194 DらえもんNび太の遺産相続
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
|
ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2016/07/26(Tue) 21時頃
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そうね。 今日は死ぬのにうってつけの日だわ。
[眼の前には一枚の絵**]
(1) 2016/07/26(Tue) 21時頃
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葬儀の日。
町の教会では朝から小雨が降っていた。
(#0) 2016/07/26(Tue) 21時頃
Q大公国の富豪、D伯爵夫人が亡くなった。
その訃報は瞬く間に国中を駆け巡る。
生前より彼女の様々な噂、突然の死、
多額の遺産の行方――など、
彼女の名を知るものから関心は高かった。
(#1) 2016/07/26(Tue) 21時頃
D伯爵夫人が亡くなり間もなく、
幾人かの元に招待状が届く。
近くのものには信書、遠くのものには電報、或いは電子メールで。
そこには葬儀の日取りと、
『 この招待状を受け取りD邸を来訪した人物に洩れなく
マダムDの遺産を配分する 』という内容が記されていた。
その中には、彼女とどういう繋がりが?
そう首を傾げるような者も含まれていたらしい。
(#2) 2016/07/26(Tue) 21時半頃
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招待状は恙なく手配させて頂きました。 じきに皆様、屋敷に集われることでしょう。
そうですね、ご家族の方もいらっしゃいますし、 既に幾人かは到着されている事かと。
(2) 2016/07/26(Tue) 21時半頃
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はい、ご遺体は教会に。 マダムの指示で御座います。
さあ、判りませんが、 興味本位の人間が屋敷に群がる事は避けたかった――、 はい、十分考えられることかと。
ええ、ですから余計な者は居りません。
(3) 2016/07/26(Tue) 21時半頃
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死因……心臓発作と聞き及んでおりますが。 さあ、私は医師ではございませんので詳しいことは。 宜しいでしょうか?
それでは、葬儀が終わりますまで、私は待機させて頂くことに致します。
(4) 2016/07/26(Tue) 21時半頃
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――伯爵夫人宅――
[長身で表情に乏しい男が応接室に現れる]
この度はお集まりいただき有難うございます。 挨拶が遅れましたね……私はジェームス・スミス。 D伯爵夫人の遺言状を預かっている者です。
遺言に従いまして、遺言状の開封は四日後にさせて頂きます。 それまで、ごゆるりとお過ごしください。
(5) 2016/07/26(Tue) 21時半頃
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屋敷内は各個室と鍵のかかった部屋以外は 解放されております。 ええ、ご自由に、との事です。
お部屋の鍵は先ほどお渡ししておりますが……2つ? はい、そうでした。 一つは個室、もう一つはサロンの鍵で御座います。
寛げる場があると良かろうと……どなたでしたかな? お屋敷の方の計らいで御座います。 分け方ですか? さあ。 私に聞かれましてもさっぱりと。
それでは失礼致します。
[一礼ののち、部屋を出るだろう**]
(6) 2016/07/26(Tue) 21時半頃
|
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2016/07/26(Tue) 21時半頃
|
/* 9(0..100)x1
(-1) 2016/07/26(Tue) 22時頃
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私に絵画が譲渡されることはなさそうですね。
(-0) 2016/07/26(Tue) 22時頃
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ー遂に出されることのなかった手紙ー 『ーーーーーーへ。 元気でいるだろうか。 もう随分と僕はーーーーしまった。 それでも今、手紙を書くために筆を走らせたのは… 君は覚えているだろうか。 あの城でのーーーーーーを。 僕の心にはいつまでも、君が そしてーーーーが色付いている。
ーーーーを、君に。
遠くなった日々よ。君よ。 もし、もしも。 また会うことが叶うならーーーーを誓う。 ーーーーの、ーーーーを。 思い出を君に捧ぐ。 どうか、どうか君の元にーーーー。 ーーーーーー。C。 ■■■■■■■■■■■■■■』
(7) 2016/07/26(Tue) 22時頃
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|
―20年前― [2つの棺。 手からすり抜け落ちる一輪の花。
棺は花で満たされていく。
その光景を見下ろすのは、大きな大きな古城。 あの城でみた1つの絵画。
それが脳に刻まれた最後の記憶。]
(8) 2016/07/26(Tue) 22時半頃
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―自宅―
[記憶に残るのは、まだ若さの残っていた手。 目に映るのは、その記憶よりはるかに皺の増えた手。
サイドテーブルの上の1つのメモ。]
―煙草は一日5本までっ!―
[灰皿の中には2本。
メモの字は、ほとんど掠れて紙自体も年季が入り変色している。 その字の持ち主は記憶に残る。 どうして、今いないのかは、忘れてしまった。]
(9) 2016/07/26(Tue) 22時半頃
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|
[メモの傍に置いてある一冊の本。 手にとり、パラパラとめくる。 ものの数秒で、内容は頭に。
そして、一日の最後のページ。 締めくくられるのは、
「今日の煙草2本」
他の日付と比べ、かなり本数は少ない。 普段とは違う"何か"が起こった日。]
[そして、はらりと一枚のメモが落ちる。 今度は新しい紙にかかれたメモ。]
………X城へ――
(10) 2016/07/26(Tue) 22時半頃
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ー回想:屋根裏部屋の秘密ー
[ その手紙が見つかったのは、数百年前に亡くなった 或る画家の終の住処。>>7 そのアトリエ部屋から続く屋根裏でした。
多くの作品が美術館に所蔵されており、そうでない 作品は高値で取引される…中でもとある一枚には、 飛び切りの価値がつけられているといいます。 今更新たな発見があるとは誰も思いませんでした。 彼の子孫である1人のお転婆な少女が、屋根裏部屋の 存在と、小さな箱を見つけるまでは。]
なにかしら?
[ 箱は少女の好奇心を擽るのに充分でした。 すぐに埃まみれの、ボロボロの箱を開きます。 中にあったのは一つの指輪と一通の手紙。 封はされていませんでしたし、指輪がなんなのかわかりません。]
(11) 2016/07/26(Tue) 22時半頃
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|
[ 差出人は少女の先祖である彼の画家。 手紙の内容は、破れたり滲んだりしていたせいで完全に読むことは出来ませんでした。 最後の一文は完全に塗りつぶされており、代わりに擲り書きのような文字。]
『嗚呼、駄目だ。 この手紙が、そしてあの絵がーーーー時の ことを思うと、僕はーーーー。』
ほんとうはとどけたかったのね ううん、きっといまだってそうよ
[ 宛先まで書かれていながら、出されなかった手紙。 少女は自分が届けようと、拙く優しい気持ちから手紙と指輪を持ち出しました。
しかし、すぐにそれは足止めされてしまいます。 宛先を調べた時に、少女は今更ながら(本当に今更なのですが)気づいたのです。]
(12) 2016/07/26(Tue) 22時半頃
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[この手紙が約500年前に書かれたものでありーー
ーー手紙にあるその城は、既にとある伯爵家のお屋敷となってしまっていた事を。]
(13) 2016/07/26(Tue) 22時半頃
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[ 調べるうち、そのお屋敷に絵がある事も知りました。 しかしどうしようも出来ません。 伯爵家のお屋敷に入るなど、土台無理な事でした。
少女は大層落胆しました。 しかし、どうしてもどうにかしたくて、手紙と指輪の 存在は誰にも言わず胸にしまっておくことにしました。
ーーこのことは家族にすら秘密にしていました。
言ってしまえば手紙や指輪はたちまち取り上げられ 美術館やどこかに売られてしまうと思ったからです。]**
(14) 2016/07/26(Tue) 22時半頃
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― →城へ―
[車の助手席、何冊かの"記憶"。 それは昨日の"記憶"に指示されたもの。
記憶に残るのは警察の職務。 ある時を堺に、それ以降の記憶がない。
一日が終われば、消えてしまう白紙の記憶は、 己の手で日記として記憶されている。
それによれば、己の脳が使いものにならない故に、 路頭に迷うところを拾われたこと。
現職は"マダム"の執事であると。]
(15) 2016/07/26(Tue) 22時半頃
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ー応接室ー
う、ふふふ……ついに……ついにこのときがやってきた!
[まるで年代物の赤ワインのような深いベルベットの絨毯の上。 七色のプリズムを散りばめたシャンデリアに照らされながら。 リッカ・ヘンダーソンは歓喜に震えていた。 赤縁眼鏡に囲われた瞳の奥、揺れるのは闘志の炎。 目を閉じた先、脳裏に浮かぶのはこれまでの苦難の日々。]
今頃ジェニファーやアランは海の上かしら?まったく、……ノッシーなんて、本当にいるわけないのにね。
[昨日まで机を並べていた同僚の顔を思い浮かべる。昨日隣のデスクで顔を合わせたジェニファーの、明日から楽しい楽しい船上生活だよばーかふざけんな編集長のファッキンハゲ野郎!という呪詛の言葉を思い出し、可哀想にと溜息を吐く。しかしその横顔はどこか浮わついていた。 自分が、“そっち側”だった頃のことが、もう既に懐かしい。 忘れずに持ってきた手紙を胸に抱きながら、リッカはそう独りごちた。]
(16) 2016/07/26(Tue) 22時半頃
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おまたせいたしました。
[城の使用人に対して、頭を下げる。
"記憶"によると一度家へ"記憶"を取りに行ったところで、 記憶の途切れが来てしまったようだ。
恩人の姿すらも記憶に残すことのできない、名ばかりの執事。 無論、城の使用人の記憶も残ってはいない。
それでも、脳には刻まれなくとも、身体に刻まれる記憶は消えない。 それ以前のものはもちろん、それ以降も20年も刻まれれば、いつもの行動や言葉は自然にでてくるようになる。]
(17) 2016/07/26(Tue) 22時半頃
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/* ひ、ひええ…透けないように頑張る…←
べるふぇです。よろしくお願いします。 良い村になりますように…
絵を見にきましたっ!て感じで遺産には興味なし 手紙と指輪と絵を1つにしたいと思っている。 誰かが相続したなら、持っていてほしいと渡そうとする
こんな感じでいこう… ちなみに意味深な指輪にはまだ特に意味をつけてない 500年前の指輪とか大丈夫なのかとか言ってはいけない
あ、そうだ読み間違えのこと謝りたかったんだ…! fortune振り兼ねて、やろう…
(-2) 2016/07/26(Tue) 22時半頃
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/* あっっっぶない、ランダムで入村するとこだった
(-3) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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ー回想ー [カーテンコールが響き、鳴り止まぬ喝采は耳に届き、鼓膜を浸透させていく。 ピアノの前の椅子から立ち上がり、前に進み出て礼を一つ。ひときわ強くなった喝采は眩しい光となって彼に降り注ぐが如く。 礼を終え、顔を上げた彼___セシル•フォーサイスの顔はまるで陶器人形であるかのように整っている。 青い目、長いまつげ、形の整った薄い唇。 かつては貧民街の少年だった面影はどこにもない。]
(今日というこの日を迎えられたのも、あなたのおかげだ。)
[控え室に戻り、薄く笑みを浮かべながら楽譜をなぞる。 あなたは僕のために。僕はあなたのために。 僕の指はピアノを引くために、あなたを喜ばせるためにあると教えてくれたのはあなただった。]
(18) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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[かつてのセシルは、親なし兄弟なしのストリートチルドレン。住んでいた貧民街から食べ物を求めて仲間と路地を出た、あのときに。
ぽろん、ぽろん。
音がして、そこにあったのは黒と白の2色に彩られた鍵盤で。 「今なら誰もいない。お前、弾いてみろよ」 仲間に言われるがままに吸い寄せられるように座って、鍵盤を叩いた。 貴族の家の前、いつかの時に又聞きしていた、ベートーヴェンの「月光」。悲しくも綺麗なその曲が、なぜだか聴いただけなのに、自然と指が動く。叩いて確かめた音をなぞっていただけだった。
その時だろうか。急に後ろから拍手が響いた。驚いて後ろを向いた。仲間は逃げ出してしまった。汚い人間が勝手に楽器を弾いた。殴られる。覚悟して目をつぶる。 代わりに頭に与えられた撫でに手がびくつくのはその直後。
「あなたには才能がある。うちにおいで。音楽を教えてあげよう。」
かつてのマダムDに優しく撫でられ、腕を引かれ。思えばそれが、彼の転機だったのだろう。]
(19) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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"はじめまして。"
[いつでも、挨拶は「はじめまして」]
奥様は亡くなられてしまったのですね。
[警察としての価値を失い、路頭に迷った己を拾ってくれた恩人。 その恩すら脳には刻まれない。己の手で刻んだ日記が日々の"記憶"。
"記憶"は残せても、姿は思い出せない。 そして、生きた姿を記憶に残す機会はもう訪れはしない。]
(20) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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今日はお疲れ様でした。…え?電報、ですか?
[使いが渡してきたそれを受け取って読み始めた瞬間に目を見開く。]
あの人が、亡くなった−−!?
[目の前が真っ暗になったようなあの感覚。暗闇に落ちていくように、広がっていく絶望感。 崩れ落ち、ぐしゃぐしゃと頭をかきむしる。 あの人を尊敬していた。親のように思っていた。
彼女を、愛していた。
今、愛しき綱が、ぷっつりと、切れた。*]
(21) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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……ごめんください。
[屋敷の扉を叩く手の持ち主は、少し幼さの残る青年。その指は細く、白い。 ノブを回して扉をギィっと開け、その精悍な顔をのぞかせる。]
本日はお手紙くださり、ありがとうございます。
(ここに戻る時が、まさか彼女が死ぬ時だなんて)
[彼を救ってくれた彼女を、母のように慕っていた。そろそろ休暇をとって顔でも出しに行こうか、と思っていた矢先の悲報に、彼は悲しみと驚きで整った顔を歪ませる。 が、すぐに顔は無表情に戻る。]
僕はかつて彼女の専属ピアニストをしておりました、セシルと申す者です。彼女に勧められ、独立し、方々を飛び回っていましたが…まさか、こんなことになるとは。
[周りに一礼する。きっと周りは自分よりも目上だろう、という見立てをたてたためだ。 久しぶりすぎて、誰が誰だか一目ではわからない。 そのまま無表情を崩さず、顔を上げる。]
(遺産目当ての奴には絶対に渡さない。 あの絵だけは、僕が守り抜かなくては)*
(22) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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あの絵がここにある事を知った時から、ずっと。 この手紙と指輪を、“連れて行きたい”と思っていたの。
……僕の気持ちが色褪せていないかどうか せめて一目見られれば。
37(0..100)x1
/* 遅くなりましたが、wikiコメントが上手くできなかったのでここでお詫びさせてください
予約の段階で500年前を50年前と読み間違えてました 教えて貰ってなければ多分気付かずに人外長命種だったので、本当に助かりました。ありがとうございました では、よろしくお願いします
(-5) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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/* ゴミと申します、よろしくお願いします。 楽しそうな企画でわくわくです〜!!!!ひとまず用意していたのを投下して、メモは後ほど。
(-4) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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/* よしよし、別に絵が欲しいわけではないから 37は低いけど良い数字
本当に人外になるとこだったので教えてもらって 助かりましたー!!(土下座ぁあ)
(-6) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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[「The Fortunate Science(幸運の科学)」ーー通称“フォーサイ”は、創刊当初は硬派な科学雑誌として業界内でそれなりの権威を持っていた。しかし売上の不振や出版社内の人事により何度かの方向転換を経て、今ではかつての栄光など見る影もない三流ゴシップ雑誌となっている。 今の目玉企画は三つ。 「怪奇!平和なビーチに現れた首長竜・ノッシーの謎」 「世界経済を裏で牛耳る秘密結社フリーメイセンの巨悪について」 ーーそして、「マダムDの真実と嘘」の三本立てだ。 内容については、今更説明するまでもないだろう。
「フォーサイは、この国で最も素晴らしくクオリティの高いコメディー小説誌である」
という、この国の特定の層にだけ伝わるジョークが全てを表現している。 その鮮やかな落ちぶれっぷりと扱う内容の奇想天外さから一周回って逆にコアなファンもいたりするのだが、そんなことは彼女にとってなんの慰めにもならなかった。]
(23) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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/* パスワードdoraemonで笑ってしまった… ほんわかぱっぱしたい…
(-7) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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/* リッカちゃん……ゴミちゃん?
(-8) 2016/07/26(Tue) 23時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/26(Tue) 23時半頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/26(Tue) 23時半頃
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/* うっははははは なっがぁああ 何時も通り!!
あと設定、めんどくさいねっ! でもやってみたかった!
(-9) 2016/07/26(Tue) 23時半頃
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― 古城:応接間 ―
まずは故人のご冥福を祈らせていただきますわ。 ……貴方に言うべきかは怪しいところですが。
[応接間に通されて、ほどなくして現れたのは執行人を名乗る男だったろうか。>>5 本来なら親族に言うべき台詞だろうが、視界に映る範囲では探しきれなかったので、近場の男で妥協する。 一通りお悔やみを述べた後。]
ところで 親愛なる容疑者の皆様はもうお揃いですの?
[目元を細めると 人によっては幼いとさえ言える顔に柔和な笑みのを乗せ。]
……ああ、これは失礼いたしました。 わたくしとしたことが、名乗るのが遅れてしまいましたわ。
[ふわりとドレスの裾を靡かせて 一歩下がると優雅に礼をする。]
(24) 2016/07/26(Tue) 23時半頃
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わたくしはポーチュラカ・ホームズ 偽名です。 見ての通り―――名探偵、ですわ。
…………マダムに生前頼まれていましたの。 自分が死んだあと。 遺言状が公開されるときに何かが起きるに違いないから。
そこで起きる事件を解決してほしい、と。 [そこまで言い切ると 故人を偲び、そっと目を伏せる。]
(25) 2016/07/26(Tue) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/07/26(Tue) 23時半頃
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/* ジェームス:9 オーレリア:37
(-10) 2016/07/26(Tue) 23時半頃
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[今思い返しても、何ともあやふやな依頼内容。 引き受けたのは彼女が「お得意様」だったから。 あとは探偵としての性分だ。]
わたくし、恥ずかしながら事件には目がなくて。 個人的に密室殺人とか起こると、燃えるのですが…
[独り言にも似た音が、誰かの耳に届いたかはわからない。 つまりここに来た最大の目的は、事件の可能性を追ってということになる。]
“謎があればライス三日分は行けますわ。”
[そんな信条は、時に依頼がなくとも彼女を事件現場へと導くことがある。 それほどまでに女は謎と事件を求めていた。 更にもう一つ。]
(26) 2016/07/26(Tue) 23時半頃
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承りました。 貴方に分配される遺産については開封をお待ちください。
/* いえ、お気になさらず! こちらこそ、よろしくお願いいたします。
(-11) 2016/07/26(Tue) 23時半頃
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(……1億ユーロの“絵画”…ね)
[ふふっ。 身体を小刻みに揺せば、 ――かさり 鞄の中で、相続候補の証でもある招待状が揺れる音。]**
(27) 2016/07/26(Tue) 23時半頃
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ある “もの” に、恋をしている
(28) 2016/07/26(Tue) 23時半頃
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─30年前─
[とある昼下がり。 白い刺繍の入った窓掛けが風に揺らされる中、祖母が口にしたとある一枚の絵の話。 『きっと誰だって欲しくなってしまうわ』 金も家も地位も安定した祖母の横顔が、少女のような無邪気さを生み出す。 澄んだ青の瞳はジェフと同じ空の色だというのに、まるで知らぬ人の姿に変えてしまう“それ”に興味を惹かれたのだ。
普段ならば母の付き添いで向かうあの館。 行儀よく椅子に腰掛けることもなく抜け出したのは、“それ”をひと目見るため。
手入れの行き届いた庭を潜り抜け、 美しい装飾が為された城を、磨きかかった靴を鳴らしながら、鼻歌を口遊んだ。 躾にうるさい母の目を盗み息を潜めて辿り着いたその場所。 そぉっと手にかけた扉の奥。 とうとう、見つけ出してしまったとある昼下がり。
古城を背景に木の根に座る少年と、横顔の女性の姿に…息を飲んだ]
(29) 2016/07/26(Tue) 23時半頃
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|
なんて…………美しいんだ………!
[刹那を切り取ったような絵は、美しくも何処か生々しい人の情を感じさせた。 引き込まれるような、吸い込まれるような、不思議な魅力。 言葉にするのも難しい衝動に軽い目眩を感じ、ジェフはよろめいた。
まだ恋も知らぬ少年ジェフの身には余るほどの衝撃。 居ても立っても居られず、踵を浮かせ絵画に唇を寄せようとしてしまったくらいだ。 塗りたくられた筆に閉じ込められたような…“なにか”を自分はその絵に感じてしまったのだ。 思わず、恋のようなものをしてしまったと直感するくらいに強く。
それはその時、通りかかった者に止められ未遂に終わり、額縁の絵に描かれた女性に惹かれた子供という親族の間ではある程度の笑い話で済んだ。 済んだのだけれどもジェフは違った]
(30) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
─訃報が広がるひと月前─
“あれ”はあんなところに閉じ込められていいものだとは思えない。 確かにこの館にあってこそ価値のあるものかもしれないとは理解しているけども、なんとも勿体ないことじゃないか。
[学業を修めた後、実業家として名を馳せてきた父の仕事を受け継げば、生活にそう困ることは無かった。 それでもあの絵のことが忘れられずに、時折招かれてもいない癖に館に訪れては、欲しがる男の姿はどう見受けられたものかは分からない。 恐らく従兄弟という好から許されていたのだろうとは推測する。 ならば、とジェフは許されるままに自分の欲求を素直に告げた]
館と一緒に閉じ込められちゃ浮かぶものも浮かばれないだろうに。
[宝の持ち腐れだ、とばかりに絵画を見つめながら考え込む。 この絵を描いた人物は何を思いながら筆をとったのだろうか。 いつしか会ってみたいと、500年前の故人に思いを馳せてしまうくらいには愛しているのだ。あの、作品を。
きっと、誰かのこころを奪ってしまう確かにあった誰か達の思い出の瞬間を。 ジェフはそれを世に残したいと多くの人の記憶に刻みたいと考えていた]*
(31) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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/* ジェフさんかわいいとか言ってみる
(-12) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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/* 絵画はわたくしの物ですわ 34(0..100)x1
(-14) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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/* あっ こりゃ無理だ
(-13) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
死んだ?
誰が。 ……何言ってんだアンタ。
[アパートから5分も歩けば辿り着く通い慣れた屋敷。 その玄関口で訃報を聞かされた日。
ただでさえ目つきが悪いだの、仏頂面だの 言われることの多い男の表情が、一層険を増した。*]
(32) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
承りました。 貴方に分配される遺産については開封をお待ちください。
(-16) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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|
/* ジェームス:9 オーレリア:37 ポーチュラカ:34
(-15) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
[あれから数日。気付けば葬儀の日だ。 生憎の空模様の下、一張羅の黒スーツを着て、 黙って棺を睨みつける。
傘は差さずにポケットに手を突っ込んでいた。 湿った気配がする。衣服からは雨の匂いが立ち上る。 ぬかるんだ足元。窮屈なネクタイ。 一面黒ずんだ人々の群れ。 その人々の間から囁かれる声の調子。
何もかも鬱陶しい。
思わず舌打ちをすれば誰かに聞き咎められただろうか。]
(33) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
――――……
(でも)
[思い出してほんの少し、表情が和らいだ。]
[最後に見た、マダムの顔は穏やかだった。]
(34) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
―― 回想:マダムとの思い出 ――
[もう15年も前になる。 キルロイのいた孤児院にマダムが訪れたのは。
恐らく慈善事業というやつなんだろう。 金持ちの偽善と同情。 そんなものにオレは靡いたりしない。 挨拶もせず睨みつけるキルロイにマダムは微笑んで、 そして言ったのだ。]
(35) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
は? 誰に似ている?
絵の、少年? 何だソレ。
[彼女が真実そう思っていたかどうかはわからない。 何故なら、彼女の大事な絵の少年は、 全くキルロイに似ていなかったから。]
[それでもそれ以降、彼女の支援を受けることができて 学校を出て全うな生活をすることができた。]
だから感謝してんだよ。
(36) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
/* キルロイさんもかっこよくない?わたし死ねばいい?
(-17) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
[それは絵に対してだったか、彼女に対してだったか。
3年前、キルロイは城の料理人に抜擢された。 それ以降 城で食事を供するのが彼の日課であったように、 城でその絵を見るのも彼の日課になった。*]
(37) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
/* どろんさんは第一声で分かった と言いたいところだけど 実を言うとキャラ予約の段階で分かってた
(-18) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
手紙? オレに?
[湖のほとりにあるレストランはキルロイが監修を務める店だ。 マダムの古城から車で10分。死の翌日、手紙はそこに届けられた。]
…………? 招待状、遺産……?
[眉間の皺が深くなる。 親族でもない一介の料理人に何故?
それでも彼女の遺言ならば否も応もない。**]
(38) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
/* 囁が多そうだなぁと思ったので無理やり鳴にしたわけですが。 この設定で通いは無理がある気がする。
でも、あんまり屋敷に住むの好きじゃなさそう。 というか、なにゆえ、喫煙者設定にしたんだ… 奥さんのメモ残したかったん…
(-19) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
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79(0..100)x1
(-20) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
承りました。 貴方に分配される遺産については開封をお待ちください。
(-21) 2016/07/27(Wed) 00時頃
|
|
/* じさくじえん^^
ジェームス:9 オーレリア:37 ポーチュラカ:34 キルロイ:79
(-22) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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ー古城へー
[ 月日が経ち、かつての少女は女性と呼ばれる年齢へと 成長した。彼女は画家の家に1人で暮らしている。 両親は昨年事故で亡くなっており、信頼できる親戚も おらず、そのお転婆は今や鳴りを潜めていた。
手紙や指輪の存在を忘れたわけではない。 手紙は破れたりしないよう大切にしまっているし、 指輪は鎖に通して首からかけている。
だがあくまで昔の世界のことで、幼い頃に少し夢見た ことだと思う程には遠ざかった存在になっていた
ーーそれなのに。
招待状が届いた時、迷いなく席を立っていた。 汽車に揺られ、更にしばらく歩いて辿り着いたのは、 古城……伯爵家の屋敷。 そう、あの日、訪れるのを諦めたあの場所だった。]
(39) 2016/07/27(Wed) 00時半頃
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ー古城:応接間ー
失礼致します。この度は心からお悔やみ申し上げます お招きいただきましたオーレリア・C・デュナンです
[ 案内された応接間。 既にそこには、何人も先客達がいた。 緊張のあまり顔などはしっかり見えていないが。
面識はなくとも絵画を知るものならば、デュナンの 名に反応はあるかもしれない。
オーレリア自身は、マダムDと呼ばれる伯爵夫人とは全く面識がない。 当然、為人も、招待状が届いた理由もわからない。 しかしこれほど多くの人々が集まる伯爵夫人はきっと素晴らしい方だったに違いない。
何故か、胸が詰まる。 少し前に亡くした家族の事を思い出したからなのか それともーー。]
(40) 2016/07/27(Wed) 00時半頃
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(ーーーー変わってしまっても、変わらないな)
[ 無意識に首にかけた指輪を撫でる。 その目は遠く、懐かしむような色が浮かんだが、 彼女自身が気づく事はない。**]
(41) 2016/07/27(Wed) 00時半頃
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ー回想ー
[彼女の職業は雑誌記者。 担当記事は「マダムDの真実と嘘」。 半年前に「ノッシー」の記事から配置換えとなった。配置換えの報せを聞いたとき、椅子から飛び上がって喜んだことは今でも覚えている。 しかしその喜びは一月と保たなかった。
なんせ、やることがないのだ。
落ちぶれたゴシップ雑誌の編集部に伯爵家とのコネなどあるわけもなく。勿論取材などできるはずもない。]
じゃあどうやって記事を書けばいいんですか!?
[リッカに詰め寄られた編集長は、意味ありげに微笑みながら人差し指と中指でこめかみをとんとん、と叩いてみせた。
ーー要するに、「自分で創作(つく)っちゃいなよ」ということらしい。
あのとき奴の頭におやつのピーナッツをぶちまけてクビにならなかったのはひとえに私の理性の賜物だ、と後に彼女は語る。]
(42) 2016/07/27(Wed) 00時半頃
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[こんなことならノッシーの方がいくらかマシだった、あれは少なくとも取材と称して外に出られるのだからーー最も、揺れる漁船の上で船酔いと戦いながら出てくるはずのない首長竜を待ち続けることを取材と呼べるかどうかは甚だ怪しいがーーなんて嘆いていても仕方ない。 とにかく、仕事をしなければ。 そうしてデスクに着き、ペンをとった。しかしやはりというかなんというか、全然進まない。 当たり前だ、彼女は小説を書くためにこの会社に入ったわけじゃないのだから。
彼女は記者になりたかった。謎を暴き、陰謀を、裏に隠された真実を白日のもとにさらけ出す“記者”に。 なのになんだ、この体たらくは。 自力で調べたマダムDの資料の上に突っ伏しそうになって、ーーふと動きを止める。 つまみ上げた資料の紙切れの中の一項目。
「X城の思い出」
プリントアウトされた印刷用紙に描かれたそれは、この国ではマダムDの所有物として知られている。 ところどころ滲んだインクに安物の用紙、しかしそれらはこの絵の持つ不思議な魅力を損なっていないように見えて。 そこはかとなく漂うミステリアスな雰囲気。]
(43) 2016/07/27(Wed) 00時半頃
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ミステリアス……謎……。 なんだかとってもいい響き……!
[気づけば、自然と手がペンに伸びていた。
こうして彼女は書き始めた。マダムDと「X城の思い出」それにまつわる謎を。
例えば、マダムDとこの絵を描いた画家の関係について、とか。 例えば、マダムDと彼の執事の、この絵にまつわる話、とか。 あるいは、この絵を愛し抜く人たちの思惑について、とか。
こんな謎があったらいいな、あんな陰謀があったらいいな。あんな夢こんな夢大変だけーどー。 ーー勿論、これらは全て取材などしていない、完全に彼女の創作である。 彼女は「X城の思い出」を通し、自分があったらいいなと思う「謎」について書き始めたのだ。 あれだけ嫌がっていた割に文才はそこそこあったのか、その結果右肩下がりだった雑誌の売り上げはほんの少し持ち直し、フォーサイは面白い小説誌の名をより強固にしたのだった。]
(44) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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― 古城の一室 ―
[ 目が覚める、何の変哲もない朝。 自分には不釣り合いな大きくて豪華なベッドは 恐ろしいほどにふかふかで、 起き上がろうと傍らについた手が白いシーツの中に沈み込む。
なんとかベッドから脱出して、 まるでステンドグラスのように大きな窓を開け放つと 目に飛び込んでくるのは眩しい朝の輝き。 ]
おはよう、マダム。
[ 今は亡きこの古城の主に向けての挨拶、応えはない。 ]
(45) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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[ 彼女はナイトウェアとして着ていた白いシャツを脱ぎ捨てる。 陽の光に晒された肢体には至るところに包帯が巻かれていた。 あちこちについた痣が白い肌を鮮やかに彩っている。
それがいつついたものなのか、彼女には分からなかった。 ]
(46) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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― 回想 ―
[ 最初にマダムと会ったのは病院のベッドの上。 交通事故にあったのだと彼女はそう教えてくれた。
マダムの乗る車――の、 一つ前の車と何らかの理由で接触してしまったらしい。
たまたま居合わせたマダムが心配だからと、 事故現場からここまでずっと付き添っていてくれたのだ。
ご家族に連絡を取りましょうと優しい口調のマダムに、 けれど彼女は口を噤んで首を小さく振る。 ]
(47) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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・・・・・・わからないんです。 何も、思い出せない。
[ 事故のショックによる記憶喪失。 医師がそう告げた言葉に何も言えないでいると、 それなら私のところへいらっしゃい、 そうなんでもないことの様にマダムは言ってくれた。
そうして彼女は古城の住民となった。 ]
(48) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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[ メルヤという名はマダムがくれた。
呼び名がないのでは不便でしょうと、 記憶喪失ということに対して 腫れ物に触るような態度をとる訳でもなく、 ただただ穏やかに過ごす日々が続いた。
マダムは不思議な人だった。 素性も知れぬ自分の医療費やら生活費やら全て出してくれ、 なおかつ記憶の戻らない自分を、 まるで昔からここに住んでいたかのように扱うのだ。
最初は遠慮していたけれど、 それもいつしか氷が解けるように消えてゆき。 ]
(49) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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マダム、今日もお客様が怒って帰られましたよ。
[ 先程までマダムが客人の応対をしていた 応接室にひょこっと顔を出す。 廊下の奥では乱暴に床をずんずんと 踏み鳴らして去っていく小太りな男。 ]
またあの絵画が欲しいっていらしたんですね。 ――――ほんと、人間ってとても強欲。
[ マダムが所有している一枚の絵画。 それは時価1億ユーロはくだらないと 言われているほどのものだった。
メルヤはそれを見たことはない。 けれど、マダムが大事にしていることだけは知っていた。 ]
(50) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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でも、そんな高値がつくんですから、 人間なんかよりも大切にされるんでしょう。
どんな絵なのか、一度見てみたいです。 [ くすりと笑う。 それが一年前の話。
訃報は突然だった。 ]
(51) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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─葬式、そして─
[小雨。啜り泣くような声の中、様々な声が入り乱れていた。 唐突な死は、人々の関心を惹き、根も葉もない話から憶測が飛び交う。 花で満たされていく棺を眺め、傘を差しながらジェフはいとことの過去を振り返っていた。
どこの出目なのか分からない子供たち>>19>>36>>49の面倒を見たり、ある日突然雇ったという執事>>20といい、選抜にも関わりにも謎が多い彼女。 それでも彼らは優秀であったし、最初は正直訝しげに眺めていた視線も年を重ねるごとに柔らかくはなった筈だ。 とある人物に至っては胃袋を掴まれた可能性も高いが>>37]
( ……、正直、何がしたかったのか。 あの絵に描かれた子ども探しってわけでもないだろうが。 )
[謎は深まるばかりだ。 舌打ち>>33を咎めることはしなかったものの、瞳を細めて一暼に留めた。 突然の死。俄かには信じがたい現実。 その日は雨の音が遠く聞こえた]*
(52) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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─古城:応接間─
[ここの館との関係は薄くはない。 きょうだいには及ばないものの、度々交流を重ねていたことから、昔から館に従事している者は顔くらいは見たことがあるとは思っているが、さて。 招待状を片手に招かれた客としてジェフは使用人に案内されるまま扉の奥へと向かっていく。 その中にはどこか懐かしい面影のある青年>>22の姿が見える。 首を傾げ聞き耳をそばだてると、なんと彼女が拾ってきた少年の内の1人らしい。
彼も招かれた者ならば向かう場所は同じだろうと、応接間へと。 執行人>>5を名乗る男から言葉を耳に傾けながら、招かれた者達を品定めするような視線を投げた後、手短に名乗る]
ジェフェリー・M・アンダーソンだ。ジェフと呼んでくれ。 マダムとはいとこ関係にあたる。 成る程。彼女となんらかの縁があって招かれているらしい。 特に、デュナンの血筋を引くご令嬢がここに訪れるとは。
[何故、デュナンの者が、今更ここに? 疑問はそのまま表情に浮かぶが、笑みを浮かべなし崩しに持ち込もうとする。 ここはマダムの死を悼みに来た者も多くあるかもしれないのだ。 周囲への牽制もほどほどに、他の面々へと意識を傾けた]**
(53) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 01時頃
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[そういえばとある雑誌>>44を目にしたのだ。 謎が謎を生むように好き勝手描かれた文章は他人の好奇心を動かすには最適な方法として活かされていた。
どこからその情報を得たのか知らぬところではあるが、火のないところに煙など立たないもの。 今回のマダムの件についても、“個人的には否定はできない”部分もあった] ( 素性の知れない人物にあの絵を渡すなんてとてもじゃないが、彼女が浮かばれない。 )
[それは悲しくもがな、マダムが拾ってきた子どもたちも含めて信用は難しくなっていた。 まるで見えない何かに動かされているかのような感覚が拭えなかったからだ。 出来すぎている、と。 容疑者など、馬鹿げたことをと考えていたが一概にも言えず、柔和な笑みの下、思考は目まぐるしく回転する]**
(54) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 01時半頃
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― 葬儀 ―
[ 小雨の降りしきる中、葬儀はしめやかに行われた。 教会に安置された彼女の遺体は まるで眠っているように美しいままだった。
やがて墓地に埋葬されても実感が沸かない。 マダムが死んだなどと。
すすり泣く声があちこちから聞こえる。 メルヤは墓地から少し離れた場所で 行列に並べずに一人それを眺めていた。 ]
(55) 2016/07/27(Wed) 01時半頃
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[ 傘をささずに棺を睨み付ける男。>>33 それを一瞥する別の男。>>52
他の参列者と違うその空気に どこかマダムの気配を感じて、 少しだけ泣いた。 ]
(56) 2016/07/27(Wed) 01時半頃
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/* Wikiで勘違いして怪盗の欄に書き込んでいたおバカはこの私です。 申し訳ございませんでした!
