241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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──ANOTHER GAME──
御機嫌よう、スージー!
……今日はパイ? まさか、死んでからこんな おいしいものにありつけるなんて 想像したこともなかったなあ
──あ、おいしい
[ 少し、呆れたような口ぶりで、 ニーナは差し出された菓子>>@56に手を伸ばした。
ひょいと指先で摘んだ一切れ。 その鋭角たる先端を一口齧って、 満足げに笑っているのが、ニーナ。]
(340) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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……あのさあ本当に 7日目には毒りんごを使ったアップルパイ ──なんてこと、ないんだよね
[ 吐き出す言葉の割に、躊躇なくそれを呑み込んで、 ニーナは丁寧に両手を合わせた。ごちそうさま。
唇の端についた欠片をぺろりと舐め取って、 「 君って本当に料理がうまいね 」と、 感心した声を上げた。ニーナは単純なのだ。
バッジを受け取れば、本ミッションへ。 些細なことでバッジをもらうことへの 罪悪感を抱くほど、人が良いわけでもない。]
(341) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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[ その向日葵みたいな金髪の死神を見かけたら、 積極的に話しかけるようにしていた。
どういうわけだか知らないが、 やたらと食べ物を恵んでくれた上、 バッジまでくれる死神だなんてそういまい。
……警戒心はないのかって? パートナーのお墨付きでもあったもんだから!]
(342) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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……それにしたって、 死神って、こういうものなの?
君の言う”前回のゲーム”でも、 こうやってお菓子を食べて歩いたりした?
[ 口に残るシロップ漬けのチェリーの甘味。 それを舌で感じながら、ニーナは首を傾いだ。
──ニーナのパートナーは ゲームに参加するのがはじめてではないと言う。
あんまり手慣れた風に”サイキック”とやらを操り、 ”ノイズ”と呼ばれる化物を撃ち抜いてくもんだから、 一体何故にと問うたとき、ジリヤは言った。
ゲームに参加するのが一度目じゃないこと。]
(343) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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[ ふうん、リベンジなんて在り得るんだ。 ニーナはそんなことをしみじみと言った。 少しだけ、安心しそうになったけれど、 どうもそれは特別な措置のようだし、 そもそも、こんなゲームをもう1周だなんて! なんとしたって、ご勘弁願いたい。
──ハサミを振りかざすノイズを、 刃で貫きながら、ニーナはふと思った。 スージーの元を去ったときのことである。
( ところで、この海老型のノイズであるが、 伊勢海老に見えて腹が減って仕方がない )]
(344) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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──そういえば、君の前回のパートナーは?
[ ────死んだ、とか、
言われたらどうしよう、って、 問いかけてから、ニーナは気付いた!
いいや、一蓮托生と言うのであれば、 彼女が生きている以上、それはないはずで。
ニーナはただ、静かに それが触れてはならない禁忌でないことを祈った。
なんせその質問に深い意図はなく、 ただ、少し悔しかっただけだ。
ニーナはいつだってジリヤの”いちばん”になれない!]
(345) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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[ 些細な問いかけの直後、ニーナは前を向いた。 東エリアの片隅に、懐かしい建物を見付けて からりと話題を変えるように、明るい声を上げる。]
──あ。ジリヤ、ご覧 あれが、バナナストア!
いけ好かないマブスラー…… イエローマン、って言うんだけど とにかく、本当に頭も格好も真っ黄色なんだ! そういう奴が、ふんぞり返っていてね──、
[ 彼の天下は終わっただって? そんなこと、ニーナの知る由もない。
マブスラっていうからには、 ミッションの指すのはここのはずだって、 パートナーの腕を引いた、何日目かの出来事。*]
(348) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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/* ニーナのサイキックでは、背わたは抜けても加熱調理ができぬ(いせえび)
(-557) nabe 2018/05/30(Wed) 20時頃
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[ ──走るのは、得意であったから。
”呼ぶ”>>368と言われれば ニーナはやっぱり面食らった顔をしたし、 多分、それははじめてのことじゃあない。
それから、やっぱりこれも前回と同じって?!
何気なあく、零れる”前回”のお話は、 きっとジリヤとニーナのとっておきの武器。 ……なんだろうけれど! ]
…………妬けるなあ
[ 誰に? って、そりゃあ色々と。
ふうん、ふうん。とでも言いたげな顔で、 ニーナは彼女の手を視線で追って空を見上げた。]
(425) nabe 2018/05/31(Thu) 00時頃
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[ 澄んだ青一色の空に、 赤色の光と白い煙が、一本。 揺蕩うように、真っ直ぐのぼる。* }
(426) nabe 2018/05/31(Thu) 00時頃
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[ ────ということを思い返して、三度目の幕引き。]
(432) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
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[ 或いは、一度目の物語へと 巡り巡っての帰還と相成った。
その時、仁衣奈は目を瞬かせ、 両手で顔を覆い、一旦しゃがみ、立ち上がり、 顔を赤くし、白くした後に、 最終的に、腹を抱えて笑った。
今度は勝者として訪れた審判の部屋で、 その不審な動きがどう思われたかは知らないが。]
(433) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
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……だって、まさかさあ 散々妬いた相手が結局自分だなんて、 想像することもないだろう
”つよくてニューゲーム”の意味もないし!
