199 獣[せんせい]と少女 2
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
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― 妖精 ―
[ ぼくのことは、みえるひとと みえないひとがいる。 「獣」でも「少女」でもないのに此処に居る僕は 今日も神木の幹にちょこんと腰をおろして
「がっこう」のすべてを見ているんだ。
村と呼ぶには閉鎖的で 砦と呼ぶには平和で 自然の摂理に守られたこの場所を 此処に神木が生えた日から、見守っている。
( もうすぐまた、旅立ちの年がくるね。)
まだ、あのこたちに 別れの現実味は無いかもしれないけど。]
(1) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
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[ ( ぼくはずっと、見ている。 )
居るのに いない みえないけど 居る。
ぼくは 神木の影に、ずうっとずうっと。**]
(2) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
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■村wiki (http://qq4q.biz...)
■発言規定
進行中の質問等は村建て狼(ポプラ)宛に秘話でどうぞ。
中の人発言は灰とメモと村建て狼への質問秘話のみ。/*を付けてください。(エピも同様にお願いします。*/
PC同士の秘話に制限はかけませんがスパイス程度にお楽しみください。
獣の赤窓は獣同士の念話的にお使いください。(前回はあまり使われなかったので、使わなくてもok
■処刑及び襲撃
2dにダミー囁き狂(レティーシャ)を処刑/襲撃はパス
3dにダミー狼(ポプラ)処刑、エピ入り
■「がっこう」「せんせい」等の言い換えについて
どちらも現代日本における言葉の意味ではありません。
「がっこう」…この村のような砦全てを指します。
「せんせい」…少女たちと時間を共にしている獣の総称です。
悠久を生き、外の世界を知っている「せんせい」は、少女たちへ色々な事を話して聞かせることもあるでしょう。
それに興味津々の少女たちが聞きに集まることもあるでしょう。
けれどそれは日常の一幕。
時間割が決まっているわけでは、ないのです。
(#0) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
■物語の流れ
★プロローグ (9歳さいごの日(72h
契りの歳を来年に控えた少女達と獣の日常です。
来年を楽しみにしながら獣の能力を勉強して、苦手なせんせい、好きなせんせい、獣同士の交流等、親睦を深めてください。
少女たちは獣の能力を自分はどう使うかを学びます。
★1日目〜2日目(契りの年(144h
プロローグから一年後です。1年間で少女はどう成長したでしょうか。獣は誰を選ぶでしょうか。
※選択権は獣にありますが、少女からのアプローチは激しく推奨します。
※2匹以上の獣からアプローチを受けた少女は一匹を選ぶことができます。
盟約の方法は獣が自由に決めてください。契りを交わした2人はがっこうを旅立ちます。
獣と少女は、2日目終了までに盟約を完了してください。
★2日目〜3日目(旅立ち)
裾野の町では聖誕祭が催されていますが、どこへ行くかは少女次第。
永きを生きた獣がぜひ少女を連れて行きたい場所があったりするかもしれません。
★エピローグ(おしまい)
どこへ行くにも獣は少女の傍をはなれずに、その最後の日まで護ります。
獣との別れ、少女との別れを紡いでください。
(#1) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
■村内の時間軸
プロローグ72h (9歳の誕生日)
1日目72h ※盟約可能日
(10歳の誕生日。24h=午前中、48h=午後〜くらい目安で)
2日目72h ※盟約推奨&期限
(10歳と1日目。24h=午前中、48h=午後〜夜くらい目安で)
盟約を終え、旅立ったペアの時間軸はご自由に。翌日でも、数年後でも。
3日目72h(旅立ち後)
時間軸は各ペアで自由。
エピローグ(少女の迎える晩年)
天声後、灰解禁予定です。
(#2) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
■役職希望
少女は「少女」 獣は「囁き狂人」
希望にてご入村ください。
「ランダム」「人狼」の選択は禁止です。
ご注意ください。
(#3) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
■獣 メモテンプレート
名前: (年齢/身長
外見:
能力:(ロール後から記載推奨
特技:
□その他
NG事項:
コア:
現在地:
■少女 メモテンプレート
名前: (年齢/身長
外見:
加齢変化:(ロール後から記載推奨
大好物:
□その他
NG事項:
コア:
現在地:
(#4) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
それでは皆様。
少し長めの期間ではございますが
どうぞごゆるりとお楽しみ頂ければ幸い。**
(#5) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
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― めぐるいのち ―
とくり とくり
静かな鼓動が 細くしなだれた枝を揺らして あるはずのない樹木の瞼が、長い睫毛を持ち上げる。
がっこうを囲む森が獣の身震いのように夜露を落とせば いのちを包む暖かさが、森厳な沈黙の中で育ってゆく。
或る朝、椋鳥が啼く足元で
ふつり、 と
神木の真白な枝に ちいさなふくらみが顯れた。
(3) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
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それは1年後 集うた獣達のために生まれ落ち ちいさな手のひらと、無垢な笑顔を花咲かせる。
全ては繰り返す。 繰り返し、繰り返し、 何も変わらず、 繰り返す。
生まれ 喰われ ( 育んで 喰らう )
連鎖は一体いつ、どこで始まったのか 其れを識る者は、もう居ない。 けれど 唯ひとつ確かなことは、
少女はうまれたときから 「せんせい」が大好きで 「せんせい」に守られて 「せんせい」にたべられる って、知っているんだ。
(4) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
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幾人もの少女が生まれ、選ばれ、喰われ 時と命は巡り続けるが 不老たる獣も、決して不死ではない。
いつか彼等が、大地という生命の源流へ還ったとき 彼等が喰らった少女もまた 同じくしてその流れへと還る。
(5) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
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命の源流は脈となり 星を駈け、山を育て、海を包み、空を支える。 失われる命は欠片もなく その皃が変わるだけ。
夜空に並んだ三つ星も 手描きの笑顔がふたつ並んだ羊皮紙も 聖誕祭の夜店から香るハニージンジャーも 異国の模様とレースでできたドレスの裾も 森の中でひそやかに春を待つ待雪草も 雷の樹の隣で、真っ赤な果実を揺らす木も
なにひとつ失われず、今も何処かに。
土となり、水となり、空になり、廻り、めぐり そしていつか また あの白い枝に実を結ぶ。
露のひとしずくに宿る命は、 忘れがたき日々の結晶。
(6) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
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植物が芽吹き方を誰かに教わることはない。 芋虫が食べる葉を間違えることはない。
鳥は、生まれたときから囀ることを知っていて イルカは泳ぎを知っている。
……人は、 生まれた途端に肺で呼吸をはじめる。
(7) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
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――少女は知っている。
獣が自分を選ぶこと。 獣が自分を護ること。 獣が自分を愛すること。 獣が自分を喰らうこと。
千年 億年 この摂理がはじまったときから 何度も何度も繰り返し たくさんの少女たちが受けた愛情の温度を
「少女」は、生まれながらに知っているのだ。
(8) 2016/10/05(Wed) 02時半頃
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「 せんせい。今日から、よろしくね。」
―――少女の声は、幾度となく紡がれる。
(#6) 2016/10/05(Wed) 03時頃
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――― おとずれ ―――
[獣の足取りは、参道を駆ける、優雅とも言える。 金色の鬣を揺らして、猫にしては聊か大きい。
契りの年を一年後に控えた、今日の日に。
その獣は、ふらりと"がっこう"を訪れた。]
相変わらずじゃねえ……
[獅子は、歌うように呟く。 "がっこう"の入り口から望む、目に映るその景色に。]
(9) 2016/10/05(Wed) 22時頃
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[この場所を訪れる理由は、一つに留まらない。
自由を謳歌する長い人生の、獣たちの節目を 見学し見届けに訪れる獣と言うのも――― たまあに、居るのだ。
例えば、獅子、俺のような。]
すこしと邪魔するぞ。
なあに、すこしじゃ、すこし。
[獣の生からすれば、一年とて、すこしじゃろう。 悠々と歩みを進めながら 誰に言うでもなく断り、闊歩する、優雅に。*]
(10) 2016/10/05(Wed) 22時頃
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[ヒトは紅茶だけでは生きていけない。
紅茶では糧になり得ないから。
それでもヒトは紅茶を楽しむのを辞めないのは何故だろう。]
(11) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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おはよ! きょうも晴れだって、せんせいが言ってた。
[おひさまが山の隙間から顔を覗かせている。 真黒い空の色が、段々光を帯びていく。 野菜畑の隅、小さな芽を出したばかりの何かの野菜の傍にしゃがみ込んで、楽しげに話しかける。
立ち上がり、手に持っていたジョウロを落とさないようにゆっくり傾けた。 身体に合わせた小さなものだと言っても、水が入ればそれなりに重たい。 落ちた雫が葉の上に乗って、朝日を浴びて僅かに光った。]
(12) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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( どんな野菜になるのかなあ )
[種をまいた時、せんせいに尋ねたけれど育ってからのお楽しみだと言われたことを思い出しながら。 何が出来るのか楽しみで、早く育って欲しくて。 ついつい水をやりすぎてしまうのは仕方ない。
空になったジョウロを戻しに行く途中、白桃のなった木が目に入れば、駆け寄ってその薄桃色の実に手を伸ばす。 背伸びをしても、触れる事すら叶わない。]
んーっ、あと すこし、
[見知らぬ誰か>>9の来訪は未だ知らず。 だれかが通るまで、諦めがつくまで。 あまい実を掴もうと、小さな手を伸ばしていた**]
(13) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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/* 711
(-0) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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/* クラリッサチップとめちゃくちゃ悩んだ……
9歳児 120+5-6cm
(-1) 2016/10/07(Fri) 00時頃
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[かさり、 あおい草を踏み分ける音が静かな空間に響く。
続いて、何かがその上に座る音、 それから少しして、引き絞ったような嗚咽が聞こえてきた]
(14) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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[狭いせまいがっこうの中で、数少ないひとりになれる場所。 神木を囲う学び舎の裏手、草花の吐息のほかは空気の止まったような花畑にて、少女は膝を抱えてひとり泣きぬれていた]
……うっ、ぐす、……ひっぐ…
[肌を撫ぜる風が頬を冷やして、その上から温かいものが伝い落ちる。 拭ってもぬぐっても溢れてくる涙は一向に止まらなくて、流れるまま放っておくことにした。
もう、どうして泣き出したのかなんてすっかり思い出せないけれど、 ただ、ひどく悲しかった]
(15) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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ー 食堂 ~tres tenedores~ー
[スキレットの中でじわりと広がるバターの香りを肺いっぱいに吸い込むと、俺はにんまりと笑う。 だって美味そうだ。ここに落とすのは野菜畑で取れた林檎>>12真っ赤に熟れたそれは見た目に反して酸い。 それでもこうしてバターで焼いてやれば、糖蜜をかけなくてもびっくりするくらい甘くなる。]
ほら、俺様特製スペシャル焼き林檎だ、早く食いな。
[目の前の少女に焼いた林檎を供すれば、その顔はキラキラと太陽を受ける川の水面のように輝くのだ。俺はそれを見るのが楽しい。
だから、旅立ちの季節に関係なしに、がっこうの一角の食堂で料理を提供し続けている。 俺たち、獣にとっては糧になりえないものを……。]
(16) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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[他の少女と喧嘩をしたのかもしれない。 せんせいにひどいことをいわれたのだったか、 それとも、ないしょで見守っていた小鳥の雛が死んでしまったのだったかも。
晴れた空は植物を元気にして、空気をぽかぽかとあたためるけれど、少女の心はすっかり雨模様。
少し離れたところで、誰かの声が聞こえた気がする。 それはせんせいの声か、少女の囀りか、椋鳥の唄う声か。 ともかく、近づいて来るような気配を感じたなら、降りしきるままに放っていた涙を慌てて拭って、逃げようとするのだ。*]
(17) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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[しあわせは あおいろ をしているのよ]
(18) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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あおいろ?
[そう教えてくれたヒトは やさしく微笑んで。 ………頭を撫でてくれたの]
(19) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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/* あっあっ、希望変え忘れちゃった。 一回でないと変えられないのかな…?
泣き虫少女をやりたくて、ショコラと悩んで、「げぼく」って肩書はな〜と思ってエリにしたの。よろしくね。
(-2) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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─移住棟『わたしのおしろ』─
[やわらかいシーツをドレスに見立てて、昨日もおはなしを作ったの。 せんせいからもらった、しろいノートはもうたくさん文字を書き込んじゃって、楽譜みたいになっちゃった。
いつも、ゆうごはんの後がおひろめの時間だって決めてるの。 その時は他のみんなも誘って、作ったおはなしを読んでもらうんだ。
しあわせを呼ぶ青い鳥。 どれだけ頑張っても届かない遠い空と同じいろをした小鳥が出てくるおはなし。 お気に入りのあのおはなしを教えてくれたせんせいに、また感謝しなくっちゃ!
なんて思うのだけど。 わたしはとっても寝坊助。 書庫から持ち出しちゃった本を抱きしめて眠っているの。 怒られないといいな、なんて思いながらね。 でも残念、もうお日さまが昇ってしまったみたい]
(20) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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/* スペシャルな焼き林檎すごく食べたい
(-3) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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ふあぁ、……おはよう、せかい。
[カーテンの隙間から溢れる光。 キラキラと輝く陽射しに透ける髪の毛。 昔は林檎のような色も、今ではオレンジのような橙色。 時間が経つたびに変わっていく色。 次はどうなるのか、知らないまま。
もぞもぞと、撓んだシーツを足で伸ばしましょう。 おざなりに整えれば起き上がって、ベットから抜け出すの]
おはよう。みんな。
[なんて、近くにいた子に声をかけながらね]
(21) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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─おそと─
[まずは日課である樹木>>3にご挨拶に行くの。 そこはとても温かい場所。 細くて誰かに頼るような枝をしているけども、優しく揺れる木々のざわめきがわたしは好き。 よく、お昼寝をしてしまう、くらいに。
いつも起こしてくれるのは誰だったかしら。 なんて思いながら鼻歌を口ずさんで笑うの。 風が誰かに届けてくれるといいな、なんて、お願いをしながら。
今日も良い天気。 三つ並んだお星さまが見える時間はまだまだ先だけど、花の蜜の香りが何処からか漂ってくるような気がしたのは、 誰か>>13が甘い果実を欲しがっているせいかしら?]
(22) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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MI:18 エリがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(MI:18 エリは村を出ました)
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[でもたくさん実ってくれるといいと思うの。 わたしたちは、生まれながらにいろいろなことを知っている。 そういうものだと、何処かで理解しているけれど。
でもね、悲しいっていう気持ちもあるものだから。 どうしようもなく泣いちゃう時だってやっぱりあるの。
そんな時に笑えるように。 たくさん、しあわせが実ってくれたらいいなと思うの。 それを見守るように羽ばたく小鳥さんが少しだけ、わたしには眩しいけれど。 歩きながら思うのよ。
でも、何処かでとってもいい匂い>>16がしてるみたい! 気のせいかしら。ああ、でもお腹も空いちゃった。 はやく今日作ったおはなしを、かみさまの木に教えてあげた後に、食べに行こうかな。 …でもまた、食い意地が張ってるなんて言われたら恥ずかしいから、悩むみたいに、木の麓でわたしはおすわり。 親切な誰かが理由をくれないか、ちょっぴり願ってしまったんだ]*
(23) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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/* みんなきてくれてるぼくめっちゃうれしい(ぶわわ
いつ入ろうかなあ。もぞもぞ。 とりあえず入村ロールかかねばなー。
(-4) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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/* 100+24cm
(-5) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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[目の前の少女は、美味しそうに皿の中の林檎を口に運んでいる。ふわりと肉桂の香りが少女から漂う。
……俺にとっては、林檎よりも美味そうなのは少女の方。 この子は口にすればどれほど甘美なのだろう。
とろける様な舌触りなのか、それとも、歯応えがあるんだろうか。 甘い?苦い?香辛料は何が一番合うだろう。
今まで生きてきた年月の中、食べた少女は3人。 だからこの食堂の名前はtres tenedores(三本のフォーク)だ。 全員味は違っていたけれど、揃って美味だった。
……さて、次の少女はどんな味なのだろう。
また注文が入れば視線を少女から厨房に向け、次の料理に取り掛かる。また喜んで料理に手を伸ばすその姿こそ、来るべき日まで俺の生きる糧となるのだから。]**
(24) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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/* 1村に引き続きよろしくお願いします。 >>0:6に泣いた。前村のみんなのことだ……。 今回は獣ではなく少女、です。です。 普段使わないチップだけど肩書きに惹かれたよね。えへへ。
(-6) 2016/10/07(Fri) 00時半頃
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/* 思った以上に変態チックになったぞ?!そしてこれ獣から行ってあげなきゃダメのヤツ
(-7) 2016/10/07(Fri) 01時頃
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…せんせい
ーーーせぇんせいっ ありがとう、だいすきよ
″ さようなら ″
[ 今でも耳に残るあの子の聲。 私はちゃんと笑えていただろうか。 あの子の終わりをきちんと看取れていただろうか。 …私と一緒にいて、幸せだったろうか。
ずっとその事を考え続けている。]
(25) 2016/10/07(Fri) 01時頃
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[ それでも。 また新しい物語を紡いでいこう。 ─────今度こそ後悔しないように。]*
(26) 2016/10/07(Fri) 01時頃
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―西・離れの一棟―
ふあぁ…っ! あ゛ー…、いい朝だぁ……。
[寝惚け眼を擦りながら、くわっと盛大な欠伸を一つ。 ぷらりぷらり、片手に重そうな袋を握ったまま、 腕をブン回す大きな伸びをし、東の空にご挨拶。
なんせこんな時間にお天道様を拝むのも珍しい。 普段は誰かが起こしに来るまで、決して起きないのだから。]
(27) 2016/10/07(Fri) 01時頃
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[食堂の西、「家畜小屋」と「忘れられた家」の間。 そこに一つ、ドンと建っている家がある。
特に用途の指定されていない西の角部屋を自室と定め、 その北外れを燻製小屋に改造してから早数年。 少女達の幼い頃は居住棟で添い寝などもしていたけれど、 今はここを借りて自由気まま、好き勝手に過ごしている。]
んん〜? ありゃマリオだな。 朝早くからご苦労なこって。
[離れの玄関から出てみれば、野菜畑に小さな影。>>13
あの子が野菜の成長を楽しみに通っているのは知っている。 自分は寝坊助だけれど――“彼ら”が教えてくれるから。
白桃の実に手を伸ばすのを見ながら、くつくつと笑う。 ――さぁ、その懸命な背にこっそり近寄って、]
(28) 2016/10/07(Fri) 01時頃
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/* >>0:25 とっても好きな文章です。 このチップとってもラブコールしてるように見えない?
(-8) 2016/10/07(Fri) 01時頃
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……そぉれ!!
[袋を畑に放りだし、グンとその身体を持ち上げてやろう。
マリオの好物が白桃だというのは周知の事実。 まったく、こうして背伸びするのも毎年のことなのだ。]
はっはは、おはよう、マリオ! えぇ?驚いたろ? …なんせこの俺が早起きと来たもんだ!
[背後からいきなり、というだけでなく。 いつも起こしに来てくれる少女にしてみれば、 この早起きっぷりに驚きもひとしおだろうさ。]
(29) 2016/10/07(Fri) 01時頃
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──祈りの堂──
[ギィ、と軋んだ木の扉を開けて、中をきょろり。 広くて、静かで、冷たいけど温かい場所。]
失礼します 今日は、ちゃんとお祈りに“も”きました
[何をお祈りするのかな、いつもはわからないまま ただ毎日お日様が綺麗なステンドグラスがきらきらと しているこの場所に来ていた。
だけど今日は違うんだ。 エリと“ケンカ”しちゃったんだ。 だから今日はちゃんとお祈りに来たんだ。]
(30) 2016/10/07(Fri) 01時頃
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|
[きっかけは、エリが仲良くしていた小鳥の雛。>>17 冷たくなって倒れていたのを、ぼくが見つけて 拾い上げた。
そこにエリがやってきて……ぼくが「お祈りすれば いいのかな」って言って……泣かせちゃったんだ。 泣いてほしいわけじゃなかった。 だけど、どうしていいのかわからなくて…謝る事も出来なくて。 ぼくでは冷たい雛をあたためてあげられないから エリに押しつけるように渡して────ここにやってきた。逃げたんだ。]
エリが泣き止みますように ……仲直り、出来ますように ちゃんとごめんなさいって、言うから… …勇気を、ください
[ぼくはいつも遅いんだ。後からこうすればよかったって 思ってばかり。もうお話ししてくれなかったら…… どうしよう。エリは優しいから、そんな事ないと 思うけど……怖い。ぼくは意気地なし。]
(31) 2016/10/07(Fri) 01時頃
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/* ひえっありがとうございますとてもうれしい…!ねむいけれど、お返事書こう。
ところでまって自分のメモ >大好物:あまいもの。やさしいひと。とりさん。 鳥たべる話みたいになってる!!!
(-9) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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[正確には喧嘩とは言えないのかもしれないけれど、 ぼくにはそれがまだわからなかった。
赤、青、黄、他にも色々。 キラキラしたステンドグラスの光に“お祈り”したら 仲直りできるかなって。]
…………ひっく、う、あうう
[じんわりと滲んできた涙を拭う。 悲しいのはぼくじゃなくて、エリなのに。 ぼくと、エリを繋ぐ“いと”が切れないか、不安なんだ。]
(32) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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― 小鳥 ― [ せんせいに比べたら、わたしのいのちはとっても短い。 けれどそれ以上に短いいのちがたくさんあることを つい 最近知った。
巣から落ちて歩けなくなった椋鳥の雛が みるみるうちに弱っていくのを わたしと、あの子で 見守っていたんだ。]
このこのいのちは、もうお終いなの? おしまいなのに、誰にもたべられないの?
[ 夜の中で消え行くいのちと、わたしたちを こっそり見守っていてくれたせんせいは わたしの問いに何と答えてくれたのだっけ。
まだ温かいのに 確かに生気を失ってゆく小鳥を わたしは、じぶんのことのように思って見ていた。]
(33) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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[ しんでも、たべてもらえないの? ]
(34) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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[ ……そんなはずないって知ってるのに この子をたべるものはいないんだって事が悲しくて 悲しくて かなしくて かなしくて 泣いた。 ]
……――わたしは、へいきよね……?
[ 震える声で、せんせいを見上げて ……そんなはずないって知ってるのに どうしても、怖くて。
おおきなおおきなせんせい>>28に、 「今日だけ」っておねがいして 添い寝をしてもらったのは……数年前のできごと。
もう9つだもの、平気よ。 怖くなんかないって胸を張るのに まだどこかチクチクとしているこころに わたしは気付いているのにしらないふりをするんだ。*]
(35) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
|
|
[シルク──ぼくの名前。 糸の名前だと教えてくれたのはせんせいだったかな? それとも沢山ある本の中に載っていたのかな? もしかしたら他の子だったかも。
とにかくその時から ぼくは何だか“いと”が身近で、大切に思えていた。
ぼくの糸は誰かに繋がっていて、縒りあわさっているのかな
心の中にある、そんな気持ち。 今みたいに一人でいる時は、ぽっかり冷たく思える。 だけどみんなやせんせいといる時は温かいから。 だから“いと”が切れてほしくないんだ]*
(36) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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|
/* シルクちゃん泣かせてごめんね…(´;ω;) なかなおりしなくちゃ…
(-10) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
|
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/* ごめんよシルク!!!!!はさまった!
そしてエリちゃんに絡めようとして間に合わなかった俺氏 過去話にしてごまかす所業。
とりあえずはいっておこうね……… スタートダッシュこけるとよくないからね……
(-11) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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/* 喧嘩じゃなくて勝手に悲しくなった第一声 シルクって名前を使いたくて こんな無重力感溢れるチップを……
身長は120+1cm
(-12) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
|
|
/* シルクかわいい…。雰囲気がすき…。 小鳥ロルをみんなが掘り下げているのでなんとかしたみはあるぞ。
(-13) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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[朝陽が昇る。
これは、幾度目の朝陽かと竜は想う。
幾百、幾千、今までもこれからも見てきた、 幾千、幾万、これからも見るだろう、風景。
鱗が疎らに張り付いた右の手は爛れたような陽によく似た色。 つやつやと輝く鱗が並ぶ左の手は母なる海によく似た色。
その二つの色を瞼の内に、閉じ込めた。
黒い瞼の裏で交じり合う二つの色。
今日はどんな色を見るのだろう。 今度の少女は、どんな色を見せてくれるのだろう。]
(37) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
|
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―神木―
[のそり、のそりと巨躯を揺らして竜は歩く。 大きな尻尾が歩みに合わせて左右に揺れた。
ひたり、と止まる歩みの先に樹木の緑が映る。
それから小さな影、ひとつ。>>23
大きな影が、小さな影の背後に落ちれば重なる影。]
(38) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
|
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/*!!!!!!!!
ワクラバさん好きだーって思ってたら!思いが通じたのだろうか。 (みんなが言葉を発するたびに叫んでる)
(-14) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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おはよう、デメテル。 何かを待っているのかい。
[首をかしげ、問いかけて。
木の麓で座る彼女の横、佇む小さな草を左手で引き抜いた。
ふわり、 草は手の中で瞬きのうちに成長し、小さな蕾が花を開く。]
私にも、お話を聞かせてくれないか。
[神木に語りかけていたようにも見えたと 竜はそれをねだると、手にした花を差し出した。
花で少女のお腹は膨れない。 けれど、竜は少女が待っている"理由"については思い至らず。]**
(39) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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[マリオの小さな身体を片腕に移して、 空いた手でわしゃわしゃ、頭を撫でてやろう。]
そら、誕生日おめでとう。 いいヤツ穫れたじゃねぇの。 桃の選定に関しちゃあ、おまえの右に出るやつはいねぇよな。
あー。こうやって手伝ってやるのも、今年が最後かぁ? 来年はきっと、もっと背が伸びて…?
[一人で収穫できるようになるかも、なぁんて。 皆まで言わず口を噤み、悪戯っぽく笑んでみせる。 そんなに急成長しないことは知っているのに、 こうして期待を持たせるなど、俺は本当に悪い大人だと思う。
彼らの成長が嬉しくて。同時にちょっと、寂しくもある。
契りの年まで、あと一年。 そうさ。来年のマリオは、たとえ背が届かずとも……。]*
(40) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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[ひとしきり泣いて、わんわん泣いて、まぶたがひりひりかさかさと真っ赤になった。 鏡をみなくったってわかる。今のあたしはきっと、ぶさいくだ。
些細なことで少女が泣き出してしまうのは、ほんのいつもの出来事。 もしかすると、すっかり呆れてしまっている子もいるかもしれない。なきむしで、泣いて泣いて、いつも周りを困らせて、なんて。
けれど、今日のなきむしは一人じゃなかった。>>31>>32 祈りの堂でひとりおいのりをするシルクちゃんを知らなくても、きっと傷つけてしまったのだって思ったら、ぎゅっと息がくるしくなった。
逃げるように離れていく背も、まぶたを開かなくなった小鳥にも置いて行かれて、花畑のエリはひとりぼっち。 どうしたらいいかわからなくって、草むらの上に寝そべらせた雛は、もう動かない。 お天道さまが地面をあっためても、少女のちいさな手の中に包んでも、もう目を覚ましはしないのだ]
(41) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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……っう、ぐ、
[何かの物音>>17を聞いて、慌てて立ち上がる。 泣きたくって泣いているわけじゃない。泣いたらまわりに迷惑がかかるって、知ってるから。 シルクちゃんが、鳥さんが、どっちをどうしたらいいのか分からなくって、おろおろと立ち往生する。
せんせいは、こういうとき、どうしなさいって言うんだろう。 わかんない、わかんない。 むずかしくって、また涙が滲んだ]
(42) 2016/10/07(Fri) 01時半頃
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/* 年齢を盛りすぎたので10分の1にします。 見た目が怖かったらすみません。
(-15) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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[いつしか涙が涸れ果てたころ、ようやく、鳥さんを埋めてあげようとひとつ心に浮かんだ。
あたしが泣いてしまったから、シルクちゃんが傷ついて、あたしみたいに苦しくなっちゃってたら、って。 そう考えたらまた、胸が苦しくなる。じわ、と再び滲む視界のなか、そっと花畑の土を掻き分ける。
小さな雛が一羽ぶん、すっぽり埋まる穴くらいなら、少女の頼りない手でも作ることができた。 草とお花のベッドでねむる小鳥をそうっと抱き上げて、土の中に横たえたら、また悲しくなった。
誰もわるくない。 鳥さんが動かなくなっちゃったのも、シルクちゃんがおいのりをしてくれようとしたのだって。
もし、あたしが昨日、鳥さんが落ちた木の下にベッドを作ってあげてたら。 もし、あたしが、シルクちゃんの目の前で泣き出さなかったら。
あたしが、悪いんだ。 そう思ったら、とっても虚しくて泣き止んだはずなのにまたぐすぐすと泣き出した。 温かい土が涙に濡れて、黒い斑点を描いた]
(43) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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………っく、ぅ… ……ばいばい…
[別れのあいさつは大事だよ、ってせんせいに教わったから。なんとかひとこと、小鳥に声をかけた。 汚れていない手の甲で顔を拭ったら、優しく土をかぶせて、白いお花を上に置いた]
…っう…… うぁあ、あ……!!
[今度は堪えることなく、大きな声で泣いて、泣いて。 おいのりが届くのは、まだまだ時間がかかりそうだった。>>31**]
(44) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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/* はっ、話しかけたのはいいけど今の私の姿がなんなのかわからなくない?? 大丈夫?? どっちでもいいんだけどね!!!
(-16) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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/* あああ……早くも少女が可愛い……SUKI 過去の思い出を作るのが下手なので どうにか頑張りたい……ううう
(-17) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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― ふぉーく ―
[ とれ……なんとか。 せんせい>>24の教えてくれた食堂の名前は わたしにはすこし難しくて、毎回噛んでしまうものだから ”ふぉーく” って覚えた。
朝おきて、鐘楼の鐘を鳴らしにゆこうとしたわたしの足を 見事に止めたのは、びっくりするほどのいい匂い。>>16 せんせいの罠だったのか なんなのかわかりませんが こまかいことはよいのです。
皆より一足先に食べるあまーいあまい”朝ごはん”は 何よりもとくべつで(ずるいことをしているようで) 目前に出されても>>16しばらく黙って見つめるばかり。
「たべていいの?」と聞くまでに、 うっかりよだれがたれそうだった。]
(45) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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あーーー おいひぃーー……
[ 落ちそうなほっぺたを片手で支えながら、 てらてらと飴色に光る林檎に三叉のふぉーくを立てる。 白いほっぺたには紅が差し まんまるの目は開き方を忘れたみたいに閉じたままだ。
はんぶんくらい平らげて ん、とひとつ 考える。
わたしひとりで食べてしまっちゃ、 怒られちゃうかもしれないし ]
せんせ。 せんせにも、あげる。
[ ”せんせいと分けた” なら、きっとへいきよね。]
(46) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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[ ふぉーくの先に、 くってりと焼けたおおきな林檎をひときれぶら下げて 厨房のせんせい>>24へと差し出してみる。
ほかの子たちよりもずっとずっと背の高いわたしだから 口元にだって届くのよ。
ぜんぜんかわいくなくて ぜんぜん嬉しくない身長だけど 桃のつまみ食いができるところと せんせい達の顔が近くで見られるところだけは すき。 でも、 みんなで遊ぶとわたしひとりだけ出っ張るところは 大ッッッッッッッッッッッッッッッ嫌い。
せんせいの前で、焼きリンゴを差し出したわたしは ちょっぴりぶすっとした顔をしてるかも。**]
(47) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 02時頃
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―今年の誕生日プレゼント―
[畑の上に投げ捨てられた袋には、今年のプレゼントが入っている。
20pほどもある、大きな大きな透明の卵。 その殻の中には、七色に変化する石が入っていたり、 小さな苗木が植えられていたり、透明な水で満たされていたり。
見かけは様々だが、どれもこれも共通しているのは、 「温度で変化するもの」だということか。
”プレゼント”、とは言うものの結局それは、 「能力」の勉強に使う、ただの教材に過ぎないのだけれども。 見かけが綺麗だから毎回、”そういうこと”にしているのだ。
――さぁ今年は、誰が、どんな変化を見せてくれるだろうか?]*
(48) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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/* >> 大ッッッッッッッッッッッッッッッ嫌い << ↑くっそ可愛いwwwww
少女達みんな可愛すぎてな!! ちょっと土日が楽しみ過ぎるんだけども!!www どの子とも素敵な縁故が持てそうでうきうきしてるっ
ひとまずマリオに絡みにいったのは、何を隠そう、俺の正体が桃の精(木霊)の予定だからです( いやまさかね、こんなところでモチーフ被ってくるとは思わないじゃない!!
いやぁ、ちょっとふざけた理由で桃なんだけども。 それを描写する機会は果たして、あるかなー、どうかなー。
(-18) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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/* 読み間違えててやらかしてしまった………。 木に落ちてたのは、小鳥さん。だよね。うん。 いや、やらかしてないか。だいじょぶ。だいじょぶ…。
(-19) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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[花を差し出した竜の手がある位置は 座り込んだ少女に高すぎるかもしれない。
そのことには漸く思い至ると人型の姿へと変わる。 屈むよりはこの方が確実であると私は想う。
それでも、やはり高いだろうから土に片膝をつけて デメテルの目線に合わせた。
人の姿となれば、ふわりと漂ってくる甘い香り。 新鮮な果実のそれ>>13と、調理された香ばしいそれ。>>16
今日もどこかで生命は、 生まれ>>40、取り込まれ>>46、土へと還り>>44、 この世界を、循環している。
微かに目を閉じると、様々な色が私には見える。**]
(49) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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/* >>49 なんかいみしんになってしまったけど 様々な色が云々は想像だから。 想像力の話だから。能力とかじゃないです。
(-20) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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──小鳥──
[ぼく達はがっこうの中で、沢山の事を学ぶ。 いつかせんせいに食べられるその日まで。一緒。
ねぇ、それじゃあ。
祈りの堂……あのばしょは、誰のためにあるのかな? ぼく達のため?せんせいのため? もっともっと、他のもののため? ただしい答えは今もわからないけれど ……数年前、一度だけ助けを求めたくなった。
ピッパと助けようとして…けれど、助けられなかった 小鳥の思い出。>>33
あそこはお祈りの場所で、助けてはくれないのに。 ────……ぼく、変なの。]
(50) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[ピッパの言葉に続いて、ぼくもせんせいに聞いたんだ]
がっこうの中にいるのに、ダメなの? おしまいなのに食べてもらえないなら
このこの“いと”は、どこに繋がっているの?
[ピッパの手の中にいた小鳥は、温かくて ぼく達と何が違うのかわからなかった。
ぼくは食べてもらえる事が当たり前だと思っていて ……だから、ピッパの言葉にぶるるって怖くなって 泣きそうになって。
でもピッパもぽろぽろって涙を流すから ピッパの手は小鳥を包んでいるから、ぼくはピッパの 涙を拭こうと思って手を伸ばした。>>35]
(51) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[そこに聞こえたピッパの言葉。
……――わたしは、へいきよね……?]
(52) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[ぼくは、ますますぶるるって震えた。 だってそれは……ぼくも思っていた事だから。 心をドンって押されたような気持ちだった。
ピッパの涙を拭こうとしながらせんせいを見上げる ぼくは、泣きそうなのに涙も溢れなくて。 だけど泣きたくて
………とても、とても変なお顔だったと思う。]
(53) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[どこまでもどこまでも一緒に行こう。
僕はもうあのさそりのように、ほんとうにみんなの幸のためならば 僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。
――――けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう]
(54) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[ ぼくよりも背の高いピッパが 夜に添い寝してもらった事は、知らない。
ぼくは、とにかく眠れなくてーー ああもしかして、こういう気持ちの時にあの場所 ……祈りの堂に行くのかもしれない。
そう思って外に出た時、せんせいに呼び止められた。 だからぼく、その時やっと、そのせんせいに 飛びついて泣いたんだ。]*
(55) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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/* 被りそうだからようすみ。
(-21) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より
(-22) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[こつり、こつり――
石畳を打つ、乾いた音を響かせながら。 杖を突いた獣が、まだ薄暗い廊下をゆっくりと歩いていく。
今日はいい天気だから。
画帖を携え、気の向くままに足を運び、 必ず失われる少女たちの姿を。彼女たちが生きた証を。 獣が生きていた証を遺そう。
もし望まれるなら、今日は屋外で絵を教えるのも良いかも知れない]
(56) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[明かり採りの窓から差し込む朝の光に、 獣の輪郭が浮かび上がる。
僅かに引き摺る左脚。 病的なまでに白い膚と色褪せた灰白色の双眸。 何れも、獣が長期にわたり糧を取っていないことの証左だ。
身に纏うのは、黒い三つ揃えとアスコットタイ、 そして、決して外すことのない黒手袋。
例え他の獣たちに奇異に思われたとしても。 その姿は少女たちの教師として、僕として、 最後には送る者として。
きっと、相応しい]
(57) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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―現在:祈りの堂―
[ 今朝、ぼくが拾った小鳥はもう助からない。 わかってる。わかってるんだ。 あの時と同じ気持ちになったぼくは、ピッパのように 怖くなんかないって、まだ言えなかった。>>35
ピッパだってその胸の中で、針がチクチクした みたいな気持ちになってるとは思わないまま。
どうしよう……エリの背を撫でたり あの時のように傍にいればよかった。 だけど不安で、怖くて。 ぼくは、エリをひとりぼっちにしてしまった。 きっと誰かに傍にいてほしいはずなのに。>>42
ぼくはその誰かになれないまま。 お祈りの場所に逃げ出したぼくは
本当に弱虫で意気地なし……]**
(58) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[こつり、こつり。歩いていると。 廊下の向こう、まなびやの裏手の方から微かに嗚咽>>44が聞こえた。
また、あの子だろうかと。 獣は困ったように、少し目を細めた。
あの子――エリが思っているように>>41、泣き虫の彼女に呆れているわけではない。 ただ、幼子にどのように触れれば良いのか困惑しているだけだった。
何しろ、獣が少女と契るのは初めてのことだったから、勝手が分からない]
(59) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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/* あああニコラスせんせい挟んでごめんなさい… 小鳥繋がりで、拾っちゃった……
(-23) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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……エリ、どうした? 何かあったのか。 [それでも、放っておくことも出来ず。 彼女がいるらしき、小さな花畑へと歩を進める。
廊下に響く杖の音に気付いて、彼女は逃げ出してしまうかも知れない。 跛行の獣を置き去りにするのは、きっと容易いだろうから。
そんな逃げ出したがる少女の内心など知らぬまま。>>17 エリにどう声を掛けたものかと、思案するのだ**]
(60) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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─かみさまの木─
[誰かが ないしょで見守っていた小鳥の雛>>17 小鳥が奏でる可愛らしい声を瞼の裏側で思い出しながら伏せるの。 色鮮やかに輝く硝子の元で、糸がほつれた様な声>>32が響いていることも知らないまま。
温かな場所から落ちてしまった椋鳥のおはなし>>33を]
(61) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* とりあえず寝て、明日コアになったら まなびやに戻るつもり
(-24) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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[びっくりしたの。 氷が足元に広がってしまったみたいにわたしは、固まってしまった。 でもまたすぐに元気になると思ったの。 だって、わたしが読んだことのある本ではかならず───しあわせな、さいごを迎えるから]
だいじょうぶ。すぐに、いつもみたいに歌ってくれるよね。 これでおしまいなんて、そんなおはなし知らないもの。
[だけど、もう一度、さえずりを耳にすることは出来なかった。 あの時そこにいたわたしは、きっと。 ただただ、目を丸くしていたでしょう。
それ以外の終わり方を知らなかったから、 誰かの中に帰ることもできない存在があることに驚いた。 シルクの言葉>>51に胸がきゅうっと、痛んだ気がして…とうとう、わたしは、うつむいちゃった。
でもね、結局わたしは。
泣けなかったんだ]
(62) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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[なきむしのエリ>>41はとってもやさしい子。 あの子の泪がわたしにも少しはあればいいのに。
また、ビッパみたいに怖がることもできなかったの>>35
シルクみたいに誰かに手を伸ばすことだって、できずに>>51
ただ、ただ、驚いて。 わたしは言葉を失ったまま、立ち尽くしてた。
つめたいわたし]
(63) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* あ!デメテルちゃんがいた!! ああえごめんなさいごめんなさいぼくは余計なことをしました
(-25) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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[今日に起きた悲しいおはなし。 まだ詳しくは知らなかったけれど、何処かで誰かが泣いている声>>44が聞こえた気がして唇を引き結んだ]
しあわせなおはなしを書いたら、今度はみんな、笑ってくれるかしら。
[それとも、ふきんしんって怒られてしまうのかな。 少しだけ悩んでしまっていたらいつの間にか、膝を抱えてしまっていたみたいで、お日様を隠してしまったくろいろ>>38]
…………!
[びっくりすると言葉が出ないのは本当。 もう随分と前から知ってるの。
何処まで聞かれたのか分からないけれど、もう一度座り直して向き直ったわ]
(64) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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――おそと――
[ 少し大きな石の上で爪先立ち。 誰かいないかな。なんて辺りを見回すのは そう、悪いことをする時の癖。
きょろきょろ。きょろきょろ。 あんまり何度も首を振ったから ちょっと目が回っているけれど。]
えーいっ
[ 企んでいた悪いこと。
体を屈めて靴を脱いだなら 脱いだ靴をぽいっと放り投げ 裸足の足を地べたへぺたり。]
(65) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* みんな寝たかな、と思った結果 余計なことをしました。ううう、ごめんね デメテルちゃん…
(-26) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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……おはよう。ワクラバせんせい。 おはなしを聞いてくれる妖精さんと鳥さんを待っているの。
[お腹の虫は幸いなことにならなかったから。 ここへ訪れた理由の一つをせんせいには教えたの。 でも、わたしがいつもここに訪れる度におはなしを聞かせていることを、せんせいは知っていたかもしれないけれど。
かみさまの木。 真っ白な枝で啼いていた鳥さん探したの。 でも今日はいないみたい。 しょんぼりと肩を落としたわたしに向けられたのはせんせいの左手>>39]
わあ…! ありがとう。せんせい!
[すぐに笑みを浮かべたら大事しそうに右手で受け取ったの。
片方ずつ違うせんせいの手>>37のうち、わたしはせんせいの魔法みたいな左手がだいすき。 でも、なかなか届かなくてふくれっ面をしていたら、今みたいに視線を合わせてくれるせんせいはとってもやさしい>>49]
(66) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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ね。せんせいは、覚えてる? 何年か前に、小鳥が…眠っちゃった時のおはなし。
[いつか、せんせいの左手をつかんで、お願いをひとつしたこと。 “鳥さんを助けてほしい”って。 驚いてばかりで泣くことも悲しむこともうまくできなかったわたしがこっそりお願いをしたこと。
あの時のことをせんせいは覚えているかな。 また、あの時、ちかくにいたみんなは、その言葉にどんな顔をしたっけ。 数年前の出来事を。 そしてせんせいは、なんて答えてくれたっけ。
懐かしくって思わず、はにかんじゃった。 でも、あの時も涙を流せなかったことを思い出せば誤魔化すようにおはなしを始めましょう]
(67) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 03時頃
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今日はあの子のためにも作ったの。 鳥さんがあおい海を渡って、手紙を届けにいくおはなし。 真っ赤な太陽の下を飛んで、しあわせの糸をつなげるおはなし。 [めぐるいのちのおはなしを。 わたしの右手にはせんせいからもらった花が揺れている]
鳥さんが届けた手紙があったら、鳥さんが眠ってしまっても、覚えてくれているでしょう?
[どうかな。 なんておはなしの出来をせんせいに尋ねてみるの。 誰か悲しむ子のこころに、届くかな。 でもきっと大丈夫。やさしいせんせいがが見つけてくれるはずだから>>60 濡らしたことのあまりない目尻はいつも、乾いてた]**
(68) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* いちばんじめじめした少女が ぼくです。ひっそりしておこう……
(-27) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* 祈りの堂で お祈りしてみたかったんです。 せっかくあるから。(言い訳
(-28) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* 小鳥ちゃんのお家神木だよね…? ひえええ初っ端から色々といただけないゾ……(吐血) あとせんせい一人でみんな揃うから集まり早くてびっくり。
(-29) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* ごめんねデメテルちゃん…って土下座してる せんせいを覚えないといけないのに 少女ばかり見てしまっている…ねむい…あした…
(-30) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* シルクとピッパちゃんがフットワーク軽くてうらやましい。
(-31) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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つめたぁ……っ
[ ぺたりと触れた地面は 思ったよりも、ずっと冷たくて なんだか少し濡れてるみたい。
雨の音はしなかったような気がするけれど 寝てる間に、雨が降ったのかな。なんて考えながら 草むらの方へ、ぺたぺた。]
(69) 2016/10/07(Fri) 03時半頃
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[ 少し歩いて足を止めれば 土の上に残った足跡と、真っ黒になった私の足。]
おようふくよごしたら せんせ、こまっちゃうかな。
[ ちょっと考えて、しょんぼり肩が落ちる。
コップにたっぷりのお水に、たくさんとかしたお砂糖。 『砂糖水』って名前なんだって、教えてくれたのは たしか、食堂にいるせんせいだったっけ。
色を混ぜると違う色になる。って 教えてくれたのはたしか、絵を教えてくれてるせんせい。
大好きな、大好きなせんせい達。 困らせちゃうのはやっぱり嫌で、それに]
(70) 2016/10/07(Fri) 03時半頃
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どろんこだと、よごれちゃうから せんせいに、だきつけなくなっちゃうかも。
[ やっぱり靴は履かなくちゃ。 そう思って、慌てて辺りを見回したけれど。
左右を見て、その次に前と後ろ。 最後に上を見たら、やっと見つけたわたしの靴。
思いっきり放り投げたそれは、木の枝の上。 引っかかってぷらぷら揺れていて。]
どうしよう……
[ 半べそかきながらぴょんぴょん。 靴を取ろうとその場で跳ねていた。**]
(71) 2016/10/07(Fri) 03時半頃
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かぜとか、ふかないかなぁ…… それか、とりさんがきておとしてくれるとか
[ ぽつんと一言。 視線はすぐ近くの、学び舎の入り口へ。
せんせいならとれるだろうけど。 怒られたら嫌だな。なんてごちゃまぜな気持ち。
やっぱりもうちょっと頑張ろうと またぴょんぴょん。**]
(72) 2016/10/07(Fri) 04時頃
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───祈りの堂────
[ あの子が死んでから …正確にはあの子を喰らってから 礼拝を欠かしたことはない。
それは、懺悔か祝福か感謝か。 或いは唯の勝手な自己満足かもしれないけれど。
己の血となり肉となり、 それ以上のものを与えてくれた少女への 看取りの気持ちを忘れたくなくて。 姿形は見えなくとも、 確かに私の中にいるんだと信じたくて。]
(73) 2016/10/07(Fri) 07時頃
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……私は、情けないな。 [ 軽く溜息を吐いて温度を持たぬ木の扉に手を掛ける。
せんせいがこんな風ではダメだと 頭の片隅では分かってはいる。 少女達の師であり、友であり、親でなければ。
そう思ってはいるものの過去に縛られている己は ″せんせい″としての資格はあるのだろうか。]
(74) 2016/10/07(Fri) 07時頃
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[ そんなことを考えながら扉を開けたものだから 古びた木の音を立てて開けた視界の先に 先客がいると気づくには少し時間を要した。>>30
静かな礼拝堂に漏れる嗚咽。 震える小さな背中に近づいて声を掛けようか。
もしかしたら、軋んだ扉の音が来客の存在を 少女に知らせているかもしれないけれど。 驚かせないようにゆっくりと。]
…… おはよう、シルク。 君もお祈りに来たのかい?
[ 色とりどりのステンドグラスから差し込む 光に溶ける柔らかな銀糸に目を細めながら。]*
(75) 2016/10/07(Fri) 07時頃
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― 数年前の小鳥 ―
[ あの日は多分、わたしがはじめて 喪われるいのちに触れた日。 両手で掬ったあたたかい小鳥から流れ落ちるいのちは 夜と共に、驚くほどの速度で温度を奪っていった。
シルクの問いかけ>>51がわたしの不安を加速させ、 デメテルの否定>>62がカラカラと乾いた音を立てて わたしのなかで転がるような心地。
あのこがいつもしてくれる”おはなし”>>20は いつもしあわせに満ちていたから 手の中のつめたい小鳥との温度差が、とても……苦い。]
小鳥さんは、どこにいくのかな。
[ わたしは未だ、小鳥のいのちの行く先に戸惑っていた ]
(76) 2016/10/07(Fri) 07時半頃
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[ 小鳥を見下ろせば、やわらかな羽毛へ ぱたり はたりと 雫が落ちる。
まだよくわからないけれど、 でもきっと、この小鳥はどこかへ逝くから うまく飛べますようにって祈って
もう飛べない もう歌わない小鳥の羽根を ゆっくりと撫でた。
シルクの指先がわたしの頬に届いても>>51 わたしは顔を上げられずにずっとずっと俯いて 立ち尽くすデメテル>>63と そこに居てくれた、せんせいと
みんなで小鳥を見送ったんだ。]
(77) 2016/10/07(Fri) 07時半頃
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[ 今朝、またひとつの小鳥のいのちが 空のむこうへ飛び立ったことを わたしは未だ知らずにいるけれど
知ったのだとしたら きっと ”たべるひとがいない” 不安を また 思い出してしまうんだろう。
”しぬ”ことはそんなに こわくはないのに。**]
(78) 2016/10/07(Fri) 07時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 07時半頃
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/* もうすでに若干目が回りそう。 ニコラスてんてーがクソ好みですけど??? お絵描きクラスタとしてはとても♡
小鳥看取るところに居てくれるのは ワクラバか、ほーせんせーかどっちだろ。 拾われ待ちである。
あ、へくたーせんせへの振りをメモに書いてないや…… はやくもせんせに「あーん」をきめる左系少女。
(-32) 2016/10/07(Fri) 08時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 08時頃
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/* みんな可愛いなあ(にこにこ
今日はざんぎょが長引く予感なのでデメテルへのお返事昼休みにかえしたいな。。
(-33) 2016/10/07(Fri) 08時頃
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/* うわあ!入村まだのひと、あともうひとりなんだね! うわああああーーーー!ありがたいなあー…むせびなきたい。 ありがとうありがとう。
やはりわたしがそろそろ把握キッツイなと思い始めるのが12人くらいなんだなあと実感中。
みなさん本当どうもありがとう。 長い村ですけれど、どうぞよろしく。
(-34) 2016/10/07(Fri) 08時頃
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/* ちょうどうでもいいけど、へくたーの年齢が セブンイレブン(711 なことに、いまとてもじわじわきている。 セブンイレブンがみんなの飯をつくっている…! さすがべんり!コンビニエンス!すごい!
(-35) 2016/10/07(Fri) 08時半頃
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/* あっあっ、朝からありがたやです
(-36) 2016/10/07(Fri) 08時半頃
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[ デメテルの書くおはなしは、幸せなものばかり。 本を読むのが好きだからかな。 ぼくも本は読むけれど、デメテルほどじゃない 本を抱き締めて眠るのを何度か見ている。
デメテルのおはなしは、いつだってめでたしめでたし
時々ゆうごはんの後に聞かせてくれるのが嬉しい 美味しいごはんに素敵なおはなし。 おなかもこころもいっぱいにさせてくれる。>>20
あの頃はどうだったかな。 デメテルはだいじょうぶ、と言ってくれた。>>62 けれど……だいじょうぶじゃなかった。 幸せなおはなしは、おはなし。]
(79) 2016/10/07(Fri) 09時頃
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[ 悲しむピッパや、不安になるぼくと違って お目々を丸く丸くしていたデメテルはあの時── ……──何を考えていたんだろう。
飛べなくなってしまった小鳥。 おはなしの幸せな小鳥とは、違う。
ぼくはデメテルの書くおはなしが好きだ。 笑顔にさせてくれようとするデメテルが好き。
小鳥をみんなで見送ったあの時からも変わらず デメテルは幸せなおはなしを聞かせてくれる。*]
(80) 2016/10/07(Fri) 09時頃
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[さしずめ、命が長くとも短くとも。いずれ終わりは訪れる。 時期を決める自由の差こそあれど。]
(81) 2016/10/07(Fri) 09時頃
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/* ひーーーー!!!すごいな!朝までに全員入村とか! ありがたいありがたい感謝しかない。 よく訓練された猛者どもよ……!ふええうれしい。 初めましてのおひとも結構多くてとてもうれしい。
なんかもう嬉しいしか言ってないな??? はーーーー。 そのうちみんな可愛いbotになるのはわかっているので まともなお礼は人語が話せているいまのうちに…!
(-37) 2016/10/07(Fri) 09時半頃
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[学び舎の窓から少女らが過ごしているのをゆらりと見下ろしていた。 物心ついてこのかた変わらない陽の光、少しずつ色を異にする風。
時が流れるにつれ変わるものと変わらないものはあるが、 この学び舎は前とあまり変わらないように思う。]
(82) 2016/10/07(Fri) 09時半頃
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——外——
[あたりを見渡す不審な仕草をする少女にすっと目が引き寄せられる。>>69 何かよくないことを思いついたなと見ていれば、悪戯に目を留めて目を眇めた。 見回りも”せんせい”としての一つの仕事だろう。 窓を大きく開けて飛ぶと、獣の姿へと転じて四つ足で空を駆けた。]
物を投げてはいけません、と習わなかったかい。
[その半身は人、前半分は鷲、後半分は獅子。尾は大蛇。 人の言う伝説になぞらえるならばグリフォンというものが一番近い。
通り過ぎさまに枝に引っかかっていた靴を取り、少女の前に降り立って首を傾げる。]
(83) 2016/10/07(Fri) 09時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 09時半頃
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/* さあ…誰にどんなちょっかいかけようか考えよう。 高身長のちょっと捻くれ系。 元気いっぱい無邪気にしなかったのは…… ただの意地だよ!!!←わんぱたーん王
(-38) 2016/10/07(Fri) 09時半頃
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―祈りの堂―
[ 泣きやまなくちゃ。そう思っていてもぼくの目からは涙が止まってくれない。 悲しいんだ。エリとけんかしちゃったこと。 小鳥が冷たくなったこと。あの時のように食べてもらえないこと。ぜんぶ、ぜんぶ“かなしい”
扉が開いたこと、気づかなかった。>>75 声を掛けられてびっくりしたけど、安心もした。 せんせいの声が、そのお顔が優しかったから。 せんせいはよくここに来るから。>>73
夜にお祈りしようとした事を、ヴェスパせんせいは 知っているかもしれない。>>55]
ヴェスパ……せんせえ……
[ おはようございます。って。 あいさつしなきゃ。わかってるのに上手く出来ない。]
(84) 2016/10/07(Fri) 10時頃
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[ 綺麗な場所だから毎日ここに来ているぼくと違って、 ヴェスパせんせいはお祈りに来ている。]
きょ……は、おいのり、きたの
[ 泣きながらだと上手く話せない。 ごめんなさいって心の中で謝りながら、ぼくはエリと “けんか”した事を……逃げ出した事をお話しした。>>31>>32>>58
ちゃんと拭いたのに、また涙が出てくる。 とぎれとぎれになったから、ヴェスパせんせいに 上手く伝わったかな…。]
ぼ……ぼく、エリと仲直……でき、かなぁ 小鳥さ…エリ…ごめんなさ、ごめ、なさい……
(85) 2016/10/07(Fri) 10時頃
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[ 悲しくても数年前みたいに、誰かに飛びついたり しない。 それはぼくの成長だけど、こんな時誰かがいてくれると “いと”が温かくて泣いちゃうのは変わらない。 お祈りの場所で謝っても伝わらないのに……]
……う、ううごめんなさい せんせいも、お祈りに来たのに
[ きっとせんせいはお祈りにきた。そのジャマにも なっちゃったから、ぼくはせんせいにも謝った。 あんまり擦りすぎると赤くなるけれど、涙が止まらないから、ごしごしってしながら。**]
(86) 2016/10/07(Fri) 10時頃
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/* カリュクスちゃんは元気っ子 元気っ子は癒し……あああ癒し
せんせいたち、当然だけどみんな包容力あるなぁ メルヤせんせいの登場の仕方かっこよくない? ヴェスパタインさんをヴェスパせんせいと勝手に 縮めて読んでしまった
(-39) 2016/10/07(Fri) 10時半頃
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[ 靴が引っかかった木の枝。 手を伸ばせば届きそうに見えるのに 飛び跳ねれば届きそうに思えるのに どれだけ跳ねても届かない。
何度も飛び跳ねて、ちょっと息が切れてきた 一休みしようかな。ってため息ひとつ。
ちょうどそんな時だったかな 風が吹いたような気がして、ぎゅっと目を瞑ったけど。]
あ、ぅ……
[ 聞こえてきた声>>83 誰のものかなんて、確かめなくてもすぐわかる。
わかっているのに、わかりたくないような気持ちだから ピッパちゃんかな。とか エリちゃんと仲良しな雛の友達かな。とか 余分なこといろいろ考えちゃうけれど。]
(87) 2016/10/07(Fri) 11時頃
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[ 恐る恐る瞼を開けば、そこにいたのはやっぱり 大好きなせんせいのうちのひとり。
ごめんなさいって思ってるのに 本当はぎゅって抱きつきたいのに 上手く言えなくて、暫く唇をぱくぱくした後に] ほんとはね、おやさいのはたけのうえ あるいたらふかふかかな。っておもったの でもそれだと、おやさいダメになっちゃうでしょう? それにマリオちゃんがこまっちゃうかもしれないから だからここならいいかな。って……
[ たくさん、たくさん話すのは いけないことをしただけって思われたくないから だから一気におしゃべり、そのくせだんだん声は小さくなって]
………なげちゃって、ごめんなさい
[ 聞こえないかもしれない大きさでぽつり]
(88) 2016/10/07(Fri) 11時頃
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/*カリュクスちゃん可愛いです チラッと見たら天使がいました
(-40) 2016/10/07(Fri) 11時頃
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― 観測 ―
おや、まあ。
[ 増えた気配>>10に、ぼくは敏感だ。 此処を攻めようとする物好きも、略奪しようという阿呆も 幸いなことに居ないものだから 誰が増えようと構いやしないのだけれど。
観客として来るには すこうし来るのが早くはないかい?
まだあと366日先だよ、と 存外細かい僕は 神木の枝に座ったままで 君を観ている。
脳裏に見えるのは金色と重厚なイメージだけだが 存在というものは、その程度で十分だ。]
(89) 2016/10/07(Fri) 15時頃
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[ 竜>>38と幼子>>66が目の前で話をしているのを 白木の枝から見下ろして
ああ、似た力を持つ一角獣も居たな と ぼくは ゆたりと頬を緩ませた。
( ”竜”は、それだけではないようだけれど )
幼子たちはそれをどう使うのか 使わぬのか 全ては幼子自身に委ねられる。
ぼくは何も言わない。 言ったところで、きっと聞こえもしないだろう。 ……けれどね。ぼくは全てを覚えているよ。
きみたちがどう生きて どう還ってくるのかを 小さな小鳥のこと>>68だって、覚えている。
だから、精一杯のきみたちを見せてほしいんだ。]
(90) 2016/10/07(Fri) 15時頃
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[ ぼくは神木と共に、観測をするだけの存在。 彼らの行く末に干渉することは無いけれど 気まぐれな客人と、最後の年を迎える彼ら達へ 祝いくらいは示そうか。
ふう、と枝へ息を吹き付ければ 小さな鈴のような音が、しなだれた枝から落ちる。
生きる彼らにとっては、 神木が震えたか 風の悪戯のようにしか見えぬだろうが
がっこうのどこで落ちる涙にも、 誘うようなたべものの香りにも、 外で遊ぶ子らをつつむ やわらかな風にも いつもより ほんの少し鮮やかな彩りを。**]
(91) 2016/10/07(Fri) 15時頃
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/* ついついロールをおとしてしまう…
しかし今回の幼子たちは泣き虫よのうーー。 わたしは積極的に茶化してゆこう。そうしよう。 ばんざーいでお着替え手伝ってくれるせんせいるかな。
せんせ!よごれた!!!お着替えするの! (ばっ(全裸(みたいなキャラで来てないちくしょー
(-41) 2016/10/07(Fri) 15時半頃
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―ご神木の糸―
[ 大きな木に掛かる糸を見つけた。それは朝露の しずくに濡れて、きらきらした糸のレース。 いつもはどんなに跳ねても届かないのに、その時は 夜につよい風が吹いたせいか、レースの端っこが切れて 低い場所にあった。
思わず手を伸ばしたら、それはぴたりと張り付いて そうして破れてしまった。
ぼく、ビックリした。触っただけで壊れちゃう糸が ある事に。それはまた意気地なしのぼくの心に針を 刺したけれど…泣かなかった。
だって、蝶々でも小鳥でもない、綺麗な羽。 せんせいじゃない、見た事もない誰かを見たから。>>1
なんだか風が優しくて、慰めてくれているように 見えたから……ぼく、がまんした。]
(92) 2016/10/07(Fri) 18時頃
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こんにちは……ぼく、シルク
[ おへんじがあってもなくても良かった。 夜にせんせいや、みんなにお話したけど、見たこと あったりなかったりするみたい。 絵も描いてみた。デメテルほど上手じゃないけど。
その時からこっそり、ぼくはヘクターせんせいと ジャムを作るための木苺を一粒だとか、まだ下手だけど 刺繍したハンカチを置いたりしている。
落し物だと思ってだれかに拾われたり 風がびゅん、って持って行くのかもしれない。
だけど無くなっているのを見たら、ぼくはすこし…… ………ううん、とても嬉しい。]
(93) 2016/10/07(Fri) 18時頃
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[ デメテルがおはなしを作っている時間、 ぼくは刺繍やレース編みをしている。
あのね、あの時キラキラしていたレースは。 蜘蛛さんのお家だったんだ。ぼくは、蜘蛛さんの お家に手を伸ばして壊しちゃった。 背の高いピッパなら知っていたのかな…ぼくは 知らないからって、悪いことをした。
ぼくと同じ名前の、シルクという糸を作るのは 蚕さんだけじゃない。蜘蛛さんもそうなんだって 書庫の大きな本に書いてあった。
もしもぼくが、大事ながっこうを壊されたら ──とても悲しい。だけど、壊しちゃった。 それを知って、またぼくは泣くんだ。泣いたって 戻せないし謝りたくても、もう蜘蛛さんには会えない。
それを“こうかい”と言うのだと、この時ぼくは知った。ぼくはいつかせんせいに食べられる時こうかいされるような悪い子に……なりたくない。]**
(94) 2016/10/07(Fri) 18時頃
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/* 名前の回収だけぽぽぽい そして離脱**
(-42) 2016/10/07(Fri) 18時頃
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わぁ っ、
[身体が宙に浮いた感覚と、 高くなった視界に思わず声が漏れた。]
おはよ、ホレーショーせんせい。 せんせいが早起きなんて、 きょうは雨でも降るんじゃない?
[足をぶらつかせれば、眼前に迫った白桃の実に手を伸ばす。 小ぶりでも大ぶりでもないそれをふたつ、もぎ取った。 自分の分と、それから。]
(95) 2016/10/07(Fri) 18時半頃
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こっちのはせんせいの分。 早起きしたから、ごほーび!
[持ち上げられていた体勢から、彼の片腕へと身体が移ると、ようやく見えたその表情に向かって無邪気に笑みをこぼす。 わしゃわしゃと髪を撫でられれば、もっと、と言う風に大きな彼の掌に擦り寄った。]
(96) 2016/10/07(Fri) 18時半頃
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ありがと! ふふん、おいしそうでしょ。 せんせいはまだ寝てると思ってたから、 これを持って起こしにいこーとしてた!
もっと背が伸びて、せんせいのこと追い越しちゃうかもな!
[もっとせがのびて、もしかしたら。 そう言葉にしたものの、そうなっている自分が想像できなくて。 もっと、もっと高く。 せんせいより、あの白桃の木より。 夜空に輝くおつきさまにさえ手が届くならば、 どんなに素敵なことだろう!
畑の上に投げ捨てられた袋>>48に、 彼の腕の中にいる僕は気付けなかった。]
(97) 2016/10/07(Fri) 18時半頃
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もも、一緒にたべよ? とれたてがいっちばん美味しいんだよ!
[思い出したように、 小さな両手で包み込んでいる果実に視線をおとしながら。 ひとりでは皮をむくことが出来ないし。 何より、せんせいと一緒に食べた方が美味しいから。
いつの間にかおひさまが完全に顔を見せた空。 どこからか小鳥のさえずりと、 小さな鈴のような音が聞こえた気がした*]
(98) 2016/10/07(Fri) 18時半頃
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―― 小鳥の記憶 ――
[ 大事なこと、お話ししたいこと そういうことに限って、わたしはうまく話せない そんなことに気がついたのは、ちょっと前のこと。
いつもみたいにお散歩していたら 離れたとこから聞こえてきたみんなの声>>33>>51>>67
なにしてるの?って いつもみたいに、近くに行こうとしたけれど]
(99) 2016/10/07(Fri) 18時半頃
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[ 『このこのいのちは、もうお終いなの?』
『おしまいなのに、だれにも食べられないの?』
風に混じって聞こえてきたピッパちゃんの声が そう、言ったような気がして
なぜだかわからないけれど、足が動かなくなった]
[ しばらくぼうっとそこに居て ようやく歩けるようになった時には、濃くなった空の色。
みんながなにをしてたのか、なにを話してたのか 確かめにいくこともできなくて
また次の朝が来た時には、何にもなかったみたいに 「おはよう」って言ったのを覚えてる。*]
(100) 2016/10/07(Fri) 18時半頃
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/* レス三桁行ってる!今日は日中読みも書けもしなかったから頑張らなくっちゃ!
小鳥めっちゃしんでる。
(-43) 2016/10/07(Fri) 19時頃
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/* ちょっと生意気な男の子を目指して頑張ろう…… みんなかわいいぞ……
(-44) 2016/10/07(Fri) 19時半頃
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/* ことりさんのくだりト書きでひろいたい。
(-45) 2016/10/07(Fri) 19時半頃
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/* ニコラスせんせいの銀河鉄道からの引用にときめく。 僕もすき
(-46) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[ ほろりほろりと浮かんでは溢れる雫は はっとする程に美しい。 礼拝堂という場所と相まってその姿は まるで聖書に出てくる天使のように見えて。
シルクが何処か遠くへ行ってしまう気がして ぎゅっと胸が締め付けられた。 …旅立ちの時はまだ先だというのに。]
(101) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[神木に向かい、いつものように何かおはなしをしていたデメテルを、竜の大きな影は驚かせてしまったようだ。>>64 言葉を失った少女に申し訳なさそうに竜は僅か頭を垂れた。]
妖精さんはどこかに隠れているのかもしれないね。
[木の上を見上げる。 竜には、小さなその姿を見つけることは叶わなかったけれど。>>90]
……鳥さんの代わりに私がおはなしを聞いても、良いかな。
[鳥がいないと肩を落とす少女に花を差し出して、笑顔に変わる表情に目線を低くして合わせた目を細める。>>66 鳥がいない理由を、私は想像しても語らない。]
(102) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[ シルクの傍に跪いて視線を合わせ 途切れ途切れになる説明に耳を傾ける。>>85 あの時のように飛びついて来ないのは>>55 君が成長した証だけれど、泣き虫なのは変わらないな。 その小さな身体を抱きしめる代わりに 細やかな銀糸を優しく撫でよう。 君は一人じゃないよって伝わるように。 誰かと誰かを繋ぐ“いと”は 確かに此処にもあるんだよと伝わるように。]
… シルク。 泣きたいときは、泣いても良いんだ。
謝る必要なんてないんだよ。 私は君たちと共にいられる時間が何より嬉しい。 邪魔だなんて思ったことはない。
(103) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[ そう言うと立ち上がって手を差し伸べる。 その小さな手を繋ぐことが出来たなら、 祭壇の前の椅子へと導いて共に腰掛けて。
赤く色づいた目元には 早く治るよう“おまじない”を掛けよう。] お祈りをすませたら、 エリの所に一緒に謝りに行こうか。 わるいことをしたと思ったらごめんなさいは きちんと相手に伝えないといけないよ。
… 大丈夫。心を込めたら想いはきっと届く。
(104) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[少女のおはなしに耳を傾ける。 数年前、小鳥が生を終えた時のこと。>>67]
ああ、覚えているよ。
[数年前、小鳥を見送った少女等の瞳を私は思い返す。
瞳から雫を零して紡がれた、ピッパの言葉。>>35 今にも降りだしそうな雨を顔中に湛えたシルクの、怯えたような複雑な表情。>>53 何かを感じ取ったように立ち竦むカリュクスの色が抜け落ちたような顔。>>100 鳥さんを助けてほしいと左手を掴んだデメテルの、乾いた瞳。 他のその場にいた少女等の表情も、はっきりと瞼の裏に思い出せる。]
(105) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[あの時、私はどうしたのだったかも、昨日のように。
右手に視線を落とす。
死にゆく鳥を助けることは、私の力では叶いそうもなかった。 それに、其れは巡る命の運命(さだめ)であったから、私は左手で鳥には触れず。 代わりに、右手を触れて鳥の魂に、触れた。 見えたのは広く、青い空。
その小さくも大きな魂の欠片を少しだけ取り込む代わりに私の右手に火傷に似た傷痕が刻まれて鱗がひとつ、落ちた。
『大丈夫、鳥さんはあの広い空の向こうに羽ばたくために、今は眠りについただけだよ。』
私は言って、左手で近くの少女の頭を撫でた。 そうして、その手を亡骸の近く、土に触れて。 土へと鳥から受け取った魂の欠片を、渡した。]
(106) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[そんな、私にとってはほんの少し昔のことを思い返しながら。 少女のおはなしをじっと聞いている。>>68
赤い空を、青い海を超えて手紙を届ける白い鳥のおはなし。 幸せの糸を繋げる、おはなし。
私は其れを聞き終わればデメテルの小さな頭をそっと撫でた。]
暖かい色がたくさん見える素敵なおはなしだ。
…デメテルは、優しいな。
[小鳥のために溢れた雫 自らの運命と重ねる感受性 少女は皆、様々な色をその瞳に湛えていた。
デメテルは涙を流さないけれど、 涙を流す誰かのためにを考えることができる そんな強さや優しさがある子だと、私は微笑う。]
(107) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[一年のうち、少女らはどう変わっていくのだろうか。
良いところを伸ばして行くのか 新たな何かを身につけるのか。
少女は皆、知っている。
巡る命の意味を “知っている”から“わかる”に変わる頃、 彼女らはどう変るのか。
其れを取り込み、私も何か変わるのだろうか。
ざわり、木の枝葉が揺れて鮮やかな色が空気に溶けるのを私は見る。]
寒くはないかい。
[風が出てきた、と少女に私は問いかけた。 お腹が空いたかな、と付け加えたのは良い香りが吹いた風の中にまた混ざり届いたような気がしたから。**]
(108) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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言葉にはその力があるのだから。
[ 言葉に宿る力を正しい方向へ使えるよう 少女達に教える。 それが、言霊を操る獣である私の役目だ。]*
(109) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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ー 目の前の少女 ー
[秋桜の花弁みたいな唇の端から垂れそうになっている涎の雫>>45を見て、笑みを含ませ話しかける。]
早く食べねえと林檎が逃げてくぞ。
[たった1人ふらりと食堂に立ち寄って誰より先にご馳走にありつく小さな罪に誘惑の一押し。 美味しそうに林檎にかぶりつく表情は>>46背が高くったって俺から見れば他の少女と何一つ変わらない。頬を押さえて顔いっぱいに喜びを表すのを目を細めて眺めていたら、ひょいと目の前に自信作の林檎の半分が差し出される。 ふわりとバターと肉桂の匂いと、それより甘いピッパの匂いが近くなって、思わず唾を飲み込んだ。]
(110) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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なんだ、要らねえの?
