219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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(俺は、どうして、生きることを選んだのか。 消えるのが怖かったのは、何故か。 せめて前向きに生きたかった。 こんなみんなと違う俺だけど、 誰に迷惑をかけないで 母さんに笑っていてもらえれば、それで みんなが幸せになれると思ってた。
だけど違ったから 男が好きなのに告白されたからって 付き合って見て翔子傷つけて 理解してくれたと思った先輩に裏切られて 父親は自分のことを覚えてもいない 不手際で勘付かれて母さんを泣かせて
産まなきゃ良かった、まで、言わせて。
でも、でもさ!)
(1) 2017/06/19(Mon) 07時頃
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(骨ばっていく手が嫌だった。 どんどん伸びていく身長も。 声がだんだん低くなって 自分の中の理想と現実がかけ離れすぎていて それでも自分は自分だからと 精一杯前向きにみんなと幸せになれるように 頑張って生きていこうと思ったんだ。
それの何がいけなかっただろう?
強そうに生きていくよりも本当に強くなれたら。 本当に普通の、本当に心からの男になれたら。 母さんを悲しませずに済んだのに。 だからパンドラの箱に鍵、を)
(2) 2017/06/19(Mon) 07時頃
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(でもその箱が奪われたら自分は空っぽだった。 たくさんの罪が自分の大切なものだった。 上っ面のおどけた自分だけか残されて、 母さんの理想って、自分自身をなくしてしまう、 そんな事だって死んでから思い知らされて
俺だって、好き勝手生きて見たかったよ。 なるべく自分に似合うメイク見つけて ふわふわキラキラの服を着て 好きな男子に告白したりしてさ そんな事をして誰かを傷つけたり鳴かせたり したくないってそれは人を理由にした言い訳で
傷つくのが怖かったのは自分なのかも知れない)
(3) 2017/06/19(Mon) 07時頃
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─ 4th day/九想屋 ─
『いきなり、訛ってるちんどん屋みたいな 男の死神に四方壁に囲まれてさ。 んで、運試しーってサイコロ振って。 あ、最初は白のサイコロ振っとけよ? 壁の中にノイズ放り込まれて、ってヤツだけど 黒のサイコロだと倍ノイズ出てくるから?
まあ、一応動いては……いるけど』
[ベンチに座っていると届いた声に、 いつもより覇気のない声で返す。 動いていたのはさっきまで。 今はどうにも、動く気になれなかった]
(4) 2017/06/19(Mon) 07時頃
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『聞きたい事?あー……。 3サイズはだいぶ前から測ってないから 計らないとお答え出来ないな? 2月6日生まれB型、 美術部で油彩画描いてたぞ〜。 一応いくつか入選したことも。 他に何かあるならいつでも? ミッション進めつつになるだろーけどな』
[聴きたいのはそんなことではないだろうけど おどける振りをして伝えてみせた。 それからもしばらくそこでぼんやりして 掌のカウントダウンをなんと無しに見ていたら]
………、きえ、た。
(5) 2017/06/19(Mon) 07時頃
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[手のひらのカウントダウンが、 ぼんやりしているうちに消える。 参加者の誰かがミッションをクリアして くれたのだろう。 消滅しなかったことに安堵する。
こんな、同しようもない自分だけど。 それでもまだ生きようとしているのは パンドラの箱の中に残された 希望ってやつをまだ信じたいからかも]
『明日があるさ…>>4:582 明日また、頑張ろうぜ、相棒』
[ プツン ]**
(6) 2017/06/19(Mon) 07時頃
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─ 5th day/ホテル・サティー→交差点方面 ─
(……81ルートって何処だ?)>>#0
[本日のミッションは謎解きから始まりそうだと ホテル前からのんびり歩き始めつつ考える。 行き先は、何処か決めていない。 強いて言えば昨日個人的に色々とあった 北東方面はなんとなく避けて スクランブル交差点を目指している。 ニッキーから連絡が来たなら別だが 特に目的がなければ、サイガワラの中心となる この場所に居れば間違いは少ない、はずだ。 頭の中に思い浮かべる地図。 ぼんやりと考えるのは81ルートの場所]
(7) 2017/06/19(Mon) 07時半頃
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(直接数字が関係してくんのは 44、9、10……? あいや十王が何か違う数字になりそう? アーサー王と円卓の騎士…は何人? あとはアルファベットを数字化? それとも、81ルートって死神特有の ルートの呼び方とか?)
………んー。 死神捕まえて、教えてもらう?
[そんな簡単に話が済めば良いのだが]**
(8) 2017/06/19(Mon) 07時半頃
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/* あっ。場所かぶったwww
(-5) 2017/06/19(Mon) 08時半頃
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─ 5th day/カタミ薬局周辺 ─
(81ルート……いや、ルート81……?!)
√81………九想屋かー?!
[ホテルサティーからスクランブル交差点を 取り敢えず目指していた、その途中。 ミッションの場所を考え悩みつつだったが はたと思いついたその数字に思わず叫んだ。 振り返るとしたら、自分と同じUGの存在のみ。 思い切り逆方向に(何せその場所を避けてた) 進んでいたのかもしれないと思えば クルリと方向転換、駆け足気味に九想屋へと 向かっていく。
そんな中で漸く、耳に届いて来た噂話。>>#4]
(9) 2017/06/19(Mon) 08時半頃
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(………救済の証? うへえ、なんか宗教じみてるなあ。 何だこれ。俺たちに、影響はない……? …………まさか、な)
[自分もいくつか持っているこのブルースカルバッジ。 持っていることで何らか不利益が自分にあるかは 今の所わからない。 何であんな風になっているのか、眉を顰めつつ 歩き進めた矢先、見つけたものは]
おっと、でもカエルかー。
[禍々しい闇色のカエル。>>#4 それが好戦的にもゲコリといきなり 飛びかかってきたが、雑魚とばかりに 掌を向けて飛びかかってくる所を氷槍で 突き刺して一掃 するつもりだった]
(10) 2017/06/19(Mon) 08時半頃
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な、うわあっ?!
