 貴女が発つ前に、顔を会わせておいた方が良いだろう。
[包まれたカレーパンを受け取って、意識的に思考を仕事側へ戻す。 ──そうでもしないと、この後の業務が手から離れていきそうだった]*
(627) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
―花屋 で 会えたら―
……ミナモト、ソウスケさん??
[それは階段でほんの少し休憩した後だったか。 途方に暮れる彼に一人で店に立つ店長が気を使い、 お茶でもどうだと声をかけ
引き留めていたのなら 女は彼と会うことが出来ただろう。 話しの長い店長だ。当然、話しだせば長い。 今年の売り上げから、違法の葉っぱが裏通りに流れている などという噂のせいで、変な連中が近づくやら。 明日の天気のことなど>>616]
(628) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[止まる事のない、話の途中 落ち着きを取り戻したものの、
授業をサボってしまい、>>599早めに花屋へ来たが 彼に会えたかどうかは定かではない*]
(629) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
/* なんか奇跡的なストーカーフラグの立ち方をしていた
ココアさんありがとう…ありがとう…化学反応……
(-137) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[イワイの家は、諦めた家だ。 "召集までに血を繋ぐ"事を最上とするのなら、 人間は召集されて当たり前、大前提と言う認識だ。 その環境で育ったからか、残されると言う感覚はよくわからない。 かつては用済みになって行くところ、今は新たに用途を見出されて向かうところ、だ。
だからこそ、サイラスが召集された時のあの感覚がうまく飲み下せていない。 何故、花を買ったのか、も。]
…俺が任されたのに、 店を閉める事になりそうだからな。
[返る言葉はなく、だが感想が欲しいわけでもない。>>590 そのままコーヒーを一口。]
(630) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[>>618あなた『も』。 あたしの前にも、誰かから話を聞いたんだろう。
ワカナさんの言葉には、 苦笑しながら、小さく頷いて肯定するだけ。 それだけで、伝わるだろうから]
…… いいんですか? 甘いものが多いから……、温かいコーヒーで。
[良いのかな、って思ったけど、 ここはお言葉に甘えることにした。
厚意を断るのも逆に申し訳ないし、 喉が渇いていたのは確かだったから]
(631) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[ピスティオは何処から見ても健康優良児だ。 労働での召集も納得できる。>>592]
ピスティオも労働か。 体力があればできる仕事も色々あるんだろうな。
怪我と、あと病気だな。 その辺は今以上気を遣うべきか。 街と同じだけの休息があるのか、 そこはわからないから。
[彼の労働資本がそれならば、と言う仮定。 基礎的な事だけに、そのまま男へも返る。 宮廷での人間の扱い等知らない事だ。>>586
彼の言葉には実感が薄いようにも思えたが、そんなものだろう。 宮廷とは、何も想像つかないところなのだから。]
(632) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
怪我も病気もすんなよ。 健康が一番なんだから。
[カップを受け取る。>>593 あちらでもよろしくと言われたら、怪我をする前提なのかとこちらも返す。 だが、それを引き受ける事自体に異を唱えないのは、 頼られる優越感に浸れるからだ。]
……見つかったら、な。 贔屓にしろって言っとく。
[大学の卒業や資格試験とも被らないこんな時期に、薬剤師の資格を持った人物が見つかるとは思えない。 だから、ピスティオの希望には答えられないのだろう。>>594 そこは申し訳ない事だが、もうどうする事もできない。
大きく振られる手に小さく振り返して、見送った。*]
(633) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[>>622ワカナさんにお礼を言って、 温かいコーヒー缶を両手で包む。
缶を傾けて、ひとくち。 コーヒーの苦みが口いっぱいに広がったけど、 乾いていた喉はようやく潤ってくれた]
あたし、毎日あのお店の食パンを食べてから、 バイトに行ってたんです。 それに、バイトもさせて貰ったし……。
[『召集』で閉まってしまうことが、 やるせなくて、かなしい。 皆に、あんなに愛されていたのに。
それは……パン屋さんだけじゃなくて、 薬屋さんもそう。 少なくともあたしは、どっちのお店も大好きだった]
(634) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
……え? あ、ああ。あの、言い伝えの。
[>>623エル・ドラード。 街中で口にするひとは、そうそういない。 だから、急にその言葉が出てきた時、 あたしは驚いて、目を丸くしちゃった。
だって、母さんの絵本が回収されるくらいだもの。 言い伝えは、タブー視されてるんだと思う。
でも……あたしは、 その言い伝えが本当だったらいいなって思ってる。 父さんと姉さんを助けてくれていて、 そして、あたしも―― ]
(635) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
………… そう、みたいです。
タツミさんのところも、 新しい店長さんが見つからなかったら、 店を閉めるって言ってました。
[自分から理由を言うつもりは無かったけれど、 問われたならば、そうらしい、ってことは 伝えておく。
変に誤魔化そうとしたって、 どうせ後になればわかることだもの]
(636) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[送信したメールを暫し眺め、 孤児院までの道をゆるりと歩き出す。
商店街からはそんなに遠くはない道だ。 裏道を行くことになるから夜の一人歩きは危ないが、 陽があるうちなら大人の足で大凡、10分ほど。 招集関連で潰れた施設を間借りした建物は古く、 独特の寂れた雰囲気を醸す外見はともかくとして、 昼は子供の声が響く明るい場所となっている。
今も錆びた門を潜ってみれば、 庭で遊んでいた目敏い数人が甲高い歓声を上げ、 片手で抱えた飴の瓶を抱えた己を迎えてくれた。
……いや、飴を迎えたのかもしれない]
(637) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
たーだいま、ってまだ仕事中だけどな。 イルマ、まだ居るか?
[早速飴玉を分け合ってる光景に笑いながら尋ねれば、 なにやら厨房にいるらしい。>>528 皆がにこにこしている様子から察するに、 普段は味わえない美味しいものができているのだろう]
(638) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
……………………………… 。
[諦め半分に笑う、ワカナさんの顔。 次は我が身って感じのその表情に、 あたしは何も言えなくなっちゃって]
あ、そ、そうだ! あたし、本を買いに来たんです。 暇をつぶせそうな、明るい感じの小説とか……。
[慌てて、あたしは話題を変えようとした。
マズいことを言っちゃったかなって不安になったし、 重たい空気でさようならをするのも、 あたしは嫌だったから。
なにか良い本はあるかなぁ、って、 きょろきょろ、店の中を見回した*]
(639) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
―― 花屋 ――
[花屋に着て途方に暮れる男は少なくはないはずだ。 少なくとも自分は花屋で花を選ぶなどという高尚な、もしくは紳士的な人物ではなかった。
>>628幸いにも店長が居りお茶を頂きがてら世間話をすることになった]
そうですか、花粉でアレルギーになる方もいるのですね。
[花の花粉で掛かる人は稀であろうがいないことはないらしい。 そう言えば未だ花粉は試したことがなかった。 そう思考に耽っていると名前を呼ばれ――]
(640) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
嗚呼、フローラさん。 久方ぶりですね。
[片手をひらりと振るい、反対の手にもっていた紙袋を持ち上げ示す。 街行く人が良く持っているおなじみの紙袋だ。 今日はいつもより多い気がしたがセールでもしていたのだろうか。 それはさておき――]
ヌヴィル先輩から頼まれましてね。 はい、まだ温かいですから早めに召しあがっては?
[その紙袋をフローラへと差し出して、 自分は出してもらっていたお茶を啜る]
(641) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
……あ、そう言えば今は大学の時間では? 先ほど後ろ姿を見かけていたのですが、 今は大丈夫ですか?
[>>629サボっていたとしても自分は何もいうことはない。 むしろ自分もサボるというか自警団の仕事を優先していたことはあるのだ。 人のことは言えないことは口にはしない。
それよりも先刻の感じから立ち直っていなさそうであれば先輩のことを言うべきか。 それは答えを聞いてから考えるとしよう*]
(642) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
― 三年前 「柵」と「枷」 ―
[兄の後輩。 ミナモト ソウスケさん>>241 彼が兄を助けてくれたのだというのは人から聞いた。 取り乱した身には、足がついたままだと 死んでしまうなど理解出来ず。
ただ喪失に怯え、怖がった。 父も母も亡くしたからかもしれない。 全てが終った後、漸く落ち着いた身は申し訳なさがあり]
……ありがとうございます。 兄のこと、そう言ってくださって。 でも、正しいかもしれないけど心配ですし、怖いんです
[ぽつり、と漏らした声は家族として]
(643) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
だから、ミナモトさん あ、ソウスケさんって呼んでいいですか? ソウスケさんには、感謝してもしきれないんです。
[大した事をしていないという謙虚に見える 彼の態度に首を振った。一人の命が助かったのだからと。 家族の命が助かったことに感謝しないはずがないと。 それに、彼が指揮をしてくれなかったら
こどもたちにも被害があったかもしれず]
なのでたくさん言わせてください。 ありがとうございます。って
(644) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[そう言ったとき、 彼にも怯えていたのが分かってしまっただろう。 手は震えていたし、下げる頭の表情は暗く。 柵が出来たことにも気づかない>>243
彼の自作自演だとは、年幅の行かない身には想像もつかず。 優しさから出た言葉だと、声をかけられれば思えた]
…はい、必ず
[何かあれば、きっと相談に乗ってくれる。 そう思わせてくれるものがあった。それは、無意識に感じる 『お金』か、それとも自警団の責務に対する信頼なのか
どちらかは分からないが、彼は兄の命の恩人で 信頼できる大人なのだと感じた。>>244 ――どういった信頼かは、置いておき*]
(645) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
みんなで分けて食えよ。 あと台車は触るなって約束、忘れちゃダメだからな。
[がしがしと手近な子供の頭をかき混ぜるように撫で、 台車を入り口脇に止めて厨房へと向かう。
片手には掌にも満たない小さな小瓶。 その中に詰められた金平糖が歩くたび鳴って、 掌の体温で溶けそうだと足を早める。
すでに大騒ぎの庭の声は届いているだろうか。
厨房からの匂いに頬が自然と綻んでいるのも気付かずに、 入り口から顔を覗かせ、厨房に立つ姿へと声をかけた]
(646) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[先祖代々続いたパン屋。 それは色んな人の手で支えられ続いていく。 セイルズさんもその中の一人。>>624 帳簿の事を話すと快い返事が返ってきてほっとする]
うふふ、お願いしますね。
[あ、今ちょっと笑ってくれたわ、なんて。 思わず思ってにっこり微笑む。
セイルズさんは気難しそうに見えるけど、 でも、誠実で真っ直ぐな人。 私、そう思ってたの]
(647) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[気付けば随分と長いお付き合い。>>625 鶏肉が好きな事も、 たまごサラダが好きな事も、 私、なんでも知っているんですから! ……パン限定ですけど。
私の話に目を丸くするセイルズさん。>>626 だから、誇らしげに腰に手を当てて微笑むの]
あら、今頃気付いたんですの? うふふ、本当に面白い人!
[頬をぺちりと叩く仕草に、 残念、もう少しで笑ってくれたのにって心の中で思いつつ]
(648) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[後継ぎの子の話になれば頷いたわ。>>627]
ええ、必ずお教えしますわ。 セイルズさんもこのパン屋を支えてくれる大切な人。 私、いつも感謝しているんですのよ。
[パンを包んで代金をお渡しして。 仕事熱心な人、あまり笑わない人。 だから――]
午後のお仕事も頑張ってくださいね。
[その分、私が微笑んでみせましょう。 お仕事頑張ってくださいねって。 パンと共に日頃の感謝と笑顔を添えて。*]
(649) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
|
|
[花粉の話を聞かされているとは知らず だが、あ、もしかして店長の長話に捕まっていた。と 思いつつも、片手をひらり振るう彼に対し こんにちはと頭を下げた。
反対の手が持っていた紙袋が>>641どこのものか。 考えなくてもこの街に住んでいるのなら分かるものだが]
…兄さんから? そんな、わざわざありがとうございます。
[ピクっと肩が震えたのはきっと気づかれる。 差し出された紙袋の事に対してお礼を言ったのに、 それを受取ろうとする手が中々でなかったこともきっと]
(650) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
イルマー、すげー美味そうな匂い。 お前料理上手だよなぁ、やっぱ……
[血筋なんかな、とは続けずに]
毎日食えたらあっつーまに太りそう。
ってか、待たせてごめんな。 これお詫び件、土産。
[掌で弄ぶのをやめた金平糖の瓶を差し出した*]
(651) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
[その後、造形の実技もチャイムで終わる 空の色は―――赤く暮れ始めていただろうか。
彫刻刀で拵えた削り花を仕上げた男は 生徒らの会話を小耳に挟む、]
んん……? 薬屋も閉まる…か。
[少しばかり目を丸くした。
三年前に先代であるサイラスを連れて行き さらに調合の手が足らないというのか。 この地区だけが召集に掛かっている訳でもなかろうに。 本当に監視者が居るか正誤はつかないにせよ あまりに空気の読めない選出といえる。]
(652) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
…大学は、さぼっちゃいました。 えっと、うん。そうですね。
[視線は彼の顔ではなく啜られるお茶の方に。 心の平常心を保とうと思うほど、苦しく。
受け取ったばかりの紙袋を見下ろし、 それから少しだけ首を振った。]
(653) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
兄さんにあったのなら聞きましたよね。 ……ココアちゃんのことも。
[兄だけじゃない。 ココアちゃんだけじゃない。 ――兄の事だけに触れれば立っていられない気がした。 もうすぐ展覧会があるのだから、さぼっていたら駄目なのだが。 花屋の店長が何かを察したような顔をして 奥に向かうのが視界の端に見えた]
酷いですよね
[ソウスケさんは、違いますよね。とは 直接聞けなくて。視線はお茶からさまよった*]
(654) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
[鼻歌を歌いながら味の仕上げを。 そうしていたら端末が震えた。 それはメールの受信を知らせたけど。 今はちょっと手が離せないから後で見よう。
鍋はそのままに。 調理に使った道具類を洗って。 それらも終わってエプロンを外した時だったか。 厨房の入り口から聞き慣れた声がした。]
おかえりぃ。 ……と、ちょっとメールきててぇ。 ってなんだピスティオからじゃない。
[メールを見たらそれは目の前にいる人から。 思わず見て損したといった顔をしてしまった。]
(655) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
今日はねぇ、リクエストの鶏肉のトマト煮。 それとタルトタタンだよぉ。
まあ、女の子は料理上手の方がウケがいいしぃ?
[血筋もあるのだろう。 なんせ小さい頃からパンと育ってきたわけで。 後は忙しい母親に変わって料理をしてきたのもあるし。 両親がいなくなれば家事は私の仕事だったし。 一人暮らしをするようになった今はなおさらだ。]
(656) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
なぁに、太るの気にしてるんだ? ピスティオは肉体労働なんだから。 もうちょっと食べてもいいと思うよー?
