191 The wonderful world -7 days of MORI-
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― 6th day/スクランブル交差点 ―
[あの竜が吐いた高熱のブレスが空気を灼いていた。 ひりひりと痛いくらいの熱気があたりに広がっていて。
……だから、探し人に会えたのは本当に幸運だった。>>255
彼に駆け寄ろうとして、その身体から流れる血や 爛れた腕や足に目がいくが…こちらが動くより先に 彼のほうから声をかけられた>>256
ミッションが終わったと、そう告げる彼に此方も頷き返す。 あのとき、自分たちもその光景を見ていたのだから。 それよりも今は、傷の手当をしないと。]
『ミームちゃん、確か応急セット持ってたよね?』
[以前薬局に立ち寄ったときに買い込んでいたはずだ。 それを渡してもらえたなら、こちらに会釈をし終えて 向こうに見えるノイズの群れへと走っていこうとする彼にそれを渡そうとする。]
(3) 2016/06/17(Fri) 07時頃
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[彼の姿が見えなくなったところで。ふらり、身体が傾くのを感じた。 どうやら彼の無事を確認して少し気が抜けたらしい。 咄嗟に体勢を立て直す。
もし、ミームがそばにいて、彼女がこちらを支えようと近づいてきたならば]
『……ミームちゃん。 後ろを振り向いたら、ダメだからね?』
[もし振り向こうとするならば、彼女のその頬に 手を添えて強引に此方を振り向かせたか。
――…彼女の後ろに見えるのは、 決して楽しい光景ではなかったから>>#12>>@41 彼女は怒ったかもしれないけど、それでも構わなかった。
あの光景を見てもしも彼女が苦しむくらいなら、 自分が怒られたほうがずっとマシだった。]
(4) 2016/06/17(Fri) 07時頃
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……。
[――…景山さんや朝比奈さんは無事だったんだろうか?
景山さんたちや、あの背の高い青年。 音流先生や黒髪の彼。小津さんや怒鳴さん。
これまでに出会った人たちは、どうしているんだろう? あと何人、生き残っているんだろうか?
少なくとも、今日の戦いでたくさんの人が死んだ。 いや、今日ばかりではなく、それ以前にもきっと 自分たちの知らないところでたくさんの人が死んでいったのだろう。]
(……苦しかったろうな。)
(5) 2016/06/17(Fri) 07時頃
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[今更ながらに、思う。
自分自身の死の記憶は、それほど強烈なものではなかった。 状況を掴めないまま、殆ど一瞬で死んだようなものだから。
最初に辛かったり、怖い思いをして死んでいった人たちは また、ここに来て同じ思いをしながら死んでいったんだろうか?]
……。
[死は罪だと、最初に聞こえた声は言っていた。>>1:2 ならばどうして、このゲームはわざわざ罪を重ねさせようとするのだろう。
…そんなことを思いながら、やがて意識は暗転していく。**]
(6) 2016/06/17(Fri) 07時頃
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― ??? ―
[――暗闇の中で、考えていた。
“死ぬ”ということはどういうことなのか。 “生きている”っていうのはどういうことなのか。
生きているとき、少しだけ、考えたことがある。
子供の頃、両親や周りの期待に応えようとしていたとき。>>3:104 弟が語るやりたいことに頷いていたとき。>>4:105 周囲の期待に応えられなくなったとき。>>4:133
……自分は本当に生きているのか、と。 空っぽの自分は、死んでいるのと何も変わらないんじゃないかと、昔、あの塔の上で独り、考えていた。>>4:134]
(45) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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[本当に死んでしまったとき。 僕に訪れた死は、正直あんまりにも呆気なくて。>>0:47
だから、なのかもしれない。 正直、ずっと死ぬことがあまり怖いと思えなかったのは。
……それでも、ああ。 やっぱり死ぬことは怖くて苦しいこと、なんだろうなって。>>6:#12
死は罪だ、とあの声は言っていた。>>1:2 そうなのだろう、と僕も思う。 少なくとも、僕の死は迷惑をかけていたから。>>2:502
それでも、このゲームに参加している人間は 何も好き好んで死んでいった人間ばかりじゃない。 ミームが、僕のパートナーがそうであったように。>>6:95
――…このゲームに参加してきた誰にだって、 大切なものを奪われたうえで、 殺されていい正統な理由なんてないとそう、僕は思う。]
(46) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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[なら、僕はどうすればいいんだろう? 誰に、何ができるというんだろう。
