219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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[───「希望」など。 この”せかい”に不似合いな花詞を持つ紫華を 血濡れた掌に掲げて、───……。]
( きみを帰す事を、最善と信じて止まない。 けれども、臆、怖くもあるのだ。 戻った先の”せかい”はそれこそ、 災厄の女の持つ匣のようじゃあないのかと。 )
[ 花弁を捥いだ。 ]
(3) 2017/06/21(Wed) 07時半頃
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─ ─
(きみの遺したことばこそが、 孤独華が自ら折れることを許さない鎖枷でした。
独りで無くなる機会があったのだとしても それを不意にし続けた僕は、気づけなかったのです。 ──独りと呼ぶには満たされていた日々を、 戻らない虚構で振り返り続けちまったもんですから。 その枷を嫉ましく、妬ましく思い続けて───…。)
[ ───光ある処に、影が濃くなるように。 きみは、きみたちは、眩し過ぎたんだ。 ]*
(4) 2017/06/21(Wed) 07時半頃
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─ 6th Day / スクランブル交差点 ─
[──着信音に意識を揺り起こされるのも、 これで六度目。]
( …詰まる処は、後一日。 )
……停止した円、ってこたァ。 何か乗り物かなにか、なのかねえ。 0時ってのは ─── ……。
(浮かぶのは時計盤。連なるのは円。 円形の乗り物、──と、ひとつ浮かぶもんはあるが。 何処かで見た気はするが、何処でやら──と首を捻る。 脇腹はもう痛まない事に、ほんとうに便利な軀だ、と。 風刺するように笑っちまったのだった。)
(5) 2017/06/21(Wed) 07時半頃
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[───ふ、と浮かべた眼差しが東を見る。 西や南には碌に近づいてないものだから、 確かにあちらだった気がする、と、交差点を超えて。
から、と下駄を鳴らす。 すれ違うひとびとの瞳鴉が>>#3──、 青い光に満たされていたように思えて ふい、と振り返る。]
(「幸福への導き手となりて、 すばらしきせかいへ誘い賜え」 「数え切れないこの世の歪みを正すために、 蒼き光の救済を」)
……? 何だ、今の。
(6) 2017/06/21(Wed) 07時半頃
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[はた、と。 握られた手に青いものが見えた気がした。 その虹彩のいろといい、手のそれと言い。 此処一週間近くで大分見慣れたバッジを思い出す、が。]
( ……まッさか、なァ? )
[杞憂だろう、と、鴉羽色の髪を撫でた。 その裏で、唱えられる呪いことばのようなそれの 気味悪さに、一抹の毒を零した。]
……何がなんだかわからねえが。 幸福なんてものは誰も、 導いちゃくれねえんじゃねえかね。
(神も、”死神”も。──そもそも歪みのない、 正しい世界なんてのは何ぞや、と思う訳で──。)
(7) 2017/06/21(Wed) 07時半頃
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[ 何うせ、誰の耳にも止まらないような呟きだ。 ───直きに、雑踏に紛れてゆくだけの。 ]*
(8) 2017/06/21(Wed) 07時半頃
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/*
メモすり合わせや募集は本来したくねえんだが、 一応声かけた方がわかりいいのかなあ、とかでな
(-3) 2017/06/21(Wed) 08時頃
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/*
陣、ひとつくらいはこわしたいなー
(-22) 2017/06/21(Wed) 19時頃
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─ → 東エリア ─
[中央から東へ。 その境界を踏み越えようとして、 からら、と音を立てた時であった。
>>#4────熊の唸りめいたものが聞こえた。 ふ、ッと混凝土に差す、影のようなものを見上げる。 何時かに追いかけて黒い熊に似ていたが、 佇まいは寧ろ、──…。] ( ……昨日のカエルのような。 ) …… ッと、 …こりゃあ。
[「拙いかねえ」と苦笑いをして、 地面に叩きつけられる腕の隙間を間一髪で抜ける。 その儘、向き直り拍子に閉じた扇を縦に振れば、 五の太刀が四肢と頭を射ぬかん、としたが──。]
(9) 2017/06/21(Wed) 19時頃
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[叶ったのは、その巨躯の手を地に繋ぐだけ。 さして深手を追ったふうでも無さそうな熊に、 袂を翻して、駆けるのは目的地の方角。]
(『グルル…』と凶暴に睨み据える瞳硝子も、 虚ろを増したこころってやつには 不思議と響かなくて、───……。
……臆、緊張感の欠けようと、 それでも手放せない命の矛盾に 何方が”ほんとう”なのか分からなくなる。 何方も”ほんとう”か、何方も”にせもの”か。 ……それすらも、分かんねえが。)
─── まともに取り合わねえほうがいいな。
[それでも、ちょいとでも足止めは出来たもんだから。 から、と返した足は殊更、東へと急ぐように歩を重ねた。]
(10) 2017/06/21(Wed) 19時頃
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[ よくよくと街を見渡せば、 闊歩する黒獣のすがたが昨日よりも 増えているような気がした。
───すがたも、種類も。 ]
(>>316 然ういや、バーサーカーみてえなの、と。 あの子が言ってたが、…死神も攻撃するってのは…。)
[「…何う言う事かね」と、口郭に手を添え、考える。 ふッ、と浮かぶのは、死を齎す立場である死神も亦。 参加者と同じように消える事もあるのだろうか、 なんて軌道に外れた事だったのだが───…。]
( 何うであれ、制御の外れたものは。 過ぎたる力でしかないだろう。ひとだろうと、 ──神のたぐいだろうと、なんだろうと。 )
(11) 2017/06/21(Wed) 19時半頃
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……態態、そんな危険を犯して ふつうそんなもん呼ぶのかね…?
( ……や、そもそも此奴らが。 何処から来てんのかは分からんが──。 何度かけしかけられもすれば、 死神が呼んでいるものだとも思うもんで。 )
[ 嗚呼、でも。 「ふつうじゃなさそうだよなァ…、」と。 かし、と髪を乱して─── ……。 ]
……まァ、でも、さ。 あと1日凌れりゃあ、……。
(12) 2017/06/21(Wed) 19時半頃
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(然うと青の深まる雑踏に零して、思う。 生き残ったとして、万が一、生き返れたとして。 ”僕”は─── …と。)
……、 絶対に、生き返らねえといけねえのかな。
[未来は黒箱に包まれた儘。 開ける迄は分からない災厄の匣に、 何処かで、とても触れたくないと思って仕舞うのだ。]
[視界の端で亦、雑音が跳ねた。 近くに見えるショッピング・モールの観覧車の影から 遠回るように、別の路地に下駄の音を転がして、──。
───……気がつけば、 (男が其処まで来たのは初めてであったが、) ”外”との境界線近く。]
(15) 2017/06/21(Wed) 20時頃
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(何方かと言えば、 落ち着いている印象のある東でも 取り分け静謐を携えている路地の奥。
雑音になるだけ出会わないように、 なんて意図はあったとは言え、裏でぼんやりと。 考え事をしちまっていた所為で、 こんなところ迄来ちまったのだろうか──と。
───思った、のだが。)
[道場や稽古場のある路地が近くにあるからこそ、 見慣れていた風景が、今日はやけにと騒がしい気がした。 けれども、それはひとの所為では無く、 けものたち、──黒いけものたちの所為。
微かな光が過ぎったかと思うと、 見回したせかいに一匹、黒が増えて───…。>>#4]
(16) 2017/06/21(Wed) 20時頃
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( ……増えた、ァ? )
………や、まさか、なァ。
[錯覚かと思いやしたが、 紛う事も無く駆けて行った黒い狼が一匹。
見つからんように、 側の家の壁に背を張り付かせたのは一寸。 狼のすがたが見えなくなってから、から、と、 急ぐように下駄の音を転がしたの為ら、 >>#4なにかを隠すように引ッ被せられた布地がある。
一瞬の逡巡のあと、 それを剥がせば、何処か─── 魔法陣めいたシンボルがあった。]
(18) 2017/06/21(Wed) 20時半頃
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……今。 確かにこの辺から出て来たよなあ…?
