251 洋墨と躍れ、心の随に
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
|
ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2018/10/07(Sun) 22時頃
|
──── わたしをよんでくれたのは、だれ?
(#0) 2018/10/07(Sun) 22時頃
── A.D.2018 Nova Hermia ──
東南欧の緑深き丘陵地。
石畳の街、ノワ・ヘルミアは秋の気配を纏っていた。
製紙と印刷、真新しい紙と洋墨の香り。
大衆は出版、流通、消費のサイクルを繰り返す。
かつて、街の郊外にぽつねんと存在していた図書館は、
それ自体は今もあまりに古めかしく。
しかし、増築の度に最先端の技術を取り込んだが為、
古今折衷の渾然とした異貌を人々に晒していた。
文明研究所ジェフティを擁する“書の街”。
街は書によって栄え、そして、
今、書によって未明の危機に侵されつつあった。
(#1) 2018/10/07(Sun) 22時頃
ノワ・ヘルミアに秋風と共に広がった噂話。
『洋墨』に願いを込めて、
『紙片』に言葉を綴ったならば、
『書の精霊』が現れてその願いに耳を傾けてくれる。
あちらこちらに現れた奇跡の担い手が、
その実は生贄であったなどと、誰が知っていただろうか。
その血《インク》が世界を改竄する為に与えられているなどと────。
(#2) 2018/10/07(Sun) 22時頃
・
・
・
(#3) 2018/10/07(Sun) 22時頃
──── 私を喚んでくれたのは、誰?
(#4) 2018/10/07(Sun) 22時頃
|
── 人気のない路地 ──
…… なん、で、 願いを叶えてあげられたら、
うちらは記憶領域に還るはず、や、て、
[ 路地の壁にその背を力なく預けて。 娘の容をしたそのヒト型は、 呆然と、石畳を凝視していた。
季節を外れて狂い咲いた、異国の春の花めいて。 鉄錆の匂いではなく、 いとけない果実の甘酸っぱさでもなく、
紛れもない、洋墨の香りと。 石畳の隙間に零れた薄桃の液体]
(1) 2018/10/07(Sun) 22時頃
|
|
[ 持ち上げた腕から、はらり、と花弁が舞い落ちた。 かつ、かつん、と小さな音を鳴らして石畳に散る、
──── それは花弁ではなく、文字だった]
(2) 2018/10/07(Sun) 22時頃
|
|
[ 傷口から洋墨を零し、脈絡のない文字を散らして。 崩れ落ちる躰に文字通り、脈と呼べるものはなく。
己が喚ばれた本当の理由も、何も知らぬ侭。 己が意識を刈り取ろうとするモノ達の正体もまた、 何ひとつとして察せぬ侭。
娘は霧が弾けるように、薄桃の洋墨を残して消滅する]
(3) 2018/10/07(Sun) 22時頃
|
看板娘 櫻子がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(看板娘 櫻子は村を出ました)
──── ねえ、私を読んでくれたのは、
誰だった、かしら …………?
(#5) 2018/10/07(Sun) 22時頃
|
アリキアの木々の下に眠る 鏡のように穏やかな朝 その木々のほの暗い影の中で 治世を司るのは恐ろしい祭司 人殺しを殺した祭司であり 彼もまた殺されることだろう
――マコーリー
(4) 2018/10/07(Sun) 22時頃
|
|
[街並みから外れた一角、森というには閑散とし過ぎ、公園というには放置されている、つまりは比較的木々の多い広場めいた処に。巨きな一本の樹の傍らに―― それは音もなく現れて、 無音の非礼を謝るかの如く、 開口一番に言葉を紡ぐ。 語り部たるには相応しいだろう、穏やかな低音にて、 緩慢に、瞼を開きながら。
開かれ見えるは、影に在る葉茎めいた深緑。 それは、周囲を一望する、 淡く輝く金糸の髪、光るような白肌、 人種を言えば、 あらゆる者に同胞と見え、あらゆる者に敵愾と見えるだろう、特異な印象を輪郭とする、 ただ極めて整いたるは共通になるだろう容貌の、長身の男らしき姿は]
(5) 2018/10/07(Sun) 22時半頃
|
|
私は、理不尽な神を信じ切った。
であるからして、 その神がわざわざ私を、 “必要なもの”として創って下さったという事も、 また、信じ切ることができる。
(6) 2018/10/07(Sun) 22時半頃
|
|
── 文明研究所ジェフティ・降霊室 ──
[術式に従って、捧げられた一冊の書。 閉じられたそれが俄かに表紙を開き、 風に煽られでもしたかのように饒舌に ぱた、ぱた、と頁を羽搏かせていく。
これは、何度目の降霊だったのだろうか。 此処に至るまで、果たして、 幾度の失敗と成功があったのだろうか。
しん ────、と。 辺りに満ちたのは冷ややかな気配。 それでいて、何処か湿り気を帯びた霊子は、 燃え盛る氷のような色彩と共に書を包み込んだ]
(7) 2018/10/07(Sun) 22時半頃
|
|
………… ならば、 こうして再び現実に降り立つに当たって。
私は、私を喚び醒ましたる“生者”を かつて神にした如くに信ずるべき、
(8) 2018/10/07(Sun) 22時半頃
|
|
紙片の心、洋墨の血液、文字の肉片、
それらを備え、 それらは供えられた故に、 形を成す。
それは崇めるべき霊である。 それは追いやるべき害悪である。 それは殺すべき神である。
それは並べて類する信仰からなると言える。 蛮人の守る、 その新しきが、 進化か退化のいずれかを持つものが――
すなわちこれであるのだろう。
(9) 2018/10/07(Sun) 22時半頃
|
|
とでも、私が云うと思ったか。
思うまい。 そう、ならばきみ達の認識は正しい。 私なぞを喚ばわるだけの事はある。
[鮮やかなホライゾンブルーの霊子は瞬く間に、 長身の北欧人と思しき容貌を象る。
何処か沈んだ金髪。 如何にも憂鬱そうな紫菫の眸はしかし、 重たい瞼の下に隠されるのではなく、 ひたと辺りの光景を観察するかのように蠢いた]
(10) 2018/10/07(Sun) 23時頃
|
|
[溜息、ひとつ]
ときに、自己紹介は必要かな。 よりにもよって『あれ』を私の核としたのだ。 私としては、 アンティ・クリマックスを称したいのだが。 …… まァ、通りが良いのはこちらの方だろう。
セーレン・オービュエ・キェルケゴール。 好きに呼べば良い。
(11) 2018/10/07(Sun) 23時頃
|
|
――私の父は怪物でした。
それは英文学を父とし、形而上学を母とした。 図書館に住まい、書と見れば構わず食らいつき、貪欲に淫する。 知識という養分の全てを教養という大臼歯で無残にすり潰し、記憶という胃液で溶解し、全て己の内に取り込んでしまう。
アルゼンチンが産んだこの恐るべき巨大な半盲目の怪物は、やがて自ら地上に多くのものを吐き散らし、そこからまた多くのものが生まれたのです。
例えるならばそれは、中国の盤古から天地山河が生まれたような、あるいはバビロニアの地母神ティアマトからキングゥやラハブが生まれたようなものだったかもしれません。
(12) 2018/10/07(Sun) 23時頃
|
|
ですから、この怪物から生まれた私も、また貪欲な好奇心の怪物である事は、むしろ当然だと言えるでしょう。 およそ怪物と呼ばれる者達の中では、最も無害な方だとは自認しているのですが――
[しかし、そんな事は今しばらくは関係のない事。 この亜麻色の髪の眼鏡をかけた地味な女は、最初からそこに風景の一部として描かれていたように、いつの間にかごく自然に図書館の隅で本を読んでいた*]
(13) 2018/10/07(Sun) 23時頃
|
|
…… それで。 私は何を為せば良いのかを聞かせて貰おう。
角砂糖と珈琲を用意したまえ。
[通された先、彼の奇行をきみ達が目にするのは、 もう少し先のお話だ ────*]
(14) 2018/10/07(Sun) 23時頃
|
|
私の定義が、ひとまず仮定にも、 定められるところであるならば。 なれば、まず、承前に述べるべき問いは、 一つには、これであるに違いないだろう。
…… 私を喚び起こした、君は「何」だ?
(15) 2018/10/07(Sun) 23時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/07(Sun) 23時頃
|
/* さて。 村建てです、どうぞ宜しくお願い致します。 人霊自分しかいないな!? ってなりましたが、ハードル高いの判るし、 他の方がこの村ならではなやつだと思うので。 とても解るって予約欄見てました。
待ち構えてた金枝篇はみむさんで、 伝奇集はそさんですよね。
(-0) 2018/10/07(Sun) 23時頃
|
|
/* Q.アンティ・クリマックスって何? A.『死に至る病』を発表した時の仮名です。
この人、傾向の違う本を書く時には別名使うんですよね。 生涯使った仮名のリスト見て吃驚した。
ヴィクトール・エレミタ コンスタンティン・コスタンティウス ヨハネス・デ・シレンツィオ ウィギリウス・ハウフニエンシス ニコラウス・ノータベーネ ヒラリウス・ブーフビンダー ヨハネス・クリマックス アンティ・クリマックス
ジャンル変える毎にペンネ変える同人家の如く。
(-1) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
そう言えば私、なんでここにいるんでしょう。 私はもっと彼方の、あの無限の六角回廊の一つの書架のそのうち一冊であったような気もするのですが、こうして人間のような姿を取って今存在するというのは、奇妙な事です。
……まあ、いいか。
私は創造論の信奉者ではありませんが、私が自然発生的にここに生まれ出てきたわけでない事ぐらいは認識しています。
私がこうしてここにある意味を、再び定義してくれる方がすぐにでも現れて、私の存在意義を解き明かしてくださるかもしれません。
それまでは父の真似をさせてもらってもかまわないでしょうね、 ねえ、私を呼び出した方。
[ページをめくる音だけが、ジェフティの図書館の黴臭い部屋の片隅に響き渡る*]
(16) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ 歴史とは、記録である。 未来とは、過去を参照にして紡がれるものである。
故にこそ
知恵ある者は、過去を手繰ろうとする。 有限なる未来の紡ぎ糸、その一つ一つを。 その糸を、更に解いてみたならば 其処には一体、何が残るのであろうか。 ]
(17) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ ── 馬鹿らしい。 そう、思ったんだ。 ]
(18) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ この、霊科学研究所“ ソフィア ” に於いて 先代の功績は偉大なるものであったとされた。 書によって栄え続けてきた街の中 “ 世界の記録 ” そのものを 目指し続けてきた、数少ない施設。
世界の記録とは、何たるか。 世界は過去を参照するにあたり 何を通し、過去へ接続するか。
……きみは、霊子の記録をご存知だろうか。 ]
(19) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ 世界の記録、それ自体への接続にあたり 霊子という存在は、不可欠な存在であった。
人の魂は、死して霊界へと迎え入れられる。 霊界はその魂の記録を読み取ることで 過去を保全し続けてきた。
時に、反映するべからずと、弾きだしながら。
だから、目指し続けてきたらしい。 保全された過去そのものを。 死した魂の行きつく、霊子記憶領域を。 ]
(20) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ 生者による、霊界への接続という
一種の禁忌に、踏み込んで。 ]
(21) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ 彼らの様に 呼び出すのであれば 使い捨てなんて、必要なかった。 数多の廃棄物を積み重ね ソフィアは、“ 霊子干渉 ” を 成功させて、しまった。
厳密にいえば、まだ、成功ではない。 データが足りないのだ。 それでも、霊子記憶領域には行き届かずとも 霊子という存在への干渉は 先代の手に因り 成されたと言っても過言ではない。 ]
(22) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ 此度、ソフィアへと送られた依頼書は 先代の功績ゆえに、で、あるのだろう。
神経質に、曇りのない眼鏡を擦っても 並ぶ文字に、変わりはない。
断っても良いのだ。 参照されざるものが、 あろうことか、呼び出されてしまったと、
……それだけでも、会見案件だというのに。 ]
(23) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
……………………
内容は、先の通り。 危険度の高い仕事となるだろう。 現実世界は、シミュレーションルームとは違う。
モルモットがあっちから来てくれた、だとか 先代の娘が言わなきゃあ、……はぁ。
ひとまず、受諾の旨は 一つの条件と共に、返してある。
(24) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
これは、実験だ。
我々が誠に、霊子へ──
彼らの呼び出した 霊 へと どこまで干渉できるか。
しかし、お前の魂を賭ける程でもない。 お前の肉体が全壊するようなことがあれば 相応の──聞いているのか。まぁ、良い。
左腕、及び “ 脳 ” の機能停止を以て この仕事は 中断 される。
そのことは既に、先方には伝えてある。
(25) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
ゆめゆめ、忘れてくれるな。 これ以上、使い捨てを生み出すわけにはいかない。
──もう、誰一人として。 だから、
(26) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
常世倶楽部 アオがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(常世倶楽部 アオは村を出ました)
|
──── わかってますよぉ アオ兄さん
(27) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
博士 せんせい、と呼ばれていた事はあるけれど … 本の読み過ぎではないかな
(28) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ 薄い唇で紡いだ言葉は ふ 、…と 揶揄る吐息を伴っていた。
躓いたところを片腕で支えられた少年は、 抱えていた一冊を隠すように力を込める。 先程まで、没みゆく夕陽に乞い願いながら 迫り来る濃紺の帳から逃げるようにして 本の街を息急き駆けた、乱れた呼吸で。 ]
( 地平に陽が隠れ、 冷めゆく残火に暮れる空。 崩れた体勢に伸びた白皙の手は、 宛ら夜に捕まったようであった )
(29) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ 暗がりにもわかるほど白く透き通って、 ビスクドールよりもいっそう生を感じない肌。 ゆったり編まれた長い髪。憂い帯びた桃花の眼。 キャソックに似た服は喪中のような深い黒。
あまりに周囲の夜に馴染んで、溶け込んで、 支えられるまで其処にいた事さえ気づかない。
外見や声では年齢や性別の判断がつかない、 それどころか生物であるかさえはっきりしない、 漠然とした印象を与える、そんな姿に向けて 少年は意識せず、思考を口から零したのだ。 ]
(30) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
『 …… ■■■■? 』
(31) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ 其れに返ったのが冒頭の言葉であった。>>28 微かに弧を描いた唇は、その形を変えないまま 少年が地面を確り踏みしめるのを待つ。 ]
… 、 ……尤も 本を好む君にこそ、渡すに相応しいか
[ そう、少年に差し出したのは一葉の紙片。 やや古びた、何も記されていない其れは 上質と言い難く、けれど無視は出来なかった。 …目が合ったような気がしてならなかったのだ。
───── 怖気立ち、背筋が震える。 気づけば圧されるように、受け取っていた。 ]
(32) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
どんなことでもいい 願いでも、気持ちでも、 絵でも、字でも 綴ってみるといい 君の心の…その隨に
(33) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ 波紋のたたない声を行き渡らせながら、 続けて授けるのは筆先までも黒い羽根ペン。 取り出された先を見て初めて、少年は気がついた。 自分を支えた手の反対に抱えられた一冊に。
深まる夜に、纏った色に潜んでいた書物は 表紙だけでなく頁までも黒かった所為だろうか。 たった今、書物から現れたとさえ思えてしまう。 ]
その洋墨は、…ほんの、お詫びに 君の足を止めさせてしまったようだから
(34) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ 言葉を失った少年に掛かる声は あくまで、どこまでも穏やかだった。
奇妙な事に、その響きが耳に届くまで 石畳を駆けていた事実を失念していた少年は 跳ね上がって身体を震わせ、そうして、 手短な礼を告げて家路へと再び急ぎ始めた。 ]
( 得体の知れない其れを恐怖と言うには あまりにも言葉が足りない気がしていた 家路に急ぐような素振りをしながら その実、黒い姿から逃げる心もあった )
(35) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ 最早、空は冷めきっていた。 振り向く必要はもう無かった。 振り向いてはいけない気がしていた。
図書館から借りた一冊を早く読みたい。 その一心で駆けていた気持ちは上書きされた。 自室に着くなり、その手は表紙ではなく 羽根ペンを持ち、そうして──────
秋薫る風に乗って渡る 噂の発端は、そんな夜に。>>#2 ]
(36) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
[ ───── イシェドの葉 或る研究所の、或る研究員達の間では 降霊の術式をそのように呼んでいた。
少年は知らない。知りようもない。 這い寄るモノがこれから齎す出来事と行末を。
黒い姿が、術式を組み上げたという事も。 ]*
(37) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
……
彼女は、生贄だった。 彼女は、神だった。 神として殺されるためのもの、 殺される神の、それだった。
(38) 2018/10/07(Sun) 23時半頃
|
|
/* 新しいグラがばんばん入ってくるから楽しい。 アオ君は予約表になかったから「お? 誰か変更?」 と思ったら。
ウツギ君、これあれだな。 安定のほるむさんの気配がするぞ。
(-2) 2018/10/08(Mon) 00時頃
|
|
/* しかし、wiki文めっちゃ使って貰ってて。 各方面雰囲気が大変濃厚な気配して。
← 世界観丸投げで村側霊してる村建てはあちこち拝んでいる
(-3) 2018/10/08(Mon) 00時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/08(Mon) 00時頃
|
/* 最初にお詫びを…… ここが空白になってて、滑り込んだんですが もしや違った…?とヒヤヒヤしております 違っていたら本当に本当にごめんなさい…
(-4) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
[ こん こん こんっ
アオ兄さん曰くの、壊しちゃダメなとこ スパナでつっついたら わかりやすい。
壊しちゃやだって ワガママ言うから ウツギさん、がんばったんです。
いっつもニコニコ、ハッピィスマイル ちょっとだけ、ナナメにしてあげたら そんなやつだって諦めてくれるのでね。ええ。 ]
(39) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
おしごと、でしょーぉ? スキ も キライ も ダーメ! って
ノッカ姉さんも、言ってるじゃあ ないですか。
いちゃだめな子に ばいばい してねって つまるところは、 そーゆーコト、ですので。
終わればみんな ハッピィ ハッピィ 実験できて アオ兄さんもハッピィ …ねーぇ?
(40) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
[ ころころ転がすロリポップ ガリって とんがった甘さも、呑み込んで。
そんな、曰く、 イツモドーリ すぎる ドラマティックなんて 一番似合わない 平々凡々な男の子はね。
どこかで、何かがなくなっちゃう頃には>>2 オトモダチな二輪に跨ってるのです。 ]
(41) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
[ そして、エンジンをかけてから ありゃりゃ って 思い出すのは。 このニコニコハッピィスマイルも お名前諸々も、ですね ジェフティさんは、ご存知みたいなんです。
「ウツギ(U-29)」「--」「男」 それから「ソフィア所属技師」
このあたりは、書類にして既にってね。 でもね、そういえば、そういえばです あちらさんのこと、あんまり聞かずに ここまでぶんぶん、来ちゃったワケです。 ]
(42) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
[ でもま、ウツギさんはオキラクサンなので どうにかなるかってはい、おしまい。 何かをシンパイしてみたって 飴玉みたいに、溶けてくわけですし。
ちょっぴり 物寂しいお口は にぃっこり にっこり させながら。
秋風に耳を欹ててみたりもしてですね>>#2 しずかーに 石畳の上を 駆けるのです。 *]
(43) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
/*
チップ予約欄を見たほるむ「潜伏場所がない。」
一席頂きました。 皆のあれそれをじっくり見られるであろうポジションを真っ先に確保しに行ったほるむさんです。
既に好きみにしか溢れてないのでじっくり読み返すか……
(-5) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
[少しの時の後。 其処に広がるは、赤味の光景である。緑の地にて、血液が広がり――否、其処に血液は一滴ありとも落ちず、ただ、篝火が一つ燃えている。赤く。煌々と。 少女を一人、 噂に願いを込めた信心を一つ、 供物と燃やして]
(44) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
/* 脳が寝てるからあかん…日本語崩壊してる 寝るべきか?だめや!寝たらあかん!!!
(-6) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
[そして、それは、ひとまず「消える」。
篝火の煙と混ざるかのように、 音もなく、掻き消える**]
(45) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
ぼくはこの話を、 例えば、おとぎ話みたいに始めたかったのです。 そう、こんなふうに。
── むかしむかし、あるところに 少し寂しがりな少年がおりました。 けれど少年は『ものわかりのいい』子なので 思っていることを口にしない子でした……。 ──
(46) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
“それ” は幸せな終わりであるべきでした。 “それ” に望まれた幻想は儚くも美しいものでした。 “それ” に記されたのは、願いであったのです。
『きっと “彼” もそれを望むに違いない。』
晦まされたエンドロールは、 ……それこそ想像の余地が大いにありました。
(47) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
掻き立てられた想像力。 遮ることのない本人の文章。 湧き上がった想いの丈。 取り零したものを見つけたような感覚。
…悪意は、なかったのでしょう。 無邪気な子どもの無垢な残酷さのように。
『きっと、────────だろう。』 『ならば、─────────だろう。』
『『綴られないアフターも幸せであるべきだ!!』』
…きっと善意であったのでしょう。 ステキな物語と感化されてのことでしょう。
(48) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
…… 結局、何も伝わってはいなかったのです。
(49) 2018/10/08(Mon) 00時半頃
|
|
/* なんやかんやで予習出来てないマンはもう五体投地しながら114514の精神で参ります。 「どないすんねん」からどうにかアオ兄さんを絞り出しました。おかしなこと言ってたらごめんなさいって姿勢してる。起きたらまたwiki読み読みしよう。
星の王子さますきって話する?????(直近)
(-7) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
/* 対抗手段に関しては簡単に言えばあれ 「霊に触ったら霊の体ぐねぐねできるよ」 「なんなら回復もするよ」って感じ
人体に例えるなら、細胞の一つ一つに隙間を作ったり細胞単位で動かしちゃったりするよーな感じ
(-8) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
/* と いう
なんだこれは
過ぎるやつです 私は金枝篇です←頭がおかしいのか 頑張ります!!! としかいえない
当たって砕けるつつ楽しみでもあり過ぎてわーいです
(-9) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
── 研究所内・カフェスペース ──
[シュガートングを持つ手つきは慣れていた]
こん、 こん、 ころん、 こん、
[空のカップに角砂糖が転がされていく。 しかし、その音はいつまでも止まらない。 カップがすっかり角砂糖で埋め尽くされるのに、 所要したその数、30個近く。
カップに満たされた角砂糖の上に、 淹れたて熱々の珈琲が注がれていく]
(50) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
[珈琲に砂糖を入れるのではない。 砂糖に珈琲を注ぐのである。
雪の塊のように真っ白だったカップの中身は、 瞬く間に融けて珈琲との混合物を形成する。 ──── そう、混合物以外の何とも呼べぬ代物。
泥のようにドス黒く、 泥のように甘ったるい塊。 それを、まるでブラックでも嗜むかのように 平然とした顔でカップから啜った後、 成程、と男はかたり、とソーサーを鳴らした]
(51) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
/* 当RPは以下の書籍を参考・引用にしております
初版 金枝篇(上・下)/J.G.フレイザー 吉川信訳/ちくま学芸文庫 図説 金枝篇/同上 メアリー・ダグラス監修 サビーヌ・マコーマック編集 内田昭一郎・吉岡晶子訳/東京書籍
(-10) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
きらきらと、光をはじくようにきらめく髪は、例えば星明かりに照らされた一面の雪景色のようでした。 ホシの外の色を閉じこめた、ガラス玉のような目は星ごとを入れたように小さな光をいくつもいくつも輝かせていました。 そして、人形のようにも見える、細かいところにもこだわったつくりもののような見た目に反して、しっかりとした宇宙服を着ていました。
…それが、『少年』のかっこう、でした。
けれど、少年はどこかさびしそうに座っていました。 きらきらとした見た目とはちがって、表情は少し暗く思わせるようなものでした。
(52) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
/* 砂糖ガチ勢がおるぞ
(-11) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
つまり。 現実に留まるべくなき存在を、 正しく在るべき場所へ還せ、と。
そういう認識で差し支えはないかな。
[嗚呼、筆記狂《グラフォマニー》に何をさせる気だ。 そう独り言ちながらも珈琲色の砂糖を飲み干したなら、 肩を竦めても見せただろう。]
(53) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
まあ、構うまい。
──── 次の珈琲タイムには、 別の柄のカップを用意してくれたまえよ。
[そう云い置いて、男はふらりと席を立った。 近代的に整備された廊下を辿り、 窓の外、遠く見える古めかしい図書館へと視線を投げ。
かつん、と靴裏を鳴らしたならば。 屋外へと脚を踏み出したのだった。 其処は、街を一望する丘陵地。 秋風がはらりと、沈んだ金糸を揺らした**]
(54) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
それも、日の当たらないところにいたから、なのでしょうか。 暫くとしないうちに少年は、ぱっと顔をあげると何かを見つけたかのように表情をかがやかせます。
、、、、、、、、 そして、街中へ消えていくのです。
少年は、どうしてこの街にきたのか憶えていませんでした。 けれど、どうしてもこの街にいなければいけない気がしていました。 だから街をただ見て回っていただけなのでした。 *
(55) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/08(Mon) 01時頃
|
─────私は『地の文』である。
(56) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
かつて私は、彼の論文をくだらないと一蹴した。 『命の書』などと仰々しい表題の記された雑誌を、 まさに著者の目の前で、たわ言だと机に叩きつけた。
当時は、露ほども考えはしなかったのだ。
そんな会話のすぐ後に、怠け者の理論と断じたそれが 華麗に、明確に、かつ実用的に叩き返されるとは。
(57) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
『 ─────素晴らしい! 』
私は感銘を受け、叫んだものだ。
このまま埋もれさせるには惜しいと直感した。 五十年もの長きに渡りよき友人となった彼の、 類稀なる二つの天性を、表沙汰にならない功績を。
そこで私は、自らに肩書きを一つ加える事にした。 元の職に加え、後々自他ともに認めるものであった。
(58) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
そう、此度の私は『伝記作家』である。 世に出たいくらかの長編と、数十の短編小説。 そのほとんどは、私がペンを執り記したものだ。
友の伝記群はいつしか、物語として一つの流れをなす。
綴る冒険譚は───当人に不本意な形もあれど─── 忍耐と忠誠に篤い、わが故国の読者に永く親しまれ、 にじり寄る苦難を忘れるよい気晴らしとなったようだ。
(59) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
─────ゆえに、私は『語り手』である。
私自身のなけなしの眼で読み取った、 彼の偉大さ、高潔さを伝える存在である。*
(60) 2018/10/08(Mon) 01時頃
|
|
/* 色々即透けな気もするけど気にせず宜しくお願いします。 一応、最終プロフィールをぺたりしておこう
■名称:『シャーロック・ホームズ』シリーズの“語り手” ■区分:概念霊・具現型 ■地域:英国 ■時代:19世紀末ヴィクトリア朝 ■属性:ミュトス[B]・リアル[C] ■オーソリティ:SS ■コトノハ・コトダマ:回転式軍用拳銃+α □外見・特徴:黒のフロックコート、ボーラーハット □インクカラー:油滴まじりの霧を集めて溶かしたような焦げ茶(当人が作家も兼ねているため、その影響でやや黒め)
この人、属性設定にとってもとっても悩むお方である。 現実の英国を舞台に(リアル)物語を書きながら(ミュトス)も その題材は論理を武器にする(ロゴス)架空の探偵(イデア) と、すべて当てはまるんですよね……
(-12) 2018/10/08(Mon) 01時半頃
|
|
”それ”は
望まれていないひとひらであつた
”それ”は
歴史の暁闇に埋もれ果てた残滓であつた
(61) 2018/10/08(Mon) 01時半頃
|
|
女性蔑視だ、宗教的思想だ ――それを世に出すわけにはいかない と
編集者(監修)によって破られ、 裂かれ、生みの親の前で殺された自分には そんな言葉が浴びせられた
あなたは、そんな意図で己を書いたのではないのに
不出来な子は、あなた以外から忘れ去られ 日の目をみることも、なく
辿るはずだった結末は、監修(たしゃ)に望まれるがまま 全く別の物へと変わります
(62) 2018/10/08(Mon) 01時半頃
|
|
『生んでやれなくて、すまない』
と
(63) 2018/10/08(Mon) 01時半頃
|
|
一度だけ原稿(おのれ)を撫でられたおもひでが なければ。きつと
このやうな願いを抱かなかったでしょう 恨み憎しみ全てを滅ぼすそれだけに心傾けられたでしょう ―― 今、このやうなおもひを 拘りを、抱くことも
なかったでしょうに、
嗚
(64) 2018/10/08(Mon) 02時頃
|
|
・
(65) 2018/10/08(Mon) 02時頃
|
|
・『おとうさん』
(-13) 2018/10/08(Mon) 02時頃
|
|
一握の砂でもなく
燃え盛る炎でもなく
轟く雷鳴でもなく
――舞うのは白雪。深々と降りゆくささめの雪
欠片に触れれば、その魂さえ凍える様な寒さに 身を震わせてしまうことになるであろうそれを
纏いて現れたるは、少年の姿を模った1冊の本
(66) 2018/10/08(Mon) 02時頃
|
|
「 やつがれ を
”み”て 呉れないか 」
かんばせは凍ったやうに情を纏わず 色薄き唇から紡がれるは、切なる願い
「 やつがれ を
”識”って 呉れないか」
(67) 2018/10/08(Mon) 02時頃
|
|
――― それを叶えて呉れぬなら
、 ―― **
(68) 2018/10/08(Mon) 02時頃
|
|
――― それを叶えて呉れぬなら
すべて、滅びてしまえ ――
(-14) 2018/10/08(Mon) 02時頃
|
|
/* わりと ほんとうに わからない >区分
あと攻撃手段が今の今まで決まってないんだよな← 超絶奇をてらった解釈でキャラぶちこんだのにな??? 因みにうっすら気付いている人いそうだが、このPCは『王子様』ではないっていうね… (航空士の方なので、サン=テグジュペリの身代わり、みたいなものだね…)
(-15) 2018/10/08(Mon) 02時頃
|
|
地平線の彼方まで、見渡す限りの草原で その草原は灰色の草原だった。 焼け付くような太陽がたがやされた大地を灰色に焦がして 細長い葉っぱの先すら焦がしてしまったので草も灰色なのです。 はじめはペンキが塗ってあった“おじさん”の家も灰色です。 ほかのものと同じように灰色になってしまったのです。
(69) 2018/10/08(Mon) 02時半頃
|
|
?のたいてれさが焦に色灰て全に当本は原草のそ、えね
ああ、確かにその草原は灰色だったのさ!