――かつて死の間際に見たものと同じ何も見えない>>0:48 自分のパートナーが作り出した真っ暗な闇の中で>>16 僕は、それを考えていた。*]
(47) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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― 7th day/ヴァニタスコロシアム ―
[――…そして目を開ければ。 いつもどおりの光景が、そこにあった。]
……。
[声も言葉もなく、ただ、ミームの姿を見ればその身体を抱き寄せる。 昨日、背中に感じたのと同じ体温と柔らかい感触。>>16]
…。
『今日で、最後だね』
[ここまで、どれだけの人数が生き残ったのだろう。 願うなら、少しでも多く生き残っていて欲しかったけど。 昨日のスクランブル交差点でのことを思い出すと 正直、あまり希望は持てなかった。]
(48) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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『……ね、ミームちゃん』
『このまま少しだけ、僕の話を聞いてほしい』
[抱き寄せた背中越しに、ぽつぽつと言葉を紡ぐ。 言葉にすれば、きっと簡単なことなのだけど、 長々と伝えそびれたことは、正直、とても勇気がいる。]
『生きているとき、 僕が歌を歌っていたってことは話したよね?』
『…生きているとき、 いろんな人に歌を聞いてもらえて嬉しかった。 でもね、正直何度もやめよう、音楽から離れようって 思ったこともたくさんあったよ。』
(51) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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『そんなときだったんだ。 僕の歌を褒めてくれた人に出会ったのは。』
[そのあとも、その人が書き込んでくれたコメントに 何度励まされたことだろう>>5:47
それから何年も経って、自分の歌を「好きです」と 言ってくれる人は少しずつ増えていったけど。
それでも、“彼女”がくれたあの言葉は、 最初に歌い始めた頃からずっと変わらない大切な言葉。
あのとき、彼女がくれた言葉がなかったら、 出会わなかった言葉も、繋がりもたくさんあって、 その全てが、“もう一人の僕”にとっての宝物。]
(53) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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『――僕にとって、歌うことは絆だった。』
[この声が感じさせてくれた、目には見えない小さな輝き。 歌い続けることで広がっていった、自分にとっての“世界”。
それは、あの日塔の上から見える景色が少し広がったのにも似ていた。>>5:7]
『……僕は、トレイルなんだ。』
[かつて、Memeという存在に見つけてもらった彗星の尾。*]
(54) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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[言いたかったことは、伝えたかったことはたくさんあるけど。 “言葉”にしようと思うと途端難しくなるのは、 結局のところ声があってもなくても変わらないらしい。]
『……黙ってて、ごめんね』
[震える手が、此方の背中を抱きしめ返す。
――最初に会ったとき、自分のことを伝えても、 信じてもらえないのではないかと思った。 普段のライブでは顔を隠しているし、 今はこうして声を出せないから。 此方の正体なんて、相手には当然わかるはずもない。]
(64) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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[でも、それ以上に。 自分がトレイルだということで彼女がありのままで 接してくれなくなることが嫌でもあった。 “トレイル”でもなく“中里の息子さん”でもなく、 情けなくても、ただの一個人でありたかった。
それと同時に、目まぐるしく変わる彼女の表情や反応に、 驚かされつつも楽しかったから。
奇妙なこの数日間の中で、彼女との関係は 慌ただしくも心地の良いものだった]
(66) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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[彼女に初めて会ったとき、 自分の歌を好きだと言ってもらえて嬉しかった。 “トレイル”のグッズを見せてもらったとき、 驚きつつもなんだか擽ったい気持ちになったのを今も覚えている。
彼女と一緒にこのモリ区を駆け回ったことも、 初日に書店前での戦闘で力尽きたときも。 彼女がマブスラで戦っているのを見守ったときも。 昨日の竜との戦いも。
――いつだって、助けられていた。 いや、それ以前からきっと、彼女にはずっと支えられていたのだ。]
『……うん』
『僕も、君と生きていたい。 君に、もっとたくさん歌を聞いてもらいたい。』
