173 冷たい校舎村 番外【突発R18 半身内】
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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f*ck!またチオチモリンと二酸化炭素分圧だし! エアコンがコンタミるしスタグるしf*ck'nオーロラの季節だし、ガルタイトもサクラダイトもf*ck'n高っけーし…
同日 整備日誌 定期点検。ただちに健康に影響はないが、擦過痕…
(0) 2015/10/28(Wed) 01時半頃
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── 12月某日 ──
[窓の外は、一面を覆う白。
身体を蝕むような寒さに、君は目を覚ましたかもしれない。
滅多に雪など積もらないこの街に、今日という日はやってきた。
『 近年稀に見る大雪です!交通機関に影響する恐れも── 』
テレビやラジオがいくら騒げど、休校の連絡はない。
休校基準を満たす警報の類も、発令される様子はない。
君の胸にこみ上げたのは、ため息か、それとも高揚感か。
いずれにせよ、君は制服に袖を通す。
教科書や参考書を抱えて、玄関へと向かう。]
(#0) 2015/10/28(Wed) 02時頃
[春隣高等学校。通称・春高の3年3組。
そこに籍を置く君たちは、立派な受験生であり、
慌ただしい日々を、懸命に生きているはずだ。
少なくとも、昨日までは。当たり前に日常を生きていた。
『明日は大雪です』だなんて、どのニュースも言っていなかっただろう?]
(#1) 2015/10/28(Wed) 02時頃
[天候にも負けず、君は校舎への道のりを歩き出す。
扉を開いた途端、冷たい空気が君を刺した。
「滑らない」ように気を付けて。だって、君たちは受験生だ。
なぜか、同じ高校の生徒がほとんど見当たらない。
そのことに不安を覚えるかもしれないが、心配しないで。
冷たい校舎はもうすぐそこにある。
君を、君たちの訪れを、待っている。]
(#2) 2015/10/28(Wed) 02時頃
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[ 私はいつだって、自分の意志で、自分に最善と思われる道を選んでまいりました。 数多の可能性の枝の中、選んだ枝に花は咲かないかもしれません。けれど、選んだ道が枯れ枝のまま終わって行くとしても、私は選んでさしあげたその一つの枝を、精一杯愛でたいのです。 ]
(1) 2015/10/28(Wed) 07時半頃
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ママー、もうそろそろいってくるねー。
[ 台所で家事をする母に向かって、玄関で革靴を履きながら、私はそう問いかけました。母は働き者です。仕事こそしていませんが、専業主婦になって十数年。朝は誰より早く起きて、せっせと仕事をしています。 私の声を聞いて、母は家事の手を止めて玄関まで見送りに来てくれます。毎朝私は、エプロン姿の母に見送ってもらいました。 こんな天気なのに、学校はあるの?と、母は心配そうに尋ねました。外を見ると、近年稀に見る大雪のせいで、視界がとても悪い事が伺えます。 私はまだ温かい家の中に居るのに、外の気温を感じたかのようにぶるりと体を震わせました。]
(2) 2015/10/28(Wed) 07時半頃
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でも、委員長からも連絡きてないし、多分あるんじゃないかな? 一応友達にメールしてみるよ。
[ マフラーをしっかりと首に巻きつけ、短くしたスカートが隠れるか隠れないか程の丈の、白いダッフルコートを羽織ります。太腿がほとんど露出された状態の恰好ですが、不思議と、若い時は寒さに強いものです。私が足元に置いてあった鞄を肩にかけると、向日葵、と母に名前を呼ばれました。 なあにと振り向くと、開いた口にぽんっと、何か小さいものを入れられました。 驚きながらもその口の中のものを転がすと、それはほんのりと優しい甘味をしていて、歯を立ててみると、カリ、と固い感触がしたのです。 それは氷砂糖でした。飴よりもほんのりと、柔らかい味のそれは、既に少し冷え始めていた私の体を、まるで母に抱きしめられているかのようにぽかぽかと温めたのです。]
(3) 2015/10/28(Wed) 07時半頃
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氷砂糖だ! 今日はラッキーな日かも。
[ 私は幼いころから徒歩通学なのですが、昔から母はこのような寒い冬の朝は、こうして氷砂糖を私の口に入れてくれることがあるのです。それは耳が痛くなるような寒い朝の、小さな楽しみでした。 私がはしゃいで声をあげますと、母は優しく笑って、今日も頑張ってらっしゃい、気を付けてね、と手を振ってくれました。 母と一緒に迎える、この朝の他愛もない時間が、とても、とても好きでした。]
(4) 2015/10/28(Wed) 07時半頃
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[ 扉を出たら、やはり少し太腿が寒く感じました。けれども、母のくれた氷砂糖が、まるでホッカイロを口に含んでいるように体を温めてくれていました。 雪はまだ柔らかく、滑ることはなさそうですが、その代わりに無遠慮に革靴の中へと滑り込んでまいりました。これではきっと、学校へ着く頃には足の先が冷たくなっているでしょう。けれど私はそれを気にする様子もなく、傘を片手に、携帯を取り出しました。手慣れた動作でメールを立ち上げて、簡単なメールを作成し、読み返す事もなく送信ボタンを押します。それで例え誤字脱字があったとしても、きっと友人は笑って許してくれると確信しておりました。]
(5) 2015/10/28(Wed) 07時半頃
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―――――――――― Title:おはよー 本文:おはよー。 ねえねえ、今日なんの連絡もないけど、学校あるよね? すごい雪だよー(*´;ェ;`*) ――――――――――
(6) 2015/10/28(Wed) 07時半頃
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[ 送信完了と表示された携帯をコートのポケットにしまいながら、口の中の氷砂糖を舌で転がしました。氷砂糖は飴と違って、なかなか溶けてなくなりません。その代り、ボロリと突然、砕けるのです。崩れる直前まで大きさを保つ氷砂糖は、限界ギリギリまで精一杯見栄を張って生きているようで、なんだかとても、愛おしく思えるものですから、私は大好きでした。**]
(7) 2015/10/28(Wed) 07時半頃
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/* また一番乗り入村ですね!?!?!? 私ほんと一番乗り入村多い……。 校舎村と聞いたら参加せずにはいられなかった…! 鍋さん、村建ておつおつだよ! みなさんよろしくです~!
(-0) 2015/10/28(Wed) 07時半頃
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/* ほいっとな
25(0..100)x1
(-1) 2015/10/28(Wed) 07時半頃
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/* これはまた早めの落ちになりそうだなあ…… 残留でもおもしろいかなと思ってたけど、まあ流れに身を任せよう。
(-2) 2015/10/28(Wed) 07時半頃
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/* 今回はちょっと特殊な文体と構成にしようと思ってるんだけど、うまく行くかなあ。 めちゃくちゃとある作家さんの文章を意識してるので、鍋さん辺りにはスケスケかもしれない
(-3) 2015/10/28(Wed) 08時頃
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/* とりあえず、 [[2d6+6]] これうまくふれるかな?
(-4) 2015/10/28(Wed) 08時頃
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/*
>>ふれない<<
5+6
(-5) 2015/10/28(Wed) 08時頃
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/* 11か~~まぁまずまず…… もういっちょ 9
(-6) 2015/10/28(Wed) 08時頃
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/* 9
(-7) 2015/10/28(Wed) 08時頃
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/* 9ばっかやな!!!!!
(-8) 2015/10/28(Wed) 08時頃
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[──── おねえちゃん、あなたがすきです。 ] .
(8) 2015/10/28(Wed) 11時頃
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── 12月某日朝:自宅 ──
……いってきまあす。
[真っ白な玄関の外を想像して、身震い。 ばっさり短く加工してしまったスカートから覗く真っ白な足をふちどるのはショートソックスだけで、 茶色いローファーに足を突っ込みながら、部活で作ったドラムバッグを担いだ。 首元には、ベージュ地のチェックのマフラー。 さっき塗ったばかりのリップやファンデがお気に入りのソレに付かないか、少し心配。 耳にあけた穴に、今日はピアスは刺さってない。 その代わり、ポニーテールに、髪飾りがきらりと光る。]
(9) 2015/10/28(Wed) 11時頃
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[見送りに出てきてくれたエプロン姿のおねえちゃんが、 『ポニーテール、久しぶりじゃない?』と言って顔をほころばせた。
うん。って短く返事をする。 数ヶ月前に別れた先輩が好みだと言ったポニーテールは、なんだかシャクで封印していたのです。
アップの髪型褒めてくれたの、ああいうことするときに髪の毛が邪魔になんないからでしょ。 知ってるんだから。バカな女でも、そのくらい、知ってるんだから。]
(10) 2015/10/28(Wed) 11時頃
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[おねえちゃんなら、『雛子はどんな髪型も似合うね』って言ってくれるわ。 気の利かせ方も知らない男の子とは違って、ちゃんとわたしを見て、言ってくれるわ。
細い指が、ガラス細工を扱うような繊細さで、わたしの頬を撫ぜた。
『ここだけ、ちょっとチーク濃いよ』って、まったくもう、って、そんな風に微笑む。 その仕草にさえ、どきりと胸が高鳴ります。
最近、『かわいいひよこちゃん』って、言ってくれないね。 わたし、もう、かわいい雛のままじゃあないけれど。]
(11) 2015/10/28(Wed) 11時頃
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[おねえちゃん。 聖なる日に、この家を出て行くおねえちゃん。 白いドレスに身を包み、よその男に唇を捧げる、おねえちゃん。 ねえ、あんな男、やめときなよ。って、わたしは今日も言えない。
おねえちゃん、あんな男、やめときなよ。 ──だって、あいつ、あんな簡単にわたしを抱いたのよ。]
(12) 2015/10/28(Wed) 11時頃
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── 朝:通学路 ──
[スマートフォンを操作する指は外気にさらされている。手袋はきらい。 形を整えた爪には、桜のように淡いピンク。
いつもの待ち合わせ場所に、友達は来なかった。 いつもならすぐに既読がつくはずのメッセージにも、返事はなかった。
それでも、いつ、あの子たちが来るかわかんないから。 イケてる男の子が来るかわかんないから。 大好きなバンドの音楽を聴くことすらできないの。
代わりに、受信していたメール>>6に、手早く返事を打つ。]
(13) 2015/10/28(Wed) 11時頃
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―――――――――― Title:Re:おはよー 本文:ひまちゃん、おはよー(*^o^*) せいとかいも、なんにも連絡ないよー(>_<) こんな雪なのに、授業するのかな? ひまちゃん家のほう、坂道多いよね、気をつけてね( ; ; ) ――――――――――
(14) 2015/10/28(Wed) 11時頃
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[寒い、寒い、道端。 やっぱり、友達は、来ない。 雛子は、雛のような女の子は、きょとん、とした顔で、立ち尽くす。 返事のないスマホを、なんで?って顔で見つめて、少し緊張していた。
こんな、こんなところにまできて、敗者になる気は、ないから。
──遠野雛子。甘えた声で人の名を呼ぶその生き様を、雛のようだと言うひとがいた。
雛のような女の子は、平気な顔を装って、街角に立っている。*]
(15) 2015/10/28(Wed) 11時頃
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/* 問題児過ぎて封印していた設定を……!負縁故量産マシーンにわたしはなりたい。
41(0..100)x1
(-9) 2015/10/28(Wed) 11時頃
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/* たぶんね、設定で透けちゃうけど、思い切りやりたいようにやりたいのです。
(-10) 2015/10/28(Wed) 11時頃
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[――『愛し合ったふたりは、いつまでも幸せにくらしました。』
それは、話の終わりに付け足される、テンプレートのような一文。 終わりの先を期待する奴が、この世にどれほどいるというのだろうか。]
(16) 2015/10/28(Wed) 13時頃
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―朝:通学路―
[傘をものともしない、冷たい風が吹き付ける。 昨日まで隣にいた後輩の代わりに、手を伸ばしたのは、自身の腫れた頬。 貼られた湿布のお陰か。昨日より腫れは引いている。 けれど、痛いことに変わりはない。]
(17) 2015/10/28(Wed) 13時頃
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[昨日、些か乱暴な置き土産を残していった後輩には、欠片も未練はない。 ……いや、嘘だ。多少、心残りはある。 素直だし、外見も悪くない。 テニスラケットを振り回す姿も生き生きしていて、可愛い女子だった。
けれど、それだけだ。 彼女と共に歩む自分は想像出来なかったし、 何より、“つまらなくなった”。
いつも通りの終わり。 それに対して、これ以上考えることがあるだろうか?]
(18) 2015/10/28(Wed) 13時半頃
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[息をひとつ吐いて、積もった白に足跡をつけていく。 次は、年上がいい。年下はやっぱり面倒だ。 何回目かも分からない、次の始まりに想いを馳せて、歩く。
通学路に似つかわしい静けさに、未だ、気付くことはない。**]
(19) 2015/10/28(Wed) 13時半頃
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/* 完全に忘れてたな 74(0..100)x1
(-11) 2015/10/28(Wed) 17時頃
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[ やはり、氷砂糖はなかなかなくなりません。なくなってしまうのは勿体ないですが、ほろほろと崩れゆく瞬間も好きなので、私はせっせと口の中でそれを転がしておりました。 ふと、ポケットの携帯が着信の振動を伝え始めました。冷たくなった指を擦り合せながら、届いていたメールを伺います。大きなタッチ式画面での操作は便利ではありますが、冬の場合、手袋をいちいち脱がなくてはならないのが、とても不便です。 美しい薔薇には棘がある、とよく言いますが、きっとこの携帯電話は美人なんでしょう。何せ、手放せませんから。]
(20) 2015/10/28(Wed) 17時頃
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[ さて、来たメールは矢張り友人からのようでした。>>14 クラスメイトである遠野雛子は、見た目だけで判断するならとてもとっつきにくく思わせるかもしれません。彼女はとてもお洒落で、派手な交友関係が一目見てわかる出で立ちだからです。 けれど、私はそんな彼女のことも、とても好きなものですから、彼女と同じように短くしたスカートから伸びる足を撫でながら、画面を操作しはじめました。 彼女は今日も、柔らかそうな栗毛の髪を、ポニーテールにしているのでしょうか。きっと今日も短い彼女のスカートと同様、彼女の耳や首筋を、冷たく仕立てあげているかもしれません。]
(21) 2015/10/28(Wed) 17時頃
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―――――――――― Title:Re:Re:おはよー 本文:ひなこちゃんにも連絡きてないなら、やっぱりあるのかな? さむいよーかえりたいよー(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ ) うん、そうそう。結構上り坂だから、朝はほんとだるいー(。・ˇ_ˇ・。)ありがとー! ひなこちゃんも、スカート短くしすぎて風邪ひかないようにね(笑) ――――――――――
(22) 2015/10/28(Wed) 17時頃
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[ 彼女はきっと今日も、彼女と同じようにお洒落な子たちと登校するのでしょう。けれど、こんな日に彼女の友達が登校をちゃんとするかは、少し疑問ではありました。 そんなことを考えながら上り坂を登り切りますと、目の前に見知った背中を見つけました。>>17寒い日の朝に、一人ではなくなるというのはとても温かくなるものです。 なので私は、少し小走りで彼に近寄るのです。雪は完全に、私の靴下を濡らしました。]
(23) 2015/10/28(Wed) 17時頃
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りっくん、おはよー。 ……そのほっぺ……もしかして、また女の子泣かせたの?
[ 痛々しい、彼の頬に貼られた湿布を軽くたたいて見せます。彼もまた、雛子と同じく交友関係が派手でございました。彼がとっかえひっかえ連れてくる女の子たちは、雛子のように愛らしくお洒落な子ばかりで、スカートを短くして少し今時のものに敏感なだけの私とは、また少し違う子たちということを、私は正しく理解しておりました。]
(24) 2015/10/28(Wed) 17時頃
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もう、そんなことばっかりしてたら、いつか刺されちゃうんだから。 最近そういう事件もすぐ起きるんだから、りっくんも気をつけなきゃだめだよー。
[ 口うるさい事を言いすぎると嫌われるとは思います。けれど、どうしても心配で世話を焼いてしまうのです。特に、好ましく思っている男子ですから。 けれどそれを彼に伝えたことはありません。なぜなら私は、彼が好きなタイプとは、似て非なる者だからです。**]
(25) 2015/10/28(Wed) 17時頃
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[時折、思うことがある。 自分は一体、何を欠いて、生まれてきたのだろう。]
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(26) 2015/10/28(Wed) 18時半頃
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/* (発言を投下しようとしたら初っ端削除してしまい白目剥いてる)
(-12) 2015/10/28(Wed) 18時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/28(Wed) 19時頃
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─ 12月某日 朝:自宅にて ─
[シンクに当たる水音、騒々しくニュースを報道する声。>>#0 自分の耳に当てた携帯電話には、担任の連絡先が表示されている。 ただ、電話の向こう側で響くのは声ではなく、コール音ばかり。]
……繋がらない、か。
[一向に相手の出ない電話に、諦めて通話を切った。 使ったことは殆どないが、一応、非常時のためにと生徒へ公開されている担任の連絡先。 それを頼って、とりあえず教師の判断を仰がんとしてみたのだが。 この大雪の日に、教師からの連絡もなければ、こちらからかけてみても繋がらない。 電波は問題ないから、相手が出られない状況にあるのだろうと判断する。
点けっぱなしのテレビは、相変わらず大雪のニュースで持ち切りだ。]
(27) 2015/10/28(Wed) 19時半頃
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母さん、とりあえず学校に行ってみるよ。 休みだったら、直ぐに帰ってくる。
[皿洗いを終えた母へ向かって、声をかける。 いつの間にか起きてきていた妹が「げぇ」と声を上げた。]
「お兄、こんな日にガッコいくの?」
[信じらんない、休んじゃえばいーじゃん。 顔を顰めながら叫ぶ中学生の妹の頭を、すれ違いざまにぽんと軽く叩く。]
── 一応、クラス委員長だからな。
「こんな雪降ったらみんな寝直すよ、フツー」 「本当に行くの? 気を付けてね、……あ、タオルは持った?」
[コートを羽織り鞄を手にすれば、まるきり色の異なる2つの声。 苦笑しながらひらりと手を振った。]
(28) 2015/10/28(Wed) 19時半頃
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[玄関を出る。途端、冷気が肌に突き刺った。 車庫に、父の車は既にない。大雪のニュースを受けて、自分よりも早めに出勤したのだろう。 かく言う自分も、いつもより時間は早い。 けれど、この雪だ。徒歩通学の距離とは言え、どの程度かかるだろうか。
暴力的に白い道のりを思って、小さく息を吐く。 そうして、何かを思い出したように足を止めた。]
……副委員長にも、聞いておくか。
[指が悴んで、使い物にならなくなる前に。 携帯を取り出して、簡素な文章のみのメールを送信しておく*]
(29) 2015/10/28(Wed) 19時半頃
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To:咲野 向日葵 From:檜山 陽一 Sub:(無題) ───────────── おはよう、副委員長。
悪いけど、もし担任から連絡きてたら教えて。
こっちには連絡なし、今のところ電話も応答なし。 とりあえず学校へ行ってみる予定。
---END---
(30) 2015/10/28(Wed) 19時半頃
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/* お前、悩み的に中盤ぐらいまでは割と残ってもらわないとあれだから頑張って。そーれホイッ
42(0..100)x1
(-13) 2015/10/28(Wed) 19時半頃
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/* 微妙……
(-14) 2015/10/28(Wed) 19時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/28(Wed) 19時半頃
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/* あ、いやこれそこそこ残る番号か? でもわかんないね、まだ少ないし。
(-15) 2015/10/28(Wed) 19時半頃
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[軽い足音。振り向きざまに、ぺしり、頬を叩かれたなら>>24、少し大仰に顔を顰めて。 その主の“お節介”に、はぁ、とため息をついてみせた。
いつも通りのやり取り。 我が家の母親以上に口うるさい彼女に返すのは、同性の友人に対してのような反応だった。]
俺は、泣かせてない。 向こうが勝手にキレて、一方的に殴ってきた。
[昨日の、痣の原因。 持ちかけられた別れ話にあっさり頷いたのが、恋人であった後輩の想定外だったのだろう。 殴り返さなかった自分を褒めてやりたいくらいだ。]
(31) 2015/10/28(Wed) 20時半頃
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最近の女って、ホントめんどくさいしな。 ……1週間くらい見かけなかったら、捜索届よろしく。
[お説教には軽口を返して、再び歩き出す。 スベんなよ、というシャレにならない冗談も付け足して。]
(32) 2015/10/28(Wed) 20時半頃
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……ところで、
[歩きざま、ふと、周囲を見回す。]
今日、学校あるよな。 ……人、少なくないか?
[雪道を歩く制服は、自分と彼女の二人だけ。 そこに、普段の賑やかさはない。
ちらりと、隣の幼馴染に視線を遣って。 差した黒い傘を軽く振れば、うっすらと積もった雪は、白に戻っていった。**]
(33) 2015/10/28(Wed) 20時半頃
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/* さて、どうしようか。 順当に考えればエンカ先は遠野がベストだけど、こっちは早寝族だから、コアずれが気になってな。 誰かくるかもしれんし、回想でも書いとくか。
(-16) 2015/10/28(Wed) 21時頃
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[音も気配も漏らさないように。 ふすま一枚隔てた向こう。 規則正しく聞こえる寝息。
邪魔をしないように、薄汚れた台所へ移動する。 積み重ねられたコンビニ惣菜の空き容器。 並べられたアルコールの空き缶を片付け。 袋が半開きになってカサカサに乾いた食パンを口の中に押し込む。
食べるものが置いてあっただけ今日はマシ。 手に掬った水でパンを飲み込んだ。
そして、身を切るように冷たい水でおかれたままの食器を洗う。 この家の湯沸かし器は古く、 つけてしまえば大きな音を立てるから]
(34) 2015/10/28(Wed) 21時頃
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[昨日つけたばかりの真新しい傷に冷水が染みる。 焼くように冷たい刺激に笑い声を出したくなる。 けれど、音を立てて起こすわけにはいかない。 余計なことをしないように、役目を果たすだけ。
洗い物を終えると傷にテープをはり、 袖の長いセーターで隠す。
スカートは膝より少し上。 こっそり刺繍の入った黒いタイツ。 髪留めはお気に入りのピンクのリボン。 玄関にある全身鏡でバランスをチェックする]
うん、今日もこひめはかわいいよぉ。
[囁き声で自画自賛して、コートを羽織り、そして]
(35) 2015/10/28(Wed) 21時頃
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いってきまぁす
[遠慮がちに声をかければ ふすまの向こうで迷惑そうな唸り声と 布団の動く音が聞こえる。
他人がいるのが気に入らないんでしょぉ。 それならどうしてひきとったりしたの。
声を出しそうになって唇を噛みかけ、 きれいにぬったリップが落ちるなぁと力を抜いて息を吐いた。
ふすまの向こうから寝息が聞こえてきたのを確認し、 ゆがんで軋むドアを音を立てぬように開け、 足音響く錆びた金属の階段をゆっくり。 ゆっくり。 降りていく]
(36) 2015/10/28(Wed) 21時頃
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ひゃぁ、さぁむぅい
[白く染まった道に自転車で行くことはあきらめ、 徒歩で踏み出す。 一歩雪に沈めば防水したはずの革靴に 冷たさがしみこんできた]
帰りたいな……
[振り返るアパートの部屋。 けれど、視線の先にあるのは思い出の中の自分の部屋。
戻って雪がひどかったから休むといえば 叔母は呆れたように鼻を鳴らし、 それでもこちらには干渉してこないだろう。
けれどそれは、こひめにとっては いることを否定されるのと同じことだった]
(37) 2015/10/28(Wed) 21時頃
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――通学路――
[首を振り、雪の中に足跡を刻んでいく。 さく。 さく。
コートのフードを思い切り引っ張って。 さく。 さく。
越してきてから自転車でしか通っていなかった道を歩く。 さく。 さく。
徒歩で行くには少し遅い時間になったはずなのに 誰ともすれ違わない。 さく。 さく。]
今日、学校あるよねぇ?
[屋根があるおかげで雪の積もっていない一角を見つけ足を止め 誰かから連絡が来ていないかコートからスマホを取り出した]**
(38) 2015/10/28(Wed) 21時頃
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/* 1と1.5に参加してたhatumです。 校舎村久しぶりわくわく。 よろしくお願いします。
てい 82(0..100)x1
(-17) 2015/10/28(Wed) 21時頃
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/* 落ちロルでも残留押し付け合いでも楽しそうだからどっちでも良いけどもーお墓行きたい。
(-18) 2015/10/28(Wed) 21時頃
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[仮にそれが生き物としての欠陥だったり、 人間としての不具合だったとして、
俺がそれに納得をしていたのだとしても、
世界は俺を異端と断定するのだろう。]
(39) 2015/10/28(Wed) 21時頃
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|
――朝:通学路――
…………
[ドアを開けた途端に吹き込んだ雪は、玄関を通り過ぎて部屋の中を踊る。 一度ドアを閉じ、スマホを確認。休校連絡はない。
もともと悪い目つきを更に悪くしながら、マフラーをしっかりと首に巻き付ける。コートの袖に手袋の端をしまい込み、バッグのジッパーをきっちりと閉めた。]
よし。
[ドアを薄く開き、銀世界へと足を踏み出した。]
(40) 2015/10/28(Wed) 21時頃
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/* 女子率……
(-19) 2015/10/28(Wed) 21時頃
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[ふらり、ふらり。
吹き付ける風に流されかけながら、ゆるりと歩く。 ローファーにスパイクをつけてきてよかった。滑らない足元に安心する。
思いつく限りの防寒をしていても、寒風は僅かな隙間から入り込む。ひゅるりと風がコートの中で舞い、ふるりと身を震わせた。]
ねむ。
[ここで寝たら、起きる前に死にそうだ。 ブラックジョークのつもりで思ったのだが、現実味がありすぎる気がして、これ以上考えるのをやめた。*]
(41) 2015/10/28(Wed) 21時半頃
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[さく、さく、ざくり。
踏む雪は、既に積もりつつある。 瞬く間に、靴の中が濡れてゆく。]
(42) 2015/10/28(Wed) 21時半頃
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/* お願いします 1(0..100)x1
背:170+20
(-20) 2015/10/28(Wed) 21時半頃
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/* このラ神おかしい
(-21) 2015/10/28(Wed) 21時半頃
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[──咲野 向日葵を"副委員長"と、役職で呼ぶのは、単なる癖だ。 別に、同じくクラス委員の庶務たる遠野を"庶務"呼ばわりなどはしていない。きちんと、苗字で呼んでいる。
『委員長、副委員長。少し手伝って』
咲野と自分が担任に用を言いつけられる時は、そんな風に役職でまとめて呼ばれることも少なくない。 それがつい移って、更に、一度呼んでしまえば苗字に戻すのもなんとなく躊躇われた。 ただ、それだけの話。]
(43) 2015/10/28(Wed) 21時半頃
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[毎度毎度、色めいた噂の真ん中にいる平坂 陸のようにはいかないのだ。 最も、彼が、次々変わる彼女たちを何と呼んでいるのかは知らない。 案外、程よい距離感を演出するために、"○○さん"なんて他人行儀に呼んでみたりしているのかもしれないが、別に聞く気もなかった。
平坂の恋愛事情に関して、さしたる興味はない。 彼に関しては、"料理が出来る" その一点のみが重要だった。
なんてったって、文化祭の時。 半ば強引に、平坂に調理リーダーを押し付けたのは自分なのだから*]
(44) 2015/10/28(Wed) 21時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/28(Wed) 21時半頃
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[くあ、と、あくびを一つ。
白い息は、雪に掻き消えた。
ふと立ち止まって空を見上げる。]
雪、なあ。
[視線をコートの袖に投げれば、黒いそれを下地に白い雪が映える。決勝すら見えそうなそれに熱を持った息を吹きかけると、じんわりと溶けて液体になった。]
いいなあ。
[ふわりふわりと、何のしがらみもなく揺れる雪も。 サラリと流れる水も。
羨ましい。]
(45) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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[コートのポケットからスマホを取り出す。 新着メールは、無し。こんな天気だが、今日も学校はあるのだろうか。
流れるような動作で、カレンダーを起動する。 今日は、20時から。学校に秘密で行っているバイトの時間を頭に叩き込む。雪が降っているから、少し早めに出よう。
さくり、さくり。 足を踏み出す度に雪が鳴る。 その音が、重なって聞こえ出した。スマホから視線を上げて、前を見る。 と、見知った背中>>42が見えた。]
檜山。
[緩い声音で、彼の背中に呼びかける。 ああ、やっぱり今日は学校があるようだ。*]
(46) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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/*すでにこの子の口調にくじけそう。 書きにくい。
(-22) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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/* このチップ、雰囲気じゃなくイケメンだと思う そして、ラ神おかしい 最大値とほぼ最小値を同時に出すのおかしい
(-23) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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[白い通学路には、ちっとも人影がない。 車がないのはともかく、道を歩く人の姿がここまでないのはどういったわけだろう。 そんなことを考えていれば、名を呼ばれた気がした。>>46 振り返れば、傘越しに。ああ、このでかい図体は。]
御崎。
[呼び返して、よ、と軽く片手をあげる。 あっさりしたものだけれど、男子高校生の挨拶なんてこんなものだろう。]
雪、だいぶやばいな。
つーか、人が全然いない。 お前、ここまで誰かと会った?
[休校の連絡とかは、回ってないはずなんだけど。 そう付け足して、御崎へと視線を投げた*]
(47) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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―回想:文化祭前会議―
[リーダーとか、そういうの。自分には向いてない。 まず思ったのが、それだった。]
え、やだ。
[即座に放った否定も、悲しきかな、何ら効果はなかったらしい。 周囲から自分に向けられる視線に込められた、圧力やら、期待やら。 そんなものを受けて、自分に残された選択肢は、ただ頷くことだけだった。]
(48) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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─ 回想:クラス委員長会議 ─
「……お化け屋敷、です。それ以外は、ないです」
[──か細く震える声に、思わず顔を上げた。
クラスの代表者のみが集まった、文化祭の出し物を決める会議。 既に、クラス内で希望はまとめてある。それを、クラスの代表者同士の話し合いである程度調整してから、最終確定だ。 委員長として自分は出席していたが、副委員長たる咲野はどうだっただろうか。 とりまとめのために、生徒会の者もそこにいたかもしれない。]
(49) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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[先程の細い声は、近くに座る女子のものだった。
確か、3-1のクラス委員長。 彼女の顔色を見て、思わず、眉間に小さな皺が寄る。 ──そんな、文化祭の出し物決めるぐらいで、死にそうな顔しなくたって。
それでも、大方の予想はついた。 希望をずらさざるを得なかった時のため、一応、希望は複数考えておくようにと言われていたはずだ。 けれど、クラスでの話し合いが、お化け屋敷以外に決まらなかったのだろう。 「絶対にお化け屋敷取れよ」なんて言われながら送り出されて、そうして、今ここにいる。
これが駄目だったら、どうしよう。 皆に、なんて言えばいい。 そんな悲壮感の滲む表情から、目を逸らした。]
(50) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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『……ねえ、ヨウくん』
[──目の前で硬く組み合わせた、華奢な手が震えている。 今にも泣き出しそうな顔が、酷く青白く見えた。]
『家に、ね。……帰りたくないの』 『お願い、一緒に、いて』
(51) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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[手元のメモ用紙に視線を落とせば、自分の乱雑な文字が躍っている。 3-3の出し物希望。喫茶店。そして、お化け屋敷。 一応、わがクラスは「どちらでも大丈夫」という空気ではあったように思う。
ただ、メニューで差異をつけられるカフェはともかく、お化け屋敷は出来れば被りたくないもののひとつだろう。 借りられる暗幕の量からいっても、希望が被れば調整が必要になる。]
「……。……次、3-3は?」
[進行する生徒の、淡々とした声が問う。自分たちのクラスで、最後だった。 小さく、息を吸う。]
(52) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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[きっとこれは、褒められた行為ではない。 クラスの皆に対して不誠実だと言われればそうなのだろうし、彼女に対する優しさでもない。 ただ、──泣かれたくは、ない。
メモの半分、お化け屋敷の文字を隠すように、紙片を握り潰す。 吸った分の息を吐き出す代わりに、顔をあげて言葉を紡いだ。]
……3-3の希望、喫茶店で。 よろしく。
(53) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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[委員長が、何故自分の料理の腕を知っていたのかは知らない。 副委員長である幼馴染に聞いたのか、自分の弁当―所謂『キャラ弁』を見たことがあったのか。
何にせよ、彼の判断は見事であったという他ない。
委員長からの名指し。何より、一部の(女子の)期待がこもった視線。 それを受けて、どうやって断れと言うのだろう。
ああ、けれど、それ以上に。 高校生活最後の思い出を作りたかったという気持ちも、少しばかりあったのかもしれない。*]
(54) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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よ。寒いな。冬眠しそう。
[マフラーに鼻下まで埋めて、手をひらり。 素っ気ないかもしれないが、まあ、こんなもんだ。 寝たら引きずってってくれないかな、と考えつつ、質問>>47には首を傾げた。]
……本当だ。居ない。 会ってない。檜山が、今日初人間。
[委員長にも回ってないのか。学校は勤勉だ。 勘弁して欲しい。*]
(55) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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/* ■縁故:ひまわり→幼馴染/遠野さん→元カノ/こひめ→飯作ってやってる/委員長→役職押し付けられた/御崎→調理助けられた
わーい全員と縁故ある。 ってか元カノ縁故地味にうれしい 割と負縁故っぽいのはじめてもらった
(-24) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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/* 『愛してる』って言われると一気に冷めるタイプ 愛より恋したいみたいな野郎やりたかってん…… だって恋シュミとかでも相手落とすまでがゴールやん……
(-25) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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/* 委員長に押し付けられたのは書けたから、 こひめに飯 御崎にお願い 遠野さんとのお別れ
うー、書きたいエピソードありすぎて遅筆と語彙力が憎い
(-26) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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― 回想:文化祭前会議 ―
[そんな、見る者が見れば強引とも思える過程にて。 3-3の文化祭の出し物は喫茶店に決定して、さて、次なるはクラス内での役割分担だ。 クラス内で、料理が得意なのは誰だったか。
平坂 陸。真っ先に浮かんだのは、彼の顔だった。 確か、家庭科の調理実習でも、結構な腕前を披露していたと思う。
「平坂くんってさ、お弁当も可愛いよね?」 「あれさ、もしかして自分で作ってたのかな?──……」
一部の女子が、さわさわと囁き合っていたせいで。>>54 ついでに、ちょうどその時に、こっちは卵を割ろうとして床にぶちまけて、かなり冷ややかな視線を食らったせいで。 よく、覚えていたのだ。]
(56) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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……平坂、お前。 料理、得意じゃなかった?
[別に嫉みではないし、八つ当たりでもない。 本当にぽろりと零してしまっただけなのだけど、思ったよりも、その一言で波紋が広がった。]
あー。じゃあさ。 お前、調理リーダーで、どう?
[適材適所。 出来る人間は、出来る場所に収まってもらわなければならない。 一部の(女子)生徒が騒めいたのをこれ幸い、と。 若干の笑みさえ浮かべて、流れに乗って彼へ調理リーダーを押し付けたのだった*]
(57) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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――回想:文化祭前会議――
[ふらりと立ち上がって、黒板の前まで。 そこに描かれた『装飾』の欄に苗字を書いた。 調理部だと知られていても、自分から立候補した者を他の係に回すのは難しいだろう、と考えての行動。
作った料理を食べられないなんて、そんな、残酷な。 酷く飢えるのに。飢えているのに。
まさか、助っ人、という名で参加することになるとは想像していなかったけれど。誤算だ。 まあ、いいか。楽しむとしよう。]
(58) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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[調理部に入れば、夕食費が浮く。 その考えは半分正解だった。 誤算は、男子高校生の食欲を舐めていたこと。いくら食べてもすぐに腹が減るのには参った。
いくら食べても満たされない事が、ひどく寒々しかった。*]
(59) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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……するなよ、頼むから。 お前の図体、俺じゃ、とても引っ張っていけない。
[軽口だろう、とは知りつつも。>>55 御崎の空気を読む能力には、あまり期待していない。時々、その行動に驚かされることがある。 うっかりすると、本当に道の真ん中で居眠りされそうだった。]
初人間、か。 ……なら、人間以外のモノは?
[少し面白がるような口調で、問うてみる。 自分たちの他の人影さえない一面の銀世界は、少しばかりの不安さえ煽るから。 そんな不安で怯え竦む程、もう子どもでもないけれど。]
まあ、学校ついたら、誰かいるだろ。 少なくとも、教師ぐらいは、な。
[冗談めいた声の後に、続けて落とすのは、現実的な意見だ。 担任の携帯は応答こそなかったけれど、少なくとも学校には誰かしらいるだろう、と*]
(60) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/28(Wed) 23時頃
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/* ちょっとだいぶ飛ばした感あるのでひと休みしつつ、ログ増やしすぎないようにしとこう
(-27) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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―回想:おわかれ―
――雛子。
[その日も、前の日と同じ、何でもない日だった。 特別何かがあった訳でも、雨が降っていたわけでもない。 至って“いつも通り”の口調で、“彼女”の手を離した。]
一緒にいても、楽しくない。 だから。
[お別れ、と告げれば、彼女はどんな反応をしたっけ。 それに目もくれることなく、口角を上げて、笑う。]
(61) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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── 朝:通学路 ──
……あ。
[何かを受け取ったことを示すスマホの振動は、待ち望んでいたあの子たちからのものではなかったけれど。 それでも、好意的な文字列>>22は、嬉しくないわけじゃないよ。 スカート短くしすぎて、って、冗談にしても、ちょっとサムイけど。
嘘です。冗談。だけどきっと、あの子たちならそう言うはずだ。 わたしもそれに同調して笑いながら、それでも「そうかな、ひまちゃんかわいいよ」って、まるで悪口じゃないって顔で言うの。 たぶん、わたしは相当性格が悪いけれど、それを知った上で"遠野雛子"のキャラクターを許してくれる、そんなあの子たちを、きらいになれません。
くす、と微笑んで、返信するのはやめた。 教室がひとつのだだっ広いスペースだなんて、幻想。 いつだってわたしたちは、その僅かな段差を踏み外さないように、ひとつでも上の段に立てるように、牽制しあっている。 少なくとも、わたしみたいな、なんとか一番上のステージにしがみつくようにしている女は。]
(62) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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アンタも、別に、俺じゃなくていいんじゃねーの?
