143 【R15】善悪の彼岸
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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たいへん、たいへん、たいへん!
(0) 2014/12/15(Mon) 22時半頃
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―寮内:管理人室―
[教師に充てられた簡素な部屋。 そこに響く、紙とペンが擦れる音。 綴られていく文字列の調子は、酷く無機質に思えるかもしれない]
……。
[ちらり、目をやったのは、机の上に置かれた数枚の書類。 そこに記された者の名は―――]
(1) 2014/12/15(Mon) 22時半頃
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――“ドーム”
そこに住む子供たちには、全ての安心、安全が保障されている。
十分な食事、ゆっくりと眠りにつくことが出来るベッド、清潔な衣類。
走り回れるほどの広場。暑くも寒くもない、温暖な気候。
そこで彼らは守られている。
殻を破り、“大人”となって羽ばたいていくその日まで。
あぁ、なんて幸せな場所なんでしょうか。
(#0) 2014/12/15(Mon) 23時頃
/*
プロローグは日常パートとなっております。
お好きなように日常をお過ごしくださいませ。
大変お待たせいたしました。入村どうぞ。
(#1) 2014/12/15(Mon) 23時頃
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/* さてと、色々未定なのを決めてしまいたい 名前の傾向を様子見したいのだよな
シメオンのまま(由来的には良い感じ) シオン(紫苑の花言葉が「君を忘れない」で村とあってる) 周りがガチガチの日本名なら、シンヤとかにするかもしれない ので待機
(-0) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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教え子 シメオンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(教え子 シメオンは村を出ました)
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―昼下がり・食堂―
[さく、さく。色紙を切る軽やかな音が、昼食を終えた食堂に響く。 食事をするための場所であろうと、ハサミを握る少女の手が止まることはない。 白く、細い指に折り曲げられた紙たちは、何かの形を成していく。
程無くして創り出された、掌程の大きさの紙の花。 色とりどりのそれらをゆるりと眺めたのち、少女は口角を僅かに上げただろう**]
(2) 2014/12/16(Tue) 01時頃
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ー昼下がり・バスケットコートー
[日差しの差し込むコートに一つの音が響く。バスケットボールを地面につきながら、視線は目の前のゴールへ。]
ゴールまでの距離は3m、まっすぐ正確に打てば俺なら絶対に入る。
[根拠のない自信を信じ、息を深く吸い込んで、止める。細い目を更に細め、左手で支えながら、右手を空に向かって突き出す。柔らかな弧を描いたボールは、音も無く、ゴールに吸い込まれていった。綺麗なシュート。だけれど、辺りを見渡しても、他の人の姿を認識出来ず。]
上手く決まっても、誰も見てなきゃ意味ねーし...
[バスケットボールが、乾いた地面を叩きつける。虚しい響きが聞こえるなかに零れたその言葉は、同じように虚しい響きの中に溶けて消えた。**]
(3) 2014/12/16(Tue) 07時頃
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/* 「サミュエルってさ、大人しいのに考えてる事は結構前向きだよね」 的な事を言わせるのが目標!
誘ってもらって私も楽しみにしてたけど週末がバイトで死ねるのでほんとそれだけが不安である 何が悲しくて日曜までバイト……入りたくないって言ったのに
(-1) 2014/12/16(Tue) 07時半頃
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/* バスケして無いので3mがいいのか悪いのかよく分からない でもコートそんなにでかくないみたいだし
洋名でいいんだよね?まあ和名も考えてたんだけどイタい名前だったからそっと心の中にしまっとこう。南無南無。
(-2) 2014/12/16(Tue) 07時半頃
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/* まあきっとバイトで死ねる人は私だけじゃないと信じて頑張ろう
中々に中身透けなさそうなキャラ選べたけどバイトで抜けるからそれで透けそう…ってそれメタァじゃないですかやだー! いい加減最後まで隠し通せる努力をしよう。
(-3) 2014/12/16(Tue) 07時半頃
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ー昼下がり・軒先ー
[がりがりと、ペン先が紙を引っ掻く感触が心地よい。 真っ白な1頁が次第に形づくられてゆくのが、たまらなく楽しいのだ。
ただ、見たままを描き写す行為。 空想を知らない少年は、世界を忠実に紙片に落とし込む。 空でも、書物でも、友人らでも、なんだって良かった。 ただ、ひたすらに頁を埋めてゆく。 一つ、新しい世界をそこに生み出すように。
ーーふと、顔を上げた。**]
(4) 2014/12/16(Tue) 10時頃
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教え子 シメオンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(教え子 シメオンは村を出ました)
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―昼下がり・寮裏手―
[日差しが直接入ってこない場所をのんびりと歩きながら、少女はグッと背伸びをした。]
ふあ〜あ、ねむ…………
[上に伸ばしていた腕を戻し、丸めた片手で目元をこする少女の仕草はどこか幼い。そのままヨロヨロと寮の壁にもたれかかると、ズルズルと壁にそって腰を下ろした。 そして、]
……寝そう。
[すでに船を漕ぎながら、ぼんやりとした表情でそう呟いた。**]
(5) 2014/12/16(Tue) 11時頃
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[いつもと変わらない風景。 つい最近、同じものを描きつけた気がして、スケッチブックの頁をめくれば、それは二度どころではなく。 当たり前だ。ずっと、こうしているのだから。
それでも、紙の上に線を引く快感は変わらない。]
だーれーか、
[指で鉛筆をくるりと回して、スケッチブックを抱えて立ち上がる。 パンパンと服をはらって、耳を澄ませた。 ボールの跳ねる音>>3を捉えた少年は、人のいる方へと足を向ける。*]
(6) 2014/12/16(Tue) 11時半頃
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/* ヨラちゃんとことかもいきたいんだけどね!モニカちゃんの寝顔盗撮ならぬ盗スケッチしたりね シメオンとサミュエルがいたらそりゃ絡みにいきたくなるという 名前の語源とかルーツ?が似てない?もともとどっちもユダヤ系っすよね そんでどっちも「聞く人」の名前だ
(-4) 2014/12/16(Tue) 11時半頃
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/* てーすと
身長130+20cm
(-5) 2014/12/16(Tue) 12時頃
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/* 思いついた設定だけ書き留めておこう。 喋り方:単語を繋げていく感じ。喋るのは上手くない。
ハサミで自分の髪を切ったりするから、毛先の方がざっくばらん。 常に伏し目がち。
(-6) 2014/12/16(Tue) 12時頃
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ー運動場ー
サミー!
[コートの外側から、どことなく項垂れて見える背中>>3に声をかける。
名前からの愛称。幼少期、彼の名が発音し辛かったために呼び始めた呼称であるが、貫き通してもう長い。 彼の感想は知らないが、…は幼い呼び名が気に入っていた。
転がるボールを拾い上げて、両手で彼に投げて寄越す。 生憎、球技の心得はない。]
練習してんの? 見学しててもいーいー?