[それはきっと“トレイル”としてではなく、 彼女が呼んでくれる名前の、“僕”個人としての願い。]
(67) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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……。
[そっと、身体を離す。 いつものように、彼女に手を差し出しながら]
『…行こう。これできっと、最後だから』
『どんな結果になっても、後悔しないように。 …がんばろうね。』
[今日のゲームが、どんな結果に終わるのかはわからない。 それでも、決して後悔だけはしないようにしたい。
たとえ生き返ることができなくても。 胸を張って、僕が僕自身だったと言えるような。 大切な“パートナー”に誇らしく思ってもらえるような、 そんな存在であれるように。]
[彼女が、その手を取ったなら、 いつものように決戦の場所へと、そのまま駆け出す。**]
(68) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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― カフェぱせり前路地 ―
[ヴァニタスコロシアムからスカイタワーへは恐らくこのルートが一番手っ取り早いと考えて、初日、彼女と“契約”をしてから一番最初に向かった「カフェぱせり」までの道を歩く。]
…。
[そう簡単には進めないだろうな、と考えてはいたけど。 案の定というべきか、店の前の道には壁が張られていた>>@9 さらに遠目から伺えば、先日見かけた小柄な死神の子と、サメとクラゲのノイズが漂っているのも確認できる。]
(72) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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…。
[さて、どうしようか。 少し悩んだものの、このままここで時間を潰していても埒があかない。]
『行こう』
[彼女に声をかけて、死神の子のほうへ歩を進める。 途中、ノイズたちが襲ってくるようなら此方もそれに応じるだろう。*]
(73) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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[気配に気づいてか、死神の子が振り向くのが見えた。>>@25 それと同時に、此方に接近する二匹のサメ。 直線的に向かってくるのが一匹と、 そこから迂回して別方向から迫ってくるのが一匹。
直線距離で向かってきた一匹に狙いを定める。 もう一匹はなんとか回避しつつ、どうにか仕留めることができただろうか]
…。
[サメを仕留めたあと、数日ぶりに会うその小柄な影に小さく会釈する。 クラゲを漂わせながら、にこやかに話しかける姿はどことなく幻想的で。]
(85) 2016/06/18(Sat) 01時頃
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[とん、と。 かけていた眼鏡を軽く指先で叩くのが見えた>>@27]
……。
[簡単そうで、なかなかに難しい。 それに、彼(?)の能力については正直未知数だ。]
…。
[戦ってもいいのか? 確認するように首をかしげてから、まずは牽制で彼(?)の足元に小さな”星”を数発撃ち込んだ。*]
(90) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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/* >>92 みゅーらちゃんの本気が見れるのか?(わくわく(若干深夜てんしょん
(-35) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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/* やっぱりみゅーらちゃん親切だな、うん。
こうね、ああだこうだ言って申し訳無い(キャラ視点
(-40) 2016/06/18(Sat) 02時頃
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/* さて、おはようございます。 寝落ちた上に書き途中だったロルが消えた(泣いてない
そして「眼鏡を外させる」か。 何がいいだろう。 そして戦闘を回避する手段があるのなら、それに越したことはないが…。まあ、まずは幾何ちゃんの動き次第だね。
(-47) 2016/06/18(Sat) 10時半頃
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/* ……幾何ちゃん非戦闘要員か(素で忘れてた いや、正直攻撃あまりしたくなかったけど、勝手に読んだ空気に負けた(反省
(-48) 2016/06/18(Sat) 10時半頃
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/* とりあえず白上さんはジェームスさんたちに任せよう(ゆるゆるしてる
(-52) 2016/06/18(Sat) 13時半頃
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[――星を見たい、と思った。]