[金平糖の瓶を差し出されれば。 ぱちり、と瞬いた。 色とりどりの金平糖は星のようで可愛くて。]
えー似合わない、どうしたのこれぇ。 うん、でもありがとう。 すごく嬉しい。
[金平糖の瓶を受け取って。 それから私ははにかむように笑みを浮かべた。]
(657) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
お腹空いてるなら食べながら話す? まあ、用件ってパン屋の跡継ぎになる子、 心当たりないかなぁって。
[話したい事はもうメールで伝え済み。 それほど長い話にはならないだろう。 孤児たちに取って真っ当な就職先。 それを拒否なんてするまい。
ベーカー家は食べられてしあわせになるの。 そんな事知ってる人はいないのだから。 だから只々しあわせなパン屋さんになるだけだ*]
(658) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
[昼食を終えて、客が来るまで再び本を開く。
そう言えば、治療院には曖昧な事しか伝えていない。>>382 店を閉じる訳でもなく、かと言って別の薬屋を勧めろと。 実際は次代が見つかる可能性に賭けた事、 そして短い引き継ぎ期間を鑑み、業務を減らしたかった事、 その辺りが理由だったが、 見つからぬのならそれまでだ。 また正式に閉店の連絡をしなければ。]
(659) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
[視線を本へ落とす。 一見すると怪しい装丁だが、 書かれているのはここより東の地域に伝わる薬学について。 再版が繰り返され、目新しい情報は載っていないのだろうが、>>64 ハーブよりもはるかに苦味の強い薬草や根、実を使うその薬学は多種多様な症状を網羅する。 良い刺激になっていた。
だから、同じシリーズの2冊目を本屋に頼んである。 頼んだのは召集の知らせが来る前だが、 1冊目を読み進めた今、キングスに効くものがあるのではないかと。
夕食を買う時に、ついでに本屋に顔を出そう。 召集までに読みきれなくとも、せめて受け取りはしたい。*]
(660) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
/* >>658 最初はほわほわしたパン屋さんかと思いきや。 話を進めるうちにどんどんダークサイドに落ちていく闇のパン屋さん本当に好き。
ジャムおじさん「ワシが焼きたかったのはこの世界じゃよ」
(-138) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
[ココアに関しては旦那が三年前に連れて行かれたが 大方炊事関係の労働で召集が掛かっていると踏んでいる。 交尾の為なら、夫婦は子もいないことも相俟って もっと自分の立場に悲観的になるように思えるのだ。
炊事の召集が多いのはどの用途でも 向こうで飼育する人間に餌>>586は必要なだけに 理解するのは難しいことでは無かった。]
アトリエに帰る前に寄ってくかな。 まあ、今日じゃなくてもいいが……
[少し考え、ぼんやりと呟いた。]
(661) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
[削り花は古い芸術書を図書室で譲り受け 手法を参考にしたが、参考にした我流でしかない。 あまり出来が良いとはいえない。 この地で本業の者は居ないのだから。
花が咲かない季節に花の代わりとして 拵えるようになった木彫りの造花。 墓前にそえる為の由来はあるようだが あくまで由来であり、この地にそのような風習はない。 まして、大昔なら冬に花が収穫できない事はあるだろうが ラベンダー畑は兎も角ビニルハウスで栽培する花は 冬だって気温調整で採れもする。
ウッドフラワーは飾りとしても悪くない。 自宅にでも置いていこうか…… 手荷物へと放り込む。]
(662) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
[ついでにアルバムも忘れないようにしなければ。
そう思い、一時的に抜き出した写真を戻していた時 アトリエに飾っている一家の 絵のもとであった写真>>50に気が付く。 たまたまピクニックに裏のラベンダー畑に出た際>>545 親子連れが居た為、デジカメで義母が撮影したもの。 データを焼き増しして後日渡したらしいが。
家族揃った写真は脚立が無ければ撮影できない為 保護者の父母にお礼を言われただとか。]
(663) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
[ノッカの話を聞きながら、やはりココアとタツミも招集されたのか、とため息をつく。 みんな、町を出てしまう。
つい乾いた笑みでノッカの話に反応すると、彼女は慌てたように店の中を見回し始めた。>>639 その様子を見て、ちょっとだけ笑った。]
なんでノッカちゃんがわたしに気を遣うの。 わたしに貴方を心配させてほしいな。
はい、あーん。
[言うと、彼女の持ってきた皆からの餞別の中にあった、ひとくちチョコレートの包みを外し、彼女の口の中にゆっくりと押し入れた。]
(664) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
/* >>652 労働用の環境改善で人間用の薬の作り手集めてるのかな?ってぼんやり考えてる。
(-139) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
おいしい? …ごめんね、気遣わせて。 それにしても、みんなノッカちゃんのこと好きなのね。
[改めて彼女の持ってきたパンやお菓子の詰まった袋の中身をみて、笑った。]
(665) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
さて、わたしもやっぱり何か貴方にあげようかな。
[腕を伸ばし、少し背伸びをするようにしてから椅子から立ち上がる。]
餞別。 どんな本が欲しい? といってもわたし、本には詳しくないから、貴方が好きな本でいいわ。 いいわよ、ゆっくり見ていって。 人も来ないし。
[彼女が本を選ぶ間、自分はカウンターの中にでもいただろうか。 やっぱり客は来ない。 ただ、穏やかに時間だけが過ぎていった。]
(666) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
あれ。 ああ?
[クロッキー帳を机に出して数枚捲る。
化粧が邪魔だし、写真がかなり幼いので微妙だが パピヨンの店を辞めた孤児の…なんだったか ノッコとかリッカだとかそんな感じの名の娘と 面影がいくらか似ている事に気がついた。]
ああ…そうか。 [昔に、描いていたのだ。 流石に十数年昔の絵だから忘れていただけで。]
(667) 2018/11/28(Wed) 23時頃
|
|
[フローラが自分を「ソウスケさん」と呼ぶようになったのは>>644あの時からだ。 彼女と自分の繋がりはヌヴィル先輩を通してだけだった。 それも話に聞いていた、程度のもの。
それがあれよあれよと言う間にも名前を呼ばれるようになった。 柵と縁はそれから続く。 続けば続く程に糸巻きに巻かれる糸のように長く繋がるそれは――]
いいや、先輩の頼みですからね。 お気になさらずに。
[>>650気づけば小さな変化を見つけることもできるようになる程に。 やはり先輩は口足らずなのだろう。 ちゃんと伝えなければ伝わらない。 言うだけでは伝えたとは言わないのに。
受け取ろうとする手が伸びてくるまで紙袋は持ったまま。 漸く受け取れば微笑みを浮かべて見せようか]
(668) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
[引っかかっていた感覚が抜けたのはいい。 歯に挟まったものが取れた時に似ている。
大学を出て、薬屋を目指す。
男が向かったのは、シャッターを下ろす 刻限だったかもしれないけれど。>>660]*
(669) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
サボりか、サボりはいいなぁ。 自分も大学は……もう少しマジメに勉強していても良かったかな。
[昔を思い出し、苦笑を浮かべてはフローラを見やる。 視線が合うことはないのは心の槍が定まっていないからと言うらしい。
さて、どうしたものかと顎に指先を添えていると>>654次は自分が知らぬ話が聞こえてきた]
(670) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
嗚呼、先輩のことは聞いたよ。 でもココアさんのことは知らなかったな……そうか、 道理で紙袋持ってる人が多いわけだ。
最期のパンを買ってたんだね、あれは。
[お茶を啜ろうと傾けるが湯呑は空になっていた。 いつの間に飲み干したのかも覚えてはいない。
しかし、しかしだ。 自分はまたこうして、何もできぬ間に奪われるのだ。 自分ではなかっただけマシであろう? 研究する時間もできることはできる。
だが、奪われることに変わりはないのだ]
(671) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
……そうだね、酷い話だ。 自分はね、違うんだ。 自警団は元より選ばれにくいからね。
でも、そうか――
[家族ではないが、近しい知り合いが奪われるというのは中々に―― 歯痒いものだ――自分は拳を強く握る。 瞳に宿るは憎悪の焔であろうけれど、 それを見られぬように瞼を薄く閉じてしまう。
彷徨わせ始めた視線はもしかするとそれを捉えてしまったかもしれないけれど――]
(672) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
フローラさんは、ちゃんと先輩とお話をするんだよ。 自分はね、わけもわからない間に『招集』されてしまったから。 ちゃんとお別れも、覚悟もできなかったから、ね。
[すい、と視線をフローラへと向ける。 別段視線が合わなくとも問題ない。 伝えるべきは一つである*]
何か困ったら、いつでも相談に来るといい――
(673) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
/* 引くほど眠い…けど、もう少し回しときたい……集中力ぅ……
(-140) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
/* ぁっ、次の動き方検討がてら遡ってたらお返事に気付くの遅れてしまった
癒しだ……(しみじみ
(-141) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
あ、う……。
[>>664気を遣ったことに気付かれてたみたいで、 なんとなく、申し訳ないような気持ちになって。
あーん、って言われたから咄嗟に口を開いたら、 チョコレートが口の中。 この甘さは、ミルクチョコレートだ]
いえ、あたしも、その。 色々と気にしすぎてるところ、あるみたいで。 すみません。
……みなさん、気のいい方たちですから。 あたしもこの商店街で色々バイト出来て、 よかったなって思います。
[>>665袋の中身は、少しずつ減っている。 それでもまだ貰ったものは多くって、 それだけ想われてたなら嬉しい、気もする]
(674) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
え、ええっ!だって、売り物……。
[>>666缶コーヒーを貰ったばかりなのに、 そこまで頂けないって、あたしは焦った。 でも、あまり断ってもそれはそれで、悪いし。
ちょっと悩んでから、 あたしはワカナさんにぺこって頭を下げて、 並んでいる本を選び始めた]
(675) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
/* おっと 拾うのがおそくなってすまねぇすまねぇ どこかでぜったいひろうぜ!ありがとう!
(-142) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
[たくさんの本がある。
あたしは特別本を読むタイプではないけれど、 暇なときは読んでみようかな、って、 読みやすそうな本を探してる。
好きなのは、ファンタジー系の本。 だってそういう物語は、 大抵『めでたしめでたし』で終わるでしょう?]
あのっ、あたし、これにします。
[本棚から一冊の本を抜き出して、パラパラ捲って。 あたしは、その本を選ぶことにした。 理由は簡単で、文章が読みやすかったから、 ってだけなんだけど]
(676) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
[本を読んでいる最中も、 暇な学生や郵便屋までもが薬屋を休憩所代わりにして行った。 読書をしているから静かにしろよと伝えただけで、 後は特に何も言わなかったが。
夕食よりも早い時間に、一旦店を出る。 また夜に、帰宅する者のためにと開くから、 シャッターは降ろさず、扉に鍵を閉めるだけ。 本屋とパン屋が開いてる内にと考えると、頃合いだった。 客足が途絶えたのを確認し、 店から出たところで来訪者を見つけた。>>669]
あ、ヌヴィル。 買い物か?なら、手伝うけど。
[店に目立つ段差は先代の頃からないが、薬の棚は座ったままでは届かないものもあるからと、介助を言い出すのは常…と言うよりは先代の言い付け。 用があるのなら扉を開け招く。*]
(677) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
余計な脂肪がついたら仕事に差し支えるからな。 収入が落ちたらこうした小物も買えないし。
コレでも少しは貯金とかあるんだぜ?
[流れるように厨房にある椅子に座って、 言葉と裏腹に少しでイイからと小鉢を希望して。 栄養が足りないまではいかずとも、 ギリギリな運営になるここでの食事は子供優先。 自然と最年長である己は我慢しがちで、 それが例外になるのは差し入れを呈される時のみ。
遠慮は寧ろ失礼になると知っているからこそ、 その好意を素直に受け取り頷きを返している。>>658]
(678) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
あの……ほんとに、いいんです? コーヒーも貰っちゃったのに、そんな……。
[それこそ、この街を去ってしまうあたしが、 またどこかでお礼を……なんて事も出来ないし。
逆に言えば、もうその機会はないのだから、 お礼しておけばよかったな、って 胸のしこりを残したくない気持ちもあって]
えっと、じゃあ。これ。 食べきれずに腐らせちゃうのも、もったいないので。 ……嫌いじゃなければ、ですけど。
[袋の中の、オレンジとリンゴをおすそ分け。 完全に、あたしの自己満足だ*]
(679) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
料理上手ってアレだよな、胃袋掴めってやつ。 実際、ウケがいいんだろ? ヌーさんにリクエスト貰うくらいだし。
だからそれはそんなイルマの料理をさ、 いつも享受させていただいてる礼ってやつだ。
世話になってるし、実は、賂でもある。
[距離の近さに気安さはあれど、 仄かな上気を表情に滲ませるのを見れば。>>657 流石に視線を彷徨わせ、結局はテーブルの上へ。
年上でなくとも女性への免疫は薄く、 あんなふうに笑われれば気まずいに尽きる]
(680) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
/* 文字列制限に苦しめられている(なきそう
(-143) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
[そのせいか早口で並べた言葉は迂闊ではあったが、 もとより、それを隠すつもりは欠片もなく。 トマト煮がよそわれた小鉢を受け取って、 座れよといいたげに片手で傍らの椅子を引く。 少々行儀の悪い誘いだが否はあるまい。
テーブルセットというには貧相な椅子とテーブルを、 暫し2人で占拠するくらいの時間はあるだろうから]
(681) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
ケーキ屋が夢って女の子ならいるな。 陽だまりのパンが好きなのも数人いるし、 特別、手先が器用なのが年長組にいる。 ついでに贔屓目を差っ引いても皆愛想もいい。
庭に候補がいるからイルマがあとで選べばいいさ。 これから働けるヤツは働いてもらわないと困るし……
お前の誘いなら信頼できる──ぁ、うま。
[スプーンでソースを掬って、口に運びながら。 広がるトマトの酸味と鶏肉の旨味に双眸を瞠り、 素の感想を零して、親指をグッと立ててみせて。
昼食というには遅く、夕食というには早い、 おやつというには微妙な小鉢は直ぐに空になり、 ごちそうさまの声音は満足げに]
(682) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
いいや、今日は買い物はない。 それに、空ける所だったんだろう? こっちもアトリエに戻るところだ 途中まで行こうや。
[恐らく、イルマが訪ねるには時間もあるだろう。 夕食の調理が既に済んでいる事までは知らないが。
なんにせよ、少し回り道をしたところで 買い物袋をぶら下げたままで アトリエの前では待たせず済むだろうと。
何処に行くのかと尋ねてから、>>677 車椅子をタツミの用事先の店がある方へ進めよう。]
(683) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
― それから・街中を行く ―
[ワカナさんに何度もお礼を言ってから、 あたしは本屋さんを出た。
気付けば荷物がいっぱいで、 一旦、荷物を置きに家に帰ろうかなって 思ってしまうくらい。
でも、色んなバイトで鍛えられた両腕なら、 まだまだ荷物は持てそうだ]
……そだ。 写真とか、持っていけるのかな。
[買った本も、だけど。 母さんの絵本……は、難しいかもしれない。 見つかってはいけない本、だから]
(684) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
[いつかこれも切れる糸か。 それとも、別の何か>>668兄が彼と何を話したのか。 袋をみれば会話があったことは想像できた。 けど、其処から先は分からない。
手にとった紙袋は重く感じられた。 ただ微笑みを浮かべてくれたのが心を休ませる。 信頼と安心が、美味しいパンの包みをきゅっと抱えこませ]
(685) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
いいですかね。もうすぐ展覧会なんですよ さぼっている暇ないんだけど。
真面目に?あれ、もしかして常習犯?
[サボっているときってどうやって過ごしてます。と 尋ねるのは軽口のような、明るい話題探しのようなものだ。 サボったことは今までない。と言う訳じゃない けど、どうにも時間を持て余すから。
視線の隅で、彼が苦笑しているのが見えたから 此方からも笑いかけたかったけど、如何にもうまくいかず]
(686) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
[家族全員が揃った、写真。 あたしが持ってる写真は、 ベッドの傍に立ててあるその一枚だけ。
いつ撮ったのか、誰が撮ってくれたのか、 幼い頃のことだから覚えてないけれど>>663 とても良い写真を撮ってもらえたなって、思う。
せめてあの写真だけは、持って行きたい。 いつか父さんや姉さんと再会出来た時に、 あたしだって、気付いてもらうためにも]
…… 絵本は、どうしよう。
[回収されるくらいの本なんだから。 見つかったら、すぐに燃やされちゃいそうだ。 とっても、とっても悔しいけれど]
(687) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
[浮かべた表情には、彼女が残念がる少しの差>>648があるけれど、けれど恐らく、笑顔よりも今の方が珍しい。不意を突かれて──世界が広がったような心地というのは、殆ど味わったことが無かったから。 誠実だとか真っ直ぐ>>647だとか、堅物だとか生真面目だとか、セイルズを表す形容は大半が硬さを示すものだったし、実際かちりと固められてもいたのだ。セイルズは人の機微を解するのが苦手だろうと、叔父が慮ったことによって]
……そう言って貰えると、嬉しいものだな。
[数字の中には体温がない。 堅物がきちりきちりと扱ったなら、業務の中からも温度は削げる。 ──仕事の関係でありながら、こうして感謝から人の温もりを感じる>>649ことも、セイルズにとって非常に珍しいことだった]
(688) 2018/11/28(Wed) 23時半頃
|
|
/* 俺の行き先、全部ヌヴィル行ったとこじゃん…… でも、行ってないところない、な…?
(-144) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
いつも通りの業務だが ──だからと言って、気を緩めないようにしよう。
[美味しいパンの温もりと傍で咲く笑顔を、崩さないよう柔らかく受け取って、芳香漂うパン屋を辞そう]*
(689) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
……兄から。 あ、そう…だったんですね。 ココアちゃんのこと、 すみませんてっきり話が云っていると
…さいごって。
[確かに最期だ。けど、と唇の中で 言葉を転がしたのは、彼の反応のせい。>>671 そうか、という言葉の端々から、感じるのはなんだろうか。 視線は上がる、彷徨い、迷いながら
彼の繰り返される「そうか」という言葉に]
(690) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
…ソウスケさん
[自警団は選ばれにくい。>>672 それなら、よかった。と言いきれないのは 自警団ではなくなった兄のせいか。いや、たぶん。 きっとソウスケさんも残される側だからと、感じた心は]
そんな、、訳も分からない間にって ごめんなさいっ、いや、違うんですけど その、言いにくい事を言わせて
……はい。
(691) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
それで、召集掛かったんだって? 薬屋ばっか連れてって、どうするつもりなんだろうな。 [三年前は薬屋を、今年は医者を、なら兎も角。 まあキングスの事情は知らないし、 監視者――内通人がこの街に存在せず、 本当は無作為に選ばれているだけかもしれないが。
もうふたつ、可能性ならある。 サイラスと同じ労働をしている人間が不足したか サイラスが“使えなく”なってしまったか、だ。 最後の可能性だけはあまり考えたくはないけれど。]
あと、あー…… お前水商売の女なんかに 詳しくはねぇよなあ……。
[ただ、あの娘は他でも見た気がするんだが。 足がこうなる以前から妹が世話焼きだったこともあり 商店街の一時的な労働者に明るくない。]*
(692) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
[残される側じゃなく 残された側だったという事に胸が痛む 別れも覚悟も出来ないまま――想像しかできない、けど それはとてもつらく、苦しく息を止めさせようとしてしまう。
でも、わたしは兄に見捨てられたんじゃ。 過る考えは彼の手が強く握られているように見えた為 飲み込まれた。悔やんでいるのだろうか。 それとも、苦しいのだろうか。
紙袋を持っていない手が伸びて、彼に触れようとしたが]
……はい、ちゃんと、お話します
[覚悟とは、どんな覚悟だろう]
(693) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
[それなら―― 誰かに、預けようか。
孤児院はだめ。 よしんば受け取って貰えたとしても、 気付かれたときに、迷惑がかかっちゃう。
本といえばワカナさん……とも思ったけど、 お店を経営してる以上、迷惑はかけられないし。 それに、回収された本を大切にしているなんて、 どう思われるかわからなくって、こわい]
でも、捨てたくないん、だよなぁ……。
[捨てるなんて、もってのほか。 それは、一番取りたくない選択肢]
(694) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
…お言葉に甘えていいですか。
[相談に行っていいですか。 甘えだって分かっている。けど、心は細く。 視線があえば、じっと見つめ、伸ばし掛けた手で拳を作り]
あの 、私も何か役に立つことがあれば
[お花のことなら詳しいけど。 例えばくしゃみをおこしやすい花粉とかなら分かるけど。 あ、あとは、虫のこととか。>>673 ――オズワルドのことが過り、 例えば『フローラ』の名前を使えば色々出来るのでは]
ほ、ほかにもなんだかすごいこと出来るかもですから!