?のため求をそみ脳がしかかのだたてしうど、えね
ああ、彼は賢い頭脳が欲しかったからさ!
?のため求を臓心がキリブのだたてしうど、えね
ああ、彼は愛する心を取り戻したかったのさ! ?のため求を気勇がンオイラのだたてしうど、えね
ああ、彼はみじめな人生を幸せにかえたかったからさ!
……にスザンカは女彼てしうど、えね
(70) 2018/10/08(Mon) 02時半頃
|
|
ねえ、何時までこんな下さない質問をするんだい?
(71) 2018/10/08(Mon) 02時半頃
|
|
かかしが脳みそを求めちゃいけないの? ブリキが心臓を求めちゃいけないの? ライオンが勇気を求めちゃいけないの?
ドロシーが帰りたいと願っちゃいけないの?
(72) 2018/10/08(Mon) 02時半頃
|
|
ああ、こんなくっだらない質問をする君はきっと、 かかしが求めた脳みそも! ブリキが求めた心臓も! ライオンが求めた勇気も! ドロシーが求めた故郷も!
君は何一つ、持っていないんだろうね!
きぼうの朝を迎えることも! 楽しい旅路を歩むことも! 優しい魔女のキスを受けることも! あのエメラルドを見ることすら!
きっと何一つ叶いやしないさ!
(73) 2018/10/08(Mon) 02時半頃
|
|
これを現実《リアル》ではありえないと 論理《ロゴス》を突きつけるならば そんなヤツは一生わからないし、一生叶わないさ!
これは理想《イデア》で 物語《ミュトス》なのだから!
物語は夢を見させることができる。 夢を見ている間は何にだってなれるのさ!
――――そう りこうになりたくて脳みそを求める案山子にだって 愛する彼女の為に心臓を求めるブリキにだって 百獣の王がおくびょうだと嘆き勇気を求めるライオンにだって
竜巻に乗ってオズの国にやってきたドロシーにだって!
そう、なれることができるのさ!
(74) 2018/10/08(Mon) 02時半頃
|
|
……もしかしたら、インチキな魔法使いにだって
なれるかもしれない――――ね?**
(75) 2018/10/08(Mon) 02時半頃
|
|
/* ひえぇ、議事国なんてもう何年も前に一度はいったっきりだよ…! まだ怖さが抜ききらない…… というか既にヤバイ人しかいない。 harutorekiです、よろしくお願いします。
ぐ、ぐだと似たような感覚でいけば大丈夫かな…?
(-16) 2018/10/08(Mon) 02時半頃
|
|
/* なんでチアキチップ選んだの? なんかピースしてる図がわりとシュールでそのまま採用した。
っていう裏話を残しつつ、今日は寝るのだ…… まじでもう皆さんつわものって感じがしてこんなへっぽこ雑魚生き残れる気がしない
(-17) 2018/10/08(Mon) 02時半頃
|
|
( あまりに滑稽な言葉>>31 けれど『誰』と問われるよりは面白く 『何』と問われるよりは■■■であった。 …───その時は、まだ ) ─ 教訓: 見るなの禁忌 ─
(76) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
「 歴史の闇をRす行為は 我々の世界、そして文明に光を齎す
───────… そう信じてきたね 」
(77) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
“ ピ ィィ ン …… … ”
(78) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
[ 霊子が織なす紋に触れ、爪弾き鳴らした指先は 涅よりも尚遠い墨の意図 紐解き手繰って 彼≠フ手にしていた書物 ──正しくは、其処から滲み出す果てない闇── を引きずり奪う。
血飛沫然と噴き出す黒にしとどに濡れながら、 真鍮に飾られたクリスタル・ガラスの壺は 夜色と、それを彩る星屑が混ざった洋墨を呑み 反対の手は紙片を離さぬよう掴んだ。
夜は虚に食われてしまった。 ] ( …彼≠セったものだ )
(79) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
「 我々は叡智を定義された生物だ。 探求は生態であり、好奇心は習性だ。
…。
この研究も、人類を、その紡いだ歴史を 螺旋を紐解いて世界を識ろうと試みる プログラムされた生命活動の一つだ。 」
(80) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
[ ぴちゃ …ッ、靴を濡らす水音が響く。 流れた赤がマーブル模様を描いていなければ、 ぽっかり穴の空いたよう、と比喩出来る程に 意味為さぬ文字列を塗り潰す黒は広がっていた。
踵返したその先には 黒に貫かれた数多の生と死が転がっている。 何れも此れまで協力してくれていた研究員達だ。
( 研究の最終段階、書霊の召喚に その触媒を希望した若き研究員も 虚ろな瞳を見開いたまま事切れている。 )
正確な歴史を、消えた真実を、 暴き出した途端に顕れた許されない存在を 引き出す門の役割が彼≠ナあったことは…… ]
(81) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
( )
(82) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
「 … ところで 君達は、書から何を学んできた? 」
(83) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
[ 返らぬ答えと知りながら、問う他ない。 正しさを見出す事を求められた男は、確かに、 イシェドの葉という霊界及び霊子記憶領域への 干渉システムを構築させた。
その成果が、現状だ。 正しさの先にあるものが、現在だ。
秘され、封され、鎖され、隠され、消され 童話や神話、寓話のカタチをとりながら 均衡保つ世界が人類に向け発していた信号。 ]
(84) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
「 干渉は相互に行われる。 闇を光でRす以上、光が闇に翳ることは 避けられない事象だろう。
知る事により世界に何が齎されてきたかを 振り返れば、これは≪禁忌≫と知りながら 侵すに等しい行為だ。
─────おめでとう 君達は晴れて世界を彩った 」
(85) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
[彼≠食った虚は、 散らかした黒をずるり、ずるりと集めていた。 言刃を鳴らさず …言弾を響かせず 静かにゆるく編んだ髪へと溶けていく。
その黒もまた、存在の認識者もおりながら、 世界に拒まれ、顕れることが叶わなかった。
────かの若き研究員は 意図したわけではなかったのだろう。 ただ、改訂の中で存在を葬られた彼≠ニ 紛失したとされる数頁の真実を知ろうとした。
だからこそ、この手は 彼ら到達不能の領域へ至った。 ]
(86) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
( 彼≠フ携えていた書物は 頁一枚が一冊の地歴の本にあたるもの。 正しさを求められた一人が手を伸ばし 触れた琴線、爪弾き鳴らしただけのこと
イシェドの葉という干渉システムが 本来、到達不能のコードへ接続したのは まさしく正しいことの証なのだから )
(87) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
[ 其れらが呼び醒まされた事は接続の証。 髪を編むようにカタチ為すモノは、…嘗て 確かに生み出され、存在したという事実こそを …改竄∞隠匿≠ウれた。
その無念を、怨恨を、■■を。 鳴らした響きに応じて謳ったモノ達だ。>>78 視られることも、識られることも叶わなかった 生まれながらに世界から否定されたモノ達だ。 ]
(88) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
「 ────この世界は間違っていた 」
[ 呼び醒ましたモノ達を連れ立って。 或いは、其れらによって姿を眩ませて。
ロイエンタール博士の残した言葉は そのようなものであったと、生存者は語る。
数多の命を貫いた虚ろなる黒は、 マーブル模様を描いた血ごと>>81 一滴たりとも発見されなかった。 残るは夥しい赤色ばかりである。 ]*
(89) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
[彼≠フ書が地歴の本であったように、 長い髪糸に紛れて編まれた一冊を分類するなら 歴史書にあたる、ことには違いなかった。
実際、それに書物のカタチをとらせれば、 一応の題名がつけられているのだが それ自体は何を主張するわけでもない。 バベルの無限廻廊より、一つ、二つと この手で触れ、霊子の書架から選び取ったのは 歴史という樹の太幹に宿る金糸の枝を、>>0:5 虚構と実際を撹乱させる円環迷宮を>>0:16
────正しさと誤ちに、照らし合わせただけ。 ]
(90) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
( 彼≠ゥら抽出した血潮に 黒色の書の不定形な一滴を混ぜ 飴細工にも似た光沢持つ万年筆に込め 紡ぎだす骨肉は、紙片の心を形作る
… 、その折に )
(91) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
「 私を『何』と定義するか 歴史書であり、解読不能言語であり 永遠のギャラリーにして図書館であり 実物と架空を行き来する魔道の書であり
……今は、書記官とでもしておこう 」
(92) 2018/10/08(Mon) 06時頃
|
|
[ そのようなものだろう。>>0:15 ──── イシェドの葉を構築する過程で、 到達してしまった、遭遇してしまったそれが 自らの髪糸に絡まり編みこまれている、今は。
研究成果である、通常は到達不能の存在 つまり、デッドコードとも言うべき者たちが 世界に齎す復讐を記録する、…という名目で。
記録に必要な洋墨を蒐集する協力者として 力を仰いだ両名、それぞれに紡いだ言の葉は。 ]
(93) 2018/10/08(Mon) 06時半頃
|
|
『 四大の理から外れた宿り木は、 世界という歴史の枝を手折る為に 』
(94) 2018/10/08(Mon) 06時半頃
|
|
『 幻想と現実のあわいの怪物は 循環する廃墟の外側を惑わせる為に 』
(95) 2018/10/08(Mon) 06時半頃
|
|
( …そうして、
それぞれを所有する証のように 白皙の手を飾る爪を噛み割って カタチ作られたその頬の曲線を
赤黒い血で撫でようと手を伸ばした。 )**
(96) 2018/10/08(Mon) 06時半頃
|
|
/*何言ってんだコイツっていわれてそう 私にもわからない…考えるな、感じろ……
(-18) 2018/10/08(Mon) 06時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/08(Mon) 06時半頃
|
[ 本能(というものがあるかどうかは、わからないが)は告げる
”それ”は 自分と同じものであるということを
喚ばうたは黒>>87 髪を彩る闇に、雪はことりと 首を傾げた
―― 視 ることも、 識 ることも ――
許されなんだ自分が紡ぐ言の葉を聞く生者は居らす ――否。黒を纏った”者”を 生者と定義して良いのならばかの人、ひとりだけ
其は、告げゆく>>89]
(97) 2018/10/08(Mon) 08時半頃
|
|
『この世界は間違っていた』
(の、だと)
(98) 2018/10/08(Mon) 08時半頃
|
|
[己と同じような、もう1人喚ばれたものが 或いはその黒が”生存者”>>89を 害そうとするので あれば
やつがれは、其れを留めたことであろう
なにせ、其の者は やつがれを 識 ろうとは、しなかったが 確かに やつがれを み たのだから
世界を変えるのであれば、この場は最早不要であろう、と
呼びかけたが、過去
――その結果は、1人の生存者が報告を挙げることが もの語っておろうか*]
(99) 2018/10/08(Mon) 08時半頃
|
|
/* レイテンシーさんに勝てる気がしないでござるの巻(つよい)(すき) なんかふわっと禁忌とかなんとか書いたけど なんかめっちゃすげぇ(語彙)のが落とされてて なんかもうやべぇ
そして本達が揃ってきてるぞぉ! おらわくわくすっぞ!
(-19) 2018/10/08(Mon) 08時半頃
|
|
[ やつがれは 自身を最初にこの世に呼ばうた君は 何と呼びかければよいのだろう、と尋ねるだろう
その答えが返ってこなければ。唯 黒、と やつがれは、呼んだことであろうが
願いを齎す紙片を、 骨肉を形成する洋墨を
世に撒きて、様々を呼び出す様を見て ――或いは、書庫から手に取った2つの本を 洋墨を蒐集する協力者としてその者が呼ばうた2、を
血濡れた手で頬撫でるを唯、眺めていたやつがれは ちり、と雪のひとひらを纏わせ
生命すら凍える吐息を。 ひと つ]
(100) 2018/10/08(Mon) 08時半頃
|
|
[ そう
やつがれはただ、その様子を眺めていたのだよ *]
(101) 2018/10/08(Mon) 08時半頃
|
|
― 現在 ―
[散らされた櫻の花弁(いのち)を、回収したは誰だろう やつがれでないことは、確かであろうが]
少しばかり、 み てくる
[淡々 と。黒の其れに、或いはもう1人の 共に呼び出されたであろう同朋に告げた
現在。少年は、 1人石畳の上に居る]
(102) 2018/10/08(Mon) 08時半頃
|
|
[歩み進める街中には 蜜なる気配 密なる、気配もあろう
霊体化もせず、東洋めいた顔立ちの少年が ぼんやり歩く違和
やつがれは、其れに思い至ることもなく
ただ、昼の世界の陽光の下にて
散策していたので、あるよ*]
(103) 2018/10/08(Mon) 09時頃
|
|
/* 解釈 違ってたら ごめんなさい (土下座する雪国)
(-20) 2018/10/08(Mon) 09時頃
|
|
/* ふむ、コアが合う人に話しかけに行こうかな 雪国君にいきなり凸ってしまうか?
(-21) 2018/10/08(Mon) 10時頃
|
|
私の出で立ちは、一見して作家とは呼べまい。
普段は本業に精を出しているのだから道理だが、 ほんの僅かな挙動、見目で副業すら見破るような者も この広い世界には確かに、存在しているのだ。
(104) 2018/10/08(Mon) 11時半頃
|
|
手始めに、私の現在の姿を記してみよう。
といってもシンプルな、黒のフロックコートだが。 しばしば物語の道連れとなったボーラーハットは 私の時代には爆発的な人気を誇った代物である。 そのぶん母国での廃れも早かったようだから、 十分私の正体を見破る手がかりになり得るだろう。
上流階級のシルクハットを携えるには心許ないが、 労働者階級のソフトハットも身の丈に合わない。
一日11シリング6ペンスの傷病手当で暮らし、 少々の浪費が過ぎると下宿を探さねばならなかった 私のような者には丁度いい、中間の被り物であった。
(105) 2018/10/08(Mon) 11時半頃
|
|
私の出で立ちが、どの程度目を惹くかはともかく。 馴染みのハンサム馬車も見当たらないこの街の 石畳を踏みしめ、私は昼日中から歩いていた。 故郷では滅多と見られない、蒼穹の下を。
ここがどんな場所であるのか。 私が為すべき事はなんであるのか。 判ずるにはあまりにも、材料が不足している。
安楽椅子にただ坐っているだけでは、 手がかりは決して舞い込んでは来ない。 その事を私はよくよく知っていたから、 今は霊体化を解き、情報収拾に努めたのだ。*
(106) 2018/10/08(Mon) 11時半頃
|
|
/* 傷病手当はワトスンだけど んー。ホームズの方なのかな?
(-22) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
[やつがれは きつと ”物語”の残滓としては比較的新しい部類に入ると思われる
故、蒼穹の下を歩く”それ>>106”が 蒐集すべき洋墨の一であることを理解はしても 少し昔の紅茶の国のベーカー・ストリートあたりであれば 似合いの格好であろうとも
特段不可思議にも思わず ―― 否。それああまりにも威風堂々としていたように
やつがれ には 見えたものだから]
(107) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
[それ に対して 紡いだのは人の魂さえ凍らせるような雪でも 冷えた氷のかんばせでも、なく]
――…… その目の、高さから
見える景色には 何が 映っているの?
[ み られることや 識 られることを 望んだ 存在してはならぬ者にしては
聊か存在意義と乖離しているとも いえるであろう 問いかけである*]
(108) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
/* 意訳:おじちゃんだーれぇ? (コナンのごとくに
(-23) 2018/10/08(Mon) 14時頃
|
|
/* はっはっは やっぱりオーソリティSSは分かりやすいよね! ビンゴです
(-24) 2018/10/08(Mon) 14時半頃
|
|
[それが街へと溶け込む、少しく前。それが喚び起こされた時。それは、緩慢に開いた目で――問いをかけた相手、その姿を見据えた。情感の彩りなき、緑の凪にて。 そして、返答が得られたなら]
……記す者。 書記官。 ならば、僥倖と言えるだろう。 それは、王たりえず、 神とも「山羊」ともされ難いものだ。
[呟くように語っては、 続け、個へ向けられる言の葉を聞いた]
ああ、 ――何故、祭司は殺されるのか。 何故、金枝は折り取られねばならないのか。
(109) 2018/10/08(Mon) 15時頃
|
|
それを知る者がいるのならば、 同じく金枝を折り取り、 祭司を殺す事が出来るだろう。
それを知る者がいるのならば、 その者は、そして、 神の殺し方をも知っているのに等しい。
今、金枝を手折る者あらば、 金枝はその意を果たす、致命の凶器たらん。
紙片の心を、洋墨の血液を、文字の骨肉を、 人型に魂を作り上げる、 術の成功したと見なされるなら、 勿論結果も得られたとするべきである。
(110) 2018/10/08(Mon) 15時頃
|
|
王ならざる、ならざれど祭司たる者よ。 私を開いた、書記官よ。
私は君を、また君をトーテムとする者らを、 肯する一つの切っ先であるだろう。
[血液を頬に滑らすその面を、 場にある他の人ならざるを、 順に目線と言葉で示す後。 それは、 彼らへの助力を*紡いだだろう*]
(111) 2018/10/08(Mon) 15時半頃
|
|
/* 語り部おじさんのとこに雪国さんがいってるか ウツギが行くとしたら、こちらさんのどこかだよな。 星の王子様は次深夜かな オズの魔法使いさんは現軸来てない、と。
キェルケゴールさん、もう一人の人間さんがジェフティの研究員さんだったらそっちと絡んだ方が良いかなぁとも思ったけど 凸るか。
(-25) 2018/10/08(Mon) 16時半頃
|
|
/*
いややっぱ王子様のとこいこうか。 野良霊さんを仲間にしたい(したい)
(-26) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
[ あっちに、こっちに キラキラ って 砕いた飴玉みたいな欠片と 時折、文字がふわふわしてる。
それが、このにっこり二つ目の見る世界です。
その正体は何かと問われれば わかりやすく “ 霊 ” ですよ、と そう、答えてみせましょう。 …ホントですよ? たぶん。 ]
(112) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
[ 先代所長さんの開発した、霊子干渉システム。 ジェフティさんの 降霊とはまた、違う。 あらゆる媒介にコードを接続して、と、 そんな中で、生まれちゃったあれそれ。
その一つが、“ 脳 ” で、ありまして。 “ 脳 ” は、人体の中でも いろんなものを司るところで。
その “ 脳 ” が、あるわけですから。 なんとなく、不思議なものが見えるのならば 霊子なんでしょう、と 解決されちゃったのです。 ]
(113) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
[ それでも、実際に、ですね 霊子を現実世界で目撃するなんてこと そーそー 無いこと ですので、ね?
最初に、霊の召喚を成功させたのは まぎれもなく、ジェフティさんですもん。 ]
… あー
[ だめですよーぉ って 無邪気なこどもたちのにぎってた 『洋墨』の瓶と、『紙片』を こっそり、お菓子とすり替えたのは。
それも、やっぱり、不思議なくらい キラキラ して、見えたからです。 ]
(114) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
うーーーーーん……
ダメ ですねぇ ウワサになっちゃうくらい こんなの を ぱらぱら って あっちこっちに 置かれちゃあ
うん とぉっても、ダメですね。
ひとつ、よかったことはと言えば ウツギさんが ガマン できる こ、 だって たったの、それだけですね。ええ。
(115) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
[ たとえば ハジメテのオモチャ もらった ちっちゃな コドモ みたいな
そんな、キモチ なの、でしょう。
ウワサ 通りであるならば 誰でもお手軽、霊召喚キットみたいなものですもん。
「モルモットがあっちから。」>>24
先代の娘さんこと、ノッカ姉さんが そうやって、ニコニコしてたとき ウツギさんも、ニコニコ してました。 ]
(116) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
[ ウツギさんは、技師さんなので 結局は、そんなコなんです。 ガマンできる子、らしくも とっちゃったのを、しまいこんだって。
カラスみたいに、キラキラがすきで イノシシみたいに、まっしぐら。
ですので、ですので。 近くに キラキラ が、みえちゃったら>>55 ガマンできる子なりに、あわてんぼせずに きっ て、 ブレーキ かけるんです。 ]
(117) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
( 霊子化 と、いうものを ジェフティさんが しっていたなら ウツギさんも、知ってるはずでしょう。
降霊術による霊の召喚は 何度、成功と失敗を重ねられたでしょう。>>7
なんて、どーでもいいんです。 つまりは結果が全部なのでね。
面白い 結果 が、あったならば。 あちらさんのこと、聞いていなくても。>>42 )
(118) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
[ そこに、人型は見えませんでした。 なんとなく、キラキラが ちっちゃな ひとっぽい形 してるだけ。
キラキラも 他の人に 見えないので よそ様から見れば なにやってんだ、でしょう。 だ、とか。まぁ、それもやっぱ、どうでも良いので。
バイクを停めて、ハンドルに腕を組んだまんま ハッピィスマイル を もっと、もっと ムジャキとは ほど遠くも にぃ、って させました。 ]
(119) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
こんにちはぁ。ちっちゃな霊さん。 あなたは いったい、 どなた でしょーぉ
[ 不確定も、確信をもって言ってしまえば、とか。 ノッカ姉さんの言いつけ通り。 ツナギに白衣の男の子は 声変わりも済んだ、ざらざら声で ついでに、エガオを こってん、 傾けて。
ああ、おかしたべますか、なんて。 セケンバナシめいても、付け足したのです。 *]
(120) 2018/10/08(Mon) 17時半頃
|
|
/* エリアスチップで儚い系のジェフティ研究員頑張ろうとか考えてた時期もありました。
やっぱ動きやすいわこの顔……
(-27) 2018/10/08(Mon) 18時頃
|
|
私の情報収拾は、さほど順調とは言えなかった。 が、進捗ゼロであるとも言わずに済むだろう。
「 すみません、道に迷ってしまって…… この土地の名前を教えて頂けませんか 」
『 ここは“ 書の街 ”ノワ・ヘルミアだよ。 何か欲しい本でもあったら探してみな。 書店なり、図書館なりね 』
軽く周りを聞き込んで回ってみたところ、 このくらいの情報なら手に入れられた。 図書館とやら>>#1についての異貌であるとか、 近隣住民馴染みの、書店の位置であるとか。
(121) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
研究所ジェフティに関しては詳しくないようで、 施設と研究員の存在を仄めかされるに留まる。
彼らが行っている研究がなんであるかも、 水に洋墨でも落としたようにじわりと広がり まことしやかに囁かれる『書の精霊』の噂も>>#2。
永遠に朽ちぬ葉≠ニ称された降霊の術式>>37。
その何たるかも知らないまま、なおも街を歩く。 今まさに朽ちんとする枯れ葉達が秋風に吹かれ、 石畳に身を削られては、脆くかけらを残していく。
そんな様子を目で追っていると、ふと。 私はここで、出逢うに至ったのだ。 秋風よりもより冷たい風にこそ馴染むような、 どこか寂しげにも見える、その佇まいに>>107。
(122) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
もしも、ささめ雪の一つも舞ったならば>>66 フロックコートを纏っても身を震わせたろうが、 どうやらそんな事もなかったのだろう。
東洋人とおぼしき、ひとりの子供である。 黄色どころか黒人を時折見かけた程度の私は、 彼の詳細な年齢を知るまでには至らない。
当時の私の故国では、かの東国はいまだ未知。 一夜漬けで中国磁器の知識を詰め込んだ折には 幾つか問いただされた事もあったが、ともあれ。
普通の少年なら、迷子かとも思っただろう。 しかしおそらくは、私と同系統の存在だと感じた。
……私の生きた時代より、彼の時代は少し下る。 だから私には、彼がなんたるかを判ずるのは至難だ。
(123) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
少年は私に尋ねる>>108。 単純な背丈の違い、という話ではないだろう。 その、少しばかり不可思議な問いを聞いて、 私は彼に、返答としてこう紡ぐ事にした。
「 私は所謂鬼才ではないが、 それでもいくつか素質があるらしい。 私自身ではなく、他人を輝かせる…… そう言っていたな、友人は。
であればきっと私の目には少しばかり、 他人が魅力的にでも映っているのだろう 」
そういう話でないならすまないな、と らしからぬ質問をしたらしい彼へと言葉を継ぐ。
(124) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
であれば今度は、私から彼へ。
「 では君にはどう映っているんだ? この街が、他人が、あるいは故郷が 」
日の目見ず、融けた雪のような少年へ。 日の目へ晒す事なく封じた原稿を多く持つ私は、 問い返してみることにしたのだった。*
(125) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
/* 行数制限さんにめっちゃ怒られた……;;;
(-28) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
[生まれながらに直ぐ絶えた 己は、重ねた生がない だからこそ、語り継がれ、読み継がれる者より 経験はずっと少ないのだ
だから、知りたい――という根底の欲求を どうして抱くのかを やつがれはわからないし 自分がそうであることにすら気づかぬまま その人に問いかけ、内心でかしげる、小首
フロックコートは、己の作者が生きた時代でも 少しばかり流行したこともあつたが ――名称を知らぬが作者が壁に立てかけていたことも あつたが故、洒落たコートに己には見え 少しばかり懐かしさも、あつたのだが 己は心を具体的に言語化し、理解するには 経験が、足りていない]
(126) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
素質?