[確かに氷槍は刺さった。 だがそれに怯む事なく此方に張り付き、 此方に蹴りを放ってまだなお動く闇蛙。 蹴られた場所がジンと痛む。 まさかそれが死神までをも襲うとは知らないが]
成る程、青とオレンジの雫型モンスター位の 差はあるってことか……!
[敵はレベルアップしてきた、と理解。 色違いは大抵強い、と思うくらいにはゲームを知る。 再びゲコリと鳴いて此方と距離を計る闇蛙は、 あと何本の氷槍を打ち込めば消せるだろう?]*
(11) 2017/06/19(Mon) 08時半頃
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/* 軽率に死にたくなっていけねえや!(てへぺろ!
(-6) 2017/06/19(Mon) 09時半頃
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/* 5.
(-9) 2017/06/19(Mon) 10時頃
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/* あ、あかん! 中の人がそっちどころか基本ファッションに疎いから 全く想像つカーーン!!!←
(-10) 2017/06/19(Mon) 10時頃
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/* って待って?! >>4:439はまだミッション終わってない想定だよwww 終わってからはブツブツ言ってないよあれは脳内会話で口にしてないよwww
(-11) 2017/06/19(Mon) 10時頃
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─ 4th day/九思屋入り口にて ─
[これは昨日、カウントダウンが消えてから 意識が途切れるまでの話である。 頭の中での会話は口に出していなかったが ぼんやりと掌を見たままだったのだろう。 皮肉にも「女」を意味する名を冠する銀のバッジを そっと握りしめてからしまいこんだ時だ]
………ん? ああ、昨日公園にいた? ニキニキ? …豊原ニキのこと? って、いや俺たち今回何もしてないから 貰えないって。 もし、くれるって言うんなら 藤宮さん…着物のロン毛の人に 渡しといてくれると助かるけどな。
あの人、昨日のミッションで ブルースカルバッジ4個使ってるから。
(15) 2017/06/19(Mon) 10時半頃
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[そう、自分たちには手が届かないからと言い訳して それなのに報酬のブルースカルバッジを 2つも受け取ってしまったのは事実だ。 その時はバッジに余裕も無かったが 今は幸い、バッジも増えた。 だから借りを返すことも出来よう。 直接会えればその話もできたろうが、 本日は会えなかった為にそんな事をぼやいて 相手の手にブルースカルバッジを戻そうとする]
[そして、何とは無しにひらひらふわふわした その格好を見ていたからか>>14 相手から説明があった。 お使いということはミッションだろうか。 成る程、と1人納得してから相手を 手を振って見送るだろう]
(16) 2017/06/19(Mon) 10時半頃
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………あの子も。 そんなに生き返りたくないのかね。 若いのに。
[ブルースカルバッジを集めているのは。 そうしていると気がまぎれるから。 相棒は、生き返りたいと願うから。
今の自分にはそれ以上でも以下でもないかも しれないのだとため息をつく。
ひらひら、ふわふわ、きらきら。 前だったら胸をときめかせたのだろうに 何もない。 心の中に木枯らしが吹いた]**
(17) 2017/06/19(Mon) 10時半頃
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─ 5th day/カタミ薬局とホテルサティーの間 ─
[幸い、闇蛙は一匹。 そして蛙の動きは鼬と比べれば余程わかりやすい。 能力を温存する為に手頃な大きさの氷槍を精製し 握り込んではピョンと跳ねてきた所を叩き落とす。 一度、二度、三度。跳ねては叩き落として。 そもそも、氷槍が一度は刺さったのだから>>11 動きが鈍くなっていたのも幸いだろう。 ピクリ、と地面で一度痙攣した隙を狙い 靴裏で踏みしめれば手にした氷槍で グサリグサリと幾度か刺し貫いた。 そうしてやっと穴だらけになった蛙が消える]
(18) 2017/06/19(Mon) 10時半頃
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ふう、しぶとかったな。 ニッキー大丈夫かな、あいつは 逃げてくれると思うんだけど。
『ニッキー、聞こえるか? なんか周り変じゃね?あとさ、 黒いカエルまじしぶとい。 見たら無理せず逃げて方が良さそうだ。 結構ぶすぶす刺してやっと今消えた〜』
[氷槍を落とせばパリンと砕ける。 冷え切った指先を温めるように擦り合わせてから はー……と息をかけつつ軽くニッキーに 報告を入れたが、視界の端。 何やら巨大な何かが空から>>@20>>@23]
(19) 2017/06/19(Mon) 10時半頃
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なんじゃこりゃああああ?!?!
[叫びながら咄嗟に走り、適当な店の軒先へ。 さすれば先ほどまでいた道にズシンと振動が走り、 そこでしばし停止するカンガルー型のノイズの姿。 親方ーーー!!!空からカンガルーがー!!! などとボケる余裕は一切ない。 意外と語感が良かったとかは置いておく。 空から降りた衝撃で暫し動きが取れないのか 一瞬見せた隙を見逃さないほどには 男は攻撃することに、慣れ始めていた。 両手を下に向けて、そして両手を上げると同時に]
生えろ……!!!
(20) 2017/06/19(Mon) 10時半頃
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[地面から、カンガルーを串刺しにせんとばかりに 氷槍が生えてカンガルーを突き上げる。 それに弾き飛ばされたカンガルーに掌を翳し 氷槍を射出して追撃を。 トストスッと小さめの槍がカンガルーに刺さったが 動きが鈍くなりながらもまだトドメには至らずに]
潰れろ………ッ!!!
