108 裏通りの絆
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
狩人も立ち入らない深い森の奥からやってくる、“人狼”は、ひそかに人間と入れ替わり夜になると人間を襲うという。隣国の出身でありながら戦功名高く、Sirの称号を賜った若き英雄、Cointossと配下の聖貨騎士団は、この魔物の噂を重く見ていた。
恒例になりつつあった臨時徴税を収めた村人たちは、水車小屋で招集の命令を受け、不安を覚えつつも集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2014/01/17(Fri) 23時頃
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年の瀬も押し迫った寒い夜。
表通りではクリスマス・イルミネーションが華やかだけれど、
寂れた裏通りでは餓えた魂が暗闇で凍えている。
ほんの少しの温もりがあれば ── 世界は変わるのに。
(#0) 2014/01/17(Fri) 23時頃
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―― 茶茶 ――
[ハウリン駅の裏にある煤けた街並み。 観光客にはあまり勧められない、いくつかの道を抜けた先。
太い道路の向こう側、ほのかに漂うのはこの街のものではない異国の香り。 他の多くと同じように、無機質な石で組まれた建物のむき出しの壁に木でできた看板がうちつけられていたが、書かれた店名は雨風にかすれて読みにくい。
扉を開ければ、中を隠すように何本もの細い布が垂れ下がる。 かき分けつつ室内へ入ると、着ていたコートを脱いで壁に埋めるようにつくられた扉の中へと押し込んで、代わりにすぐ近くに投げてあった赤い上着を上から羽織る。]
長い髪の毛を赤い紐で縛り直してから、真っ直ぐに台所へ。 使い古されたケトルを手にすると、少し濁った水を中へ注いで、火にかける。 外でかじかんだ手をコンロの炎に当ててしばし炙って指先をこすり合わせながら、戸棚から茶器をとりだした。]
(1) 2014/01/18(Sat) 00時頃
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[カタカタカタとケトルが鳴る。 音に合わせるように用具一式を用意する。 艶を持つ茶壷の中に茶葉を一すくい、二すくい入れて。 考えてから、もう二匙分を追加する。
カチャリとコンロの火を切ると、熱湯だけ茶杯に注いで一口二口飲み下す。 この場ではそれ以上は何もせず、職場兼リビングに戻って机の上に置いておいたクッキーの数を数えてから、椅子に腰かけると今日の新聞を手にしつつ、もう片方の手を戸棚に伸ばしたが、まだ寒さでうまく動かない指先は、掴んだものを落としかける。]
……っと。あぶないあぶない。
[幸い床に落ちる前に受け止めて、細い黒のフレームの眼鏡をつける。 ばさりと新聞を広げて一面から眼を通すのも、男にとっては重要な仕事の一つだった。]
(2) 2014/01/18(Sat) 00時頃
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/* い、一番乗りかな……(そわそわ)
村が建たないか待ち遠しすぎてそわそわしてて まだかなまだかなしてた結果がこれです。
(-0) 2014/01/18(Sat) 00時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 00時半頃
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/* 登場していないのに相方可愛いとか言いそうになった
いや可愛いのはわかっている。自明ではないか。
(-1) 2014/01/18(Sat) 00時半頃
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― 雑居ビル『G3』・2階 ―
[くぁ、と大口での欠伸を見咎める者はいない。 先代かそれより前の家主の時代から置かれているソファは、 訪問者がいない時はもっぱらくつろぎの場所になっていた。]
(3) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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[駅を取り巻く喧騒からはやや遠く、 本格的な裏通りの空気とはほどほどの距離が取れる位置。 『G3』と呼ばれる四階建てビルの二階へ向かう階段下に、 木のプレートに少し右上がりの癖のある字で書かれた 『Detective Bureau』の札が下がっている。
簡潔に『探偵事務所』とだけ掲げ続けて数年。 未だ看板として掲げる名前は決まっておらず、 最近は不具合がないからと考える事自体を放棄していたり。 G3探偵事務所でも猫耳探偵でも好きに呼べばいいと思う。]
(4) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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/* 念じてたら本当にクシャミが来た
何これやばい。
あと猫耳探偵wwwwって呼んでいいのかwwww
(-2) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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……ひまい。
[呟きとともに、欠伸を重ねる。 探偵への依頼主は人目を避けたい場合も多く、 昼間に事務所を開いていたところで訪問数は多くない。 年の最後の月半ばの今日も例に漏れず。
つまるところ、退屈で退屈で仕方がなかった。]
ぅあー……行こっかなー…。
[ソファの上でさらにしばらくの間空き時間を持て余し。 のそり上半身を起こして、ぐっと背と腕を伸ばした。
だらけていたせいで崩れていたフードの前をしっかりと合わせ、 扉の外かけてある、階段下と揃いのプレートをひっくり返す。 『不在中。ご依頼はポストへどうぞ』の黒文字を確かめて、 指先で軽くプレートを揺らした。]
(5) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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うへぇ……さむー。
[容赦ない北風に肩を竦めて、上着の袖に手を隠す。 顔の半分近くを覆い隠すフードの上で、 猫耳の装飾が風でへたりと倒れていた。]
(6) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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[カサリカサリ。新聞のページを一枚ずつめくる。 男が営むのは「茶茶」の店名通り、茶屋である。 開店時間は気まぐれ。お望みならば試飲もできる。 もっともこの街で、こんな店で、茶葉を売るだけで生計を立てているわけではない。
男が主に扱うのは「情報」だった。 だから新聞は丁寧に読む。]
やれやれ。年の瀬に忙しいことだ。
[紙面いっぱいに詰め込まれたニュースに苦笑いしながら読み終えた証にくるりと丸めて、眼鏡をとると机の上に置いた。**]
(7) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 01時半頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
[パン屋の朝は早い。 日が昇る前に目を覚まし、 倉庫から材料を運び入れて厨房で生地を作る。 その間、昨日の晩に仕込んでおいた種を丸めると、 昔ながらの焼き釜に、並べて入れた。
麦が焼け、バターの焦げる匂いは、 スラムの路地を歩く、空腹を抱えた者らの足を止める。
お構いなしに、男は一人無言で黙々と仕事をこなす。 人でも殺していそうな太い腕は、パンをこねる際には細々と動く。]
(8) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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[食パン、バゲット、クロワッサン、 ライ麦の丸パンに、マフィンにベーグル、ロールパン。 どれもこれも基本的なものばかり。
「お前の作るパンは面白みがない」 という主旨の事を言われた事があったが、 全くもってその通りなパンが店に並んでゆく。
男も気にしているのか、打開しようと甘い味のパンも作る事もある。 だが殆ど上手くいった試しはなく…。
今日もまた釜から出したパンを前に、 眉間に皺を集めて渋い顔をしていた。]
……………。
[可愛いパンを作ろうとしていたのだ。]
(9) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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[『うさぎの形をした』
『目の部分はチェリー』
『パンの中にはチョコレート・クリーム』
そうして出来たパンはというと。 赤いチェリーは零れて目のあった周りは色が染み出し、うさぎの口からは、注入したチョコレートクリームがだらりとはみ出て流れ出し、さながら死霊都市を這い回る朽ちた生物のような、前衛的な様相へと変わり果てていた。]
(10) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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…………………。
[暫し、死せる物と視線を交し合った後。 子供の目に付かない、高い棚の端の所に、 ひっそりと並べて店を開けた*]
(11) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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/*われながらry
今回はカッコイイをやる予定だったんだけどどうした何処いtt なケヴィンことt_nukeですこんばんは。 村建つの早くてあわあわしてしまった。心の準備が…( ノノ)
とりあえず同村する方々よろしくお願いします。 あとメモ貼らんと…。
(-3) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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/* あーそうだ、ベネット(仮)さんへの縁故どうしようかと思ってたんだっけか…。 向こうの設定見てから取るでも大丈夫かなぁ。
(-4) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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─ 少し未来: 廃棄物不法投棄場 ─
[ギャングだの殺し屋だの、 脛に傷持つ輩の集まるこのダウンタウンじゃあ、 死体だって、そこまで珍しかない。 それがすでに身ぐるみ剥がれた後の全裸だったとしても、 まあ、稀に良くあることだ]
[今、 痩せた少年がそんな死体のひとつを見つけ、 すでにめぼしい物は持ち去られた後かとがっかりしながらも、 せめて、その髪でも抜いていくかと手を伸ばしたところだ]
(12) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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[その死体は、 陽に焼けた肌に、陽に褪せた中途半端な髪。 肩幅は広く胸板は厚い、しっかりした身体の男だった。 歳は30は越えていても、40には届いてはいまい。 細かい傷痕が網目のように縦横にはしっているが、目立った外傷はなかった。
日差しでさえ避けるようなこのスラムの、 あわい少年の影が、全裸死体の顔にかかった時。 ばちり、と突然死体が目を開け、人相の悪い昏い眼が、少年を見あげた]
[途端、死体が何かを言うより早く、 少年は脱兎もかくやの勢いで、その場を逃げ去った]
(13) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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……寒……、
[全裸死体……ではなく、ただの全裸は、ぶるりとおおきな身を震わせた。 自覚してしまえば、凍えた指はぎちぎちと痛み、歯が鳴り始めた。 耐えがたい寒さに骨が震えだし、ムスコがきゅっと縮んだ]
……ここは……?
[身を起こせば、 ぷん、と生ゴミとあやしい薬品と焼けたゴムを混ぜて、数日置いたような臭いがした。 その途端、ずきりと頭が痛んで、 彼は……、ホレーショー・イェンセンは低く呻いた]
確か……、、*
(14) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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─ 現在:ダウンタウン小道 ─
[相変わらずの寒い日が続く。 気温も。懐も。 つめたい石の道路の上に新聞紙を敷き、浮浪者が物乞いをしている。 その傍を、ホレーショーは足早に硬く通り過ぎた]
[仕事熱心な北風が、くたびれたジャケットの隙間から入り、 うなじの毛をくすぐって行った]
(15) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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……。
[しかめっ面をしてコートのポケットに指を突っ込むと、 まるい金属が冷たく触れた。 ホレーショーは立ち止まり、これがあればありつけるだろうあたたかい茶の一杯のことを、 ……それから薄い薄い新聞紙のことを思った。 重い足で、数歩を戻る]
……。 こいつが、 ポケットに入っていると、手が冷たいから。
[チャリンと、一番小さいコインがふたつ、 浮浪者の前に置かれたスパムの空き缶の中で音をたてた]
(16) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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『ドナルドと関わるのは止した方がいい、 奴は小悪党だぞ』
[そう忠告してくれたオヤジは、きっといいオヤジなのだろう。
もちろん、ホレーショーにだって、ドナルドがロクでもない奴だってことくらい、分かっている。 小男だが、それでもギャングの下っ端だ。あの片目の狡猾な色といったらどうだ? ホレーショーに渡るはずのファイトマネーを、随分ピンハネしていることだって知っている。
しかし、ホレーショーには彼の他に頼るつてはなかった。
酒場の用心棒だとか、港の荷物の上げ下ろしだとか、今までだって何度も「まともな」仕事に就こうとしてみたのだが 店の小銭があわないだとか、運んだはずの荷物の位置が違うだとか、 その度にいつも何かしらうまくいかず、数日でクビになってしまう。
そうやって、結局はドナルドの元に戻ってくるしかなくなる。 頭を下げ、どこかでストリートファイトはやっていないかと尋ねることになる。 そして、その度にピンハネの量は増えて行くのだ。
(17) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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今はもう、 ホレーショーは深く考えることを諦めていた。
奴が小悪党であっても、悪魔よりはマシだ。 きれいな金で生きて行けるのは、何かの才能を持っている奴だけなのだから]**
(18) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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/* ごそごそしてたら人が増えてた。にゃぁ。
よろしくお願いします。
(-5) 2014/01/18(Sat) 03時半頃
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ケヴィンの残念パンが好き。
そして、欧米らしさを出すためにスパム缶にしてみたけど、 あれって結構小さい物だった気がしてきt
(-6) 2014/01/18(Sat) 03時半頃
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>>16 1ドルコインのつもりだったが、「いちばん小さい硬貨」っていったら、1セントコインやん……。 2セントで茶が飲めるかよ!(ちゃぶだいバァン
(-7) 2014/01/18(Sat) 13時頃
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[寂れた裏通り。 下水と排気が凝ったような泥の匂いを、港から流れ来る油臭い北風が撫でていく。
掃き溜めに暮らす貧困層には、東方の人間も多い。 診察代や薬代が払えなくても、針やら熱やらで病気が治せると思う者のおかげで、鍼灸医院「ロン」は辛うじて細々とやっていたらしい。
それも今は昔、先代のロン老人が随分前に"いなくなっ"て、地上2階地下1階の古い医院には、別の男が棲んでいる。 看板は掛け替えられることなく放置されているので、今の住人もそのままDr.rongと呼ばれた。
不動産主である地元のマフィアには、以来家賃が滞らなくなり。 鍼の腕は先代の方が良かったらしいが、表向きは兎も角、医院の裏口を開けて"ロン先生"を訪ねる患者はむしろずいぶん、増えた]
(19) 2014/01/18(Sat) 13時半頃
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― 路地 ―
『あなたのほんの少しの温もりで、世界は変えられる』
[石壁の猥褻な悪戯書きの上に、街と同じように薄汚れたビラが貼ってあった。 文字を読むのに使ったエネルギーの無駄。 立ち止まることもせず、弱く息を吸う。
咥えた手巻き煙草の先端がじわりと赤くなり、甘い煙が肺へと流れた]
(20) 2014/01/18(Sat) 13時半頃
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[チャリン、硬貨が立てる薄っぺらい金属音>>16が耳につく。 視線を上げれば冷えた小道に座り込む浮浪者と、 浮浪者よりは幾分マシな格好の男]
[奇特なことだ、という感想も特に思い浮かべず。 前方へ歩き続けながら片手に提げた鞄の持ち手を軽く握り直した。
自分のポケットから小銭を取り出す気はさらさらないようで]
(21) 2014/01/18(Sat) 14時頃
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[>>17雑貨屋のオヤジの言葉をふいに思い出したりしたのは、 手を離れたコインの冷たさのせいだろう。
オヤジが言いたいことは分かる。 この町じゃあ、ワルだとか、ずる賢いだとか、仲間が多いだとか、 何か取り柄が無いと生きて行けないのだ。 ワルにはなれず、賢くもなく、群れを作らない、このホレーショーみたいな奴は、 利用され貪られるだけなのだ]
[>>21硬い足音が通り過ぎていく。 他者に施す余裕などないくせに何をしているのかと、 まるで嗤われている気がして、勝手に気まずい思いをする。 冷えた手をポケットに戻して、身を丸めるように歩き出した]
[チラと横目で見れば、浮浪者はスパム缶を抱きしめていた。 それでいい。路地で窺う痩せたチビガキだって、この町では油断ならぬハイエナだ]
(22) 2014/01/18(Sat) 14時半頃
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[寒さと北風に追い立てられるように路地を歩く足どりは早い。 両手をポケットに深く押し込んで、 更に中で拳を作って熱を逃がすまいと努める。
途中、冷たい空気に乗る香ばしい匂い>>8に鼻をひくつかせた。 時折利用するパン屋のラインナップはごくごく平凡なものだ。 ただ、たまに前衛的なパンが並ぶ。 口に入れてしまえば一緒だし、面白いので時々買う。
今日はあるだろうか。 手土産代わりに持っていこうかと考えて、 ……嫌味しか返されそうにないので、止めた。]
(23) 2014/01/18(Sat) 15時頃
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(……この人は小先生か?)
[前を歩くトレンチコートを窺う。 物盗りと誤解を与えぬよう、ゆるりと歩けば、背は少しずつ離れて行く。
「ロン先生」の後釜に、しれっと居座るこの男が、ホレーショーはあまり好きではなかった。 ……別に何かをされたわけではない。 ないのだが、 何か「ロン先生」の店と評判だけうまいこと持ち逃げして涼しい顔をしているような、 そんなイメージを一方的に抱いていた。 ホレーショーは、賢くて要領の良い奴は嫌いだった。
だから、心の中では先代と区別して、「小先生」と呼んだりしていた]
(24) 2014/01/18(Sat) 15時頃
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>>24 どう見てもやつあたりです。 本当にありg(ry
(-8) 2014/01/18(Sat) 15時頃
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[後ろを歩く足音が少しずつ離れ、鞄を提げる手から力を弱める。 こちらが相手を覚えているかに関らず、この数年でハウリンの裏通りに暮らす大抵のクズ野郎には顔が知られている。それこそ、年中潰し合いをしているギャングから、根を深く張り巡らせたマフィアの幹部に到るまで。
といって、いずれ引ったくり被害に遭わないという保証があるはずもない]
[病院から、ブラックマーケットに寄って医院まで。 パンとお茶でも買って帰るかと思考をめぐらせたところで、路上でゴミ箱を漁っていた浮浪者がこちらを振り返り、 声をかけられた]
…
[歩みを緩めて、目を細める。 さっきの物乞いの浮浪者もこいつも、見分けがつかない。あるいは同じ人間かもしれないと思う。 似たように薄汚れて、似たように凍えて餓えた存在]
(25) 2014/01/18(Sat) 15時頃
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[「ロン先生」と呼ぶ男の親しげな調子で、治療したことがあるらしいと検討はついたが、 さて誰だったか。
思い出す努力をするよりも無視する方が面倒がない。 そのまま通り過ぎようとすると、浮浪者の喉が掠れた音を立てた。続いて響く乾いた咳に]
…ああ、
[カチと頭の中で歯車がはまる。 顔も声も忘れても、咳の音を聞けば思い出す]
──相変わらず調子悪いみたいだな
(26) 2014/01/18(Sat) 15時半頃
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[煙草を唇から離した。 浮浪者の笑顔へ、微笑を返し歩み寄る。 咳をする背中に手のひらを当てれば、薄い上着ごしに伝わる呼吸]
風邪でも引いたら、発作で死ぬ前にうちに来いよ 患者なら歓迎する
[喘息の治療は金がかかる。 予防管理ができるほど通院するくらいなら、誰だって屋根と壁のある寝床とまともな食事を優先するだろう。
浮浪者に食べ物や現金を施す心など欠片も持ち合わせていないが、死なずに医院まで辿り着けるように、とは思う。 鞄から一つ新品の吸入器を取り出して男の手に握らせた]
使い方は覚えてるか? ──ああ、やる。どうせ期限切れをタダで貰って来た。まだしばらくは使えるから心配しなくていい
(27) 2014/01/18(Sat) 16時頃
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[二言、三言。 ほんの僅かに会話を交わして]
じゃあな
[追い払うように指を振って、煙草を咥え直した。
甘い煙を吸えば、目の前の男が患者から他人へ切り替わる。 さっさと踵を返して道を歩き出す頃には咳のことも、声を掛けられたことも思考の外]
(28) 2014/01/18(Sat) 16時頃
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[目的地へ近づく道半ば。 浮浪者と話すコート姿の声>>26が聞こえた。 フードの陰から見れば、ロン医院の現主がいる。 懐事情と健康体のために己が世話になる事はまだないが、 評判と顔くらいは知っていた。]
評判どおりだなぁ。
[“「患者に」優しい”と評判に文言がつくくらいだ。 慈善家のような行動>>27を起こした直後、 一瞬で浮浪者から興味を失ったように立ち去る姿>>28は この街によく即している。
忍ぶように喉を鳴らして、置き去りにされた浮浪者を見る。 彼は受け取った吸入器を奪われまいと懐にしまいこみ、 そそくさと裏路地の奥へと消えていった。]
(29) 2014/01/18(Sat) 16時頃
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[寂れた路地を、一つのビニール袋を片手に歩む。 日が昇っている時間というのは、普通バーテンダーにとっては活動時間外だろう。 だが生憎ショートスリーパーであるが故に、睡眠時間よりこうして起きている時間の方が多かった。
陽が沈みかければ勤務先であるバー「アンダー」へ向かう。 しかし、まだまだ天高くに在る時間はあまり足が進まない。 理由をあげるなら、店周りの環境。 ストリップ劇場やら娼館やらが近くにあるというのは、仕方ない事だろう。 それでもどうしたって、自然と踵を返したくなるというものだった。
それをマスターに打ち明けた時、呆れながらもこれでもかという程に大笑いされたのは、今でも忘れない]
(30) 2014/01/18(Sat) 16時半頃
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― 茶茶 ―
[片手は上着のポケットに入れたまま扉を開き、 垂れ下がる布を躊躇なく体で押しのけて中へと入った。
外気が遮断された室内には、 青臭さとは違う草の匂いが満ちている。 甘さと苦さと、何十種類もの香りが混ざり合った独特の空気。
最初こそ匂いに酔っていたが、今ではそんな事もなく。]
外、めちゃくちゃさみぃのなー。 お茶ぁ。あったかいの。
[家主の姿>>2に横柄な口ぶりで告げる。 その返答がどうであれ、すでに手は机の上の菓子に伸びていた。
この応対、債権者と債務者間でのやり取りである。**]
(31) 2014/01/18(Sat) 16時半頃
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[寒さのあまり小さく息を吐けば、白く染まり霧散して消える。 使い古したコートを着直して、路地を進む。
カウンターで幾度か喋った事がある顔を見れば、会釈と共に何か言葉を交わしたか。 バーテンダーは接客業。 接客能力が求められるのは、店の中だけとは限らない。
ホスピタリティ−精神をこの路地裏で掲げたって、身を滅ぼすだけかもしれない。 実際ろくでもない客の割合の方が多いだろう。 それでも、店の評判を態々悪くする事もない。 場面や客に合わせて柔軟に対応していけばいい。 それだけの事だった]
(32) 2014/01/18(Sat) 16時半頃
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先生はサイモンに会いたかったのに、 俺が余計なことしちまったぽいw ごめんなしあw
(-9) 2014/01/18(Sat) 16時半頃
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[道を曲がって、別な路地へ入れば、 自然に先生の背と別れた。 よそ者には迷路のようなスラムも、ここで生まれて育ったホレーショーには庭同然だ。 最も、住人すら夜中には一人では歩きたがらないような物騒な庭を、 庭と呼んでいいのならだが。
犬まで痩せた道は、けれども冬の方がまだマシだ。 寒さは腐臭を、少しは凍らせてくれる]
(33) 2014/01/18(Sat) 17時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 17時頃
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/* はい、よろしくお願いします(ねむい) 少女漫画的展開しかおもいついてませんしおすし…
あと苗字考えてて 1.ブレッド→パンじゃねーか… 2.ブラン→クリーム玄米ブランかよ… っていうNGがありましてですね
(-10) 2014/01/18(Sat) 17時頃
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― パン屋前 ―
[ガレット・デ・ロワのウィンドー内を眺めながら、短くなって来た煙草を味わった。 フィルターを詰めない両切りに巻いているからもあるが、基本的にスロースモーカーなので一本が長い。店内で喫煙せずに路上で喫いきるのは、モラルというよりはただの癖]
[鞄を逆手に持ち替えて、寒風にかじかむ指をコートのポケットに突っ込む。 小さめのバゲットを買うか、日持ちするライ麦パンにするか。 そういえばピーナッツクリームを切らしていたかもしれない]
(34) 2014/01/18(Sat) 17時頃
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―雀荘―
アタシの勝ちよ。
[指先で摘み上げた麻雀牌を手に冷たい表情のまま女は微笑った。 下卑た笑みを浮かべながら値踏みするように女を眺めていた初老の男の表情が変わる。]
ロン。
[女の発する声はどこか寂しげで。静かな室内に凛と響き渡った。
カタカタカタ。
軽快な音を立てて女の前に在った麻雀牌が対局者に見えるように開かれる。]
タンヤオ、ドラ三。 一万二千。
[涼しい声で言うと、女は台座に乗せられていた金を人差し指と中指で摘まむ。]
(35) 2014/01/18(Sat) 17時半頃
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毎度。
[冷やりとした空気がその場に流れた。 瞬きをする間ほどの時、閉口した初老の男は、はっと我に返ると女に掴みかかる]
………なにするのよ。
[女の鋭い眼光がじろりと男を責めるように射抜く。 「インチキだ!イカサマだ!」 そう騒ぎ立てる初老の男性に、対局していた残りの二人と店主。 それに、女を良く知る常連客の数名はやれやれと苦笑いを浮かべる。
麻雀はギャンブルだ。
玄人ですら、素人に敗北する事がある。運の要素を強く含んだ遊戯。 初老の男もそれは理解していた。 だが、たしかに女は最初に配られた牌を見たときに渋い顔をしていた筈だ。 「認めるか!」 尚も男は騒ぎ立てる。その姿を見て女はため息をついて言った]
(36) 2014/01/18(Sat) 17時半頃
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勝負は時の運。 今回はアタシが愛された。それだけのことでしょう? 分かったらその手を離して。
[ぐ、と男が押し黙った瞬間。どす、と鈍い音がして男の眼前の光景が変わった。 女が、男を蹴り飛ばしたのだ。女は靴のカカトを男の心臓あたりにぐいぐいと押し付けながら]
これ以上グダグダいうなら潰すわ。
[言ったその言葉の冷たさや如何ほどか。男は後ずさり、端役の下っ端よろしく「覚えてやがれ」と月並みな言葉を残して去って行った]
………捨て台詞も三流だわ。
[呆れたように零した女は、いいぞと囃し立てる常連客を一瞥すると店主に小銭を渡して、カウンターの隅へと移動した。考える事は、あと一人二人ふっかけて荒稼ぎしようか、それとも店仕舞しようか、そんなこと]
(37) 2014/01/18(Sat) 17時半頃
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― 前日夕刻:ダウンタウン 娼館前広場 ―
[薄汚れた砂埃が靴や風に舞い上がり、似た色の石の床を滑る。 視界に絡みつく安いネオンの光は、品なく艶かしく揺らめいて、 この場所で行われる遊戯とその目的とを象徴するかのよう。
腕や声が、ひっきりなしに建物の中から通行人を誘う。 行き交う靴音と影と、品定めの眼、 眼。]
[煌々と燈り始める金の光は、 きっと明け方まで消えることなく。 裏通りの一角は、今宵も眠らぬ城と化すのでしょう。]
(38) 2014/01/18(Sat) 17時半頃
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/* ここまで誰も年齢を明記しないふんわり感 いいぞ!
身長どうしようかな。 1710 1710cmなら俺、ゴジラより長身!
(-11) 2014/01/18(Sat) 17時半頃
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/* わーいゴジラよりたかーい!
(-12) 2014/01/18(Sat) 17時半頃
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[見慣れた風景にすぐに溶け込む気になれなかったのは、日増しに冷え込む外気の所為か。 商売道具の花篭を片腕に携えて、娼館や同業の建物が居並ぶ広場の片隅、ひっそりと壁に背を預けて立っていたけれども。]
……ぁ 兄さん、ちょっとまった。
[目の前を通り過ぎた青年の足の向く先が娼館の並ぶ方向だと気づくと、慌てて呼び止めて、くいと袖を引きます。]
ね、そっち行くんならさ、お花買って行かない? 普通の花に見えるでしょ。 ところが、あたしから買ったコレ持っとくと、 うちのお店、いざって時にご奉仕におまけが付くの。
この寒い中足を運んでくれる姐さんたちの情夫には 少しでも還元しないとって、ねぇ。
(39) 2014/01/18(Sat) 17時半頃
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うん? 別に初めてでも構わないのよ。 だからほら、迷ってないで買って。そして入った入った。 茶色い壁の店じゃなく、白壁の方ね。隣と間違わないでよ。
[藤で編んだ籠の中から一輪を取り、緋色のリボンを蝶々結び。 苦笑交じりの男の顔は気にもとめず紙幣を受け取って、 後方に回り背を押せば、男の身体は入り口に向かって進む。 渋々といった態度は下らない体裁からで、もとより、行く気は十分と知れば]
ふふ。ありがとう。 まだ懇意の娘が居るわけじゃあないのなら運が良いよ。 たぶん今なら、ちょうど店一番の美人が手隙のはず。
……良い、夜をね。
[愛想笑い、ひとつ咲かせます。 仕事のスイッチが入ってしまえば、容易く演技もできるのです。]
(40) 2014/01/18(Sat) 17時半頃
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おじさま、素敵な帽子。どこ行くの? 劇場、って、なぁんだ、こっちのお客じゃないの。 劇場なら向こう側。直ぐそこを渡れば目当ての場所だよ。
[次に声を掛けた男は、残念ながら外れのよう。 劇場への場所を問われたので、広場を抜けた先の小路を手の先で示して見せたなら、相手も理解をしたようでした。]
今日は随分お客が多いじゃない。 売れっ子の姐さんでも上がる日なの?
[商売柄、近隣の店とは何かと縁も機会もあるため、 見知った妓が居ないわけでもない、と劇場の方角に視線を遣るけれど。 今はそれよりも仕事が先と、ずいと一輪の花を差し出します。]
(41) 2014/01/18(Sat) 17時半頃
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/* は、はじめまし、てー
と、ト書きがいっぱいだー(白目 よろしくおねがいします。こんな感じの入村で大丈夫か……
(-13) 2014/01/18(Sat) 17時半頃
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それじゃあ道案内の礼ってことで、この花一本買ってってよ。 意味ありげに見えて、きっと男前を輝かせるかも―――
[言い終えるよりも先に差し出されたものに、手が止まります。 市場価格どころか、言い値すら大幅に超えた額面の紙幣。]
…… ありがと。 [少々面食らいながらも、代金は有難く受け取って。 いつものように花にリボンを結びながら、相手を値踏みします。 無理矢理な理論での押し売りにも、ぽんと金を出す羽振りのよさ、身形。 裏通りに住む男ではないことは明らかで、そのことが、僅かの間私の口を噤ませました。]
[店への来客でなくとも手の中の花は売るのです、高いだけのただの花として。]
(42) 2014/01/18(Sat) 17時半頃
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押しかける人が多いと大変だけど、観やすい場所が取れると良いね。折角なんだし、近くで観たほうが、
ちょ、っ、
[けれど差し出した花は取られることなく、不意打ちのように手首ごと掴まれ、籠を取り落とします。 ちょっと、と出掛かった苦言は、胸元に捻じ込まれたものに遮られてしまいました。]
――――… え、
[籠ごと全ての花を買い上げることは可能かと。 花売り自ら夜の相手をしてくれる日があるらしいが、と。 その問いが、服の中の分厚い札束の意味と結びつけば]
…… それ、誰かから聞いてきた?
[取られた腕はそのままに、ゆるうり、首だけを傾げる。 否定無くば、それは肯定と許容に響くのでしょう。]
(43) 2014/01/18(Sat) 18時頃
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劇場はいいの?
[問えば、明日行けば良いとの返答。 わたしも、そう、と短く返します。 どうしてこうも、お金持ちとは気まぐれで、 いたずらに時を持て余す生き物なのでしょう。]
…なら。あたしは、構わないよ。
[交渉成立に気をよくしたのか勝手な方向に引き寄せられて、不意の負担に、僅かに眉が寄ってしまったでしょうか。
けれど、足元に散り広がる桃色の花もわたしの身も、 今宵一夜は、すべてを買い上げた男のもの。 肩を抱く腕にいざなわれ、夜を明かす宿に足を向けることだけ考えていれば良いのです。]
(44) 2014/01/18(Sat) 18時頃
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[籠の中の花も、腕の中の花も、 札束一つで買われるのです。 高いだけの、そう、ただの花として。]
…… …
[雑踏の中でふと目が合った見知った顔には、 緩やかに口許を上げてみせ、そっと視線を外しました。*]
(45) 2014/01/18(Sat) 18時頃
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/* 皆さんの雰囲気が素敵すぎて!
浮く…! 俺絶対浮く…!
(-14) 2014/01/18(Sat) 19時半頃
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[カチャリ。扉が開く音がする。 それなりの重さがあるそれは、ギギギと鈍く鳴き来客を知らせる。 立ち上がって台所へ向かう。 声>>31が聞こえたのはおそらく、コンロの火をつけた後。]
金を返しに来たわけじゃなさそうだな。
[男は金貸しなわけではない。 以前にクシャミから情報を売ってくれと言われ、男はそれに応えただけ。 その時の金額が貧乏探偵には支払えず、ツケになっているのは、金がなかった彼が悪い。]
[先ほどまで沸騰しかけていたのだから、湯はすぐに沸くだろう。 盆にのせた茶器を机の方に持ってくると、すでに机の上のクッキーを口に運ぼうとしているクシャミにくつりと笑う。]
おい、にゃんこ。喰い意地はほどほどにしておけ。
[そう言いながらも、クッキーを食べるのを止めるわけではない。 茶器を机に並べ終えるころには、シュシュシュと湯が用意できた音が聞こえてきた。]
(46) 2014/01/18(Sat) 20時頃
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[湯を注いで一度茶葉を開かせ、そうして本番の茶を淹れる。 一度余計な手間がかかるが、男は中国茶のそんなところが好きだった。 何よりここは一応、茶屋である。
客ではない客へ茶を淹れてやる。 温かいというより熱い器だが、そこまで注意してやる必要はないだろう。
男自身はクッキーには手を伸ばさずに、淹れたての一杯を啜ってようやく体を温めた。]
暇なんだろう、お前。 こんなところに来て事務所を空けてて良いのか? それとも別のものでもたかりにきたか?
[笑いながらも、クシャミの杯が空けばすぐに次の茶を淹れた。]
(47) 2014/01/18(Sat) 20時頃
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[カチャリと茶器があたって音が鳴る。 クシャミが茶を口へと運ぶのを、しばらく黙って見ていた。
視線が追うのは手でも、茶でもなく。 彼がこちらを見ているかどうかは、厚い前髪に隠されてわからないので、逆に遠慮はない。]
(-15) 2014/01/18(Sat) 20時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 20時半頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」 ―
[早朝、開店と同時に買いに来る常連が帰れば暫くは暇になり、 一人きりの店員は、汚れた布に水を含ませ、 指先赤く感覚を鈍らせたまま、棚に残ったクズをふき取る。
「こんな辺鄙な所でパン屋なんざ、ココ以外に無いから儲かるだろ?」
先代の店主であった父親はそう笑って言った。 確かに愛想の良い父親が店をやっている時の 客の入りは悪くなかったような覚えがある。 もう数年も前の事だ。 母はいない。記憶には無い。
父が失せた後に見た帳簿では、用途不明金が多く 何に使っていたのか眉を潜めたが、 残している気配は無かったから、経営は一から始めたも同然だった。
それでも店を残してくれた事は、素直にありがたいと思っている。 食事と寝床に困る事だけは辛うじて無いのだから。]
(48) 2014/01/18(Sat) 20時半頃
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[暇の合間にも客は来る。 トングとトレイさえ用意しておけば、 勝手にパンなり持ってレジへともってくるというこのシステムは、 この店主には非常に都合が良い物だった。 無断で持ち去る輩にだけ注意さえすれば。]
……いらっしゃい。
[顔を上げ、睨みつけるように目を細めて、 そう客に全く愛想の無い声をかけていた。]
(49) 2014/01/18(Sat) 20時半頃
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/* 人数増えてきたなー。
ところで相方がそういう仕事をしてるのは知ってたが止めさせた方がいいんだろうなと思いつつどうすればいいんだろなぁ。
(流れに身を任せつつたゆたゆ
(-16) 2014/01/18(Sat) 20時半頃
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― パン屋 ―
[吸い殻は路上に投げ棄てた。 店内に入ると独特の香ばしい小麦の香りが煙った鼻腔を洗う]
[窓から見えていたライ麦の丸パンをトレイに乗せてレジへ。 数枚の紙幣を取り出しながら、体格の良い店主をちらと見上げた]
甘いパンは置いているか?
[スプレッドはピーナッツと決めている。 それを切らしているからといって、砂糖をかけて食べるのもどうか。 ならば最初から菓子パンでもいいかもしれないと、いつもの買い物ではしなかった注文を]
(50) 2014/01/18(Sat) 21時頃
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/* ちょ、あれ買いにきたのw よーし張り切って出しちゃうよ!
(-17) 2014/01/18(Sat) 21時頃
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― ハウリン駅近く警察分署 ―
――……で、殺された諜報員はなにも持っていなかったと…。
[ぱさり、デスクに置かれた書類には、茶髪の優男の写真が貼ってある。 それを手に取り、まじまじと眺め、質問を続けた]
しかし、彼がそれを預かっているかどうかは、黙秘、 もしくは彼自身も知らないということですね。
[そういうことだと頷く警視にアランは眉を寄せ、 それからしばし話すと、頷き、部屋を立ち去る]
(51) 2014/01/18(Sat) 21時頃
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― ナイトクラブ・ゴールディ ―
[次には男の姿は、その町のナイトクラブにあった。 質のいいスーツではなく、ざっくりとした白いシャツに黒いいかにも安めなコートを着て。 ナイトクラブの扉から目的の人物と接触すると、紫色の革張りのソファの対面に座り、しばし話をしているようだ。
通りかかったボーイには、何もないようにキールを頼んだ*]
(52) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」 ―
[無断侵入防止という名のベルが鳴り、愛想のないなりに迎えると、 よく見る顔の医者>>50に声をかけられ、 珍しい注文に少し驚いて―――睨む。 単に驚いているだけなのだが、表情はこんな変化にしかならない。]
……そこの端だ。
[少しの間の後、上の方にある棚を顎で指した。
基本的な白パンが並べる脇にほんの少し、惣菜や甘いパンが置いてある。 だが、まともに出来たフレンチトーストはともかく、 その端にある口からチョコレートパン>>10は、何とも異様な風体を醸し出していた。
指すまでの僅かな間には、果たしてこれを案内してよいものか、の葛藤があったのが、そんな事は表情には出なかった。]
(53) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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― 回想・12月上旬 ―
……さむい。
[けほ、と小さく咳をする。 その小さな反動で、くらくらと視界が揺れた。 風が首筋を抜ける度にぞくりと悪寒が背筋を駆け抜け、頭がずきずきと痛みを訴える。
列車の貨物に紛れ込んで着いた街。 駅の近くに見えた警察と思しき制服姿に、顔を伏せて足早にその場を離れた。 広い通りを抜け、人気の少ない裏路地の方へ。厚手のパーカーのフードを深く被る。せめてもの風よけになればいいが。]
(54) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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[彼女は今頃、幸せだろうか。
「あのね彼氏ができたの。」
――― よかったね、幸せに。
クリスマスを過ごす相手が出来たと嬉しそうに微笑む彼女の頬へ、祝福のキスを。 元より私物と言えるほどのものはなく、最低限のものだけ詰めたディパック一つ抱えてその部屋を後にした。]
(55) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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[帰る場所はない。行く宛てもない。
ただ居た街からちょうど見張りの手薄だった貨物列車に紛れ、一晩過ごしたところで体調の異変に気付いた。 見つかったら非常に厄介だ。動けなくなる前になんとかしなければ。だるい身体を動かして貨物から抜け出した。]
……ぅ、 いったぁ…。
[ぐらぐらと重い頭。歩きながら前も碌に見てなかったせいで、向こうから来た男にぶつかった。ぐらり、と身体が傾いで道端の壁に手をつく。 ずるずる、と重力に押されるまま。座り込むと地面に丸くなった。 ぶつかったのは浮浪者だろうか、足を止めもせず立ち去っていく気配を感じながら、目を閉じる。
ゆるゆる、と。 頬に触れた壁の冷たさに、目を閉じる。眠ってはまずい。わかっているけれど、ひどく眠い。
瞼の裏に映ったのは、今は見ることも叶わないたった一人家族と呼べるあの人の――。]*
(56) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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/* あれ大丈夫かと思ったけど大丈夫かな。大丈夫だよな。
あ、えんじゅさんマップありがとうございます。 名前遅くてすいません決まらなかった…。
(-18) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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[睨むような視線に、反射でこちらの眉間にも皺が寄った。 たぶんここの店員はいつも同じ人物だったと思うのだが、だいたいいつもこんな表情だったような気もする。 要するに然して気にしてないのは、健康そうな人間に興味もないからだが。
示された棚の方へ数歩、高い位置にあるパンを───]
……、
[視界へ唐突に現れたアバンギャルドなゾンビ・スタイリッシュのパンをしばし眺める。 見れば見るほどブキ=ミな兎が、どろりと窪んだ眼窩でこちらを見返して来た]
(なんとも、これは良い趣味です ね?)
[呟くのは母国語で。 トングで掴むと口から大量の茶色のヘドロを吐くところまで想像した]
(57) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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/* すいませwwwwww
(-19) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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― 翌朝:宿 ― 駅までの道は大丈夫かい? そんなに遠くないから、迷わないと思うけど、 何なら、フロントのお爺ちゃんから地図を貰って。
[男を見送るのは、きまって、陽も上りきらぬ明け方。 ここらの男なら――金額ゆえに買われることは皆無だけれども、ある程度の富裕層に属しているらしいこの男であれば、明るくなってから宿を出るのでは体裁も悪いだろうと考えたから。 放り捨てた服は床に散っていたから、ひとまずはそこらのシーツを一枚拾って、肌を隠すだけの姿で。]
それじゃぁね。
[社交辞令だか本気だかは知らないが、去り際にまたねと手を振られても、営業用のかおで微笑み返して、それがさよならの挨拶代わり。
客の求めに二度はない。 咲いてみせるのは、一夜限りと決めている。]
(58) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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[たっぷり61秒ほど見つめ合ったあと、そっとトングを伸ばして、 チョコレートパンの隣のフレンチトーストを取った]
(さようならバニー、君のことは忘れません)
[俺が買わなくてもきっと誰かキモカワ好きが買ってくれるさ。
というわけでミナカタはまだ勇者にはなれない。 どうやらレベルが足りなかったようだ]
…これも包んでくれ
[そうして何事もなかったように会計を済ませることにした]
(59) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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>>57 口からヘドロわらたwwwww
(-20) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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/* 遅ればせながらお邪魔しまっす! 今回は年下攻めがんばるんだ。(目標)
さて、身長はいくつかなー。170+2くらい?
(-21) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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[裏通りは入り組んでいるし、うっかりと入り込めば危うい場所も多い。客であった男が間違いなく駅への道へ入ったのを窓から確認すると、カーテンを引いて、ようやくのように身を縮めます。]
眠い けど……それより、寒い。 お湯が先かしらね。
[娼館の女主人の古馴染みの老父が経営する安宿は、 安いだけあって壁鳴りはするし、時折隙間風も入り込む。 一睡もしていないから、少しだけ眠ろうかと考えたけれども、それよりも先に身を清めることを優先させることにしたのでした。 実際、この部屋で薄布団に包まるよりも湯の方が温かいはず。]
(60) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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/* ミナカタのパンへの反応におなかいたい。 うさちゃんwwwww
(-22) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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…おじいちゃん、暖房器具くらい入れたらいいのに。
……
[お客さんが逃げてしまう、と呟いて、備え付けのシャワーの栓を捻れば、最初に噴出したのは水でした。 冷水が湯に変わるのを待って、頭からくぐります。
崩れかけた化粧と、汗と、心地よいとは言い難い様々を温い湯に混ぜて落として、排水溝へと流してしまう。 一人になれば、自ずと切れる仕事のスイッチ。]
(61) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」 ―
[>>57客の眉間に皺が寄られても気にならないのは、 大抵そういう顔ばかり見ているからだ。 その後、喧嘩に雪崩れ込む事も良くあるが、 今まで大して医者の世話にならなかったのは幸いだった。
要するに客とパン屋としては良好な関係の相手が、 言われた場所へと向かい立ち止まる様を 掃除の片手間、それとなく見ていたが。]
……………。
[知らない国の言葉で何を言っているのかは解からなかったが、 何となく微妙な感想を述べられているのは勘付いて、 無言で眉間の皺がやや深まった。]
(62) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 22時頃
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[髪を乾かし軽く身支度を整えて、拾い集めた服を纏う。 昨夜得た金は無事にケープの内側に収まったまま。 何よりも大事な店の売り上げと、自身の生活費。
昨夜の人はややせっかちな客ではありましたが、気前は良かったから、いろいろな雑費を差し引いても、花代の取り分で半月以上は賄えるはず。 兎毛のファーを撫でながら考えます。]
[ただ―――― 昨夜通ったシャッター通りで、嫌なものを見てしまったのでした。 少し前に調査を依頼していた胡散臭い「なんでも屋」の事務所が空になっているのを。 また別の探偵を探さなければならないでしょうか。 手間もかかるし、何よりも持ち逃げされた報酬の額を思うと…]
(63) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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[1分近くも立ち止まっていたのは、 パンに衝撃を受けてか迷っているのか、あるいはその両方か、と、 こちらは言葉無くその様子を伺っていた。
結局隣のフレンチトーストを取る様に、 バニーの不憫さか己の不甲斐なさ故か、 とにかく内心そっと息を落としたが、 それもまた顔には出てこなかった。]
いつもどうも。
……毎度あり。
[何事もなかったように代金を受け取り、 レジから釣りに小銭を取り出すと、 簡素なパンの包みと共に、言葉少なく医者へと渡した。]
(64) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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ま…わたしに、見る目がなかっただけですし。 女将さんに聞けば、当てはあるかも知れないし…
[どうだろうか。今まで何度も似たような目に遭ったけれど。 いずれにしても一度、娼館に戻らなければならない、と、 眠い眼を擦りながら、宿を後にすることに。
湯浴みの間に、すっかり陽は上っていたようでした。 日の光に瞳を細めながら、道を急ぎます。*]
(65) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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どうも
[パン屋の心中、察せず。 しかしいつも決まりきったパンだけを買っていた店で、なかなか衝撃的なモノと出会えたのは収穫かも知れない。
釣りと包みを受け取って店を出る。 また来る、と短く告げたのは扉のベルが鳴るのとほぼ同時]
(66) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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― 回想・12月上旬 ―
はぁい、ダーラ。お久しぶり。こっちは順調、つつがなく依頼完了したばっかりよ。……今月入って三件目。 クリスマス前なのに、相手と別れたい人ってけっこー多いのねぇ。まぁ、貴女の元にいた時から知ってたけど。
[向かうは駅の喧騒から少し離れたG3と呼ばれる4階建てのビル。正確にはその隣の彼女の自宅だ。 彼女、セレスト・マーヴィはワンルームアパートの自宅を目指しながら、携帯を耳に当て通りを歩いていた。
季節は12月の初旬、電話の相手は十代半ばで家を飛び出した彼女を拾った半引退気味の別れさせ屋の女。 セレストにとっては母の様であり、姉の様であり、そうして師匠とも言え──、 ──親の離婚を招いた悪魔とも言える女だった。
もっとも、彼女自身はダーラと呼んだ女を悪魔だなんて思っていないんだけどね]
(67) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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[そんな女相手との他愛のない話を終え、携帯を纏った黒のプリンセスコートのポケットに突っ込んだ。すると彼女の足取りは早くなっていくんだ]
ああ、早くシャワー浴びたい!
[彼女は眉を思いっきり寄せて、今にも駆け出しそうな足取りで叫びの様な独り言を洩らしたんだ。 理由かい? それは彼女自身が仕事の為に、男の好みに合わせて好きでもない香水を身に纏っているからさ。 それを早く落として、男の為に笑う女の振りをやめたかったんだ]
年の瀬くらい、フツーに恋人同士、夫婦同士仲良くしてりゃいいじゃない。 こっちは、一生に一度くらい恋をしてみたいって思ってても出来ないっつーのにさぁ。
[不貞てた様に呟いたのは、別れさせ屋なんてやっている彼女の、 そうしてついさっきも仕事を終えてきたばかりの女の、分不相応な願いだ。
そう、彼女はささやかに願っているのだ。 一生に一度だけでいい。恋とかしてみたいなとか、そんな少女みたいな事を]
ま、出来はしないけど。
[色んな事を思い出して、もう一度呟く。そんな彼女の声はひどく沈んでいて、それと同時に視線も沈んだ]
(68) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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[と、その時。彼女は見つけてしまったんだ。 ずるずると崩れ、そうして座り込んだ先で眠りこけてしまう少年? それとも青年だろうか。とにかく、今にも眠りそうな家出風の人を見つけてしまったんだ>>56]
ちょっ……!