(-23) 2016/07/27(Wed) 01時半頃
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/* >>囁いちゃうぞおじさん<<
絵画にキスとかセシルが恨むしかない。起きたら縁故ふっかけなきゃ(使命感) キルロイとは7歳差……あーどうだろ、ふっかけられるかな縁故。いけるか? みんなとまんべんなく絡みたいけどどないしよ、こいつそんな人懐っこくない 受け身で行くかー?
(-24) 2016/07/27(Wed) 01時半頃
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/* かっこいい人をやろうとしたんだけどな気づいたら絵画に恋してた。よろしくお願いします。
(-25) 2016/07/27(Wed) 01時半頃
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〜葬儀での出来事〜
[愛しきマダムの遺体の安置場所である教会に、上着のフードを目深に被り、足を踏み入れる。啜り泣くような声の中、無表情で一筋の涙も見せず、小柄な身体は参列者の脇をすり抜け、スムーズに彼女の棺の元へ導かれていく。]
……っ、ぁ、ぁあ…!!!!!!
(嗚呼、貴方は死して尚、それでも美しいのか!)
[もう涙はあの電報を受けた際に流し尽くした。今は彼女の身体がそばにあるということだけが幸福だった。感嘆にも似たため息をもらし、恍惚とした表情で棺をなでた。フードはそれを隠してくれたのだろうか。本当は彼女の頬に触れたかったが、目立つだろうから。そんな顔もひょいと引っ込め、周りに合わせて顔を歪ませ、名残惜しいように棺を離れる。
そんな中、聞こえた舌打ち。>>33 不協和音だった。元々絶対音感持ちは周りががちゃがちゃと煩いので大概は慣れていたが、無表情のまま、眉だけつり上げそちらを一瞥。彼女に舌打ちなど下等なこと、と言葉には出さず、唇を一文字に結ぶ。
……どこか、懐かしいような雰囲気を感じた。なんとなく、美味しそうな香り。頭をふるふると振って、それを隅に追いやろうか*]
(57) 2016/07/27(Wed) 01時半頃
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ー現在ー
[既に応接室に集まった面々を見渡す。 見知った顔はあっただろうか? ともかく、彼女はその顔たちをじっくり視界に焼き付けた。 彼らこそ、謎に包まれたあのマダムDの関係者たちなのだ。 間違っても小説の登場人物なんかではない、生身の人間。 ただ彼女は知っている。謎はペンが走って生まれるものではない。生身の人間が作り出すものなのだ。 この場所に、これだけの人数が一度に集まって。何も起きないわけがない。 そして、もし何かが起こったらーー私が全部、暴いてやる。
これから訪れるであろう謎と思惑の渦巻く世界に、彼女はただ瞳をきらめかせていた。]**
(58) 2016/07/27(Wed) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 02時頃
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/* ランダ村慣れしてるせいか勝手にぽいっと縁故投げそうになったけどRP村だから擦り合わせた方がいいんだっけか。 ウオー時間軸という名の敵とガチバトルしたい。
【めも】 ジェフからの返事聞き次第OKなら縁故ロルまわし、メルヤ>>55心配、オーレリアあたりも絵画の作者の子孫!?(ガタッ)みたいなロル回す。 雑誌も拾えたらいいなあ。
(-26) 2016/07/27(Wed) 02時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 02時頃
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〜回想〜
[旅路の途中、ふと城のことが書いてあるからと、思わず購入した雑誌>>44。 それを見て顔をしかめ、思わずぐしゃりと持ったページに皺を生みだし、握りつぶす。]
(こんな臭わせぶりに書かれたら、あの絵画は。)
[彼女が愛した絵画を求める人が、また増えてしまうではないか。好き勝手書かれた内容に興味はさほどない。重要なのはこの雑誌のせいで絵画に興味が湧く人間が増えてしまうということだけ。やはり絵画は自分が守り抜く、と決めた瞬間でもあった。 雑誌を丸めてポケットに押し込む。]
(嗚呼マダム、今から貴方の元へ。貴方の絵画もすべて、この私が汚らしい手には触れさせないようにしてあげましょう。)**
(59) 2016/07/27(Wed) 02時頃
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/* ねえ絵画舐めてるのおじさん11歳の頃だしセシルくんいない時だと思うし流石におじさんこの歳でぺろぺろしてるんだろうかって考えたけどアリだと思ったからぺろぺろしよう。
(-27) 2016/07/27(Wed) 02時半頃
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/* ジェフさんから返事来てる!!もう応接間ロル落とすわよォ!!!!!!!!!!!!
(-28) 2016/07/27(Wed) 02時半頃
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/* はじめおじさん34歳くらいのつもりでマダムに恋しようとしてたからセシルくんには親近感を抱いている。。。。 重ねて見るのって良いよね。
(-29) 2016/07/27(Wed) 02時半頃
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― 訃報 ―
[バシャリ。 床に弾けて大きく咲いた水の花。
カランカランと転がる金属の筒と、 ばらまかれた赤いガーベラ。
震える指先をそっと抱き込むように包んで。 先程同僚の読み上げてくれた電報を受け取った。
何度読み返しても、 そこには婦人の名前が記されていた。]
(60) 2016/07/27(Wed) 02時半頃
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〜古城、応接間にて〜
[……五月蝿い。
不協和音が頭に響く。少し癖のある髪を弄りつつ、彼は自らの持っていく能力に少し後悔した。 応接間に向かう前、瞳だけ動かしきょろり、捉えた見覚えのある顔。>>53]
……っ、
[拳を握りしめる。何を隠そうあいつは愛する彼女の絵画に口付けをした男なのだから。わなわなと震える拳の震えを必死に理性で抑えよう。正直殴り飛ばしたいという感情でいっぱいなのだが、葬儀の場、彼女はきっと喜ばないのだろうから。
葬儀中、不協和音の中、独り無音の少女>>55は何を思っていただろう。通り過ぎざま、無表情だがそちらを一瞥していた。 なんとなく、自分と同じ匂いを感じた。少し気がかりでもあった。]
(61) 2016/07/27(Wed) 02時半頃
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……?デュナン…?…っ、まさか…は、はは……
(あの絵を描いた方の子孫の令嬢まで来ていたなんて、僕はきっとついているんだ!!)
[上がる口角を必死で隠そうか。愛しき彼女と自分を重ねたようなその絵を、その手で描いた人物の、血を受け継ぐ少女。>>40 白くて綺麗なその手を捉え、じろりと一瞥し。行き場のないため息は飲み込んで。 背後からは、容疑者だとか周りに呼びかける少女の声。>>24 名探偵などというものだから、少し疑いの視線を向ける。なんなら財産目当ての奴でも取っ捕まえてくれるのだろうか。と考えを巡らせた。自身の狂った愛なんて全く捕まる思考の範囲外である]**
(62) 2016/07/27(Wed) 02時半頃
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― 葬儀 ―
[生まれ故郷からはるか遠い、異国の地。 雨雲は低く、古城の周りに漂っていて、雲間からは連なる山々が見え隠れしている。
葬儀は、煙る様な小雨の中、しめやかに執り行われた。 見知った顔もいたように思う。 けれど今は、棺の中に眠る婦人しか、見えなくて。
「私が死んだら棺は花で一杯にしてちょうだい」
いつか言われた言葉が、頭を過る。 横たわる彼女の唇は、薔薇のように、赤い。]
(63) 2016/07/27(Wed) 02時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 02時半頃
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― 応接間→庭へ ―
[葬儀の後、通されたのは屋敷の応接間だった。 懐かしい。何もかも、昔のままだった。
スミスという男性が今後の話をしている。>>5 葬儀にも参加しているた面々は、様々な面持ちでその話を聞いていたけれど、自分は、何となく居心地が悪くて、話半分にそろりそろりと抜け出した。
向かった先は、この城の庭。
初めて婦人と出会った場所。]
(64) 2016/07/27(Wed) 02時半頃
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[父の仕事の関係で、十代のころこの小さな国へとやってきた。 花屋になるのが夢だった自分は、何処にいても植物図鑑を持ち歩き、素敵な庭を見つけては花の種類と庭の構成をメモして歩いていた。
そんな自分が、 この古城の庭を見つけるのは時間の問題で。
石塀に囲まれた中、庭を覗けるのは正門の鉄柵越し。 何とか中に入れないかとうろうろしていたら、優しそうなおじ様が中に入れてくれた気がする。
通された庭は、まるで秘密の花園みたいで。何て素敵なんだろう!って胸をときめかせた。 ただ、あまり手入れが行き届いてないように思ったのが残念で。だから、もったいないなって思わず呟いてしまったんだと思う。]
「私もそう思うわ」
[背後から掛けられた声に飛び上がりながら、 慌てて振り向けばそこには。
初めて、花より綺麗だって思える女性が立っていた。]**
(65) 2016/07/27(Wed) 02時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 03時頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 06時頃
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――X城内 自室――
ふあぁ〜〜〜
[大欠伸をするのは、冴えない一人の中年女性。 パチパチと目を瞬いて。 それから、ここ数日ですっかり馴染んでしまった喪失感に胸を締め付けられる。]
お姉様。貴女はもう、居ないんですね。 本当に、死んでしまうなんて。
(66) 2016/07/27(Wed) 07時半頃
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[姉は美しい人だった。優し人だった。穏やかで優雅な人だった。 幼い頃の自分は、姉に憧れて、そうありたいと望んだりもしたけれど。 生来の気質が、どうにもこうにも、姉のようにおしとやかな婦人にはさせてくれなかった。
両親も、姉に多大な期待をしていたから、私にとやかく言う事は少なかった。 そんな訳で、のびのびと育ってしまい、今に至る。
出来過ぎた姉と比べられても、卑屈にならない伸びやかな性格だった事が、唯一の救いだろうか。 女は素直に、姉の事を慕い。 そして……姉の死に、深く悲しんでいた。]
(67) 2016/07/27(Wed) 07時半頃
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―葬儀―
私も、手向けの花を1つ。
[様々な声の中、するりと手の中から滑り落ちる一輪の花。 マダムの眠る棺へと、ぽとりと落ちる。
ザザッと混ざるノイズ。重なりあう映像。
2つの棺。手から滑り落ちた花。 とさり、とさりと混ざる土の色。]
はじめまして。
[眠る雇い主は知らぬ顔。]
もう、その先の言葉は、 聞けないのですね。
[そう言って、マダムの眠る棺から一歩下がり、頭を下げる。]
(68) 2016/07/27(Wed) 08時頃
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感謝しております。
[空すら涙するマダムの死。 はじめまして、では、涙は流れない。
もし、貴方を思い出す時がきたのなら、その時に改めて。]
(69) 2016/07/27(Wed) 08時頃
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/* さぁて、ノリで執事などとやってしまったが、 執事のことがまったくわからないんだな!
(-31) 2016/07/27(Wed) 08時頃
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ー回想:郷愁の車窓ー [ 古城へ向けて揺れる汽車の中、送り主の伯爵夫人についての記事が載っている雑誌を買っていたのを思い出した。>>44 表紙の特集から思わず手に取った、略してフォーサイと呼ばれるその雑誌を読むのは初めてだ。だから評判や信憑性についても、その記事がまったくの絵空事であるとも知らなかった。]
これ・・・本当なのかしら?
(ーーーー読み物としては面白い。 事実は小説より奇なり。絵画よりはーーーー)
[ まさか公爵夫人と先祖の関係まで書かれているとは思わなかった。無意識に触れた指輪の鎖が音を立てる。 その仕草はここ数年で身についた癖だった。
さすがに根拠も出所も不明の記事を丸々信じ込むわけにはいかず、自然と残る記事についても疑問は残るもののーー頁の隅にリッカ・ヘンダーソンの名が記されていたならば、頭に入れて置くことにした。
車窓からは、風光明媚な山々。 古くから観光保養地として知られているものの、オーレリアがそこを訪れるのは初めてだった。
それなのに、涙が一筋零れ落ちた。]*
(70) 2016/07/27(Wed) 09時頃
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ー葬儀ー [ 厳粛に執り行われている葬儀。啜り泣いているのは空だけではなかった。悲痛な声色で棺を撫でる誰かの姿が遠く見える>>57
周囲は哀色で塗りつぶされている。 否ーー正確には、そんな色ばかりではないようだ。 かくいうオーレリアも公爵夫人との思い出がないものだから、死を悼みながらも1つ幕を隔てたような気持ちでいた。
すぐ近くで聞こえた音。つい顔を向けてしまった。もし発した主と目があったなら、慌てて逸らす。>>33 目つきが鋭い男から聞こえた舌打ち。それでも哀色が見えた気がして、オーレリアは不快にはならなかった。]
(僕も死を悼もう・・・ーーーー。 思い出を守ってくれた婦人の、その死を。 ・・・ありがとう、そしてすまない 心からの感謝を、本当は伝えたかった)
[ 指輪を撫でた後、祈るように重ねた両手を握りしめ、そして公爵婦人がどんな人物だったのか知らない事を、心から惜しんだ。 もしあの時、勇気を振り絞って屋敷を訪れていたら違っただろうか? 考えても仕方ないことが浮かんでしまうほど・・・]*
(71) 2016/07/27(Wed) 09時半頃
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ー現在:応接間ー
何らかの縁・・・ 私も、招待状が届いた時には驚きました
思い出がここにあることは知っていました まさか、ここに来る機会が訪れるなんて・・・ ・・・そしてまさか、こんな時だなんて
[ ジェフと名乗った男から向けられた視線。そして表情その色には、覚えがある。>>53 公爵夫人と何の縁もないオーレリアにとっては肩身の狭くなる思いがした。 彼女自身何故招かれたのか未だにわかっていないのだ。そう、何度も宛名を確認したくらいに。
同時に聞こえてきた声の方に顔を向ければ、ピアニストの姿。見えてきた色に思わず身体を震わせた。>>62 オーレリアの表情には戸惑いが隠さず浮かぶ。彼の何かを押し隠すような気配に、無意識に警告色。 指輪に触れれば、チャリ、と鎖が鳴る。
この場の空気に耐えられそうにない。 しかし、名探偵と名乗る女性ーー見覚えがある気がするが、今思い出すことは出来なかったーーが、この場の全員を容疑者呼ばわりするものだから、只でさえ余所者のオーレリアは下手に動くことも出来ずにいた。>>24]
(72) 2016/07/27(Wed) 09時半頃
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[周囲の声に紛れ、ごくごく小さく、声を漏らした。]
・・・これも、巡り合わせというものかしら
[手紙と指輪を見つけ、一度は諦めたものの 絵画のある屋敷へ訪れる機会がやってきたーー その事を、奇妙な巡り合わせのように感じていた。]
(久しぶりなのだから、城の周囲や 隠し通路や、とっておきの庭や、それからそれから 僕のーーーー僕達の思い出を)
[ 招待状と共に懐にしまった手紙。 時々脳裏に流れてくる“誰かの気持ち”。 出来れば尊重したい。そのためにやってきたのだから。 しかし張り詰めたような色を纏う空気が許してくれず、オーレリアの顔色は少し青くなった。**]
(73) 2016/07/27(Wed) 09時半頃
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― 葬儀場/わたくしと「X城の思い出」―
[眠るように棺に横たわるマダム。 死体は見慣れているが、それでも一種の感慨に耽りながら。]
“貴女がこの絵画を手にしたら
どうしますか?”
[あれはわたくしがこの古城で起こった難事件。 エリザベス嬢失踪事件を解決した後、マダムと二人でお茶を楽しんでいた時。 お嬢様の居場所を探し当てるのは苦労しませんでしたが ……庭の樹の上で暴れる彼女がわたくしの腕を爪で引っかくのには少々難儀しましたわ。 確かあの頃からわたくしは、この城ではポーチュラカと名乗り始めたのです。
1億ユーロとも噂される絵画を前に マダムは優艶な微笑みと共に問いかけました。]
(74) 2016/07/27(Wed) 09時半頃
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そうですね… 売却してありがたく 今後の活動資金に変えさせていただきますわ。
[思案の時間は短い。 前述の通り、わたくしは面白そうな事件なら時に依頼料抜きに引き受けます。>>26 従って我が探偵事務所の財政は決して潤ってはおりません。 依頼主が裕福なら遠慮なくふんだくらせて頂くので、直ぐに路頭に迷うというわけではないのですが。
嗚呼、山ほどのお金があれば 探偵業だけに没頭できますのに!
そんなこんなで、わたくしはお金がとても大好きなのです。 お金持ちはそれだけで好意の対象。 金払いのいいマダムは、間違いなく良客だった。
失礼ともいえるわたくしの返答。 絵画に思い入れがあるマダムはお怒りになったでしょうか。 それとも貴女らしいと笑ったかしら。]
(75) 2016/07/27(Wed) 09時半頃
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わたくし、お金持ちはそれだけで大好きですが。 それでも…貴女のことは 個人的にも好ましいと思っていましたのよ、マダム。
――どうぞ、安らかに。
[幾多の謎に満ちた「マダムD」と言う存在。 いつか解き明かしたいと狙っていた。 それとは別に、彼女自身の本質も愛していた。
棺の中に花を手向けて黙祷。 涙を流すにはわたくしは人の死に慣れすぎてしまったけれど それでも胸には一抹の寂しさを込めて
友人に向けて、おわかれのことばを。*]
(76) 2016/07/27(Wed) 09時半頃
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/* ただの幻聴みたいに思えてきた…←
画家ではないけど、趣味程度に絵は描く 今回は葬儀のために来たので、画材は持ってきてはいない
絵と一緒にしたら、成仏してくれることでしょう←
(-32) 2016/07/27(Wed) 09時半頃
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……初めましてハワードさん。 この度はご愁傷さまですわ。
[引き続き葬儀の場。見慣れた人物に声をかける。>>68 最も、彼はわたくしのことを知らないでしょうが。 追悼の邪魔をしてはいけないので、直ぐにその場を離れる。
一日しか記憶を保てないマダムの執事。 長年城に使える執事頭のような風格を持ちながら。 目新しいものに戸惑うようなアンバランスな様子。 わたくしの興味を引くのは十分でした。
誰かから話を聞いたか もしくは自身で推理して。 彼の記憶に辿り着けば、わたくしは瞳を輝かせ]
(77) 2016/07/27(Wed) 09時半頃
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「“あの時”貴方に何が起こったのか わたくしに解き明かさせてくださいませんか?」
そんなことをお願いしたものでしたが。 彼は何と答えたでしょうか?
――――最も、その言葉も忘れてしまっているのでしょうが。*]
(78) 2016/07/27(Wed) 09時半頃
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― 応接間 ―
……そこのお嬢さん。 顔色が悪いみたいですね。遅効性の毒でも飲みました? 失礼、冗句ですの。
[わたくしの鋭敏な観察眼?は 顔を蒼白にした女性の姿を射止めました。>>73 本来なら衣類を緩めて楽にして差し上げるところですが、この場には殿方もいらっしゃいますし、そこまで急を要するということもなさそうです。]
体調が悪いようでしたら、休める場所へお連れしますわ。 ……あら?
[探偵として恥ずかしいことに。 そこでやっと女性の顔に覚えがあることに気付きました。]
貴女は、確か。
[あの時のわたくしはアイリーンと名乗っていたと思いますが。 随分と昔のお話なので、彼女は覚えてないかもしれません。]**
(79) 2016/07/27(Wed) 10時頃
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/* >>79 はっ…!ホームズさんっ!嬉しいっ (絵にチュッチュする殿方と、狂愛者に囲まれた状況 違うよ乗っかってくれたことが嬉しいんだよ)
今から考えよう←
(-33) 2016/07/27(Wed) 10時頃
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―― 葬儀の場 ――
[>>57 突然の慟哭に声の主を見る。 棺の傍で感極まった様子を見せる青年。 その整った貌は知っていた。]
(フォーサイス、だったな)
[以前屋敷でピアニストをしていた男だ。 殆どの時間を厨房で過ごすキルロイと、青年の間に碌な接点はなく。
それでも彼のマダムへの敬愛の眼差しと、 時折耳にする彼の演奏は、キルロイにとって好感の持てるものだった。]
(80) 2016/07/27(Wed) 10時半頃
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[フォーサイスの慟哭をきっかけに、周りの様子が目に留まる。 他にも見知った幾つかの顔。]
[>>31>>52 マダムの従兄弟の印象は良いものじゃなかった。 彼が来るたびに食事やお茶を運んだメイドが口を尖らせ、 『またあの人、マダムに絵を譲るようまくし立ててたんですよ!』 腹を立てていたことを覚えていたためだ。]
(アイツに、あの絵が渡って欲しくねぇな)
[そんな感情を抱いた。]
(81) 2016/07/27(Wed) 10時半頃
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[>>68 同じ言葉を繰り返す執事。 この3年間毎日のように顔を合わせているのに、 いつも初めて見た顔でキルロイと接する。
彼から訃報を聞いた時、湧き上がった怒りはすぐ霧散した。 ハワードの年輪を重ねたものとは思えない無垢な目が、 キルロイの怒りを削いだからだ。]
[他にも幾つかの目。 もう一度舌打ちをしそうになり、思い止まる。]
(82) 2016/07/27(Wed) 10時半頃
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[埋葬も終わり、その場から離れようと背を向け。 小柄な姿を目に留めた。>>56]
メルヤ。 風邪引くぞ。
[湿りの気配は娘の目元にも漂っていた。 マダムに拾われたこの娘もこれからどうなるのか。 キルロイの目に、メルヤとマダムDは睦まじく映っていた。]
(オレには関係ないことだ。)
[こんな周到な招待状を用意していたマダムなら メルヤに必要なものを遺しているかもしれない。 そんな願望混じりの推測を持って、古城へと歩き出した。**]
(83) 2016/07/27(Wed) 10時半頃
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/* >>44 ドラえもんネタを仕込んでくるとはこのリッキィ なかなかの手練れ
皆設定凝ってるな…!←料理人しか考えてなかったやつ
(-34) 2016/07/27(Wed) 11時頃
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[たった、一度だけ。 この眸に映されたアレ。 俺は魅了されてしまったのだ。
──── 欲しい 、と。]
(84) 2016/07/27(Wed) 11時頃
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/* ジェームス:9 オーレリア:37 ポーチュラカ:34 キルロイ:79
未:ハワード/リッキィ/セシル/ジェフ/メルヤ/露蝶/ドロシー/ヤニク+1
何で3dにしたんだっけと思ったけど、あまり早く私のPCが結果知らないようにするためだった気がする。
(-35) 2016/07/27(Wed) 12時頃
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/* ドロシー、Laoさんな気がするのは何故だ
(-36) 2016/07/27(Wed) 12時頃
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/* あっ セシル、24kisouthさんっぽい
(-37) 2016/07/27(Wed) 12時半頃
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――自室――
[喪服に着替えると、ふぅと溜息を吐く。 父も母ももう居ない。 今日の喪主は自分だったが、恐らく誰も気にとめる人は居ないだろう。 居ないくらいが、気楽で良い。
廊下に出ると、ハワードの姿に目を留める。
たたたっと駆け寄ると、ニコリと微笑みを浮かべた。]
はじめまして、ハワード。 私の名前はドロシー。
[それから背伸びをして、耳元に小さな囁きを落とす。]
(85) 2016/07/27(Wed) 12時半頃
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さる某国のスパイをしているの。
(-38) 2016/07/27(Wed) 12時半頃
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[くすくすと、悪戯に笑う姿は、とても幼く見えただろう。 ハワードに出会って、最初こそ戸惑ったが、すぐに楽しい遊びを考えついた。 毎日毎日、はじめましての自己紹介の後に、自分の職業を囁くのだ。 彼はメモにとっていただろうか? もしもメモが残っていれば、その職業は多岐に渡っただろう。
街角の花売りから、お忍びの王女様まで。 時には名前の通り、オズを目指す少女で、ハワードは脳みその無い案山子だと、残酷な作り話しも混じっていただろう。 それを残酷だと慮れるほど、ドロシーは成熟していなかった。
今日の職業は? ハワードだけが、知っている。]
(86) 2016/07/27(Wed) 12時半頃
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[女の自室の本棚には、スパイ小説や推理小説、娯楽小説が数多く並んでいる。 中でも異彩を放っているのは、フォーサイ>>23だろう。 女には無縁に見える科学雑誌。
実際無縁だった。姉が最近質が落ちたと話すまでは。
それまで興味も無い科学だったが、姉は雑誌を定期購読していた。 しかし記事の内容が、宇宙人や雪男に及ぶに至って、ついに見切りをつける事にした。 そんな時、ぽろっと零した一言に。 女は目を輝かせて食いついて、以来、自分で定期購読するに至る。
なのでこの館にはフォーサイが、初回から最新に至るまで、全冊保存されている。 硬派な時代を知りたければ、姉の書斎に行くと良い。 面白い読み物が読みたければ、妹の部屋に、それはあるだろう。**]
(87) 2016/07/27(Wed) 12時半頃
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─閑話─
[絵画に初めて口付けようとしたのは30年前。 ジェフが11歳の少年だった頃だ。 止めたのは使用人の誰かだったか、それとも親族の誰かだったか。 とにかく驚いてあまり覚えていない。
ジェフ自身、館にというよりは館に住んでいる者達に歓迎されていない自覚は勿論ある>>61>>81 マダムの妹まではどうかは知らぬところではあるが、メイドがたまに愚痴を吐いていた場に出くわしては笑顔でその肩に触れてやった時の顔は堪らなかった。 残念ながらお暇を与える権利はジェフにはなかったので料理人にチップを与えておいてくれと頼んでおいた。 その時についでとばかりにまさか愚痴られていたとは知らない。
ああ、でもそれよりもっと面白いことは昔にあった]
(88) 2016/07/27(Wed) 13時頃
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[小さな少年が館に連れて行かれた時に、マダムを見つめる瞳が気になったので少しちょっかいをかけてやった。 彼が付いてきているのを知りながら、絵画の前に佇み、口付けているような格好。 実際は自身の手の甲に唇を寄せていただけなのだけども。
ちょっとした軽い冗談のつもりが未だに彼を憤慨させるような一因となっていることは知らぬ話で]
君は何が欲しくてここにいる?
