128 終世に降る雨/ツイノセニフルアメ
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2014/07/08(Tue) 01時頃
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そこは森として存在している空間だった。
光の気配も闇の気配もないのは、そこがひとびとの住む場所とは違う空間に、ただぽつりと存在しているからだ。
その森の奥にこじんまりとした、人々の言葉で言うならば『西洋風建築』といった様式の館が建っていた。
この空間をとある目的の為に任され、どれくらいの時間を過ごしていたか判らない者。
この森をかたどる空間の主とも言える其れが棲家とし、仕事場とする『館』。
その館の前に、一人の猫背気味の男が黒い翼をはめかせて現れる。
(#0) 2014/07/08(Tue) 01時頃
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ここのぬしは変わらず役目を果たしているか? ……上が、次はアレが何かしでかすのではないかと思っているらしくてな。
[森の奥にある二階建ての館の、尖塔型のアーチに嵌る重厚な鉄扉を開けて、サイモンはそう問いかける。 空間を駆ける役目のある翼はもう必要もなく、いつの間にかそれは背中から消えていた。 わずかに険しい表情を浮かべながら館のエントランスを見回すサイモンを、出迎える者はいただろうか。
いてもいなくても、この館に踏み入れた瞬間にここの主と棲む者に己の存在、声を把握されている事は知っている。 他の場所も、そういうシステムを取っているから。
だからサイモンは誰かいてもいなくても、声高らかに告げる。]
監視の為、暫くここに滞在させてもらう。これは、上の意思だ。拒否権はないぞ。
(@0) 2014/07/08(Tue) 01時頃
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[そう宣言して、あまり時間は経たずにサイモンは気づいた。 ある不安を覚えて客間のある1階から螺旋階段を駆け上がり、そうしてこの館の、この空間の主の仕事場である突き当たりの部屋を開け放つ。
普段は主が許可をしない限り開かない部屋だが、『上』から与えられた特例権限を持つサイモンは触れただけでその仕掛けを解除出来る力を持っていた。]
終焉の監視者よ、お前は何をしているんだ!?
[扉を開けた先の室内は暗い。けれども暗さを感じないのは、天井や壁、そうして床に至るまでに広がる無数の円形の手のひらサイズの鏡があるから。 その鏡からはまるで暗闇に浮かぶ蛍の様に、ふわりぽわりと光が放たれている。 光る先には、監視先のありとあらゆる人々が終わりを迎えるまでの時が映し出されている。
サイモンが口にした通り、人々の『終焉の監視者』としての役割を与えられた同族は、口許を楽しそうに歪めながら部屋の中央に立ち、己の周りに十一個の鏡を侍らす様にして浮かび上がらせていた。]
(@1) 2014/07/08(Tue) 01時頃
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[その姿はまるで、その鏡の中で描かれる終焉から目を離したくないと言っているみたいに思えた。
サイモンが聞かされた話だと、終焉を描き終わるとその鏡は光を放たなくなるという話だ。 監視者の役目はそれを眺めることではない。終わりを迎え、光を放たなくなった鏡をこの部屋のどこかにある炉に投げ入れ、上の者達へ記録として献上するのが役割だ。
鏡の中で紡がれる人の生を見守る様に、鑑賞する様にしているのは、監視者としての逸脱行為に当たるのではないか。 生真面目な男には、そう思えてならなかった。 だから、もう一度問う。]
終焉の監視者アヤワスカよ。 お前は、何をしている、何がしたい!?
(@2) 2014/07/08(Tue) 01時頃
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/* ずっと一人芝居のターン(僕の村の恒例です、ハイ…
(-0) 2014/07/08(Tue) 01時頃
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厭世家 サイモンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(厭世家 サイモンは村を出ました)
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─ 鏡の間 ─
[>>@0サイモンの存在を感知した時、嗚呼上に把握されたかと其れは思った。 けれどもう、どうでもいいやと其れは考え好きにさせておく事にしていた。 けれど、さすがに今騒がれるのはよろしくない。
「そうだろう、せっかく見つけた時間潰しなんだから」『そうよね、折角の時間潰しですもの』
其れは……其れ等は内心で示し合わせ、こちらを睨み声を張り上げるサイモン>>@2に顔を向けた。 けれど周囲にある鏡の光りの影響で、サイモンからは其れの顔が見えることはなかっただろう。 其れはにたりと口許を歪ませ、そうしてふわりとまるで羽で舞う様にして片手を浮かせた。]
『あたし達、退屈してるの』「だから、黙っててよ」
(1) 2014/07/08(Tue) 01時半頃
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[歪んだ口許から先にこぼれたのは鈴を転がす様な少女の声。次いで聞こえたのは、まだ高さの残るあどけない少年の声。 其れはクスくすと笑いながら、指先を動かし黒い小さなつむじ風を生み、その風は瞬く間にサイモンを囲んだ。
黒いつむじ風だと思ったそれは、旋風状態で羽ばたく小さな蝶と蛾の集まりだった。 つむじ風の檻の様なそれでサイモンを捕らえ、己の眷属の羽ばたき音を厚くしてサイモンの叫びを封じる。]
「これ、どうしようか」『そうねぇ、どうにかしてくれるんじゃないかしら』
[ひとつの身体で2人の其れは囁き合い、館にいる者へと任せるという案に落ち着き、そうして己の周りに浮かばせた十一個の鏡へと視線を戻した。]
(2) 2014/07/08(Tue) 01時半頃
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『「どこの大陸も、そろそろ雨が降りそう」』
[すべての鏡を一通り眺め、そうして其れ等は同時に呟きを落とした。
ああそうだ、『彼ら』を招く時は雨を降らせようか。それはどちらからともなく提案され。 そうして其れ等は、『彼ら』がこの空間に最も近づく時を今か、今かという気持ちで周りに浮かせた鏡を眺めた。*]
(3) 2014/07/08(Tue) 01時半頃
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鏡を眺めるアヤワスカは、生まれてどれくらいの時間を過ごしたか既に判らなくなってしまっていた。
判らないという事は退屈であり、退屈という事は己の足場をあやふやなものにする。
過去に同族である者達が己の役割を逸脱し、監視すべき者達へ干渉するという事例がある事は知っていた。
何故そんな事をするのかよく理解出来なかったが、アヤワスカは今なら理解出来る様な気がした。
我々の時間は永すぎる。我々の与えられた役目は単調すぎる。
だから、ちょっとした退屈凌ぎが欲しかったのだ。
そんな時に偶然同じ頃に光を放ち始めた十一個の鏡。
嗚呼、また終焉へのカウントダウンを始めたかと内心で溜め息を吐きながら鏡を眺め、次の瞬間アヤワスカは口許を笑みで歪ませた。
(#1) 2014/07/08(Tue) 01時半頃
十一個の鏡に映る、十一人の者達。
彼らは生きる場所、あるいは時代が違えど、皆同じ様に誰を従え、誰かに仕えている者達だ。
もうすぐ同じタイミングで命を落とす彼ら。
従者は大切だろうか、主には生きていてもらいたいだろうか。
そんな感情を抱いていたら、ちょっとした遊びが出来るのではないかと。
そう囁き合い、彼らがこの空間に近づく瞬間──死を迎える直前に呼び寄せて、ちょっとした退屈凌ぎをしようと。
(#2) 2014/07/08(Tue) 01時半頃
──そんな神とも呼べる存在の退屈凌ぎを目的とした遊びで、其れがいる館へと呼び寄せられる事を──
──鏡に映し出されている誰かの主であるあなたは、
鏡に映し出されていた誰かの従者であるあなたは。──
まだ、知らない。
(#3) 2014/07/08(Tue) 01時半頃
アヤワスカの周りに光を放ちながら浮く鏡。
それは東に位置する大陸、セレソ・ヴァストーク
西に位置する大陸、デュシスノック
南に位置する大陸ユークリーフ
北に位置するノルドモーネ
といったそれぞれ四つの大陸に生きる貴方達の終焉を描こうと、淡く鈍い光りを放ち、アヤワスカのいる部屋の照明のひとつとして機能していた。
(#4) 2014/07/08(Tue) 01時半頃
─ 終世に降る雨/ツイノセニフルアメ ─
(#5) 2014/07/08(Tue) 01時半頃
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― ??? ―
[ ――― 雨が、降っていた。 ]
(4) 2014/07/08(Tue) 02時頃
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[それは幾度となく見た光景で、
だから私は、その結末を知っている。
昏い、昏い、森の中を
走って、走って、走って、]
(5) 2014/07/08(Tue) 02時頃
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[昔から、いつもいつも、同じ場面を繰り返している。
あちこちが燻る服、火傷の傷、針で刺すような雨の痛み、
――それでも右手に感じるのは、微かなる温もり。]
(6) 2014/07/08(Tue) 02時頃
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[いつ、どこで、何故。 ……わからない。
わからない。けれど、逃げていることだけはわかる。 ……一体、何から?
……互いに手を取り逃げ惑う対の背に降るのは、
燃え盛る火の粉か、氷の如き雨か、或いは死神の鎌か。]
(7) 2014/07/08(Tue) 02時頃
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[泥濘を駆ける中、 ふとした瞬間に足を滑らせ、身体がふわり宙を浮く―――]*
(8) 2014/07/08(Tue) 02時頃
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―現在―
――………っ。
[――いつだって、夢はそこで途切れてしまう。
物心付いた時から、もう何度も”視た”光景。 未だあの先を知ることはできずにいるけれど、 きっとそれは、知る必要のないものなのだとも思う。
その時が来るまで知らされぬなら、それでいい。
……世の中にはきっと、 知らない方が幸せなことも、あるはずだから。]
(9) 2014/07/08(Tue) 02時頃
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さぁ、気を取り直して、パトリツィア。 今日は大切な和平交渉の日。
……ただのお飾りでいるつもりはなくってよ。
[ふう、と大きな深呼吸を一つ。
気合を入れて勢いよくベッドから飛び起き、 侍女に窘められるまでがワンセット。]**
(10) 2014/07/08(Tue) 02時頃
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/*なんだこのロルかっけえ!(村建てサムズアップ
(-1) 2014/07/08(Tue) 02時頃
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/* さてさて、改めまして村建てです。
それぞれ同村チェッカーしてみようかと思ったけど眠くてポーイです。 色々とご迷惑をおかけしたり、おかけするかと思いますがよろしくお願いいたします。
まずはましゅーさん、ミヅノさん、ゆえるんさんには多大なる叱咤や気遣い、支えを頂いたと思っております。 とりわけみーたんとゆえるんさんはサポートしてくれたり叱咤してくれたりほんと有難かったです。
あと、村建てこれなのに遊んでやるーと言ってくれた皆様に届け愛!
お久しぶりな方も、お世話になっていますの方も楽しんでくれたら幸い。
(-2) 2014/07/08(Tue) 02時半頃
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/* は、何かあったらアヤワスカに秘話くれくれをするの忘れてたΣ
後でねむい。
そうそう、村建て地上参加はヴェスパタインなのですが嫁をラ神に決めてもらおうとしたので今やる。 なんか練っていたらセレストっぽくて仕方がないのだけども。
1.アイリス 2.セレスト、3.リンダ 4.マドカ(振りなおすよ、ギャグだよ
ヴェス兄の嫁だーれ3
(-3) 2014/07/08(Tue) 02時半頃
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/* まじか、リンダマジかそんな……。
ちなみに1アイリス→魔法学園組に笑ってもらえる選択肢 2セレスト→妹ヨーランダのスズさんに笑ってもらえる選択肢 3リンダ→主であるゆえるんさんの村で使ったキャラで笑ってもらえる選択肢となっております。
…ヴェス兄の時にまた振りなおすか(素直にセレストにすりゃ良かったじゃないか。ね←
(-4) 2014/07/08(Tue) 02時半頃
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/* もう一度3 最終決定権はヴェス兄に委ねる←
しかしパティのロルにもう村建てはサムズアップの喜びが止まらず、時間が3時近くて((((;゚Д゚))))ってなってる。
まだ作業あるんだ、うん。おちつけ
(-5) 2014/07/08(Tue) 02時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/07/08(Tue) 02時半頃
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/* リンダでいいか、うん。ちょっと妄想修正しようか、うん。
いや、ヴェス兄にも聞かせて貰おう。
リンダww
(-6) 2014/07/08(Tue) 02時半頃
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/* あかん、天声既に脱字ってる>>#2
(-7) 2014/07/08(Tue) 02時半頃
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[――その日は重たい曇天で、朝から暗い雲が泣き出しそうな顔で空に低く蹲っていた。
この南の大陸・ユークリーフでは、気候は一年中安定しているが、所謂慈雨の時期というものがある。 逆にその時期を除くと、基本的に穏やかな晴天が続くことが多いのだが… 雨季はまだ数カ月先のことである。 窓越しに空を見上げた男は、何もこんな時に…と思うのであった。
明日はお嬢にとっては人生で一番大切な日。 どうにも幸先が悪いようで、良い心持がしない。
窓を押し開け、空気の匂いを嗅ぐ。 先の割れた赤い舌をちろりと揺らしてみれば、やはり随分と湿度が高いようだ。 そうでなくとも湿度の変化に敏感な肌が、雨の直前をはっきりと伝えてくるものだから、男は眉間に皺を寄せるのだった。]
(11) 2014/07/08(Tue) 11時半頃
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[身支度を終えると自室として与えられている部屋から廊下へと出る。 どことなく慌ただしい雰囲気を感じつつ、芳ばしい香りの漂う廊下を、厨房へと辿る。]
おはようございます、ハンナさん。 せいが出ますね。
[柔和な笑みと共に声をかけると、ふくよかな女性がこちらをちらりと振り向いた。 ――そりゃぁそうさ、今日は大忙しだよ。 そう返してくる彼女に、笑みと頷きを返す。 あまりお邪魔をしているのも悪いだろう。 男は戸棚を開いて中を確認し、満足げに再度戸を閉める。 と、紙包みが1つ、押し付けるようにして渡された。 ――あんたも今日は忙しいだろう。簡単に食べられるように、纏めといたよ。 そう言ったハンナはもうこちらを見ていなかったが、男は軽く頭を下げて、礼を言った。]
(12) 2014/07/08(Tue) 11時半頃
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[包みを手に、自室へと戻る廊下の途中、自分より頭一つ低い姿と行き会う。 男は彼と目が合う前に、立ち止まった。]
…おはようございます、父上。
[既に打ち合わせは始まっていたのだろう、青年を従えて何事か話しながらやってきた彼は、一瞬だけ立ち止まった。 ――あぁ、おはようセシル。調子はどうだ? いつもよりほんの少し速い口調は、やはり忙しいのだろう。 男は手身近に答える。]
順調ですよ。 本日は、明日の流れのおさらいと、その他細々と仕上げですね。
[さらさらと、今日の予定を答える男に、彼は微妙な表情を見せた。 おそらく聞きたかったのはそんなことではないのだろう。 知っている。 けれど、それ以上問いを重ねることも無く、そうか、の一言と共に彼は立ち去った。]
(13) 2014/07/08(Tue) 11時半頃
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[自室へと帰ると、デスクにノートを広げ、先ほどせしめた紙包みを広げる。 行儀が悪いのは重々承知だが、もともとお上品な自分ではない。 パンに冷たいトマトとレタス、ハム、チーズの挟まった簡易な朝食は、こんな日には最適だった。 ぱらぱらとめくりながら目を通すノートは、もう何冊目だろうか。 …それも、今日で終わる。]
…長いようで…短かったなー…
[ぽつり、と呟いて、背もたれに体重を乗せ。 ふ、と目をつぶる。 …12年。12年だ。 当たり前に続いた12年は、いつか必ず終わることを約束された日々だった。]
(14) 2014/07/08(Tue) 11時半頃
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[やがて定刻になると、男はノートを閉じて立ち上がる。
さて、今日のお嬢の機嫌はどんなものだろうか。 彼女のことだ、どうせ最高に悪いに決まっている。 とはいえ、あまりご機嫌を取ってやる時間もないだろう。 本来なら昨日中に仕上げておくはずだった刺繍もまだ終わっていないし、あの娘はまだ淑女の心得も暗記できていないのだ。
やることは、たくさんある。
思わず口元に浮かぶ笑みと同時、胸には冷たい寂しさが静かに静かに沈殿してゆくのだった。**]
(15) 2014/07/08(Tue) 11時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/08(Tue) 11時半頃
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/* こんにちは、だいちです。 お嬢、皆さまよろしくおねがいします。
キャラがいまいちまだ定まってません。 設定に後からついてくると思ってる。
一応時代背景としては、18世紀後半〜19世紀のイギリス、ということにはなっていますが、オリジナル(という名の適当)設定もちょいちょい混ぜてます。 イギリスの身分制度ややこしくって… そもそも本来であれば、こんな怪しげな身分の奴が領主の一人娘の家庭教師とかありえないので、そこはまぁお許しくださいませ(
(-8) 2014/07/08(Tue) 11時半頃
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/* セシルって、今まで結構敬遠してたチップなんだよね。 この手のキャラって動かしにくくって(ぁ ちょっと今回のキャラは新ジャンルって部分もあるので、今からドキドキしてます。
28歳っておっさんですか?(
(-9) 2014/07/08(Tue) 12時頃
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/* ほむり。
今hisetuアカウントなアヤワスカさんなのてすが、主と妹を考えるとアカウントチェンジしたほうがいいよなぁと。
もしくはもういっこアカウント取る…やめよう。
(-10) 2014/07/08(Tue) 16時半頃
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隠れん坊 アヤワスカがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(隠れん坊 アヤワスカは村を出ました)
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[淡く光を放つ鏡を、其れは時折クスくすと笑いながら眺めて*いる*]
(16) 2014/07/08(Tue) 17時頃
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/* 入り直して改めて、人でフィルターかけているというのを理解した。 独り言見えなくなったぜ!
(-11) 2014/07/08(Tue) 17時頃
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/* あみだくじメモだよ
ジェフ=5 ヤニク=2 パティ=4 スージー=1 トレイル=3
(-12) 2014/07/08(Tue) 17時頃
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/* よし、暫くこっちIDで村建て権握るっと。
2ID使う人間には便利だなぁ。
(-13) 2014/07/08(Tue) 17時頃
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/* ところでヴェス兄が入村したがってる(
(-14) 2014/07/08(Tue) 17時頃
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……雨が降るのか
[雲の流れと風の匂いが降雨が近い事を告げる。 デュシスノックで水は貴重品だ。また確保に『下々』が走り回る羽目になるのだろう。
溜息と共に窓に手を伸ばす。嫌でも目に入る左手の隷属の証。 いつからだろう。深い憎しみが湧くのに、何でもないような顔が出来るようになったのは。
今でも忘れた事はない。 目の前で、両親が――]
――何事もなければいいがな
[あの日もこんな天気だった事を思い出し、そっと呟いた**]
(17) 2014/07/08(Tue) 20時頃
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/* 年齢決めてなかったどうしよ 23
(-16) 2014/07/08(Tue) 20時頃
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/* ご主人の年齢見てから決めても良かった気がするなあ。
主従村楽しみすぎてもう数か月ずっとソワソワしてましたソワソワ ウワーRP村久しぶりだソワソワ
(-17) 2014/07/08(Tue) 20時頃
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/* ミッシェルもふもふ(●´ω`●)
(-18) 2014/07/08(Tue) 20時半頃
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― 回想・彼女が起動した日 ―
[機械に所狭しと埋め尽くされ火薬と油の匂いで満ちた華やかさとは程遠い部屋。その中心には一つの少女。
そこが彼女の生まれた部屋。
綺麗な金髪―…ではなく麗しい金色の繊維。 すべすべとした肌―…ではなく肌触りのいい樹脂。 滑らかな関節―…ではなく可動性のよい金属。 澄み切った瞳―…ではなく透明な硝子。
全部、人に作られたもの。
今から、最後の工程が始まる。
それは禍々しくも美しい心―…ではなく理路整然と組み立てられたOS。
そして、彼女は起動する。]
(18) 2014/07/08(Tue) 21時頃
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― 回想・私が生まれた日 ―
[その時、私の瞳に世界が飛び込んで来ました。 瞳だけではありません。耳も鼻も肌も、全てで世界を感じました。]
Hello world.
[だから、私は挨拶をします。 一回目の微笑みを世界に向けて。]
(19) 2014/07/08(Tue) 21時頃
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― 休戦協定交渉地・カルバリの丘 ―
[険しい山脈を国境に持つ二国の謂れ因縁は深い。 同じ系譜から枝分かれした民は、奇跡の力を有するか否かで選別された。 持つ者と持たざる者、違いは摩擦を生み、摩擦は火花を散らす。 最初の火花が散ったのは、最早歴史学者さえ知れぬ古のこと。
二国の間に休戦協定の席を設けられたのは、 一重に今を生きる若き希望の尽力あってのことだ。 その功労者の一人、神聖エーデルシュタイン家の息女が休む部屋へと向かうのは、長身の老年。
磨かれた革靴に、一分の隙もない正礼装。 一見侍従長然とした長躯の両脇には、 滑らかな黒革に支えられた長剣が二振り。]
(20) 2014/07/08(Tue) 21時頃
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[二国を隔てる山脈の間、カルバリの丘には、 古めかしい国境館が建てられている。 嘗ては関としても機能していたようだが、 この休戦協定の為に急遽整えられたのが先月の話。
部屋の前まで辿り着いた長身は、 白の手袋に包まれた指先を掌中に巻き込んで、 主人に宛がわれた一室の扉を数度叩いた。
扉の内側から、侍女らにあれもこれもと召し返られている賑やかさを無粋に壊してしまわぬ程度の音量で。 ふっと綻んでしまった唇から、零れる吐息を隠蔽する程度の強さで。*]
(21) 2014/07/08(Tue) 21時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/07/08(Tue) 21時頃
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/* こんばんは、初めましての方もそうでない方も、 パトリツィア様の忠実なる僕、ハワードことももてんと申します。
まずはヒセツさんは村建てお疲れ様でした。 導入が雰囲気あって、ヴォリュームに既にドキがムネムネしております。 アヤワスカ嬢のキャラが素敵ですな。 味方ではないって一目で分かるのに、助けてくれそうな矛盾を抱いてしまいます。
何はともあれ、よく励み、我が姫君を多幸へ導く為、 青く熱くも、尽力いたしますぞ。
(-19) 2014/07/08(Tue) 21時半頃
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|
─ 北の大陸/首都外れの教会 ─
[ ─ 雪だるま、とけちゃったね ─ 残念そうに響く少年の声に、男はハッと顔を上げた。 教会の隅に掻き分けられた雪は、季節的に高さを減らし、今では靴裏に薄く踏める程度。
夜と冬が長い北の大陸、ノルドモーネ。 唇からこぼれる吐息はまだ白く霞むが、真冬の刺す様な寒さはない。 薄曇りの空からは、白い羽雪ではなく雨が降る季節。──そう、外気に息が白く霞むが、この国の短い春が来ていた。
無人の廃墟と化していた教会から視線を外した男は、道端でびしょりと春の外気で溶けた雪だるまを見下ろす子供達を眺めた。 頭ひとつ高い少年は、しょんぼりと溶けた雪だるまを見下ろす少年の頭を撫で、その少年の隣には彼を元気づけるように手を握る小さな女の子がいた]
──こんな偶然もあるのか──
[内心で呟いて、男は鉄面皮の唇に静かな微笑を一瞬浮かべた。
脳裏に浮かぶのは、己が子供だった頃のこと]
(22) 2014/07/08(Tue) 22時頃
|
|
―カルバリの丘・国境館 控え室―
[室内には小さな電子音が絶え間なく響き、時折男の低い声がそれに混じる。 ゴーグルとインカムを付け、蘇芳の軍服に身を包んだ男は控え室のやや前時代的な―あくまで男の認識である―机に向かい、職場から持ち込んだ機器で研究所と連絡を取りながら作業をしていた。
外から見れば空中で手を動かしているようにしか見えないが、ゴーグルごしの男の目には手元に文字の配列された盤、 正面には研究所から送られる映像、 そして左右には男の操作する機材で出力している文面などの画面が一つずつ映っている。 男の指は盤の上の文字の上を滑らかに動いていた。
滅多に袖を通さない軍服を着ているのは、これから行われる会議に出席しなければならないからだ。
国防省軍事開発局アンドロイド開発部副部長 ジェフ・フォルクバルツ特務大佐。 それが男の肩書きである。]
(23) 2014/07/08(Tue) 22時頃
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/* か、改行を忘れてまして、ね。(震え) 昼間に鳩で打ってたから…。 あまりに酷かったので消しました。
蒼生です。宜しくお願い致します。
(-20) 2014/07/08(Tue) 22時頃
|
|
[大きな雪だるまを作ることもあった。 小さな雪うさぎや、トナカイに挑戦したこともあった。 出来た時には妹を呼び、そうして将来は主となる彼も呼んだ。 喜ぶ顔を見るのが好きだった。 妹の、そしていつか主になる、弟の様に思っていた彼の。
だから手袋も履かずについ雪像作りに夢中になっては、指先にあかぎれなんかを作ってしまっていた。 そのことは上手く隠し通せたけれど。
視線の先の子供達は、ずっとあのように一緒にいられるだろうか。
ふとそんな感情が湧いて、男は視線を教会へと戻した]
(24) 2014/07/08(Tue) 22時頃
|
|
/*
は、このジェフとの発言かぶり、物凄い既視感Σ
(-21) 2014/07/08(Tue) 22時頃
|
|
……ずっと一緒にいられるのは、子供のうちだけだったな。
[無表情のまま、白く霞む吐息と混ざり落ちた声はひどく苦味を帯びたものだった。 呟きながら、男は腰に下げた得物に触れる。持ち手には、蒼と橙色の糸で編まれた紐が括られていた。
騎士として軍服を纏う歳になった頃に、2人からお護りとして贈られた髪を結わえる飾り紐。 けれどそれで髪を結わえることを、男は久しくしていなかった。 自分なりの、彼らへの決別の意思として]
[そうして男はひとつ吐息をこぼし、目的地である廃墟と化した教会へと足を踏み入れる。 子供達の声に後ろ髪を引かれる思いは、見ないことにして]
(25) 2014/07/08(Tue) 22時頃
|
|
/* 身長決めよう。 7(0..100)x1
(-22) 2014/07/08(Tue) 22時頃
|
|
/* 2
(-23) 2014/07/08(Tue) 22時頃
|
|
/* 172とかちっさすぎる。
もうちょう盛ろう。172+2
(-24) 2014/07/08(Tue) 22時頃
|
|
[男は近年の戦争に投入されるようになった軍事用アンドロイドの殆どを開発し、戦場へ送り出してきた。 それが数百年に渡っている二国間の戦争の調停に大きく貢献したとして、今回の会議に出席する事となった。]
――正直、全く有難くないがな。
[自国の他の参加者は別室にいる。 だから室内にいるのは自分と‘彼女’だけ。 その気安さ故に己の心情を口に出しながら、眉間に皺を寄せて上品で良質な布張りの椅子の背凭れに凭れる。男の体重を受け止めて椅子が僅かに軋んだ。
一見すると叩き上げの軍人に見えるだろうが、本質は研究者。 幸いにも長身に恵まれ、射撃や体術は一通り学んではいるが、それでも一般人に毛が生えた程度。 日々鍛えている軍人にはとても敵わない。]
(26) 2014/07/08(Tue) 22時頃
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/* くそう、ラ神に訊くぼくがばかだった!
(-25) 2014/07/08(Tue) 22時頃
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/* これはジェフ譲ってよかったね!
(-26) 2014/07/08(Tue) 22時頃
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/* うん、やはりジェフ蒼生さん。
狙ったわけじゃないけど三度目の入村発言かぶり失礼、とても失礼……(土下座で床こすりつけつけ。
一度目→まどか&クラリッサ 二度目→カーク&らいにゃー 三度目→ヴェス兄&ジェフ←New!
中の人外してたら笑ってください。
(-27) 2014/07/08(Tue) 22時頃
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[けれどこれで戦争が終わるならば、と男は己に言い聞かせる。 ――休戦協定が結ばれれば、クラリッサを戦争に本格的に登用しなくて済むのだから。
男はちらりと彼女に視線をやった。 遠目に見れば人間の女性にしか見えない彼女は、男の作り上げた最高傑作。 軍の指令系統に置いて中核の位置を担う事の可能な情報処理能力、及び自己を破損されない為の戦闘能力。
その場の状況に応じて必要な行動を‘自分で’決め、実行する力を持った、初の自律思考型アンドロイドだ。]
(27) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* さて、ヴェス兄で嫁訊くコーナーだよーー
3 2 1 3
(-28) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* はい、確定リンダ!
なんというリンダ率(震えた。
(-29) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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――クラリス。
[愛称を呼びながら、文字盤にするようにカップの載った皿を指先でとん、と一度叩く。 指の腹なので音は殆ど鳴らないが。
‘生まれて’以来、傍に置いている彼女なら、男が飲み物のおかわりを所望している事が分かるだろうか。 既に準備しているかもしれないが。]
(28) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/*初エンカがお替わりの所望という。
だって、絡みたかったんだもの。 お逢いするの楽しみにしていたんですもの!
(-30) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/08(Tue) 22時半頃
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[――今にも泣きだしそうな空。 今日のユークリーフはそんな天気だった。 決まった時間に目を覚まし、決まった時間に食事をとり。 何時もとなんら変わらないような始まり方だけれども、そこからが違った。 慌ただしそうに動くメイドにどこか落ち着かない空気。
それも当然だ。なんてったって、明日はシャトノワ家にとって一番大事になるであろう日。 そしてスージー・ノーチェ・シャトノワにとっても、間違いなく重要な日。……なのだが。 彼女の機嫌は人生の中で一番悪かった。前例のない程に。
柱時計が静かに時を刻む。 少し前にメイドが置いていった紅茶は既に熱を失っていた。 一口も口をつけた様子は無い。 この後とある男がこの部屋を訪れるのを知っていてか、流石にカップを床に叩きつけるなんて事はしなかったが。 できる事ならば実行したい気分だとカップを睨み付けた。]
(29) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* さて、色々と考えてみるとオレットさんとびたさんの位置が不明です。
クラリッサとスージーにいるのは判る。多分。
ええと。
パティ=ましゅさん&ハワード=ももてんさん ヤニク=みーたん&ミッシェル=シノさん ジェフ=蒼生さん&クラリッサ=びたさん スージー=オレットさん&セシル=だいちさん
じゃないかと今のところ思っている。
あ、ちなみにうちは
トレイル=ゆえるんさん&ヨーランダ=スズさん&ヴェス=ヒセツというトリオになっております。
ゆえるんさんとスズさんの所に紛れて、主ゆえるんさんでスズさん従者と見て、ですよねと言うのは私以外にもいると思うの。
(-31) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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― 現在・カルバリの丘・国境館 控え室 ―
[特にやることのない私は手持ち無沙汰です。 そこで私は小さな電子音をBGMに窓の外を眺めていました。 初めてくる場所なのでそれだけでなんだかわくわくします。]
……。
[マスターが愚痴をこぼしています。 ふむ、私のマスターはあまり気がのらないようです。 功績が認められたのですから喜べばいいと思うのですが…。 マスターはなかなか難しいです。
椅子の軋む音も聞こえたので私にやることが出来ました。 さぁ、急いで準備をしましょう。]
おまたせしました。
[予想通り、私の名前が呼ばれました。心のなかでガッツポーズです。 すぐに紅茶の入ったポットを手に近寄って、空になったカップに注ぎます。]
(30) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* しゅっとしたRPをしたいです。 お三方としたチャットとは違う感じで!(当たり前) あれは殆ど中身でしてよ。 中身が入村早々にやらかしてしまったのでアレなんですけどね!(`・ω・)
誕生の瞬間はお返ししたい。 きっと嬉しさ半分、哀しさ半分。
(-32) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* そんなこんなで改めて。
表参加者の村建てヒセツでございます。 皆様改めまして、よろしくお願いいたします(礼。
既に眼福すぎて、やばい!
(-34) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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― 鏡の中 ―
[――――見られている?
肌を掠めた視線に振り返るが、そこには降り積もる雪のみ。 靄を掴むように釈然としない何かが、胸を過ったのは一瞬。
音を立てず、右耳を飾り彩る雫が揺れた。]
(31) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* お嬢キター!!!
(-33) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* というわけでとってものーぷらんで入村します! よろしくお願いします!! さてここから兄様の設定に乗っかるか、主を待つか。
(-35) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* クラリッサー!(喜)
(-36) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* ちなみに身長をラ神に聞いてみよう。 153cm
(-37) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* ちっこい!でもありえそうな身長…… も、もうちょっと成長してるといいなぁ。+13cmくらい。
(-38) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* 166cmじゃでかいだろうか…? 主と兄が揃ったのを見て本決定だそう。(優柔不断)
(-39) 2014/07/08(Tue) 22時半頃
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/* この時点でヒセツさんには透けてると予想 メタ的な意味で
(-40) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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[老年の身が剣を捧げる相手は、神子と謳われし夢見の姫。 国内でも先読みの力を持つ者は稀有であり、 実力と家名に因って、磐石の地位を確固とする女性である。
無論、彼女の強い力を快く思わぬ輩も少なくない。 ましてや、隣国との和平推進派であれば尚の事。
一従者でしかない自身に、帯剣が許された理由もそこにある。
当然、武装について難色を示さぬ者が居ないでも無かったが、 安穏とした老人は、何本名刀を持たせようと、 手習いにもなりませぬよ。と微笑んで躱して見せた。
唯の抑止力だと嘯く男は腹に大きな狸を飼い慣らしている。]
(32) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/07/08(Tue) 23時頃
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[老いた身体は腰も曲がっておらず、背筋を伸ばす。 矍鑠とした老人は、年より幾らか若く見える生気を放っていた。
半世紀程前に密命を帯び、夜を駆け、 緋色の華を集めて居た頃よりと比べれば、 力は衰えたものの、太刀筋の鈍りとは縁遠い。
―――温厚が服着て歩く見てくれの過去を知るのは、 嘗て、鋼色の刃を向けた主人くらいであろうが。*]
(33) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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─ 館2F/鏡の間 ─
「『きづいた?』」
[それは眺めている鏡のひとつ。 年若い女性がこちらの視線に気づいた様な反応をし>>31、静かに其れは肩を揺らした]
『クスクス、人間っておもしろーい』 「ほんとだね。嗚呼、早く時間つぶしのゲームが始まらないかなぁ」
[愉しそうにけたけた笑う声は、当然ヨーランダには届く事もない。*]
(-41) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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/* 時間があるうちにこういう遊びもしたいのだけどねえ。
と言いつつ、まぁメタもあっての遊びでしたん。
ねむい、ねむねむ。
(-42) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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/* みんな、戦える設定つけてくるネェ… ただの家庭教師ですが笑
(-43) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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[>>30呼ぶと彼女はすぐにティーポットを手に近寄って来た。 カップに紅茶が満たされるのをゴーグルごしに認め、彼女に礼を言った。 どちらかと言えば強面の顔に浮かんだ表情は僅かに和らいだ程度。]
――あぁ、ありがとう。
[予想よりも早かったのは、時間を持て余しているからだろう。 この会議にまだ相手国も情報を殆ど手に入れられていない筈の軍事機密の塊である彼女が出席するメリットはない。 流石に彼女イコール、それとは思われないかもしれないが。 作業の補助という名目によって同行させたのは、己のエゴだと男は認識していた。
魔法と科学。 拠り所としている物がかけ離れていると、相手国よりもむしろ味方に奪われる方が恐ろしい。 ――流石に自分の率いるチームの中にはそうした者がいないと考えたいが。]
(34) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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/* わーいアヤワスカから反応げっと!