[目に入らなければ、きっと放っていたそれ。 慌てふためいた声を上げ、眠りこける推定家出人の元へと駆け寄っていく。 早くシャワーを浴びて、素のセレストに戻りたいと思っていた筈なのにね。
もしかして彼女、家出人の装いに昔の自分でも思い出してしまったのかな。
──そうしてつい駆けていったこれが、きっと彼女の何かの始まりだった──*]
(69) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」 ―
[医者の胸中知らず。またどうぞ、の声は無い。 父親だったらこんな時、 クリスマス用のシュトレンの宣伝や、 公現祭のガレット・デ・ロワの事を話して、勧めただろう。 店の中には、それらの製作・予約に関しての張り紙がいくつかあった。
が、愛想の欠片も持たない男は無言のまま。 去り際の短い言葉が聞こえると、僅かに目礼し見送りを済ませ。 出入りのベルの音が鳴り止めば、店はすぐに静かになった。]
(70) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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/* ねむけぇ……。思いのほかドライから、夢見る少女ドライおねーさんになりました。
相方さん、それから同村者の皆様よろしくお願いします。で、この後どうしよう。 寝なきゃ明日やばいんだが……(°_°;)(; °_°)
(-23) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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/* にゃあああああセレスト可愛い!(ダンダンダン
(-24) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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/* しかし喋らない奴で申し訳なくなってくるな…。 ミナカタさんはこんな奴の相手してもらってありがとう とバニーが口からチョコを流しながら礼を言っております(
(-25) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」→鍼灸医院「ロン」 ―
[暖かい店を出れば、冷たい風が焼きたてパンの香りを奪い去っていく。 歩きながら片手でシガレットケースを取り出したが、蓋を開ける前に中身が空であることを思い出した]
…帰るか
[まだ僅かに残るパンの温もりが消える前にとも、あるいは思ったのかも知れない。 茶葉屋に寄るという予定を切り上げて、医院へ足を向けた]
(71) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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/* ねむけぇ のせいで色々と、落とすもののあれそれが遅いよ……(震。
ちなみに表のト書きは、セレストが家出した時に持ってきた父親から貰った絵の視点のつもりでやってます。面白いかなと思いつきのままやってみる。
秘話投げる時はセレスト一人称。 EP入りする前に、表で『これからは君の声で、君の気持ちで、君の感情を伝えるんだ』と書いてシフトチェンジしたい野望。
こういう遊びするの好きだなー……
寝ようねむい( スズさんごめんよ。うぐ、緊張で眠れないかもしれないけどねむい(どっち!
(-26) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 22時半頃
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[椅子の上に膝立つ格好でクッキーを一枚手にする。 この手の嗜好品は、今の生活ではあまり手が出せない。]
金はこないだ返したじゃん? どうしてもってなら出すけど。こんくらい。
[あの時はちょうど仕事の謝礼金が出て、それなりの額だったか。 今出せと言われて出るのは薄っぺらいコインが数枚だけ。 クッキーを口に挟んで、その手でポケットをまさぐると、 茶を運ぶ黍炉>>46にコインを二枚見せた。]
(72) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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―とある日のストリップ劇場からの回想― [青年はステージの上をそれは真摯に見つめていた、 しどけなく肌を露にしてゆく女の表情の一瞬すらも逃さぬように。
近すぎず遠すぎず、ほどほどの席だ。 被り付きの連中が少々視界に入って邪魔だが、 そう贅沢は言ってられない。
男たちの欲情は彼らの顔など見ずともわかる。 青年はひとつ熱を逃がすように息を吐く。 今、見たいのは女の陶酔めいた官能の表情だ。 ――心臓に火の矢を射られた聖女のような]
……ちがう、な。
[パチリ] [手には小さなペンライト、 膝の上にはスケッチブック、 描かれていくのは習作としかいいようのない裸婦]
(73) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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|
[モデルを雇う金はない。 かといって無料で描かせてくれる素人女性は、 あとが面倒なことになるのは経験則で知った。
結果、ここには性的な意味でなくお世話になっている。 看板絵を月に1、2枚収めてはいるが、 あまり評判はよろしくない、さる客曰く「抜けない」
原因はとてもわかっている。
でも絵で用が済んだら、 この劇場も商売あがったりだろう]
(74) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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[弁護士をしていた養い親が死んで、 事務所の場所はそのままに探偵事務所を始めたばかりの頃。 とある依頼の関係で、情報を買いにこの茶屋を訪れた。
噎せ返るような茶の香りの中に立つ異国の風貌をした男は、 噂通りにたしかな情報を提供してくれた。 一緒に、思わず漏らした笑みすら引きつる額を要求されたが。 あの全額を一括で出せるなら、探偵事務所なんてしていない。
この世界で借金踏み倒したなんて信用問題に直結する。 結果、数年に及ぶ返済生活を送っていた。
最初こそ謙虚だった態度は、数年でご覧の通り。 かしこまる事は得意でも好きでもない。]
(75) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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あ、時間か……、
[ちらと見たのは古い懐中時計、 ユニバーシティの入学祝いに祖父から貰ったものだ。
どうにも手放せずに使っているけれど、 この真鍮の鈍い輝きは、同じように鈍い痛みを思い出させた。
手元の明かりにしてたペンライトを消し、 こそこそと目立たぬように劇場を後にする。 ステージの女優も、自分の演技の最中に席を立たれるのは、 やはり気分がよろしいものではないだろう。
――だが、彼女らと同じように、 自分も働かねば食べてはいけないのである]
(76) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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[劇場からバイト先までは、迷うことのない道のりだ。 この辺りはそれはもう客引きとか、おねーさんとか、 路地裏のこわい人たちとか、天国見てる酔っ払いとか、 物騒なことこの上ない地帯だったりする。
一方、ゴールディーの周辺はまっすぐ全速力で走れば、 警察に駆け込めるかもしれないという希望的観測の元に、 多少はマシかもしれない。気休めだが。
この町に辿り着いたのは二十歳そこそこの頃、 どうにか無事に生存してたのは、臆病なせいだと思う。
――はい、俺は何も見てません。
見てみぬふりをする者、罪深き傍観者。 高級ナイトクラブでも、夜の路上でも、 身を守るためのおまじないはそれなりに有効だ。 それなのに]
(77) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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[仕事明けにはパン屋が閉まるから、と。 少しばかり遠回りしたのが、まずかった。
人気の無い通り道、真っ暗だ。 街灯なんて盗まれてマーケットででも売られたんだろう。 見えてたなら絶対引き返したのに、急ぐあまり走ってたので]
――えっ、
[嫌な予感がした。 明らかに何か、どさっ とかいった。 ここでの行動は、後悔すること仕切りだ。
何も聞かなかったことにすればいいのに、 あろうことか、ペンライトを出してしまったのだ。 そんなわけで、結構しっかりと見た。 血の海の中で倒れてる男と逃げてく奴。 そいつが戻ってこなかったのは単なる幸運だったのか]
(78) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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[その倒れてた男は虫の息だった。 医者を呼ぶ、くらいは当然頭に浮かんだが、 その男は血まみれの手で俺のジャケットを掴んだ。
当人ももうわかっていたのだろう、 そいつが死ぬ、ということが俺にもわかった。 人が死ぬなんてそんなに珍しいことじゃない。 この町であれば尚更、理不尽な死なんて隣人のようなものだ。
だがそれは理不尽であるが故に平等だ。
男の手を握ってやった。 瀕死の救い主を抱く聖女のようには、 到底見えなかっただろうけれど]
(79) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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[結果として、男は死んだ。 そして俺はバイトにそのまま向かった。
多分動揺のあまり日常をなぞるしかなかったのだろう。 何事もなく仕事を終えて、寝床に帰って眠れなくて――、 ものすごくやばいものを見たんじゃないかとか、 男の死に際の顔がこびり付いてとか。
とにかく目の下にべっとり隈が出来てから、 ほんの数日後のことだ、あの男がバイト先に現れたのは**]
(80) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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ふぇーい。
[軽く咎める声を聞き流しながら甘い焼き菓子を飲みこむ。 返済の足しにしたいならご自由にどうぞ、とばかりに コインは机の上に置いておく。
出された器を指先でつついて温度を確認すると、 上着の袖を引っ張って布越しに器を手にした。
最初に出された時は、予想外の熱さに茶器をひっくり返して―― ――その後は推して知るべし。]
(81) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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今日の、なに?
[恒例のような、茶葉の名称を問いかけて。 猫舌には辛い温度に苦戦しながら、揶揄>>47に口を尖らせる。]
昼間はそんなに人こないし。 不在時はポストにどーぞって残してあるし。
…………べーつに。
[笑い混じりに言われては、夕飯めぐんで、とは言い難い。]
(82) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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― 廃棄物不法投棄場近くの倉庫 ―
[ごろり、と女は気怠そうに寝返りをうった。 白く長い肢体を抱え込むように丸く横たわっているが、薄い青の瞳は開かれたままだ。 何処かを見ているのだろうか。 その瞳は虚ろで、焦点があっていないようにも見える。]
(83) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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[茶器を口元に運びながら、 向けられる視線を受けて、少し椅子に座りなおした。
なにせこちらは茶器を割った前科があるから、 また割られてはたまらないと、そう考えているのだろう。]
心配ならもっと安いもので出せばいいのに。
[呆れ混じりの微かな呟きは、湯気に溶けて消える。]
(-27) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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……シけた金だなあ。 とはいえ回収はしておこう。
[見せられたコイン>>72は有難く受け取ることにする。 さて残金はいくらだったかと頭の中で算盤を使う。 細かいことは全く分からないから、最初の二桁しかわからないが。
何せ最初に伝えた金額はきっちり正規のものだったのだが、彼がずるずると返済を先延ばしにしている上に、ちょこちょこ仕事で必要な情報を売っているので、帳簿をろくにつけない男にはもう把握不可能である。 ただ借金がまだあるのは確かであり。
借金がある以上、クシャミは定期的にここに来る。]
(84) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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[袖で茶を掴みながら飲んでいるクシャミは、こちらの問いかけに微妙な返答>>82を返してくる。 べつに、と言いながらクッキーをつまみ茶を飲んでいるのだから、今とても暇なのは間違いないだろう。]
ここからは独り言だが。 今日の夕飯は鳥と魚どちらにしようか迷っている。 鳥ならにゃん、魚ならにゃーおと鳴くように。
[クシャミは今こちらを見ているだろうか。 その顔にどんな表情を浮かべているかは分からないが、こっちはにたりと笑ってやった。]
(85) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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[唇がわずかに動く。眼が見えないせいで余計によく目立つ。 動いたのに気がついたのは、そこをじっと見ていたせいでもあるのだが。
何を言ったのかまではわからなかったが、茶の感想だろうか。気がつかれたのか。 男としてはどちらでも構わなかったが。]
寒かっただろう。外。
[手を伸ばして、唇の端を僅かに濡らす茶を拭うふりをして触れようとした。]
(-28) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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─ 墓場付近 ─
[ストリートファイトに、大層なリングは必要ない。 ガラクタを積み上げ、レンガを並べれば、もうそこが決闘場だ。
即席リングに入る前に立ち止まり、ホレーショーは指を保護する為の粗末な布を巻く。 それ以外には穴の開いたジーンズに、ちびた運動靴。 薄汚れたジャケットは拾い物で、ロゴは薄汚れて読めない。野球ファンならば、配色からもう何年も前に解散してしまったチームの物だと気付くだろうか。 正解しても賞金は出ないけれど]
[リングの真ん中には、頭を剃りあげて星の刺青を入れた大男が股を広げて座っていた。 見た事のない顔だ。たぶん、他の街から流れてきた余所者だろう。
ギャングだのチンピラがリングを囲んで、ぎゃあぎゃあと好き勝手にヤジを飛ばす。 混沌なのにただの乱戦には成らず、一応は賭博ファイトの体裁をなしているのは、 この光景がよくあることだから。 聞くともなしに、どこのチームの鉄砲玉がやられたとか、なんとかのギャングの下っ端がのされたとか聞こえてきた]
(86) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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[察するに、 力試しにやってきた余所者に、スラムの洗礼を浴びせてやろうと地元のチンピラがふっかけたら、 反撃にあって面目を潰したというところだろう。 それで、いつものドナルドを通じてホレーショーに声がかかったということか。
自分のチームに引き入れたいスカウト、 余所者が痛い目に会うのを見たい見物人、 賭ける奴、その金を集めて回る奴、 野次馬、 そんなならず者どもに囲まれても、余所者は気遅れもせずに瓶から直接安酒を飲み、 鼻息も荒く息巻いている]
『この辺のチンピラどもをまとめて、俺の手下にしてやる……』
[威勢のいい声が聞こえた。 さすがは余所者らしい、実に夢のある話だ]
(87) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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/* ……最初から下心ありって設定にしたが
落ち着け俺。まだプロロだ
(-29) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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/* しょっぱなから飛ばしてくるからこの人はwwww
ふみゃん(鳴いた
(-30) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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ん。
[ぱし、と自分の掌に拳をぶつけてから、 ホレーショーはレンガを跨いで、リングに入った]
ホレーショーだ。
[星の刺青の余所者は、新たな挑戦者を認めると、 喉をそらして安酒を飲み干し、後方へ瓶を投げた。 名乗りも挨拶もなかった。 瓶が当たった不運な野次馬の怒声が、開始のゴング代わり。 余所者は一瞬身を沈めて地を蹴ると、巨体を生かした突進を仕掛けてきた!]
(88) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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―――…
[どれ程の間、そうして虚空を見つめていたか。 白い女の肌では、目の下にできた隈がひどく目立った。 故郷を出て以来、ぐっすりと眠れた夜など無かったが、最近は特にひどい。 朝仕事から戻り、倉庫内で放置されている部屋の床が彼女の寝床であるため、それほど眠れるわけでも無いのだが…、]
(89) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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[コインは回収されていった>>84。 さよならオレの食事代。]
…………。
[なんかおかしな独り言>>85が聞こえ、 たっぷりと沈黙を保ちながら器を空にした。 注がれたおかわりをちびちびやりつつ、さらに沈黙して。]
にゃん。
[こいつ楽しんでるだろう、と。 前髪とフードで見えない故に、 気の済むまで喰えない笑みを睨みつけてやった。]
(90) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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[身体を起こすまでには随分と時間がかかった。 髪を梳かそうと、無造作に置かれたブラシへと手を伸ばす。]
……、
[ブラシを持つ手が小さく震えている。 昨日から続いているが、少しずつ悪くなっているようにも思えたが、女にはどうにかすることができるわけでも無い。 手に力を籠め、色の薄く癖のある長い髪を梳かしてゆく。 しばらくして編まれた髪は、いつものように美しい網目ではなく、いびつなものだ。]
(91) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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今日、外出てねぇの? すっげぇ寒いよ。 毎年の事とはいえ、やんなるなぁ。
[後半は半ば独り言のように返し。 口端を拭う、茶の色が染み付いた指を避ける事はない。
度々飯を食わせてくれる事といい、世話焼きだよなぁ。]
(-31) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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くっ……あっはっはっは。
[クシャミが出してきたコインは、彼にしてみればかなりの額だろう。 少なくとも、しばらくの食費にはなったはずだ。 それを素直に出してきてからのこの「リクエスト」なのだから>>90、まったくこの世界で生きるには向いていない。
長かった沈黙で彼の葛藤が窺い知れるというものだ。 その葛藤をさせただけで十分満足した。]
可愛いな、にゃんこは。 猫のくせに鳥がいいかそうか。
[頬杖をつきながら、くつくつ笑い声を残す。 机に置かれたコインをこちらに引きよせ、回収した。 今夜の食事の材料代には十分だ。]
(92) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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/* 猫は鳥も魚も好きだよちくせう。
(-32) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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この季節は冷えるからしかたあるまい。 特にここいらの建物は冷えるだろうさ。
[クシャミの唇に触れる。茶を拭う。 見た目より柔らかいそこを、指の腹でそっと押す。 怪しまれない程度の長さで。それでも明らかに長く。]
もったいないな。 いい茶葉を出してやっているのに。
[当たり前のように呟いて。 何でもないことのように、睫毛を伏せて彼の唇を拭った指先を舐めた。]
(-33) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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― ムーランへと至るまでの道 ―
[ゆっくりと、建物の壁を伝うようにして女は歩いている。 倉庫を出る時に作ってしまった頬の痣はまだ目立つ程ではない。 昨日もショーの最中によろめいてオーナーに叱られたばかりだった。 オーナーの話す言葉の大半は女にはわからなかったが、どうやら昨日の働いた分のお金は貰えないらしい事はこれまでの経験からそれとなく知れた。
今日も頬の痣を見られれば何か言われるかもしれないが、長い髪で何とか誤魔化せるだろう。]
(93) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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材料がいくつかないな。 にゃんこ、また日が暮れたら来い。 まあここで待っててもかまわんが。
[家にあるものと近くの中華料理屋に頼んであり合わせでもよかったが、気分がよいのでいくばくか真っ当なものを作ることにする。 となれば買いだしに行く必要があり、またこの寒空の中出かける必要がありそうだ。
しばらく彼で遊ぶのも楽しいが、ここいらで切りあげておこう。 立ち上がって、フードの上からクシャミの頭をぽんぽんとなでた。*]
(94) 2014/01/19(Sun) 00時頃
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[通りをすれ違った男が林檎をかじっていた。]
(しばらく食べてないわね…。)
[正確に言えば野菜も、であるが。 溜息混じりに母国の言葉でつぶやくと、また歩みを進めた。]
(95) 2014/01/19(Sun) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 00時頃
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―― 茶茶→ガレット・デ・ロワ ――
[コートをひっかけて再び寒い外へと出ていく。 さて夕食は何にしようか、と考えながらとりあえずはブラックマーケットの方へと歩いていくことにする。 冷たい風が首筋をなでていく。 暑がりではないが寒がりではないわけではない。 ぶるりと身震いをして、髪を束ねていた紐をひっぱって解くとばさりと項が覆われて、ほんの少しだけ温かくなった。]
あー……
[寒い、と言いかけた口から白い息がゆらゆらたちあがっている。 それ以上口に出すとさらに寒さが増しそうであったので、男は口をつぐむこととした。 唇を真一文字に結んで、歩き慣れた道を歩く。
それでも、一度部屋の暖かさを知っている体にはこの冷たさはなかなか酷であり、ふらりと一瞬の暖をとるために古馴染のやっているパン屋へと足を踏み入れた。]
(96) 2014/01/19(Sun) 00時頃
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やあケヴィン。繁盛してるか?
[両手はポケットに突っこんだまま。白かった息は見えなくなる。 特に買いたい品があるわけではなかったが、少なくとも指先が温かくなるまではぐるりと店の中を歩き回るつもりだ。]
(97) 2014/01/19(Sun) 00時頃
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― 鍼灸医院「ロン」一階 ―
[その古い看板が掲げられたままの正面入り口は、たいてい常に施錠されている。 鍼灸で用があるなら呼び鈴を、と素っ気ない手書きのメモも常に貼られたまま。
代わり、ロンの裏口は主が在院中は常に開いていた。 「ここまで辿り着けば助けてやる」は、シンプルな決まり事のひとつ]
[外で着ているコートよりは随分清潔な、それでも染みの見える白衣をだらしなく羽織って、シャグ(煙草葉)や香草、茶葉、大麻草が収められた古い薬箪笥の抽き出しを開けた]
(グリーンゴにするかな)
[予約もなければ飛び込みもない、表向きの療養室はまるきりの無人。 先代の頃からそのままの置物やら軸やら、よくわからない吊り飾りでエキゾチックにごちゃついた部屋は、全体に煙い。 モグサの煙や、長年焚かれ続けた東洋の香が染み付いている上に、この数年は新しい主が暇を見ては多種多様な喫煙もする]
(98) 2014/01/19(Sun) 00時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 00時頃
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/* ミッション:うさぎぱんを手に入れろ
クシャミが好きだと思うんだ。
(-34) 2014/01/19(Sun) 00時頃
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てめぇ……
[盛大に笑う黍炉>>92に顔を引き攣らせる。 低い呟きを落とすくらいは許されてしかるべきだろう。 それ以上は夕食のためにお茶で流し込んだ。]
ん、適当にまた来るー。
[二杯目の茶を飲み干して、椅子から降りる。 材料を買いに出るらしい>>94ので一度お暇する事にした。
フードを軽く押されてすぐ、縁を引いてフードを深く被り直した。]
(99) 2014/01/19(Sun) 00時頃
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だよなー。 事務所もさみぃのなんのって。
[古くとも雨風がしのげる分、路上生活より何倍もましだが。 唇を押す指は遊んでいるつもりだろうか。]
すみませんねー。 まぁ、たしかに美味いけど。
[茶葉を売っているだけあって、手馴れているのは認めよう。 ふぅ、と器に息を吹きかけて次を口にする。 自分の口元を拭った指の行き先は気にも留めていなかった。]
(-35) 2014/01/19(Sun) 00時頃
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[気にしてなさそうなクシャミの姿に安堵半分、落胆半分。
拭った茶の雫はとっくに舐めてしまったが、舌はもう一度指を舐める。 そこにはもう彼の味など残っておらず、自身の苦い皮膚の味がしただけだったので僅かに落胆した。]
(-36) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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― →墓地近く ―
[店の前で黍炉と別れ、石の道を当てもなく気ままに歩く。 茶で暖まった体が風に晒されて再び冷えるのはいただけないが、 事務所まで一度戻るのも億劫だ。]
……んぁ?
[荒っぽい連中がなにやら集まっている。 その中心部分に、輪状に空洞ができているのが見えて、 興味に惹かれるままに近づいた。
小柄な体で人垣の隙間を潜り抜けて抜けた先。 男が二名、戦っていた。]
(100) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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[使い込んだローリングマシーンで、ハーブのみのシャグを巻いて何本かストックを作る。 壁の黄ばんだ古い人体経絡図を眺めながら一服。 軽い感触とミントの芳香を喫い込んで、緩く目を細めた]
[やるべき仕事は山積している。 今朝まで地下室に入院していた銃創患者のチンピラ(傷がおおかた塞がったから退院宣告して叩き出した)が使っていた寝具の洗濯、器具の滅菌、掃除。 仕入れて来た消耗品を整理して帳簿をつけて───]
(めんどくさ…)
[一つずつこなすか、と眉間の皺をほぐす。来客がなければ、陽が暮れるまでには片付くだろう。 手巻きハーブの喫いさしを七宝製の汚い灰皿に立てかけ、パン屋で買って来たフレンチトーストの端を一口齧った]*
(101) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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─ 墓地付近 ─
[ホレーショーは中背だ。 男としてはあと10センチ……いやせめて5センチは欲しかったと、鏡を見ると思う。 体重も平均的だし、体格も良い方ではあっても、見上げるようなという程ではない。
では、足が速いのかというとそうでもない。 逆にあと10センチ低かったら、もっと小回りが利いた動きが出来たのかもしれない。
何かの武道の達人と言う訳でもない。 喧嘩は自己流で、現場で鍛えた。 バーリトゥード(なんでもあり)が基本の賭博ファイトは、現実的ではあっても美しくはない。
力・早さ・技・どれをとっても、ホレーショーよりもっと上が居る。 じゃあ何が取り柄なのかと問われると、ホレーショーは一度考えてから、 「耐える事」と言うだろう]
(102) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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[ぎりぎりまで引きつけてから、突進を避けた。 ダンプカーでも通り過ぎたんじゃないかというプレッシャーの後に、 丸太のような拳が振って来た。 ホレーショーも拳を出すが、正面からは打ち合わない。 相手のボディではない拳そのものを狙って、パンチの方向を変えて受け流す。
ひたすら防戦に回るホレーショーのファイトは地味だ。 致命打・有効打を避け、流し、受ける。 巨体の余所者は強かった。 時にいいのを貰う事もあったが、ただひたすらにやせ我慢して耐えた]
(103) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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― 娼館「Mi_mignon」―
[仕事場兼ダウンタウンでの仮住まいに戻り、 古ぼけた布財布から札束を取り出して確認して貰い、目の前で女将さんが手数料を帳簿に書き込んでゆくのをじっと見詰めて待つ。]
おはよ。椿の姐さん。 昨夜イチに引っ張ったお客は姐さんのところを選んだでしょ? ふふ。だと思った。一番娘が空いてるって薦めたから。
柊の姐さんも、おはよう。 ……えぇ?朝食って――いいけど。あたしは小間使いじゃないのよ。
[仕事を終えて眠りこけている娘も多いけれど、 眼が覚めたのか、廊下を行き来する姿も幾つか見られました。自分より上にあたるその娘たちひとりひとりに声をかけ、短い談笑を交わします。 何やら遣いを頼まれれば、軽口叩きつつも断りはしません。 一人の時間を終えて現実に戻れば、再び仕事のスイッチが入っているからです。]
(104) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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ありがとう。
[昨夜の稼ぎの受理が済んだ旨を告げられて、 女将さんに笑顔を向けます。]
昨夜は「完売お礼」でした。
[夜のうちに娼館に戻ってこなかった事からも客を取っていたことは分かりきった事ですし、元々わたしが身を売ることを渋っていた彼女が、上々の売り上げに嬉しいばかりでない複雑そうな表情をこちらに向けるのも何時ものこと。 売り上げがいやに多いことに言及されなかったのもその表れでしょう。 それでも、正直なところは告げておかなければ。 亡き母の親友だった女性なのですから。]
(105) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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― 鍼灸医院「ロン」 ―
[医院の裏口からガヤガヤと音がし、女が運ばれてきたのは主が買ってきたフレンチトーストを齧った直後であったかもしれない。 女は不運にも、男に裏路地に連れ込まれた。
通りかかった人間はこの街では良心的な人間であったのだろう。 または、この闇医者の知り合いであったのかもしれないが。]
(106) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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[腰ぬけ、と野次が飛ぶ。 親指を下に、BOO!BOO!と鳴く。 全く。他人事だと思って、好きに言ってくれる]
『るぁぁぁ!』
[大きな動きを強要されている余所者は、息があがってきた。 しかし、ちょこまかと動くホレーショーへ、怒りに任せて迫る。 あのグローブのような手に掴まったが最後、 首でも絞められそうだ]
(107) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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/* しまったジリヤさんにお会いし損なった…! 会えればいいなぁと思っていたとかそんな。
先に相方に会いにゆくか…!! お茶屋さんとのロールが終わった頃に行こうと思ってたけど、折角だから顔を合わせておきたい気も。まよいます…。
(-37) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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/* ふぁっ!?
(-38) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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/* それはそうとこのロールやりにくくてやりにくくて 元々お堅い表現の方が多いのできっついきつい。
朝と夜で切り替えようかと思ったけどそれも一貫性なくてアレかなぁとか統一させたけれど これで最終日までもつ気が しませ ん
(-39) 2014/01/19(Sun) 00時半頃
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ところで、“おかあさん”。 情報屋さんとか探偵さんとか、 この間あたった所以外で、ツテ、ありません?
この際、腕利きじゃなくてもいい。 人が身を粉にして働いたお金、巻き上げて逃げるような人間じゃなきゃ。
[そうじゃない人間はここにはそう多くはないよと、笑われました。]
……そう、だけど。 [顰めた眉を緩め、困ったように下げてみせます。 何があったのかと問われたので、渋々ながら依頼先の夜逃げの件を報告すれば、やはり返るのは呆れ顔。
ともあれ、「雑居ビル『G3』を当たってみな」との言葉を頂いたので、近いうちに向かおうと心に留めて、まずは姐さんたちからの遣いを済ませることにしたのです。]
(108) 2014/01/19(Sun) 01時頃
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[襲われた時に抵抗した事が反感を買ったのだろう、大腿付近は刃物のようなもので裂かれ、血で濡れていた。 全身は痙攣していた。
白衣を着た男に向かって女は何かしら話そうと口を動かすが、聞き取る事はできなかっただろう。]
(109) 2014/01/19(Sun) 01時頃
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― 鍼灸医院「ロン」 ―
[人の気配と響く音に、駆けつける。 表の療養室からは、壁に隠された扉を抜けた裏の診療室]
どうした
[運び込まれた女の傍らに膝をついて、動く唇を見る。 連れて来た人間の簡潔ではあるが肝心の状況がはっきりしない説明に眉を顰め]
あんた、保険は?
[病院にかかれる人間かどうか。搬送する余裕がある全身状態かどうか。 確かめて、痙攣する女の体を診察台に引き上げる]
──大丈夫、力を抜いて。こっちを見るんだ ゆっくり深く息を出来るか? 服を切るよ
[大きく裂けて赤く濡れた布へ鋏を入れた]
(110) 2014/01/19(Sun) 01時頃
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/* 患者には優しいミナカタ先生・・・! わくわく。
(-40) 2014/01/19(Sun) 01時頃
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[ぐるりと店内を見回していく。 買いものではなく暇つぶしなので、普段ちゃんと見るライ麦パンやクロワッサン、白パンなどは眼に入れず、日頃は買わない甘いパンなどを眺めている。 惣菜の横にフレンチトーストが並んでいて、買っておけば食べるだろうかと思いながら端の方に何かから隠すように置かれているもの>>10に気がついた。
闇の中でも光りそうな、赤く染まったふたつは眼だろうか。 でろりと流れ出した茶色のものは、血を表現していたとすれば非常に素晴らしい上出来だろう。 芸術点としては満点と言ってもいい。]
またか。 前にも言っただろう、誰かにアドバイスしてもらえよ。
[このホラーな何かは、ここの主が新しい試みに挑み――散った証だろう。]
(111) 2014/01/19(Sun) 01時頃
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………ん。
[ふわり、と鼻先を掠めた香りに髪と同じくすんだ銀色の睫毛を揺らす。香水、だろうか。>>68
厚手のパーカーを羽織っているとはいえこの季節にコートも着ず、荷物は傍らに転がる軽いディパック一つ。名前は愚か、身分を証明するものは何一つ身に付けていない。 >>69近づいてくる声は遠い。触れる温度があったところで、寒さで麻痺した肌はひどく鈍い。
ふわふわ、ゆらゆら。熱に朦朧として揺れる意識は、一瞬浮いてまた沈んでいく。]
―――― ………、 ……。
[冷えて動かない唇が、微かにあの人の名前を形作る。音にならないそれは、きっと誰の耳にも届かない。
あの人がいなくなった家を飛び出して、もう4年が経つか。]*
(112) 2014/01/19(Sun) 01時頃
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なあ、このゾンビには名前とかあるのか。 まあいい。連れて帰ろう。気に行った。
[トングでつかみあげたら、変な声が出てきそうだ。 そんな摩訶不思議なパンを指さし、買うと告げる。 代金を支払いながらなんかいか言葉を交わすだろうか。 パンを受け取れば鼻歌交じりに店を出ていくだろう。
甘いものを好んでは食べないが、このパンへの反応を見てやりたい相手がいたので買うことにした。 これが夕食だと言ってだしてやれば、彼は怒るだろうか。楽しそうだ。*]
(113) 2014/01/19(Sun) 01時頃
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金ないんで。
[賭けを勧めてくる男の誘いは断った。 今のポケットからは何も出てこない。
巨体が突進し、中背の男が寸でのところでそれを避けた。 大きい方はヨソモノらしく、 優勢どころか一方的にも見える戦いに、 周りの男達が小さい方へと野次を飛ばしている>>107。
そこまで言うなら自分でやりゃいいのに、と。 口に出したらボロ雑巾にされるのが目に見えている言葉は 胸中に留め、周りより低い温度で成り行きを眺める。
どちらが勝とうが興味はない。 だが、防戦一方に見える男の乱れた髪の隙間。 相手を見る目がまだ戦意を失ってはいないのを見て、 少し中背の方に興味が沸いた。]
(114) 2014/01/19(Sun) 01時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 01時頃
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[相手との力量差が分からない馬鹿なのか。 それとも何か隠し持っているのか。]
……一枚にしときゃよかった。
[そうしたら身の入る応援もできた気がする。]
(115) 2014/01/19(Sun) 01時頃
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/* >>108 う、腕利きじゃないけど良心的な事務所です! ……たぶん?
(-41) 2014/01/19(Sun) 01時半頃
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[男が医師である事は女にも知れただろう。 けれど何と声をかけられているのかわからずひたすらに首をふっていた。 かろうじて大丈夫という言葉だけはわかったらしい、怯えたような顔で小さく頷くが医師が手にした鋏に身体は強張った。]
(116) 2014/01/19(Sun) 01時半頃
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[本当はもう少し疲れさせてから仕掛けたかったけれど。 野次馬<スポンサー>がお望みなら仕方ない。
余所者の手が、ついにホレーショーの襟元に届いた。 引き寄せられ、相手の赤ら顔が近づく。 サンドバッグの予感に、見物人が熱く拳を握り、 ホレーショーに賭けた野次馬が悲痛な声を発した。 が、]
おらぁ!!
[ホレーショーも同時に相手の襟を掴んでいた。 頭を逸らし、そして相手の顔面に額を叩きつけるヘッドバット! ガツンと骨同士の当たる重い音がした。
狙い通りに鼻先に当たれば、一発逆転を取れる頭突きは、相手が咄嗟に顎を引いた事で、 わずかに狙いが逸れた。 この相手が自信ある態度をとるわけだ。相当な場数を踏んで来たに違いない]
(117) 2014/01/19(Sun) 01時半頃
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[服に鋏が入れば女は何事か叫び身体をバタつかせる。 切られた服の下からは打撲の痕も覗いただろう。
ショーツは身につけたまま、汚されてもいなかったため強姦までとはいかなかったらしい。]
(118) 2014/01/19(Sun) 01時半頃
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[とはいえ、ホレーショーを掴む指は緩み、視線が揺れている。 どぉ!と野次馬が沸いた。 手を叩き、足を鳴らす]
[ホレーショーは畳みかけるように、ボディを狙った打撃を繰り出した。 ずしんと砂袋のような重さが握った拳に伝わり、 ぐげえと鈍い悲鳴が上がる。 相手の身体が折れたところで、顎にもう一発。 脳を揺らすトドメで、大男は沈んだ。
額から頬へぬるりと熱い物が伝わった。 手の甲で拭ってから、ホレーショーは拳を天に突き上げた]
(119) 2014/01/19(Sun) 01時半頃
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[余所者に賭けた者が顔を覆い、 ホレーショーに賭けた者は喝采を上げた。 賭けの胴元役が分配を開始するのを、 ホレーショーは横目で見る]
[またもや、たらりと額から血が垂れて来た。 近づいてきたドナルドは、続いて打倒ホレーショーの賭けをしようと持ちかけてきたが、 首を横に振る]
割りにあわねえよ。 それより、金。
[ギャングのメンツを保ってやるために痛い思いをしたのだ。 普段より貰ってしかるべきだ。 手を突きだせば、ドナルドにしては珍しく、気前よくいい紙幣を乗せてくれた]
(120) 2014/01/19(Sun) 01時半頃
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/* うへぇ油断したー…申し訳ない。
(-42) 2014/01/19(Sun) 01時半頃
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[怯えたような表情と強張る身体、女の口から漏れる叫び声の意味は聞き取れない]
お前ら手を貸せ、落ちないように抑えて
[女の深い切創が露になる。暴れようとする白い肢体を彩る鮮やかな赤。 背にぞくりと痺れが走り頭の芯が冷えた。 脳を浸すつめたい興奮に 瞬いて]
[薄い青色を覗き込み、優しげな笑みを浮かべた]
息は深く。大丈夫、君を助けたい───わかる?
喋らなくていいからイエスなら頷いて 何かクスリを使われた? アレルギーはある?
[女に最低限の問診を試みながら、 止血点に圧迫を加え、血圧を測り、採血と点滴を。 腕は二本しかないし体は一つだが、使える人間が近くにいれば遠慮なく手伝わせた]
(121) 2014/01/19(Sun) 01時半頃
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[これだけあれば、新しい薬が変える。 ホレーショーは紙幣を畳んで、ズボンのポケットに押し込んだ。
続いて、手に巻いていた布を解いて、額を抑える。 ロン先生の所へ行けば、との進めに]
舐めときゃ治る。
[物理的に不可能な事を言いながら、 どこかへ連れて行かれる余所者へチラリと視線をやった。
裏通りの裏は、ルールが存在しない場所だ。 スラムを舐めたらどうなるか、余所者はこれから身に沁みて理解することになるだろう。 尻を掘られるくらいで済めばいいが。
自業自得なのだ、と思おうとする。 ホレーショーでなくとも、きっと誰かがあの余所者の鼻っ柱を折っていたことだろう。 たまたまホレーショーだっただけだ]
(122) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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[落とされる優しげな笑みを、女はじっと見つめた。 数秒の後、今度はゆっくりと頷いた。]
コトバ、ダメ
[わかる?という言葉にはそう反応を返す。 単語での区切りでしか、話す事はできないらしい。 わなる単語であれば、男の意図したいところであろう事は首をふったり頷いたりして答えただろう。 クスリ、アレルギーは何と無く伝わったのだろうか、首をふった。]
(123) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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/* しかも何人か見えてない人がいただと…。 が、がんばりましょう…。
(-43) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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あ。
[巨体の手が男の襟を捉えた>>117。 けれどそこで、男もとうとう反撃に出て。 ポケットの中で握る拳が知らず固いものになる。
そこから、やりとりにしてはほんの数秒か。 最終的に最後まで立っていたのは、この街のファイターだった。 拳で勝利を告げる男に向けて浴びせられる喝采に混ぜて、 小さく口笛を吹いたところで。]
……どっかで見たような?
[額から血を垂らしたまま話している男の顔を ようやっとまじまじと見て、首を傾げた。**]
(124) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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― 現在・レストラン『ボーノ』 ―
いらっしゃいませー。 何名様ですか?
[カラン、と入り口の鐘が鳴る音に振り返って笑顔を向ける。下げた食器をカウンターに置いて、新たに入ってきた客を席までご案内。時刻はランチタイム。
少女に見間違うにしては声が低いし背も高いので無理がある。けれどどこか中性的で柔らかな雰囲気を持つ青年の快い応対を、悪く思う客は少ない。 特に、対象が女性ともなれば。]
ご注文はお決まりですかー。 今日のおすすめのご案内、要ります?
[少し砕けた口調もご愛嬌。こちらの顔をしげしげと検分する瞳とちらりと合えば、にこ、と笑顔を上乗せサービス。 観光客とは毛色が違う。明らかに裏通り関係のお仕事らしきお姉さん方からからかいと艶が含まれた視線を向けられ、首を傾げて見せながら堂々と躱した。 それくらいで赤くなるほど初心ではないと。]
ごゆっくりどうぞー。
[少し残念そうな気配。テーブルに料理を運びながら、遊ばれてあげなくてごめんね、と言外に告げた。]
(125) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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[青年が『ボーノ』で働くことになった経緯は、数日前に遡る。]
そこのお姉さん、どうしたの? 大変なら運ぼうか。 物盗り? やだなーそれなら声掛けずにさっさと奪って逃げてるって。
[パンやら果物やらが詰まった大きな紙袋を両腕に抱えた、身重らしい女性に手を貸したのがはじまり。 荷運びを手伝って着いた先は、こじんまりとしたレストラン。女性は店長の奥さんらしく、この身体なので上手く動けず人手が足りないそうで。]
ねえ、雇ってくれるなら僕手伝おうか。
……僕? んー、この街に最近きたの。 今は親切なお姉さんのおうちにお世話になってるー。
[駅から続く大通りと裏路地とのちょうど狭間に位置するレストラン。店も経営者も後ろ暗いところはないようだが、立地的に客の中には裏通りの関係するワケありも多いだろう。
誤魔化さず、けれど全ては言わず。そんな言葉でも、ワケあり側だと察するには十分。 気遣い混じりの視線をくれる気のいい店長夫婦には、大丈夫と笑顔を。どんなお相手か勘繰る他の従業員の視線には、含み笑いを。]
(126) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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[――さて。その親切なお姉さんの、今日の帰りはいつ頃か。
カランカラン、と次の来客を告げる鐘の音に振り返りながら、頭を過るのはそんなこと。]**
(127) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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/* もしかして、一番若い……? あれ、年齢明記しちゃあかんとかどっかにあったっけ??(皆年代表記でぼんやり)
ていうか設定幼くしすぎたか…。すんげぇ甘ちゃんでライトだよ! 大人のエリアにどうやって入ってこうかなーううむ。
(-44) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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ダメ? 移民か
[この国の言葉と母国語以外、扱える言語はない。 それでも思い出せる限り、幾つかの国の挨拶などを口にしてみたが、疎通は難しく感じられた。
患者に対するのに、言葉はそれほど重要ではない。そう判断して震える彼女の手を軽く握った]
(128) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 02時頃
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―とある日の回想・ゴールディにて― [警察が何をどうやって自分に辿り着いたのかは知らない。 犯罪歴はないから指紋からくることはないだろう、 ということは、他にも見てる奴がいたんじゃないか、とか。
でもそいつじゃなくて俺のところにきたってことは、 そいつは肝心なことは見てないのかつかえない、とか。
案外あこぎな情報屋とか使ったんじゃないかとか。 全ては憶測の域を出ないがそれは別に問題でもない]
……個室でしたら、 ボーイのご指名もいただけますが如何でしょう。
[一先ず最初に告げたのは、その言葉だった。 ゴールディの個室は、 表には出せないような商談だの密談だのに使われることも多い。 そんなわけで出入りする人間の指名は自由だ]
(129) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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[太腿の傷へ応急の止血を済ませれば、女の全身を簡単に確かめる。 時間が経つほどに濃く浮かび上がる痣は、殴打の痕らしい。 打撲もナイフ傷も、幸か不幸かこのあたりではよくある怪我だった、処置する側も手慣れたもの。
幸い大きな骨折や頭部外傷はなさそうで。 恐らくは事後避妊の必要もないだろうと分析して、もう一度女の顔を覗き込む]
足は、縫わなきゃいけない いい? 痛み止めを使うからそんなには辛くない。大丈夫
(130) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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[ナイトクラブの薄灯りの下、 歌姫が甘く優しく、実らなかった恋の歌をうたう。
まず目を引いたのは、その男の肌の色。 そして安っぽい服を着てるのにいかにも滲み出る品のよさだ。 理知的な眼差し、欲望よりも理性の秀でた人間。 この界隈ではあまり見ることの無い人種。
コートが薄手なおかげで、 身体つきがよくわかる、鍛えられてる。 きっと綺麗で理想的な筋肉の付き方をしてるだろう。
そんなことを考えていたら、つい手が伸びそうになった。 キールのグラスをすすめるふりして誤魔化す。
その後、沈黙してしまったのは、少し緊張してきたからだ。 流れる歌を聴くようなふりまでして]
[そのくせ、その男から目が離せずにいた*]
(131) 2014/01/19(Sun) 02時頃
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―現在・とあるアパートの一室― [見本のようなボロアパートの一室、 コンクリうちっ放しの壁は罅染みだらけで、 隙間風は吹き放題、冬は寒く夏は暑い自然志向。 かろうじて人間の生活が送れる程度の部屋である。 無論、同居生物は鼠害虫エトセトラ。
描いたはいいが絵をしまう場所など当然無い。 部屋にはそこかしこに女の描かれた画布が吊られて、 色だけは鮮やかなカーテンのようになっていた。
法悦に歓喜するはずだった聖女は、描きかけのまま、イーゼルに。描かれていない表情、姿勢だけ見ればただ苦悶するようにしか見えない。 あの日、遠回りしてわざわざ購入した食パンもすっかり硬くなって、もう消し具としては使えないので、美味しくいただくことにした。描くのが進まない理由は、色々あるが]
……別の意味で、眠れなくなった。
[一番の要因は、当然アレだった**]
(132) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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[まだ興奮冷めやらぬ観衆が、次の喧騒を求めて散り始める。
その中に特徴ある猫耳>>124を見つけて、 ああ、ファイの所で良く見る奴か、と思う。 情報屋になった昔馴染みは、たまに阿漕な値段を言うことがあって、 その関係の借金を抱えてるとかなんとか]
……儲かったか?