[片手にスケッチブック、片手に鉛筆を握り締めて、やはりコートの外側からそう尋ねた。]
(7) 2014/12/16(Tue) 12時頃
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─昼下がり・寮裏手─
[あ。っと思った時には遅かった]
…───、
[踏み込んでしまった爪先を、そろりと退ける。 おそるおそる覗きこんだ足元には、茎の折れた一輪の花。 黄色い花弁をつけた小さな野花が、これ以上の成長は無理だよとばかりに、地に寝そべっていた]
(8) 2014/12/16(Tue) 13時頃
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……。
[哀しそうに眉を下げ、少女はその場にしゃがんで花と視線を合わせる]
(ごめん なさい)
[唇が六文字を順に形作るが、そこから音が発せられることはなかった。 少女は喋ることが出来ない。 ドームの友人や教師との会話は、だからいつも筆談だ]
(9) 2014/12/16(Tue) 13時頃
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[はぁ、とだらしないため息をついたその後に背後から聞こえた呼び声>>7。 サミーなんて呼ぶのは彼くらいだ。初めはなんとも言えない気分にもなったが今となってはすっかり慣れ親しんだ彼からの愛称に口元を緩めて振り返る。]
シメオン。
[両手を使い投げられたボールを片手で受け取り抱える。ありがとう、と呟いた後、彼の方を見る。スケッチブックと鉛筆。それらから彼が生み出すものは子供心ながらにすごい!と思った。]
いいよ。好きなだけ見てって。
[コートにボールの弾む音を響かせながら、ドリブル、レイアップ、スリーポイント、フリースロー。どれから練習するかと頭を巡らせる。誰かが見てくれている方が練習にも熱が入るものだ。**]
(10) 2014/12/16(Tue) 13時半頃
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[少し迷ってから、少女は折れた黄色い花を摘み取った。このまま捨て置くより良いように思ったのだ]
────…、
[不自然に折れ曲がった茎の上、まだきれいな部分だけを爪を立てて切り取る。 手のひらに、儚げな黄色が咲いた]
(11) 2014/12/16(Tue) 13時半頃
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[その姿勢のまま少し歩けば、うたた寝をしているモニカの姿>>5を見つけて]
、……。
[起こさぬよう、そーっとそーっと近づき。 髪を飾らんと彼女の頭の上に、ちょこんと黄色い花を*置いた*]
(12) 2014/12/16(Tue) 13時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/16(Tue) 13時半頃
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/* サミュエルがサミーでヨーランだがヨリかな ヨーランだはロンディとかにするべきかなと思ったけどかわいくない ちらっと見かけたヨリがかわいいしまあ一般的な愛称に忠実じゃなくても良いでしょう
愛称呼びか否かは文字数
(-7) 2014/12/16(Tue) 14時頃
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[何か考えごとをするような様子を見せたサミュエル>>10に、軽く言葉を投げる。]
投げてよ、サミー。 あの姿勢が好き。
[腕がひゅんとしなるところや、ボールが一点に吸い込まれるように飛ぶ様子が好きだった。 自分はコートの淵から少し離れて腰を下ろして、新しい頁をひらく。 ご機嫌にくるくると鉛筆を回しながら、 いつも通りさす日差しが心地よくて、目を細めた。]
(13) 2014/12/16(Tue) 15時頃
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/* 散々シメオンチップでいやなこどもやりたいって宣言していたので、 害のないしあわせなこどもを目指しています
うっかりげーじゅつ方面にいっちゃってる以外は、社会の洗脳ばっちりです
(-8) 2014/12/16(Tue) 15時頃
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―図書室―
――失礼します。
[静かな室内に声が響く。 中に誰かがいても、いなくても。 返事があろうと、なかろうと。 きっとこう言って入るのは、変わらないのだろうと思う。
何時からだったか。 ふとした興味から、"先生"に入室の許可を貰って、 そしてこうして、足しげく此処に来るようになったのは。
そんなことを思いつつ。 棚に綺麗に並べられている本の背表紙を指先で追って、 適当なものを一冊、手に取る。]
(14) 2014/12/16(Tue) 18時半頃
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……、
[ほこりっぽい独特のにおいが鼻を掠めて、目を細めた。
表紙、そのタイトルも見ないままに、図書室に設置されている机まで持って行って、本を静かに置く。
そして気分転換にと、窓を開けるだろうか**]
(15) 2014/12/16(Tue) 19時頃
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/* よろしくお願いします
藤之助、だと時代的にどうなんだろうってなったので 藤乃、に
多分変えるの大丈夫、のはず…。
(-9) 2014/12/16(Tue) 19時頃
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/* 村建て様は、迅速な回答ありがとうございます。 >wiki
そして昼下がりって入れ忘れた…ひい
(-10) 2014/12/16(Tue) 19時頃
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分かった。
[ボールをつく手を止め、手の中にボールを収める。右手でぐるりとボールを回し、地球儀のように回転させ、大きく息を吐いて、吸い込む。]
1、2…………3!
[しゅっ、音を立てて伸びた手。空中に放り出されたボールは、吸い込まれるようにまた、ゴールの中へ。]
ナイスシュート、俺。
[ネットを揺らす音が微かに耳に届く。落ちたボールは勢いを徐々に弱めながら地面を叩く。自分への賞賛の言葉を自分自身でかけ、そしてそれから視線をリクエストしてくれた彼の方へと移動させる。]
どう、俺のシュート。決まってたでしょ。
[そう呟いて、口の端をニヤリと上げた。]
(16) 2014/12/16(Tue) 19時頃
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[机の上、傍らに積み上げられた色紙。手のひらほどの大きさのそれを1枚手に取る。 指先と鋏によって創り出されていくのは、この間見かけた、小さな黄色の蝶。 先程作っていた花の上にそれを乗せれば、満足げに口角を上げた。
同じ形をした、平べったい正方形の紙。それらが組み立てられて、別の形を成していく。 花や蝶、本や籠、風船にだってなってしまうのだから不思議だ]
……。
[口元を綻ばせて、机の上に広がる色彩を見遣り。 作ったばかりの蝶、それから愛用の鋏を手に取って、真っ直ぐに食堂を出ていく。
残された色とりどりの折り紙たち。 夕食の時、または食堂を使う者にとって、それらが邪魔になるだろうなどとは気にも止めずに]
(17) 2014/12/16(Tue) 20時半頃
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―図書館―
……お邪魔するわ。
[ノックをすることはなく。 がらり、軽い音を立てて、部屋に足を踏み入れる。 先客らしい、髪をくくった背中>>15が見えれば、ひらりと手を振り]
どうも。
[彼からの反応は気にも留めずに、きょろきょろと本棚を見回す。 手に持った黄色の紙。それが模ったものについて調べる本を求め、本棚の方へ足を向けた**]
(18) 2014/12/16(Tue) 20時半頃
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ナイッシュー、サミー。
[一旦紙の上の鉛筆を転がして、パチパチと拍手をして見せる。]
すごいね、相変わらず。 ボール、磁石かなんかに吸い寄せられてるみてーだもん。
[言いながら、再び視線は紙片へと落として、鉛筆を躍らせる。 紙の凹凸を擦る感覚が、直に手に伝わる。
ボールを投げるその瞬間の、ぐんとしなる腕が、身体が、 なんだか一回り大きく見えるようで、何度見ても飽きない。 何度となく頁に落とし込んできた瞬間で、また頁を埋めてゆく。
ワンシーンの光景を、ほんの少しの間だけ、鮮明に記憶に留める。 それは能力というよりも、癖のようなもので、きっと行為の反芻が培った。]
(19) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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もっとたくさん人がいたら、大会とかできてさ、大活躍なのになぁ。
[ここは小さな世界だから、それはむつかしいだろうと、残念そうな口ぶりで言う。 おとなになれば違うのかもしれない、と頭をよぎるけれど、それがどういうことなのかも、少年は知らなかった。
軽く言葉を投げかけている内に、簡単なスケッチが頁を埋めた。 ぱらり、また一枚めくって、顔を上げる。音>>15がした。]
(20) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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フジノ!
[窓からちらりと覗き見えた影>>15に向けて、声を飛ばす。]
出てこないの?