ヒセツさん忙しいのにありがとー゚*。ヾ(*´ω`*)ノ。*゚
(-44) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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―― 北の大陸/王宮/中庭に面した回廊 ――
[凍えるような寒さも今は遠い。 中庭に面した回廊は外気と近く吐息が白く煙るけれど ノルドモーネに暮らす者にとっては春のぬるみと感じられる。]
――……、
[一定の速度で鳴る足音は二つであったはずなのに、気付けば一つとなっていた。 ヨーランダが振り向く頃より少し遅れて榛色の髪の青年は立ち止まる。 黒の上下を纏う青年が黒のマントを翻せば 裏地の真紅が色の少ない世界に一瞬、彩を添える。]
ラン、如何かした?
[彼女へと歩み寄りその愛称を紡いで、主たる青年は緩く首を傾げる。]
(35) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/07/08(Tue) 23時頃
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/*
く、やはり主のロル美味しい。
(-45) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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[マスターの表情がほんの少し和らぎました。 成功、嬉しいです。]
どういたしまして。 また、いつでもおっしゃってくださいね。
[それだけ言って、ポットを元の場所に戻しておきます。 …また手持ち無沙汰になってしまいました。
それにしても、私は今回どうして同行することになったのでしょうか。 もちろん説明は受けましたが、こうして何もしていないと不安になります。 いえ、マスターのおそばにいれるのは嬉しいのですけど、少々私の任務からは離れている気がします。 私はお手伝い出来ているのでしょうか。
今度はそんなことを考えながらマスターの側で控えています。]
(36) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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/* ほうほう。 白面子は後お一人? チームyakataも揃って喋ってるの見たいですねぇ。
(-46) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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……はぁ……
[時計はただ静かに針を進める。12年そうやって時を刻んできたように。 覚える気のない淑女の心得も、何度やっても上手くならない刺繍も領地を少しでも良くするためにと教え込まれた学問も。 全ては明日を迎えるためにやってきた事だったはず。 いざその日を目前にすると……寂しさ以外の別の感情が湧き上ってくる。
思い出すのは穏やかに笑うお母様の顔、申し訳なさそうに眉を下げるお父様の顔。 そして、顔も見たくない子爵家の息子の顔。]
(……どうして、あんな男と…っ!!)
[本当は、子爵家の息子となんかじゃなくて……。再びため息を一つ。 時間が来るまで、それの繰り返し。*]
(37) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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[気が立っているのだろうか。それとも。 聞こえてきた足音に、ハッとして顔を前に戻し。>>35]
……なんでもないよ、レイ。
[紡がれる耳に馴染んだ愛称に、緩く首を傾げる仕草に。 ほんの少し、表情を和らげてなんでもないと返す。
言葉を紡ぐ度、吐息が白く煙り、融けて消える。 まだ地面は雪に覆われているが、降る頻度が日に日に下がってきているノルドモーネにも春が近い。]
――…雪だるま。作ってもらったよね。
[誰に、とは言わず。ぽつり、と呟いた。]
(38) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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/* スージーちゃんは恋をしておられるのですなぁ。 夜は短し、恋せよ乙女。応援しておりますぞ。
(-47) 2014/07/08(Tue) 23時頃
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―カルバリの丘・国境館―
嫌よ!ドレスだなんて!宮廷の舞踏会でもあるまいし! 私に恥でもかかせる気?これから向かうのは休戦協定の場よ。 そんな派手な服着て来る人なんて、誰一人としているものですか…
[側仕えの侍女相手となれば遠慮もない。 部屋の前に立つ者なら聞くこともできるだろう、毎度お馴染みの押し問答の声>>21。
そんな姦しさの中、控えめに、けれど軽やかに響くノックの音を耳にして]
ほら、聞こえたでしょ?ハワードが来てしまったわ。
…時間よ。今日は私、この服を着て行きますからね。 ふふふ、諦めて頂戴、ノーリーン。
(39) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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/* こちらでちらっとご挨拶&ご意見窺いを。 早速エンカ振ってすみません! これからどうぞ宜しくお願い致します。
国名や、独立〜現在に至るまでのあれこれを考えてみたのですが、長くって涙目になっています。 薊の花言葉が「独立」なので、国名に薊の名前を入れようかなと考えているのですが、いかがでしょう。
(-48) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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/* 秘話送ってみ、た。
魔法の国の国名は何だろうなーと思いつつ。 萎えてしまったら本当にすみませんー!!
(-49) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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[本当は予定の時間まで、少し間があるのだけれど。 持つべきものは機転の利く執事である。
侍女の手から逃れるようにしてさっと扉を開けると、 ノックの主を見上げて、悪戯っぽく微笑んだ。]
……流石、ハワード。時間通りね?
[次いで少し背伸びして、囁きを一つ。]
(40) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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早く来てくれてありがと。 もう少しで着せ替え人形にされちゃうところだったわ!
[声音には冗談の色を多分に乗せて。]
(-50) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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――あぁ。
[>>36彼女の言葉には頷いて。 カップが満たされれば、彼女の仕事は終わる。 少し申し訳ないと思いつつも、同行させた事自体には後悔はしていない。
今回の交渉が決裂して、協定に参加した者が襲撃を受け、己が死亡した場合。 或いは協定に視線を向けさせて相手国に国土を攻撃された場合。 クラリッサを研究所にいさせていれば、自分達が再び出会う事は困難となるだろうから。
何やら考えている彼女の様子は気になるが、インカムの向こうから部下の声が聞こえれば、男は意識をそちらに向けた。]
(41) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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/* というロールを回しつつ、 「主従揃ったねやったね!よろしくね!」的なPLの挨拶がしたかっただけ! (どう読んだらそう解釈できるのとか聞かないで←
(-51) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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[幼馴染であるヨーランダ>>38が呼ぶのはトレイルの愛称。 何でもないと彼女は言うけれど些か腑に落ちない様子で瞬いて]
……ん、何かあったら言って欲しい。 たとえ些細な事でも、――いつでも聞くから。 キミの不安を取り除くのも、私の役目だから、ね。
[和らぐ表情は少しばかり安堵の色を滲ませながら 近しい彼女を案じる心は消えきらぬのかそう紡いで微笑む。 誰とは言わぬ彼女の思い出に、一拍の間を置いて青年は頷く。]
そうだね。 冷たいのに、手真っ赤にして、さ。
[同じくその名は言わぬまま、少しだけ困ったように呟いた。]
(42) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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─ 教会の中 ─
[足音を殺し、男は静かに礼拝堂前の扉の前で耳をそば立てた。 左手に腰に差した剣の鞘を握り、右手で柄を握りながら。
中にいるのは国王から金庫番を任された大臣の一人と若い男がもう一人。 大臣の方は子供の頃、父に連れられ共に冬の鹿狩りに出たことのある人だ。 その時、まだ少女だった妻との仲を揶揄された記憶もあるけれど。──それは、蓋をすべきあたたかな記憶だ]
[奥歯を噛み締める。あたたかな記憶に蓋をするために。 己に、嘘をつかせる為に。
そうして男は静かに礼拝堂の扉を開け、足早で聖母像の前にいる男達へと近づき、城内の地図を反乱軍の民兵と思しき男に渡す大臣の顔を覗き見た。 か細い金属の悲鳴を上げさせ、揺らめく炎の刀身の剣を抜きながら。
表情の揺らぎが少ない男だと城内で言われたその双眸に、敵に対する殺意を宿した]
(43) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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[執事の耳元に二言三言紡いで、くすくすと笑う。]
ねぇ、貴方もあのドレスより、 この服の方が相応しいと思うわよね?
[羽織っていた丈の長い白ローブをひらりとはためかせれば、 その下に隠していたものが姿を現す。
……神聖なる"神子"のイメージを覆すような、乗馬服が。]
いいじゃない。 ローブを着ていれば見えないもの。
それに今日は戦争に関わる会合。 これくらいでちょうどいいはずよ。
[文句を言いたげな侍女にぴしりと言い置いて、部屋を後にした。]
(44) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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/* セレソが桜らしいので、 国名にも花の名前を入れてみたいなーと思って、花言葉を漁りました()
やっぱり二十代多いですよねー。 今のところ、ハワードさんの次がジェフか。魔女様は分かりません。
(-52) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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[…は極彩色に染まった筆を止め、徐々に場面を変える不完全で不可思議なキャンパスから顔をあげた。周囲に散らばる鏡を眺め、ケコと喉を鳴らして空気の匂いを嗅ぐ。強まる水と大地の匂いに常ならば歓喜の歌を奏でるところであったが、それとはまた別の異物の気配に目玉をぐるりと回し口を開く。幾分高音ではあるが、柔らかな男性の声が零れ落ちた。]
ふむ。雨かと思いましたが……。
[あらゆる空間の虚空に目を走らせ、元凶を"視"る。主のもの程高性能ではないが、観測者の補佐役たれと潰され埋め込まれた眼はそれを捉え鏡へ映し出す。]
招かれざる客人でございますか、主様。 直ちにそちらに参りましょう。
[…は散らばる筆を置き、アトリエを後にした。]
(@3) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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/* ハワード大好きハワード! 私が昨日放棄していた説明事項を全て補完してくれるこの気遣いよ(
時間があれば説明ロルも落としたのだけど、昨日は眠くてとてもじゃないが()だったとか、ダメな子でごめんなさい…w
兎角ハワードが素敵過ぎて、一方的に悶えてる予感しかしないw その点私はダメだな…未だに萌える女子RPできたことないんだwwwこんな主人で申し訳ないwww
(-53) 2014/07/08(Tue) 23時半頃
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/* 主人系で女子と言えば、頭を過るのが極夜のカリュクスなのだけど。 あれは稀に見る失敗ロルだった…全くPCの考えてることがわからず殆ど動けなかったという苦しみ!
この村もシリアスだし、同じ轍は踏むまいと思っているけれど… そうなるとまた、極端に明るい子になっていけない(´・ω・`)w パティこいつ大丈夫かw
(-54) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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皆さまご機嫌麗しく存じ上げます。 不肖私リリンラと申すしがない画家にてございます。 本当ならばキャラが被りそうな懸念が強いハワード殿の口調を確認してから入村したいと思っておりました。 しかし、夜は短し朝は林。 眠りの檻に囚われる時間が近づいてまいりました故、入村致しました。 どうぞよろしくお願いいたします。
(-55) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[室内から聞こえてくる派手な声にも慣れたもの。>>39 王国の一珠とすら噂される巫女姫は、 設けられた椅子を暖めるだけの人形ではなかった。
もし、彼女が物言わぬ傀儡であったなら、 休戦協定交渉はもう何年も遅れていただろう。
彼女が髪を短く揃える度に卒倒していた侍女も諦めが悪い。 せめて、せめてと縋る声に続いて、近づく気配を察知。
何時もの一悶着を乗り越えた主人へ、 片手を胸に宛がい、頭を垂れて出迎えた。]
(45) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* >暴力は可ですが、某猫と鼠のカートゥーンの如く、潰れたり星になったりさせてください。
リリンラさんcooooooooool
(-56) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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――…本日もご機嫌麗しく、見えたこと僥倖に。 年を取ると躁急さばかり立っていけません。
[銀のように白い髭を双眸ごと弛め、 上体を起こすついでに、彼女の囁きを拾う。>>40 つい、綻んでしまう口元は、 こんな日でも変わらぬ彼女の気性に好感を抱いて。]
(46) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[男が乱入したことで、民兵の青年も大臣の中年の男性も顔面を青白くさせた。 それは己が構えるフランベルジュと、殺意を露にしている双眸のせいだと理解し]
……貴方とこういう形で向き合うのは不本意ですが。
[幼ない頃からの顔なじみである中年の男性には素をわずかに覗かせ、けれど向けた殺意を揺るがすことはなかった]
王への反逆者には、死を。
[心にもない嘘を吐いて、そうして男は己の仕事を全うすべく炎が揺れる様な形を取る刀身の剣を振り下ろした。
肉を削ぎ、抉る形をとる刃。素早く敵を捕らえ、そうして致命傷を与えていく。
大臣が反乱軍の民兵に手渡そうとしていたのは、隠し通路まで仔細に描かれている王宮の地図。 それを阻止したところでこの反乱軍の首謀者を思えば無駄だと頭の隅で理解しながらも、男は願ってしまう。
王の首を取りに来る決行日が、来ることはないようにと──。]
(47) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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それは、それは。惜しいことをしましたな。 エスコートの機会を逃してしまいましたか。
[彼女の冗句に軽快に返す老獪。 紳士的と言うには、聊か過ぎた冗談だが、 彼女とは慣れた言葉遊びが喉を震わせる。]
(-57) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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大丈夫だよ、覚悟はもうとっくにした。 レイは、気にせず前を見て。私が護るから。
[案じられているのはわかるが、従者なのだと。>>42 幼馴染であり主である青年に凛とした声で告げ。 困ったように聞こえる呟きに、僅かに眉尻を下げた。
大きな雪だるま、小さな雪うさぎ。 トナカイの雪像は、角が折れて馬のようになったのも。 手袋もせず、真っ赤になった指先を見つけた時、慌てふためいて塗り薬を探して駆け回ったことも。]
もうすぐ、溶けちゃうね。
[あの時、溶けてしまった雪だるまを見て。 しょんぼりとする少年と少女を慰めてくれた彼は、もういないのだ。]
(48) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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リリンラは、あるじー!とスタコラサッサー
2014/07/09(Wed) 00時頃
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我ながら、無駄なことを願う。
[聖なる場所で2人の命を奪った男が、自嘲めいた笑みでそうこぼした。 揺らめく炎を模した刀身に滴る紅は、わずかに男の胸のうちにくゆる炎を描く様だっただろう]
レイ……。 ラン……。
[まるで聖母の像に懺悔するかの様に、男は今もまだ愛しい2人の名をこぼした。
敵対者となる、愛する者達の名を]
(49) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* トレイルのNGがwww いや同意だわwwwどれも嫌だよねほんとwww
もしこれに何が付け足すとするなら、私は時間軸関連かなー
場所の瞬間移動(特に追い越し)と、時空の歪み(Aが1時間分の行動をしているのに、10分だけしか行動してないBが直後に邂逅するなど)的なものかなぁ。
でもこれ細かく言い始めると喧嘩の元だよね…! 自分では気を付けてるつもりだけど、やってしまうこともあるから煩く言えない(何
(-58) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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|
[白一面の背景に、真紅のマントの裏地が目を焼く。 黒一色を纏う姿は、重厚な雰囲気を持たせ。凛々しくも見えるが。柔らかい榛色には、どこか硬く映ってしまうのを胸の内に仕舞い込み。
小さく息を吸うと。 ゆっくりと頭を垂れ、騎士の一礼をし、顔を上げる。]
殿下。行きましょう。
(50) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[男の懺悔みたいな言葉は尚も続いていた。 まさか2人が、自分との思い出を紡いでいるなんて知らずに]
なぁ、2人とも。 国の情報網は甘くないんだ。それを知っているのに私は──……、
まだ、信じたくないんだよ。
[届かない独り言を、聖母像の前でこぼした。 誰にも言えない苦悩を孕んだ声で*]
(-60) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* いえいえ、ありがとうございました。 こちらこそよろしくおねがいします!
独立の設定…(そわり ワクワクしていますね。( 薊ー、素敵だと思います! 何から何までありがとうございます!!
(-62) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* リリンラかわいいwwwwwww スタコラサッサーwwwwwww
(-59) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[男の懺悔みたいな言葉は尚も続いていた。 まさか2人が、自分との思い出を紡いでいるなんて知らずに]
なぁ、2人とも。 国の情報網は甘くないんだ。それを知っているのに私は──……、
まだ、信じたくないんだよ。
[届かない独り言を、聖母像の前でこぼした。 誰にも言えない苦悩を孕んだ声で*]
(-63) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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ゲロッゲーロハワードドノシャベッタァアアアア!! 成程、背筋の伸びたそのお姿から予想を違えず優麗な執事でございますなハワード殿は。 ならば私が行う事はただ一つ、面舵一杯でございましょう。 進路ネタ路線。面白おかしな側仕えへとプリズムパワーメイクアップ!で御座います
(-61) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* リリンラ想像以上だったw
えりーさんすげぇ、すげぇww
(-64) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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勇ましい姿もお似合いですよ。
ですが、巫女姫ではなく、騎士姫と噂が立つと、 あの可憐で儚いと聞くパトリツィア聖下を何処に隠したと、 言われ無き誹謗の矢が雨のように降るかと。
[胸を押さえるままに、芝居がかった演技で眉尻を下げ。 一人歩きする噂にも耳聡い男が茶化してみせる。 歩む度に波を打つ白の外套は、何処か眩しくさえ映えた。>>44]
―――…戦場において、 貴女は前線に居る方では無いのですがねぇ。
[ぼやくように零す声色も、笑気混じりでは説得力に欠ける。 彼女は後陣で祈祷に膝を折り、 自己満足と憂いに浸る人物ではない。 気丈な彼女の半歩後ろに控え、笑みを絶やさず付き従った。]
(51) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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アヤワスカは、リリンラのスタコラサッサーを察知した。
2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* 主も兄様もすんごい綺麗に描写してるのに…この、自分の、拙さ…! ぐぬぬぬ、描写力がこい。
(-65) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* 既に脈拍と心臓がマッハでございます。
精進、精進、日々精進。 せめて、姫様のお隣に立ち、見劣りせぬ程度には。
(-66) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* 館の住人が大変愛らしいのでございますが、 流石は雲の上に住まう方々。
(-67) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* 取り敢えず、幼馴染組がおいしい設定なのを把握した。
そしてリリンラさん素敵です。 自分は結構シリアスに傾いてしまいそうなので、ね。 絡めそうなら絡みたいものです。
(-68) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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─鏡の間─
[ふと、扉の前に眷属の気配を感じた。 扉のロックはかの者の為に解除され、開ける事はたやすいだろう。]
「でもなぁ」『そうねぇ、リリンラだったらどうしましょう』
[取っ手を目指して跳ねる姿を想像して、ほんの少しの同情心が湧いた。 そうなるのも、長く時を過ごした眷属だからだろう。 だから、其れは扉を自ら開いてリリンラを招き入れる。]
「僕達の邪魔をするんだ、こいつ」 『でも殺しちゃまずいのよねぇ。』
「『後でもいいから、地下の使ってない部屋に閉じ込めてきてよ』」
[ねだる子供の口調でそんな事を頼むつもりだ。]
(52) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* でもあれだ、このカエルさんイケメンの匂いもするんだ。
きゅっきゅさんのサミュエルは明日かな(そわそわ
(-69) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[マスターはお仕事を再開されたようです。 じゃまをするわけにはいきませんから、考え事は窓際でしましょう。私はマスターの側を離れて、窓際へ。
さて、見慣れない鳥に心躍らせ、データベースを参照しながら考えるのはさっきの続き。
今、私は何をすれば私の役割を遂行できるのだろう。
もともとは作業の補佐ということだったけれど、今は必要なさそうです。うーん、と思考を張り巡らせます。
ぽん、と頭に浮かんだ答えはこれです。 不慮の状況に備えを万全にしておきましょう。 和平会議といえども、油断は出来ません、どのような状況でもマスターをお守りしなければ。
ロングスカートを捲って太もものホルダーからマグナムを2丁引き抜きます。銃を隠すならやはりここですね。
この部屋に突然誰かが来るということはないと思いますので堂々とテーブルに広げると、念のためにもう一度整備を初めます。こういう事こそ私らしいのでしょう。]
(53) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[護るというヨーランダに頷きながら トレイルは彼女の右耳を彩る雫の方へと手を伸ばす。 触れそうな距離にある指先は子供の頃とは違う骨ばったもの。]
――…分かっているよ。 けれど私は、キミの事も護りたいから。
[ラン、と、囁くような声で名を紡ぎ目を伏せる。 ふと過るのは幼い日々の一幕。 歳近いヨーランダと年上の兄のように慕うヴェスパタインと 大きな雪だるまを作り終えた彼の手指の赤味に 慌てふためいた彼の妹である彼女。 塗り薬を探しにいった彼女を見送り、 残されたトレイルはヴェスパタインへと歩み寄り両の手を差し出した。 自分の体温で少しは冷たさも和らぎはしないか、と 子供ながらに考えて重ねた手は小さなものだったけれど。]
(54) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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…………さみしいね。
[雪が解けることに対してか。 傍に居るはずの、幼馴染である彼が居ないことに対してか。 それは言わずとも知れよう。 懐かしむような響きと共に、切なき音がトレイルの声に滲んだ。]
(55) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* な、流れをざらっと流しただけなのですが。>独立 近い時代(ジェフと父周り)は少し描写してますが。
会議に国名があった方が便利かなと思いまして() 色々と考えた結果、セレソも桜らしいので花にしようかと。 いえいえ、良かったですー。 それではロル内で出そうと思います。 設定を連投していいかな、とそわそわ。
あちらも動き始めてるので、現在軸は会議に向かう流れにしようかと思っております。と。
(-70) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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/* そして、>>53クラリッサ格好いい…!!
ロングスカートの下の太腿に武器装備、いいですよね!(拳ぐっ)
(-71) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[リリンラは其れの頼みになんと答えただろうか。 そうして眷属の答えを待ちながら、ふと思いついた様に呟く。
きっとこれもまた、暇つぶしになるのではないかと。]
「そうだリリンラ、この鏡に映る人達を覗きに行ってみたりしたくない?」 『あら、それは愉しそう。でも、直接会うのは禁止よ』
[もう一人にも同じ事を告げるつもりだ。 彼らの反応はどういうものだろう。
彼らが鏡の中で終焉を紡ごうとしているひとびとを覗きに行きたいと言うのなら、サイモンの処理は後にして、好きに飛び回る力を分けるだろう。
ふわりと世界を飛び回る羽を持つ、黒の虫の眷属を貸し与えるつもりだ。**]
(56) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[乗馬服も似合うと褒められれば、>>51 ほらごらんなさいと侍女を振り返り、勝ち誇った笑みを浮かべる。 しかしその口元の弧も、続く言葉を耳にすれば真逆へと変わり、]
…誰が、何ですって? 嗚呼、可憐だの儚いだの、本当にくだらない。 私は一度たりともそんな風に思われたいと望んだことなんてないのに。
みんなみんな、自分勝手だわ。 お父様も、宮廷のお偉方も、国民も。 自分の抱く幻想を私に押し付けてるだけでしょう?
だいたい、私にあやかって名を付けるのだって、 行き遅れの女の子を増やすだけだわ、可哀想に…
[ぶつぶつと雪崩のように文句を述べ立てるも、 廊下で人の姿を見かければふつりと口を噤む。
…反発はすれども、対外的なイメージを崩さぬことが利とも心得ているから。]
(57) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[誰から聞いた話だったか。
紋様の彫られた左手薬指には夫婦の誓いの証を通すらしい。 意味を知った時は思ったものだ。随分と嫌味な場所に刻んでくれたと。
夫婦、家族、恋人、友人、他の従者との繋がり。 自分には何もない。使い捨てのカトラスを突き刺しその首に牙を立てる瞬間だけが他人と関わりを持てる瞬間。 一番食いちぎりたい首は、いつもすぐ傍にあるのに]
考えるだけ、無駄なのだがな
[雨が近く思考が滅入っているのか。 願ったところで叶わないと何度も思い知らされている。
窓に映る曇天に寄りかかる。 せめて、今日は呼び出されませんように]
(58) 2014/07/09(Wed) 00時頃
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[男がその扉の前にたどり着くのと、柱時計がくぐもった時を告げるのが、同時であった。 柱時計が鳴きやむのを待ってから、こつんとドアをノックする。]
…お嬢。入るぞ。
[辺りに誰もいないのを幸いに、低く呟くと同時、ノブを回してドアをぐっと押し開けた。 一歩入ったところで立ち止まり、ちらりと床を眺めやる。 …思っていたよりも、機嫌は悪くないらしい。 しかしふとあげた視線にお嬢の姿を捕えると、思わずふ、と笑いが漏れた。]
…忍耐だけは、そこそこ身に着けたみたいだな。
[いつになく上がっている体温は、お嬢の激昂を示しているのだろう。 この娘に限って、明日への期待や興奮などということはあるまい。]
さ。始めるぞ。
[後ろ手に扉を閉めると、お嬢の座る椅子へと歩み寄るのだった。]
(59) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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[>>53離れてしまえば、彼女が武器の整備をしている姿は目に映らない。
クラリッサには様々な戦闘パターンのデータが入っていて、それらを再現する事が出来る。 それ故に彼女が様々な場所に武器を携帯している事も知っていた。 武器を取り出すその瞬間を目にしたならば、咳払いと共に、 一応自分がいるのだが、と釘を刺す事になるだろうが。
生憎と、男の意識は研究所の方に向いていた。]
(60) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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/* くそう、主も妹も素敵すぎてもう床ローリング止まらない(ごろごろごろーーん
と、ミッシェルとも遠隔する方法探そうか。
(-72) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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/* …ダメだったかなん?
(-73) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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[不機嫌を隠そうともしないお嬢の前に、広げるのは一冊の小冊子。 それはお嬢が少女で無くなり、社交界へと踏み出す頃、お嬢の母上自らくださったものだ。 所謂、淑女の心得、と呼ばれるそれは、お嬢の最も嫌いなものの一つなのだろう。 数日と空けずにずっと、それこそ何年も音読させてきたのに、未だにお嬢は暗唱できない。 もしかしたら、覚えていても口にするのが嫌なだけかもしれないが、男にとってはどちらも変わりなかった。
要は、お嬢が完璧な女性になってくれればそれでいい。
それが、お嬢の家庭教師である自分の役目であるはずであった。]
今更全部言えるようにしろとは言わん。 だが、明日までに50回は読ませるからな。
[小冊子とはいえ、数十ページはある物を前に、男はにやりと口角を上げて見せた。*]
(61) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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/*>>60意訳:ツッコミ不在。 慌てふためくと言うよりは、諭す感じでしょうね。多分。
クラリッサにとっては「え、いけない事?」だろうけど。
(-74) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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[伏せた瞼の裏に映るのは幼き日のヴェスパタイン。 今の姿よりも、過去を思い描く方がトレイルには易い。]
――…ヴェス。 何時になったらキミと手を取りあえるのかな。
いや、……現状を知れば、キミは呆れるのかな。 分かってはいる、けれど、――私にはこの道しかないんだ。
[民の期待を負うのも己の使命。 重圧を感じながらも引き返す事も逃げる事も出来ぬのは 情の篤さと責任感と、正義感ゆえに。 既に見限られたから隣に彼がいない。 そんな思いが幾度となく過り同じだけ打ち消す。 心の中で幼馴染に語りかける、そんな癖がついたのも 三人であるのが常であった日々が、二人きりになってしまってから。]
(-75) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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/* 是非是非! 私もそわそわしていますね。()>>設定
分かりました―。 その方向で。
(-76) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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[マスターが私が銃を出すのを咎めようとしていたのなんて当然知りません。知れば私もまだまだ、です。と猛省していたところでしょう。
さて、整備の方は順調です。 というよりも、出掛けにもきちんと整備しているので問題が見浸かるほうが問題なのですが…。 やることが無かったから仕方ないのです。
整備も終わり、もう一度ホルダーに戻すと、また手持ち無沙汰な時間が、と思いましたが。]
マスター、そろそろです。
[会議の時間が近づいていました。 こればっかりは仕方ありませんので、通信の邪魔にだけはならぬよう、声をかけました。 さぁ、お仕事です!]
(62) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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[それからどれくらい経っただろうか。 ノック音と共にもうすぐ時間だとドアの向こうから告げられれば、男は小さな溜め息と共に了承の意思を示し。
飾り気のない焦げ茶色のネクタイを締め直しながら 部下に会議の開始が近い事を告げて通信を切り、機材を片付け始める。 両手の上に収まる本体に、ゴーグルと一体化したインカムなどの機材―携帯用なので極限まで軽量・小型化されている―は、速やかに小脇に抱えられるサイズの黒い鞄に収められた。
幾重にも電子錠が施され、生体認証機能もあるこの鞄は男にしか開けられない。 もしも何者かに奪われた場合には、遠隔装置で爆破する仕掛けも施されている。 ――何せ機材に入っているデータは軍事機密ばかりだ。
それらのデータは常にバックアップが研究所に保管されている上に、概要は男の頭に殆ど全て入っている。 最悪、男が生きてさえいれば復元は可能、とまで言われているのはほぼ事実だ。逆に、男がいなくなった場合に出来なくなる事の方が多い。]
(63) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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そこらの将軍などより余程勇敢と言う噂は 統制されているのでしょうなぁ。 宮廷の奥に進むほど、耳が脆く出来ているようですから。
[市井に遠い場所に置かれる彼女の印象を作るのは、 国家であり、王室であり、高級貴族等だ。>>57 昨今、国力を飛躍させ続ける隣国に尻込みしているような臣下達が彼女の勇を認めるはずも無い。
されども、話が進路を変えれば、 おや。と意外そうに瞳を揺らしてみせる。]
然様でしょうか、私は良い名前だと思いますよ。 聖パトリツィア、中々様にもなります。
[ふ、と緩やかな呼気が喜色を伴い、 彼女の横顔に視線を置いてから、 片手を滑らせ、誘うようにエスコート。]
(64) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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―少し前―
[>>62クラリッサに声を掛けられて、男は顔を向ける。]
――あぁ、分かっている。
[画面を確認すれば、確かに会議の時間が近かった。 一応残り時間は確認していたものの、気の進まぬ仕事である故に時間に対する反応は鈍く。
>>63やがてノック音がして、ドアの向こうに応じる事になったか。]
(65) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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気を張りすぎては、上手く行くものも行きませぬ。 交渉の前とは言え、貴女が肩に抱える物は肥大するばかり。
―――御覧下さい、 空とて気鬱に塗れれば、堰を切るのです。
[ちらと向ける視線は窓硝子へ。 既に厚く淀んだ色の雲が集まっており、 空を辛うじて支えている。
山に近しいとは言え、聊か気候の変化が激しい。 鼻腔に覚えた雨の香りに、少しだけ瞳を細めた。]
(66) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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─ →王宮 ─
[反逆者の始末。 そんな重い仕事をひとつ終え、男は王宮の軍議室へと足を進めた。 道中庭を眺めたのは、昔2人と遊んだことが過ぎったから。
子供の頃、真冬の寒さの中のあたたかな記憶。 嘘をつくのが子供の頃は下手だったと我ながら思う。 あかぎれを隠していたのに見つかり、妹を慌てさせてしまう>>48駄目な兄だったし、2人きりになった時に主になると思っていた少年の小さな両の手から暖を貰う>>54という情けないおまけ付き。
けれどそう思いながらも、そんな2人の厚意に甘えるのが大好きだったのだ。
愛しい時間。 もう触れることも、手に入れることも出来ない時間だというのは、王の首を狙う簒奪者の首謀者としてトレイルの名前を報告書で見てしまった時に決定づけられてしまったことだ。
だから男は嘘を吐く。 己に対して。 彼と彼女と過ごした、愛しい時間なんてなかったのだと。 婿入りした先が王に絶対の忠誠を誓う家柄故に、愛しい彼らと敵対するという苦悩なんてないと。 そんな下らない嘘を]
(67) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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/* 数秒差…w すみませ><
(-77) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 00時半頃
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/* 今更ですけど、みんなレベル高くないですか…?
(-78) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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/*科学側の様子から会議開始が近いようなので没ロル
***
…ううん。そんなことより。 ねぇ、ハワード。 せっかく時間があるのだから、
……少し。少しだけ。 いいでしょう?こんな機会、滅多にないもの!
[日常のあれこれはこの際どうでも良いのだと。 人通りのない廊下の角を曲がり、くるりとハワードを振り返って。 …何を、と言わずとも伝わるだろう。
巫女パトリツィアから、ただのパティになりたいというお願い。 そのためにわざわざ乗馬服など着てきたのだ。
白いローブと宝玉の首飾りを外せば、 ――ほら、そこらの小姓と何ら変わりない。]
(-79) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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/* ゆえるんさんが私を殺しにかかってきてる。さすが、さすが(震えてる
(-80) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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/* 軍事機密ってどれくらいのレベルで守られているのかな、と。 一番はあまり動かさない事なのだろうな。 不勉強ですみません。(震え声)
手が其処まで回らなかった…!
(-81) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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――…その幻想を裏切ることが出来ぬ貴女は、 何時も自ら貧乏籤を引きますな。
[重い肩書きを放り出して、 権力に甘えることも出来ただろうに。 彼女は唯一度も、国と民に悖るようなことはしなかった。
それこそ、幻想だと彼女は憤慨するかもしれないが、 自身にとっては、生きてきた半分にも満たない彼女に、 何の衒いも無く膝を折れる理由の一つに違いなかった。]
(-82) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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[ヨーランダの呼びかけ>>50が変わる。 幼馴染としての立場から 王子としての立場に引き戻されるような感覚。 頭を切り替えるべきなのだと分かっているからこそ トレイルは表情を引き締めて、ゆるく頷き礼を受ける。]
嗚呼、――…ゆこう。
[共に、と付け加えた音は先より小さく。 顔をあげた彼女が動ける状態であることを認めてから 再びマントを翻し、回廊を再びあゆみはじめる。]
(68) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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/* 申し訳ないです…! 一分以内…。
人があまりいない時に連投した方がいいのかな、と思いつつ、まだしばらく皆さんのコア時間でしょうし。 流れで連投するかもしれません。
(-83) 2014/07/09(Wed) 00時半頃
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[軍議室に足を踏み入れれば、女性用の軍服に身を包んだ妻の姿があった。 この国の宰相の一人娘であり、静かで地味な出で立ちでありながらも武芸に秀でた女性。 三つ編みに編んだブラウンの髪を下げた大人しい姿からは、想像するのが難しいだろう。 けれど狩りの腕を競ったり、剣の腕を競ったりしたことがある身である男には、別段驚くことはない話だ]
仕事を終えてきた。君と初めて会ったのは、あの人の領地での鹿狩りだったな。
……すまない、下らない話をして。温かい紅茶を淹れてほしい、頼めるか、リンダ。
(-84) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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[あまり催促しても仕方ありませんのでマスターが準備を始めるのを待っていたらドアの外からも催促されてしまいました。 なんだか役目をとられてしまった気分です。
今度こそマスターの準備を見守り、私自身も今回の議会のデータのおさらいや、館の間取り、周辺の地図を再確認、そして最後に服装の乱れを整えて、準備万端です。
マスターが部屋を出るのなら少し後ろからぴったりと付いて行きましょう。]
(69) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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/* エンカウントの可能性を見たのでステイ。
(-85) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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/* すれ違いはしかたないです。 というより、むしろタイミングが被ってしまうのは愛です!() 謝るなんてとんでもないです。
了解しました。 マスターのやりやすいように…。
(-86) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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[――例えば、クラリッサを複製するのは研究所にあるバックアップのデータのみでは不可能だ。 一部の、それも中核に当たる情報は、男の脳に埋めたチップに入っている情報、もしくは男自身からしか得る事は出来ない。 現状、男にその意思はなかった。
男はプロジェクトに参加する代わりに、彼女に関する一部の情報を秘匿する権利を得ていた。 時間を掛けてクラリッサを解析すれば可能だが、彼女の脳に当たる回路が著しく損壊した場合にはそれも不可能となるだろう。
この行為については、 強すぎる武力は相手国の不興を買い、自滅を招く為と説いているが、 それ以上に彼女の存在が男にとって大きな位置を占めるからという理由が大きい。 クラリッサは男が一人で考案し、作ったわけではないのだ。]
(70) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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[…は鏡の間に辿りついた。扉を二度、三度ノックした後、彼には少々高い位置に存在するドアノブを見上げる。入室の許可が出た気配にぴょこんと飛び跳ねてぶら下がれば、時同じくしてギィィ…と主によって開かれた扉はドアノブにリリンラをぶら下げたまま音を立てて開いた。少し予想外の展開に内心慌てつつも優雅に見えるように飛び降りて、一礼をする]
ぅお呼びでしょうか、主様!