[自信作なのに、とちょっぴりエプロンの結び目の下に垂れる尻尾も俯いて。けれど先ほど料理に手を付けずに誘惑に抗っていたのを思い出してにやりと唇を歪めた。 フォークを差し出す手に手を重ねてそっと下ろすと、厨房から何やら木のボウルを一つ取って]
これはな、ピッパ、お昼のおやつに作ろうとしたプリンだ。まだ焼いてないからこんなドロドロだけれど……ほら、よく見てみろよ。
[まだ乳と卵と砂糖とを混ぜただけのそれを木べらで掻き回しながら、ふう、と吐息を吹きかける。 すると見る間にボウルの中の卵液は、氷のように固まって、シャリシャリと音を立て始めた。
これが俺の……氷の魔法の力。]
(111) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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/* はーーーとうとい。 シルクちゃん、ポプラばっかり動かしたくなるから! うれしいから!ネタふっちゃ、あああん!← そうやって村たて透けてるみたいなからみ…… くっ……くやしい……(ヽ'ω`)全裸陣営………… うずうず。うずうず。
ぼくは刺繍のされたハンカチのベッドで、木苺食べてたらいいんだな!!! (たべものは、ぼくは必要としないのだけれど とかつまんねー事をポプラが言ってるから殴っとこ……♡
はあはあ。 バカっぽさが足りないな。足してこ。盛ってこ。
(-47) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[目の前で作られたそれを木べらで少し掬いとって、ピッパの前に置かれた皿へ。]
ひんやりしたクリームと焼いた林檎は一緒に食うと美味いんだぜェ?本当に要らないのか?ピッパ。
[誘惑に誘惑を重ねて。それでも彼女が抗うなら半分を胃の中へと収めよう。
どっちにしたって、この自信作だって俺の糧にはならないのだから。]
この林檎も、お前に食べられた言ってさ。 たんと食ったら皆で外でよく遊べ。
[ほんの少し下にある頭をぽんぽんと軽く撫でたら、厨房へと戻ろうか。]*
(112) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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/* あーーーん!しっぱい!!!(じたじた
(-48) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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― いのちの記憶 ―
[樹は身を孕み、地にうまれ落ちた少女たちは、遠くみまもる小さな影の姿を知らず。
けれど確かに知っていること。 己が運命と、いのちの宛先。>>2-7
それでも少女は変わらぬ輪廻を嘆き、はばたく翼を失った小鳥に憂えて頬を濡らす。*]
(113) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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[今日の朝は、よい天気だった。
本を抱えて寝こけたデメテルちゃんに、先手でおはようを言って、>>20>>21 仄かに香る甘い薫りの横を通って、>>16 野菜と挨拶を交わすマリオちゃんを眩しいと眼を細めて、>>12 …いたずらなせんせいが早起きなのに、首をかしげてみて。>>29
そんな、平和で、なんてことのない朝は、とっても前のことのよう。 長閑ながっこうに泣き声を響かせてしまうのもくるしくって、かなしい気持ちがかなしい気持ちを呼んでしまう。
小鳥さんがおおきくなれずにしんじゃったのがかなしい。 シルクちゃんにきらわれちゃったらかなしい。 (シルクちゃんがエリのせいで心を痛めているのも、もし知ったら、かなしい) なきむしなあたしだから、疎まれちゃったらかなしいの]
(114) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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― いつかの話 ―
[あたしたちが産まれてからすこしの年月が過ぎたころ、ピッパちゃんの元気がないときがあったの。>>33>>34
あたしは、あのとき何があったのかをしらない。 ピッパちゃんのおめめが赤くなってるのを見て、周りに居た何人かも深刻そうな顔をしていて。何かあったのかな、っておもって。 けれど、なんだか聞いちゃけない気がして、誰にも聞けなかったの。
だいじょうぶだよ、って声をかけられるデメテルちゃん。 今ならもうこわくない、って言えちゃうピッパちゃん。 まだまだ、だいじょうぶ、言えないシルクちゃん。 あたしは、―――… わかんない。
しってる運命がただしいのかなんてしらなくって、けれどピッパちゃんがどうして泣いていたのかさえわかんないことが、とってもかなしかったの。]
(115) 2016/10/07(Fri) 20時頃
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***
[――かなしいの堂々巡りを終わらせたのは、石をかたいものが叩くおと。 ゆっくりのリズムで規則正しいそれは、せんせいの足音だってすぐにわかった。>>59>>60
ニコラスせんせいは、泣いているあたしを見ると困ったかおをする。 せんせいには嫌がられてない、って思える。けれど、困らせちゃうのはきっと、優しいから。 だから、隠れなくちゃと立ち上がるけれど、エリよりもずっと背の低い花が咲き誇るここでは隠れるところも乏しくて。
――― そんな言い訳を盾にして、優しいせんせいに甘えたくて、こそっと草むらに身を忍ばせるだけ。 頭のてっぺんがのぞいているのも知っていたけれど、そんなずるい気持ちが気付かれないといいな、って。*]
(116) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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――― まなびやの屋根 ―――
[小さな獅子の姿は、欠伸をする。 大きな猫染みた外見、金色の短い鬣、尻尾の先の黒。
可愛げの欠片がそこに落ちていたとしても 開いた口から覗く牙は、少女を喰らうに足る牙。
馨しい果実の香りがしても 少女の泣き声が聞こえても 樹の影から、俺さえ見守る視線>>89に気付いても。]
…………
[ごろりと横になって、俺はひとつひとつを見守る。 そしてひとつひとつを切り取る。]
(117) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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/* (台詞が消える病でた)
せんせいたちに縁故を撒いたほうがいい、よね、とおもうけど…普段縁故いらないよーってしてるから、むつかしいな。 対面すればあれやこれやと浮かんでくるのだけど、エンカしていない状態だと、ううん。
(-49) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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─回想:つむぐものがたり─
[まだ知らないの。 ゆっくりと忍び寄る誰かさんのことはね>>10 でもね、知ってるの。 ここの神木にたまにプレゼントが置いてあること>>93
それが誰が作ったものなのかも。 わたしはお絵描きもだいすき。 だから、せんせいやみんなにも見せて、得意な誰かにどうやったらうまくできるのか、なんて尋ねたこともあったわ。
でもね、刺繍はほんの少し苦手。 よく、指を針で刺しちゃったことも覚えてる。 それに比べてシルクはわたしよりもざっと、上手に糸を編む>>94 まだ少しだけほつれた後の残る刺繍だけど、わたしはシルクが紡ぐ編み物がだいすき。 だからね、きっとこれはシルクが作ったものなんだなと思うと、ちいさく笑ったことは覚えているし。
たまにね、わたしにも編んで欲しいなあなんてお願いしたりもしたわ。 彼女が覚えているかは分からないけれど]*
(118) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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─かみさまの木─
[せんせいが頭を下げてしまったの>>102 慌てたみたいにわたしは右手をひらひらと泳がせたわ。 せんせいを落ち込ませてしまうつもりはなかったから]
きっと、聞いてくれるはずよ。 たまに枝を揺らして喜んでくれるもの。
[だから、わたしはみえないけれど、夢のような言葉を口にしたの。 すこしでもせんせいを元気にしたくて。 柔らかくなったせんせいの目を合わせて、おはなしをしましょう。
わたしはまだ、鳥さんがいなくなった理由を上手には描けないから。 今目の前にある存在に、うたったの。 むかしのことを、思い出しながらね>>105]
(119) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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/*オニーーーーサーーーン!!! あとでねっ、ぜったいぜったいその鬣もさふぁさぁ〜しに行くんだから!
(-50) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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/* ありのーままのーすがたみせーるーのよー
(-51) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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─回想:小鳥のおはなし─
[小鳥のおはなしはあまりにもかなしいおはなし。
元気な小鳥の姿はどこにもいない。 だから、わたしは俯いてしまっていた。 ピッパの顔>>76も、うまく見れなかったの。
だからそんな時にワクラバせんせいがかけてくれた言葉>>106に、唇を引き結んだわ。 きらきらと落ちる鱗を眺めながら]
おやすみなさい。
[わたしは、そう口にするので、せいいっぱいだった]
(120) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[きれいなお花に、おいしいごはん。 しあわせなおはなし。
それがあればみんな元気になれるはずだってわたしは信じていたけれど。 もしかしたら、シルクにはバレちゃったかもしれない>>80 よくシルクにはお絵描きをしようって誘っていたから。 でも、そうだとしたら、他の子にも見られたかもしれない。 おわかれの後、開いたノートに描かれていたのは、小鳥さんの絵。 傍らに小さく“ごめんなさい” 綴った文字]
ごめんなさい。泣けなくて。かなしいって、涙を流せなくて。 ……ちゃんと、おわかれが言えなくて。
[その日、わたしは祈りの堂で両手を合わせてちいさく謝っていたの。 礼拝はキライじゃなかった。 けれど、きらきらと輝くステンドグラスにあの小鳥の色を見つけたような気がして。
ちいさく震えて膝を折っていたわたしを迎えに来てくれるだれかはいたっけ]
(121) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[息を吸う――――… と、肺腑に"音"が集まった。 それは、風の音。
少し間を空けて吐き出すと 風が吹いた後の凪ぎに、風の音だけが流れてゆく。
殆ど役に立たないこの能力を 褒めてくれたあの少女は、もう居ない。]
ふむ、 ふむ。 穏やかで賑わしい。
[もう少し、――― "音"を集めるか。
契りの年をまだ控えた、少女の声、獣の声。 観客に早いも遅いもないじゃろ、気儘な獣の性が、また欠伸。 集めた声は、俺の肺腑に、それはひとつの過ぎた時間。
吐き出すその日まで、一度きりの音を切り取る。]
(122) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[でも、何があっても次の日は、おはようを笑顔で伝えたの]
おはよう、カリュクス。 美味しい蜜がたくさんあるお花、今日も探そう?
[なんて、いつも通りに。 昨日、さびしそうに立っていたように見えた子に声をかけたの。
さびしかったのは、わたしの方…だったかもしれないけれど]*
(123) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[観客は、ふかあく、息を吸う。**]
(124) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[きっと、今もいつも通りに振る舞えてる筈なの。 でも、せんせいが触れてくれる手>>107があまりにも優しくて。 一瞬だけ、声が出なくなってしまった]
ううん。 せんせいの手が、いつだってやさしいの。
[首を傾げて、唇を上にあげて、笑顔になってみせるのよ。 せんせいの左手は、どんなものだって、助けてくれるってわたしは思っていた。 でも、あの時、小鳥に触れたせんせいが伸ばしたのは右手だった。
何かと交換するように落ちたせんせいのひとかけら。 わたしはその色も覚えてる。 土に触れたその指の動きも。 やさしいせんせいの残してくれたもの]
(125) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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黄色も入れるか悩んだけど、それじゃあ、混ぜたら黒色になるから、やめたの。 でも、せんせいが褒めてくれたからよかった。 みんなも、喜んでくれるといいんだけど。
[だからそのせんせいに褒められたら嬉しくて仕方がないの。 もらった花と一緒に綻んでみせたわ。
そんな時だったかしら。 ふ、と。小さな鈴の音>>91が届けてくれるプレゼントに目をまぁるくしたの]
………きれいな音。
[雪のような白を持つ枝木。 なにかを祝ってくれたような気がしたの。 神木の膝元。 そっと空いた左手でその木を撫でて。 空の色はマリンブルー。 枝木から覗くそれは誰かの瞳の色のよう]
(126) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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あぁ?雨降りだと? そいつぁ困るな。せっかくの誕生日だってのに!
まぁ、こんなご褒美貰えるんなら、 早起きした甲斐があったってもんだが…、
[ねだるように寄せられた体温で、ふわり心も温まる。>>96 乱れた髪を整えるよう、優しく梳きながら頭を撫でて。
優しいマリオが捥いでくれた果実を一つ受け取り、 陽に翳せば、それは朝露に濡れてキラキラと輝いた。]
(127) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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…どうせ桃持って起こしに来てくれたんなら、 俺ぁもうちょい寝てりゃあ良かったかもな!
ギリギリまでベッドと仲良くできて、目覚めたら桃もある。 そんで声掛けてくれるのがマリオときたら、
そりゃあもう、最高の朝ってもんだ。
[軽くウィンクしながら、今一度マリオに桃を預け。 ひょいとその身体を持ち上げて、肩車。]
(128) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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[ひらりと視界に翅>>1が映ったような気がして瞬き。 妖精さんも、空を駆ける鳥は何処にも見えなくて結局、視線を近くにいるせんせい>>108に移して]
そうね。お腹が空いてきちゃったし、風も吹いてきちゃった。 せんせいも一緒に行きましょ。 ………ふふ。ありがとう。
[きっと、ありがとうの意味をせんせいは知らないでしょうけど、立ち上がればわたしがせんせいより背が高くなるかしら。 そうしたらちょっと間だけ得意げな顔をして、歩きながら尋ねましょうか。 このお花の名前は?と]*
(129) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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…って、あっれ? いつの間にか抜かされちまったなぁー? おい、どうだマリオ!俺の背を追い越しちまった感想は! [ふざけて問えば、どんな言葉が返って来ただろう。 空にはまだまだ、届かないけれど。>>97 今は少しでもこの高さを楽しんでくれればいい。
しっかり角を掴んでいろと注意を促し、 放り投げていた袋を拾い上げ、食堂へと歩を進める。]
桃食べるんなら、水がいるか。 井戸の方に回ろう。 みんなにはバレないように、こっそり、な…
[その企みが成功するかは、――さてはて。]*
(130) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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/* ( ゚д゚)はっ
観客としてお邪魔しておりますオニーサンです。 本参加は無理ですがお手伝いならばということで 村建てさんのご厚意によりゲスト参加させて頂きました。 感謝が尽きません、有難うございます。
アルバム係みたいなかんじで、皆さんの音を切り取って参ります。
(-52) 2016/10/07(Fri) 20時半頃
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/* ふへえ。 ごはん食べに行こうと思ってたけどどうしよっかな!
(-53) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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─回想:めぐるいのち─
[どれが食べれるものなのか。どれが、食べれらないものなのか。 本で読んだだけじゃ分からなくって、よくヘクターせんせいに、尋ねたことがあったわ]
“雷の実”って、これでしょう?
[わたしがヘクターせんせいに持っていったのは、まぁるい林檎。 すとん、と切り落とした時に見えるきいろが、わたしには雷に見えたの。
ぱちぱち、はじける雷の実。 林檎より甘くて、それでいて、 レモンみたいな酸っぱさもある、麒麟の毛並みのような金色の果実。
誰かの故郷にある誰かのお気に入り。 それが、ここにないものだと知らなかったからわたしは、林檎がその雷の実だって自信満々にせんせいに差し出した…そんなこと、覚えてるかしら?
これが林檎だって教えてもらえたらきっと、頬が熱くなっちゃったかも。 それから、一番美味しい食べ方を教えて欲しいから、せんせいの手伝いをしたいってお願いをしたけれど。 せんせいはなんて答えてくれたっけ?]
(131) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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[お花としあわせなおはなしで、こころはいっぱいになるけれど。 わたしのお腹の中の虫は、いつだって元気だから。 めぐるいのちの音を聞きながら、消えていくいのちを知りながら、ありがとうの気持ちを忘れないように、ごはんの前はいつも両手を合わせて感謝を]*
(132) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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[この世界には、人間と、獣と、あたしたち少女がいるんだって。
…いつだったか、どれでもない誰かを見たよ、って、シルクちゃんが教えてくれたことがあったの。>>92 いまはふたりばらばらで、別々にぐすぐすと泣いているけれど、いつもなら仲良しだもの。
お昼の眠気に任せて樹のうろに抱かれているとき、なんとなくあたたかい気持ちになるのは。 ひっそりと置いてあるプレゼントと、それから、その妖精さんのせいなのかもしれない。(そう思いたいのよ。>>91)
プレゼントの中身を覗いたことはないけれど、 ときどき、確認してみると、たしかに無くなっているから。 妖精さんが受け取ってくれているに違いないのだと、心が踊る。
あたしはまだ、会ったことがないけれど。 お裁縫は得意だから、お花を刺繍したランチバッグにサンドイッチでも包んでみたら、食べてくれるかもしれないな、って。
でも、お料理の得意なヘクターせんせいは、ちょっぴりこわいから… (ほんとは優しいんだって知ってるの。出してくれるごはんも、全部おいしいもん。) 実行に移すまで、もう少し慣れないといけないかもしれない。*]
(133) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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/* ぽぷらちゃん読みながら、ユージンせんせい…! ってなっているので、ミッちゃん返し。
(-54) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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/*
皆さんかわいい、しあわせ。
(-55) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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/* デメテルちゃんすごい… しかもかわいい。
(-56) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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/* ワクラバせんせい →小鳥関連のせんせい ヴェスパせんせい →懺悔を聞いてほしい ヘクターせんせい →たべれるもの教えてほしい ホレーショーせんせい →添い寝してもらってた時に、せんせいを驚かそうとシーツおばけマンになる予定(予定) ニコラスせんせい →絵を教えてもらいたい メルヤせんせい →あおいろ教えてくれたらうれしいんだけどなあ。
(-57) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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/* ぎゃんかわ
(-58) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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[恐々と瞳を開けて口をぱくぱくとさせている少女の様子に、>>87 脅かしてしまったかと頸を掻いた。 鉤爪のついた前脚を折ると下から覗き込むようにして。]
ゆっくりでいいから言ってごらん。
[言葉の継ぎ目が見えるまで待って相槌を打つ。 悪戯というにはささやかに過ぎる理由に喉の奥がくつと鳴ったが、 咳払いで真面目にした表情が崩れ切らないようにとどめ。
たくさんに覆い隠された話はだんだんと小さくなり。 最後のつぶやきは意味こそ全て拾えなかったけども、気持ち声を和らげ。]
(134) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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[ 言葉には、万物を創造する力がある。
言葉では言い尽くせないものがあれば、 言葉が凶器足り得るときもあり、 言葉によって救われたり、 言葉が支えになることもある。
言葉を大事にすることは、自分を大切にすること。 思いは言葉になり、言葉は想いになっていく。
自分の目の前に現れている事象が 自分が創りあげたものであるならば、 この世の中は、ありとあらゆる 千差万別な言葉のメタファーともいえる。]
(135) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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[ 私の力は言霊に宿る霊力を増長させるもの。 思いの丈に比例して、言葉は現実の事象に影響を与える。
だから聲に思いを乗せれば、 マリオが一生懸命育てている畑の野菜は豊かに実る。 シルクの赤く染まった目元もすぐ元通りになるだろう。
けれど、死んでしまった小鳥を生き返らせることはできない。 定められた運命を変えることはできないのだ。
制限のかかった万能ではない能力。
それ故に少女達の儚い命を 永らえさせてやることもできない。 ────それが私は堪らなくもどかしい。]*
(136) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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靴はきちんと揃えて置くこと。 投げたのが誰かの顔にでも当たったら大事だから。
遊んでおいで、後で飲み物を用意しましょう。
[頭の上に人の手をぽふと置き、飲み物は何が良いかと考えて。 そうして足元が真っ黒になっているのに気づくと。]
あまり真っ黒になったら、洗濯物と一緒に干してしまうかもしれないけどね。
[見下ろした少女に片目を瞑った。 育ち盛りだ、洗濯くらいあるのが普通だろうと考え。 いつもの癖で蛇の尾はゆらゆらと揺れていた。]
(137) 2016/10/07(Fri) 21時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 21時頃
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[ 消えそうな声で云った"ごめんなさい"が メルヤせんせいに届いたのかどうか わたしにはわからなかったけど。]
うん。つぎは、なげない きちんとそろえておいとく
だから、あのね ……のみもの、おさとうのおみずがいいな
[ それとね。と言いかけて、また口をぱくぱく。 頭に乗ったせんせいの手。 乗っかっただけなのに、くすぐったくて気持ちいい。
手だけじゃない。全部大好きなせんせい。 だからもう一つのお願い事も ちゃんと言わなくちゃって思うけど。]
(138) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 21時半頃
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ー 厨房 ー
[さてピッパは誘惑に勝てたのか。
くるりと綺麗な厨房を見渡して満足げに息を吐く。 油染み一つないタイル、床には畑で取れた野菜を沈めた氷を詰めた樽が並んで、食卓に並ぶその時を待っている。 完璧な我が城……氷の獣でありながら火に最も近い場所にいても何の苦痛もない。]
……あ、卵がねえや。
[さっき使ってしまったおやつの分でおしまいだったのをすっかり忘れていた。 他の獣よりは上手く化けられていると自負していても、どうにも顔が怖いらしく>>133中にはなかなか美味しい匂いを嗅がせてくれない少女もいる。おやつはあくまで仲良くなるキッカケみたいなものだ。
泣いている子より、怖がる子より、喜んでいたり笑ってたりする子の方が美味しそう……いや、愛おしく思う。大昔このがっこうに降りてきて、ただ獲物を狙う獣丸出しで庭を彷徨いていたら先住の獣にひどく叱られたんだっけ。 (よく考えたらほんの小さなこの少女達を一飲みにしそうな大狼がギラギラした目で草むらから覗いていたら怖かろう)
それから……ああ、そうだ。最初に食べたあの子が、俺に料理を教えてくれた。]
(139) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 21時半頃
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[ ヴェスパせんせいは、おはなしを聞いてくれる時 いつも目をあわせてくれる。だけどその目は ちょっとだけ…ちょっとだけ苦しそうに見えた。>>101
それでも大きな手でなでてくれると安心して だからまた涙が出てくるんだ……変なの。>>103
でも泣きたい時には泣いて良いってせんせいが言ってくれたから、悪いことじゃないのかなって、思える。
立ち上がったヴェスパせんせいの長い髪の毛が、 さらっとながれて。 ステンドグラスでカラフルになったお日さまの光が 当たって、とても綺麗な糸にみえた。
ぼくの頭をなでてくれた手を、ぼくはしっかりにぎって立ち上がる。あったかい。]
(140) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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[料理の好きな子だった。食材が姿を変えて、味を変えて、その度に舌を喜ばせる事象を楽しんでいた。
彼女とたくさん料理をして……やがて、彼女は俺の料理になった。 今もこの身の血肉になって俺と共に厨房に立っている。
人から避けられるようなただのケダモノに過ぎなかった俺をきちんとした獣にしつけてくれた彼女の技が、いつしかその怯えを解いてくれると信じている。]*
(141) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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[ せんせいを見上げながらあるいて、ぼくは初めてさいだんの前の椅子に座った。
これまでは、まいにち、綺麗なステンドグラスの光を浴びて、ぽかぽかするのが好きだったから。 なんだか“きんちょう”するけど、ヴェスパせんせいがいるから大丈夫。
『ヴェスパせんせいは毎日何をお祈りしているの?』
ぼくもみんなやせんせい達と過ごす“いと”の時間が だいすき。うれしい。だいじ。だからこそ気になる。 どうしてそんな苦しそうな目をするのかな? って]
(142) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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[ エリはぼくを許してくれるかな…? きらいになったらどうしよう、不安はあるけど。 せんせいの言葉を聞いたら、なんだか勇気が出てきた。]
……うん、ぼく、エリと仲直りしたい ごめんねってあやまりたい…エリとの“いと” なくならないようにしたい “こうかい”しないように……ちゃんと ちゃんと、ぼくの気持ち、伝える
[ ヴェスパせんせいが教えてくれる事。言葉には力があって、いいことも、よくないことも起きること。>>109
じゅぎょうでそれを教わった時から、ぼくは ……心の中では自分のことを意気地なしとか 弱虫って思ってるけど。
言わないように、気をつけてる、つもり。]
(143) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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[ 両手を組んで、さいだんにしっかりしっかり お祈りした後。ぼくの目からは涙はこぼれてなかった。]
ありがとう…ヴェスパせんせい エリ、まだ花畑にいるかな?
せんせい……ぼくと一緒に、来てくれる?
[ 椅子から立ち上がって、今度はぼくがせんせいに 手をさしだしてみた。 もしかしたらこれからせんせいのお祈りの時間だったかもしれないけれど…一緒に行こうかって言ってくれたから>>104
うん……ぼくは、まだ甘えん坊。せんせい達が みんな優しくしてくれるから…しっかりしなくちゃ。]
(144) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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[ お祈りは“かみさま”にするんだって、本でよんだ。 ぼくが勇気をくださいって言ったら、すぐに ヴェスパせんせいが来てくれた。>>31
それならぼくにおまじないをしてくれるヴェスパせんせいは――ううん、ヴェスパせんせいは、せんせい。
かみさまはよくわからないけど、ぼく、せんせい達の事はだいすきだから。
ヒリヒリしていた目も、今はもう痛くないんだ。]*
(145) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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いらなく、は……ないけど……
[ もんにょりと歯切れのわるいへんじをしちゃうのは わたしの魂胆が、 純粋にせんせー>>111に分けてあげる♡ではなくて 言い訳めいた動機のせい。 それと、ふぉーくの先にぶらさげた透き通った焼き林檎が とってもとっても美味しいのを、もう知ってるせい。]
でもぉ…………
[ こんな美味しいものをひとりじめしたなんて ( したいけど ) みんなにバレたら…… きっとまた食いしん坊のピッパって言われるし 食いしん坊だからこんなに育つのかも…って思ってる。]
(146) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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[ せんせーに上げた腕を降ろされながら うぐぐぐぐって顔をして。 あたまのなかに鳴り響いたのは、 美味しそうなリンゴちゃんとわたしの セカンドバトルのゴング。
試合は拮抗しているようにおもわれた……のだけど ]
プリン!!!これがプリンになるの? ……ニコせんせの「えのぐ」みたい。
[ 目の前でクルクル混ざる、かわいいクリームいろ。 わたしの目はそれに釘付けで リンゴのふぉーくは、お皿でおとなしくしている。
なにやらたくらむせんせー>>111の、息の触れた所から 円を描くようにツヤが消えて…… 2回瞬きをしただけなのに、シャリショリと音を立てた ]
(147) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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プリンが凍っちゃった! 凍っちゃったプリンはプリンアイス?アイスプリン?
[ まんまるにした目がボウルのなかに落ちそうなくらい わたしは身を乗り出して。 そうこうしている間に、そいつは わたしのお皿の上にやってきた! ]
ぉぉぉぉぃしそぅ…………!
[ その光景に、まるで膝から崩れ落ちるよう。
ただののっぽのピッパ VS あつあつ、すけすけ、あまぁいリンゴ オンザ ひやひや、とろとろ、アイスプリンアイス。 ]
(148) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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―花畑―
[まなびやの裏手に出れば、探すまでもなく、 灰白色の瞳が少女の姿を映す。
本人は隠れているつもりなのだろう。>>116 咲き誇る花の間に、柔らかな風に揺れる黒髪が見え隠れしていた]
エリ、そっちに行っても良いかい?
[声を掛け、かくれんぼうをする彼女の傍へと。 ゆるり、歩を進めた]
(149) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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[ せんせいの視線を追いかけたら 辿り着いたのは、真っ黒になったわたしの足。
ゆらゆら揺れる鱗のついた尾っぽと ぱちっと片目を瞑った表情に もう怒ってないかな。なんて考えながら]
おせんたくといっしょに ぱたぱたするのたのしそうだけど そうしたら、ごはんぬきになっちゃう おなかすくのは、やだよ?
[ 風に揺れるお洋服は、踊ってるみたいで楽しそう。 そこに混ざれるのは、少し魅力的だけれども ご飯が食べられないのはやっぱり嫌だから。]
できるだけ、よごさないようにあそぶ だから、あのね。メルヤせんせ
(150) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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[ ………勝ち目なんてあるはずがありません。
リンゴと触れたところから、 とろりと溶け出すプリンのもと。 今これを頬張ればきっと あつあつとひやひやがあまあまで、しあわせ……!
想像していたのか 食べた後だったのかわかりません。 だって、わたしが気がついた時にはもう既に フォークの先には何もささっていなかったんですもの。 ( せんせーの頭ぽんぽん>>112も夢見心地のなか )]
……………………!
[ お皿の中に残ったあまーいソースも できるかぎりすくって…きれいにごちそうさま。]
(151) 2016/10/07(Fri) 21時半頃
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けっきょく全部たべちゃった……
[ もう何もささっていないふぉーくを咥えて ひとりで見つめる先はからっぽのお皿。 せんせーはもう厨房に行ってしまったみたいで>>112 中からかちゃかちゃ音が聞こえている。
”ごちそうさま” をしたら、おかたづけ。 食いしん坊は食いしん坊なりにしっかりしています。 使ったお皿を重ねて厨房をのぞきこめば せんせーの尻尾はごきげんになっているでしょうか。]
ごちそうさま! ……なの。
[ おれいのきもちをこめた、元気のいい ”ごちそうさま” ほっぺたを林檎色にしたわたしが立っています。]
(152) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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[ 流しにきちんとお皿を置いて せんせーが何をしてるのかちらちら気にしつつ。
ふさふさ尻尾が見えていたのなら ちょっぴりちょっかいをだしてから( もふもふ ) お外に遊びにいこうとおもいます。
なんてったって厨房は、 井戸へ抜けるちかみちですからね。]
おいしかった! またつくってね。
[ 身体は妙におっきいくせに 浮かべる笑みは年相応。 ひらりひらりと手を振って、 わたしは外へと駈け出しました。*]
(153) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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/* ヴェスパせんせいは言霊かぁ… せんせいの包容力が凄まじいな…そして みんなみんな少女が可愛くて…ああああああ
(-59) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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[ 一番お願いしたいこと 言おうとして視線はついつい下向き ゆらゆらするせんせいの尾っぽに向かって]
……ぎゅってしちゃだめ?
[ 先生に抱きつきたいのだけれども もしかしたら違う風に取られるかもなんて、言ってから気がついた。*]
(154) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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/* シンクたんぎゃんかわヽ( ´¬`)ノ 用事済ませたらお返事しよう…!
(-60) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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[蹲るように姿勢を低くした少女の傍らに、 まだ新しい湿った土と、その上に置かれた白い花。>>44
獣は、少女の嗚咽の理由を理解する。 理解して――彼女の為に、何を言えば良いのだろうかと。
顎に指先を当てて、僅かに首を傾ぐと]
……エリ、泣いていたのかい?
悲しいことがあったんだね。 何があったのか、もし嫌でなかったら、私に聞かせてくれるかな。
[不自由な左脚をゆっくりと曲げ、片膝を付き。 花に隠れる少女に目線の高さを近づけた]
(155) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 22時頃
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ええー、 せんせいが起きてきてくれなかったら、 起こされてすぐ桃をとりにいかされちゃうよ? もっていこうと頑張ってたけど、 手を伸ばしても届きそうになかったもん。
でも声をかけるのは僕だから、最高の朝には違いないね!
[せんせいを真似て>>128ウインクをしようとするも、上手く出来ず。 それは傍から見れば、両目を同時に二三度瞬かせただけだっただろう。 桃が小さな腕の中に返ってくれば、再び身体を浮遊感が襲う。 それは先程とは違い不安定なものでは無く。 せんせいの肩の上にぴったりと収まった。]
(156) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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っ わぁ、
ホレーショーせんせい、追い越しちゃった! さいっこう!せんせいはいっつもこんな景色みてるの? へんな気分。いつもみてるがっこうと同じなのに、 なんだか違ってみえるや。
……でも、せんせいのお顔が見えないのはすこし、
(157) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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すこしだけ、さみしい。
(-61) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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[瞳を輝かせ、忙しなく辺りを見渡す。 地面が遠くて、空が近い。 手を伸ばしても、届かないけれど。
促されるまま、角を握り締める。 いつもと違う視界は、楽しくて。 すこしだけ、こわい。 そんなこと恥ずかしくって言えないけれど。]
(158) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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こっそりだよ、こっそり。 みつかったらせんせいの分の桃がなくなっちゃうんだからね、
[こっそり、こそこそ。 ないしょ話をするみたいに、耳元に口を近付けた。 肩車をしてもらっている時点で、 目立っているなんてことは知る由もない。
井戸までの道のり、井戸から食堂までの道のり。 だれかに見つかってしまったなら、 そのたびに桃をひとつ、取りに畑まで戻ろう。 せんせいのおかげ>>136でかけた言葉に込めた想いが果実に伝わっているのなら、後でおすそ分けに行かなくちゃ。
食堂に着いた時、ふたりだったろうか。 桃を切って貰っている間、椅子に座ってお行儀悪く地面に付かない足をぶらつかせる。 皿に盛られた桃がテーブルに置かれれば、 嬉しそうに頬が緩む。]
(159) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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せんせ、ありがとう。 いっただきまーす。
[ひとつ、フォークに刺して口に運ぶ。 せんせいも同じようにしたのなら、 美味しいでしょ?と視線を向けるのだ。]
そういえば、畑でなにか拾ってなかった? これくらいの、袋みたいなの。
[これくらい、と手に持っていたフォークを置いて、 桃よりひとまわり大きいくらいの円形を描いた。 口元が桃の果実で汚れているのには気付いておらず。 小さく首を傾げた*]
(160) 2016/10/07(Fri) 22時頃
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/* うまいひとしかいなくてぴいいいってなるうう 拾い拾われの遊び方はまだまだだなあ。精進、精進。
(-62) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[他の獣たちの様に少女の滑らかな髪に触れ、 あやすことが出来れば良かったのに。
獣は想い。彼女に聞こえぬよう、小さく息を漏らす。
――けれど。 決して、その願いは叶わない。
獣が――星の蠍が少女に触れてしまえば、 小さな体を瞬く間に【焼き尽くして】しまうから]
(161) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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/* >>139>>141 どこかでごはん食べにいきたいなあ。 プロ日曜までかあー。長いような、短いような。きっと短いだろうな。
(-63) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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/* >>161 わあああああ(´;ω;`) せんせい…!!
(-64) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[だから、いつだって。 蠍は両の手から、黒手袋を外さない。
少女たちは勿論の事。獣たちにさえ触れようとはしなかった。
触れぬのは、傷つけぬ為。 傷つける事で、自らが傷付かない為に。
泣き虫の彼女が、蠍にずるい気持ちを隠そうとしたように。>>116 蠍にも、隠したいことはあるのだ*]
(162) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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ー 何時ぞやの話 ー
……かみなり?
[目の前に差し出されたのは、どう見ても林檎>>131よく熟れていて、鼻を近づけると少女の甘いクリームみたいな匂いに混じって、少し青い爽やかな香りが漂った。]
雷の実、触っても大丈夫なのか?
[何となく恐る恐る触ってみるとなんと……!やっぱり普通の林檎のようだ。 齧れば口の中に迸る爽やかな酸味は、確かに雷か。 純粋無垢な発想に思わず声に出して笑って]
はは!デメテル、これは林檎だぜ? ジャムにしたり、パイにしたり……形を変えたのもはよくおやつに出てくるから知っているだろう?
(163) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[いつも出している料理をあげてみれば彼女にも分かるだろうか。正体を知れば真っ赤になったほっぺたを指の甲でするりと撫でる。林檎みたいだけれど、触ればマシュマロみたいだ。 できるだけ分かりやすいように噛み砕いたつもりだが……様子を見ながらゆっくり続けていく。]
知らないのは恥ずかしい事じゃねェ。 なーに真っ赤になっちまって。 これから知ることがたくさんあるのは、面白いことがたくさんあるってことよ。
(164) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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―回想:はりと、いと―
[ ぼくはエリのように小鳥さんと仲良くできるわけでも デメテルのように絵やお話が作れるわけでもなくて。
マリオみたいに美味しそうなくだものを うまく見つけることも、ピッパみたいにせんせいの お口にあーん出来るわけでも、カリュクスみたいに 美味しい蜜があるお花に詳しいわけでもない。
だけどまだまだ上手いとは言えなくても おさいほうは頑張ってるから。「わたしにも編んで」 ……ってデメテルが言ってくれた時、とても―― とても嬉しかった。>>118
だから毎日、すこぅしずつ、すこぅしずつ。
ランタンの明かりを小さくして。 一針、一針縫っている。 いつも仲良くしてくれて、ありがとうって。]
(165) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[料理をしたいと申し出られたら素直に先生として嬉しい。尻尾をぱたぱたと振りながらおう、と応じて。]
エラい! 林檎だけじゃない、たくさんのものを色んなものへ変えるのを見せてやるよ。
[そうして次の授業では、たっぷり砂糖を溶かした水>>70をフライパンに入れてカラメルを絡めた林檎をみんなに教えたのだっけ。 酸っぱい林檎も知恵を使えば甘くなる。 ただの水に砂糖を溶かして砂糖水に変えて、それに熱を加えれば甘い甘いカラメルになる。
たくさんたくさん、獣の力じゃない、『知恵』を教えた。いつか巣立つ日のために。]*
(166) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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―小鳥とお別れ―
[ あの時、ぼく達の言葉を聞いたワクラバせんせいは みんなに大丈夫だって言った。>>106 小鳥さんに触れたせんせいの手から、ぽろりと うろこが落ちた。 それはせんせいのじゅぎょうで習った事だったかな?
『大丈夫、鳥さんはあの広い空の向こうに羽ばたくために、今は眠りについただけだよ。』
ううん、あの時だってきっと、じゅぎょうの1つ。 動かなくなった鳥さんはながい眠りについただけ。 だけどぼくはまだ、巡る命の意味をわかってなくて。
だから、今朝だって冷たくなった小鳥さんに エリに、何も出来なかった。]
おやすみなさい、小鳥さん……また、お空でね
[ デメテルに続いて、ぼくもおやすみのあいさつ。>>120]
(167) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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/*
うごおおおおお!!途中抜けてる!!( ՞ټ՞)ギャァァァァァァ!!
(-65) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[ それが精一杯で、ワクラバせんせいが誰かの頭を なでるのも、ただぼんやり見ていた。いつもなら ぼくも、ってねだったかもしれないのに。
あの後、デメテルに誘われてお絵描きをした。>>121 ぼくもデメテルも、描いたのは小鳥さん。 もしかしたら他の子もそうだったかもしれない。
ぼくは泣きたいけど、どうしてか泣けなかった。 デメテルもきっと、そう。 小さく書かれた“ごめんなさい”が、そう思わせた。 ぼくは、そんなデメテルの優しさに、また心がチクチクとしたんだ。
それは“せつない”だと思う。
どうしようも出来なくて、ぼくは自分が寂しくなったからって言って、その時デメテルに抱きついた。 どんな言葉をかけたら、元気になれるかな。 じゅぎょうで学んでいるのに使えなかったぼく。
お祈りしに行っていたのは知らなくて……]
(168) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[けれど、無知を嗤ったわけじゃない。目線を合わせるためにしゃがみ込んで、秋の小麦みたいに輝く髪を撫でてやる。]
これは雷の実じゃなかったけどよォ、デメテル。 でもお前は雷だって使える。なんだって出来る。 この酸っぱい酸っぱい林檎を、甘いお菓子に変えちまうのが、お前達の『知恵』ってやつだ。
[いつも出している料理をあげてみれば彼女にも分かるだろうか。正体を知れば真っ赤になったほっぺたを指の甲でするりと撫でる。林檎みたいだけれど、触ればマシュマロみたいだ。 できるだけ分かりやすいように噛み砕いたつもりだが……様子を見ながらゆっくり続けていく。]
知らないのは恥ずかしい事じゃねェ。 なーに真っ赤になっちまって。 これから知ることがたくさんあるのは、面白いことがたくさんあるってことよ。
(-66) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[ ぼくがどうしようもなくなったのは、夜だった。 ずっとぐるぐるとしていたから。そこにいたのが、 ヴェスパせんせい>>103 どうしてぼくが夜に祈りの堂に行こうとしたのか泣きながらお話したら、せんせいもお話してくれたっけ。]
おはよう、マリオ 美味しいジャムが作れるくだもの……あるかな?
[ 次の日には、もうデメテルは笑顔だった。>>123 だからぼくもがんばって笑顔になれるようにして。 もしかしたらそのせいで、エリは何があったのかとうとう聞けずじまいだったのかもしれない。>>115]*
(169) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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[ 土の中で眠っている小鳥さん。 もうお空の向こうに羽ばたけたのかな?
ああ……そうだ。エリと仲直りしたら。 ぼくも今朝の小鳥さんにおやすみなさい、しなきゃ。]*
(170) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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/* ちゃんと拾えたかな……拾えたかな……
(-67) 2016/10/07(Fri) 22時半頃
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― 過去:小鳥の羽ばたく先 ―
[ わたしの両手。そのうえにある暖かなもの。>>77 その上へ、せんせいの右手が重なった。>>106
こんな間近に、 せんせいのこちら側のちからを見るのははじめてで 涙のあふれる瞳を、はっと せんせいへ向けた。
理解には程遠く。けれど手から伝わる感覚は 流れゆく、いのちの色。 ニコせんせの描いた空の絵みたいな透明なブルーが わたしの目の前にさあっと広がって ”なにか” がせんせいの元へ羽ばたいていく。>>106
わたしの世界には、空が、蒼が、いっぱいで せんせいの手から溢れた眩い鱗が これが涙のさいごのひとしずくだとでもいうように
煌めいて 落つ。]
(171) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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……ねちゃったの ね……。
[ せんせいの言葉>>106とおりに信じたわけじゃないけど せんせいの中で眠る透明なブルーが見えた気がしたから 今はせんせいのなかで眠っているんだろうって わたしは わたしなりに 納得することができた。
”眠った” のなら、たべられなくたってだいじょうぶ。
あたまの上に微かな感触>>106を受けながら 眠った小鳥を見送ったことは わたしにとって いのちに触れたおおきな経験。
”知っている”ことをほんの少しだけ理解できた気がして あの日以来、わたしは 「もう、こわくない」って、ともだち>>115の前に 胸を張れるくらいになれたし 次の日の朝、元気に「おはよ!」が言えたんだ。>>123]
(172) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[ それからそう遠くない日。蒼穹が広がる、空の高い日に わたしはニコせんせのところを訪ねたんだ。
「 わたしね、空の絵がかきたいの。…おしえて?」
あのとき>> 見えた蒼と光景を、絵にしたくて デメテルとシルクは鳥の絵>>121>>168をかいてたけど わたしは、ただただ蒼い 空の絵をかいていた。
薄く伸びた雲の先 まだ見ぬ世界の空の向こうが在りますようにと ブルーの絵の具ばかりをニコせんせにおねだりしたから ちょっと呆れられてしまったりするかもしれません。
蒼い蒼い空が、描いた分だけ広がって 羽ばたく鳥の自由が増えていくようで。
ちょっとの寂しさはありましたが 空の絵を描くわたしは もう、”かなしく”は ありませんでした。*]
(173) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[マリオと長くはない散歩コースを歩きながら、 そっと周囲の“声”に耳を傾ける。 少々騒がしい風が運ぶのは、湿っぽい葉擦れの音。
…あぁ。たしか、前にもこんなことがあった。 少女たちの手の中で、小鳥が死んでしまった日。>>33]
(174) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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―回想・眠れない夜に―
[――あの日。 もうすっかり陽も暮れて、 そろそろ就寝という頃合いに。
少女たちの姿が見当たらないと探しに出れば、 冷たくなった一羽の雛と、彼らを見つけた。
悲しみに泣く子>>35、その涙を拭おうとする子>>53、 助けてと願う子>>67、足の竦んでしまった子。>>100 その中でワクラバが亡骸に触れるのを、そっと見守っていた。]
(175) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[埋葬後も目元の腫れが引かないピッパに、 おいで、と大きく腕を広げて。 そっと抱き上げ、優しく背中を叩いてあやした。
常であれば、その泣き顔を揶揄ったのだろうけれど。 この時ばかりは、とてもそんなことはできずに。>>33
今日だけ、などといじらしくもお願いするものだから、>>35 一も二もなく、添い寝を承諾してやったのだ。]
(176) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[物音一つ立たない静かな夜。 何があったんだと訊ねれば、事の次第を話してくれた。 ぽつりぽつりと紡がれる問いに、自分なりの答えを返す。]
なぁ、ピッパ。顔を上げろよ。 あの雛はもう死んじまって…あぁぁほら!そんな顔するなって! や、違うんだ。そうじゃなくてだな、 たしかに“おしまい”ではあるんだけどよ、その、 あれはおまえが思うほど、悲しいことじゃないってか、
[幼い子に、どう言えば伝わるのだろう。 その時はあまり良い言葉を探し出せずに、悶々としながら。
とん、とん、と背を叩く手がリズムを刻む。]
(177) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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…うーん。 ワクラバが言った、眠るってのも嘘じゃあない。 さっき埋めてやったろ。あの雛の身体は、大地に還るんだ。
…誰にも食べてもらえないわけじゃあ、ないんだぞ。
[亡骸はやがて地に還り、 虫や目に見えない生き物の糧となり、 野菜や果物といった植物の栄養となる。 無駄に捨てられるような、悲しい存在ではない。>>34
少女が肉や野菜を口にするのと。 獣が少女を口にするのと、きっと――同じはずだ。]
(178) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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/* まって、まって。 過去軸とても着いて行けてないの、まって。
昔ことりがしんじゃった次の日って認識で大丈夫……?>>169
(-68) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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/* うーむ、回想でやられていることをなぞらないようにするのむずいぞ。 同じ反応をするのもアリだと思うけど、気にしてしまうな〜
(-69) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[自分達ほど明確でない“食”の形態を伝えきれずに、 あれではまるで、大地に喰われると勘違いされたかもしれないが。 真実は、もう少し大きくなったら教えてやることにして。]
ま、この世はなぁ、 思いの外、上手くできてんのさ。
動物も、植物も同じだろ。 めいいっぱい生きて。死んだら、 その生きた証ってもんを、誰かが必ず継いでくれる。 死んでそれきりの、寂しいやつなんて誰もいないんだよ。
それは……ピッパ、おまえにだって当て嵌まるんだぞ?>>35 誰が、おまえみたいな可愛い奴を放ってなんかおくもんか。
[泣き腫らした目を冷やしてやりたくて、 瞼に触れようと、指先をそうっと伸ばした。 もし適えば力を使って、その目元の熱を奪おうと。]
(179) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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/* あー…なんか前にホレーショーを自分で使ってた時にヘクターといちゃぶっこいてたからなんかすごく変な感じ…
(-70) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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/* どのせんせいも素敵だなぁ…
(-71) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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/* デメテルの前村知識が深すぎてありがたみに埋まる どのくらいだそうか、出すまいか悩むよねーー!
そしてほーせんせいがほんとまじほーせんせい…… ああ……………(おがむ
(-72) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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/* あああああああああああああああああああああああああああ
すきなんだ ほれいしょちっぷがすきなんだ わかってんだ わかってんだけど あああああああああああああああああああああああああああ せんせええええええええええかわいいよおおおおお
(-73) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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/* だんだんと人語をはなすのがむずかしくなってまいりました
(-74) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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えぇ?それともなんだ? おまえは俺達せんせいのことが信用できないってかぁ〜?
[湿っぽい空気を切り替えようと、 冗談交じりに、そう問いかけて。 安心させるよう、ぎゅっと力強く抱きしめてやる。]
誰もおまえを食べないだなんて、 万が一にもあり得ないから、安心しろよ。
そん時は…ほら。 俺が欠片一つ残さず、平らげてやるから。な?
(180) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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/* もうわたしここにお嫁にいっていいかな…(むせびなく
(-75) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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/* せんせいへの縁故を広めましょうシルクさん はい。
(-76) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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―― 小鳥の記憶と大好物 ――
[ 大好きな、大好きなもの お花の蜜と、お砂糖を溶かしたお水。
砂糖水が好きなのは お水の中に入れたお砂糖が かき回すと、なくなっていくから 見た目は全然変わらないのに、甘くなる味も なんだかとても不思議だから。
お花の蜜が好きなのは ご飯まではあと少しっていう時でも 甘い味がもらえるからだったけど。]
(181) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[ あの日の翌朝 デメテルちゃんのおはよう>>123に]
うん。いっしょにさがそ そうそうあのね いいことおしえてもらったの
あまいの、のんだあとのおはなをね おみずにいれてつぶすとね いろんないろができるんだって
[ 教えてくれたのはだれだったか 教わったっきり試してなかった色水遊び やってみようって思ったのはきっと
あの時聞こえたピッパちゃんの言葉と 蜜を吸うだけで摘んでいたお花が、重なって見えたから。
だからあの時から、お花の蜜と色水遊び その二つもわたしの特別になったんだ。*]
(182) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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― おはなばたけ ―
[投げかけられた声に、草むらの黒い影がふるりと震えた。>>149 まるみえだって知っていたけれど、顔はぶさいくのままだから上げられなくて、代わりにこくりと頷いてみせた。
脚のよくないせんせいを歩かせてしまったことも、しゃがませてしまったことも、ちょっぴり罪悪感が胸を走るけれど。>>155 悪いなって気持ちよりも、嬉しいの方がずっと大きくって、つい甘えてしまう。
もう、大きな声で泣くのは止んだけれど、ひっくひっくとしゃくり上げるのは止まっていなかった。 このままでは喋ることさえままならないと、二度、三度、大きく深呼吸をする。
こんなとき、せんせいたちは、よく頭を撫でてくれるけれど、 ニコラスせんせいには、撫でられたことがないなあ、なんて、違うことを考えて涙を押し込める。>>161]
(183) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[などと、優しい声音を落としたのも束の間。]
……だぁって俺は! 年中空腹だもんなぁ!
今だって! おまえを食べたくて、仕方がないッ!
[こちょこちょと、腹でも擽ってやれば笑ってくれるかなと。 あれやこれや試しながら寝かしつけたのも、いい想い出だ
そんなピッパも近頃はすっかり成長して、 添い寝を強請られないのが少し寂しい、だなんて、
…思っちゃいないんだからな?別に。]*
(184) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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…あの、ね…… 鳥さんがね、……
[しんじゃったの。 出かかった言葉に、うまく音が乗らなかった。
目敏いせんせいは察しがついていたみたいだけれど、少女がそれを言葉にしようとする度、ぎゅうと胸が締め付けられた。
なにがかなしかったんだっけ、どうして泣いていたんだっけ。
せんせいに伝わるように説明するのは、小さな少女には難しいことだったけれど、ゆっくりと言葉に出来ることを言葉にする。 きっと、せんせいは黙って聞いていてくれただろう]
(185) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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あのね……シルクちゃんがね、おいのりしようって言ったの。 でもね、あたし、……泣いちゃっ、て、 シルクちゃんのこと、困らせちゃった、の。
[きっと、おこってたり、かなしんでたり、傷ついてたり、させちゃったんだ。 少女がいくら泣いても雛が生き返ることはなく、シルクちゃんと仲直りすることもできなくて。 それなのに涙が出るのがくるしくて、ますますかなしくて。 いつしかどうして泣いているのかわからないから泣いていて。
そうなったとき、手を差し伸べてくれる"せんせい"たちは、優しくても、こわくても、苦手でも、すき。
拙い言葉が伝わったかどうかはわからないけれど、長くもない言葉を長い時間かけて言い終えると、ふう、と長い息を吐いた]
(186) 2016/10/07(Fri) 23時頃
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[ 祭壇の前に座ったシルクは、 少しだけ身体を強張らせていけれど ぽん、と軽く肩を叩けば すぐに緊張の糸は解けたように見えた。
私は君が毎日ここを訪れていることを知っている。 それがお祈りするためではなくても、 暖かな光の中で楽しそうな姿や たまにうたた寝をしている姿を眺めるのが 私にとって大切な時間でもあった。]
(187) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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[せんせいは、なんて答えてくれただろう? 絵を描くときは器用だけれど、どこか不器用なせんせいのこと、また困らせてしまったかもしれない。 困らせてしまったら、すこし落ち込むけれど、困ってくれたことが嬉しくなってしまう少女の気持ちは複雑だ。
すこし離れたところで、シルクちゃんもおんなじように泣いていて、おんなじようにせんせいと話をして。 傍目で見れば微笑ましくも見えるだろうけれど、少女たちにとっては一大事。 そうして、シルクちゃんはどこかすっきりした顔で、今にも花畑にやってくるのだろう。>>143>>144>>145*]
(188) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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[ シルクから投げられた質問に>>142 合わさっていた目線は逸れて わずかな時間だが床面に俯いてしまった。
それが“苦しそう”と君に思わせてしまって いると気づけぬ私はまだまだ未熟なのだろう。 そういえば、ここにいる獣達の中でも齢は 一番下か、下から数えた方が早かった気がする。]
私は、私の糧、…… 私に“しあわせ”をくれた少女のために 毎日祈りを捧げているんだ。
(189) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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ありがとうと… 約束を守れなくてごめんなさいと…
[ …何のために。 あの子に赦して欲しくて、なのだろうか。 あの子は怒ってなどいなかったろうに。
自分でも分からなくなって 最後まで言葉を紡げなかった私は 代わりにもう一度シルクの頭を撫でた。]*
(190) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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[ 両手を組んで。目を瞑って。 お祈りが終わった後の君の目尻から 涙はすっかり消えていた。
今度は向こうから 差し出された小さな手をそうっと握って。]
…あぁ、一緒に行こう。 エリがまだお花畑で泣いていたら 元気付けてあげよう。
(191) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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シルクの言葉が あの子にとっての一番のおまじないだよ。
[ 過去はやり直せなくとも、 例え糸が切れたとしても 何度だって繋ぎ直せるのだから。 この子達には後悔のないよう生きてほしい。
神のいる場所と外を繋ぐ扉に手を掛ければ ギィと軋んだ音がした。]*
(192) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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/* 少女なかよしでかわいいンンンンン獣側もいいなああってなるうンンンンでもせんせいに甘えたいンンンンンンン エリはあまえ上手じゃないけれど、せっかくロリらしいロリチップを選んだのだから甘えていきたい所存。
(-77) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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―現在―
[まなびやを、ぐるりと迂回しながら。 常よりざわめく風に促されるよう、 屋根へと視線を向ければ。]
…ははぁ。なるほど。また来たんだな。 ほら、マリオ。あれが見えるか?
金色の…そうそう。“お客様”だ。
最後の一年は、きっと楽しくなるぞ。ふふふ…
[この時期になると立ち寄る、物好きの一人。>>117 初めてここに来た時は、随分と世話になったっけ。
そんな雑談を交わしながら、食堂へと向かったのだった。]
(193) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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[その姿を認めながらも、声をかけなかったのは。 少し、ほんの少し、気後れしたからだ。
あぁ、なんだって間が悪いんだろう。 少女たちの旅立ちに毎度居合わせるわけでもなかろうに。 俺がここに来る時は、何故かあんたに会っちまう。
短期間に、こうも頻繁に顔を合わせては。 さすがに気付かれてしまうだろう――
前回の食事から、さほど時間が経っていない事。 …ここ100年程は、頻繁にここを訪れている事に。]*
(-78) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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/* ちょっとwwwwwもうwwwww わたしをぶちころしにくるのがはやいですよほーせんせい…!
あああああああああああああああああああああああああああ なにが 別に。 だよコンチクショーー!
はーーーーーーーおへんじかこ………
(-79) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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[竜が頭を垂れると、慌てたようにデメテルは右手を振った。 私は少女らのせんせいであるのに、気を遣わせてしまったかもしれない。]
そうだね。 きっと、聞いてくれているよ。
[おはなしを聞きながら楽しそうに枝葉を揺らす妖精を想像して、頷いた。 彼女が笑えば私も自然と笑うことができる。>>119
意識的にか無意識にか、今姿の見えぬ鳥に重ねるように、 昔見た鳥の旅立つ風景から学び、願った物語をデメテルは紡いでいく。]
(194) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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[あの日、私はデメテルの願いを叶えてはやれなかった。 少女らに再び空を飛ぶ小鳥の姿を見せることはできなかった。
少女は、私の力を期待外れと思ったろうか。 せんせいの癖にと、残念に思ったろうか。
獣といえど定められた運命には抗えない。 それでも、命は失われてもまた巡るのだと 教えることが出来ていたならば、良い。>>120
おやすみなさいと、小鳥に声をかけたデメテルは 今でもまだあの小鳥を気にかけていたのだと私は知った。
涙が流せなかったことを気にしていることには、気づかないけれど。>>121]
(195) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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―井戸―
[甘い匂いをプンプンさせた巨人を見つけた子がいたなら、 仕方がない、快くその果実を譲ってやったろう。>>159
決して独り占めしようとせず、 人にも与え、喜びを分かち合うことを知っているマリオ。
その優しさに触れる度、俺は春風を思い出す。 その顔が綻ぶ度、鮮やかな桃色の花が脳裏に浮かぶ。
桃の木の精霊とは、きっとこんな子のことを言うのだろう。]
桃の皮むきってのは、こうするもんさ!
[井戸で冷たい水を汲み、力を使ってそれを瞬時に沸騰させる。 桶に満ちている熱湯へ果実を豪快に潜らせれば、――ほら。 一瞬で、つるりとした実が姿を現す。]
(196) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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[だから、いつも通りに明るく振る舞うデメテルを撫でたのは、 おはなしが私の心にあの日の想い出と共に沁み渡ったから。>>125 顔には出さなくても、出せなくても、 彼女はあの小さな命を忘れてなどいないことに。 あの日学んだことがきっとあったのだという思いと共に。
一瞬、言葉を詰まらせた彼女に私はひとつ、瞬きをする。 そして、再び笑顔を浮かべた様子にまた、安堵するのだ。
私は右手ではどの少女にも触れることはない。
少女の記憶は共に歩み、刻んでいけば良いことだから。 いつか貰う命を、今は僅かも手をつけたくないから。]
(197) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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ー ピッパと食堂にて ー
そうそう、プリンアイスでもアイスプリンでも。 ほーらほーら、うまいぞー。 あつあつの林檎の上に乗せるととろってなるんだぞー。 いいのかー食べなくても。
[拮抗する理性>>146と誘惑>>148に意地悪く揺さぶりをかける。絵の具みたいに見えるらしい>>147プリン液が漸く食べ物らしくなってきたのを、有無を言わさず皿にのせれば……瞬く間に消え失せた>>151]
はい、よく食べた。
[空っぽになった皿とキラキラした目は何より嬉しい。頭をぽんぽんするだけじゃ足りずに、尻尾をはち切れんばかりに振ってみせる。 きちんとご馳走様をして片付けしてくれる間もずっと、尻尾と口元は上機嫌を浮かべたまま。
……急に尻尾に触れられたりしたら流石にきゃん!と鳴いたかもしれないが。]
(198) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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―食堂―
[厨房にはヘクターがいただろうか。 こっそり、と約束したから、静かに食器類を拝借して。
もし、見つかってしまったら? その口に一欠け捻じ込んで黙らせてやろうじゃないか。 …実際にあいつが黙るかは、また別の話だけれど。]
おう、この袋か?目聡いな。 はっはぁん、何を隠そう、 これはおまえ達への、誕生日プレゼントだ!
開けてごらん。…で、好きなのを一つ選ぶといい。
[桃を頬張る口元に、食べ残しを見つけて笑いながら。>>160 ひょいと指を伸ばして、それを拭ってやろう。
マリオが袋を開ければその中から、 大きな卵がゴロゴロ転がり出てくるだろう。>>48]*
(199) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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- ことりのおはなし -
おはよう、シルク。 くだものは沢山あるよ。
……きのう、何かあった?
[がっこうがいつもより賑やかだったのは知っていたけれど、 知っているのはそれだけ。 小さな命が喪われたことも、 少女が好物のジャムをつくるための果物を欲しがる訳も。 なにも、知らない。
ジャムをつくるのならヘクターせんせいに。 そのまえにシルクが好きな果物を ホレーショーせんせいに木からとってもらわなきゃ。 そんなことを考えながら、問いをかけた*]
(200) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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/* 湯剥きか!!せんせいすごい!!!!
(-80) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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[まなびやの屋根から "がっこう"の中は、限定的に、遠くまで見渡すことが出来る。
青い猫目を細めたのは、獣>>193と視線が重なったから。 一緒に居る少女にも視線を投げ掛けて 俺は、鷹揚と尻尾を振ってみせた。 なあに、別に逃げも隠れもしてるわけじゃあない。
加えてなにを思うか、それは獣のみぞ知るもので 獅子の、面の大まかを占める口をにんまりと笑わせた。]
……… すう、
[――――… と、獣は息を吸った。 届く"声"があれば、肺腑に残してやろうもの。]
(201) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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おう、たくさんのものを見て来な。 使い方が分からなけれりゃ、先生に聞きな。
[元気いっぱいにかけていく背を見届けたら、また厨房に。 ピッパの林檎は断ってしまったけれど、冷たい氷を詰めた樽から新しいトマトを取り出してはそのまま柔らかな果肉を嚥下した。
嚥下した果肉は、口の中で酸味を広げて……やがて舌の上で消えた。
これじゃあ満たせない。 腹が減って仕方が無いのに。
フォークを差し出したピッパの手から匂った甘い甘い蜜の香りを思い出しては、それを押し隠すように二度三度と真っ赤なトマトに齧り付いた。]*
(202) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
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/* >>198 きゃん!と鳴くへくたーせんせい……
なんなの?????なんなのねえ????しぬの????? わたしをころしたいの????みんなして????????
どうしてこうもオッサンチップでかわいいことするの??? わたしを試してるの?????ねえ???????
(-81) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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赤と、青と、黄色。 私たちの世界の源の色だね。 宵の黒も世界の一部だけれど、そのおはなしには明るい色が似合うと私も、思う。
[皆もきっと気にいると、私は言って綻んだ顔に目を細める。
聞こえた小さな鈴の音は、何かを祝福するようだと私は思った。>>126]
枝葉の先、空を仰いでも待っていた鳥は見つからなかったようだ。 私に視線を移すデメテルが立ち上がれば、私よりも目線が高くなる。 得意げな様子を、少しの間眺めてから私も立ち上がろう。]
食事を採るならばヘクターのところへ行こうか。 きっと何かおいしいものをくれるだろう。
[彼女へ左手を差出し、私は食堂へと向かう。
デメテルの手にした花の名前は雛罌粟。 白い花弁のそれは眠りを意味するらしいと私は語った。*]
(203) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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[俺と顔を見合わせるのは何度目になるだろう。
気が向けば、契りを結ぶためでなくとも "お客様"として訪れては、彼らの声を肺腑に残す。 ―――――… それが、俺だ。
その俺とは異なり、100年未満で顔を見合わせる、あの獣。 真意を尋ねることこそしなかったものの "声"を残しながら、見られるという居心地の悪さを保証する。]
やれやれ、よく会うのう。
[にんまり笑う獣の口から、鷹揚にそれは零れるのだった。*]
(-82) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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[おぬしの声、記憶を
また
留めてやろう、この肺腑に。 金色のお客様は、吸い、留め、集め、見守る。*]
(204) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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[反省の言葉を受け取ると一転、息をついて頬を緩める。>>138 少女を受け持った経験は少ないために扱いにまだまだ戸惑うことはあるが。 無邪気な子が多いのは確かなように思う。
半生分の遠さの昔、叱った子に怖がられて半年も避けられたのは笑い話だ。
あの時よりは幾分か優しくなれただろうか。 ほんのいっとき、手のひらに受ける髪の柔らかい感触が重なって感じられる。]
はいはい、注文承知しました。 砂糖はたくさん溶かしたのが好きだったかな。
[言いかけた音が消えたのに、なんだろうと尾をゆらりと。 お説教の後だから様子を伺っているのか、それとも……と思っていれば。 どうやら萎縮させてはいなかったようで、内心ほっとする。]
(205) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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そうですね、風は気持ちいいし天気もいいけれど。 お腹と背中がくっついてしまうでしょうね。
……うん?
[風に揺れる少女は似合うだろうなと思い浮かべもするが、 お腹を空かせるまで置いておくのは、相当な悪さでもなければ偲びない。 そんな想像から空の色合いに気を取られて、お願いには反応が遅れた]
(206) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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[言いにくいことを伝える時、 この子はわかりやすく素振りに出るのが愛らしく面白いのだが。 この時は勘違いから、ピンと尾が天に向かって立ちあがった。]
別に良いけれど、これを?
[人の手で尾を掴んで、差し出すか差し出すまいか。 胸の前に持ってきながら悩むこと数秒。 間違いに気付かぬままそろりと差し出すのであった。]
(207) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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[ワクラバせんせいが笑ってくれたことに>>194 わたしはちょっぴり安心したの。 せんせいはわたしのお願いごとを叶えてはくれなかった>>195
どうして。なんで。 そういう気持ちは確かにあったの。 でも、鳥さんに触れるせんせいの手があまりにも優しかったから、いじわるしてるんじゃないって分かったのよ。
それにお休みしているなら起こしちゃいけないでしょう? だから、そっとおやすみなさいを。 でも、いつまでも。 あの小鳥のことを思い続けてしまっていることをせんせいが知っているなんて、わたしは知らなかったの。
決して触れてはくれない右手>>197を一瞬だけ見つめながら、わたしは笑った]
(208) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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[ 僕もうあんな大きな暗の中だってこわくない。 きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く。 どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう。 ]
(209) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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うん。この3つはいろんな色を作れるのよね。 きいろとあおいろでみどり。 あかいろとあおいろでむらさき。 黒色もきらいじゃないけれど。 静かな夜は少し寂しいから。 お話を聞いてくれて、ありがとう。ワクラバせんせい。
[お礼を口にして。 しばらくの間、わたしがおねえさんのようにせんせいを見つめていたけども、その時間も終わり]
わぁい。あのね、ヘクターせんせいはたくさんのものを色んなものに変えることが出来るから、たのしみ。 また、食べ過ぎちゃうんだわ。
[せんせいにはいつも通り右手を差し出して、一緒にぷらぷら揺らしたの。 わたしのだいすきなせんせいのうちの一人でもあるヘクターせんせいのお話をしながら、向かいましょう。
ヒナゲシというお花を揺らしながら。 まだ眠るには早いわ、なんて歌いながら]*
(210) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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─回想:物知りなせんせいとー ─
わからないけど! 食べたらしゅわしゅわと泡みたいに弾けるらしいの。
[目の前にあるのはどう見てもただの林檎。 だけどその時のわたしからしたら、それは雷の実。 恐る恐るというせんせい>>163を後押しするみたいに両手をぐっと握ったわ。
でも、残念。 どうやらこれは雷の実じゃなかったらしい]
う、ぅ、…うそ……っ! やだ。間違えちゃった…!?
[がっかり。というのとびっくりと。 それから遅れてやってきた“もの” それが恥ずかしさだっていうのはヘクターせんせいが教えてくれた>>164]
(211) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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[本を読むのは得意ではないけれど、 読み聞かせてもらうのは好きだ。 絵を描くのだって苦手だ。 ごはんも、お菓子もすきだけれど。 じぶんで作れるようになりたいというよりは、 作ってもらったものを口にはこんでおいしい、と微笑んでいたいのだ。
- ぼくたち、いっしょにいこうねえ。
何度も、なんども。 せんせいに読んで、とせがんでいるお気に入りの本がある。 題名は思い出せない。 夜空を汽車というものが駆ける、ふしぎなおはなし。*]
(212) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 00時頃
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[わたしのほっぺたは今ばかりは萎みそう。 気持ちとは裏腹にせんせいの指を受け入れながら唇を尖らせたの]
……んん。知らないことが多過ぎていつも大変なの。 おんなじ林檎なのに、いろんな姿に変わるのね。
[それって、紅茶みたい。檸檬とミルクとお砂糖と。 中に入れるものを変えたら味も色も変わっちゃう。
だからせんせいが授業をしてくれる時は喜んだの>>166 そこに他のみんなの姿があったなら同様に喜んだ筈。
トロトロのカラメルソースを眺めながらお行儀悪く味見して。]
ヘクターせんせいは、どうしてお料理をしてくれるの? せんせいは、食べなくても平気なんでしょう?
[なんて。美味しい砂糖水を思い出しながら問いかけたのは、ちょっぴり前の出来事ね]*
(213) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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……プレゼント?
[指が口元に伸びて、されるがまま優しく拭われる。 きょとん、と瞳をまあるくした。]
かたぐるましてもらったし、 桃もむいてもらったよ?
[それが贈り物だと思っていたと視線で訴えた。 何気ない日常の一コマでさえ、せんせいからのプレゼント。 何にも代えられない大切なもの。
けれど、開けてごらん>>199と促されれば、 開けない選択肢など選べる筈がない。]
(214) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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ゎ、 ゎ
[袋の紐をとけば、中からゴロゴロと大きな卵が転がり出た。 机の端から落とさないよう、ゆっくり中身を取り出した。 なかに詰まっているものはそれぞれ違うらしい。]
せんせいがつくったのっ? すごく きれい
……最初に、もらっていいの?
[興味津々と言う風に、ひとつひとつの卵を眺める。 手はお行儀よく机の下に隠したまま、 触りたそうにうずうずしながら伺わしげに視線を向けた。*]
(215) 2016/10/08(Sat) 00時頃
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/* うわああああああ全員獣もひっくるめて俺んとこ来いよ!!!(バァーン)
(-83) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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─食堂 ~tres tenedores~ー ─
[そうしてワクラバせんせいと食堂に向かったの。 そこには誰か他にいたかしら。
ホレーショーせんせいとマリオの秘密の計画>>199は知らなかったけれど、誰かが残したしあわせの匂い>>153が残っているような気がしたのから、鼻をくんくん、っと動かして]
焼き林檎……? ………お腹空いちゃった!
[広がるしあわせの匂い>>16 あんまり人が多いようなら、また後でにしようかなぁ、なんて思っちゃいながらも、ワクラバせんせいを見上げて困ったように笑っちゃった。
左手にあるヒナゲシは静かに揺れていたけれど]*
(216) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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/* かわいいいいいいいいこれをどうやって選べというの!!!!やだもううええええええ(´;ω;`)
(-84) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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[指先についた桃を、ペロリと舐める。
…あぁ、甘いなぁ。なんて。 口の中に広がる香りは旬の果実よりもなお、甘い気がした。 それが少女の唇を拭った指だから…というのは錯覚か。 何せ俺は、腹が減っているんだ。]
そ、俺が作ったの。綺麗だろ?>>215 今日、最初に会ったのがおまえだからな。 美味い桃も食わせてくれたし、特別サービスだ!
さーぁ、どれにする? 使い方がわからなければ、聞いてから選んでもいいぞ。
[楕円の水晶を薄く削って作られた、意匠の品。 この卵は、風化能力を持つ友人に、特別に作って貰ったもの。
密閉可能な小さな蓋を開ければ、中に様々なものを入れられる。 温暖な気候でしか花開かない苗、温度で色の変わる宝石。 水は、ただの水だけど…だからこそ存外面白い。]
(217) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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/* 誕生日プレゼント素敵すぎてなやむ。
(-85) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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[触れた物にしか能力を発揮できない子もいれば、 念じただけで温度を自在に操る子もいる。 固体、液体、気体。 対象となる物との相性だって、様々だ。
毎回色々な中身を用意するが、 中にはこちらの意表を突くような力を発現させる子もいて。]
…まずは、触れてごらん。 それから頭に思い描く。 この水が沸騰するところ…さっき井戸で見たろ? あんな感じさ。
上手くいかなかったら、色々試してみな。 まだ予備はあるから、気に入らなかったら代えてもいいしな。
[少々説明不足ではあると思うが。 質問や模索をするのもまた、勉強ということで。 少女達には、自由な発想で能力を使って欲しい。 …それを俺が決めちまったら、なぁ。つまらないだろ?]*
(218) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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― 眠った鳥と 空が視えた日の夜 ―
[ ワクラバせんせいの落ちた鱗の雫をさいごに わたしは何とか涙を堪えていたけれど それまでに流した不安や不安や不安とかが ぱんぱんに目元に詰まっていた。
埋葬をして お別れのおやすみを云って。 いつの間にかおおきな三ツ星が輝く空の下 わたしは、おおきな腕の中>>176に逃げ込む。
みんなよりもずっと背が伸びるのがはやくて だからちょっと”おねえさん”で居たかったり、 いい子でいようって思っているんだけれど この日はぜんぜん”おねえさん”になれなかったから
いつもだったら強がってしまうのに この日は(この日だけは)すっぽりと腕に収まった。 ]
(219) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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せんせ、あったかいおふとん……ちょーだい。
[ 今日だけ>>35ってお願いといっしょに、 抱え上げられたまま>>176、ぎゅうーーっと ちょっとごわつく髪とでっぱった角に抱きついた。
せんせのお陰であったかいベッドに入ってからも ずうっとずうっと いつもの強気なピッパも元気なピッパも居なくって 寝転がったせんせにおでこを押し付け 丸まっていた。
顔を上げろって言われて>>177上げてみたけれど やっぱりまだ目はぱんぱんで 「死」なんて聞こえれば、また熱が集まるのを感じる。
泣かずに今日のことを全部話せたか自信はないけど ずっとせんせに抱きついていたから、バレてないはず。]
(220) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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[ いつもは冗談ばっかり云ってるホーせんせが いっしょうけんめいしてくれるお話>>178>>179を わたしは、 背中に伝わるリズム>>177と温度で感じている。
大地に還ることと食べられることが どうやったら繋がるのか、すこし難しくて ( 生きた証、なんてのを 考えたこともなくて )
……だからなのか それともせんせがあったかかったからなのか いっぱい泣いて疲れてしまっていたからか ふわりとした眠気に意識が攫われ
名前が聞こえた>>179とき、 わたしはちょっぴり(だいぶ)ぽんやりしていた。]
(221) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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……わたし? かわいい?
[ こころあたりなんてない、って顔で ほわんとした顔でせんせ>>179を見上げて (いつもなら、可愛くないもん!と突っぱねるのに)
ぱんぱんに腫れて、 まちがいなくいつもより”可愛くない”わたしは すう、と冷たくなった目元に (それを 与えてくれる手元に)瞳を伏せて擦り寄った。
夏に、汲み立ての井戸水で みんなのために へくたーせんせいが作ってくれた氷のプレゼント。
それにすこうし似てて もっと優しい。
頬にふれた掌は、ごわりとしていたけれど とってもとってもきもちがよかった。 ]
(222) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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……かわいくないもん。 ………でっかいし。
[ 目元から引いた熱が、わたしにほんの少し いつものピッパを取り戻させてくれたから 拗ねる口調に力は無いけれど いつものせりふを繰り返す。
すでにみんなより頭ひとつかふたつ大きかったし あたしを”でっかい”って云ったのも いま目の前にいるせんせいだ。 ( 悪気がないのもしってるよ! )
信用、してないわけじゃないけど でもやっぱりどこか不安で 万が一になくっても 億にいちならあるかもしれないじゃない?
だってわたしは ”かわいくない” から。 ]
(223) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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[ ぎゅうぎゅうと抱き締められれば>>180 せんせの顔もみえなくなった。
目の前に広がるのは 先刻見た空でも いつもの天井でもなくて さっきとおなじ、せんせのくれる胸元の闇。
暖かさとか 大きさだとか。 感じる余裕がなかったものたちが いまはじんわりと胸にひろがるようで ……なんだかとても 安心できたんだ。 ]
……せんせ、
それ やくそ…… ……っひゃああ!
[ くすぐり攻撃>>184にものの見事にやられて ほっとした心地は泡沫の夢よりも儚く散った。]
(224) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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[ せんせのお陰で、半分くらいはいつものピッパ。 でもまだ全部はいつものわたしに戻れてないから 「もう平気だから帰っていいの!」 ……とは、言えず。
擽ってきたせんせの腕を もう悪戯できないように、片方枕にして わたしはすやりと寝息を立てた。
あったかくて安心して ほんの少し混ざるおひさまの香りが わたしの夢に青空を映しても ――――もう平気。
せんせはどれだけわたしの傍に居てくれたでしょうか。 もし、もし、朝 いつも通りに寝坊助なせんせが目の前に居たのなら その日はとくべつ、起こさないでおいてあげる。
眠ったせんせの瞼に、真似事みたいに触れて ]
(225) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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……………ありがと。
[ ちいさなちいさな声で、おれいをいいました。*]
(226) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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[ お砂糖の量>>205そんな簡単な質問には たくさんの方がいいって、前を見て答えられる。
それなのに、前を見て伝えれなかったお願い事は やっぱり違ったふうに取られてしまったみたいで>>206]
―――!?