[彼が図書室によくいることは十分に承知で、恐らく今日もそうなのだろう。 特に熱心に誘う意図もなく、一言そう声をかけて、ひらりと手を振った。]
(21) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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[窓の向こう。広い世界は広がっていない。 それでも確かに、あたたかな空間は、ある。
それは、少しばかり人工的なものだったのかもしれない。 だけど、自分にとってはこれが普通で、当たり前の空間だ。
そんな光景をぼんやりと眺めていれば、 下の方から声がかけられる>>21。
それは、気付いていたけれど、見知った顔。 スケッチブックを持つシメオンと、 その近くにはサミュエル>>16の姿。
遠目にはバスケットボールも見えるから、 きっとシュートの光景でも、スケッチしているのだろう。]
(22) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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やあ。
[やや身を乗り上げて、此方も大き目の声で返す。 乗り上げると同時に、結われている長い髪が垂れた。 シメオンの問いかけには一瞬悩んだ後、]
んー…、うん。ここにいるよ。 でも、また今度誘って。 サミュエルのシュート、僕も見たいし。
[手を振りつつも。 断りのために、へらり、笑みは苦笑に変わる。
彼らの返事はどうだっただろうか。 言い終えたとほぼ同時。後方から足音が聴こえたので、最後に大きく手を振った後、その方向>>18を振り向いた。*]
(23) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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どうも。
[シメオン達に振った手を、振り向くと同時にそのまま。 今度は軽く振る。
反応はされないけれど、特に気にせず。 笑みはたたえたままで後ろ姿を眺めた。
ヨーランダ。長い髪の少女。 髪を切らないのかなあと思うことは、多い。 恐らく自分にも返ってくる言葉なので、見ないふりだが。
彼女と、手に乗せられている黄色の紙を――綺麗な蝶を模したそれとを交互に見やって、]
…関係してる本でも探しているの?
[そんな問いを、軽く投げかけた。]
(24) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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[飛んできた賞賛の言葉に口角をさらに吊り上げる。]
ありがと。
[磁石のようと言われたその一連の動きも、何度再現しても彼は喜んで楽しそうに見てくれてる。と、自身の目には映る。そう思われることは、悪くない。]
俺から見れば、シメオンのその技術も凄いよ。
[紙の上を踊るペンは、楽しそうに小刻みなリズムを刻みながら一つの瞬間を再現していく。まるで魔法のように見えるそれは、同じように、何度見ても飽きがこない。]
(25) 2014/12/16(Tue) 23時頃
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試合、か。
[小さな世界のこのドームでは、十分な人数もおらずに、スポーツが得意であっても公式的な試合をすることは無い。数人で3on3が限界である。]
確かに。試合が出来れば俺のこの勇姿、皆に見せてあげれるのにね。
[冗談めかしてつぶやきながら、人口の空を見上げる。美しい青は作り物だが、本物の青い空はどんなものなのだろうか。気になるけれど、それを表に出すようなことはしなかった。]
オレたちは、大人になれるのかな。なりたいのかな。
[迷いを含んだ声は、その後に続いた曖昧な言葉によって打ち消された。]
(26) 2014/12/16(Tue) 23時頃
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[なんだろう。何かが頭に乗った気がする。
海に漂うような意識をかき集め、完全に閉じていた瞼をこじ開けると目の前には黒髪の長い、そう、ホリー>>12がいた。 パチリパチリと瞬きをして、小さく欠伸を一つ。]
おはよう、ほりー。
[寝起き特有の緩い口調でふにゃんと微笑んだ。]
(27) 2014/12/16(Tue) 23時頃
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[モニカの寝顔はいつも平和そうで、ゆったりしていて。 眺めていると、おひさまをぬくぬくと浴びているみたいな心地になる。 だからついつい、見つけると傍に寄ってしまうのだ。
やがて閉じていた瞼がふるふると揺れ、彼女の綺麗な瞳が現れた>>27。 ちょっぴり、まだ眠そうなのはご愛嬌だ]
――――、
[ポケットから取り出した手のひらサイズのメモ帳に、少女は慣れた仕草で、黒いクレヨンを走らせる]
『おはよう もにか』 『きょうもよく ねてた』
[クレヨン特有の所々が掠れた文字を、読みやすいよう相手に向ける]
(28) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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[投げられた問い>>24に、前髪で隠れた目を僅かに見開いて。 窓際の方に立っていたであろう彼の方へ視線を向けた]
そう。
[肯定の返事と共に、首を縦に振る。 流石ね、なんて囁かな賞賛も一緒に送っておいた。
温和に見えて、意外と鋭い。人は見た目によらないとか言うけれど、まさにその通りだ、なんて考えつつ。 ひらり、折り紙を持った手を振れば、薄い黄色が僅かに靡いた]
これ。 生憎、詳しくなくて、名称が分からなかったから。
[貴方は知ってるかもしれないけどね、なんて呟きつつ]
(29) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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貴方は、何を?
[読んでいたのか、それとも、ここにいる目的なのか。 明確な形を成さない、曖昧な問いかけを彼に返した]
(30) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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そっかー。じゃーまたな。
[再度手を振りながら、はらりと揺れた長髪>>23に、目を細める。 太陽を背景に、眩い光がとてもうつくしかったので、自然と鉛筆を手にとっていた。 淡い線でかたちづくりながら、サミュエルの言葉に、耳を傾ける。]
あはは、サンキュー。
[謙遜はしない。一番楽しいから、こうしている。 自分にとっては当然のようなことでも、友人たちにとっては、多分、そうでもない。 この世界の友人たちは、皆それぞれにできることが違って、とてもおもしろいと思う。 同時に、どこかで、にんげんってそういうものなのかもしれない、とも。]
(31) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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難しいな。
[目の前にあるのは数学の問題。先生によるとかなり難しいらしいのだけど。 難しいって分かっているのだけど。模範的な生徒を目指すなら、諦めちゃいけないじゃないかな、って。
誰かのようにスポーツに才能があるところの努力では無い。 無い物から無理矢理組み立てたのは知っている。
だからこそ、諦めちゃだめなわけで。]
(32) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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俺は、なりたいけどなー。おとな。
[また1頁。薄らとした色で縁取った光景を、またぱらりと捲って白紙の世界へ。]
たぶん、もっと、いろんなものがあるでしょ。 でっかかったり、"おとな"がいっぱいいたりさあ。見てみたいじゃん。 だから、"モハンテキ"であろうぜ、サミー。
[ケラケラと笑う。そう、むずかしいことではないように思えた。 あなたたちがモハンテキであれば、と身近にいる唯一の"おとな"は言うので、少年は素直にそれを信じる。 決められたスケジュールに沿った生活を送る以外、どうすれば良いのかは分からないのだけれど。]
なんか、不安なの?こわがりめ。 ダイジョーブだって。先生もなんも難しいこと言ってないじゃん。
[晴れ渡る空を見上げる彼を更に見上げて、ちびた鉛筆を動かす。 教えられたままの、楽観的な希望をそのまま言葉に乗せながら。
またそろそろ、先生にお願いをしにいかないといけない。]
(33) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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友愛組合 チアキがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(友愛組合 チアキは村を出ました)
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……解けた。
[にこりと笑う。]
(34) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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[ポケットからメモ帳を取り出したホリー>>28が何やら書いているのを見て、もう一度伸びをする。あっちに行くが良い、眠気よ。今はホリーとお話したいんだ。
こちらに向けられたメモには、クレヨンで書かれた筆跡が踊る。一文字一文字を丁寧に読んで、ホリーに目を合わせた。]
うん、気持ちいい日差しだったからつい寝ちゃった。 なんだか眠くって。
[いつものことだけど、とペロリと舌を出す。そうだ、なんで起きたんだっけ。そういえば、確か、何かが。]
そうだ、頭になにか載ってる? なんだか、それで起きた気がするんだよね。
[目の前の少女が載せた花には気づかず、モニカは首を傾げた。]
(35) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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[自分が書いた文字を、丁寧に視線で拾って――その後、普通に会話しているみたいに、ちゃんと此方の顔を見返してくれる。そんなモニカの優しさが嬉しい]
…、
[日差しという言葉に、空を仰いだ。人工的にコントロールされた、代わり映えの無い青空が投影されている。 ただそれでもちゃんと日差しはあたたかいし、ご飯を食べた後の昼下がりは眠くもなる。
茶目っ気めいた仕草のモニカに釣られるように、緩く笑み。 問われれば、ぱちぱちと二度瞬いて、モニカの頭上に視線を移した。 先程乗せた花は、首を傾げる彼女の動きに合わせて、そよそよと気持ち良さそうに揺れている]
(36) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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[肯定を返されれば>>29、]
それなら、多分そっちの方だよ。 君の探してる所、その隣の棚。
[蝶、ということは、きっと図鑑だろう。 ある程度なら把握している筈だから、 その本のある場所を、指先で示した。
――なんだか図書室のヌシみたいだ。 なんて、ひとりで内心笑う。
本を探す彼女の問いかけ>>30を拾ったのは、直ぐのこと。 なにを読んでいたのか、なにをしにきたのか。 曖昧なそれでは、果たしてどちらか、分からなくて。]
(37) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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…趣味をしに?
