169 きみがおとなになるまえに
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2015/09/13(Sun) 00時頃
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──キネーン・シアター──
[多くの人で賑わうロビーに、制服姿の男がやって来る。
人々に新たな情報を与えるべく、一枚の紙をチケットブースに貼りだした。]
(#0) 2015/09/13(Sun) 00時頃
『全席完売』
*
(#1) 2015/09/13(Sun) 00時頃
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”はるか遠くに緑の土地がある いつの日か、あの場所に行こう” *
(1) 2015/09/13(Sun) 00時頃
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──キネーン・シアター──
[ステージの上、少女は今日も歌っていた。 ピンク色のトウシューズで、軽やかにステップを踏む。
クラリッサ・トウシューズ。 ”世界でいちばんかわいい、みんなの女の子” そんなキャッチフレーズを乗せて、幟は舞う。]
(2) 2015/09/13(Sun) 00時頃
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── 街の入り口 ──
ジェフ!見えた、あれ!
[ ぐん、と背のびをするようにして指さした先には、 さまざまな建物の立ち並ぶ街が、 ぽっかりと大きな口を開けて待っている。]
人がたくさんいるよ、
[ 耳に直接声を吹き込むように囁いて、 くすくすと悪戯っぽく笑う。
かと思えば、ねだってよじ登ったばかりの肩の上で、 もう飽きたと言わんばかりに、 落ち着かなさげに動き出すのだ。]
(3) 2015/09/13(Sun) 01時頃
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ジェフ、降りるわ。もう自分で歩ける
[ 気まぐれな正真正銘、本物のこども。 そばかす顔の上、表情を目まぐるしく変えながら、 少女は大きな相棒にまた話しかける。]
おともだちできるかしら 大きな街だもの
[ 先を急かすように、じたばたと足を振った。*]
(4) 2015/09/13(Sun) 01時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 01時頃
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――街の入口――
[背後からの期待に満ちた声>>3と同時、ずれた重心を支えるように後ろでの手を動かす。落ちるぞ、と言いかけて、先ほどの声音を思い出しやめた。
そんな気遣いに気づいてるのかどうかは知らないが、今度は耳元で声を吹きこまれる。 微かな空気の揺れが耳に伝わり、反射的に背が粟立った。]
おま、耳元でやめろ!
[小声で怒鳴る、という器用な事をしながら、もぞもぞと動き出したゾーイに呆れたようにため息を吐いた。]
ほらよ。
[身体を支えていた手を離そうとした、その間際に聞こえた彼女の呟き>>4。]
(5) 2015/09/13(Sun) 01時頃
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[ゾーイのような子供は、悲しいほどに数少ない。 自分でさえ、彼女一人しかそうと知らないのだ。キネーンがどれ程大きな街だとしても、そこに同類がいるか、どうか。 そんな知識が、気安く首肯する事を許してくれない。
だから、少しの逃げと、どうか彼女の望みが叶うようにと願って、]
だと、いいな。
[そう呟いて、手を離した。**]
(6) 2015/09/13(Sun) 01時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 01時頃
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― キネーン・街外れの屋敷 ―
[とん]
[とん]
[ ―――と、人が沢山いる、大きな街の中で。 "かわりもの"の先生が住んでいるお屋敷の、 その一室の扉が、叩かれる音がします。 ]
(7) 2015/09/13(Sun) 01時半頃
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[ それは、かるい、かるいノックです。 ともすれば、窓の外の小鳥の囀りや、 羽ばたきに消されてしまいそうな音。
でも、オーレリアは知っています。 あんまりうるさいと、先生に迷惑がかかってしまうこと。 なにより、先生は軽い音でも、 ちゃんと音を聞き取ってくれること。
だから、数度叩いたのちには、そわそわ、なんて調子で。 そっと手を離して、オーレリアより大きな扉を、 じいと見上げます。 ]
(8) 2015/09/13(Sun) 01時半頃
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[ 見上げながら、やっぱり、そわそわと。 落ち着かない手は、黒いワンピースの裾をはらって。 髪の先をくるくる、弄っては離して。
そうしているうちに、扉の開く音がしたでしょうか。 ]
(9) 2015/09/13(Sun) 01時半頃
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――、先生。
[ 結ぶ時に少しずれた、黒いリボンを揺らして、 オーレリアは、部屋から出てきただろう先生へ向けて、 柔く微笑みます。 ]
お出かけ…。 今日は、どこへいくの?
[ ぱちり、開かれた灰の瞳が、 先生の眼鏡の奥を、覗き込みました** ]
(10) 2015/09/13(Sun) 01時半頃
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[──伸びやかな、歌が聴こえる。>>1 それは、どこにもない幸福の地を謳う歌だ。]
.
(11) 2015/09/13(Sun) 02時半頃
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──キネーン・シアター 舞台袖──
……はい、確かにお渡ししました。 それでは、──……
[華やかな舞台の裏で、淡々と事務的なやりとりを交わす。 自分の持ってきた荷物を受け取って立ち去る男を、軽い一礼で見送った。
微かに聞こえる歌声を聞きながら、目を細める。>>2 声の持ち主は、この街、キネーンのこどもショービジネスのトップスター。 裏へ回る時に通ったロビーには『全席完売』の文字があった。 今日もあの愛らしい、小鳥のような老婆は、人々の視線を一身に浴びて歌い踊っている。 彼女の身に纏った衣装は、自分の作ったものかもしれない。 先程、男に手渡した荷物の中身も、新しい衣装だ。 子ども用のサイズのそれは、きらびやかな装飾で飾られていて、自分の趣味からは程遠い。 そんなことを思ってはみても、仕事をえり好み出来る程の経済的余裕などもなく、結局は与えられた仕事を淡々とこなしてゆくだけなのだけれど。]
(12) 2015/09/13(Sun) 02時半頃
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[ただ、それが誰より愛おしい子となれば、話は別だ。
シルクと名乗っていたこどももまた、華やかな装いであの舞台に立っていた。 似合わない、と思ったのを覚えている。 それはあくまで自分の感覚でしかなく、一般的にはよく似合っているのだろう。
けれど、殺してしまう、と思った。
雪のような、白い髪。 花咲くような笑顔を浮かべる他の"こどもたち"の中において、あまり変化のない表情。 きんと冷たく静かな雪原を思わせるようなそれに、華やかなだけの衣装はあまりに似合わなくて、その美しいボーイソプラノさえも、殺してしまうような気がした。 ──その子どもを引き取ることに決めたのも、もしかすれば、そんな単純なきっかけなのかもしれない。
そこまでを思い返したところで、後方で待たせていたこどもの存在を思い出す。 待たせてしまった、と苦笑を浮かべ、物静かな愛し子の方へと振り返らんと*]
(13) 2015/09/13(Sun) 02時半頃
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/* なげーな。よろしくお願いします。 和名とかいろいろいいのかな…!と思っていますが、大丈夫かな。
こんかいの目標:ドラマティックな言葉をふんだんに使う
(-0) 2015/09/13(Sun) 02時半頃
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[ きっと自分は、歌うために生まれてきたんだと思う ]
.
(14) 2015/09/13(Sun) 02時半頃
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──キネーン・シアター 舞台袖──
[ >>1,>>2友人が歌い、舞う姿を、そっと、舞台袖から見守る。かつての自分も、彼女と共に、彼女の横で、歌声を響かせていた。 残念ながら踊りが下手で、あまり表情に気持ちが出ない自分は、彼女のようなトップスターになることはなかったけれど。 それでも、歌だけだったら、彼女にも負けないと言われることがあった。 柔らかく響く、神を賛美する聖なる歌。ボーイソプラノの声は、数多の人を魅了した。 笑わない、無機物のような、優しい音色(オルゴール)のシルク。侮蔑も、皮肉も、憧憬も、賛美も、たくさんの意味を込められて、何度その名前を呼ばれただろう]
(15) 2015/09/13(Sun) 02時半頃
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[ ふと、前に立つ男を見上げる。彼は舞台に居るクラリッサを見つめていて、多分、気付かない。 ゆき、という名前は、彼がくれたものだ。愛想が悪いと評判だった自分を、ショーから引き取った、変わり者。 別にショーでの生活が嫌だったわけではない。歌さえ歌えれば、良い。 でも、彼は自分にとてもよくしてくれるから、今の生活だって嫌いではないけれど]
[ そんなことを考えていたのが、伝わったのか。彼が突然振り向いた。 ここにくる時の彼は、いつも少し辛そうだ。大人なのに、こどもが嫌いなんだろうか。自分を引き取ったんだから、それはきっとないと思うが。 少し様子を伺うように、首を傾げる。どうしたの、と、視線に言葉を含ませながら*]
(16) 2015/09/13(Sun) 02時半頃
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/* よろしくお願いします!ペア村初だから、ドキドキ。 ひなたんもよろしく。
ちな、ゆきの歌声や歌っている歌のイメージは サラ・ブライトマンのスカボローフェアです。 ボーイソプラノなら出せると思うんだ。
(-1) 2015/09/13(Sun) 03時頃
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[ぱちり、と視線が合った。>>16 冴え冴えとしたアイスブルーの瞳は、いつだって宝石のようだった。]
……──ゆき。
[常よりも甘さを含んだ声で、こどもの名を呼ぶ。
引き取った時、犬や猫に名をつけるような気安さで、こどもに名を与えた。 シルク、という名を知らなかったわけではない。 実親を知らぬ子も少なくないこの社会で、名をさほど重視していたわけでもなかった。 ただ、少年が舞台に立っていた頃に耳にした"シルク"という呼び名は、どこか侮蔑を含んだものも混ざっていて、それならば、と。 こどもの美しい白から連想づけて、"ゆき"と呼んだのだった。 少年が、その呼び名をどう思っているか、尋ねたことは一度もない。 嫌ならば拒否の意を示すだろうと、好きに呼び続けた名は、2人の間ではすっかり定着してしまっている。]
(17) 2015/09/13(Sun) 03時半頃
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[身をかがめて、視線の高さをなるべく合わせた。]
待たせてしまったね、ごめん。
[柔くひとつ、ぽん、と頭に手を乗せて。 さらりと前髪を梳くように撫でる。]
……用は済んだから、街へ行こうか。 何か、食べたいものは?
[問うてみたけれど、さて、感情をあまり示さないこのこどもは、何かリクエストを呉れるだろうか**]
(18) 2015/09/13(Sun) 03時半頃
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/* お疲れ様です、中身発言失礼いたします。
和名で通してしまったのですが、もともと異国の人間(東洋人的な)という感じでも大丈夫でしょうか? 設定的にはさほど重要な部分でもないのですが、村の世界観として問題ないかどうか、一応確認したく…。
お手数をおかけしますが、ご回答よろしくお願いいたします。 (お返事はいつでも大丈夫です)
(-2) 2015/09/13(Sun) 03時半頃
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[ >>17愛おしいものを呼ぶように、自分の名前を呼ばれた。それは愛なのか、愛玩なのか、…にはわからない。ただ、悪意はないようだから、好きに呼ばせている。]
(19) 2015/09/13(Sun) 03時半頃
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[ ごめん、と撫でられた頭に、少しこそばゆさを感じながら、小さく瞳をきゅっと閉じる。 その様子に藤乃は、今度は前髪を少し撫でてきた。それもまた、少しくすぐったい。 食べたいものは、と聞かれても、特に思い浮かぶものはなく。食べられるなら、なんでもいいなと思った。 おいしいに越した事はないけれど、まずいものだとしてもきっと、…は文句も言わず、食べるだろうから。 だから、自分と同じ目線に降りてきた彼の顔を見つめて、ふるりと首を振る。 それはいつも通り、藤の好きなもので、いい、という合図だった**]
(20) 2015/09/13(Sun) 03時半頃
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/* 進撃みたいなもんかなって思ってる。ミ〇サ東洋人よね。 フジノ、ってカタカナ表記にしておくか迷ったんだ…
(-3) 2015/09/13(Sun) 03時半頃
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『アタシは土の香りが好きで御座いました。 咲き乱れる故郷の花が好きで御座いました。
一度しか聞いたことのない祭囃子の音が、 とても、とても好きで御座いました。
ですが、花は枯れるのです。 永久に咲く花など一つもありはせんのです。
ですから、アタシも枯れとう御座いました。 花の如く散る自分を好きになりとう御座いました。
何故ならおとなが嫌いでありました。 嫌いなおとなを好きになるには、 自分が嫌いなおとなになって、 その自分を好きになることが 一番早い手段だと思うておりました。』
(21) 2015/09/13(Sun) 05時半頃
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…これだけの書き出しで一蹴されるとは。 創作に、自由は許されないのでしょうか。
[手元にまとめた原稿用紙を抱えて、 はふん、と溜息をつく棒立ちの女が一人。
レトロニムに和服と呼ばれ、 朱の目立つ花模様に身を包んだ彼女は、 いち会社の入り口のど真ん中で立ち尽くしている。
朱色から香る金木犀も鼻についた香水臭い女だった。 決して厚化粧のそれではない。 「都会の女は香水をつける」という認識であるだけ。]
(22) 2015/09/13(Sun) 05時半頃
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少しくらいおかしくていいでしょうに。 古きよき書物はもう売れませんて。
[書き出しでダメ出しを受けた、いまや評価すらもされない紙くずとなった原稿達はいそいそと鞄にしまう。
今こそ独りごちて好き勝手に言ってはいるのだが、 「オエライさん」を前にして無駄に緊張し、 ガチガチになって原稿のよさを伝えられなかったのは自分の責任だ。
身勝手な愚痴を幾分か落したあと、 40にもなってだめだなあ、と小さく自己嫌悪。 力をペンに走らせることが多く口下手に育ってしまったのは、今更気にしたってしょうがないのだ。 自分は、なにせ「大人」なのだから。]
(23) 2015/09/13(Sun) 06時頃
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[ぺちぺち、と軽く自分の頬を手の平でたたいた。
気を取り直して、とぼんやり都市キネーンを練り歩く。 もしくはせっかくこの町に訪れたのだから、 取材と観光を兼ねて歩きつづけるべきだ。 キネーンのよさは、自分にはない賑わいと華やかさだし、楽しみたいという気持ちはある。
――素直に『良い』と思えるかは別。
抱えた原稿に綴る故郷の匂いが恋しいのだから、 女は香水臭かったし、賑わいもただうるさいという認識でしかなかったし、歩く石作りの通り道を蹴っている。]
(24) 2015/09/13(Sun) 06時頃
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………。 いつまで、この生活、続けましょうかねえ。
[キネーンよりそこそこ離れた場所に、 『サクヤ』と呼ばれる集落が群れをなして暮らしていた。
女が大人じみていても田舎くさい原因はそこにある。 香水の色では誤魔化せない位、 彼女の本質は故郷に根付いてはいたし、 普段は放浪しキネーンに在中している事もないので、 2、3日の宿暮らしではなじめるわけもなかった。
大きさなんて関係ない。 淡い夢ばかり抱えて安定しない将来は、 大きささえもつかめない。]**
(25) 2015/09/13(Sun) 06時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 06時頃
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/* よろしくおねがいします! よろしくおねがいします!
村建ての鍋さんは枠あけてくれて本当にありがとうございます!相方のMSKさんは声かけてくれてありがとうございます!
という 感謝しかもうない感じで村やってきてますpikeです。 議事初めてでわからないこといっぱいですがよろしくおねがいいたします。
(-4) 2015/09/13(Sun) 06時頃
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―とある屋敷の、一室―
[こつん。]
[こつん。]
[秒針の拍を刻む靴音は、朝告げ鳥の"声"にぴたりと、 止まった。]
(26) 2015/09/13(Sun) 06時半頃
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[歯車仕掛の懐中時計。 其から無造作に手を離すと、首を飾るチェーンがぴきりと鳴る。鈍色の円形が脚に当たる前に、安楽椅子を離れた。
軋む。
朱を羽織り、髪を撫で付け、姿見を一瞥すると不機嫌そうな男の顔。己の表情に更に苦々しく歪んだ。 朝は別に、嫌いじゃない。 只、数秒遅かっただけだ。昨日より。
僅かの深呼吸の後、内開きの扉を開いた。
其処には、聖女がいる。 ]
(27) 2015/09/13(Sun) 07時頃
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[先ず、輝く灰と、かち合った。聖女の名を冠した少女の、期待の眼差し。
そう言えば、今日は"授業"もなく、殴り書く原稿もなく。 "出掛ける日"であった、と。 金枠の奥、沈んだ碧が泳ぐ。]
──本を、返しに行かなければ。
[少女に告げる朝の言葉は挨拶でもなく、只呟きに行先を載せて。 男が本を借りる時、大抵は街の中心近く、蔵書の多い図書館に向かう。定期的に繰り返される男の習慣。この、10年程、必ず少女を連れて。
部屋を振り替えると、両面に壁代わりに並ぶ本棚とぎっしりと詰め込まれた蔵書の数々。 借りた本は、机の上に。 取りに戻ろうと部屋奥へ戻りかけ、逡巡の後、]
──…おはよう、オーレリア。
[背中越しの朝の挨拶。]
(28) 2015/09/13(Sun) 07時半頃
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[昨日は、珍しく故郷のことを思い出していた。 故郷はキネーンのような都市と比べれば、田舎というのすら憚られる、サクヤという名の東国の中でも小さな集落だ。]
(29) 2015/09/13(Sun) 09時頃
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[サクヤを離れ、このキネーンで歌をうたうようになってから、どれだけの月日が経ったのだろう。 考えるのはいつの間にかやめていた。その長短は自分に特別なんの変化も齎さない。 変わらないというのは、悪ばかりではない。幼いこどものあまい声。それを失わずに済むのは、嫌ではなかった。 ただ、周りも全く同じ条件なものだから、単純に劣化しない、というだけの話。]
(30) 2015/09/13(Sun) 09時頃
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[はためく真紅の裾。手には同じ紅の番傘。くるり、くるりと流線を描いて、傘と緋花の舞い踊り。 そうして舞台でしとりとうたう。雨粒のような歌をうたう。 幾度も重ねたステージは、慣れたもの。
けれど昨日はふと、ひさしぶりに故郷の歌を舞台でうたった。 数少ない新たな子供の産まれを祝う、故郷の古い祭りの歌だ。 隠れ里の民族という見目の希少さと、異郷の歌。 勝手な曲目の変更に叱られはしたけれど、お客は日ごろと変わった趣向に大変満足して、稀に見る金払い。 それに助けられて、此度は盛大な溜息を残して不問。]
(31) 2015/09/13(Sun) 09時頃
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[わたしは、オルゴールか、もしくはジュークボックスと変わらない。 人の形をしているから、叱るし、大金を払う。 そんなキャストが、このキネーンのステージキャストには大勢、いる。]
あぁ――今日もいい天気。
[ただ、薄曇りのような心中裏腹。 空は変わらず、青く。郷の空も、こんな風に抜ける青だった。 微かに花の香りがして、目を細める。 花売りでも近くにいるだろうかと、わたしはたまの休日の街を歩きだした*]
(32) 2015/09/13(Sun) 09時頃
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[ 金色の瞳と、視線がかち合います。 眼鏡のその奥、先生の考えていることは、 いつだって、きっと難しくて。 オーレリアにはわからないことが、沢山あるのでしょう。
だけど、"お出かけ"の用件は、 オーレリアにも理解することができました。 ]
本を返す…、なら、図書館。
[ 広い街の中。 目的と場所を、時間をかけて照らし合わせます。
オーレリアは、ひとりで外に出たことがありません。 いつだって、どんな時だって。先生に連れられています。 先生の示す場所、図書館だって、そうです。
習慣であろうと、気まぐれからであろうと。 先生に買われ、物心がついた時から、ずっと。 オーレリアの見る世界は、先生と共にあります。 ]
(33) 2015/09/13(Sun) 10時頃
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[ 図書館。このお屋敷よりも、ずっと大きな場所。 本に囲まれた其処に居ると、 不思議と眠くなることもあります。 それでも、憂鬱ではありません。 眠くなりはすれど、 オーレリアは本を読むことは、嫌いではありません。 お屋敷にある本を、 赦された時には読んだこともあります。
ただ、本そのものよりも、 先生とお出かけする、そのことが何より楽しいのです。 それもいつだって、変わらない。 …そして、楽しみだから、だったのでしょうか。 "お出かけ"に気を取られて、挨拶をしていませんでした。
先生に挨拶をされて、ようやく気付けば。 慌てて姿勢を正して、 本を取ろうと背を向ける先生に声をかけます。 ]
(34) 2015/09/13(Sun) 10時半頃
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[ 逡巡には、気付かず。 ]
―――おはよう、先生。
[ 背中越しに、挨拶を返しました。 たとえ表情が見えずとも、微笑を崩さないままで。 ]
(35) 2015/09/13(Sun) 10時半頃
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[ 本を手に取る先生を目で追って、 外へ出る準備が整ったならば、 先生の、少し斜め後ろを、ついて行くでしょうか。 ]
…そういえば、先生。どんな本を借りたの? オーレリアにも…いつか、読める?