[それは、自分と似た匂いに対しての言葉。
相手なんてどうでもいい。 “恋愛する”こと。それ自体が大事なのだろう、と。
尤も、それが、彼女に当てはまったかは分からない。 それでも、終わりは変わらない。]
(63) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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檜山なら行ける。
[冗談めかした口調で、そう返す。 流石に通学路で凍死はゴメンだ。せめて、教室まで行ってから冬眠しよう。
そう決意していると、また問>>60。 それに考えこむように、ついと視線を白い地面に落とした。]
……雪?
[それしか見てないな、と。 猫も、犬も見ていない。]
静かだね。
[生きるものの音が、檜山と自分の分しか聞こえない世界は。]
(64) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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――じゃあ、さよなら。遠野さん。
[他人行儀な呼び方で線を引いて、手を振る。 そんな、何でもないお別れをしたのは、さて、いつの事だったか。*]
(65) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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そうだね。 警備の人もいると思うな。
[交通機関が動いていればの話だが。 もっとも、休校連絡がないのだから、当然先生も警備員もいるに決まっている。]
早く暖まらないと。 凍える。
[胸の前で、静かに手をすりあわせた。*]
(66) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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[女同士の連絡じゃ、切られた方が負けなの。 適当に終わらせていいのは、気の置けない友だちと、だけ。
あの子たちに送ったメッセージには、まだ既読が付かない。 また、かすかに不安が募る。
小学校の頃、スズちゃんたちに、『入れたげる』って言われて、一生懸命書いた交換ノートに、二度とわたしの順番が回ってくることはなかった。 おかしいなあって、それでも返事を待ってた、健気なわたし。 何も知らないあのこどもを、今では愛しくも思うけど、だけど。
あんなの、もう、まっぴらだわ。 待たされる女には、ならないの。
そんなことをまったく考えない女の子がいるなら、その子はきっと、いけすかない。 良い子すぎて。幸せすぎて。なんか嫌な子。]
(67) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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/* なべさん
(-28) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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[ふわ、と風が髪をさらう。後れ毛が頬をくすぐった。
寒いよ。ねえ、なんでみんな来ないの。 明日サボろう、なんて、誰も言ってなかったじゃない。
茶色いローファーが、白に埋もれていく。 ぐすん、と鼻をすすった。つま先をいじいじすりあわせてみる。
しんしんと、雪のふる音さえ聞こえそうな世界で、ひとの足音は、よく響く。>>38]
──あ、
[期待に満ちた表情で、顔を上げた。 いちろくこひめ。とっさに、頭のなかで反芻したのは、その特徴的な名前。 一瞬、がっかり、って顔をしかけて、慌てて取り繕う。]
(68) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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[――忘れられない人がいる。 告白を受けるたびにそう返してみせれば、相手は勝手に悲恋を想像して同情の眼差しをくれる。演劇部で培った切なげな表情も手伝ったかもしれない。 それは決して間違いではないのだけれど、充分でもない。
"あの日"から三年、今日も…の心は空洞のままだ。]
(69) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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/* ドキドキが止まらない!ひゅう! 66(0..100)x1
(-29) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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ひめちゃん、おはよー。
[茉里が、気に食わない、って指差すクラスの女の子。 やっぱりわたしは、「悪い子じゃないよ」ってまるで良い子みたいに微笑むし、 文化祭の準備期間、結構いっしょに作業したけど、実際、別に悪い子じゃない、って思ったけど。
わたしたちは、たぶん、かわいいものが許せない。 自分たちが、一番じゃないと。 教室の中で、一番イケてて、価値のある女の子が、自分たちじゃないと。
そういう、幼稚な怒りを抱えて、わたしたちは他の子を見下ろしている。]
(70) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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今日、寒いよねー。
[わたしがひめちゃんと喋っても、茉里はなにも言わないけど。 ミキも、つばさも、なんにもたしなめたりはしないけど。
それでも、なにか、気に食わない女の子の失敗談がないか、探るような目をされるのが、わたし、正直、ちょっとめんどくさい、です。]
……あ、今日のリボン、かわいー。
[かわいい彼女の髪を彩るピンク色。
似合ってる似合ってる。やばーい。そう言って、きゃらきゃらと笑うこともできるよ。 だけど、そんな空気を、あなたとの間に醸しだしてしまって良いのか、わからないです。
だから、わたし、微妙なテンションで、にこにこ、笑うだけ。 茉里が今、この待ち合わせ場所にやってこないといいな、って思う。*]
(71) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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無理だよ、俺をなんだと思ってんの。
[そうは言いつつも歩を進める姿を見れば、とりあえず学校へ行く気はあるらしい。並んで、歩調を合わせる。 問いに返ってきた単語には、くつりと笑う。>>64 とても簡潔な答えだった。]
だな、静か。
[そんな声さえ、雪に溶けるように消えてゆく。 重く濡れた足を前に前に運んでいれば、足先の感覚がどんどん失せてゆく。 どうして雪の中、こんなにも一生懸命学校へ向かっているのだろうとさえ思えて、少し可笑しくなった。]
(72) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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母さん、俺そろそろ行くから。
[仏壇の前で何時間も手を合わせるのが日課になっている母に声を掛ける。 いってらっしゃい、と返る声には相変わらず覇気がないけれど、返事をくれるようになっただけマシだろうか。 そんなことをぼんやりと考えながら、溜息を吐いて家を出た。]
(73) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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……あ、これやるよ、カイロ。 学校着くまでの、繋ぎにでも使って。
[凍える、という呟きで、不意に思い出す。 携帯と反対側のコートのポケットに入っている、微かな温もり。
完全武装といった出で立ちの御崎は既に持っているかもと思ったけれど、そこはあまり気にせずにぽんとカイロを放っておく。 出がけに母親に握らされたそれは、既に発熱している筈。 この雪道を行くためのちょっとした助けにでもなれば、幸いだ*]
(74) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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我がクラス自慢の委員長サマ。
[何だと思ってんの、と聞かれれば>>74、率直に。 サクサクと足元の雪を踏み固めながら、通学路を行く。
布地を伝って染みる寒さに辟易としていると、檜山がカイロをくれた。 バイト代だけの生活をしていると、なかなか買えないシロモノだ。]
いいの? ありがとう。 カイロって、人類の名発明だよね。
[両手で握りこむように、カイロを包む。 十分に発熱したそれは、冷えきる直前の指先をしっかりと温めてくれた。**]
(75) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 00時頃
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/* プロローグでぐらいなるべく優しさを振りまきたい(後になるにつれて崩れてきそうだから) 御崎くんかわいい。でっかい男子かわいい。
(-30) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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── 回想:いつかのお別れ ──
[またか。と思った。またですか。 春。ほんとは"年下の彼女"でいたかったんだけど、先輩はみんな卒業しちゃって、 同級生もいいかもーなんて、そんな気持ちで付き合い始めて、2ヶ月も経ってない。
なんとなく付き合い始めた男の子に、『別れよう』って言われる。結構、言われる。 片手じゃ、全然おさまらない。両手だと、どうかな。 わたし、あなたみたいに、とっかえひっかえ、ってわけじゃないと思うんだけどな。 別れたりより戻したり、は結構あるけどさ。
遠野雛子の"お別れ"は、いつだって向こうからやって来る。 その程度の女なんだもん。しかたないな。
そんな、最後のときまで、平坂陸はとても静かな眼をしていた。]
(76) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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[悪くなかったんだけどなあ、って、思う。 今までと違う感じで。
明るくて、爽やかで、ちょっとチャラくて、ちょっと強引。 白い歯を見せて笑う、運動部のスター。スポーツマン。 だけど、多分、大学生になったら、飲みサーとかで、バカやってんだろうなあ。
わたしの歴代彼氏、そういう人が多いんです。 だって、学校の王様って、大概そういうタイプなんだもん。 わたしのこと、好きだって言ってくれる人、 わたしみたいなバカ女が好きな人、だいたい、そういうタイプなんだもん。
慣れてるんだろうなあって感じさせちゃうくらい、淡白でスマートにエスコートしてくれるとことか、 彼女の顔、潰しちゃうくらい、おいしい料理を作っちゃうとことか、 その、静かに凪ぐ眼を、うんと近くで見つめられることとか。
その眼で、わたしだけを見てくれないとこ以外、だいたい全部、割と、良かったよ。]
(77) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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──わたしじゃなくてもいいって言っちゃうような人じゃ、だめだよ。
[アンタも、って、なんですか。って言いたいの、堪えた。 少なくとも、わたしじゃなくてもいいや、なんて言う人、こっちから願い下げです。
あ、でも、また気が向いたら、声かけてね。割と、楽しかったよ。
とにかく、残念ながら、わたしみたいな最低の女に、別れ話に激昂するほどの熱意はなかった。 けど、他人行儀な、どこか儀式めいてさえ聞こえる呼び名>>65に、思わず言ってしまう。]
べつに、ひなこ、で、いいのにー。
[わざとらしいなあ、って。 絶対に、責めないし追いかけない。なんで?とも聞かない。 それが雛子のスタンス。怒りも涙もないけど、笑うのも変だし。]
(78) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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そっか、なら、仕方ないね。 また、フツーに、遊ぼー。
[あと、ごはん食べさせてください。オムライスがいいです。 声にまでは出さなかったきもちを、むにゃむにゃと噛みしめて。
別れ話に似つかわしいくらいには眉を下げて、首を傾げる。 ──そんな、初夏の、ひとつの思い出。*]
(79) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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[例えば、君達に。
頭がよくて、性格も良くて、男にも女にも好かれるような、 兄が、居るとする。
例えば、その兄と、双子だったりして。 兄と、真逆な生活を送っていたとしたら。 正直に言ってくれないか、ねえ、君達。
「死ね」って、思うだろ?]
(80) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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/* あっこっちか
(-31) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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[ 面倒くさそうに返される言葉。>>31それはやはり異性に向けるそれというよりは、家族に向ける甘えに似ておりました。その距離にいる女子はきっと、幼馴染である私だけかもしれません。けれど、やはり私の求めるものとは、とても違っていたのです。]
一週間も経ってから探したんじゃ、見つかっても死んでるでしょー。 捜索届出すような事態に、しないでよね。
(81) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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/* イスルギくんよいきゃらだな
(-32) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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[ 冗談のように返された言葉に、少し笑いながら返しました。彼から連絡のない時なんて、きっとこれからどんどん増えて行くでしょう。大学生になったらもしかしたら、家に帰ってくる事自体珍しくなるかもしれません。それはつまり、彼がその間他の”女”の元へと行っている事と同義かもしれません。 けれど私には、何を言う権利もございません。なぜなら彼にとって、私はただの幼馴染なのですから。]
(82) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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[ スベんなよ、という言葉に、滑りませんようと舌をべ、と出しながら答えて、さくりと足元の雪を踏みしめました。どんなに足跡をつけてもあっという間に新しい雪が積もって、私がここにいるという事を消していってしまいます。 人が少ないという陸に言われて周りを見渡しますと、確かに辺りはシンとしておりました。何せ雪がひどいものですから、辺りを見渡しても視界は悪いのですが、それにしても人がいない気はします。不思議に思い首をかしげる私のポケットで、携帯が震えました。 届いたのは委員長である陽一からの、メールでございました。>>30 委員長である彼の元にも休校の連絡がないとなりますと、それはつまり休校はないということになると思います。 私はちゃんと家を出ておいた事にほっと息を吐きながら、その情報を陸に伝えることにしました。]
(83) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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/* こんなキャラなので全力で男子に絡みに行きたい所存なんだけど 御崎くんをみーちゃんと呼ぼうか、とか、委員長割とタイプだよ♡しようかとか、 考えつつ、眠さの余り、頭が回っておりませぬ
(-33) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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[ちょうど今、さっき。 同じ顔をした弟に、「死ね」と言われてしまって。 何だか、笑みが抑えきれなくて、思わず笑ってしまったら、文字通り腹パンされてしまった。ごめんて。
そんなわけで、双子の兄の方、岩動 呉。 頬っぺたを冷たい床に擦り付けて、鳩尾の痛みと何だか良く分からない感情にじたばたしているところです。 ───ああもう、かわいいやつ。]
(84) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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りっくん、今ね、檜山くんから連絡きて、やっぱりなんの連絡も行ってないって。 こんな大雪なのに、先生も大変だね。
(85) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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[ 陽一と初めて話したのは、多分委員長と副委員長が決まった時でした。それまではあまり話す事もなく、あいさつくらいはしたかもしれませんが、いわゆるただのクラスメイトでした。だからこそ、彼が委員長になった後に副委員長になるのは、少しばかり悩みました。けれどきっと、ここでも私は選んでさしあげたのです。最良の道を。だからこそ、私は副委員長に立候補しました。家に帰ってそれを報告すると、母は嬉しそうな顔でがんばってね、と言ってくれました。]
(86) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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[ 幸いなことに、話してみると彼はそれなりに優しく、また気負いなく委員長をやっているようなので、私はそこまで気を張らずに横に居ることができました。彼は私を副委員長と呼びますが、私は彼を苗字で呼びます。それは、私なりの信頼の証でした。]
(87) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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─ 回想:クラス委員長会議 ─
[ 陽一と一緒に出席した、文化祭の出し物会議でのことです。震える声で告げられた言葉に、嫌そうな顔をする人も、もちろんおりました。>>49 私たちの手元にあるメモ用紙には、その人と同じ希望のお化け屋敷、も書かれていたのですから、本来なら私も嫌な顔をしても良いかもしれません。けれど、私たちには喫茶店という希望もありましたので、そちらにしようと陽一に持ちかけようとしました。しかし、その前に私たちの発表の番が回ってきてしまいました。あわてて陽一に耳打ちしようとする私を余所に、陽一は特に気負った様子もなく、喫茶店でと口にしたのです。そして、嫌そうな顔をする他の生徒たちの視線を気にしてはいないといった様子で、また着席しました。その様子に、私はとても安堵感を覚えたのを、今でも忘れません。]
(88) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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委員長、ありがとう。 私も、そうしようって言おうと思ってたんだ。
[ あとから取ってつけたようにそう思っていたなんて言って、嫌な気分にはさせていないでしょうか。言ってしまってから、少し反省しました。だからといって取り繕っていた訳ではありませんが、彼のその様子に安堵を感じたのは事実ですから、いつものように微笑んでみせました。]
頼りにしてるよ、委員長。
[ そうして、私たちの文化祭は喫茶店になったのです。*]
(89) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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―――――――――― Title:Re:(無題) 本文:おはよー檜山くん。 こっちにも、何も連絡ないよ。 檜山くんにも行ってないってことは、登校はしておいた方がよさそうだね。 すごく寒いから、あったかい恰好して出てきた方がいいよー(っ*´∀`*)っ ――――――――――
(-34) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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─ 朝:通学路 ─ [なお、男にも女にも好かれる、については語弊がある。 何て言うか、下手に親しくなると皆離れていってしまうのだよ。 「御前歪んでるよ」って。そんなことは知っているんだけれども。 今更、言われてもね。 外面の良さにだけは定評があるとも。
まあ、つまり。 一人の通学路。 真白な道に一人分の足跡を残しながら、ざく、ざく。 薄い革靴の底、直接的な冷感は足裏を刺す様で。]
(90) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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そりゃ、どうも。
[光栄だな、と笑っておく。>>75 自慢の、と言われるようなことをした覚えはないので、声音はあくまで軽いもの。 そうして、投げたカイロが、無事に岬の手に収まる一部始終を見届ける。]
いいよ。 俺よりお前のが、寒そうだし。
[大きな身体が、寒さに縮こまりながらカイロを握りしめているのは、なんというか、ちょっとした可愛げすら感じる。見てて面白いから、いいとしよう。]
(91) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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つーか、名発明って。 それ言うなら、俺はエアコンのが有難いな。 今、だいぶ恋しい。
[父と母。それから、今は就職して家を出ている姉に、中学生の妹。 家族の揃う自分の家は、帰宅すれば、既に暖かな空気と柔い光が灯っている。 だから、一人暮らしの苦労は当然知らない。カイロは、いつだって当然のように母が手渡してくれるものだ。
不意に吹く雪を纏った寒風に、ぶるりと身を震わせる。 早く行こう、と彼を促して、歩みを進めた**]
(92) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 00時半頃
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/* 捻くれてるやつ多そう過ぎてじわじわくる……
(-35) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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/* ■名前(和名必須):岩動 呉 (いするぎ くれ) ■委員役職(早い者勝ち):クラス委員会計 ■外見:チップ準拠。今日は鳩尾らへんを気にする動作がありそう。 ■性格/背景/他:所謂、優等生。先生からの受けがバツグンなタイプ。「友達付き合い」は悪くない。けれど、親しい友人は滅多に居ない様子。 越(えつ)という、おんなじ顔の弟がいる。別の学校に通っているみたい。可愛くて可愛くてしかたがないので、勉強も運動も鋭意努力中。 ■悩み(伏せ可):弟関連 □在籍状況/現在値:席いただきました/通学路 □コアタイム:日中多目、夜はまちまち。 □NG:特には。 □fortune(灰で振って下さい): 31(0..100)x1
(-36) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 00時半頃
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/* 俺このクラスまとめる自信はなくなってきました(そっと手を離す姿勢 いや、最初からないけど
(-37) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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国語26(0..100)x1 数学78(0..100)x1 英語47(0..100)x1 生物17(0..100)x1 化学90(0..100)x1 物理45(0..100)x1 政経46(0..100)x1 歴史70(0..100)x1 地理77(0..100)x1 倫理20(0..100)x1←高かったら笑う
体育38(0..100)x1(運動神経自体は良い設定) 音楽27(0..100)x1 美術63(0..100)x1 家庭科7(0..100)x1 技術64(0..100)x1 保健64(0..100)x1←低かったら笑う
(-38) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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/* 割といいじゃん……! (良いのレベルが低い)
(-39) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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── バカ女が生徒会に入るはなし ──
[春高開校以来、最もバカな立候補演説をした女。
そう言われてるのくらい、雛子だって、知っている。
役員選挙の日、短いスカートを翻しながら登壇しようとしたら、 最前列に座ってる男の子が、『うわ』って言った。
あ、見えちゃいました? いいよ、今日の、レースいっぱいでかわいいでしょ。
校則違反の、明るく染めた髪。 ちゃんと朝、丁寧に巻いたから、内巻きにくるんってなってるでしょ。
ピアスはね、さすがに怒られるから、外してきたの。 ほめて欲しいな。]
(93) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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[生徒会に入ることにしたの、ただ、内申が欲しかったからで。 このままじゃ、おねえちゃんと同じ大学、とーてー行けないし。
当選したら、ちゃんとお仕事するから、内申オマケしてねーって、 生徒会担当の先生の腕を取って、甘えてみたあたり、地味な女子の反感も買ったみたいだけどね。
だから、崇高な理念も、とくになんにもないの。 掲げる理想の学校像とか、ないよ、そんなの。
仕方がないから、雛子は、タタンって。 軽い足音を響かせて、すらりと伸びた足で駆け上がって、 勢いのまま、口を開いた。あんまり、なんにも考えてなかったし。]
(94) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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わたしがー、当選したら、暁には、
[柔らかい髪を揺らして、緊張の色も見せずに、会場を見まわす。]
──バレンタイン、解禁します。 で、みんなにチョコあげます。
[にっこり。イマドキ、バレンタインのチョコ禁止とか、ダサいよねーって、去年言ってたの。 だから、みんな喜ぶかなーと、思ったんだけど。会場の空気が、凍った。
あとで、ミキとつばさは、『あれは、ちょっと、ない』って、ドン引きした顔で言ってたし、 茉里は、『マジで、やってねー』って、きゃあきゃあ笑った。
そして、わたしの代わりに、応援演説を受け持ってくれた去年の生徒会長ががんばった。 おねがい、って、言ったもんね、わたし。ベッドの中で。 約束守ってくれて、ありがとうね。だいすき。]
(95) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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[そんな経緯で、結構ギリギリだけど、ほんとに当選しちゃって。 まあ、信任不信任の二択だし。落ちる方が難しいよね。 役職についてからは、お仕事自体は、結構まじめにこなしている、と思う。
女子力特化型の小さい丸文字には、時々クレームがつくけれど。 それでも、ちゃんと"書記"してるじゃん。えらい、わたし。
そんな、細々としたお仕事の一環に、委員長会議>>49の司会進行が、あります。]
(96) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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── 回想:委員長会議 ──
[その日は、文化祭のクラスごとの出し物を決める、と聞いていた。 いくら読みにくい丸文字でも、書記は書記だから、 雛子も、同席して、黒板の前に立っていた。
うちのクラスの希望、喫茶店か、お化け屋敷だっけ。 順番に委員長が希望を口にするのを眺める。
お化け屋敷になったら、お揃いで仮装したいねーって、 ミキたちと言ってたんだよなあって、考えながら。
なのに、檜山が口にした候補に、 お化け屋敷はありませんでした。と、さ。
あーあ。つばさふてくされるなあって。 雛子、うまく誘導してよーとか、言われるかも。 なんのために生徒会してんのよー、とか。内申のためです。]
(97) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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[かつん、かつん、と。チョークで状況を整理してく。 さんねんいちくみ、お化け屋敷。あ、あの子、ほっとした顔してる。
なるほど、さすがイケメンって、檜山にじっと視線を送ってみる。 たまに、割とタイプだよーって、ぺたぺた腕とか触ってみても、 基本、動じない。なるほど、肝座ってるなあとは思ってたけど、 ほんと、そういうとこ、素晴らしいよね。]
──あーあ、お化け屋敷、楽しみにしてたのにー。
[って、会議が終わったあと、ふざけ調子に声をかけてみたりもした。 喫茶店なら何着ようかなーって、もうそんなこと考えながら、 かっこいいぞ、って、からかいの言葉、投げつけて。**]
(98) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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[ 恋とは、とても穏やかで優しく、切ないものだと思っていました。しかし、私の恋は穏やかでも、優しくも、切なくもないのです。だからきっと、私の恋は恋ではないのかもしれません。けれど確かに感じるものは、悲しみと、どうにもならないという強い孤独でした。]
(99) 2015/10/29(Thu) 04時頃
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[ 陸と私は、仲がいい幼馴染だとは思います。だって疎遠になることもなく、話していられるのですから。 異性の幼馴染は、思春期になるにつれ自然と疎遠になると聞きます。それはきっと、相手を異性と意識し始めて、どう接していいか距離を測りかねてしまうからでしょう。私たちにはそれがありません。前述の通り、彼にとって私は家族なのですから。 きっと彼は、私が彼を好きということに気が付いていないでしょう。だって私は一切、彼に対する態度を変えていないのですから。 これでいいのです。私は、彼の家族です。 他の人にはなれない、特別な立ち位置です。 だから、これでいいのです。]
(100) 2015/10/29(Thu) 04時頃
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―とある夕暮れの記憶―
[ ある放課後のこと、私は委員会の仕事で少し居残りをしておりました。夕焼けの校舎は少し恐ろしく、幽霊の類が苦手な私には、少し嫌な仕事でございました。資材の入ったダンボールを抱えて、夕暮れに赤く染まった廊下をせっせと走っておりました。もう影は長くなってきていて、しばらくしたら少し薄暗くなってしまうかもしれません。だからこそ急いで作業をしなければならないのに、沈む夕日に照らされるグラウンドがとても美しくて、思わず、足を止めて見入ってしまったのです。 きっとこんなことをしなければ、私は今までのままでいられたでしょう。けれど、偶然とはいつでも意図していない方向へと進むものです。]
(101) 2015/10/29(Thu) 04時頃
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[ グラウンドで一人立っている、男子生徒を見つけました。夕日に照らされるその顔に、私は恐ろしく感じていた居残りに感謝すらいたしました。りっくん、と幼馴染の名前を呼ぼうとしました。もしかしたら、一緒に下校できるかもと考えたのです。]
(102) 2015/10/29(Thu) 04時頃
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[ けれど、彼のような人が一人でいることなんて、ありえなかったのです。そして、私が彼との夢を一瞬でも見てしまったのを諌めるように、彼の隣に愛らしい少女が走り寄ります。 栗色の、柔らかいウェーブのついた髪の毛が、ふわりと揺れます。華奢な手と、きれいに整えられた桜色の爪で甘えるように彼の腕に絡みつくと、そのまま磁石のようにぴったりとくっつきました。彼もそれを気にする風でもなく、いえ、むしろ彼からも彼女に寄り添うように、二人は自然と体を擦り合わせます。 私は自分が声を出さないように、自分の喉を片手で押えました。窒息してしまってもいい、今この場で、叫んでしまうくらいなら。そう思いながら、必死に声を堪えたのです。 けれど、なぜでしょうか。再び偶然が起こってしまって、彼が振り向いて私に気付いたのです。別に私が居たから振り返ったとかではなく、偶然だとは思います。けれど、彼は私を見つけてしまいました。]
(103) 2015/10/29(Thu) 04時頃
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[ この時の私の判断も、きっと間違っておりませんでした。私はゆっくりといつもの微笑みを浮かべると、喉を絞めていた手を緩ませて、彼に手を振りました。]
りっくん、彼女と一緒に下校かー。 いいなぁ、私まだ、仕事残ってるよー。
[ そう言って、もう一度笑みを浮かべます。けれど今思うと、彼から見て私は逆光で、表情の半分は影になって見えなかったかもしれません。それでも、私が笑顔を浮かべていないとおかしく思われるかもしれないから、私は精一杯笑みを浮かべます。口から出る言葉は全て、馬鹿のように聞こえました。]
彼女とデート、楽しんできてね。
(104) 2015/10/29(Thu) 04時頃
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[ 私には、その言葉を正しく言えていたでしょうか。知らない内に行かないでと縋っていませんでしたでしょうか。 彼の背中を見送って、再び廊下を歩きだしました。今度はもう、不気味な校舎など怖くありません。おばけが出てきたならいっそ、私を殺してくれればいいと思いました。きっとそうすれば、陸の心に少しは私の居場所が大きくなると思ったのです。 もう、叫びたいという気持ちはございません。けれど、両の瞳は熱を持ち、視界は歪んでおりました。唇をかみしめて、上を向きながら、私はそれを堪えました]
(105) 2015/10/29(Thu) 04時頃
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[ どうして悲しいだとか、悔しいだとか、そんな感情があるのでしょう。その感情は必須だとして、どうしてそういう時に涙が出てくるのでしょう。いっそ涙なんてなければ、きっともっと楽だったのに。 泣くという行為は、助けが欲しいと外に出して叫ぶ時に使うものだと思っております。自分は苦しい、悲しい、だからだれか助けてと、それを伝える為に泣くのです。けれど私は知っておりました。私を助けてくれる人はいないこと。きっと母や父ですら、私を助けてはくれないと。 私は愛されなかった子です。誰からも、必要とされなかった子。 だから、私は泣く事はしたくありません。助けがなかった時に、きっと立ち直れないと知っておりましたから。]
(106) 2015/10/29(Thu) 04時頃
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あぁ――、
さみしいなぁ。
[ 夕暮れの校舎、廊下の片隅で一人、私は縮こまりました。]
(107) 2015/10/29(Thu) 04時頃
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[ ただ、誰かに愛して欲しいのです。私が必要な存在だと、誰かに優しく抱きしめてほしい。 けれど母や父にすら愛していただけない私を、この世の誰が愛してくれるのでしょう。
私は孤独でした。それでも私は、決して泣いてはいけないのです。**]
(108) 2015/10/29(Thu) 04時頃
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[自慢、とか。 口調こそ緩く言ったけれど、それは間違いなく本心だった。 壇上に立って物事を進めるとか、そんな緊張することからは逃げたいなあ。]
そう思っといてよ。
[投げ渡されたカイロでぬくぬくと暖を取りながら、エアコンという世紀の大発明を忘れていたことに目を見開いた。馴染みが薄いとはいえ、まさか忘れるとは。]
エアコンは、神。
[自分を納得させるように頷いて、カイロを頬にくっつけた。 冷えきったそこには、少し熱すぎた。*]
(109) 2015/10/29(Thu) 07時頃
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――回想:夕暮れ――
[たまたま、部活もバイトもない日だった。 今日の夕飯どうしようかと、近所のスーパーを思い浮かべる。今朝はバタバタしていてチラシを見るのを忘れてしまったから、何が特売だとか。そういうのが一切わからない。
思い悩みながら歩いていると、話し声>>104。思わずそちらに顔が向く。 話しているのは、咲野と平坂、それと、影になっていてわからないけれど、もう一人、女子生徒。 平坂と女子生徒が離れていって、咲野も歩き出す。追いかけるかどうか悩んで、少しだけ様子を見ることにした。]
(110) 2015/10/29(Thu) 07時半頃
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[足音を立てないように、ゆっくりと。 行ったところで何ができるとか、そんなこと知らないけれど、多分一人は寂しいんじゃないかな? だからきっと、フィクションは、]
(111) 2015/10/29(Thu) 07時半頃
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[どれ程主人公に友人がいても、必ず恋人を作るのでしょう。]
(-40) 2015/10/29(Thu) 07時半頃
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─ 回想:生徒会会計のはなし ─
[比較的、クラスで浮くことも無くて、学生と言う群れに、順応している方ではあったと思うんだけれども。 委員とか、そういうものはあんまり、表立ってやるタイプではなかった。 委員決めの時とか、隣の男子と話して注意されちゃう系の、興味の無さで。先生には時々勧められるんだけどね、一応、ほら。イイトコを受験することになってるから。 べんきょーしないと。
それでも、何でか"会計"とかいう肩書きを持ってしまったのは、ちょっとした事故みたいなもんだった。]
(112) 2015/10/29(Thu) 07時半頃
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[ 生徒会っていうのは、立候補なんたらに事前に名前を書いておいて、挨拶とかして、信任不信任の挙手で決定、みたいに委員を決めるらしい。 2年の、終わり頃だっけ。ふと、気が付いたら生徒会会計立候補者に「岩動 呉」って、名前があったんだ。誰かが間違って入れたのかもしれない、悪戯だったのかもしれないけれど。 自分じゃあ、んな時間とられること…って思ったんだけれど、 何でだろうか、まあ、いいやって。 立候補の言葉、考えとこって。
確か、その頃。 越が、バカで、クズの癖に、どっか別の底辺校で委員長とやらに選ばれたってどや顔してたんで。 ──良い機会だ、って思ったのも、あった気がする。]
(113) 2015/10/29(Thu) 07時半頃
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[役員選挙の日。役員立候補の奴は登壇が楽的な感じで前の方に座らされていた覚えがある 委員長とか、副委員長とかは後の方に演説があって、書記が最初だったような、違ったような。 少なくとも会計の演説のよりも、書記が先だったことは覚えている。
後ろの席から、軽い足音がして、どんな子だろうって何気無くそちらを見たんだ。立候補者の名前も見ずに最前列だったから、他の子とか、認識していなくて。 革靴、すらりと長い足、あっ女子だ。 顔をみようと視線を上げたところで、]
─うわっ、
[明るい髪にたどり着く前に、見えてはいけないものを見てしまった気がする! 翻る短いスカート、レースの…───
校則違反だろっ!って内心当たり散らした。たぶん、暫く、マトモに前を見れなかったと思う。
女子に、興味はなかったけれど、 年頃の男子であることには、違いがなかった。]
(114) 2015/10/29(Thu) 07時半頃
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[その後、異様にしどろもどろな演説をしたような気がするけれど、 書記の子の伝説には敵わなくて、話題に上ることはなかった。
お前も運悪いよなって、普通程度の友達に声はかけられたけれど。
ああうん、チョコほしいわって、顔もみられなかった女子に適当に同調してしまったところがあるので、曖昧に笑って誤魔化した。]
(115) 2015/10/29(Thu) 07時半頃
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/* >>114 拾い方かわいい!
(-41) 2015/10/29(Thu) 07時半頃
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[上を向いて、立ち止まった咲野の後ろ。廊下の影。 そこからじっと、咲野を見る。 少ししてしゃがみこんだ咲野から、小さく、それでも確かに声が聞こえた>>107。
ああ、やっぱり寂しいのかな。 何があったとか、何があるとか、彼女のプライベートなところを知っているわけでもないから、なんで寂しいのかとか、何が欲しいのかわからないけれど。 それでも、本とか漫画で見た構図に似ていると、そう思う。]
(116) 2015/10/29(Thu) 07時半頃
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[好き、という感情を向けているのかな。
正しく他人事の感想。無機質な、観察者にも似た視線で咲野を見る。彼女はどれ程の大きさの思いを持って、生きているのだろう。
恋心は、莫大なエネルギーを喰らって存在していると思う。維持する為に自分の他の感情や理性すら食らうそれを、厄介だとさえ思う。]
大変だね。
[圧倒的な存在感を放っているであろうそれを抱えて生きている咲野も、それの向く先である平坂も、]
頑張ってね。
[乾いた感想を述べて、クルリと背を向けた。*]
(117) 2015/10/29(Thu) 08時頃
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─ 委員長会議にて ─ [生徒会会計だから、自然とクラス委員の会計も兼任することになった。 たぶん、こう言うのって別の人がやる方が絶対良いんだ。そう思うけれど。学生って、単純だから。 餅は餅屋、みたいな感じで、会計は会計にって半ば強制的に立候補させられた。文化祭とか、そう言うときに学校に清算を求める係。 どっちとしても、文化祭の委員長会議には、居ないといけなかった。 生徒会の方の席に座って、文化祭の出し物が丸っこい文字で書かれていくのを眺めていて、時折書いてる方の女子の短いスカートに目がいったりして。じと目で見てたりはしてない。断じて。 女子力振り切ってる丸文字はいつも通り読みにくい。
かつん、かつん。
クラス委員が立ち上がっては希望を述べていく。 机に肘をついて、手元のノートに形式だけのメモ書き。3-3は知ってる。喫茶店とお化け屋敷だ。どっちも、小物多いわって思った記憶があるから、間違いない。 買うもの、多いんだろうな、面倒。
うちのクラスの委員が立ち上がったところで、話もそこそこに書いてしまって、 「お化け屋敷」って、言わなかったことにちょっと遅れて気が付いた。]
(118) 2015/10/29(Thu) 08時頃
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「BGMにしていたチョークの音、黒板には綺麗に被っていない希望が書かれている。 3-1、お化け屋敷。ふうん、って3-1のクラス委員を見ると、安堵の顔をしていた。そんなにやりたいもんかな、お化け屋敷。 飾付け、絶対大変だぜ。
決定した出し物を、確認して。 ノートに走りがかれていた「お化け屋敷」の文字を、二重線で消した。」
(119) 2015/10/29(Thu) 08時頃
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/* なお、キャラが定まっていない模様(飛び入り)
ひっっさしぶりに人外じゃない…けどわりとサイコパス… 弟かわいくて仕方がないのでお兄ちゃんp(^-^)qって劣等感押し付けるね!
(-42) 2015/10/29(Thu) 09時半頃
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/* 変換。
(-43) 2015/10/29(Thu) 09時半頃
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[外に出て、予想外の寒さと真っ白な光景に目を瞬いた。 そういえば、付けっ放しのテレビから大雪がどうのと聞こえていたのだったっけ。(>>#0) そんなことをぼんやりと考えながらザクザクと地面に足跡を残していると、前に見覚えのある後ろ姿を見つけた。(>>90)]
あ……呉っちじゃん。おはよう
[声をかけてから、今日はまだ他に誰の姿も見ていないことに気がついた。]
(120) 2015/10/29(Thu) 09時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 09時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 09時半頃
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─ 現在:真白い通学路 ─
[ざく、ざく。
岩動 呉は、本日、なかなか薄着だった。 制服に、コート一枚。靴下は足首までのやつ。 いつも通り、だけれども。今日は流石に寒い。景色も寒い。
元より、気温とか、室温とかに無頓着なところがあって、暑くね?と言われるまでエアコン操作をしなかったり、外気温と変わらんだろみたいな部屋で一人ゲームに興じていたり。 人に指摘されるまで、寒いとか暑いとか、言わない性質で。
今日も玄関先で雪降ってるよと言われるまで気付きもしなかった。 めんどくさくて、結局そのまま出てきたんだけれども。
靴下くらい、厚手のにしてくれば良かった。]
(121) 2015/10/29(Thu) 09時半頃
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───冷たっ
[寒いよりも足が冷たい。薄い靴底を侵食する冷気は靴下全体に感じられた。 今日は失敗だ、うん。おうち帰りたいとは思わないけれど、今すぐこの場に布団がほしい。
──と、>>120]
ん…、古屋じゃん。おはよう。 きょーは、さむい。お布団欲しい。
そー思わん?
[だるそーに、伸びた口調で。 けれど、岩動呉はさっぱり笑って声をかけた。 雪道には二人分。真白の道に残されて。]
(122) 2015/10/29(Thu) 10時頃
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/* 外面はいい(普通の男子学生) 親しくなると本性というかプラスアルファの危険部分が見える(SでMな感じに弟偏愛奴)
基本的には真面目なDQN。うん。そんな感じでいこう。
(-44) 2015/10/29(Thu) 10時頃
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[足を止めると冷気が急に上がってきたような気がした。 靴越しじゃ意味無いってわかってるけど。 足先をすり合わせる。 スマホの青白い画面を見る。 何もきていない。
ポケットに無造作に落とす。 かけられた声に顔を上げる]
ひなちゃぁん、おはよぉ こんな寒いのに足だしててだいじょぉぶなのぉ?
[上滑りしていくような言葉に 同じように表面だけの心配を返し]
これ一番似合うからお気にいりなのぉ。 ひなちゃんも結んでるならかわいいのつけたらぁ?
[髪留めを褒められたその瞬間だけうれしそうに表情を崩した]
(123) 2015/10/29(Thu) 10時頃
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ところでぇ、ひなちゃんひとりなの? もぅだいぶおそいけど、いつもの子たちはぁ…… んー、おいてかれたのぉ?