[交互に告げられる言葉に耳を傾け、小さく承諾の返事を返して顔をあげ、黒の眷属の固まりに目を凝らす。来客を視る事は出来たが、中に居るおそらく先ほどの来客の詳細は力の弱きこの畜生には分かりかねた。しかし、主の邪魔をする殺すとまずいもの…すなわち、中は天上の使いだということは理解出来た。されどリリンラは天上の使用人に非ず、館の主に仕えるものだ。それ故、深く頭を下げて承諾した。]
承知いたしました。このまま地下倉庫へと運びましょう。
(@4) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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[次いで告げられた主の言葉に、主の仕事である鏡を見つめた。11枚の鏡はリリンラに絵画とするように渡される過去の残滓等ではなく、おそらくは現在の場面を映しだしている。その中の一人の青年の姿に本能的な恐怖を感じ、そっとそこから視線を外しつつ、首を横に振った。]
私の姿では不必要に耳目を集めてしまうことでしょう。 ……元の小さき姿では別でしょうが。 私より、あの者の方が適しているのではないでしょうか?
[…はもう一人の従者の方が適任だと主に告げて、黒い球体に手を掛けた]
私はこちらの処理を致しましょう。 ああ、主様。喉は乾いてはおりませぬか? 後で飲物をお持ちしましょう。ご希望があれば、お伺いいたします。
[主の返答を待ち、…はその場を辞した。黒い檻を転がし地下倉庫へと運んだ後、主へ飲み物を淹れ、持ってくることだろう]**
(@5) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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クラリス。 会議中、どうするかは決めたか。
[部屋を出る前、鞄の肩紐を肩に掛けながら>>69準備を終えたらしい彼女に声を掛ける。 説明をした上で同行は命じたが、会議に参加しろとまでは要求していない。 別に何か面白みのある催し事が行われるわけでもない。
それ故に、極端に離れないようであれば、彼女の好きにさせる心算だった。*]
(71) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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/* 愛なら仕方ないですね。 溢れんばかりですし()
はい、ありがとうございますー。
(-87) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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/* リリンラかわいい、とてもかわいい。
(-88) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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どうする、ですか?
[それはもうマスターの隣で会議に出席する気満々だった私には何を聞かれているのかすぐには理解できない質問でした。なので一拍を置いて。]
…おとなしくしていようと思っています。
[特別意見を出すつもりはない、と出席する前提の少しずれた回答をしてしまいました。]
(72) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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[名前を褒められることなど日常茶飯事で。 別段嬉しくもないはずだけれど、近しい者の口から聞けば>>64その限りで無く。
一瞬緩んだ彼の呼気を察知すれば、 眉根は寄せたまま、少しばかり口の端に笑みを乗せて。
そっと差し出されたハワードの片手に流れを委ね、一つ深呼吸。]
……そうね。 少し、気負い過ぎているかもしれないわ。
でも、でもね、ハワード。 今が勝負どころなのよ。 この協定さえ結べれば、もうみんなが苦しむこともなくなるの…
(73) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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/* 意見を出す、というか、口を挟む、ですね。 失敗。
(-89) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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[彼につられて窓の外を見やり>>66、重く垂れこめる天に小さく首を振った。]
……だとしても。貴方の言う通りだわ。
堰を切って流してはいけないわね。 雨を振らせるなら、程良く、潤う程度に。 やがて姿を現す太陽に乾かされて、固く盤石な地となるように。
[雨雲の憂鬱を無理矢理押しのけるようにして。 見上げる瞳は少しばかり、いつもの輝きを取り戻した]
(74) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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[さぁ、記憶に蓋をしよう。 軍議室には王に絶対忠誠を誓う宰相殿の一人娘である妻もいる。 彼女の目があるからこそ、己は更に嘘を身に纏わねばならない。 幼ない頃から王に対する絶対忠誠の教育を受けた女性と、簒奪者と祭り上げられた青年に膝をつき仕えることを夢見た自分。
皮肉めいた縁ではあるが、それでも彼女に対して憎からず思っているのは事実だ。
弓の腕を、剣の腕を少年の頃から切磋琢磨していた間柄。 2人に読み聞かせる物語のネタの底が尽きたと相談をすれば、遠い西の大陸の物語を勧めてくれたのも彼女だ。
狼の耳や尻尾、牙を持つ呪いを受けた金色の人狼の女の物語。 物語の結末は思い出せずにいたが、獣人という幻想的なキーワードに読み聞かせる者のほうが夢中になったなんて思い出があるくらいだ]
──ああ、また。
[そこまで思い返し、男は足を止め表情を静かに緩めた。 唇に浮かべる笑みは苦い]
(75) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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/* 姫様が尊い……。
既に物凄い勢いで、忠義が溢れていますぞ。 私はこの方の為に、残る命の全てを使いたく思います。
(-90) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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[右耳で揺れる雫は、瞳と同じ淡い浅縹色。>>54 触れそうな距離まで伸ばされた指先に、そっと手を重ねて下ろす。]
……気持ちだけ、もらっておくよ。 だからレイはこの手で、もっとたくさんのものを護って。
[主の声が、回廊の冷えた空気を震わせ。>>55 微かに肩が揺れる。 思い出を含んだ響きに、滲む色に、奥歯を噛みしめて。 懐かしさと一緒にこみ上げてくるものを、飲みこんだ。]
――……。
[否定しない無言は、肯定と同義。 けれど、今口を開いたら溢れてしまいそうで。 口元を引き結び、目を伏せた主を見つめて浅縹色を揺らした。]
(76) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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[カツン、と硬質な音を立てて足を踏み出す。>>68 翻るマントから、半歩下がった位置に付き添い従いながら。]
私は、貴方を護ります。 ――それが喩え兄に剣を向けることになろうとも。
[先を行く背中にもう一度呟いた決意は。 頑なな響きを帯びて、静かに、回廊へと溶けて消えた。]
(77) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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[>>72クラリッサの回答に男は青灰の目を瞬かせる。 勿論、彼女の席も用意されているだろうが。]
大人しく…?
…あぁ、
[僅かに考えた後に、会議に参加する心算なのだろうと、そう判断した。]
――俺達の席は末席だ。 積極的に意見を出す立場でもないし、構える必要はないだろう。
[男自身、積極的に発言をする心算はなかった。 最もアンドロイドに…とりわけクラリッサに関わる話題であれば別だが。*]
(78) 2014/07/09(Wed) 01時頃
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/* >>72紛らわしい事をしてごめんなさいね! 会議中、ハワードさんは何処にいるんだろうと思って。話す時間があるかは謎ですが。
多分、一緒にいてくれるだろうな、とは思ってました。
(-91) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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[愛しい時間の記憶の断片。 つい拾い、脳裏に広げていく己に、男はその場で深く溜め息をこぼした]
(髪を結わないのは何の為だ)[愛しい者達の敵対者となる覚悟]
(嘘を纏うのは何の為だ) [簒奪者と始末されるならば、と]
[そう、男はずっと考えていた。 現状この国最後の王子であり、弟の様に情を傾け、そうして将来支え、仕えるべきだと思っていたトレイル。
簒奪者として始末されるならば、己の手で妹とともに送ってやろうと。
纏う嘘は、随分と悲愴な色合いをしている気がした]
(79) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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―廊下―
[会議に参加する為、外務大臣や幕僚らの後ろに着いて絨毯の敷かれた廊下を歩く。 今回、技官として参加するのは男のみ。>>69クラリッサは男の僅か後方を歩いていた。
列の中には護衛を務める者の姿もあり、実際に会議の席に名を連ねている倍以上の人数で。 外交関係者以外は蘇芳の軍服に身を包んだ集団は、物々しい雰囲気を放っていただろう。
そんな中でワンピースを着たクラリッサは目立ったかもしれない。 軍服の上着を羽織らせるのも彼女らしくないと思ってしまい、そのままにさせている。]
――…お前は、
[男は一度視線を落とした後に一歩立ち止まり、彼女に僅かに身を寄せて問いかける。]
(80) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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/* 妹の発言>>77と俺の発言について。
この辺りは示し合わせしてないよ(ドヤァ
(-92) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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その貧乏籤を引くのが、私の役目だもの。 この力があったからこそ、こうして今日がある。 ねぇ、考えてもみて。 今日私が、この大陸の歴史を変えるかもしれないのよ! ……ふふふ。それって、すごいことでしょう?
信じた道を真っ直ぐ進むことができるというのは、 きっと、幸せなことだと思うの。
たとえ世界が敵に回ろうとも、私は私を信じてこの道を行く。 だから、貴方も―――……
[続く望みはきっと、口にしてはいけないもの。 …これは自分の道であって、彼の道ではないのだから。]
(-93) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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[>>18>>19彼女が誕生した瞬間は、今でもはっきりと覚えている。 最初に彼女が浮かべたのは微笑みだった。]
生まれてきた事を、幸福だと感じているか?
[彼女の感情は、自分がプログラムしたものだと分かっていても。 戦争に関係するこの場において、うっかり味方に聞きとがめられたら不興を買う質問だと気付いていながらも。
問わずにはいられなかった。]
(-94) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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[魔術師の名門、エーデルシュタイン家の子女として。 この大陸で神託を授かる唯一の者として。
常に求められてきた姿は、 笑顔を絶やさぬ、柔らかな物腰の乙女だ。
だがしかし、出来上がったのはやたらと勇ましい女が一人。 楚々として神に仕えるどころか、 その力を以って、父を始め宮廷内の有力者に脅迫紛いの笑みを向ける。]
(81) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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彼女を小間使いの様に扱うのは好きではないが、あたたかい飲み物でも淹れてもらおう。
[吐息をひとつこぼし、そう独りごちる。 軍議室にいる妻への願いを描き、男は歩みを再開させた。
戻れば、新たな報告として王を襲撃する決行日の知らせがその耳に入るのだが、今はまだ*知らない*]
(82) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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―デュシスノック 雨を待つ夜―
[夜の砂漠は蒼い。 夜空は真っ青に染まり、地平線の彼方はやや明るく白んでいるが、向こうの方には何もなく、その色も偽りのものなのではないかと見まごう程透き通っており、美しい。 大地はうっすらと暗闇に覆われた砂が一面に広がり丘を成し、緩やかな山をいくつも連ねている。
それがこの西の大陸、デュシスノックにある俺の宮殿から見える景色。
城下こそにぎわっているが、煉瓦で囲われた街の向こうには冷え冷えとした夜の景色が広がっており、俺はその景色をこうして、王宮の最上階…俺の部屋から眺めるのが何より好きだった。]
今夜も月夜が美しい。 この俺の栄華を讃えているようだ。
[食卓の上には瑞々しい果物と東の大陸から輸入した貴重なワイン。 底の深いワイングラスをゆっくりと回してグラスを傾ける。 そして喉を潤すと]
お前もそう思うだろう?…―――ミッシェル。
[傍らに控えさせている従者にそう尋ねた。]
(83) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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[浅縹色の雫がヨーランダの動きに合わせて揺れる。 触れたいと願いながらも触れることを躊躇った左手に 彼女の手が重なり、願いは別のかたちで叶うこととなった。]
――…気持ちだけ、なんて、つれない。 今、私が一番護りたいのはこの手なのに。
[落ち切る前に、青年は彼女の手を軽く握るような仕草をみせる。 堪えるような彼女のその動きに、切なさがこみ上げる。]
……ラン。
[伏せた眸をあげれば揺れる浅縹色がみえ、心を揺さぶる。 慰めるための手も、言葉も持ちながら 彼女の想いを汲むようにただ名を呼び静かに見詰める。]
(84) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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[回廊を歩む足音はふたつ。 幼い頃は隣にあったはずのヨーランダも 今は半歩下がる位置にあり、そのことが些か寂しい。]
キミに護られる代わり 私にキミを護らせて欲しい。
――…覚悟は、確かに受け取った。 けれど、私は、キミにそんなことはさせたくはないんだ。
[甘い、とわかりながら、その甘さが捨てきれない。 頑なな響きとその決意に少しだけ困ったように眉を下げる。 ヨーランダを大事に想いながら ヴェスパタインも同じように大事な存在で 互いに剣を交える立場と知れるのに、 幼い頃共に過ごした日々を、思い出を消せないのと同じく 未だ三人である景色を夢見て僅かな希望を捨てきれない。]
(85) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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わかりました。
[そもそも聞かれるか、マスターに言われるかしない限り発言するつもりはありませんでしたが、改めて肝に銘じます。]
…。
[そうしてマスターの後ろをついて歩いていました。 周りは軍服を着ている人ばかりです。もしかしたら、私も軍服を着るべきだったのでしょうか。…失敗です。
そんな時、マスターの呟きが聞こえ、歩が止まります。 同じように私も足を止めると耳を傾けました。]
(86) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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[重なる指先は、白手袋越し。>>73 祈る為にあるのではない掌を、指腹で緩く辿るように撫ぜ。 この掌が生涯で果たす仕事の大きさを予感する。]
そうなれば、姫様の安眠も約束されますな。 最近は夢見が宜しくないのか、顔色が優れませんから。
[軽く彼女の掌を持ち上げると、額を手背に寄せて一礼。
彼女の重い溜息の出所も重々承知している。 性急に進めてきた交渉、清々しく和平を望む者ばかりではない。 巧遅は拙速に如かずと言うが、 遅くなればなるほど蝕まれるは最下級の民だ。
この勇ましい姫君は、民の命で時を贖うことを由としなかった。]
(87) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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露払いは不肖ながら、私が。 姫様の爪が割れようものなら、 私はノーリーンにベッドカバーと一緒に干されてしまいます。
[和ませるように喉仏を上下させる冗句。>>74 彼女が見ると同じ先は見えないが、同じ道なら見えよう。
踏み出すその先に、血の雨が降ろうとも、 彼女が照らす輝きに足を踏み外すことも無い。]
(88) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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[幼き頃には言われるままに髪を長く伸ばし、 貴族の娘らしい教養を叩きこまれもしたものだが、 どうしたわけか、パトリツィアの気性はその従を良しとはしなかったらしい。
気品とは、何にでもたおやかに頷く傀儡人形にではなく、 毅然とし、自ら考え、行動する者にこそ備わると思うのだ。
他に類のない力を持ちながら、何故媚びる必要があろうか。 たとえ宮廷の愚臣らに疎まれようとも、 それが正しいと信じるなら、その道を行くことのできる力だ。
斯くして自らの信念の赴くままに歩みを進め、 此度は停戦交渉を提案するまでに至ったのだった。]
(89) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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/* ……この主、誑しだ……っ!!! い、いやわかってましたが、繊細な動きにはわわとなる。 なぜこうも素敵な言い回しなんだ。
あ、ヤニクきた!これで全員!!ヽ(・∀・)ノ
(-95) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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[今それを聞かれたことにも驚きましたが、その内容自体にも驚きました。
何故そのような事を聞くのでしょうか。 私の回答は決まりきっています。]
はい、勿論ですよ。 マスター、私を作っていただきありがとうございました。
[私はこの世界が、マスターのいるこの世界が大好きです。 生まれた時と同じ微笑みを携えてお返事しました。]
(-98) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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/* 中の人がここ最近すこぶる不調で、 どうにもロル書きが低速かつ低クオリティ。
だんだん自分が何言ってるのかわからなくなってきたなど( 困った。うーんこれは困ったw
ハワードの実力が高いだけに余計に。 死ねる(
(-96) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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/* びたさんとオレットさんの位置が判らない…
(-97) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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/* ぶわっ( ;ω;)
嬉しがりたいけど、 ジェフ的には「そうだよな…(人間に明確な敵意を感じないようプログラムに組み込まれているのだから当たり前だ。馬鹿な事を聞いた。)」という。
(-99) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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/* CLS(クラリッサスケール)
マスター>>>(超えられない壁)>>>軍>(プログラムの壁)>世界
基本大好き。
(-100) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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/* クラリッサの心も人によって造られた。 人と関わる内に造られた。
(-101) 2014/07/09(Wed) 01時半頃
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[聞かれた理由を考えていましたが、結論は出ませんでした。 やっぱり、マスターは難しいです。 私もまだまだ勉強が足りません。]
(-102) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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歴史を変える程の剛の者は、 今や、この国に貴女くらいでしょうな。 まだ、高官方々は隣国を卑弱の国と呼んで憚りません故。
[古の魔術は奇跡の力である。 だが、新しき技術である科学は進歩の可能性を秘めている。
それを理解している賢人がこの国には酷く少ない。 選民意識の果てに成り立っているが故の弊害か、 背中をじりじりと焼く火にすら無頓着な無知を晒す。
彼女は味方も多いが、外にも内にも敵がいる。 自身は希望を抱いて笑う彼女を剣で守り、 弁論で支えることしか出来はしない。]
―――私はあの時から、貴女のものです。姫様。
[故に唇から滑らせた言葉は偽らざるものだった。]
(-103) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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酔狂と笑わず、革命の時を この老いらくに見せていただけますか。 ――――……、
[役目を果たした先にある、彼女の心からの笑顔を。と、 沈黙の後に続けかけた言葉は飲み込んだ。
彼女の肩に乗るものは、小石一つ分でも少ない方が良い。 そう、思い躊躇って、瑣末な自らの願望を指先で弾いた。]
(-104) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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―少し前― [俺の視界の下で忙しない蟻のように愚民どもが這い回る。 それを見てから、窓から流れてくる空気がやや湿気を帯びていることに気がつく。
こんな日は彼女のことを思い出す。青い林檎に歯を立てて一口齧ると、俺は給仕を使いに出す。]
おい、彼女を呼んで来い。
[左手の薬指に痣を持つ女。あの女にとっては忌まわしい記憶。俺にとっては最良の記憶。]
(90) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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/* 私の主人がイケメンすぎて赤面するのですがこれどうしたら。 何が何でもこれ、主人を生かして返したいんですがどうするんですかこれ。
(-105) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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/*すみません、遅くなってすみません…!! どんなものなのだろう、と様子見していたらこんな時間に…。
何か皆すごい…ものものしい…! 全然ギャグ言ってない…← と暫し困惑しておりました。
愛憎主従が出来るように努めてまいります、お相手様はどうかよろしくお願いします。
(-106) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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/*すみません、入村遅くなりまして申し訳ないですー…><
回想で慣れ染めとか、まぁどれだけヤニクが下衆でどれだけミッシェルちゃんが可哀想かってこと拾いながら絡んで行けたらと思っております。
[思いつき]なのですが。 お父様かお母様の毛皮(あれば、なければ尻尾)とかを見せしめに装着してみたいと思いついたクズなのですが、よろしいでしょうか…?
(-108) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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/* 覇道を往くタイプの主人には心底傾倒してしまうので、 これ本気でどっぷりいきますよ。
恐ろしい…、 パトリツィア・フォン・エーデルシュタイン恐るべし!
(-107) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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――…。
[クラリッサの返事は予測出来たもの。 自分は彼女の開発者であり、親でもあるから。 味方に対して明確な敵意を感じぬように設定されているから。
彼女とは良好な関係を築けていると思ってはいるが、そうした考えが一瞬、男の頭を掠める。 平和な世で聞けば、きっと感じ方も違ったのかもしれないが。]
礼を言われる事じゃない。
――お前を作る事は、俺の夢だったからな。
[叶う事であれば、本来の形で作ってやりたかったと今でも思う。 曖昧に笑うと、男は彼女の頭を一度撫でてまた歩き出した。]
(-109) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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[現王としてこの国を治めるのはトレイルの実父。 敬愛すべき存在に刃向ける事を決めたのは自らの意志。 民に暴君と呼ばれるその人も昔はよき人でありよき王だった。
けれど悪政をしくようになってそろそろ両手で足りぬ年を数え その間にも、兄であり、王子と呼ばれたその人達は 王の地位を狙う者として処分され、あるいは暗殺されて 残る王子はトレイル一人きりとなってしまった。
辛うじて、いかされる現状は血筋絶やさぬ為もあるか。 それさえも、もう拠り所には出来ぬほどに王の行動は常軌を逸して見える。 いつ殺されるともしれぬ中、大人しく目立たず従順であることが 生き延びるための術とまなびそれを実践してきたけれど
暴虐の王を討つ為の旗印として青年は祭り上げられ 簒奪者と呼ばれる覚悟を胸に最後の王子は立ち上がる。]
(91) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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/*ちなみにイメージとしましては、西の大陸の世界観はアラジン。人物像はビン・ラーディン。この時点で酷い…。
そしてイスラム系の名前を勉強していたのですが、ビン・ラーディンというのは一族の名前らしいです。イスラムの人々は最初に自分の名を名乗り父の名や祖父の名を後から名乗るそうな。なのでビン・ラーディンの場合はウサーマが自分の名前で、後は父の名(ビンというのは「〜の息子」とかそういう意味)、その次にラーディンという一族の名前を名乗っているそうな。
家族でなく一族と書くのは、ウサーマ自身父ムハンマドの10番目の妻から生まれた17番目の子どもだから。
(-110) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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[>>86耳傾ける彼女に問い掛けた言葉。 それに返事が返って来れば。
男は曖昧に笑うと言葉を返した後に詰めた距離を戻し、]
…失礼。 打ち合わせをし忘れていた事があったので。
[殿を務める護衛の視線が此方に向いていた。 アンドロイドと分かっていても、彼女の姿形は美しい。 邪推される前に事実とは異なる事を堂々と告げると、僅かにクラリッサに目配せをして。 そのまま歩を早めて前を歩く幕僚に追いつき、再び物々しい集団の列に同化した。]
(92) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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/*いやー、すごいですよねぇ。 まさしく異文化…!!
ヤニクも結構妻居ないと駄目かな…?? どう思う…?(聞くな)
(-111) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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/* 誰かに聞いてみたい。 これ、主従以外に秘話したらあかんのかな…? 試しにハワード[[who]]様とかにでも…(ヤメロ)
(-112) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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……あら。 私、そんなに酷い顔していたかしら?
[国の未来を憂い物思いに耽る中、 見透かされたような言葉>>87を受けて、情けない顔をした。 こんな表情を見せる相手など、そういるものではないけれど。]
大した話じゃないのよ。 …いつも見る夢なの。だから、大丈夫。
[他の誰も気付かないような些細な気持ちの変化を、ハワードはいつも敏感に察知する。 時にそれは、自分すら意識していなかったことにまで及ぶのだから驚きだった。
パトリツィアの破天荒な言動を決して責めず、 温かく見守る彼の眼差しに、言葉に、いつも救われてばかりだ。]
(93) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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/* まぁ、秘話で撫でてるんですがが。
撫でてるのも後ろの護衛さんには見えてるだろうと思うけど、ね。 堂々とやり過ごします。 頭に埃がついてたからとか言う()
(-113) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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…。
[礼を言われることじゃない、なんだか少し寂しいです。 だって、それでも私はありがとうって言いたかったんです。 本当に嬉しかったんですから。]
私がマスターの夢だなんて…すごく嬉しいです。 …マスターのお力になれるよう、私もっと頑張ります。
[けれど、続いた言葉に寂しさなんて吹き飛びました。 きっと、にやけてしまいそう、というのはこういう気分なのでしょう。もちろんアンドロイドたる私がそんなヘマなんてしませんが、それくらい嬉しかったです。
しかも、なんとなんと、マスターが私を撫でてくれました。 天にも舞い上がりそう、とはこういう気持ちなのでしょう。もちろん、いくら私といえども舞い上がることは出来ませんが…。
代わりに満面の笑みをマスターへ浮かべました。]
(-114) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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……露払いだなんて。 嫌よ、護られるだけというのは。
…たとえ爪が割れても、戦えるなら本望ですっ
[重たい空気を払うような軽い口調>>88に、 こちらもむうっ、と唇を尖らせ笑いながら言い返す。]
(94) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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…………
[主の言葉>>83と喉を通る空気が腹の底を冷やす。願い>>58は叶わなかったらしい。 絵に描いたような暴君に無数に湧いてくる罵倒と呪いの言葉。 吐き出したところで意味はない。
同意を示すように低く頭を下げる]
……この光景も、城も街も、民も 主を讃えぬものなど存在しましょうか
全ては、貴方様のために
[ああ―― 虫唾が走る。虫唾が走る。虫唾が走る。虫唾が走る。 中身のない言葉を並べ立てて、静かに時が過ぎるのを待つ**]
(95) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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[…この優しさに、つい甘えてしまいそうになるけれど。 もう、そんな歳ではないのだからと。幼いままではいられないから。
今まで護ってもらった分のお返しをしたい。 いつになれば追いつけるのだろう、自分を庇うこの背中に。
―――護りたい人の中には、 貴方だってちゃんと数に入っているのに……]
(-115) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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/* >>94 可愛すぎて壁ドンしました。(報告)
(-116) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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/*ログ美味しい
(-117) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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[こんな時にこんな幸せな思いをしていいのでしょうか。 マスターが離れる頃にはきりっと、真面目な表情に戻します。]
…。
[マスターが誤魔化しているので私も余計なことは言いません。 殿の護衛の方に会釈だけ返しました。 マスターに目配せされれば、ちいさくうなづいてスピードをあげるとマスターと一緒にみなさんに混ざりました。]
(96) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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/* いえ、お疲れ様です!
了解しましたー。 憎悪ぐるぐるさせていければいいなと
あっ、それは……! ときめきます、とてもいいと思います……! 外見的には両親も耳尻尾のみの獣人かなーと考えているのですが、尻尾よりも毛皮等の方が身に着け易ければ、都合よく獣モードみたいなのが存在するとかでもいいと思います
(-118) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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[静まり返った回廊に、二つの足音が響く。
側近とはいえ。一介の従者に向けるには、多すぎる言葉は幼馴染だからだと言い聞かせる。>>85 彼は、優しい。そして、まだまだ甘い。 その甘さが主の人を惹きつける一つであり。同時に諸刃の刃でもあるのだと話していたのは、金庫を預かる大臣だったか。
三人で過ごした愛おしい記憶の中の日々。 それを未だに忘れられずにいるのは、その声に滲む困った色から伝わってくる。]
本当に、殿下は優しすぎますよ。
でももう、兄は――… 雪だるまを作ってくれたヴェス兄様はどこにもいないんです。
[思い出を消せないのは、同じ。 雪だるま、と思わず呟いてしまったほどには。]
(97) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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[ ――――なんで、どうして。 ]
[ ――兄様はきっと、戻ってきてくれる。 ]
(98) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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|
[幾度、そんな淡い希望を抱き。 幾度、それは希望でしかないのだと思い知っただろう。
婿入り先の家柄は、知っている。兄の立場もわかっている。 けれども、同時にそれは国のどす黒い裏側に程近いことを意味し。 ならばこそ、暴君、と囁かれる現王の時世を終わらせようと。それが例え、簒奪者、と呼ばれる動きであろうと、兄ならば味方してくれるのではと思っていた。
けれど。 道を分かつのだと、兄の覚悟を知った時。 決めたのだ。この剣を、主の為に使おうと。]
(99) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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[――反乱軍に加担する民兵の手引きに向かっていた 大臣の死を知るのは、もう数刻後のこと。]**
(100) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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|
さぁ、そろそろ部屋に着くわ。 こんな話、他の人には聞かせられないもの。
――私も巫女の仮面を被るとしましょうか。
[一瞬目を閉じて俯き、気持ちを切り替える。 そうして顔を上げ、フードを目深に被り、 口元には穏やかな笑みを乗せて。
神聖なる奇跡の乙女として、会議には出席せねばならない。]
(101) 2014/07/09(Wed) 02時頃
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|
[自分の発した言葉は少し突き放した形だったかもしれない。 そう気付いたのは口から出た後で。 曖昧な笑顔には苦みが混じっていた事だろう。]
――ありがとう。
[嬉しい、という言葉と共に彼女の顔には満面の笑顔という名の大輪の花が咲く。 その所為か、自分のために頑張るという健気な言葉は先程よりは素直に受け取る事が出来た。
そして男は堂々と会話の内容を誤魔化すと、歩を早めて彼女と共に一団に戻った。*]
(-119) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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|
[前方を歩く魔術師の集団に追いつく少し前、]
…いつもありがとう、ハワード。 貴方のおかげで、ちょっと心が軽くなったわ。
[エスコートしてくれるハワードの手をぎゅっと握り返して、 フードの端を少し持ち上げ目配せ。
……少しくらいなら、甘えても許されるだろうか。 昔のようにとは、行かずとも――…]
(-121) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
|
|
[綿密に立てた計画。 王を玉座から引きずり落とす為に 協力者を集め、決行の日も決まり
あとはその日の為に最善を尽くすのみ。
けれどその決行日さえも 王の側につくヴェスパタインの耳に入る事になると 間者の存在にも気付けぬトレイルに知る術はなく 日取りが変わることもないままに。]
(102) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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/* ご主人いらっしゃった瞬間タイムアップ、とは……
ヴェスさんのも拾いたい、なんとか
(-120) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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/* 微修正の嵐である。 申し訳ないです! クラリッサが合わせてくれたので、そろそろ無双行くかな!と。
(-122) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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貴女の見る夢は、良きものも悪しきものも、 所構わず、誰構わずですからな。 耳を塞いで、目を閉じて下さいと懇願しても、 聞き届けて貰えないのは百も千も承知です。
ですから、せめて。 ―――…心砕くことはお許し下さい。
[空の片手を胸に宛がい、強請るように声のトーンを下げた。 彼女の見る全ての夢は大それたものだが、>>93 それと彼女の不調を天秤に掛けたとき、自身の中で どちらに傾くかは火を見るより明らかだ。]
(103) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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おや、知りませぬぞ? 庭で私が干されていれば、驚くのは姫様なのですよ。
―――…一応、伺いますが、 まさか小剣など隠し持ってはいませんな?