[ 憤慨するわけにもいかない。 平等に、エントリー料を徴収された結果なのだ。
我ながら、どんくさいなあと、 仁衣奈の感想は、ただそれだけだ。
あとは──、そうだな。 依頼しっぱなしで忘れていた害獣駆除を どうやらやり遂げてくれたらしいお二方へ、拍手!]
(434) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
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[ なんてこった! って勢いで、 仁衣奈はひとしきり笑った後に、前を見た。
すこぅし、視線を落とす。 頭一つ分低い位置の青と、よくよく目が合うように。]
──ところで、 どうして私の二度目のエントリー料が ”一度目のゲーム”だったか、ジリヤ……わかる?
[ 口元を隠すように、仁衣奈は悪戯っぽく笑った。 すべての記憶を取り戻した今、それもまた明快!
……さらりと正解されても癪なので、 答えを口にされるより先に、仁衣奈は言った。 ちいさなひみつの話を打ち明けるように。]
(435) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
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──きっと、 一度目のゲームで出会ったひとたちがすてきで、 まるで、物語の一員になったように劇的で、
なにより、あのときようやく 私は君のとなりに立てたって、 そのことがどうしようもなくうれしかったからさ!
(436) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
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──ねえ、私 君の特別になれんだって、自惚れてもいい? *
(437) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
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/* 相方よ、本当に遅くなってすまない これは返事を求める問いではなく、〆のふわっとクエスチョンなので あまり気にせずにいただけると幸
(-664) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
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[ 猫が木から降りられなくなって鳴いていると、 仁衣奈に声をかけてきたのは、 如何にも木になぞ登れそうにもない小太りの男だった。]
(441) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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── After Story/Real Ground ──
[ 仁衣奈はじっと男の顔を見た。
見覚えのある顔が目の前にあって、 仁衣奈はどうやら通学路に立っていた。
──あ。こうなるんだ。
確かに、”命は助かりました”じゃあ ちょっと……だいぶ、厭なんだけれど、と。 そう要求したのは、仁衣奈自身であった。
多分、納得したのだ。 会話に奇妙な間があいて、 男はなんだか厭そうな顔をした。
どうしようか、と仁衣奈は思った。]
(442) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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──── ねこ
[ ぽつん、と仁衣奈は呟いた。
だって、子猫は本当に木の上にいるのだ! 仁衣奈が行かなかったら、あの子はどうなる? 或いは、この男は”次の女の子”を どっかの物陰にでも隠れて待つだけじゃないの。
──って、仁衣奈は逡巡した。]
(443) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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子猫、白い子猫ですよね ええと、ちょっと待ってください 誰か、人を探しましょう
……木登り、苦手なんです、私
[ お嬢様ですから。って顔して笑んだが、 男はなんだかもう、気もそぞろだった。
仕方がない。邪な思いで声をかけた女が、 預言者か妄想癖か、何と思ったかは知らないが、 気味の悪いことを言い出したって風に、見える。]
(444) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ まだ、何もしでかしていない男を この世で裁く、だなんて無理な話だろうし、
かといって、このまま立ち去ったら 第二の被害者が出るだけじゃないかなあ、と。
仁衣奈は内心、静かに考える。 再犯率、という言葉がなんとなくよぎる。]
(445) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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……ううん、そうだなあ 次に通った人に、手伝ってもらいましょう
次の予定があるから、 そう長くは付き合ってあげられないけれど
[ ──お茶会、と仁衣奈は思って、
困った。仁衣奈は我が身がかわいい。 自分が痛い目見てまで、男を罰したい訳でもないし、 こちらの予定に遅れるのも、イヤ。]
(446) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ 人通りが特別少ない道でもなくって、 仁衣奈はそう言ってまもなく、近付いてきた人影を、 視界に入れて、目前の男をじっと見た。]
(450) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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──気味が悪い、ですか
私、識っているんです 貴方についてったら、どうなるのか とか
好奇心は猫をも殺すというけれど 親切心に殺されたんじゃあ、かなわないし
(451) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ ふふ、と笑った。
激高して男が拳を振り上げたって、 すぐそこには人がいるって、仁衣奈は知ってた。
見えた人影に、ゆるりと手を振って、 「 すみませーん 」と、仁衣奈は言う。
仁衣奈の代わりに木にのぼってくれる 親切な通行人Aを尻目に、空を見上げて、]
(452) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ ──内心、口から飛び出そうなくらい 激しく脈打っている心臓を、呑み込むが如く、 仁衣奈は深く、深く息を吸い込んだ。
一度、憧れを手にした女は、 なりたいものになる、というのも 夢物語なんかじゃあないとよく知っていた。
それから、二度死んだ女は、 こういうことも、よーく知っている。
憧れを憧れのまま、終わらせる必要はない。]
(453) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ ──それが、仁衣奈の取り戻した一遍の物語。 劇的な14日間を経て帰ってきた日常の、 ほんの、はじめの数頁の出来事である。 ]
(454) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ 仁衣奈はそこに、吸い込まれるように高く、 暖かな春の色を宿した、柔らかな青一色の空を見た。**]
(456) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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/* 村立て同村ありがとうございました。駆け込みにて、失礼。
(-686) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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