(145) 2016/06/18(Sat) 15時半頃
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[周囲の期待に応えなければならないと思っていた頃、 僕にとって音楽は生活の一部であり、義務みたいなものだった。
決して嫌なわけではなかったけれど、 その代わり、楽しいと思うこともあまりなかった気がする。
それでも、最初に何かをしたいと思ったとき。 誰に強制されたわけでもなく音楽を選んだのは、 元々下地があったぶんとっつきやすかったというのもあるけど、 結局、僕自身が音楽を好きだったということなんだろう。
初めて、ヴォイドに触れたのはいつだったか? それまではずっと“同級生たちのあいだで流行っているもの”程度にしか思っていなかった。 あの頃はそれよりもこなさなければいけないことが多くて。 ずっとそちらにばかり考えがいっていたように思う。
それはさながら、塔の上にいた僕が 眼下に広がる風景にしか目がいかなかったようなもの。]
(146) 2016/06/18(Sat) 15時半頃
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[クス動で初めて聴いたヴォイドの曲は、 お世辞にも上手いとは言い難かった。
滑舌も悪いし、聞きようによっては鼻声ともとれなくもない。 それでも、不思議とその歌声に心揺さぶられたのは確かで。
単なる技量だけでない、聴くものの心に訴える、 そういう歌や曲があるというのを知ったのはそのとき。
そして、自分の知らない世界にはまだ、 六等星のような才能がこんなにも溢れているのだ、と。 今まで世に出なかった、知られることのなかった音楽に、 こんなにも心動かされるものがあるなんて知らなかった。
そして――ああ、こういう曲を作ることができたらな、なんて。 そんな“夢”を見たのが、きっとある意味、僕のはじまり。]
(147) 2016/06/18(Sat) 15時半頃
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[最初の頃は、それこそうまくいかないことばかりで。
何しろDTMなんて今まで触れたこともなかったから それこそ打ち込みとは何かからはじまって、 試行錯誤の繰り返しだった。
ようやくひと通りできたところで、 必ずしも良い評価ばかり受けるとは限らない。 むしろ批判的なコメントのほうが多かったし、 それすらつかないこともままあった。
試行錯誤と一喜一憂を重ねていたちょうどその頃、だった。]
(148) 2016/06/18(Sat) 15時半頃
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[――あのときのことはよく覚えている。
その日はたまたま、両親が家に戻ってきていて。 ふと弟がこぼした一言で、軽く言い合いになった。
…なんていうことはない。 趣味に現を抜かしすぎなんじゃないか、という 割とよくありふれた話。 それまで続けてきた曲作りと動画投稿について、 周囲の反応は決して芳しいものではなかったし、 これまでにも母方の祖父母たちにも何度か小言を言われてきた。
それが、いつもより少しばかり堪えたのは、 普段顔を合わせない両親からもそう言われたからで。]
(149) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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……。
[はぁ、と小さく息を吐いてPCの電源を入れる。
家族からいい顔をされないのは、最初からわかっていたはずだった。 それでも、いざ実際に言われてみると わかっているようでわかっていなかったことを思い知らされる。
きっと向いていないんだろうな、思いながら、 それでも、曲を作ることも歌を捨てることもしないのは。
その夢が誰かに与えられたものではなく、 自分自身でそれを選んだという、半ば意地のようなもの。
――少し前に挙げた新しい動画の新しいコメントに、 気づいたのはそのとき。>>0:82]
(150) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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[きっと、それはどこにでもあるような、 そんなありふれた応援の言葉。>>0:275
だけど、あのコメントを最初に見た時の気持ちを 僕は今だって忘れてはいない。 そのときの僕にとって、 そのありふれているはずの言葉は確かに「魔法」だった。
もし、あのとき彼女に見つけられていなかったら。 応援の言葉を貰えてなかったら。 ――きっと僕はここにいないのだろうと、そんなふうに思う。
歌をやめたら、歌えなくなったら、 僕に何が残るかなんて死ぬまでは正直、想像もつかなかったけれど…]
(151) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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[…失ってみて、初めてわかったことがある。
自分にとっても、“トレイル”にとっても、 歌うことは確かに“絆”だった。>>54