[ゲームだとかそんなものには疎い男でも、 悪魔や魔物、果てはあやかしや化生が召喚される 六芒星や五芒星、媒介なんてものは、知っていた。
だから、 剥がすのに逡巡したのと同じ時間だけ。 顎元を撫ぜるように手を当てて、屈むようにして──。
(それでも勝手に如何にかするのはどうなんだ? ……ってのは、あったんだが──。)
亦、ばち、と光を発しかけたものだから、 見開いた目で慌てて、手にした儘の扇子で 咄嗟に──陣の描かれた板に とん、と叩いた。]
(19) 2017/06/21(Wed) 20時半頃
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( 甲高い音を立てて、劔の華が咲く。 破られた金属板は発光を止めて、
───深、と。 )
…お、 おお……?
[ 是で良いのかは分からなかったが、 先刻の狼が出て来たのもまたひかりからだった ───ような気がするからこそ。
「……良かった、って事にしておこうかね。」
ぼやき一つを落として、 壊した精製陣を置き去りにして ───路を、来た道のほうへと戻ろうとした。 ]*
(20) 2017/06/21(Wed) 20時半頃
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── ──
「 ひとりであれば、自由が利きますから。 」
[>>25 其れを問われたのは、何時の事だったか。 自分よりふた回り以上も年下であるのに、 節度を弁えているのだろう。
滅多に踏み込まれない、 内側の部分を問われた数少ない時であった。 不思議そうに瞠った瞳は次の瞬間には弛んで、 ───はぐらかしていた。]
(35) 2017/06/21(Wed) 22時頃
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(寂しかった。 淋しかったけれど、 誰にも言えやしないだろう? ”もう、誰も居ない”んだから。)
[知らず知らずと伸ばされた鎖枷を、 別の絆糸なのだ、と気づいて掴む事も出来ない僕は、 妄執に曇り続けるのは 愚かだ、 と言う事に 気づけすらせずに、抱え落ちた。]*
(36) 2017/06/21(Wed) 22時頃
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/*
境界ってどっちの境界だろう?となってたんだが すごい誤解してたら申し訳なげ
(-36) 2017/06/21(Wed) 22時半頃
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─ 東エリア / 呉商堂書店付近 ─
[───其れでも。 路の片隅から時折顕れる黒い雑音達が見えるたび、 違う径を辿るように歩いていたものだから。
本来の目的地であったドゥームプラザからは 自然、外れて───…。]
『”0時の位置”を如何見るか、 ってのは、未だ分からねえが…。 僕のほうも天の輪は此処じゃねえか、と 思うところはあるな。
───今は、 』
(53) 2017/06/21(Wed) 22時半頃
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[かれの声が聞こえた意識下。>>43]
(昨日の疚しさが打って変わって、 明瞭に居場所を吐き出そうと視線を巡らせりゃあ 見えるのは 『呉商堂書店』 の文字。)
『東、だな。呉商堂書店が見える処だが、 ……きみが来てくれるってんなら、 そこで落ち合おうか。』
[遠回しのところを悟ると、 人目も無いのに頷くのは例に因って癖のようなもの。 からら、と返事を待たずに下駄を転がした先で >>@16見覚えのある金色が居たものだから、 はた、───と足を止めた。]
(55) 2017/06/21(Wed) 22時半頃
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『──臆。 それと、東のほうにあったんだが…。 変な魔法陣みてえなやつから、 あの黒いけものは出てる……のかもしれんな。 壊しはしたが、他にもあるか迄は分からんが。』
[>>@16 緩い笑みのむこうがわに”あったもの”を知らぬ儘、 彼に話しかけようとする前に、かれに然う、と。 見た儘を付け加えてから、
「 やあ、 」
藤色の袂を振るって、数日振りの死神に手を振った。]
(59) 2017/06/21(Wed) 23時頃
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─── 三ヶ峯君。 此処に立ってるってこたァ、 今日もサブミッションか何かかい?
(臆、斯くも死神に襲われた経験が少ないのは 以前の通りから変わらず。 だから、気さくな笑みを貼り付けて、 然う問いかけ調子で───ゆる、と首を傾げた。)*
(62) 2017/06/21(Wed) 23時頃
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/*
気圧にやられててぬあーってかんじ いきる
(-45) 2017/06/21(Wed) 23時頃
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/* >爆弾低気圧のせいだべ!
>>それな!<<
(-53) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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/*
いきなり妙なことをしていてごめんね!!!!!!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwする
(-54) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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/*
竜胆って「寂しい愛情」とか 日の出てる間だけ咲くとかあるのか!なるほど?
(-57) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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/* めもの (・ω・)ノやあ がかわいい・・・・なごむ・・・・
(-59) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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/*
あーーー、柘榴かと思ったんだが 椿のwikiみてたら榴はここからか となるほど
(-60) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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── ──
『……ほら。 僕ひとりの用事に誰かを付き合わせるってのも、 迷惑でしょうから。』
[>>64 複雑を浮かべたかれの気持ちも知れない儘、 言葉を選んで、当たり障りの無い答を華として。 水面に そう、と載せる心地で、手放した。 ]
( ……臆。 何故、そんな事を聞くのだろう。 ” きみには、関係のないことだろうに。 ” 湧いた不思議は、其処からであった。 )
(72) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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(思うに、 怖かったのだ。 日の輝く時のみぞ咲ける華は、 日が隠れてしまう事を、日に厭われる事を。 その日こそが、 その日と云うものこそが、 益々と華の影を濃くしてゆくと言うのに。)
(74) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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[何時か、庭先に埋えられていた椿があった。 日本の薔薇とも称される事の或るその花が、 ぽと、と目の前で首を落とした。
の首が落ちたようで、 ───なんとも言えずに目を逸らしたものだった。 翌年、稽古場の椿は咲かなかった。 全て刈り取らせたからだった。]
(あれも亦、女花でもあり、 けれども、古来から武士にも親しまれた花でもある。 何故なのだろう。陥ちる首、そのもののようだろう。 ……椿は好かない。)
(75) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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(”かれ”の名も亦、 花のあしらいがあると気付いたのは きみが亡くなってから。 その由来のほどは終ぞ、聴けなかった。)
[ ───密やかに。 迷惑を掛けず、散ってゆこうとする孤独花為れば >>66ふたつめの由為らず、ひとつめの由さえも、 伸ばされた枷に気づくには、蕾を硬く閉ざしていた。]
(…… 縛られている、と思い込んだのは 疲れて仕舞ったのは、 ─── 己の。 )*
(76) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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/* お、話しかけられていた?
(-62) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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(現在より、少し前の事。 >>73熊殺し──なんて、殺せちゃあ居ないんだが。
その異名を識った為ら、 随分と微妙な顔をしたろうが 知らぬが花、とも謂う話。)
……臆、奈直生君。 作戦会議とは、また改まったもんだが──…。 ……何処でやる気だい?