[ そして、お屋敷を出る前に、 先生の手元にあるそれを、灰の瞳が見つめます。 きっと難しい本なのだろう、と。予想はしながら。
オーレリアは、十一歳だそうです。 実の親も知らない自分自身では、 "こども"であること以外、はっきりとしないけれど。 先生が、そう教えてくれました。
だから、先生の様に。 いつか"おとな"になれば―――なんて思ってしまうのも。 自然なことだったのかも、しれません。 ]
(36) 2015/09/13(Sun) 10時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 10時半頃
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/* すげえはずかしい(いろまちがい)
(-5) 2015/09/13(Sun) 11時頃
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―駅構内―
おかーさんっ 今日はありがとお あのね…ぼく、カボチャのパイだいすき! またつくってね、ぜったいだよ!
[ある駅の構内、 40歳ほどの品の良い女性と幼く可愛らしい男児が、 人もまばらなそこで、列車を待っていた。 その手はゆるりと繋がれ、交わす視線は暖かく。 男児のはにかむ姿に、隣の女性も柔らかな笑みをこぼした。
やがて高い汽笛の音と共に、構内に列車が到着する。 不意に女性の顔が曇り、瞳に悲しそうな影が落ちた。 男児は調子を変えず、ただ元気そうな笑みを崩さない。]
(37) 2015/09/13(Sun) 11時頃
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じゃあ いってきます!
[別れの言葉の代わりに、溌剌とした声でそう告げて。 まるで少しでかけて行くだけのように言えば、 彼女の表情に、偽りの安堵と深い寂寥が混じったのが見えた。
するりとその手を放すと、列車の方へ駆けていった。 乗りこむ寸前振り向いて女性へ大きく手を振り、今一度笑顔を。 そうして彼女の瞳から涙が零れ落ちる前に、 ぴょんっと跳ねるように車内へと消えていく。 その傍には、いつの間にか長髪の男が寄り添っていた。]
(38) 2015/09/13(Sun) 11時頃
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―客室― [男児と長髪が通されたのは、個室となっている客室。 煌めく調度品からは、大層上等な席であることが伺えるだろう。 扉を締め、向かい合った革張りの座席の一方に腰を掛ければ 軽いため息の後、幼子はようやくその笑顔を崩した。]
はぁ〜… グロリアさんのとこは毎回待遇よくて良いんだけど 代わりに、ずっと喋って笑ってなきゃいけないのはしんどいね
[鈴の音のような可愛らしい声はそのままといえど、 しかし流暢な口調からは子供らしさは感じらない。 ぞんざいな様子で愚痴をこぼし、疲れたように眉を下げる。
マリオ、と呼ばれるそのこどもは、 5歳の時に自身の時間を止めるその前からも、 この街…キネーンで、ずっと働いてきた。 レンタルや劇場と広く活動する彼は、この街でこどもを求める大人たちからはそこそこ有名なこどもであっただろう。 …しかし、いつも元気で純粋なふるまいの彼の その本心を知るものは少なかったが。]
(39) 2015/09/13(Sun) 11時頃
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大丈夫?俺、顔の筋肉固まってない?
[不意に不安そうな声音で問いかけ 柔らかな自身の頬を、引っ張ったり寄せたりこねくりまわして。 目の前に座る男に見せてやれば、さて笑いの一つでも取れただろうか。]
今日はほかに予定あったっけ 劇場のシフト、どうなってるの
[それにも飽きて、後ろへその身を投げ出す。 背もたれにもたれ掛かれば、ぼすっと良い音がした。
続いて聞いたのは「お仕事」の確認。 彼は、スケジュールの管理と身の回りの世話の為に、 マリオの所属している組織に雇われている者だ。 そして、そのまま彼を知る数少ない人物の一人でもある。]
(40) 2015/09/13(Sun) 11時頃
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……あーぁ、
なんか一服したいきぶんだね
[天井を飾る豪華な照明をぼんやりと眺めて もう一度、今度は重いため息を落とし。
顔をあげれば、細められた目に浮かぶは悪戯めいた微笑み。 ばっ と背もたれから身を起こし、 彼の瞳を見上げるように覗き込んだ。]
な、ヴェス―― いいだろ?
[にぃ、釣り上げられた唇が、 誘うような鈴の音をこぼした。**]
(41) 2015/09/13(Sun) 11時頃
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/* ふぅ……
ショタロリコン大歓喜ですありがとうございます(咽び泣きながら
(-6) 2015/09/13(Sun) 11時半頃
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[二冊の本を掴み、少女の元に戻りつつ。 離れた位置から彼女の頭の先から足の先を眺めて。
部屋から出て、扉を閉めると同時。 其の頭に手を伸ばし、指先で歪んだ黒のリボンを少し、直した。 少女に投げ掛けられる言葉は何時も何時もこの調子。]
いい加減不器用だな。
[等と、]
(42) 2015/09/13(Sun) 12時半頃
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|
[すれ違い様に言い捨てて。
不器用、などと。 この親父に言われたくはないだろうに。
振り向きもせず本を掴んだまま歩き出せば背後に付き従う足音がする。 少しばかり斜に下を見れば、興味と生に輝く灰玉か、買い与えてから何着目かの黒の服が映る位の距離で。 互いに、見知った距離感だった。
少女の興味が本に向けられると、男は後ろ手に、無造作に本を突き出した。2冊の其、中身が読めるかは別にして。表題くらいは読めるだろうと。
革表紙の重たげな本。 ──此を片手で扱う辺り、本に鍛えられている── 男の専門である、"歴史"と、 全くの門外たる、"医学"の2冊。
この、世界の過去と、未来を示す相反すると言っても過言ではないような。 そう、彼女は11歳であるし。 己は、服薬せずにもう、この歳なのだ。]
(43) 2015/09/13(Sun) 12時半頃
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[逆行、しているのかもしれないが。 其は男が学者足る所以だろう。
世の中の過去を語り説く学者は、 "かわりもの"であっても、仕方がない。
少女が本を抱えたにしろ、表題を読むだけだったにしろ、 学者は読めるものなら読むといい、と意地悪く告げる。
二人で屋敷を出たならば、念入りなまでの施錠をして。 さて、出掛けようか。]
(44) 2015/09/13(Sun) 12時半頃
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|
[ 手を、伸ばされて。黒のリボンに触れられて。 不器用、と。言われれば。 眉を下げて、少しだけ、俯きました。 自分で綺麗に結ぶのには、まだまだ時間がかかる様です。
事実ですから、じっと、反抗することも無く、 先生の手によって、リボンが結ばれるのを待ちます。 傍から見ればきっとそっけない声掛けも、何時もの事。 ――――ああ、でも。 時折、オーレリアは、思うのです。
先生は、オーレリアが嫌いなのかな、と。 ]
(45) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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[ いつか、街へ出た際。 オーレリアたちとは、また別に。 こどもと一緒にいるおとなを、見たことがあります。 オーレリアのプラチナブロンドとは別の、 綺麗な白の髪の、男の子。 彼と共にいる、穏やかそうな、髪の長い男の人。
かけられる声も、向けられる表情も、優しいものでした。
オーレリアは、自分を買って、育ててくれて。 おはようと挨拶をしてくれる先生が、好きだけれど。 ―――先生は果たして、どうなのでしょう?
そんな、少し心の重くなることを考えながら、 聞くことも躊躇われる疑問を、抱きながら。 オーレリアは離れた先生の背を追いました。 ]
(46) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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[ そうして、投げた問い>>36。 視線こそ来れど、本についての、言葉の返事は返らず。 後ろ手に差し出された二冊の本を見れば、 反射的に白の手を伸ばし、手に取りました。 ]
む、…難しそう。
[ 両手で本を抱えて、ずしり。 革の感触と、本特有、紙の重さを感じます。 じいと、表紙とにらめっこをして、 ]
(歴史、と、医学)
[ かろうじて表題は読めますが、 開く気にはあまりなれませんでした。 流石にこれを読むことは敵わないと、 感じる重さも相まって、思ってしまったのです。 ]
(47) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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[ "かわりもの"のガクシャの先生は、 何を思ってこの本を読んだのか。 あるいは。 今までと、これからを示すそれらを読んで、 果たして何を感じたのか。 こどものオーレリアには、 感じることも、なかなか難しそうです。 意地悪な言葉にも、やはり反抗することなく。 駄目そう、と、諦めの呟きを返しました。 ]
(48) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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[ お屋敷に鍵をかける様子を眺めて、 さて、それが念入りなものとは、 世界の狭いオーレリアは、知りません。
先生が一歩踏み出せば、 髪を揺らして本を持ち直し、のろのろと。 やはり、斜め後ろを、ついて行きます。
知らないこと、分からないことの多いオーレリアですが、 とりあえず、今、自分の力で分かることは。 この本を決して落としてはいけないということです。
…ですが、重い本を抱えた対価か。 当然の如く、いつも以上に遅い歩みになるもので、 先生の背は、少し遠くになってしまいます。
先生、と。 咄嗟に投げかけた声は、きっと届いた、筈。 ]
(49) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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………あの。 オーレリアには、本、重かった…みたい。
[ このままだと今以上に遠くなってしまいます。 外を出る際、先生とはぐれてはいけないことは、 なんとなく、分かっているつもりだから。
ばつが悪そうに視線を彷徨わせて、 代わりに持ってください、なんて。情けないお願いを。
怒られるかな、と。 そう思ったことは、胸にしまって。 先生の声を、待ちました。 ]
(50) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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― キネーン道中―
[石造りの店には硝子で壁をつくられたショーウィンドウに並ぶのは、少々お高い品のようだった。 ふんわりと広がるフリルと造花をあしらうミルキーピンクのドレス。 漏れる愛嬌に目を惹かれるが、顔を向けて下がる目線。
こども用のパーティドレスだ。]
人の足元みておりますねェ
[『こども』という肩書は良く売れる。 それを稼ぎとしているなら、いくら時が経ったとしても大人にはつかめない希少性があるはずだ。
書き物で食い繋ぐという生活手段は、それでもマシな方だった。読む内容が面白ければ、年齢を伏せておける。外観を気にされないから、知らない者は手を取った。
逆を言えば。 内容が面白くなければ誰も手に取らない。]
(51) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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[雪国のこどもたちによる讃美歌の取材をした特集記事は良く売れた。大人という穢れた存在に縋らず、 神に生まれた事を感謝し口ずさむ情景が、大人の心を掴んだらしい。 その後の聖歌隊のこどもの行方は良く知らないけど。 自分が売れれば、それでよかった。
20代の『若い大人』による年齢的労働差別のデモを囃したてる記事は売れなかった。 彼らへはそこそこ風当たりがよくなかったともいえる16、7で稼ぎが悪くなったまま成長し、おとなとされるようなってから途端に誰にも会いされなくなった者たち。 集まった所で、声がだれにも届かなかったのだ。
まあ、共感を得た若者にはそこそこ売れたので、 自分は記事が売れればその行方はどうでもよかった。]
(52) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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[売れる、売れないを抜きにすれば。 自分が書いたもので好きなのは自分の故郷の話だった。
当事者である自分の思い出話。 所謂、自伝か、あるいは民族伝と呼ばれるものを一冊、 本として世に出したことがある。
【芽吹く祝福の子】。
自分の話よりかは、自分の両親やその前代の話が主ではなるが。「子」とされる部分が、自分にあたる。]
(53) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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― 芽吹く祝福の子より ―
『サクヤの民とよばれる集落がある。
この民が暮らす集落には、どの国よりも大きな桜の大樹が存在し、毎年春になると町に雨のように花弁を散らす。 本来ならこの季節は豊作の祈りを捧げるだけなのだが、「こども」が産まれるとその歓びを讃え、誉れ、子の希望の為に盛大な祭りを行い、花の名前を子につける。
この手記を残すために執り行った祭りは、どの年よりも盛大だった。同時に。サクヤの民のこどもに対する、素直な生の歓びを忘れないよう、ひとつひとつを書き遺しておくものである。
別の女達から、別のこどもが『ふたり』、桜の子の命を授かって、花の芽が二つ、顔を覗かせたのだ。
――(以下、サクヤの民の童歌が記されている。)』
(54) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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[母や長老から聞いた伝承話だというのに、 随分、自惚れたものを書いたものだと当初は思った。
けど、異郷の華やかさは思った以上に好評で。 そこそこ、発売当時は売れたものだった。 25を過ぎたころだったか。 こどもあがりの大人にしてはそれなりの稼ぎがあったという、記憶。]
あのときの続編を、というから。 こうして書いてあげたと、言いますのに。
[道を進めながら、持った原稿鞄を振りまわす。
年を重ねた。 様々なものみてきた。 使う言葉も、多くなった。
それが逆に良くないと、編集者に叱られた。]
(55) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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[人の形をしている以上、叱られるのは仕方がない。
が。
単調な、ありきたりな。 こどもに読み聞かせるためでしかない本ばかり売ってなにがおもしろいというのだろうか。]
金なんて、 暖が取れればそれで良い、のに。
[売れる事しか考えていない、自分以上の『古臭い』おとな達に、ハン、と一人で嘲笑する。 顔は許せたのになあ、なんてくだらない事を考えるのは、独り身の女の癖だ。誰かに寄りつこうと考えはあまりないのだけど。
最近漸く効果を表し、 顔だけは薬で若づくりを保てているが、 井戸端会話が好きな性分は、 どんな話でもとりこんでしまいたいという 年相応のマスメディア精神の他ならない。]
(56) 2015/09/13(Sun) 14時半頃
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嗚呼。でも。 『あの子』は稼いでいるんでしょうねェ。
[大人になった自分の稼ぎなんてそんなもの。 そう、考えるたびに昔を思い出す。
【芽吹く祝福の子】にも記された、自分とは別にもう一人、同じ年に祝福を受け生を授かった子が、集落に存在していた。 本にはその子の行方は書かれていない。こどもの未来に興味の無い読み手のために物を書いていなかったのだ。 でも、自分は良く覚えてる。
自分と隣り合わせで育ったひとりの少女が。 突然、集落から、消えたあの日を。
集落の大人はなにも教えてはくれなかった。 大人になった今なら、自分で良くある話と理解できた。 きっと、誰かに買われたのだろう。 香り高い花の匂いを欲しがった穢れた大人に。
それはそれは高い確率で、自分のように老いてはいないのでは、とも考えて。]
(57) 2015/09/13(Sun) 15時頃
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……。 [元気だろうか、位は思うのだけど。 沈黙して、一人ゆるりと首を振った。 そのまま一人であるく視線は、どこか諦観じみている。
それより、何か甘いものが食べたかった。 ここ暫く原稿に向き合って疲れた脳を休めたい。
甘味処の探し方を知らない、いかにも都会慣れしてない女が、ふらふら散見している朱のおとなの女がキネーンをうろつく姿が誰かの目に留まるだろうか。]*
(58) 2015/09/13(Sun) 15時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 15時頃
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―市場―
[――見世物ではないというのに、全く。
内心で舌を打ちつつ、傍らの少女の視界から、周囲の好奇の目線を遮るようにして。 黒いローブを羽織った銀髪の修道士は、悠然と眼前の商人に笑んで見せた。]
これと、これを、2人分。 十分でしょう?
[指をさした先の小さな果実と、机に置かれた銀貨。 それから、自分たち―主に隣の少女を一瞥したのち、会計をする店主を横目に。 黒いローブの青年は、傍らの小さな頭に苦笑を零した。]
ああ、ほら。駄目ですよ。 迷子になったらどうするんですか。
[興味深そうに街を見回す少女を諫めて、 片手に抱えた食材たちを抱え直し、一回り小さな手を引いた。*]
(59) 2015/09/13(Sun) 15時頃
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/* みけちっぷめtっちゃかわいい
(-7) 2015/09/13(Sun) 15時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 15時頃
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―市場―
でもせんせい、ここにショーがあるんですよね?
[荷物を抱えた腕に、ぎゅっと力をこめる。 旅の途中で聞いた話。キネーンという大きな街で、クラリッサという大スターがショーの主役を張っているらしい。 キネーンに行きたいです、と目を輝かせて詰め寄ったのは数日前のこと。
そして訪れた大都市は、過去に見た街よりも色付いてみえて。]
はい、せんせい。 離ればなれになったら、大変ですもんね。
[わかりました、と繋いだ右手を握りなおす。一段高い位置にある顔を見上げ、頷いて。 それでも笑顔は、期待に満ちたものになっていただろう*]
(60) 2015/09/13(Sun) 15時頃
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では、金額は以前払った通り。 マリオはこちらで引き取らせてもらいますので。 ……後悔?してませんよ。
長い間、お世話になりました。
[キィ、と扉を開けて部屋を後にする。 きっとこの男は自分がこどもの頃ここにいたことを覚えていないのだろう。 おとなになったこどもに、もう用はない。そんな所だ。
マリオがいなければ、こんなところ頼まれても戻ってくるつもりなんて無かったのに。 色褪せた、小さい頃の自分と彼が写っている写真を大切に手帳に仕舞った]
(61) 2015/09/13(Sun) 15時半頃
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―駅―
[腕時計を一瞥し、ベンチから腰を上げる。 先に列車に乗り込むと、見つけやすい所に立って待ち人が現れるのを待った]
おかえり、マリオ
[女性へと頭を下げる。 小さなこどもの手を引くと、そのまま列車の奥へと消えていった]
(62) 2015/09/13(Sun) 15時半頃
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[客室に入ると、内側から鍵をかけ、窓を開けた。 笑みを崩した彼を気遣うように覗き込んだ]
おつかれさん。 グロリアさん美人だしな、羨ましい限りなんだが
[それは本心ではない。それを彼も知っているはずで。 珈琲を備え付けられた机に置く。砂糖がふたつ入ったそれは彼の好みのはずで]
……くくっ、 大丈夫。今日もかわいいよ?
[不安気に漏れる声>>40に、その仕草に笑い声を漏らす。 冗談交じりに囁いて両手で彼の頬を包みこめば、恨言のひとつでも聞けただろうか]
(63) 2015/09/13(Sun) 15時半頃
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このあとの予定を尋ねられれば後でな、と短く返す。 煙草の話題に移ればはあ、と大袈裟にため息をついた]
駄目って言っても吸うんだろう、全く ほら、
[ポケットから取り出し、一本差し出す。 それを彼が咥えればライターで火をつける。 自身も同じようにすれば、口から煙を吐いた。 ふい、と窓の外に視線をやればいつもと変わらない口ぶりで言葉を紡ぐ]
(64) 2015/09/13(Sun) 15時半頃
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さっき言ってたこの後の仕事の予定だけど、 その前にひとつ、いいか?
