154 【R18】さよなら、ばいばい、またあした
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― 201X年3月22日・17:00・白鵬高校図書室 ―
『――― みやく 、 ――― がみやくん、 ―――――――――加賀宮君?』
(92) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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[ゆるり、水面に浮かび上がる感覚。 いつの間にか閉じていた目を開くと、 目の前には少し気遣わしげに覗き込んでくる顔。
確か、同じ学年の図書委員の子。
眼鏡越しに此方を見る瞳に心配という感情を 乗せて、口を開く。]
『声掛けても返事がなかったから。 疲れちゃったかな? 僕、先輩とか先生に言ってこようか?』
[椅子の背凭れに身体を預け直しながら 大丈夫だと伝えた後に薄く笑う。
手は図書室の返却机の上、 返却された『銀河鉄道の夜』の上へ乗っかっていた。]
(93) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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『ごめんね、もうちょっとで閉まるから。』
[図書室の終了時間は十七時半。 時計を見てそれを確認し、声を掛けた図書委員の彼は まだ忙しそうな委員達の元へと戻っていった。
独りになって、 ようやく自らに向き直れるようになって。
初めからひとつひとつ、なぞるように思い出していく。
ナイフの重さ 律する事の出来なかった感情 血の臭い 泣き腫らした目元のひりつく熱さ
――――濡れた感触と温かさ。]
(94) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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[かっと、頬が熱を持ったのが感覚で分かった。 耳まで熱くて、部屋の温度が上がったような錯覚を覚える。
運良く周りには誰もいなくて、 そんな不審な自分の様子を誰かの目に晒す不幸は 訪れずに済んだ。
……けれど、そんな時に唐突に震え出す携帯>>19に 思わず身体を跳ねさせて数冊重ねていた本を 手で崩してしまい、自分で人目を寄せる結果になって。
半ば涙目になりながら何でもないと、 ぶんぶんと首を振って本を積み直す。]
(95) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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[メールに対して八つ当たり染みた怒りを持ちながら 画面を操作して、
差出人の名を見た瞬間 返却机の上に沈んだ。
数分程の葛藤の末に恐る恐る文面>>18を見て、
『責任』の文字に 積み上げた本が再び崩れた。
周囲の視線を感じながらも まともに其方を見れぬまま慌てて本を積み直して、思う。
――嗚呼、走って逃げ出してしまいたい。
片脚の不便を此れ程憎んだ事はなかった。]
(96) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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[どうにかこうにか落ち着いて。 何だか窺うような視線で此方を見ながら本を 差し出してくる生徒に努めて平常心で応対して。
辺りが静かになった頃に、 ようやく画面に指を滑らせる。
二年ぶりに出す返信に、 手は強張って何度か文字を打ち間違えて。 直し直し、文章を綴っていく。]
(97) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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To:早瀬 修 件名:わかるから見る -------------------------------- 責任、取ってくれなきゃ、嫌だ。
でも責任がないと、僕はいらない? なら、無理に言わない。
(98) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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[送信 して、 暫し。
少し悩んだ後、続けて二通目を打つ。]
(99) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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To:早瀬 修 件名:返事、待って -------------------------------- 直接会って、聞きたい。 できれば今日。 駄目?
今、図書室にいるから 閉めてからになっちゃうけど。
(100) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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[送信してからは、そわそわと。 時折時計を見て時間を過ごす。
麻倉達>>34>>52が来たのはいつ頃だったろうか。 いずれにしても、少し気まずい顔をして 応対したのだろう。 特に、麻倉に対しては。
それは図らずも 成田の望み通りだったのかもしれないし、 違うかもしれない。
いずれにしても、 あの少し捻くれた“友人”>>2:2は きっとそんな様子に満足そうに笑うのだろう。]
(101) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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[――何処かで 木の葉が擦れるような、 誰かの笑い声のような、 そんな音が 聞こえた気がした。]
(102) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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/* またせてごめんね。
(-88) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時頃
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/* かわいくない
(-90) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時半頃
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/* 踏むよ
(-92) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時半頃
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/* >>-93 何を踏んで欲しいかその口で言ってごらん?(くいっ
>>-94 かわいくなーいー
(-95) shiraha 2015/04/11(Sat) 21時半頃
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/* >>-107 お疲れ様でした。 お体お大事に。ご自愛下さい。
(-111) shiraha 2015/04/11(Sat) 23時半頃
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― 201X年3月22日・17:30・白鵬高校図書室 ―
[時計の長針が調度六の数字を示すと、 早々と『終了しました』のプレートを机の前に下げて。
一分一秒を惜しむ勢いで 後始末や帰り支度を済ませていく姿を、 物珍しさと驚きと共に 思わず作業の手を止めて見つめる図書委員の姿があった。
普段の制服に薄手のマフラーを巻き、 借りた本が数冊入った鞄を持ちながら祈るような顔をして携帯の画面を見る。
着信を示すアイコン>>110を押して、黙読。
――――――――。
瞬きの後、再度 文面>>109へ視線を落す。
――――――「直ぐに準備して行く」?]