[金か、後ろ立てか、それとも、母のようなものを求めてか。 まだ年端もいかぬ少年に尋ねたものだが、あの時セシルがどのような反応を示したのかは、朧気な記憶。 もう白紙に戻ってしまう前の微かな思い出の1ページ]
(89) 2016/07/27(Wed) 13時頃
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[マダムの一家とは幼い頃からの付き合いだ。 だがとりわけマダムの話は母からよく聞いていた。 美しく優雅であり優しい人>>67 姉妹の姉であったその人は誰ものにも愛されていたようだった。 勿論、ジェフもマダムのことは愛してはいるけども]
( 母は、そうではなかった。 )
[いや、きっと、祖母も。 母も祖母も、あの絵画を目にした時に、焼き焦がれるような熱っぽい視線を向けるのだ。 喉から手が出るような、それでも届かないものに向けるような瞳をあの絵の中に感じ取り、羨むのだ。 それはきっと、祖母や、母が手に入らなかったものが、あの絵には閉じ込められているのだろう。
愛しいという感情の中に渦巻く憎たらしいという心。 祖母が慕っていた人物はマダムとマダムの妹の母だったという。 きっと、母が恋していた人物も同じように]
(90) 2016/07/27(Wed) 13時頃
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( そして、僕自身も、 )
[本当に救えない我が一族ではあると思う。
あの絵の中にさえいないと口にする母達。 描かれた絵はだれを想って筆をとったものなのかは分からない。 それでも人を魅惑して仕方がないあの絵を欲しいとは思う。
正面から見つめることが出来なかった者達は、あの絵画を通して誰かの叶わぬ想いを見つめるのだ。
幼い頃は共に食事をとり、同じ机で学ぶことすらあった彼女の死を悼まない訳ではない。 しかし葬儀の中でも涙の一滴すら流さず淡々と花を贈る姿はつめたいと見受けられても致し方はないのかもしれない。
実際、頭の中に渦巻くのは絵画のことばかり。 どれだけ金を稼ぎその金であらゆる国の絵画を手に入れても満足することが出来なかった。 ならば、とまるで一縷の望みのように願ってしまう。 あれを手に入れば己の空虚な人生に色を送れるのではないか、とすら。
棺の中で眠る彼女は安らかで、まだ眠っているだけのようにも思えた。 いつもジェフが覗き見をしている横顔ではなく、正面を向いて横たわらせた女性の姿だった]
(91) 2016/07/27(Wed) 13時頃
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[そこでようやっと初めて自覚したのだ。 あまりにも滑稽で馬鹿げた話だろう。
一生手に入らない“もの”だからこそ欲しかったのだ。 今はその一部でいい。 彼女の愛していたものの1つを自分も欲しかった。
やはりあの女性は君に似ているね、マダム]*
(92) 2016/07/27(Wed) 13時頃
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/* ひえっ間違えた。 マダムの母だと娘に恋しちゃう。 いや、マダム母を大好きなわいの婆ちゃんと母ちゃんでマダムが好きなジェフにすればなんとかなるか。
(-39) 2016/07/27(Wed) 13時頃
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/* 一度確認ですが、秘話はエログ、村建て様への相談ごとのみという認識でよろしいでしょうか。
把握してない方もいるのかなと思いますので、周知してもらえるとありがたいなーと思います。
認識違いなら申し訳ありませんっ
(-40) 2016/07/27(Wed) 13時半頃
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/* 直接メモで聞くのもどうしよう思って相談。
あと、やっぱドロシー、Laoさんだよね。
(-41) 2016/07/27(Wed) 13時半頃
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でも、この耳打ちは正直、きゅんとした。 うおおお、何これ楽しいいいいいいっ
(-42) 2016/07/27(Wed) 13時半頃
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─現在:応接間─
[オーレリアの言葉>>72には相槌を送る。 マダムの繋がりが多いことは周知でも有名な話ではあるが、確かに親族ならまだしも、この場に招かれる者としては少々疑問に思う者も多数見受けられた為]
マダムは昔から孤児や訳あり物件にも分け隔てなく腕を差し伸べることもあったからね。多少は致し方はないかもしれない。 でも、僕も正直驚いて仕方がないよ。
[たとえデュナンの子孫であろうと、彼女がここにいるのも不思議に思ってしまうのだ。 ああでもそれよりも、彼女が拾ってきた者達の方が気にかかるが]
そうだな。生前逢う機会があったならマダムとお茶でも出来たかもしれない。きっと喜んでいただろう。
[とりあえずとその場を取り持つような言葉をオーレリアに向けたものだが、セシルの反応>>62に眼を細めた]
(93) 2016/07/27(Wed) 13時半頃
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[執行人と名乗る男>>5が仕事をミスしたと考えていなかったために、デュナンの子孫なのだと疑ってもみなかったが、確かに本物かどうかなど分からない。 言われてみれば誰もかしこも疑わしいのだ。 素性の知れぬ者が多いゆえに余計邪推が捗ってしまうではないか。
思案している間に女性達>>73>>79が声を掛け合っている。 なるほど片割れはあまり顔色が優れないような気もした。 その姿は葬儀の際に立ち会わせた少女、メルヤ>>56にも何処と無く似たような気配を思わせ、誰という訳でもなく声をかけた]
あまり一箇所に大人数留まるのも良くはないかもしれないな。 また何かあれば呼び出してくれ。
[招かれた者には客間くらい与えられているだろう、という考えを前提に自分は応接間を後にするつもり。 後から訪れた者がいるならまた改めて挨拶にでも向かえば良いだろう。 楽しく茶でも飲む空気ではない。ならば長時間居合わせたとて何か良いものを生み出すとは考えづらいため]*
(94) 2016/07/27(Wed) 13時半頃
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─応接間から庭へ─
[ハワードの記憶が1日ごと途切れてしまうと耳にしたのは使用人達の噂話からだった。 それを利用して事あるごとに彼には声をかけていたことを歩きながら考える。 いつもジェフは彼に声をかけるとき、何かに書き留められていたら困るため、何かに残してくれるなと頼んでいたのだが、今日を迎える前のハワード“達”は守ってくれているのかどうかは、分からない。 だが万一を考えて取り分け困らないものだけを口にしていた]
マダムにとうとう「あなたの絵画に対する執着“だけ”は本物ね」だなんて言われてしまった。 そろそろ出禁になるかもしれない。 確かにこんなに一途な男は僕だけだろうから。
[しつこい男だとこの館の大半には邪険に思われていることだろうとは思う。 だが1人くらい絵画を近くで見ることの出来る者に喋りたい時だってあったのだ]
こんなにも、あいしているのに つたわらないものだな。
[なにを とは言わずに。 笑みを浮かべながら、横顔を見つめる。そんなひと時をジェフが望む理由はなくなった。 さて、今度ハワードに名乗ることがあるならば、どう名乗ろうか。 考えてる間に庭にたどり着いてしまった]
(95) 2016/07/27(Wed) 14時頃
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─庭─
[雨露に濡れた花弁は相変わらず美しい。 だというのに色褪せて見えるものだから重症かもしれないとひとりごちる。 真っ黒の傘を差しながら色鮮やかな花の道を歩く。 先客の姿>>64を見つければ、その人物に瞬きを数度繰り返すことだろう]
素敵な庭なのに、勿体無い。
[それを見つめる人が1人いなくなってしまったことに、呟きを落とす。 昔、花の名前や花の持つ言葉の意味を尋ねては、その花の種が欲しいと強請るジェフの姿を覚えているかは分からないところであるが、声をかけては視線を花弁へとやる。 あまり長くここに居座って邪魔をするならば早々に立ち去るかと考えながら]**
(96) 2016/07/27(Wed) 14時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 14時頃
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[その日から、毎日毎日。 学校が終わればすぐにこの城にやってきて、庭について婦人とお話した。
今の季節ならあの花がいい、虫除けにハーブを植えてみないか、婦人はあの花ににてるね。などと。 拙い英語で、それでも興奮ぎみに語る異国の娘は、彼女にどう映っていたのだろう。
あまりにしつこかったからだろうか、 ある日婦人から庭を弄ってみないかと提案された。
願ってもない申し出に、思わず母国語で感謝の言葉を述べたら、早速どんな風な庭にするか、何色の花が好きか、植木の形はどうするかと質問攻めにして。
婦人は困ったように笑いながら、自分の話を聞いてくれた。]
(97) 2016/07/27(Wed) 14時半頃
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[正直、あの庭を弄れるだけで満足だったのだけど、 婦人はそんな自分にお給金をくれた。
いただけない、と首を振って断るも ならば正式に貴女を雇うわと言われてしまっては もはや逃げられず。
婦人が何をしている方なのか、 どれくらいお金持ちなのか、 なんにも知らなかったけれど。 そんなこと、気にしたこともなかった。]
(98) 2016/07/27(Wed) 14時半頃
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[ ジェフは言葉こそ慇懃だが、その色におよそ温度は感じられない。それどころか険が香る気がして、ますます居心地が悪い。>>93]
・・・本当にマダムはとてもお優しい方ですね 悔やむばかりです。 お会いできたなら・・・話したい事がありました 思い出を大切にしてくださった、マダムならーーーー
(そう、振り返る事も出来たろう。 結局、僕はあの頃と変わりはしない。)
[ しかしそんな事は遅い事。空気を悪くしないようにと穏やかに返す。 遺産等に纏わることには懲りていた。新たな作品が発見された時、両親を喪った時、オーレリアの周囲は常に暗く冷たい色で溢れていた。
ジェフやセシルからは、それと似たような、けれども違う色が漂っていた。
家ならば、アトリエに逃げ込んでキャンバスにぶつけることも出来た。それが画家ではないものの、絵を描くオーレリアの感情の吐き出し口だった。 幸い“師匠”は“すぐ近く”にいる。
しかし今はそれどころではないし、アトリエもない。 だからこそ、ひどく気分が悪くなっていた。]
(99) 2016/07/27(Wed) 15時頃
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す、すみません・・・ ではどこか、休む場所を
[ だからこそ、その申し出は願ってもないことだった。 声を掛けてきたのは堂々と偽名だと告げた探偵ポーチュラカ。>>79 冗句に反応したいが、余裕がなくてはそれも出来ない。そんな彼女の声色が微かに変わり、オーレリアもようやく彼女の表情をしっかりと捉える。]
アイリーンおねえさん?
[ 溢れた言葉。 それは、居ても立っても居られなくて、当時のお小遣いをはたいて、“謎があればライス三日分は行ける”らしいある女性探偵の名前だった。 あれからもう10年以上経っているのに変わらない容姿に驚きながら、懐かしさに目を細くする。]
お小遣いだけで依頼しようとした・・・ こどもを覚えていませんか?
[ 息が詰まるような感覚に体調はすぐれないものの、笑みを浮かべたオーレリアの顔色はわずか良くなった。 当時のようなお転婆さがすっかり無いものだから、気付かれなくとも仕方は無い。 まだ“僕”の声が聞こえるのだと言えば、笑われてしまうかもしれない。**]
(100) 2016/07/27(Wed) 15時頃
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ー回想:探偵さんー
[ それはまだお転婆な頃でした。 屋敷を訪れることは出来なくとも、少女は何もしなかったわけではありません。 (もっと後の話になりますが、屋敷の近くには文通相手だっていたのです)
少女はある時、勇気を出してアイリーンという探偵の元を訪れていました。少女1人がやってきた事に、アイリーンはどんな声をかけてきたでしょう。 少女はお小遣いを全て渡して懸命に、拙い気持ちを言葉にしました。]
あのね、ぼくをつれていってあげたいの! おとうさんや、おかあさんにはないしょで・・・
[ 例えぼくとは何か尋ねられても、上手く説明が出来ませんでした。何故なら、ぼくは手紙と指輪を見つけた時から、時折話しかけてくる見えない友達のようなものでしたから。]
これ・・・なんてかいてあるか、わかる?
[ だからせめて伝わるようにとポーチから手紙と指輪を出して見せました。 (少女が誰かにこれを見せるのは初めての事であり、それ以降、誰にも見せていません。)]
(101) 2016/07/27(Wed) 15時頃
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/* みんな、ものすごい勢いで絡んできてくれてるなっ うはーい、縁故いっぱぁーいっ!!
(-43) 2016/07/27(Wed) 15時頃
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ちょっとまえ、みつけたの どうしてもないしょにしたいの
だって…おとうさんもおかあさんも、 おじさんもおばさんも、みんな、みんな… ぼくをたいせつにしてくれないんだもの
[ 作品や愛用品は殆ど美術館へ。おかげで、画家の終の住処には、彼の残したものがーー思い出が殆ど何もない……彼の家なのに。 それを少女はいつも不思議に、そして不審に思っていました。]
・・・たいせつにしてくれないと、いや
[ きっと家族よりは伯爵夫人は大切にしてくれると思っていました。「X城の思い出」は、ちゃんと彼処にあるのですから。 彼がいた、軌跡が。 少女には知る由もありませんでした。 その屋敷でも約500年もの歳月の中、様々な思い入れが執念が、欲望が、一枚の絵に向けられていることなど。 今ならあまりにも幼い依頼だったとわかります。もしかしたら名探偵を困らせてしまったかもしれません**]
(102) 2016/07/27(Wed) 15時頃
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/* たまに伯爵夫人を間違えてて泣きそうになる
は!く!しゃ!く!は!く!しゃ!く!
(-44) 2016/07/27(Wed) 15時頃
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/* 最近男性続きだったから女の子やってるけど 女の子って…どんな感じだったっけ…わかりませぬ
とりあえずゴミちゃんに透けませんように(念を送る) 後の人はわかりません!
(-45) 2016/07/27(Wed) 15時半頃
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[やがて、父の仕事がまとまって、母国に帰ることになったけれど、既にあの庭を放って行くなんてこと、考えられなくて。 両親には無理を言って、此方に残らせてもらうことにした。
言葉は相変わらず上達しなかったけど、それでもこの古城と、あの庭と、そして婦人さえいらっしゃれば、それで幸せだったから。
しかし、生きていくためには 生活する場所が必要なのも分かっていて。
そんな話を、庭いじりのついでに婦人に話したら、トントン拍子で古城に住み込みで働かせてもらえることになった。
意図して話したわけじゃないけれど、そうだった、この女性はとっても強引でオープンな方だったのだったと、気付いた時には既に遅く。 罪悪感の様な申し訳なさに駆られたのは、与えられた自室のベッドに腰掛けたときだった。]
(103) 2016/07/27(Wed) 16時頃
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[その頃からだろうか。 建物の中で生活するようになり、次第にこの城で働く面子の顔と名前を憶えていったのは。
あの絵の存在を知ったのも、確か、その時。
…結局。 祖国に帰った両親が、暫くして火事で亡くなった報せが届いて。 暇を貰い、国に帰り。 婦人のもとで貯めたお給金を元手に念願の花屋を開いて。
写真を同封して手紙のやりとりを数度。
忙しさにかまけて、それきり いま一度、この古城を訪れることは無かった。]
(104) 2016/07/27(Wed) 16時頃
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[雨露の重みで物憂げに首を垂れる百合の蕾に、そっと指で触れ。煉瓦畳の上をコツコツと、傘をさして歩いていく。
彼方はブルーガーデン。 此方はイエローガーデン。 テーマごとに決めて植えられた花々は、雨の中一層鮮やかに咲き誇る。]
…お庭、そのままね
[出ていくとき、手入れの仕方や花の種類を事細かに書き記していったけれど、まさかそのままにしてあるとは思わなかった。 きっと、別の庭師が新しく作り替えたものと思ってたから。
ツキリ、痛む胸にまた涙がこぼれた。]
(105) 2016/07/27(Wed) 16時半頃
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[まさか、他の人が近くにいるとは思わなかったから]
ひ ぁ
[びくりと、やや大げさに肩を震わせて振り返った。 金の髪が美しい、青年――というにはやや歳をとった男性。>>96
わたしはこの人を知っている。
ここに植えた花の名や、花言葉、時には種を強請られて、困惑しつつもお相手させてもらったことを、思い出した。
掛けられた言葉が、昔自分が呟いた言葉とおんなじで。 困ったように眉を下げながら、はにかんだ。]
(106) 2016/07/27(Wed) 16時半頃
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[他人の顔色を窺うのが苦手な自分でもわかる。
彼の熱っぽいその視線は、きっと、 「そういう類」のものなんだろうと。
しょっちゅう、恐らくはそう暇な身体ではないだろうに、この城にやってくるのも、食い入るように、魅入られたように、あの絵画を見つめているのも。
花の名前やこの庭の事を知りたがるのだって、 きっと。]
(どうして 婦人に直接きかないのだろう)
[彼が欲しているのは、田舎娘の言葉ではなく、 あの麗しくも優しい、婦人の言葉だろうに。
当時は不思議でならなかったものだ。]**
(107) 2016/07/27(Wed) 16時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 16時半頃
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/* 拗らせ系おじさん若いお姉ちゃんに相手してもらえて嬉しいの巻。 こどもは望めば欲しいものを手に入れられる、盲目にまっすぐと思いを向けられるからこそ妬ましいみたいなおじさんでいきたい(メモ)
(-46) 2016/07/27(Wed) 17時頃
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/* 彼女の一部を手に入れたい。 だけどもそばに置いたらきっと悲しくなってしまうからこそ誰かの目のある場所で飾りたい筈が気付けば絵画だしに話しかけていたような気がしてて整合性をはかりたい(ぐだぐだ)
(-47) 2016/07/27(Wed) 17時頃
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/* マダム母のことが好きなジェフ婆 マダム母のことが好きなジェフママ ジェフママから「マダム母にマダムそっくりよ」と聞いていたいとこが僕である。
こ、こうか。 そして絵画にキスした時は単純に絵が好きだったけど今思ったらマダムと重ねて見てたんじゃん!僕マダム好き!こうか。
(-48) 2016/07/27(Wed) 17時頃
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― 回想 ―
[ マダムからの手紙を見つけたのは 葬儀が終わった後だった。
マダムのいない朝を迎えたその日。 一体いつ仕込まれたのだろう、 枕元へそっと置かれていた箔付きの豪華な手紙。 朱い蝋にはマダムのイニシャル。 ]
招待状・・・・・・、マダムから?
[ 封を開け、目を見開く。 この手紙を受け取ったものに遺産が相続されると。
そんな、それではまるで。 ]
(108) 2016/07/27(Wed) 17時半頃
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マダム、私は――――。
[ 手紙を胸にぎゅっと抱きしめる。
終ぞ言えなかった秘密。
それを守るかのように手紙を握り締めた。 ]
(109) 2016/07/27(Wed) 17時半頃
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── *葬儀* ──
[既に花で満ちた棺の中>>52── あなたが好んで訪れていた 屋敷の庭で摘んだ花を、彼女の胸の上に手向けた。
花は私が好きな黄色を選びました。]
( プレゼント、 あなたに一度もあげたことがなかったですね。 )
[ 私からあなたへ贈る最初で最後の贈り物。 ]
[ 黄色のカーネーション、喜ぶかしら? ]**
(110) 2016/07/27(Wed) 17時半頃
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/* 自分が一番最後;;ごめんなさーい(;;) 進むのはやいですねー…! 夜のオンまでにまた増えてそーです
(-49) 2016/07/27(Wed) 17時半頃
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/* はい、秘話はエログと村建てへの質問のみです。
実際にそれ以外で秘話がきたのでしょうか? でしたら、アナウンスします。
(-50) 2016/07/27(Wed) 18時頃
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――葬儀――
[姉を弔う葬儀は、それは盛大で。 参列者の数も、姉を弔う人の痛ましい表情も、姉がいかに多くの人に慕われて来たのかを示すようだった。 途中聞こえた舌打ちも。 涙を流せない人も。 姉に向けた想いがそこにはあるように見えた。 姉に相応しい葬儀。
―――そして私に相応しい葬儀。だって誰も、喪主の私を顧みる事等無いのだから。
そこには明確な姉妹の差があった。 喪服は違いを際立たせる。 何時もきちんとした身なりをしていた姉。町娘のような、使用人のような自分。 だけど流石に葬式にそんな身なりで出る訳にはいかない。 けれど悲しいかな。 どんなに高価な布地も。どんなに丁寧な仕立ても。黒い正装は、余計に違いを引き立ててしまう。 愚鈍で、教養も無く、美しさも無い。惨めな妹は、置物のように、ただそこに有った。]
(111) 2016/07/27(Wed) 18時頃
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/* はい、ドロシーさんより、耳打ちとして内緒話もらっています。
一言ではありますが、駄目だったようなと気になりましたのでご報告でした。よろしくお願い致します。
(-51) 2016/07/27(Wed) 18時頃
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/* 別の村のwikiを参照して、ハワードさんに秘話を送ってしまいました。申し訳ありません。秘話の内容は、「さる某国のスパイなの。」の一文です。今から表に出すと、時間軸に齟齬が起きそうなので、このまま進められればと思います。重ねて申し訳ありませんでした。
(-52) 2016/07/27(Wed) 18時頃
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― 古城:応接間 ―
[ 執行人であるジェームズが部屋を退室すると、 ポーチュラカが愛らしい声で高らかに話し始める。>>24
彼女には以前エリザベスを探して貰ったことがあった。>>74 この城での唯一の友と言っても過言ではない彼女の失踪。 すっかり塞ぎこんでしまった自分を見かねて マダムが彼女に捜索依頼を出してくれたのだ。
最初はその可憐さに本当に探偵なのかと疑ったが、 まるで自分よりも年下に見えるその姿。 似つかわしくない程の落ち着いた空気に 人は見た目では分からないものだと思った記憶がある。 ]
(112) 2016/07/27(Wed) 18時頃
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/* いーさんそうぞくできるかなー? 38(0..100)x1
(-53) 2016/07/27(Wed) 18時頃
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全然お変わりなさそう。
[ ポーチュラカと会ったのは何年前だったろうか。 当時からなんら変わっていないその幼い顔立ちに くすりと笑みを零し、 次いで放たれた容疑者という言葉には 自嘲気味に唇を歪ませた。>>24 ]
( 容疑者、か。 ) ( 誰かがマダムを殺したとでもいうの? )
[ 聡明な彼女なら いつか自分の秘密を暴いてくれるかもしれない。 懺悔するように手の指を組んで 部屋の隅から客人たちの動きを眺めた。 ]
(113) 2016/07/27(Wed) 18時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 18時頃
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/* ジェームス:9 オーレリア:37 ポーチュラカ:34 キルロイ:79 ドロシー:38
未:ハワード/リッキィ/セシル/ジェフ/メルヤ/露蝶/ヤニク/メアリー
(-54) 2016/07/27(Wed) 18時半頃
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承りました。 貴方に分配される遺産については開封をお待ちください。
/* 了解しました。 わざわざの報告ありがとうございます。
念のため、秘話使用についてアナウンスだけしておきます。
(-55) 2016/07/27(Wed) 18時半頃
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/* なんで秘話ありにしたかっていうと 元々絵画の要素なくてそれぞれの望み(欲しいもの)をマダムにこっそり報告→エピで相応しいものを贈る。
という形式だったんですよね。 全員分考えるの大変だな、と思ってやめました( それの名残。で、fortuneに変更と。
あと狼は参加PLさんにやってもらう形式で、 死因も考えてもらうというスタイル。 負担かかるかなというのと、役職窓で組み分けすることになったのでやめたのでした。
(-56) 2016/07/27(Wed) 18時半頃
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/* ていっ
89(0..100)x1
(-57) 2016/07/27(Wed) 18時半頃
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承りました。 貴方に分配される遺産については開封をお待ちください。
(-59) 2016/07/27(Wed) 18時半頃
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/* ジェームス:9 オーレリア:37 ポーチュラカ:34 キルロイ:79 ドロシー:38 露蝶:89
未:ハワード/リッキィ/セシル/ジェフ/メルヤ/ヤニク/メアリー
(-58) 2016/07/27(Wed) 18時半頃
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── 屋敷:自室 ──
[天蓋つきの淡いピンクのベッドの上に、 乱雑にほうり投げ出された喪服。
葬儀が終わってすぐに部屋に引っ込んで、 窓辺から庭を眺めて小一時間くらい過ぎましたか]
…悲しみに暮れて、 引きこもってしまった一人娘────
[赤のワンピースに着替えた私のその手には、 マダムDと呼ばれたひと、母からの手紙。]
(114) 2016/07/27(Wed) 19時頃
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[…しばし逡巡しのち、 その手紙は喪服と一緒にベッドに放り投げました]
──…は、もういいですよね!
[きっと応接間での つまらない説明も終わったことでしょう。 サロンは解放させたから、 そこにいけば誰かお話相手でも見つかるでしょうか。
いつも通りの私は 元気よく自室の扉を開けて廊下へと ]**
(115) 2016/07/27(Wed) 19時頃
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/* ああああ 直接言ってあげた方よかったかなぁ.... 悪気ないのは分かってる...っ
でも、他に把握してない人もいるかもですし...で ごめんよー
(-60) 2016/07/27(Wed) 19時頃
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/* あっメモで言われてた。 しつこかったですね、申し訳ない。
(-61) 2016/07/27(Wed) 19時頃
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[ 応接間の中にはいくつか見知った顔があっただろうか。 その中でも一際強い視線がぐるりと部屋を一舐めする。>>53 ほんの少し、体が強張った。
彼の絵に対する執着はメルヤでも知っている。
どこの出自か分からぬ己がこの場にいること自体 もしかしたら彼は気に入らないのかもしれない。 ただの被害妄想かもしれないが ジェフの力強い声から逃れるように視線を逸らした。 ]
(116) 2016/07/27(Wed) 19時頃
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――――っ! [ 逸らした視線の先。 やけにキラキラと瞳を輝かせた女性と目があった、>>58 気がして思わず反射的に顔を反対側へぐりんと背ける。 ]
すっごく楽しそう・・・・・・?
[ ぽつりと呟いて、再びそうっと彼女を盗み見る。 招待状を受け取ってこの場にいるということは 彼女もマダムの関係者なのだろう。 それにしても死を悼むよりかは まるで小説を楽しむ子供みたいな顔をしていた。 ]
(117) 2016/07/27(Wed) 19時頃
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[ 一人、印象深い顔を見つける。 彼は確かマダムの葬儀の時に 誰よりも酷く悲しんでいた男性だった。>>61
整った顔立ちは苛立っていて、 そう、名前はセシル。 マダムがよく彼のことを話していた。 音楽の才能があり、とても美しい音色を奏でるのだと。
身なりはきちんと整えられているのに なぜかその瞳の奥に言い知れぬ何かを感じる。 ]
(118) 2016/07/27(Wed) 19時頃
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[ ポーチュラカが一人の女性に声をかける。>>79 その声につられて女性へ視線を向ければ 顔を蒼白にして、なるほど具合が悪そうだった。>>73
手を貸そうと立ち上がりかけた時、二人の会話が聞こえる。 どうやら知り合いらしい。 それを聞いて、伸ばしかけた手をそっとしまった。
記憶のないものが、手を貸す?
屋敷には使用人もいる。 自分の出る幕じゃない。 ]
(119) 2016/07/27(Wed) 19時半頃
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[ そもそも自分はただの居候だ。 メアリーのようにマダムの娘でもなんでもない。 ただ、たまたま拾われただけの存在。
古城に住んでいるとはいえ、 我が物顔で案内するなど厚顔無恥も甚だしい。 ]
そっか、私――――。
[ マダムが死んだ。 つまり自分を庇護するものはもう何もない。
もう、ここにはいられないのだ。 ]
(120) 2016/07/27(Wed) 19時半頃
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――絵画の間――
[時折きょろきょろしながら葬儀に参列する。 ジェフリーの姿が見えれば、小さく手をふったりして、隣に控える執事に怒られたかもしれない。
彼の姿を見たからだろうか。あの絵を、見たくなった。 唯一。姉と趣味のあった一幅の絵。『X城の思い出』
ジェフリーのように、執着するのとも違う。 姉が一人で見詰め佇む時は近寄らない。 誰も居ない時を見計らって、部屋に入ると、何時も椅子を持ってきてプラプラと足を揺らしながら絵を見詰めた。 その絵を見詰める時―――]
(121) 2016/07/27(Wed) 19時半頃
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[葬儀が終わると、何時ものように、きょろきょろと辺りを見回して、絵画の間に入る。 椅子を持ち出して、絵の前に座ると、プラプラと足を揺らす。立ちっ放しだった脚は、ようやく椅子に座れて喜んでいる。
―――その絵を見詰める時。私はお姫様だった。
X城に住む、お姫様。 木の根元に、少年が座っている。 女性が城を見上げて、佇んでいる。 美しい女性――まるで姉のような。
そうしてその女性が見上げる城で、私は暮らす。お姫様として。
誰にも口にした事のない、私の秘密。 目元が優しく緩んで、口元が綻んだ。]
(122) 2016/07/27(Wed) 19時半頃
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[不意に。姉がもう居ないのだと思い当たると、大きな悲しみが押し寄せて来た。 白い糸で刺繍の施された白いハンカチを取り出すと、目頭を押さえる。]
っひ。……っふぇ〜〜……ひっく。
[お姫様と言う妄想はあながち嘘でもありはしないのに。伯爵令嬢はまるで小さな子どものように、声をあげ、唇をわななかせて、泣いた。]
(123) 2016/07/27(Wed) 19時半頃
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はああ……うふふ……。
[これから自分が遭遇する謎、自分が切り込んでゆく陰謀の世界、それを余すところなく書き記した記事が多くの人の目に止まり雑誌の売り上げはV字回復、記事を書いた自分は表彰され国家の闇を追及した記者として持て囃されハゲ編集長は五体投地しながら自分に平伏し……めくるめく夢の世界に浸っていた彼女を現実に引き戻したのは、一つの視線だった。>>117]
……ん?
[視線の主は女の人だった。見たところ体のあちこちに包帯を巻いている。 事故にでも遭ったのだろうか? 目が合ったと思ったら思い切り逸らされてしまった。]
(……怪しい)
[勿論彼女には自分がどれだけヤバい顔をしていたかなんて自覚は一切ないので、思い切り目を逸らされたことをきっと何かやましいことがあるのだろうと解釈した。 そうなれば、やることは一つである。]
(124) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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[声の調子を整える為に咳払いをひとつ。 ついでにいつの間にか垂れていたヨダレもちゃんと拭いておく。なんせ自分は硬派な雑誌記者なのだから、はしたない姿など見せられない。 そうして彼女に歩み寄って、とんとんと肩を叩く。]
どうも初めまして。わたくしは「The Fortunate Science」記者のリッカ・ヘンダーソンと申します。 このたびは突然の訃報、心よりお悔やみを申し上げます。 少しお話をお伺いしたいのですが……今お時間よろしいですか?
[話しながら相手に名刺を渡し、メモとペンを取り出す。 口角をにっこりと上げてビジネススマイル。 本人的には相手を安心させようとしてのそれだが、獲物を前にした肉食獣スマイルにみえないこともないかもしれない。]
(125) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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〜回想〜 [敬語、振る舞い、他にもたくさん。少しだけマダムに教わり、やってきた館で。愛しい彼女を見つめ、ふとあの絵画に視線を向けた瞬間]
__貴方、なにしているんですか……っ!
[普段なら他人になど目もくれないだろうに。そう、あの忌々しい行為>>89を目の前にして黙っているわけがなかった。手の甲にしていたなんて知らない。自分には絵にしていたように見えたのだから。
それだけで、冷静な彼の表情は歪むのだ。]
……は……?
[唐突な質問に、眉がぴくりと動く。「音楽をおしえてあげる」と彼女は言った。だからついてきた。そのようなことを言ったような気がする。そして、絵から離れろと鍵盤を叩く細い指で、彼にしては珍しく、相手の腕をつかみ、引き離した。 どちらにせよ、決して親が欲しいとか、金が欲しいとかそんな理由ではなかった。]
(126) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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[ただ彼女の声を聞けば、姿を視界に捉えれば、その肌に触れれば。
身体の芯が熱くなるような、そんな興奮を覚えて、麻薬のような幸福感を味わったのだ。 ある意味異常なまでの忠誠心だった。彼女を、アイしていた。ある意味相手と同じだが、セシルには知る由もない。記憶を無くした執事などいたかもしれない。でもただのピアニストだった彼は、使用人との面識はあまりなかったような。]
(127) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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[館に来てしばらくして慣れだした頃。ベートーヴェン、バッハ、モーツァルト。大体の名曲は制覇していた。いつもマダムは微笑み、自分を賞賛してくれる。それだけで満たされた気持ちになった。 嗚呼、自分にも彼女と同じ血が流れていれば、と。そんな狂った感情まで抱くようになっていた。彼女が語り、自分も時々目にした妹>>67や娘>>110の姿にも軽く、彼女に対する時と同じ興奮を感じただろう。 もしかしたら、挨拶でもする時に恍惚とした表情が表に出ていたかもしれない。 マダムは彼の異常な部分には気づいていながらも、それを咎めなかった。 その代わり、自分を海外へと、引き離して。縁を絶ったのだろう。
それでも、天才ピアニスト、セシル・フォーサイスという名が売れるまでに、世界に知れ渡るまでの期間を経ても。それでも彼のおかしな忠誠心は揺らがなかったのだ。]*
(128) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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〜現在、応接間〜 [恍惚とした顔を押し隠す。震え出した彼女>>72の姿を見るなり、無表情の顔の眉だけ下げて、困惑の表情に。]
そんなに震えなくても。どこかお寒いのですか。…オーレリア、さん?
[形の良い唇から彼女の名を紡ぐ。なんとなく興奮を覚えた。そのまま肩に触れようとして、刺さった視線>>93に素早く振り向く。]
失礼。
[彼女から離れ、彼へと視線を向ける。きっと彼女には知り合いらしき女性>>79がいるから大丈夫だろう。]
…「お久しぶり」ですね?
[眉を吊り上げながら、彼にそう言葉を投げる。過去の質問>>89はやはり覚えていた。]
また絵にキスでもする気でしたらやめていただきます。……何故あの場であの質問をしていたか、気になっていました。
[無表情のまま、言葉を紡ぐ。彼は今も変わらず、狂った忠誠心からここにいる。 絵を守るために。]
(129) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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〜庭〜 っ、話はまだ終わっては……!
[庭へと出たジェフを追うように、自分もそちらへ。
目に入る綺麗な花にはぱちぱちと瞬きをして。 自然というものは不思議なもので。絶対音感の耳から聞こえる雑音が少し和らぐのだ。 自分はこの庭でよく過ごしていた、気がする。]
っ、
[目に入ったのは、彼の声に身を震わせた娘>>106で。その姿には見覚えがあった。 雑音から逃れるため、庭へ出た時、庭を弄る彼女の姿を見つけ、声をかけたのだ。 ここにいると落ち着く、そんな会話をしていただろうか。嬉しそうな彼女は、見ていて微笑ましいと、無表情の仮面の奥でおもっていただろう。]
どうも。相変わらず、綺麗ですね。
[それを覚えているかは、定かではないけれど。無表情を崩さず、過去と同じ言葉を、彼女にかけた**]
(130) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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/* 今回の裏テーマは「目指せ、狂言回し!」 絵画からもマダムDからも一番遠い身分で、しかしそれゆえにいろんなとこに首を突っ込んでいく感じ(勿論邪魔しない範囲で)
(-62) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 20時頃
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/* フォーサイとフォーサイス……ごめんよセシル、紛らわしい名前つけて……。
(-63) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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/* あっっ最後見出しにするの忘れた……予想以上に変態くんになりそうな予感。女性陣に土下座しなきゃ…… ジェフとはなんとなく似ているような。似ているようで似ていない。ギスギスしていて非常に良いですな。
(-64) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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―葬儀― [花を手向けようとするとき、幼くも見える女性に声をかけられる。]
はじめまして。 ……おや。
[前職が前職故、瞬時に職業などを感じ取ってしまうことは未だにある。 彼女の目を見た時に、一般とは違うものを感じるのは毎度のこと。
彼女と顔をあわせる度、毎度同じやり取りをしていることは、 もちろん男にその記憶はない。
そして、後、すぐに頭を下げ、]
恐れいります。
[と、礼を述べ、去りゆく彼女を見送り花を手向ける。]
(131) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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―回想:記憶に刻まれなかったやり取り―
「当人すら踏み込まないというのに。 踏み込むのですね。あなたは。」
[目を瞑り、そう言って、 やがて、ふふっと笑い、目を開け、その瞳を彼女に向ける。]
「このお話のことは、私は"記憶"に残しませんよ。」
[そう言った後、一瞬だけ前職を思い起こさせる眼光を宿して、]
「この謎、解き明かせますかな?名探偵殿?」
[わざとらしく、たいそれた言い方をして、そう返した。宣言通り、この時の名探偵ホームズとのやり取りは、"記憶"には残っていない。*]
(132) 2016/07/27(Wed) 20時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 20時半頃
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[ マダムの葬儀の時、 唯一声をかけてくれたのがキルロイだった。>>83
メルヤとマダムに貰った名を呼んで、 風邪をひくぞと気遣ってくれる。
彼の作る料理はとてもあたたかくて美味しかった。 食事は空腹を満たすだけの行為じゃないということを キルロイの料理が教えてくれた。 ぶっきらぼうだけど優しいことは、 彼がマダムの為に通った三年間で分かっている。
この古城から出ていけば彼との繋がりは何もなくなってしまう。 それはとても寂しいことだけど、 元々、関わり合いになれる存在ではなかったのだ。 ]
(133) 2016/07/27(Wed) 20時半頃
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( 遺言状を、マダムの意志を。 ) ( 最期まで見届けたら、ここを出よう。 )
[ そう心に決めて目を伏せた、その瞬間。 不意に肩を叩かれる。>>125 視線を上げればそこにいたのは先程の女性で。
ただ、先程と打って変わって表情がきりっとしている。 ]
記者さん、ですか。
[ ぱちりと目を瞬く。 「The Fortunate Science」ならメルヤでも聞いたことがある。 X城の思い出として随分楽しそうな記事を載せていて、 古城で実際に働くメイドさん達が「ないない」と笑っていた。 ]
(134) 2016/07/27(Wed) 20時半頃
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構いませんが、私にお話しできることなんて・・・・・・。
[ 受け取った名刺と彼女の顔を見比べながら、 困ったように眦を下げる。 だって、そうだろう。 記憶喪失の人間から得られる情報など何もない。
文字通り張り付けたような笑みの奥に ゴシップ記事になりそうな 獲物を探してる貪欲さが滲み出ていて、 そのオーラに思わず一歩後ろへ下がった。 ]
(135) 2016/07/27(Wed) 20時半頃
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/* リッキィとてもかわいい。 是非彼女には「マダムDの一生」みたいなのを書いてほしい。
(-66) 2016/07/27(Wed) 20時半頃
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[ 名を呼ばれただけで背筋が凍る経験はオーレリアにはなかった。つい、今しがたまでは。>>129]
………っ
[ 困惑の色を浮かべた表情から紡ぎ出される声音。 それなのに、心配の二文字として導き出されない。 肩に伸ばしかけられたセシルの手を見る。ピアニストとして普段繊細に鍵盤を弾いているだろう指先。]
(彼はほんの少し似ているね 僕のようにならなければいい)
ごめんなさい・・・あなたから見える色に 覚えがあったものだから
[ 少し表情が強張ってしまった事を謝罪した。それはセシルに届いただろうか?すぐにジェフの元へと身を翻し久しぶりだと挨拶している。そこから聞こえた言葉には驚きの色を浮かべてしまった。]
(キス……あの絵に?)