[やつがれは、 じつ、と背の高き異国の様をした 己より年の上の風貌の者を見遣る それは無表情なれど、僅かながら輝く瞳が 興味を持ったとばかりに 或いは――雪原が雪を反射する様に]
あなた には、友人が いるのか 第三者からの 評があるの なら それは あなたの 側面なので、あろう
あなたのみる 世界は。きっと とても美しいのだろう ね
[それは、氷一枚隔てたかのよう 触れようとしても砕け消えて、拒絶されてしまう 己と世界の関係とはまた違う、ものなのだろう]
(127) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
――やつがれ、に とっては この世界はとても、痛い
(128) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
[お前は必要ないのだと 破かれ、踏みにじられ
作者から”名”も得られなかった己は
雪国として生きられなかった己は]
街は、輝いているのに 人は、笑いあっているのに 故郷は、四季折々の色合いを見せて、いるのに
やつがれには 遠い
[問い返す彼に向ける表情は、先程煌めいた瞳は霧散し 唯、其処には氷の様に固定された無が、あるだけだ*]
(129) 2018/10/08(Mon) 18時半頃
|
|
/* Q.やつがれ何したいん? A.なんか名前つけてほしい。誰かに
(-29) 2018/10/08(Mon) 19時頃
|
|
/* 基本的に、完全否定されると嫌う=殺すになる 此方を理解しようとしたりしてくれる態度の人には 子供の無垢な一面を見せる感じかな
其れとは別に、でっかいどー!なものとか 自分を書いたころのおとうさん、に 似た人や霊には初期好感度が割と高い
尚、味方陣営には該当者居ないので 最初は味方すら好感度0でスタート
(-30) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
/* ただ、この好感度も敵対行動をとられたら 容易にマイナス迄どーんするので あんまあてにもならないのである
(-31) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
/* 一人称やつがれは、 へりくだった文体言葉なので 普通は人間は発言しないが
元が原稿なのでやつがれ(人との区別) ってことでおひとつ
(-32) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
ところでその辺りの山で たくさんの豚の群れが餌を漁っていた。 悪霊どもが豚の中に入る許しを願うと、 イエスはお許しになった。
悪霊どもはそのから出て、豚の中に入った。 すると豚の群は崖を下って湖になだれ込み、 溺れ死んだ。
─────「ルカによる福音書」
(130) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
( 夜、とくに夜だった。 いろんな顔をし、いろんな性格をしているいきもの、 悪意ある、人をあざけるのが好きな、 『理性を持った』それがときどきおれのそばに現れた。 さまざまな形をしていてもその正体は同じで、 おれは、それに腹を立てていた。 )
『 その悪霊は────── 』
(131) 2018/10/08(Mon) 20時頃
|
|
/* もう1人の凸ちゃんが(凸ちゃん=デッドコード) こないんだが、だいじょぶかにゃ
……やつがれ、体育座りしていいこに、まってる
(-33) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
「... どうしてぼくに重荷を背負わせるんです? 」
(132) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
[書物の中でその男はなにやら、 まるで何かを崇めでもするように、 神輿に載せようとする連中を見て あるいは縋るような目をする輩を見て ときに震え、ときに嘲笑し、 ときに冷ややかに見つめていた。
そして、撒き散らされた書片が人の形に変わる時も その『貴公子』は、仮面のようとも評された美貌を連れて 取り留めもなくそう呟いたのであった。
(一応断っておくのならば、この街を見下ろせる高台で この青年は誰かと会話をしていたわけでもなければ まるっきり誰かの姿があったわけでもない。)]
(133) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
[ただ何度となく、彼を熱烈の目で 見るもの達へとそう問いかけたように 石畳の街の秋に一足早くロシアの冬が降り積もったかと 勘違いもさせてしまいそうな白は佇み、 そう呟いたのだった。]
(134) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
/* 見返したら。雪原が雪を反射じゃないわ 雪原が光をだ。ボクの誤字ぇ
(-34) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
[しかし、『あの一連の事件』において、 その悪霊は誰に取り憑いていていたのだろう? この貴公子の容貌をしたハムレット、もしくはイワン王子、 あるいはヴェルホヴェンスキー氏の語るところの”ハリー王子”か それとも氏の息子であったあの巧妙なペテン師か?
わたしは記者として記しはするが、 この謎深く奇妙な事件の回想録に関わりながらも 第三人称からものを語るただの俯瞰者でしかありえないのである。 ある種類の何かしら主義的な見方をするのだとするのなら 『G』こと──わたしアントン・ラヴレンチエヴィチの目と言うのは、 読み手と同じ解釈そのものでもあるのかもしれない。]
(135) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
/* 悪霊さんは記者だけど俯瞰者なのか。ふむん
(-35) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
[それは多くの破滅の事件簿だ。 多くの死滅と自滅の物語だ。 同時に作者の社会主義運動に対する 懺悔や反省であるのではないのかと人々は語る。
もしそれが後悔の意図を込められて 撒き散らされた紙片の一片であるのなら、 果たしてこの時解き放たれたひとつの存在であり ひとつの概念、あるいは人物、 今具現した霊は何だったのか?
それはまた、このノワ・ヘルミアを新たに舞台とした 事件を綴って行くにつれて触れて行きたいと思う。 もっともその前に今回、間違えないで頂きたいのは わたしはただの第二人称、あるいは第三人称の 語り部であり、他書の地の文とは違うと言う点だ。]
(136) 2018/10/08(Mon) 20時半頃
|
|
/* >>>他書の地の文<<<
ワタシノコトデスネワカルヨー
(-36) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
[もっとも、当然そんな前置きのような 注意書きを留意してもらうべくもなく、 社交界のご婦人どもが熱狂してしまいそうなほどに 恵まれた彼の容貌をたちまち見れば──────
もし、かの事件をご存知の方がいらっしゃるのだとすれば、 その高台の彼はわたしとして存在するのではない、 ということがわかるだろうが。
それよりも、わたしはこれよりこの≪事件≫についてを また新たに記していこうと思う。]
(137) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
/*
気を抜いたら普段の地の文が出てしまうのを 気をつけねばならないな...? ロシア文学がわかりづらすぎて何のこっちゃに なっている出だしです
(-37) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
─────石畳の街の高台にて─────
[その高台では、 ロシアの厳寒とだけで例えるにはいささか温くも感じる、 きっとそれは罪人が《囚人列車》に乗せられて送られる シベリアの冬を思わせるような白髪が 丘陵地に吹き抜ける風にあわせて靡いていた。
そこには何だか澄んだ感じのする明るい目の青も、 柔和で抜けるような肌の白も、鮮やかな頰の赤みも、 珊瑚を思わせる唇の色は何ひとつ変わらない とある『登場人物』の姿がそこにあったのだ。
(ただし不思議なことにも、その髪の色だけは、 彼が持っていたブリュネットよりも黒々とした 豊かな毛並みとは程遠かった。)]
(138) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
/* めも。
あくまで「地の文」なので ワトスンが8割くらい、ホームズが1割くらい。 0.8割くらいがドイルで、0.2割くらいが某事件の犯人かな
地の文は主人公その人であり、サイドキックであり、 ヒールであり、第四の壁を時折越える存在である (三人称モノが2編あるので、地の文なら壁を認識できる)
(-38) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
/* 『シャーロック・ホームズ』シリーズ: 連載は1887〜1927 舞台は1887〜1903、1912〜1914 (作中での最終時間軸は1926『白面の兵士』『ライオンのたてがみ』)
『悪霊』:出版は1873、舞台は1869(露) 『星の王子さま』:1943(米) 『オズの魔法使い』:1900(米) キェルケゴール:1813〜1855(丁) 『或る本』の地の文:誰だテメェ
『金枝篇』:1890(英) 『伝奇集』:1944(亜) 『雪国』:雪国本編は1937(日) 『喪明』:オリジナル
・『星の王子さま』『伝奇集』『喪明』『雪国』はムリ ・『金枝篇』は時代、国ともにダダ被りで知ってそう (ただし彼の認識では第3版“全11巻”で2巻少ない)
(-39) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
── 丘より ──
[東南欧>>#1の秋は北欧のそれよりは温かい。 蒸気機関車が世にデビューしたその時代に生きながら、 男がコペンハーゲンを出たのはたったの4度。
更に云えば、それらの行き先は全てベルリンであり、 男はベルリンより南の地域を見た事がなかった。 誰もがこぞって旅に出た時代であったにも関わらず!
かのソクラテスが逍遥したギリシアでさえも、]
(139) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
さて、ハンス・クリスチャン。
『 急行便でさっさと出ていって、 ヨーロッパを見て回る事の方がお前には 心のお話を覗き込むよりも向いている。 』
…… そう、私を揶揄ってくれたね。 嗚呼、私とて、死後にこうして、 ベルリンよりも南を訪れる事に なるとは思いもしなかったとも。
[同時代を生きた童話作家の言葉への皮肉。 しかし、その紫菫の眸は何処か、 倦厭でもない興味を湛えて異国の景色を見ていただろう]
(140) 2018/10/08(Mon) 21時頃
|
|
[仕立ての良い薄手の天鵞絨の背広を纏いながら、 その青年──(仮にスタヴローギンと呼ぶとしよう)は ひどく退屈そうに咬み殺すこともなくあくびをしたが、 それでも足を動かす努力をしようと言うこともなく、 もうしばらくこの場所に佇んでいた。]**
(141) 2018/10/08(Mon) 21時半頃
|
|
/* ハンス・クリスチャン・アンデルセンですネ……>>140
(-40) 2018/10/08(Mon) 21時半頃
|
|
[男は、書いた。 美的なるものよりも、倫理的なるもの。 倫理的なるものよりも、宗教的なるものを、 人は己が意志で選び取って生きるべきである、と。
だが、男こそは美的なるもの、 つまりは、感性的なるものから 離れては生きられなかった。 モーツァルトのドン・ジョヴァンニに傾倒し、 数多の言葉を日記に綴りすらもした。
感性。 それなるものと切っては離せぬ己故に、 この憂鬱者は哲学の深みに嵌り込むしかなかったのだ]
…… それにしても。 “書”を喚び起こすっていうのは。 随分と無責任なる話ではないかと思うのだがね。
(142) 2018/10/08(Mon) 21時半頃
|
|
[自我、存在。 それら無き者として扱われていた筈のもの達に、 意識なんてものを与えるというのは果たして ────]
意識を得るという事は、だ。 無垢の侭でいられたものに、 罪への道を啓いたも同然と、私は思うのだがね。
…… 彼らは果たして、 人のように絶望を自覚し得るのか。 何の前に立つ事により、 その絶望を受け入れるのか。
[細めた視線の先、見下ろしたのは風に靡く白>>138。 その気配の明らかなる霊性に、目を細めた]
(143) 2018/10/08(Mon) 21時半頃
|
|
…… 興味がないと云えば、嘘にもなる。
[緑の草を踏んで、一歩を踏み出した。 彼が気付くならば、軽く手を上げても見せようが*-*]
( ──── だが、それは私的な興味だ。 イロニーと悪趣味を混同する程、 私だって馬鹿じゃあないつもりだ。 )
(144) 2018/10/08(Mon) 21時半頃
|
|
/* おじちゃん、まだかなぁ (ゆるおんと聞いてていたから3時間くらいPC前で体育座り) お返事に気付いてないとか……?
(-41) 2018/10/08(Mon) 21時半頃
|
|
/* そういえば 年齢伏せてるんですけど 決めてるっちゃ決めてるんですよ 身長も設定年齢に合わせて低め(当人比)にしてるんですよ
思いの外大きな人が多くてにこにこしてる
(-42) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/08(Mon) 22時頃
|
/*
ドストをやりたかったが、 ロシア文学をなめていてしまっていたのと よりにもよってドストでも難解なやつから手を つけてしまったせいで完全に無理だ!ってなったことを ここに埋めておこう....
しかし悪霊はニーチェの超人思想の先どりだったとも 言われているらしい とメモメモ
(-43) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
/* 身長 100+29(0..100)x1 体重 50+36(0..100)x1 年齢 71(0..100)x1
(うそです)
(-44) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
/* >>143 がウツギさんの心情的な設定にダイレクトヒットしてて笑ってる
(-45) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
/*
オーソリティは悩んだが 「ロシア文学」ってくくりなら間違いなく ドストエフスキー五大だからSでいいかな... イデアなのは「悪霊」だけならリアルだが、 スラヴローギンとして具現しているからのメモ でも本質は「悪霊」だから多分色々混ざってる
(-46) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
―図書館―
[相変わらず私は図書館で本を読み続けています。 奇妙なものです、私は人間ではないのですが、人間のように本を読んでいる。 本を読んだとしても、その知識が書物の霊(これは恐らく正しい意味でプラトンが言うところのイデア的なものなのでしょう)である私に反映されることはないように思われるのです。
それとも、私は単に、私自身を解釈するために本を読んでいるのでしょうか。 いや、それを言うならば、そもそも人間は何のために本を読むのでしょう。書物を読むとき、人間もまた己を解釈しているのでしょうか。 一個の人間が解釈されうる存在であるなら、人間を書物として余すところなく抜けなく書き記す事もできるのでしょうか。
なんだか、私の父に聞かせたら、この思考実験でまた一篇、短編小説を書き記してしまいそうです]
難しいですね…あなたはどう思います?
[もし私を呼び出した方に私が顔を合わせたなら、開口一番にそんな疑問を投げかけたりもしたでしょう]
(145) 2018/10/08(Mon) 22時頃
|
|
あたりの子どもたちが、わあっと声を上げて走ってゆきます。 なにかのお祭りなのかどうかは、まだ来て間もない『少年』には分かりません。 ただ、その子どもたちのかおが笑っていたから、きっといいことなのだろうと思ったのでした。
そこに通りかかる乗り物>>117は、随分と大きな声でなくのにまるでゾウにも、もしかしたらキツネにだって競えるくらいの大きさなのです。 『少年』はふしぎがるように目を見開いて、その動物を食いいるように見つめていましたが、その時に目が合ったような気がしたのです。
気づかれているのかどうかは分かりませんでしたが、その人が笑った>>119ように『少年』には見えました。
「ねえ、きみは、ぼくに言ったの?」
(146) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
『少年』は、その答えが返ってくるまでもなく、ウサギが飛び上がるようにはねると、大きな動物に座っている人へ近づきます。 そうして、近づいたらようやく、そのすがたは日の光に照らされて、地面にかげを作るのです。 その人とは違って『少年』はほほえんでいるという言葉がいちばんふさわしいような、やわらかい笑顔を見せていました。
「名前、じゃあないけれど。 ぼくは、『星の王子様』…の、」
そういって、『少年』はかんがえこむようにうつむいてしまいます。
(147) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
『少年』は覚えていませんでした。 自分が “だれ” なのか分かりませんでした。
『王子様』なのか『航空士』なのかは勿論、 もしかしたらそれぞれの星にいた人かもしれません。 あるいは、『バラ』や、『キツネ』、 …もしくは『ヘビ』なのかもしれませんでした。
だから、『少年』は困ってしまったのです。 でも、その人は決していやな人ではありませんでしたから、『少年』はどうにかして答えたかったのです。
(148) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
それはそれとして、なんだか深遠な紹介をなさるのですね、あなた。
[私を呼び出した人に会ったら>>92>>93、その人自身の事も私は当然聞いたでしょう。本を読んでいる最中だったか、図書館の外に出ている最中だったか、それは分かりませんが]
解読不能言語であり、魔導書であり、図書館でもある…書記官。 それでは、あなたは私の一篇「バベルの図書館」の図書館員のようなものと考えればよろしいのですか?それであれば、あなたは私の眷属のようなものという事になりますが…思い違いでしょうか。
いえ、話がそれました。あなたが何であるかという事には大して興味はありません。 大事なのは、あなたが「いかなる思想の元に私を呼び出し」「私にいかなる事を要求するか」、
いえ、それ以上にその事実に対して「私がそれに興味を持つかどうか」が大事なのですが。
(149) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
[私が問いかけ、帰ってきた答>>93は私という存在のように現実と幻想の狭間にあるかのようなものでしたが、その大枠を掴み取る事はそう難しくもありませんでした。]
なるほど。つまり、記録から抹消された書物による復讐の片棒を担げという事ですか。まるで「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」のトレーンですね。
分かりました。
(150) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
私、復讐という極めて個人的かつ陳腐な感情による心的防衛機制が生み出す攻撃行為そのものについては
全く
一切
いかなる意味においても 興味ありません。
(151) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
ですが、それを行うのが記憶から抹消された書霊というのであれば多少の興味を惹かれます。いえ、むしろその書霊自体に大変な興味を持ちます。
人間に読まれることのない書の存在意義とは何でしょう? 焚書か、発禁か、自然忘却か…いかなる理由で消されたのでしょう? そのような書には、どの程度自我があり、何を目的として報復を…いえ、そもそも何に対して報復するというのでしょう?
私、気になります。非常に気になります。
(152) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
ですから、私にどこまでの事ができるかは分かりませんが、その書霊というものを私に引き合わせてくださるなら、私はあなたに与するにやぶさかでありません。
必要とあればお呼びください。私はさして力もありませんが、この現実を私という八篇の幻想で侵食するぐらいの事ならば可能でしょうから。
[その人は、他に何か気になる事を伝えてくださったでしょうか。
どうであれ、私はまだしばらく書物を読み続けるだけです。私の興味は、今はその書霊の話自体よりも専ら手にしたデ・レ・メタリカの方に向いていたのです。*]
(153) 2018/10/08(Mon) 22時半頃
|
|
「 “アントワーヌ” ? ……ううん、ぼくの名前じゃ、ない。」
『少年』が思いうかんだのは、そのひとつだけでした。 けれど、それもふるふると首をよこにふるようすで、ちがうのだと分かるでしょう。 少しのあいだ、『少年』はそうやってかんがえていましたが、思いつかなかったのです。 なので、その人の答えにならないのはいたたまれなかったのですが…、『少年』はこう言いました。
「わすれちゃった。 きみが、つけてくれる?」
おかし>>120は、子どもはみーんなすきですから、少しうつむいたかおも、ぱっと上がれば明るくなりました。 そうして、「ありがとう!」ともらったわけでもないけれどもらえるものと信じて笑ったのです。 *
(154) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
私には、生まれながらにして過去があった。 詳しい経歴を作中にて語ったのはわずかだが、 かの友人が類稀なる観察眼を発揮するには無論、 相手に職業、生活、経歴、習慣、あるいは他にも。 そういった素地が存在しなければならない。
これは対象が私であっても例外ではない…… どころか、私は試金石ですらあったのだろう。
『 初めまして。貴方は見たところ、 アフガニスタンに行った事がありますね 』
対面して、いの一番にそう見破ってのけた彼へ 私が興味を惹かれない道理はなかった。 友は、当人が暇に任せて注射するコカインよりも ずっとずっと、私の好奇心をくすぐったのだ。
(155) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[ あっ おおあたり だ! ってのが、 ダイイチインショウ。 なんとなぁく、目が合ったような そんな感覚は、気のせいではないのでしょう。 そこで、二輪の乗り物は すっかり、静かになってしまいました。
すぐに、エンジンを回す必要というのが ないかもなぁ って、 思ったからです。 ]
(156) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
だが、それらがほぼ存在しない存在、というのは。 過去無くしてぽつりと突然現れた者、というのは。 あまりに背景の見えない、空白なのだろうか。
覚えた郷愁を知らず、抱いた欲求を解せず>>126。 ……数多の人物を見てきた私といえども、 こうした存在はとんと見かけた事もなかった。
だから友に倣って観察の真似事をしてみても、 私と少年の元々の文化圏の違いも相まってか いつにも増して、手がかりは眼の網をすり抜ける。
読み取れるのは、私自身と同じ類の存在である事。 黄色系、かつ過度に過去が読めない存在である事。 彼の幼げな見目が、そこに関連している可能性だ。
(157) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
あは、 だぁいせぇ かぁい。 そうです、ウツギさんはねーぇ キラキラの、あなたに こんにちは、しました。
いま ぴょん って こっちに いらっしゃった あなた です
……へぇ そう なってるんですねぇ れーしか できるって、しってたけど うん、 とっても オモシロイです ねぇ
(158) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
私の住んでいた街は、雪が少ない。 にもかかわらず、彼の眸のきらめく様>>127には あわく冬に射す光と、それを弾く白銀を思わせた。
「 美しい、か。 油滴まみれの霧深い私の街の風景は、 決して美しいとは云えないのだろうな 」
表面的な話ならば、本当にそう思っている。
この時代ならともかく当時のロンドンスモッグは、 ロマンティックどころか生命を容易く奪うのだ。 産業革命の弊害ともいえる、深刻な社会問題だった。
(159) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[ のったり ゆったり ざらざら しゃべる姿に さて、その 少年 は、どう思ったのか ウツギさんには さっぱり、わかりませんが。
ふんわり、咲いたみたいな ふわふわすまいる>>147 ハッピィスマイルは もぉっと ゴキゲンのかたちを とりました。
でもね、まるで わからない、みたいに すまいる うつむいちゃったら>>147 少年は あんまりにも、ちいさいので すまいる すっかり、かくれんぼ。 ]
(160) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[ 絹のロープで象られた輪の向こうにあったのは、 何だったのだろうか。
(” 誰かが解釈し添えた絶望と言う記号ですらないのなら ” そうたとえば、彼がそういうものを持たないのだとするのなら。 )
呼び覚まされなければ彼も、彼の感情も、 確かに、考察以上にこの世界には実在しなかったのだろう。]
(161) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
「 けれど友人は言っていたよ。
僕は、全ての人間は何か小さな 不滅の輝きを秘めていると思う。 あらかじめ決まっているものは何もない
私はこれに全面的に同意しているが…… この煌きは、一朝一夕で見られる物でもない。 五十年続けても、まだまだ彼には及ばない 」
この世界が痛い、と云う>>128。 名も、評も、存在意義も与えられなかった少年は。 無論、今の私にそこまで読み取る力はなかったが。
(162) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[ 星の王子様 それっきり 困っちゃったみたいな ご様子は 察するものは ありましたけども。
うつむいちゃって、考えてるみたいなので。 にこにこのおくちは、挟むものもなく のんびり、待っておりました。 ]
アントワーヌ…作者さんのお名前、でしたっけ? 星の王子様、ええ、存じております。 中身は サッパリ なんですけども。 そんなウツギさんでも お名前つけて、いいなら。
[ そうですねぇ、 って こんどは、ウツギさんが、 考える番。 ありがとう! と、きらきらすまいる>>154 考えながら、右手、左手 たくさんのポッケに つっこんで、ですね。 ]
(163) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
どれが、いいですかーぁ?
[ 見せたのは チョコに、マシュマロ。クッキー、キャンディ。 種類も味も、たくさんの、小さなお菓子。 細っこい棒を挿すだけで ナントカポップに大変身した、おかしたち。
チョコポップ、マシュマロポップ クッキーポップ。お好きなのどうぞって。
ウツギさんは、寂しいお口に お気に入りのミルクロリポップを一つ、 包みを剥がして、咥えて、ころころ。 ]
(164) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
「 つまり、これからという事だ。 遠いのならばそこから観察してみる。 何か見つかれば近く感じるかもしれない。 手始めに例えば、そうだな。 棲まう家の階段の段数なんてどうだ?
