人狼議事


237  それは午前2時の噺。 

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【独】 抜荷 錠

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お疲れ様でした。チップをCO表に明記せず、すみません。ID違いますがkiroです。

とりあえずエピも、回想は灰に落としておけば、いいのでしょうか?平日なので鈍足なりに駆け足で進めたい……

猫可愛いよ、猫。**

(-4) minstrel 2018/03/27(Tue) 04時頃

【独】 抜荷 錠

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回想出演なのにカナモリ君が気になって仕方なかった。
斜に構えた子だと思ってたけど、青痣を拵えながらの台詞だと思うと、なんか違って見えるな。

(-47) minstrel 2018/03/29(Thu) 20時半頃

【独】 抜荷 錠

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うへえ……すみません、村閉じ迄には何か形にします。
延長ありがとうございます。助かりました。

(-60) minstrel 2018/03/30(Fri) 21時頃

【独】 抜荷 錠

[ 斗都良駅周辺の道すがら、大小様々な影法師を引き連れる人達とすれ違う。世間の休日とは無縁の戦士らしいサラリーマン、買い物袋に母の手を盗られても、お構いなしに戯れつく子、くたびれたユニフォームが眩しい部活帰りの野球少年集団。
すれ違いざま彼等と肩を並べ、輪の一員となる。前後不明の会話の断片が耳に焼き付くが、通り過ぎた瞬間、他人に戻る。

等間隔に空いた街灯はまもなく、夜の帳を打ち消す ]

(-62) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【独】 抜荷 錠

[ 夜の訪れに急かされた子供達が、駆けていく──… ]

(-63) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【独】 抜荷 錠

[ 階下に轟く無邪気な笑い声が次第に近付き、いよいよ看過出来なくなって、重い腰を上げた。
「廊下は走るな」。
目に映る全てが興味の原石になり得る子供を、その一喝で引き留めるのは無謀だろう。あいつらは止まったら死ぬ。採点途中のテスト用紙の上に、放った赤ペンが転がる。がらりと保健室の扉を勢い良く開くと、騒音の犯人達の肩が跳ねた ]

「こら、静かにしなさい。ここで寝てる子も居るんだから」
「……はぁーい」

[ 睨みを効かせ注意を飛ばすが、効果は薄い。間の抜けた返事を置き、台風は自由をふかして走り去る。後に残ったひとときの静寂に、落とした溜息が溶け入った。あいつらうるせえなぁ。白いカーテンの奥に同意を求めるが、返る声は無く、独り言になる ]

(-64) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【独】 抜荷 錠

[ 僅かに開かれた紗幕の向こうで、唇を引き結んだまま、少女は俯いている。校庭から吹き込んだ風が、カーテンを揺らした。控えめに頷くように。
際立った沈め黙は、ぬるい春風に柔らかく混ぜられ、中和する。土と青草、それから消毒薬の香りが一緒になる。ふと、ベットサイドに視線を移すと、あまり手のつけられていない給食が残っていた ]

「プリン食わないのか?それ美味いぞ。教室だったら食べ盛りに盗られてる──…」
「二抜先生、ちょっと」
「……ん、何ですか」

[ 聞き慣れた声と共に、袖を引かれる。その声は、耳馴染み良く浸透し、静かに波立つ夜の湖畔にも似た穏やかさで共鳴する。されど今は、居心地の良いはずの漣も胸騒ぎのように思え、その透過性が恐ろしい。罪悪感という副作用か。しかし培った意固地はそう簡単に抜けるものでなく、やや低い声色を意識し、落ち着き払った調子で視線をやる。と、彼女──養護教諭は首を振る ]

(-65) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【独】 抜荷 錠

[ 彼女は棒立ちの男の横をすり抜け、病人然とした青白い少女の俯き顔へ、優しく囁きかける。無理しなくて良いのよ。ぼんやりと寸劇を瞳に収め、ようやくと何を咎められたのか知る。登校しても教室へ行かない生徒に、給食泥棒は笑い話にはならないのだと。
結局余ったプリンは、ステンレス製の盆に載せられ、残飯と共に撤去される。白の要塞から離れ、少女の耳に届かない部屋の外で、彼女が口を開く ]