[ そのまま2人は応接間を立ち去ってしまった。 まだ気分は優れないものの、空気の色が少し変わった気がして、溜め息をそっと吐き出した。*]
(136) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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/* とりあえず直近を拾う…… セシルさんのヤバみがフルスロットル
マダムとの血縁じゃなくてよかった!←
(-67) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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─絵画の間:ドロシーと─
[マダムの妹であるドロシーは、まるでオセロの駒のように正反対の女性だった。 優雅なマダムの姿とは裏腹に、ドロシーは淑女としてはあまり褒められた仕草>>121をしていたり、彼女達の部屋にはある本の種類の違い>>87であったり、と。
そりゃあ昔は姉を慕ってひっ付き歩く彼女の姿>>67を何度も見たような気がしするけども、彼女>>111の身に纏われているのは一目見ても分かるほど仕立ての良い素材でできた一級品の喪服。 普段町娘が好むような服装の彼女を見慣れたジェフはどうにも窮屈そうに見えてしまった。
それは、自分の左胸が上げた音なのかもしれないけれど]
やぁ、ドロシー。 ……急な出来事だったね。 今日ばかりは2人で脱走も叶わなさそうだ。
(137) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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[マダムの幼馴染ということは必然とドロシーとも幼い頃からの付き合いになる。 躾に厳しい親から逃げるように庭園で姿を忍ばせていた幼い頃のジェフにとってドロシーは恩人でもある。 そう、彼女こそが絵画のある場所に教えてくれたのだから。
あの絵画とのきっかけをくれた人の存在に、そして血の繋がった親族の姿に瞳は初めて人らしい温度を生み出す。 思えば彼女はこの館の中でも有効的に接してくれた方であると思うし、たまに物珍しい本を見つけては土産に手渡すこともあった。
だけども頭のどこかでマダムの面影を探しては、そこにはない色を見て瞼を伏せる。 そんな失礼なことを隠してしまうように捧ぐ花を握りしめたのだった]
(138) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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─閑話─
[メルヤという名はマダム自らが名付けたものらしい。 意味などは分からないものではあるが、彼女を初めとする子供たちの姿を見るたびに思うことがあったのだ。 知らないままでいられたのなら、この状況であってもきっと彼らを擁護する言葉も出たかもしらないけれど。
望むまま、望まなくとも、与えられた彼女達に、逸らされた視線>>116を思い出しては笑みを浮かべる。 マダムと付き合いのあった彼ら彼女らの中に渦巻く感情はどのようなものかは分からない。 されど、隠してしまう一握りの感情はあまりにも醜く幼く、名前をつけるにはもう年老いていた。
送った花は白いチューリップ。 それはきっと黄色のカーネーションの近くに埋もれている>>110]
(139) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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/* ジェフとドロシーの熟した大人の色気がとても好き! たまらない!!
(-68) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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─応接間での一件─
[何も1つの部屋に立ち困るから異様な空気も酷くなるのだろう。 ならばすぐにその場を後にすべきだと足を動かしたつもりだった。 こんな人のいる目の前で面白いこと>>129を言われてしまうまでは]
何のことかな。覚えていないが…。
[はぐらかすように笑みを浮かべながらジェフの思考は過去へと遡り。 その中で顔の整った愛らしい少年セシルとの出来事>>126を見つけ出せば、皺のできた目尻が深く刻まれた]
君はこんなところで何をしてるんだ? 冗談にしては不謹慎過ぎるだろう?
[あの時の出来事はジェフとセシルの他の人物は見ていない。 ジェフ自身があの絵画に特別思入れがあることは、館に住むほとんどの者が知っているようだが、わざわざ今口にはしないだろうと考えた。
結果、彼を非常識だと詰るような視線を向ければその間に制止の声>>130も聞かずに身を翻してしまう。 その間もギャラリー>>136には一層笑みを崩すことはなく。 昔から自分には突っかかってくる無表情の彼が激情に身を震わせる姿はジェフからすれば滑稽で仕方なかった]
(140) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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─回想:セシルと─
[ピアニストの細い手首など振り払おうとしてしまえば容易に可能だろう。 その華奢な指を折ろうとすれば簡単に曲げてしまえるだろう。 ただ、普段は人形のような顔が、軋む瞬間が可笑しかったのだ]
何を? 僕は絵画を見ていただけだ。 なのにそんなに怒らなくてもいいじゃないか。
[だからこそ振り払うことなくセシルの言葉に耳を傾け続けた]
まるで自分の もの に触れられた子供のように怒らなくたって、君の手には余るほどの才能があるんだろうから。
[マダムが拾ってくるのはとりわけ何かに秀でていた子が多かったからこその感想。 そして彼はマダムが拾ってきた中でも上等の部類に入る存在。 マダムの寵愛を受けているような彼が何故、絵にも固執するのか、気になりとうとう口にしたのだ]
なければ彼女に出会うこともなかっただろうけどね。*
(141) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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─そして庭園へ─
[いやなことを思い出してしまった。 大人気ない自分の黒歴史など思い返したところで猫も食わない。 ジェフは無駄に長い脚を館内で闊歩させながら庭園へと向かったのだ。 まさかセシルが付いてくるとは思わず、少々先にたどり着いたジェフは束の間の話を露蝶>>108と始めていた]
そんなに驚かなくたって残念ながら生きてるよ、僕は。
[今なら不謹慎にも思える笑えない冗談を口に抜かす。 そういった時ほどジェフに心の余裕がないことを彼女は知っているかどうかは分からない。 ただ、時折彼女に尋ねてみた。 ここの庭園で咲く花は誰が決めているんだい。 この花の意味は何なんだい。 オレンジ色の花が多いような気がするけれど、誰かの希望なら、教えてくれないか、なんて。
今思えば分かりやすい行動だったことだろう。 生憎とジェフの自覚は遅咲きどころの話ではなかったのだけども]
(142) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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献花には白い花が良いと思ったんだ。 でも、悩んでしまった。 黄色と白色のチューリップ。白にしたけども。
[己の想いなど>>107 直接、言葉にして当人に伝えることが出来ないからこそ、何かに理由をつけて逃げてしまう。 大人の弱さなのか、男の意地なのか、それは分からない。 分かることは少なくとも後ろからジェフを追いかけてきたセシルのようにもう若くはないということだった]*
(143) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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―葬儀の前 廊下にて―
[はじめましてと出会った屋敷のものに挨拶をしていたときだったか。 そこに、喪服姿の女性が目の前に駆け寄ってきて、ニコリと笑う。]
はじめまして。ドロシー様。
[彼女の姿を見、その装いからマダムの血縁者と分かりはするが、やはり挨拶ははじめまして。 その名を聞けば、にっこりとこちらも微笑みを浮かべ、背伸びをすれば、ほんの少し身を屈める。 そして、耳元で囁かれた"それ"を聞けば、目を丸くし、
くすくすと、少女のように笑う彼女を見つめる。]
これは、これは…
[そう言って、こちらも、悪戯っぽく笑ってみせ、 今度はこちらから、彼女の耳へ口を近づけ、こう囁く]
(144) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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ならば、お気をつけなさいませ。 この屋敷に眠る秘密を狙い集まるものも多い故。
(145) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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/* 望みのない恋 失われた愛
うわぁああ…!ジェフさぁん!
(-69) 2016/07/27(Wed) 21時頃
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/* ドロシーさんが可愛すぎてお部屋の中で思わず叫んでしまった。 すごくお茶目だよね。すごくかわいい。 でもお二人茶髪だから茶髪チップにしたらやかったかなぁ。
(-70) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 21時半頃
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[そうして、顔を離せば、彼女の目を見つめ、ニッコリと笑う。 これが、彼女との毎日のやり取り。
はじめましての後の毎日変わる彼女の囁き。
彼女が花売りだと言った時は、「ならば一輪いただけますかな」と、 近くの花瓶から一輪とってみたり、お忍びの王女の時は、 「ならば、私は貴方をお守りいたしましょう。」など。
無論、次の日になれば、そんな話をしたことすら忘れてしまうのだが。
日々に刻まれる"記憶"にはしっかりと毎日、それが残っている。]
(146) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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――絵画の間――
……っひっぐ。ぐすっ。うぇっぐ。
[泣きじゃくりながら、ハワードの言葉>>145を思い出す。 そう言えば、葬儀の場には、たくさんの人が来ていた。 遺産相続は、姉が雇った有能な男――名前は忘れた――が取り仕切っているようだから、全部任せていた。 応接室に行っていない自分は、誰が呼ばれたかすら知りもしない。
でもそう言えば、探偵さんの姿が見えた気がする。]
(147) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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/* あのドロシーさんかわいすぎてすごい。かわいい。
(-71) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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―― 厨房 ――
[>>5 応接室を一瞥して”仕事場”に入る。 受け取った2つの鍵は、エプロンのポケットに突っ込んだ。 雇い主は亡くなったが今すぐお払い箱とはならないだろう。 磨かれたシンク。綺麗に並べて掛けられた調理器具。 調味料の数々。 一番落ち着く場所にきて、キルロイは深く―― 深く、息を吐いた。]
[冷蔵庫の中身をチェックして、今夜のメニューを考える。 誰が居ても居なくなっても腹は減るものだ。]
何人いたっけな。
[後でハワードに尋ねよう。 それから、応接室での遺言執行人とやらの話も。 有能な執事は、”今日”のことなら淀みなく答えられたから。]
(148) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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["記憶"を残すのは、必ず一日の終わり。
もとより、前職で培ったせいか、 一日に残せる記憶の入れ物が常に空っぽの状態であるせいか、 記憶力は良い。あえて、残さないというものもあるにはせよ、
その"記憶"の一番始めは、必ず「今日のドロシー様の職業」が書かれている。 "記憶"をめくるたび、変わるそれは、一日一日が違う日々だと認識させる。
そして、今日も一行目にこう記されるだろう。
"ドロシー様は、「さる某国のスパイ」"
と。]
(149) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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/* はじめは硬派な弁護士さんやろうと思ったけど中の人が民法とかはてな過ぎて結局実業家とかにした背景には結婚しなかったから親に見放されたとかいうのがあった。 そして硬派なつもりが気づいたらこんにゃくみたいな柔らかい謎の人物になってるから一層湯葉みたいに溶けたい。
(-72) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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……随分、おかしな奴らもいやがったが。
[>>16 首からカメラを提げた女はいかにも楽し気な様子だった。 >>25 突然探偵ごっこをはじめる小娘。 まああれは子供の遊びだろう。 扉の外からチラ見しただけのキルロイには ”探偵”は少女にしか見えなかった。 そんな中、まっとうな悲しみの顔をしていた女>>40は、 却って目立っているように映る。親族だろうか? 覚えはなかった。]
ぃよし。
[気合いを入れるよう声を出すと。 ローストビーフ用の牛の腿肉を取り出し、 タコ糸で縛り始めた。*]
(150) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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/* ねえ本当ハワードさんかっこよすぎだしハワードさんとドロシーさんのやりとりが可愛くてかっこよくてうわぁあんかわいい。
(-73) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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――回想:ポーチュラカと――
[その日、廊下にドタバタと足音が響いた。 姉が探偵を呼んだと聞いて、廊下を走って姉の部屋へと向かったのだ。 だって探偵だ。探偵なのだ。部屋の蔵書に出て来る探偵を、目の当たりに出来る機会など、そう訪れはしない。 だからだろう。姉の部屋付きの忠実なメイドが、こっそり私に教えに来てくれた。姉の部屋に、探偵が来ていますよと。それは暗に姉が私を探偵に引き合わせてくれた事に他ならない。
けれどそんな、姉の心妹知らず。 バーーーンと扉を開けると、キラキラ輝く瞳でポーチュラカに詰め寄ったものだ。]
貴女が探偵さん? お名前は何ていうの?ホームズ?偽名?
きゃー!素敵!! 男の人じゃないのが残念ね。シャーロックって偽名が使えないわ! ああ、でもね、ごめんなさい。本当にごめんなさいね。
[声を潜めて。]
……私、アルセーヌ・ルパン派なの。
(151) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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皆、私のお気に入り。
(-74) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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そんな、とんでもない! ただいくつか質問させていただくだけです、お手間はとらせませんので!
[名刺を受け取りながら、困惑したような相手の顔>>135に、しかし彼女は何も気にせずにっこりと満面の笑みで勝手に相手の手を取り、がっちりと握手した。]
まず、お名前を伺ってもよろしいですか?
[相手が名前を名乗れば、それをメモ帳に書き込む]
マダムとは、どういったご関係で?
[赤縁眼鏡のレンズ越しに、相手の表情を覗き込む。 どんな変化も見逃すまいとするかのように。]
(152) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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[それでもキラキラと、瞳は探偵さんを見詰め続けた。 姉の居た、在りし日。*]
(153) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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/* >>150 >まっとうな悲しみの顔をしていた女
これがマダムとは無関係と思うととてもシュール…
(-75) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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/* 独り言でも期限延長されることを 直近の村で知りました。
お集まりいただきありがとうございます。
(-76) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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/* ……知り合い皆把握できてしまったような。
が、 深淵をのぞくとき深淵もまたこちらを略な気がしてならない。
(-77) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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[そして、中には己にも役割が与えられるときがある。
彼女が"ドロシー"であり、己は"脳の無い案山子"。 その時も、彼女に向けたのは、微笑み。
残酷な言葉も、次の日には残らない。 しかし"記憶"には、ドロシー様は"ドロシー"、私は"案山子"と記される。]
(154) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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[物語の最後、脳の無い案山子が魔法使いから貰うのは、糠、ピンに針。
たくさんの物がつまった"頭"**]
(155) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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/* 遅筆過ぎて追いつけるか不安である。 ひゃータイムラグさせてしまい申し訳ない。ジェフさん本当付き合わせて申し訳ないです…… なんかこう、無理させない程度に拾いつつやっていく所存ではある。あまり他PCの特徴を活かせてない…頑張ろ
(-78) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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/* ロルを書いても書いても、終わりが見えぬ!!
次、ジェフぅううう くっそう、遅筆どうにかしたいっ!
でも記憶ない設定めっちゃ楽だし、おいしい!!←
(-79) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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― 小さな依頼人 ―
ええもちろん。 覚えていますわ、オーレリア。 [今思い出したことなんて億尾にも出さずに。 わたくしは言い放ちました。>>100
一度思い返せば、記憶の糸はするする解けます。 幼い少女の依頼はとてもとても興味深いものでした。 さらに当時の私はとても困窮していました。 駆け出しの探偵。さらに度々名を変えていれば顧客もなかなかつきません。 少女のお小遣い。 それは探偵が本日初めて口にする食事になるはずでした。 当然。一も二もなく、わたくしはその依頼を受けます。
――そして同時に歯がゆい記憶も呼び起こされました。
破れ滲んだ手紙。 数々の方法を試してみましたが、結局そこのある以上の文字を読み取ることは叶わなかったのです。]
(156) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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[さらに彼女の中に潜むぼくの正体。 おそらく祖先である画家であることは察せられました。 問題はそれが「画家本人」なのか「幼い少女の記憶が作り出したおともだち」なのか。
画家しか知らないような質問を投げてみましたが。 子孫が知らなくて探偵が知っている、そんな物事は限られています。 回答できたとしても、記憶ではなく、何かの拍子に知識として蓄えられた可能性は否めません。]
(大体、わたくし、その、あれですの。 霊とかそういうのは、少々……苦手ですのよ)
[だって殺人が起きても被害者の霊に真相を聞けてしまったら。 推理ができないじゃない!]
(157) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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[手紙に書かれている絵が、かの有名な『X城の思い出』だろうということ。 絵画はマダムDが住まう古城に保管されていること。 ここまでなら調べるのは容易でした。 屋敷に行きたいと願う少女、いやぼくでしょうか。二人を連れて行くことはできたでしょう。 しかしマダムの屋敷までは遠く。日帰りで行くには現実的な距離ではなく。 彼女の保護者の承諾が必要でした。 ですがオーレリアは手紙と指輪のことをあまり他者に話したがらないように見えます。]
………
[理由をつけて少女を連れ出すこともできたでしょう。 たださわりとはいえ謎に触れた時。 わたくしは思ったのです。
この謎は――幼い少女の少し不思議な体験で終わらせるべきではない。
もっと成長したオーレリア・C・デュナンが解き明かすべきだと。 それは直感でした。]
(158) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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…オーレリア、ごめんなさい。 この謎、今のわたくしの手にはあまりそうですわ。
[少女に向けて、申し訳なさそうに微笑むと 報酬である数枚のコインをそっと押し返しました。]
依頼料は返金しますわ。 いつかこの謎を解き明かすことができたら。 その時、改めて受け取ります。
[ぐぅ、と小さくなった腹の虫。 それが少女の耳に届かないことを探偵は祈りました。]
(159) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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心配せずとも大丈夫ですわ。 あなたを大切にして下さる方は存在します。
少なくともあなたのために、全財産をはたいてくれる少女がそこにおりますもの。
[最後は“ぼく”向かって柔らかい口調で告げます。 お金は尊い。 尊いお金を投げ打っても惜しくないなんて
その価値は計り知れないと思いませんか?*]
(160) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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/* 〜もう今だけでもログに溺れて瀕死だよ症候群〜
やっていけるのかゴミよ。正式に着席できるまでまだかかる……
(-80) 2016/07/27(Wed) 21時半頃
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/* >>86 ドロシーの、このハワードへのエピソード すごくよいよな!
(-81) 2016/07/27(Wed) 22時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 22時頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 22時頃
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― 記憶をなくした少女と ―
貴女のなくした記憶の欠片。 それを貴女が望むなら。 わたくしは調べますわ。それはもう、とことんと。遠慮なく。 ……依頼料? そんなのはそこらに生えているペンペン草で結構ですわ!
望むこと、望まぬもの。余すことなく曝け出しましょう。 ――依頼をしますか?メルヤ。
[この城はなんて不思議に満ちているのでしょう! 歓喜の声を飲み込みました。 エリザベス嬢を彼女のお友達の所にお連れした時。 わたくしはまた、一つの謎に巡り合ったのです。
包帯に身を包んだ記憶喪失の少女。 うずうずします。とってもうずうずします。 しかしわたくしのギリギリの信条は、依頼人が望まぬ依頼は引き受けないこと。 固唾をのんで、彼女の返事を待ちました。]
(161) 2016/07/27(Wed) 22時頃
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私にお答え出来ることならいいんですけれど。
[ 完全ホールドする勢いで力強く手を握られ、 ついにその勢いに負けておずおずと頷いた。>>152 このエネルギッシュさは見習うべきなのかもしれない。 ]
メルヤと、申します。 名はマダムから頂きました。
[ 名乗る時、一瞬だけ喉が詰まった。 そう、これが自分の名なのだ。 他人から呼ばれることはあっても名乗ることなどなかったから 違和感が声に乗ってしまったかもしれない。 ]
(162) 2016/07/27(Wed) 22時頃
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交通事故にあい記憶喪失となった私を その場に居合わせたマダムが拾って下さったのです。
――――もう、五年も前になるでしょうか。
[ あの日、『メルヤ』が生まれた。 記憶がないと宣う小娘をあっさりと受け入れて ましてや同じ古城に住まわせてしまうだなんて。 ] 私はただの居候です。 それ以上でも、それ以下でもありません。
[ 自分とマダムを見て、まるで親子のようだと言う人がいた。 それは違う。 マダムにはメアリーという可愛い娘がいる。 自分がその位置にいていいはずなどないのだ。 ]
(163) 2016/07/27(Wed) 22時頃
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獲物をお探しなら他を当たった方がいいと思いますよ。 ね、記者さん?
[ 彼女の赤い額縁眼鏡のフレームを人差し指でつい、と押す。 指先に巻いた包帯の白との対比に、目元を緩めた。 ]
(164) 2016/07/27(Wed) 22時頃
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[オーレリアを介抱しながら 動きかけた人影を見とめて。>>119 わたくしはそんな会話を思い出しました。]
メルヤ。 わたくしオーレリアを休ませますわ。 あとで冷たい飲み物でも持ってきていただけないでしょうか?
……さすがのわたくしでも。 事件が起こる前に、他人の家の冷蔵庫を開けるのは ほんの少しだけ、躊躇いますの。
[“家族”である彼女に、そんな依頼を。 もちろん記者との会話が終わってからでいいと言い添えて。
オーレリアが応接間での用事がないようなら 彼女を連れて廊下へ出る。]
(165) 2016/07/27(Wed) 22時頃
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[あっあっ でもなんだか今、男性とちょっと怪しかったですわ。>>129>>136 指先を見るとピアニストでしょうか?
謎が!謎の匂いがしますわ! 謎いっぱいすごい!! ここはあれですの?理想郷??
助けて!**]
(166) 2016/07/27(Wed) 22時頃
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/* み、みんなすぎょい…ぉぉぉ…?
(-82) 2016/07/27(Wed) 22時頃
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/* まぐろ、まぐろーはーどうしましょう
(-83) 2016/07/27(Wed) 22時頃
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――回想:セシルと――
[そう言えば葬儀場にはセシルも来ていた。 姉の死に、涙も流さず慟哭していた。>>57――女の目には光惚はフードに隠れて見えなかった。
彼が姉を慕って居る事は知って居た。 彼が自分にまで視線を向けて居る事>>128には気付かなかった。 高尚なピアノは、良く分からなかったから。 姉が涙を滲ませていた、チャイコフスキーとか、難しくて苦手だった。
でも一度だけ。 セシルがキラキラ星を弾いてくれた事があった。 それがモーツァルトと言う人の作品だと教えてもらった。 だから、モーツァルトは好きだった。と、言っても、その後もリクエストはキラキラ星だけで、他の曲は何一つ覚えなかったが。]
(167) 2016/07/27(Wed) 22時頃
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[そうして無邪気に、セシルにキラキラ星をせがんで、向けられる視線にも気付かず、身を乗り出してピアノを聞いていた時――だっただろうか。
姉の視線を、感じた。
姉は自分には寛容な人だった。けれど、早くに両親を亡くして、家を守る重責を一手に担ってくれたのも姉だった。 姉は――守ろうとしたのだろう。私や、メアリーを。
気付くと、キラキラ星を弾いてくれたピアニストは、海外へ音楽留学する事になっていた。>>128]
(168) 2016/07/27(Wed) 22時頃
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――回想:ジェフリーと――
[彼は、葬儀の最中、私に声をかけてくれた。>>137]
……っぐす。
[少し鼻をすすって、葬儀場で出会ったジェフリーを思い返す。 あの時、隣の執事が怖くて返事は出来なかったけれど。脱走も叶わなさそうだと言う彼に、こくこくと精一杯首を振って頷いた。――そして怒られた。
彼の目にも、涙は無かったけれど。>>91 伏せられた瞼と、花を握りしめる手つき>>138は、姉の死を深く悼んでいるように見えた。
”ジェフにぃ!”
幼い私が、ジェフリーに飛びついて行く姿を思い出した。]
(169) 2016/07/27(Wed) 22時半頃
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― 名探偵と ―
[ 見た目可憐な少女が冗談交じりに放つ言葉に、 当時怯えたことを覚えている。>>161 口調はまるで芝居がかっていて、 けれど真っ直ぐ逸らすことなく見つめてくるその大きな瞳。 まるでもう全て見抜かれているようで恐ろしかった。 ]
・・・・・・私の記憶なんて、ペンペン草でも勿体ないです。
[ 誤魔化す様に笑ったが、上手く形にできただろうか。
きっとこの名探偵の言葉に嘘偽りはない。 何もかもが白日の下に晒されるだろう。 そうなった時、マダムは私をどう思うのだろう。 軽蔑するだろうか、それは嫌だった。 ]
(170) 2016/07/27(Wed) 22時半頃
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あのね探偵さん、私、記憶なんていらないの。 ――――まだ、このままでいたいの。
[ 見るからに謎を解明したくて堪らないが 待てを命じられる犬の様に うずうずしながら返事を待つ彼女には 少しだけ申し訳ないと思いながら指先の包帯を弄る。 ] だからこの謎は迷宮入りにして、それが私の依頼。 ・・・・・・依頼料は、今晩のディナーなんていかがです?
[ その日はキルロイが出勤する日だったろうか。 もしいたのなら彼にこっそりお願いしにいこう。
ポーチュラカには申し訳ないが、 今はまだ、もう少しだけこのままでいたかった。 ]
(171) 2016/07/27(Wed) 22時半頃
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|
[3つ年上のジェフリーは、大切ないとこだった。 来てくれると嬉しくて、大きな声で名前を呼んで飛びついては――親から隠れている所だからと、しーと窘められた。>>138
あの日も、庭に隠れて居たジェフリーに飛びついて、慌てるジェフリーにも気付かず、首を傾げたのだ。
”ジェフにぃお花好き?かくれんぼうしてるの? わたしいいところ知ってるよ! お花も見えるしね、あんまり人も来ないの。 姉様がときどき来るけど、鬼は姉様じゃないんだよね! 窓からお庭も見えるから、お花も見えるよ!”
そうして彼を、絵画の間に案内して―― 彼は一目で”恋”をした。 幼い私は分からなかったけれど、それは恋に限りなく近い感情だったのだろう。私はただ、彼を見ていた。彼が、変わってしまった事だけは、何となく理解していた。]
(172) 2016/07/27(Wed) 22時半頃
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/* >>166 りとさんの気配を察知
(-84) 2016/07/27(Wed) 22時半頃
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/* 恋きた!んーセシルはできるのかなぁ。変態おにぃちゃんは多分できないやろなぁ。
(-85) 2016/07/27(Wed) 22時半頃
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/* ジェフドロ…よき……ヒヒヒ 文書いてきます……
(-86) 2016/07/27(Wed) 22時半頃
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[ジェフにぃの事は大好きだった。 お土産でくれた、一枚一枚手で描かれた絵本は、臨場感溢れてワクワクさせられて、物語の世界に引き込んでくれた。世界に一冊しかない絵本は、今も本棚では無く、ベッドサイド。枕元に置かれている。 そんな絵本を選んでくれるくらい。彼は絵画と言う物に惹かれていたのだろう。
――正確には、『X城の思い出』に。
姉の真似をしなくなったのも、その頃からだった。 幼心に何か感じる物があったのだろう。真似をしても勝てない事に、気付いたのか。本能的に、違う道を歩む事を選んだのか。 ジェフリーが、絵画を譲ってくれと、何度も姉と交渉している事は知って居た。
何度も交渉に来てくれる度、お土産をくれる彼の来訪を心待ちにして、笑顔で彼を出迎えた。 館の中でも珍しい行動も、ドロシーだからで済まされた。 彼が来るのが、とても――とても、嬉しかった。*]
(173) 2016/07/27(Wed) 22時半頃
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[生きているよ、という言葉に。>>142 ぐさりと痛みを覚えるのは、やはり棺に横たわる恩人を思い起こさせるからだろう。
残念ながら、などと、どうしてこの人は そんな言葉を自分から付けてしまうのだろう。]
(不器用な人)
[けれどきっと、ほんとは弱くて優しい人。 ふるふる、と頭を振ったら、]
死は かなしい です
[と、雨にも掻き消されてしまいそうな声で呟くしか、できなかった。 残念だなんて言わないで、と伝えるのはなんだか。 自分になど言われても、嬉しくないだろうから。
その言葉が欲しいひとは、もう、いないから。]
(174) 2016/07/27(Wed) 22時半頃
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[ 視界の外から全く違う色の声が聞こえてきた。 流れるように自己紹介をして笑みを浮かべる彼女の名前は、汽車に揺られている最中に目にしたものだった。>>70>>125
対応しているのは包帯をしている女性。 ポーチュラカからはメルヤと呼ばれていた。>>165 顔に困ったように取材に答えながら、その表情に浮かんだ色。]
・・・「X城の思い出」についてでしたら
[ 2人のやりとりに言葉を挟んでしまったのは、助け舟のつもりではなく、先程までの居心地の悪さから少し解放されたからだった。 未だ青白い顔のまま、オーレリアは続ける。]
記事になっていない部分まで、知っているつもりです 少しは・・・お力になれるかと
[ そのまま頭を下げて、応接室から出た。]*
(175) 2016/07/27(Wed) 22時半頃
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[取材を快くOKしてくれた相手によし!と心の中でガッツポーズ。 やっぱりこういうときにまず大事なのは掴みの一発だ。そこで相手に印象を残すことが何より大事なのだ。]
メルヤさん、ですね……なるほど。
[ほんの一瞬、名乗る声が躊躇った気がしてペンが止まった。しかし何故だろうと考える間もなく、疑問の答えは解消される。]
ほう、記憶喪失……。
[なんともまあ、裏に何かありそうな素晴らしい響き。 記者魂はますます燃え上がり、質問の洪水を浴びせようとしたそのときに。]
……っ、……!
[赤縁眼鏡を押しやる指先。 細められた眼差しに、はっきりとした「拒絶」を感じ取って。 思わず心臓が跳ね上がる。 恐怖ではないーー好奇心に。]
(176) 2016/07/27(Wed) 22時半頃
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……っ、それはそれは、失礼しました。
では、もう一つだけよろしいでしょうか?
[突きつけられた指に巻かれた白い包帯に視線を落として。]
貴女は「X城の思い出」に、どんな思い入れがありますか?
[ここに集まった人々は、皆あの招待状を受け取っているのだ。 すなわちそれは、皆何かしらの形であの絵に関わりを持っているということ。 ーーまあ自分のようにほとんど一方的にしか関わっていない人間もいるけれど……それでも聞く価値はあると思った。 なんせ自分が記事を書くきっかけになったのがあの絵なのだ。この城を出てから書く記事の核にすることももう決めてある。 細められた目を、にっこりと笑って覗き返した。]
(177) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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/* うおっ!自分、ドロシーちゃんの隣におった!! 執事だもの、当たり前かっ!!
そして、泣いてるの、これもしや私待ちか!? 違うか・・・・!?いや、行きたいのですが、言って良いのかどうかというか、回想終わらねぇええええ!!(落ち着け
(-87) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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――そして現在――
っひぐ。…ぐすっ。………。
[みっともなくしゃくりあげて。多くの人を魅了した、姉にも似た絵画を見上げる。 涙は引いたけれど、瞼は赤く腫れあがって、眼球も真っ赤に充血していた。誰が見ても、泣いていた事は明らかだろう。明日、腫れが引けば良いけれど……。]
い、遺産。なんて。いらないから……。 これが全部嘘で。 お姉様が。生き返れば。良いのに。
心臓発作なんて。嘘でしたーって。 ドッキリテレビみたいに。プラカード持って。起きてくれば良いのに。
……っ。
[小さく笑って、また少し泣いた。]
(178) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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|
[ジェフリーという男を、遠くからしか知らない女は、彼が笑えない冗談を口にするときほど弱っているのだということはわからなくても、婦人を想うその気持ちは、わかるから。
この人が愛するあの絵だけでも傍にあれば 寂しくないのかな、なんて。
献花の話をする>>143、 婦人の幼馴染殿の横顔を見つめながら]
きっと どちらでも 奥様 喜んでます
[貴方からの想いも。 そう続けるのは、とても烏滸がましい気がしたから。結局口許は引き結んだまま、次の来訪者が現れるまで>>130ふたり佇んでいた。]
(179) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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|
―現在:応接間―
え、あ・・・、――――はい。
[ ポーチュラカに声をかけられ、びくりと肩が揺れる。>>165 まるで考えていたことを見透かしたかのような言い回しに けれど彼女の優しさを感じて思わずはにかむ。 ]
ふふ、八割くらいは開けるんですね。 プリンが誘拐されないように目を光らせてるんですか?