[場を離れるついでになんとなく、そんなふうに聞いて。 賭けていなかったと聞けば、そうか、と頷いて]
残念だったな。
[いつも勝てる訳ではないから]
(133) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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[手際良く処置は進んでゆく。 その慣れた手つきに安堵感を覚えたのか、徐々に呼吸も落ち着いてゆく。 手を握られ、ハッとしたように大きく目を見開いた。]
(134) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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……、
[足を縫わなければならない、その言葉の意味を彼女は解す事はできなかった。 不安げに男を見上げる。 ただ、最後に付け加えられた大丈夫という言葉に逡巡するように目を細めた後ゆっくりと頷いた。]
(135) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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― 娼館から東の道、パン屋へ ―
[北からストリップ劇場、娼館、雀荘、諸々、諸々。 娼館の周囲には、夜の商売を生業とする者が主に行き来する小路が続く。慣れた道でも、多少の警戒をしながら周囲を見回して歩くに越したことはない。 まさに時間差で、近くの道で連れ込みが起こっていたことは知る由もなく、けれど、そんな事態だってこの街では珍しいことでもないのです。>>106]
もう少し。
[治安の悪い区域を抜けると、少しだけ風景は変わる。 居住区が少しばかり増え、行き交う人々の種類やら人相やらも、あの一帯よりはいくらかまとも。 とはいえ、細路地が網の目のように走るのはどこも同じ。 土地勘のない者ならば容易く迷ってしまうでしょう、三年前のわたしと同じように。]
(136) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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[彼に軽く握られた手を、しっかりと握り返す。 力を入れたせいもあるだろう、繋がれた手は小さく震えていた。]
(137) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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[目当ての店の前に辿り付いたなら、 周囲に人気がないことを確認して、扉に手をかけようとして]
……あ、
[丁度、人が出て来るところでした。>>113 思わず軽く会釈をし、少したじろぎながら道を譲ります。 「まともそう」な男に見えたため、顔を知ることはないと踏んだのですが、人を見る目が怪しいと自覚しているわたしのこと、実際のところは自信がありません。]
(138) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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……、
[その人が去って行くのを何とはなしに見送った後、 入ろうかどうしようかと逡巡した末に、 店の横に回り、そこに据えつけてある小窓から中を覗くことにしました。
誰も居なければ、扉をくぐるつもりで。]
(139) 2014/01/19(Sun) 02時半頃
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― 鍼灸医院「ロン」 地下一階病室 ―
[治療を終えた女を、地下のベッドへ運んだ。
局所麻酔に加えて全身投与した鎮痛薬は、麻薬に準じる高い効果をもつ薬で。 つまり裏通りで売り捌けばかなり利ざやの大きい商品なのだが、 是非もない。
ロンへの治療費を払える金がないならば、払える別のものを払わせることだ。 いずれにしても、まず状態が落ち着いてからだろう]
(140) 2014/01/19(Sun) 03時頃
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寒くないか? 少し出血したから、体が酸素を求めてる。顔のマスクは外すな
酸素のマスクと、点滴。そして休養 少し眠るといい
[重ねた毛布の下から覗く、冷たく白い手首を握って、ゆっくり話しながらそれぞれを示す。 眠れと言いながら瞼の上に手のひらを乗せた]
休んで、何か食べられそうなら持って来る
[ダイエット薬として売られる利尿薬や下剤の常用者でないならば、どうやら彼女は何日も碌な食事を摂っていなかったらしい。 医院で簡易に測れるような血液検査の項目だけをみても、結果は怪我のせいだけでなくぼろぼろだった。
そういうデータを見かけるのも、よくあること]
(141) 2014/01/19(Sun) 03時頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」 ―
[医者が出て行ったその後も、 客がひとり、ふたりと訪れては出て行く。 中には眉を潜める臭いの人間や、 金を持っていなさそうな人間も居たが、 小銭を持ってレジへ来るなら、応対は変わらない。
「こういう場所だから、客は選ぶな」 との先代の言葉は愚直に守っている。 客でなければ、対応は様々だったが。
どれくらいか過ぎた頃か。 また知った顔に、名前を呼ばれるとこちらも名を呼んだ。]
……シュウロ。
[>>97古馴染みの男には、 いらっしゃいの代わりに片手を上げた。]
(142) 2014/01/19(Sun) 03時頃
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何時もどおりだ。そっちは。
[店内を眺める様子に冷やかしの気配もちらりと見えたが、 別段邪魔する事もなく。 古馴染み故か、普段無口な男も少しばかり口を開く。]
……前に猫を飼っていると、言っていた気がするが。
[そっちの様子はどうか、とも尋ねた。 猫、が正しく猫であるかどうかはさておいて。
黍炉の足が例の物の前で止まると、視線もつい止まった。]
(143) 2014/01/19(Sun) 03時頃
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……………。
[>>111至極真っ当な意見には、とにかく渋い顔をする。 うるさいとかわかってるとか、そも誰に聞けばいいんだとか、 反論材料はいくらもあるが、それらは口から出ずに。]
……解かってる。
[それだけ言うと、短いため息を落とした。 普段と違うことをするとろくな事はない、 というのは解かっているのだというのが滲み出たような、音。]
(144) 2014/01/19(Sun) 03時頃
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[>>113が、つれて帰ると拾い上げられると、驚いたように眉間の皺が取れた。バニーも驚き、もといトングに押されて中身が何時もより多めに飛び出る程だ。]
ゾン…。
[だがゾンビといわれては、うさぎパンだとは言い難い。]
……うさぎゾンビでいい。
[可哀想なので一応人間でない主張だけはパンにもさせておくと、代金を受け取り、パンはこれ以上中身がはみ出さないよう、丁寧に包んでおいた。
今年はシュトーレンは、とか、ガレット・デ・ロワは、とか。 注文の受け取りめいた会話も、馴染み相手であれば少しは出来ただろうか。 妙に機嫌の良くなった黍炉を、言葉も短く、店を出るのを見送った。
だが男の方も少し、ほんの少し、機嫌はよかった。]
(145) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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― 鍼灸医院「ロン」 地下一階病室 ―
[治療を終え、地下へと運ばれるらしい事には、何かしら理由があ?のだろうか、僅かに顔を歪めた。 頭の上でボコボコと妙な音がする事が気にかかり、首を巡らせる。 それが酸素に加湿しているらしい音である事を知ると、ようやく身体の力をぐったりと抜いた。
男がマスクを外すなと言った事はおおよその検討をつけて頷いた。 手首を握る手に目に熱いものを感じるが、瞼の上に置かれた手に、それが零れる事は無かった。]
(146) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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アリガトウ。
[多くを伝える事はできない。 微睡んでゆく意識の中で絞り出すように感謝の意を伝えた。]
(147) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
ん。
[>>139ふとまどを見ると、中の様子を伺う顔ひとつ。 浮浪児か何かかと思って怪訝そうによく見て返すと、知った顔。
瞬いた後、大股で入り口へと近づくと、中から扉を勢いよく開けた。]
クリス。
[ちりんちりんと音が鳴る。 何をやってるんだと言わんばかりの顔で、若い女を見下ろした。]
(148) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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[閉じられた瞳、その向こうに男の姿を浮かべる。]
(……貴方は、)
[故郷の言葉で発せられた呟きは、そこで途切れた。 何処で会ったのだろう、改めてみれば知った顔のように思えたが、その先を考える事はできぬままに女は眠りについた。**]
(149) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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っ、何って、
[店内を見回すよりも先に見つかる失態。 四の五の言っても仕方がありません。 勢いよく開かれた扉の前で、見上げます。]
お遣い。 …に、来たんだけれど。 他にお客はいるか、確認してたの。 居ないなら、入れて。
[憮然とした顔で要求する、 その表情は普段どおりの花売りの顔を作れていたでしょうか。]
(150) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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[女の呼吸が規則正しいものに変わるまで、その手を握っていた。 落ち着いたペースの鼓動を伝える手首を離して、毛布の下へ押し込む]
…(洗い物が増えた)
[処置に使った器具を滅菌しなければ。それに今もう一件飛び入りの患者が来たら、シーツを換えていない方のベッドに寝かすことになってしまう。 ぐちりと呟いて、立ち上がった]
(151) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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[静かに地下を抜けて、処置室の片付け──にかかる前に、白衣の胸ポケットから手巻き煙草を一本抜き出した。 高濃度酸素の近くでは火をつけられずいた、緊急用の嗜好品。
ごく浅く咥えて、ゆっくりと煙を吸う。 脳を占めるつめたい興奮が宥められ、じんわりと"あたたかく"なるまで]
… …は
[瞼の裏にチラつく女の怯えた表情や、肌に残る震えた指の感触も少しずつ和らいでいった。
処置室の照明が眩しい。 キラキラと揺らいで輝く光に目を細め、やがて咥え煙草のまま、鑷子や持針器を洗浄槽に放り込んだ]**
(152) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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/* あっ。 うっかりエスパーしてしまいました
が、まぁそのくらいの表情は普通に読み取れるよね、という。
(-45) 2014/01/19(Sun) 03時半頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」店先 ―
……何時ものか。
[>>150彼女の“お遣い”もまた常の事。 憮然とした顔の女に、呆れたような困ったような 冥福しがたい胸中は表に出さずに、扉を開いたまま招き入れた。]
今は客はお前だけだ。
[別に客が居ても入ればいいと、以前に言った事もあったが、 警戒した猫のように、彼女は大抵一人を好むように思う。]
(153) 2014/01/19(Sun) 04時頃
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[いつも不機嫌そうだと言われる表情は変わらないが、 先の事(ゾンビ売れました)もあって機嫌は別に悪くない。 むしろ良い。
対してあまり機嫌の良く無さそうな彼女の顔を見ていると、 ふと始めて店に来た時の事を思い出す。 あれも冬だっただろうか。]
(-46) 2014/01/19(Sun) 04時頃
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/* ぞんび売れましたふいた。
(-47) 2014/01/19(Sun) 04時頃
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なら、丁度良いさね。 お客入りも良いみたいだったから、ちょっと気にしただけだよ。
[許可を得たので、扉と店主との間からするりと滑り込みます。 彼の中で猫のようと形容されていることは知らないけれど。 他に客人が来ぬ前に、と、トングを手にして棚を見回して]
……兄さん、
[目?が合ってしまった“それ”。 まじまじと見詰めれば、様々な言葉が浮かんでは消えます。 恐らくは兎、なのでしょう。耳のあたりが、多分そう。 でも、兎が見たら何と思うでしょうか。 自分の首にも元・兎がいるけれども、毛皮になってしまっているので返答はありません。]
来年のハロウィンにはまだ早いんじゃない。
[何と言おうか悩んだ末、問いを一つ向けることに。]
(154) 2014/01/19(Sun) 04時半頃
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[余り変わらない男の表情も、慣れてくれば少しは読み取れる。 気まずい思いはしたけれども、別段こちらも機嫌が悪いわけではなかった。 客の目を気にするのはもうずっと前から、常のこと。 初めて此処を訪れた日とは立場が違う。]
[行き倒れ目前の迷子と、偶々近くに店を構えていた店主。]
[一方は、今やすっかり色街の女になり果てている。]
(-48) 2014/01/19(Sun) 04時半頃
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― ナイトクラブ・ゴールディ ― >>129 [ゴールディで接触をしたのは、その町の管轄のヤツからだ。 諜報員の死に関わる人物を探すのに、茶を買って、どうやら画家志望のここのボーイが通りかかったかもしれないといった情報を得た。 それから、管轄は、彼に見つからぬように彼を見張っていたが、とくになにも尻尾は出さない。 ついに、職務質問をしたところ、>>77通り一辺倒のなにもみてない、という言葉を聞いたが、管轄の男はそれで何かを彼は知っているかもしれない、と勘付いた。
そこからは、管轄はその手のプロに仕事を投げる。 諜報員のもっていた情報はその遺体から見つからず、そして、その情報がもし漏れていれば起こるだろう事態も起こってはいない。 となれば、その情報はまだ誰にも見つからず、この町に眠っていることになる。
おそらくはその諜報員と最後に接触したであろう人物は、今、彼が思う以上に、きっと探されている。
茶屋には口止めはしたというが、もちろん、不可抗力というものもあるだろう。 ともかく、その情報が載ったものを探すことは今、情報局にとって優先事項である]
(155) 2014/01/19(Sun) 10時半頃
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――……で、あのボーイか。
[話すだけ話して、管轄は後は任せると席を立つ。 キールを持ってきたボーイを呼び寄せ、話があると率直に告げると、彼は個室を案内するので、それに対しチップを払う]
(156) 2014/01/19(Sun) 10時半頃
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>>131
[個室に入れば、そこの窓からは歌姫のステージもよく見える。 だが、マジックミラーになっているようだ。誰もこちらを見ることはない。 贅沢な紅の革張りにかけ脚を組んだ。 安っぽいコートだが、メガネは至極軽い、そして、多少粗い動きをしても外れないものだ。 肌の色よりはやや濃いアンバーの眸が、立っている彼を見上げた]
――……君もかけるといい。 大事な話がある。
[そう告げた時の彼の表情は思ったよりも普通だった気がする。 おそらくは声も柔らかめで、歌姫の声も空気を和らげていたのだろう*]
(157) 2014/01/19(Sun) 10時半頃
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アランは、>>132その姿は現在、トレイルの家の中にある。
2014/01/19(Sun) 10時半頃
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[その路地で諜報員の遺体を見たか。見たならば、何かを預かったか。もしくは何か聴いたか。 ナイトクラブではそんな質問をした。 その答えがイエスであれ、ノーであれ、やることには変わりがない。]
安全保障局のものだ。 クリスマスまで君の警護をする。 尚、この案件に対し、君には拒否権がない。
[きっと面食らったであろう。 しかし、それから彼はビジネスとして、トレイルの警護をはじめる。 対象に告げず警護をする場合もあるが、アランはそういうタイプではなかった。しかも、チームを組んでいるわけでもないのであれば、方法はひとつ。付きまとうことがなにより効果的なのだ*]
(158) 2014/01/19(Sun) 10時半頃
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>>157 眼鏡でPCの性格や金回りの描写してるのいいな。
(-49) 2014/01/19(Sun) 11時半頃
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どーも。 いや、手持ち全部吸い取られたばっかなんで、あいにくと。
[人の薄くなった中、場を離れようと歩き出した男の足が 己の前で止まった。>>133 声をかけられた事でようやく顔見知りであると確信し、 賭けていなかったと伝える。
黍炉のところで見かける顔は、昔馴染みと言っていたっけか。 挨拶程度しか言葉を交わした事はなかったのもあるが、 普段と纏う空気が違うせいですぐには気付かなかった。]
まったくだよなぁ。 賭けてたらいい足しになったのに。 いつもあんな風にやるのか?
[ずいぶんと面白い戦い方をするものだ。]
(159) 2014/01/19(Sun) 12時頃
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>>131
君も飲むのかい? 好きなのを頼めばいい。
[こちらを見つめる瞳にはそう応え]
(-50) 2014/01/19(Sun) 12時頃
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[額の傷から布を離した。 まだ、北風にひやりと冷たい感じはするが、固まり始めてはいるようだ。 素寒貧らしい猫耳の方を見て>>159]
賭けるなら、波止場あたりで行われる定時ファイトの方がいい。 突発系のは、胴元の取り分が多くて、 あまり儲からない。
[今回は「余所者への見せしめ」の意味合いだったから、 なかなか良かったようだけど]
ん。
(160) 2014/01/19(Sun) 12時半頃
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だいたいいつもこうだ。 俺は強くないから。
[殴られてもただ倒れない、ひたすらに耐えるっていう、 それしか取り柄が無い。 負けなければ、いつか勝てるという、単純な話。
……だが、スラムにはバケモノみたいに強い奴はいくらでもいる。 そういう奴らには、通じない手だ]
(161) 2014/01/19(Sun) 13時頃
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へぇ。 あんた、そっちにも出てるのか?
[相場>>160を聞いてはそんなものかと相槌を打つ。 荒事に対しては逃げの一手を決め込む身としては、 ストリートファイトにはあまり近づかないようにしていたが。]
地味だよな。
[彼のスタイルにざっくり失礼な感想を述べ。]
けど、味があって面白かった。 今日は勝利おめでとさん。
[今度は賭けて見たいな、と口端を吊り上げる。]
(162) 2014/01/19(Sun) 13時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 13時半頃
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― 鍼灸医院「ロン」 ―
[鍼灸の医院にとてつもなく大きな寸胴鍋が置いてある場合、その目的はなんだと考えるか?
1 タンメンを作る 先代はどうだったか知らないが、今の主は中華スープに凝るタイプではない。
2 死体の処理 余程"消したい"なら良いかも知れない。しかし実際のところ、面倒なことをしなくても死体を棄てるのに丁度いいスポットは周辺にいくらでもある。墓地も目と鼻の先にあるし。
3 猫鍋 毛まみれの動物に癒される趣味があったとしても、その鍋は少し大き過ぎるようだ]
(163) 2014/01/19(Sun) 13時半頃
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/* 此処に来たのは7年前
(-51) 2014/01/19(Sun) 13時半頃
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/* 最大値…
(-52) 2014/01/19(Sun) 13時半頃
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…
[4。 というわけで、布を煮る。 予洗いをしたシーツやらタオルやら、ついでに羽織っていた白衣も鍋に捩じ込んで、火に掛けた。 馴染みの、腕が良いクリーニング店へ集配依頼のメールを送りながらガリガリと頭を掻く]
[使い捨ての紙シートをシーツ代わりにするか、派手に汚れるたびにクリーニング代を払うか。 以前一度真剣に検討したことがある。 そしてコストに大差はなく、毎度血まみれの廃棄物を処理する方が面倒という結論に至った]
(164) 2014/01/19(Sun) 13時半頃
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/* >>164 3じゃない、のか……。 でも猫鍋なら土鍋だよにゃあ。
(-53) 2014/01/19(Sun) 13時半頃
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一応そっちがメインだ。 ……本当は、もっとまっとうな仕事をしたいんだが。
[ドナルドが聴こえない位置に居ることを確認してから、 そんな愚痴をこぼす。 地味だ、との感想には苦笑だけをこぼした。 言われ慣れている。
「客を集める」とか、そういう派手なファイトなら、別の奴に声がかかる。 「ここだけは負けられない」……ホレーショーが呼ばれるのはそんなファイトだ。]
……味? そういうのは初めて言われたな。 サンキュ。
(165) 2014/01/19(Sun) 13時半頃
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……俺はホレーショー。
[いくつか「バケモノ」級の名前を挙げて]
この辺が対戦相手でもない限り、 まあ、儲けさせてやれるだろう。
あんたは?
(166) 2014/01/19(Sun) 14時頃
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[この裏通りへ単身転がり込んだのは、7年程前だったか。 まだ成人もしていない子供を拾ったマスターは、言ってしまえば物好きだ。 言葉や接客術、酒の知識やカクテルを作る技術などは職場の中で覚えた。
マスターの家の居候をやめられたのも、そう昔の話ではない。 賃金は適当に借りたこぢんまりとした部屋と生活費で消えていく。 最初は今まで居候させて貰った礼に少しずつでも返金していこうとしたら、いいから唯働いてろと突き返された。 殊勝な人に拾われたものだと。男は今でも思う]
(167) 2014/01/19(Sun) 14時頃
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[「ブランシュポム」の受付宛のメールはいつもと変わらない無愛想な定型文]
『染み抜きを頼む。 シーツ 2 、タオル 8 、診察衣 1 ロン 』
[あまり表立って頼めない地下稼業の汚れ物だが、ポムは腕が良いだけでなく信頼のおける業者だった。 おかげで、狭いスペースに自前の業務用洗濯機を導入せずに済んでいる]
(-54) 2014/01/19(Sun) 14時頃
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[処置室の床をデッキブラシで擦っている頃、「ロン」正面の呼び鈴が鳴る。 壁に埋められた扉を抜けて、いつものように表の入り口を解錠した]
どうぞ、いらっしゃい すぐ済むかって?──あんたの状態次第だろ。まず座れ
[四十肩が辛くて仕事にならないという造船所の作業員を迎え入れて、細々と話しながら診察を始める。
異国情緒溢れる療養室にはやがて、客用に焚かれた丁字と白檀の穏やかな香が漂いだした]
(168) 2014/01/19(Sun) 14時頃
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[ふと。後ろから声をかけられ、振り返る。 姿を確認すれば、バーの常連客だった。
まだ陽が昇っている時間だというのに、吐き出される息はむわりと酒気を帯びていて。 それでも鼻を覆いたくなる様な口臭がしない辺りは、やはりバーに来れるだけの職と金がある人間だ]
こんにちは。 こんな時間からお酒ですか?
あまり飲みすぎはよくないですよ。 夜が始まってから店で飲むお酒の味、楽しみたいでしょう?
[にこりと人の良い笑みを携えて話す其れは、紛れもなく仕事中のもの。 別にこの振る舞いが嫌だとか窮屈だとか、否定的な感情を抱いている訳ではない。 唯、人が集まる場で過ごす為の、生きる為の術。 男はそれを実行しているだけだ]
(169) 2014/01/19(Sun) 14時頃
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そうなのか。 ま、痛そうだしなぁ。
[愚痴の内容>>165はもっともだ。 薄く皮膚にこびりついている乾いた赤を見れば尚更に。]
ホレーショー、ね。 ……覚えとく。
[本人の名前と共に、挙げられたいくつかの名前も記憶する。 どうせなら儲けたいと思うのが人の性というものだ。 何名かは裏通りでも名の知れた荒くれ者だったかもしれない。]
クシャミ。探偵やってる。 何かあったらご贔屓に。
[探偵といっても万屋に片足を突っ込んでいるようなものだが。]
(170) 2014/01/19(Sun) 14時頃
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パンチ打つ時に、親指握り込んだらダメって聞くよね。 あと、手は怪我しやすいから、布は巻いた方がいいとか。
え? 格闘とか素人ですが。 ただのへたの横好き(ry
(-55) 2014/01/19(Sun) 14時頃
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― レストラン『ボーノ』 ―
[ランチタイムも終わり頃。客足も疎らになり、小腹も空いた所であがっていいよと厨房から聞こえてくる声に、接客用ではなく笑顔を浮かべた。]
やったー。今日の賄い何かなー。 あれ、お姉さん買い物行くの? だめだよまた大荷物持つつもりでしょ、僕行ってきてあげる。
[大丈夫と言いながら出ようとする店長の奥さんを見つけ、渋い顔を作る。だーめ、と言いながらお金と買い物メモと、まだ土地勘がないのでちゃっかり地図まで受け取って。 腰エプロンを外し、自前のパーカーを羽織って外へ。]
いってきまーす。 僕の分の賄いとっておいてねー。
[明るい声でそう付け加えるのを忘れずに。]
(171) 2014/01/19(Sun) 14時頃
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― どこかの路地 ―
んーと、こっち? いやあっち??
[渡された地図を見つめながら、道を歩く。この辺りは入り組んでいるから気を付けて、と出がけに言われたのを思い出す。が、迷ってしまったものは仕方ない。 裏通りの紛れてしまっただろうか、すれ違う人の風体を観察しながら少しだけ困った顔。
馴染みのある、妙に落ち着く空気だと思ってしまう。 家を飛び出して4年間、こういった場所の程近くに住んでる親切なお姉さんの気まぐれに甘えて、居候させてもらいながら転々としていた。親切なお兄さんもたまにはいたけど、長続きしなかったので省略。
迷ったからと言って、きょろきょろしているといいカモだと思われてしまうので控えめに。誰かに目的の店の場所を聞いた方が早そうだが、声を掛けやすそうな人は生憎見当たらない。]
(172) 2014/01/19(Sun) 14時半頃
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――…あ、と。 すみません。
[地図を見つめすぎていたら、立ち止まっていた若い男とぶつかってしまった。>>169 鼻につくアルコールの匂い。若い男の向かいにいるのは、酔っぱらいか。けれど二人の身なりや雰囲気からどちらも浮浪者ではなさそうだ。
小さく首を傾げて、若い男の方を見つめてみる。 さて、道を聞けそうだろうか。]
(173) 2014/01/19(Sun) 14時半頃
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探偵……ああ、それでシュウの客に。
[納得を溢して頷く。 うっかりと、ファイトランキングを漏らしてしまった事には気付かないままに]
じゃあ、何かあったら頼むことにするよ。 その時はよろしくな、クシャミ。
[じゃあ、と片手を上げて、今度こそ歩み去る事にする。 何せ尻ポケットに大金が入っているのだ。 下手なスリに出しぬかれるつもりはないが、 それでも万が一ということがある]
(174) 2014/01/19(Sun) 14時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 14時半頃
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―― ガレット・デ・ロワ ――
相変わらず、繁盛してるさ。 お前もうろうろしていないで、仕事に精を出しておけ。
[運悪く「そこにいた」という事実があるせいで、情報を買われた青年は元気にしているだろうか。死ねばさすがに耳に入るはずだったが。
ここでは、たいした理由なしに誰かの気まぐれで殺されることもよくあること。 そんなことは言われるまでもなく、ケヴィンもわかっているだろう。]
(175) 2014/01/19(Sun) 14時半頃
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[問われた質問>>143には笑って、顔をあげて彼の方を見る。 楽しそうな顔だろう。「悪い顔」ともよく言われる。]
そう。甘え上手な可愛い野良猫だ。 おかげで退屈しないからな、遊び歩く回数も減った。
[真っ当に仕事をしているよ、と真顔で本音のような嘘をつき、前衛的なパンを一つ買うことにする。]
(176) 2014/01/19(Sun) 14時半頃
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/* ふらふらしてるラルフに突撃! どきどき。
(-56) 2014/01/19(Sun) 14時半頃
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[ついでに彼がうさぎゾンビ(商品化したら売れそうだ)を包んでいる間に問われれば>>145、毎年のように店名と同じガレット・デ・ロワを注文する。
甘いものはそうそう食べないが、この時期のガレット・デ・ロワばかりは別で、特別だ。 食べきるのは難儀するが、知り合いに押し付けたりしてとにかく食べることにしている。]
去年と同じ。クリスマス当日に取りに来よう。 前日までは忙しいだろうからな。 ああ、料金は前払いしておく。変わってないだろ?
[それも毎年のことなので、ケヴィンが値段を口にする前に、うさぎゾンビの代金と共にカウンターの上に置く。 包まれたうさぎゾンビパンを受け取って、温まった体と共に足取り軽く店を出た。*]
(177) 2014/01/19(Sun) 14時半頃
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―― ガレット・デ・ロワ→ ――
[店から出ると、襲ってきた寒さに首を縮める。 手の中にあるパンが凍らないようにと、脇の近くに近づけて歩きだそうとして、扉の近くで道を譲ってくれた女性>>139に気がつく。
その姿は知っていた。娼館は情報のたまり場だ。 だがこちらは人の少ない時間帯にこそこそと裏口から出入りするだけで、視線があったこともなかったから、彼女は男のことを知らないだろう。]
――ありがとな「お嬢さん」。
[なんであれ、道を譲ってもらったことには礼を言う。 すぐに店の中に入ろうとしなかったので、扉を支えておくことはしなかった。*]
(178) 2014/01/19(Sun) 14時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 14時半頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 14時半頃
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/* 読んでいる。 ゾンビのパンはしゅーろさんにもらわれていった。
「あらかわいい、いただける?」と間違ったセンスを発揮する案は消し消し。
えーと、パン屋大人気。相方はいろんな所と縁故あって アランとトレイルはゴールディにいて? なんとなく位置関係は把握。
(-57) 2014/01/19(Sun) 14時半頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
[客の入りなど彼女が気にする事ではないだろうにと、 開きかけた口はまた閉じて、無言。 音を鳴らして扉を閉めてから、 パンを物色する彼女を横目に、自分はレジ前まで移る。]
言うな。
[何か言われる前に、足を止めた彼女にそう言うも、遅い。 2ヶ月前に終わった、大層繁盛した祭りの事を言われ、 渋い顔をしながら、少しの間の後返事をした。]
……クリスマス用だ。
[真顔で告げた言葉は嘘ではないものの、 この場にはいささか滑稽でもあった。]
(179) 2014/01/19(Sun) 14時半頃
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[他愛ない世間話とだけ見れば簡単な事のように思えるが、「客と店員」の間柄を踏まえると存外難しい。 両者の間に行き来する「金」の存在があるからだ。
美味いカクテルだけを出せばいいだけなら、カウンターにバーテンが立つ必要は無い。 他者と話をする事による癒し、心の安寧、憂さ晴らし、自身の確認。 この裏通りであれば、情報収集なんかも含まれるか。
とにかく、何らかを求めてやってくる客のニーズに応えられるように対応しなければいけない。 自分とて、曲がりなりにも通用するようになるまで年を重ねた。
それでも物騒な客が上がり込んでくる事も無い訳では無く。 一時期は用心棒として腕利きの男を雇っていた事もあったが、喧嘩沙汰の損害を加速させるだけという結論になり直ぐに廃止にしたのだったか。
会話をしながらも器用に頭の片隅でそんな事を思い返していたからだろうか、此方へ向かってくる気配にはぶつかるまで気付かなかった>>173]
(180) 2014/01/19(Sun) 14時半頃
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…そんな事より、遣いだろう。 早く買って、帰れ。
[遊びに来たわけではないのならと、男の言い様はそっけない。 別に意地が悪いわけでも何でもなく、言葉どおりの理由でだった。]
(181) 2014/01/19(Sun) 15時頃
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ん…?
[感触のした方へ顔を向ければ、見慣れぬ青年の姿。 客として訪れた事は無い筈。まず判断するのは其処だ。
次に手元の地図と、何かを訴えてきそうな視線。 頭の中で考え判断するまでの時間は2秒弱。 一度常連へと向き直る]
あぁ、すっかりお引き止めしてしまいすみません。 それでは、また夜にお会いしましょう。
[小さな会釈と共にやんわりと打ち切る。 客にも見えていただろう青年は、自分が引き受けるとでも言うように。 男も時間を思い出したか別段気にする事無く去って行く]
(182) 2014/01/19(Sun) 15時頃
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[その後ろ姿を暫し見送ってから、ようやく青年へと身体毎向き直った]
いえ、此方こそ障害物になってしまったようで。 此処へは初めて来る方ですか?
[何の用があってこの裏通りに来るのかなんて、野暮な事は訊かない。 ただ、土地勘の無さそうな持ち物から、新しく此処へ来たのだろうかと。 問いかけには暗に自分は違うという意味も含まれていたが、とりあえず青年の反応を伺ってみた]
(183) 2014/01/19(Sun) 15時頃
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[夢を見ていた。 薄暗い空間、土が剥き出しになったままの壁。 極寒の中家族と身を寄せ合い、遠くで鳴り響く銃声と人々の悲鳴に震えていた。
故郷では、暮らしが貧しいと感じた事は無かった。 他の国に比べれば、確かに貧しかったのかもしれないが食べるものに困る事は無く、それなりに裕福な家庭であったからこそ故郷を脱する事ができたとも言える。]
(184) 2014/01/19(Sun) 15時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 15時頃
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[眠りに落ちていた時間はどれくらいだっただろう。 徐々に像を結ぶ視界、知らぬ場所だと頭を巡らせて診療所へと運び込まれた事を思い出す。
顔につけられたマスクがうっとおしい。外さないように言われたが、まだつけたままでいないといけないのだろうか。 手からは点滴のラインが伸びている。]
(185) 2014/01/19(Sun) 15時頃
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[彼女が他の客の目を気にしている事は気づいているも、 気にするなと自分が言うのは違う。 僅かに目を細めて、するりと通りぬける猫の頭を 無骨な手が撫でるように掠めた。]
[彼女とは、ある早朝、拾ったのが縁だった。 初めは男の子かとも思ったものだ。
知らぬ浮浪児や行き倒れに施しをしてはならないと、 父親の教えを破ったのもその時だった。]
(-58) 2014/01/19(Sun) 15時頃
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[今は何時だろうかと女は思った。 穴を開ければ首を切られてしまうであろう事は予測できた。 ストリッパーとしてお金を稼ごうにも、自分の身体は若さの面でも劣る。
じん、と縫われた大腿が熱をもったように疼いた。 身体を起こし、自らの身体を見下ろし、また力無く横たわった。 これほどあちこちに傷跡があれば、例え間に合ったとしてステージには立たせてもらえないだろう。]
(186) 2014/01/19(Sun) 15時頃
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[去って行った酔っぱらいとの短い会話から、関係性が垣間見える。恐らく酔っぱらいの方が「客」なのだろう。>>182
>>183こちらへ向き直った男は、口調こそ丁寧だが壁のあるようにも聞こえる。けれども、応えてくれそうな様子にそんなことは気にせず距離を縮めると、わざと屈託なく見える笑みを浮かべて。]
うん。最近この街に来たんだ。 お使い頼まれてて、店を探してるんだけど。
お兄さんこの辺詳しい人? ここからこのパン屋までどうやって行くか、知ってる?
[握っていた手書きの地図を見せ、ここ、と指差す。赤で丸がついている横に、ガレッド・デ・ロワの文字が書かれていた。]
(187) 2014/01/19(Sun) 15時頃
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毎度。
[女は笑みを深めて台座に乗せられた紙幣を仕舞い込む。 数刻の時間をどう過ごそうか思案していれば、丁度上客がやってきて、その悩みは一気に解決した。女雀士はこの場所では珍しくない。だが、"そこそこ"に見目が良く、口の利き方を知っている女雀士はこの辺りでは、この女ジェニファーを覗けば多くはない。先程からカウンターの奥でジェニファーをしたり顔で観察している店主"墓場の雀鬼"と呼び声高い麻雀(マーチェ)と、それ以外には西の方で荒稼ぎをしているという東洋の美人雀士くらいのものであろう。 華やかな打ち手と対局したい、そんな輩はジェニファーにとっては上客だ。
「いやぁ噂通り。お強い」
そんな猫なで声を出されれば]
時の運が向いただけですわ。 あと一手、揃うのが遅かったら点棒も流れもお方様に吸われていたでしょうから。
[相手に媚を売ることも忘れない。
「どうだい?これから一杯」
例え見え見えの下心に気づいていたとしても素知らぬ振りを決め込んで]
(188) 2014/01/19(Sun) 15時頃
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やめておきます。 今日はまだこの勝負の余韻に浸って居たいので。
[そ、と瞳を伏せると、ほう、と相手が息を吐くのが聞こえる。心の裏側でこの狸親父が毒づきながら、やんわりと手を重ねる。そうして、また来るよと上機嫌の客がドアを潜るのを見届けてから、ジェニファーは、舌打ちして大きくため息を着くのだ]
嫌味なヤツ。 香水の趣味も悪いし。
[店の中に店主と自分だけになれば、そんな言葉も零れてくる。
「これ、金払いのいい客なんだから大事におし」
と丸めた古新聞でぽこりと自分を叩くマーチェにも]
………ちゃんと最後まで猫被ったじゃない。 マー婆の面子保ったでしょ?
[口を尖らせて年相応の振る舞いに戻るのだ]
(189) 2014/01/19(Sun) 15時頃
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さて。 今日はもうこれ以上お仕事したくないし。 飲みにでも行こうかな。
[ぐっと伸びをして、束ねていた髪の毛を解く。扇状に広がった髪を撫でつけると薄いジャケットを身に着けて立ち上がった]
じゃーね、ばーちゃん。 また明日。
[片手でひらひらを手を振るとジェニファーは地上へと上がって行った]
(190) 2014/01/19(Sun) 15時頃
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(…… 死ねたら良かったのかも。)
[この先、どうやって生きていけばいいのだろう。 先が見えず、静かにそう口にした。]
(191) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 15時半頃
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/* ジリヤさん、丁度すれ違えそうですね、どうしたものか。
(-59) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 15時半頃
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[>>187向けられた笑みは、裏通りではあまり見られないもの。 それが彼の本来のものか、はたまた術として身につけたものか。 些細な疑問は、地図を示す指先を辿る内に消える]
あぁ、わかりますよ。
[赤で囲われた店とその名前には、覚えがあった。 職場からは離れているものの、時折向かう医院には近い為気が向けばパンを幾つか買う事もあった。 至って普通のパンが並んでいたが、隠れるように並べてあった前衛的な品を見た時の衝撃は、まだ覚えている。
それはともかく。自らの指を地図に乗せて、一つの路地を指した]
今いるのがここです。 ここから細い道を使って向かうのが一番の近道ですが、入り組んでいるので迷いやすいでしょう。 少し遠回りにはなりますが、この大通りを伝って行くのが確実でしょうか。
(192) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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[簡単ながらもなるべく丁寧に途中までの道筋、見える建物の特徴などを伝える。 これなら辿りつけるだろうか。 そう思ったところで不意に一つの疑問が浮かび、地図から青年へと視線を移す]
…パン屋からの帰り道は、分かりそうですか?
(193) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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望み通り、すぐ済ませたぞ 金置いて帰れ
[腕が上げられる!と大喜びの作業員に対してこの態度。 患者が来たときと帰るときで目つきからして違うのは、少なくとももうしばらくの間は、彼の四十肩の調子が良いだろうことの証でもある。
経穴から抜いた鍼をトレイに片付けながら犬でも追い払うように手を振った]
またどこか悪くなったら来い
(194) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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─ 墓場付近→路地 ─
[>>122薬を買う、 と言っても、ホレーショーの場合はヤバい薬ではない]
『もう少し、いい恰好をしたらいいのに』
[慈善病院に寄って帰ろう、と予定を立てると、今朝家を出る時の目を細めた笑みを思い出した。 一緒に暮らすキャサリンだ]
『ここにも、穴が開いているわ』
[ホレーショーの汚れたジャケットの袖を摘まんで笑った]
『帰って来たら、縫ってあげるわね』
[頬にキスされたら、かすかに花の匂いがした。 キャシィは、香水は持っていなかったはずだけど]
(195) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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/* や!まて!ジリヤは路上にいるんじゃない!ミナカタのところにいる!!あぶね!!!
(-60) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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客……まぁ、客なのかねー。
[いいカモにされている気がしなくもない。 時折頼んでもいない情報を聞かされるが、 あれの代金も自動加算されているんだろうか。]
次のファイト、楽しみにしてる。
[定期的に行われるそれにいつ出るかは聞かなかったが、 縁があれば見る事は叶うだろう。 去る背にひらりと手を振って、また気ままな散歩に戻る。]
(196) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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―路上―
[雀荘内も煙草の煙が充満していて決していい環境ではないけれど、地下から地上に上がって行けば、地上は地上で環境が悪い。娼館やバー、などが近接しているせいもあり色情と打算、それに男たちの欲望が渦巻いている。]
[路上では隙のある所を見せてはいけない。女であればそれでいいという輩も多い上に、良からぬ事に巻き込まれる種もそこらじゅうに転がっているのだ。なるべく人の陰に隠れて目立たぬようにしながら、バーへ向かう道を進んでいてもあちらこちらから声を掛けられる。それらを無視して、ただただカツカツと靴音を鳴らしながら道の端を歩いた]
(197) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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[>>192口調通り丁寧に教えてくれる。 近道らしい細い道に興味を惹かれたが今はお使いの途中なので、また暇な時に歩いてみようか。 まさか今から行くパン屋の衝撃を思い出してるとは知らずに、地図を一緒に覗き込んだ。]
そっか、今ここなんだね。 じゃあ教えてもらった大通り通って行こうかな。
お兄さん、ありがと!
[道筋から、目印になりそうな建物まで説明してくれる。聞き漏らさないように耳を傾け、うんうんと頷き。 これなら行けそうだと喜んだところで、男の指が止まったのに顔を上げた。>>193]
えーと……た、たぶん。 僕ここからきたんだけど、このレストラン。 帰り道、迷いやすい感じかな?
[帰り道を迷わない自信は、正直ない。 この寒空の下で荷物抱えて迷子はやだなぁと思いながら、今度はレストラン『ボーノ』を指差した。]
(198) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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― パン屋 「ガレット・デ・ロワ」―
クリスマス用。 ふうん。
[目前に迫ったイベントのことを忘れていました。 表通りに赴く機会でもあったなら街の装いも華やかに、 もっと違った感慨を抱けたのかも知れませんが。]
へぇ。ケヴィンの兄さんも、イベントごとなんか意識したりするんだ。書き入れ時だからかしらねぇ? ……ふふ。 [それよりも、華やかとは遠いこの人が、 何を思って菓子パンなど拵えようと思ったのか、とか。 体格の良い男ひとり、似合わないウサギ形など整えている姿を想像すると、可笑しいやら微笑ましいやら、つい笑みが漏れてしまったのでした。]
(199) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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うーん…。
[売れ残ってしまっては可哀想だからと、 トングで掴もうとすると、むに、っとチョコが出てきました。 どうにか拾い上げようにも、これはなかなか難しそうです。 崩してしまうのも悲しいから、うさぎ?は後からケヴィンに取ってもらうことにしました。]
もう少しチョコを硬めに作って、量を減らせば、 少なくとも口からどろりは解消されるんじゃないかしらね。 問題は見た目だけだろうし。
(200) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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帰れって、相変わらずねぇ。 あたしはいいけど、眉間の皺取らないと、 折角のお客サン、女子供は逃げちゃうよ。
[そっけない物言いには、瞳を細めて。 頼まれものを幾つか、トレーに拾い上げてゆく。 ベーグルを三つ。それと、クロワッサンにバゲットを二つずつ。]
マフィンは…… ああ、もう売れちゃったのか。 姐さんたちに頼まれてたのは三つなんだけど、 これから追加の予定、ある?
[振り返り、パンを乗せたトレーを一先ず、店主へ。]
(201) 2014/01/19(Sun) 15時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 16時頃
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[掃除、洗濯、食事の支度。 ちらりほらりとやって来る診療所の患者と、思い出したように訪れる鍼灸医院の患者と]
[先代が遺していったものを維持する生活は、それなりに負担ではある。 医院を閉じて改装し、裏の稼業だけに専念すればいいと大家も促したし、医者の真似事をやめて売人になってしまえばもっと楽だろう。
それでも、「ロン先生の後釜」に居座っている事に、些細な意味を見いだしてもいる。 賢い選択ではないとしても、要領よく立ち回ればこなせないほどでもなかった]
(202) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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[しばらくの後。 器の載ったトレイと金属製の籠を手に地下室へ降りた。 歩くたびカチャカチャとなる音を抑えながら扉を開けて、黄ばんだカーテンの向こう、ベッドに意識を向ける]
[起きていないようならそのままにするつもりで、 地下室の隅に据えられた滅菌器の蓋を開けた]
(203) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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>>202 先生にはRP面でも、PCとしても世話になってるなあ。
(-61) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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─ 路上 ─
[ちらと、太陽の位置を見る。 思ったより早く片付いたから、病院が閉まるまで、まだ時間があるか。 久しぶりに懐が温まった事だし、一杯だけ飲んで行こうか。 ここからだと、「アンダー」が近い。
……用心棒をクビになってから、顔を出しにくかったけど、 さすがに「ゴールディ」で飲めるほどの持ち合わせはない。 こちらはちょっと陽が高いが]
まあ、頼んだら開けてくれるだろう。
[ジャケットの襟を合わせ直し、 歩き始める]
(204) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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>>204 あれこれ修正しつつ書いてたら、 文章を並べる順が酷い。
(-62) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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[>>198礼を述べる姿も、最初に向けて来た笑みを思い出させる。 そして自信なさげに示されたレストランを見れば、あぁ、と僅かに安堵が滲んだ声を漏らした]
そこなら恐らく、大丈夫でしょう。 パン屋からこの道を突き当りまで真っ直ぐ、そこを左に行けば見える筈ですから。
[地図の上でパン屋から指を滑らせ、順路を辿ってみせる。 レストランから来たお遣いという事は、彼はこの店の従業員か何かだろうか。 浮いた話がある訳でも無い男がレストランに行く事なんて、滅多にない]
では、自分はこれで。 帰り道は、誰かにぶつからないように気をつけてくださいね。
[最後に付け足したのは嫌味だとかそういった感情は無く、ただ単純な心配。 ぶつかったのが自分だったからよかっただろうが、もし向きあっていた客に、もしくはちょっとアレな筋の者達だったら、パン屋に向かう以前の話になっていたかもしれない。
そんな言葉は胸中で留め、青年が向かおうとすればその背を見送るだろう**]
(205) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 16時頃
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―― マーケット ――
[馴染みの売り子と会話を交わしながら、今朝絞めたばかりだという鶏を買う。 この周囲は常に人が多いから、その喧騒に隠れるように、鶏の代金にしては多めのコインを売り子の手に落とす。
「そうそう。実はね――」
いつものように小声で伝えられる噂と嘘にまみれたそれに頷きながら、そろそろ鶏売りは盛況だろうというと、ここで儲けなきゃ干上がってしまうと笑われた。 そんな会話を交わしながら、目的の材料はとりあえず手に入れて、こんなものかと帰ろうとしたときだった。
「「鯨肉」はいらないかい」
声をかけられて振り返る。しわくちゃの顔の老婆が道端に座りこんでいた。 ちらりと後ろへ視線と意識を向けて、声が聞こえる位置に誰もいないことを確認してから、見下ろして唇をつりあげた。]
(206) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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……久しぶりだなばあさん。前に会ったのはいつだったか。 相変わらず死にそうになってるが、元気だったかい。
[老婆は生意気を言うでないよ、ともう歯の少ない口でフアフアと笑う。 痩せこけた体は男の記憶の限り変わらない。 本当にいくつなんだ、と思いながらコートの裾で隠しつつ彼女の前にコインを落とす。 それは先ほどの鶏売りに掴ませた情報量の十倍はあった。
「鯨」はこの国ではまず手に入らないもの。 つまり、それだけ特別な情報だ。]
(207) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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[見ただけで相場の何倍でもあることが明白だからなのか、代金を確かめず老婆は懐にしまう。
「炉々(ろろ)だから特別に教えてあげよう」
死んだ母親と僅かな人しか知らない幼名を呼ばれるが、母が死んだ後に育ててくれた翁の知り合いでもある老婆になら仕方がない。 子供扱いするなと言うのも言い飽きているので、大人しく彼女の続く言葉を待つ。]
「……と言うことだよ。用心おし」
ファファファ、とやはり不気味な声で笑った老婆には頷いてから、踵を返して立ち去った。*]
(208) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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/* 何に使うかわからないブラフを巻いてみた (のーぷらん)
(-63) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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[扉の奥から聞こえてくる音に女は視線をそちらへと向けた。 医師が戻ってきたらしい事を知り、身体を起こした。 姿は見えないがカーテンの向こうで何らかの作業をしているらしい。]
(あの、… )
[故郷の言葉で声をかけてしまい、気まずそうに口を噤んだ。]
(209) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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― パン屋 「ガレット・デ・ロワ」―
…何だかんだで、 節目にパンを買う住人はいるからな。
[>>199書き入れ時とのクラリッサの言葉は否定しない。 何を思って笑われたのかは、解かるような解からないような。 やや憮然とした顔には戻ってしまったが。
行事のある日にパンを売ろう、は、商売上手だった父親が根付かせた物でもあった。 今は以前ほどの流行りはないが、それでもそんな節目にパンを買う客はいる。古馴染みのように。]
(210) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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[>>200クラリッサが例のブツの前に立つのを、 黍炉や他の客がそうした時と同じように見ていた。 トングに摘まれむにぃと音でも出そうなパンには、 製作者として同情というか、何ともいえない気分にはなるが。 崩れるから取って欲しいと、請われればまた少し驚いたような顔をしながらも、他のパンより丁寧に先に包んでおいた。]
……そうか。
[彼女からのアドバイスには、 唸るように口元に手をあてて暫し考え込んだ。 真剣に考え込んでいるように見えて、 内実では何故か斜め上の発想が浮かんでは消えていくのだが、 それもまた表からではわからない。]
(211) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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……別に全員に同じ事を言うわけじゃない。
[事情を知らない相手には、むしろ何も言わない。 店主の強面に慣れない相手なら、そも店には入らない。 無言でいられる事を苦痛に感じなければ、 パン屋は温かく快適だろう。]
(212) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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[クラリッサ、あるいは一部に対して、 小言めいた事を口にするのは、 店主が気を許している相手だからこそだ。]
(-64) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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マフィンか……焼くのは昼を過ぎてからだ。 それでも良ければ、配達のついでに届けるが。
[どうする、と尋ねながら。 先のゾンビとトレーの中のパンを、 それぞれ包みながら、レジを叩くと金額はぽんと表示される**]
(213) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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[近道をしようと思えばできるけれど、それはしない。近道にイコールで結ばれている言葉が危険、だからだ。それでも娼館付近はまだ安全な方だと思える。客引きの花があちらこちらに咲いているし、ヤバい事は外ではなく、中で行われているだろうから。]
今日はお花、咲いてるかしら?
[顔見知りがいればそう声を掛けた。ジェニファーにとって今日は稼げた日つまり機嫌が良い日で。少しくらいならお喋りに興じてもいいかもしれないという思いがそうさせた]
(214) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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[医師という言葉は、この国では何という言葉はだったか。 彼女の故郷の言語は世界的にみればかなり限られた地域でしか使用されておらず、辞典なども無かった事が彼女の言語習得を難しいものにさせていた。]
(215) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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―ゴールティにて― [>>157 声をかけられた時遅れて意味に気づく。 男の均整の取れた体躯に目がいってたせいだ。
大事な話、とやらは聞かれたことには一応答えた、 見なかったことにしたかったのだが仕方が無い。 遺体は見た、何も預かってない手をつけてない、倒れた音は聴いた。 尋ねられていないことには、答えていない。
そもそもこの男が何者かも不明なのだ。 幾ら品が良さそうで理想体型だからといって、 警戒しない理由は無い、とじぃっと見やったところで、 ようやく身分を名乗られた]
(216) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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……安全保障局?
[この瞬間、 俺の中でなにかやばいことに関わってしまったという認識は、 紛れも無くやばいことに関わったしまったという認識に変わった。 ドラマや映画に出てくるいわゆる特殊機関、というやつだ]
は?警護って何するの……? なんでクリスマスまで?拒否権がないって、 そんなにやばいの?なにがやばいの?
[当然の疑問は矢継ぎ早に向かった、 むろん命とか掛かってなければ基本的には遠慮したい話だ]
(217) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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え?
[勧めには意外そうに瞬いた。 個室で客に酒を勧められることは、ないわけではないが]
いや、まだバイト中なんで……、 このままお持ち帰りしてくれるんですか?
[軽く笑顔を見せるのは、無論接客業の嗜みとして]
(-65) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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[むわりと立ち上る蒸気に眉を顰め、中の器具と持って来たものを入れ替える。 もう一度蓋をして、滅菌開始のスイッチを入れた]
ん、
[短い声がカーテンの陰からかかって>>209振り返る。 寝言というには、こちらへ向ける意志があったように思えて、食事のトレイを掴んでカーテンを引き開けた]
起きた?
[横たわる女の顔色は少し落ち着いているだろうか。 微かに笑んで薄青い瞳を覗き込む]
(218) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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― →『G3』 ―
[機嫌はそこそこ上向きなまま、寂れた道を歩く。 見慣れた町並みが左右に続けば当初の億劫さは失せて、 一度事務所に戻る気分にもなるものだ。
雑居ビルに辿りつけば、ポストの中を覗き込み。]
……まぁたかよ。
[くたびれた紙に走るなんとも読み難い文字は、 すっかり“お得意様”となっているゾーイからのものだった。 ミィが逃げたのと月に一度は舞い込む依頼の報酬は、 もっぱら彼女のおやつのおすそわけだ。
とはいえ、もともとあの灰猫に首輪などついていない。 自由気ままに街を闊歩している野良猫は、 街をぐるりと周るか数日すればひょこりと勝手に顔を出す。 だからこそ、甘すぎる報酬で引き受けるのだけれど。]
(219) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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お持ち帰り? そうか、この店はそういうのもあるのか。
ああ、いいだろう。 じゃ、持ち帰るよう、店に言うといい。
[トレイルの笑みには、涼やかな視線が返し、 さっさと帰り支度をしてこいといわんばかり]
(-66) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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[帰り道まで丁寧に教えてもらい、大丈夫そうな道筋にホッと息をつく。>>205 最後に付け加えられた一言には、純粋な心配する気持ちが滲んでいて。小さく肩を竦めて見せながら。]
へへ、気を付けまーす。
[純粋な厚意は嬉しい。だから自然と笑みも柔らかくなる。 壁から踏み込ませない固い雰囲気ではあるが、始終丁寧な様子から悪い人ではないのはわかる。年も、自分よりいくつか上くらいか。 レストランは知ってるようだが、入ったことのある様子ではないのを見て取り。コートの裾を、ちょん、と少しだけつまんで引いた。]
ね。ここの若奥さん、ミッシェルさんて言うんだけどね。 もうすぐ赤ちゃん生まれるんだって。 旦那さんのピエールさんの料理も美味しいから、良ければ今度寄ってみてよ。
僕はエリアスっていうんだ。お兄さんは?
[もし名乗るのを迷う様子が見えたなら、じゃあいいやお兄さんで、とそれ以上突っ込まずに。 もう一度、ありがと、と感謝の言葉と一緒に頭をぺこりと下げ。 手を振ると、教えてもらった大通りの方へと歩き出した。]*
(220) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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― 回想・ゴールディでの出会いにて ― >>217
――……警護の意味を知らないか? 君は何かしらに狙われるかもしれない可能性をもっているので、護衛するということだ。 クリスマスまでというのは、君のクリスマスデートを邪魔したいわけではない、というぐらいの理由にしていたほうがいい。 余計なことをきいてもロクな目に合わないぞ?