[ゆる、と首を傾げる序で。 その時は片割れを連れてなかったろう彼にそうと 話掛けてから、───、ひとつ。]
(77) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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( 投じたのは、暗澹たる。 )
……僕は良いが。 あんまり協力ってのをしていいのかい? きみらは。
確かに今日は好いかも知れんが、 ──明日には如何なるかわからんだろう。 皆な、敵に回るかも知れない。
(”そもそも、今日を生き延びねば如何にもならない。”)
[無意識にも、言い聞かせるようにも 何度と口にした言葉と相反する問いをしたのは、 此処に来て漸く、 ”終わり” の見えて来て 仕舞った事の証明であった。]
(79) 2017/06/22(Thu) 00時半頃
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(詰るでも、忠するでも無く。 そういう事を問いかけ。
>>78合間か、 然の返事のひとつも聴けたのであれば 「最もだな」 と、苦く笑ったものであったが。)
作戦会議ってのは、 場所さえ教えてくれたら行くよ。 榴斗にも行って置こう。
───臆、 それと、
[>>59 応じ返す手の振るいを下げたのちに、 彼にも、謎の陣めいたそれの話をした事だろう。 ───それを、思い出すように。]
(80) 2017/06/22(Thu) 00時半頃
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『……だなァ。 東になけりゃァ、北の子の刻── 公園あたりの位置、ってところかねェ。
臆、然うだ。 或の、今の…今時なんだろう格好をした、 奈直生君、って居たのは知ってたっけな。 彼が作戦会議をしようって言ってたんだが、 ───如何する?』
[「一応行くとは言ったが、きみの意見に従うよ」と。 >>67被せ掛けた沈黙の合間に流れる静寂に、 ぽん、と念じるところの言葉石を放り投げ──…。]
(斯うも明瞭に言い切っちまったら、 昨日のが浮き彫りになる事も、僕も、かれも、 気づきもしない儘。)
(82) 2017/06/22(Thu) 00時半頃
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『……そりゃあ、難しいなァ。 妙の匙加減はひとに因って違うもんだから。』
( 嗚呼、そうやって。 語る側から死神に寄るのが”妙な事”とは、 欠片も思っちゃあいねえから! )
[>>69から、と下駄を転がす傍。 きみの見解を聞いて、ほう、と納得したもんだ。 ”あれら”を生み出すのがひとつだとすれば、 数に較べて如何せん、多過ぎるように見受けられる 黒獣達に馳せて───。
『……成る程、四方四神。 為ら、”あれ”があったのと同じように。 四方の境界近くにあるかもしんねえなァ、』
───同意を示し乍ら、 ”妙な事に乗るのだ”。]
(88) 2017/06/22(Thu) 00時半頃
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……嗚呼、きみも。 何だ、近頃の黒いノイズってのは。 死神も襲うのだそうだろう。 ──あれも、きみらの仕掛けなのかい?
[>>@36少々遠く、 壁に凭れた儘の黄金を追いかけるように歩を踏む。 彼が動けない事も、その理由も知らない男は、 (…袋の中の青がきっと、良く顔を合わせる 彼らよりも少ない事を察してはいても──。) >>@34消え去ったものどもとは違って、 焦りなんてものを見せず、呑気にも、悠長にも、 そちらへゆこうとして。]
(90) 2017/06/22(Thu) 00時半頃
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…… ” 死神さんが転んだ ” ? ははっ、達磨さんが転んだみてえだ。
[傾げた首の度を深めれば、 >>@15説明のひとつくらい貰えたろうか。 少しばかりの安堵を持つかれのこころうちを知らぬ儘。
>>@38日の光に輝く青いバッジを眩しそうに見た後、 咄嗟に出た考えは、───。]
(”上手い話には、罠がある。”) (……厭厭、知っちゃあ、いたが。)
……四つも貰っていいのかい?
(94) 2017/06/22(Thu) 01時頃
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[ぱち、と瞬く黒玻璃は。 もの欲しさと謂うよりは 無意識に抱いていた信頼めいたものと、 (…死神なんて信じられたもので無い事を知らない、 初日の狐も、昨日のあの、双子の末路も知らない。) 何より少し、面白そうだ、と思って仕舞ったから。]
……じゃァ、やってみようかね。
( そう頷いて、──扇も持たずに、 片割れの忠告も空の外、道を渡ろうとしながら。 )
(95) 2017/06/22(Thu) 01時頃
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そう言えば。 明日、生き返れなかった生存者ってのは、 ───如何なるんだい。
………それも、皆な、消えちまうんだろうか。
[ >>@16佇むノイズに未だ気づかない今、 死神なら知っているだろうか と、 そんな事を戯れに、 ─────問いかけた。 ]*
(98) 2017/06/22(Thu) 01時頃
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─ そして、亦、時は遡り、 ─
…ドゥームプラザ、な。
(丁度、目的地だ。 「良いだろう」と笑う片隅で、 あの場所で出会った参加者のひとりを 思い出して、──そう言や、昨日も、一昨日も。 あの広場に居なかったな、と、……馳せた。)
[>>5:334 かれが、その散り際の果てを見ていたなど。 黙さぬすがたを見ていた、など知らぬからこそ。 睫帳を揺蕩わせたのち、>>81その”笑み”に見えた 表情になにかを謂うでも無く、微笑み返した。 ]
(103) 2017/06/22(Thu) 01時頃
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[───貼り付けた儘の笑みは、 一陣の曇りも見せはしなかったが。 その応じの眩しさに、一抹の憂愁を加えた。]
(糸に縛られねえような彼に、 糸に縛られるのちの生を知らないからこそ、 ”こう謂うふうに、生きれてんのかなあ” ──なんざ、”諦めの悪い僕”は、 叶わぬ夢を思う。)
……そも、メリットって謂や。 生き返るべき価値がある人間を選別する為の ゲーム、とは言っていたが──。
───それに。 自分たちを傷つけて迄のこの振るい落し加減に、 向こうさんの利点がどんくらいあるのか、 とも思うがねェ…。
(105) 2017/06/22(Thu) 01時頃
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(逆に。 振るい落とされる人間が少ないほうが いいんでねえか、とも思うのは黙したが。 臆、よく考えたら、──…。)
……メリットがあるとしたら。 ゲームのホスト側ってよりゃあ、 また、別のところにもある気はするが。 まァ、……僕らには介せぬ話だし、
───きみの言う通りだわな。
[死ぬ時ゃ、何を言っても死ぬ。 あれそれ考えても散れば、不幸になるだけ。 顔色ばかりは変わらずとも、ほんの少しばかり 余裕を貰ったように伸びた色艶で、──頷いた。]
(106) 2017/06/22(Thu) 01時頃
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ああ。 …… ”有難うな。”
そんじゃあ、亦、────後で。
(”また”を疑わない儘、>>89器用に跳ぶ彼に 便利そうだなァ、と袂ごと腕を振るうような。 呑気なまんまで見送って、
──その時は、場を後にした。)*
(109) 2017/06/22(Thu) 01時半頃
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/*
今日のミッション的にサイキックうまく使えそうだが、 落ちに専念するからがんばれ・・!ってなるやつだなあ。 いけるやろ (いけるやろ)
しかし純粋な攻撃系のサイキックりつくんだけになるよな・・・
(-66) 2017/06/22(Thu) 01時半頃
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/* 縁くんおまたせして申し訳ない・・。