[ 廊下へ出ていく彼女の小さな背を見送って、 再びリッカに向き直った。 ]
(180) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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|
お姉様は、絶対そんな事、やらなさそう。私じゃ、無いんだから。 でも本当に。やらないかなぁ。
[絵画を見詰める瞳は、切望していた。 絵の中に居る空想のお姫様は、城を見上げる女性の事を、心から必要としていた。**]
(181) 2016/07/27(Wed) 23時頃
|
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[ 余談になるが。 もし廊下に出る瞬間のポーチュラカの様子を 気に留めるほどの元気がオーレリアにあったなら。
どうしたのかと問いかけ、理由が言葉になったなら。 全力で否定しただろう。>>166]
(182) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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[ 思い出すのは、詰め寄ったセシルにあくまで笑顔で 対応していたジェフ。>>140 2人の間に「X城の思い出」の存在が浮かんだ気がしたのはオーレリアの思いすごしだろうか。 何せ伯爵夫人のお屋敷だ、他にも絵画はあっただろう。
それでも脳裏に浮かぶのは、見たこともない筈の風景。]
・・・いつも諍いの種になるのね
[ 元より自分の家の遺産問題に興味はなかった。 他人の家の問題となれば尚更だ。 それでも先祖の絵が関わっているとなると、心は痛む。
アイリーンーー今はポーチュラカと名乗る彼女に 連れられて、廊下を歩く。]
(183) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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[やってきたのは音楽に疎い自分でも知ってる、天才ピアニスト。この城で過ごした間、彼の練習するそのピアノの音を幾度となく耳にした。
上手い、下手はわからなくても、 なんとなく、彼の音は胸にじんわり、沁みてきて。
ある時は春の慈雨のように、 またある時は夏の嵐のように、 またある時は、冬の刺すような寒さの霧雨のように。
何かから逃れるように庭に飛び出してくることもあったっけ。曰く、自然は雑音が和らぐとか、落ちつくってお話してくれたことがあった。
酷く辛そうなときは、アップルミントの葉を揉んで鼻先に持ってったこともあった気がする。 表情がいつも変わらないけど、きっと繊細な人。]
セシルさん はい とても綺麗です
[ジェフリーを追ってきたのだろうか。掛けられた言葉は自分に向けられたもののようだから、そう返してはにかんだ。*]
(184) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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アイリーンおねえさん・・・で、いいのかしら あの時は無茶な依頼をしてごめんなさい まさかここで会えると思わなかったけれど・・・ 嬉しいわ、変わっていないのは驚いたけど
[ ぽつりと話しながら、僅かに笑いかける。 美味しそうな香りが漂ってくる。どうやら厨房の近く らしい。>>150
あの時。 彼女は空腹だった筈なのに当時のオーレリアの全財産を返した。 何か言おうと思ったけれど、結局“ぼく”への言葉に遮られてしまった。>>159>>160 今も気にかけてくれる。そんな優しいところも、変わらない。]
・・・私、少しサロンで休みます 食事にはきっと顔を出せる筈
[渡された鍵は2つ。 客人へと用意されたサロンまでの同行を願い出ることにした。**]
(185) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 23時頃
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/* fortune
(-88) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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/* 60(0..100)x1
(-89) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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/* サロンが色窓だよね?一足先にお邪魔するぜ!
>>166これは全力否定しなければ!← でもこの発言のノリ好き(好き)
(-90) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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/* み、ん、な、げ、ん、ざ、い、ち、ど、こ、で、す、か
(-91) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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[ 記者というのは皆こんなに心がタフネスなのだろうか。>>176 はっきりと拒絶の意を示して、 彼女もそれを感じ取ったであろうに。 その強さに敬意を表し、了解の意を込めて頷いた。 ]
『X城の思い出』に? ・・・・・・そうですね。
[ 口元に指を当てて思案する。 正直なところ、一度もその絵を見たことがないのだ。 ただマダムが大切に所有していることしか知らない。 ジェフのように強い思い入れがある訳でも、 オーレリアのように縁がある訳でもない。
ただ、 ]
(186) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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――――命の恩人、ですかね。
[ 人ではないですけど、なんて笑って見せる。 思い入れと言われても簡単に言えるものじゃなかった。 あんな絵燃えてなくなってしまえばいいとも、 ずっと残っていてほしいとも思っていたから。 ]
そろそろいいでしょうか。 私、行かないと。
[ ちらりと扉の方へ目を向ける。 具合が悪そうだった彼女のことも気になるし、 ポーチュラカに頼まれた飲み物を準備しなければならない。 ]
(187) 2016/07/27(Wed) 23時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/07/27(Wed) 23時頃
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/* 質問失礼します。 >>177で自分は「招待状を受け取ったということは、皆あの絵に何かしら関わりがあるはずだ」という描写をしてしまったのですが、招待状に書かれているのって「遺産を再分配する」という主旨ですよね? あの絵との関わりについては招待状からは読み取れないんじゃ……って投稿してから不安になったんですが、大丈夫ですかね? お忙しいところすいません。よろしくお願いします。
あとついでに、39(0..100)x1
(-92) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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―― 食堂 ――
[食堂にはメイドが控えており、 夕刻になれば食卓に着いた者に食事が運ばれただろう。
ジャガイモの冷製スープ、クレソンとラディッシュのサラダ。 グレイビーソースたっぷりのローストビーフ。 ガーリックシュリンプ。バゲット。 デザートにはチョコレートムースとメロンシャーベット。 それにドリンク類。]
(188) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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[一方厨房にいたキルロイは、数口、味見をするだけに留める。 正確にはそれ以上、食べる気になれずにいた。]
腹は減ってる筈なんだけどよ……。
[誰が居ても居なくても。 それは変わりない筈だった。]
(189) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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[少年の日に向けられた笑み。 一番の不満は何かと問われ、飯がマズイことだと答えた自分。 貴方の為に作られたものだから感謝しなさい。 不服なら自分で作ることね。 細かなニュアンスまでは覚えていないが、 そのようなことを言われたのだった。
じゃあなってやるよ。 単純な自分はそんな風に答えて。 向いていたのだろう、料理は楽しかった。 レシピを考えることも、空間を整えることも、 この手で調理することも。 そしてその為の援助は惜しむことなく与えられた。]
やっと、少しはアンタに……返せるように、 喜んでもらえるように、なったと……。
[ぽつり零す。 愛用のエプロンを握り締める手が、皺を作った。**]
(190) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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/* >>188 これ見てすぐ元気になりました()
(-93) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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〜回想、ジェフと〜
[絵画を見ていた“だけ”には見えなかった。自分の目にははっきりと口づけをしたように見えたのだから。ただ、抵抗しないこともあり、この調子だとまたいろいろはぐらかされて終わりだろう、と肩をすくめてあまりとやかくは言わないことにした。]
……才能? ええ、僕は確かにあの人に、この手のおかげで拾われました。 …ですが、僕が欲しいのはこんなものではない。なにかが、違う、なにかが…っ
[勿論、彼女に褒められる事で満たされはしていた。でも、自分が欲しいものはこれだけではなかった。なにかが、足りなかった。 上部だけの感情なんて、いらなかった。 この時ははっきりとわからなかったが、マダムDの彼に対する態度は、ほかとは何かが違ったのだ。留学だって、突然すぎて異常だったのだから。]*
(191) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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― 今を保てない男と ―
依頼、承りましたわ。
[待ってましたとばかりに頷きを返し。 わたくし、調査を開始しました。 それはもう―――全力で!>>131>>132
そうして辿り着いたのは、“二つ”の事件。
【一つは二十年以上前。マダムの住む古城で。 通報によって駆け付けた警察官に起こった悲劇。】
【もう一つは五年前。 ある田舎道で起こった自動車による接触事故。】]
(192) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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……これは。 こんなことがあるのでしょうか?
[聞き込みの結果得たハワードの家族。 そこから導き出される“娘”像に、わたくしは覚えがありました。]
行方不明になった娘を探すのに一生懸命になった父親は。 日記を書くのを失念してしまった? 日付が変わり眠りから覚めた瞬間。 男の記憶は、二十年も以前に遡る。 それこそ娘が生まれたての赤子の頃まで。
娘は父を見ても気付かない。 何故なら記憶を持っていないから。
そして、母親は……]
(193) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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〜少し前、応接間、ジェフと〜
…そういうあなたこそ……いや、そういえばあなたは身内でしたね。大変失礼致しました。
[冷静面は成長した分磨かれた。だから自重も多少できる。返された言葉>>140に素直に謝罪し、一応ながら頭を下げた。]
僕がここにいてはいけませんか?生憎、貴方の印象はああいうことしか覚えていませんので。
[忌々しげにそう口にし、彼が庭に行く姿に反応して、追いかけたのだ。
日頃からのマダムとの会話、自らの海外留学、そして今回の出来事。 すべてが自分の中で繋がっていた。あの日の質問に、答えるために。>>141]
(194) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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/* マダムに拾われ組?がみんな健気で…
(-94) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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……憶測だけでは推理とは言えませんわ。 もう少し調査をしなければ。 証拠を固めてこその探偵ですもの。
[一人こぼせば、わたくしは 探偵七つ道具を持って、立ち上がりました。*]
(195) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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[記憶については特に隠しているものでもなく、隠せるものでもなく。 次の日には今日の全てを忘れてしまうことからか、誰にも打ち明けることの出来ない、 悩みだったり秘密だったり、そういうのを相談されることも多いらしい。
らしいというのは、そういったものは、"記憶"に残すことは無かったから。 マダムの従兄弟にあたる男に関しても同様。 彼の頼み通り、"記憶"には残さない。
彼が絵画の横顔を見つめるとき、自身は少し後方へと控え、彼が話し始めれば、時折相槌を打ちながら、その話を微笑みながら聞く。]
愛しているだけでは、伝わりませんよ。
[笑みを浮かべ横顔を見つめる彼に、そう言う。 "記憶"には残されることもない、そんなひととき。**]
(196) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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〜少し前、応接間、オーレリアと〜
[名を呼べば、さらにびくついた肩には目を細め。やましい気はないとでもいうように動きを止める。身を翻したのはその直後か。]
……覚え?
[聞こえた声>>136に少々眉を潜めて動きを止める。ここで少しジェフと遅れてしまったのだろう。それでも彼は彼女の言う「覚え」が気になった。自分に似たものを見たことがなかったから。]
…後で、その話を詳しくお聞かせ願えますか?
[あくまでも落ち着いた声色で。そして「僕と彼との件はどうか、ご内密に。」と、唇に指を乗せ、仏頂面のまましぃっとおどけた。一瞬つり上がった口元は気づかれているだろうか、いないだろうか。 そのまま慌てたように応接間を出ただろう]*
(197) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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〜回想、ドロシーと〜
[キラキラ星。貧民街時代から慣れ親しんでいた曲だった。単調なメロディーだが、旋律が綺麗で、本当に星が瞬いているかのような、リズムのいい曲。 それはモーツァルトのものだと、マダムから教わった。 曲に関しては無学だったので、すべてマダムや楽譜から吸収していった。 そんな中、マダムの妹であった、ドロシー。彼女と同じ血液が、この人物にも流れているのだ。似ている箇所がちらほら見える。やはりいつ見ても小さな興奮を覚えていた。 キラキラ星を弾くと、輝いたその姿に、作曲者を教えれば、ふーん、と聞いて、もう1回、とせがんでくる。
その無邪気な姿にマダムとは違うなにかを感じながら、にこりと口角を上げ、言われるがままに弾き続けた。
そんな中、感じたマダムの視線。>>128 焦りを感じるその表情を確認し、眉を潜めた。
彼女から留学宣告をされたのは、その直後だっただろう。]
(198) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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「貴方はそろそろ世界で実力を試してみてはいかがかしら。」
そんな、僕は望んでなんか、
「芽は伸ばすものよ、実は既に準備は完了しているの。 勉強していらっしゃい。
……そして、しっかりと自立しなさい。」
[最後の言葉は、明らかに声色が違った。疑問を覚えた。 でも、彼女のいいつけは自分の中では絶対だったから。はい、とおとなしく、準備をしに自室に戻ったのだ。]*
(199) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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/* 謎、作ってくれるの!?
(-95) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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/* これは再びどろんと親子になるフラグ!
(ハワードを確どろんとみています)
(-96) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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/* まっ、ふえ! まじ、で!!
いや、娘だったらいいなって、こっそり思ってたけど…!
(-97) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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/* 母親…は って、ま、まさか…
よく、思いつくなっ!!これ!!
(-98) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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命の恩人……ですか。
[冗談めかして笑う彼女の表情に、僅かばかり目を見開いて。 その意味深な口振りにはやはり記者魂を擽られるばかり。 しかし、この辺りが潮時だろう……今は。]
はい、長々お引き止めしてすいませんでした。 また機会があればよろしくお願いします!
ーー四日間、よろしくお願いしますね!
[満面の笑みで言い放ち、相手を見送った。]
(200) 2016/07/27(Wed) 23時半頃
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/* あぁああ、でも最初に棺2つって言っちゃってんだよなぁあ…!ただ、棺の中身は描写してないので、空かもしれない
(-99) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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承りました。 貴方に分配される遺産については開封をお待ちください。
/* 招待状に絵のことは書かれてない想定でした。 >>177はリッカの勘(推理)なのだろうな、と捉えたので、 私は特に気にはならなかったです。
(-100) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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〜庭、露蝶と〜
[屋敷内にいた人間の中でも、彼女はかなり好感を持っていた人物だった。
屋敷で開かれていたパーティの余興だとか、偉いさんの接待だとかで自分はよくピアノを弾かされた。貴族のたてる雑音に耳と脳はかなり悲鳴を上げていた。 しかも、自分の顔のせいもあり、その後、貴族の女から今晩御付き合い頂けますかとかそういう迷惑な誘いまで来る始末で。 愛しいマダムは、そこらへんは他との会話で忙しく、こちらの相手はできなかった。
ピアノは好きだが、そういうのはこりごりで、いつも庭へ逃げていた。 頭を抱え、しゃがみこんだ時、馴染みの少女はよく彼を楽しませてくれたから。>>184 ここは自分を包み込んでくれる、まるで自分が与えられていない、マダムの真の愛のような、そんな感じがして。]
覚えていてくれましたか。……ここはいつも変わりませんね。まるでいない彼女が、ここにいるかのようで。
[少し目を地に伏せ、自分には与えてくれなかった、その感触を耳で味わう。 自分は危険視されていたのかもしれない、などとそのようなことは考えず。 今はいない彼女へ、暫し想いを馳せて。 ジェフリーに向き直るのは、さらに言葉を交わしたあとか。]
(201) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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/* ジェームス:9 オーレリア:37 ポーチュラカ:34 キルロイ:79 ドロシー:38 露蝶:89 リッカ:39
未:ハワード/セシル/ジェフ/メルヤ/ヤニク/メアリー
(-101) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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― マダムの妹と ―
御機嫌ようミズ・ドロシー。
[数度瞳を瞬かせ。 直ぐに突然の来訪者が誰なのか理解し、会釈をする。]
ふふ。そうですわね。 わたくしはおうとつのある体形ではありませんし。 いっそ髪を切ってズボンを履いてしまうのもありかもしれませんわね。
[その場合。どちらかと言えば東洋の小説に出てくる コバヤシ少年の方が近いかしらと思案しながら。]
(202) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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[囁かれた言葉には、気を悪くした様子を見せず>>151]
奇遇ですわね、ミズ。 わたくし今でこそ殺人事件をこよなく愛していますが。
探偵になった動機は とある怪盗を見つけるためなのですわ。
[打ち明けられた秘密。 そのお返しとばかりに 小さな声を耳元に。*]
(203) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 00時頃
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/* セシルのマダム愛すげぃ
みなキャラよいよね。料理だけしてみていたい
(-102) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 00時頃
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/* ハワードさんとメルヤさん困惑させてしまったら申し訳ないですの。 なんとなく記憶繋がり面白いな〜と思っただけなので、気にせず却下してね!(灰で言う
第三者がちょっかい出していいことかしらとオロオロする気持ちもあった。
(-103) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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/* お返事ありがとうございます。 よく確認もせず招待状には絵のことが描かれているという認識でロルを回してしまったので、そう言っていただけるととても有り難いです。今後はちゃんと確認するようにします。 とりあえずリッカの勘ってことにしときますね! お忙しいところ失礼いたしました。
(-104) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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[ 恐らくはまだ追求したかっただろうが、 以外にもあっさりと見送られた。>>200 確かに遺言状の公開までまだ時間はある。 ]
四日間、か。
[ 廊下に出て、後ろ手に扉を閉めてぽつりと呟く。 あと四日。 それが『メルヤ』でいられる最期の時間だ。 ]*
(204) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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― 厨房 ―
キルロイ、いますか?
[ ひょこっと扉の隙間から顔を出す。 今は後片付けやらで少し落ち着いている時間帯だったろうか。 調理後のなんとも言えない良い匂いが鼻腔を擽る。 ]
お客様で気分が悪くなった人がいて、 何か冷たい飲み物が欲しいんです。
[ 一休みしていたのだろうか。 エプロンを握り締める彼の姿を見つけて近付く。 >>190 ]
ジンジャエールがあればと思ったんですが、 ・・・・・・キルロイ?
[ 彼の様子に首を傾げる。 どうしたのだろうかと、下から伺うように顔を覗き込んだ。 ]**
(205) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 00時頃
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/* ところで、 まだ、プロです、ねっ!!!
始まってもないよ!!
(-105) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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/* >>188 深夜の飯テロを見た!!!
(-106) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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── 廊下にて ──
( まったくもって、辛気臭い雰囲気ですね )
[廊下を歩く私を見ては、使用人達が「おいたわしや…」 という視線と言葉をかけてくる。
おばさまも、ジェフおじさまも、キルも、メルも、 あの海外にいってたセシルくんも、 みんなみんな悲しんでるけど、 娘の私はそうでもないんです。]
(だって私、あのひとのことよく知らないわ)
[「優しかった、美しかった」 きっとそうなのでしょうね。 私にもそうだったんでしょう。
でもね、私彼女の『娘』だと思えたことがなかったのよ。 いつだって彼女は彼女であって『母』ではなかった。]
(206) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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[他人からの好意というものに、とんと疎い自分は、彼が向けてくれているものがそれと気付くことは無かったろう。
ただ、この庭で、一緒に座り込んでお話しする時は。 少しだけ、張り詰めた表情が和らぐような気がしたから。 わたしはより一層、庭の手入れに精を出したのだった。
彼が婦人に向けて、敬愛の念以上の何かを向けているのは気付いていた。城のメイドたちから聞いた彼の生い立ちを思えば、当然抱くであろう感情だとも思った。
そんな彼が、この庭を、婦人とお話しして作り上げたこの場所を好むと言うなら。
少しでも、婦人を思わせるような、そんな庭にしたい。 あのどんな花よりも美しいヒトを、この場所に再現したい。
そう思いながら、日々庭の手入れをしていた。]
(207) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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/* メルヤさんから、OKでたぁああ!! わーい!(ぴょんこ、ぴょんこ
(-107) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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─回想:ドロシーと─
[3つ年下のドロシーは妹のような存在だった。 小さな衝撃と共に現れた可愛い子>>172 驚きによろめいたのを受け止められたのは小さな頃の3つは大きかったからだった。
矢継ぎ早に声をかけてくれるドロシーに右に左に頭を動かして、うんうんと頷きながらも周囲を気にしていたジェフも、いいところという特別性に惹かれてしまう少年の1人で。
“花はそんなに好きじゃないけど、ドロシーは好きなの?かくれんぼう。そうだね。母さんも好きな特別なものを探してて。……そう、“あいつ”も来て来るんだ。 鬼はきっと母さんだ。じゃあ窓から花が見えるその場所に連れて行って。 あいつが来たら驚かそう。鬼もたくさんの仲間がいたら優しくなるかもしれない。”
促されるまま、彼女についていった。 秘密の場所。きっと、特別な場所。 今も昔も、あの場所は。 きっと、忘れない。思い出のひととき]
(208) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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[様々な色の絵の具を手のひらにつけて描かれた花の絵は、あの日、窓から花が見える場所のように色鮮やかなものをえらんだ。 ドロシーを色で表すなら何色か、なんてくくりつけるのもの勿体無かったし、何しろ少し変わったくらいのものが彼女に似合う気がした。
“ドロシー、今日も面白くておかしくて、珍しいものを見つけたから『かくへんぼう』に付き合ってくれないか?”
唯一といっていいほど、快く迎えてくれたドロシー>>173には、もはや決まり文句となった合言葉を囁いて土産片手に現れた。 その頃にはすっかり彼女はすっかり格好も変わってしまったけれど、いつか飛びついてきてくれた妹のまま、ジェフの中にはあったのだ。 いつまでだって可愛い子だった。 けどもいつも不思議だった。 ドロシーにとってもあの絵画は特別なものかもしれないのに。 それが欲しいとねだる自分の存在は彼女にとっで邪険なものではないか、と。 尋ねることはなかったけれど。
訪れるごとに絵画を眺めていた。 あの日、彼女に見つめられたことを知らないまま、1人になるといつでも、絵画を通して、なにかを。 また、扉を抜けて、潜って、訃報が耳に届くまで]*
(209) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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─庭園:露蝶と─
[死は悲しいこと>>174 そうだろう。きっと、そうなのだろう。 だというのにジェフの目尻は濡れることなどない。 草臥れたシャツと同じくして枯れてしまったのかもしれなかった]
そうだね。 悲しいことなんだろう。 みんな彼女の死を悼んでいるようだった。 たくさんの人が来てきたからね。
[笑みを浮かべてしまう。 もう板についてしまったその表情は笑っているんだかそうではないのか、分からなくなってしまっていた]
彼女は穏やかそうに眠っていた。 幸せな、死だったんだと思う。
[なんと声をかければ良いのだろう。 されど、続く言葉がわからずに、笑みを浮かべて引き結んで、結局]
(210) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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困るな。
[たったひとことを残して、近く足音に押し黙った]*
(211) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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[ 一人の使用人が私にぺこりと一礼した際 ]
ねぇ、あとでハワードを呼んでくださいますか? いつでも構いませんよ。
[笑顔で語りかければ、 気丈に振る舞ってる扱いだけどもう無視してやります。 頼みは聞いてもらえたでしょうか。]
こういうときは、私はハワードを呼ぶことにしてるんです。
みぃーんな、彼女のことを悪く言わないから 私だって言いたいこと言えないんです。
でも彼だったら記憶をとどめないから 好きに話せてとても楽。
醜い私はその度に彼の記憶にだけとどまり、 そして消えていくのですから]*
(212) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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――食堂へ――
……良い、匂い。お腹空いた。
[こんなに悲しいのに。世界が終わってしまいそうなのに。自分のお腹は、クゥと鳴る。 泣き腫らした目をしたまま、絵画の前の椅子もそのままに、匂いに釣られるように食堂へと向かう。 メイドにメニューを聞けば、むぅと口を尖らせた。]
また、キルロイね。 どうしてチョコレートのムースなの? なんでローストビーフなの?
何枚も切り分けて貰いたくなるじゃない! ジャガイモのスープだって好物なのに。 ガーリックシュリンプとか、お客様だって居るのに何であんなに美味しいの? もう今から未来が見えるわ。私には見えるわ。 ローストビーフをきっと4,5枚食べるのね。これで最後。後1枚だけって、きっと4,5回言うのよ。 そうして、もう食べられない。お腹一杯。これ以上無理って所に、チョコレートムースが誘惑してくるんだわ。私知ってる。この道の大家だもの。
(213) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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/* ということは、5年前まで娘とは一緒だったんだ! で、娘は事故で記憶喪失になって行方不明→探してるうちに記憶の途切れ。それで記憶が当初の20年以上前まで遡った。なるなる。
(-108) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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[パーティーがあるような日は、自分は庭の飾りつけやライトアップなどに駆り出されていたから、煌びやかな社交界で件のピアニストを襲う苦悩など、てんで見当がつかなかった。>>201
それでも決まって、この庭に逃げ出してくるときは、唯一の友になれたら、と。 噴水の縁に座って、ジンジャエールでも飲みながら、月明かりに照らされた自慢の庭を眺めて待ったものだ。]
もちろん です 変わらない、ですね 奥様思い出します
[「そう」なるよう作ったのだから、当たり前と言えば当たり前だけど。 それでも、彼女を喪った心の穴を、少しでもこの場所が癒してくれるなら、庭師としては本望だ。
セシルがジェフリーに向きなおるまでの暫しの間。 瞼を伏せる彼に倣う様に、そうしていた。*]
(214) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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それで結局チョコレートムースの誘惑に負けるのよ。 それでね?知ってる。 思っちゃうの。
メロンシャーベットなら、あっさりしているから口直しに良いんじゃないかって!!
[ぷりぷりと文句を言いながら、席に座る。]
だってね? 私だって昔は、シルエットくらいは細かったのよ? 手足の長さはまあ置いといて、ね。
でもこの年になってくるとね。お腹周りにお肉が…お肉が……。 たるみだって出て来るし。若い頃のハリは無いし。 なんでお姉様は、あの体系を維持出来るのかし……
(215) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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─そしてセシルと露蝶と─
[セシルの中のジェフとは大層な悪漢らしい。 これには苦笑いどころか場所が場所なら腹を捩らせて笑っていただろう。 しかし場をわきまえているのか。 青年の成長>>194には片眉を上げるだけに留めた。 ちょうど彼の気も逸れたようだったため>>197
セシルが露蝶のいる庭園に訪れ言葉を交えてからは花に視線を落としていた。 どうやらセシルはジェフを追いかけていたようだし、ならば“鬼”が怒って追いかけてくる前にに逃げなくてならないが、きっとそれはもう遅かった>>201]
………僕に何か言いたいことがあるのかな?
[頃合いを見計らえばセシルに尋ねてみる。 もっともこの場で事を荒立てるつもりはないのだが、話をするならその場を移動するか、もしくは後でと促してみたが、さて。 女性や花の前での争いは好かないのだ]*
(216) 2016/07/28(Thu) 00時頃
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あっ!!
[流れるように口を吐いて出る文句の終着点で、思わず大声を出し口元を抑える。 泣き腫らした目は明らかなのに、誤魔化すように笑いを浮かべて。]
お姉様はもう、居ないんでしたわね。 ごめんなさい。
[そんな事を言えば、スープが出されるのを大人しく待った。*]
(217) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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[伏せた瞼の裏。 真っ暗闇の中で浮かぶのは、 シニカルな笑みを浮かべるいとこのあのひと。>>210]
(泣けないの?)
(ううん)
(泣いてるよね 心が 痛いようって)
[「困るな」>>211と呟かれた言葉の意味することは、わからない。でも、でも。]
(どうしたら、らくになれるのかな)
[植物のことならこんなにもわかるのに。 問いかけてみても、闇は応えてはくれなかった。*]
(218) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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ー少し前 応接間:セシルとー
・・・え、ええ、わかりました
[ 謝罪よりも「覚え」の方に気をとられると思わず、 数度の瞬きの後。 その後におどけたように続いた「内密」の件と併せて頷いた。>>197
頷いた後で、彼に話して良いものか、と目を伏せる。 ジェフとセシルのやり取りから、先祖の描いたあの絵が彼らにとって何らかの意味を持っているのではないかと思えていた。
オーレリアの中では警告色。 まして、あの僅かつり上がった口角が見えたなら・・・ますますその色は深くなる。]
あの、やっぱり・・・
[ 大した話ではありません、と誤魔化そうとしたが、 既にセシルは慌てたようにジェフの後を追った後。 首からさがる指輪を、苦々しい気持ちで撫でる。 滞在期間は長い。1日ならば、久しぶりのお転婆を活かした鬼ごっこになりそうなものを。]**
(219) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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ええ。 わたくしのことはアイリーンで構いませんわ。
[ポーチュラカは偽名だとすでに伝えてある。 ならば別の名前で呼ばれても問題ないと判断して。]
うふふ。 今ではオーレリアの方がお姉さんみたいですの。
[かつてのお転婆な少女は今は立派なレディへ。 変わった彼女のそばに 変わらず“ぼく”は存在しているのでしょうか。
聞けたとしても、笑うことはなかったでしょうが。>>100]
(220) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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[漂ってくる鼻腔をくすぐる香り。>>185 つい胃が刺激される。
今は日々の食事に困るようなことは滅多にないのですが つい食べ物を気にしてしまいます。 貧乏だった頃の癖かもしれませんね。 当時の空腹を小さな名探偵に看破されていると知ったのなら 珍しく頬を赤らめたことでしょう。]
ええ。長旅で疲れているでしょうし、少し休むと良いですわ。 メルヤ…この城の娘さんに飲み物を頼んでおきました。 体に入れられるようなら、入れておくといいですの。
[サロンまで送り届ければ、 あとは邪魔にならないように後にする。*]
(221) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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─閑話─
[木漏れ日が溢れる部屋の中、後方へと下がる燕尾服の壮年の男>>196は、年の割に体格も良い。 素性の知らぬ男ではあるが、元は鍛えていたのかもしれない、と感じていた。
だが彼に背を向けているのは彼が訪れて20年間、少なくともジェフがこうして絵画を眺めている際に被害にあうこともなく、寧ろ居心地のよい空間であった。 だからこそ、その日もハワードを引き止めてしまったのだ]
伝えたところで、 伝わるとも限らないだろ。
[彼の言葉は的を射ていて、だからこそ突き刺さる。 柔和に笑みを浮かべながらも視線を逸らしては、つぶやいた]
それならなかったことにして忘れてしまう方が、よっぽど、いい。*
(222) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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[空気の動く気配で、そっと目を開けたら ジェフリーの言葉が耳に届いた。>>216
そうだ、セシルは彼を追ってきたようだった。
自分がいては話が出来ないだろうか、 そう思って、一歩後じさりすれば。]
ここ、冷えます お茶貰う きます
[セシルが口を開く前に、 あっちあっち、と食堂のある方向を指さしつつ、 ぺこりとお辞儀をして走り出した。*]
(223) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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――回想:名探偵ホームズと――
怪盗?!
[囁かれた響き>>203に、ぽかんと口元を開けると、慌てて手を当てる。 それでも口は開いたまま。瞳をキラキラと輝かせた。]
怪盗が、居るの? わー……。
[感動と興奮に打たれて、言葉も出ない女は、気が付くと姉に退席を命じられてその場を後にする事となった。 以来、ポーチュラカの姿を見れば、話しを聞きたがったのだが。内密な相談をする際は、訪問も内密に行われるため、なかなか直接会う事は難しかった。]
いつか怪盗を捕まえたら、私にもお話しを聞かせてね! ああ、でも……捕まえられなくて、逃げられた話の方が良いな。
[去り際に交わした約束を、今もまだ、覚えている。*]
(224) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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― 探偵の推理 ―
………
[記憶を失った少女。 記憶を保持できない男。
離れ離れになった親子は、同じ城の中にいる。 互いをそれと認識できぬまま。]
困りましたわね。
[調査結果を見ながら顔を顰める。 手の中には親子が映った一枚の写真。 これを突き付ければ―――事件はたちどころに解決するのに。]
(225) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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――回想:ジェフリーと――
[かくれんぼう中のいとこは、一緒に部屋に着いて来てくれた。>>208]
”お花は好き!だけど、この間きれいだからつんで行ったら、それは”ざっそう”ですよ。って言われた。きれいなのに。”
[それはまだ、露蝶が来る前の話。露蝶が来たら来たで、花壇の花を勝手に摘む事は出来なくなったのだが。]
””あいつ”ってだーれ?”
[とても不思議そうに、ジェフリーを見上げる。 感じ取った違和感に、じーっとジェフリーを見詰めて、視線を逸らさなかった。答えは結局聞けただろうか?]
(226) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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“あのね探偵さん、私、記憶なんていらないの。 ――――まだ、このままでいたいの。>>171”
[娘からは調査を断られている。 依頼料も受け取ってしまった。だってお腹減ってたの。ディナー、とても美味しかったの…。
そしてハワード。父親も。 彼女に調査を依頼した男はすでにいない。>>132 今いるハワードは別のハワードだ。]
うぅ……謎に触れられただけで良しといたしましょう。
[仕方ないですわ、と小さく呟いて。 探偵は写真を破り捨てようとする。 それを止めたのはマダムだった。]
“いつかの日まで―――”
[そう、言って。]
(227) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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[あの人は知っていたのです。 そのうえで私が親子の調査を始めたことを知り、突如探偵事務所に現れました。 本当に、なんて謎に満ちた人。
証拠写真はマダムの望むまま。 彼女の書斎のデスクの中で、ひっそりと眠っていることでしょう。*]
(228) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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/* >>0:218 メモ
(-109) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 00時半頃
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[>>205 物思いに耽っていたせいだろう、 すぐ近くにくるまで気づかずにいた。]
…………。 ぉおっ?
[見慣れた包帯姿が見上げている。]
メルヤか。 ジンジャエールか、待ってな。
[具合が悪いなら、あまり辛口でないほうがいいだろう。 干し生姜を砂糖で漬けこんだ瓶を取り出し、 はちみつと一緒にひと煮立ちさせる。 炭酸水で割り薄切りのライムを添えたものをふたつ作って、 メルヤに手渡す。片方は彼女の分だった。]
(229) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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どうすんだ、この後。
[記憶がないという娘。 身寄りがあるかどうかもわからないだろう。 マダムの葬儀が済んだばかりだというのに、 現実を突き付けるようなことを言った。]
いや……。 オレが聞くことじゃなかった。
[聡明な目をした娘は、きっと自分よりずっと 理解しているのだと思い至る。]
ほら、早く持っていってやりな。
[相変わらず仏頂面のまま、 声だけは幾らか和らいだものになるよう、努めた。**]
(230) 2016/07/28(Thu) 00時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 01時頃
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/* ドロシーがドロシーチップなのにかわいすぎる問題( ˘•ω•˘ )
(-110) 2016/07/28(Thu) 01時頃
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………そうだ。 プリンの護衛をしなければいけませんわ。
[オーレリアを送り届けた後。 廊下で嗅いだチョコレートのあまぁい香りを思い出す。>>221
メルヤの言葉を思い出しながら、くすりと笑い。>>180]
八割だなんて… せいぜい九割と言ったところですわ。
[矛盾を指摘する者もいないまま 探偵は匂いの導くまま、ふらふらと廊下を漂う。**]
(231) 2016/07/28(Thu) 01時頃
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/* くおおおおああああああああ!!!! 娘、娘!!! 娘ができたぁああああ!!!!!
ほんんんんっと!!!嬉しいっ!!!!