[そして、その時はすぐにでも帰り支度をするように促した]
(221) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 16時半頃
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[医師の問いかけの意味はよくわからなかったが、恐らく肯定しておいても差し支えが無いものだろうと思い、曖昧な笑みを返した。 痛い?と問われていたのであれば、全く痛みが無いというわけでも無かった。]
……
[医師の手にしたトレイに気付けば、喉を鳴らした。]
(222) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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[散歩の途中に見つければ連れていって、 そうでなければ明日にでもゆっくり探せばいい。]
あとはー……。
[やけに小奇麗な封筒が入っていた。 中には手本のような文字であれこれと社交辞令が続いた後。
『恋人と別れたいのだけれど、一向に相手が耳を貸さない。 なんとかして別れる口実を作りたい。』]
……これはセレストに流すか。
[人の色恋など微塵も興味はない。 そして、この手の依頼については自分より適任を知っている。 浮気現場を捏造したり、無意味な説得をするより余程有効だ。]
(223) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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[アパートに住む隣人はまだ真面目に仕事中だろうか。 いつ渡そうかとしばし思案顔。 アパートのポストに突っ込む手を取らないのは、 もちろん、仲介料をいただくためだ。]
(224) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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/* ラルフありがとー! しかし、一発言がだんだん長くなってしまい申し訳なく。 ぐぬぬ…発言に声乗せるように、ト書き軽くしていくよう努力しよ。テンポ大事。
(-67) 2014/01/19(Sun) 17時頃
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……いや、 基本的にお持ち帰り対象は女の子……
[従って、そんなシステムなどなかったが、 今更言える空気じゃなかった。 軽い冗談のつもりだったが、 見た目どおりこういう店には不慣れそうだ]
……ええと、 とりあえずオーナーに話つけてきます。
[流されるままに退室を。 会計は高くつくだろうが、 俺を持ち帰り希望ということにしてもらおう。 オーナーに詳しい事情など話せるはずもない]
(-68) 2014/01/19(Sun) 17時頃
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[ガシャン、と錆びた音を立ててベッド上にテーブルを出し、トレイを置く。 ぬるい水の他は、ミキサーにかけた野菜をスープでのばして温めただけの器と、ライ麦パンでポテトサラダとベーコンを挟んだもの]
うちは男一人でね。テイルの入院食みたいにはいかないよ
[手を伸ばして女の顔から酸素マスクを外し、前髪の間から額に触れる。 傷自体はどうということもない程度、と考える。跡が残るかどうかはミナカタの興味の外。
心配なのは弱っているらしい体が怪我の侵襲に耐えられるか。 熱を出すならこれからだろうが、感染を起こせば──]
手を貸そう
[引っ張るような仕草と肩につかまれ、というようなジェスチャーをして、女の上に身を屈めた。 リクライニングの機能がついた寝台はまだ買えていない]
(225) 2014/01/19(Sun) 17時頃
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[掠めた手の大きさに、瞳がわずかばかり動揺を示した。 が、それは直ぐに消えて、猫は店内に滑り込んだのです。]
[常に火の入るあたたかな場所と、焼きたてのパンの匂い。]
(-69) 2014/01/19(Sun) 17時頃
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[安堵する。 眠くなる。]
[凍りついた裏路地を駆け抜けて、迷って迷って、 たどり着いた袋小路で小さくなっていたわたしが、 初めて迎え入れられた場所、だから。 その記憶が染み付いてしまっているのでしょうか。
髪も短く纏め、キャスケットの中に入れ込んで、 今と比較すれば様々な意味で別人の18になりたての少女は、 少年に間違われるなら好都合とばかり、暖を誘う声に付いていったのでした。
それも今はもう、近いようで遠い。]
(-70) 2014/01/19(Sun) 17時頃
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ありがと。
[器用にも取って貰ったうさぎ?パンも無事にトレーに乗ったなら、 それをじっと見詰めながら、礼を一言口にします。]
奇を衒うんじゃなくて、普通に、ね。 今度何か良さそうなモデルでも本でも見つけたら、 参考までに持って来るよ。
[何やら考え込む様子には、また新しい兵器が生み出される予感を感じつつも、やんわりと釘をさしておくのでした]
(226) 2014/01/19(Sun) 17時頃
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午後…… ま、大丈夫か。 きっと姐さんたち、昼過ぎまで寝てるし。 うちの店は集団サービ… っと、「仲のよさ」が売りなのに、 パンのことで喧嘩になっても困るし、ねぇ。 追加の予定があるんなら、焼ける頃にまた来るよ。 焼きたてを届けて、それから用を済ませて…
[用事は多くはないので、 たぶん、焼けるより少し早くに店に戻ることになるでしょう。 夕刻近くになってしまうと、こちらも仕事の準備があり、 濃い香水の香りを纏ったまま、此処には来たくないのです。]
それじゃあまたね。
[提示された代金を支払って、ひら、と手を振る。 パンの香り漂う暖かな店内から、また寒空の下へ。]
(227) 2014/01/19(Sun) 17時頃
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[基本的には流されやすい性格なのである。 さっさと帰るぞみたいに促されてそういうことになってしまった。
オーナーには「客が自分を持ちかえり希望なので」 という説明をしたので男の会計にはお持ち帰り料金が上乗せされている。男の性癖はそういうことになったが、彼の外聞には犠牲になってもらった。 早退理由をこまごま説明するのは避けたかった]
……クリスマスデートの相手とかいないんですけどね。
[といったところで、仕方が無い。 余計なことを聞くな、という言葉の意味がわからないわけではない]
いや、でも護衛って、どうやって。 っていうか、むしろアンタといると目立つような気がひしひしと。
[服装は一応安っぽくしてるといえ、 身に纏う雰囲気が明らかに住人とはちがう。 どっか拉致監禁されたりするのはいやだな、とか]
(228) 2014/01/19(Sun) 17時頃
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[トレイの上に並べられた食事は、女にとっては十分な程に贅沢なものに思えた。 酸素マスクからようやく解放され、ぷはと大きく息をつく。]
……
[男は起き上がるのに手を貸してくれるらしいことをジェスチャーで把握する。]
(229) 2014/01/19(Sun) 17時頃
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ダイジョウブ…
[一人でも起き上がれると身を起こそうとするが、ある程度の高さまで上半身を持ち上がったところで力が抜けてベッドのに肘をついた。]
…ゴメンナサイ。
[結局は男の言葉に甘える事となり、肩に手をまわした。]
(230) 2014/01/19(Sun) 17時頃
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[腕にかかる軽い重みと体温に、心の底へ細波が立つ。
浮かびかけた感情の手触りを確かめる前に、意識をそこから引き剥がして息を吐く。 吐息を紛らわすよう、控えめに笑み零した]
(-71) 2014/01/19(Sun) 17時半頃
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>>228
護衛方法は、 速やかにこちらの保護施設に入ってもらうのがなによりだ。
君がそれでいいなら話は早い。
[お持ち帰りということで、ゲイのレッテルが貼られてしまったかもしれないが、仕事なのでそんなことを気にはしていない]
クリスマスデートの相手はいないか。 まぁ、保護施設に入れば、その切欠も作れないだろうな。 あきらめろ。
[おとなしくいうことをきく彼に、 ならばこの件ははやく済むとばかりに]
(231) 2014/01/19(Sun) 17時半頃
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[起き上がる女に少し首を振る]
いい。ごめんはいらない
[支えた薄い背の後ろに片手で枕を積んで、身を離した。 どうぞ、と口にしてテーブルを彼女の前に押しやる]
(232) 2014/01/19(Sun) 17時半頃
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[抗生剤(これも高い)の点滴バッグを外して、脱水と塩分の乱れを補う補液のバッグの残量を確かめた。 白衣のポケットから電話を取り出して、トレイの脇に置く。 連絡をとる相手がいるなら使え、という意図を短い単語一つに疑問符をつけて] パスポート?
[もう一つ尋ねて女を指し示した。 持っているかいないかでだいたいの対応が決まって来る]
(233) 2014/01/19(Sun) 17時半頃
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[オーナーと話をつけてきただろうトレイルに自身の名前を告げる]
君は賢いだろうから、 私のいうことをきくといい。
そう、感づいているようだが、君はあまりよろしくないものを見ている。 そして、きっと死んだ彼から、何かしらの情報を得ていると、私は思っている。
それは君を狙うものも思っている。
だから、わかるね?
[個室のソファにかけたまま、キールに実は口はついていない]
(-72) 2014/01/19(Sun) 17時半頃
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[白衣のポケットから取り出された電話を女は眺めた。 連絡を取れるような相手は誰も残ってはいなかった。]
………
[男はパスポートを持っているかと問うているのだろう。 パスポートは持っている、が、偽造されたものだ。 この街でならば、簡単に見抜かれてしまうだろう。]
(234) 2014/01/19(Sun) 17時半頃
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[パスポートが無い、と知れるとどうなってしまうのだろう。 この街に来て日の浅い女にはよくわからなかった。 何と返答するか、迷う。
顔を合わせれば見透かされてしまいそうな気がして、自然と首が下がった。]
(235) 2014/01/19(Sun) 18時頃
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― 裏通り路上 ―
[娼館が見えてくる頃、聴こえた靴音に身が竦んだ。 けれどよく聴けば、カツカツと鳴る靴も足音の軽さも女性のもの。] あぁ。 なんだ、ジェニファー姐さん。
[同性だからといって警戒を完全に解きはしないけれど、 振り返ったところで顔見知りの顔を見つけたなら、 パンの袋を抱えた腕から力を抜いて、眉を下げます。>>214]
花は――… 夜に咲く花のことなら、夕刻からだね。 みぃんな、今の時間は花弁閉じてお休み中。 姐さんは仕事帰り? おつかれさん。 [機嫌の良さそうな声の調子から、 これから仕事というわけではなさそうだと見て、挨拶を交わしました。 上品ともいえぬ表現が混ざるのは、仕方が無いところです。]
(236) 2014/01/19(Sun) 18時頃
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[迷った後に、女はゆっくりと頷いた。]
(237) 2014/01/19(Sun) 18時頃
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[女は黙り込む。 沈黙の意味するところがなんであれ、辛抱強く待った。 頷く仕草へ微かに眉を上げ]
(今持っています?確認したい) …君のパスポート、君の名前?
[奪ったりはしない、というように胸の前に手をあてて首を傾げた。 それからベッドの足元に置かれたビニール袋を持ち上げる。
履いていた靴や上着と一緒に、運び込まれた時に一緒に持ち込まれた、彼女のものと思しき鞄が入っている]
(238) 2014/01/19(Sun) 18時頃
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なんだとはご挨拶ね。
[拗ねたような表情を向けては見るけれど、相手は同性でカモになりようもないのですぐに表情を戻すと会釈をひとつ>>236]
そう、休息は大事よね。 私も今日は早いけれど店仕舞よ。
[仕事帰りかと問われれば肩をすくませて言う。またまだ仕事終了には早い時間だけれど、大きくざっくりと稼げた日にはこうして早めに店仕舞する時がある]
これ以上はやめときなさいってでも言われてるのかしらね? こういう日は面倒でお金にならない客が多いのよ。
クラリッサは?お使い?
[袋を抱えているのを覗き込むようにして見ると聞いて]
……働き者ね。
[と添えた]
(239) 2014/01/19(Sun) 18時半頃
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いや、それ困る。 というか、俺ほんとうに何も知らないし、 公募展の締め切りとかあるし、 施設とか入ってる暇なんてないから。それは無理。
[下描きすらもすすんでいない状態、 聖女の法悦――そもそも題材が問題なのか、 心寄せられる題材は、けれど己が描くに向いていない]
デートの相手の切欠、ね。 ――……俺の経歴とか、調べたんでしょ。
[相手はどうやらプロらしい。 己が退学になった事情くらいは周知の上だろう、 その真偽まではわからないだろうけれど]
(240) 2014/01/19(Sun) 18時半頃
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……ジリヤ。
[名前という単語は流石に知っていたらしく名前を名乗った。 胸に手を当てて問いかける姿は信用して欲しいという意思のあらわれだろう、背徳めいた気持ちに思わず視線を外した。
持ち上げられたビニール袋には首をふる。 偽装されたパスポートは倉庫の寝床付近に隠してあった。]
(241) 2014/01/19(Sun) 18時半頃
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実際に知ってるか知らないか、 そんなことは関係ないってのはわかるけど。
[こちらは礼儀正しく座ったまま]
……というか、 俺はもしかして被害をこうむった側、 なんじゃないのか……?
[相手はやたら上から目線だが、 特に自分に落ち度はなかったように思う。 相手が死んでちょっと動揺して、 そのまま放置してしまったこと以外は]
(-73) 2014/01/19(Sun) 18時半頃
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違うのよ。 ここらで足音聴くとつい、警戒しちゃってさ。 [自分よりも年上と見える女性の表情にふっと笑みを漏らすと、 一応、会釈を返しながら言葉の意味を弁明しておきました。] 面倒な客ってのは、その通りね。 あたしもその手の客が厄介なのは知ってる。
[客の種類や欲の種類は、少し違うのかも知れないが]
機嫌は悪くなさそ。調子は上々なんだ? あんまり荒稼ぎするとまた名が売れちゃうよ。 荒事に巻き込まれないように気をつけてよ、いーくら気ィ強いったって姐さん女なんだから。
[それなりに見知り慣れた相手だから出る、軽口。 心配はしているのです、ついこの間だって向かいの娼館の女の子一人、大変な目に遭ったと聞いたから。]
(242) 2014/01/19(Sun) 18時半頃
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お遣い。向こうのパン屋だよ。
[働き者、との言葉には、少し照れたような、 困ったような複雑な表情になってしまうのです。] 艶ある美女に覗き込まれたら、どきどきしちゃうよ?
[笑って、誤魔化して]
プライベートはあんまり無いからね。 一人で居られないときは、いつでも仕事さ。 ところで、姐さんは何処に行くの?
遊び?
(243) 2014/01/19(Sun) 18時半頃
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[視線を外す様子、それを見ても感情の細かい機微を読み取るのはミナカタの苦手とするところ。 奪られたならそう言おうとするだろう、とだけ考えて袋を降ろした]
ジリヤ?わかった (あなたに今必要なのは栄養と経過観察。不便だろうけどしばらくはここで診せてください。頼れる人がいないなら、何かあれば私に言ってくれればいいから)
[どうせあまり通じないからと、ほとんどを自分の故郷の言葉で告げて。 どうぞ、ともう一度食事を勧めた。 ジリヤ。短い音を口の中で繰り返す。 少なくとも患者でいるうちだけは覚えていられるだろう]
(244) 2014/01/19(Sun) 19時頃
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>>240
君は自分の命と、公募展とどっちが大事なのかね?
[そう訊ねたのは、男は芸術とは無縁の人間だからだ。 芸術家がどれほど魂をそれに掛けるとかその情熱を知らない]
君の個人情報は保護されている。 ただし、今回に限っては、必要不可欠の部分、開示させてもらった。 とりあえず、君が我々と反する思考を持つ団体に所属などはしていないようだ。
[上からであるがそれは説得だ。 しかし、それは通じなかったのであろう。
だから、アランは、すべからく、想定内の仕事につくことになる]
(245) 2014/01/19(Sun) 19時頃
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[男に名を呼ばれ、女は頷いた。 その後に続いた言葉はこの辺りで話されている言葉とは異なるものだった。 更に聞きなれない言語に眉を寄せて目を瞬かせた。
きっと悪いようにはされないだろうと、アリガトウと言葉を返した。]
(246) 2014/01/19(Sun) 19時頃
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いいや、君は知っている。 もしくは知らされていることを知らないのかもしれない。
だが、たしかに今はそれを知ることよりも、 君をきっかけに、その情報が我々の好ましくない方面に流出することを避ける必要がある。
[キールはテーブルにあるまま、 グラスの水滴は均等に赤に張り付いている]
真実は見えなくても、今はそれがそうだと知られなければいいこともある。
[キールは白ワインだ。 だが、グラスを見ただけでは、それを白ワインと見抜くものはいないだろう。]
そうだな。君は被害者かもしれないが、 これから真実の被害者になるつもりはないだろう?
(-74) 2014/01/19(Sun) 19時頃
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[食事を前にし祈りを捧げるとパンを手に取り口をつける。 ひどく喉も渇いておりうまく嚥下する事ができず、ぬるい水で喉の奥に押し込んだ。 久々に口にした食べ物の味はとても濃く感じられ、久々に食事する事ができたという喜びや安堵感に対し、あまり美味しさを感じる事はできなかったが、]
(美味しいです。)
[故郷の言葉であったが、そう感想を述べながら食事をすすめた。]
(247) 2014/01/19(Sun) 19時頃
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そうよね。
[警戒しなければ生きていけないのがここのルールだろう。違うのよ、と言うクラリッサ>>242に短く返した]
ここいらじゃ、面倒じゃない客の方が珍しいけれど。 金にならない相手じゃ話にならないものね。
[ジェニファーが通う雀荘で些少の金を稼いだ男が、向かう先の一つにこの場所もあるのだろう。数時間後に此処を通ったなら、顔見知りの常連客の顔を見ることもあっただろう]
ん?そうね。今日は悪くなかったわ。 ………やぁね、人聞きが悪い。荒稼ぎなんてしないわよ?
[勝ち続ける事は良い事でもあり、目立つ事でもある。そうすれば名は売れるが、良い顔をしない者も多い。]
たまぁに大げさに負けて見せているから大丈夫。
(248) 2014/01/19(Sun) 19時半頃
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[ふふ、と人差し指を立てて笑う。負けて見せている時もあれば本当に負けている事もあるけれどそれは心の内に秘めて]
でも肝に銘じておくわ。荒事に巻き込まれるなんて、もう沢山だもの。
[忠告にはそう返した。お遣い、にはふぅんと頷いて]
大変ね。 向こうのパン屋。あ、聞いたことがあるかも。 行こう行こうと思ってるけど、まだ行ったことないのよね。
[でも近所ってそんなものよね、と苦笑いを浮かべる。続く言葉には]
あらお上手。 私が男だったら、お花の一輪でも買ってあげたいところだけれど。
[残念ねぇと続けて]
そう。体壊さないようにね。 私は…そうね、遊びかしら。
(249) 2014/01/19(Sun) 19時半頃
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美味しいお酒を少しだけ呑もうかなと思って。 そういう気分なのよ。
[遊び?>>243と聞かれれば機嫌良さげにそう答えた]
(250) 2014/01/19(Sun) 19時半頃
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─ バー「アンダー」 ─
マスター、居るかい?
[ノックをして、声をかける]
あー、 まだ準備中か? ……もしよければ、一杯飲ませて貰えないか?
[阿漕だったりぼったくりだったりする店も珍しくないなかで、 アンダーのマスターは優しくて情に厚い男だと思っている。 噂では、行き所のない子供を拾って居候させてやったりもしているのだとか>>167
ホレーショーが喧嘩屋を止めて、なんとかまっとうな仕事をしたい、 と思った時に、真っ先にこの酒場の用心棒を選んだのも、そんな経緯だった]
(251) 2014/01/19(Sun) 19時半頃
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[だから……、 クビになった>>204というより、正確には自分から辞めたと言う方が近いか。 ホレーショーは苦く思い出す。
その酔客は、数日前の賭博ファイトの相手だった。 つまらない因縁をつけられて、殴りかかられた。 黙って一方的に殴られていたら、客は店のグラスや酒瓶まで壊し始めた。 さすがに我慢できずに一発殴った]
……。
[あれは不味かったよなあ、 と今でも思い出すが、じゃあどうすればよかったのだろう? ホレーショーは結局、殴られることと殴ることしか能が無いのだ]
(252) 2014/01/19(Sun) 19時半頃
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[命と絵画、どちらが大事か。 ばかげている質問だ、そんな常識は知っている。 けれど命の方が大事だろうと、暗に言う男の言葉を否定したくても出来ない。
――描くために、まだ捨てられるもの、 売り渡すべきものがあった。たとえばそれこそ、 自分自身とか、プライドとか。 だから、パトロンも見つけられない]
……だから、 施設に行くのは無理だって言ってるの。
[こんなところで小銭を稼いでいる暇があるなら、 描くべきなのだ、それこそ人間並みの生活なんて手放しても]
……話それだけ?もう帰っていい?
[席を立つ、 許可があろうとなかろうと、 店を出る足取りは止めることなく]
(253) 2014/01/19(Sun) 19時半頃
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……だったら、 もうちょっと優しくしてくんない?
[とりあえず、己に自覚はないが。 大事な情報を握っている身の上らしいことは把握した]
(-75) 2014/01/19(Sun) 19時半頃
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[食事を摂る女を横目で見ながら、壁の収納で器材の整理をする]
(胃に負担かもしれないから) …無理しないで、ゆっくりどうぞ
[いつも通り、を念じながら、どこか勝手の違う感覚。 戸惑いに近い違和があった。 言葉の通じない患者は初めてだからかもしれない]
[それが幼い子供であれ、街に巣食うクズであれ、”患者”という枠の中にあればミナカタはその人間を求める。敵対するギャング同士を二つのベッドに並べたこともあった。
ジリヤに差し出すものが無償の親切に見えたとしても、偏愛に近い欲求に従っているだけ、だろう。金銭の問題は後からついてくればいい]
(254) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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……着替えはとりあえずうちのを 汚れが気になるならお湯も持って来よう
[棚からマジックテープ式の患者衣を取り出しておいて、 食事を進める女の仕草を眺めた。
がっついた所がない。概して素直な反応や、視線一つでも。 どこから来たのだろうと、浮かびかけた関心を胸の底に沈めて緩く目を細めた]
(255) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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[何故彼はこんな場所で医師をやっているのだろうとパンを咀嚼しながら女は不思議に思う。 近くに大きな病院がある事も知っている。 自分が運ばれた時の事を思い出してみれば、看護師の姿も無いようだった。
所謂闇医者というやつだろうか。]
(256) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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[頷きを以て商売上の悩みを共有した後、 稼ぎ方に調整を入れていることを聞かされて、 心から感心したような顔になってしまいました。]
はー……なるほど。 それも技術の一つってわけ。 上手い事調整してんのねぇ。
[負けた演技も商売のうち。 わたしや姐さんたちが男の上で演技をするのも同じ―― ふと、そんな思いも心に浮かびます。 ジェニファーが強いことは信じきっているから、演技ではない負けがあることには思い至らなかったのですけれど。]
本当にね。 お互い気をつけなくては。
[荒事への忠告に返った返事に、笑みを返すのです。]
(257) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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>>253
帰るのは構わない。 ただし、同行させてもらう。
[店を出るならば、それに付き添う形になる。 後ろから彼を追い、外に出れば、その手を引っ張り引き寄せた]
悪いが、従ってもらう。 いや、私が持ち帰るのだろう?
[そう聞きながら、向かう住処も、調べ済みではあった*]
(258) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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静かな店だけど、味は良いのよ。 ……静か過ぎたとしても、店主は別に怒ってるわけじゃないから。 [一応、縁のパン屋のフォローは入れておきました。 近場に足が向きにくいことは同意しつつ、彼女がもし立ち寄ることがあれば、と。]
あら、買ってくれるの?女性でも買えるよ。 恋人ごっこをしてくれる花(おんなのこ)のほうじゃなくって、普通の花だけどね。 ついでに、マーケットで買うよりずっと高いけど。
[いる? と、これも本気ではない、軽口です。]
(259) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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あぁ、お酒。 あたしはさっぱり呑んでないから――…
[甘い酒はとても好きなのですが、 生憎、余り強い方ではないため、女将に止められているのです。 「客」を取る日は強く勧められれば断れないけれども… 身体の自由が利かなかったり、朦朧としているうちに報酬払わず相手が逃げたりと、余り良い目にあわないのでした。]
と、お引止めするのもナンだよね。 折角の自由時間だもん。
[色々なことを思い出してしまったので、 はっとして振り払い、ジェニファーには別れの挨拶を。]
楽しい時間をね。
(260) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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[許可を貰ってカウンターに座る。 額の傷を指摘されれば]
ああ、仕事帰りだ。
[少々バツが悪げに答えた。 額を擦れば、パラパラと乾いた赤が落ちた]
ウィスキーのロックをダブルで。 ……今日はあの若いのは?
[顔は知っていたが、 酒はかなり儲けた時にしか飲みに来ないので、名前までは出てこなかった]
(261) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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優しく?
[真面目に、問いかけたつもりだった。 いうことのきかない相手を説き伏せ、無理矢理にでも身辺警護をする。 警護、ボディガードというのは、いわゆる一方的なものだけでは成立しない。 警護される者の協力もなにより必要なのだ。
そのために、ねじ伏せるべき会話術はもっていたはずだが、 それは予想外の返しだったため、やや躊躇った時間があった]
――……善処しよう。
[それは素直に]
(-76) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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/* ……ふむ。ペア同士で会う感じなのかな。 にゃんこはセレストとエンカしたそうだが。ふむ。
(-77) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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[差し出された病衣を受け取る。 クリーニングされた清潔な衣服。 ここに流れ着いてからろくに着るものも無く、何日も同じ服を着回していた事を思えば綺麗な衣服を身につける事ができる事はとてもありがたく思えた。 そしてようやく、ここに運ばれてきた時に身につけて居た服もハサミで切られてしまった事に思い当たる。]
…アリガトウ。
[女はそれ以外に感謝の意を伝える言葉を知らぬ。 男に対し申し訳ないと思うと同時にひどく自分を情けなく思い、病衣を受け取った顔はひどく曖昧なもの。]
(262) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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[湯に感してはしっかりと聞き取る事ができず、よくわからないままに頷いた。
緩く目を細める男の視線には気付かない。 ただ、黙々と食べた。 けれどある程度腹に入れたところで段々と胸の気持ち悪さを感じてしまい、手は止まった。 食べる事ができる時に食べるというつらい環境で生き抜く為のハングリー精神のようなものは、それなりに故郷で裕福な生活を送ってきた彼女には身についてはいなかった。]
(263) 2014/01/19(Sun) 20時頃
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[残してしまう事は失礼に値してしまう気がして、止まった手はまだスプーンを握ったままだ。]
(…どうしよう。)
[殆ど声にならぬ程に小さな声で独りごちた。]
(264) 2014/01/19(Sun) 20時半頃
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[自分の話を真正面から捉えるクラリッサ>>257に]
素直ね。
[言ってくすくすと笑う。]
そうなのよ。普段は姉さん姉さんって調子の良い奴らにこぞって睨まれちゃうのよね。 そういう時は大げさに、もう!今日はほーんと調子悪いわ! なんて癇癪起こして見せとくの。
[内緒よ、と唇に人差し指を当てる。クラリッサの素直さに微笑ましい気持ちになると同時に、もしも別の世界に生まれていたらと思いを馳せる。穏やかに、健やかに友人と語らって普通に恋をして。そんな彼女を祝福して――。そこまで考えてから首を降る。此処に存在していたからこそ出会えたのであるのだと]
この物騒さにだけは慣れないものね。 お互い気を付けましょ。
(265) 2014/01/19(Sun) 20時半頃
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ふぅん? それじゃあ今度試してみようかしら。
[味は良い>>259、とクラリッサが言うのだったらと頭の端に留めて置いて。いる?と聞かれれば]
そうねぇ。 今日はやめておこうかしら。 綺麗な高い花でも躊躇なく買ってしまえるほどの、あぶく銭でも手に入ったら買わせて貰うわ。花なんてガラじゃないけれど。
[軽口にウィンクを一つオマケして返し]
あらそうなの? じゃあ今度、時間があったら呑みましょ。
[今度がいつになるかなど分からないけれど。と胸中で付け足して 酒にどんなイメージがあるかは分からないけれど職業上いろいろあるのだろうと詮索するのはやめにする]
ありがとう、私も楽しかったわ。 偶にはお客意外と喋らないと、ね。
(266) 2014/01/19(Sun) 20時半頃
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そっちも仕事頑張って。
[ひらひらと顔の横で手を振って、数少ないこの街の顔見知りに背を向けた*]
(267) 2014/01/19(Sun) 20時半頃
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[しばし待っていれば、コトンとグラスが置かれた。 一緒に、ピスタチオとピーナツの皿も]
頼んでいないぞ。
[指摘すると、サービスだと言われた。 昔のことは気にせず、報償が入ったら来てもいいのだと。 ホレーショーは肩をすくめる。 敷居の高さを感じていることも、お見通しらしい]
(268) 2014/01/19(Sun) 20時半頃
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[金色の液体は、中の氷にとろりとまとわりつく。 口にあてれば、芳醇な香りが立ち上った]
うめぇ。
[久しぶりの味は、胃に沁みた。 一杯だけと決めて、ちびちび口に含む。 時に木の実を口に放りこめば、カリリと砕ける感触と、 木の香りが溶けあって、これまた旨い]
(269) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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[ジリヤの手が止まってしばらく経てば、どうやらそこまでらしいとわかる。 困ったような顔に見えた]
やめておいたほうがいい
[食べかけの器ごとトレイを彼女から引き離す。 視線を合わせて顔を横に振り、さらにテーブルを引いてベッドから離した]
(少し食べたら、薬を飲んでおやすみ)
[錠剤がいくつか入ったプラスチックカップを差し出し、スプーンと交換、と指差した]
(270) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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おわっ、
[足は止めなかったが、 いかんせんコンパスの違いがあった。 軽々引き寄せられたのは、不摂生のせいだろう。 とにかく、見事に捕獲された]
は?
[よくわからないが、 向かう先は己の意思どおりの寝床だった。 ならば問題はなかったが]
(271) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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―― 路地 ――
[片手に荷物、ついでにパンの包を持ち、空いた手の方でコートの襟をぎゅっと握りこむ。 冷たい風が首元から吹き込んできてとても寒い。 髪の毛に頼らず、マフラーの導入も考えようと思いながら歩いていると、路地でたたずんでいる青年>>205を見つけた。 アンダーのバーデンダーだ。 男は何か理由がないと酒を飲むに行くことはあまりないものの、一人で飲みに行けば当たり障りのない範囲で会話をしたことはある。]
なにをしてるんだ、こんなところで。 ほんとにいつ寝てるんだかわからない男だな。
[ラルフが道案内をしていたいきさつを教えてくれれば、彼が見送っていた先へ視線を向ける。そこにはもうエリアスの姿はなかったかもしれないが。]
(272) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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ああ、最近は御無沙汰しているな。 また飲みに行く。 ――連れ? ああ、プライベートで誰か出来ればな。
[「仕事」ではない連れの予定については笑って誤魔化した。 それから最近の仕事の様子はどうかとか、面白いことはあったのかとか。 不愉快に思われない程度に店の様子について尋ねてから、冷たくなった指先を握りこんで別れを告げた。*]
(273) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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って、そりゃ、 俺はもちろん帰るけど……、
[手を引かれてる、 着替える暇がなかったので黒服のままだ。 これは結構目立つんじゃないだろうか。
しかし、この男は我が家に着いた後どうする気なのか。当然人を置くようなスペースはない、いやまさか。
――そんな嫌な予感は当たることになるのだが]
(274) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 21時頃
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― パン屋 ―
ここ、だよね。
[若い男に聞いた道を辿っていけば、程なくして他のパン屋らしき店に着けた。 看板の名前も、メモと同じ。 店の横に小窓があれば、そこからちらりと中を覗き見る。 視界に入った店内には、ずらりとパンが並んだ棚が。間違いなさそうだ。]
こんにちはー?
[店の入り口を開けて中に入る。 従業員は誰か居ただろうか。]
(275) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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[女に食事をやめさせようとするその行動は少々強引にも思え、申し訳なさを覚えるとともにありがたくも思った。 飲め、と言われているらしい。 スプーンを渡し、薬の入ったプラスチックのカップを受け取った。
何の薬だろう、とカップの中の薬を眺めるがわかるはずも無く。 苦い薬が混ざっていない事を祈りつつ、口の中へ薬を入れた。]
(276) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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……、
[いかにも生真面目エリートっぽいおにーさんが、 ちょっと動揺というか、戸惑ったような間を見せる。 引かれた手をぷらぷら揺らしてやった]
おにーさん不器用?
[微苦笑浮かべる、 先ほど確信を突かれた問いかけは、 仕方ないので水に流した]
(-79) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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/* お…お姉さま (きゅん)
(-78) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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[従業員の男が居れば、その風体に一瞬きょとんとしてしまう。熊のように堂々としたその体躯と強面は、パン屋というよりマフィアと言われた方がしっくりくるというか。
入り口で呆けたまま動けずに、しばらく。 もし声を掛けられたならば、ひゃ、と小さく驚いて肩を揺らして。]
えーと、あの。 『ボーノ』から頼まれてきたんだけど。 このメモのパンって、もらえる?
[慌ててパーカーのポケットから、ごそごそと取り出したメモを渡そうとする。 メモの内容は、『ボーノ』の若奥さんが書いた買い物リスト。 レストランのパンはここのものを卸してもらってるそうで。足りなくなりそうな時はこうして昼過ぎに買いに来たりもするらしい。
今日はそのお遣いである。]
(277) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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|
……!
[口に入れて漸く手元に水が無い事に気付いたらしい。 慌てて水が入ったグラスを指差した。 口の中で錠剤が唾液で溶け出し、苦いような甘いような何とも表現しにくい味が広がってゆく。]
(278) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 21時頃
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/* おいつい、た……(遠い目
(-80) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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/* もしかして、黍炉とすれ違い損ねた!? くそうくそう…っ(ダァン
(-81) 2014/01/19(Sun) 21時半頃
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― ブラックマーケット ―
[いつものようにブラックマーケットの一角で、自分の作ったものを並べる。 この街に来てから思ったことは、得意な事がなんとか活かせてよかった、という事。そうでなくては、生きていけなかったかもしれない。 とはいっても、こうやってお手製のものを作って売るのでは、いい稼ぎにはなるはずもなく、一日一日を生活するので精一杯だ。もちろん贅沢など出来ない。 それでも、この街で生活出来るのは、ここでこの様に商い的なことが出来るおかげである。]
お買い上げありがとうございます。
[マフラーを手にした後、コインを渡す仕草を見れば、そのコインを素直に受け取りお礼を言う。 寒い日々が続くおかげか、最近はマフラーやら手袋やらの毛糸製品が売れる。 こうやって、自分の作ったものでも買ってくれる人がいるのは救いではある。
そんないい人ばかりが来るだけではないのも事実。]
(279) 2014/01/19(Sun) 21時半頃
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…っ、ふ
[慌てたような仕草に驚いたように目を瞠き、その口の中で起こっているだろう事態に気付けば、思わずと笑い声を漏らした。 滅多にしないからか、息を抜いたような音だけが響く]
(これは失礼)
[遠ざけてあったグラスをとって手渡しながら、くつと喉を鳴らした]
(280) 2014/01/19(Sun) 21時半頃
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[贔屓の店の話、美味しいお酒の話。 灰色がかった周囲の風景とは似つかわしくない、 華やかな笑い声が路地裏に広がっていたでしょう。 束の間、女同士のゆるやかな時間。]
姐さんと一緒なら、幾らか安心。 うん、機会があったら一緒に。
[酒の誘いには明るく返答。]
またお喋りも、ね。
[顔の横で手を振る仕草。 長い髪とその手とが蝶を思わせて、ふわりと笑んで見送ります。 夜の女には遠い、春。冬は長く長く続く。*]
(281) 2014/01/19(Sun) 21時半頃
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他に出来る事があれば…。
[かと言って、他に出来ることがあるわけでもなく、ここでこうして自分の出来ることを活かすしか術はなく。 どうしても女性では出来ることが限られてしまうのだ。
溜め息をつきながらも、いいお客さんに出会えることは幸運だと思うことにしている。 自分はそんな人たちに生かされているのだとも。]
いけない…、今は笑顔でいなきゃ。
[ちゃんとしたお店ではないが、接客するという部分では、他と変わりはしない。 それなのに、溜め息をつくだなんて、よくないことだと大きく首を左右に振った後は笑顔を作る。
『笑顔でいれば、きっといいことはおとずれるから』
小さい頃の記憶。両親がまだ小さかった私に言った台詞だ。 なぜかこの言葉だけは忘れられない。その言葉が、両親の形見になっているのかもしれない。]
うん、笑顔でいなくちゃ。
(282) 2014/01/19(Sun) 21時半頃
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/* 相方様ー、遅くなってごめんなさいぃぃ。 ようやっと入村しましたよー。
ずっとログは見てたけど、皆さん素敵なロルで…。 書いては消しを繰り返してただなんて…。
ドキドキするけど、楽しませていただきます。 よろしくお願いします!!
(-82) 2014/01/19(Sun) 21時半頃
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[>>220柔らかさの増した笑みにおや、と思うのも束の間。 裾を軽く引かれ告げられた言葉―所謂、客寄せの其れを聞けば思わず目を丸くしてしまう。
自分より年下に見えるこの青年は、もしかして自分よりこういう術が上手なのではないかと思える程で。 それが純粋な勧めだろうとして、むしろそう思わせられるような雰囲気についくすりと笑みが零れてしまう]
そうですか。もうすぐ会える赤子さんのお顔が、楽しみですね。 機会に恵まれれば是非。 子育ての期間に入ると、バーに立ち寄るのは難しいですかね? お祝いサービスという事で、特別にカクテルの宅配でもしましょうか。 貴方も、お酒が飲めるなら承りますよ。
[有り難く受け取りつつ、ついお返ししてしまうのは最早癖だ。 青年が酒を飲めるかどうか少し判断しづらかったが、未成年なら無闇に勧めないつもりで]
エリアスさん、ですか。僕はラルフと言います。 もしお店で会ったら、世間話の相手でもしてやって下さい。
[名乗られれば、此方も返す。 頭を下げ歩いていく姿を見送り、さてレストランへ行ける口実は何かないかと考えた*]
(283) 2014/01/19(Sun) 21時半頃
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|
不器用? 残念ながら、全般的に器用なほうだ。
[ぶらぶら揺らされた手をきちっと止め。 実際、トレイルの家につけば、その狭い場所を問答無用に整理し、玄関や窓枠に小型カメラを設置する。 そのあと、生活するための整理も速やかに行っていくことになるだろう*]
(-83) 2014/01/19(Sun) 21時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 21時半頃
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[男の反応には気付いていたが、それに反応するより前にグラスを受け取ると中の水を口に含めた。 昔から薬を飲むのは苦手だった、特に大きな錠剤となるとうまく飲み込めず喉に引っかかるような気がしていつも躊躇してしまう。
苦手な食べ物を飲み込む時の様に、ぎゅっと目を閉じてひとおもいにそれらを飲み込んだ。]
(284) 2014/01/19(Sun) 21時半頃
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─クリーニング店『ブランシュポム』─
ふぁ〜……
[ハウリン駅構内に、そのクリーニング店はあるんだ。経営するのは無口な異国の、初老に差し掛かる年齢の男性。無口な店主との職場が退屈という理由で、セレストが大きなあくびをしているわけじゃあない。 彼女があくびをしている理由は、きちんとあるんだ]
っかしいなぁ。もう元気でしょ、あいつ。何でまだいんのよ、何でふつーに居ついてるのよ。
[彼女のあくびの原因は、彼女が素に戻れる自宅のワンルームに居座る青年の存在だった。 12月初旬、思わず拾い介抱して以来、あの青年はセレストの自宅に居座り、何故か出ていこうとしないんだ! もっとも家出人の匂いは自分の少女時代を彷彿とさせるせいか、強い態度に出られない彼女にも問題があるんだけどね]
(285) 2014/01/19(Sun) 21時半頃
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― 路地 ―
[ゾーイの落書き張と白い封筒をジーンズのポケットに押し込み、 中には入らないままビルの前を後にする。
セレストのところに転がり込んできたという青年もまた 少し前から働きに出ているようで。 試しに隣家をノックしてみたが、応えはなかった。
働き先にわざわざ押しかけるような事でもない。 どちらかに会えれば渡すつもりで、そのまま路地を歩き出す。
視線は細い路地の隙間やゴミの山に向けながら。]
(286) 2014/01/19(Sun) 21時半頃
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|
(くっそ。仕事以外で男と二人とか信じられない、落ち着かない……!)
[パーソナルスペースの侵入者。そのせいで、彼女はこのところ浅い眠りを繰り返しているんだ。 追い出したいとは思えないのが、根本的な問題点だとは彼女はきっと気づいていないよ。ダメだねぇまったく]
(287) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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あ、なぁに旦那さん。ん、メール? 丁度他に配達しなきゃならないし、私行ってくるよ。
[大きなあくびのせいで目元に滲む涙を指先で拭い、ガラス扉越しに駅を歩く人達を眺めたその時、染み抜き作業の休憩をしていた店主が新しく来た集荷依頼メールに気づいた様だ。 行けるかと問いかけられれば彼女はこっくりと頷くんだ。 父親と同じ年代のせいか、店主との距離感に彼女は少しばかりの複雑さを覚えながらも、重なるその存在に見せていた快活な笑顔で応じるのが常。 例えその男が、セレストの本業を知っていてもそれは変わらない]
場所は? ロン、か。旦那さんの腕、闇医者お気に入りじゃない。
[聞かされた依頼人は、この店の常連とも言える顧客で、彼女にとってもその道のりは非常に慣れた道のりだった]
じゃ、行ってきまーす。
[受付カウンター脇のボードからミニバンのキーを指で攫い、そうして彼女はクリーニング済みの配達品が入ったコンテナを台車に乗せて、駅地下の駐車場へと向かって行ったんだ]
(288) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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/* わーいラルフから名前教えてもらったー! Σと思ったら、クシャミとも会い損ねただと…!くそう、フラグ回収力もっとおくれ。
どうしよう。セレスト可愛くて絡みたい。 けどきっと夜まで我慢。(おすわり)(まて)
(-84) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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[無事に飲み込むことができれば、大きく息を吐いた。 喉を鳴らした男の方へと顔を向けると、つられたように女もくすりと笑み、気恥ずかしがるように口に緩く握った手をあてて俯いた。
ここに来てから誰かと人らしい関わりをしたのは、随分と久しぶりなような気がした。]
(289) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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…さて、と。
[指先を冷えから守る手袋をはめ直して、再び歩き出す。 ポケットから取り出した懐中時計に視線を落とせば、長針は先程より大分進んでいた。 時間に余裕はあったし、むしろ丁度よく時間を合わせられる。
男が向かう先は、ブラックマーケット。 少し前、最近知り合った女性との、待ち合わせ場所。 というより彼女の主な活動場所が其処なので、男の方が向かうようなものか。
手中の時計を再びポケットへしまい直し、手に提げたビニール袋の擦れる音を鳴らしながら目的地へと向かった]
(290) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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[セレストが出れば、店主は不慣れな手つきでメールを返しただろう]
『了解、いつも通りうちの受付嬢を集荷に向かわせている』
[クリーニング屋の店主も、受付嬢もそちらの理由は折り合い済みである]
(-85) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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―ブラックマーケット―
[年の瀬なのにか、年の瀬だからか。 多くの人で賑わっている様子を、活気があると形容していいものかも分からない。 何かを売って収入を得ねば生きていけない者、もしくは生きる為の食料などを求めて来る者。 浮浪者もいるこの裏通りでは、此処にいられるだけまだマシなのかもしれない。
記憶を頼りに目的の店を探り歩いていれば、程なくして見えた姿>>282 数瞬少し浮かない表情のように見えたが、とにかく歩み寄る]
こんにちは、メアリーさん。
[程々に距離が詰まれば、なるべく驚かさないように声をかける。 視線が合えば、人の良い笑みを浮かべて軽く手を振った]
(291) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 22時頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
…いらっしゃい。
[クラリッサが店を出て暫くしてからだろうか。 >>275常連以外で珍しく、声をかけて入る客を目にするも、 対応は何時もの短く低い物だった。
じろとそちらを見てやると、やはりはじめて見る顔で。 初めの声は聞こえなかったのだろうか、 立ったままの様に、怪訝そうに眉を潜めて。]
おい。
[今度は先より強めに、声をかけて近づいた。 よく解からないが、入り口で立ったまま失神でもされていたら困ると、少し、近づいて。]
(292) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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(良い子だね)
[笑い含みの声は、発音に難のあるこの国の言葉を扱う時よりも遥かに柔らかく響いた。 苦い薬を飲み下した子供にするように、手を伸ばして額を撫でる]
点滴がもうすぐ終わるから針を抜こう。少し動きやすくなる 着替えは体が楽な時にでも
[同性の看護師がいれば、体を拭いて服を替えさせるにも良かっただろうが]
(293) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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……………。
[>>277小さな悲鳴に皺が寄る。 女か?と一瞬思うも様相からはやはり違うかと、 初めて見る客を品定めするように上から下まで見ていたが。]
……ああ、ボーノの新しい店員か。
[次に口から出てきた説明と、 差し出されたメモの見覚えのある文字にようやく合点がいって。]
繁盛してるようだな。
[極僅かに、口の端が上がった。 馴染みでなければ、解からない程度の些細な変化だ。]
(294) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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[メモを眺めながら、ふむ、と手を口にあて。 少しの間の後、パンの代わりにトングとトレイを持ってきて、エアリスに突きつけるように差し出した。]
……バケットは見ればわかるな。 ライ麦は棚の右側。ロールパンはそのふたつ隣にある。
解からなかったら、また聞け。
[これから店にくるのなら、 ボーノが使うパンは覚えておいた方が良いだろうと。 ようは取り分け選別は自分でやれと、無言の圧力をかけた。]
(295) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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― 路地 ―
[猫の世界でも縄張りは存在している。 その中で、灰猫のテリトリーはすっかり把握していた。
娼館近く、細く入り組んだ裏路地へと入る際に、 建物の隙間を縫うように陽光がよく当たる場所がある。
そこに捨て置かれたガラクタの頂点で、 お目当ての灰色は君臨者のごとく優雅に座っていた。]
元気そうだねぇ、女王様。
[少女がつけた名前ではなく、佇まいから想起する称で呼ぶ。 近づいても逃げる素振りは見せず、 猫は金眼をこちらへ向けたまま、なぁん、と一声あげてみせた。]
(296) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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[野良にしては汚れの少ない毛を指先で撫でる。 細められる金は、隠れて人には見えない自身のものと似た色。
お前のは綺麗な色なのになぁ。と独りごちて、 撫でさせてやっているといわんばかりに鳴らない喉に 赤い毛糸をゆるく結んだ。]
そろそろ顔、見せてやってなぁ。
[オレのところに依頼がまた来る前にさ、と。 仕上げに眉間を指先で撫でて、話しかけた。 赤い毛糸をつけたまま少女の前に猫が姿を現せば、 依頼は完了という次第。
野良猫の徘徊ルートもまたある程度定まっていて。 明後日には猫は少女の所へ行くだろう。]
(297) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 22時頃
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[――家に持ち帰られた後、 なぜか彼に自宅にお邪魔され、 部屋の整理をされまくった、他にも色々してたが、 ちょっと何をしていたのかはよくわからない。
場所をとってるのはまだ枠ついたままのキャンバスだ。 部屋は画材以外は生活必需品しかない、買う金が無い。
イーゼルと椅子をよけられて、 ベッドの隣に(というかそこしか床が無い) どうにかスペースを作ろうとしているので、薄々気づいたが。
このボディーガード、住み込む気らしい。 断ったら多分扉の前に野宿とかされる、確信的にそう思い、 NOと言えずに数日間である]
悪い人じゃないんだけど……、
[ものすごく落ち着かない]
(298) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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─鍼灸医院「ロン」までの道中─
[クリーニング店、ブランシュポムの本来の作業工場はハウリン駅から一つ先の駅を降りた街にあるんだ。 本来この街の店舗には作業場を置かない予定ではあったのだけど、この街の裏通りの状況を察したのがあの駅の店舗の店主。 ある程度の作業場を設ける、小さなクリーニング店としてオープンしたんだ。 売りは確かな職人技術の染み抜きと、店主の性格がにじみ出る、どんな依頼品にもだんまりを決め込むところ。 店主の狙いが当たったのは、セレストがミニバンを走らせる頻度の高さで察してくれるよね。
彼女は慣れたハンドル捌きで裏通りに入り、壁にもたれる浮浪者や物乞いに明け暮れる子供達はいつも通りの光景として障害物にならければいいやという気分で通り過ぎる。
と、その時。
狭い路地でゆるりと車を走らせていたセレストは、いつもと違った光景に気がついて思わず車を寄せてハザードを照らしてみたりしたんだ]
……猫探しかしら?
[ビルとワンルームアパートというグローバルなお隣さんであるその人を見つけ>>286、思わず停めた車の中で彼女は首を傾げた]
(299) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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/* 思った以上に時間かかった。エアリスの人すまん…。 嫁への返事もせねばー だなぁ。 あと黍炉の補完もどっかでしたい。 それからホレ黍炉にネタ振り…と(メモ
(-86) 2014/01/19(Sun) 22時頃
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/* エアリスじゃないわエリアスだ ごめ、なまえまちがtttt
撤回不能(
(-87) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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ヤニクとベネットがまだ来てねえのか。 大丈夫かな?