あのな、マリオさえ良ければ ここを辞めて僕の所に来ないか。 オーナーに話は付けてある。 お前が嫌と言えば、何事もなく今まで通り働けるようにもしてある。 ……僕はもう、傍に居れないけれど、
[灰は落とさず、そのまま灰皿に擦り付ける。 嫌と言われても、連れ出したい。 でもそれでは意味がないから。 視線を合わせれば、少しだけ不安そうに瞳が揺れた]
(65) 2015/09/13(Sun) 15時半頃
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/* おじゃま、します! 僕のマリオがこんなにかわいい(お前のじゃない) マリオの一人称俺なのでヴェスは僕にしました。全く、かわいいな 2(1.22+5,2.32)
(-8) 2015/09/13(Sun) 15時半頃
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……そう。
[言葉を発さず、ゆるりと首を振ることで答えたゆきに、別段、気を悪くする風もなく微笑みかける。>>20 もうすっかり慣れた会話だ。 彼が欲を出すことは殆どなく、結局は、自分の独断で好きに食べ物を買い与えることが多い。 分かっていて、毎回問う。 このやり取りが、藤乃はそう嫌いではない。]
それじゃあ、行こうか。 道中、食べたいものがあれば、言うといい。 ……昨日の食事は、お世辞にも美味しいとは言い難かったから、ね。
[昨晩、黒こげのパイを夕食の席に出した。 あまりにも酷く焦げた部分は一応取り除いたのだけれど、それでも不格好な見目のそれを、ゆきはやっぱり文句も言わずに口にしていた。
そのことをを思い出して、些か申し訳なさそうに付け加えながら、流れるような所作でゆきの手を取って歩き出す。]
(66) 2015/09/13(Sun) 15時半頃
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/* 32さい!こんなのでよいのだろうかとロル落とした後がくぶるしてる
(-9) 2015/09/13(Sun) 15時半頃
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[決して、裕福な方ではない。 この街の目玉とさえいえる、キネーン・シアターのこどもショー。 ささやかながら、華々しい衣装で以てそれを支えているわけで、ひとりで食べて暮らしてゆく分にはさほど金に困ることはなかった。 ただ、ゆきというひとりの子どもを抱えて、外食三昧の日々を送れるほどに裕福なわけでもない。
それでもこうして、ゆきを外に連れ出すこと。 こどもの好みそうな食べ物を、片端から買い与えること。
何のことはない。 自分の料理の腕が少々──だいぶ悪いせいで、家ではろくに美味しいものを食べさせてやれない、というだけの話だった。*]
(67) 2015/09/13(Sun) 15時半頃
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/* ……なんかまた誤字多いな。最近見直しても誤字が残ってんな。気を付けないと。
(-10) 2015/09/13(Sun) 15時半頃
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えぇ、そうですけれど……。 興味があるんですか?
[>>60問いかけ。それから、きらきらとした眼差しには、 少しだけ困ったように眉を寄せる。 けれど、それも一瞬のこと。 こちらを見上げる眼差しに、にっこりと温和な笑みを返して見せた。]
そうですね。帰りに寄ってみましょうか。 ……あ、流石に観劇は駄目ですよ?覗くだけです。
[時折、驚くほどの行動力を示す彼女のことだ。 無理に言いくるめて、後々、こっそりと見に行くなんてことがあってはたまらない。
正直、気乗りしないことは、悟られないように。 片手の大荷物を示しつつ問うてみれば、彼女から返ってきたのは賑やかな肯定だっただろうか。
そうして、手を引いて向かう先は、街の象徴でもある賑やかな一角。**]
(68) 2015/09/13(Sun) 16時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 16時頃
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/* 本業どうしよう(決めてない)(ランタン職人でいいや)
(-11) 2015/09/13(Sun) 16時頃
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/* 街全体にかかわる事なので、質問よろしいでしょうか? 今回、シルク・藤乃ペアはこども殺人について取り上げたいと思っています。 街をにぎわせている、貴重なこどもを殺す連続殺人犯の描写をしたいのですが、街全体の治安に関わる事なので、可能かどうかお聞きしたいと思って秘話を送らせていただきました。 お手数ですが、ご回答いただけますと幸いです。
(-12) 2015/09/13(Sun) 16時半頃
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はい!だってここには、クラリッサ・トウシューズがいるのですよね!
[クラリッサ・トウシューズ。世界一かわいい、みんなの女の子。 商人や町人、至るところから聞こえる声、そのどれもが期待を駆りたてるもの。 彼の問いかけ>>68に頷き、くいくいと手を引っ張る]
はい、覗くだけ、ですね。 でもポスターとか、ありますよね?
[楽しみだなぁ、と顔を綻ばせる。 以前、違う町で先生に黙ってショーを観に行って怒られたことがある。 心配症な彼のことだから、離ればなれになってはいけないと考えたのだろう、と反省し。 それ以来、より彼の言うことに対し素直になったのだが]
(69) 2015/09/13(Sun) 17時頃
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荷物もありますし、宿屋の前にのぞくだけ。 のぞくだけです…!
[クラリッサ以外にも、ショーに出る養殖子どもは多いだろう。 シアターの周りにも存在はある筈。 腕を引かれ、シアターに向かう足取りは軽い。]
(70) 2015/09/13(Sun) 17時頃
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[指先で直したリボンは、僅かな歪みは残しつつも、確りと正面を向いた。
完璧な、淑女で在れ。
学者の頭は、固く。然し、自身の服装には、其処までの執着は見せなかった。 草臥れた朱の上衣と、磨いてはいるものの古い革靴。 何れも上物ではあるから、清潔感くらいは、有るかもしれないけれど。 少女の服装にだけ、と言っても良い価値観。
其が何故の感性なのか、学者自身も知らない。]
(71) 2015/09/13(Sun) 18時頃
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[2冊分の重量が去り。 施錠を確認した後。
郊外から、繁華する中心へは、徒歩では其なりの距離。 馬を頼むのが、習慣だった。
家から頼めば良いものを、男は自身の住む場所を、少女の生活する家を、特定されることを好まず。 喩え顔見知りの御者で有ったとしても、確実な住所までは知らなかったろう。
駅に、辻を呼ぶ。乗り合いは好まなかった。
其処まで、歩く間、]
(72) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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[──先生、と。]
(73) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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[遅れて届いた。
咄嗟の顔は恐らく、 普段─外面、とも言う─を知る同業者等には見せられない物だったろう。
其は、恐怖に近い。
学者は、耳だけは良くて。 少し、少女との距離が空いていると、勘に近い精度で気付いてしまう。 10年ほどの賜物なのか、其とも。 これも、執着なのかもしれない。 続く言葉>>50に安堵と共に僅かな自己嫌悪。
一度、蟀谷を抑えた後、緩慢に振り返った。 その頃には、苦虫を噛み潰した様な、という形容の正しい様相で。]
[─嗚呼、重なる]
(74) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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『重いものくらい、おとこのかたがもってくださってもいいとおもうのだわ』
[病弱でありながら、同時気丈であった彼女は、ばつが悪そうにグレィの瞳を游がせながら、けれど口では学者を詰っていた。]
(-13) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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/* どうしてこうわたしはよくレオナルドさんに出くわすのでしょう
(-14) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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/* この人に一人でいるところ見られたい欲がありますね
(-15) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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[ 返ってきた反応>>5に、ころころと笑い声を立てる。 器用に地面に降り立って、背の高い男の顔を見上げた。]
ジェフもともだち、つくるといいよ
[ からかうような声は、まだ笑いを含んでいる。 ぴょこぴょこと跳ねるような歩き方で、 男の数歩先を行きながら、 ぐんぐん街へと歩み寄っていく。]
(75) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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とりあえずー、泊まるとこ探して、 ごはん食べれるとこ探して、今日はゆっくり休む、
[ 過去の言葉をなぞるような口ぶりで吐いた、 それは、"いつも"と同じこと。
さまざまな地を渡り歩くようになったのは、 いつからのことなのだろう。覚えていない。 少女は知らない。さまざまなことを。 自分がどうしてここにいるのか。 ゾーイは何も、覚えちゃいない。]
(76) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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――キネーン中央 公園通り――
["こども"が一人で、街を行く。 それが何を意味するか知らないわけではないけれど、それでもここ何年か――もう一桁では済まないかもしれない――は、こうしたひとり歩きが増えていた。
パトロンはもちろんいる。ただ、そこに互いを失ってどうこういうような感情はとうにない。 手術代分ぐらいは数年で元を取ったし、もう充分すぎるほど稼がせてやった。今彼とわたしを繋ぐのは、単に高いところにも手が届くだとか、キッチンで不自由なく食事を作れるだとか、買い物に不便をしない、といった単純な"おとな"の力だけ。 攫って売ったところで手術済み、しかもキネーンのショーキャスト。足がつくのを恐れているのか、勇敢な暴漢も近頃はいない。]
(77) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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──でしょ?
[ 見上げる表情は、なにか企みを含んだ笑み。 そして、そう言ったきり、少女は突然駆け出した。
そう、たとえば、"こども"がよくするように。]
競争!あの広場まで!
[ くるり、くるくる、回りながら、 器用に、足をもつれさせずに駆けて行く。 賑やかな街のさなかへと。**]
(78) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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(……別にいてくれてもいいのだけど)
[ショーだって、稼ぎも悪くて自分勝手なキャストが一人減ってせいせいするのではないだろうか。 はじめは興味本位で金を落としたおとな達も、そろそろ飽きていると気づいてほしい。 晴れ晴れした天気の真逆、いつものようにくさりそうな感情を抱えていれば、花の香りが一層強くなった。]
(79) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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[ため息ひとつ。]
───…貸しなさい。
[数歩近付いて。 男の碧もまた、僅かに泳いだ。 リボンを直す振りをして。 ちょっと、俯いた頭を撫でて。
本を受け取れば何もなかったかの様に背を向ける。
駅に付けば顔見知りの辻馬車を呼び、図書館まで向かおう。 御者に向ける言葉や、表情は。 屋敷内の"平素"の数倍柔らかく、優しい。]
(80) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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『お花は、いかがですかー。プレゼントにも、ご家庭の彩りにもー』
[花売りの声が、公園通りに響く。 すぐそばの花屋から、店員が籠を手に通りまで出てきたようだった。 声かけるその手に握られた白い花を、じぃ、と見つめ。]
それは、買えるの?
[花に惹かれてしまうのは、染みついた性分なのか。 昨日の郷愁も相まって、口が勝手に花を求めていた。]
(81) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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/* 芙蓉さんと朝顔さんめっちゃいいあーーーーーーー 芙蓉さんの文章めちゃくちゃすてき
(-16) 2015/09/13(Sun) 18時半頃
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『あら、こんにちは。ええ、どれも売っているけど、お金はだいじょうぶ?』
[袂に忍ばせた、幾らかの小銭。 握りこぶしでつかまえて花売り娘の前で開けば、娘はにっこり笑って銅貨をそこからつまみ、代わりに花を一輪差し出す。 こどもでも、この程度のやり取りはできるので。なおさらパトロンへの依存は、薄くなっていく。]
(82) 2015/09/13(Sun) 19時頃
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ハムとワインが無くなりそうなのは、頼んだほうが、いいとして。 あとは。
[店舗での買い物は、ハードル、もといカウンターが高い。おとなの力は、こうして都合よく頼られるのだ。 となれば、たいした用事もそれほどない、散歩のような買い物道中。 レモネードスタンドで休憩でもしようかと、足はショーテントの方向へ。]
(83) 2015/09/13(Sun) 19時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 19時頃
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/*
先生からお返事来る度にころがってしまう な!
(-17) 2015/09/13(Sun) 19時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 19時頃
双子 夕顔は、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 19時頃
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[重さを感じさせない笑いを浮かべる彼女>>75を見下ろし、ひょいと肩をすくめる。 友人、か。そういう間柄の人と最後に出会ったのは、いつだったか。]
だな。 デカい街だ。宿も選べるだろ。
[真っ直ぐに前を向けば視界から外れてしまうゾーイを置いて行かないように、チラチラと視線を投げながらゆっくりと歩く。 彼女が三歩歩く間に一歩進めるような、そんなゆったりとした歩調で行く。
そういえば、数年前は、もっと早足で歩いていた。]
(84) 2015/09/13(Sun) 19時半頃
|
|
/* ご質問ありがとうございます。お答えします。
まずは、wikiより 「周囲に同年代のこどもがいることは珍しく、」 「こどもの誘拐や人身売買が横行していますが、「子がほしいが産めない人々」の需要が高まったことが主たる要因であり、これらの犯罪被害に合うこどもたちの多くは、富裕層に家族として迎え入れられたり、レンタルサービスに従事し、こどもらしく振る舞うことを求められるようです」 「その他の点については、特に治安が悪いというわけでもなく、 前述の"古き良き"雰囲気を想像して頂ければ、と思います」
と記しておりますので、これらの前提を壊さぬようお願いいたします。 はっきりと”ダメ”とさせていただきたいのが、 ・全年齢レーティングに抵触するような詳細な描写 ・そもそも「同年代のこどもが周囲にいることは少ない」ので、「連続殺人」とのことですが、その事件の数があまりに多いと困ります ・基本的には奇妙な世界観での穏やかな交流(人攫いの存在はさておき)を目的としているので、あまり全体の空気を物騒にするような規模だと困ります といったあたりになります。
(-18) 2015/09/13(Sun) 19時半頃
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/* その他は、wikiに記していない以上、村建てから「ダメ」とは言いません。 こちらから提示した情報すべてに目を通した上で、「問題ない」と思うものなら、どうぞその設定をお使いください。
また、あなた方と実際に一緒に村を作り上げていくのは、他の参加者の方々です。 その設定によって、他の方が不快な思いをする可能性があると思うなら、控えることをお勧めします。 不安だけど使いたい、と思うなら、最後の手段だとは思いますが、この村ではメモの使い方に関してルールを定めておりませんので、そちらから了承を取る、ということも禁止は致しません。
(-19) 2015/09/13(Sun) 19時半頃
|
|
/* 最後に。 堅苦しい文言になりましたが、 「wikiや天声、村建てメモなどにすみずみまで目を通していただいた上で大丈夫と判断したなら、村建てから”ダメ”と言う理由はありません」 「ただし、同村者への思いやりは忘れないでください」 お伝えしたいことはこの二点です。どうぞよろしくおねがいいたします。
(-20) 2015/09/13(Sun) 19時半頃
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[同意に更に返った声>>78に、何か予感を感じて横に並ぶゾーイを見る。 こちらを向いた、いいことを考えついたような笑みに、その予感が確信に変わった。
身柄を確保しようと慌てて伸ばした手を、小さな体躯がすり抜ける。]
ま、て、この小娘えええええええ!!!
[競争、と言い残して思いっきり駈け出した少女を追いかけようと、足を大きく前に出して走りだす。 くるり、くるりと踊るように走る少女の後ろを、三十路声の身体の悲鳴と相談しながら出せる最高速度で、街道と街を隔てる門をくぐり抜けた。*]
(85) 2015/09/13(Sun) 19時半頃
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スターの少女、でしたっけ。 さぞ、美しいこどもなんでしょうね。
[クラリッサ。ショーを彩る、花のような“こども”。 皮肉めいた調子の言葉が、傍らの少女に聞こえたどうかはわからない。 ……どちらにせよ、彼女にその真意が伝わることはないだろうが。]
(86) 2015/09/13(Sun) 19時半頃
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/* とりあえずぴょこぴょこ幼女しながらたまに誰かをグサグサ刺していきたい そんな気持ちです なお相方にはグサグサ刺したい部分についてはまだ伝えていません
(-21) 2015/09/13(Sun) 19時半頃
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/* ブスブス グサグサ
(-22) 2015/09/13(Sun) 19時半頃
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[小さな手を引いて、賑やかな街を歩く。 浮足立った少女>>70とは裏腹に、自分の足取りは重い。
それは、この街においても、 はたまた、属していた修道院においても、 受け入れられないであろう、“つくりもの”への、違和感のせい。]
(87) 2015/09/13(Sun) 19時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 19時半頃
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[旅を始めるよりも、ショコラと出会うよりも前から。 はたまた、自分が修道院に受け入れられるよりもずっと前から、彼はその場所にいたらしい。
自分より遥かに幼く、小さなこどもである“先輩”が、何を思って修道院にいたのかなど、知る由もない。
けれど、その穏やかな目線への。 外見に似つかわしい、全てを見透かしたような視線への違和感は、 修道院を離れたとて、拭えそうもない。]
(88) 2015/09/13(Sun) 19時半頃
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[手を引く先、年相応の好奇心を抱く少女を一瞥して、 手を握る力を、少しだけ強めた。]
……お願いですから、迷子になったりしないでくださいよ?
[再三、少女へ言い聞かせた言葉を、もう一度投げかけて。
すれ違った、どこか大人びた少女>>83からは、なんとなく目線を隠すように、 荷物を持った手で、少しだけずれた眼鏡を押さえた。*]
(89) 2015/09/13(Sun) 19時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 19時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 19時半頃
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/* ご返信ありがとうございます。 wiki・メモ等もう一度目を通して、設定を少々変更して使わせていただこうと思います。 描写に関しては、特に残酷描写や血なまぐさい描写はないと思いますが、十分気を付けさせていただきます。また、他参加者が巻き込まれることは一切ないので、その旨発言投下時にメモで一言入れようとは考えております。 以上、よろしくお願いいたします。
(-23) 2015/09/13(Sun) 20時頃
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[広場に来れば、ショーの来客に集い来る子供に彼ら目的の商売人と、人が押し寄せている。 レモネードスタンドの主はすっかり顔なじみだ。握りこぶしの硬貨を渡せばすぐにレモネードが渡される。近場の花壇か噴水か、今日のベンチ代わりはどこにしよう。]
……?
[すれ違う>>89。 好奇心の塊のような幼いこどもがショーを覗きたがるのを、止めるおとな。 たいして珍しくもないその光景。しかしおとなはどこか人目を気にするようにも見えた。 彼女もまたこれから手術なのだろうかと、おとなの事情知らずのため邪推する。 自分に対して無頓着が過ぎて、自分の様相に思うところあるなど、特別考えない。]
(90) 2015/09/13(Sun) 20時頃
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[ 先生、と呼ぶのは、何時もの事、なのに。 間が空いて、首を傾げて。 そうして、ゆるり。 振り返る先生を見て、肩が跳ねました。
その表情に、オーレリアの視線は、更に揺れます。 ]
(91) 2015/09/13(Sun) 20時頃
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[ そう、まるで、 ]
[ オーレリアであって、 "わたし"ではない、誰かを見ている様な。 ]
[ そんな気が、した、から。 ]
(92) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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[ >>66いつものように、優しく手を取られ、歩き出す。きらびやかなショーの舞台から、日常の喧騒の街の中へ。 途中で、どうやら昔の自分を知っているらしい人物に、声をかけられた。悪意はないようだから、ぺこりと小さくお辞儀をして。 それでもやはり、笑顔は浮かべられなかった。
こんにちはシルク。可愛らしい服だね、君の白い髪に良く似合っているよ。
そう言われれば、少し藤乃の様子を見上げながら、こくりと頷いた。 この服は、藤乃が自分に作ってくれたものだ。ゆきの声に、似合うと思ってと言って与えられた服は、遠い昔にボーイソプラノの少年が着ていた服らしい。紺色の、襟のついた、セーラー服のような服。 少しだけ袖が長くて、指先が見えるだけなのが気になるけれど、藤乃曰く、長いこと着られるようにとの事らしい。 その長めの袖を少し引っ張りながら、藤乃に繋がれた手をきゅっと握った。]
(93) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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[ 街では、こうやって声をかけられる事が多い。 この世界でこどもはおとなにとって”愛でる”対象で、時折、戯れにこのように声をかけられる。 中には声をかけないけれど、自分の事を噂する人も居て。 街の中にいると、ゆきの耳にはたくさんの情報が入ってくる] 『見て、シルクよ。相変わらず能面のような顔ね』 『歌っていないと、本当に人形みたい』 『オルゴールとは、よく言われたものだな。あんなに美しい歌声をしているのに』
[ 賞賛なのか、侮蔑なのか。耳に入るひそひそとした声に、少し居心地の悪さを感じない訳ではない。 だって自分はもう、ショーの人間ではない。ただの、ゆきなのだ。 それでも…の表情は動かない。ただ少し、瞳を閉じるだけだ。 しかし次いで耳に入ってきた新たな声に、すこし、ほんの少しだけ、たじろいだ]
(94) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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『そういえば、また一家心中ですって』 『とんでもない話よね……。あんなに貴重な存在なのに、こどもまで巻き添えにするなんて、何を考えているのかしら』 『しかも全員がキリスト教徒だったみたいよ。首に、十字架がかけられているって』 『なんにせよ、これ以上こんなことが起きないといいけれど』
[ すう。 …の目が、開かれる。 ここ一週間ほどで、立て続けに二件も起きている一家心中事件。 こどもを引き取った家族が、そのこどもと一緒に死んでいるのだ。 死んでいった家族達は、全員が首にロザリオをかけているのが特徴的で。死因はいずれも、服毒だった。 貴重なこどもを殺さないように、今、心中しないようになんてお触れが出ているほどだ。 しかし…は、それが心中ではないことを、知っていた。 これは殺人、人の手による犯罪だということも] [ …は、その犯人を”知っている”* ]
(95) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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[ 揺れる瞳が、ぎゅうと閉じられます。 やはり、怒られる、と、思ってしまったから。 強張った身体で先生の気配と、 足音が近づくのをじっと待って。 ―――だけど、聞こえたのは、溜め息でした。 続く声も、厳しいけれど。 オーレリアが思っていたほど、 怒っているそれでは、ありません。 差し伸べられた手も、 オーレリアの頭を、柔く撫でてきました。 ]
(96) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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ん、…?