[剥れる彼女は、こんなときだけ年よりずっと稚く見える。>>94 つい他愛無い揶揄を重ねてしまうのも、 不意に作られた家鴨口に笑気が込み上げる所為だ。 抜け目の無い才女に打つ釘は、幼子へ告げるに似た色を持つ。
小さく肩を揺らしながら、息を散らすと、瞬きで瞳を洗い。]
(104) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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|
[この方の為に、自身は残りの生涯全てを賭すだろう。
彼女の髪が長かった幼い頃に、胸に誓った想いが褪せない。 幻想を見るなと言われれば頭を垂れ、進む足に静寂と共に添う。
見るは現実、見せるは未来。 添うた肉体は、彼女へ届く兇刃を折り、 寄せる精神は、果てを知らぬ忠誠を誓う。
この女性、パトリツィア・フォン・エーデルシュタインは、 自身にとって、何の間違いも齟齬も無く―――、
全てであった。]
(-123) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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[これまで、軍事用に開発されたアンドロイドは全て人間の指令によって動いていた。 人間が自分の元に寄せられる情報を機械を駆使しつつ分析し、それを元に通信を介して指令を飛ばす。 その行為の間に様々な要因から時差が積み重なり、状況に上手く適応出来なかったり、行動が一時停止してしまったりする事は多々あった。
けれど其処に核となるアンドロイドの存在があれば、そうした状況は劇的に変化する。 そのアンドロイドは各地から一手に戦地の最新の情報を集め、 それを元に自己のデータベースから最もその状況に適した行動を選択し、戦闘用アンドロイド達に指示する。 一連の動作に必要な情報処理能力は人間の比ではない。シミュレーションでも良好な結果が出ていた。
軍の上層部では、司令塔を含め、アンドロイドのみの編成でも軍隊として機能する日もそう遠くないと考えていた。 行動するのは機械ゆえに、作戦の実行は昼夜を問わない。
男はそれを悪魔のような計画だと思った。]
(105) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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[けれどアンドロイドは、 機械は初めからそうした目的で開発され始めたわけではなかった。
人間のよりよい生活を支えるものとして。 良き‘隣人’として。
そう、最初はそう創られる筈だったのだ。
――クラリッサも。]
(106) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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[主人の歩む道は覇道に近い。 確認せずとも苦難を思わせる道だ。 ―――或いは、彼女の真摯が易き道を厭うのか。
もしも、彼女のような奇才が隣国にも居るのなら、 この休戦協定は、恙無い押印にて締めくくられるやも知れぬ。 そんな楽観さえも、威風堂々とした身は覚えさせてくれる。
踏み出す足を音も無く重ね、 眼前に迫った重厚な木製扉をゆっくりと開いた。>>101
湿気の混じりだした重い空気の中、飴色に輝く長卓の左右には、 両国の重臣と知識人が召集され始めている。
窓の外ではとうとう雨が降り出した。 雨粒が大地を叩き、土を泥濘に転じさせ、暗色に塗り替えていく。
まるで、天地が神子たる彼女に、 ――――この先へ進んではならぬと咎めるように。**]
(107) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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[かつてセレス・ヴァストークには、元々魔法を主体とする国家が一つ存在していた。
日々のあらゆる場面で人々は魔法を使い、国は栄えた。 けれどその一方で魔法を使う事が出来ない人間も少数派ではあったが一定量存在していた。 魔法を使えない民の多くは隷属する身分の立場に置かれるようになった。
彼らは自分達の手で地を耕し、作物を育てた。 その過程で工夫を凝らして道具を創り出すようになった。 それらは魔法が使える者にとっては必要のないもの。
受け入れる者もいれば、危機を感じて疎んじる者もいて。 ――残念ながら、支配者階級には後者の方が多かった。]
(108) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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[細々と抵抗を繰り返していた彼らは武器を手に、支配者階級に反旗を翻して新たな国を作る事を望むようになった。
けれどその計画は事前に察知され、生き残った人々は大陸内で一際高く聳え立つ山脈の裏手に何とか落ち延びた。 其処は横たわる山脈の所為で開発のあまり進んでいない土地だった。 大部分が山野で平野も少なく。傾斜のきつい山には水が残りにくい上に、人の手の入っていない地域には凶暴な動物なども生息していた。 水源や食料の確保、建物の建てる事の出来る土地の形成、様々な問題が山積みだった。
けれど支配者達の手の及ばぬ土地に彼らは歓喜した。 ――此処を自分達の国としよう、と。
落ち延びた地に咲き誇っていた薊の花にあやかり、最初に都市を形成した地はディステルと名付けられた。 それが現在のディステル・フライハイト国の前身である。]
(109) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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[魔法で出来る事が、自分達に出来ない筈はない。 彼らは揺るぎない意志と、絶え間ない努力を重ねてギャップを埋めていった。
国を守る為、或いは人々の暮らしを豊かにする為。 加速した技術革新は、やがて国土が元々いた国とは全く違う様相を呈するまでに行き着いた。 国境付近には高い防護壁と砦のような軍事施設が造られ、建物には木や煉瓦ではなく、コンクリートや金属が使われる。 また、この国に移った民の中には魔法を使える者も僅かにいたが、やがて魔法を使う事は大罪とされるようになった。
魔法と完全に関係を切り離した生活。 道具から発展して機械が生まれ、機械は複雑な動作を為すようになる。
そうした中で人型を取る機体も現れた。 魔法で動く人形を模したそれは、金属で出来ていた。 当時はフォルムも武骨で金属のボディーが剥き出し、人間と形が似ている以上の域を出ていなかった。]
(110) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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[仄かな引力に双眸を撓め、和やかな色が胸に生まれる。 彼女の肩へと見えぬ場所で増やし続ける重石。 八方へと伸びた感情は、言葉で表現出来ぬ複雑さと難解さを併せ持つ。
この、声からも、笑みからも、気高さからも、優しさからも。 どれほど自身が何かを返そうとも、 到底足りないほどのものを長年享受している。
胸の内に降る慈雨に潤されるよう、 笑んだ唇を開き、そっと彼女の声に応じた。]
―――…孫を愛でる好好爺のようだと、 笑ってくださいますな。姫様。
[誤魔化す言葉には致命的にエスプリが足りないが、 また尖った唇が伺えるなら、我ながら悪くない返答だった。**]
(-124) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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[やがてそれは人間に姿を似せる事を目指すようになった。 肌の部分を樹脂素材で覆われるようになり、より人間に見た目が近くなったそれは‘アンドロイド’と称されるようになった。
アンドロイド開発の先駆者となったのが男の父、ウェーズリーである。 フォルクバルツ家は代々科学者を輩出していた。 彼はアンドロイドを‘人間の隣人’として開発を進める事を目標に挙げていた。 このプロジェクトは国民に支持され、実際に大型店舗などでアンドロイドが使用されるようにもなった。
ウェーズリーの掲げた理想は現実と近付こうとしていた。]
(111) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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―停戦協定・会議室―
"――なんです、あの集団は。ガタガタと騒がしい。 ここは議場、静かにするのがマナーというものでしょう。"
"……あぁ、ごらんよ。今来た野蛮人共を。 またあのような武骨極まりない格好をして、本当に…"
"これだから、魔法の使えん奴らは……"
(112) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 02時半頃
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"まったくだ…何をするにも道具に頼ってばかり、 まともに話せるかも疑問だな。"
"ははは、貴殿もよぅ言うのぉ。いや同感じゃが。"
"おっと。こんな大声ではあちらに聞こえてしまいますよ? ……まぁ、構いはしないのですが。"
[議場でこれ見よがしに囁き交わされるのは、魔法を使えぬ者達を卑下する言葉。 古来より続く差別的な意識は未だ変わらず。
…停戦交渉の最中にも、それは続くことだろう。]
(113) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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/* 物凄く楽しくなりそうなところでオフと言う、 涙ッシュでございますな。
明日は早く帰りますぞ、頑張りますぞ。
(-125) 2014/07/09(Wed) 02時半頃
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[けれど、そのプロジェクトは突然変質した。
――アンドロイドを人間の兵士の代わりに戦争に登用する。その計画に父は抗ったが、彼は失意の内に膝を折る事となった。 まだ十代だった男は飛び級で学業を修め、既に研究職に就いていた。 父の考えに共鳴していた男はそれらを目の当たりにして唖然とし、心が折れて病に倒れた父を見て歯噛みした。
男の手元に残ったのは、密かに父と二人で考えていた自律型アンドロイドの構想と設計図。 人間とアンドロイドの共存という理想を叶える為に、自分で考え、行動するアンドロイドを作りたいと。男と父は夜を明かして語り合った事もあった。
軍はプロジェクトに参加しないのであれば、国家に反逆の意思ありとして罪に問わない代わりにそれを差し出すように男に要求した。 父と二人で考えた構想を心無い者に蹂躙されるのを拒み、男は将来的に彼女を完成させる事を目指すプロジェクトに身を投じた。]
(114) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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/* しかし、皆様、やばいほど美麗なロルを書かれまして、 私ももう少し推敲せねばならぬ気しかしないのでございます。
(-126) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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[そこからこの国におけるアンドロイドと人間の関係は、 共存して生きていく隣人ではなく、戦う為の兵器とそれを操る者に変わってしまった。 子供に寄り添っていた存在は、戦場を連想させる畏怖の対象となってしまった。
その状況をプロジェクトに参加した男は歯噛みした。 父と目指したものはこんなものではなかった筈だと、現状を受け入れられずに腐っていた期間もあった。 やがて男は軍が主導するままに戦闘に特化したアンドロイドを考案し、戦場に送り出し。 それでも、と細々と続けていた民間にアンドロイドを普及させる為の研究は数年前に閉ざされた。
今ではかつての理想の象徴達は、 大型店舗などや研究施設。 国内外の収集家などの元に残るのみとなってしまっていた。]
(115) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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[側近としてヨーランダが付き従う。 その対である場所にヴェスパタインが在るはずだった。 否、トレイルが勝手にそう思っていただけかもしれない。
遠い昔、共に過ごした幼馴染。 二人の母がトレイルにとっては乳母で まるできょうだいのように睦まじく過ごした。
物心ついた時から近しくあった存在を 幼きトレイルは家族のように思っていた。 あたたかなぬくもりをくれたのは 乳母であるそのひとと、その子らで 優しく幸せな思い出をくれたのも同じ。
大事な存在を護りたいと思うのはごく自然な事だろう。 だからこそ偽りなき心で彼女に護りたいと伝えた。]
(116) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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[返る声にトレイルは頷く事は出来ない。 ヨーランダの浅縹色の双眸を見詰めたまま 彼女が思う存在へと思い馳せる。]
優しく在りたい。
[けれどそれだけでは生きられないこともわかっている。 親殺しの罪を負う日はもう間近と迫っていて そんな考えを懐く自身は彼女のいうように優しいものと思えず]
ランの、優しい兄は居なくなったりしないよ。 少しだけ、今は遠い場所にあるけれど、 いつか、きっと――……
[戻ってきてくれる、とそんな思いまでは言葉に出来ぬまま 彼女のぬくもりが触れた手をきゅっと握りしめる。]
(117) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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[甘いと言うなら認めよう。 甘いことは自覚している。 その甘さが命取りとなる危険をはらむことも。
離れたヴェスパタイン。 離れぬヨーランダ。
彼女が傍にいることが何よりうれしく けれど危険に巻き込むことを心苦しく思う。]
――…ラン。 キミが居て、私はしあわせだよ。
[大事なその名を想いを込めて紡ぎ微笑む。**]
(118) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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[それでも理想の芽を何とか残しておきたくて。
男はクラリッサを完成させる際に、 人間の感情を模したOSや、 紅茶を淹れたり、掃除したりといった、人間の世話をする動作パターンを組み込んだ。 本来、兵器となる彼女にそれらは必要ない。
それは男が遠ざかってしまった理想に対する捨てきれぬ情念めいた憧憬であり、 意地の象徴でもあった。]
(119) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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/* すみません。すみません。
そして絶妙なタイミングの野次ですw
(-127) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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/* 遅くに大量投下して申し訳ないです。 クラリッサには一応相談の上、此処に至るまでの概略(?)を。
此方の国名があった方が会議の時に使えるかなとか思いまして…。 大陸名にセレソ(桜)がありましたので、 分かりやすく、 ディステル(薊…の花言葉は「独立」)・フライハイト(自由)にしました、とご報告をば。
(-128) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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/* 大量投下で申し訳ないです。 クラリッサには一応相談の上、此処に至るまでの概略(?)を。
此方の国名があった方が会議の時に使えるかなとか思いまして…。 大陸名にセレソ(桜)がありましたので、 分かりやすく、 ディステル(薊…の花言葉は「独立」)・フライハイト(自由)にしました、とご報告をば。
ハワードさんがいらした当時の事などは、お好きに弄って下さって構いませんので。
(-130) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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/* NG事項…過度な寝落ちってどういうんだろう…。 いや、言葉の意味はわかりますが、NG事項って「自分に対する行動へのNG」だと思ってた。 寝落ちって他者の行動に対する…もの…かな? うーん…、起きたら念の為確認しておこうかしら…。
う、寝落ちたらすみません…。
(-129) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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/* 今ちょうど国名について調べて、そこに行きついたところです。 こちらもセレソから植物→花言葉を意識して考えていたので!
少し悩んでいたのですが、大陸名がスペイン語かなと思いつつ、 私もジェフさんも名前、ドイツ語が元なのですよねw
国名には月桂樹を当てようと考えていますが、明日まで少々お待ち下さいませ…! 色々と動きが遅くて多方面にごめんなさい…**
(-131) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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パティは、部屋の険悪な空気に、小さく溜息をついた。**
2014/07/09(Wed) 03時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 03時頃
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―会議場―
[会議場には、既に相手国の存在があって。 これみよがしな言葉>>112>>113には一瞬、顔を強張らせる。 男は相手国の人間と接するのはこれが初めてだった。話に聞いてはいたが、これ程とは。 新天地を求めた先祖達の気持ちが理解できる気がした。
――果たして休戦協定は為るのか。 ちらりと自国の大臣達の様子を窺ったが、侮辱に当たる言葉に明らかに気色ばんでいた。]
……。
[此処で下手に反論をして向こうを刺激をしても仕方ない。 自国の文化をあれこれ言われようが、先ずは冷静に対応すべき。 男はそう判断して、無言のままに末席に腰を下ろした。**]
(120) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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フ…腹のうちに何を抱えているものか…。
[わかったものではないな。と残りは口の中で。
白々しい賛辞の言葉>>95にそう吐いて、またグラスを傾けると軽くなったグラスをコトリとテーブルに置いた。]
(121) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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/* 遅まきに大量投下申し訳ないです…!
取り敢えず、会議場に。 ここから先は以前に相談していた感じになるんじゃないかと思いつつ、今日はこれにて失礼致します。
(-132) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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[美しく、強く、そして聡明な獣人。 俺はこの従者を気に入っている。 それは決して好意からではない。
これは俺の初めての“戦利品”だからだ。 俺が力で勝ちえたもの。
彼女は小さな集落の長の娘。 けして栄えていたわけではないが一族の結束が強く 代々長は一族の血を濃くひく者が継ぎ、そして皆が皆同胞を愛していた。
それは今となっては昔の話。 力の前に崩れ去った、弱き一族だ。 俺の初陣の前に脆く儚く散って逝った愚族。
この雨が降りそうな天気は彼女の事を… 彼女の一族の事を思い出して、酒が進むものだ…――**]
(122) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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/* 了解しましたー。 同内容はハワードさんにもお送りしています。
デスヨネ…。>スペイン語 ヴァストークはロシア語だったような? 趣味でドイツ語にしてしまいましたのでそのままに…。
いえいえ、焦らずとも良いのですよ。私も明日は夜コア遅いですし。 ゆっくりお休みくださいね。
(-133) 2014/07/09(Wed) 03時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 03時頃
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/* 本当にごめんなさいいい! 設定魔です。 粗方吐き出したから、もう大丈夫です、よ。(震え)
(-134) 2014/07/09(Wed) 03時半頃
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/* あちこちロルが途切れ途切れでごめんなさい…! もう少しマシなロルを打ちたいところなのですが、 ここのところ色々不調気味で頭が回っておらず(
お待たせしないようにと思いつつ、あまり焦ると要領を得ない文になると今日感じたので、もしかしたら明日はもっと低速やもしれません、本当にすみません…
ジェフさんからの国名提示+秘話の件ですが、何となく私は月桂樹をモチーフに想定していました。どの国の言語にするか悩ましいですがw ローレリアとかみたいに、もじってもありかしら…うーん。
何か良い案があれば、ご提案くださいね! 丘の名前だって素晴らしいと思うことしきり…!
(-135) 2014/07/09(Wed) 04時頃
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/* あ、皆なんか設定がすごいwww どうしようこの中じゃうちのペアただの人だwww
(-136) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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/* やっぱりお嬢とコアとか噛み合わないかなー… レスポンス待たずに設定はガンガン落として置いた方がいいかもね
(-137) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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/* お疲れ様です! それではお嬢、よろしくお願いします。
プロでは秘話での摺合せ可能ということですので、動きなど少々相談したいな…と思っております。 多分コアが少しずれ気味になるだろうな、と思っているので、大雑把な流れを決めておいて、お互い進め進めで落としつつ、お互いに合わせ補完しながら行くとスムーズかな、と思ってます。 確ロルは全然OKですよ。
(-138) 2014/07/09(Wed) 12時半頃
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/* こちらの設定や、大まかなスペックなどは早めに回想の形で落としておきますので、そこから大体予測つけてください。
死亡までの動きの予定ですが… 昼間のターンは巻き目で終わらせようと思います。 で、多分お嬢って、結婚されても相手方のお宅へは行かないですよね? なので、結婚は嫌だけれど、あまり環境は変わらないと思ってるんですが…どうでしょう。 その前提で考えているので、もしもお相手のお宅へ行くようでしたら、以下は白紙で考え直しです(笑
お嬢が結婚されたら、うちのはそのまま屋敷を辞そうと思っています。が、それをお嬢に言ってない。 言わないで消えるつもりがうっかりばれる…とお嬢ってどうなりますかね?← お嬢が飛び出すまでの流れがきれいに纏まると良いなと思ってますので、何かあれば、遠慮なく仰ってください。 拾うのは得意です(
(-139) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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/* あ、あと、他の参加者皆様方の、従者のスペックが高そうで怖いです!( なので、少しだけ、うちの子のスペックも上げておきます。 ただの家庭教師じゃすぐに死ぬ(ぁ
…基本蛇って、弱点の方が多いんだよなぁ…(遠いメ
(-141) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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/* 秘話を別の人に送るんじゃないとドキドキしてた奴がここに。
お嬢愛でたい愛したい
(-140) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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/* そして寝落ち常習犯の僕がここに。
うぅぅ、トレイルさんと絡む機会があったら気をつけねば…
(-142) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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/* メモでの相談は、ある意味安心感があって捨てられないんだけど、たしかにロルのやり取りでかちっとハマった時の快感には代えられないんだよねー (村建て様のツイートを見つつ
(-143) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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/* 毎度のことながら、キャラ設定を組上げるのに、グーグル先生手放せない。 いやまぁ、オリジナル設定って胸張っちゃえばいいんだろうけど、やっぱりベースがある物はなるべくそれっぽくしたいじゃない。
…とか言ってると、またもただの普通の人で終わってバトれないっていう
(-144) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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/* サイモンに無駄に秘話送ってみたい 無駄に。
ねぇねぇどんな気持ち? 今どんな気持ち?
って。(やめなさい
(-145) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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/* 設定をロルに書き起こすのはできるんだけど、またも一人遊びになっちゃうんだよなぁ… 良いんだけどね。
(-146) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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/* 一人遊びなんかしなくてもきっと知り合いには透けてるさ!(投げやり
(-147) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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私の『腹のうち』など―― 聞いたところで痛くも痒くもないのでしょう?
[言葉が漏れ出てから失言だった事に気付いて歯噛みした。 悪態も恨み節も彼の優越感を煽る程度のものでしかないと知っていた。 中身のない褒め言葉と沈黙。いつもはそれで対処出来るのに。
雨の気配は過去を連れてくる。 全て奪われた日の思い出を]
(123) 2014/07/09(Wed) 14時頃
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[せめてあの日、自分が兵として認められる年でさえあったなら。
ただ1人兵が増えただけでどうにか出来る戦力差ではなかった。それでも、一族の大人たちと共に死ぬくらいは出来たかもしれない。
思い出すのは目の前にある人の壁。 私の盾になろうと抱きしめてくれた大人は、いつの間にかただの肉の塊と化していた。
目の前で戦い散った両親を見ていたのに、庇って死んだ乳母との思い出も胸にあるのに。 憎しみを感じるより先に死の恐怖に呑まれた。
血と泥に塗れ『ころさないで』と懇願する私が彼らの目にどう映ったのか――。 考えたくもない。
結果的に殺される事はなかった。おめおめとこの年まで生き延びた。 ――死んだ方が幾分かマシだったが]
(124) 2014/07/09(Wed) 14時頃
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[此処に連れられ、呪いを受けて。ふと目に入った一冊の書物。 呪われた人狼の女の話>>75
物語の筋も何も覚えていない。 気が付いた時にあったのは、最早書物としての役割を果たせなくなった紙の束と目の周りにある腫れた感触だけだった。
従者として、或は兵として。いや、玩具として、か。 私はこの主に――仕えている*]
(125) 2014/07/09(Wed) 14時半頃
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/* 他主従やご主人ににやにやしながらログ遡りリリンラさんでフハッてなってしまう あとアヤワスカちゃん可愛いしサイモンさんは可哀想可愛い
東の打ち合わせは覗かぬようしていたのが甲斐あって、読んでいて面白いー 北は三角関係(語弊)ににやにやしてしまう 南組のこの両片想い感ね。にやにやするね
ご主人はマジご主人でした…中の人はめっちゃ喜んでますミッシェルは嫌がってるけど
(-148) 2014/07/09(Wed) 14時半頃
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/* 平日の!この時間に!誰かいるわけないっすから! かみん!
そして何故序盤に感想まとめみたいな事してしまったんだろう 萌えたからです 萌えたのに吐き出し口がないからです
(-149) 2014/07/09(Wed) 14時半頃
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/* は、自分で予定建てておいてなんだが、天声とか落とすの今日かΣ
しかしあれだ、うん。 改めて見るとヴェスパタインチップ好みだ。いや、好みなのは知ってはいたんだけどありとあらゆる要素で避けていたとかそんなでして(
さて、どれくらい透けているのでしょうね!
(-150) 2014/07/09(Wed) 18時頃
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/* わーい、ミッシェルと遠隔成立ー。
このまま秘話ロールで物語練り練りするのは有りか無しか(お前分裂しすぎだやめとけ。
デスヨネー。
あとリリンラ可愛い。
(-151) 2014/07/09(Wed) 18時頃
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/* あとなんだあれだ、ヤニクがNG含めて全力でクズやってやるんだからねと言っている感じがしてときめく。
はーやーく死にかけて、他の人達と絡みたいーーー
その前に主と妹と絡みたい。絡んでいる様で絡んでいないけれどもう刺さっているというあれ。
遠隔楽しいです。というか、もうずっと遠隔でいい気がしてる。
(-152) 2014/07/09(Wed) 18時頃
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─ 鏡の間、リリンラと ─
[其れが開けた扉にぶら下がるリリンラが、まるで侍従の鏡と言わんばかりの優雅な仕種で飛び降りた>>@4。 一礼する仕種も蛙という見た目に反して、堂に入っている。
そんな姿に反して品良く、そうして出来た侍従に振った頼みごとを了承されれば、其れは口許を柔らかく笑ませた。]
「そうか、確かにその姿じゃ何かと不便がありそうだ」 『紳士の姿に変えてもいい気がするけど、リリンラはリリンラですものね』 「『蛇の獣人を気にするのも、リリンラらしい』」
[ちょっとした遊びへの打診の返答>>@6には頷いて、確かにもう一人の方が相応しいだろうかと頭の隅で思う。
それから鏡に映るセシルの様子を気にする様に、声を揃えてくすクスと笑ってみせた。]
(126) 2014/07/09(Wed) 18時半頃
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「『処理は任せた』」
[サイモンを閉じ込めた黒い檻の処理を買ってくれたリリンラに主として頷きを返し、そうして喉が乾いていないかとの問いにはわずかに首を傾げた。]
「『うんと甘くしたアイスココアを』」
[返答を待つリリンラに告げ、そうして黒の檻を転がす蛙の後ろ姿を見送った**]
(127) 2014/07/09(Wed) 18時半頃
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/* あ、馬鹿、在籍いじり忘れた。
うん、まぁいいや。
天声関係推敲せねば(ぐぬぬ
(-153) 2014/07/09(Wed) 18時半頃
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/* リリンラに怖がられてたの俺かwww くっそwwかわいいなwww 全く気付かない感じで絡みに行こう、いずれ。
(-154) 2014/07/09(Wed) 18時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 19時頃
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/* なっかーよっくーけんかしろっ
(-155) 2014/07/09(Wed) 19時頃
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―22年前―
――おっさんそれ、偽もんだぜ。
[そのたった一言が、少年のその後の運命を大きく変えた。 港町の道端でのことである。 幼い少年の一言に、その場にいた全ての大人が振り返った。 それらの視線を臆する事無く受け止め、少年は彼らの真ん中にある一枚の絵を面倒くさそうに見やる。 街行く人の誰もが知っているような、有名な画家のサインが入っているその絵は、一見全く本物の様だった。 しかし、少年には見えてしまう。 デッサンにしては線の少なすぎる下絵、本来なら描く間に塗り重ねられるはずの絵の具の層の薄さ、そして、下書きされたサイン。 しかし絵を売りつけようとしていた男達は、少年の言葉を鼻で笑う。 当然だろう。 たかだか10歳にも満たない少年の発言だ、真に受ける方がどうかしている。 少年も、何となく黙っていられなくて口に出したものの、信じてもらえるなどとは思っていないから、そのままその場を通り過ぎようとした。]
(128) 2014/07/09(Wed) 19時頃
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[ところが、その絵を買おうとしていた方の男は、なんというか、“どうかしていた”らしい。 するりと人々の間をすり抜けて姿を消そうとする少年の肩を、暖かい手が捉える。 少年が、突然の熱に、そして男が触れた肩の冷たさに、驚く。 振り返った少年は、男の真剣な眼差しに若干怯んだ。 ――どうして分かるんだね… 尋ねた男の眼差しから逃げるように、少年はすいと視線を絵へと逸らす。]
…俺は、あんたらとは違う。
[少年は、ぽそりと呟く。 余り多くを語る気は無かった。 この頃の少年は、周りの人間と姿が違うことは、それだけで命を脅かされることを知っていたのだから。 絵を売りつけようとしていた男たちは、又笑う。]
(129) 2014/07/09(Wed) 19時頃
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[そいつらを眺めれば、笑ってはいるけれど、どうやらものすごく緊張しているらしいことが分かった。 頭部が随分と熱くなっているようだ。 …あぁ、そういうこと。]
なんだ、あんたら、これが偽もんだって、知ってたんだ。
[これだけできが良いなら、レプリカとしてだってそれなりに高く売れるだろうに…と思う少年とは裏腹に、男達を見やる、男の目が鋭くなった。 ――君たちは、私をだまそうとしていたのかね? 男の言葉に、男たちの熱くなっていた頭部がさぁっと温度が引いて行くのが少年にはわかった。]
(130) 2014/07/09(Wed) 19時頃
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[あ、これマズイやつ。 思うと同時、少年は転がっていた棒を掴んでいた。 少年の躰には、やや長すぎるその棒を、少年はいともたやすく振り回す。 そして大人たちの胸のあたりほども身長の無い少年は、ぐっと重心を低くすると同時、手にした棒を真横に薙ぎ払った。 今にも少年と男に掴みかかろうとしていた男たちは、足を払われ途端にバランスを崩してその場に転がる。 悪態をつきながら男たちが立ち上がろうとする、その前に、少年は己の腰に差してあった鞭を抜き取った。 束ねてあった紐がばらばらと足元に広がり、とぐろを作る。 ひゅん、と頭の上で一旋、それから無造作に、上半身を起こした彼らに向け。 三人全員を、纏めて縛り上げてしまった。]
(131) 2014/07/09(Wed) 19時頃
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バレたからって、実力行使かよ、かっこわりぃ。
[少年は苦く呟くのだった。 やがて遅れてやってきた警吏に男達を引き渡すと、一部始終を眺めていた男に礼を言われるが、手を振って断る。]
おっさんの為、ってわけじゃない。 ああいうのほっとくと、ガラ悪い奴らが増えるからな。
[そういう少年は、男を置き去りにして、一見の娼館へと消えてゆくのだった。
それからしばらくして、娼館で小間使いやたちの悪い客の処理を手伝っていた少年を、男…ルシアン・バークリーその人が、引き取るのは、また別の話。
男の少年に対する評価が、変わった少年、であったのと同時に、少年の男への評価も、変なおっさん、であったことは、言うまでもない。]
―過去・了―
(132) 2014/07/09(Wed) 19時頃
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/* 蛇って言えば、鞭かなぁ、なんて。
(-156) 2014/07/09(Wed) 19時頃
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/* ぐぁ、誤字ってる… 一軒、だっつの。 一見はお断り!…でもないけど。
(-157) 2014/07/09(Wed) 19時半頃
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/* ふう、東熱い。
そういや村建て適当にそれっぽい大陸設定とんかんしただけで、どうしたいかはないのよね。 強いて言うなら東は和チップ&明後日チップイメージだっただけで(
なので好きにしてくれていいのですねー
北は割と私が好きにしてたかな、すみませんorz
(-158) 2014/07/09(Wed) 20時頃
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/* 名付けはいつも迷う私です。
今回はセレソ(西)ヴァストーク(露)だから迷いつつも、 私もジェフも諸々ドイツで揃えてるのよな。
(-159) 2014/07/09(Wed) 20時頃
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/* 国名迷いつつ、自分らが一番優れているとか思っていそうな魔術国という雰囲気で、レーヴェ・ロルべイア(王国)というのを提案してみますw
栄光・勝利・永久とか、百獣の王とかその辺りでしょうか。 選民思想のある国らしいかなと…
あまり中の人発言挟むのも無粋かなと思って控えていましたが、もし設定で悩む点があれば何でも投げてくださいね! でも私に関しては過去も現在も捏造大歓迎ですので、相談無しでも全然問題ないですよ♪
(-161) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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/* ヒセツさんはヴェスパ?かな?
(-160) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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[金髪の獣人の悪態>>123に、口を弓なりにし]
そうだな。痛くも痒くもないな。
[と吐き捨てた。視界の先には獣人の左手の痣が映る。]
時に・・・明日の戦も期待しているぞ。 精々俺の右腕として働くんだな。
[と言葉を掛けた。 もうすぐ雨が降る。恵みの雨。吉兆の証。
俺が「雨の王子」と異名を持つのは勝利を収める時、必ずと言っていいほど雨が降るからだ。
だから雨は縁起がいい。 喩えそれが獣人の従者にとって忌まわしい過去を引き起こすものであっても。]
(133) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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/* にょろにょろ。
今懸念してるのは、こいつ、脱皮とかするのかって話なんですが。 どこまで蛇蛇させよかな…
今のところ、低体温、変温動物、あたりから、人肌で火傷するとかは考えてる(ぇ あと、心臓が不完全で、定期的に固まる、と。
そのへん、館についたら人間並みの能力ってことなので、もともと持ってるハンデを捨てようと思ってます、イイよね?
(-162) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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/* ヤニクさんが、もう見事に悪い奴になっていらして素敵です。 ヤニクで悪役って何故だか似合うよね。
(-163) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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/* なお、こいつ冬眠はしない模様。 常春の国でよかったね!!!
(-164) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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/* ポイント制限が無いって素晴らしい。 無駄遣いし放題(やめなさい
(-165) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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/* 追いつこうとするのをやめよう。 一度書くことに集中しよう…
ううう辛い…とても楽しみにしていただけに、辛いし申し訳ない。 ハワードかっこよすぎて、なんかもうどうしようかw
調子の良い時に組みたかった。女性PCへのトラウマが一つ増えそうで怖い。
(-166) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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/* シノさん台風大丈夫ですか(震
てかなんというか、某冬合宿村のようにタイムリーな村になって震えてる。ご、ごめんorz
(-167) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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/* お帰りなさいませ、体調の程は如何でしょうか? 丁度、ロルを作っていたところに御座いましたので、 早速採用させていただきます。
月桂樹とは賢人を意味する代物、 流石は我が姫、お目が高い。
此方、今の所、凛々しい主君に仕えられる喜びで、 胸を震わせるばかり。難題疑問など欠片ほども、露ほども。
ただ、此処最近は気候時期共に不安定で御座います。 くれぐれもお疲れなさいませんように。 緩々とマイペースで参りましょう。 私は何時如何なる時も、歩み合わせお傍に。
(-168) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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―停戦協定・会議室―
[窓を伝う雨垂れが外の景色に紗をかける。 主人の階級に相応しく上座に設けられた椅子を引き、 彼女に着席を勧めると己はその背後に控えるを選択。
山脈で分かつ大陸の片側、主人と共に属する神聖国家は 魔力の強さと希少性で、一生が決められる。 仮令、三等市民の出でも魔力に恵まれれば、出世の道が開け、 官僚の子に生まれても、乏しい魔力量では、下級貴族へ養子に出されるか、一族の恥部として郊外に幽閉される。
ディステル・フライハイトの建国の背景にもある選民意識は、 何百年も常識として扱われ、何の悪意も無く 老若男女の潜在意識の中に根付いている。
とりわけ、代を重ねるほどに内包する魔力量が増す貴族階級は それが顕著であり、議場で囀られる誹謗はまだ大人しい方だ。
昨今、威勢を増す隣国に対し、焦燥も混じるのだろう。 精霊を喚び、地脈と大気から力を引き出すこの国と、火を燃やし、鉛と鉄で近代化を目指す隣国は、性質からして相容れない。]
(134) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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[―――もう、皆が苦しむことも無くなる。>>73
その言葉を、老年の身はセピア色に褪せる記憶の中から掬いあげる。 自身の主が願うと同じように、嘗て口にした男を知っていた。 先の天才、ウェーズリー・フォルクバルツである。
厳しい土地で生き抜くための、力強き隣人を造り上げた男。 穏やかな日常に花を添える剪定師のような彼は、 ディステル・フライハイトの科学力を十余年は稼いだ英傑だった。
けれども、当時、ディステル・フライハイトに属していた自身は、 その言葉を頭から信じられるほど、達観していなかった。
上層部がアンドロイド事業の追い風として掻き集めた数多のサンプルデータ。その中には、当然のように自身の名があったのだ。
ディステル・フライハイト特殊工作員の肩書きを持ち―――、 レーヴェ・ロルべイアの奇跡と謳われる年端も行かぬ幼子を屠れと、密命下された“サイレンス・サーストン”の名が。]
(135) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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[あれから二十年近い月日が流れ、 血色に染まった指先は白手袋の内に仕舞いこんだ。 人を殺める為だけに磨いてきた技術は、 紅茶葉の選定と、給仕の精度に転進させた。
密命の最中に消息を絶った暗殺者が、 その後、軍部で如何来歴を消去されたのかは知れない。
ただ、紆余曲折の果て。 自身の過去を歴史の闇に沈めた好々爺は、 穏やかな眼差しを湛えながら、主人の背後を見守っていた。*]
(136) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 21時頃
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/* 天声軽く読み返し完了。
さて、今クリラッサの武器の銃火器についてどうしようか考えている。うーん…… うーん……。
もうちょい考えよう。
(-169) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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/* 東あつい、ほんとあつい(身を乗り出す村建て。
(-170) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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/* 1d手動開始違うぜ自分……(情報欄読み返して震えた
(-171) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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―――姫様、
[そっと主人の耳元へと、片手を立てて小声を注ぐ。 卑語の群に立腹するは、卓向うの隣国士官だけでは在るまい。]
どうぞ、此処は波風立てますな。 食って掛かれば、悪臣等の思う壺。
―――…貴女は、いつものように、 正しいと思ったことを、何に恥じることも無く、そのまま口にすれば良いのです。
[腰を折った姿勢での耳打ち。 退席を彼女の威光で命じることは容易いが、 それは高官の意見を纏めるだけの力が無いと認めることになる。
彼女にどれだけカリスマが在ろうが、 政治に置いては、悪知恵だろうと年季が物を言う。
彼女の気を解すよう、帳に見立てていた掌で、 ローブに包まれた肩を、労わるように撫でて下ろした。]
(137) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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/* NPCでシビルの名前、出てない、よ、ね(不安。
(-172) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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─ 回想/真冬の王宮回廊 ─
[この国最後の王子が簒奪者として祭り上げられた。 その報せを聞いたのは、まだ真冬の頃だった。
事が事だけに、この情報を知るのは国王の近衛連隊の中でも一部の隊だけ──とりわけ、男の義父である宰相、シビル・リューゲシュッツァが指揮系統に関与出来る部隊で行われていた。 無論、男が義父であるシビルに任された隊もそれに組み込まれた。
あの真冬の日。 暖炉の前で西の国の金色の人狼である女の物語を、トレイルやヨーランダに読み聞かせた日と同じようにしんしんと雪が降り積もる日。 『もう限界だと思う。だから、今度は当家の人間として振舞ってくれぬか』 シビルは娘であるリンダ…男の妻の目を盗んで、こちらにまっすぐに頭を下げてきたのだ。
国家を私物と化し、民に悪政をしく王。それに仕える宰相の忠義をまっすぐに、婿養子である男へとぶつけてくる。
義父には恩義があった。自分の息子を密かに葬る王>>91の魔手。それを、トレイルに伸ばさない為に、何度も王に働きかけてくれた。
婿入りも、そのひとつの条件]
(138) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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/* なんというか、久々に一撃重い病が出てる気が、する
久々でもない?
読みづらくてすまない主、妹……
(-173) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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[もっとも男の婿入りは、今では妻となったリンダの意向が強く反映されてのことなのだが。
騎士として軍服を纏って数年が経てば、民に対してだけではなくまさに暴君として振舞っていた王の行為を耳にし、大切なトレイルを護る術がなく歯噛みしていたのだ。
義父はそれを知っていたのだろう。リンダと共に結婚の話を持ちかけて来た時に、同時に極力トレイルから王の視線を反らすという密約が交わされた。
けれど、義父は王の忠臣だ。 いざ事が起こると知れば、王の為だけに采配を揮う。
今までの恩義を返す時だとシビルの目線に告げられ、男は2人に贈られた飾り紐(>>25)で結わえていた髪をほどくようになった]
(139) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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[何も隠し持ってなどいないと>>104 肩を竦めて、ひらり掌をひらめかせる。]
だって貴方がいるんだもの。 ふふふ、私は何も持つ必要なんてないでしょう? …貴方を頼りにしているって、わかっているくせに。
孫と好々爺だなんて冗談、止して頂戴。 しっかり護ってね、――私の素敵な騎士様?
[子どもに見立てられて反論するも、その表情はどう見ても幼いもの。 侍女にすら見せることの無くなった一面を、その自覚がないままにハワードへ向けて、 内心、昔から変わらぬやり取りをしてくれる執事に感謝した。]
(-174) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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[そうして雪が止んだある冬の日、回廊でトレイルとヨーランダとすれ違うことがあった。
いつもは2人に贈られた飾り紐で結わえていた髪を無造作に下ろした己の姿に、2人は気づいただろう。
男が口では告げない、決別の意思に。
それは、妹が決意(>>99)を固めた日の話。*]
(140) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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/* 村の設定変更シスメの次に登場して村建てバレしただろうか。
どれだけの人に透けてるのだろう……ソワッ(∵三∵)ソワッ
(-175) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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……は、
[吐き捨てられた言葉>>133に吊り上がった口端を見て深く息を吸う。 ぎしり、と牙が軋めど、それ以上言い返す事はしなかった]
……ご期待に添えるよう、死力を尽くします そろそろ身体を休めてさせて頂いてもよろしいでしょうか
[そろりと頭を下げて。
右腕、の言葉に嫌悪が湧く。誰がこんな男の右腕だ。 そう思いたい一方で、術が発動すれば意識は残れどこちらに身体の自由はない。右腕のようなものだろう、と納得してしまう自分もいるのだ。
戦。明日の戦の雨もまた、彼に幸運を運ぶのか。 目を伏せて、心で唱える]
(141) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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/* 北組良いなぁ、良い終の雨が降りそうですなぁ。 と思ったら、姫様…!(ガタガタッ
(-176) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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―停戦協定・会議室―
[室内にささめく誹謗中傷は、自国の臣から上がるもの。 ローブを被っているため外からは見えまいが、ぐっと眉間に皺が寄る。
一体彼らが、ディステル・フライハイトの民の何を知っていると言うのだろう。
かの国の民がただ虐げられるだけの存在だったのは、 もう何百年も前のことだというのに。]
―――――……。
(142) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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(明日こそ、誰かこの暴君を打倒してくれますように)
(明日こそ) (明日こそは)
(143) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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臓物ぶちまけて無様に死ね、俗物が
(-177) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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選民思想なんてくだらない。 まったく旧時代の遺物共が――…
[昔使用人の子らから習った、あまりよろしくない言葉。 この悪態はきっと、ハワードの耳にしか届かなかっただろうけれど。]
(-179) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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/* ミッシェル可愛いな!
