253 緋桜奇譚・滅
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その声は………………凛?
[穏やかな声、人前に見せぬ変化を見ても動じない。 凛以外に誰がいようか。]
凛、凛なの…? 見たの…見てしまったのね…
真っ白な白蛇の筈が、こんな風に穢れているの。 醜いでしょう?
[友から石英の髪に赤加賀地の瞳>>1:158と褒められる事を、密かに誇っていた。 愛らしい少女の姿でいれば爺などもちやほやしてくれた。 容姿しか縋るものを根底に持たない自分が他人に姿を見られたからには、 生かしておけない。]
(84) 2018/11/15(Thu) 18時頃
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[醜いかと問う声は涙声。 余裕ぶった声が笑いに来たのかと。 ならば凛であっても許さない。
返事が返る事すら恐れるように、 凛の声の方へ人間の手を模した黒水が立ち上り、 捉えようと*]
(85) 2018/11/15(Thu) 18時頃
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/* 中の人は容姿なんてどうでもいいからぎゃー助けて凛!凛! ってなると思うよw
(-42) 2018/11/15(Thu) 18時頃
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/* 毎度、大蛇か蛟か白蛇か、はっきりしなくて申し訳ない(土下座)
(-43) 2018/11/15(Thu) 18時頃
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[手探りで、縋ろうとした黒い手は彼女を捕えられず、 締めることも、抱くことも叶わず。>>92
降ってくる下駄をかわすことは出来ない。 身に数多の衝撃を受けながら、火気は纏う水流の前に掻き消えた。]
痛いわ 痛いわ。
やっぱり貴女、私を虐めにきたのね。
貴女も真っ黒に汚れてみればいいのに。 死ぬよりも辛い羞恥が、 貴女にはあって?
[一息には殺さない。 ちょこまかと飛び回る声の元を捉えるにはどうすればいいか。]
(101) 2018/11/15(Thu) 21時半頃
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[黒い水柱をいくつも立てる。 次に返答があれば、声のする方にと網のように投げ、 覆い被せるつもりでいる。
貴女だけ綺麗なままでいるなんて、 冷たい臭い水に溺れて、 死んで*]
(102) 2018/11/15(Thu) 21時半頃
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/* 爺が死んだーー
まだ9時だよ。死ぬの? 伽耶の闇落ちは回復しないよ?
もう戦闘ネタないよ?
(-52) 2018/11/15(Thu) 21時半頃
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/* いえを倒した凛に怨念を叫びたいんだけど、お姉さまお姉さま言い出すタイミングが来るか分からない。
(-54) 2018/11/15(Thu) 21時半頃
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/*やっぱり何度見てもトドメを刺してない…あれえ
(-56) 2018/11/15(Thu) 21時半頃
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[飛ばした網も彼女を捉える事が出来ない。>>104]
そう、ないの… 貴女に私の気持ちは分からないのね。
…でも、お姉さまなら────
[考えに耽る間に大口を開けた傘が身の周りの水分を焦がしていく。 身を焦がしていく。]
(106) 2018/11/15(Thu) 22時頃
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[焦げる。深い火傷。避けられない直接攻撃。 痛さにのたうつ尾が跳ねる。 滅茶苦茶に身を振る。 縮ませた身が、一度高く伸び上がって、干しきれない水場に飛び移ろうとする。]
お姉さまならこんな事しない! きっと私を助けてくれる。
ずっと子どもを探している、優しい人よ。 私をいい子だと言ってくれた お姉さま、 お姉さまに会いたい。 今、どうして───
(107) 2018/11/15(Thu) 22時頃
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凛、知ってる?
[お姉さまとは凛の店で会った。 凛の店の近くに宿を取ってると言っていた。 彼女ならいえが今何処にいるか知っているかもしれない。]
(108) 2018/11/15(Thu) 22時頃
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[凛に問う。 今目の見えない大蛇なら、表情は見えず、 どこかへ去ったと言ってしまえば穏便に済むかもしれない*]
(109) 2018/11/15(Thu) 22時頃
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/* セットパスかあ。 私、闇落ちから回復する手段、考えてないんだけどなあ。 ヤンデレやりたかっただけで…
(-63) 2018/11/15(Thu) 22時半頃
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/* 重要案件、ネタ切れ。
(-64) 2018/11/15(Thu) 22時半頃
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/* ラスボスには複数で挑むのが定石だけど、コアとかテンポとか考えたらその気がガンガン無くなっていった。 っていう言い訳。
(-66) 2018/11/15(Thu) 22時半頃
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───────────────っ!