顔も知らない誰かと自分自身が、 それでも確かに繋がっていることを実感させてくれる かけがえのないものだった。]
(152) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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[この世界は時折どうしようもなく理不尽で、 時にどうしようもない悪意を感じることもある。
それでも、決して悪いことばかりではなかった。
それは鉛色の街並みの向こうに、 知らない景色があることを教えてくれた警備員の人だったり>>5:5 名もない自分の歌を応援してくれた誰かの言葉だったり。>>082 歌を歌い続けることで繋がった、違う世界に生きている誰かとの縁だったり。>>0:481>>0:548
そういう、良かったことまで否定したくはない。 出会ったものを否定しない方法を、僕はただ知りたい。 だから、僕は前に進みたいと願う。]**
(153) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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/* なんかこう、みゅーらちゃんには悪いことしてるなぁって(ごめん
まあ、足掻きたいのはやまやまなんだけどいまちょっと二重の意味で身動き取れなくてね……悩む(八割ほどPCの心情的な意味で)
幾何ちゃんお昼に顔見せなかったとなるとあとは19時以降になりそうな感じかな。 …リアルで何かあったとか、そういうんじゃなければいいんだけど(心配
(-59) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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/* すれ違った、ああでもよかった無事で。
(-60) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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[こちらの確認に彼(?)が頷くのが見えた>>@71 きゅる、と小さな音を立てて眼鏡のレンズが回る。
気がつけばその小さな両手にはメスと鉗子が握られていて。]
(あれを使うのか…)
[一見した限りでは、彼は(?)それ単体を 武器とした近接戦闘タイプには見えない。 勿論、見た目だけで判断してはいけないけれど。
となると、投擲などの遠距離型か、 あのメスと鉗子自体に何かしらの効果を付与するタイプか。]
[彼(?)が“星”を避けるように数歩後ずさりする。 同時に、クラゲのノイズが三体こちらに近づいてきたので]
(154) 2016/06/18(Sat) 16時半頃
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[銃の形に構えていた掌を解いて前方へ。 そのままクラゲ三匹を巻き込む形で光を撃ち込む。]
……っ。
[クラゲが三匹、風に溶けるようにして空中で霧散する。 それと同時、一瞬くらりと意識が遠のく。 なんとか踏ん張ったまま持ちこたえると]
『――ミームちゃん! あのサメをよろしく頼む!!』
[あの鮫に進路を妨害されると厄介だ。 そう言うが早いか、地面を蹴って一歩を踏み込む。
サメの妨害を除かれれば、そのまま彼までの距離をに詰める。 まだ能力の全貌は明らかになっていないが、ここは一気に距離を詰めて眼鏡を奪いに向かうだろうか。*]
(155) 2016/06/18(Sat) 16時半頃
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[クラゲが光に溶けて消える>>@74 フラつく頭を軽く振って相手を見やれば、 いつのまにか、それまで手にしていたメスが数本、 その手元から離れていた。]
…。
[警戒は怠らない。 とはいえ、踏み込まなければ先には進めない。 そうして二歩三歩と距離を詰めれば――…空中に投げられた メスが此方に向かってくる。 此方と――…自分から見て後方にいるミームに、それぞれ二本。]
…っ。
[一瞬、揺らいだ。――…だけど]
(156) 2016/06/18(Sat) 17時半頃
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『信じてる。――…だから、どうか耐えて』
(-61) 2016/06/18(Sat) 17時半頃
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[此方に向かってきたメスを二本、“星”で撃ち落とす。
それを撃ち落とすこと自体は、 それほど難しいことではなかった。
だが、撃ち落としたメスが1 1.再び飛んできたことに気づいて回避した 23.飛んできたことに気づかず11.肩口/2.背に刺さる 45.ミームの黒が庇ってくれた]
(157) 2016/06/18(Sat) 17時半頃
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/* この村のラ神にはなんだかんだ愛されてるよね僕(
(-62) 2016/06/18(Sat) 17時半頃
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――…っ!!