(-178) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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/* お疲れさまですー!数日間、どうぞよろしくお願いしますね。
こちらも確定ロルOKなのをお伝えしつつ。 死ぬまでの動き予定について。 こちら側の反応としては、怒るでしょうねぇ。 一方的な喧嘩になるかもしれませぬ。 ので、その流れの場合だと使用人の誰かの話が耳に入り本人へと問い詰めて… というのが一番流れとしては自然かなぁと思っている次第です。
主人側のスペックも皆高そうですよねぇ…(がくぶる。 修正できないくらいまで固まっちゃってるんで…せめて少しでも頭が良い方に微調整できれば… (従者さんもふもふしつつ。)
(-180) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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[…は薄暗い書庫で黙々と書物を漁っていた。一冊ぱらぱらとめくっては頭を振って空中へ放り投げる。不思議なことに不要とされた本たちは床に落ちる前に自らあるべき棚へと吸い込まれていった。]
…ッたく、便利な術を使ってやがるくせに。 魔道書は無ェのかよ、魔道書は。
[静かな空間にふてくされた少年の声が響く。次に開いた本には女子供が喜びそうな、可愛らしい菓子の作り方が載っていた。…は小さく舌打ちをして座り込む。]
……あ?
[そこで、わずかに"主"の気配が変わったのを感じた。何の呪いか、この世界に来たときから"主"の動きは空気の揺れで察知できるようになっていた。]
……なンだ?
[…は重い腰をあげて、主の元へ向かった。]
(@6) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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[小さく呟いた言葉は、議場のざわめきに飲まれて消えた。 ハワードの引いてくれた椅子に静かに腰掛け>>134――…た、つもりだけれども。
続いて執事にそっと耳打ちされれば>>137、僅か身動ぎする。
――冷静に、冷静に。
小さく頷き、心の癇癪玉からいくらか火を遠ざけた。]
(144) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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「……さて、皆様お集まりですかな。」
[仮初の議長がのろのろと口を開く。
国の未来を占う者として、この交渉の提案者として同席を許されているものの、さすがに進行役は宮廷の文官に取られてしまった。
ゆっくりと、此度の停戦協定の条文が読み上げられてゆく。
遥か昔からの戦争の経緯、現状の整理。 現在の国境を固定し、互いに攻め入らないこと。
次いで本日の議題、 国境付近の細かい紛争地帯をどう収拾するか、 協定を反故にし不要な侵攻を犯した場合の対処、 両国の和平の使者の扱いについて云々等々……]
(145) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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[レーヴェ・ロルべイア王国。
それが、セレソ・ヴァストークに古くから存在する国の名だ。 風光明媚な平原・海岸地帯を治め、”魔法”を有する種族の国。
水を操り雨を降らせ、土と語らい、芽吹きの季節に祈りを捧げる 指先一つで火を起こし、風を呼び、時に精霊を招いて友とした。
彼らは魔法を通して自然と共生し、また自然に愛される存在であった。 だがその自負はいつしか――その力を持たぬ者との断裂を招く結果となり。
魔力を一切持たぬ者を蔑み、自分らより下位の存在であるとし、 選民的思想の元、それらを虐げ、隷属させるまでに至った。]
(146) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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─ 軍議室 ─
決行日……?
[そうして軍議室に戻れば、室内にいた妻からそんな話を聞かされる]
彼の情報がなくとも、さして変わらないということか……。
[リンダが反乱軍に忍ばせた斥候からの情報を聞かされ、そうしてあの小さな教会で男を殺した感触が蘇った。
別に、人を殺すなんて初めてではないけれど。 けれど、近しい人を殺すのは、初めてのことだ]
(これくらいで、動揺しているのか?)
[ならばあの2人を手にかける時、己はどうなるというのだと。 少年時代に世話になった男を殺した感触が残る手に視線を向け、心が震えるのが判った]
(147) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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/* お嬢!お嬢!
(-181) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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/* ハワードの姫様、が、ひぃさま、に見えて仕方ない。
(-182) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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[ただ、生きる術が違うのだと。 ――何度訴えがあっただろう。 魔法の有無は個性であると。 ――理解されぬ問答が続く。 心も、身体も、同じ”人”ではないかと。 ――嘆きの声はついぞ届かず。
やがて魔力を持たぬ者は海辺の街を捨て、離れた平原に集落を作り、 数々の”道具”を生み出し、”彼らの方法”を以って生活する術を編み出して行った。
……しかし。これを、魔力を持つ者らは良しとしなかった。]
(148) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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リンダ、すまない。お茶を淹れてくれないか。 美味いものを口に入れて、一息つきたい気分なんだ。
[心が震えるのが判る。 けれども嘘を纏う男は声にも表情にもそれを出さず、常通りに妻へとあたたかな茶をリクエストする。
脳内で、愛しい2人に刃を向けるその決行日を反芻しながら]
──その日は、雨が降るだろうな──。
[なんとなく眺めた窓。そこから覗く空を見上げて、男は低く呟きを落とした]
(149) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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[ただ虐げられるだけの存在であったはずのそれらが、反発の兆しを見せている。>>109 非常に泥臭い手段ではあったが、それらは自立しようとしていた。
優越感を満たすための存在であった”それ”らは、 ついに手元を離れ、自らの権利を主張する”人”となり、同等の地位に立とうとせんと。
そんなことがあってはならない。 魔力を持つ我々が、我々のみが、選ばれた民なのだ。 この地に愛され永久の繁栄を約束された、輝かしき王の一族であると。
君臨者の言うことが聞けぬなら滅ぼしてしまえばいい。 膝を折らぬ者は血に染めよと、新たな国の芽を摘むべく、初めて”戦争”が起こった。 ……否、戦争と呼ぶにはあまりに一方的な虐殺が。
生き残った僅かな者たちは、密やかに、山の奥へと逃れて行った。]
(150) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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[あのような荒れた土地に踏み行って、生きては帰って来れまい。 滅びる定めの種族であると鼻で笑い、魔術師らは数年、安穏と時を過ごした。
しかし支配の及ばぬ山岳地帯に防護壁や砦が現れたことで、ようやく悟る。 彼らは生きていた。…このまま、いずれこの国へ責め入ってくるだろう。 そうなる前に、潰さねばならない。この地に君臨するは我らのみ……
―――これが、数百年前のこと。 未だ、その争いに終止符は打たれていない。]*
(151) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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いやはや。 日頃身体も動かさないので、その分、口が騒ぐのでしょうな。
[主人の身体から滲む不快は肌で知る。>>142 選定の頂点に立つこの女性は、視座を合わせることを厭わない。 生まれも、国も、家名にも縛られぬ善良な魂を持ちえている。]
高貴なる蒼い血の方々が、噂話など。 余程、この停戦協定を心待ちにしていたと見えます。
―――…お詳しいなら、是非、両国の親睦の為にも、 御歓談に混ぜていただけますか? 何分、寄る年で耳が遠くていけません。
[何食わぬ顔で、傍らの椅子にすっぽりと納まる富と名声で肥えた外交官に視線と声を投げた。 一瞬、煩わしそうに跳ねた眉は見逃さない。]
(152) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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/* メモ待とうかな、うんうん。
サミュエルきたー。
ミュウとエルどっちがいいか選ばせてやる。
(-183) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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かーえーるーのーうーたーが きーこーえーてーくーるーよ
クワッ クワッ クワッ クワッ ケロケロケロケロ クワックワックワッ
(-184) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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怒鳴り散らすほど子供じゃないわよ…
[カップを見つめたままテーブルに置かれた手は強く握りしめられていて。 視線を上げれば見飽きた顔が笑っているように見えた。 それに益々機嫌を悪そうに…しかし眉間にこれ以上は皺を寄せる事無く深いため息を一つ。 広げられた小冊子…お母様から頂いた大事な本が視界に入ればあからさまに嫌そうな表情を浮かべた。>>59
淑女の理想のあり方。お母様はそれを体現したような方で。 まるで絵本の中に出てきそうな程立ち振る舞いも見た目も美しく。 セシルにもお父様にも、近しい使用人にだって母上様のような淑女にと永遠と聞かされてきた。 10年以上本の内容と決まり文句を聞かされ、読まされていれば嫌でも内容は覚えた。 それなのに、素直に口に出さなくなったのはいつくらいの話だったか。]
嫌よこんなツマラナイ物。読まなくたって私はもう立派な淑女-レディ-よ? 結婚前日の、ね。
[つい、と古い冊子を手で避けて。 それでもきっと、読まされるのだろうなと簡単に想像がつき。 早くティータイムが来ればいいのにと目の前の男……セシルには聞こえないような小さなため息をまた一つ。]
(153) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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[自身だけならば、僕従如きと歯牙にも掛けられまいが、 彼女の横顔を垣間見やれば、口を噤む。>>145
信託を預かる神子は国の象徴にして権威。 先読みと呪術は別物であるはずが、 高官の中にはこうして、彼女に畏怖を抱く者も居た。 歴然とした力の差は、魔力を有するならば理解出来るもの。
―――あれではまるで、神子ではなく、魔女でないか。 そんなふうに、影で囁かれるほどに。]
(154) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 22時半頃
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/* いい流れですね。
それでは、厨房のおばちゃん(ハンナ)経由で女中とかに流れるようにすると良いかもしれないです。 勿論他でもOKですが、基本お嬢に近しい使用人には直接は言っていないと思うので…
タイミングは、いつでもいいですが、今日のレッスンが終わってからの、いなくなるまでの時間が無い!という方がせっぱつまってる分強硬手段に出ますかね。
お嬢はお嬢で良いんじゃないでしょうかw まぁ、頭の方は、頭脳スペック高めの家庭教師がつきっきりでしたので、結構いい方なのでは…(
(-185) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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[そうして妻が淹れてくれたあたたな茶で満ちたカップに口づけながら、男は机の前に静かに佇むリンダを見た。
物静かで良家の娘にしては地味な出で立ち。 男ならば家督を継ぐ実力が充分あるのは、少女時代からよく理解出来ていた。
妹の剣を避けるよりも、彼女の剣をかわす方が大変だったし、実際何度か負けたこともある。 負かした数の方が多かったが]
リンダ。 ……色々と終わったら、少し夫婦らしい時間も取ろうか。 私もようやく、色んなことに慣れてきたから。
[静かに寄り添う彼女と過ごした十年の歳月。 それはあまり夫婦らしいとは言えず、不意にそんな言葉が洩れた]
(155) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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―――それに、この場に置いて各々の心中を量るのも、 目的の一つで御座います。
[どれだけ普段から美辞麗句を並べ、彼女を賛美しようと、 密やかに交わされる中傷と卑しい眼差しは人となりを隠さない。 温厚そうな瞳をした老人は、 後に控える大規模な宮廷粛清の贄を算える。
協定が結ばれたとしても、すぐさま明るい未来が拓ける訳も無く、 奢った貴族等を調整せねばならない。
案外、器用なのですぞ。と、茶目っ気を滲ませ、 片目を瞑って見せれば、彼女の業腹も幾らか紛れただろうか。
決して、穏やかなばかりの相槌ではなかったが。]
(-186) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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[思うところのある婚姻ではあったが、妹や弟の様な彼とは違う愛しさを。嘘ではない愛しさを覚えているのは事実だから]
……リンダ、何故泣きそうになっているんだ?
[目の前の妻の表情に、久し振り男は声に感情を乗せた。
妻の口からその理由は、聞かされはしなかったけれど。*]
(156) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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世界観的にココアは有なのか否か。 一昔前はチョコレートドリンクでございましたな。 カカオマスからココアバターを分離する技術は…19世紀ですか。 ふむ……かつての私の愛読書にはチョコレートを飲むということ自体驚きのものとありましたが、はてさて。 ……誤魔化しましょう。
(-187) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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/* >>155 フラグにしか見えぬ爺で御座います。
東組の主人等はストーリーテラーとしても、一級品ですなぁ。 歴史書を紐解くより分かり易く御座います。
(-188) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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─ 館、鏡の間 ─
[リリンラを見送った頃だろうか。 其れはもう一人の気配を感じて、口許に笑みを浮かべた。]
『ミュウが来るわ』「エルが来るね」
[其れらは互いのこと葉に、ふと黙り込む。 サミュエルの愛称問題については、やはり彼が決める事だろう。 何故なら其れらは互いに譲る気がないのだから。
そうして彼が来たならばこう言うだろう。]
『例の時間つぶしの遊び、もうすぐ舞台が整うわ』 「その前に、君が彼らを覗き見てくるかい?」 「それとも、おもてなしの準備がいいかな」 『リリンラの手伝いって選択肢もあるわよ』
[果たして、サミュエルはどれを選ぶだろう。]
(157) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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/* 性能のいい箱があれば、もう少し二重動かし出来ると思うんだけど、北の相談会広げたりなんでブラウザもういっこ使うの怖い(
ふふ、楽しいけどゼーハーしてる……覚悟の上さ。
(-189) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 22時半頃
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[幼馴染であるヴェスパタインが騎士となる年。 軍服纏う彼にヨーランダと二人で飾り紐を贈った。
長い髪を束ねる為のものを選んだのは お護りとして彼が身につけてくれることを願ったから。
蒼と橙、一色ずつを二人で選んで職人に特別に編ませた紐は 今は願った場所になく、彼の腰にある得物に彩りを添えている。
冬のある日>>140、すれ違ったヴェスパタインの髪が 歩にあわせさらと流れるのが見える。 声掛けることも出来ず、通り過ぎるその人をトレイルは振り返る。 髪が解かれただけのことなのに、別人のようにも思えるその姿。 その日は、彼の存在が酷く遠く感じられたけれど 決別の意思を感じながらも、割り切ることが出来ず今なお彼を想う。]
(158) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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/* 了解ですー誰かに聞けるようにその辺りは練り練りしますね。
問い詰めて一方的に喧嘩をしてから、泣きながら外へと飛び出す予定です。 日替わり直前タイミングで死にロル回したいなぁと考えている次第ですが……巻かないと難しい、ですかね…?
日替わりタイミングが今日なのか延長して明日なのか、分かればいいんですけれど…
(-190) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[――私はもう、立派なレディよ――…
そう口にするお嬢を見下ろし、男は数度瞬きをした。 きっとため息をついているのだろう、その姿を視界に収め、男は僅かに笑う。 確かにもう、お嬢は“レディ”だ。 多少、いやかなり我儘な所はあるが、12年の月日は、幼い少女を鮮やかに咲き誇る大輪の薔薇の様に、美しく立派な女性に変えた。
それは誰よりも、男自身が良く知っている。 男はすっと伸ばした掌で、お嬢の頭をぽんぽんと撫でた。 頭をなでるのは珍しい事でもないが、いつもよりやや優しげな手つきにお嬢は気づいただろうか。]
…それとも、心得は後回しにして、刺繍の方を片付けるか?
[お嬢がこちらを見やれば、口元に浮かんでいた優しげな笑みを意地悪なそれに塗り替えて、そう尋ねるのだった。]
(159) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 23時頃
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-台所-
[黒い大玉転がし終えて、台所へとむかう。おりしも主の眷属の1人である料理長が、アイスココアを作り終えた所であった。リリンラはデカンタに入れられたアイスココアを隣に置かれた銀のスプーンで掬い、一口味を確認する。]
……主様はうんと甘いアイスココアを所望なされました。 これは確かに甘い。ですが、いささか甘味が足りぬように思います。 冷たくすると、甘味は弱く感じられますからな。 ホイップクリームとキャラメルソースを用意なさい。
[…の指示通り用意をする間、リリンラはさきほどの主の言葉を思い出す。自身が気にした存在があっさりと主に見抜かれたことは今さら驚くべきことではない。だが、自分自身にとって、主はいつだって分からない存在であった。]
あの11の鏡に映る者たちは、一体何なのでしょう。 主様は、何を気にしておられるのか。 ……否、私ごときが気にするべきことではありませぬな。 気にしないでくだされ、料理長。
[…は料理長に首を振り、専用の容器へといられれたそれらとグラス、氷の入ったアイスペールを乗せた盆を持ち、その場を後にした。]
(@7) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[自身が口にできぬ言葉を変わりにハワードが形にしてくれる。>>152 途端に口を噤み、会議の始まりに集中する素振りの貴族には呆れんばかり。
自分の持つ魔力への畏怖が背後にあると知っているが故に、 余計腹が立つやら、臣の器の小ささに悲しくなるやら。
小さな小さな、溜息をつく。]
(160) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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/* レーヴェ・ロルベイア王国のお二人。 拾って頂いてどうもありがとうございますー。
ありがたや。ありがたや。
(-191) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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わーたーしーのーあーるーじ ひーとーりーでーふーたーり
クワッ クワッ クワッ クワッ ケロケロケロケロ クワックワックワッ
(-192) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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― 会議場 ―
[マスターに続いて部屋に入ります。 当然、マスターに届いた声は私にも届きます、それも彼らがつぶやく小さな声まで鮮明に…。私は悲しいです。
えっと、彼らは確か敵のはず、識別コードがそう言っています。 では、私は彼らを殲滅するべきなのでしょうか? いやいや、今は我慢です。 これは確か和平会議のはずですから、命令があるまで私の仕事はお預けです。
でも、この人達は殺したら、マスターは頭を撫でてくれるのでしょうか。マスターの隣に座って、私はそんなことをかんがえていました。]
(161) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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/* 巻かなきゃ厳しいかというと分かりませんが、淑女の心得の内容とか考えるのが結構大変とかそういう理由ですすみませんwwww それだったら、喧嘩シーンとかに時間裂いたほうが良いかな、なんて思ったのですが、いかがでしょう?
あ、あとですね、目の前で飛び出されたら割とすぐに捕獲出来ちゃいます( とはいえ、こちら変温動物ということもあり、人肌に触れると火傷するというしょうもない設定がありますので、その辺うまく使ってけばいいかなーなんて… (館内では人間同様になるそうですので、その辺のハンデ無くしちゃうつもりです)
まぁ間に合わなかったらお互い回想で入れ込んでっても良いと思うので、無理ない感じで回してきましょう!
(-193) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[しかし何れ、この者達を宮廷から一掃する日が来るであろう。 ハワードの入れ知恵に、少し明るいこの国の未来を想って。
たとえ王とて、神託の巫女の言葉を無碍にはできない。 どんなに愚臣のはびこる宮廷であっても、 王がパトリツィアの言葉に耳を傾ける限り、勝算は0ではない。
現にこうして、和平交渉の機会を設けてくれた王である。
議場の中傷には今一度目を瞑り、議事に集中した。]
(-194) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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『いつか、きっと――……』>>117
[耳の奥に響く主の声に、緩く首を振る。 そんなことはないのだと、あの日知った。
雪の止んだ回廊ですれ違った、あの日に。>>140 言葉も視線を交わすこともなく、去っていく兄の背中を流れるのは自分と同じ銀糸。
幼馴染として、兄と慕う相手に贈った飾り紐が身に付けられなくなったのを知った日。
忙しくて会える日がほとんどなくとも。 肌身離さずいつもその髪を束ねていたのを見る度、どこかで繋がっているような気がしていたのに。]
(162) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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「えー、…であるからして、つまり……」
[事務的な作業は冷たい空気の中、淡々と進んでゆく。 よく推敲のなされた文章が読み上げられ、紙面が回され、調印がなされ。
しかし長年の仇敵、そこまでしてもまだ互いに半信半疑である。 果たしてこの約束は守られるのか。 騙して油断させ、明日には攻め入ってくるのではあるまいか。]
『…して。何を以って信を得ようと?』
[どこかから上がった、核心を突く一言に議場はしんと静まり返る。]
(163) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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エーローグーロー可ーですが さーんーらーんーしーかーないっ
クワッ クワッ クワッ クワッ ケロケロケロケロ クワックワックワッ
(-195) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[回廊の先に続く、極秘の会議が行われる部屋。 そこで主の隣に付き添い、重々しい決行日を告げる声を心に刻む。
民兵の手引きに、首都外れの教会に向かった大臣から連絡が途絶えたという。 様子を伺いに向かった者からの報告では、近衛騎士がうろついており。 その小隊の指揮を執っていた――ヴェスパタイン・リューゲシュッツァの姿もあったという。
ぎり、と握りこんだ右掌に、爪が食い込んだ。]
(164) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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―――交流を。
[誰も口を開かぬ、水を打ったように静かな空気に一石を投じんと。 それまで一言も喋らなかった巫女は口を開く。]
私は、ロルべイアの未来を占う神託の巫女です。 …この国においては、王に次ぎ重要な地位を担う者。 その私が、ディステル・フライハイトへ使者として向かいます。
――これで、こちらの誠意は伝わりますでしょうか?
[この発言に大きくざわめいたのは自国の臣で、 …それもそのはず、これは予定にはないはずの提案だったから。]
(165) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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/* 此方の国は共和主義にしようかなと思いつつ、付けなかったんですよね。
あれかな。 銀河○雄伝説的な()
(-196) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[館の中では時折かえるの歌が聴こえている
わーたーしーのーあーるーじ ひーとーりーでーふーたーり
クワッ クワッ クワッ クワッ ケロケロケロケロ クワックワックワッ]
(-197) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[議会が幕を開ける前に着席した人物は、 自身から見ても、意外な様相を呈していた。
軍属を示す蘇芳の色合いに混じるワンピース。>>161 書記官か侍従かと当たりをつけたが、 行儀良く着席した様を見れば、その可能性は霧散する。
貴族の令嬢だとしても、物見遊山に訪れる場所としては 似つかわしからず、ただ図りかね、双眸を緩やかに眇めた。]
(166) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[自国の臣を無視して、続きを紡ぐ。]
貴方達に、魔法について知ってもらいたいのです。 私達のことを、もっと知って欲しいの。
そのために、文化交流を提案いたします。 貴方達のことを、もっと身近に感じたい。 互いをよく知れば、争う必要などないと理解できるはずです。 良き隣人として、互いに尊重し―――
『そんなことを言って、影で諜報活動でもするつもりだろう!』 「ほら見ろ、あんな奴らを尊重してやる義理がどこにある?!」
[だんだんと大きくなる反発の声に、議長はやれやれと肩を竦める。 こうなっては収拾を付けるのは難しいだろうから。]
(167) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[この男にしては珍しく不意をつかれたような顔をして。 穏やかな笑みを浮かべたまま頭を撫でる姿は、自分の幼い頃と重なった。 何人もの家庭教師をクビにしてきたかはもう覚えていない。 しかしどの人も私の頭を撫でるような事はしなかった。 小さな自分は、それが酷く嬉しくて満々の笑みを浮かべたのを良く覚えている。 普段より少しだけ優しい手つきは、表情を多少柔らかくするには十分で。]
嫌よそれも却下。刺繍が一番苦手なのに、それならこれ読んでる方がましだわ… あんな細かい作業やってられない。 それよりお茶はまだなの?先にお茶しましょうよ。
[お馴染みの我が儘をひとつ。困らせようよいう意図は全く無く。 普段通りのお勉強風景だった。]
(168) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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皆様、どうかお静かに!! ……私の話は、まだ終わっておりません。
[大声で怒鳴り始めた面々を一喝し。 そっとフードを外し、議場をぐるりと一瞥する。]
軍人の方々はお黙りくださいな。 私がお話しを聞きたいのは、もっと一般的な方――
そう、たとえば、 ……そこの貴女。
[促した先には、軍服を着用していない女性が一人。>>161 彼女と、その周囲に座る者>>120の反応を窺う。]**
(169) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[そんな中、私の耳がまた声を拾いました。 今までの声とは少し違います。 こういう人もいるのだな、と私は少し感心しました。 敵にも色々いるみたいです。
そちらを見やれば、1人の老紳士がいます。 あれ?あの人は私のデータベースにいるような気がします。 ざざっと頭の中で検索をかけてみます。 お目当ての人物はすぐに見つかりました。
そう、あの人は私のお師匠様です。 私の剣の先生です。
私の知ってる先生からは随分と年を取ったように見えますが、データの古さを考えるとき、丁度良いくらいでしょう。
そうですか、私の先生は敵ですか。 今度はそんなことを考え始めました。]
(170) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 23時頃
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[無表情のまま、段取りが進んでいくのを聞きながら。 痕が残るほど握りこんだ掌の力を、ふっと抜く。
右手の指先を、緩く握り直し目を閉じる。 回廊で触れた、大事な温もりを思い出すように。
年が近いこともあり、共に兄を慕い。 きょうだいのように過ごした幼馴染のトレイルは、 今はこの国に残った最後の王子であり。 現王の暴虐を終わらせる為の、唯一の剣。
王政の長いこの国にとって、王は不可欠。 王族の血は何より重んじられ。 だからこそ、今のこの国にとって失くしてはならない存在であり。
そして自分に残された、最後の、手の届く温もり。]
(171) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[忠誠心など求めていない。ただ死にかけの人間に、人外の知識を与えてみるのも面白い。 其れの過去の気まぐれで拾ったサミュエルは、それからどうしただろうか。
扉の前にまたリリンラの気配を感じれば、少し前の時の様に扉を開けて彼を招くだろう。
甲斐甲斐しい者と、そうでない者と。
囲まれ始めた時にはそこそこ愉しいと思えた時間も、既にながく永く越えてしまい。
飽きているからこそ、周りに寄せた鏡の中の者達で遊ぶ時を其れは描いていた。]
(172) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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/* はぅあ!回想なんて手がありましたねすっかり抜けてました…!(
あ、それだと有難いかもです>喧嘩に時間裂く わー凄い素敵な設定だけど生かせるかな……! とりあえず、お部屋に帰ってからのこっそり脱走案も提示しつつ。 どっちが良いですかねー?
(-198) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[…は鏡の間で歩を止め、ノックなしにドアノブへ手をかけた。重い音を立てて扉が開いていく。…は部屋の入り口で、主へ声をかけた]
……呼んだ?
[…は躊躇なく主に歩み寄る。が、振り返った主の口から放たれた愛称らしき単語に怪訝な顔をした。目をそらし、ぼそりと呟く]
ミュウは止めてくんねーかな…
(@8) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[一つずつ擦れがちの喉から零される条約の内情。 口頭で述べられる言葉に耳を傾けるのは、両国同じく。 少しでも天秤傾ける要素があれば、 口を差し挟んででも、自国優位を勝ち得たがる。>>145
特に焦点は、互いに不可侵厳守されるかに掛かる。 腹の内は見えている癖に、手の内を見せない両国最大の壁だ。 上質な羊皮紙一枚破り捨てるに、どれだけ躊躇えるか。>>163
当然、不鮮明な公約に意味は無く、主人は返答を用意していた。 しかし、善意と真摯を詰め込んで言葉に変えても、 保身と利己で出来た耳には遠い。>>165>>167
ロルべイアにとって、薊の咲く山岳地帯は捨てた土地。 肥沃な大地で信託を預けてくれるはずの彼女が、国を空ける。
それは鷹派にとっても、鳩派にとっても、歓迎出来ぬ話だろう。]
(173) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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/* 齟齬、った、か……。 いや、どうにかなると思われ。けど若葉さんにこのぶん投げ方はひどいかなとおろおろ。
あとアレだ、明日の晩か夕方まで待とう。そうしよう。
(-199) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[失うことを知ったのは、今より数年前。
グローヴナー家は貴族の家柄であり、王家の乳母としても仕えていた母。 トレイルが成長した数年後にも、母は男児を産み。 また、ほぼ同時期に産まれたトレイルの弟にあたる王子の乳母となり。
――――王子と共に、暗殺された。
当時は、暗殺だなんて知らず。 まだ幼く、どす黒い王宮の裏側など知らなかったあの頃は。 ただ泣いて、土に埋められる姿に手を伸ばすことしかできなかった。
指先に触れた、母であった女性の肌は。 雪よりも冷たかったのを、今でも覚えている。]
(174) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[刺繍を嫌だというお嬢は予想の範疇。 今無理に進めさせる気もない。 むしろ、他の物であればいくらか手伝ってやっても良いのだが…
今仕上げようとしているものは、そういうわけにも行かない。
嫁ぐ…と言っても実質婿を迎えるようなものなのだが…娘が新しいテーブルクロスに花共に、自分と婚姻相手の名前を縫い込むというのは、古くからの風習だ。 そこに込められた意味も散々お嬢には言って聞かせたのだが…
男はふぅ、とため息をついた。]
今お茶にしたら、昼飯以外の休憩が無くなるぞ。 せめて20回は読んでからにしろ。
[それでもお茶が先でないとやってられないと駄々をこねるようであれば、お茶の準備をしに行くことだろう。 今日の予定は詰まってはいるが、お嬢の機嫌がこれ以上悪くなる方が問題がある… 最低限やらねばならないことを頭の中で整理しなおしながら、男は再度、淑女の心得をお嬢の目の前へと持ってくるのだった。]
(175) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[それはリリンラを迎え入れる前の話。 サミュエルが其れの片割れが提案した愛称に難色を示したのを見て、もう一人が勝者の笑みを浮かべる。]
「じゃあ、エルに決定」
[そうして、彼にどうしたいか問いかける>>157。]
(176) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[11枚の鏡に映る光景は鮮やかで、生きた世界の眩しさに満ちていた。…は主が楽しげに眺めるそれらを見つめ、やがて輝きに耐えきれず目をそらす。しかし、続く主の言葉を聞いて目を丸くした]
……鏡の向こうに、行けるのか?オレが?
[…の瞳にわずかな光がともった]
(@9) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[>>161傍らに座るクラリッサが考えている事は知らず。現段階で彼女に命令を出す心算はなく。
隠すことなく悪意ある言葉を紡ぎ続ける者の多い中、沈黙を保つ白いローブの人物に男の注意は向く。 その人物の背後には黒衣に身を包んだ老執事が立っていた。]
――あの人物は?
[怒りを殺している様子の、クラリッサと反対側に座る幕僚に話を振ってみれば、レーヴェ・ロルベイア王国の予知能力を持つ巫女姫だと聞かされ。 事前に仕入れていた情報と照らし合わせる。 ローブに隠されて彼女が何を思っているかは推し量る事は出来ないが。]
(177) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[>>152老執事が貴族に意見するのを見て、男は僅かに瞠目した。 途端に口を噤む貴族達を横目に、あちらにもそうした人物もいるのだと安堵する。
やがて、静かになった会議室に議長の声が響き始める。 男は背凭れに上半身を預けながらそれを聞いていた。]
(178) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[…は2階で確保したワゴンにお盆を載せ、押しながら鏡の間の前にたどり着いた。 開いたままの扉に首をかしげながらもノックと「失礼いたします」とひと声かけて入室すれば、主ともう一人の姿に気づく。 2人の対話に口を挟むことなく、主のそばに寄り、グラスに氷を入れ始めた。 ココアを注ぎ、平かな口金でホイップクリームを薔薇の花のように形作る。 隙間にキャラメルソースを流した後、水滴のように花弁に見立てたクリームの上に散らした。 テーブルに載せた後、黙って後ろに控えている。]
(@10) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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/* 喧嘩したのがお嬢の自室以外(セシルの自室でもOK)であれば、もう知らない!と飛び出したお嬢は部屋に戻っていると思うと思います。 で、後で機嫌を取りにお部屋に言ったらもぬけの殻…とかだとすげぇ慌てるでしょうねぇ(爽
今の所、落ちそうになるお嬢の手を掴まえて、その肌がセシルには熱すぎてつかみきれず、というのを考えてますが、どうでしょうね。 他の皆様がバトルで死にそうなフラグが立ってる中で、我々至極平和(というか見方によってはまぬk)ですね!ww
(-200) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[二振りの刃で夜を裂き、首を刈っていたのは随分と昔。 あれから積年を越え、自身を知るものは居ないだろう。
元々、日の当たる身ではなかった。 道半ばで消息不明になったとなれば、尚の事。
ただ、持って生まれた骨格も、肌の色も、目の色も。 数値化された情報の中では色褪せることを知らなかった。>>170 人を屠る術に特化した男の情報をラーニングさせたと知らず、 無垢ながら感情の読めぬ眼差しに、疑問の色を滲ませた。
無意識に彼女の力量を測るよう、 撓めた唇をそのままに、微かに口髭を揺らして。]
(179) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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―――…随分と、喰えぬ強豪が居りますなぁ。
[他人事のように小さく独り言を漏らしたのだった。*]
(-201) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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薔薇に模ったコーヒーフロートを出す喫茶店の話を聞いて。 画家なら器用なのではと書いてみましたが、なかなか。 事前に情報を調べておく必要がございました。 これはうっかりミスでございますな。私としたことが。 そして、そろそろ、おねむの時間になってまいりました
(-202) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[微かな歌声が聞こえてくる]
[魔法具を介して飛び込むその声は、限りなく陽気で胸がざわめく。心なしか大きくなっていくその歌声に対して、…は呪文を呟いた]
おいこらカエル野郎、聞こえるか? 聞こえてンなら、そのへんちくりんな歌を止めやがれ!
(-204) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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/* クラリッサちゃんが本気パワーだったら、かなり分が悪いくらい。 ずるい手を使って、五分くらいのイメージで。
(-203) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[考え事をしている最中、女性の演説が始まりました。 が、なかなか上手くはいっていないようです。 と、そんな中、その女性から呼ばれてしまいました。 驚きました、私はおとなしくしていたはずなのですが…。
呼ばれてしまえば仕方ありません。 マスターに恥を欠かせないためにもお返事しましょう。]
こんにちは、神託の巫女様。 お選び頂き光栄です。
私はクラリッサ、と言います。 このような格好ですが、私も軍属です。 それでもよろしければ、お話しましょう?
[服を整えて立ち上がると、微笑みを向けました。]
(180) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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/* じゃあセシルを焦らせる方向で!(親指ぐっ
落ちる寸前もそれで大丈夫だと思いますーそっちの方が綺麗かも。 平和ぼけしてる主従が一組くらいあっても大丈夫だと、思いたいです(
村建て様に時間を伸ばしてくださいませんか?とお伺いするつもりですが、大丈夫ですか?
(-205) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[声を飛ばしてすぐ、現れたリリンラに内心どきりとする。主と話しながらも、漂ってくる甘い香りも気になりはじめた]
…なあ、それ、台所にまだあるか?
(-207) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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/* うおお書きながらで間に合わない…! まとまらない!!!
(-206) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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「ああ、珍しい。そんな表情もできるんだ」
[サミュエル>>@9の表情の変化に、其れは興味を引かれた様に笑う。]
『行ってもいいわよ、ただし見届けるだけ。』 「場所はお好きな様に」
[と言いながらも何となく彼の行きたい場所は予想出来るが。]
『「だけど、行った先の者達が終わりかければ、エルもこちらに強制的に帰還するけどね。 その時はね、うん。リリンラと一緒に地下の準備を頼むと思うけど」』
[言い終えれば、サミュエルに己の眷属である黒い羽虫を差し出しただろう。 蛾として見るか、蝶として見るかはサミュエル次第。 黒い羽は館から、其れの周りにある鏡の世界へとサミュエルを運ぶ。 そんな力を持つ眷属だ。]
(181) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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/* お嬢w鬼畜ww だがそれがいいww
平和ボケしててもいいですよね!w よし、良いことにしようw
あ、結構延びたみたいですよ。スタート。
(-208) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[調停の手続きは恙なく進んでいく。 自国としては一歩とて向こうに譲る心算はなく、条文を何度も確認するように目を通し、外務大臣が羊皮紙にサインをした。
そんな中、本当に相手国を信用する事が出来るのか、という問い掛けが投げかけられる。 それは自国によるものだったか、それとも相手国か。
>>165途端に静まり返る会議室の沈黙を破ったのは、白いローブを羽織る巫女姫だった。 彼女の発言は予想の範疇にはあったが、彼女自身が身を投じる事には両国に動揺が走る。
これは罠か。 それとも真実誠意なのか。 調停を進言したのは彼女らしいと聞いていたが、男はまだ判断しかねた。]
(182) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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─ そして現在 ─
「『相変わらず見事な腕前。ふふ、いっただきまーす』」
[リリンラが用意してくれたうんと甘いアイスココアを手にし、それに口づけた。 >>@10彼が作ったモカカラーの上に浮かぶクリームの薔薇に、子供らしい仕種で口許を綻ばせたのはほんの一瞬の出来事。
鏡の向こうは、そろそろ雨が降り出した頃だろうか。**]
(183) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[>>167自国の民が反対するのを押し切って凛とした巫女姫の声が会議室に響く。 良き隣人、という言葉に男は青灰の瞳を揺らす。
――懐かしい言葉だった。 自分の手からは酷く遠くなってしまった理想。 男はちらりとクラリッサの方に視線を向ける。
諜報活動を行う心算では、という幕僚の声は何処か遠くに聞こえていた。]
(184) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[古い風習はこれだから嫌いだ。 何が楽しくて好意の欠片も持ち合わせていない男の名を丁寧に時間をかけて縫わなければならないのか。 刺繍を、と言われる度に小さく零してきたそれを今回は飲み込み。]
気が向かないんだから仕方がないでしょ。 それにあの人の名前長いのよ……腕が痛くなっちゃうわ。 10回だったら読んでもいいけれど、20回も読んでられないわよ。 いいじゃない、たまには。お願いよセシル? 気落ちしている花嫁を励ますのもお仕事のうちじゃない?