回想補完して後回しでもよかったんだが、 時系列乱れたりすると拾いとか伝えることが 混線するからな・・!(土下座)
でも会いにきてくれたのとってもうれしいぜーーー わーい!!!!!ってなる ぼくが動き早漏すぎたな・・すまねえ
(-70) 2017/06/22(Thu) 01時半頃
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/* 最近深夜にならんと調子でないから宜しくない (今日はたぶん気圧のせい
(-71) 2017/06/22(Thu) 01時半頃
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[>>@56 唇を尖らせた彼のようすに、 「あ、こりゃあ違うなァ」とにがわらいひとつ。 悪い事を聞いちまったかな、と罪悪感も一摘み。]
……禁断ノイズ。 聞くからに禁じられてそうな名前だなァ…。 (零した相槌は少々頭が悪そうだったかも知れんが、 其処はどうぞ、見逃して頂きたい。 「きみは下っ端なのかい」と、死神社会にも 上司だとかがあるもんなんだなァ、……と。
このところ崩れて来ぱなしの おどろおどろしい”死神像”ってやつは、 人間社会の俗世を覗いた気分で後も残らなさそうだ。)
(110) 2017/06/22(Thu) 02時頃
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(けれど ふ、と。 数を減らす事になる”利点”なんてもんを 直前に交わしていたから、こそだ。 死神の全体の意思でも無さそうなそれってのを 一体、何処の誰がやってんだろう、と。
───馳せるのは束の間。)
……何処の世にも。 道を外れるやつ、ってのは居るもんなんだね。
[偉いさんがそうであれば、 中間管理職だとか。それこそ下のもんは 大変そうだ、とぼんやりと老けた思考を思いもし乍ら。 かれの大打撃、ってやつは知らぬが儘に、 >>@57その説明をへェ、と聞いて、───。]
(111) 2017/06/22(Thu) 02時頃
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そう、だなァ。 目を瞑らねえ「達磨さんが転んだ」なんて それはそれで、新鮮に違いない。
(く、と、喉の奥を鳴らしたんなら。 一通り聴き終えたのちに、>>@58 茶化すように笑うきみに真直ぐと頷いた。)
[そうして、”それどころじゃない”のところに 概ねを察すれば、同情と言うよりは共感の笑みを送る。 大仰な動作に綯い交ぜられた”嘘”迄を見透せない儘、 挑戦への第一歩を踏み出そうとしながら──……。]
(112) 2017/06/22(Thu) 02時頃
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……。 参加者が? 死神に?
( 初耳、だった。 )
[今迄の”死神像”が瓦解してゆくのを、 今は目の前だと、足蹴にするように 浮いた儘の一歩を踏み出し。
>>@59 「……その例外、ってのも気になるが。 臆、寧ろ教えてくれるだけ嬉しいよ。」
有難う、なんて律儀な礼を浮かべたあとで。 この間は無かったような、挑戦を再確認する、 (…最後通達のような、或いは最終確認のような。) 違和感が流れていったような気がしたが ───重く、受け止めなかった。]
(113) 2017/06/22(Thu) 02時頃
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( 自らを、信用しなかった。 ) ( ”かれ”の言葉を見向きもせず、 )
ああ。 やるって言ったら、やるよ。
[>>@61 一度丸まった黒曜の瞳は。 次の瞬間には微笑むかたちにしなり、 死神の笑みを映した。
(唯。 薄らと湧いた”なにか”が、 一度懐にでも戻した扇子を拾わせて、──)
開始が告げられた次の瞬間。 でん、と立ち塞がる三体の熊。]
(114) 2017/06/22(Thu) 02時頃
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(…熊殺しの異名を貰っても、 実のところ一匹も未だ、殺せていない訳で。 ──ああ、”ふつうのいろ”ってんだから、 未だ良いのかもしれんが。)
……邪魔が入るってのは聞いたが。 だーいぶ、難易度高くねえか?
[金色の彼がしてくれた筈の──。 ”ひとりで居ないほうがいい”なんて忠告も すっかり今や、忘れた儘、───ぱ と、扇子を開く。]
(115) 2017/06/22(Thu) 02時頃
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(───本命は死神の彼。 倒しはせんでもいいんだろう?)
”熊羆 我に対して蹲まり 虎豹 路を夾んで啼く”
……… ってね。
[瞬く間に突進してこようとする猛獣どもに、 カンッ、と甲高い音を鳴らした下駄は後ろに跳ねて 元居た場所には次の瞬間、十の大太刀が 熊共を串刺そうと藤花を伴い、─宙空から出迎える。]
(何度目かの虚脱感を堪えながら、 抜け掛ける力を接地する足に ぐ、と 込め。)
(116) 2017/06/22(Thu) 02時頃
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(避ける直前、 ───伸ばされる熊の爪が 腕を引っ掻いたが 昨日の痛みに比べりゃ、…とね。)
[空をもうひとつ撫でれば、 下るは舞い降る太刀と較べて、細身の日本刀。 扇を持たぬ手で、空に現れた刃の柄を此の手に握り、 ───先ずは、と 熊どもの具合を見る。]
(少しでも足止めが出来たんであれば、 その合間を掻い潜るように前に跳んで、──、 先んじようとして。)*
(117) 2017/06/22(Thu) 02時頃
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/*
虚数ーー(ゼタ様を思い出す
(-82) 2017/06/22(Thu) 08時半頃
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( 嗚呼、死神も所詮。 ひとと然して変わらない存在なんて 本質迄見抜けやしないもんだから。 生有るうつつよりも、そちら側、ってんのが。 つい、と惹かれちまったのは罪だろうか──。 )
[>>@67 変わらず緩く微笑むばかりの彼に、 そのうちにある企みも知りもしないで 表面ばかりをなぞっている。
深く、問いたいこころを一旦打ち止めるように 掌にしかと浮かんだ扇子の感触の裏で、 それでも何処か、『後で聞きゃあいいだろう』。
───そう、思っていたのさ。]
(138) 2017/06/22(Thu) 16時半頃
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(優しさ、なのかはわからない。 この灰色のせかいで何が優しさなのかは、 ……わからねえんだ。
あの双子の少女を何処かじゃあ、 手を汚して迄生き延びようとする子らなんて ”現実”に戻ったあとどうなるか分からねえんだから その首を落としちまったほうが幸せに なれるんじゃあねえのか、だとか。 ふい、と 人道に外れた事を言い訳に思うくらいには、 出来た人間、と言うわけではねえもので。 嗚呼、刃を向けなかったのは考えつかなかったのと、 その死神の青年が嫌いじゃあ無かったからもある。)
(139) 2017/06/22(Thu) 16時半頃
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[>>@69 刃の雨をしとど振らせて、 劈く苦悶の合間を潜り抜けようとした下駄の音は それら が未だ絶命していない事は知ってはいたが、 怨みがましい抵抗が三匹分、計ったような タイミングでやってくるものだから、 ──一度後ろへ退く為の足が間に合わなかった。]
……ッ、 と
[さらら、と雨名残の十の太刀が花と化け、散る最中。 片足の浮いた不安定な足場の儘、 一匹の腕を斬ッ、と半ば迄切り込みながら、 その心の臓の辺りを突き、──引き斬る。
流れるようにもう一匹の爪とかち合わせて弾いた後に、 両の手の構えを外して持ち替えた逆手で背を曲げた 熊に逆手で持ち替えた刃柄で熊の顎を打ち、 また両の手で抱えては袈裟掛けるよう 薙ぐ。]
(140) 2017/06/22(Thu) 16時半頃