[力になりますと精いっぱいのガッツポーズ*]
(695) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
その金平糖さ、 意味があるらしいんだよな。 店の人は教えてくんなかったけど、 女の子が喜ぶもんだって聞いたから買った。
なあ、頼みがあるんだけど。
[僅かな身動ぎでも軋む椅子を動かして、 視線をイルマの瞳へ移し、そこを真っ直ぐ見ながら。
あのメール>>352を思い出す── もしかしたら、怒らせてしまうのかもしれない。
が、伝えないまま消えるよりはきっと誠実だし、 こんな頼みを引き受けてくれそうな知り合いなんて、 幼馴染のように>>513過ごした彼女しかいないのだから]
(696) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
/* (メモを読みながら) たんぽぽ……?(小首かしげ)
ココアちゃんチップだと笑顔描写が本当に和む。
(-145) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
………… そーさん、とか?
[あの人なら。 あたしが、あの絵本を持っていることを知っている。 知ってる上で、黙っていてくれてる>>303
あたしの中では、いまでも。 そーさんは、あの頃の『優しいおにーさん』のまま。
今はもう、相談しにいくことも殆どない>>341けど。 相談しに行ったら、 話くらいは聞いてくれるんじゃあないかって、 ちょっぴり期待はしてるから]
(697) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
/* 発言数見てたら結構がんばってんじゃない?って思ったけど もう三桁も発言してる人たちがいるんだよなあ…… すごいぜRP村
前の村が今年の1月だったから、 ほぼほぼ1年ぶりみたいなもんじゃん私……
(-146) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
俺、招集を受けた。 ココアさんと同じ日に、この街を出るんだと思う。
[常に大事に懐にしまった銀色の鍵。 自分の部屋においた小さな古い金庫の鍵を、 テーブルの上に置き、指先でイルマの前へ押出して]
これ、今まで貯めた金が入った金庫の鍵なんだけど。 コレ使って、ほんとにお前が暇なときでいいからさ。 今日みたいに、皆の食事、頼んでいいかな。
皆、おまえの料理、楽しみにしてんだよ。 何でも美味かったし、 それに、栄養も考えてくれてるだろ?
[声音に悲壮はない。笑顔もそのままだ。 ただ、彼女を射抜く双眸だけが僅かに揺れて、 言葉に真摯な彩を足している]*
(698) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
/* フローラちゃんからメールのお返事きてないよね? 見逃してるわけじゃないよね?って心配になってきた ちょっと確認してこよう
(-147) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
/* 途中で消えたんですよね(死体蹴りされた顔) 全部、パソコンフリーズしてきえた
イルマちゃん待たせてすまぬ…… 幼馴染の間柄になってたのありがてぇです(祈)
(-148) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
/* ざっと見たけど大丈夫そだね。 こんだけ久々の村だとほんと見落としが怖くて 久々じゃなくてもよくやるんだけどさー 見落とし
(-149) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
[感謝を伝えれば返って来る言葉。>>688 私にとっては珍しくもないいつもの事。 ――だけど、とても大切な事。
誰かに笑顔を、温かい気持ちを届ける事。 伝えられてにっこり微笑むの]
はい、頑張ってくださいね。 お腹が空いた時にはまたいらしてください。 私、待ってますから。
[お別れが来るその日まで。>>689 この店で街のみんなを見守ろう。 柔らかな仕草に微笑んで、店を後にするセイルズさんを見送ったの。*]
(699) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
[そんなことを考えながら、ふと、携帯に視線を落とす。
返事は、まだ>>333
フローラちゃんはメールを読んでくれたかな。 タイミングよく会えたらそのときは、 改めて挨拶するつもりだけど]
あとは……、
[バイト先への連絡は、残された期間でやるとして。 あとは何をすればいいんだろう?
お部屋のお掃除とか? そんなに物がいっぱいあるワケでもないし、 すぐに終わっちゃいそうだけど]
(700) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
[買い物がないのならと、店の鍵を閉める。 遅めに見て1時間後、その頃に戻るとcloseの札の下に書き置きをして、 ヌヴィルの元へ向かう。]
本屋とパン屋…陽だまりパン工房に行くつもりだけど、 アトリエはどっちだ?
[さすがにヌヴィルの目的地と大きく逸れれば問題がある。 男の目的地を告げて、大丈夫ならば、先に本屋へ向かう。 尤も、本屋より先にアトリエにつくなら、寄り道させる事にはならないから一番良いのだが。]
(701) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
― 記念公園 ―
[やることがいっぱいあるようで、 いざ自分がその状況に置かれたら、 何をすればいいのかわかんなくなる。
なにを優先してやればいいのか、とか。 すべきことは何なのか、とか。
考えてたら、疲れてきちゃって]
……………… きゅーけーしよ。
[丁度通りかかった公園のベンチに腰掛けた。 噴水傍の銅像>>@6は、視界に入れないようにする]
(702) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
/* ふろーーーーーーーらちゃん かわいいんだよなあ
(-150) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
[店に張り紙がしてあるから、やはり噂は広まったのだろう。 ヌヴィルも召集を知っているとは思わず、一、二度瞬きをする。]
……あ、あぁ、召集を受けたよ、労働で。 何で薬屋って… キングスの考える事はわからないし。 新薬でも開発してるとか? あとは……
[空いた席の穴埋め、――だとするならばサイラスはもう用済みになった可能性は高い。 だが、むしろ]
案外、うまいことやり過ぎて、 同じ店の俺も"使える奴"と思われたのかもしれないな。
[その姿があまり想像がつかない。 どんな場所でも適度にこなしてる方が似合う人だった。
ちなみにサイラスより手際が悪い事を、男は身を持って知っているから冗談だ。そもそも経験値が違うのだから。]
(703) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
水商売? そこは俺も詳しくないな。 酒も体質に合わないし。
[一度少量を飲んで酷い二日酔いを経験して以来、酒は飲んでない。 ちなみに当時男に飲ませたサイラスは大笑いをしていたし、 ベラベラ客に喋ったから、ヌヴィルが知っていてもおかしくない。>>692]
あー、水商売してたけど辞めた、って子なら。 ……まぁ、それじゃ意味ないか。
[夜、あるいは朝一に来ていた客はいる。 店には行かなくとも、店に来てくれる子ならわかる。 その人物の名前で良いのなら、「ノッカ」の名を告げる。**]
(704) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
/* 中身もちょっときゅーけー ぽんぽいたいねん 一応コア間居るつもりだけど のんびり出来そうならのんびりしつつ
働きたくないけど働かなきゃいけないので 寝る準備しよう……独り言が完全にツイッターと化してる
(-151) 2018/11/29(Thu) 00時頃
|
|
[ヌヴイルの胃袋を掴んでいるのかどうか。 あの人は食べられればなんでもよさそう。 そんなイメージがあったりするが。
金平糖の瓶を暫く眺めていたけど。 ふっとピスティオに視線を向ければ。 なんとなく視線を逸らされているような。 そんな気がした。
男心なんて分からないので。 内心できょとり、と首を傾げるのみである。]
(705) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
[>>686サボりかたの説明も相談と言えようか。 学生時代の自分を鑑みて口を開く]
自分は趣味に没頭していたよ。 あとは街をよく散策していたものだ。 歩いてみても違う方向から見ると物事は違って見えるものだからね?
[嘘は言っていない。 自警団の仕事として散策はしていたし、 研究に没頭もしていた。 一応大学は卒業しているものの講義をマジメに聞いた記憶はないというだけなのだ。
だが軽口もそこまでだ。 >>690状況を誤魔化すことは出来るだろう。 見ないこともできるだろう。
けれどそれは後できっと悔やむことになる]
(706) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
[勧められた椅子に腰掛けて。 私の前にはトマト煮の変わりにお茶を置く。 この後まだ行くところがあるから。 だからトマト煮は持って帰るつもりだ。]
皆愛想がいいのは知ってるよぉ。 一人で切り盛りするのは大変だよねぇ。 だから二人がいいと思うんだよ。
さっきタルトタタン作るの手伝ってくれた子。 マーゴちゃん、あの子いいなぁ。 可愛いしね看板娘になってくれそう。
[黒髪の可愛い女の子。 もしかしたらケーキ屋が夢なのは彼女かもしれない。]
(707) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
いいや、良いんだよ。 自分は自分と同じ気持ちの人が増えてほしくないだけだから。
[そうした者が、自分と同じことをしようとして、 その者がうっかり事をばらしやすい者だったならば、 もしかすると自分の研究にまで波及するかもしれないから。
だから、そう――自分のために、悩まないでほしいのだ。 この腸が煮えくり返りそうな憎悪の焔に誰も彼も焼かれてしまっていたら、 きっと上級種のキングスも対応に乗り出してしまうのだから。
>>693話をするという言葉に頷きを返し、 >>695相談の旨には快く応じると伝えよう。
それに手伝ってくれるのならば――]
(708) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
後は数字に強い子いるかなぁ? 帳簿の付け方とかはねセイルズさんいるから。 あの人なら丁寧に教えてくれると思うし。 ちょっと計算出来ればそれでいいんだけど。 ほら、パン屋ってお店だからねぇ。 経営しなきゃいけないんだよ。
[なので理想はパンを焼ける子。 それと経理の出来るお金を扱える子。 その二人。
美味しいとの言葉は聞き漏らさず。 ふふ、と得意げに笑った。 美味しく食べて貰える事は嬉しい事だ。 昔は兄がそうだったんだけど。 その兄の隣にはお義姉さんが居座って。 私の役目は取られてそのまま。 兄はいなくなってしまった。]
(709) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
あ、そうだ……早速だけれど一つお願いしていいかな? 花束をね、一つお願いしたいんだ。 自分はそういうのは苦手でね。 大きいのを一つ、それと小さいのを一つ。
お代はこれで
[花の種類は多種お願いしよう。 どの花粉が効果があるのか分からない。 そして虫のことも聞けるなら頭のメモに残しておいた。
お代は少し多めにと。 ガッツポーズをして元気が良くなったを見せてくれるフローラに選んでくれた小さい花束をそのまま進呈して。
それでは、また、ご機嫌よう――自分は花屋を後にした*]
(710) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
金平糖の意味? なんだろ、女の子が好きって。
[金平糖に意味なんてあっただろうか。 生憎聞いた事はなくて。 もしかしたらこの金平糖が特別なのだろうか。]
頼み?
[気楽な仲だ。 頼み頼まれなんてよくある事。 でも今回のは何時もとは違うようで。 真っ直ぐにこちらを見る視線の強さ。 それに少したじろいでしまった。 だがそれもすぐに違う感情に塗り潰される。]
(711) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
……っは、ピスティオも?
なにそれ。 おねえさんも、のっかちゃんも、あんたまで。 みんなみんな、わたしを、おいていくの?
[目の前が真っ赤に染まるようだった。 それに拍車を掛けたのは差し出された鍵だった。
思わず身を乗り出して。 その鍵を手で弾き飛ばした。
カツン、と音がして鍵が床に落ちて。
そして私は我に返って。 落ち着こうと深呼吸をすれば肩が揺れた。]
(712) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
馬鹿にしないでよ。 看護師の給料はそこそこいいんだからねぇ。 そんなお金いらない。
私の料理なんていくらでも食べさせたげる。 でもねぇ、頼むなら違うでしょ。 料理を教えてあげてほしいとかさぁ。 独り立ち出来るように手助けしてくれとか。 そういうの、頼めばいいのに。 そういうのに、お金使いなよ。
ほんと馬鹿なんだからなぁ、やだやだ。
[悲壮感がない事が一層焦燥感を煽る。 分かっていてやっているのだったら。 なんて酷い男なのだろう。 置いていかれる者の気持ち。 ちっとも考えていないのだから。]
(713) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
鍵はいらない。 渡すならここの合鍵にして。 でも今はいいよ。 お店の引き継ぎする子決まったら。 その時貰うから。
[冷静な声は出せているだろうか。 震える指先を隠すようにぎゅっと手を握って。 それから立ち上がった。]
……またくる、じゃあね。
[トマト煮を持って背中を向けて。 弾き飛ばして落ちた鍵へとちらりと視線を向けて。 しかしそれを拾う事はなく。 そのまま外へと出ていった。]
(714) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
[お義姉さんの話を聞いた時。 兄の居場所がなくなるから。 だからとてもショックだった。
ノッカちゃんの話を聞いた時。 友達になれる子がいなくなるから。 これからなのになんでって。 とても悲しかった。
ピスティオの話を聞いた時。 自分勝手な頼み事だったから。 だから目の前がカッと赤く染まるようだった。
どれも共通している感情。 それは置いていかれる寂しさだった**]
(715) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
/* 先刻から合間合間でビスティオくんとの付き合いがどんなものか書いていていたんだけども いやそもそも現在地どうしよう、と思って、大荷物だから帰宅前に公園でパンを食べるか…などと考えたわけですよ ドンピシャでノッカちゃんおった(プロの段階からしつこいおじさんになってしまう
と、とりあえず縁故回想部分を書き上げてから考えよう…
(-152) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
本屋なら斜め向かいだ。 住居改造じゃないし、 どっちだって遠かねぇが。
[男がアトリエにしたハコは、 もとは別の店の商店だった。 そこがたまたま空いていたから譲り受けた。]
生徒に聞いたんだよ。 今日来ただろう?サボり魔のガキ共がよ。
[貼り紙を見る前に言い当てたように 聞こえたのかもしれない。 実際そうだが、面食らった様子に>>703苦笑を浮かべ]
(716) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
/* うぅー……ワカナさんのお店に行きたい。 でも、ソウスケさんとタツミさんがパン屋に来てくれそうだから動いていいものか悩む、分裂したい。
(-153) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
なんだ、折角お前が切り盛りしてんのに。
流石に薬屋なくなるのは治療院が参るだろうな お前って親御さんこっちに居たっけか? [そういえば、タツミの身の上に触れた事がない。 家族がいるなら打ち明けたのかと問いかける。 彼にとって、――― 良い質問では無かったかもしれないが>>15] ああ、そういう基準もあるのか? サイラスは学生の頃から理系は かなり出来たって聞きはしたけどよ。 [ただ、主席じゃない。 ケアレスミスが多いとも 本人が学生の頃に聞いた気もする。 まるで態と手を抜いたかのように]
(717) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
新薬、――なぁ。 労働者、って労働だけさせられると思うか。
[薬物の調合。 なら、被検体は必要だ。
人に使うにせよキングスに使うにせよ。 モルモットにするなら下等生物のヒトと同族 果たしてどちらだろうと 考えるまでもなく答えは見えているけれど。
食用を被検体にする可能性を少しだけ考える。 でも、“肉をまずくする”ことを 俺が食べる側なら、あまりしたいとは思わない。]
(718) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
―― 花屋を後にし、記念公園 ――
[フローラに大きい花束を見繕ってもらえば花屋を後にする。 花より団子というが甘い匂いを嗅いでいればお腹の蟲も収まる――ぎゅるる――ことはなくその存在を主張する。 パン屋へと向かおうかと花束を肩に乗せて歩いていると記念公園に差し掛かった。
そこに鎮座するのは>>@6相変わらず食欲をそそりそうでいて、 食べたら確実に狂気の世界に連行されそうなエビの姿。 見ていても気持ちよいものではなく、寧ろ仇の姿がそこにあった]
おや?