[ ピンと立ち上がったせんせいの尾っぽ。 ゆらゆらするのも面白いけれど ピンて伸びるのも面白いな。なんてついつい考えちゃうけれど。]
ち、ちがうの おっぽもさわりたいけど ぎゅってしたら、いたそうだもん
[ そろりそろりと差し出された尾っぽ>>207 手を伸ばしかけて、慌てて首を左右に振り。]
(227) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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あのね、おっぽじゃなくて メルヤせんせいに、ギュってしたいの
……どろんこつかないようにするから
[ 勢いよく首を振ったせいなのか それとも、お願い事を言ったからなのか
追いかけっこした時みたいに暑くなったほっぺた 真っ赤になってるだろうなって思いながら お願いって、まっすぐにせんせいを見た。]
(228) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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/* みんなが食堂に来る頃になって 退散した俺
いいんだ……泣いてなんかない…… 多角こわいもん…………(どこいこ(んふんふ オニーサンとこいくか。
(-86) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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─回想:針と糸と甘い水─
[絵本に出てくるお姫さまみたいに器用なエリ>>133 針に糸を通すところからむずかしいわたしからしたらやっぱり、素敵なところばかり持つ子だった。
畑で野菜を見守るマリオもそう。 めぐるいのちをいただく癖に、わたしはじょうずに何かを生み出すことは苦手。 だから、おいしいトマトを丸齧りするたびに、少しだけ寂しくなってしまう。
なんて、ないしょのはなし。
シルクにお願いしたのは、星の刺繍>>165 鳥さんが眠る時に寂しくないようにって。 そんな想いを込めてお願いしたの。
誰かの涙を拭おうとする優しいあなたに編んで欲しかった]
(229) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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[真っ白なノートに描いたのは、鳥さんの姿>>168 シルクが描いてくれた鳥さんと並ぶと寂しくないような気がしたの。 でもまだ色のない空じゃ寂しそう。 そんな時に鮮やかな空>>173が描かれたなら少しだけ。 胸に刺さった針の数が増えちゃった。
この子はもう、飛べないんだって。 遅れてわたしは理解したの]
…………シルク、
[わたしは泣けない。泣けないけれど。 シルクがわたしを抱きしめてくれて>>168 そこから伝わる温もりに瞼が熱くなっちゃった]
わたしも、さびしい。
[それでも涙は溢れなかった。 でも、少しだけ甘えるように身を寄せて、糸を手繰るように背に腕を回したの]
(230) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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さびしいの。
[あなた達のように悲しめないことが。 同じ気持ちを抱えて束になれないことが。
だからあの日、お祈りをしに行ったの]
(231) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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[朝を告げる鳥が鳴く頃。 わたしはいつも通りおはようをした。 ピッパはもう元気になれたみたい>>172 ひまわりみたいな笑顔にわたしも目元が和らいだわ。
だからカリュクスに声をかけた時は、わたしもいつも通りにできていたはず>>182]
え……そうなの…!? カリュクスは物知りなのね!
[でもカリュクスが教えてくれる“いいこと”は初耳で。 細くなった瞳もまた、まぁるくなったわ]
お花をつぶすのは少し、かわいそう。 でも、いろんないろが出来るなら、たくさん残せるわ。 ………ねえ、カリュクス。
(232) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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お寝坊さんのホレーショーせんせいのシーツにいろんな色を残したら、嬉しくなって起きてくれるかしら?
[なんて。 思いついた考えをカリュクスの耳元にそっと運んだの。 あまい蜜を吸った後、空っぽになったお花が誰かの元に残るなんてそれ以上に素敵なことってきっとないって思ったから。
そんないたずらの提案を彼女はどう思ったかしら]*
(233) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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どれにしようー
[机に並んだ色とりどりの卵とにらめっこすること数十秒。 最初に選べるのはとても嬉しいけれど、 選択肢が多いと、どうにも決められない。
視線をなんども彷徨わせたあと、 ようやく指を指したのは水の入ったもの。]
せんせい、これ。 これはどうやって使うもの?
[苗も、宝石も他のものも、気になるけれど。 透明なだけの液体が詰まっているそれに何が隠されているのか、とても気になったんだ。*]
(234) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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―― 回想:雷の実と砂糖水と ――
[ ヘクターせんせいのところへ デメテルちゃんが丸い実を持ってきたのは>>131 確かわたしがおやつをねだりに来てた時。
雷が立てる大きな音も 空にひび割れみたいに走る光も 私はどっちも怖かったから
『雷の実』って聞いた瞬間、わたしは机の下。 持ってこられたデメテルちゃんのことも それを齧ってみるせんせいのことも すごいなって思いながら、きつく目を閉じてたけど。]
(235) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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―花畑―
[少女が言葉を紡ぐまで、 それからしばらくの時間を必要とした。>>183
ゆっくりと少しづつ音を結ぶ、想いを伝える拙い言葉。 壊してしまわぬよう、言葉を差し挟むことなく。静かに耳を傾ける]
死んでしまった小鳥は可哀想だけれど、 だからと言って、あまり自分を責めてはいけないよ。
[神様だって、願っても、 全てを救うことなど出来やしないのだから]
(236) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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りんご?
[ 稲光とか、大きい音とか いろんな怖いことを考えていたけれど 予想は大外れ、聞こえてきたのは笑い声>>163
林檎ならわたしも一口欲しいから 頂戴って机の下から這い出したりして]
う? たくさんのものを……いろんなもの?
[ せんせいの言うこと>>164は、わたしには少し難しくて 聞きたいことが傾げた頭の中に いっぱい詰まっていくみたいだったけど。]
(237) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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君は泣き虫の君自身を、 もしかしたら好きではないのかも知れないね。
けれど、失われた生命を悲しむのは間違いじゃない。 誰かを困らせてしまって、 悲しい気持ちになるのだって、間違いじゃない。 だから、いつの日か。
エリの悲しい気持ちの源が分かるその日まで。 涙が零れてしまうのは仕方の無いことだと。
――――私は、そう思うよ。
[少女の複雑な気持ち>>188に応えるかのように。 せんせいとして、どのような言葉を口にすれば良いのか迷いながら、それでも思ったことを告げた。
それは教師役として、必ずしも相応しい言葉ではなかったかも知れないが]
(238) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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[ 疑問の答えは、その次の授業ですぐわかった。
透明なお水と、そこに溶かしたお砂糖。 出来上がった"砂糖水"は、フライパンの上でまた違うものになる。 透明から薄い黄色、そして金色、鼈甲色。 少しずつ違うものに変わっていく姿は たしかにせんせいの言った通り。]
いろとにおいだけかわるの? それとも、あじもかわるの?
[ はしゃぎごえの質問の答えは カラメルを絡めた林檎の形でかえってきて]
おしおは、とかしたらどうなるの?
[ 余計に沸いた好奇心に、目を輝かせたのだった。*]
(239) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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[鳥にはおやすみなさいをしたけれど、 まだデメテルの心の中で鳥は生きている。 これからも、きっと。>>208
彼女の紡ぐ物語の中で、元気に羽ばたき 絆を紡ぐ鳥の姿に私は思いを馳せた。>>210]
この世界はたくさんの色で溢れている。 デメテルが描く世界の色が私は好きだよ。
こちらこそ、素敵なおはなしをありがとう。
[お礼を返したら小さなおねえさんの右手を取ろう。]
(240) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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ヘクターの料理は君たちに対する愛情がこもっているからね。 たくさん食べて、大きくなりなさい。
[食べすぎを心配する風なデメテルに私は言って食堂へと歩く。
そう、まだおやすみには早い時間。 赤い陽は黄色に、また赤が混じり夜が来るまで 一日は短いようで少女にとっては長い時間だ。
歌う声に合わせるようにゆっくりと体を揺らし歩みを進めた。]
(241) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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[食堂へと向かいながら私は時折空を仰ぐ。 羽ばたく鳥は数羽。
今朝冷たくなった小鳥がいることを 私はまだ知らない。
巡り、土や生き物の血肉へと還る命。 それは、私にとっては幾度も見た光景であり けれど少女らにとってはそのひとつひとつが べんきょう、であることは知っている。>>167]
(242) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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[あの日、シルクはいつものようには 撫でてほしいとはねだらなかった。>>168
私はそんなシルクを見て心配そうな顔をしたと思う。
私の少女を撫でられる手はひとつきり。
だから、またシルクが同じような思いを 悲しいと思うことがあるならば そのときはきっと、ねだられずとも その小さな頭を撫でようと私は思った。]*
(243) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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― →食堂~tres tenedores~ ―
[食堂には甘い残り香。 食いしん坊の誰かさんがいた形跡はあったろうか。
ホレーショーとマリオが厨房でひっそり何かをしていても 覗き見はしないでおこう。>>199
混雑するようならば、とは、私の巨躯には少し狭いからと 困ったように笑んで見上げるデメテルに思う。>>216]
お腹が空いているなら遠慮せずに食べたら良いよ。 といっても、作るのはヘクターだけれど。
[左手に揺れる雛罌粟を見て、 甘い蜜が取れるような花はどこにあったかなと私は考える。 少女らの方がそれは詳しそうであったけれど。]
(244) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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……それに。 きっとシルクだって怒ってはいないさ。 あの子も君と同じに、優しい子だからね。
[エリの話と蠍なりに知る少女たちの為人を思えば。 きっと、シルクもエリを傷つけたと、苦しんでいるはずだ。
やがて花畑を訪うだろう、言霊を操る獣に手を取られる少女を見留たならば。>>191>>192
立ち上がり、一歩後ろに下がると。 勇気づけるように眼差しをエリに送る*]
(245) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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お腹が空いているなら遠慮せずに食べたら良いよ。 といっても、作るのはヘクターだけれど。
[左手に揺れる雛罌粟を見て、 甘い蜜が取れるような花はどこにあったかなと私は考える。 少女らの方がそれは詳しそうであったけれど。
私はヘクターのように料理は上手にできないが 畑や花畑で少女らの糧となる命を調達するくらいはできるだろう。 生きて、何かの糧となる植物のことを少女らに教えるように。
熱心に畑の面倒を見るマリオの小さな背を見ながらそんなことを考えた。]
デメテルは、どんな花の蜜が好きかな。 花のたくさんある場所はどこだろう。
[私はせんせい、だけれど、せんせいに少女が聞くように問いかけて。 水の入ったコップを彼女の傍らに置いた。 手にした雛罌粟の食事になるように。*]
(246) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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/* 多角を避けようとしてるのか多角に突入しようとしているのかわからない問いかけですまない。
今すぐいきたいわけじゃないんだ…!
(-87) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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ヴェスパせんせいにしあわせをくれた……
[ せんせいに食べてもらった子。 その子にありがとうとごめんなさいをしに、せんせいは 毎日お祈りをしている。>>189>>190
なんだか胸がぎゅってなる。 ごめんなさいってことは、せんせいは。
せんせいは――“こうかい”しているの? 蜘蛛さんの糸を切ってしまった時の気持ちがこみ上げる>>94]
(247) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[ それはぼくの思い込みだったかもしれない。 ぼくは、うつむいて、途中でしずかになって、そうして 頭をなでてくれたせんせいに、きけなかった。
泣いていたピッパを前にして固まっちゃった時と 同じ。言葉が見つからなくて。 だから代わりにぼくを優しく撫でてくれるその手に 頭をすりよせた。
だってぼくは、まだ食べられていないから。 せんせいに食べられた子の気持ちにもなれないし、 せんせいの気持ちも、分からない。
だから今は、ぼくをなでてほしい。 ぼくは……こうかいされるような子、なのかも。]*
(248) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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―祈りの堂→花畑―
[ お祈りが終わって、おまじないもしてもらって、 せんせいに手をつないでもらって。 ]
ほんとう?ぼくの言葉が せんせいみたいに、おまじないになる? エリ…また、笑ってくれるかな
[ せんせいが開けてくれた扉。>>192 まなびやの裏手にある、花畑。そこに向かう途中で 甘い桃の香りがした。>>196
ぼくのお腹はくぅ、って鳴く。せんせいに 聞かれちゃいけない、と思って、つないでいない方の 手でおなかを押さえたけれど……もしかしたらぎゃくに気づかれたかも。
さっきまで悲しくて泣いていたのに。 ぼくは恥ずかしくて、せんせいを引っ張るように して花畑への道を急ぐんだ。]
(249) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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………エリ!
[ エリと、ニコラスせんせい。>>188>>245 ニコラスせんせいのお顔は相変わらず、ぼくの 髪の毛みたいに真っ白。 刺繍の絵を考える時、ぼくはニコラスせんせいの ところに行く。 絵が上手で、優しくて、だけど、抱きつこうとすると いつも避けられちゃう。
ぼくはヴェスパせんせいの手を『がんばる』って 一度ぎゅって握ってから離して、エリに駆け寄った。]
(250) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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エリ……さっきは逃げてごめんなさい 困らせちゃって、ごめんなさい 小鳥さんのベッド…一緒に、つくろ… ぼく、ぼく……エリと、仲良くしたい
[ またじんわり涙が出てくるけど、がまん。 ちゃんと言葉にすれば、きっと伝わるから。
だから…勇気をだして言葉にして。勇気をだして 仲直りのあくしゅをしようと、手を差し出した。*]
(251) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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―くだもの―
きのう……きのうは
[ マリオは何もしらなくて、いつも通り。>>200 ぼくは正直に話した方がいいのか、だんまりしたほうがいいのか迷った。マリオが悲しんだら、いやだ。 だけどぼくなら、内緒にされたくない。]
あの、あのね。マリオ
[ マリオの両手をぎゅーってにぎった。 マリオの好きなくだものは、そのままだったり、 ジャムになって食べてもらえる。ぼく達と同じ。
食べられるんじゃなくて、土の中でねむる 小鳥さんのことを何て言えばいいんだろう? ぼくは、言葉が見つからなくて、あわあわした。]
眠った小鳥さん、に……、ベッドを作ったんだ
(252) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[ それだけ。やっと言えた。声も、マリオをにぎる手も 少し震えた。やっぱり、不安がぼくにはあった。
前の日、さびしいってデメテルが言っていたように。 だけど今…デメテルはいつも通り。>>230 いつもぼくは元気つけられている。
ぼくも、すぐにがんばって笑えるようにした。 マリオに悲しんでほしくなくて。]
あのね、いろんなジャムが、作りたいんだ だから…場所とか、見分け方教えてほしいな。
[ ぼくがジャムを作ろうとした理由は、実は もう1つある……褒められた理由じゃないけど。*]
(253) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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/* はーーーーーーーーーーシルク尊い
(-88) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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―回想:ジャムつくり―
[ ぼくは、ジャムが好き。 甘くて、とろっとして、ごろっとして、美味しい。
妖精さんの話をしてから。 エリがサンドイッチを包んだら、妖精さんが食べて くれるかもしれないって話してくれた。>>133
……きっとそれは成功すると、ぼくは思う。 だってぼくは、ジャムだけを食べようとこっそり 厨房に入って、もう少しで手が届きそうなところで せんせいに注意された事があるから。
きっと妖精さんも置いてあったら こっそり食べてくれると思う。
いつもパンにぬったりして食べるけど、そのまま 食べたらきっと凄く美味しいんじゃないかって。 とってもわくわくしてた。……ぼくだって、やる時は、やるんだもん。]
(254) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[食堂、内側を柔らかく温かく包む声は 喜びはしゃぐ声は、むずがる声は、獣の声は、屋根からは遠い。
獅子の耳をひくひくと震わせて 仰いだ空には、――――鳥。
冷たくなった小鳥一羽のことを、俺は知らない。 それはお客様の気紛れ。 かつて俺が食った少女が、願ったから "せんせい"としてでなく客人として、少女らと獣を切り取る。]
――――――
[生きた鳥>>242の声を吸い。吐く。吸い。囀る。 獅子はただ知らず空に向かって。**]
(255) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[尻尾を追う少女の視線でてっきりそうと思いこみ、>>227 好奇が秘められた瞳と伸びかけた手に少し覚悟もしたが、実は違ったらしい。 わたわたとした否定にぱちりぱちりと瞬いて。]
あれ……違いまし、た?
[怪訝な顔で少女をじっと見つめてから、 勘違いに気づくと恥ずかしさに目に手を当て、慌ただしく佇まいを直す。]
そ、そうだよね。 さっきの今で尻尾をぎゅっとか、ないね。普通に考えて。
[ぽろぽろと言葉を落として、ぐにと自分の頰をつまんだ。 少女のことをまだまだわかっていないなと、 獣自身に呆れたように横に首を振り。]
(256) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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―― 回想:色水遊びと悪戯 ――
[ 色水遊びのお話を教えてみたら にっこり細めから、丸くなった瞳>>232 驚いてるみたいな瞳の形に、わたしも少し得意顔。]
うん。つぶすのはかわいそうだけど そのままだとしおれちゃって いつのまにか、なくなっちゃうもの。
[ "たくさん残せる" デメテルちゃんの言葉に瞬き一つ。 最後まで使うだけじゃなくて 残せるのは、素敵なことだと思うから。
だからその先の言葉には 内緒話するみたいに声を小さくして。]
(257) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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ふふっ、そうしたら いちばんのはやおきになってくれるかも
[ だって、お花は朝早くに開くでしょ。なんて 悪戯の提案に満面の笑顔で頷いて。
シーツが色とりどりになったら 怒られちゃうかもしれない そんなことも少しは思ったけれど。
萎れてなくなるはずのお花の色が 誰かのもとに残るなら それも楽しいことみたいに思えたから。]
せんせいまだねてるかな
[ 起きてたら明日やろうかって、デメテルちゃんの耳元に内緒話。 もし冗談だよって言われれば、もちろんやめるつもりはあったけど。**]
(258) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[そうして目を開ければ、 赤く熟れた果実のように少女の頰が美味しそうに染まっていて。 ゆっくりと今度は縦に頷くと、少女へ一歩近づき。>>228]
どろんこは気にしないでいいですよ。
お願いを間違えて失礼しました、カリュクス。 私こそぎゅっとしても良いですか?
[まっすぐ見上げる顔に手を差し伸べ頰に添えると、 もう片手を背に回し、翼でまるごと覆うように包み込んだ。]
(259) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[ バレバレだと思わなくて、ヘクターせんせいに 見つかった時は三本フォークでツンツンされたような 気持ちになったっけ。
ぼくがどんなにジャムが好きか言ったら、作って みることになった。くだものを取るところから、 茹でた瓶に詰めるまで。
マリオは美味しいくだものの見分け方を 何て言ってたっけ? もしかしたらホレーショーせんせいやマリオ達にも 手伝ってもらったかもしれない。
結局お礼がしたいのと、ぼくの作ったジャムを食べて貰いたくなって、次の日厨房で。ぼくはこりずに、 色んなくだものをとにかくジャムにした。 ジャム。ジャム。ジャム。 ヘクターせんせいに何を言われてもジャム。]
(260) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[ だから、ある時沢山の種類のジャムが並んだ 朝ごはんがあったと思う。
わざわざおねぼうさんのホレーショーせんせいの お腹の上にぴょいって飛び乗って起こしに行った。 起きるまで跳ねた。
……うん、こっそり一人でつまみ食いするより ずっとずっと美味しかったと思う。]*
(261) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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ぴよ
ぴよよ。
(-89) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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/* 全部今日思い付いた設定です。
いつでもわたしは村入ってから後出しじゃんけんマン。
(-90) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[ワクラバせんせいはたくさんの色を知っているけれど>>240 好きだと言ってくれる人がいるから、わたしもしあわせな気持ちになれたの]
たくさん食べて大きくなれたら、もっと遠いところ見れるかしら。 せんせい達もびっくりするくらい、大きくなったら、楽しそうね!
[口遊むわたしとゆっくりとした動きのワクラバせんせい>>241 でこぼこの影がゆらゆらと揺れて、かみさまの木にさよならと頭を下げてから立ち去ったの。
でもね、いざ食堂についたらどうしようかしらとお行儀悪く机に肘をついたわ。 やっぱりせんせい達はおおきい>>244]
どれだけ食べたらせんせいみたいに大きくなれるのかしら。
[つい、呟いちゃうくらいには]
(262) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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サルビア…っていうお花が好き。 いろんな色があるのよ。 お花ならきっと、花畑にあると思うわ。 他にも、畑の近くにも。 サルビアには、そんけいって意味もあるんだって。
[でもせんせいが、わたしたちみたいに質問してくれるなら、 わたしは、せんせいみたいに教えてあげるの。 わたしの知っていることはほとんどせんせいから教わったものだけれど、本から知ったこともあるのよって。 自慢するように伝えましょう。
それから、まだ萎れていない花にはせんせいが用意してくれたごはんをあげて、元気なお花を指で撫でたの]
(263) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[ヘクターせんせいはもしかしたら忙しいのかもしれないわ。 厨房の中に品切れのものがあるなんて、知らなかったわたしだけど、ぷらぷら足を揺らしてひとつ、ふたつ、考えるの。 ワクラバせんせいからもらった、お花は相変わらず可愛くて。
エリに見せたら喜んでくれるかしら。 あと、このお花はどんな色を残してくれるかしら。 そんなことをぼんやりと考えたの]*
(264) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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―回想・蒼穹の絵―
[「空の絵がかきたいの」
或る日、蠍の元を訪れて。そう口にしたピッパに応えて>>173
初めこそ、描く彼女の傍らに立ち、 水彩と風景画の基本的な技法を指導していたが。
やがて、求められない限りは沈黙し。、 少女が切り取る空の形を見つめていた。
紙の上に広がる風景は、蒼、また蒼。
蠍は口元に柔らかな笑みを浮かべて。 一心不乱に空の高きに手を伸ばそうとする少女の姿を、 時間を忘れたかのように、見守り続ける]
(265) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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[どの卵にしようかと目移りする様を、 ニヤニヤと楽しげに眺め、微笑む。>>234
選択肢が多いと決められない―― そんなマリオだからこそ一番に選んだ、なんて。 言ったらおまえはどんな顔をするだろう。
悩みつつも指名の入った卵を見て、一つ頷く。 底に、1pほどの水が溜まったものだ。]
ほほう!こちらの品をお求めで! さっすがお客様、お目が高ぁい!!
おまえにはこれか、苗がいいと思ってたんだ。
(266) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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よく、描けているね。
[やがてピッパが満足した様子で筆を置いたのを見て、声を掛けた]
同じ空を描いても、 君の蒼と私の蒼とではこんなにも違う。
[画帖を開き、彼女が脳裏に描く幻想>>171の元となった絵を。 生まれたばかりの蒼穹の隣に並べた。 記録し記憶する為、数多の絵を描いてきた蠍の絵とは、技巧という点では比べ物にもならない。
だが、幼い彼女の描き出す世界は拙くとも。 そこには四百数十年を生き、朽ち果てるを待つばかりの 蠍には描き得ない魂の輝きが、確かに存在していた]
気が向いたなら、また描いてごらん。 君が次に何を描くのか、楽しみにしているよ。
[そう口にして。少しは、せんせいらしく振る舞えただろうか、と。 そんなことを思った*]
(267) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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[ 恥ずかしかったのは、わたしだけじゃなくて せんせいも同じだったのかな。って そう思ったら、まだ頬っぺたは熱かったけど なんだか幸せな気持ちになって。]
せんせいはわるくないの わたしがそっちをみてたんだもの
[ ゆっくりと縦に上下した顔>>259と 近くなった距離に、自然と頬っぺたが緩んでいく。
頬っぺたに添えられたせんせいの手 わたしよりは大きいそれに、自分から頬を摺り寄せて。]
せんせ、あのね おくつとってくれて、ありがと
[ 手も大きな翼も、蛇の尾っぽも なによりせんせいも、丸ごと大好きって 抱きつこうと精一杯腕を伸ばした。**]
(268) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 02時頃
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よぅし、せっかくだしな。 一緒に力を使ってみようか。
…こっちへおいで、マリオ。
[トントン、と自分の膝の上を叩く。 少女が無事、そこに収まったなら、 卵の側面を持てと指示し、後ろから自分も手を重ねる。]
まずは、イメージすることが大事だぞ。
んー…、そうだな。 ……今は。冬の、朝。 厨房にはヘクターがいて、湯を沸かしている…
(269) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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そしてこれは、鍋だ。中に水の入った鍋。 火にかければ段々と温かくなって、沸騰すると――
[卵の殻や、中の空気は冬のように冷たく。 けれど底ではぐつぐつと、水が煮え始めている。
そのまま待つこと、1分。 ――ほわんほわん。卵の頂点に向かって立ち昇る、湯気。
やがて水は全て蒸発して、 中にはうっそり、濃い霧が立ち込めた。]
(270) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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/* ふだんおっさんかわかいおとこしかしないから、おんなのこのむずかしさにふるえている!
(-91) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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/* シルクちゃんのフットワークの軽さと全方向縁故の投げ具合にふるえてるし、ホレーショーせんせいのダディ具合にきゃーきゃーしてる。 ワクラバせんせいはすっごく設定拾ってくれていてほんとうにうれしい。ピッパちゃんは反応がかわいい。 もっとうまくたちまわりたいものだぜ。
(-92) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 02時頃
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─回想:色水遊びと悪戯─
[カリュクスの得意そうな顔>>257 なんだか、おねえさんに見えてすこし頼もしかったわ。
でもその後の言葉には頷いたの。 いつの間にかなくなってしまう。 置いていかれてしまうのは、ずいぶんとかなしいことだから。
秘密話にはかがんで見せて、もっと聞かせてと耳をそばたてたわ]
………うん、うん。ちがいないわ。
[お花は朝早くにおはようを告げてくれるの>>258 わたしの大好きなサルビアの花を思い出しながら、内緒話にこくりとうなずき]
ホレーショーせんせい、寝坊助さんだけど…まずは、ホレーショーせんせいのところに、行ってみて、 起きてなかったら、やってみましょう…!
(271) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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そぉら、まるで雲みたいだろ? …次はちょいと、難しくなるぞ。
卵の下側の、空気だけを温めるんだ。 上は冷やしたままでな。すると、……どうだ!
[小さな小さな手の中の雲は、 ぽつぽつと、雨を降らせ始めるだろう。
冷たい雲と温かな空気が触れ合って、やがてはザァザァと。 それはまるで、夏の夕立ちを思わせる光景。
自然を熟知した者ならではの温度コントロール。 初心者には難しかろうが練習すれば…マリオでも、いずれ。]
(272) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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[なんて。 下準備をする為にお花に力を借りましょうと提案を。 詳しいやり方はカリュクスに教えてもらって。 寝坊助さんのところに向かったわ>>27 扉をこっそり開けた時。 ホレーショーせんせいは眠っていたかしら、起きていたかしら。
わたしがもっとちいさな時。 添い寝してもらった時も、よくシーツにからだを隠してお化けの真似だとか言って驚かせようとしたことも、思い出しながら。 あいぼうの腕を引いて聞き耳を立てたの。
わたしが用意したのは青色のサルビアの花。 カリュクスは何色の花を選んで、どんな色を作ったのだっけ]*
(273) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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ニコラスは、シルクの差し出した手>>251の行方を見守っている。**
2016/10/08(Sat) 02時頃
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― 現在 ―
[ いっぱい尻尾をぶんぶんしていた>>198から ちょっぴりもふっとしたかっただけなのだけど どうやら、びっくりさせちゃったみたい。
( ゴメンね、ってちゃあんと謝ったけど おっきくて厳ついせんせーの可愛い悲鳴に クスクスわらっちゃったのはゆるしてね。 )
バイバイ!って元気よく手を振って 厨房から外へ飛び出したわたしの目の前には たかーいたかい見たこともない塔>>159があった。
わたしもわたしででっかいし (でも、メルヤせんせを追い越したのはショックだ) ワクラバせんせいは竜になったらもっと大きいけど
ででーーんと目の前に聳えた ”それ” ]
(274) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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まりおー! ……と、ほーせんせい!
[ いよっすー!と片手を上げれば 高い高いところに居るまりおにだって届くはず。 こっそりこそこそ>>159しているなんて そんなに目立っているもんだから気付く筈もない。
彼等の手においしそーーうな桃があっても たったいまあまくて美味しいスペシャリテを平らげた後。 さすがの食いしん坊も、手は出ません。
桃を薦められても「ううん。」と首を振って ]
わたしは自分で取れるからいいの。
[ と、去りつつドヤ顔をきめておこう。]
(275) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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[ ……でも、まりおみたいに いっとう美味しい桃を選ぶ目はないから 鼻が利くまりおと、背の高いわたしは 畑と果樹園におけるゴールデンつまみ食いコンビ。
でも、”見回り”>>83のグリフォンに見つかったり ご飯の支度をはじめるコックさんにバレたり かくれんぼは得意じゃないけれど こっそり食べる果物は、とびっきり美味しいのです。]
あーーー! いい風!
[ 小さな命が今日もまたひとつ旅立ったとしても わたしは大きな声を出して、両腕を空へと延ばす。
きっと空の向こうへ飛んでいったんだ と 大地よりも深い場所で眠ったんだ と 今のわたしは もう……平気。 ]
(276) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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[ 見上げた空は あおく 青く 蒼く。 白筋のくもが薄く伸びて縞模様。
わたしが描いたたくさんの蒼>>265とは違っていて。 見たことのない ”うみ” はこんな感じなのかなと いつだかデメテルと一緒に図書館で読んだ本の 一幕を思い出した。
( さあ、さあ、今日はどこへいこうか。)
きっと昼を過ぎれば 街の人が、わたしたちの誕生日に用意してくれた プレゼントたちが鐘楼の前に積まれるはずだし。 畑の傍でニワトリ相手にチキンレースを仕掛けてもいい。
物見小屋でひっそりと 参道をのぼってくる”にんげん”たちを観察するのも きっとすごく楽しいとおもう。 ]
(277) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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[ ”たのしいこと” を探し、仰ぎ見たそらに
見たことのない金色>>255が在れば 息をのむ。
屋根の上で、確かに燃えている鬣を ”こわい”とは 思わない。 ( だれだろう とは 思うけれど )
もしその姿が鳥の囀りをしてみせたなら わたしは目をまるくして こう叫ぶ。 ]
………鳥なのーー? 猫なのーーー?
[ ぶわ、と吹いた風が髪を巻き上げ わたしの声を連れて、空へと昇った。** ]
(278) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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な?水の色んな表情が見れて、面白いだろ。 まるで手の中に、小さな空を手に入れたみたいでさ。
もっと冷やしてやると氷にもなるし、 上手くやりゃあ、中で雪も降らせることだってできる。
…っても、0℃以下の水に関しちゃあ、 ヘクターの方が断然、扱いが上手いんだよなぁ。 ふふ、氷の練習したかったら、まずあっちに頼んでくれよ。
[厨房の奥にいる友人を褒めるふりをしつつ、 そのくせ、マリオの表情を注意深く見守っている。
…面白いと、思ってもらえたなら良いのだけれど。 自分の力を披露する時は、少し緊張する。んだ…この俺でもな。]*
(279) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 02時頃
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/* 0℃っていうのは、すごく現代的な表現だなって思いました(反省
科学の知識を交えつつ、世界観に合わせていきたい心。 …天気なんかは昔の人も、経験から知識を得ていたりするし。
前村の雷のアレソレもそうなんだけど、こうやって整合性付けていくのが好きだったりする。 実際のところ、こんなに上手くいくのかって? …そこはほら、ファンタジーだよ!(ご都合主義
(-93) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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/* ピッパちゃん、お知り合いの方だなぁ。w
(-94) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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/* ロルを追うので精一杯で 縁故伸ばしたいのに伸ばせない
少女可愛すぎてだな!!
(-95) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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/* 時々離席したりして、急いで打ってるから誤字脱字が酷いw
鳩さんからのロルはどうにも慣れない。 箱無しでやってる人、すごいと思うんだよ…尊敬するわ…
マリオは色々と、説明足りなくて困らせてしまったろうなぁ。 大変申し訳ない!端折り過ぎよな。ごめんよぉ><
というか、俺は自分の設定何も出してない辺り、不親切が過ぎる気がする。 取っ掛かりがないというか?能力もよくわかんないしな??
ちょっとそこら辺、明日がんばろ…w
(-96) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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/* 雷の実、三つ星、マリンブルー。鳥さん。 前作読みつつ、ふんわり拾いたいわがまま加減。。
(-97) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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/* たぶん中身透けてるからなのかなと思いつつ。 一角獣のせんせいを思い出してくぅ…ってなってる。
(-98) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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/* しっかし、マリオかぁわいいんだよぉぉぉ! 反応がいちいちね、なでなでしたい! そしてひたすら、桃を食わせてやりたいw
もしマリオと旅するなら、初期設定のまま桃の精でいこう。 他の子と行くなら、モチーフ被るしちょっとずらそうかな。
いつまでも拘束してちゃあ他のせんせいと話せないから、程良いところで開放してやらねば。 能力の実演も終わったし、適当なところで離脱してもらおう。
(-99) 2016/10/08(Sat) 02時半頃
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[隣で歌を口遊むデメテルと比べて 私の高い視界は遠くまで見渡せる。>>262 けれど地に咲く草木や地を這う小さな生き物は 少女の方が見つけやすい。
空を飛ばない竜は、小さな鳥の見る世界を垣間見たことがあるだけ。
だから]
大きくなったデメテルも見てみたいけれど 近くにもたくさん素敵な色は溢れているから 焦ることはないんだよ。
[今はそれを見つけていこうと私は言って]
楽しいはとっておいたほうが いつか遠くを見たときに感動も大きい。
[遠くを仰げば屋根の上、光る金色が鳥の声を吸うのが見えた。>>255]
(280) 2016/10/08(Sat) 02時半頃
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[どれだけ食べたら、とデメテルは呟く。 好き嫌いをせずにたくさんかな、と私は答えて。
好き嫌いはせずとも獣は少女らと同じ糧では腹を満たせないのだけれど。 その分少女らは多くのものを吸収できるのだと そしてそれを私たちに分けてくれるのだと、私は知っている。]
サルビア。 その花の蜜の味を私は知らなかった。 花畑で、畑へ行く道すがらでそれを見つけたら味見をしてみよう。 デメテルは物知りだな。
[今はせんせいのような彼女に尊敬の念をこめて、私はその花のことを心に刻んだ。]
(281) 2016/10/08(Sat) 02時半頃
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[食事を与えられた花はまだ生命力に溢れている。 いつかは枯れてしまっても臓腑へと取り込むものではなくてもそれは彼女の心の糧には繋がるだろうか。
何かを考えながら足を揺らすデメテルと花をしばらく眺めてから、 彼女が食事にありつけるようならば、 私はサルビアの花や少女らの糧となる野菜や実を確認しに外へでも出よう。]**
(282) 2016/10/08(Sat) 02時半頃
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/* そしてね、ピッパがこの子もね!可愛いんだわ! うん、デカいとか揶揄ってたのはどう考えても俺だろうし、 そこんところの性格まで汲んでくれてすごい嬉しい!www
他の子もたくさん揶揄って遊びたいんだよなぁ! 可愛い子は!いじめたいの法則!(ダメなやつ
そして目下、 悪戯を仕掛けてもらえる空気にめっちゃワクワクしてる俺www
(-100) 2016/10/08(Sat) 02時半頃
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/* サルビアの味を知らないせんせいの特技: 植物に詳しい(詳しいとは言ってない状態…! でもまあ、能力的にその辺が妥当かなって。
(-101) 2016/10/08(Sat) 02時半頃
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/* せんせい達とも縁故あれば嬉しいなって思いつつ。 少女達との関わりの中で、断片的にでも書いていきたいねぇ。
さて、今年は輪廻転生が全体テーマかな。 Wikiに書かれていた言葉は昨年と大きく違わなかったろうけど、 こう、少女たちの雰囲気や考え方が違って面白いね!
去年も、小鳥さんサヨナラ事件があったなーなんて思い出しつつ。 雷の実とかちょこちょこ、前村で出たワードが見えてそこも密かに楽しんでるw >>6とかも、わぁっと昨年の感情が蘇ってきて!かんこさんありがとう!
(-102) 2016/10/08(Sat) 03時頃
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いえ、先生もどうにも鈍かったようです。 カリュクスが悪いと言いたいなら、今回はおあいこにしましょう。
[赤い頰は見たとおり熱く、寄せられると添えた手からじんわりと熱が伝わった。 空いた片腕だけでもすっぽりと収まりそうな小さな体躯、 力を入れると壊れてしまいそうだが、そんなところも愛おしく思う。]
どういたしまして。
[一所懸命伸ばされた腕が届きやすいようもう一歩、 彼女にとっては大きな身を寄せる。 ぎゅっと抱きつかれれば肩口に頭を寄せて囁くように礼を返した。]
(283) 2016/10/08(Sat) 03時頃
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― 外へ ―
[少女らへのプレゼント。 私はまだそれを用意していない。
デメテルへとあげたような花が良いだろうか。 育ち盛りの少女らが食べられる果実や野菜が良いだろうか。 多少季節を外れていても私にはそれを用意できるから。
私はゆっくりと考えながら歩く。
風に乗った元気な声が届き、私は其方を見た。>>278
他の少女らよりやや大きな影。
私から見たら小さな少女に変わりはないが。
怖いものなどないと言った風に獅子へと問いを投げる彼女と 私よりもずっと長い時を生きた獣を私はゆるり交互に見た。]**
(284) 2016/10/08(Sat) 03時頃
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[風が遠くから匂いを運んでくる。 甘い水を作るために後で食堂に寄ろうと考え、慣らしで翼を打つとくるくると風が巻いた。 この時期ずっと甘くたゆたい続けている香りは果樹園の桃だろう。
飛ぶというのは都合が良く、 外界からの警戒も兼ねて教えるのとは別に、見回りは日課のように行っている。
たいしたことでなければ見逃すこともそこそこあれど、 >>276 過ぎたつまみ食いをした現行犯はかぎ爪でつまみ上げ、 強制空の旅に案内したこともあったか。]
ついででどれくらい作ろうか迷うね。
[食堂に行けば一人や二人はいるものだし、甘いものが好きな子は多い。
空を見上げれば元気な鳥が屋根と屋根の間の空を横切っていく。 それはとても長閑な光景のように思えた。 今朝、一つの命が彼方へ旅立ったことなどまるで意に介していないように。]
(285) 2016/10/08(Sat) 03時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 03時半頃
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[ 猫のように頭をすり寄せてきたシルクに 天真爛漫だったあの子の姿が重なる。 あの子も私に撫でてもらうのが好きだった。
″ せぇんせっ きちんとお祈りできたよっ あたまなでて! ″
“こうかい”も少女を喰らうことも 知らなかったあの頃。 ただ、少女たちと共いるのが楽しくて 神に感謝を捧げるために祈りの堂へと訪れていた。
…今はあの子のためだけに祈りを捧げている。]
(286) 2016/10/08(Sat) 07時半頃
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[ シルクの“こうかい”を知っていたなら 蜘蛛さんはまたどこかでお家を作っているよ と教えてあげることが出来ただろう。
けれど、シルクが私の気持ちを知らないように 私もシルクの気持ちを知らないから。
この先言葉を交わし、紡がれた“いと”が 解けぬほどに強いものになれば 互いを理解することができるかもしれないが …今はまだ。 触れ合ったこの掌から温もりが少しでも伝われば十分だ。]*
(287) 2016/10/08(Sat) 07時半頃
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──祈りの堂→花畑──
シルクがエリに笑ってほしいと 思っているなら、それが“ほんとう”になる。 それに、エリもおんなじ気持ちだと私は思うよ。
[ 泣き虫なのがそっくりななかよしのふたり。>>113 エリはまだ泣いているだろうか。 …その時には、エリにも“おまじない”を。
甘い果実の香りに誘われて、くぅと鳴った 音には気づかないふりをして。 それでもクスリと小さな笑みをもらして しまったものだから私が気づいていることに シルクは気づいたかもしれない。
小さな少女に手を引かれ、花畑まであと少し。]
(288) 2016/10/08(Sat) 08時頃
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[ 花畑に着けばエリと きっちりとスーツを着こなした獣の姿>>245
互いによく喋るタイプではないし 深い話をした記憶もないために 彼が常に革手袋を身に付けている理由も 少女たちに触れない理由も、 隠したい気持ちさえ知り得る所ではない。
けれど、少女を想う心は変わらぬと 思っているからこそ軽く会釈をして 同じように少女を見守るのだ。]
(289) 2016/10/08(Sat) 08時半頃
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[ 一度、ぎゅうと強く握られた手に 『だいじょうぶだよ』と握り返して 離れた温もりに、少しばかり 寂しさを感じたことは秘密にしておこう。 少女たちの成長と、時の流れと別れの時。 繰り返される命の巡り。 青い空に、強い風に飛んでいくたくさんの雲。
祈りの堂のステンドグラスのように キラキラと光る、限定された時間。]*
(290) 2016/10/08(Sat) 08時半頃
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[ うーんと伸ばしたわたしの腕 せんせいがわたしにするみたいには 丸ごとぎゅっとは出来ないけれど
それでも、距離が近くに寄れば わたしに合わせてくれたのかなって それもまた嬉しくて。]
ふふっ、メルヤせんせー。すきー [ 肩口へと落ちた囁き声に>>283 ことんと頭をもたれて、大好きとお返しを。
お砂糖のおみずを作ってくれるなら わたしはお礼にお花か木の実を持ってこようって 言葉にはしないけど、そう決めたから。]
(291) 2016/10/08(Sat) 09時頃
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ずっと、くっつきたくなっちゃうから あそんでくるね。
おさとうのおみず、やくそくだよ?
[ そう云って、離れようとした時だったかな。
風の中に綺麗な音>>91が混じっているようで どこから聞こえたんだろうって、空を見た。**]
(292) 2016/10/08(Sat) 09時頃
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/* ホレーショーせんせいすきです。 誕生日プレゼント素敵すぎて……毎日練習するしか……
(-103) 2016/10/08(Sat) 09時頃
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[ ふたりが仲直りできたら お腹を空かせたシルクとエリを ヘクターのいる食堂に連れて行こう。
( 少女たちは食べることが大好きだから きっとエリもお腹を空かせているだろう。) というのはこちらの勝手な思い込みだから もしかしたら違うかもしれないが。
シルクの差し出した手を見つめながら、 何年か前にも小鳥が死んでしまった日が あったことを私は思い出していた。]
(293) 2016/10/08(Sat) 09時半頃
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/* ヴェスパせんせいぃいいいい
ぼくが一日ひとりじめしてしまった ごめんなさい…縁故広げる邪魔になってたらごめんなさい
(-104) 2016/10/08(Sat) 09時半頃
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[ 見上げた先には、鮮やかな青。
コップの中にいっぱいのお水 その絵を描く時に、わたしはこの色を使うけど お水はこの色じゃないって本当はわかってる。
赤や緑や紫、いろんな色があるはずなのに 選ぶのは決まってこの色、空の青。 その色を選ぶっていうことは 似ていないはずの二つのこと きっとどこかで、似てるって思っているのかな。
考えたってわからないけれど。]
(294) 2016/10/08(Sat) 09時半頃
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[ そうしてぐるりと空を見れば 空を横切る影が一つ>>255
水のことを考えていたせいか 一瞬お魚に見えたそれ。
瞬きしてみればやっぱり鳥で 間違えちゃったと熱くなった頬で 鳥の来た道と行く道を、視線で追い。]
……ひまわりいろ?
[ ちらっと見えた金色に、きょとんと目を見張れば
風の中にピッパちゃんの声>>278が まざっているような気がしたから。
猫がいるといいな。って少しわくわく つま先をそっちに向けることにした。**]
(295) 2016/10/08(Sat) 09時半頃
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―回想:星の刺繍―
[ デメテルは星の刺繍がいいと言ってくれた。>>229 デメテルとぼくの描いた小鳥さんは、ピッパが 描いてくれた空を飛んでいるみたい。>>173
涙は流せなくても優しいデメテルの心に 刺さった針が増えたことをぼくは知らない。 ぼくははんたいに、ピッパの描いてくれた空を飛ぶ 小鳥の絵を見て……すこぅし、“いと”を感じて ぐるぐるもつれた気持ちがゆるんだ気がしたんだ。 それでもまだ、ほどけはしないのだけど。]
うん……さびしいね
[ ぼくのせなかに手を回してくれたデメテル。 ――――「さびしい」 そのことばの奥のいみを知ることはできないけれど。 ぼくも、心に刺さった針の一つは“さびしい”だと思う。 おわかれ。いつか、ぼくたちも……?ちくちく。]
(296) 2016/10/08(Sat) 09時半頃
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[ デメテルの手があったかい。ぼくの手も デメテルをすこしでもあっためられたらいいのに。 せんせい達のようにはいかなくても。]
ぼくは、デメテルと……みんなと いろはちがっても、おんなじ“いと”でいたい。 いっしょに、いるんだもん
[ 土の中で眠った小鳥さん。夢の中でぼくたちの絵みたいにともだちと空を飛んでいないかな。 デメテルのさびしいを、針と糸で縫い合わせるには ぼくはまだまだ下手で。 だからせめて、星の刺繍はがんばろうと思ったんだ。]
(297) 2016/10/08(Sat) 09時半頃
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[ ぼくはさっそく、本を読んで星を調べた。 赤、青、黄、白、橙……何色の星をデメテルは 喜んでくれるだろう?
ぼくの刺繍が未だ終わらないのは、星に関する ありったけの本をまず調べたからだと思う。
中には、マリオのお気に入りの本もあった。>>212 ……ぼくはマリオがよく読みきかせてもらっているのを知っているから、がんばって早く読んだつもり。 だけど、少しのあいだ本がなかったことを、マリオは かなしんだかな…?
その本の中のあることばが、ぼくに、ささった。]
(298) 2016/10/08(Sat) 09時半頃
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『どうか神さま。私の心をごらん下さい。 こんなにむなしく命をすてずどうかこの次には まことのみんなの幸(さいわい)のために 私のからだをおつかい下さい。』
(299) 2016/10/08(Sat) 09時半頃
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………
[ まことのみんなの幸。ぼくにはよくわからない。 だけど星になったさそりの気持ちを考えると、 心の針がチクチクする。 星がうまく描けなくて、ぼくはニコラスせんせいに 星の描き方を教わりにいった。]**
(300) 2016/10/08(Sat) 09時半頃
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[ぜーんぶほしい!なんて欲張りな気持ちは抑え込んで。 おまえにはこれがいいと思ってた>>266 なんて言われれば、くすぐったそうに笑みをこぼす。 せんせいが僕にあげたいと思ってくれていたものと、 僕が欲しいものがおんなじなのは、とても素敵なこと。]
……いっしょに? うんっ せんせいの力すき。
[勢いよく席を立てば、ちゃあんとお行儀よく。 椅子をきちんと元の位置に戻してから。 促されるがまま彼の膝の上に着席する。 あたたかい、せんせいの体温。 頭上からかかる優しい声音がすこしだけくすぐったい。]
(301) 2016/10/08(Sat) 10時半頃
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……こう?
[おそるおそる。両手で大きな卵の側面を撫でるように触れた。 不安気に上から降ってくる声の方に顔を向けると、 せんせいの顔がすぐ近くにあって。 いまだけ、せんせいをひとりじめしていることが嬉しかった。]
ふゆの、あさ ヘクターせんせいがいて、
[卵に視線を戻すと、言われたとおりのことを頭の中に描く。 雪がちらつく、ふゆのあさ。 畑の世話をしていると、声がかかって。 ご褒美に暖かい飲み物をごちそうになる、そんな朝。]
(302) 2016/10/08(Sat) 10時半頃
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……おなべ? ん、
[夜はいっとう冷え込んだからって、みんなで鍋を囲むんだ。 水で満たされた中身は、 火にかけると水泡が底から生まれてくる。]
ぅ、 ゎあ
[冬の空気のように冷たい卵とは対照的に、溜まった水は、 あの日の鍋の中身のように沢山の泡が生まれては消えていく。 食い入るようにそれを眺めていると、 やがて全ての水は消えて、煙が立ち込める。]
(303) 2016/10/08(Sat) 10時半頃
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せんせい、すごいねえ。 ほんとうに雲みだいだ。
お空にあるのはつかめないのに、 手のひらの上にあるなんて。
[下側の空気を暖める>>272と言われても、ピンと来なくて。 でもせんせいの暖かな掌が僕のそれを包み込んでいてくれるから。 分からなくてもできる!って思えるんだ。 せんせいの手は、魔法の手だから。
大きな卵の中の小さな世界のなかで、 勢いよく雨が降り出し、再び底に溜まってゆく。 冬の日の、夏の夕立。 今はせんせいが魔法をかけてくれているけれど、 いつか、ひとりでも出来るようになるのだろうか。]
(304) 2016/10/08(Sat) 10時半頃
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ホレーショーせんせいっ すごいね、魔法みたいだ。 こおり?ゆき? 僕にもできるようになるかなあ。 いっぱい練習して、出来るようになったら いっちばん最初にせんせいに見せてあげる!
せんせいはみーんな魔法使いなんだねえ。
(305) 2016/10/08(Sat) 10時半頃
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[満足げに息を漏らしながら、 教わったことを忘れないように、小さな頭に詰め込む。 詰め込んだ知識はたまにぽろぽろとこぼれてしまうけれど。
卵のを小さな腕の中に包み込むと、背中をせんせいに預ける。 とても面白くて、素敵で。最高のプレゼント。 厨房から漂ってくる甘い香りに鼻孔をくすぐられるけれど、 とれたての桃を食べたばかりだから、 今日は他の誰かに譲ってあげよう。
背中から伝わる体温が心地いい。 ありがと、と小さく呟いて、表情を綻ばせた。*]
(306) 2016/10/08(Sat) 10時半頃
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── 小鳥が眠りについた日
[ 神木が見守り、砦に守られたがっこうで 危険なことは滅多にないけれど 少女たちが心配で夜は居住棟やまなびやの 付近を巡回している。
少女ならば数人を優に背に乗せられるほどに 大きな犬のような生物が暗闇をうろつく姿は 見かけた者を逆に驚かせてしまう時も偶にある。 あの日も、例に違わず見回りをしていた 私はシルクを見かけて声をかけたのだ。 夜はおそとを出歩いてはダメだよと注意しようと思って。
ところが私を見かけた君は、私の前足に 飛び付いて急に泣き出したんだったね。 驚いてしまった私は 人の姿に戻ってシルクの話を聞いたんだ。]
(307) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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[ デメテルのおはなし、ピッパの言葉、 ワクラバが傍にいてくれたこと、 そうして動かなくなった小鳥のことを。
その小さな身体を抱きしめながら 絹のような髪を梳いて。少しの間話をして。
やっぱり夜出歩くのは危ないからと 代わりにお祈りをしてあげると約束して シルクを居住棟まで送り届けた。 その足で祈りの党へと向かって 震えながら蹲る君を見つけたんだ。>>121]
今日はずいぶんと夜更かしさんが多いな。 …… 眠れないのかい、デメテル?
[ 怒っていないと分かってもらうために 極力優しい口調で話しかけた。 あの時、君はどんな反応をしたんだっけな。]**
(308) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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―― 回想:色水遊びと悪戯と ――
[ こっそり、こそこそ デメテルちゃんの耳元に落とした内緒話。 こくりその顔が頷いたなら>>271 同じようにわたしもこくり。
デメテルちゃんとは 一緒によく、悪戯するように思うけど 本当のところはどうだったかな 悪戯する回数なんて、数えていないものだから はっきりとした数字はわからないけれど。]
そうしよう、もしおきてたら あそんで。っていってみよっか
[ せんせいにシーツを被せちゃうのも 面白いかもしれない。って 悪巧みにくすくす笑ったりして。]
(309) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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[ 教えた色水の作り方>>273 作り方なんて言ってもとっても簡単 お花を摘んで、ちょっとのお水を入れて潰すだけ。
皮の袋に入れて、握ってやるのが一番早いけど それだとすぐに色がわからないから 使わなくなった白い陶器のお椀を用意して そこに入れたお花を木の棒で潰そうって。
説明したあとは 一緒にホレーショーせんせいのお部屋へ 扉に耳をぴったりあてて その次は、少しだけ扉を開いて確認を。
何度か来たことがあるせんせいのお部屋 遊んでって、おねだりしに来る時もあるけれど だいたいはお寝坊のせんせいを、びっくりさせるため。 お洋服や髪の毛にくっつく、トゲトゲした草の実を お布団にずらっと一列くっつけたこともあった。]
(310) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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[ せんせいのシーツに お絵描きしようって計画して デメテルちゃんが選んだのは 青い、青いサルビアのお花。
蜜を吸うのにわたしもよく選ぶ花だけど このお花が好きなのかな。って、聞きたいことはやっぱり聞けずに。
わたしが選んだのは 赤い赤い、オシロイバナ。 二つに割ると真っ白い粉が出てくる種も 小さなラッパみたいなお花の形も 大好きなお花だから、それにしようって決めたんだ。*]
(311) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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- くだものと -
[言い難そうに言葉を澱ませるシルク。 同じくらい小さい掌がぎゅう、と握ってくれたのなら、 僕も同じように握りかえそう。 気が長い方でも、我慢強くもないけれど。 どうしてかな、今日は目の前にいる少女のから紡がれることばをじっと待つことが出来たんだ。]
(312) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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シルク、ゆっくりでいーよ?
[そうして、やっと紡がれた言葉の真意を正しく図ることなど、 僕にはできやしない。 震えた声と、触れる掌と。
眠った小鳥さんに、ベッドを。 ふかふかの柔い土で作ったお布団をかけて、 おやすみなさい、って。
果物はそのままだったり、 なにかになったりして僕らの一部になる。 けれど、皮や種。それらを育んでくれた葉を食すことはない。 土に埋めて、また巡り来る次のいのちの糧になるんだ。]
(313) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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[だから、]
( だから、かなしくないとも、 さみしくないともいえないや )
(-105) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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色んなジャム? とりあえず、桃はかかせないね。 それから ――
[りんごに苺に蜜柑に。ぶどうもいいかもしれない。 おいしい果物の見分け方は難しくもなんともない。 わたしを食べて!ってあっちから教えてくれるんだから。 それよりも、とる方が大変だ。 せんせいに見つかるのが嫌なら、 ピッパも巻き込むのもいいかもしれないね。*]
(314) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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――― 獅子はまなびや、屋根の上 ―――
[ぴい、―――――ぴい、ちちち。
吸い上げた鳥の声は、細く間延びして あんなにか弱い姿をしてもその声は遠く、届く。
その何度目かの吸い上げに "声">>278が割り込み、俺は蒼を細めて眼下を見下ろす。]
………
[獅子は、少女を見下ろした。 獅子は、獣>>284を見下ろした。 獅子は、見守っている。鷹揚にして、口を開く。]
(315) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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/* 少女たちみんな可愛らしくて眼福ԅ(,,´﹃`,,*ԅ) あとメルヤせんせいもかわいいw
ただ私が多軸苦手すぎてなー… もっとお話ししたいんやけど2軸以上やると把握能力が宇宙へ飛んでく(ぴょーん) 処理能力低くて申し訳ないのぅ(´-ω-`)
少女たち追回したい(犯罪)
(-106) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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『鳥なのーー?』
[肺腑が吸い上げた声を吐く。 それは正しく少女、ピッパの"声"だ。]
鳥にしては、羽根がないのう。
[低く皺の寄った、老人めいた声。 これが、俺の声だ。]
『猫なのーーー?』
[肺腑がまた、吸い上げたピッパの声を吐く。]
猫にしては、口が大きかろう。
(316) 2016/10/08(Sat) 11時半頃
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- 少し前 -
ピッパ―!
[食堂へ向かう途中?それとも井戸に向かう途中だったかな。 少女に声をかけられれば、こっそりこそこそ大作戦なんて頭から向け落ちて、大きな声で名前を呼んだ。]
おはよ! ぁ、みつかっちゃった。
[しまった、という風に、両手で口を押えた。 先程の元気は何処へやら。 ないしょばなしをするみたいに声を潜めた。
少女の表情が何か美味しいものを食べた後のように満足げに綻んでいても、あまい香りを漂わせていても。 僕がそれにきづくことは出来なかった。]
(317) 2016/10/08(Sat) 11時半頃
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……あのね、一緒に桃たべる?
[おずおずとひとつを差し出すも、 あっさり断られてしまい少し拍子抜けした。]
(318) 2016/10/08(Sat) 11時半頃
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また いっしょに果物とろうね!
[僕が美味しいくだものを見付けて、 ピッパにそれをとってもらう。 つまみ食いは日常茶飯事で、 それでも果物が無くならないのは沢山実りますように、 って言葉を毎日掛けているお陰なのだろうか。
いつもは高いピッパの背も、今日は僕が追い越している。 それが現実になる未来などないことに、 気付かない振りをして。 去りゆく少女にまたね!って大きく手を振った。*]
(319) 2016/10/08(Sat) 11時半頃
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/* ひい!!!ライオンさんキターーーー!!! ねぼうしてさあ!!!まだ!散歩中なん!!!
オニーーーーサーーーン!!! あしょんでーーーー!!!(だきつく
しかもあれ、ワクラバとカリュクスが来る気配てことは デメテルとメルヤもくるのかしら。そわそわ。 多角そわそわ。 でもカリュクスといちゃいちゃしたいそわそわ。
ニコせんせとおえかきもするのー! のうみそがたりない!
(-107) 2016/10/08(Sat) 11時半頃
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[眼下の少女は、背丈だけ見れば中々に高い。 声を聞けば、問いを聞けば、――それは正しく少女。
獅子は大きな口を、笑わせる。]
ゆえに、正解は、大きな猫と称せ。
["がっこう"の中で過ごす少女は、外の世界をまだ見ない。 客人はそれを知っている。 だから、正しさよりも想像力を考慮。
獅子は屋根の縁で、その身体を丸める。飾りのように。]
ほら、 猫じゃな。
[金色の鬣も、体躯もそれと異なるが。 年を重ねると細かいこと、自分のそれさえ雑になる。]
(320) 2016/10/08(Sat) 11時半頃
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[もうひとつ、眼下の獣に、目を落とす。
寝そべった体躯と、寝そべった尾。 先端が黒いそれを揺らしても ワクラバ>>284に見えるかは怪しいが。]
見ての通り、客人じゃ。 おぬしらは安心して、見られておるが良い。
[獅子は、息を吸う。*]
(321) 2016/10/08(Sat) 11時半頃
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[―――― ああ、それからもうひとつ。
白い少女>>295が向かう先は 屋根の上で鷹揚に寝そべっている俺が見える筈だ。 金色の、向日葵の、猫にしては大きな体躯。
さてさて、俺は肺腑を探す。]
ぴい、
[おやおや、これは間違えた、鳥の声。 残っていた鳥の声を吐いてから、威嚇する野良猫の声を、吐く。 ―――― にゃおッ!? と。*]
(322) 2016/10/08(Sat) 12時頃
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- 食堂→そと -
ホレーショーせんせい、 せんせいからのプレゼント、大切にする!
[もう一度お礼を言って、 せんせいの暖かい温度から背を離して膝から降りた。 落とさないように、そうっと大きな卵を両手に抱えて。
食堂には誰か来ていたかもしれない>>293が、 どうだっただろう。]
(323) 2016/10/08(Sat) 12時頃
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せんせいからのプレゼント、自慢してくるっ
[言うが早いか、駆けだした。 けれども腕の中にある存在を思い出すと、 小さな身体をぴたり、と止めた。 そうして、ゆっくりと歩を踏み出した。]
(324) 2016/10/08(Sat) 12時頃
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あっ ワクラバせんせいっ
[それも、食堂の扉を開け外にでて、 せんせい>>284を見付けるまでのおはなし。 小走りで駆けよれば、 いつもならば小さな手でせんせいの手を握るのだけれど。 きょうは特別。ちいさく体当たりをした。
大きな獣と、ゴールデンつまみ食いコンビの相方がお話ししているのにも、それをせんせいが見守っていたのにも気付けなかった。*]
(325) 2016/10/08(Sat) 12時頃
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/* 見落とすところだった確認して良かった! 前後は問題ないはず(指さし確認) わあいのんびり見守る心算が構われました。
(-108) 2016/10/08(Sat) 12時頃
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/* レティかわいい……
(-109) 2016/10/08(Sat) 12時頃
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/* しまった、昼も動くタイプだ。 うおお早く帰りたいけどあと三時間はかかる…!
(-110) 2016/10/08(Sat) 12時半頃
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/* デメテルとシルクの出力がすごいなあーー(やっと着席
とりま現軸書きましょうねーーー
(-111) 2016/10/08(Sat) 12時半頃
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[屋根の上の獅子は少女の問いを吸い込み、答えを吐き出す。>>320
少女は初めて見るそれに、どんな反応を示すのだろうか。 少女らの初めては世界にまだまだたくさん溢れている。
大きな猫は客人と言った。>>321 猫とは自由きままな生き物であると私は認識している。 かの獅子が、何故今、獣であるのにせんせいとしてではなく学び舎に現れたのかは些か疑問ではあったけれど。
あの神木や其処に在るはずの妖精のように、私たちが少女を見守るように、 また私たちを見守るため、なのだろうか。
客人の糧は必要ないのだろうか。 かの獅子のことをあまり知りはしない私はその理由を知る由もなかったが。
その声に答えるように、のたり、と尾を振り返した。*]
(326) 2016/10/08(Sat) 12時半頃
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[ちいさな衝撃が私を揺らしたのはその少し後。>>325
ゆるり振り返ると、小さな姿が目に入る。 いつもは小さな手の柔らかい感触がマリオを知らせるから、私は少しだけ驚いたように目を瞬かせただろう。]
やあ、マリオ。 ご機嫌だね。 今日も畑の面倒を見てくれていたのかな。
[良い作物は採れたかい、と私は目を細める。 ご機嫌な理由はそれだけではないかもしれない。 そう、マリオが食堂でホレーショーと秘密のなにかをしていたことを思い返して。]
(327) 2016/10/08(Sat) 12時半頃
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[マリオやピッパが畑や果樹園でつまみ食いをよくしていることを私は知っている。
お行儀はよろしくはないかもしれないが、命を取り込み、少女らの糧となる光景は私には微笑ましく映っていた。
まだ青い実を齧り、苦い顔をしていた少女らに、左手でそれを熟させて渡したことがある。
植物の成長過程を学んでいくのも大事なことだから、一口目までは黙って見ているのだけれど。
『これはまだ、食べる時ではない青い実。 たくさんの命を、栄養を得て初めて美味しくなるんだよ。』
それは、少女らと同じ。 君たちもたくさん学んで、たくさんの糧を取り込んで、大きくなっていくのだと私は言って左手の中で熟した果実を差し出した。
あれから数年、成長した少女らが、これからどう熟していくかばかりは、私も彼らの時の早さに合わせて、急かさずにゆっくりと見守っていく。*]
(328) 2016/10/08(Sat) 12時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 12時半頃
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[ 契った少女はただ一人
たったひとりの ご主人様
百の齢で御身を喰らい 私は 未だに 次の主人を見つけられていません
命が芽吹き 育ち 旅立つ姿を なんども何度も 見送ってきました
そんな私を あなたは 笑うでしょうか あの時のように せんせいはダメねって 言ってくれますか
───── 私はまた 誰かに 寄り添うことができるのでしょうか ]
(329) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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″ エレノア ″
(330) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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― ねこ? ―
[ 屋根の上のもふっとしたものが 猫なのに鳥のように囀るものだから わたしは遠慮も怖れもなにもなく、 でっかい声で問いただす。
見下ろす瞳を、跳ね返すみたいに見つめ返して 金色きらきらの鬣が空の蒼と交ざる際が とっても綺麗だなっておもっていた。 ]
…………!???!?!?!
[ くちを△にあけて、髪がぶわっと広がるくらいの ちょう超チョーびっくり。 豆鉄砲食らった鳩なんてメじゃないわ。 だって、そのいきもの>>316が、 わたしのこえで喋ったのですもの。 ]
(331) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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ええええええええ!!!!
[ 鳥なのか 猫なのかと問いかけたときより さらにまた随分でっかい声を響かせたものだから 低くてざらついた老いた声>>316のいくらかは 自分の声でかき消してしまった。
でも、まあ、いいのです。 いちばん大事っぽいところは聞こえたし>>320 わたしの声で喋ったってことは きっとすごおく真似っこがじょうずなんでしょう。 ]
わかった。おくちのおっきな猫ね!
[ 大きな口のねこが出てくる物語もあった筈だけれど ああ、それは何だったかな。 ]
(332) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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[ 両腕を上げて背伸びをしたって 屋上のおっきな猫には到底届きやしませんが とおくに居るおかげで まるまった猫>>320は、ちょうどわたしの手に収まる ちょうどいいサイズの猫にみえました。
猫ならきっとふわふわで柔らかいのでしょう。 へくたーせんせいの尻尾とどっちが気持ちいいかな。 うずうずしてきた両手をグーにして 「おりてきて!」っておねがいしようかどうしようか すこうし迷っていたのだけれど ]
あ、ワクラバせんせいだ! ねこは、きゃくじん? 客人ってなあに?
[ いちばんおっきなせんせいを見つけて>>326 聞こえた知らないことばを問うことにした。]
(333) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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[ 私の、光。私の、希望。いとしいひと。 ]
(334) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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[ わたしが問いを投げたのは、 果物サーチの達人>>325が体当たりをする前のこと。
きゃくじん=おきゃくさま の方程式は きちんとわたしの中にできたかしら。
……ことばの意味をきちんと理解できたのなら デメテルと読んだ「物語」の中で お城を訪れた「おきゃくさま」は みんなみんな豪華な食事に囲まれて 「おもてなし」をされていたのを思い出すでしょう。
おもてなし。 なんだかとても素敵な響き。* ]
(335) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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/* べすぱ、ほんと ごめん(埋まった
(-112) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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うんっ 美味しそうなものがたくさん、実ってたよ。 きょうは桃をね、 ぁ、これはないしょだった、
……あとでせんせいも、いっしょにたべよ?
[ご機嫌に語尾を弾ませる。 良い作物はとれたけれど、これは内緒のお話。 そうだとすれば、今日はなにも収穫していないことに…? ぐるぐる、思考を巡らせて…… 考えるのを、やめた。
そうして、腕の中に抱えている大きな卵をせんせいに見えるように少しだけ動かした。]
(336) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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あのね、あのね、 ホレーショーせんせいに誕生日プレゼント、もらったの!
いいでしょ!
[ホレーショーせんせいに教わったことをひとりでやろうとしたけれど、うまく出来なくて。 底に溜まった水から、僅かな水泡が浮き出ただけだった。*]
(337) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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/* かりゅくしゅをフモフモしたい………かわいい……… ていうかみんなかわいい………ああ……… (浄化されてゆくホモ脳
(-113) 2016/10/08(Sat) 13時頃
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ヴェスパタインは、ここまで読んだ。
2016/10/08(Sat) 13時頃
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― デメテルと ―
[上に重なる小さな手に後押しされるように雷の実に触れると……少しひやりとした感触。うん、やっぱり林檎だ。
真実を前にくるくると表情を変えるのを見て>>211その感情の正体を教えて、それでも前向きに捉えているのを確認したら>>213]
知らないことはいいことだぜ。 間違えて恥ずかしいより、知ったかぶりして何に知らねェまんま終わるのが一番悪い。 ……お前は凄いぞ、デメテル。 これから色んなことが分かるんだ。
[その身にたくさんのものを詰め込んで……いつかその実が熟れたら食べ頃か。]
(338) 2016/10/08(Sat) 13時半頃
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[授業の時に皆の前でカラメルを作った時に、その無垢な質問の矛先が俺に向いて>>213俺は少し考えて……]
食べなくてもいいかもしれないけれど、そこにあれば絶対おいしいものってあるだろ? あったかい紅茶には、お砂糖とミルクがあればもっとおいしい。 その紅茶におやつがついりゃもっといい。 デメテルはミルクの入った紅茶も、おやつもなくて……お水しか飲んじゃだめって言われたらどう思う?
[それと一緒さ。と返した声は詰問ではなくあくまで問いかけ。
料理を作るきっかけになった料理好きの女の子の話は、いつかきっと。 料理好きな少女は今も俺の傍にいる。そんなふうに、ずっとこの先一緒に歩いてくれる少女は、果たして誰になるだろう。]*
(339) 2016/10/08(Sat) 13時半頃
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― カリュクスと ―
[雷の実を持ってきたデメテルの話を聞いて、さっきまでおやつをねだっていたカリュクスが机の下にさっと隠れてしまったのを見て>>235安心させるように大笑い。 林檎と聞いて小さな目を光らせたのを見たら、這い出るより先にこちらからその身体をぐっと抱き上げてしまおうか。]
そう、いろんなこと。
[よく分かっていなさそうな顔をしている>>237のを見て、柔い頬に鼻先を寄せて]
時間はたくさんあるんだ……じんわり染み込んでいけばいい。
[寄せた頬から漂う香気は、やはり少し青い。まだだ。あともう少し。]
(340) 2016/10/08(Sat) 13時半頃
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[授業を受けているカリュクスは、それはそれはいい生徒だ>>239 矢継ぎ早な質問に頬を緩めて、目の前でカラメルを作ってみせる。]
色と匂いだけじゃない、味も変わる。 お塩は……見てろ?
[海塩を溶かしたコップの水を別なスキレットにあけてじわじわ熱していけば……ざらざらとした塩の結晶が生まれる。 宝石みたいな立方体の小さな粒の粗熱を取ってその手の上に。]
ほら、キラキラしてる。 舐めるとしょっぱいから気をつけろ?
こうやって、みんな変わっていくんだ。 形を変えて、色を変えて。 でも形が変わったって、みんなそこにいるんだ。
(341) 2016/10/08(Sat) 13時半頃
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[俺に喰われた少女も同じ。三本フォークに代わって俺と共に今もいる。 いつか四本目となる少女のために、今はその輝かんばかりの好奇心にこたえよう。]*
(342) 2016/10/08(Sat) 13時半頃
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[獅子の答えに驚くピッパの表情も、大きな声も、なかなか普段は見ないものかもしれない。>>332 私は珍しい様子も少女の成長の記録として見つめ、瞼の下に取り込む。
客人とは何かを問いかける少女に私はせんせいとして、教えよう。>>333]
猫は…いや、あれは獅子という、獣だよ、ピッパ。 せんせいたちと同じ獣だけれど、せんせい、ではないね。
客人は、お客様。 外から私たちに会いに、この学び舎に見守りに来てくれたのだろう。
[お客様の意味を、ピッパは学んだ知識で知っていただろうか。>>335
彼女がおもてなしについて口にしたならば、 一番のおもてなしはきっと、君たちの生き方を、成長していく様子を見せられることなのではないかと私は言うだろう。]
(343) 2016/10/08(Sat) 13時半頃
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だから、いつものようにピッパはたのしいことをたくさん見つけて、存分にたのしみなさい。 せんせいたちも、勿論、私も、それを見るのが何よりの幸せなのだから。
誕生日おめでとう、ピッパ。 今日まで君の成長が見られて私は嬉しい。 これからの新しい一年も、君が大きく成長していくことに期待しているよ。
[私は他の少女らより高い目線の彼女に視線を合わせて、誕生日プレゼントは何が良いかなと首をかしげた。 何の食べ物が良いかな、とは言わないでおこうか。*]
(344) 2016/10/08(Sat) 13時半頃
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[ご機嫌なマリオから知らされる畑の様子に、私も嬉しくなってゆらり尾を揺らす。>>336 内緒のことに考えこむ様子を不思議そうに眺めて、一緒に食べようというお誘いには微笑んで頷いた。
マリオは何かをこっそりと私に見せてくれて。 小さな腕の中の大きな卵を私は少し背をかがめて覗き込む。]
卵…ホレーショーのプレゼントかい? 食べる卵、ではないようだね。
ご機嫌の理由はそれかな。 これは…どんなものなのだろう。
[マリオが何かをしようとしているのを見るに、これは教材だろうか。 底に溜まった水から水泡が出て、私はぱちぱちと瞬きをした。]
(345) 2016/10/08(Sat) 13時半頃
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大丈夫、落ち着いてホレーショーに教わったことを思い出せばきっとうまくいくよ。
[厨房でおそらく手ほどきは受けていただろうから、大成功とはいえなさそうな水の変化に私はそんなアドバイスをして、卵を抱えた小さな手に左手を添えた。*]
(346) 2016/10/08(Sat) 13時半頃
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[それは、いつの日のことだったか。 いつものようにピッパと畑でつまみ食いをしていた時のことだったか。
わたしを食べて!って果実が教えてくれるから、それを頼りにいつも命を頂いていたけれど。 また熟していない、青い実。 それがどんな味がするのか気になっていた。]
ねぇ、ピッパはどんな味がすると思う? 赤いのが甘いから、青はすっぱいのかな?
[口に入れた途端、広がったのは苦み。 酸っぱくもあるけれど、レモンのように美味しいと思えるそれではなかった。 僕は苦虫を噛んだような表情を浮かべてしまったけれど、隣の少女はどうだったっけ。
そして、ワクラバせんせいがやってきて、 青い実を甘い実に変えてくれた。]
(347) 2016/10/08(Sat) 14時頃
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ん、わかった。 これからは、きをつける。
[せんせいたちが、今すぐ僕らを食べないのは、熟れるのを待った方がおいしいと知っているから? そんな疑問を口にはださず、甘い実を受け取れば一口かじった。
沢山の美味しいものを食べて、蓄えて。 いつの日か、せんせいに美味しいって食べてもらうために。*]
(348) 2016/10/08(Sat) 14時頃
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― 食堂 ―
[気が付けば、食堂には何人の姿があったろう。 厨房に入り込む桃の香りと獣の香り>>199には気付かぬフリ。 いつぞやシルクが厨房に入ってはジャムを作るのだって>>254止めやしなかった。ホレーショーのことだ、つまみ食いじゃあなさそうだし、授業ならば止める理由もない。
デメテルとワクラバの姿があれば、その凸凹ぶりを微笑ましく思ったか。デメテルの前に焼き林檎を出しながら>>264]
おう、お花の話かい? たくさんたくさん教えてもらえ。
[そう言って頭を撫でてやったかもしれない。]
(349) 2016/10/08(Sat) 14時頃
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― むかし:画帖の蒼穹 ―
[ 図書館に在ったりデメテルがつくる「物語」と ニコせんせが作る「絵」は とっても似ているって思う時もあるのに ぜんぜんちがうって思う時もある。
見たことのないものを見せられる のは、 物語も絵もいっしょだって思った。
見たものの記憶を残せるっていう 絵は せんせが私に見せてくれた「空」の絵は
せんせの気持ちまでもを映しているようで その蒼の色は どこか遠く>>54を見ているような奥行きがあった。
わたしはそれを覚えていたから、自分の視えた蒼を 小鳥の飛んだ空を記憶しようと訪れたんだ。>>265 ]
(350) 2016/10/08(Sat) 14時頃
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[ ワクラバせんせいの右手が乗った瞬間に視えた蒼を 小鳥がこれから飛んでいく空を わたしが記憶して わたしが残したくて
だから、せんせの隣で絵を描いているとき わたしはいちども ほんとうの空は見なかった。]
もっと高くて、もっと……もっとね、
[ うまく言葉にもならない。 目を閉じればありありと浮かぶ空も はやく描いてしまわないと、薄れてしまう気がして せんせの教えてくれる筆使いをじっと見る。
そうそう上手く真似なんてできないけれど 目の前の空に没頭するうち いつのまにか、右手の裏っかわは真っ青だった。]
(351) 2016/10/08(Sat) 14時頃
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………………、
[ できた、だとか やったー!だとか そんな声が漏れるものだと思っていたのに 目の前に小鳥のための空ができたとき ただのひとつの呼吸も出なかった。
ぜんぶぜんぶ絵の具の隙間にまじりこんで、 まるで わたしの中身が蒼の画帖に流れ出てしまったみたい。
カタン、と いろんな蒼や碧や青が広がるパレットへ筆を置いた時 隣からかかった優しい声>>267に
大きく大きく息を吐いて ようやくわたしは わたしを取り戻せた。 ]
(352) 2016/10/08(Sat) 14時頃
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絵って、……とってもつかれるのね。
[ 額に滲んだ汗を拭えば、青い絵の具が知らぬ間に おデコに薄い色をつけるけれど わたしはさっぱり気付かない。
紐解かれる画帖>>267のなかに、前に見せてもらった 「せんせの空」があることを知っているから 疲れた頬も少しわくわく。
「わたしの空」「せんせの空」 どっちも確かに空であるのに、ぜんぜんちがった。 ]
(353) 2016/10/08(Sat) 14時頃
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やっぱりじょうずだなあーーー
……でも、ちょっと寂しいかんじ。 せんせは、どんなきもちでこれを描いたの?