[自転車でたまに追い抜いていくとき 雛子の周りにはいつも同じ子がいたような気がして こてりと首をかしげる]
それとも学校お休みになってるのかなぁ? そんな連絡きてないよねぇ?
(124) 2015/10/29(Thu) 10時頃
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/* この村の女子 ひなこひまちゃんひめちゃんて めっちゃやばげ 女子と仲良くできねえ!と思ったけど 濃いな
(-45) 2015/10/29(Thu) 10時頃
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[ゆるりと返された言葉(>>122)に笑みを返しながら、一息。 外で人に会うと、ようやく日常が戻ってくる気がしてホッとする。]
さすがの呉っちも寒いんだ? ……あ、良かったら俺のマフラー巻く?
[そう尋ねながら、答えを待たずにするりと解いて差し出した。 途端に冷気が首に突き刺さるけれど、それが逆に意識をはっきりとさせてくれるから、構わなかった。**]
(125) 2015/10/29(Thu) 10時頃
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[雛子の頬に手を伸ばし触れようとして]
ひなちゃんつめたいよぉ? このまま待ってたらこごえちゃうし遅刻するよぉ? 学校いこぉ?
自宅に連絡きてたらすれ違った可能性もあるからぁ 行って確かめようよぉ
[足先の冷気を逃がすようにその場で小さく足踏みしながらそういった]**
(126) 2015/10/29(Thu) 10時半頃
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/* めっちゃいじめられたいんですが 設定上いじめられると居場所をくれるイイ子達(きらきら になってしまうので いじめてほしいって立候補できないジレンマ。
(-46) 2015/10/29(Thu) 10時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 10時半頃
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/* ひなちゃんかわいいのでこひめかわいいこじゃなくてもよかったと今思っている(真顔
(-47) 2015/10/29(Thu) 10時半頃
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―回想:文化祭前会議―
こひめかわいい自分に似合う服しか着たくないのでぇ 衣装係やるよぉ
[手を挙げて言ったら周りがざわめいた気がした。 首をかしげて周りを見ると 男子のぽかんとした顔と 女子のあきれたような睨むような顔が多く見えた]
(127) 2015/10/29(Thu) 11時頃
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『かわいい服作りたいんでしょう。 だったら私たちの分も任せるわ』
[そんなこといって、積まれた布の山。 その山をくずしてくのはこひめ一人。
いいのかなぁ。 こひめに合わせて作った服。 あの子たちに似合うわけない。 自分をかわいく見せなくていいのかなぁ。
ちょきちょきはさみをうごかし。 ちくちくはりをうごかし。 ただもくもくと作業をこなしていく。
なれない裁縫で傷だらけになった指は ここにいていい証のようなものだ。
うれしくて。 いつも警備の人に怒られるまで残ってしまっていた]
(128) 2015/10/29(Thu) 11時頃
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[仕事を押し付けていった子達は、 あとで出来上がった衣装に文句を言ってきたけど そんなのこひめには関係ないことだった**]
(129) 2015/10/29(Thu) 11時頃
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/* Q:こひめはだいぶひどい子っぽいですが。 A:そもそもそんな性格いいこじゃないです。ゆがんでます。
(-48) 2015/10/29(Thu) 11時頃
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/* 女子こわいよ~(^◇^)←喜ぶ中身と頭を抱えるひやま
(-49) 2015/10/29(Thu) 11時頃
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── 朝:通学路 ──
[間延びした声。ふわふわした口調。 こういうとこ、被っちゃうから、茉里はヤなんだよね。]
へーき。慣れてるし。
[視線、ちらちら逸らして、 スマホを名残惜しそうにしまう。
それにしたって、ひめちゃん。 せめてもうちょっと心配してる風出してよーって。 言わないけどさ。でもさ。
似合うから、って、自分で言っちゃうんだ。 雛子も、「似合うでしょ」って、よく言うけど、 この子、たぶん、本心なんだもんな。 ひめちゃん、たまに、そういうとこ、見ててハラハラします。]
(130) 2015/10/29(Thu) 11時頃
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んー、リボン、買おっかなあ……
[気のない返事。
家にあった気がする、ベルベット生地の赤いリボン。 クリスマスにサンタのカッコしたとき、使ったような。
そして、今年のクリスマスには、 ドレスを着て、他所の女になる姉を見送る。
ああ、ほら。嫌なこと考えちゃうから。]
ガッコ、あるんじゃないかなあ。 ひまちゃんも、あるって言ってたし。 ミキたち、めんどくさがってんじゃないかなあ。
[こんな天気だし、って。 空を見上げて、げんなりした声で言う。なんでもない風に。 今、ここで、あなたと向き合ってても、 わたしはなんら困らないんだ、って風に。]
(131) 2015/10/29(Thu) 11時頃
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[そんなこと、考えてたら、 ふ、と。]
──ひゃっ、
[指が、触れるから。>>126
あー、もう。ファンデとかチークとか、つくでしょ。汚いでしょ。 なんで、そんな距離感なのかなあ。 あの子たちなら、絶対、前触れもなく触ってきたりしないのに。
なんて、少し、苛立ち。]
……うん。
[それは、なにかを諦めるようで、少し気に食わなかったけど、 ここは、確かにとっても寒いです。みんな、なんで来ないの。
渋々頷いて、足踏みしている彼女の横に、足を踏み出す。]
(132) 2015/10/29(Thu) 11時頃
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こけないで、ねー。
[ああ、いつもなら、わたしは心配される側なのに。 調子が狂うんだ、ひめちゃんといると。
ほんのすこし、ぼやきながら、白い道にあしあとをつけてく。 ざく、ざく。ここまでつけたあしあとは、雪がもう消していた。 道半ばからはじまるあしあと。ミステリーみたい。 ざく、ざく。そんなこと、考えたけど、言わなかった。 たぶん、言っても共感してもらえないから、なんて、諦めるクセ。 ひめちゃんは悪い子じゃ、ないよ。って、内心、言い聞かせるように唱える*]
(133) 2015/10/29(Thu) 11時頃
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/* なんでこのクラスの女子みんなこんな性格悪いの?!?!?!?!?!
(-50) 2015/10/29(Thu) 11時半頃
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/* 兄弟好きって言われて気が付いたんだけれども
また偏愛奴かよ…(顔を おおった ! )
(-51) 2015/10/29(Thu) 12時頃
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/* こんなかんじの女の子で、妹偏愛で、 ドリベルにするのも考えたけど対女の子ががちになってしまうのでやめた経緯があります(やっぱり偏愛奴)
(-52) 2015/10/29(Thu) 12時頃
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── 回想:夕暮れ ──
りく。
[足取り軽く歩み寄って、わたし、その腕を取った。 甘えた声で、その名を呼ぶの。 覗き込むように、感情の読みづらい眼を見つめるの。]
今度の期間限定、ベリーだって。 ね、今日からだから、飲みに行こうよ。
(134) 2015/10/29(Thu) 12時頃
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[若い女の子がだいすきな大手コーヒーチェーン。 例に漏れず、雛子だってだいすきです。 甘いものも、おしゃれなのも。
没個性的なお誘いは、お気に召さないかしらん。]
ねー、いいでしょ。
[めんどくさい女だから、 腕を引いてじゃれついたりも、する。 少し離れた場所の人影>>103に、気付いていても、する。]
(135) 2015/10/29(Thu) 12時頃
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[そのうち、りくも気付いたようで、 気付かれたことに気付いた女の子が、声を上げても。 この、ほっそりとした、それでも男を感じさせる腕を、 わたし、離さずにいた。 わたしには、この腕を取る権利がある。
ひまちゃん。ああ、ねえ、咲野さん。
恋い焦がれているのでしょーか。 だとしたら、まるで、少女漫画みたいだ、と思った。 あなたが主人公の物語なら、わたしは悪者かな。
ああ、でも、きっと。 そのお話には、 わたしと同じような女の子はたくさんいるし、 覚えておいてね。少なくとも、今。 わたしと付き合っちゃうような、あなたの王子様は、 けっこう、ロクでもないと思うよ。]
(136) 2015/10/29(Thu) 12時頃
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ひま、ちゃーん。
[そう言って、わたしも手を振ろうと思ったの。 だけど、逆光で表情さえ見えないあの子の顔が、 見えないはずなのに、ゆがんで見えた。]
……ひまちゃん、 りくがわたしとつきあってるの、知らなかったっけ?
[その声が、どうか、自然で、 ただ不思議に思っている風に聞こえたなら良い。
わたし、やっぱり、 待たされる女にはなりたくない、な。 クールな王子様の眼に、真の意味で射抜かれなくたっていいから、 わたし、気持ちを殺して笑うような女には、なりたくない。*]
(137) 2015/10/29(Thu) 12時頃
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/* 雛子の性格が悪すぎて心が荒むぞ
(-53) 2015/10/29(Thu) 12時頃
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<そんなことないよお ひどーい .
(-54) 2015/10/29(Thu) 12時頃
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[告げられたメールの内容>>85に、マジかよ、なんて嘆息が漏れたのは仕方ないだろう。 雪国には遠く及ばないとはいえ、それなりに積もった雪。交通機関やら、受験生にとって縁起の悪い言葉。そんな諸々の被害が出ていても、何らおかしくはないというのに。]
これで学校とか、正気かよ。 ……帰る頃には、どうなってんだか。
[担任からも連絡はない。聞けば、応答もないらしいし。 うっかりか、はたまた会議中か、交通機関の影響か。そのどれかであると信じたい。 家でぬくぬくしているだなんてオチだけは、勘弁してほしい。]
(138) 2015/10/29(Thu) 12時半頃
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[ぶつくさと不満を漏らす姿は、きっと、クールで優しいなんて世間の女子の評価とはかけ離れているだろう。 けれど、勝手な尾ひれに合わせる気はないし、何より、幼馴染みに対して変に取り繕うつもりは毛ほどもない。
だって、彼女は、“そういう”ものじゃないから。そうとしか言えない。*]
(139) 2015/10/29(Thu) 12時半頃
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―回想:いつかの夕暮れ―
[気まずい。正直、そう思った。 “彼女”に、所謂『浮気現場』とやらを見られた時とか、そういうのじゃない。そもそも、そんな状況では狼狽えたりしない。
例えるなら、親にパソコンの隠しフォルダを見られた時みたいな、軽く、血の気が引く感覚。
尤も、血の繋がった女が、俺のテリトリーに踏み込んで来ることなど無かったから、俺自身もその時初めてそれを理解した。 あぁ、こういう事なんだろうか、と。]
(140) 2015/10/29(Thu) 12時半頃
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[彼女>>104もそうだったんだろう。 夕暮れの影と、距離のせいで、良くは見えなかったけど。 向けられた表情も、言葉も、何処かぎこちなかった気がした。
まぁ、そうだろう。
子供とか、或いは、弟とか。そういう奴のいちゃいちゃを見るのなんて、拷問に等しい。きっと。 俺だって、仕事中の母親を見るくらいなら、舌噛んで死んだ方がマシ。そう思う。心から。]
……サンキュ。行ってくる。
[こちらも無表情を装って、幼馴染みに手を振り返して。 反対の手で、腕を取る“彼女”>>137の手を取った。]
(141) 2015/10/29(Thu) 12時半頃
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言ってなかったかもな。 ってか、そういうの、知らせるもんじゃないし。
[答えたのは、自分に向けられたかも分からない問。 それに、数ヶ月、或いは数週間単位で代替わりする“彼女”の存在を、一々伝えるつもりもない。そこまでは流石に言わなかったけれど。
何にせよ、自分の足は、クラスメイトと共にお洒落な喫茶店に向かうことを選んだし、幼馴染みだって、その後に自分や彼女に対して、態度を変えることは無かった。何でもない、夕暮れの一ページ。
……ああ、あと、期間限定の甘ったるいドリンクとやらは、やけに水っぽかった。そんな、文字通り、後味の悪い記憶。**]
(142) 2015/10/29(Thu) 12時半頃
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/* こんなにいい子枠が少ない校舎村は初めてだ(褒め言葉)
(-55) 2015/10/29(Thu) 12時半頃
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/* >>141の続き(没案)
[ブレスレットだかリストバンドで彩られた腕が、俺の首を引き寄せて。 チェリーだか、アセロラだか銘打たれたリップの味が、唇に触れた。
その行為が、俺を繋ぎ止めようとしたのか、或いは、自分以外の女に見せつけようとしたのか。 何にせよ、意味が無かっただろうとしか言い様がない。
数日後には、俺の手は別の後輩の手を握ることになっていたし、母のような幼馴染みが、態度を変える様子も無かっただろうから。**]
彼女モブだったらこんな感じかなぁってなってたけど、栗色ってあるしな 有難かった。ありがとう遠野さん
(-56) 2015/10/29(Thu) 13時頃
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/* おおっぴらにいちゃつくロル回したりすること今まで無かった(はず)だからか、めっちゃ恥ずかしいし心苦しい
ひまわりちゃんごめんなア゙ア゙ア゙ア゙ア゙って中の人なってる しにそう
(-57) 2015/10/29(Thu) 13時頃
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/* 陸お前こんないい子いながら何やっとんじゃ坊主にすんぞ!!!!ってやり場のない怒りを抱えながら淡白なロル書いてる しぬ
(-58) 2015/10/29(Thu) 13時頃
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──通学路──
[雛子の隣を同じリズムで歩く。 さく。さく。
だいじょぉぶだよぉ。なんて答えて。 さく。 ……さく。
すべりかけたことはなかったことにして。 さく。 さく。
雛子の視線が後ろへゆれた気がして誰かいるのかと振り返る。 さく。]
…道真っ白だねぇ どこからきたのかもぅわからない 取り残されたみたいだねぇ
(143) 2015/10/29(Thu) 13時頃
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[キリキリ。口にした言葉で胸が痛い。 前は通らなかった見慣れない景色。 自転車で駆け抜けて見ないようにしてきた景色。 白の間に取り残された。 まるで、もう、帰れないよう]
もぉ、放課後までに解けてくれないかなぁ 今日はりっくんにハンバーグを リクエストするつもりだったんだよぉ
[先ほど口にしてしまった言葉の上に 気の抜けた愚痴を載せる]
(144) 2015/10/29(Thu) 13時頃
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[少し前までは徒歩で行けた距離も 今となっては自転車が使えないときびしい。
今日は夕飯抜きかなぁなんて軽く言って]
学校、いそごぉ
[染み込んでくる冷たさを忘れたように足を速める。 さく。さく。]**
(145) 2015/10/29(Thu) 13時頃
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――回想:文化祭準備――
[早速、少し後悔。 装飾に一番に名乗りを上げたからか、装飾長なんて立場になってしまった。 帰りが遅くなるし、バイトの時間が減ってしまう。 しばらく肉が遠そうだ、とため息。
それでも、引き受けたからには楽しもう。最後の文化祭なのだしね。 装飾班から出た提案を檜山に持って行き、ついでに岩動も捕まえて方針を伺う。]
簡単にやるなら、布貼るのが手っ取り早いかな。 壁を隠すだけで雰囲気変わるよ。
(146) 2015/10/29(Thu) 13時半頃
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[パステルカラーあふれるかわいい雰囲気にするにしろ、モノトーンを効果的に配置する大人っぽい雰囲気にするにしろ。だ。 紙飾りだけでは安っぽい。 小道具は家から持ってこれる人の協力も仰ぎたい。]
テーブルの上にもクロスを敷きたいね。 あと、ベニヤ板も6枚。スタッフルーム作るから。
[予算は大丈夫? と岩動に目で問う。 多少オーバーしても、うまくやってくれないかな?*]
(147) 2015/10/29(Thu) 13時半頃
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/* ご飯食べさせてもらうきっかけは りっくんのおうちの前で行き倒れてたからとかでもいいかなぁ…?
「ごめんねぇ…もう2日何も食べてなくてぇ… 家まで帰ったらお砂糖なめるからぁ…」
「彼女できたらりっくんのご飯食べにきにくいからぁ 食べに来ていいとかぁ悪いとかぁ なるべくちゃんとおしえてねぇ 別れたらすぐ来るからぁ」
……お夕飯もらうのは餌付けされた 野良のペットってイメージなんだが これは女の子としてひどい。
いくら顔だけはよくてもひどい。
(-59) 2015/10/29(Thu) 13時半頃
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[そういや今日は静かな通学路だ。 雪は、音を吸収するらしいから、其れもそうなのかもしれない。 雪道が、綺麗で。なんの汚れもなく。]
さむいよ。もうさ、景色がさむいじゃん。 足つめたいしー。
[綺麗だけれど、染みてくる冷たい水は不快だ。 学校ついたら、靴下干しとこうかな、凍ったら面白いんだけれど。 別のことを、考えていて。 彼からの言葉には、少しだけ反応が遅れた。ほわり、と首回りにかかる暖かい其れ。 一寸だけ人の温もりを感じて。
おう、あんがと、ってマフラーと首の間に手まで突っ込んで。
首筋に触れる手が異様に冷たかった。]
古屋はいいの?首さむくね? うれしいけどさ。
(148) 2015/10/29(Thu) 13時半頃
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「 明夜、見なよ。 」
「 あれが―― 」
(149) 2015/10/29(Thu) 14時頃
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― 朝・自宅 ―
[ けたたましく鳴り響く目覚ましが、 まるで使い物にならないことを、自分は良く知っている。
寝坊癖は何時になっても直らない。 朝より夜が好きで、その好みのまま、夜更かしをすれば。 自然と朝は眠くなるし、実際、寝過ごす。 さて、不機嫌顔で目覚めたならば。 ――何時もより、十分ほど、遅い目覚め。
起こしに来た母の苦笑を受けながら、 今日も今日とて、ばたばたと朝の身支度。 用意されていたトーストを手に取る制服姿は、 入学した時より、もうすっかり着慣れたもので。
――時間が経つのは早いわねえ、おっとり、言われ。 ]
(150) 2015/10/29(Thu) 14時半頃
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[ トーストを咀嚼する動きが、つられて鈍くなる。 母のペースは、なんだか、何時だってゆっくりだ。 自分が急がなければならないことを、 ついつい忘れそうになる。 もっとも。 そんなところが、父にとっては愛しい…らしい。 自分には、よく、わからないのだけど。 夫婦にとっては、そういうこと、らしい。 ]
(151) 2015/10/29(Thu) 14時半頃
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「お父さん、こんな雪だから星が見えそうにないって」 「ふてくされちゃって、今部屋で二度寝してるの」 「見るにしたって、夜はまだ先なのに、ねえ?」
[ ――でも、その分家族サービス多めだって。 大学のお仕事も、雪でお休みみたいだし。
…ほら、少女みたいに照れくさそうに笑う母だって、 "そう"みたいだ。
ホットミルクを流し込んで、円満そのもの、惚気に頷く。 中身を飲み干したカップから口を離せば、 ちゃんと力仕事手伝ってもらいなよ、と。 そんな、相槌。
聞くことだけなら、自分にだって、出来る。 ]
(152) 2015/10/29(Thu) 14時半頃
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うちの学校、さっき、携帯見たんだけど。 連絡ないから…休みか微妙なんだよね。 行ってくる。どうせ距離近いし。
[ ごちそうさま。と。手を合わせ。 席を立ち、歯を磨くことも忘れずに。 忙しないながらも最低限の支度を終えれば、 コートにマフラーを手早く身に付けて、玄関へ。 まったく。こういう慌ただしい時、 手のあまりかからない髪の長さで良かったって、 心の底から思ってしまうあたり。
クラスの、恋に日常にせわしない、 "いまどきのおんなのこ"ってやつには、 到底なれそうにない。
まあ、それでも。 スカートをほんの少し腰で折る辺りは。 女子高生、ってやつ、なんだろうか。 ]
(153) 2015/10/29(Thu) 14時半頃
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― →通学路 ―
行ってきます。
[ 大丈夫なの?って言われたけれど。 靴は、ローファーのまま。どうにかなるで押し切った。
何時もみたいに、駆けられるところがないかって。 そんな淡い期待があった。寝坊した学生にとっては。 たとえそれが、自業自得、でも。
玄関の扉が閉まる音と共に、 瞳は暴力的なまでの白を、うつして。 ――こんな真っ白な様子じゃあ、って。 諦めてしまう程の、光景が目の前にあったものだから。 うぇ、声を漏らして白い息を吐く。 ]
(154) 2015/10/29(Thu) 14時半頃
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|
……遅刻かなこりゃあ…
[ 成績こそ…一部を除いて、悪くはないし。 服装だって、咎められるほどのものじゃないから。 怒られる度合いとしては、そう酷くはないけれど。 時間ぎりぎりに登校する事が常な自分だ。 流石に、いい加減にしなさいとか。言われるかもしれず。
だから、そんな面倒なことから逃げる様に。 帰ってきたら、父の望遠鏡でも借りよう、とか。 そんなことを思ったり、して。 弄るだけでも、いいのだけれど、 出来ればその時までに、雪が止んでいればいいな、と。 今日の楽しみをひとつ増やして、 藤舎明夜は傘を開き、真白な世界へ歩み出す* ]
(155) 2015/10/29(Thu) 15時頃
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/* 77(0..100)x1
(-60) 2015/10/29(Thu) 15時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 15時頃
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/* 陸くんのいつかの期末テスト(暫定)
現代文 75 古文 1 数学 2 英語 35 世界史 91 日本史 24 地理 56 化学 18 生物 65 物理 8
保健 30 体育 79 情報 18 技術 11
家庭科だけ補正かける 70+4
(-61) 2015/10/29(Thu) 15時半頃
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/* こらあかん(素)
(-62) 2015/10/29(Thu) 15時半頃
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/* 陸「古文学んだ奴らは何してんの?愛の一句でも書くのかよ。あほらし。」
多分百人一首やらの恋文でうげってなって躓いたんやな……
(-63) 2015/10/29(Thu) 15時半頃
|
|
[ 数歩、歩む。
いくら家が近いからって、 なんだか歩くのも億劫になってきた。 げんなりしながら、また、一歩。雪に足跡。
メール、しようかな。ふと思うのは、そんなこと。 連絡が他にも行ってるかも。とか。そんな望みを抱いて。 雪の中――寒さには、強い――素手、片手で携帯を弄る。 そんな調子で画面をスクロールしている中、 文化祭で同じ係だった、かがりの名前を見つけた。
どうしようかな。さらに一歩、踏み出して。 考えると言うより、思い出す。 ]
(156) 2015/10/29(Thu) 16時頃
|
|
― 回想・文化前会議 ―
かがり。
[ 普段、あまり目立たない、ふつうの女子の割に。 ざわめきの中でも、声は良く通った。 ]
(157) 2015/10/29(Thu) 16時頃
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[ 確か、その時は。文化祭での係を決める日だった。 どうしようね、なんて。 良く相談に乗るクラスメイト相手と、 軽いおしゃべりをしながら。 立候補やら、他薦やら。 書かれていく名前と、書いていく人を、 遠巻きに眺めていた――そんな、時間。
所詮、藤舎明夜はふつうの子だから。 こういった場面でも、あんまり目立つ方じゃない。 部活動もあんまり、関係ないし。 お前やれよ、とか。 そんな茶化される相手でも、きっとない。 ]
(158) 2015/10/29(Thu) 16時頃
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[ じゃあどうして声をかけたかって。 そう言われれば、どうしてだろう。
バイト忙しいっていうけど、大丈夫なのかなー、とか。 そんな噂を、聞いたからかも、しれない。
とりあえず、なんとなく。 背が、とても大きいクラスメイトに声をかける。 一応自分も、それなりには、高い方の筈なんだけど。
静かに席を立って、ざわめきの中、するり、抜けて。 黒板に名前を書く高い高い背>>58を、とんと叩く。 ]
(159) 2015/10/29(Thu) 16時頃
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装飾、私もやるよ。
…部活の方の準備は後輩に任せてるし、割と暇だし。 なにより私、手先は器用だから。 細かいのなら、任せて。
[ ふわあ。今日だって、いつも通りに眠くて。 ちいさく欠伸を零してしまったから。 …手伝うと意気込んだ割には、 ちょっと頼りなかったかも、しれないけれど。 どうかな。って。 真白なチョークを持つ細い指が、ゆらゆら。 かがりの答えを、待って。
藤舎。と。 細い字が横に並ぶのに、時間はかからなかった* ]
(160) 2015/10/29(Thu) 16時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 16時半頃
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[普段あまり気温に頓着しないクラスメイトが寒がる様子(>>148)にくすりと首を傾げて、]
景色が寒いって、面白い表現だね。俺にはない感性だなあ
[妙に感心しながら、言葉を返した。 演技に携わっていたからか、人の感性だとか、面白いものには敏感な方だと思う。]
俺は平気。だから、どうぞ
[いいの?だなんて聞きながら手まで温める様子に、よほど寒かったのだなあとまた密やかに笑う。 優等生であっても親しみやすい岩動との距離感は案外心地の良いものだった。**]
(161) 2015/10/29(Thu) 16時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 16時半頃
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/* 身長150+32
(-64) 2015/10/29(Thu) 16時半頃
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/* この二人…でかいぞ!?
(-65) 2015/10/29(Thu) 16時半頃
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/* そろそろかわいいあぴーるうざくないですか。 中身的には非常にうざいです。
(-66) 2015/10/29(Thu) 16時半頃
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[ あの時のチョークみたいに、 指先がほんの少し、迷い。 ――、ほら、普段は、リーダーとか。 そういう人とは遠いところにいるから。
それでも確認だから、と。 簡潔なメールを送ってしまうのは、 やっぱりあの時、一緒の係になった事実は、 自分の中で、あったのだろう。 ]
(162) 2015/10/29(Thu) 17時頃
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To:御崎 かがり From:藤舎 明夜 Title:無題 ─────────────
おはよう。 今日、学校あって良かった?
.
(163) 2015/10/29(Thu) 17時頃
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[ もうみんな来てるよって、 登校ぎりぎりの自分が、多分期待しているのは、それ。 送信完了の表示を見れば、鞄に放って、
また一歩。踏み出し。
同じ制服姿が見当たらないことには、 まだ、気付いてない。 ]
(164) 2015/10/29(Thu) 17時頃
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――回想:文化祭前会議――
[名をよばれ>>157、ゆらと振り返る。視界の端で、後ろで乱雑に括った髪が揺れた。]
藤舎。
[ぽん、と叩かれる肩。首を下に折って、やっと見える姿。 低いなあ。そう思ってしまうのは、自分が冗談みたいにデカイせい。そもそも、自分から見れば男友達も皆低いのだけれど。]
(165) 2015/10/29(Thu) 17時半頃
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─ 回想:文化祭準備 ─
[文化祭の出し物準備。 机や椅子は、使うものだけ教室の真ん中に転がっていて、何時もより教室が広く感じられる。
岩動 呉は、装飾前の教室で、調理班とメニューについて話し合っていた。火を使う調理は家庭科室でやるから。ちょっと遠くから持ってくることになるよ。冷蔵庫も、家庭科室の大きい奴を皆で使う。 オーブンとか、電気ケトルとかは、同時に使わなきゃあ大丈夫。 じゃあ、何を作れるかな、って。 それによって買い出しするものも変わるし、費用も変わってくる。 勿論、コンセプトも。
あーだこーだ、調理班と話していた頃、だと思う。 何か大きい奴に捕まった。]
(166) 2015/10/29(Thu) 17時半頃
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[御崎は、190あるらしい。 これまで、わりと身長が高い部類でいた岩動 呉にとって、ちょっと上から見られるというのは、新鮮だった。 決まったら教えて、と調理班に投げかけて、わざわざ重さを掛けたりして、ずる、ずる。 委員長と一緒に、3人、頭を突き合わせる。]
装飾の方針?
[そうだなあ、ちょっと間を置いて。]
調理の方は、トーストとかそういう感じに成るんじゃないかと思うけど。 だからなんか、フツーで良いんじゃない、フツーで。
(167) 2015/10/29(Thu) 17時半頃
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[正直な話、センスがないのである。 努力でどうにもならないものは苦手だ。 良く、図書館がわりにするコーヒーチェーンの、店内の真似事とかならできるけど。]
ベニヤ板と、クロス。あいよ。 ───クロス、衣装のあまりとかで作れないかね? そんなデカイ端切れは出ないかな。いっそパッチワークみたいなのでも良いと思う。
[手元の手帳に書き付けながら、時折言葉を挟む。 学生らしい、手作り感はだいじ、なんて屁理屈を捏ねながら。 調理の方も、装飾も、出来るだけ、出費が片寄らないように]
(168) 2015/10/29(Thu) 17時半頃
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[あくび混じりの決意表明が、少しおかしかった。 緩やかな笑みが浮かぶ。]
――うん、よろしく。 頼りにする。俺も苦手じゃないけど、センスは自信無いからね。
[ボッチ作業は回避できそうだ。 それに、きっと複数人での作業は辛いばかりじゃない。『御崎』の下に書かれた『藤舎』の文字に、もう一度頬を緩めた。*]
(169) 2015/10/29(Thu) 17時半頃
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――現在:通学路――
[ポケットの中のスマホが震えた。檜山に一声かけて、それを取り出す。 手袋越しに画面を操作すると、メールが一通。]
藤舎だ。
[カイロのお陰で暖まった指は、思ったより滑らかに動いてくれる。 流れるように画面に触れ、新着メールを開いた。]
檜山、藤舎が学校あるかーって。
[そりゃ、不安になるよなあ。 白い景色は、酷く寒々しい。]
(170) 2015/10/29(Thu) 17時半頃
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[返事を待たずに、返信画面を呼び出す。 簡潔な疑問に、簡潔な文を入力し、]
行ってらっしゃい。
[送信ボタンを押した。]
遅刻しないといいね。
[こんな天気じゃ、少し位の遅刻は見逃してもらえるだろうけど。*]
(171) 2015/10/29(Thu) 17時半頃
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To:藤舎 明夜 From:御崎 かがり Title:無題 ─────────────
おはよう。 あるらしい。檜山は、先生からなにも聞いてないって。
.
(172) 2015/10/29(Thu) 17時半頃
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/* 身長決めよ 170+4
(-67) 2015/10/29(Thu) 18時頃
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[緩い声の裏側に隠れた本心には気づかずに。 ただ、神、という言葉に噴き出す。>>109 名発明の次は神、とは、随分遠くまで吹っ飛んだもので。]
お前、いちいち表現がオーバーなぁ。 いやまあ、気持ちは分かるけどさ。 ……あー、寒み……、
[鼻先が、もう随分前からひんやり冷たい。 多分、御崎と俺、2人して、鼻のあたま真っ赤にしてるんだろうなぁ。 そんな、他愛もないことを思いながら、視線をあげる。 もう、目前に校舎が見えてきていた。 降る雪の向こう、教室の窓がほのかに明るいのが、見て取れる。]
(173) 2015/10/29(Thu) 18時半頃
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御崎。あれ、灯り。
[言葉少なに、其方を指し示す。 やれやれ、と言った気持ちで白い息を吐く。 誰かしらいるだろうと予測はしていたけれど、それでも、人のいる気配を見つけられればほっとする。]
先生か誰か、いそうだな。 ……俺らの神サマも、稼働してくれてればいいんだけど。
[電気がついているのだから、暖房もついてくれていると思いたい。 そんな気持ちで、進む足は僅かに早まる*]
(174) 2015/10/29(Thu) 18時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 19時頃
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/* ふくいいんちょメールは、校舎についたら使わせてもらおう。電波確認に。というめも
(-68) 2015/10/29(Thu) 19時頃
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[どこから来たのか、という言葉に、返事をしなかった。
いや、わかるっしょ。って、頭の中でミキが言っている。 だよねえ、って、空想の会話に相槌打とうとして、 顔あげて、]
……わ、
[ほんとに、真っ白だった。 雪が吹雪くせいで、視界が狭いのね。 そっか、地面だけじゃなくて、 建物や塀にも雪は積もるのね。
さっきから見てたはずの光景に、 改めて、息を呑んでしまう。息苦しい。]
……もー、学校、どっちだよー。
[さすがに、それはわかるけど。そんな気持ち。]
(175) 2015/10/29(Thu) 19時頃
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[そんな状況で、人の元カレに言及しちゃうひめちゃんは、 相当、雛子の理解の範疇を超えているけれど。
え?って思います。え?付き合ってないよね。 でも、だとしたら、相変わらず女の趣味わるいなあ。 それとも、人間のメスならなんでも良い手合いかしらん。
ざくざく。頭の中で、雪を踏むリズムで、 そんなことなら、考えました。 ひめちゃん、りくも。ごめんね。]
……わたし、オムライスがいいなあ。 でも、放課後までには、溶けないでしょー。
[オムライス。卵割ったら死んじゃうひよこ。 だから食べられませんって主張には少し感心したけど、 雛子はオムライスがだいすきだし、 しっかり者のミキちゃんが言いました。 『無精卵でしょ、アレ』って。]
(176) 2015/10/29(Thu) 19時頃
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[雛子の雛は、ひよこです。名付け親はおねえちゃんです。 ううん、正しくは、ひなこじゃなくてひよこだったの。
妹が生まれるよ。どんな名前がいい?ひよこちゃん!ひよこはちょっとなあ。ひなこにしようか。
そんな、安易な経緯で、ひよこは雛子になりました。 だから、たとえ、ひよこのなりぞこないだろうが、 生まれ損なった弟妹ひよこたちは、 雛子がちゃんと食べて、血となり肉となり、 その分、わたしが強く生き抜いてあげましょう。
雛子はオムライスがすきです。]
(177) 2015/10/29(Thu) 19時頃
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[彼氏にかわいいお弁当を作るとか、 ちょっとおしゃれな手料理を振る舞うとか、 りくと付き合ってほんの数日で、諦めちゃった。
先輩は、喜んでくれたんだけどなー。 わたし、女子力高いと思うんだけどなー。
世の中の男の人が、その"女子力"とやらをバカにするのも、知ってます。
そんなこと思い出しながら、 なんでひめちゃんがりくに晩ごはんをリクエストするのか、 聞けないまま、足を進めてゆく。]
(178) 2015/10/29(Thu) 19時頃
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……べつに、晩ご飯くらい、購買で買えばいーじゃん。
[なんで夕飯抜きにつながるの、って。 違和感ありありの声で言いながら、
足を早めたひめちゃんの歩調に、 滑らないよう、懸命に着いて歩く。 おねえちゃんも、滑らないように気をつけて、 って、言ってくれたわ。言ってくれたはず。]
(179) 2015/10/29(Thu) 19時頃
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[徒歩通学の道のりは、そんなに長くもない。 白い靄の向こう側、うっすら見えてきた校門に、 思わず、安堵の息をついていた。]
ソックス、べちょべちょだあ。
[ため息。でも、大丈夫。 ちゃんと、替えのソックスも持ってきたもの。 ほんとに、体冷えちゃって、寒いけど。
購買で、温かい飲み物でも買おうかしらん。
そんなこと、考えながら、もう一度スマホを見る。 やっぱり、連絡は、ない。*]
(180) 2015/10/29(Thu) 19時頃
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[マフラーの暖房機能と、自分の体温。 いつの間にか冷えきっていた指先に温度がもどってくる。 顎の下で御祈りするみたいに指をくんで、マフラーで囚われた人。
ちょっとの息苦しさが心地良い。でも、他人のマフラー伸ばしちゃわないようにしないと。 見てみて、マフラーに捕まってみた、なんて主張して。直ぐ、解く。]
景色が寒いとさ、寒いことに気付かないって無理じゃん?
[基本的に岩動 呉は、無頓着過ぎて気が付かないという感じの、男子生徒なので。 流石に視覚は騙せないんだよね、って。返す。>>161 この感覚が、独特のものとは思わないけれど、多分。 普通じゃあ、ないんだろう。
感性とか、センスとか、そういう備わった才能みたいなものでは、なくて。きっと、只の、]
(181) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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──あ、
[つるっ、 片足を滑らせて一時バランスを、崩した。]
(182) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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/* 雪って素晴らしい小道具
(-69) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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─ 回想:文化祭準備 ─
はいよ、何? ……ああ、装飾班からの提案ね。
[委員長という役職は、それなりに雑用めいたものも大量に振ってくる。 最も、然程厄介でないものは咲野や遠野あたりにぶん投げたりはしていた。女子だからと言って、変に遠慮していれば、此方の仕事が増えるばかりだ。
そんな、こまごまとした案件を片づけて一息。 御崎から声がかかったのは、そんな時だ。>>146 更に御崎に捕まった岩動も一緒に、告げられる言葉たちを聞く。]
(183) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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へえ、トースト、か。 んー……フレンチトースト希望。バニラアイス添えで。
[石動の言葉に、ちゃっかりと自分の希望を告げておく。>>167 ちょうど、食べたい気分だった。それだけ。 そんな軽い気持ちでのリクエストが、その後、平坂まで伝わったかどうかまでは知らない。]
──ああ、待って。 ベニヤ板は、スタッフルームの仕切りだよな? それなら、移動式の掲示ボードも、使えるかもしれない。
……運ぶの、重いかもしんないけどね。 俺らの教室、3階だし。
[あと、余ってたらだけどな。それでも良ければ、聞いてみるよ。 そう言い添えておく。校内で調達出来るものはそうしてしまった方が、きっと予算も浮くだろう。]
(184) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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それ以外は……。 正直、装飾は藤舎がいるから、そんなに心配してないんだけど。
[藤舎がいるから。 そう言ったのは、別に彼女が何も素晴らしいリーダーシップやアイデアの持ち主だから、という意味ではない。 言っちゃ失礼かもしれないが、彼女がどこまでも"普通"だからだ。──国語の点数以外は。 一度、何かの機会にちらりと見えてしまった国語のテストの点数。それに(悪い意味で)慄いて、思わず彼女を凝視してたら、視線が合ってしまったこともあるかもしれない。 それはともかく、だ。
"普通"であるが故に、恐らく突飛なことはしないだろう。そんな、頭の中に浮かべた彼女へ、自分勝手な評を押し付けて。 その観点で言うなら、むしろ不安要素は──]
(185) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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方針っていうなら、 ……衣装も合わせないと駄目だろうな。 ちょい、一六の様子、見てくるわ。
[衣装係に立候補した時の言葉と、それに対して向けられる女子の厳しい目。>>127 あれは、なかなかに衝撃的だった。 かわいいかわいいお姫様のような容姿を持つ彼女は、一体どんな衣装をこさえているのだか。 そんな気持ちで、2人へと手を振って、離れる。]
(186) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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そっか。
[ ざく。足音に紛れる、独り言。 ぼんやり、携帯の明かり>>172を見つめて。 再び片手に携帯を持って、今度は、返事は打たない。
そう、送ったメールだって。 こうして送られたメールだって、お互い。 あまり言葉の数は、多くない様に思う。 あの時も、まさに今、メールで名前の出た、檜山とか。 あとはたしか、お勉強で世話になっている、岩動とか。 委員と意見を交換した結果を、更にかがりから聞いて。 ―――パッチワークなら、可愛い系が良いんじゃない? とか。多分、そんなことを、淡々と。 言葉が少なくても、不満は無かったし。 居心地だって、悪いわけでは無かったから。 多分、"そういうもの"なんだと、思う* ]
(187) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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…………。 あのさ、一六。何、この布の山?