[その仇を見ないように視線を逸らせば>>702ベンチに腰を下ろしているノッカの姿を認めた。 自分はそちらへと足を向け、近づいていった]
(719) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
ノッカさん、悩み事ですか? お困りでしたら相談にのりますよ
[そう、確かノッカも『招集』を受けていたはずだ。 はず、というのは自分の推論でしかないからだ。
朝方出会った時の様子が少しおかしかった。 >>697最近ではあまり相談をされることもないのだけれど、 今なら何か話を聞けるだろうか*]
(720) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
いや、…あまりいい想像じゃねえな、これは。
[むしろ、これから労働用で出荷される立場の相手に 話す話題では無かったと、目を眇めた。]
俺も艇には一緒に乗るだろう。 お前さんとは、分けられるけどな。
[タツミは薬学知識もあるしサイラスより手際は悪くとも 充分に働けると思っているから食用は無いだろう。 繁殖用? そいつは人間のメスだけだ。]
あ?それだ、ノッカだ。 良かった、名前が分かりゃ探しやすい。
もし薬屋に顔出したら伝えといてくれや。 アトリエで渡したい絵があるってよ。
[そのノッカが“選ばれた”なら尚の事。 誰かに任せるなんてことは出来ないし。]
(721) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
/* 眠い……、動きは明日考えよう(すやぁ
(-154) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
―――おっと、着いたか。 それじゃあ、またな。
[どうせ迎えが来るまではこうして話も出来るだろう。 軽い挨拶だけでそのまま別れよう]*
(722) 2018/11/29(Thu) 00時半頃
|
|
あ。 ……そーさん。
[>>719休憩したら探しに行こうかな、 って思ってたその人が、向こう側に見えた。 向こうもあたしに気付いたみたいで、 こっちに近付いてくる。
『優しいおにーさん』と出会って、 もうずいぶんと経つ。
それでも困ってるなら話を>>720って、 相談に乗ってくれようとするところは、 ずっと変わらない]
(723) 2018/11/29(Thu) 01時頃
|
|
[むしろ、孤児なら孤児院に居るのではないのかと 帰りがけに近くを通れば、看護婦の姿が。>>714 見るからに不機嫌そうで、此方としちゃ躊躇うも>>715]
おいおい、随分ご立腹顔じゃねえの。 あねき 義姉貴と胸の大きさでも比べられたか? 許してやれよ、子供のいうことだろ
[デリカシーが無い。 パピヨンみたいに生理があがるかあがるまいか 微妙なラインの女と連日会っていたせいもある]
(724) 2018/11/29(Thu) 01時頃
|
|
え、へへ……適わないなあ。
[朝はちょっと、不自然な形で別れたから、 そのこともあるとは思うけど。 悩み事がある、って気付かれちゃうんだから、 流石だなって思う]
あの、えっと。
朝に……ちょっと話したし、 気付いてるかなって、思うんですけど。
[悩みを相談できる相手なんて、限られてる。
もしかしたら、ピスティおにーちゃんだって、 親身に話を聞いてくれたかもだけど。 おにーちゃんも、召集されてるみたい……だし。
こんな相談が出来るのは、もう、]
(725) 2018/11/29(Thu) 01時頃
|
|
あたし、召集されちゃって。
[『されちゃって』。 その一言に、あたしの気持ちが詰まってる。 本当はイヤだって気持ち。
無意識に出た言葉だったけど。 そーさんなら、気付いたかもしれない]
絵本、どうしようかな、って。 流石に持っていけないし、 でも、捨てるのは絶対イヤで……。
[『絵本』って言えば、伝わるだろう。 そーさんが忘れてなければ、だけれども]
(726) 2018/11/29(Thu) 01時頃
|
|
[そーさんの手には、色とりどりの花束。 誰かにあげるものだろうか。
たまに、そーさんをちらっと見上げて、 花束に視線がいって。 きゅるる、って小さな音が聞こえたけれど、もしかして]
そーさん、お腹空いてます? お菓子とか果物とか……たべます?
[ビニール袋の中身。 甘いお菓子に、りんごやオレンジ。
今度はあたしがお腹の音を聞いちゃいました、 って笑いながら、袋の口を大きく開いてみせた**]
(727) 2018/11/29(Thu) 01時頃
|
|
ああ、美味そうだ 伝言ゲームはちゃんと届いたんだな。
孤児院でガキ共にも作ってたのか? うちのキッチン狭いからなあ もともと飲食店のハコじゃねえし。
[車椅子だと、石畳を通ることで 如何せん車輪の揺れがまずい。 折角のマトモな温かい食事を 膝に零しては叶わない。]
ま。 此処で会っても持ち帰るのは難しいけどよ。 [運んで貰うところまでは頼まなくては。
二束三文の価値しかない駄作を並べたアトリエに 鍵なんざ掛けた試しはないから ドアを開けてもらう所も任せちまいたいところ]**
(728) 2018/11/29(Thu) 01時頃
|
|
[茶葉の袋とパンの袋。思わずカレーパンまで買ったこともあり、二つ合わさればそれなりの量になっていて、セイルズに抱かれてカサカサコソコソと鳴いている。 天気も悪くないし、いっそ先に外で食べてしまおうかと、帰路で見かけたベンチに腰を掛けた]
[そうして今日のことを振り返れば、記憶は得てして近い順に甦る]
(729) 2018/11/29(Thu) 02時頃
|
|
[ココアの言葉>>580に依れば、跡継ぎは孤児院から来るのだという。 確かに、あそこであれば継げる子も居るだろう。監査の折に見かけた顔ぶれが次々脳裏を過ぎっていく。誰かの料理>>513に興味を示す性格の子>>526、本読みたさで本棚前に居座る子、建物の周りを駆け回る子供達──あそこには様々な子供がいる]
[人類管理区は宮廷に人を取られていく以上、孤児院の必要性が高い。区から補助金も回しているのだが、所属人数の多さ故だろう、孤児院を出た子らから寄付>>78を受け取って漸く成り立つ財政状況だった]
[市中にも孤児院出身者は多く、例えば先程のリリィベルだとか──あああとは、インクを扱っているワカナの雑貨屋>>138、あそこに良く荷を運んでいる>>367>>414──ビスティオ、だったか。彼も孤児院出身だった筈だ]
[寄付額が年の割に随分と多く、あそこまで払うと生活が苦しくないだろうかと、職員が案じていたのを覚えている]
(730) 2018/11/29(Thu) 02時頃
|
|
[そういえば。孤児院の子らがパン工房を継いだなら、その利益を孤児院の運営に回す事も可能ではないのだろうか。勿論十分な利益を確保するためにはパン焼き技術に加えて経営手腕も必要だから、二人以上集まらないと難しいかもしれないが>>709、財源が増えれば増える程、此処の負担は減らせるだろう]
……向いている子供がいるか 後で聞いてみるか。
[近日中に向かう予定もあったからと、同じ思考>>709が既に孤児院関係者へ伝達されていると知らないままに、予定を立てる]
[さくり、頂き物のクロワッサンを囓る。一度の咀嚼であちこちの薄層が剥がれ落ち、バターの香りを振りまきながら、袋の中で散らばった]**
(731) 2018/11/29(Thu) 02時頃
|
|
/* 改めてwiki見てたんだけども、これコア表記を修正すべきだろうか… コア表記時間までには着席してるものの、まとまってなくて落とせなかったりとかあるんだよなあ…
あと本当に話の起点周り書くのが遅い 抽出がないので、全表示で肩書き検索かけてアンカー探しているのが、拍車をかけてしまっている感…
(-155) 2018/11/29(Thu) 02時半頃
|
|
/* とりあえずねよう 頭が冬眠している 睡眠足りなくなったら露骨に言語野が仕事しなくなる…
(-156) 2018/11/29(Thu) 02時半頃
|
|
―回想:フローラと雑貨屋にて―
そうね、色々。 気に入ったものがあれば良いのだけど……。
[6つの小瓶は大人しく待っている。コレと選ばれる時を。
ロイエも待っていた。 首を振るという7番目の選択肢も想定して。>>284]
結婚式…そぅね、きっと近々。 あると思うわ。…――祝い事が。
[花の贈り物。>>285 見た目の華やかさ、籠める思いは如何程に。]
(732) 2018/11/29(Thu) 02時半頃
|
|
[召集も『祝い事』なのだ。 喜んで喉を潤す血を流そう。 喜んで腹を満たす肉と臓物を与えよう。 喜んで刃を己に突き立てよう。 喜んで労働力となろう。 喜んで種を授かろう。
ぞくり、体の奥が熱くなる。 うっそりと目を細め、吐く息は夢みる女。
窓の外を見やる。遠くにある教会の、鐘が今にでも聞こえてきそうで。 胸に手を置く様も花嫁を思わせるようだ。>>285>>286]
(733) 2018/11/29(Thu) 03時頃
|
|
……
[ざらつくのは、何故だろう。 フローラの方を完全に向くことが出来ず、選択の声に彼女の手元だけを見やる。>>287]
ありがとう、その色にしたのね。 流れる水のよう。あぁ、いま、割れないように包むわ。
[レジに向かう頃にはざらつきは何処か遠くへ。]
花の色は……赤にするわ。 多少は高くても良いの。無理して育って貰っているのだもの。
[人気の赤を。>>287 鮮やかで、目を惹き付ける赤を。]**
(734) 2018/11/29(Thu) 03時頃
|
|
―回想:雑貨屋でイルマと
[イルマが店へとやってきた時、ロイエは通話中だった。
黒の携帯端末を耳に宛がい、イルマに瞬きを送る。>>416]
えぇ、ではそちらのご提案に従います。KGを10、アンダーで。
『…――通り雨に気を付けて』
[通話を終えた携帯端末はスカートのポケット内側へ。]
お待たせしてごめんなさいね。いらっしゃい。今日も色々見ていって。
(735) 2018/11/29(Thu) 04時頃
|
|
[生活雑貨と、もうひとつ、代金不要の噂話。]
召集……あぁ、もうそんな時期なのね。
[頬に手を当て、店壁に提げられたカレンダーを見やる。]
あら、イワイさん? どうしてそう思ったの?
[聞けば治療院への願い事。 頷ける点と点。]
後片付けをしているみたいね。 残念ながら私のところには…だけど、本当に――よ…
[喜ばしいと繋げる予定だった言葉が、途切れる。]
(736) 2018/11/29(Thu) 04時頃
|
|
寂しいだけではなくて、怖い……の?
[どうして?]
あなたは、何を怖れているの? ねぇ、イルマ。
知り合いが居なくなること? それとも――…自分が居なってしまうこと?
[ゆっくりと歩いて近寄る。 イルマを追い越して奥のカウンターに向かっただけ。 商品のバーコードを読み取り、袋に詰める時は視線が彼女から離れ。
掌へと渡したお釣。 そのままイルマの手を握ろうか。>>493]
(737) 2018/11/29(Thu) 04時頃
|
|
ありがとう。 貴女がそう言ってくれたから、誰かに託そうかしら。
その時は、イルマ、貴女にお願いするわね。
[便利なお店が閉まらないように。自分も受け継いだように。]
もし召集されたら――…何を遺したいか聞いても良い?
何を継いで欲しい?
[形があるものでも、ないものでも。]**
(738) 2018/11/29(Thu) 04時頃
|
|
[パン屋をてきぱきと切り盛りしながら。 気付けばもう閉店も近い時間。 お客さんの数もまばらになってきた]
今のうちにワカナさんのお店に行こうかしら。 さすがに待たせすぎても悪いわ。 ねえ、モニカちゃん。 少しの間お店番お願いね。
[バイトの売り子さんにお店番を頼んで。 たまごドーナツの紙袋を手に店を後にする]
(739) 2018/11/29(Thu) 09時頃
|
|
― 本屋 ― [時刻はそろそろ夕方になる時分。 店に着くとカウンターにはオレンジにリンゴ。>>679 誰かのお裾分けかしらって思いつつ]
こんにちは、頼んでた本を買いに来ました。 はい、これはお土産です。 美味しく食べてくださいね。
[カウンターにたまごドーナツの紙袋を置いて。 頼んでいた本に目を通していくの。 やっぱり本で読むのは新鮮だ。 あの人のやり方と違う所もあったりして面白い]
(740) 2018/11/29(Thu) 09時頃
|
|
[そうして本を読みながら。 他愛ない世間話のようにのほほんと告げる]
そうだ、もう噂で聞いたかもしれないけど。 私も召集にかかってしまったの。 お店を閉める話もあったけど、 孤児の子に店を継いでもらう事にしたの。
やっぱり、あの人とやってきた店ですもの。 私がいなくなっても続いてくれるといいわ。
[お土産の紙袋とは別のたまごドーナツを取り出して。 ほくほく食べ始めた。 忙しかったお店を離れ、ちょっとした休憩タイム。**]
(741) 2018/11/29(Thu) 09時頃
|
|
[>>723ノッカが自分のことを「そーさん」と呼び始めてから幾年も経つ。 その間、自分のノッカの呼び名は変わってきていた。 初めはお嬢ちゃんであったし、次はノッカちゃん。 今のようにさん付けで呼び始めたのは彼女が16、7の頃だったか。
知り合い、付き合ってきた年数は11年にもなる。 >>725だから些細な言い回しであれど気づけることもあるし、 今朝のようにわかりやすい変化であればなおさらに。 ただ>>726予想はしていたことではあるが実際に耳にするとなると、違うもので重石のようなものにのしかかられたような気になった]
(742) 2018/11/29(Thu) 11時半頃
|
|
そうか……
[>>726言葉にできたのはそれだけだ。 これまでも身近な存在が『招集』されたことはあった。 ノッカがその者たちと違うのは、幼子であった頃から知っているということだろう。 次第に大きく育つ姿を見守ってきたからこそ、のしかかる重みは母や姉を奪われた時に近しいものを感じ考えていた自分に苦笑するしかなかった]
一つ、もらえるかな。
[開かれたビニール袋の口に手を入れてなるべくお腹に貯まりそうなお菓子を手に取った。 感謝の言葉を述べると目を細めてお菓子を口にした。
甘味は頭を落ち着かせ、 満腹は心を落ち着かせてくれる。 自分はお菓子を頬張りながらノッカへ問いかける]
(743) 2018/11/29(Thu) 12時半頃
|
|
確かに、あの絵本は取り上げられるだろうね。 あれは発禁書だから……。
[エル・ドラードを示唆するからという理由で焚書された絵本は、見つかり次第焼かれてあいまっている。 それを行うのは自警団なのでよく、知っている]
絵本であれば自分が受け取れる。 でも……本当にいいのかい?
[問うのは絵本のこと、そして『招集』されることについてだ。 ノッカは、イヤではないのかと、二つの意味を込めて問いかけてーー]
そう言えば、何の役割で招集を? まさか『食用』ではないよね?
[最悪の理由でないこと祈り質問を重ねた**]
(744) 2018/11/29(Thu) 12時半頃
|
|
/* ビスティオくんに振ったのが縁故とも言えないレベルだったので、もう少しどんな事起き得るか考えよう…と思ったものの これあれだな 元々セイルズの人間関係わりと破滅的だからなあ…人に何か教えるのでギリギリ、子供と遊ぶのハードル高い、みたいな感じだろうから…
雰囲気で生きている…
(-157) 2018/11/29(Thu) 13時半頃
|
|
[本屋の斜向かい、だと言うのに知らないとは。 周りに興味がないにも程がある。 元々何かの店だった気がするので、更新がなされていない。>>716
絵を描くからか、彼は観察眼に優れている。 驚いた表情は、その理由を聞けばすぐに消えた。 なるほど、彼、彼女らなら、知っていてもおかしくはない。 今日は店でその話題が続いた。]
せっかく慣れてきたところだったけどな、 そればっかりは、しかたない。
[ヌヴィルは代替わり直後から"入り用"になってしまった事もあり、 当時の男の不手際も記憶しているだろう。 それを知るから言葉も重い。 その言葉までは溜息に諦念も滲ませていたが]
(745) 2018/11/29(Thu) 15時半頃
|
|
[家族の話題となると、声が強張る。>>717]
言う必要はないだろ、 俺はもう家を出たんだし。
[家を出て以来、連絡すらしていない。 向こうも向こうで、 街を出れない以上、どこに居るかも探せばわかるだろうに 顔すらみせに来た事はない。 ピスティオが男の背景を見い出せないのはそのせいだろう。 もう、双方共に冷え切っている。]
(746) 2018/11/29(Thu) 15時半頃
|
|
基準は知らないけど、 サイラスなら…って。 腕が良いに違いはない。
[とにかく軽い。 その軽さは演じているようにも見える程に。 だが、それこそが、先代の集客力に繋がっていた。]
……労働は、労働だろう。 "そっち"はマウスでも事足りるはずだ。
[ヌヴィルの言わんとしている事はわかる。>>718 キングスからすれば人間すらマウスと変わらない、 その価値観を持っている事は想像に難くないが、今は考えたくない。>>721 半ば吐き捨てるように言葉を吐いた。]
(747) 2018/11/29(Thu) 15時半頃
|
|
ヌヴィルも、か。
[今回は本当に知り合いが多い。 しかし、彼の体を見れば"用途"等言われずともわかる。>>721 顔を思わず顰めたのは、憐憫ではない。 それを受け入れている様子のヌヴィルの思考が理解出来なかった。 もし、男が召集を受けたと聞いただけで困惑していた彼の妹、 ――フローラが、この兄を見たら。
男の家族とは違うのだから、邂逅くらいしていそうだが。]
(748) 2018/11/29(Thu) 15時半頃
|
|
[水商売の女性はノッカで合っていたらしい。>>721 昼前に会ったばかりで記憶が結びつきやすかったのもあるだろうけど。]
ちょうど昼前に挨拶に来たな。 ノッカも同乗者らしい。
絵、な。会ったら伝えとく。
[伝言は受け取るが、召集日までに来るかはわからないと暗に含ませる。 男は召集される前日まで店を開けるつもりではあるが。]
それじゃ、また。
[男の目的地に着けば、特に引き止める事なく別れる。>>722 彼にも"また"と言える。 同じ飛空艇に乗るのだから。 ちょうど歩いてきたらしい看護師に気付く前に、男は本屋へと入る。>>724**]
(749) 2018/11/29(Thu) 15時半頃
|
|
[ワカナさんと話しているとお客さんが来た。>>749 あの人はタツミさん。 大学の購買に時折パンを売りに行く時に会う人だ。 手荒れが酷い時は塗り薬を貰った時もあったわ。
ドーナツを食べる手を止めてぺこりとお辞儀]
あら、こんにちはタツミさん。 ここで会うなんて奇遇ですわね。 よければたまごドーナツはいかが?