(-111) 2016/07/28(Thu) 01時頃
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[それからも、彼が尋ねて来ると、小さい時は腕に飛び込んで。少女になってからは、小走りに駆け寄って。成人してからは……やっぱり駆け寄って。 何時も満開の笑顔で、彼を出迎えた。
『かくれんぼう』には、喜んでお供した。 絵を見る時は、彼の少し後ろに椅子を持ってきて、プラプラと座って足を揺らしながら見るのが好きだった。
綺麗な花の絵も。珍しいお土産も。かくれんぼうも。 本当は全部、叶わないって、どこかで知ってた。 女は馬鹿だけど、愚かでは無かったから。
彼の思い>>209は、知らなかったけれど。知って居たから。嫌じゃなかった。 だって彼は、私に会いに来てるんじゃないんだもの。 絵に会いに来てるんだもの。 絵が欲しいって言う彼が、来てくれるのは、嬉しかったから。 お姉様が、絵を売らなければ良いって思ってた。 そうして彼も、そう思ってるんじゃないかって。 心の何処かで、思ってた。]
(232) 2016/07/28(Thu) 01時頃
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[ジェフにぃの、少し後ろに、座って絵を眺めるのが好きだった。 視線を上に向けて、時折、絵を見る彼を、盗み見る事が出来るから。
でも、いつもいつも、私が居ても邪魔だろうから。 ハワードが来た時等、交代する事もあったし。 彼の一人の時間を作る事も多かった。
絵の中で私は、お姫様だった。 でもその事を、誰にも話した事は無い。 ジェフにぃはきっと笑わないで聞いてくれる。 でも、ジェフにぃにも話す事はなかった。**]
(233) 2016/07/28(Thu) 01時頃
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/* 久々に、PCで娘がいるうううう! ずっとNPCだったから、嬉しいいい!!
知ってるか!?PCにな!お父さんとか呼ばれると、 すっごい、たまらないんだぜ!!(落ち着け)
ここでメルヤがsayaさんだったりしな、しないよ、ね…?
(-112) 2016/07/28(Thu) 01時頃
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/* ところで、まったく関係ないけど
キルロイ・W・ヒア
・W・ ここ可愛い
(-113) 2016/07/28(Thu) 01時頃
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/* これ、眠気で深夜テンションになって、寝て起きたら、 どうしたの・・・ってなる未来が見えた。
おとなしく寝る…
(-114) 2016/07/28(Thu) 01時頃
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〜回想〜
[なんだかんだで自分は庭の常連客のようになっていたのだと思う。 何も無い時でも暇さえあればふらりと立ち寄り、せっせと庭の手入れをする彼女>>214を無表情で見つめていた。情がないわけではなく、ただそれが彼のいつもの顔だったから。
宴会でなら、庭には見向きもしない貴族の女を適当にあしらい、突き放し。騒音に耳を塞ぎながら。]
(結局こいつらは僕のピアノよりもマダムや、そっち目当てでここに来るんだから)
[気まぐれに事に及んだり等しない。いつもそうやって逃げてきた。毒気が抜かれますねと庭師にぼやきながら、今日も彼女は助けてくれなかったなと目を地面に向けていた。]
(234) 2016/07/28(Thu) 01時半頃
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〜庭、露蝶とジェフリーと〜
ええ。僕の知る彼女とは違いますが、僕の望む彼女のようです。
[マダムを思い出すと、彼女は言った。>>214 海外へ飛んで、死ぬまで会えなかった。戻ってこいとも言わなかった。
自分の望む、彼女はいなかった。
拳を握りしめ、下を向く。やがて決心ついたように、ジェフリーに向き直り、言葉>>216を聞けば]
ええ。昔された質問の答え、返していませんでしたから。
[無表情のまま言うのは、今ならはっきり答えられる、昔言われた答え。>>141 白黒つけなければ気が済まない性格だった。彼が覚えていようと覚えていまいと言うつもりである。]
(235) 2016/07/28(Thu) 01時半頃
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…ここでは場違いですね。場所を移しますか?
[そういった瞬間、走り出した彼女を一瞥し>>223。そのまま視線を彼に戻す。]
……花がある場での僕との会話はお嫌でしょうか?
[嫌なら場を変えるまで。青いガラス玉のような瞳で、まっすぐ視線は彼を射抜いたまま。]**
(236) 2016/07/28(Thu) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 01時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 01時半頃
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/* 真面目に遅筆直した方がいいね。
構築してる設定としては、マダムに恋愛感情は抱いていない。親として求めているわけでもない。ただ必要としてほしかった。自分と同じ価値観を抱いて欲しい。ですかね。 自分が彼女と同じ血を体内に宿していれば、という憧れの念から一族にも同じ興奮を覚える。 オーレリアに関しては絵画自体が彼の理想だったため、また彼女が大切にしていたということもあり、描いた人に関しては憧れの念を抱いていたため、かな。
とって食いはしない、紳士だから。この流れだとみんなレイプしてやるぜみたいな兄さんに見えてしまう、だめだ。やめろ!
(-115) 2016/07/28(Thu) 01時半頃
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/* さて、ねむ**
(-116) 2016/07/28(Thu) 01時半頃
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/* ログが伸びていて、とてつもなく追いかけるのが大変ですがちまちまと頑張りたいと思います。
(-117) 2016/07/28(Thu) 01時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 02時半頃
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/* おはようございます セシルさんのメモが爽やかな朝ですね
>また様子見で絡ませていただきます。逃がしません♡なんなら逃げていただいても構いません。追いかけます。きゃっきゃうふふ。
何が起きるか、ワクワクすっぞ!
(-118) 2016/07/28(Thu) 06時頃
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ー →サロン ー
お転婆だと言われた頃が懐かしいわ
[ “アイリーン”と再開して、幾分か張り詰めていた 気持ちが緩む。まだ青白い顔色ながらも、オーレリアは当時のような幼さを浮かべて笑いかけた。]
連れて来る事が出来たのは きっとアイリーンおねえさんのおかげ
[ あの日、感受性豊かなこどもの戯言の1つで片付け られなかった事が、“ぼく”への言葉が嬉しかった。>>159>>160 もし相手にされていなければ、落胆と共に、いつの間にか手紙や指輪のことを忘れていたかもしれない。謎にされたことで、年月を経てお転婆が鳴りを潜めても、心に残り続けていた。]
何から何まで、本当にありがとう では、少し休ませてもらいます
[ サロンにたどり着けば飲み物まで頼んでくれていたことを知る。>>221 女探偵の変わらない優しさが嬉しい反面、自分だけが 変わってしまったような寂しさを覚える。後ろ姿を見送ってからオーレリアはサロンの扉を開けた。]*
(237) 2016/07/28(Thu) 08時頃
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ー サロン ー
[ 上掛けを脱いで軽くたたむ。窓からは花々が見えた。 どうやら庭のようだ。 行き届いた手入れに、感嘆の色を乗せた息を吐く。]
(やぁ、素晴らしい庭だな! あの頃も見事なものだったが)
・・・あれは
[ 花の中で対峙するジェフとセシル。そして顔までは見えなかったが、走り去るチャイナドレス姿>>216>>236>>223 応接室でのやり取りを思い出して表情を暗い色にしつつも、異国の装いに浮かび上がる思い出。]
・・・。 思い出はいつだって、綺麗なものだわ 嫌な記憶だって・・・いつかは
[ お行儀は悪いが靴を脱いで、一見して上等とわかるカウチへもたれかかる。 目を閉じれば、優しくも醜い家族の記憶。決して悪い人達ではなかった、けれど。*]
(238) 2016/07/28(Thu) 08時頃
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ー回想:初めての手紙ー
『親愛なる露蝶さん お元気ですか?さっそく筆をとりました。 先日はありがとうございました。
いきなり話し掛けたのに、手紙を出す事を許してくれて嬉しかったの。こうして誰かにお手紙を書くのは初めてです。ドキドキしますね
あのお花を露蝶さんのお店で見た時には驚きました。 私の国では山に囲まれたあたりでしか見られないのです特に立派なお城の周りに。
私は実際に見たことはないけれど、そのお花がとても好きだった人がいるの。 露蝶さんのお店の花はみんな綺麗でした。 きっと、露蝶さんが素敵な人だからね
もしもまた会う事が出来たなら、一緒にお茶も飲みたいです。それまではこうやってお手紙で露蝶さんとお話ししたいな。
どうかちゃんと届きますように。C。 (花と蝶の絵が描いてある)』
(239) 2016/07/28(Thu) 08時頃
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[ 女探偵との出会いから数年、お転婆さが落ち着きだした頃のこと。きっかけは花だった。東の国へと家族旅行した時に、その店に目を留めた。 正確には、そこに飾られていた花に。]
このお花……
(あの城の周りに咲いている)
[ オーレリアの国ではわざわざその花を見に観光に行く者がいるくらい、あまり見かけることのない花。]
あの、このお花は沢山咲いているの?
[ それが異国の花屋に並んでいるものだから、つい寄ってしまった。店員に話しかけた後でしまった、と思ったものの、彼女は英語が理解できるようだった。 異国で言葉が通じる事が嬉しくて、痺れを切らした両親に呼ばれるまで、少しだけ会話した。 もっと話したくて手紙を出していいか、と申し出たのはオーレリアの方だった。
別れ際、その花を買った。脳裏に聞こえてくる“僕”の声に嬉しさと懐古の色が混ざる。
露蝶が伯爵夫人の庭師だったことなど知らなかった。 何度かやりとりをするうちに、知る事ができたかもしれない。 手紙の最後をCにしたのは、“僕”の真似。丁度彼もオーレリアも、ミドルネームのイニシャルは同じだった。]**
(240) 2016/07/28(Thu) 08時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 08時頃
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/* どこかで矛盾があっても、ポイポイのポーイ!(白目) そして段々僕の存在が大きくなってきて、怒られませんようにとビビる。
(-119) 2016/07/28(Thu) 08時頃
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訃報
[──── “X城の思い出”
マダムの隠されし秘密。 フォーサイの記事を追いかける眸は、 困ったことに陳腐な記事を並べる 雑誌の文字列に落とされていた。 脳裏に蘇るあの絵画への想いは、 愛に芽生えるような欲望ではない。 かの有名な画家、 デュナンの作品だからという訳でもない。 あの絵に込められし、 まるで形となって現れてしまいそうな 強い想いに惚れ込んだのだ。]
(241) 2016/07/28(Thu) 10時半頃
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そんで、マダムの死。 ねぇ…?
[広まる訃報は自らの耳にも届く。 雑誌に落とされていた眸はようやっと上を向き、 車窓から流れゆく景色を捕らえた。 降り出す小雨は、参列者の心を表すのか。 はたまた、想いを隠すためなのか。 それは、自分には計り知れぬこと。]
(242) 2016/07/28(Thu) 10時半頃
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葬列
[棺に納められたマダムの姿は、大層美しい。 喪主は妹だとのことではあるが、 その姿はその美しさとは異なる。 上質な黒衣を纏ってはいるものの、 姉妹とは思えぬような、庶民的な風貌だった。
さて、 贈られる花の意は、美へなのかはたまた軽蔑なのか。 愛情を与えられ育った筈の娘にしては、 幾ら好きと言えど理解した上であろうか?
離れた墓地から覗く者、嘆きに心を傷める者 あらゆる想いの混じり合う葬儀は慎ましやかに。
遅れて到着した自分は、 遠くの影よりこっそりと冥福を祈り。 一様に口数の少ない参列者たちを、一瞥した。]
(243) 2016/07/28(Thu) 10時半頃
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応接室
[小柄な女性が声高らかに挨拶する姿が見えた頃か。 参列者たちと、応接室へと足を運んだものの、 見知った顔はいないだろう自分は、 部屋の端、壁に凭れかかって会話を眺めていただけ。 立ち去り行く影がちらりほらりと見えれば、 挨拶もせずに、声をかけられれば答えはするだろうが 自らも応接室を後にしようと足を伸ばした。]
( 何せ、こんな広い屋敷だ。 下調べしないと、何がどうなってるか わかったもんじゃないからなァ。 )
[カツンと床を鳴らす革靴は、 曇天で暗くなった屋敷内の黒に溶け込んでゆく。 探索をはじめた男が辿り着く先は、果たして。]
(244) 2016/07/28(Thu) 10時半頃
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城内
[広い屋敷内は、一歩外へ歩けば迷子になりそうなもの。 しかしながら、この男。 記憶力は幾分にも良いものだった。 途切れゆく記憶とは無縁。 すぐには思い出せぬとしても、 無限の引き出しの存在する脳内へと、 仕舞い込むことができるのだ。]
どっかに、隠し扉なんかあるんじゃ…
[ぽつり。 壁に指を添えて呟いた。 ポケットの中に忍ばせられた招待状。 これは本来、自分のものではない。]
(245) 2016/07/28(Thu) 11時頃
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[“今の自分”は、富豪のひとりである。
マダムと友好関係のある、 とある富豪に譲って貰ったものだった。
そのときの自分は確か……… しがない吟遊詩人の真似事でもしていたっけ。 招待状を少しばかり細工させていただいた。 ………しゃきっと背筋を伸ばさんか、俺。]
肩が、凝る……
[肩の筋肉をほぐすように、腕を大きく回し。 変装の名人とは言え、慣れぬ身形は疲れるもの。 探索途中で漂い始めた鼻腔を擽る香りには、 空いた腹の虫は元気に音を立てるのだ。 まさか、探偵さんと時を同じくしているとは ゆめゆめ思わぬだろうけれども。]
(246) 2016/07/28(Thu) 11時頃
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男とマダム
[男が幼い頃の話である。 この城へ連れてこられた経緯は、 男の頭脳をもってしても蘇らない。 ただひとつ、男─幼い少年─の手を引く ひとりの人物がいたことは確かなのである。
そこで、彼は出逢ってしまったのだ。 一枚の絵画に。 一枚に込められた想いに。]
ねぇ、 *** 。 ぼくは、これがほしい!
[そう、その人物におねだりしたものだ。 そして、マダムに笑いながら断られた記憶。]
(247) 2016/07/28(Thu) 11時頃
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[どうして、連れられて来たのか。 今でも理由こそ定かではないが、 後にも先にも、この城へ足を踏み入れたのは あの一回きりであった。 その一回きりで、屋敷内を把握するのは難しい。 ただ、ひとつ。]
この向こうを行けば、
[色とりどりの花の咲く……───庭がある。 あの頃は、既に誰かの優しい掌で 手入れされていたのだったか? それでも。ただ、ただ広い庭。 幼い自分には、喜んだものだ。 既に其処にあった人影は移動した後だったろう。 滴りゆく雨粒は、次第に大きくなっている気がした。]*
(248) 2016/07/28(Thu) 11時頃
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/* ヤニクさんは怪盗だっけ? 探偵、怪盗、ゴシップ記者、画家の子孫 念々組、カオス……
(-120) 2016/07/28(Thu) 11時半頃
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─回想:ドロシーと─
[かくれんぼうが鬼ごっこに変わる前に、ドロシーについてしまう。 翻ったスカートの裾がふんわり揺れるのを眺めながら、声>>226に耳を傾けをる。
“へえ! でも有名な言葉にもあったよ。『きれいはきたない、きたないはきれい』とか。 人によって見え方なんて変わるものかも。僕は見てみたいけどね。君が綺麗だと思った花が。名前も気になる。”
[花に触れることはなかった。 名について尋ねることも。花が持つ意味も。ただ、その時ばかりはドロシーに尋ねたのだ]
“あいつ”は、ほら。きみの姉さんだよ。
[けども、自分が答える側になればジェフはまっすぐな視線から逃げるように瞬きを数度繰り返した。 ジェフよりかは幾つか年上のドロシーの姉を、何故か自分は直視し辛く、また、気まずい思いを抱えていたのだ。 当時のジェフはその感情に相応しい名前など知らなかったから、連れられていた筈のドロシーの手首を捕まえようと腕を伸ばせば]
ほら。そんなことより早く行こうよ。ドロシー。バレちゃう前に。
[手入れがあまりされていないけれど、見事な花が咲き誇っていた庭園を背に足を進める。伸びる影がゆらゆらと揺れていた]
(249) 2016/07/28(Thu) 13時頃
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[それから、飛び込んでくるドロシーを受け止めていたが、年を重ねるごとに開く体格差を意識し始めてからはなくなってしまった。 それでも笑顔で駆け寄って出迎えてくれる姿>>232はいつも人の心を和ませてくれたものだ。
『かくれんぼう』は昼より夜に開かれることが多かった。 仕事の都合からそうなってしまった。 長針と短針、2つが重なってしまう時間まで彼女の少し前に立つ。 その位置が心地よかったのだ。 彼女は、ジェフが近くを許す数少ない人物だった。
彼女が可愛い子であることは分かっていた。 けれど実にジェフは鈍感で、女性の聡い一面には気付かず、彼女の部屋にある本を手にとっては眺めていることが多かった。
絵画に会いに来ている筈だった。 幼い頃。ドロシーの姉も来るという場所に、窓から花が見えるというドロシーのとっておきの場所に連れて行ってもらい、視界に収めたあの絵画。 思わず口付けようとした時はさすがに自分も頭がおかしいのではないか、などと考えることもあったけれど、それほどまでにあの絵をあいしているのだと思っていた。
心の底からそう思っていると、思っていた。 男は馬鹿ではないかもしれないが、愚かではあったのだろう]
(250) 2016/07/28(Thu) 13時頃
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[視線を上げて、古城を眺める横顔の女性の絵を眺める。 口元が緩むのはその時間だけ。 取り繕うことを忘れ漏れた笑みを浮かべながらもその絵を眺めていた。
彼女にあるものに恋をしていることは告げなかった>>233 ジェフは母のように、祖母のように、なりたくないと思っていた。 ジェフはいっそう絵画の中に描かれたものたちに恋をした。
絵の中で僕は、きっと何者でもない。 だからこそ僕は静かに焦がれるだけで、何も失うこともない。 そう高を括っていたからこそ、現状に甘えていた。
十二時の鐘が鳴る。 “帰ろうか”それがいつも『かくれんぼう』の終わる合図。 ドロシーの揺れる足を見る。“靴、脱げないようにね”
少し大きかったような気がしたからそんな声をかけながら、椅子に手をかける。 白い足を包む靴は何で出来た靴だっただろう。 月明かりに映る靴は光って見えた]*
(251) 2016/07/28(Thu) 13時頃
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─庭園にて─
[瀬戸際で気付くくらいならいっそう一緒知らぬままでよかったのだ。 自嘲の意味も込めてジェフは笑う。 露蝶の浮かべた表情>>218を思い出しながらジェフは考えた。
露蝶が何事かセシルに声をかけている>>223 その後少しして去っていく姿に気を遣わせてしまったと直感。 後でまた何か詫びでもしようと考える。
今思えば彼女に何か教えてもらう癖にジェフ自ら何か礼をすることはなかった。 時折、ここは思い出の場所なのだと彼女に伝えるばかり。 よく『かくれんぼう』をしたと他愛のないそんな話ばかりであったから。 もう少し彼女自身のことも知るべきかもしれない。 その方がきっと、いろんなことを知れるから]
(252) 2016/07/28(Thu) 13時頃
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[さて、セシルから用があると言われた身>>235 さすがにここで立ち去るわけにもいくまい。 向き合いながらセシル>>236に視線を投げる。 昔は随分と小さかった背丈も今はそこまで変わらない。 まだジェフの方が高く思えるけれど、大きな差はなかった]
ここは思い出のある場所なんだ。 思い出は美しいままでありたいだろう?違うかな。
[問いかけながら思案する。 何年も通い慣れた館の中は知り尽くしている。 ならば、とピアノのある部屋でも良いかもしれない。 あそこなら防音効果もあるだろうから。 されどそこまで動く必要もない]
手短に頼むよ。 さて、質問の答え、聞かせてくれるかな。
(253) 2016/07/28(Thu) 13時頃
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[最初に先手を打っておけば場所がどこであろうと、かかる時間は大差ないだろう。 硝子細工のように美しい青い瞳を見下ろしながら、男は彼の名を呼んだ]
セシル・フォーサイス。
(254) 2016/07/28(Thu) 13時頃
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[さて、セシルからの反応を待とう。 ジェフとセシルがいるは庭の中でも端の方。 新たな来訪者が花を楽しむには十分な距離だろう>>248 しかし声を拾おうとするならばきっと、少しだけ足りない距離。 幸いと死角は作れば存在する。 柱の陰にでも隠れれば会話を耳にすることは容易だろう。 ジェフはまだ庭に歩み寄る姿を知らぬ訳であるし、姿が見えたのなら場所を移した方が良いかと考えるのだけど]
(255) 2016/07/28(Thu) 13時頃
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─閑話─
[黄色のチューリップにしなかった理由。 望みのない、報われないなんて言葉を押し付ける気にもなれなかった。 そこまで印象強い言葉さえ残すには追いすぎたからだ。
片言の言葉>>179 露蝶の母国はここではなかったはず。 だと思えば致し方のないこと。 それでも気遣われているような気がしたから居た堪れない気にもなっていっそう笑みを深めたのだ。
デュナンの絵に纏わる話>>183は人並み程度には知っている。 世界的に有名な画家の作品だ。 他人の私情に挟まれるために描き遺したものではないだろうに、難しいものであるとは思う。 それでも欲しいものは欲しい。 たとえ今のジェフにとって、ある種の価値が失えていたとしても、違う価値があるのならば。
与えてくれるならば、]
(256) 2016/07/28(Thu) 13時半頃
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(僕は執事にも、子供にも、何者にも、なれないのだから)
[甘んじて受け入れられる。 だからこそセシルのように>>191 与えられ続けた子供を億劫に思う。 それと同時に羨ましくも嫉ましくも思う。 いっそうかの執事のように、すべて忘却の彼方に捨て去ってしまえたら楽なのだろうか。 セシルと向き合いながらも思案するジェフは、記憶を遡り始めていた。 その中で1人。自分の姪にあたるメアリーの姿>>206を思い出す。
これもまた昔話となるのだが、彼女は覚えているだろうか]
(257) 2016/07/28(Thu) 13時半頃
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/* このおじさんにだけは絵画移っちゃダメだと思うの。
(-121) 2016/07/28(Thu) 13時半頃
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/* オーレリアさんの回収力すごいなぁと思うのです。 露蝶さんは多分知っている方だなぁ。ふわふわと優しいロールなのだ。他の方は実は全くわかってないけど、みんな可愛くて素敵でもっとお話ししたいけど、ジェフ迷走しすぎてて逃走中ならぬ迷走中。
(-122) 2016/07/28(Thu) 13時半頃
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─回想:マダムの娘─
[ジェフに子供はいない。妻もいない。恋人もいない。 いや、恋人は正確には“いた”。 あまりに女っ気のないジェフに両親が用意したのだ。 何も一族経営にしなくとも優秀な部下から選抜すれば良いと考えていたジェフからすれば面倒な話ではあったけれど。 あらゆる手段を用いて交わすには歳を重ね過ぎた。
困ったものだと思いながらも母は反対しなかった。 父を言いくるめるのが得意な母だ。 形だけでも嫁はもらっておけだなんて母親の台詞とは言いがたくて困ってしまうのだけども、結局それも受け入れられず、婚約まではいかなかったのだけども。
まあ、絵画に夢中な男だと知れ渡れば、好き好んで望まれる訳でもないと思っている。 そんな男だが、自分の姪にあたるメアリーの誕生日が近いと知った時は、大いに悩んだ結果、大きなテディベアを贈ったものだ]
(258) 2016/07/28(Thu) 13時半頃
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[大は小を兼ねるという考えから大きいのを選んだが、きっと今以上に幼いメアリーにはかなり大きかったことだろうと思う。 気心が知れているドロシーとは違い、今を生きる年頃のレディに相応しいものはさすがに分からなかった。
よって毎年テディベア(さすがに大きさは考えた)を贈っているのだ。 いやしかしよく考えたらメルヤに尋ねるなり何かすればよかったのが今は終わった話。
身内が亡くなって彼女は寂しい思いをしていないだろうか、それは気になる。 娘がいるのに娘と歳の近い子供の面倒を見る姿はほんとうの娘にはどう映っていたのか。 マダムの意図はわからない。 もう実際に尋ねることは出来ない。 だからこそ謎は深まるばかりである]**
(259) 2016/07/28(Thu) 13時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 14時頃
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/* 僕実はジェフリーなのかジェフェリーなのかわからないけどどっち読みでもいけるらしいのでメモではジェフェリーにしようかた思ったけどややこしいから統一すべきか。 メルヤちゃん、ポーチュラカちゃん、ハワードさんあたりの過去が広がりそうでたのしみ。ハワードさんの部下になろうかとも実は考えていたという話。 実直なお堅い男のつもりが何故こうなった。
(-123) 2016/07/28(Thu) 14時頃
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/* 年齢表 ハワード(67)>マダム(40代後半)>ジェフ(41)>ドロシー(38)>露蝶、キルロイ(27)≧ヤニク(20代後半)>リッカ(24)>メアリー(22)>オーレリア(21)>セシル(20) メルヤ(恐らく成人済み)、ポーチュラカ(幼く見える) ジェームズ(??)
(-124) 2016/07/28(Thu) 14時頃
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[さてはさてはこの男。 庭で休むつもりではない様子。 花壇の花を眺めながらも、足取りは止まらない。 一歩、また一歩と爪先花を前へと進む。 すると、視界の先に掠める人影。>>255 庭を彩る建造物、柱の陰に身を寄せて。 僅かに覗いた先に見えるのは、二人の男の姿。 双方とも、先の葬列の参列者。 片方は四十ほどの精悍なる男性、 もうひとりは若くて美麗なる男性。]
( ほう、………穏やかとは言い難いが。 )
[二人の間に流れる空気。 それは穏やかならざるもので、 声が聞こえる程度の距離を保って耳を澄ませる。 さながら、スクープを見つけたゴシップ記者の如く。 難事件を解決しようとする探偵の如く。]
(260) 2016/07/28(Thu) 14時頃
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[さてさて、柱と同化した自分は。 彼らとは反対側からでなければ、 見つけられることはあるまい。]*
(261) 2016/07/28(Thu) 14時半頃
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[時間を持て余したわたくしは、厨房へふらふら歩を進めます。 職業病でしょうか、途中出会ったメイドや給仕につい聞き込みなんてしながら。]
それにしても用意周到、ですわね。
[調査の結果感じたことの一つでした。
マダムほど地位のある人物。 ならば自身の死に対して何も対策をしていない方がおかしいでしょう。 しかしこれはあまりにも―――できすぎていました。]
まるで… ご自身の死を予期していたよう。
[誰にでもなく呟きながら。 病魔に侵されていたのならそれも当然か。 しかし家族、使用人…一体誰がマダムの闘病生活について口にしただろうか。]
(262) 2016/07/28(Thu) 14時半頃
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おかしいといえば招待状。 年代、性別、関係性……
遺産を受け取って当然の者もいれば、 マダムとの繋がり自体怪しい者もいますわね。
[探偵自身もどちらかと言えば後者と言えるでしょう。 親しくお付き合いさせていただいたとはいえ、遺産を受け取れるほどだったか。
単にマダムが気まぐれで。 自身に近しい者、将来性を期待する者を呼び集めただけ? もしくは招待客同士に隠されたミッシングリンクが―――ええ、そっちの方が、わたくしの好みですわ。]
マダムDの謎…というわけですね
[なんて魅力的な響きでしょう。 くふっくふっと含み笑いをしながら、わたくしは聞き込みを続けました。]
(263) 2016/07/28(Thu) 14時半頃
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/* 犯人になりたいわけなんですが!
(-125) 2016/07/28(Thu) 15時頃
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[食堂へと続く廊下を、湿ってまとわりつく前髪を手で避けながら歩いていく。
思い出すのはまた、金の髪をもつ男のひとのこと。 黄色か、白か、迷ったと告げられた、献花の話。
色ごとに違う意味をもつのは、花にはよくあることで。 大して興味は無かったろうにそれでもあの方との話の種にと、頻繁に問いかけてくれた彼なら、それは気付いていたことだろう。
…意図したのだとして。
花は、花だ。 奥様は喜んでくれるという言葉に、嘘も気遣いもない。]
(花のせいで、かなしくなるのは よくない)
(だってね。花が繋いでくれる縁だって、あるの)
[思い浮かべたのは、店でも取り扱うある花のこと。 そうして大切な、文通相手のこと。]**
(264) 2016/07/28(Thu) 15時頃
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ー葬儀後ー [屋敷の使用人の一人から呼び出しを受けたのは葬儀後しばらくしてから。]
メアリー...お嬢様が?
「えぇ、ハワード様を呼んでくださいますか、と。きっと悲しむ姿を記憶にとどめられたくないのでしょう。気丈に振る舞っておいでで、なんて健気なのでしょう」
[その言葉を聞いて、自分が呼ばれた意味を理解し、くすりと笑みを浮かべる。]
分かりました。 これから伺いましょう。
[そういって、部屋へと向かおうとするが、ピタリと足を止め、振り向く]
ええと。メアリーお嬢様のお部屋はどこだったかな?
[そう言って、少々苦笑い。 屋敷の構造は歩けば理解するが、さすがに部屋までは開けて調べるわけにもいかないし、"記憶"に個人も記すわけにもいかない。
もっとも、この男はある意味才能かと思えるほどに絵心はなく、描いたとして見れたものではないのだが。**]
(265) 2016/07/28(Thu) 15時頃
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[数少ない話し相手だった露蝶。その姿が見えなくなってしまったのなら、彼女がいるべき場所である庭から去らせてしまった謝罪も含め、また後で会いに行こうと思いながら、目の前の相手に集中しようか。
なんだかこの庭には彼女がいないと物寂しいから。彼女がいた庭しか知らない自分には、なんだかそこが空虚に感じた。目の前の男の言葉に>>253に、かすかに頷いて。]
ええ、同感です。
(成程、僕といては汚れてしまうと、そういう意味ですね。ならば尚更移動したくなくなってしまった。)
[そんな皮肉なことを思いながら。無表情のままそう返す。かくれんぼうの思い出>>249など知るよしもなく。望むものが貰えなかった思い出など、自分には何の価値もないけれど。彼に名を呼ばれ>>254、少し口元を引き攣らせた。
セシル・フォーサイス。マダムの一族とは違うその名が、セシル心の底から嫌いだった。 自分の望みは生まれが違ったところから、この名前であるところから叶わなかったのだと実感してしまうから。 頭を振り、彼を見つめ直す。]
(266) 2016/07/28(Thu) 17時頃
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…では、お答え致しましょう。 その前に、犬と主人の関係、といえばわかりますでしょうか。 ……僕は犬なんです。あの人に従いたかった。
[先程よりもか細い声が口から漏れる。犬と主人。血は繋がっていなくとも、信頼関係の保たれた上下関係。 恋愛感情ではない。愛など必要なかった。あるのは歪んだ忠誠心。自分はずっと、彼女の言葉に付き従い、側にいれたらそれで良かった。 与え続けられるのは幸せだった。男の気持ち>>257を理解できる能力でもあるのなら、若者は嘲笑っただろうか。
でも、彼が欲しいのはそんなものではなかった。 「自立なさい。」「依存はだめよ」と、その言葉を言われることが不快で、自分の中で黒いものが溜まっていった。
だからこそ。彼女の血液を持つ一族が羨ましくて。一部を共有する者達が愛しく、尊くて。娘も妹も、すべてすべて。 触れたかった。
それを見かねた彼女は自分を無理やり、
突き放した。]
(267) 2016/07/28(Thu) 17時頃
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……はは、おわかりいただけるかはわかりませんが。 これが、僕なりの答えです。
[望まれなかった若者の、虚しき答え。男の目にに若者は、どう映っただろう?]
(268) 2016/07/28(Thu) 17時頃
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[ぼそぼそと話した若者の言葉は、記者気取りの男>>260の耳には届かなかっただろうか。否か。 どちらにせよ、きっとまだ、見物人がいるなんて、セシルは気づいていないようだ。 窓からの目撃者>>238の姿だって、きっと見えていない。]
(269) 2016/07/28(Thu) 17時頃
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〜記憶〜
[棺をなでた後、動かぬ彼女に送る花はケマンソウと、ハナビシソウ。 彼の気持ちが込められたそれは、埋められた花の中に、異色なように映っただろうか。 それでもよかった。自分の気持ちのぶつけどころなど、なくなってしまったのだから。 主人を無くした犬は、任務を全うするまでなのだから。
絵を、彼女の絵画を守る。
そのためだけに、ここに来た。]
[葬儀の中、色がなく見えた娘>>206の姿をフード越しに捉え、恋焦がれた関係性に心臓が再び震えた。 最中、話しかけるような事はしなかった。 彼女があまり悲しんでいないことはうっすら察していたから。 だって娘が母と仲睦まじく話していた姿を見たことがなかった。 それでも、自分は羨ましくて。あの人と同じ血液が流れているということ自体が、喉から手が出るほど欲しかった望みだったから。 湧き上がる欲望を抑えて彼女を遠目から見ていた。 話しかけられていたならば、何食わぬ顔で返事できていただろうか。
だからこそ、彼女の妹に対する視線も含め、身内を守るためにマダムに海外に飛ばされたのだろうけれど。]
(270) 2016/07/28(Thu) 17時頃
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[絵画に対しては、マダムの大切なものだから、という印象しか持っていなかったけれど。
でも、絵画の中には自分の望みが詰まっていたから。絵画の中にいるマダムによく似た女性と、少年の姿。 側にいることが許されている少年。死ぬほど羨ましい立ち位置。 だからこそ、誰に触れられることなく見ていたかった。 ほかの誰にも触らせたくなかった、自分の望みが描かれたもの。 自分は犬だから。彼女の宝であり、望みでもある絵を守れたら、それで良かった。
そんな絵を描いた画家に関しては、神のような存在だろうか、不思議な信仰心を抱いていた。 自分の叶えられない願いを描いたその腕が。 自分には神々しく見えた。その血を継いだオーレリア>>238も、同じように見えていただろう。
(願いを叶える、僕の、神様。)
(どうか、僕を見るその目を逸らさないで、震えないで)
彼女に抱いたもの同じような忠誠心にも似た信仰心。彼女には異端に見えただろうか?]**
(271) 2016/07/28(Thu) 17時頃
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ー回想/リッカ・ヘンダーソンは考えるー
[リッカ・ヘンダーソンにとって、赤縁眼鏡は一言で表すなら戦友、だった。 本を読みふけって目が悪くなった幼少期からこっち、子どもから少女、少女から大人になるまで周りになんと言われようともずっとかけ続けてきた。 朝起きて、顔を洗って、歯を磨いて、眼鏡をかける。 そうするとなんとなくスイッチが入って、今日も一日頑張るぞ!モードになれるのだ。
今日も一日、記者としてこの国の隠された巨悪に切り込むぞ! 今日も一日、頑張ってノッシーを見つけるぞ! 今日も一日、ハゲ編集長の頭をぴかぴかに磨いてレフ板として使用する妄想をしながらどうにか乗り切るぞ!etc.