(-88) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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[通りにはカツカツと軽快な靴音が響く。先程までのつかの間の語らいが嘘だと思える光景があちらこちらに広がっているけれど、ジェニファーは敢えてみない振りをする。物乞いをする老人も、窃盗を働く子供も、助けてやることが出来ぬのなら、見て見ぬふりをするしかない。あと一歩、道が違っていたならジェニファーの姿もそこにあったかもしれぬのだから]
………まだ開いてないかしら。
[あと二つほど角を曲がれば、何度か足を運んだバーがあるはずだが。ようやっと日が沈み始めた時刻である。どこかで時間を潰そうにも見知った店舗は少なかった。]
(300) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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―回想・路地―
[青年を見送った後、懐中時計を取り出すより前。 横からの声に顔を向ければ、今度は記憶にある顔だった>>272。 一人で飲みに来てはなんてことは無い会話をしていくものの、そういえば最近は見かけなかったような]
こんにちは、黍炉さん。 少し迷子の道案内をしてました。
これでも体と頭が満足するまでは寝ていますよ? それに、長く起きられた方が一日で使える時間が増えていいじゃないですか。
[いつ寝ているのか分からないとは、よく言われる。 マスターが眠るより後に布団に入り、先に起きる事が崩れない日は無かった]
(301) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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―現在・自室にて― [椅子を片付けられてしまったので、 ベッドの上、体育座りでスケッチブックを広げている。 窓枠に背を預ける、細い路地向かいに隣のアパート、 圧迫感が、窓枠につけられたカメラのせいで倍増だ。 まったくもって集中できない。 これら環境のせいだけではなかったけれど]
……、おなかすいた。
[ぼんやり路地を見下ろして、ペン先が止まった]
(302) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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[声をかけられ、その主を確認する。>>291 以前、自分を助けてくれた相手だ。 慌てて時間を確認すれば、すでに約束の時間になっているのだと気づく。]
ラルフさん、こんにちは…! こちらがお礼をしたいと言ったのに、わざわざ来ていただいてすいません。
[そう言って頭を下げる。
今日約束していたのは、助けてもらった時のお礼をする為。 こうやって女一人でいると、絡めれることも少なくない。 それを助けてくれたのが、彼…ラルフだった。 助けてもらった時に、簡単にお礼を言うことしか出来ず、改めて今日来てもらったのだった。
お礼といっても、贅沢が出来る状況ではないので、何かを買ってプレゼントしたり、どこかに食事を―なんてことは出来ない。 自分が出来る精一杯のことで、お礼をするしかないのだけど。]
(303) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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[頭に手を伸ばされた瞬間には、反射的に身をよじるようにしたが、その手が頭に置かれ、褒めるように撫でられると男を見上げて苦笑まじりに2、3度小さく頷いた。 若く見られることは多いが、もう20代も後半を過ぎている。]
アリガトウ。
[相も変わらず馬鹿の一つ覚えのように言葉を返した。 男が点滴へと目を向けた事で、おおよその事は何と無く予想がついた。]
(304) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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あの…、以前は本当にありがとうございました。 お礼…といっても、大したことが出来るわけではないのですが、これを。
[そう言って取り出したのは、手作りのクッキーとお守り。 結局、自分が出来るのは何かを作ること。 そんなことしか出来ないのだ。
これが相手にとってお礼になるかはわからない。けれど、何もしないのはやはり申し訳ない。 そう思い考えたのが、手作りのものを贈るということ。
せめて迷惑にならなければいい。 そう思いながら、されらを差し出した。]
(305) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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[それにしても、猫は天然の毛皮が羨ましい。 この寒空の下でも陽に当たった毛並みは温かった。
もう少し冷えた指先を暖めてもらおうとしたのだが、 それはやはり嫌だったのか。 灰猫はすっと立ち上がると路地奥へと駆けて行ってしまった。
肩を竦めたところで、後ろで車が止まる音がする>>299。 振り向けば見覚えのあるミニバンがハザートをつけていた。]
よー、セレスト。配達中? ちょうどよかった。仕事しねぇ?
[両手をポケットに戻してミニバンの運転席へと近づく。]
(306) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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─回想>>112─
[眠りこける推定家出人に、私は出来るだけ早く駆け寄った]
大丈夫? 意識ある!?
[眠りに崩れるその身体の傍らに膝をつき、地面に倒れない様に抱き留める様に両腕を伸ばしてそれを阻んだ]
って、もう落ちてるか。
[さぁて、どうしよう。瞑目している顔立ちは綺麗で、見ようによっては女の子にも見える。けれど支えた両腕で感じる身体付きは、間違いなく男のそれだ。
わずかに途方に暮れながら、幸いにして住宅のある通り。通りかかった誰かの手を借りて、取り合えず我が家へと運ぶ事にした。
彼が落ちる寸前、唇が何かの音を形どる事を確かに目で捉えていて。
何故かそれに興味を惹かれていた事を、きっと今の私は忘れているだろう──*]
(-89) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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またご来店して貰える夜を、楽しみにしていますよ。 お仕事でもなんでも、今度はお連れ様も一緒に如何ですか?
[この時期に恋人が云々と不用意に訊きすぎると、気分を害されてしまう事が多い。 当たり障りないように、そんな事を問えば返ってきた返事と笑み>>273に小さく笑む]
――あぁ、今度サイドメニューに新しいものを取り入れようかと、マスターと相談していて。 近いうちにご来店して貰えれば、何かリクエストが採用出来るかもしれませんよ。
[最近の様子や出来事について問われれば、幾つかの他愛ない話をしてから、最後に添える。 何時もの癖も有りながら、お客の要望を聞きたいのも事実。 そしてその場を去る背を見送ってから、男は時間を確認した*]
(307) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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/* ここでいつも通りのト書きを落として思う。
僕失敗してるやん……orz
この何様視点ト書き、多分作業量地味に増してるやん。やったらあかんヤツやったやん……oh
(-90) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 22時半頃
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―― 茶茶 ――
[扉の前までやってきて、温かい室内まで後少し――とは思ったが甘かったらしい。 扉の前に佇んでいる人影は、茶を買いに来た人間ではないだろう。]
なんだ。依頼か?
[「娘の居場所を教えて欲しい」と依頼人は訴える。 違う国からの人物だろう、この国とは異なるアクセントに眼を細める。]
金を払ってもらえるならな。当然前払いだ。 金額は――そうだな、これぐらい。
[指で示して見せれば、依頼人の顔はひきつった。 娘の名前すら聞いていないので少々上乗せはしているが、娘のためならこれぐらいは払っていただこう。]
(308) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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[暗がりを縫って走り、細い路地を抜け、 手近に見えた小さな木の門を押し開いて中へ滑り込む。 壁に背を付けたところで、膝が折れた。
ずるりと体が落ち、視界が下がっていく。 頭を振り、立ち上がろうとして、途中で止めた。 さすがに奴らもこんなところまでは追ってこないだろう。
そう信じたかった。] .
(309) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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[「今すぐ全部は払えないが、必ず」と呟く依頼人に、話にならないと首を横に振る。]
生憎とローンは受け付けてないんでね。 形のない商品を扱うんだ、当然だろう? 俺なんかより探偵の方が真摯に捜索してくれるだろうよ。
……で、邪魔だからそこどいてもらっていいか。
[考えたふりをしながら、こういう時はいつも使う誘導だ。 クシャミへ依頼がいけば、彼は仕事を受けるだろう。 そうして黍炉へと情報をもらいに来る、というわけだ。
依頼人、元依頼人に動くように告げて、ようやく暖かい部屋の中へと戻った。*]
(310) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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[揺れて眩む視界で、自分の居場所を確認する。 改めて見れば、周囲にあるのは墓だった。 偶然の悪意を感じて神と悪魔に毒づき、 もうひとつの皮肉に思い至って、目を瞬かせる。 ややあって、口元に薄く苦笑が浮かんだ。
この町を嫌って出ていったというのに、 結局逃げてたどり着いたのは、生まれ育った町。 しかも、無我夢中で入り込んだのは、 かつて、良く遊び場にしていた教会ときた。]
(311) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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[速やかに、防御体制を整えていく。 部屋に訪れるものがあれば、その情報は速やかに携帯端末に伝えられるように。
狭い部屋でも、休むことは大事だ。 一日最低4時間の睡眠は義務づけられているため、休める時には休みながら、彼の護衛に励んでいく]
わかった。食事を用意しよう。>>302
[それが数日後には、なんだか家政婦もどきになっていることにはまだ気づいていない]
(312) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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[ここにいたあいつは生きているだろうか。 まだこの町にいるのだろうか。
いや、もういないだろう。 ずっとこの町にいるのは間抜けか偏屈な奴だけだ。
あいつは、頭が良かった。 もう、こんな町からは出て行っているだろう。
取り留めない思考のうちに瞼が落ちる。 やがて、懐手で壁際に座り込んだ姿勢のまま動かなくなった。]
― 教会の墓地 ―
(313) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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う、うん。 今日もお昼はちょっと忙しかったよ。
[>>294眉間に皺を寄せた強面は、はっきり言って怖い。 中に入ってあたふたと入り口を閉めた。極僅かに上がった男の口元に気づく余裕などあるはずもなく。 けれど、ふとメモを受け取る大きな手に気づいて、じっと見つめた。]
(……あ。パン屋さんの手だ。)
[近づけばふわりと漂う粉の匂い、荒事ではなく食べ物を作ることに慣れた手だ。男が正真正銘パン屋なのだとわかり、ホッと胸を撫で下ろす。
しばらくの沈黙。そして、突きつけられたトングとトレイを、慌てて受け取った。>>295]
え。うん。 わかった、これに取ればいいんだね。
[要するに、自分で取れということだろう。 バケットは勿論わかる。他のパンはと指された棚を見ながら、店内をぐるりと周回することにした。]
(314) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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/* >>310 借金が減らない思ったら裏工作されてた、だと…ww
(-91) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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/* セレストはエリアスとの邂逅を妨害してすまぬ…。 渡したらすぐに消えるから!
オレも黍炉に会いたいしにゃぁ。
(-92) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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― 少し後・鍼灸医院「ロン」 ―
[外は陽が沈み始めていた。 返信されたメールを確かめる。 クリーニング屋の集配に合わせて、袋に詰めたシーツやタオル類を裏口近くに置いた。 依頼してあった分の袋と、もう一つはジリヤが着ていた衣服。
手当てを急ぐために切ってしまった下衣はともかく、上半身にあたる部分は泥や汚れがついていたくらいで、洗えばまだ着られそうだった]
(315) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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/* 眠気でクシャミまだだと勘違いしていて今泣きたい、土下座したい。
書くんだおれぉぉ
(-93) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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んーと、まずバケットが2つ、と。
[バケット、ライ麦の丸パン、それとロールパンと白パンをいくつか。メモと照らし合わせながら、トレイに乗せていく。 右側の棚を隅まで見ていけば、高い棚の端で当然そこにある不思議な物体が目に入った。>>10]
(…………お化け?)
[うさぎ、という原型すらすっ飛ばしてそんな感想を。 形はどうあれ、溢れそうなくらいチョコがたっぷり入ってるなら、美味しそうではあるか。甘いものは好きな方だ。 形は食べてしまえばなんとかなるだろう。こういったところは非常に大雑把だったりする。
お遣いとは別に、自分用に買って行こうか。 トングで取ろうとしたが、ぐに、と中身がはみ出る感触に焦って手を引っ込めた。]
えーと、お兄さん? トレイもう一個借りていいかな。
[ひとまず頼まれたパンをレジ横に置き。新しいトレイに慎重にお化けパンを乗せると、もう一度レジへ向かった。 別で会計してもらうつもりである。]
(316) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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/* 父親から娘探しのご依頼。 機会があったら拾うとしよう。
……ロクな結果にならないと思うけども、ねぇ。
(-94) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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[着替えを済ませたジリヤの元へは、ペンと一枚の紙を持って戻る]
ジリヤ?いいか
[反応を待ってカーテンを開き、紙──周辺の簡易地図を見せた]
俺はこの後、少し出て来る。そと、OK? 今いるのはここ
[医院のある位置にペンでぐるりと印をつけ、「HERE」と書く。 ロン、と言って足元を指差した。 地図に更に「rong」と書き加え、携帯電話の番号を記す]
何かあったらかけてくれ 遠くはないから大丈夫
(317) 2014/01/19(Sun) 22時半頃
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/* お化けパンならぬうさぎ?パン大人気……!www
やったね兄さん大繁盛だね!
(-95) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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[>>306お隣さんが近づいてくれば、彼女はすかさず運転席の窓を開けるんだ]
はぁい、クー。お察しの通り配達中。 仕事、ね。受けてもいいわ。それでアンタの懐が潤うなら、ね。
[それなりに世話になっている隣人に挨拶をしながら、振られた仕事の話にはすぐに頷きを返してみる。 彼の借金問題は理解していないが、何かしら懐が淋しいという事くらい、それなりの付き合いの長さでセレストは察していたからね]
(318) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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― 娼館「Mi_mignon」―
[ジェニファーと別れると、娼館は目と鼻の先。 届けたパンの袋は、直ぐに空になってしまいました。 小銭を置いていったとはいえ、朝、わたしに注文を付けなかった姐さんまでちゃっかりと持ってゆくのには困ったものです。 こんな事なら、もっと多めに買っておけばよかった。嘆息するも後の祭り。]
ごめんね、姐さん。 夕刻までにはまた、買ってくるって。 さっきは売り切れてたマフィンの件だって、あるし。
[ありつけなかった姐さんが直接買いに行くと騒ぐのには、また買ってくるからと宥めて、再びわたしは仕事場を出ます。 日課となっている所用を済ませにゆくつもりでした。]
(319) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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/* でていく、だと>>317
く、私がもたもたしているからorz
(-96) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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/* と思ったら裏口にあったよ、ほんと見落とし酷い……
(-97) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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/* おいうさゾンビが売れてゆくぞ不思議なことに(
(-98) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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─ バー「アンダー」 ─
[過剰なサービスは求めない。 静かな音楽と、酒の味を楽しんで。 あまり話し好きな方でもないから、 マスターも特に話しかけてこない]
……。
[明るい内に帰らないと、キャサリンがジャケットを縫うのは大変だろうという思いと、 せっかく大金を手にしたのだから、少しハメを外したいという思いで、 ぼんやりと物思いにふけって]
(320) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 23時頃
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セレストのト書きが好き。
(-99) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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― 港・造船所 ―
いつもの人、居る?
[ミミから北へ路地を行けば、急に開けた場所に出ます。 穏やかな波が打ち寄せる港、そうであればよいのですが、実際は裏通りの缶やら酒瓶やらが狭い港の入り口に集積されゴミ収集の仕事人が頭を悩ませる、そんな小さな港。 それでも荷を積んだ船の出入りはありますし、遠くに視線を移したなら、灰色の海は青に変わり、空の色を映すでしょうか。
高く響く木槌の音。 指示を出す船大工たちの大きな声を遠く聞きながら、 港の入り口に立っている監視員の小屋入り口にチップを置きました。]
呼んでくれない?
[手招きをされたけれど、首を振る。 開けた場所とはいえ、相手が比較的真っ当な職人とはいえ、 男の輪に必要以上に近づく事はせずに。]
(321) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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―路上→バー「アンダー」―
考えるの面倒だし。
[そう呟いて歩みを止めずにバーへと向かう。ぼーっと立っていたりしたらそれこそ荒事に巻き込まれかねない。一つ目の角を曲がると街並みの景色が変わって行くが。気にも留めず足早に駆け抜けて二つ目の角を曲がる。]
[しばらく歩いてバー「アンダー」の付近までくると足を止めた]
さすがに開いてないかしら、ね。
[そうは言うが物は試し、と扉の前にかかる"close"の文字を確認していながら、コンコンとドアをノックした]
(322) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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精が出るなぁ。
[運転席側の窓が開き、快活さの溢れる顔が覗く。 以前居候のおかげで寝不足と言っていたが、 その元凶を追い出していない時点で同情する考えはない。]
詳細はこれなー、ありきたりなやつだけど。 連絡先も中に書いてあっから。
[承諾を聞けば、封筒>>223を指で挟んで運転手へ差し出す。 セレストの言葉はこちらの懐事情を透かし見られているようで なんとも複雑な気分ではあるが>>318。 横流しの依頼を受けてくれるのはありがたい。]
仲介料はいつもの感じで頼むわ。
[必要経費を差っ引いた後の何割か。 そのあたりはセレストが割いた労力によるもので、 依頼が終了した後に話し合う事になるのが常だった。]
(323) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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/* >くらりん すっごいタイミングでメモすれ違ったww
こちらこそありがとでした!飲み誘いに行きたいし、 花(おんなのこ)買いたかったよ!()
(-100) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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いいえ、いいんですよ。 僕は昼間は特に用事もありませんし。
[>>303頭を下げられれば首を横に振りつつ上げる事を促す。
そもそものキッカケは、ついこの間だったか。 店の諸用で此処へやってきた男がこの場所で目にしたのは、酔っ払いの男が彼女に絡んでいる様。 酔った男の扱い程面倒なものはない。その対象が女性で、且つ上手くあしらう術を持っていないように見えて。 バーで客をそっと帰らせるように、やんわりとお引き取り願った。
まぁ正直、悪酔いした者の相手というのは至極面倒くさい。 物理的な意味で強制的にお帰り頂く事も出来なくはなかったが、彼女の生きる場所であろう其処で騒ぎを荒立てるのは無粋だっただろう。
別段見返りを求めた故では無い、唯目に付いたから。 それでも彼女にとっては大変助かったようで。 お礼がしたいと言われ、こうして改めて会う約束をしていた]
(324) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
そうか。
[>>314説明には短く返し、頷いた。 主だったパンの注文具合を見る限り、説明と同様の事が伺える。 卸先が繁盛するのは良いことだ、その分こちらの卸値も増える。
見てくれのせいで怯えられているのは、 何時もの事なので何となくわかったが、 それが緩和された理由は解からないまま、 まだ若いだろう男に鷹揚に返して、一度レジ方へと離れた。
その間、うさゾンビの前で足を止められているとは思いも―― いや、その時は頭になかった。]
(325) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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……ん。
[あと一口で終わり、というところで、 扉が音をたてた>>322 まだ準備中のはずだ。 3日ほどとはいえ従業員だった自分と違って、 スタッフも出社していないのに、 客はさすがに入れないだろう……]
……でも今日は、寒いわな。
[ほんの気まぐれ。 ジャケットに忍び込む、意地の悪い北風を思い出して、 咄嗟に]
マスター、入れてやってもいいかい? 知り合いなんだ。俺の顔に免じて。
[そんな出まかせを。 ……ま、これから知り合いになれば嘘じゃねえよな?]
(326) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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ああ、構わない。
[>>316先にトレイに持ってきたパンを包んで紙袋に入れながら、 もう一つ出されたトレイに乗っていた物に、少し目を丸くした。
確かにたっぷりクリームは入っているから、味は良い。 とはいえ、売れ残る気満々だったうさゾンビ。 だが何故だか今日は、よく売れるうさゾンビ。 珍しい事もあるものだと思いながら、 それも丁寧に包んで、別に小さな袋に入れ乗せた。]
毎度あり。
(327) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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/* ケヴィンさん、ここにも!ここにもうさゾンビ欲しかった人がいるよ!!!
これさくっと入っていいのかしらん? 相方がかっこいいよぉおおおおとゴロゴロしてればいい??
(-101) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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働かないと食えないからねぇ。はい、確かに預かりましたー。
[クシャミの言葉>>323に彼女はそう頷きながら、確かに差し出された封筒を受け取る。 その瞬間、また生あくびが出たのできっとその理由を車の傍にいた探偵はすぐに察してくれるんだろう]
ふわぁ。……ん、仲介料の件も了解。終わったらまた連絡するわ。
[金銭的な話を慣れのままに終わらせ、それから少しばかり他愛のない会話をしてから、彼女は探偵と別れて車を目的地へと向かわせたんだ]
(328) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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/* >>327 もういっそ、「そういうもの」として売ったらいいと思うのよ(真顔)
(-102) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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/* それはそうと、 この村、寝てなかったり眠い人多いのね…!!
不思議な偶然。 ねむいは伝染する。
(-103) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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[点滴を抜くと、男は女に着替えるよう指示し部屋を出て行った。 ゆっくりと床に降りれば、傷はそこまで痛む事は無かった。 縫合された大腿には包帯が巻かれており、どれくらいの傷になったのかは正確にはわからなかったが、それなりに大きい傷のように思えた。
上半身の服を脱ぐ。 幾つもの皮下出血があり、白い肌は所々が青くなっていた。]
(329) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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[それはともかく。 差し出されたクッキーとお守りを見れば、目を瞬かせた>>305]
…これを、自分にですか?
[それ以外誰がいるというのか。 分かってはいながらも、つい問いかけてしまった。
見るからに市販品では無いし、人の手のぬくもりが見られる。 そういえば彼女の商品は全て手作りに見えて、随分と器用な人だなと純粋に感心しながら品を受け取る]
有難うございます。 貴女がこれ等を作るにかけた時間と労力を思えば、大したものではないなんて考えられませんよ。 嬉しく思います、頂きますね。
[笑みと共に礼を述べ、改めて贈られた品を見る]
これ、何のクッキーなんですか? お守りも、これは何を願えるのでしょうか。
(330) 2014/01/19(Sun) 23時頃
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ありがとー。 これ、なんて言うパンなの?
[>>327太い指が、意外と器用に丁寧に動くのはなんだか面白い。慣れた手つきで包んでくれるのをしげしげと眺めながら小さな袋に入れてもらったパンについて、訊いてみた。
預かった紙幣を渡し。自分用には、ポケットに入ってたコインを置きつつ。ふと、張り紙に気づいた。>>70
クリスマスの季節か。 もうすぐくるその日を。今年はどうやって過ごすことになるだろう。 レストランは休業だと聞いている。ミサに行き、夫婦で過ごすのだと。 ――親切なお姉さんは、お仕事だろうか。]
……お兄さんは、クリスマスもお仕事?
[まだ睨まれれば少し体を固くするかもしれないが。正真正銘のパン屋だとわかれば、順応も早いのは若さの特権。 お遣いの袋を受け取りながら、人懐こい笑みを浮かべていつもの調子でそんなことを訊いてしまった。]
(331) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[戻ってきた男は、紙とペン持ってきた。 どうやら、この後暫く留守にするらしい。 男のジェスチャーを見ながら簡易地図を覗き込む。]
ロ……ン?
[それが男の名前なのだろうか。 確認するように男を見上げた。]
(332) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[バーの扉を、内側から自分で開けて]
よぉ。 俺は客だ。 名はホレーショーって言う。 あんたは?
[店内に招き入れ、早速「知り合い」になろうと試みる。 マスターにはバレバレかもしれないが]
(333) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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―バー「アンダー」―
[注意深くしていれば聞こえる程度の大きさだけれど、人の声がする>>326。入ってもいいものか、むうと唸るけれど。ひゅる、と冷たい風に触れられて身を竦ませた]
…………聞くだけタダよね。
[自分に言い訳をするとドアノブに手を掛けて。小さくドアを開くと顔を覗かせ]
ごめんなさい。まだ営業前かしら?
[分かりきった事を敢えて言葉に出して聞く。客商売ならば対応してくれるかもしれないと淡い期待を抱きながら。]
(334) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[電話番号らしきものが記される。 何かあればかけろという事なのだろうと頷いた。 携帯電話は使ったことが無かった。 備え付けの電話があるのならば、電話を何とかかけることはできるだろう。]
(335) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[戻ってきて、真っ先に皿を出すとケヴィンの店で買ったうさぎゾンビをちょこんと置いた。 何とも主役級の逸品である。 しばらく考えてから――レンジの中へと突っ込んだ。温め直すという優しさだ。
台所へ荷物を置いてから、買ってきた鶏をまな板の上に、中華料理店にいたころから使っていた中華鍋をドンとコンロに乗せる。 切り離してバラバラにした鶏を簡単に下処理してから、ネギとショウガを細かく刻み、ニンニクをすりつぶす。 たっぷり張った油の中へ片栗粉をまぶした鳥肉をいれて、ジュワジュワを音をたてながら揚がっていくのを見ながら、つけタレの用意をしていく。]
(336) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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/* ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
やっちまったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
(-104) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[――ポンッ
レンジから軽い音がして、覗くと……口(たぶん)から大量にヘドロ(にみえる何か)が皿の上にまで噴きだしていた。 温められたことで、チョコレートが流れ出したらしい。]
……これはこれは。またすごい姿になったな。 うん。いい出来だ。
[クシャミが戻ってくる頃には、大方の準備は終了していて、机の上には今にも声をあげて動きだしそうなパンが待っている。]
(337) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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>>333>>334 すれ違ったww が、問題ない。
(-105) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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(――……大丈夫か。)
[寒そうに震える子供など、 この辺りには履いて捨てる程いる。 それら一人一人に施しをするほどパン屋も裕福ではなく。 だからと己の気まぐれで、救いの手を分けてしまうほど、 自分達は偉い人間でもない。
そういうのは聖職者や出来る人間の役目だと。 そうきっちり線を引いていた父親。
だがこっそりゴミに出すパンを、増やしていたのも知っている。]
(-106) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[普段は関わらないようにしている輩を、 その日は目にしてしまった、見つけてしまった。
だいぶ、眉間に皺よせたまま 冷たい地面に座り込んでいる子供に手を伸ばし、 二の腕を持ち上げれば、子供はすっかり怯えているようだった。
掴んだ腕は細く、怯えか寒さか震えているようで。 このまま放り出すわけにもいかず。]
(…寒いなら、うちに来い)
[そうして家まで連れて帰って。 差し出したのは、温かなミルクとマフィン*]
(-108) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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/* もしかして、一番グロいのはパンなんじゃ……。
(-107) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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営業前ではあるが、いいってさ。
[ちゃんと言質を取った訳ではないが、 ちらりとマスターを伺えば、 別段怒ってはいなさそうだったので、ホッとする]
マスター、 ホットワインかなんかの、暖かい奴を、 あー、俺からの奢りで。
[キャサリンの薬代を思うと、 出費は避けたかったが、この状況では仕方あるまい]
(338) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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がっつり搾り取ってきてくれ。
[文字や紙質からして、金はしっかり持っているだろう。 報酬の総額が大きければその分仲介料も増える。
封筒を渡し、発進する車の前輪に引き込まれぬよう 一歩後ろに引いた。]
事故るなよー?
[生あくび>>328に口元を歪めてくつくつと笑い。 ミニバンが走り去れば、そろそろ時間かと茶屋へ足を向けた。]
(339) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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あ、シュウがねこみち様で、猫耳がえんじゅたまかね? 逆だと思ってたが。
(-109) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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/* 頼りになる相方様万歳。何をお供えすれば良いですか?酒ですか?たらふくですか??
[うーららー、と言いながら拝んでいる]
(-110) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[走らせた車はすぐに赤信号に掴まった。慣れた道のせいか、この信号の長さを彼女は知っている。 そうして何となく書いている事が予測出来る封筒の中身を確認して、すぐにナビシートへと投げ出したんだ]
(別れてほしいけど、向こうは耳を貸さないって事は)
(愛されてるって事じゃないの)
[ハンドルを握る彼女には、その封筒の中身の書き手がひどく贅沢に思えた。 もっとも、本当に別れる事が必要な者達がいるのも仕事柄理解しているんだ。 だからこれは、恋する事をうっすらと夢見て、そうして諦めている彼女のやっかみなんだ]
(340) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/19(Sun) 23時半頃
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/* みんな頑張りますわね (引きこもる気まんまん
(-111) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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― →茶茶 ―
ただいまー。
[表の扉に鍵はかかっていなかった。 ということは家主はすでに戻ってきているのか。
布の向こう、茶の匂いに混じって違う匂いがする。 油とタレと。それから甘い―― ]
………なにこれ。
[机の上に置かれた得体の知れないもの>>337。 赤い……眼?を見てしまったら、目が離せなくなった。 逸らしたら呪われそうな気がして。]
(341) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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わっ。
[現れた顔に驚いて小さな悲鳴をあげ。ホレーショーと名乗った男の質問>>333に怪訝な表情を浮かべる。その後入店の許可を聞けば>>338 店の関係者か?といくらか警戒心を解いて]
ごめんなさいね、驚いちゃって。 ジェニファーよ。
[続けて俺からの奢り、という言葉を聞くとまた怪訝そうな顔をして]
………何故?
[小さく問いかけた]
(342) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[セレストの両親は仲が良かった。 父が帰宅する度に、幼ない娘の前でハグをし合い、キスだってよくしていたくらいだ。 そんな仲睦まじい両親に、普通の女の子が恋を夢見るのは当然だと思わない?
そんな仲睦まじい夫婦に亀裂が入ったのは、彼女の母が別の男に恋をした事が原因だったんだ。 恋をして女に戻ったセレストのお母さんは、セレストが大好きだったお父さんの浮気を別れさせ屋を差し向けて仕組み、被害者として別れる事に成功して新しい恋に生きたんだ。
それを見た元少女には、充分すぎる理由だとは思わない? 幼ない頃夢見た恋を、自分には出来ないと諦めるのには]
[そんな考えを巡らせながら車を走らせ、そうしてセレストは最後の目的地へ到着した。 →鍼灸医院「ロン」]
(343) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
[>>331素直な礼に悪い気はしないが、問われた言葉には詰まる。]
うさぎゾンビ…。
[ぼそりと呟くように告げるのは、 先ほど黍炉との会話で命名された名前。 遠い目になりそうなネーミングセンスではあったが。]
(344) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[クリスマスの予定を聞かれるとエリアスの方を少し見た。 ただ見ただけだが、睨んだようにも見えるのは常か。]
ここは営業中だ。 その日は、予約のパンを受け取りに来る奴もいるからな。
[若い男の質問は、営業に関しての事かと解釈すると、返答は自然そんな内容の物になる。
シュトーレンは正確にはクリスマス前に食べる物だが、 お構いなし当日に来る物もいるし、 >>177黍炉のガレット・デ・ロワのような、予約もいくつかある。 夜まではおそらく、何時もと変わらない時間を過ごすだろうと。]
(345) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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/* 黍炉のパン弄りがえらい事になっとる(
(-112) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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― 港:造船所付近 ―
ツートンの旦那さん、こんにちは。 先週の夜、広場で見かけたよ? 相変わらずなんだねぇ、元気なのはいいことだけどさ。
……、それ、褒め言葉のつもりなの?
[口調も見た目も、そうしていると母に生き写しだ、と、 毎回大袈裟に絶賛する初老の男には目を細めてあげて、 それでも、要望に応えてくるんと回ってみせます。 華やかな色のスカートが翻り、上空からであれば、一瞬だけ花が咲いたかのように見えるでしょう。]
(346) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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ふふ。母さんならこんなだったかしら。 それとも、こう?
………わたし、上手く出来ている?
[快活で明るくて、横柄で図々しくて、蓮っ葉で。 二十数年前までこの街の娼館で色を売っていた、 そんな母を知るものは、まだ、この街にも少なくない。]
…ありがとう。
[相手の言葉に、笑顔を戻そうと努めてみるのです。]
(347) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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/* うっかりただいまって言っちゃう。 第二の自宅。でもそんなの無自覚だもん。
………うさぎ、かわいよね?
(-113) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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そう、ロン
[ここね、と言いながら自分の胸を示す。 ジェスチャーとしては指す位置を間違えているのだが、気付かずに]
(348) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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(走ったり跳ねたりしなければ歩いても大丈夫でしょう。そこと、上の階に──) トイレはあそこと、そっち 鍵のかかっていないところは触ってもいいよ
[幾らかでも通じやすいだろう言語で言い直して、扉を示し。
服を換えてこざっぱりと見える女をじっと見た。 華奢に見えるが、痩せ過ぎてはいない。ミナカタの説明に耳を傾けようとする眼差しには知性が秀でていた。 余計な詮索はこの裏通りではされるべきではないけれど、彼女は]
…
[笑んでみせて、 踵を返す動きと共に伸ばした手は、ジリヤの手元に軽く触れた]
(349) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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―アパート自室にて― [>>312 独り言に返事がかえってきた、 一瞬違和感として浮上する意識と、まあいいか、という妥協感。 とりあえず遠慮はしないことにしたら、少し気楽になった]
焼きたてのパンが食べたい……、
[言ってみたところで、 さすがにお使いには行ってくれないだろうか。 数日間で学んだ、警護というのは、 ひたすら張り付いていることを言うらしい。 ――ちら、と期待をこめた視線をやる]
[結構、粘ってみたはずだ]
(350) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[だめならだめで、出かける身支度をする。 マフラーどこ行ったっけ、と呟ければこれまたささっと出てくるのだろう。巻き方が適当だとしっかり直してくれるのは、ありがたく享受することにした。
たぶん彼のような存在からみれば、 自分みたいなのはもう見てられないのだろう。 エリートというのは何でも出来るのだな、と感心する。 その才能はいまのところ、家事でしか見ていないが。
スケッチ一式も持った、現在圧倒的なスランプだ、 “聖女”という題材は、代替に過ぎないからだろうか。 心臓を射られた聖女に重ねているもの、 それをそのまま曝すのは、多分こわいのだ。
女を描き続けるのも、そのせいで、 彼は、――アランはこの部屋に溢れた聖女たちに、 果たして何を思っただろう]
(351) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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上着はそこに掛けられるから。
[カウンターの、自分の席の横に案内する。 ほどなくして、氷の解けかけたグラスの横に、ホットワインが並ぶだろう]
何故って、>>342 ……あー。
[うまい口実が見つからずに、ぽりぽりと中途半端な長さの髪を掻く。 まさか、気まぐれで知り合いだと出まかせを言ったからだなんて言えやしない。 ジェニファーと名乗った女が綺麗だからとか、 今日が寒いからだとか、 ちょっと口の巧い者であれば、いくらでも思いつくだろうに]
……今日は仕事で儲けたから。 まあ、そんな感じだ。
[ごくつまらないそんな事実を、 もごもごと言った]
(352) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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ところで、昨夜と今朝、入ってきた船。 何か進展あった? 情報、とか。
[返った答えに、嘆息。 この街に帰ってきてから三年、何度同じ答えを聞いたろう。 何かを期待していたわけではないけれど。] ……そう。 収穫ゼロ、まぁ、そうよね。
[なにせ二十年以上前の話。 時化た裏町の人の出入りは激しくて、 女一人では聞き込みもままならないのです。
だからこそ内部に情報を求めるも、騙されたり、飄々と巻き上げるだけ巻き上げられたり。 む、と、シャッター街の張り紙を思い出して眉が下がってしまいました。]
(353) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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……おかしいかな。
[外気も中も対して変わらないと思ったが、 微苦笑と共に零れた呟きは、白い吐息になった*]
(354) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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はいはい、おかえり。 夕飯はそれ、「うさぎゾンビ」になったから。
[机の近くで立ち尽くしているクシャミに>>341、笑いながら声をかける。 彼が何か言ってくる前に、畳みかけるように続けた。]
にゃんこ、そういうの好きだろう? ケヴィンの新作だから食べてやってくれよ。 俺は一人で油淋鶏食べるから気にするな。
どうしてもこっちも食べたいなら、 とりあえずそのパンは食べておいてくれ。
(355) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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── 聖ルカ教会 ──
[いつもと同じような一日だった。
明るくなり始めた頃に起き出して清掃。
洗濯物をクリーニング屋『ブランシュポム』に出し、前日出したシャツを受け取る。 さすがに肌着の類は自分で洗うが、シャツはパリッと糊のきいたのが好きなので、ほぼ日参だ。
ブラックマーケットでは野菜や魚の不要な部分をもらい、パン屋『ガレット・デ・ロワ』に寄って朝食のパンを購う。 常連がちゃんと買い物に来ているかなども会話に乗せた。 異変がありそうなら話を聞いてあげるか、教会に知らせてくださいと頼んでおく。]
(356) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[ネオン街を通りながら、ミサを知らせるポスターが剥がれかけていれば周囲の手を借りて直した。 今はくたびれた風情の花たちにも笑顔を向けて挨拶を。
司祭館に戻れば餌皿に奉仕品を入れてから自分用に紅茶を淹れた。 メールをチェックしたが、探偵から何も言ってこないので、例の孤独死老人の身元はまだわからないのだろう。 もっとも、縁者が見つかっても渡せる遺品は腕時計とネクタイピンくらいしかないのだが。
野菜屑を小鳥の餌台にやり、庭の花を切ってきて祭壇に飾り、訪ねてきた信徒の話を聞いてアドバイスをし、頃合いを見計らって慈善病院に入院しているブルーノ司祭の見舞いに赴く。etc
今日も挨拶を交わした相手は300人を下るまい。]
(357) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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[自分にかと聞かれれば、首を縦に振る。>>330 むしろ、その為に用意をしたものだったので、もしここで受け取ってもらえなくては、これらの行き場所がなくなる。
そうです。と返事をする前に、受け取ってもらえたのがわかれば、安心したように、そして嬉しそうに微笑む。]
はい、私にはこんな事しか出来ませんが、どうしても貴方にお礼がしたくて。 受け取ってもらえただけでもありがたいのに、そんな素敵な言葉までかけていただけるだなんて、本当になんてお礼を言えばいいか。
[相手が受け取ったものを見て、質問されれば、説明もせずに渡してしまったことと、そして苦手なものがあるかも考えずにクッキーを作り渡したことがよくなかったのではと考える。]
それは、ナッツ入りのクッキーですが…ごめんなさい。貴方の苦手なものも考えずに…。 お守りは、ラルフさんの健康を願って作りました。寒い時期ですし、風邪を引かないようにと思いまして。
(358) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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外との出入り口はここに頼るしかないのよ。 何か少しでも分かったら教えて。 …クソ親父の行方。 [最後の単語にだけ力が入ったのには、豪快に笑われました。 「その調子だ」との言葉は、きっと励ましてくれようとしたのでしょう。]
ふふ。唯一、母さんの辞書にない言葉でしょう。 ……また来るから。
[少なくて悪いけど、と、マーケットで買った砂糖菓子と、 先刻のうさぎゾンビパンと、小銭の袋を手渡しました。 こういうものが好きなこの古株の船大工が近いうちにパン屋を訪れるのはもう少し先の話。 浅い深呼吸ひとつ。 花売りのクラリッサをわたしの身に引き戻します。 しばらくは港をぼうっと眺めて佇み、飽いた頃に去る心算です*]
(359) 2014/01/19(Sun) 23時半頃
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─鍼灸医院「ロン」、裏口近く─
[陽が沈み始めて暫くした後、いつもの定位置に車を停める。 配達する依頼品は既に納品済みで、このダウンタウンに相応しい血なまぐさい依頼品をミニバンに載せるには抵抗のない状態だ]
シーツ2、タオル8、診察衣1、に……。増えてる……。
[依頼された内容を呟き、袋の気配でこれだとセレストは片手を伸ばし、そうして依頼とは別の袋がある事にきょとんと呟いた]
……確かに承りました。
[これも仕事だろうと納得した彼女は、そう呟いて袋を二つ抱えて車に戻った。 もし院内に依頼主がいたら、車のドアの音でセレストが集配に来た事に気づくかも知れない。その時は、増えた袋のことをやんわりと訊ねただろう]
(360) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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……鳥とかけ離れてんじゃねぇか。
[オレはなんのために色々堪えて鳴いたんだ。 肩を震わせながら黍炉を睨んだところで、 目が見えなければ効果はゼロに等しいだろう。
前衛的なパンの作り手は知っている。 甘いパンは好きだし、見た目が面白くて買った事もある。
あるが。]
好き、だけど。 けどさぁ…………って1人だけずりぃ!
[しれっとした顔で油淋鶏を用意している黍炉>>355にわめいて、 雑な動作で椅子に座った。]
(361) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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[数ヶ月前に、聖ルカ教会のブルーノ司祭が階段で転んで骨を折り、テイル慈善病院に入院した、その代理を努める若き聖職者ブラザー・ベネディクトを知らない者は、よほどの新参者か引きこもりだろう。
何しろ、朝に夜に教区を歩き回り、誰にでも声をかけるのだ。 本人の知らないところで「あいさつ神父様」と呼ばれているとか。
冬でもコートを着用せず、ローマン・カラーにダークスーツ、および木製ロザリオを首から下げた姿は、そのゆっくりとした歩調もあいまって、浮世離れしており──ともかく聖職者だということを相手に納得させるのだった。]
(362) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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オレの分も残しとけよ。
[恨みがましい声で告げて、うさぎゾンビに手を伸ばす。 掴んだだけでどろどろと温かなチョコレートが溢れてきた。 端に噛み付けば、広がった隙間から更にどろりと零れて 指から掌へと伝う。 そのチョコレートの量に少しばかり辟易しつつ、 ……これは難易度が高そうだ。]
(363) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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|
…………ありがとう。
[言われるままに上着を掛ける。案内されればそれに従って隣へと腰かけた]
……ん?
[居心地悪そうな姿が見えれば>>352 不思議という感情が残ったが。出てきた奢りの理由である儲けたから、というセリフに感じた金の匂い、口の回らなさに好感を覚えた。]
そうなの? ならご馳走になろうかしら。
たまには奢ってもらうのもいいわよね。
[親しげに話したのは性格故の事で、意図はなかったが助け舟になったのかもしれない]
いい香り。マスター、シナモンあるかしら?
[自分を店に迎えるためにホレーショーが苦労している事など露知らず、マスターにシナモンを注文した]
(364) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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|
[そんなベネディクト(通称・ベネット)が、挨拶に返事もできない状態の男を発見したのは、教会の墓地でのこと。>>313
いつもと同じような一日は、そこまでとなった。*]
(365) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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|
[少しの沈黙の後、低い声が聞こえる>>344]
……うさぎ、ゾンビ? お化けじゃないんだ…あ、でもゾンビならお化けなのかな。
[なるほど、そう言われればうさぎに見えなくもないか。 どちらにせよ、形を気にする性質ではないが聞かない方が美味しく食べられたかもしれない名前である。 クリスマスの予定を聞くと、少し睨まれて肩を竦めた。>>345]
んーそっか。お仕事あれば、そっち優先だよね。 ううん、家族とか恋人とかと過ごしたりするのかなーって。 お兄さん顔怖いけど、よく見るとかっこいいからさ。
ふふ、それじゃまたねー。
[軽口の内容は、お世辞2割の本音8割といったところ。 くすりと笑って、お遣いの袋を両腕に抱えるとパン屋を後にした。 帰り道は、ラルフに教えてもらった通り辿ったのできっと迷わない。]*
(366) 2014/01/20(Mon) 00時頃
|
|
─運転中─
[そうして仕事を終え、ゆるりとミニバンを走らせた彼女は何となくパン屋のある通りへと出た。
もしかしたら、お遣いを終えた居候の姿が見えるかも知れない]
(367) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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|
あれ? ベネットがえんじゅたまなのか?
(-114) 2014/01/20(Mon) 00時頃
|
|
/* >>357 ベネットから孤独死老人の身元調査っと。めもめも。
(-115) 2014/01/20(Mon) 00時頃
|
|
[男の言葉の意味を理解しようと、女は足りないところは自らジェスチャーをし、確認をとった。]
………?
[踵を返すと同時に伸びた手には不思議にそうに首を傾いだ。]
(368) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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/* 全員そろった!よろしくおねがいします! あとクシャミさん可愛いです。絡みに行きたい!
(-116) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 00時頃
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[わめいて椅子に座ったクシャミに>>361、堪え切れずにくすくす笑う。 本当に飽きない猫だ。いろんな意味で猫より良い。]
ずるいも何も、お前は飯を食べさせてもらってる方だろう。 ここは俺の家で俺の金で俺が作る料理だぞ?
[そう言いながらフードの上からがしがし撫でた。 そんなことを口で言いつつ、最後には食事をやるのはいつものことだった。 クシャミもそれをわかってはいるだろうから、立ち去ったりはしないのだろう。]
ちゃんと「ください」って言えば夕食は用意してあるから。 あ、パンはちゃんと食べ――るんだないい子だ。
[念を押す傍らでクシャミはパンにかじりついた。>>363 掌にチョコレートを零しながら食べているあたり、中にはかなりたっぷり詰まっていたようだ。 食べる様子を確認してから、台所へと戻る。
クシャミがパンを食べ終えるころには、ドンと机の中央に料理が並べられているだろう。]
(369) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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……零すなよ。おい。
[べたべたチョコレートにまみれた手をみて今度は苦笑になった。 そのまま家具に触られたらたまらない。 下手なところは触らないように、彼の手を掴んで引っ張った。]
(370) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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(行ってらっしゃい。)
[そして、故郷の言葉で男の背に声をかけただろう。]
(371) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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[掴んだ手をそのまま自らの口元へと運ぶ。 ぺろりと彼の指先を舐め上げれば、予想通り甘い味がする。
甘いものは得意ではないから、やや眉をしかめながらも、もう一度舐めた。 多少の抵抗は男の力の方が強いため、無駄に終わるだろう。]
(-117) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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― パン屋の外 ―
あれ。乗ってるのって…?
[向こうから走ってくるミニバンの運転席に座った顔に気づいて、パンの袋を片手に抱えると手をぶんぶん振ってみた。>>367 彼女は気づいくだろうか。気づいてくれたなら、笑顔で駆け寄ろうか。]
(372) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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/* ラ神に頼らずともフラグクラッシュしてるだと……
うう、仮眠取ればよかったー……
(-118) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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/* ごめんよ、ラルフの気遣い無効にする動きで……
(-119) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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[女がそれ以上追及して来なかったので、 とりあえず力を抜いた。
こんなホレーショーの様子はマスターにはどう見えてるんだろうか? まさか、惚れてるなんて勘違いはされていないと思いたい。 まあ、確かに綺麗な女だが。 個人的な好みを言えば、もうちょっと清純な感じの娘がいい。おさげで眼鏡とか。
……ただちょっと親切心を起こしただけ。 キャサリンに、寒空の下へ女を追い返したなんて、 言う訳にいかないだろう?]
[氷が溶けて、ふた口に増えたグラスを傾ける。 まだ数粒残っていた木の実の皿を、女の方に押しやろうとして、 さすがに余り物すぎるか、と気付いた]
……何かつまめる物を、一皿、 頼む。
(373) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
[>>366深く言うな、とは既知相手でない為言えなかったが。 独り言のようなそれを、非常に微妙な顔をしたまま聞いていた。
予定についての更なる返事に、 今度こそ、目を少し大きくしてから絶句した。]
……お前
[ついぞ色町以外で言われた事のない台詞に、 一体何を言っているんだ、と口にする前に、 若い男は軽やかに店を出て行き、後には鈴音が残るばかり。
暫く固まっていたが、はぁと息が落ちた。]
(374) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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……なんというか。 色町にでも居そうな奴だな。
[慣れない新顔に、眉間に皺寄せたまま一人呟くと、 再び店内は静かになった*]
(375) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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[患者の女が口にする言葉は、聞き慣れない異国の響き。 それはなぜか耳に留まる心地好い音でもあった]
(ごゆっくり)
[返す言葉はどこかちぐはぐなものになった]
(376) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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[また彼女はあくびをひとつこぼした。 少し前に別れた隣人から事故るなよと注意された事>>339を思い出して、苦笑する。
そうして改めて周囲を確認した時、パンの袋を持った片手をぶんぶん振る存在に気づいた>>372。
今しがたのあくびの原因である。何となくアクセル全開にして仕事場に戻りたくなる気持ちだが、何だか子供みたいな仕種にそれも申し訳ないと思ってしまうんだ。
だから適当に笑って、片手を振り返してみることにした]
(377) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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― 鍼灸医院「ロン」裏口 ―
[ミニバンの音を聞きつけたか、裏口が開く>>360。 それこそクリーニングに出すべきだろうという汚いトレンチコートを引っ掛けながら、ミナカタが顔を出し、後ろ手に扉を閉めた。 鍵は掛けないまま。
煙草を挟んだ唇を薄く開いて声をかける]
おい、ポムの
[袋を二つ持った様子をみれば、眉間に皺を寄せたまま小さく頷いた]
ああ。もう一つは急ぎで頼みたい 明日の早いうちに配達がないなら取りに行く
[女性ものの衣類である中身には特にコメントを加えず。 深く触れて来ないのは店主の教育の賜物だろうか。どこか眠たげな表情にも注意を払うことなく車を見送った]
(378) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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…………。
[とても正論で返された。>>369 しかし同意を返すのは癪で押し黙っていると、 フードの上からぐりぐりと撫でられた。 落とされないようにフードの端を引っ張って抵抗する。
なんだかんだで、最終的には鳥にありつく事はできるだろう。 今までの経験からそこは理解している。 だから「ください」と言わないのは――ちょっとした意地だ。]
んまいけど、甘い。
[首まで落ちてきそうになるのを時折舐め取りながら、 ぽつりと感想を漏らす。 これはパンを食べているのかチョコを食べているのか。
ぎょろっとした目の部分は、思い切って一口で頬張った。 口端から垂れたチョコを指で拭う。]
(379) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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/* クシャミ南無になって色々吹く(合掌
(-120) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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/* あくびせずとも眠い中の人…(
せめて、もう少し話す。せっかくの邂逅ぅぅぅぅ
(-121) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 00時頃
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― 路地 ―
[そして]
(途中まで乗せさせれば良かった)
[コートの襟を立てて早足で歩きながら、ぼそりと呟いた。 どう見ても、どう考えても。 歩いていく方向と、ブランシュポムのミニバンが帰って行った方向が同じで]
……
[まだレベルが足りなかったらしい。 少し重めのバージニア葉を詰めた煙草をくゆらせながら、曲がりくねった道を歩く]
(380) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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|
ほほひゃひぇーひ。
[大口でいったために、苦笑>>370に返す言葉は 不明瞭なものになった。
手を引かれて、チョコ塗れの指を舐められる。 何してんだと言おうとする口は現在パンで塞がれていたので、 まだ塊のままに勢い飲み込んで。]
……食いたかったなら言えよ。
[顰められた眉を、パンを独り占めした抗議として受け取った。]
(381) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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美味しい。
[シナモンを振ったホットワインを一口、二口、飲み下して言う。男は無駄な会話を楽しむタイプではないように思えて。敢えて自分から話題を提供したりもしない。 美味い酒と静かな時間が何よりの贅沢と。いい男の一人でもいれば言う事はないのだがとちらりと横目で男を観察する。……全てを確認することはできないが。 生傷が一つ、二つ、とそこまで見て、生傷いっぱいでいいや、と数えるのを放棄する。]
ああ。マスター、チーズあるかしら? この間の
[ホレーショーの注文>>373に、続けて言うとマスターがこれか?と目的の物を取り出す]
そう、それ。
[それを指さすと男の観察に戻る。生傷だらけのチンピラなど珍しくもないが、立ち振る舞いからみてそれはなさそうだ。不思議と興味は湧いてきたけれど、まだ眺めるだけに留めておいた]
(382) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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[彼女は気づいたらしい。>>377 手を振り返してくれる様子に、にこりと笑い。]
あ ま い も の 、す き ?