[にっこり笑って、手持ちの紙袋を見せるの。 そこには自分用に持ってきたドーナツが5個! 笑顔と一緒にお裾分け。**]
(750) 2018/11/29(Thu) 17時頃
|
|
[ついつい多めに持ってきてしまったドーナツ。 だってしょうがないの、こんなに美味しいんですもの!
丸パンみたいにふっくらした体形は、 美味しいパンのつまみ食いが原因なのかも。 分かっていても、やめられない。 だってだって、とっても美味しいんですもの!**]
(751) 2018/11/29(Thu) 17時頃
|
|
[>>743がさり、ビニール袋の擦れる音が、 妙に大きく聞こえる。
冷たい風が、髪をさらった]
……うん。 そーさんなら、 大切にしてくれるっておもったから。
[>>744問いかけに小さく頷いて、 あたしは、ベンチの上で膝を抱えた。 そして額を、自分の膝に押し付ける。
お行儀が悪いってわかってるけど、 泣きそうな顔を隠すには、それしかなくって]
(752) 2018/11/29(Thu) 17時半頃
|
|
……………… 『交尾用』だって。
[もう一つの問いには、暫くの沈黙を以て答える。
役割をきちんと口にしたのは初めてで、 その言葉は、思っていたよりも あたしに重く圧し掛かった]
あたし。 多分、いつか外に行くことになるんだろうなって、 なんとなく思ってた。
父さんも姉さんも、『呼ばれた』し。 母さんも死んで、家族は誰もいないから。
[だからこそ、好きなことをしようと思って、 今の生活に至るのだけど>>55]
(753) 2018/11/29(Thu) 17時半頃
|
|
でも、でもね。 あたし―― 幸せになれないんだ、って。 思ったら。
[父さんと母さんみたいに、 誰かと結ばれることが出来なくなる。
子供を産んで、 家族と素敵な時間を過ごす>>316なんて、 もってのほか]
かなしく、なってきちゃって。
[じわりと、涙がにじむ。 聞いてくれているのが、そーさんだからかな。 泣き言が、止まってくれない]
(754) 2018/11/29(Thu) 17時半頃
|
|
なんで、あたしだったのかなぁ……。
[そんなこと言ったって仕方のないことだし、 あたしじゃなかったら、 他の誰かが選ばれてた。
それでも、そう思わずにはいられなくって、 そーさんにだって答えようもない問いを、 小さく呟いた**]
(755) 2018/11/29(Thu) 17時半頃
|
|
/* とても読み落としていたことが発覚する夕方>>55 (土下座)(いっそ踏んでほしい…
今日はさくさく帰りたいなあ…
(-158) 2018/11/29(Thu) 17時半頃
|
|
/* くいしんぼうココアかわいい
(-159) 2018/11/29(Thu) 18時頃
|
|
[弾かれた鍵が落ちる音を、>>712 どこか遠い響きのように聞いていた。 視線は激昂を顕にしたイルマにから動かず、 瞠った双眸の中心へと置いている。
”おいていく”
冷静とは程遠い心火が吐露させたのだろう。 その感情に当然のように揺さぶられる胸中は、 唇を噛み締める仕草に伝染りはすれど言葉は飲んだ。
”おいていく”のではなくて、 ”おいていかなきゃいけなくなった”んだなんて。
一時の激昂が感情を剥き出しにさせたとはいえ、 イルマがそれを理解していないとは思えない。
それに彼女を漣立たせた切欠のは紛れもなく己で、 責める言葉>>713を受け止めるのは当然なのだろう]
(756) 2018/11/29(Thu) 18時半頃
|
|
[もう少し、素直に話すべきだった。 その上で焦らず、意図することを伝えればよかった。 彼女の言う通りに頼る意図もあったのを、 話しやすいところからと間違いだった。
バイト時代からの給金の殆どを院に寄付し、 さらに生活費を絞ってコツコツ貯めた10年分の貯金。 孤児が増えなければ急な出費にだって対応できる、 そう言い切れる額の、食費にしては明らかに多い額。 残る人間の中で託せるのは、信頼したのは、 幼馴染として過ごした彼女だと先に話せば、或いは。
そう過りはすれど後悔はいつだって先に立たず、 噛んだ唇の痛みに縋り彼女の焦燥をただ受けながら]
(757) 2018/11/29(Thu) 18時半頃
|
|
そうだよな、……うん。 頼み方を間違えたのは ごめん 。
[院の出身であったノッカも、 優しくて温かいパン屋のココアも、 よく煎じ薬を頼んでいた薬屋のタツミですらも。
困ったら程度はあれ頼れそうな人間は、 今日の配達で悉く街を出ると知ってしまった。
自警団のミナモトさんが約束してはくれたものの、 『孤児院』を見てはくれても、 『孤児たち』の全てを気にかけて貰えるなんて、 そんな夢を見るほどお気楽ではなく、だからこそ]
(758) 2018/11/29(Thu) 18時半頃
|
|
[ノッカのように院出身というわけでもないのに、 孤児たちに仕事を持ち込んでくれたイルマへ。
おそらく、きっと、たぶん。 気安さから派生した無意識の産物だったとはいえ、 甘え過ぎてしまっていたんだろう。
故に、去ろうとする>>714背にかけた言葉は謝罪で、 現実への無力さに諦観した苦さで見送って]
(759) 2018/11/29(Thu) 18時半頃
|
|
……ん、まってる。
[待てるのならずっと訪れを待ちたかった、だなんて。 街を出ざるを得ない側の未練が己にもあったのだと、 初めて気づいて口にした言葉は彼女が去ってから。
この街が、この院が、この街の人が、 好きで置いていきたくはないと浮かんだ感情のまま。 その呟きが少しばかり濡れて、眉根を寄せた]
(760) 2018/11/29(Thu) 19時頃
|
|
エル・ドラードだっけ……。
[まだ少しばかり仕事を残しているのだから、 外に出る前にこの感傷を洗い流さねばいけない。
鼻を鳴らして湿っぽさを振り払い、 普段は御伽噺だと流すその言葉へ思考を沈ませた*]
(761) 2018/11/29(Thu) 19時頃
|
|
[タツミが何を思って顔を顰めたのか、 同情や、それに並ぶものではないだろう。>>748 サイラスは人柄が外交的であったが>>499 跡を継いだタツミは真逆を行っている。 男が認識している限りではセイルズに次いで… いや、どっこいどっこい程度には 表情筋が硬いと言ってもいいくらい。
今となれば接客に甲斐甲斐しさも見受けられるが タツミの厚意からというよりも躾のようだ。>>677 関心がないというのは火を灯ることがなく 言い換えれば、 ―――心がないということ
二束三文程度の価値しかない自分の絵を 見ている時のような感覚になるとは 今のところ指摘することはないにせよ。]
(762) 2018/11/29(Thu) 19時頃
|
|
[サイラスの居なくなった薬屋に来るのは 火傷の傷が疼く時に薬を貰う用立てもあるが、 タツミが“飾られている”店内は アトリエに居る時と感覚が似ているから 居心地を悪く感じない。
先が長くない今、珍しい変化を見れた。>>746
声質だけではなく、 顔にまで。>>748 その表情は、何処か心を感じられたから。 描きたかったと感慨を持つ。 断られる気もして胸中に留めるのみ。]
(763) 2018/11/29(Thu) 19時頃
|
|
[薬屋にもし来たら伝言を頼めはしたが>>749 ノッカという娘の件が一つ繋がった代わりに また一つ閊えが増えてしまう。
家を出た―― 家族となにがあったやら。>>746
覗き見れるものはたかがしれていて、 かといって、詮索しようとまでは思わない
深層>>309までには至らず。]**
(764) 2018/11/29(Thu) 19時頃
|
|
/* ぴすちおにーちゃんとイルマさんのやりとりも せつねえよお……って泣きそうになる
(-160) 2018/11/29(Thu) 19時頃
|
|
/* ヌヴィルのロールはホントすげぇなぁ……と思うんですよねぇ。 踏み込み方と広げ方。 というか、企画人二人のフットワークや縁故の繋げ方が鮮やかで、タツミの性格・設定の補填を話しながら作れてるから至れり尽くせり。 (私が至らないばっかりに)
(-161) 2018/11/29(Thu) 19時半頃
|
|
/* 意味が伝わりにくいけど。 タツミくんそのものが実家のような安心感ということ
(-162) 2018/11/29(Thu) 20時半頃
|
|
大切にしますとも。 あの絵本は自分の宝物なんだからね。
[>>752立ち直る切欠となった絵本。 『エル・ドラード』という目標を見つけた絵本。 そしてノッカと話しをする切欠となった絵本だ。 あの絵本がなければ十一年前に声をかけた後、 恐らくはここまで話をする仲ではなかっただろう。
お菓子の最後の一切れを口にして、咀嚼する。 ノッカが顔を見れないようにしたのはその後のこと>>753が目を見て言えないことだったのだろう。 それは、そうだろう。 ヌヴィル先輩には悪いが『食用』というのは最悪の『招集』だ。 『使役』など仕事につくならばそれも良い。 まだ暫くは生きていられるのだ。
だが――]
(765) 2018/11/29(Thu) 20時半頃
|
|
なんでそんな役割を……。
[『交尾用』は、恐らくは違う。 それは『食用』に近しいものと思われる。 もしくは種付けする間に母体が死ぬ可能性があるか、だ。
そうでなければ頻繁に集める理由が見当たらない。
自分は、頭を、強く、掻いた]
家族がいないのは自分も同じですよ。 同じですが……招集されやすい家系、というのもあるのかもしれませんが………。
[招集されにくくするには模範的な生活をしていることだと予想していた。 自警団しかり、兎に角キングスが齎している政策を維持運営に努めていることは大きいはずだ。 そこから漏れてしまえば、そう多くはない街の中から数年に一度、選ばれる。 逆に反キングス的であれば選ばれやすいのかもしれない]
(766) 2018/11/29(Thu) 20時半頃
|
|
[そして、『交尾用』――上級種のキングスが繁殖のために集める贄。 もしも複数回耐えうるのであれば『交尾用』の女はもっと多く求められるはずだろう。 『使役』用も、『食用』ももっと数を集めるはずだ。 その数が変わらぬということは――上級種のキングスの個体数は大して変動していないか、 減っているということで――。 それでも尚、頻繁に『交尾用』が求められるということは、交尾用の個体は長生きはできないのだろう。 全ては自分の推測でしかない。 だが、母も姉も『交尾用』として『招集』されたのだ。 母の後も『交尾用』は招集されていたことを鑑みれば――嗚呼、]
(767) 2018/11/29(Thu) 20時半頃
|
|
[だが、だが、だ。 自分が今何を考えているのか。 憎悪で熱くなるはずの心に詰まるは極寒の冷水のようであり、 思考がクリアに、そうして――>>754目の前でノッカが悲しんでいるというのに、 自分は、自分は――キングスの生態について追い求め、 同時に、今、『交尾用』に選ばれたという点で、目の前の存在にそういう興味を抱いてしまっていることは確かであった。
自分は眉根を下げて、目を閉じた。 聞こえる泣き言を耳にして、心に波紋が揺らぐが冬の海はもとより荒れ狂っている]
(768) 2018/11/29(Thu) 20時半頃
|
|
ノッカさん……自分は、それに答えることはできません。 できませんが……。
[そっと手を伸ばす。 幸せになれないと嘆く子の、悲しくなってきたと嘆く子の。 どうにもならない運命に嘆く子の。
頭へと手を伸ばして、そっと撫でる。 十一年前に同じように公園で泣いていたノッカの頭を撫でたように。
それは言葉にできないから、そうするしかできないからで――]
(769) 2018/11/29(Thu) 20時半頃
|
|
[そうして撫でながらも―― 心のどこかで、どうやって研究をしようかと、 考えている自分がいたことに、 最早驚くことはなかった*]
(770) 2018/11/29(Thu) 20時半頃
|
|
[孤児院から逃げるように飛び出して。 足早に歩いていれば。 これから向かう予定だった男がいた>>724]
……別に怒ってませんよぉ。 今ちょっとむかっときましたけど。
[ぴりぴりした心を逆撫でされるような。 そんな男の軽口は確かにイラッとしたけど。 でもそんな態度は常のものであったから。 気持ちが少し日常に引き戻されたようで。 ほんの少しだけ頭が冷えた。]
(771) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
私、別にないわけじゃないですもん。 お義姉さんが大きいだけですぅ。
[お義姉さんの胸は大きい。 服の上からもそのふくよかで柔らかな存在感。 羨ましいなんて思ってない。 見下ろせば細やかな膨らみしかない自分。 比べて妬ましいなんて思ってない。 スレンダーな方が似合う服が多いのだから。 だからいいのだ。 そう言い聞かせながらも目は笑ってなかった。]
(772) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
[荷物を持ちながら車椅子を押すのは難しい。 ならヌヴイルに持たせて車椅子を押せばいい。 ただ石畳に揺れて トマトソースが溢れるかもしれないだけで。 それなら車椅子は彼自身で動かしてもらおう。]
そうですよ、子供たちに作ったんです。 ついでにピスティオにも。
[ピスティオの名前を出した瞬間。 心がざわついたし、声が少しばかり硬かったけど。 でもなんでもない風に歩いていく。]
今日はタルトタタンもおまけについてるんで。 喜んでくださいねぇ。
[などと話していれば程なくしてアトリエにつく。 ドアを開けて躊躇いもなく中へと入っていって。]
(773) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
また、何人かいなくなっちゃうんだって。 ノッカちゃん、いなくなるって。 すごく簡単に言うから寂しくなっちゃって。 お義姉さん、パン屋閉めるって言うから。 私怒っちゃった。 ピスティオも……怒っちゃった。
本当は私なんかより行かなきゃいけな方が。 ずっと辛いんだろうけど。
[言いながらトマト煮を鍋に移して。 弱火で焦がさないように温めれば。 ふわりと食欲を唆る匂いが広がる。]
置いていかれる方も辛いんだよって。 泣きたくなっちゃった*
(774) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
ありがとう、ございます。 いろいろ、お片付けとかおわったら、 持ってきますね。
[>>765そーさんの言葉に、ほっと息を吐く。
その話が好き、って言ってくれたこと>>302を、 覚えていてよかったって思った。
自警団という立場もあって、 迷惑になるかもしれないって心配だったけれど。 あの絵本を持ってるって秘密を知っている人は、 そーさんくらいだったから]
(775) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
たぶん、あたしが特別なこと、できないから……。
[>>766器用貧乏、って言えばいいのかな。 ココアさんみたいに美味しいパンは作れないし、 タツミさんみたいに、お薬に詳しくもない。
だから、この役割なんだって。 何か学んでおけばよかったって、 今更後悔しても遅い]
(776) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
…………………… うん。
[>>769わかってる。 返答に困る問いをしたこと。
小さく頷いたあたしの頭に、 あの時を思い出させる温かさ。 我慢してた涙が、膝を濡らしてく]
ひっく、 ぅ、
[ちょっとだけ。ちょっとだけだから。 あたしが泣けるのは、泣くのは、今だけだから。
そうやって言い訳をして、声を押し殺して泣いた]
(777) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
[エル・ドラードが助けてくれる。
そう、信じたかった。 信じていたかった。 父さんだって、そう言ってたもん。
でもね。 あたし、それを信じられるほど――強くない。 強くなんて、なれないの。
かといって、『いない』って認めちゃったら、 あたしに救いは無いんだって理解してしまうから。
だからあたし、信じてるフリをする。 そうして、自分を慰めてる。 大丈夫なんだって、強がるために]
(778) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/29(Thu) 21時頃
|
[あたしが落ち着いたのは、 ちょっぴり泣いた、数分後。
鼻をすすって、袖口で目元を拭って。 顔を上げたあたしの目は、 うさぎみたいに真っ赤だったと思う]
…… ごめんなさい。 こんな相談したうえに、泣いちゃって。
[さぞ面倒だっただろうって思う。 それでも頭を撫でていてくれるのだから、 そーさんはいつだって『優しいおにーさん』だ]
(779) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
えっと、行く場所があった……んですよね?