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[───うまく捌き切れたのは、其処迄。]
(真剣の重さには 稽古事の模擬刀の重量で慣れていたからこそ、 ついてゆけたのだとしても。 家を継ぐ迄は習っていた剣道も、 竹刀とは間合いが違うものだから。 ───その隙間差をかれのようには、 上手くを埋め切れない。)
[熊を追い越そうとしたからこそ、 うしろに周り込まれて作られた影に振り向き様 大振りに薙いだ刀は、背を引っ掛かれるのと引換え。 断末魔に隠すように浅い息を重ねて、 >>70矢張り、何処迄も呑気な死神に笑い直した。]
(141) 2017/06/22(Thu) 16時半頃
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/*
よく見たらガチでロイくんのそれゼタさまじゃねえかwwwwwwwwwwwwwwわらうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
すばせかでは一番ゼタ様が大好きなおれはときめいた 次にヨシュアと虚西さんが並びます
(-95) 2017/06/22(Thu) 16時半頃
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[一度、刀を下げる。]
……そ。 曹操の太行山脈越えの時の漢詩──。 ………よく識ってんなァ、三ヶ峯君。
[家柄が家柄だからこそ、 自然と漢詩に触れる機会も多かったが為に覚えた唄も 教科書に乗るたぐいの有名な詩歌でもなければ 余り周知には無いと思うからこそ。
ぽん、と燈った驚きから、 怪我をものともしていないように(装って、) 愉しげにも見える興を宿して、
───>>@70 呟きを拾う。]
(142) 2017/06/22(Thu) 16時半頃
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[ぱち、と瞬いて、 困ったふうに嗤う。
血染みのある訳でもない刀を、 まるで露の滴るように払い乍ら───。]
……そう、かい? 実際、”先生”だったみてえが、 僕は記憶にねえんだよなァ……。
───物を教える立場なんて、 柄でもねえ気がするんだが。
[髪をかし、と掻くのも、少し惑ったときの手癖。 それも手放してから、困惑の色合いを笑みから消し、 (その”過去形”の意味を知らない。)]
然しきみも、本が好きなのかい? いいねェ、……僕も好きでな、 そのうちでもさ。
(143) 2017/06/22(Thu) 17時頃
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「話す機会なんてのが作れりゃあいいなあ。」
(きみと語るのも亦、面白そうだ、ってね。 屈託無く嗤った。)
[剣閃と踊らす手前に懐に差し直した扇子を閉じた儘、 >>@72次勢の気に、握り直すのは刀の柄。 過ぎる銀灰の毛並みが駆け出したころには、 しなやかな獣の体は、もう男に追いついていた。
瞠る間も無く、 打ち上げるように叩き切ろうとした刀は その毛並みを幾許か空に舞い上げるばかり、 上身に喰らい付かんとする牙が宙空に燦くのに 眇めた玻璃は、───咄嗟に左腕を ”差し出した”。]
(144) 2017/06/22(Thu) 17時頃
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/* 長々とノイズ戦やるのもあれかと思って 今迄省いてきたけど、バトルを真面目にかくのはやはりたのしいなあーーー。
そして縁くんがやはりいいキャラしてんだよなあ・・・ (定期bot)
(-96) 2017/06/22(Thu) 17時頃
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( 腕を咬木の如く深く咬ませて、 引き千切られる前に、─── …。 )
[ がりッ、と、 音を立てたのは腕か、 地表に突き立てた刃か。
その出所を深く考える間も無く、 熱を持ち始めたように自己主張する痛みに 心頭滅却と心を殺して、 ”剣を咲かせた”。 ]
[だらりと落ちる緋の雫を肥、 地面の凹凸に突き立つ白刃を種子とするかのよに 起点と舞い上がる血色の桜は無数の剣山と生って、 囮餌に喰らい付くけものを千々に硬い皮毎貫き──、]
(145) 2017/06/22(Thu) 17時半頃
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(肘をく、と外向きに倒す。 骨に迄達しかけたけものの鋭牙も、 靄と化してゆく最中に綻び、 つめたいいろをした紅濡れの地面に びたん、と身を投げ出す。)
[腕から滴った赤溜まりを藤衣の裾に跳ねさせ、 ぴ、と紅蓮の飛沫文様を作るのすら厭う事無く。 から、と、音ばかりは涼しい下駄の音を奏で。]
─── 次はなんだい?
(ずぐずぐと疼く痛みを遠くに追いやって、 次の遊びでも待つように、懐かしさを辿り 死神に伺いを立て乍、また一歩、一歩と歩を詰める。)
(146) 2017/06/22(Thu) 17時半頃
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[合間、思うのは。 泣き言や後悔だとか、懺悔だとか。 そんなものでは無かった。]
(そもそも、狼を屠った剣山が 扱い切れずに己が身を貫く可能性すら ”どうでも好かった”もんで。)
[一重に、 「この怪我は流石に隠せねえよなぁ」 なんざ、>>126きみの忠言を思い出して、 怪我をする可能性があるとは知らなかったもんだから ───見逃してもらえねえかな、なんて事くらい。]
(小さな青の数だけ、賭けた命にしては。 負った疵のぶんしか重くない足取りを、からからと。)*
(147) 2017/06/22(Thu) 17時半頃
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── ──
[隣人のみならず、 他人への親切や気遣いと言うものを、 美徳とされてきたせかいに生きてきた。
けれども、 まことのやさしさと謂うのは 其処には無い、と言うのも知っていた。]
(だから、僕の此れは。 僕が傷つかないようにするが為の、いつわり。 いつわりの化粧であり、偽善でしかないのだ。)
[悠々と咲き誇る花を乾かせたものですら無く、 造花めいた華を張り付かせて、醜悪をひた隠す。 手に入らないものを諦めることで、興味を殺す事で 怪我をしないように、優美に、と 望まれたように在り続けて──。]
(149) 2017/06/22(Thu) 18時頃
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(影の底から見えるものは、 なんでもひかりのように見えたのだ。 >>119水底からでは、沈んでくるものですら 同じ底に沈まねば、───
明るいも、暗いも。 その星が何等星の赫きなのだろうと、
…… みな、等しく。)
(150) 2017/06/22(Thu) 18時頃
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[───「海柘榴」の名を知ったのは、 その首ともどもを狩り落としてからだった。 かれの名は周囲の影が言い囃すように、 冥界の果実の名だと思っていたからこそ きみも大層な名をつけるものだ、 と想っていたのだ。]
(その実に秘められた 愚かしさ なんざ、 きみはその意味を知っているのかは 分からなかったが子に贈るものとしては 似合いもしないものだろうに。)
[それでも他所様の子だ、と口を噤んでから、 随分と経って漸く思い至った名を切り落とす真似に 縁起の悪いことをしたのではないだろうか と 気づいても、捥いだ花首が戻る筈も無いのだ。]
(151) 2017/06/22(Thu) 18時頃
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(嗚呼、それでも。 植え直す、なんて選択肢もあったのにな。 花を生さない垣根に、再び同じ花を 並べさせることは、なかった。)*
(152) 2017/06/22(Thu) 18時頃
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/*
自分のロルに矛盾がねえかがこわい
(-97) 2017/06/22(Thu) 18時半頃
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/* しかし、最終日昼と深夜すげえ静かになりそうだな (早コアが誰もいなくなる) 墓下見えるからあれだが