[体制を立て直したカンガルーの頭上。 パキン、と精製された氷の槍が カンガルーに向けて、落ちていく]**
(21) 2017/06/19(Mon) 10時半頃
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─ 5th day/カタミ薬局とホテルサティーの間 ─
[ グシャリ ]
[カンガルーの頭に氷槍が落下の勢いを借りて刺さり、 そして重みも手伝って頭が潰れた。>>21 なかなか酷い絵になったが、その後に霧散して ホッと安堵の息を吐き出す。 あたりを見渡したが、人影は見当たらず。 何処かで、誰かが呼び出したノイズが行き来して こうして参加者を襲っているんだろうか。 だとすれば、早くにミッションを終わらせるか ニッキーと合流した方が]
(29) 2017/06/19(Mon) 14時半頃
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『……ニッキー? 俺はルート81=9って事で 九想屋に向けて行ってるけど 死神もノイズを増やしてやってきてるみたいだ 黒いカエルの直後にカンガルーが空から 降ってきたりしたぞー、気をつけろ?』
[それだけ告げては、その足先は 九想屋方面へと向かう。 しかしシツコク現れる闇蛙に その足取りは普段よりも、遅い]**
(30) 2017/06/19(Mon) 14時半頃
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/* 迂闊に双子ちゃんに捕まって殺されたい… (まだ死ぬまで24時間以上あります
でも、藤宮さんが行きそうだから、まあそっとしとこうかな?
(-19) 2017/06/19(Mon) 16時半頃
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─ 5th day/ホテルサティー ─
[ ズグッ、 ザグッ、 ]
[ これで仕留めた闇蛙は18匹目 ]
(流石に二桁入るとしんどいわー…)
(53) 2017/06/19(Mon) 19時頃
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[握りしめた何本目かの氷槍がパキン、と砕ける。 肩を上下させ胸郭を前後させながら、 冷える指先を思わず自分の首へと寄せて暖を取る。 ゾクリと自分でその冷たさに背を震わせるが 人肌で温めると少しその冷たさや痛痒さが 和らぐ気がして何度かそうしていた。 幸い、まだシモヤケにはなっていないらしい。 指先、特に右手は能力の行使で こんなに冷えていると言うのに 幾度か蹴られた体躯はあちこち 熱を孕んで疼いて痛む。 打ち身は仕方がないが、一先ずホテル内へと 足を運んではその風体に驚かれたか。 もう特に気にも留めず、ホテルの中の コンビニスペースに当たるのだろう雑貨店にて スポーツドリンクを購入した。 喉を鳴らしてそれを口にし、ぷはりと息を吐く]
(54) 2017/06/19(Mon) 19時頃
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……思えばもう、5日目か。 今日と、明日と、明後日。 それが終われば………。
[そっと、ポケットにしまいこんだものを 掌で服の上から触ってみる。 銀鷹妃ひとつ、ブルースカルよっつ。 ニッキーの持ったものと合わせて、7つ。 ……これで本当に、生き返られるのだろうか。
生き返られなかった参加者は、 それでも生き延びたらどうなる? 本当はもう、死んでいると言うのに]
(55) 2017/06/19(Mon) 19時頃
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…まあ、悩んでも仕方がないよな。 一先ず消えないようにしないと!
[よし、とまた気合を入れて、 空になったボトルをゴミ箱に捨てて。 ホテルを出て、いざ九想屋へと向かっていく]*
(56) 2017/06/19(Mon) 19時頃
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/* ぬん? 墓下の「死神の翼から羽一枚拝借」描写あるっぽいけど 背中からタトゥーの文様みたいなのが ウネウネって出てると言うか 漆黒の骨組みみたいなのが生えてるイメージだった。
https://matome.naver.jp...
こんな感じ。ゲームをプレイしたのもあるし 村wikiにも「背中にはタトゥー状の特徴的な黒い羽が生えている。」 ってあるけど
一本引っこ抜いたかな!(ひらめいた顔
(-29) 2017/06/19(Mon) 20時頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
[足元には大きな血だまりがあった。 その血は自分の流したものではなかった。 今目の前に、壁に縫いとめられた標本のように 氷槍で貫かれた男が1人、呻いている。
死神でも、ノイズでもない。 自分と同じ参加者だ。 目の前の男は苦しげに呻き、そして 蠢くたびに貫かれた箇所から血が滴り落ちる。 憎々しげに自分を睨みつけながら。 その自分の両手もまた、 自分のものではない血で染まっていた]
(80) 2017/06/19(Mon) 21時半頃
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『ちく………しょ……ぉ………!!!』
[慟哭の叫びと共に、男は消えるのだろうか。 バキンと硬質な音を立てて氷槍が砕けて落ちる。 その様子を静かな眼差しで眺めながら]
…………綺麗だなあ。
[キラキラとした氷も、赤色も。 そんな光景を、誰に見られても きっと不思議はなかったのだろう]*
(81) 2017/06/19(Mon) 21時半頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
[話は少し前にさかのぼる。 そろそろ九想屋にたどり着こうかと言うその時、 悲鳴が聞こえて駆けつけた。 そこに居たのは参加者だったのだろう。 いく匹もの闇蛙に集られて幾度も打撃を喰らい、 もう叫びもか細くなりつつあった。 懸命にサイキックを駆使し何とか掃討するも もう、死出の旅に再び出そうなのは見て取れた。
内臓が破裂して居たのか、抱き起こそうとすれば 血を吐かれて両手が染まる。 そして消えた、その直後か。 間に合わなかったその人の相棒が、 その人の場所を探りようやく辿り着いたのは]
(83) 2017/06/19(Mon) 22時頃
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[両手を血に染める自分を見て 激昂した相手の叫びは超音波となり 頭が割れるような痛みを発して居た。 それが、どれだけ続いたのだろう。 話をする間もなく、殺意に満ちた眼差しを向けられ このままでは殺される……そう、思った直後。
超音波が、止んだ。 彼の声を止めるよう、掌を相手に向けて 氷槍を放ち相手を貫いたからだ]
(…………それとも、ほっとけば、 相棒が、いないから、死んでいた?)