[花束を持ってる、ってことは、 何処かに向かう途中だったのかなって、 ふと思い当たってしまって]
引き留めてしまって、本当にごめんなさい。 お話、聞いてくれてありがとうございました。 ちょっと、スッキリした気がします。
……昔も、今も。 いっぱい、お世話になりました。
[これ以上引き留めるのも申し訳ないなって、 あたし、慌てて立ち上がって。 そーさんにぺこって頭を下げた*]
(780) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
―噂―
[半年程前の事、街に子供が生まれた。 それは出産適齢期をとっくに過ぎた女性で、 その男の子が生まれた時には、 その旦那どころか、数人の親戚まで呼び、大喜びだったと言う。
最近は昼の商店街を乳母車を引いて散歩をしている。 雑貨屋に顔を出して、その子におもちゃを買い与えると言う、 なかなか溺愛している様子だ。
『元気な赤ちゃんですね』
と、そう笑い掛けたのは帽子屋の店主。 散歩にちょうど良い小さな帽子を選んでいた。 それを聞いた女性は笑う。]
(781) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
[『ええ、待ちに待った男の子ですから。』
40代半ばに差し掛かろうとした時の子なら、 さぞかわいいのだろう。 年若い店主は納得して笑っていた。
が、店の奥で作業をする職人 ――かつてその女性を接客した店主の母は記憶していた。 27年前と彼女が同じ言葉を口にしていたと。*]
(782) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
―本屋―
[中に入ると、先客がいた。 話に割り入るのは邪魔だろうと会釈をして一歩引いたのだが、 話し掛けられた。>>750]
ん?あ、ココアか。 こんにちは。
[本屋の後に行こうとしていた店のココアが居るのは少し面食らった。 時計を見てもまだ閉店までには時間があったので、 恐らく休憩中なのだろう。 時間を見間違えたかと思ったが、そこには安心した。]
(783) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
えっ……ドーナツ……? ……えっと、なら一つだけ。
[クロワッサンや食パン、そして惣菜パンは度々買うのだが、 菓子パンの類いは買わない。 だが、もうすぐそのパンも食べられなくなるのなら、と言葉に甘える。 好奇心だ。
それに、一人で間食する量ではない。 誰かに分けるために持ってきたのだろうと考えると、無下にもしづらかった。 恐らく、ワカナの分はカウンターに乗っているそれだろうし。>>740]
(784) 2018/11/29(Thu) 21時頃
|
|
[一口食べると、パン屋の店主のように優しい味がした。
優しい、とは単に甘いだけではなく、 砂糖、たまご、牛乳、小麦と、 それぞれが程よい甘さにまとまった味。]
ん、…美味しい。
[ワカナとココアからは一歩離れ、 立ったままドーナツを齧る。*]
(785) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
/* やったあ!!これでみんなにパンネタを挟めたね!! やったよアンパンマン!!オールコンプリートだ!!
(-163) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
/* イルマはエンカフラグはあるのだけど、どこで会おうな。 ソウスケは色々遠いな…
誰かの一位になれる動きはしてないので、何と言うか、こう、困らせない動きしたい……わからない……
(-164) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
[自分の趣味と考えると 絵を描くことがまず浮かぶ。後は花束を作ること。 街の散策という言葉に興味が湧いたのは>>706 普段歩いている この街が違った風に見えるのだろうか、という好奇心から 気持ちを紛らわせたかったのかも。
事実は2人の間に重くのしかかり 彼に言わせたくない事を言わせたのではと 不安にさせた――。けど]
(786) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
……ソウスケさん、 ソウスケさんの気持ち、私はまだ分からない けどけど。
[唇を噛む、 彼が案じる事までは気づかない。 ただ彼が優しいから、人がいいからそう言っていると 女には思えなかった。彼の心の内側まで 覗けない。
――燃え滾る焔は視えず、女には憎悪よりも 『恐怖』が親しく>>708]
(787) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
[怒っていないという女は大抵怒っている。>>771 二日目なのかと問わなかっただけでも 尊重していると自分では思っていて。 というのは横に置いて、だ。]
確かにココアは肉付きがいいな。 顔も、十代みたいに張りがある
俺だけじゃなくて一般的な男の感覚で言やぁ、 無いよりはある方がいいだろうな、胸は。
[そういえば悪口にはならないだろう。 痩せぎすよりは少しばかり 食い気が先走る>>751くらいが愛嬌がある。
食用として共に並べたら どう見ても硬そうな男よりも ココアの方が正直旨そうな気もした。]
(788) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
胸の話は……まあ別にいいが、
[視線が尖っているし>>772 続けてもいいことは無さそうだ]
強い女は、嫌いじゃないぞ。 俺ぁむしろイイと思う、誇れよ。
女が強くなきゃ生物は成り立たねえしな。 ガキが弱く育っちまう
[とは言うものの、 治療院での働きぶりを見る限りの話、 イルマは気性が荒いという程でもない。 彼女の義姉や妹が極端におっとりしているだけで。 ワカナなんかはああ見えてはっきり物を言うし。]
(789) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
[そう看護師のキャリアは長くないだろうが 子供や面倒な患者をあやすのも上手だし パン屋に残れば良かったのにと思うくらい 家庭的な面もあるし>>773 そういう意味で“強い”女だと言っている
看護師を選んだ理由は、分からない。>>621]
お、ピスティオには礼を言わねえと。 あいつが伝言止めてたら 飯にありつけないところだった。
タルトタタン? 甘いやつか。 それならこっちにフローラを呼ぶとするかな。 甘いもんも好きだが、あいつの方が喜びそうだ
[バイトはそろそろ上がる頃合だと思いはするが 今のところ、携帯は閑古鳥。]
(790) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
花束ですか ええ、それならよろこんで。 大きいのと小さいのですね。
はい、承りました。
[お代は結構です。とは流石に 店長の手前言えなくて、小さい花束と大きい花束を作った。 南天の実があったからそれも入れて。
ブルーデイジー ネリネ、菊を添えて、他には 小さなローズなど、青色とピンク色の間に映える 白と黄色の花を幾つかつかった。]
(791) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
ああ、そうだ 農場の奥にある杉の樹、まだ花粉が飛んでて お鼻がぐずぐずするらしいので 気をつけてくださいね。
後、今の時期、毒を持った蜘蛛がいるから
[背に赤い色があるものが ちょうど、農場近くの道で見つかったって伝えるのは 世間話のようなものだ。自警団に報告をするのは 市民の義務だし、毒のあるキノコ類も 結構あるんですよと、続けるのは 聊か花屋にしては物騒だったかもしれず 彼に花や虫のこと、自然の事を続けただろう]
(792) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
…え、え、あ。 ありがとうございます!
[はい、できました。と 渡すはずだった花束。小さい方を進呈されれば びっくりして飛び上がってしまう。ひゃともわっとも 小さな声は、どっきりに驚くようで。
ご機嫌ようという言葉に、はいと笑顔を女はようやく返せた。 ――お代が少し多かった事に気付いたのは
そのあとだったけど*]
(793) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
[ピスティオと喧嘩をしたのだろうか。 イルマが名前を上げた時の反応は 幼馴染に対する話題にしては妙な違和があった。 流石に彼らの年齢で スカートを捲っただの捲られただの 想像もつかないことだが……。
だが、そんな子供じみた話ではなかった。]
(794) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
そう、…か。ピスティオも今年か…… 嫌なもんだぜ、若ぇ連中ばかりでよ。
そのノッカって娘の話はタツミの奴に聞いたぞ。 あと、そのタツミも今年だそうだが こっちは影響出そうだな、お前のところ。
ココアには、お前に話したって聞いてはいたが…… いや、強いもんだなあ
[義妹に叱られた後で、いつもの顔で迎え いつものようにパンを売る。 接客業の鏡というか―― 向こうに行くのが ひとつの契機と考えているのか]
(795) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
―回想 雑貨屋にて―
[七番目の選択肢は頭になかった>>732 選ばない、という考えはなく。 ただ、結婚式。――祝い事があるという言葉に
ぱあと顔を輝かせた>>733祝い
それがまさか]
(796) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
[女にとっての恐怖であるなど 知らないことだ。気づかないことだ。 夢見るような彼女に見惚れたのも 花嫁を思わせる仕草がひどくさまになっていたから>>733 愛らしいというよりも美しい。美しく
どこか、不思議で凶器的で]
ええ、これにするわ。 そう流れる水のよう、水っていいよね。 …とても綺麗で止まらないもの。
あ、ありがとう。
[ぎらつきには気付けたかどうか]
(797) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
赤?って祝い事だったら 当然、お安くするよ、店長には私から言っておくから …えっと、薔薇のほうがいいかな
それとも。ポンセチア
[人気の赤―― ――人気の色、死者に人気なら]
それともヒガンバナ?
[もうすぐ季節は終るけど。 目を惹き付ける花としてはきっとまさる。 彼女がどの花を選ぶか聞いたあと、メモをして 店長に伝えただろう。女が運ばなくても、誰かが 雑貨屋に花を運ぶ。*]
(798) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
[置いていかれる方も辛い―――、 それは、今の男にも刺さる言葉だ。
こうして介護の世話になっている。 流石にイルマには打ち明けねばならないと 考えてはいたのだが。
狭いキッチンで温め直す背を眺めながら 男は途中まで描かれたパピヨンの絵を見つめる。 男の中では強い女の代名詞で――] …………。
[打ち明けるか、打ち明けまいかで 悩んでいる相手だった。
泣きたくなるのだろうか。 この女も。 ――一度も涙を流したことを見たことはないが。]
(799) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
もし、『エル・ドラード』があるならば……。 ……いえ、それは言っても仕方がないこと、ですね。
[>>776特別なことができないから選ばれたわけではないだろう。 それならば『食用』として選ばれるのではないだろうか。 恐らくは『交尾用』として何か適正があったのかもしれない。
そう、脳裏で思考を侍らせながら>>777泣く姿を見下ろして、 努めて優しく頭を撫でていく。
飛空艇が来るまでは後どれくらいだったろうか。 その間に助けが来てくれるならばそれに勝る幸運はないだろうけれど――。
実際には、助けは、こないだろうとも考えていた]
(800) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
いいえ、構いませんよ。 相談話を聞くのも自分の務めですからね。
少しは、楽になりましたか?
[>>779顔をあげたノッカに、ポケットから取り出したハンカチを差し出した。
心に積もった雪が溶けだしたかのように涙して、 真っ赤になった瞳は居た堪れないものだった。
いけない、いけない――。 自警団である自分と、研究者である自分。 今出ていいのは、自警団である自分だけなのだ。
頭を振るって見せたのは思考を散らすためと、 >>780ノッカの言葉を否と応える意味を持ってだ]
(801) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
行く場所は、特にはないのですが……、 ……ああ、この花束はちょっとね。 でも、そうですね……。
[スッキリした気がするという言葉に目を細め、 微笑を浮かべると大きな花束から、 >>791ブルーデイジーの花を抜き取った]
少し動かないでいてください。
[そうして立ち上がったものの、下がった頭へと手を伸ばして、 長い髪に花を添える]
『招集』先で花があるかはわかりませんからね。 これは絵本の代金代わりに――。
[と、大きな花束をノッカへと差し出した*]
(802) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
そうだな。 仲がいい奴連れて行かれるのは 誰でも辛いだろうよ。 [悩ましい。] だが、同時にほっとしてるんだ。
今年選ばれたのが 自分の身内じゃなくて良かった、
[イルマは既に経験している。 身内を連れて行かれた経験を。 男も実母を連れて行かれたが]
俺ぁ、そう思ったことも今まであるよ。 お前みたいに若けりゃ潔癖がるんだろうが まあ、こういう世の中だからな。 今年も、そう思ったさ。
(803) 2018/11/29(Thu) 21時半頃
|
|
[そう、今年も―――…。]
出て行く身でも、同じ事を思うんだって 今年始めて知ったよ。
選ばれたのが、フローラでなくて。
[ただ、男にとっては妹に限った話でもない。]
お前んとこの目が見えないガキじゃなくて。 あのガキを世話してる お前じゃなくて良かったと。
[男が今年外れていれば、 食用になったのは、あの子だったかもしれないから。]
(804) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
―現在 花屋にて―
[花の色は冬が近づくにつれ 少なくなっていく。
秋桜もまだあるけど、大分数が減ってしまった。 次、店頭に並ぶのは冬の花だ。鮮やかで豪華な花々。 どこか、重い雰囲気があるのは女のイメージだろうか。 クリスマスローズを目立つ場所に
――小さな、ナズナの花は、花束を作る際 添えるのに約立つ花が女は何となく嫌いじゃなかった]
(805) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
今まで世話になったな。 いい女になれよ。 [イルマは少しだけ、若い頃のパピヨンに似ている]*
(806) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
あ、そうだ。メール
[ピスティオくんからのメール。 夕方に来るとあったけど。分かったよと絵文字と共に送り。 彼が来るのなら、軽くお菓子でも用意しておこうかって 店長の後ろ、棚の中から箱を取り出して]
店長……ノッカちゃん お仕事無理そうですって
[店長の顔を見ず、 そう伝えれば、そうか。と返され、 飴玉を貰ってしまった。長年、それこそ 父と母が出会った頃よりも前から花屋をしている店長には それだけでも察されてしまったような気がしてならず]
(807) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
『そっか〜 ノッカちゃん、残念。 じゃあ、またゆっくり話しをしよ』
[離れる前に。とは書かず 代わりにそれだけを乗せれば送信ボタンを押せば ずるずると店内で、身体を俯かせてしまう。
吐いた息は深く、手は震えていた*]
(808) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
[>>800あったらいいなぁ、って思う。 それだけが、あたしが縋れる希望だから。
でも、心の底からは信じられない。 だって、誰も帰ってきてないんだから]
あ、りがとうございます。 すみません、顔、みっともなくって。
……泣くつもり、なかったんですけど。
[>>801差し出されたハンカチ。 丁寧に受け取って、目元の涙をそっと拭う。
たぶん、あたしの顔。 相当みっともないことになってる。 早めに家に帰って、顔洗った方がいいかもしれない]
(809) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
ハンカチ……洗って、 絵本と一緒に持ってきますね。
[涙を拭いたハンカチを返すのも、気が引ける。 頭をぺこっとさげた後、 それで大丈夫ですかって、問いかけようとして。
そーさんが持っていた大きな花束から、 青色の―― たしか、この花はデイジーって名前だ、 お花を抜き出した>>802
花を持った手が振れたのは、あたしの髪]
(810) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
わ、あ……。
[驚いて、言葉を紡ぐのに数秒。
こうやって髪に花を飾ってもらうことも、 男の人から花束を貰うって、初めてで。 ちょっとドキドキしたのは、内緒の話]
い、いいんですか? とっても綺麗だなって、思いますけど、 でも、こんな素敵な……。
[花束を。 差し出されたそれをおずおずと受け取って、 あたしは伺うようにそーさんを見る。
問いを肯定してもらえたならば、 さっきの涙が嘘のように、あたしの顔は笑顔になる]
(811) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
[イルマが出て暫くし、 落とされたままの鍵を映した視界を瞬いて。
現実に戻るのはそれで充分だった。 ちりちりと痛んでいた感情は少しは凪いで、 椅子を引いて立ち上がり、鍵を拾い上げ、懐へ。 夕方というには些か早くはあったが、 集荷の御用聞きを兼ねて商店街を回れば頃合いだろう。 厨房を出る足取りの重さを考えれば、 何時ものような笑顔ができるかは微妙なところだが、 それでも……仕事は仕事だ]
(812) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
タツミ……イワイさんもかぁ。 治療院に薬屋変えてくれって連絡あったから。 そうかなって思ってたけど、そっかぁ。
お義姉さんは強いっていうか。 多分、お兄ちゃんに会えるからって。 それだけなんだと思うよぉ。
[それを支えに気丈に振る舞っているのかもしれない。 お義姉さんの内心なんて分からないけど。 庇ってやるのは癪に障るので。 こういう時はちくりと憎まれ口を叩いてしまう。]
(813) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
厨房の鍋の中味は夕食だからな、 チビどもがつまみ食いしなように捕まえとけよ?
あ。 デザートもだぞ!