(-98) 2017/06/22(Thu) 18時半頃
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[>>@73 少々とくぐもった拍手の音に、 演者は気恥ずかしさ混じりに頸に手を遣ってから 嫣然と微笑みなんかしたものだ。]
……お粗末様でした。 及第点以下だけどな。
[そうと零す口のように点、と続く緋色がその由だった。]
(彼が壁に背を凭れた儘に 理由など無いと思うからこそ、呑気に笑う。 小さな微笑みの視線先にはふいと気付いたところで、 己の練度不足以上の恥以上は思いもせず、──。)
(161) 2017/06/22(Thu) 20時半頃
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[>>@74 なだらかに動く首の動きを見届け、 成る程、と同意を示される傍らで狼が唸るさまを どう、とも思わなかったかと言えば、 どう、とも思うこころは削れていた、に尽きたのだ。]
(蓋に仕舞っていた未来(いま)への翳りを、 笑顔の裏の閉ざして、──なんにせよ 教導の道を取ることなど、過去(いま)の僕には 欠片も、───考えやしなかったもんだから。)
───そうさなぁ。 じゃあ、な。 このサブミッションが終わりでもしたら、 時間があるんなら、幾つか見繕うのもいいかもなァ…。
[笑んだ儘伏せた睫帳は、肚のうちも、その見分も。 自らの幕帳から遠ざけるようにして、第二幕。 剣の華を咲かせ、───……。]
(162) 2017/06/22(Thu) 20時半頃
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[次の演目を問うように捻った首は、 差し出されるが如く、開かれたよっつを見る。 あとはもう、阻むもののない石畳を渡るだけ。 ぱち、と瞬いて、「そうか」と口月を上げた。>>@75]
(子どもの遊びであれば、鬼が交代するだけ。 ──死神の遊びは、ほんとうの”鬼”は。 どう云うものか、男は考えなかった。 諦めると謂う事を知らないから、棄てた。)
[そうして、二度、木の音を響かせた。 その幕間いのインターバルである。 (やもすれば、死神の手を取るように、) その青いバッジへと手を伸ばそうとして───。
─── >>159>>160声がした。]
(163) 2017/06/22(Thu) 20時半頃
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[一瞥をした玻璃へと振るわれる手に、 返す手は動かなかった。]
( 突き立てたつるぎを引き抜いたから、 塞がっている、或るいは、 ……うまく ”動かない” のだ。 )
嗚呼、林口さんと、……。 三留さん──だったか。 (榴斗がそう呼んでたのを聞いたもんだから。)
[だらだらと血を流す赤い手を さ、と隠し乍ら。 別段、男は何を悟ったわけでもなく、 それは単なる、思いつきのようなものである。
一度つるぎを地面の疵跡に差し込めば、 袂の巾着袋の紐を右の手でずる、と引っ張り出し その柄に糸を掛けて、再びその手に握り、──]
(164) 2017/06/22(Thu) 21時頃
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[そのつるぎを、 胸元まで持ち上げると ぱ と離せば、それは浮揚した。
───けものたちを貫くためのそれではないから、 掴み取れるほどの緩慢な動作で見知った影らの手前迄 つるぎは宙を泳いだあと、その前で動きを停める。]
…… 餞別。
(巾着袋には、小さな青のバッジが5つばかり。 中身を確認されてもされずとも、微笑んでみせた。 臆、でも、そっちのほうは上げた訳じゃあねえんだ。)
(165) 2017/06/22(Thu) 21時頃
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奈直生くんに後でドゥームプラザで 作戦会議しよう、と言われてたんだが──…。 ちょいと遅れそうだって、言伝を頼めねえかな。
それと、その巾着袋は、 僕らが行く迄預かっといてくんねえかな? ……臆、丁度サブミッションの途中なんだが。 ミッションとサブミッションの達成祈願、ってな。
[「忠言ありがとな。 お嬢さんと林口さんも気を付けておくれ。」
───何処迄も元気なその子に、 ひかりを見たような眩しさを隠すよう 瞳硝子を眇めて、瞬きと共に見送った。] ( 右手が空けば漸く手が振れる。 お返しとばかりにひとふるい、揺蕩わせ。 )
(166) 2017/06/22(Thu) 21時頃
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[その、後だったか。 入れ違うようにか、聞こえた特徴的な履物の音。 >>@75>>@76死神の視界端に過ぎった そのすがたに気づくのは、二、三拍遅れて。]
……榴斗。 嗚呼、暇だったからなァ…。 サブミッション。やってたんだよ。
(赤い手は、かれの刃を見れば見透されるもの。 かれより余程、「愚かしさ」なんて言葉の 似合いそうな男は、それを知らないからこそ、 疵を全て、振り向いた背のうしろに隠して、 悪気なく微笑む顔を、一時も崩しやしなかった。)
──── だったら、いいんだがねェ。
[>>@76金色のかれの言の葉にぽつ、と 相槌を挟んだとき、だった。現れた雑音たちに ぱちぱちと瞬いたが、]
(167) 2017/06/22(Thu) 21時頃
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(……なんでだろうなァ。 まっすぐに駆け寄るのを、 先にすりゃあ好かったのに。
この儘かれと一緒に 鬼から逃げ切ってしまえば好い、と 聡明と呼ぶには浅はかさが過ぎったのか、)
[……否、由なんてのは、 別のところにあって──。]
………… そうだなァ。 あんだけ相手するより、
(「逃げちまおうか。」)
[悪戯気分で、伽藍、と、木の音をひときわと立て。 その掌の青を掬った、────その刹那だった。]
(168) 2017/06/22(Thu) 21時頃
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……ッ、
[ 笑みが驚嘆に崩れて、竦む。 ]
(……嗚呼、昨日の脇腹の痛みも、 比じゃあねえくらい、切り刻まれる傷みに
何が起きたか気づく迄が三秒、 彼の能力を思い出す迄が五秒、 何をされたか気づく迄が十秒。
は、 と、かんばせをあげれば、 膝をついた軀を見据える瞳が、下りている。)
(169) 2017/06/22(Thu) 21時頃
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[揚揚と逃げ去ろうにも、 元来立つにも辛いような傷みを抱えていた男を 見上げて、零したのは。]
(恨み言でも、助けでも、 後悔でも、懺悔でも、友と良く似たかれへの なにかを求めるそれでも、気遣いでもなく、──。)
──……ははッ、 こないだも、……然うだったが。 きみも、痛みは、……感じねえのか? ( 駅前に居た、あの少女のように。 )
[───問うべきものを間違えた、 頓狂な問いと、にがわらい。]*
(170) 2017/06/22(Thu) 21時頃
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40分じゃあさすがにまにあわなかった・・・
(-105) 2017/06/22(Thu) 21時半頃
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/*
ひなちゃんめっちゃ拾ってくれるのだいすき・・ おかえししたいがとりあえずいまをいきる
(-118) 2017/06/22(Thu) 23時半頃
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[───青を掬う瞬間。
>>@85言の葉は 触れる硬質の金属円たちと違って、 実体なく、──耳元を通り抜けて行った。]
……、 ──── 、
(開き変えた口が反芻をしようとして、 かたちの無い音に質量をつけるように なぞりかける刹那、──”足が鉛になった”。)
(190) 2017/06/23(Fri) 00時頃
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(痛い、のだろうと謂う事は分かる。 けれども、腿を刺し貫かれているのか、 灼かれているのか 裂かれているのか。 ──”下肢が何うなっているのか分からない”。)