「気をつけて下さいよ。これくらいの年頃の子は、先生が思ってる以上に、繊細なんだから」
「すみません。私はどうやら、そういうこと≠ノ疎いみたいで……」

[ 教師として軽率な言動を恥じたが、生憎演者でない男には、憂苦は映し難い。含ませた自虐に、口先だけの謝罪を嗅ぎ分け、耳聡く女の瞳が動く ]

(-66) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【独】 抜荷 錠

 
「……もう、子供じゃないんだから」

[ 呆れ混じりの溜息は、思いの外乾いていた。

丁度、1週間前の──付き合って数ヶ月目の記念日だった、あの日。将来の顛末を予知し身構えた男と、当然の展望を描く女の願望が食い違った。よくある話だ。身軽な若者ならまだしも、三十路のいい大人が付き合えば、結婚という通過点は誰しも考えることであるのに ]

(-67) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【独】 抜荷 錠

[ ──…美しいばかりの硝子箱に、しなやかな手を置き、うっとりとした視線を投げ掛ける瞳を、縁取る長い睫毛。その片顔は、宝飾店の背景によく溶け込んでいた。

漠然と見据えていた未来が、何の前触れもなく、唐突に具体性帯びる。愛される要素しか持たない彼女を目の前にして、怖気付いていたのだろう ]

(-68) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【独】 抜荷 錠

[ 愛はある。
だが、ありあまるほどあるかと言えばそうじゃない。彼女に、家族に、友人に、生徒に、同僚に、上司に、名も知らない誰かに、施しを受けたいくつもの温情のお陰で、生かされた体は口渇は感じないが。それ以上に搾取されては、干上がる気がして恐ろしいと、本能的に、直感的に、そう思った。思ってしまった。

そして未来は無数に枝葉を付け、選択肢があるようでいて──、初めから決められていた一本に帰結するのだろう。湾曲した道を選んでも、先回りした彼女が一切を知らぬような顔で待ち構えている。雪だるま式に膨れた妄想が、人知及ばぬ筈の世界の手触りを捏造し、……しかし確かに触れた気がして、反射的に手を引いて、

彼女から距離を取った ]

(-69) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【独】 抜荷 錠

[ 渡り廊下の一本道が、いつも以上に長く感じる。会話がない所為か。空気の比重が大きくなり、沈黙が腹に溜まる心地がする ]

「俺は子供だよ、生憎と」
「何よ、それ」

[ ふっと彼女が、力の抜けた笑いを零す。
そういえば俺達は喧嘩をしていたつもりで、実はそうでなかったのかもしれない ]

(-70) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【独】 抜荷 錠

[ 赤ん坊が手の届く物は何でも口にしたがるように、無垢な瞳に映る、この世界のなんと真新しいこと。子供の頃に持ち合わせていた繊細でしなやかな感性は、紆余曲折の思春期を経て、ゆるやかに衰退する。色褪せたのだと悟る間もなく、何の感慨も抱く事のないまま、タイムカプセルの蓋を閉じ、降り積もる日々に埋もれ、二度と開く事はない。大人としての優しさとズルさを身に付けた私達は、何でもない道端の小石に躓き、膝小僧を擦りむいて泣くような、青い痛みを上手くやり過ごす術を学んだ。

と同時に、一見硬質な鎧は、大人を弱くする。
一度本気で傷付け合えば、生じた亀裂は埋めようもなく、地底に到達する溝がお互いを別つなら。俺達の距離感は、道を違えたと呼ぶには半端だった ]

「……私だって、……」

[ 何かを言いかけて、彼女が口を噤んだ。堰き止めた言葉の先が気に掛かったが、分岐点に差し掛かる。昼休みが明ける時刻、俺は担任を務める教室に、彼女はまず食べ残しの片付けをしなければならない。目的地の違う者同士は別れる他なかった ]

(-71) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【人】 抜荷 錠

 
[ ─────… ざぶ ん、]
 

(44) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【人】 抜荷 錠

[ 斗都良駅周辺の道すがら、突如、視界が黒に呑まれた。田舎町を細々と照らす灯火は、見渡す限り潰えたようで、夜の帳を打ち消す街灯も、今は無力にも夜闇を野放しにしている。