[ズキズキと痛む頭を堪えながらどこか呆然と しかし冷ややかにも見える眼差しで見た氷の欠片は。 花が咲いたような赤色は]
(84) 2017/06/19(Mon) 22時頃
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…………綺麗だなあ。
[その台詞>>81へとつながっていく]*
(85) 2017/06/19(Mon) 22時頃
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/* >>84 サイキック名・ジャイアンソング 実際能力の候補に挙がっていたと言う←
(-33) 2017/06/19(Mon) 22時頃
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/* うーん、人と絡めないなあw みんなまず、ペア相手とってのは分かるしね。
(-35) 2017/06/19(Mon) 22時半頃
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/* あ、寝おちてた。 しかし誰からも絡みがなくて安心したけど 寂しくもあるw
参加者が殺しに来てもええんやで〜←
(-53) 2017/06/20(Tue) 03時半頃
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/* 誰も来なくて寂しいってなってたけど これ ニッキーが会って話したいと言ってたからの みなさん遠慮してる………?(はっ
(-54) 2017/06/20(Tue) 03時半頃
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/* しかし、うん…… 23時近辺で絡みがないと 連日のコアオーバーでおちちゃうわ……
明日は寝落ちない!
(-55) 2017/06/20(Tue) 03時半頃
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『ニッキー……、俺』
『人、つーか参加者?殺した』
『……バッジ奪われそうだったとか、じゃなくて。 闇蛙に襲われて片割れが死んだ参加者の側に 俺がいたから勘違いされた、のかな。 俺の手、血で染まってたから』
『能力で頭割られそうな感じになって。 必死でどうにかしようとして、そんで、』
[ぽつ、ぽつ。 途切れながらも伝えられるテレパシー。 相手には自分の居場所も分かっているのだろうか]
(-57) 2017/06/20(Tue) 04時頃
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『ニッキー。 俺に聞きたいことって、なに?』
[今、それを聞いたのはなぜか。 それは、自分でもよくわからない]**
(-58) 2017/06/20(Tue) 04時頃
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/* そしてツナさんも寝おちたね 今日はお休みらしいけど
(-60) 2017/06/20(Tue) 06時頃
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/* 昨日の私→眠いからコーヒー用意して寝よう!
からの、タンブラーに入れたアイスコーヒーが 一口も減らずに、起きた(飲めば効くタイプ
(-61) 2017/06/20(Tue) 06時半頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
[頭がいたい、ぐらぐら揺れる。 それでも自分は死ぬ気はなくて、死にたくなくて、 死んでいるというのになんて滑稽な。
手についた赫がどんどん体温を奪っていく。 指先がより冷え冷えとして、ああ、早くこれを どうにかしなくてはなんて思えるのに。 頭がうまく働かなくて、体がワナワナと震えて、 そんな時に聞こえた、ペタペタ、という 何かの足音にすら肩を跳ねさせて]
(144) 2017/06/20(Tue) 08時頃
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う わあああああっ!!!!!
[咄嗟にそのW音Wの方へと繰り出した氷槍。 いつの間にかここに辿り着いた 帽子を被ったペンギンの姿。>>@22>>@68 は………、と荒く息を吐き出して、 不意打ちで攻撃したそれにトドメを刺すべく 氷槍の急襲で壁に縫い付けられたそれに 近付いていき、新たに精製した氷槍で それを更に二度、三度、四度。
幾度となく刺して、刺して、刺して。
消えてしまったノイズ、その後に残った 小さな帽子と巾着とを拾い上げる]
(145) 2017/06/20(Tue) 08時頃
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[その小柄なノイズのサイズの帽子は 愛らしい子豚を描いたバッジ>>@22 対の王のバッジといい、コレクターには バッジにご縁があるというのだろうか。
巾着の中身も確認して、 一応ポケットの中に突っ込んだ。 エンゼルピギーズのバッジの付いた小さな帽子は そのまま気まぐれにベルトループに括り付けて]
(確りしろよ、俺。 ………生き延びるんだろ?)
[ふらり、覚束ない足取りで、 九想屋への道を、歩く]*
(146) 2017/06/20(Tue) 08時頃
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/* ミッションどーしよーかなとは思うけど 48時間中24時間は経過したから 良いかなって…(夜コアに合わせたいけどそこは私のコアもある……
(-64) 2017/06/20(Tue) 08時頃
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/* 誰か来てくれたらそっちに喜んでいくしね!
(-65) 2017/06/20(Tue) 08時頃
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/* >>146 [その小柄なノイズのサイズの帽子は 愛らしい子豚を描いたバッジ>>@22
バッジ「付き」と書くのを抜かしてたああああ!。゚(゚´ω`゚)゚。
(-66) 2017/06/20(Tue) 08時頃
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/* ちなみに秘話送った頃、ツナさんも起きてたんや。 無理せず寝な?って言ったけど頑張るって言ってたけど
寝たな……ちゃんとお布団にいれば良いけど(´・ω・`)
(-67) 2017/06/20(Tue) 08時半頃
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/* 買い物なう!
(-68) 2017/06/20(Tue) 09時半頃
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/* やったあああ有り難うございます!!! このままミッションクリアしちゃうかと思ったー!!