[結局、こんな返答に。 でも嘘じゃない。本を読むこと。図書室にいること。 好きだし、言うなれば趣味だ。]
でも…ほら、先生の言う、"大人"になるためには。 こういう事、しなきゃいけないんじゃないかって思うよ。
[でも、多分。きっと。 まだ知らないことの多い自分だけれど、 そういうことなんだと思う。
本を読む。教師に与えられたもので、知識を得る。 そうしていつか、大人になっていくのだと。
表情通りの柔い声で言う自分に、彼女はどう思ったか。
探す本を見つけたならば。 その蝶の名前はどうだったか、聞くかもしれない。]
(38) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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――――、
[少女はモニカの手を軽く掴んで引っ張り、彼女を立ち上がらせようとする。 立ち上がったならば、そのまま寮の壁側――硝子窓が嵌められた場所まで連れてゆき、そこに彼女の姿を映してあげた。即席の鏡代わりだ。
教えるように、窓に映ったモニカの頭の上を指さして]
『にあう』
[さっと書いたメモ帳を窓に映してから、窓鏡の向こうのモニカへふわりと笑った]
(39) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/17(Wed) 00時頃
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[問題が解けた、と先生に見せに行ったら。 「模範的な生徒は喜んでもそういうふうに出来た事を前面に出さない」というのでしゅんとした。答えはあっていたけれど。
外をふと見れば、サミュエルの姿>>16。 彼のシュートは上手いというより綺麗だ、いや勿論僕よりずっと上手いけど。
僕は3回に1回は外す。フリースロー位の距離でも。 難しい。]
(40) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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―教室―
[ひょっこり教室の扉から顔を――お面を覗かせた。
チアキの姿>>40を発見して近づいていく。 あえて気配を消すほどではないけれど、足音を立てることもなく、すぐ傍まですたすたと]
かっこいーよね。あれ。ヒョイ、スポ、ってやつ。
[視線の先を追いかけて、唐突に声をかけた。それから机の上を見下ろす]
……えらいね、おべんきょー?
(41) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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ありがと。助かったわ。
[示された>>27本棚につかつかと歩み寄り。 片手に持った鋏をポケットに滑り込ませ、辛うじて手が届いた本を開けば、目当てのページは程無く見つかった。
記された内容に目を通すうちに、帰ってきた返答>>38。 問い以上に曖昧なそれに、くすりと笑いを零した]
流石。本の虫、ってやつね。
[賞賛にあたるかも分からない、何処かで聞いた言葉と共に、小さく指先で拍手を。
基本的に、自分は興味のあることを知るためにしか本を必要としない。 故に本を読むということが目的、趣味であるという彼は不思議、かつ、興味深い。素直にそう思えた]
(42) 2014/12/17(Wed) 01時半頃
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うわーアイコンと名前に悩んでたらラスト一人になってた!申し訳ない!最終的には自分の趣味に突っ走ったぜ! お察しの通り、六科=ムジナ=貉です。のっぺらぼうの妖怪。
それにしても絡みにいけそうな人いてよかった……。 先生の存在ガン無視してしまってごめんね一刻も早く話しかけたかったんです←焦りのにじむ乱文
(-11) 2014/12/17(Wed) 01時半頃
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先生も本を読んでいたし。 “大人”は、本を読めないといけないのかもね。
[冗談めいた調子で、ぽつり、そんなことを呟いて。 柔和な笑みを浮かべる彼を見遣ったのち、視線を本に落とす。
蝶の事を問われれば、書物に記されたそれの名前を告げて。 珍しくもなんともないらしい、外見通りの名を冠したそれの写真をぼんやりと眺めた。
程無く、ぱたり、本を閉じる。 知りたかったこと、それに対する興味を無くせば、元の場所に書物を戻して]
貴方は? 何を読んでいるの?
[本を持っているだろう彼の手元に視線を落として、首を傾げてみせた]
(43) 2014/12/17(Wed) 01時半頃
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どういたしまして。
[ほどなく見つかった彼女の探し物。 流石>>42とか、冗談めいた彼女の言葉>>43には、 これまた柔く微笑んで、片手で頬を軽く掻く。
あっさりと本を閉じた彼女に。 なんだか自分と逆だなあ、と、単純な感想を抱いて、 棚に戻す様子を見ていた。
そして、本では良く見る蝶の名を聞いた後の、問いかけ。]
(44) 2014/12/17(Wed) 02時頃
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僕? 適当に取っただけだけど…、あ、星の本だね。 星座とか。色々あって綺麗だよ。
[反射的にそう言いつつも。 はい。と本を彼女に手渡す。
言っている通り。 渡す前、ぱらぱらと見た中身はと言えば、 星座の名、また解説が記されているというものだった。 つまりは星座図鑑といったところか。]
図書室、こういう本が多いんだよね。 図解、って言うか。 だから、眺めるだけでも案外飽きない。
[渡すと一緒に、そんな呟きも添えておいた。**]
(45) 2014/12/17(Wed) 02時半頃
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[空を見上げたホリー>>36につられ、ヒョイと空を見上げる。彼女にとっての空は、相も変わらず良い天気を写していた。 空を見ていたのも数秒、首の角度を戻すとホリーの笑顔が目に入る。 的外れなことを言っただろうか。首を傾げていると、腕を取られて立ち上がるよう促される。]
お、お?
[それに逆らわず立ち上がった彼女は、ホリーの後をヒョコヒョコ歩きだした。]
(46) 2014/12/17(Wed) 06時頃
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[ホリーが立ち止まったのは、寮の壁にはまった窓の前だった。嵌められた硝子に自分の姿が写る。 ホリーが指差してくれたその頭には、何やら見覚えのない物が乗っていた。]
……花?
[その場でジャンプしてみると、花も一緒にゆらゆらと揺れた。これは完璧に、頭に乗っている。 視界の端にホリーがメモ帳を広げたのが見えて、硝子から視線を外す。そこに書かれた三文字に、彼女はニッパリと笑った。]
そっかな? えへへ……ありがとう。
[普段、花で飾るなんてことをしないから、なんだか照れ臭かった。]
(47) 2014/12/17(Wed) 06時半頃
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ヒョイ、スポかぁ……的確だね。
[>>41そう言ってサミュエルの方を見ながら感心したように。 実は声をかけられる一歩手前までは気づいていなかったのだけど、彼の場合何時ものこと、と思っている。]
勉強なのかな。ちょっと難しめのパズルみたいなモノだと思うよ。
[自分のことについてはそう言って笑う。 こんなのべつに、大人からしたら大したことがないのだろうから。]
(48) 2014/12/17(Wed) 07時頃
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/* NE☆TE☆TA☆
(-12) 2014/12/17(Wed) 07時半頃
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”おとな”か......