[だから、だからこそ、──良く分からないくらい。 ……頭だけは厭なくらいにさ、冷静でいて、なァ。}
(191) 2017/06/23(Fri) 00時頃
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[地に手をつこうとしても、 歩き方を忘れたかのようにぴくりとも上がらない。 出来る事と言えば、陸に打ち上げられたさかなだとか 足を失くした蛇のように這いずる事ばかり。
神経を壊される傷みに声を上げなかったのは、 一重に、息すら忘れるほどの一瞬の傷みに なにもかもを押し潰されて、───
──── 其れを塗り替えるように、 足元のざらりとした地表に繋がっているだけの 腕を押付け、”痛み”を塗り替え、呑み込んだからだ。]
(192) 2017/06/23(Fri) 00時頃
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[ばら、と 地に散らばった青い命の種を今や見向きもせずに、 仰いで吐いた、呑気過ぎる妄言にも似た問いに 困惑したような顔を浮かべるのも、 この六日間でいっとう明瞭に映し出すものだから。 (……臆、なんか可笑しい事言っちまったかね?) なんざ、静か過ぎる頭の中で思うのだ。>>@87]
……。 はは、そりゃァ、それで。 これ……、ってのに耐えられんなァ。 死神になったら平気になるだとか、 ───そういうたぐいでもないんだろう。 ( 「今の言いようじゃあ。」 >>@88 )
(199) 2017/06/23(Fri) 00時頃
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[手を支柱にしようとして崩れるのが三度目。 見下ろすいろのない笑みにゃあ、 臆、───好いんだ。]
(……人好きのする笑みより、 其方のほうが好きかもしれない。 それよりも、)
まァ、だろう、ねえ。 追い払ったところで鬼退治が出来ないんじゃあ、 ───負ける事なんて確定しているだろう。
[「唯、同情するのだけはよしてくれ。 ……きみのやった事なら、尚更。」
なんてね。 >>@88惑いのいろを憐れみに燈し変えた瞳硝子に 勘違いかもしれねえが、そんな彩を感じたもんだから。 それだけは、ぽつ、と零したのさ。]
(202) 2017/06/23(Fri) 00時頃
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(鬼と呼ぶには、 屍肉を貪るハイエナのような唸り声を聞いても 捕食者に成り得るけものに視線ひとつ併せずに、 >>172それ毎を切り裂く剣閃の音を聴いた。)
でも ───未だ、 諦めちゃあ、いねえんだよな。
[ ───臆、そんな口振りの割りに。 白銀のかれは一目も、照らしもしなかった。]
………なぁ、三ヶ峯くん。
(206) 2017/06/23(Fri) 00時半頃
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( 「 …… パートナーを殺せば、 きみみたいに死神になれるのかい。」 )
[ 四つの青すら拾いもせず。 唯、かれが駆け寄る寸前、>>183 起こせぬ足の代わりに上体だけで、 天よりも近いブロンドを出来るかぎり仰いで、 死神にだけ聞こえるように 張りつけた笑みで真直ぐに問いかけた。 ]
(これも死神にも分からない範疇だと 返されるかね、──と思っちゃあいたが。)
(209) 2017/06/23(Fri) 00時半頃
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/* だれも殺してくれなかったら 榴斗くん殺すルートは考えたんだけど、 まさか殺されようルートがくるとは思わなかった・・ ほんとこういうふうになるから村は偉大
(-125) 2017/06/23(Fri) 00時半頃
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……榴斗。
──悪いな。
( 含んだ意は、未だ秘した儘。 )
[ >>186>>187 駆け寄るすがたに曖昧な笑みを浮した儘。 「……立つのは無理じゃあねえかな」なんて、 何処迄も呑気を揺蕩わせりゃあ、───。
抱える動きに瞳を伏して、何かを謂う前に >>@90踊ったナイフの切っ先が緋を散らし、 がらんどうの音を立てて ”かれへ伸びた。” ]
(213) 2017/06/23(Fri) 00時半頃
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(作戦会議だとかなんて、 穿たれた怪我とともに抜け落ちた。 ───考えることは、唯ひとつだけ。
責任感の強い彼の、 袴着に花文様が浮かんだように散る赤に 普段なら口走るような静止の何某かは溢さずに、 ……その疵を負ってくれりゃあ。
伸ばす腕を引っ込めてくれるかと思ったから、 知っていて尚、気づいて尚、黙っていた。)
[なのに、さァ。 ──かれと来たら退くように奔ろうとするから。 嗚呼、そんなみっともない真似ってのは勘弁だと、 ただ動く唯一の肢──右手で抗うよう、
──── 突き飛ばそうとした。]*
(215) 2017/06/23(Fri) 01時頃
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/* こんな時に胃もたれもどきの不調とか 頭回らないのやめろー うぉー!風呂入るかな…
(-129) 2017/06/23(Fri) 01時頃
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/*
遅筆(ムラがある)
(-130) 2017/06/23(Fri) 01時頃
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/*
縁くんがパートナー殺した理由とか聞きたかったがまた、だなー
(-133) 2017/06/23(Fri) 01時頃
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……、 ───そろそろ、そんな気はしてたがね。 怪我を負うなら、死なねえ筈が無い。
(>>@112 行いこそは死神のそれだろうとも。 臆、今まさに浮かぶ感傷なんてもんは、 ひと、そのもののじゃあないか。 そう考えたら、──すとん、と腑に落ちるのさ。)
[元はひとであったのなら当然のことと、 思えるほどに、頭に回る血の量は多くない。 幾ら女々しかろうと、皿の数を数える女のように 恨み言を謂えるような性質でもなけりゃあ、 そもそも化けて出てると言うなら今が其れだ。]
( ─────割り切りは、”上手い筈だった。” )
(233) 2017/06/23(Fri) 02時半頃
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( この世で恨みを抱くのであれば、 向けるのは、死神のかれにでは無く── )
(234) 2017/06/23(Fri) 02時半頃
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(ともに。 違う形で会えりゃあなあ、と 問いとは裏腹に惜しむ未練は心の奥底。 為そうと思うことを考えりゃあ、 ”如何せ、叶いやしない。”)
[何処迄も薙いだいろの黒曜石を手向けてから、 >>@113見開いた目を以って頷きを齎したかれの 寂しげないろをせせらと笑い上げるように──。] ……そうか。 それなら、”安心した”。
(然うして、漸く白銀の彩をしか、と見据えて、 流れた一連のフィルムの如く流れた早回しを経て >>228”白のきみ”を倒す手は確かに害意、 ────と言うやつなのだろう。)
(235) 2017/06/23(Fri) 02時半頃
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|
(───きみを傷つけるのだから。)
[>>@113 死神の径へと辿るのに 手を引いたものの存在など知らない男は、 その言の葉を何処までも愚かしく鵜呑みにして 増え往く有象無象の雑音の気配を見回して、 何処迄も自分勝手なおこないに手を染めるのだ。]
(事態を手招いたのも、我儘に付き合わせたのも、 夢幻に付き合わせたのも、須らく僕の罪業。 為らば、”最期迄”付き合って貰ったって 今更増える罰も、──たかが知れているだろう?)