職場の送別会が、名残惜しさと今日限りの別離を言い訳に、二次会、三次会、四次会と長引いたおかげで、正しい夜の訪れに立ち会うが。脳髄までしっかり酒精が回った頭では、碌に事態が飲み込めない。

ただ頭上に明滅する無数の星を瞳に収め、天を仰ぐ。
綺麗なもんだ。悪くない、と吐き出した息の酒臭さに、少々目が醒める。上手く切り取れる気はしないが、出来心で夜空の写真でも撮ろうかと、ポケットを探り──…ない。

スマホがない。一気に酒が抜ける。あちこち叩いて、ある筈の機体の膨らみを探し当てんと願うが、手応えはない。入れた覚えがないのだから、当然鞄にもない ]

「はぁ、何やってんだ……」

[ 呆れと、諦観の入り混じった溜息が、忽ち夜に取り込まれる。端末の画面光も、連絡手段も絶たれ、暗闇と孤独に対抗する術を失う。星が降ろした電信柱の影から、眠りについた三両編成の電車の車体から、静寂が顔を覗かせる。月光が悪人を洗い出すかのように、一筋此方に差し向けた ]

(45) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【人】 抜荷 錠

 
「……先生?」

[ か細い、昼間の喧騒の中であれば捉え損ねる程の、小さな声を拾い上げる。遮断機の向こう側で、背に月明かりを受け立ち尽くす子供。見覚えのある白い肌が、夜との対比で一層際立つ。早春にしては薄着の袖のないワンピースと裸足が、はっきりと輪郭を持ち、丑三つ時に取り込まれる事なく存在している。昼の間、保健室で眠り姫然としているのが、納得出来る程に ]

「お前、こんな時間に何を、…………あっ?!」

[ 違和感は幾つもあるが、少女の手の内にある物を見て、声を上げる。長方形のシルエットだけで、小さな手が握り締めているのは、自分の探し物だと早合点する。が、見止めたと同時、少女が身を翻し、駆け出す ]

(46) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【人】 抜荷 錠


「おい、……待てって!何処行くんだ!」

[ 引き止める大声が、アスファルトを打ち路地に響く。反射的に追い掛けようと足が動き、踏切を越える。坂道に差し掛かり、運動不足の心臓が暴発しそうな程に痛むが、立ち止まることも出来ず、千鳥足に鞭を打つ。やがて世界が回り出し、足場を失う浮遊感に襲われる。視界に踊る白いワンピースだけが道標だった。

大人の脚力が開いていた距離を次第に埋め、もう一息だと伸ばした手は、空を切り、落ちる。後を追う速度を態と緩めたのは、少女が笑っていたからだ。長い黒髪が夜に棚引く。すれ違う夜風は少女を見逃し、誰も彼も、あの子を捕える事は出来ない ]

(47) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【人】 抜荷 錠

[ ──大人になれば、自由が手に入ると思っていた学生時代。苦渋に耐え、机に向かう事しか出来ないでいた。現実は、柵に行き場を失くし、背負う物が増える日々。

青年は時折、生きにくそうに笑っていたのを思い出す ]

(48) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【人】 抜荷 錠

[ 夜を駆ける、少女の今が、この子の本質だとするなら、保健室で俯いていた子供もまた抑圧されていたのか。棒切れのように動かなくなった足を素直に止める。

俺の負けだ、と口に出した途端、力が抜け座り込んだ。振り返った少女が、廊下を騒がした悪餓鬼達と似たような、いい笑みで笑った。斗都良の町は未だ闇の中であるのに、この一本道に静寂の気配はない。そうしてこの身体を縛る気怠い不自由が、なんだか愛おしく、思えて、薄く笑って身を任せた ]*

(49) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

【独】 抜荷 錠

/*
ちょっと何が言いたいか、書きたいか、全くスマートじゃないし、〆られてないですが、〆にしてください。お疲れ様でした。皆様のロルは後で美味しくいただきます。

(-72) minstrel 2018/03/31(Sat) 02時頃

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