[自分たちの面倒を見ている”おとな”は規則に五月蝿く、常に模範的であれと口煩く言ってくるが、それはこのドームの外側でも同じなのだろうか。それは少しばかり、いや結構気になった。]
俺はよく分かんね。このまま意味のない暮らしを続けて一生を終えたいのか、外の世界に出て、”おとな”になりたいのか。
[”おとなになりたい”と言う確かな気持を持つシメオンからすれば、自分は先の未来に不安をたくさん抱く”こわがり”に映るだろう。否、自分は本当に”こわがり”なのかもしれない。]
モハンテキ、ね。規則通りに生きていればそれでいいって事か。
[かつてそれで本当にいいのかと考え、そしてついそれを”おとな”の前で零してしまった苦い思い出がリフレインした。その後どうなったかは、思い出したくもない。]
(49) 2014/12/17(Wed) 08時頃
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あ、名前…やらかした。逝ってきます。
(-13) 2014/12/17(Wed) 08時頃
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まざりたい?
[結構真剣に見入っていた、ように感じたのは自分に気づいてくれるのが遅かったから。会話の途中でまた外を見たから。問い掛けは思いつきのように軽い]
たのしくなさそーな顔してるから、べんきょーでしょ。たのしーんなら遊びだけど。だから、いっつもすごいと思う。えっと……モノズキだね!
[最後はまるで褒め言葉のように、力いっぱい言いきった]
(50) 2014/12/17(Wed) 08時半頃
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とりあえずメモ張り直し! 名前そのまま使う村だった…ってなんで入村ラストなのに間違えるんだ、見てたのに。皆の設定全部みてたのに。埋まりたいいいいい!?
(-14) 2014/12/17(Wed) 08時半頃
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意味なんか、なくたって、いいんじゃねえのって思うけどな、別に。
[手は止めず、頁を埋めてゆく。 次の白い世界はもうないので、最後の一枚はひときわ丁寧に。]
描くものが増えるとか、人が増えて試合ができるとか、おとなの世界はそうかもしれないから、なりたいって思うけど、今の生活も好き。 意味なくても、おんなじもんばっか描いてても、楽しいからいーじゃん?って感じ。 俺、頭良くねーし、むつかしいこと分かんねー。
(51) 2014/12/17(Wed) 10時頃
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[スケッチブックを少し離して確認して、満足げに頷いた。 模範的に、とは、規則通りを指すのだろうか。そんな言葉には、少し拗ねたように言葉を紡ぐ。]
さー?それくらいしかわかんねーんだもん。 ……でもさ、ほんとにそれだけかな?
[だって、誰も規則を破ったりしない。 はじめから、みんな、規則通りに生活していたはずだ。ずっと、はじめから。 それでもまだここにいる自分たちは、いつおとなになれるのか。 ……考える必要もない話だ。多分。 ただ、自分たちは、おとなを信じて待てば良い。 だから、今は、]
(52) 2014/12/17(Wed) 10時頃
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じゃん、完成。サミーってば、変な顔してんだもん。
[どことなく浮かない顔をした彼自身を、スケッチブックを立てて見せて、ニシシと笑う。 これで良い。いつか、おめでとうと祝福される日を待って、毎日変わらぬ日々を。]
……俺、センセーに新しいスケッチブックと鉛筆もらってくる。
[服についた埃や砂をはらって、立ち上がる。 ひらり、手を振って、言う。チャオ。 軽い足取りで、慣れ親しんだ建物へと向かうのだ。*]
(53) 2014/12/17(Wed) 10時頃
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……星座?
[少々面食らったような顔で、彼から本を受け取り>>45。 星座の図と、それにまつわる物語が綴られたページたちに目を通す。
星の並びの中に規則性を見出して、紡がれた物語達。 それから、その本を渡してきた彼の顔を見比べて。 ふ、と口角を上げた。
決して馬鹿にしたわけではない。ただ、少々驚いただけ。 見かける度に、傍らには本を抱えているような印象があった彼。 自分には興味の持てない、難解な書物ばかり読んでいるものと勝手に思っていたから]
(54) 2014/12/17(Wed) 11時頃
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年齢:14+3
(-15) 2014/12/17(Wed) 11時頃
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これなら私でも読めそうね。 貴方が読み終わったら、貸してもらってもいい?
[少し、興味が湧いたわ。 そんな呟きを零して、彼の手に本を返す。
さて、もうここに用はない]
邪魔して悪かったわね。 じゃ、また後で。
[ひらり、小さく手を振った後、踵を返して、図書室を出る。 片手に持っていた黄色の蝶をポケットに仕舞って、入れ替わるように取り出した鋏。 赤色の柄の、いかにも子供用といったそれを指先で弄びながら、あてどもなく歩き出した*]
(55) 2014/12/17(Wed) 11時頃
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[はにかんでお礼を言うモニカに、少女はふるふると首を横に振った。編まずに垂らされている黒髪が、動きにあわせて緩く波打つ]
『おれいは わたしの ほう』
[踏みつけ手折ってしまった花が、ただ朽ちるのではなく、こうして誰かを喜ばせることが出来たのだから。 …赦された気が、した。
その気持ちを伝えたくて、どう書けばいいだろうと、黒クレヨン片手にしばし考えあぐねる。 こういう時は、思ったままを全部喋れれば楽なのになあ、と思う]
(56) 2014/12/17(Wed) 12時頃
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『くきがおれて』 『わたしのせい』 『おはな』 『なんとかしたくて』
───、
[ちらり、と一度上目遣いに相手の表情を伺ってから。 自分の綴った文字の最後に付け加える]
『いまは きれい』 『もにかの おかげ』
(57) 2014/12/17(Wed) 12時頃
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ー寮ー
[「管理人室」とラベリングされた部屋の前で立ち止まり、数度、扉を叩く。]
センセー、新しいスケッチブックと、鉛筆ちょーだい。
[くだけた口調で何度となく繰り返した"お願い"を口にして、反応を待つ。 特にいつもと違うこともなく、目的のものを受け取ったなら、ふらりとまた当てなく歩いてゆく。]
(58) 2014/12/17(Wed) 12時半頃
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裏 図書室 教室
3
(-16) 2014/12/17(Wed) 12時半頃
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……。
[相手が読み終わるまで、少女は教員室前の廊下に立たされているかのような、どこか緊張した表情だった。花を踏んだという、悪いことを告白しているから……“おとな”になるためには、きっとしてはいけないことだと思ったから]
(59) 2014/12/17(Wed) 13時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/17(Wed) 13時頃
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―寮―
[くるくるとハサミを回しながら、歩を進める。 その足取りに迷いはない。と言っても、目的地があるわけでもないのだけれど。
そうして辿りついた場所は、見慣れた寮。 管理人室から出てきたらしい姿>>58に、ひらりとハサミを持つ手を振った]
それ、調達してきたの?