[ 強張っていた身体が弛緩し、 灰の瞳が、驚きで大きく開かれました。 何せ、予想とは異なる反応をされたものだったから。 瞬き、数度。揺れる先生の瞳を捉えたのも、一瞬の事で。 言われるがままに本を手渡せば、 ずしりとした重さも、疑問も、先生の瞳も、 感じた違和感も、全て、遠くへと行ってしまうでしょう。
そして、今のことを忘れて。 待ち望んでいた"お出かけ"に目を向けなさいと、 そう言わんばかりに。 駅で待たせている馬車も、もう其処にありました。 ]
(97) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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[ 馬車の中――"外"の先生は、優しい顔をしています。 余所行きと言ってしまえばそれまでですが、 オーレリアからしてみれば、 果たしてどちらが本当なのか、良く分かりません。
だって、もしお屋敷の先生が本当の先生だとしたら、 オーレリアに見せる厳しい表情は、 いったいどうしてだろうと。 果たして何を抱いてオーレリアを見ているのだろうと、 そう、思ってしまうからです。
答えは出ないまま、聞けないまま。 ただ、心の中で、抱くだけ。
きっと、完璧な淑女で在らねばならないオーレリアは、 知るべきではないとも、思うから。 だから、ただ。馬車の走る音を、じっと瞳を伏せて、 目的地へたどり着くまで、聞いていました* ]
(98) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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― キネーン・図書館前 ―
[ 図書館は、街の中心近く>>28にあります。 傍に広場もある故でしょうか、 お屋敷のある場所よりも、ずっと人が多く。 賑やかな喧騒を、身体全体で感じることが出来ました。
馬車がたどり着いて、"淑女"らしいステップで降りて。 先生に買ってもらった、 上等なワンピースの裾を、再びはらいます。 後ろを振り向けば、当の先生は、やはり優しい表情で、 御者に小銭を支払っていたでしょうか。
それを、そわそわ待つ、最中。 人の波を突っ切る男の人の叫び声>>85が聞こえて、 風の様に走り去る女の子が、 目前を過ぎた>>78ものだから。 ]
(99) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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……、元気そう。
[ 流石にオーレリアたちは、 ああいうことは出来ないでしょう。 オーレリアは駆け回るこどもでは無かったし、 ――なにより、先生は正真正銘、 五十後半のおとななのですから。
ぽつんと、正直に呟いた感想は、 耳の良い先生にはきっと届いたけれど。 ――さて、あのふたりには届いたでしょうか。 ]
(100) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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/* ”他者への影響”の部分は、村の空気が物騒になること(その可能性があるのなら)を含めており、直接的に関係を作るか、ということには限りません、ということだけお伝えしておきます。 ひとつの空間にいる以上、誰かの作ったセンセーショナルな事件や大きなイベントは、他の誰かにまったく無関係であるわけでもありません、ので。
それでは、【返信不要】です。 どうぞよろしくおねがいいたします。
(-24) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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待ったなーい!
[ きゃらきゃらと笑いながら、 走り抜けるこどもは、それなりに素早い。
そう簡単に、待ってやる気などさらさらなく、 もう少し突っ切って、見えた噴水の周りを、 ぐるんぐるんと回ってみようか。 溶けてバターになる虎の話を、少女は知らないけれど。]
(101) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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[ されど、"こども"らしく、体力はさほどない。 捕まったら免れないであろうお説教を、 どうにか回避できないか、とか、
そんなことを考えていた矢先に、 ちいさな、おとなにしてはちいさな人影>>100が、 視界に飛び込んで、こころを奪った。]
── ジェフ!女の子がいる!
[ 自分よりも、少し年上だろうか。 上質な衣服を身に着けた"女の子"。
外聞も気にせず、声を上げて、 一度は行き過ぎたそこに戻るべく、 くるりと駆ける向きを変えた。]
(102) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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[ゆきの手を引いて街をゆく。>>93 道中、ゆきへと目を止める者、声をかける者は少なくはない。 その白い容姿は、彼がショーキャストであった頃からそれなりに目立ってはいたから、記憶に残っている者も多いのだろう。 時折、大人の視線が此方へも向くことがあったならば、小さく会釈を返す。 取り繕うことは、得意な方だと思っている。 だから、そつのない笑みは、誰に引っ掛かりを残すこともなく。
──嗚呼、鬱陶しい。
そう、例え腹の底でそんなことを思っていたとしても。 それでも、藤乃の浮かべる笑みは相変わらず穏やかなものだった。 最も、自分がゆきのためにと仕立てた服を褒める言葉には、その表情は少しだけ柔いものになってしまったのだけれど。]
(103) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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ねえ、ゆき──、
[前方に、レモネードスタンドが見える。>>83 喉は乾いてない?そんなことを問おうと、振り返りかけた時だったか。]
『……そういえば、また一家心中ですって』
[不意に、耳に飛び込んできた声がある。 高い、何処の女のものとも知れぬ声だ。さしずめ、井戸端会議とでも言ったところだろう。 僅かばかり眉を顰める。 傍目には、その単語の物騒さに、と見えたかもしれない。 横を歩くゆきに、僅かな変化があったことには気づかずに>>95、藤乃は、つ、と僅かに天をふり仰ぐ。
──脳裏に過るのは、空になった毒の瓶と、"意識のない"時間。
温もりと共に、眩しい日差しが目を焼く。 思わず、瞼を下ろした。]
(104) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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― 喫茶『アドウィナ』 ―
[カフェというものには随分慣れた。 本来なら座敷に足を崩して、団子をほおばりながらの生活が理想だ。木製のチェアに座ってテーブルで羽ペンを弄るのは、着物のままだと居心地が悪い。 それでも、洋装に身を包む気は全く起こらない。足元を晒すのはどうも女の小には合わないのだ。
カラリと下駄を鳴らし、適当なオープンカフェを見つけては、外の客を回る給仕に声をかける。 店前看板のメニューを軽く覗いてから、にっこりと笑う。]
ちょいと。ペイストリーと、珈琲。ひとつ。
それから。…この辺りで一番大きな、 …『こども』の観劇場をお教えください。
[注文がてらに、午後からの現場探し。 本を綴る取材地探しのために、 大都市の名物の『ショー』を行う会場を探していた。
給仕はお待ちください、という言葉と共に一度店の中に消える。女は、適当なパラソルつきのテーブルに腰をおろして、鞄を開けた。]
(105) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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[けれど、それも一瞬。 すぐに、ゆきへと視線を戻す。]
ゆき、喉は乾いていない? レモネードでも、飲もうか。
[先程飲み込んだ問いを、改めてゆきに投げかける。 声は、相変わらず甘い。 ほら、とレモネードスタンドの方を指し示した。 ゆきの抵抗がなければ、そのまま手を引いて、2つ、レモネードを注文するだろう。 その近く、見知った顔がひとり>>90、腰を落ち着ける場所を探してふらりと歩いていることには気づかぬままに*]
(106) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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[ そうして、小さな身体はまた跳ねる。 段差をぴょんと飛び越えて、人の間をすり抜けて、 そわり。集まる好奇の視線も知らぬように。]
── ねえ!こんにちは! あなたよ、あなたに話しかけてる わたし、ゾーイ。ただのゾーイでいいわ ファミリーネームはないの あなたは?この街に住んでるの?
[ 小さな口はよく動く。 ショートヘアを揺らして、まばたきをひとつ。 まっすぐな瞳で、 握手を求めるようにぴょこんと片手を差し出した。
その足が地についていたかは、 ──男が少女を捕まえられたかによるけれど。*]
(107) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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/* おおっと。 タイミングかぶってしまった。終わるまで待とう。
(-25) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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[原稿とは別に、一冊、 小さい手帳のようなものを取り出して、開く。
それから、周りを瞬き幾度か繰り返し、 カリ、カリ、と、何かの単語を綴っていく。
ガランガランとオンボロを走らせる馬車と、馬の蹄。 ストリートでビラを配る客引きの声。 それとは別に、ヒソヒソとそばだてる耳に残る、人同士の噂ごと。
どれもぼんやり聞いてれば煩いと思うのに、 こうして、ネタを書き集めるために耳だけを空気に預けると、どれも鮮明に聞こえるのだ。 噂、というのは、大衆の象徴であり、世情の興味の証。
『仕事』をするときは、だいたいこれに頼るのだった。]
(108) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 21時頃
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[ほら、今日も。]
『シルク、可愛らしい服だね――』
[煽てる大人の優しい声。 ぱち、と目を開けて目線をやれば、遠くに、おとなに手を惹かれ、控えめにもてはやされる白の子を見つけた。>>66>>93。 子の衣装は、紺の洋装。大きさのみあわない袖口から、弱く小さな手が男の手をつかんでいた。]
………。
[確かに、小さくて、実に、しろいこどもだ。 雪国でもないのに、白の透き通る髪は、先程みたガラスショーケースのようで。 ドレスを着飾っていないのに、小奇麗で、まるで――。]
(109) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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……、商品、でしょうかね。
[女は、そのこどもが既に舞台を去った子だとは知らない。だから差し詰め、ショーに出る役者とその連れか、と勝手に決め付けながら。 その二人の行く末知らず、暫くはただ、眺めていただろうか。 追っていた先にレモネードスタンドのようなもの>>106があるのに気づく。ああ、それも悪くなかったな、と思考は既に横に逸れ始めた。
暫くすれば給仕が注文の品と、メモ書きに簡単な地図をよこしてくれたので、チップを渡して、彼らから目を離して、甘味に口をつけはじめる。
ペイストリーを彩る生クリームの白は、先程みたこどもより随分不透明だったが、味は確かなものだった。
舌鼓をうちながらも、色としては、朱が恋しい。 ――もう少し目をどこかにやっていれば、その色に気づいたのかもしれない。>>83]
(110) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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[メモの地図を見た限りでは、それほど遠くにあるわけではない。
という事実だけで、気が抜けていたのだった。]*
(111) 2015/09/13(Sun) 21時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 21時頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 21時頃
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[そこそこに賑わう人混みをすり抜け、時々ぶつかって謝りながら、少女の姿>>101を追う。
と、ゾーイの後方、自分の前方から現れた男が、ゾーイに手を伸ばしたのが見えた。 元来強くない堪忍袋の緒が、音を立てて切れる。]
ちょっとごめんよ!
[全く悪びれていない声で一喝。 身体の悲鳴を無視し、一気に加速。事故に見せかけた故意で、その男の足の甲を思いっきり踏みつけた。
抜き去ると同時、背後から聞こえてきた呻き声に、鼻を鳴らした。 これだから、目が離せないんだ。]
(112) 2015/09/13(Sun) 21時半頃
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[目が、合った。>>90 素知らぬ振りをするには、何となく居心地が悪かったことと、 恐らく、隣の少女が“こども”に興味を示さないはずもないこと。 その二つも手伝って、視線の先のこどもに笑みを返して、歩み寄った。]
ああ、すみません。 少々お伺いしたいのですが。
[柔和な笑みと共に向けた眼差しは、少々値踏みするようなものになっただろうけれど。]
少し、道に迷ってしまっていて。 その、ショーのポスターが売っている場所など、ご存じではありませんか?
[不躾にならない、この場に丁度いい言葉を選び取って。 そうして、飲み物を手にした少女へ、問いかけを投げただろうか。*]
(113) 2015/09/13(Sun) 21時半頃
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女の子お!?
[いきなり方向転換した少女について行けず、何歩か行き過ぎてしまう。 たたらを踏んで来た道を戻ると、ゾーイが跳ねるように走っているのが見えた。]
あの、跳ねっ返りめ。
[流石に乱れた呼吸と、疲労が溜まりつつある身体に鞭打って、今度は軽く走りだした。]
(114) 2015/09/13(Sun) 21時半頃
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[やっとゾーイの姿>>107が見える。まず、捕獲せねば。ヒョイと片腕で抱え上げる。少女の両足がプランと宙に揺れた。
勝手に行くなといつも言っているだろう、と言おうと口を開いたところで、腕の中のゾーイの注意が全く向いていないことに気がついた。前を見て、何かを話し続けている。 その熱心さにつられ、前を見た。 そこでやっと、ゾーイが見たという女の子の姿を認識した。]
お、お騒がせした、かな?
[咄嗟に浮かべた笑顔は、随分とぎこちなかっただろう。*]
(115) 2015/09/13(Sun) 21時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 21時半頃
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「図書館ですかね、学者の旦那。」
ええ、御察しの通り。
「何時も通り可愛い子と一緒で。仲が宜しいことで、全く。」
──ふふ、そうでしょう? 彼女が居ないと何も出来ないものでね。 歴史学者は計算が出来ないのですよ。
[自然な笑みと、柔らかな口調と。 外面は大変に整っている。]
(116) 2015/09/13(Sun) 21時半頃
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[昔から、そうだった。 ───そう、昔にも、一度指摘されたことがあった。
人格違うんじゃないの?とか。そんな。 侮辱に近い言葉だった気がする。]
(-26) 2015/09/13(Sun) 21時半頃
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["おんなのこ"である少女にだって、恐らくは違和感の一つくらいは有るのではないか、と思うときもあるが。
少女は其の性格故か、其とも歳を経るに連れて己が更に尖ったせいか。 触れることを避けているような、そんな気がする。
学者にとって、其は。 都合が良いような、 何時かは自分から、話さなければいけないような。
面倒なものには、蓋をしてしまって。]
(117) 2015/09/13(Sun) 21時半頃
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―キネーン中心部・図書館前ー
[少女が降りる背中を見遣りながら、御者には多目に支払う。 郊外の辻馬車には、良い客だろう。 金は、信頼も買える。
御者が嬉しげに笑むのを微笑みで返して。 また、宜しく。 と。 学者もまた馬車を降りる。 其のときだろうか、男の怒声>>85と、少し遅れて少女の囁き>>100。 反射的に、然し馬車から降りる際に自然とそう、成ったかの様に。 男の手は黒いワンピースの肩を、杖がわりにしようと、掴もうと、伸びる。]
─…元気だな。
[感想を告げた彼女に、同じく。 この世の中見た目と精神年齢が同じであるかどうかなど見た目では判断出来ないが。 若いな、と。 思ってしまう辺り親父だった。]
(118) 2015/09/13(Sun) 22時頃
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/* レオナルド:50後半 ジェフ:実年齢80越え
(-27) 2015/09/13(Sun) 22時頃
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[レモネードのストローに口をつける。 こちらが違和感覚えたのを勘付いたのか、改めておとなが声をかけてきた>>113。 曰く、ショーのポスターがほしい、と。]
……ごめんなさい。 ポスターを買ってもらったことが、ないの。
でも、ショーのお店なら、向こうよ。
[ポスターは、買うものでなくて、公演の告知のためにもらうもの。 だから、ポスターが売っているかどうかについては実際問題知らず。売店を指さし示すにとどめた。]
(119) 2015/09/13(Sun) 22時頃
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[ちょうどそちらを振り仰いだところで、近くにスタッフの存在>>106を見かけたが、衣装担当が売店のラインナップを把握しているかは怪しい。 特にこのおとながどんなポスターを求めているのか知らないので、なおさら。]
(120) 2015/09/13(Sun) 22時頃
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[ 呟きを拾ったか、拾わずか。 きっと姿を、あの子も見たのかもしれません。 ちいさな女の子は、身体をぴょんと跳ねさせて。 軽快なリズムで、オーレリアの元へ方向転換。
同時。こっちを見てきた女の子と、視線が合います。 びっくりしたオーレリアの身体も少し、跳ねました。 オーレリアの肩に手を乗せている先生には、 それが直に伝わったことでしょう。 ]
え、あ―――、あの、
[ ぐんぐんと近づいて、 そしてオーレリアに話しかけてくる女の子。 オーレリアは、こんなに口の動くこどもを知りません。 数度出会った、あの白の髪の男の子よりも、 ずっとずっと、おしゃべりでした。 ぱちぱち、瞳を瞬かせて、 ようやく彼女の問いに答えます。 ]
(121) 2015/09/13(Sun) 22時頃
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名前、オーレリア。 そう、先生と街に、すんでるの。…ええと、こんにちは。
[ 先生に貰った名前は、いつだってすっと出てくるのに。 挨拶の言葉は、なかなかどうして、上手く出てきません。 手を差し出されれば、オーレリアも差し伸べて。 届けば、緩く握手を交わします。
…もっとも、女の子――ゾーイの手は。 彼女を追い掛けていた男の人が持ち上げた>>115故に、 オーレリアより少し高い位置にあったのだけど。
男の人も同時に見上げて、外向けの先生よりも、 ずっとぎこちない笑みを浮かべる姿には、 気にしてないと、首をゆるり、横に振りました。
…そして、なんとなく。後ろの先生と。 表情を見比べてしまったり、すれば。 "先生"の存在に、ふたりは気付いたことでしょう。 ]
(122) 2015/09/13(Sun) 22時頃
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|
[>>102「女の子がいる!」と、 "おんなのこ"の声で其方を見た。
広場にある、噴水の方から。 彼女が指し示す先におんなのこはこの子しか居らず。 僅かに黒の肩に触れているだろう手に、力が入るが。
相手は、こどもだったから。
活発な彼女が、大人しい少女に一生懸命に語りかける姿には、微笑ましさのような、そんならしくない感情を持って。 寧ろ、周囲が彼女らに向ける好奇の気配に神経が尖る。 わざとらしく、鈍色の懐中時計を取り出して、ぱちり。
懐中時計の蓋には、精密な模様。親から子へ引き継がれた其の家紋。 上等な衣装と、馬車と、其とで。
何やら足先を擦る男や、また別の数人が、 表情を歪めながら、人混みに消えていった。 関わりたくない、人種。喩え、子供が手にはいるとしても。]
(123) 2015/09/13(Sun) 22時頃
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|
[ぴくり、と跳ねる少女には、 そういえば、同じ年頃の"こども"と話すのは、 滅多にないものだったか、と。
頭のどこかで思考しつつ。]
(124) 2015/09/13(Sun) 22時頃
|
|
[ さて。驚いて跳ねた身体も落ち着いて。 興味が、そもそもの目的から逸れてしまったのは、 まさに、こども故でしょうか。 再びゾーイを見やれば、浮かぶのは純粋な疑問で。 ]
ゾーイ、は。 ここのひとでは、ないの?