[反射的に横に避けたところで後方から飛んできたメスが頬を掠める。]
…。
[ある意味、今までで一番ひやりとしたかもしれない。]
(手ごわいな…)
[そこから反転して再びこちらに向かってきたメスを撃ち落とす。 下手に動くのは危険だと、視界の端に幾何を外さないようにしなが此方に向かってくるメスを叩き落とす。 そうして何度か撃ち落としたところで、そのメスは彼(?)のところに戻る。>>@74]
(158) 2016/06/18(Sat) 17時半頃
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…。
[――今だ。 そう思ったのと同時に走り出す。 彼の手元に戻るまでは、あのメスは少なくとも此方に攻撃はしてこないはず。 そう踏んで彼の元にただ走る。]
[そうして、彼のところに走ったところで――…2 1.咄嗟に反対側の手を差し出して庇う。 2.直撃するメスに構わず手を伸ばす。 3.ミームの黒がry]
(159) 2016/06/18(Sat) 18時頃
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―――…っ!!
[右腕に激痛と熱せられた鉄の棒でも押しつけられたような熱さが走る。 視線をそちらに深々と刺さったメスが4本、自分の腕に刺さっているのが見えて。 言葉にならない痛みに一瞬その動きが鈍る。]
……っ!
[それでも、こんなところで負けるわけにはいかない。 右腕にメスを生やしたまま、咄嗟に反対側の手を伸ばして彼の眼鏡を奪おうとする。*]
(160) 2016/06/18(Sat) 18時頃
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/* あ、ミスったかも知らない。 二本は確実に幾何ちゃんのところに戻ってるから4本ではなくて6本か…(最大8本)
(-70) 2016/06/18(Sat) 20時頃
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[伸ばした左手は、 同じく此方に伸ばされた鉗子に阻まれる>>@75]
…っ
[払われた左手と共に一歩、後ろに下がれば、 相手も同じように距離をとる。]
…。
[右手を伝わる赤色の熱。 熱さ以外の感覚が無くて…まずいな、と内心独りごちる]
(心配、掛けたくなかったんだけど……)
[どちらにせよ、この場で右腕は使えない。 そして相手までの距離は数歩。 両足が無事なのが幸いといったところか。]
(165) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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[浅くなっていた息を整える。 今の状態も、多分長くはない。短期決戦が一番望ましい。]
[再び歩を踏み出すと彼の懐めがけて駆け出す。 メスが飛んでくれば、光でとっさに払いのけ――そうして、彼の眼前に手を差し伸べようと――したところで、低く屈んで体勢を落とす。 そのまま、低い位置から彼の顔にかけられた眼鏡に左手を伸ばした。
――触れた瞬間、重そうに見えたその眼鏡はあっさりと、 この手に収まってしまったのだけれど>>@75*]
(166) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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/* だめだ、なんかすごい照れる…(顔覆い
(-73) 2016/06/18(Sat) 21時頃
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/* 幾何ちゃんがすごいいい人過ぎて泣きそう…。
(-76) 2016/06/18(Sat) 21時半頃
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[左手に持った眼鏡を少し唖然として見つめる。>>@87]
「――お見事。」
[かけられた声に顔を上げれば、 にこ、と笑みを浮かべる彼の姿があった。 随分と小柄で、子供にも見える姿をしている子だと 思っていたけれど。 重そうな眼鏡のその奥にあったのは、 やはり見た目相応にあどけない顔立ちと笑顔だった]
[治療をしてあげよう、と。 メスのささった腕を出すよう促されれば、 言われるまま腕を差し出した。]
[ミームちゃんは、大丈夫だろうか? 振り返って、もし彼女と目があったならば、 大丈夫だよと笑って頷き返してみせる。 ――きっと、彼女には心配かけてしまっただろうから>>175]
(188) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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…。
[こういうのも変な話だけど、 今だけは声を奪われててよかった、と思ってしまう。
なんということはない、 女の子の前であまり情けない悲鳴は挙げたくないという、 ちょっとした維持というか男心のようなもの。]
[それから、再度彼の方に向き直った。 おとなしく彼の治療を受けながら、少しのあいだ 彼が語る昔の話に耳を傾けた>>@88]
(189) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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『救い……』
[そういうことも、あるのかと思う。 ずっと、「大切なもの」を奪われることは 誰にだって苦しいことだと思っていた。
でも、そういう考え方もあるのかもしれない。 自分は、このゲームについて殆ど何も知らないも同然で。
今のところ、全てに納得ができているわけではないけれど。 安易な否定もまた、いいことではないのかもしれない。]