[挨拶の言葉をかけることはせず、前髪で隠れた顔に薄い笑みを浮かべて。 ハサミの持ち手側で、彼の持つスケッチブックを示してみせただろう]
(60) 2014/12/17(Wed) 13時半頃
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[面食らった様な表情を見て>>54、 それから、本と自分を見比べる彼女を見て。 何処かおかしかっただろうかと、首を傾げる。
もっとも、何か言われた訳では無かったので、 その疑問もすぐ消えたけれど。]
興味があるなら、どうぞ。 そもそも、僕のじゃないしね。
[貸してもらっても。と言われれば。 あくまで図書室にあるものだから。そうやって肯定を返す。
そして今度は鋏を取り出し、 ふらりと歩き出す彼女を見送った。]
ん。またね。
[その背に手を振り返して、椅子に座って。 また暫し、ページを捲るだろう**]
(61) 2014/12/17(Wed) 14時半頃
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ハイ、ヨリ。
[挨拶は交流の基本である。だから、少年は一方的にくだけた挨拶を投げかける。
ヨーランダ。これもまた長いので、いつからか略して呼ぶ癖がついていた。 随分と髪が長いのと、紙を自分とは違うふうに使うのだと、そういう印象が強い。
今日も変わらず、鋏を弄ぶ手つきに、小さく肩を竦めて見せた。]
ハサミ、振り回してると危ないぜ。
[刃の方を人に向けないように、と「せんせい」は言った気がするが、 身体の一部分のように文具を操ってみせる彼女が、そう下手なことをするとも、本心では思ってはいない。]
(62) 2014/12/17(Wed) 15時頃
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そ。スケッチブック、埋まっちゃったんだ。 新しいのもらってきたトコ。ついでに鉛筆もね。
[くるくると、指の上を滑らせるように新品の鉛筆を回して見せる。 使い終わったスケッチブックは、いつものように、今晩にでも部屋のクローゼットにしまっておこうと思う。]
ヨリもなんか頼みにいくの?
[彼女が何かを欲すなら、色紙か何かだろうか。 彼女が何かを作り出す姿を見るのは、魔法のようでとてもたのしい。 興味本位で行き先を尋ねて、またくるりとペンを回した。]
(63) 2014/12/17(Wed) 15時頃
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俺も、今の生活が、そんなに嫌いってわけじゃない。
[無機質な空間で、ただ何もない日々を生きるこの現状に、楽しみまでは見出せなくとも、ただなんとなく生きて、同じようなルーティーンを繰り返しても、不思議と飽きはこない。]
言って俺もそんなに頭いいほうじゃねーし、よく分かんねーわ。
[乱暴に掻き乱した髪の毛をぐしゃりと握り、シメオンの言葉>>52に耳を傾けた。]
本当にそれだけか?そんなの知らねー。
[知ったところで自分がどうこう出来る話でも無かった。ただ自分達はこれからも今まで通り”規則正しく”生きるだけ。それしか無いのだ。何を以ってして大人たちが「模範的」と定めるのかも知らないまま、ずっと。]
(64) 2014/12/17(Wed) 16時頃
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ハッ、ひっでー顔。
[スケッチブックに写る浮かない顔の自分は何処か酷く滑稽に見えた。こんな生活をしていて楽しいのか、思うところはあるけれど、今はまだこれで良いだろう。変革を望んだところで自分達に何かを変える力は無いのだから。]
いってら、またね。
[立ち上がり、建物の方へと姿を消すシメオンを見送って、ボールを拾い上げた。何気なく、人差し指でそれを回す。くるくる器用に回るボールを見つめて、重い溜息を吐いた。]
(65) 2014/12/17(Wed) 16時半頃
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[帰ってきた独特のあだ名と挨拶>>62には、ふ、と口角を上げて。 肩を竦める動作には、大仰に手を広げてみせた]
持ち手の方だから大丈夫よ。 危なくないでしょ。
[「刃先を人に向けてはいけません!」と教師にこっぴどく怒られたのはいつの事だったか。 それ以来、持ち手の方を人に向けるようにはしているものの、ハサミを持ち歩くことをやめはしなかった。
愛用の、赤い柄の子供用ハサミ。 それは、何かを作り出すことができる、自分のもう一つの手。 そう、少女は思っているのだから]
(66) 2014/12/17(Wed) 17時頃
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私は調べものから帰ってきただけ。 色紙は、この間もらったばっかりだし、またにしとくわ。
[前髪の隙間から、彼の指先で踊る鉛筆と、彼の顔を見遣って。 ふ、と口角を上げた]
それより、何か描きに行くんでしょ? ついて行ってもいい?
[平べったい紙の上で踊る鉛筆。 それが新しいものを作り出していく様は、とても興味深い。素直にそう思う。
そうして、ついとハサミの持ち手側で彼を指して、問いを投げた]
(67) 2014/12/17(Wed) 17時頃
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ん、別にいーけど。
[彼女がものを作りだすなら、それを見ていようかと、スケッチブックに取り込もうかと思っていたのだけれど、 ほんの少し当てが外れたような気持ちで、ぐるりと辺りを見渡す。]
ヨリ描こうかと思ってたから。皆どこにいんだろ。 なんか、面白いもんとかあった?
[毎日、同じような日々。そんなものは早々ないだろうけれど、 はじめの1頁を、いつもと違うもので埋められたなら、とても嬉しい。 それか、誰かいないかと、人の気配を探るように、あたりを見回す。]
(68) 2014/12/17(Wed) 20時頃
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[>>68周囲を見回す彼から発された言葉に、少々面食らったように目を見開いて。 悟られる前に、動揺を長く伸ばした前髪の中に隠して、口角を上げた]
あら、描いてくれてもいいのよ? 面白くはないと思うけれどね。
[冗談とも本気ともつかない調子で返して。 問いには暫し考え込んだ後、首を横に振った]
生憎、藤乃が本の虫してたくらいしか見てないわね。 夕食までまだあるし、皆暇潰ししてるんでしょうけど。
[さて、どこに行くの?と言わんばかりに、彼とスケッチブックに目を遣った]
(69) 2014/12/17(Wed) 20時半頃
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/* 自分に興味を持たれるのとかは戸惑う子。
まぁモデルはかずきちゃんですねHAHAHA
(-17) 2014/12/17(Wed) 21時頃
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[数ページほど進んだところで、 スラックスのポケットからブックマーカーを取り出した。 そうっと中に挟んで、本を、ぱたり。]
借りますね。
[誰へ言う訳でもない。 ドームには、先生以外に大人なんていなかったから。 来た時の様に、図書室には自分の声が、ふわりと響くだけ。
窓を閉める。戸締りはきちんと、それが大人の教え。 そして心地良い重さを感じながら、 本を脇に持って部屋を出た。*]
(70) 2014/12/17(Wed) 21時頃
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―バスケットコート―
[そして、向かった先。 先程見た、あたたかい光の照らす外の空間。 もっとも、これを"外"と言っていいのか分からないけれど。
まだ、彼らはやっているのだろうか。 そんな気持ちでコートに入れば、 シメオンと別れたらしいサミュエルの姿>>65。 目が合うなら「やあ」なんて、片手をひらりと挙げて。]
相変わらず器用だね。 [視線を、彼の指先で回るボールに向けつつ。 溜め息を吐く姿には、 果たしてどう言えば良いか分からなかったから、 それだけを言った。]
(71) 2014/12/17(Wed) 21時頃
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そうだねぇ、物好きなのかもしれない。
[>>50 彼にそう言って笑いかける。 引っかかる言い方ではあったけれど、悪気がなさそうなのは経験上だから…まぁいいか、という感じ。]
サミュエルが良いよ、って言ったらやるかもしれないけれど…もう少し、人が集まらないと駄目、かな?
