人狼議事


109 Es+Gossip/Amnesia

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【人】 双生児 オスカー

―旅立つ前夜・フィリップの部屋―

[まだそんなに深くないとは言え、もう夕食などとっくに過ぎた時間。
そっと控えめに友人がいる部屋の扉をノックする。]

フィル、フィル……――
起きてる――?

[もしかしたら友人の恋人である吸血種が同衾しているかも知れないと思うと、つい小声になってしまう。
やがて友人が扉から顔を出してくれれば、彼へとクマのぬいぐるみを差し出した。]

これ、持っててくれる――?
フィルに持ってて欲しいんだ…。

[姉のホリーをよく知るフィリップならば、これが彼女の持ち物だと思い出してくれるだろうか。

じゃあ、行って来るね――。

[もし友人が起きてこなければ、そっと入り口の傍に置いて。静かに部屋を後にしただだろう。*]

(489) yusura 2014/02/12(Wed) 01時頃

【独】 双生児 オスカー

/*
>>-1616
こちらこそです!
あれで向き合えたのかな…?
ヤニクが話したかった事を阻害したのでなければいいな。

(-1620) yusura 2014/02/12(Wed) 01時頃

【独】 双生児 オスカー

/* フィル>ごめんね。
ただ、ぬいぐるみだけ受け取って欲しかったの。

(-1634) yusura 2014/02/12(Wed) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

―数日後―

[護衛という名目の監視ドールを1体伴って、Esの城を後にする。
正門を抜けて振り返れば、高い城壁の向こうに華美な城がそびえ立つ。

――見上げれば、ここで体験したことが、まるで夢のように頭を掠め。
くらりと、少しだけ目眩を感じてふらついた身体をドールに支えられて、石畳の道を真っ直ぐ南へ――。]

…ありがとう、行こっか――。

[支えてくれたドールに感謝を述べて笑顔を向ければ、無表情で声を聞いたことのないドールも、少しだけ笑っただろうか。]

トレイルに明るい曲を弾くって、約束してたのに……。

[結局あれから、彼らには会えていない。
それでも『アランの帰る場所はトレイルのとなり』は叶ったようだから、良しとしよう。
またここに返って来たら、約束はその時に――。]

(495) yusura 2014/02/12(Wed) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー



[しかし、監視のドールが飛ばす連絡も、ある日を境にふつりと途絶え。
アストライヤを旅立った若き楽師が、再びこの国の土を踏むことは無かった。
なぜなら――]

(496) yusura 2014/02/12(Wed) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

―???―

[『人殺し!』

『化け物!』


アストライヤを出てから幾度目の夜だっただろう。
姉の眠る墓を訪れようとしていた道中だった、寝室のドアを乱暴に開け放つ音に驚いて目を覚ますのと、村人達の手によって寝台から引き下ろされる。
視界の端にはすでに殴り倒されたドールが、瞳から光りを無くしていた。]

…ふ――、ぐッ…――

[訳が分からないまま、各々が手にした長物が頭に、腹に、容赦無く振り下ろされ、叩き込まれる。
頬を殴られて、意識が朦朧とした中。
自分の身体が外へと引きずられているの空気の違いで辛うじて感じたが、視界が暗くて何も分からない。]

(505) yusura 2014/02/12(Wed) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

げほげほげほ――こッ、ふ……

[また腹部に重たい物が打ち込まれた。
苦しさに咳き込んで、こぷりと濃鉄の赤が吐き出されるが、それも暗くてわからない。

『私の息子を返してよ!』

『俺の娘の嫁ぎ先の村を焼き討ちしやがったのを、忘れたとは言わせねーぞッ!!』

まるで何の事なのか、わからない――。
自分にはわからない言葉が、雨のように頭上から降り注ぐ。
どこか湿った木々の匂い、背中に当たる木の根や枝の感触、分かったのは、ここが森の中だという事だけ――。]

(507) yusura 2014/02/12(Wed) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

(ああ、そうか……――)


[鳩尾に熱さを伴った激痛を感じて、息が吸い込めない。]


(この人達は、奪われてしまったんだ――)


[石で殴られる感覚を受けて、後頭部が冷たい流れに触れる。]


(『緋の逆五芒星』――"彼ら"に……)

[暴力は――、いつだって理不尽で。

力は――、最も弱い者に向けられる。

謝っても、懇願しても、弱い者は受け止める以外にどうしようもなくて。 許してなんてもらえない。]

(508) yusura 2014/02/12(Wed) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[『人のふりをしやがって、血を吸う化け物が!!』
ごつごつした誰かの手が首を締め上げてくる。]

―――――っ

[呼吸をしようと口を開いても、空気が入って来る事はなく。
ぱくぱくと唇が動くだけで、だんだん意識が遠のいていく――――。]