それすら痛い、というのなら仕方ない。 出した結論の一つではあるのだろうが…… 」
これから、などと言った私は あるいは見目に引き摺られたのかもしれないが。
世界の全員が、そうした眼を持つ訳ではない。 訓練によってある程度まで高める事は可能であれ そもそも関心がなければ伸びしろもないのだと、 後者の可能性を思い、私は少し苦笑したのだった。*
(165) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
おかし だいすき、なんですか? そうだったら いっしょ、ですねぇ。
そうやって ニコニコ ハッピィスマイル ウツギさんはねぇ ウレシイです。
…あぁ、おなまえ、そうだ。 白くて、キラキラ してますし がっきのえんそう きいたときってね なんだか、うれしく なっちゃうので。
シルク さん って、呼びますねぇ。
(166) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
「 その痛みはきっと、 放っておかない方がいいだろう。
……これは“ 僕 ”からの忠告だ、少年 」
苦笑がほんの刹那、掻き消える。 ボーラーハットの下に覗く眼が鋭さを帯びる。 喩えるならばそう、獰猛な猟犬かなにかのように。
一言ばかり怜悧なコメントを残したなら、 眼前の男はまた、先ほどと全く同じに戻るだろう。*
(-47) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[ 東の方…ソフィアの、多くの研究員の ルーツをたどった先にある御国では 絹を、楽器の弦に使ったりも、するみたいなので。
たった、それだけの、スナオなおなまえ。 あんまり むずかしいの、すきじゃあないので いいですよねぇ って、
たくさんのおかし さしだしながら また おかおを こってん、させたんです。
…あ、二輪からはちゃんと、降りて、ですよ? *]
(167) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
/* さっきのメモは間違ってたな。 犯人視点は一人称じゃなくて、三人称しかなかった
(該当部分少しだけ読み直した) (原作まだ何編か読めてません死ぬ)
(-48) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
/* 名前ってお前チップまんまじゃあねぇか
だって白くてキラキラしてるって本人もいってるもん
(-49) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[>>143>>144 ところで、その独白めいた調子が 髪を撫でる丘陵地の風に運ばれようものなら スタヴローギンは一度周囲を見回すようにして 人影を視界に捕らえると、触れがたかった表情を 好奇心ごと、にやりと持ち上げた。
彼は笑っていた。
特に近郊にある建造物を見上げることもなく 振られた手があるのなら、 それに振り返してやったくらいだ。]
(168) 2018/10/08(Mon) 23時頃
|
|
[ちなみにワルワーラ夫人の愛する 放蕩息子だったところのスタヴローギンは エジプトやいっそエルサレムにまで回ったことがあるし、 アイスランドに向かうどこぞの学術探検隊に 潜り込んだことさえあるという。
勿論、彼はヨーロッパもくまなく巡ったが、しかし、 このノワ・ヘルミアの街が存在する東南欧などは 当然と言っていいほど祖国ロシアよりもずっと 暖かな空気に包まれていたものだ。
そして、書の記憶に閉じ込められたものより遥かに ≪新しい時代≫の風を感じながら、 この『貴公子』は碧草の向こうの足音を見つめた。]
(169) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[会話の間、観察されていることには気付いてはいなかったが、 否、気付いたとしても己は喜ぶだけだろう
それは、やつがれをW見Wてくれるとおなじこと
それは、やつがれをW識Wろうとするとおなじこと
一拍]
油まみれでも、霧深くとも 其処に営みがあり、紡がれる縁がある世界なら そこに紡がれる命の息吹きが 関わりが、あるのなら
やつがれにとっては、美しいとおもって、しまう
(170) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
/* やっぱり雪国くん返事早いwwwww すまない……遅筆ですまない……
(-50) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
それを見られる
[見ることを、最初から許されている]
貴方の瞳が、羨ましい
……と、思う
[喩えそれが人の害毒となり 死に至る毒の霧としても 深刻な社会問題になったとしてもである
産業革命は、やつがれの作者の生きた時代に確かに訪れたが、 それはやつがれを記したあとのこと 話からはその裏に潜む悲惨さやらは 読み取ることはできなかったから、
やつがれはただ。感じたことを訥々と紡ぐのだ]
(171) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[さながら、淡雪降るかのように 紡ぐ言の葉は自然、目の前の願いの権化の如くであろうものに
問い掛けるように変化してゆく]
ひとの、不滅の輝き それは本でも、それにまつわるなにかでも
(やつがれでも)
得られるもの なのだろうか
[貴方の友人の言葉の引用に耳そばだてて 瞳の色合いは、無から変わる 煌めきを、今の言の葉から探すように 自分は貴方のいう、観察をして……
この痛みだけの世界に光を、存在意義を 見つけても、見出だしても良いの?]
(172) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
どうも。 ...どうにも、思慮深いお方のようだ。
[手元で一度振り終えると、 その掌を丸めるようにして腰の隣にまで下ろした。 その頃には、彼の笑みはすっかりと引いてしまっていた。]*
(173) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[其れは、デッドコードでありながら 渇望はただ、あれど 恨みや妬み、憎しみはあれど 其を言語化や自覚することができなかった
今まで、形作れなかった願いが、 明確に。じわと、やつがれに滲んでゆく
それは洋墨が心の白紙に文字を描くように]
(やつがれは)
(174) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
やつがれは、すむ家が、ない 友も、いない
……名前すら、ない
[つけられる前に、世界に殺された 生まれることすら許されなかったやつがれでも] (それでも見つけようとしても良いの?)
[この世界に、やつがれの居場所を 遠いものにてを伸ばしていいのなら]
(175) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[改めて、視線を留めたのは、 こちらへと向けられたそのかんばせ>>138。 髪色の所為で幻想さを増しすらある、 北国の麗人めいた、白に埋もれる柔らかな血色。 瞳の青はその中に落とされた氷、或いは、 雪空を抜ける空を想起させた。
ところで、かのロシアの文豪もまた、 己とは同時代の人物であった。 その華々しいデビューを男は聞き及んでいる。
ただし、若くして死した己は、 その後年の作品たる“彼”については 残念ながら、知り及ぶ事はなかったのだけれど]
(176) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
──石畳の街──
[くるくる、大通りでリズミカルな足音を立て 回りながら歩いているのは一人の“男”でした 青と白のギンガムチェックのカーディガンは目立つでしょう よれよれの革靴なんかじゃない銀色の靴は目立つでしょう
それでも男はお構いなし。 とても、とても楽しそうに踊るように歩くのです]
ああ、この石畳はまるでエメラルドの都へ続くレンガの様! もしこの石畳が黄色のレンガの道だったら その先はエメラルドの都があったりするのかな?
[真白のワイシャツを耀かせて エメラルドのネクタイを翻して 男はその言葉をまるで鳥のように、歌うように囀るのです]
(177) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[おや、とでも云うように。 紫菫は軽く、その重たげな瞼を吊り上げた。 かち合った好奇心の色、ふたつ。
笑顔と共に、振り返された手>>168。 その理由が何であったとしても、 言葉を交わす事に聊かの支障もあるまい。
柔らかな草を踏みつけて。 彼の前に立てば、金糸を揺らした。 視線はほぼ同じ高さ、ほんの僅かにだけ、 猫背の分だけこちらが上向いたであろうか]
やあ、初めまして。 ご同輩とお見受けしたものだから。
(178) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
(世界を、かえたい)
(やつがれだって)
(ほしい)
(痛みすら、やつがれの存在を刻み付けられるなら*)
(179) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
――それでもね、エメラルドの都は本物じゃないんだ 落胆したかい? あの美しい都は存在しないんだって 美しく、まばゆい光に目がくらむことなんて無い
それでも、君たちはこの物語の世界を旅する時 その都は一瞬だけだとしてもそれは確かに本物だと思っただろう?
彼らとともに旅した時間は確かに本物だっただろう? その旅路が偽りだなんて言わせないさ
(180) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[――――ピタッ
踊っていた男の動きが止まる 歌っていた男の声が消える
まるで間接が錆びて動けなくなったブリキのように 突然動きを止めてしまったのです]
……ああ、そうだ。 願いを叶えてもらわなくちゃ……違う、そうじゃない。
でも、はて……うーん、……
[そして油を差し込まれたように動き出す。 腕を組んで、首を捻って、また一つ唸り声を零して]
(181) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
/*
このロルもしかして:心情が全然書けない
悪霊でもスタヴローギンについては告白まわりでようやく見えるくらいだからな...
(-51) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[憂鬱を、好奇心が越えた一瞬であった。
デンマーク国王との三度の謁見を、 体調不良を理由に断ろうとしたくらいには、 男は気乗りのしないものには腰が重いが。
──── 結局、断り切れなかったのだが。
興味さえ抱けば、無遠慮にすらなる]
さて、思慮 ────、どうかな。 思索に冒されていたとすら、云われそうだがね。 世辞でも、ありがたく置け取ってはおこう。
[彼の引いた笑み>>173とは対照的に、薄く、笑む]
(182) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
ところで。 きみは、ジェフティに喚び出されたものではないね。
少々、今この街は厄介事の渦中であるようだが。
[さて、彼はどの程度知り及んでいるのだろうか、と。 探るようにもその青を見詰めもしたものだ*]
(183) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
[貴方からの忠告に やつがれがむけたは、どのようなかんばせだったか
自分からは見えねども、それは 冷悧な視線すら、大事なもののように希求する 迷い子のような顔であったか]
わすれ、ない
大丈夫、多分、ずっと やつがれは
[痛みに苛まれ続けるのだ その痛みを取り除くまで……W世界を変えるまでW]
(でも、そのためにはあの、自分を葬られた世界の墓場から目覚めさせてしまった黒いのが 洋墨を集めるようなことをいつていたはずだ
なら、この目の前の、かのひとも)
(-52) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
(でも、それは)
(WやだW、な)
(-53) 2018/10/08(Mon) 23時半頃
|
|
俺、何しようとしてたんだっけ?
[まるですっぽりと記憶を落としてしまったかのように。 物忘れの激しさはかかしみたいかな?なんて!
それでも何故か思い出せてないんだもの、仕方ないよね。 でも、そこだけがどうしても雲がかかったように 最初から、そこだけが何も存在しなかったかのように このワイシャツと同じようにあまりにも真っ白だったものだから
道のど真ん中で、トウモロコシ畑に突き刺さってたかかしのように 突っ立ってたのです。
邪魔?後でどくから邪険にしないでくれよ!]**
(184) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 00時頃
|
忠告、やつがれも 忠告しても、 なまえも、しらないあなたは
きいて、くれる?
[自分の指針を、よびおこしたそのひとに やつがれは本来得てはいけない思いを 無意識に抱いた
デッドコードにとって獲物に 抱いてはいけない、ものを*]
(-54) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
[その感情の名前は、情という
まるでおとうさん(作者)に抱くようなもの]
(-55) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
/* かわいい おぶ かわいい EX
はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜みんなのロルが芸術 まじやばい すき すきききききき むり 既にすき
(-56) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
/* プロは抽出できないのが議事のつらみぃ……
(-57) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
[ それが当然であるかのように、>>145 黴臭い片隅の、頁を捲る音に歩みを向けていた。 貪欲に書に食らいつく好奇心の怪物の対面で 同じく文字を目で追うことが多かったのは、 単純に、夜の帳を待つに適していたからだが ]
「 口伝では記憶の保持に限界があった 記憶を記録に変え、容量の問題を解決した 書物は世界のバックアップとも言える
だが叡智には個体差がある 解釈に差異が生じ、存在が分岐することは… 」
[ ────などと、時折 唐突に眼鏡をかけた双眸がこちらに向く時には 気紛れに、図書館の片隅で囁く事もあったか。 ]
(185) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
[ 書架より呼び出したばかりの折には “ 深遠な紹介 ” に対するそれぞれの反応を 王でも山羊でもない、祭司であろうが>>109 眷属であろうが構いはしなかった。>>149 ]
「 …… 正しさを、真実を求められていた それが人間という存在が積み重ねた歴史 世界を照らすことに他ならないのだと 強く信じられていたからだ。 」
[ 人間の知的探究がプログラムされたものならば、 霊子領域への干渉に至った事は 果たして、正しいものであったのだろうか?
…正しさを求められた霊科学博士は とうに、赤いマーブル模様となっている。 ]
(186) 2018/10/09(Tue) 00時頃
|
|
[ その結果、世界というシステムにおけるバグ ────デッドコードが存在する事を認識し 生じたレイテンシー。或いは潜んだそれ自体。
彼女の興味関心が紐解かれれば>>152 ほんの微かに苦笑じみた息を漏らし 彼らと引き合わせる事もしただろうが … ]
「 私に復讐心があったなら… たったの一文で全てが終わるのだがね 」
[ 世界をたったの一文で終わらせる書物など、 それこそ存在意義を問われてしまうだろう。 切っ先を得られたならば>>111 書記官は筆に込める洋墨の収集の為に とある噂を、秋の風へと混ぜ始めたのだ。 ]*
(187) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
[ 生存者は目撃者に、そして証言者に。 留める声を上書きすることはなく>>0:99 冷気齎す吐息に、睫帳の影は凛と揺れる。
────名。
黒水晶嵌め込んだ桃花の眼は、 死装束纏ったひとひらを眺め
陽の目を見ないからこそ 融け消えずにいた儚さ孕む雪白に声を向けた。 好奇心の怪物に引き合わせた時の事などは … 想起しただけで疼くものがあるが。>>187 ]
(188) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
「 レイテンシー・ロイエンタール 如何様にも呼ぶといい … 雪白の君に、名はあるのだろうか 」
(189) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
[ 例えば彼≠フように 名を戴いても改訂の海底に消える事もあれば 前段階───名もない場合もあるだろう。
この身体を共有する一冊のように 様々な名を持ちながら実在を認められない事も ]
( 無い、と答えが返るなら>>129 緩やかに瞼を細めながらも、 認識の証として、また便宜上として そのまま雪白の君と呼ぶだろうが )
(190) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
「 間違った世界を書き換えるには それに見合うだけの洋墨と紙片が必要だ
─────君達は どのような世界を綴りたい? 」
[ その無念、怨嗟、…願望。 在るからこそ、自らを埋めてゆく歴史から こうして這い出て来たのだろう …とは、 彼らを偶発的に目醒めさせたに過ぎない 禁忌を破った研究者の残す、推察であったが。 ]
(191) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
「 修正した歴史には、 君達が生まれ出ることが許される そんな世界も…ある、かもしれないね 」
( 囁くように、嘯くように 唆す言葉を紡ぎ出す時ばかりは 黒髪が垂らす影が揺れ動くのだ )
[ 求めるのは洋墨と紙片の収集。
書の街に馴染んだ香りは不顕性の高さと変わり 世界が書き換えられる可能性を認識出来るのは、 事の発端であるジェフティと────>>0:19
…鐘の音が響いた。 ]
(192) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
─ 現在・人気のない路地にて ─
[ ノワ・ヘルミアのシンボルの一つでもある 時計台は規則正しい時を刻んでいた。 それが伸ばす足の長い影を利用するように、 人通りも、陽の光も碌に当たらぬ場所で>>1 ]
……簡単なことだ その摂理を、その規律を、その法則を ただ書き換えたに過ぎない
[ その一冊はそういった書物であるが為に、 世に出ることを一切許されていなかった。 ───とは、一側面に過ぎない事であるが。 ]
(193) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
我 成 が さ り 身 し 合 成 塞 は り ぎ ざ 成 て る り | 処 て | |
(194) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
[ 異国の春の象徴たる花弁が ふわり、黒髪をくすぐりながら散っていく。 石畳に奏でる文字を解することは出来ず、 軈て、弾けて散った薄桃の上を>>3 啜るような音をたてて黒髪が這い回る。
こうして洋墨を、書霊の血肉を集めるたび 回路の灼かれる心地が身体に巡りながら、 ]
全てを書き記す為には …まだ足りないか
[ 吐き出した息には熱が漏れ、 双眸には感情のない涙が薄らと滲んでいた。 ]
(195) 2018/10/09(Tue) 00時半頃
|
|
[同じ実存主義と呼ばわれる哲学者でも、 『わたしたち』を手に取ったことがあるのは >>176たしかに≪真の生みの親≫が文壇に立った頃 その十年後には早々として亡くなった『彼』ではなく 後代のフリードリヒ・ニーチェの方であったのだろう。 ──────キリーロフの、 あの取り憑かれたようにイカれた人神思想もそうだ。 (これについてはまた後々に語ることがあるのかもしれない) のちに生まれた<超人>思想とまるでよく似通っていた。
シェストフなんかにも語られているように、 わたしたちの著者たるドストエフスキーが かの哲学者ニーチェの先駆者だったとも、 言われていることもあるらしい。]
(196) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
ずぶり・と 差し込む ぐずり・と うなる。
吾は吾で満ち満ちていたはずなのに ただひとさし、ただひとつき、 開かれたあな・から溢れ落ちていった。
赤不浄で在り 黒不浄で在つた。 ─────────────その うまれ は。 ・・
(197) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[それは、秋風とともに“書の街”に、 とある噂話が広がるよりも前の話]
(198) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
「魔術、とは、霊子の記憶を覗いた折に観測されうるものなのでしょうか」
[おすすめの店でも訊くかのように実にあっさりと彼女は眼前の研究者に問うた。 東洋系の顔立ちをしていながら流暢にこの地の言葉を紡ぐ。 縁あってこの街で生まれ育った賜物である。
書によって栄えたこの街で、彼女は書の研究に携わることに決めた。 歴史、伝承、科学、論理、概念、思想、虚構。 世界にはあらゆる書が存在しているが、彼女が紐解くことに決めたのは“神秘”の領域であった。
すなわち。 表向きは歴史学を研究の対象としながら、その実、 世に実在する魔術書《Grimoire》こそが本命であった]
(199) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[別に魔術を使えるようになりたいと本気で思っていたわけではなく。 あえて簡潔に言うなら未来(さき)を照らす光がほしかった。それだけ。
何かに失望したり深く傷ついたり、 状況は様々だが人は時に神秘にすがる。己もそうだった。 その結果、ほんのわずかの救いを得られたからこそ、 魔術という存在が、何か(あるいは他の誰か)を照らせる灯火になればいいと思っていた。
とはいえ――― 書を媒介にした降霊術式、その存在を知ってしまえば、 気になるというものである。魔術書を媒介にしたらどんなことになってしまうのか]
(200) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
大きな大きな声でないていた動物は、すっかり静かに>>156なっておりました。 その動物 ── 動く物ではありますが、動物ではないバイクという乗り物を『少年』は動物のように思っておりました ── を、初めて見るもののように見つめておりました。
けれど、その人が『少年』を見たような気がしました。 けれど、その人が『少年』に話しかけてくれた気がしました。
ですので、『少年』はその人へ、ちがうかもしれないことなんてかんがえもしないで、近づいてみることにしたのです。
「えへへ、ぼく、だれも気づかないんだと思ってた。」
(201) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[しょっぱなから質問をぶつけたのが“彼”との最初の会話なら、 二番目の会話はさて、どうだったのか。そもそも機会はあったのか。
あったのなら、まるで教えを乞うかのごとく“彼”に質問をぶつけただろう。 書によって解釈の異なる人物の場合、 媒介に使う書によってステータスは変わるのか。 魔術における術式陣は降霊の術式を確立するのにちょっとは役に立つか。
―――存在を亡きものにされた書物や記述は、 霊界でもその記憶をとどめてはおけないのか、などなど]
(202) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[そんな前書きなどは、さておく。
美しくはないロシアの春と打って変わったような、 春花を思わせる菫色が持ち上がるのを>>178 やはり足は動かすこともないまま、この男は 好奇心同士でかち合わせることをよしとした。
見知らぬフロックコートの紳士が近づくたびに その目線は近づいて、 そして彼がスタヴローギンの前に立てば 再び──(しかし、今度は上下あべこべに)離れた、 1センチよりはその猫背のぶん曲がった数値で わずかにこの<ニコラ>は彼を見下ろしていたが、 その拍子にその睫毛を震わせていた。
どうやら『ご同輩』と言う言葉を聞いてのようだった。]
(203) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[ただ、肝心の霊科学まわりはちんぷんかんぷんすぎて何から問えばいいのかわからなかったから、 (基礎からやれというレベルである) たくさん知識を吸収したとしても、彼女はやはり魔術書を研究する奇特な存在のままだった。
だから。 降霊実験の事故で呼び醒まされた“参照されざるモノ”とともに、 “彼”が姿をくらましたことは実験の後、 研究所の至るところが騒然とする中で知った。
周りが騒がしくなればなるほど、心はむしろ水を打ったように静まりかえっていた]
(204) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
その人のコトバは、とてもとてもゆっくりとしていて>>160、『少年』はとても気に入りました。 “××××××” が、そのコトバには、なかったせいかもしれませんでした。
「じゃあ、ぼくもきみに、こんにちは、しなくちゃ。」
いきおいよく頭を下げて、かおを上げるころには、 “れーしか” なんていうむずかしいコトバをその人は言っていました。 『少年』はそのコトバの意味を知らないものですから、ほんの少しばっかり、首をかたむけただけでした。
けれど、ふしぎそうなかおは、すぐに笑顔の下にかくれてしまいましたから、そのコトバのことを聞いてみることはしなかったのです。
(205) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[追わなければ―――
そう思うのは“彼”に訊きたいことができたからだ。 つまりこれまでとさほど変わらない。動機は。
「この世界は間違っていた」と言うなら、>>89 “彼”にとっての正しき世界の在処を問い求めよう。 そのためならば呼び醒まされたモノを討伐する任にも加わろう。
――受け取った拳銃はずしりと重い心地がした**]
(206) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
ご同輩、...ご同輩ね。いい響きです。 たしかにぼくは、あなたと同じものなのでしょう。
[好奇心をわずかに曇らせた氷の色が 閾値を超えたらしい一瞬の憂鬱を見咎めれば 多少機嫌よく興味を取り戻してわずかに晴れて
(この時は笑み直すこともなかったのだが、)
対照色を静かに見つめていた。]
そして、それも、 あなたのご想像にお任せしておきましょう。
(207) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
ただ二度生まれ出づるなら 無雑作に伸ばされた銀紫の長髪も 左だけ隠された赤い瞳も無ければ良い・と
指先ばかりを鉛筆の穢れに汚させた手の上に 八ツ裂きと為された紙片の残骸を置いて、
────────見えぬ御天道を睨め付けたのだ。
(208) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
『吾はいなしこめしこめき穢き国に到りてありけり かれ、吾は御身の禊せむ 』*
(209) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
/* 一周回って初期妄想に近い感じになりました、どうも私です(初期妄想だともうちょっと魔術師に近かったけど)
1
(-58) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
それでも、子どもの心というものはくるくるとすぐに回ってしまうのです。
『少年』もそういうところは確かに子どもでしたから、答えられそうもないことに、悲しくなってしまってうつむいてしまったのです。 分からないものは、分からないものです。 けれど、分からないことを知りたいと思うのは、とっても “ふつう” ではないでしょうか。 『少年』は、その人の分からないことを、分からないままにしておくことがとてもいやでした。
けれど、『少年』にも分からないものを、だれかに教えることはできません。 思いだされたコトバは、どうしてかとてもなつかしい気がしましたが、また、自分のことではないのだとも、『少年』は気づいていました。
「ぼくは、きみだから、つけてほしい。」
『少年』の元になるものを知らなくても>>163、その人なら友だちになれる気がしたのです。
(210) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
友だちからもらえるものが、嬉しくないはずがありません。 それに、『少年』は子どもですから、やっぱり大人よりもずっと純粋で単純、でもあるのです。
右手にも左手にも、小さくて大きなおかしの山>>164ができあがったら、きらきらとした目を、『少年』は一層輝かせて、前のことなんてすっかりわすれてしまったかのように見つめているのでした。
まあるいチョコは、表面はきっとすべすべとしているのでしょう。 ふわふわとした雲みたいなマシュマロは、きっととてもやわらかくて食べるのが少しもったいないかもしれません。 クッキーは少しいい匂いがして、さくさくと音を立てそうに思えました。 キャンディだって、小さくて持てる大きさのホシのようです。 でも、どれも口に入れればとっても甘くて、幸せな気分がするにちがいありません。
(211) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[────世辞かどうか? 問いかけにもならない言葉をわざとらしく拾ってから、 その時になってようやくまた、 青年は笑うことにしたのだった。]
で、なんですって? ジェフティ? ぼくはここにただ立っていただけですよ。 それともそれが...、どうかしましたか。
(212) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[その目に情感の彩りはない。
それは、ただ書物であるのだから。
それに情感はない。
それは情感を描かれた「役者」でもなく。
一人の男によって書かれたそれは、 一人の男の言葉から成り、 だが、 その男ではけしてないのだから]
(213) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
厄介ごと、とも申されましていましたが。
(ピョートルならここで 『きっとどうかするのでしょうね!』と 嬉々として覗き込む目にいっそのこと飢えた ピラニアのようにでも食らいついたのだろうが、
ぼくはなにが起きているのか、 そんなことはこれっぽっちも知りませんね、とでも 言いたげに肩を竦めただけだった。
────────事実そうだった。)*
(214) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
[ 漸く。 這い回っていた動きを止めた黒髪は 編むにも手間取る長さにまで変じていた。 地を引きずる訳にもいかず、気怠さばかり。
白い頸に手を回し、左肩へ黒髪を纏めながら 規則正しく響かせる靴先は
───── 人通りの少ない路を通り 図書館方面に向けていた。 ]**
(215) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
/*
ロゴスかっこいい...
(-59) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
|
/*ロルが消えているうちにサンドイッチが
(-60) 2018/10/09(Tue) 01時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
/*
そろそろ「まーーた超人やらキリスト教やるのか」って 言われそうだが何もしらず悪霊おもしろそーーー 罪と罰はあえて避けたいってなっていたら すごく超人思想に関わりがあった...