[外を再びちらりと見ると、そこにまた知った顔が>>71。 そうだ、今度また詩集紹介して貰いたいな。]
(72) 2014/12/17(Wed) 21時頃
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やあ、藤之助。
[掛けられた声に顔をボールから声の主>>71へと。挨拶には同じく片手を上げて返した。]
まあね。こういう器用なのは向いてるっぽい。けど、そういう風に集中して書物と向き合うのは苦手だね。
[視線を彼の小脇に抱えた本に移す。彼はいつも本を読んでいる気がする。きっと俺よりもずっと、ずっと博識なのだろう。少しばかり、羨望に似た気持ちを感じた。]
(73) 2014/12/17(Wed) 21時半頃
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[羨望、それを抱いても自身が書物と向き合うのが好きになるとは微塵も思えないし、恐らく脳まで筋肉で出来てそうな人達の行動の方が自分は向いてそうだしやってそう。そう自己完結して、指の上を回るボールを手で取った。]
ねえ、藤之助。
[ダン、ダン、コートにボールの音を響かせては股の間を通したり、鞠付きのように脚を上げてみたり。そうしながら徐に口を開く。 それからゴールに近寄り、両手でボールを持って飛び上がりゴールに叩きつける。所謂ダンクシュートのスタイルだ。そして言葉を続ける。]
ドームの外の世界の”本物”の空ってさ、どんななんだろね。
[ぶらりとリングにぶら下がりながら彼に問う。博識そうな彼は、俺の知らない”外のこと”を知ってるのかもしれない。ふと、そう思ったのだった。]
(74) 2014/12/17(Wed) 22時頃
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[不意に。少女は何かを思い出した、というように大きく目を見開いた。 ぱたぱたと慌ててメモ帳の白紙のページをめくり、次の文字を走り書く]
『わすれもの』
[モニカにぺこんとお辞儀をし、またねの代わりに、ちいさく手を振る。 そうして少女は建物の中に戻っていった*]
(75) 2014/12/17(Wed) 22時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/17(Wed) 22時頃
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面白いよ。ヨリが作ったものとか、作ってんの見てるの。
[多分、それは彼女が今同行すると言うのと似た感覚なのだろうと思いながら、行き先の候補を考える。
図書館は、嫌いじゃない。寧ろ好きだ。描き写すものがたくさんあるから。 ただ、書物といっても、どうにも読み物、というよりも眺めて模写するものに思えるので、読書に勤しむフジノは、ただただ尊敬の対象なのだけれど。 それを邪魔しては悪いかなと思う。
夕食前の時間、人がいそうな所。外にはまだ日が残っている。 少し考えて、思い至ったのは、]
……教室行ったら、誰かしらいるんじゃね?
[ふらふらと、ツー・ステップを刻むように、ゆるゆると歩き出す。 どうぞお好きに、と言わんばかりに、視線をちらりとだけ送って、マイペースな歩みで教室の方へ。]
(76) 2014/12/17(Wed) 22時半頃
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[向いている>>73って、良い事だ。素直にそう思う。]
僕からしたら… そうやって器用に使ってる方が、すごいって思うな。
[僅かに羨望の混ざったような様子には、苦笑で返した。 運動は嫌いという訳ではないけれど、 流石に彼の様にはいかなかったから。
ボールの弾む音に消されない様に、確かな声で告げる。]
(77) 2014/12/17(Wed) 22時半頃
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[そして踊る様なボールを、 笑みをたたえたまま追って――シュート。 見た事がある。これはダンクシュート、というやつ。
勢いよくネットを潜ったボールから、 リングにぶら下がるサミュエルを見上げて。 呟き>>74を拾った。]
…きっと、星が綺麗だよ。 外の世界には四季があって、見える星座が違うんだって。
[此処に書いてあった。と、持っている本を示す。
ドームの中はずっと暖かくて、四季はない。 人工的に映されている夜空も、そこに点々と並ぶ星も。 本物と比べたら、どうなるのだろう。]
(78) 2014/12/17(Wed) 22時半頃
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だから此処とは、違うんじゃないかな? …サミュエルは、ほんものを見てみたい?
["大人"になるまで分かりようも無い推論を述べ。 本の表紙を軽く撫でた後、首を傾げた。]
(79) 2014/12/17(Wed) 22時半頃
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─廊下─
[1階の廊下の壁際に沿うように設置されている、アルミ製の流し台。 複数の子供たちが同時に使えるようにと設計されたのだろう、その蛇口の数は合計で9あった。 ──しかしこのドームで暮らす者ならば誰でも知っている。 現在水が出るのは3つだけ。 あとの蛇口は錆び付いて、力をいれても回りやしない]
……。
[それについて、少女は特段不満はなかった。 使える蛇口を覚えてさえいればいいのだから]
(80) 2014/12/17(Wed) 22時半頃
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牧人 リンダがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(牧人 リンダは村を出ました)
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あっきーはよく笑う。もはんせーめざしてるから?
[笑顔を覗き込むように、お面が一瞬だけ近くなる。問いかける声は好奇心に満ち満ちていた。それからまた足を進める先は、バスケットコートが見える窓の傍。見える二つの人影>>73>>77に、大きく右手を揺らしつつ]
ねーねーバスケって二人でもできる? いまからやんの? スポーツできる男ってかっこいー……けどふじのん、にあわないね!
[運動よりも読書が似合う青年の場違い感に、失礼な言葉を投げかけつつも、貶すというよりはしゃぐような声を上げる]
(81) 2014/12/17(Wed) 22時半頃
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―教室―
よっすー……チアキにジャックか。
[ひらひらと手を振って、まずは小柄な少年に言葉を飛ばす。]
なーあ、ジャックってば。 そのお面、もっとカッコよくしよーぜって。 ヨリと俺にかかればさーあ、ほら、ちょちょっと。
[前にも何度かかけた気がするちょっかいを、懲りずにまた口にする。 自分はといえば、見たままを描くしか能がないので、大したせいぜい、図鑑と睨めっこして漸く模様をつける程度のことしかできないだろうけれど。 それでも、ただ白い紙のお面だなんて、少しさみしい。]
(82) 2014/12/17(Wed) 22時半頃
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/* あーひとりごととかでもいいから退出防止必要なんだよなー
(-18) 2014/12/17(Wed) 22時半頃
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[ケラケラと笑い声を立てながら、身体の向きを変える。 机に広げられているのは、またモンダイを記した冊子なのだろうか。いつもどーりに。]
チアキはまたパズル?
[適当な椅子を引いて、足ごと座面に乗っけてしまいながら、少し離れた位置から、室内を眺める。 以前、彼はモンダイのことをパズルと称したのを思い出して、そう口ずさんでみる。]
(83) 2014/12/17(Wed) 22時半頃
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[左から2番目の前に立ち、硝子のコップを蛇口の下にセットしてから、思い切り捻る。 きゅ、という金属が擦れあう音の後に、ちょろちょろと細い水筋が零れ、次第にコップを満たしてゆく。少女はそれをじっと観察し、]
───、
[きっりち七分目のところで、止めた。 少女の経験上、これが必要を確保しつつ運ぶのに支障のない分量だ]
(84) 2014/12/17(Wed) 23時頃
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[丁度窓から叫んでいたところ。右手を掲げたままの恰好で、増えた声にぱっと振り返る]
だって、しおんの絵はきれーだから。……だれも見たことないよーな、へんてこでぐちゃぐちゃでおもしろい顔なら、かいてもいーよ?
[いつもは前半の断り文句で逃げていた、けれど珍しく続いた後半の台詞。語調はまるきり普段通りの思い付き]
(85) 2014/12/17(Wed) 23時頃
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[彼女のメモ帳に綴られた文字>>56に首を傾げる。 花を飾ってくれたのは彼女なのに、何故彼女が礼を言うのだろう。その理由がさっぱりわからなかった。
だから、ホリーを見つめる。彼女がその理由を話してくれると思うから、ただそれを待てばいい。 やや時間を置いて再び動き出したクレヨンの跡を、ただただ心待ちにした。]
(86) 2014/12/17(Wed) 23時頃
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折れた? 踏んじゃったの?