[わかってしまえば簡単なことだった。
自分はあの城で過ごして、『緋の逆五芒星』を理解したつもりだった。
けれどそれは人間には到底受け入れられない事だったのだ。

事実はただ、それだけ――。
恐らくドールを連れていたことで、アストライヤの――Esの関係者だと知れた。
そして彼らは奪われたものの復讐に、自分に暴力を向けたのだ。]

(514) yusura 2014/02/12(Wed) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

(どうか、どうか…みんなに―――)


[新しく生まれ変わろうとしている彼らに、どうか希望を――

……と、伸ばす手は何も掴めない。


こうやって、暴力は振るわれたのだ。

こうやって、力で奪われたのだ。

全ては弱い者へ。


そこには慈悲など無い。
希望も、やり直す機会も与えられない。]


(トレイル…――、フィル――)

(515) yusura 2014/02/12(Wed) 03時頃

【人】 双生児 オスカー


[明るい曲を弾くと、約束したのに。
ぬいぐるみを預けたままなのに。]

(約束――、守れなくて…ごめんね――)

[思い出される、城で出会った吸血種達の顔。
最後に浮かんだのは、砂色の髪の――――。]

(517) yusura 2014/02/12(Wed) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

[冷たい水に頭を沈められた感覚が覚えている最後。]

(519) yusura 2014/02/12(Wed) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

[国境付近の、どこか小さな村。
森の中を流れる川は、やがて母なる海へと帰っていく。


後日、アストライヤの調査員が見つけたのは。
村から離れた遙か崖下で、バラバラになったドールの残骸のみ――。*]

(520) yusura 2014/02/12(Wed) 03時頃

【独】 双生児 オスカー

/*
>>-1672
>>-1673
ごめんね。
どうしてもやりたかったんだ、実は…。

【緋の逆五芒星が】行ってきた非道の因果が巡り巡って、一番弱い人間であるオスカーに還ってくる…というアンチテーゼが、やりたかったの。

助けてくれようとして、ありがとう。
本当にごめんね。

(-1678) yusura 2014/02/12(Wed) 03時頃

【独】 双生児 オスカー

/*
ヒトがヒトを殺す。
弱い者が犠牲になる。

Esの中で一番弱いオスカーだからこそのENDです。
というわけでアンケ間に合わなかったらSNSにあげます!

(-1680) yusura 2014/02/12(Wed) 03時半頃

【独】 双生児 オスカー

/*
>>-1675
>-1676
トレイル家は炎で、オスカーは水ですね。
きれいに住み分けられてる死因。

(-1681) yusura 2014/02/12(Wed) 03時半頃

【独】 双生児 オスカー

/*
>>-1682
>>-1683
いや、本当に気分落ち込ませて申し訳ないです…。
でも最初にヴェスパさんからお誘い受けてから、ずーっと温めてたものなの。
書いててメッチャ楽しかった。

…苦情は受け付けます、ログは書き直さないけど。

(-1686) yusura 2014/02/12(Wed) 03時半頃

【独】 双生児 オスカー

/*
>>-1684
ヤニクは全然平気だと思うけど。
なんなんさん、ごめんなさい…。

(-1687) yusura 2014/02/12(Wed) 03時半頃

【独】 双生児 オスカー

/*
>>-1677
>>-1682
うん、ありがとう…。ありがとう!
そう言ってもらえると救われます。
>>-1685
イアンおはよう!
愛しのジェレミア様がおまちですよ(はぁと)

(-1691) yusura 2014/02/12(Wed) 03時半頃

【独】 双生児 オスカー

/* うわあああ死んだ意味が……。
幽霊になってシュウルゥの奥さんにみんなを止めてもらうように説得するしか!(→誰も見えない)

(-1703) yusura 2014/02/12(Wed) 04時頃

【独】 双生児 オスカー

/*
>>523>>524
>>525
こんなに思ってもらえてオスカーは幸せです。

(-1709) yusura 2014/02/12(Wed) 04時頃

【独】 双生児 オスカー

アンケート
・設定全般どうだった?
 世界観が好きで参加させていただいてるので、今回もとても面白く遊ばせていただきました。
 当初そこまでバトル中心村だと思っていなかったので、開始からバトルでえ? え? って、なってた。
 ヒトから見ると、部隊長の生死なんてどうでもいい事過ぎたというか。
 あんまり犯人を捜したりするモチベーションには繋がらなかったかな?
・ローカルルール全般どうだった?
 この辺は私は特に不憫や不満はありませんでした。
・あると映える役職とか
 映えるかどうかは、わからないけど。王子様とかいいかも?
・噂システムどうだった?
 開始当初はもっとガンガン流してやろうと思ってたはずが、気がつけばそれほど活用出来てませんでした。

(-1711) yusura 2014/02/12(Wed) 04時半頃

【独】 双生児 オスカー

 …残念。
・忘却システムどうだった?
 "大切な記憶を忘れる"ということだったので、迷うこともなかったです。
 ただ前回のように投獄されても命の危機というイメージが少なくて、緊張感はあんまりなかったかも。