だから、今日この日。 葬式用に昨日買った黒縁眼鏡をかけている彼女の姿は、普段の彼女を見慣れている人が見れば何処か大人しく見えたかもしれない。
勿論、そんなものは表面上だけの話であって。本人の胸の内はいつも通り闘志に燃えていたのだけれど。]
(272) 2016/07/28(Thu) 17時頃
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(このチャンス、絶対モノにしてやる……!)
[誰もが美しい貴婦人の死を悼むこの教会の中で、こんな不謹慎なことを考えているのは彼女だけだろう。 だがこれが彼女の性分なのだ。 流石にあからさまな恍惚の表情などはしないが、胸の内で炎を燃やしながら、手向けの花を片手に棺の前に立つ。 開かれた棺の中、初めて見た貴婦人の横顔は、普段人間に対して美しいなどという感想を抱くことのない彼女をして息を呑ませるほどの力があった。 棺に花を添えれば、その花は貴婦人の美しさを際立たせてゆく。]
(マダムD、 貴女が何故私をこの場に呼んだのか、私には知る由もありません。 けれど、呼ばれたからには、私は私の仕事をします。 その結果、貴女に不都合な真実が明るみに出たとしても……。 ーー恨まないでくださいね?)
[葬儀が終わり、古城に向かう途中。 眼鏡を黒から赤にかけかえた彼女は。]
(やっぱりこっちの方が私に似合ってる)
[手鏡を眺めながら、肉食獣スマイルでにぃ、と笑った。]
(273) 2016/07/28(Thu) 17時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 17時半頃
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/* ジェフとの関係性美味しいです!もぐもぐ! オーレリアちゃんが可愛いです。ひひ。てか女性陣みんなかわいい。ドロシーさんは萌えキャラかなにかなの?かわいい
かわいい子にhshsする変態でごめんなさい。
(-126) 2016/07/28(Thu) 17時半頃
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/* ジェフさんの謎のおじさん推しのメモじわる 脚長おじさんで負けてしまう
(-127) 2016/07/28(Thu) 17時半頃
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/* きみ の あしながおじさん に なりたい
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-128) 2016/07/28(Thu) 18時半頃
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/* 電車の中で咳き込みました
(-129) 2016/07/28(Thu) 18時半頃
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/* 24(0..100)x1で出るんだっけ? 人狼議事初だし、試しにやってみよ 1d始まったら振るよー
(-130) 2016/07/28(Thu) 18時半頃
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/* でけた!こうやるのね、わかった
(-131) 2016/07/28(Thu) 18時半頃
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/* 何故リッカが呼ばれたのか、その真相は中の人の頭の中に……(ない)
(-132) 2016/07/28(Thu) 18時半頃
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[自分が何者なのか。 見つめ直すために彼を眺める。 その心境>>266を見透かすことなどジェフには不可能だが、花や絵画を愛でぬ瞳は相も変わらないあおいろをしていた]
犬。君は自分を犬と喩えるか。
[しかし待ち望んでいた答え>>267>>268には目を見開いてしまうのだけども。 摩り切れそうな声はあの時ジェフの体を引き探したり、応接間で呼び止めた者と同じものであるとは思えない程、弱々しく映る。 顎に人差し指を添えながら、じっ、とセシルを見遣った]
分からないな。 君が望めば対等な関係を紡ぐことも出来ただろうに、君はまるで従っている関係性を唯一のもののように語る。 それが君の心であり言葉なら、なんて空虚なものなんだろうと思うよ。
[彼ももう大人だろう。 甘やかすだけの言葉を送るつもりはない。 ただ淡々とジェフは自分が耳にした言葉から得た感情を青年に返した]
(274) 2016/07/28(Thu) 19時頃
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彼女という存在に君は酷く縛られているんだね。
[セシルがマダムにどのような感情>>22を持っていたのか、すべてを推し量ることは出来ない。 だが、しかし。わざわざあんな印象しか抱かぬと口にしていたセシル>>194が何故今ここで打ち明けたのか。 その真意がジェフは気になった。 過去の清算を図るのならば、未来への掲示も必要だ>>235]
それで君は僕にそれを打ち明けてどうするのかな。 マダムはもういない。君を縛るものは何もない。 主人を亡くした犬として生きるのかな。 それとも、二本足で前を向いて歩くのか。 セシル・フォーサイス。
……君は、いつまでマダムの犬であるつもりだい?
(275) 2016/07/28(Thu) 19時頃
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[柱に身を包む男が一人>>267 いたとしてもジェフに気負うものは何もなかった。 耳にされたところで失うものは何もない。 ならば好きに聞いていけばいいとすら思ってしまう。 セシル>>269と二人並ぶ姿はいささか異様であろうが、誰かの杞憂>>238もジェフは物ともせず、セシルの言葉を待つのだ]**
(276) 2016/07/28(Thu) 19時頃
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ー 少女にとっての色と声 ー
[ 芸術家の価値はいつだって他者が決めるものです。 どんなに素晴らしく美しい絵でも、他者から価値を 見出されなければ、無名のまま。 良くも悪くも評価は必ず付き纏うものでした。
少女が物心ついた時には、彼女の親類は皆、先祖の 遺産等を巡ってねっとりと暗色の空気を纏っていました同級生や周囲はデュナンの子孫というだけで色眼鏡を かけた評価をくだしています。
少女は芸術家ではないのに、評価される側だったのです
世の中を知れば知るほど、少女は自らの色が失われるような気がしていました。(成長するに従ってお転婆が鳴りを潜めたのと同様にです)
色は、色でしかありません。そこに良いも悪いもないのですが、それでも色によって与える印象が異なるように、綺麗な色でも混ざりあえばやがて黒になります。]
いつかわたしもまっくろになるのかしら?
[ 親類達を見つめる表情は、既に暗い色でした。]
(277) 2016/07/28(Thu) 19時頃
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[ 少女が時折聞く“僕”の声は、当然ながら実体がありません。名探偵の彼女は笑いはしませんでしたが、それこそ、幼い子どもが生み出した空想上の友人だと思われてもおかしくはないのです。
それでも少女にとっては、手紙と指輪を見つけたとき以来、“僕”は一番近しい存在でした。 絵を描きながら、アトリエで沢山の質問をしました 。 その中には、“僕”がなんと答えたか覚えていないものもありましたが、最後の質問の答えだけは、忘れないでいようと思いました。]
『もしも、おしろにいけたらどうしたい?』
( )
[ 描いた絵は、家族にも誰にも見られないように必ず 処分していました。 絵を描くことは好きでしたが、評価されるのは嫌いでした。(文通相手に送った手紙に描いた絵ならば、残っているかもしれませんが) だから彼女の描いた絵は一枚たりとも残っていません。
家族を喪った現在ですら、習慣的に処分しています。 思い出にするには、まだ時間が足りないようです。]*
(278) 2016/07/28(Thu) 19時頃
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/* 昼のうちに書いてたの投下して…
ドロシーさんがめちゃかわ、ジェフさんが切ない リッカさんとアイリーンおねえさんの謎解き組好き
そしてセシルさんのヤバみが増してきた え…これ、相性劇悪ですな?
(-133) 2016/07/28(Thu) 19時半頃
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― 厨房 ―
[ もしや寝ているんじゃないだろうか。 そう不安になるほどキルロイの反応は遅かった。>>229 目の前で包帯塗れの手をひらひらと振る頃に 彼はようやく自分を認識する。
用件を伝えれば流石料理人、 てきぱきとジンジャエールを準備してくれる。 手渡されたのは二人分。 ]
私もいいんですか?
[ ぱちりと瞬いて、それから微かに目元を和らげた。 ]
(279) 2016/07/28(Thu) 19時半頃
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ありがとう、キルロイの辛くないから好きなんです。
[ 礼を言って一口。 添えられたライムの爽やかな風味が 自分でも気づかない内に乾いていた喉を すっきりと潤してくれる。 ]
おいしい。
[ そのまま続けてこくこくと喉を鳴らし、 ふうと息をついたタイミングだった。 抽象的な問い。>>230 何を、と聞かなくても十分だった。 ]
うん、どうしましょう。
[ カランとグラスの中で氷が揺れる。 外側についた水滴を指でなぞり上げると 包帯がじんわりと濡れた。 ]
(280) 2016/07/28(Thu) 19時半頃
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また車に撥ねられて記憶を消して。 それで誰かに拾ってもらいましょうか。
[ 本気でないことはきっとキルロイにも伝わっているだろう。 ただ、ちょっとだけ頼りたかった。 マダムの血縁者ではない彼に。 同じくしてマダムに拾われた彼に。 少しだけの甘え。 ]
・・・・・・ご馳走様、美味しかったです。 お客様もきっと喜んでくれます。
[ キルロイが何か言う前に手早く自分の分のグラスを片付ける。 早く持って行ってやれと、 分かりにくいが少しだけ声が柔らかくなったのは きっと彼なりの気遣い。 ]
(281) 2016/07/28(Thu) 19時半頃
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ああ、そうだ。
[ 途中、キルロイに顔だけで振り返る。 ]
作ってくれたあなたに言うのもなんですが、 ご飯、食べに来てくださいね。 一緒に食べた方が美味しいですから。
[ マダムの死、キルロイなりに思うところがあるのだろう。 厨房に入った時、どことなく落ち込んでいるように見えた。
一人で抱え込むこと程辛いことはない。 悲しみは癒えることはないけれど、 せめてこの四日間だけでも誰かと共により添えられたら、 きっと胸の虚が埋まるんじゃないかと。
そう思ったのだ。 ]*
(282) 2016/07/28(Thu) 19時半頃
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/* メルヤちゃんとキルロイさんを全力応援します(宣言)
(-134) 2016/07/28(Thu) 19時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 19時半頃
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/* キルロイのご飯描写本当に美味しそう・・・ ごはん・・・かゆ・・・うま・・・
(-135) 2016/07/28(Thu) 19時半頃
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ー サロン→ ー
[ ・・・少し眠ってしまっていたようだ。 昔の夢を見た気がする。>>277>>278 気分はある程度落ち着いていたが、寝覚めが悪い。
ジンジャーエールを運んで来てもらえたならばお礼を 言って、少し言葉を交わしたかもしれない。
ジンジャーエールを口にしてようやく、家を出てから何も口にしていなかったことを思い出す。 サロンに行くまでの間に厨房から漂っていた良い香り。食欲が湧かなかったわけではないが・・・せっかくの料理を残してしまいそうな気がした。]
・・・探検するのは、もう少し待って
[ 指輪を撫でる。 脱いでいた上掛けを羽織り、扉を開ければ、廊下へと。 もしかしたら人数分の料理を用意しているかもしれないから、と食堂へ続く廊下をゆっくりと歩く。
見ず知らずの城。それなのに彼があまりにも思い出話に花を咲かせるものだから、初めてではないように思えて懐かしさすら瞳に宿る。 だけどそれは、500年も前の思い出。]**
(283) 2016/07/28(Thu) 20時半頃
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/* やっぱ、メルヤからsayaさん匂いがするよぉお
(-136) 2016/07/28(Thu) 20時半頃
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― 廊下 ―
[ キルロイに作ってもらったジンジャエールをトレイに乗せて 静まり返った廊下を一人歩く。 コツコツと靴音を響かせながら、 応接間での出来事を思い出す。>>175 気分の悪くなった客人、 確かオーレリアと名乗っていただろうか。 リッカからの質問に困っていた自分を 助けようとしたのか、否か。 ]
『X城の思い出』、ね。
[ 自らあんな風に秘密を匂わすのだ。 よほどあの絵画に近しい人物なのだろう。 ポーチュラカに支えられて退室していった あの青白い顔を頭に浮かべながらサロンの扉をノックした。 ]
(284) 2016/07/28(Thu) 20時半頃
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オーレリア様、失礼いたします。 お飲み物をお持ちしました。
[ 返事があってもなくても、中へ。 果たして彼女はいただろうか。 ]
お加減はいかがですか? よろしければ、こちらを。 ジンジャエールなので幾分かすっきりするかと。
[ もし彼女と会話できたのなら、そんなことを。]*
(285) 2016/07/28(Thu) 20時半頃
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/* このバッドタイミンッ! ごべんなざい!!!
(-137) 2016/07/28(Thu) 20時半頃
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/* あっニアミスアッアッ
(-138) 2016/07/28(Thu) 20時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 20時半頃
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/* いいですか私…明日引っ越し屋さんが来るのよ… 荷造りをするのです…荷造りを…荷造…
ロルかくー(*☌ᴗ☌)。*゚
(-139) 2016/07/28(Thu) 20時半頃
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ー 少し前・サロン ー [ 扉の向こう側から聞こえた声。>>285 慌ててカウチから身体を起こして靴を履き、少し髪を 整えた頃に、扉は開いただろうか。 ]
おかげさまで、大分楽になりました。 大変な時なのにごめんなさい。ありがとうございます
[ 包帯をところどころに巻いた、メルヤという女性。 フォーサイの記者とのやりとりが耳に入ったわけではないが、ジンジャーエールを運んで来てくれたということは、屋敷の関係者なのだろう。]
失礼ですが、お怪我は、大丈夫ですか・・・?
[ 聞いて良いものだろうか、と逡巡するが心配になって言葉に出す。喉が張り付くような気がしてジンジャーエールを一口飲めば、爽やかな香りに、寝覚めの悪さも含め吹き飛ぶような気がした。]
美味しい・・・ これ、メルヤ、さんが作ってくれたんですか?
[ 再度礼を述べながら、オーレリアは家族を亡くして以来、誰かと飲食を共にすることもなかった事を思い出す そのせいか、少し緊張が緩んだ。*]
(286) 2016/07/28(Thu) 20時半頃
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ー現在/応接間にてー
[記憶喪失の獲物、じゃなかった居候のメルヤさんを見送って。 気付いたら応接間に集まっていた人間は散り散りになっていた。 一息を吐いて、リッカは物思いに耽る。]
(本当に、色んな人がいるなあ。)
[応接間に集まった面々は、年齢性別纏う雰囲気全てに統一感というものが全くなかった。]
(まあ、私が言えた立場じゃないけど)
[その中に在っても、マダムD本人から一番遠い存在が自分だという直感は揺るがなかった。 自分がこの場に呼ばれたことに対して、怖いだとか気味が悪いとかマイナスの感情は一切ない。一度を掴んだチャンスは死んでも離さないのが記者魂の真髄である。 しかしそれと、「自分は何故呼ばれたのか」を考えることは別だ。もしかしたらそこに、謎に包まれた彼女の姿を知る手がかりがあるかもしれない。 目下のところ、手がかりはひとつ。]
(287) 2016/07/28(Thu) 21時頃
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X城の思い出……。
[自分がマダムについての記事を書くきっかけとなった一枚の絵。接点といえばそれくらいしかない。 それに、彼女には直感があった。この城に招かれている人間は皆、あの絵の関係者であると。 例えば、デュナンと名乗った彼女のこと。>>40 絵画には全く詳しくない彼女だが、その名には見覚えがあった。 「X城の思い出」を描いた作者の名前として。 ただの遺産分割ならば、勿論自分が呼ばれたのもおかしいけれど、あくまで故人の資産の一つでしかない絵の作者の子孫が呼ばれることだって違和感がないわけじゃない。 それに、デュナンの名が出されたときの、他の参加者たちの反応。>>53>>62 彼女はそれらのことから、「この屋敷に集った人々は皆、「X城の思い出」の関係者である」という仮説を立てていた。
……が、そこまでである。 そこから先が進まない。]
……あー、もう!
[だめだ、思考がまとまらない。 気分転換も兼ねて、彼女は応接間の外へ出た。 あてもなく屋敷内を歩き回って、もしも誰かと出会えばその人に突撃取材をかまそうとするだろう。]
(288) 2016/07/28(Thu) 21時頃
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/* 今気づいたの。 私、一番発言数少ないことに
(-140) 2016/07/28(Thu) 21時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 21時頃
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― 少し前・サロン ―
[ 彼女の言葉通り、どうやら少しは良くなったようだ。>>286 応接間で見た時よりも顔に血の気が戻ってきている。 ]
いいえ、どうかお気になさらずに。 少しあの場は刺激的すぎましたから。
[ 中々に濃い顔ぶれだと苦笑する。 ジンジャエールを差し出すと、 オーレリアの視線が包帯に注がれるのが分かった。 ] これ、実はもう怪我は治ってるんですよ。 昔、交通事故にあった時の名残で、 ないとなんとなく落ち着かなくて。
(289) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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[ 掌を握ったり開いたりしてみせれば 彼女の心配そうな眼差しも和らいだだろうか。 傷事態にもう痛みはないが、 体のあちこちに傷が残ったままなことを知ったら この繊細な少女はきっと驚いてしまうだろうから それは言わないでおいた。 ]
お優しいんですね、ありがとうございます。
[ 本当はこんなもの、つける意味など何もない。 ただ自分は『記憶を失った』存在なのだと 己で己を戒めるため、忘れないため。 ]
(290) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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[ ジンジャエールを口に含んだオーレリアの肩から 力が抜けたように表情が緩む。 人間おいしいものの前では元気になるのだ。 やはりキルロイの作ったものは本当に素晴らしいんだと まるで自分のことのように誇らしかった。 ]
そのジンジャエールはキルロイが―――― ここの、通いの料理人だった人が作ったんです。 私はそんなに器用じゃありませんから。
[ 手がこんなですし、とおどけて見せる。 メアリー以外の同世代の女性と会話するのが久しぶりで 少し饒舌になっている気がした。 ]
夕食も、彼が作ったんです。 もし何か食べられそうなら一口だけでも食べて下さい。
[ あまり長居するのもよくないだろうと、 メルヤはそう言って部屋を辞した。 ]*
(291) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 21時半頃
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――回想:ジェフリーと――
[ジェフにぃが優しく話しを聞いてくれるから。>>249]
”名前はしらないの。水色の小さな花だった。”
[拙い言葉で告げた花は、星の瞳と言われる花だと、大人になって調べた時に知った。 ジェフリーが気になると言わなければ、きっと調べもしなかっただろう。 そうして告げられた言葉と、瞬きに。柔らかく微笑む。]
お姉様の事だったのね。
[居心地の悪そうな佇まいに、柔らかな心のヴェールが、また一枚己を覆った。]
(292) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 21時半頃
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[鼓膜を震わせなんとか伝わるのは、 “犬”という言葉だったのだ。>>267 断片的にしか聞こえはしないのだが、 どうやらあの青年は犬らしい。]
( わんこ、には見えねぇけど。 マダムにも、そんな趣味があったのかね。 )
[これだけご立派な屋敷を持つ女性だったのだ。 一人や二人、お遊び相手でもいない方が 可笑しいというものだろうに。 瞳は細まり、二人のマダムとの関係性を探ろう。 少しでも情報が多いに越したことはないのだ。 この屋敷に遺されしX城の思い出を手にする為には。]
(293) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 21時半頃
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[料理人にとって一番嬉しい言葉はその一言だ。>>280 曇りひとつないシンクを眺めながら、 メルヤのジンジャエールを飲む 言葉通りおいしそうな響きで満足な気分になる。 一息ついたあと零れてきた呟きに、その顔を見つめた。 彼女に纏う包帯がまず目に入る。
痛むのか? 今までに聞いたのはそれくらいで、 包帯の下、秘匿されたものについて触れたことはなかった。]
……相手は選んだ方がいいな。 拾った相手が善人とは限らない。
[恐らく本気ではなかったのだろう。>>281 そう理解しつつも、キルロイは真面目な顔をして答えた。]
(294) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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……う。 [>>282 手つかずのジンジャエールを手にしたメルヤが、 振り返って放った一言に、顰め面を作る。 とはいえ、大概いつも眉を顰めたような顔つきだ、 普段とさほど変わりはなかったかもしれない。]
ま、気が向いたらな。
[厨房で味見ついでに素早く食事を摂ることが習慣だった。 それ以上に人が集まる場所で食事をするのが苦手である。 それでも。 メルヤの言葉はキルロイへの気遣いだと感じたから、 否とは言わず曖昧な返事をした。 あと4日。”どうしましょう”メルヤの返答から 彼女も期限を認識していることが伝わってきた。]
(295) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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何か食いたいもんがあったら言っとけ。 サービスしてやる。
[小さな背中に声をかける。それからふと思う。 そういえばオレは一度でも、メルヤが心から笑っている―― そう感じられる姿を見たことがあっただろうか?*]
(296) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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[それから子ども達は大人になって。
忙しい仕事の合間を縫って、城に来てくれるジェフリーに、毎回待ちわびて駆け寄った。 彼が嬉しそうにしてくれるから。私も嬉しくて。 12時までの時間は、大切な時間だった。
女には恋人は居なかった。婚約者も、結婚も。 でも誰も、それを不思議には思わなかった。 特に姉が子どもを産んでからは。私はこの城で空気だった。
だから彼と過ごす時間は、魔法のような時間だった。 ”?” 言われて履き直した靴は、オズに出て来るルビーの靴のような、赤い色をしていた。*]
(297) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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─── 回想 *今年の誕生日* ───
毎年ありがとうございます、おじさま。
[私の誕生日が過ぎて数日後のある日。 うちを訪ねてきたジェフおじさまから、今年もテディベアをもらいました。]
今年は水色ですか。
[正直に言いましょう。 私が"今"ほしいのはテディベアじゃあなかった。
化粧道具はもちろん。アクセサリだってほしいわ。 違うの、いつもつけてる高いブランドのじゃなくって もっともーっとチープで可愛らしいもの。
門限無制限チケット!なんてあったらパーフェクト。 一晩は絶対帰ってこないでしょうね。 使用人達が無駄に心配してしまうことだけが気がかりだけれど]
(298) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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/* >>291 >メアリー以外の同世代の女性と会話するのが久しぶりで
リッカちゃんすまない、あの時はめっちゃ肉食獣感あふれてたからノーカンとしてしまったんだ・・・すまない・・・可愛いよリッカちゃん・・・
(-141) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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[でも、決して嫌いなわけじゃないんですよ。
毎年毎年きちんと祝ってくれますし、 テディベアは勿論可愛いですから嬉しいのは嬉しいです。 …こっそり一匹ずつ名前をつけ続けてたりもします。
おじさまからプレゼントを最初にいただいたときは、 もうあまり覚えてないけど、 すっごくでかくて「まぁ、これがグリズリーね!」 と目をまんまるくして驚きながらも 握手したらしいことは使用人づてに知ってます。
ここの家で長く勤める彼らには、 未だに私のことがちびっちゃいまんまに映るみたい]
(299) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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母からですか?食事は行きました。 もの?いえ、それはメルにあげてますから
[メル──うちの使用人の一人のこ。 私と同い年くらいで、私とお誕生日も一緒なの。
記憶がないらしいから、 私と同じ誕生日ということにして、 毎年一緒に祝ってもらうことにしてる。]
だってあの子…頑張り屋だもの。
[私は他の人からも祝ってもらえるけれど、 彼女は屋敷内でだけだから。]
(300) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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だから私の最高の誕生日プレゼントはこの子よ! おじさま、毎年ありがとう!
[もらったテディベアをぎゅ、と胸の前に抱いて この子の名前を彼の前で思案する。 ぐーるぐる、何がいいでしょうか。 せっかく水色だし、クールに攻めますか]
(あ、でもやっぱり)
[考えても考えても、 結局は「グリズリー」って名前にいつもしてしまうんです。]
(よかったですね、晴れて貴方は22号ですよ)*
(301) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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――食堂――
[冷製スープはあっという間に空になった。 クレソンとラディッシュのサラダは、何故ただのサラダがこんなに美味しいのだろう?と、不思議に思いながら一瞬で消えた。 ガーリックシュリンプとバゲットをお供に、今、ローストビーフへの挑戦が始まる!]
んーーーーー!!!!!
[たっぷりのグレイビーソースをかけたローストビーフの味は絶品だった。 泣き腫らした目元が消えたわけでは無かったが、口の中にある口福を、ただただ享受して。幸せにうっとりと目を細めた。 まだ一枚目……まだ一枚目である。
とっくに夕飯の時間だろうに、誰も居ないのを良い事に。声をあげて足をパタパタと動かして。全身で幸せを味わっていた。]
(302) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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/* 露蝶ちゃんはまだ絡んでなかったから・・・! ポーチュラカ先生?先生は先生ですから!
(-142) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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/* >>302 最強の食レポである。 くっなんて天才的・・・!グー
(-143) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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/* >>300 私のメアリーちゃんが天使
(-144) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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[今日の夕食をもうひとりのD――ドロシー嬢は 気に入ってくれただろうか。 彼女の食べっぷりは見ていて気持ちの良いもので、 キルロイとしても腕の振るいがいがあった。 食べた後、食べ過ぎたことに文句を言ってくるのは 玉に瑕だったが。
喪主を務めた彼女に碌に声もかけずじまいだった。 キルロイには深く姉を慕っているように見えていたから、 せめて食事中ぐらいは楽しみを味わってもらえれば、 そう思った。*]
(303) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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[マダムの死は、瞬く間に世界へ知れ渡った。 彼女の遺産は莫大な金額になるだろう。 勿論、あの絵画を含めて。
俺が求めるものは、ふたつ。 ひとつは莫大な遺産。 もうひとつは、あの絵画。
本来ならば、招待されるはずのない自分。 本当の招待状の持ち主は、マダムに救われた しがない成金富豪の家である。 心のお優しいマダムだからか、 なぜ彼らに招待状を送ってしまったのか。 ………それが運の尽きさ。
なぜならば、…………]
(304) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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( そう、大怪盗様のお出ましさ! )
[ででーん!]
(305) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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[稀代なる大怪盗、怪盗リュパン四世。 紅いマントに、紅いタキシード姿の男。 予告状を出されたら最後。 狙った獲物は決して逃がさない。 数々のお宝を攫っていった其奴。]
( ……そう、それは俺のことさ。 )
[協力を得られるDのつくマドンナの存在があれば、 また気持ち的にも異なるだろうなぁとぼやき。 どこかの探偵さんに追いかけ回される日々は、 一生来ないようにと祈っておくしかないのだけれど。 予告状も出さずに現れたのは、 今回は下見を兼ねているからなのだった。]
(306) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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[そういえば、先に見かけた探偵を名乗る女は、 幾度か現場で見かけた女ではなかったか? いいや、見間違いでありますように。 ……ましてや、変装の名人でもある自分の、 いまの小綺麗な姿では見抜かれる筈はないだろう。
──── と、しんじたい。]*
(307) 2016/07/28(Thu) 21時半頃
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―― 廊下 ――
[そろそろ自室に向かうかと、厨房を出れば、 いかにも暇そうな少女と出くわした。>>262
何やらぶつぶつ呟いているが、謎という単語が耳に入り、 探偵ごっこをしていたことを思い出す。]
おい、迷子か? それとも応接室から追い出されたのか?
[身内ならいざ知らず、 この子供が招待客ということはあるまい。 集まった面々の顔を思い出し、誰かが親兄弟なのだろうと推測する。*]
(308) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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/* こんなロール普段回さないので、 とても恥ずかしい(*ノノ)
(-145) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 22時頃
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/* しまったポーチュ、ヤニクにまかせて リッカんとこ行くべきだったか
探偵vs怪盗 たのしそう(∩*‘ω‘*∩) しかし みな、 ほんとにキャラが 濃い! ありがたい…(拝み倒す
(-146) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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― 回想:黄昏時のお茶会 ―
[あれはわたくしがかの難事件。 「メイド長と5人の求婚者」を解決した時のことでした。 報酬をたっぷり受け取ったわたくしは、マダムにお茶会に招かれていました。 もしかしたらメルヤ、ドロシー、メアリー。 屋敷に住まう女性達も同席していたかもしれませんが、どうだったでしょうね。]
――あなたはなぜ探偵になったのですか
[それはほんのお茶請け話のはずでした。 しかし心の奥底に問いかけるような そんな声音でマダムはわたくしに尋ねました。
この手の質問は慣れていました。 福利厚生とは縁遠く、将来性も不安。 お金をこよなく愛するわたくしがそのような職業に好んでついていることに、疑問視される方は多かったのです。
安定性に欠けているからこそ、お金を愛しているのですが。 まあこの話は置いておきましょう。何だかお腹が減ってきますもの。]
(309) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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[隠すことではありません。 なので毎回に素直に答えていました。 此度もそれは同様で。
謎を愛しているから、と言うのも限りなく正解に近いのですが。 起源と言う点では、解は別の所にありました。]
わたくしが探偵になったのは とある怪盗を見つけるためですの。
[わたくしの答え。 ミズ・ドロシーなら覚えがあったかもしれませんね。 更にもう少しだけ、付け加えます。]
(310) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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わたくしは、その怪盗に。 名前を盗まれてしまったのですわ。
[上質な紅茶の香りを楽しみながら、わたくしは告げました。 程なくしてマダムに急用が入り そこでお茶会は終わりを迎えます。
それは彼女が死ぬ前、日常の一幕。*]
(311) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 22時頃
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/* 先に言っておきます。 怪盗設定は、完全に探偵さんがいたので(*ノノ) 探偵がいるなら、怪盗がいないわけがないと思った所存です。
あと、企画村予定表の役職希望の部分で自分の記載した怪盗希望のところにメルヤさんがチップ希望されていて、あれ!ってなっていたのですが、設定違いそうなので堂々と貼り付けました。 違いそうなら、変えなきゃなあと延々となやみなやみしておりました。 入村が遅くなったのも、様子見させていただいてました。 もしも、これでメルヤさん怪盗希望(?)でしたのなら、ごめんなさいです。
(-147) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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そう言えば……。
リッカ・ヘンダーソンさんは来てるのかしら? 貴女知ってる?
[側付きのメイドに尋ねるが、返事は得られなかった。 フォーサイに載った、マダムDと「X城の思い出」についての記事は、楽しく拝読した。 残念ながら、そこには自分の名前は無かったけれど。 ハワードにも見せて、この執事、ハワードの事? とか、目をキラキラさせて聞いたものだ。
”もしも雑誌や新聞の取材を受ける事があるのなら、フォーサイが良い。出来れば、この記事を書いた、リッカ・ヘンダーソンさんが良い。”
女にしては珍しく、公的な我儘を言葉にした。 フォーサイは姉の部屋にも初版から取ってある。 もしかしたら、願いがかなって。憧れのリッカさんに会えるかもしれない。と、思っていた。]
(312) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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― 2Fテラス ―
[ 食堂とは反対の方へ進み、辿り着いたのは二階にあるテラス。 古城の裏手にあるそこは城からの景色を一望できる場所。 備え付けられたふかふかの大きな椅子は かつてマダムがよく座っていた場所で。 ]
お邪魔します。
[ 呟いて、座る。 勿論そこにマダムの残り香がある訳でもなく そのことに傷ついている自分が滑稽だった。
マダムに拾われて、初めは体を治すことで精一杯だった。 何も気にしなくていいから今はゆっくり休みなさい。 まるで母のような(と言っても覚えはない)声に甘えて、 暫くはベッドの上で生活していた。 ]
(313) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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[ 段々と動けるようになるにつれて メルヤが暇を告げるよりも早く マダムに使用人として働かないかと提案された。 恐らくはここにいる意味を与える為。
マダムにはメアリーという可愛い娘がいた。 娘がいるのに自分を拾ってしまって、 さぞかし彼女に不快な想いをさせているんじゃないだろうかと はらはらした日々が懐かしい。
メアリーはとても素直ないい子で、 自分とは違い誰とでも天真爛漫に接することができた。 記憶がないメルヤの誕生日を己と同じにしても怒らない。 それどころか彼女宛のプレゼントをメルヤに渡してしまうほど とてもとても優しい子だった。>>300 ]
(314) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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メアリー、どうしているかな。
[ そういえば葬儀から姿を見ていない。 彼女のことだから意外とあっけらかんとしているように思える。 傍から見ていてマダムとメアリーは 親子というにはあまりにもあっさりとしていたから。
今日一日、慣れぬことで色々疲れた。 椅子に座った瞬間どっと体が重たくなる。 とろんと緩やかに落ちてくる瞼に逆らわず瞳を閉じる。 ]
あと四日。
[ この『メルヤ』としての最期の時間。 ならば、蹴りをつけるべきだろう。 その為の五年だった。 ]
(315) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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[ 閉じた瞼の裏、思い描いた人の影が浮かぶ。 ]
――――おとうさん。 [ 影は影のまま。 そうしてメルヤの意識は沈んでいった。 ]
(316) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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ー 少し前・サロン ー
[ メルヤの怪我はもう治っているのだと聞けば、>>289 オーレリアの顔には安堵の色が浮かぶ。 落ち着かないだけで、こんなに包帯を巻くのだろうか?と疑問はありつつも、交通事故の4文字に両親の姿が浮かぶ。>>39 深く追求しないでおいた。]
私は優しくなんてないわ メルヤさんの方が、余程優しく思えるの
[ オーレリアは家族の誰も信用していなかった。 美味しいとの賛辞に料理人のことを話しながら誇らしげな彼女の方が、余程心優しい。>>291
ふと、浮かぶ。 “僕”がいなくなれば、自分は本当に独りぼっちになる。 すぐにかき消す。]
(317) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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/* Q.フォーサイは本当に科学雑誌なんですか? A.娯楽小説です。
(-148) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 22時頃
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ええ、キルロイさんにお礼も兼ねて 是非後でいただきます 本当にありがとう、メルヤさん
・・・また、ね
[ 部屋を辞す彼女に軽く手を振る。 完全に閉じた扉を見て、溜まった息を吐き出す。]
・・・・・・。
[ 嬉しかった。彼女はデュナンのことなど気にせず 接してくれた。オーレリアの体調が悪かったせいかもしれないが、それでも彼女にとって、何気ないやりとりは貴重だった。
それからしばらく後で、オーレリアもサロンを出ることにした。]*
(318) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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/* こいつ人に散々ご飯食べろよ!って言っておきながら 食堂に行く気が全くない!