[施設の扉から出たとたんにわらわら集まる皆に、 口にする言葉は最低限でしかなく。 はーい、と素直に返事が返ったことに満足し、 止めたままの台車を掴んでゆっくりと門を出る。
たったそれだけだ。 会話というのも烏滸がましい、 それ未満でしかないやり取りだったのに。
嘗て失い、再び得た家族を前に、唇が柔らかく緩む。 足は厨房での時間を払拭するまで行かずとも軽く動き、 仕事に差し支えないまでには日常へ戻って商店街を行く]
(814) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
[身内でなくてよかった。 その感情は理解出来る。 私にはもう身内はいないから。 今後それを味わう事はないかもしれないけど。]
……それ、フローラちゃんに言ったら泣いちゃう。 多分だけどねぇ、フローラちゃんも同じ事思うよ。
選ばれたのがお兄ちゃんじゃなかったらよかったのに。 いっそ私が選ばれた方がってね。
年齢じゃないよ、こういうのは。 自分が選ばれた方がよかったのになぁって。
[男の話しぶりから彼が選ばれたのだと知る。 今日会う人は皆いなくなる人ばっかりだ。]
(815) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
こういう事言うから私はいい女になれない。 きっとねぇ、死ぬその時までいい女じゃないよぉ。
[何時だって自分の事しか考えない。 自分勝手で傲慢な女が私だ。
火を止めて鶏肉のトマト煮をお皿に盛り付けて。 それからパンを勝手に取り出してそれも出した。 ワインなんて上等なものはないから。 水をグラスに注いでそれも出して。 それからタルトタタンも小皿に置いた。]
最後のご飯ならもっといいものにすればよかったねぇ。 でもこれも美味しいから。 だから味わって食べてね。
[せめてサラダでもあればよかった。 彩りが赤くて、なんだか不吉だ。]
(816) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
それじゃあ、さよなら。
[またね、とは言わない。 彼にはフローラがいるから。 きっと最後は彼女と過ごすのだろうし。 見送るのも彼女の役目だろうから。
寂しいな、なんて思うけど。 彼は患者だから。 患者の死を看取る事には慣れているから。 だから私は平静だった。
ヌブイルのアトリエを出て。 それから私は一人で寂しい家路へとつく事にした*]
(817) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
その、そのっ。 ほんとに、色々とありがとうございます。
[花束を抱いて、えへへ、って笑う。
悲しいことは多いし不安も多いけれど、 今だけは、嬉しいって笑おう。 笑える時に、笑いたい時に、笑っておこう。
そんなあたしの携帯が鳴った>>808のは、その時で]
あ、メール……。 あの、あたしそろそろ家に帰ります。 頂いたお花も、早くお水につけてあげなきゃ。
[もう一度、頭を下げようとして。 花が髪に飾ってあることを思いだしたから、 頭をさげるのは、やめた*]
(818) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
─ 花屋 ─
[集荷と配達は孤児院と花屋を結ぶ距離までで数件。 それなりに時間はとられはしたが頃合いだろう時間に、 空になった台車を引いて花屋の軒先を覗く。
誰か人はいるだろうか。 できれば話のながい店長ではなくアルバイトで、 とか思いはすれどコレばっかりは運だ。
それに、訪れたなら何時ものように]
まいどー、集荷に伺いに来ましたー!
[こうして声を元気よく張り上げるのだ。 例え奥いたとしても、声が通れば出て来るに違いない*]
(819) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
/* そーさんったらとってもキザ〜〜〜〜〜〜!!!! これは女たちがほっておかないイケメンだ 内面は兎も角として外面は優しいし、 めっちゃモテそうだよね
(-165) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
うふふ、ちょっと休憩中なんです。
[面食らった顔のタツミさんに笑いかける。>>783 ちょっと多すぎるドーナツ。>>784 自分用と、後はお裾分け用とでたくさん。 美味しいものは誰かと食べると一段と美味しくなる。 あの人もよく言っていたのを思い出すわ。
ドーナツを一つ渡して、 私も一緒にドーナツをぱくり]
ああ、美味しい。幸せ。
[うっとりふんわり優しい風味。>>785 ずっとずっと変わらない、受け継いできた味]
(820) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
[そうしてドーナツを一つ食べ終えて。 私、はっとしたの]
あらやだ私ったら、ごめんなさい。 随分ゆっくりしすぎてしまったわ。 タツミさんもご用があるかもなのに……
私、そろそろお店に戻りますね。 それでは、……お元気で。
[”また”とは言えない距離。 せめて元気でいてほしいって。 私、にっこり二人に笑いかけるの。 引き止められなければ、またお店に戻りましょうか。*]
(821) 2018/11/29(Thu) 22時頃
|
|
[やはり、そういう空気だったのか。>>813 イルマの前だから口にしないだけで 食事が多く必要であるのが見越せるだけに 過労で仆れている可能性を男は考えてしまう。
タツミの件ははっきりとは知らなかったらしいし 職場に関係はあるだけ、 今伝えておけて良かったのかもしれないが。
フローラに同じ言い訳は泣かせるだけだと 釘を刺されたことと帳尻合う情報ではない。>>815 やはり、女の事は女に頼るのが大正義かもしれない]
(822) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
/* ぴすちおにーちゃんの(フォント大きめ指定)で めちゃめちゃわらってる
(-166) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
ったく、いい女以前の話じゃねえか。 ガキだなガキ。 男が唯一守れるとこで女が出しゃばってどうする。
お前の兄貴がそう思ってるかは知れねえが 妹に―――女に先に行かれたら 親父とお袋に合わせる顔もねえよ。
……子供守れるのは女だろうが。 とくに―――
[年端もいかない少女をどう育てれば、 健やかに生きる道を示せるのか 義母が死んでから、何度だってそう考えた。
結果どうだ。 あんな怖がりで、心配性で、何かをずっと耐えている。 全部、男のせいだ。]
(823) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
/* いやあの だれが どこいるか わからんという…それだけなんだ… 大体どこ行っても多角じゃないだろうか…?
(-167) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
[話は終わったようで、ココアは店を出る。 ドーナツを摘んだ指を行儀悪く舐めていたところは見られてないといい。]
ドーナツごちそうさま。 パン屋も後で寄る。
[夕食用に欲しいのだと付け足して見送り、>>821]
(824) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
/* ヌーさんセイルズさんにとうとう会えないという チャンスがなかった……
(-168) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
まあ、なんだ。 褒めてんだよ。
イルマは、生きてて欲しい女のひとりだってことさ。 [死んで欲しい女なんて、 この街の誰にも思わないけれど。]
なに言ってんだ、上等だよ。 最近おにぎりと干からびたパンしか食ってなかったしな [一昨日口にした食パンは完全に乾燥していた。 カレーパンも出来れば温かいうちに食べたかったが…。 これが最後の晩餐でもいい気さえする。 栄養価の高い豆も一緒に煮てあるし 添え物の野菜も要らないだろう。]
(825) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
あ
[閉まる扉を見て、聞き忘れた事を思い出す。 ココアも召集を受けたのかどうか。 あくまで店を閉めると聞いただけで、 それは明言されていない。
だが、どう聞けばいいのか。 それはわからない。 こう言う時にサイラスは何と言っただろう。 彼女の旦那と共に宮廷に向かった人懐こい先代は。 3年経っても結局口を噤む事しかできない。
あれ程の笑顔を浮かべていたのだ。>>821 ノッカがデマを広めているのかと疑いたくもなる。 実際は閉店しないので、半分デマとなってしまっているが。*]
(826) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
/* PC的にはワカナさんのところに行きたいが、進行を優先するPL心的にはプロ中でビスティオくんと話しておきたく、あと直接出会えてない人に会おうにも行く用事が思い当たらず、ついでにいうと時間軸が昼を回ったのかどうか実は掴めておらず
方向性が定まらず書き出しがくるんくるんしている…独り言は…できるのに…
(-169) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
[>>809泣きたくもなるだろう。 思い起こせば、母も、姉も、二人とも――目を真っ赤にして微笑んでいた。 あれは自分を心配させようとしまい為だったのだろう。 それを今になって思い起こさせられるとは思わなかったことで、 瞼を閉じて首を横に振り制止する。
泣きたいなら泣けばいいのに――。 そうすれば、残る者にも伝わるのに――。
誰も、彼も、『招集』なんてされたくはないだろうに。 どうして皆が、皆、『招集』に応じてその日になると集ってしまうのか。
昔は違ったかもしれないが――少なくとも自分は三年前よりキングスの方でも状況が変わりつつあることなど知ることもないのだが――、 聞き分けが、良すぎはしないだろうか]
(827) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
泣くのは当然ですから。 大人になるとね、どうしてか我慢してしまいがちですけれどね。
[>>810ハンカチと共にと告げられれば、花を挿し終えた後で頷きを返す。 我慢せず、自然体になれた子へのご褒美だ。]
自分には無用の長物ですからね。 ほら、花を持っていても腹は膨れませんでしたから。
[先程お腹の音がなったことを自分で揶揄して苦笑を浮かべ、 >>811笑顔になったノッカに笑みを向ける。
そう、そうして笑っていてほしい。 その方が自分もやりやすく、楽だから――楽――なのだろうか]
(828) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
ええ、また今度。 ハンカチも絵本もその時で構いませんからね。
気をつけてお帰りなさい。
[>>818頭をあげれるようになったノッカに再び頷いて、 帰途に着くならばと公園の出口まで見送り、そこで別れようか*]
(829) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
[男もあっさりと別れを告げたつもりだが、 イルマはイルマで中々に軽いのが気に入った>>817]
いいじゃねえか、看護師が板についてきて。 だが、多分、出て行くまでに 治療院には寄ると思うぞ。 風呂借りるだろうから。
[実際、日中に一度寄った。
不在だったというのを抜きにして イルマではなく年配の看護師に頼んだのは こっちも一応気を使ってはいるのだ。
自宅に帰れば手すりも要所取り付けているし バスリフトも付いてはいるものの アトリエはトイレ周りくらいなもので。]
(830) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
頼んでいた本、もうそろそろかと思ったんだが、 どうだろう。
[ワカナの手が空けばそう切り出す。 いつもはハーブに関する本を買ったり、 生活雑貨を求めるが、 今回は古い本らしく、再版がなかなかかからないからと、 取り寄せて貰う手筈だった。]
召集が決まってな。 それまでに欲しいんだ。
[届いていれば受け取り、代金を支払いたい。 まだないのならば、いつなら届きそうかを聞きに来た。]
(831) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
[イルマを見送った後。 作業場から逸れて――奥へ。 配膳して貰ったテーブルにつく。>>816
トマト色の煮込みを口にしても、 ■日後の自分の末路を想起して 食欲をなくす…という事はない。
むしろ、このくらい旨いものになるなら 筋張った己も捨てた肉じゃないかもしれないと 呑気な感想すら、抱いていた。]*
(832) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
[本、あるいは返事は受け取れたろうか。 他に話があれば言葉を交わす。
だが、それもパン屋が閉まる前までに。]
邪魔をしたな。
[本を取りに来る用があるなら"また"と付け足し、 用が終われば本屋を後にした。*]
(833) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
/* >>826しつれーな!!!!(なお半分デマの模様)
(-170) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
…あ、ピスティオくん こんにちは、!まだこんばんはじゃないよね。 この時間ってどっちか分からないけど
[何時ものように声が響いたのは>>819 店の奥、いただいたばかりの花束を水につけて お菓子を用意していたときだった。]
(834) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
いつもありがとう
[何時も通り、声を元気よく張り上げてくれる彼に 今日は、チーズケーキがあるんだけどどうって 宅配のお願いのついでに。
店長が今、治療院へのお花を作っているからと付け足し]
お仕事おつかれさま
[何時ものように。を心がけ 微笑みを湛えて彼を店先まで出て出迎えよう まだ彼の運命を知らない顔が、今日一日の事を隠して笑いかけ*]
(835) 2018/11/29(Thu) 22時半頃
|
|
[>>828そーさんはなんで、 花束を持っていたのだろう。 そんな疑問はあったけれど、問うつもりはなく。
確かに、あのお腹の音からしても、 お花じゃお腹は膨れないなって、 つられて笑った]
はい、近々届けに行きますね。 そーさんも、お気をつけて。
[>>829自警団の人に『気を付けて』なんて、 あたしが言う言葉ではないかもだけど。
公園の出口でそーさんに手を振ってから、 荷物を両手に抱えて帰路に就く。 メールをちゃんと確認するのは、 両手があいてからにしようかな*]
(836) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
/* ワカナがコアタイから約2時間遅れてるけど、大丈夫なのかなーと。 こう言う時、セイルズみたいに連絡あるとありがたいけど、緊急事態だと連絡出来ないし心配なる。
(-171) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
/* ところで今、俺の召集は何処まで広まったんだろう…?
(-172) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
[見送ってくれるタツミさんに手を振って。>>824]
なら、パン屋でお待ちしてますわ。 店じまい近くで売り切れも多いのでお早めに。
[いつもの会話をいつものように。 お別れを言えば気を使わせてしまいそう。 だから、聞かれるまではこのままで。
セイルズさんとはまた違う。 タツミさんもよく分からない人。 なんだか、そう、なんだか。 ガラス越しにお話をしてるような――、 そんな遠さを感じてしまうの]
(837) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
[閉まった扉、隔たる距離。>>826 タツミさんの気持ちを私は知る事もなく]
うふふ、ドーナツ美味しいって。 喜んでくれたみたいでよかった。
[なんて、のんびり微笑みながら歩き出すの。 そうしていればパン屋に帰り着くかしら。 モニカちゃんにお店番ありがとうって言って。 またお店を切り盛りしていきましょう。*]
(838) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
/* ちょろめの更新がきてるっぽいけど 更新して良いものかと悩ましき……
(-173) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
― 本屋 ―
[暫く店内を周ったあと、彼女が持ってきたのは少し行間の空いた小説だった。>>676]
あ、これ、読んだことある
[彼女が持ってきた本を受け取って、呟いた。 本はさほど好きでもないが、これだけ暇だとたまには店内の本を手に取るのだ。 この本は、ぱっと見文章が詰まってないのでほどほどの時間で読めるかな、と思って手に取った。
内容は、確か。 少女が色んな所を旅して、いろんな辛い目に逢いながらも、仲間の少年と共に、最後に最果ての約束の場所にたどり着く話…だった気がする。]
とてもいい話よ さすがノッカちゃん、良い餞別になったわ。 カバーかける?
[彼女はどう答えただろうか? 言いながら、彼女の手に再び本を戻した。]
(839) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
ん? オレンジとリンゴかあ。 私がもらうのも申し訳ない気がするけど、そういう事であれば貰っておくわ。
[そして、お裾分け>>679は素直に受け取った。]
(840) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
[気づけば時間も随分経っている。 他にも挨拶に周るところがあるのだろうか。 頭を下げながら店を出ようとする彼女>>684を入口扉まで送りに出る。 扉から外に出た彼女に声をかけた。]
今日はありがとうね 楽しかった。
[そして、少しだけ黙った後、彼女の顔を見たまま言った。]
こんなことになるなら、貴方に働いてもらっていたらよかった そうしたら、きっとこんな後悔もなかったのに
(841) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
[そして、少しだけ苦笑した。]
まあ…最低賃金の保証は出来かねたかもだけど…
出来る限り、貴方に苦しみがありませんように。 さようなら。
[笑ったまま、彼女を見送った。]*
(842) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
/* ワカナさん〜〜〜〜〜〜;;;; あのね〜〜〜〜〜みんなすき〜〜〜〜〜〜!!!
(-174) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
/* ふくよかー。(言ってみたかっただけ) ココアはきっとホイミが使える。 むしろココアはホイミスライム。
(-175) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
/* おなごのおっぱいの大きさはお義姉さんがダントツででかいのは異論を認めないとして、あとはワカナさん>フローラちゃん>ノッカちゃん>イルマかな?
(-176) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
[腹が満ちたせいか、どうしても眠気がやって来る。
ここの所、連日深夜から早朝にかけて パピヨンをモデルに招き絵を描いているし 昨日も日中大学で絵を描いていただけに 最後に休んだのが昨日の夕刻だった事を悟る。]
いや、流石に今寝るの、は……
[眠気を覚ます為に一服をするも、 疲労と睡眠不足から来るものを越えるのは厳しい。
霞む目の原因は老眼も始まったから、にせよ。 瞼の重さは度し難く、少しだけでも仮眠を取るかと 車椅子にかけたまま、目を閉じる。
深い眠りから目覚めるのは――――――、 深夜に訪れるパピヨンの怒鳴り声で、か]**
(843) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
[花屋の店主はこの街で長い。 『召集』に本人は掛かっていないが、 その分、別れも経験していた。話しは長いが、 知識は確かで情に熱い。そろそろその時期か、と思えば 彼女が手にしていた紙包みを見て溜息をついた。
中身は空だ。食べてしまえば形は無くなる。 いつのまにか茶飲み友達になった オズワルドと名乗る男の企業も 此れに近く、形ない
――市長には『会えなかった』が>>372 囁きが変わることなく続けられた>>374のと同じように そっと日常に入り込むものに善良な住民は気づけない 気付く必要もない*]
(844) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
― 少し前・本屋にて ―
え、そうなんですか? ワカナさんのお墨付きなら安心ですね!
[>>839良い話だったって聞けば、 読むのが俄然楽しみになってきた。
えへへって笑いながら、カバーを付けてもらう。 表紙に傷がついちゃったら、勿体ないもの]
はい、ぜひ貰ってください。 食べきれないままってのも、可哀想なので。
[>>840受け取って貰えてよかった。 自己満足みたいなものではあるけれど、 ちゃんとお礼出来たって、思えるから]
(845) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
あたしも、ワカナさんとお話できて良かったです。
[>>841偶然、お客さんがいなくて。 落ち着いて話せる時間が取れたのは、 あたしには良かったと思う。
あ、もちろん、お客さんが居ないことが 良かったとかそう思ってるワケじゃなくて!]