[摘み取ったのなら、『わたしのせい』なんて言わないはず。何かで折れてしまったんじゃないかな、そう考えた。自然と花の茎が折れるシチュエーションなんて、踏んじゃったことしか思いつかない。そんな唯一の想像を口に出した。
そして、付け加えられた言葉に少し目を見開き、嬉しそうに細める。]
私も嬉しい。ありがとう、ホリー。
[花に手を添えて、微笑んだ。]
(87) 2014/12/17(Wed) 23時頃
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[突然、彼女が慌ただしくクレヨンを走らせる。なんだろうと眺めていると、『わすれもの』と書かれたメモ帳が差し出された。それは大変だ。]
大変。早く取りに行ったほうがいいよ、きっと。またね、ホリー。
[彼女が建物の中に入るまで、少女は手を振って見送った。
ホリーの姿が消え、モニカは静かに手を下ろす。そして再び空を見上げた。]
いい天気。
[静かに、ひっそりと呟いた。]
(88) 2014/12/17(Wed) 23時頃
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[ぴぴ、と軽い電子音が響く。 音の方へ顔を向ければ、新しい書類を吐き出す機器。 記された名前、写真に目を通す。
笑みを湛えた眼差しを、窓の向こうに向けた]
(89) 2014/12/17(Wed) 23時頃
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[暫く空を見上げていた彼女は、フラリと寮の玄関に向かって歩き出す。ゆったりとした足取りで玄関をくぐると、迷いなく図書室へと向かった。
読みたい本があったわけじゃない。ただ、]
厚い本あるかな。あと石とティッシュ……言えばもらえるかな?
[生花はいつか朽ちてしまう。けれど押し花にしてしまえば。 以前齧った知識を総動員して必要な物を思い浮かべ、図書室のドアを開けた。]
(90) 2014/12/17(Wed) 23時半頃
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[ふと声>>81が聞こえてきて、傾げた首はそちらへと。 視界の中、ふたりの人影が見えた。 ひとり。良く本を貸すチアキだが、 今日は何とにらめっこしているのだろう。
もうひとり、ジャック。紙のお面を付けた姿。 その素顔は、見た事はなかった。
でも、こうして手を振れば見えるだろうし、 そして話せているし、此方は気にしない。]
似合わないか、そっか。 残念だなあ。
[言葉を耳にすれば、ふ、と軽く、気の抜けた笑い。 確かに、運動には邪魔な長髪だし、 自分が居るのは、運動とは離れた、図書室が主だし。
でも貶す意図は感じないと、 此方もはしゃぐ様に返した。*]
(91) 2014/12/17(Wed) 23時半頃
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―図書室―
[ひっそりとした雰囲気の中を、足音を殺しながら歩く。なんとなくそうさせる図書室の空気は嫌いじゃなかった。文字を読むとすぐ眠くなるから、読書の時間は苦手だけれど。
でも、それはモハンテキではないと言われてしまった。 その事実はいつまでたっても癒えてくれない。]
…………
[暗くなってしまった気分を振り払うように、ペシリと頬を叩く。目指すは大きな棚の一番下。図鑑とかがありそうな場所だ。 ひょいとしゃがんで一番分厚い本を手に取る。あまりの重さによろけたが、これだけ重ければきれいな押し花に出来るだろう。 そこまで考えて、彼女は重大な事実に気がついた。]
本、貸し出せたっけ……
[普段図書室で本を読まなかったツケに直面してしまった。]
(92) 2014/12/17(Wed) 23時半頃
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―教室―
[どこか弾むような調子の足取りを追いつつ、スケッチブックを抱えた彼の後ろを着いていく。 辿りついた場所。その中に見えたお面と茶髪の2人には、ひらりと手だけ振っておいた]
羽やら触覚でも着けてみたら良いんじゃない?そのお面。
[ハサミの持ち手側で、白いお面を差して、くすくすと口角を上げて見せる。 そんな風に、耳についた話題には冗談混じりに口を挟みつつ。 自分から話題を振ることはなく、壁に持たれかかって、彼等のやり取りを見守っただろう]
(93) 2014/12/17(Wed) 23時半頃
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―食堂―
[水を零さないように注意しながら、食堂まで運ぶ。
部屋に入るなり、目に飛び込んできたのは――――散らばった色とりどりの紙>>17。 手のひらサイズの折り紙が、食堂のテーブルのあちこちを彩っていた]
……、
[少女は苦笑半分、微笑半分の、なんとも評しがたい表情を浮かべた。 前に見せてもらったことがあるけれど、この小さな色紙一枚から、鮮やかにいろいろなものを生み出してゆく彼女――ヨーランダは、ほんとうに凄いと思う。
けれど、もう少ししたら夕飯の準備をしなければいけないことを考えると、こう、散らばったままなのはどうかとも思うのだ]
(94) 2014/12/17(Wed) 23時半頃
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[あとで片付けよう、と心に決め。 まずはと少女は食堂のテーブルの中央に置かれた、一輪挿しに手を伸ばした。 白い陶磁の花瓶に、今日は赤い薔薇が生けられている。
覗き込むと、水はだいぶ減っているようだ。 そこに――…今持って来たコップの水を、注ぎ入れた]
、―――…。
[ふぅ。と満足げに息を吐く。 このお仕事を、忘れていたのだ。危うく、花に乾いた思いをさせるところだった]
(95) 2014/12/17(Wed) 23時半頃
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ところでこれお面は世界観的にオッケーだったのか、な……? 必要なら「大人に命じられたシーンでは素直に外す」とか「食事や入浴の時間は普通に外している」とか設定をつけるつもりではいたのですが、突っ込まれないならとりあえずこのまま行けるところまで行ってみよう。おー。
(-19) 2014/12/18(Thu) 00時頃
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むつかしーこと言うなよ。 それなら尚更、ヨリの出番。
[見たこともないものを、どうやって描くと言うのだろう。 思いがけない提案>>85に、やっぱり笑ってそれを受け流した。
椅子の上で膝を抱えるようにして、スケッチブックを立てかける。 ポケットから、ちいさな鉛筆削りを取り出して、新品の鉛筆を、ちびちびと削ってゆく。 毎日のように見かける光景を、少し遠巻きに、まっさらな1頁目に描き写すのだ。
特別、なんてないんだものな。 日没に近付いた日差しは、何度目かわからない最初を飾るには相応しい程度にはきれいだったので。
あたらしいものを、平たい世界に取り込みたいから、おとなになりたい。 そんな、うっすらとした欲が芽吹いたのは、ほんの最近の話、である。]
(96) 2014/12/18(Thu) 00時頃
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/* 回収ありがとうございます!!(忘れてたなんてそんな)
(-20) 2014/12/18(Thu) 00時頃
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[このお仕事、最初はキャサリンの担当だった。 けれど数ヵ月前から、彼女は部屋に引きこもることが増えてしまい──ある日教師が、少女を代役に任命したのだ]
………。
[最近、顔を見かけていない。 元気かな、元気だといい…と少女は思う。 病弱なキャサリンは、自らも身体を病んでいるためか、喋れない少女によくよく優しくしてくれた]
(97) 2014/12/18(Thu) 00時頃
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…──、
[やっぱり、今度、お見舞いに行こう。
そう決意しながら、少女は折り紙を片付けようと手を伸ばした]
(98) 2014/12/18(Thu) 00時頃
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