[少し距離がある為、口をぱくぱくさせてから首を傾げて見せた。 ミニバンの止まる様子が無ければ、残念だが仕方ない。そのまま見送るつもりだけれども。]
(383) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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/* あ、表にさらされ(
こういうのも面白いw
(-122) 2014/01/20(Mon) 00時頃
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[舐められて反射的に引こうとした手は叶わなかった。 チョコレートを舐め取る舌は、甘味より幾分熱い。 目の前の光景はなんともむず痒く感じるもので。]
……あんた、そんな甘いもの好きだっけ。
[人の手を舐めるくらいに。]
(-124) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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─少し前/鍼灸医院「ロン」裏口─
あ、先生。毎度ご贔屓にありがとうございます。先生のそのトレンチも、今度うちに任せてみません?
[>>378姿を現した依頼人のミナカタに、彼女は営業用の快活な笑みを向けた。そうして彼が引っ掛けたトレンチの状態を見て苦笑をしながら告げ、その後に続く男の言葉には暫し黙って耳を傾けたんだ]
急ぎ、ですね。確かに。
[ダウンタウンの顧客には深入り無用。旦那さんと呼ぶ店主のモットーを守る頷きを見せて、それからセレストは車に依頼品を載せたんだ。 急ぎだと言われた方の袋の伝票にその旨を書き込むのは忘れない。 そうして車を走らせた。後のミナカタの呟き>>380は当然知る事もなく──*]
(384) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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/* スズさんが私にラ神振れよと言っている気がする(
行くか(
(-123) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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/* スルー能力全開中。 ……そうしないと即デレる。
(-125) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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/* ケヴィンの色町に居そうって感想に、噴いた。 買ってくれる、おにーさん? って悪戯しに行こうかな。(迷惑)
(-126) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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[同じ物でいいか?>>382とマスターが聞くので、 流れで頷く。 どのくらいの値段がするんだろう? ……まあ、もう一杯は無理だな]
[女も自分を伺っているとは露知らず、 ホレーショーも女の方をチラリと見る。 たとえ好みじゃなくても、胸の谷間はいいものだ。 そうだろう?]
[静かな音楽が流れる。 シンコペーションにあわせて、男性歌手が陽気な歌を歌っている]
(385) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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─現在─
[振った手に今度は居候くんが笑顔を返す>>383 口をぱくぱくさせる様は気になるが、仕事もある。特に、急ぎだと頼まれたものは出来るだけ早く搬入した方がいいよね、セレスト。
暫し迷った彼女は1 1.ごめんとこれまた口をぱくぱくさせて、車を進める 2.溜め息を一つ吐いて少し寄り道]
(386) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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/*さすがだし!
(-127) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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/* リアルに笑いが出てしまったですよ、スズさんやったよーってドヤ顔している。 しちゃあかん……。
(-128) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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/* このホレーショー。へべれけになりそうにないんだけど(白目
(-129) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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今回は下町育ちのPCなので、 素寒貧とか、蓮っ葉なト書きを使ってる俺です。
乳はいいものだ。
(-130) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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近いようで遠い、むかしのはなし。
[―――三年前。 ここからは離れた地で母親が逝った後、 遺品の日記にあった街の名と女性の名を頼りに、身ひとつで列車に乗り込み、ハウリン市を目指した。
慣れぬ住所のメモを手に、裏路地に入り込む。 今まで住んでいたところだって似たような町並みだったけれど、 治安はここよりは幾らかマシだった。
何かが気に障ったのか、それとも別の理由か。 顔に傷のあるヤクザ者に追われて、怒号を聞きながら 寂れたハウリンの裏通りを駆け抜けて、気づけばもう、どこに居るのか見当もつかないほど迷い込んでしまっていた。]
(-131) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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食べたかったら二つ買ってくるさ。 にゃんこが零すから悪い。
[舌の上に残る甘ったるさには眉をしかめたまま、クシャミのズれた言葉>>381にはそう返す。 この猫は、男が本気であのパンを食べたかったと思っているのだろうか。 どう考えるとそうなるんだ、と内心思いつつ、クシャミが零したせいにしておいた。
しかしパンに執着していると勘違いを続行されるのも癪だったので、そのまま彼の腕を握っている手に力をこめて、もう少しこちらに引き寄せる。 上半身が近付くのに合わせて、男も机の上に身を乗り出した。
あまり大きくない机だ。二人の距離は近い。 クシャミの前髪の後ろの眼の色が覗けそうなぐらいには。
その距離で、彼が逃げる前に笑みを浮かべて囁いた。]
(387) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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[居候くんが何を言っているかは気になるが、それよりも仕事だと彼女は頷く]
ご め ん ね !
[エリアスのそれが伝わってないから、きっと向こうにも伝わらないだろう。そう思いながらも、取り合えずの謝罪を口の動きで伝え、そうして彼女は駅へと車を走らせた**]
(388) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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言ってなかったが、甘いものは嫌いだ。 お前、俺がクッキー食ってるの見たことないだろう。
[机の上に用意されている菓子は男自身のためではない。 数を数えて切らさないようにしているが、男が食べたことはない。]
好きなのはこっちだよ。
[掴んで引き寄せた掌。 まだ甘ったるいチョコが残っているそこに、唇を押しあてた。]
(-132) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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― 回想・黍炉と ―
……わかっている。 誰かと違って、俺はまっとうなパン屋だ。問題ない。
[>>175と言いつつ配達中に絡まれる事など茶飯事なのだが。 そのせいで、マフィアのだれそれと顔見知りになる事もあり、借りを作らないよう注意している日常だ。
黍炉の言いたい事は、言われるまでもなく理解している。
だがそれを言うならば、自分よりも危うい道に片足突っ込んでいる古馴染み達の方が、よっぽどだとは思うのだが。
口には出さないが黍炉だけでなく、 もう一人、ホレーショーもだ。]
……お前の方こそ、 ロクでもない茶っ葉を掴まされないようにな。
[深くは口を挟まないが、そう言うに留めた。]
(389) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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[>>176猫の話には、とても悪い顔を見た。 これは猫も大変だろうとは思いはしたが、思うだけだ。 顔には少し出た。]
そうか、お前に泣かされる相手の、 数が減るのは良いことだ。
[その分が全部かかる猫にとってはどうだか解からないが。
既に買われたうさゾンビのせいで、猫の夕食が鳥からゾンビに代わるという被害を蒙っていることなど知る由もない。]
(390) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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[>>177ガレット・デ・ロワの注文には、わかったとメモを取った。 既に名は書いてあったので、その横に丸を付け加えただけだが。
注文は順調に増えている。 黍炉の予想通り、当日含め、暫くは忙しい日々になるだろう。
代金には鷹揚に頷いた。去年どころか父親の代から同じままの額は、先に受け取っておいた。]
早いうちに作っておく。 何時でも取りに来い。
[当日にまた、と言いながら。]
――毎度あり。
[そう機嫌のよい古馴染みを見送って**]
(391) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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|
[店の名にもなっている「ガレット・デ・ロワ」 父親が得意とし、また何かしらの思い入れのあった食べ物だ。 クリスマスの前後に父親は、必ずそれを作っていたので、 今ではすっかり作り方を覚えてしまっていた。
昔、まだ子供だったころ。 古馴染みたちとガレット・デ・ロワを分けた事がある。 あの時、フェーヴの代わりに入っていたのは子供に与えるには似つかわしくない指輪だった。 何故指輪が入っていたのか、あの指輪は誰に渡ったのか。
男の記憶は曖昧だった**]
(-133) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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[店の名にもなっている「ガレット・デ・ロワ」 父親が得意とし、また何かしらの思い入れのあった食べ物だ。 クリスマスの前後に父親は、必ずそれを作っていたので、 今ではすっかり作り方を覚えてしまっていた。
昔、まだ子供だったころ。 古馴染みたちとガレット・デ・ロワを分けた事がある。 あの時、フェーヴの代わりに入っていたのは子供に与えるには似つかわしくない指輪だった。 何故指輪が入っていたのか、あの指輪は誰に渡ったのか。
男の記憶は曖昧だった**]
(-135) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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― 回想・クラリッサと ―
[>>226礼に、どういたしましても返さずに。 無言でトレイは渡したか。
続いたアドバイスは何処まで聞こえていたか。 基本柔軟ではあるものの、事パンに関してだけは、 一端こうしようと思ったら、突き進むのは男の悪い癖だった。]
ん、ああ? 頼む。
[何か良さそうな物を持ってくる、 という部分だけはかろうじて聞こえて、短い返事はできた。]
(392) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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|
[>>227言いかけた言葉に、出会った当初よりずっと、 すっかり染まってしまった彼女の様子が伺える。
それが良いのか悪いのか。 売れる物があるだけ、マシだと言う輩もいる。
それは否定できないが。]
わかった。
[配達いらず、また来るとの返事に頷いて。]
…また。
[追いかけ言う言葉もなく。 短くそう告げると、パン屋は次の客を迎え入れる*]
(393) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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/* 灰で「何やってんだお前」と皆さんに言われている予感
ごめんなさいごめんなさい(震)
(-134) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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/* よし回想補完完了頑張った俺。 ついでに古馴染みたちに何か飛ばしつつ…。
指輪は2つでも3ついいつもりでいる(
(-136) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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/* に゛ゃあああああああ!!!!
どしょっぱなから殺す気ですか。殺す気ですね。
(-137) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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[駅前の警察署からは離れてしまっている。 もっともそちらに駆け込んだところで、自分がどこを目指しているか、どこでどうするつもりかを知られたなら、家出人として連れ戻されるに決まっている。
戻っても、もう、帰るところはないのに。 今日を生き延びるための小銭を稼ぐツテのある、 ハウリンにしばらくは身を寄せるしかないのに。]
(…寒い。つかれた。 ……痛い。)
[吐く息は真っ白で。 こんな場所で夜を明かしたら野垂れ死にも遠くないと、今朝方通りかかった墓場すら脳裏に浮かんで。]
(-138) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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[ふいに、寒さ以外の震えが走り、びくりと身を震わせた。 縮こまる少女の身などゆうに覆い込んでしまうほど、大きな影を落としているのは、男。だろう。]
(………え。)
[顔を上げることはできなかった。 向けられた声は、金を集る浮浪者や何かを企む類の声とは違う気がしたが、けれども、親切そうに聴こえるその言葉を直ぐに信じてしまって良いのか。 そもそも、なぜわたしに声をかけたのか。 酷い目に遭わされるのではないか。]
(………)
[逃げ道を探す。逃げ出すことも出来ない袋小路。 既に腕は捕らえられてしまっている。選ぶことは多分出来ない。 それに、もう、限界だった、だから。]
(-139) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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(………は い)
[それだけ搾り出して。 いざなわれるままに、付いて行った先]
(……っ、 …)
[それが例えどれだけシンプルなものであっても しばらくぶりのあたたかな食事に、その場所の穏やかな温度に わたしは声を殺して、涙を溢してしまったのだった。]
(-141) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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|
お。
ケヴィンから振りがきたぞー。
(-140) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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|
[男にとってガレット・デ・ロワは、幼いころ、母親が買ってくれたものだった。
ケヴィン達と分けた事を話したからだったか、ある年のこの時期に母親が買ってきてくれて。 あの頃はとてもそんな余裕がないであろうに、子供心ながらにそれがひどくひどく、嬉しくて。
だから男はこの年になっても、同じものを買う。 同じ味が欲しいから、ここのガレット・デ・ロワでないと意味がない。
その日だけは母を思い出すために。*]
(-142) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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|
[静かな音楽、見知らぬ男女。まるでどこかの映画のワンシーンのようだ。さてそのシーンの次は、どうなるのだろうか?ラブロマンスなら、ベタに二人で夜の街へ消える?サスペンスなら重大な秘密でも漏らすのだろうか?サイコホラーなら?そんな事を考えながら、ホットワインを空にする。体も温まってきたので酒を変えようとグラスを前へ]
ブランデー、頂戴。
[元より自分で払おうと思っていたところへの見知らぬ男の奢りの声。 そういえるくらいの手持ちはあるのだろうと飲みたいものを注文する。 奢りだろうかそうでなかろうが、不躾な視線>>385には慣れているため好きにさせておく。 見るだけでいいならお好きなだけ、そう態度で示すように足を組み替えた。
これでは、安っぽいポルノ映画かもしれないと胸中で呟きながら]
(394) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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[運転席の彼女の口が、ぱくぱくと動く。>>388 なんて言ってるのだろうか――1。
1辛うじて聞き取れた 2聞き取れなかった]
(395) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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/* そういやホレ同棲してるにちょっと驚いた。
とか思ってるうちに相方の全力を見たわけだが( 可愛いなあいかた。
(-143) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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/* おう馴染みからも来てた。反応早いな。
(-144) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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|
[陽が傾いてくると、ゴミを漁る浮浪者やスリの子供が路上から減る。 代わりに酔って荒れたチンピラや、ドラッグ中毒者の姿が増える。 割合の問題でしかないし、場所を変えたとして、たとえば客を求める娼婦の数が増えるくらいだろう]
[車なら通れない細い小路を抜けると、今日フレンチトーストとライ麦パンを買ったパン屋の近く。 目的のブラックマーケットも向こうに見えた]
…
[寒い。 大きなパンの袋を抱えた若者の姿が路上にあれば、薄着だなという感想くらいは抱く程度]
(396) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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[>>388辛うじてごめん、と読み取れたそれに笑みを引っ込め。 けれどまたすぐに、えへ、と笑うと先ほどより小さめに手を振ってミニバンを見送った。]
(……お仕事あれば、優先だよね)
[ついさっき。パン屋のお兄さんに行った言葉を、口の中で繰り返す。自分に言い聞かせるように。
それはずっと昔から、幾度となく繰り返してきたこと――。]*
(397) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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|
[スラムの奴らは、基本的にロクでもない奴らばかりだ。 それは行き場のない連中が集まるからだが、 ここで生まれた奴らもまた、結局はロクでもないワルに育つからでもある]
[だがその中でも例外的に信頼出来る奴はいる。 ホレーショーにとっては、幼馴染のケヴィンがそうだった。 口下手な所も、イカツイ見た目もどこか親近感を感じる。 そして、互いに片親だということもだ。 ……ケヴィンは父親だけ、ホレーショーは母親のキャサリンだけ、と 些細な違いはあったけれど]
[貧乏だったホレーショーにとって、 クリスマスは他の家のご馳走を、指をくわえて眺める屈辱の日だったが、 ある年のクリスマスだけは幸せな思い出として刻まれている。
紙製の王冠は、今から思えば安っぽくてつまらないものだったのだろうけど、 世界中を支配したような、そんな最高の気分だった……]
(-145) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
|
|
汚い食べ方でわるぅございました。
[零した事を咎められたのだと思って>>387、 べ、とチョコまみれな舌を小さく出す。 それもまた行儀が悪いと言われるのかもしれないが。
掴まれた手は離してもらえないまま、むしろ引かれた。 慌てて空いている手を机上についてバランスを取ろうとし。 ……後で拭こう、と思う前に黍炉の目が見えた。
前髪の奥を見られる前に逃げようと体を引くより先、 聞こえた声に目を瞬かせるのは判別されただろうか。]
……は、あ?
[言葉の内容を理解するより先に、 掌のチョコを拭われた。]
(398) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 00時半頃
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[晒された太股>>394に、 お、 と気分が上向くが、続いて、それが見られている事を察した動作であることに気付いて、 さりげなく視線を逸らした]
[ぐいと、水の味のウィスキーを飲みほして、 さて、 会計を頼んだものか、もう一杯を頼んだものかと迷う。 お喋りで姦しい女は好かないが、ジェニファーはそうではないようだ。
その谷間を肴に、もう一杯いきたい気もするが……、 家で待っている女も居るのだ]
(399) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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― パン屋付近 ―
[セレストの見送りも終え。日も傾いてきたので早めに帰ろうと、レストランへの道を歩きはじめた時。 煙草の煙が、鼻先を掠めた。>>396 それと、微かな消毒の匂い。]
…………?
[怪我でもしてるのだろうか。 深く追求することはせず、足を進めると。どうやら行く方向が同じらしく中途半端な距離を取ったまましばらく並んで歩くことになった。 ブラックマーケットとレストラン、途中まで道が一緒なのである。]
(400) 2014/01/20(Mon) 01時頃
|
エリアスは、ミナカタはどこへ行くのだろうとちらちら。
2014/01/20(Mon) 01時頃
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いや、たしかに見た事はなかったけど。 いない時に食べているものだと。
[なんで食べないものを置いているのか。 もらいものの処理だろうかなんて思考を飛ばす。 わざわざ自分のために用意した、なんて思い至らない。 だってこっちは債務者なのだから。]
……あのなあ。 嫌いなもの食べてまでからかうなっての。
[戸惑う内に掌に唇を押し当てられる。 チョコは好きなのか。でも甘いものが嫌いだと今言った。 では何が……いやまさか、となったところで。 いつものからかいだと思い当たって肩の力を抜く。]
(-146) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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/* おぅ、古馴染みのいろいろを知った気分だ。 ありがとう二人とも。 面白い方へ転がったな。
(-147) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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/* あ、あ、いかん。 日が傾いて来た描写があるので巻きでパン屋さんに行かないとね。 雑居ビルに行き損なったのは明日以降、かな。
そして皆さんの現在地 は は は … 港からパン屋さんに向かって歩くとして、エリアスさんとミナカタさんを後ろから追いかける形で歩くことになるのでしょうか。途中の道に誰かいたらどうしよう。 気づけなかったらごめんなさ…!
(-148) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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[ぱっと手を離して、クシャミを解放する。 せっかくの料理は冷める前に食べるべきだ。]
はいはい、とりあえず飯を食おう。 お前はその手を洗ってこい。
[早くしないとなくなるぞ、と笑みを浮かべて彼を台所へ追い立てる。 クシャミが視界から外れれば、すとんと浮かべていた笑みを落として、彼を掴んでいた自身の掌を見つめた。]
どうもうまくいかないな。 まあ逃げられなかったというだけよしとするべきか。 ……逃げないのは危機管理能力に問題がある気もするが。
[唇にまだ残る甘いチョコレートを指で拭って、どうしてやろうかと考えてから舐めた。
やはりそれは甘ったるくて、胸やけがした。]
(401) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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[ブランデーが注がれたグラスを持ち上げる。 きら、きら、と照明の光を受けてブランデーが光って。 光がブランデーの中に閉じ込められたように見える。 それを見るのがとても好きだ。暫しその光りを眺めてからブランデーの入ったグラスを傾けた。]
[グラスをコースターに落ち着けると、空になったホレーショーのグラスが目に入り>>399]
あら、もうお終い?
[挑戦的な視線を投げかける。自分が来る前にどれだけ飲んでいたかは知らないが、見た目で判断するにまだそれほど飲んでいないだろうと]
(402) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 01時頃
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― 港:造船所付近 ―
[ふと港に据え付けてあった時計を見上げて、慌てます。 思った以上に時間が経っていたようだと。
パンを心待ちにする姐さんたちもお冠でしょうし、 夕刻になれば仕事の支度もしなければなりません。]
短い一日です。 [今日は同じルートを往復している。 独りごちて、港からパン屋への道へ。*]
(403) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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[寒そうな格好のパン食い星人(仮)と、つかず離れずの距離でしばらく歩いた。 お互いミニバンタクシーに乗り損ねた同士かもしれない、とは知らぬこと。
いつもなら完全に無視する相手にちらりと横目を向けたのは、どこか寂しげだったとしてもその表情に気付いたからではなく、 あの「ガレット・デ・ロワ」の袋の中に、ゾンビ・スタイルな溶解妖怪パンも入っていたりするのだろうかという、実際どうでも良い興味から]
…
[何故か目があった。つまり相手もこっちを見ていた。 うすく眉を顰めて、歩を緩める]
何か
(404) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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/* >>394 キャー姐さーん!(エール)
(-149) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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[肩の力が抜けたのがわかったので、これ以上は進めないことにした。 本気で気がついていないらしい。 それならそれで、構いやしないのだが。]
なあ、にゃんこ。 ……いや。なんでもない。
[懐かせた猫はずいぶんと信用してくれているようだったが、男が隠していることを話したらどんな顔をするだろう。 彼の借金が増えるように仕事を差し向けているとか。 隠そうと必死になっている、フードと前髪の後ろにある素顔を見たことがあるとか。
そもそも初対面に借金させたのも、こうやって餌付けしているのも、その身体が欲しいと思ったからだった、とか。
そう告げたら怒るだろうか。失望するだろうか。 もしかしたら絶望するだろうか――と考えると、伝えたい衝動に時折駆られた。]
(-150) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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/* パン食い星人(仮)ってwwwwwww
(-151) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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[手を離されて手を洗って来いと促された>>401。 何か言いたそうな様子に首を傾げながらも、 食事を前にすれば是非もなく台所へと向かう。
少しまだらになったチョコレートを洗い流すために 蛇口の栓を開いて水を出す。]
なんだったんかなぁ。
[いつもの事のようでいて、いつもと違うような。 僅かな疑問は抱きつつもすべてを洗い流して。]
……美味くはねぇよな?
[水に濡れた指をぺろりと舐めても、 泥混じりの水と皮膚の味しかしなかった。**]
(405) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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[女の、分かりやすい挑発>>402に、むっとする。 普段ならむっとしても、そのまま黙って去っただろう。 しかし、 ……ふっと脳裏に猫耳探偵>>162に言われた「地味」という言葉が思い起こされた]
……いや。 マスター、 ウィスキー、さっきと同じのを。
[飲み慣れない酒に、すこし、気が大きくなっていたのもあるかもしれない。 切傷は額だけで、身体は打ち身だけだ。傷に沁みるということもないだろう。
事情を知るマスターの、 いいのか?という視線に、いいんだと頷いて]
(406) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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/* ……おかしいなプロロでこんなことになる予定では… クシャミが可愛いからいけない。うん。
(-152) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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[横を歩いていた、煙草と消毒の匂いのする男と目が合った。>>404 草臥れたトレンチコートを着ているし、その姿から医者にはすぐに結びつかない。 訝しむような顔をされ、歩幅が少し緩くなる。つい、それに合わせて歩幅を変えた。蒼い目を瞬かせ、今度は遠慮なくじっと見る。]
ん。お兄さん、怪我してるのかなって? 消毒の匂い、するから。
[そのままはぐらかそうかとも思ったが。同じ方向に歩いているのもあり、なんとなくの興味が勝った。
吹いてくる風の冷たさに羽織ったパーカーの袖を引っ張って、両腕でパンを抱え直し。くしゅん、と小さくくしゃみをした。]
(407) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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[水が流れる音がする。>>405 それはそのうち止まり、クシャミが戻ってくるだろう。 それまでには慣れた笑顔を浮かべて、料理を一足先につついている。]
ほら、早く食べないとなくなるぞ。
[先ほどまでのやりとりがまるで嘘のように。 常と同じ顔と同じ声で、クシャミに笑いかけた。**]
(408) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 01時半頃
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言いたい事あるならはっきり言えよ? 聞いてやるかは別だけどさぁ。
[呼称で止められた先は苦言だろうと当たりをつけて。 叶えるかどうかは気まぐれだというスタンスは崩さずに、 ただ何か言われれば、それなりに直そうと思う程度に この場所を気に入ってはいるのだ。
でなければ、金を返す時以外に顔を出したりはしないのだから。]
(-153) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
[客の入りが途切れた頃、一度店の奥へと引っ込んだ。 クローズの看板は立てないので、客は入ってくるだろう。
その度に手を止め、表に出る手間はかかるが、 店員が一人しかいない以上は仕方ない。
奥では売り切れたパン、売り切れそうなパンの材料を、 計り分けて、捏ね始めた。
先ほどクラリッサに言われていた、 マフィンも忘れず、に用意して*]
(409) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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― パン屋 ―
[急いでいたために長い立ち話は出来ませんが、道中で見知った顔に会えば、挨拶くらいはしたでしょう。 パン屋にたどり着くや否や、お客の有無を確かめもせずに息を切らして駆け込んだので、いつに無く呼び鈴が勢い良く音を立てました。]
ごめんなさ……っ! もう、出来てます? 頼んでいたマフィン…! ああ――――
[焦りすぎもいいところ。 顔を背けて呼吸整え、言い直します。]
頼んでいたマフィン、出来てる? さっき言ったように3つ、と、追加でひとつ、包んでくれない。 思ったより遅くなっちゃった。ごめんねぇ。
[背の後ろで、扉が静かに閉まった。*]
(410) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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/* デレないようにデレようとしてる間に時間が経ってた。
餌付けがあるとはいえこんなこまめに顔出しなんて、 プラスの感情がないとしないよねぇ。 ……という自覚をいつしよう(まがお)
(-154) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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怪我?……いや 匂うか、鼻がいいな
[否定と肯定を返した。 視線をパン屋の袋に向け、銀髪の青年の顔を見て、もう一度パンの袋を眺めてから顔を逸らす。 袋いっぱいに死せる兎達が詰まっているところを想像したとかしないとか]
"この辺"の人間じゃないだろ? 用が済んだのなら余所見せずに真っ直ぐ帰れ。危ない
[常からすれば、破格に優しい口調で。 相手がくしゃみをしたせいもあるし、道端で遠慮のない視線を注がれることなど、そうそうなかったからでもある。
目が合う=因縁=オレサマオマエブチノメス という危険な図式が身に付いていないなら、いつか怪我をするかも知れないと]
(411) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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[もし男が終いだ、と口にしたならば、だらしないのねと続けて二言三言煽りに行こうと思っていた。だが、実に分かりやすく男は挑発に乗って注文をする>>406 表面上でくすくすと、内心でクツクツと笑うと]
素敵。 そうでなければ楽しくないわ。
[片手をすい、と上げると指先をホレーショーの顎先に近づける。触れるか触れないかギリギリの位置もって行き撫でるようなポーズだけを取ると、つい、とすぐに手を引き戻す。ついでに一言だけ耳元で囁いた**]
(412) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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まだ宵の口にもなってないわ。 夜を楽しみましょう。
[囁いてすぐに顔を引き戻す、悪戯をしかけた子供のように反応を待ちながら**]
(-155) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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ジェニファーは、脱字修正>>412 下から三行目「位置にもって行き」
2014/01/20(Mon) 01時半頃
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(…おい。)
[店に連れてきて、 食事を見るなり泣き出された事など初めてで。 何とも悪い事をしたようでばつが非常に悪かった。]
(……あんまり、泣くな。)
[しかしそのままにもしておけず。 何とも困った様子で、帽子の上から頭を撫でた。
帽子の上から撫でた髪は、すこしごわごわとしていた。 それが重ねてひっつめられていたせいだと、 知るのは少し後のこと。
結局泣き止むまでそうして。 もうひとつ、ふたつ、マフィンを渡してから、 子供の事情を聞き出す事になる。]
(-156) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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[幸い、知った店の名、知った店の女の名が口に昇り、 すぐに店まで連れて行く事もできたのだった。
配達、極まれの花買い、以外の珍しい子連れの訪問に、女将からは何事かと問い詰められたのも、もう随分昔の事のように思う。]
(-157) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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んー。ちょっとだけ。
[怪我はしていないらしい。>>411 けれど、消毒の匂いは否定しない。つまりそういうこと。 視線が抱えた袋に注がれた気がするが、まさかその中に例のうさぎゾンビが詰まってるのを想像されたとは思いもせず。]
むー。この辺に来たのは、最近だけど。 僕、そこまで子供じゃないよ。
[鼻を啜りながら、まるで子供に言い聞かせる口調にちょっとだけ膨れて見せ。危ないと注意をしてくれる様子に気づけば、小さく首を竦めた。 薄暗くなってきた路地は、昼から夜へと姿を変える頃合だ。]
(413) 2014/01/20(Mon) 02時頃
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ありがとね。 そうだ、突き当りを曲がったとこにあるレストラン『ボーノ』って知ってる? 僕、そこにいるんだ。
お兄さんも、よければ食べにきてよ。
[彼女でも連れて。 余計だろう一言と、にこりと懐こい笑顔を添えつつ。 途中で道が分かれるようなら、小さく手を振って見送ろうか。]
(414) 2014/01/20(Mon) 02時頃
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/* いや、年齢的に奥さんか? 既婚者に見えなかったってことでいいか。(
(-158) 2014/01/20(Mon) 02時頃
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/* シュウロとクシャミの雰囲気、なんか可愛いなぁ。 ミナカタとジリヤも、言葉以外で意思疎通してる感じの手探り感が微笑ましくて可愛い。 ホレーショーとジェニファーはアダルトな感じがビシバシ。 囁きが覗けたらいいのにくそう。
セレストに囁きたいけど、けど。どうしようかな。(ソワソワ
(-159) 2014/01/20(Mon) 02時頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
[仕事が一区切り済んだ後。激しいドアベルの音がなり、眉間に皺よせ、エプロンで手を拭き粉を落としながら顔を出す。 ちりちりとまだ鳴っている様子からは、よっぽど勢いよく開かれたのが伺える。]
別に遅くはないが…。
[言いつつちらと時計を見ると、思ったより針は進んでいただろうか。パンを焼く時以外、仕事をしていると、時間の経過はなかなか解かり難い。
時計から、視線を彼女へ移せば、 慌てて走ってきたのだろう、色々な所が乱れている。言葉も。 落ち着け、と言うように、軽く息を落として。]
マフィンはいくらか作ってある。 4つ、でいいのか。
[作りたてのマフィンはまだ店の奥。 取ってくると、一度奥へと戻り、 戻れば紙袋の中には暖かなマフィンが、5つ入れられていた。]
(415) 2014/01/20(Mon) 02時頃
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[コツンとコースターに置かれたグラスに手をつける。 半分ほどを一気に開けると、胃の中でカッと熱さが弾けた]
……楽しいか。 そっちはどうなんだ?
[進んでいるのか、と顎を向けたら、 女の白い指が寄って来た。>>412 職業柄、一瞬身を引きかけるが……、相手はただの素人だと自制する。 剃り残した無精ひげを、かすめるかどうかの白い指]
[この女、もしかして俺に気があるのかな? ……好みじゃなくても、そんなふうに思うと、 なんだか酒が旨くなるのだから、男って奴は、もう]
(416) 2014/01/20(Mon) 02時頃
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[子供じゃない、と言いながらの子供っぽい仕種が、視界の隅に小さくうつった]
ボーノ。ああ
[そこのレストランならば、片手で数えるほどではあるが食事をしたこともある。 店員の中にこういう若者がいたかどうか、思い出さないが]
…はやく帰れ
[余計な一言には沈黙で応じた。 それでも、道別れてブラックマーケットへ入ろうとする前にわざわざ振り返り、暢気に立ち止まってこちらを見送るらしい姿に、シッシッと手を振った]**
(417) 2014/01/20(Mon) 02時頃
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……魅力的な誘いだが、 帰りを待ってる家族が居るんでな。
[かすめて、離れた女の香りを惜しみつつも、 まだ抱き寄せるほど回ってはいない]
(-160) 2014/01/20(Mon) 02時頃
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(…ごめんなさ…、 いえ ありがとうございます) (もう何日も、まともな食事にあり付けていなくて… っ、)
(何てお礼を申し上げたら いいか)
[ましてや、こんな風にその日のうちに火の通されたもの。 これでもかと積まれた追加のマフィンには目をまあるくしたが、空腹感を満たしたい一心で、それも有難く頂いたのだった。]
(「Mi_mignon」という娼館を探しているのです。) (死んだ母の親友が経営していて、いざというときは雇って貰えるって) (……でも ハウリン市の、裏通りだなんて知らなかった ので)
(-161) 2014/01/20(Mon) 02時頃
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[事情を聞かれて、ここが母親が育った街であること、 生まれて直ぐに他所に移ったがその母が死んで、他に頼る宛てもなく上着一つでここに来たこと、 問われたことのみ、事情をかいつまんでざっくりと話せば、 すぐにその店に案内され、女将さんとも引き合わされた。]
(ご迷惑かけてごめんなさい)
(……お礼には近いうち、必ず伺います。)
[両手を揃えて深々と頭を下げた。]
[その日の夜は、要点しか話さなかったために、 どういう仕事で雇って貰えるのかも、 どうやら自分を少年だと思っているその男に自分の性別さえも明かさなかったから、「お礼」が数日後、恐らくは彼にとって斜め上な方向で戻ってきたことは言うまでもない。]
(-162) 2014/01/20(Mon) 02時頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
……っ、 [出会いの日以後何度もこの店を訪れて、 大体の機微は分かるつもりでいましたが、 自分に向く無言の圧力にはまだ慣れない部分もありました。]
うん、マフィンは4つで―― って、 ……ひとつ、多いよ。
[店に出る前の焼きたてパン。 受け取った紙袋を覗けば湯気が立ち上り、 思わず、ほう、っと息が漏れるほど。 ただ、注文よりも多く入っているマフィンにはすぐに気づいて、目を丸くして見上げます。]
お代は?
(418) 2014/01/20(Mon) 02時頃
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/* まだプロローグだというのに、 方々のペアやそうじゃない交流の あれこれがツボに来て顔が緩みます。
みんなかわいい。
(-163) 2014/01/20(Mon) 02時半頃
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[もう薄れた記憶。指輪のありかは覚えていない。 いないが、思い出す事が出来れば、その時子供だった男は、 おめでとうと羨ましさも込めて、 紙冠の王になったホレーショーを祝福したのだ。
シンプルな金の指輪には、内側に隠されるように小さな宝石一つ。 何を思ってそれをパイに入れたのか、結局知る事は無いまま父親は逝った。
父親が、自分含めてあまり裕福で無い子供達に 気を使って開いてくれた、 ささやかなクリスマス会は、あれ一回きりだった。]
(-164) 2014/01/20(Mon) 02時半頃
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[理由は色々あった。 黍炉はその次の年から、実母と祝うようになっていたし、 こっちはこっちで経済的な事情とか、当日は日が悪かったとか、 父親いわく「入れるものはもう無いんだ」という苦笑だったりとか、 ――喧嘩に巻き込まれたとか、不幸が色々重なった。
スラムにろくな連中は居ない。 ただのパン屋の倅である子供は、 だが昔から体格に恵まれ、昔から口下手で要領は悪く、 おかげで毎日よく絡まれた。 その度に返り討ちにする事の方が多かったが 喧嘩のない日の方が少なかった。
おかげで今も、無駄に腕っぷしだけは強い。 ホレーショーには、そんな時、よく背中を預けたものだ。]
(-165) 2014/01/20(Mon) 02時半頃
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[気が合う友である男との関係は、つかず離れず、だが切れず。 友達だろう、などと語ることは男の性格上なかったが、 それでも付き合いは古く、数少ない友人と、呼べる相手だった。
互いの境遇が、近しい物を感じさせてくれたのだろう。 男の母親であるキャサリンとも、多少は懇意にさせてもらっている。
都合の悪い記憶は薄れて、ただ幸せだった思い出だけは、 陽炎のように胸の奥に、しっかりと点っている*]
(-166) 2014/01/20(Mon) 02時半頃
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[>>417その恰好から既婚者ではないだろうとカマかけたが、当たりらしい。 更に沈黙を肯定だとするなら、彼女もナシと。 寂しいおじさん、と大変余計なお世話な一言が浮かんだが、懸命に口にはしなかった。
ブラックマーケットへ消える姿を見送ろうとすれば、まるで犬か猫を追い払う手つきにくすりと笑っても一度首を竦め。 今度こそ、足早にレストランへの帰り道を辿った。
冬は、陽が傾き始めてから落ちるまで、とても早く感じる。]**
(419) 2014/01/20(Mon) 02時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 02時半頃
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(いい、別に。) (謝る必要もない。礼も、いらん。)
[ただの、ほんの、気まぐれでしかないのだからと言うように。 自分に言いわけするかのように、子供に対して呟いた。
困って足されたマフィンに齧りつく様には、 どこか猫を拾ったような心持にもなったりしたが。]
(Mi……ああ、ミミか。) (ここからそんなに遠くはない。) (食べ終わったら、送ってやる。)
(-167) 2014/01/20(Mon) 02時半頃
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[そうしてぽつぽつと語られる事情を、言葉少なく相槌うって。 目的地に無事送り届け――この手から離れると、 ほっと息をついたのだった。]
(……気にするな。)
[何度目かになる礼と謝罪には、 緩く首をふり、背を向けた。
ミミで小間使いをするならまた合う事もあるだろうがと、 思っていたし予想もしていたが、 お礼が予想の範囲のはるか彼方だったのには、 後ほど頭痛で卒倒しそうなはめになったわけだが*]
(-168) 2014/01/20(Mon) 02時半頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
……失敗したから、まけておく。
[増えた一つは、僅かに形が崩れていただけで、 売り物にならないと呼ぶには微妙だったが。 それでもそう言って、手を差し出す。]
4つ分だけでいい。
[3つ先払いされていたなら、 増えた一つ分だけうけとるつもりで。]
(420) 2014/01/20(Mon) 02時半頃
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/* バーにも洗濯屋さんに世話になりたいんだが 俺の手が足りるかどうか…!
明後日にはイベントあるからどうにかしたいなー…。
(-169) 2014/01/20(Mon) 02時半頃
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失敗…?
[もう一度袋の中を覗き込むけれど、どれ一つ失敗に見えません。]
… ケヴィンの兄さんは何時もそう。 こうやってオマケ付けてくれたり、 目当てのパンが焼きあがるまで待つ間眠りこけても起こさずいてくれたり、 ……見ず知らずの行き倒れモドキを拾って、部屋に上げてみたり
それでいて、「お礼」持ってきても 安いものしか受け取ってくれないし―――…
[否。安いものも受け取ってくれなかったことがあった。 言葉に迷い、真似して眉間に皺を寄せてみるけれど、余り怖くないかもしれません。]
(421) 2014/01/20(Mon) 03時頃
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………まぁ、折角だしねぇ。 夜の間じゅう広場に立ちっぱなしはお腹が空くから、 仕事の前に、あたしの分、食べることにする。
[昨夜お客を取ったから――とは敢えて口にすることはないけれど、今夜は本来の業務に徹することになる、とは暗に示して、伸べられた手の上に4つ分のコインを乗せます。]
ありがとうね。 兄さんも残りの業務時間、しごと頑張って?
[それから、紙袋を抱えるように持ち直す。]
(422) 2014/01/20(Mon) 03時頃
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[出会いから数日経った夜。]
(あの時のお礼に来たんです。)
[緊張で強張る声と細腕を、 自分よりずっと高い男の背の後ろから回して。 囁く声だって震えていただろう、きっと少女にとっても一大決心だった。]
(お客を取ることを許されて、 値段が跳ね上がる前で、ごめんなさい)
(――…でも、わたしがお返しできるのは、 こういう方法しかないから)
[キャスケットに隠していた髪は背に流せば肩を超える。 硬い背に押し付けた胸元こそ十八という年齢相応であり、 膨らみすぎたパン生地のような現在とは程遠かったけれど、 少なくとも、改めて性別を問うまでもなかっただろう。]
(-170) 2014/01/20(Mon) 04時頃
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(……抱いて、くれますか)
[羞恥のような、決意のような、懇願のような、]
(どうか一夜、わたしを好きなように)
[ ]
[しんとした部屋に、それはどこか切なく響いた。*]
(-171) 2014/01/20(Mon) 04時頃
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/* 黒歴史でした、って打ちそうになtt
ケヴィンなら断ってくれるに違いないと踏んでいるけれども いや実際これ次にどんな顔して会えばいいのかわからないですよねと思うの…。((
(-172) 2014/01/20(Mon) 04時頃
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/* 大丈夫だと見越して去りロール打ってるけど。 旦那の反応見てからのほうがいいかなー じゃないとあれかなー と思いつつ、
もう少しころころしながらまとう。
(-173) 2014/01/20(Mon) 04時頃
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[戻れば当然というか先に食べ始めていた。>>408]
一人でどんだけ食う気だよ。
[皿の上は一人分というには多すぎやしないか。 とはいえ食いっぱぐれたくはないもので、 先程と同じ位置、黍炉の正面に座った。
ちょっかいをかけられない限り、 黙々と料理を口に運ぶ。
棒二本での食事には、まだ慣れず。 集中していないと取り落としそうになる。**]
(423) 2014/01/20(Mon) 06時頃
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/* ログ全部読めたー。
ホレーショーとジェニファーの大人の駆け引きが素敵。
セレストのスルーに笑ったw ラルメリもケヴィクラもほのぼのしそうで。 でもちょっと薄暗くなりそうで。わくわく。
(-174) 2014/01/20(Mon) 06時頃
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― パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
……………。
[オマケは別に、お前にだけじゃない、とか。 起きて待たせる事に意味は無いだろう、とか。 ――行き倒れもどきに関してだけは、何一つ否定出来ないが。
どのみち眉間に皺寄せ呟く様に、黙ったままで返す。 彼女の「礼」に関しては、色々思う所もあるのだ。]
(424) 2014/01/20(Mon) 06時半頃
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……そうしろ。
[彼女が食べるのなら、それこそ入れた理由になるのだと。 口にはしないがそれだけ呟いて、コイン丁度は受け取った。]
そっちもな。
[仕事をがんばれ。 頑張り過ぎないように。
そんな言葉はやはり出ないけれど。]
…またこい。
[それだけ言うと、紙袋を持った彼女を見送った**]
(425) 2014/01/20(Mon) 06時半頃
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[さてその日も変わらず仕事を始めた営業後。 坊主、だと思っていた子供が顔を出した時も、 ちょっとした安堵はあったが、驚きはなかった。]
(お遣いか。)
[その時はそう、名前すら聞いていなかった。 礼などいい、と仕事の片手間、 背を向けて珍しい世間話を口に昇らせながら。]
(店にはもう慣れた―――)
[か?と、尋ねた瞬間 手にしていた小麦袋を落としそうになって慌てて堪えた]
(-175) 2014/01/20(Mon) 07時頃
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(おまえ………)
[背にかかる重みに、何事かと思ったが。 薄いシャツの背後から感じる、発酵前のパン生地ふたつ。
ぎくりと手がとまり、汗をかくには十分だった。 しまった良く顔も見ていなかったと、思い知るのは後の祭り。
坊主もとい少女の一大決心に、喜んで乗るような性格ではなく。 抱きしめてくる細い腕を、袋を持っていない手で軽く重ねて。]
(-176) 2014/01/20(Mon) 07時頃
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(……………俺は、子供を買うつもりはない。)
[その手を解いた。 否定と拒絶。 彼女の決意に、残酷に線を引いて。]
(礼は、いい。 俺は) (……………。)
[そんな事のために人を助けたんじゃない。 そんな事がしたいわけじゃない。 相変わらず言葉は上手く言葉にならず。
睨むように見据えて、息一つ落としながら、 彼女の髪を、ゆるりと撫でた。]
(-177) 2014/01/20(Mon) 07時頃
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[格好を付けたかったわけではない。 ただ単純に、言葉にならない想いがあって、 そちらを優先しただけで。
人の好意を振るという、頭の痛い思いをしながら、 彼女を拒否したその翌日、配達でミミには訪れた。
出来れば近づかない方が身のためだと思いながらも、 仕事に腹は代えられない。
彼女が居ないのを確認するようにそろっとパンを届けると、 去り際、目聡く見つけた女将に声をかけられた。]
(-178) 2014/01/20(Mon) 07時頃
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[やあ久しぶりと。 暫くご無沙汰だったのだから、たまには買って逝けと。 そんな主旨の言葉をかけられ、半ば無理やり通された店の一室。
振り返れば子供の猫がいた。]
(女将…!)