…… あはは。 あたしも、もっと押していけばよかったです。 本屋さんのお仕事って気になってたんですよね。
[>>842それも、いまさら。 だからあたしも、 ワカナさんと一緒に苦笑を浮かべて]
(846) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
[本屋を出たら、パン屋へと向かう。
日が高いうちに店に引っ込んでいるのには理由はある。 余程用があれば、さすがに出るが、 極力、家族に会わないためだ。 問答無用で、不要のレッテルを貼ってくるあの目が嫌いだった。
それは風の噂で聞いた事。>>781>>782 治療院に最近足が向かなくなったのも、それを薬屋で聞いたせいだ。 他の薬屋を勧める話も、電話で済ませてしまったのは、 男が幼い頃、些細な発熱でも治療院へ連れて行かれた記憶があるからだ。
その子どもについて、男は家から何も聞いていない。 だから、男は何も伝えない、この召集の事すら。 あの家に、もう男は存在しない。
暗くなり始めた道を一人歩く。 考えている事を悟らせないかのように、硬い表情のまま。*]
(847) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
[公園にてノッカを見送った後、空となった手をぶらりとさせたまま街を歩く。 街の空気は明らかに変わっている気がする。 『招集』のことが伝わっていることは間違いなさそうである。
それもそうだろう。 この街から出れるのは、『招集』された時だけなのだ。 それ以外で高塀を越えるのは、それこそ落とされるかしないと叶うまい?]
花束は惜しかったですが……。 農場にある杉でしたか、今からだと少し遅いですね。
(848) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
はい、ありがとうございます。
まだ数日ありますから、 お会いすることもあるかもしれませんけど。
[とはいえ、会えるという確証も無いし。 だから、あたしが口にするのは、この一言]
ワカナさんも、お元気で!
[頂いた本を大事に大事に抱きしめて、 あたしは、本屋さんを後にした*]
(849) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
あとは、クモでしたか。
[なんだったか、>>792背中の赤いクモがいるらしい。 名前はセアカ……なんだったか。 花粉に、毒。 手に入れておいたほうが良さそうであるが]
薬はあったほうが良さそうですね……。 あと、パンも、今の時間だと閉まってますかね。
[家に帰れば果物くらいあったろうか。 薬屋でタツミにあって、それからパン屋でココアにあって、そう、翌日の計画を練りながら街中を歩いていく*]
(850) 2018/11/29(Thu) 23時頃
|
|
― 夕方・本屋 ―
[ノッカと過ごす間に大分日も落ちてきた。 夕暮れに近い日差しが硝子ごしに店内に差し込んでくる。
まさに物思いに耽っていたその時、先ほどのメールの相手が店を訪れた。>>740]
あら、ココアさん。 早かったね。 お店はどうしたの?
[カウンターの中の椅子から立ち上がると彼女を出迎える。]
頼まれていた本ね。 ごめんなさい、まだしっかり準備していないの。 今倉庫から持ってくるから、まずお店の方で探していてくれる? 大体あっちの方の棚に置いてあるわ。
[棚の方向を指し示すと、裏方の在庫置き場に少し駆け足で向かう。 暫くの後、何冊かの初級レシピを抱えて戻ってきただろう。]
(851) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
/* >>850あーあたまいい!っておもう、これ!
(-177) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
こんなものでどうかな。 あ、たまごドーナツだ。 ふふ、わたしこれ好きよ。 ほかのドーナツより、固いところが好き。 ありがとう。
[戻ってきたところで紙袋に入ったドーナツに気づき、レシピを抱えたまま微笑んだ。 そのまま彼女にレシピを渡し、彼女が別の袋からドーナツを取り出して食べ始めた>>741のを見ると、自分も紙袋からドーナツを取り出して、一口口にした。 なんだか久々に食べた気がする。 だけど昔と変わらない味だった。]
(852) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
/* 危ないアブナイ、今回は複数でいるとこに突っ込まないようにしようとしているので、 タツミさんがココアさんとこいってるの見えてよかった。
翌日かなー?と
(-178) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
/* いや、でもタツミさんもココアさんもあってないのですよね。 過去回想で縁故だけ繋いでるけど、うん。 ヌヴィル先輩とフローラさんとお話してたから お話すると長くなるよね、うn←
(-179) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
斜陽の間は困るっすよねー。 街灯が灯ったらコンバンハ、にしてます。
[店の奥から出迎えてくれた主の顔に、>>834 微笑みが描かれているのなら負けじと口角を上げて。 噛み締めたせいで血が滲んだ唇を舐めて誤魔化し、 とりあえずはそう返すも、天も街灯も微妙な頃合いだ。
続ける言葉に暫し迷ったのは感傷が邪魔をして。 だが、黙るようではきっと察されてしまうだろうと、 過ったことを素直に、朗らかであるように口に出す]
(853) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
でも今は、こんにちはがいいかな。 明日までの時間が長くなるような気がするし。
ケーキ、御馳走になります。 [遠慮は幾度目かの配達でかなぐり捨てており、 今更それを引っ張り出す気もなくケーキに頬を緩めて。
甘味のご相伴に与る前に、 仕事を済ませてしまおうと伝票を出した。 集荷専用のそれは受け取り伝票より記載項目が多く、 それだけに会話の続きを継がねば浮く間があって。
仕事に繋ぐ連絡事項。 伝えねばならない顧客への情報は、 孤児院での会話を思えば切り出しに迷いに迷って。 結果、隠し事などできない性分は、 素直に全てを話そうと、訥々と切り出すしかなく]
(854) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
― 帰路につく ―
[気付いたら大荷物だ。
商店街の人たちなりの餞別の入った袋の中身は、 幾分か軽くなっていたけれど。 その代わりに、本と花束が増えた。
別れは悲しいけれど。 先のことは不安だけれど。
でも、色んな人とお話をして、 こうして素敵なものまで頂けたことが嬉しくて、 えへへってひとりで笑った]
後は―― 、
[ああ、そうだ。 孤児院への寄付の用意も、忘れないうちにしとかなきゃ]
(855) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
うん…聞いたわ。
[のんびりと招集された話を告げるココア>>741にドーナツを食べる手を止め呟いた。]
孤児の子に…か。 その子たち、このレシピを見ながらパンを作るのね。
[積まれた初級レシピ本を横目で見ながら、一口たまごドーナツをまた口にする。]
じゃあ、もうこの味は味わえないのね。 店があったところで、中身は何もかも違うんだもの。
[作る人も、レシピも、何もかもが違うパン屋。 続くは続くがまるで居抜きだ。]
このたまごドーナツ、美味しいわ。 貴方が作ったから。
[呟いて、もう一口、はむりと口にした。]
(856) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
[パン屋に着くが、その扉にも店内にも、閉店の知らせはない。 パンを探すでもなく、店内を見回したが 相変わらずの笑顔で、客を迎える彼女の姿くらいしかなかった。]
あー…… その、サンドイッチは残ってるか?
[閉店を訊ねようとして、止めた。 代わりに、早く来ないと売り切れると言われたパンを訊ねる。>>837 温かくても美味しいが、冷めても美味しいのがここのパンだ。
売り切れていたのなら、そうか、と諦める。 代わりに頼むのは彼女のお勧めのパン。 嬉しそうにドーナツを頬張る様子を見ているだけに、 「全部」と答えられてもおかしくはないが、二、三見繕って欲しい、と。 これは普段しない事。]
(857) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
[視線はいつもは瞳を真っ直ぐに。 客が彷徨わせれば行儀よく荷や伝票に落とすが、 今はフローラの瞳に己を映している。
笑顔で、何時もと変わらないように見えた。>>835
彼女は”違う”のだろうか。 同じなら気楽に傾く心情だが、違うならそれはつまり]
フローラ、あのさ。 次の配達から他の人間が来るようになると思う。
街を出るお礼とか直接いいたくてさ。 通知が来たときからススキみたいな気の利いたコト、 って考えてたんだけど……
[惑いの滲む、それでいて日常を色濃く残した声音で。 瞳を覗き込んだままの言葉は予感を促す言葉で]
(858) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
[帰り際、パンの袋を抱えて、扉を開ける。 そこで、振り返り、こちらから言おう。 料理をする彼女の手は、男が初歩するクリームを必要としていた客だから。]
召集を受けたから、 もうすぐ店を閉める事になった。 ここにも来られなくなるから、 今のうちに食べておく。
[甘い香りに釣られてか、その言葉は出てきた。 言うだけ言って逃げるように閉じる。 先代のようには行かないが、上手くできたろうか。 わからない。*]
(859) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
[自宅に戻ると、カレーパンと茶葉を台所へ、パニーニとクロワッサンの包み紙は屑籠へ。特段持参書類も必要はなく、念のため万年筆のインクだけ吸い上げておく。 本棚の前列に並べたインク瓶はふたつ、中身があるのはそのうちひとつ]
……。
[日々触れるインク瓶も、数年開いていない本達も、埃はちっとも積もっていない。叔父の蔵書を開くことはなかったが、故人が好んでいたことを知りながら全て捨ててしまうような、そういう事は出来なかった。 それに、セイルズが読んでいた本もいくらかは混ざっている──例えば、片隅にひっそり眠っている、若年層向けの経済入門書だとか]
(860) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
[と、そんな時、他の人影が入口に見えた。 まさか最近新刊が出たわけでもないのに客がいるときにほかの客が来るとは。
一体誰かとその姿を窺うと、近くの薬屋の店主、タツミだった。 ノッカに聞いた、2人。>>636 身辺を整理する時、遠くに行く時、本は必要とされるのかもしれない。
ココアは彼にもたまごドーナツを勧めている>>750 何だか気圧されたように自分たちと少し距離をとりつつたまごドーナツを食べる彼>>785に思わず笑ってしまった。]
ふふ、美味しいわね。
[ココアからも呟きが漏れ>>820、三人して美味しい美味しいと言うのが面白くて、自分もまた呟いた。]
(861) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
[マーケティングには、人の欲も絡んでくる。 経営管理者とも会話する都合上、触りだけは学んだものの、今もあまり得意でない分野。当時の叔父も別に勧めたい訳ではなかったそうなのだが、若年層向け入門書という性質上、会計特化の書籍が見つからなかったのだという]
[手に触れれば甦るものもあるが、もう二十年程前の話だ。 頁を捲っていっても、浮かび上がるのは故人の記憶だけ。 ──この本にはきっと、セイルズよりも主に向いた子供がいる]
[そんな思考が頭を過ぎり、手中の本をそっと仕事鞄に滑り込ませた]*
(862) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
手続き、ってどうすればいいのかなぁ。
[しまった。 セイルズさんに聞いてみればよかったかも。
区役所で働いてることは知ってるし、 そういう手続きについて詳しいかなって]
とりあえず、今日はお家かえろっと。 もう日も暮れちゃうし。
[帰ったら、ちゃんとメールを確認して。 美味しいお夕飯でもつくろっかな。 冷蔵庫の中身を残しておいても、困るだけだし*]
(863) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
/* (Q:なぜソロルになったのか)(A:この後日暮れへ移れるから…)
(-180) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
花が、欲しいんだ。 名前だけしか知らないから、選んでくれないか。
[孤児院で花壇の世話をしていた子供から、 昔聞いたことが本当かは残念ながら知らないけれど。
ススキの礼には花で、と考えた末だ。 なんせ、悪戯だったとはいえ、 女の子から花など貰ったのは初めてなので。
ススキが花かといえば、 草だよな、というのは、とりあえず横に置く]*
(864) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
/* 懲りずに文字数制限がががががっっっg
ぐぎぎぎぎぎ
(-181) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
/* タツミ君の切なさ好きいいいいいい!!(ごろんごろん
(-182) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
あっ、ココアさん。 レシピはどうします?
[はっとして立ち上がる彼女>>821に声をかける。]
良かったら後ほどまとめて持っていきますよ。 これから、色々忙しいでしょう。
[孤児の力を借りて店を続ける、のであれば、町の外に出る前にやることが山積みのはずだ。]
まだ、そんな風に言わないでください。 多分、貴方が居るうちにわたしにできることはまだあるので。
[小さく笑って続けた。]
頼ってください。
(865) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
|
|
―― 自宅 ――
[街を歩き、高塀の傍へと至る。 自分の家は通勤に至極面倒な位置にあり、 高塀の近くという住みたがるものの少ない地に建っている。
三年前の「事故」より高塀付近の人気は下がり続けており、 周囲にあるのも空き家が目立つ。 そんな家の一つが我が家であり、 扉を開けて中に入れば生活感の薄い室内が広がる。
どうしてこの様な場所にと良く言われるが、 いつも有事の際のためにと答えて納得をしてもらっていた。 それは事実ではないのだが、――]
(866) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
……パンの耳と、ジャムか。 豪勢な夕飯なことだ。
[冷蔵庫を開くと中にあったそれらを取り出して、 パン耳にジャムを塗っては口に頬張っていく。 家に置いてある端末をつけ記事やメールを確認しながら夕食とも言えぬ夕食を済ませれば、 あとは身を清めてベッドに横になるばかり――*]
(867) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
とはいえ、今はお店に戻って貰った方がいいかな。 ココアさんの味はココアさんならではの味だから。
[ふと壁にかかっている時計を見ながら呟く。 まだ時間も全然営業時間中のはずだ。 彼女も、ノッカのようなあいさつ回りをこのような形で行っているのだろうか。]
無理をしないで…お願いよ。
[彼女の手を小さく握ると、すぐに離し、彼女の姿を見送った。]*
(868) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
/* テステス 815
(-183) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
/* 議事とか何年ぶりなの?ってくらい久々なんだけど、 気付いたら議事のチップ増えてるし 素敵なチップばかりでほんとすき〜〜
ノッカちゃんのチップもめちゃめちゃかわいいよね 私でよかったのかなってくらい可愛いよね
(-184) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
― 陽だまりパン工房 ― [お店を切り盛りしていると、タツミさんが来る。>>857 変わらない笑顔でお迎えして]
サンドイッチね。 お勧めの玉子サンドは売り切れちゃったけど、 エビカツサンドなんてどうかしら?
[お勧めを聞かれたら笑顔で「全部!」なんて。 言ってみたけれど、 見繕ってほしいと言われればうぅんと考えるの。 悩むわ、だってみんな美味しいんですもの。
そうして私のお勧めを選ぶの。 冷めても美味しいフォカッチャに、ふわふわの白パン。 どうぞって笑顔を添えて手渡すの]
(869) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
[帰り際、タツミさんが振り向いて。>>859 招集を受けたと聞いてまあと驚くの]
まあ、タツミさんもなのね。 私も呼ばれたの。 向こうでも会えたらいいわね……。
その時にはまた、 美味しいパンを焼いてあげるわ。
[逃げるように立ち去る背にそう声をかけて。 不器用な人ね、でも。 ――幸せになって欲しい人。 そう、私思ったの。*]
(870) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
[セイルズが孤児院へ立ち寄ったのは、午後の仕事も片付いた夕暮れ時。これまで此処へは監査以外では訪れなかったものだから、此方に気付いた職員は、動揺を面に浮かべていた]
いえ、書類の不備ではなく。 ……申告漏れでもない。 …………いや、補助金減額の話も出ていない。
[陽だまりパン工房が跡継ぎを捜している話は聞いているだろうか、聞いていれば話は早い。痕を継ぐのであれば、パン焼きの技能だけでなく、店の経営についても理解できた方がいいだろうし、古い本だが自宅に丁度いいものがあったからと──まあつまりは本を数冊寄付しに来たのだ]
[言ってしまえばそれだけなのだが──まさか伝わるまでに18分も掛かるとは]*
(871) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
/* 誤字った>>871
………脱力するような誤字を……おまえ……このっ………
(-185) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
/* ワカナさんが優しい……ふんわり。
(-186) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
― 自宅 ―
よいしょ、っと。
[家に帰って、まずは荷物を置く。
花瓶なんてたいそうなものはないから、 とりあえずはペットボトルの頭を切って、 花束を飾っておいた。
……ボリュームに対して、 花瓶(瓶でもないけど)が貧相だ]
そだ、メールメール。
[見れば、それはフローラちゃんから>>808
メールを見て、返信するまでの時間。 そして、フローラちゃんの葛藤は、 文面だけじゃ分からないまま]
(872) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
/* ココアさんの癒やし具合すごい……
(-187) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
『わかった! 近いうちに会いに行くね。 明日とか、明後日とか、そのあたり!』
[お別れを言う時間がほしいから。
明日か明後日か―― 、 とにかく、時間が取れた時にでも、 フローラちゃんに会いにいこう。
どうせ街をぶらついてただけなんだから、 今日会いに行けばよかったなぁ*]
(873) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
さてと…
[と、もうたまごドーナツは食べ終わっただろうか、店に残るタツミの方へ向き直る。]
東方の薬学について、第二巻、だったわよね。 ごめんなさい、あまり流通した本ではないみたいで、まだ原書を探すので精一杯みたい。 多分、本として手元に届くのには後暫くはかかると思う。
[もうそろそろかと、という彼>>831に申し訳なそうに答える。 そして、招集が決まって、とあっさり言う彼に少しだけ目を丸くして言った。]
タツミさんは、本当にいつもとあまり変わらないように見える。 不思議。 町から出ることに恐れはないの?
(874) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
|
[そして、もう一つ、疑問に思っていたことを問いかけた。]
そういえば、今回の本、一体何に使うの?
[もう、薬屋からも彼は去るのに。 ココアと同じく、次の主人への置き土産のようなものだろうか。]*
(875) 2018/11/30(Fri) 00時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る