[ この街に住んでるの?と聞いたのならば。 もしかしたら彼女は違うのかもしれない、なんて。 まじまじと、外の世界を知らないオーレリアは。 彼女の大きな瞳を覗き込んで、問いかけます。
きっとそれは、この世界では、珍しい。 少ない"こども"どうしのおしゃべりの、始まり。
外からの視線にも、 それに対して先生の懐中時計が、ぱちり。 音を立てるのにも、気づかず。 手は肩に触れられたまま、ゾーイを見つめました。 ]
(125) 2015/09/13(Sun) 22時頃
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/* こどもとおとなに わけられた、かな
(-28) 2015/09/13(Sun) 22時頃
|
|
[横に振られた首に、強ばっていた神経が緩んだ。怖がらせたわけでは無さそうで、それだけでも大分気が軽い。 そして少女の視線の先>>123をみとめて、パチリと一つ瞬きをした。
ゾーイを地面におろし、背筋を伸ばして懐中時計を鳴らした男性へと向き直る。]
うちのがお騒がせしました。 [なめらかに頭を下げる。先ほどの謝罪とは違い、感情のこもった声音だった。]
急に声をかけてしまって、その子も驚いたでしょう。
[頭を上げ、緩やかな苦笑を浮かべた。*]
(126) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
|
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煙草の害というものは、それほど叫ばれなくなったらしい。 長い永い200年程の生涯が、ほんの数年短くなるだけ。 そのことを殊更気にする人間は、きっと少ない。
しかし、こどもとなると話は変わってくる。 少しとはいえ、今も昔も害であることには変わりない。 貴重品である本物のこどもにとっては、 マリオのような養殖こどもにとっても、だ。
この社会で、こどもは貴重な資源である。 ゆえに、なるべく長くその価値を保たねばならない。 少なくとも、マリオの所属する組織はそう考えている。 よって、寿命を縮めるようなモノは厳しく取り締まられる。
誰もが数年の生さえ顧みない世界で、 こどもだけは一分一秒でも長く生きることを、強いられる。 そしてそれは当然のことなのだ。
(-29) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 22時半頃
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[飛び出してきた彼女の手を、少女が取ろうとした時。 彼女を男が抱えあげるを見る。
何となく、だが。 危険はなく、見えた。
杖がわり、程度だった肩の手は、掴む、に近くはなっていたかもしれない。 少女が此方を、見る。 さて、上手く微笑んでいるだろうか。
彼女らが"おんなのこのおしゃべり"をはじめる。 抱えられた子と、肩を掴まれた子と。こどもの危険を、何処かに湛える景色でありながら。 彼女が下ろされ、喋り出す頃。黒の肩を掴む力も幾分か和らいで。 男が言う>>126。]
──元気な子でいらっしゃる。 こどもは活発に走り回るべきですよ。
[少女には、そう教えたことはないけれど。]
(127) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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嗚呼、驚いては居たかもしれない。 滅多に同じ様な"年頃"の子に会う事は無いですから。
オーレリアは、箱入り娘なのでね。
[頭を下げる彼には、気にしなくて良い、と告げて。 此も珍しい経験になるだろう、と。 苦笑には笑みを返した。]
(128) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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[おかえりとの声>>62に、小さくただいまと返して 繋いだ手は大きくて、固くて、冷たかった。 それに触れる度、おとなの手だ、ただそう思う。 …そう思う、だけ。]
[二人っきりの客室に、涼しい風が舞い込む>>63。 風が、マリオの柔らかな頬を撫でていく。 気持ちがいいな、浮かんだ思いは言葉の代わりに小さな微笑みになって表れただろう。]
…そうかそうか、羨ましいねぇ じゃ、あの美人のばあさんがボケたら、 お前に代わりに行ってもらうかなー
[茶化すような言葉に目を細め、笑う。 贔屓の顧客をばあさん呼ばわりするが、悪びれる様子はほとほとなく。 飛んできた冗談に、返すはとーぜん!とのお言葉 伸ばされる両手を避ける事はせず、それでもその手が触れれば、僅かに眉を寄せて 数瞬の後、小さく文句をこぼしたか。]
………ヴェス、つめひゃい
(129) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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[ 足が宙に浮いた。 ぶらん、と足が揺れたが、なんのその。 慣れっこだ、と言わんばかりの表情で、 調子変わらず言葉を続ける。
カミナリも回避できたかも──なんて、 心のなかで舌を出しながら。
握られた手>>122を、ぶんぶんと振る。 吊られた身体も、更に揺れる。]
(130) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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[問うた質問を曖昧にぼかされれば>>64、 不可解そうに首を傾げるが、追及はせず。 その後の要求の返答は、大きなため息で。]
流石、よくお分かりで せーんきゅっ
[続いた言葉にニンマリ笑えば、 こどもの手には些か大きいそれを受け取り、咥えた。 キツイその香りに慣れたのは、何十年前のことだったか。
…人間がその生を大きく伸ばして、老いから決別して以降 煙草の害というものは、昔ほど叫ばれなくなったという。 医療の発達、容姿の衰えからの脱却、理由は様々だが 一番の変化は生への価値観ではないかと、マリオは思う。
長い永い200年程の生涯が、ほんの数年短くなるだけ。 そのことを殊更気にする人間は、きっと少ない。]
(131) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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でも、バレないようにしろよ? 俺でも厳重注意はま逃れないし、最悪給与が激減だ
[しかし、こどもとなると話は変わってくる。 軽微とはいえ、今も昔も害であることには変わりない。 貴重品である本物のこどもにとっては勿論、 マリオのような養殖こどもにとっても、だ。
この社会で、こどもは貴重な資源である。 ゆえに、なるべく長くその価値を保たねばならない。 少なくともマリオの所属する組織はそう考えている。 よって、寿命を縮めるようなモノは厳しく取り締まられる。]
…もっとも、お前は即刻クビだろうけどね?
[意地悪気に口元を釣り上げれば、そう囁いて。 まさか既に組織をやめているなど思いさえしない。 そうして吸った息を吐き、揺らめく紫煙を、ぼうと眺めた。]
(132) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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成程。ありがとうございます。 ……ショコラ、見に行ってみましょうか。
[>>119示された売店を一瞥したのち、つないだ手の先の少女を促して。 そうして、その情報をくれた先、 飲み物を手にした少女には、軽く頭を下げただろうか。]
ご丁寧に、ありがとうございます。 それでは。
[値踏みした視線の末に得た、ぼんやりとした違和感を抱えつつも、顔に出すことはせずに。 ショコラが駄々をこねないようであれば、再び温和な笑みを浮かべて、歩き出すだろう。*]
(133) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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/* ゾーイめっっっっっっっっちゃかわいい
(-30) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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[――誰もが数年の生さえ顧みない世界で、 こどもだけは一秒でも長く生きることを、強いられる。 そしてそれは当然のことなのだ。]
(134) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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[ そうして、地面へと下ろされたら、 白髪の少女の視線を追って、口を開いた。]
あのひとが先生?
[ くるんと視線を戻して、囁く。]
静かそうなひと ジェフはすぐ怒るの
[ 背のびしたしぐさで、肩をすくめた。 返ってきた問いかけには、 また、小さな口を大きく開けて。]
(135) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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そうよ、ずっと旅してるの ずっとずっと、どこまでも どこに行っても、こどもはいないけど──、ねえジェフ!
[ 不意に、幼い声で男の名を呼ぶ。 一方的に投げかけるのは、]
ここにはどれくらいいるの?
[ そんな、短い問い。]
(136) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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[ そうして、また、すぐに視線は少女へと。 無遠慮に、頭のてっぺんからつまさきまで、 じいと見つめてから、けろりと笑った。]
お出かけ? ずっとこの街にいるの? つまらなくない?なにがたのしい?
[ 思いつくがままに、並び立てるように。 そんな、こどもの話し方。 返事を待たずに、また付け加える。]
そう! 有名なこどもがいるって聞いたの、この街に
[ クラリッサ・トウシューズ。 世界で一番かわいい女の子。 いつか、遠い街で聞いた噂のことは、 少女もまだほんのりと覚えていた。*]
(137) 2015/09/13(Sun) 22時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 23時頃
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多少、活発すぎるのも困り者ですが。
[実際は『多少活発』どころではない様子が思い浮かび、表情に僅かな疲労が滲んだ。 そういえば、長距離走からそんなに時間が経っているわけでもない。 もう少し早く薬を服用するべきだったか、との思いは、ゾーイに出会う以前は持ち得なかったものだった。
明日は筋肉痛だろうか。]
(138) 2015/09/13(Sun) 23時頃
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[男性の言葉>>128に頷く。 ゾーイがはしゃいだのも無理は無い。こどもの、それも女の子に出会えたのは、片手の指が余裕で余るほどにしか無い。]
その通りで。
[もっとも、外見と中身の年齢が違うことはあり得ることで。 ゾーイが懸命に話しかけている子が『どちら』なのかを知る手段は無かった。]
うちのは、箱に収まらないですが。
[収めようとも、思ったことはない。 ゾーイには、太陽と青空が似合う。
彼女の活発さは本来なら美徳のはずで、それを自由に伸ばしてやれない環境が疎ましい。
それも、ゾーイと出会ってから抱いた思いだった。]
(139) 2015/09/13(Sun) 23時頃
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[と、ゾーイ>>135には『誰のせいだ』と呆れを思い、続いた疑問>>136にやっと目線を下に向けた。]
特に決めてない。 久しぶりに大きな街だからな。少しゆっくりするのもいいだろ。
[そういえば、この街には有名なこどもの出るショーがあるんだったか。 たしか、
思い浮かぶ前に、ゾーイが名前を言う。 同じ場所にいると、考えまで共有することがあるんだろうか。おしゃべりを続ける少女の背に、静かに微笑んだ。*]
(140) 2015/09/13(Sun) 23時頃
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[綺麗に切り揃えられた、さらさらとした黒髪。 レモネードを持つ少女>>90の涼しげな瞳が、こちらを捉えている。 旅の中で似たような人を見たことがある。めずらしい、東国の人だ。]
あ、待ってくださいせんせい…!
[首を振り、代わりにお店の場所を指差してくれる少女>>119。 礼を言い、歩き出そうとする先生の手を軽く引いて止める>>133]
あ、あの…! クラリッサって、どんな人ですか?
[言葉を続ける。 あまりにも足らなかった言葉で、あのその、と目を泳がせるが。 どんなスターなのか、とかショーとはどんなものなのかとか。 彼女が演者であるとは知らず、問いかける]
(141) 2015/09/13(Sun) 23時頃
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ヴェスの、ところ? なんだ、劇場でもやるのか?
手を回して下さったところ悪いが、俺は高いぜ 知らないわけじゃないだろうに
[伺いの跡、続いた話>>65に丸く大きい瞳を、ぱちくり、瞬かせ それは知らなかったというような驚きの声をあげる。 知らなかったも何も、自分では聞かないから当然なのだが 出会ってから、彼の過去も現在も未来も、尋ねたことは無い。 避けてる、と言ってもいいかもしれない。 それはきっと、お互いに。
早い所は引き抜きだ、そう理解すればそんな言葉が口を突く。 彼を前にしても、真っ先にでるのはそんなドライな言葉。 苦笑さえ浮かべて、それでも本当のこころは、その向こう。 強かさの裏に隠れて、きっとわからない。]
(142) 2015/09/13(Sun) 23時頃
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……なるほど、それは脅しか?ヴェスパタイン
[少しの間の後、落とされた言葉に苦笑を消して すぅ と浮かべたのは、わるいおとなの笑み。 揶揄うような言葉に、可愛らしい声に、混じるは微かな冷たさ]
なぁ、ヴェス
――どうしてだ?
[ワントーン落ちた声。それでも高いこどもの声。 問う言葉は何をさすのか、あまりにも漠然としていて。 嗤う顔はどこか楽しそうに歪んでいるというのに …その瞳だけが、嗤うことなく、煌めいて ただ真っ直ぐに試すような視線を目の前の彼に送っていた。*]
(143) 2015/09/13(Sun) 23時頃
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クラリッサのポスターがほしかったの?
[連れられていたこどもの方>>141が、クラリッサについて聞くものだから、それと繋げた結果が、この発想。 クラリッサのグッズなら、売店できっと何かしらは手に入るだろう。この子の願いが叶えばいい。]
クラリッサは、踊りがうまくて、歌もじょうずよ。 みんなの中でいちばんだから、みんな、クラリッサを見にショーに来るの。
[自分を見に来てくれる客は、その何十分の一か。 そんな情報は必要ないから言わないままで、クラリッサについてあたりさわりなく、それからこどもにも理解できるよう話した。 近くにクラリッサの写真や何かを使った幟があればいいのだけど、ときょろきょろ見渡すも、あるのはキャッチコピーのものだけだった。]
(144) 2015/09/13(Sun) 23時頃
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/* ロル書くのとっても遅いマン
年齢、98しゃい
(-31) 2015/09/13(Sun) 23時頃
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そっかあ。
[ すごいなあ、と、ただ純粋に思います。 オーレリアの知らない世界を知る人は、 皆、きらきら輝いて見えるものです。
またしても次々投げられる問いに、 こくりと頷いたり、つっかえながらも答えたり。 オーレリアの灰の瞳は、珍しいこどものおしゃべりで、 輝いて見えたかもしれません。 ]
(145) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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うん。 ここには、多分…十年近く。
[ 記憶も無いうちに買われた故、 多分、となってしまうのは。 きっと仕方のないことでしょう。 ]
つまらなく、ないよ。 先生と一緒にいて、先生に色んなことを聞くの、好き。 ずっと、そうしてきたから。
[ 嫌われているかもしれない、けれど。 気持ちはオーレリアにとって、すべて本当の事でした。 だけど返事を待たず、 また直ぐ付け加えられるこどもの噂に、 瞳を瞬かせ、記憶を手繰ります。 ]
(146) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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有名なこども―――
[ と、いえば。 大きなシアターで"仕事"をするこどもでしょうか。 生憎オーレリアは、ショーには片手で数える程度にしか、 行ったことは、ありません。
先生はお金を沢山持っているし、 オーレリアにとって、外を知る人だけれど、 ショーは趣味では、無いのでしょうか。
おぼろげな記憶にあるショーの光景。 ああやって踊ってみたい、と呟いた時に、 あまり色よいお返事は返ってこなかったことも、 もしかしたら、理由の内にあるのかもしれません。 ]
(147) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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クラリッサ、かな。 オーレリアはあまり観たことはないけれど、 ダンス、とても素敵。
でも、歌はね。ゆき…シルクって子が、前に居て。 その子が誰より、上手だった。 讃美歌、教えてもらったこともあるの。
[ 今はもう、お仕事ではいないんだ、と。 残念そうな表情を浮かべて。 ]
(148) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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シアター、行きたいの? たしか、此処から遠くないところ、…だった、はず。 ああ、でも。喫茶店の場所なら、あっち。 コーヒーがおいしいんだって。 …オーレリアは、飲めないけれど。 おとな…ジェフ、さん?なら、どうかな。
[ いかんせん外を知らない、箱入り娘。 方向を示そうとした指先は、どちらを指せばいいのか、 わかりませんでした。
先日出かけた際に立ち寄った喫茶店の方向>>105は、 直ぐ示すことが出来たけれど。 果たして外の人たちに、受け入れられたでしょうか。 ]
(149) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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[喉を潤すそれを買いに行く途中、ひとりの女の視線が此方に注がれていたことは、知らぬままに。>>110 或は、気付いたとしても、他の者と同じように"こども"へ向けられた視線ととって、やっぱりそつのない笑みを浮かべた事だろう。
レモネードを受け取って、さて何処かに腰を下ろそうかと辺りを見回した、その時だった。]
……あれ、は。
[見知った朱に、はたりと足を止める。>>144 ゆきもまた、彼女の存在に気付いただろうか。 向こうが既に此方に気付いていたは知りもせず>>120、咄嗟に、僅かばかりの呆れにも似た表情が浮かんでしまう。 シルクであった頃のゆきもまた、その変わらぬ表情と白い容姿故に風変りではあったけれど。 彼女──ユウガオもまた、少しばかり目立つ"こども"と言えるだろう。]
(150) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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[朱い見目と聞き慣れぬ異郷の歌は、いやがおうにも人目を引く。 それは舞台の上のみならず、常であっても似たような赤を纏っていることが多い。 その上、そんな人目を引く格好のまま、ひとり街を行く姿を度々目にすることがある。 人さらいに攫われても知らないよ、と忠告してやりたい気持ちはとうに失せている。 数年を経ても変わらぬ容姿。 彼女の中身はとっくに"こども"ではないのだろうから──、承知の上だというのなら、どう行動しようと、藤乃の知ったところではなかった。
ただ、今日のユウガオは、やや様子が違うようだった。 彼女の側に、おとなとこどもが、それぞれ2人。>>141]
(151) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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[おや、というように瞠目して、すぐに目を細める。 ついに攫われるかな。などと、少々意地悪く。 そして恐らくは、この世界に生きる"おとな"としては、あまり模範解答とは言えぬことを考えながら、遠目に見守ってみる。 見た感じでは、彼女と接する大人は、悪意のある人間には感じられなかったけれど、それもどうだろうか。
ふ、と思いついて、手の先にいる白いこどもへ問いかける*]
……ゆき。 ユウガオがいるけど、どうする? 話したい?
(152) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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[ >>106そのレモネードスタンドは、すっぱいレモンとはちみつが程よく組み合わされていて、すっきりとした味わいがとても評判だった。 おいしいものなら、断る道理もない。元より断る気はなかったけれど、こくんと頷いて、藤乃の手に引かれて歩き出した。 いつも通り、自分の分のレモネードも冷たいレモネードを手渡され、少し考えてから、口に含む。ひんやりと、喉を潤したそれは変わらずにおいしかった]
(153) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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[ ゆき、と声をかけられ、横にいる藤乃を見上げると、ユウガオがいるよ、と教えてくれた。 その視線の方に目を向けると、確かに、そこにはかつて共にステージに立っていた少女が見えた。 自分とおなじように、あまり表情に変化が見られない彼女は、何度かそのことを言われているのを見かけた事がある。しかし、ステージで急に歌を変更して、不思議な、聞きなれない異国の歌にしたときは、少し驚いたものだ]
(154) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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[ 自分と同じく、自己主張はしないタイプだと思っていたばかりに、それは自分には考えられないことだったのだ。 聞きなれないとは言え、その異国の歌はどこか懐かしく、…も観客と一緒に、歌い終わったユウガオに拍手を送った。 お互い口数が多い方ではないから、あまり話をしていたわけではない。それでも、見かけたら挨拶をする程度には、…も彼女を認識していた。 見慣れない二人組と一緒に居るようだが、知り合いだろうか? もし知り合いなら、邪魔になってしまうかも。 そう思って、少し考えてはみたけれど、結局…も藤乃にこくりと頷き返し、彼女の元へと足を進めた**]
(155) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 23時半頃
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/* うー、みんな動き上手いなぁ。
藤乃ゆきペアは思いっきり身内というか、だいたいいつでもLINEで話せる慢心故に、かなり雑にしか決めずに入村してしまったので、入村してからめちゃくちゃ話し合ってるありさまです……おかげで、発言するのもまだ設定とかいちいち相談しているという。 ペア村難しい……!