[ 並んだふたつの空を見比べて、そんな事を言った。
はじめてせんせの空の絵を見せてもらったときは じょうず!とか 綺麗!しか思わなかったのに 今日はすこし、ちがうみたい。
絵は、切り取った記憶。 私の空はまさに せんせの空と 小鳥の記憶と あの夜抱きしめてくれたせんせの温度と ぜんぶが混ざった「記憶」だった。
それらをなぞるように、自分の絵を掲げて ]
(354) 2016/10/08(Sat) 14時頃
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……違う空が見えたら また描きにくる。
あと、 「残したい」と思ったものができたときも。
[ ”青いえのぐたくさん用意しておいてね” とは 並んだ色達のなかでひとつだけ減ったそれを 申し訳なく思うきもちからの言葉。
”ありがとう” って抱きつこうと思ったけれど せんせがそれをあんまり好きじゃないって どこかで知っていたから
わたしはそこらに捨て置かれたラフスケッチに まあるいウサギの絵と「ありがとう」ってメッセージ そのナナメ下に「ぴっぱ」って名前をかいて ニコせんせにあげた。 ]
(355) 2016/10/08(Sat) 14時頃
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[ 持って帰った絵は、まず あの場にいたみんなに見せた。 鳥はきっと今もお空にいるよって。
「ごめんなさい」って書かれた鳥も>>121 すこし寂しそうだった鳥も>>168 飛ぶ空があればだいじょうぶだろうって。
わたしが小鳥のことでこころを傷めなくなったのは デメテルとシルクよりだいぶ早かったみたいです。
たぶん、わたしだけが せんせいにとくべつ甘えてしまったからなのでしょう。
空の絵は今も、わたしの部屋に飾ってあります。* ]
(356) 2016/10/08(Sat) 14時半頃
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/* 現軸…… 現軸ひろったら、メルヤ…… それからワクラバの完熟チート拾って…
あと無縁故は。。べすばか!!!(時間におわれる
(-114) 2016/10/08(Sat) 14時半頃
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[落ち着いて、ゆっくり。>>346 深呼吸をひとつ、小さな手に添えられたせんせいの左手。 せんせいが触れてくれれば、なんでも出来るような気がするのは、気のせいではないのだ。]
うん、ゆっくり、
[冬の日の朝、暖かい鍋をみんなで囲んで。 先程のことを、せんせいに教わった通りゆっくりと思い出す。
透明の卵の中に溜まった水がぶくぶくと勢いよく沸騰しはじめる。 それはやがて気体になり、真白い雲となる。 その先はまだ難しくて出来なかったけれど。 ひとりでここまで出来れば上出来じゃないだろうか。]
(357) 2016/10/08(Sat) 14時半頃
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せんせいっ できた!
[手のひらの上に出来あがった小さな雲。 雨を降らすことは、出来なかったけれど。 満面の笑みを浮かべると、 褒めてって言いたげな視線を向けた。*]
(358) 2016/10/08(Sat) 14時半頃
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― ジャムの話 ―
[いつだったか、材料が無くなったのを麓の村まで買いに行っていたら……おやなんと砂糖のツボが空だった。 出かけるのを最小限にしようと、何度も出かける前に確認をしたつもりだったのだけれど。
仕方なしにもう一度市場で買い足して……これで大丈夫だと思ったらその砂糖もすぐになくなって。 流石におかしいと厨房を出ていくふりをして陰で見張っていたら案の定>>254]
こーら、シルク。 黙って火ィ使ったら危ないぞ。 俺じゃなくてもいいから、誰か先生と一緒じゃなきゃ。
[砂糖の無断使用も厨房への侵入も咎めはしない。ただ、目の前の少女が火傷を負ったりするのだけは御免だ。 強くとがめたつもりはなかったが、なんとなく居心地の悪そうな顔をするなら>>260台所に入った理由に耳を傾けようか。]
(359) 2016/10/08(Sat) 15時頃
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[ジャムを作りたかった、なんて可愛い理由を聞けば納得。 いつも朝食の時やおやつの時、スプーンから溢れそうなくらいのジャムを美味しそうにパンやスコーンに付けて食べているのを知っていたから。]
ジャムを作りたいなら、じゃあまず果物を摘もう。 マリオ達にも手伝ってもらって、美味しくなったのを選んでさ。
[そうやってたくさんのジャムを作った。 酸っぱい檸檬も、マーマレードにすれば甘くなる。 無花果のジャムは薄いハムと一緒にサンドイッチに。 果物だけじゃなくミルクを煮詰めてみたり、栗を煮てみたり。 とにかくたくさんのジャムを一緒に作った。]
(360) 2016/10/08(Sat) 15時頃
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ジャムはな、シルク。果物がダメにならないようにって考え出されたものなんんだ。 畑で見たことあるか?落ちてしまった果物とか、青いカビが生えたもの。 そういうふうにならないように、砂糖でたっぷり煮るんだぜ。
[保存食、という言い回しはしないで。 いつしか命あるものは終わりを迎えてしまう。 ジャムもまた、それを少しでも長く留めておくための『知恵』だ。 命とはそういうものだと伝えようとしたのだが……彼女も小鳥の死に嘆き悲しむのを知ったなら、あの時どう伝えればよかったのかと悩んだかもしれない。]*
(361) 2016/10/08(Sat) 15時頃
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[小さな手に左手を添えて、私はジッとマリオが何かをしようと試みるのを見つめた。>>357
添えたのは記憶を垣間見る右手ではないし、何の力も乗せてはいなかったけれど。 マリオの温かい気持ちが流れてくる気がした。
小さな体に巡る血液。 手を通して、命の音が伝わる。
そうして、マリオの温かい気持ちは水を沸騰させると、蒸気が雲を生み出した。]
…! すごいじゃないか。マリオ。
[私は驚きと感動で目を丸くした。 ホレーショーの教材の力もあるといっても、雨を降らせるに至らなかったとしても何かを生み出せる心の力がマリオに備わっていることが私は嬉しい。]
(362) 2016/10/08(Sat) 15時頃
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[私はただ手を添えただけ、けれどそれがマリオの意識を集中する手助けになれたならば尚更嬉しいと思ったから。
見上げる視線に応えるように、添えていた手を小さな頭に移して包むように撫でた。>>358]
これが上手に出来るようになったら畑の水やりももっとたくさんできるようになるかもしれないな。
[畑の作物をいつも甲斐甲斐しく面倒を見てくれる優しいマリオに、私はいつも感謝している。
そんな、いつもの分のありがとうを篭めて。*]
(363) 2016/10/08(Sat) 15時頃
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[ 頭を撫でてくれるヴェスパせんせい。>>286 ぼくは、どのせんせいにも、聞いたことない。 せんせい達の中にある、せんせいになった子のこと。
ぼくにはわからない。 見上げた時のせんせいの目はぼくを見ているのかな。 それとも、別の誰かかな?>>330
もし、せんせいが、ぼくを誰かと重ねているなら。 きっとその子は、しあわせ。
ぼくは――……考えない。あの時だって 今だって、ぼくを撫でてくれる手は、嬉しいから。]*
(364) 2016/10/08(Sat) 15時頃
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―夜・外で―
[ 外で呼び止められた時、ヴェスパせんせいは 大きなヴェスパせんせいだった。 ぼくは怒られるかも、とか、びっくりした、なんて 思わずに、ただホッとして飛びついた。
うまく言葉にできなくて、ぐるぐるしていた 気持ちが涙になってぼくの目から出てきた。いっぱい。
せんせいはしずかに聞いてくれた。 泣きながら話すぼくの髪を撫でてくれた。]
(365) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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せんせい……ヴェスパせんせい ぼくはどうしたらいいのかわからない。 どうすれば、よかったの?
お祈りしたら、わかるかな…お祈り、したい
(366) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[ 土のベッドを作る時、なんて言葉をかければ 小鳥さんは嬉しかった? 今になってようやく泣いたぼくは、悪い子?
ピッパの、デメテルの、カリュクスのお顔 ワクラバせんせいのお顔が浮かんで。
考えがぐるぐるして、心がチクチクする。 きっと全部“こうかい”だ。それを今になって ぼくはヴェスパせんせいだけにぶつけてしまった。 ごめんなさい、心のなかで謝りながら。
しばらく話して、ぼくが落ち着いた頃。 代わりにお祈りをしてくれると約束してくれた。 それに安心して、ぼくは手をつないでせんせいと お部屋に戻った。>>308 泣きつかれちゃって、すぐに眠ったぼく。 明日は笑顔になれそうな気がした。]*
(367) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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―― 現在:まなびやいりぐち→ ――
[ ぱたぱた ぱたぱた とことこ ててて
ちょっと走って、疲れて歩いて 休んだからには、また走る。 足の裏はまだ泥だらけのままだから わたしの足はまだ、はだしのまんま。
さっきちらっと見えた向日葵の色 屋根の上にあったその色が猫なのか それともそれとは別の場所に、猫がいるのか わからないから、とりあえず声のした方へ。]
(368) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[ ちょっと疲れたなんて思った頃 近くに見えた向日葵色
はしゃいでるみたいなピッパちゃんや>>333 ワクラバせんせい>>326に 片手を上げておはようって挨拶したけれど 意識は違う方に向いていだから上の空。]
……う、え? とりさん??
[ だって、確かに聞こえた"ぴぃ"って声>>322 けれど、その声を出した金色は鳥とは違って見えたから
どこかに鳥もいるのかなって 立ち止まって辺りをキョロキョロ
そうしているうち、次に聞こえたのは なんだか怒っているような猫の声だったから。]
(369) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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/* 朝から断続的に、本当に断続的にいるんだが こう、席についてちょっと書き始めると声がかかって離席するというのを繰り返してこの時間だよ…!
この時間になっても何も落とせるものができてなくて凹むわー マリオは午前中、待たせててごめんなぁ。うーん。
(-115) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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ねこさん、おこってるの? なんにもしないから、おこっちゃヤダよ
[ できれば仲良くなりたいのに ふさふさな鬣や、尻尾に触れてみたいのに。
"にゃおッ!?"って声がちょっと悲しくて なんにもしないよって、への字になるわたしの口。
どうしてだろう。 悪戯したり、はしゃいだり、笑ったりはできるのに ポロポロ泣いたり、甘えさせてっていうのは難しい
だから精一杯顔を上げて 大丈夫だよって金色に手をぱたぱた。
あんまり一生懸命に手を振っていたものだから いつのまにかマリオちゃんがきてたなんて>>325 すぐには気が付けなかった。**]
(370) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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/* こんなジメジメしたぼくが選んでもらえるのか 甚だ疑問である
天使すぎるよ…他のみんなが……[顔覆う]
(-116) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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/* 現在軸進めていいかな…? いや、まだエリを待とうかな…
(-117) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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― ねこ? 獅子? 獣? ―
[ 確かにわたしの声は、遠くまで響くし なかなかこんなにびっくりすることはありませんから せんせい>>343の珍しいものファイルに収まっても 仕方のないことかもしれませんね。 ]
しし? ライオン? ねこライオン?
せんせいじゃない獣……… ……たべないのに見に来るなんて それ、わたし知ってるわ。やじうまっていうの。
猫で獅子で馬な ”おきゃくさま” ……素敵ね。
[ ふふふふふっといらずらな顔で笑って。 せんせいの周りをくるりと回った。]
(371) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[ ”おもてなし”にはご馳走も要るし 食堂の飾り付けもいるわね!なあんて言ったら せんせいは何て言ったとおもう?
”いつものとおりにいなさい”>>344 だって。]
えぇーーーーーーー………
[ 今まさにたのしそうなものを屋根の上に見つけたのよ! って、力説すれば伝わるかしら。
見上げたせんせいの2つの目は 左右でずいぶんと様子がちがうけれど どっちもゆらゆらと静かに揺れている。 まるでたくさんの命を抱える「うみ」みたいだ。
( 未だそれを わたしは見たことはない ) ]
(372) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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プレゼント……プレゼントはねえ…… なにがいいかなー…… でも、身長はもういらないから期待しないで。
……………………あ! ”あれ”がいい! 葡萄がむくむくそだつやつ。
[ ”大きく成長”の意味を若干取り違えつつ プレゼントのリクエストを考えた。 晩秋には色づくだろうそれは、既に蔦に実っているが まだ青くてすっぱくって食べられないけど せんせいの手にかかれば…… 魔法みたいに美味しい葡萄になるって知っている。>>328
図らずとも ”何の食べ物がいいかな”>>344の返事になっていると
しあわせなわたしは 知らぬ仏なのです。 ]
(373) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[ ワクラバと、そんな約束を取り付けたのなら ”おもてなし” に何をしようか心を弾ませつつ
同じく獣を見上げていたともだちに>>369 話しかけようと……して、 「 にゃおッ!?」と何か>>322の声が聞こえれば 地面から踵が浮くほどびっくり。
また屋上の上を見上げました。 ]
……へんなししねこ……!
[ 怪訝そうなかおで”おきゃくさま”を見上げ それへぱたぱた手を振るカリュクスに、くすり。 上から覗き込んで、ウィンクひとっつしましょうか。*]
(374) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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/* よし ラーメン食べたら今度こそ メルヤかくぞ
お空!!!!飛びたい!!!!
(-118) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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すごい?すごい? えへへ、せんせいのおかげ!
[せんせいの手が、頭を撫でる>>363 自分から強請ったとはいえ、褒められるのは嬉しい。 ほめて、ほめて。 それはなんだか、せんせいの仲間入りをしたみたいな気分になるから。]
(375) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[せんせいはわたしたちに色々なことを教えてくれる。 ワクラバせんせいもそう。 わたしが見落としてしまいそうな大切なことを教えてくれたの>>280]
………そう。そうね! じゃあ、わたしは近くにある色を見逃さないようにゆっくり歩いてみるわ。
だからせんせい、遠くにある素敵な色を見つけた時は、いつか教えてね。 楽しみにしているから。
[それが叶えてもらえるお願いかどうかは分からないわ。 それでも一つ残したのは、単なるわがまま。 せんせいに甘えてるわたし自身を少しだけ。
せんせいを倣うように見上げた視線。 何かがキラリと光ったような気がしたけれど>>255 わたしは近くにあるヒナゲシの香りに視線を落としたの]
(376) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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覚えていてね。あおいろのサルビア。 ワクラバせんせいは何色が好きだったかしら。 またわたしも見つけたらせんせいにプレゼントしてあげる。
[せんせいは忙しいだろうから出かけるなら引き止めずに。 物知りで物分りのいいせんせいであり、おねえさんでもあるのだから。 でもそれも美味しそうな焼き林檎には隠れちゃう]
ヘクターせんせい! わぁい、ありがとう…!
[目の前に差し出してもらったわたしのごはん。 フォークで刺して、甘い蜜を楽しみながら足を揺らすの。
ワクラバせんせいやヘクターせんせいにも一口ってあげたかったけれど、食いしん坊なわたしはつい夢中になってしまって。
ぽかんとしている間にせんせいとつないでいた手>>282とさよならをしたの。 今度はいっしょに食べましょうね、なんて約束をしながら]*
(377) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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─回想:小鳥が眠りについた夜─
[わたしはきっと、みんなの中でもいたずらが好きな方。 何か面白いことを思いついたらすぐに誰かに伝えたし、カリュクスと作戦を立てたりなんかもしたわ。
夜であっても星が綺麗だから。 そんな理由で移住棟を歩くことだってたくさん。 白い石を並べて道を作ったことも、パン屑を置いて帰り道を残したこともたくさんあるの。
でも、鳥さんがおやすみをした日。 わたしはパンも小石も持ち歩かなかった。 誰かに見つかりたくなかったもの。 だから、糸を隠そうとこっそりと忍び込んだの。 でもね、見つかっちゃったみたい>>308 わたし隠れん坊は得意な方だったのに。
まるい声色。 いつも礼拝を欠かさないせんせい。 何かにつかまってしまったように、いつも祈りを捧げているせんせい。 振り返ったわたしは、ヴェスパせんせいに対して困ったように眉を下げたわ]
(378) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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………眠れないの。 でも、眠ったら鳥さんのところにわたしも行けるのかしら。
[わたし達はわたし達のうんめいを、理解して生まれてくる。 でも、眠ること、がどういったことなのかその目にしたことは初めてだったの]
鳥さんはね、見えなくても、確かにわたしの中にいるの。 いつもみたいに綺麗にお歌を歌ってくれて、柔らかい翼を震わせてるの。
でも、もう。温かくならないのね。
[縛られてしまっているのかしら。 分からない。分からないことだらけ。 それが、“おわかれ”というものなのかしら。
ヴェスパせんせいなら知っているかしら。 わたし達の前にうまれたわたし達を口にしたあなたなら。 このさびしさを、教えてくれるかしら。 そういった期待も込めてわたしはせんせいを見上げたわ]
(379) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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冷たくなった鳥さんに、どうしてあげれば、近くに寄り添えるのかしら。 教えて。ヴェスパせんせい。*
(380) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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─回想:色水遊びと悪戯と─
[カリュクスが思う通り。 わたしはよくあなたと悪戯をしたの>>309 何か面白そうなことがあれば、一番に話すのはあなた。
いつか、靴を脱いで裸足で駆け回って、どろんこになったまま、シーツの上で跳ねたときも、わたしは笑ってあなたに飛びついたわ]
わぁ、素敵ね! うんうん。わたしホレーショーせんせいの大きなからだもだいすきよ。 あったかくて、すぐに眠くなっちゃうの。 だから、眠らないように遊んでもらいましょう。
[カリュクスの考えるわるいことも、わたしは大好き。 まっかになった林檎みたいに甘い味がするからかしら]
(381) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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[カリュクスが教えてくれた色水遊び>>310 誰から教わったものなのかは知らないけれど、はじめてつくる色にわたしは驚いたの。 使わなくなった白い陶器を用意して。 カリュクスの言う通りにつぶしたの。
ふたりして、こっそり向かうせんせいのお部屋。 笑ってしまいそうになるのをガマンしたのよ。 いつも悪戯をするとき、笑い声でバレちゃうから。しいぃってね]
あかいろと、あおいろ。 ふたつ合わせたらむらさきいろになるわね。
[サルビアの花の中でもあおいろが特に好きなわたし。 カリュクスとは真反対の色をしたお水>>311を揺らしながら、お絵描きをするのとにしたの。
ふたりで真っ白のシーツ…いいえ、キャンバスの上にこっそり近づいて。 わたしが描こうとしたのは、お花とお星様。 作戦が成功したかどうかは、せんせい次第ね]*
(382) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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─ヘクターせんせいの授業─
……そうかもしれないわ。 でも、そうね。 せんせいが知らないこと、わたしたちが教えてあげる。 すごいせんせいとわたしたちが一緒なら、もっとたくさん色んなことがわかると思うの。
[時間はたくさんあるんだもの>>340 雷の実の正体は残念ながら林檎みたいだったけど。 わたしの気持ちは晴れていた。 怖がりなカリュクス>>235にも安心させるように、だいじょうぶよ、なんて笑いながら、うなずいたの。
いつか、熟したわたしたちになるために>>338]
(383) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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[そのためのひとつめ>>339 せんせいの授業と一緒に質問タイムをつくったの。 右手をあげて、挙手してね。 せんせいの問いかけは少しだけむずかしい。 わたしは頭をうんうんとうならせながら考えたわ]
とうめいな気分になっちゃう。 あったかい紅茶にお砂糖とミルクがあれば、もっと嬉しくなって、キラキラたくさんの色を、見せてくれるわ。
[それと一緒なのかしら。 分からないけれど、せんせいが作るたくさんの色が大好き。
料理好きな誰かさん。 形を変えたってそこにいる>>341 そのことをせんせいに教えてくれたのは誰なのかしら。 たのしい授業を耳にしながらフォークを動かしてカラメルに触れてみましょう。 きれいでトロトロとした甘い匂いを味わいながら]*
(384) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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─現在:ごちそうさまでした─
[ぺろり、とわたしはヘクターせんせいが作ってくれたお料理を全部食べたの。 厨房にある流しにお皿を右手に。 コップに入れたヒナゲシといっしょに、近づいたわ]
ねえ、ヘクターせんせい。 何かお手伝いすることはある?
[いつもたくさんの色を見せてくれるせんせいに対するお礼。 たまに厨房に立ってお料理のお手伝いなんかもやりたいってわたしはお願いしたけれど、そのわがままは叶えてもらっていたかしら。どうだったかしら。
どちらにしても、わたしに出来ることがあれば嬉しいから声をかけてみたの。 もしもないなら残念だけど、今日の焼き林檎はいつもより甘く感じたわ! なんて感想をせんせいに伝えましょうか]*
(385) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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[すき、だなんて言われたら、>>301 なんだかくすぐったくて、ムズムズする。
懸命に冬の日を浮かべる横顔を見守り、>>302 そっと、重ねた手に力を流す。 マリオの邪魔はしないように、 彼の想像を助け、ゆっくり背を押すように。
空気を冷やし、水を熱する。>>303 この二つができるのなら大したもんだ。 そのうち自力で雨を降らせることもできるだろう。]
(386) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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ふっふふ、まぁな。 俺だって寝てるばかりじゃないんだぞ。 見直したかぁ?んん?
しっかし、雨を降らせるのはなー、 難しいからなー、どうだろうなぁ!
[ニヤニヤと意地悪く笑って、>>305 おまえにできるか?と片眉を上げ]
でもまぁ、俺の見立てじゃ、 おまえにも魔法使いの素質があるぞ。
もし上手くできるようになったら――、 そうだ、一生分の桃をプレゼントしてやろう! 練習の成果を見せてくれるの、楽しみにしてるな?
[ありがと、と微笑む少女の頬に桃色が咲いて。>>306 脳裏には東の果ての、桃色の郷が思い浮かんだのだった。]
(387) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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[やがて少女は、大事そうに卵を抱え膝から降りる。>>322 すっかり夢中になっていたため、 食堂に来訪者が来ていたとしても気付かずにいた。]
おう、そこに蓋があるからな、 開けて色々と試してみてもいいぞ。
はは、プレゼント自慢か。いいな! 一番に貰ったんだって、見せびらかしてやれ。
[ひらひらと、去って行く背に手を振って。>>324 慎重に歩むその姿を、目を細めて見送った。
…さて、俺はというと。 テーブルに卵を転がしたまま、食堂の隅でうつらうつら]*
(388) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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/* メルヤせんせいがこっちに向かってきてくれている…かんじ? あとは、エリとシルクとニコラスせんせいもこっちに向かおうとしてるのかな…? 4人以上ってなかなかむつかしいなぁ。 他のみんなやせんせいともおはなししたいのだけど、うーん。
(-119) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 16時頃
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/* 割と時間軸がわからないなぁ。 ホレーショーせんせいとマリオちゃん…?は、どの時間帯にいたのかな…? 一瞬ぴゃってきたのかと…、思って…たのだけど…?うん…?
(-120) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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/* あぁ?! だ、大事なロルが抜けてるな?!!
俺は!マリオを褒めたかったんだけども!!! えぇぇー!!えぇー…!
(-121) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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/* ほ、褒めるのは、来年に取っておこう(
(-122) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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/*わからないから聞く(真顔)
もしかしたら普通にマリオちゃんとホレーショーせんせいにも会えた可能性にふるえてるのよ…。 一瞬だけ食堂に行って、すぐに井戸に戻ったのかと思ってたのだけど…あれえ…?
(-123) 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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[ 過去に想いを馳せていた私の耳に″聲″が届く。]
(389) 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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[ ピッパの大きな叫び声>>316 次いで聞こえる鳥の囀りと猫の鳴き声>>322
まさか同じ人物から発せられたものとは 思い至らず、ピッパの驚いた声に>>332 猫と鳥さんの追いかけっこかな、なんて。
見当違いな想像を膨らませ、彼女が 年相応に楽しんでいたら良いと思った。 少女たちの中で身長も高く、“おねえさん” で“いい子”であろうとするピッパ>>219
私と目線があまり変わらないからといって ( 私としては6cmの差は大きいと思っている のは決して強がりではない ) 彼女も私達にとって大切な生徒なのだから。
それに…ピッパの天真爛漫さは かつての私の主人とよく似ていた。]*
(390) 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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/* べすぱ………………(きゅん
(-124) 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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んーふふ、 いっぱい、できるようになるのかなあ。 そうしたら、もっと沢山美味しいものをみんなで食べられるね!
ワクラバせんせいはどの果物がいちばんすきー?
[いまから取りに行こう?と手を引こうとしたが、塞がってしまっている両腕では叶いそうはなかった。 部屋に置きに行く? ううん、今は手放したくないんだ。大切だから。 だけど、畑に持って行っては汚してしまうかもしれない。 もしかしたら、落として割ってしまうかも。]
(391) 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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せんせ、少しだけお部屋に寄っていい? ホレーショーせんせいからもらったのを置いてから、それから。
一緒に果物とりにいってくれる?
[視線を持ち上げると、せんせいと視線を合わせた。 せんせいが誰かと約束していたらどうしよう。 そんな不安もあいまって、最後は少し下を向いてしまったけれど。*]
(392) 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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[飾らないままの好きはいつだって心に暖かさを運んでくる。>>291 少女が誰を選ぶにせよ長くはいられないのだから、 あまり思い入れるのは良くないと理屈では知っているけども。]
はいはい。
[ことりと肩に乗る重みを受け、きっとしばらくはそうしていたけれど。 少女が離れる素振りがあれば翼と腕を解いて。]
さ、いってらっしゃい。 たくさんお腹を空かせてくるといい。
ええ、忘れないですから。
[約束として最後に頭をかき寄せ。 離れようとしたその時、風に乗る鈴のような音色。 今日は妖精さんがいるかもしれないねと、蒼く突き抜けた空を仰いだ。*]
(393) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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——食堂——
[出てきた時とは別の、食堂に近い窓の縁に爪をかけ窓越しに手をかざすと、 ぱちりと、触れられてもいないのに内側の金属錠が跳ね窓が開いた。
食堂には誰がいるだろう。 窓を通り越し、獣の姿を解いて中に入り込むと、厨房に雲が生まれている。]
おお。
[思わず感嘆の声をあげる。 邪魔でなければワクラバに習い、すごいねとひと声をかけていったかもしれない。
棚から細工のなされたグラスをいくつか持ち出して食卓に向かえば、 テーブルに卵と、隅の方にはホレーショも夢現つにいるのが見えて。 さきほどマリオがやっていたのはあの訓練かと納得する。
砂糖、氷、干した果物や葉とレモンをひとつ添えて。 色とりどりの材料と、透明なグラスを並べていく。 グラスの縁と縁が触れて涼やかな音を立てた。]
(394) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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―花畑→食堂―
[ ドキドキしているぼくは、ピッパと猫さん 鳥さんの大きな声は耳に届かなかった。>>332
エリと仲直り出来たなら、ぼくは手をつないだまま。
ヴェスパせんせいに言われて、一緒に食堂に行く。 せんせいには、ぼくがお腹空いてること、きっと バレちゃってるんだ。さっき小さく、笑ってたもの。 ……思い出したら、ほっぺが熱くなる。>>288]*
(395) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[ ホレーショーせんせいは、眠っていた。>>388 メルヤせんせいがグラスを並べていたら>>394 「おはようございますメルヤせんせい」って挨拶。
卵が転がっているテーブルに、ぼくは首をかしげた。
おはようございますってあいさつしてもいいのかな? まだ、眠いのかな? ぼくはじーっと、ホレーショーせんせいを見て 服の袖を引っ張ってみた。]
(396) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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おはようございます、ヘクターせんせい
[ もし手をつないだままなら、ぼくはエリと 厨房に行って、ヘクターせんせいに挨拶をする。
ヘクターせんせいの作った焼きりんご。 これは落ちてしまったものでも、カビが生えたものでもない。きっとピカピカに光って、真っ赤なりんご。
ぼくのお腹はもう一度くぅ、と鳴った。]*
(397) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[ニコラスせんせいは、あたしのはなすことをゆっくりと聞いてくれた。>>236 せんせいたちの紡ぐ言葉に比べたら、少女の言葉はずっとずっとたりなくて、口惜しさに歯痒くなるけれど。
そうか、あたしは、なにもできなかった自分がくるしかったんだ、って。 "わかんない"のひとつがほろりとほどけた。
せんせいは、せんせいって生き物が何をすればいいのかなって、考えてるみたいだった。>>238>>245 でも、いろんなせんせいがいる。少女たちだって、泣き虫なだけじゃなくって、人懐っこかったり、飛び抜けて背が高かったり、元気だったりしてもいいんだもの。 だからね、せんせいがせんせいのことばをくれるのだけで、とっても嬉しかった。 泣いてもいいんだよ、って言われたみたいで、気付いたらすっかり涙は止まっていた]
(398) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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……うん。 しってるよ。シルクちゃん、優しいもんね。ほんとは、なかよしなんだよ。
[まだまだかなしいのは残っていたけれど、もう瞳は濡れていなかった。 ひとりぼっちのお花畑も、せんせいと一緒なら寂しくない]
(399) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[それからすこしして、ヴェスパせんせいとシルクちゃんが手を繋いでやってきたのが見えた。>>250
もしかしたら、シルクちゃんも、せんせいに甘えていたのかもしれない、っておもったら、おそろいにすこし嬉しくなった。 あたしはもう泣いていないし、シルクちゃんも泣いていなかった。
それと、不謹慎かもしれないけれど、せんせいと手を繋いでいるのが羨ましくて。 いいなあ、って、ちらりとニコラスせんせいを振り返ったら、すこし後ろから見つめてくれた瞳と目が合った。>>245 がんばれ、って言ってくれている気がして、勇気が出た]
…シルクちゃん。
[なんて言ったらいいのか分からなくって、対面したらやっぱり緊張してしまう。 うまく言葉が出せないのに、また悲しくなってしまったけれど、じわりと潤むシルクちゃんの眼を見ているのに、あたしが泣いたらいけない気がして。>>251
謝る必要なんてないのに、謝らせちゃって、しゅん、と頭を垂れてしまった。 でも、その目の前に差し出された手は、勇気でいっぱいで、言葉を返す前にちいさな両手でぎゅっと握ってみた]
(400) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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あたしも、…ごめんね。泣いちゃって、…傷つけちゃったの。 鳥さんも、シルクちゃんも、寂しかったんだよね、きっと。あたしだけじゃないんだ、って。 たぶん……そうなんだ。
ありがと、シルクちゃん、シルクちゃん、だいすきだよ。
[いつかの小鳥のおはなしを、少女は知らない。>>252 亡骸をひとりで埋めたベッドは、物足りなくて、小鳥は寂しがっているかもしれない。…なんて、思って。 白い花の添えられた、土肌が見える地面をそっと指差した]
あのね、お花、一緒につくろう。 花冠をつくってあげたら、鳥さんも喜んでくれるかな……って。
[根拠なんてなくって、もしかしたら一緒に花冠を作りたかっただけなのかもしれない。 でも、あたしだけじゃなくって、みんなで見送ってあげれば、きっと雛も寂しくない、って思ったから。
どうせなら、デメテルちゃんのお花も、いまここにあればいいのに。>>264 あたしとシルクちゃんと、ニコラスせんせいとヴェスパせんせい、だけじゃなくって。みんなで送ってあげれば、きっと賑やかだもの。*]
(401) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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/* おお食堂行こうと思ってたら既に移動していた…!
(-125) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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/* ふぉおおおおおエリちゃんごめめめめめ
(-126) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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―花畑―
[少女の手を取る言霊の獣。 二人が繋ぐ掌に落とす、 蠍の視線に滲む、微かな憧憬のいろ。
向けられる会釈に此方も会釈を返して>>289 同じように少女たちを見守る]
(402) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[シルクは少女たちの中でも、 特に他者と触れ合うことが好きなのだろう。
これまで蠍も、しばしばスキンシップを求られてきた。>>250
けれど、触れてしまえば、 かつて、幾つもの命をとってきたように。 シルクを灼いてしまうかも知れない。
だから、示される親愛の証を受けることが出来ない]
(403) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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/* >シルクちゃんメモ 余計なこと…? あれかな、書こうとしてたのにごめん、ってことかな。 違うのちがうの。おんなじ考えしてたなって嬉しかったのよ。いいこいいこ。
(-127) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[ぱたぱたと走ってきたカリュクスに手を振り返したのは、マリオがやってくる前のこと。>>369
何だか上の空の少女を釘付けにしていたのは、客人たる大きな猫こと、かの獅子だ。
触りたがっているのか手を上に向けて振るのを眺めて、
…やはり、もふもふした獣は触りたくなるものなのかと、私は少しだけ獅子が羨ましくなったりした。
時折そんなことを考えて毛皮や羽毛のある獣たちを見ていることは
少女らには、内緒の話だ。]*
(404) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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シルク。 私を好きでいてくれて、ありがとう。
けれど、――私に触れようとしてはいけないよ。
[本当なら、身に宿す毒の焔のことを告げるべきだったが、 知れば少女たちは、危険な蠍を避けるようになるだろう。
だから本当を隠したまま。 シルクを傷つけないような言葉を探るけれど。 そんな便利な言葉など、見つかるはずもなかった。
――そうして、柔らかく拒絶するたび、 少女の顔に浮かぶ、寂しそうな、悲しそうないろに。 蠍の赤い心臓はちくりと痛みを覚えるのだ。*]
(405) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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― ピッパと―
そう、獅子。ライオンとも言うね。 百獣の王、なんてどこかでは言うらしいけれど。
[私はピッパに頷いて、やじうまという言葉に思わず小さく吹き出した。>>371]
獅子で猫で、馬。 客人は素敵な獣だろう? とても長いこと生きていると聞いているよ。
[私の周りをくるりと回るピッパを視線でぐるりと追いかける。
自分たちの誕生日なのに、客人のおもてなしに思考を巡らせるピッパの悪戯な笑顔は、私の言葉で膨れ面に変わって。
くるくると変わる表情も、珍しいものファイルに入れた表情と同じように私の胸の内に大事に仕舞う。]
(406) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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ピッパが見つけたたのしいもののためにすることなら、それは君のいつもとおりだ。 失礼したね、私が言わずともピッパはそれが出来ている。
[初めてのことでも、たのしいものを見つけることがピッパの“いつもとおり”だと思うから。 おもてなしをしたいという気持ちを止めたりはしない。>>372
けれど、君たちの誕生日なのだから、その分のご馳走やプレゼントは、せんせいたちに任せるんだよとだけ、御節介を。
外を知らない少女が私の瞳にまだ見ぬ海を見て、彼女の瞳の中に私のふたつの目が映る。 いつかそれを、少女が見る時がくるならば、どんな表情をするのだろう。]
(407) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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/* ニコラスせんせい!(タイミングいっしょでよろこぶ)
せんせいつんつんしたい気持ちと、ままならない自分のスペック…! うん、つんつんしよう。
(-128) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[大きく成長することを願う私に、身長はもういらないと少しずれたことを言うピッパに私は首を傾げて。>>373]
そうかい? デメテルはせんせいたちくらい大きくなりたいと言っていたけれど。
[他の少女らより高い身長を気にする様子は可愛らしい。 それもピッパ自身の個性であり、魅力だというのに。]
ふむ、“あれ”だね。 了解したよ、食べ頃の葡萄を用意しておこう。
[彼女の選んだプレゼントは私が最も用意しやすいものだったから、 そして期待を裏切らないピッパらしい選択だったから、私は笑って約束を交わした。*]
(408) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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―マリオと―
[ねだられなくても私はきっと、 素敵なものを見せてくれたマリオの頭を撫でていただろう。>>375
マリオが嬉しそうに笑う顔を見ることが、私は好きだから。]
ああ、おいしく育てたらきっと果実も野菜もきっと喜ぶ。 いろんな食物を皆で料理をしても楽しいだろうな。
私かい?私はそうだね、ライチという果実が好きだよ。
[赤い皮に包まれた白い果肉のそれは、龍の目と呼ばれている。
果樹園には今あったかな、と首を傾げながら。 ピッパの葡萄もあることだし、今から畑へと私は行こうと思っていた。 マリオへと畑の面倒のご褒美と誕生日プレゼントも用意したいし、と。]
(409) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[だから一緒に行こうと、小さな手が私の手を引くことに少しだけ、期待をしていたかもしれない。
しかしマリオの手は今は大事な宝物で塞がっていたから。 私は問いかけられて初めてそれに気づくと]
勿論。 大事なものだから部屋に置いてから畑へ行こうか。
私も一緒に行きたいと思っていたところだよ、ありがとう。
[そう、小さな頭を撫でながら微笑んだ。**]
(410) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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——鳥の話——
[なぜ鳥は空を飛び、やがて落ちていくのだろう。 見回りのために学び舎の上を旋回しながら、 地に落ちた鳥を、それを拾う少女を見たのはいつのことか。
あの時は少女たちをワクラバに任せて、 自分と言えば遠くから困った顔をして棒のように立っていた。 巡る命がすっかり、当たり前になっていたことを思い出して。
夜にシンと鎮まるのを待って、白い花を添えられた場所を探し、 埋められた場所から少し離れたところにベリーの株を植えた。
鳥の体がすっかり土に融け込めば、生命は流れて植物にいきつく。 食べられない命はなく、役に立たない命はないのだと、どこかで示したかったのかもしれない。 ベリーは鳥の好きな実だからきっといつか。]
(411) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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/* >>288アアアおまじないしてほしかった今から泣けばいい??????
(-129) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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/* せんせいたちが、結構おもたい設定抱えてきているひとがおおいので、 (村設定かんがえたらそりゃそうか) 設定つんつんがへたっぴな私が少女やっていいのか…!?という気持ちと、凝った設定持ち寄れないんだから少女のでいいのでは…!?という気持ち。
(-130) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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- 食堂/少し前 -
ほんと? 僕もいつか、せんせいみたいな魔法使いになれる?
[きらきらと瞳を輝かせて声音を弾ませる。 僕にもそんな魔法が使えるようになるのなら、みんなを笑顔にできるのなら。 なんて素敵なことだろう!]
ぜったい、ぜーったいだよ? 桃の約束、破ったら針千本なんだからね!
[ゆびきり!と小指を差し出して。 強引に彼のそれに絡めてしまおう。
それから、続いた言葉に目をまあるくした。]
(412) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 17時半頃
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これ、開けれるの!? 違うものも、入れれるのっ?
うんっ いちばんだって、見せびらかせてくる! せんせい、いってきます!
[元気な声でそう告げる。 見送られながら、小さな少女は食堂の扉を開けた。*]
(413) 2016/10/08(Sat) 18時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 18時頃
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/* あーーーせんせいすきです
(-131) 2016/10/08(Sat) 18時頃
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[他の獣たちにも、焔のことは口にしていない。 自らが蠍であるとと告げていたので、 耳聡い獣なら、蠍の危険性を知っているかも知れないが。
果たして、ヴェスパタインはどうだろうか。 少女たちを見守る、物静かな獣に視線を向けた。>>289
蠍の実を知れば、がっこうに――少女たちの傍らに 危険な獣が在ることを疎むかも知れない。
シルクと触れ合う掌を羨む蠍のこころを知れば、 憐れに思うかも知れない。
蠍もまた、言霊の獣と同じように。 深く少女を想っていると理解されることを願うのみだ]
(414) 2016/10/08(Sat) 18時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 18時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 18時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 18時頃
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/* ろぐめっちゃ増えてるΣ(O_O)
追いつかねば…さっきから20行制限に苦しめられてるww 1行はみ出るー(じだんだ
(-132) 2016/10/08(Sat) 18時頃
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──あの日の夜・外──
[ 幼いながらに懸命に考えたのだろう。 言葉に出せない感情は頬を濡らす。>>365
想いが詰まった涙は、 あの頃も今も変わらずに美しい。>>85 少女たちの純真さを体現しているかのようだ。]
…… シルク。
正しいことが、いつも正解とは限らない。 “どうすればよかった”ではなくて、 “君がどうしたかったか”が大切なことなんだ。
(415) 2016/10/08(Sat) 18時頃
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[ 幼い君にはまだ少し難しかったかもしれない。
死者の存在価値は生者によって定められる。 想い続ければ、その魂は姿形を失っても ずっとずっと生き続けられると。 君に想ってもらえる小鳥はきっと幸せな筈だ。
君と小鳥をつなぐ“糸”は確かにそこにある。]
今はわからなくても、 きっと答えを出せる日が来る。 次は“こうかい”しないように、 ゆっくりで良いから考えてごらん。
[ そうして数年の時を経て 自分で考え決断し言葉にすることが できた君は>>251、私の自慢の教え子だ。]*
(416) 2016/10/08(Sat) 18時頃
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/* ………。 シルク、エリ、ニコラス、ヴェスパ、ホレーショー、メルヤ、かな? 厨房にはヘクターがいるかどうか、か。
(-133) 2016/10/08(Sat) 18時頃
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——食堂——
[顔を上げると手をつないで入ってくる2人組が見えて、 しっかりとした挨拶に手を振って答える。]
おはようございます、シルク。ヴェスパタイン先生も。 ホレーショー先生はおねむのようですけど。
[あいさつは大丈夫じゃないかなと言っているうちに もう袖を引っ張りにいくのが見え、ふっと息をはいた。
ホレーショーが起きたか起きないかは分からないが、 その間にも獣はくるくると動いて、 砂糖をいれたグラスに水をひとつひとつ注いでかき交ぜ、 まずは普通の砂糖水をいくつか作り上げる。
いくつかにはレモンを絞って中に入れ、 また色をつけるために、干した果物のいくつかにはお湯を注ぐ。 声をかけらればできたての砂糖水に氷を入れて、差し出すだろう**]
(417) 2016/10/08(Sat) 18時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 18時頃
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─食堂からおそとへ─
[お手伝いを申し出てみたけれど、ヘクターせんせいのお返事はどうだったかしら。 なんとなく食堂が混み合うような気配をわたしは察知したから、離れることにしたの。
でもきっと素敵な雲を見ることができたら楽しかったでしょうね、なんて思うけど仕方のないことだわ。
お腹も膨れたからお花の入ったコップを片手にわたしはふらふらと何処へあてどもなくお散歩を。 移住棟に向かうのも悪くはないけど少し眠くなっちゃったから、お昼寝できる素敵な場所を探すの]**
(418) 2016/10/08(Sat) 18時頃
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/* アプローチとかされない気がしゅる。。。。。 このままだとせんせい達に申し訳ないよね。 ふええぇ…シルクちゃん見習いたいよぉ〜…。
(-134) 2016/10/08(Sat) 18時頃
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/* うにゃあ。にゃあにゃあにゃあにゃあ(うずくまる)
(-135) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 18時半頃
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/* のんびり書き溜めてたロルが消えて死にそうな顔してる。 保存しようとしたらフリーズとか本当に勘弁してほしい。
なんのためにワード使ってると思ってるんだ! バックアップすらないってどういうことなの…?! 先日大きな更新あってから碌な目に遭ってない気がする。あぁぁ…
(-136) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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― 食堂への道すがら、或いはどこか切り取られた場面 ―
[ぐっと涙をこらえて、泣かずにいられたから。 ヴェスパせんせいのおまじないは、もう、少女には必要なかった。>>288 …おまじないしてほしかったかも、なんて甘えたきもちは、内緒にしておこう。
おなじくらいの背丈のあたしたちの頭上で、せんせいたちの視線が重なるのをみる。>>289 ふたりがお話しているのをあまり見たことがなかったから、あたしとシルクちゃんを通じてふたりが一緒にいるのは、なんだかおもしろい。
たくさん撫でてもらってから、手を繋いでここまで来たシルクちゃん。 ねえ、あたしも、ってニコラスせんせいにお願いしてみたくって]
せんせい、あのね…
[くい、と袖を引いて、撫でて。ってお願いしてみたの。*]
(419) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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[ホレーショーの眠っているのを見ていた獣の方も、 もしかすると眠さで少し見間違いや勘違いをしていたかもしれない**]
(420) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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/* 多分!すごい!間違えてた気がした!!!ごめんなさい!!!! 夜頑張る。
(-137) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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─回想:星の刺繍─
[青空を背景に飛ぶ小鳥さんたち>>296 みんなが描いてくれたから賑やかになったたくさんの色はこころを踊らせるものなんでしょう。
くるくると心に巻きつく糸は、わたしを締め上げていたなんて、そんなことはあなたには教えなかった。 シルクの手はすこしつめたい。 でも、心のあったかい人は、手がつめたいって誰かが教えてくれたから、きっとシルクの心はあったかいんでしょうね>>297]
そうね。あのね。 わたしも、みんなと繋がる糸が切れてしまうのは、いやよ。 ………みんなが離れ離れになってしまっても、同じ空を見ていると思いたいの。
[だからわたしはあなたにお星様をお願いしたの。 遠く離れた誰かにお手紙を届ける鳥さんたちが同じ景色を見れるように。
誰かのお気に入りの本>>212は、巨大車庫からよく姿が見えなくなる。 その本がすこしの間>>298どこかに消えているのは知らなかったけれど。 わたしの大好きな本の存在を思い出して、音をなぞるの]
(421) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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Twinkle, twinkle, little star♪
(422) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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[口ずさむのは、 教えてもらった歌のひとつ。
埃を被った本に残されていたお歌。 眠れない夜に口遊むメロディ。 初めてその本と出会ったとき、わたしは文字が読めなかった。 だから、せんせいに教えてもらったっけ。
挿絵に描かれたのは青い青いお星様。 黄色じゃなくて青色が一番、温度が高いって教えてもらったのも……。
懐かしい、わたしのしあわせな時間]**
(423) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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/*ミツボシちゃんに愛を込めました。
(-138) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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/* でーーーーめーーーてーーるーーーー
そしてわたしは寝てしまっていた(もぞもぞ(あかん
(-139) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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──回想:祈りの堂で──
[ 悪戯が大好きな少女。 カリュクスと一緒にホレーショーの所へ 落書きをしに行ったのはいつ頃だったか。>>311
見回りをしている時に、夜空に輝く星達が 白い小石の道を照らしていることも 朝、移住棟の周りに小鳥たちがたくさん 集まってきていることも何度も見かけた。 ( 小鳥たちは誰かさんが置いていった パン屑を美味しそうに啄ばんでいたよ。)
隠れん坊が得意な少女が今日辿り着いたのは お菓子の家ではなく祈りの堂だったけれど。
いつもの笑顔が見られなくて、 下がった眉尻に私は目線を 合わせるようにしゃがみ込んだ。]
(424) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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デメテルが、鳥さんのところに 行くのはまだ早い。 鳥さんの時はおわってしまったけれど、 君の時はまだ動いているから。
“その日”が来るまでは 精いっぱい生きないといけないよ。
[ 彼女の手を取り、その胸に掌を当てて。 とくとくと鼓動を鳴らす音は生の証。
このぬくもりにもいつか終わりが来るかと 思うと私の眉根も下がってしまって、 あの時私はデメテルと同じ顔をしていたかもしれない。]
(425) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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/* おまえ ぜったい ぶろーりんせんせい(前村)やろ………??? ちがう???? 君やろ????
青色がいっとお温度が高いて それ教えたんは俺とちゃいます??? (と、全く別村の私のぶろーりんチップ(行方ろーり)までもが顔を出している事案
(-140) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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…… でも、そうだな。 夢の中で鳥さんに“きっと”会えるよ。 そうしたら、あったかい鳥さんをぎゅって してあげなさい。
[ “おわかれ”も“さびしさ”もずっとずっと この胸の中にある。 縛られているのは、彼女なのか私なのか。
すべてを教えてあげたいけれど、 君たちには笑っていてほしい。 ……そう思うのは私のエゴだろうか。
デメテルの掌に、 自らの掌を重ねて唇を寄せる。 そうして“まじない”をひとつ落として 私は曖昧に微笑んだ。]*
(426) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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[屋根の縁で丸くなった獅子は 金色の鬣を風に遊ばせて、尻尾を揺らす。
吸い上げ、吐き出したピッパ自身>>331の"声"。
驚愕を表情全体に乗せる、その姿が、眼下。 ―――…少女の反応は、素直だ。 客人は、その大きな口を笑わせた。]
然り、物分かりの良い子。
おくちのおおきい猫客じゃ。 すこおし間借りするが、なあに気にするな。 おぬしらは何時も通りにしておれば良い。
[それが、俺の望む"声"。 肺腑に少女の大きく響く声が、木霊している。]
(427) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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[生憎と、成体の獅子ほど体躯はない。 ――――…とは言え、小さくもないこの身体。
眼下の獣>>343が、"せんせい"らしく 教え学ばせているのを、眺めている。 持て成されることよりも 獣達と少女達の在るがままを望む俺の、まるで代弁。]
猫とは ……招かずとも勝手に来るものじゃ。
["せんせい"として此処を訪れる際には 少女一人と共に、客として訪れる際は、一匹で。
長い記憶が過ぎり、獅子は瞬きをする。]
(428) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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[駆け寄る白は、眼下によく映えた。
肺腑から誤って取り出した鳥の声に 好奇心旺盛な仕草、視線を彷徨わせるその様>>369
――― ああ、そして勘違いをさせたようだ。 獅子を相手に甘える声を出す猫は 残念ながら少ないもので この肺腑に、猫なで声のストックが無い。
白は、少し困ったような、悲しそうな顔に見えた。 丸まった身体を伸ばす――― 伸びをする。 少女の小さく精一杯振られる手に、呼ばれた様。]
猫は怒らぬ。 ほら、こおんな大きな口で笑っておろう。
[獅子の子の、獰猛な口を笑わせた。 おおきなおくちで済む話か如何かは、少女の目次第。]
(429) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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[獅子で、猫で、馬で>>371 ピッパが口にしたその表現に、また獅子は笑う。
肺腑がまたひとつ、少女の声を吸う。
そして、その向こうに少女がもう一人。 勉強の成果を披露しているのか 賢明なその姿もまた、客人の笑みを誘うもの。]
今年もよう学び、育っておる。
[目を眇め、慈しむ蒼の色彩。 獅子はひとつ屋根から跳び降りる。 高さをものともしないそれは、獣ならでは。]
(430) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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『へんなししねこ』 は
『おこって』 ないから、安心せい。
[吸い上げた一度きりの声。 ピッパ>>374の声と、カリュクス>>370の声と 俺自身の、皺の寄った低い声。
さてさて、獅子は猫らしく見守るとしよう。 少女らに金の毛並を摺り寄せようと近付き その短い一時だけは触れ合いを許す、野良猫の気儘。 知る限り、少女らの短い生の、更に短い一時を。]
誕生日なのじゃろう。 大事な日じゃ、 おねだりは済んだかの。
[誕生日おめでとう、その言葉を拾い上げた耳を揺らす。]
(431) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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―眠るな、危険―
[寝る場所というのは、慎重に選ぶ必要がある。
弱肉強食はこの世の理。 少しでも隙を見せれば、何をされるかわからない。 無防備に腹を晒す時間――睡眠なんて、その最たるもの。
…そして、このがっこうにおいてもそれは、同じこと。]
(432) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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[遊び盛りの子ども達はいつでも元気いっぱい。 ちょっとやそっとじゃ起きない間抜けは、 彼らの悪戯の、恰好の的となるのである。>>310
…いや もちろん、 必ずしも悪戯ばかりではないのだけれど。
腹への衝撃を伴う、ちょっと過激な朝食の誘いだったり、>>260 気付いたら赤と青のキャンパスにされてしまったり…>>273>>311 泣き虫が一晩かけて、大きな水溜りを作りに来たこともあったか。
彼らがそうして起こしてくれるのが楽しくて、 目が覚めても暫くゴロゴロしているだなんてのは… まぁ、ここだけの話だ。]
(433) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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― 食堂にて ―
[目の前に林檎を差し出せば、また一段と鮮やかな花が咲く>>377]
急ぎ過ぎないようにな。 火傷するといけねェや。
[食いしん坊はいいことだ、なんて、瞬く間に消えていく林檎を見て思う。 そう……最初の少女は、料理が好きだが、同じくらい食べるのも好きだった。
きちんとご馳走様をして食器を片づけに来てくれるのも嬉しいことだ>>385この手にある雛罌粟の色と上気した頬が旨そう……いや、とても愛らしい。]
手伝い?そうだなあ……。
[正直、この時間帯は手が足りないほど忙しいのだけれど……可愛い生徒のするべきことは、もっともっと外に行って育つこと。皿の洗い方やら料理の仕方は実習の時で良い。]
(434) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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外で遊んできた帰りで良いから、葉っぱの野菜を取ってきてくれねえかな。 根っこの野菜はまだ足りてるからよ。
[葉物はそんなに重くもないし、鮮度を保つんだったら氷水に漬けるより採れたてを食った方が良い。 今日の朝ごはんの感想>>385を聞けば]
そしたら今日はいつもより良い日ってことだ。 食器、ありがとな。
[素直な感想が一番うれしいと、尻尾をぶんぶん振って喜びを現した。]*
(435) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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["せんせい"が困るくらい、甘えてくると良い。
少女らと獣との、大事な触れ合い、大事な日。 客人はあくまで見守ることを、意思として貫く。
猫とは散歩するものじゃ、俺は獅子だが。 こう年月を重ねるとそのプライドも摩耗する。 あるいは触れ合った少女の数だけ、摩耗しているのか。]
ではの。 良き日を過ごせ。
[少女らの、答えを待っていたかの足は たったらとまた気儘なそれで、駈け出す。
一歩二歩駆けて地面を踏み締めて跳び、まなびやの屋根の奥。
少女らの好奇心を刺激し過ぎないよう 暫し、そうさな、かくれんぼ。**]
(436) 2016/10/08(Sat) 19時頃
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/* ァアアアアアア もふもふちゃぁぁぁあああああんす!!!
(-141) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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―回想・Jam,Jam,Jam!!―
[桃の残り香に誘われて夢に見たのは、 シルクがジャムを作った日のこと。>>260
グイグイと手を引かれて畑に向かえば、 元より美味しい果実を選ぶ才のあるマリオが、 背の高いピッパと組んで、果樹の間を駆けまわっていた。]
へぇ、ずいぶんと盛大じゃねぇの! シルク、たしか作るのはジャムだったよな? そんなに大量に作ってどうすr…
…あ、わかったぞ。 ふふ、待て待て。言うなよー?
(437) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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…ふっふーん。 ずばり、俺だろ。
年中腹が減ってるこの俺のために! おまえが作ってくれるんだよなぁ!
[どうだ?と自信満々にウィンクを投げたものの、 違うという旨の答えを聞けば、がくりと肩を落とす。
一体これだけの愛を誰が受け取るというのか。 その相手に思わず嫉妬してしまったけれど、 上手く表情を誤魔化せていたかは、わからない。
…俺は、演技が下手くそだからなぁ。]
(438) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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っちぇー。なんだ、違うのか。 ……ま、いいけどな。 かわいいかわいいシルクの頼みだ、 仕方がねぇから、今回だけは手伝ってやらぁ!
[美味しい実を選びたいとお願いされたから、 ひょいとその身体を持ち上げてやる。
シルクが果実を選んでいる間、 こっそりと、自分の力を貸してやりながら。]
(439) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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[牡牛の角に虎の尾と、こんな姿を取っているが。 実はこの身の正体は、とある樹木の精霊である。 (似合わないと笑われるのが嫌だから、秘密だけどな。)
生来、動植物の“声を訊く”のが得意で、 契った少女の中には、この力を上手く使った子もいた。
声と言っても、明確に言葉が聴こえるわけではなくて、 揺蕩う感情の流れを汲んでの対話…とでも言おうか。 直感頼りの、ひどく曖昧で、感覚的なものではあるが。
ただこれが、熟した果実を探すのにすごく役立つ。 ちょいと耳を傾ければ、美しい囀りが聞こえてくるのだ。]
(440) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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― 或る日:つまみ食いと、空の旅 ―
にゃああーーーー〜〜〜〜!!!
[ 間の抜けた悲鳴とともにわたしの足は地面とサヨナラ。 ぷらりと投げ出された腕のさき 指先からは、たくさんの苺のヘタが落ちていきます。
ぱら ぱらぱら。 晩ごはん前だっていうのに、朝に食べた苺が美味しくて ちょっとだけ……ってデザートを前借りするつもりが いつの間にか、手の中には山のようなヘタの残骸。
共犯者>>319はその場も一緒に居たでしょうか。 わたしの方がずっとおおきくて( けど重いよ ) 捕まえ易かっただろうから
きっと、ちいさなまりおは難を逃れられたと思います。 ]
(441) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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[ 衣服の襟をがっちり捕まれ、落ちはじめの日が ふわああ、と目の前にのぼっていく。
その日は雲はどこにもなくて 綺麗なきれいな茜色。 山も、がっこうも、行ったことのない裾野の街も ぜーーーーんぶ黒と茜の2色に染められ 空にある空飛ぶ鳥は、切り抜いた影のよう。
ふたっつの月がのぼりはじめた空に わたしはぶらあり さらわれた。>>285 ]
ごめんなさあぁあぁあいぃぃいぃいーーー
[ 現行犯逮捕だっていうのはわかっているから 叫ぶみたいに謝るけれど 目の前に広がる景色があんまり綺麗で 意識はどこか、うわの空です。]
(442) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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―花畑―
[かけ違った、お互いを思いやるこころ。 小さなすれ違いを正すため、 少女たちはどれほどの勇気を振り絞ったのだろう。
教師たちが手を貸さずとも、言葉を重ね、 自らの力で想いを繋げる少女たちを眩しく見遣るのは。 それこそが、蠍が何よりも欲するものだったから。 >>251>>400>>401
絆、つながり。 口にするのは容易いが、与える者はいない。 今だって、ほんとうを口にしないから、少女たちは蠍を慕ってくれるのだ。
小鳥の墓を埋める花に視線を落とす。 いつか蠍が冷たくなって、土の下に眠るとき。 こんな自分に、誰か花冠を手向けてくれるだろうか?]
(443) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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[ 初めてめるやセンセの”見回り”に捕まって うまれてはじめて鐘楼以上の高さにいったときは さすがのわたしも怖くて 四肢ぜんぶを凍らせ固まってしまったりもしたけれど
常習犯と言っても過言ではないこの頃は この強制連行も何度目か。( まったく懲りないの )
がっこうに居るときより ずっとずっと強い風に 長い髪をはためかせながら呟くの ]
センセ、おそとって……綺麗ねえ。
[ 知らぬ「外」へと憧れて 沈む太陽を見送る目は、眩しさに細まり 茜色の世界に居るセンセの黒髪も とっても綺麗だ。*]
(444) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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[不意に袖を引かれて、物思いに沈んでいた意識が現実に引き戻される。>>419
微かに涙の痕を残したエリの双眸に見上げられる。 ヴェスパタインと手を繋ぐシルクが羨ましかったのだろう。 「撫でて」と願われて、蠍は困ったように眉尻を下げた]
……。
……、すまない。 それは、出来ないんだ。
[告げる言葉は拒絶。 乱暴にならないよう、小さな手からそっと袖を外し。 詫びるよう落とす眼差しには。 少女を傷つけたことを、畏れるいろが浮かぶ*]
(445) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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/* >>436 が抜けておったがメモでもう一回割りたくはないの。
大丈夫じゃろう、うん、おう!
(-142) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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さてと、シルク。どれにしようか。
美味しい実ってのはな、 自分からこっちに語り掛けてくるんだぞ。 よぉく耳を澄ませば、おまえにも聞こえてくるはずだ…
これだと思ったらそれを信じて、手に取ってみな。
[シルクが果実の気配を辿れるよう、 上手く誘導できていればいいのだけれども。 見分け方はマリオに教えて貰ったというから。 あとはただ、思いのままに手を伸ばすだけ。
心を揺らした琴線、その糸をそっと、引けばいい――]
(446) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 19時半頃
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/* 少女らかわいいねえ。 獣らかわいいねえ。
参加、したかった、な………
リアルに負けたのじゃよ。しくしく。
(-143) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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[――その、翌朝。
腹に、ひどい衝撃を受けて目を覚ました。 …昨日悪い実でも食ったか。やけに重い。 まるで何かに挟まれたような、潰されるような。
無視しようかとも思ったが、ドスンドスンと続く衝撃。 呻きながらようやく目を開ければ。]
……、へ?
あぁ?シルク…? って、おい。 ちょ、待て待てやめっ…ぐふぅッ!!!
[何のことはない、腹の上には一人の少女。 そして最後の最後に、盛大な一発をかましてくれたのだった。]
(447) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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/* まって投下しようとしたらニコラス先生と同じこと思ってて笑った
(-144) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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[腹が痛いと嘘泣きをしながら食堂に向かい、 愛情をたっぷり込めて作られたジャムに舌鼓を打つ。 旨い旨いと頬張る間も、文句を言うのを忘れない。]
ったくよぉ〜。 俺がジャムになっちまうところだっただろぉ?
あのまま潰れてジャムになっちまったら、 一体全体、誰が食べてくれるってんだ。 なぁ、俺はこのジャムほど美味しくないんだぞ?
それにしても…昨日も思ったんだが、 シルクはここ最近、すっかり重たくなったよなぁ。 昔は絹糸みたいに軽かったのに…
[体重が増えた、身長が伸びた、というのは、 少女の成長を喜ぶ、俺なりの褒め言葉だけれど。 このタイミングでそれがどう聞こえたかは、さてはて。]*
(448) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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― 現在・食堂 ―
[食堂をくるりと見渡せば、いつも通りの超満員。 少しは手伝え、と隅で舟を漕ぐホレーショー>>388を見て眉根を寄せる。
少女の仕事は学ぶことだが、獣は違う。 ちょっと小突いてやろうかと思った矢先、またお客様>>397が一人か二人。]
おはようさん。 ちょっと待ってろな。
[ジャム好きの彼女の腹の虫が鳴くのを見てちょっとだけ笑う。 どうせなら好物を食べてほしいと取り出したのは、林檎のジャム。 軽く焼いたトーストに、バターとたっぷりのジャムを塗ってお客さんの前に。]*
(449) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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―― ちょっと前:挨拶した時 ――
[ おはようって、持ち上げた手 いつもならそうやって挨拶した後でも ちゃんと言葉でおはようって挨拶していた
けれども、いまは猫を探すことで頭がいっぱいで 手を振り返すせんせいにも>>404にっこり大きく笑っただけ。
そんな風だから上の空だってバレて当然だろうけど それにも気がつかないくらい、屋根の上をじっと見る もちろんフワフワは好きだけど、特別に好きというよりも 珍しいものに夢中という方が近かったけれど。
ワクラバせんせいが金色の猫をどう思ったか そんなことには微塵も気がつくことはなく
最初は好奇心。怒ったような声を聞いた後は、仲良くなりたくて 何度も何度も、夢中で金色に手を振り。*]
(450) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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――そして 現在 ――
[ 屋根の上にいる金色は、お日様の色で向日葵色。 そこに向けて、ぱたぱた振ったわたしの手。
猫は動くものにじゃれるって 何かで読んだか、誰かに教わったことがある だからそうやっていたら、じゃれてこないかな。って ちょっと下心もあったのだけど。]
―――うにゃッ!?
[ ひょっこり覗き込んできたピッパちゃんの顔に>>374 変な鳴き声をあげたのはわたしの方。
バランス崩して、そのまま地べたにお尻をぺたり。 むぅっと、唇をとんがらせてみせたあとは]
(451) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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/* 出先でぺっぺしたから齟齬しました ごめんなさいいいいい
(-145) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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[ 唇をとんがらせてみせたのは形だけ 本当に怒ってなんていなかったから おどろいたよってケラケラ笑い。]
ピッパちゃんは びっくりさせる、めいじんさんなんだもん。
[ すくっと立ち上がったなら両手を伸ばして 友達のほっぺたを引っ張るふりをひとつ*]
(452) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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/* しかしこれは早すぎて死ぬ……
(-146) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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/* 全く把握し切れてない感あるし打ち返せてない……んひい……! なんか不夜城のジューキさんの偉大さを今更ひしひしと感じてるなう…!
(-147) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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―少し前・花畑―
[ エリにぎゅって握ってもらえた手。 ぼくは嬉しくて、もっともっとぎゅって握った。>>403 そうしてエリの言葉をじっと聞いて…じわり嬉しい方の涙が出そうになったけど、がまん。>>404]
……ぼくもエリのこと、だいすき。だいすき。 仲直り出来て……うれしい。ありがとう…
[ あの時、デメテルとピッパと描いた絵が浮かぶ。 エリは花冠を作るのが上手。エリほどは上手くはないけど、ぼくも花をくるりとまとめて、結ぶのが好き。]
うん、きっと……喜んでくれると思う さびしくないと、いいな
[ …なんて、ぼくがエリと花冠を作りたいだけかも。 だけどぼくなら…自分の為に作ってくれたら、嬉しいと思う。それは“いと”を感じられるような気がするから。]
(453) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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―現在―
ん、んあ…? あー…昼寝サイコー……じゃないな。まだ朝か。 よぉ、シルクじゃねぇか。 おはよう、んで誕生日おめでとう。
[服の袖を引かれて目を覚まし、>>396 起こしてくれた相手を見ればニッと笑う。
くしゃりと絹糸のような髪を崩して、 その視線の先にあった卵へと、自分も目を向けた。]
(454) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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[ 花畑は色んなお花が咲いている。ぼくはぜんぶの 花を知ってはいないけれど…デメテルの好きな花>>264 カリュクスが甘い蜜があるって教えてくれた花は ないか、いつも探してしまう。
ヴェスパせんせいとニコラスせんせいは、ぼく達のことを見守ってくれながら、お話ししてるかな。>>419
エリと白いお花の冠を作るあいだ、ぼくは心の中で “お祈り”、していた。
小鳥さんが喜んでくれますように。 さびしくありませんように。
花冠ができたら、土肌が見える地面を柔らかいベッドにして小鳥さんを寝かせた。
いつか、ぼくが読んだ悲しいものがたり。 わからない言葉が多いけれど……]
(455) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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“死の家に行くんです。 『死』というのは『眠り』の兄弟、ですよね”
(456) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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[ 眠りの兄弟のところに、小鳥さんが飛べるように。 寝心地のいいベッドをみんなで作って、花冠で飾った。 あの時に冷たくなった小鳥さんにかけた言葉と 同じ言葉をおくる。]
……おやすみなさい。
[ デメテルやピッパと描いた絵のように、あの時の 小鳥さんに会えて、一緒に空を飛べますように。 ふたりとも、さびしくありませんように。 せんせい達と、ぼく達に送られた小鳥さん。 今度は、ぼくがしたかったこと――……ちゃんと出来た気が、する。>>416]*
(457) 2016/10/08(Sat) 19時半頃
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これか?これが気になるかぁ〜? はっはは、そうだろう そうだろう。
好きなのを一つ取っていいぞ。 これはおまえ達への、誕生日プレゼントだからな!
[そうしてまた、マリオにしたのと同じような説明をする。 気になる卵があれば、その使い方を披露してみせよう。
居眠りから醒めて遊んでばかりの獣に、 厨房の働き者から鋭い視線が飛んできたような気もしたが。
そこはほら、 袋の中から自家製の燻製ベーコンを持ち出して、 許してくれよと、悪びれずに舌を出してみせるのだった。]*
(458) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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―道すがら―
[ エリが「あのね」って、ニコラスせんせいの 袖を引っ張る。>>419 ぼくは、その気持ちがわかる気がする。 手をつないでほしい気持ち。ねだったことがあるから。
好きでいてくれてありがとう、とニコラスせんせいは言ってくれた。だけど抱きつこうとしたり、手をつなごうとしたらいけないんだって。>>405
ぼくはどうしてってその時聞きたかった。 だけど聞けなかったのは、ニコラスせんせいの目が なんだか……さびしそうで。
せんせいの“ほんとう”は知らないけれど、 ぼくの心にちくちく針が刺さる。 せんせいの心臓もそうだとは知らなくて。
ニコラスせんせいが、また、あの時みたいな目になって心がちくちくする。>>445
ぼくはヴェスパせんせいにどうしよう、って言葉を込めながら見上げた。]*
(459) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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せんせい、ライチがすきなの? 僕は少しにがてかも……
せんせいは大人だねえ。
[味ではなく、見た目が。 朱いトゲトゲした見目なのに、中から顔を出す果実が真白い所とか。 要するに食わず嫌いなだけなのだ。]
(460) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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──花畑──
[ 差し出された掌が重なって ぎゅって繋がれた二人の手。>>400
“ごめんね” “ありがとう” “だいすき”
紡がれる言葉、繋ぎ直される糸。 すぐに仲直りをしたふたりに自然と笑みが浮かぶ。 “まじない”力がなくてもこの子達は 自分たちの力でその手を取り合えるのだ。 そのことが私は何より嬉しかった。
ふたりが花冠を作っている間、 デメテルの好きな花を一房摘んで>>264 白い花冠に混ぜて。
花冠で飾られたお墓の前で膝を折って 祈りを捧げた。]
(461) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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ええとね、ちょうど畑に実がなっていたはず。 僕も食べてみようかなあ。
[せんせいの好きな果物を、好きになりたいから。 理由はそんな単純なもの。 どんな味がするのだろう? あまい?すっぱい?もしかしたら、苦いのかな。]
(462) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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せんせいも僕と一緒に行きたいと思ってくれてたの? へへ、うれしーな。
[卵を抱え直せば、頭を撫でる優しい感触に表情をほころばせる。 自室に寄って宝物を机の上に置いてから。 誰かに持って行かれないよう、まりお、と名前を書いておこう。
せんせいにおまたせ!って声をかけてから、 今度こそせんせいの手に自分のそれを重ねた。 野菜畑にたどり着く途中、誰かに会うことはあったのかな? もし会ったのなら、一緒に果物を食べない?って誘おうか。]
(463) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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/* 溺れるのもぼくの自業自得! あまえるなぁああああ!!!!
抽出できないのが、つらひ
(-148) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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[ あの子のためではなく、 小鳥と見送ってくれるこの子達のために。]*
(464) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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/* ニコラスの業火に餐まれたいきもち とてもあるね
とってもすばらしいですね………… 触れられないってえっちですね………(だまれ
(-149) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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んーっと、ライチの木はここらへんに……あった! せんせい、右端から2番目のがいっちばん美味しいよ。
[ライチの木を見つけるのにどれくらいかかったのだったっけ。 なっている実のひとつを指差しながら、それをとろうと背伸びをして、手を伸ばした。*]
(465) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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―― びっくりする前:笑う猫と ――
[ 怒らないで。って 仲良くしたいって振った手のひら。
しょんぼりが伝わったのか、わたしにはわからないけれど。 何度も手を振っているうちに、丸くなった猫が伸びをして>>429]
ふ、ぇ おこったんじゃあないの?
[ ことんと首を傾げて見れば、確かに笑らう大きなお口。 勘違いなら良かったって、ふーっと大きく深呼吸。 今度は戯れてこないかな。って、手をぱたぱた。
ピッパちゃんに驚かされたのは、その後だったかな。*]
(466) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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―回想・星の刺繍―
星を見上げて、シルクは何を思ったかな。
きれい、憧れ、寂しさ――何でも良いんだ。 こころに浮かんだ色や形を現すことから始めてみようか。 例えそれが本当の星に似ていなくとも構わない。
まずは手を動かしてごらん。
[星の刺繍の意匠の為、 星を描きたいと訪れたシルクに向ける助言。 それは描きたい、表現をしたいという衝動を、 先ずはかたちにすることだった。
少女たちの――描く者の素直なこころの現れこそが何よりも美しく尊いものだと、蠍は思うのだ]
(467) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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/* はああああかわいいカリュクスとかわいいししねこ
ここは天国かな………………?????
(-150) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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難しいかい? なら、……そうだね。
『あかいめだまのさそり、ひろげた鷲のつばさ。 あをいめだまの小いぬ、ひかりのへびのとぐろ』
[少し考えるようにしてから、うたうように言葉を紡ぐ] まずは言葉にしても良い。 星を巡る物語は識っているかな。
いきなり描くことが出来ないなら。 まずはこころの中を、描きたいもので満たしてみようか。
[星になったさそりの寓話。 蠍の獣の後悔に、よく似た物語。 シルクのこころに刺さる、小さな棘を知らぬまま。 そんなことを口にした*]
(468) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 20時頃
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/* せんせい大集合になっちゃったよね… ごめんなさいごめんなさい…
(-151) 2016/10/08(Sat) 20時頃
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[お花畑で仲直りして、立ち上がったら、くぅ、って腹の虫が鳴いた。 シルクちゃんのお腹と仲良しなのを、少女はしらないけれど。>>249 ヴェスパせんせいにはお見通しだったみたい。>>293
ヴェスパせんせいはよく喋るほうではないとおもうけれど、よくあたしたちのことを見てくれている。 ふしぎな言葉をおはなしする、って聞いたことがあるけれど、教えてもらうたびに難しくって首を傾げちゃう。
たくさん泣いたらお腹もすく。よく泣いて、よく食べて、よくねむると、明日はきっといい日になるの。 お腹が鳴いちゃったのが照れくさくって、えへへ、って笑ってみせて、お腹すいたね。ってつぶやいて。 それから、後ろで見守ってくれているであろうニコラスせんせいを振り返った]
せんせい、……ありがと、だよ。 それからね、……、おなか、すいちゃった。
[そうやって、ニコラスせんせいに言ってみた。 ヴェスパせんせいが、食堂に行こうって言ってくれたから>>395、ニコラスせんせいも誘うつもりで。
…シルクちゃんみたいに、せんせいと手を繋いで見たかったんだ、けど]
(469) 2016/10/08(Sat) 20時半頃
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[ニコラスせんせいがあたしたちを撫でないの、あたしはずっと前からきづいてたの。 おててを繋いだりしないのも、知っていたの。
あたしよりもあまえるのが上手な少女たちは、きっとニコラスせんせいに撫でてとせがむことが、ときどきあった。>>403 けれどいつも、せんせいは少しさみしい顔でそれを断る。>>405
だから、断られる、って分かっていた。>>445 分かっていたけれど、分かっていたのに、しゅんとうなだれてしまう。 これはわがままだって、分かってる。せんせいはそれを出来ないんだって、あたしだけ特別扱いをしてくれたりはしない、って。 どんな事情かわからないけれど、物分りの良いふりして、おねえさんぶってみせるのは、少女にはむずかしい。
でもね、いまはせんせいのお陰で、ちょっと元気だから。 泣かなかったし、でも、べつのわがままを言っちゃおうって]
(470) 2016/10/08(Sat) 20時半頃
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そっかぁ、…… じゃあ、こんど。 いっしょに、おえかきしてくれる?