(-61) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
『少年』がしんけんになやんでいるあいだに、その人は、それにぼうをひとつちょんと乗せて、全てポップに変えてしまったのです。 おかしを見るよりも、その人がおかしになにをしたのかの方が『少年』にとってはふしぎでした。
「わあ、すごい! きみはまほうつかいなの?」
どれも食べてみたいなあと思いながら、『少年』は “ものわかりのいい” 子ですので、その内からマシュマロポップをつかんだのでした。
もちろん、『少年』はおかしが好きでした。 もっとも、目をひけばなんでも好きになるくらいには、気うつりの多い『少年』の好きというものは、少しちがうのかもしれません。 けれど、きらいなものがあるのだから、好きなものがたくさんあるほうがよかったのです。
(216) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
/* ノープランやめたいウーマンなんだけどちょっと……こう(言い訳にしかならないので黙っている)
今回戦闘方法が悩みポイントすぎた ルーン魔術とか陰陽五行とか考えてたんだけどまさかの戦闘能力に乏しい いや今からでもおんみょうじの末裔になる????(盛りすぎ)
(積極的に殴りに行けない設定だと不安)(のうきんですから)
(-62) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
[哲学と文学は、分野を別をしながらも、 その関係性としては非常に密接なものがある。 思想はそれ単一では世界に存在する事はない。 文学は多大に哲学を孕むものであり。 思想する者が存在して初めて、 それは存在する事ができるのだから。
思想は文字を介してのみ表現されるという点で、 文学者は優れた思想の表現者でもあるのだろう]
(217) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
「シルク。 …ぼく、ぼく、とてもその名前好きだなあ! ありがとう、ぼく、シルクっていうね! えっと、」
そこで、『少年』はようやく、その人の名前を聞いていないことに気がつきました。 その人が、その人自身のことを “ウツギさん” >>166といっていることにも、それがその人の名前だということにも気がつけるほど、『少年』はかしこくなかったのです。
「ぼくに名前をくれた、きみは、だあれ?」
おかしを手にした『少年』は、そういって笑顔のまま首をかしげたのでした。
(218) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
[風に揺れる綿毛にも似た、 その目許の僅かな揺らぎを見ていた>>203。]
多少の違いはあれども、ね。 生ける者達と異なる、という意味においては、 そう、私ときみは同じなのだろう。
[小さく肩を竦めて。 何処となく違いを感じ取ったというならば、 それはきっと、互いの『核』であっただろうか。
ジェフティからの情報。 己以外に手駒とできる霊を召喚できてはいない、 という事以外にも、ひとつ。
己と彼とでは、核とするものの存在が 何処となく異なっているようにも思えた故に]
(219) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
[想像の余地に、と委ねられたならば>>207。 僅かばかりに口許に笑みを刷いた。 それは皮肉屋がよくやる類の笑み]
立っていただけ、と。 そうだね。
存在する事そのものに、 既に私達には意味が生じている。
[己の唱えた実存の根幹とは裏腹に]
私達の現実における存在は、 その存在が先立つものではない。
…… 平たく言い換えよう。
(220) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
私達は、
「 理由もなく存在し得る存在ではない 」
(221) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
―― 春の始まりからは遠く、
聖ヨハネの日、 復活祭、 夏至もとうに過ぎた季であるならば。
娘達が花輪を冠り、女王を率いる事もなく。 残り穂を狩る女が、狼と呼ばれる事もなく。 藁を纏った若者が、罪人を装い、 あるいは、炎に焚べられる演技をするもなく。
人々は一ときの安寧を甘受している事だろう。
旱魃を退け、病を払い、 罪をは代表者の断罪により赦された、 初物とてとうに捧げられた、平穏の内に、
(222) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
[何も知らないらしい彼の様子を前にして、 さて、ふた心はありやなしやと。 竦められる肩を、その仕草を見ていたが>>214]
そもそも、私達のような存在が 現実に降りてくる事などそうもあるまいが。
どうやら、霊子に干渉する術らしきものに、 この時代の人間は手をかけたらしい。 その結果、喚び醒ますべからざりきモノが、 この現実へと染み出してきてしまった。
…… で、その先だ。 その、『喚び醒ますべからざりき──』
長いな、彼らに倣って 『デッドコード』と呼ぶとしようか。
(223) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
そのデッドコードと共に、 研究員がひとり、姿を晦ませたのだそうだ。
それ以降、
[ゆるうりと、眸と同じ菫めいた色合いの フロックコートの袖が持ち上げられる。 指差されたのは眼下に広がる石畳の街並み。]
街で、きみ達のような霊の存在が確認されている。 噂話や目撃譚を総合したに過ぎないのだがね。
…… どうやら、私達。 血潮たる《洋墨》にどうやら価値があるらしい。
(224) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
大きな動物からその人ははなれてしまっていました>>167が、動物はさびしくなったりしないのでしょうか。 それは、『少年』には分かりません。 けれど、さしだされたおかしに、そんな気分はすっかりわすれられてしまったのでした。
もちろん、『少年』がその名前にある “ルーツ” を知っているはずもありません。 ただ、好きになることに理由は必要ないものでした。 なので、かざりたてられていない名前としても、すごく気に入ったのだから、『少年』にはそれだけで十分でした。
「ねえ、きみはどうしてここに来たの?」
ただ、なんでも聞いてしまうのは子どもらしいやっかいな部分、でもあるかもしれません。 *
(225) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
/* ウツギさんの様子見て決めるつもりだったからね(決まってない)ごめんね!!!!
村前に浮かんでた明確なプランあと赤の研究員(ロイエンタールさん)とがっつり敵対する、ってだけだから完全に出オチ
一応クロエパッパが彼の記述を亡き者にされた設定だとか一応のイメージ曲はあるんだけど(どっちも村建ってから決まった)
(-63) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
/* お や フ ラ \ ( ^ q ^ ) / って気分でした、はい
…別に今しなくてもいいやんその話って気分でしたね
(-64) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
/* 抗え、その心の儘に。
というのがコンセプトワードです
(-65) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
|
さて、きみに予め問うておくべき事がある。
[きみという存在も多大に興味深いのだが。 それよりも、まずは己が任務に触れておこう、 とばかりに]
きみが、その研究員とやらの側ではないのなら。
狩り殺され《洋墨》を採取される側に回るか。 それとも、そのような存在を、 逆に狩り殺す側に回るか。
どちらかに立たねばなるまい。 さて、私は後者だが。
[きみはどちらを選ぶかね?*]
(226) 2018/10/09(Tue) 01時半頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 02時頃
|
[ たぶん、かれにとっては たくさんの はじめまして が ここに、あるのでしょう。と。
だって、かれの目は>>201 しらない を、かくすこともしない ちっちゃな子の それ だということは ウツギさんにだって、わかることでした。
だれも、気づかないんだと思ってたなんて。 まぁ、そりゃあそうでしょうけど。 イタズラ 成功した時みたいに ふふ、って 笑ってあげましょう。 どっきり だいせーこー では、ないですけど。 ]
(227) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
[ 重たそうな、宇宙服なんて まったく、気にならないのでしょうか。 元気いっぱいな こんにちは>>205 ただの 人間に、例えるならば 小学生くらい なのでしょう。 ウツギさんよりも 幼い子、って こうやってお話するの 実は、ないんです。 そんなに、ね。 だって、研究所には、いませんもの。
難しいことは わかんないらしい お顔のころころ変わる子は ええ、嫌いではありませんので。 ]
(228) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
[ きみだから なんてのに>>210 おくちは にんまり、笑ったまんま お目目をもうちょっと、開いてみたら びっくり、に、見えたでしょうか。
いいや、目の前のかれは びっくりのお顔よりも、ずっと きらきら お菓子に夢中でしょうか。>>211
たくさんの棒をさしちゃうだけの、 お手軽な魔法に、興味津々でしょうか。>>216 ]
(229) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
あー ばれちゃいましたーぁ? ええ、ウツギさんはね、フシギさんなので 誰も きづかないことに、 きづいたり
こうやって、ただのお菓子をね たべやすい ポップ に、できちゃうんです。
…みんなには ないしょ ですよぉ?
(230) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
[ シルクさん、という、お名前を差し出す前に ロリポップを咥えた唇に 軍手をした、左手の人差し指を添えたなら ちょっとした、ないしょのお約束。
どうでもいいことだって ね ナイショ に、しちゃったら なんだか わくわく しませんか?
ウツギさんは、そういうの わりと、 すきなんですよ。 ええ。 ]
(231) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
[ お名前も マシュマロポップも お気に召したならば、良いことです。
なので、それでいいやって おわりかけたところで、でした。 こってり 傾けられる首に>>218 そうだ、自己紹介 まだでしたって やっとこさ、 思い出したのは。 ]
お名前、そうですねぇ。 ウツギ です。 ウツギさんは ウツギって、言うんですよぉ。
[ ちょいちょい っと 軍手をしていない 右の人差し指で ニコニコハッピィスマイルのお顔を わかりやすーく ゆびさしましょう。 ]
(232) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
そんな ウツギさんは、ですねぇ。 ジェフティ って 言う たくさんの本を調べたりしてる とこから あなたみたいな 霊 に、ですね。 ひどいことしちゃう そんざい を やっつけるのを、手伝ってほしい って。
そう、お願いされましてね。 それで、ここにいるんですよぉ。
(233) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
そうですねぇ シルクさんが 霊 の、こととか デッドコード の、こととか
どこまでご存知かは わかりませんけども。 もっと こまかく、知りたいならば ウツギさんの、わかることなら 教えることは、できますが。
(234) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
[ どうしましょ、って。 聞きたがりの子の どうして? が、あったら>>225 全部、満たせるかは わかりませんが。
たくさんの霊を、呼ぶ意味を ふんわりとでも、考えてみたら。
霊たちを、守ることもまた お仕事の一つには、なるのでしょうから。
…お仕事ですから。ちゃんと、やりますよ? ウツギさんは、マジメさんなのです。これでも。**]
(235) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
/* 村側人間仲間さん来た瞬間にロル打ちながらサイリウム振ってました 拳銃 拳銃
良かった銃火器ボツにして(直前まで工具じゃなくて銃火器予定だった)
(-66) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
/* そしてイッヌさんを2度見しながらすき(すき)してるし
シルクさん可愛い──
(-67) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
しかれども。 死あるいは滅び、諸々の災いは、 常々、怠惰か、怠惰ならざるとも、 ただ、機運において。
しばしば巡ってくるものだ。 故にこそ、人々は絶えず儀式を繰り返す。
だが、魂の外在化に成功しない以上、 成功したと思い込んでいるばかりなら、 彼らは、もれなく、死するだろう。 蘇りなき、永劫に。
(236) 2018/10/09(Tue) 02時頃
|
|
[それは、 量子たる亡霊から、実体へと、 再び移ろい、現れる。
街の端、空き家の多い寂れた一角。 人の姿も少ない其処において、それでも、特異な容姿、異質な機械めく装いは、幾らかの視線を集めもした事だろう。 男は、はじめには、 ただ、*佇んで*]
(237) 2018/10/09(Tue) 02時半頃
|
|
ああ、失礼。訂正しておきましょう。 『同じもの』ではなく、『同じようなもの』でしたか。 ...どちらでも、大した差はありませんけどね。
[そう言われ置いてから、>>219 スタヴローギンは追いかけるように言い直した。 肩を竦めた男の所作を後よりも先がけて、 それを真似てみせる青年がそこにはいた。
ロシアの思想家や批評家たちとも印象は異なるが、 そうした所作の中からでも まじまじと男を見つめるアイスブルーにも その差異は漠然と感じられているものだったのだ。]
(238) 2018/10/09(Tue) 02時半頃
|
|
[しかし、なんともシニカルな笑みに 彼はよそゆきの冷笑で返してやりながら、 覗く菫に向けて竦めた腕を振って見せた。
>>221とはいえ、 言い換えられた言葉ごと真正面から見つめるだけで しばらく黙っていたが。]
…。 ……。
喚醒ますべからざりき─── ああ、端的だと助かりますね。 長ったらしく遠回りな話は聞き飽きていますから。
(239) 2018/10/09(Tue) 02時半頃
|
|
[そこまで言って差し出すかのように、 掌で『どうぞ』と、続き勧めてから、 次に口を開いたのは>>224指さきを追いかけるように 街並みに目を向けてからであった。 とはいえ、その目線は情景を見下ろすと言うよりは、 ただ投げ出された指から離れもしなかった。]
...ところでさっきの話ですが、 ひとつ、それはそうだと認めてもいい。 ぼくたちのようなものが、 何もないところから生まれるわけはないとして、ですよ。
[スタヴローギンは、目を伏せ、しばらく黙ってから、 再び開ける頃には少し苛だたしげにも、 (矢継ぎ早に、吐き捨てるようにも)そう言った。)]
(240) 2018/10/09(Tue) 02時半頃
|
|
ですが、『理由あったとして』。 ぼくや、
(『...これは、よりにもよってかもしれませんがね』) [そう舌を巻く時、ほんの少し声色が下がっていた]
ぼく達のようなものが あなたの知らない新たに 喚ばれたところでなんなのでしょう...と そう思っていたのですがね。 なるほど。
そういうこと、と笑ってやりたくもなりますね。 ───『それが本当なら』。
(241) 2018/10/09(Tue) 03時頃
|
|
それにしても 決闘遊びのようなことは卒業したつもりなんですが... つくづく、ぼくはそういうのに付きまとわれるらしい。 ああ、研究員なんて知りませんよ。 ...ガガーノフよりたちが悪い。
─────...退屈凌ぎにはいいかもしれませんけどね。 獲物になる予定はとくにありませんから、 念頭に入れて起きましょう。
[そこまで言い終えると 『もうたくさんだ』とでも言いたいのを堪えるかのように、 背の後ろで腕を組んで、前題に挿げ替えられた興味の 名残りを鬱屈そうに、髪糸ごと首を振った。]*
(242) 2018/10/09(Tue) 03時頃
|
|
そう、どちらでも変わるまいよ。 媒介の違いで何が違う訳でもあるまい。
[ただ、根本的な存在は決定的に違えども。
竦められる肩>>238。 さて、その所作にも何をか含むものありや、 僅かに上がった口角もまた、 北国の氷雪めいた外面の冷笑を見やり>>239。 苦笑めいて、小さく喉を鳴らすばかり]
(243) 2018/10/09(Tue) 03時半頃
|
|
/*
もう少しドストの比喩的言い回しをしたいが 力不足〜〜となるしあのミステリアスがでない がんばる
(-68) 2018/10/09(Tue) 03時半頃
|
|
[振った指先を追い駆ける氷青を横目に>>240]
さてね。 実存に関する問答は脇に除けるとして。
[むしろ、今この霊としての存在において、 生前唱えた実存についての論理からは その前提すらもがかけ離れているが故に。 弁証の誘惑に駆られながらも、 其処には辛うじて待ったをかけた] 出逢ったばかりの私の言葉が信用に値するかどうか。 選ぶのはきみに任せよう。
[秀麗なそのかんばせが吐き出す声音。 強調される言葉には一層、 柔らかく眉を上げながらも、 くっ、と口許の笑みを深めても見せた]
(244) 2018/10/09(Tue) 03時半頃
|
|
[だが、ややあって、 小さな溜息と共に唇を緩めれば。 彼の視線を払うかのように菫袖を下ろす]
まァ、俄かには判断もできまい。 私とて、まだその現実を目にしていないのだし。 そう、頭の片隅にでも入れて貰えるなら、 私の寝覚めも悪くはなるまい。
[さて、と空気を変えるように。 揺れる銀糸>>242を眺めながら、 軽く踵で地面を叩いた]
憂鬱な話題はこのくらいにして、だ。 そういえば、自己紹介をしていなかったね。
(245) 2018/10/09(Tue) 03時半頃
|
|
私は、キェルケゴール。 セーレン・オービュエ・キェルケゴールだ。 著述家であるつもりだが。 人は哲学者と私を分するのだろう。
[秋風に小さな独白を攫わせて]
…… 所詮、私は己の実存、 それにつき纏う不安と闘ったに過ぎぬのだが。
ね。
(246) 2018/10/09(Tue) 03時半頃
|
|
[そんな事はどうでも良い。 打ち消すように此度、ゆるく振られたのは金糸の方]
さて。 きみの名を問うても許されるものかな。
[ゆるやかに、傾げた首をさらりと滑る横髪。 白皙の貴公子に向けて差し向けられた紫菫は、 再びにその好奇、或いは、興味の色を燻らせていた**]
(247) 2018/10/09(Tue) 03時半頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 03時半頃
|
/*
何も信じないニヒリストみたいな根底を頭に入れてるが 村とは思えないやつ過ぎない?大丈夫? (いつものこと)
(-69) 2018/10/09(Tue) 04時頃
|
|
/* 大分マイルドなキェルケゴールしてると思う。 もっと鋭角辛辣なイメージあるけど。 死後ですからね。
多分、余裕なくなれば攻撃的になるやつ。
(-70) 2018/10/09(Tue) 04時頃
|
|
ええ、まったく... そのとおりですね。
[>>243 今しがた大差ないと口遊んだものをしかし、 恣意の砂糖を頬張るかのようにたっぷりと噛み下してから、 苦笑の喉鳴りが耳につきでもしたのか ただでさえ寒々しい色を冷ますかのように 笑みの位置を元に戻す。
実存問題については『そうして下さい』と息を吐きながら、 何か、考えこみでもするかのような色が過っていた。 それが明らかになるのはもう少しだけ先のことだ。]
(248) 2018/10/09(Tue) 05時半頃
|
|
[しかし、哲学と文学は 非常に密接なものであるというのは たしかなものだ。>>217
現に、わたしがこの事件を記した物語を 読書たちの定義付けをするところによると、 『思想小説』と呼ばれるものらしかった。
無政府主義、無神論、 信仰、社会主義革命、ナロードニキ... さまざまな思惑の絡むの中にもうひとつ、 欠かせないものがニヒリズムであったのだろう。]
(249) 2018/10/09(Tue) 05時半頃
|
|
[キリーロフはこう彼を評したものであった。 『彼』は自分が何も信じていないということさえ信じていない、と。 (考えようにもよれば、それはただの第三者の目に過ぎない。 それにキリーロフもどこか彼を熱っぽい目で見ていたものだ。 それが此度どう”解釈”されたかは未だ解き明かされそうもない。)
そして信用、のくだりにおいて スタヴローギンは何も語ろうともしなかった。 深められた笑みに薄笑すら取り戻して かわりにこんなことを言って、紫菫を伺っていただけである。]
(250) 2018/10/09(Tue) 06時頃
|
|
「任せる」ですか。それはいい。 まるで本当はこのぼくがあなたを信用するかどうか、 選択肢ごとあなたが選べでもするような口ぶりだ。 ちょっとだけ、あなたのことが気に入りましたよ。
もっとも、その選択肢も...、随分と... 迷わないようにしてくれたんでしょうか。 易しいもののようですが!
[>>245 そのうち指と交互に視線を行き来していたうち 払われてしまえば両の手を参ったように上げて、 振って見せたものだ。]
(251) 2018/10/09(Tue) 06時頃
|
|
[そのまま踵で 革靴を浮かせて、 重心に逆らうこともなく片側の足で 一歩後ろに退いた。背広の裾が揺れる。
それは奇遇にも、 >>245吹き流れる空気を変えようとでもする 一打ちと重なったところだっただろうか。 秋風に載せられた、長ったらしくはない独白を じろりと見つめていたものだったが───── その哲学の齎すものを聞いた時だけ ほんの少し白眉が揺れたのを、 彼は見たものだろうか。]
...。 密告しようとするスパイだとは疑わないんですね。 ええ、ぼくは構わない。キェルケゴール。
(252) 2018/10/09(Tue) 06時半頃
|
|
...ぼく『個人』の名前でしたら、スタヴローギン。 ニコライ・フセヴォロドヴィチ・スタヴローギン...
[そう言い切られるまでには、>>247 なぜか揺らされた金糸を眺める間を挟んで、 たっぷり三秒ほどの含蓄があった。]
───────ですよ。
[だが、もっともそんなものなど 無かったかのようにこの『貴公子』は続けた。 そう続けられたものこそが、彼やわたしの書かれた 物語だと言うことが目の前の、 この菫色の紳士には分かっただろうか。]
(253) 2018/10/09(Tue) 06時半頃
|
|
そして、 ぼく達のことを書いたらしいあの事件の話を... ひいては『ぼくたち』のことを、 人はこう呼ぶらしいですね。
....『Бесы(悪霊)』 と。
(254) 2018/10/09(Tue) 06時半頃
|
|
[またもう少し押し黙ってから、 その好奇の色をやはり鬱屈げに目の色を揺らしたが それでもそれを耐えるように瞳を持ち上げた。 とは言っても彼らの背丈ではやはり、 スタヴローギンのほうが見下ろす形になった。]
...ところで、実存とそれに関する不安になら、 ぼくも悩まされていたこともありましたね。 もっともぼくの目に見えているもののことでしたし あなたのような方からすると、 『実存しないはずの本の話』かもしれませんが。
[そこまで言ってしまうとくるりと踵を返して、 今度はまた彼の方が「そんなことはどうでもいいですが」と 背で語らんばかりにその白い指に目を留めることもなく またもや街並みを見下ろしていた。]**
(255) 2018/10/09(Tue) 07時頃
|
|
見たことのないもの。 聞いたことのないもの。 触ったことのないもの。 この街には、 “はじめまして” がたくさんでした。
『少年』は、やっぱりどうしても、どこまでも『少年』であって、決して『 』にはなれっこありません。
けれど、今なら、今だからこそ、『少年』は、分かる気がしたものでした。 知らないことは怖いことなんかではなくって、本当に怖いものが何なのか、『少年』は知っていましたから。 今を生きる人たち……、とりわけ、 “×××” は、しばしばこのことを忘れてしまうようでしたので、その人と会えたことだけでも『少年』は嬉しかったのです。
(256) 2018/10/09(Tue) 11時頃
|
|
『少年』はほんとうに気づかれないものだと思っていました。 ですから、その人のコトバがどういう意味で言われたものなのかは分かりませんでした。 それでも、いたずらをした子どものように笑う>>227その人の笑顔につられて、『少年』もふわりと笑ったのです。
…だって、ひとりぽっちは、寂しいものですから。
それから、知らないものをたくさんたくさん見ていた『少年』は、また増えた、 “はじめまして” であるおじぎをしたのでした。 その子どもらしさとは、あまりにもふんいきのちがう服は、どう見えていたのでしょう>>228。 きっと、コトバの生き物だから、ということをその人は理由にしない気がしました。
それに、ものごとの “どうり” なんてものは分かりませんが、その人は『少年』にひどいことをしないだろうと思われました。
(257) 2018/10/09(Tue) 11時頃
|
|
けれど、子どものきょうみというものは、なにかべつのものがあるとすぐにかわってしまうものです。 その人が、びっくりしたようなようすになっていたのだとしても>>229、です。
「わあ、すごい! でも、ないしょなら、だれにも言わないよ。」
ないしょのおやくそく、と立てたれた指ひとつ>>231にならうように、『少年』も自分の口の前に指を立てて、大きくうなずきました。 だって、みんなにはないしょ、なのですから、このことを知っているのは、きっとその人と『少年』だけなのです。 そのことだけで、『少年』はとてもとくべつな思いをいだきました。
(258) 2018/10/09(Tue) 11時半頃
|
|
おやくそくまでするくらいですから、『少年』は、やっぱりその人のことをもっと知りたかったのです。 けれど、声をかけようとして、『少年』はようやくその人の名前を知らないことに思いいたりました。 ちょっと、ほんのちょっとだけ、教えてもらえなかったらどうしよう、なんて思う心もありましたが、そうはならなかったようでした。
「う、つ、ぎ……? ウツギ、 ウツギ、だね、ありがとう!」
その人はやっぱり笑顔でしたし、自分のおかおをさしてそう言う>>232のですから、きっとそれが名前なのでしょう。 『少年』はわすれてしまわないように、小さな声で、いくどかその名前をつぶやいておりました。
(259) 2018/10/09(Tue) 11時半頃
|
|
その人のお話しはとてもむずかしくて、『少年』はしんけんに聞いていましたが、あまりよく分かりませんでした。 けれど、ちょっぴりこわいお話しのようでもありました。
「ひどいこと、しちゃうひとがいるの? でも、ウツギはそのひとをやっつけるなら、その、 ……ううん、と、 いたくは、ないの?」
デッドコード、と言われても、『少年』はまるで理解できませんでしたが、少しかなしい気もちになりました。 そうやって、ひどいことをするのはよくないですが、やっつけちゃうのはきっと、さびしいことです。
それに、だれかがきずつくことになるのも、かなしいことに思われたのです。
(260) 2018/10/09(Tue) 11時半頃
|
|
「ジェフティ、は、どうして本をしらべているの? デッドコードってなあに? どうしてもやっつけなきゃいけないの? ウツギはそのひとたちを知っているの?」
きっと、 “ ” が聞いたらいいかおはしないようなしつもんのやまでしたし、きっと答えがかえされたらかえされたで、また増えるのは日を見るより明らかでした。 けれど、『少年』にとっては、知らないことだらけだったのです。
「でもね、ぼく、なにも分からないけれど、 ウツギにひどいことをするひとは嫌だな。」
『少年』にとっては、せかいなんて大きな話しは分かりませんが、目の前の友だちがきずつくのはとても嫌でした。 *
(261) 2018/10/09(Tue) 12時頃
|
|
/* 王子様かわいい( ´ ▽ ` ) なぜか家には星の王子さまの日英版があるので 始まる前に読みたかったんだけど時間が……無念。
(-71) 2018/10/09(Tue) 12時頃
|
|
彼なりに視界を持っているのだろう>>170。 その結果が私への羨望だと、彼は語る>>171。 虚飾もなく、誇張もなく、ただただ訥々と。
話してみて、少年に見る眼がないとは思えない。 ならばなにかしらの原因があるのだろう。 自己と世界の間に隔絶を覚える理由が、何か。
「 私は得られると思う。やり方次第でね。
本とはそもそも人間の著すもの。 であれば、おのずと滲み出るものだろう。 紙上の空気から、紡いだ者から。 その枠の外に関しても……おそらくは 」
最後に関しては確信を持てる事柄ではないから、 表現が曖昧になってしまうのはご容赦願おう。 友人は『おそらく』という言葉を好かないが。
(262) 2018/10/09(Tue) 13時頃
|
|
……………………
私の言葉はもしかすると>>174>>175、 喚び醒ますべかざりき¢カ在>>223が 新雪を踏みしだく切っ掛けだったかもしれない。
私がそれを知るとしても、後の話だろうが…… 固められてしまえば、柔い雪花には戻らない。 それが少年にとって幸せか、不幸せかはともかく。
(263) 2018/10/09(Tue) 13時頃
|
|
「 そうか、名前もないんだな。 しかし区別する言葉がないと難儀する。
ではそうだな、雪のような君。 ここで会った縁(えにし)に尋ねよう。 何か呼ばれたい名はあるか? 」
棲まいなき事の心許なさを、解さない訳ではない。 友のいない日々の味気なさを、よく知っている。 何より名がなければ、個の区別が叶わない。
そこで、私はそう尋ねてみる事にしたのだ。 羨望と痛みと、それから無を内包する少年に。
(264) 2018/10/09(Tue) 13時頃
|
|
……小説全体の『地の文』というからには、 私は“ ただ一人 ”のみを模した存在ではない。
瞬きほどの間のみ垣間見えたのは無論、 “ 私以外 ”の一面であるが─────ともかく。
「 君が、私に忠告を? 興味があるな、ぜひ聞かせてくれ 」
何かを求めてでもいるような幼げな姿に、 私もまた興味を惹かれ、先を促したのだった。
(-72) 2018/10/09(Tue) 13時頃
|
|
「 ……などと言う前に、 私がまず名乗らなければならないな。 とはいえ私も、名前には困る性質でね。
“ John Doe ”では味気なさ過ぎるか。 では“ John ”……私の事は、ジョンと 」
“ John Doe ”とは少年の故国風に言い換えれば 『 名無しの権兵衛 』の事であるが。 さすがに味気なさ過ぎると削り名乗ったのは、 実のところ8割がた、固有名といって差し支えない。
(265) 2018/10/09(Tue) 13時頃
|
|
John H. Watson >氛氛氛氛
フルネームを名乗れば、知る者も多いだろう。 私はいわば、友人のサイドキックである。
───── Sherlock Holmes
友人の名は、もっと知れ渡っているはずだ。 現実においてはサー・コナン・ドイルが著し、 人気を博した、推理小説の主人公なのだから。**
(266) 2018/10/09(Tue) 13時頃
|
|
本 と、いう 存在について
あなたがたは どう 思われるのでしょう
(267) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
こんな 書の街 なんですから きっと ほとんどの御方はね 本に、何かを求めているのです。
無邪気に磔た残酷も 語り部越しの物語も 舞踏劇めいた囀りも 束ねた冬への崇拝も
ええ、ええ、もしかしたら 誰かの求めた 結果 あるいは
解釈 で、あったのかも しれません。
(268) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
もちろん このU-29だって ノワ・ヘルミアの子であるので 身勝手にも、求めるものは あるんです
でも、 それ が 今 目の前にいる 星の王子様 に 存在するかと、問われたら
U-29 は ニッコリ の まんま いいえ? と、 こたえてみせましょう。
U-29が、その『少年』に抱くのは 本としての価値ではありませんし コトバの生き物だからって ちょっと変わったカッコだって 頷くことは しないんです
(269) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
ああ、ちょっぴり 語弊があるでしょうか ひとのカッコなんて あんま、きにしないってのが U-29という、男の子ですから。
浪漫を詰め込んだみたいな宇宙服だって ステキだって 思うんですよ?