[そうして、それは、教室の一角だったか。 布の山に囲まれてちょこんと座るお姫様へ問いかければ、彼女は事情を教えてくれただろうか。
既に、指は傷だらけになっていた。>>128 裁縫が得意なわけではなかったんだな、と思う。 あの堂々とした態度と、普段のお洒落振りから、てっきり得意なのかと思って、特に止めもしなかったが。 それでも、黙々と手を動かしているその姿勢には、それなりの好感は持てた。 少なくとも、投げる気はない、らしい。]
(188) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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一六さ。作りたい衣装、どんな感じなの? ほら、喫茶店の方針とかもあるから、さ。
[とりあえず、尋ねてみる。 そうしながらも、視線は布の山に釘つけだ。何人分あるの、これ。 手伝えるものなら手伝いたいところだが、あいにく裁縫は得意分野ではない。
──そんなことを思っていたから、その後、古屋が一六を手伝う光景を見たときは、どんなにか安堵したことか**]
(189) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 20時頃
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― 回想・春 ―
[ 三年生最初の中間試験。貼りだされた結果。 物理と化学と、それから数学は、成績上位で。 それなのに国語は、古典にしろ現代文にしろ、赤点。 もっと言うなら、下から数えた方がはやかった、はず。 顰め面の教師から受け取った解答用紙を、 檜山>>185に見られたのか、視線を感じたから。 なに?って言いたげに、怒りもなにも感じず、 じっと、見返した。
だって。 わからないものは、わからなかったのだ。 ]
(190) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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/* 教室がいつも1階にある気がするから、たまにはラ神に聞いてみたかった。ということでこっち優先してごめん。 wiki読み直したけど、教室の設定はないよな……?
(-70) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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── 生徒会、にて ──
[選挙で一応みんなに信任してもらった役員が、 今度は、ありがとうがんばりますって、 就任スピーチをしなければならないという。
他の新生徒会役員たち。 説明を聞くのもほどほどに、 一年間ご一緒するメンバーを確認していく。
こういうのって、ガリ勉か、派手な人か、 大概、どっちかなんだよねーって、 順番に顔を眺めていく中に、彼>>114はいました。
説明が終わって、早速絡みにいこーって、 席立った矢先に、『遠野さん、今度はちゃんとしてね』って、先生に呼び止められて、 なによー、ちゃんと演説したじゃない。
「はあい」って、お返事だけはお利口に、 また、軽い足音響かせて、『うわ』って言ったあの子に駆け寄るの。]
(191) 2015/10/29(Thu) 20時半頃
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[ まあ、でも。そりゃあ。当然の如く、職員室でお説教。 なんだこの差は、とか。 高校三年生、進学するのにはどうこう、とか。 色々言われた、それはもう。
確か、そんなお説教の後。疲れたなあ、とか思って。 職員室から出た時だった、様な。 そう、まさに岩動と、すれ違った。
彼が、何の用があったかは知らない。 でもそうだ、確か成績が良いらしい。 その程度の認識ではあったけれど、 だからこそか、いするぎ、って。声は、直ぐに出た。 ]
(192) 2015/10/29(Thu) 20時半頃
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とーの、ひなこってゆーの。
[知ってた?って。名前くらいは知ってるかもねん。 チア部だし。友達、層は限られてるけど、多いし。 なにより、たぶん、バカなわたしは悪名高いし。]
『うわ』って、言ったでしょ。
[聞こえてたよ、って囁くように言って、 恥じらいもなく、聞いてしまう。]
(193) 2015/10/29(Thu) 20時半頃
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コーフンした?
[いするぎくん、って。 わたし、あなたなら知ってるよ。 女の子ウケいいから、知ってる。
勉強できて、運動もできて、割とかっこよくて。 付き合いたいとか、セックスしたいとか、 そういうんじゃなくて、わたし、 素敵な男の子とは、仲良くしたいなって思います。 でも、メガネはあんまりタイプじゃないかも。
そんな風に声をかけてから、 彼の弟の存在を知って、 おねえちゃんの話、するようになって、 いつの間にか、なんか、適当でいっかーって、 態度、雑になってくのに、そう時間はかからなかった。*]
(194) 2015/10/29(Thu) 20時半頃
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[ 見上げる。 ]
――登場人物の心境を答えろ、って。 どうすれば、解けるんだろう。
[ 会話らしい会話って、 まさに今、初めてじゃないだろうか。 名前を呼んで、唐突の問いかけ。指さすのは、記述問題。 藤舎明夜と書かれた解答用紙は、暗記部分以外真っ白で。 赤のバツ印が、それはもう、目立った。
恥ずかしいといえば、恐らく恥ずかしいのだけど。 表情は、至極、真面目。 あたりまえに理解出来るはずのことが、わからない。 うまく、つかめない。そんな顔。 ]
(195) 2015/10/29(Thu) 20時半頃
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…何ていうの。 漢字とか単語とかは暗記だから、良いけど。 感情読み取りが、駄目っぽい。
[ 自分の事を語る時も、どこか他人事の様。 多分これは、ふつうの筈の女の子の、 何時までも治らない、どうしようもなく悪い癖。 ] 頭良いって聞いたし。 教えてくれないかな。
[ そんな、他人事な調子で、見上げて問う。 逸らさない瞳もやっぱり、真面目な色。
多分これが。 世話になるきっかけ、だった、筈* ]
(196) 2015/10/29(Thu) 20時半頃
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/* おんなのこふたりがかわいくていするぎくんこーふんしてきた…(もだっ)
(-71) 2015/10/29(Thu) 20時半頃
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/* あ 入れようと思った部分ちよんぎってしまった
(-72) 2015/10/29(Thu) 20時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 20時半頃
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[雛子は覚えてる。
るぎくん、噛んでたよね。いしゅるぎくん。 わたしのおかげで目立たなかったでしょーって言ったら、怒られそ。
ああ、そう。 選挙が終わった少し後のバレンタイン。 宣言したからには、バレンタインチョコ、配んなきゃー、って。 強引に先生を説き伏せて、 校門前で、『おはよーございまーす』って、 市販のちっちゃいチョコ、配るとき。
るぎぴょん、手伝ってえ、って、 無茶なお願いしたのも、思い出。*]
(197) 2015/10/29(Thu) 20時半頃
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/*
現在軸でどこいこうかすごいなやんでる
(-73) 2015/10/29(Thu) 21時頃
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/* ただいま。村建てさんありがとうありがとう、お手数おかけしてごめんよ!
(-74) 2015/10/29(Thu) 21時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 21時半頃
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オムライスかぁ オムライスもいいねぇ
でもぉ、やっぱり解けないよねぇ
[口の上でだけしょぼんとした様子ををにじませて。 雪を踏む足音は変えないまま]
購買は無理だよぉ だってぇ、こひめお金持ってないもん
[雛子の言葉に当たり前のことを言う もらえるわけもない こひめは叔母の厄介者だ あの家にこひめが使っていいものなんて一つもない お金だって当然、こひめが触れられるものじゃない]
(198) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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[つめたいなぁ いやだなぁ 早くついてほしいなぁ そんな風に考えながら歩いていると 校門が、そして校舎が見えてきた 徒歩でもそんなに遠くないんだぁ なんて、感心しながら見上げる]
明かりがついてるよぉ きっとだれかいるねぇ
よかったぁ
[口の端だけの笑みを雛子に向けて、 そのまま昇降口へ入る]
(199) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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─ 回想:クラス委員長会議・咲野と ─
[一息に告げた言葉>>53が、すんなりと場に組み込まれてゆくのを眺めていた。 その途中、だっただろうか。告げられる礼に、思わず咲野の顔を見やる。>>89 ああ、さっきの行為は咲野にとっては是とされるものらしい。 その真っ直ぐさは、少しだけ痛い。
本当に、あの女子を庇いたかったわけじゃあないのだ。 痛々しい程に生真面目な女子を相手に、揉めるのも泣かれるのも避けたかった。
お化け屋敷を言い出した生徒たち、この流れを知ったらどう思うだろうな。 まあ、事情はどうあれ、なかったことにされたわけだから。 形だけでも、お化け屋敷の案も口にしておいて「でも喫茶店でいいよ」なんて妥協の姿勢を見せることも、出来たとは思う。 だけど、億劫だった。 庇った、庇われた。そういう図式が、あの女子から見て成り立ってしまうことに、抵抗感を覚える。
そういう、──まあ、言ってみれば、自分のエゴなんだけど。 どうだろうね、これって委員長権限の範囲内?]
(200) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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[つらつらと浮かんだ思考を、だけど口にはしない。 目を合わせづらくて、逸らす。その視線の先に、石動と遠野。 遠野とは、ばちんと思い切り視線がぶつかった。>>98 ああ、そうか。あいつらもいたんだっけ。 全く、──下手な自己防衛なんて、するもんじゃない。
顔を、咲野へと戻す。 口にするのは、礼への返答としてはだいぶ逸れた回答だ。]
……喫茶店ってね、割と面倒らしいよ。 家庭科室の使用申請とかで、結構ゴタゴタするっぽい。
[食品を扱うのは、何も自分たちのクラスだけじゃない。 そのあたりの手続きは、主に委員長や副委員長の仕事になるだろう。 忙しくなるな、と思う。 まあ、お化け屋敷も喫茶店も、準備の手間という意味ではどっこいどっこいだ。 そんな、どこかの誰かと似たようなことを考えて、苦笑した。>>118]
(201) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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[咲野向日葵。 物凄く委員に向いている、なんてタイプでもないと思う。 まあ、人のこと言えっこないけれど。 自分だって、まあ高校生活最後だし、ぐらいの気持ちで友人の推薦にさらりと乗った、それだけの委員長。
ただ、明るくて笑顔の絶えない咲野とはそれなりにやりやすくて、助かってはいる。 仕事だって、与えられたら懸命にこなすタイプだと認識していた。 きっと、文化祭の準備期間も、幾度となく頼ることになるだろう。
相手の顔に浮かんでいるのは、微笑み。 自分も同じように、気負いのない笑みを返した>>89*]
──こちらこそ。 頼りにしてる、副委員長。
(202) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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――昇降口――
[校舎の中に入ると、まだ寒い昇降口も 外で冷えた体には暖かく感じられた
上履きに履き替えようと靴を脱いで タイツがしっかりと水を吸っていることに気づく このままはくのやだなぁなんて 上履きを手に持ったまま濡れたタイツで廊下に踏み出す ひやり 床の温度が足に伝わって身震いをする]
ひなちゃん、こひめ教室行くねぇ
[そう言って上履きを片手に3階へと 濡れた足で歩いていく。 ぺた。ぺたり。*]
(203) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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─ 回想:クラス委員長会議・遠野と ─
[そんな、咲野とのちょっとしたやりとりも経て、会議が終わった頃。 さて。先程目があった遠野からは何かしら言われるかな、と思っていれば、案の定響く緩い声。>>98 内容に反して、責める響きは全くなかった。]
悪いな。喫茶店、1回やってみたかった。 お化け屋敷って、中学の時にやっちゃったんだよね。
[からかい気味の声には、簡単に言葉を返せる。 驚くほど、するりと口から出てくる理由たちは別に嘘でもなんでもない。 むしろ、それが実際の理由らしいような気さえしてくるから不思議だった。
割と、タイプだよ? そんな軽い声と一緒に、たまに、ぺたぺたと触れてくる小さな手と、一緒。>>98 いつだって「そりゃあどうも」と笑って、本気にはしない。 軽薄には、軽薄を。]
(204) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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[自分からみた、遠野雛子の位置づけ。 正直に言うと、どこか、ふわついてみえる。
クラス内の女子のヒエラルキー。 とりたてて意識して見ていなくたって、だいたいの雰囲気ぐらいは察することは出来る。 まあ、自分の場合は、姉と妹に囲まれて育った影響もあるかもしれない。
遠野はいつも、その三角の天辺の方にいる。それは、分かる。 それでいて、そうでない女子ともやんわりと会話することを許されている。ように、みえる。 妹曰く「そういうキャラ付けって、なんかあったらいっぺんに底辺に転がり落ちるタイプだよ」らしい。 そのあたりは、よく理解出来なかった。女子じゃないからね。
そんな、遠野のクラスの立ち位置は、今はどうでもいい話。 とりあえずは今後の、文化祭の準備について頭をフル回転させなければいけない。 かっこいいぞ、とからかう彼女へ返すのは、何のことだか、としらばっくれたような笑みと「そりゃどうも」という、いつもと変わらない返事だった*]
(205) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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─ 回想:文化祭準備 ─
[布の山と戦っていると陽一がやってきた]
いいんちょ、どうしたのぉ? これはぁ、これから衣装になるんだよぉ?
[見て分からない?と、こてりと首をかしげる]
作りたいのはぁ――
[一時期はやったファミレス……コルセットスカートにエプロンの制服……の名前を口にする]
コルセットスカートはねぇ ちゃんとサイズ合わせないとかわいくならないからぁ こひめに任せてくれた人たちは かわいくならなくていいってことだと思うのぉ ね?
[にこにこと笑みを浮かべて邪気なく同意を求めた]
(206) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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男子はねぇ 女子の服作った後に余った布で 夏服の上からつけられるように ギャルソンエプロンでいいよねぇ?
[山になった布はさまざまな種類があるけれど 多いのは赤やピンクのギンガムチェックだった]
あのねぇ、いいんちょ
[ただでさえうまくない裁縫。 よそ見をしていたらまた針を刺してしまう]
お仕事いっぱいあるとねぇ ここにいていいんだってなぁって うれしくなるよねぇ
[滲む血に一度目を細めて、 用意しておいた絆創膏をまいた*]
(207) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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トースト? なら、フレンチだね。アイスもいいけど、はちみつも推すよ。
[引きずった岩動が上げた提案>>167に一つ頷き、檜山>>184に便乗するように希望を言う。
そして、肝心のテーマについては。]
フツーが一番困るんだけどなあ。 衣装の歯切れ合わせてもいいけど、そうすると内装もそれに合わせる形にした方がいいね。 バラバラはみっともないよ。
[衣装が可愛いふわふわ系なのに、内装がシックとかになったら、目も当てられない。 可愛いなら、可愛いを貫き通すべきなのだ。 その空間が、居心地いいかは別問題。]
(208) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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それでもいいよ。 要は、目隠しがほしいんだ。
[掲示ボードという代替案>>184に頷き、頬を緩める。]
大丈夫、背だけは高いから。 聞いておいてくれる? 藤舎もいるし、後は任せろ。
[図らずも被った意見>>185にくす、と笑い、やっと岩動を離した。
他にもなにか話しただろうか。 それじゃあ、と言って、藤舎達装飾班に今の話を伝えに離れた。*]
(209) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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―回想:よるごはん―
[――付き合ってみる?だなんて笑んでみせたのは、最初の1時間だけ。 間髪入れず、冗談だろうと切り捨てられたし、何より、俺にロリコンの趣味はない。
いや、相手はクラスメイトなのだけれど。念のため。 誰かさんに、女の趣味が悪いと言われてはたまりませんので。]
(210) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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こひめろりじゃないよぉ!
心当たりあるんじゃないもん ちがうもん
(-75) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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[ウィンナー、玉ねぎとジャガイモ。それから、花柄に抜かれた人参。特売で買ったブロッコリーとサツマイモ。 色とりどりの野菜が盛り込まれた、スープパスタ。それが入った容器が、テーブルに二つ並ぶ。
母親の分?まさか。 彼女は今頃、顔も知らぬ誰かと、息子の手料理なぞ比べ物にならない、豪華な料理でも食べていることだろう。
自分の分と、もうひとつ。 その皿を手に取ったのは、幼い、可愛らしい顔立ちをしたクラスメイト― 一六こひめ。
こじんまりとした、マンションの一室。 イレギュラーなはずの彼女が、当然のように居座るのも、もう見慣れた光景だ。]
(211) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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――現在:通学路――
本心だよ、本心。 早く行こうか。教室なら、神様降臨してるしね。
[電気でお手軽に動く神様を求めて、雪降る道を行く。 足の先がそろそろ痛い。靴下を脱いで、暖めないと。
下を向きがちだった視線が、檜山の声>>174で上がった。]
ああ、人居るんだね。 電気さえあれば、暖かいよ。
[自然と、足が早まった。]
(212) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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――昇降口――
はあ、寒かった。
[少し嘘。今も寒いから、過去形は不適切、かも?
ローファーを脱いで、ついでに靴下も。濡れたそれを片手にふらふらさせながら、もう片方の手で上履きを取り出した。]
俺、教室行くけど。 檜山はどっか寄る?
[踵が踏み潰されたそれをつっかけ、聞いた。
入学当時から買い換えていないそれは、普通に履くには小さすぎた。]
(213) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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おかわり、まだあるから。 欲しいなら言って。
[俺から話しかけるのは、大体、それくらい。 ご機嫌取りをするわけでもなく、ましてや、かいがいしく世話を焼くわけでもない。 相槌こそ打ちはするけれど、俺から話しかけることは殆どない。 つけっぱなしのテレビを流しているかのような、淡々とした夕暮れ時の時間が流れるのは、いつからで、もう何度目か。]
(214) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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/* 3
(-76) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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[その行為の理由を問われれば、頼まれたから。 買った食材が無駄にならないから。
あぁ、あと。誰かと違って、美味しそうに食べてくれる。綺麗に平らげてくれる。 多分、これが一番の理由。
そんな、気まぐれが生み出した、他から見れば異質で、けれど、俺にとっては、よくある夕食の光景。 ……最も、メニューの注文が多いのも、困り者ではあるけれど。*]
(215) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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[返ってきた言葉>>198に、今日はじめて、 ただ純粋に、「えっ」って言いそうになる。
『ひなこ、お金ちゃんとある?』って毎朝尋ねる、 心配症なママの声を思い出しました。親鳥は過保護です。 だって、生まれてきた雛はボロボロの死にかけだったもの。
『生きているだけで』って目頭おさえるパパとママ。 わたしが、買ったばかりの制服を裁ち切ってしまっても、 髪を染めても、ピアスをあけても、誰とベッドにいても。 『生きているだけで』って、鼻をすする、パパとママ。
「あんまり、お金、なかったかもー」って言ったら、 『ちゃんとごはん食べるのよ』って、お金をくれる、 わたしの、やさしい親鳥。 ひよこが何に育ったかも知らずに。]
(216) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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……もー、ひめちゃん、ドジだなあ。
[そう言って、笑ったのは、 きっと彼女は財布を忘れたんだって、 そう思うことにしたから。]
お腹すいたら、誰かに借りなよー。
[わたしが貸すよー、とは、言いませんでした。 だって、なんか、怖いし。この子も、あの子たちの眼も。 あるいは、みんなの眼が。
気まぐれにおしゃべりするくらいならいいけどさ。 衣装係に立候補したひめちゃんの言い草に、 茉里が露骨に眉を釣り上げたのを、覚えている。]
(217) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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── 回想:文化祭準備期間 ──
[『全部、あいつにやらせとけば』って言ったつばさに、 茉里が『それはイヤ』と言ったんだよ、ひめちゃん。 『どうせあの子、あたしたちのことキライだし』 『ダサいモノ作られちゃたまンないし』って、 かわいくあることに貪欲なとこ、 ちょっと、似てるのかもね。 けど、茉里、たぶんね。 ひめちゃんはそこまでわたしたちに興味ありません。
当然のように、 表に立って接客をするつもりだったわたしたち。 わたしたちだから、 それが許されると信じてたわたしたち。]
(218) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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[『イチロクが作った衣装とか、着ないから』って、 『あたしたちの分はこっちでやるし』って、 係も何も無視して言い張る茉里は、男の子の前なのに、 いつもの猫かぶるの、完全に投げ出してた。 檜山、いい男なのにな。あらたも、モテるのにな。
茉里の好きな、"価値のある男の子"なのにな。 もったいないな。
わたし、その後ろで、どーしよ、って首をかしげる。 コルセットスカート、胸元目立つよ。 パット、何枚入るかしらん。
『程々にしときなー』って、ミキの声聞きながら。 ひめちゃんが作業する手元、覗き見ながら。*]
(219) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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── 現在:昇降口 ──
はあい。ばいばい。あとでね。
[タイツのまま、廊下に足を踏み出したひめちゃん。>>203 風邪ひくよー、って、思ったけど、言わなかった。
っていうか、静かすぎて、それどころじゃなかったの。 昇降口には、誰もいなくて、音もしなくて、
あれ?そんなに早く来すぎたわけじゃないはず。 壁にかかった時計を確認しても、うん。 いつもなら、たくさんの話し声がするはずで、 人がうろうろする廊下の真ん中を、 わたしたち4人は突っ切ってゆくはずでした。
どうして?]
(220) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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/*抱き留めて良いか?良いよな?これはフラグだよな??(前のめり)
(-77) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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[考えても、何も、進展しません。 雛子はバカですし。頼れる人は、誰も、いないし。
この前の試験、生物と倫理が30点を切って、 とうとう、ママが呼び出されたけど、 ソッチの方も、何も進展していません。
今朝食べたオムレツが、 むせーらんってことは知ってるのにな。 いきものもどーとくも、むずかしいです。かしこ。
とりあえず、寒くて寒くて仕方がないから、 身体を芯から温めてくれるような何かを求めて、 濡れたまんまの靴下に、雛子もやっぱり上靴を手に持って、 ぴちゃ、ぴちゃ、購買の方へと、歩き出す。*]
(221) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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─ 回想:文化祭準備 ─
いや、それは分かるけど。
[その布の意味じゃなくて、量の話な。 こてりと首を傾げる姿になんだか脱力感を覚えて、そこまでは言わなかった。>>206 続く言葉に、耳を傾ける。 あげられたのは、とあるファミレスの名前。 コルセットスカートと言われても、なんのことだか。けれど、そのファミレスの制服ならば分かる。 ああ、なるほど。洋風で、可愛い系ね。そんなざっくばらんな理解。 ついでに、さらりと混ざりこんだ「こひめに任せてくれた人たち」という言葉に、布の量の訳も薄らと理解した。
ね、と甘い笑顔で同意を求められてしまう。 素なのか、分かってやっているのかさえ掴めなくて、浮かんだのは曖昧な笑み。 それでもまあ、本来自分たちの仕事であるものを、思うところあれど人に押し付けたということは事実だ。 そこは確かに、"どうなっても構わない"ところだろう。 男子の衣装については、思いきり「余った布」と言われてしまったけれど、それに関しては大して異論はなかった。>>207]
(222) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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ああ、いいよ。 その手のエプロンなら、そんなに手間でもない……よな。
[微妙に歯切れが悪いのは、衣装作りのなんたるかを理解してないせい。 量が量だ。あくまで女子の衣装に拘るのなら、男子の分は少々手を抜いても構わない。そんな意図を含ませて。 一応、衣装作りに参加していない生徒にはそれとなく声をかけてはおこうと思うものの、──ああ、こういうのって、男子の立場からすると、さじ加減が非常に難しい。]
悪いな。何かやれることあったら、
[いつでも言って。言いかけた声が、呼びかけに途切れる。>>207]
(223) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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/* ひたすらくりーぷはいぷを聞きながら挑んでおります。 りくを見ているとなんとなくコンビニララバイがよぎります
(-78) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[なんだっけな、──お仕事。お姫様。 ふわりと連想したのは、妹がまだ小さかった頃によく読み聞かせていた絵本だ。 人魚姫。白雪姫。シンデレラ。かぼちゃの馬車に、魔法のドレス。 魔法がなくとも、"姫"の名を持つこのクラスメイトは、自力でドレスを作り上げて、文化祭という名の舞踏会へ参加するつもりらしい、なんて。 少し可笑しくなって、笑みを浮かべる。]
ああ、頼りにしてるよ。 ただ、どうしても手が足りなかったら、その時は言うこと。
あ、──あと、絆創膏、また貰ってやって。 家に、余ってるんだ。妹の。
[妹が、可愛いからと買うだけ買って、使ってない柄付きのものがいっぱいある。 それを思い出したから、なんとなくそう言って、「参考になった、ありがとう」とその場を後にしようとする。]
(224) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[その拍子、なんだかいつもと様子が違う女子生徒を見かけて、少し首を傾げた。>>219 可愛くありたい女の子の、細やかで傲慢な意地まではきっと理解できない。 そこまでは、妹の指南がないと流石にね。]
……あー? そっちも、頑張れ?
ただ、ひとりの女子が厳しい顔つきで布を睨む様子には、まあ、なんというか気迫を感じたものだから。 軽い声ぐらいは、きっとかけただろう*]
(225) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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/* >>205転げ落ちる言われてた
<そんなヘマしませーん(ぷんすこ) .
(-79) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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/* あ、単純に、衣装押し付けはしないよーって言いたかった ふつうに。任せないよなー。仮にも嫌ってる相手に。
(-80) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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― 昇降口 ―
いや、ここもじゅうぶん寒いよ。 足元、冷える。
[過去形には、緩く首を振る。雪と風がないだけ、マシだけど。>>213 それに合わせて腕も軽く振れば、吹き付ける雪に濡れた袖から、水滴がぱたりと飛んだ。 御崎にならって、ローファーと靴下を脱ぐ。 素足で、上履きに足を突っ込む。足が乾いたら、これも母に持たされた替えの靴下を装着しよう。]
あー。俺、職員室行く。 先生いるだろうから、見てくるわ。
[教室へ行くという御崎に、少し考えた後にそう告げる。 「俺も後から行くよ」そんな言葉を投げて、御崎とはそこで別れたか*]
(226) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 23時半頃
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─ 遠野雛子の、噂話 ─
今日、生徒会の立候補演説、あった。
[テレビを見ながら、何とはなしに妹へ呟く。 仲は、いい。他愛ないことも、よく話す。 家の中では口が悪いけれど、内弁慶で、外ではものすごく気を遣っているって知っている。 お兄、お兄。そう呼んでくっついてくるところは、昔から変わらない。]
『立候補演説ぅ?あの、毎回毎回代わり映えしないやつ?』
そう。 でも、今回ちょっと愉快なハプニングがね。
(-81) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[なぁに、聞きたい。妹が身を乗り出す。 話題はもちろん、遠野の演説だ。──バレンタイン、解禁します。
聞きながら、ソファの上。 身体がはみ出す勢いでひとしきり笑い転げた妹が、気が済んだのかぴたりと笑い止む。 ころん、と起き上がるその表情はすでに真顔で、
『──そいつ、バカ?』
放たれた痛烈な一言に、思わず半笑いになるほかなかった。 お兄の学校、このへんではトップ校じゃないっけ?バカ校だったの? 辛辣な言葉に、どうやら、反論は返せそうもない*]
(-82) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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/* いらねーよこれ と思ったので独り言に
(-83) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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/* いもうとと仲良しですアピ
(-84) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[マフラーを思った以上に喜んでくれた姿(>>181)に、自分が巻くより役に立てて良かったななんて思いながら、告げられた言葉になるほどと頷く。 確かに、視覚というのは否応なく他の感覚にも影響を及ぼすものだ。]
じゃあ、例えば今日雪が降ってなかったら……呉っちはそんなに寒がってないんだ?
[揚げ足をとるみたいに軽口を叩いてみた。]
(227) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[と、突然足を滑らせた岩動に慌てて、(>>182)]
ーー呉っち!
[腕を掴まえて支え、ようとした。 けれど、逆にバランスを崩してしまったのはご愛嬌。 二人揃って尻餅をついても、岩動は許してくれただろうか。*]
(228) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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/* 抱き留めてあのひとのことを思い出したりしたかったんだけど、それを許してくれなかったあらた……今じゃない、ってことかしら
(-85) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[職員室を目指して、歩く。人の気配はない。 廊下は、教室の"神様"の恩恵が漏れ出しているのか、仄かに暖かい。 不意に、咲野へ送ったメールを思い出す。 もともと、そこまで携帯を見る方じゃない。御崎に会ったことで、すっかり失念してしまっていた。 返信は、来ているだろうか。]
……あー、来てた。
[気づかなかったことを、少しばかり申し訳なく思いながら目を通す。 副委員長へも、連絡は来ていないらしい。 となると、他のクラスメイトも
メールの最後、可愛らしい顔文字。 ええと、この顔の両脇についてる"つ"ってなんだっけな。ああ、手? 思いながら、返信を打つ。
了解、俺はちょうど今学校着いた。学校は、暖かいよ。 先生に状況聞いて、また連絡する。
送った時と同じ簡素な文面。それを送信しようとして、]
(229) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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……圏外?
["送信できませんでした"。 咲野のメールとは比べ物にならない、素っ気ない文章が携帯から返される。 雪のせいだろうか。真っ先に頭に浮かぶのは、それだ。
思わず窓の外を見る。 景色は、もう、降り続く雪に埋もれてよく見えない。 辛うじて、校庭が見えるだけ。その向こうは、灰がかった白、白、しろ。
これは、いよいよ本格的だ。 徒歩通学の自分はまだしも、電車通学の生徒なんかは、足止めを食らっているか、帰れなくなる可能性もある。 早く教師を捕まえた方がいいかもしれない。思って、足を早めた**]
(230) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 00時半頃
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ー回想 文化祭前ー
[会議での突然の発言(>>127)にざわめく教室。 そこでようやく意識を会議に向けた。 今ざわめきの中心にいるのは、…が話したことのない、小さな女の子のようだ。 衣装係の欄に連ねられる名前に、一人でやるとでも言ったのだろうかと当たりをつける。 人手の足りない演劇部では役者から演出、衣装に小道具大道具まで、一通りやらされることも少なくなかった。 だから衣装作りの大変さは知っていて、けれど物好きな人もいるのだなあと大して気には留めなかった。 否、その直後に演劇部だからと訳のわからない理由で接客指導(笑顔だとか、発声の仕方らしい)を押し付けられてそれどころではなかったのだ。]
(231) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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/* 文章切れてるw メモ長くなってるので、もうこれは気づかなかったことにしよう。言わんとすることはわかる切れ方してるしソロルだし……(それもどうなの
(-86) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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/* だろう。が切れただけです。最近こういうの多いね……よくみなおせー
(-87) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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うん、ここも寒い。
[あっさりと非を認め、コートの上から身体を抱く。 思ったよりも、意味がなかった。
一旦職員室に寄るという檜山>>226に]
そっか。 それじゃ、教室で。
[ひらり、と手を振って、少し背中を見送る。 そして、ふらりふらりと教室へと続く階段を登り始めた。**]
(232) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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/* 御崎かわいいよなーおっきいけど粗野じゃない感じの男子というか……(ねろよ 御崎のロル見てると、なんというか淡々と短めに返すリズムが落ち着くんだけど、そっけなく見えてたらごめんねとおもっている。
(-88) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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[だから、大声で話す女子の会話(>>218,>>219)にどうも一人で全てをやりたがったわけではないらしいと気付いた時、手伝おうと思ったのは当たり前のことだったのだ。 だって衣装作りは、一人で簡単にこなせるようなものじゃない。 やりたがったのならともかく、そうでないのなら尚更。]
一六さんだっけ?俺で良かったら、手伝うよ。
[一人黙々と作業をする一六(>>128)は決して辛そうではなかったけれど、声をかけたら受け入れてくれたから。 布の山を少し、お裾分けしてもらう。 紳士ぶっているわけではない。 だけど、多分、思い出していたのは。*]
(233) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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― 現在・通学路 ―
[ 髪とマフラーの隙間に、 冷たい風が容赦なく入り込む。 幸いか、寒さは気には、ならない。
だって、冬の夜空の下。肌を刺す、澄んだ空気の中。 家の屋上、望遠鏡を引っ張り出して。 瞬く星を眺めることは、しょっちゅうだ。
まだ、引退してなかったあの頃だって。 冬休みの最中の合宿、 学校に泊まり込みで、広い屋上に居座って、天体観測。
あんまり多くなかった部員たちだけど、 まあ、そのぶん、気は楽だった様に、思う。 ]
(234) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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「髪、伸ばさないの?」
[ 確か、その時もマフラーを巻いていて。 多分その姿を見て、だったんだろう。 先輩のうちのひとりが、問いかける。 ああ、そういえば、なんて調子で。 ――純粋な疑問、だったと思う。 思う、って。良く分からないのは、ほら。 この頃だって絶不調の国語の成績から、察してほしい。
感情を読むって、難しくないでしょうか。 ふつうの、そのあたりにいるこどもの、疑問。 ]
(235) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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[ 誰かの感情だって、ましてや、自分のなんて。 ]
(-89) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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[「アラタって優しいよな。俺、そういうとこ好き」 そんなことを言って、あの人は頭を撫でてくれた。 俺は優しくなんかないけれど、あの時言われた言葉がやけに嬉しくて、だから、無意識のうちにきっと、優しくあろうとしているのかもしれないなんて。 そんなことは、絶対に認めたくはないのだけれど。]
(-90) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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――この長さが気に入っているので、
[ クラスのおんなのこたちの様に、手間もかかりません。 流石にそれは、言わずにしまっておいた。
ブラウンの瞳を彼に向けて、淡々と。 柔い笑みを浮かべる相手とは、なんだか正反対で。
"諸星先輩"と、彼をそう呼んでいた。 ]
(236) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 00時半頃
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[ ひとつ、大きく風が吹いて。 白の中、校舎がちらと見える。
ああでも、もう、直ぐ其処にある筈なのに。 真白な光景の中じゃあ、遠く霞んで見える様だった。
―――これじゃあ星は、見えそうにないかも。
思い出と重ねたのか、あるいは、別か。 そんな思考へ上塗りするみたいに、 生徒の姿が見えないことに気付いたのは、今だった。
本格的に遅刻かなあ、と。 説教の光景を思い出して、校門前。 先生の居ないその場所で、白い息を、重く吐く** ]
(237) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 01時頃
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[ 夕日に囲まれて、私は孤独でした。けれど、不意に人の気配を感じ、振り返りました。見覚えのある、高い背中。陸とは違う、男の人の背中でした。>>117 彼はもう、ここから立ち去る所だったようで、私が顔をあげた事には気づいていなかったかもしれません。いえ、それとも元より、私の事には気付いていなかったかもしれません。 できれば、そうであってほしい。こんな姿を見られた挙句、救いの手が差し伸べられなかったなんて気づいてしまったらきっと、いてもたってもいられなくなってしまいますから。 私は再びダンボールを抱え上げると、よし、と小さく自分を鼓舞します。考えてしまうことは沢山ありました。それでももがく様に頭を空にして、私は足を進めます。 止まってしまったら、きっと考えてしまいます。 陸に、私だけを見てほしいと。]
(238) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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[ かがりにはやはり先ほどの事を聞けなくて、教室で次の日顔を合わせた時に曖昧に微笑んでしまいました。ごめんねも、ありがとうも、忘れても、全て上滑りに聞こえてしまいそうで、だから私は、いつものように本を読んでいる彼に話しかけました。]
御崎くん、おはよー。 何読んでるの?
[ いつもと同じ、笑顔と口調で。]
*****
(239) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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―現在:通学路―
[ 陸はいつもの”みんなの陸”の顔を脱ぎ捨て、わずらわしそうに呟いております。>>139 この姿、この顔だけは、私だけのものです。それでいいのです。それで、いいのです。彼が幸せあるならば、それで満足なのです。 不満げな陸の背中をぽんと優しく叩いて、なだめかす様に笑いかけました。] ほら、そんな顔してるの見つかったら、りっくんのかっこいいイメージが崩れちゃうよ? しゃんとして、さっさと学校行こ?
(240) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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[ そういってさも当然のように横に並んで歩ける朝の、なんと幸せなことでしょう。今この瞬間だけは、第三者から見た私は陸の恋人でいられるかもしれません。けれど皮肉なことにその朝に限って、人気がなかったのです。 それでいいのです。秘められたこの思いが露見しないよう、それで、いいのです。]
(241) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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[ 歩いていると、何やらわあわあと騒いでいる二つの影が見えました。>>182,>>228 雪の中転げまわるように転ぶ二人に、私はあわてて駆け寄ります。髪の毛まで真っ白に染まった二人は、まるで雪うさぎのようでした。]
おはよう、古屋くん、岩動くん。 こんなところで朝から遊んで、風邪ひいちゃうよ?
(242) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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[ そう言って笑いながら二人の頭についた雪を、持っていたピンク色のタオルで拭ってさしあげました。それでもやはり、服の雪までは拭いきれず、二人は随分真っ白のままです。]
このままだと風邪ひいちゃうし、早く学校行って着替えた方がいいよ。 もう、受験前なのに、こんな風に遊んで、二人ともこどもだなぁ。
(243) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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[ そうは言いつつもそんな二人がなんだか可愛らしく、私はくすくすと楽しげな笑みを零しました。クラスメイトである二人が起き上がるのを助けながら、しゃがんだ時にスカートの裾についた雪を、ぱんぱんと軽く叩きます。短いスカートは、とても簡単に雪を拭えました。*]
(244) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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―回想:家族―
[きっと、何か、この家には、致命的なまでに欠けている。 それをはっきりと悟ったのは、小学校の夏休み。同級生の絵日記を見た頃くらい。
親からの愛情や、お袋の味。 原っぱでのキャッチボールや、休みの日に旅行に行くこと。
なんてことない、当たり前のやりとり。思い出。 それが、どうやら、自分の家には欠けているらしい。
それを持っている同級生たちを羨ましいとは思った。少しだけ。 けれど、望んだって、どうにもならないこともあるだろう?]