(190) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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[やがて治療が終われば]
「ありがとうございます」
[正しく歩んでいけている。>>@88 その言葉をメモを綴ってみせてから、頭を下げた。
数日前のあのときも、 彼が背中を押してくれていたことを思い出す。>>3:@72 正しいことができているかは、わからない。 良いと思えることをしたいとは思うけど、 それができているかも、あまり自信がない。
それでも、彼がこうしてかけてくれる言葉は嬉しかった。]
(191) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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「行ってらっしゃい。」
[見えない壁を取り払って、そういって 見送ってくれる彼に此方も一度手を振ってから]
『行こう、ミームちゃん』
[彼女の手を取ると、 最後の目的地であるスカイタワーへ向かって駆けていく。 そのときちょうど響いた爆音に、終わりが近いんだなと思いながら**]
(192) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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― MORIスカイタワー ―
[<緊急改装>と書かれた看板を通り抜けて エレベーターに向かう。]
…。
[ここが最後の戦いの場になるなんて、 初日は全然、そんなこと思ってもいなかった。]
(239) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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[エレベーターの前で呼吸を整える。 それから、大丈夫?と彼女の方を振り返って。 ……繋いでいないほうの手で、彼女の赤い髪を撫でた。]
『……頑張ろうね』
[こういうとき、気の利いた言葉というのは本当に見つからなくて。結局かけたのはそんな言葉。 ……ああ、でもひとつだけ言っておきたいことがあって]
『…自分の名前、くだらないなんて言っちゃだめだよ?』
[会いたいと、願う家族がいるのなら尚のこと。 …家族については、僕も少し思うところがあるから。]
(240) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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――…。
『大事なもの、取り戻しに行こう。』
[僕と彼女が、“自分自身”としてもう一度生きるために。
彼女の反応はどうだったか。 そうしてエレベーターが到着すれば、初日に向かった馴染み深い展望台へ。*]
(241) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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/* ジェームス組もリツモニ組も格好よいんで、 この乱入の空気読まない感よ……(
(-101) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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/* 6対1とか、初めて見るな(胸熱
とりあえず状況把握に務めておくべきか。
(-104) 2016/06/19(Sun) 00時半頃
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[撫でられるのは、あまりお気に召さなかったらしい。>>252 まあ、それも当然か。 子供扱いをされて喜ぶ女の子というのも、あまりいないだろうから。]
…。
[あのときは、いつもより少ないとはいえ 観光客もカップルもそれなりにいたのだけれど、今は人ひとりいない。
――……いや、よくよく気をつけてみれば。 そこには微かに戦いの痕が残っていたのかもしれないけど。 今の僕は、それに気づくことはなかった。]
(270) 2016/06/19(Sun) 01時頃
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[彼女が此方の手を強く握り締めて>>252 それに返すようにこちらも握り返した。
最初に出会ってパートナーとして“契約”したとき>>0:157>>0:177 咄嗟に彼女の言葉に応えるように手を握り締めてからずっと。 こうして彼女とは“繋がって”いた。]
…。
[エレベータを待つあいだ>>253 壁のほうを向きながら言葉を紡ぐ彼女の、 その横顔を見つめていた。 否定から入った彼女の言葉には少し首を傾げたが、 そのままじっと彼女が語り終えるのを待った。]
(271) 2016/06/19(Sun) 01時頃
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『……うん。』
[頷く。 “トレイル”としても“僕”としても、 ――…彼女の願いに応えたいと願った。]
[握っていた手をそっと揺らすといったん振りほどく。 それから彼女に向かい合う姿勢になると、小指を彼女の目前に掲げてみせた。]
『……約束。 今までも、これからのことも 夢で終わらせたりしないために。』
(273) 2016/06/19(Sun) 01時頃
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[エレベーターが到着すれば、急かされるようにして中に入る。>>256 展望台に到着すれば、高校生くらいのパーカーを着た少年が サーベルを射出しているところだった。>>267 その刃の向かう先には、以前書店の屋上で見かけた女性の姿。
――彼女が、ゲームマスターなんだろうか?