さて、さて お話は、これくらいにしましょう。 目の前の子の たくさんの 知らない に U-29は、こたえてあげなきゃですので。
── 本へ、 ではなく 『少年』へ
(270) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
( もし、その子に 本としての価値を見出すならば 一番手っ取り早いのはね ジェフティさんに つれてっちゃうこと …なんでしょうけども、ね。
あいにくと、このウツギさんという人は アオ兄さんとも、ノッカ姉さんとも きっと、他のたくさんの人とも 違うものを 求めてるんです。
たぶん、他の誰よりも 身勝手で、わがままで、 理不尽な──── )
(271) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
U-29が、本に求める価値は
(272) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
ん、 いーこ、いーこ です。
[ ナイショばなし まもれる子には>>258 ミルクロリポップをプレゼントしましょう。 差し出した、真っ白な包みのキャンディは 食べればひろがる、シアワセ味の、お気に入り。
教えたお名前 ちゃんと、覚えられたなら どういたしまして。 なんどか 呟かれる、お名前に>>259 返すように シルクさん って、呼んでみましょう。
なぁに? って、お顔を されるようなら なんでもないですよぉ って、 へらへら。 ]
(273) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
いたい? うぅん、そうですねぇ いたいことも、 あるかもしれません。 もしかしたら、この、左の腕くらいは どこかに いっちゃうかも …なぁんて。
[ ちっちゃな子を、脅かすのも 何でしょうけど ひとまず こわいおはなし、って それだけ、わかってくだされば。 良いんじゃあないか、とも、思いましたので。
右の指で、左の肩をとんとん叩いて いたいよぅ、って 身体震わせるジェスチャー
その手も、たくさんの ハテナ が あったら>>261 腰の工具袋へと 伸びてしまうのですけども。 ]
(274) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
そうですねぇ 本を調べるのは、ですね たぁーくさん、知りたいことが あるからです。 昔の人が書いた、たぁーくさんの本から いろぉんなことを、 知りたがってるんですよぉ。
でも、たぁーくさんの本をね 全部 ぜぇんぶ、残しちゃったら あんまりにも、多くなりすぎちゃって、ですねぇ。
[ 工具袋から 取り出すのは まん丸い、ガチャガチャのカプセルと 砂利を詰めた、試験管。
開いたカプセルに 試験管を傾けてあげたら 半球状の中に、砂利が だんだん たまって 半分を超えて、いっぱいになって それでも、試験管からは じゃりのつぶが、ふりつづけるものですから。 ]
(275) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
こう、 なっちゃうんですよぉ。
[ カプセルに、入りきらなかった粒が一つ ころ って、 落ちてしまいました。 ]
簡単に、言ったら 今落ちちゃった粒が、デッドコードです。
世界が、いろぉんな本を、残す中で この本は 違うとこに バイバイっ しようねって こぼれた … 世界から、なくなっちゃった そんな、本を デッドコードって、呼ぶんです。
(276) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
ウツギさんはね この、デッドコード こんにちは、したことないので ぜぇんぜん、 知らないんですけども
デッドコードが、この世界に また、やってきたってことはですねぇ
自分たちを 世界に残すために ほかのものを、傷つけて、失くしちゃって。 洋墨っていうものを、集めるために あなたたちに、ひどいことを するのでしょう。
世界が デッドコードに バイバイ したみたいに。
だから、ウツギさんは どうしても デッドコードさんを、やっつけなきゃ、いけないんです。
(277) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
[ 会ったことがないから デッドコードさんの真意なんて、わかんないですが まぁ、そういうもんでしょうって センニュウカンは、 ついちゃってるので。
砂利のたくさん入ったカプセルを ちょっとずつ、試験管の上で、傾けて。 ]
シルクさんが、そうやって ウツギさんにひどいことするひと ヤだって 言ってくれるのと、おんなじようにね。
ウツギさんも、 シルクさんが ひどいこと、されるのは とっても とぉっても ヤ なんですよぅ。
(278) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
[ わからないとこ ありますか? って そうやって、聞いてみるのは。 ウツギさんって、教えてもらうか 自分でやっちゃうかの、どっちかで
ウツギさんは せんせー に、なれないって そーゆー じかく は、ありましたので。
また、増えちゃったなら>>261 それはそれで、の おきもちで。 **]
(279) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
/* たいへんだ、長い あまりにも長い 適当に蹴ってくださいのきもち
そんで わとそんさん ワトソンさんではありませんか >>264 ここすき
(-73) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
|
|
いい子、いい子、されたらうれしくないはずがありません。
ほめられたらうれしくなりますし、いいことがあれば楽しくなるでしょう。 おこられたらかなしくなりますし、よくないことがあればなきたくもなるでしょう。 もしかしたら、それが見せかけだけかもしれない、ということでおそろしい気もちになることはあまりありません。 『少年』は子どもですので、そんなにふくざつなことをかんがえられてはいないのです。
さしだされた、まっさらなつつみ紙のキャンディロリポップ>>273に、目をかがやかせますと、『少年』はおずおずとそれをうけとるのでした。 おかしは、大切にとっておいても食べられなくなってしまうだけなのですが、『少年』はすぐに食べることが、とうていできませんでした。 ですので、宇宙服にある、小さなポケットにしまいこんだのです。
(280) 2018/10/09(Tue) 16時頃
|
|
それから、教えてもらったその人の名前を、なんどもなんどもつぶやいていました。 自分のそれをわすれてしまったように、どこかにおっことしてしまったら嫌だったのです。 そうしていたら、『少年』は自分の名前がよばれたことに気がつきましたので、その人を見上げたのです。 なんでもないのだとしても、なにもないのに名前をよんでくれる人がいるのは、とても “すてき” なことではないでしょうか。 けれど、その人には、やっつけちゃわないといけないひとがいると言うものです。 『少年』は、そのことをかなしく思いながらも、するべきことをもっているその人がとてもかっこよく思えました。
でも、たたかうのはかなしいことです。 だれだって、だれにもやさしくいられるのなら、そのほうがいいにきまっています。 だって、たたかうことは、みんなきずつくことでしょう?
(281) 2018/10/09(Tue) 16時頃
|
|
「いたいことは、よくないことだよ。 ぼく、かしこくないけど、それは知ってるよ。」
いたそうなしぐさだけをする>>274その人は、そういうことがあるかもしれない、というくらいのものだったのでしょう。 けれど、『少年』にとっては、さもあたりまえのようにそういうことが起きるふうにも、かんじられたのです。 小さなおかおの、小さな小さなほほをふくらませては、そんな “ゆめものがたり” らしいむちゃくちゃを口にするのでした。
いたいことは、こわいことです。 こわいことは、よくないことです。 よくないことは、しちゃあいけないことでした。
(282) 2018/10/09(Tue) 16時半頃
|
|
“ものわかりのいい” 子は知っていました。
(283) 2018/10/09(Tue) 16時半頃
|
|
/* おぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜すき〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜だけど今から21:30時確定不在です ごめんなさい 全部読んでから不在かましたい おのれリアル
(-74) 2018/10/09(Tue) 17時頃
|
|
その手が、その人の持っていたふくろに入りました。 すると、『少年』のたくさんの、分からないに対して答えをくれるのです。 コトバでせつめいをしながらも、その人の手で、まあるい形のものに、つぶがたくさんたくさん入ってゆきます。 『少年』はしんけんにそのようすを見つめていました。 もうそれは目に見えて分かるほどにたくさんなのに、まだ入れられるものですから、あふれたつぶが一つ、おっこちてしまいます。
「あっ、」
思わずこぼれた声とどうじに、『少年』はそのつぶをすくい上げようと小さな一歩をふみだしていましたが、つぶはもうとっくに、おっこちてしまっていました。
(284) 2018/10/09(Tue) 17時頃
|
|
こぼれおちたものが、 “デッドコード” なのだと>>276その人は言うのですが、『少年』はそのことが、かなしくてかなしくてしかたありませんでした。
「たくさん集められた中にいられなかったんだね。 ひとりぽっちはさびしいし、かなしい。 きっと、その子たちは、 なかま外れにされてかなしかったんだ。」
きっと、そういうことなんだと『少年』は思いました。 だって、とつぜん帰るところがなくなったら、『少年』はかなしくて、さびしくて、ないてしまうでしょう。 だから、会ったことのないその子たちがすでに気になっていました。
もちろん、それでだれかをきずつけるのはよくないことですが、『少年』はお話しくらいはしてくれないかと思っていたのです。
(285) 2018/10/09(Tue) 17時半頃
|
|
「せかいが小さいから、いけないのにね。」
だれか、がいなくなったところにしか入れないのなら、入れものを大きくしてしまえれば、みんなでなかよくできたはずなのに、と『少年』は思いました。 子どもはときどき、まったくむずかしさもなにもをかんがえないことを言いますが、『少年』の今のコトバはまさしくそれでした。
「きみは、たたかわなくてもいいんでしょう? だって、きみは、 “れい” じゃあないもの。 どうして、だれかのためにたたかうことにしたの?」
“インク” が体にあることを、それが、 “れい” であることを、一応『少年』も知ってはいました。 ですが、その人のことを、同じようなものには思えなかったのです。
(286) 2018/10/09(Tue) 17時半頃
|
|
「だって、きみは、ぼくと会わなくっても、 きっと、やっつけるつもりだったんでしょう? その、 “デッドコード” のひとたちを。」
いたい思いをしてでも、その人がだれかのためにたたかうなら、きっとそれはりゆうがあるはずなのです。 せいぎのヒーローだって、だれかをまもるためにたたかうのですから、その人にだってあるんだろうと『少年』は思ったのです。
「たたかうのは、とってもこわいけど…、 もし、もし…ウツギにひどいことするひとがいたら、 ぼく、ゆうきを出して、きみのところへいくよ。
きみが、いなくなっちゃったら、嫌だもの。」
(287) 2018/10/09(Tue) 18時頃
|
|
その人がかなしくなってしまわないように>>278、ひどいこと、されないようにしなくっちゃ、と『少年』は思いました。 けれど、やっぱりほんとうの意味で、 “デッドコード” を嫌いにはなれませんでした。
「ねえ、たくさんたくさん本を集めた人たちは、 そんなに集めて、どうしたかったのかな。 ぼく、ウツギのことは好きだけど、 ジェフティの人は、好きになれないかもしれない。」
かなしそうに、さびそうに、なきそうなかおをした『少年』はそう言いました。 そうして、そのしつもんまで答えてもらえたら、ありがとう、って大きく頭をさげておれいをしたら、行きさきをひきとめちゃったのかもしれない、その人のまえから、街の人々がいるほうへ歩き出してしまうのでした。 **
(288) 2018/10/09(Tue) 18時頃
|
|
/*
探偵小説の何かと思ったがワトソン
(-75) 2018/10/09(Tue) 18時半頃
|
|
[ 靴先を進めながら洋墨の香りを編み上げる。 影を縮める陽の光のおかげで、質量はともかく 黒髪の長さは元通りにおさまっている。
…けれども、秋の風の冷涼さを加味しても これまで研究室に大半の身を浸した肌には 陽射しは未だ、厳しく射し込む存在だった。 書の保存に適した環境を自然と求めて、 相も変わらず歩みは図書館へと進んでいた。 ]
( …そういえば、 先の薄桃色が春を象徴するのは あの女史の血筋を辿る先ではなかったか )
(289) 2018/10/09(Tue) 19時頃
|
|
[ ジェフティの多岐に渡る研究は、 当然、霊科学以外の書も取り扱っている。 あらゆる面から文明を、世界を捉える中で 時として思わぬ繋がりを持つこともある。
イシェドの葉の完成において 分野外の“ 彼女 ”といくらか交わした その奇特な知識が役だったように。>>204 ]
(290) 2018/10/09(Tue) 19時頃
|
|
「 … あなたの専攻は 歴史学であると認識していたが 」
[ ティー・カップから離した唇で そう紡ぎ出した言葉もまた、初対面としては 身のない軽さを帯びたものだった。
揶揄を含むことが無かったのは─── 書の研究に携わるならば一度は辿り着く場所、 つまり場違いな工芸品に代表されるような “ 人智を越えた領域 ”の存在があるからだ。 ]
(291) 2018/10/09(Tue) 19時頃
|
|
[ 魔術と科学は一見して水油の関係のようで、 霊子の存在によって中和される。
──── 霊科学はそのあわいに佇む故に 本命の視線を魔術書に向けた話傾けた耳は 彼女の話を受け流す真似はしなかった。>>200
ティー・カップを置いた細い指を両の八本、 交互に組み合わせ再びの唇を開く頃には、 桃花の瞼に嵌め込んだ黒水晶、真に見据えて ]
(292) 2018/10/09(Tue) 19時頃
|
|
「 書の…霊科学の分野から紐解いても、 世界には隠れ、潜む存在があるように 思えてくることがある
だが、辿り着くことがあっても>>291 決して行き止まりではないだろう
それは深海や宇宙の上澄みのようで 未だカタチを捉えることは出来ない 」
(293) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
[ 声と囁きの間、周囲の誰が欹てる訳でもないのに 彼女のみに届く言葉を空気に沈めた。
霊科学が向ける光は未来ではなく過去の解明。 正確な歴史を紐解いて裏付けを取る行為は、 彼女の示す神秘を暴くことになるだろうか…と ───ほんの僅か、その反応を伺う隙間を置き ]
(294) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
[ 反応の有無に関わらず、 科学者として、研究者として留める足はない。 ]
「 霊子の記憶を覗くうち …貴女の言うところの “ 魔術 ”の 最奥に触れることになるのかもしれない 隠れ潜んでいる存在と理由を知れば、 正しい世界を捉える事に繋がるだろう 」
[ ──そうして、暫くは>>202 研究室の外で顔を合わせる度に 彼女の問いに答える時間を過ごし、 時に魔術的術式陣の知恵を借りた … その、中で ]
(295) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
[批評者とは、高みより俯瞰する者である。 イロニーの徒は、自らを高い場所に配置しながら、 その視線はしかして現実へと向けている。 決して、超越者などではなく。 己が生き場は、現実にしかないと知っていた。
──── 故に、男の属性は《リアル》であった]
(296) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
[時に、そのキリーロフの評するところ>>250。 彼がまこと、己の認識にすら懐疑を抱く性質である、 というそのくだりを、男がもしも目にしたとしよう。 その自己認識に、間違いなく賛辞を送ったことであろう。
きみは高次に絶望し得る存在なのだろう! 絶望し得るという事は、それだけで優越だ。 この病に罹患するのは不幸でしかないが、 この病に罹患し得るきみは幸いであろう。
絶望を見詰める事でのみ、 人は唯一なるものへと向き合えるのだ!
賛辞。 そう、それは男にとって紛れもない賛辞なのだ。 己に対する疑問を自覚できなければ、 そもそも、絶望を正しく認識する事はできぬ故]
(297) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
[嗚呼、そのような俯瞰の戯れ事はさておいて>>251]
…… 『あれか、これか』の選択は、 当人が自発的に為さねばならぬ事だ。 私は偽りを述べてはいない故に、 きみが正しく判断材料を与えられたとすれば、 いずれ私を信ずる以外の場所には帰結すまい。
[選択をする事こそに意味がある。 己の著作、そのタイトルを引き合いに男は語る]
私はきみの選択肢を選べるのではなく、 きみの選択肢の正誤を識っているに過ぎないのだよ。
…… ただし、それは私の与えられた情報が 正である場合に限られた話なのだがね。
[己の目で現実を認識する事は必用だ、とも。 忠告をする反面、男は理解もしていた]
(298) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
[両手を上げるその仕種へと、 払った紫袖を返せば薄い胸へと当てて。 それは光栄とばかりに軽く腰を折り曲げる。
揺れる背広から再びそのかんばせを見上げたならば、 幽か、揺れる白眉も目に留まった事だろう>>252]
きみがスパイという可能性は否定できまい。 だが、きみがスパイという事も確定的ではない。
もし、きみが己をスパイと自称するなら。 コトノハを交わし合う事も吝かではないよ。 私はね、前向きな批判は 大 好 き なんだ。
[ニィ、と毛並みの良い猟犬が牙を剥くように。 冗談めかしてちらりと口の端、白を覗かせて]
(299) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
…… なァんて、ね。
冗談さ。 何も好き好んで敵が欲しい訳じゃあない。
[つい、と長い薬指を遊ばせて、 今し方、牙を剥いてみせたばかりの唇を縫い止める。 にこり、と悪びれもせずに紫菫は微笑んで]
ニコライ、
ふむ、成程ね。 少し、待ちたまえよ。
[とん、とん。と人差し指で蟀谷を叩く。 ややあって、薄らと細められた紫菫が煌めいた]
(300) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
そうか、きみはあのドストエフスキーの。
はは、きみが“生まれた”頃には私はとっくに 霊子記憶領域の中に納められていたがね。 こんな奇縁があるものならば、 彼はもっと早くにきみを著すべきだった!
[此処で“己が長生きすべきだった”とは云わぬのが この男の自分本意な処である。 そもそも、彼のモデルとなった“事件”ですらも、 男の死語の出来事であるのだから。 歴史が引っくり返らぬ限り、 そんな事は実現し得ないのだけれども。
────、つまる処、男の知識はそれ止まりである。 “本霊にアクセス”したところで、 短時間の内に検索できる情報など上辺のものに過ぎない]
(301) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
本霊へと還れた暁には、 是非、きみを読んでみようじゃないか。
[うっそりと笑ってみせながら。 踵を返すその背広の尾を視線は追うて>>255]
さてね、きみが不安を感じたというならば。 不安の対象は『無』であり、 『無』とは可能性である、と述べよう。 正しく不安になる事を学んだ者は、 最高のものを学んだと云っても良い。
不安の内に生きるという事こそ、 生の本質であると私は思うのだよ。
[彼の少し大きな背越しに、石畳の街を眺望する。 さて、男がどんな表情をしていたかは、 今ばかりは誰にも知れる事はない**]
(302) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
[ それを記憶しているかは定かではない。 何せ書により解釈の異なる人物について、という 話の本筋から逸れて紡いだものだ。>>202 ]
「 ────世界は解釈により分岐する 書もそれに倣い、記されるものもあれば そうならないものもある … 全ての分岐に存在する一冊を除いて。 」
[ 或いはそういったものは 造詣の深い彼女の方が上手だっただろうか。 初対面の際の空虚とは異なる軽さは、 少なくとも、分野外の人間にも関わらず 数少ない顔馴染みの証であったようにも思う。 ]
(303) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
[ 科学と魔術、そして霊子。 イシェドの葉という名が付けられたことを、 直接報告したのが、記憶の上での最後の場面。
彼女の好奇心を尊重し、実在する魔術の一冊を 最終実験の触媒に借り受けても良かったが 希覯書を実験に使うにはリスクが高い。
よって、実験の触媒には若き研究員の選んだ 彼女の国の書であると伝え…それが、終い。 ]
(304) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
「 では、クロセ女史
……いずれ、また 」*
(305) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
― 喚びだしたもの との 邂逅 ―
[己を喚んだは黒。張り詰める薄氷にも似た空気に影揺れて
陽の目を見ればはかなく消えるが如くの死装束纏い 日の目を見れば全ての生命を死へと誘うが如くの白を抱き
されど やつがれが最初に望むは 息あるものを見逃す、ことであつた
―― 喚ばうた者の名を己は知らず 故、問えば返ってきたのは ”人”の名故に
やつかれは ことり、と
首をかしげるに、至る>>189]
(306) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
(―― 人というには。乖離しすぎ 書といふには ”混ざり”すぎ)
(307) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
―― 嗚。 そう、か れいてんしー……
レイ、でよい?
……やつがれは
[名はない。と ぽつり 緩やかに瞼を細めるかの人は 己を雪白の君と呼ぶ
果たして、それは
本来得られるべき名に近く それはやつがれにとって 何処か 痛くも不可思議な心地を覚えるもの
故、そう呼ばれるが、ままに]
(308) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
(されどそれを 認識の証としては受け取れど 名としては
嗚。 思えなかったのは
未だ自我を、狂おしい程の願いを 抱いたを自覚していなかったから)
(309) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
…… やつがれが綴りたい、世界?
わからない
[そう。その当時は理解できなかった 何故喚ばれたか
なぜ応えたか、も
根柢の無念も、怨嗟も
確実に己の心の中にあつたのに]
(310) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
(降り積もる白雪は、新雪を踏み荒らされて 初めて、溶け出すものがある)
(ただ)
――― やつがれをみてほしい
やつがれを しってほしい
[それだけを、朧に望んでいたことだけは、たしかだ]
(311) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
(だから、自分が生まれ出でる世界が
”許される”>>192 ――― 許されなかった存在が
息をすることをかなえられる世界は
それは、少しばかり後ろ髪惹かれるやうな
痛みしか齎さぬ世界しか知らなかった 生まれたばかりで散らされた原稿には
ただ、求められるものを集めることで
それが、或は吹雪の帳の向こうに 自分が希求するこたえがあるかのように、おもへたのだつた)
(312) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
[それから。とある探求心旺盛な協力者に 引き合わされることがあったとしたのなら>>187
その時には。無表情なかんばせが、 女性の霊へと向けられた ことだろう*]
(313) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
/*誤字脱字だらけで泣きたい
(-76) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
|
|
/*ヒバチまた呼び出す役してんの? アッハイ
(-77) 2018/10/09(Tue) 20時頃
|
|
/* 早くも属性設定を間違えた気がしているぞーぅ (※まだ ばとるは はじまっていない!)
(-78) 2018/10/09(Tue) 20時頃
|
|
― そして、現在(いま)―
[”やり方次第で”得られるはずだと彼はいふ 自分でも、得られるのだと彼の言の葉が、言霊が 沁み渡りてゆくかのやうだ
世界に拒絶され、存在そのものを消された己 本来与えられるはずであつた『雪国』は 最早、別に生まれ出でた者に与えられ
―――抜け殻、或いは残滓の1つぶ そんな己でも。滲み出るものとして 枠の外に関しても、得られる可能性があるといふ
――嗚。おそらく、であろうとも その可能性の示唆こそが。無知の知を自覚するかの如く やつがれにとってはきらりと光る、一粒であつたのだ]
(314) 2018/10/09(Tue) 20時頃
|
|
やり方次第で、得られる。
やつがれは、 そうである、なら
――その”可能性が”あるのなら
砂漠の中の砂金一粒であろうと 吹雪く雪原の中に落とされた米粒1つであろうと
[それが、欲しい と 思った 奇しくも、呼び醒まされるべきではない者が 漸く災厄の産声を、あげるが如くに]
(雪花を踏み固めた語り部は、 何時かそのことに気付くのだろうか
――そればかりは、時進まねばわからぬこと)
(315) 2018/10/09(Tue) 20時頃
|
|
[名はないのだ、と己は彼に語りせば 便宜上の名ではなく、問われることひとつ 雪の様な己に、縁に”尋ねよう”と
呼ばれたい名は、あるのかと
きょとん、と。やつがれは目をまるくして 彼を見つめる>>264 つけられる、のではなく 呼ばれたい名。というものに]
やつがれが、きめても よいの?