(245) 2015/10/30(Fri) 01時半頃
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[くちゃくちゃ。 月に一度あるかないかくらいの、母親との夕食。 会話なんて殆どない。くちゃくちゃ。ただ、耳障りな、咀嚼音が響く。
『口を閉じて食べなさい』と、子供なら一度は親に注意される(らしい)行為。 けれど、我が家では、母親と呼ばれる女が元凶だし、 子供であるはずの俺も、それを注意することはしない。 悲しきかな、気まぐれで生まれた子供には、そんな権利も在りはしない。
くちゃくちゃ。 くちゃくちゃ、くちゃくちゃ。
一人分の情けない咀嚼音が、何度も何度も繰り返される。 それが、平坂家にとっての、家族の形。*]
(246) 2015/10/30(Fri) 01時半頃
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―現在:通学路―
[幼馴染と肩を並べるようにして、白に染まった通学路を歩む。 そうすれば、人気のなかったいつもの道に、よく見る顔が、ふたつ。>>182>>228]
あー……ご愁傷さま、でないことを祈っとく。
[思い起こされたのは、受験生にとって、何とも縁起の悪い災難。 生憎、幼馴染>>243のように、気が利く人間でもない俺が出来るのは、手を合わせることくらい。
咎められれば、冗談だとでも言うように手を振って見せたし、 彼らが起き上がるのに、幼馴染を真似て手を差し伸べたりはしたけれど。]
(247) 2015/10/30(Fri) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 02時頃
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[助け起こしてから、ふ、と二人の顔を見遣る。]
連絡来た?お前ら。学校とか、先生から。
[ひまわりに来てないなら、来てないんだろうけど。 そう、ひとりごちつつも、一縷の望みをかけて、問いを投げる。
ちなみに、自分の携帯は頼りにしないでほしい。 何せ、昨日の夜から、数時間おきに怨嗟のこもったメールが届く仕様になっているものですから。 出来れば、電源すら着けたくもない。
問いかけつつ、思い出したように、頬に貼った湿布に手を伸ばす。 その下の腫れた頬が、ずきり、未だ痛んだ。*]
(248) 2015/10/30(Fri) 02時頃
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─ 回想:文化祭準備 ─
アイスクリームは却下。蜂蜜採用。
[冷凍庫は家庭科室にしかないっす、と。ばさっと切り捨てておいた。 美味いけどね、フレンチトーストとアイスクリーム。定番で。 メニューを正式に決めるのは岩動 呉の仕事ではないので、冗句も冗句だけれど。 ああなんか、フレンチトースト食べたくなってきた。]
良いじゃん。掲示ボードの方がデカブツの頭も隠れそう。 誰とは言わないけど。 俺はほら、ずっとレジにいるんで。
[ベニヤ板は外で買ってくるわけで。手で持てるサイズじゃないと。 掲示ボードなら、180cmくらい……無いかな? 隠れないデカブツは二人いる気がした。 けら、と笑って。]
(249) 2015/10/30(Fri) 07時半頃
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[委員長が布の山に近付いていくのを目の端で追いつつ。 布のレシートは後で貰うか、何て。いそがしそーなお姫様からは目を反らした。 だって、面倒じゃないか。 岩動 呉は、ヒーローにはなれない。**]
(250) 2015/10/30(Fri) 07時半頃
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/* 弟はまあ熱血漢だから、こういうとき手伝っちゃう。押し付けてった女の子にもどうどうと殴り込みかけちゃう。
そんな「弟」がかわいいからお兄ちゃんは役目を奪わないんです。 って、言い聞かせてる呉氏
(-91) 2015/10/30(Fri) 07時半頃
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─ 回想:春、とある普通の日 ─ [3年最初の、中間試験の結果提示日。 その日のことは、良く覚えている。]
[当然のように、岩動 呉の名前は上位にあった。 何の感慨もなく、只、校内成績だけぱしゃり、と、写メ。 然してそのまま、その場を離れる。 わあわあって3年生が群れている。悲鳴みたいな女子の声とか、ぐぅって喉をならす男子とか、脇をすり抜けて。
スマホを弄りながら、目的もなく歩いて居た。 さっき撮った写真から、自分の名前だけ切り出して、ぽいっと、『越』ってメッセージを投げる。 あ、即既読ついた。
一人遊び真っ最中。もしかしたらちょっと愉しげに、歪んだ笑みを貼り付けていたかもしれない。
───いするぎって、名前を呼ばれて。 はっ、と、顔を上げた。]
(251) 2015/10/30(Fri) 08時頃
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[先ず目に入ったのは、呼び止めた女子生徒ではなくて、 『職員室』って、場所の名前。 目的無いにしてもほっつき歩き過ぎだろ。 スマホの電源ボタンを押した。
漸く、目線を下ろして。 ブラウンの瞳とかち合う。女子に呼び止められるのは、優等生をやってる岩動 呉には、珍しいことじゃあない。 メガネだってモテることはあるんだ、多分。どこぞのレーパン女子は趣味じゃないらしいけど。
なーに?って聞く前に、 彼女から問われたのは、ちょっと、予想外な奴だった>>195]
登場人物の心情…? ───わあ、
[指差された記述問題。ペケ印で赤かった。 自分の手元には、これまで来たことがないような、其。 わあって思わず声に出て、でも、きっと此処から先は彼女にだって予想外だ。]
(252) 2015/10/30(Fri) 08時頃
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──越の回答みたい!
[そりゃあ無邪気な声色だったろう。このほぼ、初めての会話が終わった後、ふと気付いて、後悔もしたけれど。 だいすきだ、こういう奴。テスト用紙。手元にやってくる丸つけもめんどくさくなったんだろうなっていう大きな丸一つの奴より、ずぅっと面白い。]
──あれ、でも藤舎って成績別に悪くなかったよな… 理系だっけ?
[数学、とか、物理とか。 そういうのは近くに名前があった気がする。 こうやって、見るまで。他人の成績にはそんなに興味はないから、うろ覚えだけれど。]
理系っていうか、数学とか化学とか「好き」な奴って、国語苦手だよな。 国語なんて、わかんなくて良いんだよ。 記述だって、暗記問題なんだぜ。
[岩動 呉は記述問題を指差して、にぃっと、楽しげに笑い。 先生の意図に沿えば良いんだなんて、言い放った。 これが、天才と秀才の違いだろう、きっと。]
(253) 2015/10/30(Fri) 08時頃
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[そうして、彼女とは。 なんというか、テスト用紙を見てわあとか騒いでしまった後悔と、申し訳なさがあって、「教えてほしい」との言葉には断ることも無く、"おべんきょうともだち"に成る。 理系に関しては、岩動 呉が教わることもあっただろうか。*]
(254) 2015/10/30(Fri) 08時半頃
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/* 岩動がかわいくなってきた(遅) きもかわいい。
(-92) 2015/10/30(Fri) 08時半頃
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―回想:よるごはん―
[最初がいつからだったかなんてもう覚えてない 忙しくなると娘がいたことを忘れるママが 家をあけ続けて何日だろう もう笑顔だけでお菓子を分けてくれそうな知り合いもいない 公園のお水でしのぐのも限界かななんて ふらふら 住んでいたマンション その自分の家に帰ろうと廊下を歩いてたときに クリティカルにイイ匂いがしたのは覚えている その部屋から出てきたのがクラスメイトだったのをいいことに]
りっくん、ご飯食べさせてぇ
[なんて、泣きついてから空腹に目を回したことも 思い返せばあのときのこひめはかわいくなかった]
(255) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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[なのに、簡単に家に上げちゃう陸も それについていっちゃうこひめも 今考えればどっちもおかしい
最初はたぶんお互い、余所行きの顔してた 奇妙な状況の上に教室での自分をかぶせてた
付き合ってみる?なんてそんな社交辞令 好きでもないのに状況だけで口にして何の意味があるの]
えぇ、やだぁ、冗談でしょぉ りっくん、こひめのこと趣味じゃないでしょぉ? そーゆぅのは少しくらい興味のある相手にいいなよぉ
[きゃらきゃら笑いとばして それからは食事の間もっぱらしゃべるのはこひめのほう 気のない相槌をもらいながら とりとめもなく話し続けた]
(256) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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[遠慮がちに、今日もご飯食べさせてぇ? なんて殊勝に申し出ていたのは1週間もあっただろうか
食事が出来上がるまでの間 近所のスーパーのチラシを眺めては ひき肉安いからぁ、あしたはハンバーグ とか パスタ安いよミートソースがいいなぁ とか あげものたべたいなぁ、からあげがいい とか
次のメニューをリクエストするようになってて]
(257) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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[頼んだものじゃなくてもごはんはおいしいし 毎日毎日ねだりに行ってしまう。
そうして、引越しして、 同じマンションにいた間は気にならなかったけど わざわざ自転車に乗ってまでご飯をもらいに来るの]
こひめかわいいし、 りっくんの彼女に誤解されるかもしれないねぇ
[なんて、いってみたり 彼女いる間ごはんもらえる回数減るから 早く別れればいいなぁって考えたりもしてた*]
(258) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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/* Q:恋愛感情はあるんですか? A:こひめにはないです。せいぜい飼い主とペット。おばあちゃんと孫。
(-93) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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─回想:文化祭準備─
絆創膏うれしいなぁ きっとぉ、いっぱい怪我するからぁ 使わせてもらうねぇ
[陽一の言葉にふわっと笑う。 『色目使って』って声が聞こえた気がした]
あらたくん手伝ってくれるのぉ? ありがとぉ。 型紙どおりに布切ってもらえるかなぁ?
[革の申し出に、こひめの手にあまる 大きな裁ちばさみを渡して布の山を指差す 切られていない布はこひめが扱うには大きい]
そぉだ、接客手が足りなかったらこひめ手伝うねぇ。
[ざわめきがまた大きくなった気がした]
(259) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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[いいんちょが気にかけてくれるのも あらたくんが手伝ってくれるのも そうしなきゃいけなく見えるからで、 そういう状況にしたのはざわめいてる子たちのはず ヘンなのぉ
ふと、背中でも顔でもなく 手元に視線がきているように感じて くるり、振り返る 目があったような気がした
ひなちゃん?
こてり、首をかしげて
そのまま視線をずらし作業に戻る 決して早くはない手で縫い目も歪んで それでも休むことなく縫っていく ちくちく*]
(260) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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─校舎内 3階─
[ぺた ぺた 足音を立てて階段を登る。
2階へ。そして3階へ。 しんとして誰もいない廊下は薄寒い]
あれぇ?
[歩きながらふと他の教室を見れば 明かりはあるものの誰もいない。
この時間ならば教室も廊下も騒がしいはずなのに 今は耳が痛いほど静か]
やっぱりぃ、連絡きてないだけでお休みなのかなぁ
[首をかしげつつ、教室へと ぺたり ぺたり]**
(261) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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/* いまやっと、狼当たった場合にどう回すか、それっぽいのなんとか捻り出したんだけど、今気づいた。校内が文化祭仕様に変わるこの設定で狼やったことあるのわたしだけだね。3-1村な。 なるべく引かないように村人希望しておいたほうがよかったかも……
(-94) 2015/10/30(Fri) 12時半頃
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/* ひまわりとのやり取りとかも書きたいなー。
ってか、幼馴染みに理想の母親像を重ねるって、なんか アレ かなぁ マザコンとは違うんだけど 何だろ
(-95) 2015/10/30(Fri) 14時半頃
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─ 回想:生徒会、顔合わせの日 ─
[1年間仕事をするメンバーと御挨拶。決まりましたよって、ハイハイ頑張りますよって優等生って言われるわりに軽薄な其。良いじゃん、仕事はできるよ、俺。 元々立候補じゃないしさ、多分。
マジメな顔が並ぶ生徒会、その中に、一つ。 ふわふわ浮いてる奴がいて。伝説の演説をした子、あの時の。 岩動 呉は勝手にレーパン女子と呼んでいる。ノーパンっぽいイントネーションで。
やっぱり、髪は茶色いし、スカートは短い。生徒会とはなんだったのか。風紀委員じゃないだけいいか。 委員会の雰囲気に似合わない彼女を暫く眺めてしまった後、 ふ、と、目を反らした。 不可抗力とはいえ、勝手にスカートの中を見てしまったものは見てしまったのでほんの少しの罪悪感はある。女子にとったら、それって、あんまり気持ちの良い物ではないだろうし。 バレンタインのチョコ、欲しいから。パンツ見えたよなんて、口が滑っても言わないようにしよう、何て。]
(262) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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[儀式めいた委員会が終わって、生徒会担当の教師に愛想を振り撒いたら、今日の会計のお仕事はおしまいです。 くぅっ、と伸びをして、教室戻ろっかーって、見知らぬ男子に声をかけようかと、した、そんなとき。 軽い足音に伸びした体制で固まって、振り向いた。 レーパン女子だった。
挨拶で言ってた。とーの、ひなこさん。 名前は聞いた気がする。顔と名前が一致していなかった。 チアの子。バレンタインの子。──「いつも彼氏がいる」子。 女子の噂って、とっても辛辣だよね。良くそんな言い回し思い付くなって、思ってしまう。 多分、誇張されているんだろうけれど、雰囲気的にもちょっと、 軽い子なんだろうなって。 お前が言うなって自分でも思う、けれど。 俺ほら遊んでないし。
知ってた?って、聞かれれば頷いて。 おんなじように、延びた言い方で、答える。仲良くしよう、生徒会同士って。]
うん、とーのさん。よろ─…
[────でも、流石に予想外だった。]
(263) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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──…
[時が止まってしまった。 意味が分かるまで、数瞬。 血が登る、というか。頬に血が集まる感覚、]
───女のパンツくらいでコーフンしねえよ!
[咄嗟だった、とは、言え。 …我ながら酷い返事だった。 つい口をついたのが、何て言うか。 男としてどうなんだろう?っていう、ちょっと正直な言葉で。 良かった、近くに女子が居なくて。わりと大きな声で返してしまったと思う。
そうやって、声をかけられてから。 何の切欠だったか忘れたけれど、正直な言葉の裏、弟の話をして、彼女の姉の話を聞いた。 多分、彼女にとって無害な男だったし、こういう話をしたとき、引いたりしていく奴等が殆どだと言うのに、「自分の話」をしてくるトモダチは、はじめてだったから。 自分も、周りも驚く、友人関係だったと、思う。]
(264) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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[あ、そうだ、みたいなノリで、バレンタインの日。 小さいチョコを押し付けられて、配るの手伝ってと言われたときは。
……え、俺?みたいな顔をしたもので。
でも何でだか、結局。彼女と二人(それから、呆れた顔した先生も)並んで「生徒会でーす」ってやる気なさそーに、チョコレートを配ったりも、確かに、した。
後々先生に君が止めろよって、懇々と言われた。 この岩動 呉が、先生に呼び出されて職員室で立たされたのなんて、後にも先にも、この一回切りだ。*]
(265) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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── 回想:とーしゃめーやについて ──
[春。クラス名簿をもらって、 『うわ』と、つばさが言いました。 『すげー名前』。名簿の上、指差してたのが、 藤舎明夜。「あけよ?」って言ったら、 『フリガナ読みな』って、ぺち、と叩かれました。 ファーストコンタクト。名前読めません。
「こひめのほうが、すごいよお」 って、軽くモノマネしながら、 記憶を探っても、とーしゃめーやに心当たりはなくて、 心の中で自己紹介をしておきます。
はじめまして、とーしゃさん。 わたしたちが、このクラスを牛耳ります。]
(266) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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["夜"なんて字を娘の名に付ける親の子なら、 さぞや厄介な女でしょう、と、 下世話なわたしたちの予想とは裏腹に、 藤舎明夜は、とってもふつうの女の子。
わきまえてる、と思いました。 ファーストインプレッションってやつ。 校則に包まれて、派手なアクセもしないし、 変に大きな声ではしゃがないし、つまり、地味。
もったいないなーとも、思ったよ。 おしゃれしたらいいのに。若いわたしたちの。 若い今しか許されない格好や、遊びや、恋愛や、 若い今しか"イケてる"と思えないものを、 今、堪能しなくて、どうするの。
ああ、つまり、わたしは、 とーしゃめーやに、あまり、女を感じられませんでした。
はて、何様だろうな、わたしは。]
(267) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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[だから、最初のうちは、絡むこともなくて。 わたしたちは4人、基本固まって動くし、 そこに近づいてこれる女の子も、限られているし。
とーしゃめーやに、女を感じません。 そのせいでしょうか。 なぜか、彼女が男の子と並んでるのを見ると、 胸がざわっとしました。 つばさも、嫉妬深い茉里でさえ、 夜の字を持つ女の子のことなんて忘れているようなのに。
勉強を教わる相手に男の子を選ぶことは、 わたしたちの常識では、 つまり、"そういうこと"だから。 最低限、『悪くないよね』って評価の相手にすること。
だから、雛子は、気安く首を突っ込みます。]
(268) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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── 回想:初夏 ──
わたし、も、入れてー。
[放課後。りくが捕まらなかった。一応、彼氏のくせに。 つばさとミキは、部活のミーティング中で、 茉里はオトナな彼氏とデートしに行っちゃった。
つばさとミキが帰ってくるまで、暇で、 おしゃべりに付き合ってくれそうな男の子、見当たらなくて、 女の子なんて、もっと心当たりなくて。
そこに、ちょーど、 とーしゃめーやとるぎくんの姿を見つけたのです。
この間の国語の試験は、30点には届きませんでした。 登場人物の心境を答えなさい、という、 ふわふわした問題には、ぐるんと丸がついていたけれど、 漢字や古文や文法の問題には、真っ赤なペケが光っていたっけな。]
(269) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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もー、なんで、古文とかやんなきゃいけないの。 ぜったい、こんな言葉、二度と復活しないでしょー。
[そう言いながら、半ば強引に、 るぎくんせんせーを挟むように椅子持ってきて、 ちょこんと席に着いた。真面目な生徒ではないけど。
あまり、深入りはしないけどねん。 だって、化学で90点、はジョーデキだけど、 数学と地理は、80点は欲しかったなあ、 惜しいよなあ、とか。 可愛げのない成績のことは、言いたくないもの。
雛子は、俺がいなきゃなんにもできないとこがかわいい。 のだそうです。何番目の男だかわすれましたが。
おねえちゃんは、薬学部の出身です。]
(270) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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[そこで知ったのは、とーしゃめーやの、 可愛げのない、自分とよく似た成績のことでした。 あ、うそ。その他の科目、悉く40点台だもんな、わたし。 平均点は、はるか遠くに霞んで見えます。
だけど、少なくとも、その極端な偏りはよく似ているよ。 雛子の中で、とーしゃめーやが、やっと輪郭を持ちました。
そんなこと考えながら、るぎ先生の特別授業、聞いていた。 たとえ、ふたりがずっと読解問題の話をしていたとしても、 わたし、直感派だから、言えることはなくて。 たぶん、合いの手くらいは入れたんじゃないかな。
少なくとも、その時点では、 とーしゃめーやに自分の話するとか、 欠片ほども考えてはいなかったよ、わたし。]
(271) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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── 夏:放課後 ──
[別れ話を、されていた。放課後の空き教室で。
隣のクラスの地味な男の子。 文化部の男子、って、そもそも好みじゃないし、 他の部分見たって、普段なら到底隣に並びたくはないタイプ。
茉里にも、つばさにも、ミキにだって言ってなかった。 ぜったい、『ありえない』って言われるから。 『釣り合わないよ』って、嗜められるわ。
だけど、仕方ないじゃない。 すきって言われたんだもん。 わたしがいいって、言ってくれたんだもん。]
(272) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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[りくと付き合ってた期間に、 卒業式のあと喧嘩別れした先輩から連絡がありました。 もっかいちゃんと話そって言われて、 なんとなく、より戻した感じになって、
そしてまた、喧嘩しました。
だって、わたしとのデートの約束、 昨日飲みすぎたからってドタキャンするから。 バーカバーカ、未成年のくせに。
もっと大事にしてよって言ったら、 まためんどくさがられました。 わたしに『ちょっと距離置こう』って言いながら、 あのひとは何人と寝たのでしょーか。
そんなときに、すきだって言われたら、 ダサくても、ううん、ダサいからこそ、 わたしだけ見てくれるんじゃないかなーって、 思っちゃうじゃないですか。そういうこと。]
(273) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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[なのに、わたし、また、 こんな男に、バカにされている。 誰が来るかもわかんない空き教室で、 尻軽とかビッチとかって、なじられてる。
ひどいなー、今回、浮気してないよ、わたし。 てゆーか、ビッチって言いたいだけでしょ。 カッコつけてんじゃねーよ、バーカ。
そんな風に、腹が立って、なんだか悲しくて、 やっぱり、すごく腹が立ったので、 うっかり口が滑りました。]
(274) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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そのビッチに、筆下ろしさせたの、誰なのよー。
[ピシッて、音がしたかと思うくらい、 彼の表情が凍りついて、わ、地雷だったなって。
なによー、たどたどしくても、へたでも、 わたし、文句言わなかったじゃない。
うんと軽蔑した目をして、彼は去ってった。
だからわたしも。 プライドだけが変に高い男の子は、 きっとなにも言いふらさないわ。 だから大丈夫よ、って、自分に言い聞かせるみたいに、 なんでもない顔をしようとしてるのに、 なぜか、めそめそしちゃって。]
(275) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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[おかしいなーりくのときはこんなじゃなかった。 りくとは楽だったなー、って考えて、 わたし、気づいてしまった。
ああ、わたし、 あのひとにはなんにも期待してなかったんだなー。 だから悲しくもなかったし、腹も立たなかったんだな。 そしてきっと、わたしも、 なんにも、期待されてなかったんだろうなあ。 悲しいなあ。寂しいなあ。
期待するほうがしんどい思いをするなんて、 これって皮肉、ってやつじゃあないですか。 違うならいいです。すみません。
あーあ、わたし、 いつの間にこんな、 どーしよーもない子になっちゃったんだろ。]
(276) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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[めそめそしてたのごまかすみたいに、 ふくれっ面で教室を出たところに、 とーしゃめーやがいました。
うわ、と思って、たぶん、わたしがつばさなら、 『なんも聞いてないでしょ』って、釘刺すよな。 だけどわたしは、雛子だから、 えへへって笑って、口を開いた。]
フられちゃったー、内緒にしてね。
[内緒にしてね。特にだれが相手だったのかについて。 内緒にしてね。ミキたちにも言ってないんだから。
彼女は、どんな顔をしてたかしらん。]
(277) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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ほんと、イヤんなっちゃうよねー、 好き勝手言うんだからさ。
[わたしといえば、ごまかすように、 ひらひら手を振ったりしていた。
それが、最初。 間の悪いめーちゃんに、その後、 またよりを戻した先輩の話をしたのは、 つまり、いつもあんなダサい男に振り回されてるわけじゃないって、 そんな、些細な見栄、だったのかもしれない。*]
(278) 2015/10/30(Fri) 15時半頃
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/* せっかく振ってもらったから拾いたいと思ったけど、 めーやちゃんに恋愛話する雛子がまっっったく想像できなかったな?!
(-96) 2015/10/30(Fri) 16時頃
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こひめからみたいいんたちのいんしょー いいんちょ:なんかよくわかんないけどきにかけてくれる。ばんそこくれたイイ人。 ひまちゃん:りっくんのおさななじみ。ごはんたべてるのしってるかな? りっくん:ごはん かがりん:おっきい、かわいいのに反応してくれなさそう めーやちゃん:ふつーのこ?当たり障りなく仲良くしたい あらたくん:てつだってくれたイイ人。距離とってる感じ、表面の付き合い くれちゃん:胸押し付けるように腕につかまってみたい ひなちゃん:うわっつらはなかよくするけどあんますきじゃないかもー ひなちゃんの周りの人→ひなちゃんが盾にしてる人たち 悪意ふっかけてくる こひめかわいいからしょうがないよねぇ
男の子たちがこひめのかわいさに反応してくれなさそうなのばっかりでこひめつぅまんなぁい
(-97) 2015/10/30(Fri) 16時頃
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─ 現在:通学路 ─
[スベって、転んで、その上例えば側溝に落ちたりしたら、もう。 詰んでる、って感じ、するけど。 どうやら流石に回避されたみたいだ。 近くのトモダチ迄巻き込む分、俺らしさがある。>>228
いってぇ!つって、見事に尻餅をついて、隣でまた、同タイミングに散った雪を被った。つめたっ!さむっ! でも、こう、雪に塗れるのも久しぶりだった。ちょっとたのしい。
ごっめん巻き込んだって、声をかけて、けらけら。 尻に轢いた雪が沁みる。 ズボンは干せないなあ、流石に。 手を突いて、立ち上がろうとすると、後ろから声がかかった>>242]
(279) 2015/10/30(Fri) 16時半頃
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[未だ、形を保った雪は染みずに落ちてくれる。 副委員長の可愛らしいタオルも、あんまり濡れないと良いんだけれど。 されるがまま、顔回りを拭いてもらって、その後も髪から落ちてくる水滴を袖で拭いながら。手伝われつつ、立ち上がればズボンを叩いて、 うんでも、ケツつめたいわ。教室ついたらジャージに着替えよう。] 咲野には感謝するけど、平坂にはお前も転べって念送っといたから。
[岩動 呉は、ちゃんと目敏かった。 びしって、わざとらしく指さして。冗談、と手を振られても、指先はぶれなかったと、思う。 ただ、連絡来た?と真面目に話を振られれば、ゆるり、下ろして。]
──いや、そういえば来てないな。 っていうかそういう考えに到らなかった。雪、酷くなんの?
(280) 2015/10/30(Fri) 16時半頃
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[其処で、ふと、携帯の行方を探す。 ええと、 ───あっ、ケツポケット。
見事に水が染みたズボンのポケットから、スマホを出してみると、見事に罅が入っていた。あーあ。 いや、実は罅は昨日から何だけれども、水没してるっぽい気配があった。電源入るかなこれ。]
……来てたとしてもわかんねーかも。
[そう言って、画面を指してみました。]
(281) 2015/10/30(Fri) 16時半頃
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/* そういえばこのまま使うひとがいなければ、 ミキ:ミルフィ 福田ミキ しっかり者 いちばんまとも ツッコミ おにーちゃんがいる 茉里:ローズマリー 郎山茉里 おっぱい いちばん敵に回すとめんどくさい きゃぴきゃぴ 社会人の彼氏がいる つばさ:タバサ 田口つばさ 怒りっぽい いちばん口が悪い ギャル スナックのママしてるおかーさんがいる
的なイメージで遊んでいます この濃い顔の中で雛子おまえひとり薄味顔……とはうすうす思っている
(-98) 2015/10/30(Fri) 17時頃
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/* そういえばどこかでランダムふったけど
Cカップです ふつにゅー
(-99) 2015/10/30(Fri) 17時半頃
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/* いかに顔とあわない言動をさせるかに掛かってきたとこある #そうでもない
(-100) 2015/10/30(Fri) 17時半頃
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/* しかし残念なことに中の人が男子高校生に詳しくなさすぎてわりと俺(おれ)
(-101) 2015/10/30(Fri) 17時半頃
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[思い描いたのとは違う光景にぽかんとした後、自分の失敗を把握して。]
いや、むしろ今の、俺が支えようとしなければ立て直せたでしょ?
[軽口(>>279)に軽口で応じて、同じく笑みを返してみせた。]
(282) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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[立ち上がろうとしたところで、かけられた声(>>242)に振り返る。]
あ、さくのんにひらりくだ。おはよー
[へらりと挨拶を返して、咲野の優しさ(>>243)をありがたく受け入れる。]
別に、遊んでたわけじゃないんだけどなあ
[そう言って、差し伸べられた二つの手(>>244,>>247)を困ったように見比べて。 ゆるりと、咲野の手を借りて立ち上がる。
--だって、可愛い女の子を選ぶのは当然だろう? そんな言い訳を、心の中に用意しながら。
(283) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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/* 弟くん 岩動 越(いするぎ えつ) 金髪 コンタクト。
わかりやすい不良ファッション
熱血漢だけど、バカで、グズ。喧嘩は強くないし、上手く何処かの不良グループとかに入れる性質でもない。 根が不良じゃないおかげで『わるいこと』が出来ないから。 友達も少なくて、自慢してくる兄貴がとても嫌い。なんなの双子の癖に。基本的に呉の歪み具合に気付いてない。 でもやっぱ根が良い奴なので憎みきれずにいる。時々良い兄貴でもあるっちゃああるみたい。 ぶん殴ったのはこの18年間で3度目くらい。
(-102) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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/* 1度目は呉に彼女が出来たとき。自慢しまくったらぶん殴られて、はじめて弟に殴られて弟大好きすぎてやばいって思った(弟限定ドMであることに気付いた)。なお弟にぶん殴られてさーって嬉しそうに彼女にいったら即日振られた
2度目は大分本気の顔で「越のことすきだわ」って告白して顔面割られる。あわや警察沙汰。ちょうど越が彼女に振られた日だったらしい。別に狙ったわけではないんだ。
3度目は昨日の夜。喧嘩で負けて帰ってきて、うわっ、ぼろぼろじゃんだせえってけらっけら笑って、喧嘩の練習する?兄貴をサンドバッグにしてみろよ、って煽ったらふいうちで腹パンうけた。なんか凄い弟にしてみれば大事な喧嘩だったらしい。 そのときに携帯が吹っ飛んでいってメガネのかわりに画面が割れてる
(-103) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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[「また転んでる、アラタ。お前ほんとドジだなあ」 そう言って差し伸べられる手が案外冷たいことを、心地よいなんて思っていた。 緊張すると手が冷たくなる。 そのことを知ったのは、いつのことだったっけ。 美しい思い出などないことを、受け入れるのに失敗して。 新たに塗り潰された気になるのは、何度目だったっけ。
男に差し伸べられる手を、握るのが怖かった。]
(-104) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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/* ……呉なやみあんの?(今更)
(-105) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 18時頃
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/* くっっそ弟限定ドMなので殴られても痛いけどなんていうかうれしいってなる。 べつに性的には興奮……
……してないといいなあ… #曖昧
(-106) 2015/10/30(Fri) 18時半頃
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/* 恋愛感情を女の子に持った記憶はないし、童貞。
抱ける気してないタイプ。 もしかして:不感症
(-107) 2015/10/30(Fri) 18時半頃
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/* ひなこちゃんと絡むにあたってこういう事情は練っておきたい。ねりねり。
ひなこちゃんかわいいです。
(-108) 2015/10/30(Fri) 18時半頃
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―回想:文化祭準備―
[アイスとか、ジェラートとか。そういうのも捨てがたいとは思った。 けれど、予算やら、他との兼ね合いやら。そんなものばかりは逆らえない。お祭りですから。]
アイス、ダメなのかよ。
[石動のそれは、自分に向けられた言葉>>249じゃ無かったけれど、タイムリーな話題だったから。 彼らからすれば、どこからともなく現れて、話に横入りしたことになっただろうか。偶には見逃して欲しい。
残念という訳でもなく、ただ、確認の為だけに復唱して。 じゃあ、と、問いかけたのは、ある意味で代替案らしきもの。]
(284) 2015/10/30(Fri) 19時半頃
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フレンチトーストに、代わりに、ホイップクリーム添えるのはあり? あと、ラテアート。道具、家にあるし、簡単なやつ作れるけど、そういうのってダメ?
[矢継ぎ早に問うたのは、いかにも喫茶店らしきラインナップ。 カップに浮かぶ、白い犬やら猫やらウサギやら。くりくりした目のキャラクターは、いつの時代も女の子たちの心の友らしい。
可愛くて、お洒落。そういうの、大好きだからね。あの人たちって。
ああ、でも、オッケーが出たなら、当日は相当慌ただしい事になりそうだ。問いかけてから、漸く、そんなことを思ったのは覚えてる。 それはそれで、本家料理部のクラスメイトや、或いは、信頼出来る幼馴染みに手伝いを求めたかもしれないけれど。*]
(285) 2015/10/30(Fri) 19時半頃
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―回想:幼馴染との記憶―
[ 私の父と母の仲は良くありません。一度だって二人が幸せそうにしている姿を見たことはありませんし、顔を合わせるといつだって喧嘩です。怒鳴り声が響く我が家から飛び出して、陸の家に転がり込んだ事が何度かございます。 彼の母親は夜はいないと知っておりましたので、助けを求めやすかったのです。けれどいざ彼の家へ行くと、どうしても原因を話せなくて、ただ黙り込んでしまったのを覚えています。私が幸せではないということを、彼に知られたくなかったのです。]
(286) 2015/10/30(Fri) 20時頃
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りっくん、今日もお母さんいないでしょ? 私、晩御飯つくってあげるね。
[ そんな風に笑って、彼が料理がうまいと知らずに押しかけたのは、まだ私たちが小学生だった時でしょうか。 小学生ながらに手際よく揃えられていく料理に、私は目を丸くしながらじっと見つめたのを覚えています。結局私は何の役にも立たず、やったことといったら冷蔵庫から食材を取ってくるくらいでした。二人で台所に踏み台を置いて作ったチャーハンは、母のものより不恰好でしたが、今までで食べたどんな料理よりもおいしかったのです。 それからはずっと、母と父が喧嘩をする度に彼の家に転がり込みました。少なくとも週に三日、多い時は連日。 彼と一緒に居ると、心が休まりました。けれどそんな幸せも、長くは続かなかったのです。]
(287) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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[ 母にある日、にこにこと笑顔で名前を呼ばれました。ひまわりちゃん、陸くんてモテるのねぇ。この間女の子にチョコ渡されてるの、ママ見ちゃった。私はそういった事にあまり興味はなく、ふぅんと気のない返事をしました。けれど母はそれを気にする風でもなく、ぺらぺらと言葉を続けます。 幼馴染がかっこよくてモテるなんて、ひまわりちゃんの自慢ね。ひまわりちゃんは陸くんが好きなんでしょう?早く捕まえないと、ほかの子に取られちゃうわよ。]
(288) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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[ 私はその言葉を聞いて、飛び上がるほど驚きました。一体全体、何がどうしてそうなったのでしょう。私が陸を好きだなんて、いつ言ったのでしょう。確かに陸のことは大好きでした。けれど、それは親愛であって恋愛ではないのです。しかし母があまりにも誇らしげにそう言うもので、私は戸惑いながら伺います。]
ママ、私とりっくん、お似合いだと思うかな?
[ 母は少女のように顔を綻ばせて何度も頷きました。あぁ、そうか。母は私に、かっこいい幼馴染を射止めた可愛い女の子になってほしいんだ。私が誰を好きになるかだなんて、母には関係なかったのです。母が欲しいのは、あくまで物語の主人公のような、完璧な女の子だったのですから。]
(289) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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[ その日から、私はかっこいい幼馴染に恋心を抱く少女になりました。けれどその時にはもう、彼には彼女が居たのを、私は知っていました。*]
(290) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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―現在:通学路―
[ 陸と私の手を交互に見比べながら、私の手を取った革を助け起こしながら、ちょっと自慢気に陸を見てみます。 差し伸べた手を取ってもらえないなんて事、なかなかないんじゃない?でも、私だって女の子なんだから、男の子に手を取ってもらえる事だってあるの。 しかし陸はさして気にする様子もなく。当たり前です。彼にとってそれは、きっとどうでもいいことでしょうから。 立ち上がった革の横で、呉が携帯を見て落胆していおりました。どうやら雪が彼の携帯に悪さをしてしまったみたいです。]
(291) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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ド、ドライヤーで乾かせばなんとかなるかも? 部室にあったと思うよ、学校行ったら貸してあげる。 まえ友達がそれで水たまりに落とした携帯直したって言ってたし。
[ そう言って苦笑しながら、ついでにそのけいたいもきれいにタオルで拭ってさしあげました。]
(292) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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天気、これ以上ひどくなるかはわからないけど、この調子じゃこのままの状態はしばらく続くと思うんだよね。 とりあえず、そろそろ急がないと、遅刻しちゃうよ?
[ そう言って三人の腕を引いて、教室への道を急いぎました。陸の腕だけ、少しだけ手に近いところを持ってみました。**]
(293) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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/* 俺の中の悪戯心が平坂←咲野←檜山というめんどくさそうな一方通行をやってみたい、そんでもって当て馬になってみたいとうずうずしている……。
(-109) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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/* まあそうでなくても、そういう雰囲気になったら、どこかに片思い縁故投げてみよう。せっかく恋愛色?がでろっと濃いんだし。 いつもなんか、意識してるのかも?ぐらいのぼやっとした何かで終わるので、たまには明確な感じのを投げてみたい。檜山なら出来そう、きちんと自覚してくれる。
(-110) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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― 回想・藤舎"明夜"について ―
[ とうしゃめいや。明るい夜で、明夜。 明るい夜って、なんだか矛盾にも見えて、しかも。 きらきらした名前ってやつに突っ込みかけた名前。 初見で読めた人は、 果たして今年のクラスでいたんだろうか。 回ってくる名簿、名前をぼんやり眺めていて、 席は確か、少し離れていた気がする。 ―――すげー名前>>266、って、声が、飛んできて。
うん。良く言われるんだ。 別に怒りも、恥ずかしさも感じない。 十何年、この名前で生きてきて、何度も言われた。 ]
(294) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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[ だから、ただ。
私に与えられた夜とは、 違う夜を纏うのだろうクラスメイトに対して。 "そういうひと"なんだ、って。思うだけ。
心当たりは、なかった。はじめましてのオンナノコ。 クラスに良くいる、派手なグループって、そんな子たち。
はじめまして。知らないクラスメイトさん。 明るい夜の私は、いたって地味に生きていきます。 ]
(295) 2015/10/30(Fri) 21時頃
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[ まあ。実際には。 多分、大した理由じゃなくて、単純に。 母が明子で、父が秀夜って名前だった。 更に父が、天文の方に。 ――仕事にする程度には、詳しかった。それだけ。 幸いなのかどうなのか、夜の好きなこども。 父の趣味はしっかり、受け継がれている。 だから、なのかも、しれないけれど。 自分の名前が"すげー名前"でも、 不満は持ったことは、無い。 なにより、もう自我を持った頃には、 この名前で呼ばれ続けてきたから。 好きとか嫌いとか、そういうものではないのだろう。 そう、名前だって"そういうもの"だ。
他人事みたいに、ぼんやり* ]
(296) 2015/10/30(Fri) 21時頃
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─ 職員室 ─
──失礼します。
[職員室の扉を開けながら告げた挨拶は、静かな空間に虚しく消えた。 蛍光灯の白い灯り。温かな室内。並ぶ、教師の机たち。 そして、無人。]
……は。 ちょっと、……先生、誰もいないわけ?