(122) shiraha 2015/04/12(Sun) 00時半頃
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[意味を取り損ねて、暫し悩ましげに首を捻る。 時間にして数十秒。
漸く意味を理解して、硬直。 更に数分程。
再起動と共に胸を襲うのは、申し訳なさ。 そして、それ以上の 嬉しさ。
周りの図書委員に別れの挨拶を告げる顔は、 我知らずに喜色に緩んで常に無い明るさを滲ませて。 途切れ途切れの返礼を受けながら扉を潜り、 後ろ手に閉めた。]
(123) shiraha 2015/04/12(Sun) 00時半頃
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[平素、重い筈の脚は何だか妙に軽く感じて。 けれど近い筈の靴箱までの距離が 何だか遠くもどかしくて。
まるであの少し歪んだ世界のようで。
階段は、ほんの少しゆっくり、慎重に。 此処で転んでも、元には戻らないと知っているから。
やっと辿り着いた昇降口。 普段は丁寧に履く筈の外靴の踵をちょっと潰しかけながら外に出る。
少し火照るように感じる頬を、花冷えの風が撫でた。]
(124) shiraha 2015/04/12(Sun) 00時半頃
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[宵の足音を聞きながら、 校門の横に寄りかかるように彼を待つ。
はらり、舞う花弁。 そわり、そわりと、落ち着かない胸を抱えたまま。
やがて少しづつ見えてくる姿は 走っていたか、歩いていたか。
急いできた彼はきっと息を弾ませていたんだろう。 汗も掻いているだろう。
シャツにベストだけの防寒は、 汗に冷える身体を守ってくれるのだろうか。]
(125) shiraha 2015/04/12(Sun) 00時半頃
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もっとあったかい格好、しなきゃ駄目だよ。
[そんな彼を向かえるのは、咎めるような言葉。 けれど、その声音は柔らかく、温かい。
細める目は少し目尻が下がり、 口元は緩やかに弧を描き。
―――嬉しげな微笑が、其処にはあった。]
(126) shiraha 2015/04/12(Sun) 00時半頃
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/* セシルチップを見ると幸せな気持ちになる病を発症しました。
(-114) shiraha 2015/04/12(Sun) 00時半頃
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/* >>-118 お疲れ様です、いってらっしゃい。 天使可愛かったです。 殆どプロしか絡めませんでしたが、 日々癒されてました。
間に合うと嬉しいです。
(-119) shiraha 2015/04/12(Sun) 07時半頃
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/* 君ら可愛いね**
(-127) shiraha 2015/04/12(Sun) 16時半頃
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/* とりあえず今にやけすぎて表情筋痛いんだけど。 責任とって←
(-130) shiraha 2015/04/12(Sun) 17時半頃
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― 201X年3月22日・17:45・白鵬高校正門前 ―
[息も切れ切れに言葉を紡ぐ早瀬>>132、 間近の、直ぐ手を伸ばせば届く距離の姿を 感慨深げに見つめる。
あちらの世界でも幾つか笑顔は見たはずなのに、 目の前にある笑顔は何だか違って見えた。
まるで、二年前に戻ったみたいで。]
――お疲れ様。
……ねぇ、いっつもそういう事 言ってたりするの?
[労い、呼吸を落ち着け語る彼>>133には瞬き。 次いで、少し窺うような上目で早瀬の顔を覗く。
努めて結んだ唇は、気を抜けば直ぐにも緩んで だらしなくにやけてしまいそうで。]
(134) shiraha 2015/04/12(Sun) 23時頃
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[……やがて耐え切れずに口元を綻ばせて、 ふふ、と小さく笑みを零す。
その頃には彼の呼吸も随分落ち着いたようで。 汗をハンカチで拭いながらの提案には快く頷き。]
そうだね。 このまま外にいるのも風邪を引いちゃいそうだし。
[汗で額に張り付いている早瀬の髪を 手を伸ばして直してから、 一歩踏み出して彼の左隣に並んで。
彼の顔を見上げて、意味も無く笑って。
そうして歩き出す。 昔より、随分遅くなった歩調で。]
(135) shiraha 2015/04/12(Sun) 23時頃
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喫茶店なんて、いつぶりかな……
[歩く合間に、独り言とも投げ掛けとも取れない 曖昧な言葉を一つ落す。
早瀬のレッスンが無い日、 本当に偶に、帰りに喫茶店に寄っていた事を 彼はまだ覚えていただろうか。
誰も居ない家に帰るのがどうしても嫌な時、 ちょっと彼に強請っての 通学路から少しだけ外れる道草。
邦楽ではなく、古い洋楽ばかりかける喫茶店。
早瀬と疎遠になってからは独りで行く気にもなれず、 かといって誰かを誘う事もしなかった。
覚えてる?と聞くように、彼を見上げて首を傾げる。]
(136) shiraha 2015/04/12(Sun) 23時頃
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/* >>-131 (無言で見つめてみる←)
(-133) shiraha 2015/04/12(Sun) 23時頃
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/* >>-45 @「脚」時:脚の健常化(傷は痣としてある)、事故に纏わる記憶、其処から派生した縁故の忘却。 早瀬とは『何故か』疎遠になったと記憶。
欠けていないのに一層空っぽの心中。 時折車道をじっと見つめている。まるで“何か”を待つように。
A見てくれる誰か(武藤雪麿)時:武藤雪麿に関連する記憶の欠落。意味の分からない“盗られた”という感覚と、足りない喪失感。
かなぁ。 早瀬ルート後落ちでも早瀬の事を忘れる。 音に対して過敏になって、何かの音=ピアノの音を探してる。
やっぱり楽しそうだった(未練がましい
(-137) shiraha 2015/04/13(Mon) 00時半頃
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