(-149) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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………まい、ご
[わたくし、たぶん目の前の方より年上ですの。>>308 しかし言葉を飲み込みます。 現場検証中、警察の方に迷子と間違えられるのも慣れっこですもの。]
(……ふむ)
[清潔に、短く切りそろえられた爪。 彼のような年頃の男性が、腕や指毛の処理をするのは珍しいでしょう。 これは異物の混入を防ぐためだと思われます。
何よりも全身から漂ってくる匂い。 わたくし、とても覚えがありました。>>231
結論―――料理人ですわ! ならばわたくしのやることは、決まっていました。]
(319) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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ええ、そうですの。わたくしすっかり迷ってしまって。 さらにとってもお腹も空いてしまって ……とりあえず、途方に暮れていたのですわ!
[拳を握りながら力説すれば コックのお兄さんはわたくしの意図を読み取ってくれたかしら。]*
(320) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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[目を見開いた男>>274を変わらず、まっすぐに見つめながら。こういう反応をするだろうという事は想定内だった。]
ええ。僕はずっと、生まれた時から犬です。
[人に従えば、食物が貰えた。衣服が貰えた。所詮階級社会の世の中だ。まだ小さいながらも利口で端正な少年は社会の秩序を理解し、生き残る手段を知っていた。そういう生き方しか知らなかった。 マダムに呼び止められた時は運命だと思っていた。一生の主人だと、使えられるのだと、そのように思っていた。見つめられ、返された言葉にはっ、と息を吐く。]
(321) 2016/07/28(Thu) 22時頃
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対等な関係?そんなものになって何になると言うのです。そんなことあの人の顔に泥を塗るだけですよ、僕は__
[言いかけて口を噤む。無表情の仮面にヒビが入るところだった。彼はかなりの貧民街の出身だった。養子などになれば、興味を持った者達の動きで経歴が明らかになることは確かだった。そんな人間を同じ関係に引き入れたとしたら、周りはどのように思うだろう。 そんなことをして、愛しいあの人を苦しませるくらいなら、使用人のような位置で経歴を隠した方がいい。
男と会った時の彼の格好は綺麗な洋服だったから、彼の過去など知るよしもなかっただろうか。]
(322) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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―廊下―
[メアリーの部屋を尋ねれば]
「今は部屋にはおりませんよ」
[そう使用人に言われれば、おや、そうですかと言い、 それでは、見かけたら声をかけることに致しましょうと、
笑みをその使用人に向け、ゆるりと歩き出す。
葬儀の際に彼女のことは見ているため、姿は分かるが、 挨拶は交わしたのだったか。
そもそも、その時点で執事らしからぬものといえるが、 それが、もう、この屋敷では日常の1つ。**]
(323) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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…なんでもありません。
[口から出るのは苦し紛れの嘘。仮面のヒビを直し、再び取り付ける。
再び呼びかけられた名前>>275に、唇を噛み。 自分は絵画の守り人であった。絵画に手出しする者は何人たりとも許さない。
_ましてや、口付けなどする男の手に、渡らせはしない。 そんな言葉は、心のなかにおしこんで。確定している答えだけを返す。]
……いつまで、従うか、ですか。
__永久に。
[光をも失った無表情の顔でそういった。 この場所で、彼は変わった。……これから変化するかどうかなんて、まだわからないが。]
(324) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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[服に隠された、消えない身体の生傷が、じゅく、と痛みを生み出した気がした。]
(325) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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[さて、この一連の会話も一部一部彼>>293には聞こえているのだろうか。 なんだか違う意味で誤解されている気がするが、彼が知ったことではない。 聞かれたって、どうだって良かった。 彼は、従者なのだから。
まだ彼の存在も正体も知らないけれど、貧民街の少年は、きっと絵画を狙う彼にも、楯突くだろうか。]
(326) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 22時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 22時半頃
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[>>319 気のせいだろうか、少女の目が光ったような錯覚。 思わずもう一段眉を顰めたのは。 何となくだ、特に根拠はないのだが、 言うなれば嫌な予感めいたもの。 だが、拳を握り空腹を訴える姿を見れば、 単純に納得してしまう。>>320]
飯なら、食堂に用意してあるから 連れてってやるよ。
[すぐ傍には厨房。 広い城の中だ、食堂までは随分離れていたが 歩けるよな? と意図など勿論読み取れない 料理人は”子供”に尋ねて連れて行こうとする。*]
(327) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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/* こんばんは。 村たて様、この度は参加させていただきありがとうございます!
数字っていつ振らせていただいても大丈夫とメモにありましたので確認なのですが。 今振らせていただいても大丈夫ですか? ギリギリまで忘れてそうで怖いので…早すぎてもうしわけないです
(-150) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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/* 今でも大丈夫ですよ。 (というか半分以上の方が既に振ってr)
(-151) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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/* (なんですと…!!!) わーい、では振らせていただきますね。 そぉれ(・ω・)/⌒□ 5(0..100)x1
(-152) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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承りました。 貴方に分配される遺産については開封をお待ちください。
/* こちらこそ、参加いただきありがとうございます。
(-155) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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/* 絵画もらえるわけがないですね!!!
(-153) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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/* 負縁故だいすき(アへ顔) ジェフさん御付き合いありがとうございます、迷惑だったら申し訳ない。
ソロルでも作ろう、かな?
(-154) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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/* ジェームス:9 オーレリア:37 ポーチュラカ:34 キルロイ:79 ドロシー:38 露蝶:89 リッカ:39 メアリー:5
未:ハワード/セシル/ジェフ/メルヤ/ヤニク
メアリー…(ほろり)
(-156) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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まあ本当ですの! ありがとうございますわ、ええと…
[お名前は?と視線だけで問いかけてみます。>>327 空腹なのも本当だったので、ありがたく申し出を受けました。 厨房に向かいがてら、 せっかくなのでこのお兄さんからも聞き込みをしてみましょうか。]
わたくし、お葬式の為に来たのです。 寝耳に水で驚きましたわ。 マダムはお身体が悪かったのでしょうか? 雇い主のマダムが亡くなられたとなれば、使用人の方々もご不便でしょうね。 本当に急なお話でしょう? 次の勤め先は紹介していただけるのかしら……心配ですわ。
(328) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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ああ、そうそう。 マダムが亡くなられたということは、 気になるのは遺産の行方ですわね。 相続人はやはりご親族? そういえばかの有名な絵画は一体どなたの手に……
それから… それから……
[果たしてマダムは本当に自然死だったのか? 気になったわたくしは、おもに動機の面から攻めてみます。 途中から“子供”の振りをしていたことなど忘れていました。
…調査となると我を忘れてグイグイ行ってしまうのは 私の悪癖ですの。*]
(329) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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─回想:愛しい姪の誕生日─
[水色。 メアリーの示す色>>298に叔父は笑みを浮かべた]
昔、ドロシーが好きだと言っていたある花のことを思い出したから今年はそうしてみたんだ。
[毎年メアリーに送るテディベアのリボンの色は異なる。 去年は桃色。その前は黄色。『メアリーの一番好きな色』を探るという作戦のために行っていたのはここだけの話だ。 その中でドロシーとの思い出>>292を思い出したのは、たまたまだった。
今でも思い出すオズの魔法使いに出てくるような赤い靴>>297を身にまとっていた話を。 メアリーにとってドロシーはどのような存在だろうか。またその逆は。 気になるのだけどあまり尋ねたことがなかったことを人形を眺めながら思い出していたのだ。 だからきっとリボンの色は水色になったのだろう]
(330) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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メアリーも年頃だろうから大きさは飾りやすいものにしてみたんだ。
[ジェフにもう少し年頃の女性の扱いが長けていたのなら、街で人気の馴染みある流行りのアクセサリーだとか、値は張らないけども女の子が好むような化粧品を選ぶこともあっただろう。
されどジェフに映るメアリーは、あの大きなくまのぬいぐるみの短い腕に握手をするというなんとも言葉に言い表せられない愛らしい姿なのだ。 まさに蝶よ花よと甲斐甲斐しくテディベアを送りつけていた。
されどせっかくもらったプレゼントはマダムが連れてきた少女の下にあるようで>>300]
ああ…記憶がないん、だってね。
[深い事情までは知らぬところではあるのだけども。 メルヤとマダムを見てまるで親子のようだと称す者がいることは知っていた>>162]
(331) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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[それに複雑な色を抱えてしまうのは、身内贔屓なのだろうか。 どうしてもメルヤを見つめるジェフの瞳には険が混じってしまう。 確かにメアリーの称すように“頑張り屋さん”なのだろうけども。 だからこそジェフは喜んでいるような姿>>163と目線を合わすように膝を折る]
でも君に贈られたものは、君だけのものだよ。 僕は僕の姪であるメアリーの生まれた日を祝いに来た。 お誕生日おめでとう、メアリー。
[そして昔と変わらない仕草で腕を伸ばせば小さな頭を撫でるのだ。 それはメアリーの前だけの姿であり、誰か他に人がいればその腕は素っ気なく下げてしまうのだけども、血の繋がりのある姪を少し不憫に思っての行動でもあり、当然来年にも23個目のテディベアを捧げようとその時は考えていた]*
(332) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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ー 食堂 ー
[ 食堂には誰がいただろう? もし喪主である伯爵夫人の妹の見事な食べっぷりが見れたなら、感嘆の色の息を吐いたかもしれない。 キルロイという料理人の、当然ながらジンジャーエール以上に素敵な料理が並ぶ。メルヤが誇らしげになるのも頷けた。彼女の顔が浮かんで、目が細くなった。
ただ、全てを平らげるにはまだ時間がかかりそうだ。 勿論美味しいのだが・・・食欲が湧かなかった。冷製スープとサラダで満腹になってしまったのだ。 胃の余裕を作ろうとフォークを置いている間に思案する。]
・・・・・・。
[ 未完成だからこそ、X城の思い出は評価されているのかもしれない。 “僕”も完成させたいとは言っていないし、オーレリアも何かしようとは思っていない。 ただ、一目見られればーーーー。
誰かの手にあの絵画は渡るのだろうか?その時どうなるかもわからない。名探偵の彼女の言う通り、事件が起こるのだとしたら・・・食欲はまだ湧きそうにない。]*
(333) 2016/07/28(Thu) 22時半頃
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/* 勝手に未完成にしたよごめんね! 意味深な指輪をアレがアレしたかったアレアレ(混乱)
(-157) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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―回想:ジェフと「X城の思い出」― [普段の性格からか前職に驚かれることは多々あった。職業柄、あまり公にするものでもなかったため、その癖か聞かれなければ答えることもなかったが、
ジェフのように推察するものもいたかもしれない。そして、聞かれたならば、答えもしただろう。]
貴方がそれでいいというならば、 それで良いのでしょう。
[己にも絵画に気づかぬほど微かに"欲"はあった感じていた。 彼が欲しいと思うものと、己が欲しいと思うものは、全く違うものではあるが。]
ふふっ。確かに、忘れてしまうことは、"楽"ですね。
[過去に囚われず、嫌なことも悲しいことも、伝えたかったこと、伝わらなかったことも、 全て忘れ、何も考える必要もない。]
(334) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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ですが、楽しくはありませんよ。
[ぽつり、そう零したのは始めてのこと。 その次の日には、その感情を抱いたことすら忘れてしまう。
己ですら知らぬその感情を、言葉にしたのは、おそらくその時だけ*]
(335) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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/* メルヤ、sayaさんだろ!これ! だとしたら、親子関係二回目ですね!
(-158) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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── 現在 *廊下にて* ──
(誰があの絵を手に入れるのでしょうね)
(私がもらえなさそうなのは確実)
[広すぎる廊下で歩きながらむんむん考え事です。
だってあの「X城の思い出」。
もう死んでしまった彼女があれに見惚れるその横で]
『 この絵、いくらになるでしょう 』
[いつか売るつもり満々の声音で、 ぽっそり 悪気なく言ってしまったんです。
その日から数日は口を聞いてくださいませんでした。 …ちょっと大人気なくないですか、私の母。]
(336) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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[あの絵のことになると、彼女もいつもと少し違う。 感情が一層豊かになるというか。]
(馬鹿らしいけど、絵に嫉妬したわ)
[メルにかける優しい言葉が私にないのは、 彼女と違って最初から恵まれてるから。そう理解した。 あの子は私と違って働くし、とてもいい子だから。
でも、絵よ、絵。 私のたった一言で彼女の中に感情が生まれるんですよ。
私がピアノのコンクールで賞を取っても、 バレエの踊りがひとつできるようになっても 「よかったわね」の一言のくせに。]
(337) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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とある女の名前
[上質な茶葉の香りを楽しむのは、 怪盗として仕事を始めてからのこと。 このリュパン四世の名も、師匠から受け継いだもの。
とある、朝日が昇る頃。 俺は、鍋で煮た白湯を口にしていた。 湯気が鼻の穴を攻撃してきて、あつい。]
なまえ、……?
[お師匠さまの口から飛び出してきたのは、 とある女の名前のはなし。 名前を盗むということ、 当時の自分にとって理解に苦しむ話であったが 果たして、その真実とは。*]
(338) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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(あの絵が嫌いよ、大嫌い)
[だから、もらえる一縷の可能性に託して欲しいとは思う。 手に入れたら売るか、すぐに叩き割るつもりです。
あの中の少年もきれいなひとも、お城も。 全部全部、絵の具で作った仮の世界。いわばお伽話です。
この絵はすごく綺麗ですよ。 でも何かあるはず、と私は疑ってなりません。 この家でだって 何人もあの絵の魅力に取り憑かれてるんだもの… おかしいです。
綺麗な心の人にしかわからない良さみたいなの、 ないですよね?
そうです。 みんなのために私が目を覚まさせてあげなくては]
(339) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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─現在:セシルと─
[生まれた時から犬である>>321 生まれた時からほとんどの将来が約束されたジェフからすれば程遠く聞き覚えのない言葉にぴくりと眉を寄せた。 だからこそ自分が可愛がる子が出世し、世に名を轟かせ、対等な人として扱われる。 その事が泥を塗る結果となることも>>322理解が追いつかないのだ。 きっと埋まることのない貧富の差がそうさせるのだろう。
何でもないと引き下がるセシルの姿>>324を凪いだ目でジェフは見つめる。 しかし彼が口にした結果に、分かりやすい落胆の声を隠すこともなく漏らした]
そんな生き方しか君は知らないのか。可哀想に。
[悪感情を抱いているだろう男からの憐憫の眼差しはセシルの心にどのように映ることだろうか。 変容を恐れたのか、拒んだのかは分からない。 けれど頑なまでに執着するその意志に重苦しい息を吐き出した]
(340) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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君は外に出て、ピアニストとして大成を成して、その結果、何を見て、聞いて、触れて、学んだのか。 従うしか知らぬなら抗えば良いものの…まだ、彼女を縛るのかな。
[縛られているのはセシルの方だと、思っていた。 だが、その考えこそが死に伏したその人を現世に留まらせているようにも感じてしまった。 だからこそジェフは笑みさえ浮かべて突きつける]
君は犬じゃない。人間だよ。 これから、永久に。
[仕立ての良い衣服の下>>325に隠されたものなどジェフは知らない。 実際この目にしたものしかジェフは分からない。 だからこそ目に見えたものから判断すれば身を翻す]
(341) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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話は終わりかな。フォーサイス。 そろそろ体が冷えてきてしまうから僕は戻るよ。
[彼の返事を待たずに数歩、足を前へと動き出す。 それは柱の方角へと。 隠れて立聞きしている存在など知らぬために>>293、止められない限り歩き出そうか]*
(342) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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/* 親族可愛すぎない????? 拾いが雑すぎて申し訳ない………ない……! ドロシーさん長々と拘束してもうしわけない(KAWAII)し、姪っ子天使(ANGEL)だしもうなにこれ……………。 あと相変わらずハワードさんがかっこよすぎるのとセシルくんかわいくてハッピー。おまゆうおじさんすぎてごめんねセシルくん。
(-159) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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[だんだんと自分の眉間に皺が寄って、 ご機嫌斜めな顔が出来上がった頃です。 先ほど、「呼んで」と伝えたハワードの姿が 険しい目に留まった>>323]
(行き先言い忘れてた…)
[彼は他の方から話はきいたのかしら。 わからないけど、難しい顔は一旦やめて 小走りで彼に駆け寄って笑顔を向ける]
さっき葬儀場では話せなかったですね。 すみません忙しくて。 ハワード、初めまして!
[私からすれば毎日、彼からすればこれが初めての挨拶。 彼にはまず笑顔、という私の中のルールがあります。
初めて会った人につんけんな態度されちゃあ、 誰だっていやですもんね]*
(343) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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/* 次、セシルくん セシルくん 皆さんからのお返しも素敵で私幸せー…!
(-160) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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/* 可愛い女の子とか、やっぱり自分には向いてないぞ…! 可憐儚い子やろうかな?って思ってたのは入村まででした…!
(-161) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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/* 無理ですセシルとジェフ美味しいです!(あへあへ) 〆ロル書かなきゃー!
(-162) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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/* あしながおじさん、うでもながい!
(-163) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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[>>328>>329 厨房ではなく食堂に、と言おうとして、 弾丸のような口撃に遮られる。]
……キルロイだ。嬢ちゃんは?
[苦手だ。キルロイは溜息を吐いた。 子供に対してそう感じることは珍しいことだ。 だが、好奇心が理由のようだったが、 葬式の為に来たと聞けば、僅かに表情を和らげる。]
オレも驚いたよ。 前日までは元気だった。 ……どこも、悪そうには見えなかったのにな。
急な発作じゃ気をつけようもねぇよな。
[マダムの顔を思い浮かべて呟いた。]
(344) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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さあ。 遺産はやっぱり身内が相続するんじゃねぇの。
絵? あの人、たくさん持ってたからな。
[どれのことだかと続けてはみたものの、 キルロイの頭に浮かぶのは『X城の思い出』。 価値のことは知らなかった。 ただ、随分欲しがってる連中がいたから、 やはり良いものなのだろう。
厨房に入れば、食堂に運んだものと同じ料理を皿によそう。 使用人の為に多めに作ってある。 彼女の前に皿を並べ、スプーンとフォークを ――目の前に提げる。]
(345) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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――――ところで。何だ、さっきから。
誰が誰の雇い主だって? それに、死因? あの人が別の理由で死んだとでもいうのか。
[いくら単純な男でも、さすがに相手が ”ただの子供”ではないと気付く。 目を眇めて記憶を探る。いや、見覚えはない。 だが、以前マダムの口から聞いたことはなかったか。 『チャーミングで、機知に富んだかわいらしい……、 でもそれだけはない探偵さん』の話を。]
(346) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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/* いいですか、眠いです
(-164) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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─回想:ハワードと「X城の思い出」─
[前職に対して興味もあった。 だからこそ時を見計らい尋ねた筈だ。 そして得られた答えに驚いたことだろうし、空白の何十年間に目を見張ったものだろう。 空白となった時間を文字を通して見つめ直すことはどのような気持ちなのだろうか。 ハワードにとって昨日のハワードが今のハワードであるかと問われれば難しい答えになるような気もする。
彼の言葉>>334は何の取り留めもない言葉に思えながらもどこか重く感じてしまった]
楽なことだが、楽しくはない、か。
[ハワードの言葉を繰り返しながら振り返る>>335]
なら、君は苦しいが、今を楽しんでいるのかな。
[ノートに日々を執り、記憶を自身が執筆したノートから拝借する。 そして続けざまに言葉にした]
(347) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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昨日の君が必要だと残したものが今日の君なんだろう。 そして今日の君が必要だと思ったからこそ昨日の君を追いかけているのかもしれない。
そんなの僕からしたら途方もない、鬼のいない鬼ごっこだけども。 ……解けない謎みたいで、退屈はしないかも、ね。
[革靴を鳴らしながら絵画を背に歩き出す。 そろそろ鐘もなる頃。 あと少しすれば彼は今のやりとりを忘れてしまうのだろうけど]
でも、いずれ終わりは来るものさ。 空白の時間。この謎が解ける日を今日の僕は望んでおこう。
[階段を下りる。 あと少しで短針と長針が重なってしまう。 それは心に僅かな寂寥感を生み出したけども、屋敷から出る際に振り返ることは決してなかっただろう]*
(348) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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あの人の死に何かがあるというのか、 教えろ、マイクロフト女史。
[キルロイがマダムから聞いた彼女の名前。 他にも幾つかあると言っていた気もする。 食事は情報と引き換えだ、 そう言ってスプーンとフォークをちらつかせた。*]
(349) 2016/07/28(Thu) 23時頃
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/* マイクロフトがいちばんすきです!
(-165) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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[永久の犬とは、よく言ったものだ。>>324 自分の解釈が喩え真実から異なっていたとしても、 その端正な顔立ちの青年が、 マダムを求めていることだけは理解できた。
彼の素性も知らぬのに、ましてや過去を知る由もない。 しかしながら、 犬は、永遠に犬。 蛙の子は蛙。 まさに、そう言われているような心地になる。 裕福な家庭で生まれ育った者には、 到底分かり得ぬだろう世界だとも。 綺麗な身形の男に隠された何かに、 怪盗風情の鼻が利くとは困ったものさ。
縛るのは、自ら繋げた鎖であろうとも、 其れに気付けるのはごく僅かな者だけだろうが。 貧富の差は、等しくひとの心を弄ぶのだ。 それは、ヤニク。男自身にとっても同じこと。]
(350) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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[男は、私利私慾の為に動いている訳ではない。 ……嗚呼、理由が何であれイケないことはダメだと 幼い頃に教えてもらう事などなかったのだから、 それは見逃して貰えると大変助かるのだが。
手を伸ばせば、何でも手に入る? 望めば何でも手に入れることができる? 富というものが生み出す隔たりは、 かくも惨いものなのだろうか。]
どいつもこいつも、 金持ち様は、いーごみぶんだこと。
[身寄りない者たちの集う場所。 そこが自分の故郷であり、 自らが今を生きる目的のひとつである。 いつの間にか強く握り締めていた掌には、 深い爪の痕が残っていた。]
(351) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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[っ、とと。 此方へ向かう足音がする。>>342 さて、気付かれる前に此処から離れられようか。 もしも見つかってしまうようならば、 素知らぬ顔、いま来ましたよ顔でもしながら花を愛で。 見つからずに先行けるならば、 今度は美味しそうな香りにつられゆこうか。]*
(352) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 23時半頃
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/* ジェフにぃかっこいいな…!
(-166) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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― 回想:『彼女』の誕生日 ―
[ それは彼女が世界で一番愛される日。>>298 部屋のあちこちが色鮮やかな花々で装飾され、 厳かな古城が彩られる日。 いつもは怖いメイド長も、普段あまり接することのない使用人も。 誰もがその日を祝わずにはいられない。
可愛い可愛いメアリー。
多くの人に囲まれて祝福される、天使みたいな子。 誕生日のない私に同じ誕生日をくれた、優しい子。
部屋を埋め尽くすほどのプレゼントは、 本当は彼女へ向けられたもの。 だけど彼女はそれら全てを私へとあげてしまう。
メアリーが手元に残すのはジェフが贈るテディベアだけ。 ]
(353) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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[ プレゼントの贈り主達はメアリーの為に選んだものが どうなっているか、皆知っている。 彼女は別段隠したりしないから。
優しいね、いい子だね。
メアリーの前ではその優しさを称えて、事実その心は黒い。 なぜお前なんかが。 私だって分かっている。 分かっているから、何も言えないのだ。 メアリーの純粋な好意は 見えないナイフで私をめった刺しにする。 それはとても辛かったけれど メアリーが好きだから、その刃も甘んじて受け入れてきた。 ]
(354) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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[眉を寄せ、落胆の声を漏らす男>>340に、まあそうなるだろうなと、こちらもため息を突き返す。
彼にはわかるはずがない。金があって、ぬくぬくと暮らす彼にはわかるはずがない。貧民街の少年の気持ちなんて、救世主だった彼女をどう思っていたかなんて、わかるはずがない。 セシルはそう思っていた。]
ええ。僕はそれでいい。だって彼女は空の上の存在なのだから。 あなたにわかるわけがない。絶対に。
(理解されたくもない。)
[その眼差しは、彼にはますます忌々しく思えた。これからどうなるのかなんて、やっぱりわからなくて。でもただ、自分を救ったあの人の面影を追いたかった。その一心だった。]
(355) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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……なんにも学びやしませんよ。僕にはなんの価値もない。身の回りの環境なんか変わっちゃいないんだ。
[ステージを終えた後の拍手喝采だとか、そういうものは嬉しかった。でも結局のところ、ピアニストなんて身分は低いものだから。過去の宴会みたいに自分との夜を求める女だとか、実力のみをたたえる奴らだとか、そういうものしか見えなかった。 (僕は色恋営業をしているわけじゃあないのに。) やはり居心地が良かったのは、彼女の隣しかなくて。 笑みを浮かべた彼の言葉に、軽く眉間に皺を寄せ。]
……好きに言えばいいでしょう。僕が人間になることなんて、有り得ないのだから。
[犬は牙を向く。変化が起こるか否か。それはまだ不明な話。 目を薄めに閉じかけ、身を翻した彼を無言で見送り。こちらも素早く反対側へと歩を進める。
そう、まだ聞きたいことがあるのだ。別の人>>219に。素早く屋敷内に入り、彼女の影を探して歩くだろう]*
(356) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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[ 一際その色が強かったのはジェフだった。>>331 >>332 彼はメアリーをとても可愛がっていて、 だからこそ自分に対して当たりが強いようなのは 決して気のせいではないと思うし、 仕方のないことだと思う。
例の絵画に対する執着心も相まって メルヤは少しだけジェフを恐れていた。 ]
“でも君に贈られたものは、君だけのものだよ。”
[ あれはいつだったか。 彼がメアリーと二人きりの時に言っていたのを たまたま聞いてしまったことがある。 あの気高い男がメアリーの為に膝を折り、目線を合わせ、 そして祝福するのだ。 物陰に隠れながらメルヤもそっと頷いた。 ]
(357) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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[ メアリーから貰ったプレゼントは全て手を付けずにとってある。 マダムに頼んで内緒の部屋を一つ借りたのだ。 部屋を埋め尽くすほどのたくさんのプレゼント。 これらは全て、メアリーが受け取るべき祝福だから。 ]
だから、いつか全部返しますね。
[ 部屋に鍵をかける時、いつもそう呟く。 沢山のプレゼントも、マダムから貰った名も全て還すから。 その誓いも今年で終わる。 ]**
(358) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 23時半頃
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[子供の振りは効率よく食事にありつくため。 だからわたくしは探偵とばれても別に構わないのです。 むしろその方が動きやすいくらい。 なので、決して失敗したわけではありませんのよ。
でもお預けになっている現状を鑑みれば>>349 そうとも言い切れないのかしら?]
……聞き込みの結果から判断しただけですわ。
[鋭い眼光に、ふぅと息を吐く。 仕方がありませんわ。 このままでは滞在中の食事事情すらあやしくなりそうですもの。]
(359) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 23時半頃
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招待状や遺産相続に関しては、 とても手際よく準備していた、と考えることも可能ですが。
遺言状作成時期。 領地経営に関しても、急を要する案件は整理されていました。 まるで今この瞬間に合わせたかのように。
そして彼女が残した言葉。>>25 使用人の中にも彼女が亡くなる当日 不思議なことを呟いていたのを、聞いた者がおりましたわ。>>1
『まるで自分が死ぬのを予期しているようだった』 今となってはわたくし、そうとしか思えませんの。
……病気だったならわかりますの。 ご冥福をお祈りしますわ。 でも、前日まではお元気だった、そうですわよね?
[一度言葉を止め。]
(360) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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/* ジェフみたいな男性がメアリーにだけ甘いのって とてもときめきますね!たまらん!
(-167) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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―廊下―
[廊下を歩いていれば、こちらへと駆け寄ってくる人物に目を留める。 一瞬、可愛いらしい顔の眉間にシワが寄り、それはそれは機嫌の悪そうな顔だったのを見てしまったが、]
はじめまして。メアリーお嬢様、ですね。 こちらこそ、お声がけもせず。
[彼女の顔に広がる笑顔に、こちらも笑顔を向け、]
お呼びだとお聞きしました故。 お会いできて良かったですよ。
[くすりと笑って、そう言う。 本来なら、お悔やみの1つでも言うべきではあるのだろうが、その笑顔にその言葉は必要ないようにも思え、それに留めた*]
(361) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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あの方が何故死んだか? それを調べるのために私は来たのです。
申し遅れました。わたくしの名はポーチュラカ・ホームズ。 なお偽名。 見ての通りの名探偵ですわ。
[聞くばかりで、つい名乗りそびれてしまったことを思い出し。>>344]
ああ、マイクロフトでも構いませんわ。 それも偽名ですし、お好みの方で。
[そう言って幼い顔に笑みを乗せる。]
(362) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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/* やーーーんメルヤちゃんかわいいいい〜!!!!! おじさんこの位置ドキドキするしみんなかわいいのにごめんねってなりながらセシルくんかわいいえへへしてるけどかわいい普通にかわいいしたいのにできないおじさんつらいけどたのしい
(-168) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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/* ジェフはmatsukoさんか、ベルフェさんだと思う
(-169) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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(かみさま だと、思っているんだろうか)
[相容れぬ存在であることは分かっていたけども、分からないと決めつけられてしまえばそれまでだ>>355 いや、やはり埋まらないものはあるのだ。決めつけでもないかもしれない。 貧富の差は埋められないものだ。 ジェフは身寄りのない者たちが集う場所>>351など知らぬのだから。
しかしまぁ無価値だとあり得ないのだとそれは長年成果を出し続けてからの答えであるとジェフは思っている。 それは貧富の差というより20年開いた彼との年の差から生じる考え。 去る姿を追うことはない>>356]
価値があるかどうかは君だけが答えるものじゃないよ。
[されどお節介ひとつ残せばその姿を見送る。 さて、そろそろ移動するかと動いた矢先、前方に人の姿>>352 いつからそこにいたのか、はたまた偶然かは知らぬところ。 ジェフは食えぬ笑みを浮かべるだけで追いかけることなどしない。 その実その男が怪盗であろうと、それを誰かが支援していようと、興味はなかったのだから。 その態度が握り締められた手にどのような影響を与えるかは推し量れない]*
(363) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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/* 女の子がみんな可愛いので 私はイロモノ枠を狙うやで!
(-170) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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/* 無理です負縁故はいいぞ…(三点倒立)
(-171) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/07/28(Thu) 23時半頃
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/* 今日始まるんだよね……?ロル間に合わないな、やめとこ。1日目になってから落とす
(-172) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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/* ア゛ッヤニクさんと絡みた、ア゛ッ
(-173) 2016/07/28(Thu) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/07/29(Fri) 00時頃
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/* どうせなら現軸で回収したいからテラス行こうかな!! ご飯欲しいけど!!!!!!! 村で断食生活はRP村あるあるだと思ってる。ローストビーフ食べたい。でもオーレリアちゃんとセシルくん、ポーチュラカちゃんとキルロイくんが良い場面だと思うからおじさん見ていたいの。
(-174) 2016/07/29(Fri) 00時頃
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/* うわぁあああぁぁこわぃいいいいいい 待って?!食べてていいの?! でもご飯残せない!ひぃえええ
そしてセシルさんも是非食べてキルロイさんのご飯 お、穏便に行こうか穏便に…
(-175) 2016/07/29(Fri) 00時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/07/29(Fri) 00時頃
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/* ヤニクくんの反応次第でテラス行こうと思ったけどあと10分で更新だしまたの機会にしよう。 どうせなら朝に会いたいな。うん。 で、キルロイくんのご飯をたべよう。美味しいぞ。ローストビーフ食べたい。
(-176) 2016/07/29(Fri) 00時頃
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[>>359>>360>>362 キルロイの問い詰めにも、探偵は動じる様子を見せず。 幼い容貌に不釣合な彼女の言葉を聞く。]
…………。 ああ、元気に見えた。
が、
[じゃあ何故だ? その問いは口に出される前に封じられる。]
それは誰かの依頼なのか? 雇い主は……いないだろ。アンタに益があるか?
[調べる為に来た、という言葉に偽りはないように感じた。 だがまだ納得はしきれず、探るように、 少女の姿をした女の顔を見る。*]
(364) 2016/07/29(Fri) 00時頃
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/* ログの海に溺れてきます……
(-177) 2016/07/29(Fri) 00時頃
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/* 明日は ドラえもんのびたのワクワク鬼ごっこですね
セシルの人誰だろう…逃げ切るを目標
(-178) 2016/07/29(Fri) 00時頃
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