(236) 2017/06/23(Fri) 02時半頃
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所詮、口約束だろ。 それに、この怪我で行けると思ってんのか。 きみも、僕も。足手まといになるだけだろう。 他人様に迷惑を掛けるだけ、…じゃあねえのか?
(足の熱は、 薪のように勢いを増す事は無かった。 だらだらと赤を垂れ流す左腕と、 惨めな引っ掻き疵の残る背から命が薄れるごと、 次第に死んでゆくように冷めてゆく。)
[───きみに最初から最期迄迷惑を掛け続けて、 愈愈こうなりゃあ、何方が駄駄だか分からない言葉を 譲る気もさらさらと無いままに、最もらしく諭す。]
(見誤ったのはだれか、を差し置いて。 嗚呼、でも、ある意味じゃあ都合の好かったのだ。)
(237) 2017/06/23(Fri) 02時半頃
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( きみが輝久であれ、 そうでなかれど、きみを生かす。 諦念の悪さはその一貫ばかりを貫き通す。
元どおりに帰すことまではちょいと 無理かもしれんが、其処にいのちがあるんなら ──── 容赦してくれ。 )
[ それを告げるのは”どちらのきみ”か。 知るための記憶は、閉ざされたまんまだ。 ……恐らくは、未来永劫。 ]
(238) 2017/06/23(Fri) 03時頃
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……それになァ、 約したのはきみじゃあないだろう。 全部、僕になすりつけちまえばいいんだよ。
────その為に、”きみひとりで行ってくれ”。
(239) 2017/06/23(Fri) 03時頃
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(赤に塗り潰されたてのひらでは、 もう、如何なってんのか分かりもしねえが。 律儀に皆な、待っていなくとも叶うものばかりだろう。)
[ずるずると、 自ら離れた癖に這い蹲るように伸ばした手は >>228踏鞴を踏む足の均衡が崩れたのを好い事に、 袂を掴んでは、石畳に赤い線を引きながら、
────ろくに動かない左腕に 最期の力を籠めて、その袂を掴み、 腰を下ろせば引き摺るように襟元を一緒くたにして 掴み、それから、”木刀”であったそれと きみの手とを縫い付けるように右手で重ね、握り、]
(240) 2017/06/23(Fri) 03時頃
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( その刃を、この首に添えた。 )
…… ” 僕を殺せば、きみは走っていける ”。 明日の終わりを待つこともなく、生きられる。 (かもしれない、と謂う仮定は斬り捨てた。)
[───ひとに、触れるのが怖いほどに。 一度絡めば死後に於いても纏わりつくような、 「決して離れない」なんて藤花の言葉毎断って欲しい。]
(241) 2017/06/23(Fri) 03時頃
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(……臆、二度くらい死に直さなきゃあ、 ”きみ”をちゃんと見れはしないのだろう。 三度目の正直など、流石にありはしねえだろうけど。
─────だが、 ”次が存れば、その時は。” ) [きみが渋るようであれば、その手ごと引っ張って。 空白の時に狩らせた椿の恨みに憑かれたかのでもよう、 ───その首を捧げようとした。]
(242) 2017/06/23(Fri) 03時頃
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……じゃァ、 あとは宜しく。
[>>@114 周囲の雑音共の躙り寄る様に、 嗚呼、何時かに四面楚歌の曲目なんて思い出しはして。 儘、呆けたあとの彼に振り向き様、微笑んで。]
(死神の為らせ方なんてのは知らねえが、 かれに任せりゃあいいだろう、と亦ぞろ浅はかに) (臆、でも。気力の力ってのは、 碌に強いもんでもねえから、 剥がそうと思ったのなら───、 ──分からねえけれども、なァ。)*
(243) 2017/06/23(Fri) 03時頃
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[足りないものなど、 足した覚えなど何処にも無かった。 今になっては奪ってばかり、 過去に至っては─── ……。]
(……この視界に、 言葉以外できみ”だけ”を見れたことは ほとんどと、無かったのに。)*
(244) 2017/06/23(Fri) 03時半頃
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/*
確定ひどいし縁くん困らせてないか大丈夫か!? となりつつなーー ほんと動きうまくなりてえ いろいろ唐突じゃねえといいな…
(-141) 2017/06/23(Fri) 03時半頃
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/* 違うわ、垓下だ
(-146) 2017/06/23(Fri) 04時頃
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/* 寺山修司とかモチーフにしようと思ったが 完全に引用漢詩だけだったな となりつつ
(*シェイクスピアと童話は得意だが 日本文学と中国はまじであまり知らないけど 和風やりたくてしゃあなかったん)
(-147) 2017/06/23(Fri) 04時頃
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/* そういやかんがえてたのは せっかくだから灰でぽんってかいとけば
・誰かを庇って死ぬ ・四面楚歌で最期まで戦って散る ・発狂榴斗くん殺害ルート
(-148) 2017/06/23(Fri) 04時半頃
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/* とりあえず僕は縁くんと榴斗くんとうといbotになりつつ 全力でいろいろと土下座にはしるのであった・・
(-149) 2017/06/23(Fri) 04時半頃
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(主語抜けてたな?わかりづくてすまねえ・・)
(-151) 2017/06/23(Fri) 04時半頃
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ほんとはきみが生きれるよ!ってのは いわせねえほうがいいなあ、とはおもったんだが そもそも竜胆は今榴斗くんちゃんと見れてねえから 性格わかってねえし、お父さんならこう言えば わかってくれるーーみたいな勝手に思い込みがあるから こうなった かな・・と思考整理
たぶんちゃんと見れるかは墓下とエピ次第、だなあ。 めっちゃひっぱりまくってすまねえ・・
(-152) 2017/06/23(Fri) 04時半頃
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/*
つ っらい・・・・ だれだよこんなこと言わせたのは・・・
(-153) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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/*
僕だよ(真顔) じっぷん・・・いきよう 二回くらいしんでるけど
(-154) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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/*
あーーーーーーーーーーーーーー とうさま
(-155) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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/*
それはずるいなーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(-158) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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(確かに、 此の身が持つんであれば >>257然うとするのが好いんだろう。 ────唯、なァ。 自分の潮時の加減が分からねえほどは 愚かであっても莫迦じゃあ無い心算で。)
………。
[真にきみを知れていたら、 ”信じたかった可能性”のことなど一文字とすら 告げることも無かったろう。]
(”先生”であれば、まるで幼子のように>>258 きみが然う言うのは分かっていた。 もっと、好い”殺させ方のひとつも浮かんだろう。)
(262) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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(それでも、 器用事を識るのは後世。 唯今、唇がかたちづくるのは、 僕の知らぬ、想像の産物に過ぎない、 ”先生” の似像。)
……最期の願い、と言えば。 聞いて貰えませんかね。
─── 榴斗君。
[──瞬、 はら、と差し込んだ刃に紛れて、 髪留めの紐が千切れて 緋と染まる。]
(263) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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[引き戻されたからこそ、 半端に意識がある生殺しの意識の中。 散華しようにも椿でもあらぬ華だからこその報いか、 二度目の(──覚えの無い一度目を馳せ、) その腕に鴉羽色を乱れさせながら 崩れるばかりの軀。
( ……臆、最期迄、 憎たらしい程に意識だけはあるこの身は、 >>260 誰ぞを呼ぶ声を、片隅で訊く。 )*
(264) 2017/06/23(Fri) 05時頃
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