[何も手を付ける気が無いと、有能な家庭教師ならば察する事ができただろう。 こうなったら…は引かない。お茶が出てくるまで永遠とこのやり取りが続く。
男はもう一つため息をついてから準備をしに部屋を出ただろうか。 それを満足そうに見送ってから、ついと視線を窓の方へとやる。 天気が悪く、使用人達がどこか慌ただしいのを除けば、何ら変わらない日常の一部。]
(185) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[ノルドモーネのウィクトーリア王家には六人の王子が居た。 けれど王妃の子は五子であるトレイル一人きり。 王妃がトレイルの教育に熱心だったのは 我が子こそが王位を継ぐのだという思いがあったせい。
幼いトレイルにはそれが不思議でならなかった。 五人も兄がいるのにどうして、とそんな風に思っていた。
そんなトレイルに母の想いを教えてくれたのは ヴェスパタインとヨーランダの母であり、トレイルの乳母であるそのひと。 母のように優しく撫でてくれる乳母の言葉は酷く心地よくて 子供であったトレイルにも理解できる言葉選び。 まっすぐ素直に在れたのは乳母の影響も大きく
だからこそ、彼女が、宿下がりした日は寂しく 子を産み、同時期に産まれた弟の乳母として仕えるようになってからも 時折、弟に会うと称して乳母とも会い、語らうほどに慕い続けた。
弟が暗殺されるに巻き込まれ命を落とした乳母。 巻き込まれた、というより、彼女は力なき弟を護ろうとして儚くなる。]
(186) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[>>169混乱する会議室。 纏うローブを外し、巫女姫の姿が晒される。 彼方の国では珍しく、短く切られた艶やかな金の髪が照明の光で照らされた。 窓の向こうで降り続く雨の中、その色は太陽を思わせ。
会議室の面々に視線を走らせた彼女はクラリッサを指名した。 彼女の意見を聞きたいという巫女姫の言葉に男は目を瞬かせる。 自国の出席者の殆どが軍服に身を包む中、彼女の姿はやはり目立ってしまったのだろうか。 ――男は無意識に拳を握り締める。
>>180けれど、クラリッサが応じようとするのを見て、男は沈黙を保つ事にした。 彼女の思うように行動させると決めていたから。]
(187) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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/* おお、サミュくんが何処かの世界に行くのですねー。 何処に行くんだろう。 わくわく。
見学者さんはもれなく中身が分かっているので、うふふ、と思いながら見てる()
(-209) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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何ですか、サミュエル。 雨鳴きは私の種族的本能。 鳴かぬ蛙はメスか死骸かのどちらかに過ぎませぬぞ。 まあ、私が生きているか死んでいるか、私自身も存じませぬが。 […はケロ、と薄く笑った。 尋ねられた事柄にちらりと目線だけ向ける。]
ありませんよ。冷えたものはね。
[ここに持ってきたのはデカンタに入れて冷やしたもののみ。常温に置かれ温くなっているはずのココアはまだ鍋にあったはずだ。ただし、それを料理長がどう処理するか、リリンラは知らない。]
(-210) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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[『泣き虫ラン』、と泣き止まない自分を優しく宥める兄の声が耳の奥に響いた気がして、微かに睫毛を震わせる。
あの頃の自分は、泣き虫で。 すぐに浅縹色に涙をいっぱいに溜めていた。
子供の耳に入れないようにしても、人の口に戸は立てられない。 王宮を巡る噂から、自分が母の死の真相を知ったのはもっと後のことだったが。]
(-211) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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(ヴェス兄様……) (なんで、どうして) (私たちの味方をしてくれないの?)
(――――……信じたくないよ)
[心の中で呟いた独白は。 奇しくも礼拝堂に落とされた言葉と同じ響きを宿しているとは、知らずに。]
(-212) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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/* うふふ、褒められると照れます(
戦闘能力とか全然考慮してませんでしたからね私…すみません。 けど!ほんわか主従が居てもいいと思います!w
わー本当だーありがたや…!>延長
(-213) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 00時頃
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[護りたい。 もう二度と、失くさないように。 繰り返さぬよう、こんな時世など終わらせる為に。
その為に、自らも剣を握ることを選んだのだから。 兄から手解きを受けた、この剣で。 その兄に向かい奮うことになろうとも。
兄が婿入りを引き換えに、どんな条件を交わしたかなど知るはずもなく。 裏切られたようにすら感じてしまう胸に渦巻く憎しみに似た感情を、ゆっくりと吐き出す息と共に、今は抑え。
ゆっくりと、瞼を上げた。*]
(188) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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[主人の声は朗々と議場に響き、 巫女と言われるには、強い目を晒す。>>169 泡沫の明日を憂う眼差しではなく、先を見据える双眸。
主人が指名したのは、自身が気を向けていた少女だった。>>180 緩やかに促す白手袋が、続く言の葉を招く所作。
最中、彼女の隣に座す男から、違和を覚えて、 首傾げることなく視界の端へ映す。 注目を集める少女に、彼だけ向ける色が違って見えた。
保護者と言うには年が近すぎて見え、緩く眸を瞬きで洗う。 その横顔は、何故か記憶の底に沈んだ古馴染みを思わせる。]
―――この場の全ての者に、発言権が御座います。 国を代表し、言葉に変え於くべきことあれば、 貴公もどうぞ、竦みくださいますな。
[傍らの彼にも鉢を回し、意見を乞う。>>187 レーヴェ・ロルべイア側の言語化は主人が担うが、ディステル・フライハイト側からの明確な意思表示は未だ宙に浮いている。]
(189) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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/* しかしリリンラ可愛くて。つんつんしたい可愛い。
(-214) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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/*
妹が抉ってくる、さすが、さすが……
(-215) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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[…は主ともう一人の従者の対話の間に聞こえた地下の準備について「かしこまりました」と返答をし、顔をあげた。]
サミュエルは世界へと向かいまするか。 あまり無理をするでないぞ、サミュエル。 ……主様、ひとつ質問を許していただけますでしょうか。
[主に質問の許しを乞う。許しがもらえなければ「申し訳ありません」とひきさがるであろう。 許しが得られれば、こう問いかけるだろう。 「この11の場面の者たちを、主はどうなさるおつもりですか?」と]**
(@11) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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…まったくこの、わがまま娘め。
[口にされる悪態とは裏腹に、やれやれ、という調子のため息をつきつつ。 お嬢本人に言われるのも癪ではあるが、気落ちした花嫁を励ます、もといご機嫌をとるのも仕事の内なのは確かである。 お嬢にとっても最後の我儘なのだろうと思えば、少々甘やかしてやるかなんて気にもなってしまい。 …それとは別に、彼女を甘やかせるのはこれで最後だから、という思いもあったりする…お嬢には、言うつもりはないが。
男は仕方ない、とため息をつくとお嬢の頭をもう一度ぽん、と撫でる。]
しょうがないな、準備してきてやる。 俺が返ってくるまでに、10回は読んでおけよ。
[己が離れれば、きっと読みはしないんだろうと思いつつ、形だけは言って聞かせて部屋を後にした。
まっすぐに厨房へと向かうと、慌ただしいところに申し訳なく思いつつ、近くにいた女中の一人に紅茶の用意を頼む。 やはりスイーツには熱い紅茶が適しているが、男自身がそれを用意しようとするとまず間違いなく火傷する。]
(190) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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[一方で、男自身は、戸棚にしまってあった、洋ナシのタルトを一切れ切り分け。(実の所、どうせ今日の休憩は一度では済むまいと、ワンホール用意してあったりする) 昨晩作った洋ナシのタルト。 これは彼の作った数々のスイーツの中でも、お嬢が特に好んだものだった。
程なくしてお茶の準備を済ませると、配膳台にそれらを並べ、お嬢の部屋へと戻る。 さて、部屋の戸を開けたとき、お嬢はいったい何をしているだろうか?]
(191) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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/* 戦闘能力全く忘れてたのは、俺もですよ、お嬢…w
(-216) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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…ありがとう。お願いするわ、クラリッサ。
私の名前は、パトリツィア。 長くて呼び辛いでしょう?だからどうぞ、パティと呼んで。
貴女も軍属だったとは意外だわ。 だって軍服を着ていないんですもの。 貴女のような可憐な人が軍にいるだなんて…
ねぇ、貴女は普段、どんなことをしているの? 毎日何を考えて過ごしてる?戦争についてどう思う? 平和について…そう、例えば、
──例えば。 私達、友達になれると思う?
[自分と歳の近そうな女性の名乗り>>180に、返すのは興味深く輝く瞳と矢継ぎ早の質問。 示せるだろうか、友好の姿勢を。その過程を。
まさか目の前の彼女がアンドロイドだとは知りもしない。]
(192) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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ふむ? 1d終わってからダミー死亡時に見学人も墓下行きでしたかな? それゆえに館へ転送は1d開始時になると考えて良いでしょうか。 うろ覚え故、自信がありませぬ。
(-217) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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そうだ、過去ログを見に行こう
(-218) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[下がる事は許されたのか。 許されたのなら寝所に戻り、許されなかったのなら解放されるまで傍らにいただろう。
戦前の胸の底に常に居座る嫌な感触。 人殺しへの抵抗か、この男へ助力する事への抵抗か。 そのうねりのようなものがいつもよりも大きい気がする。
ただ偶々、此度の戦が雨と共に在るせいなのか。 それとも]
……共倒れだけはごめんだ
[死んでしまいたいと願った事は何度もある。 それでも、その瞬間があの男と同時である事だけは。
想像しただけで反吐が出そうだ**]
(193) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[背後に控えていたハワードの口添え>>189に強く頷く]
ここは和平交渉の場。 平和を願う者であれでば、誰でも立場に関係なく発言が許されるのです。
[クラリッサの横に座る男にも笑みを向ける。]
…もちろん、貴方にもね。
[最後はいくらか小声で、付き添う執事をちらりと見上げ。]*
(194) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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─ 決行日 ─
[そうして迎えたその日、予測通り灰色の空からは雨が降り落ちていた。
雨降る日の反乱。それはこの国の史書に多く刻まれている。 今自分が粛清すべきことも、いずれ刻まれるのだろう]
[首謀者に、トレイル・アルクス・ウィクトーリアの名が記され。 そうして、傍らの近衛騎士としてヨーランダ・グローヴナーの名が記される]
──っ……──
[そこまで思考を巡らせ、男はふるりと結ばず垂らした銀の髪を揺らしながら首を横に振った]
(いま、俺は何を考えた)[決まっている]
(195) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[そんな史書など、目にしたくないと。
そう、考えた。考えてしまっていた]
(196) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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/* 兄兄言いすぎです、このブラコン。
(-219) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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パティ様、ですね。 よろしくお願いします。
[パトリツィア―…パティが自己紹介をしてくれました。 私はぺこりと腰を折ってお辞儀をします。]
…。
[軍服着ていないことを言われてしまいました。 失敗をつっつかれていて恥ずかしいです。 説明してはマスターの恥にもなりそうなので、無言でごまかしてしまいましょう。]
私は普段マスターの隣でお仕事をしています。 機密になるので詳しくは言えません。 ごめんなさい。
[聞かれたことには素直に答えます。 勿論、私だって馬鹿ではありません、隠すべきことは隠します。]
(197) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[弟の死は、かなしいものだった。 乳母の死も、かなしいものだった。 ぽっかりと胸に穴があいたような喪失感。
弟が暗殺されてから、母は一層過保護になったように思う。 トレイルが同じように屠られる事を怖れたのだろう。 帝王学だけでなく身を護るための術を習得するために 密やかに手をまわし講師を招き目立たぬよう言い聞かされた。
乳母であるその人の葬儀にゆくことは許されない。 ヴェスパタインの心を思い ヨーランダの心を思い 乳母である彼女の死を遠く、悼む。]
(198) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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毎日、どうしたらお役にたてるのか。 私の役目はなんだろう、と考えて過ごしています。
[ゆっくりと丁寧にお話します。 でも、戦争は、と聞かれて答えていいのか迷ってしまいました。
それこそが私の役目、だと。
だからこれもごまかしてしまいます。]
…私は世界が大好きです。 だから、きっとお友達になれるのではないでしょうか?
[敵とお友達になるのは悪いことなのでしょうか。 怒られてしまうのでしょうか。 でも、嬉しくて、私の気持ちをつい答えてしまいました。
マスターが呼ばれたのは何時頃でしょうか。]
(199) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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/* 鳩つらぁ…wくそう!
(-220) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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努力するわ。私、今日はダージリンな気分なの。
[背中を見送りながら、触れられた箇所を自分の手で撫でて。 はぁっ、と一番重いため息をついた。 彼が私の事を撫でるのは最早癖に近い、と思う。 そんないつも通りの動作で底の方まで沈んでいた気分が少し浮かび始めるとは、自分でも現金な奴だと笑ってしまった。
今日だけ、今日まで。 結婚したら不本意ではあるけれど、確りとした振る舞いをしようとは決めていた。 シャトノワ家の令嬢として、伯爵夫人としてそれ相応の振る舞いを。 何度も繰り返し読んだせいでなのか、古びたページをパラパラと捲る。 それは言葉遣い、姿勢、マナーなどから始まり、最終的には一人の女性としてどうあるべきかが書かれている。 きっと、この本の内容をスラスラと暗唱できる事なんてセシルは知らないだろう。 何故、確りと覚えたのかも。]
(200) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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……あら、早かったわね。 あ、これ洋梨のタルトじゃない!美味しそう…!
[捲っていた本をパタン、と少々乱暴に閉じながら少女のように笑う。 それを注意する視線が突き刺さった気がしたが、気にする事はない。
セシルが居てくれるから、どんな嫌な結婚だって乗り越えられる。 今までだって、これからだって。]
(201) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[巫女姫と自らの作り上げた隣人の交わす言葉>>192>>197>>199。 貴族の中傷の言葉に腹を煮えさせているだろう自国の面子は表面上は冷静に聞いていたが、男はそれらを何処か感慨深い思いで耳を傾けていた。
――相手国と友人たり得るか。 即答はしかねるが、彼女となら友誼も結べそうだと思えてしまう。]
(202) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[>>189保護者という見立ては間違ってはいない。 クラリッサをこの世に生み出したのは男だから。
自分以外の出席者は彼女の事を高性能のアンドロイドとしか認識していない故に、温度の差が生まれるのは必然。 けれどそこまで彼に悟られているとは気付かずに。
彼女に内蔵されているデータに若かりし頃の老執事のデータが入っている事は咄嗟には分からない。 彼のかつての名を聞けば、父に聞いた話や自身の持つ情報に結びつくかもしれないが。
貴族の口を封じた老執事に自分にも意見を、と話を振られれば、事前に行っていたミーティングの内容を思い出す。]
(203) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[不信と懐疑の衆目の中に在って、友情を育むはどれ程困難か。 何百年も前に作られた垣根を越え行く二人に、自然と双眸が撓んで、青灰色の瞳が揺れる。
促した先から零れた言葉は、少女らしい漠然としたものだった。 今日の暮らし方を考え、明日に励む。 今日に怯え、明日を嘆くよりも余程建設的だ。>>199
彼女の返答に一つ頷くと、主人と目が合った。 さて。と、軽く吐くは一息。>>194 腰の上で手首を掴み、背筋を伸ばしなおすと、 逡巡の間を挟んでから、口を開いた。]
―――…そうですなぁ。 何分、学の低い従僕に大事は計りかねますが。 私がお伺いしたいことと言えば、 シスル・ティーはお好きですかと、その様な瑣末になりますな。
[冗句の振りをした本音は、主人へ。 或いは、―――同じアザミの名を持つ国の住人へと響かせて。]
(204) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[此方の目的は現在の国境を確定させる事。 現在の国の在り方を、権利を守る事。
――そして彼方の国に公式に自国の存在を認めさせ、かつて自分達にした差別行為に対して謝罪を求める事。 受けた扱いに対する恨みは根深くも、彼らを滅ぼす事が真の目的ではない。
山脈を挟んでいる故に線引きは難しいが、現在の国境は確定させ、この国境館を中立地帯とするのが最も望ましい。
紛争地帯についてはこの調停をもって両軍を引かせるが、 数年間は中立地帯とし、両国が互いに監視し合うのが無難だろう。]
(205) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[もしも協定を反故した場合には、 速やかに公式の文書で相手国に説明を求める対応を取るが、 ――最悪、相手の出方次第では再び戦争を始めるのもやむなし…というのが軍部の見解だった。
和平の使者に関しては外務省の人間を派遣する事になっていたが、 巫女姫が来ると言うのならば、また対応も違ってくるかもしれない。]
(206) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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─旦那さま?─
[と。己の考えを現実に引き戻してくれたのは、既に支度を終えたリンダの呼びかけだった。
警戒を緩め、簒奪者一味を油断させて玉座へと招き、その油断をついて一気に粛清する。
そういった作戦の為、男も妻も普段の軍服のまま…つまり、軽装だった。 衣服の中には薄いプレート状の胸部用の鎧は纏ってはいるけれど]
ああ、すまない。雨が、あまり好きではくて。
[泣き虫だった妹に、優しい母は笑って言い聞かせていたから。 『お空もランと一緒に泣いているね』 母がそう言えば、じゃあ妹が泣かなければ空も晴れて短い冬以外の外遊びもうんと出来るのではないのかと。
泣いている妹を宥める手に、更なる愛情と優しさがこもってしまったのは雨のせいだ]
(207) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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天候のせいにして、剣を鈍らせるわけにはいかないな。
[物憂げにこちらを覗く妻に小さく笑い、彼女が差し出してくれた愛刀を受け取る。
二世代前の刀匠レイランの名が刻まれた、フランベルジュ。 この剣に刻まれた名が、愛する2人の愛称をくっつけたみたいで、どうしても欲しいとごねた少年の頃。
レイと呼んだトレイルを、
ランと呼んだヨーランダを。
護るに相応しい剣だと、そう思えたから]
[そして](ふたりを眠らせるにも、きっと)[相応しいだろう]
[そう思いながら、柄を握る手に力を込めた]
(208) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[>>194巫女姫も老執事の意見と同様らしく。 笑み向けられれば、口元に僅かに笑みを浮かべ。]
――平和を望むのは自分も同じです。
隣人として、貴女方とより良き未来を作っていきたいと望んでいます。
[しかし、彼方の貴族には受け入れがたいだろう要求もあって。 さて、どう話そうかと男は考える。 巫女姫相手になら話せるかもしれないが、果たして貴族達がどう出るか。]
(209) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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[>>204老執事が主人の言葉に考える素振りを見せる。 背筋正す姿は若々しく見えた。
やがて彼の口から零れた言葉。 科学を至上とする国の民には最も大切な花を使って淹れる茶について触れられれば、男は目元を僅かに緩め。] ――シスル・ティーですか。 彼女は紅茶を淹れるのが得意で、 時々シスル・ティーも淹れてくれます。
[男はクラリッサに視線を向けながら答える。 薊はディステル・フライハイテンの変わらぬ意志の象徴であり、 男も纏う蘇芳の軍服の左胸にも刺繍がされている。]
(210) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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[そして、マスターもお返事をしていました。
マスターも仲良しになることを望んでいるようです。 ということは、私のお返事はあれでよかったのでしょう。 ホッとしました。]
(211) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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[されど、友人に。と、巫女の口から放たれた言葉は、 意識ばかりが先んじて実が伴わぬ貴族等には怨嗟のように響いた。
巫女姫こそ、ロルべイアを光の門前に導くと信じて疑わぬ輩達。 卓を挟んで、同じ形をした彼等を、魔力を留めて置けぬ木偶としか見ない人種にとって、畏怖を憎悪に傾けるには、十分な契機だった。
穏やかに、羊皮紙以上の価値を以って交わされる会話を、 先まで誹謗に勤しんでいた重臣―――、 ヨアヒム侯はどろりと濁った目で眺めていた。*]
(212) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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クラリッサは、褒められたので誇らしそうにしている。
2014/07/10(Thu) 01時頃
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[夜遅く、金庫番である大臣の訃報>>43が齎される。 信頼する協力者の一人であり トレイルの支持者の中でも有力者であったそのひと。 民兵の死も同時に報告を受け、 王宮の仔細な地図が外にある協力者まで渡らなかった事を知る。 内部まで導くことは難しくなった。 トレイルは悩ましげに柳眉を寄せる。]
――…内部の戦力が足りない、か。
[元より分の悪い戦いとなるのは承知していて 更なる苦難が待ち受けようと止まることも引き返すことも出来ない。 地図が王の側に渡ったならば、 トレイルが行動起こそうとすることも伝わっている。 言い逃れなど出来ぬと知るから、予定通りことを進めるしか選べない。]
(213) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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[愛剣を握りながら、母の葬儀を思い出す。 どういういわれで死んだのかは、その頃には想像がついてしまっていた。 王子を…トレイルの弟を護るようにして殺されたと聞いた母。 その母に倣い、己は武技でトレイルを、そうして母と面差しの似た妹を護るのだと。
母の葬儀でそう誓い、このフランベルジュの鞘を握り締め、泣くのを堪えたというのに]
(……母さん、怒るかな。俺はよく怒られたから、2人も、そして弟もあの怖さを知らないだろうけど)
[赦してはくれないだろう。 母も──……、 ──そして己自身も。
決して自分を赦しはしないだろう]
[けれど、自分以外に誰があの2人を安らかに眠らせてやれるのだろうか。 そう己に言い聞かせ、纏う嘘を貫く為に、男は腰に愛剣を携えた**]
(214) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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/* 科学組が愛らしいですぞ、姫様。 これは私も姫様プッシュを推し進めねば。
(-221) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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/* クラリッサが可愛い(真顔)
ヨアヒムがキープされたので、こちらは誰にしよう。 オズワルドとかかな?
(-222) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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然様ならば、このハワードめも手習いが増えますな。
山岳地帯の薬草は此方では希少品ですが、 流通が叶えば、家庭の卓にも上りましょう。 [人に造られし、彼女の中に自身の情報が眠るとは知らず、 ただ言葉に出来ぬ違和感が付きまとう。>>203 不思議とそれは厭えを伴う物ではなかったが、 何処か懐かしい気配を伺わせてくれる。
まさか、嘗ての古い友人が“隣人”と謳った彼女に、 誼を添わせてくれているとも察せぬまま。
―――もう一つ。国の象徴たる巫女すら 強飲する差別意識が増大しているとも、分からぬまま。]
(215) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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[―――窓の外を叩く雨は、長閑な空気に似合わず強くなる。
やがてカルバリの丘を荒らす非業を、予言するかのように。**]
(216) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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危ない橋と分かっている。 本当は、キミを遠ざけるべきだった。 そうすれば、キミだけは――生き延びられる。 幸せを願うならそうすべきなのに
私は、キミの手を、……放すことが出来ない。
[声にださぬヨーランダへの想いは胸のうちにのみある。]
(-223) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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[用意してもらったのは、もちろんダージリンだ。 ミルクと砂糖も添えてあるから、お嬢が気分で加えることもできるだろう。]
…ちゃんと読んだのか?
[当然10回読むにはいささか時間が足りないこと等分かっている。 恐らく、まともに読んでなどいないことも。 けれど、男はそれ以上は口にしない。
とはいえ、大切な冊子を乱暴に扱うのはちょっといただけない、と目を眇めた。 それに気付かない程鈍感な娘ではないが、わざと気づかないふりをしているのだろう。
はぁ、とこれ見よがしなため息を一つ着いて、男はタルトをお嬢の机に置く。 タルト生地にはさっくりとしたアーモンドクリームを、その上に甘く煮詰めた洋ナシのスライスを贅沢に詰め、優しい焼き色の上には鮮やかに輝くアプリコットジャムを塗りこめ。 いつもと異なりほんの少し、ラム酒の香りの漂うそれ。
20歳という転機を迎え、新たな人生を歩みだすお嬢へ。 込められた想いは何だろう?]
(217) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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…紅茶は自分で注げよ。
[熱いものが苦手なことは、お嬢とて知っている。 紅茶は自分で、というのはいつものことだ、流石にしたがってくれるだろう、と信じて。]
(218) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 01時半頃
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/* ロルを書いてる途中で、枕元でカサカサという異音に遭遇し、バトルしてきました。 ムカデ怖い。
(-224) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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――パティ嬢、我々の言葉に耳を傾けて頂けますか?
[男はミーティングの内容>>205>>206を元に、ディステル・フライハイテン側の意見を語リ始める。
外務大臣らはちらと男の方を見たが、巫女姫に意見を求められた手前、任せる事にしたらしい。 最も不興を買うであろう、謝罪を求める事については]
――過去に起きた事を、なかった事には出来ません。
ですが、 新たに関係を構築する上では重要な事であると考えます。
[先程此方を中傷していた貴族達の顔を見ながらそう添えた。 >>212たまたま目に入ったヨアヒム候の濁った瞳に、僅かな不安を覚えながら。]
(219) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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―少し前―
――そうなる事を願っています。
クラリッサにも是非ご教授して頂きたいものです。 [>>215老執事の言葉を受けて、男は知らず、そうした言葉を紡いでいた。 薊は古くから薬草として人々に親しまれてきた。 自分達にとっては変わらず身近であっても、 国が二つに分かれてからは彼方の国にとっては貴重なのだと執事の言葉で再認識する。
疲労回復の効果のあるハーブティーは殆ど自分の居住スペースに帰る事のない男を癒してくれる。 クラリッサのデータベースには膨大な量の情報があるが、人から習う事も、彼女にはいい勉強になるだろうと。
――そうした日が無事に訪れる事を切に願う。*]
(220) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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……キミも知っているのかな。 私が、王に反旗翻す、と。 否、前々から知っていたのだろうね。
でなければ、彼が殺される事はなかった。
[ヴェスパタインが金庫番である大臣を手に掛けたと知らぬまま 決起の日を思いそうして幼馴染を思い息を吐く。]
――…ヴェス。 叶うならキミが来る前に、決着を。
[敵として相対したくないと思い、そっと心で綴る想い]
(-225) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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/* よし、多分お嬢の返信もないし、寝よう!
(-226) 2014/07/10(Thu) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 02時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 02時頃
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―― 反旗翻す刻 ――
[鉛色の空からはぽつりぽつりと雨が降り出す。 空が泣いている、と乳母が言っていたのを思い出す。]
空の涙は拭えないけど傍にいる者の涙なら拭える。 ――…けれど、泣かせたくはないな。
[浮かぶのは幼馴染であり側近でもあるヨーランダの顔。 同じ色を持つもうひとりの幼馴染、ヴェスパタインが次いで過る。]
空と同じにならぬように 晴れやかな笑みがみれるように 私は最善を尽くすと誓おう。
[戦に出るかのような装いなれど纏う色は常と同じ黒。**]
(221) 2014/07/10(Thu) 02時頃
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/* 黒幕さん思いついたのでメモのみ
オズワルド・(フォン)ブランケンハイム上級大将(※ドイツ軍に合わせてなので、大将相当)
五十路。 子供も二十代後半くらいで左官にはなっていそう。 急進派で、王国を属国に…とか考えている。 その為にアンドロイドの開発を軍の主導で進め、悪魔の計画を実現させようとしている。 ジェフにとっては因縁の相手ポジ。(や、この後に死に掛けますが) あまりに王国に対して負の感情が大きいので、魔法が使えなくて郊外にやられた貴族の子孫かもしれない。
(-227) 2014/07/10(Thu) 02時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 02時半頃
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[一度に尋ねるにはあまりに多い質問。 けれどその一つ一つに、ゆっくり言葉を選びながら返事をするクラリッサ>>197>>199。 主のために、と紡がれれば、やはり戦争の色濃い教育を受けているのかと感じるも、 最後に述べられたのは間違いなく、一人の人としての”感情”。]
……私も。 私も、この世界が大好きよ。 貴女も私も、想うことは同じなのね。
クラリス、貴女と私、きっと良い友達になれるわ!
[ほらごらんなさい、と喜びを露わに議場の面々を見渡すも、 返ってくるのは不信の目、戸惑いの表情。
やはり、長年の確執を埋めるには至らないだろうか…そう気落ちしかけるも、 続くハワードと男性の会話>>204>>209>>210>>215>>220に幾らか勇気付けられる。]
(222) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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えぇ、貴方達のお話を、お聞かせ願えますか?
[静かに語られる相手国の意見>>219に、こちらから受け入れの姿勢を示さんと。 聞けばそれは尤もな主張で。今もある程度の大きさで囁かれる内容へと言及するもの。]
その件については、 私たちレーヴェ・ロルべイア王国の民に非があると…
(223) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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「まったく以って、くだらない!」
[紡がれるべき謝罪は、遮るような声に飲まれて。 きっ、と睨み返すも、そこにあったのは遠慮も恐れもない、蔑みの色。]
「パトリツィア様におかれましては……やれやれ、何と申しますか。 今の主張、相手に言われるがまま全てを飲むおつもりで? 友などという言葉に誑かされて、この国の未来を託すべき方が、嗚呼…」
[徐に立ち上がり、緩慢な動作で首を横に振る重臣>>212 暗に、この巫女に国は任せられないと周囲に主張する。
(224) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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[こんなモノは誰も望んでなどいない。 巫女とは、この誇り高き国を繁栄へと導く旗手でなければならないのに。 あろうことか自国の民を貶め、相手国へと追従の意思さえ見せ始めた。
いくら力を持っていようと、こんな存在は国に必要のない異分子である。 排除せねばならない。コレもアレらと同じ思考をしているから……]
「これ以上は、時間の無駄ですな。話が本題から逸れました。 私はこれにて失礼する。 …続きはまた明日、仕切り直しということで。」
[そのままヨアヒムに続き、一人二人と貴族が席を立つ。 議長もそのまま解散を宣言し、会議はなし崩しに終了となってしまった。]
(225) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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待って!お願い、まだ話は……っ
[張り上げる声も、雑踏の波に飲まれ掠れゆく。 最後まで部屋に残っていたのは誰だったろう。 小さく溜息をついて、弱々しくハワードを見上げた。]
…最初から、いきなり上手くいくはずなんてないわよね。 大丈夫よ。これから、これから…… あちらにも、同じ考えを持っている人がいるのだから。
(226) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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[――今日の結果に落胆はしている。 けれど、得たものも大きかった。
ハワードを見上げるパトリツィアは一見疲れて見えるだろうが、 その瞳は、同志を見つけてキラキラと輝いていた。]
……貴方と同じ。 私と友達になってくれる、あちら側の人がいたわ。
ね?簡単なことでしょう? あの時と同じよ。 立場なんて、出会う切欠なんて、関係ないの。
[……それは半ば、自分に言い聞かせるように。]
(-228) 2014/07/10(Thu) 03時頃
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…ねぇ、ハワード。
さっきの、クラリスともう一人の方。 あの人達ともう少し、お話しできないかしら。
[軍服に混じるワンピースの姿を探して、辺りを見渡す。]**
(227) 2014/07/10(Thu) 03時頃
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[夜遅く。自室の扉が叩かれ飛び起きる。 手早く鳩羽色の騎士の装いを整え、ひそりと集まった場で聞くは、昼間連絡が途絶えたままだった、大臣の訃報。>>213 予想はいしていたが、微かでも希望に縋りたい思いは、皆同じか。 室内のあちこちで、僅かな落胆の息遣いが聞こえる。
報告を受けた主の表情も、芳しくはなく。 地図は、大臣から恐らく兄へ。そして兄から王へ渡るだろうことは想像が容易い。
主であるトレイルが反乱軍の首謀者として拘束される時は、側近である自身も免れることはない。 そして今、秘密裏に集まった顔ぶれ全員も。]
――……。
[厳しい現状を確認するような声に、それでも否と言える者などいるはずもなく。 回り出した歯車は、止まらない。
暗い闇に覆われた窓の外。 静かに雨が降り出す気配がした。]
(228) 2014/07/10(Thu) 03時頃
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[右耳を飾り彩る浅縹色―― 母の形見が、音もなく揺れる。
雫の形のそれは、窓をうつ雨粒よりも。 いつからか頬を伝うことのなくなった、涙に似ている。**]
(229) 2014/07/10(Thu) 03時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 03時頃
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[半歩下がった、従者の位置で。 向けられた言葉に、ゆるりと頭を横に振る。]
殿下が願う幸せって何でしょう。 生きて嫁いで、王の暴虐を見てみぬふりして生き延びる。
―――そんな幸せなんて、いりません。 生きながらに死んでいるような、そんな幸せなんて。
[喩えそれが、主の命として下されようとも。 従うつもりなどないのだと。]
(-229) 2014/07/10(Thu) 03時頃
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[少し迷った後。半歩の距離を縮め、隣へと。 手を伸ばし、幼馴染の成長し骨ばったその指先を取り。 伝わってくる温度に、安堵したように目元を緩め。]
――…レイ。 私は、しあわせだよ。
[だからこそ。すべては、この温もりを護る為に。*]
(-231) 2014/07/10(Thu) 03時頃
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/* 色々と眠気で、言い回しがおかしいところがちらほら…! お、遅くてごめんなさいおやすみなさい…っ。
(-230) 2014/07/10(Thu) 03時頃
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/* そして5時には起きていた僕
何時間寝てたかって? うーん、3時間くらいかな!(爽
(-232) 2014/07/10(Thu) 07時半頃
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/* おはよう、お嬢(ぽんぽん
一応今後の流れをさっくり纏めておきます。
・途中昼食をはさみつつ、アフタヌーンティーの時間まで授業、描写は淑女の心得と刺繍しか入れていませんが、淑女の心得は時間調整のためのアイテム(ぁ)なので、他の予定も入れてもOKです。ご希望があれば、結婚式の流れ(予定)の描写も入れますが、こちらは無くても、お嬢が描写しても、良いと思いますので、ご希望通りに。 ・アフタヌーンティーは一緒に楽しみましょう。その時に、若干不穏な一言を入れます。聡い人なら違和感に気付く程度の。部屋に飾ってある絵は絶対に手放すなよ、とかそんな感じのアレの予定。 ・一旦お嬢をひとりにしますので、どこかからアイテム“噂話”を入手してください( ・お嬢のお部屋以外の場所で、セシルととっつかまえてください。喧嘩しましょう。 ・後は流れで。
(-233) 2014/07/10(Thu) 07時半頃
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/* で、間に合うかという話なのですが。
これ間に合わないな、と判断したら、上記以降から優先に描写して行けばいいかなと思います。 上記の流れはこれで確定で良ければ、回想で入れても多分ずれは生じないと思います。
基本死亡ロルに関しては合わせていく予定ですが、もしもこちらのリードがあった方がやりやすい、ということであれば、お任せいただいても大丈夫です。 お嬢の為に心身捧げる覚悟であります(
(-234) 2014/07/10(Thu) 07時半頃
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/* 蠍座最下位… 村開始日に見ると震える豆腐メンタル…
(-235) 2014/07/10(Thu) 08時頃
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/* お嬢ともっとお喋りしたい、愛でたい愛でたい(じたんばたん
(-236) 2014/07/10(Thu) 08時頃
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/* 桃茶をどんなに飛ばしても、多分誰にもばれない。 発現Pt見えないからね!