[おねがいは、シルクちゃんたちには聞こえないように、こっそりと。 お裁縫は得意だけれど、おえかきはあんまり上手じゃない。 だから恥ずかしくって、おえかきの時間はついつい隠れちゃったりしていた。 でも、いっしょにお絵かきをしてるみんなが羨ましかった。
あたしにとってはすごく恥ずかしいおねがいだったけれど、せんせいは、聞いてくれたかな。*]
(471) 2016/10/08(Sat) 20時半頃
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[食堂に向かう途中、すこし離れたところで、ピッパちゃんみたいな声>>316と、鳥の声>>322のあと、猫みたいなこえ。 なんだか、賑やかにしてるみたい。
ピッパちゃんはぐんぐんおっきくなって、いまはもう首がいたくなるくらい見上げないといけなくなっちゃった。もう、大人の人間くらいある。 みんなとおなじくらいの身長はきらいじゃないけれど、せんせいたちくらい背があったら、見晴らしいいだろうなあ。 って、高いところにある果実を取って、マリオちゃんに手渡す妄想をしてみたり。
猫が鳥を追いかけているのなら大変だ、と我に返ったけれど、それっきりその声は聞こえてこなかった。*]
(472) 2016/10/08(Sat) 20時半頃
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[ そうして食堂へ向かおうとした道すがら それは起こった。>>419>>445 せんせいはみんな少女がだいすき。 少女もせんせいを慕っている。 ずっとずっと繰り返される普遍の流れ。 それは疑問に思うこともなく 生まれた時から決まっていること。
少女を愛でる時、褒める時 せんせいは良くその頭を撫でる。 ……それなのに、どうしてだろうか。
彼だってふたりが仲直りする様を 希望でも見るかのように眺めていた筈なのに。>>443 ]
(473) 2016/10/08(Sat) 20時半頃
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[ …そういえば、会釈を交わした時 彼の視線はどこへ向けられていただろう。>>402 私とシルクの繋がれた手を羨ましそうに 見ていたような気もする。
そこまで考えてやっと。 ようやっと蠍が毒をその身に宿すことを思い出して。>>414 その身を焼き尽くす業火の力とは知れずとも 触れないのには何らかの理由があるのだろうと。 苦しげな表情には、かなしみと畏れが。
私を見上げるシルクの不安げな瞳と視線が重なる。>>459 ]
(474) 2016/10/08(Sat) 20時半頃
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[ 私は……、 ]
(475) 2016/10/08(Sat) 20時半頃
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― 食堂 ―
[食堂に入る時、ひょっとしたら、デメテルちゃんとすれ違ったかもしれない。>>418 そしたら、コップに入ったお花をみて、「かわいい色なの」って、思わず声をかけちゃおう。
そして、中にはは、結構なのひとが集まっていた。 正確には少女と、せんせい、だけれど。
眠っているホレーショーせんせいをシルクちゃんが引っ張っていたから>>396、起こしたらかわいそうだよ、って言ってみたけど。起きちゃったかな? 起こしてしまったら、ごめんなさいをするけれど。ホレーショーせんせいは声が大きくって、ちょっとびっくりするから、眠ったままで居てくれるといいなあ。
メルヤせんせいにはぺこりと頭をさげて>>417、奥を通って、厨房へ。>>397 おずおずと、シルクちゃんの背中に半分隠れながら、ヘクターせんせいにもぺこりと頭をさげた。
厨房は甘い匂いがして、シルクちゃんといっしょにくぅ、とお腹が鳴った]
(476) 2016/10/08(Sat) 20時半頃
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/* もうこんな時間っ…!!! ひえええ各所おまたせしていますっ…書きよりも読みで時間がかかっていてうっうっ
(-152) 2016/10/08(Sat) 20時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 20時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 20時半頃
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[シルクちゃんとは仲直りしたばっかりだから、まだすこうし照れくさくなってしまうけれど。 あたしの作った形の良い花冠と、ちょっぴりだけ不格好なシルクちゃんの花冠。>>453 あたしのできない"お祈り"はひとつぶんしかなくって、でも、あたしだって小鳥さんがさみしくないようひとつひとつ熱心に花を括った。 だから、きっと、届くはず。
"おやすみなさい"の言葉は、音にのせず息だけの声で、重ねた。*]
(477) 2016/10/08(Sat) 20時半頃
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― 厨房へ入る前 ―
[そんなことを考えていたら、ホレーショーせんせいは起きてしまっていた。>>454 誕生日、そっか、っておもった。きょうの朝一番のあいさつは、おはようじゃなくって、お誕生日おめでとう!が正解だったみたい。 プレゼントのお話をしているみたい。あたしにも貰えるのかな? 体格の良いホレーショーせんせいは、びっくりするけど、とっても優しいって知ってるから。期待を込めた(ちょっぴり"傲慢"な)眼で、見てみたけれど?*]
(478) 2016/10/08(Sat) 21時頃
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/* うおおやっぱり読みながらの投下はよくないですね…! しかし読んでからだと遅くなるジレンマ…うっうっ。申し訳なくなるけれど、うう、がんばるぞー!
(-153) 2016/10/08(Sat) 21時頃
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[ 屋根の上のししねこを気にしながら にゅっと覗き込んで仕掛けたびっくりは なんだかとっても効いたよう。>>451
上から聞こえた声>>322より ずっとかわいい悲鳴が聞こえた。>>451 ]
そおんなに!?
[ ぺったり地面に落ちたおしりに瞬きふたつ。 ちょっとはびっくりするかなって思っていたけど 変な顔のオプションを付けていなくて よかったわあ〜 なあんて。 ]
(479) 2016/10/08(Sat) 21時頃
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[ けらけら笑い声>>452に、ほっと安心。 立ち上がるのに手を貸したりして。
手を伸ばされればちょっと屈もう。 ともだちの手がわたしにとどかないから やっぱりこの身長はあんまり好きじゃない。]
めいじん? そうかなあ。 そしたらカリュクスはびっくりするめいじん。
[ ほっぺたをむんにょり引っ張られつつ にゅふふ、とゆるんだ笑いを浮かべて返します。
その背後に迫る獣>>430には気付かずに。 ]
(480) 2016/10/08(Sat) 21時頃
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!!!!!!!!
[ すぐ後ろから聞こえたわたしの声>>431 あんざ カリュクスの声。
わたしに尻尾があったのなら、 きっと全部毛が立ってまんまるになっていたでしょうが 生憎せんせい達のようないい尻尾はありませんので まんまるになるのはふたつの目だけ。
ぎぎぎっとぎこちなく振り向けば なんとまあ。ふわっとした金色が目の前に。]
ししねこさんは、声真似のめいじん。
[ ちょっとためらいがちに触れた背中は 太陽を吸い込んでぽかぽかしていた。]
(481) 2016/10/08(Sat) 21時頃
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あったかーーい……
[ 一度触れたら遠慮も消えてしまって 金色の鬣に、もっふりと顔をうずめる。
カリュクスもおいでおいでと手招きをして ねこにするには過ぎたかわいがりをするのも 「獣」という存在に抵抗のない少女だからか。
ざらりとした低い声も慣れてしまえば心地よくて 揺れた耳>>431を指先でちょいっとつまんだ。 ]
………おねだりはね、考え中。
[ ワクラバせんせいには、もうしたけど。 めるやセンセにはお空ツアーをねだってみようか。 ]
(482) 2016/10/08(Sat) 21時頃
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[ わたしの腕からするりとししねこが抜け出れば ちょっと残念だけれど追いかけることはしない。 ]
ししねこさん、またね。
[ ゆらあり、揺れた尻尾のさきっちょが黒いのは 太陽で焦げでもしたのかな。
おおきなジャンプで消えてゆく金色を 見えなくなるまで 見送っていた。* ]
(483) 2016/10/08(Sat) 21時頃
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/* あ…!カリュクスちゃんの悲鳴入れ忘れた…! 今から入れても大丈夫か…!?いやでも書いてないもの多すぎるしンンンン
(-154) 2016/10/08(Sat) 21時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 21時頃
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―現在・食堂―
メルヤせんせい…それ、なぁに?
[ メルヤせんせいの手の中で、くるりくるり かき混ぜられる中身を、ぼくは目で追う。 メルヤせんせいと洗濯するのがぼくは好き。たまに背中に乗せてもらうのも好き。風も水もぱたぱた、くるくる。
ぼくが声をかけたら、メルヤせんせいはグラスを 差し出してくれた。>>417 エリももらったかな?飲んだら甘くて、果物とお砂糖。カリュクスの顔が浮かんだ。]
……おい、しい!
[ ぼく好きだよった言ったら、メルヤせんせいはどんなお顔になるかな?幾つかグラスがあるから、誰かに渡すものだったかもしれない。
貰っちゃってよかったのかな…? ぼくは、今更心配になってメルヤせんせいに 「もらってもよかったの…?」って、小さく聞いた。*]
(484) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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[ エリにはかわいそうだよって言われたけど…>>476 ぼくはホレーショーせんせいに、もっともっとかわいそうな起こし方、した事がある。
お昼寝気分のホレーショーせんせいは、大きな手で ぼくの頭をくしゃくしゃしてくれる。 髪の毛がふくらむけど、ぼくはそれが好き。>>454]
おたんじょうび……
[ そうだ、ぼく。エリとけんかして忘れてた。 今日はぼく達の誕生日…だったんだ。]
(485) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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[ 彼の手を、取った。]
(486) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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(ああ……今年“も”間に合わなかった。)
[ ぼくはこっそり、ぼく自身にがっかりした。 どれがいい?とホレーショーせんせいに言われて まゆげが下がる。 ぼくはプレゼントをもらえるだけで嬉しくて。 透き通ったたまごは、どれも綺麗。
欲しい子がいるかも。好きな子がいるかも。 ……ぼくは、最後に残った一つがいいな。]
エリ……なにがいい?
[ こういう時、ぼくはいつも先に譲る。 だからまたいつも通り、先に選んでもらおうとした。*]
(487) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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……!
[ 途端ジリジリとした痛みが 触れ合った手を通して伝わってきた。 熱さを通り越して、激痛がこの身に走る。]
…ッ、…ニコラス、 “ だいじょうぶ ”、です。 [ それでも、笑顔を貼り付けたままその手を 握りしめる。離されないよう強く強く。 私が、炎で身体を焼き尽くされないのは 私が“そう願って”いるから。 定められた運命も過去も変えることが できない万能でもなんでもないこの能力は。
天命をねじ曲げることは出来ずとも 緩和することなら、出来る。]
(488) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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ほら、エリ。……シルクも。 みんなで手を繋ごうか。 今日はふたりが、ふたりだけの力で 仲直りができた日だから。 私からふたりへのご褒美だ。 [ 普段は触れられないニコラスせんせいと 手を繋げる誕生日プレゼント。 特別だよと告げる私の首筋には玉のような 汗が伝っている。
長い時間は持たない。 ふれあいは、息をするくらい 短い時間だったかもしれない。
それでも、しゅんとうなだれた エリを笑顔をしたかった。>>470 ]
(489) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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/* せんせい大集合すぎて、ごめんなさいしてる みんなお話ししたい筈なのに…ひぇ!!
(-155) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 21時半頃
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[ 手を離した後にこっそりとお願いをする エリを眺めながら感じたのは黒衣の中に 隠した翼から、羽根が数枚焼け落ちていく痛み。>>471
″ 大きな力を使えばそれ相応の対価を。 ″
……本当に、不便な能力だ。]*
(490) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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/* ヴェスパせんせいが……神対応…… 無茶振り……ごめんなさい、ありがとう
(-156) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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…… すいませんでした。
[ 食堂へ向かう間、隣を歩くニコラスへ ひとことだけ謝罪の言葉をかけた。 仲良く手を繋いで歩く少女たちには 聞こえないよう小さな声で。
たった一度の触れ合いは、 大切なものに触れられない彼にとって 酷く残酷な仕打ちだったかもしれない。
少女を笑顔にしたいという私のエゴで 憐れな蠍を更に苦しめることになるかもしれない。
そう思うと、申し訳なさは募った。 自分の行った行動に後悔はしていないから それ以上の言葉をかけることはないけれど。]*
(491) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 22時頃
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―道すがら―
[エリの願いを拒絶した蠍に向けられるだろう、 シルクの、ヴェスパタインの瞳を思い、居た堪れない気持ちになる。 >>459>>474 けれど、何よりも辛いのは、少女を悲しませてしまうことだ。
落胆を隠すことはできなくとも、 蠍を困らせぬよう、口にするもうひとつのお願いに。>>471]
(492) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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/* 胃が痛い…まだプロローグなのに ごめんなさいいいい
(-157) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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……ああ、いつだって構わない。
絵を描きたくなったら、いつだって良いから。 私のところにおいで。
[灰白色の双眸に浮かびかかる驚きを隠し。 エリの願いを受け入れる。
絵の苦手な少女が、蠍の授業に参加したことはない。
エリの性格は蠍なりに理解していたるもりだった。 だから描けない、或いは描きたくないのであれば、 無理強いするつもりはなかった。
だが、それは見立て違いだったのかも知れない]
(493) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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[エリはずっと、絵を描きたかったのだ。
恥ずかしがりの彼女のことだ。 皆の前で描くことが恥ずかしいのだろう。 だから蠍の授業から逃げてしまっていたのだ。
彼女に我慢を重ねさせてしまっていたらしいことに気付かされ、 きっと動揺を隠せない。
だから――――]
(494) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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[言霊の獣が何をしたのか、理解するまでに数瞬の時を要した。>>486]
(495) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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/* とりあえず、現在軸はストップしよう… 待てを覚えるべき。
(-158) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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/* ヴェスせんせいとニコラスせんせいがもーーーすき。鳩からだとログ全然追えなくて泣きそう
(-159) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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/* だけどニコラスせんせいとヴェスパせんせいの せんせい同士の交流が見れて 嬉しい……どっちも素敵だ……
ああああああああ 少女はみんな可愛いし、せんせいはみんな素敵
(-160) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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/* ヴェスせんせいに桃を届けたいし、ニコラスせんせいにご本読んで、でお願いしに行きたい……
(-161) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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―回想・蒼穹の絵―
[蠍がピッパに学んで欲しかったのは、技巧ではない。 こころに浮かぶ風景を――衝動や感情をありのまま、思うがままに表現することだ。 だが、そんなことは教えるまでもないのだと、ピッパの空は語っていた。
並べられた二枚の絵を見比べて、少女が口にする問い。>>354]
忘れてはいけない。 ずっと、忘れたくない。
……そんなことを思いながら描いていたよ。 [ピッパが蠍の空に「寂しさ」を見出したのなら、 それは、きっと正しい。
その蒼は、人も獣も――触れてしまえば壊してしまう何もかもを残す為に。 描くことを選んだ獣の、切り取られた"こころのかたち"だったから]
(496) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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/* べすぱめっっっっちゃくちゃかっこうよくない!??!? これはちょっとずるくない?????
ねえ????
ねえ???????? あああああああ
尊いbotになりさがる村建てだった
(-162) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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/* 過去回想と現軸が飛び回っててちょっとついていけない……なんでみんなそんなに綺麗に拾えるの……
(-163) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 22時頃
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──花畑→食堂──
[ 食堂へ入ると、グラスを用意するメルヤの姿。>>394
テーブルには砂糖やレモン、その他 様々な材料が置かれていて。 甘い匂いや酸味のある匂いが鼻腔を擽る。
挨拶に軽く会釈し、“おねむ”のホレーショー の所にはシルクが駆けて行った。>>396 ]
ひとつ、砂糖水を頂けますか。 ……レモン入りの方を。
(497) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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[ 差し出されたそれを受け取ったら ゆっくりと飲み干して、少女たちに 気付かれぬようその場を後にしよう。
平静を装ってはいるが、痛みも疲弊も ひどく体を蝕んでいる。 そんな姿を彼女たちに見せたくはなかった。
立ち去る姿に気付くせんせいがいたなら 会釈をして、静かに食堂の外へ向かった。]*
(498) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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/* 一瞬で食堂を立ち去るわたしであった。 たじくこわいです(まがお
(-164) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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——とある、空の旅——
[その日、犯行現場を見つけたのはただの偶然なんかじゃない。 晩御飯後のデザートに甘いものをと、見回りついでに探していたら、 赤い宝石のなる一群の、見事にその一角だけがハゲていた。]
はい、現行犯逮捕で空の旅ごあんなーい。
[高くから空気の流れに力を向け、風よりも早い急降下。 逃げ切れない共犯者がいたのならもうひとりも、 左右のかぎ爪に一つずつ引っ掛けようとして。]
……う、前より大きくなった?
[ピッパを引っ掛け上げようとして、バランスが崩れかけ。 思わず出たぴゅぃとのひと鳴きで気流の向きを整えた。]
(499) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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"残したいもの"か。 ピッパのそれを見せてもらえるのを、楽しみにしているよ。 それと――絵の具のことなら気にしなくて良い。
君たちが描きたいものを描くために環境を整えるのも、 私の楽しみなのだからね。
[>>355 蠍が毒を宿していなければ、 こんなとき、済まなそうにする少女の頭を軽く撫でるのだろうか]
……何かな。
[不意に下書きの一枚を手渡された。
目を落とせば、描かれた、 まあるいウサギの絵と添えられた言葉。 思いも掛けぬプレゼントに知らず、口元が緩む]
(500) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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[ひとたび大気の流れに乗ってしまえば、遮るものはどこにもなく。 赤く染まる暮れの、雲ひとつない空へとひとっ飛び。>>442
翼をひとつうつたびに後ろで風が渦を巻いて、時に白く尾を引いた。 がっこうや街はぐんぐん小さくなり、月に手も届くよう。
叫び声が下から聞こえてきたけれど、 何回も注意をしていたのだから、もっとお灸を据えとこうと。]
(501) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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["ありがとう"
何気ない言葉が、蠍の胸の奥に暖かい輝きを灯す。 それはピッパの言葉から生まれた、 誰も知ることのない小さな星。 望んで得られなかった、そんな言葉。
星のような言葉は、こころの中で。 いつまでもきらきらと輝きを失うことはないままに、 その生が終わるまで、道を照らす標となるだろう]
ありがとう。……とても、嬉しいよ。
[それが蠍にとって、どれほど価値のあるものか きっと誰にも分からない*]
(502) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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だーめ、この前も葡萄を取りすぎたでしょう?
[この間には背が並び、ついに追い抜かれてしまったので、 もう大地で注意する時は獣の姿に変わらないと、 見上げながらの説教で迫力が薄くなってしまうのが悩みどころだ。
空の上ではそんなこともないから、ここ数回はそうしており。 月を背に、空中に止まって前脚を上げ、少女の顔を覗きみるけれど。]
(503) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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[寝惚け眼で最初に見えたのがシルク。 続いて、欠伸をした涙を拭えば、エリの姿。>>478]
おっと、誰かと思えば! 泣き虫エリも一緒だったか! …って。はは、今泣いてんのは俺の方か。
おはよう、そしておめでとう。 まさかこんなめでたい日に、 朝一から泣いてやしないだろうな?…うん?
[泣き虫、だなんてエリを揶揄ったけれど、 きっと朝から泣いていたのはこの二人だろう。 だから最後の一言は、とびきり優しい声音で言った。 泣いてないとでも返って来れば、そうかと笑おう。
空いたもう片方の手でエリも呼び寄せて、 シルクと同じように、わしゃりと頭を撫でてやる。 何があったかわからずとも、今は笑顔ならそれでいい。]
(504) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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メルヤー!俺にも一杯! なぁ、いいだろぉ。喉が渇いて動けないんだよぉ。
[先程まで眠っていたというのに、 美味しい砂糖水が出来上がる気配を敏感に察知。>>417 けれど働きたくない俺は、少女達と同じように強請る側。]
…んで、だ。 こいつについてだけど…
[期待を込めたエリの目――>>478 さてはこいつ、貰えるのが当たり前と思っているな? 一方シルクは、自分を後回しにしようとしていたので、>>487]
(505) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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[少女の目は広がる空とその向こうに留められて、 怖がらせるどころか、遠くに心を奪われてしまったかのように見えた。
少女の長い髪が夕日を浴びて、風に流れるごとに赤く輝く。 ぽつりと呟かれた言葉を聞けば、 お説教をする気もなくなって、沈む太陽に目をやった。]
大きくなったら、どこまでもいけますよ。 [それは契りの年を過ぎればということなのだけど。 素の身長は獣を越している少女に向かってそう話しかけた。
太陽の揺らめく輪郭が地平線に沈んでいくと、後から夜が追ってくる。 空の色が段々と藍色に染まっていくのを眺めると、 帰りは背に少女を乗せかえて、空を駆け下りていった。*]
(506) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 22時半頃
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…あー。 別にどっちが先に選んでもいいけどなぁ。 あんまりのんびりしてると、今年はお預けにしちゃうぞ?
[…なぁんて。一つ脅しでもかけてみようか。 貰えない可能性に焦るエリとか、かわいいじゃないか?
そして、これでもシルクが選べないってんなら、 ――それもまた答えだ。(もちろん後で渡してやるけど!) 少女たちの自由な意思を、俺は尊重しようじゃないか。]
(507) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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まぁこれは、俺の力を使って楽しむおもちゃだからな。
気になるのがいくつかあるなら、 あとで互いに交換してみてもいいだろうさ。
さっきマリオは、水の入った卵を持って行ったぞ?
[立ち去るヴェスパタインを視界の端に捉え、>>498 声を掛けようか一瞬、迷ったものの。 その様子を見て、軽く目配せをするに留めたのだった。]*
(508) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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― 最初の少女 ―
[俺に料理を教えてくれた少女は、それはそれは大食漢だった。甘いもの、辛いもの、苦いもの、しょっぱいもの、全てを愛してやまなかった。 背の高いピッパとは違うベクトル(横軸)に大きな子だった。
少女をただ喰らうための選別に訪れたまなびやで、人からも獣からも恐れられ、庭の隅に繋がれた犬みたいにちんまり縮こまっていた俺に恐れず話しかけてくれたのは彼女だけだった。
歩くたびにドスドスと地を揺らすように彼女は歩いて俺に近寄ると、こう言ったんだ。
「あんた、せんせいじゃないの?」
ここにいる獣はみな少女の先生だけれど、ただ食餌のためにここに来ていた俺には何も教えることもなかった。それを正直に告げると彼女は呆れたように言った。
「くいいじばっかはって、ばかな犬ね」]
(509) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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[そう言いながら手の中に持っていた揚げた鳥の肉をむしゃむしゃと咀嚼していたのだから、俺としては非常に不本意な評価だった。 けれど彼女はその手の中の唐揚げの串を平らげ、言った。
「あたしがおしえてあげる!」
今よりずっと変身の下手だった俺が、人の形を取れるようにと練習をしてくれて、料理も彼女が教えてくれた。 無知な少女だったけれど、食への探求心は恐ろしいばかりで。 せんせいから習った料理を吸収しては自分なりにアレンジしては俺に教えてくれた。
そこからずっと、旅立つ日まで、俺と最初の少女……マリアンヌはずっとずっと一緒にいた。]
(510) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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―花畑・焔の毒―
なんて事を、するんだ!
[>>488 ヴェスパタインが何をしたか理解し、 掴む手を振り解こうとするが、決して離れぬよう、更に強く握られて。
がっこうに来て初めて。語気の強い言葉を他人に向けた]
大丈夫なわけが、あるか。 私の焔は英雄だって―― [――殺してしまう。
口にしかけた言葉を飲み込むのは、 少女たちに聞かせたくなかったから。
"ふたりだけの力で仲直りできたご褒美">>489
そんな言葉が耳に落ちれば、言霊の獣を責めることすら出来なくなる]
(511) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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[彼女と旅に出て、たくさん食べ歩いて、たくさん料理をした。
そして彼女の体を俺が食わなくてはならなくなったその直前まで……彼女はずっと食べていた。それはもう恐ろしいくらい食べ続けたその身体に牙を立てようとして……彼女の囁くような懇願を聞いたんだ。
「おいしくたべてよね」
なるほど、たらふく食べ続けた彼女の体は、とても美味くて、柔らかくて……腹持ちが良かった。
それももう昔。彼女の食への探求心まで俺の血肉になったのか、それともこの食いしん坊だらけのまなびやへ俺が順応しただけなのか。 たくさんの料理を作っては少女たちに振る舞って。たくさん料理のお勉強をしたら俺の能力を使うにふさわしい少女を見つけて……そして熟したら喰う。]
(512) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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/* ちょっとまって既に尊さで死にそう
この この ああああーーーーーーーーーー あーーーーーーーーー
にーーーーこーーーーせーーーんんんんせええーーーー
(-165) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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[ びっくりしすぎて尻もちついたわたしに むこうまでびっくりしたみたい>>479
尻もちついた上に笑い転げたら、きっと泥だらけだから きょうは面白い顔のおまけが付いてなくて良かったなんて、思ったのは秘密にして。]
(513) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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[だけれどたまに、マリアンヌが抑えてくれた獣の欲求が抑えきれなくなる。喰いたくて喰いたくて仕方が無くなる。
そんな時には、代わりになればと少女らと同じ、果物やら野菜やらを口に含んで飢えを凌ごうとする。
だけれど、足りない。 だって、とてもいいにおいがするのだから……]*
(514) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[ 立ち上がる時に手を貸してくれたから>>480 頬っぺたを引っ張る力は控えめに]
ふふっ、びょーん
[ 効果音付きで引っ張るほっぺ 引っ張りやすいように、屈んでくれたのもわかってる。
普段は上の方にある友達の顔が、近くにあるのも嬉しくて それになにより、屈んでくれたことが嬉しくて。
だって、わたしがいくら爪先立ちして見せても ピッパちゃんと同じ高さのものは見られないけれど。 ピッパちゃんは屈んだならば わたしと同じ高さのものが見られるから。
直接言ったことはないけれど ほんのちょっとだけ、すごいなって思っているんだ。]
(515) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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/* サソリ………蠍まじ蠍……………
せんちぴーど尊い…………かわいい……… めるやセンセちょうかわいい…………
ほんともうな、かわいい みんなかわいい ワクラバとべすぱがイケメン枠だろうか。
あーーーーーーーーー
(-166) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[ ほっぺた引っ張って遊んでるうちに ちょこっと忘れた猫のこと。
だから屋根から飛び降りていたなんて>>430 全然気づいなかったから。]
ふゃぁぁぁ!?
[ 自分の声を自分で聴くのはびっくりする>>431 思わず変な声が出ちゃったけれど。]
いまのひめいは、まねしちゃヤダよ?
[ これだけは言っておかなくちゃってお願いを そして、手招きされたなら>>481>>482
まずは背中の毛を指先でつんつん。 そのあとは、手のひらでふかふかを楽でいたけど。]
(516) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[ おねだりって言葉には、首をふりふり。]
おねがいごとは、ひみつ
ねこさん、にくきゅうみちゃダメ?
[ そういえば誕生日だったこと すっかり忘れていたなんて言えなくて ぽふっと猫の毛皮に顔を埋めてごまかした。]
(517) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[ 肉球は見せてもらえたかどうか。 見せてもらえなかったとしても、しつこくはお願いはしないけど。]
ありがと ねこさんも、いいひになりますように。
[ ふわふわにも触れた メルヤせんせいにも巻きつけた それだけでも十分にいい日な気がしたから
わたしだけじゃなく、猫さんもだよって頷いて 離れていく猫>>436に、今度は左右に手を振った*。]
(518) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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─回想:祈りの堂で─
[まだ添い寝をしてもらっている時も、いない時も、変わらず悪戯をしたわ。 一番の傑作はホレーショーせんせいのシーツを青色と赤色の色を残したことだったわ>>433 あの時のいたずら、わたしはいろんな人に伝えていったけれど、他に知っている人はいたかしら。
祈りの堂で蹲っていたわたしは、少し前のおはなしを思い出していた。
( せんせい、不思議ね。 昨日作った帰り道がなくなっているの。 代わりに、鳥さんの羽が落ちていたわ。お礼かしら。 )
そんな風に話しかけて、白い小石がつくった道を歩いて笑っていたわたし。 今、そこにはいなくて。
代わりにいつもは遠いせんせいの瞳がちかくにあって。 きらきらと光っていたの>>424]
(519) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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………その日、いつか訪れるその時に、わたしの時も止まるのね。
[せんせいに導かれたわたしのてのひらは、いのちを音に触れてきた。 とくとくと流れるその音は眩しくて、せんせいの時が止まっていないことを教えてくれたの。
でも、なんだかせんせいのお顔もさびしそうに見えたわ>>425 そんな時、シルクはさびしいと言って抱きしめてくれたことをほんのりと思い出したの]
うん。……夢のなかで会ったらぎゅってしてあげる。 でもね、せんせい。
(520) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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せんせいも今、生きてるわ。 それに夢じゃないから、きっとじゃなくて、ぜったいに会えるわ。
……せんせいのお顔、さびしそう。 だからきっと、おそろいよ。 せんせいも、せいいっぱい、“その時”が来るまで、生きて。
[受け入れたくちびる>>426 なにか、強く、願うようなその仕草に。 曖昧に笑うせんせいのお顔を包み込むようにてのひらを添えたの。 伝わる温もりが、わたしの時が止まっていないことを教えてくれる筈だから]
わたしも毎日おはようって笑顔で挨拶するから。ね、せんせい。 わらって?
[わたしとそっくりなお顔をしたあなたにおまじないを一つ、残した]*
(521) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[ほんの僅かでも、触れ合うことが出来るなら。 きっと、それはかけがえのないことだ。
隠していた秘密。 その一端を晒されたことには憾みもあるが、 いつまで、隠し通せることではない――隠しては、いけないのだ。
だから、ヴェスパタインの行いを責めるつもりはない。>>491 エリとシルク、特に蠍に触れたがった二人は喜ばすことなど、蠍には出来ないのだから]
(522) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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…… ッ、
[ 一歩一歩、地面を踏みしめるように歩いて。 歩く度、振動で背中に痛みが走る。 獣が歩いた後には、黒くなった数枚の羽根が 焼け焦げた匂いを漂わせていた。]
( … 無理をし過ぎたか。 )
[ 少女たちの笑顔のために、私は在る。 少しばかりの無茶は何だってしてあげたい。 けれど、今回は少しばかりの範疇を越えていたようだ。
こちらの意を察し、目配せに留めてくれた ホレーショーに感謝しつつ>>508 足は自然とある場所へと向かっていた。]
(523) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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…… 少し、休ませてくれ。
[ いつもの倍以上の時間をかけて 辿り着いた御神木の根元。 少女たちが生まれてくる場所。
掛けた声は姿は見えぬが、 時折“聲”だけが聞こえる主へ向けて。>>2
神木を背にして目を閉じれば 意識はたちまち微睡の中へ堕ちていった。
目が覚めたら他の少女たちの誕生日も 祝ってやらねば。 ……けれど、今だけは。 あの子との夢を見ることを赦してほしい。]**
(524) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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/* にくwwwwwきゅうwwwwwwwwwww
負けた、完全にまけたわ かわいい
(-167) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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― 回想:ジャム ―
[ シルクがジャムがすきっていうのは いっしょに朝ごはんを食べていれば誰でもわかる。 だって。ジャムをパンとおなじくらいたくさん塗って とっても美味しそうにしているんだもの。
だから、 ヘクターせんせーにジャム作りに誘われたときは ぜったいシルクも一緒だなって思った。
「 まっかせて!まりおの肩車だってできるわ。」
つまみ食いはしますけれど ちょっとでもおねいさんで居たいわたしは胸を張って。
おいしいくだものレーダーのまりおと一緒に 熟れ過ぎちゃった果物も 食べ頃のつやつやしたのも たくさん たくさん収穫した。 ]
(525) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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あ! あれも美味しそう。
[ まりおを肩に乗っけて、ちょっとふらふらしながらも 収穫マシーンは、日々のつまみ食いの成果とばかり 食べ頃の実がある場所をようく知っている。 >>437 ……でもなんだろう。 いつもは目の利かないわたしにも 今日は”食べて”って言ってる実の声が聴こえるみたい。
まりおとわたし ほーせんせとシルク。 たくさん収穫できたのはどっちだったでしょう。
どろんこの手で顔を拭いて、服も汚して お洗濯のめるやセンセに苦笑されても 今日は”つまみ食い”じゃないから、堂々として。 ]
(526) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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シルク、これでジャムたべほうだいだねえ。
あしたはパンケーキがいいなぁって ヘクターせんせーにおねがいしてみよう?
[ パンケーキなら、おなかぺこりんのせんせ>>438も たくさんたくさん食べられるでしょう? って ジャムの鍋を、シルクといっしょに くるくるしながら話したあとに
( パンケーキならジャムもたくさんのせ放題だし )
シルクの耳元で、ウィンクも添えて囁いた。]
(527) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[ 翌朝、シルクがほーせんせを起こしに行くなら わたしも目を輝かせてついていく。 シルクのめがとんプレスが炸裂する前に うっかりせんせが起きちゃうことのないように 足音を殺して そおーーっとそおっと。
わたしまで乗ったら、さすがにちょっと可哀想だから 飛び乗るシルクの発射姿勢を 後ろでニコニコ見ているだけだったけれど
せんせの悲鳴>>447が聞こえてくれば 堪えていた笑い声を解禁して わたしも混ぜて――!と両手をあげて シルクをサンドイッチの具にしてしまおう。
……だいじょうぶよ、上に乗ったりはしないから ちょおっと重さが増すだけ。
きもちのいい朝に、悲鳴と笑い声が響いていった。]
(528) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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ほーせんせがジャムになったら何味かな。 ……ちょっときになる。
[ このほっぺたが落ちそうなジャムほど美味しくはない ……なら、それなりには美味しいのでしょうか。
ばくばくごはんをたくさんたべるせんせいだから ちょっと甘くて あったかくて 燻製のおにくの匂いもするんでしょうか。 ( でもそれは、あんまり美味しくなさそうです )
自慢げに、シルクとみんなで作ったのよって みんなのお皿にじゅんばんにジャムを盛って回った とくべつあまーい、朝ごはんの日の話し。* ]
(529) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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― 現在・食堂 ―
[メルヤが檸檬の入った水を配ってくれている>>417 相変わらず根っこが生えてしまっている友人はそろそろ刈り取って煮詰めてジャムにしてやろうか>>505特製の燻製ベーコンは魅力的だがはたしてどうしてやろうか。
そんなことを考えていると、またシルクの背に隠れてしまうエリの姿も見えて>>476ほんの少し眉を下げた。 どこら辺が怖いんだろう。それを聞けば答えてくれるだろうか。
注文に漏れが無いかあたりを見渡せば……何やら様子のおかしい獣が一匹>>498]
……おい。
[声をかけても会釈一つで逃げ出そうとするのなら、舌打ちを一つ。 後を追うことはしない。学ぶべきは獣も同じかもしれないと、俺よりだいぶ年若い彼を思って。]*
(530) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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―― 回想:雷の実とお塩 ――
たくさんと、いろんなもの。って おんなじじゃないの?
[ やっぱり難しいせんせいの言葉>>340
続きの質問をしようと思ったけど 頬っぺたにあたった鼻先がくすぐったかったから 質問は後でいいやって置いておくことにして。]
うん、せんせいがしらないこと いっしょにいっぱいおしえようね
[ だからわたしも知らないこと たくさんたくさん、教えてちょうだいね。って
せんせいとデメテルちゃんに>>383 交互に片目を瞑ってみせ。]
(531) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[ お塩は?ってわたしが向けた質問に 答えるように始まった次の実験>>341
お塩を溶かした水が、火に炙られて踊るうち だんだん減ってく水かさと、ゆらゆら揺れる白い煙。]
しょっぱい…のはかわらないの?
[ やがてコロンと渡された四角い粒。 お塩から生まれたって思えないくらい 宝石みたいに綺麗だったけど。]
―――――!? しょっぱ!?しょっぱすぎて、にがい
[ 好奇心には勝てなくて、せんせいの注意も何処へやら
でも、口に放り込んだ結晶は、むせるくらいに塩辛かったから。 お話はちゃんと聞こうって、痛感した。]
(532) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[ 自業自得の罰の味。 口の中いっぱいの塩味には涙目になったけど それでも、どこかうれしかったのは。
"―――でも形が変わったって、みんなそこにいるんだ。"
ヘクターせんせいのその言葉が 口の中の塩味で強く、強く実感できたから。
溶けて固まって、宝石みたいになったお塩。 見た目は変わっても、確かにお塩の味は残ってた。
わたしにその時がきたとして せんせいの中に、わたしがちゃんと残っていられるなら。 いいなって思ったんだ。*]
(533) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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―食堂への道すがら―
謝らなくて、良い。……それよりも体は大丈夫なのか?
全く、無茶をする。 望んで毒虫に触れる馬鹿があるか。
知っていたのだろう?
[小さな声の謝罪に、此方も小さな声で返す。>>491
――傲慢な英雄を殺した蠍の物語を、 耳にしたことくらい、あるだろうに。
呆れた様に口にしつつ、気遣わしげに蠍に触れた言霊の獣の掌を見つめる]
二度と、こんな真似はしないでくれ。 あの子たちは勿論だが、君を傷つけるのだって御免だからな。 [肩を並べて歩く、ヴェスパタインに釘を指した*]
(534) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 23時半頃
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─現在:食堂でのおはなし─
[火傷するといけないことを教えてくれるせんせい>>434の後ろにはきっと。 前に作ってもらったお料理でわたしが舌の先をピリッと焼くような怪我をしたせいかもしれないわ。
あの時は、お水に舌を伸ばして冷やしていたっけ。 次からは気をつけなきゃ!なんてわたしは意気込んでいたけれど、ヘクターせんせいに注意してもらうまで忘れていたからバツが悪そうな顔をしたの。
せんせいが何を考えているかは知らずにね?]
わかったわ。 じゃあ、大きなレタスもあるかどうか見てくるわね。
[お手伝いには二つ返事で頷くの>>435 せんせいの気遣いも知らずに重たくて大きいとっておきを狙うわたしは、新しいごはんの気配に胸を踊らせていたわ]
ええ。きっと今日は素敵な日! ちょうど…あと、一年だもの。 えへへ、せんせいも楽しみにしていてね。
(535) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[可愛らしい尻尾には思わず引っ張りたくなっちゃうけど、それは我慢我慢。 さあ、お手伝い開始ね。 意気込んだわたしはそうしてヘクターせんせいとお別れしたの]
(536) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[今日は随分と賑やかだけど、今はお仕事をする良い子のデメテルだから、おやすみの邪魔もしないわ。 食堂からそろりと足を伸ばせばそこいたのはエリの姿>>476 ううん、エリだけじゃない。 みんな揃って食堂にいるみたい]
このお花、ワクラバせんせいがくれたのよ。 ヒナゲシって言うんですって! また探しに行きましょうね。
[わたしはシルクとエリの中で起きたことを詳しくは今知らなかったから、いつも仲良しな二人をにこにこと笑顔で見送って、他のせんせい達にも手を振って走り出したの。 わたしの好きなお花がちいさなお墓の前に飾られた花冠の中に紛れているなんて、知らないまま>>461]*
(537) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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——現在・食堂——
[太陽の香りがする新しい洗濯物を取り込むとき、>>484 よく隣にいて手伝ってくれるのが今隣にいる少女だった。
風を吹かせて木の葉ごと巻き上げると、 今グラスを見ているみたいに目で追いかけていたのだったか。]
これは、砂糖水を作っているんです。 こうして力をいれると……っと。
[くるくるり、中身を追う視線に目を回さないようにねと告げ。 仕上げとばかり力を早めて小さな渦にすると、中身が次々溶けて消えていった。
グラスの中にレモンと果実の赤色を加えて氷を入れれば、 グラス越しの光にきらきらと、氷が宝石のように浮かぶ。]
(538) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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誕生日おめでとうございます。
[シルクにグラスを差し出しながら告げると、 続いて淡い紫、爽やかな若草色の砂糖水を完成させて。]
はいはい、ねぼすけさん。たくさん作ってますから急かさない。 動けないほどって、口を開けたまま寝てませんでした?
[トンと小気味良い音をさせて、>>505 若草の砂糖水を寝起きのホレーショーの横に置く。
よく寝ている獣だと個人的に思っているけれど、 少女たちの玩具になってもまったく動じない様は見事だという感心もあって。 一緒に来たエリにも甘い水は欲しいかと問いかけてみようとしたけれど>>476 お腹の方も空いているようだしどうなるか。]
(539) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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―食堂―
[不調を悟られぬよう、食堂を後にするヴェスパタインに>>498 向けられる舌打ち一つ。>>530]
彼を責めないでやってくれるか。 子供たちの為に、力を使ってしまった結果だ。
[メルヤから檸檬水を受け取ると唇を湿すと、>>417 不満げな素振りの、がっこうの食を司る獣に言霊の獣をとりなそうとする。
果たして蠍の説明で、納得してくれるかどうかは分からないけれど]
(540) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 23時半頃
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――― ひと時の ―――
[獅子は、一時、客席から舞台に。
獣という存在は千差万別で 毛の有無も一長一短、俺を見る目も一長一短。
賢明に手を振る白い少女>>450 その小さな掌は猫じゃらし染みて 気紛れに声を吸い上げた。
その音は、可愛げの、"うにゃッ">>451 如何やら背の高い少女は驚かせ名人である。]
なんじゃ、驚くこともなかろう。
[そして、降り立つ先、重ねる声、驚く声の相乗。 獅子は咽喉を鳴らして低く、笑う。]
(541) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[少女の頬は、伸びる>>515
美味しそうだと腹を鳴らすほど 空腹に苛まれていない、客人の幸い。 ―――ああ、でも勿体ないことに 驚くその"声"は、吸い逃がしてしまった。
擦り寄る、先に触れる、ピッパ>>482の頬。 安寧を吸い込んだ太陽の匂いを与えて ふさふさ毛並で、肌を擽る。 獅子の耳に触れられれば、ぴるると震えて。]
大事に考え、大事に使え。
["せんせいたち"に甘えられる良き日に。 いずれ一匹と共に旅立つ定めの、少女らに。]
(542) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[ピッパに遅れること指の、つんつん>>516を受け 獅子の毛は逆立ち、次に、和らぐ。]
はっは、秘密か。
それも良かろう。"せんせい"との秘密よ。
[カリュクス>>517が誕生日を忘れていたとは 露ほども思わず、誤魔化しごと秘密にする。 獅子の毛は頬を受け留め、鷹揚に笑い 代わりに受け取ったおねだり、前足を上げた。
獅子とて、猫。 猫よりも大きな前足の裏は、桃色の肉球。 そして、研いでもおらぬ、錆びた爪。
獣が少女に、隠し立てすることもなかろう。]
(543) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[そうした短い触れ合いに またね>>483と、ありがとう>>518を受けて。
屋根に飛び上がりながら、獅子の口は笑う。
向日葵色の細い尾を揺らして まるでそれは、手を振り返すようだった。]
………
[触れられた毛並を風に遊ばせ、獅子は丸く。 時折聞こえる声を、息を吸いながら 白を際立たせる神木を、傍を、見守っている。**]
(544) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[私の糧とはならない、けれど味は好ましい果実を マリオは苦手なようだった。>>460
ライチの果肉は味に多少のクセがあるからだろうかと私は首を捻る。]
ふ、私は確かにマリオよりたくさん長い時間を生きているな。 ライチは栄養も豊富だから、マリオにもおいしく食べてほしいけれど。
こども、には合わない味なのだろうか。 どんなところが苦手なのかな。
[少女が獣に対して口にした、大人という表現がなんだかおかしくて思わず笑ってしまった。 味に難があるなば調理や味付けで印象も変わるだろうかと、 見た目が苦手とは知らず、そう尋ねて。]
(545) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[畑のことは私よりもマリオの方が詳しい。>>462 今どんな果実や野菜があるかも把握していることを 偉いなと褒めるように頭に乗せた手は何度目かその髪を乱す。]
そうだな、食べてみるといい。 前は苦手でも今は違うかもしれない。
[苦手だから、とそっぽを向かずに試みてくれることに私は微笑む。 その単純な理由を聞けば、笑みを深めただろう。 味は、食べてからのお楽しみ。]
私一人で行くよりもマリオがいてくれた方が心強い。
[部屋へと立ち寄り大事な卵を置いてくるのを少しの間待って、 いつものように重ねられた手を握ると私たちは畑へと向かう。
途中、誰かには会えたろうか。 マリオが誰かを誘うなら私も勿論歓迎しただろう。]
(546) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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/* ライチ食べたことなくって頭を抱えている
(-168) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[畑に着くと、私はマリオよりも高い視野で木を探す。 遠目でも樹木の種類はわかるけれど、 それを見つけたのはマリオが先。>>465
私は後に続いて木の前に立った。]
右端から二番目のやつだね。 ああ、これはよく熟れている。
マリオは宝探しも得意だな。
[マリオの伸ばした手は実に少し届かないようであったから 私は左腕で小さな体を持ち上げて]
(547) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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上手に採れるかな、やってごらん。
[実の前に顔が来る高さまで持ち上げた。
上手に収穫できたなら、皮を剥いて もぎたてを食べてみるように促しただろう。
私の好物ではあるけれど、先に食べてみてほしいと思った。
見た目は少し不気味でもよく熟れたそれはきっと、甘い。*]
(548) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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/* 畑に行こうかと思ったけどそうしたらワクラバせんせいとバッティングするんだよね。 さっき出会ったばかりのせんせいに会うのも少しためらわれてしまうのです。
(-169) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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/* あうーーー。どうしよっかなぁ。
(-170) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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/* 果物のわたしをたべて!センサーはきっと幼子特有のなにか…… 熟れたのを見付けやすいとか、きっとそういうの。 ホレーショーせんせいの能力が似た感じでとてもときめいてる。
(-171) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[舌打ち一つで若い獣の後ろ姿を見送ると、それを執り成そうと声をかけてくる蠍が1匹>>540鼻を鳴らして返すことには]
……お前さんも分かってねェな。俺ァ別に責めてやしないさ。 だが無理をして傷付くのはあいつだけじゃねえんだ。 それを分かってもらわなくちゃならねえだろうが。
[力を使うことへの代償を目の当たりにすれば力を使わせることを躊躇う少女が出てきやしないか……なんていうのは建前で、本当は俺自身が心配してるだけなのだが。 蠍の尾は雄弁に敵と戦うものだが、こちらの尻尾はただ持ち主の機嫌を表し、しょぼんと俯いている。]
(549) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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/* 多軸にしてしまってごめんなさい……
(-172) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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─現在:花畑─
[大好きなお花は食堂に飾っても素敵だとは思ったけれど、今はお部屋に飾ることにしたの。
眠る前にみんなに自慢しようと思って。 その途中にとっても大きな声>>516が聞こえたような気がしたけれど、気のせいよね。 お化けだったらどうしよう。 その時はお友だちになればいいわね。
考え直したわたしは一度、コップに入ったお花をお部屋の中に置いて。 次に持って行ったのは大きなカゴ。 葉っぱのあるお野菜を入れるための道具を用意したわたしが向かうのは野菜畑…ではなくて、花畑にしたの]
(550) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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新しい花は咲いているかしら。
[わたしは野菜畑にあるちいさな芽>>12の存在は知らないけれど、前に見た時、花畑にもちいさな芽が生まれているのを見つけたから気になっていて。 だから野菜畑に行く前に寄り道をひとつしていたの。
でも花の代わりに見つけたのはちいさな、土のお城>>455 添えられた花冠>>467を見て、わたしはしばらく固まってしまう。 かみさまの木にいない、一羽]
うそ。
[膝が笑ってる。わたしの唇もわらっている。 ぺたん、と座り込めばしばらくベッドを見ているの。 わたしの勘違いだといいわね、なんて願いながら]**
(551) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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[仲直りの顛末、そもそもこの目の前の獣の力で起きた事と知っていても、結局思うところは同じ。 自分の力で人が傷付くのも、仲間を傷付けるのも辛かろうと気を揉んでも、その背を叩くことも叶わないのは悲しい。
その心身を案じるのは少女や、年若い獣に限らず、誰にも触れようとしない目の前の獣にも。]**
(552) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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―少し前花畑・あくしゅ―
[ ぼくとヴェスパせんせいの目があった後、 ヴェスパせんせいがニコラスせんせいの手を握った。 聞いたことのない、ニコラスせんせいの大きな声。それにぼくはびっくりしてからだが跳ねた。>>486>>511
ぼくは、2人のせんせいをきょろきょろ見るばかり。
ヴェスパせんせいは、特別だよって、みんなで手を繋ごうって言ってくれた。>>489 それはとても……とても嬉しいことだった。
ねぇ、だけど。 わからない“なにか”がチクチクする。
どうしてニコラスせんせいは、大きな声を出したの? ヴェスパせんせいからは焼けた匂いがするの?>>490]
(553) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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― 食堂を出る少し前のこと ―
[ヘクターはお腹を空かせたデメテルに焼き林檎を出してくれた。>>349 ヘクターが料理を少女らに教えるように、私は花のことを教えよう。
デメテルには、遠くにある素敵な色を見つけた時に教える約束をひとつしていた。 それは、授業ではないが、ささやかな可愛らしいお願いに私は頷いたのだった。
デメテルにも、近くの色に素敵なものを見つけたら教えてほしいと 私から彼女にもお願いをして。 そのとき彼女は上を見る私と逆、手元にゆれるヒナゲシを見ていた。]
(554) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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[ それでもぼくは、普段繋げないニコラスせんせいと、 手が繋げる事が嬉しかった。]
……わぁ、ありがとう!ニコラスせんせい ヴェスパせんせい。ぼく…嬉しい
[ ぼくは手をつなぎたいってせんせいに言った エリを見てから、ニコラスせんせいの手をにぎった。 ぎゅって! それから反対の手でヴェスパせんせいの手もぎゅってにぎった。“みんなで手を繋ぐ”から。>>489
エリも同じようにしたら、例えすこぅしの間だけでも ぼくたちは一つの輪っかになったかもしれない。
エリが笑顔になったら、ぼくも嬉しい。 その後、ぼくはエリと手を繋いで食堂に向かう。]
(555) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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[食堂はいつもよりも賑やかなように見える。 契りの年まであと1年、となればそれもそのはずかと思うけれど。
ヘクターには甘さ控えめですっきりとするような檸檬水を渡し>>530 ニコラスには深い藤色の落ち着く香りのものを。 >>540 だが、これはあまり深入りしないほうがいい雰囲気か。]
はい、おふたりもどうぞ。すっきりしますよ。
[ヴェスパタインの後ろ姿にも、>>498 ヘクターの舌打ちにもまるで気づかなかったような装いで、 水を二人に配り終えるとそれではと背を向けて、グラスの方に。
ひとつのグラスにカリュクスとラベルを貼り、他から離して蓋をかける。 水だけでなくなにか食べるものがあるといいかもしれない。 腹が減るにはまだ時があるけれど、口さみしさに氷をつまんで噛み砕いた。]
(556) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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青色のサルビアがデメテルの好きな蜜の花。 ちゃんと、覚えたよ。 私も青は好きだ。けれど赤も好きだ。 青いサルビアに赤いサルビア、楽しみにしておこう。
[私ひとりいるだけでまだ人は増えていなくても 少し窮屈に思える食堂を私は後にしようとして。 その前に、ものわかりのよい大人びた風を見せるデメテルの 林檎に喜ぶ年相応の姿を微笑ましく眺めた。
夢中でそれを頬張る彼女の手をそっと離して その代わり、もうひとつ、約束を重ねたのだった。*]
(557) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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[ 手を繋いで食堂に着いて、メルヤせんせいに 砂糖水をもらったり、ホレーショーせんせいを 起こしたりしていたらヴェスパせんせいはいなくなっていた。>>498 だからヘクターせんせいの舌打ちや、ニコラスせんせいの小さな言葉は聞こえない。>>530>>540
せんせい達からのプレゼントに、空腹。 ぼくのどうして?の糸は、切り取られる。>>553 繋がるのかは…わからない。]*
(558) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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……なるほど、その言には一理あるとは思うが。
[こつり、杖を鳴らす]
無理をする姿を見せることが、 子供たちに良くないことだと、彼は思ったのではないかな。 [本人が気付いているかは分からないが、 俯く尻尾を見れば、狼が何を思うかなどすぐに分かってしまう。>>549 言葉や態度こそ荒いが、がっこうの長老格の獣はきっと誰よりも――>>552]
まあ、いいさ。 ヴェスパタインが戻ってきたら、叱ってやるといい。
それが、先達の勤めというものだろう?
[灰白色の瞳を緩ませ、面白そうに笑った]
(559) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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そうでしょ。 あのね、わたしをたべて、って教えてくれるんだ!
[宝探しも得意>>547その言葉に得意げに笑みをこぼす。 断じて、実際に声が聞こえている訳では無い。 だから、たまには間違ったりすることもあっただろう。]
わ っ、
[本日何度目かの浮遊感に、小さな声を漏らした。 背伸びをしても届きそうになかった実に、指先が触れた。]
(560) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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せんせいはみんな、魔法使いで力持ち?
ん、 あかい ほうせきみたいだねえ。
[ひとつ、ふたつ。小さな掌に朱い宝石を収めれば、せんせいがむいてくれた朱い皮の中から顔を出したのは真白い実。 促されるまま、ひとつを口に運ぶ。
( せんせいの大好物だって知っていたけれど、 誘惑には勝てなかった! )
おそるおそる、小さな口でひとかじり。 すぐにひとつの実をも食べ終わると、 とびきりの笑顔を先生に向けた。]
(561) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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おいしい!! せんせい、ライチって とってもあまくて おいしいねえ。
[ふにゃり、と頬を緩める。 手に付いた果汁もぺろりとなめとった。
それから、せんせいも食べて!って、 今度は僕が教わりながら、小さなライチの皮をむいて、 せんせいの口元に差し出した。]
(562) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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ワクラバせんせい、あーん。
[昔せんせいがよくしてくれたみたいに。 慣れない手つきで剥いた実はすこし(すごく?) 不格好だったかもしれない。*]
(563) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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/* 抽出したいいいいい エリ…ごめんなさい…ごめんなさい… ぐああ…いらないことしちゃったなぁ…
(-173) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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/* 私が溺れてるのは自業自得なんだけど エリを巻き込んでしまっているのが本当に…… せんせい達と他の少女が関われるようにって 余計なことを本当にした。本当にした。
ああああああああああああああ
(-174) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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こらー、廊下は走りすぎない!
[ぱたぱたと食堂から駆け出て行くデメテルを見つけたら、>>537 入り口から廊下に顔を覗かせて背の方に声を届かせよう。
あまりにも楽しそうだから水を差すつもりもないし、 きっとあの子のことだから大丈夫なのだろうけど、 転びかけたら渦巻く風で助けられるよう目で追って。]
(564) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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/* 来年はホレーショーせんせいに雪降らせることができるようになった!!ってドヤ顔しにいくんだ…… 虹とかもきっとすてき。
(-176) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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― ししねこと ―
[ カリュクスは、しろくてふわふわしていて小さくて ”かわいい”っていうのはこういうのだなぁって ひっそりこっそり羨ましく思っているのです。
だからほっぺたは進んで引っ張られたいですし たくさん一緒に笑いたい。 ふたりで金色のししねこをもふもふしながら 聞こえた”にくきゅう”のおねだりに わたしはぷぷっと吹き出して ]
わたしもーー! みーたーいー
[ ししねこのほっぺたをむにっと触る両手は もうずいぶんと遠慮がない。]
(565) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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[ 桃色のにくきゅう>>543に、をををを…!と震え 指先でつん、っとしたら ふにょっとした。
( ………をををを……!!! )
これはほかのせんせいにはありません。 めるやセンセのはもっと硬かったし。 ”はじめて触れるもの”に、わたしのこころは たしかにプレゼントを貰ったのでした。
カリュクスとふたりでししねこを見送って さて、わたしはどうしましょう。 今日はどんな楽しいことをしましょうか。 ]
わたし、物見小屋いってくる! ”そと” の人達がいつもよりたくさん来るし。
[ ひらり、長身を翻して。 ]
(566) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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[メルヤが用意してくれた、ウィスタリアの色をしたハーブ水を口にする。蠍のアスコット・タイから連想したのだろうか。 面白いはからいだと、口の端が楽しげに上がる>>556]
いい香りだね。 何のハーブを使っているのかな。
[喉を潤せば、爽やかな香りが花畑であった様々に 浮足立っていた心を落ち着かせてくれた]
……ここは、いいところだ。
[誰にともなく呟くと。 画帖を開き、少女と獣たちを描き始める。 コンテを手に即興の素描。それが今の気分だ。
描き上がった素描をピッパに見せたら、 どんな感想を抱くだろう。 やはり、寂しさを感じさせてしまうのだろうか?
楽しさを感じてくれたら、嬉しいのだけれど]
(567) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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[ カリュクスは一緒にくると言ったでしょうか。
ふたりでも、ひとりでも わたしは
ぽっくり ぽっくり 荷物を抱えて参道をのぼってくる馬車に目を輝かせ
ごととん ゆらり 荷台からのぞく革細工の靴に期待を募らせ みんなにはきっとぴったりだろう 可愛い刺繍のお洋服に
( きっとわたしは入らないな…! )
と、ぎりりと悔しいきもちになったりするのです。]
(568) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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[ 今日は旅立ちの1年前。 がっこうを麓で支える街から、旅のための用意が ”プレゼント” として集められる。
その内容はさまざまで。
いつからか慣習になった 色とりどりの飾り紐のお守りも、そのひとつ。 ]
(569) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 00時半頃
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[ 誕生日とはいっても 日々は変わらず日々のまま きのうと同じ ”たのしいひ”
焼きリンゴがおなかのなかからなくなれば また食堂へとすべりこむし
ほーせんせのプレゼント袋が目に入れば とうぜんわたしのぶんもあるんでしょう?って そのなかからひとっつ選ぶ。
夕ごはんには、あまーい葡萄がでるのかな とか ヘクターせんせーに ”おきゃくさま”が来てるのよって伝えたら 誕生日のディナーがもっと豪華にならないかななんて
いろいろ いろいろ。 企むこともたーくさん。 わたしの一日は目まぐるしく進んでいく。
………だから、ちょっとだけ疲れたの。 ]
(570) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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― 神木 ―
[ 昼もだいぶ過ぎた頃、おひるねをしようって 訪れた先は白い樹の元。
そこに、まだせんせいは居たでしょうか。>>524
居れば、その隣で。
昔の誰かに似ている>>390 なんて なんにもなんにもしらないけれど
すう、と小さな寝息を立てるわたしが だれかの夢を見る助けになれるでしょうか。* ]
(571) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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/* ァアアアアア(ニコせんせ………SUKI……
(-177) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 00時半頃
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―現在・食堂―
[ メルヤせんせいからの誕生日プレゼントの 砂糖水が出来ていく。ちゃんと目を回さなかった。
お洗濯の時、木の葉が巻き上がっているのを 目で追いかけたら回っちゃって、くらくらした時のことを、メルヤせんせいは覚えているみたい。>>538
そんなメルヤせんせいにおねぼうさん、と言われた ホレーショーせんせいは。 ぼく達がさっきまで“けんか”して泣いていた事が お見通しみたいに、からかうように、だけど優しい声をかけてくれた。>>504
そ れ な の に ]
(572) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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や……やだ……
[ お預けされるかもしれないって思うと、急に 焦ってしまった。エリも焦ったかもしれない>>507
お互いに交換してみるのもいい、と言われて ぼくはさっきのメルヤせんせいの砂糖水の氷が 宝石みたいだったのを思い出して「これがいい」と 指差した。>>538
ホレーショーせんせいのお手本を見せてもらえたら 早速やってみて、本で読んだ青色が赤色より温度が 高い事を目の当たりにできる……かもしれない。]*
(573) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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[ ありがとうって振った手と 飛び跳ね遠くなる向日葵色。
左右に揺れる細い尻尾が>>544 ばいばいってしてるみたいだったから。]
ねこさんのばいばいは しっぽでやるのね
[ 見せてもらった大きな肉球 ピッパちゃんがつついたとき>>566 横から観察したらふにってしていたもの。
枕にしたら気持ち良さそうだったそれを ばいばいのときに振ったら可愛いだろうな。 なんて、ほんのちょこっと想像して、ほっぺたが緩んだ。*]
(574) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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[ 金色がすっかり見えなくなった頃 思い出したやりたい事。 木の実かお花のどちらかか、それとも両方 メルヤせんせいにあげるんだって。
だから、ピッパちゃんが物見小屋に行くのなら>>567 またね。って手をひらひら。
わたしはわたし 続きのお散歩に乗りだすことにする。**]
(575) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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/* ああああああもう本当、ずっと朝だし、ごめんなさい
(-178) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 00時半頃
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/* これでだいたい全員を毒牙にかける用意はできた(ニタリ
PC的にやはり太いのはほーせんせだなあ。 次点に食い込んだのがニコだなあー ニコ様の世界がうつくしすぎて僕につとまるかっていうのはおいといて() べすぱの光り輝くエレノアになれる気もしないが べすぱ………べすぱ………かっこいいよなあ。
言霊とてもつぼい。 死に際言ってやりたい言霊があるくらい つぼい。
挙げた3人は死に際のわたしがわりと見えているんだよねえ うんうん。妄想たのしい。
(-179) 2016/10/09(Sun) 01時頃
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/* アーーーーー!!!たのしいなーーー!!!
(-180) 2016/10/09(Sun) 01時頃
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——食堂の話——
そうでしょう、おいしいでしょう。
[シルクとホレーショーとに砂糖水を渡して、>>539 感想を受け取ると腰に腕をやり。 これは自信ありますからと、得意満面といった表情を浮かべる。
小さく聞いた言葉に、じーっと訝しがるような顔をしていたが、 うむと目を瞑って頷くと、人差し指で頰を突いた。>>484]
誕生日のくせに遠慮しない。 私は、シルクがおいしいっていってくれるの嬉しいんですから。
[余っている氷をつまんで口に入れると噛み砕いて飲む。 それがひとつの疑問を絶つことに、結果としてなったのは知らずに。>>558]
(576) 2016/10/09(Sun) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 01時頃
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/* 今からエピローグが怖くて…ううう
(-181) 2016/10/09(Sun) 01時頃
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[ ピッパちゃんと別れてとことこ歩く。
泥んこの足で靴は履けないから 相変わらず裸足のわたしの足。
ずっと前、今のわたしと同じように デメテルちゃんが泥んこ足になったことがあった。 あのときはわたしも一緒に跳ね回っていたけれど 今、泥んこ足なのは多分わたしだけ。
そう思ったらなんだか不思議な気分 あのときは裸足がすごく楽しかったのに いまはそんなに楽しくなくて。]
あらってこようかな
[ 綺麗に洗って靴を履くために 井戸に向かうことにした。]
(577) 2016/10/09(Sun) 01時頃
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なるほど。 彼らはマリオにおいしく食べられるために 教えてくれているんだね。 上手に見つけられるわけだ。
[食物の声が聞こえるかのような得意げなマリオは 授業で教えたことに加えて多くを学び成長している。>>560 私はまるで本当に声が聞こえていると信じるように笑みを返す。
そうして見つけた宝石のような果実の前に 持ち上げた体はとても軽く、温かい。]
(578) 2016/10/09(Sun) 01時頃
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そうだよ。せんせいはみんな魔法使いだ。 力持ちは全部が全部の先生ではないかもしれないけれどね。
中身はもっと綺麗な宝石に見えるよ。
[ライチは鮮度を失うのも早い分、収穫してすぐが美味しいだろう。 苦手と言っていた手にしたそれを口に運ぶのを見て。 ひとかじりの後、すぐにひとつの実を平らげた様子と きらきらと降り注ぐ陽の光に負けない笑顔に私は安堵した。>>561]
(579) 2016/10/09(Sun) 01時頃
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だろう? マリオも大人ということかな。
[食わず嫌いだったらしい私の好きな味を マリオと共有することができたようだ。
左腕はマリオを抱えているから 私はライチの皮がむけない。 代わりにマリオのむいてくれたライチは でこぼこと不恰好ではあったけれど 口の中に収めれば甘く瑞々しい味が広がった。>>562]
ありがとう。 マリオの見つけてくれた実は本当に美味しい。
[私の腹は満たされずとも、その瑞々しさは心に沁みる。 腕からマリオを降ろすと、よくできましたとまた頭を撫でて。]
(580) 2016/10/09(Sun) 01時頃
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[ごちそうさまでした、と木に礼を告げてから ライチの皮と種を木の下に還そう。 皮は栄養となり、或いは芽吹く芽もあるかもしれない。
そうして、私は畑をぐるりと見渡して]
マリオは誕生日プレゼントは何が良い? 食べたいものはこの中にあるだろうか。
ピッパは葡萄を欲しがっていたけれど あれはどこにあったかな。
[それから、デメテルのサルビアの花。 他の少女らには何が良いだろうかと私は首を傾げ。 それらは持って帰るにしても、 今、畑にはたくさんの宝物があちこちに。
宝探しをしようかと提案をして、 その折、一番新鮮な食べ方、つまりはつまみ食いをしたとして、せんせいと一緒ならば誰も咎めはしないだろうからと私は言った。*]
(581) 2016/10/09(Sun) 01時頃
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[服飾は人を表すというように、 洒落ていながら落ち着きのある紫はニコラスの人柄に合っている。>>567 直感でこれと選んだものだが、様子からして気に入ってもらえたようだ。]
このマロウブルーをひとつまみ。 レモンを少しだけ垂らすとこの落ち着いた紫に変わるので。
[もう少し垂らすと赤色になりますよ、と一言添えると。 レモンの輪切りを皿に添えてグラスの隣に置いて。 踵を返す途中に聞こえた誰宛でもない話には黙って深く頷くと。]
たまに、このままでいたくなりますね。
[だいぶ経ってからグラスを整理する傍ら、独り言のように落とす。 顔を上げると、ニコラスが画材を手に真摯に向き合っている姿があり。 書かれた対象はなにかなと食堂をぐるりと一周見回すのだった **]
(582) 2016/10/09(Sun) 01時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 01時半頃
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えぇ?なんでわかったんだ。 俺がいつでも大口を開けて寝てるって。
[メルヤが快く出してくれた若草色をありがたく頂戴する。>>539
口に含むと、甘さと共に爽やかな香りが広がって。 ゴクリと飲み下せば、すぅっと風が駆け抜けるよう。 まるでメルヤ自身のようだと、いつも思う。]
くぁーっ! あんたの作る飲みもんはいつだって最高だよなぁ!
[まるで酒でも飲んだような反応を返して、 うっかり真似する子でもいたら怒られそうだけれど。]
(583) 2016/10/09(Sun) 01時半頃
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―― 湧き水の井戸 ――
[ 目的地へ向かうその途中。 綺麗な花を見つけるたび、寄り道もしたけれど 到着するまでそんなに時間はかからなかった。
井戸の前へ来たならば、濡れないように靴を地面へ そして、桶に水をすくって入れ 綺麗になるまで、左右の足に水をかけていく。
何度もなんども水をかけて 手のひらでゴシゴシこすって洗えば 爪の間に入った泥んこは落ちなかったけれど 他はきちんと綺麗になったから。]
んー。きれいになった。
[ 一仕事終えた満足感。 大きな伸びをひとつして、井戸の淵で一休み。**]
(584) 2016/10/09(Sun) 01時半頃
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― 過去:ふたつの蒼穹 ―
[ 見つめていたのは、わたしのじゃない空のいろ。 とおくて 透き通っていて ”さみしい” 空。 わたしにとっても「忘れられないそら」>>496
”忘れたくない” のは少し理解るきがする。 せんせいたちはわたしたちより とても長生きだから わすれたくないことを わすれないために 絵は、とってもいいものだって思う。
……けど ”忘れてはいけない” って何なのかな。
わたしはあのとき>>496のせんせの目の色が 灰色のうすうい色が、とても寂しくて みたこともない”さばく”のようにみえたの。]
(585) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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[ 朝焼けで白んだ ひとりぼっちのさばくの砂の色。
その温度を確かめるみたいに 目元へ伸ばそうとした手は
何にも触れずに引き戻した。 ]
(586) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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どういたしまして
[ 拙い絵>>355と共に返した、御礼のことば。 こうすれば残っているでしょう?って わらいかけたとき ニコせんせの目の色は、いつもより優しい色だった。
その胸に標>>502を落とした自覚なんて無いけど せんせの瞳の中に いまは夏の夜空の星が在る気がして わたしはすこうし、誇らしかった。
”のこしたいもの”
せんせに見せるのは恥ずかしいから こっそりノートに描いているだけだけれど あのとき>>502のせんせの柔らかな顔を いつか手渡せたらいいなって 思っている。*]
(587) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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…で、なになに?どれをご所望だって? お預けが嫌なシルクちゃん。
この、温度で色の変わる宝石でいいか?
[くつくつと笑って揶揄いつつ。 指差された卵を探し、手渡してやろう。>>573 少女がちゃんと、自分の意思を示してくれたのが嬉しい。
シルクがそうだと頷けば、 使い方を教えてあげよう、と手招きする。]
(588) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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色んな石があるけどな、これは焔の石というんだ。 熱を帯びていると、まるで火みたいだってんでな。 遠い南にある火山でしか取れないんだぞ。
そら、卵を置いて。イメージしてみよう。
そうだなぁ、秋に、焼き芋をしたよな。 あの時、火の傍にあった熱い石… 離れたところからでも、手を翳したら熱かったろ…?
[殻の底に転がった宝石は、深く透き通った紅だったが。 シルクの手によってじわりじわりと温度を上げると、 鮮やかな朱、そして橙、黄、無色へと移り変わってゆく。]
(589) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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よし、その調子! もっともっと、手で触れないくらい熱く!
……ちょっと想像つかねぇかなぁ。 ほら、こうやると…どうだ?
[暫く無色だった石は、やがて徐々に青味を帯びて。 砂糖水に入っていた氷のように、キラキラと輝いた。]
青は、冷たい色だってみんな言うけどなぁ。 こんな、めちゃくちゃ熱い蒼だってあるのさ。
[これでいいのか?と目で訊ねてみる。
逆に、冷たくすると変化する石もあったけれど。 あの氷に目を輝かせていたシルクだから、こちらを勧めた。]*
(590) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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/* 青が赤より温度が高い、で炎を連想したのだけれど。
…こ、これで大丈夫だろうか!www そもそも、色の変わる宝石が御指名でなければ目も当てられない(
(-182) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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ごちそうさまでしたっ
[せんせいに倣うように、慌てて礼を告げれば 瞳を閉じて小さな掌を合わせる。 実は僕とせんせいの一部になって、 皮はせかいとひとつになる。
めぐりめぐる命の輪の中で 次に巡り合う時はどんなかたちをしているのだろう。]
(591) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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この石を見るたびに、俺は思うんだよなぁ。 コイツはどっちかってぇと、焔より星みたいだって。 ほら、覚えてるか? 前に一緒に夜更かしして、星座観賞したよな。 あの時も、赤いのや黄色いの、青いのがあってさ。
もしかしたら空の星も、こんな風に熱いのかもなー。
[卵の中には、複数の石が転がっている。 シルクがもっと上手く、力を扱えるようになれば。 一つ一つを違う温度に―― 小さな星空を作れるようにも、なるのかもしれない。]*
(592) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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……プレゼント? せんせいと一緒にライチを食べることができたから、 それだけでじゅーぶん!
ぶどうは、こっち!
(593) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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[くい、とせんせいの手を引いて。 葡萄の木の下まで道案内。
その道すがら、宝探しを提案されれば表情を明るくさせて元気よく頷いた。 桃の木に林檎の木。 さっき摘み取ったライチに、梨の木。 あとは、なにがあったっけ。 たくさんの木に、果物のなっている葉に寄り道をした。 そのたびにつまみ食いをすれば、 せんせいは食べ過ぎだって言うのだろうか。
上着の端を掴んで袋を作る。 そこに果物をひとつずつせんせいにとって入れてもらう。 袋の中がいっぱいになったころ、 葡萄の木にたどり着いただろう。 それも同じように入れてもらうと、声を紡いだ。]
(594) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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きょう、誕生日でしょう。 だから、神木さまにもプレゼントを持っていこうと思って!
僕を生んでくれて、ありがとうって伝えに。
[照れたようにはにかみながら、少しだけ顔が熱いのは気のせいではないのだろう。 たくさん詰まった果物を落とさないように、慎重に歩を進める。 いってきます、と言葉を発して。 向かう先はまなびやの入口。神木さまのもとへと。*]
(595) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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/* おまえ、あの子のロルをよく見ろよって自分の頬をビンタしてきた(
いや、火には違いないけど。 シルクのテーマの一つが星だというのを見事に忘れていた間抜けよ…!