(-69) 2017/06/20(Tue) 10時半頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
[から、から、降って来た笑い声。>>@83 おもろいなんて言われて、 一度ビクリと怯えるように肩を震わせたものの 振り返り相手を確認すれば 其方に向ける眼差しは鋭い。 こんな状況、嗤ってくれるなと。 自分の中に湧き出る闇色の感情と鋭い眼差しを 腹立ち紛れに目の前に現れた死神へと向ける]
………っせえな、黙れよ。 死神のゲームね、よく言ったもんだな。 なまじこんな力なんか持ってるせいで 一歩間違えりゃヒトゴロシ。
ヒトゴロシにも生き返る権利が?
(147) 2017/06/20(Tue) 10時半頃
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[吐き捨てるように言葉にしては、 大きく息を吸って、吐いて。 狐型のノイズが緋色の水溜りを跳ねる様に>>@85 痛痒く腫れ始めた右手を握り締め その手に掴む形で氷槍を形成する]
……けど、今んとこそれは置いとく。 俺は生き延びなきゃいけねえんだ。 あんたとの特別ミッション、その答えだって 知りたいとこだしな?
[逃げる、と言う選択肢は何故か頭から消えていた。 闇色でもないそのノイズなら、 そしてそこまで大型でもないのならば 勝てるのではないかと見越しての事なのか それとも、目の前の死神からは 逃げ出せるとは思えなかったからか。 その、どちらでも無いのか]
(148) 2017/06/20(Tue) 10時半頃
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くそっ、俺の邪魔をするな!!!
[タンッと勢いよく地を蹴り走り出す。 狐の片方に向けて、手にした槍を突き刺そうと]*
(149) 2017/06/20(Tue) 10時半頃
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/* やばいもう死にたい♡(死にたがり
(-72) 2017/06/20(Tue) 11時頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
……セルフ応援団?
[イマイチ「自分を応援」>>@90が この男には理解できなかった様子で 怪訝そうに眉をひそめる事になる。 思わずポツリ、と呟いてしまったが その後に続けられた言葉でそれが 自分自身に向けられたものと気付いたか。 しかし狐型ノイズを倒さんと突き出した槍は空を突き その切っ先に狐が降り立てば>>@90 その重さで槍の先はわずかに沈み 倒れまいと獅子に力を込めたところで もう片方の爪が、牙が、右脚を襲う。>>@90]
グゥッ!!! く、そっ、応援するなら こんなもん仕掛けてくんな!!!
(154) 2017/06/20(Tue) 11時半頃
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[怒鳴りつけながらも膝を折る事なく衝撃に耐え 今度は手にした氷槍を掴んだまま 目の前の狐に左手をかざして氷槍を放とうとする。 もし先の狐が追撃に来るのならば 手にした槍を凪いで牽制するつもりではあるが 利き足の肉がえぐられ熱を伴う今 そこまで機敏に動けるかは定かではない]
………頑張っているよ、いつだって。俺は。
[氷槍を放てばまた手が一層冷える。 先程濡れた赫がより一層熱を奪う。 闘いの中でも溢れた言の葉ぽつり。 歯を食いしばり痛みに耐えようとして、 それでも自然と唇が開くのはどうにも息苦しいせい。 ピリ、と手足の先から痺れて来たのはどうにも 血が失われてきたから、ではないらしい]
(155) 2017/06/20(Tue) 11時半頃
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[弱い弱いその風と相手の所作を>>@91 結びつけることができなかったのは 男がまだヒト相手の戦いには 不慣れであったからに他ならない]
ハア、はあっ…………ン、く……
[生唾を飲み喉を鳴らす。 どうにも息苦しくて、左手で首元を摩った。 しかしそんな事をしている間も戦いは続いている。 攻撃があれば呻き、顔を顰めてそれでも 反撃せんと繰り出す氷槍はさまざまに。 しかしどうしても直線的な動きになるそれは しなやかな身体に当てるには不向きなのだと知るが 徐々に失われる血と、酸素とで 思考能力が低下しつつあった]
(156) 2017/06/20(Tue) 11時半頃
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う………ぐ、う…………っ!!! このオッ!!!!
[それでも、戦う意志を消せないのは、 ある種の意地だったのかもしれない。 ギリギリまで距離を近づけさせて、 近距離からの氷槍射出を狙うが、どうか。
それが成功しても、しなくとも。 とうとう頭に片手を宛行いながら 地面に膝を突こうとしていた]
[それでも、相棒に、助けを呼べなかったのは。 相棒は、小さいから。
…………それだけ?]*
(157) 2017/06/20(Tue) 11時半頃
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/* >>157「それだけ?」
脳内会話のお返事にもよるのでなあ…(メタァ
(-76) 2017/06/20(Tue) 12時頃
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/* とりあえずトニーさんもふもふしとこう
13:30の離脱前に死ねるかなっ!!!(早い
(-77) 2017/06/20(Tue) 12時頃
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/* あ、あと華月斎さんの負担増やしそうでなあ(やっぱメタァ
(-78) 2017/06/20(Tue) 12時頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
[何とか。何とか、狐たちをいなせたか。 冷える身体に熱はなかなか戻らず、それでも 指さきばかりがジンジン痛痒い。 膝をつきながらも死神を睨みつければ ふわり、風が流れ込んで>>96 途端に楽になる呼吸にすうっと思わず 肺腑を空気で満たしてから、深々と吐き出した。 それでもまだ体は酸素を求める。 幾度も深く息を吸い込んでは、ゲホゲホと 噎せて咳き込んでしまったが]
……何か仕掛けた? 応援が聞いて呆れる。 結局俺を嬲って遊んでるだけじゃねえか。 猫が死に掛けの蝉を突いて遊んでるみたいに。
(158) 2017/06/20(Tue) 13時頃
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[でも猫の方が絶対可愛い絶対にだ。 すごく重要なのでもう一度言いたいくらいだ。 しかしそれは脳内に留めて、思い浮かんだのは 夏の終わりに蝉を突いてはミンミン鳴かせてた 子猫の姿だった。 死に掛けて、鳴くのを止めればまた突かれて。 面白い玩具だと死ぬまでつつきまわされるセミと 面白がる純粋な子猫。
でも。目の前の男は煮ても焼いても食えそうにない]
ニッキーは……豊原、は。 今はちっこいけど、明るくて、元気でさぁ…。 ああ、俺もこんな風に普通だったなら 誰も泣かせないで済んだろうになあって。
(159) 2017/06/20(Tue) 13時頃
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……契約しろって、子供だと思って 死なせてたまるかって契約させたのは俺だけど。 彼奴が居たから、一緒に笑ってられたから 俺は、……彼奴を死なせてたまるかって 頑張れる……。
[相棒の事について問われれば少しだけ怒りが抜け 寂しげに目を細めてみせた。 ずしりと地面を揺らし降ってきた雑音に>>@97 此方はゆらりと視線を上げる。 このままではらちがあかない。 この場に相棒が来てもきっと勝ち目はない。 上手く逃亡できれば御の字か。 けれど、]
(160) 2017/06/20(Tue) 13時頃
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頑張ってやろうじゃねえかよ!!!