[おいまてハメたなと。 抗議に部屋を出ようとしたが、呼び止められた。]
(-179) 2014/01/20(Mon) 07時頃
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パンはあるが焼きたてではない。
[そしておつかいなどいくわけがない。 あくまでトレイルに同行する旨を]**
(426) 2014/01/20(Mon) 07時頃
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[拒絶にめげずに寄って来る。 何だろうこの子供は。 じり、と半歩後ろに下がる。]
(俺は。)
[子供は買わない。 それは男の趣味でもあり、主義でもあり。 何より今はまだ仕事中で…
だが二度目の拒絶は、口から出ることもなく。]
(-180) 2014/01/20(Mon) 07時頃
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[もう一度、同じ事を告げられれば、 今度こそ―――折れた。]
(……………。)
(あまり、優しくはないぞ。)
[そう呟くと、 硝子の聖女に口づけるように慎重に、 唇を額に、瞼に、頬へと落として、 耳朶を食んで、舐めた**]
(-181) 2014/01/20(Mon) 07時頃
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/* おかしいな当初の予定では拒絶で終わる予定が美味しく頂いて(
まぁ問題ないか。
(-182) 2014/01/20(Mon) 07時半頃
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/*
「
」←この辺芝
(-183) 2014/01/20(Mon) 07時半頃
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/* まった。まって。 wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww
これは予想外。
(-184) 2014/01/20(Mon) 07時半頃
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/* えええとええと。
いけない、動揺する。ちょっと仕事から帰るまでに考えてきますからね…((
(-185) 2014/01/20(Mon) 07時半頃
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[そして、外にでるのだが。 そうすれば、アランのこと、トレイルが訊かれるのは間違いない。
その答えをどうするか。 その判断はトレイル次第だが。 もちろん、護衛などとは答えないだろう]**
(427) 2014/01/20(Mon) 08時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 08時頃
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言ったらお前、俺のこと嫌いになるだろう。 だから言わない。
[全部をぶちまけて赦してくれるかと問いたい衝動はあれど、そんなことはありえないとわかっているので言わない。 最後には今のように、何もなかったかのようにここに来てくれないかと彼の中の己の価値を図りたい気がするが、間違いなくそれほど重要な位置にはいないだろう。
餌付けというのはとても正しく。 つまりそれまでのものだ。]
(-186) 2014/01/20(Mon) 10時頃
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[クシャミが同じ場所に座る。 それをちらりと見てから、再び食事に戻る。 普段は言葉を交わしながらの食事だが、先ほどの出来事のせいだろう、いつもよりは静かな食卓だった。
箸の扱いには相変わらず難儀しているようだったが>>423、最初に比べればうまくなったものだ。 今日の食事はそれほどとりにくいものはないだろうが、一度落とせば「フォークを使うか」とぐらいは問いかけてやる。机の上を必要以上に汚されるのは好まない。]
デザートはないが茶ぐらいは淹れてやる。 片付けが終わるまで座って待ってろよ。
[客用に用意されてる、そこそこ年季の入ったソファーを指さしてそこで待つように告げたが、彼がいつの間にか姿を消していても猫だから仕方がない。 窓のない壁を覆っている棚の中から、今夜の茶葉を選んで台所へと戻る間は、何か声をかけられても返答はしないだろう。**]
(428) 2014/01/20(Mon) 10時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 10時頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 10時頃
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やべっ、 スマ鳩で手が滑って、「村を出る」押しちまったぃ。 とっさに停止おしたけど、間に合ってよかったな。
(-187) 2014/01/20(Mon) 11時頃
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― ブラックマーケット ―
[一年の終わり。 表通りのように無駄なイルミネーションやキラキラした親子連れを見る事はないブラックマーケットでも、賑わいだけは増すようで]
[買い物の用もあったが、売り手としての用も幾つかある。 人の目が多く、死角も多いマーケットは取引場所として手軽だった。 積み上げられた段ボールの陰、畳んだ紙幣を受け取り、枚数を確かめて小さな包みを渡す。 相手の顔を一瞥して、その客との売買は終わり]
…
親父、これを5つ
[歩きながら傍にあった果物の箱を覗き込んで、林檎を買った]*
(429) 2014/01/20(Mon) 11時頃
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− 聖ルカ教会・墓地 −
どうか目を──
[壁際に座り込む男(ヤニク)の正面に膝をつき、呼びかけながら、ゆっくりとその顔に手を伸ばした。]
(430) 2014/01/20(Mon) 11時頃
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[うずくまる男の、精悍で、それでいて憔悴と哀愁を宿した陰影は、裕福な人間のそれではない。 吹きだまりの裏通りにあるべくしてあるもの。
だが、昨今、見かけない容貌だった。 つまり、男はこの教区の住人ではないと推測される。
けれど──
色の濃い肌、褪せたような色の髪は記憶を揺さぶるものだった。]
(431) 2014/01/20(Mon) 11時半頃
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ヤニク──、
(-188) 2014/01/20(Mon) 11時半頃
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[息だけの声が洩れる。 呼ぶ。
思えば、彼との出会いもこの墓地だった。 豹よろしく木の枝に寝そべっていた彼と視線があって、その瞬間、何かがカチリと噛み合った気がした。
喩えるならば世界に欠けていた色。
それから、ふたりの時間は共に流れた。 とはいえヤニクは気まぐれで、次にいつ会えるかすらわからなかった。 けれど、それを寂しいと思ったことはない。 太陽が雲に隠れるようなものだと。
それでも、互いの肘の内側を浅く切って血を交える──当時、映画の影響で流行っていた血契の儀式──の相手は彼以外に考えつかなかった。]
(-189) 2014/01/20(Mon) 11時半頃
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[その後、組織の暗殺者だった養父が警官との銃撃戦で死に、ハイスクールも退学になって、ベネットの人生に嵐が吹き荒れていた時期のどこかでヤニクはベネットの視界から姿を消した。
いや、ブルーノ司祭の推薦状を携えて神学校に入学すべく、先に街を出たのはベネットの方だったかもしれない。
どちらにせよ、別れの言葉もないままに、ふたりの道は静かに離れた。]
(-190) 2014/01/20(Mon) 11時半頃
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[──そうして今、聖職者となって街へ戻ったベネットの前に、ヤニクは最初の時と同じく唐突に、衝撃的に、その存在を晒したのだった。
身体は成長し、容貌も大人びたけれど、ヤニクの面影は確かにある。 今は閉ざされている瞼は、その奥にどんな感情を宿しているのか。]
(-191) 2014/01/20(Mon) 11時半頃
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帰ってきたんだ…、 ヤニク。
(432) 2014/01/20(Mon) 11時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 11時半頃
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ヤニクとは幼馴染だったらしい。 最初から縁故あるペアは初めてですね。
血の友情までしておいて、音信不通。 そして大人になって再会とか熱いですね。
(-192) 2014/01/20(Mon) 12時頃
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企画を知らないと、まだ「この二人がペアなんだ」というのが見えないペアもいて面白い。
今のとこ親密度マイナスっぽいのはアラン・トレイル組だけど、合法的(?)に同居に持ち込む設定の手際良さよ。いいねー
(-193) 2014/01/20(Mon) 12時頃
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いえ、苦手などではありませんよ。 健康ですか、有難うございます。 貴女も気をつけてくださいね。
[>>358説明を受ければ改めて手の中の品を見る。 手作りなんて、貰ったのは何時ぶりだろう。 もしかしたら殆ど無かったかもしれない。 彼女の人柄を伺えた気がして、笑みを零す]
…あぁ、すみません、 あまり長々と立っていては、今日の売上に支障が出てしまいますかね。
[ふと顔を上げて、ポケットに品をしまう。 長話は営業妨害になるか。それも、彼女にとっては生きる為だろう収入の邪魔はしたくない。
今まで提げてきたビニール袋に一度視線を向け、逡巡。 持ち上げようとした腕を一度は止めたが、やはり彼女の前へと]
(433) 2014/01/20(Mon) 13時半頃
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チーズ、大丈夫ですか? よければ差し上げます。
[その中身は、店で使う為に買ってきたもの。 自分の所持金で払ったという事にして、帰りにまた買っていこう。 そこまで大層な値段がするものでもない。筈。]
本当はお店にどうぞ、と言いたいところなんですけれど。 夜のあの付近は、貴女にとっては色々と大変でしょうから。
[揺らめくネオンやアレの筋な人間、彷徨う浮浪者にイケナイお薬の売人エトセトラエトセトラ。 特に娼館などには、彼女を近づけてはいけない気がして。 すみません、と男は小さく肩を竦めて苦笑する。
そういえば、彼女は自分の職業を知っていただろうか]
(434) 2014/01/20(Mon) 13時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 13時半頃
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『これは、大事にとっておきなさい』
[母に言われて、少年のホレーショーはきょとんとした。 彼にとっては、指輪はオマケで、紙の冠の方がずっと価値のあるものだったからだ。
とはいえ、優しくて賢い母の言うことだから、その通りにしておけば間違いない。 かくしてフェーヴの指輪は、ヘビの脱け殻やぴかぴかの小石やビール瓶の蓋と共に、空き箱に詰められて、 天井裏に「大事」に仕舞われた。
他の思い出と同じく、やがて大人になるにつれ、それは置き去りにされてしまったが、 そのおかげで、キャサリンが病に臥せって、母子が困窮した際にも、 売り払われずに済んだのだった]*
(-194) 2014/01/20(Mon) 13時半頃
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[マーケット内を歩くうち、靴やら時計の並ぶ店を抜けて布や小物の目につく一角へ。 人とぶつかるのを避けながら、並んでいる品を順に眺めていって]
[目についた服を手に取った。 生地が暖かそうで、値段が安い。 シンプルな作りの丈長な巻きスカートを広げて見れば、膝下あたりに刺繍が入っていて手仕事ならかなり手間がかかっているように見えた。
財布の中身を計算しながら、売り子を視線で探す]
…
[どうやら他の客の相手中。 待たされそうなら余所へ行こう。短くなって来た煙草の灰を通路へ落とした]
(435) 2014/01/20(Mon) 15時頃
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/* せんせーやさしい
(-195) 2014/01/20(Mon) 16時半頃
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[ふと、鼻腔を擽る煙たさが強くなる。 人や食料の匂い、熱気などが立ち込めるこの場所でそれに気付いたのは、きっと偶然。 思わず顔を上げれば、見知った顔に僅かに目を丸くした>>435]
おや。ミナカタさんじゃないですか。
[バーの常連客であり、鍼灸医院「ロン」の医師。 “患者に”優しいという評判は、その身を持って実感している。 彼の腕は確かで、大変助かっているものだ。 男が以前流行病にかかり高熱で死にかけた時は、懇切丁寧に世話をしてくれたのを思い出す。 最も、完治すればさらりと追い払われてしまったが]
この辺りでお見かけするのは、なんだか珍しく思います。 どなたかへの贈り物を?
[手にしている服は、明らかに女性もので。 安易に恋人などと言ってしまうのは避け、例えば母へ、例えば親族への可能性も示しつつ問うてみる]
(436) 2014/01/20(Mon) 17時頃
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[問いながら――衣服の下、脇腹の古傷がつきりと痛んだ。 この痛みで今もまだ通院している事は、マスターにも隠している。
表情には出さないように。 出来れば様子を訊かれなければと思うが、果たして]
(437) 2014/01/20(Mon) 17時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 17時頃
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/* もしかして:秘話でやるとよかった
いやまぁでも表でそれっぽいことやるつもりでしたし…ていうかお薬もらいにいきたいしやっぱいいですかね表で。
(-196) 2014/01/20(Mon) 17時頃
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/* ▼鼻炎。くるしい…
(-197) 2014/01/20(Mon) 17時頃
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─ミニバンを走らせ─
[自分のごめん>>388が通じたかどうかは判らず、それでも彼女はアクセルを踏み込むんだ。 そこらを歩く他人を信用出来ない様な地域の中、技術と口の固さを信用される『ブランシュポム』の信用と、彼女の睡眠を知らず妨害してくれる居候くん。 天秤にかけ、例えサイドビジネスだとしても己には仕事しかないとどこかで思っているセレストの中で、どちらに天秤が傾いたかは車を走らせた事で知れるよね]
[居候くんが笑みを引っ込めた事>>397には気づかず、けれどももう一度小さく手を振った事にはバックミラーをちらりと見つめて気がついた。
周囲の車にギャングのおじ様が乗っていなさそうなのをさっと確認して、その手に応える様に一度だけライトをパッシングしてみせたり。 そのついでに、つい忘れがちになってしまう車のライトをONにする]
[何だかんだで居候くんに甘いのは、多分彼女が子供の頃に飼っていた犬か何かと暮らしている。と、そう思おうとしているからかな。
そうして、彼女は本日の仕事を終える為に駅へと車を走らせた*]
(438) 2014/01/20(Mon) 17時半頃
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― 鍼灸医院ロン 1階 ―
[男が去った後、女は暫くベッドの上に横になっていたが退屈になってきたのかベッドから抜け出すと縫合した足を気遣いながら階段を登った。 若干まだふらつきは残るが、点滴を受ける前に比べると症状はかなりマシになっているように思えた。
1階の診察室と思しき部屋にでるとぐるりと周囲を見渡す。 様々な器具が整頓され、仕舞われている。 故郷に居た頃のそれと比べれば非常に清潔で、洗練されているように見えた。]
(439) 2014/01/20(Mon) 17時半頃
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[男がカルテを書いたりするデスクなのだろう、その上に聴診器が置かれていた。 デスクの前の椅子に腰掛け、おもむろに聴診器へ手を伸ばす。
それに触れるのは随分と久しぶりな気がした。 同じメーカーのものなのだろうか、身体へあてる面に入ったマークにも見覚えがあるような気がした。]
(440) 2014/01/20(Mon) 18時頃
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[幼い頃、父の聴診器を勝手に持ち出し弟と妹で遊んでいて怒られた事があった。 けれど、その後に耳への掛け方が違うと父は教えてくれた。 間違ってかけた時は、弟の胸にあてても全然音が聞こえなかったのに、父に言われたとおりにすると耳にはっきりと心臓の鼓動が聞こえて驚いた事は薄く記憶に残っている。]
(441) 2014/01/20(Mon) 18時頃
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[じわり、と胸に黒い感情が広がる。 もう、子供ではない。
けれど、父が弟にした事はまだ何処かで許せないでいる。]
(442) 2014/01/20(Mon) 18時頃
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[父の仕事には興味は持てないままでいた。
ぼんやりと椅子に座ったままカチ、カチと聴診器を鳴らしながら女は故郷での事を思っている。*]
(443) 2014/01/20(Mon) 18時頃
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─夜/帰路─
こっちは先生から。伝票通り、出来るだけ早く仕上げて欲しいって。……女物の服、ですか?
[集配依頼の品を差し出し、仕事終わりの前に連絡事項を店主に告げる。中身を確認した店主の言葉をオウム返して、患者に優しいという評判を改めて実感してみたり]
サウスティンさんのシャツは、いつも通りレール手前に下げてます。
[出勤している時は必ず受け取り、そうして前日に出されて仕上がったローマンカラーのシャツを吊るすのも彼女の仕事だね。 受け取り人の助祭さんは早い時間に顔を出す客なので、仕上がったものを吊るすハンガーレールの定位置は、いつも手前なんだ。 きっと店主も判りきっていると理解しながらも、仕事の抜けがないかの確認は大事だいじ]
じゃ、お先に失礼しまーす。
[大事な確認作業終了。そうして彼女はペコリと頭を下げ、タイムカードを切ってクリーニング店を出た。
片手にはしっかりお隣さんから預かった小奇麗な封筒を握って]
(444) 2014/01/20(Mon) 18時頃
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あら、ゾーイ。お父さんのお迎え? 探偵さんには、猫ちゃん探して貰えた?
[駅構内を黒のニーハイブーツの踵を鳴らして歩く最中、見知った金色の髪を揺らす少女とすれ違うんだ。 猫を探す少女に、隣の探偵を紹介したのは何となく。お金にならない事を紹介したと言われたら困るから、セレストは内緒にしてるけど。
見つかってないみたい、としょぼくれた声を出す少女の頭をわしわしと撫でて、セレストは少女と視線を合わせる様にその場に屈み込んだ]
(445) 2014/01/20(Mon) 18時頃
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大丈夫。探偵さん、腕はいい筈だから(多分、きっと、そう思う事にしている)。
よーし、いい事を教えてやろう。店のカレンダー、今日の分開け忘れたから、その任務を君にあげよう。 何が入ってたかは、また今度教えてね?
[クリーニング店のカウンター脇に、時期だからと店主が置いたアドベントカレンダー。寡黙な職人肌の人が何をしているんだと思いながらも、たまに迎えに来る愛娘の為に置いたのだろうと、最近セレストは納得してたりするんだ。 ゾーイが来なければそれを開けるのはセレストの役目だけど、一応中に入っているお菓子は来るかも知れない少女の為に取っておいてある。カレンダーの後ろに小さな籠を置いてあるから、きっとゾーイはすぐに判ってくれるんじゃないかな。
セレストの言葉に見つからない猫の落胆を表情から消して、ゾーイは父親が仕事をするクリーニング店へと駆けて行った。 立ち上がり、その小さな背中が店内へと無事に入るのを見届け、セレストは駅を出た]
(446) 2014/01/20(Mon) 18時半頃
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(──そういえば)
[お気に入りのプリンセスコートの裾を風になびかせながら、彼女はふと思い出す。
それは1日前に終えたターゲットから貰った物だ。飾っているところを写メしてなんて言われて、うんざりしながらも携帯で撮ってやった自宅にあるそれ]
(捨てたいんだけど、エリスが楽しそうに毎日開けてるから)
[何も知らない居候くんが、PCデスクの脇に飾ったそれを楽しそうに開いていく。 だから用済みのアドベントカレンダーを未だ捨てられない事を思い出して、溜め息をこぼしながらセレストはG3がある路地へと向かっていった。
まだ少しばかり治安がマシとは言え、当然周囲を警戒する事を忘れずに。
もしかしたら、顔見知りのご近所さんのトレイルが知らない男と歩いている妙な光景>>427に出くわすかも知れないね**]
(447) 2014/01/20(Mon) 18時半頃
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そう、ですね。私も気をつけないと。
[相手の表情を見て笑みが零れたのを確認出来れば、>>433安心したように胸をなでおろす。 自分の体調のことも気にかけてもらえば、そういえば今年の冬は例年よりも一層寒く感じるなぁ、なんて思いながら返事をする。]
大丈夫ですよ。今日はいくつか売れてますし、それにもともとお呼びしたのは私の方ですから。 ラルフさんこそ、お時間は大丈夫ですか?
[相手に気を遣わせまいと、今日はそろそろ店じまいにでもしようかと思っていたと告げる。 そもそも、相手の方が時間は大丈夫なのだろうかと少し不安になりながら。]
(448) 2014/01/20(Mon) 18時半頃
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あの、本当にいただいてしまってもいいのですか!?
[相手の優しさを感じながら、ふと差し出された袋に目を移す。>>434 袋を受け取り、中を確認しながら、本当に貰ってもいいものだろうかと心配になる。
お店という言葉を聞けば、首を傾げる。 そういえば、名前は助けてもらった際に聞いたけれど、それ以外のことは知らないんだったと改めて気づく。]
どんなお店なんでしょうか? ぜひ、今度行きますとお答えしたいのですが…。
[彼が働くお店近辺のことなど知るはずもなく、しかも滅多な事では外食などをしないものだから、行ける機会があればいいと言葉にする。 彼がすいませんと呟いている理由は、よくわからずに。]
(449) 2014/01/20(Mon) 18時半頃
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/* ガンプラアニメー゚(゚´Д`゚)゚← いやあれ面白いじゃないですか(真顔。録画機材は我が家にはなくてですね……。
しかし読みづらいな、何でだろう。あ、>>447『一日前に依頼を終えたターゲット』が正確だね。
ああもう、休みの日でもこれかorz
(-198) 2014/01/20(Mon) 18時半頃
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/* しかしうっかりロル打ってた窓でログ確認してたから、危うく1時間ほど打ち込んでいたものを消すところでしたよ。
そんな事なくてよかった……
(-199) 2014/01/20(Mon) 18時半頃
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[顔をこちらへ向けた客の男が、おや、と声を上げた>>436]
──
[誰だお前。 という顔をしたかもしれない。 いやいや、ミナカタを「ロン先生」と呼ぶ者は多くても、姓で呼ぶ者は数えるほどしかいないはず。
煙草を咥え直した指でこめかみを掻いて、男の顔を凝視すること数秒。 眉間に寄せた皺が和らいだ]
……バーテン。
[ラルフ・ラコール。カルテに書き込んだ時の自分の筆跡で、名前のイメージが脳裏に浮かんだ。 確かに、お互いのテリトリー内ではよく顔を見るが、外で会うのは珍しいことだ]
(450) 2014/01/20(Mon) 18時半頃
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[手にしたスカートについて問われ、一拍置いて]
自分用
…
[言ってしまってから、冗談の出来の悪さに閉口した。 唇を歪める動きで、巻紙の中から煙草葉が零れる]
こういうのは、若い女が着てもおかしくないか?
[唇に張り付いた細かい葉を親指で拭いながら問いを向けたのは、 自分よりはセンスが良さそうなラルフと、手作り風にみえるスカートの売り主であろう若い娘の両方へ]
(451) 2014/01/20(Mon) 18時半頃
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─ バー「アンダー」 ─
[チーズを摘み、濃いめのウィスキーを飲む。 木の実と違い、酸味を帯びた柔らかい肴は、 ウィスキーの甘さを引き立ててくれる……気がする。
ほんのたまの贅沢としてだけ、酒を嗜むホレーショーには、 語るべき蘊蓄も、銘柄を当てる舌もないのだけれど]
……あんた、家族は居るのか?
[なんとはなしに、ふわふわとする気がする。 見れば、二杯目もそろそろ空になりそうだ。 なんだか気が大きくなって、普段のようにケチケチするのに嫌気がさした。 三杯目を注文する]
俺は、キャサリンの為なら何でも出来る。
[身の上話なんて、他人に語るもんじゃない。 そう思っていたはずなのに、酒が口を緩くさせていた]
(452) 2014/01/20(Mon) 18時半頃
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/* てんてーかわゆい
(-200) 2014/01/20(Mon) 18時半頃
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―回想、ミナカタを見つける前―
それならよかったです。 大丈夫ですよ、出勤時間には間に合います。
[>>448売上良好な様子に小さく安堵の笑みを浮かべて。 驚きながらの問いには、頷きを返す。
>>449首を傾げつつ問われれば、少しだけ迷う。 バーに来る人間なんて大きく分類すれば、安定した収入源があるか、偶然金が入ったかのどちらかだろうか。 その面を考えてもやはり難しいかもしれない。 最も、彼女が酒を飲めるのかすら分からなかったのだけれど。
そんな考えを巡らせて、さてどうしようかと。 強まった煙の匂いに気付いたのは、そんな時だった*]
(453) 2014/01/20(Mon) 18時半頃
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[ラルフと話をしていれば、自分の作った物を手に取る人影がみえて対応しようとする。>>435 その人物は、自分も知った顔。鍼灸医院のロンのお医者さんであると。
この街に来たばかりの、高熱で倒れた時にお世話になったことがあるが、はたして相手は覚えているであろうか?]
あ、先生、こんにちは。 スカート…ですか?
そうですね、若い女性なら着ていてもおかしくないですよ? 男性だと…ビックリしちゃいますが。
[手にしたものに、一度はビックリしたものの、続く言葉に>>451誰かへの贈り物なのだろうかと想像する。 少しだけ冗談混じりに返事をすれば、相手はどうするだろうか。]
(454) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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/* ふぇ…。
お返事が遅くてごめんなさい…。 ト書きとかに悩んでしまって…。
あうあう、もっと早くレス出来るように頑張る。
(-201) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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―現在―
[>>450あからさまに誰だお前と怪訝そうな目を向けられれば、いっそ清々しいとすら思ってしまう。
病院にかかる時は「ロン先生」と呼んでいるものの、仕事とプライベートは分ける派。 故にバーでは一人の客として、「ミナカタさん]と呼んでいる。 最も、今ではいつものバーテン服は着ていないし、思い出してもらう為の配慮が足りなかったか]
はい、バーテンのラルフです。
[にこりと笑みと共に言ってみるが、恐らく直ぐに忘れるのだろう]
(455) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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―バー「アンダー」―
[どうなんだ?>>416と聞かれればゆるりと笑んで]
ええ、とっても。
[このまま撫でてしまおうかとも思ったけれど。 指を這わせるようにしても男は動かない。 手を重ねるわけでもなく、掴むわけでもない。 酒を餌に女を釣るタイプでもないのだろうか。 そうなってくると。益々興味がわいてきた]
(456) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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あら、見かけによらず悪い男なんだ。 ますます誘い込みたくなっちゃうわね。
[家族の存在を気に留めた様子はない。むしろ楽しげに、コロコロと笑った]
(-202) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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[売り子の娘の顔を見て、「アンダー」にこんな顔の従業員がいたか思い出そうとしたが、]
じゃあこれを
[努力を放棄したらしい。 マズい冗談に反応が返って来て、何とも言えずに視線を逸らした]
……釣り代わりにこのマフラーもつけてくれ
[適当にその辺にあったマフラーを掴んで娘に押し付ける。 渡す紙幣は少し額面の大きいもの]
(457) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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[キャサリンが病気がちになって、もうずいぶん経つ。 最初はちょっとした頭痛だったようだ。 それが、少しずつ起こる回数が増え、目まいも同時に起こって立って居られなくなった。
慌てて慈愛病院に連れて行ったら、血圧の数字が異常なのだという。 入院だ、検査だ、薬だとびっくりするくらいお金がかかった。 1カ月で病院に居られなくなった]
(-203) 2014/01/20(Mon) 19時頃
|
|
[だがしかし、返された返事には流石に意表を突かれた。 きょとりと目を丸くするも、口を閉ざす様に思わず笑みを零す。 そこまで積極的にお喋りを好む方では無かったような気がしたが、こんな冗談を聞いたのは何時ぶりだっただろうか]
自分はおかしくないと思いますよ。 刺繍のワンポイントも、きっとその方を引き立てるでしょう。
[男の答えがまるで仕事中のような返しになってしまうのは、再三言うようだが最早癖だ]
(458) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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|
[売り子が品を包む間、ラルフを横目で見た。 視線は自然に下がって脇のあたりを彷徨い、また逸らされる]
店はこれから?
[尋ねる声は、ごく低く抑えたもの]
(459) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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この頃は冷えがきついが、傷に響いていないか?
["患者"に対するような柔らかい声音も、ごく小さく抑えた声量で囁いた]
(-204) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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[彼女が包んでいる間は、此方に意識は向かないだろうか。 抑えられた声に、笑みと共に頷きを返して]
是非、あれを着た方とご来店して頂きたいものです。
[いつも通りの誘いも、彼の調子に合わさる]
(460) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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[飽きもせず、グラスの中の光に心奪われていると。突然の質問>>452が投げられた。
家族は いるのか。
その質問に、泣きそうな程顔を顰めたのは一瞬の出来事。 次の瞬間には興味なさげなに遠くを見つめて]
いないわ。 ……あなたは?
[そう質問を返した。家族がいないなんてこと、このご時世珍しくもなんともないだろう。だが、何度目かは知り得ないが、おかわりを頼んだ男の次のセリフには嘲るように笑い]
へぇ。 随分大事にしているのね、彼女のコト。
[喉まで出かかった、反吐が出る。という言葉はかろうじて飲み込んだ。 これ以上言えば。思い出せば。酒がまずくなる。 そう思い直してグラスに残ったブランデーを一気に煽った]
(461) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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――近々、また鎮痛剤を頂きに伺います。
[それは、隠し通せない肯定。 僅かに視線を伏せて。 すみません、と、今度は苦笑を浮かべた]
(-205) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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/* わーい秘話りれましたー(´∀`*) ミナカタさんありがとうございます。そしてタイプ遅い&長ったらしくてすみません…
…相方様も秘話りますから少々お待ちを!
(-206) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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/* っていうか順番逆の方がよかっ…
(-207) 2014/01/20(Mon) 19時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 19時頃
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当たり前だ。
[彼女の一瞬の表情にも、 随分大事に>>461、に籠められた意味にも、 気付くことなく、ごく自然に一言、そう返答した]
[キャサリンの、目を細める穏やかな笑みや、 ゆったりとお下げに結った髪を思い出すと、 酒が急に苦くなった。
キャサリンが病気がちになって、もうずいぶん経つ。 最初はちょっとした頭痛だったらしい。 それが、少しずつ起こる回数が増え、目まいも同時に起こって立って居られなくなった]
(462) 2014/01/20(Mon) 19時半頃
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(キャサリンの薬代にするはずだったのに)
[途端、酷くいけないことをしてる気になって、 ホレーショーはグラスに残っていた酒を一気に飲み干した]
俺、そろそろ帰らないと。
[立ち上がると、くらりとふらついた。 こんなに弱かったかな? 若い頃は、1瓶だって余裕で開けていたのだけど]
マスター、チェックを。
(463) 2014/01/20(Mon) 19時半頃
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そういうんじゃねぇ
[やっぱり、自分で着ると言い張るべきだったか。とか。 ラルフの仕事ぶりを思い出すような如才ない言葉に居心地悪く眉を顰め、また唇に零れて来た煙草の葉を摘んで棄てた]
また今度な。 一人で行くが
[わざわざ付け足しながら、ラルフの笑みへ小さく頷いた。
「ロン」の裏口は、日が落ちてからは閉ざされていることも多い。 大抵は「アンダー」で酒を飲んで、ほどほどに切り上げる。気分が良ければ女を買って帰るか、荒れていれば「ムーラン」で夜を過ごすこともあった]
[今夜も一杯くらいならきっと問題はないのだろうが、なんとなく気が乗らず]
(464) 2014/01/20(Mon) 19時半頃
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[ むかつく、こいつ。]
[男に抱いた正直な感想だった。彼女の為なら何でもできる。 臆面もなくそういってのける事も、当たり前だと>>462 返す言葉も。 何故他人にそこまで執着できるのか。ジェニファーには理解できなかった。]
あら、もう?
[ふらつく体を支えようとは思わない。なんだか自分もここで飲む気は失せてしまった。 二軒目ならどこにいこうか、そんな事を考えながら立ち上がる]
……大丈夫?
[一応そう聞いてみる。大丈夫じゃないなんて言われてもどうすることもできないけれど]
(465) 2014/01/20(Mon) 19時半頃
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[尻ポケットから潰れた紙幣を取り出して、 マスターに渡す。 額面をロクに確かめずに釣りを受け取った]
……ん? いや、大丈夫だ。 ちと飲みすぎたらしい。
[それから、女も立ち上がる様子を見ると]
……送って行こうか?
[どっちが送られるか、分からないような様だが。 まあ、喧嘩ッぱやい連中なら、ホレーショーの顔は知っているだろうし、お守りくらいにはなるだろう]
(466) 2014/01/20(Mon) 19時半頃
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― →レストラン『ボーノ』 ―
ただいま帰りましたーっと。 遅くなってごめんなさい、ちょっと迷っちゃって。
[レストランに戻った頃には陽が落ちて、夜の準備が始まっていた。 頼まれたパンの袋を若奥さんへ渡し、残しておいてくれた賄いの皿を持って邪魔にならないようカウンターの隅へ。 食べながら、面白いことあった?と聞いてくる若奥さんのミッシェルに道中会った人のことを話したり。]
(467) 2014/01/20(Mon) 19時半頃
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うん。道教えてくれたお兄さん、バーで働いてるみたいー。 ラルフさんって言ったかな。 へー、『アンダー』ってお店があるんだ。そこなのかな? もう、僕だってお酒飲めるよ。
あ。あとパン屋のお兄さんすごい厳ついね。 びっくりしちゃった。 ふふ。でもよく見たらかっこよかったよー。 ふーん、ケヴィンさんって言うんだ?
[色街の方にバーがあること。パン屋のお兄さんの名前など聞きながら。 帰り道に少し話した奥さんも彼女のいないらしいおじさんのことは、無闇に目を合わせちゃいけませんと怒られそうなので黙っておく。
それとなくパン屋からの帰りに別れた道の先を聞けば、ブラックマーケットがあるらしい。そこでよく会う教会の若い助祭さんが穏やかで素敵だとか。
世間話をしながら食べ終えれば、賄いの食器を洗い場へ片して夜の支度の手伝いに取りかかった。]
(468) 2014/01/20(Mon) 19時半頃
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………無理させちゃったかしら。 悪かったわ。
[思っても居ないけれど、と内心でべ、と舌を出す。]
それと。ご馳走様。
[成り行きとはいえ出してもらった事に変わりはないので、礼は外さない。 しかし、この男は予想の上をぽんぽんと越えて行くようだ。 送って行こうか?>>466 とそう尋ねられた。先程の会話のやりとりから見ても、 下心などからっきしなのだろう。面倒な事は嫌いだわ。]
[しかし、このまま帰るのももったいない。初めはそんな気持ちからだった。 それが、ちょっと悪戯してやろうか、に変わった。親切心に甘えようという気持ちもなくはなかったが。ミクロン単位程に。]
そうね。物騒だし、お願いしようかしら?
[こういう時つくづく女は便利な生き物だと思う。それを利用する事に躊躇がない、図太い自分のような女にとっては特に。]
(469) 2014/01/20(Mon) 20時頃
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/* 先生のかわいそうなおっさんぷりが愛おしい
(-208) 2014/01/20(Mon) 20時頃
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/* あああああああれだ! セレストのト書きあれだ、ご●そうさんを思い出すんだ!!! (気づくの遅い)
(-209) 2014/01/20(Mon) 20時頃
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―バー「アンダー」→路上―
また来るわ。今度は営業時間内にね。
[マスターにそう告げるとかろうじて千鳥足にはなっていないホレーショーと連れ立ってバーを出る。バーに入った頃と比べると、辺りは薄暗い。遠くの方にネオンの明かりがチカチカと見える]
[さて。どんな悪戯を仕掛けてやろうか?馴染みの店にでも連れて行ってもっと酔わせてやろうか?それとも、連れ込み宿にでも連れて行って責任とってとでも言ってみようか。そんな事を考えていれば、無口なこの男と歩く時間もいくらか楽しく感じる]
あ。ここ曲がるの。
[一つ目の角を曲がる。二つ目の角を曲がれば、そこは夜の街。]
ごめんなさいね、送らせてしまって。
[態度と口調だけはしおらしく。腹ではせせら笑いながら]
なるべく明るい道を通りたいの。
[尤もらしい事を口にして、夜の街の一角へと足を踏み入れた]
(470) 2014/01/20(Mon) 20時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 20時頃
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/* かかか、確定とか初めてでござるよ! 大丈夫でござろうか!!
(-210) 2014/01/20(Mon) 20時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 20時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 20時頃
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/* トレイルとアランにも会いたいけど、セレスト会うなら別の機会狙おっかなー。 先に帰ってておかえりなさい待機しようかな。 (わふわふ)
(-211) 2014/01/20(Mon) 20時頃
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―娼館付近―
[娼館付近まで来れば、見知った顔がちらりと見える。 男連れの姿を見れば大抵は野暮な真似はしない。 声を掛けてくる者がいるとすれば、場所を提供する者たちくらいのものだ]
間に合ってるわ。
[一言、そう言えば。左様ですかと下がって行きすぐに別の獲物へと狙いを定めて行く。 この辺でいいか、と場所を絞ると手ごろな価格の連れ込み宿に向かって先導する。細い路地に入れば、ぴたりと男に寄り添った]
道が狭いものだから、ごめんなさいね。
[そう声を掛けてから奥へ奥へと進んでいく。男は疑問を抱かないだろうか?少量の酒でも判断を鈍らせる事はあるけれど。ひょいと顔色を伺う様ににして]
もう少しだから。
[言いながら、するりと腕をからませた]
(471) 2014/01/20(Mon) 20時半頃
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/* ホレーショーとジェニファーの関係が なんかどきどきするものになっている……!
こっそり。のぞいている。そんなきぶん。
(-212) 2014/01/20(Mon) 20時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 20時半頃
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─ 路上 ─
[女の指示に従って、一緒に歩く。>>470 物静かな女だ。道案内の他には、無駄口を叩かない]
分かった。
[まだ宵の口だ。 そこまで警戒することはなかろうと思うが、 同時に注意してもしすぎることはないとも思う。 ここはハウリンの中で最も治安の悪いダウンタウンなのだ]
(472) 2014/01/20(Mon) 21時頃
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……?
[女が身を寄せてくるまでは好きにさせたが、腕が絡んでくるとさすがに戸惑った。 もしかして、このジェニファーは娼婦なのだろうか? 化粧品の甘い匂いがするこの辺は、そういう女たちの仕事場だ。 帰る家のない者は、娼館の中に住む事もあるという]
なあ、 ……その、 歩きにくいんだが。
(473) 2014/01/20(Mon) 21時頃
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― 夜・帰り道 ―
お疲れさまでした。お先にー。
[夜の営業も、ピークを越えて客もまばらになってきた頃。 先に上がっていいよ、という言葉に甘えて着替えを済ませるとボーノを出た。 ちゃっかり、夜の賄いだというピラフも多めにもらった。皿は翌日返せばいいと。]
あ、これ忘れずに持ってかなきゃ。
[勿論片手には、パン屋の小さな袋。 何を買ったか聞かれてちらりと若奥さんに見せたところ、夢に出てきそうねとそっと袋の口を閉じられたが。
G3という雑居ビルのある路地の方へと、足を進める。正確には、その隣に建っているワンルームアパートへ。 現在の居候先である。
さすがに陽も完全に落ちているのもあり。程々に周囲に注意を配りながら、帰り道を辿って行く。 さて着くのは、部屋の主より先か後か。]*
(474) 2014/01/20(Mon) 21時頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
[日が斜めに沈みかけてきた頃、 本日二度目の配達に向かうため、 入り口の札を返してクローズにしておいた。
一度目は店を開ける前、ボーノ初め、昼営業の店にだが、 二度目のこれは、夜に働く店用だ。 常連なら、この時間パン屋が閉まっているのは知ってるだろう。
コートを羽織り、昼焼いたパンをバレットに乗せて、 軽バンの後ろに積み込む。
これもまた父親の残した物の一つだ。]
(475) 2014/01/20(Mon) 21時頃
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― 配達中 ―
[手近のアンダーから回って、ゴールディまで流す。 慣れた道では迷う事も無い。
分厚いコートに身を包みながら配達していれば、 襲われる事も少ないのは有り難かった。 何でか知らぬ男らから、頭を下げられるのはこの際置いておく。
ふと車の窓からハウリン駅まで眺めると、もう明かりがついていた。
シャツは家で洗っているが、 茶色のエプロンだけは、クリーニングに出すようにしている。 まだブランシュポムは営業しているだろうが、 明日あたりまとめて出しておこう、と考えながら帰路につく。
まっすぐ店には帰らずに、途中、病院の方へと飛ばした。]
(476) 2014/01/20(Mon) 21時頃
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[歩きにくい>>473、と零されれば片眉を上げて]
もう少し我慢して。
[路上生活者や物乞いを避けるのに必要な事なのだと諌める。 それにしてはくっつきすぎじゃないか、というツッコミは聞かない。 胸が当たろうが腰が引っ付こうが、聞かない]
ここよ。
[こじんまりとした建物の前に着く。見張りのようにそこに立つ痩せこけた老婆に、一言二言話すと引き戸を開けて。]
……お茶でも飲んで行って。
[疑問形にしなかったのは、同時に腕を引いて室内へと引き入れていたから]
(477) 2014/01/20(Mon) 21時頃
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/* ジェニファー選手だいぶ強引ですね。
(-213) 2014/01/20(Mon) 21時頃
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―― 幼少期の思い出 ――
[どんな経緯かは忘れたが、昔々の事、ガレット・デ・ロワを分けたことがある。 もちろんそれまで食べたことがなくて、カウンターに飾ってあるのを遠くから見て憧れを抱くだけだったから、それが口にできるというだけで嬉しかった。
王様を引き当てたのはホレーショーだった気がする。 ケヴィンはどんな反応をしたのだったか。
王様になれなくともかまわなかった。 初めて食べたそれがあまりにも美味しかったから。
母親に熱っぽく、いかにそれが美味しかったかを語ったのをよく覚えている。母は終始微笑みながらその話しを聞いていて。 だが甘いものなど買えやしないのはわかっていたから、とてもガレット・デ・ロワを丸ごと食べたいなどとは言えなかったのだが。
次の年、母親がガレット・デ・ロワを買ってきてくれた。
この年になっても、甘いものを好かなくとも、男はこれだけは買い求めている。]
(-214) 2014/01/20(Mon) 21時頃
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― アパートの一室 ―
ただいまー、と。 まだ帰ってないかな。
[合鍵でドアを開け、室内に入る。外出る時部屋に鍵かけなきゃまずいでしょーと半ば強引にもらったものだ。 部屋の電気をつけて、殺風景な室内をぐるりと見回して。キッチンに賄いの皿とパン屋の小さな袋を置いた。 今日は遅くなると言っていただろうか。]
んー。そろそろ帰ってくるかなぁ。 温めておいた方がいいよね。
[賄いの乗った皿をレンジに入れてスイッチオン。 温めている間に、ごそごそと棚から空いた皿を探してうさぎゾンビパンを乗せ換える。 ピラフが温め終わったら、次にレンジに放り込むつもりだ。まさか既に試した者がいて、ゾンビが爆発して更なる進化を遂げるとは思っていない。>>337]
(478) 2014/01/20(Mon) 21時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 21時頃
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[……歩きにくい。 正確には、歩くたびに、ふにふにん、と揺れる感触が当たって困る。 ただでも足元がふわふわするのに、気になって仕方が無い]
そうか。 じゃあ……、っておい。
[やっと着いた……と思ったが、絡んだ腕が離れない。 普段なら簡単に振りほどけるはずなのだが、 どうも視界が揺れてうまく出来ない]
お茶……?
[引っ張られながら、まあ、茶くらいならいいかと思う。 ちょっと酔いが冷めれば、ちゃんと歩いて帰れるだろうし]
(479) 2014/01/20(Mon) 21時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 21時半頃
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[席についた時、机上の茶色い汚れは拭き布で取り除いた。 あのゾンビの痕跡は最早ない。 これにてミッションコンプリート。
食事の最中、採点するような視線>>428を受けながら、 難しい顔で肉を箸でつまんで口に運ぶ。 突き刺した方が何倍も楽なのだが、 それはやるなと以前皿を取り上げられたので、しない。
必然的にゆっくりとした速度の食事は、 その分味を覚えるが如く噛み締める事になる。 美味いと褒めるのは癪であったので淡々と皿と口とを往復させ。 皿が空になるまで箸の動きは止めなかった。]
(480) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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うぃー。
[デザートまで入る余力はなかったので異論はない。 事務所のものよりはまだ若そうなそれの上に転がって、 茶の到着を待つ。]
……中間報告くらいしとくかぁ。
[少し前に受けた、身元調査の依頼の進捗状況は芳しくない。 けれどなんの音沙汰もないとあれこれ気を揉みそうな 若い神父を思い出し。 ソファーに寝そべったまま、携帯端末を取り出すと ぽちぽちやり始めた。]
(481) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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/* おっと、黍炉すまん>メモ 秘話飛ばそうかと思ったが、いい加減間があいたのでメモにさせてもらったのだった。
(-215) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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To:ベネディクト --------------------- Sub:経過報告
孤独死老人の身元調査について、 まだ詳細は判明しておらず。 あんまり人付き合いしてなかった みたいではある。 引き続き調査なう。
ブルーノさんの調子どうよ?
(-216) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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[居心地悪そうな男に、楽しげに目を細める。ニヤニヤと下心丸出しの輩より可愛げもあるというものだ。じゃあ、と早々に立ち去ろうとする様子を見せるホレーショー>>479 に]
[だぁめ。まだ、かえさない]
ええ、御茶。 送ってくれたお礼のつもりよ?
[いいでしょう?と微笑みかける。]
その辺に座って。御茶の準備をするから。
[まぁベッドくらいしかないけれど、と胸中で付け足して。 簡素な茶器を手にして。注ぎ入れたのは備え付けてあった安酒。 普段なら蓋を開けただけで顔を顰めてしまうようなものだけれど。今日ばかりはと湯呑二つに注ぎ入れる。]
(482) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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|
どうぞ。
[さて、気づくか。それとも気づかずに飲んでしまうか。それは悪戯が成功するかしないかの分かれ道であり。これから先を決める分かれ道でもあった]
(483) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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/* ゾンビパンの夕飯しゅごい…
よし、アパート帰るよ。アラントレイルが拾ってくれたら、エリアス拾いに巻き込んで、お礼と称してトレイルのあれそれ受けたいルートを妄想中。
妄想は大体実現しないから、多分実現しない(
(-217) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
|
|
[微妙に砕けた報告内容と一緒に、 階段から落ちて入院中の司祭の様子も軽く尋ねる。 いい歳だしこの機会だからと、 療養ついでに色々検査治療を受けているとかなんとか。
見ず知らずの依頼人ならもう少し堅い文面も考えるが、 「あいさつ神父様」は街のほとんどと顔見知りだ。 多少の雑談もする仲となれば、 これくらいは許される範囲だろうか。]
このまま代替わりするのかねぇ。
[パン屋や鍼灸医院の主が替わるように。 携帯端末をしまいこんで、欠伸をひとつ。
黍炉がお茶を運んでくるのを待てず、 うつらうつらと寝入りかけているだろうか。]
(484) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
|
|
その辺……。
[ベッド? ……いやいや、そんなことをしに来たんじゃねえだろ。 部屋の隅にあった椅子に腰かけた]
んあ、 どうも。
[湯のみを受け取る。 茶のはずだが熱くはなかった。 まあ、酒のせいばかりではなく、体温があがっていたから、丁度いいのかもしれない。 ぐ、と飲んだ]
……?
[妙な味だと思った。 ファイの所で、なんだとかいう苦い茶を飲まされたことがあるが、 それともまた違う]
(485) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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[試しにもう一口を飲んだ所で、胸が悪くなってきた]
すまん……、 ちょっと、横になっていいか?
[ベッドへ移動しようと立ち上がった所で、 ぐらりと来た]
……!
[受け身も取れずに、その場に倒れこんだ。 抵抗も出来ないまま、すうっと意識が暗くなっていく……]
(486) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
|
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─ 少年期の思い出 ─
[物ごころついたころから、ホレーショーは母親のキャサリンと二人暮らしだった。 父親は病気で死んだのだと聞いている。 キャサリンは女手ひとつでホレーショーを育ててくれたが、 それでもどうしてもホレーショーの家は貧乏だった]
[だから、「クリスマス」というのは、 ホレーショーにとって、他の家のご馳走を指をくわえて眺める屈辱の日だった。 神様なんて死んでしまえ、 クリスマスなんて来なきゃいいのにと思っていた。
……けれど、 ある年のクリスマスだけは今もキラキラした思い出として、 胸の奥に大事にしまわれている]
(-218) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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[カチンと何かが歯に当たってびっくりした。 裏の怪しいピザには、よくスプーンなんかが入っていたけれど、ケヴィンの親父さんのパン屋でそんなことは今までなかったから。
フェーヴを引き当てた王様だと言われ、紙製の王冠を被せられて、 驚きは喜びに変わった。 世界中を支配したような、そんな最高の気分だった]
[……その時の指輪は、少年時代の宝物と一緒に、 今でもホレーショーの家の屋根裏に仕舞われている]
(-219) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
|
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― 病院近くの家 ―
[用があるのは病院ではないが、 バンは近くの路肩に留めた。
車を降りた手には、パンの袋がひとつ。 まだほんのりと温かいそれを手にしたまま、 古い家の扉を叩いた。]
ホレ、いるか。
[体格からは不釣合いなほど、 控えめな音で扉を叩くのは、中に暮らす人を思いやってだ。 呼ぶ名は古馴染みの方だったが。
暫く後に中から聞こえた声は、 やはり古馴染みではない方だった。]
(487) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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/* うぉおおホレーショーの思い出も素敵だっていうか キャサリンさん……!
割と幼いころのエピソードだよなあこれ。 俺の母親翌年には死んでるけど矛盾はなさそうか。
(-220) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
|
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[レンジで温めている間は、手持無沙汰に室内をふらふら。
必要最低限なものしか置かれてない室内では鮮やか装飾にも見える、PCデスク脇に飾られたアドベントカレンダーを、つん、とつつく。>>447 拾われたばかりの頃、日付通り開けられていないそれに、何であけてないの?と聞いたが教えてもらえなかった。
今では、毎日それを開けるのが自分の日課だ。
今日は何が入ってるのかな、と毎日一つずつ開けていく作業自体は純粋に楽しい。 例え、その先に待っているのが思い描くような日ではなくても。]
うーん。風邪も治っちゃったし。 そろそろ、何か考えないとかなぁ。
[渋い顔をしながらも、追い出さない彼女に甘えている。気づいてるけど、気づかないふり。 だって、出て行きたくないから。 もうしばらく、ここに居たいって思うから。]
(488) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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|
……キャシィ。
[以前、違う呼び方で彼女を呼んだら、 そう呼んで欲しいと言われ、以後そう呼ぶようにしている。
ひだまりのような。 そんな印象を、彼女には抱いていた。
彼女は立って来られただろうか。 どちらにせよ、入り口を開けたままにはしておけず。 勝手知った家の中へと入る。]
ホレは、まだ?
[戻ってないのかと尋ねると、 彼女は申し訳無さそうに頷いた。 動く度に、ゆるく編まれたおさげが揺れて、 少し目を細める。 キャシィは前よりやせたように見えた。]
(489) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
|
|
いや…別に約束があったわけじゃない。
[そう言い、手にした荷物を、 古く欠けてそうなテーブルの上に置いた。]
……いつもの、余りもの。
[時々こうして古馴染みの家にはパンを届けた。 袋の中に入っているのは、柔らかな白いパンばかり。
彼女から礼を言われると、首を振った。 余ものだから、気にしなくていいと。]
(490) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
|
|
[この男、いくつなのだろうか。時折見せる仕草に若さ、もっと言えば子供っぽさを感じる事しばしば。まぁいいかそんなことはこれからゆっくり観察すればいいのだ]
いいえ。 ゆっくりしてらして?
[軽い口調で言う。自分も湯呑を持っているが口をつけてはいない。 ちらと視線をあげると見えた。
湯呑を持ち上げて。ぐ、と呑む男の姿>>485が。
ニヤ、と口の端が上がったのは見えただろうか。]
お味は、いかが?
[もっと。もっとよ。飲んで。そう邪念を込めながら、じっと相手を射抜くような目を向ける。熱を孕んだそれは今、男だけを捕えて。]
変わった味だけど、悪くはないでしょう?
(491) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
|
|
[皿を洗い、鍋も全部片付ける。 傍らで湯を沸かしながら茶の用意をもう一度する。 腹いっぱいだろうからたいして食べないだろう、と思いながらも一応お茶受けは用意した。
全て終えてから戻ってみれば、まだクシャミはそこにいた。>>481 客用のソファーに寝ころがっていることに関しては、今更なので何も言わない。]
何かつまむか?
[ソファーの横のテーブルに、茶器とお茶受けを置く。 干し葡萄と無花果、ついでに烏龍茶梅だ。 手早く茶の用意をしようとして――クシャミがうつらうつらしている事に気がついた。>>484]
(492) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
|
|
……店があるから、戻る。
[二人だけだと間が持たず。 やや居た堪れなさも含めて早々に家を後にしようとしたが。 引き止められ、2、3と言葉を交わす。 あまり上手く会話出来た試しはないが、 それでも彼女は何だか満足そうに見えた。
お茶を飲んでいくようにとも言われたが、断わった。 最近あまり調子の良くないと聞く、 彼女に無理をさせたくはなかった。
少し寂しそうな顔に、後ろ髪を引かれなくはなかったが。 また来ると言い残して、外に出た。]
(493) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
|
|
[おそらく彼女から言われた言葉は、 ホレーショーと仲良くしてやってくれとか、 そんな息子を思っての事だったろう。
他愛の無い会話に、ひとつひとつ頷いてみせる。 慎重に、どこか戸惑いと緊張を含ませながら。 言葉遣いも、彼女相手だとどこか勝手が違うのだ。
きっと自分は彼女に憧れているのだろう。 自分に母親という物はいなかったから。
彼女との、ほんのささやかな交流に、 そんな事を思いながら。]
(-222) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
|
|
……お前、よくこの状態で寝れるな。
[最初に出たのは呆れ声だった。 タヌキ寝入りなのかもしれないが、それにしてもさっきの今でこれはないだろう。 腹がふくれて他はどうでもよくなったのか。]
おい、にゃんこ。 ――……本当に寝てるのかお前。
[声をかけたが体が動く様子はなく、不自然な呼吸もしていない。
薄く笑って、身を乗り出す。 フードに隠れている耳の近くに口を寄せる。
タヌキ寝入りなら起きるだろう、と思いながら。]
(494) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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>>489 ケヴィン キャシイって呼んだの一回だけなのに、 良く見てんな。
(-221) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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――このまま寝てるとキスするぞ、クシャミ。
[常には呼ばない彼の名前を呼んで、わざとらしく低い声で囁いた。]
(-223) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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……あのアホは、何処で油売ってんだ。
[家の外へ出れば、つい古馴染みへの悪態も落ちる。 眉間に皺を寄せたまま、再びバンへと乗り込んで、店へと戻った*]
(495) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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ええ、どうぞ。
[横になっていいか>>486、と問われれば慌てる様子もなく。ゆったりとした口調で言う]
あら。あら。 ……大丈夫?