(-237) 2014/07/10(Thu) 09時頃
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/* あ、ヒセツさん、おつかれさまです。
(-238) 2014/07/10(Thu) 09時頃
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/* 村始まると、どんなに忙しくっても村の為に時間裂きまくってしまう僕。 いけないね。 楽しいんだもん。
(-239) 2014/07/10(Thu) 09時頃
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/* この感じだと、朝はお嬢、来ないかな?
(-240) 2014/07/10(Thu) 09時頃
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/* 独り言しようと思ったらサイモンに秘話を誤爆しかけて焦ったでござる。
(-241) 2014/07/10(Thu) 09時頃
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/* 念のため、死亡辺りのロル下書きしとくかなー…
(-242) 2014/07/10(Thu) 12時半頃
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[質問の許しを請われ>>@11、アイスココアの入ったグラスを置いてそれを許す事を仕種で示した。
やがてリリンラから質問が来れば、にたりと口許を歪めて声を落とす。]
「『時間潰しだよ。……この退屈が紛れるなら、少し禁忌に触れても構わない』」
[それすらも愉しみだと、言外に含めて。 彼らをこの空間に招いた時の為、もてなしの準備を頼めるかと、そうリリンラに首傾げ。 再びグラスを手に*取った*]
(230) 2014/07/10(Thu) 13時頃
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/* …ワードに4枚くらい作ったけど、終生はいる可能性も高いからこの辺で止めとくか… とはいっても、お嬢脱走に気付くところまでしか書けてないんだけども…
(-243) 2014/07/10(Thu) 14時半頃
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/* こんにちは、朝はロル落とせなくてごめんなさい…(深々) 大体の流れは了解しつつ、 ・アイテム「噂話」の入手( は回想で入れようかなと思っています。 ・アフタヌーンティーからの喧嘩を最優先かなと。
流れについてはこれで確定でいいと思います!
・死亡ロルのタイミングはセシルが見つけてくれた瞬間に足を踏み外す予定ですので先にお伝えしておきますね。 このロルに関しては上手くリードできるように頑張ります。
(-244) 2014/07/10(Thu) 15時半頃
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読んだわよ?
[10回なんて読める時間も無ければ、読み込む気なんて無かったのだが。 優秀な私の家庭教師殿ならばお見通しなのだろうけれど、口にすることは無いだろう。 長年付き合ってきたが故の勘。
女の大好物と言っても過言ではないタルトが目の前に置かれれば、思わず口許が綻び言われた通りにカップを琥珀色で満たす。 途端にダージリンの香りが辺りに広がった。 そこにミルクを落としくるりくるりと。]
相変わらず美味しそうなの作るわよね。 これのために頑張ってるようなものだけど。
[フォークを入れ一口。 食べた瞬間に広がる香りは何時もとは異なっていて。 美味な事には変わりないのだが思わずセシルを見上げた。 何か反応があっても無くても、残りは幸せそうに噛み締めながらゆっくりと味わう。]
(231) 2014/07/10(Thu) 15時半頃
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[>>223巫女姫が受け入れる姿勢を示してくれたのに背中を押される思いで男は自国の想いを語る。 彼女の真っ直ぐなその姿勢は他の貴族達とは違って見えた。 それを見て、保守派である外務大臣や若い軍人達は幾分か溜飲を下げたような空気を感じる。
――そんな中、未だ不遜な視線を彼女に向ける数名の中に、黒々とした髪を整髪剤で整え、蘇芳の軍服を着込んだ上級大将の姿があった。 オズワルド・ブランケンハイム。 今回会議に参加する軍の関係者の長を務める彼は、未だ影口の減らぬ貴族達を青褐色の瞳で睥睨する。]
(232) 2014/07/10(Thu) 18時半頃
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[彼の先祖であるオスカー・フォン・ブランケンハイムは、 侯爵家に生まれながら魔法を満足に使う事が出来ずに、母と彼らの世話係達と共に僻地に幽閉された。 魔法を至上とする王国の在り方に弾かれた者の一人だ。
オスカーは道具を発明する人々のパトロンとして抵抗運動を密かに援助していた。 その陰には彼の双子の姉であり、膨大な魔力を持つホリーの助けが存在した。
武器を手に反旗を翻す段階で、彼らは共に行動し、山脈の向こうに落ち延びた。 生き残りが無事に落ち延びる為の援助の為に行使して以降、ホリーは死ぬまで魔法を使う事はなかったという。]
(233) 2014/07/10(Thu) 18時半頃
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[軍部において保守派と急進派が存在するが、頭角を現し始めた頃から彼は急進派だった。 ――王国は討ち果たすべきである、と若い彼は拳を振るって年近い者達に訴えた。 自分の一族はこの国が建国するにあたって大いに貢献したという自負と誇り、そして王国に対する強い憎しみがあった。
それ故に軍の増強や新しい技術の開発に力を入れ、 ウェーズリーの開発したアンドロイドに目をつけて彼らを戦場に送り出す計画を提唱した。 彼はクラリッサの在り方を歪める事の切っ掛けとなった人物であり、男にとっては遺恨持つ相手でもある。
オズワルドは王国側が要求を呑まぬのであれば、王都にミサイルを撃ち込むべきと主張していた。 自分達の名誉を守る為、絶対に王国に譲歩してはならぬと。
保守派によってその意見は抑えられたが、今回の軍部の出席者は大部分が彼に近しい人物で固められている。]
(234) 2014/07/10(Thu) 18時半頃
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[――やがて彼女が謝罪の言葉を紡ぎかければ、それを遮る声>>224が上がる。 パトリツィアがこの場で謝罪をしようとした事自体、ミーティングを行った時点では想定していなかった事だったが。
貴族を睨み返す彼女に向けられたのは蔑み。 巫女姫に対して遠慮も恐れもないその態度で紡がれる言葉は巫女姫を責めるもの。 やはり彼女が特別なのだろうと感じた。
閉鎖的な国の中で自分達との友和を望み、自分の意見に耳を傾ける姿勢を示した巫女姫の心は気高い。 けれど彼女がこの場で謝罪の意思を示したのは尚早だったかもしれない。 あの中で孤立してしまっては、彼女の身が危うくなる。 もしも彼女を喪ってしまえば、再び平和が遠くなってしまうだろう。
男はまだ彼女に仕える老執事の実力を知らなかった。]
(235) 2014/07/10(Thu) 18時半頃
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「…は。 やはり、旧い因習に甘んじる石頭の古狸共と我々は相容れないらしい。 これは予想通り、国境館への滞在が長くなりそうだ。」
[>>225退室するヨアヒムら貴族の背中を睨み付けながら、オズワルドは不快そうに顔を歪め、鼻を鳴らす。 議長が会議の解散を宣言すれば、彼は椅子を引いて立ち上がった。 退室していく貴族達に訴えかける巫女姫にちらりと視線をやって、オズワルドは獰猛な笑みを浮かべる。]
「だが、巫女姫の考えは我々に近しいらしい。 ――使えるかもしれんな。」
[そう言い置いて、オズワルドもまた会議室を退室する。 彼の取り巻きは颯爽と列を為して彼に続く。]
(236) 2014/07/10(Thu) 18時半頃
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[オズワルドは、自国を離れる際に国境館の十数キロ後方に軍隊を配備するよう命じていた。
指令を元に自動走行する装甲戦車と戦闘機。 金属の表面や関節部分を隠す事のない、人間よりも機械に近しい戦闘用アンドロイド。 外見もOSも人間に近しいクラリッサよりも数段下位に当たり、複雑なプログラム調整を必要としない彼らは量産が可能となっていた。 アームの部分には直接散弾銃が取り付けられ、飛行する為のウイングを背中に収めている。
死を恐れず、与えられた命令を黙々とこなす、感情めいたものは存在しない完璧な‘兵器’。 回線を通じて彼に命じられれば、それらが国境館を強襲する手筈となっている。
――可能であれば、巫女姫を攫ってしまうのもいいかもしれぬ。 強大な魔力を持つ彼女は自国の軍備を拡張する為の貴重な‘サンプル’となるだろう。 廊下を歩くオズワルドは密かに口元を歪ませた。]
(237) 2014/07/10(Thu) 18時半頃
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[男はオズワルドの残した不穏な言葉を聞いて、退室する人の波を避けて会議室に留まっていた。
クラリッサだけでなく、巫女姫まで利用する気か。 彼女を攫う事まで目論んでいるとまでは考えが及ばないが、底知れぬ不安を感じて無意識に拳を握り締める。
けれど男ははたと我に返るとそっと息を吐いて。]
…クラリス。 先刻は急に話を振られたが、よく対応出来たな。
[次々と人が退室していく中、先程の会議で役目を果たした彼女に控えめな微笑みを向けた。**]
(238) 2014/07/10(Thu) 18時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 19時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 19時頃
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/* 東のNPCにヨアヒムとオズワルド出てきて腹筋痛いのは別村の記憶ですね、パティさんが悪いです。
(-245) 2014/07/10(Thu) 19時頃
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/* お話し出来るかな? ――と思って、一応残っておこうかと。 オズワルドは何か企んでるけど、このまま強襲されてもいい。
そしてクラリッサを褒めておく。 昨日は構えなかったので…!
戦闘用アンドロイドの描写をする時に、何故かメダ○ットを思い出してし…。 懐かしすぎる。やってなかったですが。 うむ。QKしよう。**
(-246) 2014/07/10(Thu) 19時頃
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/* おつかれさまです!
恐らくこちらを待っていただくと、間に合わない可能性濃厚ですので、お時間出来次第、確ロルで進めていただいて大丈夫です。 見つかると同時に落ちる、把握いたしました。
(-247) 2014/07/10(Thu) 19時頃
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|
美味しそう、じゃない、美味いんだ。
[お嬢のコメントに対しては鼻を鳴らして答えるが、ともすれば傲慢にも聞こえるそれは、確かに事実であるのだから、文句のつけようが無い。 尤も、焼き菓子を作る時の男の姿は完全防備どころかオーバープロテクトなものだから、とてもお嬢には見せられないのだが… それでお嬢のご機嫌が取れる、即ち扱いやすくなるのであれば、安いものだった。 一口口にされた途端に向けられた問うような視線には、しれっと気づかぬふりをする。
早いティータイムが終われば、今度こそ刺繍をやらせようと、固く心に決めながら。]
(239) 2014/07/10(Thu) 19時頃
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[そして、“最後のレッスン”は、 どこまでもいつも通りに、 けれどいつもより少し早い時間に、 終わりの時を迎える。
あの手この手でお嬢のやる気を引き出しながら、 全てのことを終わらせて、 あぁこれも、最後なのだな、と ほろ苦い思いを飲み込んで…
さっきのタルトで良ければまだあるぞ。
そう言って、アフタヌーンティーに誘う。 男がお嬢と同じテーブルに着くのは、非常に珍しいことなのだが…**]
(240) 2014/07/10(Thu) 19時頃
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[カタン、とフォークを置いた頃には皿の上に乗っていたタルトは無くなっていた。 ゆっくりと特注品のカップを空にしていくのには時間はかからなかっただろう。
先程の自信満々な言葉を思い出しながら小さく笑えば鋭い視線が突き刺さる。 それに気がつかぬふりをしながら美味しかったことを伝えれば、それじゃあと渡されたのは針と糸。]
うっ………分かったわよ、やれば良いんでしょう………!
[針を刺していく速度は然程早くはないが、やりはじめた頃に比べれば雲泥の差。 出来上がればセシルにチェックさせたが、可もなく不可もない評価を貰えただろう。 本人は酷く不満そうな顔をしていたが。
その後も昼休憩を挟みながら、暗唱、式の段取りを順調……とはいかないがこなしていけば、少し早いがと終わりを告げられた。]
(241) 2014/07/10(Thu) 19時半頃
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あら本当に!?それじゃあもうひと切れ貰おうかしら
[『明日』の事は成るべく考えないようにしながら、アフタヌーンティーの準備が整うのを待つ。 戻ってきた彼の手には二人分の皿が乗っていただろうか。 紅茶も二人分………といっても私のではない方はアイスティーだったが。 向かい合わせに座る彼は本当に珍しい。 …が誘った事は今まで何度もあったが、誘いに乗ってくれたのはごく僅かな回数で。 それを、自発的に誘うなんて本当に雨でも降りそうだと彼を見つめた。]
(242) 2014/07/10(Thu) 20時頃
|
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[主の返答は謎めいていて、リリンラの期待していたものとは異なっていた。>>230 だが、今地下に置き去った存在と、時間潰し。禁忌というワードから、あまり良くないことと感じ取れた。 それでもリリンラには主の望みがわからなかった。 鏡の向こうへ行ってみるかと問われて応えなかったのはそれが一番の理由だ。 この鏡に映る者たちはいったい何者なのか。何を目的として気まぐれに向こう側へ行くことを提案したのか。 そして…何をしようとしているのか。 何一つとしてわからず主の望みに従うことは、主の力によって今の姿を成しているであろうリリンラには恐ろしすぎた。 しかし、好奇心が強いのであろうサミュエルは主の勧めるままに飛び立とうとしている。 その先に何があるかも知らず。 主と過ごした時間よりもはるかに短い時間といえど、家族のように感じている館の住人が不明瞭な旅立ちを迎えるのはリリンラには耐えがたいことであった。喉を震わせ、周りの者にはただの鳴き声に聞こえぬだろう、警戒音を鳴らす。]
「主よ。少しであれど、禁忌は触れたときから罪となるのではないでしょうか」
(@12) 2014/07/10(Thu) 20時頃
|
|
[もてなしの準備、と聞きリリンラは目を白黒させた。]
「はて。終焉の監視者が、ここへ招待すると。 そのように私には聞こえましたが。」
[ひとつ溜息をつく。それでは少しの禁忌ですらない。 終わりと見届けるのが主の役目であり、その終わりを紡ぐ者を招くのは主の役目でも館の勤めでもない。
鏡に映る者たちは、これから終わりを迎える者たちだ。 終わった後に招くのか、はたまた、終わらぬうちに招くのか。 リリンラには主が何を考えているのか、常よりもわからなかった。 唯一つ、破滅へと歩きだしたであろうことは予想に違わない。 おそらくは自分も主が処分される頃に鏡の住人になるのだろう。 いや、もうすでになっているのかもしれない。 狂ってしまわれたと思わしき主にリリンラは静かに頭を下げた。]
(@13) 2014/07/10(Thu) 20時頃
|
|
−アフタヌーンティーの後− [メイドに執事と彼女の顔を見るなり慌てて避け頭を下げる。 そんな事を気にしている余裕は今の…には無い。 頭を占めるのは先程通りかかった時にたまたま聞いてしまった会話。 あれはハンナ…キッチンメイド数人の話し声だったか。定かではないが、内容はばっちりと聞こえていた。
苛立ちを隠さないまま向かうのは、少し前に別れたばかりの男の部屋。 家庭教師にと宛がわれる部屋は人が変わろうと場所は変わらない。 歴代家庭教師に散々イタズラを仕掛けて来たのだから、場所は分かって当然だ。
ノックもせずに名前を呼びながらドアノブを捻る。 さて、扉の向こうで男は一体何をしていただろうか。 流石の暴挙に驚いていたかもしれない。 そんなことも構わずに、伯爵令嬢は目尻をつり上げ立っていた。*]
(243) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
|
|
「承知いたしました。すべては主の為に。 招待する場所はダンスホゥルでよろしいでしょうか。」
[どうかこの哀しさを主が読み取りませんように。 小さく胸の内で願った。]
(@14) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
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11日の0時は今晩でしょうか。 …終わり、迎えられますかね?
っていうか、何がしたいのってリリンラはずっと思っておりまする。
ロール打ち間違えた感が半端ないですなあ。 最初に見に行くかって聞かれたときに何のために?って返せばよかったとしみじみ。 PC視点だと本当に分かんないなって気づいたのが昨日でした…。 しかしリリンラはあまり気にしませぬぞ。 蛙ですからな!
(-248) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
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っていうかサイモン殿地下に持ってくの早すぎたんじゃね。 エントランスあたりに回収しといたほうがよくね?
(-249) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
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[喜色滲む主人の声は、パッと花が咲くように弾んだ。>>222
穢れ無く在れと無菌の中で育まれた一輪は、 朋友すらも大人達に選りすぐられて居たからか、 声に自信以上の明るさが混じって聞こえた。
対して、華奢で稚い容貌のクラリッサへ向ける高臣の評価は芳しくない。何処から見てもたおやかな彼女の姿すら、曇った眼には蛮族の小賢しさに映るらしい。
やはり、魂の形からしてこの高潔なる巫女とは違うのだろう。 溜息を胸の内に隠すと、半歩足を擦り出し、 その胡乱な眼から主人を隠すように位置を取った。]
(244) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
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[だが、要点の一つである過去の贖罪が議題に上れば、 当然のように沈黙が破られ、場に怒声が響いた。>>224
耳障りな声に呼応し、静寂を連れるまま更に半歩前進。 主人の前に出ずる長身が、そっと彼女を庇う。 片腕を開いて抑止の態。 安穏とした笑みに撓んだままの瞳が、 少しばかりの剣呑さを帯びて、薄っすらと色を変えた。]
聊か―――、言葉が過ぎますぞ。ヨアヒム候。 [緩慢に開閉する唇は、候の無礼に苦言を呈す。 自身には地位も威権も在りはしないが、 向けられる侮りと誹りを、低音辿る声で圧殺。
滲ませる重に臍を噛みながら退室していく貴族等は、 ここぞとばかり背教者を見るような目で、巫女を白眼視する。
彼等が欲しかったのは革命家ではなく、 やはり出来の良い傀儡だったのだろう。]
(245) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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―――姫様も、深追いなさいますな。 これ見よがしに肩入れしても、今は機が危うく御座います。
[臣等を引き止めようとする彼女へ、 小さく耳打ちし、彼女の身の安全を優先する。>>226 今から後を追ったところで、火のついた頭に油を足すだけと言い聞かせる言葉はやや甘い。 諭す口振りが混じる自身に、軽く咳払いを挟み。]
(246) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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―――ですが、その意見は同意致しますな。
流石に大立ち回りを強いられるとは思っておりませんでしたが、 議会は実の無いワルツを何より好みます。 無駄なステップで疲労困憊ともなれば、目も当てられませぬ。
[声の中に冗句を混ぜて、笑み返すことも忘れずに。 その場で同じ円を描く以上の実りがあったのは、 無視することの出来ない大きな進歩だ。
何百年経っても、誰も踏み出せなかった一歩の足音。
雨に紛れてしまいそうなその音は小さく、 まだ遠いものだったが、方々に予感させることは叶う。
其々の胸の内で響く予感が、同じものではなかったとしても。]
(247) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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[彼女の胸に抱くには大きすぎる宿命。 一国の流れを変局させる試みは、何も彼女が初めてでは無い。 長い歴史の中で、小さな芽が生まれ、何度も刈取られてきた。
しかし、レーヴェ・ロルべイアの歴史の中に、革命家の名で呼ばれる者は唯の一人も居ない。受ける肩書きは、裏切り者であり、逆臣であり、兇賊として、断頭台に散った。
―――国家への叛乱分子と言う烙印を捺されて。]
―――…御友人になれましたら、 それはそれは、素敵なことで御座いますな。 貴女は何時も、息をするように容易く心を解きます。 ですが、姫様。くれぐれもお気をつけくださいませ。
貴女が心を砕く輩は決まって、癖が強う御座います故。
[暗に過去の自身を揶揄りつつ、笑みを噛み殺した。
彼女を首縄へ向かい進ませはしないと決めたのだ。 遥かなる昔、まだ彼女の髪が肩より長かった頃に。]
(-250) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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姫様の願いと在らば、このハワード心得まして。
―――…ただ、聊か腥い匂いが致します。 雨の御蔭で、鼻は十全と申しませんが、 相応の警戒は吉と出るやも知れませんな。
[卓を山脈に見立てて対峙した二国。 中でも、飢えた豺狼に似た男は覚えが在る。>>236 昔から執拗に山脈越えを画策していた悪辣だ。
自身がかつて所属していた特殊部隊は、 彼の意により設立された代物であり、 奇跡の巫女に、力持つ者等へ対する執着は、良く理解している。
人で人を殺める術を作り上げた後は、どんな軍需を編んだのか。 慢心を見栄ずに居られないのは、魔力の有無に関係なく。>>237
老年は、主人の前に構えていた片腕を下げ、 一礼してから恭しくも傍に控えなおしたのだった。*]
(248) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 21時頃
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/*
また間違ってID作ってしまった(あかん それあかん
(-251) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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/* 進行ぐだぐだな感じでしたらすみませんですよ><
ふむ、村建て舵取り下手だなぁ(´・ω・`)
(-252) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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[パティもお返事をくれました。 良いお友達になれるみたいです。 それは、とても嬉しいです。]
はい、パティ様、お友達です。 これから、よろしくお願いします。
[にっこりとパティに笑みを向けましたが。周りのみなさんは笑顔、というわけにはいかないようです。
その時は失敗、と思ってしまいました。みんな笑顔にするにはどうすれ日よかったのでしょうか。難しいです。
マスターの言葉で成功、と思い返すのはもう少し後でした。]
(249) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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[リリンラの鳴き声が警戒音だとは気づかず>>@12、其れはかの者に言われてふと、口許の笑みを消した。]
「ああ、そうかもしれないね」『でもね、リリンラ。もうね、耐えられないの』
[同じ事を繰り返す、永劫なんてこと葉じゃ足りない時間を過ごすこと。
其れに与えられた役目こそ、その時間を過ごし、終焉を監視し、その記録をしたためることなのに。 下手に自我なんて持って存在させられた為に、ふと飽きというものにたどり着いてしまった。
この渇きに似た空虚を満たすには、禁忌とされる事に触れる以外に考えられなかったのである。
もっとも、所詮はただの気まぐれであり、もしかしたらすぐに飽きてしまう可能性もあるのだが。
鏡の中の者達は、其れの飢えを満たすに足りる者達だろうか。]
(250) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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―― 回想 ――
[大臣の訃報に落胆の音>>228が聞こえる。 集まる面々を順に見遣り、小さく息吐き口を開く。]
外においた将が民を鼓舞し王宮へと導くだろう。 鎮圧に兵が割かれれば玉座まで辿りつくは容易い。
嘆く民の為に立ち上がる我らを神は決して見捨てはしない。
必ずや暴虐の王を打ち倒し 志を同じくする皆と良き国を作る事を誓う!
[不安を払拭せんと紡ぐ言の葉は閉ざされた部屋にのみ朗朗と響いた。*]
(251) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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[眸と同じ色の雫が右耳で揺れるが見える。]
――…人として女性として キミが享受するはずだったもの。 いや、違う、私は――――…
ランとヴェスが昔のように手を取り合い睦まじく暮らせるよう願っていた。
[そうであればヨーランダも昔のように笑んで暮らせる。 思い描く光景は優しく愛しい思い出に酷似する。]
キミが悪行を見てみぬふりなど出来ぬと分かっていたのに、ね。
[声が届けばそう言われるだろうと何処かで感じていたから 小さな苦笑を零して彼女の言葉を受け止める。]
(-253) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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[半歩の距離が詰められる。 子供の頃、幼馴染としてだけあった頃のように 隣に在るヨーランダへと顔を向けてその言葉を聞いた。 指先に触れる女性らしい繊細な手。 そのあたたかさにふっと目を細めた。 彼女の掌に指滑らせて、軽く握り包み込む。]
私も、キミが傍にいてくれて幸せなんだ。 ラン――…、
[抱き締めたくなる衝動を遣り過ごし、 けれど眸に慈しむような色を滲ませた。*]
(-254) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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[そして、マスターのお話が始まりました。 ミーティングに参加していなかった私はふむふむ、と感心しながらそれを聞きます。きちんと覚えました。 私の目的にと役割に一つ追加です。
あっ、勿論、先生に紅茶の淹れ方を教えていただくのも覚えていますよ。 時間をとってご教授願いましょう。
そうして会議は進んでゆきます。 けれども、上手く行ってはないようです。 私は何か出来たのでしょうか。 考え事は、やみません。]
(252) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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[>>@13もてなしの意思を確認されれば、其れはこくりと頷きを返した。]
『ええ。貴方の耳は正しいわ、リリンラ』 「ダンスホールか、それは素敵だね」
[そうして、招く場所への問かけ>>@14に更に頷きを足した。
其れに永く仕えてくれた者が、こちらの正気を疑っている事にも、胸の内でその行動を悲しんでいる事にも気づかず。
そうして鏡の中で終焉を紡ぐ者達に視線を向けた。]
「蹴落とすべき相手と手に手を取り合ってダンスかぁ」 [くすくすと、少年の声は笑う。]
『なるほど、それは暇潰しには素敵なイベンになるかもしれないわね』 [クスクスと、少女の声も笑った。]
(253) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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[招いた者達が実際その様に手を取り合いステップを踏むかどうかは判らないけれど、あるかもしれない未来に、やはり胸の内が高揚していくのを覚えてしまう。
触れた禁忌への昂ぶりだと其れが気づくことはないだろう。]
(254) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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[みなさん、部屋を出て行きます。 これで会議は終わりみたいです。
でも、マスターはここに残っているので私もここで待っています。 何かやり残したことがあるのでしょうか。 マスターの隣でおとなしくしています。
そうして、人がまばらになった頃でしょうか。 マスターが私を呼んでくれました。]
ありがとうございます、マスター。 …あれで、よかったのでしょうか?
[褒めてくれた…のでしょうか。 マスターは微笑んでいるので怒られてはいないでしょう。 でも、自身がなかったので聞き返してしまいました。]
(255) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 22時頃
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-すこし前-
[…は>>181の言葉にすこし逡巡したが、眷属を差し出されると一層興奮を押し込めるように口許を引き締めた。眷属は死人に群がる不吉な蝶を連想させる。手に止まらせると仄かに羽が輝いた気がした。
帰還強制など逃げきってやる。ただひとつ、望む行き先は]
後悔すんなよ!神様! カエル野郎も、あんたこそ達者でな!
[少年は…は鏡へ吸い込まれるようにして消えた。]
(@15) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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/*どうでもいいけど今日一日カエルの歌が頭から離れませんでした
帰ってきたらあの髭ひっぱらせてもらおうそうしよう*/
(-255) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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― 回想 ―
[まだ、主人の髪が長く、屋敷の奥で玉姫如く育てられていた頃。 静寂に伴いさせて、術灯篭の照らす夜を駆けたことがある。
強靭な足腰と技巧を培ったのは、 山脈の向こう側、ディステル・フライハイテンの国策であった。 叡智の一族、フォルクバルツ家が、 アンドロイド技術を磐石とさせる前は、 人の身体能力に頼る軍部編成が存在し、 鉄と樹脂で作られた隣人は、まだ開発途上の時期。
少数精鋭の工作部隊に置いて、 サイレンスの名を受けた男の使命は一つ。
―――奇跡の巫女、パトリツィア聖下の弑虐であった。]
(-256) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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[黒く刃を塗りつぶされた二太刀は音も立てずに、腰で揺れた。 高い牆壁を越えるのも、全盛期の屈強には易く。
垣の向こうに広がるは、手入れの行き届いた庭園。 月輝が影を闇に伸ばし、情趣を残さぬまま跳ぶ。
それまで幾人もの要人を屠ってきた手は、血が染みて、 今宵はとうとう幼子までも手に掛けようと云う。
―――良き、隣人を―――
そう謳った男は、聡明な頭で先行きを理解していた筈だ。 しかし、開発の手を休めず、未来に何を見たかは知らぬまま。
あまり、長生きは出来そうにありませんなぁ。 ―――お互いに。
胸の内で呟いた言葉の終わりに、バルコニーへと降り立った。]
(-257) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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[夜の明りは月と星のみ。
成熟された挙動は呪結界すら発動させずに到着。 後は、細い首を胴体から切り離してしまえば、任務は完了する。 余りにも容易く軽い引き金、放たれた自身は兇弾だ。
されど、運命は希望を離さなかった。 魔手に一輪摘み取らせるを良しとしなかった。
ゆっくりと顔を上げたその先には、 夢見に因って、闖入者を待っていた少女が居た。 稚い顔立ちと、幼い肢体。 パトリツィアと出逢った途端に、巡り出す歯車の音。
不思議なことに唯一人きりで待っていた相手に、 意外そうな瞠目を差し挟むも、邂逅に合わせ、徐に微笑んだ。]
(-258) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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こんばんは、お嬢さん。 私の名は、ハワード・サイレンス・サーストン。
貴女を、―――…殺しに参りました。パトリツィア。
[それが、彼女との、一番最初の記憶。*]
(-259) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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─ 王宮/玉座までの回廊 ─
[王のいる玉座に向かうには、いくつかの道がある。 外部からの戦力を導くことは不可能であるが故に、奇襲めいた作戦を取るのではないかと予測され。 王の近衛隊は回廊の隠し地下通路前や(ちなみに地下通路は後宮へと繋がっている。反乱の際女を使って民兵を誑かすという作戦が使われたという歴史記述もあるが、今は関係ないだろう)、天井裏に設置された隠し階段真下(これは短い春に色数が少ない、けれども鮮やかな花達で目を楽しませてくれる裏庭に隠された縄梯子から出入りするルートとなる)に配置されていた]
リンダ。二手に別れなくていいのか?
[トレイルはどちらのルートから来るだろうか。 玉座に通じる通路もあるが、それは歴代玉座に就いた者とその傍らに侍る者にしか教えられないと聞く。 流す者がいるとすれば、宰相殿しか考えられないが、それはまずないだろう。 そんなことを考えながら、傍らの妻に問いかける。 戦線の要所がいくつかある場合、それぞれ違う場所に向かうのが夫婦間の常だった気がしたが、今日は違っていた。
問いかけに返ってきた妻の謝罪に、ああ、監視も兼ねているのかと密かに男は頷いた]
(256) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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/* おおう進めてしまっても大丈夫かな というか動かしにくくしちゃってるかな、すいません
(-260) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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/* なんという自演乙っぷり。
さて、どうしよう。
(-261) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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/* で、此処から動かして、一網打尽に死ににいくところですが、 勝手に場を動かしてしまうのが勿体無いような気もしますなぁ。
何処かで伸ばす予定メモ。>>220
(-262) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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[その場に身を留めていたのは、巫女姫の今後が気になってしまったから。 彼女の味方はやはり執事のみであるらしく。
>>249無垢なクラリッサの精神が巫女姫と友誼結ぶ事を望んだのは喜ばしい事だ。 彼女の元々の目的、思い描いた理想を見ているようで。]
あぁ、此処は和平を結ぶ場だからな。 お前の言った事は何一つ間違っていない。
[>>255自信のなさそうな彼女の様子に男は大きく頷いてみせる。 そっと手を伸ばし、避けられないなら労うように頭を撫でようか。]
(257) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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[マスターの言葉を聞いて安心しました。 心の中でガッツポーズです。 するとマスターの手が伸びてきました。 避けるはずなんてありません。]
…ありがとうございます。
[なんと、今日二回目のなでなでです! またも私は舞い上がります。 私は照れたように笑みを浮かべてしまいました。
しばらくそうして嬉しさを噛み締めていましたが、一つ念のために確認するべきことが残っていました。 誰にも聞かれぬよう、小声でマスターに尋ねます。]
(258) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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/* ハワードさんが的確に伸ばして下さるのでありがたく。 遅まきに設定組んで投げて、申し訳ないです。 合同チャットではそこまで組んでたのに…!><
オズワルドは自分達こそが正しいと思っているので、首尾よく巫女姫を攫ったらきっと酷い事する。 人権とかきっと考えてない…。
一応、十数キロ離れて…というのは、大臣よりも後手に回る為に。 高機能のアンドロイドとかだったら高速で国境館に向かえそうですけどね…!
(-263) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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マスター、今日は敵を殺さなくてもいいんですよね?
(-264) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 22時半頃
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[天井の隠し階段は北側で、道も狭い。 外からの兵力の方が多いのが史書からみる反乱軍の定石で、そう考えれば後宮と繋がる地下通路の方が道幅も広く、そうして玉座の間からも近い場所に設けられている。
相手の外部兵力は潰したようなものだから、トレイルがそのカリスマ性で集めた民兵はあまりこちらには来られないだろう。 ならば外から来ることも、可能性としては有りか。 あちらは多分、配置されている兵も少ないだろう。有用性を考えれば、誰もがそう兵を配置する場所だから。
さて、彼はどちらの道を有用だと取るだろうか]
[緊張感の張り詰める、けれども静けさだけは変わらぬ回廊で耳を澄ます事にした]
(259) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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/* あ、秘話で確定で撫でたのを思い出した()
クラリッサなら許してくれるかなって…!><
(-265) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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/* 北大陸窓で謝罪してきたけど、なんか何で複雑にしてんのよという自己嫌悪が。
うぐあー、あほんだらー(主と妹に土下座しつつ。
(-266) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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―お嬢の襲撃in自室―
[レッスンの後のアフタヌーンティは、何時になく楽しいものであった。 そして同時に、物寂しい。 最後の思い出づくり、なんて殊勝なことは言わないが、口にせぬ“それ”を密かに胸に抱いていたことは間違いない。
机の上の写真立てに目をやれば、そこには幼いころのお嬢が、花冠を頭に乗せて笑っている。 このころのお嬢は出会ったばかりだったから、小憎らしいにもほどがあったのだが、今思えば随分と可愛いものだ。 そっと伸ばした手で写真立てを取り上げ…暫しの逡巡の後。 足元の鞄には入れず、机の上に伏せて置いた。
見回した部屋は、既に物が随分と片付けられ、幾分殺風景だ。 先ほどやってきた父上も、この部屋を見て、隠しきれない寂しさを滲ませた。
そんなことを思っていれば、荒々しい足音を男の鋭敏な聴覚が拾う。]
(260) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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― デュシスノック 雨の戦場 ―
[雨が降っていた。 だがそんな事は気にも留めず、戦は幕を開ける。 ラタの雨の王子が戦場にいるのだ。誰が勝利を疑うだろう。 爛々と輝く兵達の目が薄暗い視界で光っている。周囲の溢れんばかりの殺気に体中の毛が逆立っていた。
雨の日は落ち着かない。 過去を思い出すだけではない。いつもよりも鼻の精度が落ちるのだ。 場を上手く把握出来ない不安がゆるく全身を覆う。 尤も――私が嗅覚どころか視力を失ったとしても、この男の采配があれば結果は変わらないのだろうが]
……如何に動きますか
[低く囁く。 私にとっては違っても、この男にとって雨は吉兆だ。 失墜してしまえと呪いながら、それでも確かにそのシーンを想像する事が出来ない。
出来ないが。 昨夜から拭えないこの何かは何なのだろう]
(261) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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/* そろーっと時間進めさせて頂きました 何か問題あればガンガン色々上塗りして頂ければ…
というか動きにくくさせていたら申し訳ないです、ご無理はなさらないようー……
(-267) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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…バレたか…
[ぽつり、と呟くとほぼ同時、ノックもなしに部屋の扉が開け放たれた。 はぁ、と一つため息をつき、そちらを振り返れば、予想たがわぬお嬢の姿。 体温の上昇が、随分とご立腹な様子を示している。]
…お嬢。 とても、結婚前の娘の行動じゃないぞ。
[片付けられた部屋も、足元に纏められた荷物も隠そうともせず。 男は呆れたように言う。 今のお嬢に何を言っても無駄だろうな、ということは重々承知の上である。*]
(262) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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/* 主に秘話打ち返したいと思いながらまとまらなくて、これあかん時の自分だとなりまして……。
うぐ、ぐ。今日にかけて昨日は睡眠とるべきだったorz
(-268) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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[>>258人間の髪そっくりに仕上げられた、しなやかな金の繊維を僅かに乱しながらクラリッサの頭を撫でる。 照れたように笑う彼女の反応は、人間の女性のようで。]
…いや。
[感謝の言葉には緩く首を振ってみせ。 声を落とした彼女の問い掛けの内容に手を止める。]
(263) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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|
― 鏡の中 ―
[――――また、見られている?