[冗談キツいな。独りごちて顔を顰めるけれど、目の前の光景は変わらない。 そもそも、昇降口からここにくるまでも誰ともすれ違わなかった。 もしかすると、教室の方にいるのかもしれないが。 それか、雪のせいで緊急会議、だとか?
推測を巡らせながらも、違和感が、小さく影を落とす。 その元を探るように室内を見回して、気付いた。 鞄やコート。教師たちが来ているのならばある筈の、そういうものが、視界に一切、ない*]
(297) 2015/10/30(Fri) 21時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 21時頃
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― 回想・春 ―
[ 越>>253、って、だれなんだろ。 とは、言わなかったんだ、あの時。 きっと、自分みたいに国語が出来なさそうな人が、 彼の知り合いにいるんだろう、って。それくらい。 そりゃあ無邪気な声色と、 きっとかちあった瞳だって輝いてた。 よく見る、ぎょっとする光景やら、 馬鹿にしてくる、なんて反応では無かった。 そしてその反応が、予想外であることは確かだった。 ふしぎだなあ、くらいには、思ったかもしれない。 いや、それを通り越して、 びっくりしていたのかもしれない。 ああだからほら、心情がよくわからないから、 目の前の問いかけに答えるだけだ。 ]
(298) 2015/10/30(Fri) 21時頃
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多分、理系。 物理が一番好き。
[ たぶん。が、頭についた。 好きなものは好きで、分からない物は分からない。 自分はずっとそんな調子で。いたって普通に単純だ。 天才かどうかは、知らない。
まっしろな解答用紙を指さして笑む岩動に、 そうなの、って調子で、首を傾げる。 先生の意図を読むって、エスパーみたい。 なんて、藤舎明夜も、至って正直に言い放った。 ]
(299) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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[ わからないものはわからなくて、 国語ってそんなものだよなあ、という気持ちと。 留年は、まずいかなあ、って気持ちとで、後者が勝った。 そして、丁度頭のいい人が其処に居た。それだけ。
今までは先輩と言う先人がいたから良いけれど、 みんな卒業してしまったから、ツテなんてなかった。 教わる相手が男であるという意味、とか。 そういうのは、多分常識>>267にも無い。
だから、承諾されたのなら、 ――申し訳なさなんて、知らずに。 ありがとうって頭を下げて。 そう、おべんきょうともだちが、めでたくふえました。
そんな出来事。普通の日* ]
(300) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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/*
あんか みす った
(-111) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 21時半頃
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[そりゃ、そうでしょうね。 逡巡>>283の後、握られた幼馴染の手を一瞥して、残った野郎を半ば力任せに引き起こした。 野郎と女子なら、俺だって迷わず後者を選びますし。はい。
ただ、何となく、気に入らなかったので。 人を指差すな、と親に教わらなかったのだろうか、と。びしり、突き刺された指>>280に、心の中で八つ当たりをしておく。 いや、俺も習わなかったのだけれど、それはさておき。]
去年の台風のときとか、なかったっけ。 学校からのメール。今日は休み、とか。
[うろ覚えの記憶は、定かじゃない。 それにどちらであれ、自分と彼の携帯>>281ではどうしようもなさそうだ。]
(301) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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ここで立ち話してても、意味ないし。 さっさと行こ。寒い。
[幼馴染の言う通り、それなりにいい時間のようだったから。 引かれるままに、彼女の後ろをついていく。
他の野郎より、少しばかり近く思える距離は、子供の頃からの常。 だから、そこに込められた何かに気付くこともなく、ただ、雪道を歩いていく。*]
(302) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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── 回想:生徒会 ──
そこは、お世辞でもー、したって言おーよ。
[思ったよりがつーんと反応が返ってきて>>264、 雛子は嬉しくなってしまう。にこにこ。
良い反応をしてくれるひとは、好きです。 楽しいじゃないですか。にやにや。
バカでも、軽薄でも、学校への崇高な理想がなくても、 自分の人生にくらい、好き嫌いはあるのです。
それに、こんなにはっきり拒絶されるの、 なんだか久しぶりでウキウキしちゃうから、 だから雛子は、バカって言われるのかもしれない。]
(303) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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[親しさの象徴のようにバカと言われるくらいなら、 本気でケーベツしてくれた方がマシです。 呆れ果ててくれる方が、ずっと良い。
男の子は、雛子を評するのに、「バカ」という言葉を好んで使う。
おまえ、本当にバカだね 本当に春高通受かったんだよね?信じられないくらいバカなんだもん、おまえ。
まるで、粗野な言葉が、 親しさの証明であるかのように。 雛子は、そういう類の男がいちばんきらい。
言わないでください。 雛子はを抱いた男は大抵、 おまえはバカだと言って笑うじゃないか。
だけど、好きって言ってくれるんだもん。 そんなひとしか、言ってくれないんだもん。 ニワトリが先かタマゴが先か。 少なくとも、雛子はやっぱりバカです。]
(304) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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るぎくーん。
[清々しいくらい、言い切ってくれたなあ。 ほっぺた赤いけど。言葉は本気なんでしょ? そうなんだよね? ちょっと面食らったけど、それは、絶対教えない。
清々しいまでの否定に、ちょっとは傷ついたからね。 わたしの女たるプライドかなにかに。かすり傷くらい。]
怒んないでよー、仲良くしよーよ。
[るぎくんるぎちゃんるぎぴょーん。 生徒会の集まりのたび、親鳥を見つけた雛のように、 ちょっかいをかけてみたり。疎まれても。
わたしに関心がないと分かれば、気楽なもので、 あのねおねーちゃんがね。 そんな、彼氏も友達も聞いてくれない話、ぶつけてみたり。*]
(305) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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[ふらり、ふらりと教室へ。 そういえば、図書室から借りていた本の返却日が近かったっけ。昼休みに行こう。
縦に長いくせに横には薄い身体が揺れる。 一度は、筋肉つけたいと思ったけれど、トレーニングすればするほど削げた身体に、体質なのだと諦めた過去がよみがえった。*]
(306) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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── 現在:1F購買 ──
[真っ先に、学校のロゴが入ったタオルを手に取って、 それから、飲み物コーナーを物色。
温かい飲み物を厳選しながら、 とうとう、違和感を無視できなくなって、 息を止めて、室内を見回してしまって。]
(307) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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……もしもーし?
[しん、と、だだっ広い静けさに、 ぶる、と身体を震わせる。
なんで、誰もいないのでしょーか。 わたしのレジは、一体どうすればいいのでしょーか。 教えて先生。教えてミキちゃん。助けておねーちゃん。
呪文のように唱えたところで、 そこには、誰もいません。
ぽつん、と。タオルとホットココアを握りしめ、 がらんとした購買に、ただひとり。*]
(308) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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/* BGMがくりーぷはいぷには変わりませんが徐々にシフトしていって 今→ピンサロ嬢になりました ピンサロ嬢になーりーまーしーた
(-112) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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/* はて、平坂の回想はどのへんなのかな。俺は反応してもいいのか、石動と話したいだけなのかなー
(-114) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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― 回想・初夏 ―
[ 期末試験も、近づいて。 約束通り、おべんきょうともだちは集まった。 教え甲斐は、あったんだろうか。
私も理数なら、と言ったけれど、 岩動の成績だと、教えるまでも無かった気がする。 ]
こういうのって、
[ あのバツだらけの中間試験。 何も書き込まれていない、古文の問題用紙を広げて、 ]
(309) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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…全部読んだら時間がかかるから、 ポイントを押さえて読めって、聞いた。 あとは問題から先に目を通せとか、言ってた。
[ 意図は知らないけれど、解き方からまずは。なんて。 それっぽいことを言ってはみるけれど、なにより。
全部読んだところで、感情移入も何も出来ないし。 ]
(310) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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[ そんな時、がたん。椅子の音がして。 ふ、と、人影を、見上げる。
…認識までは、一拍、遅れた。 地味で普通な女子とは、遠い存在だったもので。 ]
(311) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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[ ――そう、とおのひなこ。出てきた、名前。 クラスメイト。話した事は、多分なかった。
でも。名前は知ってるし。 生徒会にいることも、知ってた。 あの時声が飛んできた、オンナノコみたいな。 恋のうわさが絶えないって、ちらっと、聞いた。 多分、認識としては、そのくらい。
ふわふわゆれる髪。愚痴る彼女。 私はいいよ、って、そう言いたげに、 岩動のレンズの向こうを、ブラウンの瞳で、じっと。 ]
(312) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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[ 岩動呉は、頭が良い。そう聞いた。 だから、あの時教えてくださいって言った訳だし。 勉強聞きに来る人はいるだろうなあ、って思うし。 特に抵抗することなく、机の上のスペースを開ける。
そこで知ったことは、なんとも、まあ。 遠野雛子は、自分とは解けるものすら、 逆だったらしいってこと。
こんなことってあるんだなあ、って。感想は、その程度。 藤舎明夜は、自分から誰かに突っ込むことは、無い。
だから、少なくとも、その時点では。 遠野雛子に対する感想が、少し増えた程度で。 彼女の話を聞くことになるとか、思ってなかった* ]
(313) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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――回想:夕暮れの翌日――
[咲野の新しい一面を見た、次の日。 ぺらりぺらと捲るページの向こうから、彼女の声>>239がした。]
走れメロス。 懐かしくなって。
[妹と、友人のために凄まじいエネルギーを生産して、その瞬間に消費する男の話。 そこまで出来たのだから、きっと妹と友人が大切だったのだろう。]
熱いけどね。
[省エネの正反対を体現したような人物だ、と思う。 俺なら、まず激怒しないし、したとしてもきっと、もっと嫌らしい方法で王様を失脚させるから。]
――ああ、忘れてた。 おはよう。
[昨日のような、強い感情を出していないように見える咲野に、そう言った。*]
(314) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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─ 回想:文化祭準備 ─
[バニラアイス添えフレンチトーストは、石動から綺麗に却下を食らった。>>249 へこむでもなく「食いたかったのに」と軽く笑ったから、ただの気まぐれだとは伝わったかもしれない。 一六と話してから、教室を見回す。 御崎たちの元を離れようとした時に、入れ違うようにして石動に声をかけていた平坂が、まだ彼と話していたなら>>284、軽く声をかけておく。]
XXXX……って、ファミレスね。 あそこの制服みたいな感じになる予定らしいよ、衣装。
[装飾もメニューも、そんな感じの可愛い系がベストかな。また、御崎と藤舎にも伝えておく。 そんなことを言いながらも、ふと。]
(315) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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──あとさ、モンブランも食いたいかも。
[作れるもんなの?そこらへん、知らないけどさ。 零したリクエストは、やっぱり"今食べたいもの"で、流石にこれは却下されたかもしれない。
教壇に立って意見をまとめることや、教師、他の生徒との交渉、そんなこまごまとしたことならいくらだって出来るけれど、料理の方はさっぱりな委員長。 だから、その後も時折、思いつきのリクエストを、自由気ままに平坂やら、助っ人の御崎やらに呟いていたことだろう*]
(316) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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/* 謎の甘党に……
(-115) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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─ 文化祭準備期間 とある夜:自宅にて ─
なあ、ちょっと。 お前の絆創膏、いくつかもらってもいい?
[可愛らしい柄つきの絆創膏。 お前の、とは言ったけれど、「やっぱ使わなーい」と居間に放りだされていたものだ。 それでも一応許可は得ておこうと、妹へ声をかけた。
「いいけど……お兄、それ使うの?」
自室のベッドの上でごろごろと転がっていた妹が、身を起こして怪訝な顔をする。いや、と苦笑して首を振った。]
クラスメイトに、あげようと思って。 こういうの似合いそうなのが、傷こさえまくってるから。
[声は、なんの気負いもない。 こういうの好きそうな感じだから。どうせ使わないんだし、あげればいい。 そんな気楽な声に、けれど反対に、妹の表情が僅かに硬くなった。 「女子?」そう短く問われてさらりと頷き、一拍遅れてその表情の意味するところに気付く。]
(317) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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「……お兄さ、」
[ぽつん。落ちる呟きも、表情と同じように強張っている。 お前さ、そんな顔することないよ。別にお前自身のことでもないんだし。 そう、心の中だけで呟く。]
「──"もう当分いいや"って言ったのは、まだ変わってない、んだよね?」
[触れてもいいのかな。そんな顔の、小さな問いかけ。
可愛いよな、と思う。 中学生の妹。大雑把で飽き性で、家では口が悪いくせに、学校では気を張りながら生きているらしい。 もうさ、やんなっちゃう。聞いてよお兄、今日、アヤノがさぁ。この年になっても、よく兄と話したがる。 そのせいで、こっちも女子事情に対して変に耳年増になった気がしないでもないけれど。 かわいいかわいいと言いふらす程のものじゃない。でも、良い妹だ。 心配や不安が、すぐに表情に出る。滲んでしまう。 そういうところ、素直で可愛らしいと思ってしまうのは、兄の欲目かな。]
(318) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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[苦笑しながら、妹を安心させるように、首を縦に振った。]
変わってない。 恋愛事は、もう、懲りてる。
[お前が心配すること、何にもないよ。 分かってる。繰り返さないから、──もう大丈夫。
そう笑ってみせれば、妹の顔は、漸くいつもの形に緩んで解けた*]
(319) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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─ 回想:文化祭準備 ─
[その、翌日。
約束通り、一六に絆創膏を渡した。 言い出した時には気づけなかった女子の視線>>259に、今回は流石に気付く。 昨夜の妹との会話も、少し胸に残っていたせいかもしれない。 ああ、これは。ちょっとやらかした、かな。 少し苦い気持ちになりはしたけれど、まあ、一六自身は「うれしい」と言っていたので>>259、それを信じることにしておいた。
それから、今回は、彼女の横に古屋がいただろうか。>>233 手伝うことになったと聞けば、「助かる」と表情を緩めて、礼を伝えただろう。]
(320) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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[掲示ボードも、いくつか確保できた。 それも、衣装の件と合わせて、御崎と藤舎に伝えておく。
3-3の出し物。 女子受けしそうな、可愛めの喫茶店。>>285 迎え出るのは、ふんわりとしたスカートにエプロン姿のウェイトレスと、ギャルソンエプロンのウェイター。>>206>>207 たぶん、そんな感じの方向性で進んだだろう*]
(321) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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― 夏・放課後 ―
[ 忘れ物を取りに帰る最中、だった。 お約束のような放課後に、 お約束の様に立ち会ってしまった。
怒ってるのかな、って表情で、 ずかずか、空き教室から去っていく男子生徒>>275。 視線が合えば、退けよって、やつあたりまでして。 廊下の中心を、ずかずかと。
通り過ぎる背を眺めて、 なにがそんなに、彼を怒らせたんだろうな。首傾げ。
しらないけど、突っ込む気も無いけれど。 ああでも、知ってるな。 何があったかはしらないけれど、 いまのひとは、貴方の事は、知ってる。 ]
(322) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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[ 隣の部室の、科学部にいた姿だった。 名前までは、知らないけど。
確か、二年の文化祭。 差し入れのお菓子の袋を持っていた私に、 それ、頂戴よ、って。 プライドの高そうな顔で言ってきたよね、貴方。 うん、覚えている。暗記は、得意だったから。
"地味女"はその大人しそうな、 波に逆らうことなんて無さそうな様子に反して、 遠慮なく地雷を踏み抜くなんて、 きっと、貴方は予想してなかっただろうって、 今でも、思う。 ]
(323) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 22時半頃
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…貴方に送られた物じゃないのに、 どうして偉そうにされて、渡さないといけないの?
[ きっとこれ、空気読めてないって言う。
でも、部外者と部員と比べたら、どっちを取るかなんて。 私じゃなくても、分かるでしょう。 私、国語が苦手だから。他人の欲求なんて、知らない。
渡したくないって拒否よりも、 そういうものでしょうって、なんでって。 純粋に、真っ直ぐに、地雷を踏み抜いた。 ]
(324) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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[ なんだろう、目立ちはしない割に、 ずっと"こう"だったものだから、 気まずくて目を逸らすってことを、自分はしなくて。
だから、睨むようでもあるブラウンの瞳は、 真っ赤に染まる彼の顔を、ずうっと映していた。 わあ、ここまで変わるものなんだって、 やっぱり他人事みたいに、じっと見ていた。
ええ、数分後には。"地味女の癖に!"って、なんともな。 ――ものすごく、頭の悪そうな悪口を言われて。 まさに今みたいに、ずかずか、去られた。
割と、声大きいのね。そう思ったのは内緒だ。 傷ついてはないよ、だって、
藤舎明夜はそういう子なんだろうし。 ]
(325) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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/* ひまわりへの感情を書き綴ってたらとっても気持ち悪い上にどちゃくそ長いことになった顔→(∵)
(-116) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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/* ひまわり可愛いなーってひたすら思うんだが、こいつ(←)はホント もう 頭丸めろ
(-117) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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―『 』―
[好きでもない人と、好きな人とするはずのことをする。 矛盾めいた好意と行為。そのお陰で、この家に住む人間は生きている。生かされている。
そんな家に住む人間が、“まとも”な感性を持っているはずもない。 それは、俺が、身をもって知っている。]
(326) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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―回想:幼馴染との記憶―
[夜は、静かで、ひとりきり。 いつまでそうだったかは覚えていないけれど、少なくとも、最初はそうだった。
街へ繰り出した母親が、何をしているのか。 俺たちが生きながらえるための金が、どこから来ているのか。 そういうことを理解したのは、相当早かったと思う。 何せ、とっても親切な“おかあさんのこいびと”が、教えてくれたものですから。
何にせよ、知ってしまった子供は、それを止めることも出来やしない。 だって、そのお陰で、美味しいご飯にありつけるのだから。 仕方ないね。そういうものだ。]
(327) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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[けれども、幼馴染が訪れるようになって。 同じ空間に、誰かがいる。そのことに、ひどく安堵した自分が居た。
変な話だ。門限があって、帰ったら、お母さんが暖かいご飯を作ってくれている。 誰かが家にいるのが、“ふつう”なはずなのに。変な話。
だから、安心した、嬉しい、なんて彼女に伝えるのは、変な気がする。何となく。 唇を引き結んだ彼女に、暖かい紅茶を出しながら、そう思っていたっけ。]
(328) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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……俺も作る。 ひまわり、危なっかしいんだもん。
[それは、小学生のころの、いつかの記憶。 申し出た>>287彼女に任せればいいのに、彼女の手から包丁を取り上げて、彼女に炊飯器を押し付けたんだっけ。 だって、包丁を持つ手は余りにも危なっかしいし、見てられなかった。それだけ。
その結果、出来上がったチャーハンは、何ともまあ不格好なものだった。 ご飯は混ざり切ってなかったし、野菜の形はいびつ。調味料だって、碌に使ってない。 それでも、今まで食べた料理の中で一番おいしかった。 ありがとう、また作って。そんな俺の感想が、その後に聞き入れられたことはどれほどあったか。
そして、確か、その時が最初だった気がする。 ふと、思った。思ってしまった。
――“母親”って、ホントは、こんな感じなんだろうか、と。]
(329) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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[そんなことを思ってしまったのが、そもそも変な話だ。 金の髪、赤い口紅、派手派手しい装いの女が、実際は母親であって。 似たような背丈、寧ろ、自分より頼りない同い年の彼女に、これっぽっちもそんな要素はない。
けれども、もしも。 思い浮かんだ、同級生の話。絵本や教科書、そこにある、家族の形。 叱ってくれて、面倒を見てくれて、心配してくれる“理想の姿”。 その面影を、役割を、幼馴染に重ねてしまった。
ああ、変な話だ。知ってる。 けど、その時、そこで、明確な線を引いてしまった。それは確か。
『恋人』とか、『愛人』とか。そういう、使い捨ての存在じゃない。 そもそも、そんな基準で手を伸ばすこと自体が、許されないヒトなのだ、と。*]
(330) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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[ ――ただ。 そんな男子生徒ともめたらしいのが、 遠野雛子だったことは、予想外だったんだと思う。
目的地の扉の前で、オンナノコ>>277を見下ろして。 じいと、小さな、今を生きているその姿を、見て。 彼女の言葉と笑顔に、ゆるゆると頷いた。 ]
―――、あの人。
[ そして、ぽろ、と、零れる。 見えるのは、誤魔化す様な彼女の言動で。
ああ、口調は、慰めって言うより。 他人事、って感じだけど。 顔だって、いつも通りの、無表情だけど。
この現場に居合わせてしまった事に対しては、 自分も、何か思ったんだろう、多分。 ]
(331) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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偉そうだし、何か言うと、直ぐ怒るよね。
[ あれは、自分が悪いのかもしれないけれど。 嘘じゃないよね。見たまま、ぽん、と、言っただけ。 でも、目の前のオンナノコは。 藤舎明夜がこんなことを言う子だと、 果たして認識していただろうか。 ]
(332) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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/* これ大丈夫かな……?みたいに探り探りでロル回してるせいか、村建て発言(メモ)が直後に来てると息止まりそうになるの何とかしたい。 何もまずいこと書いてないよな……!?:(;゙゚'ω゚'):
(-118) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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[ なんにせよ、それが、最初。 間が悪かったらしい自分と彼女との関係は、 たとえ些細な見栄からであろうと、 その後も、不思議と、続いた。
遠野雛子が属しているグループの子たちが、 色々な理由で一緒に、居ないときとか。 そうでなくても。 彼女のきまぐれで、やって来るときとか。
最初に聞いたのは、よりを戻した"先輩"の話。 それから、さらに変わっていく、彼氏の色々なこと。 だいたい、色恋のことだった。噂に違わず。 ]
(333) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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[ まともなアドバイスは出来ないけれど、 軽く聞くことなら、自分にだって、出来た。 うん、そう、こうしてもらったら?って。 通る声で相槌を毎回打っていた。母に対してみたいに。
多分、これは遠野雛子に限らず、誰に対しても同じ。 愚痴を言ったり、惚気たり。 そんな、ふとした吐き出し先には、 丁度いい相手だったんだろう。
特に、遠野雛子から聞いたことに関しては。 恋愛とはとんと無縁な自分にとっては、 今までと照らし合わせてみることも、あった* ]
(334) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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/* 基本科目、平均はあってほしいので。ソツのない感じで。
国語50+32 数学50+26 英語50+46 生物50+46 化学50+36 物理50+11 歴史50+50 地理50+14 倫理50+47
体育30+1 保健51(0..100)x1 音楽45(0..100)x1 美術23(0..100)x1 技術0(0..100)x1 家庭科67(0..100)x1
(-119) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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[問いかけられた言葉(>>248)に、ようやく携帯に意識を向けた。]
あー、何も来てないね。 っていうか、そっか。休校の可能性とか考えてなかったや
[自分に呆れて苦笑い。 そういえば人をほとんど見ないだとか、そういうことをあまり意識していなかった。 引かれた腕(>>293)に時間を思い出し、遅れてはいけないと歩き出す。 日常に忙殺されるのも悪くはないけれど、こういう非日常では何かが起こるんじゃないかななんて、少しの期待と不安を抱えながら。**]
(335) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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/* ごめん………装飾もだめかも俺 むしろ家庭科とこれ取り替えたい 副教科全体的にどうなの
(-120) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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/* おまえいいんちょうしかやることなかっただけなんだろってかんじです
(-121) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 23時半頃
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─ 現在:1F 職員室>>297 ─
[乱雑に重ねられた書類や、手垢のついた教科書。 そういったものが机に乗っているのはいつも通り。 それなのに、つい先ほどまで誰か教師がいたような痕跡はない。
机と机の間を、歩く。 担任の机の前に辿り着いても、同じようなものだった。 担任の娘の写真に並んで雑に飾ってある、文化祭の時の集合写真。今にも崩れそうな紙の山。 だけど、コートや鞄の類は、やっぱりない。
白々と灯りはともっていて、取り巻く空気も暖かい。 それなのに、何故だか、背筋にぞわりとした感覚が走ったのはどうしてだろう。]
……あー、教室。行くか、
[思考を振り払うように、踵を返す。 再び廊下へ出て、教室までの道のりを歩き始めた**]
(336) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 00時頃
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/* 料理も裁縫もできないことにしちゃったから家庭科は変か。 ちょいここだけ振りなおしとく 7
(-122) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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/* だいぶさがったね……まあ技術0に比べりゃいいよ
(-123) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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/* というか故意に手を抜いてる気配を感じる
(-124) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 00時頃
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── 回想:文化祭準備期間 ──
[ あらたくんが、接客の指導をすると聞きました。
わたしたちが、お揃いで衣装を作って、 他の子と違う"何か"をお揃いにしようって、 きゃっきゃ意見を交換してた頃。
わたしたち、夏休みには、 制服がかわいいと評判のカフェで、 遊ぶ資金を調達するため、 校則違反のアルバイトをしていたから。
雛子は、ふわりと歩み寄った。]
(337) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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なにか、手伝えそうなことあったら、 わたしたち、手伝うよー。
ごしどーよろしくね、あらた。
[あらたくん、と、 かすれるような声で呼んだ過去とは違って、 今は、ふわふわしていても、 ちゃんと、居場所を知っている声で。]
(338) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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── 回想:小学校のはなし ──
[最初の三年間、あまりがっこーにいけませんでした。 その前の幼稚園も、あまりいけませんでした。
たまに、入院もしたけれど、 少し咳をすると、ママが『大事を取って』しまうので、 こどもは風の子、と言うけれど、 すくなくとも、雛子はそういう育ち方をしていない。
1週間登校して、1週間休んで、 また3日行って、4日休んで。 そんな毎日を送っていると、集団生活の極意とやら、 学ぶ機会が、ありませんでした。友達も、いませんでした。
飛び飛びに学校に行くと、授業が意味わかんないから、 みんながドリルを解いてる横で、 せんせーは雛子に、つきっきりで説明します。]
(339) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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[たまに、休み時間や給食の時間に、 様子を見に来てくれる、おねーさんが好きでした。
3つ離れた学年同士を、ペア学年、というのだそうです。 8つも離れたおねーちゃんより、視線は近くて、 でも、雛子はおねーさんが好きでした。
同い年のこどもの中を生きてゆく術を、 同い年の彼女たちは、既に知っているように見えました。
同じくらいの背丈の中で、ひとり俯いていると、 おねーちゃんに会いたくて、仕方がない。]
(340) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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[高学年になったら、 あまり休まずに済むようにはなったけど、 やっぱり友達はいなくて、 おしゃべりの仕方も、あんまり。
おねーちゃん。 毎日規則正しく出かけるあなたが、 わたしは不思議でなりませんでしたが、 こんな場所で、生きていたのですね。
その日は、朝はいてきた靴がなくて、 家にまっすぐ帰ろうとした足を靴箱の前から動かせず、 ひとり、立ち尽くしていた。空っぽの靴箱。
そこを通りがかった男の子に、 思わず半べそのまま、声をかけたのは、 あの頃、生きるのが下手だったからです。]
(341) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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……あらた、くん。
[クラスで人気の男の子。 だとは、知っていても、その本当の意味は理解せず。 雛子の知ってることといえば、ほかに、 自分と同じように、おねーさんがいるって、こと。 3つ年上の、おねーさん。
ただ、そこを通りがかったから、という理由で、 思わず声をかけられる程度には、 わたし、女子の世界に疎かった。
女の子に人気で、明るくて、元気で、 だから、頼りになる。きっと助けてくれる。 その程度の考えで、声を上げてしまえる。]
(342) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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[靴がないの、と言う前に、 人に声をかけたのをきっかけにしてか、 涙が溢れだしていったこと。
今のわたしは、振り返って、 自分をかわいそうとも思うけど、 やっぱりそれは、とても恥ずかしい記憶です。
中学は別々のところに通いました。 だから、多分。 あらたくんは、6年生の最後まで、 友達らしい友達のいなかったわたしが、 どんな中学時代を送ったのか、知らないでしょうが、]
(343) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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[向こうがきっと驚いたのと同じくらいは、 わたしだって、あなたの変化に驚いたのよん。
「何があったの?」 は、禁句だと思っています。お互いに。
だから、今日も、ふるやあらたを呼ぶ声は、 違和感のないよう、昔からこうだった風に、 惨めだった自分を殺すように、親しげに、まっすぐです。*]
(344) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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/* やさしくありたい樫樹くん(校舎村3-2参照)でさえ「コイツにやさしくする必要ある?」って言い放つレベルの地雷女遠野さん
(-125) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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─3-3教室─
おはよぉ
[声をかけて中に入る 応えはない 誰もいない
明かりが煌々とついていて 暖房は朝つけられたばかりと思えないくらいあったかくて それなのに
この時間ならもう来ていておかしくない子たち 家が近いはずの子も 早く来て予習に勤しむはずの子も 誰もいない
それがひどい違和感]
(345) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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[ぺたぺた 自分の机まで歩いて 濡れたコートを脱いで ポケットのスマホを取り出してから椅子に掛ける
椅子の上で体育座り 冷たい床から解放されて つま先がじわじわあったかい
早く乾かないかななんて足をぶらぶら 手に持ったスマホの画面を眺め]
あれぇ?
[連絡が来ていないか確認しようとしたら 表示されている”圏外”の文字 しばらくながめて 机の上にぽい
両手で膝を抱えてそのままゆらゆら揺れていた**]
(346) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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/* キャラ的に絡める人が少ないよぉ ひなちゃんグループにもっといじめられたい
(-126) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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― 現在・昇降口 ―
[ のろのろと、歩んで。 いつも通りに、昇降口の扉は開いた。
でも、その中は。 並ぶ下駄箱とか、がらんどうな、様子とか。 ――まるで、誰もいない、様で。 いや、流石に、遅くなったからかもしれないって。 話し声とか、するものなんじゃないのかって。
何なんだろうなって、疑問には思う。
休校じゃ、なかった筈だ。 かがりも檜山も、嘘吐くタイプじゃないだろう、って。 それ位は、自分にも分かる。 この光景と、噛み合わない何かに、 ただ、首を傾げるけれど。 ]
(347) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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─ 回想:或る初夏の日 ─ [藤舎明夜との、おべんきょう会。]
[何時ぞやの約束は、教室の端っこで果たされた。 二度目の御対面、まっさらなテスト用紙と、並べて自分のノートを開く。 ノートは、整頓されている。先生の呟きまで、見易いように。 男子に似合わず、綺麗だろ?実は二冊目なんです、これ。 一冊目は走り書きも極まった奴。到底見せられない。
彼女の苦手分野、「登場人物のきもち」。ぺら、とノートを開いて、シャープペンの尻で示す。 その記述問題は、何週間か前、「先生の解釈」に寄ればこんな答えになるらしい。…って、読解力をつける方向ではない教示。
心情を抜き出せ、とか。 一番言いたいことは何処か引用しながら書けとか、
そういうのは、暗記しにくいけれど。それだってコツはある。 基本的には先生の言ってたことを丸まま書けば点数はとれるんだ。 自分なりの解釈なんて、エライ先生になるつもりでなけりゃあ、要らないさ。]
(348) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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先生が言ってたことをさ、文章にまとめとくの。 俺はそのまま、丸覚えしちゃう。
[ふんわりした答えって、出来ないんです、俺。 すっかり調えられた、先生好みのお堅いお答えを、書き下すのが常。だから、感想文とかで取り上げられることは、少ないわけです。自分の文章、書けないから。]
(349) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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[勉強を教えると言うより、必勝法を教えている感じの、いするぎせんせーの元。 椅子を引き摺って、いーれてって、かるぅく増えたせーと。]
──お前って勉強する気あったの?
[顔を見て、まず此だった。 とーのひなこ。レーパン女子。ちょっと仲良しな、お友達。 成績とか、そういう可愛くない話は、キライなんだと思っていたけれど。 そういえば、「勉強を教わる」って、恋愛必須イベントだ、確か。 弟が言ってた。二次元女子が出てくるゲームをやりながら。
ふつーに入ってきたものだから、当然のように第一生徒藤舎明夜とも少しは仲が良いんだろうって、思ったんだけれども。 当の藤舎を見る限り、そうでもないというか。 寧ろ珍しいものであるようだ。 ブラウンの瞳と、眼鏡越しのアイコンタクト>>312
不思議な取り合わせで、国語の授業。 第一生徒のお約束が優先なので、ほとんどは読解問題の話をしていたと思うけれど、ふ、と、漢字の書き取りとか、文法とかの話になれば、 とにかく覚える努力をしろって振っておいて。 男一人に女二人、古文の四角い文面と格闘しながら、問題を解いてみる。]
(350) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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[ 唐突ですが、じゃあ、そこの君。 現在の岩動 呉の心情について、140字で説明してみてくれ*]
(351) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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/* >>351 「両手に花」
(-127) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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── 夏:放課後 ──
何か、ってゆーか、 気に入らないこと言われると、 ガマンできないんだよね。
[ダサいのにね、って、 返す言葉も多分、どこか静かで、ズレていた。
すごいよ、って言ってあげると、簡単に喜ぶの。 だけどきもち、わかるな。 わたしだって言われたいもん。
雛子はすごいよ、かわいいよ、特別だよ。
おねーちゃんは、言ってくれました。 新しい家族の枠組みに組み込まれにいく、おねーちゃん。]
(352) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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[ともかく、雛子はバカだから、 最初、ペースを崩されたことにさえ、気づかなかった。
ん?あれ? いつもの、ふわふわ雛子が、少しブレたくらい。
めーちゃん、分かってないなーって言いながら、 多分、もう、めそめそした気持ちも、 名残惜しいような何かも、 ぜーんぶ、どうでもいいような。
そうか、惜しむ程の男じゃなかったのかも。 彼もまた、雛子の目を覚ます王子様ではなかったのです。]
(353) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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─ 現在:通学路 ─
[男の方の手を借りるのは、そりゃあそうなんだ。 だって俺、でかいんだよ。女子の手を借りるには恐いよ。 っていうか、大分無意識におんなのこの白い手は撰ばなかった。 寧ろ引き倒してしまいそうな感じも、ある。
副委員長の手をとって立ち上がった古屋にはダイジョブかー?ケツいたくね?とか、軽口はかけて。
見てみてって見せびらかしたばきばきのスマートフォン。ピンクのタオルで拭ってもらって、そとみの水気は無くなった。 流石にここまで割れてると、反応、ワルいんだよね。変えなきゃダメか、やっぱり。]
休みでも何でも、いっぺん学校行ってみればわかるっしょ。 ──あ、遅刻、それは、やだな。
[皆勤賞!って、はたと気がついて。 副委員長に手を引かれるまま、真っ白の道を小走りに進む**]
(354) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[どーしよーもない雛子は、王子様を待っています。 世界一悪い女の子は、いつだってキスに飢えている。
何人の男とくちびるを合わせたって、 誰も、いつの間にか雛子にかかっていた魔法を、 といてくれちゃ、くれません。
おねーちゃん、やっぱり、 あなたじゃなきゃダメなのかもしれません。 そう言うと、『いいよ』って言われそうで、怖いので、 これは、ジョーダンです。おねーちゃん。
唯一、雛子を叱ってくれる、おねーちゃん。]
(355) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[とーしゃめーやは、本気の相談相手には向きません。 すくなくとも、雛子の思う"相談"には、向きません。
女社会は、共感の場だと聞いたことがあります。 めーちゃん、ちっとも共感してくれないから。
茉里みたいに、ケラケラ笑い飛ばしたり、 つばさみたいに、わたし以上に怒ってくれたり、 ミキみたいに、たしなめてくれたり。]
(356) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[それとはまた、違うけれど。 たぶんやっぱり、女を感じませんから、
一応、見栄のラインっていうか、 女子っぽさが大事なところとか、 そーゆーのがあるあの子たちには言いづらいこと、 吐き出すのには、ちょうど良い感じ。
ああ、うん。これだと、バカにしてるのかも。めーちゃん。 でも、雛子は、とーしゃめーやが、嫌いではないです。 見下している、と言う人もいるかもしれませんが、 雛子は、めーちゃんも好きです。*]
(357) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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/* ※レズじゃない
(-128) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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/* また言われる気がしたので言っておくきます 初期案レズでしたがいつの間にかレズ雛子は死に絶えました
(-129) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[ ――まあ、とりあえずは行くべきかって。 真面目って言うより、 何があってもどうせ家は近いからって、 なんとも微妙な理由だけど。
下駄箱に片手をついて、 酷い有様の靴下を、脱いでいく。 替えを持ってくる余裕は、寝坊常習犯には無かった。 スペースの空いてる傘立てに傘を突っ込んで、 コートとスカートについてる雪も、払って。 素足の分、ゆるくなった上履き。 軽い音を立てて、廊下を歩む。 ]
(358) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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/* >>351 「ウザい」(三文字)
るぎぴょん超良いキャラだからついつい絡んじゃうね
(-130) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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/* 校舎村、これで実は6村目です。 カウント上は3のあとの番外になって、そのあとに企画村として建てるであろーものが4になりますが、 1→1.5→2→3-1→3-2→番外 ナンバリングの意味などなくなってきました
(-131) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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─ 回想:文化祭準備 ─ [未だ、デカブツ御崎に、捕まってたとき。]
だって冷凍庫家庭科室にしか無いんだぜ。アイス持って階段登り降りとかしたくないだろ。
[にょきっ、と。生えた平坂に、驚くとかもなく。 アイスとか、冷凍物がやりにくい理由を説明して。 ホイップなら、使う分だけ保冷ケースにいれておけば良いんじゃない。保冷ケースのデカイのは学校の備品で借りられるし、とか。 らてあーと?絵かくやつ? やりたいなら止めないわー、とか。
ゆるーく返事をして。 どうやら方針も大分固まってきた気がするし、しっかり家計簿つけますかって、装飾の邪魔にならない端っこで、一人。 真面目モードで出納計算。衣装の布と、食材費と、 かりかり、お手製の表を作るところから。 整理整頓、得意なんで。こういうのは、任せてほしい。
一人で椅子に座って、かりかりペンを動かしているのは、賑やかな教室のなか、ちょっと浮くかもしれないけれど。 岩動 呉は、そんな自分の御仕事が、ちょっと好きでした。*]
(359) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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/* メインBGMは「社会の窓/クリープハイプ」のつもりでしたが、 今じゃなんだか「イノチミジカシコイセヨオトメ/クリープハイプ」です。
ピンサロ嬢になりましたーピーンサロ嬢になーりーまーしーたー [https://www.youtube.com...] 似合うってどうなの
(-132) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[ 静かすぎる廊下に、上履きの音が響く。 ざわめきもなにもなくて、疑問は、膨れ上がって。
不安では、ない。きっと。 ああ、そうだ。 購買より先に、教室に行こうとしたのは。 多分、靴下より先に、席につくべきだって。 そんな、ごくごく単純な。 常に遅刻ギリギリの生徒が覚えた、優先順位。
ほら、私、寒いのは大丈夫なので。 ]
(360) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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――、あ、
[ と。 なんにもない廊下で、ふと。背>>336が、見えた。 なんだ、生徒は、いたんだって。 ほっとしたのかな、今、どうなんだろう。 ]
(361) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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檜山。
[ まあ、そんなことよりって。 我らが委員長に、声をかける。 そう。あの時あなたが見た、とんでもない国語の成績は、 今ではお勉強の甲斐あってか、ちょっと、上がりました。 岩動先生の教えは。きっと。 先生好みの答えを書いて、点数を貰う。 そんな点に特化していたから。 "わからない"という根本的なところは、さておき。 ]
(362) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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御崎1 咲野25 石動31 遠野41 檜山42 古谷66 平坂74 藤舎77 一六82
(-133) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
|
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おはよう。 先生、来てる?