(-32) 2015/09/13(Sun) 23時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 00時頃
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ポスター、ポスター…はい。 クラリッサさんが見たくて、でも、先生は覗くだけって言って。 だからポスターが欲しいです。
[彼女が写っていなくても、ポスターの華やかな世界は、自分の夢を想起させるのに十分だ。 もっとも、この場にあるものからその華やかさは感じられないが>>144 少女の言葉に、目を輝かせ]
そうですか… すごい人なんですね、クラリッサさん。 大スター、なんだ。
[笑顔を見せて、改めて頭を下げる。 ありがとうございました、と先生に言われた、返事を忘れない。]
また、キネーンでお会いできたら、よろしくおねがいします。
[最後に小さく手を振る。 これも先生に学んだ真似、その彼に手を引かれ、売店へ向かおうか*]
(156) 2015/09/14(Mon) 00時頃
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[問いかけに、返されたのは小さな首肯。>>155 ゆきが言うなら仕方ないね、なんて言わんばかりに、小さく肩を竦めるようにして。 ゆきと共に、ユウガオたちの方へ足を向ける。 喧噪の中、"クラリッサ"という名前が聞き取れた。>>114 皆、クラリッサを見に来るの。 そんな言葉も聞き取れたので、ぱちりとひとつ、瞬いて。
そうしているうちに、会話は済んだのか、手を引かれた少女が小さく手を振る。>>156]
──君を見に来る人もいるでしょう、ユウガオ。 また、ひとりで出歩いているの?
[場を立ち去る2人と入れ違うように、ユウガオへと声をかける。 彼女は振り向いてくれただろうか。 もしも、立ち去らんとする2人と視線が絡んだなら、軽い会釈をしただろう**]
(157) 2015/09/14(Mon) 00時頃
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/* こいつ動かしてるとすごいむずむずする……痒い……
(-33) 2015/09/14(Mon) 00時半頃
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そこらへんはちゃんと心得てるよ。 だからこんな所でしか渡さないだろう? 劇場は論外、仕事先ももってのほか。 道中でさえ何を言われるか分かりきってる。
歳を取りすぎると、悪知恵しか働かなくなるらしい
[苦笑交じりに、自虐気味に紫煙を吐いた。 身体の成長が終わっているおとなの身体にも害をもたらすのに、未熟なこどものそれなら尚更。 自分だって、こどもが喫煙しているのを見かければ決していい顔はしない。 小さいながらも経営している劇場のこどもがそれをしていると知れば叱りもするだろう。 ……やるなら人目のつかないところでやれ!と]
(158) 2015/09/14(Mon) 00時半頃
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[マリオは、特別なのだ。 少なくとも僕にとって。
それが、どういう意味での特別なのか、なんていうのは上手く言葉にできないまま]
あっはは、それは困るなあ。 なに、そうなったらおまえがかばってくれるんだろ?
[冗談交じりにからからと笑えば。 実は、なんていいだそうとした言葉を呑みこんで。 そのちいさな身体を、その柔い髪を。 丸くて大きい目を、ふっくらとした頬を。 見つめる顔が一瞬だけ、歪んだ]
(159) 2015/09/14(Mon) 00時半頃
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/* えすなと言います、かのちゃんと初ペア村です 念願のショタじじいです
思うのほか養殖が少ないのかな?タリン目指す村なら仕方ないかー 中身80とか90の大人がタリンについたらどうなるんだろう。でもクスリ飲まなきゃ死ぬよね? 年齢も止まったままだよね?うーん
(-34) 2015/09/14(Mon) 00時半頃
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[百年近く生きているが、子供の頃にマリオと一緒に仕事をしていた日々は、今もこの胸に色鮮やかに残っていて色褪せることはない。 ……色褪せさせては、忘れては駄目なのだ。
それをすることは、きっと罪なのだから ]
(160) 2015/09/14(Mon) 00時半頃
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ん?ああ、劇場はやってるよ。 小さいけれどね。 おまえの返答次第では畳むつもり。
知ってるよ。その為に劇場を経営して、 スタッフとしても働いて。 まあ、別にそんな話はいい。
[驚いたように瞳を瞬かせた姿>>142を悪戯が成功したこどものようにこんな時にも関わらず少しだけ、ほくそ笑んだ。 何も聞かれないのをいいことに、何一つ伝えていない。 この町から逃げた理由。どうしてまた戻ってきたのか、今は何をしているのか。 彼が自分がここを離れている間何をしていたのかなんて本人に聞かずとも、オーナーに、町の人々に聞けば情報は入ってくる。
身体だけではなく、心の底まで下衆い大人になったものだ、と常々、思う。 苦笑の裏に隠された本当の想いには、気付けないまま]
(161) 2015/09/14(Mon) 00時半頃
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/* あっお返事きてた(正座)
(-35) 2015/09/14(Mon) 00時半頃
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脅し?そうだね、そうかもしれない。 こう言えば付いてきてくれるんじゃあないかって、 ……そう、これは掛けだよ。マリオ
[変わった笑みに、可愛らしいこえに微かに混じる冷やかさに、身体が竦む。 だがそれも一瞬のこと。 常を取り戻せば、悪戯に微笑む]
(162) 2015/09/14(Mon) 00時半頃
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どうして? どうして、か。そうだな。
おまえと一緒にいたい。 もう、離れたくないんだ。 ……それじゃあ、駄目か?
[問われた意味。それが分からない、という風に首を傾げる。 暫し考えた後、思いついた言葉をつらつらと並べる。 それは本心で、でも彼の満足のいく応えではないと知っていて。 曖昧にぼかしたそれを、是とするか、否とするのか。
真っ直ぐな視線に耐えられない、という風に視線をつい、と逸らした **]
(163) 2015/09/14(Mon) 00時半頃
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[ 男の返答>>140に、はしゃいだ声を上げる。]
なら、また遊べるかしら わたし、女の子なんて見るの、 いつぶりかもうわかんないくらい ここにしばらくいるの、賛成!
[ それは、うそじゃない。 こどもが同年代のともだちと遊ぶだなんて、 とうてい難しい世界だった。 少女は、そんな世界しか知らないのだけれど。]
(164) 2015/09/14(Mon) 01時頃
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[ 男に向かってぶんと手を振り上げたあと、 また、貴重な女の子に向き直った。]
十年! 旅行に行ったりもしないで?
[ それは、少女には信じられないこと。
街から街へ。年と共に、知る街の数を重ね、 自由に、気ままに、街のおいしい部分をひとかじりして、 新しいシーツのにおいに顔をうずめる。
それが、少女の知ってるたったひとつのやり方。 たとえば、誰も知らない宝物を、あてもなく探す旅。]
(165) 2015/09/14(Mon) 01時頃
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ふうん わたし、お話聞くだけってきらい 眠くなっちゃうもの
[ こどもは遠慮を知らない。人付き合いも知らない。 気持ちそのままに吐き出しながら、ぱちんとまばたき。 オーレリアのペースは、 少女にくらべて幾分か緩やかだ。]
そう、そう クラリッサ・トウシューズって、 遠くの海の傍の街でも聞いたわ、有名なのね
[ こどもショーについても、少女はあまり知らない。 けれど、世界いちかわいいおんなのこ。 そんな風に言われたりしたら、気にもなるものだ。 薄っすらと残る、遠い海の街での潮の香りの記憶。]
(166) 2015/09/14(Mon) 01時頃
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シルク?聞いたことない やめちゃったのね、もっと早くにくればよかった
[ だけど、少し不思議な話だ。 "こども"が仕事をやめるだなんて。 その子は、おとなになってしまったのだろうか。
ぽかりと浮かんだ疑問。 幼いこどもも、 世界の仕組みのはしっこくらいは知っている。]
(167) 2015/09/14(Mon) 01時頃
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うん、せっかくだから、 クラリッサ・トウシューズに会ってみた──
[ それも、つかの間。]
喫茶店!ジェフ、わたし、ジュースのみたい!
[ 続いた言葉に、瞳を輝かせる。 おすすめのメニューや、その後の言葉なんて、 少女の耳を通り抜けていく。]
喉かわいたの。いっぱい歩いたし
[ そのほとんどは、 男の肩や背中にしがみついていたのだけれど。
けろりとした顔で言い放って、 男にまとわりつくようにそうねだった。*]
(168) 2015/09/14(Mon) 01時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 01時頃
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/* よっぱで手がふるえてロルが書けなかったのでいまから追いかけますごめんなさい(震え
(-36) 2015/09/14(Mon) 01時半頃
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/* とおもったけどなんかきそうだからちょっとまってみよう
(-37) 2015/09/14(Mon) 01時半頃
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――広場――
うん、またね。
[またお会いできたら、よろしくおねがいします>>156。 それを最後に去っていく、おとなとこども。頭を下げて手を振るのは、教え込まれた礼儀だろうか。 ショーを見られないこどもと、次にいつ会うのかはわからない。 けれどショー以外の場所での約束は、自分自身を見てもらえた言葉のようで、こどもの話でも、少しうれしい。]
(169) 2015/09/14(Mon) 03時頃
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あら、こんにちは。お散歩?
[だから、見知った二人連れ>>157がこちらに来たのも、普段よりは色のついた表情で迎えられた。 どことなく近いものを感じているゆきに常頃から親近感を抱いているのもあり、レモネードのストローを離した唇はわずかに笑みの形に弓なる。]
クラリッサのついでに、ね。クラリッサの客のうちほんの少しが、わたしにも興味を持ってくれているだけ。 一人でいても、あの人ももう今更止めに来たりしないもの。 そういう認識なんじゃないかしら。
[稼げなくなった落ち目のこども。次はどんな子を育てるか。 なんて、今なお一応の保護者として手を貸してくれているので思いたくはないが、可能性はあると言えた。]
(170) 2015/09/14(Mon) 03時頃
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二人目を買ってくれても、いいのよ?
[皮肉んだ冗談で笑ってみせるのは、これでも上機嫌の証拠**]
(171) 2015/09/14(Mon) 03時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 03時頃
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──ふふ。 御疲れですか。
[彼と、彼女が人混みを掻き分け掻き分け、元気に走っていた光景ならばつい先程。 表情の僅かな変化を見て取れば小さく笑った。
この10年程。何度か肉体の老いを感じては後悔もあったものだが。 結局、60年に届くほどに、酷使している。 あと20年。丁度良く、在るのだ。
御疲れならばと思考した頃、少女の指先が伸びる>>149 その指先を包むように取ろうと、懐中時計を適当に放って(─しゃらり、チェーンが鳴る)
無用意に指をさしてはいけない、
と少女に、囁いた。]
(172) 2015/09/14(Mon) 07時頃
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[少し前、彼女らが語る"ショー"の花形。 彼女の存在は、学者が幼い頃より、在る。
いつまでも、花形と呼ばれていた。 いつの世も。 未だ、生気に溢れた若者であった頃は、ショーにも誘い誘われ、足を運んだものだが。
"聖女"に出会ってからは、ぱったりと行かなくなった。
過去の聖女も、ある種の花形であったから。
ショーで身を売り、稼ぐこどもたちに、彼女を重ね。 何処かにいる の では ないか と、面影を探す己に嫌気もさす。 一度は華やかな舞台で歌って、踊ってみたいと願った"現在の聖女"には、 強い拒否を示したことも、あった。]
(173) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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[20年後────オーレリア32歳。]
[丁度、マリアが死んだ歳だ。]
(-38) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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[彼女は病弱であったし、気丈であったし、
子を持つことが、出来た。
夜の街角で春を売る身重の聖女は、そう。 "花形"と言える。珍しい光景で。 何故かとても、輝いて見えた。
彼女の身を引き取ったとき、彼女の腹の子は既に売られ。 学者は懐中時計一つを持たされ郊外に押し出された。
そんな、 奔放だった過去も、ある。]
(-39) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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[───彼女と同じ様には、……───]
(174) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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[僅かに頭を振った。 歴史学者にあるまじき、"過去などどうでも良い"というような。 人間老いるとこうだからいけない。
外の世界を知る、活発な彼女がのどがかわいた、と傍らの彼に寄り添い、纏わり付く光景に少しばかり下がっていた口角を、再び笑みの形に。オーレリアには、ひつようなことかもしれない。
旅に出たい、などとこの子に言われたら。 私はどうしようか。
捕らえていただろう少女の指先を離して。]
…彼女らも未だ話し足りないでしょう。 珈琲一杯でも、如何ですか。
[彼に話し掛けた。 人目の中心になりつつある、広場の真ん中よりは、居心地も良いだろう、と。子を持つ気持ちは、良くわかる。目を離したりなど容易に出来ない、この世の中。 この学者は、過敏すぎるのだけれど。]
(175) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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/* めも
レオナルド=デ・トーレス
スペイン語名。 強き獅子の塔。 デ・トーレス(トルレス)はイエスズ会の司祭。
(-40) 2015/09/14(Mon) 09時半頃
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/* めも2
オーレリア、フランス人の聖人Aurelia(フランス語読みでオーレリィ) カトリックの聖女。スペイン語でも綴り一緒。
エニシダ、閉じた本、薔薇の蕾、イルカ、求愛・結婚の拒否、箒を持った少女
(-41) 2015/09/14(Mon) 09時半頃
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[ 目の前のおんなのこは、 オーレリアとは色んな意味で異なるこどもでした。 お屋敷でも、キネーンでも無い。 本当の外の世界を知って、瞳は常に爛々と光っていて。 オーレリアよりずっとはやく話せるし、 風の様に駆けて行って、くるくる、 お話しもあっちこっち、楽しそう。
ゾーイの様に口に直ぐは出ないけれど、 珍しさと驚きで、瞳はぱち、ぱち、と。 瞬きを繰り返していました。 ]
(176) 2015/09/14(Mon) 10時半頃
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[ 示した喫茶店はゾーイの興味を引いた様です。 喉がかわいた、と言う彼女と同時だったでしょうか。
――しゃらり。 懐中時計のチェーンの音と共に、 先生がオーレリアの指先を取って、 諌める言葉を囁いてきたものだから。 ]
…ごめんなさい。
[ オーレリアの小さな手よりずっと大人で、 自然と年齢を重ねてきた証の、皺もあって。 そんな先生の指先を見ながら、 素直に、謝罪を呟きかえします。 ]
(177) 2015/09/14(Mon) 10時半頃
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[ ―――もし。 旅に出たいとオーレリアが言ったら。 先生はどう答えるのでしょう。
ふ、と。 離れた指先もじっと見て思うのは、そんなことで。 だけど、"今"に少しでも幸福を抱いているオーレリアは、 "過去"を知らない、こどもは。 きっと、それを問うことは無いのでしょう。 ]
(178) 2015/09/14(Mon) 10時半頃
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[ 気を紛らわせる様に、首を傾げて。 淑女たらんと微笑んで、先生の言葉を真似して、 ジェフとゾーイに問いかけます。 ]
……いかがですか?
[ 誘いの気持ちは、本物ですが。 ]
(179) 2015/09/14(Mon) 10時半頃
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/* どうじじゃない(突っ伏す)
(-42) 2015/09/14(Mon) 10時半頃
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その子が良ければ、な。 わがまま言うんじゃないぞ。
[手を振り上げ、そしてまた少女へと向き直った背中>>165に届いているかどうかもわからない言葉を投げかける。
オーレリア、と呼ばれた少女とゾーイは、見ている分にはまるで正反対だ。 仲良く、せめて仲違いしないで欲しいのだが。
数少ない同胞であることに、違いないのだから。]
(180) 2015/09/14(Mon) 10時半頃
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[目の前の男性の表情が緩む。 顔に疲労をにじませた失態と、彼の動いた表情への驚きをごまかすように眉間を揉んだ。 表に出すとは、それも初対面の人に。少し情けない。]
……ええ。少し競争をしていたもので。
[スタートラインもゴールもない、ただ追いかけるだけのものであったけれど。 けれど、しがらみに囚われずに駆け回れるこの子は、その姿が似合っている。
オーレリアの方にずっと手をおいている彼は、きっとオーレリアを追いかけまわしたことはないのだろう。そもそも、オーレリアが走って彼から逃げていく様子を想像することすら困難で。
けれど、そっとオーレリアをたしなめる様子は年季が入ったもので、少女と男性の歩んできた時を感じさせた。]
(181) 2015/09/14(Mon) 10時半頃
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[なんだかほのぼのとしてしまった心境を裂いたのは、連れの一声で。]
喫茶店? 歩いたって、お前。背中にいただろ。
[とはいえ、街に来たというのにゆっくりしていないのも事実。珈琲をいっぱい飲みたくなってきた。 彼にも勧められ>>175、頷く。]
ええ、行きましょう。 ……遅れましたが、ジェフと言います。どうぞ、よろしく。
[そう言うと、右手を差し出した。**]
(182) 2015/09/14(Mon) 10時半頃
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ユウガオ
[ 囁くように、…は声を出した。決して大きくはない声、けれど、喧噪のなかでなぜか耳にすんなり響く声で、…はユウガオの名を呼んだ]
ひとりなの?
[ >>170こんにちは、という挨拶にこくりと頷くと、ぽつり、ぽつり。風のような柔らかい声で、>>157藤乃に続いて、言葉を落とした。 少し皮肉めいた口調で続けられた言葉に、少し首を傾げてみせる。 彼女を引き取ったおとなを、…は良く知らない。気付いたら、自分も彼女もおとなに引き取られていたから。 それでも、こどもに興味がないのに引き取る酔狂な人なんて、なかなかいないと思う]
(183) 2015/09/14(Mon) 11時半頃
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[ こどもを引き取るのは、ものすごく高くつくことを…は知っている。無愛想な自分でも相当の値が張ったのを聞いている…としては、ユウガオのおとながユウガオに興味をなくすなんて、なかなか考えられないのだ。 もし、万が一彼女に興味がなくなったなら、また売られてしまうはずだ。養殖だろうと、天然だろうと、こどもには高値がつく]
(184) 2015/09/14(Mon) 11時半頃
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[ 続いたユウガオの言葉に>>171、少し困って眉をひそめた。藤乃が自分を引き取った結果、それなりにギリギリの生活を余儀なくされていることを知っている。だから、もう一人を引き取るとなるときっともっと身を削ることになる。 それは、少しばかり心配だった。 しかし続いた皮肉めいた笑いに、彼女が冗談を言っているとわかったので、ひそめていた眉をゆっくり戻した。 別に、藤乃が取られるとか、そういう事が心配だった訳ではない。そういう意味での心配は、藤乃と自分には必要がないと思っている。 誰よりも…自身が、藤乃には自分が必要だということがわかっていたから**]
(185) 2015/09/14(Mon) 11時半頃
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/* ヴェス、お前もっと纏まりのある文章書けよマリオが返しにくいだろ!!!
(-43) 2015/09/14(Mon) 12時半頃
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/* 今気づいためも
>>年下<<
(-44) 2015/09/14(Mon) 12時半頃
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/*ゆきちゃんかわいいな
(-45) 2015/09/14(Mon) 12時半頃
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/* ゾーイは豆台風…(あの児童書知ってる人どれぐらいいるんだろう)
(-46) 2015/09/14(Mon) 12時半頃
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[ ジェフ!そう、騒がしく声を上げて、 男の腕を引く少女に、学者の声>>172は当然届かない。
ただ、その光景>>177に、まばたき。 あの子はなにか、叱られるようなことをしたかしら。 少女には、わからなかったけれど。
あの子が、じっと指先を目で追うのに、 きょとんとした顔で男を見上げた。 よくわからないものを見た。そんな風に。
それも、つかの間。]
(186) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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やーった! わたし、レモンスカッシュ飲みたい!
[ ぐるん、と男の周りを一周回って、ぴょんと立つ。]
── 行こ、はやく!