[叫ぶとともに、両手でバシンと地面を叩いた。 雑音ではなく、その死神の足元から 天に聳え立ち煌めく氷槍を生み出さんと]*
(161) 2017/06/20(Tue) 13時頃
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/* ブーマーって打つと なぜか最初にBOOMERが出てきて邪魔をする!
(-81) 2017/06/20(Tue) 14時半頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
終わる前提で話すのがもう、な?
[此方は終わるつもりはないのだから。 終わらせるつもりは、ないのだから。 しかしこのままジリ貧で相手に延々と ノイズを召喚され続ければ消耗し、やがて]
(……今回のミッションは120分。 そう簡単に終わらせてくれそうにない。 まだ目的地の目星すらつけられないまま こうして死神からの妨害に遭おうとは 何ともついてないな。 ミッションを誰かが早く終わらせてくれて、 早く、明日にしてくれなけりゃ、
………………俺は、俺たちは)
(165) 2017/06/20(Tue) 15時頃
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『 』
[酸素が頭に回り始め、そんなことを考えて。 相手の脳内には言葉にならないまま、 何か言いたげな騒めきのようなものが 届いていたかもしれない。 悲しげな、泣きそうな、それでいてそれを 伝えまいと口籠るような]
良いじゃねぇか、それだけでも。 俺はさ、普通じゃなかったから。 普通の元気な男の子が眩しいだけだ。
(166) 2017/06/20(Tue) 15時頃
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[それだけ?>>@99そんな問い。 答えながらも睨みつけたのは 地面から生やした氷槍を避けられたから。 が、ブーマーが男の合図とともに地を蹴って 氷槍を飛び越え此方に飛んでくるのに目を見張る。 咄嗟に避けようとするが、手負いの脚では 咄嗟に身動きすることは叶わず。 ずきりと痛む右足を引き摺る形で 何とか身を傾げたものの]
[それだけ?>>@99そんな問い。 答えながらも睨みつけたのは 地面から生やした氷槍を避けられたから。 が、ブーマーが男の合図とともに地を蹴って 氷槍を飛び越え此方に飛んでくるのに目を見張る。 咄嗟に避けようとするが、手負いの脚では 咄嗟に身動きすることは叶わず。 ずきりと痛む右足を引き摺る形で 何とか身を傾げたものの]
(167) 2017/06/20(Tue) 15時頃
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ぐっ………ああああああああ!!!!!
[ばきり、みしり。左肩が外れ骨が軋む音。 その重さにそのまま地面に踏みつけにされて めきめき、みしみし、何本の骨がやられたか。 じとりと体が冷えているはずなのに脂汗が滲む。 叫んだところで酸素が薄いその空間では 十分な酸素を取り込むこともできずに 唇が開いてはく、はく、と震えた。 それでも、男はブーマーの体に右手を伸ばし ゼロ距離からの氷槍射出を試みるのだ。 離れて仕舞えば、そのまま地に転がり痛みに呻く。 それでも、ギリと死神の男を睨み付ける その鋭さばかりは失われない]
(168) 2017/06/20(Tue) 15時頃
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……あいつには生き返ってほしい。 俺よりもあいつに、生きてほしい。 ……それに、そんな、理由、いんの?
[生きたいと思う事に。 生かしたいと思う事に]
理由、いるんなら。 ……お前らなんかに負けてたまるか!
(169) 2017/06/20(Tue) 15時頃
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[けっ、と吐き捨てるように言いながらも 痛みに顔を顰めながら、ゆらり、立ち上がるために 膝を立てようとする。 その四肢は震え、痛みに力が入らないのは 目に見えていたし もしまだブーマーっが生きていたのなら それを倒すべし、と新たに氷槍を お見舞いする事だろう。 飛んできたブーマーを地面からの氷槍で貫いたら ブーマーの早贄が出来るかもしれない]**
(170) 2017/06/20(Tue) 15時頃
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/* チェーック!!!
(-82) 2017/06/20(Tue) 16時半頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
[地から聳え立つ氷槍が、ブーマーを貫いて>>@105 しかし命の雫は滴り落ちる事なくその姿は消える。 まるで虚無や影を相手に命の勝負をしているよう。 拳を握りしめながら、しかし痛む身体は 震えてしまうのを隠すことができないままに 死神を睨みつける。 大層、自分には勝手な言い分に聞こえるが 耳に痛い部分でもあった。 しかし今はそれに構っていられるほど悠長でもなく]
ウルセェよ。 俺がそんな残念なやつで悪かったな……?!