[雪に日が刺す ―― 無に、ひとつ 文字(おもい)が落ちる]
(316) 2018/10/09(Tue) 20時頃
|
|
[ジョン、と名乗ったかのひと>>265 じょん・どぅー。確か”ななし”という 代名詞であると、やつがれの作者は理解していたように思う
されど、 彼がジョン、と名乗ったならば それがあなたの、名前なのであろう
やつがれに、指針を呉れた貴方 そのあなたとの、縁(えにし)が 己に心を、芽吹かせたのなれば]
なら やつがれ、は
縁(えにし)、が。いい
[雪白は、”ジョン”にそう、呼ばれたい*]
(317) 2018/10/09(Tue) 20時頃
|
|
[様々な色(一面)持つ貴方(ジョン)は 己にとってそれもジョンであつた 故、縁が芽吹かせた願いを叶えるには ジョンをも狩らざるを得ないやもしれぬ やつがれはそれが嫌だ、と思った
やつがれが狩らねど。他にも洋墨を狙う者がいる 世界を変化させる、ために 故に、紡ぐ。忠告を ――それを冗句と取るか、或いは嘘ととるか 本当に信じてくれるかはわからない だが、伝えぬ選択肢は己には、ない]
(-79) 2018/10/09(Tue) 20時頃
|
|
やつがれのように、世界から拒絶された 歴史の闇に埋もれた者が やつがれらを、起こしたの 黒い、それが、起こしたの
――世界を変えたい と
そのためには、洋墨が必要 たくさんたくさん、世界を改変する、ために 狩られた、書霊が 残すものが だから、ジョン。逃げて
[フロッグコートの袖を掴もうとするが叶ったか 叶ったならば、ぎゅっと。迷子の子が握りしめる様にして、
狩られるれるその前に逃げてと 繰り返す
どこに逃げればよいのかまでは 無知の白には わからない*]
(-80) 2018/10/09(Tue) 20時頃
|
|
/* イッヌ君コア不定期勢だと思うが大丈夫かしらん…… 無理しないでねのエアもふを飛ばそう。
(-81) 2018/10/09(Tue) 20時半頃
|
|
/* はーーーー好きだーーー しかし状況説明をしたらどこに行こう 街中にいる面子にも会いたいんだが
科学+魔術ってつよい……くっ……
(-82) 2018/10/09(Tue) 20時半頃
|
|
[わたしが綴り、わたしたちが『綴られた』 この事件にして物語の下地には 1869年に起きたとある事件があった。 そしてこの『事件』の関係者達にもそれぞれ モデルともいえる者達が居た。
(そのせいで『わたしたちの親』が とある作家と絶交したとも言われていたが─── それは今は、ただの与太話に過ぎないだろう)
『わたしたち』は現実の現し鏡のようなものだった。 『わたしたち』が『わたしたち』として具現されることがあったなら もしくはこの語り手であるわたしがそうとして喚ばれたのなら 間違いなくそれは≪リアル≫であったのだろう。]
(318) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
[しかし、ここにいる『彼』は≪リアル≫ではない。 至って現実に近い場所に居る、 見るものによってはひとつの理想であった。 そう、そこにあるのはひとつの読まれた解釈だ。
それは、神か? 超人か? 悪魔か?
───────悪霊か?
≪十字架を背負わされたもの≫か? それともわたしたちとそう変わらない、 恐怖『を』殺すためではなく 絶望に首を括った人間に過ぎなかったのか?
...とある誇大広告で<悪魔的超人>とも揶揄された彼は ひとつの思想の偶像でもある。]
(319) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
[よって、この事件の『象徴』とも言うべき 『彼』は限りない低い────しかし≪イデア≫だった。]
(320) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
[彼自身が自分の心境を語る場面と言うのは、 そう多くはなかった。
(検閲を恐れ、連載していたロシア報知から 掲載を拒否され『削除された』章を除いて─────)
>>297 しかし、賛辞を受け取るようなことが 無かったのはスタヴローギンにとっては 幸運であったのかもしれない。
それはほんの少し後に、 青年本人からも語られることになったのだが。]
(321) 2018/10/09(Tue) 21時頃
|
|
/* この、ト書きのキャッチボールが楽しい。 開示したらその分乗って来てくれるんだもの、 ぱかぱか設定開きたくなるよねえええ。
スタヴローギンの告白、は。 「完全な無神論は、完全な信仰へ向かう道である」 ってwikiの一文を見ておっ、てなってる。 その辺、キェルケゴールさんとしては 砂糖珈琲を啜りながらお話したい案件。
それしてると時間がなくなるのは分かってるから、 自重はする、自重、自重。
(-83) 2018/10/09(Tue) 21時半頃
|
|
[ひとつの告白をした相手に、 『医者に診てもらいなさい』と言われた彼が 罹患していたのは─────────
本当はどんな医者にも治すことが出来なかった 彼の言うところの≪病≫だったのだろう。
そしてそれは、まさしくスタヴローギンにとっての ≪死に至る病≫とすら呼べたかもしれないのだから。]
(” そんなひとつの解釈も出来るだろう ”)
(322) 2018/10/09(Tue) 21時半頃
|
|
( もしも、そんな戯れ言を聞こうものなら、 >>298 「もうけっこう」───とこの場でおれは この場を去ってやっていたたかもしれなかった。 )
(323) 2018/10/09(Tue) 21時半頃
|
|
/* >>323 楽しい(悪趣味なPLが顔を出す(引っ込め
(-84) 2018/10/09(Tue) 21時半頃
|
|
………ペテン師のようですね。
[>>289 引き出されたタイトルを聞いた頃には、 この冷笑の君はやはり、 ふっ、と笑みを浮かべていたが 吐き出された調子は侮蔑でもない、 彼にとっての『褒め言葉』のつもりだった。]
為さねばならない、とあなたは言うが つまり、それは選ばされているのと同じですよ。 まぁいい。それで─────
あなたの前提条件が天気のように崩れないことを 祈ってはおきましょう。
(324) 2018/10/09(Tue) 21時半頃
|
|
[>>29そうして光栄がるような動作に もう少したっぷりと息を吹き流してみせてから 猟犬めいた食えない笑顔に その目は再び、好奇心を取り戻していただろう。]
わが国の密告を恐る連中とは大違いですね。 そんなことをぼくは、スパイではありませんよ。 誰の仲間でもない。...いつもね。
[ぎらぎらと視線の種類が変わった]
『だから』、あなたを今ここで撃ち抜いてやることも 吝かではありませんが...
批判家は『ぼくではなかったんですよ』。
(325) 2018/10/09(Tue) 21時半頃
|
|
/* 風邪ってか、おそらく気化した塩素を吸い込んだ所為で喉がやられてたんだなとは思うが……微熱はあるけども、プロローグ動けなさ過ぎるのはダメ。ダメ。
何処がフリーなのかな??わんわんかやべぇデットコードさん??? どっちもデットコードじゃね???
(-85) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
/* そういえば、どっかで抽出推奨!ってメモを見て抽出できるんだ!と思ってカチカチしてたけどできなくて首かしげた
そうだよ、ぐだでプロ抽出できねぇから議事でもできないよあるれき気づけバーカ!!
(-86) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
交わしたところで、 『その必要がないのなら』 三度ほど頭上をコトダマが通り抜けるだけでしょう。
残念ながら──────
[しかし言い終えるや否やぎらつきは消えて その毛並みを擽ぐるような笑みがともってから 縫い止められた指に少しだけ、首を傾けた。]
...とは、言う必要もなかったようで。何よりです。
(326) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
/* いや、しかし。 声出そうにも音にすらならなくてひゅーひゅー言ってるのはヤバイ?
(-87) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
[それから待つように言われると、 とんとんと叩かれた場所を先の宣告とは裏腹に 穴を開けそうな視線で見つめてやりながら しかし、大人しく──身じろぐこともなく待った。 そこには蝋人形が佇みでもするかのように。]
[>>300>>301 ところで何をしていたのかというのは─────
スタヴローギンは推測はつけていたようで、 それを問い詰める気もなかったが、 オリュンポス山のように傲慢な言葉が飛んでも やはり、すぐに身動きもしなかった。]
(327) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
………彼がぼくを著すのが、 あなたが≪墓≫の中に納められてからで 良かったとも...考えられるとは思いますよ。
─────あなたはぼくがどう『解釈』するのか。 それに関しては、興味がないわけでもないですが。
(328) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
[ドストエフスキー著書の中でも難解かつ、 ある種の見方をすれば一番の『問題作』は 布告を叩きつけてやるように>>302 彼の言葉ごと青草を踏みしめて街を見下ろした。]
────あなたの言葉を借りるのなら、 『前向きな』哲学だ。それだけを聞くとね。
[同じく、後ろの男に見られることもない表情には 何も浮かべることもなく、返された言葉に思わせぶりな 間だけ置いて、しかし、それ以上は何も返すこともなく、 一拍の間を置去り、静かに坂下に足を向けようとした。]*
(329) 2018/10/09(Tue) 22時頃
|
|
―図書館―
[私は、私を呼び出した方の話>>185を聞いていました。とは言えそこはこちらも読書中ですから、ページをめくる傍らの、話半分にといった体でしたが。 私がこの方の目的を解釈した折には多少の解釈誤りが生じたかもしれませんが、私はそこを気にはしません。 私が気にかけるのはこの書記官の手段ではなく、さりとて目的という言葉では少々不十分な… その意図にあったからなのですが]
あなたは私の話を聞いてくださるのですか?それは重畳。 近いうちにあなたの呼び出した方にもお目通り願いたいものです。
[当の彼が私をどこからか見ていた>>100>>101とは、その時の私には知る由もなかったのですが。
その方が離れていったなら、私はまたしばしの間、己の時間を書に淫し耽溺するために費やし始めるのでした]
(330) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
『デッドコードは野放しにしてはおけない』 『早急に手を打たねばなるまい』
『あれは、世界にあってはならないものなのだよ』
(331) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
[――実際、“彼”ことレイテンシー・ロイエンタール博士が、 呼び醒まされたモノらとともに姿を晦ましてからの研究所《ジェフティ》の対応は早かった、と言っていいだろう。
霊子への干渉を成し遂げた研究機関へと助力を依頼するとともに、>>23 こちらの持てる力を結集し始めた。
“最終実験”に至る過程で喚びだすことができた霊。 彼らに協力を仰ぎ採取した“洋墨”を分析することで、 洋墨を血潮に、紙片に書かれた文字を骨肉にする霊たちの力を削げる、 そのような物質を作り上げることができた。
拳銃とともに配られた弾丸は、普通のものではなく、 件の物質が混ぜ込まれた特殊なもの。 いわば人工的な言弾(コトダマ)といっていいが、 威力は霊のそれには及ばないうえ、何らかの素質がある者でないと使えない、らしい]
(332) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
[彼女――黒瀬枝織がデッドコード討伐の表舞台に登れたのは、 銃を撃つためのキャパシティが足りていたからであった。
かくして、お偉方の繰り返すデッドコード討伐の大義名分を一応は心に刻みながら、 召喚に成功した文筆家の霊と顔合わせをしたりもした。
今は、カフェスペースで冷めたコーヒーを飲んでいる。 かの霊、キェルケゴールはふらりとどこかに行ってしまったし、 彼に、喚ばれた理由を説明していたお偉方もここにはいない。 今頃律義に彼が気に入りそうなコーヒーカップの柄でも探してるかどうかは知らない。>>54 あんまりいい顔はしてなかったしやってない可能性が高いかも]
(333) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
[あれはヒトを見る目ではなかった。 お偉方の挙動を見てそうは思う。 実際問題、分類的にはヒトではないから間違いではないのだろうが。
そうやって、一度は悲劇をもたらした術式《システム》に頼っても叶えたい願い。
わかっている。 デッドコードが存在し続けることは、ジェフティにとってはこれまでの書の研究少なからぬ損失に繋がるものだと。 ジェフティは損失を回避することが正しいと思っていると。
あのような事態が引き起こされてなお、ジェフティは、 己が正しさを、あるいは、研究されしこの世界の正しさを疑っていない、と]
(334) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
( 当たり前だ、 ハナっから自分のやってることが間違ってるって、 思いながら研究する人なんてまずいない。
“あの人”だって…… でも、 )
(335) 2018/10/09(Tue) 22時半頃
|
|
[ たぶん この、ウツギという 一人のおとこのこと 接するには オトナの考える、むずかしいあれそれって とっても、じゃまになるって おもうんです。
お菓子一つに、おめめ きらきら よろこんじゃうくらいが ちょうど、良いのでしょうねぇ。>>280
だって ニコニコ ハッピィスマイル うさんくさい って たまに、いわれる。 ウツギさんは ションボリ なのです。 ]
(336) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[だが、黒瀬自身はそれが真実正しいのか、 己の目で見なければ気が済まなくなっている。
心の水面はずっと波紋を広げっぱなしだ。 こうまで揺らぐか私よ]
……ちょっと外の空気でも吸ってくるかな。
[息抜きのため――だけではない。 秋風に乗って書の精霊にまつわる噂はここにも届いてきている。 噂の出どころだの、まじないじみたやり方で本当に霊が召喚されているのかだの、 調べないといけないことは多い。 いわばフィールドワークだよ、と心の中で言い置いて、 空になったカップを置いて立ち上がる]
(337) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[ いたいことは、よくないこと。>>282 つっつきたくなるくらい ぷくぅ ってした、ほっぺの子を 咎めることなんて、致しません。
さらさら カプセルに流す砂利粒 こぼれたのに あっ て、 言っちゃうような 子、ですので。>>284
かなしい と、仰るのだって>>285 あたりまえ な、ことなのでしょう。 ]
(338) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
… そうですねぇ。 せかいが もぉっと、おっきくて。 こぼれるものも なかったなら。
かなしいことも、なかったのでしょぉ、ねぇ。
でも この、ちぃさいせかいにね。 この、ちぃっぽけなウツギさんは いるので
あなたの、仰るとぉり です。 シルクさんと 会えなかったら ウツギさんは おねがい されるまま デッドコードさん やっつけるつもり …だったのでしょぉ ねぇ。
(339) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
でもねぇ 何も だれかのため って それだけじゃ、 ないんですよぅ。
ウツギさんは たぁくさん、知りたいこと あります。 たぁくさんの、どうして? が、あります。
あとは … デッドコードを、よんだひとが こんな かなしいこと、おこした人が たぶん、とっても 嫌 なんです。 嫌 だから こらっ! って、したくて。
だから “ れい ” じゃあ、なくっても 戦おうって、 するんです。
(340) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[ 理由を全部、言おうとしたら>>287 きっと、おててのゆびじゃ たりません。 せいぎのヒーローみたいな 泥臭い覚悟も、善も、ありませんけどね。
でも、もし、ひどいことされないようにって シルクさんが、思ってくださったなら>>288 それはとっても、良いことです。 ]
わぁ それはとっても、うれしいです。 そうやって 来てくれるって 言ってくれるの、 うれしぃです。
(341) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
そうですねぇ もし、シルクさんが ひどいこと、されちゃって いたい、いたぁいって なっちゃったら ウツギさんは いたいのとんでけぇ って そんなことも出来ちゃう、フシギさん なので。
[ 言いながら そっと、左手の軍手を ぬいて 見た目は 普通の、おててを 袖の中に、ひっこめました。 ]
ジェフティさん すきに、なれないなら。 ウツギさんを 呼んでくださいねぇ。
(342) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
でもね たくさん、本を集めた人たちは たぁくさんの どうして? を なくしたかったのだと、思うのです。
ひとが どうして? を なくしたがるのは、ねぇ。
せかいを 良く したいからなので。
本を集めた人たちも せかいを、良い所に …したかったのでしょぉ ね。
(343) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[ そう 袖にひっこめた 左の手を なきそうな顔をする 子の 真っ白い きらきらの、かみに 埋めたいなって するみたいに そっと、のばしたのです。 宇宙服に じゃまされちゃっても なでなで って、したがるのは かわんない。
イヤイヤって されちゃったら やめますけど。
それから ありがとう に どういたしまして>>288 どこかにいくらしい ちっちゃな背中に 右手を振ったのでした。 *]
(344) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[解釈を通して顕現する。 その点において、己は決定的に彼と違ったのだろう。
さて、数多存在する“解釈”により与えられた自己。 それを実存という観点において、 どう処理するのが妥当であろうか?]
(345) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[嗚呼、生み落とされてしまったならば、 それは『実存している』と云う他あるまい。
男の人生は、己が存在との闘いであった。
存在“してしまった”己を、 如何なる理論の元において成立させるか。 存在“してしまった”以上、 それを肯定する術を探さずにはいられない。
分裂、矛盾、破綻。 否定、批判、それらを用いてあくまでも、 男は、己の存在に背骨を通す為だけに 書き続けたのだ、と ────。
そのような見方も、できるのだ]
(346) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[そのような男であるからして。 その賛辞を賛辞として受け取られずとも、 それは至極、当然の事でもあったろうし>>323。
仮にそのような彼の反応を 実際、目にする事があったとしたならば。 笑って肩を竦めてやりもしたのだろうさ。
これは、あくまで、過程のお話だけれども]
(347) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
…… さて、そう捉えられるというならば。 それは私の性分という他はあるまい。
[イロニー、その語源はギリシア語。 『エイローネイア』とは『虚偽』『仮面』を意味する。
『イロニーの概念について』という題で書いた論文を、 今となって引き合いにだすつもりは毛頭ないが。 ペテン師のよう>>324、と形容されたならば、 慣れた様子で、やはり、肩を竦めて見せた]
しかし。 そこに切り込むきみもまた、 私と同じ資質を備えているように思うのだけれども。
( 見慣れたものほど見つけ易い、って云うよねェ? )
(348) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[嗚呼、やはり、愉快だ。 そんな顔もできるのではないか>>325。
こちらの笑みに触発されたかのような、 氷青のぎらつきに紫菫は花の如く、咲った。 さても、あまりに、場違いめいて]
きみの国に生まれついていたならば、 私はさて、もっと早くに 死ぬ事ができていたのやもしれないな。
[三十四までに、己は死ぬ。 そう思って──他人からすれば、根拠もなく齢を重ね、 その誕生日に何事もなく生きている己を疑い、 出生日時を勘違いしてやいないかと 役所にまで赴いたというのは、この男の事]
(349) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
はて、惜しいものだ。 きみではない『批判家』とやらにも、 私は多少の興味を抱くし。
今、このような状況にありさえしなければ。 もっときみと『語らう』事もできたのだけど。
[腹の探り合いは、此処までにしておこう。 とばかりに、鏡を合わせるように、 こちらもまた首を傾いで見せたのだった>>326]
(350) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[さて、そうしてから。 薄目に、凝視するその冷え冷えとした色彩を 何を思うでもなく見返してやりながら>>327。
続く言葉には、ゆるやかに瞬いた>>328]
どちらにしても仮定の話だが。 …… そうだな。
ならば、この続きは、 再び《墓》の中で、するとしようか。
[Kierkegaard ────デンマーク語で『墓地』。 その苗字を持つ男は人知れず、笑みを深めて]
(351) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
無事にこの記憶を持ち還れたなら。 ──── という条件がつくけれどもね。
[珍しくも、それは男にしては、 傍目からも地に足のついた言葉だったかもしれない。
次第、遠ざかるその背を見送って。 男はその場に佇んでいた事だろう*]
(352) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[さて、それにしても。 己が変人奇人の類である事は否定もしないが。]
霊を喚び出しておきながら、 ああいう目で人を見るのはいけ好かないよねェ。
まァ。 私に珈琲を淹れてくれた人は、 少なくとも私に好意的だったけれどもね?
[足早に研究所を後にして、 秋風にふらりと誘われてみせたのも。 ほんの少し、ジェフティのお偉方>>334に対して 思う処があったからかもしれないが]
(353) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
だからって。 私が宗旨替えをする事なんて、 これっぽっちも、ありやしないんだけれども、さ。
( 陽の当たる場所に出さなかったモノ。 あるいは、出せなかったモノ。
それすらも、筆者の、或いは、 “誰かの”選択であった事には違いないんだ。 )
[己が書き綴ったものを前にして。 それを破り捨てる気持ちもまた、 知らない訳ではなかったが ────。
それについては、今は頁の外側に置いておこう*]
(354) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
/* ついエターナル眺めていてしまう みんなすごとすこ
(-88) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
[きみを見送る丘の上より>>352。 秋風に交えた小さな言の葉]
まァ、何にせよ。 精々、無事でいなよ。
[届くも届かぬも存ぜぬ事とばかり。 男は素知らぬ顔をして*]
(-89) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 23時頃
|
/* こういう食わせ者系ロールってあんまりしないから、 剣呑さの出し方おっかなびっくりしつつ。 私は大変楽しかった。
こいつ、割りと素直だと思うんです。 根本がちょっとねじ曲がってるだけで。
(-90) 2018/10/09(Tue) 23時頃
|
|
U-29の“ 左腕 ” は 他の誰でも、何でもない。
技師である U-29の、 “ 脳 ” と、並ぶ>>113 傑作 で、ありました。
(355) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
/* しかし。 このチップ、やっぱり使い易い。
(-91) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
ソフィアの、霊子干渉実験は ぜんぶ、学舎めいた施設の地下に、ひきこもり。
ジェフティさんの、降霊実験。 最終への過程を重ねる最中 採取された 洋墨 の、データをもとに>>332
ソフィアは、霊子接触・干渉を 施設の外でも、叶えられたら。 … そう、考えたのです。
(356) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
それまでの研究データを下敷きに 左腕の形は完成しておりましたし U-29は、それを使いこなすための 2年と少しを、過ごした後でした。
そして、最後は 読み込む だけ 洋墨から 霊子情報を 読み取る だけ
そうやって ようやく 出来上がり。
(357) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
まずは、“ 左腕 ” 次に、 工具。 それから、それから たくさんのもので 霊子への接触を… と。
この “ 左腕 ” が 最後の データ を、得られたならば>>22
この実験>>25 は、大成功。
(358) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
現実世界での、霊子感知の次は>>114 現実世界での、霊子接触。
これは ナグサメ で、あって ひとつの 実験 でも、御座いました。>>344
(359) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
/* ていうか初手から設定勘違いして謎時空作り出してしまったのほんと洋墨に戻るしかない
(-92) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[研究所たる建物を出ればやがて分かれ道に出る。 丘陵地帯へ続く道と緩い下り坂の先、市街地へ出る道。 迷いなく後者へと足を進める。風が緩やかに追い越していく。
目的があろうとなかろうと街を歩くのは好きだ。 静寂ばかりが尊ぶべきものではないのである。
――さてどこから手を付けるか。
やれ、宇宙服っぽい奇妙な恰好のこどもを見ただの、 やれ、少女がむごい殺され方をしただの、>>44 書の精霊と関係あるのかわからないがとにかくうろんげな噂も飛び交う中、 ふ、と足を止める。知っている顔を見かけたからだ]
(360) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[……正確には“書類上でのみ知っている顔”だ。>>42 送られてきた写真と違わないにっこり顔の男がそこにいた]
一応は挨拶の手間が省けそうだね、うん。
[なんて、調子のいい思考を口にしながら男に近付いていく。 まさか向こうがこっちのことを知らずにここまで来たとは思ってないから、 「やあ」とでも声をかければすぐに話が通じるつもりでいた。
そもそも、着ている服の左胸には、 ジェフティの研究員であることを示すバッジがつけられている。 それを示せばまあ、向こうがよっぽど考え足りないやつじゃなければ話は通じるはず*]
(361) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[>>5 >>38 >>44 >>45 遡り、少し前。召喚主らのいる場から離れ――あるいは彼らと同じくに、姿を眩ませて――それが初めて街に姿を現したのが、今は亡き少女の前だった。 噂に惑わされた、彼女が召喚を試みた一ときに。その成功したかの如き機に、それは一たび姿を現していたのだった]
(362) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
/* キェルケゴールさんすき(すき) (秘話もらえるとは思わなかった)
(-93) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[腕を組んで、考えていた男はまた歩き出します。 だって道の真ん中で立ち止まり続けるのは迷惑だろう?
物語の世界の中で立ち止まり、見渡すのはいいことさ! 歩いて、そしてまた立ち止まって、もう一度同じ場所へと戻る。 旅の醍醐味ってやつさ!
でも今は別に旅してるわけでもないし ただ、なーんか思い出せないことを思い出そうとしている 一つの推理《ミステリー》の 答え《アンサー》を探しているような時間 ……ああ、いらないね!非常にいらないね!]
(363) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
わからなかったら、動けばいいのさ! わからなかったら、教えてもらえればいいのさ!
ドロシーがカンザスに帰れたようにね!
[だから、歩き出すのさ。 立ち止まってばかりでは物語は 終わることすらできないのだから!]
(364) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
/* さてどこまで頑張れるかな ウツギさん遅筆じゃねーからな過去軸にまで手が回らねーやも
(-94) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[でも、何処に行く?]
かかしが居たとおもろこし畑とか?
[さて、何処に行く?]
ブリキを助けた森の中とか?
[なら、何処に行く?]
ライオンが飛び出した道とか?
[答えは支離滅裂で、決まっていないように見えるけど 歩き始めた足は藁の詰まったかかしが歩くように軽やか そう、答えは最初から決まっているのです]
(365) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
全ての物語は終末《エンディング》から始まらない 始まり《オープニング》から始まるものさ!
だから、なーんか知ってそうなの見かけたら 声をかければいいだけさ!
「ねえ君!エメラルドの都は何処にある?」
──────なぁんてね!