[その声は聞こえなかっただろう。どさり、と音がして男が床に倒れ込んだ]
初対面の人間を信用しちゃダメよ。 人のいいお兄さん。
(496) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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/* あああホレーショーが!!
とか言う傍らで俺もこんなことしているわけだが ここから先どうしよう。と。
(-224) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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― ブラックマーケット ―
[丁寧に包まれたスカートとマフラーを受け取り、なんとも微妙な表情のまま一歩下がった]
どうも
[どうにも調子が狂っている。 パン屋の近くであった若者にも、らしくない応対をした。
売り子の娘が見せる笑顔には荒んだ昏さがなくて。そういう顔ばかり見慣れていた目を細め、 曖昧に眉を下げて]
病院にかかれない時はうちに来い。…また
[「先生」と呼ばれたから、診たことがある相手なのかもしれない。 その程度の推測で、不慣れな誘いの言葉を残した]
(497) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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/* ここからハイパー好き勝手タイム! あれこれするよ!えろいことはしないけど! いやちょっとはするかも!
(-225) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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/* ホレーショーの貞操(?)に危機にわくわく(ひどい
(-226) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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/* ひとのききにきゃっきゃしてるばあいじゃなかった。
[盛大に突っ伏した。]
(-227) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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─帰路→自宅─
[さて、セレストは自宅に戻るまでの間に立ち話をしていたのだろうかな。>>447 もし彼らと会えたなら、間違いなく彼女は声をかけ、暫し雑談を交わした事だろう。 会えなかったら、そのまままっすぐに帰る。 一人になれる場所だった筈なのに、今はもう一人いる場所。
セレストのお母さんに依頼され、彼女のお父さんの浮気を捏造した別れさせ屋の女、ダーラ。 ダーラと彼女の暮らしは長かったけれど、居心地はとても良かったんだ。 今の居候との居心地はと訊ねられたら、きっとセレストは返答に困るだろうね]
(498) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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―自宅周辺―
……パンがあるのに、 焼きたて目指して買いに行くって贅沢じゃない?
[>>426 なんて言いながら外にでた。 この時間で果たして焼きたてパンなど買えるのか、 そんな疑問はすっかり思考外だ。
安物のコートはあまり寒さを防いでくれないから、 重ね着とマフラーに埋もれてすきっ腹には寒さが堪えるが、 外に出るのは自覚あるスランプの気晴らしにはなる]
(499) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[さて、そうこうしているうちに彼女の足はG3の隣のワンルームアパートに到着した。 建物が割と新しめなのは、どこかの政治家先生が税金対策として適当に建てた物件だから。 二階建てに各フロア4部屋ずつのワンルームアパートの扉は、鮮やかなスカイブルー。 治安の悪いこの辺りからはひどく浮いてはいるが、セレストには悪くない景観だった]
(……そういや、帰宅時間言ってなかった)
[林檎型のキーホルダーのついた鍵を取り出し、差し込む前に開けられている事に気がついた。>>478
つい昨日まで別れさせ屋『不和の林檎』としての仕事をこなしていたからか、どうにも帰宅時間が見えないままだと勘違いしていたんだ]
(そもそも)
[帰宅予定を告げる習慣なんて、ここに居を構えてから持ち合わせてないから、彼女の肌には馴染まない習慣なんだよね]
エリス、おかえりー。
[ 『ただいま』とは何故か言えない。代わりに、既に帰っている居候くんに向かってそう告げながら、彼女は帰宅したんだ]
(500) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[歩きがてらなんとなく、 アランに町のことを説明などしてみる]
パン屋の先はさ、いわゆる色街なんだけど、 そこ抜けたあたりに、いい雰囲気のバーとかあるよ。
そっちの方に酔っ払いとかたまに見に行く。 ストリートファイトとかもあるみたいだけど、 俺はそういうのはちょっと怖い。
[肩がけかばんとぽんと叩く。 無論その場にスケッチブックなぞ広げているわけではないから、 アンダーにとっては、一杯で居座るちょっと変わった客程度だろう]
で、あっちにストリップ劇場。 たまにおねーさん描かせてもらってる。
(501) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[こりゃぬけなえよ、と、 酔っ払いに呆れ混じりに言われたが、 あのポスターは、自分ではわりと気にいった出来だ。
雪のように白い肌の女だ。 扇情的なポーズをとらせるでもない、 ただ憂いを帯びた薄氷色の眼差しで俯いているだけ、 プラチナブロンドの長い髪にそっと手を這わせて、 北の国の女だと聞いたから、スノードロップを髪に描いた。
白く散る花びら、唇だけがほんのりと淡い薄紅、 ほの暗い灯りの下で肌をさらす、聖燭祭の聖女]
[まだ彼女のポスターは劇場に飾られているはずだ]
(502) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
[バンは店の裏におき、空のバレットを店に運び入れると、 表のクローズはオープンに元に戻しておいた。
夕方の配達が終われば、パン屋の営業時間も残り僅かとなる。 土地柄、深夜までは開けてはいない。]
(503) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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─ 幼馴染トリオのこと ─
[ケヴィンとは、最初に顔を合わせた時から馬があった。 お互い口下手で、武骨で、片親で。 同い年の中で目立って背の高いケヴィンは、温厚なくせに不良に絡まれる事も多く、 その度に気の短いホレーショーは飛び込んで行って、背中あわせで不良どもをぶちのめした。 口には出さないけれど、最高の「ダチ」だと思っていたし、 それは今でも変わらない]
[反面、東洋人の変な子供と打ち解けるまでは少々時間を要した]
シュ……シュー……、、 変な名前。 言いにくいし。
[気遣いを知らない少年ホレーショーは思った通りの事を、そのまま言い放った]
(-228) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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/* あしまった。 そういやこの村人外設定あったんだったな。
いやまぁ、他に影響ないなら、だから大丈夫か…。 (人間ばかりのお話想定しかしてなかった)
(-229) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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アランは、トレイルと連れ立って町を歩く。
2014/01/20(Mon) 22時頃
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/* まずかったか!? あ、いやそういう意味ではないのか 多分。
(-230) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[12月初旬に拾った居候くんは、よく出来た居候くんだった。 病いが治れば甲斐甲斐しく家の事をやってくれるし、セレストよりも先に帰れば食事の支度もしてくれている。 そう、我が城に足を踏み入れた時に彼が用意している光景>>478がまさにそれだね。
ちなみにこのセレスト自身の料理能力は1 1.壊滅的 2.まずくもなければ美味しくもない 3.結構得意 4.6割の可能性で失敗する事もあるが、作れない事もない]
(504) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[ドアの外から聞こえてくる足音に、カレンダーをつつく手を止めた。耳を澄ますと、カチャリとドアノブが回る音。]
ただいまー!
[>>500部屋の主の帰りを告げる声に、ぱたぱたと玄関まで出迎えに。 なぜか「おかえり」と言わない主に、疑問に思いつつも面白がって逆の返事を返すのはそろそろ慣れた。 避けられなければ、むぎゅ、と抱きつこうとして。]
セレ、今日早かったね。
寒かったでしょ、夕飯あるよー。 あのね、今日ね。お遣いでパン屋に行って……
[矢継ぎ早に話そうとした、その時。]
(505) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[そんなこんなでふらふらっと、 ――ふらっとしてたのは自分だけだろうが。 歩いていればご近所さんに遭遇した。>>447]
あ、セレストだ。
[ばっちり目が合った。 一見明るいクリーニング屋さんだが、彼女頭が切れる、というか。モデルしてもらった女性に付きまとわれた時、ちょっと怖いくらいに、的確なアドバイスをしてもらったことを忘れられない。
それは気の抜けた感じで手を振ったのは、 そういう彼女の観察眼を忘れてたせいだ]
や、おつかれさまー。 って、あ、そうか……
[隣のボディーガードの紹介に困る、 馬鹿正直に言うのはさすがによくないことはわかった]
(506) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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― トレイル宅から町へ ―
[トレイル宅の感想はあえて抱いていない。 ぶら下げられた絵は、女性のしどけないものが多いが、 仕事だということもあって、なお、心に留まるものではなかった。
狭さには贅沢はいわない。 むしろ、人が隠れておけるような場所がほぼない、ことは、任務的には、調べるべき場所、用心する場所が少なくてよかった。
雑雑としているのは、なんともいえない。 そう、死んだ諜報員が彼に何かを預けたのであれば、それを探すことも目的ではあったが。
片付けと称してみても、それらしきものは見当たらなかった]
(507) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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――――ボンッ!
[電子レンジから、うさぎゾンビパンの進化音が聞こえた。]
(508) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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/* wwww ラ神が張り切りすぎてて笑うしかないww
ところでストーブさんが灯油くれくれと訴え始めてきたのですが(´・ω・`)
あかん、また買い足さないとEPまでもたない@道産子。
(-231) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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/* ちょwww壊滅的wwwwwwwww
(-232) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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― ハウリン・某高級レストラン ―
ふひひひひ、オネガイシマスヨー。
[脂の乗った分厚いステーキの前で、それ以上に脂ぎった男が両手を揉んでいる。 テーブルを挟んでいるのは、ハウリンの議員だ。]
ええ、ええ。 この計画、ぜひとも議員のお力添えをですネ… ふぅふふひひひ。
[会談は個室で行われていた。 さもなくば、周りの客の食欲を減退させていただろう。 一大事業主として知られ、精力的な事業を展開させているヨアヒム・ドヴィエンヌは、今日も商談と根回しに余念がない。]
(509) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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>>501
ほう、ひとりでバーに?
[トレイルが何気なく説明する言葉を聞く。 観光に来たわけではないので、持つ感想は町のことではなく、その中で彼がいかに行動しているかの一点だ。
もちろん、同時にあたりにも用心を巡らせながら]
――……ストリップ劇場……。
[眉を寄せたのはその単語。 そう、あまり出入りするところでは、なかった。 ただ、ポスターと言われたので、それは通りがかれば眺めてみようと]
(510) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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― 裏通り ―
[新しい煙草に火を着けて、ひび割れた道路を行く。 街灯のほとんどは壊れている。いつもの暗い道。
ラルフもマーケットを出てバーへ向かうのならば、途中までは同じ方向だった]
[誰であれ並んで談笑したいとは欠片も思わないが、近くを歩けばお守りくらいにはなる。
名を知られたファイターであるホレーショーとは斜め反対の理由で、ミナカタは比較的危険な目に遭いにくい。 『俺の視界に入るところで暴力行為をすれば、以降医院への出入り禁止』という、 平和主義にでも勘違いされそうな決まり事が、 闇医者にタマを預けているギャング連中やマフィア達の間で形だけでも守られているから]
(511) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[ソファーの上。 膝を折り曲げ丸まるような姿勢を取るのは、 事務所で暖を取りながら寝る時の癖が出たものだ。
うとうとしていると、磁器が擦れる高い音が聞こえる。 何か言っているのは聞こえるが>>492>>494、 聞こえていませんというように自分の肩口に顔を埋めた。 腹もふくれて、暖かいし。このまま寝たら幸せじゃないか。
頬に何か細くて長いものが当たる。 それが黍炉の髪と気付く前に、囁きが耳に届いて。]
…………なに?
[さすがに、目を開いた。]
(512) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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そういえばジャケット出してたっけ、 そのうち余裕が出来たら取りに行くからさ。
[余裕というのは無論、金銭的なものである。 気分的な問題でもあるが、貧乏でもツケはご遠慮してる。 借金つくったら後は転がるばかりな予感しかしないので]
で、えーと、この人はアラン。 今、同棲してんの。
[ごく自然にさらっと言えたのは、 同居と言うつもりのいい間違いだったからである]
(513) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[半分寝ていた耳は、何か聞き間違えたのだろうか。
とはいえ耳はいい方なはずで。 もしも聞き間違えていないのならば、 家主に片付けをさせておいて寝ている自分に対する 冗談混じりのからかいだろうか、と。
黍炉の言葉を本気とはとらず。ただ。]
……あんた、オレの名前覚えてたんだ?
[そちらの方に、意識は向いた。]
(-234) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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>>508 エリー 進化する音wwwwww
(-233) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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/* やばい。 セレのロルがおばーちゃんのナレーションで再生される(震え声)
(-235) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[彼女の料理能力は壊滅的だった。ダーラとの暮らしでもそれは変わらず、結局諦める事にしたのだ。 お金と電子レンジさえあれば、食うには困らない世界なわけだし。
料理の出来ない彼女はそれでも、少女の頃はダーラの家での片付けや洗濯なんかは甲斐甲斐しくしていたものだ。 そう、ちょうど今の居候くんみたいに]
仕事は終わったからね。でも、また新しい依頼があるから、すぐに不定期帰宅になると思う。
[>>505、居候くんの言葉に相槌を打ちながら、パン屋という言葉にブランシェポムの常連とも言える男の存在が脳裏に過る。 電子レンジからとんでもない音>>508が聞こえたのは、それと同時の事だったかな]
(514) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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/* >>509あんたか、このアパート造ったの(震
(-236) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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ば、ば く は つ !?
[にしては何か違うような気はしつつ、セレストはコートを脱ぎながら目を丸くして電子レンジを凝視したよ。
ウサギとかゾンビとか訳の判らない単語が組み合わさったパンが、その中で進化を遂げた事を知らずにね!]
(515) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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あっけなかったわね。
[床に転がる男の体を前にして言うと、ばさりとコートを脱ぎ捨てる。 意識のない雄を相手にする趣味があるわけではなく、単に動きやすさを優先しただけの話]
さぁて、と?
[そう言えば今日は稼いだとかなんとか。そんな事を言っていた気がする。 ちょっと悪戯してやろうか。そんな気持ちは、 貰えるものは貰っておこう。と言う気持ちへと進化を遂げていた。 するりと懐へ手を忍ばせると、財布を拝借。]
………………これだけぇ? よくもまぁこんな手持ちで、奢り、なんて言えたものだわ。
[呆れからため息をつくと、腰のあたりに馬乗りになり。胸倉を掴む]
ちょっとぉ、何とか言いなさいよね!
[自分で眠らせておいて、胸倉をがくがくと揺さぶる。ただの八つ当たり。]
(516) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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っはぁ。
[やがて気が済むと。男から下りて。]
ないより、マシか。………あら。
[大きな大きなため息をついた後、生傷いっぱいを思い出して]
………喧嘩屋さんかしら。
[冷静に呟く。この街に暮らしていれば多少の怪我では驚かない。 たっぷり5分程悩んだ後に、ジェニファーは立ち上がる。 自分に言い訳をしながら。]
ええと、たしかこの辺に。 ………埃かぶってら。
[ベッドサイドの棚を力任せにこじ開ける。中から出てきた応急箱を持って。 もう一度自分に言い訳を。]
(517) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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………私のせいで傷が開いたとか言われたらたまらないもの。
[言い聞かせるようにして、男の傷に処置を施す。素人の処置なので見た目はあまり良くないだろう。]
さて。
[処置が終われば男の財布を仕舞い込み、コートを羽織る。人を呼んでどこかに捨ててきてもらえば事は済むだろう]
………………。
[キスマークの一つでもつけてやろうか。 そうすればキャサリンとかいう大事なヒトとの間に一悶着起こせるだろうか。 そんな嗜虐心も芽生えるけれど、気づかない振りをする。
本当に大事なヒトならば。きっとそんな事でどうこうできやしないだろう。
それでも去り際に、額に口づけを落としたのは]
(518) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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……………ただの気まぐれよ、お兄さん。 さようなら。
[そう、ほんの気まぐれ。]
誰かいる?
[哀しげに男を見下ろしてからジェニファーは人を呼ぶ。]
ねぇ、これもう用ないから。どこかに置いてきてくれる? チップは、これくらいあれば足りるでしょ?
[全身刺繍だらけの男に、幾ばくかの小銭を渡してその場を引き払う。その刺繍男が「売れるモンは売り払う」とジェニファーが消え去った後、ホレーショーの身ぐるみを剥がして全裸で廃棄物不法投棄場に捨てていた事>>12は知る由はない*]
(519) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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[囁きに反応>>512があり、どうやらクシャミは起きていたらしい。 それならばここで切りあげる、つもりだったのだが。]
覚えてたさ。お前の事だから。 ――で、いいのか。
[名前の方に意識が向いているのを良いことに、頤に指を添えて僅かに上を向かせる。]
(520) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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/* 可愛い猫を口説こうとしてたら、 古馴染がマッパにひんむかれていた
な、何を言っているかわからないとおもうが()
(-237) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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/* 泥船ツアーはこちらです。
ひぃひぃ言ってる? ままままま、まさか そそそ、そんなはずないじゃないですかぁ
もう初心者じゃないんですからぁ!
すいません言ってます。これでいいのかなってガクガクブルブルしてます
(-238) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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>>506>>513
[そして、歩いていれば、トレイルの知り合いの女性。 もちろん、黙礼をし、その会話を見守るが、
こちらの紹介にもう一度礼をしたあと、同棲、という言葉に、瞬間眼鏡がずれた。
が、持ち直し、たしかにほかに言うよりも、最大限自然な説得なのかと考え直す]
(521) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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お買い上げありがとうございます。
[手にしたスカートをそのまま買おうとしてくれるのならば>>457、笑顔でお礼を言う。 視線を逸らす仕草には、くすりと笑みが零れたかもしれない。 品物を丁寧に、そして可愛らしくラッピングする。 贈り物ならばと、気を利かせたつもりだ。大きなお世話かもしれないが、女性は可愛らしくラッピングされたプレゼントは嬉しいもの。
マフラーも一緒にと言われて渡されたのは、紙幣。 スカートとマフラーのセットでも、コインで事足りる。 つまり、それ以上の支払いだ。]
あの…、これでは多すぎますよ。お釣りを…。
[言うよりも早く、相手は去って行ってしまったようだ。>>497 どうしようかとも思ったが、また体調が悪くなった時にお世話になるかもしれない。そうでなくても、どこかで会うかもしれない。その時に渡せばいいかなと思い、そのまま紙幣を預かる事にした。]
(522) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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>>519 刺繍?! ……刺青か?
(-239) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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/* >>508 Bキャンセルできなかったんだなとか思っt
さて全裸が来るなら、翌日描写も念等に入れてのんびりやるか。
(-240) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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/* しかしホレ組みは面白い事やってるな。 未来軸先描写だったり、キャサリンの事だったり。
(-241) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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─少し前の事/帰路─
おつありー。また付きまといに悩まされていたら言って。……ウチの居候くんを我が家まで運んで貰った借りがあるから、今度は徹底的にやってあげるわね。
[声をかけたトレイルの態度は、いつもと少しばかり違って見えたね>>506 それでも振られた手に緩く振り返しながら、居候くんを家まで運ぶ時に手伝って貰った事の礼を重ねてみる。 言った言葉は間違いなく本音で、少しばかり仕事をしている時のドライさが滲む声が出たかもしれないね]
はい、お待ちしてます。
[>>513ジャケットを取りに行くという言葉には受付嬢のスマイルで返しながら、トレイルの傍にいる見慣れぬ男の存在がやはり気になってしまう]
(523) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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[>>514すぐ不定期になるという言葉に、少ししゅんとする。まるで飼い主が帰ってきた犬の如く抱きついたまま。 それでもパン屋の話をしようとするのと爆発音がほぼ同時。>>508]
ひゃっ!?
[思わず声を上げて、電子レンジを振り返る。 ピラフを温め終えて、ちょうど例のパンを温めていた所だ。
>>515驚く彼女から腕を解いて、ぱたぱたと駆け寄ると電子レンジを開けた。]
…………うわぁ。
[むわ、と甘いチョコの香りが辺りに拡がる。
温められたチョコクリームがおそらく口だろう部位から溢れ出して、まるで茶色のスープに浮かぶパンのようになったそれを取り出して。]
えーと、このパン買ってきたんだけど。 セレはあまいの、好き?
[さて、パンの名前は言うべきか。]
(524) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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─ 現在: 廃棄物不法投棄場 ─
[>>14やっと記憶が繋がった。 寒さに鳴る歯を、ホレーショーは食いしばった]
あの……女狐ェ……!!
[開店前の酒場に、小さな嘘で入れてやった。 それを女は知らなかっただろうが……、 恩を仇で返された気分だった。 そして何より]
金……薬代が……!
[キャサリンの病名は不明だ。完治のあてはない。 薬を飲めば症状を抑える事は出来る。しかし、その薬は高かった]
(525) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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/* ケヴィン、君の幼馴染s両極すぎるんだけどぉぁぁぁぁぁ!
ホレーショーの全裸の謎が解明されてすっきり✧◝(⁰▿⁰)◜✧
(-242) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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― 鍼灸医院「ロン」一階 ―
[正面側の入り口の鍵を開け、中に入る。 先代の遺した領域。雑然と並んだ異国の飾りがシンと静まり返って、揺れた空気に白檀の残り香が立ち上った]
…
[灯りだけをつけて、二階に繋がる小さな階段の前を素通りして置くの壁に手をかける。 裏の診察室へ繋がる扉]
(526) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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− 聖ルカ教会・墓地 −
[ 気配。
あたたかな、にんげんのぬくもり。
夢を見ているのだと思っていた。子供のころの夢を。 懐かしい匂いが記憶を揺り動かしたのか。 近づく手指の体温を頭のどこかで認識し、
夢ではないと気づく。]
(527) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 22時半頃
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ど、同棲!?
[そうして落ちてきた言葉は、もしかしたら結構通りに響いたかもしれないね。 言い間違えだなんて思いもせずに、彼女は戦慄しながら 何となく彼の絵が抜けないという評判がある理由を、着飾るのが上手く、男に媚びる事を心得ているおねーさん達の誘惑にも屈しなかった理由を察したかもしれない]
お、おしあわせ、に?
[少し混乱しながら、間に受けて。トレイルと見慣れない男にそう言って笑ってみせたんだ]
(528) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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/* くそう…! 進化準備にかまけてしまったけど、同棲発言現場に居たかった!! (ダンダンダン
(-243) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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[覚醒した瞬間、身体は動いていた。 懐から抜いた手には、黒光りする銃。 目の前にかがむ人物の眉間に、銃口を据える。 安全装置は、とうに外れていた。
引き金に指がかかる。]
(529) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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|
[ ちくり、と 肘の内側が痛んだ。 ]
.
(-244) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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|
[しかし、見かけによらず、堂々としながら嘘をつくものだな]
[次にトレイルに持つ感想はそれだった。 ならば、彼が諜報員から何かを預かって、それを黙秘している可能性も十分にある。 そう思わせる態度に上からやや、意外な視線を彼に送っていたが、それは、まるで恋人を見守るような視線にも見えていたかもしれない]
(530) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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|
[撃たなかったのは、耳に飛び込んできた名前のせい。 じっと相手の顔を見つめ、眉を上げる。]
…ベネット?
[様々な感情が入り乱れて瞳が揺らぐ。 銃口は、下ろされなかった。]
(531) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
|
アランは、ズレた眼鏡を正位置に修正しつつ、セレストにややぎこちない笑みを浮かべ
2014/01/20(Mon) 22時半頃
|
今日は本当にありがとうございました。 お礼のはずが、こちらまでいただいてしまって。
[そろそろ時間だというラルフに、改めてお礼を言う。 お礼をしたつもりが、自分まで貰いものをしてしまっては、お礼にはなっていないのでは…とも思いもしながら。
相手の背中を見送りながら、ふと時計に目をやる。 そろそろ本当に店じまいの時間だ。 もちろん、もうしばらくいることも可能だが、この時期だ。日が落ちるのも早い。 暗闇を女が一人で歩くのが危険であることくらいは理解しているつもりである。 急いで片付けの準備をし、終われば帰路につくだろう。
途中で寄るところもあるのだけれど。*]
(532) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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|
……絶対見つけて、 っくしゅん!!
[覚悟の声は、くしゃみでかき消された。 芯まで凍りつきそうな寒さが、襲いかかって来る。 こうしては居られない。 これからどんどん暗く、寒くなってきて、スラムの中でも特にタチの悪いのが蠢く時間になる]
くそっ! ***の***がっ! ***てしまえ!
[女子供には聞かせられないような悪態を付きながら、 廃棄物の類を押しのけ、立ち上がった。 汚れた道は、痛いほどに冷たかった]
(533) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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― 鍼灸医院「ロン」一階 ―
[デスクの前に女の姿があって。 扉を開いた姿勢のまま、少し呆けたように立っていた]
…ジリヤ?
(534) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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あ……、
[セレストの通りに響く大声に、 少々いい間違えたことに気づいたが、 考えてみたらそれが一番余計な詮索を回避出来るし、 四六時中くっついている理由にもなりそうな気がした。 ――アランの外聞はまたしても犠牲になるわけだが]
ええっと……、ありがとう? じゃあ今度エリくんのお勤め先にでも、 デートに行くからよろしく言っておいてよ。
[気の抜けたゆるい笑顔でひらひらっと手を振った。 ぼろが出そうで仕方がない気分なのだが、 >>530 ボディーガードは沈黙を守ったままだ、 ちらっと助けを求める視線をやった]
(535) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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>>528
ええ、はじめまして。 この町に来て、まだほどないですが、
ああ、ですから、今日は、こう、ハニーに案内してもらってるのですよ。
[響き渡ったセレストの驚き声が頭の中で反響したが、 これは合わせるべきと思い、 そう告げると、ぐいっとトレイルの肩を引き寄せた]
(536) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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/* アランの素敵すぎる演技力に腹筋が痛い。
(-245) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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/* 旦那にどう返そうか、悩んでいたら 賑やかな時間に…… 絡み損ねている人が多くて更に悩ましく。
>>536 ハニー言うたΣ
(-246) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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/* >>533 ZENRAちょうきのどく寒い まじ寒い
(芝)
(-247) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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ここは……、 外れのゴミダメかよ。
[腕を身体に回して、少しでも暖かさを探りながら、 頭の中に地図を広げる。
ここから病院近くの家へ帰るとすると……、 途中で娼館街やストリップ劇場を通る。 ……冗談じゃねえ、そりゃナシだ! 全裸でそんな所を通ったら、途中でどこかに引き込まれて尻から食われる]
[なら後は……]
(537) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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─ ガレット・デ・ロワ ─
[数分後、ホレーショーはパン屋の裏の従業員口を、せわしなく叩いていた]
ケヴィン! おい、ケヴィン! てめえしか頼れないんだ、助けてくれ!
(538) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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/* 全裸男がパン屋にwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwケヴィン逃げてwwwwwwwww超逃げてwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-248) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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[>>536 引き寄せられた肩に、額を押し付けたのは、 もちろんその温もりに寄り添いたかったから、 ――ではなくて、いかにも生真面目な彼の口から出る
ハニー
の破壊力に打ち震えていたからである]
(539) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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ハニー……
[悪気はないけど、 とにかく必死にこらえていた]
(-249) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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……
[声をかけられても女がそれに反応するのに遅れること一呼吸。]
(ぁ、ごめんなさい。)
[思わず母国語で言いながら、慌てて手にしていた聴診器をデスクの上に戻した。]
(540) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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―雀荘「ネイ」―
と、いう訳なの。泊めて?
[ジェニファーは今までのコトを洗いざらいマーチェに話した。 結局あれから2軒目に行く気にもなれず、すごすご戻ってきたと言ったほうが正しい。 そんなジェニファーに、マーチェは「泊まるなら一局打ってきな」と卓を指さす]
マー婆のいけずぅ。傷心の我が子同然の娘をいたわってくれてもいいのに。
[そうぶうぶうと文句を垂れるけれど、「殺しても死なないだろ」と言われれば、ちぇと小さく舌打ちをする]
分かったわよぅ。さぁて、相手はどちらかしら?
[コキ、と首を二回程鳴らしてジェニファーは卓につく。]
楽しみましょうね。
[麻雀牌のコト、という音が雀荘内に静かに響いた。]
(541) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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[囁きの内に入っていた自分の名前は、 初対面の時に名乗って以来一度も呼ばれた事はなかった。 てっきり覚えていないと思っていた。]
…………。
[あんた、なんか変なもの食ったのか。 真面目に問い返そうとして、顔に指を添えられた>>520。]
いいのかって。 オレ、もう起きてんだけど。
[寝てたら、という前提は通らないんじゃと わけのわからない現状にやや動揺しながら。]
(542) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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─現在/自宅─
[居候くんが抱きついてくるのは、避けようとはしなかった。何となく心苦しく感じるのは、父親が帰るとハグをして出迎えた母親を思い返してしまうからかもしれないね。 そのせいか、避ける気も起きないんだ]
……甘いのは嫌いじゃないけど……それは、ちょっと。
[電子レンジの爆発とともに離れた居候くん>>524が開けたレンジから、甘い匂いか漂ってくる。 チョコレートの香りは嫌いじゃないけれど、エリアスの『うわぁ』という声に何だか見てはいけないものがそこに広がっている気がしたんだ]
……取り合えず、だ。ケヴィン氏のパンが時折前衛的な遊び心に満ちあふれた、子供が泣き出す芸術的なものになるのは知ってるよ。
今回はどんな芸術品なの?
[好奇心猫を殺すとは、こういう事なのかも知れないね]
(543) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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ハニーの破壊力wwww
(-250) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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……ゴメンナサイ。
[言い直して、気まずそうに男を見た。]
(544) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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―― 幼馴染トリオの思い出 ――
[生まれはこの街だったが、同い年と絡むことは少なかった。 母親と、その仕事の関係者と。幼い頃の世界はそれだけだった。 冒険心が生まれる頃、一人で勝手に外に出ていくようになって――母親にはひどく心配をかけたのだが――すぐに同じぐらいの年の子供と知り合った。
当時から髪が長く、さらに今よりずっと華奢で東洋系の血の混じる子供は、その異国の服装のせいで性別が曖昧に見えたのだろうか。 女だと初対面で誤解されて、笑顔で蹴ってやったのは―― 今となっては覚えていないが、ケヴィンだったかホレーショーだったか。
母を亡くしてからも、様々な――綺麗とは言えない仕事に手を出すようになってからも。 二人の前では、出会ったころの自分でいられる気がしている。]
(-251) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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―― 幼馴染トリオの思い出 ――
[生まれはこの街だったが、同い年と絡むことは少なかった。 母親と、その仕事の関係者と。幼い頃の世界はそれだけだった。 冒険心が生まれる頃、一人で勝手に外に出ていくようになって――母親にはひどく心配をかけたのだが――すぐに同じぐらいの年の子供と知り合った。
当時から髪が長く、さらに今よりずっと華奢で東洋系の血の混じる子供は、その異国の服装のせいで性別が曖昧に見えたのだろうか。 女だと初対面で誤解されて、笑顔で蹴ってやったのは―― 今となっては覚えていないが、ケヴィンだったかホレーショーだったか。
母を亡くしてからも、様々な――綺麗とは言えない仕事に手を出すようになってからも。 二人の前では、出会ったころの自分でいられる気がしている。]
(-252) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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[自己紹介をすると、何だか変な音を出される。 この名前はそんなに呼びにくいのだろうか。 母親に呼ばれる「炉々」は子供っぽいと子供心ながらに思っていたから――]
じゃあ、ファイでいい。 ……お前も、呼びにくいからホレな。ホレ。
[複数の音節を上手く呼べなくて、勝手に彼の名前を縮めた。*]
(-253) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 22時半頃
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[名前を呼ばれた時。覚えていた、と聞いた時。 じわりと腹の上のあたりが温度を持った。
くすぐったいような、恥ずかしくなるような。 それが「嬉しい」のだと本人は認識はしていないけども。]
(-254) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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[引き寄せたトレイルがやや小刻みに震えている。 それが、己の口から発したハニーが原因であることにはすぐには気づかず、
ただ、演技がやはり上手なのだと関心しきっている]
ということで、 アランです。以後お見知りおきを。
[そんな言葉で、その場に、セレストに対して、区切りをつけようなんてしてみたわけだが]
(545) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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――……
[またやや、眼鏡が歪んだので、指で修正しつつ]
マイハートとか、ダーリンとかそういうのがいいのか?
(-255) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* ハニーに打ち震えている。 全裸にも打ち震えている。 別の意味でも打ち震えている。
プロロまでは耐え抜くって決めたんだ(行き絶え絶え
(-256) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* メモの乱舞っぷりが( ハニーの破壊力よ…。
あとジェニファーはそんなにゾンビパン買いたかったのk すまない次はゾンビじゃない(
(-257) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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― 帰路 ―
[まだ暗くはなっていないが、極力人通りの多い道を選びながら帰路につく。 その途中で、寄る場所――
聖ルカ教会だ。
教会で祈りを捧げるのが、日課のようになっている。 ブラックマーケットに行く時や、帰り道に寄ったり、ブラックマーケットに行かない時でも訪れる。
早くしなければ、日が落ちてしまう。 そんなことを思いながら、今日も教会へと向かうのだ。]
(546) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
[日が落ちて、星の明かりより 街の明かりが明るく輝きはじめれば、 パン屋の明かりは逆に落ちる。
そろそろ店じまいを始める頃に、 せわしなく扉を叩く音と、聞き覚えのある声に、 瞼が半分落ちた。
戸締りも半ば、ずんずん足音鳴らしながら 大股で裏口へと向かうと、扉を勢いよく開け放った。]
うるさい。 そんなにでかい声で呼ばなくても聞こえて……
(547) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/*
そんなにハニーは好評だったか!
この顔でハニーは
(-258) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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……………。
[低い小言は途中で途切れ、 何とも微妙な顔で古馴染みを暫く見ていた。]
………ヌーディストに宗旨変えでもしたか。
[ようやく口から落ちたのは、わりとどうでもいい言葉で。 つめたく風が音を立てて吹きすさぶ。]
(548) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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あ、あ ……痛み、は?
[慌てたような仕草、驚かせたらしいとわかるが、 女がどうやって過ごしていたかまで思考が回らない]
(549) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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え、そんなに有名なのあのお兄さん。 遊び心……芸術的……うーん。
[そうして衝撃的なパン屋の新事実を知ることとなる。>>543 ケヴィンの眉を寄せた顔を思い出すが、並べられた言葉とのちぐはぐさ加減がひどい。
それはさておき。 今回はどんなと聞かれて、セレストがコートを脱いでいる間にテーブルへとパンを運んだ。]
えーと、うさぎゾンビパンって言ってたよ。 チョコのクリームがたっぷりで、美味しそうじゃない? ほら、一緒に食べよ?
[うさぎ、というかゾンビすら一体どこへという一品。 確かに芸術品と言うに値するかもしれない。]
(550) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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(いないかと…)
[あるいは帰ってみたら、いなくなっているのではないかと。 どこかで思っていたのだ。
傷の処置は済んでいて。 病衣のままでも、靴と上着があれば外に出られる。 地図も渡した。 医院を漁れば現金も見つけられただろう。
去ろうと思えばそう出来た、というだけの想像でしかなかったけれど。 そうしてどこに行くのかなど。 儚い雪に似た白い姿が、まるで溶けて消えるような幻想]
(-260) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* ハニーとか全裸とかwwwもう笑わせに来てるでしょwwww何度見ても笑ってしまうおなかいたい
(-259) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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……マイスイート、はつけると、 確かに更に威力が増すかもしれないね。
[そりゃもう笑い堪えるために、 必死に額を押し付けてます]
(-261) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* ふふふふふふふかわーわーいーいー(ごろんごろん) もう。クシャミ可愛い。可愛い。にゃんこかわいい。
さて、どうしてやろうか。 というかこの口説きとスルーはどこまで続けるのか…w
(-262) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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……?
[ここの事をきいているのだろうかと大腿を指差した。]
(551) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* ZENRAへのケヴィンの反応がまた腹筋痛いwww
(-263) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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――……なるほど…
[アドバイスであろうと、真面目にきいてから]
(-264) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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─少し前/帰路─
[お幸せにと思わず呟いた後、トレイルと見知らぬ男のやり取りを見上げて。 同性同士には嫌悪感も何もないというより、それが恋ならば素直に羨望の眼差しくらいは人知れず送るのがセレストだろう。 しかし、その同性カップルというのを見るのが初めてで、戸惑いの方が大きく、彼女は二人の間にあるぎこちなさには気づけずにいるんだ]
ああうん、エリスに伝えておくわ。
[>>535トレイルのデートという言葉に、彼女はぎこちないままこっくりと頷く。何だか子供みたいだが、まぁ気にしてはいけない。 次いで挨拶をくれる男がトレイルの肩を引き寄せれば>>536、本物だぁと勘違いのままに顔を赤くしてしまうんだ。 理由:恋を夢見る女の羨望。]
(552) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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アランは、トレイルの囁きに頷いてから
2014/01/20(Mon) 23時頃
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あ、そうですか。ええーと、よろしくお願いしますね。末永くお幸せに!
[トレイルの肩を抱く男の名前が判らず口をもごもごさせながら、それでも彼女は二人の幸せを願ってみたりした。 別れさせ屋の祝福なんていらない、なんて事は今は言いっこなしの場面。 震えるトレイル>>539に気づいて、改めてセレストは幸せに、という気持ちになったのはここだけの話だ]
あ、はい。邪魔ですよね。アランさん、トレイルの事をよろしくお願いします。 私はセレスト。よろしければ、駅のクリーニング店『ブランシュポム』使ってくださいね。
[そうして名乗ったアランの区切りを付けようとした態度>>545を、恋する二人の固有結界維持の主張と受け取りれば、頭を下げて二人に手を振り、家路へと着く事にしたんだ*]
(553) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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[時間を掛けて、"患者"に見せる表情に似せる。 指差す動作に頷いた]
そう、脚。大丈夫?
[抱えたままだった荷物を手近な診察台にドサリと置く。 ほとんどは食材。あとはごちゃごちゃとした電池やら何かのネジやら、 一番上に、妙に可愛らしくラッピングされた包みも乗っていた]
オレンジと林檎を買って来たんだが、ジュースは… 寒くないか?
[熱は、とジリヤの顔色を見る]
(554) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* はにぃがほんとじわじわくるな
おれもつかってみたい
(-265) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* まさかのギャグ要員セレストになりました(
(-266) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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じゃ、行こうか。 マイスイートハニー?
[至極真面目な顔で、またなぜかズレた眼鏡を指で押し上げてから、セレストに礼をして、その横を通り過ぎる。
本人はとても自然な演技をしているつもりである]
(555) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* もう少しシリアスな子予定だったのになー…
恋を夢見る人の方向転換が全て悪かったかもしれん。
(-267) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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うるせえ、 ちょっと事故だ!
[ケヴィンの身長には、結局追い付けなかった。 出会ってから今まで、ずっと見下ろされたまま。 そのデカイ身体>>548を押しのけるようにして、 勝手知ったる作業場に入りこむ。
パン焼き竈がすでに火を落としていたとしても、 まだ暖かさは残ってるだろうと思い、 まずはその傍に寄って両手をかざし、暖を取った]
……死ぬかと思った……。
[身体の震えはなかなか収まらない]
(556) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* アランさんwwwww
あかん。ちょっと待って予想してないとこからくるとほんとにw
(-268) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* そしてホレにはエア毛布をかけておこう… (毛布ばっさばっさ)
(-269) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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[クシャミの返答>>542が相変わらずズれている。 順序立てて考えれば、真相にたどりつくのはさほど難しくはないはずだが。]
確かにもう起きているな。 ただ、起きたらしない、とは言っていない。
[困っているのだろうか。怖がっているのだろうか。 それともパニックになっているのか。 とにかく、クシャミは逃げるそぶりを見せなかったので男の体勢は変わらず、さらに空いている方の手で彼の片手を掴む。
危機管理力ぐらいは育てて欲しいものだな、と自嘲しながらも。 それでも逃げないなら顔をさらに近づける。]
(557) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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クシャミ。
[答えがなければ、構わず口付けよう。 それからどうするかは男も全く考えていない。]
(-270) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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− 聖ルカ教会・墓地 −
[呼びかけに応えたのは艶消しの鋼色だった。>>529
眉間に触れんばかりのそれに目の焦点をあわせることなく、だが、むやみな動作で火線を逸らそうとこともなく、唇だけを動して言葉を綴る。]
生きていた、 よかった。
(558) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* マイスイートハニーに進化したwww
もうやだ、赤くなったセレスト可愛いのに腹筋ひどい。 恋する二人の固有結界維持の主張ってw
(-271) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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[銃口を向けられることに慣れている、とは言わない。 だが、ベネットが恐怖を示すことはなかった。 ヤニクの出方は、警戒心ゆえと見ていた。 身を守ろうとする、正当防衛。
ただし、対応を間違えば、即座に殺意に変わる容赦のなさを備えた様子見だ。 街の粋がった連中がバタフライナイフを見せびらかすのとは覚悟が違う。
ゆえに、示したのは無防備であることによる、行動の自由。 優位は、決定権はそちらにあるのだと。]
(559) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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[ファーストコンタクトは、最悪だった気がする。 外国の綺麗なお人形みたいな女の子は、手……じゃなくて足の早いクソガキだった。 蹴られた足を抱えてギャーと叫んで、ぴょんぴょんと飛んで。 ……でも、興味を持った]
ファイブ? あん? ブいらねーの? そんじゃあ、ファイ!
ホレーショーのどこが呼びにくいんだ? まあいいや、ケヴィンもそう呼んでるし、構わねえぜ!
なあ、おまえ魚食える? この時間、波止場の方に行ったら、商品にならねえ雑魚を貰える事があるんだ。 おまえ可愛いから、きっとたくさん貰えるぜ! 一緒に行こう!
[手を引いて、笑いながら走った。 明るくて無邪気な時代だった]*
(-272) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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[居候青年を運んだあの日、 いわゆる優男な自分には結構な労働だった。 バイト上がりでぐったりもしていたが、 少々あの日は飲まされたりもしたから、
ちゃんと最後まで責任持って飼うんだぞー?
とかセレストにいった気がする。 酔っ払いの耳は「捨て犬が大変なの、助けて!」 とでも言われてるように聞こえたらしい。
あの日のわんこ――もとい、エリアス君によろしく、 などと言ってしまったからには、そちらにもばっちり伝わるだろう。 ――これでいいのか?と若干思ったりしないでもないが、 まあ仕方が無い、多分、きっと]
(560) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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そう、 ブラザー・ベネットだ。
[かつて血の契を交わした兄弟へ向けた声は、ミサに集まった聴衆にかけるものとは異なる、ヤニクのためだけに発せられる響きをまとう。]
(-273) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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― 聖ルカ教会・礼拝堂 ―
[無事に教会につけば、まっすぐに礼拝堂へと向かう。 最初は礼拝堂への行き方すらわからなかったが、今では慣れたもので、道に迷う事もなくなった。 正確には、道に迷っていた、というよりは、勝手に入ってもいいのかという面で迷っていたようでもあったかもしれないが。]
……。
[礼拝堂に入れば、両手を胸のまで組、膝をついて静かに祈りを捧げる。 こうやって祈れば、天にいる両親と話しが出来るような気がして。傍で見守っていてくれる気がして。]
(561) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* ホレーショーwwww
そうか。こうやって俺は人を騙すようになったんだな…
(-274) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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ここはハウリンの聖ルカ教会だよ。 今日の日付も言おうか?
でも、ここは寒い。中へ入ろう。 立てる?
[ヤニクが怪我をしているかどうか、それを懸念してわずかに眉が下がる。]
(562) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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…アシ? ダイジョウブ。
[男の発音した単語からそれらしき言葉を真似て返事を返した。 診察台の上にごろごろと転がる林檎を見れば、僅かに顔の表情が明るくなった。 どうやら好物らしい。]
……ココ?
[地下室で起きた時にも同じことを聞かれたような気がして。 額に触れられたような曖昧な記憶。 額を指差した。]
(563) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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─現在/自宅─
有名、というか。店長の娘ちゃんが時折泣く感じ? にゃんこパンも、結構なものだったって聞いたけど。
[ケヴィンが有名だったのかと呟く居候くん>>550に、人伝に聞いた事をこぼしてみる。 彼女自身はゾーイが手にしたにゃんこパンの実態は知らないが、旦那さんとゾーイの話を聞くに、相当なものだったらしい]
う、うさぎ……。うさぎなの、これ……?
[コートをウォークインクローゼットに掛け、改めてテーブルを振り返る。 うさぎとゾンビという組み合わせは、やはり前衛的芸術家なパン屋と噂される男の作品名だけはあるな、なんてセレストは納得しつつ。
皿の上のチョコクリームが飛び出たそれは、うさぎっぽさもゾンビっぽさも既になかった]
……チョコ足して、パンのチョコフォンデュとして食べればいけるかな。
(564) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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[必死に肩に額を押し付けていたが、 マイスイートハニー、が聞こえるに至って、
膝の力抜けた、 ごめん歩けない]
じゃ、じゃあセレスト、また今度……、
[激しく腹筋のトレーニング状態である、 どうにか言葉を紡いだ後、半分引きずられていたのも、 まあ見方によってはべったりしているカップルだったのだろう]
(565) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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昼のうち、ヤニクがプルダウンの一番下だったので、秘話で選ぶの楽だ、ヤッターと思っていたら、ヨアヒムが入ってたw
(-275) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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[メアリーが物心つく頃に、彼女の両親は事故にあった。 小さい頃に、父親も母親も亡くし、兄弟もいなかった彼女は引き取り手もなく孤児院ですごした。
両親との記憶は少なく、覚えている事も少ない。 けれども、温かい家庭であった記憶は残されている。
ふと、昼間のことを思い出す。 両親の言った台詞が、頭の中に思い浮かんだことを。
それだからだろうか。いつもよりも熱心に祈りを捧げたのは。]
(566) 2014/01/20(Mon) 23時頃
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/* 何気にホレのメモのZEN☆RAにもやられている……ww
腹筋。腹筋を鍛えよう。
(-276) 2014/01/20(Mon) 23時半頃
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/* NPCとか好きにしすぎてすみません、ケヴィンさんごめんなさい。
ところでログの厚みでうさぎパンの感想を探すのつらそうだよ。
(-277) 2014/01/20(Mon) 23時半頃
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ぷはっ、
[しばらくしてから、思い切り噴き出した。 闇金の看板の裏、ボディーガードにしがみついたまま、 ぷるぷる小刻みに震えつつ]
……俺はやっぱ、 ダーリンって呼んどくべきだったんだろうか。
[目じり拭った、涙目]
(567) 2014/01/20(Mon) 23時半頃
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[ムーランの事は気になったが、病衣で外へ出てしまっては人目を引くだろうし劇場のオーナーに何と言われるかわからず(ただでさえわからないのに)、そんな気は起きなかった。 地図は男がこの場所を説明してくれた程度にしか思っていなかったし、どうやって治療費を支払えばいいのだろうと頭を悩ませる事はあってもお金を漁るという発想自体が浮かんでこなかった。
女はあまりにもこの街に染まっておらず、また、今のままでは染まる事もできなさそうだった。]
(-279) 2014/01/20(Mon) 23時半頃
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/* あとストーぶ消えた……
灯油まだある筈……(震
(-278) 2014/01/20(Mon) 23時半頃
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そうか。良かったな
[薄く微笑んで、視線を動かす表情を見つめ、 額を指差すのには肯定の意図を乗せて頷いた]
(ああ、冷たいか)
[ジリヤの額へ向けて伸ばそうとした指を引っ込める。 外を歩いて来てかじかんだ手を擦り合わせ、息を吹きかけた]
(568) 2014/01/20(Mon) 23時半頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
……………。
[>>556事故で何で裸になるんだ、と。 強引に入られれば、溜息一つ。
扉を閉めて、冷たい空気を追い払うと、 釜の残り火で暖を取る友人を一度置いて、二階へと上がった。 二階部分は、生活スペースになっている。
部屋の奥の押入れの、更に奥にある箱の中から、 押し込まれて随分経った上着いくつかとズボンを取り出すと、 戻って鳥肌が立ちそうな格好の古馴染みに投げて渡した。]
親父の服だ。 俺にはサイズが合わないから、やる。
[とにかく服を着ろ、目の毒だ、と。 視線が暗に言っていた。]
(569) 2014/01/20(Mon) 23時半頃
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>>567
というかなんでそんない笑っているんだ?
[首傾げ。 本当に真面目に。]
ダーリンと、呼びたいなら、読んでも別に構わないが。 それはやっぱりおかしい気もするな。
[考え込み]
(570) 2014/01/20(Mon) 23時半頃
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