(185) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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[は、と目を見開いたのは。 ひゅう、ぴゅう、と辺りを風が舞い始めたからでなく すぱりと、彼の周りを舞っていた蝶が 2つに分かたれて死にゆく様。 くらりとまた酸欠で頭が揺れて痛む。 体も彼方此方軋んで、言うことを利かず。 ひゅ、と喉が風の音を奏でたのもつかの間]
い゛………っ!!!!!
[小さな空気の弾丸が、左脚に打ち込まれる。 その痛みに、せっかく立とうとしていた身体は崩れ 再び地に伏した。 じくりと痛みが広がっていき、痛みは熱となり、 痛みがズクズクと熱になると言うのに 流れる血はどんどん体温を奪っていく。 地に倒れ伏したまま、パツパツに腫れ上がった指先を ぐぐ………っと悔しげに握りしめたが]
(186) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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……俺が勝つかも、だろ? 負けたって、そうだなあ。 たとえ逃げ切りでも、生き延びるかも>>@102
(187) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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[例えばこの瞬間に誰かがミッションをスピード解決! 殺される前に明日になればほら逃げ切り、だろ? そう言いたげにニヤリと口の端を上げて見せたが 脂汗滲むその顔では迫力に欠けたか。 折れた骨が肺腑にでも刺さったか、 ゲホリと無せれば紅が口元を染める。 それでもなんとか相手に顔だけを向けてみせた。 それに何を持ってW普通でないWかだなんて。 自分にとってと、誰かにとってですら違うのに。 不特定多数に普通とされたもの、 社会に受け入れ易いもの、 そんな基準でしか考えられないと言われれば そうだったのかもしれない。
けれど、 母親に呪縛のようにW私には貴方しかいないW そう繰り返されて、立派な息子になれと言われて。 自分は違うのだと思い知った時の絶望と言ったら!]
(188) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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[でも、それでも、母親じゃなかった]
………っ、仕方ねえじゃん。
[自分のエントリー料は、自分自身]
俺の中の大切なモノ 持ってかれちまったんだから……。 俺を形作るその、ほぼ全て。 今の俺は上っ面の俺でしかない。
俺が演じる、 きっと社会一般に通じるW普通の男の子W
……ちょっと俺の理想込み?
[それだって確かに自分の一部だけど ごっそり持っていかれた、自分のパンドラの箱は]
(189) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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……そんな空っぽがらんどうの俺だから ただ消えたくない俺よりも 生きたいって思える希望を持つ豊原の ちゃんと生き返って元気にしてる姿 見たいな、とか。そんなことも思うけど。
[自分の為?>>@104 そう、自分の為だよこれが]
生き返って元の俺に戻るより あいつがいきて幸せになれる方が 嬉しいって思えたんだよ
[嗚呼、だけど。 その感情に名前をどう付けたらかなんて、知らない。 ……でも。恋愛では、なくて]
(190) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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『ごめん、ニッキー、ごめん』
嗚呼でも、あいつの本当の姿ってのも 見て見たいかもな。 きっと、いいオトコ、なんだろ。 きっと俺が惚れるくらい?
[悲しげに脳内で語りかけるのと同時に こちらの顔は不敵に笑って見せる。 嗚呼。息が苦しい。 ビシャリとまた血を吐いて、それでも。 肘を地面につけて、なんとか上半身を反らそうと]*
(191) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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/* 今更ながら美術部じゃなくて 写真部にでもして撮影してるときに ニッキーに惚れてしまった縁故でも しときゃよかった←本番ぶっつけすぎタイプ
(-87) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
……OK、いいぜ。 貰えるチャンスがあんなら、使う。
[ス、とその笑みが消えたのは相手の真意を 推し量ろうとする為だ。 しかし、人のそれすら推し量ることのできぬ若輩者に 何がわかると言えただろう。 しかし問いかけには、首を横に振ろうか]
……嫌いなわけ。でも、そうだな。 生き返れるとしたら、もう、 誰の目もきにすることなく……げ、ほっ、 本当の自分、曝け出して、 ケホッ、………胸張って、生きて、みたい
(200) 2017/06/20(Tue) 21時半頃
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[喉がひりつく。喉に鉄錆の味が絡みつく。 幾度か咳き込めばタダでさえ薄い酸素が更に枯渇して ぜは、と呼吸してはまた噎せた。 視界が霞む、それでも、 死神が示した一本道を、ずるずると。 血を垂れ流しながら、ゲコリと闇色が鳴くのを 気付きながらも這い蹲って行こうか。 ここにいれば、空気がなくなり死ぬのは必至と。 その指先からは皮膚が破け爪が割れて 新たな赤が滴っていく。 混凝土の地面に引っかいたような五指の赤が残され]
例外……なんだよ、それ。 参加者が関係すんのか? 知るかよ、例外だろうが、 何だろうが、生き残れれば……
(201) 2017/06/20(Tue) 21時半頃
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ッヅアアア!!!!