[ おとなたちが握手を交わしているように、 また、女の子に右手を差し出して。 手を取られたなら、また駆け出す。 見知らぬ街を、まっすぐに。*]
(187) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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[ ふたりとも、乗ってくれた様です>>182>>187。 先生への謝罪で少し曇った表情も、 それを見れば、ふわり、柔いものへと変わりました。
おとなふたりは、 改めての挨拶を交わしている様でしたから、 自然とオーレリアも、ゾーイに向き直ります。 はやく!と、 明るい声で呼びかけるおんなのこに応えようと。 一歩、先生の元から、踏み出して。 ]
(188) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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オーレリアも、…レモンスカッシュ、飲みたい。
[ 何時もは、ココアであったり。 ミルクたくさんの紅茶を飲むオーレリアですが。 きっと、外のおんなのこに影響されたのでしょう。
ゾーイの手を取って、あっち、と。 もう片方の手で再び道を、 指すのでは、なく――掌で示して。 彼女に半ば引っ張られるかたちで、 喫茶店まで、スカートをひらめかせて、 真っ直ぐに、きっとはじめて、駆けていきます。 ]
(189) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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――こんなにはしるの、はじめて、かも。
[ そんな呟きを、零しながら。 こどもふたり、おとなの元を離れて。 直ぐ追いつかれるか、あるいは。 追いつかれることも無く、喫茶店にたどり着いたか、 さて、どちらだったでしょうか。
…どちらにせよ、こどもが駆けるその様子は、 先程同様、周囲の視線を集めただろうし。
目的の喫茶店で、 ひとり街の音を聴いている作家の目>>105にも、 街の景色の中、ちらと、留まったかもしれません* ]
(190) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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/*
(多角的な意味で)エンカまでとはいかずとも ちらと、なら だいじょうぶかな、と。
(-47) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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[甘味は小腹を満たすには十分な量だった。
ガリ、とひっかくペンの音をたてながら、 先程の白の子を薄らとした抽象表現で記録する。
けれど、それを邪魔するように辺りは人が集まり始める。 そこそこ人気な店でもあるのか。 静かな午後のティータイム、とはいかないようだ。 あるいは食事時であるが故に集まっているのかもしれない。
外の席は多いわけではない。 このままだと相席を逃れられないと悟り、 最後の珈琲を煽って代金をテーブルに置いた。]
(191) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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/*
あと先生に杖を買ってあげたい
(-48) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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大都市いちのショー、か。 キレイな音楽があれば、いいですが。
[どうせなら、楽しい取材になればいい。 楽しくなるためには、そこでの働きぶりをしっかりと見ておきたいとも、感じていた。
要するにあまり、真面目にはこの仕事を捉えてはいないのだ。観光がついでのはずが、完全に気分は遊びに傾いている。]
ごちそうさま。
[ゆっくり椅子を引いて、席を立つ。 勢い付けると、裾をひっかけるのだ。慣れてはいるのだが、つい慎重にはなってしまいがち。
給仕が片づけるのを振り返る事なく、 再び、道を歩き出す。]
(192) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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[メモを取る手は、ペンを握り続けて未だ何かを書きつづっている。先程のように探すような視線を繰り返すが、いまのそれにはアテがない。
からんころん、黒下駄が地を進め、 ぱちん、目を開ければ、 通りすがる人の印象は関心深いものだった。]
(193) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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……。さすが大都市 といったところでしょうか。ねえ。
[何が、とは口には出さない。
人が目に入る視線の向き。 今日は、どうもそれがいつもより低い。 こどもを、多く見かけるのだ。
はしゃぎ、明朗に笑うこどもをみた。>>186 表情のひとつひとつが大きくて、ポーカーフェイスも装わない。 傍で、おしとやかに佇みながらも、興味の目を絶やさないこどももみた。>>190 対象的にもとれるが、自分から見ればひとくくりに、こどもというだけであって。]
(194) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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[それが、正しい時を刻んでいるかどうかすらの区別もつかない。 ただ、少しだけでも楽しそうにしている現実がある。
現実とはそういうものだ。
連れの大人たちが握手をかわそうとしているのを一瞥する。>>182 通り過ぎてから、鞄から原稿の頭の数枚を取り出す。
編集者に評判の悪い、皮肉込めた書きだしと童歌。 キネーンでは売れないだろう、確かに。
くしゃくしゃと丸めて、道端にそのままコロンとポイ捨てた。]
(195) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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― キネーン・シアター ―
[見た所入る者より出る者が多かった。 人の流れに逆らいながら、振袖を緩く掴み誰かに当たらないようにロビーを進む。 袖すりあうも他生の縁かもしれないけれど、縁ならば見に来た大人客のそれはいらない。]
……あら。あら。
[ロビーに辿りつくと、人の流れが出来上がっていた理由がよくわかる。
本日のチケット、全席完売。>>#1
観劇の為にやってきたというのにその道が断たれてしまう。]
(196) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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噂通りというか。 目にいれるにも困難とは。
[はふん、とまた大きなため息。 ロビー受付に本当にないの?と聞いたところで首を振られるだけだった。
都会の、モラルある者ならば。 すぐに諦めついて、あの流れの中に戻っていくのだろう。
ただ、椅子慣れしたとはいえ、求めるものは少し違っていた。]
(197) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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座椅子でも、いいのですよ? 地の隅で、大人しく座っております。 それで金も払うというのに、入れてはくれません?
[ちょっとだけ、食いさがっていた。 座敷の方が馴染みがあるが故の、ダメ押しの交渉だったが、受付嬢はそれを許すわけもなく。
やがて、スタッフの者だろうか。 制服の男が、その女を摘みだすためにやってきた。]
ちょっと、何をするんです。 わざわざ遠くから来た独り身の女を外にやるんですか? こどもにばかり優しく客には優しくないんですねえ
[首ねっこを掴まれ、ずるずると引き摺られ、時々抵抗しながら皮肉口を叩く。制服男は、早く連れ出したいのと、女が香水臭いのとで、しかめっ面だった。
シアターのロビーをざわつかせていただろう。]**
(198) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 15時頃
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[少女の素直な謝罪には、瞬き一つ。 何事もなかったの様に、口角は自然に弧を描き。
視線を感じて見遣ればくるくると良く動く眼が一度静止していた。>>186 1度は目が合ったろうか、君は気にしなくても良い、と。 笑みは深く。]
(199) 2015/09/14(Mon) 15時半頃
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[指を離し、少し身を起こして。]
走り回れるだけの元気があるだけ羨ましい。 彼女も。─貴方も、ね。
私にはもう遅いが、オーレリアにも少しは活発さが移るかもしれない。 御時間下さり有難う。 私は、レオナルド。
[彼女とのおしゃべりは、箱入り聖女に新たな風を吹き込むだろうか。 聖女が、変わるならば。何れ学者の時の流れも変わるのかもしれない。 時間は、彼女らの為に。 感謝を述べつつ、差し出された手を軽く交わし。
──軽い足音に反射的に視界を回した。>>189]
(200) 2015/09/14(Mon) 15時半頃
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[血の気が下がる音って、するものなんだ。と。 何処か冷静な頭の端が謂う。 肩に合った片方の手が所在無く宙に有り。
少女の存在が離れていく背中を見るのは、何時振りだろうか。 外では、服の端でも摘まんでいないと落ち着かず、さて何方がこどもかという有り様である学者にとって、背を見る、と言うのは中々に衝撃があった。 数秒の空白時間。]
──オーレリア!
[その背を追うように、久方ぶりの徒競走。 ハンデは年齢と、数秒先スタート。 歩幅で埋められるものだろうか。]
(201) 2015/09/14(Mon) 16時頃
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/* 紙束、拾おうかと思ったけれど。 逆方向だな。
(-49) 2015/09/14(Mon) 16時頃
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/* レオナルドさんアアアア って感じです 理解しきれてるか自信ないけど、失った娘さんの代理とかそんな感じの関係なのかな
(-50) 2015/09/14(Mon) 18時半頃
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[入れ違うように近づいてきた2人組>>157―“こども”の姿には、僅かに目を瞠ったものの、 軽い会釈を返して、歩き出した。
道すがら、ふ、と浮かべた笑みを向けるのは、 傍らを歩く少女と、先ほどの所作>>156に対して。]
よくできましたね。 とっても礼儀正しかったと思いますよ。
[生憎の荷物に阻まれて、頭を撫でることのできない手の代わりに、 穏やかな笑みを浮かべて見せただろうか。]
(202) 2015/09/14(Mon) 19時半頃
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―キネーン・シアター前―
[――成程、憧れるのも無理はない。
眼前の建物と、あちこちのポスターに描かれた、子供たちの姿。 煌びやかなそれらと、恐らく目を輝かせているであろう少女を見比べて、浮かんだのはそんな感想であった。
華やかなものや、きらきらとしたもの。 それらを好むショコラにとって、ここはまさに夢の世界なのだろう、――けれど。]
……ショーは満席みたいですね。 ポスターがあるかどうかだけ、見に行ってみましょうか。
[胸中を過る苦々しい感情を、少女には悟られぬように。
往来から得た知らせ>>#1を、言い聞かせて、 繋いだ手が離されることのないように、握る手の力を強めた。]
(203) 2015/09/14(Mon) 19時半頃
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[それから、数分後。 売店の前で、男は盛大にため息をついて見せた。
黒髪の少女の言った通り、ポスターが販売されることはないらしい。 貼り付けてあるものを譲ってもらえはしないかという案も一蹴されたのだから、どうしようもない。 ……と、ショコラは思うだろうか。
それでいい。クラリッサへの憧れを掻き立てるようなものなんて、必要ない。]
……仕方ありませんね。諦めましょう。
[内心の安堵などおくびに出すことはなく、 落胆しているであろう少女の手を引いて、歩き出そうとしたところで。
喧騒の最中、目の前を引きずられていく女の姿>>198に、思わず足を止めただろうか。*]
(204) 2015/09/14(Mon) 20時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 20時頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 20時頃
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― 喫茶『アドウィナ』 ―
[ 人とすれ違いながらも>>194、 喫茶店の入り口まで、ゾーイと駆けました。 走り慣れていないオーレリアは、 たどり着いた時に、はあ、と、大きく息を吐いて。 期待と高揚感とで、頬を朱にほんのり、染めていました。
手は、繋いだままです。 走り切れた喜びで、ゾーイと目が合えば、 こどもらしく、くしゃり、笑みを浮かべるでしょう。 ]
(205) 2015/09/14(Mon) 21時頃
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[ と、 ]
[ "わたし"のなまえを、呼ぶ声がします。 ]
(206) 2015/09/14(Mon) 21時頃
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[ 耳に届いた名前を拾えば、笑みはふ、と、消えて。 握っている手の力が、少しだけ、緩みます。 離されたでしょうか。握られた、ままだったでしょうか。 いずれにせよ、気にすることは、無く。 入口の前で、くるり、髪とスカートを風に乗せて、 後方にいる――ここまで離れた事の無かった先生を、 そしてきっと、もしかしたら。 ジェフの姿も、視界に捉えたかもしれません。
競争は、きっと。 こどもたちの、勝ちですが。 ]
―――先生、
[ それでも、先生に気を取られるのは、 十年程の なにか の 賜物、なのでしょうか。 ]
(207) 2015/09/14(Mon) 21時頃
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[ オーレリアは、そんなことも知らず。 走るのなんて、はじめて見た。なんて。 そんな感想を抱いて、隠されることなく、瞳を丸くして。 灰色の中、息を切らして近づく先生を、映します。 ]
……、転んでない?
[ おそる、おそる。 離れて、ごめんなさいをするよりも先に、声をかけて。 上から下まで、あっちこっち。 先生の姿を、不安げに見ていました。 ]
(208) 2015/09/14(Mon) 21時頃
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…畳む?それはイエスかノー、どっちの場合だ まさかヴェス、雇うんじゃなくて買うつもりなのか?
[淡々と返された言葉>>161に今度は怪訝そうに眉を顰める。 質問を重ねるも、ほくそ笑む彼を見れば図られたようで、 なんだ気に食わないな、なんて呟いて少しむくれてみせた。]
賭け、ね ククッ、自棄の間違いじゃないか?
……随分とロマンチックだな 俺が恋する乙女ならそれで大正解さ でもな、それじゃまるでダメだね …なぁ、俺が何もかも忘れたと思ったか?
[微笑む彼>>162に、揶揄するように言葉を投げる。 暫く後の返答を聞いても、皮肉げな表情は変わらない。 呆れるように大げさに手を上げて、小馬鹿にした言葉を吐く。 …一息後、問う声は小さく。]
(209) 2015/09/14(Mon) 21時頃
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[二人がまだ本当の子供だった頃。 マリオにとってヴェスパタインは唯一の人であった。 無二の親友で、頼れる相棒で、寝食共にする家族であった。 いつまでも一緒に、なんて思いもしなかった。 失うことさえ知らない程、本当にこどもだったから。
――大人の未来を捨てたあの日。 帰った部屋には、いる筈の姿は無く。 前日の喧嘩の所為かと思った。 手術前、苛立って当たってしまったことを、酷く後悔した。
だから、荷物が半分減った、二人の部屋で もう帰ってこない彼を待っていた。 ずっと、 待っていた。]
(210) 2015/09/14(Mon) 21時頃
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一緒にいたいと、 …なら、どうしてあの時
俺を見捨てたんだ、ヴェス
[曖昧な甘えを断ち切るような、真っ直ぐな声音。 責めるような言葉を紡ぎ、…しかしその目に映るのは さびしげな、諦めのいろ。 言いたかった言葉。避けていた言葉。 ぶつけても、変わらない。
ヴェスが口を開く前に、高い汽笛の音が鳴り響く。 どうやらキネーン、その中心部についたようだ。 もっともヴェスの目的地はそこではなかったかもしれないが だが、それでも]
(211) 2015/09/14(Mon) 21時頃
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…降りよう 上に話しつけてきたってことは、少なくとも あと三日ぐらいは予定がないってことだろ? しかめっ面ぶつけ合うには勿体無さ過ぎるね
[悪戯げな笑み、いつも通りの表情で、口角をあげて。 灰皿に押し付けた煙草の代わりに、 手付かずだった目の前のコーヒーに手を伸ばし一気に煽れば むせ返るように甘ったるいそれが、微かに喉を焼いた。]
なぁ、ヴェス、責めるつもりはないさやかちゃんも ただ、このままじゃ二人とも曖昧であやふやなまんまだ ゆっくりでいいから、聞かせてくれよ 今までのことも、これからのことも、昔のことも 俺も、ようやく話せそうだよ …それも、もうお別れかもしれないなら尚更、な
[語る言葉は穏やかで、 やわらかなボーイソプラノが小さく期待に弾む。 最後に付け加えた言葉は、冗談か本気か、さてどちらだったのだろう。]
(212) 2015/09/14(Mon) 21時半頃
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[ 足取りは軽い。 ジャンパースカートを翻して走れば、 行くべき道は、示されていた。>>189 なんだか、背後で声がした>>201気がしたけど──、 今は、まあ、いいや。 ジェフの怒鳴り声も、続いただろうか。
小さな身体は、人びとの間をすり抜けてゆく。 おとなの知らないハンデ>>201が、もうひとつ。]
(213) 2015/09/14(Mon) 21時半頃
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── 喫茶『アドウィナ』 ──
ここ?ここなのね?
[ ぱちん。 その光景を切り取るようにまばたきをして、 見つめる看板の文字を、たどたどしく追う。
それからやっと、おとなたちの気も知らないで、 くるりと後方を振り返って、]
── ジェフ!おそいよ
[ 女の子とつないでいた手を放して、 いきおいよく振り上げた。 こっち、と言わんばかりに、高く、高く。 幼い声を、響かせて。*]
(214) 2015/09/14(Mon) 21時半頃
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なつかしいな、昔もこうやってお前と二人で抜け出したな …こっそり通ったドーナツ屋も、四つ角のおもちゃ屋も、 公園の下手な曲芸師も、誰かが作った秘密基地も みーんな、なくなっちまったよ
[懐古する言葉は優しさと暖かさに満ちていて。 失われたあの日を、きっと青春と呼ぶのだろう。 それはとても短かったけれど、確かにそこにあったのだ。]
でもな、また別の「お気に入り」に出会えるさ あの時に見えなかったものも、きっと 見つかる お前となら、そんな気がするんだ
[そう、微笑みかけて。 素直な言葉を、できるだけ真っ直ぐ彼に届くように。 立ち上がれば、扉へと向かい鍵を開けて、振り返る。 例え、その先に別離を見ていても、どうか今は 願いを込めて、その手伸ばした。**]
なぁ、行くだろ?ヴェス
(215) 2015/09/14(Mon) 21時半頃
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せんせいの真似を、しただけです。
[控えめに言う顔は、されど嬉しそう。 いつもなら頭の一つでも撫でてくれるところだけれど、荷物があることくらい自分にも分かる。
それに、言葉一つ>>202でも、嬉しいことに変わりはない。]
(216) 2015/09/14(Mon) 21時半頃
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―キネーンシアター― [無いのですか、と思わず口に出しそうになったのを無理に噤み。]
のぞくだけ…でしたから。
[だから残念ではないのだと、お行儀よく、諦める。 眉を下げる様は、先生には見破られてしまうだろうが。]
ポスターも、ないのですね。 こんなに、貼られているのに…
[演目の内容こそ把握できないが、綺麗なドレスや衣装を纏う子ども達の姿は、憧れであり。 役者が集まる華美な劇場も、夢を膨らませるには十分なもの。 いつかこの箱に自分が入ったら。なんて想像をして]
…諦めます。しかたないです。
[けれど、先生が止める限りそれは叶わないことだ。 せんせいが悲しい顔をするから、諦める。 名残惜しげに、劇場をもう一瞥し]
(217) 2015/09/14(Mon) 21時半頃
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…あ。 あの方も、東国の人ですね。
大きい街だから、色々な人が来るのでしょうか?