(-183) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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/* シルクの、というか、サソリ(ニコ)の能力にかけてというべきか。
熱い熱い火の蠍と思えば、火と星を関連付けたのも、そう悪いことじゃなかったな…?(何とでも言える
(-184) 2016/10/09(Sun) 02時頃
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―回想・星が生まれた日―
[光射さぬ塒で、蠍はじっと座り込んでいた。
生まれてから四百五十年余り。 一度も糧を口にすることがないまま、 やがて訪れる、渇いて死ぬ日を待っていた。
そうあるよう造られたから、英雄を殺した。 彼の死を嘆き刃を手する、英雄の恋人を殺した。 二人の敵を討とうとした、英雄の友を殺した。
英雄殺しを昇華させるため 蠍を星に昇らせようとしたから、創造者を殺した。
殺すことしか出来ない自分が嫌いだから、 最後に自分を殺すことにした。
――けれど、焔の毒では蠍は死ねないから。 暗い場所に隠れ、時が殺してくれるのを待つことにした]
(596) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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[そうして暗い所に閉じ籠もって、どれほどの時が過ぎただろう。
ふいに暗闇に一筋の光が差し込み。 蠍は眩しさに目を細める。 塒の扉を開いたのは旧知の獣。少女を連れた蝙蝠だった]
……俺はこれから、死ぬのだ。 そんな俺のところに、貴様は何をしに来た。
[じろり睨みつける旧友に嘆息しながら、 蝙蝠は衰弱し肌も瞳も色褪せた、蠍の名を口にする]
(597) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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『……なあ、■■■■■ お前の気持ちは分かるが、いつまでも意地をはりなさんな』 [蝙蝠の言葉も、殺すことしか出来ずに疎まれ、 ねじけてしまった蠍の心には届かない]
『また、来るよ。 今はしなければならないことがあるからな』
[光の中に立ち去る、蝙蝠と少女。 睦まじくつながれた手が、暗闇に閉じ籠る蠍の瞼の裏に、強く焼き付いて離れない]
(598) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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[それからというもの、死を待つばかりの蠍の脳裏に甦るのは 鮮やかな光――獣と少女。
自分と同じに嫌われ者の蝙蝠に、 手を繋ぐ相手がいることが羨ましかった]
どうして、俺は――俺だけが、独りなのだろう。
[妬ましくて、憎くてたまらなくなって、 蝙蝠のことを殺してやりたいと、 そう思ってしまった、自分の醜い心が恐ろしくなって。 闇に中に独りいることが怖くてたまらなくて。
気がつけば塒を飛び出し、二人の後を追いかけていた]
(599) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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/* やばい ニコが見えると心臓きゅっとなる
これは恋だな
(-185) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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[そうして辿り着いた最果ての地で。 蝙蝠は泣いていた。
傍らに立つはずの少女の姿はなく。 繋げがれていた手は力なく下げられたままで。 少女のことだけを思い、失われた命を惜しんで、 蝙蝠は泣いていた。
大粒の涙が光を受けてきらきらと、 星のように輝いた。
嗚呼、どうして蠍と同じにねじけた心の持ち主が こんなにも、きれいな涙を零せるのだろう。 蝙蝠の身に何があったのだだろう。
知りたいと思った。 そうすれば、こんなにも醜い蠍のこころにも 美しいものが宿るかも知れない。
――それが、蠍のはじまりだった**]
(600) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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/* 旧友が蝙蝠なのは、アンタレスの別名がヴェスパーティリオなので。
(-186) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 02時半頃
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/* ちょっと尊すぎやしませんかね(真顔
ぞわっとしたよ 蠍が蝙蝠の少女を殺したのではないかって 一瞬思って ぞわっとしたよ。
ちがうね、ごはんたべたあとだったんだね。
あーーーーーーーーー その業火に灼かれたいーーー(ごろごろ
(-187) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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― 現在 と ゆめ ―
[ 神木の垂れ下がる白い枝にかこまれて ここはふわふわ いつでもあったかい。
シルクやデメテルは見たっていってたけど 傍で見守る妙ないきものに わたしは気付きもせず すやり すやりと 寝息を立てた。
夢に見たのはいつかの空。>>506 あたたかな茜色のそらと、夜色のせんせいの空。
ふたっつの月が、 いまにも収穫できそうなところにあった。>>501 ]
(601) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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[ 前科の指摘>>503には肩をすくめて しょんぼり下げた眉に、反省の色が滲む。
ばつがわるくて逃した視線は 茜の照らす稜線をなぞり ぽつぽつと灯る街の火へ。 まるで下にも空と星があるみたい。
”お説教” のはずなのに、あんまりにもそれが綺麗で わたしは 「 もっとみたい 」 と 気付けばめるやセンセ>>506にねだっていた。
( もう大きくならなくていいよう…… ) とは、こころの中でだけ答えて
茜の反対側から昇る藍色と星に、目を輝かせながら あったかい背中に抱きついた。
―――いまも、あたたかい。 とても とても。 ]
(602) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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[ あたたかいのは、 神木の幹か それとも誰かか。
わたしはそれに擦り寄るようにして眠っている。
目覚めるのは、何時になることやら。** ]
(603) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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/* それにしても、みんな発言量と濃度がすごくてすごいなあと思います(小並感
私はついていくだけで、割りとあっぷあっぷしている状況です。
(-188) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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[上着で作ったちいさな袋から果物がこぼれないように、 そうっと足をまなびやに向ける。 途中、誰かとすれ違うことはあっただろうか。 手伝おうか、と問われても、 ひとりでへいき!と元気な声を返したことだろう。
そうして辿り着いた神木さまの所には おや、どうやら先客>>524>>571がいるようで。]
(604) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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( ヴェスせんせいとピッパ? せんせいがこんなところでおやすみなんて、珍しい。 )
[起こさないように、そうっと近寄れば、 真白い神木さまと、ふたりと果物を何度か見比べた。 神木さまのためにとってもらった果物だけれど、 おんなじように誕生日のピッパと、 いつも僕の言葉を果物に届けれくれるせんせいに。]
(605) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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/* >>600の誤字が酷いなあ。 過去の〆だと言うのに……。
ところで、>>500と>>600、キリ番二連発で何となく嬉しい。 時計を見たら、ゾロ目の時間だったとかそんな感じ?
(-189) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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ハッピーバースデー
[寄り添うように眠る二人の真ん中に。 桃に林檎。梨にライチ。それから、葡萄を置いて。 言いなれない祝いの言葉は、ふたりの耳には届かずとも。 だれか>>3の耳には届いているのかもしれない。
真白い樹木に耳を当てれば、静かな鼓動が聞こえた。 幼子が母にするように、甘えるように頬を摺り寄せれば、 ありがとう、と小さく呟いて。 ふたりが起きる前に、その場を後にした。*]
(606) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 02時半頃
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/* 天使かな??????????
(-190) 2016/10/09(Sun) 02時半頃
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[マリオがきちんとごちそうさまの挨拶を ライチの木にするのを見届ける。>>591
一見すればマリオやピッパが普段からしているように それはつまみ食いの光景と変わらないけれど 実を取り込み、皮は土へと還って めぐる命のことを学ぶ授業になっていれば良い。]
こんなもので良いのかい。 美味しい実を選んで貰ってプレゼントを貰ったのは 私の方だというのに。
せっかくの誕生日なのだから もっと欲張っても良いんだよ。
[一緒に私の好物を食べただけ。 それだけで充分だとマリオは言う。>>593
ならばせめて、宝探しの戦利品は好きなだけつまみ食いしておきなさいと、私は手を引くマリオの後を追う。]
(607) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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[マリオの上着の端で作った袋に、 熟しているものについてはマリオにどの実がおいしそうかを聞きながら 私はひとつひとつ、様々な果実を乗せていく。>>594
これだけあれば皆で分けて食べるには充分だろうと 袋がいっぱいになったころ、紡がれた言葉。]
神木にお礼を?
それは名案だ。 感謝のきもちを忘れないのは大切なことだからね。
[私はぱちぱちと目を瞬かせて、 はにかんだマリオの赤くなった頬に触れた。 やや熱くなった頬に私の低めの体温はひやりと冷たかったかもしれない。
そうして、いってらっしゃいと言った後]
(608) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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誕生日おめでとう、マリオ。 生まれてきてくれて、ありがとう。
[ずっと見てきたのにいつの間にか 大きく成長していた小さな背にそんな声をかけて、 神木へと向かうのを見送った。*]
(609) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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―幕間・お寝坊は三文の得―
[早起きすると良いことがあるとは、誰が言ったか。 まぁ、世間的にはそうであるのかもしれない。 けれど俺にとっての幸せは、だいたい眠りと共にある。
夜はちょっと遅くまで起きて、眠れない子に寝物語を。 皆が寝静まってから星を見たり、ヒソヒソ交わす密談もいい。
朝は、率先して二度寝をする。 眩しい朝陽の射さない西部屋を選んだ理由は、ずばりこれ。
寝ている間は、空腹もいくらか紛れるし。 使い古しの柔らかシーツと毛布の隙間は、居心地がいい。 そして何より、毎朝誰かが起こしてくれるってのが、一番。]
(610) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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/* あーーーーんーーーあーー ワクラバせんせいがさっきから的確にツボをついてくれて生きるのがつらい。すき
(-191) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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[寝ている間に悪戯をされて、怒ったことは一度もない。 なんたって、油断して寝ている方がいけないのだ。>>432 …とは、表向き。
本当は起きていることだってあるのさ。 けれど、想像してみてほしい。 もし、目が覚めた時そばに少女がいたら。 その子が一生懸命、布団にオナモミを並べていたら…>>310]
(〜〜〜〜〜…ッ!!)
[一つ一つ、集中して。 身体の際に並べられる、几帳面な一列。 ヒョコヒョコと横に移動していく頭が、なんとも愛らしい。]
(611) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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/* メモ更新してなさ過ぎてお礼言えてないけどホレーショーせんせいもワクラバせんせいもお付き合いほんとうありがとうございますっ
(-192) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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[薄目を開けてそれを盗み見、弛む口元を必死で戻す。 これはなんとしても、期待に応えねば。
――と、そんな思考の結果。
悪戯っ子が最後の一粒を置く瞬間を狙い、寝返りを打ち。 トゲに驚いてギャア!と叫ぶふりをしながら、 ばれぬようドキドキしていた少女を、逆に驚かせたことも。
…どうだろう。 毎朝こんなに可愛い姿が見れるのだ。 これを叱る気になんて、なれないよな?]
(612) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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―回想・悪戯画伯事件―
[寝ている間のアレソレと言えば、 一等驚かされたのは、“悪戯画伯事件”である。
……あろうことか! 俺のお気に入りのシーツを!
やつら、キャンパス代わりにしやがったのさ!!]
(613) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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[――とある日の朝、目が覚めると。]
お、おぉ…?なに、冷たっ、? …あ?ア゛ァァァァァ?!!
[ガバリと上半身を起こしたはずが、腕が使えずまたゴロリ。 全身をシーツで、グルグル巻きにされている。>>309
解いてみれば、赤と青、時々滲んで紫の色。 白地のシーツに、淡い色の花が、星が。>>382 寝ていたところ以外に、びっしりと。
すっかり、ぐっすり寝込んでいたものだから、 この寝台は少女たちの洗礼を受けたのだ。>>271]
(614) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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うおぉぉい、誰だ! 出て来い、この悪戯っ子めー!
[こちらの反応を気にして、彼らは何処かに隠れている。 そう思ったから、ベッドを飛び降り、辺りを見渡した。]
これは…一人じゃないな…二人だな? それ見ろ、ここに泥んこの足跡が残ってるぞぉ…?
[別に、汚れなんてどこにも無かったけれど。 この手の悪戯をしそうな少女達にカマをかけた。>>577
ごちゃごちゃと汚い部屋の物陰を一つ一つ、 かくれんぼでもしているかのように暴き、確認しながら。]
(615) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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[本当に、少女たちの発想には毎度驚かされる。 あの日、目が覚めた俺がどんな気持ちになったかわかるか?
――あまりにも、嬉しくって、楽しくって! そう、思わずベッドから飛び降りてしまう程だ!>>233
つまるところ、彼らの作戦は大成功だった。
あの後、二人と一緒にキャンバスの空白を埋めて。 そうして完成した芸術品を、今でも俺は愛用している。]
(616) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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/* わすれてた…ふう……
これできちんとはじまるよな?な??? 不安不安。ぷるぷる。
みんながポプラにくれるいろんなものを 拾いたいが全部は拾ってあげられなさそうで(ぼくの把握力とロール作成速度てきに かなしいけれど全部無反応をつらぬくよ… ごめんね… 反応できたこ、できなかったこ、できるのがいやで… ごめーーーんーー!
地味にメモに 「むらたてお疲れ様です」と書かれると のっとむらたてが透けるのでつらい (しかしカモフラージュに自分で自分におつかれは書きたくない
……いやさ、全裸陣営だからいいんだけどさ…… くすんくすん
(-193) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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[…しかしここで、残念なお知らせが一つある。
そのシーツにより、早起きを習得することは終ぞ適わず。 逆に怠け者の居眠りを助長させる結果となってしまった。 それは俺の正体が、樹木の精であるからだけども――。
同胞の花々に囲まれる安心感、少女からのプレゼント。 …ほら。少しでも長く過ごしたいと思うに決まってるだろ。]*
(617) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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- 井戸 -
[せんせいにお気に入りの本を持っていって、 読んで!って強請るために書庫へ向かう途中。 ここを通った方が近いからと賑やかな厨房を通りぬけて、 外へと続く扉を押し開ける。
そこには、足を濡らした少女がひとり>>584]
カリュクス、みずあそびしてるの?
[靴を投げていたこと>>65も、 足を汚したこと>>70もその理由も知らないから。 濡れている両足を見てそう尋ねると、 井戸の淵でひとやすみしている隣に腰掛けた。**]
(618) 2016/10/09(Sun) 03時頃
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[マリオが神木へと向かった後、 私は畑の周辺を見回って、畦道にサルビアの花を見つければ、花の蜜を吸ってみた。
優しく淡い味は果実とは別の甘さ。
少女らは皆それぞれの個性を持っていて いろいろな表情を私に見せてくれる。
ひとりひとり、味もおそらく違うのだろうと考える私は この先契りを交わし糧と変わる少女のことも ただ、巡る命の一環として捉えている。
此処に成る食物のひとつひとつに感謝をするように 此処に在る花のひとつひとつを愛おしいと想うように 少女も同じく、大切な存在で糧となる世界の一部。
焼け痕のような私の右半身にはいくつもの記憶が刻まれている。 小鳥や小動物、木々、花、様々な生命の記憶。
私はそっと目を閉じて畑の片隅、ひとつの樹木に右手で触れた。]
(619) 2016/10/09(Sun) 03時半頃
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[私の右半身には痛みが走り、鱗がひとつ落ちる。 樹木の魂は少しだけ私の中へ取り込まれた。 これは、左手を使うための補給のようなものだが 私は多くの場合、この木から力を貰っている。
入ってくる記憶の欠片は私がよく知っているもの。 いや、知っていたもの。
私の食べた少女の記憶。 私が食べた少女はひとりだけ。
少女がよく好んで食べていた果実の成るその木は 在りし日の少女の記憶をたくさん抱えている。
少女を糧とすることは少女が果実を糧とすることと同義の 世界の循環の一端であると私は考えている、はずなのに
こうして今でも 同じ少女を食べ続けているような――― この行為の根源にある感情の名を、私は知らない。**]
(620) 2016/10/09(Sun) 03時半頃
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―回想・置いてけぼり事件―
[寝ている間のアレソレ、その2。 一等悔しかった日のことを話そう。
前述のように、俺は誰かに起こしてもらうのが好きだ。 だがしかし、そうだと伝えたことは一度もなかった。 それがまさか、あんな悲劇を生むことになろうとは…]
(621) 2016/10/09(Sun) 04時頃
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[ピッパに久々の添い寝をしてやった、翌朝のこと。]
ぅん、ん〜…… みんなの中で一番でっかいピッパぁ… ムニャ…んむむ… 泣き顔不細工でぇ…、世界一、可愛いぞぉ…
おー……おぉ? 今、何時だ?
[前日の夜に伝え損ねたことを一人、寝言で零す。>>223 陽はとうに高く昇りきり、時刻は昼前。
…恐ろしいことに、この日は誰も起こしてくれなかった。>>226]
(622) 2016/10/09(Sun) 04時頃
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[何か、優しい言の葉が降って来て、>>226 幸せな夢を見ていたようで、心地が良かった。
……が、しかし、現実は非情である。 がらんどうのベッドで、一人叫んだ。]
ピッパ…? うおおい、ピッパ!なぜだ! なぜ、起こしてくれなかったんだぁ!!
(623) 2016/10/09(Sun) 04時頃
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[わかっている。 これが彼女の優しさだと、わかってはいる! だからピッパを責めるのはお門違いだ。
全ては、そう、寝坊助の自分が悪いのである。
あぁ、悔しい。 こんな日くらい、早く起きていたかった。
元気印のピッパの笑顔を、一番に見てやるはずだったのに。 いつかの朝みたいに…笑っている姿が、見たかった。>>528]
(624) 2016/10/09(Sun) 04時頃
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[それ以来、普段の寝坊はやめられないものの、 大切な日にだけは、ちゃんと起きられるようになった。
もう、あんな悔しい思いはしたくなかったから。 だって、なぁ。あの子らの笑顔を、寝坊で見損ねるなんて!
今日は、少女たちの9歳の誕生日だ。 彼らがここで過ごす、最後の一年の始まりの日。
…だから今日、俺はあんなに早起きだったのさ。]**
(625) 2016/10/09(Sun) 04時頃
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―回想:ジャムの話―
[ ジャムをとったらダメなら、自分で作ったらいい。 そんなぼくの考えはお砂糖の量でバレてしまった。 厨房から出たはずのヘクターせんせいの声がして ビクッ!って身体が跳ねた。>>359 ぼくが悪いのがわかりきってるから…正直に話した。]
じゃあヘクターせんせい…… 火を使うところ、みてくれる?
[ ジャムを作るのをダメとは言われなかった。 ヘクターせんせい、優しい。>>360 ぼくはせんせいにありがとうって抱きついて、マリオやピッパ、ホレーショーせんせいと果物をとりにいった。]
(626) 2016/10/09(Sun) 04時頃
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[ ホレーショーせんせいに果物をとるのを手伝って、と お願いしたとき、どうしてジャムをたくさん作るのか、ホレーショーせんせいのウインクをぼくは「ちがうよ」……ってはたき落としてしまった。>>438 ホレーショーせんせいが肩を落として、お顔が 曇っているのが見えて心がちくり。>>438 もしかしたら尻尾も垂れ下がってたかも。
それでもぼくのために身体を持ち上げてくれて、 果物をとるのを手伝ってくれるホレーショーせんせい。やさしい。 ピッパもおいしいくだものレーダーのマリオを 肩車して、声が聴こえるマリオはどんどん収穫していく。>>525]
(627) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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……せんせい!ぼくにも声、きこえた!
[ マリオは耳をすませればいいと教えてくれたけど、 レーダーのないぼくは今まで果物の声がきこえた事が なくて。だけどせんせいに言われて耳をすませれば
綺麗な声が聴こえたんだ。>>440
まるで糸をたどるように果物に手を伸ばす。 いつもなら見分けがつかないのに、今はそれはそれは 美味しそうに見える。 思わずはしゃぐぼくを抱えるホレーショーせんせいはきっと大変だったと思う。 ピッパにも声が聴こえたこと、教えてくれたかな?]
(628) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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[ 途中から競争みたいになって、結果はわからないくらい収穫して、気づいたらみんなして泥んこ。>>526
でもいいんだ。 メルヤせんせいとおせんたくもできるから。
ぐるぐる回るのが楽しくて目を回したのも、 この時だったかな。呆れられたかもしれない。]
(629) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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[ そうして収穫した果物の山を、ヘクターせんせいに 見せて、パンやスコーンにつけるだけじゃない食べ方を教えてもらったり、果物じゃないジャムだったり――……それはもうたくさんたくさん作った。>>360
ぐるぐると鍋を混ぜるのは、おせんたくみたいで 楽しい。ピッパのジャムみたいな甘い囁きにぼくはうっとりする>>527
1人じゃ絶対に作れなかった。 最初はぼくが自分で食べようとしたジャムだけど、 その時はもう、すっかりみんなに食べてもらいたくて。]
ヘクターせんせい あしたな朝はパンケーキ、食べたいなぁ
[ さっそくヘクターせんせいに、お願いした。 ジャム食べ放題。ジャムがたっぷりのるパンケーキ。 お願いは叶えてもらえたかな。 ホレーショーせんせい、よろこぶかな?]
(630) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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[ だけどせんせいはやっぱりお寝坊さん。>>447 ぼくは、ピッパと一緒にせんせいの部屋にそーっと 行って、ぼくは発射。>>528 一度じゃダメだったから、起きるまで跳ねた。]
せんせい……おき、てっ!!
[ ぼくのめがとんプレスは、せんせいが目を開いたと 同時にお腹にたたき込まれた。 そして起きたせんせいに抱きついたピッパに、ぼくは サンドイッチされた。 せんせいはお腹が痛かったみたいだけど、ぼくは ピッパとせんせいにぎゅうぎゅうで……嬉しかった。]
(631) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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[ 痛い、と泣くホレーショーせんせいのお腹を ごめんなさいって撫でる。>>448 いっぱい食べてくれて嬉しい。だけど]
……もしせんせいがジャムになったら? もしもぼくがジャムになったら、せんせいは 食べてくれるでしょう?でもせんせいは……
重くなったのは、いけないこと? ご飯食べるの…少なくすればいいかな
[ ヘクターせんせいのご飯はジャム以外も美味しくて、ついつい食べちゃうから? 絹糸……ぼく、シルクなのにシルクじゃないの? ……って少し落ち込んだけど。
それでもみんなで賑やかに朝ごはんを食べた“いと”のお話。]
(632) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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[ だけどそれには続きがあって。 朝ご飯の後、ぼくはヘクターせんせいのお手伝い。
あんなにジャムの瓶が並んだのを見たことがなくて、はしゃぐぼくにヘクターせんせいが教えてくれたこと。>>361
それは普段なら考え出された“知恵”を知ってすごい……って思うところだったけれど…浮かんだのはあの小鳥だった。]
(633) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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せんせい……小鳥やぼく達には“そういうふうに ならない”ような方法はないの? ……ダメに、なるの?
[ 果物はお砂糖で煮詰めて、ダメにならずに済む。 ぼく達はダメになるの?ぼくはジャムになれない? 冷たくなった小鳥は……ダメになったの?
ちくり。ぼくの心に針が刺さる。 ぼくは“お砂糖で煮詰めてもらわないと”…せんせいに “こうかい”されるかもしれない。
甘いお口の中が、ちょっと苦くなる感じがした]**
(634) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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―回想:星の色―
[ きっと手があったかい人は、心もあったかい。 心じゃおさまりきらないから、手もあったかくなるんだ。>>421
デメテルがデメテル自身のことをどう思ってるか …ぼくはわからない。だけどぼくにとっては、デメテルの手があったかいのは当たり前のこと。]
おんなじ……おんなじ、空 おんなじ空を見たら、ぼく達の“いと”は切れない ……よね
[ すぐ心細くなるぼくは、デメテルの言葉に、やっぱり優しいデメテルに。ちゃんとした刺繍を贈ろうと思った
……ううん、ぼく達みんなの“いと”が繋がってるなら みんなの分まで。]
(635) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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/* こんな時間に起きてて大丈夫か、シルク!(盛大なブーメラン
返事は、明日でも良かったんだぞ! でも俺は可愛いおまえが見れて今、とっても嬉しいぞ!!
PLも良い夢見れそうだー。 少女達がみんな可愛くて可愛くて、めっちゃ眼福…! せんせい達もそれぞれ葛藤があって…あれ?俺はまだ表に出してないな…?w
明日…明日こそw
(-194) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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……デメテルの歌声、好き
[ きらきら光る星の歌を、ぼくは邪魔をしないように 耳をすませて、そうしてデメテルに拍手した。>>423 ぼくはこの歌を、デメテルが時々夜に口遊むのを 聴いて覚えた。
誰にどの色を贈ろう?何に刺繍しよう? 形が歪んだら縫い直し。その他にも色々、色々な 理由で――ぼくはとっても時間がかかった。]
(636) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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―星の形―
こころに浮かんだ色や、形?
[ その中にはさびしさも入るんだって。ニコラス せんせいの言うように描いてみようと思っても、 こころに浮かぶ気持ちを形にするのは難しい。
それがお顔に出たのか、ニコラスせんせいは もっと教えてくれた。唄うように。 ああ、その唄は本にのっていたっけ>>468]
(637) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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『オリオンは高く うたひ つゆとしもとを おとす』
そのお話……ぼく、知ってる マリオの好きな、お話だ>>212
[ 心の中を描きたいもので満たしてみる。ぼくは 宝石箱をひっくり返したような大きな星、小さな星 少し前に読んだ本が頭に残ってて、空には川も 小鳥さんも、汽車もある。せんせい達も、みんなもいる それが星座みたいな糸でつながってるような。
それに、星の並びも正しくはわからないぼくも 並ぶからすきの星くらいは浮かんだ。]
(638) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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……からだを使うことは、まことの幸
[ ぼく達は生まれ、大好きなせんせいに食べられると 知っている。きっと心に針が刺さるのは、まだ知っているだけで、わかってはいないから。きっとそう。
ぼくはぼくなのに、手と心は同じにならない。 浮かんだものをそのまま描けるわけじゃないけど、 絵の難しさに唸るぼく。
なんだかごちゃごちゃのぼくの心の中。 ニコラスせんせいにはどう思われるんだろう。]
(639) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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[ ちゃんとしたものを贈りたい。みんなに。 そう思ったぼくは……やっぱり今年“も”刺繍を 完成させることができなかった。]**
(640) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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/* フラグがわかりません。 でもまだ、プロローグ
(-195) 2016/10/09(Sun) 04時半頃
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/* メモ デメテルちゃんの大事なお花 ヴェスパせんせいの疑問 ホレーショーせんせいの宝石と、星
(-196) 2016/10/09(Sun) 05時頃
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/* ちょっと不貞寝してました…(ごめんなさい) 花畑→ホレーショー→(メルヤ?→)ヘクター だよね、うん。猛烈に抽出が欲しい…っ
(-197) 2016/10/09(Sun) 06時半頃
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/* 私が獣をやると、たぶん感情平坦で世の中どうでもいいぜ…みたいな人になってただろうから、情緒豊かなせんせいたちがおもしろい。 もしくは少女たちの可愛さで絆されている説もきっとある。 エリもがんばるぞ!
(-198) 2016/10/09(Sun) 06時半頃
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― お花畑の道すがら ―
[ニコラスせんせいは、少女のおねがいもすんなり聞いてくれた。>>493>>494 手を繋ぐのと、撫でるのと、抱きついたりするのがだめでも、一緒におえかくをするのはきっとたのしい。
せんせいの瞼が少し揺れた気がしたけれど、きっと気のせい、そう、木の精の仕業かも。 下手っぴな絵をみせるのは、せんせいにだって恥ずかしいけれど、でも、きっとたのしい。
すこしのしょんぼりが上昇したあと、ヴェスパせんせいとニコラスせんせいが、なんだか内緒のことをしてる? あんまり一緒にいるとこ見ないな、って思っていたけど、ほんとうは仲良しだったのかも]
……?
[なんて考えていたら、あたしが取れなかったニコラスせんせいの手を、ヴェスパせんせいが取る。>>486 そのとき、ヴェスパせんせいの顔が歪む。>>488 それから、ニコラスせんせいが、珍しく強い口調でヴェスパせんせいに言葉を向けた。>>511]
(641) 2016/10/09(Sun) 06時半頃
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[びっくりした。何があったのか、少女にはわからなかった。 ヴェスパせんせいが何かをしたんだろう、と思うけれど――考えたって分からないから、ただ、少女は見ていた。 それから、ヴェスパせんせいが"だいじょうぶ"、って。手をつなごう、って]
う、うん。 …せんせ、良い?
[ヴェスパせんせいに促されたけれど、ほんとうに良いのかわからなくて、ニコラスせんせいを見上げて問う。 良い、って言ってくれたに違いないから、せんせいの手をぎゅ、ってにぎった。 反対の手でヴェスパせんせいの手も握ってみたら、うっかり輪っかになっちゃったから>>555、名残惜しくもひとつを切って、四人で手を繋いであるきだす]
(642) 2016/10/09(Sun) 06時半頃
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[ヴェスパせんせいがなにかをしてくれたのはわかったのだけれど、支払った代償>>490に思いを馳せる事などなく。 少女は無邪気に、ふふ、と笑ってみせた。
せんせいたちのお話>>491>>534を他所に、少女はご機嫌に足を取る。 たぶん、きっと、シルクちゃんもおんなじ。
ニコラスせんせいは杖をついているから、歩くのはゆっくり。 だから、それに合わせて、ゆっくり、ゆっくり。 ほんの僅かの距離だけれど、土を踏む音が聞こえてきそうなほど、穏やかな道程だった。 エリの鼻孔に微かに香る焦げた臭いは、食堂から漂うおいしそうなにおいに掻き消されていた。>>523*]
(643) 2016/10/09(Sun) 06時半頃
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― 食堂・メルヤせんせいの砂糖水 ―
[メルヤせんせいにご挨拶をしたら、くるくると水をかき混ぜているところだった。>>484>>538
水色じゃない透明の水に色がついて、飲んだら甘くって、おさとうのあじがして、おいしいの。 前に、カリュクスちゃんに教えてもらって、いっしょに作ってもらったことがあった。
せんせいの手元をじっと見つめて、くるくると色が変わる様子を見つめる。 きっと、となりのシルクちゃんとおんなじかおをしてるとおもう。 シルクちゃんの口は開いていなかったとおもう、けれど、自分の口はぽかんと開いていたのに気がついて、ぐっと顎を引いた。すこしはずかしい]
(644) 2016/10/09(Sun) 07時頃
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[これは……メルヤ先生からのお誕生日プレゼント、みたい。>>539 あたしも欲しい、って言ったら、メルヤせんせいはきっとあたしの分も手渡してくれたはず。 だから、ありがとう、って受け取って、くいとグラスを傾けた]
…おいしい!
[あまいものはだいすき! 虫さんたちは甘い液を啜って生きてる、って聞いたから、来世は虫さんになるのもいいなあ。
せんせいたちは、甘くないものを受け取っていたみたいだけれど。>>556 メルヤせんせいは、飲む人に合わせてお水の色と味を変えられるひとなんだ、って。そんな風に覚えました。 (ほんとはもっと便利な能力を持っているみたいなんだけど、すこし、むずかしい)*]
(645) 2016/10/09(Sun) 07時頃
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[甘いお水に夢中になってしまったけれど、メルヤせんせいの視線を追って、ヴェスパせんせいがそっと席を外すのに気がついた。>>523 あ。とコップを置くと、ぱたぱたと忙しなくその背中を追いかけた]
ヴェスパせんせい! せんせい、…ありがと!
[せんせいが何をしてくれたのか、わからなくても。 せんせいのおかげでニコラスせんせいと手をつなげたこと、わかっていたから。
あたしたちのことをとっても考えてくれていて、だいすきでいてくれるヴェスパせんせいを知っていて、。 花冠に、デメテルちゃんの好きなお花を混ぜて、いっしょにおいのりしてくれるせんせいを知っている。>>461 でも、時々、誰かを想って思案の耽るせんせいも、知っている。
少女の何十倍も長く生きているせんせいは、あたしたちにはわからないこと、たくさんある。
だから、ぎゅ、ってせんせいの手を握って、お礼を言って。 そこから先は引き止めはせず、笑顔で手を振ってみせた。*]
(646) 2016/10/09(Sun) 07時半頃
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/* 神木でねこけるふたりとマリオちゃんのプレゼントかわいいの暴力すぎてしんだ…かわいい…
(-199) 2016/10/09(Sun) 07時半頃
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/* 深夜にログが伸びすぎていてうろたえる (
そしてほーせんせから漂うロリコン臭……!
(-200) 2016/10/09(Sun) 08時頃
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/* ほーせんせの可愛らしさ無限大だな……☆
ああんなやむ。誰の胸に飛び込んで行こうかなやむ。 幸せな悩みだ………………_(┐「ε:)_
(-201) 2016/10/09(Sun) 08時半頃
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──回想:おそろい──
[ ″ いつかわたしの時も止まるのね ″
いつも悪戯している時の楽しそうな″声″と 対照的な、デメテルの静かな″声″。 その聲に、言の葉の指し示す意味に、 私はますます情けない顔になってしまう。
まるで明日、世界がなくなってしまう かのような顔をしていたかもしれない。]
そう、だな …、
(647) 2016/10/09(Sun) 08時半頃
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[ 形あるものはすべては生々流転し、 命あるものはいつか必ず朽ち、 それを糧として新しい命が生まれる。
それは悲しいことなんかじゃない。 当たり前のことなのだと、 教えなければいけないのに。 私はこの子たちの“せんせい”なのに。
そう思うのに、ひとこと。 震える声で頷くのがやっとだった。]
(648) 2016/10/09(Sun) 08時半頃
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…!
[ ふいに頬に添えられた、小さな手。 その温かさがどれほど嬉しかったか。
幼子に慰められて情けないとか、 せんせい失格だとか、そんなことを 考えるより先に一筋の雫が目元から零れて。
自分が泣いているのだと気がついた。]
…ありがとう、デメテル。 私も精いっぱい生きるよ。 毎日ここでおはようの挨拶をしよう。 旅立つその日まで…約束だ。
[ ちゃんとお祈りもしていくんだよと付け加えて。 嬉しくても涙は出るのだと彼女に教えたのもこの時だった。 曖昧ではないちゃんとした笑みを浮かべながら。]*
(649) 2016/10/09(Sun) 08時半頃
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/* デメテルとヴェスパせんせい、かな? しかしデメテルのアレにどう触れようかな…と 思っていたら。
エリさん大天使…シャイニング… エリが良い方向に受け取ったなら、 シルクは良くない方向に受け取ろうかな…芽が出てる 場所に作っちゃったっぽい?から
(-202) 2016/10/09(Sun) 09時頃
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/*もうきみはデメテルと、しあわせになれ……♡
うん……♡♡♡かわいい……♡
(-203) 2016/10/09(Sun) 09時頃
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/* って…… まだプロローグだった……寝ぼけちゃってる… ピッパいいなぁ…好きだ… というかみんな好きすぎたんだ…
(-204) 2016/10/09(Sun) 09時頃
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──眠りに落ちる少し前─── 生憎、私は英雄でも傲慢でもない 敬虔な礼拝者なので。 大丈夫だと思ったのですがね。
[ 知らないわけではなかった。 月の女神が大地の女神に遣わせた蠍の 一刺しで百戦の英雄が倒れた神話を。
大丈夫ではないから、憂慮に皮肉を返して。 真っ赤に腫れた掌は見えぬよう拳の形を作った。] ……それよりも、安心しました。 貴方がこの子たちを傷つけることはないと 分かりましたから。
(650) 2016/10/09(Sun) 09時半頃
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[ 物静かな男が語気を強め、 必死に腕を振りほどこうとした。>>511 その事実があるからこそ、 彼も少女たちを大切に思っていると 傷つけることを誰より畏れていると知れた。]
今日は“とくべつな日”ですから。 私だって、痛いのはご免です。
[ その身に毒を宿した優しい蠍。 彼の痛みに寄り添える誰かが いつか現れることを願うばかり。]*
(651) 2016/10/09(Sun) 09時半頃
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/* シルク→毎日日向ぼっこしてる デメテル→毎日おはようしにくる
礼りの堂にいく時間帯が違う感じかな? 鐘楼鳴らしたい、とも思うんだけど…さてさて
(-205) 2016/10/09(Sun) 09時半頃
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/* エリには多大なる負担をかけてしまった… うう…動かしをどこまでやろうか… とりあえずまとめようか…
(-206) 2016/10/09(Sun) 09時半頃
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―現在・食堂―
[ 氷を噛み砕くメルヤせんせいの言葉に、ぼくは ホッとする。>>576 せんせい達も飲んでいるから…もらっても良かったみたい。メルヤせんせいからの誕生日プレゼント…あっという間に飲んじゃった。
ニコラスせんせいは絵を描いている。>>567 どんな絵か気になったけれど……すぐに気をとられる ぼくは、ホレーショーせんせいにほっぺを膨らませる。]
……うう、だって…ぼくも、誕生日
[ ホレーショーせんせいはいつも揶揄う。>>588 だけど中が透き通った不思議な卵を渡されたら、 ぼくの膨らんだ頬はパチンと消えて……ホレーショーせんせいの近くに行く。]
(652) 2016/10/09(Sun) 10時頃
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[ 焔の石。透き通った綺麗な紅い石。 火山でしかとれないとホレーショーせんせいは 言うけれど、火山をぼくは本の中でしか知らない。
卵をテーブルに置いて、ぼくはホレーショーせんせいの言うままに、ニコラスせんせいに教えてもらったように心の中に絵を描く。>>589]
……や、き、いも
[ 美味しかった。蜜がたくさんで、柔らかくて。 そばにあった石は赤くて、遠くで見ていたぼくが手を 伸ばせば熱いくらいだった。 ……まだ、これより熱かった気がする。 遠くからでも熱かったんだから、近くに寄ったらもっと熱かったんだろうな――これくらい?もっともっと?
せんせいに言われるまま、ぼくはイメージ。 赤かった石は色が段々変わって行く。>>590]
(653) 2016/10/09(Sun) 10時頃
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触れないくらい、熱く?
[ それって、どれくらいだろう?ヘクターせんせいに火を見てもらいながらジャムを作った時だって、火傷しないように気をつけてくれていた。 イメージ出来ないぼく。>>590 ホレーショーせんせいが助けてくれて、青くなる石。]
わぁ……綺麗…… せんせい、ありが、と!
[ 砂糖水の氷のような青。だけど、熱い。 デメテルの顔が浮かぶ。それにしても……色の変化はまるで、お星さまみたい。きらきら輝く青。
ぼくはお礼を何度も言って、だけどお腹も そろそろ限界でヘクターせんせいのところへ。]*
(654) 2016/10/09(Sun) 10時頃
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[ ちょこんと寄りかかった井戸の淵 跳ねた水に湿った煉瓦がひんやりする。
濡れた足が早く乾かないかなって思いながら 暇つぶしに、煉瓦に生えた苔をほじる そんなとき、マリオちゃんの声>>618がしたから。]
ざんねん、はずれー どろんこあしを、きれいにしてたの。
[ ほらねって、濡れた足をちょこっと上げたら お日様の光で足についた水がキラキラ 風が少し冷たくて、足がスースーしたけれど]
(655) 2016/10/09(Sun) 10時頃
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[ ふわっと吹いた風に 甘い匂いが混ざっていたような気がしたから。]
マリオちゃん、なんかあまいにおいするよ
[ ことんと首を傾けて、半分は当てずっぽう
桃を食べていたことも>>160 ライチの実を齧ったことも>>561 何にも知らなかったけど。]
もしかして、つまみぐいした?
[ 当たりかな。ハズレかな。って聞いてみる。*]
(656) 2016/10/09(Sun) 10時頃
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[ ヘクターせんせいはホレーショーせんせいを 見てまゆげとまゆげの間にシワがよったりしていた。 そんなこわいお顔もするけれど、さっき挨拶に 行った時にぼくとエリのお腹が鳴いたら、 ヘクターせんせいは笑っていたっけ。>>449 さっきもヴェスパせんせいに笑われたのに……思い出したぼくは顔が熱くなって、俯く。
ヘクターせんせいが作ってくれていたのは……]
ジャ、ム……!
[ ぼくの目はきらきら。 今日誕生日のぼくは、昨日までと違って もうよだれが垂れたりしない……ぬぐうから。]
(657) 2016/10/09(Sun) 10時頃
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[ バターの香りに林檎のジャムが塗られたトースト。 うっとりしながらあっという間に平らげて、ぼくは厨房にお皿を片付けに行ってヘクターせんせいに笑顔で 「ごちそうさまでした!美味しかった」とありがとうをした。
ご飯も食べたし、何をしようか。 さっき勇気をくれた“かみさま”に、お礼を言いに 行こうかな。それとも、刺繍の続きをしようか―― ……だけどその前に気になったこと。
せんせい達はぼく達の質問にいつでもなんでも 答えてくれるから、ぼくはヘクターせんせいに聞いた]
(658) 2016/10/09(Sun) 10時頃
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ねぇ、ヘクターせんせい さっき……焦げたような匂い、しなかった?
……今はもうしないけど
[ 焼けたパンの香り。 ついさっき、違うけれど似たような香りがあった事 糸は切れてもぼくの鼻は覚えている。>>553
せんせいが珍しく何か焦がしたのかな?って 思ったけど…違う。あれ?なんだっけ?>>549 ヘクターせんせいは答えてくれるかな。 どんな答えでも、せんせいの言うコトをぼくは信じる]*
(659) 2016/10/09(Sun) 10時頃
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[ さっき食堂の扉で入れ違いになった時、雛罌粟を 教えてくれて笑顔で手を振ってくれたデメテル。>>537 ぼく達の作った花冠には、ヴェスパせんせいが 差し出してくれた花も織り交ぜられている。 “みんな”一緒の証のように、デメテルが好きな花が。
小鳥のベッドを作った場所に、デメテルが 咲くのを楽しみにしていた芽が出ていたことや>>551 それを見つけたデメテルが、どんな様子だったのか ……ぼくは、(まだ?)知らない。]**
(660) 2016/10/09(Sun) 10時半頃
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[ 食堂の入り口へ差し掛かった時、 ぱたぱたと可愛らしいに足音が聞こえてきた。>>646
振り返るとそこには笑顔のエリ。 急に手を握られてドキリとしたけれど、 エリが触れたのは左手。 ニコラスと繋いだ方の逆の手だった。]
どういたしまして。 エリ、誕生日おめでとう。
[ 焼け爛れた右手を見られないよう、 繋いだ左手を引いてエリを腕の中へ納める。 そうしてそうっと頭を撫でる。
ニコラスの代わりにはなれないけれど、 エリはなでてと花畑で言っていたから。 数度その行為を繰り返し、膝を折る。]
(661) 2016/10/09(Sun) 10時半頃
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“ この一年がエリにとって 素敵なものになりますように。”
[ 願いを込めたおまじない。 見たかった笑顔を見せてくれたエリに 心の中でお礼を言って食堂を後にした。]*
(662) 2016/10/09(Sun) 10時半頃
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/*べすぱ…………べすぱ……(尊
食堂組のあれそれを本気で汲めてないなあ。 うううむ……申し訳ない……
朝から抜け出せないのはこの村のお家芸なのだろう。 回想メインになりがちだしねえーー。 ぼくは諸々戻るまでに少し把握を頑張ろう……
(-207) 2016/10/09(Sun) 10時半頃
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── 現在・神木とゆめ ──
[ 向けられた気遣いも>>530>>549 掛けられた優しさにも>>540 気付くことはないまま獣は眠り続ける。
″このせかいはね、せんせいが思ってるほど さびしくなんかないんだよ″
二人のせんせいの会話を聞いていたなら 私はきっとあの子の言葉を思い出す。 孤独ではないと教えてくれたあの子の、… ]
(663) 2016/10/09(Sun) 10時半頃
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( ここはとても…あたたかい、な。)
エレ…、ノ……
[ ───あたたかい。
神木の枝葉の隙間から射し込む光。 ベッドにしている神木の幹の温度。 なにより傍に寄り添う体温があたたかくて。 幸せで。>>603
それが誰のものなのか、わからずに。 もし、隣に眠る誰かさんに寝言を聞かれて いたなら、目覚めた時にとても気まずそうな 顔をすることになるのだけれど。
今はまだ、意識はゆめの世界の中。]**
(664) 2016/10/09(Sun) 10時半頃
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えー、みずあそびじゃないのかー じゃあ、どろんこあそびしてたの?
[はずれ>>655、と言われれば寂しそうに項垂れた。 間違ってしまったから、というよりは、 みずあそびをしていたのなら混ざりたかっただけ。
持ち上げられた足先の水滴がお日様を反射している。 柔らかな風が吹いて、僕ときみの髪が僅かに揺れた。]
(665) 2016/10/09(Sun) 10時半頃
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ぇ、ほんとっ ?
[慌てたように自分の腕を鼻先に持って来れば、匂いを嗅いだ。 隣の少女が言う、あまいにおいが分からなくって。 その言葉が当てずっぽうなんて、知らなくて。 次いで紡がれた言葉に驚いて、数度瞳を瞬かせた。]
(666) 2016/10/09(Sun) 10時半頃
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……せーかい! どうしてわかったのっ?
ぁ、でも、つまみぐいじゃないから! せんせいも一緒だったから!
[要するにあれは味見だ。 毎日のように通っている畑でとれたものがきちんと美味しいかの確認をしているだけ。 ……それをつまみぐい、というのだろうか?*]
(667) 2016/10/09(Sun) 10時半頃
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/* 駆け足になってごめんなさい!してる
(-208) 2016/10/09(Sun) 11時頃
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/* んと、まだ接触できてない少女に会いに行こうかと思ったけど食堂だから多角大変みたいだし避けとこかな。 デメテルがお花畑でひとりだけど、んー、私最初に接触してるから他のせんせい待ちかもかぬー。 井戸のふたりはさっきまでマリオと一緒にいたし、で、畑で待ってみようかなあ。 もうちょい考えよ。
(-209) 2016/10/09(Sun) 11時頃
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/* カリュクス、ワクラバせんせいとも 縁故したいけれども
自分で自分の首を絞めそうだ!
長い髪の子達の髪を結いたいんだ。ぼくは。
(-210) 2016/10/09(Sun) 11時半頃
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/* 様子見で一応書いておこう
エリの負担が増えそうだけど…連れ回していいなら 時間一緒に進めようかなぁ… 体調悪いなら、なんとかならないかな。 うーん! エリを困らせないロルを書きたい…そんな言語力をください
(-211) 2016/10/09(Sun) 11時半頃
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/* 自分の拾いで精一杯で みんなの今の現在地とかを把握できてない んんんんんんん
井戸にマリオと、カリュクス 神木にピッパと、ヴェスパせんせい 花畑にデメテル 多角地帯に、ヘクターせんせい、ホレーショーせんせい メルヤせんせい、ニコラスせんせい、エリ、ぼく
………離脱!せねば! じゃないと動けない感じ、だよね?
(-212) 2016/10/09(Sun) 12時頃
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/* べすぱの盛大なボーナスシーンにいま泣いてる (ぶわっ
戻り何時になるかなあ_(┐「ε:)_ まりおのくだものとーーべすぱの寝言とーーー はーーーー、ごちそうばっかり転がっておる……
(-213) 2016/10/09(Sun) 12時頃
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[ 水遊びはハズレ。って言ったなら 項垂れちゃったマリオちゃん>>665 なんとなくだけど、その様子が寂しそうだったから どうしてかな。って目をパチパチ。
水遊びはわたしも好き。 紙で風船を拵えて、中にお水をいっぱい入れて せんせい達に投げたりするのも楽しいから。 いつもは狙わないヴェスパタインせんせいや ニコラスせんせいになげたこともあったっけ。
だから水遊びしてたなら、混ざりたかったなんて 知ったらきっと、悪戯の計画を立てるところだったけど。]
(668) 2016/10/09(Sun) 12時頃
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/* ンンンンン…… エリちゃんとシルクの尊さで埋葬されそう。
はーーーーログ読み、はーーーーーーー。 書いてるとどうしても読めないから そしてとんでもなく遅筆だから はーーーーーーー_(┐「ε:)_
かわいいわーーーかわいい……かわ、いい…………
(-214) 2016/10/09(Sun) 12時頃
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[ あてずっぽうで言ったこと、正解だったみたい。 自分で自分の匂いを確認するマリオちゃん>>666 その仕草が面白くて、お腹を抱えてケラケラ笑い。
あてずっぽうだよ。 なんて、教えるのはやめにしといた。]
(669) 2016/10/09(Sun) 12時頃
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やっぱりー。 ……って、せんせもいっしょだっの? だったら、はんぶんハズレちゃったね。
[ 素直にマリオちゃん>>667が認めたから やっぱりって、ふんぞり返って胸を張る。 つまみぐいが羨ましかったから ほんの少し前のめりになって。]
いいなー。おいしかった? ねっねっ、なにたべたの?
[ せんせいと一緒なら たしかにつまみぐいとは違うかも。 でもこっそり食べる一口が特別なのは同じだから。]
つぎはわたしにもおしえてね。
[ 約束だよって、覗き込んでみる。*]
(670) 2016/10/09(Sun) 12時頃
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ヴェスパタインは、ここまで読んだ。
2016/10/09(Sun) 12時半頃
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[やっぱり、って、自慢げにふんぞり返ったカリュクスに、 少しだけ負けた気分。 僕はきみのこと当てられなかったのに、 きみには僕のことを見透かされたみたいで。]
いいでしょ、美味しかった!
えっとねー、 桃と、りんごと梨とー、 あとはね、ぶどうとライチ!
[思い出しながら、指折り数えて。 そのたびに果物の味を思い出しては頬が緩む。
僕の上着がもっと大きかったら、もっとたくさん、みんなの分も果物を取ってくることができたのに。]
(671) 2016/10/09(Sun) 12時半頃
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うんっ やくそく! 次はぜったい教えるねえ。
[こちらを覗き込んだきみの柔いほっぺたを、 小さな両手でむに、と包み込んで。 悪戯に微笑んだ。
そうしてその体勢のまま思い出したように言葉を紡いだ。]
そーだ、 いまならまだ、畑にワクラバせんせいがいるかも! そしたら果物をつまみ食いしほーだいだよ!
[名案を思い付いた風に、表情を明るくさせ、 きみの頬から離した手を畑の方角へ向けて指を指した。*]
(672) 2016/10/09(Sun) 12時半頃
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/* マリオ…なにからなにまでせんせい君にお世話になりっぱなしやで…
(-215) 2016/10/09(Sun) 13時頃
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[ 次々に挙げるつまみぐいの内容>>671は 予想以上にたくさんだったから 一つ聞くたびに、目をみはる。
桃にりんごに梨。 それに葡萄とライチなんで聞いたなら わたしの瞳の赫は、スグリのように丸くなり。]
(673) 2016/10/09(Sun) 13時頃
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えへへっ、やったぁ! じゃあわたしはシイのみとれたら マリオちゃんにおしえてあげる。
[ あれも美味しいんだよね。って 包まれたほっぺでふにゃりと笑顔。
果物やお野菜の食べごろならば マリオちゃんの方が詳しいように思うけど 拾い食いなら、負けてはいないつもり。 もらったらお返しするねって約束して。]
え!?いまならまだ、しほーだい?
[ 何かを思いついたような顔の後>>672 教えてもらった素敵な誘惑。
ほっぺたから離れていく手の行き先を 目で追いかければ、畑の方で。]
(674) 2016/10/09(Sun) 13時半頃
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/* カリュクスかわいい……かわいい
(-216) 2016/10/09(Sun) 13時半頃
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/* 神木:ヴェス、ピッパ 井戸:マリオ、カリュクス 花畑:デメテル 畑:ワクラバ 他みんな食堂かな?
(-217) 2016/10/09(Sun) 13時半頃
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[ こたえるようになるお腹。 ごくんて息を飲みこんで。]
すぐ、いかなくちゃ!!! [ ワクラバせんせいがいなくなっちゃう前に なんて、言いかけた言葉はお腹の音で消えちゃった。 二つ揃えた靴の中、まだ濡れてる足を突っ込んで。] マリオちゃんもいっしょにいく? それともおさんぽ?
[ どっちにしても、わたしは畑に行くつもり。 靴のつま先をトントンして、目的地へ向かおうか。*]
(675) 2016/10/09(Sun) 13時半頃
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/* んーーーー、せんせいにご本読んで縁故ぶっこみたいけど多角突っ込む勇気ないよ??? ご本片手にデメテルのところいく…どうしよ
(-218) 2016/10/09(Sun) 13時半頃
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[カリュクスのお腹から、可愛らしい音が鳴った>>675 僕もよく鳴らしててしまうから、 隣に居る少女のことは笑えないのだけれど。]
僕はさっきたべすぎちゃって、おなかいっぱい。 それにまた行ったら ワクラバせんせいに食いしん坊だって笑われちゃう!
[程よく膨れたお腹は、今日は未だ少女とおんなじように可愛らしい音を鳴らすことはなかった。 それに、ご飯の時間までお腹を空かせておかないとヘクターせんせいの美味しいものが食べられなくなっちゃう。]
(676) 2016/10/09(Sun) 14時頃
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えっとねえ、僕は書庫に本を借りに行ってくる!
[濡れた足を拭くタオルも、それを持ってきてくれるせんせいもここにはいない。 だから靴が濡れちゃう!って注意するせんせいもいなければ、 僕もそれに気付くことはなかった。
つま先を地面に軽く叩きつける少女に、いってらっしゃい、と声を掛けて。 畑に向かうその背を大きく手を振って見送ろう。*]
(677) 2016/10/09(Sun) 14時頃
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― バースデー・エッグ? ―
[のっそりと起き上がって、ホレーショーせんせいのおおあくび。>>504 豪快。くまさんみたい、って言ったらきっと脅かされちゃうから、お口にチャック。
なきむし、って言われてむっとした。朝一から泣いていただろうと言われて、その声はとっても優しかったけれど、しゅんとした。 あたしは、なきむしなあたしのこと、好きじゃない]
…むぅ。
[さっきまでは本当にわんわん泣いていたし、小さく唇を尖らせただけの小さな抗議。 大きな手が頭に伸びてくる。少しびっくりして肩が跳ねたけれど、わしわしと頭を撫でてくれた。
さっきは、ヴェスパせんせいにも撫でてもらえて>>661、抱き締めても貰えて>>662、ニコラスせんせいとおててもつなげて。 朝一番の"ハッピーバースデー"をみんなに言いそびれてしまって、シルクちゃんと泣き合って始まった誕生日だけれど。 けれど、ヴェスパせんせいにおまじないをもらったもの。 (さっき>>288はもらいそびれちゃったのは、少女の預かりしらぬところ) "ハッピー"のスタートはきっと、この目の前の誕生日プレゼントから]
(678) 2016/10/09(Sun) 14時頃
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[透明のたまごはおっきくて、そっと触るとゆるく転がり、ぎゅっと抱えるとつるりと滑る。 シルクちゃんが、先に選んで、と言うけれど。>>487 あたしは、ちょっと困ってしまった。くれるでしょ?って思っていたのは本当だけれど、いろんなのがあるんだもの。 まだうけとった子は少ないみたいで、どうせならみんなで話し合って決めたかったのだけれど。
急かしてくるのはせんせいの声。>>507]
だ、だめ! 欲しい、せんせい、ちょうだい。
[そう言って、抱き締めては滑らせて手遊びしていた一つを慌てて確保する。 シルクちゃんもちょっぴり絶望してるみたいな声を出して、砂糖水に浮かんだ氷みたいなのを選んでいた。>>573
交換しても良い、と言われたなら、ちょっと安心。
一息ついて、腕のなかの卵を見下ろした。 転がすたびに色を変える石がたくさん入っているそれは、つるりとまんまるで、触るとしっとり。>>48 苗木の植わっているものも気になったけれど、これは畑が好きなマリオちゃんが選ぶのかな?――と、既にマリオちゃんが受け取ったと知らない少女は想像をつけて]
(679) 2016/10/09(Sun) 14時頃
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/* はぁ、少女たちかわいいなぁ
(-219) 2016/10/09(Sun) 14時頃
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ー 現在・ニコラスと ー
[こつり、杖が鳴る>>559雄弁な尻尾に全てを見透かされていると気付かず、俺は蠍に鼻を鳴らした。]
ったりめぇだ。無茶は許されねェ。 この子達みんな、泣かせたり悲しませたりしちゃならねェ。 飯がまずくならァ。
[氷の吐息を含んだ喉の奥で唸る。この事の顛末に目の前の蠍が加わっていると知らぬまま氷の獣は年若い後輩の無茶に歯噛みするのだった。]*
(680) 2016/10/09(Sun) 14時頃
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[ホレーショーせんせいの力は、何度か見たことがある。 あっためたり冷やしたりするのが得意だ、って言ってたから、冬の寒い日にだきついてみたんだけれど、そういうことじゃないんだって。
おもちゃ、って言っていたけれど、シルクちゃんが持っていったのは温度で色が変わる宝石、って。>>588>>589 シルクちゃんの肩越しに、色が変わるのを見ていた]
いろが、消えたよ?
[あれ?って、首を傾げた。 みんな、お絵かきのときほのおは赤で塗るし、おひさまはオレンジ色。 ほんとに温度が上がってるの?って確かめようと手を伸ばしたら、窘められたかもしれない。
それでも辛抱強く、じーって見ていたら、今度は青になっちゃった!>>590
青って、空の色で、海のいろで、水の色。 冷たくなっちゃったの?って、シルクちゃんとせんせいの顔を交互に見てみたけど、どんな反応をしただろう?]
(681) 2016/10/09(Sun) 14時頃
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[あたしの腕のなかの卵は、お水みたいなのが入っていて、底で七色に色を変える石が転がっている。
お水は氷で、水蒸気?にもなるって、せんせいに聞いたことが合ったと思うけれど。 これはどういうふうになるんだろう? 気になって、そわそわと落ち着かない。 シルクちゃんの番がおわったら、あたしも!って、珍しく食い気味に迫るのだった。*]
(682) 2016/10/09(Sun) 14時頃
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- →書庫 -
[カリュクスと別れてから、足を向ける先は書庫の方角。 途中でせんせいに会うことがあれば、ご本を読んで! って強請ろうなんて、考えながら。
辿り着いたそこに、先客はいないようだ。]
(683) 2016/10/09(Sun) 14時半頃
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わあい、ひとりじめ?
[嬉しそうに語尾を弾ませて。 数分も経たないうちに、 ひとりであることが寂しくなってしまうのだけれど。
借りる本はいつもひとつ。 夜空を鉄道が駆けるふしぎなおはなし。 どんな題名か覚えていなくても、 その本が在る場所はきちんと覚えている。
背伸びをして、小さな手で本を捕まえて。 腕の中に抱え込めば、隅に置いてあるふかふかのソファに腰掛けて膝の上で小さな世界を広げた。]
(684) 2016/10/09(Sun) 14時半頃
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( べつに、ひとりだって読めるんだから! )
[気合は十分。 けれど数ページも捲らないうちに、意識はもう夢のなか。 暫くの間船を漕いで、諦めたようにソファに寝ころんだ。
銀河の鉄道の切符はないけれど、 みんなのほんとうのさいわいを探しに行こう。*]
(685) 2016/10/09(Sun) 14時半頃
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[ つま先トントン 畑の方角に体を向ける。
いってらっしゃいの声に>>672 くるりと振り向き、わたしもお返し。]
ありがと! マリオちゃんも、いってらっしゃい。
[ 手を振り、目的地へ走り出す。*]
(686) 2016/10/09(Sun) 14時半頃
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/* 出先で鳩で打ち返すのはもう無理か…つらみ
(-220) 2016/10/09(Sun) 14時半頃
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―回想・星の形―
私も、好きなお話だよ。
[星を巡る物語、夜空を駆ける汽車。>>638 蠍もマリオにねだられて、物語を朗読したことがあった。
もし、蠍が空に昇っていたなら。 少女たちは星降る夜。 空に燃える、赤い焔を見上げてくれたのだろうか。 夜空に向けられる地上の星のような瞳を思う。
けれど、少女たちが映す空に毒虫の星はいらない。 きれいなものだけを見せてやりたい]
(687) 2016/10/09(Sun) 14時半頃
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"まことの幸"、か。
せんせいたちは、君たちの幸こそが、 "いちばんの幸"だと思っているよ。
[シルクの口ずさむ物語は、獣と少女を暗喩しているかのよう。 その先にあるのは美しく残酷な物語の終わり。
だから、蠍は少女たちの"いちばんのさいわい"を願う。 子供たちは幸せでなくてはいけない]
(688) 2016/10/09(Sun) 14時半頃
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今は未だ、難しいかもしれないね。 でもね、 [小さく微笑むと。 少女の胸の中心、やや左よりに灰白色の視線を落とす]
星はもう、ここに在る。
だから、ゆっくりでいい。 生まれるまで、焦らずに大切に暖めてごらん。
[そうして、蠍はシルクが、少女の思う"さいわい"のかたちを、 ――心の星のアステリズムを描き出すその日を待ち続ける**]
(689) 2016/10/09(Sun) 14時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 14時半頃
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/* あと時系列的に誕生日のこと知らずにピッパにご飯先だしちゃってるから後付けで「さっき乗っけたアイスクリームが誕生日プレゼントな!」は流石に嫌だと思って誕生日関係全く反応できてない。つら
(-221) 2016/10/09(Sun) 15時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 15時頃
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[ 畑へ向けての急ぎ足。 やっぱり靴を履いていると走りやすい。
当たり前といえば当たり前だけれども さっきまで裸足だったから この走りやすさもなんだか嬉しい。
そんなことを考えていれば つま先で蹴っ飛ばした、トゲトゲの実 見覚えがあるその草の実は 悪戯の記憶へつながって。]
(690) 2016/10/09(Sun) 15時頃
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―― 回想:お寝坊せんせいへのプレゼント――
[ あれはどのくらい前のことだったかな。 いつもどおり朝のさんぽをしていたとき 服の裾にトゲトゲした実がいっぱい付いてきた。
触るとチクチクするそれは 服の襟につけるとブローチみたいで可愛くて しばらくつけて歩いていたけれど なんだかそれだけじゃ物足りなくなったから。
まずは、通りすがった友達やせんせいへ けれど、ばれちゃったり目標が動いたり 成功率はあんまり良くなかったから。
どうしようかなって考えて 思い出した、最高のいたずら相手>>610]
(691) 2016/10/09(Sun) 15時頃
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[ 朝寝坊のホレーショーせんせい。 せんせいが眠っているときならきっと 悪戯を仕掛ける時間もたくさんある。
思い立ったら即実行。 厨房から籠を拝借して、チクチクの実をその中へ。
カゴが実で一杯になったなら 足音を忍ばせてせんせいの部屋へ行った。]
せんせ、まだねてる?
[ キィって音を立ててドアを開け せんせいはまだ眠っているように見えたけど>>611 覗き込んで一応確認。
柔らかそうな毛布と、せんせいの顔を見たら わたしもくっついて眠りたくなったけど 我慢しなきゃって自分のほっぺたを引っ張って。]
(692) 2016/10/09(Sun) 15時頃
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[ こっそりせんせいのベッドに乗って ひとつ、ひとつ、一列に せんせいの横にトゲトゲの実を並べていく。
せんせいを何度か踏んじゃった気がしたけれど 変わらず寝ているみたいだったから 最後の一個まできっちり草の実を並べ]
――――!??
[ よしできた!って思った瞬間に コロンと寝返りを打ったせんせい>>612 悪戯がうまく行ったって思うより早く 上がった悲鳴にわたしの方もびっくり。
おもわず後ろに下がったら そこはふかふかのベッドがなくて わたしのほうが悲鳴をあげて ころころベッドから転がり落ちたのだった。]
(693) 2016/10/09(Sun) 15時頃
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[ せんせいがお寝坊だから 悪戯したくなるって思っていたけど きっと本当は違う。
眠っている間に悪戯しても 怒らないせんせい。
そのくせ変わらずお寝坊しているところが 悪戯していいよ。って言ってくれてるみたいで
だからきっと、せんせいに悪戯するとき わたしは甘えてるんだと思うんだ。*]
(694) 2016/10/09(Sun) 15時頃
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―― そして現在:畑 ――
[ 蹴っ飛ばしたトゲトゲの実。 せっかくだからって、そのまま蹴って畑まで。
そしてたどり着いた目的地 まずは一番最初にすることは。]
……ワクラバせんせ、いるかな?
[ 畑の端っこであたりをキョロキョロ。 せんせいの姿がまだあったなら、駆け寄るつもりで。*]
(695) 2016/10/09(Sun) 15時頃
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─少し前:食堂で─
[ワクラバせんせい>>554からのお願いはわたしの心を躍らせてくれるものだったわ。
ワクラバせんせいが上を見て遠くを見据えるなら、わたしは下を見て近くを見つめたの。 その時、同じものが見えなくても、声を通して素敵なものをいっしょに見つけられたら……それ以上に素敵なことはないって思えたから。
青色と赤色。 まるで、ワクラバせんせいの腕みたい>>557]
あかいろと、あおいろ。 お日様の色と、海の色ね。 せんせいとお揃いの色、わたしも好きよ。 でも、混じり合ったらもっと綺麗な色になるわ。むらさきいろ。
(696) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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でも、見つけたときはせんせいがこれまでに見たことのないような色を見せてあげる。 気に入ってくれたら、褒めてね?
[わたしはこの時、手をつないでくれていた左手を見たの。 つやつやと輝く鱗が並ぶ左手。 その後に見つめたのは、鱗が剥がれた右手。
重なる約束>>557。重ならない手のひら。 あまい林檎の味がわたしの口の中で広がった]*
(697) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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[廊下は走りすぎないなんて>>564 ちょっとなら許してくれるのかしら。 なんて、ね。 廊下の入り口から顔を覗かせてくれるメルヤせんせいにいたずらっ子のわたしは笑みを浮かべてみせたわ]
転けたりなんか、しないわ!
[うふふ、とすぐに前を向いてわたしはまた駆け出した。 でもね、こういう時によくあることなのよ。 わたしはバランスを崩して転けそうになってしまった。 でもきっと、メルヤせんせいが助けてくれるってわたしは思ったから、すぐにまた足を踏み出そうと腕を振るったの。
風を切って、少しでも上に上に飛べるように。落ちないように。 ふと、わたしの中で昔の思い出が描かれた]*
(698) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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─回想:届かない腕─
[いたずらの主なターゲットのホレーショーせんせいは、眠れない夜には、おはなしをしてくれるの>>610 絵本でも読んだことのないおはなしは、わたしを夢中にさせてくれるものだったわ。 だから暗い夜にも抜け出して、わたしはお星さまを探しに行ったの。 三つ並ぶ綺羅星を。流れ落ちてしまう無数の星を]
おんなじ空を見たら、わたし達のいとは、切れない。
[あの時>>635も。 確かめるようにシルクが尋ねたように感じて、わたしはあの子同じ言葉を繰り返したわ。 より強く、そう感じられるように。
わたしがよく口遊む歌>>636をあの子も好きだというのなら、一緒に歌ってみましょうって何度も歌ったわ。 みんなも聞いてくれるならみんなにも教えたかもしれない、星の唄。
“わたしはあなたの手がすきよ” シルクにはいつかそういったけれど、覚えてくれているかしら。 夜道を散歩しながらわたしは空を見上げたの]
(699) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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魔法の絨毯……を作れば飛べるのかしら。
[綺麗な綺麗なお星さま。 わたしは見つけたから欲しくなって頑張って頑張って屋根の上まで捩り登ったわ。 でも、背伸びをしても、ジャンプしてみても、わたしは届かなかったの。
だからある夜、メルヤせんせいにお願いをしに行ったわ。 どうやったら、あのお星さまに触れられるの?って。
その時、勢い余ってわたしは屋根から落っこちそうになったわ。 メルヤせんせいが覚えているかはわからないけれど、あの日はとても綺麗な夜で。 空は、遠くて、高いけれど。 わたしにとってはまた忘れられないしあわせなおはなしになった]*
(700) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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[約束は好きよ。 お願いごとをするのも、わがままを言うのも好き。 たとえ叶えてもらえなくても、糸が繋がったような気がしたから。
いつか、みんな、旅立って。 離れ離れになってしまっても。
忘れられてしまったとしても]
(701) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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─回想:おはようを笑顔で言えたら─
[たくさんの約束と思い出を、わたしは文字にするの。 言葉には力があるって誰かが言ってたわ。 だから、形に残すことでわたしは誰かと誰かのおはなしもつないでいくの。
せんせいらしさ、なんてわたしには分からない>>648 でも、ここにいるせんせいがみんな優しいってことは知ってるの。 何がヴェスパせんせいにそんなお顔>>647をさせているのか、わたしには分からないけれど。
流れるしずく>>649は温かかった]
(702) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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[まさか、せんせいが泣いてしまうなんてわたしは思わなかった。 だから、流れるそのしずくをわたしは指でそっと摘もうとしたのだけど、 嬉しくても涙は出るんだって、その時せんせいが教えてくれた。
確かめるようにせんせいのお顔を見たわ。 でもさっきみたいにガマンしたような笑顔じゃなかったから、わたしは素直に頷いてみせたの]
約束よ。せんせい。 毎日おはようの挨拶をするわ。 この世界にも、みんなにも、せんせいにも。
いっしょにお祈りもちゃんとするからヴェスパせんせい。 ひとりで、泣きそうな時はわたしも呼んでね。せんせいを笑わせてあげる。 あったかくしてあげる。
[くすり、とひとつお願いをヴェスパせんせいに残しましょう。 叶えられなくてもいいの。 旅立つその日まで、忘れないでくれたら]
(703) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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―かわりたまご―
[ ぼくがホレーショーせんせいに教えてもらうのを、 エリもずっと見てくれていた。>>681
頑張ってイメージしていたぼくは、エリの言葉に すぐ反応することは出来なかったから、ホレーショーせんせいがエリに答えてくれたかもしれない。
青くなった焔の石。 ぼくも最初はびっくりした。だけど星の中には “あをいめだまのこいぬ”があるから、星に見えた。 マリオなら、あの星の名前を知っているかもしれない。
青色が一番温度が高い事を知って、ぼくはようやく エリに向かって「すごいねぇ…」って言えたんだ。
エリが選んだたまごは、お水と石が入っている。 ぼくの紅い石とは違う。 それがどうなるのか気になりながら、だけど美味しそうな香りに勝てないぼくは、ヘクターせんせいのところに飛び込んだ。]*
(704) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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―回想・食堂への道すがら―
全く、君はずるいな。 さすが、言霊の主だと言うしかない。
[憂慮に返される皮肉と 秘密の一端を明かし、それを赦す言葉。 その内容も。少女たちの前というシチュエーションにおいても。 蠍に反論のしようがない。>>650>>651
けれど、不思議と悪い気分はしなかった]
(705) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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[……言葉には力がある筈だから。
お別れするかもしれないその時まで、おはようを繰り返そう。 さいごにハッピーエンドを迎えられるように、わたしはおはなしを作るの]*
(706) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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─回想:犯人はこの中にいる!─
[ホレーショーせんせいは優しい>>611 眠っている間にいたずらをしても怒らずに、一緒に遊んでくれるから。 だからきっとわたしもカリュクスもいたずらを止められないの。 それに、せんせいならきっとわたしたちの作品を喜んでくれるわよね!>>613]
おはよう。ねぼすけさん。素敵な朝ねっ!
[ちょっと、声を変えてみたのはせんせいにバレないように。 くすくす笑いを添えながらせんせいの声>>614に気分が良くなったわ。 わたしもねぼすけさんだけど、今日は早起きをしてよかった。 だってカリュクスの作戦がうまくいったんだもの!]
カリュクス、しいぃ…よ。
[わたしが隠れたのはクローゼットの中。 隙間から唇に指を一本立てて、せんせいのお城の中でかくれんぼう>>615 でもね、まさか足跡があっただなんて思わなかったの。 ああ、またやっちゃったんだわって驚いたわたしは物音を立ててしまって……]
(707) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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/* あ!割り込んじゃった…! みんな可愛くて…いいなぁ、素敵だなぁ……
(-222) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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[こっそり、そろり。 いえいえ、わるい子は反省の色も見せずに得意げな顔で、せんせいの前>>616に現れたでしょう。 素敵な色でしょう?なんて、胸を張るために。 結果として、せんせいは気に入ってくれたみたい。 一緒になって塗りたくったキャンバスに飾られた、たからもの。 せんせいのねぼすけさん>>617が、とくべつ>>625を覗いて、なおることはなかったけれど、今でも残るシーツに飾られた3人分の色。
今でもきっと、いたずらをやめられないのは少しでも長く過ごしたいから。遊びたいから。 だからわたしは面白そうな作戦が出来たら、今もカリュクスに相談に行くの]*
(708) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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確かに今日は"とくべつな日"になったよ。 あの子たちだけでなく。
――私にとっても、ね。
[革手袋越しだったけれど、 この手を握る小さな手の感触を、蠍はきっと忘れない。 "嬉しい"と口にして、笑顔の花咲かせたシルク。>>555 初めて触れる手に、含羞むように笑うエリ。>>642
この"とくべつな日"を 決して、忘れることなどないだろう**]
(709) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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── ゆめのおはなし ──
[ 犬のような耳に、羽毛で覆われた身体。 額にある盛り上がりは角が退化した痕跡。 牡牛のような立派なものではない。 3mを優に越える巨体を支える足は 竜の鱗ほど硬くはないが猛禽類そのもの。
ふさふさとした尻尾に、 ────その背には大きな大きな翼。
グリフォンのような優雅さで空を旋回し、 ヴェスパタインはがっこうへと降り立った。
今から200年ほど前のあの日。 少女、エレノアと出会った日。]
(710) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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″ わぁっ…!おっきい獣さんだ! 獣さんは、せんせぇなの? ″
[ 私が降り立つのを見ていたのだろう、 ひとりの少女が駆け寄ってきた。 初めて会ったというのに怖がりもせず 興味深げに固い前足をペタペタ触っている。
向こうがはじめてならこっちも初めて。 少女とは育て、護り、喰らうもの。
本能では理解しつつもその本質まで 理解できていなかった未熟な私は、 初めて見た少女という生き物が触れている 前足を軽く振った。]
(711) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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……気安く触るな。
[ ふんっと鼻を鳴らして低く唸る。
体重の軽い少女は思っていた以上に ころころと転がっていき、 柔らかな草花のクッションの上で止まった。
ぱちぱちぱち。 あの子が数度まばたきを繰り返したのは 何が起きたか分からなかったからだろう。]
″ ……ぷっ、あははっ せんせぇは怖がりなのね。 でもぼうりょくをふったらダメよ ″
[ 怯えて逃げていくだろうと思っていた少女は 逆に笑い出して、私を怖がりだと言った。 そうして、躾のなっていない飼い犬を 叱る時のようにメッて無邪気に微笑んだのだ。]
(712) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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[ その笑顔を見たとき、 穢れが洗われていくようだった。
長年探し続けていたパズルの最後の ピースを見つけたような気分だった。
私は跪いて、こうべを垂れた。 (と言っても体が大きすぎて実際は そうは見えていなかったかもしれない。)
それを見て、少女はまた笑った。]*
(713) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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ー 食堂・シルクと ー
[さて、混雑も一段落してメルヤから貰った檸檬水を口に含めて漣立った心を静めていた頃に、小さなシルクに声を掛けられる>>658 大好物のジャムに涎を垂らさんばかりに喜んでくれていたので>>657この髪をくしゃりと撫でて謝意を伝えた。]
うん?お皿下げてくれたのか?エラいエラい。ありがとな。 ……焦げた匂い?