[ ほら、きっと遅刻すれすれだから。 怒ってるのかな、って、思う訳だ。
職員室の出来事を知らない自分は、 いつも通り、先生、いるんだよなあって。 当然の様に、投げかける** ]
(363) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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/* このままだと6村中4村連続残留(※ホスト経験無し)という奇跡がわたしに降りかかるぞ このランダム運
(-134) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 01時半頃
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/* るぎぴょんすごい好きなんですけど悩みがまったく読めてません 地雷踏み抜こうとかじゃなく好きなように絡んでしまっている
(-135) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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―学校、1F廊下―
[ 二人と一人を引き連れて、私は急ぎ学校に向かいました。扉を開けて中に入ると、温かく心地いい気温が私たちを包み込み、今まで肺が凍っていて息ができなかったかのように、ほっと大きく息を吐き出しました。 下駄箱で靴を履きかえ、教室へと向かおうとした途中の廊下で見かけた背中に、おはようと声をかけます。>>336,>>361]
(364) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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檜山くん、明夜ちゃん、おはよー。 もしかして、職員室行ってた?
[ 二人は私たちより大分早く着いていたのか、コートを脱いだ姿で歩いておりました。この廊下の先には職員室があるはずですから、委員長である彼がそこへ行っているのが自然と考えたのです。]
(365) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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先生、何か言ってた? 雪、全然止む気配ないよー電車止まりそうかも。
[ まさか明夜も同じ事>>363を聞いていたなんて知らない私は、同じように陽一にそう問いかけたのです。*]
(366) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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/* あら、すごい多角
(-136) 2015/10/31(Sat) 02時頃
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/* 御崎・一六:教室&教室へ 咲山・平坂・古谷・石動・檜山・藤舎:昇降口あたり 遠野:購買
今こそNPC遊びをするときか……!!
(-137) 2015/10/31(Sat) 02時頃
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── 現在:購買 ──
[立ち尽くしていた。
わたし、ココアが飲みたいけれど、 誰もいないお店で、どうすればいいのかしらん。
勝手に、お金だけ置いてっていいのかなーって、 こういうとき、雛子は誰かに 『大丈夫だよ』って、言ってもらいたい人間だ。
だから、ふ、と、人影が現れたとき、 どうしたって、ほっとしてしまったのだ。]
(367) 2015/10/31(Sat) 03時半頃
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──あ、はるなあ。
[『女みてーな呼び方やめろ』って、 言われたよーな、気もするけど、
それならみさきちゃんとかどーなっちゃうの。 ひゃくきゅーじゅっせんちのみさきちゃん。みーちゃん。 なんだかかわいくて、いいと思います。]
(368) 2015/10/31(Sat) 03時半頃
|
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これね、買いたいんだけど、 こーばいの人、いないから。
[困ってたの、って言いながら、 すすす、って近寄っていく。
露骨に、今にもアホかって言いそうな顔をして、 榛名裕太は言いました。
『金だけ置いてきゃいーじゃん』
はい。やっぱり、だよねえ。]
(369) 2015/10/31(Sat) 03時半頃
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|
じゃー、そーする。
[肯定されれば、雛子の動きは早いです。
のろそうだね、って言われるけど。 あのね、チア部なの。飛んだり跳ねたりするの。 バク宙はむりだけど、バク転くらいならできるよ。
って、かわいげがなくても、 これは隠してるわけにはいきません。
演技は、ひろーするために練習するものだからね。]
(370) 2015/10/31(Sat) 03時半頃
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[ピンク色の、かわいいおサイフ。 若い子に人気のブランドのやつ。
朝、ママに渡された千円札を取り出して、 端数の分の小銭も置いて、あ、お釣り取れない、な。
ま、いっか。
読みにくいちっちゃい丸文字で、 買ったものと払った金額と、 クラスと学年のメモを書き残しました。]
(371) 2015/10/31(Sat) 03時半頃
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おまたせー。
[教室帰ろ、って、 はるなのお買い物が終わるのを待って言います。
教室ついたら、靴下履き替えなきゃ、なー。
あ、もうすぐ始業時間。 それでも急がず、雛子とはるなは並んで教室に向かってく。**]
(372) 2015/10/31(Sat) 03時半頃
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[副委員長と、平坂と、古屋。 四人で校門を潜ってみたけれど、普段は立っているはずの教師の姿は見えない。 雪だしな、寒いもんな、雨でも風でも変わらず立っていた教師だけれど、思い出さないことにして、脳内言い訳。
日直の先生って、大変そう。
岩動 呉には、将来の夢があるんだ、これでも。 「教師」に、なること。教科とか決まってないけど。 ヤンキー校でのさばる底辺どもと"仲良く"やっていく、教師。 GTOって、ちょっと前のアニメ、有るじゃないですか。 あんな感じに。
熱血漢とか、ヤンキーとか、そういう要素、足りないけど。 素行の悪い先生になりたいわけでも、無いし。 ただ、つまんない先生には、なりたくないよね。
今日の日直、女性の先生だったのかなって、真っ白の校庭を眺めながら。]
(373) 2015/10/31(Sat) 08時頃
|
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─ 回想:岩動家の日常 ─ [父と、母と、息子二人。 4人の核家族。]
──俺さあ、越。
[今日も今日とて、お兄ちゃんは越くんへの嫌がらせに勤しんでます。 ノックなんてしないで、弟の部屋の扉を開けて、すっごい間の悪い瞬間に出くわして、でも平然と。双子の弟の本棚を物色。 計ってもいないのに、こう、嫌がらせの瞬間が神がかってるのは、もう才能かなって。
真っ赤な顔してティッシュ片付けてる越に、ヤンキー漫画と、スポーツ漫画を手に取りながら、呉はふと、思い付いたように。]
安西先生にはなれなくても、鬼塚先生にはなれると思うんだよ。 越みたいに金髪にしてさ。
俺、お前と違って喧嘩強いし。
(374) 2015/10/31(Sat) 08時頃
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[越が慌ててはずしたヘッドセットから、高めの女性の声が微かに聞こえる。 お前、バカかよ。かーちゃん居る家で良く堂々とAV見れるな。 っていうかヘッドセット外しても画面消さなきゃ意味ねえっつーの。
只の呟きだった、ってそんな感じに話題を反らして、最大限煽った顔で、でも、おんなじ顔で。 テレビの電源ボタン、押してあげた。お兄ちゃんやさしい。 間違えて一瞬音量最大にしたけど、うん。"間違えて"。 ヘッドセット抜いてないから許してよ。
顔真っ赤な弟もかわいい!
借りてくーって、三冊ぐらい手にとって、"漫画を読まない"優等生は部屋に帰ろうと、]
(375) 2015/10/31(Sat) 08時頃
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『……アンタには無理だよ、教師なんて。』
[珍しく明確に、返事があった。 いつもしょぼくれて、拳を握り締めるだけなのに。]
『アンタ、物教えるの、へったくそじゃねえか。 生徒と対等な頭で教えるなんて、無理無理。 頭良いんだもんな、おにいちゃん』
[弟にしたら。 やり返してやったって、気持ちだったんだろう。 ひきつった赤い顔で、似たように嘲る。 ───でも、呉は、]
生徒と教師が対等なわけないだろ。
[って、心底不思議そうに、言ったのだった。 だって、対等なのなら。 優等生する技術なんて、要らないはずだ。]
(376) 2015/10/31(Sat) 08時頃
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[よけいむりだろ!!って怒鳴り声をあげる越の目の前で扉を閉じて、一人、首を傾げた。
対等って、なんだろう?弟とさえ、対等じゃあ、ないのに。*]
(377) 2015/10/31(Sat) 08時頃
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─ 戻って。 ─
[雪道になった校庭を乗り越えて、昇降口。 足にはっついた靴下を脱いで、裸足で上履きを突っ掛ける。
咲野に、俺さっさと行ってジャージに着替えるわ、あとでダメ元でドライヤー、貸して!って声を掛けて。 優等生だけど、廊下を走ることにした。 平坂、古屋は、どうだったかな。
途中姿をみかけた二人>>336>>361には、おはよう!とだけ声を掛けて、ダッシュで階段を駆け上がり、
そういや、人居ないな。 教室の前にたどりついて、ぜえはあ、してるときに気が付いた。 誰にも、ぶつからなかった。変なの。]
(378) 2015/10/31(Sat) 08時頃
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─ 3-3教室 ─
おはよー。 ……あれ、一六ひとり?
[扉を開けて、同時に朝の挨拶。 煌々と付けられた教室の明かり、其処には人影はひとつ>>345。 くるっと見回して、他に荷物がおいてある席もないから、登校してないってことだろうか。]
やっば休みなんかな、学校。
[一人ぼっちのお姫様に、そう、話し掛けて。 連絡来た?って、彼女のスマホを、指差した。]
(379) 2015/10/31(Sat) 08時頃
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/* not倉田
(-138) 2015/10/31(Sat) 08時半頃
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/* なんだろう、わたしのつける苗字ってそんなに変換?しづらいかな…… 一応苗字は基本一般変換のきくものから選んでるつもりなんだけど、1村に1回は誰かに間違われてる気がする。むしろたぶんややこしいかなーと思ってつけた振角の方が間違われてなかった気がする。ちょっと捻った苗字の方が逆にいいのだろうか 謎
(-139) 2015/10/31(Sat) 08時半頃
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/* 一発変換ね。
(-140) 2015/10/31(Sat) 08時半頃
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[そのままなんとなく連れ立って、学校へ向かう。 日直の先生がいないことも、珍しいななんて軽く思っただけで。 校舎に入った途端走り出した岩動(>>378)を、びっくりして見送って。]
おお……さすが優等生。足も速いんだね
[なんて、少し的はずれなことを言って笑った。 問題児にはなりたくないけれど、特に良い子であることを心がけているわけではないので。 一度や二度の遅刻のことは、あまり気にしないことにする。*]
(380) 2015/10/31(Sat) 09時頃
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ん、……ああ、藤舎。
[「おはよ」と告げながら、咄嗟に思った。あれ、もう、そんな時間か。>>362 割といつも遅刻スレスレの藤舎。 彼女がここにいるってことは、もうすぐ始業のチャイムが鳴る頃合いなんだろうか。 頭が勝手に、そんな推測をはじき出す。
ただ、今日ばかりは、たとえ遅刻したって咎められることはないかもしれない。 この雪だし、職員室はもぬけの殻で人の気配はない。]
(381) 2015/10/31(Sat) 09時半頃
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[藤舎に、視線を合わせる。
いつかも、こんな風にして視線が合いましたね。>>190 あー悪い、何でもない。そんな風にひらりと手を振って、すぐに前を向いたけど。 あれから、国語の成績は如何ですか。
たまに、石動たちと勉強会らしきものをやってる場面を見かけたことがある。 自分だって決して成績が悪いわけじゃないけれど、国語の成績をあげるコツというのはどんなものだろう。 "先生の言っていたことを丸暗記"なんて方法を伝授されているとは、知りはしない。>>349
知っていたら、たぶん言ったと思う。 ──君ら、模試の時はどうすんの?]
(382) 2015/10/31(Sat) 09時半頃
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[──と、まあ。 成績事情についてはさておいて。]
いや。 今、職員室行ってみたけど、誰もいなかった。 担任から、連絡もないんだよな。
[来ている気配がない。>>297 そこまでは流石に言わずにおく。 「ちなみに電話しても出なかった」と小さく眉を寄せながらも、苦笑をひとつ。]
まあ、自主休校の生徒も少なくないと思うよ、この雪じゃ。 御崎には、会ったけどね。
[そっちは。 そう尋ねようとしたら、加わる声、ひとつ。>>364]
(383) 2015/10/31(Sat) 09時半頃
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/* 古屋くんいまドコーー 昇降口?
(-141) 2015/10/31(Sat) 09時半頃
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/* >>382それな(模試)
(-142) 2015/10/31(Sat) 09時半頃
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-回想・小学校時代- [クラスでの人気者。 そんなポジションを与えられていた自覚は露ほどもなく、それなりに楽しく充実した生活を送っていたある日。 見覚えのある女の子に、声をかけられた。(>>342,>>343) どうしたの、と聞き返す間もなく泣き出してしまったその子におろおろ。 女の子ってどうやって慰めたら良いんだろう。 考えながら、姉を思い出して。]
あ……もしかして、ひなちゃん?
[そういえば少し前まで、姉のペア学年の子だった気がする。 同じクラスとは言っても、ほとんど話したことがなかったから。 名前がすぐに出てこなかったのは許してほしい。]
(384) 2015/10/31(Sat) 09時半頃
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/* たぶん模試の国語は「まちがってない」答えを書くんじゃなかろうか。 読む人によっては、「こぴぺ?」っていわれそうな文章を、書く気がする。 パターン化してるからね、頭が。
なお中の人は模試は得意だったけど学校の国語苦手だったから、解き方とかわかんないっすね…
(-143) 2015/10/31(Sat) 09時半頃
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/* 実際どうやってといてたんだろ…勘…?
解き方ネットで調べてもぴんとこないです。
(-144) 2015/10/31(Sat) 09時半頃
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おはよ、副委員長。
[その後に続く、男子たちの姿はあっただろうか。 石動とも目があって>>378、軽く手をあげる。]
はよ。……って、
[ゆっくりと挨拶を交わす間もなく、バタバタと石動の背中が遠のく。]
──廊下、走っていいわけ? 優等生は。
[面白がるような声で呟いたのは、その背に届いたか。 まあ、そのあたりは普段の行いが物を言うのかもしれない。 何か言われたとしても、石動なら適当にかわしそうだ。]
(385) 2015/10/31(Sat) 09時半頃
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[とりあえず、泣き止むのをじっと待って。 靴がないことを聞けば、探すのを手伝った。 困っている人がいたら助けてあげなさい、それが両親の教えだったから。
今、その両親と、そして自分も困っていたら。 どうしたら良いのかなんて、わからないままだけれど。]
(386) 2015/10/31(Sat) 09時半頃
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[咲野から尋ねられた言葉には、頷きを返す。]
ん、俺はさっき、職員室行ってた。 けど、収穫無し。いなかったよ、誰も。
[もしかしたら教室の方にいるのかもしれない、と付け加える。 あんまり、その期待はしていないというのが正直なところだったけど。 咲野の言葉に、窓を見る。雪は、降り続いていた。]
……ああ、あとさ、メール。 悪い。携帯、圏外になって返せなかった。
[謝罪と一緒に、咲野へ携帯を示す。 そこに表示されるのは、相変わらず"圏外"の文字だ。>>230 こういうのも雪のせいかな。だとしたら、結構やばそう。早く指示、出てくれたらいいんだけど。 その場にいた面々に、誰ともなく呟いた*]
(387) 2015/10/31(Sat) 09時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 09時半頃
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-回想・文化祭準備期間- [必要があるのかよくわからない役職につけられて、いまいち身が入らないなあなんて思っていたら、ふわりと声をかけられた。(>>338)]
指導なんて言われても、って感じだよね。 俺、接客の経験とかないんだけどなあ…… ひなちゃん達の方が向いてそう、なんて。
[実際にバイトをしていたことなど知らず、へらりと笑ってみせた。 ひなちゃん、と小学校時代と同じ呼び名で呼ぶのは、あまりに印象の違う彼女が同一人物なのだと確認するため。 何があったのか知らないけれど、何も聞かないでくれたから。 同じく何も聞かずに、けれど気にはなったままで。 曖昧な距離を保つのだ。*]
(388) 2015/10/31(Sat) 10時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 10時頃
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/* しゃかいのまど、いのちみじかし~、ゆうさんさん、しーいずふぁいん、つつもたせ あたりをリピートしていると心が荒む
(-145) 2015/10/31(Sat) 11時頃
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[ 何時かの様に、視線が合う>>382。 だけど、今度は手を振られることも無く。 おはよ、と、返された。そんな違いがあった。
あと、そう。文化祭も、そうだったけれど。 今もちゃんと"委員長"してるなあって、 職員室に行ったらしい彼への感想を、思っておいて。 ]
職務放棄?
[ いくら、生徒が自主休校だとしても。 教師が何にもないって、それはちょっと、ねえ。 真面目な顔で、檜山を見据えて。 "先生"に対しての感想は、ざっくりと。 ]
(389) 2015/10/31(Sat) 11時半頃
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[ 割と、失礼なのかもしれないけれど。
今、まさに駆けていく岩動とか。 彼と一緒に来ていたらしい、 向日葵とか。古屋とか。平坂とか。 本当に学校が休みで、連絡ミスで来ちゃったー、って。 そんな展開だったのなら、言って良いとは思う。
すれ違うクラスメイトに、 おはよう、返しながら、考えて。 委員長、副委員長が会話を始めたなら、 ―――途中、圏外、って声を拾った気がするけど―― リーダーたちの会話を邪魔するわけには、と、 ごくごく当たり前のことを、普通の生徒は思うから。 ]
(390) 2015/10/31(Sat) 11時半頃
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先生いないなら、購買行ってくる。 [ 素足に突っかけた上履きを指差して。 替え、買わなきゃ、呟いた。 ]
…電車止まるかもしれないのに連絡来ないって、 仕事するべきじゃないの、って思うし。 [ "先生"がそんな調子なら。 貴方に散々怒られている生徒だって、 これくらいしたって、良いでしょう。 そんな調子で、 教室に先生が居たら、適当に伝言お願い、って。 委員長と副委員長に頼んでおいた* ]
(391) 2015/10/31(Sat) 11時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 12時頃
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はは、確かに。 違いないな、職務放棄。
[ざっくりと簡潔なその言葉に、噴き出した。>>389 先生。貴方がいつも叱ったり注意したりしている生徒たちは、この雪の日に連絡もなく顔も見せない貴方たちをこんな風に揶揄していますけども、よろしいんですか。 そんな気持ちになって、くつくつと笑う。 だから、購買へ行くという声にも、特に止めることなく頷いた。>>391 替えを買わないと。告げる理由だって至極最もな話。]
了解。 万一、教室に先生いても、上手く言っとくよ。
(392) 2015/10/31(Sat) 12時頃
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[そう請け負って、藤舎が場を離れるならば見送る。 その背が見えなくなった時、だろうか。]
……あ。
[何かに思い当たったように、声を漏らす。 誰もいない職員室。職務放棄の教師たち。 ──さて、購買のおばさんは、この雪の中でも、職務をきちんと遂行してくれているのだろうか。]
ま、いっか。
[遠野が既に困惑に立ち尽くした後とは知らず。 まあ、誰もいないならいないで、適当に戻ってくるだろう。 そう結論付けて、残った面々に「教室、行くか」と促した*]
(393) 2015/10/31(Sat) 12時頃
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――回想:文化祭準備――
[可愛い系、可愛い系>>315。 脳内で踊るのは、やわらかなパステルカラー。]
了解。 一旦持ち帰って、相談してくるわ。
[後ろで檜山が『モンブラン』と言っているのが聞こえたが、流石に難しいんじゃなかろうか?]
(394) 2015/10/31(Sat) 12時半頃
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[翌日、檜山から掲示ボード確保>>321を伝えられて、]
うん、ありがとう。 藤舎、少し時間いい?
[檜山に礼を言い、その流れで藤舎へと。]
放課後、時間あいてる? 布、見に行かない? 俺だけのセンスじゃ不安でさ。
[そう、お誘いを。*]
(395) 2015/10/31(Sat) 13時頃
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――現在:教室――
[トン、トンと階段を上がり、教室へ。 先客>>345>>379を認めて、はよ、と簡単に挨拶。
自分の席に鞄を置き、靴下は机に引っ掛ける。早く乾きますように。
鞄の中に手を突っ込み、本を一冊取り出す。 図書室で借りたそれは、少し湿気ていた。 ぱらぱらと、中身を見るでもなくページを繰る。
国語の成績は悪いが、本は好きだ。 新書とか技術書とか。あと、推理小説。動機には興味がわかないが、ハウダニットとフーダニットが綺麗な事件にはそそられる。]
静かだ。
[そういえば、廊下でだれともすれ違わなかった。 まるで、陸の孤島だね。 外は雪のせいか、一面が白い。*]
(396) 2015/10/31(Sat) 13時頃
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― 回想・共感のできないこどもの話 ―
[ 女子って、いつだって共感を求める生き物らしい。 なんとなく"そうなんだな"って思いつつも。
藤舎明夜は、いつの時代だって国語は出来なかった。 そう言えば、 色々察してもらえるのではないでしょうか。 ]
(397) 2015/10/31(Sat) 13時頃
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[ 小学校三年生。冬の、普通の日だった。 体育の時間、身体をあたためましょう。 そんなうたい文句と共に、組み込まれたマラソン。 ――寒いのにいやだあ、って、皆は言う。 ――ずっと走るのめんどくさい、とも、言う。 でも、趣味を受け継いだこどもは、 白い息を吐いて、ひとり黙々と走る程度には、 こどもがどうあるべきかを、わきまえていた。
まだ、お昼かあ、とか。 さっきの理科の授業、冬の大三角、教えてくれた、とか。 そんなことを、暇つぶしに考えていた、ら。
――ずしゃあ、って。派手に地面が擦れる音。 つまらないマラソンの中のそれは、 多くのこどもの興味を惹くには十分だった。 ]
(398) 2015/10/31(Sat) 13時頃
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[ マラソンをするこどもの波が、止まる。 たちまち、逆流。波の、ずっと後ろ。 まっしろな、おんなのこの脚から。 つうって、血が流れている、光景があった。
…だれだっけ、ハルカちゃんって名前だったかな。 いつだって、きっとどのタイミングだっているんだ。 女子のリーダーとか、お姫様みたいな子は。
ポニーテイルを揺らして、わあわあ、泣いて。 ころんじゃったおんなのこは、声をあげて。 ]
(399) 2015/10/31(Sat) 13時頃
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[ そんな、ハルカちゃんに群がるクラスメイト。
痛いの?ハルカちゃん、大丈夫? そんな声がいっぱいあって、女子も男子も、わあって。 どうやったらこんなに人気が出るのって位、 こどもたちは集まって。
藤舎明夜は、その取り巻きへと、静かに歩み寄って。 奇妙な光景を、じっと、見ていた。
あんまりハルカちゃんが泣くものだから、 生徒と一緒に駆け寄った体育の男の先生だって、 どうしたもんかなって困り顔。
…これじゃあずっとこのままかなって、そう思った。 だから、口を開く。 ]
(400) 2015/10/31(Sat) 13時半頃
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保健室、いきなよ。
[ ―――ハルカちゃんが、たちまち、泣き止んだ。 嬉しい、って表情では無かった。と、思う。 だって、こちらを見る表情、はあ?って言いたげだった。
あれ、でも。 私、何か変なこと言いましたか。
…多分、ハルカちゃんは、 皆にかまってほしかったんだろう、って。 今となっては、思うけど。 その時の、おんなを感じられないこどもの私は。 "登場人物の気持ち"なんて、 尚の事、良く分かっていませんでした。 ]
(401) 2015/10/31(Sat) 13時半頃
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[ 共感することをしらないこども。 しかも小学生って、結構残酷なのかもしれない。 今よりずっと、遠慮の知らない口は動いた。 ]
痛いなら、泣いてるうちに早く行った方が良いよ。 けが、治したいんでしょう。
[ おとなっぽい、きりっとしている。 かつてはそんな評価を貰っていた、ブラウンの瞳は。 ハルカちゃんの、まあるい瞳を、真っ直ぐ、見ていた。
しん、と、一瞬だけ静まり返って。 そうだよ、ハルカちゃん、行かなきゃ――って。 その時は、周りのこどもたちもそんな調子で。 なにこいつ、っていうことは無かった。 とても、幸運なことに。 ]
(402) 2015/10/31(Sat) 13時半頃
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[ ただ。 ハルカちゃんの、プライドをへし折られた。歪んだ顔。 あと、男の子に保健室へと連れて行ってもらう時、 すれ違いざま、きっと睨んできた瞳は。 今でも、覚えてる。 ]
(403) 2015/10/31(Sat) 13時半頃
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[ 結局、怪我は、大したことなかったらしいし。 まっしろな脚に流れていた血だって、 かよわいこどもだから大げさに見えただけで。 実際そんな、騒ぐほど出てなかったって、聞いた。
――じゃあ、なんであんなに泣いたんだろう。 当然の様に、そんな疑問を抱いたけれど、 追求することはなかった。
とーしゃめーやは、くうきのよめないこ。 あの後、いじめられない程度に。 ほんの少し、そんな噂が流れれば、理解した。
ハルカちゃん、きっとあなた、そういう子だったのね* ]
(404) 2015/10/31(Sat) 13時半頃
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―学校:1F廊下―
[雪で塗れたスニーカーを下駄箱に放り込む。 湿った靴下はビニール袋に放り込んで、同じく、ぽい。 代わりの靴下と上履き、それから校舎の空気は、先程までよりずっと快適だ。
教室に向かう道中の二人>>336>>361が振り向いたようなら、小さく右手を上げる。 少しだけ口角を上げて、愛想よく。 女子もいるしね。地味だけど。
けれど、元気な挨拶>>365は、幼馴染に任せておこう。]
(405) 2015/10/31(Sat) 13時半頃
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誰もいねーの?
[ばたばた駆けていった優等生を後目に、委員長の言葉を復唱。 心配なんてしない。彼なら、うまくやり過ごすんだろう。色々。 だから、気にするのは、不自然な出来事の方。
だって、暖房も、電気もついていて。 それなのに、誰もいないなんておかしいじゃないですか。]
なら、教室行こ。 さっさと帰れるなら、帰りたいし。
[まぁ、思うことは同じだったらしい>>387。 付け足された言葉には首を傾げつつも、鞄を持ち直す。 改めて、足を教室へと向けるだろうか。
少しばかり耳に入った、『圏外』という言葉に、疑問と、少しばかりの安堵を覚えたのは内緒。 だって、そうであれば、呪いのメールが届くことはまずありえないでしょうから。**]
(406) 2015/10/31(Sat) 13時半頃
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― 回想・文化祭準備 ―
[ 御崎かがり。装飾長。 檜山とは別の意味だけど、リーダーってやつ。
苗字じゃなくて、かがり、って呼ぶのは。 単純に、岬って同級生が部員でいたからだ。
ごめんなさい、ミサキ呼びの先約は、もうあったんです。 地味は、地味な女子だけど。 いわゆる二次元女子と恋愛するゲームでは、 背景の一部に描かれるような、女子だけど。 友達居ない訳じゃ、ないんだ。
他、深い意味は特になく、ただその理由で、呼び始めた。 嫌がられたら変えたけど、 特に何も言われないから、今までそのまま。 ]
(407) 2015/10/31(Sat) 14時頃
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/* 集団失踪については御崎が知っててくれそうな気配を感じる。任せよう(だめいいんちょ
(-146) 2015/10/31(Sat) 14時頃
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[ だから、その日も。 かがり、どうしたの。って返事をして、 ずっと高い顔を、見上げた。 ]
空いてる。
[ お誘いには、問いかけには、それだけ返す。
なんていったって、所属は天文部。 小さな合宿と、文化祭のプラネタリウム発表以外。 特にすることは、無かった。
準備は、言った通り。後輩がやってくれているし。 かがりを手伝うって言ったのは、自分だし。 ひとりよりふたりの方が、色々と早いでしょう。 おしゃべりで時間のかかるタイプでも、 そもそもお互い、きっと口数の多い方じゃないし。 ]
(408) 2015/10/31(Sat) 14時頃
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[ だから、それだけ言って。 放課後になったなら、鞄を手に取って。
かがりの席の前、やっぱり、顔を見上げて、 行こっか、って。告げる。 すぐ傍にあった筈だ。携帯で地図を確認しながら。
そうして、可愛らしい、パステルカラーの手芸店。 割と、背の高い高校生が揃って、 淡いピンクやら、ふちにレースのあるものやら。 あれやこれやと布を選んでいる光景は。
自分にとっては、そうでもなかったんだけど。 傍から見れば、そりゃあ、奇妙だったかもしれない* ]
(409) 2015/10/31(Sat) 14時頃
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─ 回想:優等生 石動呉について ─
「え、……そっか、アイツかぁ」
[落ちた声が、戸惑いを含んでいたことに少し驚いた。
それは、クラス委員を決まって間もない頃。 隣のクラスの親しい男子が「お前、委員長なったの」と声をかけてきたから、頷いた。
へえ、それなりに合ってんじゃない? でも、3年のクラス委員長って大変だよ。 文化祭の時期、手抜けないもん。受験勉強を理由に手を抜くヤツもいるから、ちょっとまとめんの面倒かもね。 ああ、と相槌を返す。そこまでは考えていなかった。 少し考えて「まあいいよ」と苦笑する。]
どうせ、何年だろうがサボる奴はサボるだろ。
それに、俺、案外ラクかもな。 他の面子が、有能そう。 ほら、──石動呉とか。あいつ、会計。
(410) 2015/10/31(Sat) 14時半頃
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[名前を出した瞬間、同級生の顔が微妙なものに変わった。 そうして、冒頭の台詞だ。あれ、と怪訝に思う。]
え、何。その微妙な反応。
[思わずそう返したら、あー、と更に反応に詰まられる。
教師に受けのいい優等生。石動呉のことは、そんな認識しかなかった。 人当たりだって、悪くないはずだ。 会計をやってくれるのなら頼もしいとすら思っていたのだが、何か問題でもあるのだろうか。]
「俺、あいつと結構仲良かった時期あったんだけど」
[話し始めた同級生が、言い淀む。 なんて言えばいいのかな。そう、顔に書いてあるようだった。]
「なんかちょっと、……歪んでる?って、いうか。 いや、……いいわ、自分で判断して。ごめん」
(411) 2015/10/31(Sat) 14時半頃
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[たぶん、軽く付き合う程度なら、全然問題ない。 随分と半端なところで切り上げられてしまって、こっちも「はあ」とか曖昧な返事を返した。 そんな、一連のやり取り。
その後、石動とは、委員の仕事でそれなりに会話を交わしただろう。御崎と話しているところや、藤舎たちとの勉強会の場面だって見かけた。 そのあたりは、完全に、人当たりのいい優等生の図だった。
"歪んでる"って、結局なんなのかね。 ほんの少しの疑問を抱えながら、同じ教室で、過ごす。 日々の中で、その疑問が氷解することは、果たしてあったかなかったか*]
(412) 2015/10/31(Sat) 14時半頃
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ところで、平坂。その湿布、何。 "滑って"、転びでもした? それとも、他の理由?
[歩きながら、平坂に尋ねてみる。 まあ後者だろうな。分かっているから、明確な返事がなくとも構わない。 また派手なことで。男の勲章、というには目立つよ、その頬の白いの。>>17 「滑って」と告げたのは、雪と絡めた受験生にはよくある冗句だ。 まさか既に、石動と古屋が2人並んで仲良くすってんころりんしているとは思いもよらない。
そんな会話を交わしていれば、やがて教室が見えてくる。 先に立って、扉を開けた。]
おはよ。 ……やっぱり、こっちも、先生いないの?
[教室には、既に数名の生徒がいただろう。 自分より先に向かった御崎の姿もある。今日も今日とて既に文庫本を捲っていた。>>396 けれど、教師の姿は、やっぱりない**]
(413) 2015/10/31(Sat) 15時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 15時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 15時頃
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─お。御崎。
[教室に入って、お姫様と二言三言。席にたどり着けば鞄を置いて、靴下を脱いで、机の端に垂らす。 横にかかってる布袋には体育の用意が入ってて、未だそんな、汗臭くもないジャージを引き出した。 流石に女子が居る手前、ズボンの着替えとか、堂々とはできないから。取り敢えず、コートを脱いでジャージ上を羽織った。 と、>>396。でかいのが教室に入ってきたもんだから、ちょっと安堵の声で。 学校、無かったとしても連絡おせーよー!って、言い合える友人がいるなら、それでいいや。 御崎は、ちょっと。珍しいタイプのオトモダチだし。]
(414) 2015/10/31(Sat) 16時頃
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きょーはなに読んでんの?太宰?
[それとも模試に出るタイプの誰かの伝記とか。 根強いのは、やっぱ、キング牧師とかさ、そーゆーの。 綺麗事をかいておけばどーにかなる系の。
ある程度、「書いてほしいこと」みたいなのって、あると思う。国語って。 学校なら丸暗記でどうにかなるけど、模試になると。 「出題者の心情を答えよ」って感じに、なるよね。 その辺、模試やるようになって藤舎とか、御崎とかに、話すようになったけど。伝えるのって難しい。国語の先生には向いてないかも。
第一、岩動 呉は、あんまり本を読む学生じゃあ、無かった。 ただ、でも。本読んでる人の手元を覗くのは、御行儀が良いことじゃあないってことは知ってる。 靴下濡れるよなーって、机に掛かった其を指差したあと、ジャージ下を抱えて、男子トイレにでも。 さっき擦れ違った倉田と、また、此処で擦れ違って>>413]
ちょっと着替えてくるわー。センセ来たら伝えといてー。
[濡れたズボンを引っ張って、にいっ、って笑った。]
(415) 2015/10/31(Sat) 16時頃
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/* るぎぴょんの「くらた」が誰だ
(-147) 2015/10/31(Sat) 16時半頃
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─ 回想:一年前の、秋 ─ [せいとかいせんきょって言葉が漸く噂になり始めた頃。]
[御崎かがりって男子生徒は、目立つ奴だった。 派手、とか、そういうんではなくて、物理的に。
岩動 呉だって、高校2年生で180もあれば、デカイ方だと思うんだけれど、御崎かがりはそれでも頭一つくらいは大きかった。 それでいて、別に運動部にいるとかではなくて、教室の真ん中で静かに読書してる、そんな奴。 たぶん、友達範囲の広い岩動 呉のことだから、数回は話したことがあるだろうし、気紛れに絡みに行ったりだって、あったと思う。 そんな気紛れの、一つ。]
(416) 2015/10/31(Sat) 16時半頃
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──俺さ、あんま本って読まないんだけど。 太宰治だけは、なんか、好きなんだよね。
[今日も、また。本を開いている御崎かがりに、岩動 呉はぽつんと声を掛けた。 別に、返事がなくても良かった。なんていうか、本当に。ただの気紛れだったんだと、思う。 いつも通り、誰とでも変わらないだるそーな口調で。]
あれ、すき。 カチカチ山のパロディのやつ。「惚れたが悪いか」って。 人間失格とかは、ちょっと、胸に刺さりすぎるケド。
[その時、彼が何を読んでたかとか、ちょっと見てなかったけれど、 何だか、口が滑っていた。]
(417) 2015/10/31(Sat) 16時半頃
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弟がいてさ、俺。カチカチ山読んでると、うさぎのきもちもたぬきのきもちも分かるわけ。 俺はあんなのに泥舟で沈められるよーなバカじゃねえけど。
[もうさ、かわいいんだよって。 滑るまま、そんな話。 ちょっと仲良くなった感じの友達に、ふと、こういう話をすることがある。テキメン、ドン引いた顔されて、避けられたりするんだけど。 何で、これまで特別仲が良かったりしたわけでもない、御崎にこんな話をしたのか、ちょっと、分からない。
ただでも、最近。漸くわかったことがある。 御崎も、また、あんま国語が得意な奴じゃあ、無いんだってこと。*]
(418) 2015/10/31(Sat) 16時半頃
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――回想:文化祭準備――
ん、じゃあ行こう。
[短い了承の言葉には、別段何も思わない。 寧ろ、長いわりに意味が薄い言葉のほうが苦手、かもしれない。 その点、彼女との会話は簡潔で、楽しいとさえ思う。
よろしくね、と言って。自分の席へと戻った。]
(419) 2015/10/31(Sat) 16時半頃
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[手芸店に入って、布が並ぶコーナーへ。 色彩の洪水の中、首をひねる。]
かわいいって、ギャザーで作れる?