(366) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[ …さて ウツギさんの 実験 が ひとつ 結果がどうなったかは 置いておきましょう。
なにがあったって どうなったって
ぶんぶん 元気になりかけたエンジン音が 鳴らされることなく しずむのも。 咥えたまんまのロリポップを お口からそっと 離しちゃうのも。
きっと、かわりっこ ないんですから。 ]
(367) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
… あー こんにちはぁ あのね ウツギさんねぇ しってますよぉ。 ソレ ジェフティさんの なふだ です。
あは、 こんにちはぁ しにいくの おそかったですかねぇ? まぁ、いーやぁ。
[ “ 書類と変わんない ” にっこり顔が もぉっと にっこり するのを やってきた かのじょ は、見たことでしょう。>>361
半ズボンのツナギに、工具袋は 全身で 技師さんですよぅ って ジコショーカイ してるみたいな、ものでしょう。 ニコニコ ハッピィスマイルといっしょに わかりやすい って、じしんは ありました。 ]
(368) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
はじめましてぇ 研究員さん 霊科学研究所 ソフィア 所属コード U-29…ウツギ と、申します。
んっと ですねぇ おなかまさん しりたいな、ってのと わたしたいの、あります ってのと ほーこく と
どっからやったら いーでしょぉかぁ?
(369) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[ お口から離したミルクロリポップ シアワセ味の白色で じぶんの唇 ふにふに しながら
静かなバイクに 軍手、はずしたまんまの左手、置いて、ですね。
ソフィアでも よぉく みかける 眼鏡の向こう側 みすかす、みたいに にっこりおめめを 向けたんです。 *]
(370) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
/* シオリさんのとこ行こうとしたら会いに来てくれたでござるの巻(歓喜の舞)
(-95) 2018/10/09(Tue) 23時半頃
|
|
[気がついたら、街の中心からは遠いところに居た あれ、歩きすぎたかも?なんて 街の端まできてしまったみたいだ。 寂れてる、錆びれてる、死んだ魔女みたい?なんて
でもその中にぽつりと見えた外殻は>>237 ただ佇み、視線集めをした長身に]
────ねえ、君!そこの佇んでる君だ!
[声をかけたくなっちゃうんだよ! だって、見たこと無いんだもん。 まるで物語の外へと出てきた 登場人物《キャラクター》みたいだったから興味が湧いたのさ!]
(371) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ そうして、
人としては乖離し、 書にしては混ざりすぎた、
祭司。眷属。■■■■。 ────とも解釈された
…つまり、書記官は。
一冊の黒い書を抱え
気怠く、歩む。 ]
(372) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
不思議な格好をしているね? 君はどこの国からやってきたんだい? 東の国?西の国?北の国?南の国? それともエメラルドの都?──なんてあるはずないね!
[口うるさい? 仕方ないだろう?そういう性分ってやつなのさ! 何時だって物語の旅人ってのは新しいものには顔を近づけたくなるのさ!
だから、きっと今も。 ……無駄に顔を近づけてしまっているかも知れないね?*]
(373) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
( 分岐する世界に遍く存在する一冊。 解読不能言語で記され続ける歴史書。
故に、門 若き研究者が紐解こうとした真実から ブルカニロの本を名乗る事も出来た
或いは、鏡 側面に限りなく近い魔術の形として、 トートの書を名乗っても嘘ではなかった。
だが、少々──そう、少々。 名も無き雪白の一片に向ける 諱としては不正解に思われたのだ。 )
(374) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[触媒が違うことは『たったそれだけの違い』だが、 なにかは違ったわけでもある。 特に決定的な違いはそう、>>345 解釈一つで複雑な背景の裏側が がらりと変わってしまうかどうかでもあった。
実存の語り手の下す結論は、 今フィクションから実存『させられてしまった』 貴公子の知るところどころか、 『わたし』にさえまだなかっただろう。]
(375) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ 足先は書が過ごすに適した場所へと向かい 書架の並ぶ黴臭い部屋に辿り着いた頃 亜麻色の書淫が未だ耽っているならば、>>330
対面の椅子を引き、腰掛ける。 とは云え乱すつもりはなく 一冊を机に音なく乗せるだけ ]
(376) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
/*
頭に一瞬死海文書がでてきた
(-96) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[ 一つ言えることがあるとするのならば 実存しようと────── 本質的には
” やはり、≪それ≫は虚無 『だった』 ” ]
(377) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
/* なかなかのサンド祭りだ……!
(-97) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
そう─────“ やり方次第 ”である>>314。
家族、友人、金、名誉、安全……あるいは他の。 抱いた欲求を満たそうとする事自体は、悪ではない。 この言葉を発した折、私が漠然と思い浮かべたのが 平和的手法だった事は想像に難くない。
しかし私達はもう、幾度となく目にしている。 求めるあまり道を踏み外し、他者を踏み躙る者を。 汚れた霧に紛れ、誰かを陥れては高笑いする輩を。
彼らが人の道から逸れ、残滓が謎として残った時。 探偵はたちまち真実を手繰り寄せ、真意を問うのだ。
(378) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
“ やり方次第 ”で手に入れる事も出来ようが、 肝心の手法を誤れば、私とは相容れまい─────
怠慢にも続ける事のなかった言葉尻を、 過去なき少年はきっと、汲めはしないのだろう。
シャツの釦一つ掛け違えたかのように>>315、 彼が組み上げる願いの正体には至らない、未だ。
(379) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
「 個を認識するのに、名は不可欠だ。 とはいえ出会い頭に他書に命名する程、 私は傲慢にもなれなくてね。 だから、君が決めるのがいいだろう 」
いとけなく見開かれた眸>>316へ、私は告げる。
無へとまた一つ、落ちたおもいが何色であるか、 その答えには、やはり思い至れない。 認識外の情報を組み立てる事は出来ないのだから、 作業仮説すら儘ならないのは、道理のはずだった。
(380) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
なにしろ今の私には、材料が不足していた。 黙っていれば解りようもなかったのだ。 少なくとも、今この時の追求は容易く逃れられる。
にもかかわらず、少年はわざわざ私に告げた。 であれば、その誠意には誠意をもって返すべきだ。
追求を、とせっつく一面を、今ばかりは黙殺した。
(-98) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
「 君の善意を、私は疑わない。 ただ、告げる相手がよくなかったな。
元々好奇心旺盛でね。 しかももっと困った事に、 事件沙汰に対してはなおさら悪化する 」
フロックコートに伸ばされた腕は、拒まない。
けれどもぽんぽんと頭の一つも撫でようとしたのは ハッタリのあやしで、一時しのぎに過ぎなかった。 裏返せば“ 万が一 ”が起こってしまったとしても 彼に責はない、そんな意図の裏返しでもある。
結局のところ私は、そういう性分なのだろう。 探偵のサイドキックともなれば、定められずとも。
(-99) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
「 とはいえ私だってもちろん、 切り裂きジャックめいた黒いそいつに やすやすと狩られるのは遠慮願いたい。
情報は何にも勝る武器になる。 その話で十分、私の生還率は上がるよ。 いくらか修羅場も潜ってきているから。
──────貴重な忠告をありがとう 」
言葉は決して嘘ではないが、誇張ではある。
世界規模の話とあれば、国の危機どころではない。 現時点では少年の語る事態を望まない同志…… つまるところの味方の情報も手に入っていない。 材料を活かすための手筈もまた、必要であった。
(-100) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
───────── …………
(381) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
「 …………では、エニシ。 君は、望むものを探しに行くのか? 」
先頃とは面持ちの変わった童へ、問いかける。
希求の旅に私という存在は不都合だろうと考えて、 止められなければ黒の外套はわずかばかり翻り 傾き始めた陽の方へ、長い影を引きずるのだろう。*
(382) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
/* ねむみで変な拾い方してないか不安…… 毎度遅筆でごめんねエニシ君かわいい;;;
(-101) 2018/10/10(Wed) 00時頃
|
|
[秋の昼が過ぎ行く中。 ちら、と視線を研究所へと向けた。 視線を更に奥へとくらせば、古びた図書館が目に入る]
…… それにしても。 デッドコード、ね。
[聞き慣れぬ、その単語の由来を尋ねた折。 コンピュータ・プログラム用語における 『到達不能コード』だと説明された]
決して、実行されない命令。 その存在は果たして過ちの落とし子なのか。 それとも。
…… 運命論者ならばこうも云うのかな。 此処で喚び醒まされる、その為にこそ、 彼らは歴史に仕込まれた、とでも。
(383) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
( 『 』>>297 )
[>347 過程の話に過ぎなければ、 本来来たる時間よりひと足早く立ち去る足音も ましてや、飲み込まれる言葉すらもなかったが───]
(384) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
[嗚呼、それこそ絵空事だと吐き捨てて]
────……。
[紫菫は、独り、物憂く閉ざされる。 風の音に耳を傾けて。
さて、どちらへと歩み出そうか*]
(385) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
……――
[疎らに向けられる視線、向けられては逸らされる視線。その内に、 逸らされなかった一つの視線に、それの双眸は向けられる。ゆるりと。青年姿を、瞳に捉える。 極めて快活な声、気安い言葉、 一先ずは沈黙に聞いていてから]
少なくとも。 翠玉のそれでない事は、 承前の事実と言えるだろう。
[色ばかりは似た双つを向けながら。 始めに一ついらえを紡ぐ、 その表情は、たとえ相手があまりに近かろうと、 瞼の震え程度にも、揺らがない]
(386) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
[子供っぽいやつだな…… というのが実際に見ての第一印象だった。>>368 バイク持ってるし>>367それ相応の年齢ではあるはずなのだが、 どことなく見た目と中身の年齢にずれを感じる。 そういえば書類に年齢は書いてあったか?]
……よくできました。 そ、これは正真正銘ジェフティの名札だよ。
ちょうど挨拶にいくところだったのか。ならますます好都合というものよ。
[という疑問はさておき、 眼鏡越し、黒曜石のようなふたつの目が、 よりにっこり笑顔を深める男を見る。 寄り道して遅くなったらしきことは咎めない。何分正確な時間については知らなかった(たぶん聞いてなかった)もので]
(387) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
はじめまして。 私は文明研究所ジェフティのシオリ・クロセだ。 所属は歴史の――いやこっちは関係ないな、
今はデッドコード討伐隊の一人。 つまり“おなかまさん”だよ。
で、……わたしたいもの、っていうのは何かな?
(388) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
[名乗った後はごくごく自然に子供を相手にするような口調になって答えてから、>>369>>370 愛想笑いじみて口角を上げたまま首を傾げる]
……別にここで渡しても構わないけど? くっそ重いやつじゃあなければ。
[なんて言ったのは工具袋が重そうだなあと感じたからで。 答えを待つ間、手ぶらの両腕を緩く胸の前で組んで、穏やかそうな笑みを貼り付けたまんま、 ウツギと名乗った男を見据えていた。 これは見透かそうとしている目だ、ならば、受けて立つしかない、と、 若干おとなげない対抗意識を駆り立てられてのことだった*]
(389) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
…… そろそろ 読み尽くす頃ではないのかな それとも時間が足りないのだろうか
(390) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
[ 書の街の営みを一通り歩き見た、願望の数。 遭遇した不運な霊の洋墨を啜った書物は ノワ・ヘルミアに存在する洋墨を集めれば、 目的に足る量を確保できることを確信した。 ]
────── 閉館時間には、動く [ 陽も暮れれば、灯が必要となり、 時計塔の大時鐘が書の街に鳴り響くだろう。 書記官はそれまでに疲弊を回復するつもりで だらりと黒髪を垂らし、背凭れに身を沈めた。 ]
(391) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
……たしかに、ぼくには 自分で『詐欺師だ』と打ち明けてくれた 知人は居ましたがね。
(...食えないやつだ)
[>>348特に憤ることもなく慣れた様子に、 この青年は瞬きを続けるだけに過ぎなかった。 まさに≪仮面のよう≫とも表現された、 不自然なほどの沈着を湛えて菫を覗き込んでいた。
いつか、それこそその色のように花咲いた 笑声が聞こえれば、けれどその場違いさを 責め立てることもなかった。]
(392) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
[ バベルの図書館を有する彼女であるならば 読破不可能な一冊の言語を解せるだろうか。
机の上に置かれる黒は 『 アカシャの髪 』と題されていた。 ]**
(393) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
/* ねえ大丈夫? EDU21のINT18の軍団の中にEDU9だしINT8いるの大丈夫? 控えめに言っても大丈夫じゃねぇよ 最低地割る呪文唱えてINT1にしなきゃ…
(-102) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
四方を連ねられたならば、 そのどれでもあり、 どれでもないのだと――言えるに違いない。 ・・・・ この地に在るものである限りは。
まして、私について言うのならば。 私は東を知り、 西を知り、 南を知り、 北を知る、
だがその全ての地を、 タブーの故にはなく、「踏まない」ものだ。
[続けて答えるは、謎かけめくような言葉に」
――
そう私に問う、君は「何」だ?
[短い、疑問符の返し]
(394) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
/* 金枝篇さんのロルを見る 金枝篇さんのメモを見る
ギャップ可愛くないですかねぇえええええええええ
(-103) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
しかし、あるいは──── もっと長く生きたかもしれない。
[>>349 ...そのエピソードを深く知らずとも、 ≪わたしたちの事件≫の関係者にも劣らない 奇人さをうすらと嗅ぎ取りながらも 静かに吐き出したように そのままぎらつきを冷ました後だった。
毛並みはいいが飼い慣らすには苦労しそうな、 見かけは紳士然とした彼に鏡を合わせられてから 数秒ほど逸らさないままにしたのは、 青年にとっての無言の同意だったのだろう。]
(395) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
/* 吐き気がやばくて伝奇さんのところに 漸く辿り着いたのにこれである…ごめんなさい
(-104) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
[ ごっついバイクに それなりの背丈 ざらついた声に よく動く身体
…さて 書類の記入欄が一つ 潰されていたのは、どうしてでしょうね?>>42
ヒントをそっと、置いておくならば。 ウツギさんの年齢じゃあ できないことが じつは、あったりするからなので。
まぁ、事故らなきゃあ良いんです、事故らなきゃ。 ]
(396) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
[ かんわきゅーだい ]
んー やっぱ 東の御国のおかた ですねぇ ウツギさんもねぇ ルーツたどったら そっち、 だったり するんですよぅ。
よろしくおねがいしますねぇ シオリねえさん
で、ですねぇ わたしたいの ここでも良いなら それからに、しましょう。
(397) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
[ 遅いこと おこられたりも、しなかったので>>387 ノンキさんなウツギさんは 構わないって言葉に、あまえんぼ、してですね。>>389
これですよぅ って 工具袋から だしたのは 中で ちっちゃな硬質が紙に擦れる ひとつの かるい、封筒 でした。 ]
(398) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
これねぇ ウツギさんの “ 脳 ” です 正しくは 予備 なんですけどねぇ
“ 脳 ” の、機能停止も お仕事の ちゅーだんじょーけん なんですけどぉ
“ 脳 ” が、機能停止 しちゃったら ジェフティさんに、転送 されるんですけど。 そのときで、 いーので、ねぇ それをね ウツギさんの ココ に てきとうに で、いーんで いれちゃってください。
(399) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
[ こんこん って むき出しの左手で こめかみ つっついたら それを いれるべきばしょは きっと わかりやすいことでしょう。
所属者の生命維持は 現所長である、アオ兄さんが 一番に、大事にしていることですので。 ウツギさんが、えらばれたのも 命の ストック が、あるからでして。
御相手さんの たいこーいしき しらないで>>389 穏やかスマイルに ハッピィ ハッピィ さも あたりまえ みたいに ロリポップ咥えたおくちでね のんびり、おはなししながら どうぞぉ って 封筒を さしだすのです。 *]
(400) 2018/10/10(Wed) 00時半頃
|
|
[ヨーロッパを隈無く回った男が、 その意味を知って居たかは背越しに秘匿されたまま >>352とりとめもなく、歩き出す。]
もっとも、≪墓≫に入ってしまえば 語り合うことも出来ないとは思いますが...
[それまでの浮足立つような言葉とは対照的に、 地に着いた足そのもののような送り詞に 振り向くことさえもなかった。
ただ、スタヴローギンにとっては 風に吹き流されてもいい音を交えただけだった。]*
(401) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
/* 確定可愛いお方と連続でエンカウントしてるのでハッピィまっくすです
所属は歴史の、のとこについて あとでちょっと聞いてみたい
(-105) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
/* ネタバレするなら
ウツギさん、去年までランドセル背負ってました。
(-106) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
/* アカシャ……アカシックレコード……?
(-107) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
────それはどうも。
無事でないにしろ、 エンディングにそう違いはないとは思いますが。
どうぞ、あなたが≪墓≫に戻れますように...と このくらいは言っておきましょう。
[足を停めることも、振り返ることもないままに、 獰猛に笑ってみせた名残りだけを足跡に乗せた。]*
(-108) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
/*
アカシャ..
(-109) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
/* アカシックレコード……じゃ……ねーか……(ごくり)
(-110) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
/* なるほどなー! なるほどなー!!
(-111) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
────わあ!君綺麗な目をしている! 俺のネクタイと同じエメラルド?
うーん、でも少し、ほんのすこーし!違うね?
[声を返してくれた、質問に答えてくれた! それで男の元々上がっていた気分はよりあがるものさ>>386 君はいい奴だ認定しかけてしまうほど]
どれでもあり、 然し 、どれでもない
……うーん、よくわからないけど 一つだけわかるよ、ああ。 君は俺が考えようもしないことを考え知っているってことがね!
[わかっているようでわかっていない口ぶり どっちつかずの楽しげな声色。でも、その声に嘘は無い 馬鹿にしている?いいや、寧ろ感動しているさ!]
(402) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
君は知っているのに踏まないのかい? タブーと知っていて踏まないのかい? んー、それじゃあつまらないんじゃないかな?
だって、禁忌《タブー》と忌避して避けて歩くなんて 旅人としてはナンセンスじゃないか!
[ああ、それは俺がきっと物語だから そう思ってるのかもしれない。 こればっかりは、詳しい説明をしてあげれそうにないや]
俺が何か? うーん、そうだなぁ、そうだねぇ
(403) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
────────………
“わたし”は“ドロシー”
“おいら”は“かかし”
“ぼく”は“ブリキ”
“わし”は“ライオン”
─────── “俺”は“オズの魔法使い”
(404) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
…………さて、俺は君に“何”かを教えたよ?
オズは願いをかなえるのに対価を求めた。 俺も欲しいわけじゃないけど、君に興味があるんだ!
[近付きすぎた顔を一度パッと離して にーんまり、笑顔を浮かべましょう]
君は一体“何”なのかな?
[俺、興味あります!*]
(405) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
[ふと、緑丘の長い坂を 下り切ったところで立ち止まる。 暮れる秋の中、空から転がり落ちる陽射しを どうやら眺めることにしたらしい。]
─────... 、
[冬の白息よりも儚い呼気を吐きつけて、 街中に敷かれた石畳を叩き、また歩き出した。]*
(406) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
[ふ、と零れた笑みの吐息は。 きっと、もう届く事はなかったろう────]
(-112) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
[不意に。ぽつりと。 漏れたのは苦笑めいた吐息であった]
──── 霊となっても、 《墓》などという概念につき纏われるとは。
[死とはやはり、存在につき纏うものらしい。 その事を厭うかと問われれば、そうでもなく。 ただ、当然の事として受け止めるのだろう。
『死は実存を照らす鏡である』────、と。 そう述べたヤスパースの事は知らねども]
( きっと、私はその言葉に 諸手を上げて賛意を示すのであろう────** )
(407) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
|
/*
議事のスクリプトとロルとキャラのせいで いつもの三割くらいしか拾えてないの頭抱える (話し方のせいでそっけないがキルケゴールさん大好きです)
(-113) 2018/10/10(Wed) 01時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
/* 表現被り過ぎィ。 って自分の発言を見るにつけ。
さておき、いやあ、予約段階で予想していましたが。 この村は文学部だ。
私? すまない、ただの情報学部生だったんだよ……。
(-114) 2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
|
[若干謎のあるソフィア研の技師ウツギに余裕ぶろうとしていた黒瀬だったが。 その相好を崩したのは視線の圧でも内なるうしろめたさでもなく、 「ねえさん」と呼ぶひとことであった。>>398
出会って数分の相手だぞ何がねえさんだ―――と咄嗟に思ったが、 話はわたすもの、のことに及ぼうとしている。 瞬きひとつ加えてから彼の取り出した封筒を見た。 重そうな工具袋から出したにもかかわらずいかにも軽そうなそれ]
(408) 2018/10/10(Wed) 01時半頃
|
|
/*仕事してたら盛大に乗り遅れてやばいめえ… と、とりあえず現世に出たい泣
(-115) 2018/10/10(Wed) 02時頃
|
|
――― “脳”、 ……なるほど、
っていいの適当で!?
[さすがに驚きを隠せなかった。>>399
ソフィア研の実験は施設の外を出ない。>>356 情報か噂が漏れ出てくるばかり。 ゆえに見るのも触るのも初めてになるそれは技師ではない己の手には余りそうなものなのに。 どうぞぉ、とのんびりとした調子で渡してくる。>>400 ひょっとしてこれを渡すに足るかどうか見定められてたのだろうか……と邪推しつつ受け取った。 軽く見えるのに心なしか重く感じるそれを、 適当には扱いきれずおそるおそる上着の内ポケットにしまう]
(409) 2018/10/10(Wed) 02時頃
|
|
私はその地を踏まない。 その地を踏まない、踏んではいない、 その上に私が在る。 その上で私は地らを語る。
それはタブーの為には非ず、 むしろ私は、タブーを蒐め、 語り推するものならん。
[青年姿にそれが答えるは、語りらしい語りの、低音に]
しかれど、タブーはしばしばに、 蛮人か狂信の習慣なれども、 その根はあらゆる生ける人間、 生ける人間ならば、多少なり内に持つものだ。
まして、そう、ましてや。 旅人というならば、気を付けるがいい。 旅人というのは、蛮人においては、 常々、生贄か凶兆かとされるものなのだから。
(410) 2018/10/10(Wed) 02時頃
|
|
あとは報告とやら……の前に、ひとついいかな。
……ジェフティ《我々》の依頼を受けてくれて感謝するよ、ウツギ。 だけど私はあえて訊きたい。 君がどうして“ここにいる”のか。
おしごとだから、って意味じゃあなくて。 君自身が何を思って何のためにデッドコードを……やっつけようとしているか、 …それ、だよ。
[そこまで告げ終えると自然と清々しい笑みが浮いた。 こんな話ジェフティの中ではきっとできやしなかっただろうから]
(411) 2018/10/10(Wed) 02時頃
|
|
――――“デッドコードは間違った存在”だと思う?
[だが、その笑みも確信たる問いを紡ぐ時には消える。 なぜならこの問いへの確たる答えを持っていないから。 それは間違っているから一緒にやっつけようなんて正義面はできない。できないのだ**]
(412) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
/* 実は正義厨になるルート村前にちらっと考えてたんだけどこれだよ
こっこのあかつきさん組がねえさんよばわりとはいったい何年ぶり……2年2ヶ月くらい?(なんか抜けてる気はする)
(-116) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
……案山子というならば、それは、 まさしく、代表とされるもの。 火に焚べられるか、水に沈められるか、 その先行きが多々なるものだが。
――オズの魔法使い。
君は、それと、名乗るのか。
[問いへの答えを聞けば、呟くように。 笑みには、笑みを返す事はなかったが、]
(413) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
/*
すべての運命があらかじめ決められているとしたらうんぬんかんぬん、って出だしじゃなくてもいいかなー まあ寝よう
(-117) 2018/10/10(Wed) 02時半頃
|
|
ならば、私は。
君にとっては、あるいは捜していたもの、 その類似であり。 あるいはただ、同種であり、 そう、 同種である事には相違ないだろう。
そして、君が、 私を、私と似て非なる類似を、 捜していたにしろ、いないにしろ。
変わりなく。
私の方は、 君を捜していた、一である。
(414) 2018/10/10(Wed) 03時頃
|
|
君が、
洋墨を身に流す、ものであるならば。
(415) 2018/10/10(Wed) 03時頃
|
|
私は、 洋墨を身に流すものであり、 洋墨を身に流すものを、 求むるものである。
私は、そして、 名乗るべきならば、
――書から成った書、
それが、私の名乗りの第一となるだろう。
[そうして、青年姿を見据え直す、 その面持ちはやはり凪いだまま、 情感の彩りは表情にも眼差しにもなく。
ただ、それに、確かな戦意、 対峙の意思、が浮かんだ事は、 語りより察せられただろうか**]
(416) 2018/10/10(Wed) 04時頃
|
|
『 これ・が間違いで在ると言うなら 正解はどこに落ちて・いたのだろう 』
( …思い渋ることもあるのだよ )
(417) 2018/10/10(Wed) 05時頃
|
|
/* スタヴローギン個人を紹介しようと思うと 「素晴らしく顔がよくて文武両道な 情緒不安定なニート(ついでに犯罪者)」に なってしまうから身も蓋もねえなと思っている
(-118) 2018/10/10(Wed) 05時頃
|
|
ぞるり・と墨の中から天を目指して 指先を伸ばしてからだを起こした、 その先に彼らの姿があったのか? 出遅れと言わんばかりに>>89>>100 誰かがいた証だけが残っていたのか?
まるでまばゆい・ように隠された瞳を眇めたなら その姿につめ先ひとつも残さない。 昼空に照らされた肌色が我が身に触れない限りは たてがみ一つも揺らさなかっただろう。
ただ、隠された瞳がまばたきを繰り返すなかで そこに人影があろうとなかろうと
「 ────────ねえ、 」
(418) 2018/10/10(Wed) 05時頃
|
|
/* しかしみんな世界観めっちゃあるな、 いいな...ってなっている
ちゃんと出したい
(-119) 2018/10/10(Wed) 05時頃
|
|
「 きみ・は 間違えない・のかい 」
譫言じみて、雷鳴のごとく醜悪な声の裏から なにかに応えたように囁いたのだ。>>89
じと・と、一ツ目模様があかあかく揺らめき 呼び出した者を見据えたようにも─────
・・ わずかな痞えを声癖に残したまま。
(-120) 2018/10/10(Wed) 05時頃
|
|
──────昼空というのは、そういえば、 かつての生涯、好ましく思った事はなかった。*
(419) 2018/10/10(Wed) 05時頃
|
|
/* しかし皆年代新しめだなって思った 下手したらぼくが一番古いのか? 人物としてはそれよりキェルケゴールだが
(-121) 2018/10/10(Wed) 05時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る