集まった室内に油断なく視線を走らせるが、皆、決行の段取りに忙しく見え。 掠めたように感じる何かと、合致するものはない。
釈然としない感覚。 残されるは、外の闇へと続く窓へと。
闇に反射しうっすらと景色を映す窓硝子は、まるで鏡のように。 室内の様子を浮かび上がらせていた。]*
(-269) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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|
[小さな息遣いに、斜め後ろから主の表情を見つめ。>>251 朗々と室内に響く口上に、頭を垂れた。]
――御意。
暴虐の王に怯えることのない、良き国を作り 安穏の時世を取り戻すために。
[各々の胸の内に忍び寄る不安が、奮い立つ想いに変わる。 一人の王子の言葉の元に。]
(264) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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|
[――――決行まで、あと数刻。]*
(265) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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|
――あぁ、その予定だ。 三原則に基づいて、必要ならば行使する事を許可する。
[人間とアンドロイド達の共存の為に提唱された三原則。
一つ、人間に危害を加えない事。 一つ、人間の命令に従う事。 一つ、上記二つに違反しない範囲で自己の身を守る事。
――この場合の‘人間’は味方のみを示すのだが。]
(-270) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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|
[小さな苦笑に、頑固者だと思われた気がして。 少し拗ねたように眉尻を下げ、けれど否定はせずに。]
その代わりに、騎士として。 今もこうして貴方の傍にいられます。 これ以上のものは、どこを探しても見つかりませんよ。殿下。
……元に戻すなんて、無理なこともあるんです。 失くしてしまったら、二度と戻らないものもあるんです。
[三人で過ごした優しい時間を忘れられないのは、同じ。 けれど縋りつくばかりでは、また失ってしまう。
――母のように。トレイルの弟のように。
噂伝いに、母の死の真相を知った時。 そして、幼馴染にも同様の手が伸びようとしていることを知った時。 護りたいと、必ず護ると、決意したのだ。]
(-271) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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[形は違えど。 その決意は、兄と酷似したものであるとは知らないままに。]
(-272) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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|
[従者の位置から、幼馴染の位置へと。 すっかり少年から青年へと成長した彼の手は大きく。 剣を握るのに鍛えたとはいえ、自らの手との差を感じながら。
指先に触れる温もりを優しく握りこまれ。
細められる双眸に、嬉しさと。 僅かに、胸を締め付けられるような想いを覚えたのを 目許を伏せて誤魔化した。*]
(-274) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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/* ↑決行まで、あと数刻♪
に見えたのはなぜだろう。
(-273) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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/* 主も兄様も早いしすごい。(こなみかん)
他の大陸も気になるけど、日替わりまでちょっと我慢…っ。あとから読みふけるっ。 あと読み聞かせてもらった西の大陸の物語を拾いたい。というメモ。
(-275) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[耳を澄ませながら、男は腰に携えた愛剣の柄に片手の指先を触れさせる。 飾り紐に爪の先を触れさせ、そうしてすぐに指先を引っ込めてしまう]
[己に嘘を纏ってまでしたのは、愛すべき2人をこの手で眠らせてやること]
(本当は──……)
[けれどその嘘のない剥き出しの心で願うのは、]
(この手で、この剣で)
[愛すべき2人を護ってやること。]
[叶わぬ本心を己への嘘で覆う男の傍ら、飾り紐から指先を引かす仕種をリンダが静かな瞳で見つめている]
(266) 2014/07/10(Thu) 23時頃
|
|
[第一条には 危険を看過する事で人間<味方>に危害を加えない。 ――といった文章が続いていた。
強大な力を持つアンドロイド達が人間を害しない為に彼らに与えられた原則。 彼らが自らの安全を守る事は、その中で一番最後に提示されている。*]
(-279) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* 護ること、だよねー……
(-276) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* 発言抽出機能ください。(切実)
(-277) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* すみません。すみません。 何か言葉が足りてない気がしたので!!( ;∀;)
(-278) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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|
/* あ、あと。 場所や時間軸を、発言上部に明記してなくてわかりにくかったらすみません。 プロは全部”鏡の中”のイメージなんです。
(-280) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* ところで、だ。
東→主従関係微笑ましく、けれども対立国家の描き方が壮大 西→危うい関係性にドキドキしつつ、2人可愛い 南→甘い
なのに北→なんか全体的に緊張感漂ってる
という気がするのは何故だ、刺し合いだからか。自分の認識が。かもね……
(-281) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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……どういう事か説明して御覧なさいよセシル。 何故、私に黙って!私の許しも得ずにっ!
[何時も通りの小言なんて耳には入らずに。 ふつふつと怒りが湧き上ってくるのがありありと分かる。 何ら変わらないように見える彼にも、既に纏められた荷物にも。 一言も言ってくれなかった事も。 何よりも、他人の口から偶然とはいえ、彼が辞めるというのを聞かされた事が腹立だしくて仕方がなかった。
所詮雇い主の娘、教え子と家庭教師。 そんな簡単な言葉で片付けてしまえばそれで終わりなのかも知れないが。 少なくとも、私はそんな薄っぺらい関係だとは思っていなかった。
12年、12年の歳月を共に過ごしてきたというのに。 ぎゅっと両の手を握りしめる。…爪の跡が残りそうなくらいに、強く。]
(267) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* ロボット工学三原則より。 戦闘用であれば、人間を…は味方と読ませるしかないかな。 クラリッサの場合、二条目は人間=ジェフかもしれませんが。
あくまで人間優先なんだよね。 日本と西洋のロボットに対する認識の違いか。
(-282) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 23時頃
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―― 雨降る其の日/王宮 ――
[城外の民兵も将の指揮の元王宮に迫る頃。 トレイルも頃合いを見計らい動き始める。 傍らに側近であるヨーランダが居るのは常通り。 常と違うのはトレイル付きの近衛が集まること。 それから、トレイルと髪色の、同じ格好をする二人の将が居る。]
三手にわかれる。 地下通路と隠し階段は二人に任せよう。 玉座に辿りついたなら私を待たず王を討て。
――…私は、回廊から、玉座を目指す。
[任せた将の腕が立つ事は分かっている。 けれど正面突破するならば己だとも思っていた。]
(268) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[ヨーランダへと視線を向ける。]
キミは――…
[城の守りの薄い場所、 出来れば二人の将のどちらかの方へ、と思うけれど]
――――…私と共に。
ラン、目の届く場所に居て欲しい。 今、私が背を預けられるのは、キミだけ。
[密やかに彼女にのみ言葉を紡ぎ、回廊へと足を向ける。]
(269) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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─ 少し前、鏡の間 ─
「後悔?」『あはは、面白いこと言うわねぇ』
[悪態をつくサミュエル>>@15に、其れはけたけたと笑い声を上げた。
強制送還は絶対だ。彼がどう抗おうとも、所詮は其れの眷属として招いた者であるサミュエル。
彼は自分と同じ様に、この館に縛られている様なものなのだ。
けたけた けた。
笑いながら、旅立つ少年を見送る。*]
(270) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* 参考資料読んでたら、タチ○マみたいな多脚戦車もいいなって…()
タ○コマ可愛いよ。タチ○マ。 SFあまり詳しくないです申し訳ない。
(-283) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* そういえば。西のヤニクさんの中の人(推定)からもお誘い受けましたが、相方さん不明なので申し訳なくてお断りしたのですよね。
今後悔しているのは、自分いたらもう少しヤニクもミッシェルも動けたかなーというあれそれで。
いや、それ自分のエゴだし過信だし、だよね。うん。
ちょっと暫く私黙ろう。
(-284) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 23時頃
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[ころころと表情を変える彼女は>>249>>252 隣国の中でも稀有なる存在のようで、打算を見せずに、 落ち込んだり、喜んだりと年頃の少女らしい様。
傍らの主人を見やり、口元を綻ばせる。 薄氷の上に立つような今だとしても、 雨は何れ止み、永久凍土さえ陽光に溶ける時が来る。]
―――仲が宜しいのですな、御兄妹ですか?
[気兼ねない声が、二人の間へと差し挟まる。>>258>>263 若き男女を茶化す茶目っ気は、場を和ませるように。]
(271) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[余すところなく激昂を示すお嬢。 お嬢の言いたいところは分かる、お嬢がこのことを知れば深く傷つくことも、見えていた。 けれど。 お嬢の結婚と同時、この屋敷を出ていくことは、もうだいぶ前から決めていたこと。
最初父上にそのことを告げた時、引き留められなかったと言えば、嘘になる。 自分の役割は終わりだ、と答えた息子に対し、まだ終えていないという父。 何故、と問われれば、自分がいればお嬢様は自分に甘え続けるだろう、と答えたものの、まったくもって納得はされていなかったと思う。 それでも、頑として譲らない息子に、お前も自由に生きても良い年頃かもしれないな、と言った父上は、男の胸の内を知っていたのだろうか。 どちらにせよ、あの人は、真実男の父親であろうとしてくれたのだと思う。
それでも。]
(272) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* この国はSFちっくな設定ですが、宇宙に…とかいう思考はないと思うのですよね。
暮らしを豊かにする、国を守る。 その二本の柱でしか構成されていないので。
産業用、医療用、調理・清掃用、警備用、研究開発用、軍事用。 …結構あったな() 軍事・研究開発用、が国防省軍事開発局の管轄な気がする。
(-285) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* パティさん、気を遣わせて申し訳なく!
(-286) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[日が昇る刻限になっても、鉛色の空は薄暗い。 雨音が、身体に浸み込むように響いて聞こえる。
『……ランが泣き止んだら、お空も泣き止むかな』 降り出した雨に、事あるごとに泣いていた幼い子供の頬を拭ってくれた母の指先を思い出す。
そして、母がいなくなった後には兄の掌の温かさを。>>207]
(273) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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――――…大丈夫。 もう、泣かないよ。
[誓うように呟く声は。 ほぼ同時刻、同じ空を見ている幼馴染に誓うように。>>221
くすんだ薄紫の、鳩羽色をした騎士の装いに袖を通し。 母譲りの、兄と揃いの銀糸を一つにまとめる。 まるでそれは、飾り紐を解く前の誰かの姿に重なるように。 腰に、細身の剣を差し。
覚悟を胸に、主の元へと。]
(274) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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了解しました。
[判断はあっていたようです。 ごく小さな声でお返事しました。]
(-287) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[不義理はよくわかっている、 お嬢が結婚するからと言って、家庭教師はもういらないだろうが屋敷を辞する必要のないことも分かっている、 その気になれば父上がどんな仕事でも用意してくれるだろうことも。
それでも。 男は表情一つ変えず、言葉を飲み込む。
…あんたが誰かのモノになるところなんて、俺は見たくないんだ…!!!]
(275) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[それは、決して告げられる事の無い想い。
身分差だけが邪魔をするなら、そんなものは引きちぎっていたかもしれない。 けれど。 彼女との間の溝は、もっとずっと深い。
自分がどこから来た何者なのかもわからない。 種族の壁。 体質の差。
きっと、彼女を幸せにできない。
彼女への想いを自覚するころには、男はもう、想いだけで走れる若造ではなかったのだ。]
(276) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[ヨーランダが騎士として傍にいる事を言葉にして望む。 けれど騎士でなくとも傍にいてくれたなら、と思う。
この歳になっても未だ妻を娶らぬのは 彼女への想いが大きすぎるせい。
彼女に向ける己の想いの種類を感じながらも それを伝える事が出来ぬままある。]
(-288) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[しかし、この歓談の最中も着実に、 高らかな足音立てて、非業と災厄がやってくる。 平穏無事な日常を厭い、優れた民を自負する自意識。
あのヨアヒム候が声を荒げるのみに抑え、早々に身を下げたのには訳がある。
此度の場にて、パトリツィア聖下の胸の内を確認し、 ディステル・フライハイトを属国として隷下に置くならば良し。 隣国で生産される人命を更なる魔術発展に費やせるなら、旨味があると算えていた。 しかし、対等な関係を築くなど、矜持と自尊が一片も許さない。
―――あの巫女は、神国を穢す魔女であった。
逆臣に祭り上げられる巫女と、革命を認めぬ古き国。 何時も、先駆者は大きな力によって刈取られ、歴史の一文に成り果てる。 そんな思いに、淀んだ瞳の男は囚われていた。]
(277) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[叶うことなら、お嬢には知られぬまま、屋敷を辞したかった。 お嬢にとっての自分が、決して軽い存在ではないことを知っていたから。 気の強いお嬢のことだ、黙ってはいないだろうことは目に見えていた。
同時に、きっとどこかでばれることも、目に見えていた。 この娘は決して、鈍くもなければ愚かでもない。
あるべき時が、来ただけの事。 男はやはり、表情一つ変えない。]
…お嬢、勘違いするな。 俺は、あんたのモノじゃぁない。 許しを得るべきも、あんたじゃぁない。
[自分自身の言葉に、心を冷たく凍らせながら、男は敢えて、拒絶を口にした。*]
(278) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[マスターと、こしょこしょ内緒話をしていたら、先生から声がかけられました。私たちは兄妹に見えたのでしょうか。 少し不思議な気分でした。]
いえ、違います。 マスターは…マスターです。
[違うものは、違うと否定します。 でも、マスターをマスター以外で上手く説明できませんでした。 人間の関係に当てはめるのなら、父親とムスメなのでしょうか? それは、なんだか嬉しいです。]
そうでした。 先生、紅茶の淹れ方を教えてもらえませんか?
[丁度良く、声をかけてもらいましたので、少し前のお話を思い出して、お願いしました。]
(279) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* 寝落ち対策に30分ごとにアラームをかけてたりします… 昼間ロルストック作っといて良かった… 手直ししながらだけど、やはりゼロから書くよりは速いものね。
(-289) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[何時の間にやら、会議室に残っているのは自分達の身になっていたらしい。 >>271老執事に声を掛けられれば、はたりと青灰の瞳を瞬かせ。 彼の言葉から、まだクラリッサがアンドロイドだとばれた様子はない。 それ程彼女の完成度が高いという事だろうか。それには少し誇らしく思う。]
――いえ、 自分は彼女の上司です。 兄妹に見えますか?
[その場限りの相手であれば兄妹だ、と軽口に載って偽ってもよかっただろうが。 事実に近い関係を述べた方が良いだろうと。]
(280) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* すみません。被ったw
(-290) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[国境館はヨアヒム候の治める領地と隣接した国境下にあり、 候は見目を裏切り、優れた呪術者一族の長を務める。
既に罠は張り巡らされていたのだ。 下賎に穢されてしまった光は浄化されねばならない。
地脈に伝わされた呪術が風より疾く魔力を巡らせ、 後方に展開された陣の中で、一人の若い兵士が倒れた。>>237
最初は一人、―――間を置いて二人。
鋼の軍勢には通用せぬが、生者ならば確実に命を絞られる。 抗う術など在りはしない。彼等は持たざる者。下位の民。
異変に気付いた隣国が、国領館に目標定めたのはそれから幾ばくかのことか。 雨が隠す魔力の流路、やがては堰を破り、波乱の大河となる。
後に『カルバリの粛清』と呼ばれる災厄の、 最初に投じられた波紋であった。*]
(281) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/* あ、戦争っぽいモノが始まってる傍らで、痴話げんかしててすみません
(-291) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/* あ、お嬢も無駄に長いロル落としてごめんね、ごめんね
(-292) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/* GO☆IN!!!
――――で、御座いますなぁ。我ながら。
(-293) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/*セシル・スージーの主従を超えた愛、おいしいですね!
セシルさん一匹狼あり得そうな。 パティさんは賢者っぽい気がしてる。 間違ってたら笑って下さい。
(-294) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/* おお、攻め手、素敵です。 ハワードさんは某様なんでしょうか。と、思いつつ。 間違ってたら(以下略)
ならば此方もー。
(-295) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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――ッ!!!
[突き返された冷たい言葉が胸を抉る。痛い、痛くてどうしようもない。 ……痛みを訴え、泣きわめく事ができる年齢はとうに過ぎているのは分かっていた。 それが立場上許されない事も。
それでも、飲み込みきれないこの感情は。自然と目尻に溜まる涙は。 私だけが一方的に抱いていたこの思いは。]
違う……違う、例え許しを得るべき人間じゃなくたって…!
[痛い、悲しい、寂しい。傍に居て欲しい。 飽きれても何でもいいから、変わらずにいて欲しかった。]
そうね、私が夫人になってしまえば貴方の仕事は終わりですものね。 ………もう、いいわ。邪魔して、悪かったわねっ!
[それが甘えだとしても、我が儘だとしても、言葉にできない感情だとしても………。 つま先を返して足早に自室へと戻る。零れ落ちそうな涙を、こらえながら。]
(282) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[耳を澄ます最中、騒乱とは違う足音がまっすぐと聞こえてきた。 先に顔を上げたのは、男の傍らにいる妻のリンダだった]
……まっすぐな所は、貴方の美点だが。
[まさかと思いながら、つられて顔を上げる。 柄を握ることが出来なかったのは、ただまっすぐに、まるで日常のようにトレイルがヨーランダを引き連れて回廊を歩いて来たから。
けれど、彼の戦に出るような姿を眺めて、その胸に抱いた決意を行う日だと、改めて知った]
殿下、それからヨーランダ嬢。貴方達にはここで──……
[他人行儀に2人の名を呼び、そうして剣へと手を伸ばしたその時。
傍らの妻が、周囲の兵に警戒を促す為の笛を鳴らした]
(283) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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リンダ!?
[途端、武装された足音が響く。笛から唇を離した彼女を見下ろせば、静かに見上げられる。 妻は言う。
『貴方が王子も妹さんも、大切に想っていることを知っています。だから』
黙って見ていてと。 そう彼女が告げれば、リンダの部下である兵数人が2人を取り囲む。 鎧こそ纏っていないがその手には、この国の歴史に則って改造された独自の城内戦用の小型の弓が握られていた]
(284) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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──っ、ふざけるな!!
[引き攣る弦。それから矢が放たれることがなかったのは、普段叫び声など上げることのない男が回廊に響く声を上げたから。
強くなる雨の中でも、よく響く叫びだった]
[何に対して激昂したのか判らないまま、男は素早く剣を引き抜き、そうして虚を衝かれた弓兵達に踏み込み、腹部を抉るように薙ぎ払っていった。
回廊に舞うのは、人の身体から飛び散る鮮やかな紅の雨]
(285) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/* お嬢が可愛くてツラい。
(-296) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[紅の雨が視界に舞い、そうして男は己の行為に気づいた]
[静かに表情を変えない妻を見る。
そうして、囲まれた兵達から救うかたちになった反逆者達を──粛清しなければならない者達を
愛しいと思う、仕えることを夢見たトレイルと 愛しいと思う、この世でただ一人の妹であるヨーランダを見つめた]
……
[声が震える。己のしでかしたことに。 だから一度深く息を吸い、もう一度きちんと2人に告げる]
行け。果たすべきことを、果たしてこい……。 盾は、俺が務めるから──!
[するりと、纏う嘘が簡単に滑り落ちた瞬間だった]
(286) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
|
|
-東の大陸・カルバリの丘-
[随分と長い間息を止めていたような気がする。…は息を深く吸って、辺りを見回した。足には固い土の感触。乾いた風。目の前にある建物。これは]
……帰ってこれた、のか。
(@16) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/*土下座
(-297) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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―夜― [屋敷の方を一度だけ振り返る。今頃騒ぎにでもなっているのだろうか。
セシルが傍に居てくれたから、辛い事も悲しい事も乗り越えられてきた。 そして、それはこれからも不変の物だと思っていた。 伝える事はできなくても、隣には立てなくても。 何時も通りのやり取りが変わらずにできればいい。 それだけを支えに、家のための結婚を飲んだのに。
子爵からの融資の条件。 それが三男と長子ながら家を継げない私との結婚だったのはずっと前から知っていた。 失礼が無いようにとも散々言われてきた。 申し訳なさそうに実の娘へと頭を下げるお父様の顔も確かに覚えている。 それでも、嫌な物は嫌だった。私の小さな頃からの夢は、どうしても叶えたかった。 ……セシルには、言った事があっただろうか。もう随分と昔の事だから覚えていない。]
――――っは、はぁ……はぁ……
(287) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[集まった近衛騎士達と共に、主の傍らに控え。>>268 目くらましの為、主と同じ背格好をした将と算段をつめる。
将に従い分けられる近衛騎士達は、揃って鳩羽色の衣裳。 けれども、その中に雪のような銀糸を持つ者はない。]
(288) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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|
[向けられた視線に、小さく頷き示す。>>269 言われなくとも、側を離れるつもりは毛頭なく。]
――――…はい。 私は、殿下と共に。
[その表情から、一番守りが固い回廊を避けて欲しいと思っていることには、気づいてしまったけれども。 言っても無駄だと思われたか。 共に、という命に嬉しさに双眸を細め。]
(289) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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|
[密やかに紡がれた、言葉に。愛称に。 僅か、口元を綻ばせ。]
大丈夫、ここにいるよ。 必ずレイを護るから。
だから振り返らず、前に進んで。
[指先が、腰に下げた剣の柄に触れる。 回廊に向かう主の翻るマントを追うように、歩み出した。*]
(290) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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こーきょーうーにおーれーはー
かーえーってーきーたーぜ!(カエルの歌のリズムで)
なんつってな!あはは
[…は上機嫌で手のひらの蝶に話しかけた。彼女が気まぐれに声を届けたなら、リリンラにもうっかり届いてしまったかもしれない]
(-298) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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|
[久しぶりにまっすぐに見たトレイル。
随分と背が伸びたなと、己が目線を上げて彼を見つめることで気がついた]
……ああ、そんなことにも気づけない距離だったのか。
[そう想ったことを話せる時がくればいいのにと、そう望み。 けれど片手にある愛剣に纏う人を斬った感触に、きっとそれは叶わないだろう。 そんな覚悟を胸の内に秘めながら、男は2人の行動を見守る]
(-299) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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|
―国境近く・ディステル・フライハイト軍―
[オズワルドの命令で派遣された地。 蘇芳の軍服に身を包んだ通信兵は、警戒を怠らぬようにしつつも上司達のいる国境館の方に意識を傾けていた。
オズワルドから命令はまだ下っていない。 彼の持つ通信機からは彼の無事を知らせる信号が送られていた。 >>281突如巻き起こった魔力孕む風が戦車の調整を行っていた兵士を襲う。 一人、二人、段々と被害は増していって。 悲鳴や轟音が響き渡り、大将を務める壮年の男は異変を察知する。]
「敵襲だ…!」 「モニター確認しろ!」 「魔力の残渣を確認。敵国によるものです!」
[混乱する司令部。 経験の浅い若い通信兵は混乱に陥っていた。]
(291) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/* 主の秘話に、顔覆う(*ノノ)
(-300) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[甘いのは充分理解している。 それでも支えを無くしたこの先、スージー・ノーシェ・シャトノワでは無く、『私』はどう生きていけば良いのか分からないくらいに目の前が真っ暗になった。
あの家に、あの場所に、もう居たくなかった。
気がつけば何も持たずに散歩をしてくるとだけ告げて家を飛び出し。 我がシャトノワと隣に位置するオルトレイン領との境を跨ぐ山へと来ていた。 …そういえば、この辺りは鉱山も多かったか。 雨粒が頬を、体を濡らす。それでも帰る気もなければ、歩みを止める気も無かった。]
(292) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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「――うろたえるな! 敵国より襲撃の事実を確認。 通信兵は上級大将に作戦実行の許可を得ろ。 解析班は引き続き状況把握に努めろ! 他の者は作戦実行に備えておけ!」
[大将は部下に指示を飛ばす。 見えぬ敵には銃弾も当たらない。 冷静に事に当たらねば、全滅もあり得る。そうするわけにはいかない。 大将は混乱する部下達に発破をかけた。
通信兵は震える手を抑え、深呼吸してからオズワルドに通信を送る。 ――敵のものと思われる襲撃有り、と。*]
(293) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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|
-会議場周辺-
[…は黒い蝶を振り払うようにして周囲を歩きまわる。"主"は終焉を見届けろと言っていたが、聞いてやる気はほとんどなかった。]
…なあお前、離れてくんねーかな? オレ超あやしいじゃん…
(@17) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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|
[2人を足止めしていた兵士を斬った後、久しぶりにトレイルを見やり、それから男は妹にも久しぶりにまっすぐと視線を向けた。
面差しは、母に似てきただろうか。子供の頃、泣き虫だったとは思えない凛とした面差しに、小さく苦笑してしまう]
(お前は母さんに似てるんだから、笑えば)
[うんと綺麗で可愛い子だよ。 兄の欲目、けれども欲目を抜いてもそう思う。それは告げられる暇のない、兄としてのあたたかな内心の言葉]
(-302) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/* 怒られる覚悟をでどーんとして投げる。
うん、ごめんなさいorz
(-301) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[背を向け走り出すお嬢を、追いかけることはできない。 ここで追いかけてしまっては、一体何のための拒絶だか、分かった物じゃないのだから。 たとえ、お嬢が泣いていたとしても…]
…クソッ
[男は一人取り残された部屋で、ダンっと力任せに壁を殴りつけた。 当然壁はびくともしない、男の拳が痛んだだけである。 けれど、それよりも何よりも、胸のど真ん中を貫かれたような痛みが、男を苛む。 どう考えても、自分が悪い。 けれど、後悔は、しない。
お嬢をもう、甘やかしてはいけないのだ。 明日にはお嬢は、人の妻になる。]
(294) 2014/07/11(Fri) 00時頃
|
|
[その涙を掬えるのなら、 その手を取ることができたなら、 その体を抱き寄せることができたなら、 どれだけ… どれだけ良かった事か。
しかし男には、お嬢の肌に触れることすら許されていないのだ…! 飲み込みかけた悪態が、やはり飲み込み切れずに再度零れ落ちた。 男は椅子に乱暴に腰かけ、随分と殺風景になった部屋をぐるりと見回す。]
(295) 2014/07/11(Fri) 00時頃
|
|
[第一印象は、最悪だった。 8歳年下の小娘は、どう育てたらこうなるのかという程わがままで、傲慢で。 思い通りにならないことは何もない、と、本気で思い込んでいた。 自分が物心つくころには身を持って知っていた、世の中の理不尽も、弱肉強食の世界も、何も知らない箱入り娘。 あぁ、理不尽の元凶は、こういう奴なのか、と、冷めた思いでお嬢を見ていた。
お嬢にとっては、それすら新鮮だったのだろう。 自分に媚を売らない相手。 機嫌を取ろうとしない相手というのは、おそらく彼女にとっては初めての出会いだった。 だから、男に興味を持った。 そして、彼女なりの方法で、自分に従わせようとした。 今思えば、人間の、たかだか8歳の、世間知らずの小娘にしては、随分と頭が回ったのだろう。 しかし、相手が悪かった。 くり返せば繰り返す程に、男が辛辣になるのに、幼い少女は今度は腹を立て始める。]
(296) 2014/07/11(Fri) 00時頃
|
|
[それでも彼女が男を首にできなかった理由。 それは、勿論男の父親の存在があったからではない。 男自身が、少女にとって、手放すのに惜しい素質をいくつか持っていたからだ。 腹は立つが、首にできない、そのジレンマ。 その“理不尽”が、結果として少女を幾分、まともにしたのかもしれなかった。
少なくとも、男の興味を引く程度には。]
(297) 2014/07/11(Fri) 00時頃
|
|
[それから月日は流れ。 男にとっても、お嬢にとっても、お互いは無くてはならない存在になっている。 共に過ごす時間は当たり前で、まるで喧嘩のようなやりとりも日常で。 しかしその距離は、近いように見えて近づくことは無かった。
それは男の計算であったし、それ以上にお嬢が、わがままの中に悲しい優しさを持っていたからであろうと男は思っている。 あの娘は、どうしたって両親を裏切ることができない。 随分と我儘勝手をするように見えて、本当に大切な所では我儘を押し通すことができないのだ。 愚かではないから。
それに気づいた時、男はお嬢を、どうにも憎からず思うようになってしまっていたのだった。]
(298) 2014/07/11(Fri) 00時頃
|
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/* もう追いかけるロール入って大丈夫ですか?
まだ予定があればタイミング合わせるので、仰って下さいね。
(-304) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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|
/* あれ、箱からレイアウト崩れが。 コアの人多いからかな。
そしてみーたん大丈夫です?
(-303) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 00時頃
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[…は鏡の間を辞して眷属へと指示を出す。 メイド長にはホゥルを整えるように。 料理長には飲食物を用意するように。 楽団は必要だろうか。 少し悩んで、蓄音機を手配する。
鏡の住人を僅かに遠い音声のクラシックと軽食と飲料が迎えることだろう。 あの中でここに来るのは幾人だろうか。 そして……ここで何を行うのか。
リリンラは知らない。知る必要も、感じなかった。]
(@18) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[中庭に面する回廊を歩きながら腰に帯びた剣の柄に手を掛ける。 足音を響かせて、これから玉座に向かうと知らせるように。 共に、と応えたヨーランダ>289>と、彼女につけた精鋭少数の前をゆく。
真っ直ぐ前を向いて突き進むは彼女の言葉>>290あればこそ。 その先に見える人影に、やはり、と思いながら右手で剣を抜く。 近付くにつれはっきりとするその姿。 髪をおろしたままのヴェスパタイン>>283が先に居た。 向けられた声にはたと瞬き、春にそよぐ風のような笑みを浮かべる。]
――…ここで、会いたくは無かったよ、ヴェス。
[愛称をそのままに呼び掛けた。 けれど、それ以上の言葉を拒むかのように笛の音が響いた。]
(299) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* この微妙にすれ違ってる感じが伝わると嬉しいんだが、これ微妙すぎて伝わらないアレでは
(-305) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[笛の音を合図に足音が近付くが退く事は出来ない。 取り囲むように集まる兵数人>>284。 思うほど多くない事に安堵するが、手にある小型の弓に目を瞠る。 四方に配置された弓矢からヨーランダを護る事は出来ぬと分かりながら 身体は自然と彼女を庇うように動いた。]
――――――っ。
[弦の音に衝撃を覚悟した時、ヴェスパタインの声>>285があがる。 虚をつかれたのはトレイルも同じ。 らしからぬ、声音に瞬き、動けぬままあれば 回廊には鮮やかな赤い花が散る。 紅の雨を降らせ倒れるは弓兵。 剣を血に染めたヴェスパタインに、トレイルは息をのんだ。]
(300) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[少年は気づかない。そこで数多の思惑がぶつかり、散っていこうとしていることを]
[何となく建物から離れがたく、…はとある窓に近づいた。仰々しい議場では、可愛らしい女性と男が数人、和やかに談笑しているように見えた。それだけなら、素通りしても良かった]
……あいつら、確か鏡に…
(@19) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[耳打ちする妹に、身体を傾けて拝聴する兄。>>279>>280 ―――そんな風に題してしまえば、頷けるものもある。 されど、並んだ顔から異口同音唱えられれば、つい口髭が揺れた。]
勿論、構いませんよ。 主人を労う一時の糧となるならば、 国境を越えての手習いとなりましょう。
―――それに、貴女は筋が良さそうですからな。
[それは唯の直感であったが、勘は老いても鈍ることが無い。 良い方へと伸びた未来が的中すれば良い、そう思っていた。 茶も、協定も、楽天を恐れず告げるなら、全て。]
(301) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[眺める鏡の中。 見つめる先に降り注ぐ雨。その中には、ひらりと舞う黒い羽虫が混ざっている。
見る者には蛾にも、蝶にも見える羽虫が──]
(302) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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そうですな。少し年が離れていますが、 雰囲気も何処か、通じるものが御座います。 部下にも良く目を掛けているのでしょう。
―――…もしも、兄妹でないとするなら…、
[少し悪戯めいて撓めた瞳に二人を映し、 老獪な男は唇で三日月を描く。 口を開きかけた瞬間、咄嗟に視線が窓に惹かれた。]
――――…? ふむ、何やら肌がざわつきますな。
[それは遠き地で起こった混乱か、強くなる雨か、 ――――人ではない者の気配を察した為か。>>@17
近づいてくるのは、終世に降る雨。]
(303) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* 大丈夫です!本当にギリギリになってしまって申し訳ないです…
(-306) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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―国境館 オズワルド―
[オズワルドは通信を受け取ると、直ちに作戦実行の指示を出した。 先ずは国境館の付近に遠距離からの砲撃を行えと。
――魔力を使えないだけで人間を弾く国など、友誼を結ぶに値しない。 やはり滅ぼすべきなのだ。
オズワルドは周囲を見回して獰猛な笑みを浮かべ、たぎる殺意を隠しもせずに言い放った。]
「――残念ながら、交渉の余地はないらしい。 我々はこれより戦闘に入る。 護衛の者は外務大臣殿達をシェルターにお連れしろ。」
[要人を危険から守る為のシェルターが自国側の地下に敷設されている。 護衛に連れられ、外務大臣達はシェルターを目指し始める。]
(304) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[――およそ十分後、 オズワルドの指令を受けて、装甲戦車が照準を定め、国境館付近に砲撃を行う。
射出された弾は轟音と共に地面を深く抉り、国境館を揺らした。]
(305) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* サミュくんの故郷、この大陸でしたか! おかえりなさーい。(何か違う)
(-307) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[………そういえば、一度だけ。この山で迷子になった事もあった。 確かセシルを家庭教師として雇った一年後の話。
勉強ずくめの毎日が嫌になって飛び出して。 お父様達を困らせてやろうと長い時間帰らなかった事があった。 その日は今日みたいに雨が降っていなければ足元も抜かるんでなかったし、泥が洋服に跳ねる事も無かった。 頂上の景色がみてみたくて、今の私のように、足を踏み外せば危ないような山道を登っていた。
あの時。迎えに来てくれたのは、誰だっただろうか? 怒ってくれたのは、誰だっただろのうか。]
(306) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[了承をいただきました。 剣の先生が、紅茶の先生にもなった瞬間です。]
ありがとうございます。 物を覚えることに関しては自信があります。
[筋が良さそうだなんて言われました。ちょっと嬉しいです。 私にも、記憶力くらいには自負はあります。 だからえっへんと胸を張っていいました。 美味しい紅茶で、もっとマスターが喜んでくれると思うと、ワクワクしてきました。]
(307) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[もう一人の従者を見送って少し経った頃、ふとリリンラは顔をあげた。 黒き眷族は歌を届けることは無かったが、直感として彼の歓喜をリリンラに伝えたようだ。]
サミュエルは喜んでいたように見えましたな。 ……喜びが強いほど、悲しみも深まるというのに。 希望は打ち砕かれる度に絶望へと変わるものですが… 願わくば、折れることのなきよう。
[…の呟きを聞く者はいなかった]
(-309) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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?!
[轟音に…の身体が飛び上がる。明らかに不吉が、死がやってくる音がした。]
くそっ、こんなところにいられるか! 俺は一人で---
(@20) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[ヴェスパタインの眸>>286が此方へと向けられる。]
――…ヴェス。
[己を止める為に居ただろう彼の行動とその眼差しに 一瞬泣きそうな表情が浮かぶのは 幼い頃の、いつも護ってくれた優しい彼の姿が重なるから。 妻を娶り彼は彼の道を歩んでいたはずなのに 築いてきたものを崩すような行いをした彼が 窮地に立たされる事を察せるから。 反逆に加担したとみなされるだろうことに胸を痛める。 行け、と彼が声を向ければ、思わず首を横に振りそうになる。]
置いてなど、行けない。 盾なら、絶えず私の傍に在れ!
(308) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* >リリンラ 諦めたクマーさせてごめん。 拾い方盛大に間違えたね、うんorz
(-308) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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