[淡い桃色のチェックの布を指差しながら尋ねる。 数カ所に針を入れて、ひだひだを作って。そうしたら可愛くなるんじゃないかな? そうでもない? 可愛いってなんだろう。
時折哲学しそうになりながら、悩む。 知らない人から見れば、変に見えたかもしれないな。それはちょっと、藤舎に申し訳ないかも。]
(420) 2015/10/31(Sat) 16時半頃
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[買った布を袋に入れて、店の前に出る。]
ありがとう。助かったよ。
[レシートは明日、岩動に渡せばいい。 布の加工は学校で。よし、ミッション達成。]
これ、お礼。
[鞄の中から、飴を一つ。糖分補給は、受験生には必須です。 黄色だから、レモン味だろうか。
気に入らなかったら取り替えよう、と考えながら差し出した。 受け取られなかったら別の味にして、そして別れただろう。*]
(421) 2015/10/31(Sat) 16時半頃
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── 回想:文化祭準備期間 ──
わたしたち、接客、してたよー。
[内緒ね、って。 教室での会話に秘密があるかは置いといて。
制服だけで選んだわたしたちのバイト先は、 案の定、というか、ひどい女社会でしたが、 気の短いつばさがセクハラ店長をひっぱたくまでは、 あそこでもうまくやってた方なんじゃないかな。]
(422) 2015/10/31(Sat) 16時半頃
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指導って、 注文は必ず復唱しましょーうとか、 そーゆーんじゃないの?
っていっても、文化祭だし、 ひどい子に注意するくらいでいいと思うけど、なー。
[近くにあった机に腰掛けて、足はゆらゆら。 そんなおおざっぱなアドバイスは、 あなたの役に立ったかしらん。
たぶん、それはないけど、 どちらかというと、普通におしゃべりできてるって、 そのことの方が、ジューヨーだったりします。*]
(423) 2015/10/31(Sat) 16時半頃
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――現在:教室――
よ。
[一六と話していた岩動>>414に、手を挙げる。 話は終わったんだろうか。めくっていた本を閉じて、机の上に置いた。]
いや。 元素の、本。綺麗だったから、つい。
[太宰治の文は、呼んでいて疲れてくる。 多分、感情のうねりが強すぎて酔うのだと思う。メロスは真っ直ぐな分、比較的読みやすいのだけれど。]
ころんだ? パンツ無事?
[ニヤッと笑って、少しからかう。 伝えといて、との言葉には、軽く頷いて返事の代わりにした。*]
(424) 2015/10/31(Sat) 16時半頃
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――回想:一年秋――
[段々日が落ちるのが早くなってきて、風も寒くなってきて。 やれやれだなあ、とため息を一つ。 寒いのは苦手だ。指先が冷えるあの感覚もそうだが、身に沁みる寒さはどこか空腹に似ている。
昼休みになって、ありあわせのものを詰め込んだ弁当をぺろりと完食。もっと食べたい欲もあるけれど、色々考えると限界かな。 腹具合を紛らわすように、机の中から一冊、本を取り出す。 今日はなんだっけ。ああ、オリエント急行だ。 ぱら、とめくった、その時。声>>416が掛かる。]
(425) 2015/10/31(Sat) 17時頃
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太宰なら、メロスが一番好きかな。 あれは読みやすいから。
[緩い口調だなあ、なんて。ブーメランなことを思う。 なんだっけ、名前。転がってる感じだった。確か。]
カチカチ山は、なんであそこまで出来るのかな、と思った。でも、それ名言。 ねじ曲がったエネルギー強いように思うんだ。太宰って。
[一つ一つ、言葉を返していく。 彼が答えを欲しているかなんてわからないけれど。それは俺の勝手でいいでしょう。]
(426) 2015/10/31(Sat) 17時頃
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へえ。
[ブラコン。 そう、印象を追加する。弟とカチカチ山がどう繋がるんだろう。 あれは、なかなかハードな昔話だけど。
俺はどちらにも移入できない。 たぬきもうさぎも、どちらも酷い。 被害者のおばあさんがひたすら可哀想。 それだけ。
そうだ、やっと出てきた。彼の名前。]
その弟さんは、岩動にとってうさぎ? たぬき?
[もしかしたら地雷かもしれない話題を、そうとは意識せずに緩やかな口調で言い放った。*]
(427) 2015/10/31(Sat) 17時頃
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─ 回想:岩動 呉って奴は。 ─
[半年くらい、ふざけたり、騒いだりして。 多分、誰からも"仲良いよね"って言われるような、そんな友達。 高校1年生の終わりくらいまで、岩動 呉は男子の中心グループの、そのまた中心くらいに、いたと思う。 それはそれで、楽しかった。退屈しなくて。
でもさ、そういうのって、簡単な切欠で崩れるもんなんだよ、。]
『るぎってさ、なんでそんな勉強してんの?』
[たったひとつ、簡単な質問だった。 たぶんさ、ソイツは、医者になるからとか、未来の返事を求めてたんだと思う。 それは、何となく分かってたんだけど。岩動 呉は、結構正直なせーかく、してたもんだから。]
弟を見下すため、だなあ。
[って、当然の口調で言ってしまった。にぃっこり、愉しそうに、笑って。 ぴきって、そいつの顔が固まる音がしたような気がして、実際、空気は凍っていた。でも、越のことを話し出すと、口は止まらない。]
(428) 2015/10/31(Sat) 17時半頃
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双子の弟がいるんだけど、──越って言うんだけどさ、ほら、呉越同舟って四字熟語あるじゃん?それ。 生まれたときから仲良くないって決められてて。 でも俺、すきなんだけどね。弟のこと。
まーさ、かわいいの。特にさ、 怒ってるとき。泣いてるとき。 勉強できるんだって、順位自慢してやるとさ、顔真っ赤にして怒るの。金髪の、意気がってそーな見た目のやつが。 一回くらい怒らせ過ぎてぶん殴られたけど、殴ったあと後悔しててそれはそれでかわいかった。
しょーどうぶつみたいでさ。 踏みにじりたく、ならない?
(429) 2015/10/31(Sat) 17時半頃
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[此処まで、早口。笑顔。 そりゃあ、ドン引きもしますって。
こういう事があると、後悔先に立たずって言葉を思い出す。 この失敗、何度もしてきたんだけど、どうしてこう、繰り返してしまうんだろう。
幸い日頃の行いがいいもので、言い触らされて苛められたり、無視されたりしたことはないんだけれど、その中心グループは自然消滅していった。 不思議だねって、誰か喧嘩でもしたのかなって、噂されるくらいの、そんな小さな事件。
此処に所属していたオトモダチは、時々、誰かにぽつりと岩動 呉の「歪み」を話すことがあるらしい。 それでも、優等生は、ずうっと、優等生のまま。*]
(430) 2015/10/31(Sat) 18時頃
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[三年にもなれば、この辺も隠せるようになってきた。 言って良いこと、受け入れられること。この辺の取捨選択が出来るようになってきたんだと、思う。 やっぱ、ある程度国語、できないと 出題者の気持ちは、考えないと、いけないよね。]
檜山ぁ。先生から掲示物預かったんだけど、貼るの手伝ってくんない?
[クラス委員長に話し掛けるのは、たぶん。 優等生な、クラス会計、岩動 呉だ*]
(431) 2015/10/31(Sat) 18時頃
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― 現在・購買 ―
[ 無人、だった。
物だけはいつも通り売られている、それだけ。 数度瞬きを繰り返して、とりあえず、中まで進んだ。 ]
すみません、 [ って、言った、直後。 カウンターに置かれた千円札とメモ>>371を見つける。 まあるい、おんなのこの文字で、遠野雛子って。 ああ、来ていたんだ。やっぱり先生、職務放棄だよ。 そんなことを、思いつつ。 先客がこうしてお金だけ払っているなら、 きっと、おばさんだっていないんだろう。 ]
(432) 2015/10/31(Sat) 18時頃
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[ そう分かれば、声を上げることなく。 袋に入れられた女子用の靴下を頂戴して、 シンプルな黒の財布から、五百円玉を取り出して。 ついでにメモも置いておく。
藤舎明夜って、細い字で痕跡を。 ]
(433) 2015/10/31(Sat) 18時頃
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/* 石動のロル好きだなー! これで古屋くん以外は結構描写はしたはず。古屋くん描写のきっかけが掴めない…!追々。 10人は楽ね……。いっこ前の村、16人だったからほんときつかった!
(-148) 2015/10/31(Sat) 18時頃
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/* 檜山 陽一(ひやま よういち):委員長 咲野 向日葵(さくの ひまわり):副委員長 岩動 呉(いするぎ くれ):会計 遠野 雛子(とおの ひなこ):庶務
御崎 かがり(みさき かがり):装飾長 藤舎 明夜(とうしゃ めいや):装飾 古屋 革(ふるや あらた):接客指導/衣装補佐 一六 こひめ(いちろく こひめ):衣装 平坂 陸(ひらさか りく):調理リーダー
榛名 裕太(はるな ゆうた):
いつもの名簿がたいして必要ありません。るらら。榛名くん人数的にはクラス委員の方?
(-149) 2015/10/31(Sat) 18時半頃
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[ 購買の端に鞄を置いて。 此処ではいちゃおうって、 これまた端、置かれている椅子に片脚を乗せた。 ほら、誰もいないし。先生だっていないし。 スカートもそんな、短くないし。 多少脚を上げたって、怒られやしません。
クラスの女子の中でも、ちょっと高い方で。 みんなに"かわいい"って思われる身長では無くて。 その高い分、良いのか、悪いのか。 長めの脚に、新品の靴下を通す。
傷らしい傷もない。 走ることも、苦手じゃないんです。寝坊のお蔭で。 だから、脚がもつれることも、ない。
藤舎明夜は、転びません。 おひめさまには、程遠い。 ]
(434) 2015/10/31(Sat) 18時半頃
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[ おひめさま、じゃなくても。 そう、かわいいってやつは、なんでしょう。
おんなのこってやつは、お砂糖、スパイス、素敵な何か。 そんなもので出来ているらしいけれど。 "作る"となると、雛子とか、こひめとか。 そういうこの方が、もっと詳しい気がしている。
少なくとも藤舎明夜は、イチゴ味よりレモン味が好きで。 多分こんな嗜好は、おんなのこ、とか。 かわいいってやつとは、ちょっと違う。 それくらいは、分かる気がした* ]
(435) 2015/10/31(Sat) 18時半頃
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─ 回想:秋の日 ─ [それでも結局、ぽつりと誰かに漏らしたくなる時があって。]
[メロスはさ、邪智暴虐の王とやらに合って、万が一腹立てるようなことがあったら、俺もっと汚い手使って蹴落とすわ、とか。 ねじ曲がった、確かに。だから好きなのかも。とか。
ぽつり、ぽつり、御崎かがりと会話してみる後。 そう、口が滑って。 あ、ちょっと失敗したかもって、気が付いたんだけれども。
御崎から返ってきた言葉は、予想とは、違った。 地雷、というか。 考えたこともなかったって、眼鏡の向こう、目を丸くして。]
(436) 2015/10/31(Sat) 18時半頃
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[自分が、たぬきで、うさぎなんだ。たぶん。どちらかと言えば、たぬきの要素の方が大きいと思う。 じゃあ、越は、なんなんだろ。別に、うさぎが好きだから、歯噛みしているわけでもないし、たぬきをたぬきとして扱えるほど、賢い奴でもない。こんなにも、岩動 呉がたぬきでも、アイツは気付きもしないで。
ちょっと合間を開けて、ぽつん。]
───おばあさん、かなあ。
[彼が、ひたすらおばあさんが可哀想な話だなんて、思っているとは知らず>>427]
(437) 2015/10/31(Sat) 18時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 18時半頃
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おはよ、ひよいちとめいやん
[廊下で見かけた二人にシンプルな挨拶を一つ。 岩動はすぐに駆けていってしまったけれど、特に急ぐ理由もなかったので、ぼんやりと会話を聞きながら、圏外という言葉(>>387)に再び携帯を取り出した。]
あ……俺のも圏外だ。雪のせいなのかな?
[そこまでいくと、わくわくするかもしれないなあなんて、委員長と正反対のことを考えた。 始業時間ギリギリなのに、購買へと向かった藤舎を見送って。 教室へと向かう道中でも、やっぱり檜山と平坂の会話はぼんやり聞き流していた。]
(438) 2015/10/31(Sat) 19時頃
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/* ひよいち(じわる
(-150) 2015/10/31(Sat) 19時半頃
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── 回想・文化祭準備期間 ── [接客してた、という言葉に目を瞬いて、数秒。 内緒ね、告げられてようやく、彼女が校則違反を告白したのだと気が付いた。 それならやっぱり、接客指導も彼女達に任せた方が良いのじゃないか。 そう思いながらも、せっかく頼られたのだから、演劇部の意地を見せてやろうと意気込んでみた。 まずは放課後、時間をもらって発声練習の仕方でも教えようか。なんて。 注文の復唱はなるほどと思ったので、こっそりと心のメモに留めておいた。]
経験あるならなおさら、ひなちゃん達に頼らせてもらうかも
[よろしくね、と笑いかけた。 昔そんなに親しくなくても再会すると盛り上がる、とはよく言うけれど、遠野とはまさにそんな感じだ。 違和感を抱えたまま、普通に親しい、友人の距離で。*]
(439) 2015/10/31(Sat) 19時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 19時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 19時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* 岩動呉
●総合的な運勢 信念を持って真面目に努力するタイプと、気が短く偏屈屋になりやすいタイプがいます。両者共に、吉と凶が背中合わせのような状態で、本人の意志に反して、そのような環境下におかれてしまいがちです。ひとつひとつ忍耐して乗り越えて行けば、徐々に運勢は好転するでしょう。
●家系的な運勢 勇敢な人が多く、度胸があります。武士など戦時下で活躍した家系です。平和な時代には教育者や指導者として活躍するでしょう。
(-151) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* ●仕事の運勢 波乱の運勢を暗示しています。小数グループの人と力を合わせて、互いの才能を認めながら進んでいけば、運気が向上することでしょう。
●愛情面の運勢 気が短く、少しのことで腹を立てるところがあり、家族ははれものにさわる思いをするようです。また、家族や夫婦の縁がうすいという暗示があり、住居の移転も多くなりそうです。
●社交運 まれに天才的な才能を発揮して、大成する人がいます。本来は孤独なほうで、自己本位的な考え方が、人との関係をスムーズにいかせないように作用してしまうようです。孤立しないように気をつけてください。
(-152) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* ●性格 温かい心の持ち主で、人徳を備えています。たいへんりちぎな性格で、人の恩を忘れません。一方で、スジが通っていて、曲がったことやいい加減な態度を嫌います。白か黒かをはっきりさせたいタイプです。
●人間関係 優柔不断であることを良しとしないために、若いうちから将来のことを考えて努力します。充分に優しさをもっていますが、刹那的な生き方や考え方の人を受け入れがたいところがあります。
●ラッキーポイント 画数 49.6点 画数のラッキー度は高くありません。 幸運には恵まれにくいでしょう。 バランス 82.5点 名前のバランスが良く、幸運で、苦労を克服しやすいでしょう。
(-153) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* 吉と凶がとなりあわせ。ふむ。
(-154) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* 岩動 越
●総合的な運勢 先祖からの徳を受けているので、才知に長けていながら、温厚で弱者にやさしい心配りのできる人柄の良さを備えており、周囲からの信用と信頼が絶大です。家庭を大切にして、幸福な人生をおくることでしょう。
●仕事の運勢 人の世話や仲介をしてお金が得られるというサービス関連で頭角を現します。力強い運気の勢いはありませんが、着実に地位や財産を得ていくでしょう。
(-155) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* ●愛情面の運勢 堅実で金銭の管理が得意で、お金に不自由することはありません。また、良い結婚に恵まれて、おだやかで円満な家庭生活をおくるでしょう。
●社交運 まれに天才的な才能を発揮して、大成する人がいます。本来は孤独なほうで、自己本位的な考え方が、人との関係をスムーズにいかせないように作用してしまうようです。孤立しないように気をつけてください。
●性格 先見力をもっており、大志を抱く人で、がんばり屋です。強く大胆なので、浮き沈みもはっきりしていますが、地位も名誉も上昇していくでしょう。
(-156) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* ●人間関係 やり手だけに、まわりの人が生意気に感じることがあります。若くして人の上に立つという強い運気をもっていますが、本人の力を過信すると、人と対立することにもなりかねません。謙虚さを忘れないようにすることが大切です。
●ラッキーポイント 画数 68.2点 画数のラッキー度は高いです。 幸運に恵まれることが多くなります。 バランス 57.75点 名前のバランスが良く災難を克服しやすい運勢です。 また、幸運に恵まれやすいでしょう。
(-157) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* 越お前って奴は…(人格が大吉だった)
(-158) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* 呉は波乱の子。 越は待機晩成型。
ぽいなあ。すごい即興でつけたのに。
(-159) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* 石動だと天格めっちゃいいんだよな。
(-160) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* 誕生日 7月23生 血液型 3型 aboabのじゅんで。
(-161) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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/* 7月23日生のO型 18才ということは1997年生まれ。 獅子座か。
(-162) 2015/10/31(Sat) 20時半頃
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[ 突然走り出した呉に危ないよーと声をかけながら、あとで必ずドライヤーは確保してあげようと思いました。>>378 滑って転ばないようにねーとかけた言葉を、彼が聞いていたかどうかは存じ上げません。 >>387陽一はやはり職員室に行っていたようですが、おかしなことに教員の姿は見えないそうです。この気候ですから、遅刻ということもあり得るでしょうが、全員が全員というのもおかしな話です。生徒ですらちゃんと、登校しているのですから。]
(440) 2015/10/31(Sat) 21時頃
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ううん、私へのメールは気にしなくて大丈夫だよ。 でも、携帯が圏外?
[ そう言って、自分の携帯を取り出して確認してみます。なるほど、私のものも、彼と同じく圏外を表しているようでした。これもまた、気候のせいなのでしょうか。だとしたら猶更のこと、帰宅の指示は早い方がいいのではと思いました。 どこに連絡する手段もないまま、この雪の中で迷子にでもなったりしたら、それは死と同義なのでは、と、未熟な頭ながら思うからです。]
(441) 2015/10/31(Sat) 21時頃
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明夜ちゃん、購買行くの? もう授業始まるけど……そっか、先生がいないから多少の遅刻は大丈夫かもだね。 もし先生来たら、うまく言っておくね。
[ 副委員長としては、もっとしっかり注意すべきなのかもしれません。けれど、私にとってはこれが一番相手を不快にさせず、自分だけで何とかできる範囲の対応と思っております。私は人の顔色を伺う事には長けておりましたし、それを苦痛とは思いませんので、快く明夜の伝言を受け取りました。>>391]
(442) 2015/10/31(Sat) 21時頃
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[ しばらく廊下で話してしまった私たちを促すように、陸の声が聞こえます。>>406 先生がいないとは言え、副委員長が遅刻は確かにあまりよろしいものではないでしょう。歩き出した陸の背を追いかけて、私は歩き出します。 いつだって私は、彼の背中ばかりを見ています**]
(443) 2015/10/31(Sat) 21時頃
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――現在:教室―― [ゆらりゆらり 膝を抱えたまま前後に揺れていると呉が入ってきた
ゆれに勢いをつけて 椅子から飛ぶように立ち上がる
ぺたり 生ぬるく温まり始めていた足が 再び冷たい床に触れ身をすくめる
チリリ 腕の傷がかすかに痛んだ]
くれちゃん、おはよぉ だれもまだきてないよぉ
(444) 2015/10/31(Sat) 21時頃
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お休みの連絡もぉ、来てない けどねぇ、こひめの今圏外なのぉ くれちゃんのは?
[ぺたぺたと足音たてて呉に近づき、 上目づかいで見つめる
近づいて、ズボンが濡れていることに気づき]
呉ちゃん転んだのぉ? だいじょぉぶ?
[通学路で雛子にかけたのとは違う 心配の滲んだ声でそう尋ねた]
(445) 2015/10/31(Sat) 21時頃
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[呉と話しているとかがりもやってきた パタパタと手を振る]
おはよぉ、かがりん ねぇ、ねぇ、かがりん こひめのケータイ圏外なのぉ かがりんのはつながってるぅ?
[今度はかがりのそばに移動して くっつきそうなほど近く]
ほかのクラスはねぇ こひめみたけど誰もいなかったのぉ
うちのクラスだけ連絡こなかったのかなぁ
[こてんと首をかしげた*]
(446) 2015/10/31(Sat) 21時頃
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― 回想・文化祭準備 ―
[ "おんなのこ"な手芸店の中で。
そう、手先が器用と言っても。 それが本当に"かわいい"かどうかは、少々、自信は無く。 まあ、可愛かったとしたら、 だいたいは布のお蔭ということで。 ]
女子のメイクよりは作れるんじゃない?
[ かわいいってなんでしょう>>420。 わからないけれど、化粧っ気の無い、地味女でも。 やり過ぎって位、けばすぎる化粧で生きている人が、 世の中にたくさんいることは、知っている。
あれはたぶん、かわいくない。 ]
(447) 2015/10/31(Sat) 21時頃
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はいよ、いってらっしゃい。
[藤舎に続いて、2人目の伝言を請け負う。>>415 こっちも特に止める理由はない。第一、そのままだと風邪を引くだろうし。 "優等生"でデキる会計、石動呉の背中を見送る。 あの言葉の意味>>411は、今でもよく分からないままだ。 普通に、悪くない奴だと思うんだけどね。そんな感想。
残った面々に「おはよ」と告げながら自分の机に近づいて、鞄をおく。 一体、教師はどこにいるんだか。 職員室、教室にもいないとなると、もう会議室ぐらいしか思いつかない。
いっそ、勝手に帰ってもいい気はする。 けれど、ここまで来てしまったら、もう少し雪が落ち着くのを待った方がいいのかもしれない。それとも、更に積もってしまうだろうか。 ネットで天気予報を検索しようとして、──ああ、そうだ圏外。 さっき咲野たちにも告げたはずなのに。現代の若者ってのは、携帯が使えないと何かと不便だった。 そんなことを考えながら、自分の席で替えの靴下を履くことにする*]
(448) 2015/10/31(Sat) 21時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 21時半頃
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[ 失礼な結論のまま、かがりと手芸店を出る。 袋は、お金を支払った流れのままに、 かがりに持ってもらった。
ミッション達成、と、いうことで。 それじゃあ、ってさよならしようとしたのだけど。 其処から、立ち去るより前に。
鞄の中から、ころん。と。 差し出される、黄色の小さな飴>>421。
疑問符を浮かべて、細い瞳を見上げた。 なに?って、言いたげに。実際、言おうとしていた。 ただ、それよりも先に。 お礼、と言われて。更に、助かった、って言われて。 そうしたら、少なくとも。 相手は感謝している、のだろう。
多分、それ位なら、分かる。 ]
(449) 2015/10/31(Sat) 21時半頃
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[ だから、 ]
ありがとう、いただきます。
[ こういう時は、素直に受け取るものだ。 部活の差し入れと一緒で、 私に渡された飴だから、私が受け取るべきだって。
おんなのこらしくはないけれど。 レモン味は、好きだったし* ]
(450) 2015/10/31(Sat) 21時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 21時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 21時半頃
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[おばあさん。 岩動の言葉>>437を繰り返す。 おばあさん。殺されて、鍋にされて、おじいさんに食べられたおばあさん。
可哀想なおばあさん。
殺したいほどに憎いのか、殺したいほどに可愛いのか。 そんなの、当人に聞いたってホントかを教えてくれるかもわからないのに。聞く意味なんて無いや。]
(451) 2015/10/31(Sat) 22時頃
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おじいさんにはなりたくないなあ。
[最愛の妻を食べた彼になんて、なりたくないな。 おじいさんがおばあさんをどれだけ大切に思ってたかなんて知らない。愛してたかなんて知らない。 思うのは、口に含んだ物の正体も知らずに飲み下す行為への、嫌だなあという感情。]
弟さん、可愛がり過ぎたら嫌われるんじゃない?
[もしも岩動がたぬきなら。 弟さんを可愛がるのだろう。徹底的に。 もしも岩動がうさぎなら。 弟さんに過保護なのだろう。やっぱり徹底的に。
そう、苦笑した。*]
(452) 2015/10/31(Sat) 22時頃
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――現在:教室――
[近い。 近寄ってきた一六>>446から離れるように、少し椅子を引く。 顔が近いのは少し苦手。 というか、彼女の雰囲気が、今まで告白してきた子に似ていて。 悪いなあ、と思いつつ、理性じゃどうにもならないところで苦手意識が首をもたげた。]
おはよう、一六。 携帯?
[鞄に手を突っ込んで、スマホを出す。 パッと画面を表示させて、初期設定の待受を彼女に見せた。]
圏外だね。
[悪天候って、そんな電波に影響するっけ。 それなら、台風の時も大変になりそうなものだ。 じゃあ、なんでだろうか。]
(453) 2015/10/31(Sat) 22時頃
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すれ違っても居ない。 檜山も何も聞いていないって言うし。
嫌われ者だった、ってわけでもないと思うんだけど。
[連絡すら来ないほどに嫌われている覚えはない。 そもそも、それなら檜山はここに居ないだろう。
岩動も、嫌われている、というふうではないだろうし。
女の子のカーストはわかりませんので、考慮しなかった。といより、できなかった。*]
(454) 2015/10/31(Sat) 22時頃
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── 回想:とある初夏 ──
んー……、あんまり、ないー。
[『勉強する気あったの?』>>350って、 顔見るなりそりゃなくないですかーと、 先生役のるぎくんに思ってみたり。
けれど、口にするのは、ふにゃふにゃ。 どー考えても、人の勉強会に乱入するには、 失礼すぎる一言です。]
(455) 2015/10/31(Sat) 22時半頃
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[だけど、あの子たちとの勉強会って、 だいたいいっつもそんな感じだよ。 だいたい、誰かの彼氏の話とか、 せんせーの悪口とか、そんなものでできてるよ。
それでも、邪魔まではしません。 かわいげがあるてーどに、口を挟むくらい。 文法の話とか、真面目に聞いたし。
あ、枝毛みっけ。*]
(456) 2015/10/31(Sat) 22時半頃
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── 回想:とある生徒会室 ──
[ぱさん、と重ねた紙が落ちる音です。
生徒会室に、雛子とるぎくん。 昨日、先生してたるぎくん。 かわいげがないものは嫌いな雛子のこと、 よくご存知のるぎくん。
机の上、広げたのは、過去のテストの束。]
── ここから、伸びません。
[化学、コンスタントに90点。 80点前後をうろつく数学。]
(457) 2015/10/31(Sat) 22時半頃
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[そりゃ、かわいげもないよ。 雛子にとって、大事な科目だけ連れてきました。 あ、でも。わざと下の方に隠した英語の50点。 それは見逃してくれたりしませんかねーって、 詰めの甘さは自覚している。 なんでかなー、おんなじよーに勉強してるのに。]
F大の薬学。化学と数学と、あとひとつ。 今年なら、面接とそれとで受けれるの。
[ここからそう遠くはない、 そこそこ賢い私大の名前を挙げて、 大真面目な、ちょっと怒ったような顔。
国語か英語か生物。勘弁してよ。 国語と生物は、20点台がザラです。]
(458) 2015/10/31(Sat) 22時半頃
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伸び悩んでます。 アドバイスください。
[頼んでるくせに、不機嫌そうに言います。 なんだか緊張してる自分に、腹が立つので。
春高を卒業したおねーちゃん。 生徒会の書記をしてたおねーちゃん。 F大の薬学部に進学したおねーちゃん。]
どーしたらいーんですか。
[知ったこっちゃねーよ、と言われるかもしれないけど、 聞かれたなら、答えたでしょう。
「おねーちゃんの大学」と。*]
(459) 2015/10/31(Sat) 22時半頃
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[>>413分かって聞いてるんだろうな。そう思った。 だから、頬を指して委員長様に返したのは、答えを求めない問いかけひとつ。それで十分だろう。]
滑るとか、そんなドジに見える?
[言ってから、思い出す。 そういえば、教室に駆けていった誰かさんと、ここにいる誰かさんは例外か。 まぁ、俺には関係のないことです。色々と。]
(460) 2015/10/31(Sat) 22時半頃
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―教室―
はよ。
[閑散とした教室へ投げるのは、誰にかけるでもない挨拶。 そこにもやっぱり、大人の姿はない。]
これ、休校だろ。どう考えても。
[誰にともなく言いつつも、自分の机に向かう辺りは、悲しきかな、学生の性ってやつなんだろう。 傍らに荷物を置いて、机に力なく突っ伏して。 あ、弁当、傾いてないかな。そんなことを思いつつ、確認することはしなかったけれど。*]
(461) 2015/10/31(Sat) 22時半頃
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― →3F廊下 ―
[ 人は、居る筈なんだけど。 靴下をはき終えて、鞄とコートを持ち直して。 そうして三階まで登ったところで、誰にも会わなかった。 それどころか、話し声も聞こえてこない。
先生。これってちょっと、酷過ぎやしませんか。
なんて、愚痴と言うより事実を思って。 ああそうだ、って。道中、携帯を確認してみるけれど。 檜山の声を拾った通り、本当に、圏外だった。 ここ、電波悪かったっけ?
疑問と共に、静かな廊下。ひとり、首を傾げ。 あちらこちら、向けてみる。 でも、使い慣れないスマートフォンは、無反応。 …あんまり、連絡らしい連絡は取らないけれど。 学校で、こんな風に困ったこと、無い気がする。 ]
(462) 2015/10/31(Sat) 22時半頃
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[ 画面から、背けた先。 窓の外は、雪で、そりゃもう、真っ白で。 ]
「――雪って、あんまり好きじゃないんだ」
[ とか。 人の良さそうな、何時もの柔い笑みを、苦笑にして。 そんなことを、あの人が言っていたことを、 どうしてでしょう、思い出して。 ]
(463) 2015/10/31(Sat) 23時頃
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[ 景色から、逸らし。
うんともすんとも言わない画面を、 もう一度見て、スリープモードにして。 黒い画面に映る無表情を見て、数秒。
鞄に放る。
教室までは、あともう少し。 ]
(464) 2015/10/31(Sat) 23時頃
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[こひめのかわいい顔が近くにあるのに かがりんは相変わらずだなぁ なんて、思って 距離を取られたことには ふわんとした笑みを返す]
そっかぁ、かがりんもだめかぁ
[しょぼんと肩を落とした]
(465) 2015/10/31(Sat) 23時頃
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── 現在:1F→3F ──
[ひた、ひた、と、廊下を進みます。
『……上靴、履けば?』って、 言いにくそうはるなが言うから、 「教室着いて、足拭いてからー」って。
言って、ぺた、ぺた、3階は遠い。]
さむいー。
[って言ったら、雛子の足元を見たはるなが、 『そりゃそうだろ』ってびみょーな顔してたけど。
知りません。教室が見えてきた。 ふわ、っと。数歩、駆けました。]
(466) 2015/10/31(Sat) 23時頃
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だんぼー、ついてるかなー。 はるな、今日、誰かに会ったー?
[何気ない装いでひとつ質問。 私はひめちゃんにしか会ってません。 先生もいないし、あの子たちはいないし。
また、少し不安が蘇って、 スマホを取り出して、トーク画面を開いて。
既読、ついてない。 ……どころか、]
(467) 2015/10/31(Sat) 23時頃
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……あれー?圏外?
[のほほん、とした口調の裏で、 実は結構、あせっています。なんで?
「はるなのもー?」なんて、確認を促しながら、 教室の扉を、がらりと開きました。]
(468) 2015/10/31(Sat) 23時頃
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[そして陽一が来たことに気づき]
いいんちょ、おはよぉ こっち"も"ってぇ、どういうことぉ? まだ始業前だよぉ せんせぇたち、職員室じゃないのぉ?
[ぱたぱたと駆け寄って こくびかしげて見上げた]
(469) 2015/10/31(Sat) 23時頃
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── 現在:3-3教室 ──
おはよー。 ……あれ?
[うちのクラスにはそれなりにひとがいたこと。 だけどあの子たちはいなくて、どういうことだろ?
隣のクラスは、しーんとしていました。 購買にも、誰もいませんでした。通学路にも。 それなのに、ひい、ふう、みい。 見知った顔ばかりの空間と、暖かな空気に、 気持ちは緩みそうになりながら、それでもおかしい。]
……結局、がっこー、休みなのー?
[ぽつん、つぶやきながら、いつもの自分の定位置へ。**]
(470) 2015/10/31(Sat) 23時頃
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─ ちょっと前:教室 ─ そっか、やっぱ来てねーのかー んえ、圏外?まじか。雪のせいかな。
[頭何個分、小さいんだろ。お姫様。 上目遣いの女子の目線、平然と受け止めて。 岩動 呉は唇を尖らせて、んー。
ワンテンポ遅れて、圏外だって、知れば。 ケツポケットのスマホに手をかけるんだけれど、 そうだ、使い物にならないんだった。 ケツに片手を当てた状態で数秒停止。
転んだのぉ?って、甘えた女の子の声に心配されれば、 派手にやってさあって、そのままスマホを取り出して、ばっきばきの画面を見せた。やくたたずなんです、俺。
お姫様が次の来客に近付いていく。 デカブツふたりと、小さなお姫様。二人とも、横には大きい方じゃあ、ないから、 お姫様のSPには、ちょっと、心許ないかなあ。*]
(471) 2015/10/31(Sat) 23時頃
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/* いい加減上履きはかせたいんだけど濡れたタイツってどのくらいで体温で渇くかなって考えている
(-163) 2015/10/31(Sat) 23時半頃
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─ そうして、今 ─
[岩動 呉は上下ジャージ姿で教室に戻ってきました。 ちょっと、人が増えてる。]
おはー。
[って言っても、さっきまで一緒だった古屋と、平坂と、 あと、レーパン。とーのひなこ。
彼女は定位置にいるけれど、何時も周りにある、女子の壁が未だ無いからか。 ちょっと、寂しげ。 ひらっと手を振って、朝のご挨拶。]
携帯壊したんだけどさ、圏外ってホント?
[女子の連絡網って、密だから。きっと知ってるだろう。 お姫様にきいた情報を、別の人に確認しようって、魂胆ですら、]
(472) 2015/10/31(Sat) 23時半頃
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いや、俺、さっき職員室見てきたけどね。 先生、いなかったよ。
[なんだか、さっきからこればかり言っている気がする。 まあみんな気になるところだよな、とは思うので、答えはきちんと返す。>>469
それにしても、軽い足音を立てるその駆け寄り方といい、小首を傾げる角度といい。 一六は今日も何というか、バッチリだった。 それが可愛い、というのは分かる。 とてもよく分かるけれど、完璧過ぎて逆に少し冷静になるのは、男としておかしいんだろうか。 女姉妹に囲まれて育った弊害、なのかもしれない。]
……休み、にしてもなぁ。 誰かは、いないとおかしいとは思うんだけど。
[靴下を履き終えながら、丁度教室へ入ってきた遠野の言葉を拾って、ぽつりと零す。>>470 だって、誰もいないなら、どうして暖房や電気がついているっていうんだろう*]
(473) 2015/10/31(Sat) 23時半頃
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/* びえんかぷせる眠すぎ…
(-164) 2015/10/31(Sat) 23時半頃
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[陽一の答えに]
せんせぇいないんだぁ こまったねぇ
ほかのクラスだぁれもいないからぁ 休みになってて、うちのクラスが連絡漏れでもぉ それならぁ、もっとクラスの子たちきてると思うのぉ
なんか、へんだよねぇ
[むぅと考え込みかけ 眉間に寄ったしわを伸ばして えへ、と一瞬かわいくなかったことを ごまかすように笑って 自分の席へ戻っていった*]
(474) 2015/11/01(Sun) 00時頃
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/* 狼になった時用に文章作っておいたんだけど、なんていうかやる気ないねみたいな 改変したいものとか特にない。文化祭でお腹いっぱい。
(-165) 2015/11/01(Sun) 00時頃
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― 3-3教室 ―
[ そうして、到着は、ラスト。 きっと、遅刻すれすれ。藤舎明夜のいつも通り。
委員長と副委員長のことだから、 先生がいても、まあ。 どうにかしてくれているだろうって。 担任の顔を想像して、思う、けれど。 ]
………あれ?
[ ひとり、ふたり、さんにん。 教室の中を数えてみて、気付く。 少なくて、そう。いつもの人数じゃない。 普段なら、もっと沢山の生徒が居る筈なのに。 ]
(475) 2015/11/01(Sun) 00時頃
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……?
[ 首を、また、傾げる。 誰かと視線が合えば、おはよう、位は言うけれど。 おかしいな、って感想は、拭えないままで。
それでも、悲しいかな。 疑問に思う光景が目の前にあっても。 いつも通り、身体は。
教室の戸を、閉めて、いて* ]
(476) 2015/11/01(Sun) 00時頃
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―3-3教室―
[ 雪の日の朝だからでしょうか。やはりいつもよりがらんどうとした教室に、見知った顔がいくつかちらほらと伺える位でございました。]
こひめちゃん、ひなこちゃん、御崎くん、おはよー。 すごい雪だね。
(477) 2015/11/01(Sun) 00時頃
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/* メール文面も考えておいたけど、死ぬっていうか転校する人みたいになってる どうしたらいいのこれ
(-166) 2015/11/01(Sun) 00時頃
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[ すでに教室に居た三人に軽く手を振って、いつもの笑顔で挨拶を致しました。そして先に走っていた呉を見た途端、私は彼にドライヤーを貸す予定だったことを思い出します。]
あっ、石動くん、ごめんドライヤー取ってくるの忘れちゃった! 次の休み時間で取ってくるね。
(478) 2015/11/01(Sun) 00時頃
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[ ごめんねと謝りながら、私は自分の席に着きます。窓側のその席は辺りを見渡せてとてもお気に入りでございましたが、こんな雪の日には少し、寒くて不便でした。 雪がしんしんと降る日は、音が雪に吸い込まれると良く聞きます。音の波動を、雪が柔らかく遮ってしまうのでしょうか?教室の人数が少ないのも相まって、今日はとても静かでございました。しんしん、しんしんと、雪の音だけが聞こえてまいります。なぜでしょうか、私にはまるでこの世界には、私たちしかいないような、奇妙な感覚を覚えたのです。 先生方は本当に出勤するのでしょうか。私にはなんだか、彼らにはここまで来られないような気が致しました。**]
(479) 2015/11/01(Sun) 00時頃
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