[先生が不意に足を止めた為につんのめりながら、視線を移す。 何やら揉めているようだが、何が起きているかまでは分からない>>198]
ショーが見たかったのでしょうか? でも、どっちが悪いのか、分からないです。
[自分のようにショーに憧れている、とは想像できない。 何故なら彼女は大人だ。大人ならば、現実を見ているはずだ。自分のように夢ばかり見ているはずがない。 気になりませんか、と先生を見上げる]
行ってみませんか、あの方の近くまで。
[くいくいと手を引っ張り、歩くことを急かし。 会話の断片くらいが聞こえる距離まで近付こうと歩を進めた]
(218) 2015/09/14(Mon) 21時半頃
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/* さやかちゃん
(-51) 2015/09/14(Mon) 21時半頃
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/* レッスン終えてログ開いてまずはじめに目についたさやかちゃん
(-52) 2015/09/14(Mon) 21時半頃
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[するり、するりと人をかき分ける度、消える小さな背中。 人の間というのは存外に狭くて、 失礼っ、! と、度に声をあげつつ、彼女らを追う。
もう一人の保護者は、同時期に走り出したかもしれないし、馴れぬ己よりは先を進んでいたかもしれない。其処まで見る、余裕はなかった。 音が聞こえないような、不安がある。
二つの風は何者にも捕まらず、目的地へと先に辿り着いたようだった。 徒競走、1着はこどもたち。]
(219) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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まあ、そんなところかな。
[散歩かと尋ねられ、軽く肯き返す。>>170 よく見れば、ユウガオも自分たちと同じくレモネードを手にしていて、その偶然の一致に瞬きひとつ。 ストローを離した唇が、笑みの形を作っていることに、もうひとつ瞬いた。]
……何か、良い出会いでもあった? 機嫌がよさそうだ。
[そういえばいつもより少しだけ表情が晴れやかにも見える、と。 先程の2人組を思い返しながら、そんな問いを投げかける。 隣で、ゆきが話かけるようならば、その間は口を噤んでやり取りを見守っていただろう。>>183]
(220) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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金は払うと、言っているじゃあありませんか。 別にアタシは変な事は考えてもないですよ。
アナタらと違って金目的ばっかで動いてるわけじゃあ、あるまいし。
[どこぞの誰と知らない制服男は、雰囲気は静かにたたずんでいるのにずいずいと詰め寄ってくる女の態度に鬱陶しそうに押し返そうとする。 煽りひとつすら大したダメージにはなっておらず、暴力沙汰にとはいかないが、子供みたさの下賤な客の一部が、いいぞやれやれとヤジとたてている。
女はカンカンと爪先を鳴らして、 つらつらと言葉を述べながら、時々ニコリと微笑んで、 周りのボルテージがあがるのを見越していた。
けれど、周りばかりが盛り上がって、 肝心の制服男はうんともすんともいわない。]
(221) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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[けれど、自分を冷静に評価する言葉>>170が耳に届けば、僅かばかり苦笑を零す。 「クラリッサのついでにね」そう語る声は、悲観的でも屈辱的でもなく。 ただ冷静に現実を量るもののように聞こえて──実際のところ、胸の内ではどうなのだか、藤乃に推し量れるはずもないけれど。
クラリッサ・トウシューズ。"世界でいちばんかわいい女の子"。 その響きよりも、ゆきの歌へと惹かれた自分だけれど。 彼女──クラリッサは、とても正しくその役柄を理解して、また、それをきちんと遂行しているのだろうとは、思っている。
脳裏に浮かべた少女の姿を追いやるように、ユウガオへと視線を戻す。]
(222) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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[そうやって、自分で自分を量ってしまうから、駄目なんじゃあないの。 ──なんていうのは、"おとな"が"こども"にかける言葉としては、不合格もいいところだろう。 だから、皮肉を含んだ冗談にだけ、笑みを浮かべてやんわりと返す。]
2人目を迎えるほどの余裕は、流石に俺にもないよ。 ……最も、君がいれば、ゆきは喜ぶかな。
[2人で歌を歌うのも楽しいかもしれないね、と。 付け加えた言葉は、ゆきとユウガオ、2人に向けて*]
(223) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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[明日はきっと、筋肉痛で呻くことになるだろうけれど。 苦笑は心の中だけにとどめた。 その代わりに、伸ばされた手を握る。]
こちらこそ、レオナルド。
[ゾーイにおしとやかさが加わったら、と考えてみたが、ぐるりと廻る彼女の様子にささやかな想像は掻き消えた。 活発な少女は、自分の希望を叫んで>>187、オーレリアの手を取ってまた駆け出す。 その様子を、転ぶんじゃないかと少しばかりのんきに見て、視界の端で動いたレオナルドの様子に目を見開く。]
え、
[少女二人を追いかけて走りだした彼のあとを、小走りで追いかけた。]
(224) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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[少女たちの背中を見ながら、同時に周囲の大人に目を光らせながら、先程よりはゆっくりとした速さで走る。 すぐに掛け出せる準備はするものの、あまり彼女たちの会話に首を挟む気にはなれなかった。 ここに足を踏み入れる前の、少女の期待を知ってしまったから、余計に。
オーレリアが導く先を忠実に走ったゾーイが、喫茶店の前で振り返る。]
お前が早い。
[手をぶんぶか振りながら声を張り上げるゾーイに、口元に手を添えてそう返した。*]
(225) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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/* 藤乃迷走しすぎてて。掴めない。 となってるところだったから、ごめん、ちょっとさやかちゃんで和んだ。ごめんw マリオの台詞回し、素敵だなーー
(-53) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 22時頃
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……やれやれ。ケチな男はもてませんよ。
[男心を知らぬ女が何をいうか。誰かがそんな皮肉を口にしたところで、お構いなし。
仕方ないとペコリ、頭を下げて鞄を持ち直し、 明日にでも出直そうといったところだったか。]
……。 どうしましたか、アタシに、何かついております?
[先程甘い物を食べて良い調子だったのに、 少しまた不快さというか、疲れを取り戻した時だった。
喧騒を聞いていたのだろうか。>>024 連れ子が何かを提案する前に>>218、出口付近のほうにいた彼らの方角へと自然と足は進み、 こちらをむいて立ちつくしている男にゆるりと首を傾げた。
女は自分のしでかしたことを大層な事とは思っていない。 だから、香水の匂いがきついのか、とでも思いこんだ。 そうだったとしても、振り払う術を知らないのだけど。]
(226) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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[特に嫌みでも言われなければ、すぐに視線は、彼の付き人へとむいた。なにせ、今日は下を向けば子供を良く見る日だったから。
なんとなく向いた先に、面白い事に、彼にもこどもがひとり、ついていて。じぃ、と、見下ろしては、嗚呼。となにかを納得したように。]
……違いますか。 アナタ達も、客、ですかね。
[そう思ったのは、やはり、雰囲気。 先程、よく「出来た」白の子を見た後だったからだろう。
ショーのこどもというのは別にここだけで見るものではない。 たしなみとか、お行儀とか。
覚えてる子供は、おぼえてるものだ。 侍るようにちょこちょこと小幅きかせた足取りの少女には、あまり、そういうのを感じなかったから。
そうでしょう?という風に尋ね返して、あっていてもいなくても、よいしょ、と膝を曲げてこどもの方へと視線を合わせる。]
(227) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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[ようやっと、聖女の足元まで。 踊る黒の布、スカートの先を捉え、 そのままゆるゆると、力無く、へたり込んだ。
鼓動がやけに近いのに、呼吸の音は遠く。60近い年を刻む身体がこうも動くとは学者自身理解が及ばず、また限界も知らなかった。
走った、だなんて。 彼女には言えない。
嗚呼全く無理させるのではないし、するもんではない。 端から見たら、わりと、無様だろう。 少女からの言葉>>208に漸く顔をあげて、 数回の呼吸の後、]
この、馬鹿者、が、
[と、漸く絞り出した。 其は屋敷の中の、繕わない男の口調で。]
(228) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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/* レオナルドさんくそかわいい。
(-54) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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/* ぱいくさんがすごいぱいくさん
(-55) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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ショーが、好きなの?
[着物をおりこみ、立ち膝で座り込んで。 キネーンにきてはじめて、こどもに話を聞いてみる。
別に、ショーの子でなくてもなにかネタが無いかと思ったのだ。 これだけおとなが付き添って、こどもが歩ける街だ。 ショー通いの子でなくとも、大層愛されているのだろうし。]
(229) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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きょうは、もう何も見れないそうです。 あんなオトナには、なっちゃあ、いけないわ。
ヒトはもっと寛容でなくっちゃいけないのに、ねえ。
[差し込む雑談は、すこし、幼い子には難しいだろうか。 そもそも、成長の過程を指す話なんか、子に振る事でもないのだけれど。
ただ、返ってくる内容は、どうでもよくて。 反応をちらりと、伺った。 年を重ねたソレであるならば、会話を続けてくれるかもしれないのだ。
養殖こどもは、そこらへんの大人より話がわかる。 そんな淡い期待を乗せて、少女ににっこり、クスクスと愛想よく笑った。]*
(230) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 22時頃
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[喫茶店の前、少女二人が待つ前にたどり着いたレオナルドが膝をついた。 オーレリアが声をかける。
それへの返答>>228に、ゆっくりと瞬きをした。
この男が、少女の行動の何を咎めているのか、何故責めているのか、それを自分は知らない。 故に、この言動だけを取り上げて、何かを言う気にはならなかった。
つい、と視線を己の相棒へと移す。]
転んでないな。
[そう確認するように尋ねた。*]
(231) 2015/09/14(Mon) 22時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 22時半頃
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[ 数度の、呼吸の後。 オーレリアにかけられた返事は、声は。 外向けの先生の言葉では、ありませんでした。 ぱちん。またしても、驚いて瞬きをひとつ。 だって、いつだって、こうして街に出る先生は、 先程の御者に対しての様に、 穏やかで、優しい表情を浮かべていたのだから。
たとえオーレリアにだけの言葉だったとしても。 それが剥がれている、ということは。 へたり込んでいることもあって、 きっと、余裕が無いのでしょう。 離れてしまったことも、そうですが。 何より、無理をさせてしまった、と、思いました。 だから、オーレリアは再び、 今度は先生に向けて、一歩踏み出して。 ]
(232) 2015/09/14(Mon) 22時半頃
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ん、
[ スカートの裾を、地面に付けない様に。 そっと、へたり込む先生の前で、屈みます。 普段はずっと上にある先生の瞳が、目の前にあって。 怯え混じりのオーレリアの灰色が、 良く見えたことでしょう。 ]
……ごめんなさい、先生。
[ 立てる様に、と。手を差し出しました。 取ってくれるかは…分からない、けれど。 ]
(233) 2015/09/14(Mon) 22時半頃
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…あ。
[こちらがもっとよく見ようと近付く前に、彼女の方からやってくるようだ>>226。 ぱた、と足を止め、反射のように繋ぐ右の手の力を強める。 甘い匂いが近付いて、濃くなる。 彼女の問いかけに、先生はどんな顔をするのだろう、窺う前に、彼女は自分の方を向いてきた]
(234) 2015/09/14(Mon) 22時半頃
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すき…好きです。 ショーも好きだし、きらきらした役者の人も。
旅をしていたら話を聞いて、クラリッサ・トウシューズを見たかったんです。 でも…
[覚えたての言葉を、ケーキを選ぶように迷いながら紡ぐ。 彼女の質問や仕草は、悪い大人には見えない、けれど。 ちら、ともう一度、先生の表情を窺って]
(235) 2015/09/14(Mon) 22時半頃
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満員、なんでしたっけ。 ざんね…あ、いや。
あきらめたので、大丈夫です。 きっと、ヒトが優しくても、箱が優しくないんです。
[席には、かぎりがありますから。 そう言い、シアターを仰ぐ。 気付いたのは、子供の視線だからだろうか。雑に貼られたポスターの隅の方に、あの朱い少女がいる。 東国の人の顔はよく似ているから、見間違いかもしれないが。
あ、と思わず声を上げた。]
(236) 2015/09/14(Mon) 22時半頃
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/* ふおおショコラちゃん可愛い。>>236の台詞好きだなぁ……!
(-56) 2015/09/14(Mon) 22時半頃
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[ へたりこむおとな>>228に、 きょとんとした視線を送りながら。 かけられた声>>231に、弾かれたように顔を上げた。]
もちろん!
[ ばかにするな、と言わんばかりに胸を張って。 ひらりと駆け寄る。軽い足取りで。 服の袖を引いて、顔を見上げる。]
なに怒ってるの、
[ あのひと、と囁くつもりで落とした声量も、 思ったよりは、露骨に響いた。 雑然とした周囲の物音がかき消してくれることを、 こどもなりに願って、肩をすくめてみせる。 "やっちゃったかしら"なんて表情で。*]
(237) 2015/09/14(Mon) 22時半頃
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[もう少し身体が若ければ、こうも長く、無様を晒さないだろう。 整わない呼吸に、最早己の老いへの呪詛さえ乗せて。
ふわりと、 ブロンドが薫る。
近い灰玉、金枠の上から碧を重ね、 其処に映る怯えに近い色と、 走った際か、僅か崩れた髪とずれ落ちた金枠、何より余裕のない顔を隠しきれない己に気が付いて。
碧には恐れの色がある。
一度瞳を閉じた。]
(238) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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[少女から返ってきたのは、潔い程の肯定と態度>>237。 もう一方の少女が返したのは、反省の言葉を態度>>233だった。
どこかの宗教画に似た構図を眺めていると、服を引かれる。その犯人に目をやれば、案外大きな声が飛び出てきた。 自分でも予想外らしいそれに、少女は肩をすくめる。 ああ、やっちまったなあ。 肩をすくめ返して、その場にしゃがんだ。
これで少しは、ゾーイも話しやすいだろうか。*]
(239) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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[言葉と共に差し出された手。 未だ満足に足も立たないだろう一おとなの体重を少女に任せるわけにもいかず。 両手で包むように、その手をとった。
神に赦しを乞う、祈りの姿にも似て。]
(240) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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[学者の頭を現実に引き戻したのは、別の少女の声>>237 残念なことに、耳が良いんだ、この親父。喧騒は防壁には足りない。
一番の失態は、包み隠せぬ己と気付く。 やっちまった、と思ったのは、学者も同じで。
差し出された手を包む、自身の其でこつり、額を叩く。 自己嫌悪というか、何だか呆れを孕んだため息を盛大につき、手を離せば力は借りず、立ち上がった。 多少、身体は傾いだかもしれないが、 まあそれは仕方がないし、仕様がない。
軽く膝を叩いた。咳払いの代わりに。]
──御見苦しい所を、御見せしたね。
[苦々しい、そうまさに、ばつが悪そうな、そんな顔で。 少女と、少女に目線を合わせた彼に、告げた。]
(241) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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[ すぐ近くの高さまで降りてきた男>>239を、 やはり、じゃれつくようにつかまえながら、 両の目は、じいと目前で繰り広げられる、 奇妙な、少なくとも少女にとっては奇妙な光景を、
見つめて。]
(242) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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[ ぐい、と身を乗り出して、囁いた。]
ふたりは、なにしてるの
[ 短い問いかけとともに、まっすぐな視線を投げて。]
(-57) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 23時半頃
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/* まって、ロル書き書きしてるんだけどどんどんヴェスが変な方向に突っ走ってっちゃう。どうしよう
(-58) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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オミグルシイは、わからないけど
[ 一転、気まずそうな表情>>241を向ける学者に、 よく動く瞳は、まっすぐに、まっすぐに、向かって。]
そんなに怒ること、ないじゃない
[ 叱られたときに、ふてくされた調子で男に言うのと、 同じ言葉を、学者に向けて。 勝ち気な瞳は、またまばたきを繰り返す。]
(243) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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それに、
[ くるん。愉快そうに、そばかす娘の表情は色を変えて。]
もうちょっと、運動したほうがいいよ
[ こそだてするならね、なんて、どの口が言ったことか。 得意気に、無遠慮に、びしっと指先をつきつけて、
あるいは、あの少女は、 もうすぐ"こども"ではなくなる齢かもしれないけれど。
ちらりと過ぎった考えも、 レモン・スカッシュの誘惑には負ける。]
(244) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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ねえ、もう、はやく入ろうよ
[ 続く言葉は、何のしがらみも知らぬこどもの、 あっけらかんとした声で響く。*]
(245) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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ああ、いえ。何やら賑やかだったものですから。 お気を悪くしたのなら、申し訳ありません。
[ゆるりと首をかしげる女>>226には、苦笑を返して、軽く頭を下げる。 嘘は言っていない。自分も、ショコラも、彼女が従業員に引きずられていた経緯など、知る由もない。
ああ、でも、強いて言うなれば、目を引かれたのだろう。 見慣れない、奇妙ないで立ち。漂った香水の香り。 この場にそぐわないそれらを纏った女は、少々この場では浮いていたものだから。 ……自分たちが言えた話でもないが。
穏やかな笑みは崩さぬままに、会話の端々で小気味よく笑う女>>230を、じ、と見つめる。 その中に悪意があるようならば、すぐさまショコラを彼女から引き離すつもりで。]
(246) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
|
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[ 幸いにも、手は取ってもらえました。 体重がかけられずとも。先生が、ひとりで立とうとも。 ただそれだけで、安堵の息が小さく、漏れます。 怒りは、しません。恐れが見えても、咎めはしません。 オーレリアは、先生に反抗した事なんて、 今までも、きっとこれからも、ありません。
―――赦しを乞う心を持つのは、 きっと、神だろうと聖女だろうと、同じです。 ]
(247) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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/* もうメモに藤乃持ち込むのやめた…素で行こう()
(-59) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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[ 包まれた手は、時間も経たず離されます。 オーレリアも立ち上がって、いつも通りの場所にある、 まさに、ばつの悪そうな先生の顔を見上げました。
"外向き"の先生が、ジェフと、ゾーイに謝罪をして。 その後、どう返されたと、しても。 オーレリアは先生の服の袖を、 皺にならない程度に、指先でつまみます。 ]
――先生。きっと、座れるよ。
[ 喫茶店の入口を、ちらと見やって。 きっと、今なら席も取れるでしょう。 レモンスカッシュが飲みたいの。と、小さく添えて。 丁度同じく、ゾーイの言葉>>245が聞こえてくれば、 力の抜けた微笑を浮かべ、入ろう、と。 これまた、かるく、かるく。引っ張りました。 ]
(248) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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|
[その最中、声>>236に釣られるように、そちらの方向を向いて。 視線の先にあった1枚の紙に、自分も、ああ、と納得したような声を上げた。]
さっきの方ですね。 こちらの“こども”だったんですか。
[雑に貼られた、鮮やかなポスター。その中の黒髪のこどもの顔は、先ほど見かけた少女のものとうり二つ。]
……ほら、ショコラ。 ダメですよ。
[少女や、クラリッサ、様々な“こども”が写ったポスター。 未だ諦めきれないような、縫いつけられるような視線を諫めて、小さく息を吐く。
先ほどの少女と、言葉を交わしたときのもやりとした違和感。 それの確信を得た胸の中の、奇妙な不快感を吐き出すようにして。*]
(249) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 23時半頃
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[しゃがみ込むと、ゾーイが手を伸ばしてくる。それに逆らうこともせず、なされるがまま。
少女の視界に写っているのは、目の前で起こった出来事だ。]
(250) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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|
[囁かれた声に耳を傾け、そっと囁き返す。]
お説教、かな。 離れたら危ないから。
[誰もが簡単に思いつくような、模範解答のような答えを述べた。]
(-60) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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|
[ゾーイの声を聞いたレオナルドの表情が歪んだ。 やはり聞こえたか。子供の、それも少女の声は聞き取りやすいから。
バツが悪そうに顔を歪める彼に、いいや、と首をふる。 多分、先ほどゾーイを追いかけた自分と根っこの感情は変わらないのだと思う。
その、子供が離れてもいいと思える範囲が違うだけで。]
(251) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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|
[傍らの少女が喋り出す。 それを、こんなに喋れるようになったんだなという感慨と、あまり立ち入ったことを話すのもなあ、という気まずさと、ほんの少しの同意が溶け合った思いで聞いた。]
ゾーイ。
[たしなめる意図を持って、名前を呼ぶ。
運動したほうがいい、なんて。酷なことをサラリと言うのだ。この子は。 グシャ、とゾーイの髪をかき混ぜ、立ち上がる。
レモネード、と言い出した彼女に苦笑した。 喉も乾いた。お茶にはいい時間だ。*]
(252) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 23時半頃
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/* なんか養殖こどもとかとどろどろおしゃべりしたい(このキャラを選んでおいて言うことか)
(-61) 2015/09/15(Tue) 00時頃
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/* どろどろおしゃべりに不向きなのでせめて懸命に無邪気な刃を振るいます
(-62) 2015/09/15(Tue) 00時頃
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――広場で――
ひとりよ。
[染み入るように届くゆき>>183の声は、ショーでうたっていた頃を思い起こさせる。この声が好きだった。 首を傾げるしぐさも、どことなく不思議な雰囲気で、藤乃はこういうところを気に入ったのかと思う。]
……だいじょうぶ、わかってるから。
[一人で歩くことの危険性も、もしも襲われたらひとたまりもないことも、自分は"こどもが好きな人々"によって生かされていることも。 生かされているからこそ認識が甘くなっている点はあるが、もう意識の外になっていて、自分では気づけない。]
(253) 2015/09/15(Tue) 00時頃
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それも、わかってる。
[余裕はないという藤乃>>223にも。 自分を買うのは、高くつくだろう。何せショーから買い取った上に、すでについているパトロンからも引き取らなければならないのだ。 その現状も、おそらく自分の保護に一役買っている。]
さっきの子。 また会いましょうって。
外で会うのが、次いつかなんてわからないのに。
[その意味合いが藤乃に伝わらなくても、自分にはそれが"いいこと"だと薄く笑った。]
(254) 2015/09/15(Tue) 00時頃
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