・その他
 気がついたら既にキャラ予約兼参加COが決まってて、ビックリしました。
今回も楽しい村を建てていただき、ありがとうございました。また機会とご縁があれば、参加させて頂きたいです。

(-1712) yusura 2014/02/12(Wed) 04時半頃

【人】 双生児 オスカー

―3年後―
[ 海を隔てた大国 。とある大身の貴族の館。
エドガー•ヴァレンタイン卿は一番上に置かれていた分厚い封書の差出人を目にし、慌てた様子でそれを手に取った。

それは長きに渡り行方不明となっていた部下からの、3年ぶりの消息であった。
公人としての己れを支える幾多の家臣・部下たちとは違い。自らの興味と研究に貢献し、世界各国の物語と伝承、それに音楽を集めてくれていたオスカーとその姉ホリー。

ホリーが亡くなったという手紙が、かの悪名高きアストライヤの消印で届いた後、オスカーもまた杳として行方が知れなくなっていたのだった。

書簡は執事が開封してから持って来るのがこの屋敷の習わしであったが、彼らからの便りだけは、封を解かぬまま持って来るよう堅く申しつけてあった。
忠実な執事は、命令を実行しながらも、主の心配を慮って、公的には何の意味も緊急性もないこの封書を、真っ先に目に付くところに置いてくれたのだろう。
 
普段の悠然たる物腰に似合わぬそそくさとした手つきでペーパーナイフを動かすと、封筒の中から、書簡というには分厚すぎる紙束を引っ張り出す。

(532) yusura 2014/02/12(Wed) 04時半頃

【人】 双生児 オスカー

現在地と無事を知らせる手紙かと思いきや、その1枚目にはこう書かれてあった。 ]

(533) yusura 2014/02/12(Wed) 04時半頃

【人】 双生児 オスカー

[『アストライヤの吸血種たちと人間たちの物語』

卿は苛立たしげに、ページを繰った。今は、珍しい話などより、オスカー自身のことが知りたかった。

しかし、卿は直に気がついた。
その物語が、オスカー自身の身に起こった出来事であり、彼がアストライヤの城で体験してきた事実だということを。

暗殺部隊、緋の逆五芒星と吸血種たちに纏わる物語は、王による解放命令が出されたところで終わっていた。

その情報自体は、政治的ルートで卿も掴んでいた。もう3年も前のことだ。緋の逆五芒星はとうに再編が進み、今でも恐怖の象徴としてその名を轟かせている。

オスカーらしい几帳面な字で末尾に書かれた記録日も、3年前のもの。オスカーが姉の死を知らせてきたほんの2週間ほど後のものである。

では、オスカーはそれからどうしたのだ?

卿は紙束の最後の1枚に目を走らせた。]

(534) yusura 2014/02/12(Wed) 04時半頃

【人】 双生児 オスカー

[――敬愛する ヴァレンタイン卿

かようにして、僕は帰国の途につきました。
これにて、緋の逆五芒星で起こった物語は終わりとさせていただきます。
アストライヤの王は僕達を解放致しましたが、城内で起こった事を外に漏らされるのは快く思わない様子。

貴方様にご迷惑がかからないよう、監視の「ドール」の目を盗み、何年か後に人伝でこの書簡が届くよう、手配致します。
もしも無事に帰国出来たなら、僕は貴方様にこの話を語ることなく、お暇を願い出るつもりでございます。

賜りました恩義に報いる事が出来ないまま勝手を申し上げますが、僕は悲しき吸血種たちに魅せられてしまいました。

ですから、これが僕が貴方様に捧げる最後の物語になります。

このささやかな物語がどうか、貴方様の無聊をお慰めする一助とりますよう、心よりお祈り申し上げます。

オスカー・ルークラフト より――*]

(535) yusura 2014/02/12(Wed) 04時半頃

【独】 双生児 オスカー

/*
物語や伝承を集めてたので、それっぽく。
と言うわけで皆様お疲れ様でした。ゆすらです。

議事や瓜などを中心に、色んなRP村に参加させて頂いています。
またご縁がありましたら、どこかでお会いしましょう。
SNSにもおりますので、お気軽にいらして下さい。
…何もありませんが(汗)

前回に引き続き素敵な村を建てて下さり、ありがとうございました。同村された皆様のおかげで、また素敵な想い出が1つ増えました。ありがとうございます!

また、どこかの村でお会いしましょう!
それでは――。**

(-1714) yusura 2014/02/12(Wed) 04時半頃

【独】 双生児 オスカー

/* >>-1713
イアンさんの言う通り、ヒトを裏切った報いでもあるんですよ、これ。(最後にイアンを抱きしめる)
イアンさんは幸せになってね。

(-1717) yusura 2014/02/12(Wed) 05時頃

【独】 双生児 オスカー

/*
同村ありがとうございました。
お疲れ様でした!(ぺこり)**

(-1718) yusura 2014/02/12(Wed) 05時頃

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