[元はこれでも狼、厨房で何か焦がすことは滅多にないが……思わずぎょっとして竈を振り返る。 あと火の元と言えば……先程会話した蠍くらいか。何も言わず立ち去ったヴェスパタインの様子から考えると……。
少しだけ逡巡して、シルクにはこう答えよう。]
(714) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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/* マリオ、ピッパ、エリ、ニコラスせんせい。 ここの辺り全然絡めてない(わたしの技量不足)から、なんとかしたい………。 ただ、多軸、多角苦手だからこれ以上軸増やすと漏れそうだし、1dもあるからゆるゆるじっくりで許されるだろうか…。
(-223) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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― 神木 ―
[ 少女のはじまる源の木は即ち獣の命の源とも言えよう。 とくり とくり 心音のようなおとすら聞こえる 白幹のそれ。>>606
べすぱせんせの隣に腰をおろしたときに なんだかすこし変なにおいがした。
砂糖水がお鍋で焦げるみたいな 焼き芋の周囲で落ち葉や枯れ木が崩れたみたいな どこからだろう?ってすこうし思ったけれど 根っこから楽観的なあたしは眠気に負けるまま せんせによっかかって寝息を立てた。
見た夢は、懐かしい夕方の空の旅。 カラメルいろの思い出の空だ。 ]
(715) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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………ん、ぅ……
[ 誰かの気配に、ちょっとの寝言。
……食いしん坊なんです。ゆるしてくださいね。 寝ているっていうのに、だいこうぶつが置かれて ふわふわ漂ってきた甘い香り>>606に 夢見るわたしほほっぺたは、ふんわりと笑う。
まるで ”ハッピーバースデー” と言われて 喜んだみたいに見えたかもしれません。
あったかい木と あったかいせんせと 新鮮なくだもののいいにおい。 これ以上ないしあわせな時間じゃありませんか。
これじゃあ一体いつまで寝てしまうんだろう ……なんて、思っていたのだけれど。 ]
(716) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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[ 燐、 と聞こえた 鈴のような音。
まるで誰かに呼ばれたみたいに、 わたしはほわりと目を覚ました。 ]
(717) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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[ くしゅくしゅっと目元をこすって んーーーーーっと長い腕を延ばす。
まだぽんやりとした頭のまんま 覗き込んだ隣のせんせいは 神木の影のせいか 何のせいか いつもより元気がないみたいに見えて わたしはこてりと首をかしげる。 ]
……… せーん せ?
[ 閉じた睫毛がとっても長くて綺麗で いたずらしようかって気持ちも起きません。 ( ほーせんせなら真っ先に鼻をつまむのに )
ぽけり、とその寝顔に見入っていたのですが ]
(718) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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[ ………えれ? の???
聞こえた呟き>>664に、大きな瞳がぱちり。
エリ、でもありません。 わたしのしらないことば。
ひとの名前なのかもわかりませんが なんだかせんせが ”誰か” を呼んだように聞こえたので ]
………せんせい。
―――せぇんせいっ
[ わたしは、せんせいを呼びました。>>25]
(719) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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ああ、さっきパンが一つ竈に落ちちまってなぁ。 大事なパンなのに、ごめんなさいしたところだったんだよ。
[無垢な少女に嘘をついた。 ここで俺が真実を言えば、ヴェスパタインやニコラスの押し通そうとしたものがすべて台無しになってしまうから。
せんせいの言う事を素直に信じてしまう子等だ。 そして我等獣は、その子等を護らなければならない。
……果たしてこの嘘は彼女等を真に守るものだろうか。 少し心にちりつく痛みを覚えながらも、真実を飲み込んだまま獣は笑って少女の柔らかな頬を撫でる。]*
(720) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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[ それだけでせんせは起きたでしょうか。 起きなければ、ほっぺたを触ってしまいましょう。
大きな大きな瞳で じいっと目の前で見つめていましたから
覚醒めたせんせにとってはあまりのどアップに ちょっとびっくりさせてしまうかもしれません。
視界にはいる世界のすくなさに 誰かの影を見せることはあるのでしょうか。
その瞳が開いたのなら わたしはクスクスと 寝言を言っていた可愛いせんせに 花のように微笑ってみせるでしょう。 *]
(721) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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―食堂―
[少女たちに講義をするホレーショー。 言霊の獣の身を案ずるヘクター。 描きたいもの、残したいものが此処にはたくさんある]
"だから、私はこうして描くのさ"
[蠍の呟きに、独り言のように落とされた メルヤの言葉を耳にしたなら。>>582 きっと、そう応えるだろう。
マロウブルーの紅茶に檸檬を一滴。 やがて、ウィスタリアは蠍の心臓の色になる。
そうして、色の変化を楽しむと。 コンテは甲斐甲斐しく給仕をする、メルヤの姿を描き出す。 首を巡らせる有翼獅子は、どうやら自分がモデルにされていることに気付いていないようだ]
(722) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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/* ああんごめんねへっくん……!
さあ わたしは色々……考えよう…… 誰にラブコール送るのかもふくめて……… 待つ? ほんとに選んで貰えるのを、待つ????
うーーーーーーーん(待てのできない犬
(-224) 2016/10/09(Sun) 15時半頃
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/* 畑にいってお野菜を回収できないわたしの図。 これはサクッと畑に行って食堂に移動するかも考えたけども、食堂も多角地帯だ。ど、どうしよう。
(-225) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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/* 厨房:シルク、ヘクターせんせい 食堂:メルヤせんせい、ニコラスせんせい、エリ、ホレーショーせんせい 神木:ピッパ、ヴェスパせんせい、妖精さん 書庫:マリオ 野菜畑:ワクラバせんせい、カリュクス 花畑:圧倒的わたし 屋根の上:レティせんせい おそら:パルックさん
(-226) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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―現在・食堂にて―
[焔の石を熱していると、ある一転で色が消える。 それは青く輝く前触れではあるけれど、 エリにとっては恐らく、熱とは程遠い色だったろう。>>681]
冷たくなんかないさ。 この辺りに手を翳してみろ…直接触るなよ?
[燃えるような石の熱も、水晶越しで緩和されているけれど。 エリにもその熱を感じてもらったまま、 青、透明、黄、橙…と今度は熱を冷ましていった。
普段は見る機会がないけれど、火もそうなんだと教えながら。]
(723) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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あぁ…ふ、ふふ。おう、綺麗だな。 どういたしまして。
[シルクは力の手ほどきをしている間、 色が変わるたび、キラキラと表情を輝かせていた。 少女は煌めく青を綺麗だと言ったけれど、>>654 それを見つめる瞳の方が、よほど星のようで美しい。
その少女が空腹に負け厨房へ行くのを見送り、>>704 次は自分と待ち構えているエリへと向き直る。>>682]
(724) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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よぅし、待たせて悪かったな。 ちゃんと泣かずに待てて偉いぞ〜…って歳でもねぇか。
[泣き虫と呼ぶと、幼い頃はポロポロ泣かれたものだが。 今では一瞬でも、ムッとする余裕があると見える。>>678 まぁ、それも半分萎れかけていたようだけれど。 かわいい子には意地悪したい性分だが、少々やり過ぎたろうか。]
あ、悪い悪い!いや、言い方が悪かった! えぇっとな、誕生日が来ると、やっぱり昔を思い出すのさ。 泣く回数も減って、お姉さんになったなぁと。 そう言いたかったんだよ。
[だったら泣き虫と呼ぶのをやめてやればいいのだろうが。 朝一で泣いたとわかっちゃあ、言わずにはいられなかったのだ。]
(725) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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ささ、気を取り直して! 次はエリの番だ! …こりゃまた、おまえらしいもん選んだなぁ。
この卵には涙みたいにしょっぱい海水と、 海にしか存在しない石が入っている。 ぶつけるたびにクルクル色が変わって綺麗だろ。
セイレーンの涙と言うんだが……、 なんとコイツは、――歌う。
[水晶の殻を楽しげに撫でていたエリが、 慌てながらも手にしたのがこれ。>>679 素直な「ちょうだい」という言葉が聞けて大満足だ。 泣いたり笑ったり焦ったり。コロコロ変わる表情が可愛い。
さて、由来も何も知らないだろうけれど、 泣き虫で、鳥の大好きな少女の手にこれが渡るのは運命か。]
(726) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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冷たい海に持って行けば高く、 温かい海に持って行けば低く。 カランコロンと、そりゃあ綺麗に歌うのさ。 [試してみよう、とエリの手に自分のものを重ねて。 想像してごらんと促してみる。]
温かい風呂…冷たい井戸水… おまえが気持ち良いと思える程度の温度だ。 それよりも高くても、低くてもダメだぞ。
(727) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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…そぉら、聴こえてきた。
温めると、子守唄みたいに優しい音が響くだろ。 冷やすとな、これが小鳥の囀りみたいに変わるんだ。
[少々難しい、微妙な温度を保ち続ける技。
程良く温まったら、コロリと石を転がそう。 すると虹色は互いにぶつあり合い、 木琴のような、人の歌声のような深い音色を響かせた。]
(728) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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小鳥の囀りが聞きたかったら、自分で練習してみろ。 ……あ、でも注意しなきゃダメだぞ。 この石は塩水がないと、真っ黒になって歌わなくなる。 だから水は、必ず入れたままでな。
まぁ、零しちまったら厨房で作ればいいし、 塩の量を変えてみても、面白いかもしれないなぁ?
[繊細なエリなら、きっとうまく扱えるだろう。 これでいいか?と期待を込めて、微笑んだ。]*
(729) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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/* 現軸で絡めないから、過去軸ばかり増えているわたしの図。
(-227) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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─現在:花畑─
[みんな一緒>>660みたいに。 わたしの好きな花も混ざった花冠。 入れ替わりみたいにベットの近くに生まれた芽を眺めながら、わたしはそっと花冠を指で撫でたの]
………そう。そう。…眠ってしまったの。 きっと、時が止まってしまったのね。 遠いところへ行ってしまったのね。
[お空を見上げたわ。 いつか、ピッパが描いてくれた空と同じ色をした綺麗なあおいろ。 それに、丁寧に編まれた花冠を見ながらわたしは思い出したの]
(730) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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[エリは鳥さんが、好き。 さっき食堂ですれ違った時、シルクもエリも近くにいたけれど、ほんとうはすっごく悲しかったかもしれない。 あなたが、心に雨を降らせている時、わたしは何も出来なくて。 少し申し訳ない気持ちになったわ。
シルクも寂しがり屋だもの。 お別れするとき、みんなはどんな顔をしていたんだろう。 せんせいが見守ってくれていたなら、せんせいはどんな気持ちで眺めていたのかしら。
分からないことだらけ。 でも、ちょっと前よりかは知ったことがたくさんあるわ]
また、夢で会いましょうね。
[飾られた花冠。 紛れていたヒナゲシの花を見つければ、ちいさく笑って。 お花のことを教えてくれたせんせいと同じ花を添えてくれた誰かにありがとう、とささやくの]
(731) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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/* 一応、何かしらの形で全員に触れることができてるか?
デメテルとカリュクスはもうひと押しするかな、どうかな。 昼寝とか悪戯とか、ここは接点に困らない気がする。
しかし今、どこがどうフラグ立っているのかさっぱりわからない… 去年はすごくよく見えていた気がするのだけれども。 やっぱり、選ぶ側と選ばれる側で視点が違うのかもなー
…いや、少女と獣という、存在の違いが大きいかな? 生まれたばかりで、箱庭の世界に生きてる純真な少女と、 長寿で物知りで、過去のしがらみを抱えがちな獣だと。 ロルを考える時に使う筋肉が、違う気がする(何
(-228) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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[少し目配せした後に、わたしが見つけたのはサソリの尾に似た花序を持って。 ネズミさんの歯に似た葉を持った薄青色の花。 この花が持つ言葉の意味は、友情と思い出。 ───そして]
あなたのこと、忘れないから。わたし達を、忘れないでね。
[愛を込めて、おわかれをひとつ。 閉じた瞼からは相変わらず、あたたかいしずくは零れなかったけれど。 立ち上がったわたしはカゴを持って、花畑から離れようと思ったけれど…しばらくの間はそこで静かに立っていたわ]*
(732) 2016/10/09(Sun) 16時頃
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―現在:厨房→おそと―
[ 頭を撫でてくれるおっきなヘクターせんせいの手に ぼくはクスクス笑う。>>714 撫でてくれるから、なんて理由でお手伝いをする ぼくは、エラいのかな?だけど嬉しい。
竃を振り返ったヘクターせんせいは、ちょっとしてからパンが落ちたことを話してくれた。]
ふふ…せんせいでも、焦がす事があるんだねぇ…
[ ちょっとだけ止まったのは、きっとごめんなさいって 気持ちを、ぼくが思い出させてしまって落ち込んだのかもしれない…パンはおしゃべり、出来ないもんね。 悪いときにはごめんなさい。せんせいもパンに ごめんなさいしたなら、きっともう大丈夫。>>720]
(733) 2016/10/09(Sun) 16時半頃
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[ ぼくは笑顔でほっぺを撫でてくれるヘクターせんせいの目をジッと見て、それから「そうだ!」って、さっきホレーショーせんせいに貰った卵を見せた。]
ぼく、さっき燃える石をもらったんだ ……焦がしてもね、大丈夫
ぼくはせんせいの事、好きだよ
[ ごめんなさいをしたヘクターせんせい。 焦げちゃったパンの代わりにそう言って、ぼくの分の お皿をゴシゴシ洗ったら、もう一度ありがとうって 言って厨房と、食堂を後にした。
エリと遊ぼうかなって思ったけど……ぼくには みんなに内緒でしなくちゃいけない事があるから。 エリとせんせい達にまたね!って手を振った。]*
(734) 2016/10/09(Sun) 16時半頃
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―おそと→祈りの堂の途中―
[ エリはお裁縫が得意だから、練習中のぼくは 時々教えてもらう。だけどぼくの刺繍のことは、 みんなには秘密。
ぼくは勇気を貰ったお礼を言うためにもお祈りの場所で、お日様の光を浴びながら刺繍の続きをしようと外を歩く。
ホレーショーせんせいから貰った、まるでお星様 みたいなプレゼントを大事にポケットに入れて。
途中、誰かに出会ったり、さっき小鳥さんの ベッドを作ったお花畑の横を通った時にデメテルが 立っているのが見えたら、ぼくは「どうしたの?」って声をかける。>>732 いなければ、ベッドをすこぅし眺めてから、目的地へ]*
(735) 2016/10/09(Sun) 16時半頃
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/* ゆっくりログ読みしてるんだけも、 やっぱりニコが尊すぎて、しにそう
(-230) 2016/10/09(Sun) 16時半頃
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[ ぼく達はらいねん、離ればなれになる。
エリと大きな木の周りでお話ししたり、家畜小屋の卵を一緒に届けに行くことも
マリオがせんせいに本の読み聞かせしてもらっているのを遠くでこっそり聞くことも
デメテルとお絵描きしたり、しあわせなお話や一緒に 歌をうたって笑い合うことも
ピッパとハニーミルクの美味しい分量や、ミルクジャムじゃなくて、ジャムミルクは出来ないかなって考えることも
カリュクスのぼくと同じような色なのに雪みたいに綺麗な髪を結わせてってお願いすることも
………なくなる。
間に合わせる事は出来るかな?不安はあるけど]
(736) 2016/10/09(Sun) 16時半頃
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/* シルクとデメテルの出力よ…………_(┐「ε:)_ 強い……すごい……よだれでる……
(-231) 2016/10/09(Sun) 16時半頃
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……だいじょうぶ、間に合う
(737) 2016/10/09(Sun) 16時半頃
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[ 反対の言葉を口から出した。
ぼくは、せんせいに選ばれるのかな。>>8 “こうかい”されないように良い子でいられているかな。
ヘクターせんせいに紅茶にジャムを入れすぎだって言われることも
丸くなって寝ていたらお祈りにきたヴェスパせんせいに起こされることも
ホレーショーせんせいの作った燻製の煙に咳が止まらなくなることも
木から降りられなくなってワクラバせんせいに助けてもらうことも
ニコラスせんせいにどの角度から飛びかかっても気づかれてしまう事も
ムササビごっこをしようとしてメルヤせんせいに怒られることも
――あと少し、だけなんだ。 嬉しい誕生日。ちくり。ちくり。一針。一針。刺繍に。心に。針を刺す。]**
(738) 2016/10/09(Sun) 16時半頃
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/* スーパー過去捏造タイム
(-232) 2016/10/09(Sun) 16時半頃
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/*ぶわっ(もう泣きそう
うえええええええええん みんなと離れたくないよおおおおおおおーーー!!!
(-233) 2016/10/09(Sun) 16時半頃
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[ あぁ、…あの子が呼んでいる。 大切な、いとしいエレノアが。>>719
でも、…おかしいな。 エレノアはもう現実にはいない筈なのに。 私の糧となったあの子。 確かに“ここ”にいると信じてはいるけれど。]
( …そうか。これは、夢か。 )
[ そう勘違いしたのは、主人と重ねた少女が 隣にいたからかもしれない。>>571 幸せな夢を見られたからかもしれない。>>710
…夢の中なら少しだけ、 わがままを言っても良いだろうか。 “いかないで”って。“そばにいて”って。
私は目の前のぬくもりを抱きしめて、 いつかあの子に言った言葉を囁いた。]
(739) 2016/10/09(Sun) 16時半頃
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[ とても近くにいたから、“あの子”を 抱きしめるのはとても簡単だった。>>721
必死とも取れる強引さですっぽりと腕の中に 納め、ぎゅうぎゅうと抱きしめたものだから 驚いたのは彼女の方だったかもしれない。
そうして数秒、いや数十秒たって 私は異変に気付くのだ。]
……、?…!!
[ 手の中のぬくもりに気がついて 頭の中に疑問符が浮かんで…それから。
私は後ろに飛びのいて、 見事に神木の幹に頭を打ち付けた。 きっとピッパには『ゴツンッ』って 大きな音が聞こえているに違いない。]
(740) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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………、、おはよう、ピッパ。
[ 少しの沈黙の後。
寝言を聞かれたとまだ知らないというのに 私は気まずい気持ちで彼女に挨拶する。 先ほどまで呻いて頭を抑えていたのだから せんせいとしての面目は丸つぶれだ。
それに加えて、エレノアと間違えて あんな行動をしてしまった恥ずかしさで 目線は彼女の胸辺りを彷徨っている。
彼女がどんな反応をするか 不安で目を合わせられないのだ。]
(741) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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[ だから周囲に漂うあまい匂いにも>>716 マリオが置いてくれた素敵なプレゼントにも 全く気がつかない。>>606
その中にはピッパが ワクラバに頼んだ葡萄もあるのに。>>373
他のせんせい達のようにしっかり しなくてはといつも思っているのに どうしてこうなってしまうのか。
あぁ、エレノアにまた せんせいはダメねって笑われてしまう。
抑えていた頭をもう一度抱えたい気分だ。]*
(742) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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/* ヴェスパせんせいめっちゃかわいいですね
せんせい思いのヘクターせんせいやニコラスせんせいも 落ち着いたメルヤせんせいも 楽しいホレーショーせんせいも素敵だなぁ
うおおおおワクラバせんせいいいいいい
(-234) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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[一通り素描を仕上げると、蠍は食堂を後にする。 次の授業では少女たちに何を教えようか。 考えながら、ゆっくりと歩を進める] 絵本を描かせるのも、面白いかも知れないな。
[ピッパの空、いずれシルクが描くだろうアステリズム。 少女たちの抱く物語の、その可能性に思いを馳せるが。
――いや、まだ、早いか。 ――それより、全員でやれることを見つけたいな。
などと現実の状況を思い、 自問自答を繰り返しながら書庫へと足を向ける。
巨大書庫に集められた数多の書籍を繰り、 少女たちに何をもたらせるかを思索する時間は 蠍の楽しみの一つでもあった]
― →巨大書庫へ―
(743) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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―巨大書庫―
[床を叩く杖の音が、巨大書庫の静謐を破る。
どうやら、書庫には先客がいたようだ。 お気に入りの本を傍らに、ソファで丸まる少女の姿に 知らず口元が緩む。>>685
上着を脱ぐと、触れぬよう 慎重な手つきでマリオに掛けてやり。 自らは書架から持ち出した書籍を、 ソファ近くの書見台で読み始める。
ほんとうのさいわいを探しに行った少女は 赤いさそりの星を夢見るだろうか?*]
(744) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 17時頃
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/* だっだっだっだっだっだっだっだっだっ
だきしめられたァァあゝ嗚呼ァァァァァあゝ嗚呼ああああ
ちょっ まっ ほぁっ ああああああ なに この かわいいこは
せんっせええええええええええ!!!!! かわっいいいいいいいい 頭ごっちんこかわいいいいいいいいいいい
ホアアアアアアアアア
(-235) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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/* ヴェスせんせかわいずぎか……
(-236) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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/* あああああああ!!! 1人でいるからデメテルに声かけたけど余計だったかも うん…いなかった事にしても、いい……し
(-237) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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/*どのせんせいからも貰ってもらえる気がしない
(-238) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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[チクリ、チクリ、と針で少しずつ刺されるような痛み。けれどここでバレてはならない。嘘は突き通してこそ。]
ははは。俺だって失敗はするさ。 でも、食べ物をダメにするのは、とても悪いことだ。
[シルクのほっぺたを撫でながら虚を重ねて>>733 取り出された卵を見てはてと首を傾げたけれど、理由を聞けば納得出来る>>734]
良いものもらったなぁ。無くさないように大事にしまっとけよ。 ……うん、俺だってシルクの事は好きだ。 ほら、たくさんたくさん遊んできな。
[大好きだよ、だから嘘をついた。 いつか嘘がバレたら、嫌われてしまうんだろうか、なんて柄にもないことを考えてしまうのを、慌ててかぶりを振った。]*
(745) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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―回想・水遊び―
[それは、暑かった夏の或る一日のこと。
筆洗い用の水を汲みに井戸へ向かうと、 少女たちの賑やかな声が聞こえた。
水遊びに興じているのだろう。 楽しげな様子に、うずうずと心が動き、 画帖を取りにアトリエに戻ろうとして。
――ぱしゃり、
三つ揃えの胸元に水が弾けた。>>668]
――――……。
[何事が起きたのかと、目を白黒させていると、 嬉しそうに笑うカリュクスと視線が交わる]
(746) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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ー 過去・シルクとジャムと ー
[シルクがジャムを作りたがったのを、一緒に厨房に立って、皆で一緒にジャムを作った。リクエストのパンケーキ>>630も山ほど焼いて、色んなジャムをつけて食べる。 俺もシルクが作ったジャムを載せたパンケーキを口にした。糧にならずとも、甘い幸せな味は口の中でふわりと広がり……また喉の途中で消えてしまったけれど。
そんな幸せなひとときの後、手伝いを申し出てくれたシルクについ口を滑らせて保存食の話をしてしまったのだっけ>>633 途端に深刻な顔をするのを見つめ返して「ああやっちまった」と深く後悔。]
シルクはダメにならないだろ、だってせんせいが喰っちまうんだから。
[それは俺にとって至極当たり前のことだったから、至って平然と答えたが]
(747) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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―畑―
[畑の端、無花果の木の前に私はいた。 私がかつて食べた少女の好きであった果実の木。
私の足元には落ちた鱗が一枚。 私はそれを木の根元に埋める。 この木の下には多くの私の欠片が埋まっている。
小さな白い影が駆け寄ってきたのは私が立ち上がった後か、前か。>>695
土のついた手を軽く払いながら私は少女に向き直る。]
やあ、カリュクス。 果物を取りに来たのかな。それとも、野菜かな。
[もしくは、土遊びだろうか。 カリュクスの白い脚、靴は僅かに湿っているように見えた。 水遊びをしていたのだろうか。]
(748) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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そういえば、さっきは獅子には触れたかい?
[マリオと畑に向かう前、小さな手を空へ伸ばし 獅子へ触れようとしていた少女の姿を思い出して、 私は首を傾げた。]*
(749) 2016/10/09(Sun) 17時頃
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[他愛のない、少女の悪戯。
――見てるばかりじゃなくて、偶には一緒に遊んでよ。 そんな少女の声が聞こえた気がしたから。
小さく息を吐くと上着を脱ぎ 井戸の傍に近づき、紙風船を手にすると] 今日は君が私のせんせいになって、 水遊びのやりかたを、教えてくれないか? [真面目くさった顔で、カリュクスに教えを請う*]
(750) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 17時半頃
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……ダメになる、って言い方がいけねえんだよな。 『食べ物』を『食べる』方からしたら、食べられないものはダメになるって言っちまうんだけど。
生命あるものは林檎だろうと小鳥だろうと、せんせいだろうと、終わる時は終わる。 それでも、次にまた始まる時のために、別な形になっていくんだ。
小鳥は死んでも土になって、そこから草や花になる。
お前達は、例えばせんせいに食べられても、ずーっと一緒にいる。 形が変わっても、そこにいるように見えなくてもずっとだ。
(751) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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ヴェスパタインは、ここまで読んだ。
2016/10/09(Sun) 17時半頃
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[ ガタン、ゴトン
乗ったこともない汽車に揺られている。 嗚呼、これは夢だと。すぐにわかった。 窓のそとに広がるのはうつくしい銀河のせかい。 遠くで、近くで。 あかくうつくしい焔が煌めいている。
( さそりの、火 )
窓から身を乗り出しても注意するせんせいはここにはいない。 それを掴もうと手を伸ばしても、掌には何も残らない。
"まことのみんなのさいわいのために 私のからだをおつかい下さい "
そう云ったさそりは、 その願いが聞き届けられて真っ赤なうつくしい焔となったさそりは。 ほんとうのさいわいが何かを識っているのだろうか。 さそりは、さいわいであるのだろうか。*]
(752) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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[後は自分の能力……氷の力の話をしようとして、口を噤んだ。それを教えるにはきっとまだ早い。]
林檎もパンも、食べちゃえばシルクの中にずっとあるんだ。 目の前のお皿には無くてもな。 だから、シルク、ご飯を食べたら、ご飯に感謝しなくちゃ。 ずっと一緒にいてくれてありがとうって。
『ご馳走様』っていうのはそういう意味だ。
[そんな事言わなくったって後片付けもきちんとしてご馳走様を言いに来てくれる子だと知っているけれど。 ……もしこの子が俺と旅立つことになったら、決してダメになんかさせやしない。そう固く心に誓いながら、小さな身体をぎゅっと腕の中に抱き締めた。]*
(753) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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んぅ 、
[浅い微睡みから目を醒ます。 ここはどこだろう。 確か、汽車に乗っていて、 違う。ご本を読んでいる途中でうたたねをしてしまったんだ。
上半身を起こすと、瞼を小さな手で擦る。 肩から自分のものでは無い上着が滑り落ちた。]
(754) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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にこらす せんせ?
[近くの書見台で本を読んでいるせんせいが目に入れば、 眠たげな声でその名を呼んだ。 こちらに気付いてくれただろうか、 視線が交わればふにゃりと笑みをこぼした。*]
(755) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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―巨大書庫―
おはよう。 良い夢は見られたかな。
[微睡みから目覚めたマリオに名を呼ばれ。 ふにゃりとした笑みに、柔らかく笑みを返し まだ眠たげな少女の瞼の上に、夢の残滓を探る]
こんなところで眠ったら、風邪をひいてしまうからね。 気を付けなさい。
[先生役として、一言釘をさすが]
……けれど、本を呼んでいて 眠たくなってしまうのは、私にも分かるよ。
[楽しそうに*]
(756) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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[ 呼びかけたら、 瞳のまえの先生が微笑んだ気がしました。
のぞきこんだら、 そこに在る温度がひとりではない気がしました。
そうして聞こえた呟きに>>739 わたしは 心臓がぎゅっと握られて ]
………せん、 ( せ )
[ それよりもぎゅっと 長いせんせの腕に わたしのからだは包まれた。 ]
(757) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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[ びっくりして、声も出なくて 力だって強いけれど 全然嫌ではありません。
……でも、何でしょう。 せんせいが、わたしよりも小さな子みたいに ほんの少しだけ思えてしまったんです。 ]
いかないよ そばにいるよ。
[ わたしは ちいさな声でこたえます。
抱きとめられたまま その銀色の髪に埋め込むみたいに
”あなた”のお願いを>>739 すっぽりと包んで。 ]
(758) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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[ せんせの髪は、月の浮いた夜空のかおり。 やんわりと抱き返そうと ほかの子たちよりは長い わたしの腕を伸ばしたときでした。 ]
………っ せんせ!??!?
[ ずっさーーー!って音が聞こえそうな勢いで離れ 神木に頭をぶつけたではありませんか。>>740
確実に痛いな、って音がして 流れた沈黙>>741はそれを物語るよう。
( ……わかるよ、 わたしもベッドの角に小指をぶつけたとき そんなかんじだもの。 ) ]
(759) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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………っふふ。 おはよ、べすぱせんせ。
[ ばつが悪そうにしているせんせ>>741に ちょっと笑ってしまったけれど 逃げてる視線はそのままにしておいてあげる。
そのかわり、わたしは退かれたぶんの距離を 膝をふたっつ擦って詰めていく。
いい音がした頭が、たんこぶになってないかなって 伸ばした手はさわり心地のいい髪のむこう 頭のうしろに届いたでしょうか。
心でも 身体でも 痛い思いをすると、みんなはわたしを撫でてくれる。 それならわたしがせんせいを撫でたっていいでしょう? ]
(760) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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[ せんせの声>>739が蘇る。 呼んでいた”なにか”のことも。
それを聞いていいのか だめなのか 幼いわたしにはちょっとわからなくて ]
せんせがそばにいてほしいのは、
…………えれの…?
[ 興味のまま聞いてしまった。
ふんわり漂うフルーツのあまいにおい。 それのおかげか、時間のせいか 最初に感じたへんなにおいは今はしないけれど
わたしの言葉が、また せんせいの見えぬ心を焦がすのかもしれない。*]
(761) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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/* うおおおおおおべすぱに落とされるううううう
こんのやろおおおおおお(と思いながらレスを書いています
(-239) 2016/10/09(Sun) 17時半頃
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/* しまった 寝ちゃってた(ごしごし)
(-240) 2016/10/09(Sun) 18時頃
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/*ニコらああああああす!!! カリュクスとニコとかわたしのニヤけがおが止まらない ノンストップニヤニヤ
無限ニヤニヤ
あああああンンンンンンンンンン
しぬわ 控えめに言ってしぬ
(-241) 2016/10/09(Sun) 18時頃
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せんせ、おはよう ん、少しだけ不思議な夢を見た気がするんだけど……
[柔らかい笑みが返ってくれば>>756 嬉しそうにまた微笑んだ。 夢の内容を思い出そうと記憶の糸を手繰り寄せてみても、 何も掴めなかった。]
わかんない、でも、 すこしだけ さみしいゆめ
[考え込んだ末、緩く首を傾げて呟いた。 次いでせんせいの口からこぼれた言葉に、 怒られるのかと少しだけ身構えてしまったけれど。 それはただの杞憂だったらしい。]
(762) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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ぅ、はぁい。
せんせいもご本読みながら寝ちゃうことってあるのっ? えへへ、一緒なんだねえ。
[楽しそうに続いた言葉に安堵して、身構えていた体勢を崩す。 せんせいの上着をソファに置いたまま、うたたねしている間に膝の上から落ちていた本を手に持ってせんせいの傍まで歩く。]
せんせい、ご本 よんで?
[両手で差し出しながら、物語の朗読を強請った。*]
(763) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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/* ニコせんせとヴェスパせんせのおはなしいいな〜少女にできないお話してるのずるいー(ぴょんぴょん よにんでおててつないでふわふわ地に足付かない幸福感に埋もれそう。
(-242) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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/* >>709 あっ! 含羞むように、って、伝わってた。よかった〜 笑顔がちっちゃいんじゃないかって、もし思わせてたらどうしよ〜って表現悩んだとこだったんだ。えっへへ
(-243) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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/* んはあああああァァァアアア_(┐「ε:)_ ログ遡って死にまくっている。とても、とても、しあわせ。
ぼく、むらたてて、よかった(いまもうすでに
(-244) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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[ 友達を探すときなら 大きな声で名前を呼ぶけれど
今探しているのは、体の大きなせんせい だから名前を呼ばずに、辺りを見回して。]
あ、みつけた!
[ キョロキョロ見回した視線の先 柔らかな皮と、食べられる種をもつ果実の木
その木の下にワクラバせんせいを見つけたから せんせいが立ち上がるのを待って>>748 勢いよく駆け寄って。]
(764) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 18時半頃
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[ 土を払うせんせいの姿に首かしげ わたしと同じようにせんせいも 泥いじりしたりするのかなって。
せんせいのことも、ともだちのことも たくさん、たくさん知りたいのに
相手のことを知るための質問は わたしはうまく言葉にできなくて そのかわり、もらった質問には。]
どっちもあたりで、どっちもはずれ せいかいはね、せんせいをさがして くだものと、おやさいをちょっとたべにきたの。
[ 悪戯はたくさんするけれど つまみぐいはそんなにしないでしょって トン、と自分の胸を叩くのも忘れずに。]
(765) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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[ せんせいの次の質問>>749は、わたしには意外だった。 なんのことだろうって、疑問が頭の中をぐるぐるしてたけど。]
しし? ねこさんのこと?
[ "ししねこさん" ピッパちゃんがそう言ってたのを しばらくしてから気がついたから ようやくわかったと、にっこり。]
おこったみたいなこえだったけど おこってはいなかったらしいの。
ちゃんとさわらせてもらったし おひげはひっぱらなかった。
[ 首を傾けたせんせいを見つめて 反対方向に首を傾げてみせる。*]
(766) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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―食堂→外へ―
[エリが気に入った卵を手にすればそれを手渡し、 食堂を後にしようと立ち上がる。 呼び止められるなら、二言三言、会話もしよう。
どこへ行こうかと悩んで、ひとまず家畜小屋へ。 …夕飯用の鶏を絞める必要があると、思い出して。
道中、まだ会えてない子の姿を探しはするが、 今日中にはプレゼントを渡せるだろうし、 そう急がなくとも、構いはしない。]*
(767) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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/* ヴェスパせんせのあれそれは 知らないほうが、きっと無垢な少女のままで居てあげられる、と思って、気がつかないの。 (でも、ロール遊び的には、もうすこし踏み込んで気がついた方が良いのだろうか、的ななやむ) エスパーにならない程度に踏み込むの、むずかしいなあ。 ニコせんせいにはもう少しだけ踏んで……っていう気持ちも、あるのだけど。 でも、おててつないでるときは、無邪気でいたかった。
(-245) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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/* デメテルとべすぱが尊すぎて せんせにちょっかいだしてるのが申し訳なくなってきた丸。
ンンンンンンンンンンンンンンン かぁぁぁああっっわいいいいい……_(┐「ε:)_ 泣いちゃうせんせ……ァァァアアア
(-246) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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/* >>725 かっわいい
(-247) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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― 過去・デメテルとカリュクスの授業 ―
[斯くして、雷の実の正体は林檎だったのだが……]
ははは!デメテルとカリュクスが俺に教えてくれるのか! 楽しみだな、さて何を教わろうか。
[逆に今度は俺が教わる立場だと言われてしまって>>383>>531呵呵と笑って見せようか。嗤うわけじゃない。そんな返答が来るのだとは思わなかったから。 いつだってこの子等には驚かされてばかりいる。何時だって、どんな世代でもだ。]
(768) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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[さて、質問タイムの時間になっても、少女たちの矢継ぎ早な質問はとどまることを知らない。
「何故料理を作るのか」というデメテルの問いに、質問で返せば、うんうん唸りながらもきちんと打ち返してくれる>>384そこがデメテルという少女の健気さだと俺は思う。]
透明な気分、ね。面白い言い回しだなあ、誰か先生に習ったのか? ……そうだな。俺は、透明な気分よりは、いろんな色の気分になりたい。
[作った料理は俺の糧にはならないけれど、お前の中に息づいて、お前の心臓を動かすための力になる。それはこの上ない歓びだ。 それが果たしてどんな色をしているのかは知らないけれど。]
(769) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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[「お塩はどんな形になるのか」という問いは実験という形で始まった。出来上がった塩の結晶を舐めては苦い顔をするカリュクスを見て>>532俺は思わず吹き出してしまう。]
はははは!ビックリしたか?
[よしよしと頭を撫でて宥めて。 失敗はしてみるといい。失敗してもいいように俺がそばにいるんだから。]
塩はこんなふうに宝石みたいなかたちになるだけじゃあない。 大きな塩の粒が固まって、大きなお塩の山になっちまったのもあるし、あとは……このお塩が溶けた水が集まって、うみ、っていう大きな青い水たまりになって、そこにお魚がたくさん暮らしてるんだ。
……いつか外を出たら行ってみな。
(770) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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[いつかそうやって外に出て、もっとたくさん学べばいい。 そしていつか、その先で、また時とともに姿を変えて……食べられることで姿を変えてしまったとしても、皆これからもずっと一緒だ。]*
(771) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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/* >>703 これよ、これ。ほんと、はあああああああああ 尊い…なによ「あったかくしてあげる」て、なあ、しぬ あああああああああ あったかくされたい……わたしあんなこと言われたらいちころだよ…
なんだろな、ちょっと思ったが この村はどんだけ無差別にたらしこんでもいいっていう (むしろ推奨っていうことに いま気づいた。
…とてもたのしい(自分で言う
(-248) 2016/10/09(Sun) 18時半頃
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[蠍の問いにも、夢の尻尾を掴めなかったようで マリオはゆるく首を傾げる。>>762]
さみしい、か。 ["とくべつな日"を迎えたことで、 いずれ訪れる別れを意識してしまったのだろうか。 遥かな銀河のあかい焔に、 伸ばされた小さな手を蠍は知らない。>>752] そうだね。マリオと同じだ。 でも、皆には内緒だよ。
せんせいが居眠りしていたら、格好がつかないからね。
[叱られると思って身構えと思えば、 すぐに、蠍の知らない一面に破顔して。 くるくる変わる表情を可愛らしいと思った]
(772) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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朗読かい? >>763
……ああ、かまわないよ。 どの本を読めばいいのかな。 [授業の内容を考えるのは勿論楽しいが、 こうして少女たちと言葉を交わす時間に敵うものはない。
傍らまで歩み寄ってきたマリオの為に椅子を用意して、 書見台の自らの椅子に隣合うように並べる。
マリオが夢中になって、本に顔を寄せてきたとき、 書見台に本を乗せておけば、 触れぬように身を引くことが出来るだろう*]
(773) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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― 食堂 ―
[さて……一通り朝ごはんが終わったら、次は誕生日の支度をしなくちゃならない。……と、漸くそこで卵が終わってしまったことを思い出したのだった。]
うわやっべ。
[誕生日のプレゼントの話で食堂が盛り上がっていたのも知っている。だが、お楽しみは最後まで内緒にしないと楽しくないんだ。二人目の少女はそう教えてくれた。]
……しゃーねェ、戻りたくなかったけど。
[言うや早いか、エプロンをほどいて食堂から裏口へ出て、井戸の近くへ。]
(774) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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/* へくたーせんせいめっちゃいいひとやな??????
あーーーあーーーーーーーーー
(-249) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[広い場所へと出たら……そこでヒト型に化けるのを解いて、俺は本来の姿に戻る。
しんしんと降り積もった新雪のような真っ白な毛並みと、氷柱みたいに鋭い牙……これが氷狼の俺。 走るんだったらヒトの体よりもこっちのがいい。
……問題は、狼としての習性がモロに出てしまうこと。これのために二人目の少女には散々弄ばれた。
幸い、彼女に“お手”やら“おすわり”やら“ボール遊び”を仕込まれたことを、ここにいる獣の殆どが知らないということか。
彼女……ゾーイもまた、俺の中に残っている……大事な一部だ、だが、話したくない事情というのもあるのだ。]
(775) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[私の問いかけは半分当たりで半分はずれ。>>765 私は少女らより知っていることは多くあるが 少女らのことを何でもわかってはいない。
少女の行動は予測がつかないことも多々あるから それが面白くもあるのだけれど。]
私を探してくれていたのかい。 私は此処にカリュクスや皆の プレゼントを探しに来ていたから 半分の目的は一緒だね。
[つまみ食いはそんなにしないと胸を叩くカリュクスに 悪戯もほどほどにと私は苦笑して、 彼女のうまく言葉にできない問いには気づかないまま 土を払った左手で、私は木の上から無花果の実をひとつ採ると、差し出した。]
(776) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[もう一つの問いに少女は不思議そうな顔。 さっきの今の出来事だったから 獅子を触りたかったわけではなかったのかと 私は傾けた首をそのままに答えを待った。]
ああ、ねこ…とあれは自分のことを言っていたな。
そう、あれは獅子、ライオンだよ。 大きな猫というのも間違えてはいないけれどね。
[獅子が何を意味するかがわからなかったのだろう。 私は猫の本当の種族を教えると カリュクスの浮かべた笑顔に獅子に触ることは叶ったのだとわかった。]
(777) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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それは良かった。 声は怖いが、獅子も私たちと一緒で きっと君たちのことが好きだから怒ったりはしないさ。
お髭を引っ張っても多分ね。 でも、悪戯しないで仲良くできたなら 客人にも良いおもてなしができたのだろう。
[客人と仲良くできたことを褒めるように カリュクスの傾げた頭を撫でようとして、 私は少し留まった。]
…カリュクスはやはり、ああいう もふもふとした獣がすきなのだろうか。
[人の姿をしていても貼りついた鱗の目立つ私の手に視線を落として、私はいつもより小さな声でそんなことをぼそぼそと。
それを気にしていることは少女らには内緒、の話だから、気にしていないという顔は出来ていたろうか。*]
(778) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[まあ、二人目の少女の思い出話より、今は卵を買いに行かなくては。
獣の姿で庭を突っ切り、麓の町まで一気に駆け抜ける。 まあ、この格好なら二刻くらいで戻れるだろう。]**
(779) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[ ちいさな、やさしい声がまだ耳に残ってる。>>758
それはエレノアの答えとは違うもの。 あの子はいつか来るおわかれのために しっかりしなくちゃダメよと私を叱った。
だから私はその言葉をピッパのものと 正しく認識していた筈だ。
それでも、私はとても嬉しかったんだ。 せんせいはひとりじゃないよって 言ってもらえた気がして。
こんな時、言葉には力があると 心の底から思うことができる。 言霊を操る獣なのだから、本当は常に 信じていなくてはいけないのだけれども。]
(780) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[ なんとなく感じる憐憫の視線と>>759
( そう、礼拝堂の椅子に足をぶつけると とても痛い )
くすくす笑い声が聞こえて>>760
離れたぬくもりがまたくっ付いた。
私が体を屈めなくても、ピッパの長い腕は 私の頭に届いたことだろう。
優しく撫でてくれるピッパの髪からは、 今はハニーミルクの香りではなく あかるい太陽のかおりがした。 …一緒にお昼寝をしていたからだろうか。]
(781) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[ しばらくの間おとなしく撫でられて。 せんせいと生徒が逆転したかのような 構図に一年後の契りの年を思い浮かべた。
この子は誰と契りを迎えるのだろう、 私は誰かと契りと迎えられるのだろうか。
そんな考えは、ピッパの言葉によって>>761 一瞬でどこかへ行ってしまった。]
…! ……、
[ 私は寝ぼけてとんでもないことを という気持ちと、やはりあの子への 未練を断ち切れていない現実を 突きつけられて胸がぎゅうっと痛む。
私の呟きを聞いたピッパのように。>>757 ]
(782) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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………、エレノアは私の中にいる。 ずっと傍にいてくれているんだ。
それを信じられない私はダメなせんせいだ。
[ 悪気のない少女の疑問は、確かに胸を 焦がしたけれどきちんと言葉にして伝えた。 少女に嘘はつきたくなかったから。 世の中にはやさしい嘘もあるけれど、>>745 不器用な獣に扱うことは難しかった。]
ピッパも、自分を食べてもらった後で せんせいが悲しんでいたら嫌だろう? 本当は、感謝しなくちゃいけないのにな。
[ 困ったように笑って、眉尻を下げた。 笑って送り出してやるって約束したのに。 私は約束を守れなかった。 そして今も約束を破り続けている。]*
(783) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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/* だめなせんせいだねえええええ(愛しかない
かわ かわいい かわいいいいい……………しぬ ちょっともう食べられたいせんせいおおすぎてわたし何人になればいいの
(-250) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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/* ここの方たち拾い本当にうまいなぁ…!眼福…
(-251) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 19時半頃
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─現在:花畑─
[花畑から離れる時、シルクの声>>735が聞こえたの]
……シルク。 わたしも、鳥さんにお別れしてたのよ。
[花冠の置いてある場所をわたしは指を指して、静かに笑ったの]
鳥さん、ベットでお花と一緒に眠っているからきっと、寂しくないはずだわ。 素敵なベッドと花冠だもの。
[そっと眺めながらわたしはうつむくの。 言葉にするつもりはなかったのだけど]
わたしも眠る時はひとりは、いやだけど、もうすこしでみんなとは眠れなくなっちゃうのね。 もしも、誰にも連れてっていってもらえなかったら……。
(784) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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―回想:大きな木の上の果実―
[いつのことだったか。
木の上に見なれない果実が成っていた。 否、よくよく見ればそれは 木に登って降りられなくなったシルクだったのだが。
戯れに登ったのか、木の実でも採ろうとしたのか。 シルクはジャムが好きだから その材料を集めていたのかもしれない。
落ちて怪我でもしたら大変だと 私はその理由を問うのも忘れて 慌てて木へ近寄ると 小さな身体に左腕を伸ばしたのだった。]
(785) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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[木の実が欲しかったのなら せんせいや背の高いピッパに言えば良かったのに と私は言いかけて、やめた。
その代わり、木登りをするときは せんせいが見えるところで、と言った。
シルクは自分のことを弱虫と思っているようであったが 降りられなくなるような高い木に登るのは勇気のあることと思ったから。*]
(786) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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[わたしはひとりで眠っちゃうのかしら。
それってすごく、さびしい。
思わず自分の手のひらを握りしめるの。 でも、真っ白に色が変わった爪を見えたから。 次の瞬間には、すぐに笑みを浮かべたわ]
ごめんなさい。変なこと言っちゃった。 ヘクターせんせいからお仕事頼まれているから、レタスとってくるわね。 [突然、話を変えて下手くそな誤魔化しを。 カゴを抱えて背中を向ければ、わたしはゆっくりその場をあとに]*
(787) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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― たまごと少女 ―
[ホレーショーせんせいが良いよ、って言ったから、シルクちゃんの触れる横から、そっと卵に手を伸ばす。>>723]
…あったかい!
[焼き芋してるときに焚き火にあたったみたいな、じりりと空気を通して熱が放射する。 その色はやがて青くなって、それからまた、もと来た順で色を戻していく。 そうしたら、色の変化を追うように、あったかい空気はちょっとずつ冷めていった。
シルクちゃんはきっと、せんせいの力を使うのがじょうずだったんだとおもう。 そしたら今度は、あたしの番。>>725>>726
ホレーショーせんせいはいつも、ひとことおおいんだとおもうの。 親しみやすくて、明るいけれど、デメテルちゃんやカリュクスちゃんの悪戯の標的になっても喜んでるせんせいはちょっと"ヘン"だ。
お姉さんになった、と言われたら悪い気はしないけれど。 むす、と拗ねた顔を崩さないのは、そんな"ヘン"なせんせいには、甘ったれをぶつけやすかったから]
(788) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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……、もう、ここのつだもん。
[ぶすくれてそう言うと、せんせいの正面にちょんと座る。 お話を聞くときは、きちんとせんせいの方を見ましょう。って、そんなことを言いそうなのは、メルヤせんせいかな?]
セイレーンってなあに? お歌? 石が歌うの? お口、ないと思うの。
[最後まで説明を聞いてから、疑問を一気に口にする。 まあいいからやってみろ、って言われたかもしれないし、教えてくれたかもしれないけれど。 促されるまま、ひんやりしっとりのたまごの表面を撫でると、せんせいの手がそこに重なる。>>727]
気持ち良い温度… んん…う〜ん〜…
[春先に吹き抜ける柔らかな風、小鳥を抱き上げたときの温い羽毛、それからすこうしぬるめのお風呂のお湯。 少しずつあたためていると、からんころんと歌う声が石から響く]
(789) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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…! うたった! すごいすごい!
[あっためるのには成功したみたい。>>728 ぱあ、と少女の顔が一気に明るくなった。 どうなってるんだろう?って石を卵をひっくり返してみても、石に口なんてなくって、頭に疑問符が増えていくばかり。
そしたら今度は、冷やして見よう。 せんせいの注意は話半分に聞いて(聞き流して)>>729、もう一度、同じように、今度はつめたいものを想像する。
ひんやりとした水晶の卵を撫でたときの温度、井戸のお水でよく冷えたスイカの冷たさ、暖炉であったまったお部屋から冬のお外に出たときのピリッとした空気。
ちゅん、と少し聞こえたような気がしたけれど、それは一鳴きで沈黙してしまった]
……あれ? でも、いま、鳴いた! 鳴いた、よね?
[黙ってしまった石を急かすように卵をぺちぺちとはたいたけれど、それっきり。 でも、たしかにさえずりは聞こえた。よね?とせんせいに同意を求める。 うまく出来た、って褒めてほしかったの。*]
(790) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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― →厨房 ―
[シルクちゃんの後ろから、こんにちは。って頭を下げると、ヘクターせんせいがちょっぴりしゅんとした気がした。>>530 それが申し訳なくなって、あたしもしゅんとしてしまう。
どうしてこわいの、と言われても、言い澱んでしまうかもしれない。 きっと内緒にしてないといけないことなんだ、って、あたしは思い込んでいるから]
(791) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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― 或る、冬の日 ―
[少女は時折、一人を好む。 せんせいと、他の少女たちと遊ぶのだってだいすき! だけど、ときどき、言いようのない寂しさにおそわれて、学び舎の裏手で知らない小鳥とかくれんぼしていたりする。
そんなとき、見ちゃったんだ。ヘクターせんせいが狼になるところ。 まっしろの狼は、冬の冷たい空気に輝いて、とってもきれいだった。
物語の「おおかみ」はいつだってわるもの。 子豚さんのお家を吹き飛ばして、赤いずきんの女の子とおばあちゃんをぺろりと人なめでお腹にいれちゃう。
ワクラバせんせいの竜さんも、おっきくてこわいけれど―― 少女にとって、おおかみは怖いものの象徴であった]
(792) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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ありがとうっ せんせい だいすき。
ええとね、いつもの。 夜空を鉄道が駆けるおはなし。
[ニコラスせんせいに朗読をせがむことは何度もあった。 それは今持ってきた夜空を鉄道が駆けるおはなしだったり、 全く別の本だったり。
手を握ろうとして避けられたり、頭を撫でてと強請っても断られるその訳を正しく理解できていないけれど。 ご本を読んでもらっている時が一番、 せんせいの近くに居られるから。]
(793) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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―回想・まことの幸―
[ マリオに読み聞かせしていた事もある ニコラスせんせいは、ぼくの言葉をすぐに わかってくれた。>>687
さそりにどくがある事を、ぼくは他の本で 知っているけれど、あの本のさそりは優しいから 怖くない。唄の一番はじめに出てくるから、 鼻歌だって毎回さそりのことを口遊む。
デメテルに教えてもらって一緒に歌った星のうた。 ぼくはお礼に、このお話しに出てくる歌もうたった。 星のうた、いっぱいある。>>699]
ぼく達の幸が、せんせい達の幸?
[ ぼくが言葉に出来ないでいたら、難しいかもしれないね、ってニコラスせんせいは笑う。]
(794) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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よい しょ
[用意してもらった椅子に腰かけて、 時折書見台に乗せてある本を覗きこむ。 せんせいの口から紡がれる大好きな物語に耳を傾けて。 夢ではない夢のような時間に浸る。]
(795) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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[せんせいは優しいんだって、知っているの。 みんなのまえで獣になろうとしないんだって、なんとなく気付いていたし、それは怖がらせないためなんじゃないかな、ってあたしは勝手に思っていた。 それに、せんせいのお菓子はいい匂いだし、一口かじればじゅわじゅわとあまくてあったまる。
でも、――時々、おおかみさんの眼でぎらりと少女を見ている、ような気がしてしまう。 それはきっと少女の見間違い、あるいは妄想とか、そういう言葉で表されるもの。
怯えられてしゅんとするせんせいの気持ちはとっても優しいものだと思う。だから、とても遣る瀬無くなっちゃうんだけれど―― この気持ちをどうやって片付けたら良いのか、いまの少女にはわからなかった]
(796) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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[お話が終わったころ、思い出したように椅子から降りる。 ソファに置いたままのせんせいの上着を大切そうに手に取る。]
せんせい、上着貸してくれてありがとう。
あのね、ワクラバせんせいが、 せんせいはみーんな魔法使いだって言ってたの。
ニコラスせんせいはすてきな絵をかく魔法使い?
[上着を差し出しながら、無邪気な問いをかける。 もしかしたら、上着は皺になってしまっているかもしれない。*]
(797) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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/* 悉くひとのロルに挟まる私… (リロードしてから投下しなきゃと思いながら忘れてしまう、すまない…)
(-252) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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[ その瞳がぼくの胸に向けられたことを、ぼくは 最初なんでだろう?と思った。 そこはちくちくしたり、どきどきしたり、わくわく する場所。それをニコラスせんせいは、星だと言った。>>689]
ぼくにも星があるんだねぇ……
[ ゆっくり焦らなくてもいいって、ニコラスせんせいは言ってくれる。 せんせいが星だと言った場所に手をあてる。
冷たいぼくの手。前はきらいだったけど、デメテルが好きだって言ってくれたから、今は好き。>>699 ぼくもおんなじように、デメテルの手が大好きって 言った。伝わっているといいけれど…… 自分の手ではあたたまりそうにないぼくの星は、 何色だろう?]
(798) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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─おそと─
[空っぽのカゴを抱える足は軽やか。 もう転けることもなく、ひょいひょいと進んでいくの。 その途中だったかしら。 近くにホレーショーせんせいの後ろ姿>>767が見えたわ。
そっと、息を潜めてみるの。 屋根の上に誰かさんがいたなら、その姿はバレバレだったでしょうけど。
そぉっと、そぉっと、しのび足。 気づかれないように広い背中にとんっと、触れることが出来たらにんまり顔で。 出来なかったら少し拗ねた顔で]
おはよう、ホレーショーせんせい。 今日はお寝坊しなかった?
[なんてひとつ尋ねてみたの]*
(799) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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ありがとう、ニコラスせんせい ぼくも……ぼく達も! せんせいの幸が、ぼく達の幸だよ!
[ 抱きつこうとして、ひょい。 寂しいけど、すぐに笑って「ありがとう!」って 頭を下げた。そうしてお部屋にまっしぐら。 心に浮かんだものを、とにかく絵に描いた。
“アステリズム”が出来るまでに随分と時間が経っちゃうことを、この時のぼくは知らない。]*
(800) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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/* ちらっと覗いたらなんかぎゃんかわな生物がいた……! ああああああ!!くっそ猫にしようか迷ってたんだよ!!←※そういう問題ではない
(-253) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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/* そもそも使いたいチップはヘクターだけど、やりたいRPはネイサンの方が似合ってた。なので今ネイサン使ってやろうとしてたRPを無理にヘクターにやらせてる状態。
多分、ネイサンに「美味しそうですねえ」言われるのとヘクターに同じ事言われるのとでは後者の方が変態不審者感3割くらい増す気がする←
(-254) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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[ こんな風に困った顔をして笑っていたあの日 デメテルは私のことをさびしそうと言っていた。>>521
今がデメテルを呼ぶ時なのだろうか、なんて。>>703
せんせいが簡単に泣いちゃいけないな。]
(801) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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/* >>エリ いいんだよ(グリーンダヨ!!)
「人を見た目で判断するな」ってこのチップで言うことの説得力の無さよ…w 絶対悪い事考えてる顔じゃん。
(-255) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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──回想・お祈りと挨拶───
[ 誰かと誰かと繋ぐために紡がれた物語は パッピーエンドを迎えられるだろうか。 そこに私はいるのだろうか。
たとえ傍にいるのが私でなかっとしても、 最高の結末を迎えて欲しいといつも願っているよ。]
ふふ…頼りにしているよ。 デメテルのおかげで 私は今、とってもあったかい。
デメテルもさびしくなったら私を呼びなさい。 君の代わりに泣いてあげる…なんてね。 [ せんせいは泣き虫だからと笑って。 最後の一言は冗談のつもりだった。 彼女が泣けないことを気にしているとは 知らなかったから。>>62 ]
(802) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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あぁ、…でも私が泣いたことは みんなには内緒だよ。 私は “ せんせい ” だからね。
[ こうして約束を重ねて。 君と交わした約束はひとつも忘れて なんかいないよ。
あの日以来、毎日挨拶とお祈りをしに 礼拝堂へ来てくれていることも。]*
(803) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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― 食堂 ―
[さて、シルクちゃんのお腹が空腹を告げれば、ヘクターせんせいはごはんを出してくれた。きっと、あたしの分も。>>657>>449 シルクちゃんはジャムがだいすきだ、って言っていたから、りんごのジャムとトースト。 あたしはあまいものが大好きだから、ふたりの大好物だもの。がぶりとトーストに噛み付くと、香ばしいトーストのにおいと、おくちに広がる林檎ジャムのあまさ]
…えへへ。
[おいしい、って言葉はとろける表情に変えて。 せんせい以外のお料理を食べる機会は少ないから、比べることはできないけれど。 でも、きっと、ヘクターせんせいのごはんが世界一なんだって思う。 食べ終わったらきちんと流しにお皿を戻す。シルクちゃんと半分こして、運ぶのだって上手だよ。
シルクちゃんの言う"焦げたにおい">>659は、あたしにはわからなかった。>>643 ほら、やっぱり、気のせいじゃない?っておもったけれど。>>720 代わりに、黒い羽根のようなものが食堂の隅に落ちていて、はてな?って首を傾げただけ]
(804) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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/* 元々ヘクターのRPで考えてたのは
前に契った少女に「私の事は忘れてね」と言われたけれど忘れられないで神木の前で忠犬ハチ公してるワンちゃん ※前の少女は、違う獣が想いに引きずられて餓死したのを見てしまっているので気遣いのつもりだった的な
けどPCの心境がうまく掴めなくてね…いやでも本当にこのチップで「食べたい」言うと本当に通報案件の香りがするから困る…
(-256) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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―花畑→祈りの堂―
[ ああ…ベッド、見てたんだ。 やだ、やだ。デメテルがまた…あの時に似たお顔を してるように見えた。 デメテルは笑ってる。だけどそれはみんなで 遊んだりするときとは違う。>>784
あと少しで離ればなれ……そう思っているのは ぼくだけじゃなかった。
眠るときじゃなくて、眠りの兄弟の世界に行くとき いつも一緒のぼく達は、一緒じゃない。
そんなこと、知ってる。 知ってるのに、わからないといけない時が、近づいてきている事が……さびしいや、せつないに、似ている。]
(805) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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/* 回想書くの不慣れすぎて大丈夫…????って震えてるけどだいじょうぶかな(おろおろ) 狼起点にしようとしていたのだけれど、うまくロールにならなくてうんうんしていました。 毎日ひぃひぃ言ってますが、楽しいです。精進しなきゃ、って思うけれどね…!
(-257) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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デメテル……ぼく、は
[ ああ…こんなとき、ぼくはやっぱり言葉が 見つからない。だって、そんな事ないよって、わかっていないぼくが言ったって…“ことば”に力が宿らない。 笑ってるデメテル。 その手が握られていることに気づいて…チクチク。]
ううん…お手伝い、頑張ってね
[ ぼくはデメテルの背中をジッと見て、そこから お祈りの場所に行く。デメテルがあんなお顔を してほしくない……それは、ぼくの勝手な気持ち。
そしてそれをお祈りして…叶えてくれるのは かみさまじゃなくて、せんせいだ。]*
(806) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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[ ひとつもらった無花果の実>>776 半分に割って、赤いつぶつぶに唇つける。 花が咲かないみたいに見える無花果 でも本当は、このつぶつぶが花。
柔らかな皮と実が花を守ってるんだって それを知ったとき、この果物のこと 前よりずっと好きになった。
一緒だって教えてもらった目的の半分。 私たちへのプレゼントをさがしてたらしいけど こうやって、せんせいと一緒にいる この時間が一番のプレゼントだってわたしは思う。]
(807) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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[ 猫とライオン>>777 "ししねこ"というのも少し違ったようで。
せんせいの説明は、わたしには少し難しくて でも、知らないことを知るのは 知ってることを考えるよりずっと面白いから。]
ししは、ライオンでおおきいねこ。
うん!にくきゅうがあったもの ちょっとちがうけど、おんなじなのね。
[ 新しい知識に、ほんの少しだけ前のめり。]
(808) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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[ "獅子も、私たちと一緒">>778 その言葉に、残りの無花果をごくりと呑んで。]
せんせいたちとおんなじ…… おんなじだけど、おきゃくさまなの?
[ それならせんせいなのかと思ったけれど ワクラバせんせいの話だと違うんだろうなって
もっと首を傾げようとたときに 動きかけたせんせいが聞いた不思議なことに。]
………? もふもふしてるのはすきよ? でもね、でもね
(809) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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/* ヴェス、わかった きみはデメテルとしあわせになれ………!!!
しあわせになれーーーー!!!!
(-258) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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[ せんせいの視線を追いかければ 鱗のたくさんついたせんせいの手。
いつもより小さく感じる話し声を 聞き逃さないように一歩近寄って。]
バッタのかたいかんじもすきだし とりのはねがちくちくするのもすき
おさかなの、すべすべしてるかんじなのに はんたいからさわるとざらざらなのも だいすきなの。
……おさかなはだっこするとやけどしちゃうから おりょうりしてるときに、つついたんだけど
[ だいぶ前のことだから怒らないでって 小さな声で付け加え。*]
(810) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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[ところで、あたしは、ヘクターせんせいに"おねがいごと"があった。
シルクちゃんのお背中を借りて、いっしょにヘクターせんせいにお願いしようとしていたのだけど… 引き止めるのが間に合わなくって>>734、伸ばしかけた手が空を切った。
いつか、シルクちゃんとお話したこと。>>254 サンドイッチがあったら、妖精さんは食べてくれるんじゃないかな、って。 レタスとトマトのやつと、たまごのやつと、フルーツサンド。 あたしだったら、その3つがあったら嬉しい。だから、妖精さんにあげたくて、それを作って欲しい、って。 言いたかったんだけど……
せんせいの目の前にひとりきり。 1on1だ。たいへんだ。 食べられちゃうのは少女の運命だけど、食べられちゃうのはやっぱりちょっとこわい。 ううん、契約のこととか、ちゃんと知っているもの。でも、がおーってなったらどうしよう、って。 せんせいは、そんなことしないと思っているのに。 怖がっちゃってごめんなさい、ごめんなさいばかりが心を占める]
(811) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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あ、あのね、ヘクターせんせい…
[もじもじ、いじいじ。言葉を絞り出すのに時間がかかる。 せんせいは待っていてくれたかもしれない。そしたら、ゆっくり時間をかけて、妖精のこととサンドイッチのことをお話する。 それとも、ごはんの準備に急いで、行っちゃったかもしれない。 どのみち卵(あたしの手の中にあるやつじゃないほう!)が必要だから、買い出しには出ちゃうと思うのだけど、ね。*]
(812) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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/* まだまだ拾いたいものあるけど!きゅうけーい!(ばたーん!)
シルクちゃんいいこだなあ… 離れ離れになるってことまで、あたままわってなかった。でも、エリは視野がせまいから、実感が湧いてないのもいいかもしれない。 来年になったらまたわんわん泣こう(
(-259) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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/* デメテルごめんんん せんせい達が動き出しててよかった せんせい待ちだろうとは思ったんだけど…!!
(-260) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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―回想・ごちそうさま―
[ 不安になったぼくに、ヘクターせんせいは いつも通りの話し方をしてくれた。>>747 ………不思議だな、それがぼくには、とても安心できることだった。だって、せんせいは、ぼくを食べる事が当たり前って思ってくれているってわかったから。]
……ダメに、ならない
[ ぼくはヘクターせんせいのお話しをジッと聞く。 せんせいが抱きしめてくれたら、ぼくも精一杯抱きしめ返す。“いのち”の大事なお話しをしてくれている。それはわかってる。 わかってるんだ……だけど、ごめんなさい。]
せんせ…や、だ!!
[ ぼくはすぐに気をとられちゃう。今はヘクターせんせいの言葉の、全然ちがうところに気を取られちゃった。]
(813) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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ぼく…せんせいに、おわってほしくない!
(814) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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[ 林檎でも、小鳥でも。 せんせいでも終わるときは終わる……せんせいが 終わる?ぼくはそれがどうしても、どうしても 考えられなくて。終わりは、始まる時のために 別の形になる――あの小鳥さんも。ぼくも。]
せんせい達は、ぼく達を食べるんでしょう? だから……だから、おわっちゃ、やだ ずっとずっといるなら…おわらないで
ぼく、重たくなってもごはん食べるから ごちそうさま、し、て!
[ ぼくはダメにならない。小鳥さんも、ダメになったわけじゃない。だけどそれは“こうかいしない”とは同じじゃないんだと……ぼくはぼんやり、考える。
“こうかい”しないように、笑顔でごちそうさましてくれるような。そんな良い子に、ぼくはなれるのかな?]*
(815) 2016/10/09(Sun) 20時頃
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―回想・木のぼり―
[ いろんなものがジャムにできることを、ぼくは 知った。美味しそうな木の実を見つけて、その木が ぼくでも登れそうだったから、足を引っ掛けて登る。
ぼく1人でも木に登れて、木の実がとれた。 それが嬉しくて、風が気持ちよくて、いつもと見える 景色が違って、ぼくはしばらくの間はご機嫌だった。
だけど風が冷たく感じてきて、降りようと思ったら ……あれ?ぼくはどうやって登ったんだっけ?
どんどん寒くなって、縮まっていたぼくを見つけてくれたのがワクラバせんせいだった。>>785]
(816) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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せんせい……ごめんなさい
[ ワクラバせんせいと手を繋いだりするのは いつだって左手だ。この時もぼくに伸ばしてくれた 左手に、ぼくは飛び降りた。 せんせいは受け止めてくれるって、わかってたから。やっぱり受け止めてくれたワクラバせんせい、あったかい。]
じゃあ……ワクラバせんせい。 ぼくが木に登りたくなったら、見ててくれるの?
[ しがみつくのは怖かったのと、冷えたぼくにとってはあったかかったの、両方。 それと…困ってる時にいつも助けてくれるせんせいにありがとうの気持ちも込めて。ぼくはワクラバせんせいにそろそろ、と言われるまでしがみついていた。]*
(817) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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ー 食堂から出る前 ー
[丁度エプロンを外した頃だったろうか。おずおずとした小さな声に動きを止めて>>812]
おや珍しい。どうした?エリ。
[理由は知らないがいつも誰かの背に隠れるように怯えて直接話しかけてこない少女が、何故かたった一人で厨房に立っている。 すん、と鼻を鳴らすと、また蜜の香りがした。
もじもじ、いじいじ、話す気配の無いのを見れば、目線を合わせるために少ししゃがんでみようか。エリが俺に怯えているのは知っていても、俺の目が怖いと知っていればそんな事はしなかったろうけれど。]
(818) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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[さっきまで美味しそうにトーストを頬張っていたはずなのに>>804あの満足そうな顔をして欲しいけれど、どうやって接したらいいのか分からない。 困った俺は、ど直球に聞いてみることにした。]
エリ、俺が怖いか?
[理由は分からないが、怯えさせてしまっているなら誤解を解きたい。そう思って。 けれど、それに素直に首を振るとは思っていないから、少し間を置いて付け足した。]
せんせいは、実は丸いものがコロコロ転がるのが怖い。エリは丸いもの、大丈夫か?
(819) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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/*エリが、デメテルが、かわいい(直近
ピッパかわいい、マリオかわいい、カリュクスかわいい!!!ああああああああ(ごろんごろーん
余裕あるときみんなのかわいい要素を抽出したいくらい あれ……なんで私この村にいるんだろう……
(-261) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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[散々二番目の少女にボール遊びをしこまれたのを恥ずかしいから封印しているのだけれど……つい追いかけたくなるから。変身はうまいつもりだけれど、どうしても隠せなかったところを見せたくはなくて。]
エリが丸いもの大丈夫なら、エリは俺よりずっと強いよ……だから安心しな。
[そう話せば幾らか緊張が溶けることを願って。]
(820) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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―畑までの道中―
[色々と考え事をしていたから、 背後から迫る足音には気付けずに。>>799 とん、と軽やかに背を叩かれて、 思わずびくりと、肩が跳ねた。]
…うお、お、おぅ!デメテルか! お、驚いただろっ、こんにゃろー!
[俺は、ひどく間抜けな顔をしていたんだろう。 声にはいつものような、わざとらしさの欠片もない。
ニヤリと満足げな少女の表情に二、三、瞬き、 してやられた!と額を小突く仕返しをして、誤魔化そう。]
(821) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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ふっふ、この俺がこんな日に寝坊なんてするもんか。 なんたって、今日はおまえ達の誕生日だ。 シーツの花達がなー、起きろ起きろと煩くて。
…ってことで、改めて。 デメテル、おはよう。そしておめでとう!
[空の籠を見るに、畑にでも行くのだろう。 そう思ったので、連れ立って暫く歩くことにした。]
(822) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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/* ちょっとへくたーせんせい可愛すぎない?????
おまえはティンダロスの猟犬か。
(-262) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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/* よし!きっと拾えた……はず
(-263) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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/* シルクのせつなさがもうすでにマッハなんだけど このここのままでだいじょうぶか わたしのせつなさゲージだいじょうぶか
何度だって死ぬ
(-264) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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[ おひさまの香りがする髪を揺らして わたしはせんせの後ろ頭をやさしく撫でる。 指間にすべりこむ髪が、まるで絹糸のように柔らかくて ちょっぴりシルクを思い出した。 ]
” いたいの、いたいの、とんでいけ。”
[ 沢山のせんせいがわたしに唱えてくれたおまじない。 ”せんせ”の前で使えば( 想いを込めれば ) 教えてもらった言の葉のちからになるでしょうか。
それは確かに、せんせとわたしが逆になったような ふしぎな時間であったようにおもいます。>>782
けれど、そのちからは いまはまだわたしのものではありません。 せんせいの傍で せんせいの助けがあってはじめて ”ちから” と成る。 ]
(823) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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おまじない……… 効いた?
[ えへへ、と笑って”せんせい”へ成績を伺いましょう。
効いていてもいなくても、きっとせんせいは優しいから わたしは上機嫌になるにちがいないのですけれど。
そこに、いつも抱えていた不安はありませんでした。 だから……ついうっかり あんまり聞いてはいけないことを 聞いてしまったのかもしれません。
”それ”>>761を告げたあとのせんせいの目は きゅうううっと小さくなって>>782
ごめんなさい も、言えない空気。 ]
(824) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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[ せんせの後ろ頭へ片手を回したまま 身じろぐこともできずに、長い髪を握り締めた。
長いまつげが伏せられて 瞳に滲むなにかを わたしはどう扱ったらいいのかもわからずに ただ、ただ、見つめるばかり。
何かを言おうとした喉が、からりと乾いて貼り付く。 それでもわたしは 息を絞った。 ]
だめじゃ……ないよ せんせは、だめなせんせいなんかじゃない。
悲しいことは、わすれないってことだもの。 会えなくってさみしいのは…… わたしもおなじ。
[ 蘇るのは、両手に乗った小鳥の温度と重み。]
(825) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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―巨大書庫― [マリオが強請るのは、いつもの物語。>>793
本当に、好きなのだなあ、と。 微笑ましく思う蠍は、 触れる事の出来ないせんせいに寄り添うことも 少女が朗読を強請る理由であることに、気付いていない] 空を駆ける汽車のおはなしだね。 私も、あの物語は好きだよ。
[その言葉に嘘はない。
物語の中でなら、さそりは真っ赤なうつくしい焔になれるから。 その身をみんなの幸の為に、捧げることができるから。 美しいものが自分の中にもあるかもしれないと、 夢見ることが出来るから]
(826) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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わたし、せんせいたちが わたしがしんで泣いてくれたら、 うれしいよ。
……でも……そうだなあ。 ずうっと泣いていたら、怒るかも。
[ 困り顔のせんせい>>783を、どうにか元気づけたくて さいごの一節は、ちょっと冗談じみた語気。
せんせいの頭を、またひとつ 大きく撫でる。 すう、とひとつ決意を込めて息を吸い込み ”せんせい”の瞳の色を見る。
わたしが紡ぐことのはは 祈りのことば。 強い意思を以って紡ぎなさい とは、せんせいの声。
さっきの”おまじない”の経験がきっと役に立つから ]
(827) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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” エレノアはせんせいの傍に居るよ ”
[ 願いを 祈りを あなたのたいせつなひとの名に込めて。 ]
(828) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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[椅子にちょこんと腰掛けて、本を覗き込み、 物語の始まりを待ち焦がれるマリオの横顔を眺めて くすり笑うと、静かに本を読み始める。
やがて、夢見るように。 少女は物語の世界に浸る、その様子を横目に。
――私の朗読も随分と、上手くなったろう?
等と、心中で自らを褒めた]
(829) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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『…… 一目散に河原を街の方へ走りました』
[物語が終わり、蠍が本を閉じると。 少女は椅子から降りて、ソファの方へと向かい。 毛布代わりに掛けてやった上着を手に戻ってくる。
上着と共に差し出される、無邪気な問い。>>797 緩く首を傾げ、少し考えるようにして]
(830) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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……だから だいじょーぶ。
せんせいは感謝もたくさんしているし
せんせいを笑顔にしたいっておもってる子は たーーーーくさん、いるから
[ はふ、と息をつくように腕からちからが落ちていく。 すこし緊張しすぎたみたいです。
傍に置かれているフルーツ。葡萄をひと粒手にとって 「ほら、ここにも。」と、 せんせを想うだれかの存在を教えましょう。 ( その心>>801に過るその子のことは知らずとも )
むにゅ、とその口元へ葡萄を押し付けて えへへ と笑ってあげたなら せんせも笑顔にならないかしら って 願っている。*]
(831) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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─すこし前:花畑で─
[今日はみんなの誕生日なのに。 わたしはの口は、しあわせなおはなしじゃなくて かなしいおはなしをしようとしている。
ちくりと刺さるのは何かしら。 針かしら。刺さった隙間から開いた穴から零れてしまうのは何かしら。
はやく縫わないといけない。 引き結んだ唇を笑顔にする為に、右と左に弧を描く為に、縫い付けるの]
シルク。……夜にすこしだけでいいの。 抱きしめさせてくれる?