ひとまずエレベーター内に長居はできない。 観光客を大量に展望台へと運ぶためのこの箱は、 一般的なそれより広いとはいえ、格好の的になることは想像に難くない。 開くのと同時に張られたミームの闇に守られながら、エレベータから脱出する。
同時に、女性のほうに向かって構えると、彼女を目標として“星”を一つ二つ撃ち込んだ。]
(275) 2016/06/19(Sun) 01時頃
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[まずは、状況の確認から。 今、この場にいるのはゲームマスターの女性を除けば、 自分とミームを含む合計六人。 そのうち、景山と朝比奈の姿を見つければ、 一瞬、ほっとしたような顔を見せるだろうか。]
(無事だった……)
[しかしここは安堵するには程遠く。 此方の放った“星”を、その足で受け止める。>>276 血が流れてなお、その顔には笑みが浮かんでいた]
…。
[――…何か、くる。 直感のような、本能的なそれは少なからずあたっていた。>>276>>277>>278]
(292) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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[ポケットに手を入れたと思った次の瞬間、 その手に握られていたのは、黒いバッジ。>>276 一瞬、いつかのマブスラの黄金バッジを思い出したが、 あのときのそれとは違って、ひどく禍々しい印象を受ける。
そうして――「人間をやめる」と彼女が宣言したとおり、 その姿が異形の、ノイズにも似た何かに変わっていく>>278
それは、ギリシャ神話に出てくるケンタウロスにも似た四脚の半人半獣の姿]
[四脚の獣が、フロアを駆ける>>279 最速というのにふさわしい、そのスピード。]
…っ。
[反射的にその動きを追いかけようとするが、掴みきれない。 むしろ下手なところを狙えば、景山たちと味方であろう少年少女にあたりかねない]
(293) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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[そうしているあいだにも、朝比奈と黒髪の女の子が二人、 獣が手にした拳銃で狙われる>>279 そうして上がった悲鳴に>>283>>284 焦りを感じるものの、攻撃を受けた二人が気丈に反撃を繰り出したのを見て]
……。
[ああ、そうだ。 僕も、このまま見ているなんてできない。]
(294) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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[駆ける獣の前方に、白い壁が現れる>>290 影山の能力だ、と理解するより先に]
『ミームちゃん、頼む…!』
[傍らの彼女に声をかける。 壁に進路を阻まれた獣が、再び体勢を立て直す前に 左右を挟むようにして獣の左右に、真黒の闇が現出すれば、
獣が三方を壁に囲まれている隙に“星”を打ち込もうとする。 もっともその前に敵が脱出してしまう可能性もあるにはあるのだが。*]
(297) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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/* >>306 この村、ラ神が僕にすごい優しいです…(さっきからあたらない
(-121) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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[前方と左右、三方を白壁と闇に阻まれて、 四脚の獣は真上へと逃げる。>>303]
…っ。
[咄嗟に上へ座標を設定し直せば、 運良くそれが彼女が手にしていた拳銃を弾き飛ばした。 そこに頭上から降り注ぐ、剣の雨>>198]
[真上から壁の外側へと逃げる獣を追いかければ、 凄まじい速度で景山の元へ駆ける獣が景山の身体に 一撃を入れようとしているのが、見えた>>306]
(311) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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[咄嗟に、身体が動いていた。 その手を頭上に掲げれば、そこに生まれたのは白と金の輝き。 それを、獣目がけて大きく振りかぶろうとした瞬間。
獣のそばに近づいてくる少女の姿が見えた>>309]
…っ。
[咄嗟に設定を変更する。 光が景山とゲームマスターである彼女と、そしてそこに近づいた少女を包み込むが、彼らを害することなく光は霧散した。
――よくはわからないけど、 あの少女には何か考えがあるのだろうと。 そう信じて一旦引くと、肩で息をしつつ様子を伺う。*]
(314) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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