お姉さまが、 死んだ。
どうして。
[誤魔化しのない声音は、凛が嘘などついていない事を確信させて]
こちらとあちらの扉って事は、緋桜の…。 見過ごせる筈はないって
どうして。
(114) 2018/11/15(Thu) 23時頃
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お姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さま会いたい会いたい会いたい来て来て来て来て来て来て手を取って、抱きしめて、お願い────もどして
(115) 2018/11/15(Thu) 23時頃
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[大蛇の目がカッと開く。 それは視力を伴ったものではなく、 無理に開いた目からは赤い血を流していた。] お姉さまはね、龍神様もお嫁さんなのよ。 虹色に輝く、綺麗な鱗も持っていたわ>>0:253
お姉さまはね、私がいい子でなかったら「おなかにもどす」>>1:79って約束してくれたのよ。
私、いい子でないわね。 私から会いに行かないと…
(117) 2018/11/15(Thu) 23時頃
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[お姉さまに会うためにちゃんとした格好をしなければならない。 お腹にもどすためには大蛇の姿ではだめ。
大蛇はその身を縮めると、人の形となった。 商人の娘の着物があちこち破れ、血は滲み、 顔色は白を通り越した青白さ。
陸地に降り立ち、凛の場所を探る。 探り当てられるならば、 何の防御もなく、凛の方へ手を伸ばす*]
(118) 2018/11/15(Thu) 23時頃
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/* 割と一人芝居に付き合って貰ってる感じになって申し訳無いけど、それはそれでって思ってもらえてたらいいんだけどな…
贅沢なデートです。
(-67) 2018/11/15(Thu) 23時頃
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戦うの。 そうもいかないって。
どうして。
[頑なに拒否するも、だんだんと分かってくる。 分かっていた。
彼女へと伸びる手が、首筋を掴み、女の力で力を込める。 いえの無念を晴らす為に力を込める。
でも、凛。あなた、大事な人を──妖を、京の暮らしを守る為なのね。
────その中に私も含まれて、 いる?]
(131) 2018/11/15(Thu) 23時半頃
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私、凛まで失ったらどうすればいいの…
[震える声。 混沌とした京の町。 諸々の妖怪も巻き込まれて消えていく。
誰が、どういう目的で戦っているか分からない。分からない。
悲嘆にくれながらも、嘘をつかないでいてくれた目の前の凛は信用出来そうな気がする。
お姉さまに会えるなら、凛は置いていこう。
手に力を込めた力を急に緩め、振り落とした。 そして、その場にぺたんと座り込み。 泣いた。 声をあげ、幼子のように泣いた。 会いに行くとしても一時このぐらいなら、 泣いていても許されるだろう。*]
(132) 2018/11/15(Thu) 23時半頃
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/*>>117は目を開くと邪眼が出るつもりで仕込んでいたけど、誰もかれも満身創痍だったのでやめました。
(-69) 2018/11/16(Fri) 00時頃
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/* >>132 悲嘆にくれながらも、嘘をつかないでいてくれた目の前の凛は信用出来そうな気がする。 →気がしていた。 じゃないと、悲嘆にくれていたのが凛っぽくなる日本語の難しさ。
(-70) 2018/11/16(Fri) 00時頃
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/* ごろごろごろごろごろ 転がる。
どどどどどう返そう。
(-71) 2018/11/16(Fri) 00時頃
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[愛しい人。優しい人。 自分が想いを捧げる相手がいなければ、生きている価値は無いと思った。
後追いをする強さを手に入れる前に、 一時一人で泣こうと決めていたのに、
不意に抱きしめられた。
温かい腕の主が大事な妖だと、 そして、まるで責める気のないように、 諌めてくれた。
一度泣き出した自身の身体は興奮を逃すことが出来ず、しゃくりあげ、声が枯れるまま、泣いていたけれども、
彼女の言葉には、ただ無言で、何度も頷いていた。]
(141) 2018/11/16(Fri) 00時頃
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[それまでずっと彼女から滴っていた臭水は、 身の穢れはそのままに、滴る事をやめていた*]
(142) 2018/11/16(Fri) 00時半頃
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/* ツェンの死亡フラグが立たなかったら、暖琴投票でいいかな。 勝利よりネタ切れがやばくない?
それより最終日責任を持って挑めと…?
(-72) 2018/11/16(Fri) 00時半頃
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/* 醤油臭い、癒される… >>145、呪いネタ使ってくれてありがとう!
(-74) 2018/11/16(Fri) 00時半頃
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