[途端、視界が赤に染まる。 闇色蛙が目玉を狙い、左をグチュリと潰して バタタッと緋色の涙が溢れたが 伸ばされたベロをむんずと掴み 這い蹲りながらもカエルをつかめばグチュリと 直接氷槍を突き刺すように精製し、消滅させ]
はあ、はあ…………は、ぁ……。
[息も絶え絶えになりながら、向かおうとする。 生き残るための道へ。 そこが自分を狩る場所なのだとしても]*
(202) 2017/06/20(Tue) 21時半頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
初めからくれてた、>>@119 とも思えないけどな。
[しかし、あの時には初めて人を殺したばかりで 激しい動揺から解放されていなかったのもある。 此方とて、最初からそう言った交渉ごとを 持ちかける精神状態ではなかったのかもしれない。
それがたとえ誤解から生じたのだとしても。 それがたとえ事故だったのだとしても。
(あいつらは、事故で俺を殺したんだっけな あの子を泣かしたのは誤解じゃないから 先輩は……どうして、俺を)
(209) 2017/06/20(Tue) 22時頃
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[桃源郷に行くんです、探さないでください。 そう伝えたのは美術部の先輩だった。 彼だけは自分のことを理解してくれていたと そう思っていたのを思い出す。 けれど、この街から出ようとする自分を呼び出し あの場所を指定した先輩は
自分が殺されるのを、怯えた目で遠くから見てた 裏切られたけど責める気になれないのは もう良いって、諦めてるからだろう 彼は桃源郷ではなかったしその場所も知らない 暴力に屈してしまう、そんな青年の一人だったのだ]
(210) 2017/06/20(Tue) 22時頃
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二度目の死……まだチャンス、が? ああ、そりゃ、良かった…… でも、でもな、やっぱ、生きて、 今日、生き延び、て
[ホッと、もしかしたら死神には理不尽な さらなるチャンスがあるかも知れないと>>@120 気が緩みそうになるが、そう。 今日を生き延びれば関係ない! 気を緩めた瞬間に気が遠のいた気がして それはいけない、と、気を取り直し]
あ、ぅ………あ、あ、
(211) 2017/06/20(Tue) 22時頃
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[呻きながら、言葉にならない声が漏れる。 頭を過ぎったのは、しもやけになった時 首を触って温まると和らぐ、と教えてくれた時。 つめたーい!さむーい!とはしゃいで、 なら母さんの首に触って良いわよ?…なんて。 雪国への旅行、初めて見た氷柱が朝日に輝いて。 キラキラして綺麗だった。 舐めようとして汚いって怒られたっけ]
(なんで、いまさら、こんなこと) 『ニッキー』
(212) 2017/06/20(Tue) 22時頃
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[脳内の声ですらか細いだろう。 泣きそうな震える声になってしまった。 実際にはもう、空気が薄すぎて声帯を震わせるのも 辛いほどになってきてしまった。 ひゅ、ひゅ、と喉に空気が通る音。 それでも、何か変わりはしないか。 とどまり待つことのできない男は、 九想屋に向かって、ズルズルと這いずって行く。
辿り着けたかどうかは、目の前の死神の裁量と 風前の灯火となった自分の生命力次第だろう]*
(213) 2017/06/20(Tue) 22時頃
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/* えっ、辿り着けたことになってる?!
(-103) 2017/06/20(Tue) 22時半頃
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/* そ、そこら辺は、死神さんに託そうと思ったんだけどなーw ど、どーしよー。 秘話返してから考える(
(-104) 2017/06/20(Tue) 22時半頃
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『……あんがとな。 でもさ。おれ、ちゃんと伝えたかった。 誤解されたまんまは、いやだ。
………何も、言えないままだったから。 俺たちの力は、ヒトゴロシもできる力だ。 それに慣れてきてしまってたのが、怖い。
…でも、ありがと。 でもさ、ブルースカル。 奪おうって奴も、いるかもなって気付いて。 本当は参加者同士、 お互い警戒しないといけないかもって、今更』
『ニッキー……豊原、うん、ありがと』
[声を聞いてるとホッとする。 自分よりも小柄だが本当は同学年の相手に こうして相談して励ましてもらっている そのことが妙に嬉しかったが]
(-106) 2017/06/20(Tue) 22時半頃
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『……おれの、元カノ。 可愛くて、優しくて、だけどちょっと アホの子、だったな。 ……別れ方が悪かったけど 悪い先輩に目をつけられてたから ……心配、だな』
[あえて、公園に向かおうとして見てしまった 傷だらけの姿には触れなかった。 ただ事実だけを述べて、けれど、 その直後の物音に驚いて ペンギンを急襲することになる]*
(-107) 2017/06/20(Tue) 22時半頃
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─ 5th day/九想屋? ─
[そこは。どれだけその場所から 離れていただろう、近付けていたのだろう? 黄色い群衆が反応を示すらしい エンゼルピギーズのバッジは ベルトループに括り付けた小さな帽子に付けられ それに、子豚たちが反応したかどうかも 自分には分からない。
呼吸が少しずつ楽になる。 けれど、片目は潰されて 口からは何度も血を吐いて ゲホゲホ、噎せては酸素を取り込んで。 早く、ミッションさえ終わらせれば。 その方法もまだ、知らないのに]
(231) 2017/06/20(Tue) 23時頃
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[誰かに、呼ばれた。>>217 女性の声って事は、三留さんか。 おれなんかに構わないで、早く、ミッションは どうなっているんだろう? 次いで、何度も頭だけで聞いていた声が やっと鼓膜を震わせる。 其方へと顔を向ければ、ぼんやりとした 視界の中に小柄な人影。
ああ、呼んで、間に合わなかったら 申し訳ないって思ってたけど。 来てくれたのか、そう思えば顔が綻んだ。
だから、きっと幸せそうに頬が緩んだ。 豊原にだけに向けて]
ニキ、
(232) 2017/06/20(Tue) 23時頃
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[瞬間、後頭部から額にかけて、何かが自分を貫いた。 その空気の弾が、彼に当たっていなければ良い。 当たっていたとして、ああ、俺のせいで]
(233) 2017/06/20(Tue) 23時頃
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『ごめん、豊原』
(-109) 2017/06/20(Tue) 23時頃
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[謝罪の言葉も紡げないまま、 男は片目を見開いたまま地に倒れ伏す。 その後どれだけ血が流れたか。 もう、反応する事は、できない]*
(234) 2017/06/20(Tue) 23時頃
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/* あ、あかん なまじ起きてるから ポップやりたくなってきたwww
(死後、ごめちゃんに説得されてダイのためならおれはなんでもできるーうぉー!って戦闘中のバランに魔法攻撃→死者が動いた?と驚いてすきできたバランにライディンストラッシュー!!!
(-119) 2017/06/20(Tue) 23時半頃
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