[シルクを困らせたいわけじゃない>>805 なのに、わたしはいつも困らせてばかり>>806]
(832) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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[きっと、下手くそな笑顔ね。 昔、真夜中でヴェスパせんせいに笑ってなんて言った癖に、きっと不器用に笑ってるんだわ。 だからわたしはあなたに、ひとつお願いをしたの。 いつか、あなたがわたしに温もりを与えてきた時と同じように。
さびしいから、おねがいって。
そのあとはすぐに首を傾げたの。 いつも通りにわたしはシルクに声をかけたわ]
今日は、きっとご馳走よ。 ………みんなでごはん、食べましょうね!
[お願いをひとつ、たいせつなお友だちであるあなたに]
(833) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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魔法使い? なるほど、確かに私たちは そういうものに近いのかも知れないね。 [自然の摂理を曲げ、神話にさえ近付ける獣の技は 少女たちからすれば、魔法のようなものだろう]
私の魔法は絵を描くことか。
……それは、素敵だ。
[他の獣と異なり、蠍は自らの力を貸し与えたことはない。 殺すための毒など、少女たちの為にならない。
だから、マリオの誤解を ――そうあれかしと蠍が願う、美しい姿を否定しない]
(834) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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きっと、楽しくなって、シルクも真っ赤かになって楽しくなるわ!
[笑いかけたの。
ああ、でもまた後で、お祈りをしに行かなくっちゃ。 もうこんなことを言わないように。 みんなを、せんせいを、困らせませんようにって。 さびしいって思ってしまうわがままな心を縫う為に。
どうしてかしら。 なぜか、頭の中でヴェスパせんせいの声>>802が聞こえたような気がした]*
(835) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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では、せんせいが魔法を見せてあげよう。 [悪戯っぽく口にすると、 画帖を開き、さらさらと鉛筆を走らせた。
描くのは、 燎原のさそりの火を見つめる、 汽車の旅客の二人の少年と姉弟]
どうだろう。 上手に魔法を使えたかな?
[書き上げた絵を画帖から剥いで、マリオに手渡した**]
(836) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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─回想:笑顔のおまじない─
[最高のさいごを迎えることが出来るのはきっと、わたしたちとせんせい次第。 でもね、わたしは知ってるの。
叶えてくれるのは、せんせい達で。 わたし達同士ではどうにもならないこともあるって>>806
なら、わたし達が出来ることは何かしら。 ううん、わたしが出来ることは何かしら。 ヴェスパせんせいの言葉>>802は、優しくて、ほんの少し、わたしを寂しくさせる]
せんせいが泣いてくれるなら、わたしは泣かないわ。 笑ってくれるように頑張らなくちゃいけないんだから!
[温かいわたし。冷たいわたし。 誰かの為に、何かの為に、涙を流せないわたし。 どちらが本当のわたしなのかしら。 分からないけれどけれど、頼りにされるのは嬉しかったの]
(837) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 20時半頃
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内緒……ふふ、約束ね。せんせいとわたしの秘密よ。 でもね。 せんせいじゃなくたって、せんせいが泣いてたらわたしはいつでも笑いに行くわ。
[だから胸を張ってせんせいに笑いかけたんだわ>>803 でも同時にわたしは泣いちゃだめだって思ったの。
あの日以来、おはようの挨拶とお祈りをしに祈りの堂に向かうわたしは。 毎日あなたに笑顔を向けていたでしょう。 あったかいを送るために。
その時が来たら、なくなっちゃうものかもしれないのに、ね]*
(838) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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[もしそれでも緊張が解けないのであればじっと話すのを待とうか。漂う香気に涎を抑えられるかどうかわからないけれど。
妖精さんの話を聞けば、首を横に振るわけがない。 すぐ様頷いて卵を買いに走り出すだろう。
妖精さんには会った事は無いが、少女らは悪戯で嘘をついたりしないから。いるならきっといるんだろう。 このまなびやにもしそんな守り主がいるのなら、今までこの身に受けた恩恵に感謝しなくちゃならないのだから。]*
(839) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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[皮と果肉に守られた無花果の花。
『それならあたしはこの花なのね』 と、かつての私の少女は言った。
渡した無花果の花に口をつけるカリュクスに 私はそんなことをぼんやりと思い出していた。>>807
プレゼントは花と食物、どちらが良いか考えていたけれど、そのふたつが同時にこの果実ならば渡せるだろうかと、私にとっても私へのかけがえのない贈り物であるこの時間に思う。]
ああ、肉球…。 それも猫と獅子の共通点だね。
そう、 獅子は、猫に似ている獣で せんせいに似ているお客様。 [何だかなぞなぞのような説明は、 少女には少し難しかったかもしれない。>>808]
(840) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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/* すごいなぁ。ヴェスパせんせい回収すごくお上手。 話していてとっても楽しい。
(-265) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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[前のめりに興味を示しながらも 首を更に傾けかけたカリュクスを 私のせんせいらしからぬ問いは 更に不思議な思いをしまったようだ。>>809
肉球も私の手にはないものだ、と 心なしか私のもふもふもふわふわもしていない尾が へたりと常以上に垂れる。
視線を落とした私の手にカリュクスの視線が向いて、 距離が歩幅一歩分詰まったことに気づくと 私はカリュクスの顔へと視線を上げた。>>810
"もふもふしてるのはすき。"
ああ、そうだろう、知っていたよと私は思う。
"でもね"、と少女は続けた。]
(841) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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……そう、か。 虫も鳥も魚も、違う触り心地がするから 面白いのかもしれないな。
君らの髪や肌が似ているようで違うけれど どれも私は大好きなのと同じように。
[私は、少女の語るすきなものに小さく笑んで、 お魚を触るチャンスは火を通す前くらいだろうから 料理中につついたことを咎めはしないさと 留めていた左手をカリュクスの前に差し出した。
魚の鱗とは少し違う私の鱗に覆われた手は、 だいすきという魚の感触の代わりになるだろうかと。
カリュクスのすきのひとつ足りえたら良いと そう口に出すのは少しばかり恥ずかしいものがあったので 何も言わずに差し出したその手は、 無花果の皮を回収しようとしたようにも 見えたかもしれないけれど。]*
(842) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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[他の少女達にしたのと同じ説明を繰り返し、 畑近くの木陰で、デメテルに好きなものを選んでもらおう。
彼女が悩んでいる間は、ぼんやりと昔を振り返りつつ。]
しっかしなぁ、元は寝坊助仲間だったのになぁ。 おまえはすっかり早起きになっちまったし、 なんなら朝っぱらから悪戯もしに来るし。
[少女の髪がまだ、林檎色だった頃。 あの時はまだ、二人揃ってベッドでゴロゴロしていたっけ。
デメテルは昼寝が大好きだったから、 冬の日には空気を温め、夏には風を冷やして、 日向ぼっこや、木陰で涼んでいた穏やかな想い出もある。]
(843) 2016/10/09(Sun) 20時半頃
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髪の色も、変わったな。 …ちょいと前まで、朝焼けの赤みたいだったのに。 だんだん明るくなって、まるで太陽が昇ってくみたいだ。
デメテルが起こしに来るとな、 俺にはいっつも、おまえが太陽のように見えるのさ。
[さて、そんなデメテルには何がいいだろうかと。
彼女が自分で決められるならそれも良し、 迷うようなら、こちらでもいくつか提案してみよう。]**
(844) 2016/10/09(Sun) 21時頃
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/* しかし誰が誰選ぶか全く分かんねえ!!!(だぁん!) 私マリオと話せてないんだよね……ううむ話したいがしかし。
えーこれ胃痛だなくそ全員可愛い
(-266) 2016/10/09(Sun) 21時頃
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/* ニコラス[[who]]が嫁に来る
(-267) 2016/10/09(Sun) 21時頃
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/* 俺溶けて終わりじゃんか!!!!くっそwwwww
(-268) 2016/10/09(Sun) 21時頃
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/* わかった!そこ両想いなのはわかった!!! オッケー、おじさんはここのシーンに詰め込んで あとは見守る体勢に入るよ……! ゔぇすとデメテルお幸せにな……!!!
わたしはーーー、たまごとーーー絵を拾おうーー ニコせんせの似顔絵を、番になれてもなれなくても渡したい。
(-269) 2016/10/09(Sun) 21時頃
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――― まなびやの屋根 ―――
[獅子は、尻尾をぱたりと揺らす。
柔らかい毛並は柔らかい風に遊ばせて さわさわと流れる風に、少女の声が聞こえる。
神木の方角 花畑の方角
柔らかな囁くような声 喜びを体現した、はしゃぐ声 それから、おやおや、悪戯な声>>799
少女の忍び足、それを受け留める背中>>821 俺は当然それに忠告などしないのだ。]
……… くっく、
[ただ、低く咽喉を鳴らして、息を吸う。]
(845) 2016/10/09(Sun) 21時頃
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―回想:木登りの約束―
[木の上から降りられなくなっていたシルクに左手を伸ばし、戸惑うことなく飛び込んできた身体を私は受け止めた。>>817
どれほどの時間其処にいたのか。 シルクの身体は冷たく思えた。
身体を抱える左腕が塞がっているから 頭を撫でてやることは出来なかったけれど 暫くしがみついたシルクを降ろすことはせずに。]
勿論。 シルクの木登りの練習も木の実を採るのも 私が見守っていよう。
[自分ひとりで降りられるようになるまで。 いや、降りられるようになってもきっと、 心配だからと私は見に行ってしまうのだろうけど。 成長していくシルクを見るのは私の楽しみでもあるから。]
(846) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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/* >>819 きゅん。
(-270) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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[手に入れた木の実を見せて貰って、 これで作るジャムはどんな味なのだろうなとか、 レパートリーが増えれば皆も喜ぶだろうとか、 そんな話をして、シルクが暖かさを取り戻せたと思う頃合に その小さな身体をどれくらいかぶりに地面へと降ろした。
しがみついていた身体が離れると 私も少し寒くなった気がして、シルクの手をとると、 一緒に建物の中へと戻ったのだった。
木の上から見る景色は、鳥に近いものだったろうかと いつか、小鳥が眠った日のシルクの瞳を思い出しながら。*]
(847) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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[ 謎々みたいなせんせいの説明>>840
猫に似ている獣の、獅子と せんせいに似ている、お客様
猫と獅子は似ているだけで 同じものにはならないのなら 猫はどんなにご飯を食べたとしても きっと獅子にはなれない。
それなら、お客様は どんなにせんせいと似てたとしても お客様なのかな。って思ったのは内緒のこと。
無花果をくれたワクラバせんせいが お客様じゃなくてよかったって 思ったのもこれも内緒のこと。]
(848) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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[息を吸い、肺腑に溜め、切り取り、記録する。 少女と、"せんせい"との語らいを。
『今日はお寝坊しなかった?』
相変わらずかと、獅子は笑う。 かわったししねこは、にまにま笑う。 ――― 俺の身体に縞々など一切ない。]
おや、
[見守る蒼い視界、横切ったのは獣>>779の姿。 なんぞ買い出しかと、俺はゆるたく見送った。 さてさて、何を抱えて戻るやら。]
(849) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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[ わたしの好きな触り心地。 ひとつ、またひとつとくちにする。
なんとなく、せんせいの尻尾が垂れているようで>>841 獅子みたいなフワフワが わたしにないのが残念なのかなって思うけど。]
うん。ぜんぶちがうから おもしろいし、すきなの。 さわりごこちとはちがうけど おなじしゅるいのくだものだって やっぱり、ちょっとずつちがうから たくさんたべたくなるんだもの。
[ わたしはいつかせんせいに食べられるけど その味は、わたしだけの味だといいなって思うから。]
(850) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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[ 悪戯を咎めないって せんせいが出した左の手>>842 上に無花果の皮をのっけようとして ちょっと考えてやめておく。
『撫でて』とか『ぎゅっとして』とか わたしは、お願いするのがとても下手。
でも、間違えたふりをして せんせいの手に触るのなら、きっとできるから。]
せんせいは、ふわふわにさわりたかった? もしそうなら、ふわふわじゃないけれど わたしのてで、かわりになるかな?
[ 代わりにならないって言われたらどうしよう。 そう思ったら、少しだけ震えたわたしの声。
それでも、やっぱりせんせいに触れたいから 差し出された手にそっと触れてみた。*]
(851) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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[攻撃の意思なしと見て取ったか 横たわる獅子の傍に、白い蝶。 花畑の蜜が好みだろうに、鬣に留まる。
鳴かぬ虫、興味は無いのだが。]
……… まあ、 おぬしも"がっこう"の一員よの。
[放って置くことにする。
白い蝶の触覚が、ふよふよと揺れ 獅子と共に、まなびやから見渡す限りの。 少女らを、獣らを、共に見守っている。*]
(852) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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─現在:畑までの道中─
あはははっ! ホレーショーせんせい、なんだか、へんなお顔!
[作戦は大成功!>>821 いつもとはまた違うお顔が見れたみたい。
ねえ、カリュクス。わたし一人でもうまくやったわ! なんてここにいないお友だちに心の中で自慢したの。
でも、せんせいの大きな手がおでこに触れたらさっきまで感じていたさびしさもすこし、薄くなって。眉を下げてわたしは笑ったわ。
それからね。すこし期待したようにせんせいを見てしまったのは、せんせいが特別な日は早起きだって知っていたからよ。 だから何かしてくれるんじゃないかってわたしは目をキラキラさせながら、いつか3人で描いた作品>>822に目元をほころばせて]
ありがとうっ!せんせい!
[おはようの挨拶と、おめでとうの贈り物。 ちょっとだけカゴを置いて飛びついたらせんせいは受け止めてくれたかしら?]
(853) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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[ふと、わたしは上を見上げたの。 ワクラバせんせいの真似をしてみたのよ。 そうしたらね、………見たことのないお客さん?がいたの!>>845>>849]
おはよう。誰かさん! どうしてそこにいるのかは分からないけれど、 後でわたしともおはなししてね!
[思わず声をかけてみたわ。 横切る誰かの姿>>779を見つけた誰かさんの視界に入るか分からなかったけれど、一方的なお願いを一つ残したの。 まるで、見守ってくれているように思えたから>>852 お返事があってもなくても、わたし達は畑に向かって歩いたわ]*
(854) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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[せんせいとお野菜のある畑の近くまで歩いていたけれど>>843 寄り道かしら?わたしは不思議そうにホレーショーせんせいの後ろについて行ったわ。 そしたら袋の中に大きな卵>>48がたくさん入っていたの。
これはなに?と尋ねればせんせいは教えてくれたわ>>269 イメージってとっても難しい気がするけれど、うんうんといろんな卵を眺めていたの。
悩んでいたら、せんせいが昔のことを話してくれたわ>>873 懐かしくなっちゃってわたしは目を細めたの。 せんせいにはまだ教えてなかったおはなしをいくつか、伝えようって決めてたから]
ホレーショーせんせいとお昼寝するのはだいすきよ。 だって、せんせいの隣は温かくて涼しいもの。 でもね、眠っちゃってたら同じものを見れないでしょう? それなら早く起きてせんせいとたくさんの時間を遊びたかったの。
(855) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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[早く起きるお花とは違うから。 わたしは今でもよくうたた寝をする。 でも、早起きの理由をせんせいに伝えたの。 最初にいたずらをしてから一度も打ち明けなかったのに今打ち明けたのは、もうあと一年しかないからよ]
うふふ! わたしが太陽だったら、せんせいのこと眠らせてあげないわ。 もっともっと遊びたいもの。
でも、次は何色に変わるのかしら。 その時もわたし、太陽になれたらいいのに。 お星さまになれなくてもね。
[何にしよう。 わたしは二つ手にしたわ。 小さな苗木が植えられているもの>>48ともう一つ、どこか冷たく見える卵>>590 でもね、悩んだあとに苗木が植えられているものにしたの。
何かを育てるのが苦手だけれど、せんせいが、わたしを太陽のようだと言ってくれたから]
(856) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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ホレーショーせんせい、わたしはこの卵がいい!
[1つ手にすればせんせいが教えてくれた通りに力を込めてみましょうか。 苗木には何か実るかしら。 実ならたくさんがいいな、なんてわがままなお願いをこっそりしたわ]*
(857) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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せんせいもこのお話がすきなの 知ってる! いつか、夜空を駆ける汽車の所に 一緒にいきたいねえ。
[いつも決まった場面になると、 どこか羨むような視線を本の中に向けているのも。 それがどの場面なのかは、気付くことが出来ないけれど。
物語のなかのさそりのように、自らの身を燃やしてみんなの幸の為に美しい焔になれるのなら、せんせいはしあわせ? 僕は、せんせいの、他の誰かの犠牲の上にしかない幸なら、いらない。 さいわいって、なんだろうねえ。
せんせいの心の内なんて知らない僕だから、 そんなちっぽけな言葉も音にならないや。]
(858) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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『…… 一目散に河原を街の方へ走りました>>830』
[そこで小さな物語の世界は終わりを迎える。 最初にこのご本を読んでもらった時、 ここで終わり?って尋ねたのを覚えている。
どうしてか、胸がぎゅう、って苦しくなって 泣きそうになったのを覚えている。]
(859) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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そう、魔法使い!
絵を描くのはとーっても苦手だけど、 せんせいやみんなの絵を見るのはだいすき。
[せんせいに叱られた日、他の少女と喧嘩してしまった日。 絵をみると嫌なことを忘れられたり、 仲直りする勇気がもらえたりするのはきっと。 せんせいがかけてくれている素敵な魔法のおかげ。]
(860) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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わあい!
[白い画帖のなかに、黒いペン先が走る。 ひとつの点は線になり、さまざまなかたちになっていく。
それは瞬く間に埋まっていく空白を食い入るように魅入る。 それは先程の本のひとつの場面。 さそりのことを四人が話しているところだろう。]
せんせいの魔法はやっぱりすてき。 せんせいはさそりのお話をしている場面がすきなんだねえ。
[手渡されれば、もらっていいの?と目をまあるくした後。 大事そうにそれを受け取って、くしゃくしゃにならないようにそうっと両手で受け取った。 それから、ありがとう、と花が綻ぶように笑んだ。*]
(861) 2016/10/09(Sun) 21時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 22時頃
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―少し前・花畑―
[ ぼくはよく“いと”を気にするから、みんなそれを 知っているかもしれない。その“いと”は何なのか、 聞かれたって言葉にするのは難しいけれど。
だからね。ぼくには。デメテルが取り繕おうとしてる ……ように、見える。>>832
だけどその糸の使い方が違うって、伝えられる言葉をぼくは…もたない。その結ばれた笑顔から、笑い声は出ない。布じゃないものを縫う糸のほどき方を、ぼくは知らない。]
もちろんだよ、デメテル ぼくも……そうしたい。ぼくからも、お願い ……ぎゅって、させて
[ デメテル、ごめんね。せっかくの誕生日。 いつもの笑顔じゃない方の笑顔を、解く方法を 断ち切るハサミを、もっていない。]
(862) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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[ さっきエリと仲直り出来たように、ごめんなさいって言えばいいの?だけどなんとなく、ちがう……何が必要なの?教えてくれるせんせいは、今、いない。
言葉にできない、せんせいにも気持ちを。 さびしさやせつなさを、チクチクを。 デメテルに甘えてしまうぼくは……悪い子
いつも通りに見える声をデメテルが出すのなら ぼくも、がんばる。がんばったけど。>>833]
ご馳走、たの、しみ! 誕生日だもん……豪華、だよね?
デメテルも……デメテル、も!
[ 笑って。なんて、ぼくは言えなかった。>>835 言葉は力があるのにね……ごめんね、デメテル。 大事なキミに泣いてほしいなんて思うぼくは ……悪い子。]*
(863) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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[ 転んで泣いている少女の頭を撫でながら 何度も唱えた“おまじない”。 そうすれば、必ずみんな笑顔になった。
他のせんせいたちもきっと使っていた であろう“魔法のことば”。
ヘクターのように料理も出来ないし メルヤのようにおいしい飲み物も作れない 私だけれど、“おまじない”だけは誰にも負けない。
ヴェスパせんせいのおまじないが 一番良く効くって少女たちに言ってもらえる のが私の秘かな楽しみでもあった。
だからと言って、怪我をしてほしい わけではないんだよ? ただ、私の言葉で笑顔になってくれるのが嬉しいんだ。]
(864) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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[あたしがそわそわしているのに気付いてくれたヘクターせんせいが、声を掛けてくれる。>>818 大丈夫、だいじょうぶ、……やっぱりだめ。 シルクちゃんがいてくれたら、って思うけど、お友だちに甘えるのはきっと、だめ。
ざ、とせんせいが動く衣擦れの音がして、気づけば目線の高さにせんせいのおかおがあった。半ば反射的に、びくっと肩が跳ねる。 でも、重なった視線を逸らす事ができなくって、じわっと瞳がにじむ。 射すくめられたように動けないのはあたしの思い込みで、こわいのも気のせいで、どうしたら分からなくって泣きそうになる。 お髭の似合うせんせいのお顔が、美味しいトーストになっちゃえばいいのに]
(865) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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[それから、落ちてきた言葉にピンと背筋がのびた。>>819 バレてない、なんて思ってはいない。でも、せんせいを傷つけてしまっていたら、っておもうとこわいの。 事実、せんせいを困らせてしまっているのは、わかる、から]
……え?
[それから、続いた言葉は、意味を分かるのに時間を要した。
まるいもの、転がるの、こわい?]
えっと、……まるいもの?
[手の中には、さっきホレーショーせんせいにもらった、まるいたまご。 転がしたらいいのかな、絶対おすなよ!ってやつなのかな、って過ぎったけれど、「こわい」って言われてるのにそんなことをするほど悪戯っこじゃなかった]
(866) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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[ぱちり、ぱちり、瞬きして、手の中の卵を見下ろしてから、もう一度せんせいのお顔をみる。 その瞳は優しくて、あたしを食べようとしているなんて思わなかった]
…うん、あたし、丸いのへいき。平気だよ。
[つよい、って言ってくれた。>>820 丸いのがこわいって、どうしてせんせいがそんなことを教えてくれたのか、ゆっくりな少女にはわからなかったけれど。 でも、なんだか少しかわいくかんじて、くす、って小さく笑ってみせた]
(867) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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[それでも、サンドイッチのおねがいをするのには別の恥ずかしさもあるから、ゆっくり時間をかけてお話した。>>839 神の樹のおそなえものと、妖精と、サンドイッチのこと。 わざわざサンドイッチの具の中身まで指定したのは、自分の好きなものを食べてもらいたい子供の傲慢さ。
――せんせいのおくちから涎がたれているのは、きっと、見えてないから大丈夫。
ほんとうに妖精がいるのかどうか、せんせいが信じてくれるかわからないけれど。 でも、サンドイッチはつくってくれるんだって。 せんせいが買い出しに出かける背中をみて、ほ、って息を吐いた。
今日はなんだかすっごく頑張った気がして、すごい一日だったなって、思う。 サンドイッチが出来上がるまで、まだ暫く時間がかかるだろうけれど、また一つ、誕生日に楽しみがふえた。*]
(868) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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ピッパ、100点満点だ。
[ だから、ピッパが私のためにかけてくれた おまじないで元気にならないわけがない。
まんまと思惑通り>>824 彼女を上機嫌にさせる言葉を紡いで。]
君のおかげで痛みは逃げていったよ。
[ 彼女の言の葉に言霊の力をこめて 想いを届けることにしよう。
きっと、頭のこぶはすぐ治ることだろう。 もう焼け焦げた匂いはしていないけれど、 じんじんと痛む右手も。]
(869) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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[ 急に沈み込んだ私の声。>>783 その声に髪を梳いていた指に力が入って>>825 ピッパの緊張を伝えてくる。
困らせたいわけではないのに、 落ち込んでいく気持ちを止められなくて。 あの時みたいに涙はこぼれなかったけれど 私の目尻には雫が浮かんでいたことだろう。
一生懸命話してくれるピッパ。>>825>>827 申し訳なさが募って、 けれど謝るのもおかしい気がして。]
(870) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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[ なかなか顔を上げられない私に送られた 祈りのようなそのこのは。>>828 それを聞いた時、]
(871) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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[ 私の心臓はどくりと跳ねた。 ]
(872) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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[ まるで時が止まった気がしたのは あの時の記憶を再現しているよう。>>713 どくどくと煩い心音は ピッパに聞こえてしまっているだろうか。
確かに感じた強い意志と、想いに。 私の教えをしっかり守ってくれた少女に。 跪いてこうべを垂れることはないけれど。
こちらも嬉しそうな笑みが浮かんだのは 当たり前のこと。]
…葡萄は、ピッパが食べなさい。 今日は君たちの誕生日なのだから。
(873) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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[ ありがとうと言わないのは単なる照れ隠し。 だって、せんせいが生徒に 慰められてばかりじゃあ恥ずかしいだろう。 けれど、この笑顔で貴女の想いは きちんと届いてるよって伝わっているよね。]
君へのプレゼントはどうしようか。 まったく、私が貰ってばかりで困ったものだ。
[ 口元にある葡萄ひとつぶ。>>831 ピッパの手から奪い取って逆に彼女の 口の中に押し込んでしまおう。
収穫の時期にはまだ早い葡萄は 生命力を高める竜の力できっと甘いから。
周囲を彩るフルーツ達に気づいたのもこの時。 運んできてくれた誰かさんに 感謝しなければならないな。>>606 ]*
(874) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 22時頃
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/* ああああああああああん もおおおおおおう
かわ い い
(-271) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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/* 123cmくらいかな?10歳時。 加齢変化瞳が最終的に水色になる感じ。の描写をいれる
(-272) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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/* そしてどーーしても俺の「あーん」は成功しない
どちくしょう くっ…………
(-273) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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/* 4cmかそんなもんよな。 あと凄く今更なんだけど、ワクラバせんせいがピッパに葡萄持っていくって言ってるのになんで僕は葡萄も一緒に置いたんだろうね???空気読めよ
(-274) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 22時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 22時頃
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/* ダチョウ倶楽部wwwwwwwwwwくっそ
(-275) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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/* 一年間での子供の変化ってどんなもんなんだろう。
(-276) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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/* 長くなりすぎや(まがお) けどすらすらロル出てくる書きやすい幸せ
ワクラバせんせがしゅんてしてるのがかわいいですw
(-277) 2016/10/09(Sun) 22時頃
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――― 屋根、見下ろす先 ―――
[それは、蝶が寄って来る寸分前。
眼下を余して見守っていた獅子の耳に 跳ねた少女の"声">>854が飛び込んだ。
獅子猫は、目を細めて確かに少女を映す。 屋根からすれば何処もかしこも近いと言えず 遠巻きに見る形になったとしても。]
おはよう。
[獅子は答える、皺がれた声で。]
そうじゃの、どうしてか此処におる。 猫の通り道なのかもしれんの。 おぬしが望むなら、おはなしをしてやろう。
[歩いて行く背に答え、俺は、吸い、見守る。*]
(875) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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[私の説明は難しくとも カリュクスはカリュクスなりの答えを 小さな頭の中で出すのだろう。>>848
すべてを言葉を駆使して教えることはしなくても 少女が考え、答えを出すことが大切なのだと私は思う。
そうして、少女らはそれぞれ違った形に熟していくのだ。
動物も植物も、食べ物も、 全部が違うから面白いし好きだというカリュクスは どんな形に変わっていくのだろう。]
(876) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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/* レティの行動指針
食べた少女の名前は言及しない 屋内に入らない エンカウントは本参加さんの負荷にならない範囲で
(-278) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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[毛皮の触り心地をもたないことを 残念がられているだろうかと 私が少女に思ったことを 少女も私に思っていることは知らず>>850 垂れていた尾はカリュクスのたくさんの"すき"についてを 聞くうちに少しずつ落ち込んだ様子はなくなっていただろう。]
そうだな。 世界には様々な命があって その感触も、味も違うものだから たくさん触れて、食べて、すきをいっぱい取り込みなさい。
[そうして、カリュクスだけの味に成長して 世界でひとつだけの世界の一部となってほしいと私は思う。
いろいろなものに触れるのが好きで、悪戯が好きな少女は、 触れてほしいとねだることは、あまりなかった。
だから、差し出した手に無花果の皮が返ってくることも あるだろうと私は思ってもいて。]
(877) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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[問いかけられた言葉には不思議そうに瞬きをした。>>851 ふわふわに触れたかったかという問いに私は緩く首を振り、 少しばかり震えた声にゆっくりと答える。
代わりに、ではないよ。 私は、ふわふわではないカリュクスの手に触れたいんだ。
[差し出した手に少女の手が触れたことに、私は安堵して 小さなその手を鱗ばかりの大きな手でそっと握った。]
柔らかくて、温かい。 カリュクス、私は君の感触がとても好きだよ。
[だから、上手にねだられることは滅多になくても 私から触れても良いだろうか。]
(878) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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[その手を握ったまま、私はぐるりと畑を見渡す。]
食べたいものは他にあったかな。 今なら好きなものを食べていいよ。
[すきなものがたくさんある少女が たくさんの命に触れられるように、 取り込めるようにと、 私は少女の手を引こう。*]
(879) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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/* ん? そうか。 今日の24時開始かね。
(-279) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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/* そうかそうか。わくわく。 更新時間までゆるっと見守っている!
(-280) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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[目線を合わせればびくりと肩が跳ね上がるだけじゃなく、じわりと真ん丸な目にみるみる涙が滲んでいく>>865 泣くなよ、頼むから……顔近付けて涙を舐め取りたいのを必死で堪える。こう……旨そう以前に、垂れる水がどうしても気になるのも悲しいサガだ。 けれど、言葉を選びながら、この悲しい獣の性の話をすれば、その顔は驚きに変わり>>866ややあってから笑顔に変わった>>867]
わ!丸いもの持ってるのか……。 エリはいい子だから、それを投げたり転がしたりしないな?貰った誕生日プレゼントは大事に仕舞っとかなくちゃ、な?
[それをポイと投げられたが最後、俺は皆のせんせいからただのワンちゃんへとクルリンパしてしまうのだから……。 幸い、エリはそんなことはしなかったけれど。]
(880) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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/* くるりんぱ見たいwww
(-281) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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―巨大書庫―
マリオ、 私が魔法を使えるのはね、 君たちが喜んでくれるからなんだよ。
私たちの魔法は、君たちに幸をもたらす為にあるんだ。
[だから、蠍は魔法使いになれる。 "ほんとうのさいわい"は与えられずとも、 少女の為の"いちばんのさいわい"を与えられると 信じることが出来る]
その絵は、マリオの為の魔法だから、 是非、受け取ってほしい。
[花が綻ぶような笑顔を向けられて、蠍も破顔する。>>861]
(881) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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そうだね。 いつか、一緒に行けるといい。
[旅立つ日を迎えて。 もし、共に行く獣が自分でないのなら。 マリオの為、共に行くその誰かに願おう。
どうか、最後まで。少女には幸せな夢を。
地に蹲る蠍のかわりに、 うつくしく、あかい焔を少女の胸に灯して、と。>>858]
(882) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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……さて、私はそろそろ戻るが、マリオはどうする?
もし、読んで欲しい本があるなら、 借りて行くといい。
[マリオに甘えられるのが嬉しくて、 予定よりも随分と長居をしてしまった。 今日は"とくべつな日"だから、 いつまでも少女を独り占めにできないし 用意したプレゼントだって、渡さなくてはならない。
だから少女が望むなら、共にまなびやへ向かおうか*]
(883) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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[理由を聞いたら>>868なるほど、何度も真面目な顔で(涎を拭いながら)頷いて]
丁度いい! レタスはデメテルに頼んだし、トマトはよく冷えたのがある。 卵は今ちょうど買いに行こうと思ったんだ。 フルーツは、クリームの間にイチゴやオレンジを挟んだらきっと美味いな。
妖精さんに喜んでもらうために腕を振るわなくちゃ! 楽しみにしててくれよ、エリ。
[ほんの少し、近付けたことに尻尾をぶんぶん振って。 そうして俺は喜び勇んで町へと出かけて行ったのだった。
駆け出す姿を見守る金の獅子には気付かなかったが>>849目にしたらきっとこの祝いの席へと招いただろう。 だって全ての獣にとって今日は祝福の日だろうから。]*
(884) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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―回想・小鳥の視界―
[ ワクラバせんせいにしがみつきながら、ぼくは いつも受け止めてくれるなら何回でも登りたいなって…こっそり思った。>>846 空を飛ぼうとすると怒られるけれど、木なら すぐに受け止めてもらえる。小鳥にはなれないぼくは、だけど、エリと遊ぶ小鳥の気持ちがわかる気がした。
……せんせいを見下ろすのも、がっこうの遠くまで 見えることも、楽しい。冷たくなっていた小鳥さんも ぼく達をこんな風に見てたのかな。 ちょっと、寒くなって、ワクラバせんせいにもう少し強くしがみつく。]
あの、ね……せんせい この木の実でジャム作ったら、食べてくれる?
[ ポケットにパンパンに入れた木ノ実を見せながら 聞いた。もしせんせいが遠慮しても、構わずに。]
(885) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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/* 頑張ればさそりのことおはななししてくれるかなーーと思ってたけどガード固いですニコラスせんせ。すき
(-282) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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[ ジャムを作った時のこと。色んな種類があって、食べ方があること。ホレーショーせんせいはジャムになるのか…色々話してるうちに、ぼくの身体も、心もポカポカになった。>>847
だけどいつも通り地面に立ったら、なんだか 物足りなくて、手を繋いでもらっちゃった。
次の日。ヘクターせんせいに火加減を 見てもらいながら、沢山採ったと思ったのに少ししか 木ノ実のジャムはできなかったから、一口もヘクターせんせいにあげられずに(ごめんなさい、した。)
せんせいのごはんにはならない事を知っているけれど。ぼくはワクラバせんせいに食べてほしくて、小さな木ノ実のジャムを届けに行った。]*
(886) 2016/10/09(Sun) 22時半頃
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─少し前:花畑─
[シルクはとっても優しいの>>862 糸みたいに細くて綺麗な髪を持つあなたはとっても、あたたかい心を持っているとわたしは思ってる]
ありがとう。シルク。 わたし、あのときからあなたにぎゅってしてもらえるの、だいすきなの。
[嘘じゃないのよ。嘘じゃないの。 困らせてしまっているわたしが悪い子。 甘えさせてくれる存在>>863にわたしは、甘えているの。
張り上げた声はこころの奥底からわたしたちが思っているものかしら。 あと1年でお別れしてしまうかもしれないわたし達。 間に合うかも分からないのに、わたしはやっぱり、涙を流してあなたには縋れないから]
豪華よきっと!せんせい達が作るお料理を食べて…今日くらいはきっと夜更かししても許してもらえるわっ!
[せめて、わたしは笑って見せたの。 ………あなたがこころの中に隠している願いごとを知らないままに]*
(887) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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─少し前:猫の通り道─
[びっくりしたの。 思っていた以上に猫さん?の口から聞こえた声が木の枝みたいに、掠れていたから。 でもね、とってもいいひとみたい。だからわたしはすぐに笑いかけたわ]
おはなし! わたしはしあわせなおはなしがだいすきよ! でも……そんな上から見ていてもたいくつ、だと思うの。 遠くから見えることもあるけれど、近くにもたくさんの素敵な色は溢れているんですって。
[あなたにあげたのはワクラバせんせいからわたしがもらったメッセージ>>280]
約束よ。すこしじゃなくて、たくさん此処にもいて、わたしともお話ししてね、猫さん。 おはなしする前にいなくなっちゃったら悲しいわ。
[もうひとつ、お願いを。 そうすればあなたと繋がる糸を強く出来るかもしれないから。 気儘な猫さんなら難しいかしら? そんなことを思いながらも見送られるまま、わたしは歩き出したの]*
(888) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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/* 過去契約少女が魔法少女みたいってちょっと笑ったけど魔法少女だわ……
(-283) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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/* 書き終わってた1dのロル誤って消しちゃって泣きたい
(-284) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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──回想・つめたいおみず>>668──
[ 水は生命の源。 生きていくために欠かせないもの。 勿論食べることだって大切だ。
私は、ヘクターに頼まれれば 井戸の水を食堂まで運ぶことがあった。 働かざるもの食うべからず。
少女達だって料理のお手伝いを するのだから、つまりそういう事だ。
その日も湧き水の井戸に水を汲みに行った私は、]
(889) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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バシャッ
[ 紙風船という名の凶悪な武器によって 頭から水を被った。]
(890) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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………… 。
[ ぽたぽたと長い銀糸から水をしたらせ 周りを見回せば、そこにはカリュクスと ……他にも誰かいただろうか。 やったーなんて言いながらぴょんぴょん 跳ねて水風船が命中したことを大喜び。 普段悪戯され慣れていない 私への警戒心は微塵もないのだ。
子供の拙い悪戯だ。 怒鳴ったり怒ったりする事はないけれど このまま何もしないのもつまらない。]
(891) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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んーと、僕はもうすこし ここにいる。
読んでほしい本を探すのに時間がかかりそうだから、 せんせい先にもどってて?
[素敵なプレゼントを胸に抱いて。 絵を飾るための容れ物を後で用意しなくちゃ。
誕生日プレゼントなんかなくったって、 せんせいと一緒にいられることが 僕にとってのいちばんのさいわいで、最高のプレゼント。
去りゆくせんせいの背中を、あとでね!って、 大きく手を振って見送ろう。*]
(892) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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/* その過去回想拾うとは 貴様ドMやな
(-285) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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[ そこで、私はこうすることにした。
濡れたまま大きな大きな獣の姿に戻り、 イヌが水浴びをした後のように ぶるぶると体を震わせたのだ。
そうすれば、跳ねた水滴で 君もびしょ濡れになるだろう? 悪戯へのささやかな仕返しが成功すれば ふんっと鼻を鳴らして。 犬の真似事でわんっと鳴いてみせようか。
勿論、びしょ濡れになったその後には 体を乾かす為に君を乗せてがっこう中を 走り回ったのだけれどね。
あの時、君はそれを喜んでくれていたかな。]*
(893) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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[ べすぱせんせのおまじないの効き目を しらない子はいませんでしたし わたしだって何度お世話になったかしれません。
どっかで転んでは膝をすりむいて 草の棘で指がヒリヒリしたり そのたびせんせのところへ行っては おおきな掌を頭にのせてもらって この”おまじない”を貰ったものです。
だから、100点って言ってもらえたときのわたしは とっても得意げだったことでしょう。
せんせのおまじないはよおく効くのよ!って せんせへじまんするのは変なことかもしれませんが とくげいの私の前には些細な問題。
もうひとつの怪我>>869のことも知っていたなら もっとKIAIの入ったおまじないにしたのでしょうが 見通す千里眼になるには、まだ足りずに。]
(894) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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[ こどもなりに、一生懸命 せんせいへじぶんの気持ちを伝えました。 引っ込み思案なエリやシルクより 思ったことをはっきり言ってしまうわたしだから。
せんせの目尻に浮かんだ涙>>870に わたしの声も少し震えてしまったけれど
でも どうしても わたしは せんせにそれ>>828を伝えたかったのです。
強い祈りのきもちは、一体何処から湧いてきたのか わたしにはわかりません。 ( ふかい ふかい いのちの源の叫びでした )
わたしの中の、いのちに突き動かされたことばは あなたの姙を揺らすことができたでしょうか。>>872 ]
(895) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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[ 止まったようなあなたの時を>>873 わたしは動かすことをしません。
瞬きひとつせずに見つめる中で 動いていたのは とてもおおきな心音ふたつ。 わたしと せんせいと 微妙にずれて重ならないおと。
”伝えられた” と確信して>>874 やっと わたしは息を吐き出しました。
せんせの浮かべた笑みは柔らかくて こっちまで頬がほわりと温度が上がり、 もう大丈夫と緩んだ糸は、 葡萄を取り上げられてしまうという失態を犯す。
けれどそれも、口の中に甘味がひろがれば どうでもよくなってしまうのです。 ]
(896) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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せんせーにもあげたいのーーー!
[ 若いまま、自然に在らざる力で熟れた葡萄は もっきゅもっきゅと皮ごと食べられてしまう。
それにほうら、こんなにたくさん。 ……って 山ほど届いている”だれかさん”からの贈り物を せんせに見せる。 ]
……ぜんぶわたしがたべたら また身長が伸びちゃうでしょう?
[ じっとりとした目で見てやれば すこしくらいは一緒にたべてもらえるでしょうか。]
(897) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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プレゼントはーー……そうだなあ。
わたし、エレノアの話が聞きたいな。 どんな子で、なにがすきで、得意なこととか… 言葉にしたら、もっと傍に居られるとおもう。
ニコせんせは、”忘れたくないこと”を 絵にするって言ってたよ。 せんせの傍に居るエレノアが もっとはっきり見えるように――――
[ なあんて。 って 誤魔化しましたが わたしが願っている本質は 本当。
言の葉を操るせんせに誤魔化しが通用するかどうか それとも 通用したふりをしてくれるか わかりませんが。]
(898) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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[ ”いかないで” ”そばにいて” と願ったせんせに
「 そばにいるよ 」 と伝えるのには わたしの言葉よりも せんせ自身の言葉こそが
”エレノア” を存在たらしめることができるだろうと
ひとつ ふたつ みっつよつ
置かれたフルーツを食べながら わたしはせんせと話をした。 * ]
(899) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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ー 二人目の少女 ー
[ゾーイは本の虫だった。外に出れない代わりにと、巨大な書庫の本を読み尽くさんばかりに読み耽って、よく食堂でも食べながら本を読んでいたのをよく覚えている。 殊更好んだのは動物の本だった。『いぬのしつけ』という本を読んで、実際そんなふうに動物を意のままに出来るのか試したがっていたのだった。
「小鳥はお手をしないのね」
つまらなそうに、飛び去っていく小鳥を見つめて生意気そうに鼻を鳴らす。けれど諦めきれない彼女は俺の尻尾を見て目を輝かせて言ったんだ。
「ならせんせいがなってよ!」って。]
(900) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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[旅立ちまで外には出れないことを思って、ワンちゃんごっこに付き合うことになったのだが……そもそもマリアンヌに出会うまではそれはそれはワイルドライフを送っていたのだ。 獣の性なんか、そうそう消せるものじゃない。
「ほら!ボールを投げたら取ってくるのよ!」
そう言っておもちゃの鞠を投げたら、俺が取ってくるだけの遊び。それに付き合わないとゾーイは大きな声で泣いてしまう。ちょっと悔しかったけれど、彼女に喜んで欲しくて、投げられたボールは必ずどんなものでも取ってきた。 ……旅の最後、弱ってもうボールも投げられなくなってしまった彼女を見るのは寂しく辛いものだったのも、よく覚えている。
ゾーイとの遊びでこの身に染み付いたワンちゃんの本能は未だに残っている。ちょっと恥ずかしいけれど、その記憶が残っているからこそ、少女たちや獣たちの前でもより『せんせい』らしく振舞おうとするのだろう。 彼女もまた、ずっと俺の中にいる。]
(901) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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―畑までの道中―
[お礼を言いながら飛びついてくるデメテル。>>853 その勢いのまま抱き留めて、ぐるり身体を一回転。 踊るようなステップを踏めば、少女の足が宙に浮く。 その後は片腕で抱っこして、置いてあるカゴを拾おうか。
そんな楽しいふれあいの最中に、 デメテルの気付いた“誰かさん”。>>854 誰かは察しがついたから、俺はうーんと曖昧に笑う。]
(902) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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―祈りの堂―
[ギィ、と扉が軋む音。ちょっと前に 泣いていた場所。いつもはのんびり過ごす場所。 綺麗な光の場所は変わっていた。
いつもなら光が当たるところにすぐ行くけれど 先にお礼をしに、ぼくは祭壇の前。]
エリと仲直り…できました 勇気…くれて、ありがとうございました
[ お辞儀。ぼくは、祭壇をしばらくジッと見る。 今までどれだけのせんせい達が、少女達が、 お祈りしたんだろう?こうしてありがとうって、 お礼を言いにきたんだろう? てっぺんにある鐘楼を鳴らしたんだろう?]
(903) 2016/10/09(Sun) 23時頃
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あー、今年いっぱいいてくれるお客さんだ。
面白い人だ。いろんな話を知ってるぞ。 後でたーくさん、遊んでもらえ。
[くつくつと笑い声を零し、目を細める。
…一年もあれば、自分もまた話す機会があるだろう。 一つ二つ、相談事を投げてみるのもいいかもしれない。 何事においても、先輩の存在というのは便利なものである。]
(904) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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ねぇ……かみさま ぼくは、ぼく、は――――…………
[ デメテルの、笑顔じゃない笑顔。 どうしていつもうまく、言葉に出来ないの。 お祈りとして、言葉にするわけにはいかない、 ぼくの悪い気持ち。>>863
デメテルに取り繕ってる、なんて言えない。 ぼくだって、取り繕ってる。このままじゃ、ぼく達の “いと”は絡まってしまうような気がするのに…。>>887]
(905) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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ああ、それなら、また後で。
[蠍の魔法を大事そうに抱え、 大きく手を振り見送ってくれるマリオに目を細め。 自らは小さく手を振り返すと、巨大書庫を後にする。>>892
――そう言えば、課題を決めていなかったなと。 今更ながらに気付くのだった]
(906) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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ー 中庭へ ー
[麓の町で買い込んだ食糧はしっかりと籐で編んだ籠に詰めて、またまなびやへと駆け戻る。 夕食の支度にはどうにか間に合いそうだと、陰りゆく日を見て判断する。
だって今日は祝福の日。 エリからのリクエストにも答えて、目に見えなくったってそこにいる妖精さんにも一緒に卓を囲んでもらおうじゃないか。
ホレーショーから貰ったベーコンは厚く切って焼いて、サンドイッチの具にしてしまおう。 デメテルの取ってくるレタスはきっとパリパリして美味しいはずだ。 大きいのを採ってきてしまうなら……残りは生姜と胡椒とを入れたスープにしてしまえ。 卵は茹でて潰して……なんて、夕食のメニューの工程を思い浮かべていたその時……
ぽろり、と籠から卵がひとつ転げ落ち……柔らかな芝生の上を、コロコロ転が……]
(907) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ ホレーショーせんせいに貰ったたまごを横に 置いて、ニコラスせんせいに教えてもらったように 心に描いた星の形を、ぼくは一針一針、縫っていく。
ぼく達が離ればなれになるまでに、渡せると いいな。星の形の刺繍だけは、綺麗に出来るように なったから。
星がめぐる唄を口遊む。 めぐるのは星も、小鳥も、ぼく達も一緒。 おんなじ空だよって……みんなに伝えられるかな? 言葉に出来ないまま、ぼく達は――――……]
……あっ
[ 心だけじゃなくて、指に。 考え事してたから、罰が当たっちゃったんだ。]
(908) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ ちくりじゃなくて、ぷつ、とした痛みに 体がはねて、思わず針を落としそうになって 慌てちゃって椅子から転げ落ちちゃった。痛い。
指先から出た血で刺繍は続けられない。 ぼくの目は滲んで刺繍は続けられない。
立ち上がる。針を拾って、片付ける。 ステンドグラスの光は、またすこぅし場所が変わってた そこまで行って、椅子じゃなくて床にうずくまる。]
……よるまでには、なおりますように
いつもはあったかいのに。あったかくない。 せめてそれだけは言葉に出して、ぼくは目を閉じた。]*
(909) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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/* デメテルとカリュクスとどうコンタクトしようかな。 畑に行くと、他のひとの邪魔&多角になりそうだしで迷う……。
(-286) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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― 今日のどこかで:ほーせんせのたまご ―
[ わたしがほーせんせにたまごを貰ったのは 一体何番目のことだったのかはわかりませんが いまわたしの手元には、 たまごに入ったたまごがあります。
透明なたまごの中に 枯れ草につつまれたたまご。 わたしは「これなぁに?」と聞きましたが ほーせんせはニコニコにやにやするばっかりで。
ちょっと暑いなって思うくらいに暖かく まいにちまいにち、ひとつの温度にしろよ って それだけ教えてくれました。 ]
んーーーー なぁんだろ、これーーー。
[ わたしはそれを両手で持ち上げて、ベッドにころり。]
(910) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ ンンンンンンってうなりながら あったまれ〜〜〜って念じることにしました。 そうすれば次第にてのひらがほかほかしてきて まるで魔法みたいに ( 確かにそれは、ほーせんせの魔法なわけですが ) たまごがあったまったように思います。
そうしてまた、ベッドにころん。 視界に入ったテーブルの上では、 コップに入ったお花が花びらを揺らしています。>>550 隣のベッドのデメテルはどこにいったかな。 今日はたくさんおはなししたいことがあるのに…
( ししねこの話 鐘楼に集まったプレゼントの事 葡萄が美味しかったことだとか わたしも星が見てみたい とか いろいろ! ) ]
(911) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ あったかくなったたまごを、 わたしの毛布でくるくる巻きにします。
効果があるのかないのかわかりませんが 願うばかりの ”おまじない” みたいなもの。
その後、みんなのたまごを見せてもらって 石がいろんな色にかわったり 天気の博物館みたいな中身を見ては いいなーー いいなーーーと羨むのです。
わたしのたまごは たまごが在るだけで 特になにも起こらないんですもの。 ]
(912) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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/* よし!! これでいつでも一年後にタイムスリップできるぜ! 誰とフラグが立ってるのか、自分すらわからない
(-287) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ わたしのたまごが ”面白く” なるのには さらに数日が必要だって知るまでに
わたしは何度も何度も ほーせんせのところへ行くことになる ………のは、 今よりもう少しだけ 未来のお話。*]
(913) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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/* どのせんせいと少女の組み合わせも素敵だなぁって ぼくはホクホクしている
(-288) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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/* シルク今からそんな切なくて大丈夫!??!??!
ァアアーーーーー わたしなんにも用意するような子じゃないぞwww うううううんwwwww
(-289) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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……ボール!!!わああああ!!!!
[つい、抗えないサガで……ヒトの姿のまま、芝生を転がった卵を追いかける。追い付いた先、口で卵をくわえようとしたところでハタと動きを止めた。 ……危ない!これだから丸いものは苦手なんだ!
誰も見ていないことを祈りながら、落ちた卵と投げ出した籠とを拾い上げて、そそくさと厨房に戻っていった。]
(914) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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―回想:ジャムの味―
[木の上に登って、シルクが手に入れたのは ポケットにいっぱいの木の実と 小鳥の気持ちが垣間見える風景。
それはどちらもきっと少女の成長に繋がるもの。 そのためならば私は何度でもその姿を見守り、 飛び込んでくる体を受け止めようと思った。
ジャムを作ったら食べてくれるかと聞いたシルクに 食べてみたいとその気持ちを嬉しく思うのと共、 シルクが食べる分がなくなってしまわないかと 遠慮の意を示したけれど、いつになく頑に言われてしまえば じゃあ、余ったらよろしくと私は答えたのだった。>>885]
(915) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ジャム作りのにぎやかな様子、 様々なジャムにおいしい食べ方の模索 シルクの話す言葉ひとつひとつ頷き、 ホレーショーがジャムになる話には くつくつと笑ったりしながら 冷えた身体と、怖がっていた心が 温かくなっていくのを肌に感じて。
手を繋ぎ帰った後に ヘクターに教わりながらシルクが作ったジャムの 特別甘く優しい味を、私はよく覚えている。>>886
それは、余り物ではなく私のために作ってくれたものだと 木の実の分量とジャムの量から推測できて、 そのことがより私にそのジャムをおいしいと感じさせた。
だから、届けてくれた時にはもう、 遠慮はせずに私はそれを口に運んで、 ありがとう、とシルクの頭を撫でた。*]
(916) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 23時半頃
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/* なにwwwwwwこのwwwwwへくたーせんせいwwwww
ちょっともうwwwwwばかwwwwwwwいとしいwwww
(-290) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ 食べ終わった後の無花果の皮 それが守っていた、たくさんのお花たち。
無花果だけじゃない、砂糖水も花の蜜も ひとつひとつ食べるたび、わたしの中に 好きを取り入れたんだなって せんせいの言葉を通して考える。>>877
栄養になるだけじゃなく、そうやって わたしの中に貯まっていくのなら それはすごく、素敵なことのような気がした。]
(917) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[料理が好きだった食いしん坊のマリアンヌも、
動物が好きな生意気ゾーイも、
……残るもう一人の少女も、
皆ずっと一緒にいる。
形を変えて、そこにいなくてもずっとずっと一緒にいる。
……来たる旅立ちの日に、俺の隣にある少女の姿は果たして誰のものだろう。
その少女との旅の末、果たして俺はどうなるのか。
まだ来ない日を夢に見ながら、今はただ彼女らが齎してくれた今日という日を祝うため、早速料理に取り掛かったのだった。]*
(918) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ 代わりに、ではないってせんせいの言葉>>878 それは、わたしが怖がっていた言葉とは 似ていたけれど、全然違うものだったから。]
そうなの? それならそのほうが、ずっとうれしい。
[ そっと触れたわたしの手に そっと重なった、鱗の生えたせんせいの手。
いつかつついたお魚と、少しだけ似ていて全然違う。 でも違うほうがずっと好きだから。]
(919) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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わたしもね。せんせいのて、すき。
さわりごこちが、おさかなとおんなじだったら さみしくなったら、おさかなをさわりにいってたかも
でも、ぜんぜんさわりごこちがちがうから せんせいをさがして、さわらなくちゃダメね。
[ 困ったな。ってくすくす笑う。 本当は、せんせいに触れる理由ができたこと 嬉しいなっておもっているから。]
(920) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ せんせいの視線を追いかけるように>>879 手をつないだまま、わたしも畑をぐるりと見る。]
すきなものをたべていいの?
[ どれにしようって畑をキョロキョロ。
好き嫌いは特にないけれど 酸味の少ないもの、匂いが強すぎないもの そういうものが特に好きだから。]
それじゃあね いちじくをもうすこしとマクワウリ ……ひまわりのタネは、かわかしてからかな?
[ 花ごと持って帰っていいかなって せんせいを見上げて。*]
(921) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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——食堂の話——
エリもいらっしゃい、砂糖水おいしいですよ?
[食堂にやってきたエリも手招きして誘い入れると、>>644 シルクと一緒に、手を当てたグラスの中が流れを作る様子を見せ。
渦巻く水に気を取られてぽかんと口を開けている少女の様子は、 なんとも微笑ましく、ふっと笑いが漏れてしまった。 聞かれてしまったかもと思ったのは、少女が顎を引いた後だけど。]
(922) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[前に、カリュクスとエリの二人で砂糖水を作っていたのは、 厨房のあたりからのんびりと眺めていたなと思い返す。 一生懸命教えたり作ったりしているあの時も、こんな顔をしていたかな。
そう、丁度厨房でマフィンを焼いていた途中の話だった。 ヘクターの料理に比べればとても簡単で素朴な味わいのものだけど。 滑らかに空気の入れ具合やらを調整して混ぜるのは朝飯前。
焼きたてのマフィンをバスケットに入れ、 乾杯を上げている少女たちの間にそっと差し入れを。]
(923) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[誕生日の寿ぎとともにグラスを渡すと、すぐ中身は減っていって。 おいしいと弾む少女の声に頬が緩む。 花の蜜や、砂糖水。 理由は分からないが、少女たちはなぜか甘いものに惹かれていくようで。]
みんな、まるで蝶々みたいですね。 デメテルもサルビアに夢中になっていたし。
[つぶやきながら、卓に腕をついて夢中になっている姿を見守っていた。
力の流れを操るのは、教えるのも難しいものだと思う。 日々の暮らしから動くもの、流れるものに意識を向かわせて、 少しずつ全てのものには”流れがある”ことを感じなければ。
だからこうして生活そのものを教えながら、 流れていくものに思いを馳せられるようになればいいと思う。]
(924) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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……あ、待って。コップコップ! はい、よろしおあがり。
[エリがグラス持ったまま駆け出しかけたのに腕を伸ばして引き止める。 きちんとグラスが置いていかれるとそれを引き取り。>>646
そうしてデメテルが駆け出て行くのを見つけて、 扉からひょいと顔をだす。]
(925) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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またそんなこと言って。こけたらどうするんですか! 可愛いお顔が台無しになりますよ!
[まったくの押し問答で、握った拳を振り上げ左右に振る。 手が開いてさえいれば見送りのものと全く同じ振り方だから、 本気で怒っていないのは伝わってしまうかもしれない。]
(926) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[前に向き直るときは体を捻るのに無理をするから、 ぐらりとバランスが崩れた瞬間をすぐに見ることができた。]
っと、危ない……!
[能力の補助にさっと手で掬い上げる形を作ると風が渦巻き、 空気の壁でデメテルの腰から押し戻した。
もうまったくと首元を掻くけれど。 あれもひとつの信頼の証なのかなと思ってしまったのは、 せんせいとしては失格なのかもしれない。
少女は飛ぶ鳥のような疾さで廊下を駆け抜けていく。 ほうと息をついたのは、少女を見失ってからたっぷり3秒も後のことだった]
(927) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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― 誕生日のよる ―
[ 誕生日には欲しいものをおねだりすると 叶えてもらえるんだよ って さいしょに教えてくれたのは、誰だったでしょう。
わたしはすこしそわそわとしながら ニコせんせの部屋を訪れる。
とびっきりのご馳走が並んだお夕飯のときに こっそり「ほしいものがあるの」と せんせに耳打ちをしておいたから きっと開けてくれるとおもうのですけれど。]
せんせ、ピッパだよ。
[ こんこん こんこん。 扉を叩く。 ]
(928) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ わたしが今年の誕生日プレゼントに ほしいな、と思ったものは
白と、黒と、青と、ももいろと… 幾つかの絵の具を少しずつ。 あと、絵筆もひとつ 貸してくださいなって おねがいをした。
またアトリエで描けばいいのにと言われても わたしはぶんぶんと首を振って
なにを描くの?と聞かれても 同じように首を振るでしょう。
ないしょ ないしょ ないしょなのです。 できあがったって内緒にするかもしれませんから せんせにはなーーーんにも ひみつ。 ]
(929) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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………ほしいの。 だめ?
[ 夜のがっこう。せんせのお部屋はどこだったか。 わたしはお風呂上がりの寝間着のまんまで 頭からぽかぽか湯気を上げつつ 片手にランプを持って せんせを見上げた。*]
(930) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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―― 回想:水を入れた紙風船 ――
[ うんと暑かった日の昼下がり。
水の香りがして、どこか涼しい井戸の周り。 最初はただそこで、涼むつもりだった。
でも次に喉が乾いてきたものだから 水を汲んで飲み干して そしたら桶に残った水が気になって。
あとはもう、気がついたらびしょ濡れ。 桶からじかに水をかけるのも楽しいけれど それじゃあ効率が悪いから
持っていた紙でたくさん紙風船をこしらえて その中を水で満たすことにして 誰かが通りかかるのを待ち伏せしては 投げつけたり、逃げたりしてた。]
(931) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ 誰と誰がその場にいたか。 夢中だったから、しっかりとは覚えていないけど。
わたしが放った紙風船が命中した ニコラスせんせいの顔>>746は はっきりと覚えている。]
せんせー
[ 呼びかけた後 ごめんなさいって、続けようと思ったけど
ぽかんてしてるニコラスせんせいの表情が いつもと違っていて、面白かったから 謝るはずの口からは、笑い声が漏れた。
ため息つくせんせいに、怒られるかなって 逃げる準備をしてたけど お説教の代わりに聞こえた言葉は、嬉しいもので>>750]
(932) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 23時半頃
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─今日はとっても特別な日─
[頭の中で考えるの。
ヘクターせんせいに頼まれたお野菜を無事に集めることができたら、厨房までそれを届けに行きましょう。 きっと今日は素敵なご馳走を作ってくれるはずだから楽しみ!
そのあと、すこし空いた時間にお祈りをしに行きたいわ。 だってヴェスパせんせいと約束したもの。 毎日あいさつをしてお祈りをするって。 今日はお祝いの日だから、みんな集まるだろうし人が少ない時を見計らってね。
歩きながらわたしは思い出していたわ。 昔、ニコラスせんせいに勿忘草って言われるお花を見つけたときにプレゼントしたことを。 葉の形がせんせいに似ているような気がしてプレゼントしようとしたこと。 せんせいの手に触れられなくても、お花を介してなら同じものを触れると思ったから。
せんせいが覚えているかは分からないけれど、鳥さんにあのお花を渡したのはきっと、そのことを頭のどこかで覚えていたからだったのかもしれない]
(933) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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いいの? それじゃあまずは かみふうせんのおりかたね。
あとなげかた はしらや、きのかげにかくれて はなれたところから、いっきになげるの。
[ 投げたら、見つかる前に逃げること。 そう教えるのも、もちろん忘れずに。
友達と悪戯を考えるときとおなじように 満面の笑顔でせんせいに教えた"水遊び"
それは水遊びというよりはきっと 悪戯に近かったと思うけど。]
(934) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[ 幾つかの紙風船を完成させて メルヤせんせいがこまるくらい わたしの服がびしょびしょになった後
せんせいやくのご褒美代わりに 生徒役のせんせいに言ったのは。]
またこうやってあそんでほしいな。
[ 悪戯の方法ならわたしが教えるから 一緒に遊ぶことでせんせいのこと もっとおしえてほしいなって
言葉の裏に内緒の気持ちを隠して お願いしたんだ。*]
(935) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[いろいろと落ち着いたあとは、 夜に眠る前にみんなに挨拶にも行きたいわ。 その時は走りすぎないように気をつけるの。メルヤせんせいの言いつけを守るのよ。
その時にシルクが抱きしめてくれたならわたしもぎゅっと抱きしめて。 エリには花畑で新しい芽が出ていたことを教えるの。
マリオには面白い本があったかどうか尋ねたわ。 だってわたしも本が大好きで、新しいおはなしを書いた時にいつも教えていたもの。 その時に、どんなおはなしが面白かった?っておはなしを作る参考にさせてもらってたから。
それからカリュクスにはホレーショーせんせいにいたずらが成功したことを伝えて…同じ部屋のピッパ>>911 あなたのためのとっておきのおはなしがあるの!]
(936) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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( 今日はワクラバせんせいに素敵なことを教えてもらったの。 みんなの中ではピッパに一番最初に教えてあげる! それにお花ももらったのよ。ヒナゲシっていうお花。
あとは、かわいいお客さんにも会ったわ。 たのしいおはなしをたくさんしてくれるそう!
それからそれから、ホレーショーせんせいからプレゼントをもらったの。 いつもお寝坊さんなのに!せんせい今日はお寝坊しなかったのよ! )
[頭の中でおはなししたいことを考えているだけでワクワクしちゃう。 その中でわたしと隣のベットで眠るあなたが通じ合うおはなしもあるかもしれないわね。
もしあなたが星を見たいというなら、あなたの腕を引いてこっそり見に行っちゃうかもしれない。 今日はきっと怒られないわ。 だって今日は……わたしたちにとっても、せんせい達にとっても、お客さんにとっても、特別な日だから]*
(937) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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/* 全員に、縁故投げられた…はず…?
(-291) 2016/10/09(Sun) 23時半頃
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[獅子は、小さく息を吐く。 肺腑から漏れる"声"は、 ]
メェ―――――― …
[おやおやこれは、何時の羊の声かな。 抜けて行った声を、視線で追い掛けながら 獅子は、考える、しあわせなおはなし。 先程、少女から乞われたおはなし。]
楽しい、より深く、面白い、より難しい しあわせとはこれいかに、難しいの。
[あの少女らも、しあわせ、だったろうか。 "せんせい"として訪れた日 "ししねこ"として訪れた日 そのどちらもが脳裏を過ぎり、また息を吐く。]
(938) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[なになに、退屈など、微塵も無い。 見守り、吸い、命尽きるその日まで 肺腑にかつての時間を溜め込む。 思い悩み生き旅立つまでのそのひと時を。
喰った少女の望みであり それは俺の願いでもある。]
さて、近しい色も見て回るとするかね。
[唯一、獅子は屋内に足を踏み込まない。 外で息を吸い、外を気儘に散歩する。 "素敵な色">>888を見て回り、留めよう。
獅子は散歩をする。 時に気紛れに、相談>>904にも応じよう。 にやにやにやと鷹揚に笑う、猫の口付きで。]
(939) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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よかっ、た。 せんせい、……ありがとう。
[妖精のおはなし、笑われないといいな、って思ったけれど。せんせいは笑わないで聞いてくれた。 だから、きちんとお礼を言えたの。泣かずにもいられたの。>>880>>884 せんせいの後ろでもっふりの尻尾が揺れたようなきがしたけれど、気がついても、よかったのかな?]
(940) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[ヘクターせんせいがさったあと、ぱたんと閉じた扉をみて、椅子に腰を落ち着けた。 賑やかだった食堂は落ち着きを取り戻していて、少ししずかになっていた。 おえかきしていたみたいなニコラスせんせいも、どこかへ行ってしまった。見せて貰ったらよかったな。>>722>>743
ヘクターせんせいは、どうして丸いものがきらいなんだろう? 狼さんは、まんまるのお月さまをみて吠えるけれど、せんせいは吠えないのかな。
せんせいは、あたしがせんせいのこと知ってるって、知らない。…と、おもう。 聞いていいのかな、でも、隠してるみたいなのを言っちゃうのはだめかもしれない。
うんうんとせんせいのことをたくさんかんがえた。 せんせいが走っていって、買い物して、戻ってくるのに二刻くらいかかる、みたいだけれど。>>779 なんでかな、どうしてだろう。と考えている内に、そんな時間はあっと言う間にすぎていた。*]
(941) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[ししねこは、息を吸う。**]
(942) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[ニコラスせんせいと別れたあと、 ようやっと読んでほしい本が見つかったのは日暮れのこと。 焔を纏った鳥の生き血を飲めば、 永遠の命が得られるというおはなし。 嗚呼、それは。 せんせいと僕たちみたいだと、少しだけ思った。]
(943) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[抱っこしたり、降ろしたり。 いくらかじゃれあいながら歩くこと暫し。 そのまま、何も言わずに寄り道をしても、 デメテルは文句一つなくついてきてくれた。>>855
…そうして、寝坊助をやめてしまった少女は語る。 早起きをする、その理由を。>>856 あのシーツの悪戯に込められた、本当の想いを。]
なっ、それは…っ あぁ…う、うぅーん…それは、なんというか、 …その、き、気付かなくてごめんなぁ。 せっかくそう思ってくれてたのに、 俺はあれからもずっと、寝坊してばかりだな…はは、
(944) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[本を一冊と、 ニコラスせんせいから貰った絵を抱えて自室に戻る。 きちんとした容れ物に絵を閉じ込めて。 部屋の一番目立つ所に飾って、皆に自慢しよう。 ホレーショーせんせいから貰った卵を手に取ると、 教えてもらったことのおさらいを。 雲を作るところまでは上手くいくのだけれど その先がどうにも難しい。 あとでせんせいにコツがあるのか聞きに行こうと心に決めて。
来年の誕生日までには雪を降らせるようになって、 せんせいを驚かせてやるんだから!]
(945) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[早起きより寝坊の方が、得が多いと信じてきたけれど。 この、何の変哲もない日常が特別でないと誰が言ったか。 自分にはたくさん時間があって、 何百年のうちの一日なんて取るに足らないと思っていた。
けれど、少女達は違う。 決して長くはない人生を、精一杯に生きている。 彼らは成長し続け、日々、違う表情を見せてくれるのだ。
きっとこの子達の方がずっと、 一日の大切さを知っているに違いない。]
(946) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[そうこうしているうちに厨房から美味しそうな香りが部屋まで漂ってきた>>907のだったっけ。 それまで自室にこもっていた僕は、ヘクターせんせいのかわいい姿>>914を目にすることは出来なかったけれど。 他の少女から教えてもらうことはあったかもしれない。
いつもより豪華な食事が並んでいる食卓を囲んで、 手を合わせていただきますを。 誕生日はとっても嬉しいのに、すこし寂しくなってしまうのは。 もうすぐみんなと、まなびやと。 お別れする日が近付いているって、 知っているからなのだろう。*]
(947) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* わたしまで猫になった気分になりますね。 ししねこは気儘。
(-292) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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そういうことは、もっと早く言えよなぁ。
おまえもよぉく知ってるように、俺は年中空腹だ。 寝てるとさ、その空腹が紛れるんだよ。 だからなるべく、長く寝るようにしてたんだが。
あー…惜しいことした… 俺も、デメテルと同じもん見て、笑って、 もっとたくさん遊べるように起きりゃあよかった。
あのシーツ。 あれな、実はめちゃくちゃよく眠れるんだよ。 ちょっと使い方を、考え直さなきゃな…
[せめて最後の一年くらいは、 早く起きて、たくさんの時間を共有したい。]
(948) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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─回想:つばさをください─
[メルヤせんせいのことを信じているの。 可愛いお顔が台無しにならないことをね>>926 それに本気で怒っていないからわたしは繰り返してしまうの。
困らせたらせんせい、こうしてお顔を覗かせてくれるでしょう?>>925 それがすこしわたしは嬉しかったから、せんせいを困らせちゃうのね。
せんせいが助けてくれるから、わたしは鳥になれる>>927]
メルヤせんせい!またあとでね! わたしが転ける前にたすけてね!
[すいすいっ、と風といっしょに踊りながら、わたしはせんせいに右手を振って、あなたが台無しにしなかった可愛いお顔で一瞬のさよならをしたわ]*
(949) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* デメテルの回収力がほんっっっっと怖い (ありがたみに埋まる
(-293) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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がっくり肩を落としたものの、 続く言葉には笑みを取り戻して。>>856]
お、そうだ。 ちょうどいい。ここに太陽があるんだったな? 眠気も吹き飛ぶくらい、カンカンに照らしてくれよ!
[そして空腹も忘れてしまうくらい、 たくさんの楽しい時間を過ごさせてくれ。]
(950) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* ていうかほんっとみんな 発言分厚くて 村建て冥利につきすぎて(おいかけられていない)
すいませんすいませんすいません ずっとポプラやっといたらよかった!?!!!! あああああん
(-294) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* 1000!…は、いかないかな? この分量のRP村は、は、はじめてかもしれない。たぶん。アクティブ12人で多いってわけでもないのに、すごい。
(-295) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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なぁに、太陽も星だろ? 今、俺の目には太陽に映るけどな、 そのうち、夜空におまえを見つける日も来るかもしれない。
……何色になるか、俺も楽しみだぞ。
[気付いている。 …デメテルの、恐らく加齢による変化に。 だから最後の一言は、少し寂しさを含んでしまったかもしれない。]
(951) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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別に大きくなったって良いじゃないか。 …あぁ、でも今以上にピッパの背が 伸びたら抜かされてしまうかな。
[ じとーっとした目で半睨み。>>897 それが可愛らしい少女のものとなれば 威圧感など欠片も感じられないけれど。
そういえば、メルヤの背を追い抜かした時 ひどく気にしていたと思い出した。]
ピッパがどれだけ大きくなっても、 私の獣の姿には敵わない。 だからそんなに気にしなくても ……とは思うが。 今日は朝から何にも食べていない。 私も少し頂こうか。
(952) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[ 普段からあまり食事を摂らない私だが、 一緒に食べたいという気持ちに応じて たくさんのプレゼントに手を伸ばす。>>606
真っ赤なリンゴを手に取って齧れば 甘い蜜が口の中いっぱいに広がった。 カリュクスの好きな蜜はどんな味がするのだろう。] エレノアの……?
[ ピッパの欲しがった 意外なプレゼントに首をひと傾げ。 続く言葉を聞いて、目を細めた。
その奥に秘めた本質を拾い上げるのは 言霊を繰る私の性。]
そうだなぁ…あの子は、……
(953) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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―中庭―
[まなびやへの道すがら。中庭に差し掛かった時。 芝生をころり卵が転がった。>>914
思わず目で追うと。
『……ボール!!!わああああ!!!!』 賑やかな叫び声を伴って、ヘクターが卵を追いかけてくる。
人のかたちを取っているのに、 何故か彼の上にぶんぶか尻尾を振る白狼の姿が重なって、 見間違いだろうと、何度も目を擦る。
(954) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[デメテルが苗を選んでくれたから、 それを一年かけて育ててごらん、とやり方を教えた。
植えてある苗木は一年目のもの。 春夏秋冬の温度を共に練習しながら、 駆け足でもう一年分、成長を促してみせた。]
さてさて、もう一年分くらい大きくなれば、 来年には何か実をつけるかもしれないなぁ?
何かできたら、報告に来いよ。 俺はその日を、心待ちにしていよう。 ……枯らすなよ?
[にやりと意地悪く笑んで、小さな小さな木を託した。]*
(955) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[ それでも気付かないふりをして 話し始めたのは、私に想いを届けてくれた 少女への感謝の気持ち。
思い出すと、口にすると、苦しくて。 今までエレノアのことを誰かに 話したことは少なかったけれど。
私の言葉の中に彼女は確かに“生きている”。
″ 泣き虫ヴェスパせんせ ずっとずっと、そばにいるよ。 ″
彼女がそう言ってくれる気がした。]
(956) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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/* 日付かわる〜(緊張)
せんせい側はワクラバせんせいだけなんにも絡めなかった、な。あう。 少女側もシルクちゃんべったりになってしまった…でも、連れ回して頂けるのはすごくありがたい。うれしい。
(-296) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[ 話し終われば、ピッパにも エリにしたように“おまじない”をかけて。 まなびやのほうへと送り出そう。
エレノアの話が誕生日プレゼントに なったかはわからないが、彼女を祝いたい 獣は他にもたくさんいるのだから。]**
(957) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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声をかけるべきか。卵を拾うべきか。 それが問題だ。
けれど蠍が迷う間にも、ヘクターは卵を拾い上げ きょろり、辺りを見回すと。 そそくさと厨房の方へと去ってしまった。
どうやら、見てはいけないものを見てしまったらしい。
ふあ、と脱力して空を見上げれば、 まなびやの屋根の上に金色の獣の姿を見る]
(958) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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―たんじょうびのよる―
[ 血も、涙も止まったころ。 みんなとご飯を食べる時間、ぼくはいつも通り。 どんなにチクチクしたって、みんなといたら“いと”を感じるから嬉しくて、楽しくて、笑顔になれる。
うっとりしながらご飯を食べて、たくさんはしゃいで デメテルとぎゅってして、眠れなくてせんせい達に 注意されたかもしれない。
みんなと、がっこうから巣立つその時までに 刺繍が完成しますように。って、お祈りしたんだ。]*
(959) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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